【悲報】転生したらツンツン頭で知らない部屋にいたんだけど (現実殺し)
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part1

 とあるの掲示板形式ってないなーと思って書いた。



1:ツンツン頭になったんだけど

スレタイ通り。

頼む同類、オラの現状を把握してくれー!

 

2:以下、名無しの転生者でお送りします

>>1

他力本願過ぎて草

 

3:以下、名無しの転生者でお送りします

少しは自分で考えようとは思わないの?取りあえず情報プリーズ

 

4:ツンツン頭になったんだけど

>>3

ちゃんと助けてくれるのね。ツンデレってやつ?嫌いじゃないわ!

まぁ、それが出来たら苦労はしない。そもそも、どうして自分の容姿まで変わってるのかも分からん。

こんなこと神様には頼んでないんだけどなぁ

 

5:以下、名無しの転生者でお送りします

これはあれか。神様事故ですな

 

6:以下、名無しの転生者でお送りします

>>5

何か知っているのか⁉

 

7:>>5

>>6

知ってるって言うか、最近神様の奴が、転生で事故起こすようになった。

この転生者専用脳内掲示板機能も、その対策のためにとられた処置やで。

ソースはこれ『リンク』

 

8:以下、名無しの転生者でお送りします

ほえ~、初めて知ったっス

 

9:ツンツン頭になったんだけど

事故って何?

 

10:以下、名無しの転生者でお送りします

本来なら、俺らみたいな転生者は、容姿そのまま異世界、もしくは原作のある世界に行くかの二つ。神様に頼めば容姿変えてもらえるが。

けどここ最近、稀に原作キャラに憑依してしまったり、そうでなくとも頼んでもないのに容姿が変わってたり、注文と違う世界にいたりする。

さらには神様の特典もなかったことになる。

これが神様事故。

ちなワイも被害者

 

11:以下、名無しの転生者でお送りします

>>10

有能すぎ。っていうか、イッチってツンツン頭なん?

 

12:ツンツン頭になったんだけど

>>11

おう。なんかすごい刺刺しい頭や。

後、何故か制服着てたし、目の前にはロープがあった

 

13:以下、名無しの転生者でお送りします

え、ロープ?

 

14:ツンツン頭になったんだけど

>>13

うん。天井からつるされてる。

あれ?これって首つり……

 

15:以下、名無しの転生者でお送りします

ま、まだそうと決まったわけじゃないし(震え声)

 

16:以下、名無しの転生者でお送りします

……あれ?ツンツン頭に学生服?

 

17:以下、名無しの転生者でお送りします

これはあれか?イッチってもしかして

 

18:以下、名無しの転生者でお送りします

……イッチ、どこかに学生証とかないか?

 

19:上条当麻(転生)

>>18

あった。上条当麻って書いてる。

……誰?とりあえず自分の顔写真を乗っける

『画像』

 

20:以下、名無しの転生者でお送りします

>>19

まwwじwwwかwww

 

21:以下、名無しの転生者でお送りします

>>19

よりにもよって上条さんに憑依したのかww

ていうか、3次元だから見せられても本人か判断しかねます

 

22:以下、名無しの転生者でお送りします

>>20

>>21

笑い事じゃない希ガスwww

 

23:上条当麻(転生)

え、なに?この上条当麻ってやつそんなやばいん?

 

24:以下、名無しの転生者でお送りします

>>22

おまいう

>>23

あれ?イッチはとある知らんの?

 

25:上条当麻(転生)

とある科学のアストラルバディ?

 

26:以下、名無しの転生者でお送りします

>>25

よりにもよってそこかよ

 

27:上条当麻(転生)

因みに試し読みしただけで詳しい内容は知らん

 

28:以下、名無しの転生者でお送りします

終わったな。Ω\ζ°)チーン

 

29:以下、名無しの転生者でお送りします

>>28

まだ死んでねえだろww

 

30:以下、名無しの転生者でお送りします

>>29

最早死んだようなもんだろ。

上条さんに憑依したこと、それがあなたの不幸です

 

31:上条当麻(転生)

それがあなたの罪ですみたいに言うなや

 

32:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、誰も未だにツッコんでないけど、首つりっぽいロープって何なん?

 

33:以下、名無しの転生者でお送りします

>>32

完全に忘れてたな

 

34:以下、名無しの転生者でお送りします

ホンマや。結局なんなん?

 

35:上条当麻(転生)

それが分かれば苦労しない(二回目)

っていうか、ついさっき、受話器から電話かかってきて

「上条ちゃーん!いつになったら学校に来るんですかー?今日は終業式ですよー?」

って言われたんだけど。

いや、そもそも学校の場所知らないんだが

 

36:以下、名無しの転生者でお送りします

もう原作開始寸前じゃん。その話し方は間違いなく小萌先生やしな

 

37:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ通学路分からなくなってるとかワロス

 

38:以下、名無しの転生者でお送りします

どうすん?もうすぐ原作始まっちゃうよ?

 

39:以下、名無しの転生者でお送りします

その原作を知らないんだよなぁ

 

40:上条当麻(転生)

ふっふっふ、何のためにこのスレを立てたと思う?

 

41:以下、名無しの転生者でお送りします

な、なんだと!?

 

42:上条当麻(転生)

助けてくださいお願いします(土下座)

『画像』

 

43:以下、名無しの転生者でお送りします

わー、凄い綺麗な土下座だなー(棒読み)

 

44:以下、名無しの転生者でお送りします

自分の土下座画像張るとか必死過ぎやろww

 

45:上条当麻(転生)

だってお前らが死んだなとかいうから

 

46:以下、名無しの転生者でお送りします

あー、なるほどな。ビビったのか。まぁ心配するなイッチ。

新約入るまでは……多分大丈夫だから

 

47:以下、名無しの転生者でお送りします

旧約でも十分やばいんですがそれは

 

48:上条当麻(転生)

旧約とか新訳とか全然分からん。聖書かよ。

後、学校への通学路は携帯に登録されてたわ。

現在登校中。

なんかロボットみたいなのがうじゃうじゃいて、飛行船飛んでる。スゲー!

 

49:以下、名無しの転生者でお送りします

普通にはしゃいでて草

 

50:以下、名無しの転生者でお送りします

まぁ、現代人からすれば当然だよなぁ。

 

51:上条当麻(転生)

学校到着。なんか教室に入ったら幼女に怒られた。

……え、この人が担任?嘘でしょ?

 

52:以下、名無しの転生者でお送りします

>>51

そうだ。細胞の老化を抑える研究の実験台になったんだ(真顔)

 

53:以下、名無しの転生者でお送りします

>>52

嘘つくなや。不老不死の人体実験を受けたんだよ(真顔)

 

54:上条当麻(転生)

とりあえず謝ったんだけどなんか泣き出した。

しかも、クラスメイト?も驚愕してるんだけど。

え、どういうこと?上条って何者?

 

55:以下、名無しの転生者でお送りします

>>52

>>53

お前ら面の皮厚すぎだろww

 

56:以下、名無しの転生者でお送りします

>>54

どういうことですか???

 

57:以下、名無しの転生者でお送りします

それを聞きたいのは多分このスレを見ている全員だと思う

 

58:上条当麻(転生)

取りあえず先生に何で泣いてるのか聞いたら

「だって、上条ちゃんが……上条ちゃんが……先生のこと無視しなかったんですもの!これは嬉し涙です!」

とか言い出した。……え?

 

59:以下、名無しの転生者でお送りします

は?

 

60:以下、名無しの転生者でお送りします

ひ?

 

61:以下、名無しの転生者でお送りします

ふ?

 

62:以下、名無しの転生者でお送りします

へ?

 

63:以下、名無しの転生者でお送りします

ほ?

 

64:以下、名無しの転生者でお送りします

しゅ?

 

65:以下、名無しの転生者でお送りします

遊ぶなよwww

 

66:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、小萌先生を無視する?どういうことだ?

イッチ本当に上条さんなのか?

 

67:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチは上条さんじゃねーよ。憑依先が上条さんなんだよ

 

68:以下、名無しの転生者でお送りします

でもツンツン頭だったし、名前も上条当麻だし、小萌先生だしなぁ

 

69:以下、名無しの転生者でお送りします

謎が多すぎるんだゾ。まぁ、少なくとも原作とは乖離があるのは確定だな。

 

70:以下、名無しの転生者でお送りします

原作始まる前から原作崩壊とはこれいかに。

 

71:上条当麻(転生)

えぇ……(困惑)

なんかクラスが騒然としてる。どういうこと?

 

72:以下、名無しの転生者でお送りします

>>71

それはこっちのセリフ。

 

73:以下、名無しの転生者でお送りします

もしかして、イッチの言ってたロープと関係あるんとちゃう?

 

74:以下、名無しの転生者でお送りします

天井から吊るされてたロープ。

普通に考えたら自殺やな。

 

75:以下、名無しの転生者でお送りします

つまり上条さんは自殺したくなるほど追い詰められていた?それなんて新約9巻?

 

76:以下、名無しの転生者でお送りします

けど、それと小萌先生を無視するのとどう繋がるんだ?

 

77:以下、名無しの転生者でお送りします

……もしかして、鬱条さん?

 

78:以下、名無しの転生者でお送りします

は――!?

 

79:以下、名無しの転生者でお送りします

なるほど……

 

80:上条当麻(転生)

え、なに?どういうこと?こっちは今終業式終わったで。まぁ、終業式自体は終わってて、先生から通知表と補習を言い渡されただけなんやけどな。

なんで俺が補習?前世では常に成績上位10位(クラス15人中)を維持していた俺が?

 

81:以下、名無しの転生者でお送りします

>>80

別に優秀じゃない定期

 

82:以下、名無しの転生者でお送りします

え、イッチ頭良すぎじゃね?(クラス25人中24位)

 

83:以下、名無しの転生者でお送りします

過去の話を掘り出すのはやめようぜ。虚しくなる

 

84:以下、名無しの転生者でお送りします

そうそう。俺達は過去(勉強)と決別したんだ

 

85:以下、名無しの転生者でお送りします

>>84

別にかっこよくない定期

 

86:以下、名無しの転生者でお送りします

そんな定期ない

 

87:上条当麻(転生)

ていうか、鬱条って何?

 

88:以下、名無しの転生者でお送りします

>>87

忘れてたわ。鬱条ってのは、その名の通り、鬱になってる上条さんの事

 

89:以下、名無しの転生者でお送りします

>>88

聞いたことないんですが……

 

90:以下、名無しの転生者でお送りします

>>89

そらそうや。言い出しっぺの文面から適当に考えただけやからな

 

91:以下、名無しの転生者でお送りします

>>90

あ、そうですか。自分がにわかなのかと思いました!

 

92:以下、名無しの転生者でお送りします

>>91

ええ子やな。そのまま穢れることなく生きるんやで

 

93:以下、名無しの転生者でお送りします

>>92

もう一回死んでるですが……

 

94:上条当麻(転生)

なんか短髪の元気よさそうな子に絡まれた。

勝負?携帯ゲームかなんかでか?

『画像』

 

95:以下、名無しの転生者でお送りします

常盤台の制服……喧嘩

 

96:以下、名無しの転生者でお送りします

は!Σ(゚Д゚)

 

97:以下、名無しの転生者でお送りします

みこっちゃんきたー!

 

98:以下、名無しの転生者でお送りします

みこっちゃんは普通なんやな。逆に安心やわ

 

99:上条当麻(転生)

これどうしたらいいん?受けたほうが良いの?

 

100:以下、名無しの転生者でお送りします

いや、上条さんなら難癖付けて逃げたがるはずや。

取りあえずイッチもそんな感じで逃げたら?

 

101:以下、名無しの転生者でお送りします

え、勝負してあげたほうがよくね?折角なんだしさ。

幻想殺しも確認したいし

 

102:上条当麻(転生)

え、もう断っちゃったけど?

 

103:以下、名無しの転生者でお送りします

 

104:以下、名無しの転生者でお送りします

これはあれですね。ビリビリですね

 

105:上条当麻(転生)

ビリビリ?どういうこと?みこっちゃん?はちょっと落ち込んだ状態で帰ってったで

 

106:以下、名無しの転生者でお送りします

は?

 

107:以下、名無しの転生者でお送りします

もうわけがわからないよ

 

108:以下、名無しの転生者でお送りします

>>107

キュゥべえは帰ってください

 

109:以下、名無しの転生者でお送りします

いや待って、みこっちゃん……御坂が勝負を断られてそれを素直に聞いた?ンナバカな

 

110:上条当麻(転生)

いや、マジで帰ろうとしてたけど。なんかちょっとかわいそうやったから勝負受けることにした。

俺、死んだりしないよな?

 

111:以下、名無しの転生者でお送りします

げ、幻想殺しがあるから(震え声)

 

112:以下、名無しの転生者でお送りします

あっても防げなかったら意味ないんだよなぁ

 

113:>>111

ぜ、前兆の感知があるし(震え声)

 

114:>>112

イッチに出来る保証はないんだよなぁ

 

115:以下、名無しの転生者でお送りします

不安要素しかないんだが……

 

116:以下、名無しの転生者でお送りします

取りあえず、勝負始まったらリアル中継モードにしろよイッチ

 

117:上条当麻(転生)

え、なにそれおいしいの?

 

118:以下、名無しの転生者でお送りします

>>117

おいしくない。リアル中継モードってのは、イッチが見たものとかをそのままリアルタイムで動画として出すことが出来る機能。

さらに、イッチの喋った言葉とかも自動でスレに書き込まれる

 

119:上条当麻(転生)

え、頭で打ち込んだ奴じゃなくて、普通に喋ったやつが?

 

120:以下、名無しの転生者でお送りします

>>119

yes。まぁ、時間差とかあって、全部が打ち込まれるわけじゃないで

 

121:上条当麻(転生)

ふーん、まあいいや。

 

【リアル中継モード】

 

これでいいのか?

 

122:以下、名無しの転生者でお送りします

おK

 

123:以下、名無しの転生者でお送りします

おぉ

 

124:以下、名無しの転生者でお送りします

これ使う奴あんまおらんよな?

 

125:以下、名無しの転生者でお送りします

そもそも使い方を把握してない奴が多数

 

126:上条当麻(転生)

【へっ、いつでも来な(震え声)】

ていうか、リアル中継モードって何のためにあんの?

 

127:以下、名無しの転生者でお送りします

>>126

知らん。

にしても、これが現実でイッチが喋ってる言葉か。

まじであべさんやな

 

128:以下、名無しの転生者でお送りします

>>126

総理大臣かな?

 

129:以下、名無しの転生者でお送りします

>>127

アベノミクスはヤメチクリ

 

130:以下、名無しの転生者でお送りします

お、戦闘が始まったぞ

 

131:以下、名無しの転生者でお送りします

御坂美琴の 電撃攻撃

イッチは 幻想殺し で 防いだ

 

132:以下、名無しの転生者でお送りします

あのスピードで飛んでくる電撃防ぐのか……

 

133:以下、名無しの転生者でお送りします

幻想殺しはちゃんと機能してるようですね。ついでに前兆の感知も

 

134:上条当麻(転生)

【え、なにこれ?勝手に右腕が動いた……ってうおッ⁉なんだそれ⁉砂鉄?】

 

135:以下、名無しの転生者でお送りします

>>134

イッチ困惑してて草

 

136:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、実際に対面したら、御坂の電撃ってあんな感じなんやな

 

137:以下、名無しの転生者でお送りします

あれは怖いわ。原作上条さんが逃げたくなるのも分かるわ。

防げる防げない以前の問題やな

 

138:上条当麻(転生)

決めた。俺、もうこいつと勝負しn

【うおッ⁉何その変則軌道⁉】

 

139:以下、名無しの転生者でお送りします

脳内に打ち込む暇もないイッチ

 

140:以下、名無しの転生者でお送りします

てか、御坂さんめっちゃ生き生きしていらっしゃるよ

 

141:以下、名無しの転生者でお送りします

すっげぇいい笑顔。

Sかな?

 

142:以下、名無しの転生者でお送りします

ガタッ!

 

143:以下、名無しの転生者でお送りします

>>142

座れ

 

144:上条当麻(転生)

【ふぅ、なんとか逃げ切っ……コイン?なんでそんなもの構えt】ドカァァァァン――ッ!!!

 

145:以下、名無しの転生者でお送りします

レールガンキターーーー!

 

146:以下、名無しの転生者でお送りします

全力パネーーーー!

 

147:以下、名無しの転生者でお送りします

>>146

いや、流石に全力ではないやろ。被害後とか考えてもセーブしてんのは明らか

 

148:上条当麻(転生)

え、これで手加減してんの?正直死を覚悟したよ?

 

149:以下、名無しの転生者でお送りします

実際に死んだ奴が言うと説得力が違うな

 

150:以下、名無しの転生者でお送りします

>>149

ブーメラン……俺もか。転生してる時点でみんな死んでるもんな

 

151:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、御坂がイッチの右手掴んだ。

……あれ?これもしかしてとある科学の超電磁砲のあの戦闘シーンと同じ?

 

152:上条当麻(転生)

……え、俺の右手掴んで何がしたいん?なんで涙目になってん?

 

153:以下、名無しの転生者でお送りします

 

154:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、実際にやりあってるやつからしたらそう言う反応やろうなぁ

 

155:上条当麻(転生)

……ちょっと左手構えただけでビクッ!、てしてるんだけどwww

しゃーねーなー。ここは大人な俺が負けといてやるよ。

【うわー、マイリマシタ―(棒読み)】

 

156:以下、名無しの転生者でお送りします

あっ(察し)

 

157:以下、名無しの転生者でお送りします

原作シーン知らんとそれすんのは凄いが……やっちまったな

 

158:上条当麻(転生)

【うぎゃあああああああ!!なんでさーーーーー!!】

 

159:以下、名無しの転生者でお送りします

自業自得。

 

160:以下、名無しの転生者でお送りします

すげぇ、さっきと電撃の威力が桁違いだ。手加減されてたな

 

161:以下、名無しの転生者でお送りします

寧ろ怒らされて本来以上の性能が出てる?

 

162:以下、名無しの転生者でお送りします

俺は怒ったぞーーー!!

 

163:以下、名無しの転生者でお送りします

>>162

サイヤ人は惑星ベジータに帰って、どうぞ

 

164:以下、名無しの転生者でお送りします

もう滅んでるんだよなぁ

 

165:上条当麻(転生)

ふー、何とか逃げ切ったぜ

【リアル中継モード解除】

 

166:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、終わった?

 

167:以下、名無しの転生者でお送りします

うーん、相変わらずみこっちゃんはナイスツンデレだったが……

 

168:以下、名無しの転生者でお送りします

あれはどちらかと言うと照れ隠しだと思います(真顔)

 

169:以下、名無しの転生者でお送りします

>>168

ゆーて大差ないって。それより、>>167はなんか気になることが?

 

170:以下、名無しの転生者でお送りします

>>167まぁな。ぶっちゃけ、イッチの世界は俺らが知ってるとある世界とは違う。

これは多分もう確定や

 

171:以下、名無しの転生者でお送りします

と、言いますと?

 

172:以下、名無しの転生者でお送りします

みこっちゃんがイッチ……上条さんにしつこく勝負を仕掛けず、あっさり諦めたりしてるし……。

ぶっちゃけ、学校で十分違うって分かるしな

 

173:以下、名無しの転生者でお送りします

>>172

せやな。小萌先生とかクラスメイトの態度が原作と違いすぎるしな

 

174:上条当麻(転生)

>>172

>>173

そうなんか?俺はてっきりそんな感じなんやと思ってたが……。

あ、飯できたで。

『画像』

 

175:以下、名無しの転生者でお送りします

コンビニ弁当なんですがあの……

 

176:上条当麻(転生)

調理実習では皿洗いしかしたことないですが何か?

 

177:以下、名無しの転生者でお送りします

>>175

>>176イエ、ナンデモナイデス

 

178:上条当麻(転生)

とりあえず、これ食ったら寝るから。

おやすみー

 

179:以下、名無しの転生者でお送りします

おう、おやすみ

 

180:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、イッチの世界の時間早くね?こっちまだ一時間しかたってないよ?

 

181:以下、名無しの転生者でお送りします

世界ごとに時間の流れ方が違うんやろ。

リアル中継モードで口に出したセリフがすべて書き込まれへんのはそう言う事情もあるねんで

 

182:以下、名無しの転生者でお送りします

>>181

へー、物知りなんですねー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

221:上条当麻(転生)

おは

 

222:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ!戻ってきたか!

 

223:以下、名無しの転生者でお送りします

待ちわびたぜ!

 

224:以下、名無しの転生者でお送りします

いつもお前は遅いんだよ!

 

225:以下、名無しの転生者でお送りします

>>224

言うほど待ったことない

 

226:以下、名無しの転生者でお送りします

>>224

我らが教祖様チッス

 

227:上条当麻(転生)

あれ?もしかしてみんなずっと待ってたの?暇なの?

 

228:以下、名無しの転生者でお送りします

時間の流れ方が違うんだよ。イッチからしたら結構経ってても、俺らからしたらそうでもないねん

 

229:上条当麻(転生)

ふーん、難しいんですね

 

230:以下、名無しの転生者でお送りします

そうや。イッチ、ベランダは見たか?

 

231:上条当麻(転生)

え、ベランダ?見てないけど

 

232:以下、名無しの転生者でお送りします

今すぐ見て来い。はよしろや

 

233:以下、名無しの転生者でお送りします

>>223

急に強気な態度に出る兄貴流石っす

 

234:上条当麻(転生)

うわーすげー、ベランダに布団が干されてるー(棒読み)

『画像』

 

235:以下、名無しの転生者でお送りします

お、生インソックスさんや!

 

236:以下、名無しの転生者でお送りします

>>235

おいおい落ち着けよ。名前間違えてんぞ?インレックスさんだよ

 

237:以下、名無しの転生者でお送りします

>>236

おまいう。インターネットさんだよ

 

238:以下、名無しの転生者でお送りします

>>234

>>235

>>235

お前ら餅つけよ。インストールさんだよ

 

239:上条当麻(転生)

結局この子はインなにさんなの?

 

240:以下、名無しの転生者でお送りします

マジレスするとインデックスたんです

 

241:以下、名無しの転生者でお送りします

>>240

マジレスしてない……してないよな?

 

242:以下、名無しの転生者でお送りします

半分……いや、10分の1くらいはマジレスだな

 

243:以下、名無しの転生者でお送りします

>>242

ほとんどマジレスしてないんですがそれは……

 

244:上条当麻(転生)

なんか腹減ったとか言ってる

 

245:以下、名無しの転生者でお送りします

ならこういうんだイッチ。

俺のウインナー(意味深)を食わせてやるよ……ってな

 

246:以下、名無しの転生者でお送りします

>>245

お巡りさんこいつです

 

247:以下、名無しの転生者でお送りします

>>245

エッチなのはいけないと思います!

 

248:上条当麻(転生)

とりあえず昨日残しておいたホットドッグを食わせてやるか

 

249:以下、名無しの転生者でお送りします

ホットドッグ……あっ(察し)

 

250:以下、名無しの転生者でお送りします

フラグが立ちましたね

 

251:上条当麻(転生)

ちょ、やばいやばいやばい

【リアル中継モード】

 

252:以下、名無しの転生者でお送りします

は?

 

253:以下、名無しの転生者でお送りします

何事?

 

254:以下、名無しの転生者でお送りします

え、ちょっと待て。なんでヨハネのペン発動してんの?

 

255:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、ペンデックスさんチッス……じゃねーよ!

 

256:以下、名無しの転生者でお送りします

なんでいきなり1巻のラスボスが出現してるんですかねー?

 

257:上条当麻(転生)

【ンなもんこっちが聞きてえわ!ホットドッグ食わせようとしたら右手ごとくわれて、そしたらいきなりバキンッ!ってなって……ん?】

 

258:以下、名無しの転生者でお送りします

 

259:以下、名無しの転生者でお送りします

あー、なるほど-

 

260:以下、名無しの転生者でお送りします

つまりあれか。幻想殺しが喉に届いちゃったのかー

 

261:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、ドラゴンブレスだ

 

262:以下、名無しの転生者でお送りします

……すげー、イッチの奴、インデックスさんをベランダから蹴落としやがった

 

263:以下、名無しの転生者でお送りします

空に向かってレーザー出てますね

 

264:上条当麻(転生)

【あ、危ねえ……。何だよ今の。危うく部屋が吹き飛ぶところだったぞ】

 

ていうか、これ追いかけたほうが良いのか?ここ結構高いし、絶対無事じゃないよな?

 

265:以下、名無しの転生者でお送りします

イエ、ゴシンパイナク

 

266:以下、名無しの転生者でお送りします

まあマジレスすると、インデックスには『歩く教会』っていう防御力999のチート服着てるからダメージはないっス

 

267:上条当麻(転生)

>>266

え、なにそれやばい。

まあでも、俺が落としたわけやし、流石に心配やな。ちょっと見てくる

 

268:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチいい奴やな

 

269:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、これ大丈夫なん?イッチ記憶喪失になったり……

 

270:以下、名無しの転生者でお送りします

不安になるようなこと言うのはヤメチクリ~……

 

271:以下、名無しの転生者でお送りします

万が一の時はワイらがサポートするンゴ。

ぶっちゃけ、ワイの世界今暇すぎてやることない

 

272:以下、名無しの転生者でお送りします

>>271

お前なんの世界?ちなワイはとある魔術の禁書目録

 

273:>>270

>>272

イッチと同じ世界じゃねーか!

ちな、ワイはどうぶつの森や

 

274:以下、名無しの転生者でお送りします

>>273

どwうwぶwつwのw森ww。

確かにそれは暇やな。

>>272

え、つまり>>272ニキはイッチと同じ世界におるってこと?

 

275:>>272

>>274

そうや。因みに、神様事故の被害者でもある

 

276:以下、名無しの転生者でお送りします

>>275

え、そうなん?誰かに憑依したんか?

 

277:>>272

>>276

yes。名前は上里翔流。判明した時はキレそうになった

 

278:以下、名無しの転生者でお送りします

 

279:以下、名無しの転生者でお送りします

よりにもよって……ヤンデレハーレムお疲れさまです

 

280:以下、名無しの転生者でお送りします

全く羨ましいと思えないハーレムだな

 

281:上里翔流(転生)

ホント神様マジふざけんな状態やったぞ最初は。

ぶっちゃけ言うと、原作の流れは上条さんの主人公補正で何とかしてもらおうと思ってた。

畜生、どうしてこうなった?

 

282:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、上里憑依ニキは>>10の人?

学園都市にはいった?

 

283:上里翔流(転生)

せやで。学園都市には来てない。

ていうか、ヤンデレハーレムが怖いから、取りあえず普通の学校には行かないことにした。

偏差値60くらいのとこ行ってる

 

284:以下、名無しの転生者でお送りします

>>283

必死過ぎて草。原作より自分を優先するんっスか?

 

285:上里翔流(転生)

>>284

当たり前だよな~?

まぁ、右手になんか力が来たらイッチと合流するわ。

学園都市とか危なくてなるべく関わりたくない。

因みに、もしかしたら右手に力が来ない可能性を信じてるぞ俺は

 

286:上条当麻(転生)

【お前ら随分楽しそうだな!こっちは滅茶滅茶やばいんだが⁉】

 

287:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、イッチ。インデックスさんどうなったん?

 

288:上条当麻(転生)

【どうもこうも見ての通りですよ畜生!なんで俺レーザーに追い回されてるの⁉】

 

289:上里翔流(転生)

ガンバガンバ(棒読み)

まあ、骨は拾ってやるよ

 

290:以下、名無しの転生者でお送りします

>>289

死ぬ前提で草

 

291:以下、名無しの転生者でお送りします

>>289

ぐう畜

 

292:以下、名無しの転生者でお送りします

取りあえず、俺らが知識でサポートしたる

 

293:以下、名無しの転生者でお送りします

>>292

人間の鑑。他のニキも見習って?どうぞ

 

294:以下、名無しの転生者でお送りします

やだ

 

295:以下、名無しの転生者でお送りします

>>294

即答で草

 

296:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、イッチがレーザー受け止めた

 

297:以下、名無しの転生者でお送りします

クライマックスか?

 

298:以下、名無しの転生者でお送りします

まだ始まったばかりなんですがねぇ……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

 初めてそいつを見た時、私はとても驚いた。

 

 その()()()()()()()は、まるで()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 なぜそんな表情をし、そんな目をするのか、分からなかった。

 そりゃ、多少は嫌なことがあるかもしれない。けど、そこまで絶望するほど、嫌なことがあるとは思えなかったからだ。

 しかし、皮肉にもその少年は、私が無視できないほど強大な力を持っていた。

 

「ちょっとアンタ!私と勝負しなさいよ!」

 

 私……御坂美琴は、学園都市ではそれなりに名が通っている。

 学園都市に7人しかいない超能力者(レベル5)、その第3位。超電磁砲(レールガン)の異名でも通っていて、基本的に知らぬ者はいない。

 まあ、偶に私のことを知らず、絡んでくる不良(バカ)がいるが。

 

「……なんでだよ?」

 

 絶望少年……どうやら、()()()()()()()()()()……に勝負を挑む。

 彼はどういう訳か、私の電撃攻撃を打ち消す。それも何度も。どれだけ威力を上げても、少年には傷一つ付けられない。

 

「決まってるでしょ。私は、自分より強い奴が気に入らないのよ!」

 

 私は中学生だ。自分より強い奴がいるなら、そんな風に、意地になることもある。

 

「……お前の事情なんて知ったことじゃない。あんまりしつこくするなら、警備員(アンチスキル)に通報するぞ」

「な――ッ⁉権力に頼ってんじゃないわよ!卑怯者!」

「知るか。一般市民として当然の対応だ」

 

 何をしても無関心、無表情。兎に角やる気……いや、生気がなかった。

 もしかしたら私は、この男が心配だったのかもしれない。

 いつ消えてもかしくない、風前の灯火……そんなイメージがあったからだ。

 

 だから

 

「えっ……?」

 

 あの時、あの男を見た時、心底驚いた。恐らく、初対面の時よりも、遥かに。

 その少年の瞳には、()()()()()

 学園都市を見渡しては子供のようにはしゃぐ……まるで初めてこの街に来た人物のようだったが、その時の私には、どうでもよかった。

 

 これが、今まであってきたあの少年なのか?

 

 思わず自分の目を疑った。他人の空似と言われた方が、信じられたかもしれない。

 しかし、何度見返しても、自身の記憶にあるあの少年と同じ顔、同じ制服を着ていて、同じ髪型をしている。

 私はしばらくその場で呆然としていた。気づけば、少年はいなくなっていた。

 

 

 しかし、学校が終わり、いつもの公園で自販機を蹴ろうとした時、再びあの少年に出くわした。

 

「ちょっとアンタ!今度こそ私と勝負してもらうわよ!」

 

 いつもの様に、私はそう言った。

 

「え……は、いや……」

 

 しかし、少年の方は、何故だかとても戸惑っていた。

 

「……その……お断りします」

 

 とても丁寧な敬語で、断られてしまった。

 そんな風に断られたのは初めてで……、何故だか、その少年との距離が、一気に開いてしまった……そんな感覚に陥った。

 

「あ……その、ごめん」

 

 それが何故か嫌で、思わず反射的に謝ってしまい、居たたまれなくなったので、帰ろうとした。

 ……だが

 

「あ、ごめん!やっぱ今のなし‼やろう!今すぐ勝負しよう!」

 

 私は一瞬、その言葉が理解できなかった。

 いつも権力に頼ってまで私との勝負を避ける癖に、何故か自分から勝負をしようというのだ。

 普通なら、何かあるのではと疑ってしまうだろう。

 

「え、ホント⁉……よ、よし!いいじゃないの!ついてきなさい!」

 

 しかし、勝負をしてくれるという嬉しさのあまりに、そんな考えは蚊帳の外だった。

 まあ、実際は何もなかったのだが。

 

(でも、ホントにどうしたのかしら?)

 

 何故かはわからない。

 けど、その少年を見ると、素直に喜べない自分がいる。例えるなら、待ちわびた玩具が、テレビで見たのと全く違っていた。そんな気持ちだった。

 それだけが、少し気がかりだった。

 

 

 



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part2

前回より短い。


「……お、いたいた」

 

 階段を降り、裏手の駐車場にやってきた上条(転生)。

 彼の目の前には、光り輝く銀髪シスター、スレ民にインデックスと呼ばれる少女……がいた。

 

「――侵入者を再確認。これより特定魔術『(セント)ジョージの聖域』を発動、侵入者を破壊します」

 

 すると、銀髪シスターから、謎の極太の光のレーザーが放たれる。

 上条はそれを回避するが、レーザーは上条を追尾する。

 

「くそっ、追尾機能とかあるのかよ!」

 

 レーザーに追われ、逃げ切れなくなった上条は、それを右手で受け止める。

 

「ぐぉぉ……!重い重い!何だこれ⁉」

 

 この時、上条は気づいていなかった。

 自分と少女の戦いを見つめる、二つの人影に。

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

 

 

 

300:上条当麻(転生)

それで?俺はどうしたらいいわk

【ちょ、押し潰されるーーー!】

 

301:以下、名無しの転生者でお送りします

まずは情報から。

そのレーザーは竜王の吐息(ドラゴン・ブレス)つって、右手が処理落ちするほど大量の魔術を束ねたレーザー。

 

302:上条当麻(転生)

【ちょっと待て!何だ魔術って⁉超能力だけじゃないのか⁉】

 

303:以下、名無しの転生者でお送りします

基本的に原作上条さんは魔術と科学を行ったり来たりしてる。

どちらかと言うと魔術の方が多いけどな。

 

304:上里翔流(転生)

取りあえず、インデックスに接近して、魔法陣を破壊するんや。

話はそれからやで。

 

305:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、何をするにしても、インデックスを助けるのが、物語の始まりやからな。

 

306:上条当麻(転生)

【ちょっと待った。助ける?どういうことだ?】

 

307:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、イッチは原作知らんのか。じゃあ、取りあえずざっと説明するで。

 

そのインデックスは、完全記憶能力って言う能力を持ってて、その世界の全ての魔術とその術式を記憶してる。そして、それを他の魔術師は喉から手が出るほど欲してる。

で、それを他のとこにとられたくないインデックスの雇い主は、インデックスに『首輪』をつけた。本人が他のとこに逃げない為にと、実は他の使用用途もあるが、これはまた今度。

それで、その『首輪』は魔術で、イッチが右手で破壊したから、最終防衛ラインみたいなのが出てきて、修復しようとしてる。

 

308:以下、名無しの転生者でお送りします

>>307

キッチリ3行に収めるの流石っす。

まあ、スマホ版じゃあ三行じゃないんですけどね。

 

309:上条当麻(転生)

【このまま置いておくとどうなるんだ?】

 

310:以下、名無しの転生者でお送りします

分からん。ていうか、原作ではインデックスが助かったから、もし助からなかったらっていうのがないねん。

だから、失敗した場合のことは考えんほうが良い。

 

311:上里翔流(転生)

取りあえず、イッチはインデックスに近づいて、魔法陣を破壊、そのためには、インデックスに触れる。勿論右手で。

 

312:上条当麻(転生)

【了解っと。……にしても、こんな小さな女の子が、首輪なんてものつけられてるとはねぇ】

 

313:以下、名無しの転生者でお送りします

詳しい話はまた後でしたる。

行け!イッチ、幻想殺し!

 

314:以下、名無しの転生者でお送りします

>>313

ポケモンかよww

 

315:以下、名無しの転生者でお送りします

お、イッチレーザー抜けたぞ。

 

316:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、でも神よ・なんたらが発動しそうになってるぞ。

 

317:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチのほうが早い!

 

318:上条当麻(転生)

【くそっ、やってやるよ!この世界が、たった一人の女の子に、首輪なんて残酷なモンを押し付けるほど腐ってるって言うなら、まずは!――その幻想をぶち殺す‼】

で、いいんでしたっけ?

 

319:以下、名無しの転生者でお送りします

>>318

そげぶは知ってんのな。

 

320:上条当麻(転生)

スマホゲームのCM見たからな。

 

321:以下、名無しの転生者でお送りします

>>320

あれはその幻想をぶち壊すだった気が……。

 

322:以下、名無しの転生者でお送りします

>>321

細えこたぁいいんだよ!

ておい!羽が出たぞ!

 

323:上条当麻(転生)

【ん?何だこの羽?】

 

324:上里翔流(転生)

イッチ!その羽を右手で消すんや!早く!

 

325:以下、名無しの転生者でお送りします

おぉ!

 

326:以下、名無しの転生者でお送りします

ぎ、ギリギリやな。

 

327:以下、名無しの転生者でお送りします

危うくイッチの記憶が飛ぶとこやったで。

 

328:上条当麻(転生)

え、ちょっと待って。なにこいつら?

 

329:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、ステイルさんに神裂さん。チッスチッス。

……あれ、ステイルってこんな身長低かったっけ?

 

330:ステイル(転生)

……厄介なことになったな。

 

331:以下、名無しの転生者でお送りします

>>330

え?

 

 

―――

 

―――――――

 

―――――――――――

 

 

 

 赤髪の神父……()()()()()()()()()()()()()と、露出の多い服を着た日本刀を構える女性が、上条の前に立つ。

 

「それで?これはどういう状況だい?」

「……質問は一つです。……少年、貴方は何者ですか?」

「はい?え、いや、それはこっちのセリフ……」

 

 赤髪の少年のほうはそこまで警戒していないようだが、女性の方は、随分と警戒心高めだ。

 

「全く、折角こっちで彼女を救う手立てを整えていたって言うのに、とんだ無駄足になったね」

「……ステイル。貴方はもっと、この少年を警戒すべきです。何故、彼がインデックスのことを知っていたのか。何故、『首輪』を破壊できたのか。……とにかく、どの魔術結社がバックにいるのかを――」

「警戒しすぎだよ神裂。ソイツにそんな器用な真似ができるとは思えないね。大方、偶然の産物だろう」

「偶然?これだけのことがすべて……」

「そう言い切るしかないだろう?」

 

 ステイルと呼ばれた少年は、懐から()()()()()()()()()、食べ始めた。

 

「まあでも、事情は聞きたいね。神裂、彼女を一度病院へ連れて行ってくれ。ソイツは僕に任せろ」

「……分かりました。貴方がそう言うのなら」

 

 そう言った神裂と呼ばれる女性は、インデックスを抱え、去っていく。

 

「え、ちょ――」

「気にするな。彼女らはゲスト登録されているから、病院へ連れて行っても捕まりはしない。取りあえず、転生者(どうるい)同士で話し合おうじゃないか」

 

 そう言ったステイルは、大きくため息をついていた。

 

 

 

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

 

343:ステイル(転生)

まあ、そう言う訳だ。後、僕の身長は150cm台だ。

 

344:以下、名無しの転生者でお送りします

ほえ~、つまりステイルさんも神様事故の被害者ってわけなんですか。

というか、ショタステイルって誰得?

 

345:上条当麻(転生)

ていうか、なんでわざわざ掲示板で話してるの?直接話せばよくね?

 

346:ステイル(転生)

それじゃ他のスレ民が状況理解できないだろ?

又聞きじゃ、情報は正確には伝わらないからね。

 

347:以下、名無しの転生者でお送りします

>>346

有能っすねステイルニキ。

 

348:以下、名無しの転生者でお送りします

つまり、目が覚めたらステイルだったステイルニキは、とりあえず適当にやってたらステイルの魔術使えたから、ステイルとして生きつつ、インさんを助けようとしてたと。

 

349:ステイル(転生)

大方そうだね。まさか、上条当麻が同類だとは思わなかったが。

 

350:上里翔流(転生)

原作と違ってかませではないんっスね。

 

351:ステイル(転生)

>>350

かませ言うな

 

352:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、とある世界の神様事故多すぎ問題なんだが。

 

353:上里翔流(転生)

>>352

それは後回しだ。

インデックスはもう大丈夫なんだな?

 

354:ステイル(転生)

ああ。問題ないはずだ。

そして、ここからが重要だが……。

 

355:以下、名無しの転生者でお送りします

(;゚д゚)ゴクリ…。

 

356:上条当麻(転生)

……え、何この空気?

 

357:以下、名無しの転生者でお送りします

>>356

さぁ?

 

358:上里翔流(転生)

ぶっちゃけさ、もう原作崩壊とかいう次元超えてるよね?

 

359:ステイル(転生)

ああ。この先何が起こるか予想がつかない。

因みに、こっちのほうでアウレオルスを片づけてしまったから、2巻の展開も起こらないぞ。

 

360:以下、名無しの転生者でお送りします

いやステイルきゅんが原作崩壊起こしてるーー!

 

361:以下、名無しの転生者でお送りします

なにやってんの?バカなの?

 

362:ステイル(転生)

>>360

>>361

仕方ないだろ。あの女狐……クソ悪魔がやれつったんだから。

 

363:以下、名無しの転生者でお送りします

マジかよアークビショップ最低だな。もうアンチ辞めます。

 

364:以下、名無しの転生者でお送りします

>>363

いや、なんでアンチ辞めんねん。

 

365:>>363

これからはファンになります。

 

366:上条当麻(転生)

>>363>>365

いや逆ーー!?

 

367:ステイル(転生)

さて、そろそろお暇させてもらうよ。

神裂たちから連絡が来た。インデックスの誤解も解けたので、イギリスに戻るんだ。

 

368:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?イッチと同棲しないの?

 

369:以下、名無しの転生者でお送りします

いや、ほとんど関わってないやろ。

少ししか喋ってない奴と一緒に住むとか訳分からん。

 

370:以下、名無しの転生者でお送りします

>>369

それな。

 

371:以下、名無しの転生者でお送りします

というか、イッチが女の子と同棲とか絶許。

 

372:上条当麻(転生)

何なのお前ら?俺の事嫌いなの?

 

373:以下、名無しの転生者でお送りします

ソ、ソンナワケナイジャナイカー(汗)

 

374:以下、名無しの転生者でお送りします

き、気のせいだと思うよ(目逸らし)

 

375:上条当麻(転生)

目ぇ逸らしてんじゃねぇよ畜生!

不幸だーー!

 

376:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、不幸だ頂きました。

 

377:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、ステイルきゅんマジでいったんか。

上里も音沙汰がないな。

 

378:上条当麻(転生)

 

379:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?どしたイッチ。

 

380:上条当麻(転生)

………………補習。

 

381:以下、名無しの転生者でお送りします

 

382:以下、名無しの転生者でお送りします

 

383:以下、名無しの転生者でお送りします

 

384:以下、名無しの転生者でお送りします

あっはっは!……あ。

 

385:以下、名無しの転生者でお送りします

やっちまったな!

 

386:上条当麻(転生)

やっべぇ!素で忘れてたぞ!先生が泣く前に行かねえと!

そう言う訳だ。一旦落ちる。じゃあの!

 

387:以下、名無しの転生者でお送りします

おう。

 

388:以下、名無しの転生者でお送りします

そう言えば、補習あったなぁ。

 

389:以下、名無しの転生者でお送りします

完全に忘れてたわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 

「くそ、間に合う……訳ないよなー」

 

 大急ぎで学校へと走るが、とても間に合う気がしない。

 

「はぁ、不幸だ……」

「あっ、見つけた!」

 

 すると、背後から声を掛けられたので、振り返ると 

 

「お前は……さっきの」

「あの……ありがとうなんだよ!」

 

 インデックスがそこにいた。

 

「……別に、大したことはしてないよ」

「そんなことないんだよ。すているたちから聞いたよ。ありがとう」

 

 お礼を言われるほどじゃない。

 そもそも、スレ民にやれと言われてやっただけで、自分の意志で助けたわけではないのだ。

 

「まあ、詳しい事情はお前には聞かねぇよ」

「……うん。分かってる。貴方は地獄に行くはずだった私に手を差し伸べてくれた。でも、私はその手を握るわけにはいかないから」

「……なあ」

「?」

 

 少し寂しそうな表情をするインデックスを見ると、言わずにはいられなかった。

 

「……助けてほしいときは、助けてくれって言えよ?必ず手を貸してやるからさ」

「!……うん、本当に……ありがとうなんだよ」

 

 満面の笑みで、インデックスはそう言った。

 俺はそのまま学校へと向かう。

 

「……スレ民の言うことを聞くだけじゃなくて……たまには、自分の意志で人助けでもしてみるかね?」

 

 なんとなく、柄にもなく、そんなことを思った。

 

 

 




三人目の転生者。
そしてもちろん、これからも転生者は増えます(白目)。
神様どんだけ事故起こすんだよ。アクシズ教の御神体ですか?
ショタステイル……誰得だ?


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part3

割と展開が進むのが早い気がする今日この頃。



423:以下、名無しの転生者でお送りします

にしても、結構時間たったな。

 

424:以下、名無しの転生者でお送りします

こっちではもう二日経ってるが。

 

425:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチの世界やと一週間くらい経ってそう。

 

426:上条当麻(転生)

残念。八月だ!

 

427:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ!

 

428:以下、名無しの転生者でお送りします

てかもうそっち八月?早くね?

 

429:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ時間の流れ方が違うんだし、多少はね?

 

430:以下、名無しの転生者でお送りします

便利すぎるな。時間の流れ方が違うって。

 

431:上条当麻(転生)

っていうかさ、聞いてくれよ。

 

432:以下、名無しの転生者でお送りします

どした?

 

433:以下、名無しの転生者でお送りします

なんかいい事でも……あるわけないか。

 

434:上条当麻(転生)

>>433

言うなよ悲しくなるだろが。

そうじゃなくてさ、御坂って妹いたんだな?俺知らなかったわ。

 

435:以下、名無しの転生者でお送りします

>>434

は?

 

436:上条当麻(転生)

しかもジャッジメントやってんだろ?全くさぁ、お前らも御坂にあんなにそっくりな双子がいるなら教えてくれよ。

俺初対面でテンパっちまったじゃん。

 

437:以下、名無しの転生者でお送りします

ちょっと待った。イッチ、みこっちゃんの妹にあったの?

そいつもしかしてゴーグルつけてる?

 

438:上条当麻(転生)

>>437

付けてたぞ?

 

439:以下、名無しの転生者でお送りします

ああ……。

 

440:以下、名無しの転生者でお送りします

そうか……3巻か。

 

441:以下、名無しの転生者でお送りします

ついに来ちゃいましたねぇ。

 

442:以下、名無しの転生者でお送りします

み ん な の ト ラ ウ マ

 

443:以下、名無しの転生者でお送りします

この様子やと実験やってるってことか?じゃあ、一通さんは憑依してないのか。

 

444:以下、名無しの転生者でお送りします

残念。アクセラさんに誰か憑依してくれてたら、シスターズ誰も死なんと済んだのに。

いや、原作知識なかったりサイコな奴ならそうもいかんか。

 

445:上条当麻(転生)

は?死ぬ?どういうこと?

 

446:以下、名無しの転生者でお送りします

省略して伝えると……そのゴーグルは正確には御坂の妹ではない。

 

447:上条当麻(転生)

>>446

はぁ?あんだけそっくりで姉妹じゃないってか?

 

448:以下、名無しの転生者でお送りします

せや。ソイツはクローンや。

 

449:上条当麻(転生)

ファッ!?

 

450:上里翔流(転生)

今北産業

 

451:以下、名無しの転生者でお送りします

いつの間にか八月になってた。

イッチ、御坂妹と出会う。

とりあえず3巻の説明。←今ここ

 

452:上里翔流(転生)

把握。

面倒なことにならんといいが。

 

453:以下、名無しの転生者でお送りします

一通さんは憑依してないっぽい。

 

454:上条当麻(転生)

一通さんって誰?

御坂妹がクローンってどういうこと?

実験てなに?

 

455:以下、名無しの転生者でお送りします

>>454

一通さん、通称一方通行(アクセラレータ)。学園都市最強のレベル5。

御坂妹はさっき言った通りクローン。学園都市で20000体製造されてた。通称妹達(シスターズ)

実験。シスターズをアクセラレータが2万体頃すことでアクセラレータをレベルアップさせる実験。成功したらレベル6になる。

 

456:上条当麻(転生)

レベル……6?

それに……、二万だと?そんな数どうやって……一日一体ずつでも……まさか。

 

457:以下、名無しの転生者でお送りします

>>456

一体ずつどころか、一日に20体近く殺されてるんだよなぁ。

 

458:以下、名無しの転生者でお送りします

正直一通さんの精神力のには敬意を表する。毎日のように同じ人間を何十体も殺す生活とか耐えられんわ。

 

459:以下、名無しの転生者でお送りします

だから人形だと思い込もうとしてたんだよなぁ。

 

460:上条当麻(転生)

……おい。

 

461:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?

 

462:以下、名無しの転生者でお送りします

どしたイッチ。

 

463:上条当麻(転生)

……次の実験は……どこでやるんだ?

 

464:以下、名無しの転生者でお送りします

……。

 

465:以下、名無しの転生者でお送りします

おいイッチ、実験は本家の上条さんがしっかり止めてた。

つまり長続きするものじゃない。ここはタイミングを待つべきだ。

 

466:上条当麻(転生)

>>465

知るか。こうしてる間にも、アイツがどこかで殺されるかもしれないんだぞ!?

それを知って……野放しには出来ねぇよ!

 

467:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ……。

 

468:上里翔流(転生)

イッチ。今どこにおる?

 

469:以下、名無しの転生者でお送りします

上里ニキ!?

 

470:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、そうなるよなぁ。俺らがサポートするから、一通さんをぶっ飛ばしてやってくれ。

 

471:以下、名無しの転生者でお送りします

……まあ、今更原作の流れなんて気にしてもしゃーないか。

 

472:上条当麻(転生)

お前ら……。

現在地は……本屋だな。

 

473:以下、名無しの転生者でお送りします

本屋?

 

474:以下、名無しの転生者でお送りします

これは……幸いか不幸か。

 

475:上里翔流(転生)

イッチ、多分向かいの通りに路地裏があると思う。そこに入れ。

 

476:上条当麻(転生)

向かいの通り……あ、あそこか。了解。

【リアル中継モード】

 

477:以下、名無しの転生者でお送りします

さて。頑張れよイッチ。

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

「さてァって、問題です。この俺、一方通行(アクセラレータ)は、果たしてナニをしているでしょォかァ!?」

「……反、射……!?」

 

 ボロボロの姿で路地裏に横たわる被検体ナンバー10031号の妹達(シスターズ)が、弱々しく一方通行(アクセラレータ)の問いに答える。

 

「いや残念。ソイツも合ってんだが、俺の本質とは違うンだよねェ!」

 

 狂気的な笑みを浮かべた一方通行(アクセラレータ)が、10031号ににじり寄る。

 今の彼女は、一方通行(アクセラレータ)によって反射された自身の電撃で、体が麻痺している。

 そのため、指一本動かすことが出来ない。

 

「答えは『向き(ベクトル)』変換でしたァ!運動量、熱量、電気量。あらゆる『向き』は、俺の皮膚に触れただけで変更可能って訳!デフォじゃ『反射』に設定してあるけどなァ!」

 

 なんだそれは、と10031号は絶句する。

 そうして、ほぼ零距離の位置に来た一方通行(アクセラレータ)が10031号へと手を伸ばした。

 

「させねえよ」

 

 そして、一方通行(アクセラレータ)のその手を()()()()()()()

 

「あァ?」

 

 一方通行(アクセラレータ)は突然の邪魔ものに、不愉快そうに視線を向けようとし、違和感に気づく。

 なぜ、その手は自分を掴めるのか。彼の反射で、その手は弾かれるはずなのに。 

 

「オマエ――」

 

 一方通行(アクセラレータ)が、手を掴んだものの正体を見る事は叶わなかった。

 その前に、彼の顔面に、強烈な拳が突き刺さったからだ。

 

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

490:以下、名無しの転生者でお送りします

決まった!

 

491:以下、名無しの転生者でお送りします

すげぇ、見事に顔面にめり込んだぞ。

 

492:以下、名無しの転生者でお送りします

一通さん貧弱スギィ!

 

493:上条当麻(転生)

【テメェ……なんでこんなことしてんだよ……!】

 

494:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、そういやイッチにはちゃんと一通さんの事情説明してなかったな……。

 

495:以下、名無しの転生者でお送りします

後でよくね?変にイッチが一通さんに同情したら、隙つかれて殺されそうやし。

 

496:以下、名無しの転生者でお送りします

せやな。

 

497:以下、名無しの転生者でお送りします

お、一通さんが最強のその先、無敵に行くとかいうなろうでも言わないような中二台詞を……!

 

498:上条当麻(転生)

【……そんなモン手に入れて……お前は何がしたいんだ?】

 

499:以下、名無しの転生者でお送りします

正論。

 

500:以下、名無しの転生者でお送りします

一通さんポカンとしてますね。

 

501:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、無敵になった後の事特に考えてなさそうやしなぁ。

 

502:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチのセリフが鎧武の紘汰と戒斗の言い合いみたい。

 

503:以下、名無しの転生者でお送りします

>>502

それな。

 

504:以下、名無しの転生者でお送りします

ふむ、話し合いは破綻。ということは?

 

505:以下、名無しの転生者でお送りします

戦闘開始ィィィィィィィィ!!!

 

506:上条当麻(転生)

……なんでそんなはしゃいでんのお前ら?空気読んでくれn

【ぐぉぉぉ――ッ!?なんだこれ……ゴミ箱が勝手に飛んできた!?】

 

507:以下、名無しの転生者でお送りします

ベクトル変換や。多分重力とか諸々を操作したんやろ。

 

508:以下、名無しの転生者でお送りします

取りあえず躱せイッチ。その遠距離攻撃は幻想殺しじゃ防がれへんねん。

 

509:上条当麻(転生)

え、そうなの?危うく右手伸ばしそうになったんだけど。

【……だったら、近づいて殴る!】

 

510:以下、名無しの転生者でお送りします

おぉ。上手く飛来物を躱して一通さんの懐に!

 

511:以下、名無しの転生者でお送りします

ここ狭い路地裏だから一通さん逃げらんないんだよなぁ。

 

512:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチの 強烈パンチ 効果は抜群だ

 

513:以下、名無しの転生者でお送りします

ひでぇ。右腕で掴んで反射消して、空いた左手で殴りまくるとか、鬼かよ。

 

514:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、原作の上条さんは御坂のせいでボロボロだったし、万全の状態やったらこうなるってことちゃう?

 

515:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、一通さん完全に倒れた。……あれ?風力操作は?

 

516:以下、名無しの転生者でお送りします

……あれだな。路地裏で、四方を囲まれてるから……。

 

517:以下、名無しの転生者でお送りします

あぁ……。風、来ないもんなぁ。

 

518:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ一人勝ちやん。原作の大変さとかすっ飛ばしてやがる。

ていうか、風力操作ないって大丈夫なんか?

 

519:上条当麻(転生)

【リアル中継モード解除】

終わったぞ。なんか最強って割にあんまり大したことなかったな。

これなら偶に襲ってくるスキルアウトのほうが強いぞ。

 

520:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、反射だけで戦ってきた男ですから。

>>518

多分……そのうち、自分で勝手に習得するかも……。

 

521:以下、名無しの転生者でお送りします

>>519

素のステータスに問題ありなんだよなぁ。

 

522:上条当麻(転生)

取りあえず御坂妹を病院に連れていった。途中誰かに見られないかと冷や冷やしたぞ。

 

523:上里翔流(転生)

オツカーレイッチ。

やり過ぎじゃね?

 

524:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、これくらいボコっておいた方があとあと慢心とかなくなるし……。

 

525:以下、名無しの転生者でお送りします

寧ろこれからの戦いの難易度が上がりそう。ロシアとか大丈夫かな?

 

526:上条当麻(転生)

ついた。なんかカエルみたいな顔の先生がいた。

ていうか、何も聞かず御坂妹を手術室に連れてったんだけど。

 

527:以下、名無しの転生者でお送りします

流石っすね冥土帰し。

 

528:以下、名無しの転生者でお送りします

その医者は冥土帰し(ヘブンキャンセラー)って言って、公式チートの回復キャラ。

基本的にどんな怪我でも治せる。原作上条さんもよくお世話になってる。

 

529:以下、名無しの転生者でお送りします

なんか思ってた3巻と違う。御坂と上条の言い合いとかどこ行ったの?

 

530:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチと御坂の話し合いはちょっと……あれは原作上条さんだからこそのモノやし。

 

531:以下、名無しの転生者でお送りします

>>530

それもそうやな。

 

532:上条当麻(転生)

ていうかさ、これで実験ってやつは終了するのか?

 

533:以下、名無しの転生者でお送りします

>>532

おう。

 

534:以下、名無しの転生者でお送りします

そもそもこの実験は、一通さんをレベル6にするのが目的じゃないからなぁ。

 

535:上条当麻(転生)

>>534

は?どういうこと?

 

536:以下、名無しの転生者でお送りします

この実験には別の目的があんねん。

それはクローンであるシスターズを全世界にバラまくことや。

 

537:以下、名無しの転生者でお送りします

正確には、外の学園都市協力機関に預かってもらうねん。

 

538:上条当麻(転生)

なんでそんなことを?

