帝星銀河帝国(大日本帝国) (岡村優)
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この小説はいろんなネタをぶち込みますので御了承ください

なお温かい目で見てくれると幸いです



帝星銀河帝国

 

 人口 1800億6800万人

 

 面積 天の川銀河すべて

 

 大日本帝国宇宙海軍(帝星銀河帝国軍)

 

 艦艇数 1000万隻

 

 艦隊数 100個艦隊

 

 兵力 30億8000万人

 

 登場人物

 

岡村寧治 

 

 階級 大将

 

 年齢 15歳

 

 役職 第3宇宙艦隊司令兼イゼルローン要塞司令官兼ヒューべリ

    オン艦長

 

   

 

 乗艦 ヤマト型超弩級恒星間航行用戦艦11番艦ヒューベリオン

 

    

 

この小説の主人公、小さいときから父親に連れられてヒューベリオンに乗り6歳のときに艦橋で父親が戦死したが第二艦橋にいたので助かった、しかし復讐心から父親の代わりに指揮を取り敵艦隊を撃滅した、この功績から第20宇宙艦隊の敗残兵と新兵を集め空席になっていた第三艦隊を編成した。なお本人は陸戦隊に入りたかったようで渋々了承した。妻が二人おり、天皇陛下により「勝手に余の軍隊を使用した罰」として結婚させられた。因みに他の提督たちからは自分たちの子供や孫のように扱われている。なお、後見人は宗谷真雪

 

第3艦宇宙艦隊旗艦 ヒューベリオン

 

 宇宙戦艦ヤマト2202のヤマト最終決戦使用の設定を参考にして

 

 ください

 

山本五十六

 

 階級 上級大将

 

 年齢 56歳 

 

 役職 第1艦隊司令官兼アンドロメダ艦長

 

 乗艦 アンドロメダ級前武装宇宙戦艦一番艦アンドロメ

 

    ダ

 

如何なる状況下でも最善を尽くす人物、戦争が大嫌いだが食うために軍隊に入ったとても部下思いの司令官、妻は4人子供は8人いる軍内部では「親バカ」と言われている

 

第一宇宙艦隊旗艦 アンドロメダ

 

 宇宙戦艦ヤマト2202のアンドロメダを参考にしてください

 

山口多聞 

 

 階級 中将

 

 年齢 49歳

 

 役職 第2宇宙艦隊司令官兼飛龍艦長

 

 乗艦 アンドロメダ級前武装宇宙航空戦艦7番艦飛龍

 

やられたらやり返す人物、とても攻撃的であり 航空戦のスペシャリストである。猛訓練を課すので「人殺し多聞」と言われている。また、愛妻家でひと目を気にせずいちゃつく時がある

 

山南修

 

 階級 中将

 

 年齢 52歳

 

 役職 第4宇宙艦隊司令官兼武蔵艦長 

 

 乗艦 ヤマト型恒星間航行用戦艦3番艦武蔵

 

楽観主義者を装うが誰よりも現実を捉えている司令官、で子供が航空隊にいる。

 

アレクサンドル・ビュコック 

 

 階級 中将

 

 年齢 63歳

 

 役職 第5宇宙艦隊司令官兼リオ・グランデ艦長

 

 乗艦 アンドロメダ級前武装宇宙戦艦8番艦リオ・グランデ

 

二等兵からの叩き上げで老練・勇猛果敢な戦術を取る司令官。とても強く第6艦隊のメルカッツ提督と並んで「帝星大日本帝国宇宙海軍の双璧」と言われる。

 

ウィリバルト・フォン・メルカッツ

 

 階級 上級大将

 

 年齢 64歳

 

 役職 第6宇宙艦隊司令官兼ミネルバ艦長

 

 乗艦 アンドロメダ改級前武装宇宙戦艦1番艦ミネルバ

 

下級貴族出身の司令官で礼節があり国民から支持されており戦術も美学がある第5艦隊のビュコック提督と並んで「帝星大日本帝国の双璧」と言われる。

 

ウランフ 

 階級 中将

 

 年齢 51歳

 

 役職 第7宇宙艦隊司令官兼バン・デュウ艦長

 

とても温厚な司令で戦術家と言うより親父のような人間であるただ戦気を読むのに長けているので部下からは「見掛け倒し」と言われている

 

宗谷真冬

 

 階級 中将 

 

 年齢 28歳

 

 役職 第8宇宙艦隊司令官兼弁天艦長

 

宗谷家の次女でとてもがさつな人物。司令官としては実戦をしていないためわからない。岡村寧治の義理の姉である

 

宗谷真雪

 

 階級 元帥

 

 年齢 49歳

 

 役職 作戦本部長

 

宗谷家の大黒柱で真雪の母元々真雪の地位にいた岡村寧治の義理の母である

 

岡村徳永

 

 階級 元帥

 

 年齢 103歳

 

 役職 太陽系宇宙艦隊総司令官兼ヤマト艦長

 

 乗艦 ヤマト型恒星間航行用戦艦一番艦ヤマト

 

何故、今も司令官やってるのか謎、ただ今まで一度も負けたことが無い司令官で戦術は単純明解の中央突破!何故か脱落艦もいない、岡村寧治の曾祖父一応貴族。

 

第三艦隊所属の人たち

 

 

エドウィン・フィッシャー

 

 階級 少将

 

 年齢 71歳

 

 役職 第3宇宙艦隊副司令官兼第1分艦隊司令官兼マナン・

 

    マクリル艦長

 

 乗艦 ドレッドノート級2586番艦マナン・マクリル

 

老練で艦隊運用の手練、元々第20艦隊の副司令官

 

ダスティン・アッテンボロー

 

 階級 少将

 

 年齢 15歳

 

 役職 第3宇宙艦隊第2分艦隊司令官兼トリグラフ

 

 乗艦 春蘭級戦略指揮戦艦2番艦トリグラフ

 

とても楽観していて気さくな人物、ただしなぜその地位にいるのかは謎、本人は軍人ではなく記者になりたかったよう。岡村寧治の小さいころからの友達で何故か先輩と呼ぶ。騎士の家柄

 

第2分艦隊旗艦春蘭級戦略指揮戦艦トリグラフ

 

旧作の宇宙戦艦ヤマトの春蘭級に波動防壁を追加したものとお考えください

 

ワルター・フォン・シェーンコップ

 

 階級 准将

 

 年齢 34歳

 

 役職 イゼルローン要塞戦術防御指揮官兼ローゼンリッター連

 

    隊隊長

 

最強のプレイボーイただし貴族出身のため紳士的な人物

 

岡村楓

 

 階級 大佐

 

 年齢 15歳

 

 役職 ヒューベリオン副長

 

岡村寧治の妻、旧姓万里小路楓。父が首相で貴族、なおヒューベリオンにいるのは父のせい

 

震電MK−2

 

複座型戦闘機のドーター、1000年前の戦闘機だか魔改造されている為宇宙空間でも運用可能、岡村寧治の機体ただ複座だが二人乗っているのではない後ろにはアニマが乗るがアニマは人間ではない。

 

その他の人物

 

岡村知恵

 

岡村寧治の妻、旧姓伏見宮家知恵内親王殿下剣術が好きなお転婆娘だか寧治が好きな模様

 

大日本帝国宇宙海軍軍服

 

銀河英雄伝説の自由惑星同盟の軍服に軍刀を追加したものとお考えください

 

 

 

 

 

 



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何事!

岡村寧治はその時地球の自分の家で寝ていた

 

ぴーーーーーーー

 

「何だよまだ午前3時だぞ…はいもしもし…」

 

『岡村寧治大将今すぐに市ヶ谷の防衛軍本部に来てくれ、車は手配しているわ。』

 

「ほ、本部長閣下?!…分かりました今から行きます」

 

『待ってるわね』

 

「ハッ」  ぴ

 

「何だろうか」

 

寧治は考えながら着替えていたら、

 

「どうかしましたの?」

 

振り向いたら眠たそうにしていた楓がいた、

 

「すまん宗谷真雪元帥に呼び出された」

 

「まあ!…こんな時間に?…でしたら軍刀と拳銃持ってきますわね」

 

「済まない…頼む」

 

楓が取りに行ってる間、寧治は何が起きているか考える

 

「うーんなんかやらかしたかな…何も思い当たるフシがないなう

ーむ」

 

楓が戻ってきた。

 

「持ってきましたわ」

 

「済まない有難う」

 

軍刀と拳銃を受け取り

 

「じゃあ行ってくる」

 

楓を抱き寄せ唇にキスをした。楓は顔を赤らめながら言う

 

「もう!…行ってらっしゃいあ・な・た。」

 

「ああ…行ってくる」

 

がらがらぴしゃ

 

玄関から出ると一台の車が止まっており、中から若い士官階級からして少佐が出てきた。

 

「岡村寧治閣下!どうぞお乗りください」

 

「待ってくれ…君の階級と名前は?」

 

「ハッ、申し訳ありません自分は岡田源少佐です」

 

彼はきれいな動作で敬礼したので私も敬礼した。

 

「次から気お付けなさい」

 

「はっ」

 

彼はドアを開けたので乗り込んだ

 

 

               車中

 

移動中暇だったので話すことにした。

 

「君、海軍高校出たばかりか?」

 

と訪ねてみたら

 

「はい主席で卒業して配属されてから3日です」

 

「3日!?…因みにどこに配属になったのか?」

 

「市ヶ谷勤務です」

 

「出世コースじゃないか…良かったな」

 

「閣下こそ10代で大将ではないですか」

 

「それは、親父が戦場に連れ回したからさ…まあ色々あったんだよ…」

 

「そうですか…付きましたよ!」

 

「すまんなご苦労」

 

「はい…こちらです」

 

「いやここからは自分で行く」

 

「分かりました…ではここでお待ちしています」

 

「わかった」

 

寧治は階段を登りながら考える

 

(う〜ん呼び出される理由がわからん)

 

一番奥の作戦本部長室に付く

 

コンコンガチャ

 

ドアを締め敬礼する

 

「本部長閣下!第3宇宙艦隊司令岡村寧治大将参りました。」

 

椅子に座っている女性が立ち上がり敬礼を返した。

 

「ここには私しかいないわ、いつもどうりでいいわよ。」

 

「では義母上、なぜ私は呼ばれたのですか?」

 

書類を出しながら

 

「困ったことになったの…第2の地球が現れたのよ。」

 

「はい?」

 

「だから…わたし達の地球の反対側に月とセットで地球が現れたのよ…」

 

「…エイプリルフールは終わってますよ?」

 

「こんな冗談言わないわよ…」

 

「…ハァ…で私に第3宇宙艦隊率いて調査してこいと?」

 

「理解が早くて助かるわ…ついでに向こうの月は私達がこっちの月に作った要塞と同じものがあるわ…わたしたちはこれをイゼルローン要塞と名付けたわここに赴任してもらいます」

 

「待ってください向こうにも要塞があるのに誰もいなかったのですか?」

 

「ええ」

 

「分かりました。謹んでお受けいたします」

 

「有難うこれ資料ね」

 

資料を受け取り

 

「では失礼します」

 

退室しようとしたらとめられ

 

「ちょっと待って!…真冬と真霜が心配してたわよ?」

 

「分かりましたあとで電話しておきます。では、失礼します」

 

「ええ」

 

ガチャ

 

階段降りながら

 

(めんどくさ〜)

と思う寧治であった、車に行くと岡田少佐が待っていた。

 

「済まない家まで頼む」

 

「分かりました」

 

道中、岡田少尉が

 

「どうでしたか」

 

と聞くので

 

「ファンタジーなことが起きた。」

 

とだけ伝えた、家に帰ると楓と知恵が寝ていたので着替えて二人を抱き寄せて寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第三宇宙艦隊主要メンバー招集

朝、起きてすぐ寧治は、休暇中の主要メンバーを自宅に招集した。そこには第三艦隊の猛者たちが集結していた。メンバーは

 

エドウィン・フィッシャー少将、ダスティン・アッテンボロー少将、クエン・バン・ヒュー少将、ワルター・フォン・シェーンコップ准将、岡村楓大佐、ラオ中佐である

 

「みんな済まない休暇中に呼び出して」

 

 

「発言よろしいですか?」

 

「どうぞ、シェーンコップ准将」

 

「何故、閣下の家なのです?」

 

「ここなら楽に話せるだろう?」

 

「なるほど」

 

シェーンコップは、お茶を飲みフィッシャーが手を上げた

 

「フィッシャー少将どうぞ」

 

「何があったのです?」

 

「そこなんですよねー…実はですね地球の反対側に月とセットで地球が現れたそうです…で第三艦隊に調査してほしいだと」

 

「「「「「「は?」」」」」」

 

「いやそのままの意味だよ?」

 

ラオ中佐が手を上げた

 

「でも第三艦隊は、3万隻の大艦隊ですよ、どこに停泊するんです?」

 

「その地球の月は、要塞になってるんだと、だからそこに駐留する。」

 

「その要塞人居なかったんですか?」

 

「全くいなかったのだと」

 

「ええ…」

 

ヒュー少将が手を上げた。

 

「要塞の規模は?」

 

「こちらの要塞と一緒、因みにもうすでに移住が完了しているから僕らが行くだけだね。他に質問は?…無いか?」

 

「「「「「「ありません」」」」」」」

 

「では、1週間後日曜の、1208に出航する。解散」

 

「「「「「「ハッ」」」」」」」

 

         ー1週間後ー

 

ヒューベリオン艦橋にて

 

「提督、全艦出航準備整いましたわ」

 

「楓大佐ご苦労…全艦出航、島航海長、港の指示に従って出航してくれ」

 

「了解しました。両舷前進微速」

 

しばらくして海底ドックを抜けた

 

「島、上げ舵15第一戦速」

 

「了解!上げ舵15第一戦速」

 

離水上昇し月軌道にして集合してワープした

 

「あれがイゼルローン要塞…まんまだな」

 

「提督」

 

「どうした島?」

 

「このまま入港するんですか?」

 

