横島忠夫、〇〇〇〇とR18したらどうなる? (一日三食MEN)
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瀬川泉編

 トップバッターは彼女です!やはり最初は純粋な女の事の純粋なエロがいいですからね!ただ、これは一般公開しているあっちの後の話にしているので先にそちらから読んでから読んだ方がいいかと思います!


 そして、全く関係ないですが・・・何とあのアニメが映画化決定したそうですね!そう、完結して何十年経っても大人気のバスケ漫画・・・スラムダンクが!原作者がそう言ったので嘘でもデマでもない!めっちゃうれしいイイイイ!


 失礼しました。では、どうぞ!


 あのお風呂での情事・・・鏡から野暮だ!これ以上はダメだ!と突っ込まれてしまった出来事。ここでは解禁OKなので、ついに一体どんなことが起こったのか書いていこうと思います!

 

 

 泉は横島の背後から抱き着き

 

 「格好良くなくていいから、同じことはもうしないでね」

 

 その背中に自分の体を押し付けて抱き締めた。

 『うお!ちょ!』

 「泉ね、忠夫君の事が大好きだよ」

 『何!何か予想以上なんだけど!』

 「もし、忠夫君が目の前でいなくなったりしたら・・・泉、怖くなる」

 よほどこの傷痕が泉に不安な気持ちを増大させたのだろう。素人目から見ても死んでいないとおかしいと分かる傷痕なので、もしまた同じような傷を負ったらという恐怖から・・・という気持ちからいつもの天然ボケキャラじゃなくなっていた。

 「ねえ、お願い・・・ここまで頑張ったんだよ?私達、恋人だよね?」

 顔を見てないが、その表情はもう想像がつく。その想像が正解か確かめる為に、抱き締めていた腕を話して横島は反転して泉の顔を見た。

 

 

 

 「泉を、私を・・・本当の恋人に、して♥」

 

 

 

 横島の愛を求める顔・・・やはり正解だった。

 「(ごくり!ふるふる)わ、わ、わかりました!泉ちゃんを、だ、だ、抱きます!」

 涎を飲みながら理性と欲望の戦いで震えたが、上目遣いの涙目に負けた横島である。まあ、彼女はとても純粋な女の子なので負ける男の方がむしろおかしい。←これが原作人気ナンバーワンの姉だったら確実に突っぱねていただろう。

 「んん、忠夫君♡」

 「泉ちゃん」

 キスをして、抱き合う二人。まだその時は、

 『忠夫君、忠夫君♥』

 『泉、ちゃ、ん』

 場所が風呂場であるために、二人は既に全裸である。時間も十分にあるので強く求めようとしなかった。忠夫は背中を優しく撫でてお尻に手が下りたが揉むことはしないでそこも優しく撫でたり、泉の方も同じように背中を撫でたり彼女はお尻ではなく太ももを撫でたりした。

 

 

 「「らいしゅき(大好き)、ら~~いしゅき(大好き)♥」」

 

 

 どちらも愛情が強く、少しでもたくさん触りたい気持ちが強かった。

 「んん。んあ、はああん♡」

 でも、やはり泉の方が感じやすかった。特に、

 「んんん♡!!」

 横島の胸板に擦れている乳首からの快楽が一番強かった。でも、彼女の一番感じる部分は

 「はあ、あ、あ、あ・・・は、ああ♥」

 既に唇を離し横島が泉の首筋を舐めているが、そこが性的感度の一番弱い場所だった。ここを舐めてわずか数秒ですっかり蕩けてしまい、目も焦点があってない。ここまでの感じているのになぜ乳首からの快楽の方が強いのか?それは、

 「ちゅ、ちゅう、ぺろぺろ(ぎゅうう)」

 横島が胡坐をかいている自分の脚に彼女を乗せて、がっちり抱き締めているからである。だから、胸板にダイレクトに彼女の乳房が押しつぶされて乳首が絶えず擦れてしまうのだ。その効果で意識すら今はのぼせた状態になっている。

 舐めている首筋の方は、今はやめて今度は耳を舐めている・・・こちらもどうやら弱かったようで

 「ひああああううう♥♡~~~!!」

 全身を震わせた。そして、これが・・・

 

 「あ、ふふふ、泉・・・イっちゃったね?」

 