 

539:以下、名無しの転生者でお送りします

シスターズは無理やり成長させられたせいで寿命がクソ短い。

だからその寿命を延ばして、人並みに生きられるようにするには、また治療がいる。

 

540:以下、名無しの転生者でお送りします

まあでも、10000人くらいの人間を確保する余裕は、学園都市にはない。

だから、外の機関の協力が必要……という理由。これにより、合法的かつ安全に能力者を全世界にバラまけるねん。

 

541:上条当麻(転生)

だからなんで能力者を?

 

542:上里翔流(転生)

能力者は常にAIM拡散力場ていう微弱な力を発してる。

その力場を全世界に構築するためや。つまり、レベル6への進化は、このための隠れ蓑やったんや。

 

543:以下、名無しの転生者でお送りします

まあつまり、一通さんも利用されてたんや。

 

544:上条当麻(転生)

そういや……アイツ、結局なんであそこまでレベル6に固執したんだ?

 

545:以下、名無しの転生者でお送りします

そんじゃあ、まずはそこから説明するか。

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 かくして、最悪の実験は終了を告げた。

 学園都市最強の一方通行(アクセラレータ)が、無能力者(レベル0)相手に手も足も出ず負けた。その事実は、研究者たちを大いに驚愕させた。

 この計画は、『樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)』という超高性能スーパーコンピューターの演算結果を主導に行われていたが、つい先日、肝心の演算機は何者かに撃墜された。

 尤も、()()()()()()()()()()()()()()()

 これにより、計画の見直しは不可能となり、研究者たちは失意に沈んだ。

 

 そして、それ以外の全員の望む結果となった。

 

 能力者(シスターズ)は合法的に全世界にバラまかれる。

 残忍な計画は二度と起きない。

 これ以上誰も死なない。

 

 こうして、何も得ることが出来なかったのは、皮肉にも、絶対能力者(レベル6)を追い求めていたものだけであった。

 

 

 

 

「……答えろ。アレイスター」

 

『窓のないビル』内部。

 そこで、金髪サングラスの少年、土御門元春が、ビーカーの容器の中のような場所で、逆さに浮いている男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見える「人間」 。

 学園都市で最高峰の位置、統括理事長であるアレイスター=クロウリーを睨みつけながら問う。

 

「上条当麻に何をした?」

「ふむ。質問の意味が分からないな?」

 

 土御門の問いに、統括理事長はやれやれと言った調子で答えた。

 

「とぼけるな。夏休み前を境に、上条当麻は変わった。そう、()()()()()()()()()()

「……」

「……あの男は、あんな風に、()()()()()()()()()()()()()()()()()はずだ」

 

 統括理事長は無言を貫く。どうやら、答える気はないようだ。

 仕方ないと、その場を立ち去ろうとした土御門は、肩越しに一度振り返り――

 

「……これ以上アイツに何かするなら、流石の俺も黙っていないぞ」

「ふっ、可笑しなこと言う。君は、()()()()()()()()()()()()()()()?」

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。俺は……いや、()()()、アイツの友人であるつもりだ」

 

 そう言い残した土御門は、案内役の力を借り、その場を去った。

 誰一人いなくなった部屋で、統括理事長は、誰に言うでもなく呟く。

 

「土御門元春。私からすれば、君もだいぶ変わったと思うがね? ……それにしても、()()()()()()()()()()()……計画(プラン)を組みなおす必要があるな」

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

571:以下、名無しの転生者でお送りします

とまあ、一通さんに関してはこんな感じだ。

にしても、こんな形で3巻終わるとはな。

 

572:以下、名無しの転生者でお送りします

原作崩壊しすぎて☆さんもぶち切れ案件ですねクォレは。

 

573:上条当麻(転生)

>>571

サンクス。そうか、アイツも苦労してたんだな……。

>>572

☆さんって誰?また新キャラ?

 

574:以下、名無しの転生者でお送りします

>>573

学園都市統括理事長、アレイスター=クロウリーの略称。

 

575:以下、名無しの転生者でお送りします

スターってつくから☆さん。

 

576:上条当麻(転生)

わけがわからないよ。

 

577:以下、名無しの転生者でお送りします

>>576

キュゥべえはヤメチクリ~。

 

578:上条当麻(転生)

あれ?病院に御坂が来たぞ?

 

579:以下、名無しの転生者でお送りします

え?

 

580:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、そう言えば、御坂って路地裏の戦闘は研究所に侵入した時に見てたんだっけ?

 

581:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、御坂からしたら、自分が必死に研究所潰し回ったり、レベル5の一人とやり合っても、どうにもならなかったのに、イッチが一瞬で解決しちゃったからな。

物申したいこともあるんじゃね?

 

582:上条当麻(転生)

なんかめっちゃぐいぐい迫ってくるんだが。

実験の事何処で知ったとかめっちゃ聞いてくるんだが。

 

583:以下、名無しの転生者でお送りします

>>582

あー、そりゃそうか。そうだよな。御坂の持つレポート見たわけでもないもんな。

 

584:以下、名無しの転生者でお送りします

たまたま路地裏を通ったら現場に居合わせたんだ。(カンペ)

 

585:以下、名無しの転生者でお送りします

>>584

有能。

 

586:上条当麻(転生)

取りあえずその通りに伝えた。

そしたら、「別に戦う必要はなかったじゃない!アンタ、誰と戦ったか分かってるの!?相手は学園都市最強のレベル5なのよ!?」

って言って怒鳴ってきた。

 

587:以下、名無しの転生者でお送りします

おう。さらっとイッチの事心配するみこっちゃん流石だな。

 

588:上条当麻(転生)

取りあえず、それがあいつを助けない理由にはならないって伝えたら、なんかポカンとしてる。

『画像』

 

589:以下、名無しの転生者でお送りします

開いた口が塞がらないとはこの事だなww。

 

590:以下、名無しの転生者でお送りします

流石みこっちゃん。やることなすこと王道。

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 やけになって研究所の一つを潰していた時、実験の中継映像を見た。

 この実験は10031回目。つまり、あの時、アイツも見たあの妹達(シスターズ)だ。それが、彼女の前に立つ白い悪魔に潰されそうになっている。

 自分の妹が危機に晒されている。……なのに

 

「なん、で……!」

 

 自分は無力だ。余りにも。

 彼女たち(シスターズ)を救うことも、学園都市最強(アクセラレータ)を倒すことも、実験を止めることも……何も出来ない。

 学園都市に7人しかいない超能力者(レベル5)?常盤台の電撃姫?大層な肩書だ。……で?それで何が出来た?

 結局、状況は何一つ変わらない。

 

 

 ――何でも解決してくれるママは、ここにはいない。

 

 ――神頼みしても、奇跡が起きるわけじゃない。

 

 ――泣き叫んでいたら駆けつけてくれるヒーローがいる訳ない。

 

 

「えっ……?」

 

 だから……、突如、画面に映っていた一方通行(アクセラレータ)が殴り飛ばされた時。

 それをやった人物を見た時……。

 

「……なんで……なんでアンタが……そこにいるのよ……!」

 

 その()()()()()()()()を見て、御坂は……。

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

626:上条当麻(転生)

医者が来た。御坂妹もうダイジョブらしい。

 

627:以下、名無しの転生者でお送りします

よっしゃ!

 

628:以下、名無しの転生者でお送りします

流石は公式チート。

 

629:以下、名無しの転生者でお送りします

この人がいなきゃとある成り立たないなこれ。

 

630:上里翔流(転生)

そういや、イッチは10032号にあわなかったのか?

 

631:以下、名無しの転生者でお送りします

ずっと張り付いてますね上里ニキ。

 

632:以下、名無しの転生者でお送りします

暇なんですかねぇ?

 

633:上里翔流(転生)

>>631

>>632

割と暇だ。学園都市にいないだけでこんなにも平和なんだな。

 

634:上条当麻(転生)

う~ん、多分……それらしい奴には会ってないぞ。

そもそも、公園で別れてから、一度も御坂妹にあってないし。

 

635:以下、名無しの転生者でお送りします

へ~、じゃあ10032号はいないんっスね。

 

636:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、あの子は原作上条さんのヒロイン。

というか、イッチにヒロインはいらん。

 

637:以下、名無しの転生者でお送りします

>>636

心が狭いぞ?もっと寛容になれよ。

それはそうとイッチ、みこっちゃんと良い雰囲気になったら連絡しろよ?我が爆裂魔法で消し飛ばしてやるから。

 

638:以下、名無しの転生者でお送りします

>>637

紅魔族や!頭のおかしい紅魔の娘だ!

 

639:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?>>637はTSか?

ていうか、>>637ニキおまいうなんだが。

 

640:>>637

違う。紅魔族に転生はしたが、めぐみんではない。

めぐみんとは一緒に爆裂道を極めてる。

 

641:以下、名無しの転生者でお送りします

じゃああれやれよ。紅魔族の名乗り。

 

642:ちょめちょめ

我が名はちょめちょめ!紅魔族随一のオタクにして、爆裂道を歩むもの!

 

643:以下、名無しの転生者でお送りします

ちょめちょめwww

 

644:以下、名無しの転生者でお送りします

ちょめちょめは草。やっぱり紅魔族は頭がおかしい。

 

645:以下、名無しの転生者でお送りします

紅魔族随一って……そもそも紅魔族にオタクとかおらんやろ。

 

646:以下、名無しの転生者でお送りします

>>645

それな。

 

647:上条当麻(転生)

お前ら楽しそうだな。

こっちは最悪やぞ?

 

648:以下、名無しの転生者でお送りします

どしたイッチ?また厄介ごとか?

 

649:上条当麻(転生)

おう。スキルアウトに絡まれたんだが、俺が一通さん倒したことがもう広まってやがる。

 

650:以下、名無しの転生者でお送りします

あ。

 

651:以下、名無しの転生者でお送りします

い。

 

652:以下、名無しの転生者でお送りします

う。

 

653:以下、名無しの転生者でお送りします

え。

 

654:以下、名無しの転生者でお送りします

を。

 

655:以下、名無しの転生者でお送りします

>>654

流れを崩しやがった!

 

656:以下、名無しの転生者でお送りします

草。

 

657:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、情報の伝達スピード早くね?

 

658:上条当麻(転生)

いや、どうやらさ?俺が一通さんボコった時の映像が盗撮されてたっぽい?

ついさっきも暴行罪でアンチスキルのお世話になりかけた。

 

659:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ捕まりそうになってて草。

 

660:以下、名無しの転生者でお送りします

でも、スキルアウトに狙われるってことは、ちゃんと出られたんだろ?

 

661:上条当麻(転生)

おう。学園都市上層部から俺を釈放するよう指令が出たらしい。

 

662:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、上条さんは☆さんの計画の要の一つやから、捕まられたら困るわな。

 

663:上条当麻(転生)

それどころか、治安維持組織だけに、実験の内容が公開された。

 

664:以下、名無しの転生者でお送りします

>>663

ファッ!?

 

665:以下、名無しの転生者でお送りします

どういうことなの!?

 

666:以下、名無しの転生者でお送りします

1から話してくれないと分かんねえっす。

 

667:上条当麻(転生)

いや、どうやら俺の釈放に納得してないアンチスキルやジャッジメントを黙らせるための処置らしい。

しかも、実験の責任は天井?とかいう人が権力を使って押し切ったという設定にされてる。

学園都市上層部はその実験を隠蔽されてたせいで気づけなかったと。

 

668:以下、名無しの転生者でお送りします

天井責任押し付けられてて草。

 

669:上条当麻(転生)

あと、ひこぼし2号とかいうのがぶっ壊されていることも公開しとった。

 

670:以下、名無しの転生者でお送りします

>>669

ファッ!?

 

671:以下、名無しの転生者でお送りします

さっきから驚きの連続なんですが……。

なんでツリーダイアグラムじゃなくて監視衛星が壊れてんだよ。

……あ、1巻の展開が原作と違うからか。

 

672:以下、名無しの転生者でお送りします

でも筋は通ってるで。

監視衛星であるひこぼし2号がないから、実験の様子を見ることが出来ない。

けど、人工衛星が破壊されたとか、普通なら大パニックや。隠すのは当然。

 

673:以下、名無しの転生者でお送りします

あぁ……。だからか。イッチを釈放するには、それなりにちゃんとした説明がいるから……。

 

674:上条当麻(転生)

まあ、そんなわけで、取りあえず解放された。ひこぼし2号に変わる監視衛星はすぐに打ち上がる予定らしい。

一通さんは、人質を取られてて仕方なく実験に協力してたとかいう嘘設定。

あと、クローンにはまだ人権とかそれに関する法律が少ないことなどから、一通さんもお咎めなし。

 

675:以下、名無しの転生者でお送りします

おぉ……。それは普通によかったわ。

けど、クローンに人権がないってのがリアルやな。ヒューマギアみたいなもんか。

 

676:以下、名無しの転生者でお送りします

でも大丈夫?一通さん暗部落ちしないそれ?

 

677:以下、名無しの転生者でお送りします

う~ん、多分アンチスキルとかが一通さん見張ると思うから、そう簡単には接触できないと思う。

 

678:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?ラストオーダーとか大丈夫かな?

 

679:以下、名無しの転生者でお送りします

>>678

あ……。

 

680:以下、名無しの転生者でお送りします

oh、原作崩壊……。

 

681:以下、名無しの転生者でお送りします

やっちまったなぁ!

 

682:上条当麻(転生)

ようわからんが、考えるのめんどいから明日な。

さて、今日もコンビニ弁当や!(白目)

 

683:以下、名無しの転生者でお送りします

可哀そうにイッチ。

 

684:上里翔流(転生)

流石に草。まあ、一人暮らしなのが運の尽き。

因みに、ワイは弁当自分で作ってる。

 

685:以下、名無しの転生者でお送りします

上里ニキ女子力高スギィ!

そもそも幻想殺しあるから運とか0だろ思うんですよ(名推理)。

 

686:以下、名無しの転生者でお送りします

>>685

珍しく名推理なんだよなぁ。

 

687:上条当麻(転生)

ファッ!?

 

688:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?どしたイッチ(n回目)

 

689:上条当麻(転生)

いや、コンビニで弁当選んでたら、御坂が来てん。

それで「なんでコンビニ弁当なんか買ってるの?ちゃんとしたご飯食べてるの?」って聞かれたから、ここ最近はコンビニ弁当ばっかだぞつってん。

そしたら「ふ、ふ~ん。……じ、じゃあ、私が……その、ごはん……つ、作ってあげなくもないわよ!……べ、別に、これはあくまで、実験を止めてくれたお礼であって……他意はないんだからね!」とか。

いや、中学生にご飯作ってもらうって……。そもそもこいつに料理とかできるの?

 

690:以下、名無しの転生者でお送りします

これより裁判を開始する。

 

691:以下、名無しの転生者でお送りします

判決、死刑。

 

692:以下、名無しの転生者でお送りします

異議なし。

 

693:以下、名無しの転生者でお送りします

異議なし。

 

694:上里翔流(転生)

賛成。

 

695:上条当麻(転生)

いや待て!なんで俺死刑にされてんの!?

 

696:以下、名無しの転生者でお送りします

女の子にご飯を作ってもらう……それこそが判決を決めたと何故わからない?

 

697:以下、名無しの転生者でお送りします

しかもイッチの様子……これ気づいてなくね?

 

698:上里翔流(転生)

鈍感系主人公か。死ね。

 

699:以下、名無しの転生者でお送りします

>>698

辛辣ぅ!

だが助ける気はない。死ね。氏ねじゃなくて死ね。

 

700:上条当麻(転生)

神は……救いの神はいないのか?

 

701:以下、名無しの転生者でお送りします

その神様に転生させられてるのがワイら。

そして事故に遭ったのが上里ニキとイッチ。

 

702:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、なんでみこっちゃんが……原作みたいな展開なんてなかったのに……!

 

703:以下、名無しの転生者でお送りします

畜生めぇ!

 

 

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

「ち、ちょっとアンタ!」

「ん……?どうした御坂、こんなところで」

 

 ふと、コンビニ入っていくアイツを見かけたので、追いかけたら

 

「そのコンビニ弁当って……」

「ん?これか?今日の晩飯だけど?」

 

 流石に驚いた。自炊も何もせず、コンビニ弁当を食べていたなんて。

 一人暮らしらしいから、ご飯とかどうしているのかと思ったが……。

 

「ふ、ふ~ん。……じ、じゃあ、私が……その、ごはん……つ、作ってあげなくもないわよ!……べ、別に、これはあくまで、実験を止めてくれたお礼であって……他意はないんだからね!」

 

 思わずそんなことを言ってしまった。

 

「は……?……いや、そもそもお前料理とか出来んの?」

「あ?」

「いくら女の子が作ってくれた料理でも、炭に変化させられたのを食う気はないぞ俺……あの、御坂さん?」

「ん?なぁ~に~?」

「……なんでそんなにバチバチいってるんでせうか?」

 

 怒りと一緒に電気も漏れていたことにようやく気付いた。

 

「うふふふ」

「すげぇ、こんなに怖いお嬢様笑い初めて聞いた」

「さて、炭になるのは……一体誰かしらね?」

「ひぃぃぃぃぃ――ッ!?!?」

 

 情けない悲鳴を上げ、ビビり散らす上条。

 その姿に呆れた御坂は、ため息をついて電気を消した。

 

「はぁ………そんなへっぴり腰でよく第1位を倒せたわね?」

「……まあ、色々あるんだよ」

「なによ色々って。……それで、どうするの?」

「ん?何がだ……あぁ。じゃあ……お願いしましょうかね?」

「ふふ、よろしい」

 

 そして、スーパーに行き、食材を二人で買っていった。

 メニューはカレーだ。

 

「……まあ、うん」

「……」

 

 すべて暗黒物質になったが。

 

「……ほ、ほら!俺ん家の、器具もその、古かったしさ?」

「……うるさいわね。笑いなさいよ!そうよ!勢いだけで言ったけど、料理なんてしたことないわよ!」

 

 余計な気遣いをする上条と恥ずかしさで蹲る御坂。

 

「はぁ……」

 

 そんな姿に思わずため息をついた上条だが、台所からスプーンを取り出し、作られた暗黒物質(カレー)へと伸ばす。

 

「ちょ……!」

 

 気づいた御坂が止めようとするが

 

「ん?……思ったより美味いな」

 

 上条の感想を聞いて、驚愕する。

 

「えっ……!?」

 

 そのまま何度もカレーを口に運ぶ上条。その表情には、嘘偽りなど感じられず、苦しそうには見えない。

 思わず、御坂も自分の皿のカレーにスプーンを伸ばす。

 

「あれ!?ホントだ……でも、なんで!?」

「さあ?でも、こんなに美味いなら、毎日でも食べていたいけどな」

「な――!?そ、それって……!?!?」

 

 そんなこんなありながら、彼らの時間は過ぎていった。

 

 

 




さて、次回はついに4巻ですか。
事件がハイスピードで解決してて草生える。


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part4

4巻。
そろそろ次スレ立てる頃か。





739:上条当麻(転生)

ふざけんな畜生が。

 

740:以下、名無しの転生者でお送りします

どうしたイッチ?唐突に。

 

741:以下、名無しの転生者でお送りします

荒んでるな。珍しい。

 

742:上里翔流(転生)

なんか嫌な予感。

 

743:上条当麻(転生)

学園都市から追い出された。

 

744:以下、名無しの転生者でお送りします

あ……。

 

745:以下、名無しの転生者でお送りします

あ~、それはしゃーない。

 

746:上条当麻(転生)

なんか俺が一通さんぶっ飛ばしたのが広まり過ぎて、収拾つかないから、今は出てけみたいなこと言われた。

いや、お前らがふざけた計画やってるからやろが。それを止めたら出てけとかふざけんな。

 

747:以下、名無しの転生者でお送りします

まーしゃーない。これは普通ぶち切れ案件やもんな。

 

748:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチアンチスキルのお世話にもなりかけたしな。

 

749:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?この流れって……。

 

750:以下、名無しの転生者でお送りします

うむ。4巻やな。イッチ、最近殺人鬼の話題とか聞かんか?

 

751:上条当麻(転生)

殺人鬼?……そういや、ニュースで見たな。

火野とかいう殺人鬼が捕まったって。

 

752:以下、名無しの転生者でお送りします

日野?

 

753:以下、名無しの転生者でお送りします

Lever5の社長じゃん。

 

754:以下、名無しの転生者でお送りします

オリオンはクソ。

 

755:以下、名無しの転生者でお送りします

>>754

ここでオリオンアンチすな。

 

756:以下、名無しの転生者でお送りします

ワイは嫌いじゃなかったで。アレスの天秤(漫画)は。

オリオン?なにそれおいしいの?

 

757:上条当麻(転生)

話戻すぞ。

なんか俺の親に連絡して、夏休み最終日間近まで面倒見てもらうらしい。

いや、親の顔も知らんねんけど。

 

758:以下、名無しの転生者でお送りします

……あれ?これチャンスなんじゃね?

 

759:以下、名無しの転生者でお送りします

>>758

どういうこと?

 

760:>>758

いやさ、ぶっちゃけイッチが憑依する前の上条さんって謎じゃん?

 

761:以下、名無しの転生者でお送りします

せやな。まあ、恐らく鬱になったというのは分かるが。

 

762:以下、名無しの転生者でお送りします

あー!つまり、お父さんの昔話で、上条さんの子供の頃の話とか聞けば、何か分かるかもな!

 

763:上条当麻(転生)

ほえー、皆さん凄いっスね。

自分、学園都市について愚痴ることしか考えてませんでした。

 

764:以下、名無しの転生者でお送りします

>>763

もっと広い心をもって?どうぞ。

 

765:上条当麻(転生)

やだ。

 

766:以下、名無しの転生者でお送りします

即答で草。

 

767:以下、名無しの転生者でお送りします

そんなんじゃ上条さん失格ですよ?

 

768:上条当麻(転生)

>>767

別にいいし。俺は俺だもん。

 

769:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ正論やな。憑依した後どう生きるかは、ソイツ次第や。

 

770:以下、名無しの転生者でお送りします

それで?イッチは今どこにおるん?

 

771:上条当麻(転生)

学園都市を出て結構経った。今は旅館で手続きしてる。

わだつみってとこ。

 

772:以下、名無しの転生者でお送りします

早いな。ということはだ。

 

773:ステイル(転生)

ふむ。エンゼルフォールか。

 

774:以下、名無しの転生者でお送りします

>>773

ステイルきゅん!

 

775:以下、名無しの転生者でお送りします

あれまステイルきゅんじゃないっスか。

 

776:ステイル(転生)

きゅんはやめて欲しいが……まあいい。

それより、どうするつもりだい?

 

777:上条当麻(転生)

え、なに?また事件?今度は何?

 

778:上里翔流(転生)

御使堕し(エンゼルフォール)ていう魔術が世界規模で発動して、すべての人間の見た目が入れ替わる。

元凶は上条の父。

 

779:上条当麻(転生)

え?

 

780:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、別に悪人じゃないで?単純に、偶然が重なっただけの事故やねん。

それが世界規模の魔術って言うマジで不幸。

 

781:以下、名無しの転生者でお送りします

うん。これに関しては……何とも言えない。

 

782:上条当麻(転生)

ようわからんが、今度は魔術か?めんどくせぇ。

 

783:上里翔流(転生)

まあそう言うなや。今回はワイも協力したる。

特に役に立たないと思うが。

 

784:以下、名無しの転生者でお送りします

>>783

ん?

 

785:以下、名無しの転生者でお送りします

どういうこと?

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 

「……どういうことだ?」

 

 温泉に浸かっていた上条が、一人静かに呟く。

 

「こういうことさ」

 

 すると、背後から声を掛けられたので、振り返ると

 

「やあ。直接会うのは初めてだね」

 

 上条と比べると、少しばかり貧相な体格の、高校生くらいの青年がいた。

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

800:上里翔流(転生)

そう言う訳だ。今回の事件はワイも参加するンゴ。

 

801:以下、名無しの転生者でお送りします

ン ナ バ カ な。

 

802:以下、名無しの転生者でお送りします

登場早スギィ!

 

803:以下、名無しの転生者でお送りします

せめて新約まで待てよおい。

 

804:上条当麻(転生)

へ~、上里ニキってこんな感じなんっすね。

 

805:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、合流するのは理想送り入手してからじゃなかったの?

 

806:上里翔流(転生)

いや、今回は偶々。親が夏休みの旅行先にここを選んでた。

正直焦った。

 

807:以下、名無しの転生者でお送りします

上里ニキは両親と仲良い感じ?

原作ではちょっと悪そうだったが。

 

808:上里翔流(転生)

ワイが上里になったんは生後5年くらいたった時。

もしかしたら生まれ変わりの可能性も微レ存やったが、掲示板の存在で完全に否定されてる。

 

809:以下、名無しの転生者でお送りします

単純な生まれ変わりで上里になっても、掲示板は使えない。

逆に、掲示板が使えたら、間違いなく転生者ってことか。

 

810:以下、名無しの転生者でお送りします

にしても、これまたカオスな展開に?

 

811:以下、名無しの転生者でお送りします

言うほどカオスじゃなかったと思うが……少なくとも面白くなりそうやな。

 

812:上条当麻(転生)

そろそろ寝るわ。じゃあの。

 

813:以下、名無しの転生者でお送りします

おK。

 

814:以下、名無しの転生者でお送りします

お疲れイッチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

830:上条当麻(転生)

おは。

 

831:以下、名無しの転生者でお送りします

お、もう一日たったんか?

 

832:以下、名無しの転生者でお送りします

早いな。

 

833:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、変に長いよりはええわ。

 

834:上里翔流(転生)

こっちも目覚めた。取りあえず顔洗って、今旅館の玄関におる。

 

835:以下、名無しの転生者でお送りします

なんか変化あったかなイッチ?

 

836:以下、名無しの転生者でお送りします

そろそろ始まると思うやけどな……。

 

837:上条当麻(転生)

ん?上里ニキ何処におるん?

ていうか、青髪ピアスが玄関でスマホ弄ってるんだが。

 

838:以下、名無しの転生者でお送りします

ふむ。つまり……。

 

839:以下、名無しの転生者でお送りします

上里ニキは青髪ピアスか。

 

840:上里翔流(転生)

えぇ~、青髪ピアスってなんか嫌だな。ていうか、それはイン何とかさんの役割だろ?

 

841:上条当麻(転生)

え、つまり、この青髪ピアスは上里ニキってこと?

 

842:以下、名無しの転生者でお送りします

せや。

 

843:以下、名無しの転生者でお送りします

さぁ、盛り上がってまいりましたー!

 

844:以下、名無しの転生者でお送りします

>>843

別に盛り上がってない定期。

 

845:上条当麻(転生)

あ、今父さん母さんにあってきた。

もしかして、二人とも入れ替わってるパターン?

『画像』

 

846:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?なんか違くね?

 

847:以下、名無しの転生者でお送りします

代わってるのは母さんの方だけやな。

やっぱ父さんが犯人や。

 

848:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、そっか。イッチの見た景色を画像にしてるのか。

 

849:以下、名無しの転生者でお送りします

お母さんは……多分……オルソラ?

 

850:以下、名無しの転生者でお送りします

マジか。

 

851:以下、名無しの転生者でお送りします

入れ替わる相手もシャッフルされとる。

 

852:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、これくらいは可愛い方や。

 

853:ステイル(転生)

ふぅ。とりあえずついたか。

 

854:以下、名無しの転生者でお送りします

ステイルきゅん!

 

855:以下、名無しの転生者でお送りします

今どこにおる?ステイルきゅん。

 

856:以下、名無しの転生者でお送りします

ビーチだ。もちろんエンゼルフォールは結界を貼って防いだ。

後、どうやら僕の姿はパトリシア=バードウェイに見えるらしい。

途中『明け色の陽射し』の連中に追い回されて大変だったぞ……。

 

857:以下、名無しの転生者でお送りします

草。

 

858:以下、名無しの転生者でお送りします

ステイルとパトリシアの相性がこんなところで発動されとる。

 

859:ステイル(転生)

僕とあの子、まだ何も関係ないはずなんだけどねぇ?

 

860:以下、名無しの転生者でお送りします

運命ってやつです。

 

861:以下、名無しの転生者でお送りします

>>860

やだ、ロマンチック!

 

862:上条当麻(転生)

ビーチに行ったけど……あれ?なんで土御門もおんの?

 

863:以下、名無しの転生者でお送りします

お、ついに来ましたかつっちー。

 

864:以下、名無しの転生者でお送りします

でも大丈夫?イッチが憑依する前の上条さん、原作と違いすぎるからなぁ。

 

865:上条当麻(転生)

後、何故かインデックスがいるんだが。

 

866:以下、名無しの転生者でお送りします

>>865

ファッ!?

 

867:以下、名無しの転生者でお送りします

なんでその子いるの?

 

868:以下、名無しの転生者でお送りします

はい、もう終わりです。

 

869:以下、名無しの転生者でお送りします

1:インデックスに魔力の流れを探知してもらう。

2:上条家に到着する。

3:原因解明。ステイルの魔術で術式は家ごと灰になる。

はい。4巻終わり。

 

870:以下、名無しの転生者でお送りします

すげぇ。とんでもねえスピードで事件解決してやがる。

 

871:以下、名無しの転生者でお送りします

やっぱりインさんはチート、はっきりわかるんだね。

 

872:上条当麻(転生)

え、なになに?どういうこと?

 

873:以下、名無しの転生者でお送りします

よかったなイッチ。今起きてる事件余裕で解決や。

 

874:以下、名無しの転生者でお送りします

ガブリエルさん出番すらもらえないとかクソワロタ。

 

875:上条当麻(転生)

ていうか、土御門魔術師だったのか。

 

876:以下、名無しの転生者でお送りします

せやで。しかもそいつ、多角スパイやで。

 

877:上条当麻(転生)

>>876

え、どういうこと?多角スパイってことは……え?

 

878:以下、名無しの転生者でお送りします

そういうこと。イギリス清教に属していながら、雇い主の情報を学園都市にも渡してるねん。

 

879:上条当麻(転生)

いや何やってんだよあいつ。

 

880:以下、名無しの転生者でお送りします

しゃーない。ホンマは普通にスパイするはずやったけど、学園都市にスパイであること一瞬でバレて、見逃す代わりにこっちにも情報寄こせやオラって感じで脅されてん。

 

881:以下、名無しの転生者でお送りします

実際土御門は優秀やで。喧嘩とかもイッチより強いから。

 

882:以下、名無しの転生者でお送りします

原作でも上条さん手も足も出ないから。

 

883:上条当麻(転生)

ほぇ~、土御門って実はすごかったんだなぁ。

ていうか、この子誰?

『画像』

 

884:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?誰この子?

 

885:以下、名無しの転生者でお送りします

入れ替わってるからどっちにしろ分からんやろ。

 

886:上里翔流(転生)

あ、そいつワイの知り合いや。

 

887:以下、名無しの転生者でお送りします

え。

 

888:以下、名無しの転生者でお送りします

はい!?

 

889:以下、名無しの転生者でお送りします

どういうこと?

 

890:上里翔流(転生)

いや、ちょっと前に出会った魔術師の子。原作におらんキャラやと思う。

ドジっ子属性があるツインテール。イメージカラーは赤。

 

891:以下、名無しの転生者でお送りします

見りゃわかる。……ていうかさぁ。

 

892:以下、名無しの転生者でお送りします

遠坂凜だよね?うっか凛だよね!?

 

893:以下、名無しの転生者でお送りします

世界観バグってるじゃん。なんでそいついるんだよ。

 

894:以下、名無しの転生者でお送りします

これ転生じゃね?

 

895:上里翔流(転生)

ちゃうで。一応それとなく確認してみたけど?マーク浮かべとった。

名前も遠坂凛だから世の中って不思議。

 

896:以下、名無しの転生者でお送りします

えぇ……。

 

897:上条当麻(転生)

え、こいつなんなの?

 

898:以下、名無しの転生者でお送りします

遠坂凜。

fateていう作品に出てくる主人公のヒロインで、魔術師。なんでそこにいるかは不明。

 

899:上里翔流(転生)

この前ゲイボルグ出してた。ラストアンコールに近いと思う。

 

900:以下、名無しの転生者でお送りします

マジか。

 

901:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、この世界の魔術だと、そうなるわな。

 

902:上条当麻(転生)

インデックスに言われて魔力の痕跡辿ってたら新築の我が家に到着。

なんでも家そのものが魔法陣らしい。……え?

 

903:以下、名無しの転生者でお送りします

やっぱか。

 

904:上条当麻(転生)

あ!ステイルがなんかデカいの出した!

『画像』

 

905:以下、名無しの転生者でお送りします

イノケンティウスですね。

 

906:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、家潰れた。

 

907:上条当麻(転生)

あ、皆の姿が戻った。

 

908:以下、名無しの転生者でお送りします

解決!閉廷!

 

909:以下、名無しの転生者でお送りします

嘘やん。ここ土御門との言い合いとかで感動した場面があったはずなのに……。

 

910:以下、名無しの転生者でお送りします

まあイッチやからな。

 

911:ステイル(転生)

取りあえず、上条当麻の両親には、後で弁償金と慰謝料あわせて5億ほど口座に振り込む手筈になってる。

 

912:以下、名無しの転生者でお送りします

ファッ!?(n回目)

 

913:以下、名無しの転生者でお送りします

ごごご、5億円!?ゴハッ!?

 

914:以下、名無しの転生者でお送りします

>>913

おーーーい!吐血したぞこいつ!衛生兵ーー!

 

915:上条当麻(転生)

5億……5億……宝くじかな?

 

916:ステイル(転生)

勿論、家の建築費はイギリス清教がもつから、実質タダで5億が手に入ったようなものだ。

 

917:以下、名無しの転生者でお送りします

最高じゃん。

 

918:以下、名無しの転生者でお送りします

えげつねー。

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

「いやー、まさか家が放火魔に燃やされるなんてなー!」

「なんで笑ってんだよ」

「いや、結局家は元通りになるみたいだし、慰謝料で5億円も入ってくるんだぞ?……まあ、お土産が全部燃えちゃったのは残念だが、また買いなおせばいい」

 

 ステイルが上条家を燃やしてから時間が過ぎ、上条と父親である上条刀夜は、久し振りに親子水入らずで話していた。

 

「……それにしても当麻。随分と変わったな」

「……最近よく言われるな。そんなに変わったのか?」

「ああ。いい顔をするようになった。父さんは嬉しいぞ?」

 

 そう言って、クシャクシャと上条の頭を乱暴に撫でる刀夜。

 

「……昔はよく、お前は疫病神などと呼ばれ、いろんな人に避けられて、傷つけられていた」

「……」

「けど、今のお前を見ていると、そんなこと忘れてしまいそうだ。やっぱり、学園都市にお前を入れたのは間違いじゃなかったみたいだ」

 

 果たしてそれが間違いじゃないのかは、上条には答えられない。

 なぜなら、彼は上条当麻であっても、上条刀夜が知る上条当麻ではないのだから。

 

「……お土産集めはもうやめろよな。俺は……今でも十分幸せだ」

 

 その言葉を聞いた刀夜は、一瞬驚いた顔をし、直ぐに豪快に笑った。

 

「ハハハ!そうか、……そうか、お前、幸せなんだな」

「?」

「正直、気が気でなかった。もしかしたら、学園都市でも、お前は苦しんでるんじゃないか?いつの間にか、いなくなってしまうのではないか?……いつもそんなことを考えていた」

 

 だから、少しでも安心したかった。それが例え、オカルトであっても。

 

「でも……ああ。もうお土産集めはやめるよ。必要ないみたいだしな……お前にも、私にも」

「父さん……」

 

 かつて、迷信(オカルト)を信じる者たちが、上条当麻を迫害していた。

 そんな彼を救いたくて、彼はオカルトなどない科学の街である学園都市に、上条当麻を送った。

 しかし、皮肉にも、上条刀夜が息子の安泰を願うものとして、オカルトを選んでいた。

 

「さあ、帰ろう当麻。母さんたちが待ってる」

「……そうだな」

 

 そうして、二人は旅館へと戻る。

 その様子を、物陰から、土御門元春は見つめていた。

 

「カミやん……お前は変わったよ。お前の親父さんは何も間違っちゃいない。事実、()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 土御門は、上条当麻が自殺しようとしていたことを知っている。

 そして、彼が今までどれだけの悲劇に会い、救えなかったものを生み出してきたのかも。

 

「……守りたいものを守ることも出来ない。そもそも、()()()()()()()()()()()()()()()。そんなお前に、俺はどこか同情していたのかもな。だから……お前が、禁書目録を救い、御坂美琴を救い、妹達(シスターズ)を救った」

 

 そんな土御門の目は、とても鋭く、刃のようだったが――

 

「かつてのお前なら出来なかった。……お前を変えたものが何かは分からない。だが……もう、見過ごしたりはしない。お前が苦しまないよう……俺は全力でサポートする……ニャー」

 

 ――どこか、悲痛に満ちていた。

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

 

 

965:上条当麻(転生)

学園都市に帰ってきたぞー!

にしても結局、上条当麻のことは何も分からんかったな。

 

966:以下、名無しの転生者でお送りします

せやな。学園都市に入る前は多分原作と同じやと思う。

 

967:以下、名無しの転生者でお送りします

ようやく片付いたか。

 

968:以下、名無しの転生者でお送りします

エンゼルフォールになれば絶対怪我すると思ったのに、今回も無事に帰ってきたイッチに拍手。

 

969:以下、名無しの転生者でお送りします

パチパチ。

 

970:以下、名無しの転生者でお送りします

パチパチ。

 

971:以下、名無しの転生者でお送りします

パチパチパチパチ。

 

972:上条当麻(転生)

無意味な拍手は入らねぇ!

ていうか、上里ニキと遠坂さんなんか役に立ったのか?

 

973:以下、名無しの転生者でお送りします

(何もして)ないです。

 

974:以下、名無しの転生者でお送りします

ホンマや。ただ出てきただけやな。

 

975:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、まだ新約じゃないし、多少はね?

 

976:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、もしかしてあの遠坂さん、上里ニキのハーレム要員なんじゃ……。

 

977:以下、名無しの転生者でお送りします

遠坂さんのヤンデレ……嫌いじゃないわ!

 

978:以下、名無しの転生者でお送りします

>>977

性癖歪んでますね。

 

979:以下、名無しの転生者でお送りします

歪む?……歪騎士……寝取られ……うっ、頭が……っ!

 

980:以下、名無しの転生者でお送りします

>>979

その先は地獄だぞ。

 

981:神の遣いである天使

皆さん、報告があります。

 

982:上条当麻(転生)

は?

 

983:上里翔流(転生)

は?

 

984:ステイル(転生)

は?

 

985:以下、名無しの転生者でお送りします

ひ?

 

986:以下、名無しの転生者でお送りします

ひ?

 

987:以下、名無しの転生者でお送りします

ひ?

 

988:以下、名無しの転生者でお送りします

ふ?

 

989:以下、名無しの転生者でお送りします

へ?

 

990:以下、名無しの転生者でお送りします

>>989

そこは空気読めよ!次はふだろ!

 

991:神に使い潰される可哀そうな天使。

……続けてもよろしいでしょうか?

 

992:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、どうぞどうぞ。

……ん?天使?

 

993:天使

コテハンもうこれでいいや。

実は、これからしばらくの間、掲示板のメンテナンスに入ります。

 

994:以下、名無しの転生者でお送りします

え?

 

995:天使

ですので、しばらくの間掲示板は使用できません。

こちらの勝手な都合で誠に申し訳ありませんが、何卒ご理解を。

 

996:以下、名無しの転生者でお送りします

マジか。

 

997:上条当麻(転生)

うへぇ、めんどくせぇ。

取りあえず、メンテ終わったら>>984は次スレ立てて。

 

998:ステイル(転生)

あれ?僕じゃないか。

 

999:以下、名無しの転生者でお送りします

>>1000ならイッチが魔術師と戦う。

 

1000:上里翔流(転生)

>>1000ならイッチがデート。

 

1001:天使

このスレッドにはもう書き込めません。

皆さん、良い転生ライフを。

 




(原作のような熱い展開とか)ないです。
多分転生者が多数いて原作崩壊させたらこうなると思う。
ていうか、土御門が真面目モード過ぎて引いてる。

※注意
次回は掲示板形式じゃないです。


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5話:8月31日 

前回も注意しましたが、今回は掲示板形式ではありません。
なので、気に入らない方は別に飛ばしていただいて構いません。ぶっちゃけ本編と結果は変わらないので。
過程は違うと思いますが。


ここだけの裏話。
一方通行は人質を取られていたという設定になっているが、その人質役は打ち止めだったりする。




「デート……いやいや、そもそも俺に相手なんていないんだが?」

 

 掲示板の唐突なメンテナンスが始まり、特にやることもなくボーっと過ごしていた上条だったが、1000レス目で上里がデートしろとかいうふざけた安価を出して、それが実現してしまった。

 安価は絶対。掲示板をするものなら常識……というか、当然のこと。

 しかし、相手がいない。つまり、出会いがないのだ。

 

「宿題はもう終わったし……とりあえず……外に行って、散歩でもしながら考えるか」

 

 そう思った上条は、家を出て、適当に歩きながら、今後について検討する。

 

(にしても、夏休みだけで随分と濃かったな。インデックスには消し飛ばされそうになるし、学園都市最強と戦う羽目になるし、実家は燃えるし)

 

 というか、後で知ったが、一方通行(アクセラレータ)はあらゆる攻撃を反射し、風や重力を操れるらしく、下手したら死んでいたかもしれないそうだ。

 御坂妹が殺されるということで頭に血が上っていたが、今にして思えばとんでもないことをしていたと思い、血の気が引いたのを覚えている。

 まあ、反省はしている。だが後悔はしてない。

 

ごめーん、待ったー?

 

 上条の隣を何かが通りすがるが、大方他のカップルが待ち合わせでもしていたのだろうと思い、無視する。

 

「待ったー?って言ってんでしょうが無視すんなやゴラァァァ!!!」

「ごぶふぅ――ッ!?!?!?」

 

 その瞬間、御坂の声を聞いた気がした上条は振り返るが、直後にプロ顔負けの強烈なタックルを食らうこととなった。

 

「「「( ゚д゚)」」」

 

 そして、その光景を見ていた通行人は、全員このような表情をしていた。

 

「……う、う~ん。……あれ?み、御坂?何を――」

お願い……話を合わせて

 

 顔を真っ赤にして、小さな声でそう頼む御坂。

 

「いやー、待たせちゃったわねー?お詫びになんか奢るから許してー……なんて」

「え、は、いや……」

 

 唐突過ぎて意味が分からない上条。

 だが、頼まれた以上、良くは分からないがやるしかないだろう。

 

(こういう時、スレ民がいればなー)

「あ、あー!いや俺の方こそ待たせちゃったよなー!?ホントゴメ――」

「ちょっと!私に無断で何をやっているんですのお姉様!」

 

 隣の建物から、そんな声が聞こえた。

 上条はその声の主を知っている。一度、公園で出くわした風紀委員(ジャッジメント)、白井黒子だ。

 

「……アハハ―」

「ギャアあああああああ――ッッ!?!?!?」

 

 御坂は乾いた笑みを浮かべた後、上条の首根っこを掴み、凄まじい勢いでその場を去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、落ち着いた二人は、状況整理をした。

 なんでも、御坂はここ最近、海原光貴(うなばらみつき)という男性に付きまとわれているから、自分から離れるように協力してほしいそうだ。

 

「ふ~ん、常盤台の理事長の孫……ねぇ。そりゃまた厄介だな」

「そうなのよね。無下には出来ないし」

「誰でもいいから恋人役にして、離れてほしい、ねぇ」

「……しょうがないじゃない」

 

 途中で買ったホットドッグを食べながら、上条は考える。

 

(……不幸……いや待てよ。寧ろラッキーじゃねえか?)

 

 上条は安価であるデートを、未だに達成できていない。

 それは、相手がいないからだ。

 

「せっかくだし、二度と付きまとわれないようにしたいんだけど……」

「いいぜ」

「そうよね。そんな簡単に……今なんて?」

「ん?だから別に良いって言ったんだけど?」

「ファッ!?」

 

 まるでスレ民のような叫び声をあげて、御坂が立ち上がる。

 

「え、え?ほ、ホントに?私と一緒にいたら変な噂立っちゃうかもよ?」

「むしろ変な噂立ったら困るのはお前の方な気もするが……」

「あ!分かった!さては罰ゲームかなんかでしょ!」

「……うーん、まあ、半分くらい正解?一応誰かとデートしろって言われたんだが、如何せん相手がいなくてな。ほら、WinーWinってやつ?」

「……まあ、そんなことだろうと思ってたわよ」

 

 あからさまに落ち込む御坂。しかし、上条はその理由が一切分からなかった。

 

「それで?何すれば良い訳?」

「なにって……」

「恋人っぽい事。まあ、俺の事情を考えれば、デートが一番なんだろうが」

「ででで、デート!?!?」

 

 またいきなり元気よく立ち上がる御坂。

 

「お前、さっきから忙しすぎじゃね?」

「ううう、うるさいわね!!」

「……そういや、この街にはどれくらいの妹達(シスターズ)が残ったんだ?」

 

 すると、御坂が驚いたように問い返した。

 

「なんであの子たちが学園都市の外にいるって知ってんの?」

 

 あっ、やってしまった。と、上条は自分の迂闊さを後悔する。

 そもそも、上条が実験の事や、妹達(シスターズ)のことを知ったのは、スレ民のサポートによるもので、自分は一切調べていないのだ。

 当然、こういったところで不自然さが出てくる。

 

「あー、あれだ。外に出ていくって言う個体の奴に聞いたんだよ」

「ふーん、まあそうよね」

 

 特に疑うこともなく、それで納得してくれた御坂に、上条はほっと息を吐いた。

 上条は知らないが、妹達(シスターズ)は記憶を共有しているため、すべての妹達(シスターズ)が上条当麻を知っている。

 なので、別にどの個体と会話していて、どの個体と過ごしていても、不思議ではないのだ。

 

「あ、私、なんかジュース買ってくるわよ」

「ん?いや、それなら俺が……」

「こういうのは断った方が気まずくなるの。ほら、美琴お姉様に任せなさいって」

 

 そう言って、ジュースを買いに行く御坂。

 

「ん?」

 

 すると、犬の鳴き声が聞こえた。

 声のほうを見てみると、同い年くらいの青年が、リードのついた犬を追いかけていた。その後ろを、小学生くらいの子供が追いかけている。

 すぐに犬を捕まえ、子どもに渡す青年。どうやら、散歩の途中でリードを離してしまったようだ。

 子どもは青年に感謝を伝えると、犬とともに走り去った。

 その後ろ姿を見た青年も、その場を立ち去ろうとし、上条を見て足を止めた。

 

「……俺?」

「初めまして。自分は、海原光貴といいます」

「あ……」

「少しよろしいでしょうか?」

 

 そう言った海原は、向かいの席に座る。

 

「……あー、俺は上条当麻だ」

「どうも。……いきなり申し訳ないのですが、貴方は御坂さんのお友達なのでしょうか?」

「気になるのか?」

「ええ。それはもう。自分の好きな人の傍にいる男性なのですから」

 

 思わず海原のほうを見る上条。

 

「……へえ。本気なんだな」

「分かるんですか?」

「なんとなくな」

「凄いですね。自分にはとても出来ませんよ」

「そうでもねえよ。こういうのは案外……ん?」

 

 そして、上条は見た。ジュースを買うために並んでいる御坂のもとに走っていく()()()()を。

 

「……」

「どうかしましたか」

「いや……ちょっと付き合ってくれ」

「はい?……え、あ、ちょっと!?」

 

 

 

 

 

「ちょっと!大変なことが……あれ!?アイツいない!?」

 

 

 

 

 

 

 

 無理やり海原を引きずり、近くの誰もいない路地裏までやってきた上条。

 

「も、もう。何なんですか一体?」

「いやなに。お前、兄弟とかいる?」

「いえ、自分は一人っ子ですが?」

「ふ~ん。……実は、さっき見たんだよ。お前そっくりな奴が、御坂のとこに駆け寄っていくの」

「……自分そっくりの?」

「ああ」

 

 すると、海原は考え込むような仕草をした後、言った。

 

「もしかすると、自分に化けて御坂さんに近づこうとしているのでは?学園都市には肉体を変化させる能力者も……」

「散々避けられてるお前にか?実は気づいてるんだろ?」

「……」

「……それに、もう一人のお前は、腕に包帯を巻いていた。……そう、()()()()()()()()()()()()

 

 上条はより一層表情を険しくし、海原を睨みつける。

 

「……お前、本当は誰なんだ?」

「……はぁ。上手くいかないものですね。人を騙すのは」

 

 海原はポケットから黒いナイフのようなものを取り出すと、上条へ先端を向ける。

 その行為に、猛烈に嫌な予感がした上条は、衝動的に左に避ける。すると、右側に置かれていたゴミ箱が弾け飛んだ。

 

「な――!?超能力!?……いや、魔術か……!?」

 

 思わず冷や汗を流す上条。

 一瞬、恐怖が体を縛り付けそうになるが、固まっていては死ぬだけだと、無理やり体を動かす。

 

「ふっ」

 

 不敵に笑い、攻撃を再開する海原。

 そのまま続く第2射、第3射を躱し、逃げていく上条。

 すると、誰かから電話がかかってくる。

 

「くそ、誰だこんな時に!?」

『やあ。その様子だと、ギリギリ間に合ったみたいだね』

「ステイル!?」

 

 それは、自身と同類にして、魔術師の一人である、ステイル=マグヌスだった。

 

「なんでお前が……」

『いやなに。掲示板が停止すれば、その状況に対応できないと思ってね』

「俺の状況を把握してんのか!?」

『ああ。君の敵は海原光貴。そしてそいつは、実は魔術師だった』

「話が早ぇ!教えてくれ、あいつはどうやって攻撃を!?」

『そいつが使うのはアステカの魔術。攻撃手段は金星の光を黒曜石のナイフで反射しているんだ。変装の手段は、変装したい相手の皮をはいで使う』

「皮!?……ああ、だからあいつは腕に包帯を」

 

 しかし、ステイルがこのことを予期していたということは

 

「これも原作の?」

『ああ。変装を解きたいなら、顔を殴りつけてやればいい。攻撃を防ぎたいなら、むしろ逃げるより立ち向かえ。奴は攻撃する際、角度を調整しなければならない』

「そうか!常に角度をずらし続ければ!サンキュー!」

『あ、おi』

 

 通話を切り、海原に向き直る上条。

 

「おや?もう鬼ごっこは終わりですか?」

「ああ。行くぞ!」

「ふっ、いい(まと)で……な――!?」

 

 ずれる。角度が合わない。

 上条が右へ左へとずれながら動くため、調節ができない。

 

「うぉぉぉぉおおおおお―――!!!」

「くっ!」

 

 あっという間に接近し、上条は拳を振るうが、海原はそれを体を捻って回避する。

 

「この!くそ!」

「ちっ!しつ…こい!」

 

 何度も振るわれる上条の拳を躱し、海原がカウンターで蹴りを叩き込む。

 

「ガハッ!?」

「ふぅ……終わりです!」

 

 そう言って、海原は上空にナイフを掲げると、ナイフが光を反射した。

 回避は出来ない。それをするよりも、海原の攻撃の方がはるかに速い。

 ならば、と。上条は己の直感と、体が覚えている経験に従い、右手を盾の様に突き出す。

 すると、右手に衝撃が来たと同時に、上条の体に突風が駆け抜けた。

 

「バカな!?直撃したはず――!?」

 

 やったという確信があっただけに、動揺する海原。

 その隙を突き、飛び起きた上条が、海原の顔を右手で殴りつけた。

 

「がぁぁ……!」

「……本当に……海原じゃないんだな」

 

 殴られ、地面に倒れる海原。

 

「一体、何が目的なんだ?どうして御坂に近づいた……いや、聞くまでもねえか。最初に言ってたもんな。御坂が好きだって。じゃあ、なんで海原を巻き込んだ?」

「都合がよかったから、ただそれだけですよ。そもそも、こうなったのも、すべては貴方が原因!」

「……なに?」

 

 海原の上条を責める発言に、思わず眉を顰める上条。

 

「貴方は……ステイル=マグヌスや禁書目録などの強力な魔術師、学園都市に7人しかいない超能力者(レベル5)など、多種多様な人材を仲間として引き入れているじゃないですか」

「なんの話だ」

「惚けても無駄ですよ。それとも、ただ自覚がないのでしょうかねぇ?まあ、貴方にその気がなくとも、既に結果として『それ』は起こっている!」

 

 海原は叫ぶ。

『上条勢力』という一つの団体が出来つつあること。それが魔術と科学を脅かす不安定な存在であること。そして、自分は上条勢力を内部から切り崩すためにやってきた事。

 

「そのためには……貴方の顔を頂くとしましょうか!」

「ッ!?」

 

 海原が殴られた時落としたナイフを拾い、上空に掲げる。

 それを見た上条は前転し、物陰に隠れる。その後、上条が元いた場所が吹き飛んだ。

 

「なんでだ!お前の御坂への思いは本物だったはずだ‼……ぐっ!」

 

 続く攻撃で、隠れていた場所が破壊され、咄嗟に飛び出して巻き込まれるのを回避する。

 だが、好機だった。何故なら、飛び出した先は、海原の近くだった。

 

(まずは……あのナイフを……!)

 

 スレ民の話によれば、自分の右手、幻想殺し(イマジンブレイカー)は、異能の力を打ち消し、魔術の道具を破壊するそうだ。

 ならば、あのナイフを破壊できるかもしれない。その望みに賭け、捨て身覚悟で海原へと接近する。

 

「はぁっ!」

「くっ!」

 

 海原の右足による反撃が上条の脇腹に直撃するのと、上条の右手が海原のナイフを砕くのは、全く同時だった。

 

「ゲホッ!?……これで、ハンデは消えたぞ」

「くっ……この程度で!」

 

 海原は拳を握り、上条へと振りかぶる。

 それを左手で受け止めた上条は、逆に海原の右頬を殴りつけた。

 

「ぐはっ!?」

「確かに、お前は偽物だったよ。名前も偽物、姿も偽物、立場も偽物……でも、御坂が好きだっつう思いは……それだけは、本物のはずだろうが!」

「……私だって……こんなことはしたくなかった!けど、『上条勢力』は危険だと、上が判断してしまったから!」

「……」

「貴方が穏便でいてくれたら……問題なしと報告させてくれたら、御坂さんを騙すなんて真似をせず済んだ!……私は、貴方たちの敵となってしまった!」

「ふざけんな!!」

「ッ!?」

 

 突如怒鳴り声を上げた上条に、海原が僅かに慄き、後退する。

 

「そんなもん、ただ状況に流されただけだろうが!責任を俺に押し付けて、自分は何も対策を取らねぇで、思考停止してただけだろうが!」

「な――ッ!?」

「もし御坂がお前と同じ状況に陥っていたとしても、お前みたいに他人に責任を押し付けて、ただ怒り散らすようなことすると思うのか!?絶対にねえ‼」

 

 御坂は強い。学園都市の闇を一人で駆け抜けていき、10000人以上の妹を救おうと奔走し、それを誰にも悟らせなかった。

 辛かったはずだ。泣き叫んで、誰かに助けを乞いたかったはずだ。

 きっと、誰か一人は、彼女を支えてくれたはずだ。

 でも、御坂はそうはしなかった。彼女は、強いから。

 

「くっ……!」

「結局、テメェは怖かったんだろ。自信が無かったんだろ。だから我が身可愛さに、一番楽な道を選んだ。お前は被害者じゃねえ。ただの臆病者だ!」

「黙れ!貴方に……何が……!」

「なにも分かんねぇよ。けど、お前が間違ってるのだけは分かる!」

 

 だから、と。上条は拳を握り、それを海原に向ける。

 

「テメェの勘違いを、幻想を、今ここで砕いてやる。……来いよ偽物。嘘偽りで塗り固めたモノの先にある、お前の本物を……俺にぶつけてみろ!」

「上条ォォォ……当麻ァァァァァァああああああああ―――ッッッ!!!」

 

 凄まじい咆哮とともに、海原が駆ける。

 そんな彼の本気に答えるように、僅かに笑みを浮かべた上条は、海原へと突撃する。

 

「「うぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお――――――ッッッ!!!」」

 

 それぞれの思いを胸に、二つの拳が交差する。

 

「くっ……」

 

 先に、上条が膝をついた。

 

「……ふっ」

 

 その姿を見て、笑みを浮かべた海原が言った。

 

()()()()()()()()()

 

 すると、海原は背中から地面に倒れた。

 勝負を制したのは、上条だ。

 

「……やはり……偽物では、本物には敵わないのでしょうか?」

「んなこたぁねえよ。偽物が本物に敵わないなんて道理はない。お前が偽物なら、本物の悉くを凌駕して、その存在を叩き落とせばいい」

「全く……無茶苦茶なことを言う。そもそも、今あなたに負けたばかりだというのに……」

 

 そもそも、海原が偽物だからと言って、それをどうこう言う権利は上条にはない。

 なぜなら、彼もまた、転生者(にせもの)なのだから。

 ただ、偽物として、上条が一枚上手だっただけ。ならば、いずれは海原が上条を越えるときも来るだろう。

 

「自分は……本当に出来るのでしょうか。御坂さんを守ることが……。貴方を、越えることが……」

「その答えは、お前が見つけるもんだ。俺に聞くな」

「……攻撃は今回限りではありません。貴方や御坂さんは、今後も狙われ続けるでしょう。だから……私がその答えに辿り着くその時まで……彼女を、彼女の世界を……私の代わりに、守って、くださいますか?」

 

 上条は、その海原の問いかけに答えた。

 

「  、    」

「……全く、最低の返事、だ……」

 

 力尽きたのか、海原はそこで眠りについた。

 それを見た上条も、そっとその場を後にした。

 

 

 

 




あれ?イッチ何処?ここ?
っていうか、あんまデートしてねえ。なので次の話でさせます。
にしても、いつからこんな熱血系になったの?