「いやしないよ?…このまま第2の地球にトリグラフとともに降下する」

 

「了解しました…では降下します」

 

寧治はマイクをとり

 

「艦長の岡村だ、本艦はこれより第2の地球にトリグラフとともに降下する総員大気圏突入に備え!!」

 

「「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」」

 

「降下開始します」

 

          ー大気圏突入後ー

「島、大気圏内航行に移行し着水後、潜航せよ」

 

「了解、これより大気圏内航行に移行し着水後、潜航します」

 

「衝撃に備え」

 

        ー潜航後海底にてー

 

寧治はマイクをとり

 

「全艦に達する、これより発見されるまで当直以外は自由とする以上」

 

マイクを戻し

 

そのまま艦長室に移動した

 

(これからが勝負だ)

 

            ー2日後ー

 

ピコーン

 

「見つかったか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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みーつけた

日本国ブルマー側になります


とあるオフィスにて書類を片付けている女性がいた。

 

「ふぅ、疲れたわね」

 

コンコン

 

「どーぞ」

 

一人の女性が入ってきた

 

「宗谷真霜1等監察官大変です!!」

 

「…まず落ち着きなさい。で、どうしたの?」

 

「すみません取り乱しました…沖ノ鳥島近海で漁業していた漁船から通報がありまして…空飛ぶ戦艦2隻が降下してきたのを見たそうです。そのうち一隻は大和型に見えたそうです。」

 

「え?…私の耳がおかしいのかしら?空飛ぶ戦艦?エイプリルフールはまだ先よ?」

 

「いえ、エイプリルフールでも監察官の耳がおかしいのでもありませんそれにこれが写真です」

 

写真を渡した

 

「本当ね、確かに戦艦だわ…本物を見たら卒倒しそうだけれど…」

 

「私も卒倒すると思います」

 

「あら同士ね?…うーん上に報告あげようかしら?…上げたら上げたで面倒くさいのよねーあのおじさん共資料上げても信じてくれ無さそうだし?とりあえず…目撃地点に一番近いのは誰の船かしら?」

 

「そこですと…平賀二等監察官の【みくら】ですね…」

 

「みくらなら安心ね、べんてんだと砲撃戦になりかねないし…みくらにお願いしましょうか。」

 

            ーみくら艦内ー

 

「平賀艦長暇ですねー」

 

「そうねー波も穏やかで潮風気持ちいいし学生時代を思い出すわ〜懐かしいなー」

 

「平賀艦長何に乗ってたんですか?」

 

「加賀よ」

 

「直教艦じゃないですか〜いいな〜」

 

ビーーー

 

無線がなった

 

「私が取ります」

 

「いいえ私が取ります貴方はカレー食べてらっしゃい」

 

「はい、分かりました」

 

ガチャ

 

「こちらみくらです」

 

『みくらに任務を与えます、沖ノ鳥島近海にて空飛ぶ戦艦が目撃されています至急これを発見してください』

 

「空飛ぶ戦艦ですか?信じられませんが…分かりました至急向かいます。」

 

『よろしくお願いします』

 

平賀はマイクを取った

 

「全艦に達する、みくらはこれより沖ノ鳥島近海にて目撃された空飛ぶ戦艦を捜索する、総員配置につけ!」

 

「機関始動」

 

「方位ー3ー2ー0」

 

          ー沖ノ鳥島近海にてー

 

「平賀艦長ぉ〜本当に空飛んでたんですかね〜私には創作にしか聞こえません〜」

 

「泣き言言わないのちゃんと目撃情報あるんだから…私自身信じられないけれど」

 

「艦長ぉ〜けどレーダーには何も写りませんよ〜」

 

「艦長意見具申…」

 

隣に砲術長が立っていた。

 

「許可します」

 

「空を飛べるのなら海中にいてもおかしくないのでは?」

 

「「それだ」」

 

「ソナー手何か聞こえない!?」

 

「岩の音しか…待ってください注水音がします!」

 

「ピンガー打て」

 

「ピンガー打ちます」

 

ピーーーン

 

「真下にとてつもなく大きな物体が2つあります!」

 

「決まりね、短魚雷発射ヨーイ」

 

「発射準備完了」

 

「撃つの待って下さい!!!両舷に浮上します!」

 

さばーん…海が揺れた

 

「「「「きゃー」」」」

 

 

両舷に戦艦が鎮座していた

 

「な、なんて大きさなの」

 

トリグラフはでかすぎたのである、平賀は気を取り直してマイクを取る

 

「こちら、日本国ブルマーメイド所属みくらである。そこの所属不明艦2隻に告げる貴艦らは、日本国の領海を審判している、即刻船を明け渡せ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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ワレ発見サレル

時間軸を少し遡る。

 

艦長室から寧治は艦長の席に戻り

 

「森、状況報告」

 

「我が艦の直上の、駆逐艦によるピンガーで、補足されました」

 

「分かった、島、駆逐艦の横につけろ」

 

「了解、駆逐艦の横につけます。急速浮上!」

 

「トリグラフ続きます」

 

「さすがアッテンボロー…分かってるな」

 

「浮上まで後3…2…1浮上!!駆逐艦の横に付けました!」

 

「駆逐艦が無線で、呼びかけています」

 

「繋いでくれ」

 

『繰り返す…こちら日本国ブルマーメイド所属みくらである、貴艦らは日本国の領海を侵犯している、即刻船を明け渡せ!」

 

寧治はマイクを手に取った

 

「こちら帝星銀河帝国、帝星大日本帝国宇宙海軍所属第3宇宙艦隊旗艦ヒューベリオンと、第2分艦隊旗艦トリグラフである…我々に戦闘の意志はない、話し合いがしたい、みくらに乗艦許可を求む」

 

『許可します』

 

「感謝する」

 

 

「さて…古代戦術長」

 

「ハッ」

 

「この船の指揮を頼む」

 

「自分がで有りますか?」

 

「頼む」

 

「了解しました」

 

「楓大佐…付いてきてくれ」

 

「分かりましたわ」

 

フィンバシャドアが閉まる

 

「ここからならどこが近いかな」

 

「第3ゲートですわ」

 

「分かった」

 

 

        ーみくら飛行甲板にてー

 

「アッテンボロー久しぶりだね…千夏も。」

 

説明しよう千夏とは寧治の妹でありダスティの妻である

 

「…先輩まだ一週間じゃないですか…」

 

「兄上はしっかりして下さい!」

 

「アハハ前処するよ…」

 

 

話していると若い女性の士官が立っていた。

 

双方敬礼する

 

「私はみくら副長の福田桜3等監察官よ、付いてきて下さい」

 

 

付いていくと又も若い女性の士官が立っていた

 

双方敬礼する

 

「私はみくら艦長の平賀二等監察官よ」

 

「私は帝星銀河帝国、帝星大日本帝国宇宙海軍所属、第3宇宙艦隊司令官兼イゼルローン要塞司令官、兼ヒューベリオン艦長岡村寧治大将です。」

 

「同じく第三宇宙艦隊、第2分艦隊司令官兼、トリグラフ艦長のダスティ・アッテンボロー少将です。」

 

「同じくヒューベリオン副長の岡村楓大佐です。」

 

「同じくトリグラフ副長の千夏アッテンボロー中佐です。」

 

寧治は、切り出した

 

「我々は貴方方の国を知りません、あなた方も我々の国を知らないでしょう?ですから互いの国について説明しましょう。いかがですか?」

 

「分かりました…こちらとしても有り難いです。」

 

「ではそうしましょう。」

 

帝星大日本帝国宇宙海軍大将岡村寧治とブルマーメイド二等監察官平賀は互いに握手した。

 

 

これから何が起きるのか誰も予測が付かない、そう、だれも…

 

 

 



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とんでも大説明会

平賀2等監察官が説明を始めた

「私達の国から説明さていただきます。…」

 

カクカクシカジカ

 

「なるほど日露戦争後に資源の取り過ぎで沈下し戦争しないために女性だらけの特殊部隊を作ったと…」

 

寧治は腕に着けていたデバイスを使いホログラムを起動し、太陽系を表示した。

 

「では我々の国を説明させて頂きます。まず今いるのはここの地球で…この地球の太陽挟んで反対側に我々の国の首都星である地球があります。」

 

ここで太陽系から天の川銀河にホログラムの表示を変える

 

「我々の国の国土はこの今居る地球を除き天の川銀河全てです…あの…大丈夫ですか?」

 

平賀はあまりのスケールに絶句していた。

 

「え、ええ続けて…」

 

「では続けます。人口は1800億6800万人です。次に帝星大日本帝国宇宙海軍の兵力についてです。

艦艇数1000万隻、艦隊数100個艦隊、軍人の数は30億8000万人です。…大丈夫ですか?」

 

又も平賀は、桁がぶっ飛とび過ぎて絶句していた。

 

「…大丈夫よ」

 

「…分かりました歴史はざっくり言いますね、日露戦争後に3回に渡る世界大戦が起き、我が国は一度は引き分けましたが2回に渡る世界大戦には勝ちました。」「ストップ」

 

「どうしました?」

 

「そこ、少し詳しく」

 

「分かりました、第一次世界大戦では、連合国側でドイツや、イタリアなどの枢軸国と戦い勝利しました。第二次世界大戦ではドイツイタリアと三国同盟を結びましたが、ドイツとイタリアが早々に降伏しました。がしかしイギリスを落とした為イギリスとともに米国の半分を制圧して米国が、陥落し降伏しました。戦後占領していた地域を独立させ、そして第三次世界大戦では世界中を敵に回しましたが、どの国も第二次世界大戦のキズ跡がでかすぎたので自滅しました。残ったのは大英帝国、ドイツ第4帝国、大日本帝国の3カ国のみで一番軽症だった大日本帝国が吸収しました。…ここまでいいです?」

 

「ええ」

 

「次に起きたのはザイ戦役で、敵は航空戦力が圧倒的でしたので敵の技術を使いドーターを完成させ対抗しました。今ドーターは、243機でその内の一機がヒューベリオンに積んであります。

 

その後100年後に銀河を征服するたびに出てちょうど今から300年前に銀河を手に入れたので大日本帝国から帝星銀河帝国と名前を変えました。

その200年後に帝政ガトランティスと接触しましたが戦争しか頭の無い連中だったのでそのまま戦争に、…以来100年間戦争中です…」

 

「…壮絶過ぎて言葉も出ないわ…」

 

「あっ、因みにこのUSBに詳しいことが書いてありますよ」

 

と言って寧治は、USBを渡した

 

「有難う…資料作る手間が省けたわ」

 

「これからどうするんですか?」

 

「横須賀に貴方達を連れてこいと言われているわ。」

 

「まずいなアッテンボロー…」

 

「まずいですね先輩…」

 

平賀はいろんな資料を片付けながら言う

 

「何が?」

 

「夕方に着きますよね…」

 

「ええ」

 

「ヒューベリオンはともかくトリグラフはその…最新鋭艦艇でかつ船体がその…大きいからひと目に付くかと…」

 

「あっ」

 

盲点だったと言う顔で平賀は悩んだその時

 

楓の端末がなった

 

ぴーーーーーーー

 

「すみません出ますわ…もしもし例の件どうなりましたか?…ええ…わかりましたわ…それでは。」

 

ぴー

 

「提督その件解決しましたわ…陛下が見せびらかしなさいと」

 

その場の空気が固まった

 

「「「「えー!?」」」」

 

 

「マジかよ」

 

平賀は絶句しつつ

 

「楓さん何者?」

 

「私ではなく提督のコネですわ、提督の妻は、私以外に伏見宮家知恵内親王殿下がいますから…」

 

平賀は驚愕した

 

「え、ええ〜!?岡村寧治君結婚してるの!?二人も!?しかも皇族!?」

 

寧治はたじろぎながら

 

「ええ、まあ成り行きで…そんなことより、取りあえず横須賀行きましょう!!」

 

(逃げたな…)

 

(逃げましたわね…)

 

(逃げた…)

 

(逃げるのだけは早いんだから兄上は…)

 

 

この場の全員が同じことを考えた瞬間であった

 

 

 

 

 

 

 

 



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どうしてこうなった!?