 彼女を絶頂させた。その証拠が、横島の脚に噴き出てしまったのだ。浴室の為自分の汗とお湯以外にいきなりきた愛液の温もりに意地悪な顔をする。しかも、今までちゃん付けしていたのを呼び捨てにした。これが彼女の思考を更に蕩けさせた。

 「も、もう、ひどいんだから・・・///」

 「そうだね。俺って、ひどいんだ♪」

 ひどいと言っても泉の顔はずるいと訴えるような顔だった。そして、その顔を見て

 「じゃ、ちょっと出ようか」

 「え?出る?」

 「ああ、外に出よう。このままじゃのぼせちゃうからね」

 「ちょ、ま、だめ!」

 露天風呂の方に移動した。さすがの泉もこの後の展開が予想できたのか止めたかったが、絶頂の余韻が体に残っていて止める力がない為、お姫様抱っこをされてしまった。←豪邸だから、露天風呂もあると思う作者の妄想設定。

 「さあ、外で続きをやろうね。ちゅ、じゅるるる、じゅる~~」

 「う、うう!ちゅちゅ、ちゅうううう♥(こくり)(ど、どうしよう、忠夫君だったら、どんな事でも悦んじゃうよ///)」

 横島からのディープキスを受け、その涎の渡しあいと飲ませあいの濃密なキスをしながら、露天風呂の方に移動した。さっき露天風呂行きを止めたかったのは、これから先の蜜時で確実に自分は声を出してしまう。それを家族のだれかに聞かれる恐れがある。そんな考えがよぎったからだけど・・・キスを続けるにつれてどんどん愛欲に溺れていき、ついにそれすらもうどうでもいいと思えるようになってしまった。

 

 

 (おいこら!何で俺に続きを見せないまま外に出る!これじゃあ、眼福な姿が映せないじゃないか!戻って来おおおおおいい!)←とR18じゃない瀬川泉編で最後に出た鏡が二人に突っ込んだ。

 

 

 この家の露天風呂は温泉ホテル程大きくない。いかに豪邸でも三千院家レベルではないので、精々湯船は四人くらいが入れる程度だ。

 「「ちゅううううじゅるるるる♡」」

 その湯船にディープキスをしながら入った・・・そのキスは既に五分はやっている。横島の方はまだ意識がある目をしているが、

 『忠夫君、忠夫君、忠夫君・・・た、だ、お、く、ん♡♥』

 泉の方は完全に朦朧状態と言ってもいいくらいに、ふらふらになっている。何しろ彼女は完全にペースを掴まれて流され続けていたため、もう横島に滅茶苦茶にされてもいい状態になっていた。

 「・・・あ、涎が」

 「落ちちゃ、った」

 ようやくキスも終わり、二人は唇を離すと同時に口の中でから絡め合いまくった舌の先から出た涎の橋が落ちたのを見た。

 「泉、もういいかい」

 「・・・うん。忠夫君、お願い」

 両者の股間は準備万端だ。それをお互い確認し合うと、泉は膝は露天風呂に入っている状態で床に仰向けで寝かされた。両手は頭の上に置き、自分の胸、股間、腹など全部を横島に見せている。そして、その横島はついに彼女の太ももを持って、ぐっしょぐしょになった泉のヴァギナに己の暴走寸前の肉棒を

 

 

 「あ、あああ、ひゃあああああうううううんんん♡♥!!!」

 

 

 入れていく。そして、当然

 「い、いったあああああいいいい!!」

 「頑張って!もう少しだから!」

 彼女は初めてなので、あの痛みが襲う。涙も出て苦しそうだけど、これを乗り越えないと本当の意味で二人は恋人になれない。必死に横島は泉を応援する。まだ痛みに苦しむ彼女は

 「お、お願い・・・うごい、て」

 「え!でも」

 「お願い!忠夫君!」

 痛みが引くのを待たずに横島に続きを要求した。辛そうにしているから、落ち着くのを待っていたが力強く言う泉。今までのほほんとしていたけど自分への想いを強く出していた愛する彼女の言葉に

 

 「あああ、あ、あ、あ、ああああ。すごい、しゅご~~~いいい♥!」

 