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6話:デートの続き

デートしなきゃ(使命感)。
まあ、やったことないのでコレジャナイ感半端ないと思いますが。
(もし楽しめるのなら)楽しんでいってください!
日間ランキング1位?……ごしごし|д゚)チラッランキング1位……ファッ!?(9月15日時点)



「おーっす」

「……」

 

 海原との戦いを終え、御坂のもとに帰ってきた上条。

 

「あれ?どうなさいましたかお嬢様?」

「……」

 

 何故か顔を真っ赤にして自分を睨みつけている御坂に、上条は困惑する。

 

「……バカ

「へっ?」

「うっさいこの馬鹿!何よあれ……もう!」

「え、いや、はい?えっと、一体何の話で……」

「ふん!」

 

 何故かはわからないが機嫌を損ねてしまったようだ。

 

「え~っと、その、なんかよく分からんが機嫌損ねたなら、なんか詫びるが……」

「…………………じゃあ」

 

 そう言って、二人はやってきた。

 

「ほら!さっさとあれ取りなさい!」

「うへぇ、クレーンゲームってマジかよ……」

 

 ゲームセンターへと。

 

「で?このデカいカエルのぬいぐるみ取ればいいのか?」

「カエルじゃない。ゲコ太」

「へいへい。ゲコ太様。ただいま取らせていただきますよっと」

 

 そう言って、上条は100円を投下する。

 そして、ボタンを押して、アームを移動させる。

 

「この辺りか?いや、もうちょい右か?」

「ちょ、行きすぎなんじゃないの!?もう少しゆっくり行った方が……」

「こういうのは勢いが大事なんだよ。よし、ここだ!」

 

 アームはがっしりと、ゲコ太ぬいぐるみを掴んだ。

 ……掴んだが

 

「「あぁ!!」」

 

 持ち上げようとした段階でぬいぐるみがアームから落ちてしまい、見事に100円無駄にした形となった。

 

「くそっ、割といい感じだったから悔しい!もう一回じゃオラァ!」

 

 怒りに任せて上条が100円を投下する。

 

「「こい、こい、こい、こいッッ!!!」」

 

 一体、何円使ったのか、500円から先を数えていない。

 アームはぬいぐるみとともに、少しずつゴールに向かっていき

 

「「やったぁぁぁぁああああ!!!」」

 

 ごとん、と。取り出し口から出てきたゲコ太を見て大喜びする中2と高1。

 

「いやー、中々手強かったぜ」

「(≧▽≦)」

 

 上条が額の汗をぬぐう。果たして、一体いくらの100円玉が犠牲になったのか。

 御坂は喜びの余り声も出ていない。

 

「さて、と。まだ時間あるか。次はどうする?」

「え?……あー、うん。よし!ついてきなさーい!」

「え、あ、ちょっとぉ!?」

 

 御坂に引きずられ、いろんな場所を巡っていく。

 

「ひゃっほぉぉぉぉおおおお!!!」

「ギャアあああああああああ!!!」

 

 遊園地のジェットコースター。

 絶叫する御坂と号泣する上条。

 

「ふっふーん、どう?」

「似合ってんじゃねぇの?」

 

 御坂と言えば、常盤台の制服か、動きやすい服装をしているイメージだが、今の彼女はまさしくお嬢様と言った格好だ。

 膝下まで伸びるスカート、キチンと整った服。どこに出しても恥ずかしくないお嬢様だ。

 

「……もう少し他に感想はないわけ?」

「感想つってもな―」

「だったら……」

 

 そして、再び別の衣装に着替える御坂。

 

「どう?」

「どうしてそこでチャイナ服が出てくんだよ。まあ、似合ってるっていうか……」

「なによ?はっきりしなさいよね……はっ!?」

 

 チャイナ服のせいか、足元が際どい為、目のやり場に困る上条。

 そして、自分が勢いに任せとんでもない格好をしたことに気づいた御坂が、照れ隠しに上条に電撃を放ったのは余談。

 

「ストライクゥゥゥゥゥゥ!!!」

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!また外したぁぁぁぁ!!!」

 

 デートと言えばここ、ボウリング。

 

「ホォォォォムラァァァァァン!!!」

「空振り三振バッターアウト!?」

 

 他にも、いろんな場所を遊びぬいた二人。

 

「ふぅ。次は……映画か?」

「あ、これなんてどう?今人気ナンバーワン映画!」

「なになに?『アルティメットマン』?……なんか、どっかで聞いたことあるような気が……」

「ほら!さっさとチケット買うわよ!」

「あ、おい!」

 

 ここから下は、その映画の内容だ。

 能力者が発するAIM拡散力場が、地下で眠る古代恐竜に影響を与え、突然変異で進化し、巨大怪獣にしてしまい、その怒りで学園都市で暴れまわるという、どこかで聞いたことある内容だった。

 暴れる怪獣に対し、風紀委員(ジャッジメント)警備員(アンチスキル)も歯が立たない。怪獣は『イノケンティウス』と命名され、様々な兵器を用いて攻撃するも、まるでダメージがない。

 そんな中、主人公のツンツン頭の少年が、謎の巨人に変身し、怪獣に立ち向かった。最初は優勢になる巨人。だが、AIM拡散力場の影響で、学園都市の能力者の力を振るう怪獣に、巨人は徐々に押されだした。

 すると、ツンツン頭の少年の恋人のツンデレ少女や、街の人々の声援で復活した巨人は、最後に全エネルギーを右手に集中させ、怪獣をぶん殴ると、怪獣は爆発四散し、事件は一件落着。

 巨人は何も語らず、その姿を消した。ありがとう、アルティメットマン。

 ……なんだこれ?(by作者)

 

「いやー、なかなか面白かったわねー」

「そうだなー」

 

 何故か主人公の髪型が上条に似ていて、ヒロインの恋人が御坂に似ていた気がするが、気のせいだろう。

 

「……もうこんな時間か」

「え?……あぁ、私ももう少しで門限ね」

「じゃあ、ここらでお開きか?」

「う~ん……」

 

 既に時刻は6時を回っている。学生のデートなら、十分に終わっていい時間帯だろう。

 

「…………………………あ、そう言えば、私たちデートしてるんだった」

「え、今更?」

 

 思い出したように言う御坂に、上条が逆に驚かされる。

 しかし、御坂の方は、デートをしていると自覚した途端、猛烈な嬉しさに襲われ悶々としていた。

 

「ん?大丈夫か?」

「ふぇ?……あ、いや!ダイジョブダイジョブ!!」

「そ、そうか?ならいいが……あ、じゃあさ。最後に飯でも食ってかねえか?」

「晩御飯ってこと?……まあいいけど……近くにファミレスとかあったかしら?」

「う~ん……お、ここ見てみろよ」

 

 上条が携帯で地図を確認する。

 

「あ、結構近いとこにあるのね」

「おう。じゃあ、行こうぜ?」

「え……あ、うん」

 

 何故か急に大人しくなった御坂に、上条は首を傾げる。

 

「おい」

 

 そんな彼らに声をかける者たちがいた。

 

「あん?」

「へっ、楽しそうだなアンタら」

「まあな。滅茶苦茶楽しかったぞ」

「ふぇ!?え、そそ、それってつまり……」

「へ~、そんなに楽しかったんだ。じゃあ、俺らが楽しい思いしてもいいよな?」

 

 いつの間にか、上条達の周囲を複数のガラの悪い男たちが囲んでいた。

 

「スキルアウトか?」

「おう。こっちも金がたんなくてよ。ついでに女の方にも用があるから、一緒に来てもらうぜ」

「……はぁ、ついてねぇよ」

 

 ため息をついた上条が、同情するような視線をスキルアウトに向けていった。

 

()()()()()()()()()()()()()()

 

 瞬間、凄まじい雷撃が、スキルアウト達を襲った。

 

「「「ギャアあああああ!!!」」」

「な――!?」

「え、電撃使い(エレクトロマスター)!?しかもこの威力……大能力者(レベル4)以上じゃねえか!?」

 

 上条が御坂のほうを見ると、いつの間にか先ほどまでの大人しい態度は消え、好戦的な視線で不良たちを見ていた。

 

「やっぱお前はそうでなくっちゃな」

「それで?わざわざケンカ売ったんだもの。せめてお腹空かせるくらいには動かしてくれるんでしょうねえ?」

「「ひ、ひぃぃ!?」」

「び、ビビるな!女がだめでも、男の方なら……食らえ!」

 

 リーダー格の男が、上条に向かって炎を放った。どうやら、それなりのレベルの能力者らしい。

 

「よっ、と」

「な――!?」

 

 しかし、渾身の一撃は、まるで埃を払うように、上条の右手に掻き消された。

 

「な、なんだこいつら――!?」

「ば、化け物だ!」

「おいおい逃げんなよ。今日の上条さんはちょっとばかしバイオレンスなんだぜ?ただで済むと思うなよ?」

「「「ひぃぃぃぃぃ――!?」」」

 

 完全に戦意を喪失している不良たち。

 だが、中には完全に諦めてはいないものもいる。

 

「バカ!数じゃこっちが有利なんだ!囲め!」

 

 その声で、震えながらも素早い動きで上条達を囲む不良たち。

 どうやら、リーダー格の男の言葉はそうとう強制力があるらしい。

 

「さて、と。そんじゃ、行きますか」

「おう。にしても……」

 

 御坂と上条は、互いに背中を預けながら、全く同時に呟く。

 

「「ホント、退屈しないな(わね)。この街は!!」」

 

 夜の街の一角で、凄まじい悲鳴が木霊した。

 




この後不良たちはどうなったのか……皆さんのご想像にお任せします。
そして次からは掲示板機能復活です!
にしても、果たしてこれはデートだったのか?うp主はデートなんてしたことないので分かんないです。


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【急募】暇だからカミやん(転生)を知識サポ―トしてやろうぜ【暇人集まれ】: part1

皆さんの感想を聞いているうちにイッチの設定が固まりました。
(多分)矛盾のない設定だと思います。


1:ステイル(転生)

ここは神様事故の被害者であるイッチこと上条当麻をサポートするスレです。

雑談も可。前スレはこれ。

https://…

 

2:以下、名無しの転生者でお送りします

乙。

 

3:以下、名無しの転生者でお送りします

ステイルきゅんサンクス。

 

4:上条当麻(転生)

お、掲示板復活したのか。ていうか、何をメンテしたんこれ?

 

5:以下、名無しの転生者でお送りします

>>4

さぁ?

 

6:以下、名無しの転生者でお送りします

最近どうや?なんか事件に巻き込まれたか?

 

7:上条当麻(転生)

おう。海原っていう魔術師と戦った。

 

8:以下、名無しの転生者でお送りします

え、マジで?

 

9:以下、名無しの転生者でお送りします

>>8

ファッ!?マジか、一人で海原倒したんか。

 

10:以下、名無しの転生者でお送りします

アイツの魔術って割とヤバかったような。

 

11:以下、名無しの転生者でお送りします

原作知識ないのに対策できたんかイッチ?

 

12:ステイル(転生)

心配するな。こっちである程度情報を渡したからな。

 

13:以下、名無しの転生者でお送りします

流石ステイルきゅん。

 

14:以下、名無しの転生者でお送りします

>>12

有能。

 

15:上里翔流(転生)

今北産業。

 

16:以下、名無しの転生者でお送りします

>>15

上里ニキ!4巻で何も役に立たなかった上里ニキじゃないっスか!

 

17:以下、名無しの転生者でお送りします

三行で説明するほどのこと起こってない。

 

18:以下、名無しの転生者でお送りします

そういや、闇咲はどうなったん?

 

19:以下、名無しの転生者でお送りします

>>18

あ……。

 

20:以下、名無しの転生者でお送りします

そういや、アイツも5巻でしたね。

 

21:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ、海原のあとに魔術師にあったりしたか?

 

22:上条当麻(転生)

いや、海原の後は御坂とデートしてただけだ。

 

23:以下、名無しの転生者でお送りします

は?

 

24:以下、名無しの転生者でお送りします

おいイッチ、今なんつった?

 

25:以下、名無しの転生者でお送りします

は?デート?表出ろや。

 

26:ちょめちょめ

>>25

イッチ。周りに人はいないよな?爆裂魔法を受けてみやがれこら。

 

27:以下、名無しの転生者でお送りします

>>26

ちょめちょめニキじゃないっスか。

 

28:以下、名無しの転生者でお送りします

ちょめちょめニキ最近見なかったっすね。

 

29:ちょめちょめ

おう。

最近めぐみんと爆裂散歩してて忙しかった。

 

30:以下、名無しの転生者でお送りします

>>29

は?

 

31:以下、名無しの転生者でお送りします

氏ね。

 

32:以下、名無しの転生者でお送りします

嫉妬が醜いwww

 

33:以下、名無しの転生者でお送りします

>>32

笑ってんじゃねえ!テメェどこの世界だおらぁ!

 

34:>>32

>>33

奴隷エルフと商人。

 

35:以下、名無しの転生者でお送りします

またしてもほのぼの系で草。

 

36:以下、名無しの転生者でお送りします

ワイ、あの漫画めっちゃ好き。

 

37:以下、名無しの転生者でお送りします

>>36

分かる。

 

38:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、イッチ海原と戦った後も御坂とデートしてたん?

 

39:上条当麻(転生)

え?うん。

普通に待たせてたしな。めっちゃ楽しかった。

 

40:以下、名無しの転生者でお送りします

>>39

普通に楽しんでて草。

そういや、海原となんか約束した?

 

41:上条当麻(転生)

>>40

ノーコメントで。

 

42:以下、名無しの転生者でお送りします

……ふーん、まあいいや。

海原が終わったってことは、次はシェリーか。

 

43:上里翔流(転生)

あ、そういや、闇咲のほうはワイとステイルきゅんが解決したんやった。

 

44:以下、名無しの転生者でお送りします

>>43

は?

 

45:以下、名無しの転生者でお送りします

え、いや、……え?

……何言ってるの?ホントに何言ってるの!?

 

46:上里翔流(転生)

いや、実はワイ、闇咲の奥さんと知り合いやってん。

それで、ステイル越しにイギリス清教に手かしてもらった。

闇咲は元々フリーの魔術師やから、新しくイギリス清教にメンバーとして入ることを条件に奥さんの呪いをインデックスの力を借りて解除した。

 

47:ステイル(転生)

おかげでこっちは上条当麻とまったく連絡が取れなかったよ。

仕事も増えるし、まったく。

 

48:上条当麻(転生)

あの時正直もっと早くにかけて来いよと思ってたけどそう言う理由やったんか。

 

49:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、上里ニキの人脈の広さ草生える。

魔術師は多分上里ニキを警戒すべきやと思う。

 

50:以下、名無しの転生者でお送りします

>>49

それな。

 

51:以下、名無しの転生者でお送りします

そういや、イッチは宿題やったん?夏休みやろ?

 

52:上条当麻(転生)

>>51

1週間で終わらせた。

 

53:以下、名無しの転生者でお送りします

へ?

 

54:以下、名無しの転生者でお送りします

う、嘘だ……!上条さんに勉強が出来るはずが……!

 

55:上条当麻(転生)

>>54

うん。出来ないから適当に書いて埋めただけ。

多分9割以上間違ってると思う。

 

56:以下、名無しの転生者でお送りします

草。

 

57:上条当麻(転生)

補習の間にクラスにも馴染めたし補習はあながち間違いじゃなかったわ。

 

58:以下、名無しの転生者でお送りします

宿題適当ってwww

 

59:以下、名無しの転生者でお送りします

ワイもようやったわ。宿題分からんから適当に書くって。

 

60:以下、名無しの転生者でお送りします

誰かの見せてもらうよりも楽だよな。先生に怒られることもないし。

 

61:上条当麻(転生)

青髪ピアス頭おかしい。小萌先生に怒られるために宿題忘れるとか。

後、なんか転校生が来たぞ。

『画像』

 

62:以下、名無しの転生者でお送りします

アイエエエ!?姫神さん!?姫神さんナンデ!?

 

63:以下、名無しの転生者でお送りします

そういや、ステイルがアウレオルス倒したっつってたが……まさか。

 

64:ステイル(転生)

ん?ああ。一応原作を守るために彼女に十字架を渡しておいたが……まずかったか?

 

65:以下、名無しの転生者でお送りします

うーん、微妙っすね。

その高校行ったら、姫神さんが大覇星祭のときにオリアナに殺されかけるんですが……。

 

66:以下、名無しの転生者でお送りします

あ……まあ、イッチが先にオリアナ倒せばいけるやろ。

 

67:以下、名無しの転生者でお送りします

それもそうか。

 

68:上条当麻(転生)

始業式終わったから暇つぶしに地下街に行ったら迷子になってそうな巨乳のメガネっ子と遭遇したんだが。

ちょっと声かけてきます。

『画像』

 

69:以下、名無しの転生者でお送りします

おっ、ヒューズ=カザキリさん、チッス。

 

70:以下、名無しの転生者でお送りします

そういや、これどうなるの?原作では風斬はインさんと友達だったが。

 

71:以下、名無しの転生者でお送りします

まさか、イッチのヒロイン化フラグか?

 

72:以下、名無しの転生者でお送りします

>>71

ゆ” る” さ” ん”

 

73:以下、名無しの転生者でお送りします

嫉妬が醜いっスニキ。

でも気持ちは分かる。

 

74:上条当麻(転生)

で、結局こいつ何者?

 

75:以下、名無しの転生者でお送りします

おっぱい。

 

76:以下、名無しの転生者でお送りします

>>75

直球過ぎて草。

マジレスすると虚数学区の一部で、AIM拡散力場が人間に近い存在になったヤベい奴。

 

77:上条当麻(転生)

虚数学区?

 

78:以下、名無しの転生者でお送りします

無数の能力者が発生させるAIM拡散力場の集合体(wiki参照)

 

79:以下、名無しの転生者でお送りします

>>78

wikiとか見れんの?

>>77

一通さんの時にAIM拡散力場についてちょっと説明したやろ?

AIM拡散力場のフィールドの事を虚数学区って言って、あの実験の目的は虚数学区を世界中に構築する事。

 

80:上条当麻(転生)

ふ~ん、まあ、何となく分かった。

 

81:以下、名無しの転生者でお送りします

>>80

ホントに~?

 

82:上条当麻(転生)

それはともかく、なんかまたジャッジメントに絡まれたんだが。

 

83:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?

 

84:以下、名無しの転生者でお送りします

え、イッチまた警察沙汰起こしたん?

 

85:以下、名無しの転生者でお送りします

いやそうじゃなくて、シェリーやろ?

 

86:以下、名無しの転生者でお送りします

>>85

ああ!

 

87:上条当麻(転生)

テロリストが侵入してるらしい。

とりあえず地下街を出ることになった。

 

88:上条当麻(転生)

『画像』

 

89:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?

 

90:以下、名無しの転生者でお送りします

ナニコレ?目玉?

 

91:以下、名無しの転生者でお送りします

あ。シェリーの奴や。

 

92:以下、名無しの転生者でお送りします

文字も打たず画像だけ貼るって……イッチそうとう動揺してるな。

 

93:上条当麻(転生)

ちょっと待てちょっと待て!なんだこれ超怖い!

 

94:以下、名無しの転生者でお送りします

お、イッチはホラーは無理系か?

 

95:上条当麻(転生)

どうやら閉じ込められたみt

【リアル中継モード強制発動】

【ギャアあああああああああ!!!】

 

96:以下、名無しの転生者でお送りします

うおっ!?

 

97:以下、名無しの転生者でお送りします

ちょ、いきなり発動……ん?強制発動?

 

98:上里翔流(転生)

あ、メンテで追加された機能だ。

予め設定されているスレ主が危機に陥った時、自動でリアル中継モードが起動して、状況を把握できるシステムや。

 

99:以下、名無しの転生者でお送りします

>>98

なにそれ?また意味不明な機能追加したな。

 

100:上条当麻(転生)

【って、なんだ御坂と白井か。脅かすなよ】

【そ、それはこっちのセリフ!いきなり大声出してんじゃないわよ!】

 

101:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?

 

102:以下、名無しの転生者でお送りします

え、どういうこと?

 

103:以下、名無しの転生者でお送りします

ミコっちゃんの言葉も書き込まれてるんですが……。

 

104:以下、名無しの転生者でお送りします

もしかして、新機能か?

 

105:上里翔流(転生)

>>104

らしい。説明書によると、リアル中継モードの会話が書き込まれるようになったらしい。

因みに、強制発動は本人が大丈夫だと認識したら自動解除されるそうだ。

 

106:以下、名無しの転生者でお送りします

>>105

説明書があるのか……。

 

107:以下、名無しの転生者でお送りします

会話が書き込まれるか。珍しく有用な機能やな。

 

108:上条当麻(転生)

【くそっ、ビビらせんじゃねえよ!】

【はぁ?……はっは~ん?アンタこういうのが苦手なんだ~。ふ~ん、そぉ~】

 

109:以下、名無しの転生者でお送りします

めっちゃいい顔するやん。

 

110:以下、名無しの転生者でお送りします

ミコっちゃんゲスいですねwww

 

111:以下、名無しの転生者でお送りします

だがそれがいい!

 

112:以下、名無しの転生者でお送りします

>>111

変態はお帰り下さい。

それはそうと私を踏んでくださいませんかね?

 

113:以下、名無しの転生者でお送りします

>>112

おまいう。

 

114:上条当麻(転生)

白井のテレポートで御坂と風斬が脱出した。

その後にあったんだが、この子誰?

『画像』

 

115:以下、名無しの転生者でお送りします

ファッ!?

 

116:以下、名無しの転生者でお送りします

もうわけがわからないよ。

 

117:以下、名無しの転生者でお送りします

>>116

キュゥべえはやめろといいたいが、どういうことだ?

 

118:以下、名無しの転生者でお送りします

なんで、フレ/ンダが?

 

119:以下、名無しの転生者でお送りします

>>118

そこで分けるのやめいwww

 

 

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 

 

 白井の能力で、閉じ込められた地下街から出ることになった。

 

「じゃあ、取りあえずアンタとその子で行きなさいよ。私が残るわ」

「そんな!お姉様を一人残すだなんて……!」

 

 白井の提案は、その場の全員が望むものだ。

 しかし、それには一つだけ大穴があった。

 

「いや、俺はいい」

「はぁ?なんでよ」

「右手があるからな」

「……え、空間移動(テレポート)もダメなの?あんたの右手」

「ああ。そうみたいだ」

「よく分かりませんが、誰が出るんですの?」

 

 ここは消去法で――

 

「御坂と風斬は先に出ていてくれ。俺は待ってるから」

「アンタ一人で大丈夫なの?あんなにビビってたのに」

「うるっせぇよ!あれはいきなりだからビックリしただけだっての!」

「ふぅん、まぁ、そう言うことにしておいてあげるわ」

「ぐぬぬ……!」

 

 にやにやと笑みを浮かべながら、勝ち誇ったような顔をする御坂。

 その顔を見て、上条は言いようのない屈辱感に苛まれる。

 

「では、お二人が飛ぶのでよろしくて?」

「あ、お世話になります」

「構いませんわ。(この類人猿をお姉様から切り離せるまたとない機会!)」

 

 後半の部分は誰も聞き取れなかった。

 そして、白井たちはそのまま脱出し、上条が一人残る。

 

「さて、と。どっかに出られる出口ないか探すかね」

「あーもう!最悪!なんで携帯繋がらないのよ!」

 

 すると、妙に甲高い声が響いた。

 声の方を振り向くと、金髪でベレー帽を被った少女が、携帯を苛立ちながら弄っている。

 

「ここは地下街だし、今はテロのせいでごたついてるから、電波も届かねえんじゃねえか?」

「うるさいわね!結局、そんなの全部分かってるってわ……け」

 

 金髪の少女が上条のほうを見た途端、石像のように固まった。

 

()()()()()()()()()……()()()()()()……()()()()()()?」

「ん?なんで俺のこと知ってんだ?」

 

 

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

133:上条当麻(転生)

なんかこの金髪の子俺のこと知ってるみたいなんだが。

 

134:以下、名無しの転生者でお送りします

>>133

どういうこと!?

 

135:以下、名無しの転生者でお送りします

どこで関り持ったんだよそれ。

 

136:以下、名無しの転生者でお送りします

どうしてフレンダさんと知り合いになってるんですかね~?

 

137:以下、名無しの転生者でお送りします

前条さんと知り合いやったとか?

 

138:上条当麻(転生)

でもこの子の言い方、まるでここで会うはずがない人物とあったって感じやけどな。

しかもぼそぼそ言っててよく聞こえなかったけど、聞き取れた部分で

「まだ会うのは早いと思うってわけよ……」

とか言ってる気がした。

 

139:以下、名無しの転生者でお送りします

ん~……分かんないですね。

 

140:以下、名無しの転生者でお送りします

どういうことなんですかね?

 

141:以下、名無しの転生者でお送りします

……え、このスレ何?

 

142:以下、名無しの転生者でお送りします

>>141

お、新入りか?

 

143:以下、名無しの転生者でお送りします

>>141

ここはとある世界に神様事故にあって上条さんに憑依したイッチを助けてるスレやで。

 

144:以下、名無しの転生者でお送りします

ちょっと待って!上条当麻も転生者なの!?

 

145:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?も?

 

146:上里翔流(転生)

も、ってなに?どういうことだ?

 

147:以下、名無しの転生者でお送りします

さっきから疑問しか出てねえ。

 

148:フレンダ(転生)

え~っと、コテハンこれでいいのかな?

どうも、フレンダです。

 

149:以下、名無しの転生者でお送りします

>>148

ファッ!?

 

150:以下、名無しの転生者でお送りします

>>148

嘘でしょ……。

 

151:以下、名無しの転生者でお送りします

新たな神様事故の被害者出現!

 

152:以下、名無しの転生者でお送りします

神様いい加減まともに仕事してくれよ。

 

153:フレンダ(転生)

他のスレも見たわ。結局、上条当麻は同類だってわけね。

 

154:上里翔流(転生)

流石に草越えて森生える。

 

155:ステイル(転生)

驚いたな。

まさか暗部にまで憑依者がいたとは。

 

156:上条当麻(転生)

>>155

暗部って何?

 

157:以下、名無しの転生者でお送りします

これでとある世界に憑依者は4人か。

>>156

学園都市の裏組織みたいなもの。

 

158:フレンダ(転生)

言っておくけど、アイテムには入ってないわよ。

結局、戦う技術は身につけたけど、暗部からは足を洗ったってわけよ。

 

159:以下、名無しの転生者でお送りします

>>158

え。

 

160:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ普通やろな。

アイテムにおったら死ぬって分かってるのに、態々入る意味ないしな。

 

161:以下、名無しの転生者でお送りします

原作崩壊……今更か。

そういや、妹はどうしてるん?

 

162:フレンダ(転生)

生き別れた。

多分フレメアは私の顔も覚えてないと思う。

 

163:以下、名無しの転生者でお送りします

さらっととんでもないこと言いやがった。

 

164:以下、名無しの転生者でお送りします

ってことは、原作みたいに駒場のとこか。

これSS2の話になった時辛いな。

 

165:以下、名無しの転生者でお送りします

どっちにしろフレメアはアイテム以外に家族はおらんくなるから一緒。

 

166:以下、名無しの転生者でお送りします

>>165

薄情やけどその通りなんだよなぁ。

 

167:上条当麻(転生)

なんかRPGのゴーレムみたいな奴が出てきた。

【リアル中継モード】

 

168:フレンダ(転生)

【リアル中継モード】

因みに、私は新約リバースまでの原作知識があるわよ。

【それ!】

 

169:上条当麻(転生)

【うおっ!?爆発した!?】

 

170:以下、名無しの転生者でお送りします

流石フレンダさん。お得意の人形爆弾ですね。

……なんで持ってるの?

 

171:フレンダ(転生)

>>170

護身用。あと、暗部抗争編を生き残るための準備。

正直☆に私の事修正されたらいやだし、万が一に備えて。

 

172:以下、名無しの転生者でお送りします

>>171

思いのほかまともな理由だった。

☆さんならやりかねんしな。

 

173:上条当麻(転生)

【おい、お前か!テロリストってのは!】

【えぇ、そうよ。私はシェリー=クロムウェル。イギリス清教の魔術師】

【イギリス清教!?インデックスやステイルと同じ所属の魔術師!?それが……なんでこんなことを……!】

【決まってるじゃない。火種が欲しいのよ。戦争のねッ!】

 

174:以下、名無しの転生者でお送りします

シェリーさんは原作の人みたいですね。

 

175:以下、名無しの転生者でお送りします

子種が欲しいのよ。妊娠のね!

 

176:以下、名無しの転生者でお送りします

>>175

下ネタはNG。

 

177:以下、名無しの転生者でお送りします

すげえ、ゴーレム振り下ろしの衝撃波で遠距離攻撃してる。

 

178:以下、名無しの転生者でお送りします

フレンダさんの爆弾を意にも介してねえ。

 

179:以下、名無しの転生者でお送りします

行け、イッチ!幻想殺し!

 

180:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチは 幻想殺しを使った

だが 逃げられた。

 

181:以下、名無しの転生者でお送りします

あー、逃げ足早いなシェリーさん。

 

182:上条当麻(転生)

【くそっ、逃げられたか……!】

にしても、アイツは何でこんなところに?戦争の火種って……魔術と科学のか?

 

183:以下、名無しの転生者でお送りします

>>182

そうや。これもまた深い理由があってだな。

 

184:以下、名無しの転生者でお送りします

3行にまとめると

昔、科学と魔術は手を取り合おうとしていた。

その証として、能力者に魔術覚えさせたが、実際に使用した際、副作用でその能力者が死んだ。

その能力者と友達だったシェリーは、同じことが二度と起きないよう、科学と魔術を仲悪くしたいと思っている。

 

185:以下、名無しの転生者でお送りします

>>184

有能。

 

186:上条当麻(転生)

副作用って……能力者が魔術使ったら死ぬのか?

 

187:フレンダ(転生)

より詳しく言うなら、死ぬというより、死にかねないほどの致命傷を負うってわけよ。

具体的には、血管が破裂したりとか。

 

188:以下、名無しの転生者でお送りします

だから処置を間違えれば死ぬし、土御門もそんな危険と隣り合わせなのだ。

 

189:上条当麻(転生)

土御門?……あぁ、そういや、アイツも魔術師なんだっけ?

 

190:以下、名無しの転生者でお送りします

つっちーが魔術師であること忘れてたのか……。

 

191:以下、名無しの転生者でお送りします

ちな、つっちーはオートリバースっていう再生能力だから、何度かは魔術が使えるが、制限が出るから弱体化してる。

 

192:上里翔流(転生)

そういや、風斬は白井たちに連れられて外に出たんだよな?

じゃあ、風斬が自分の正体に気づけないまま終わるんじゃ……。

 

193:以下、名無しの転生者でお送りします

>>192

あ……。

 

194:以下、名無しの転生者でお送りします

クォレは……まずいですね。

 

195:フレンダ(転生)

あ、そうか。インデックスがいないから……。

 

196:以下、名無しの転生者でお送りします

厄介なことになったな。

 

197:以下、名無しの転生者でお送りします

後半になるにつれてガバがひどくなってるな。

 

198:以下、名無しの転生者でお送りします

い、いや……まだいける!

 

199:以下、名無しの転生者でお送りします

>>198

RTAしてそう。

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

「……ん?なんか変な音しない?」

「え、そうですか?」

 

 地下街から脱出した風斬と御坂は、上条の帰りを待っていた。

 ……炎天下の中で。

 

「にしても、暑い……アンタ凄いわね。()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「あ、あはは……。()()()()()()()()()

 

 すると、ドゴゴゴゴゴッッ!!と言う音とともに、二人の足元の地面が盛り上がる。

 

「危ない!」

「きゃあ!?」

 

 盛り上がったから地面から出てきたのは、御坂達が地下街に行くまでにも遭遇したあの土の巨人だった。

 

「ちっ……また出てきたってことは……」

「……」

 

 御坂の視線の先には、巨人の肩に乗るシェリーの姿があった。

 

「丁度いいわ。ここでアンタをぶっ倒せば……」

「生憎、そんな簡単に片付くと思わないことね!」 

 

 巨人が地面を抉りながら拳を振り上げる。

 御坂はそれを楽々回避するも……

 

「しまっ……!風斬さん!」

「えっ……?」

 

 風斬の顔に、巨人に抉られた地面の瓦礫が飛来する。彼女はそれをただ呆然と見ていることしかできなかった。

 

「きゃあ!?」

「風斬さぁぁぁぁん!!!」

 

 すぐさま御坂は風斬のもとに駆け寄る。

 

「は、早く救急車を……えっ?」

 

 そして、御坂はとんでもないものを目撃した。

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

246:上条当麻(転生)

なんかどれだけ探してもシェリーが見つからないんだが?

 

247:以下、名無しの転生者でお送りします

あっれぇ~?おっかしいぞ~?

 

248:以下、名無しの転生者でお送りします

そろそろ遭遇してもおかしくないと思うですけどね~?

 

249:以下、名無しの転生者でお送りします

もう早くしてくれない?

ワイ今借金取りに追われてて大変やねん。

 

250:以下、名無しの転生者でお送りします

>>249

草。お前ナニモンだよ。

 

251:>>249

>>250

堕魔死神。

 

252:以下、名無しの転生者でお送りします

>>251

いや境界のRINNEかよ。

普通に古くね?……いや、言うほど古くないか。

 

253:以下、名無しの転生者でお送りします

転生先バリエーション豊富ですな。

 

254:フレンダ(転生)

結局、アイツもう外に出ちゃったんじゃないの?

 

255:以下、名無しの転生者でお送りします

まーそうかもな。

 

256:以下、名無しの転生者でお送りします

むしろそっちの可能性の方が高くね?

イッチたちも早く外出ろよ。

 

257:上条当麻(転生)

>>256

それもそうだな。

フレンダ、シャッター壊せるか?

 

258:フレンダ(転生)

問題ないってわけよ。

 

259:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、フレンダネキはその喋り方なんっすね。

 

260:フレンダ(転生)

口調が体に染みついてるのよ。

おかげで掲示板にまでそれが反映されて嫌になるってわけよ。

 

261:以下、名無しの転生者でお送りします

まあしゃーない。ステイルきゅんもそんな感じやったしな。

 

262:上条当麻(転生)

よっしゃ脱出!

さっさと御坂達を探しn

【リアル中継モード強制発動】

 

263:フレンダ(転生)

【リアル中継モード強制発動】

【ちょ、なんでいきなりエリス!?】

 

264:上条当麻(転生)

【待ち伏せ!?くそっ、スキルアウトかよ!?】

 

265:以下、名無しの転生者でお送りします

フレンダネキも掲示板に登録されて―ラ。

 

266:上里翔流(転生)

っていうか、どうやらコテハン付けたやつは強制的に固定されるようになったみたい。

 

267:ちょめちょめ

え、それつまりワイも?

 

268:上里翔流(転生)

多分。

 

269:上条当麻(転生)

【リアル中継モード解除】

ゴーレムと殴り合ってたら御坂とか白井が助けてくれた。

一応右手でぶっ壊した。っていうか、御坂が顔真っ青なんだが……。

 

270:フレンダ(転生)

【リアル中継モード解除】

御坂が私のほう見た後上条に言った言葉。

「ほぉう。私がこの暑さの中ずっと待ち続けてたのに、貴様は幼女とランデブーってか?……舐めんな」

って言われてイッチぶち切れられてるwww

現在、イッチ土下座中

『画像』

 

271:以下、名無しの転生者でお送りします

草……と言いたいが、羨まちぃ。

 

272:以下、名無しの転生者でお送りします

くそっ、ゾンビになっちまえお前なんか!

 

273:以下、名無しの転生者でお送りします

>>272

さてはバイオハザードの世界だなおめー?

 

274:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、結局シェリーは捕まったのか?

 

275:上条当麻(転生)

いや、またやってきた。とりあえずタイマンして、説教した。

 

276:以下、名無しの転生者でお送りします

>>275

説教www。

原作上条さんみたいなことしてやがるよイッチ。

 

277:上条当麻(転生)

え、上条ってそんな説教するのか?

俺前世から説教がうざいって言われるほど説教癖あったけど。

 

278:以下、名無しの転生者でお送りします

マジか。

イッチはリアル上条さんだったのか。

 

279:フレンダ(転生)

正直、本人かと思うほど熱の入った説教だったわ。

確か、こいつの前って鬱条なのよね?実は今の方が前条で、鬱条が転生者って説はないってわけ?

 

280:上里翔流(転生)

いや、それはないっぽい。

説明書には掲示板は転生者にしか使えないから、仮にそういうケースが起こってても、元が原作の奴だから掲示板は使えない……らしい。

正直、事故ばかり起こす神の言うことだから信用はあまりない。

 

281:以下、名無しの転生者でお送りします

実績って大事、はっきりわかるね。

 

282:上条当麻(転生)

御坂から話聞いたけど、マジで風斬って人間じゃないんだな。

顔欠けてたってどういうことだよ。

 

283:以下、名無しの転生者でお送りします

そりゃ、AIM拡散力場の塊やしな。

 

284:上里翔流(転生)

それで?イッチ的には相手が人間じゃなきゃ知らん顔できるのか?

 

285:上条当麻(転生)

>>284

アホか貴様?

人間とか人間じゃないとか、そんなもんどうでもいいだろ。

大事なのは、あいつが俺の友達だってことだけだろ。

 

286:以下、名無しの転生者でお送りします

>>285

やだ、上条らしい……!

これは本人説疑ってもしゃーないわ。

 

287:上条当麻(転生)

どうやら、風斬が逃げ遅れた人守るためにゴーレム抑えててくれたらしい。

探してお礼言ってくる。

 

288:以下、名無しの転生者でお送りします

>>287

おう。頑張れよ。っていうか、風斬さん流石っすね。

 

289:以下、名無しの転生者でお送りします

にしても、鬱条って何者なんだろうな。

 

290:以下、名無しの転生者でお送りします

>>289

さあ?少なくとも、ワイらの想像を絶することがあったのは確定やな。

 

291:以下、名無しの転生者でお送りします

ワイの世界やったら絶対ありえへんな。

 

292:以下、名無しの転生者でお送りします

>>291

どこの世界?

 

293:>>291

>>292

どうぶつの森。

 

294:以下、名無しの転生者でお送りします

>>293

どうぶつの森ニキ!どうぶつの森ニキじゃないですか!

 

295:どうぶつの森の村長

>>294

おう。どうぶつの森の世界いいぞ。のんびりスローライフってやつや。

まあ、たぬきちがちょっとやばめだが。

 

296:以下、名無しの転生者でお送りします

村長のやつなんですね。

っていうか、どんどんキャラが濃くなってきたなこのスレ。

 

297:以下、名無しの転生者でお送りします

>>296

それな。

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

「風斬」

「!?……上条、さん」

 

 1人……、たった1人で、その少女は泣いていた。

 

「なにやってんだよ、こんなところで」

「だ、ダメ!私は……私は……!」

「人間じゃないってか?」

「!?……知ってたんですか?」

「御坂に聞いた」

 

 嘘である。本当はスレ民に聞いていたが、あまり変わらないだろう。

 

「……やっぱり、気味が悪いですよね。私みたいな化け物」

「何言ってんだよ。お前の何処がバケモノなんだ」

 

 上条が風斬の言葉を否定するも、風斬は力なく笑いながら答える。

 

「貴方は知らないだけなんです。私の力を」

「まあ、確かに何も見てなかったな。……だから、実際に見てたやつに来てもらった」

「えっ……?」

 

 二人の背後に、まだ小学低学年くらいの女の子が、気まずそうに姿を現す。

 

「あな、たは……」

 

 風斬には、その少女に見覚えがあった。

 自分が力を使い、守り抜こうとした少女だ。逃げ遅れてしまい、巨人に潰されそうになっていたところを、無我夢中で。

 

「あのね……ありがとう!」

「えっ……」

 

 そんなことを言われるのは予想外だったのか、風斬は目を丸くする。

 

「え、え……ありがとうって……」

「助けてくれてありがとう!お姉ちゃん!」

「……」

 

 風斬はいまだに呆然としている。

 

「分かったか?」

「!?……どう、して……」

「?」

「だって……私は……化け物で」

「何言ってるの?お姉ちゃんは()()()()()()だよ!」

 

 その言葉を聞いて……風斬はついに泣き出してしまった。

 

「え、お、お姉ちゃん大丈夫……?わ、私、なにか悪いことした?」

「……ううん。そんなことないよ。……ありがとう」

 

 そっと、少女を抱きしめる風斬。

 暫くそうしていたが、やがて少女を解放した風斬。

 

「あ、お母さん!……じゃあね、お姉ちゃん!」

「……うん」

 

 少女は母親に連れられ、そのまま去っていった。

 

「分かったか?」

「……」

「お前は化け物なんかじゃない。一人の女の子の笑顔を守った、()()()()なんだ」

「……私は……私は……!」

「お前が例え何であっても、俺はお前の友達だ」

 

 上条は()()で風斬の頭を撫でると、微笑みかけていった。

 

「この世界はお前を……、一人ぼっちの女の子を見捨てちまうほど、残酷なんかじゃねえ。お前が人間じゃなかったとしても関係ねえ。胸を張って生きろ。お前には、その資格がある」

「……はい」

「それでいい……って!?」

 

 風斬の姿が徐々に半透明になっていき、所々にはノイズのようなものが出ている。

 

『……時間みたいですね。……ありがとう、私を見つけてくれて。あの時、あの地下街で、一人ぼっちだった、私に声をかけてくれて』

「風斬……おう。また会おうぜ!」

 

 にっこりと微笑み、風斬はその姿を虚空に消した。

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 




まさかのフレンダが転生者でした!……批判食らいそう……(/ω\)。
どうぶつの森ニキがレギュラー入りです。次回も(ちょっとだけ)出ます。
さて、コメントでみさきちを心配する声がたくさん上がっていますが……、ぶっちゃけネタバレしてほしい人、アンケートに投票を(露骨なアンケ稼ぎ、死すべし)。


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part2

7巻のスレ、はーじまーるよー。

その前に、前回のアンケートの結果、みさきちの設定をネタバレしてほしい人の方が多かったですが、してほしくない人も多かったです。
なので、限りなく(作者基準で)ネタバレに近いヒントを提示します。頑張って考察してみてください。

【食蜂操祈の設定は、原作とほぼ同じです。しかし、登場人物が異なります。
食蜂と上条は知り合いではありません。全く面識がないわけではないですが、それでも思い出せない程度の接点でしかありません。
そして、その異なる登場人物が誰かは、大覇星祭編で明らかになります】

正直、名前を出していないだけでほぼネタバレなんだよなあ……してほしくなかった方、申し訳ありません。
あくまでもヒントですので、文章はもしかしたら脈絡がないかも……。考察ニキ、頑張ってください(恐らく一瞬で答え出ると思うけど)
まあ、理解した瞬間批判されそう、と思いながらビクビクして待ってます



320:ステイル(転生)

報告だ

 

321:以下、名無しの転生者でお送りします

ステイルきゅん!

 

322:以下、名無しの転生者でお送りします

どしたステイルきゅん。

今、イッチの上条さんレベルを測ってたところやで

 

323:以下、名無しの転生者でお送りします

ちな、現在はレベル3ってとこや。

 

324:上条当麻(転生)

俺の知らない間に何やってんだよお前ら。

それで?報告ってなんの?

 

325:ステイル(転生)

あのクソ女狐……アークビショップが、法の書の話題を振ってきた。

もう分かるだろ?オルソラ編だ

 

326:以下、名無しの転生者でお送りします

お、もうか

 

327:以下、名無しの転生者でお送りします

相変わらずスピーディーに話が進んで好き

 

328:上条当麻(転生)

オルソラ?なにそれ?なんかの魔道具か?

こっちは今大覇星祭の選手決めしてるんだが

 

329:以下、名無しの転生者でお送りします

ちゃうでイッチ。

人物名

 

330:以下、名無しの転生者でお送りします

そうか。大覇星祭か。

随分と進んだな

 

331:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、今更なんだが、これ憑依したらずっとその世界で生きていかなきゃいかんのかな?

 

332:上里翔流(転生)

>>331

そうなんじゃね?

 

333:以下、名無しの転生者でお送りします

>>332

軽いっスね

 

334:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、転生でもその先ずっとその世界で生きていかなあかんから、同じようなもんだろ

 

335:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、違いと言えば他人になるか自分であるかくらいやしな

 

336:以下、名無しの転生者でお送りします

>>335

だいぶ違うと思うのですがそれは……

 

337:上条当麻(転生)

なんか自宅に外出許可証が届いてたんだが。

もしかしなくてもステイル?

 

338:ステイル(転生)

ああ。とりあえずそれで学園都市を出ろ。

その後、手紙で指定した場所にGOだ。分かったな?

 

339:上条当麻(転生)

へいへい

 

340:以下、名無しの転生者でお送りします

携帯で通話しなくても相手と情報交換できるってすごいな

 

341:以下、名無しの転生者でお送りします

普通は同じ世界にいる者同士の通信用に使うものじゃないんだけどな

 

342:以下、名無しの転生者でお送りします

その同じ世界に4人ほどダブっている方たちがスレにいるんですがあの……

 

343:以下、名無しの転生者でお送りします

わー、すごいきせきー(棒読み)

 

344:以下、名無しの転生者でお送りします

奇跡と言えば、エンデュミオンの奇跡って時系列いつだっけ?

 

345:以下、名無しの転生者でお送りします

確か……レムナントの後?

 

346:以下、名無しの転生者でお送りします

そういや、レムナントも挟むのか。イッチ忙しいな

 

347:どうぶつの森の村長

そういや、イッチって何者なんだろうな?

 

348:以下、名無しの転生者でお送りします

>>347

どうぶつの森ニキ!

……というと?

 

349:どうぶつの森の村長

いや、イッチの性格が上条さんに限りなく近いっぽいけど、そんなこと普通あり得る?

 

350:以下、名無しの転生者でお送りします

言われてみれば……

 

351:以下、名無しの転生者でお送りします

そういや、イッチの事あんま知らないな

 

352:上条当麻(転生)

真浄美冬華(まじょうみとうか)

前世での自分の名前。高校1年生。性別男性。

好きなゲーム会社はニンテンドー。好きなゲームはゼルダの伝説

とあるはスマホゲームのCMしか見た事ない

 

353:以下、名無しの転生者でお送りします

>>352

唐突の個人情報。

ていうか、名前がどう聞いても女性で草

 

354:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、流出したところで今のイッチは上条さんやからダメージないしな

 

355:フレンダ(転生)

まじょうみ……とうか?

 

356:以下、名無しの転生者でお送りします

>>356

お、フレンダネキ。何か気になることでも?

 

357:フレンダ(転生)

……いや、多分気のせいだと思うんだけど……

 

358:以下、名無しの転生者でお送りします

???

 

359:以下、名無しの転生者でお送りします

え、実は知り合いだったとか?

 

360:フレンダ(転生)

>>359

いや違う。

そうじゃなくて、これ、ひらがな入れ替えたら……

 

361:ちょめちょめ

え……?

 

362:どうぶつの森の村長

マジかよ……

 

363:以下、名無しの転生者でお送りします

???どういうこと?

 

364:ちょめちょめ

>>363

紅魔族は知能が高いのでお答えしよう。

「まじょうみとうか」という文字、これを入れ替えると……

か み じ ょ う と う ま となるのだ

 

365:以下、名無しの転生者でお送りします

ファッ!?

 

366:以下、名無しの転生者でお送りします

すげぇ、ホントだ。

 

367:以下、名無しの転生者でお送りします

よく気づいたなフレンダネキ

 

368:以下、名無しの転生者でお送りします

いいいやまさかかか……たた、ただの偶然だだと、思うっスけどぉ~?(震え声)

 

369:以下、名無しの転生者でお送りします

でもこれは気になるな。イッチ何か知ってる?

 

370:上条当麻(転生)

>>369

いや知ってるわけないじゃん。初めて知ったわ

あと、なんか迷子のシスター拾った。この女、こっちの説明全部笑顔で聞き流してやがる……!

『画像』

 

371:以下、名無しの転生者でお送りします

オルソラ!

 

372:以下、名無しの転生者でお送りします

エッッッッ!!

 

373:以下、名無しの転生者でお送りします

>>371

別にエロくない定期。

 

374:ステイル(転生)

よし。ここまでは原作通りだな。

おい、そいつを目的地に連れて来い

 

375:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?ローマ正教に引き渡すのか?

 

376:以下、名無しの転生者でお送りします

それがいいんじゃね?

 

377:以下、名無しの転生者でお送りします

今回は原作の流れを守るのが最短だと思うぞ

 

378:以下、名無しの転生者でお送りします

>>377

いつの間にかRTA始まってて草

 

379:上条当麻(転生)

とりあえず了解。

っていうか、オルソラって天然?それともサイコパス?

 

380:以下、名無しの転生者でお送りします

天然です(真顔)

 

381:以下、名無しの転生者でお送りします

シスターがサイコとか……とあるじゃよくあることだな

 

382:上里翔流(転生)

シスターって何だっけ?(白目)

こっちも最近ドSシスターと知り合ったんだが?聖骸布が痛いです

 

383:以下、名無しの転生者でお送りします

>>382

カレンで草。激辛麻婆食わされそう(小並感)

 

384:どうぶつの森の村長

っていうか、上里ニキfateヒロインにしか会ってなくね?

 

385:以下、名無しの転生者でお送りします

偏差値高い学校行ったからだろ(適当)

 

386:上条当麻(転生)

到着。……だよな?

 

387:以下、名無しの転生者でお送りします

確信無いのかよww

 

388:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、学園都市の外やしな

 

389:ステイル(転生)

【リアル中継モード】

【よし、お疲れさん】

 

390:上条当麻(転生)

なんでいきなりリアル中継モード?

【リアル中継モード】

【っていうか、俺は何しに来たわけ?】

 

391:ステイル(転生)

【人探しを手伝ってもらおうと思ってね。まあ、もうその必要はない】

 

392:上条当麻(転生)

【どういうこと?】

 

393:以下、名無しの転生者でお送りします

え……?

 

394:以下、名無しの転生者でお送りします

……ま、まあ、いきなりそんなこと言われても分かんないよな!だって人探しの話なんてしてなかったしな!

 

395:どうぶつの森の村長

 

396:ステイル(転生)

【……君の隣にいる女性が僕らの捜索しなければならない人物。君はそれをここまで運んだ。はい、君の仕事終わり】

 

397:上条当麻(転生)

【んなっ!?わざわざこの炎天下歩いてきたのにそれだけ!?ぶっ飛ばすぞこのクソガキ!】

 

398:ステイル(転生)

【誰がガキだ。灰にするぞ】

 

399:以下、名無しの転生者でお送りします

いきなり喧嘩www

 

400:以下、名無しの転生者でお送りします

唐突に仲悪くて草

 

401:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、そりゃ暑い中態々来たのに到着したらもういいから帰れっていわれたら普通キレるわなwww

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 

『お前らが勝手にやり合うのは勝手だが、そう簡単に引き渡されては困るのよな』

 

 突如、上条達の頭上からそんな声が聞こえた。

 全員が声のほうを向くと、紙風船のようなものが浮いている。

 

『オルソラ=アクィナス。お前はローマ正教に戻るよりも、我ら天草式とともにあったほうが、有意義な暮らしができるのよ』

「天草式!?」

 

 瞬間、なにかが切り裂かれる音とともに、オルソラの足元から剣のような物が出現し、三角形の形に地面を切り抜くと、彼女の姿が消える。

 

「オルソラ!?」

「炎よ!」

 

 ステイルが最短詠唱で炎を出し、天草式を攻撃する……が。

 

「間に合わなかったか。ワリと自信あったんだけどね」

 

 既に穴の中には人っ子一人いなくなっていた。

 それを見たステイルは、懐からお菓子を取り出す。

 

「……何が起こってるんだ?」

「……生憎、7巻は僕も詳しくは知らない。説明ならこっちが聞きたいくらいだよ」

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

450:ステイル(転生)

そう言う訳だ。今後の展開はそっちの知識に掛かっている。

7巻は所々忘れているんだ

 

451:以下、名無しの転生者でお送りします

ステイルきゅん7巻の原作知識なかったんですね

 

452:以下、名無しの転生者でお送りします

原作の流れを守ってたのってそもそも知らなかったから言われたとおりにしてただけなのか

 

453:上条当麻(転生)

アニェーゼってやつから説明受けた。

天草式って敵って認識でオッケーなの?

 

454:以下、名無しの転生者でお送りします

あかん

 

455:以下、名無しの転生者でお送りします

天草式は寧ろいいやつ

 

456:上条当麻(転生)

>>454

>>455

どういうこと?あいつらオルソラ攫ってったぞ?

 

457:以下、名無しの転生者でお送りします

むしろ救い出したんだよなぁ

 

458:以下、名無しの転生者でお送りします

いいか、ホンマに悪いのはローマ正教やねん

 

459:以下、名無しの転生者でお送りします

ローマ正教は法の書を解読できるオルソラを消したいねん

 

460:上条当麻(転生)

法の書?そういや、盗まれたんだっけ?確か、十字教の時代が終わるとか何とかって

 

461:以下、名無しの転生者でお送りします

>>460

でも、ローマ正教は十字教を主軸にしてるから、十字教が消えたら寧ろ困るねん。

だから法の書を解読できるオルソラが邪魔。

 

462:上条当麻(転生)

あー、何となく読めた

 

463:ステイル(転生)

そういうことか。

ならどうする?オルソラがいる以上、ローマ正教との対立は避けられないんじゃないのか?

 

464:以下、名無しの転生者でお送りします

いや、そもそもオルソラの解読法って間違ってるねん。

法の書の解読法ってのは百通り以上もあるけど、そのすべてがダミーで、失敗するように誘導される

これ、インさんの説明

 

465:上条当麻(転生)

ってことは、法の書って結局誰にも読めないんじゃないか。

なんでそんなに大事そうにしてるんだよ。要は鍵を無くした金庫と同じだろ?

 

466:以下、名無しの転生者でお送りします

その通りなんだが、中身は金じゃなくて核兵器のスイッチみたいなもん。

だから迂闊には扱われへんし、もし本当に開けられる奴が出たら大変やろ?

 

467:ステイル(転生)

要は、万が一があるってことさ

 

468:上条当麻(転生)

ふぅん

 

469:以下、名無しの転生者でお送りします

興味なさそうで草

 

470:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、実際関係ないしな。読まれる心配とか全くせんでええもん

 

471:上条当麻(転生)

おっ、天草式が潜伏してる場所がテーマパークだと分かったぞ。

御坂と行った遊園地とかめっちゃ面白かったの思い出した

 

472:以下、名無しの転生者でお送りします

>>471

ミコっちゃんと遊園地?死にたいのか貴様

 

473:以下、名無しの転生者でお送りします

殺気隠せてねえっスニキ

 

474:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、知らない間にイッチとミコっちゃんの関係が進み過ぎだと思うんだが……

 

475:以下、名無しの転生者でお送りします

>>474

それな。最早恋人

 

476:上条当麻(転生)

>>475

べべべ、別に恋人とかじゃねーし!

 

477:以下、名無しの転生者でお送りします

>>476

謎のツンデレ

 

478:以下、名無しの転生者でお送りします

ミコっちゃんがやると可愛いが、イッチがやると腹立つ

 

479:ステイル(転生)

とりあえずこっちの作戦は決まったぞ

 

480:以下、名無しの転生者でお送りします

お、もうかステイルきゅん。

 

481:以下、名無しの転生者でお送りします

早いな

 

482:上条当麻(転生)

っていうか、天草式って面倒だな。渦とか、目に見える術式を使わないとか……

 

483:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、それが天草式の強みだしなぁ

 

484:ステイル(転生)

悪いが、時間までは眠ることになっている。そろそろ落ちるよ

 

485:上条当麻(転生)

こっちもだ。じゃあな

 

486:以下、名無しの転生者でお送りします

>>485

>>486

おう

 

487:以下、名無しの転生者でお送りします

そういや、休憩タイムがあったな

 

488:以下、名無しの転生者でお送りします

そしてそこで上条さんはアニェーゼとインさんの裸を……

 

489:以下、名無しの転生者でお送りします

殺す

 

490:以下、名無しの転生者でお送りします

>>489

ヒェッ!?

 

491:以下、名無しの転生者でお送りします

>>489

抑えて抑えて。

っていうか、上里ニキとフレンダネキ反応ないな

 

492:以下、名無しの転生者でお送りします

向こうじゃもう夜なんだろ?反応なくて当然じゃね?