ヒューベリオンとトリグラフは部下に任せて寧治達はみくらに乗ったまま横須賀についたのだった。

 

「平賀さんどこに行くんですか?」

 

船から降りながら寧治は、聞いた。

 

「海上安全整備局つまり、ブルーマメイドの本部よ」

 

平賀はお茶を飲んでいた、寧治はさっきの仕返しをすることにした

 

「なるほどそこで拷問されて、国家機密を吐かせると…なるほどなるほど」

 

「ぶっ!!」

 

案の上平賀は、吹いた

 

「ケッホ…ゴホッ…なわけ無いでしょう…ほらあの車に乗って!!」

 

黒塗りの車が目の前にあった、それに寧治達は乗り込んだ。

移動中とても神秘的な絶景が広がっていたがそんなことを気にする余裕は無かった何故なら。

 

「先輩…場所考えて下さいよ…」

 

「…暑い…」

 

平賀も

 

「ねえ…この二人っていつもこんななの…?」

 

「場所気にしないですからね…」

 

「そう…」

 

因みに車の中が暑いのではなく寧治と楓がバカップルぶりを披露しているだけである内容としては…

 

「相変わらず可愛いな〜」

 

「もう!!寧治さんったら…ウフフ」

 

とゆう感じでついたときには運転手含め二人の熱に浮かされたせいで疲労困憊であった

 

当の本人たちは気にしてなく、何故周りが死屍累々になっているのかまるでわからなかったそうな…

 

         ー海上安全整備局にてー

 

 

「始めまして海上安全整備局長の宗谷真霜一等監察官よ」

 

双方敬礼した

 

「こちらこそ…姉…いえ宗谷真霜1等監察官、私は、帝国軍第3宇宙艦隊司令官兼イゼルローン要塞司令官兼ヒューベリオン艦長の岡村寧治大将です。」

 

「同じく第三宇宙艦隊第2分艦隊司令官兼トリグラフ艦長のダスティ・アッテンボロー少将です。」

 

「同じくヒューベリオン副長の岡村楓大佐です。」

 

「同じくトリグラフ副長の千夏・アッテンボロー中佐です。」

 

真霜は資料を見ながら

 

「ねえ寧治君、本題に入る前に、なぜ私を姉と言ったのかしら?」

 

寧治は内心舌打ちしながら

 

「それはですね、母が自分を生んだとき死んで6歳のときに親が戦死しまして、そのときに宗谷家に厄介になり、そこの長女が【宗谷真霜】だったんですよ…今でも世話になってますが…」

 

「そう…ごめんなさい」

 

悲しそうな顔をした

 

「気にしてないですよ…それよりも本題は?」

 

真霜は気を取り直した

 

「ガトランティスってどんな国?」

 

「そこに関しては何も解ってないです。兎に角戦争が好きで基本的に星に侵略しては皆殺しにして…楽しむとしか分からないんですよ実は…その件で来たのが大きいですね」

 

「どうゆうこと?」

 

「奴らは地球を欲しています」

 

「……!?」

 

「いま太陽系には2つの地球があります、なのでどちらかに行く可能性が有るのです。しかし太陽系に展開しているのは我が艦隊を含め11個艦隊しかありません、あと3個艦隊は必要ですなのでそちらに艦隊を出してもらおうとしたのです…ですがこれでは無理ですね」

 

真霜は狼狽えた

 

「他国にも頼んで…」

 

「無理ですね我が国は戦友から撃たれたくありません…ですので貴国のみに技術を供与します」

 

「なるほど…一個艦隊の数は?」

 

「約1万隻です」

 

「分かったわ…難しいけれど考えて見るわ」

 

「有難うございます」

 

コンコン

 

「どうぞ…」

 

「宗谷一等監察官、宗谷校長をお連れしました」

 

「有難う」

 

「始めまして横須賀女子海洋技術学校校長宗谷真雪です」

 

「まさか…学校に入学しろとゆう事ですか?」

 

「理解が早くて助かるわ」

 

「いやいや自分男ですよ?)

 

「この際関係ないでしょう」

 

「ええ〜」

 

「因みに後ろにいるあなた達もよ」

 

「「「「…」」」」

 

「「「「分かりました…」」」」

 

「決まりね」

 

 

 

 

 

 



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入学準備1

真雪校長が寧治達に資料を渡した。

 

「これが過去5年間の過去問題集です」

 

寧治は焦った。

 

「待ってください…彼女たちは兎も角私とアッテンボローは、義務教育すら受けてないのですが!?」

 

「あら、そうなの?…でもこればかりはね…」

 

楓は、問題を見ながら

 

「寧治さん、この内容小学校で習う問題ですわよ?」

 

「何!」

 

寧治も問題を見てみる

 

「…確かにこれなら解ける…」

 

今度は真雪校長が驚愕した

 

「あなた達の国はこの問題小学校で習うの!?…この国だと高校受験レベルよ!?」

 

「そうなんですか?まあ慌てる必要無くなったね。試験はいつです?」

 

「再来週よ…実技試験もあるわ。」

 

「分かりました…」

 

「健闘を祈るわ。」

 

真雪校長は、退席した

 

平賀さんが来た

 

「艦に戻る前に夕食にしましょう。宗谷1等監察官もどうですか?」

 

「いいわね寿司なんてどう?)

 

「良いですね、あなた達もそれで良い?」

 

 

「異論ありません」

 

 

寿司に決まったようだ

 

         ー寿司屋にてー

 

 

真霜さんが聞いて来た

 

「ねえ今思ったけど、寧治君と楓さん、ダスティ君と千夏さんは、兄弟じゃ無いわよね?」

 

寧治はうどんを食べつつ

 

「はい、私と千夏は兄弟ですがね、私と楓、アッテンボローと千夏は、夫婦です。」

 

 

真霜さんは驚愕した

 

「え、その年で結婚してるの!?」

 

寧治はサーモンを食べつつ

 

 

「私の国では10歳で結婚するのが普通ですからね…結婚に関する法律ないですし」

 

真霜さんは、かき氷食べつつ

 

「て事は、重婚も可能?」

 

水を飲みながら

 

「ええ、因みに私は、もう一人妻がいますよ。」

 

「そう…楓さん妻同士仲は、どうなの?」

 

お茶を飲みつつ

 

「小さいころからの幼馴染でしたし、寧治さんは平等に愛してくれますので、仲はいいですわ。ただ…」

 

「ただ?」

 

 

「寧治さんは、命を掛けることに執着している事が不安なのですわ。いつかいなくなってしまいそうで…」

 

「とゆうと?」

 

「自分が戦死する前提で作戦を立てるのですわ」

 

「!?」

 

「気付かれてたか…」

 

「…國のために命を投げうつのは、美徳でありましょう、ですがもっと自分の命を大切にして欲しいのですわ…」

 

彼女の瞳から雫が滑り落ちた…

 

 

「無理だな」

 

 

自分でも何故紡いだのか、分からないほど突き放した言葉だった。

 

「そもそもこの戦い方は岡村家特有の物だ。遺伝子レベルで染み付いてる…それに楽しいんだよ命を掛けることが。」

 

真霜さんがキレた

 

「貴方、自分の妻が悲しんでいるのが分からないの!?普通慰めるんじゃないの!?」

 

「じゃあどうしろと!そもそも私は、この戦い方しか知らない上に戦うことしか出来ないんですよ!!それに散っていった戦友や先祖に顔向けできない!!…貴方に何が分かるんです?戦争で親や戦友失ったこと無いくせに!生き残ってしまった屈辱を味わったこと無いくせに!!!救えたのに目の前で敵に友達を殺されたこと無いくせに!!!…うぅ…クソっ」

 

気づけば目から涙が溢れていた

 

「先輩…落ち着いて…真霜さん…先輩にとって戦うことは誇りなんですよ…それしか持ってないんですよ…戦死した父との唯一の繋がりなんです…それだけは覚えておいてください。」

 

「ええ…分かったわ」

 

真霜は目の前の少年が、すでに心を戦争によって壊されている事を感じ自分がどれだけ無力なのかを知った。

 

パンパン

 

「悲しい話はお終いにしましょう?…申し訳ありません寧治さん私が我儘を言ったばっかりに…辛い事を思い出させてしまって…」

 

「私の方こそすまなかった。」

 

素直に誤った。

 

結局話が続かずそのままお開きになった

 

寧治達を艦まで送った真霜と平賀は、寧治の言葉を聞いて自分たちがどれだけ恵まれているのかが分かった。

 

 



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入学準備2

寧治は、ヒューベリオンに戻ったあとシャワーを浴び自室にて試験勉強をしていた。

 

「思ったよりできるな」

 

因みに答え合わせをしたところ97点であった。

 

コンコン

 

「楓です…その入ってもよろしいでしょうか?」

 

「どうぞ」

 

「失礼します」

 

入って来た楓はネグリジェを纏っており、シャワーを浴びて来たからかとても色っぽかった。すぐさま両腕を掴みベッドに押し倒した。

 

「きゃ!」

 

すぐに靴を脱がせ自らも脱いだ。そして覆い被さった。

 

楓を見るととても怯えた表情をしていた

 

「あの…その…」

 

声も震えており両腕を押さえつけられているため逃げることもできない、体も強張っている。耳元で囁いた

 

「楓」

 

身体がピクッとなった

 

「君は私を誘惑しているのか?」

 

首を横に振る。とても可愛らしかった。いたずらしたくなってしまったため右手で顎を上げそのままキスをし、舌を楓の口の中に滑り込ませ口の中を蹂躙した。最初は戸惑っていたが甘えるように舌を絡ませ体の力も抜けた。途中で腕を押さえつけるのをやめ、横になり楓を抱きしめた。唇を離すと顔を赤らめながら呆けた表情を見せた

 

「何しに来たんだい?」

 

「もういいですわ…」

 

と恥じらいながら言うものだから、もう一度唇を蹂躙した。その後愛し合って寝た。勿論避妊はした。もう一度言おう、避妊はした。

 

 

 

朝起きると私の体に頭をのせた楓がいた、余りに無防備で可愛らしかったので抱き寄せて起きるまで頭を撫で続けた。

 

「…ケダモノ…」

 

起きて第一声がこれである。ただ、布団を胸元にあてて恥じらいながら言うものだからとても可愛らしかった。

 

その後一緒に試験勉強をしていたのだが問題が起きた

 

コンコン

 

「古代です」

 

「どうぞ」

 

「艦長、お取り込み中すみません緊急事態です」

 

「どうした?」

 

「伏見宮知恵内親王殿下を艦内にて発見しました。現在身柄を拘束しています。」

 

「「え?」」

 

「こちらにお連れして!…くれぐれも粗相のないように。」

 

「ハッ、了解しました。」

 

            ー10分後ー

 

コンコン

 

「古代です。お連れしました。」

 

「ご苦労、手錠外したら退室してよし。」

 

カチャ

 

「それでは、失礼します」

 

「さて、知恵…弁解は、あるか?」

 

「ありません」

 

「どうやって人目を誤魔化していた?…楓どうした?」

 

「私が、クルーの女子全員を説得して匿ってましたわ」

 

「そんなことだろうと思ったよ。」

 

「知恵、衛生兵は出来るか?」

 

「はい」

 

 

寧治は、医療室に回線を繋いだ

 

『何じゃ?』

 

「佐渡先生、智恵殿下をそっちで使ってもらえませんか?』

 

『構わんよ!…親父もやっとったしの』

 

「有難うございます…では」

 

『おう』

 

ぴー

 

「では殿下、医務室に行ってください。」

 

「はい」

 

知恵は、退室した。

 

「相変わらずのお転婆だな…」

 

今度は宗谷真雪校長に電話した。

 

プルルルカチャ

 

「宗谷校長すみませんよろしいですか?」

 

『構わないけど』

 

「試験受ける人数、一人増やしても良いですか。」

 

『いいわよ…名前は?』

 

「伏見宮知恵殿下です」

 

『ブッ…ケホ…ゴホッ…皇族じゃない…分かったわ』

 

「有難うございます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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入学準備3

寧治達は、ひたすら当日まで勉強した。熱中しすぎて食べるのを忘れるほどだった。

 

 

          ー試験当日ー

 

他の受験生を刺激しないために帝国ホテルで試験は行われた。試験官はまさかの宗谷真霜1等監察官だった。

 

「試験開始」

 

真霜さんの号令で始まった最初の教科は数学で割とかんたんに終わった、見直しする必要さえなかった。そんなこんなで各教科の試験は、終了した。

 

次に実技試験試験があるのだが…真霜さん曰く

 

「あなた達には必要無いわよ」

 

とのことなので、試験は午前中で終わってしまった。

 

なので横須賀を観光した

 

まず三笠を見に三笠公園に行き三笠を堪能したあと横須賀旧海軍墓地に行った。私達の知る横須賀墓地よりとても狭かった。

次にショッピングをしたいと言うので、女子たちが買い物を終わるまでそのへんをアッテンボローとそのへんを散歩していると千夏からヘルプが来たので別れたところまで行くと、チャラい三人組にナンパされていた。

 

「ナンパされてますね先輩…どうします?」

 

「面白いから少し観察してから行こう」

 

「分かりました…」

 

会話は、こうである[口元を見て判断]

 

《良いじゃん俺達と遊ぼうぜ》

 

《連れがいるのでお断り致します》

 

《今いないから少しだけ…な!》

 

「アッテンボロー、ブラスターとビームソード用意しとけ」

 

「了解」

 

案の定、知恵が切れた。

 

「貴方のような、下賤な輩と一緒に居たくありません。消えて下さる!!?」

 

大きな声であったので野次馬が集まり、男たちが切れた

 

「んだとテメェ下手に出ればいい気になりやがって!!」

 

手を振り上げたので間に滑り込む ゴッ

 

「何だてめえ」

 

「私は、子の達の連れでね…御引き取り願え無いだろうか?」

 

「アァ!」ゴッ

 

「もう少しマシな殴り方出来ないのかな?全然痛くないんだけど。」

 

男はナイフを取り出した

 

「そいつは止めたほうが良い…手加減出来ないから」

 

「言わせておけば…殺す」

 

ヒュッ血が飛び散る…左腕の甲を切られた。

 

「君が先に抜いたのだからね」

 

丸い筒状の物を右腰から引き抜く

 

「何だそれ、そんなんで…な!」

 

丸い筒状の物を起動した光の刃が展開されるそして傷口を焼いて処理する

 

「何だよ…それ!!」

 

「ビームソード」

 

ブゥンブウン

 

「岡村寧治推して参る!」   ダッ、ヒュッ、キン

 

男が持ってるナイフを走って切り落とす。押し倒して馬乗りになる。切ろうとしたが腕が上がった状態で止められる。

 

「君、この剣の利点知らないでしょう?今から教えて上げる!」

 

「アァ!」

 

ダイヤルを少しずつ回すすると光の刃がどんどん小さくなり、光の刃を展開していた反対側にどんどん光が灯ってゆく

 

「やめて…止めてくれ…頼む!」

 

「えっやめてほしいの?どうしようかな〜」

 

勢いよく回し、ギリギリで止める

 

「やめてくれー!!!!」

 

電源を落とす

 

「ハァッ…ハアァ…ハァ」

 

男は汗と鼻水と涙で面白い事になっていた、満面の笑みを浮かべながら

 

「残りの二人はどうする?」

 

 

聞いてみたところ

 

 

ブンブン首を横に振っていた

 

そして野次馬達にこう言った

 

「私どもの拙い演劇をご観賞いだき誠に有難うございました」

 

と言うと拍手が巻き起こった。

 

そして男に

 

「誰かに言ったら次は無いからね」

 

と満面笑みを浮かべながら言うと首を全力で縦に振ったので

 

手を振りながら退散した

 

「先輩…ヒヤヒヤしましたよ」

 