 横島は行動を開始した。もちろん、彼女をいたわるようにゆっくり腰を後ろに、そして前に動かす。その動かすペニスには彼女の愛液だけじゃなく赤い血も少しついていた。それを見て横島は本当に彼女の処女を自分が貫いたことを自覚した。そして、もっともっと感じさせて少しでも早く痛みを和らげることにした。

 横島は彼女への快楽攻撃をペニスだけじゃなく、手の方も無防備にさらけ出している乳房を揉み始めた。胸とマンコの二つからの快楽に、まるで処女を失った痛みをもうなくなったかのように体をよがらせ始めた。

 「可愛いよ、泉」

 「ひあうん♥ああ、ああううん♡」

 「綺麗だよ、泉」

 「うううん♡た、ただ、忠夫、君♥」

 「淫らだよ、泉」

 「ら、らって、忠夫君ぎゃ、エッチだもん♥」

 「君だってスケベだよ、泉」

 「うん、うん、忠夫君なら、どんな子とされても、悦んじゃう、エッチな女の子、にゃの♥」

 「そして・・・その全てを愛しているよ、泉」

 「わらひも、わらひも。傷つきやすい、バカに見えて繊細で、とてもスケベで、いつも女の人をいやらしい目で見るけど、誰よりも誰かを思う、忠夫君が、ら~~~いちゅき、らよ♥♡」

 横島の言葉に、ますます卑猥な表情になる泉。その彼女もその言葉に返し、その言葉に横島は徐々に腰の動きも手の動きも

 「じゃあ、スケベ同士、もっとエッチになろう!」

 「うん、うん!もっろなりゅうううう♥!」

 激しくなる。横島は腰のピストンを激しくなり彼女の膣内をぐじょぐじょにして、その彼女は無意識なのか求めなのかその膣で横島の肉棒を少しずつ締め付けていく。おっぱいの方も横島は乳首いじりも追加して更なる快楽を追加させる。泉も負けておらず、両手を横島の首の後ろに回して

 「「んんん、ちゅう、ちゅ、じゅるるるる~~♥♡」」

 ディープキスをした。横島は積極的に舌を絡めて涎を飲ませようとするこの行動に驚くが、負けずにやり返そうとするが何とこっちのペースを掴んだのは泉の方だった。

 『んんん~~しゅごいすごいちゅごいいいいい!れも、れも、負けりゃれないにょ~~♥』

 『くくく!な、こ、こんなにううくううう!』

 既にマンコと乳の快楽の大波が完全に横島のペースで襲い掛かってくるから、体を蝕んでいく愛欲の中で必死にキスだけは自分のペースにしたいと言う負けない気持ちが出た・・・ように見えるけど

 『わらひの、わらひの愛情、もっと出したい、見せたいの~~♥』

 その愛欲にとっくに完全敗北していた。でも、流されていただけじゃ欲望に負けた気がしたのかもしれないからこそ、キスがあれだけ激しくなったのだろう。両者の脚を温めている温泉に少しずつ太ももを伝って、泉の愛液が流れていく。二人の汗も流れていく。

 「泉!」

 「た、忠夫!」

 ついに泉も横島を呼び捨てにした。それが合図のように、おっぱいを揉んでいた横島の両手は彼女の背中に回る、そして、二人は露天風呂に一気に入って

 「ああ、ひあ、ああん♡ああああああ♥」

 『つ、ああ、くうう、あぐ、す、すごい!』

 体面座位の体制になって、横島の前後から上下のピストンに変わった。そのピストンに泉の体も上下するが、

 『ぜ、じぇったいに、はなちゃない♥!』

 「んんん、うううむぐううう!!」

 唇だけは絶対に離れることなく舌の絡めをどんどんして、涎もついに湯船に入る・・・二人から出る体液がどんどんこの湯に出ていく。

 『『も、う、無、理、だ(よ)』』

 露天風呂の中心で愛を求めあう。横島は泉の膣の締め付けに段々限界が近くなる。泉の方も、もしキスをしてなかったら、完全に口を開き舌をだらしなく出したアヘ顔を横島に見せていただろう。その両者は共に体の中から湧き上がる絶頂への快楽ビッグウェーブが出そうなのを感じていた。