 

493:以下、名無しの転生者でお送りします

それもそうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

537:上条当麻(転生)

やっべ、クソ眠ぃ

 

538:以下、名無しの転生者でお送りします

おっ、おはイッチ

 

539:以下、名無しの転生者でお送りします

早いな

 

540:以下、名無しの転生者でお送りします

時間の(ry

 

541:どうぶつの森の村長

おは。こっちは今夜9時

 

542:上条当麻(転生)

>>541

マジか。

こっちはバリバリの深夜。深夜テンションになりそう。

とりあえず、作戦は、天草式を捕まえたら、オルソラの解読法が間違ってることをインデックスを通して分かってもらう。

そうすれば、ローマ正教もオルソラを殺す理由がなくなるし、天草式もオルソラを守る理由がなくなる。

これでいいのか?

 

543:以下、名無しの転生者でお送りします

おう。というか、イッチの深夜テンションとか草不可避なんだが

 

544:ステイル(転生)

そう言えばいい忘れていたが、イギリス清教の神裂火織が姿を消した

 

545:上条当麻(転生)

は?

 

546:以下、名無しの転生者でお送りします

ああー……

 

547:以下、名無しの転生者でお送りします

そう言えばそんなこともありましたね

 

548:上条当麻(転生)

あ、そういや、神裂ってもとは天草式なんだっけ?大して関わりないから忘れてたわ

 

549:以下、名無しの転生者でお送りします

神裂さん忘れられてて草

 

550:以下、名無しの転生者でお送りします

あのドエロファッションを忘れるなよ!?

 

551:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、あくまで術式の為ですから……(震え声)

 

552:上条当麻(転生)

え、露出狂なんじゃないの?

テーマパーク到着

 

553:以下、名無しの転生者でお送りします

>>552

違います

 

554:以下、名無しの転生者でお送りします

むしろワイとしてはそっちの方が……

 

555:以下、名無しの転生者でお送りします

>>554

変態はお帰り下さい

 

556:上条当麻(転生)

陽動始まった。侵入したぞ

 

557:以下、名無しの転生者でお送りします

お、雑談してる間に始まったか

 

558:上条当麻(転生)

【リアル中継モード】

いきなり戦闘始まったよ。何のための陽動だオイ。

っていうか、ステイルがインデックス連れて勝手に逃げたんだが

 

559:ステイル(転生)

バッドラックってやつさ。

とりあえず、さっき渡した十字架は肌身離さず持っていろよ

 

560:以下、名無しの転生者でお送りします

十字架キターーーー!

 

561:以下、名無しの転生者でお送りします

おいイッチ。絶対に無くすなよ?振りじゃないぞ?

 

562:上条当麻(転生)

え、お、おう。っていうかこれなn

【うおっ!?】

 

563:以下、名無しの転生者でお送りします

あーあ、足元見てないから

 

564:以下、名無しの転生者でお送りします

見つかったな

 

565:以下、名無しの転生者でお送りします

ポニテの子が来たな。え、可愛い。嫁にしたい

 

566:以下、名無しの転生者でお送りします

おぉ!

 

567:以下、名無しの転生者でお送りします

上手いな。攻撃を躱しつつ、足を振り上げて剣を弾いたぞ

 

568:以下、名無しの転生者でお送りします

すぐさま起き上がって男女平等パンチキタ!

 

569:以下、名無しの転生者でお送りします

己イッチ……!よくもワイの嫁を……!

 

570:以下、名無しの転生者でお送りします

>>569

お前のじゃない定期

 

571:上条当麻(転生)

【リアル中継モード強制発動】

【ごふぅ!?……お、オルソラ!?】

 

572:以下、名無しの転生者でお送りします

エッッッッッ!!!

 

573:以下、名無しの転生者でお送りします

別にエロく……エロくない?

 

574:以下、名無しの転生者でお送りします

縄で縛られるシスター……閃いた!

 

575:以下、名無しの転生者でお送りします

>>574

閃くな

 

576:以下、名無しの転生者でお送りします

>>574

お帰り下さい

 

577:上条当麻(転生)

【リアル中継モード解除】

いや、こいつエロイわ。

十字架かけてほしいって言うからかけようとしたけど正直やばかった。何がとは言わない

 

578:以下、名無しの転生者でお送りします

死刑

 

579:以下、名無しの転生者でお送りします

でも気持ちは分かる

 

580:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、その時の画像撮れよォォォォォォ!!!

 

581:以下、名無しの転生者でお送りします

>>580

欲望駄々洩れで草

 

582:以下、名無しの転生者でお送りします

>>580

もうちょっと欲望隠して?どうぞ

 

583:上条当麻(転生)

俺どうしたらいいの?このまま隠れてるほうが良いの?

 

584:以下、名無しの転生者でお送りします

心配しなくても向こうから親玉は来てくれる……はず

 

585:以下、名無しの転生者でお送りします

ステイルきゅん頼みますよ

 

586:ステイル(転生)

オルソラを見つけたのか

 

587:以下、名無しの転生者でお送りします

ステイルきゅん!そっち大丈夫?建宮にやられてたりしない?

 

588:ステイル(転生)

そんな訳ないだろ……と、いいたいが、僕一人では少しきついね

 

589:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ!

 

590:上条当麻(転生)

いや、目に見えるところには見えないし……闇雲に動くのも……

 

591:以下、名無しの転生者でお送りします

正論

 

592:上条当麻(転生)

【リアル中継モード】

【これは……動かざるを得ないな】

 

593:以下、名無しの転生者でお送りします

すげえ、壁ぶち破ってきた

 

594:以下、名無しの転生者でお送りします

初登場は強キャラ感半端なかったんだよな建宮……今じゃ見る影もないが

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

「その剣、浦上から奪ったもんか?」

 

 建宮は上条が持つ剣を見ながらそう言う。

 

「……あぁ、あの子なら、向こうで伸びてるぞ。別に死んでねえから安心しな」

「……死ななきゃいいってわけじゃないのよ、舐めてんのかテメエは!」

「知るか。舐められるような教育してんのが悪いんだろ。俺みたいな雑魚にやられるようじゃ、たかが知れてるぜ?」

 

 その瞬間、ジェット噴射のような勢いで、建宮は上条へと肉薄し、手に持っていた剣を振りかざす。

 建宮が放った斬撃を、奪った剣で何とか防ぐ上条。

 

「ぐっ!?」

「随分と言ってくれるじゃあねえか。そいつが口だけかどうか、見せてみろや!」

 

 万力のような力で、押し潰されそうになるのを耐える上条。

 

(なんて馬鹿力……!いや、魔術による身体能力強化か!?)

 

 咄嗟に剣とともに横にずれて、攻撃を躱す。

 しかし、躱した先を予測した建宮に、追撃を受け、剣を弾かれた。

 

「くっ…そぉ!」

 

 武器を失ったから、拳を振りかぶる。しかし、まるで消えたかのような動きで建宮はそれを回避する。 

 

「な――!?」

 

 驚愕する上条に対し、建宮は剣を振り下ろす。すると、斬撃のようなものが地面を抉りながら上条へと向かっていった。

 

「うぉっ!?」

「……ほぅ」

 

 建宮は面白いものを見るかのように上条を見る。

 

「灰は灰に。塵は塵に。吸血殺しの紅十字!」

 

 ステイルが建宮のサイドから二つの炎剣を放つ。

 それに合わせ、上条は逆サイドから攻め込んだ。

 

「甘いのよな!」

 

 建宮は上条に接近し、それに驚いた上条は反射的に拳を振るうが、躱される。そこにステイルの炎剣が襲い掛かった。

 

(よし!……これであとはあの神父だけなのよな……!)

 

 勝利を確信した建宮。なにしろ、ステイルは先ほどまで建宮一人に追い込まれていた。

 既に勝てると分かっている敵なのだから、そう思うのも無理はないだろう。

 

「ちょ!?あぶねえだろおい!」

「僕に言うな。そもそも、勝手に挟み撃ちにしようとしたのはそっちだろう」

 

 だが、そんな彼でも予想できないことが起こった。ステイルの炎剣が、上条の右手に掻き消されたのだ。

 

(馬鹿な!?今のは一体……!?)

「ちっ!」

 

 すぐさま方向を変え、建宮に殴りかかる上条。それを援護するように、ステイルも炎を放つ。

 

(どうする!?どっちを優先する!?)

 

 正体不明の力を持つ上条か、それとも自身の防御術式を突破するであろう威力を持つ炎か。

 

(いや、力は分からんが、動きは素人なのよな。炎を対処してからでも、十分間に合うのよ!)

 

 そう思い、新たな術式を組み立てる建宮。

 しかし、またしても予想外の事態が発生した。

 

「うぉぉぉぉおおおおお――ッッ!!!」

「な――!?」

 

 上条は、自身を援護するはずの炎を、自分で掻き消したのだ。

 その行動に驚愕し、致命的な隙を作ってしまった建宮が上条に殴り飛ばされる。

 

「ぐはっ!?」

「もう……一発ッッ!」

 

 耐衝撃術式を貫通した上条の右手による攻撃を、なんとか耐えきるが、追撃を食らい吹き飛ぶ建宮。

 そして、そこで建宮は力尽きた。

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

632:上条当麻(転生)

おい!

 

633:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?どしたイッチ

 

634:上条当麻(転生)

どうしたもこうしたも、法の書が盗まれてないってどういうことだよ!?

 

635:以下、名無しの転生者でお送りします

あー、そう言えば伝えてなかったようなー……

 

636:以下、名無しの転生者でお送りします

すっかり忘れてたわ

 

637:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、ローマ正教の狂言だからな

 

638:ステイル(転生)

現状報告:ローマ正教に包囲されている

『画像』

 

639:以下、名無しの転生者でお送りします

>>639

ファッ!?

 

640:以下、名無しの転生者でお送りします

>>638

何があったし……

 

641:以下、名無しの転生者でお送りします

俺らの予想外の事態起きすぎだろ。

全く、退屈しねえなオイ!

 

642:上条当麻(転生)

>>641

言ってる場合か!なんか、一応事情は説明したし、インデックスに裏付けもしてもらって、完璧だったんだ。

でも、このままじゃローマ正教の面子が丸つぶれだから、俺らも天草式も全員潰すとか言ってるんだが……。

っていうか、こいつらどっちかというと自暴自棄になってる希ガス

 

643:以下、名無しの転生者でお送りします

 

644:以下、名無しの転生者でお送りします

あ~……、言われてみればそうだよなぁ……。

もともとローマ正教が天草式が法の書を盗んだって言いだしたのに、それは自分たちが付いた嘘。

しかもそれだけやって回収したいオルソラの解読法は間違ってる。

さらにイギリス清教も巻き込んでる。……うん、これだけやってローマ正教の勘違いでしたじゃ……ねえ?

 

645:以下、名無しの転生者でお送りします

やっちまったなぁ!っていうか、ちょっと無茶苦茶。なんか修正力入ってない?

もしかしなくても☆の仕業?

 

646:上条当麻(転生)

すげえ、よく分からんがインデックスが無双してる。

『画像』

 

647:以下、名無しの転生者でお送りします

お、魔滅の声来ましたな。

 

648:以下、名無しの転生者でお送りします

めっちゃ綺麗。まるでメインヒロインだ

 

649:以下、名無しの転生者でお送りします

>>648

メインヒロインダルォ!?

 

650:以下、名無しの転生者でお送りします

少なくともイッチのメインヒロインではない

 

651:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチもなんかしようぜ。

安価する?

 

652:上条当麻(転生)

えぇ……この状況で安価?頭おかしいだろ。

そんじゃ、ここからの作戦。

>>659

 

653:以下、名無しの転生者でお送りします

そう言いつつもしっかりとやるイッチ。好きだよ(唐突)

ステイルきゅんを砲弾にして大砲発射

 

654:以下、名無しの転生者でお送りします

シスター・ルチアに堕天使エロメイドコスさせる(意味不明)

 

655:ステイル(転生)

上条当麻が生贄になる

 

656:上条当麻(転生)

>>655

ふざけんな!

 

657:以下、名無しの転生者でお送りします

草。めっちゃ仲悪いやん。何があったし。

ミコっちゃん呼ぶ

 

658:以下、名無しの転生者でお送りします

夜中に迷惑やろ。

イッチの右腕とってドラゴン召喚

 

659:どうぶつの森の村長

もうめんどくさいからこれでいいだろ。

イッチがアニェーゼをぶっ飛ばす

 

 

 




後半へ続く!……マジか。1話で終わり切らんかった。……計画通り
イッチのことを既に予想していたニキがいたが……うん、なんていうか、その、ねぇ……?
因みに、どうぶつの森ニキはもうすぐお眠の時間です。

追記:次回の投稿は土曜辺りになるかも。


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part3

不定期更新のはずなのに、ほぼ毎日投稿してるんだが……


665:上条当麻(転生)

嘘だろ嘘だろおい!?この包囲網の中?アニェーゼのとこまで行って?ぶん殴る?

……無理じゃね?

 

666:以下、名無しの転生者でお送りします

安価は絶対です(無慈悲)

 

667:以下、名無しの転生者でお送りします

そうそう。ほら、早く行けって(命令)

 

668:ステイル(転生)

はっはっは!頑張ってくれよ。

僕は現在、天草式と協力してイノケンティウスの構築を行っている

 

669:上条当麻(転生)

あのデカい奴?あんなんでどうにかなるのか?

 

670:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、ものは使いようってやつや。

そんなことより、早く早く!

 

671:以下、名無しの転生者でお送りします

お前ら鬼畜かよ。そんなにアニェーゼたん殴られて欲しいんか?

 

672:以下、名無しの転生者でお送りします

いや、イッチが手も足も出ずボコられて欲しい。

ミコっちゃんとデートした罰だ

 

673:以下、名無しの転生者でお送りします

>>672

まだ根に持ってて草

 

674:上条当麻(転生)

ふざけるな!ふざけるな!馬鹿野郎ォォォォォ!!!

 

675:以下、名無しの転生者でお送りします

切嗣で草

 

676:以下、名無しの転生者でお送りします

正義の味方じゃねーか!

 

677:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、まだなの~?

 

678:上条当麻(転生)

>>677

うっせぇ!こっちはローマ正教の包囲網を抜けてアニェーゼのとこまで行かなきゃなんないんだぞ!?

これでも急いでるわ!

 

679:以下、名無しの転生者でお送りします

マジギレしてそう(小並感)

 

680:上条当麻(転生)

た、辿り着いた……。超疲れた……

【リアル中継モード】

 

681:以下、名無しの転生者でお送りします

お、ついに来たか

 

682:以下、名無しの転生者でお送りします

どうぶつの森ニキの反応がない……寝たな

 

683:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、今この掲示板見てるやつ、大体時間のズレで今が朝か昼だろうしな。

どうぶつの森ニキは今夜なんだろ?じゃあしゃーない

 

684:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ疲れたのか無言で戦ってるしwww

 

685:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、カウンター食らってる。まあ、疲れてるもんな

 

686:以下、名無しの転生者でお送りします

ステイルきゅん!早くしてステイルきゅん!

 

687:ステイル(転生)

>>686

無理。ていうか、ルーン貼ってるのは天草式だから僕に言うな

 

688:以下、名無しの転生者でお送りします

正論

 

689:上条当麻(転生)

【はぁ、はぁ……!ったく、めんどくせえ……!】

【おやおや?もう終わりですかい?】

 

690:以下、名無しの転生者でお送りします

アニェーゼのS顔萌える

 

691:以下、名無しの転生者でお送りします

>>690

分かる

 

692:以下、名無しの転生者でお送りします

あの顔を絶望に染め上げたい

 

693:以下、名無しの転生者でお送りします

性癖歪んでて草

 

694:以下、名無しの転生者でお送りします

お、イノケンティウス間に合ったな

 

695:以下、名無しの転生者でお送りします

これでイッチたちの勝ちか

にしても、今回って話の展開がちょっと雑だったな。

やっぱり、☆がどっかで修正したのか?

 

696:上条当麻(転生)

【それで?まだやるのか?】

【……当然です。数はまだこちらの方が上なんです。まともに潰しにかかりゃこんな奴……!?】

 

697:以下、名無しの転生者でお送りします

お、気づきましたねアニェーゼさん。

味方が完全に戦意喪失してることに

 

698:上条当麻(転生)

【終わりだよアニェーゼ。疑うことしかできないお前らじゃ、この状況を覆す方法なんて思いつけないし、仮にできたとしても、実行なんて出来るはずがない】

【くっ――!?】

【これで……終わりだ!】

 

699:以下、名無しの転生者でお送りします

男女平等パンチキターーー!

 

700:以下、名無しの転生者でお送りします

アニェーゼめっちゃ吹っ飛ぶな

 

701:以下、名無しの転生者でお送りします

ようやく7巻終わりか。

なんか今までで一番長かった希ガス

 

702:以下、名無しの転生者でお送りします

>>701

それな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

740:上条当麻(転生)

なんか神裂から手紙が来た

 

741:以下、名無しの転生者でお送りします

手紙?

 

742:以下、名無しの転生者でお送りします

そういや、原作ではもともと書置きを用意してたっけ?

 

743:以下、名無しの転生者でお送りします

ああ、イッチ入院してないもんな

 

744:以下、名無しの転生者でお送りします

直接会う必要が無いのか

 

745:以下、名無しの転生者でお送りします

なんて書いてるの?

 

746:上条当麻(転生)

え~っと……オルソラと天草式が、イギリス清教の傘下に入りましただってさ

 

747:以下、名無しの転生者でお送りします

ふむ。原作と同じか

 

748:以下、名無しの転生者でお送りします

これ絶対☆介入してるよな?もしくはアークビショップが察してるとか?

 

749:上条当麻(転生)

なんか、必ず借りは返しますとか書かれてるんだが……え、俺殺されるの?

 

750:以下、名無しの転生者でお送りします

>>749

www

 

751:以下、名無しの転生者でお送りします

違うそうじゃない

 

752:以下、名無しの転生者でお送りします

この察しの悪さ、さてはオメーカミやんだな

 

753:以下、名無しの転生者でお送りします

>>752

憑依したんだよなぁ

 

754:以下、名無しの転生者でお送りします

>>748

さてはおめーにわかだな。

アークビショップは神裂に足枷を付けたいから、どのみち天草式は引き入れるぞ。オルソラは天草式引き入れるための口実だろ

 

755:以下、名無しの転生者でお送りします

>>754

アークビショップちゃんマジ女狐っすね

 

756:上里翔流(転生)

寝てる間に7巻終わってた。

しかも安価やってただと?何故ワイを呼ばんのや!?

 

757:以下、名無しの転生者でお送りします

上里ニキ!

 

758:以下、名無しの転生者でお送りします

>>756

いつもお前は遅いんだよ!

 

759:フレンダ(転生)

結局、夜中の事件は対応できないってわけよ

 

760:上里翔流(転生)

そういや、最近ロケット打ち上げしまくってるらしい。

はい、レムナントですねどうもありがとうございました

 

761:以下、名無しの転生者でお送りします

ありがとうございました

 

762:以下、名無しの転生者でお送りします

なんの感謝だよwww

 

763:上条当麻(転生)

そういや、前も言ってたが、レムナントってなんなの?

 

764:以下、名無しの転生者でお送りします

ツリーダイアグラムの残骸

 

765:上条当麻(転生)

え?……マジで?

 

766:以下、名無しの転生者でお送りします

おう

 

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 

「お姉様、どうかなさいました?」

「黒子……ううん、なんでもないわよ」

 

 飛行船を見上げ、どこか憂うような表情をする御坂を、白井が心配する。

 

「そうですか……ですが、以前の様にお一人で抱え込むのはやめてくださいまし。そもそも、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!お姉様の気持ちは分かりますが――」

「……分かってるわよ」

 

 以前……それは、絶対能力進化(レベル6 シフト)計画のことだ。

 この情報は、警備員(アンチスキル)風紀委員(ジャッジメント)の治安維持組織に提供されている。

 一方通行(アクセラレータ)御坂美琴(レールガン)上条当麻(レベル0)、この三人の事も、()()()()()()()()()()()()()()()で伝えられている。

 例えば、使われたクローンは御坂美琴のものであるという情報や、上条当麻の能力、一方通行(アクセラレータ)が実験に賛同した本当の理由など。

 そのせいで、主要の三人は全員が被害者、もしくは部外者という扱いになっている。

 

「――分かりましたか?」

「はいはい、分かったわかった。……うん、大丈夫だから」

「よろしいです。それでは、私はこれで」

「うん。仕事頑張ってね黒子」

 

 交差点で二人は別れる。

 白井は、相棒の初春飾利から、第23学区で窃盗が起こったという連絡を受けているのだ。

 

「さぁて……こっちも頑張るか。……せめて、後始末くらいは私がやらなきゃね」

 

 御坂は再び空を飛ぶ飛行船を見上げ、呟いた。

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

794:上条当麻(転生)

ふぅん、つまり、そのレムナントを回収するために、学園都市の外の連中は躍起になってるってこと?

 

795:以下、名無しの転生者でお送りします

そう

 

796:以下、名無しの転生者でお送りします

そして、それを阻止したいのがミコっちゃん。

また実験が再開されたら嫌やろうしな

 

797:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、実験の本当の目的は達成されてるから、実験が起こるはずないけどな!

 

798:以下、名無しの転生者でお送りします

>>797

それは学園都市の話だろ。

外の連中なら……いや、どっちにしろレベル6の意味も分からんから再開することはないか。

 

799:以下、名無しの転生者でお送りします

せやな。

まあ、今回はイッチは待ってればいいで

 

800:以下、名無しの転生者でお送りします

御坂妹が呼びに来てくれるはずやしな。

あ、イッチの世界じゃ10031号か

 

801:以下、名無しの転生者でお送りします

今更だが、10031号が生きててくれて嬉しいです

 

802:以下、名無しの転生者でお送りします

>>801

それな

 

803:上条当麻(転生)

マジで御坂妹が訪ねてきたぞ。

レムナントの説明が始まったから少し黙ってて

 

804:以下、名無しの転生者でお送りします

ワイらが説明したというのに

 

805:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、この段階で知ってるって言うのもおかしな話やしな

 

806:以下、名無しの転生者でお送りします

そういやさ、アンチスキルとかジャッジメントに実験の事情報提供されたんだよな?

 

807:以下、名無しの転生者でお送りします

>>806

せやで。それで天井さんがすべての罪を押し付けられた

 

808:>>806

じゃあさ、白井も実験の事知ってるってことだよな?

 

809:以下、名無しの転生者でお送りします

あ……

 

810:以下、名無しの転生者でお送りします

あー、これは……原作崩壊?

 

811:以下、名無しの転生者でお送りします

いや、言うて崩壊せえへんやろ。

白井の覚悟がより一層強まるだけやな

 

812:以下、名無しの転生者でお送りします

>>811

ええこと言うやん

 

813:上条当麻(転生)

あのさお前ら……!

 

814:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?

 

815:以下、名無しの転生者でお送りします

お、説明終わった?

 

816:上条当麻(転生)

毎度毎度思うんだけどさ、もっと正確に情報送ってくんない!?

滅茶苦茶大変なことになってんじゃん!

 

817:以下、名無しの転生者でお送りします

いや、十分説明したと思うんですがあの……

 

818:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ脳みそ上条さんやし

 

819:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチの頭脳じゃワイらの説明は難しかったってことか。

御坂妹凄いな

 

820:上条当麻(転生)

白井が関わってるとか言ってなかったよな!?

あとシスターズも!

 

821:以下、名無しの転生者でお送りします

あー、それは言ってなかったな

 

822:以下、名無しの転生者でお送りします

なるほど、すまんの

 

823:以下、名無しの転生者でお送りします

いやシスターズについては上で少し……あ、イッチの脳みそじゃ無理か(諦め)

 

824:上条当麻(転生)

>>823

諦めんなよぉ!

 

825:以下、名無しの転生者でお送りします

おK。まあ、今回はマジでイッチやることないから。

やるのは白井を助けるだけだから

 

826:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、イッチの脳みそについて心配され過ぎで草

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 

 

「……殺す。……よくも私を壊してくれたわね。貴女が居なければ、私はまだどうにでもなったのに……!」

 

 結標が、拳銃を白井に向けるも、スプーンが挟まっており使用できない。

 それを見てさらに狂ったように高笑いを上げ、拳銃を放り棄てる結標。

 

「アッハッハッハ――ッ!!私の座標移動(ムーブポイント)の最大重量は4520Kg。遠くからでもここに叩きこめるわ。貴女はもちろん、このビルだって倒壊するでしょうね!」

「……あら……、そのケース、まだ必要だったんですの?」

 

 すると、その煽りにイラついた結標が、倒れている白井の腹部を蹴る。

 

「ぐフッ!?」

「ぶち壊してあげる!」

「あぐッ!?」

「貴女が私を壊したのだから、しっかりお返ししてあげるわね!」

 

 何度も執拗に白井の腹部を蹴る結標。

 そして、そのまま自身をテレポートさせ、どこかに去っていく。

 その次の瞬間、白井のいるビルに地響きが起こり、天井が白く光りだした。

 

「……」

 

 白井には何も出来ない。体の痛みで集中できず、能力を行使することはできない。

 そもそものダメージで立ち上がることもできない。

 完全に詰み……そのはずだった。

 

「な――!?」

 

 その、白井の視界を照らす一条の光が輝くまでは。

 

「この光……お姉様!?来てはいけません!」

 

 まもなくこのビルは倒壊する。

 そうなれば、いくら超電磁砲(レールガン)であろうともただでは済まないだろう。

 

「あ――」

 

 白井の足元が壊れ、重力に従い落下していく。

 

「黒子ォォォォォ――ッッ!!!」

 

 やはりいた。白井の……彼女のお姉様は。

 

「うぉぉぉぉおおおおお―――ッッ!!!」

「――ッ!?」

 

 突如、そんな雄叫びとともに落下する白井は誰かに抱きかかえられる。

 白井が思わず自分を抱えた人物を見ると……

 

「ちっ、流石にこれじゃ動き……づらい!」

 

 そう愚痴りながらも、天井の光に向けて右手を伸ばすツンツン頭の少年。

 

「貴方……どうして……?」

「ん?お前を助けに来たに決まってんだろ?……後、このふざけた悪夢(げんそう)を終わらせる為にもな――ッ!」

 

 その少年、上条当麻が天井の光に触れると、先ほどまでの地響きが嘘のように静まり返るのだった。

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

 

862:上条当麻(転生)

え、ちょ、え?

これどういうこと?

『画像』

 

863:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?

 

864:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、結標さんちっすちっす

 

865:以下、名無しの転生者でお送りします

クォレは……一通さんやりましたな

 

866:以下、名無しの転生者でお送りします

すげえ、体が痙攣してるのか魚みたいにぴくぴくしてる。

早く救急車呼べよイッチ

 

867:上条当麻(転生)

>>866

もう呼んでるわ!

っていうか、一体誰がこんなことを……?

 

868:以下、名無しの転生者でお送りします

一方通行

 

869:以下、名無しの転生者でお送りします

アクセラさん

 

870:上条当麻(転生)

>>868

>>869

え、なんであいつが……?

 

871:以下、名無しの転生者でお送りします

惨状から見てもベクトル操作とかが使われてんのは明らかだな

 

872:以下、名無しの転生者でお送りします

>>870

原作通りに行ってるなら、アクセラレータはシスターズの上位個体であるラストオーダーっていう女の子を守るために戦ってる。

よく覚えてないけど、シスターズに対する償いとかじゃないの?

 

873:以下、名無しの転生者でお送りします

>>872

確かそれで合ってるはず

 

874:上条当麻(転生)

よく分からんが、アイツも変わったんだな

 

875:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチに一方的にボコられたけどな!

 

876:上条当麻(転生)

>>875

それを言ったらだめでしょ……

 

877:以下、名無しの転生者でお送りします

 

878:以下、名無しの転生者でお送りします

あれは酷かった

 

879:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチってあそこまで残酷になるんだな

 

880:上条当麻(転生)

>>878

>>879

やめて!俺の黒歴史を掘り返さないで!

 

881:以下、名無しの転生者でお送りします

あれが黒歴史なのか(困惑)

 

882:上条当麻(転生)

とりあえず首謀者の女の子は病院に運ばれた。

にしても、今回はだいぶ派手だったぞ。なんで物体から物体に飛び移らないといけない訳?

 

883:以下、名無しの転生者でお送りします

さあ?

 

884:以下、名無しの転生者でお送りします

アニメ版でも思ったが、あの時の上条さんアクロバティックすぎるわな

 

885:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、それをやってのけたイッチもイッチだが

 

886:以下、名無しの転生者でお送りします

やっぱりイッチはやべー奴

 

887:上条当麻(転生)

>>886

やっぱりってどういうことだよ!?

あと、流石に眠い。

もう寝るわ

 

888:以下、名無しの転生者でお送りします

え、もう?

 

889:以下、名無しの転生者でお送りします

いやまあ、時間(ry

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

929:上条当麻(転生)

おはよう諸君。

白井のお見舞いに行ったら着替え中だったらしく本人に叩かれた

 

930:以下、名無しの転生者でお送りします

 

931:以下、名無しの転生者でお送りします

ラッキースケベ発動してて草

 

932:以下、名無しの転生者でお送りします

白井の下着姿の画像載せろよォォォォォ!!!

 

933:以下、名無しの転生者でお送りします

>>932

欲望駄々洩れで草

 

934:上条当麻(転生)

>>932

そんな暇あるわけねえだろ。

それより、なんかまた知らない子が訪ねてきたんだが?

『画像』

 

935:以下、名無しの転生者でお送りします

え……え(二度見)

 

936:以下、名無しの転生者でお送りします

ファッ!?

 

937:以下、名無しの転生者でお送りします

もうお前いい加減にしてくれない?(理不尽)

 

938:以下、名無しの転生者でお送りします

退屈しねえな、イッチの世界は(白目)

 

939:以下、名無しの転生者でお送りします

レディリー=タングルロードって……え、これエンデュミオンの奇跡どうなるの?

 

940:以下、名無しの転生者でお送りします

えぇ……(困惑)

 

941:以下、名無しの転生者でお送りします

ロリババアじゃん

 

942:以下、名無しの転生者でお送りします

>>941

全然問題なしですね

 

943:以下、名無しの転生者でお送りします

そうじゃねえだろ。これ原作崩壊早速?

 

944:以下、名無しの転生者でお送りします

>>943

今更……と言いたいが、ホントに大丈夫なのか?

 

945:上条当麻(転生)

報告:レディリーさんも転生者っぽいです

 

946:以下、名無しの転生者でお送りします

ファッ!?

 

947:以下、名無しの転生者でお送りします

何となく読んでました(過去を振り返りつつ)

 

948:以下、名無しの転生者でお送りします

どうせまた神様事故なんでしょそうなんでしょ(投げやり)

 

949:上条当麻(転生)

それがさ、話を聞く限り、俺らと全く同じってわけじゃないっぽいんだよな

 

950:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?

 

951:以下、名無しの転生者でお送りします

>>949

どういうこと?

 

952:以下、名無しの転生者でお送りします

え、また神様が事故ったんじゃないの?

 

953:上里翔流(転生)

今北産業

 

954:フレンダ(転生)

>>953と同文

 

955:以下、名無しの転生者でお送りします

レムナント編解決。

レディリー=タングルロードが乱入。転生者らしい。

しかし、イッチらと全く同じではないらしい?←今ここ

 

956:上里翔流(転生)

把握。

それ前に天使から説明受けたやつだ

 

957:以下、名無しの転生者でお送りします

>>956

というと?

 

958:上里翔流(転生)

いや、そもそも転生ってのは、まず閻魔大王ってやつから裁判みたいなものを受けるんだよな。

ワイらはその時のこと認識できないらしいが、閻魔大王に悪い奴だと裁かれた奴は地獄に落ちる。

グレーな奴は転生するか地球で生まれ変わる。白の奴は天国で暮らす。そしてしばらくしたら転生。地獄も同じく。

ワイが開いてるスレでの天使からの説明

 

959:以下、名無しの転生者でお送りします

閻魔大王とかいう唐突な新ワードに驚愕してる

 

960:以下、名無しの転生者でお送りします

え、つまり、ワイらはグレーな奴らってこと?

 

961:上里翔流(転生)

別に気にすることでもない。

殆どの人間はグレーで、それが一般的らしいしな。稀に白もおるが、それはホントに極稀。

同じく黒も

 

962:フレンダ(転生)

それで上里ニキがいうには、その閻魔大王の裁判を受けることなく異世界転生する奴がいるっポイの。

多分、レディリーはそのうちの一人だと思われ

 

963:以下、名無しの転生者でお送りします

ほぇ~、知らなかったっす

 

964:上条当麻(転生)

ていうか、上里ニキスレ開いてたんだな。

それはそうと、よく分からんが、こいつもなんか重要人物なのか?

 

965:以下、名無しの転生者でお送りします

>>964

重要どころかとあるの映画の裏ボス

 

966:以下、名無しの転生者でお送りします

エンデュミオンの奇跡っていう映画に出てくる裏ボス。

不老不死で、自分が死ぬために北半球消し飛ばそうとするやべー奴

 

967:以下、名無しの転生者でお送りします

3年前にオリオン号墜落事故が起きてるならそいつが首謀者

 

968:以下、名無しの転生者でお送りします

あくまで原作ではだが

 

969:上条当麻(転生)

とりあえず話聞いた。

俺が転生者ってこととか、他にも後3人いるって言ったら滅茶苦茶驚いた

 

970:以下、名無しの転生者でお送りします

当たり前なんだよなぁ……

 

971:以下、名無しの転生者でお送りします

寧ろ驚かない理由はないんだよなぁ……

 

972:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、レディリー入れたらこれで5人目じゃね?

魂の事故は実質神様たちの事故。つまり神様事故(名推理)

 

973:以下、名無しの転生者でお送りします

>>972

出たホモ特有のガバガバ理論

 

974:以下、名無しの転生者でお送りします

でも割と的を射ているんだよなぁ

 

 

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 

 

 

【学園都市の都市伝説について語るスレ】

 

 

 

 

 

1:3103

スレタイ通りです

 

2:以下、名無しがお送りします

3103ってなに?思い入れのある4桁の数字?

 

3:以下、名無しがお送りします

>>2

暗証番号じゃねーかww

 

4:以下、名無しがお送りします

いきなり話が脱線してて草

 

5:以下、名無しがお送りします

やっぱりあれじゃね?

不在金属(シャドウメタル)』とか

 

6:以下、名無しがお送りします

いやいや、『虚数学区・五行機関』は?

 

7:以下、名無しがお送りします

ここはこれだろ。

『不幸を呼ぶドラゴン使い』

 

8:以下、名無しがお送りします

>>7

なにそれ?

 

9:以下、名無しがお送りします

それ知ってる。確か、最近まで流行ってたやつだ。

なんでも、関わったやつは悲惨な末路を遂げるとか

 

10:3103

具体的には?

 

11:>>9

>>10

いや、流石に詳しく知ってるわけじゃないが、なんでも右手からドラゴンが出てくるらしい

 

12:以下、名無しがお送りします

そんな能力聞いたことないぞ?

 

13:以下、名無しがお送りします

>>12

だから都市伝説なんだろうなぁ……

 

14:>>9

それで、そいつは学園都市で事件が起きると現れるんだが、その事件を荒らすだけ荒らして風のように消える、台風みたいな奴らしい

 

15:以下、名無しがお送りします

>>14

傍迷惑だなオイ

 

16:以下、名無しがお送りします

ワイも聞いたことある。確か、女の子の被害者が多いんだっけ?

 

17:>>9

>>16

うん。

しかも、その女の子たちは殆どが死ぬし、死因はそのドラゴン使いを庇って死ぬらしい

 

18:以下、名無しがお送りします

>>17

なんで被害者の子がドラゴン使いを守るん?

 

19:以下、名無しがお送りします

ドラゴン使いに洗脳された?そうじゃないなら、そのドラゴン使いに一目惚れしたとか?

 

20:3103

う~ん、謎ですね~。

ひょっとして、ドラゴン使いは事件を解決しようとしたけど、上手くいかず逆に被害者の女の子に守られてるとか?

 

21:以下、名無しがお送りします

まっさか~……ないよね?

 

 

 

 




まさかの新設定。相変わらずガバガバです。
レディリーちゃんが転生者、しかも今までと違う形って……一体どうなってしまうのか!?……答えは聞いてない!

え、なんで唐突に都市伝説スレを出したのか?伏線だよ(真顔)


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とあるコラボと世界祝福 feat.エンデュミオン

ギャグ回です。
後、エンデュミオンはとても短いです。そもそもやってるのかも謎。



 

 

【急募】居候が出来ました【どうしよう】

 

 

 

1:上条当麻(転生)

スレタイ通り。助けてクレメンス

 

2:以下、名無しの転生者がお送りします

無理

 

3:以下、名無しの転生者がお送りします

イッチお前どうせあれだろ?この時期の居候ってなると、鳴護アリサだろ?

 

4:以下、名無しの転生者がお送りします

アリサたん居候とか裏山。イッチは私刑

 

5:以下、名無しの転生者がお送りします

>>4

同意

 

6:上条当麻(転生)

え、なんでアリサのこと知ってんの?

 

7:以下、名無しの転生者がお送りします

知ってるも何も原作通りの展開だからね

 

8:上里翔流(転生)

今北把握

 

9:以下、名無しの転生者がお送りします

三行じゃなくて把握してる

 

10:以下、名無しの転生者がお送りします

>>8

有能

 

11:以下、名無しの転生者がお送りします

っていうか、もしかしてステイルきゅんとやりあった?

 

12:上条当麻(転生)

>>11

おう。

なんであいつらアリサを狙うん?

 

13:以下、名無しの転生者がお送りします

アリサにはなんかよく分からんすげー力があって、それが聖人のものなんではないかと魔術サイドは考えてる

 

14:以下、名無しの転生者がお送りします

魔術サイドの存在である聖人を学園都市が弄りまわしたら戦争の火種になりかねん。

だから魔術サイド、とくにイギリス清教はアリサを回収したいねん

 

15:以下、名無しの転生者がお送りします

まあでも、イギリス清教に確保されたら、今後歌うことは無理やろうな

 

16:上条当麻(転生)

アリサが聖人ねぇ……俺には普通に眩しい(物理的に)いい子にしか見えないな

 

17:以下、名無しの転生者がお送りします

物理的で草

 

18:以下、名無しの転生者がお送りします

まあ、アリサについては原作でも詳しく分かってないから気にすんな

 

19:以下、名無しの転生者がお送りします

当面の間は、アリサを守りながら原作も守るって感じ?

 

20:以下、名無しの転生者がお送りします

>>19

今までほとんど守れてない気がするのですがそれは……

 

21:以下、名無しの転生者がお送りします

>>20

大まかな流れは変わってないからギリセーフ

 

22:以下、名無しの転生者がお送りします

っていうか、レディリーちゃんについてはどうなってん?

 

23:以下、名無しの転生者がお送りします

そうや。

あの子が転生者ならエンデュミオンどうなんねん

 

24:上条当麻(転生)

え~っと、よく分かんねえんだが、本人の話によると……

 

あいつがレディリーに憑依したのは今から3年ほど前、オリオン号墜落事故の時らしい。

そん時に自分がレディリーになったことに気づいて発狂したとかなんとか。

取りあえず当面の間はエンデュミオンの流れを守りつつ、事件は起こさない方向で行くそうだ

 

25:以下、名無しの転生者がお送りします

3年前かぁ……

 

26:以下、名無しの転生者がお送りします

そりゃ発狂するわ。

不老不死で絶対に死ぬことが出来ひんねんやからな

 

27:上条当麻(転生)

>>26

いや、それがそうじゃないらしい

 

28:以下、名無しの転生者がお送りします

>>27

どういうこと?

 

29:上条当麻(転生)

なんでも、ある日夢の中で天使みたいな人がやってきたそうだ。

どうもレディリーネキは手続き通してないから、その状態で永遠に生き続けられるのは天界の規定で困るらしい。

だからレディリーが持つ不死の部分だけ取り除くそうだ。ただ、完全には消しきれなくて、一種の再生能力みたいになるらしい。

 

30:以下、名無しの転生者がお送りします

>>29

ファッ!?

 

31:以下、名無しの転生者がお送りします

それはつまり、永遠に年を取らない美少女の完成……

 

32:以下、名無しの転生者がお送りします

落ち着け。

多分本人の肉体年齢は10歳だから普通に犯罪だし、多分生理も来てないぞ

 

33:以下、名無しの転生者がお送りします

>>32

つまり……ボテ腹が出来ない……!?

 

34:以下、名無しの転生者がお送りします

>>33

やめいww

 

35:以下、名無しの転生者がお送りします

すーぐエッチな方面に持っていこうとするー

 

36:以下、名無しの転生者がお送りします

男子最低ー(ブーメラン)

 

37:上里翔流(転生)

それで?アリサは結局どうなるの?

このままイッチの家におっても、いつか連れていかれるんとちゃう?

 

38:上条当麻(転生)

ん?ああ、いきなり解決したわ

 

39:以下、名無しの転生者がお送りします

>>38

いや何があったし

 

40:上条当麻(転生)

レディリーがバックについてくれるらしい

 

41:以下、名無しの転生者がお送りします

それでどうにかなるのか?

 

42:上里翔流(転生)

>>41

いや、案外行けるんじゃね?

 

43:以下、名無しの転生者がお送りします

>>42

というと?

 

44:上里翔流(転生)

一応レディリーは魔術サイドの存在。だから彼女の庇護下に入ればそれは魔術サイドに属したのと一緒(暴論)

で、レディリーは学園都市で生活してるから、今後も学園都市で活動できる

 

45:以下、名無しの転生者がお送りします

おぉ……案外行けそうやな

 

46:以下、名無しの転生者がお送りします

っていうか、暴論だと自覚してるのか(困惑)

 

47:上条当麻(転生)

大体上里ニキが言ったのと同じ説明された。

相変わらずすげーなニキ

 

48:以下、名無しの転生者がお送りします

レディリーネキも同じ発想だった

 

49:以下、名無しの転生者がお送りします

シャットアウラについてはちょっとかわいそうだが……アリサちゃんには生きていてほしいしな!

 

50:以下、名無しの転生者がお送りします

本人が今の生活に満足してるって言ってたから別にいいだろ(適当)

 

51:以下、名無しの転生者がお送りします

でも、説教しないとあの子奇跡恨み続けるんじゃね?

 

52:以下、名無しの転生者がお送りします

レディリーネキが説教してくれたでしょ(鼻ほじ)

 

53:以下、名無しの転生者がお送りします

じゃあ大丈夫か(あっさり)

 

54:上条当麻(転生)

アリサマジで眩しい。

これからも安全に歌えるって分かったら嬉し涙流してる。こっちも泣きそう

 

55:以下、名無しの転生者がお送りします

ワイらももらい泣きしそう

 

56:以下、名無しの転生者がお送りします

アリサたんが安全に歌えて嬉ちぃよぉ~!

 

57:以下、名無しの転生者がお送りします

>>56

キモイ

 

58:以下、名無しの転生者がお送りします

>>57

やめたれww

 

59:ステイル(転生)

全く、そっちで勝手に話を進めないでくれないかな?

 

60:以下、名無しの転生者がお送りします

ステイルきゅん!

 

61:上条当麻(転生)

ステイルテメェ!不意打ちでイノなんタラぶつけるとかマジでふざけんな!

 

62:以下、名無しの転生者がお送りします

 

63:以下、名無しの転生者がお送りします

>>61

ステイルきゅん容赦なさ過ぎて草

 

64:上里翔流(転生)

それで、実際のところどうなの?

 

65:ステイル(転生)

ついさっきアークビショップに話を通した。

しゃーなしでオッケーだされた。屈辱だ……!

 

66:以下、名無しの転生者がお送りします

オッケー出たのか……

 

67:以下、名無しの転生者がお送りします

軽いなアークビショップ

 

68:ステイル(転生)

勿論条件付きだ。

レディリー一派はイギリス清教の傘下に入る。当然鳴護アリサもだ。

だが、基本的にアリサには魔術関係の事はバラさない方針ということになってる。イギリス清教はどちらかというと、アリサの力を欲している節もあったがね。

まあ、レディリーがいれば、うちのものも迂闊には手を出さないだろう

 

69:以下、名無しの転生者がお送りします

まあ、妥当ですかね

 

70:以下、名無しの転生者がお送りします

っていうか、どんどんイギリス清教がパワーアップしてるんですがあの……

 

71:以下、名無しの転生者がお送りします

これ勢力競争になった時めんどくさそう。

っていうか、今回の件知られたらバッシング受けるんじゃね?

 

72:ステイル(転生)

そうならないためにも、今回の事は鳴護アリサに関わったものしか知らない。

情報は徹底的に規制されている

 

73:以下、名無しの転生者がお送りします

流石ですねアークビショップさん

 

74:以下、名無しの転生者がお送りします

悪魔とは思えません

 

75:以下、名無しの転生者がお送りします

悪魔なんですけどね

 

76:上条当麻(転生)

とりあえずアリサを見送った。

あと、帰りになんか見つけたんだが

『画像』

 

77:以下、名無しの転生者がお送りします

え……え(二度見)……えっ?(三度見)

 

78:以下、名無しの転生者がお送りします

………は?

 

79:以下、名無しの転生者がお送りします

ファッ!?

 

80:以下、名無しの転生者がお送りします

う~ん……えっ?

 

81:以下、名無しの転生者がお送りします

訳が分からないよ

 

82:以下、名無しの転生者がお送りします

>>81

キュゥべえはやめろ

 

83:以下、名無しの転生者がお送りします

え、いや、待って?

 

84:以下、名無しの転生者がお送りします

どうして……カズマさんがいるんですかね~?

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

「クリエイトウォーター!……おっ、向こうで使えた能力はこっちでも使えるのか」

 

 俺、佐藤和真はあの異世界でのクソッたれな生活から解放され、日本に帰ったことを大いに喜んでいた。

 しかし、突如として小型のロボットが、この俺に襲い掛かってきたのだ。

 だ~が~!その程度で狼狽える俺ではない!異世界で数多の魔王軍幹部や賞金首と渡り合った俺が、今更この程度でやられるものか!

 そう思い、俺はロボットに反射的に初級魔法であるクリエイトウォーターを発動し、迎撃した。向こうで使えた魔法は日本でも使えるんだな。

 

「おい、何やってんだよアンタ。清掃ロボ壊すなよな。ま、水じゃ壊れねーだろうけど」

「っ!す、すみません!」

「……アンタ……学園都市の人間じゃなさそうだな。魔術関係のお客さんか?はぁ……あいつらに聞いてみるか」

 

 そういったツンツン頭の青年が、考え込むような仕草をした後、俺に言った。

 

「なぁ……アンタ、名前は?」

「へっ?あ、さ、佐藤……和真です」

「……うっそだろおい。なんで学園都市に……」

 

 ちょっと待った。

 

「あの……学園都市って……なんですか?」

「あっ、おーい!カズマー!」

 

 すると、遠くから聞き覚えのある声が聞こえた。

 ……いや、そんなはずはない。だってここは日本だ。あいつらも一緒に来れるはずが……。

 

「ったく、探したぜカズマ。なにやってんだよこんなところで」

「なんでいるんだよ!?」

 

 そこにいたのはやはり、俺の知り合いの一人である()()()()()()だった。

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

 

97:以下、名無しの転生者でお送りします

ちょめちょめニキとまさかの遭遇

 

98:以下、名無しの転生者がお送りします

マ ジ で す か

 

99:以下、名無しの転生者がお送りします

流石に草通り越して森はえた

 

100:上条当麻(転生)

え、このすばキャラだよな?カズマって。なんでコラボしてるの?

 

101:以下、名無しの転生者がお送りします

>>100

知らん

 

102:以下、名無しの転生者がお送りします

ていうか、普通に世界観ぶち壊しじゃねーか

 

103:どうぶつの森の村長

ワイ聞いたことあるぞ

 

104:以下、名無しの転生者がお送りします

>>103

どうぶつの森ニキ!

 

105:以下、名無しの転生者がお送りします

というと?

 

106:どうぶつの森の村長

とある IFがあるだろ?あれでこのすばコラボするって話を、さ?

 

107:以下、名無しの転生者がお送りします

ン ナ バ カ な

 

108:以下、名無しの転生者がお送りします

なんでそれがイッチの世界で起こってるんですかね~

 

109:上条当麻(転生)

やばい。

誰かが窓のないビルに爆裂魔法ぶっぱなしやがった。てか、爆裂魔法の時点で犯人が分かるんだが

『画像』

 

110:以下、名無しの転生者がお送りします

 

111:以下、名無しの転生者がお送りします

☆さんとばっちり受けてて草

 

112:以下、名無しの転生者がお送りします

ひでぇwww

☆さん多分今回関係ないだろうに

 

113:以下、名無しの転生者がお送りします

っていうか、普通に警察沙汰だろww

 

114:以下、名無しの転生者がお送りします

>>113

異世界人には通用しません

 

115:以下、名無しの転生者がお送りします

カズマさんは逮捕されるんですがあの……

 

116:ちょめちょめ

最近向こうで忙しくて掲示板見てなかったが、なんか凄いことになってたんだな

 

117:以下、名無しの転生者がお送りします

ちょめちょめニキ!

なんでイッチの世界にいるんですかね~?

 

118:ちょめちょめ

こっちが聞きてぇよ。

とりあえずめぐみんとミコっちゃんに連れられたアクアとダクネスも発見した。ダクネスは剣が銃刀法違反に引っかかって白井に連行されとった

 

119:以下、名無しの転生者がお送りします

www

 

120:以下、名無しの転生者がお送りします

ダクネスさんまさかの逮捕で草

 

121:以下、名無しの転生者がお送りします

仮にも貴族なのにwww

 

122:以下、名無しの転生者がお送りします

貴族制度日本じゃ廃止されてるんだよなぁ

 

123:上条当麻(転生)

現状把握終わった。

御坂達にも事情を説明してわかってもらった

 

124:以下、名無しの転生者がお送りします

ミコっちゃんそう言うの信用するの?

 

125:以下、名無しの転生者がお送りします

いけるんじゃね?一応このすばの世界観はゲームみたいな感じだし、イッチの世界じゃなくて異世界ならそう言うのもあるかって感じで納得できると思うが

 

126:以下、名無しの転生者がお送りします

なるへそ。

それはそうと、誰かこの先の展開分かる奴いる?

 

127:以下、名無しの転生者がお送りします

無理

 

128:以下、名無しの転生者がお送りします

知らん

 

129:以下、名無しの転生者がお送りします

どうぶつの森ニキは?

 

130:どうぶつの森の村長

予告見ただけで話は知らん

 

131:上里翔流(転生)

同じく

 

132:フレンダ(転生)

以下同文

 

133:ステイル(転生)

いや、ログ見たが無茶苦茶すぎるだろ。

あと、僕も知らない

 

134:以下、名無しの転生者がお送りします

だよなー

 

135:以下、名無しの転生者がお送りします

寧ろ知ってるやつがいたら驚く

 

136:以下、名無しの転生者がお送りします

それな

 

137:上条当麻(転生)

結局、打つ手なしってことか

 

138:以下、名無しの転生者でお送りします

じゃあ、暫くは様子見か?

 

139:以下、名無しの転生者がお送りします

じゃあこのすばコラボを楽しんじゃいますかね!

 

140:以下、名無しの転生者がお送りします

楽しむのはイッチですがね

 

141:以下、名無しの転生者でお送りします

どうせ原因は駄女神だろうしな

 

142:以下、名無しの転生者がお送りします

>>141

それな

 

143:以下、名無しの転生者がお送りします

だと思った

 

144:以下、名無しの転生者がお送りします

寧ろほかに原因が思い当たらないっスね

 

145:上条当麻(転生)

このすばメンバーも真っ先にアクア疑ってて草

 

146:以下、名無しの転生者がお送りします

>>145

当たり前だよなぁ?

 

147:ちょめちょめ

取りあえず分かったこと

・アクアが元凶(99.9%の確率)

・全員が起きた時にハリセンが落ちてた

 

148:以下、名無しの転生者がお送りします

>>147

アクア様が元凶でほぼ確定してて草

 

149:以下、名無しの転生者がお送りします

ハリセン?なんでそんなもんが?

 

150:以下、名無しの転生者がお送りします

なんかの魔道具じゃね?

 

151:以下、名無しの転生者がお送りします

ってことはウィズか……なんとなく読めた

 

152:ステイル(転生)

大方、ウィズの魔道具暴発してこっちに来たとか、そんなところだろう。

 

153:以下、名無しの転生者がお送りします

そして当然のように原因はアクア様

 

154:以下、名無しの転生者がお送りします

推理するまでもないっスね

 

155:上条当麻(転生)

【リアル中継モード強制発動】

【え、いや、ちょ、別に被ったわけじゃふぎゃああああああ!?!?】

 

156:以下、名無しの転生者がお送りします

突然電撃を食らうイッチww

 

157:ちょめちょめ

カズマがスティールを発動→めぐみんが避ける→ミコっちゃんが食らう→短パン解放

→カズマが身の危険を感じてイッチにパス→短パンはイッチの頭へ→自分のパンツを被られたことでミコっちゃんがいよいよ容赦なくなる←今ここ

 

158:以下、名無しの転生者がお送りします

 

159:以下、名無しの転生者がお送りします

流れるように必殺技お見舞いするカズマさんホント草

 

160:ちょめちょめ

ダクネス「変態だなんて……もっと言ってくれ!」

御坂「言わないわよ!」

 

161:以下、名無しの転生者がお送りします

ワロタ

 

162:以下、名無しの転生者がお送りします

まーた漫才やってるww

 

163:以下、名無しの転生者がお送りします

ダクネスさん相変わらず発情してますね

 

164:以下、名無しの転生者がお送りします

ガタッ!

 

165:以下、名無しの転生者がお送りします

>>164

お座りください

 

166:上条当麻(転生)

【リアル中継モード解除】

死ぬかと思った。

とりあえず、二手に分かれることになったぞ

 

167:ちょめちょめ

悲報:何故かアクシズ教が学園都市で流行してる

 

168:以下、名無しの転生者がお送りします

>>167

えぇ……(困惑)

 

169:以下、名無しの転生者がお送りします

石鹸洗剤石鹸洗剤石鹸洗剤

 

170:以下、名無しの転生者がお送りします

>>169

洗礼を受けていらっしゃるww

 

171:以下、名無しの転生者がお送りします

マジか。学園都市でアクシズ教……意外と広まりそうな気がするのはワイだけ?

 

172:以下、名無しの転生者がお送りします

あの世界能力で悩ん出る人も多いし、アクシズ教の教えに上手くいかないのは世間が悪いって言葉もあるし……

 

173:以下、名無しの転生者がお送りします

余裕で広がりそう。

そうなったらマジで害悪やな

 

174:以下、名無しの転生者がお送りします

石鹸洗剤石鹸洗剤石鹸洗剤石鹸洗剤石鹸洗剤石鹸洗剤石鹸洗剤石鹸洗剤石鹸洗剤石鹸洗剤……

あああああああああああああああああああああああああああああああああ―――――ッッッッッ!!!!!!

 

175:以下、名無しの転生者がお送りします

綺麗になっちっまうわぁ……!

 

176:以下、名無しの転生者がお送りします

アクシズ教が最早トラウマ

 

177:以下、名無しの転生者がお送りします

是非もないよネ!

 

178:上条当麻(転生)

やばい。

カズマが死んだ

 

179:以下、名無しの転生者がお送りします

>>178

唐突過ぎて草

 

180:以下、名無しの転生者がお送りします

え、なんで?

 

181:上条当麻(転生)

飛び出しの女の子庇おうとしてその子の前に出た。

けど、向かってきたトラックは女の子の前で止まるはずやのに、カズマが前に出たから轢かれた

 

182:以下、名無しの転生者がお送りします

結局カッコ悪くて草

 

183:以下、名無しの転生者がお送りします

まあ、最初よりはマシだし、多少はね?

 

184:上条当麻(転生)

カズマ復活した。以下、エリス様の有難いお言葉

・今は女神たちの力でもカズマたちを元の世界に戻すことはできないらしい

・しかも、このまま放置してるとこっちの世界がやばいことになるらしい

 

185:以下、名無しの転生者がお送りします

そっちで死んだらエリス様に会えるのか……

 

186:以下、名無しの転生者がお送りします

いや、それはおかしくね?だってエリス様はこのすば世界の女神だろ?なんでとあるの世界で死んだら出会えるんだよ

 

187:上条当麻(転生)

>>186

そこが問題なんだよ。

どうやら、このすば世界がとある世界と衝突して、侵食してるらしい。エリス様がカズマに干渉できたんは多分それが原因。

で、原因を取り除かないと、こっちの世界がやばいことになるらしい

 

188:以下、名無しの転生者がお送りします

人様の世界にまで迷惑かけるとか流石このすばだな

 

189:以下、名無しの転生者がお送りします

世界同士の融合……ビルドかな?

 

190:上条当麻(転生)

エリス様でもどうなるか分からんらしい。

とりあえず、こっちの世界にある「何か」をカズマたちが自分たちの世界に持ち帰らないといけないらしい

 

191:以下、名無しの転生者がお送りします

なにか、ねぇ……

 

192:以下、名無しの転生者がお送りします

呼んでますよアクアさん

 

193:以下、名無しの転生者がお送りします

いや、多分、もしかしたら、0.1%の確率でアクア様のせいじゃないかもしれないじゃん

 

194:以下、名無しの転生者がお送りします

>>193

ほぼ確定してるんですがそれは……

 

195:ちょめちょめ

把握。っていうか、何故かゆんゆんが売り子やってるんだが。

ウィズの魔道具なんて売るんじゃねえよ、ったく

 

196:以下、名無しの転生者がお送りします

ゆんゆんが危険物取り扱ってて草

 

197:以下、名無しの転生者がお送りします

ていうか、もしかしていつメン以外にもいる感じ?