「もうちょっとで殺しちゃうとこだったよ〜あはははは。)

 

「「「笑い事じゃないです」」」

 

三人娘に言われてしまったため

 

「ハイ…すみません…」

 

と返した、艦に戻ると知恵と楓に説教されたあと二人と一緒に寝かされたのは言うまでも無い。

 

 

 

 

 

 

 



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暇つぶし

朝起きると二人がくついて寝ており離れそうにない。

 

「どうすっかな…」

 

コンコン

 

「古代です」

 

助けを求めることにした。

 

「どうぞ」

 

「艦長すみません…失礼しました」

 

退室しようとするので

 

「待って、引き剥がすの手伝って!!」

 

「いやいや、心配させた艦長が悪いでしょう?起きるまで待ってあげればいいじゃないですか。」

 

「分かった…そうしよう、で何のよう?」

 

「航空科が訓練をさせろとうるさいんですよ」

 

「あー…弱ったな…ブルーマメイドの上と掛け合ってみるよ」

 

「有難うございます…ではごゆっくり」

 

「済まないね」

 

起きるまで抱きしめ続けた。

 

「う…ん…?」

 

「ふぁ〜?」

 

「おはよう」

 

額にキスしたら真っ赤になった。そして睨まれた。

 

「「…」」

 

「何さ?」

 

「「バカ」」

 

「ええ…理不尽すぎない?」

 

「「もう知らない!!」」

 

 

ムカついたのでキスしたらとろけやがった。

 

暇なので横須賀を散策することにした

 

まずブルーマメイドの敷地から出出ようとするのだがこれが困難を極める

 

パスポートなんてものは持ってないからである、仕方がないので

 

船着き場に腰掛けてタバコを吸う、そのままボケーっとしてたら

 

 

「君、なんでこんなとこにいるの? 学校は?タバコ吸っちゃ駄目でしょ!!」

 

ブルーマメイドの方が来て怒られた

 

ヒューベリオンを指しながら

 

「あの艦、の人間なのですが…」

 

「子供が軍用艦艇に乗れるわけ無いでしょう!」

 

そんな感じでのらりくらりとしていたら、取り調べ室に連れてかれた。

 

時間が潰れるので有り難かった

 

なのでひたすら何気ない話から生い立ちまでひたすら喋ってたら

 

コンコン  ガチャ

 

宗谷真霜さんが入ってきた

 

 

「やっぱり貴方だったのね…あなたは下がっていいわ」

 

「はい、失礼します」

 

ガチャ

 

 

「何してるのかしら?」

 

 

正直に話した

 

 

「暇だったのでおしゃべりしてました」

 

「なるほど…所で、…こんな動画を見つけたのだけれど貴方よね?」

 

 

と満面の笑みを浮かべながら動画を見せられた、ナンパの時の物である。

 

「はい、私ですね」

 

「無邪気で、楽しそうね…所でこれ武器よね?今ある?」

 

腰から引き抜き差し出す

 

「これですね」

 

「どうやって起動するのかしら?」

 

「このスイッチを押してですね」

 

スイッチを入れ起動した

 

「凄いわね…性能は?」

 

「何でも切れますね」

 

「なるほど…でも銃火器のほうが良く無い?」

 

「有りますけど、私は、こっちに慣れてますから」

 

 

「分かったわ…試験結果だけど全員合格よ」

 

「早すぎませんか?」

 

「あなた達の文しかして無いもの…満点だったわ。」

 

「マジですか!?流石に無理だと思ってたんですけど…」

 

「誰も文句言えないわよ。制服とかは届けるから」

 

「分かりました。」

 

「後、明日午後1時に迎えに来るから。」

 

「何故です?」

 

「私の家でお茶会するから。」

 

「分かりました。」

 

その後、艦まで送ってもらった。

 

そのあと、知恵と楓を襲い愛し合って寝た。

 

 



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娘と戦術人形と射撃場

寧治の娘を出します


朝起きると二人を起こした。

 

「今日、真霜さん1時に来るから」

 

「「分かりました」」

 

私服に着替えたところで軽快な音が聞こえてきた

 

「「父上」」

 

娘の奏と金女だ。因みに奏の母が楓、金女の母が知恵である。

 

タタタ、タン

 

同時に飛び込んできた。

 

「「あーそーぼー」」

 

「何して?」

 

「「しゃげき〜」」

 

普通の親なら卒倒するであろう

 

「分かった」

 

「「やったー」」

 

コンコン

 

「AR-15ですそちらに二人来てませんか?」

 

「来てるよ」

 

「二人とも戻ってきなさい」

 

「いいよ私も行くから…腕を鈍らせたらやばいし。」

 

「分かりました」

 

寧治は、ベッドの下から64式小銃改と99式歩兵銃改を持ち、娘二人を連れて射撃場に向かった

 

          ー射撃場にてー

 

「あれー寧治じゃん珍しー」

 

彼女はM4SOPMODOⅡ戦術人形だ。さっきのAR-15もである。

ちなみにこの艦は、

陸戦隊の変わりに戦術人形を25体乗せている

 

「やあ、sop2」

 

「打つの?」

 

「ああ」

 

そう言いながら99式に弾を込める

 

この99式は38式と同じ長さである

 

チャキ カチャン カキン

 

空打ちまで行った

 

セーフティを外す

 

ガチャン ダァン ガチャン ダァン ガチャン ダァン ガチャン ダァン ガチャン ダァン チャキン カキン

 

次に64式、この64も38式の長さまで延長しセレクターを回しやすくし、弾も99式と同じにした物である。

 

ガチ ガシャン

 

セレクターをフルオートにする 

 

カキ

 

ダダダァン ダダダダダダダダダダダダダダダダダァン

 

 

 

チャキ カキン

 

 

「あいかわらず腕は鈍って無いようだな寧治」

 

M16A1とM4A1がいた

 

「そうらしい」

 

「たまには、顔出してください」

 

「ごめん…忙しくて」

 

「だろうな」

 

「それよりもあの二人どう?」

 

「筋は良いぜ?…実戦には…出したくねぇけどな」

 

「実戦は当分無理だと思う…小さいし」

 

「…情が移ちまった。」

 

「あれは移るさ…可愛いもん、M16姉の妹達もだけど」

 

「オイオイ、俺達は人形だぜ?」

 

「良いじゃん、俺からしたら姉みたいなもんだしな」

 

「それ、一介の指揮官の言葉じゃねえぞ」

 

「指揮官だが小さい頃は曾祖父の家に行くたびに遊んで貰ってたからそうなるよ」

 

「懐かしいな…この前まで抱っこしてたのにな…大きくなったな。」

 

「そうだね…ところでRO姉は?」

 

「部屋で寝てるよ」

 

「な馬鹿な、いつも一番に起きてるじゃん。」

 

「昨日まで…射撃場に引きこもってたからな」

 

「何で?」

 

「分からん」

 

「わたしがどうかしました?」

 

「RO姉何で、射撃場に引きこもってたのさ?」

 

「あ〜サイトが合わなくて」

 

「いつものじゃ駄目なの?」

 

「夜戦用のサーマルサーマルスコープ新調したから合わせてたの」

 

「で調整終わったの?」

 

「ええ終わったわ。」

 

「ならいいや。」

 

「そっちは…訓練ですか?」

 

「うん、鈍って無かったからもういいかな…そういえばあの子達は?」

 

「ご飯食べにAR-15とガンルーム行ってたよ?」

 

「じゃあ、みんなで行くか」

 

「そうしようぜ」

 

「そうですね」

 

         ーガンルームにてー

 

「「父上おっそ〜い」」

 

「ごめんごめん」

 

と、言いながらハンバーガーとフライドポテトを注文し受け取った

AR-15と娘二人が座っているテーブルに座った。

 

「父さん用事あるから午後から遊べないからな?」

 

「「え〜付いてくー。」」

 

「駄目だ。」

 

「「やー!!」

 

「連れてったらどうです?」

 

「AR-15姉、来るか?」

 

「ええ、ぜひ。」

 

「ならいいや」

 

「「やったー!」」

 

二人がポテトで遊んでた

 

「遊んで無いで食べなさい」

 

「「はーい」」

 

食べだしたので自分も食べようとすると

 

「フフフ」

 

「どした?」

 

「いや、にてるなーと思って…あなたもフォークで遊んでたから。」

 

「確かにな」

 

「先に準備してるわね」

 

「ああ」

 

それから食べ始めた

 

 

 



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宗谷家とのお茶会

寧治は、昼飯を食べ終わり私服に着替えて細長い袋を持ち、外に向かった。細長い袋には菊水が書かれていた。

 

外に出るとみんなが居た

 

「先輩遅いですよ」

 

「すまん飯食ってた」

 

「それはそうと…なんであの三人居るんです?」

 

「娘二人が付いてくと五月蝿いから、お目付役着けて連れてきたの。」

 

「なるほど」

 

娘二人が気づいた

 

「「父上、おっそ〜い」」

 

「はいはい」

 

「「抱っこ」」

 

「そいつは、無理だが抱きしめてやろう」

 

「「わ〜い」」

 

抱きしめてたら真霜さんが来た

 

「何してるのかしら?」

 

「何って、娘抱きしめてますが何か?」

 

「子供いたの!?」

 

「ええ、まあ…二人とも挨拶」

 

「岡村奏で〜す」「岡村金女で〜す」

 

「「兵長待遇で〜す」」

 

「さらにこの年で軍人!?」

 

「「はーい」」

 

真霜さんは、頭を抱えた

 

「世も末ね」

 

「同意します」

 

「でこちらの方は?」

 

目でAR-15を指す

 

「彼女は、AR-15、戦術人形です…かんたんに言うとロボットですね。」

 

「へー。」

 

「あの、あまり…まじまじと見つめられると、恥ずかしいです。」

 

「喋った!?しかも動いてる上に感情まであるの!?」

 

「ほぼ人間と同じ事ができますよ?」

 

「凄いわね…」

 

「そろそろ行きません?」

 

「そうね…その袋は何」

 

「後でのお楽しみです」

 

「分かったわ」

 

車に乗り込む

 

「どこに行くんですか?」

 

「ブルーマメイド、御用達の店よ個室が有るから密会に使えるの。」

 

「なるほど」

 

道中娘二人が退屈で飽きたらしく、全員でしりとりをしていたらついたので降りる。

 

店に入ると真霜さんが、店員に

 

「予約した宗谷です。」

 

「お待ちしておりました3号室ですので案内します」

 

「ええ、お願い」

 

部屋に行くと3人の女性が居た

 

「姉貴、遅かったじゃねえか。」

 

「仕方ないじゃない遠いんだから」

 

「で、こいつ等は…例の?」

 

「ええ」

 

「おお、そうか!私は、宗谷真冬だ、宜しくな!」

 

「宗谷真白…です」

 

「宗谷真雪よ」

 

宗谷家の紹介が終わったので自分から話す

 

「岡村寧治です」

 

「ダスティ・アッテンボローです」

 

「岡村楓ですわ」

 

「伏見宮知恵でございます」

 

「千夏・アッテンボローです」

 

「AR-15です」

 

「岡村奏でーす」

 

「岡村金女でーす」

 

自己紹介が終わり真冬さんが、早速聞いて来た

 

「ちょっと待て!…そこの幼女二人も…軍人なのか?」

 

「ええ。」

 

「「兵長待遇でーす」」

 

「「「え?」」」

 

「まじかよ…そこの…AR-15と言うのは名前なのか?」

 

「はい、私は人形。ロボットですね…正式な名前を知りたいのであればシリアルナンバーをお教えしましょうか?」

 

「「「え?ロボット?」」」

 

「人間とほぼ同じ事ができるそうよ」

 

「「「凄い」」」

 

「因みに、奏ちゃんと金女ちゃんは寧治君の娘だそうよ」

 

「「「はい?」」」

 

「私が11の時の、娘です」

 

「「「…」」」

 

「本題に入る前に…注文しましょう」

 

呼び鈴を鳴らした。

 

ガチャ

 

「注文はお決まりでしょうか?」

 

「オレンジジュース二本後は、紅茶で」

 

「承りました」

 

ガチャン

 

「所で第3宇宙艦隊って艦艇数何隻なんだ?」

 

「3万隻ですね」

 

「規模が大きすぎないか?」

 

「確かに他艦隊より多いですねそれでも1万隻ですけど。」

 

「それでも多いな」

 

「他の國がそんな感じだったのでそうなったんですよね…」

 

「なるほど」

 

「真霜さん所で…この国航空法ってあります?」

 

「無いけど…なんで?」

 

「うちの航空科が訓練させろとうるさいんですよ」

 

「航空科?」

 

「そういえば飛行機無いんですよね?」

 

「ええ」

 

ホログラムを起動した

 

「飛行機は色々あるんですが我々が扱うのは戦闘機と言いまして主な任務は対地攻撃、対戦闘機戦、対艦攻撃ですね」

 

「空から攻撃するのか!!?」

 

「はい…でどうでしょうか?」

 

「私が見ててもいいなら良いわよ」

 

「分かりました、それで良いです」

 

真雪さんが思い出したように言う

 

「真白、この人たち貴方の同学年になるからよろしくね」

 

「横須賀海洋女子に入るの?…この人たち?」

 

「そうゆうことになるね…よろしく!」

 

「こちらこそよろしくお願いします。」

 

「同年代だから敬語は不要さ」

 

「分かった」

 

コンコン

 

飲み物をお持ちしました

 

「どうぞ」

 

「失礼します。」

 

飲み物をおいて行った

 

「どうぞごゆっくり」

 

ガチャン

 

真下さんが思い出したように言う

 

「所でさっきの袋は何?」

 

「ああ…これは私の家系を説明するのに楽なので持って来たんですよ。」

 

シュル ガチャ ゴト

 

テーブルに置いた

 

「何だと思いますか?」

 

「ロングソード?」

 

「違いますよ…一応日本刀の部類ですからね」

 

「じゃあ、剣【つるぎ】だな。」

 