 互いの乳首をくっつけてこすり合い、膣内と肉棒をこすり合い

 『『さ、最後は、一緒に♡』』

 その二つよりずっとくっつけ合っていた時間が長い唇・・・が、二人の思考はその唇よりもさらに長い時間一緒だったのを証明するくらい同じだった。横島のピストンも最後の瞬間がやってきて、泉の舌の動きも最後の瞬間がやってきた。

 二人は体を大きく震わすと、

 

 

 「「~~~~~♥♥♡!!」」

 

 

 泉の膣内に横島の精液が放出された。その瞬間すらも二人は唇を離すことはなかった。だが、二人とも絶頂して、それをマンコとペニスで確認し合えた時にやっとキスをやめて唇を離した・・・が、ちょっとしか離れなかった。その理由が、

 『『あはは。あははは』』

 お互いの舌で作った涎の橋を見たためだ。二人の愛情と欲望をこめて作ったその橋を見て自然と笑みが零れた。その橋はすぐに二人の舌から離れてちょうどくっつけ合っていた二人の乳首のところに落ちたが、その乳首はどっちも固くなっていた。

 涎の橋の最後を見た後、

 

 

 「もっと、もっと作ろうか。この橋を」

 「うん、うん!泉も、もっともっと忠夫とこうしたい!」

 

 

 二人の濃厚な口づけが再開された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな二人は一時間後に露天風呂を出た。もちろん、彼女は処女を失ったから腰に違和感があって立つのもおぼつかなかったので、お姫様抱っこで移動したのは言うまでもない。ただ、

 「だ、誰も見なくて、よ、よかった!」

 「俺も何であんなことをやっちゃったんだ!」

 二人とも完全に愛欲に溺れていただけじゃなくお風呂に入っていた状態だったため、泉は愚か横島すら結構のぼせていた。その為、体を覚ますことだけしか考えられなくて脱衣所で服を着るのも持つのも何と体を拭くことすら忘れて全裸で屋敷内を移動してしまったのだ。だからこそ、部屋に着いてから少し頭が冷えてさっきまでとんでもないことをしでかしてしまったことをやっと自覚した。

 

 

 『おおおお!何とすごいものを目撃してしまった!これは完全に永久保存版だ!』

 

 

 置物の一千万円単位の壺がもし喋れたら、こんなことを言っていたであろうあられもない姿を家の中でやってしまったことにどっちも真っ赤になった・・・が、

 

 『『で、でも、すこし、興奮、した///』』

 

 ちょっとそっち方面に意識が行き始めたようだった。この後もちろん部屋の中で再び濃密なセックスが始まったのが言うまでもない。←因みに服は早朝に部屋で着替えた泉が二人分を急いで取りに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、誰もいなくなった露天風呂に一人の男がやってきた。

 「さて、今日も一緒に入ろうな~~」

 泉の兄であり、横島との関係を応援している虎鉄だ。今風呂にいるのは彼一人だけのはずなのになぜか誰かいるような口調だ。

 「何か廊下が濡れていたけど、まあ誰かが余り体を拭かないで出たんだろうな」

 ちょっと脱衣所を調べれば妹とその恋人の服があることが分かるはずだが、何故か気付かなかった。しかも、全然その濡れている原因について考える気すら起きなかった。

 その理由は、

 「ふふふ、気持ちいいよな・・・さあ、今日も」

 彼が抱きかかえている

 

 

 

 『いやだああああ!毎日毎日この人からキスされて、舐め回されて、しかもあの固くなっている肉棒から飛び出る白濁液をかけられるなんてえええええ!』

 

 

 

 

 女装した綾崎ハヤテの抱き枕である。因みに抱き枕はこれ一つだけではなく、彼の部屋にはうさ耳メイド服の他に、バニースーツにスクミズにビキニにスリングショット等等いったいどこのムッツリーニに作らせたんだ?と思うくらいにたくさんあった。

 因みにそれら全部に口づけのあとがあったり、股間ら辺にはシミがあるのは気にしてはならない。その抱き枕達は何故か胸が若干膨らんでいるような気がするのも気にしてはならない。それら全部のハヤテの顔が泉が横島に愛欲に求めた時の顔に似てるのも気にしてはならない!何より、部屋の机の上に性転換手術の事が書かれている本が広げられていることも気にしてはならない!その隣には「ハヤテちゃん女体化計画!俺達の結婚はこれでばっちりだ!」なんて言う文字が書かれた紙があるのも絶対にならない!←長すぎる上にこれじゃあ嫌でも気になるわ!