 

198:ちょめちょめ

ゆんゆんとウィズ、後ワイ。

それと、都市伝説に空飛ぶキャベツが追加されてるんだが(困惑)

 

199:以下、名無しの転生者がお送りします

>>198

ファッ!?

 

200:以下、名無しの転生者がお送りします

とうとう食い物にまで影響が……

 

201:以下、名無しの転生者がお送りします

アンチスキルの皆さん!出番ですよー!

 

202:以下、名無しの転生者がお送りします

野菜が飛ぶのっておかしいはずなのに、このすばのせいで当たり前のように感じる

 

203:以下、名無しの転生者がお送りします

>>202

それはもう末期

 

204:上条当麻(転生)

原因解明

・ウィズの魔道具店もこっちに来てた

・どうやら、向こうの世界でアクアがウィズが仕入れたばかりの魔道具を使ったらしい

・あと、ハリセンについてだが、名前は「呪いのハリセン」。叩くと雑念を消し飛ばしてくれるらしい

 

205:以下、名無しの転生者がお送りします

呪いのハリセンに目が行ってしまう……

 

206:以下、名無しの転生者がお送りします

で?どんな副作用があるわけ?

 

207:以下、名無しの転生者がお送りします

>>206

副作用がある前提なのホント草

 

208:上条当麻(転生)

効果が強すぎてやる気とか一番気にしてる事とかも忘れるらしい。

あと、移動に使った魔道具紛失したそうだ

 

209:以下、名無しの転生者がお送りします

>>208

ゴミじゃねーか!

 

210:以下、名無しの転生者がお送りします

人の記憶奪うのはやばいだろ

 

211:ちょめちょめ

なるほど、こっちに来た直後の記憶がないのはそれで叩かれたからか

 

212:上条当麻(転生)

一応御坂に連絡したが、ハリセンでアクシズ教シバくとか言い出した

 

213:以下、名無しの転生者がお送りします

 

214:以下、名無しの転生者がお送りします

あー、でも割といい案かもな―

 

215:以下、名無しの転生者がお送りします

雑念を吹き飛ばしてくれるもんな(副作用から目を逸らす)

 

216:以下、名無しの転生者がお送りします

あとは……魔道具か

 

217:ちょめちょめ

おう。ゆんゆんが売りさばいた魔道具は返品してもらった。

だから後は魔道具だけ

 

218:上条当麻(転生)

じゃ、頑張りますかね

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 

「にしても、魔道具なんてどこにあるんだよ」

 

 薄暗い路地裏を歩きながら、ちょめちょめは一人愚痴る。

 

「……ん?あれは……キャベツ!?しかも、打ち止め(ラストオーダー)妹達(シスターズ)まで――!?」

 

 キャベツに追われている打ち止め(ラストオーダー)妹達(シスターズ)を発見した

 これはまずい。打ち止め(ラストオーダー)には戦闘能力がない。なので、キャベツに襲われたりしたら大変だ。

 

「とうっ!」

「うわぁ!?貴方は誰?って、ミサカはミサカは尋ねてみる」

「我が名はちょめちょめ!紅魔族随一のオタクにして、全ての魔法を操るもの……ってやってる場合じゃねー!」

 

 いつもの癖で名乗りを上げてしまったが、大量にキャベツに襲われているのに、そんなことをしている場合ではない。

 そう思い、早速詠唱に入る。

 

「以下呪文省略!穿て、プチ・エクスプロージョン!」 

 

 小規模の爆発が、キャベツたちを吹き飛ばす。

 これは正確には爆裂魔法ではなく、炸裂魔法というものだ。威力にしてはダイナマイト程度のものだが、狭い場所で使うにはうってつけだ。

 

「よしっ!」

「わー!凄い凄いー!って、ミサカはミサカは目をキラキラしてもう一度見せてもらえるよう無言で訴えてみたり!」

「興味深い能力ですね。威力はダイナマイトほどでしょうか。と、ミサカは分析します」

 

 ある程度キャベツの群れが片付いたので、話を聞こうと思ったちょめちょめ。

 

「げっ!?」

「また出たー!?って、ミサカはミサカは驚愕してみる!」

「なんでこんなに――!?」

打ち止め(ラストオーダー)が謎の箱を解放したらこうなりました。と、ミサカは早々に上位個体を売ります」

「ちょ――!?」

「……箱?……そういや、魔道具は箱だって……その箱は?」

「向こうに置きっぱなしだよ。って、ミサカはミサカは答えてみる!」

 

 打ち止め(ラストオーダー)の指さす先、路地裏の向こうには、未だにキャベツの群れが出現している。

 

「えぇ……」

「頑張ってください。と、ミサカは内心無理だろうと思いながら、しっかり応援して好感度を保ちます」

 

 言ったらおしまいじゃん。とはツッコめなかった。そんな余裕もなかった。

 

「まったく、なァにやってンだ」

 

 その声が、路地裏に響き渡るまでは。

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

252:ちょめちょめ

魔道具回収完了

 

253:以下、名無しの転生者がお送りします

>>252

よし!

 

254:以下、名無しの転生者がお送りします

流石はちょめちょめニキ!

 

255:ちょめちょめ

いやまあ、殆ど一通さんのおかげなんだがな

 

256:以下、名無しの転生者がお送りします

え、一方さん?

 

257:以下、名無しの転生者がお送りします

呼び方統一しろよ。

それで、セロリさんがどうかしたのか?

 

258:ちょめちょめ

キャベツ相手に無双してた。

終始真顔だったのは草生えた

 

259:以下、名無しの転生者がお送りします

そりゃ、相手が野菜じゃ、ねぇ……?

 

260:以下、名無しの転生者がお送りします

幾ら最強でも虚しくなるわな。

一体何のお料理教室だよ

 

261:ちょめちょめ

一瞬セロリに疑われかけたが、打ち止めのおかげで事なきを得た。

回収した後クリスにもあったから、キャベツの回収を頼んだ。っていうか、こっちには干渉できないんじゃないんですかねぇ?

 

262:以下、名無しの転生者がお送りします

クリスはあくまで人間モードだから、女神パワーは関係ないんじゃね?

 

263:以下、名無しの転生者がお送りします

女神パワーで慎重勇者思い出した

 

264:以下、名無しの転生者がお送りします

>>263

分かる

 

265:上条当麻(転生)

アクシズ教も元通りになったぞ。

ダクネスがハリセン振り回しても掠りもしなくて草生えた

 

266:以下、名無しの転生者がお送りします

www

 

267:以下、名無しの転生者がお送りします

ハリセンでもダメなのか……

 

268:以下、名無しの転生者がお送りします

どうやったら攻撃を当てられるようになるんだよ……?

 

269:以下、名無しの転生者がお送りします

とりあえず、これで一件落着か?

 

270:上条当麻(転生)

おう。全員集合した。

もうすぐみんなで帰るとこ

 

271:以下、名無しの転生者がお送りします

このすばコラボも終わりか

 

272:以下、名無しの転生者がお送りします

まさかちょめちょめニキとイッチが出会うとはな

 

273:上条当麻(転生)

それな。同じ世界の憑依者には散々であったが、異世界の……それもちゃんと転生成功させた奴と出会うのは初めてだったな

 

274:以下、名無しの転生者がお送りします

そういえば、転生者(事故)には何度もあってましたね(苦笑)

 

275:ちょめちょめ

カズマがなんか残るとか言い出した

『画像』

 

276:以下、名無しの転生者がお送りします

イッチの隣に移動してて草

 

277:以下、名無しの転生者がお送りします

最後まで相変わらずですねカズマさんww

 

278:上条当麻(転生)

めぐみんにハリセンでシバかれたカズマ。

これ、今回の事覚えてるかな?

 

279:以下、名無しの転生者がお送りします

>>278

忘れてそう……

 

280:以下、名無しの転生者がお送りします

まあええやろ。また思い出すやろうし

 

281:以下、名無しの転生者がお送りします

カズマが思い出すということは、イッチの世界のアクシズ教徒もいずれ……

 

282:以下、名無しの転生者がお送りします

>>281

やめろ。いやマジで

 

283:上条当麻(転生)

カズマたち帰った。

にしても、まさかコラボするとはな

 

284:以下、名無しの転生者がお送りします

>>283

まったく、退屈しねえなオイ!

 

 

 




さて、とあるIFのほうでは一方通行は黄泉川家にいますが、時系列的に多分不可能なので、目をつぶってください。
一方サイドのオチとしては、病院食で大量のキャベツ料理が出され、打ち止めがビビり、一方さんが呆れる感じです


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【急募】原作を生き残るために頑張るイッチのスレ【暇人集まれ】part1

ようやく入った大覇星祭編。
今までさんざん鬱条の秘密はここでどうのこうの言ってましたが、実はわかるのは二日目です。
二日目でも大覇星祭中だし、これ実質大覇星祭編だよね?


1:上条当麻(転生)

大覇星祭じゃおらぁぁぁぁ!!!

 

2:以下、名無しの転生者でお送りします

なんでそんな気合入ってるんイッチ?

 

3:以下、名無しの転生者でお送りします

……あれ?もしかして……

 

4:上条当麻(転生)

御坂と勝負することになった。

絶対勝って御坂に罰ゲーム食らわせてやる!アイツの屈辱に染まる顔が目に浮かぶぜぇ!ッエーイ☆

 

5:以下、名無しの転生者でお送りします

その幻想をぶち殺す!!

 

6:以下、名無しの転生者でお送りします

エリート中学に勝てるわけないだろいい加減にしろ!

 

7:上条当麻(転生)

>>5

>>6

バッカお前ら勝つぞ俺は!

 

8:以下、名無しの転生者でお送りします

>>7

フラグですね分かります

 

9:以下、名無しの転生者でお送りします

マジレスすると、強くてもレベル2くらいしかいないような高校が、最低でもレベル3以上いる中学に勝てるわけないんだよなぁ

 

10:上条当麻(転生)

>>9

え、そんなに強いの常盤台って?

 

11:以下、名無しの転生者でお送りします

>>10

やっぱり理解してなかったイッチホント草

 

12:上条当麻(転生)

……い、いや!勝てる!足りない分は根性でカバーするしかねえ!

 

13:以下、名無しの転生者でお送りします

>>12

どう聞いても負けフラグ。

あとそのセリフは二日目に聞きたかった

 

14:以下、名無しの転生者でお送りします

>>13

それな

 

15:上条当麻(転生)

インデックスが来てる。応援してくれるんだってさ!

アリサも来てて、凄い意気投合してるし。これはもう負ける気がしねえな!

『画像』

 

16:以下、名無しの転生者でお送りします

おぉ!

 

17:以下、名無しの転生者でお送りします

二人がエンデュミオン以降でもしっかり絡めてて嬉しいです

 

18:以下、名無しの転生者でお送りします

あぁ……安心した

 

19:以下、名無しの転生者でお送りします

>>18

気持ちは分かるが死ぬな

 

20:上条当麻(転生)

嘘だろこいつら戦う前から負けてやがる

『画像』

 

21:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチのクラス全員ぐったりしてるやん

 

22:以下、名無しの転生者でお送りします

確か、作戦会議で揉めてただでさえ能力で負けてんのに体力をすり減らしてんだっけ?

 

23:以下、名無しの転生者でお送りします

本末転倒過ぎて草

 

24:以下、名無しの転生者でお送りします

こりゃ駄目ですね。イッチ、諦めろ。

大丈夫、悪いようにはならんから

 

25:上条当麻(転生)

>>24

そうはいくか!女子中学生と賭けして負けたとか末代までの恥だぞこら!

絶対負けねえ!

 

26:以下、名無しの転生者でお送りします

気合は十分。

しかし誰もついてこない

 

27:上条当麻(転生)

吹寄さんが絡んできた。

俺のせいじゃねーよこいつらがだらけてんのは……

 

28:以下、名無しの転生者でお送りします

寧ろ気合ありまくり何だよなイッチは

 

29:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、吹寄さんは原作通りなのかな?

鬱条さんがなんか爪痕残してなかったらいいが

 

30:以下、名無しの転生者でお送りします

>>30

この前のこのすばコラボですっかり忘れてたわ

 

31:以下、名無しの転生者でお送りします

そういやいたな。鬱条さんとかいうのが

 

32:以下、名無しの転生者でお送りします

存在忘れられてて草

 

33:上条当麻(転生)

最近はよく絡んでくるぞ。なんで不幸って言ったら怒るの?

 

34:以下、名無しの転生者でお送りします

不幸が嫌いだから

 

35:以下、名無しの転生者でお送りします

本人は不幸を逃げとして捉えてるからな

 

36:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、価値観の違いや

 

37:上条当麻(転生)

……ちょっと勝負のこと忘れて本気出すわ

 

38:以下、名無しの転生者でお送りします

>>37

どした急に?

 

39:以下、名無しの転生者でお送りします

あれやろ。小萌先生の……

 

40:以下、名無しの転生者でお送りします

>>39

あぁ……

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

『第一種目・棒倒し、各校の入場です』

「う~、とうまはまだ~?」

「もうちょっとだと思うけど……」

 

 会場にアナウンスが響き渡る。

 今から行われる競技は棒倒し。詳しい説明は暗殺教室の体育祭編を見てくれ。

 そして、上条の活躍を見るためにやってきた、インデックスとアリサ。

 

「アイツも無謀よね。うちの学校に勝てるわけないのに……ん?」

「あっ、美琴ちゃん!」

「アリサの知り合い?」

「うん。友達だよ」

 

 すると、体操服を着た御坂が、上条の競技を見るためにやってきた。

 一応、アリサと御坂は友人同士である。

 

「大丈夫なの?仕事は……」

「大丈夫、レディリーさんに頼んで、しばらく休みにしてもらったの」

「そう。……そっちの小っこいのは?」

「いきなり失礼じゃないかな短髪」

「……口の利き方に気を付けたらお嬢さん?」

 

 視線で火花を散らしあう御坂とインデックス。そして唐突に喧嘩腰になった二人にあたふたするアリサ。

 すると、インデックスが上条を見つけた。

 

「……なんか、凄い燃えてるね」

 

 アリサの言う通り、上条……いや、彼の所属するクラス全員が、なにか覚悟が決まったような表情で敵対クラスを睨みつけていた。

 

(一体何なのあの覚悟は!?まさかマジで勝ちに行くわけ!?アイツ、私に勝って何を要求するつもりなの――!?)

 

 一人妄想に耽る御坂。だが残念、上条の脳裏にあるのは眼前の敵をぶっ飛ばすという目的だけだったのだった。

 

「よーい……、はじめ!」

 

 審判の合図とともに、上条達が突進する。凄まじい剣幕だ。

 だが、相手のクラスは怯むこともなく、興味なさげに能力を行使し、次々と上条達を吹き飛ばそうとする。

 

「「「負けるかぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ―――ッッッ!!!!」」」

 

 しかし、根性で耐え抜いた上条達。

 次の瞬間、衝突があった。

 

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

63:上条当麻(転生)

勝った!

 

64:以下、名無しの転生者でお送りします

怖いわ!何だあの剣幕!

 

65:以下、名無しの転生者でお送りします

相手引いてたぞ……(呆れ)

 

66:以下、名無しの転生者でお送りします

ま、まぁ、勝てばいいし(震え声)

 

67:上条当麻(転生)

>>66

そうだ!あいつらは負けた!俺たちは勝った!それだけだ!

……にしても、結構いけるじゃねえか。この調子なら楽勝だな、レベル5!

 

68:以下、名無しの転生者でお送りします

人のセリフとってんじゃねえww

 

69:以下、名無しの転生者でお送りします

浜面セリフパクられてて草

 

70:上条当麻(転生)

とりあえず屋台エリアでアリサとインデックスが飯食ってる。

っていうか、アリサってこんなに食べるっけ?

 

71:以下、名無しの転生者でお送りします

確か、漫画版かなんかだとアリサは健啖家だったような……

 

72:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ食費大丈夫?

 

73:上条当麻(転生)

>>72

俺が払うわけねえだろ!?インデックスもアリサも自分の金持ってるよ!

 

74:以下、名無しの転生者でお送りします

>>73

インデックスちゃんとお金使えるんか……

 

75:以下、名無しの転生者でお送りします

>>74

驚くとこそこかよ。まあ分からんでもないが

 

76:上条当麻(転生)

じゃあ、とりあえず俺も次の競技njdhfd

 

77:以下、名無しの転生者でお送りします

え……えっ?(二度見)

 

78:以下、名無しの転生者でお送りします

誤字か?

 

79:以下、名無しの転生者でお送りします

脳内スレで誤字ってどういうこと?

 

80:以下、名無しの転生者でお送りします

間違ってエンターキー押しちゃったんじゃね?(適当)

 

81:以下、名無しの転生者でお送りします

リアル中継モードはどうした

 

82:上条当麻(転生)

……御坂に引きずり回されたと思ったら借り物競争のお題だった。

お陰でちゃんと打ち込めなかった

 

83:以下、名無しの転生者でお送りします

あー、そういうこと

 

84:上里翔流(転生)

おっはー。現在大覇星祭に来てます。

最近「絶滅犯」の義理の妹が出来て胃が死にそうです

 

85:以下、名無しの転生者でお送りします

 

86:以下、名無しの転生者でお送りします

サロメやん。

ようやく上里っぽくなってきましたねニキ

 

87:上条当麻(転生)

なんか土御門とステイルが話してるんだが……これ行ったほうがいい系?

 

88:以下、名無しの転生者でお送りします

>>87

おう。てかいけ

 

89:ステイル(転生)

通知が来てたと思ったら、思いのほか近くにいたな

 

90:以下、名無しの転生者でお送りします

通知?

 

91:以下、名無しの転生者でお送りします

何それステイルきゅん

 

92:ステイル(転生)

4人以上の転生者がいる世界は、転生者同士で居場所を把握出来る機能が追加されてる。

因みに、メンテが来てたが、こっちの時間では数時間程度だった。

 

93:以下、名無しの転生者でお送りします

あー、なんかあったような希ガス

 

94:以下、名無しの転生者でお送りします

メンテのスピード早くて気づかなかったっす

 

95:上条当麻(転生)

なるほど、魔術師が潜入か。厄介だな

 

96:以下、名無しの転生者でお送りします

スタブソードだっけ?

 

97:以下、名無しの転生者でお送りします

確かそんな名前

 

98:以下、名無しの転生者でお送りします

どんな力だっけ?

 

99:ステイル(転生)

分かりやすく言えば聖人殺し。

どんな聖人であろうとも一撃で始末出来る霊装だ

 

100:以下、名無しの転生者でお送りします

アックアさんも?

 

101:ステイル(転生)

>>100

当然だ。むしろあいつには特に特攻されるだろうさ

 

102:以下、名無しの転生者でお送りします

すげえな。そりゃ欲しくなるわな

 

103:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?でも確か……それってフェイクだったんじゃ

 

104:ステイル(転生)

>>103

なに?どういうことだ?

 

105:>>103

>>104

いや、詳しくは覚えていないんだけど、確かくろーなんとかピエトロってのが本命じゃなかったっけ?

 

106:以下、名無しの転生者でお送りします

>>105

せやで。『使徒十字(クローチェディピエトロ)』ってのが本来持ち込まれる霊装。

突き刺した土地をローマ正教の支配下に置くことが出来る

 

107:上条当麻(転生)

>>106

それが本当なら、連中はそれを学園都市に?

 

108:以下、名無しの転生者でお送りします

>>107

そう。

そしてそれで学園都市を支配下にしたいんやろ

 

109:以下、名無しの転生者でお送りします

そして、オリアナはそれを成功させるための囮

 

110:上条当麻(転生)

だったらさっさとリドヴィアって奴を探さないと!

 

111:以下、名無しの転生者でお送りします

>>110

その必要はないで

 

112:ステイル(転生)

>>111

どういうことだ?

 

113:以下、名無しの転生者でお送りします

いや、その術式は星の位置が関係してるけど、発動の時間帯、学園都市ではナイトパレードが起こって術式が妨害される。

だから結局術式は発動できへんねん

 

114:上条当麻(転生)

>>113

え、それってつまり……

 

115:以下、名無しの転生者でお送りします

そう。放っておいても向こうは勝手に帰る。

でも、それやとこれから何度も襲ってくるから、今のうちに捕まえるほうが良いで

 

116:上条当麻(転生)

了解。

とりあえず、今は競技に集中だな

 

117:以下、名無しの転生者でお送りします

>>116

別に集中せんでもええで?どうせ負けるし

 

118:上条当麻(転生)

>>117

負けねえよ!

 

119:以下、名無しの転生者でお送りします

必死過ぎて草

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

133:上条当麻(転生)

なんか、女の人にぶつかったら、幻想殺しが発動したんだけど

 

134:以下、名無しの転生者でお送りします

右手が?

 

135:以下、名無しの転生者でお送りします

もしかして、金髪で作業着みたいなの来てる人?

 

136:上条当麻(転生)

>>135

おう。……あれ?もしかして……

 

137:以下、名無しの転生者でお送りします

そいつが運び屋、オリアナ=トムソン。一応敵になるし、後付けとけ

 

138:上条当麻(転生)

>>137

おう。あと、土御門にも連絡してる

 

139:上里翔流(転生)

インデックスとアリサと合流してる。

とりま、イッチたちに近づかないように誘導したるわ

 

140:上条当麻(転生)

サンキューニキ。

土御門にはオリアナ?の顔写真送った。

後逃げられた

 

141:以下、名無しの転生者でお送りします

>>140

サラッと逃げられてんじゃねえよww

 

142:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、土御門にステイルきゅんがいれば大丈夫だろ。

それよりも、問題は吹寄さんだ

 

143:以下、名無しの転生者でお送りします

あぁ……ショートハンドか

 

144:上条当麻(転生)

>>143

なにそれ?

 

145:上里翔流(転生)

ようは魔導書の使い捨て版みたいなもん。

魔導書ほどの力は発生しないが、その場で新しい魔術が作れる

 

146:以下、名無しの転生者でお送りします

つまりどんな状況にも対応できる魔術ってこと。

しかも、同じものも書き直せば何度も使えるし、魔導書と違って精神汚染もない。

安定はしないけど、オリアナが十分に使いこなしてるから実質デメリットは皆無

 

147:以下、名無しの転生者でお送りします

そのうえ、オリアナは体術も強いときた。

なんで原作上条さん勝てたの?

 

148:以下、名無しの転生者でお送りします

普通に上条さんの信念のほうが強かったからやろ。

オリアナ揺らいでたしな

 

149:上条当麻(転生)

とりあえず、暇だから探すついでに御坂の競技見に来た。

玉入れなのに既に常盤台の相手の士気が駄々下がりなんだが……

 

150:以下、名無しの転生者でお送りします

 

151:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、常盤台やしな

 

152:上里翔流(転生)

しゃーない。

っていうか、イッチ今そこにおるん?

 

153:上条当麻(転生)

どうした?

 

154:以下、名無しの転生者でお送りします

確か、そこにショートハンドの原典の一枚がトラップで用意されてるはずなんだが……

 

155:上条当麻(転生)

>>154

え、マジで?

 

156:以下、名無しの転生者でお送りします

ああ。っていうか、もう準備終わってんの?

 

157:上条当麻(転生)

あれ?何故か会場に土御門が乱入してるんだが……

『画像』

 

158:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチに向かって手振ってるやんww

 

159:以下、名無しの転生者でお送りします

意外と余裕ありそう。

でもあれで一応魔術の反動受けてるんだよなぁ……

 

160:以下、名無しの転生者でお送りします

とりあえずイッチも参加しようぜ?

 

161:上条当麻(転生)

いや無理な。もう競技始まったぞ

 

162:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?これやばくね?

 

163:以下、名無しの転生者でお送りします

吹寄さん……いや、まだだ!確かあの時は乱入していた上条さんを咎めるために出て来とった。

そして、今イッチは参加していない!まだ大丈夫だ!

 

164:以下、名無しの転生者でお送りします

殆ど運に頼るしかないのか……

 

165:以下、名無しの転生者でお送りします

>>164

フラグ

 

166:以下、名無しの転生者でお送りします

>>164

おま、なんてことを!幻想殺しがあるのに運とかやめろよ!

 

167:上条当麻(転生)

>>164

テメェこの野郎!吹寄が倒れたぞ!?

 

168:以下、名無しの転生者でお送りします

あーあ、やっちゃったー

 

169:>>164

俺が悪いの!?

 

170:以下、名無しの転生者でお送りします

>>169

そうです。

今回の戦犯だな

 

171:上条当麻(転生)

……決めた。オリアナはぶん殴る。

アイツは絶対に許さねえ

 

172:上里翔流(転生)

……まあ、別にいいんとちゃう?

 

173:以下、名無しの転生者でお送りします

そういや、ステイルきゅんは?

 

174:以下、名無しの転生者でお送りします

オリアナの迎撃術式にやられてんちゃう?

 

175:ステイル(転生)

……まあ、そうなんだけど……心配はいらない。一応、対策はしてあったからね。

それよりも、探索を始める

 

176:以下、名無しの転生者でお送りします

おう、頑張ってくれ

 

177:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ、土御門と合流したか?

 

178:上条当麻(転生)

ああ。今、土御門と一緒にオリアナを探してる

 

179:以下、名無しの転生者でお送りします

さて、どうなるのかねぇ

 

180:以下、名無しの転生者でお送りします

あと心配なのは姫神か……

 

181:以下、名無しの転生者でお送りします

無事だといいんだが……

 

 

 

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「ステイル、514457だ」

 

 土御門がステイルに何らかの暗号を送ったかと思うと、突如、オリアナが乗車していたバスが爆発した。

 幸い、オリアナ以外に人は乗っていないし、運転も自動であるため、実質的被害を被るのはオリアナだけだ。

 

「な――!?」

「ステイルが整備場で張ったルーンが、まだ残ってたんだニャー」

「あんなの仕掛けてたのか……」

 

 普通なら生きていないだろう。

 だが、突如爆発で発生した炎を、何処からともなく出現した水が消火していく。

 

「……物理的な炎では、お姉さんを熱くする事はできないわね」

 

 消火された炎の中から、オリアナが現れた。水に濡れたのか、全身がビショビショになっている。

 

「最も……多少焦って濡らしちゃったけど。……見てみる?下着までびちゃびちゃだよ?」

 

 そう言って、僅かにズボンをずらすオリアナ。

 しかし、上条はまるで相手にすることなく、オリアナに向かい合い言った。

 

「お前の仕掛けた術式が、全く関係のない人間を傷付けた。……お前には、アイツが魔術とかかわりがあるように見えたのか?」

「……この世に関係のない人間なんていないわ。その気になれば人は誰とだって関係できるもの」

「例えそうだとしても……少なくとも、あの瞬間、吹寄は魔術と何の関係もなかったはずだ……!」

「あの子を傷付ける気はなかったわ。ホントよ?……こういうのと違って」

 

 オリアナが単語カードのような物の紙、その一枚を口で千切り取る。

 すると、突然背後にいた土御門が苦しみだした。よく見ると、彼を靄のようなものが包んでいた。

 

「土御門!?」

「ぐぅっ――!?」

 

 上条は咄嗟に駆け寄り、土御門に右手で触れる。

 一瞬だけ、土御門を苦しめる靄が晴れるも、また出現する。

 

「くそっ、アイツを倒さないとダメか――ッ!」

 

 上条は振り返り、オリアナに向かって突進する。

 それに対し、不敵に笑ったオリアナは、カードをまた一枚千切る。すると、地面から氷の壁のようなものが出現した。

 

「ウザってぇ‼」

 

 上条がその壁を殴りつけると、壁は粉々となったが、オリアナが姿を消していた。

 

(何処に――!?)

 

 突如、寒気がした上条は、直感的に上空へと右手を構える。

 その直感は当たり、凄まじい肌を切り裂かんとする風が、上条に襲い掛かってきた。

 

「くそ……!そこか――ッ!」

 

 背後にオリアナを見つけた上条は、再び突進した。

 

 

 

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―――

 

200:以下、名無しの転生者でお送りします

互角……いや、イッチが押されてるか

 

201:以下、名無しの転生者でお送りします

リアル中継モードじゃなかったら追いつかないね

 

202:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ、次は後ろ!

 

203:以下、名無しの転生者でお送りします

>>202

いや、リアル中継モード中は一々脳内掲示板スレしてる暇ないんとちゃう?

 

204:以下、名無しの転生者でお送りします

おっ!

 

205:以下、名無しの転生者でお送りします

オリアナ殴ったぞ!

 

206:以下、名無しの転生者でお送りします

エッッッッッ!!

 

207:以下、名無しの転生者でお送りします

>>206

やめいww

 

208:以下、名無しの転生者でお送りします

ボタン取れちゃったの?

なら今すぐ裸になろう()

 

209:以下、名無しの転生者でお送りします

>>208

お前が見たいだけだろww

それはそうとびちゃびちゃになった下着について詳しく

 

210:以下、名無しの転生者でお送りします

>>209

お前らやめい。イッチは真面目にやってんだぞww

 

211:上条当麻(転生)

オリアナには逃げられたが……お前らなんてレス書き込んでんだ。

シュールすぎるだろ。あんなに真面目に戦ってたのに、頭の中でこんなくだらないこと書かれてたらよ。

とりあえず、スタブソードは偽もんだった。土御門はステイルに任せてる

 

212:以下、名無しの転生者でお送りします

>>211

正論

 

213:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、イッチ昼飯とか大丈夫なん?

 

214:上条当麻(転生)

>>213

全然大丈夫じゃねえ。とりあえず父さんのところに行くが……アリサとインデックスは?

 

215:以下、名無しの転生者でお送りします

上里ニキ何故か音沙汰ないんだよ

 

216:以下、名無しの転生者でお送りします

どこ行ったんだろうな

 

217:上里翔流(転生)

待 た せ た な

 

218:以下、名無しの転生者でお送りします

>>217

上里ニキ!

 

219:以下、名無しの転生者でお送りします

>>217

いつもお前は遅いんだよ!(n回目)

 

220:上里翔流(転生)

>>219

しょうがないだろ。あちこち連れ回されたんだ。

イッチが競技に出てなくてご機嫌斜めだったぞ

 

221:上条当麻(転生)

>>220

え、俺もう午後は競技でないぞ?組体操には出るが

 

222:以下、名無しの転生者でお送りします

>>221

ファッ!?

 

223:以下、名無しの転生者でお送りします

えぇ……(困惑)

 

224:上条当麻(転生)

いや、お前らが大覇星祭の初日と二日目は事件があるって言うから、とりあえずその日の競技はなるべく少なくしたんだ。

まあ、必ず一日一回は出ろって言われたんでな。基本的に全体競技。二日目は借り物競争に出なきゃならん

そしてそれ以外はほぼ常に競技()

 

225:以下、名無しの転生者でお送りします

>>224

最後草

 

226:上条当麻(転生)

取りあえずついた。

……って、上里ニキもいるんだが……

 

227:上里翔流(転生)

え、嘘何処?

 

228:以下、名無しの転生者でお送りします

上里ニキ把握できてなくて草

 

 

 

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『オルソラ!テメェ図書館の中でマフィンなんか食うなつっただろ!』

『しかし、こちらは天草式の皆様にお作り頂いた……』

『ボロボロ溢すんじゃないわよ!』

 

 ステイルの電話越しに、そんな家族喧嘩のような会話が聞こえる。

 

「……随分と馴染んでるな」

『おかげさまでね。アタシは本来、暗号解読専門官なんだ。大量の情報お手の物よ。……とにかく、報告書のデータは……ってこのバカ溢すんじゃね――』

 

 そこで電話を切るステイル。

 そして、懐からタバコを取り出し――

 

「コラー!」

 

 ――取り上げられた。犯人は、上条の担任である月詠小萌だ。

 

「学園都市の路上は、終日全面禁煙です!それに、貴方はまだ子供でしょう!?」

「気にするな。そもそも、()()()()()()()

「ふぇ!?」

 

 驚いたようにステイルの持つタバコを見る小萌先生。

 確かに、良く似せて作られているが、それはお菓子だった。

 

「はわわ!も、申し訳ないのですー!先生の早とちりで……!」

「気にするな。何ならくれてやる」

 

 そういって、ステイルは二本目を取り出す。

 

「隣、よろしいですか?」

「……ん?構わないが……は?」

 

 ステイルは隣にやってきた人物を見て、固まった。

 銀髪金眼で修道服を着、赤い聖骸布のようのモノを巻いている。

 というか

 

(か、カレン・オルテンシア……だと!?……そういえば、上里がカレンに出会ったとか……)

「食べますか?」

 

 fateシリーズに出てくるヒロインの一人、カレン・オルテンシアを前に、ステイルは完全に顔が引きつっていた。

 何処から取り出したのか、ぐつぐつと泡を立てる麻婆豆腐をステイルに見せつけるカレン。

 

「……え、遠慮するよ。生憎、お腹は空いていないんでね」

「そうですか。……残念です」

 

 本当に、とても、心底残念そうにいうカレン。

 しかし、ステイルは一切罪悪感が湧いてこなかった。寧ろ憎しみすら湧いてきた。

 

「ちょ、人の厚意を無下にするのはダメダメなのですよー!」

「……じゃあ、貴女が食べたらどうなんです?」

「えっ……わ、分かりました!」

 

 数秒後、地面を転がりまわる口を真っ赤に腫らした少女と、それを見て愉悦を感じている銀髪シスターが目撃された。赤髪の少年は逃走していた。

 

 

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―――

 

 

 

 

265:ステイル(転生)

おい上里!上里はいるか!?

 

266:以下、名無しの転生者でお送りします

どしたステイルきゅん?

 

267:上里翔流(転生)

>>265

なんか用か?

 

268:ステイル(転生)

>>267

なんか用かじゃない!なぜカレン・オルテンシアがいるんだ!危うく激辛麻婆を食わされるところだったぞ!

 

269:以下、名無しの転生者でお送りします

ファッ!?

 

270:以下、名無しの転生者でお送りします

 

271:ステイル(転生)

幸い、小萌先生を囮にしたから助かったが、彼女が居なきゃやばかったぞ

 

272:以下、名無しの転生者でお送りします

さらっと生贄にされる小萌先生カワイソス

 

273:上里翔流(転生)

連れてきた覚えはないんだが……愉悦の匂いを感じて飛んできたのか?

 

274:以下、名無しの転生者でお送りします

愉悦の匂いというパワーワード

 

275:上条当麻(転生)

何やってんだよステイル。土御門から連絡だ。

オリアナに動きがあった。地下鉄西部山駅だ

 

276:ステイル(転生)

分かった。すぐに向かう

 

277:以下、名無しの転生者でお送りします

携帯使わなくても情報交換できるってホント便利

 

278:以下、名無しの転生者でお送りします

こんなことできるの多分イッチたちだけだけどな

 

279:以下、名無しの転生者でお送りします

寧ろそんなにホイホイ使うなら対策取られそう

 

280:上条当麻(転生)

ステイルから変な資料が送られたんだが

 

281:以下、名無しの転生者でお送りします

それ土御門に送信しとけ

 

282:以下、名無しの転生者でお送りします

滅茶苦茶重要だからそれ

 

283:上条当麻(転生)

そうなのか?読めないからよく分からんが、取りあえず送っとくぞ

 

284:以下、名無しの転生者でお送りします

これでつっちーがクローチェディピエトロについて先に気づいたはず。

まあ、今はオリアナやな

 

285:以下、名無しの転生者でお送りします

>>284

そういや、つっちー襲撃されるんやっけ?

 

286:ステイル(転生)

一応、本人に周囲の警戒を怠らないよう伝えておこう。

探索術式は、逆探知されることも当たり前のようにあるからね

 

287:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、神裂さん呼べないっスか?

 

288:以下、名無しの転生者でお送りします

>>287

そうやん。対聖人用の術式がないんやから、本人に来てもらった方が楽やろ

 

289:ステイル(転生)

>>288

残念ながら今彼女はイギリスだ。それとも、彼女に海を走れとでも?

 

290:以下、名無しの転生者でお送りします

>>289

割とできそうなんだよなぁ

 

291:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、宇宙空間から大気圏突入しても生きてるような人やしな

 

292:以下、名無しの転生者でお送りします

映画のシーンな。あれはホンマにビビった。

そしてそれを越えるアックアとかいう怪物

 

293:以下、名無しの転生者でお送りします

>>292

ゴリラはやめろ

 

 

 

―――

 

――――――

 

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使徒十字(クローチェディピエトロ)の準備はまだ先だし、私はどうしようっかな?」

 

 逃走を続けるオリアナが呟く。彼女は探索術式の破壊と、その術者を倒そうとしたが、術者の方は察知したのか既に消えていた。

 しかし、術式は放置されていたので、破壊してさっさと逃走を開始したのだ。

 

「きゃぁ!?」

「わぁ……小萌先生、よくもやってくれた」

 

 オリアナは、自分にぶつかってきたものに一瞬警戒するが、ただの一般人だと分かると、すぐにその警戒を解く。

 だが、彼女は見た。……見てしまった。姫神秋沙の胸元を。

 

(!? ケルト十字……必要悪の教会(ネセサリウス)――!)

 

 しかし、それは全くの勘違いであった。彼女は自身の力を封じるためにその十字架をしているのであり、彼女自身は魔術とは何の関りもない。

 そのことに気づかないまま、致命的な一手を選ぼうとするオリアナ。

 

「見・つ・け・た――ッ!」

「な――!?」

 

 その瞬間、金色が、彼女を妨害する。

 

「え、え?」

「??」

 

 突然の事態に、混乱する月詠と姫神。

 

「結局、こうなることが分かってるなら、手の打ちようなんていくらでもあるってわけよ」

 

 体操服を着て、髪をポニーテールにまとめた少女、フレンダ=セイヴェルンだ。

 

「全く上里の奴、なんでよりもよって私を使うんだか……はぁ。……さぁ、行くわよ」

 

 瞬間、衝突があった。

 

 




アリサって映画で御坂の事一度も名前呼んでなかったと思うからとりあえず下の名前で呼ばせた。
違ってたら修正する。あと、ステイルの見た目は子ギルを想定してます。
え、フレンダがオリアナを妨害できた理由?上里ニキが案じて予め連絡してました。


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part2

最近現実パートが増えてる希ガス。
もうちょっと現実パート減らそうかな?
後いつの間にか日刊ランキングから消えてホッとしてる。
なんでこんなガバガバな作品が上位行ってたのかいまだに謎だ……



330:フレンダ(転生)

……とりあえず、姫神は守ったってわけよ。

超疲れた

 

331:上条当麻(転生)

>>330

サンキューフレンダネキ!

マジサイコー!

 

332:以下、名無しの転生者でお送りします

>>330

有能

 

333:上里翔流(転生)

お、間に合ったか

 

334:フレンダ(転生)

>>333

マジで疲れた。

なんで私が魔術師と戦わなきゃなんない訳?上里ニキマジファ〇キュー。

あと結局、オリアナには逃げられたってわけよ

 

335:以下、名無しの転生者でお送りします

>>334

口悪ww

 

336:上条当麻(転生)

土御門が星がうんたらかんたら言ってるんだが、使徒十字(クローチェディピエトロ)ってのは決まった時間じゃないと使えないのか?

 

337:以下、名無しの転生者でお送りします

>>336

いや、基本的にはいつでも使えるで。

星座を自由に選択して、使いたい土地の属性を把握しなきゃならんがな

 

338:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、逆に選択した星座じゃなきゃ使えない。

だから、さっさと使いたいリドヴィアとかは最速で使える日没の星座を選択してんねん

けど、学園都市ではその時間帯はナイトパレードがあるやろ?

 

339:上条当麻(転生)

ああ、だからか。

 

340:以下、名無しの転生者でお送りします

>>339

そう、ナイトパレードの時は花火が上がる。だから、星座が光に邪魔されて消えるねん

 

341:以下、名無しの転生者でお送りします

これ、分かってる組からしたらマジで無駄な努力に見えるんだよな

 

342:上条当麻(転生)

とりあえず土御門にそれっぽいこと聞いて見たら、オルソラからその話を受けたらしい。

間違い電話はクソワロタ

 

343:以下、名無しの転生者でお送りします

相変わらずマイペースですねオルソラさん

 

344:ステイル(転生)

取りあえず、一度合流しよう

 

345:以下、名無しの転生者でお送りします

にしても、もうすぐ大覇星祭1日目も大詰めやな

 

346:以下、名無しの転生者でお送りします

ここまで長かった

 

347:以下、名無しの転生者でお送りします

しかしまだまだ原作は進むし、そもそも本編ですら3か月程度しかたっていないという

 

348:以下、名無しの転生者でお送りします

>>347

ある意味絶望

 

349:以下、名無しの転生者でお送りします

そういや、設置場所は第二十三学区だよな?

 

350:以下、名無しの転生者でお送りします

>>349

どうかしたんか?

 

351:>>349

>>350

いや、侵入できるんかなぁ?って

 

352:以下、名無しの転生者でお送りします

土御門がいるじゃん

 

353:以下、名無しの転生者でお送りします

あれなんか特権がどうのこうの言ってなかった?

 

354:上条当麻(転生)

問題ないらしい。

まだ日没まで時間あるし、とりあえず第二十三学区で合流して、オリアナを待ち伏せることになってる

 

355:以下、名無しの転生者でお送りします

警備体制を変更させるつもりはないと

 

356:以下、名無しの転生者でお送りします

正直ギリギリじゃね?あそこ凄い警備だし

 

357:以下、名無しの転生者でお送りします

まあなんとかなるだろ

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

「……流石に、ちょっと予想外ね」

 

 第二十三学区近辺、そのとある通りで、オリアナが呟く。

 彼女の前方には土御門と上条、背後にはステイルが、挟み撃ちにしていた。

 

「もしかして、全部バレちゃってた?」

「ま、そう言うことだニャー。……大人しく使徒十字(クローチェディピエトロ)を渡すなら、見逃すのも吝かではないぞ」

「そんなつもりない癖に」

 

 オリアナは油断なく速記原典(ショートハンド)を構える。それに対し、上条と土御門は拳を握り、ステイルがルーンをバラまく。

 

礎を担いし者(B a s i s 1 0 4)

背中刺す刃(F a l l e r e 8 2 5)

 

 土御門とオリアナが、魔法名を名乗り、衝突した。

 

「……さて、なら、僕も名乗らせてもらうかな」

 

 ステイルは魔女狩りの王(イノケンティウス)を召喚し、土御門と交戦するオリアナを見据えていった。

 

 魔法名

 

 魔術師の……言わば信念のような物。ステイルも当然、その名を持つ。

 

「Fortis555……!」

 

 唐突だが、ある少年の話をしよう。

 その少年は、未開の地に、言語も違う土地で目覚めた。幸い、肉体が覚えているのか、言葉は通じたが、彼からすればそこはまさしく異世界。まともにやっていけるはずがなかった。

 それでも、少年は生きている。それは、決して少年が強かったからではない。寧ろ少年は弱かった。

 だからこそ、自分が助けられた時、強くなりたいと思った。

 

 彼は別に、ヒーローになりたかったわけではない。

 

 彼は別に、神を信仰していたわけではない。

 

 彼は別に、一人の少女に恋をしていたわけではない。

 

 特別な理由などなく、魔術という力を振るう理由もなかった……はずだった。

 しかし、助けてくれたものがいた。突如知らない世界に放り出され、右も左も分からない転生者(ステイル)を、自分たちとは違う存在である彼を、何も聞かず助けてくれた人たちがいた。

 ならばこそ、それは彼の『核』となった。魔術という恐ろしい力を得てでも、守りたいと思えるものだった。

 

 万人を救うヒーローではない。絶対的な存在を信じているわけでもない。たった一人の少女を命懸けで守る為に、すべてを敵に回せるわけでもない。

 けれでも、自分を救ってくれた人たちへの感謝を忘れず、今度は自分が守る。

 その当たり前の為に、一人の少年はその身を焦がす。その恩に報いる為に。そうしたいと思った、自分の心に従い、強くなる。

 

 

 我が名が最強となる為にその身を焦がす(F o r t i s 5 5 5)

 

 

 一人の少年(ステイル=マグヌス)の魔法名、守ってもらったから、今度は守る。

 そのために、己が恩人を苦しめかねない魔術師を許さない。世界の均衡を保ち、彼らが傷つかない為に……

 

「覚えておけ、僕の名を。……行くぞ、魔女狩りの王(イノケンティウス)!」

 

 ステイルの叫びに答えるように、魔女狩りの王(イノケンティウス)は咆哮する。

 そして、ステイルは、己が敵へと焔を放った。

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

392:以下、名無しの転生者でお送りします

待って。ステイルきゅんがかっこよすぎる

 

393:以下、名無しの転生者でお送りします

>>392

それな。もうステイルきゅんなんて呼べない。

これからはステイルニキって呼びます

 

394:以下、名無しの転生者でお送りします

それでもワイはステイルきゅんと呼び続ける(鋼の意志)

 

395:以下、名無しの転生者でお送りします

>>394

猛者だな

 

396:以下、名無しの転生者でお送りします

>>395

どういうことだよ……

 

397:以下、名無しの転生者でお送りします

>>396

それな

 

398:以下、名無しの転生者でお送りします

にしても上手いな。土御門が近接戦闘。イッチが魔術防御。ステイルが遠距離援護

 

399:以下、名無しの転生者でお送りします

フォーメーションは完璧……なのに

 

400:以下、名無しの転生者でお送りします

チームワーク悪っ!

 

401:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチどちらかと言うとステイルの攻撃防ぐ方が多い希ガス

 

402:以下、名無しの転生者でお送りします

お!

 

403:以下、名無しの転生者でお送りします

決まった!

 

404:以下、名無しの転生者でお送りします

ショートハンド使う隙を与えずイッチの男女平等パンチがオリアナの顔面に!

さらに土御門が追い打ちをかける!

 

405:以下、名無しの転生者でお送りします

あ!

 

406:以下、名無しの転生者でお送りします

オリアナの魔術が土御門に……!残ってるのはステイルニキとイッチだけか

 

407:上条当麻(転生)

【……なにが目的なんだ。どんな目的があれば、こんなに他人を傷付けられるんだ……!】

使徒十字(クローチェディピエトロ)が、お姉さんの望む世界を作ってくれる。さあ来なさい坊や。貴方を潰せば、それでお姉さんの仕事は終わり】

 

408:以下、名無しの転生者でお送りします

ホント……他人任せ、か

 

409:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、あんま言われへんな

 

410:以下、名無しの転生者でお送りします

実際、他人任せにするのは日本人もそうやし

 

411:以下、名無しの転生者でお送りします

選挙とかもそうやな

 

412:以下、名無しの転生者でお送りします

この話普通に考えさせられるんだよなぁ

 

413:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、ワイらにはもうどうしようもないけど

 

414:上里翔流(転生)

そうでもないだろ

 

415:以下、名無しの転生者でお送りします

>>414

上里ニキ!

 

416:以下、名無しの転生者でお送りします

というと?

 

417:上里翔流(転生)

転生者だろうと、今のワイらは生きてるんだし、一度死んだからこそ、本当に間違ったことをやり直すこともできるだろ

 

418:以下、名無しの転生者でお送りします

>>417

深い……

 

419:以下、名無しの転生者でお送りします

流石上里ニキ、深いこと言いますね。

原作のネガティブどこ行った?

 

420:以下、名無しの転生者でお送りします

ワイらにしか出来ないこと、ですか。

ちょっと世界救ってきます

 

421:以下、名無しの転生者でお送りします

>>420

いや何者だよww

勇者かなんか?

 

422:>>420

>>421

人類最後のマスター

 

423:以下、名無しの転生者でお送りします

うせやろ……

 

424:以下、名無しの転生者でお送りします

藤丸じゃねえか!おめえFGOかよ!

 

425:以下、名無しの転生者でお送りします

世界救うノリが軽すぎるんですがあの……

 

426:>>420

>>425

献血に行くか悩んでたけど上里ニキの言葉聞いてやることにした。

そうだよな……前世では社会の歯車でしかなかったんだ。だったら、やることは変わらない。歯車らしく、世界を回す為に戦ってやる!それが……俺の選んだ道だ!

あと神様事故の被害者です

 

427:以下、名無しの転生者でお送りします

>>426

途中までちょっとカッコよかったのに最後のセリフで腹筋崩壊

 

428:以下、名無しの転生者でお送りします

>>427

それな

 

429:以下、名無しの転生者でお送りします

神様事故の破壊力パネェ……破壊?破壊者?

 

430:以下、名無しの転生者でお送りします

>>429

おのれディケイドォォォォ!!!

 

431:以下、名無しの転生者でお送りします

いや、ちゃんと画面見てる?イッチ大ピンチだよ?

 

432:以下、名無しの転生者でお送りします

>>431

え、うそ……

 

433:以下、名無しの転生者でお送りします

マジだ。ボコボコにされてる

 

434:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、最大火力に!

 

435:以下、名無しの転生者でお送りします

……イッチ倒れるぞ……これ不味くね!?

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 

 

(……負ける、のか……?ぐっ……畜、生!)

 

 オリアナの攻撃をまともに食らい、意識も朦朧として今にも倒れそうになる上条。

 既に土御門も倒れ、ステイルもボロボロだ。

 そもそも、プロの魔術師である二人が敵わないような魔術師に、ただの素人である上条が勝てる道理はない。

 結局のところ、上条はどこまで行っても素人だ。オリアナに何もかも劣り、勝ってる部分など、一つもない……

 

(……それでも……)

「な――!?」

 

 だが、上条は倒れない。倒れるわけにはいかない。

 

 なぜ?……自分が主人公だから?……違う。

 なぜ?……自分が転生者だから?……違う。

 なぜ?……自分が『前の上条当麻』の人生を奪ったから?……いや、これも違う。

 

 だって、目の前のアイツは、前までの自分と似ていたから。

 

 オリアナ=トムソンの目的は、ローマ正教が支配する世界で、誰もが幸せになるようにすること。

 彼女は自分では間違えてしまうから、他人に考えを委ね、自分はその通りに動くだけでいた。

 それは、この世界に来て掲示板に頼り自分で考えることをやめて、未来を知っているからという言い訳で他の転生者(どうるい)に自分がするべき選択を任せていた自分と、とても似ていた。

 

 負けられない。

 だって、それは、かつての自分を認めるのと同じ。かつての自分に敗北するのと同じだ。

 それはダメだ。アイツに負けたら、それをすれば、他人任せにする人生を正しいものと、証明することになる。

 

(……何度だって、立ち上がる……! 何度失敗しても、俺のやり方が間違ったとしても、俺は絶対……立ち止まらない‼ インデックスと出会ったあの日に、そう決めただろ‼)

 

 歯を食いしばって、堪える。

 その姿を見たオリアナが、呆れたように上条に問う。

 

「……まだやるの?」

「当た…り、前だ……! お前に…だけは、負けられない――ッ!」

 

 荒く息を吐き、口から血を吐き、体の所々は火傷を負い、煙が出ている。

 それでも、それほど傷ついても、上条当麻は倒れなかった。

 

 過去の自分と決別する為に……自分にだけは負けられないから。

 

 誰かに頼るのはいい。

 でも、任せきりじゃだめなんだ。最後に決めるのは、自分自身でなければならない。

 

「……ふん!」

 

 オリアナは強烈な回し蹴りで、上条の脇腹を蹴る。

 

「な――!?」

 

 手応えはあった。

 実際、今の一撃は、土御門でもまともに食らえば、吹き飛ばされるほどの力が込められていた。

 だが、上条は倒れず、持ちこたえる。それどころか、オリアナの足を掴み、彼女の動きを封じこめる。

 

(馬鹿な―――!? 何処にこんな力が――!?)

「歯ぁ食いしばれよ……!」

 

 静かに、上条は言う。

 そして拳を握り、オリアナへと狙いを定めた。

 

 

「俺の右手は……ちっとばっか響くぞ!」

 

 

 その言葉とともに上条は、全力で拳を振り抜いた。

 

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

454:上条当麻(転生)

目が覚めたら病室だったんだが

 

455:以下、名無しの転生者でお送りします

>>454

祝!イッチが目が覚めたら病院でしたendを迎えましたー!

 

456:以下、名無しの転生者でお送りします

パチパチ

 

457:以下、名無しの転生者でお送りします

パチパチ

 

458:以下、名無しの転生者でお送りします

パチパチ

 

459:以下、名無しの転生者でお送りします

パチパチパチパチ

 

460:上条当麻(転生)

>>456~>>459

意味のない拍手はやめろぉ!

 

461:ステイル(転生)

随分と元気が有り余っているじゃないか

 

462:以下、名無しの転生者でお送りします

ステイルニキ!

 

463:ステイル(転生)

>>462

なんか呼び方変わってないか?

 

464:以下、名無しの転生者でお送りします

気のせいっス。

それより、リドヴィアは?

 

465:ステイル(転生)

原作通りと伝えておこう。

やれやれ、これで一件落着か

 

466:以下、名無しの転生者でお送りします

魔術サイドはね。

イッチにはまだ仕事がありますよ

 

467:上条当麻(転生)

助けてステイルさん。今までの事は全部水に流してやるから

 

468:ステイル(転生)

>>467

無理。

じゃあね

 

469:以下、名無しの転生者でお送りします

 

470:以下、名無しの転生者でお送りします

速攻で断られて草

 

471:上条当麻(転生)

悲報:現在インデックスに頭を噛みつかれる

『画像』

 

472:以下、名無しの転生者でお送りします

マジか。正直絶対見れないと思ってた

 

473:以下、名無しの転生者でお送りします

インデックスの噛みつききたーー!

 

474:上条当麻(転生)

おのれ鬼畜スレ民共!俺が齧られてそんなに嬉しいか!?

【リアル中継モード強制発動】

【ちょ、あの、インデックスさん?俺の頭は本物のウニじゃないんでそれ以上食べてもおいしくはギャアあああああああ!】

 

475:以下、名無しの転生者でお送りします

生命の危機感じてて草

 

476:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、ミコっちゃんとの勝負はイッチ?

 

477:上条当麻(転生)

>>476

……明日には退院できるって医者が言ってました……うん

 

478:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、その、ドンマイ?

 

479:以下、名無しの転生者でお送りします

何故に疑問形

 

480:上条当麻(転生)

不幸だァァァァァァァあああああ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

528:上条当麻(転生)

不幸だァァァァァァァああああ―――ッッッ!!!

 

529:以下、名無しの転生者でお送りします

そして出る借り物競争でのお守りというお題

 

530:以下、名無しの転生者でお送りします

科学の街で御守りってホント草

 

531:以下、名無しの転生者でお送りします

最早考案した奴虐める気しかないだろww

 

532:上条当麻(転生)

なんかめっちゃいい子が御守り貸してくれた。

お前らもこの子見たく優しさを持ってくれませんかねえ?

『画像』

 

533:以下、名無しの転生者でお送りします

>>532

無理。

てか、佐天さんキターーー!

 

534:以下、名無しの転生者でお送りします

3103ちっス!

 

535:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ右手で御守り触るんじゃねーぞ!

 

536:上条当麻(転生)

>>535

分かってるわ。流石にご利益消すのは不味いしな

 

537:以下、名無しの転生者でお送りします

分かってるようでよろしい

 

538:以下、名無しの転生者でお送りします

ちゃんと返せよ?

 

539:上条当麻(転生)

>>538

ったりめーだろ

 

540:上里翔流(転生)

こちら上里。

現在、カレンに付き合わされた結果、胃が死にました。

ステイルの野郎、ワイにこいつ押し付けてんじゃねーよ……

 

541:以下、名無しの転生者でお送りします

>>540

上里ニキーーーー!?

 

542:以下、名無しの転生者でお送りします

激辛麻婆食わされてる……ヒェッ…!?

 

543:以下、名無しの転生者でお送りします

過去形なのが恐ろしい……

 

544:フレンダ(転生)

今から愚痴る。

大玉転がしマジふざッけんな!なんで玉に押し潰される訳!?しかもその後、後ろの奴に踏まれるし!

 

545:以下、名無しの転生者でお送りします

 

546:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、体が小さいしね?

 

547:上条当麻(転生)

俺でも押し潰されたんだぞ?

お前みたいな幼児体型じゃ当たり前だろ

 

548:以下、名無しの転生者でお送りします

>>547

あ……

 

549:以下、名無しの転生者でお送りします

Ω\ζ°)チーン

 

550:以下、名無しの転生者でお送りします

さようならイッチ。骨は拾ってやる

 

551:上条当麻(転生)

へ?

 

552:フレンダ(転生)

ぶ ち 殺 し か く て い ね

 

553:上条当麻(転生)

ヒェッ!?

 

554:以下、名無しの転生者でお送りします

ザマァww

 

555:以下、名無しの転生者でお送りします

自業自得という言葉がこんなに似合うのはイッチだけだな

 

556:上条当麻(転生)

誰か助けてーーー!

 

557:以下、名無しの転生者でお送りします

だが断る!