「そうです。…銘はアメノハバキリです。」

 

「「「「な!?」」」」

 

「勿論本物ですよ?…わたしの先祖はニニギノミコトと共に天津国から降りてきたので。」

 

「ヤバすぎるだろそれは。」

 

「ですので私の右目が赤いのはその名残です。」

 

「赤くないわよ?」

 

「よく見てくださいほら」

 

目を近づけて見る

 

「本当ね、少し赤みがあるわ」

 

「因みに戦闘すると光ります…その時に相手をどう倒せばいいか勝手に浮かんできます」

 

「異能って事か?」

 

「そうですね」

 

「驚いたな…まるでおとぎ話だ」

 

「まあうちの国の場合、神がいることを科学的に証明しましたからね…」

 

「はあ?」

 

「これに関しては説明はしませんよ?」

 

「話が長くなる上に面倒なので…そういえば真霜さん、平賀さんからUSBもらいませんでした?」

 

「貰ったけど?」

 

「それにありますので見てみてください」

 

「分かったわ」

 

「私の妻に関しては誰も突っ込まないんですね」

 

「全員知ってるわ」

 

「そうですか」

 

そのあと他愛のない話をして解散となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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沖ノ鳥島航空演習

翌日、午前6時に横須賀を出航し沖ノ鳥島に向かう。勿論同伴者付で、

 

「卒倒しそう…」

 

真霜さんが青ざめていた

 

「この船は比較的大きい艦船ですので…あまり揺れませんよ?」

 

「落ちそうで怖いわ」

 

「重力固定装置があるので万が一は無いんですが?」

 

「固定概念の問題だと思うわ」

 

「なるほど…では、戦闘機乗られてみます?」

 

「え?」

 

「面白いと思いますよ?」

 

「そういうのは軍事機密じゃないの?」

 

「私の機体は、1000年前の物なので大丈夫ですよ」

 

「乗ってみたいわ」

 

「では決まりですね…」

 

回線を繋げた

 

ぴー

 

「震電、艦橋に来てくれ」

 

『はい、は〜い了解で〜す』

 

10分後、震電が来た

 

「震電MK2参りました」

 

「震電、お前の機体にこの方を乗せてやってくれ」

 

「いいけど、殺人機動するかもだよ?」

 

「流石にそれは止めて差し上げろ…遊覧飛行で頼む」

 

「了解でーす」

 

「そのまま観戦してくれ」

 

「分かった」

 

「真霜さん、その子について行ってください」

 

「分かったわ」

 

震電は真霜 の手を取った

 

「行こ〜?」

 

「え、ええ」

 

連れて行かれた

 

「艦長、全機発艦準備整いましたわ。」

 

「分かった。全機発艦」

 

発艦が始まる

 

「そういえば古代戦術長、行かなくていいの?」

 

「いいんですか?」

 

「いいよ」

 

「じゃあ貴方も行くべきですわ…ここは私にお任せ下さいな」

 

「すまん楓恩に着る」

 

急いで格納庫に向かう

 

コスモゼロが鎮座していた。パイロットスーツに着替え乗り込むみ回線を繋ぐ

 

「準備完了」

 

『艦長、久しぶり過ぎて機体落とさないでくださいね」

 

「分かってる」

 

カタパルトに接続された

 

『α1テイクオフ』

 

「α2テイクオフ」

 

スロットルを操作し空戦中域に行く

 

途中で震電が居た

 

「誰から始める?」

 

『加藤隊長と古代戦術長でしょう。』

 

空戦が始まる

 

固定無線が入る

 

『凄いわねあんな動きが出来るなんて』

 

とてつもない戦いが始まっていた

 

『真霜さんが乗っているのはもっとすごいですよ…今パイロットスーツ着てますか?』

 

『着てるけど?』

 

「やってみますか?」

 

『分からないわよ』

 

「震電が教えてくれますよ…震電落ちそうになったら操縦奪って」

 

『は〜い』

 

操縦し始めた

 

「全機に次ぐ、震電にゲストが乗っている。誰か相手をして差し上げて」

 

『こちら山本、私が相手を努めます』

 

「頼む」

 

『了解』

 

震電とコスモタイガー1が少し離れたところで空戦を開始した

 

なんやかんやで演習が終わり全機帰投した

 

「どうでしたか?」

 

真霜さんが疲労困憊になってた。

 

「難しいわね」

 

「ここの連中は精鋭なのでそうなると思います」

 

「上に上げるのは無理ね…戦いが、変わるわ。」

 

「私の国でも航空機の登場で戦艦不要になってた時期が有りましたからね」

 

「それほどまでに価値が高いのね」

 

「はい」

 

このあとガンルームにて宴会が行われた。全員二日酔いになったのはゆうまでもない。

 

 

 

 



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入学式

航空演習の後、入学式まで射撃場に行ったり娘と戯れたりして時間を潰した。渡された制服は旧日本海軍の軍服だった

 

「なあ、見られまくってる気がするんだが?」

 

ダスティはため息を付きながら

 

「まず、先輩が男でさらにその両腕に女子を侍らせたらそうなります。」

 

「それは、アッテンボローお前もではないか」

 

「そうですね…これはキツイですよ」

 

視界の端で女子二人が、衝突してコケたバナナが中を舞った

 

「きれいなバナナだな」

 

「どこに反応してるんですか?」

 

「バナナ」

 

楓が寧治の腕をガッチリホールドしながら

 

「食べたいんですの?」

 

「いや空を飛んでたから」

 

衝突した女子がバナナを踏んだ。多分コケると思ったので腕を振りほどき全力疾走する。途中悲鳴が聞こえたが無視した。

 

落ちる寸前で腕を掴んだ。

 

「ぐっ…大丈夫ですか?」

 

「はい…あなたは!」

 

「久しぶり、と言いたいが…おい、アッテンボロー早く来い!」

 

「先輩どう…真白さん!?早く掴んで! 」

 

「済まない」

 

「「せーの」」

 

引き上げる

 

「はー災難だな」

 

「あの、有難うございます…私がバナナ食べてたばっかりに…」

 

「いやいや困ったときはお互い様さ。」

 

「所で男子がここに居るの?」

 

 

帽子をかぶり直す

 

「それは後でのお楽しみです。」

 

「えー。教えてくれても良いじゃん。」

 

「それじゃサプライズにならんだろう?」

 

ダスティが二人の荷物を持ってきた

 

「それ…サプライズするって言ってません?」

 

「細かいことはいいんだよ」

 

「俺たちはこれで…失礼する。」

 

走って逃げる

 

「嵐のような人だったね…ごめんね」

 

「もういい…次は…気をつけろ。」

 

「うん!あ…これも何かの縁だし、同じ船だといいね!」

 

「それは、わからんな」

 

そこで別れた

 

  ー大型直教艦武蔵(旧大和型戦艦2番艦武蔵)にてー

 

寧治は、周りの視線に狼狽しつつ

 

「ヒューベリオンの設計元だよなこの戦艦…」

 

同じ状況のダスティは、すでにグロッキーになっていた

 

「…はい…その…トウリデス」

 

流石に死線をくぐり抜けてきた二人でも視線には慣れないようだ

 

そんなこんなで入学式が始まった。

 

校長の宗谷真雪さんがえんぜつしていた。

 

「…次に入学試験主席のダスティ・アッテンボロー君に答辞を述べて貰いましよう。」

 

「な…」

 

つい言葉が出てしまった。ダスティを見ると顔が青ざめていただか決意が固まったようで台に上がっていった

 

「皆さん初めましてご紹介に預かりました…ダスティ・アッテンボローであります。小官は、あまり演説などは慣れていないので一言のみとさせて頂きます…ブルーマメイドになるために、自分に何が足りないか考えて行動しましょうこれで小官の答辞は終わらせていただきます。」

 

降りたあと拍手が巻起こっていた。そのあと掲示板にてクラス分けが、発表された。一応見ておこうと思い見に行ったらさっきのバナナ少々が居た

 

「やあ!さっきぶりだね」

 

「あっ!さつきの人…クラス、何処だったの?」

 

「ん?…あれだよ、武蔵の隣の戦艦」

 

「あの艦おかしくない?…砲がハリネズミの如くついてるよ」 

 

 

「確かに…所で君の名前と隣の少女の名前教えて下さいな!…私の名前は岡村寧治だヨロシク。」

 

「私は岬明乃こっちは親友の知名もえか、よろしくね!」

 

「知名もえかです。よろしくお願いします」

 

「じゃあ私はこれで」

 

「じゃあねー」 

 

寧治はヒューベリオンに向かう



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抜錨

一番最後に艦に入った寧治は、号令を掛ける。

 

「機関始動後、直ちに抜錨、晴風の後ろに付ける」

 

「了解!…機関はすでに動かしてます。」

 

「抜錨!方位20、晴風の後ろに付けよ」

 

「方位20,晴風の後ろに付けます」

 

横須賀をでて浦賀水道を抜けるそこで号令を掛ける。

 

「島、最大戦速、そのまま西島新島沖に進路を取れ!」

 

「了解!最大戦速、西島新島に進路を取ります!」

 

 

 

 

 

        ー西島新島沖にてー

 

ヒューベリオンとトリグラフは一番最初についた上、集合は、3日後だったので当直以外は、自由時間にしていた。

 

そして3日後、艦長室から外を見ていた。

 

コンコン

 

「古代です紅茶をお持ちしました、」

 

「どうぞ」

 

「失礼します」

 

「済まないね」

 

「いえいえ…それにしても1000年前の軍艦がこんなに集まっていると夢のようですね?」

 

紅茶を飲みながら

 

「この星の人間からしたら我らの船は架空の物だがね」

 

「そうですね」

 

そんな他愛のない話をしていたら

 

ドーン

 

 

「「な!?」」

 

急いで艦橋に戻る

 

「状況報告」

 

「教員官で有る、さるしまが晴風に対し砲撃した模様!晴風は遅刻した理由と謝罪していますが砲撃が止まりません!」

 

寧治は、判断に迷った

 

「砲雷撃戦用意…」

 

「え?」

 

艦橋乗員が寧治を見る

 

「さるしまを敵艦と認定、致し方あるまい…これより晴風撤退の援護を行う!砲雷撃戦用意!」

 

「了解!」

 

「古代戦術長、主砲でさるしまの主砲のみを打ちぬけ」

 

「了解!第一主砲、右砲戦、弾種ショックカノン発射ヨーイ」

 

主砲が旋回、さるしまをとらえる。しかし、艦橋が死角になっている。

 

「島最大戦速、古代戦術長射角に入り次第撃て!」

 

 

「了解」

 

「トリグラフ、本艦に続きます」

 

「流石だな」

 

 

主砲の射角に捉えた

 

 

「第一主砲、撃ちーい方始め!」

 

3本の青い光が回転しながら収束し一本の光となり、さるしまの主砲を撃ち抜いた。

 

「よし、晴風と共に退避…しばらくしたら晴風横に付けろ」

 

「了解」

 

回線を繋いだ

 

『はい…こちらM4A1です。呼びました?』

 

「M4姉…船に強襲するから準備をお願い!」

 

『了解!…大丈夫?』

 

私が動揺しているのを感じ取ったのか心配してくる

 

「大丈夫…とは言えないかも!」

 

『ハァ…しっかりして!…艦長なのだから!』

 

「ウン…じゃ」

 

ピー

 

「古代戦術長、艦の指揮を頼む」

 

「艦長は、どちらへ?」

 

「晴風に乗り込む」

 

「了解しました。」

 

艦長室に行き、帝星大日本帝国宇宙海軍軍服に着替えて十四年式南部拳銃とアメノハバキリを持ち、突入するためM4と合流した

 

突入するまでM4に怒られ続けたのはご愛嬌である。

 

 

 



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強襲、過去との決別、死者との再会

           ー晴風艦橋にてー

 

五十六を抱えながら明乃はさっきの戦闘について感想を述べていた。

 

「さっきの砲撃凄かったね。艦名は、え〜と…なんだっけ?」

 

真白はため息を付きながら

 

「ヒューベリオンだ」

 

幸子は、興奮しながら

 

「まるでSFでしたね〜でも、そんな船登録されてませんが…」

 

「そりゃそうだ…宇宙戦艦だからな」

 

「「「「「「「宇宙戦艦!?」」」」」」」

 

真白は、しまったと思いながら。

 

「それ以上は、ブルーマメイドから箝口令が敷かれてるから言えない」

 

突然艦橋が暗くなった。外を見ると晴風の両舷には戦艦が鎮座していた

 

呻くように真白は、呟いた

 

「ヒューベリオンとトリグラフ…」

 

その時、野間から報告が来た

 

「両舷の戦艦から銃を持った人が突入してきます」

 

「「「「「「「え?」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           ー突入側ー

 

ドアが開き突入する

 

「手はず道理にやるぞ」

 

「「「「「「了解!」」」」」」

 

 

剣を抜き右手に構え、左手に拳銃を持ち艦橋に向かった。見渡すと全員が怯えており、とある人物に気づいた時に動揺し、その反射で拳銃を発砲した。

 

パァン

 

「しまった!」

 

その人物が崩れ落れかけてたので寸でのところで抱き抱えた

 

「済まない、やらかした…艦橋は、クリア。岬艦長、怪我人は?」

 

「野間さんが火傷したくらい…右目が赤いよ?」

 

「こいつは生まれつきだ…戦うとこうなるのさ」

 

「あっそう!」

 

「拳銃ぶっ放されたのに…なんで明るいのさ」

 

「気にしてないもん…それにゴム弾でしょ」

 

「ああ」

 

そこで抱き抱えた人物が泣きだした。

 

「うわーん…」

 

「すいません納沙幸子さん、今のは自分のミスです。」

 

そこで明乃がなにかに反応した

 

「所で何で万里小路さんいるの?」

 

「いいえ、私は、そこの抱きかかえてる人の妻で岡村楓と申します。」

 

「「「「「「「えっ?えー!?」」」」」」」」」

 

「「父上何で泣いてるの」」

 

「いや、ないてないが…」

 

「「心が泣いてるよ?」」

 

AR-15が答えた

 

「それはね…3年前、納沙幸子中佐て言う人を殺したからよ…あのときは仕方なかったけど」

 

艦橋内に動揺が走った

 

「因みにこの人は元ヒューベリオン副長で副官だったのよ…でもね殺した、と言ったけどまだ生きてるわ…入りなさい」

 

カン、カン

 

「やっすー」

 

抱き止めていた手をほどき声の主を見る

 

「幸ちゃん!!」

 

抱きしめる。涙腺が崩壊する。

 

「うわーん…」

 

「嫌な思いさせてごめんね、納沙幸子大佐現場に復帰致します」

 

艦橋内は、非常に暖かくなった。

 

そこで楓が爆弾を投下した

 

「寧治さん、結婚してはどうですか?」

 

「もうすでに二人いるんだが?)