 抱き枕の聞こえるはずがない悲痛な叫びを気にしないで、

 

 

 「愛し合おうな。ハ、ヤ、テ、ちゃん♥」

 

 

 何とも言い難い笑みを浮かべて、己の肉棒をその抱き枕(今回持ってきた抱き枕はバスタオル一枚だけで胸と股間だけ隠れて後はさらけ出しているバージョン)をこすりつけた。

 

 

 

 

 

 

 

 余談だが、次の日歩くのが不安定な泉と抱きかかえて支える横島を見て、あの二人が問い詰めて泉の口から滑らせてしまった事実と呼び捨てで呼び合うのを見て、あっという間に真実にたどり着き脚色しまくったSNSで拡散しようとしたが何故か吹っ飛んできた虎鉄に二人のスマホがぶち壊されて、拡散されなかったことにほっとしたらしい。

 何故虎鉄が吹っ飛んできたのかは、殺意満点のハヤテを見れば一目瞭然だろう。←一応、種明かしをするなら「ハ、ヤ、テ、ちゃん♥」と本人に言ってしまったから。




 いや~~、やはり彼女だと甘々なセックスになりますね。見ていてエロ関係なしでほんわかした感じです。最後のあの人の事は・・・忘れてください。


 既に次回は誰がいいか決まってないから、申し訳ありませんが時間がかかります。一応候補はミネアにしようと思ってます。三話目くらいまではまだ一人かつ純粋な愛あるセックスにしたいと思ってますので。


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ミネア編

 いや~~、テレビの番組表を見たら、BSの深夜にこれがあるではありませんか!『幽遊白書』という文字が!これもかなり好きだったので、早速録画してます!最近は古いアニメを出してくれて嬉しいです!・・・失礼、私事を出してしまって。


 今回の話はちょっとまず覚えてほしいことがあるのでそれを認識してから読んでください。
 1、原作から数年後のせかいであり、横島とミネアは結婚して子供がいます
 2、前回の瀬川泉の時は一般の方がエロ一歩手前で終わったからすぐにエロに入りましたが、こっちはいろいろと数年後のオリジナルを書いてからエロに入ります。
 3、原作に出たサブキャラも結構出してます。ただし名前だけ!
 4、ピサロが丸くなっており、ロザリーはちょっと積極的になってます!

 以上です。ではどうぞ


 モンバーバラ。そこは小さな村ではあるが、大きな劇場があり踊り子を志望する女性達が集まる村である。もちろん、踊り子達はリアルのリオのサンバみたいな衣装を着るので男達は大喜びであり、この踊り子達のおかげでこの村は成り立っていると言っても過言ではない。

 そして、その踊り子の中でトップの存在であり世界を救った勇者一行の一人がマーニャという名前であり、横島もかなり目が惹かれる美女でスタイルもかなりいいのだが、

 

 

 「ミネア~~!エンドールのカジノでまたすっちゃった~~!お金貸して~~!」

 

 

 それを差し引いてもひどいくらいに賭け事が好きな浪費家であり、その性格がせっかくの運命の出会いを台無しにしているのだ。彼女のスタイルと踊りに魅了されて言い寄る男性はかなりいるが、この浪費癖がおそらく長続きさせない最大の原因でもあるだろう。

 マーニャは普段から仕事の踊り子の衣装を着ているのだが、

 「は~~、もういい加減にしてと言っているでしょう?私だって家庭を持って、これからは子供の為に使いたいって前に言ったわよね?」

 「いやいや!今度こそ倍にして返すから!お願いミネア!」←既に五十回は言ったセリフ

 「マーニャさん。それは死亡フラグならぬ借金フラグというものだぞ?つうか、そのフラグは軽く十個はたてているから、いい加減やめないといい男に出会えないぞ?借金持ちの女はさすがの俺だってごめんだし」

 「早くしてよ!早くしないとメラゾーマくらわすわよ!というか、前はタダオは貸してくれたのにどうしてもう貸してくれないのよ!」

 「救いようのない人って、こういう人の事をいうのね・・・我が姉と分かると余計に悲しいわ。ここまで来たら更生は無理なのかしら?」

 「正直厳しいだろうな・・・マーニャさん、そのセリフはギャンブル依存症の旦那が家計をやりくりする嫁さんに言うセリフみたいだけど。そりゃ、前は君の乳尻太ももを間近で見て眼福だったから貸したけど、今はもう結婚してミネアに養ってもらってヒモみたいな生活なのはまずいから・・・あれ?今のマーニャさんが今まさにその生活?うわ~~、こんなダメ人間になるものなんだな」

 「ダメ人間って何よ!」←否定できるか?仕事はしているが全部カジノにつぎ込むのだから!