 

558:以下、名無しの転生者でお送りします

我々の最も好きな事の一つは、ギャグ時空で泣き叫び助けを乞うイッチにNOと答える事!

 

559:上条当麻(転生)

畜生くたばれ!具体的にはタンスの角に小指ぶつけろ!

【リアル中継モード強制発動】

【ん?なんでリアル中継モードが――】

【結 局 、後 ろ に い る っ て わ け よ】

 

560:以下、名無しの転生者でお送りします

>>559

ヒェッ!?

 

561:以下、名無しの転生者でお送りします

フレンダネキによって意図も容易く行われるえげつない行為

 

562:以下、名無しの転生者でお送りします

そこに痺れないし憧れない

 

563:上条当麻(転生)

……なんか天気悪くなってきた。

ちょっと寒いから上着取ってきて、佐天さんにお守り返してくるわ

 

564:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ結果は?

 

565:以下、名無しの転生者でお送りします

聞いてやるな。

っていうか、フレンダネキは?

 

566:上条当麻(転生)

どっちも聞くな。

あと、俺の頭が更に爆発したと伝えておこう

 

567:以下、名無しの転生者でお送りします

お、おう……

 

568:以下、名無しの転生者でお送りします

なんか凄い重みがあるな

 

569:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、そろそろミコっちゃんの方も始まってるんじゃね?

 

570:以下、名無しの転生者でお送りします

???

 

571:以下、名無しの転生者でお送りします

あ-!レールガン!

 

572:以下、名無しの転生者でお送りします

レベル6シフト計画(御坂ver.)だ!

 

573:以下、名無しの転生者でお送りします

完全に忘れてましたね

 

574:上条当麻(転生)

え、なになにどういうこと?

てか、なんか窓のないビルに雷落ちたんだが

 

575:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ、まずは佐天さんを探すんや

 

576:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、ワイらも詳しい場所とか覚えてないもんな

 

577:上里翔流(転生)

アンチスキルが避難誘導始めたぞ

 

578:以下、名無しの転生者でお送りします

となると、もうそろそろか

 

579:上条当麻(転生)

佐天さんと一緒にいた人から話聞いた。

とりあえず、今は絶えず雷落ちるとこに向かってる

 

580:以下、名無しの転生者でお送りします

了解。

あ、ちゃんとリアル中継モードにしろよ?

 

581:以下、名無しの転生者でお送りします

よくよく考えれば、今回でリアル削板さんが見れるのか

 

582:以下、名無しの転生者でお送りします

それはそれで凄そう(語彙力)

 

583:以下、名無しの転生者でお送りします

これまでのパターン的に、転生者の可能性が微レ存?

 

584:以下、名無しの転生者でお送りします

>>583

それは嫌だ

 

585:以下、名無しの転生者でお送りします

これ以上増えたら訳わかんなくなるやん

 

586:以下、名無しの転生者でお送りします

既に訳わかんない事が起きまくってたから大丈夫だろ

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

「……この辺か?いや、もうちょい先か?」

 

 謎の女性から御坂が緊急事態にあるという情報を聞き、急いで彼女のもとに走った上条だったが、何処を探しても見つからず思わず頭を抱えた。

 

「ん?」

 

 突如、頭に違和感が来た。

 その感覚は、いつも自身の右手が、「異能の力」を打ち消した時の感覚と同じものだった。

 

「どういうこった?」

『ちょっとあなた!』

「ん!?今度は誰!?」

『なんで私の干渉力が効いてない訳ぇ!?』

 

 突如頭に響き渡る謎の女性の声。

 

「テレパスか?」

『初めまして、食蜂操祈よ。あと、脳に一度に書き込んでるから反論は受け付けないわぁ』

「食蜂……あっ、超能力者(レベル5)!」

『その先は危ないから、さっさと逃げたほうが身の為なんだゾ』

「ってことは、この先に御坂が居んのか。教えてくれてありがとよ」

 

 食蜂に礼を言い、先に進もうとする上条。

 すると、食蜂の焦ったような声が頭に響く。

 

『ち、ちょっと待ちなさい!なんで先に行こうとしてるのぉ!? 無謀力全開過ぎるでしょ!?』

「悪いけど、御坂は友達なんだ。アイツが困ってるなら助けないと!」

 

 すると、突然反応が無くなった。

 しかし、すぐにまた声が聞こえた。

 

『……ふぅ~ん、貴方が、ねえ。……いいわ。もうすぐ私の知り合いがそっちに行くだろうし、好きなようにしたら?』

「手助けはありがたいが、他人には任せらんねぇ……ん?」

 

 いつの間にか、上条の前方にまるで天使のような姿をした御坂が、『窓のないビル』を見据えて佇んでいた。

 

「御坂!?」

『あれが御坂さん。私の能力とミサカネットワークが悪用されてちょっと大変なことになっちゃったみたいなのぉ』

「どう見ても大変ってレベルじゃ……ちっ!」

 

 何をすればいいか分からないが、とにかく動くしかない。

 そう思い、まずは右手を試す。そのために、彼女に向かって走る。すると、御坂が上条の方を振り向き、凄まじい威力の雷撃を放った。

 

「うぉっ!?」

 

 咄嗟に右手で防ぎ、事なきを得るが、その威力は今までとは比べ物にならないものだ。

 

『……なるほど。大体把握。正直にわかには信じがたい話ねぇ。転生とか、掲示板、それに幻想殺し(イマジンブレイカー)か……』

「なっ!? まさか、お前も――!?」

 

 転生や掲示板の話題が出てきて、驚愕する上条。

 

『……違うわよ。私の能力は心理掌握(メンタルアウト)、精神操作の能力よ。あと、会話の状態を維持してるのは、逐一あなたの思考を読みながら能力を行使してるからだから、絶対に右手で触らないでねぇ』

「……よく分からんが、頭に触るなってことか?」

 

 僅かに遅れた後、返答が返ってくる。

 

『えぇ。それから、もしかしたら、あなたが周囲にいて、妨害力を発揮し続ければ、ネットワークの変化を遅らせることができる……かもぉ、しれないわ。多分』

「あやふや!もっと自信もってくれよ!」

『ところであれぇ、彼女自身に洗脳力は効かないはずだしぃ、ネットワークを操って深層心理を誘導してるのかしら?どう思う?』

「俺じゃなくてスレ民に聞いてくれない?ってうおっ!?それは反則ぅぅぅぅぅ!」

 

 御坂が磁力で岩盤を集め、その塊を上条に投げつける。

 幻想殺し(イマジンブレイカー)は『異能の力』に対しては絶対的だが、それ以外には無力だ。当然、岩の塊を砕く力などない。

 

「ハイパーエキセントリックウルトラグレートギガエクストリーム――」

 

 だが、それはこの男には通用しない。

 

「――もっかいハイパー、すごいパーンチ――ッッ!!!」

 

 そんな元気な叫びとともに、爆発が起こって、岩盤の塊を粉砕する。

 

「……うっそ~ん」

 

 上条が思わず間抜けな声を上げた。

 

()()()()()()()()()()。ちょっと電話して、御坂さんの足止めをお願いしたんだけどぉ』

「あんなヤバい奴呼んでたのかよ……てか、どっかで見た事ある気が……」

 

 規格の違いに、思わず乾いた笑みを零す上条。彼は削板軍覇。超能力者(レベル5)第七位で、通称解析不能(ナンバーセブン)

 因みに、彼は大覇星祭で選手宣誓をしていたが、上条はそんなこと忘れている。

 すると、削板が上条の方を振り向いた。

 

「大丈夫か?」

「ん?……あ、あぁ。お陰様でな」

「そうか。にしても、()()()()()()()()()マジでちょっとやばそうだな」

 

 削板は両拳を打ち付け――

 

「よし!あとは俺に任せとけ。お前はさっさと逃げろ」

 

 ――そう、退避を促した。

 

「悪いけど、アイツは俺の友達なんだ。他人任せには出来ないし、それは絶対にやらないって決めたんだ」

「……根性あるみてーだが、あれは只者じゃねぇぞ」

 

 すると、御坂が二人に対し雷撃を放つ。それを見る事もせず叩き落とし、打ち消す二人。

 

(雷撃を……、はたき落とした?)

(雷撃をかき消した?)

((……なんだこいつ?))

 

 二人の心境は、見事に一致した。

 その後、なんやかんやで手を組むことになった。

 

 




ステイル(転生)の魔法名は普通にオリジナル。
転生したからと言って同じ魔法名である必要はないよね?って感じで作った。まあラテン語のとこは同じなんだが。
みさきちとは会話っぽくなってるけど、実際は返答が返ってくるのに時間がかかってます。


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part3

ただいまドラゴン警報!ドラゴン警報が発令中です!
皆さん、異能の力を使わないようご注意ください!



600:以下、名無しの転生者でお送りします

削板さんキターーー!

 

601:以下、名無しの転生者でお送りします

予測不能コンビじゃおらぁぁぁぁ!!

 

602:以下、名無しの転生者でお送りします

まあそれでもミコっちゃんは負けないんだけどな

 

603:以下、名無しの転生者でお送りします

寧ろ勝ちかけるんだよなぁ

 

604:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、今更だけどこれ大丈夫なの?

 

605:以下、名無しの転生者でお送りします

>>604

何が?

 

606:以下、名無しの転生者でお送りします

あれやろ?ドラゴン出てくるかどうかってことやろ?

 

607:以下、名無しの転生者でお送りします

あー、中身イッチやしな

 

608:以下、名無しの転生者でお送りします

ワンチャン神浄の討魔消えてる説?

 

609:以下、名無しの転生者でお送りします

それ多分鬱条の時点でやばい気が……

 

610:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、最近コテハン組みないな

 

611:以下、名無しの転生者でお送りします

>>610

忙しいんじゃね?

 

612:以下、名無しの転生者でお送りします

ちょめちょめニキはこの前コラボしたし、どうぶつの森ニキ……絶対暇やろ

 

613:以下、名無しの転生者でお送りします

人類最後のマスターは?

 

614:以下、名無しの転生者でお送りします

>>613

今頃カルデア入りしてんじゃね?

フォウ君が暴れないか心配だが……

 

615:以下、名無しの転生者でお送りします

比較って怖いなぁ

 

616:以下、名無しの転生者でお送りします

おっ、削板のヘッドバット!

 

617:以下、名無しの転生者でお送りします

なんで鉄骨をヘディングで返すんだよ……

 

618:以下、名無しの転生者でお送りします

鉄骨……影山?

 

619:以下、名無しの転生者でお送りします

>>618

鉄骨落としは忘れろ

 

620:以下、名無しの転生者でお送りします

影山ぁぁぁぁ!!

 

621:以下、名無しの転生者でお送りします

>>620

鬼道さんチッス

 

622:どうぶつの森の村長

今北産業

 

623:以下、名無しの転生者でお送りします

>>622

どうぶつの森ニキ!

 

624:以下、名無しの転生者でお送りします

何やってたんですか!?

 

625:どうぶつの森の村長

>>624

いや、南の島行ってたらスマブラの世界に連行されてた

 

626:以下、名無しの転生者でお送りします

>>625

突然世界の壁超えてて草

 

627:以下、名無しの転生者でお送りします

何があったし

 

628:どうぶつの森の村長

ついでにキーラにフィギアにされてて動けなかった

 

629:以下、名無しの転生者でお送りします

>>628

意外ととんでもないことになってて草も生えない

 

630:上条当麻(転生)

ていうか、これどうしたらいいわけ?

食蜂ってやつの話じゃ、俺が居るだけで御坂の進化を止められるかもって言うが

 

631:以下、名無しの転生者でお送りします

せやで……って食蜂!?

 

632:以下、名無しの転生者でお送りします

みさきちキターーー!

 

633:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?それだと不味くね?

 

634:以下、名無しの転生者でお送りします

>>633

なんで?

 

635:>>633

>>634

いやだって、今の上条さんの中身ってイッチやろ?みさきちの能力ならそれ把握できるやろうし

 

636:以下、名無しの転生者でお送りします

あ……

 

637:以下、名無しの転生者でお送りします

どう足掻いても絶望

 

638:以下、名無しの転生者でお送りします

うわーーーー!!!!

 

639:上条当麻(転生)

え、なに?どうしたのお前ら?

 

640:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ、いいか?食蜂はな、上条さんのヒロインの一人で、昔の事故が原因で上条さんはみさきち……食蜂の事を記憶できなくなってるねん

 

641:以下、名無しの転生者でお送りします

それでも、いつか記憶が戻る、そんな奇跡を願う乙女。それがみさきちや!

 

642:以下、名無しの転生者でお送りします

やのに……

 

643:上条当麻(転生)

よく分からんが、向こうは俺のこと知らなかったっポイぞ?

 

644:以下、名無しの転生者でお送りします

>>643

は?

 

645:以下、名無しの転生者でお送りします

はい!?

 

646:以下、名無しの転生者でお送りします

what?

 

647:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチが知らないならともかく、みさきちが知らない!?

 

648:以下、名無しの転生者でお送りします

何やってんですかしいたけさん?

 

649:以下、名無しの転生者でお送りします

☆さーん!ガバが発生してますよー!

 

650:以下、名無しの転生者でお送りします

えー……ていうか、ならどうしてみさきちは生きてる訳?

 

651:上条当麻(転生)

あとなんか削板と知り合いっぽい

 

652:以下、名無しの転生者でお送りします

>>651

い い 加 減 に し ろ

 

653:以下、名無しの転生者でお送りします

さっきからやばい情報ばっか持ってきてんじゃねーよ!

 

654:以下、名無しの転生者でお送りします

えぇ……(困惑)

 

655:以下、名無しの転生者でお送りします

それはつまりあれか?

みさきちは根性√に突入してると?

 

656:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチが何処からともなく駆けつけて、にへらぁってするみさきちが見たかった

 

657:以下、名無しの転生者でお送りします

>>656

分かる

 

658:以下、名無しの転生者でお送りします

残念ながらみさきちがその顔をする相手は根性の可能性あり

 

659:以下、名無しの転生者でお送りします

ぶっちゃけ思いが届かなそう。

削板さんそう言うの興味なさそうだし

 

660:以下、名無しの転生者でお送りします

>>659

まあ、でもよかったんじゃね?

イッチのことでみさきちが傷つくことがないんだしさ

 

661:以下、名無しの転生者でお送りします

皮肉だな。

上条を知らないことが、食蜂にとっての幸せとなる世界

 

662:上条当麻(転生)

っていうか、なんか御坂の姿が変わったんだけど?

 

663:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、フェイズ2入りましたー

 

664:以下、名無しの転生者でお送りします

削板さんがぶっ飛ばされた!

 

665:以下、名無しの転生者でお送りします

しかしすぐさま復活

 

666:上条当麻(転生)

……これやばくね?鉄骨頭で打ち返した削板が頭から血ぃ流してるんだが?

 

667:以下、名無しの転生者でお送りします

根性で治るから大丈夫()

 

668:以下、名無しの転生者でお送りします

根性って便利ー(棒)

 

669:以下、名無しの転生者でお送りします

根性って何だっけ?(純粋な疑問)

 

670:以下、名無しの転生者でお送りします

根性ってのは根性だよ!(?)

 

671:以下、名無しの転生者でお送りします

>>670

出たホモ特有のガバガバ理論

 

672:以下、名無しの転生者でお送りします

>>671

違うと思うんですがあの……

 

673:上条当麻(転生)

これどうしたらいいんですか?

 

674:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、なんか黒いやつ出た

 

675:以下、名無しの転生者でお送りします

もう終盤?早くね?

 

676:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、あくまで上条さんパートだけだしな

 

677:フレンダ(転生)

なんか大変なことになってるぅぅぅぅぅ!?

 

678:上里翔流(転生)

行け、イッチ!

ドラゴンストライク!

 

679:以下、名無しの転生者でお送りします

>>678

出るかは分からないんだよなあ

 

680:上条当麻(転生)

削板が道作ってくれた。

とりあえず右手試すわ

 

681:以下、名無しの転生者でお送りします

取りあえずでやることがおかしいと思うんですが

 

682:上条当麻(転生)

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い―――ッッッ!!!

【ぐっ……!がぁぁぁぁぁ―――ッッッ!!!】

 

683:以下、名無しの転生者でお送りします

めっちゃ痛そう。

そして現れるドラゴンストライク!

 

684:以下、名無しの転生者でお送りします

……ん?

 

685:以下、名無しの転生者でお送りします

なんか……少なくね?

 

686:以下、名無しの転生者でお送りします

てか、一体しか出てこないんだが……あれ?ここ7、8体位出てこなかった?

 

687:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、ドラゴン真っ黒なんだが……

 

688:以下、名無しの転生者でお送りします

どういうこと?

 

 

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 

 

 それは、突然の事だった。

 上条は御坂の繰り出す破滅的な攻撃を防ぐため、幻想殺し(イマジンブレイカー)を振るった。

 しかし、出力が大きすぎて右手が持たず千切れ飛んでしまい、その余りの激痛に悶えそうになるのを堪える上条。

 すると突然右手から、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、上条の右手から姿を現した。

 

「な、ん……ッ!?」

『―――』

 

 上条は「何か」を聞いた。言葉のような、「何か」を。

 その発信源はすぐに分かった。上条の右手から出現した龍だ。そのドス黒い龍は、上条に向けて言葉のようなものを発していた。しかし、上条にその言葉を理解することが出来なかった。

 すると、言葉が通じないと分かったのか、龍は彼を一瞥することもなく、どんどん上条の右手からその首を伸ばしていき、ついには上条の右手から出ていってしまった。

 

「今のは……ぐっ!?」

 

 余りの事態に呆然としていた上条だが、再び右手に激痛が走る。

 その瞬間、上条の意識が朦朧としだし、視界がゆらゆらと揺れ動いていくが、そんな中上条は目撃した。

 

(こ、れは……?)

 

 上条の右腕から、8()()ほどの龍が出現し、御坂の呼び出した黒い球体のようなものに殺到した。

 削板が「全く別の世界から来た、文字通り理解のできない何か」と称したものを、あっと言う間に食らい尽くしていく。

 

「……、」

 

 一瞬だった。

 あれだけ絶望的までに世界を染め上げていた空気が霧散し、空が澄み渡っていく。それに合わせ、御坂の姿も、かつての彼女のモノに戻っていく。

 上条は御坂のその姿を見て、随分と肌色成分が多いことに気づいた。あの姿になった影響で服が消えたのか?そう思った上条は、せめて最低限は隠せるように、偶々着ていた上着を御坂に着せた。

 

「……まあ、俺には何があったかなんて分からないよ。お前がどんな事件に巻き込まれて、何をやろうとしていたのかも」

 

 上条からすれば、何の情報もないまま、なあなあで戦っていた。

 そのうえ、御坂からも一切の感情を感じず、まるでロボットと戦っているのかと錯覚するほどだった。

 だが、彼女の放った最後の一撃には、「彼女が呼び寄せたモノ」には、感じ取れるものがあった。

 

 悪意。

 

 学園都市の嫌なものを叩き潰したい、消し去りたいと言う思い、彼女の悪意が。

 それだけは、上条は何となく感じ取れた。

 

「でも、それがお前の嫌なものだからって、力づくで排除するなんてやり方じゃ、この世界は、お前の望むようなものにはならないよ」

「……、」

 

 御坂はただ、黙って上条の言葉を聞いている。その目尻には、僅かに雫が浮かび上がっていた。

 

「分かってるだろ?俺以外にも、お前を助けようとした奴はたくさんいたんだ。そいつらとならきっとお前は、この世界を変えられる」

 

 上条は御坂の頭にポンっと手を置き、安心させるように微笑みかける。

 

「ま、それでも足りないなら、俺も手を貸すぜ?」

「……………うん」

 

 涙を拭き、頷く御坂。すると、思い出したように、焦った声を出していった。

 

「ってアンタ!腕、病院!」

「ん?腕……?……ありゃ?」

 

 上条が千切れ飛んだはずの右腕に目を向けると、()()()()()()()()()()

 あの時確実に千切れ飛んだのは、本人はもちろん、御坂も削板も目撃していた。

 

「……生えてる?」

「えっ……アンタの体、どうなってんの?」

「さあ?意外とファンタジーなんだな」

「それで済ましたら駄目な気がするんだけど……」

 

 呆れたように、そして若干引き気味に御坂は呟いた。

 

「いやー、いいもん見れたぜ。まさかドラゴンが出てくるとは。すっげー根性だな。……いつか手合わせ願いたいぜ」

 

 御坂が助かった時点で、長居するのも野暮だと思った削板は、さっさとその場を退散していた。

 

「にしても、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()……気のせいか?」

「あっ、見つけたわぁ」

 

 遠目から上条達の方を見ていた削板に、話しかける者がいた。

 

「お、食蜂じゃねーか。そっちは大丈夫だったのか?」

「ええ。何とかなったわ」

「そうか。昔と比べて、だいぶ根性が出てきたじゃねーか!」

「貴方は相変わらず、根性なんて物差しでしか物事を測れないのねぇ。ま、それが貴方の魅力なんだろうけど」

 

 呆れたように言う食蜂だが、僅かにその表情は綻んでいる。

 

「ん?どうした?」

「いいえ、何も? それより、この後は時間かあるかしらぁ?」

「おう!この後も街の見回りに――」

「つまり暇なのねぇ?じゃあついてきなさぁい!」

「え、おい、ちょっとー?」

 

 何とも間抜けな声を上げて、食蜂に引っ張られる削板。

 こうして、誰にも認識されない、学園都市崩壊を招く未曽有の大事件は、静かに幕を閉じた。

 

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

 

707:上条当麻(転生)

俺自分の体が怖い。

何で腕が勝手に生えてくるの?

 

708:以下、名無しの転生者でお送りします

>>707

知らん

 

709:以下、名無しの転生者でお送りします

それだけは永遠の謎

 

710:以下、名無しの転生者でお送りします

にしても、ドラゴン出ましたねー

 

711:以下、名無しの転生者でお送りします

最初の黒いドラゴンは気になるけどな。

イッチなんか分かる?

 

712:上条当麻(転生)

>>711

いいや?アイツ俺に向かってなんか言ってるっぽかったけど、正直何言ってるか分かんなかった

 

713:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、ドラゴンの言葉とか分かるわけないしな

 

714:以下、名無しの転生者でお送りします

けどあれどっか飛んで行ったで?大丈夫なん?

 

715:以下、名無しの転生者でお送りします

>>714

なんとかなるんじゃね?

 

716:以下、名無しの転生者でお送りします

ジェイルブレイカー編に影響及ぼさなきゃいいが……

 

717:上条当麻(転生)

お前らは何か分かんないのか?

 

718:上里翔流(転生)

>>717

そもそも上条当麻について欠片も明かされていないんだよなぁ

 

719:以下、名無しの転生者でお送りします

その上あの邪龍みたいな奴……あれ絶対原作には出てこなかったよな?

 

720:以下、名無しの転生者でお送りします

なんかfateのファブニールみたいだった。

 

721:以下、名無しの転生者でお送りします

まーたfateだ。なあ、上里ニキ!

 

722:上里翔流(転生)

>>721

それワイは絶対に関係ないと思うんだが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

740:上条当麻(転生)

いやっほぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!

 

741:以下、名無しの転生者でお送りします

うるせぇ!

 

742:以下、名無しの転生者でお送りします

どしたイッチ?

 

743:上条当麻(転生)

イタリア旅行が当たったぞ!

 

744:以下、名無しの転生者でお送りします

>>743

あ……

 

745:以下、名無しの転生者でお送りします

ソウカソウカ、ソレハヨカッタネー

 

746:以下、名無しの転生者でお送りします

そうだよな、あんなことさえなければ普通に喜ぶべきことだもんな

 

747:上条当麻(転生)

何だその反応?それより、ペアチケットなんだが、誰か誘ったほうが良いかな?

 

748:以下、名無しの転生者でお送りします

女の子はやめろ

 

749:以下、名無しの転生者でお送りします

それだけは許さん

 

750:上条当麻(転生)

あ、フレンダ誘おう!この前なんか機嫌損ねちゃったし!(上スレ無視)

 

751:以下、名無しの転生者でお送りします

>>750

ナチュラルにスルーしてやがる

 

752:以下、名無しの転生者でお送りします

そりゃ醜いスレはスルーが基本

 

753:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、フレンダでいいのか?爆発物持ち歩いてるけど空港通れるの?

 

754:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、さらっとフレンダがイタリアに行くという原作崩壊

 

755:以下、名無しの転生者でお送りします

インデックスじゃなくて大丈夫なのかこれ?

 

756:以下、名無しの転生者でお送りします

行けるんじゃね?多分

 

757:以下、名無しの転生者でお送りします

言うて術式はアニェーゼ達とか天草式で看破できるんじゃね?

 

758:上条当麻(転生)

フレンダ誘いに行ったら凄い嫌な顔されて断られた。

アイツイタリア嫌いなのか?

 

759:以下、名無しの転生者でお送りします

別に嫌なわけじゃなくて、時期が悪いんだよなぁ

 

760:以下、名無しの転生者でお送りします

そりゃ事件に巻き込まれるって分かるんだから行くはずないんだよなぁ

 

761:以下、名無しの転生者でお送りします

インデックスでも誘えば?

 

762:上条当麻(転生)

インデックスかぁ……よし、そうする。

丁度こっちに来てるんだし、アイツもパスポートくら

 

763:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?

 

764:以下、名無しの転生者でお送りします

「い」がないぞ?

 

765:上条当麻(転生)

俺って……パスポート持ってるの?

 

766:以下、名無しの転生者でお送りします

安心しろ。持ってるから

 

767:上条当麻(転生)

>>766

マジか。助かった

 

768:以下、名無しの転生者でお送りします

なんで他人に自分のパスポートの所在聞いて安心してるんですかねぇ?

 

769:以下、名無しの転生者でお送りします

そりゃ元々知らないことだらけだしな!

 

770:上里翔流(転生)

因みに、イタリア旅行に行くと事件に巻き込まれちゃうので注意だぞイッチ

 

771:上条当麻(転生)

>>770

え、嘘やん

 

772:ちょめちょめ

久し振りに見に来たら随分と進んでたな

 

773:以下、名無しの転生者でお送りします

ちょめちょめニキ!

 

774:以下、名無しの転生者でお送りします

コラボ以来っすね

 

775:ちょめちょめ

>>774

おう。この間結婚騒動で忙しかったんや

 

776:以下、名無しの転生者でお送りします

チョロネスさんの時か

 

777:以下、名無しの転生者でお送りします

楽しそう

 

778:上条当麻(転生)

なんか御坂とフォークダンス踊ることになった。

俺佐天さんと踊ると思ったんだがなぁ?

 

779:以下、名無しの転生者でお送りします

>>778

なんでその話もっと先にしないんだ!

 

780:以下、名無しの転生者でお送りします

イタリア旅行とかどうでもいいからそっちの話しろよ!

 

781:上条当麻(転生)

>>779

>>780

いやだって俺に幸運が訪れたら報告したくなるでしょ?

 

782:以下、名無しの転生者でお送りします

>>781

確かにね。けど知ってるから聞く意味ない

 

783:以下、名無しの転生者でお送りします

そう言うことや。ドンマイ

 

784:上条当麻(転生)

不幸だ……

 

 

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 

 

「えーっと、右手を上げたら……あれ?次は……くそ、これだからダンスってのは」

「また……助けられたわね」

 

 御坂とのフォークダンスに悪戦苦闘する上条。

 そんな彼に、今まで黙っていた御坂が声をかける。

 

「ああ。別に最後に美味しいとこ持ってっただけだ。礼なら他の奴に言えよ」

「でも、アンタにも助けてもらったし……それに、友達にも」

 

 漸く流れが掴めてきたのか、上条の動きにぎこちなさが消えていく。

 

「私……やっぱり能力者を実験動物みたいに見てる、学園都市の嫌な所を許せない。でも、この街に来たからみんなとも会えたし……その出会いが私の宝物になってて……、だから今度は、みんなを守りたい。それだけが、せめてもの恩返しになると思うから……」

「そっか……いいな、それ」

「!……、」

 

 上条の言葉に、嬉しそうに顔を綻ばせる御坂だが、上条はそれに気づかない。

 すると、唐突に、悪戯を思いついた子供のような表情をした上条が言った。

 

「いやーしっかしそうかー。御坂さんにとって、わたくしとの出会いは宝物ですかー」

「べあっ!?」

 

 変な奇声を上げる御坂に、上条は気づかない。

 

「いやだってその言い方だと俺も……ありゃ?御坂さん顔真っ赤ですよ?ていうか、今のツッコミどころ――」

「時間切れですのーー!」

「あだっ!?」

 

 瞬間、白井にドロップキックを食らわされ、思いっ切り吹き飛ばされた上条。

 

「ったく、白井の奴もうちょい手加減ってもんを……あん?」

 

 その後、頭を抑えながら自宅への帰路を歩いていると、

 

「……声?……俺を呼んでるのか?」

 

 なんとなく、そんな気がした。

 上条は進行方向を変えて目的地を変更する。

 そして、辿り着いた場所は――

 

「……()()()()()()?なんだってこんなところに……」

 

 上条の視界には、薄暗い夜、地殻熱発電所の真円の湖畔があった。

 そして、見つけた。

 夜の闇に紛れて姿を隠していた、()()()()

 上条の右手から出ていった、謎のドラゴンを。

 

「……お前が……俺を呼んだのか?」

『―――』

 

 黒いドラゴンは、何事かを呟くも、やはり上条には伝わらないため、静かに頷いた。

 その行動で、人間の言葉を理解できるんだなと、妙な感心をする上条。

 

「お前は……なんなんだ?」

『――だ』

 

 その時、僅かにだが、一言だけ、ドラゴンの発する言葉、そのうちの一単語だけを聞き取れた。

 すると、ドラゴンが湖畔から出てきて、上条の目の前に立つ。

 

「……、」

『――に、――だ』

 

 少しずつ、聞き取れる単語が増えてくる。

 

『……俺に、触れるんだ』

「? ……えっと、こうか?」

 

 上条はドラゴンの突然の申し出に驚きつつも、()()()()()ドラゴンの足に触れた。

 その瞬間、

 

「な――!?」

 

 ドラゴンの外殻が崩れていく。まるで、積み木を崩したかのように、いとも容易く。

 そして、崩れていったドラゴンのいた場所、その中心部に、人影があった。

 思わず身構える上条だが、徐々にその姿を認識し、絶句した。

 

『これで……ようやくまともに話せるな』

「…………………………………………………………は?」

 

 なんてことない様子で、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、ただ呆然とする上条当麻に対し、そう言った。

 

「おま、え、は……?」

『見りゃ分かるだろ? ……上条当麻だ。あぁ、お前()風に言うなら、鬱条ってとこか?』

 

 上条は、自身の呼吸が止まるかと思った。

 自分が憑依したことで消えた男が、今目の前にいる。……確かに、驚くべきことだ。しかし、上条が驚いたのは、そこではない。

 ではどこか?ドラゴンの姿をしていたから?そのドラゴンが上条の腕から出てきたから?目の前の上条の右腕だけが、先ほどのドラゴンの腕と同一のものだから?

 全て違う。

 

()()()……()()()()()()()()()()?」

 

 思わず息を呑んで、上条は問いかける。

 目の前の上条は、その瞳には、夜の闇に紛れれば、髪で覆われているのでは?と錯覚してしまいかねないほど、昏く、濁っていた。まさしく、死んだ魚の目というものだろう。

 一体どのような目に遭えば、そんな目をするようになるのか。上条には、予想がつかなかった。

 

『……俺の目が死んでるとかはどうでもいいんだよ』

 

 しかし、そんなことに答えるつもりはないという意思を隠そうともせず、もう一人の上条は言う。

 

『答え合わせをしてやる。お前と……俺の事のな』

 

 そして、もう一人の上条当麻は話を切り出した。

 

『まずは、俺の昔話をしてやる』

 

 

 




今回一番最初に出てきた黒い龍は、盲目ドラゴンちゃんじゃないですよ?
あと、地の文でドラゴンを「柱」という風に数えたのは、荻野氏が「神様の数え方である「柱」という単位を使ってドラゴンを数えていた」ってTwitterで言ってたらしいから。
さて、鬱条を召喚したわけですが、次の話は掲示板ではありません。鬱条とイッチについて語っていきたいと思います


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偽典:とある科学の竜王の顎(ドラゴンストライク)

前回も言いましたが、掲示板ではありません。
しかし、皆さんが考察してきた、鬱条の過去について明らかにしていきます。
え、何故サブタイがドラゴンストライクなのか?それは、まあ……実際に読んでいただければ。




 最初に言っておこう。

 この物語は、皆さんが知るものとは、些か異なっているだろうから。

 

 これは、幻想を殺す少年の物語ではない。

 これは、悲劇を塗り替えるヒーローの物語ではない。

 これは、傷つき倒れる少女が、救われる物語ではない。

 

 そして。そして。そして。

 

 これは、足掻いても誰も救えない、悲劇の少年の物語だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 7月17日。

 

 その少年、上条当麻は世間一般から見れば不幸である。

 道を歩けば通り魔に狙われ、金を下ろしに銀行に行けば偶々強盗が居合わせ、近道をしようとすればスキルアウトに絡まれる。

 だが、そんなことは、()()()()()()()()()、不幸のうちに入らない。何故なら、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「……ぁ…あぁ……」

 

 上条当麻は、己の両手を見る。それは、健康的な人間が見せる肌色ではなく………()()()()()

 何故そんな色をしているのか?……答えは簡単だった。

 ()()()()()()()()()()()()()、その少女に触れたことで、彼の手が血で汚れてしまったのだ。

 

「あああああああああああッッッッッ!!!!!」

 

 上条が悲鳴にも似た叫びをあげ、額を地に付け、ただ言葉を紡ぐ。

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

 まるで呪文のように……、そして、心の底から許しを請うように。

 上条はただ、目の前の死体となった少女に謝り続ける。

 すると、何かが、上条の頭に触れた。

 思わず顔を上げる上条だが、直ぐに後悔した。

 

『―――』

「ぁ――」

 

 先ほどまで転がっていた少女が起き上がり、まるでゾンビのように腐敗した顔をし、爛れた手で上条の両頬に触れていた。

 その恐怖で、金縛りにあったように動けなくなる上条。

 

『貴方の……せい――ッ!』

『貴方が、ちゃんとしていれば――ッ!』

 

 しかし、その怨嗟の声は、目の前の少女()()()()()()()()()()()()()()()()

 ギギギ、と壊れかけのブリキの人形のような動きで、ゆっくりと首を後ろに向ける上条。

 

「―――」

 

 そこには、女性がいた。

 自分より年下の常盤台の制服を着た少女がいた。

 自分より年上の研究者の白衣のようなものを着た女性がいた。

 いや、女性だけではない。

 自分より年下の少年がいた。

 自分と同い年くらいの青年がいた。

 いろんな人がいた。そして、その全員が、血塗れで、口から呪詛を吐き出していた。すべては、上条当麻を呪う為――

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁあああああああ―――ッッッ!!!」

 

 凄まじい絶叫とともに、上条当麻は目覚める。

 これが上条の一日の始まり。悪夢によって起こされ、最悪の気分で朝日を拝む。

 

「……くそ、不幸だ」

 

 なんて事のない言葉……、にも拘らず、重みがあった。

 全身冷や汗でびっしょりと濡れている。幸いなのは、昨日から着替えていないため、洗い物が減るということだけだろう。

 

「……飯……食うか」

 

 上条は冷蔵庫を開け、適当に食材を取り出し、朝食を作っていく。

 あっという間に日本の一般家庭のような食卓となり、一人でそのご飯を食べながらテレビでニュースを見る上条。

 

『続いての事件です。第九学区のビルで謎の爆発事故が起こり、9名の学生が重傷を負い、6名の死傷者が出ました。警察はこれをビル側の不備による不幸な事故として捜索を進め――』

 

 ピッ、と。リモコンを操作しテレビを消す上条。その表情は、どこか苛ついているようで、どこか悔しそうだった。

 そして、朝食を終え、上条は学校へ向かう支度をして、早々に家を出る。

 

「……はぁ」

 

 自分の右手を見て、ため息をつく上条。

 今朝の夢で見た血が、その光景が、いまだに離れないのだ。

 

「……分かってるんだよ。あんなのは俺の妄想だって。本当は誰も俺の事なんて恨んでないって」

 

 呪詛を吐き出した人物たちの事を思い出し、そう呟く上条。

 

「……し……!」

「お……しろ!」

 

 すると、路地裏から叫び合いのようなものが聞こえた。

 

「……はぁ」

 

 ため息をついた後、上条は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 すると、警備員(アンチスキル)の恰好をした集団と、幼い少女が交戦していた。少女の髪は白く、まるで色素が抜け落ちたかのようだった。

 

「くそっ!この……大人しく我らの正義の鉄槌を受けろ!」

「正義の鉄槌ねぇ。そんな小さな女の子に銃乱射して言っても、説得力はないと上条さんは思いますことよ?」

 

 すると、上条の声を聞いた警備員(アンチスキル)は、彼の方を向き、言った。

 

「君、ここは危険だ。暴走能力者が暴れている。ここは我々が抑えるから、君は早く――」

「そう言うのいいから。確か、DAって言ったっけ?」

「……我々の存在を知るものか。……暗部の人間か?」

「生憎、上条さんは一般人のレベル0なんだよな。取りあえず、その子から離れろよ。今なら見逃してもいいぞ」

 

 どこか脅すように、上条は言う。

 しかし、先ほどまでと違いあからさまに態度が急変し、強気になる警備員(アンチスキル)

 

「ふっ、無能力者(レベル0)のような存在が何を。君の方こそ、早くこの場を去ったどうかね? 今なら見逃してもいいぞ」

「……あくまでその子を傷つけるつもりだと?」

「ふん。すべては正義の為だ。彼女には、正義の礎となってもらう。引かぬというなら君も……」

「……もういい。……じゃあ、呪えよ」

 

 すると、上条はDAに右手を向けて、言った。

 

「テメェの不幸をな」

「は……?」

 

 その瞬間、()()()()()()()()()()()()()()()()、DAに襲い掛かる。

 突然の事態に反撃できないDAは、あっと言う間に殲滅させられた。ただし、()()()()()()()()

 

「……大丈夫か、お前?」

「……貴方は?」

「俺は上条当麻。取りあえず大丈夫そうだな。本物の警備員(アンチスキル)にこいつらのこと言えば、直ぐに助けてくれると思うぞ。それじゃあな」

 

 それだけ言った上条は、少女の名前を聞くこともなく、そそくさと路地裏を出ていこうとする。

 

「……待って」

 

 しかし、少女が上条の腕を掴み、その行く手を遮った。

 

「……なんだよ」

「お腹空いた」

 

 直後、ぐぅ~という音が、路地裏に鳴り響く。

 暫くの間、二人は沈黙していたが、先に動いたのは少女だった。

 

「……お腹空いた」

「それはさっき聞いた」

「奢って」

「いやなんでだよ!?……くそ、不幸だ」

 

 結局、売店でホットドッグを奢らされた上条。

 しかし、少女はよほどお腹が空いていたのか、ドンドンお代わりを要求していく。

 

「……不幸だ」

「ねぇ……どうして、とうまは私を助けてくれたの?」

「あん?……別に、偶々だ。特別な理由なんてない」

「? 私が『暗闇の五月計画』の被験者だからじゃなくて?」

「……なんだと?」

 

 少女のその情報は、上条には無視できるものではなかった。

『暗闇の五月計画』

 学園都市第一位、一方通行(アクセラレータ)の思考方法・演算パターンを分析し、人工的に植え付けることで、能力者の「自分だけの現実(パーソナルリアリティ)」を強化、能力の性能向上を目的とした実験。

 その被験者は、「置き去り(チャイルドエラー)」と呼ばれる、その名の通り、学園都市に置き去りにされ、捨てられた子供たちが使われた。

 上条からすれば、とても胸糞悪い計画だった。そこの被験者と言うなら、放ってはおけなかった。

 尤も、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「……お前、名前は?」

鈴野(すずの)(えい)

「どんな能力を?」

「……劣化反射(デグレイトカウンター)……元々、私の能力は、一方通行(アクセラレータ)と系統が同じだったの。……だから、一方通行(アクセラレータ)のベクトル反射だけを、本物(オリジナル)から劣化した状態で再現することが出来た。研究者たちは予想外だったみたいだけど」

「へぇ……ま、能力についてはどうでもいい」

「えっ……?」

 

 確かに、本来一方通行(アクセラレータ)の演算パターンを植え付けて性能を強化するはずが、まさかの劣化コピーを生み出すことになるとは、誰も予想しなかっただろう。

 そういう意味でも、彼女は学園都市の闇に狙われやすい。

 例えば、第二位などは、一方通行(アクセラレータ)を倒し、統括理事長都の直接交渉権を狙っているようだが、その目的に、鈴野は尤も使いやすいと言える。

 本人と同系統の能力で、演算パターンも同じ。寧ろこれから彼女は狙われる可能性が高い。

 

(だからどうした? 俺が一人抗ったからって、こいつを守れる保証はないし、むしろ失敗する可能性の方が高い。()()()()()()()()()()()()()()()‼)

 

 苦悶の表情で悩む上条。その様子を見かねた鈴野が、上条に声をかける。

 

「大丈夫?」

「えっ?……ああ、飯代なら気にする――」

「震えてるよ?」

「!?」

 

 ふと、自分の右手を上条は見るが、鈴野の言う通り、ぶるぶると震えていた。

 彼女に関わったことで、自分が死ぬかもしれないことに怯えているのか?違う。むしろ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 これは……怒りだ。

 少女に対して何もしてやれない、自分に対しての怒りだ。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()、自分に対しての怒りだ。

 

「……なあ、お前はどうしたい?」

「えっ?」

「このまま一人でいたって、どっかの研究機関に捕まってモルモットだぞ?」

「……分からない」

 

 俯いたまま、鈴野は答える。

 

「私は……ついこの間までは、研究所にいたの。なのに、突然追い出された」

「……追い出された?」

 

 それはおかしな話だ。

 研究機関側からすれば、本来二人といない一方通行(アクセラレータ)の能力を、一部とはいえ再現できるものがいるのだ。寧ろ喉から手が出るほど欲しいはず。

 それを追い出したというのは、些か奇妙だ。

 

「……あー、喉乾いたな。ちょっと飲み物買ってくる」

「……ん」

 

 取りあえず一度頭を整理したい上条は、そう言って席を離れる。

 

「……とうま……か」

 

 何処か、不思議なものを見るような眼で、上条の後姿を観察する鈴野。

 

(あんな目をしてる人は今までたくさん見てきた。そう言う人は決まって、嫌なことを平気でする人だった。でも、とうまは……)

 

 鈴野から見た上条の目は、何かに絶望した目であった。

 彼女出会ってきた人物は皆そういう目をし、実験と称して非人道的な行いをし、彼女の価値はその能力だけしか思っていなかった。

 だが、上条は違った。彼はそんな目をしているのに、何の目的もなく、鈴野を助けてた。そんな人間は、鈴野は見たことがなかった。

 何故だかは分からない。しかし、鈴野は確実に上条の「何か」に惹かれていた。

 叶うなら、彼とともに居たい。そんなことを無意識に思った鈴野。

 

警備員(アンチスキル)だ」

 

 しかし、鈴野の思考は突如呼びかけられた声によって遮られた。

 

「皆さん、落ち着いてください。家出少女の保護活動を行っています」

 

 警備員(アンチスキル)が、突然の事に戸惑う周囲の一般人に事情を説明した。

 そして、鈴野に近づいた一人の男性が、彼女の腕を掴むと、

 

「さあ、ついてこい。お前の力は、我々の正義の礎となるのだ」

「……行かない」

「貴様の意志は関係ない。――対象を保護した。――ああ、問題ない……な――!?」

 

 突如、男性の手が、物凄い力で引き剥がされ、逆に握られる。

 誰がやったかは疑うまでもなく……、鈴野だ。

 

「――しつこいンだよ。行かねェつってンのが分かンねェのかクズどもがァ!」

「ぐぎゃ――ッ!?」

 

 鈴野は思いっきり男性の腕を握る。

 瞬間、何かに弾かれたように男性が吹き飛ばされた。よく見ると、男性の腕はひしゃげて、クシャクシャにした紙のようになっている。

 

「はン。この程度かよォ。期待外れ共が。もうちっと楽しませてくれてもいいンじゃないですかねェ?」

 

 狂気的な笑みを浮かべ、そんなことを挑発気味言う鈴野。

 先ほどまでの大人しい様子とはまるで別人のようだ。

 

「この……! 調子に乗るな!――がッ!?」

 

 鈴野に挑発されたこと、仲間の一人をやられたことに対する怒りに身を任せて発砲するDAの一人。

 しかし、銃弾は彼女に直撃する瞬間に突如進行方向を真逆に変え、DAの方へと向かっていく。

 幸い、防護服を着ていたため、ダメージは最小限に抑えられたが、銃弾が跳ね返ったという事実に、DAは驚愕していた。

 

「これが、第一位の反射の力……!」

「おい。人が飲み物買ってる間に何やってんだ」

 

 すると、突如DAでも鈴野でもない人物の声が周囲に響き渡る。

 DAと鈴野は一斉にその声の方を振り向いた。

 そこには、上条当麻がいた。

 

「ったく……ほらよ」

「あァ?」

 

 上条は鈴野に持っていた二本のペットボトルのうちの一本を投げ渡す。

 

「何者だ?」

「そいつの保護者」

「えっ?」

 

 当然のように言い放つ上条に、鈴野は少し困惑した。

 

「生憎、彼女は我々が保護し、更生することになっている」

「いらないっつってんだよ部外者ども。研究機関がソイツ捨てたからって集ってんじゃねえよ。ゴミを漁るカラスかテメェら」

 

 挑発するようにDAに言葉を投げかける上条。

 その言動に苛立ったのか、DAは一斉に上条に銃を向ける。

 

「……おいおい、仮にも警備員(アンチスキル)なんだろ? 一般人相手に銃向けるのか?」

「安心しろ。不良学生鎮圧用のとても安全な模擬弾だ」

「は?」

 

 上条は一瞬、目の前のDA達の言動が理解できなかった。

 

「そう、安全なんだ」

「なにせ性能試験では何発浴びせても的になった学生は死ななかった!」

「ちゃんと生きたまま罪を全身で理解させることが出来る、安全な武器だ!」

 

 口々に狂気的な笑みを浮かべてそんな事をのたまうDA。

 

「的になった学生?……お前ら、学生を的にしたのか……?」

「すべては正義のため! そして、正義を理解できないお前のような子供を正しく導くのも我々の役目‼」

 

 そういったDAが、上条に向けて発砲した。

 上条はそれをまともに受けるが、

 

「な――!?」

「……当たっても死なねえんだろ? なんで驚いてんだよ」

 

 僅かにたじろいだ後、DAへと歩いていく。その動きには何の変化もなく、まるで効いていないかのようだ。

 が、実際は

 

(痛ぇぇぇぇぇぇえええええ―――ッッ!!! こいつら頭おかしいだろ!? なんで躊躇無く銃弾ぶっ放すんだよ!? やっぱ頭おかしいわ!)

 

 そう、効いていないかのように見えるのは、只のやせ我慢だった。

 散々大見得切っている手前、簡単にやられるのは上条のプライドが許さない。

 そして、今回はその余分なプライドが功を奏した。

 

「バカな……効いていないのか!?」

「そ、そんなはずは……」

「もしや、何らかの能力で?」

「くっ……! なぜだ!? そんな力を持ちながら、なぜ我々の邪魔を――」

 

 完全に狼狽え、焦りが出ているDA。

 

「最初に言っておくぞ。俺はレベル0だ」

 

 その発言に、逆に困惑するDA達。

 上条の言葉は、DAに確実に精神的な動揺を与えているようだ。

 

「それこそバカな、無能力者(レベル0)だと!?」

「そんなちっぽけな存在が、我々の正義の鉄槌を受けて無傷でいられるはずがないッ‼」

「知らねえよ。……もういいか?」

 

 一歩ずつ。確実に上条は歩みを進める。そのたびに、DA達は一歩下がっていく。

 

「落ち着け同士たちよ。相手は超能力者(レベル5)でもない、ただの学生だ」

 

 すると、後方から屈強な体格の男がアーマーのようなものを装備した状態でやってくる。

 

「私に任せろ。銃弾が効いていないのではなく、ただ耐えているのなら、耐えられない攻撃を行えばいい」

「随分と派手な格好だな。特撮ヒーローか? にしては柄が悪いな」

「哀れな子供よ。せめて我々の正義の礎となるがいい」

 

 そういって、サスマタのようなものを取り出した男。だが、その先端から凄まじい電流が流れていた。

 

「……はぁ、今度は殺す気か。つくづく救いようがねぇな」

 

 呆れたようにため息をついた上条は、目の前の男に右手を構える。

 

「ふん。そんな陳腐な細腕で何が――」

 

 その男の言葉は続かなかった。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、彼を噛み砕き()()()のだ。

 幸い、完全に噛み砕いたわけではないので、死んではいない。だが、全身骨折、全治数か月はかかるだろう。

 そして、恐らくその男はリーダー格だったのか、他のDAがあからさまに狼狽えだした。

 

「さて、と」

 

 また一歩。上条は踏み出す。DA達は悲鳴を上げて銃を乱射するが、よく狙ってもいない攻撃は上条には当たらず、偶に当たったところで、上条は倒れない。

 そして、その場のDAが殲滅させられるのは、僅か数秒の事だった。

 

「大丈夫か鈴野?」

「うん。……ねぇ、さっきの、なに?」

「さっきの? ……あぁ、右手の? えーっとな、『()()()()()』……つっても分からねえか。まあ、凄い右手とでも思っとけ」

「でも、さっきレベル0って」

「あー、あれな。俺は無能力者(レベル0)じゃなくて、強度(レベル)不明なんだ」

 

 その上条の言葉に首を傾げる鈴野。

 

「どういうこと?」

「なんていうか、俺の能力を調べようとすると、機械がぶっ壊れるんだ。だから強度(レベル)を測ることが出来なくて、観測できない。観測できない=力がないという方針が学園都市(ここ)だから、俺はレベル0なんだよ。全く、酷ぇ話だ」

 

 言うほど酷いと思ってなさそうと、鈴野は思った。

 普通に考えれば、学園都市の最新機器を破壊するほどの力がある上条は、もっと研究するべきと考えるはずだが、学園都市上層部が、なぜか上条当麻の能力について調べることだけは禁じるのだ。

 なので、上条はそんな滅茶苦茶な理由を押し通され、今のままでいる。

 

「じゃ、行こうぜ」

「……どこに?」

「俺ん家。どうせ家ないんだろ?しばらくは泊めてやる」

「ホント……?」

「ああ。上条さんに二言はねえよ」

 

 そして、上条が学校の存在を思い出すも、面倒だから休もうとし電話をするのは、数十分後の事だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……これが最後だ。もし今回も救えなかったら、俺は……」

 

 空を見上げ、誰へ言うでもなく、上条は呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とある研究所。

 車椅子に腰掛ける女性が、手元のタブレットの画面を見て呟く。

 

「まだ「諦め」てなかったんですね。上条当麻。……やはり、この子を使わざるを得ないようですね」

 

 その女性、()()()()は底知れない闇に見えるような眼で、タブレットの画面に映る上条当麻を見て笑い声をあげた。

 

 上条当麻が『死ぬ』タイムリミットまで、あと2日。

 

 

 




え、上条さんのキャラが違う?鬱条さんなんだから当たり前。ストーリーは「とある科学の未元物質」と「旧約1巻」を元にしています。
何で木原病理が出たのか?アイツ新約で死ぬし、別に今出してもいいよね?って感じで出した。色々と使いやすそうだと思った。
にしてもDAってホント使いやすい。分かりやすい悪党だし、いつ出しても不自然に見えない。まあ、時系列的にはこの鬱条はイッチになる二日前なんですがね。
あと、前回の続きですよ?鬱条さんがこの話をしているんです。何故他の話をしないのかはこの話が終わったら本人に説明してもらいます。
え、記憶のある上条は神浄の討魔について知っているのか?作者の予想では知っていると思っています。根拠は色々ありますが、ここでは語り切れないのでまたいつか。
それではまた次回。


キャラ紹介。

鈴野影:暗闇の五月計画の被検体(という設定、もちろんオリキャラ)。一方通行の能力の一部、あらゆる「向き(ベクトル)」の()()を再現できるので、学園都市では重宝されていた。
    しかし、どういう訳か、研究所から追い出されてしまい、放浪していたところをDAに回収されそうになり、交戦。上条に助けられる。
    自身の能力にしか自分の存在に価値を見出すものがいなかったから、単純に鈴野本人を見て能力に興味を示さない上条に興味を持っている。
    普段は不愛想な少女という感じだが、能力を使用すると一方通行の感じが表面に出る。


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決着、そして真実

前回の続き。
というか、意外と長くなりそうだぞこれ。


「それで、狙うの?この子を」

 

 どこかのビルの一室で、金髪ドレスの少女が、ホストのような恰好の金髪の青年に、手元の資料を見ながら問いかける。

 資料には、『鈴野影(すずのえい)』の情報がずらりと並んでいた。

 青年はずっと窓のほうを見て、少女を一瞥することもなく答える。

 

「当たり前だ。一方通行(アクセラレータ)の演算パターンの入手に、そいつほど勝手のいいやつはいねぇ」

「それはそうだけど……彼女を匿ってるの、あの人何でしょう?」

「あん?……そういや、お前はそのガキを匿ってるやつと、1年前にあってるつったな」

「ええ。彼ほどやりにくい相手はいなかったわ」

 

 本当に、まるでトラウマをほじくり返されたかのように、億劫そうな表情で答える少女。

 

「お前にそこまで言わせる奴か。……まあいい。心理定規(メジャーハート)誉望(よぼう)の奴にそっちは任せる。俺はそいつと()る」

「それは構わないけど……いいの?」

「ああ。お前にそこまで言わせる野郎に興味が湧いた」

 

 すると、窓から視線を外した青年……学園都市超能力者(レベル5)第二位、未元物質(ダークマター)にして暗部組織『スクール』のリーダー、垣根帝督は心底愉快そうに言った。

 

「さて、上条当麻つったか?お前は俺の世界に、何処までついてこれる?」

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 

 7月18日。

 上条当麻と鈴野影は危機に晒されていた。

 

「……なんで風呂が壊れてるんだよ!」

「……、」

 

 そう。上条家の風呂が壊れていたのだ。見事に黒焦げになっている。

 少なくとも、上条は風呂を壊すような使い方をした覚えはない。ならば必然的に、

 

「お前か鈴野?」

「……使い方がよく分からなかったから、うっかり。そもそも、私のいた研究所の風呂の方が設備良かった」

 

 無表情でそんなことをのたまう鈴野に、上条はどんどん額に青筋を浮かべていく。

 

「知るかゴラァァァァァ!!!」

「痛い……」

 

 ぐりぐりと鈴野のこめかみをまるで某アニメの如くそれはもうぐりぐりとする上条。

 いつの間にか、こんな風に接しあえるほどには、二人の距離は縮まっていた。

 ついこの間も、上条がうっかり鈴野の着替え現場に居合わせてしまい、能力で暴れられそうになったほどだ。その時、鈴野はかなり顔を赤らめていたが、上条は気づかなかった。

 

「この様子じゃ風呂は使えねぇな」

「ったく、しっかりしろよ三下ァ」

「唐突に能力モード使うのやめろよ……」

 

 上条が能力モードと呼ぶそれは、鈴野が能力を使用した際、口調が変化することを指す。

 まあ、そんなことはどうでもよくて、仕方がないということで明日、業者に連絡して修理してもらうことになった。なので、今日一日は外のお風呂だ。

 

「……ったく、余計な金使わせやがって」

「ねぇねぇとうま」

「なんだよ?」

「コーヒー牛乳って言うのが銭湯にはあるって聞いた」

「あるけど、それがどうしたんだよ?」

 

 突然振られた話題に首を傾げる上条。

 

「どんな味?」

「コーヒーと牛乳が混ざった味」

「それじゃ分からない」

「俺も普段から飲むわけじゃないから知らねえよ……」

 

 それもそうか、と。鈴野は一人納得した。

 しばらくすると、銭湯が見えてくる。

 

「あ、おい!」

 

 余程楽しみだったのか、鈴野は銭湯の存在を認識すると、すぐさま突っ走ってしまった。

 引き止めかけた手を下ろし、その後ろ姿を見送る上条。

 

「失礼」

 

 すると、突如背後から声を掛けられた。上条がその方向を振り向くと、金髪のホストのような恰好をした青年がいた。

 

「実は人を探しているのですが……こういう少女なんです」

 

 そういって青年が出してきた写真には、鈴野が写っていた。

 それを見た上条は僅かに目を細め、

 

「……いや、知らないぞ。人探しなら警備員(アンチスキル)に通報を……」

「それには及ばねえよ。ちゃんと確認してんだからな。テメェがこいつと一緒にいるのは」

 

 瞬間、何かに吹き飛ばされるように上条はその場を……否、実際に吹き飛ばされたのだ。

 ()()()()()()()()()()()()()()()に。

 

「その翼……テメェ、第二位!?」

「流石に知ってるか。……そうだ、俺が『未元物質(ダークマター)』、垣根帝督だ」

 

 垣根と名乗った青年は、ゆっくりと上条に近づいていく。

 

「!……、鈴野は……!?」

「あァ、俺の仲間が回収に向かってるぜ?」

「くそっ……うおっ!?」

 

 急いで鈴野のもとに走ろうとした上条に、垣根が翼が襲い掛かる。

 何とか回避するも、()()()()()()()()()()()()()()()瞬間を上条は目撃した。先程の一撃で、自分も「そうなっていた」可能性があることを考え、ゾッとする上条。

 

「それで?まだやるのか無能力者(レベル0)?アイツを素直に渡すってんなら、特別に見逃してやってもいいぞ」

「誰が……渡すか!」

 

 上条は右手から竜王の顎(ドラゴンストライク)を出現させ、垣根に身構える。

 

「あん?んだそれ。書庫(バンク)では無能力者だつったじゃねーか誉望の野郎……」

「はぁああ!」

 

 上条が右手を伸ばすと、その腕のドラゴンが垣根に向かって伸びていく。

 しかし、その攻撃を垣根は飛翔して躱し、上条は追撃するも垣根の圧倒的な飛行スピードに追い付けない。

 

(なんてスピード……音速かよ!?)