 

「何人増えたところで問題ないでしょう?それに私は、多い方が良いですわ」

 

「幸ちゃんが良ければ」

 

「慎んでお受けします…」

 

艦橋内がとても和やかになったのは言うまでも無い。

 

 

 

 

 



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これからの方針

一旦、全員落ち着いた後晴風の教室で自己紹介をしたあと、これからの方針を話し合う事にした

 

「私からの提案は主に4つだ。1つ目はこのままひたすら逃げ続ける。 2つ目は、地球の国の何処かに亡命する。 3つ目は、地球を脱出する。 4つ目は、…私の第3宇宙艦隊全戦力ヲ持って首都を制圧する。…以上だ」

 

クラスがざわめく…一人手を上げた

 

「万里小路さんどうぞ」

 

「閣下は、地球を脱出すると申されましたがどこに行かれますの?」

 

「月…イゼルローン要塞か、火星か、我らの首都星か、だな…因みにすでに受け入れの準備が整ってるのはイゼルローン要塞だな」

 

「分かりましたわ」

 

もう一人手を上げた

 

「納沙さん、どうぞ」

 

「イゼルローン要塞は、軍用拠点ですよね?…そんなところに入れていいんですか?…私達部外者ですよ?」

 

「そもそもイゼルローン要塞は、ブルーマメイドの戦力が整い次第、ブルーマメイドに譲渡する予定だったから構わないさ」

 

「それともう一つ…この船どうするんですか?」

 

「イゼルローン要塞に持っていくさ…漂流させる訳にもいかんだろどうやって持っていくかと言うとだな…」

 

ホログラムを起動した。

 

「フィッシャー少将、久しぶりです。」 

 

『元気そうですね上級大将』

 

「ああ…お願いが有るのですが工作艦を、寄越していただきたいのです」

 

『理由は。』

 

「駆逐艦一隻持って上がりたいのです」

 

『分かりました…三日掛かりますがよろしいですかな?』

 

「ええ構いません」

 

通信を切る

 

 

「と!ゆうわけさ」

 

「分かりました」

 

「他に質問は?」

 

手は上がらなかった。

 

「質問は、終わりにします」

 

私に変わり明乃が教壇に立つ

 

「私は、3番を取りたいんだけど…良いかな?」

 

反論は、無かった

 

「では、地球脱出で」

 

ピー

 

端末がなった。スピーカーにする

 

『閣下の読みが当たりました…我々は反乱した事になってます』

 

「だろうね…ご苦労」

 

『ハッ』

 

通信を切る

 

「じゃあこれで解散にするけど、岬艦長…娘二人を置いていくから」

 

「何で?」

 

「かんたんに言うと人質」

 

「えっ?」

 

「気にしなさんな…この子達が貴方と遊びたそうにしてるからだ」

 

「分かった!」

 

結構ちょろかった

 

「じゃあ総員てっしゅー」

 

撤収したあとシャワーを浴びて自室に入ったらネグリジェを着た幸子がいた

 

「幸ちゃん誘ってるの?」

 

胸を見せながら

 

「どうみえま…きゃ!」

 

ムカついたので押し倒し、そして下に着てるものを脱がせた。

 

「お仕置きしなくちゃね」

 

ヒブに遠隔式のローターを突っ込んでスイッチを入れた

 

「い…や…止めて…うっん…あっ…んく」

 

口を口で塞ぎ抱きしめながら胸を揉みしごいた

 

口の中を蹂躙し、ローターのレベルを最大にした

 

「〜〜!?!?」

 

身体が跳ねたのでローターを止めた

 

「今いったね?」

 

こくんとうなずいたのでローターを取り出した。

 

「すごく濡れてるよほら」

 

手で触り見せる。とても可愛らしい反応をした。真っ赤だった顔をさらに赤くした。触った手を舐めると。もうやめて…とゆう顔をされた。もう一つの穴に注射器で媚薬を入れた後、バイブを入れて振動レベルを最大にした。

「や…あ…あっん…やあっんや…んく」

 

またも口で塞ぎ、男の主砲をヒブに突っ込んだ。

 

「〜〜!!」

 

そして口を離し耳元で囁いた。

 

「注射器に入ってたのは媚薬の原液だ…」

 

「や…あ」

 

意識が飛んでいたので口を塞ぎバイブをコネ繰回す

 

「〜〜!?!?!?〜」

 

またいったようなのでそのまま一時間放置した

 

「…ださい」

 

「ん?」

 

「出して…ください」

 

「分かった」

 

口を塞ぎ出し入れする

 

「〜〜!!」

 

「出すからな」

 

 

「〜〜〜!!!!!!」

 

「ハァ…ハァ」

 

「…アッ…」

 

バイブを抜き下着を履かせ抱きしめると気持ち良さそうに寝た。

 

「お休み…幸ちゃん」

 

キスヲして寝た

 

 



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むふふ

朝起きたら幸せそうに寝ている幸子がいた。とてもあどけない顔で抱き付いていたので、頭にキスをしながら頭を起きるまで撫で続けた。

 

「やっすーのバカ…死ぬまで可愛がって下さい…」

 

と言うものだから、唇にキスをし抱きしめていた

 

今日は非番なので一日可愛がる事にした

 

「続きをしようか。」

 

幸子は、顔を林檎の様に赤らめた

 

「や、です…」

 

「オイオイ、貴族に嫁いだのだから拒否権はないよ?…それに死ぬまで可愛がってくださいと言ったのは誰だったっけ?」

 

幸子に首輪を付けた、勿論リード付の。

 

「うう…」

 

涙目になった。

 

余りにも可愛いので、背後から抱きしめ胸を触りながら耳元で囁いた。

 

「私の玩具にしてしまうよ?幸ちゃん?…もしかして…もっと過激なことして欲しいの?」

 

「……」

 

ボン

 

処理し切れなかったようだ

 

「このままだと無理やりしちゃうけどいいの?」

 

首を横にフリフリした

 

パンツの中に手を入れゆっくり触った。

 

「や…あめ…」

 

媚薬をコップに入れて無理やり飲ませる

 

「…!?」

 

焦らす

 

「いじわる…しないで…」

 

「じゃあどうしてほしいのかな?」

 

「や…あ…」

 

ローターを見せる

 

「これがいいのかな?」

 

首を横にフリフリした。

 

「なるほど」

 

突っ込んで振動レベルを最小にした

 

「…や、やあ…や…あ…や!」

 

もふもふした手錠を掛け腕を挙げさせた

 

「どうしてほしいのかな?」

 

「らめえ…したくないの…」

 

「じゃあ一日このままね」

 

「や…やあ…」

 

「どっちかだよ?」

 

「う…うう」

 

多い被さり耳を舐め回した

 

「ひゃあ…あ、あ…」

 

口を塞ぎ、舌を口の中に入れ込み振動レベルを1段階上げた

 

「ンー!?」

 

お尻を揉みしごきながら口の中を蹂躙した。

 

涙を流し始めた

 

「分かった」

 

振動レベルを最小にして、手錠をはずした

 

 

「ひどい…ケダモノ…」

 

と言いながらローターを出して自ら男の主砲を中に入れた

 

「めちゃくちゃにして…お願い」

 

と懇願してきたので、口を猿轡で塞ぎ、両腕を押さえつけ、

 

出し入れする

 

「ンー!」

 

いったようなので、胸を揉みながら乳首を指で撫で回す

 

 

身体が面白いほどピクンピクン痙攣した。

 

 

そのまま出した。気持ちよかったようで気絶していた。

 

「まだするよ」

 

乳首を舐め回す、どうやらここがいいようだ。身体が跳ねた

 

「!?」

 

 

「まだするからね?…何度でも、私の気が済むまで」

 

もうしないでとゆう顔をしたがお構いなしに続ける

 

そのまま5回した。

 

「もういいかな」

 

幸子が言いたそうにしていたので猿轡を外した。

 

「も…もっと〜…」

 

懇願してきたので意地悪してみた。

 

「上に乗って自分でやっていいよ」

 

自分から腰を振り始めた

 

何度も何度もいき続け最終的には私の上で果てた。

 

「よく頑張りました。」

 

猿轡を外してやり頭を撫でると気持ち良さそうに夢の国に旅だった。

 

 

 

 

 

 

 

 



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今度は、シュッペー!?

しばらく幸子の頭を撫でていると通信が入った

 

『艦長、レーダーに巡洋艦らしき、反応が出ました。』

 

「位置と距離は?」

 

『12時方向、距離200キロです』

 

「随分近いな…取り敢えず僚艦に伝えて、目を離さないで」

 

『了解!』

 

ちょうど幸子が起きた

 

「どうしたの?」

 

「得にはない…いい肌してるな…。」

 

抱き寄せながら顎を持ち上げた。

 

「見ないで…ください…」

 

両腕でむねをかくし、顔を赤らめながら、恥じらいを見せた。

 

キスをし、ひたすら愛撫でしたら拗ねられてしまった。

 

「もう知りません!!」

 

「すまん…調子に乗りすぎました。」

 

「もう!」

 

服を着て出てってしまった。

 

「やらかしたなー」

 

ドドドーン

 

「今度はなんだ!?」

 

急いで艦橋に向かう

 

「状況報告!波動防壁展開!」

 

「了解」

 

「レーダーに映っていた巡洋艦が砲撃してきました。」

 

「にしては砲撃の水柱高く無いか!?」

 

「艦種識別完了!これは…ドイッチュランド級アドミラル・シュッペーです。」

 

「ポケット戦艦じゃないか!…逃げ切れるかな?」

 

「艦長、晴風は機関修理中で27ノット以上は出せませんわ」

 

「逃げ切るのは無理か…砲雷撃戦用意!」

 

「艦長!?」

 

「やらなければやられるぞ!…古代!三式弾でスクリューを打ちぬけ」

 

「三式弾は、水中直進弾ではないので不可能では?」

 

「違う、自爆させて水圧で折る!」

 

「了解!」

 

「全主砲、副砲三式弾装填!」

 

「全主砲、副砲三式弾装填!」

 

砲塔をシュッペーに向けた

 

「晴風から無線がきてます」

 

「繋げ!」

 

『寧治くん、シュッペー沈める気!?』

 

「艦長シュッペーから、小型艇が…砲撃されて海に落ちました」

 

「古代、南部とかわれ。古代はコウノトリで小型艇の乗員を救助せよ。」

 

「「了解」」

 

「明乃、シュッペーのスクリューシャフトをへし折るだけだ」

 

『わかった』

 

ぴー

 

「コウノトリ、発艦準備完了」

 

「即時発艦せよ」

 

「了解!…発艦」

 

コウノトリが発艦したあと砲撃する

 

 

「全砲門薙払え!!」

 

「全砲門開け!…ってー」

 

ドドドーン

 

合計15門の砲弾が飛翔し、巨大な水柱が立ち上った

 

「着弾確認」

 

「シュッペーの速力落ちました」

 

「今のうちに晴風と撤退する…取舵一杯!」

 

「了解、とーりかーじいっぱーい」

 

「コウノトリ収容完了!…コウノトリが救助した乗員は、気絶している模様!」

 

「医務室に連れていけ」

 

「了解」

 

「これからどうされますか?」

 

「取り敢えず離脱…戦闘用具納め」

 

「戦闘用具納め」

 

「いつもどうり…当直以外は休息を取るように

 

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

艦長室に行き、考える

 

(一体何だって、こんなことになるんだ?)

 

よく分からなかった。

 

 

 



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今度は潜水艦!?