 その衣装が、服買う金すらカジノにつぎ込む、ただの堕落した人の着る服にしか見えなくなった妹ミネアとその夫・横島忠夫である。

 

 

 

 数年前にエビルプリーストの野望を阻止して、世界に平和を取り戻した勇者一行。それぞれの家や故郷に戻り、日常を取り戻しつつある。

 ライアンは仕えていた城の元の兵士になった。王からは世界を救った勇者一行の一人として次期王の候補として名前が挙がったようだが、自分は戦う事しか知らない男という事で辞退した・・・時々、ホイミンという吟遊詩人が来て雑談をするが、その時の笑顔がとてもかわいいと中年女性に人気になっている。ホイミンの方も、顔と性格がイケメンで城下町の若い女性から人気がある。

 アリーナだが、あの性格と腕っぷしのおかげで今だ未婚であり、父の王も安心して任せられないため現役を続けている。私より強い人と結婚する!と言う彼女に、ブライは絶対に姫様を矯正しないと王に顔向けが出来ない!と頑張り、クリフトは今だにアリーナに告白は愚か手を繋ぐことすらできていない・・・代わりに世界を救った勇者一行の一人という肩書とイケメンという事で、晴れて神父見習いから神父になったのだが、いろんな女性から求婚に困っているらしい。←それを聞いた横島は、既にミネアと結婚していたので羨ましいと思わず呪わなかった。

 トルネコは、奥さんに店と子供の世話もずっとまかせっきりはまずい。とのことなので何年かは夫婦で店をやっていたが、不思議なダンジョンにある宝の話を聞くとそれを取りに行ったりした。子供もだいぶ成長して店の手伝い兼跡取りもその気になっているので、問題ないだろう・・・ただ、息子は父のあの体型だけはなりたくないとのことだ。

 勇者は、住んでいた山奥の村の再建をまだ頑張っているようだ。再建始めの村は住めるどころか泊まれる状況じゃなかったので、近場に住む素直じゃない爺さんの家に「おめえみたいなガキ達は毎晩泊まっていきやがれ!」とお世話になったり、原作の最後で奇跡が起こって復活した彼女・シンシアと親密な関係になったり、世界中の王達が勇者の為に支援をしたりと頑張っているらしい。

 ピサロは、ロザリーとの間に無事子供が出来たようだ。その時のピサロの顔をロザリーは「見せたかったですよ。あの人の笑顔を」と子供を抱えて微笑む彼女の背後で『これ以上聞くな!』的な空気を出すむすっとしたピサロだが、やっと手に入れた幸せが嬉しいのかその顔も満足そうに見えた。

 

 

 ミネアとマーニャと横島はというと・・・結論から言えば、横島とミネアは結婚をして男の子を出産して、今は彼女らの実家があるコーミズ村で三人(+マーニャ)で幸せに暮らしている。既に墓の下で眠っている彼女らの父親にも孫を見せて、ミネアは嬉しそうな父がいたような感じがしたとの事。ただ、冒頭でも出した通り、姉のマーニャから毎日踊り子で稼いだ金を全部カジノで溶かして、倍にして返すから貸して!と言ってくる始末である。

 実際のところ、マーニャの稼ぎとミネアの稼ぎではミネアの方が何倍も上なのだ。何しろ占いの能力がダイ大のメルルレベルで的中率が半端なく、占ってもらいたい!という人が遠くの国からやってくるくらい毎日後を絶たない状態だ。