「そら、よ!」

 

 垣根がドラゴンに翼で迎撃するが、ドラゴンは未元物質(ダークマター)を噛み砕き、再び垣根に突っ込む。

 それを躱し、側面を未元物質(ダークマター)で攻撃するも、まるで堪えた様子を見せないドラゴン。

 

「ちっ、想像以上に厄介だな……なら」

 

 一瞬、垣根の視線は本体である上条に向き……、次の瞬間、凄まじいスピードで上条へと接近する。

 

「な――!?」

 

 上条はそれを呆然と見送ることしかできない。竜王の顎(ドラゴンストライク)があったところで、上条自身の戦闘力が変わるわけではない。

 彼は確かに、普段からそれなりに不良などと争うことも多く、ある程度は鍛えられている。だが、実際に暗部で鍛えた垣根とは、キャリアが違うのだ。

 ドラゴンはドラゴン、上条はあくまでも上条である以上、垣根の攻撃に対処する術を、上条が持っているはずはなかった。

 

「オラァッ!」

「ぐぁぁああ――ッッ!!」

 

 勢いに乗った垣根のローキックが、上条の腹に炸裂する。上条はその蹴りに吹き飛ばされ、地面を削りながら転がっていく。

 

「ぐっ……!」

「こんなもんか。少しは楽しめると思ったんだがな……あん?」

 

 つまらなさそうに言った垣根が、上条の背後を見て妙な声を上げる。

 上条もそれにつられて後ろを振り返ると……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「何やってんだテメェら。まさか、いくら能力が一方通行(アクセラレータ)の反射だからって、ガキ相手に負けたんじゃねえだろうな?」

「……それだけならまだマシだったでしょうね」

「獄彩……海美!?」

 

 ドレスの女性、心理定規(メジャーハート)こと獄彩海美を見て、上条は驚きの声を上げる。

 なにしろ、二人は1年ほど前に一度出会っている。それも敵同士で、だ。当然、上条も警戒する。

 しかし、心理定規(メジャーハート)の方は出来るだけ上条に関わりたくないのか、意図的に彼を無視し、垣根と会話する。

 

「……どう言う意味だテメェ」

()()()

 

 その瞬間、垣根は怪訝な目を向け、上条は呼吸が止まるかと思った。

 心理定規(メジャーハート)はそんな二人を無視し、ゴーグルの少年を下ろして、話を続ける。

 

「木原が介入してきたわ。私たちが鈴野影を無力化した瞬間にね。()()()()()()()()()()()()()()、それなりに絞り込めるとは思うけど」

「どういうことだ。なんで今更木原なんぞが介入してきやがる」

「私に聞かないでよ。こっちもイラついてるの」

 

 それは尤もだろう。漁夫の利を狙われ、みすみす標的(すずの)を逃がしてしまったのだから。

 

「ちっ、一度帰還だ。……それで、そいつはどこに行ったか分かるか?」

「さあ?」

 

 そのまま、垣根たちは去っていった。上条は只一人、呆然とその場に突っ立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どれほどの間、そうしていただろうか。

 自分の無力感に苛まれ続けるが、このままでは駄目だと、行動を始める上条。

 相手は木原。しかし、情報がない。そもそも、上条は木原とはほとんど関わり合いがないのだ。……()()()()()()()()

 

(まさか……アイツなのか?……車椅子に乗っている女性の木原……特徴は一致する……くそっ!)

 

 とにかく走る。

 木原は科学者だ。なら、研究施設が密集する、第十九学区か?と、「木原」が居そうな場所に辺りを付けて駆ける上条。

 

「おっ、見つけたぞガキンチョ」

 

 すると、金髪で顔に刺青のある白衣を着た男性が、上条に話しかけてきた。背後にはまるで部隊の様に統率された戦闘服のようなものを着る集団もいる。

 男性は、上条の方へ近づくと、彼に一枚の紙を渡した。

 

「これは……?」

「木原病理の居場所を記してある」

「!?」

 

 まさかの情報に、上条は驚愕を露わにして男性を見るが、直ぐにおかしいことに気づき警戒する。

 

「なんでそんなことを……アンタ一体……?」

「数多……とだけ答えておく。ったく、面倒くせぇ仕事俺に押し付けやがって。あばよ」

 

 本当にあっさりと、情報だけを渡した数多という男は、そのまま去っていった。

 

()()()()()()?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なんだってこんなところに」

 

 上条は紙に書かれた、第二十一学区の地殻熱発電所の真円の湖畔に来た。

 ここは上条もよく知っている。一年前、とある少女が……上条の友人が、()()()()()()だ。

 

「あらぁ?もう来ちゃったんですか?珍しく間に合いましたね」

 

 そして、見つけた。車椅子に座るパジャマ姿の女性と、その横で()()()()()()()()()()()()に、()()()()()()()()()()()()()()()()()鈴野を。

 

「木原……病理ィ!」

 

 普段の彼からは想像もつかないような憎しみを持った表情で、その女性、木原病理を睨みつける上条。

 上条が知る木原、彼の仇敵……宿敵ともいえる人物。

 

「丁度いい機会だ、答え合わせをしようぜ。……なあ、お前なんだろ?()()()()()()()()()()()()()

 

 上条の確信を持った問いかけに、木原病理は無言を貫く。

 

「俺が誰かを助けようとすると……決まって邪魔が入る。それも、只の足止めじゃない。俺が誰かを助けようとすると、()()()()()()()()()()()!」

 

 いつもそうだった。

 彼が一年前、この場所で自殺を思い悩む友人のもとに駆け付けようとした時も、突如何の前触れもなく、通り魔に襲われる少女と出会った。

 

「あの女の子は助けられた。けど……アイツは、()()は死んだ。俺が他の誰かを助けてる間にな」

 

 間に合わなかった。いつもそうだった。誰かの助けを無視できない上条は、目の前の苦しむ人間を救おうとし、それより前に助けを求める……自分にとって一番大切な人たちを失ってきた。

 だが、それはすべて上条の責任。自分が目の前の救いを求める人たちを無視すればよかっただけの話だ。……尤も、それをした瞬間、上条当麻は『死ぬ』だろうが。

 しかし、今回は違う。間に合った。初めて。ならば、必ず届かせる!

 

「いつもそうだった。本当に大事なものほど取りこぼしてきた……でも、もう取りこぼさない。必ず届かせるッッ‼」

「出来るといいですねぇ?……まあ、直ぐに諦めてもらうんですが」

 

 パチンッ!、と。木原病理は指を鳴らす。

 すると、謎のローブの人物が、鈴野から離れた。

 

「?」

 

 その行動を不審がった上条だが、突如起き上がってきた鈴野を見て、思考を切り替える。

 

「鈴野!」

「……ぶっ殺してやる……三下がァ!」

 

 口元が三日月状に裂けたかのような笑みを浮かべ、鈴野が上条に突進した。

 それを咄嗟に右に転がって回避する上条。

 

「な――!?待て、鈴野!俺だ!」

「詐欺のつもりかァ!? 調子乗ってンじゃねェぞ()()ァァァ――ッッ‼」

 

 な――!?と、上条が驚愕に目を見開き、木原病理を睨みつける。

 

「まさか、そこの野郎は……!」

「ええ。()()()()()()()()()()()()()()()で、私に協力してもらったんです。互いの利害の一致したので……ねぇ?」

「!……、」

 

 ローブの人物は、右手で左の腕を力強く掴み、無言を貫く。

 その態度に、木原病理に弱みを握られているのか、と上条は予想する。

 もしそうなら、上条はローブの人物を責めるつもりはない。そして、その人物も、鈴野とともに解放すると胸に誓い、鈴野に向き直る上条。

 

「こそこそ逃げ回ってンじゃねェぞォ――ッ!」

 

 悪魔のような目付きで、上条を睨む鈴野。

 恐らくだが、彼女は「上条当麻」と「木原病理」を逆に認識するように精神を操作されている、と上条は推測する。

 しかし、ローブの人物が上条に精神操作を行わないのは、木原による指示か、それとも彼女の能力の制限か……だが、今はそんなことはどうでもいい。

 肝心の()()()()()()()()()が分からないのだから。上条にあるのは、敵を倒す力だけ。もし仮に、()()()()()()()()()()()()なんてものがあれば、状況はいくらでも変わっただろう。

 しかし、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。この少年は、幻想(ひげき)を殺せない。

 

「ちょっと待て……そもそも、なんでこいつは、木原(テメェ)にこんなにも殺意を抱いてんだ!」

 

 そう。上条の言う通り、彼の推測が正しいのなら、鈴野が木原病理に強烈な殺意を抱いていなければ、その推測が根本から崩れる。

 故に、上条は問いただす。

 それに対し、木原病理は首を傾げながら答えた。

 

「何故って、私は彼女の研究を、つい最近まで行ってきただけですが?」

「は……?」

「その実験の最中に、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()が……思い当たるのはこれくらいですね。これ以外の情報は諦めてください」

 

 底知れない闇を感じさせる笑みを浮かべて、そんなことを言う木原病理。

 

「て、めェ……テメェ――ッ‼」

「ほらほら、呆っとしてると死にますよ?」

 

 瞬間、爆速を持って上条に接近する鈴野。

 鈴野が引っ掻くように上条に右手を向け、それを紙一重で躱す上条だったが、鈴野が体を捻り、足払いを上条の脇腹に放った。

 受け身も取れず真面に直撃した蹴りに、上条が吹き飛ばされる。

 

「ガハッ!? ゲホッ!? こ、のぉ……!」

「ふふふ、そろそろですね」

 

 再びパチンッ!、と指を鳴らし、ローブの人物に合図を送る木原病理。

 合図を受けたローブの人物は、鈴野に向けてカメラを向ける。

 

「……あ、れ?……と、うま?」

「えっ、鈴、野……?」

 

 突如、鈴野が上条の事を認識した。だがこれは、鈴野が精神力で洗脳を乗り越えたとか、そんな安い胸熱展開ではない。

 

「ふふふ、精神操作ってとっても便利ですねぇ。今の彼女相手に、貴方はどこまで戦えますか?上条当麻」

「は……?」

「あ、れ……?」

 

 すると、鈴野が上条に向かって飛び蹴りを放つ。突然の事に対処できず、上条は壁まで蹴り飛ばされた。

 

「ガハッ!?……どう、なって……いや、まさか……!」

「ふふっ、ええ。彼女は貴方を『上条当麻』と認識しながら、それでも手を出さずにはいられない。……つまり、殺意の代替です」

 

 それは、本来は木原病理に対する殺意を、上条当麻に対する殺意へと変換した、ということだ。

 先ほどまでは、相手を逆に認識することで、同士討ちをさせていた。

 しかし今回は、上条当麻を上条当麻と認識しながら、木原病理に対する殺意を、上条当麻に対する殺意へと上書きされている状態。その上、彼女の本来の上条当麻への思いを残したまま。

 これほど精密な精神操作ができるフードの人物の力も相当のものと言えるだろう。

 そして、彼女の上条への思いを知ってか知らずか、木原病理の行いは、確実に鈴野と上条を精神的に追い詰めていっていた。

 

「あ、あぁぁ……! 逃げ……逃げてとうまッ‼――死ね、クソ野郎がァァァ――ッッ‼」

「バカやろう――ッ‼ お前を置いて逃げるわけねえだろ!」

 

 鈴野がその右目から涙を流し、片方は狂気的な笑みを浮かべるという、まるで二重人格のような状態で、上条を攻撃する。

 その姿は、最早恐ろしいを通り越し、ただただ哀れだった。

 今の上条に出来るのは、その攻撃を避ける事だけ。

 

(くそっ!どうしたら……!?)

「……もう、いい」

「な――!?」

 

 突如、鈴野の動きがその場で停止する。いや、僅かに小刻みで震えているところを見ると、何とか意志で殺意を抑え込んでいるといったところか。

 

「私を……殺して」

「お前、何言って……!?」

「とうまを……殺したくない……お願い……!」

 

 すると、鈴野は唇を噛み、右手で左腕を握りしめる。そこにどれだけの力が加えられているか、上条には想像もつかなかった。

 

「バカやろう……! なんで俺なんかの為にそこまで……!」

 

 上条からすれば、それは不思議で仕方がない事だった。

 まだ二日程度しか一緒にいない相手の為に、どうしてそこまで頑張れるのか。目の前の会ったこともなかった誰かの為に頑張り、大事な存在を救えなかった上条だからこそ、その行動は理解できなかった。

 

「……とうまだから」

「えっ……?」

「とうまだけが……私を見てくれた。鈴野影を見てくれた」

 

 いつも彼女を見る人間は、彼女の事を『一方通行(アクセラレータ)の模造品』、『研究対象(モルモット)』と言った風にしか思ってなく、そこに鈴野影の存在はなかった。

 誰でもよかったのだ。彼らからすれば、同じ能力を持つ人物であれば、鈴野である必要はなかった。偶々その役割を、鈴野が担っていただけ。

 だからこそ、鈴野の事を価値ある存在として見る者は、彼女の前には現れなかった。

 ……上条当麻を除いて。

 

「能力のこと以外で……私と話をしてくれた。あの研究所にいた友達も、みんな自分の能力や私の能力の事ばかり話していた」

「鈴野……」

「でも、とうまは……コーヒー牛乳の話をしてくれた。一緒に銭湯に入りに行こうとしてくれた……初めてだった、誰かと話すのに、能力の話題がなかったのは」

 

 涙で顔をくしゃくしゃに濡らしながら、それでも不愛想ながら精一杯微笑んで、上条を安心させるように言う。

 

「私を……殺して(すくって)

「す……、ずの……」

 

 すると、それを見ていた木原病理が言った。

 

「もう飽きました。いい加減、さっさと諦めてくれません?上条当麻」

 

 それを聞いた、上条の決意が固まる。

 

「……木原病理……お前は絶対許さねえ。……必ず倒す――ッ‼」

「それも諦めてもらいますけどね」

 

 烈火の如き視線で木原病理を射抜く上条だが、本人はまるで堪えた様子を見せない。

 そんな木原病理を無視し、上条は鈴野に向き直る。

 

「……ごめん……結局、救えなかった」

「いいんだよ……ありがとう、とうま。……さよなら」

「ああ。……さよなら」

 

 瞬間、鈴野が耐えきれなくなったのか、限界まで伸ばしたゴムが一気に縮むように、勢いよくかっ飛び上条に突撃する。

 そのスピードに、反応が遅れた上条は躱すこともできない……否、()()()()()()()()()()()()

 

「あああああああああああ―――ッッッ!!!」

「――ッ‼」

 

 凄まじい咆哮とともに、鈴野は()()()()()()()()()()()()

 血を吹き出す上条の右腕。空中には彼の右手。

 瞬間、

 

「  、  。」

 

 ドラゴンが出てきた。

 しかし、いつもと違う、黒いドラゴン……()()()()。それは今までとは正反対。倒すため、傷付けるための力ではない。

 救うため、()()()()()()()()()()()()()()だ。

 

「……さよなら、(エイ)

 

 最後に一言、彼女の名前を呼ぶ上条。それに対し、彼女は薄く微笑み返した。

 瞬間、上条の腕から出現した()()()()()()()()()()()()が、彼女に食らいついた。

 

「は……?」

 

 その様子を、木原病理はポカンと口を開けた状態で見ていた。

 何から何まで予想外という顔だ。上条は今まで黒いドラゴンしか出してこなかったのに、ここにきて全く新しいドラゴンを出現させたこと。

 そして、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 最後に、千切れたはずの上条の右手に、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()が生えていること。

 なにからなにまで、木原病理の知り得ないものばかりだった。

 

「……言っただろ。お前は絶対に許さないってな」

「くっ……!」

 

 木原病理はフードの人物を見るが、彼女は我関せずとその場をじっと見守っている。どうやら、木原病理を助けるつもりはないようだ。

 それもそうだろう。()()()()()()()()()()()()()()()()。ならば、これ以上木原病理と関わる理由はない。

 

「もう終わりだ。ここが、テメェの幻想の、引き際だよ」

「……はぁ。どうやら、諦めるしかないようですね。……あ、最後に一つ」

「?」

「どうして……貴方との戦いの舞台を、この場所に選んだと思います?」

 

 そんなことが分かるはずもない。そう思い、上条は気にせず木原病理のもとへ歩いていく。

 しかし、彼女は衝撃の事実を口にした。

 

「実は、()()()()()()()()()()()。だからこそ、この場は最後の戦いに相応しいと思ったんですよ」

「…………………………………………………………………………………………………………………は?」

 

 呼吸が、思考が、心臓が……、間違いなく一瞬停止した。

 生きている?ここで自殺した彼女が?

 

「……いや、あり得ねぇ。はったりをかませすぎだ」

 

 当然、上条はそう結論付ける。それを認めたくない……認めてはいけないと、本能が警報を鳴らしていたからだ。

 しかし、それすらも諦めさせようと、木原病理は言葉を紡ぐ。

 

「おや、妙なことを言いますね。()()()()()()()()()()()()()()()

「……えっ?」

 

 上条は木原病理の言葉を理解するのに、5年はかかるかと思った。

 あっている?いつ?どこで?

 ……いや、

 

「ま、さか……」

 

 上条は、フードの人物へと視線を向ける。

 

 蜜蟻愛愉。

 その能力は『心理穿孔(メンタルスティンガー)』と呼ばれる()()()()で、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()使()()()

 そういえば、あのフードの人物は、カメラのようなものを持っていて、それを鈴野に向けていたことを思い出す上条。

 あり得ない。そんなことはあるはずがない。心ではそう思っても、頭が、理性が……それを認識しようとしていて、それを否定したくて、上条はフードの人物を見る。

 すると、フードの人物は観念したのか、その頭に掛けてあるフードを取っ払う。

 

「……久しぶりね、上条クン」

「み、つあり……?」

 

 フードの下から出てきたのは、綿菓子を思わせるような長いフワッとしたチョコレート色の髪の毛……間違いなく、上条当麻が知る友人、蜜蟻愛愉だった。

 

「なんで……お前は、死んだはず……それに、どうして木原に……」

「……、」

 

 蜜蟻は何も答えない。

 すると、木原病理は狂ったように高笑いを上げる。

 

「あっはははははは――ッッ!!さて、これでこの物語は終わり。私も諦めて、潔く退場しましょうか」

 

 木原病理は一人勝手に、ダムの底へと飛び込む。最後まで、愉悦に満ちた表情で。

 暫くの間、蜜蟻と上条の間に沈黙が流れる。

 だが、上条がその沈黙を破った。

 

「……裏切ったのか……俺を……」

「……、」

「……なんとか言えよ。……頼むから、何とか言ってくれよ……なあッ‼」

 

 蜜蟻は俯いたまま、何も答えない。

 その態度に焦れた上条は、付き合ってられないとばかりに寝転がる鈴野を病院に連れて行こうとする。

 ……すると、

 

「……羨ましかった」

 

 突如、蜜蟻が言葉を紡いだ。その言葉を聞き、上条は振り返ることなく立ち止まる。

 

「妬ましかった。ずるいと思ったッ! 私の時は間に合わなかった、助けてくれなかったのにッッ‼……なのに、どうしてその子の時は、間に合うの……?」

 

 ゆっくりと、己の心中を吐露する蜜蟻。上条はそれをただ黙って聞く。

 

「何がいけなかったの?私とその子の違いは何?能力?年齢?……ねえ、どうしてッ‼」

 

 今度は、蜜蟻が感情的に叫んだ。

 しかし、上条は一度も振り返ることなく、自嘲気味に告げる。

 

「……結局、悪いのは全部俺だったってことか」

「……、」

「じゃあな。……()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 そういって上条は走り去る。

 後には、己のヒーローにすら見捨てられた哀れな蟻が、独りぼっちで闇を彷徨っていた。

 

 

 




なんかどんどん話が壮大になってるんだが……。
これ原作と帳尻合わせられるかな?バイオハッカー編見てないし、変なところあったら指摘ください。
あと、実は今回の偽典ですが、実は旧約1巻を元にストーリーを考えています。
戦闘シーンだけ大まかに説明すると

ステイル戦:DA
神裂戦:垣根帝督
インデックス戦:鈴野影

こんな感じです。蜜蟻の能力が思った以上に凄そうなのは……幻想御手でも使ったことにして。もしくは病理おばちゃんが鬱条を虐めるために調整したか。
木原病理がどうなったのか次回。蜜蟻の今後も次回。鈴野がどうなるのかも次回。鬱条がどうなるのかも次回。
つまりすべては次回!お楽しみに!
……楽しめる要素無くないか?


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1へとつながる物語

 日付は変わり、7月19日、午前5時。

 

「それで……鈴野は……?」

 

 上条が目の前のカエル顔の医者に恐る恐る尋ねる。

 大学病院の診察室で、小太りのカエル顔の医者は、上条に向き直っていった。

 

「ふむ。取りあえず、自分で見てきてもらうのが早いと思うよ」

 

 ただし、と。

 

「その前に、手っ取り早くレッスンワンだ」

 

 そして、カエル顔の医者から話を聞いた上条は、鈴野がいるという病室へ向かった。

 ドアを二回ほどノックした後、扉をゆっくりと開き、中へと入る。

 

「あ……」

 

 そして、見つけた。

 白い髪、白い肌で頭に包帯を巻いている少女を……鈴野影を。上条の存在に気づいた彼女は、そっちを振り向く。

 何と声をかけるべきか、上条が迷っていると、鈴野の方から口を開き言った。

 

 

()()()()()()()()()()()?」

 

 

 そんな、残酷な一言を。

 しかしその様子は、悪戯などではなく、本当に何も知らないという顔だった。

 

「!……、」

 

 上条はそこでカエル顔の医者に言われたことを思い出す。

 

『彼女のそれは、記憶喪失というより、記憶破壊だね? 彼女はここ数日の思い出を「忘れた」のではなく物理的に脳細胞ごと「破壊」されているね?あれじゃまず思い出すことはないと思うよ。にしても、()()()()()()()()()()()()()()()()()?』

 

 鈴野は不思議そうな瞳でジッと上条を見つめている。そんな彼女の視線に耐え切れなくなったのか、上条は下を向いた。

 彼女は記憶を失った。

 ……しかし、それは何故か?

 

 簡単だ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 では、何故そんなことをしたのか?無論、彼女を救うためだ。上条が最後に繰り出したドラゴンには、人の記憶を奪う力がある。

 そもそも、彼女に施されていた精神操作は、上条当麻と木原病理を主軸においていた。二人の存在が、鈴野を狂わせるのだ。

 ならば()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。その理屈のもと、上条は鈴野を……彼女と共に過ごした(おもいで)を殺した。

 だから、上条にはないのだ、

 

「そ、うだな。……ごめん、間違えたみたいだ」

 

 鈴野影と、もう一度やり直す資格など。

 一度でも彼女に牙を剥いた。その時点で、少なくとも上条からすれば、それは彼女への裏切りだ。……彼女といる資格など、最早上条にはない。

 それでもなお、上条は鈴野を救いたいと思った。これでよかった。不幸を呼び込む上条当麻と一緒にいるよりも、鈴野は救われる。

 勝手にそう結論付けた偽善使い(フォックスワード)は、力なく笑った後病室を出ていく。

 

「……、」

 

 その小さな後姿を、鈴野はジッと見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あらぁ?」

「ちっ、もう目覚めやがったか」

 

 トラックの荷台のような場所で、木原病理は目覚めた。

 パジャマ姿の彼女は、毛布のようなものを全身に纏っている。小刻みに震えていることから、体温が低下しているのは確定だ。

 

「助けてくれたんですね数多さん」

「けっ、上の命令じゃなきゃ、さっさと見捨ててたぜ」

 

 その男、()()()()は、心底不愉快そうな鼻を鳴らしていった。

 どうやら、湖畔に沈んだ木原病理を引き上げたのは彼のようだ。

 

「それで、結局テメェは何がしたかったんだ」

「はて?何の事でしょうか?」

「惚けんな。あのガキはアレイスターのプランに必要だったんじゃねーのかよ?」

「ああ。そういう……端的に言えば、もう必要ないようです」

 

 木原数多の言いたいことを理解した木原病理は、ポンっと手を叩き、彼の質問に答える。

 

「元々、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「なるほどな。……で?お得意の諦めたってやつか?」

「ええ。それにどうやら、あの上条当麻は、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 だからこそ、今回の計画を実行した。

 上条当麻が死の淵まで追い詰められ、生きる希望を失うように。

 

「それで、あのガキは死ぬのか?」

「ええ。99.9%の確率で。守るものを失い、生きる希望(ふくしゅうのあいて)も失った彼は、長くはもちません。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

「ったく、悪趣味な野郎だ。そのために自殺までするのかよ」

「ふふ、諦めてください。そうでもしないと、彼は生き残ってしまいそうなので。それに、貴方が助けてくれたようですので」

 

 そう言って、木原は嗤う。

 結局、黒幕は生き残った。……ただそれだけの話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どこかのビルで、『スクール』のリーダー、垣根帝督は地平線を見据えて黄昏ている。

 それを後ろから黙って見つめる心理定規と誉望。構成員はもう一人いるが、まだ来てはいない。

 

「結局、あのガキ(鈴野影)の所在は掴めないまま、か」

「……すみません、垣根さん」

「気にするな」

 

 それは、普段の彼からすれば珍しい言葉だった。

 故に、誉望も心理定規も目を丸くして驚く。

 

「今回はどうやら、俺達『スクール』も木原に利用されてたようだしな」

「……やっぱり、自分の責任っス」

「気にするなと言った。……それより、他に当てはあるのか?」

「す、すみません。一応、暗闇の五月計画の生き残りはまだいるという情報は掴んだんですが……正確なことはまだ何も……」

 

 そうか、とそれだけ言い、垣根はまた黙る。

 

「(……ど、どうしたんですか今日の垣根さん!? 心理定規(メジャーハート)さん何か分かります!?)」

「(私に聞かないでよ。……まあ、あの彼に親近感でも沸いたんじゃない?)」

 

 ひそひそと小声で話す二人。

 

(……上条当麻、か)

 

 そんな彼らを気にも留めず、垣根は一人思考に耽る。

 

(……結局、テメェも学園都市に奪われた側の人間だったってことか。それも、恐らくはこの街で一番……)

 

 すると、垣根は振り返り、そのまま部屋のドアへと向かっていく。

 

「あら、何処へ行くの?」

「仮眠だ」

 

 そういって、部屋を出た垣根が一人思う。

 

(だが、奪われたのはテメェだけじゃねぇ。……必ず手に入れる、統括理事長との直接交渉権を)

 

 そう、一人静かに決意を新たにする垣根。

 彼の未元物質(ダークマター)は、学園都市の闇にどこまで通用するのか。

 それはまだ、誰にも分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……いない、よな』

 

 第二十一学区の湖畔、昨日の決戦の跡地に来た上条。

 

『……未練がましい。図々しい。もう二度と会うことはないなんて言いながら、それでも会いたいと思っちまう。……蜜蟻、あんなこと言っちまったが、嬉しかったんだぜ?……お前が生きててくれて』

 

 居るはずがない。あんな言葉を投げかけられて、蜜蟻がまだいるかもしれないなんていうのは、いくら何でも希望を見過ぎだ。

 そんな幻想が叶うはずなく、あるのはどうしようもない現実だけだ。そんな現実を殺すことも、上条当麻には出来ない。

 

『ああ、でも……これで終わりだ。……死に場所を探すよ』

 

 そんな不穏な一言とともに、上条は歩みを進める。

 そんな様子を、

 

「ふむ。これで終わりか」

 

『窓のないビル』で、ビーカーの容器のようなもの中に、逆さに浮く「人間」。

 男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見える「人間」 が、満足げに呟く。

 

「そもそも、幻想殺し(イマジンブレイカー)()()()()()()()()()()()()()、この学園都市に、彼に合わせた機能はいらなかったか。少しは期待したのだがね」

 

 だが、問題ない。

 そう結論付け、「計画(プラン)」を先に進めようとした「人間」だったが、

 

「……むっ……これは……幻想殺し(イマジンブレイカー)()()()?一体何が……もしや」

 

 すると、学園都市中に張り巡らされている滞空回線(アンダーライン)を使い、ある一点を見つめる「人間」。

 そこには――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「首つり……自殺のセオリーか」

 

 天井から縄をかけた上条が、感慨深げに呟く。

 

「……勝手にいなくなってごめん、父さん、母さん、乙姫ちゃん。……小萌先生、一度くらい真面目に授業聞いて見たかったです。……御坂、お前とは結局、一度も勝負しなかったな。……でも、本当は怖かったんだ。俺の力がお前を傷付けるのが……それでお前が離れていくのが。……土御門、青髪ピアス、吹寄、お前らはいつも俺に構ってくれたな。……正直、嬉しかったよ。……俺の友達。……蜜蟻、もう一度、ちゃんと話がしたかった。……鈴野、あの医者が、お前を守ってくれるってさ。なんか妙に頼もしかったよ。……あぁ、あんまり愚痴ると、未練が残っちまうな。……さようなら」

 

 そういって、上条は首を縄に掛けようとした……その瞬間、一瞬、()()()()()()()。すると、ガタっ、と。まるで電池が切れたっロボットのように倒れる上条。

 そして()()()()()()()()()()()()()後、上条は頭を押さえて起き上がった。

 

「う、う~ん……え、何処ここ?……あっれぇ~?俺、異世界では平均値でって言ったよね?……冗談はやめて、マジでどこだここ?」

 

 上条……否、それは上条と呼ぶには、余りにも瞳が輝いていた。

 それこそ、()()()()()()()()()()()

 

「目が覚めたら知らない部屋とか嘘だろ……ん?転生者専用脳内掲示板の説明書?」

 

 床に、いつの間にあったのか、冊子のようなものが落ちていた。

 それを拾い上げ、読み進めていく上条。

 

「へ~、転生って意外と便利なんだな~……ん?なんか頭がツンツンしてるぞ?」

 

 思わず頭を掻いた上条は、その違和感に首を傾げる。

 そして、洗面所らしき場所で鏡を見つけ、顔を確認するが、

 

「……なんでさ……いやなんでだよ! 顔変わり過ぎだろ! え、転生ってこんなんなの!? 容姿まで変わっちゃうタイプなの!?」

 

 気持ち悪い叫びをあげる上条。

 彼はしばらくの間頭を抱えるが、

 

「よし、今こそ掲示板だ! スレタイは……」

 

 悩んだ上条が、ポンっと、手を叩き、名案だとばかりに口にする。

 

「転生したらツンツン頭で知らない部屋にいたんだけど……こんなところだな」

 

 これは、文字通り……1へとつながるプロローグだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ。元気そうで何よりだよ」

 

 病室で、カエル顔の医者は、鈴野影に向かってそういう。

 

「……ねえ」

「なんだい?」

「私……会いたい人がいるの」

「誰だい?必要なら僕が連れてくるが」

「分からない」

 

 困ったような表情で、鈴野はそう言う。

 

「……そうか。その人物は、君が失った記憶の中にいる人物か」

「多分……そう」

「けど、ならどうして会いたいと思ったんだい?君は記憶を「忘れ」ているんじゃない。「破壊」されている。パソコンで言うなら、ハードディスクを焼き切ったようなものだ」

 

 カエル顔の医者の質問に、鈴野は首を傾げる。

 無論、医者とて残酷な質問をしている自覚はある。

 だが、何となく思った。この少女は、自分が並び立てるつまらない理屈など、一吹きで吹き飛ばしてくれる。そんな気がした。

 

「会いたい、と思うということは、どこかでその存在を覚えていて、「思い出」が残っているということだね。なら……君の何処に、その「思い出」は記憶されていたんだい?」

 

 だから、医者は質問を続ける。

 

「……それは簡単――」

 

 その医者の思いに応えるように、白い少女は……なんて事のないように、あっさりと答える。

 

「――心に、だと思う」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、幻想を殺す少年の物語ではない / だが、それでも諦めなかった。

 

 これは、悲劇を塗り替えるヒーローの物語ではない / 例えハッピーエンドには程遠くても、その少年は全力で運命に抗った。

 

 これは、傷つき倒れる少女が、救われる物語ではない / それでも、その少女の心に、思いは残った。

 

 それは、絶望の少年からすれば、最良の結果だった。少年には、これ以上のものは作れなかった。

 だから、バトンタッチだ。少年の遺志を継ぎ、新たなヒーローが立ち上がる時だ。

 だが、それは居場所を奪うのではない。受け継ぎ、抗うために。

 ここから始まるのは、竜王の顎(ドラゴンストライク)ではなく、幻想殺し(イマジンブレイカー)の物語だ。

 

 




という訳で、ついに過去編完結!
いやー長かった!……多分、次回からは掲示板に戻ると思います。ようやく掲示板で書ける。過去編もう少し後でもよかったかな?
まあ、やってしまったものは仕方ない。では、少しだけ蛇足を。

前回上条が出した白いドラゴンは、基本型ドラゴンです。
鈴野の能力は無事です。アウレオルス=イザードは魔術を使えなくなっていましたが、超能力に対する言及がないので、取りあえず科学の場合は無事という解釈になっています。
一応オリ設定になりますね。だって公式で言及されてないもん。まあ、もしなんか公式設定がでたら上条の思いがなんか作用して能力までは失われなかったことにしてください。


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【衝撃】鬱条さんの過去が明らかに!

新しい作品を書こうと思います。
題名はまだ決まっていません。現実殺しの名前を使ってるので、この名前で調べたら出ると思います。投稿日は9月27日です。
……はい、正直言ってスランプ気味なので気分をリフレッシュしたかったんです。
イッチ時空とは別のとある世界なので、イッチたちは(基本)出ません。けどもしかしたら他作品キャラがゲスト参加するかも……?…
特に期待はしないでください。多分駄作なので。


1:上里翔流(転生)

と、これまで突如出現した鬱条さんから昔話をしてもらったわけですが……皆さん、感想

 

2:以下、名無しの転生者でお送りします

悲しすぎる。

というか、病理おばさん絶許

 

3:以下、名無しの転生者でお送りします

>>2

それな。流石に擁護できんわ

 

4:以下、名無しの転生者でお送りします

まあええやん。もう死んだんやろ?

 

5:以下、名無しの転生者でお送りします

新約4巻に影響でそう……いい意味で

 

6:以下、名無しの転生者でお送りします

せやな。あの人おっても加群先生が自殺しちゃうし、マジでおらんほうがええな

 

7:以下、名無しの転生者でお送りします

悪魔倒すべし。木原しばくべし!

 

8:以下、名無しの転生者でお送りします

>>7

アクシズ教に新たな教義出来てて草

 

9:上条当麻(転生)

とりあえず、折角出てきたのなら鈴野ちゃんに会いに行けよって言った。

まあ、半分どころか憑依したワイのせいでしかないけど

 

10:以下、名無しの転生者でお送りします

>>9

いやいや、事故起こしたのは神様やろ?つまりはそう言うことや

 

11:以下、名無しの転生者でお送りします

でも、イッチが憑依しなかったら鬱条さん首吊ってたんだよなぁ

 

12:以下、名無しの転生者でお送りします

>>11

もしや神様はそれを予見してイッチを?

 

13:以下、名無しの転生者でお送りします

>>12

それやったら上里ニキたちはなんやねん

 

14:以下、名無しの転生者でお送りします

>>13

それもそうか

 

15:上条当麻(転生)

なんか、俺にはそんな資格ないとかぬかしやがったこいつ。

とりあえず、資格とかどうでもいいから、会いたいなら会いに行けばいいだろって言ったらなんかキレて来た

 

16:以下、名無しの転生者でお送りします

そりゃキレるやろ……上条って結構思いつめるタイプやし

 

17:以下、名無しの転生者でお送りします

マジで可哀そう

 

18:以下、名無しの転生者でお送りします

蜜蟻たんもな

 

19:以下、名無しの転生者でお送りします

>>18

アイツ完全なメンヘラやん。原作以上にやばかったやん。なんやねん、幼女に嫉妬って

 

20:以下、名無しの転生者でお送りします

草も生えねぇ。只怖い

 

21:以下、名無しの転生者でお送りします

女の子恐怖症になりそう

 

22:上条当麻(転生)

らちが明かないから勝負することになった。俺が勝ったらこいつが鈴野に会いに行く。

俺が負けたらこいつが蜜蟻を探す。俺が無傷で勝ったら両方

 

23:以下、名無しの転生者でお送りします

>>22

あれ?なんか条件がおかしいような……

 

24:以下、名無しの転生者でお送りします

さらっと蜜蟻さん救おうとしてて草

 

25:上条当麻(転生)

いざ、尋常に勝負!

【リアル中継モード】

 

26:以下、名無しの転生者でお送りします

うわっ!鬱条さんいきなりドラゴンストライクで攻撃してきた!

 

27:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ幻想殺しには通用しないようですがね

 

28:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、ぶっちゃけあのドラゴンってなんなん?神浄の討魔じゃないんやろ?

 

29:以下、名無しの転生者でお送りします

ドラゴン自体は原作でも全く分かってないから別に気にしなくてもいい希ガス

 

30:以下、名無しの転生者でお送りします

>>29

それもそうか

 

31:以下、名無しの転生者でお送りします

お、イッチの右ストレートが炸裂!

 

32:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか鬱条さんドラゴンストライクなくなったら弱いな

 

33:以下、名無しの転生者でお送りします

なんか普通の能力者とか魔術師みたい

 

34:以下、名無しの転生者でお送りします

>>33

だから救えなかったのかもな

 

35:フレンダ(転生)

結局、なんで旧約なのにリバースやってる訳?

 

36:以下、名無しの転生者でお送りします

>>35

知らん

 

37:以下、名無しの転生者でお送りします

原作崩壊でしょ(鼻ほじ

 

38:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、イッチが勝った

 

39:以下、名無しの転生者でお送りします

なんか文字だけ見ると呆気ないな。

実際は死闘が繰り広げられてたのに

 

40:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、マジでイッチ無傷で勝ったやん

 

41:上条当麻(転生)

【俺の勝ちだ……!】

【ああ。それで……俺の完敗だ】

 

42:以下、名無しの転生者でお送りします

赤い弓兵かな?

 

43:以下、名無しの転生者でお送りします

自分との戦いってホンマに見てる方が辛い

 

44:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、何気に蜜蟻と鈴野たんが救われるの嬉しい

 

45:以下、名無しの転生者でお送りします

本当の意味で救われるのかは微妙だけどな

 

46:以下、名無しの転生者でお送りします

>>45

そう言うこと言うなよ

 

47:上条当麻(転生)

新情報。

どうやら、憑依ってのは魂が混ざり合うらしい

 

48:以下、名無しの転生者でお送りします

>>47

なにそれ?いきなりなに?

 

49:上条当麻(転生)

こいつが自分が知ってる限りの情報を渡すってさ。

それで、憑依ってのは、粘土の混ざり合いみたいなもので、片方の魂が憑依したら、元の魂と混ざり合って新たな魂に変化、進化するらしい。

 

50:以下、名無しの転生者でお送りします

なんで鬱条さんそんなに詳しいの?

 

51:以下、名無しの転生者でお送りします

実際に乗っ取られてたからじゃね?

 

52:上条当麻(転生)

それで、こいつは自分が完全に混ざり合う前に脱出したらしい。

だから分裂してる

 

53:以下、名無しの転生者でお送りします

もはや上条さんがマジで謎。いつから分身の術使えるようになったん?

 

54:以下、名無しの転生者でお送りします

ナルトかな?

 

55:フレンダ(転生)

脱出したのは多分右手が千切れた時ってわけね。

にしても、その理屈だと私たちもそうってこと?

 

56:上里翔流(転生)

>>55

そうなんじゃね?自覚ないけど

 

57:以下、名無しの転生者でお送りします

意外とあっさりしてて草

 

58:以下、名無しの転生者でお送りします

そう言うとこが混ざってるってことなんじゃね?

 

59:上条当麻(転生)

ていうか、何気に今深夜なんだよな。

普通に眠い。てか寝させて

 

60:以下、名無しの転生者でお送りします

けっ、仕方ねーな

 

61:以下、名無しの転生者でお送りします

ゆっくり休めよこの野郎!

 

62:以下、名無しの転生者でお送りします

いい奴ばっかりで草

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

「……つっても、俺にどうしろってんだよ」

 

 湖畔で一人佇みながら、上条……否、鬱条がぼやく。

 

「俺はお前みたいに誰かを救うことなんて……」

『諦めてどうすんだ!お前はどんな時だって最後まで諦めてこなかったんだろ!?だったら最後まで貫き通せよ!途中で投げ出してんじゃねえぞ‼上条当麻ッ‼』

 

 思わず鬱になりかけた鬱条の脳裏に、先の戦闘でのイッチ条の言葉がよぎる。思わずぶん殴りたくなるほど身勝手な言葉。しかし、妙に頭に残る言葉だった。

 そうだ。今更諦めてどうする。どのみち、もう失うものは何もないのだ。

 ならば、とことんまで足掻こう。そう、決意を新たに湖畔から去ろうとすると、

 

「……ん?」

 

 ふと、茂みに視線を向ける鬱条。

 その茂みは、不自然に膨らんでいる気がした。

 

「……いや、まさかな。そんなはずねえ。そんな間抜けなことは流石に……」

 

 ゆっくりと、気になった茂みに近づき、のぞき込む。

 

「……うそん」

「うぅぅ……! な、なんで見つかっちゃうの……?」

 

 いた。蜜蟻愛愉が。

 

「な、何やってんだお前?」

「……だ、だって!何となくここに来たら、なんか上条クンが二人いるし、訳わかんないこと言って戦うしで……」

「あー……。なあ、蜜蟻」

 

 呼びかけられた蜜蟻が、首を傾げる。

 

「その……図々しいとは思ってる。自分が最低なこと言ってる自覚はある。……それでも、お前には生きてほしい。一緒にいてほしい」

「!」

「……頼む、俺と……一緒に来てくれないか?」

 

 そういって、右手を差し出す()()

 彼の右手は、もはや人間のモノではなく、黒い龍の前足のようなものになっている。

 しかし、そんなことは関係ないと言わんばかりに、彼女はその手を迷うことなく両手で掴んで言った。

 

「……はい、喜んで」

 

 その目尻に、涙を輝かせて。

 

「ありがと。……よし、じゃあ……()()()()()()()()()!」

「は……?」

 

 瞬間、周囲の温度が三度は下がった。

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

79:上条当麻(転生)

アイツから連絡きた。

とりあえず蜜蟻と鈴野と再会して、新しい思い出作りするらしい。

何故か蜜蟻にボコられてたの草生えた。なんか蜜蟻の態度デカい気もするが、ぶっちゃけどっちも図々しいからお似合いやと思うわ

 

80:以下、名無しの転生者でお送りします

流石は上条さんww

あと蜜蟻たん救われるみたいでうれすぃぃぃ!

 

81:以下、名無しの転生者でお送りします

>>80

それな。後鈴野ちゃんも救われるっポイ?

くそっ、ちゃんとその場に居合わせたかった!これが後の展開はご想像にお任せしますってやつか!

 

82:以下、名無しの転生者でお送りします

とりあえず、二か月越しのハッピーエンドでいいのか?

 

83:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ、別にいいだろ。三人が報われたのなら

 

84:以下、名無しの転生者でお送りします

>>83

せやな。正直聞いてるだけで辛かったわ

 

85:以下、名無しの転生者でお送りします

これが……これが人間のやることかよォォォォ!!!ってなりましたね

 

86:以下、名無しの転生者でお送りします

注意、木原です

 

87:以下、名無しの転生者でお送りします

木原が新種のミュータントみたいな扱いで草

 

88:以下、名無しの転生者でお送りします

家庭は蜜蟻がマウント取ってますね

 

89:以下、名無しの転生者でお送りします

つまり夫鬱条、奥さん蜜蟻、娘鈴野たん?

 

90:以下、名無しの転生者でお送りします

家族出来てて草

 

91:上条当麻(転生)

なんか知らんけどあいつ等父さんたちのとこに一度戻るらしい。

それで今までのこと全部話すってさ……え、俺の事も?

 

92:以下、名無しの転生者でお送りします

普通に信じてもらえるのそれ?

 

93:以下、名無しの転生者でお送りします

あの人たちなら普通に信じそう

 

94:以下、名無しの転生者でお送りします

>>93

分かる

 

95:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうか、ぶっちゃけイッチは旅行どうするん?

 

96:上条当麻(転生)

あ……

 

97:以下、名無しの転生者でお送りします

これ、やばくね?

 

98:以下、名無しの転生者でお送りします

ビアージオボコるだけの簡単な話だしそこまで警戒することもないんじゃね?

 

99:以下、名無しの転生者でお送りします

>>98

分かってないな。あれ幻想殺しじゃないと圧死させられるからやばいんやで

 

100:フレンダ(転生)

……仕方ないから、私が行ってあげるわよ

 

101:以下、名無しの転生者でお送りします

フレンダネキ!

 

102:以下、名無しの転生者でお送りします

マジですかフレンダネキ!一度は嫌そうな顔して断った癖に!

 

103:フレンダ(転生)

>>102

結局、喧嘩売ってる訳?買うわよ?

いや、あの時は弓矢猟虎とかに対処しなきゃな―とか思ってたけど、よく考えたら佐天さんの手に入れるインディアンポーカーを先に私が手に入れとけばいいじゃんってことに気づいた

 

104:以下、名無しの転生者でお送りします

確かに

 

105:フレンダ(転生)

という訳で、しょうがないから一緒に行ってあげるってわけよ。

どうせアンタはイタリア語喋れないでしょ?

 

106:以下、名無しの転生者でお送りします

え、フレンダネキは喋れるんですか?

 

107:上条当麻(転生)

そ、そうだそうだ!いいいいくらフランス人みたいな名前だからって、イタリア語喋れなかったら意味ないんだぞ!

 

108:以下、名無しの転生者でお送りします

>>107

フラグ

 

109:フレンダ(転生)

ふっふ~ん!残念ながら、前世では海外を飛び回る仕事をしていたの私。

だから、既に5ヵ国語はマスターしてるってわけよ

 

110:以下、名無しの転生者でお送りします

へぇ~フレンダネキパないっスね

 

111:以下、名無しの転生者でお送りします

スーパースペックとかクソワロタ

 

112:上条当麻(転生)

……俺、英語もまともに話せないんだが……

 

113:以下、名無しの転生者でお送りします

上条スペックなら仕方ねーよ

 

114:以下、名無しの転生者でお送りします

上条と言えばさ、どうなんだ神浄の討魔は

 

115:以下、名無しの転生者でお送りします

>>114

どういうこと?

 

116:以下、名無しの転生者でお送りします

いや、つまりだな。

鬱条さんは原作上条さんとほぼ同じ。つまり中条さんについて知ってるってことやろ?ドラゴンストライク撃ちまくっとったし

 

117:以下、名無しの転生者でお送りします

あ!

 

118:以下、名無しの転生者でお送りします

こんなところで上条さんの秘密について知れるとはな

 

119:上条当麻(転生)

あー、なんか向こうも分からないっぽいぞ

 

120:以下、名無しの転生者でお送りします

>>119

はい?

 

121:以下、名無しの転生者でお送りします

なんでだよ!思いっ切り乱用してたじゃねーか!

 

122:上里翔流(転生)

それあれじゃね?前に言ってた魂の混ざり合いが原因なんじゃね?

 

123:以下、名無しの転生者でお送りします

上里ニキ!

 

124:以下、名無しの転生者でお送りします

どういうことっすか上里ニキ!

 

125:ちょめちょめ

今北産業

 

126:以下、名無しの転生者でお送りします

今いいところだからログ見て、どうぞ

 

127:以下、名無しの転生者でお送りします

それより上里ニキ続き続き!

 

128:上里翔流(転生)

あー、つまりだな。

イッチと魂が混ざり合ったことで鬱条さんの情報に規制がかかったんじゃね?世界の修正力的なあれで

 

129:以下、名無しの転生者でお送りします

世界の修正力(笑)

 

130:以下、名無しの転生者でお送りします

よくよく考えたらfateキャラいるし普通にあり得そう

 

131:以下、名無しの転生者でお送りします

ヒロインにしてるもんな。なあ上里ニキ?

 

132:上里翔流(転生)

あの子たち多分原作よりやばいよ?

まあそれは置いといて、マジでフレンダネキはイタリア行くわけ?

 

133:フレンダ(転生)

行く。丁度イタリアで欲しいものが出来たし

 

134:以下、名無しの転生者でお送りします

ってことはこれで決まりか

 

135:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、フレンダネキ大丈夫?ちょっと魔術に絡みすぎじゃね?

 

136:フレンダ(転生)

>>135

暗部の知り合いで魔術師いますが何か?

 

137:以下、名無しの転生者でお送りします

これもう修正案件じゃね?

 

138:以下、名無しの転生者でお送りします

☆さんなんで黙ってるの?

 

139:以下、名無しの転生者でお送りします

転生者には迂闊に手が出せないとかだったら嬉しいが……

 

140:以下、名無しの転生者でお送りします

利用される未来しか見えねえ

 

141:以下、名無しの転生者でお送りします

取りあえず乙ですフレンダネキ

 

142:どうぶつの森の村長

今北把握。

にしても、大変やなこっちは。ワイはつい最近キーラとかいう怪物倒したけど

 

143:以下、名無しの転生者でお送りします

どうぶつの森ニキ!

 

144:以下、名無しの転生者でお送りします

さらっとどうぶつの森ニキが大暴れしてて草

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

「え~っと、荷物に忘れ物無し。チケットもある。……あ、おーい!」

 

 空港で歩いている上条が、待ち合わせしているフレンダを見つける。

 

「……結局、レディを待たせるのはどうかって思う訳よ」

「悪ぃ悪ぃ。……ていうか、お前はレディなんて呼べるほどの見た目じゃ――」

「ふん!」

 

 瞬間、口を滑らせた上条の鳩尾を殴りつけるフレンダ。

 余りの激痛に、上条は腹を抑えて蹲った。

 

「ぐぉぉ……!」

「結局、自業自得ってわけよ!」

 

 そんなこんなで、飛行機に乗り込むために荷物検査を受ける二人。

 

「(お前大丈夫なの?爆発物持ち込んだりしてない?)」

「(してるに決まってるじゃない)」

「(はぁ!?)」

「次のお客様、どうぞ」

 

 上条がフレンダのまさかの行動に呆気に取られている間に、彼女の荷物が検査されていく。

 最早これまでか。そう思った上条だったが、

 

「はい、問題ないですね」

 

 その言葉を聞き、えっ?と間抜けな声を上げる上条。

 フレンダのほうを見ると、ドヤ顔で上条を見ていた。上条は無性に引っ叩きたくなった。

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

173:以下、名無しの転生者でお送りします

なんでフレンダネキの爆弾は検知されない訳?

 

174:以下、名無しの転生者でお送りします

学園都市製だからじゃね?

 

175:以下、名無しの転生者でお送りします

ソッカー(棒)

 

176:以下、名無しの転生者でお送りします

なんでも学園都市製って言えば済むのホント不思議

 

177:上里翔流(転生)

時差の問題と諸事情でしばらくは入れそうにない。

そっちで適当に頑張っててくれ。それじゃ

 

178:以下、名無しの転生者でお送りします

>>177

凄い無責任で草

 

179:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ普通そうなる……って諸事情?

 

180:以下、名無しの転生者でお送りします

何があったのか凄い気になる

 

181:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、これもしかしてイッチフライト中だから寝てるんじゃ……

 

182:以下、名無しの転生者でお送りします

てことはしばらくの間は……?

 

183:以下、名無しの転生者でお送りします

どうする?スレ抜ける?ぶっちゃけワイはスレしか生きがいがないんだが

 

184:以下、名無しの転生者でお送りします

>>183

生きがい少なくて草。お前ナニモンだよ

 

185:>>183

>>184

カムクライズル

 

186:以下、名無しの転生者でお送りします

>>185

嘘やん

 

187:以下、名無しの転生者でお送りします

才能マンかよ!

 

188:以下、名無しの転生者でお送りします

なんでさ

 

189:以下、名無しの転生者でお送りします

もしかしなくても神様事故?

 

190:カムクライズル

>>189

yes。正直焦った。目が覚めたら知らない部屋で軟禁されてたから。

掲示板が無ければ絶望してた

 

191:以下、名無しの転生者でお送りします

ダンガンロンパでの絶望はちょっとレベルが違うからやめれ

 

192:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?でもチャンスじゃね?

カムクライズルになったんなら人類史上最悪の絶望的事件を未然に防げるんじゃん……

 

193:以下、名無しの転生者でお送りします

>>192

それに賛成だ!

 

194:カムクライズル

というか、ワイもそれがしたくてダンガンロンパの世界に転生したかったのになぁ

 

195:以下、名無しの転生者でお送りします

まあそれならカムクラパワーは必須だろうがな

 

196:以下、名無しの転生者でお送りします

もしかしてそれ知ってワザと神様は事故を……?

 

197:以下、名無しの転生者でお送りします

神様実は有能説

 

198:以下、名無しの転生者でお送りします

>>197

ない……とは状況証拠上言い切れない

 

199:上条当麻(転生)

イタリア到着!

 

200:フレンダ(転生)

結局、眠りっぱなしだったってわけよ

 

201:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、乙

 

202:以下、名無しの転生者でお送りします

ついさっきまでカムクライズルとかいうバケモンがスレにおったぞ

 

203:上条当麻(転生)

え、どういうこと?カムクラはやばくね?

 

204:以下、名無しの転生者でお送りします

>>203

ダンガンロンパは知ってるのな

 

205:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ多分何とかなるやろ。雰囲気は一般人ぽかったし

 

206:カムクライズル

つまらない……どうしてけものフ〇ンズ2はこんなにもつまらないんだ……

 

207:以下、名無しの転生者でお送りします

>>206

やめろ

 

208:以下、名無しの転生者でお送りします

それはダメだ

 

209:以下、名無しの転生者でお送りします

流石はカムクライズル。いうことが違う(別の意味で)

 

210:上条当麻(転生)

なんかダイジョブそうで安心。

あと、ガイドさんとはぐれた

 

211:フレンダ(転生)

ぼすけて

 

212:以下、名無しの転生者でお送りします

呼んでますよどうぶつの森ニキ

 

213:どうぶつの森の村長

え、ボスワイなん?

 

214:以下、名無しの転生者でお送りします

寧ろほかに当てはまらねえな

 

215:どうぶつの森の村長

いやいやいや、他にもおるやろ。上里ニキとかちょめちょめニキとか

 

216:以下、名無しの転生者でお送りします

上里ニキはハーレムで忙しい。ちょめちょめニキは原作で忙しい。

つまりどうぶつの森ニキしかいないのだ!

 

217:どうぶつの森の村長

>>216

それは違うよ!だってまだカムクライズルだっている!

ワイしか候補がいないのはおかしいぞ!

 

218:以下、名無しの転生者でお送りします

>>217

その言葉、切らせてもらう!

カムクラニキはこの掲示板に来たばかり、つまり新入社員だ!

だからボスにはなれない!

 

219:以下、名無しの転生者でお送りします

初期の頃からいるのは上里ニキとちょめちょめニキ、そしてどうぶつの森ニキだけだ!

後このメンツの中で唯一暇人

 

220:上条当麻(転生)

なんでハイスピード推理繰り広げてんのお前ら?

それより、オルソラと遭遇、引っ越しの手伝いをすることになった

 

221:以下、名無しの転生者でお送りします

お、どうぶつの森ニキがボスに決まってる間に進んでたな

 

222:どうぶつの森の村長

……アポ?

 

223:以下、名無しの転生者でお送りします

アポはやめいww

 

224:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ、オルソラの家には風呂が二つあるから気を付けろよ

 

225:以下、名無しの転生者でお送りします

>>224

なんでそれ伝えたん?

 

226:>>224

>>225

イッチにばかり美味しい思いをさせて堪るか!