シュッペーとの戦闘の後医務室に向かった

 

「佐渡先生彼女の容態は?」

 

「得にはないの。後は目覚めるのを待つだけじゃな。」

 

「念の為ベッドに括り付けといて下さい」

 

「気乗りせんが…仕方ないの」

 

「すみません。」

 

「構わんぞ」

 

「ではこれで」

 

「おう、きい付けてな」

 

医務室から艦長室に向かった

 

(にしてもあの貴族娘に似てたな)

 

知り合いに凄く似ていたようである

 

          ー艦長室にてー

 

(なんだ、何が起きている?我々を消そうとしているなら真っ先にやっているだろうし、外交問題にするにも不利益の方が大きいはずだ。…それに砲撃されているのに全くと言っていいほど、殺意を感じない…分からないな)

 

通信をトリグラフに繋いだ。

 

『何ですか先輩?』

 

「何かおかしくないか?」

 

『違和感しか無いですね』

 

「やっぱりか…」

 

『何がしたいのか分からないですね』

 

「一回、岡村元帥に連絡取ってみるか…」

 

『それが良いでしょう』

 

通信を切る。

 

太陽系艦隊総旗艦ヤマトに通信を繋ぐ。

 

『どうした我が曾孫よ』

 

「久しぶりであります元帥閣下。」

 

敬礼する

 

『良い、で…何の用だ?」

 

今までの経緯を話す

 

『そうか…そうか、日本国とやらは、戦争がしたいようだな?』

 

「俺はしたくないの!…そうじゃなくて!イゼルローン要塞に8個宇宙艦隊、集結させれないかな?」

 

『できるぞ?…でもどうする気だ?』

 

「砲艦外交なんてどうですか?」

 

『なるほど砲艦外交か…やって見る価値はあるな…良いだろう乗った』

 

「有難うございます」

 

『良い、ではな』

 

「はい」

 

通信を切った。

 

ぴー

 

「どうした?」

 

『ソナーが潜水艦を探知しました』

 

「監視しておけ」

 

『了解!』

 

 

ぴー

 

 

            ーその夜ー

 

『艦長、大変です!晴風がピンガーで潜水艦に打電しております』

 

「な!?…分かったすぐ行く」

 

「状況報告せよ!」 

 

「晴風が雷撃された模様!…電気は消させました」

 

「分かった…晴風に通信を繋げ」

 

 

晴風に通信を繋いだ。

 

『どうしたの?』

 

「どうしたの?じゃ無いわ!…普通に考えてピンガーで通信をしようとするか!?」

 

『ごめん』

 

「ハァ…今から潜航するからソナー手に聞くなと伝えて」

 

『分かった…潜航!?』

 

「じゃあな」

 

 

無視しつつ潜航しに掛かる

 

「島、急速潜航」

 

「了解」

 

 

「古代、艦首に魚雷を装填」

 

「了解!」

 

「森、敵さんは、何処だ?」

 

「本艦の真後ろ6時方向です。」

 

「では180度回頭、敵艦に艦首を向けよ」

 

「了解!」

 

「敵艦から魚雷4本向かってきます」

 

「波動防壁展開!総員衝撃に備え!!」

 

ドドドドーン

 

「被害報告」

 

「ありません」

 

「魚雷発射…百メートル手前で自爆させろ!」

 

「了解、魚雷1番〜6番発射」

 

 

…ドーン…

 

 

「敵艦は?」

 

「健在、浮上している模様」

 

「浮上せよ!…浮上後、晴風に繋げ」

 

 

「了解」

 

晴風に回線を繋いだ

 

「岬艦長、ずらからるぞ!」

 

『分かった』

 

ぴー

 

回線を切った

 

「晴風に合わせて全速離脱」

 

「了解」

 

ぴー

 

『医務室、例の令嬢が目を覚まされたぞ。』

 

「分かった…すぐ行く…副長あと頼む。」

 

 

「分かりましたわ」

 

寧治は、医務室に向かった。

 

 

 

 



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捕虜

        ー医務室にてー

 

腰の拳銃に手を掛けながら寧治は、言う

 

「やあ、元気かな?」

 

少女は、首を動かしながら

 

「この拘束を解いて貰えんかの…後、体が動かんのは何故じゃ!」

 

「これは失礼、フロイライン。…佐渡先生、拘束といてください」

 

佐渡先生が拘束を解いた。

 

「さっきも言うたが…カラダが動かん!」

 

「そりゃそうさ…暴れられたら困るもの。薬物を使わせてもらったよ…佐渡先生あれを」

 

佐渡先生が薬物投与用の専用装置を持ってきた。

 

「これまだ試験段階何じゃが本当にやるのかね?」

 

「当たり前だ…捕虜を実験に使うのは普通だろ」

 

二人は怪しげな笑みを浮かべた。

 

「まて…何をするつもりじゃ…」

 

「え?新しい薬物の実験だよ?…大丈夫なんの心配もいらないから!」

 

薬物投与装置を寧治は、手にした。

 

「すぐに気持ちよくなれるよ!あ、麻薬みたいに危険な物じゃ無いからね?」

 

「や、止めてくれ…」

 

因みにこの薬物は、麻酔を消し去るだけなのだが、余りにも反応が可愛いので、調子に乗っているだけである。

 

「失礼するよ」

 

寧治は少女の服の第一ボタンを外した。

 

「止めて…」

 

涙目である

 

プシュー

 

薬物が投与された

 

「どう?体動く?」

 

少女は、身体を少しづつ動かしてみる。

 

「動く…」

 

「佐渡先生うまく行きましたね」

 

「おお、やったな!」

 

ものすごく喜んでいた。

 

起き上がろうとするので、銃を抜いた。

 

「おっと、動いちゃだめだよ?…自分の状況分かってる?…殺されても文句言えないからね?」

 

「何故じゃ!…貴公は、ホワイトドルフィンの人間であろう?」

 

「アハハハハハ」

 

「何がおかしいのじゃ」

 

「私は、帝星銀河帝国、帝星大日本帝国宇宙海軍第3宇宙艦隊所属岡村寧治!上級大将だ!」

 

因みに寧治が上級大将になったのはイゼルローン要塞司令官になった後で決まったのである…本人には、入学式の後に連絡が行ったようだ。

 

「何じゃと!?…では儂は捕虜なのか…」

 

「そゆこと…で、腹減ってない?」

 

「腹は減っておるが…」

 

「じゃあ、ガンルームに行こう、そうしよう」

 

立たせて手錠をかける

 

「よし行こう。あ、変なことしたら殺すからね」

 

「サラッと怖いこと言うの…せんわ!」

 

「安心したよ、じゃあ…」

 

お姫様抱っこをした。

 

「きゃ!?」

 

顔が真っ赤になった。

 

「おお、可愛い反応するんだね!」

 

「茶化さないでくれ…」

 

「じゃあ行くよ」

 

「無視か!」

 

       ーガンルームにてー

 

抱えていた少女を座らせた

 

「取ってくるから座ってて」

 

「構わんが…この二人は誰じゃ?」

 

「私の娘」

 

「岡村奏でーす」

 

「岡村金女でーす」

 

「お主、何歳じゃ?」

 

「15だけど?」

 

「若すぎないか?」

 

「私の国は10歳で結婚するから普通だな」

 

「…」

 

取りに行った

 

「はいこれ、ザワークラウトとブルスト本家とは違うかもだが」

 

「ありがとう…」

 

「で本題だが、何があった?」

 

「何がじゃ?」

 

「どう考えても可笑しいだろ、いきなり砲撃してくる、通信は応答なし。」

 

「正直分からぬ…何がおかしな物に取り憑かれたような感じじゃった…」

 

「洗脳か?」

 

「いや、みんな中のいい友であったから…洗脳では無いだろう」

 

「となると薬物か…ウイルス?でもな…」

 

佐渡先生が来た

 

 

「艦長、そこの少女の血液から変なウイルスが検出されたぞ」

 

「は?」

 

「詳しいことは分からんが…関係あるかもしれん…」

 

「至急調べてくれ…出来れば抗体もだ!」

 

「分かったが…人数が欲しいの」

 

艦橋に連絡した

 

『艦長、なんでしょう?』

 

「可及的速やかに、トリグラフと晴風から、医療兵を連れてきて貰ってくれ」

 

『了解』

 

「佐渡先生頼みます」

 

「任せなさい」

 

佐渡先生が去っていった

 

「取り敢えず飯を食おう」

 

「手錠外してくれんか?」

 

「すまん忘れてた」

 

カチャ

 

「忘れてたが名前は?」

 

「ヴィヘルミーナ・ブラウンシュバイク・インゲノール・フリーデブルグじゃ…ミーナで良い。」

 

「では、フロイラインミーナ、よろしく」

 

「こちらこそ。…所で貴公、フロイラインと言うたが貴族か?」

 

「ああ、まともな教育受けてないがな…一応貴族だ。」

 

「…平服したほうが良いか?…とゆうか、儂一緒に食うて良いのか?」

 

「艦内でそんな事気にするか?…そもそも私は、貴族なんぞどうでもいいんだが?」

 

「そ、そうか…私の国の、貴族たちとは違うのだな…」

 

「何だ、…平民を虐げ、自分の子どもたちを政治利用するってか?

こっちも一緒さ、私の家が戦闘一辺倒なだけだからな。」

 

「そっちも大変だな…」

 

「おう、無理やり結婚させられたしな」

 

「政略結婚か…貴族は、どこも一緒か…」

 

「でも、腐ってないからまだマシだな」

 

「こっちは、腐ってるな」

 

「そうか…」

 

「結婚してどうだ?」

 

「最初は嫌だったし、嫌がられてたけど今じゃ凄く仲は、良いな

周りが熱に浮かされるぐらいは。」

 

「良き妻を得たの…」

 

「しかも三人」

 

「三人!?」

 

「ああ、重婚なんて普通だしな…三人共に可愛がってる。」

 

「それは良かったの…」

 

「あー食った食った…お休み」

 

「なぜ、捕虜の目の前で寝れるのだ?…しかも手錠外した状態で」

 

「それは気を許してるからですよ?」

 

三人娘たちがいた

 

「誰じゃ?」

 

「岡村楓ですわ」

 

「岡村知恵です」

 

「岡村幸子です」

 

「なるほど、妻か!」

 

「「「そゆことです」」」

 

「どした?」

 

「あ、起きた」

 

ガチャン

 

手錠を掛けた

 

「普通なら独房と言いたいが…どうしよう?」

 

幸子が言った。

 

「晴風にうつしてはどうですか?」

 

「名案だな!そうしてくれ」

 

「では晴風に連絡しますね」

 

「おう」

 

「軽くないか?」

 

「いいんだよ」

 

これからの方針が決まった

 

 

 

 

 



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イゼルローン要塞へ

朝、起きてすぐ通信が入り、例の船が来た

 

『閣下遅くなりました。』

 

「構わないよ。準備に掛かってくれ」

 

『了解しました』

 

通信を切り晴風に繋いだ

 

「目の前の船が口開けたら船を入れてくれ」

 

『分かった』

 

通信を切り艦橋に向かう

 

「晴風を収容次第、艦を発進させるから準備をお願い」

 

「艦長!すべて完了しておりますわ…赤間に移動してもいいですわよ?」

 

「早いな…ではそうさせて貰おう」

 

「ここはおまかせを」

 

説明しよう、赤間とは、2000メートル級の超大型修理艦で、艦内にアンドロメダ級までの大きさの艦を、収容する事のできる艦である。なお武装はしていない。

 

寧治は晴風に乗艦した

 

「よう、みんな元気か?」

 

真白は、ため息を付きながら

 

「なんで来たんですか…」

 

「暇を持て余したのと、ミーナの様子が気になったから」

 

「ええ…」

 

「それに、あの艦の艦長、ロリコン何だもん」

 

納沙は、顔が引きつりながら

 

「今聞いちゃいけない事が聞こえたような…」

 

「まあ自重はすると思うけどな」

 

「どんな人なんだろう?」

 

明乃は、想像しているようだ

 

「…ロリ…コン…」

 

志摩は、引いていた

 

「やっちゃん銃貸して…みの危険を感じるから」

 

芽依は、物騒なことを言う

 

鈴は涙目であった

 

「そこまで、あれな人ではないんだけど…」

 

などと雑談しながら赤間に入って行ガントリーロックをつけ、橋をかけたところで一人の男が入って来た。

 

「この船の艦長は誰か!」

 

全員が敬礼する

 

「私です」

 

明乃が答えた

 

「そうか、よく頑張ったな…この船の色々ボロボロだ」

 

「すみません」

 

「責める事はない…全員生きてるなら良いじゃないか」

 

「有難うございます」

 

ミーナがしびれを切らした

 

「貴公は、誰か?」

 

「申し訳ない…第3宇宙艦隊所属赤間艦長、赤樫晴人大佐だ」

 

「晴風艦長の岬明乃です」

 

握手する

 

「よく生き抜いた」

 

「晴人、感極まってるところ悪いが…戦争してるわけじゃないぞ?

 

「寧治、分かってるよ…わが戦友」

 

「変わらんなお前も…」

 

「お二人は知り合いかの?」

 

「戦友だ、小さい頃からのな!」

 

「へー…てことは、同い年?」

 

「そうだな…因みにこいつは子供が8人いるぞ?」

 

「ええ…」

 

「晴人、ごたくはいいから、船を出せ」

 

「オイオイ、もう出てるぞ?」

 

「は?…早すぎねえ?」

 

「横にちゃんと、戦艦2隻付いてきてるぜ…行き先は、イゼルローン要塞でいいのか?」

 

 

「ああ」

 

 

その時アナウンスが流れた

 

『もうすぐ…イゼルローン要塞に付きます、入港準備をして下さい』

 

「早や!?」

 

「フロイラインの皆様、降りる用意を!」

 

入港準備を整えて入港した。

 

 



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イゼルローン要塞、太陽系艦隊の提督たち。

艦を降りると、ローゼンリッター連隊と楓がいた。

 

「提督、司令部に行きますわよ」

 

「分かった」

 

「では、シェーンコップ准将後は、頼みますわ」

 

「フロイライン楓、お任せを」

 

シェーンコップ准将は、騎士の礼を楓にした。

 

楓と、私は司令部へ…晴風乗員は、宿舎に向かった。

 

司令部に向かうと、太陽系艦隊の提督たちが楕円形のテーブルに付いていた。メンバーの内訳はこうである。

 

作戦本部長宗谷真雪元帥

 

太陽系艦隊総司令官岡村徳永元帥

 

第一宇宙艦隊司令官山本五十六上級大将

 

第二宇宙艦隊司令官山口多聞中将

 

第四宇宙艦隊司令官山南修中将

 

第五宇宙艦隊司令官アレクサンドル・ビュコック中将

 

第六宇宙艦隊司令官ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ上級大将

 

第七宇宙艦隊司令官ウランフ中将

 

第八宇宙艦隊司令官宗谷真冬中将

 

後方参謀アレックス・キャゼルヌ少将

 

である。

 

早速、席に付くと山口中将が頭を撫でてきた。

 

「よう生きとったな」

 

「はい、何とか」

 

「山口中将、その辺にして、本題に入りましょう」

 

「申し訳ない、本部長閣下」

 

「では岡村上級大将説明を」

 

「ハッ」

 

 

カクカクシカジカ

 

これまでの経緯を話すと、空気が変わった。今までほんわかしていたが、説明した後は殺気立っていた。

 

メルカッツ上級大将が手を上げた

 

「どうぞ」

 

「今回の作戦は何をするのが目的ですか?」

 

「岡村上級大将説明を」

 

「ハッ…砲艦外交をするのが目的であります」

 

「すると、一回も砲火を交えないのだな?」

 

「はい、ほぼ戦場は弁舌による砲撃で撃破します。」

 

笑いが巻き起こった

 

宗谷中将が手を上げた。

 

「どうぞ」

 

「誰が弁舌の砲撃を敢行するんだ?」

 

宗谷元帥が手を上げた。

 

「どうぞ」

 

「私がします」

 

「了解した!」

 

岡村徳永元帥が言った

 

「次にどうやって首都に強襲し、弁舌に持ち込むかだが…」

 

私は、手を上げた

 

「どうぞ」

 

「8個宇宙艦隊と、補給艦隊合わせて二十万隻で一斉にワープアウトしては?」

 

「名案だな…他の意見は?)