 

227:以下、名無しの転生者でお送りします

>>226

醜いですニキ

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

「……どっちだ?」

 

 現在、上条当麻は危機へと直面していた。

 彼の両隣には扉。そして、()()()()()()()()なのだ。因みに、彼はこれに集中するあまり掲示板に入っていない。

 なので、()()()()()()()()()()ことを知らないのだ。

 

「……くそっ、新聞紙を取りに来ただけなのに……どっちだ!?」

 

 悩みながらも、右の扉に手をかけ、勢いよく開く上条。

 この時、どうしてもっと簡単な、誰でも思いつくような方法である、ノックをするという発想が彼になかったのか、木原が総出で考えても答えは出ないかもしれない難問を彼は思考するのだった。

 

「あ……」

「……あらあら」

 

 扉の先には、素っ裸で、シャワーを浴びようとしていたオルソラ=アクィナス。

 

「あっ! え、あ、いや、その、間違え――」

「ちょっとオルソラ!結局、シャンプーが切れて、…た……わ、……け、よ」

 

 急いで後ろ向いた上条だが、逆の扉から現れたタオル一枚のフレンダが現れ、硬直する。

 互いに見つめ合うこと数十秒、フレンダが顔を真っ赤にするのを見てようやく再起動する上条。

 

「……え、は?……え、えぇぇ!?この家には二つも風呂がぁ!?」

「~~!死ねラッキースケベ野郎!」

「ぐはぁっ!?ふ、不幸……だ」

 

 そう言うと、上条の意識は暗転した。

 夜になるまでフレンダは口をきいてくれなかった。

 

 




う~ん、微妙。これで救えたかなぁ?
ちょっと手応えが薄いっスね。フレンダネキ相手に最後の最後でラッキースケベを展開するイッチ条。
前回までがちょっと殺伐としてたのでほんわかさせてみたが……どう?
正直短いし、手応えもあまり……失踪したらすまん

追記:新作は『【悲報】目が覚めたらもやし(体系)だった件』というタイトルです。
正直息抜き程度に思いついた駄作です。過度な期待はしないでください


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【悲報】なんか艦隊に連れ去られた【助けて】

一気に飛んで女王艦隊に乗り込みます。
あと、『【悲報】目が覚めたらもやし(体系)だった件』も気が向いたらご覧ください。リンクはこちらhttps://…
それでは、どうぞ!


1:上条当麻(転生)

HAHAHA!流石の俺もここまでふざけた目に遭うと一周回って冷静ですよこの野郎

 

2:以下、名無しの転生者でお送りします

>>1

嘘だ絶対キレてるよこの人

 

3:以下、名無しの転生者でお送りします

っていうかいつも唐突だよなイッチ

 

4:以下、名無しの転生者でお送りします

まあそれが面白いんだけどな!

 

5:上条当麻(転生)

とりあえず見つからないように隠れてるけど絶対いつか見つかるだろこれ

 

6:以下、名無しの転生者でお送りします

当たり前だよなぁ?

 

7:以下、名無しの転生者でお送りします

オルソラも一緒に?

 

8:上条当麻(転生)

>>7

うん。フレンダは置いてきちまった

 

9:フレンダ(転生)

どーも置いていかれたフレンダです

 

10:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、フレンダネキちっす

 

11:上里翔流(転生)

今北把握

イッチ、とりあえずその艦隊にはアニェーゼ部隊がおるから協力してもらえ

 

12:以下、名無しの転生者でお送りします

上里ニキ!

 

13:以下、名無しの転生者でお送りします

時差の関係で……あぁ、今のイタリアは夜だから

 

14:以下、名無しの転生者でお送りします

日本は大体午前4時ってとこか?早起きっすね上里ニキ

 

15:以下、名無しの転生者でお送りします

正直時差って分かんない

 

16:どうぶつの森の村長

日本とイタリアの時差が七時間。日本のほうが早い

 

17:以下、名無しの転生者でお送りします

どうぶつの森ニキ!

 

18:以下、名無しの転生者でお送りします

いつもの面子が揃いつつある

 

19:上条当麻(転生)

ていうか、漸くフレンダが口きいてくれた

 

20:以下、名無しの転生者でお送りします

>>19

ん?

 

21:フレンダ(転生)

>>18

……ふん

 

22:以下、名無しの転生者でお送りします

 

23:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、え?

 

24:以下、名無しの転生者でお送りします

おいおいおい

 

25:以下、名無しの転生者でお送りします

ここ、これはもしや……!

 

26:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ貴様!前スレ見てないのか!

 

27:上条当麻(転生)

>>26

え、いや、まあ見てないが。そんな年がら年中スレ見てる訳じゃないし

 

28:以下、名無しの転生者でお送りします

>>27

正論だが今は何故見なかったといいたい

 

29:以下、名無しの転生者でお送りします

こいつマジでフレンダネキにまでラッキースケベを……!

 

30:以下、名無しの転生者でお送りします

許”さ”ん”

 

31:以下、名無しの転生者でお送りします

>>30

それに賛成だ!

 

32:以下、名無しの転生者でお送りします

何か最近ダンガンロンパが流行ってるなwww

 

33:以下、名無しの転生者でお送りします

これも全部カムクラニキってやつの仕業なんだ

 

34:カムクライズル

>>33

失礼じゃね?あ、この間自分のクローン作ったで

 

35:以下、名無しの転生者でお送りします

>>34

ファ!?

 

36:以下、名無しの転生者でお送りします

何やってんのこの天才は

 

37:以下、名無しの転生者でお送りします

もう無茶苦茶だよ

 

38:カムクライズル

このままいくと日向くんを取り戻す為にワイが消えなあかんくなるから、イッチと鬱条さんみたいに同じ人間が二人いればよくね?という結論に至った。

そしてその結果がクローンにワイの魂を移動させることだった

 

39:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、カムクラニキがクローンの方に行くのね

 

40:カムクライズル

そうすれば日向くんも戻ってこれるしワイもこのえげつない才能を無くす。いい事尽くめだ

 

41:以下、名無しの転生者でお送りします

流石はカムクライズルといいたいが、結構ガバガバな希ガス

 

42:以下、名無しの転生者でお送りします

魂の移動とか出来るん?

 

43:カムクライズル

>>42

根性で何とかする

 

44:以下、名無しの転生者でお送りします

また出た根性

 

45:以下、名無しの転生者でお送りします

根性ってホント便利

 

46:以下、名無しの転生者でお送りします

血は止まるし骨はくっつくからね!

 

47:上条当麻(転生)

アニェーゼに見つかっちゃった。

なんかいきなり腹パンされた。泣きそう

 

48:以下、名無しの転生者でお送りします

 

49:以下、名無しの転生者でお送りします

www

 

50:以下、名無しの転生者でお送りします

そういえばそんなこともあったな

 

51:以下、名無しの転生者でお送りします

まあ侵入者だしね?

 

52:上条当麻(転生)

つまり話を纏めると、アニェーゼは俺たちを見逃す代わりに部下を助けてほしいってことか

 

53:以下、名無しの転生者でお送りします

何処からその話持ってきた?

 

54:以下、名無しの転生者でお送りします

いや普通にアニェーゼたちの話纏めたんだろ

 

55:以下、名無しの転生者でお送りします

そっか

 

56:以下、名無しの転生者でお送りします

まあそれでオッケー。

あと、アニェーゼにも術式が掛けられてるからちゃんと解除してやれよ

 

57:上条当麻(転生)

>>56

そうなのか?じゃあ

 

58:以下、名無しの転生者でお送りします

 

59:以下、名無しの転生者でお送りします

 

60:以下、名無しの転生者でお送りします

ww

 

61:以下、名無しの転生者でお送りします

終わったな

 

62:以下、名無しの転生者でお送りします

ザマァwww

 

63:フレンダ(転生)

結局、日頃の行いってわけよ!

 

64:上条当麻(転生)

ナンデフクガコワレルノ?もう訳が分からないy

【リアル中継モード強制発動】

【ぶげらっちょ!?】

 

65:以下、名無しの転生者でお送りします

思いっ切り顔面殴られてやがるwww

 

66:以下、名無しの転生者でお送りします

しかもアニェーゼの半裸姿……

 

67:以下、名無しの転生者でお送りします

エッッッッッッッ!!!!

 

68:以下、名無しの転生者でお送りします

あーバラバラになった服最高……

うっ……ふぅ

 

69:以下、名無しの転生者でお送りします

>>68

おいwww

いくらなんでも猛者だろww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うっ、ふぅ……

 

70:以下、名無しの転生者でお送りします

>>69

おまいう……うっ、ふぅ

 

71:以下、名無しの転生者でお送りします

抜いてる奴しかいねえじゃんww

 

72:以下、名無しの転生者でお送りします

一体何を抜いてるんですかねぇ?

 

73:フレンダ(転生)

お前ら私がいること忘れてんじゃないの?(ゴミを見る目)

 

74:以下、名無しの転生者でお送りします

 

75:以下、名無しの転生者でお送りします

まさかの羞恥プレイだった!?

 

76:以下、名無しの転生者でお送りします

寧ろご褒美です

 

77:以下、名無しの転生者でお送りします

ドンドン見てください(懇願)

 

78:以下、名無しの転生者でお送りします

こいつら腐ってやがるwww

 

79:上条当麻(転生)

こいつら頭おかしい(確信)

 

80:上里翔流(転生)

そんなことより今何やってんの?

 

81:以下、名無しの転生者でお送りします

コテハン組が凄い冷静なんだがww

 

82:上条当麻(転生)

え~っと、現在探索中。

ルチアとアンジェレネ?を助けに行く途中だ

 

83:以下、名無しの転生者でお送りします

もうそんなところか

 

84:上里翔流(転生)

気を付けろよイッチ。

ローマ正教はその船を沈めるつもりだから

 

85:上条当麻(転生)

>>84

はぁ!?

 

86:以下、名無しの転生者でお送りします

そういえばそうでしたね

 

87:以下、名無しの転生者でお送りします

ついでに言うとアニェーゼが陽動するって言うのも嘘。

アニェーゼは刻限のロザリオって言う術式を使うために必要な鍵だからあいつが旗艦に行くとまずいぞ

 

88:上条当麻(転生)

刻限のロザリオ?

 

89:フレンダ(転生)

内容は忘れたけど、使用者の脳を破壊するとかだった気がするってわけよ

 

90:どうぶつの森の村長

確か、アドリア海の女王の対象をヴェネチア以外に向けることを可能とする術式。

ただ普通の人間の普通の魔力ではそれが出来ないから普通ではない状態にする=精神を破壊することで普通ではない魔力を生み出す(wiki参照)

 

91:以下、名無しの転生者でお送りします

wikiってなんなんだよ(純粋な疑問)

 

92:上里翔流(転生)

元々神の右席の前方のヴェントってやつが作った術式だから。

そいつは普通の魔術が使えないから、本来はヴェント達神の右席専用術式みたいなものを、アニェーゼの精神壊して無理やり使おうとしてる

 

93:上条当麻(転生)

ちょっと待て。それなら早くアニェーゼを助けに行かないとやばいんじゃないのか!?

 

94:以下、名無しの転生者でお送りします

まだ大丈夫……のはず

 

95:以下、名無しの転生者でお送りします

すぐには発動させないだろ。それだったらとっくにアニェーゼはやられてるんだからな

 

96:上条当麻(転生)

>>95

……それもそうか。なんか条件があるのか?

 

97:以下、名無しの転生者でお送りします

忘れた

 

98:以下、名無しの転生者でお送りします

そもそもなんですぐに発動しなかったんだ?

 

99:上条当麻(転生)

……急に不安になってきたんだが!?もう今すぐ助けに行くぞ俺h

【リアル中継モード強制発現】

【な――!?砲撃!?】

 

100:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、もう撃たれたのか

 

101:以下、名無しの転生者でお送りします

ってことはルチアとアンジェレネは助けたのか?

 

102:以下、名無しの転生者でお送りします

結構時間あったし十分間に合っただろ

 

103:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、イッチ大丈夫かな?

 

104:以下、名無しの転生者でお送りします

フレンダネキ!天草式はちゃんと向かってる!?

 

105:フレンダ(転生)

ある程度ぼかして事情は説明したし、天草式はお人好し集団だから普通に来てくれてる。

後はイッチたち探すだけ

 

106:以下、名無しの転生者でお送りします

そっか

 

107:以下、名無しの転生者でお送りします

いやー危ない危ない。

そうか、インデックスじゃないとこういう時困るのか

 

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

「ブハッ!……オルソラ!ルチア!アンジェレネ!」

 

 海面に浮上した上条が、辺りを見渡して自分とともに居た少女たちを探すが、見つからない。

 というか、周囲を艦隊で囲まれていて、それどころではない。とりあえず、残骸の陰に隠れてやり過ごそうとする上条。

 その間に掲示板をチェックする。

 

「……オルソラたちはフレンダたちが拾ってくれたのか。じゃあ、俺もさっさと……!?」

 

 ゆっくりと移動を開始しようとした矢先、近くに砲撃が撃ち込まれる。

 その衝撃で発生した荒波に呑み込まれる上条。

 

「ぐぼぼ……!?(くそっ、そう簡単に沈んで堪るか!)」

 

 波に呑まれないよう、敢えて下に進み、その後上に行く上条。

 浮上した時には、既に波は引いており、艦隊もどこかへ進んでいた。どうやら、助かったらしい。

 

「!……、あいつらの後を追ってみるか」

 

 そういって、上条は残骸をビート板のように持ち、バタ足で追いかけようとする。

 すると、上条の近くから木でできた潜水艦のようなものが出現し、その際に発生した波に呑まれかける上条。

 

「うぉぉ!? これは……」

 

 突如、潜水艦の天井部分が開き、そこから人影が出てくる。

 そこにいたのは――

 

「フレンダ!?」

「結局、沈んでないならそう言いなさいよ!」

 

 そういう彼女は、どこか機嫌が悪そうだった。

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

141:上条当麻(転生)

ルチアにぶん殴られた後フレンダネキに蹴られた

 

142:以下、名無しの転生者でお送りします

>>141

何があったしwww

 

143:上条当麻(転生)

いや、取りあえずルチアとアンジェレネに掛けられた術式を解除しなきゃだから、右手使ったんだが、案の定服が飛んだ。

そして何故か怒ったフレンダが蹴ってきた。あとルチアがスカートめくられてた

『画像』

 

144:以下、名無しの転生者でお送りします

うほっ!

 

145:以下、名無しの転生者でお送りします

やるじゃねえかイッチ!

 

146:以下、名無しの転生者でお送りします

俺は信じてたぜ!

 

147:フレンダ(転生)

こいつら……(#^ω^)ピキピキ

 

148:以下、名無しの転生者でお送りします

ヒェッ!

 

149:以下、名無しの転生者でお送りします

フレンダネキがお怒りだ!同じ女の子としてこの醜態は我慢ならないようだ!

 

150:上里翔流(転生)

落ち着けフレンダ。転生者でない以上彼女は自分のパンツが流出していることに気づかない。

つまりこうは考えられないか?見られてもいいのさt

【リアル中継モード強制発動】

【ねえ上里君。ちゃんと話聞いてた?】

【全くこの駄犬は。いい加減誰と行くのか決めなさい】

【急ぐ必要はありませんわよカケル。貴方がワタクシを選ぶのは既に分かり切っていることですので】

【何言ってるんですか?先輩は私と行くんですよ?】

【……なんでさ】

現実逃避がしたいです

 

151:以下、名無しの転生者でお送りします

なんか後輩とか新しいお嬢様が増えてるんですがあの……

 

152:以下、名無しの転生者でお送りします

上里ニキもさらっとハーレム展開してて草

 

153:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか地味に命の危機を感じてる上里ニキ草

 

154:以下、名無しの転生者でお送りします

なんでfateヒロインコンプしようとしてんだアンタはよぉ!

 

155:上条当麻(転生)

くそっ!俺も出会いが欲しいぞ!

 

156:以下、名無しの転生者でお送りします

>>155

何言ってんこいつ?

 

157:以下、名無しの転生者でお送りします

お前は十分出会いがあるじゃろがい!

 

158:上条当麻(転生)

はぁ?俺の何処に出会いがあるんだよ!言ってみろやおら!

 

159:以下、名無しの転生者でお送りします

こいつマジで言ってんのか

 

160:以下、名無しの転生者でお送りします

ミコっちゃんと良い感じになってデートして、風斬といい感じになって、アリサと(一時だけど)同棲して、オルソラとフレンダネキにラッキースケベを発揮した。

これで出会いがないはふざけてるぞ

 

161:上条当麻(転生)

御坂に関しては安価だし、風斬とは只の友達だし、アリサも同じく友達だし、オルソラとフレンダネキも友達で仲間だ。

別にそんな関係性は一切ない

 

162:以下、名無しの転生者でお送りします

アホだ。アホがおる

 

163:以下、名無しの転生者でお送りします

ぶっ飛ばしてぇなおい

 

164:以下、名無しの転生者でお送りします

あれ?ミコっちゃんの事を友達とは呼ばないんだな

 

165:以下、名無しの転生者でお送りします

おっと?

 

166:以下、名無しの転生者でお送りします

クォレは……

 

167:以下、名無しの転生者でお送りします

おいマジかイッチ

 

168:上条当麻(転生)

いや違うからな!別にそんなじゃないって言ってんじゃん!

 

169:以下、名無しの転生者でお送りします

(必死に否定しても説得力)ないです

 

170:以下、名無しの転生者でお送りします

クソリア充が!持ってけ(花束ポイっ)

 

171:以下、名無しの転生者でお送りします

>>170

いい奴で草

 

172:上条当麻(転生)

だから違うって言ってんだろォォォォォォオオオオオオ!!!

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

「ったく、あいつ等」

 

 天草式との食事兼作戦会議を終えた上条は、一人で海を見つめていた。

 

「……ねえ」

「フレンダ?」

 

 すると、フレンダが上条の隣にやってきて座る。

 一体何の用か、と上条が怪訝な目を向けると、

 

「結局、どうして……アンタはそうやって戦う訳?」

「えっ……?」

 

 突然の質問に驚く上条を他所に、フレンダは話を続ける。

 

「……確かに、刻限のロザリオを止めるには、アンタの力が……幻想殺し(イマジンブレイカー)が必要だし……でも、だからって絶対戦わないといけないわけじゃない」

 

 呆気に取られる上条に、フレンダは問いかける。

 

「絶対に戦わないといけない訳じゃない。……むしろ、戦うなんて辛いだけ。……なのに、どうして……?」

「どうしてって言われてもな……ていうか、フレンダってのはもっと物事を軽く考える人間だって聞いたんだが」

「それはあくまで『フレンダ=セイヴェルン』であって、『私』じゃない」

 

 フレンダは上条のほうを向いて言う。

 

「私はね、死ぬのが怖い。だから、フレンダになった時、泣いたわ。いずれ死ぬのが確定してる人物に憑依するなんて、神様は何て薄情なんだって、呪った」

「……、」

「それでも、死にたくないから、暗部なんてところで生きてきた。だって、力が必要だった。フレンダは置き去り(チャイルドエラー)だから、生きる力が必要だったの」

 

 上条はフレンダの独白を、静かに聞く。

 

「……暗部だから、平気で人を殺すような連中もいるし、私もそういうことをしてきた。でも、それでも死にたくなかった。私には、物語の進行なんて気にしてる余裕はなかった。例え原作が崩れるのだとしても、それでも死なない為に、努力してきた。……なのに、アンタはどうして平気でいられるの?そんなに余裕があるの?……私がこれだけ余裕を持つのに、沢山時間が掛かった。でも、アンタはこの世界に来てまだ数ヶ月しか経ってない。なのに、自分よりも原作……ううん、他人を優先して生きられるの?」

「……でも、お前だって、大覇星祭の時に姫神を助けてくれたじゃねーか。それに今回も、俺について来てくれた。お前は事件が起こるの知ってたんだろ?だったら」

「アンタにこのことを聞きたかった。イタリアに用事があるなんて嘘よ。姫神さんを助けたのも、あの戦いで死ぬことはないって確信してたから。オリアナ=トムソンは無駄な犠牲を好まないから、死ぬことはないって思った。……後、最近学園都市が物騒だから、外に出て小さないざこざにも巻き込まれないようにしたかったの。……流れの読めない戦いより、読める戦いの方が動きやすいでしょ?」

 

 それはそうだ。

 どこでどんなタイミングで、何をすればいいのか分かっているなら、無理に死に物狂いで戦わなくても生きられるなら、そっちのほうが良いに決まっている。

 

「……なんで?どうして自分以外のものを優先できるの?アンタが上条当麻だから?主人公だから?言っておくけど、ここはそんな甘いところじゃない。鬱条を見ればわかるでしょ?主人公だろうと死に追い込まれる。絶対に死なないなんてルールはどこにもないのに!」

「……別に、そうじゃねえよ」

「?」

「確かに、最初いきなりこの世界に来て戸惑ったし、危ない目にだって遭った。……でも、お前らがいるから、俺は何が起こったって、安心して立ち上がれるんだ」

 

 上条は魔術なんてものに詳しくない。科学についてだってさっぱりだ。外国語も喋れないし、料理だってまともに作れない。

 生活能力も皆無だし、何か特別鍛えているわけでもない。

 

「でも、同じ境遇の仲間がいて、一緒に戦ってくれるやつがいて……なら、俺が立ち上がらないわけにはいかないよ。そんなの、惨めだし……それに」

「……、」

「やっぱり……傷ついてる女の子を放ってはおけないだろ?まあ、女の子だから放っておけないわけじゃないけどな」

「……やっぱり、アンタ相当おかしいわよ」

「かもな。自分でもこんな性格だったのか疑問に思う。多分、前に上里が言ってた魂の融合ってやつが関係してるんじゃねえか?」

 

 確証はない。それが分かるのは、多分神様だけなのだろう。

 だが、関係ない。

 

「上条当麻だから、主人公だから戦うんじゃなくて……、俺がそうしたいから、守りたいから戦うんだ」

 

 それは、ずっと前に決めた事。流れに従って戦うのではなく、それが自分のやりたいことだと確信しているから戦う。

 確かに、死ぬのは怖い。一度死んだことある自分たちだからこそ、言えることだろう。

 だが、それでも、それが正しい事だと信じているから。

 

「もし、お前が怖いって言うなら俺がお前の前に立つ。立って、お前に迫ってくる恐怖をぶん殴る。お前を殺そうとする運命なんて、この右手でぶち殺してやるよ」

 

 そういって、フレンダに微笑みかける上条。

 

「……本当に」

「?」

「……本当に、助けてくれるの?……とても、危ないのよ?いつ死んでもおかしくない。……アンタがいつもやってるみたいに、拍子抜けするような展開が通じるわけじゃないのよ?」

 

 フレンダはそんな不安にさせるようなことを言う。試しているのだろう、ここで逃げ腰になるような奴に背中を預ける気は起きないだろう。

 だから、上条ははっきりという。

 

 

「それでも戦う。お前を守れるなら、必ず立ち上がる。大切な友達だからな」

 

 

 その言葉に、迷いなく放たれた言葉に、フレンダは呆気に取られた。

 

「よし。じゃあ、行くか!」

 

 そういった上条は立ち上がり、天草式の所へ戻っていく。

 その後ろ姿を見るフレンダは、薄く笑いながら呟いた。

 

「……何よそれ。……結局、『アンタ』だってお人好しなんじゃない」

 

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

216:上条当麻(転生)

艦隊に乗り込んだぞ!シスターさんがお出迎え

『画像』

 

217:以下、名無しの転生者でお送りします

おっ、もうですか

 

218:以下、名無しの転生者でお送りします

怖っ!

女の子に囲まれて怖いのは相手がメンヘラな時だけだと思ってた

 

219:以下、名無しの転生者でお送りします

>>218

物凄い偏見で草

 

220:以下、名無しの転生者でお送りします

つまり蜜蟻ちゃんは怖い?

 

221:以下、名無しの転生者でお送りします

>>220

当たり前だろjk

 

222:以下、名無しの転生者でお送りします

鬱条さんが尻に敷かれるレベルだからな

 

223:フレンダ(転生)

結局、シスターたちごと攻撃するのは本当に迷惑だからやめて欲しいってわけよ

 

224:以下、名無しの転生者でお送りします

マジでローマ正教クソだな

 

225:以下、名無しの転生者でお送りします

人を人とも思わぬ外道行為。そこに痺れないし憧れもしない

 

226:上条当麻(転生)

【リアル中継モード】

【おぉっ!フレンダナイス!】

 

227:以下、名無しの転生者でお送りします

おっ、ここ本来ならアンジェレネちゃんがやられてたとこじゃね?

 

228:以下、名無しの転生者でお送りします

流石フレンダネキ!

 

229:上条当麻(転生)

【べ、別にこれくらいできて当たり前なんだから……!】

【いやお前が来てくれてマジで助かった。ありがとなフレンダ!】

【!……ふ、ふん!】

 

230:以下、名無しの転生者でお送りします

なんでワイらラブコメ見せられてるの?

 

231:以下、名無しの転生者でお送りします

ていうか、いつの間にあの二人あんなに距離縮まってる訳?

 

232:上里翔流(転生)

流石はフラグメーカーといったところか

 

233:以下、名無しの転生者でお送りします

>>232

おまいう

 

234:以下、名無しの転生者でお送りします

あんた人のこと言えないでしょうが上里ニキ!

 

235:上条当麻(転生)

とりあえず誰もいない艦隊に乗り込んだんだが

 

236:以下、名無しの転生者でお送りします

そのまま扉があるやろ?殴れ

 

237:以下、名無しの転生者でお送りします

ブロック構造?とかいうのだったよな?

 

238:以下、名無しの転生者でお送りします

忘れたけど、ゲンコロしたところが四角く削れたはず

 

239:上条当麻(転生)

取りあえず侵入した。

因みにメンバーは俺、フレンダ、オルソラ、ルチア、アンジェレネ

 

240:以下、名無しの転生者でお送りします

なんか面子が多いような

 

241:以下、名無しの転生者でお送りします

そりゃフレンダネキのおかげでアンジェレネ怪我してないし

 

242:上条当麻(転生)

フレンダたちとはぐれたと思ったらなんかジジイが出てきたんだが

『画像』

 

243:以下、名無しの転生者でお送りします

あ、ビアージオさんちっス

 

244:以下、名無しの転生者でお送りします

出たアナゴさん

 

245:以下、名無しの転生者でお送りします

声が個性的過ぎて何故か人気が出た人だ

 

246:上条当麻(転生)

……倒しちゃった

 

247:以下、名無しの転生者でお送りします

えっ?

 

248:以下、名無しの転生者でお送りします

ゑ?

 

249:以下、名無しの転生者でお送りします

ファ!?

 

250:フレンダ(転生)

えっ、は、ちょ、えっ?(二回目)

 

251:上里翔流(転生)

どういうこと?

 

252:上条当麻(転生)

いや、攻撃方法はそっちに聞いて知ってたし……

 

253:以下、名無しの転生者でお送りします

あぁ……そういや、イッチは原作上条さんより容赦ないんだった

 

254:以下、名無しの転生者でお送りします

えぇ……(困惑)

 

255:以下、名無しの転生者でお送りします

まあこれがイッチやけどな!

 

256:以下、名無しの転生者でお送りします

せ、せやな!(焦)

そそそ、それにほら!今までだってそこで!?ってタイミングで事件解決してたし

 

257:以下、名無しの転生者でお送りします

いつもの事か。ただ、今回は相手が小物なだけあって少しは活躍してほしかった

 

258:上条当麻(転生)

【リアル中継モード強制発動】

【ちょ、崩れ――!?】

 

259:以下、名無しの転生者でお送りします

 

260:以下、名無しの転生者でお送りします

そういやビアージオ倒したら崩れたな

 

261:以下、名無しの転生者でお送りします

あれってビアージオが自爆しようとしたからじゃないの?

 

262:以下、名無しの転生者でお送りします

アイツが船の制御やってたからじゃね?知らんけど

 

263:以下、名無しの転生者でお送りします

相変わらずあっさりと敵を倒すイッチすげえ

 

264:フレンダ(転生)

あ、イッチ見つけた。全く、だから危ないって言ったのに

 

265:以下、名無しの転生者でお送りします

>>264

フレンダネキが夫を心配する妻なんだが

 

266:以下、名無しの転生者でお送りします

待て、ならミコっちゃんはどうなる!?

 

267:以下、名無しの転生者でお送りします

これは二人の中学生によるイッチの取り合い……?

 

268:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ中学生しか落としてないのか

 

269:以下、名無しの転生者でお送りします

風斬とかオルソラとかいるから……

 

270:以下、名無しの転生者でお送りします

他は大体中学生

 

271:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチはロリコンだった……!?

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 バチカン、聖ピエトロ大聖堂。

 国全体が世界遺産登録されているというバチカン市国の中にあるローマ正教の総本山。

 

「全く、もっと大事にしてほしいね。『アドリア海の女王』の核は消息不明。海の底に沈んでると来た。これはどこかで壊れてるだろうね。『刻限のロザリオ』もこれで意味をなさないわけだ」

「……しかしな、あれは少々早急に過ぎた」

 

 そこで、()()()()()が歩いていた。

 片方は目の前に立つだけで思わず跪きたくなるような威厳を放つ老人、もう片方は()()()()()()だった。

 

「僕に命令かい?随分と出るじゃないか」

「貴様こそ、誰に口を開いているか理解は追いついているか」

「ローマ教皇だろ?分かってるさ。……だから?」

 

 それがどうしたと言わんばかりに、少年は嗤って言う。

 

「君が僕に悪意を抱けば、それで何もかも終わるんだよ?」

 

 底冷えするような視線で、ローマ教皇を見る少年。

 その、まるで神をも畏れぬ態度に、ローマ教皇はため息をついて言う。

 

「神の右席……教皇程度では響かんか」

 

 神の右席……ローマ正教の最深部に位置する禁断の組織、学園都市でいうなら暗部組織だ。

 少年は、そんな神の右席の一人なのだ。

 

「そういうことさ。それよりも、ほら」

 

 すると、少年は書類のようなものをローマ教皇へと渡す。

 

「これに目を通せ、そしてサインだ」

「この私に命令か……!?」

 

 書類を見たローマ教皇が驚愕の表情で少年を見る。

 

「待て、この書類は……!」

「君もいずれは命令しただろう?……では、よろしく」

 

 そういって、少年はローマ教皇を置いて去っていく。

 かつて、ローマ教皇の一人が相談役である神の右席に頼りきりになったことで、ローマ教皇と神の右席の立場が逆転した。それにより、少年はローマ教皇が断らないことを知っている。

 だからこそ、わざわざ書類にサインしたかどうかを確認しようとしないのだ。

 

「むぅ……」

 

 難しい顔で書類を見るローマ教皇。

 そこには、こう書かれていた。

 

『Kamijo Toma. Investiga rapidament sul seguent individuo e nel case si riveli come un nemico del Signore uccidilo.』

『上条当麻。上記の者を速やかに調査し、主の敵と認められし場合は確実に殺害せよ』

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

 一方そのころ

 

「嫌だぁぁぁぁあ!!!学園都市に帰りたくないぃィィィィィいい!!!」

 

 病院に運ばれると思ったら突然学園都市への帰還を言い渡され、御坂との罰ゲームが待っていると知った上条は、全力で泣き叫んでいたのだった。

 

 




因みに、最後に出てきたの神の右席の少年は原作にも存在する人物です。
ですが、どんな喋り方をするとか分からないのでオリジナル……つまり実質オリキャラです。
あと、上の言語については知りません。テレビで実際に紙に書いてあった文字をそのまま書いただけですので。


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【急募】原作を生き残るために頑張るイッチのスレ【暇人集まれ】: part4

報告。しばらく執筆活動を中止しなければならない事態に追い込まれた。
具体的には試験とか試験とか試験とか。勿論モヤシの更新も……いや、part2は出します。それでホントに最後ですが


187:上条当麻(転生)

吹寄にド突かれた

 

188:以下、名無しの転生者でお送りします

何があったし(困惑)

 

189:以下、名無しの転生者でお送りします

 

190:以下、名無しの転生者でお送りします

www

 

191:以下、名無しの転生者でお送りします

すげえ理不尽なんだが

 

192:上条当麻(転生)

いや、吹寄って肩凝ってそうだから揉ませてって言ったら

 

193:以下、名無しの転生者でお送りします

 

194:以下、名無しの転生者でお送りします

どうせ肩ってつけるの忘れたんでしょ?知ってるからね

 

195:フレンダ(転生)

とりあえず花火にしてやるってわけよ

 

196:以下、名無しの転生者でお送りします

ドードーフレンダネキ

 

197:以下、名無しの転生者でお送りします

落ち着いて。こんなのはいつもの事だから(感覚麻痺)

 

198:上条当麻(転生)

あ……

 

199:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?

 

200:以下、名無しの転生者でお送りします

どうした?

 

201:上条当麻(転生)

御坂との罰ゲーム忘れてた!早くいかないと!

 

202:以下、名無しの転生者でお送りします

あー。ってことは、もしかして9月30日?

 

203:以下、名無しの転生者でお送りします

ヒューズ=カザキリか

 

204:以下、名無しの転生者でお送りします

前方か

 

205:以下、名無しの転生者でお送りします

あっ、顔芸の人か!

 

206:以下、名無しの転生者でお送りします

>>205

覚え方がひどくて草

 

207:上条当麻(転生)

よく分からんが、御坂との罰ゲームがめんどくさい。

なんだよペア契約って。どんだけカエル好きなんだよ

 

208:以下、名無しの転生者でお送りします

おいイッチ、その話はするな。ダメージを受ける人がいる

 

209:以下、名無しの転生者でお送りします

ホントデリカシーないなー

 

210:上条当麻(転生)

は?何の話?

 

211:フレンダ(転生)

……別に何でもないわよ。勝手にすれば?ふん

 

212:以下、名無しの転生者でお送りします

あーあ、フレンダネキ怒っちゃった

 

213:以下、名無しの転生者でお送りします

わーるいんだーわーるいんだー

 

214:上条当麻(転生)

何だそのノリ小学生かよ。

ていうか、なんか御坂の子供版みたいな奴にあったんだが

『画像』

 

215:以下、名無しの転生者でお送りします

おっ、打ち止めキターー!

 

216:以下、名無しの転生者でお送りします

ラストオーダー!

 

217:上条当麻(転生)

えっ、この子が前に言ってた上位個体ってやつ?

なんで上位個体なのに御坂妹に襲われてるの?

『画像』

 

218:以下、名無しの転生者でお送りします

 

219:以下、名無しの転生者でお送りします

ゴーグル奪ったからな

 

220:上条当麻(転生)

【リアル中継モード強制発動】

【えっ、あの、御坂さん?どうしてそんなに火花をバチバチと――】

 

221:以下、名無しの転生者でお送りします

 

222:以下、名無しの転生者でお送りします

そりゃせっかくの罰ゲームデートなのにいつの間にか相手が自分の妹と戯れてるんだもんな

 

223:以下、名無しの転生者でお送りします

普通はキレるわ

 

224:上条当麻(転生)

というか、折角のイタリア旅行がパーになったのにこの仕打ち。

この世界は難易度鬼強マックスなのか?

 

225:以下、名無しの転生者でお送りします

RTAしてるから言うほどでもないと思います

 

226:以下、名無しの転生者でお送りします

ビアージオ3レスで倒したしな

 

227:以下、名無しの転生者でお送りします

そっちの方がひどいわ

 

228:上条当麻(転生)

そういや言い忘れてたが冬服だぜ!

『画像』

 

229:以下、名無しの転生者でお送りします

いらん

 

230:以下、名無しの転生者でお送りします

(需要は)ないです

 

231:以下、名無しの転生者でお送りします

どうせならミコっちゃんの服見せろよぉぉぉ!

 

232:以下、名無しの転生者でお送りします

お前ら正直で草

 

233:上条当麻(転生)

再び御坂妹と遭遇。

ゴーグルは取り返せなかったらしい

 

234:以下、名無しの転生者でお送りします

なんか順序が滅茶苦茶だな

 

235:以下、名無しの転生者でお送りします

一応10031号だからズレがあるんじゃね?

 

236:上条当麻(転生)

よく分からんが、このままじゃ見分けつかないのでなんかアクセサリー買ってやろうと思う。

候補はネックレス、髪飾り、指輪。

>>245で

 

237:以下、名無しの転生者でお送りします

唐突の安価キターーーー!

 

238:以下、名無しの転生者でお送りします

珍しいな安価なんて

 

239:以下、名無しの転生者でお送りします

でも短い。

ネックレスだろjk

 

240:以下、名無しの転生者でお送りします

は?ここは指輪一択だルルォ!?

 

241:以下、名無しの転生者でお送りします

>>240

 

242:以下、名無しの転生者でお送りします

指輪

 

243:以下、名無しの転生者でお送りします

ネックレス

 

244:以下、名無しの転生者でお送りします

髪飾り

 

245:以下、名無しの転生者でお送りします

指輪

 

246:以下、名無しの転生者でお送りします

指輪

 

247:以下、名無しの転生者でお送りします

指輪……ってもう決まってたか

 

248:以下、名無しの転生者でお送りします

マジか、ネックレスじゃないのか

 

249:以下、名無しの転生者でお送りします

御坂妹勝ち組になっちゃったじゃん

 

250:以下、名無しの転生者でお送りします

というか殆どみんな指輪だったじゃんww

 

251:上条当麻(転生)

どんだけ指輪好きなんだよ……。

まあいいや。目立ちにくいかもだが、安価だしな

 

252:以下、名無しの転生者でお送りします

>>251

そうだ。安価は絶対だ

 

253:以下、名無しの転生者でお送りします

にしても、最近コテハン組があんまりは入らないっスね

 

254:以下、名無しの転生者でお送りします

もうすぐ戦争だからな。

主要のイッチ以外は簡単に入れないんだろ

 

255:以下、名無しの転生者でお送りします

フレンダネキは機嫌悪いしな

 

256:以下、名無しの転生者でお送りします

全く、イッチのくせに生意気だぜ

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

 地下街で再会を果たしたミサカ10031号と上条は、彼女がゴーグルを取られたのを機に、新しいアクセサリーでも買おうか?という提案を、ミサカ10031号にした。

 そして、実際にお店に来た二人。

 

「ところで、一体どのようなものを買うのでしょうか?と、ミサカは貴方のセンスを試すように問いかけます」

「って言われてもな~。……、」

 

 突如、悩むように黙り込む上条。ミサカ10031号はそれを、自分の為に真剣に悩んでくれているのだと思い、胸が熱くなるのを感じた。

 同時に、あの日……あの実験場で、彼に言われた言葉を思い出す。

 

『なぜ……貴方が、ここに……?』

『ただの通りすがり……ってわけでもないか。お前を助けに来た』

 

 白い少年を殴り飛ばしたツンツン頭の、上条当麻の言葉。

 

『ミサカの生まれた理由は、すべてこの実験の為。だから、ミサカを助けるなど何の意味もない事です』

 

 努めて冷静に、ミサカ10031号は、朝方出会った上条に暗に逃げろと伝える。

 しかし、上条は理解できないのか、もしくは分かっていてやっているのか、ミサカ10031号の前に立ち一方通行(アクセラレータ)へと拳を構えた。

 

『生まれた理由なんかねえよ』

『?』

『誰だってそうだ。俺にだって、アイツにだって……勿論、お前にも生まれた理由なんてものはない』

 

 すると、一度だけミサカ10031号の方へ視線を向けた上条は言う。

 

『だから、俺達が見つけるのは生まれた理由じゃない。生きる理由だ』

『生きる……?……いえ、ミサカは』

『殺されるために、なんてふざけたことは言わせねぇぞ。お前が生きる理由を見つけるまで、俺はお前を守る。見つけても守る。必ずな』

 

 それが、自分がやりたいと思ったことだから、と。上条はそう言い、一方通行(アクセラレータ)を見据えて言う。

 

『お前に、こいつは殺させない』

『はっ、バカじゃねェのかオマエ?なンにも分かっちゃいねェな。なに()()に感情移入してンだよ。ソイツ等はオレに殺されるために生まれてきた人形。そこンところちゃァンと理解してる?』

『……ふざけんな。お前こそ、こいつらの事何も分かっちゃいねぇよ』

『あン?』

 

 迷いなく、それが絶対に正しい事であると確信して、上条当麻は告げた。

 

『こいつは痛みだって感じるし、誰か(おれ)を気遣い、逃がそうとすることもできる……、人間だよ。……替えの利かないオリジナルで、世界でただ一人しかいないんだ! 間違っても人形なんていうんじゃねぇよ、この三下(さんした)野郎がッ‼』

『……ぶち殺す』

 

 その言葉は、一方通行(アクセラレータ)だけでなく、ミサカ10031号の……胸の奥にある『何か』に突き刺さっていた。

 結局、勝ったのは上条だ。しかし、それを見届けることは叶わないまま、ミサカ10031号の意識は暗転していた。

 その時の記憶が、今になって思い起こされた。

 

(こ、これは一体どういうことなのでしょうか!?と、ミサカは荒ぶる鼓動を抑えつつ、自身の身に起きる現象に首を傾げます!)

「……うぇ、マジかよ。絶対目立たねえだろそれ……って御坂妹?」

 

 すると、突如何事かを呟いた上条にビックリしたミサカ10031号がビクーンッ!と背筋を伸ばした。

 その動きに戸惑う上条だったが、近くにあった()()を手に取り、()()()1()0()0()3()1()()()()()()()()()()()()

 

(あ……)

 

 その時、彼女は他の同類(シスターズ)からリークされた情報の一つである、

 

『――好きな男性からもらった指輪を、左手薬指に嵌めれば勝ち組との情報を、極秘に入手していました』という情報を思い出していた。

 

 ミサカ10031号がトップを独走した(そのレースを走る者たちだけの認識だが)瞬間である。

 

「あれ?気に入らなかった?なら別に……」

「そうはいきません!と、ミサカはミサカから指輪を取り上げようとする貴方の魔の手から逃れこれを守ります!」

「……まあ、そんなに大事にしてくれるならこっちも嬉しいが……」

 

 そういって、店内で会計を行おうとする上条。

 そんな彼には目もくれず、己の左手薬指を眺め続けるミサカ10031号。

 

「ち、ちょっと……あ、アンタその指輪……!」

 

 すると、いつの間にそこにいたのか、御坂美琴がミサカ10031号の指輪を見て驚愕する。

 ミサカ10031号はそんな自分の姉を見て、

 

「へっ」

「⁉」

 

 瞬間、御坂美琴の背筋にイナズマが駆け巡った。

 

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

 

295:上条当麻(転生)

死ぬ

 

296:以下、名無しの転生者でお送りします

>>295

何があったし

 

297:以下、名無しの転生者でお送りします

 

298:以下、名無しの転生者でお送りします

www

 

299:以下、名無しの転生者でお送りします

こいつら笑ってやがる。血も涙もねえww

 

300:以下、名無しの転生者でお送りします

>>299

おまいう。ていうか、イッチは多分何があっても死なないと思う

 

301:上条当麻(転生)

>>300

ふざけんなって言うかマジでふざけないでください。

御坂がマジギレしてくるんだけど

 

302:以下、名無しの転生者でお送りします

あー

 

303:以下、名無しの転生者でお送りします

どして?

 

304:以下、名無しの転生者でお送りします

指輪あげちゃったしな。しかもイッチは本来ミコっちゃんと罰ゲーム中のはずなのに

 

305:以下、名無しの転生者でお送りします

これで怒らない方がおかしいわ

 

306:ちょめちょめ

お久しぶり皆さん

 

307:以下、名無しの転生者でお送りします

>>306

ちょめちょめニキ!

 

308:上条当麻(転生)

久し振りだな。元気にしてたか?

 

309:ちょめちょめ

>>308

おう。アクアのねずみ講を調整するのに手間取ってた

 

310:以下、名無しの転生者でお送りします

サラッと犯罪の片棒担いでて草

 

311:以下、名無しの転生者でお送りします

なにやってんですかちょめちょめニキ……

 

312:ちょめちょめ

いや、ここんとこお金がね?相方は起動要塞デストロメイプルかってくらい固いだけのおんにゃのこだし

 

313:以下、名無しの転生者でお送りします

デストロメイプルは草

 

314:以下、名無しの転生者でお送りします

なんか強そう(小並感)

 

315:上条当麻(転生)

ていうか女の子なのか……(裏山

 

316:以下、名無しの転生者でお送りします

>>315

何羨ましがってんねん

 

317:以下、名無しの転生者でお送りします

お前も女の子に囲まれてるやろがい!

 

318:上条当麻(転生)

>>317

囲まれてるのは上里ニキだろ

 

319:以下、名無しの転生者でお送りします

はいこいつまた言ったー

 

320:以下、名無しの転生者でお送りします

ぶっ飛ばしたい

 

321:以下、名無しの転生者でお送りします

(#^ω^)ピキピキ

 

322:上条当麻(転生)

何怒ってんだよ。

それより、これどうなってんの?

『画像』

 

323:以下、名無しの転生者でお送りします

ん?

 

324:以下、名無しの転生者でお送りします

……あれ?

 

325:以下、名無しの転生者でお送りします

アンチスキルがぶっ倒れてる

 

326:以下、名無しの転生者でお送りします

これはあれか。天罰術式だな。

もう前方が侵入したのか

 

327:上条当麻(転生)

ラストオーダーが助けを求めてきたんだが。

とりあえず御坂に頼んだけど大丈夫だよな?

 

328:以下、名無しの転生者でお送りします

えっ、ミコっちゃん?

 

329:以下、名無しの転生者でお送りします

なんでミコっちゃんと一緒なの?

 

330:上条当麻(転生)

いや罰ゲーム中だったし

 

331:以下、名無しの転生者でお送りします

え……

 

332:以下、名無しの転生者でお送りします

あー、そういや、インデックスといる必要が無いから

 

333:以下、名無しの転生者でお送りします

……マジですか

 

334:上条当麻(転生)

とりあえずラストオーダーは御坂に任せて、俺はアンチスキルの無線で出た侵入者を探してる。

多分魔術師なんだよな?

 

335:以下、名無しの転生者でお送りします

えぇ……

 

336:以下、名無しの転生者でお送りします

大丈夫?木原くんやられたりしない?

 

337:以下、名無しの転生者でお送りします

第三位が相手じゃやばそうだと思うけどなぁ

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

「正直にわかには信じがたいんだけど……」

 

 御坂美琴は困惑していた。

 今日はやけに警備員(アンチスキル)の数が多いと思ったら、いきなりその全員が気絶したのだ。原因は分からない。

 そのうえ、妹達(シスターズ)の上位個体である打ち止め(ラストオーダー)が、涙を流して頼み込んできたのだ。

 

 一方通行(アクセラレータ)を助けてくれ、と。

 

 彼女には分からないことだらけだ。上条は警備員(アンチスキル)の無線で何かを聞いた後、打ち止め(ラストオーダー)を御坂に預けてどこかに行ってしまった。

 そもそも、本来自分たちを殺していたはずの一方通行(アクセラレータ)を、寄りにもよってその妹達(シスターズ)の上位個体が助けてほしいと懇願しているのだ。

 彼女には分からない。なぜ自分たちを殺そうとするあの男を、そんな顔を涙と鼻水でくしゃくしゃにしてまで助けてほしいというのか。

 

 だが、妹の頼みなら、断るわけにはいかない。それが例え、世界で一番許せない男を助けることだったとしても。

 

「ま、妹の頼みなら仕方ないし……、特別にアンタを助けるわ」

「……ン、で、オマ、エが……?」

 

 一方通行(アクセラレータ)が驚愕の表情で御坂を見る。やはり、彼女にだけは助けられるとは思っていなかったのか。

 にしても、片腕には現代的なデザインの杖を付けていて、首筋にはチョーカーのようなものまである。もしや、何らかの障害を負ったのか?と御坂は検討するが、

 

「ったく、とことん面倒くせぇ奴らだなぁおい」

 

 すると、一方通行(アクセラレータ)の傍にいた白衣で顔に刺青のある男が、御坂に向かって()()()()()()()()()()()()()

 

「じゃあ目撃者だしな。死ね」

 

 そんな一言とともに、ぶっ放す研究者らしき男。

 一人で躱せば、自身の背後にいる打ち止め(ラストオーダー)にも直撃する。そもそも、人数差で不利だ。戦えない人間を二人も庇いながら統率された部隊をお相手にするのだから。

 なので、

 

「もうほんと……最っ悪ね――ッ!」

 

 研究者の攻撃を、打ち止め(ラストオーダー)を脇に抱えて躱し、そのまま大きく弧を描くように回り込み、一方通行(アクセラレータ)を回収する。

 そして、磁力を使ってビルからビルを移動していった。

 

 

 

 

 

 

 

 一方そのころ、上条はと言うと、

 

「テメェか。侵入者ってやつは」

「ふっ、見つけたよ。幻想殺し(イマジンブレイカー)

 

 侵入者と思わしき少年と対峙していた。

 少年は黄色い服に、浅黒い肌。白い髪。耳にはピアスなど、兎に角柄が悪かった。口元はニヤついていて、女性が見たら不快に思うかもしれない。

 

「なんで学園都市に――ッ! この街の人に何をした!?」

「……僕は神の右席、『前方のヴェント』だ。まあ、言うことは一つだ」

 

 上条の質問を無視し、見た目にそぐわない丁寧な言葉づかいで、前方のヴェントは告げた。

 

「死んでくれ」

 

 すると、彼が片手に持っていたハンマーを振り、さらに下についていた十字架に直撃する。

 カキンっ、という音とともに、上条から見て右側から光の球体が飛んできた。

 

―――――――――

 

――――――

 

―――

 

350:以下、名無しの転生者でお送りします

どういうこと?

 

351:以下、名無しの転生者でお送りします

誰か分かる人ー?

 

352:以下、名無しの転生者でお送りします

居るわけねえだろ

 

353:以下、名無しの転生者でお送りします

なんで原作と前方のヴェントが別人なわけ?

 

354:以下、名無しの転生者でお送りします

相変わらず原作前に原作崩壊ししてる件

 

355:以下、名無しの転生者でお送りします

……いや、まさかな

 

356:以下、名無しの転生者でお送りします

>>355

ん?

 

357:以下、名無しの転生者でお送りします

なんか気づいたん?

 

358:>>355

>>357

いや、確か原作の前方のヴェントって弟が居たよな?

 

359:以下、名無しの転生者でお送りします

いたけどそれが?

 

360:以下、名無しの転生者でお送りします

……え

 

361:以下、名無しの転生者でお送りします

……いやいや

 

362:以下、名無しの転生者でお送りします

ン ナ バ カ な

 

363:以下、名無しの転生者でお送りします

えぇ……(困惑)

 

364:以下、名無しの転生者でお送りします

どういうこと?

 

365:以下、名無しの転生者でお送りします

つまりだな、アイツもしかしてヴェントの弟なんじゃね?ってこと

 

366:以下、名無しの転生者でお送りします

……

 

367:以下、名無しの転生者でお送りします

……

 

368:以下、名無しの転生者でお送りします

……

 

369:以下、名無しの転生者でお送りします

え、……これどうするの?

 

370:上条当麻(転生)

くそ!ヴェントってやつには逃げられちまった!

 

371:以下、名無しの転生者でお送りします

あっ、イッチ

 

372:以下、名無しの転生者でお送りします

よかった。いつもみたいに瞬殺じゃなかったのな

 

373:以下、名無しの転生者でお送りします

流石は神の右席

 

374:上条当麻(転生)

感心してる場合じゃねえよ!それより、アイツは何なんだ!?

 

375:以下、名無しの転生者でお送りします

焦るなイッチ。それより、ラストオーダーは?

 

376:上条当麻(転生)

ラストオーダーは多分、御坂が何とかしてくれてるはずだけど……それがどうかしたのか?

 

377:以下、名無しの転生者でお送りします

となると……

 

378:以下、名無しの転生者でお送りします

ヒューズ=カザキリは起きない……よな?

 

379:以下、名無しの転生者でお送りします

多分な。

あれはラストオーダーにテスタメントでウイルスをぶち込まなきゃならんから、ハウンドドッグに捕まってないなら発動はしないはず

 

380:以下、名無しの転生者でお送りします

でも、それじゃヴェント弱体化しないんじゃないのか?

 

381:以下、名無しの転生者でお送りします

いや、ヒューズ=カザキリ無しでも既に学園都市には「虚数学区・五行機関」のフィールドが展開されてて、ヴェントは制約を受けているはず。

イッチ、ヴェントが魔術を使った時、なんか様子がおかしくなかったか?

 

382:上条当麻(転生)

様子?……そういや、アイツが逃げる前、なんか血を吐いてたぞ。

魔術の副作用かと思ったが、違うのか?

 

383:以下、名無しの転生者でお送りします

ちゃう。となるとやっぱり……

 

384:以下、名無しの転生者でお送りします

イッチ、第七学区の鉄橋に向かえ。

もしかしたら、そこにおるかもしれんから

 

385:以下、名無しの転生者でお送りします

おったらそこで決着付けろ。

ヒューズ=カザキリ出されると面倒くさい

 

386:上条当麻(転生)

なあ、さっきから出てるそのヒューズ=カザキリってなんなんだ?

 

387:以下、名無しの転生者でお送りします

風斬氷華が人工の天使になること。

それを使えば魔術師にやばい負荷がかかるようになる

 

388:以下、名無しの転生者でお送りします

ラストオーダーにウイルスがぶち込まれるから普通にやばい

 

389:上条当麻(転生)

ちょ、それどうしたらいいんだよ!?

 

390:以下、名無しの転生者でお送りします

んっとなぁ、ラストオーダーが木原くんに攫われなきゃ大丈夫なんだが

 

391:以下、名無しの転生者でお送りします

これロシア編大丈夫か?ヒューズ=カザキリ絶対必要だよな?

 

392:以下、名無しの転生者でお送りします

少なくともラストオーダーを救うなら歌のデータが百パーセント必要になる

 

393:以下、名無しの転生者でお送りします

……どうする?

 

394:以下、名無しの転生者でお送りします

いや、それ以前にもう取り返しつかないだろ。御坂が二人を確保してるなら絶対ハウンドドッグじゃ攫えないし

 

395:上条当麻(転生)

あっ、ヴェント見つけたぞ!

『画像』

 

396:以下、名無しの転生者でお送りします

マジで鉄橋にいたのか……

 

397:以下、名無しの転生者でお送りします

これやばくね?ヒューズ=カザキリって滅茶苦茶大事だよ?

 

398:以下、名無しの転生者でお送りします

もう嫌な予感しかしない

 

399:以下、名無しの転生者でお送りします

鬱時空ホント胃が痛いんだが

 

400:以下、名無しの転生者でお送りします

とりあえず今は0930事件を片づけようぜ

 

401:以下、名無しの転生者でお送りします

>>400

せやな

 

 

 

―――

 

――――――

 

―――――――――

 

 

「うぉぉぉぉぉぉおおおお―――ッッッ!!!」

 

 凄まじい咆哮とともに、上条はヴェントに殴りかかる。

 それを躱し、ヴェントは上条の脇腹にローキックを食らわせた。

 

「ガハッ!?」

「魔術に障害が起ころうと……お前にだけは、負けない!」

 

 ヴェントは倒れ伏した上条に、容赦なくハンマーを振り下ろす。

 それを横に転がって回避した上条だが、振り下ろされたことで発生した衝撃波によって吹き飛ばされる。

 

「そう……お前にだけは、上条当麻(主人公)にだけはッ!」

「!? ……て、テメェ、まさか……転生者か?」

「……驚いたな。君()そうなのか……だったら、尚のこと許せない。何故現状に甘んじている。もっと対策を取ろうとしない」

「……生憎、原作知識なんてものはないんだ。だからスレ民の力を借りてる」

 

 その上条の発言を聞いたヴェントは困惑する。

 

「……スレ民?」

「……知らないのか?……そうか、レディリーと同じなのか」

 

 レディリー=タングルロード。

 この世界で上条が知る限り、唯一掲示板を使えないタイプの転生者だった。どうやら、ヴェントも同様らしい。

 

「だとしても……いや、だったらなんで!お前はこの事件のことを知ってたんだろ!?なんで……!」

「……決まっている。……僕は……、『前方のヴェント』だからだ!」

 

 そして、彼の口から、その過去が語られる。

 

 かつて、二人の姉弟がいた。

 その姉弟は、ともに遊園地へと行くことになったのだ。弟は反対した。何故なら、知っていたからだ。その遊園地の設備は欠陥があり、自分たちが事故に遭うことを。

 しかし、説明など出来るはずがない。なにせ、それは()()()()()なのだ。そんなものを信じてもらえるはずがない。

 だから、弟は抗った。当日に仮病を使おうとも考えたが、姉を誤魔化せるほどの演技ができる自信が無かった。

 

 結局、遊園地に行き、事故が起こる乗り物に乗ってしまった。

 

 ならばもう仕方がない。

 弟は腹を括り、自身が犠牲になることを選んだ。そして、やはり弟が知る通り、事故は起こったのだった。

 

「そして、僕は姉さんより先に目覚め、僕たちを担当していた医師に言われたんだ。僕か姉さん、どちらか一人分の輸血用の血液しかないってね」

 

 だから、彼は原作の弟のように、姉に輸血を行うよう頼もうとした。

 ……だが、

 

「……それより先に、いつの間にか起きていた姉さんが言ったんだ。僕に輸血をしろってね」

 

 つまり、それだけ。救われる相手が姉から弟に変わっただけ。これは、そう言う話だ。

 怒りでわなわなと震えながら、ヴェントは言う。

 

「僕がちゃんと彼女の弟になれていれば……僕というイレギュラーが、彼女を殺した。……でも、そもそもあの時、ちゃんと