 

誰も手を挙げなかった。

 

「では決定とする、作戦開始は一週間後、1100とする。解散」

 

敬礼し退室しようとすると提督たちから頭を撫でられた。気持ち良かったとだけ追記しておこう。

 

 

イゼルローン要塞の自宅に戻るとミーナが居た

 

「何故ここにいる?」

 

「溢れたのじゃ」

 

「なるほど」

 

コーヒーを入れ彼女に渡す

 

「ほい」

 

「ありがとう」

 

「で、ほんとうの所はどうなのさ?…ソワソワしてるし顔赤いし」

 

彼女は、ため息をついた

 

「では、単刀直入に言おう…貴方に惚れた」

 

「は!?」

 

流石にこれは爆弾であった。膠着させるには、十分な威力であった。

 

「気は確かか!?…国を捨てることになるんだぞ!…それに友人にあえなくなるぞ!?」

 

「承知の上でだ」 

 

目は本気であった

 

「ハァ…分かった。家の嫁さんに事情を説明せねば」

 

「その必要はない…彼女たちが計画したものだ」

 

「まじかよ…一杯食わされたぜ…」

 

その後ミーナに抱きつかれてキスされたのはゆうまでもない。

 

 

 

 

 



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むふふ2

今私は、非常に困惑している。時間は午前1時である。しかしわたしは、眠れないのだ。なぜならば、ミーナの双山が腕に当たっているからである。しかも直に、他の娘たちとは違った弾力に困惑しているのだ。

 

「あのーミーナさん?…襲って良いですか?良いですよね?」

 

揺すってみたが反応がない。

辛抱たまらなくなり、服を脱がせ抱き寄せた。

 

「う…ん」

 

特に反応はなかった。

 

ミーナの胸に顔をうずめて寝た。

 

          ー翌朝ー

 

やはりミーナは、起きていなかった。

 

「ミーナ朝だよ?…起きなくていいのか?」

 

「う…」

 

抱きしめて頭を撫でていたら起きた。

 

「何しておる…」

 

「何って、頭撫でてるだけだよ?」

 

「では何故…儂はパンティーしか身に着けてないのだ?」

 

「脱がせたから」

 

「何処までやったのだ?」

 

「脱がせて抱きしめていただけだよ?…体に違和感は無いはずだよ?」

 

「そうか…」

 

「今からやる?」

 

「朝からか!?」

 

「うん!可愛がってあげるよ?」

 

「では…」

 

両腕を出してきた

 

「ほほう…レベルが高いな…調教してやろう」

 

手錠を嵌めてベッドにくくりつけた

 

「お手柔らかにたのむ」

 

すべて脱がせ、眺める

 

「恥ずかしいのだが…」

 

指で全身をくまなく撫で回す。

 

「きゃ…」

 

身体が跳ね上がった所を執拗に撫で回す。

 

「なるほどここがいいのね。」

 

やはり乳首をは、弱いようだ。

 

口づけしながら乳首とヒブを撫で回すとすぐにいった。

 

「〜!?」

 

口の中に舌をねじ込み蹂躙する。最初こそ戸惑っていたもののだんだんと舌を絡め合うようになった。

 

そのままヒブに指を入れ出し入れすると、だんだんと濡れてきた。

 

そのままいったので唇を放し、乳首を攻めるのをやめヒブに入れていた指をはなし、濡れた手を見せた。

 

「すごい濡れてるね」

 

「言わないでくれ」

 

手をなめた

 

「や、やめ…」

 

その指をヒブにいれてかき回した。

「ン〜!?」

 

そのままいったので指の代わりに、男の主砲を中に入れた。

 

「出していいですね?」

 

恥じらいながらも首を縦に振ったので出し入れする。

 

「や…ァん…アッア…ん」

 

口を口で塞ぎ、胸を揉みながらやる

 

「んー!?」

 

中に出す

 

「ンーーー!?」

 

「ふう」

 

「ハァ…ハァ…」

 

「どうですか」

 

 

「あっあっ」

 

意識が飛んでいたのでキスをしながら乳首を撫で回した

 

「すまん、やりすぎた」

 

「大…丈夫だ…」

 

そのまま夜までやり続け、先にミーナが果てたので手錠を外し、抱きしめたま頭を撫でると気持ち良さそうに寝た。

 

「お休み、ミーナ」

 

キスをして寝た。翌日、他の3人から怒られたのはゆうまでもない。

 

 



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新しいツルギ

妻3人に怒られたあと軍服に着替えた後、晴風の艦橋組をレストランに呼び出した。

 

明乃がきりだした。

 

「話って?」

 

「暇だろ、3日前に就役した艦があるからそれを代わりに使わないか?」

 

「それ…いいの?」

 

「いいのいいの許可は、もらってるから。」

 

「分かった。」

 

真白が茶を飲みながら聞く

 

「機密漏洩にならないか?」

 

「こいつは輸出用なのさ…だから問題ない。」

 

「分かった」

 

「分からんだろうからヒューベリオンから、何人か派遣するから」

 

「艦名は?」

 

「晴風だな…ドレットノート級戦艦」

 

「え?戦艦?」

 

「ああ、まあ女性だけで運用する艦なんだよ」

 

納沙さんがなにか分かった用な顔をする

 

「なるほど…そうゆう事ですか〜」

 

「ココちゃん何か分かったの?」

 

「ブルマー輸出用の試作艦とゆう事ですね〜」

 

「正解…それでデータが欲しいんですよ。」

 

「なるほど」

 

「そうゆう訳で、よろしく」

 

「分かった」

 

「取り敢えず飯にしよう、ここのフレンチトーストは最高だからな」

 

 

レストランで朝ごはんを食べたあと、軍港にある造船所に向かった。途中検門があったが寧治の権限でスルーし、憲兵さんと少し雑談をした。

 

明乃は、船を見て驚く

 

「大っきい!」

 

「いやいや、まだ小さい方。戦艦の中では。」

 

志摩は、寧治を睨みつけ冷たい声で話す

 

「トリグラフとヒューベリオンが可笑しい…」

 

寧治は、たじろいだ。

 

「旗艦級は、艦隊旗艦として運用するために火力と防御力、通信能力を馬鹿みたいに上げまくったから、必然的に滅茶苦茶大きくなってるんだよ…因みにヒューベリオンは、旧式艦だよ。…もう180年は、使ってるよ。」

 

流石にこれはみんな驚いたようで。

 

「「「「「180年!?」」」」」

 

「因みにうちの国で1番長生きなのは、金剛型4番艦の霧島で、400年かな…」

 

「「「「「…」」」」」」

 

全員絶句である。

 

「で、目の前にあるのは改ドレットノート級戦艦で晴風級1番艦晴風だよ。…因みに女性が運用しやすい様にしてあるし、戦闘システムは、従来の物より上で、ほとんど無人化してあるよ。」

 

「性能は?」

 

「ヒューベリオンのダウングレードした奴だと思って?まあ主砲は、41センチ陽電子衝撃砲だし、副砲無いし、対空砲は、すくないけど!…まあいいと思うよ?」

 

「いや…過大火力なんですけど…」

 

「地球ならね…宇宙だと普通かな?」

 

余りにも現実味が無かったのか全員からハイライトが消えていた。

 

「宇宙って広いなー」

 

「みんな、目が…死んでるよ…?」

 

「「「「「「問題ありませーん」」」」」」

 

「そうですか…」

 

寧治は、いつから訓練してもらうか考えていたのだった。

 

 

 

 

 



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帝星大日本銀河帝国の要塞の説明

設定です


イゼルローン要塞とは何か、帝星大日本銀河帝国の誇る最強の要塞、月要塞のコピーである。どちらも同格であるが、イゼルローン要塞の方が後で出来たため(出現した後魔改造した)ので、イゼルローン要塞の方が防御力攻撃力共に優れているのであるのである。武装は以下のとうり

 

イゼルローン要塞

 

主砲 180キロメートル波動砲「トールハンマー」1門

 

副砲 125口径50センチ陽電子衝撃浮遊砲2百万門

 

装甲 流体金属装甲及び波動防壁

 

最大収納艦艇数 400万隻

 

 

主砲及び副砲は360度どの方向にも発射可能で、使わない場合は流体金属装甲に格納することができる。主砲のトールハンマーはイゼルローン要塞内の波動機関を使うのではなく主砲の中に内臓された波動機関を使用するため要塞内の電力が落ちることはない。

しかも複数内臓されている為連射が可能で拡散収束切り替え可能である。

 

また、この要塞は軍以外にも人が生活しており、条件は死んでも構わないとゆう人にのみ要塞内で生活することができる。また公共施設や娯楽施設が充実しているため娯楽に飢えることがない。

 

月要塞の武装は、以下のとうり

 

 

月要塞

 

主砲 160キロメートル波動砲「グングニール」

 

副砲 125口径46センチ陽電子衝撃浮遊砲2百万門

 

装甲 流体金属装甲及び波動防壁

 

最大格納艦艇数 400万隻

 

火力以外はイゼルローン要塞とほぼ同じであるが400年前の設計であるので港湾施設や民間施設などの居住区関係や軍施設は、問題がないのだが、武装は相当老朽化しており副砲は半数以上が取り換え無ければならない状況で波動防壁に至っては展開出来ない状況である為改装することが帝国議会で決定している。なので近々改装するらしい。

 

2つの要塞には防衛衛星が八つづつあり、光学兵器はこの衛星によって曲げられてしまう上に、衛星の砲撃により殆どの艦艇が塵になる為要塞が攻撃することは、主砲以外ではありえない。防衛衛星は、以下のとうり

 

防衛用戦闘衛星「アルテミスの首飾り」

 

 

武装 400センチ拡散波動砲1門

 

装甲 波動防壁及び反鏡面装甲

 

 

アルテミスの首飾りは、武装は波動砲しかないが10秒に一回撃てるようにしている為殆どの敵艦は、宇宙の塵と消える。因みに89回に渡り、ガトランティスは侵攻してきたが、ことごとくアルテミスの首飾りにより全滅している。参考までに、トールハンマーとグングニールは合計で8回しか発射されたことが無い。副砲に至っては戦闘で使用された事は無い。

 

 



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日本国首脳部迷走中

「どうすれば良いのだ…」

 

と首脳部は、混乱していた。理由はヒューベリオン及びトリグラフである。

 

「この資料は本当かね…」

 

答えたのは宗谷真霜だ。

 

「はい。猿島の主砲は何らかの方法で溶け落ちていたのでそう言う事かと。」

 

言うまでもなくヒューベリオンのショックカノンである。

 

「単刀直入に聞こう。沈めることは可能かね?」

 

「不可能ですね。大和型が80隻いりますよ?…それに展望台曰く月には大規模な艦隊が集結していまして…おそらく攻めてくるかと…」

 

「数は?」

 

「およそ10万隻以上。」

 

「10万隻だと…」

 

なにせ旗艦級だけでも脅威なのにそれが10万隻である。流石に首脳部は動揺を、隠せない。

 

「宇宙空間の艦隊戦は最低でも1万隻で最大でも3万隻ですから、最低でも10個艦隊が進行してくるかと」

 

実際は艦艇数20万隻8個宇宙艦隊であるがそれでもとても脅威である。

 

「どのぐらいで来るかね?」

 

「それはあちら次第でしょう。どっちにしろブルーマーメイド及びホワイトドルフィンでは全艦艇集めても勝負になりません。一方的な戦いになるでしょう。」

 

「しかし…本当に来るのかね?」

 

「来るでしょう。売られた喧嘩は全力を持って叩き潰す。これは彼らの常識です。腹いせに地球を制圧しかねません。」

 

「可能かね?」

 

「できると思いますよ?でなければ銀河系を征服しないでしょう。」

 

日本国がヒューベリオン及びトリグラフに撃沈命令を出した時点で既にチェックメイトである。

 

「むう…」

 

「もしこの地球全ての戦力を投入したらどうなるかね?」

 

「持って10分です。」

 

「それで10分…」

 

「最悪星ごと破壊するでしょう」

 

「それほどかね…」

 

「軍事面では打つ手はありません。後は交渉次第でしょう。」

 

「出来るのかね?」

 

「我々が全滅した後であればですが…」

 

「もしくは全面降伏するか…じゃな」

 

「しかしそれでは!」

 

「しなければ属国になるか良くて皆殺しじゃろう。終わりじゃな…」

 

この言葉に。全員が絶句した。それには真霜が反論した。

 

「流石にそこまではしないと思いますよ?それにそうするならば2隻も艦艇を寄越さないでしょう。」

 

「どっちにしろ…絶望的であることに変わりはない…」

 

「どちらにしろ太陽系艦隊の全軍が来ることは無いと思いたいですね…何せ首都防衛用の艦隊ですから、精鋭です。」

 

「打つ手無しだな…遺書でもしたためますか…」

 

「国の防衛を統轄する貴官が弱気では防衛できんではないか!」

 

「どう考えても無理でしょう、それとも他に案がお有りで?」

 

そこでとんでも無いことが起きた。

 

いきなり部屋のメインスクリーンが変わったのだ。

 

『大変です!首都上空に…艦隊が出現しました。空が覆われています!!』

 

 

 

 



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