 それに比べてマーニャは、モンバーバラでは以前に比べてちょっとずつファンが少なくなっている。踊り子という職業は若い女の過激な衣装と魅惑的な踊りがメインであり、マーニャ以上の美女だって世界を探せば何人もいる。長年のファンがいるからマーニャはまだトップの位置にいるが、多分二年もしないうちにそれはとられるだろう。年をとれば彼女より若くスタイルがいい女性の方に目が行くし、激しく魅了する踊りも歳をとればマーニャはできなくなるが若い女性達はまだできる。今はマーニャがまだ勝っているが、それも時間の問題だ。

 肝心の横島は家庭を持ったことでしっかり働きナンパも全然しなくなり、子供の世話やミネアのフォローもやっているので夫婦仲良くやっている。その子供も占いをするミネアの傍で

 「ありがとございました!」

 「すいませんが、お休み中です!」

 とお手伝いをして、それ見たさで来る客もいるようですっかりマスコット的な存在にもなっている。親子三人でしっかりやっているので、マーニャのこの姿は余計にダメに見えるのか・・・

 

 

 「マーニャおばさんはダメ人間なんだね!」

 

 

 と二人の息子に言われる始末。それを聞いたマーニャは、ダメ人間よりおばさんと言われた方がショックでその場で真っ白になった記憶はまだ新しい。何しろ、本当におばさんと呼ばれる立場に立っているので、何とか「お姉さん」と修正を求めても結局息子は言ってしまう。←その息子の目つきが何となく、ルシオラに見えて時々頭を撫でて愛おしそうに見る横島。

 

 

 そんな横島達だが、ある日にある場所に行った。山奥の村であり、勇者とシンシアの結婚式に参加するためだ。ようやく大分再建に成功したので二人の家の中で結婚式をやることになったのだ。世界を救った勇者の結婚式とは思えないくらい質素だが、少ない人数で。と二人からの要望でこうなったのだ。

 だから、この結婚式に呼ばれたのも少数であり世界を救う旅をした仲間達だけだった・・・そして、この場に呼んでいいのか悩んだらしいが、何とピサロとロザリー親子もいた。村を滅ぼし幸せだった山奥の村の人達の滅ぼした張本人・・・シンシアとピサロとの間にひと悶着がありそうに見えたが、

 

 「愛する存在を失って初めてこいつ(勇者)やあいつ(横島)の苦しい気持ちがわかった。俺がお前(シンシア)を死なせてこの村を滅ぼした事実は変わらない。許せないならどんな罰でも受けよう」

 

 愛するロザリーと子供(女の子)を背後にそう彼女に言ったピサロ。罪の償い方をシンシアに託し、その彼女が出した償い方は

 

 「大切なロザリーさんと子供を絶対に悲しませない事。悲しませたら、彼女に叱られること!」

 

 と妻と娘を絶対に守り切る事、その中で悲しませることをしたら愛する存在に叱られることが一番堪えると踏んだのだろう。実際、ロザリーはロザリーヒルに軟禁状態だったときにピサロの行為を悲しんでいた。もちろん、時々会いに行っていたピサロはそれに気づいていたが人間を殺すことが彼女の為と割り切っていたために流していた。

 だから、今後はそのように悲しませたらその守るべき彼女に叱られる。確かに、ピサロにとっては大きな罰になるだろう。そう言われたピサロは若干俯いて「わかった」と呟くように言った・・・若干、涙が出ていたように見えたのは気のせいだ。

 

 

 

 ピサロとシンシアのわだかまりも解消したところで結婚式を始めたのだが、

 

 「お金持ちで、イケメンで、どんなにカジノをしても笑って許してくれる、一生楽させてくれるいいオジサマを紹介して~~!!」

 

 神父のクリフトが進めていき新郎新婦のキスが終わると、いきなり叫んだマーニャである。最初はイケメンと言っていたのに最後にはオジサマになっていたのは・・・既に酔っぱらっていたからである。その彼女を皮切りに皆も酒を飲み始めた。

 ライアンはブライの愚痴の相手になったり(愚痴の内容はもちろんアリーナ)、アリーナはピサロに絡んで戦いを申し込んだり(背後から抱き着く)、それを求婚と勘違いしたクリフトが号泣したのをロザリーが宥めたり(だけど、ちょっとむっとした顔でピサロを見るロザリー)、トルネコはマーニャに儲かっているなら愛人でもいいから貰って~~!そして、お金ちょうだい~~!と絡まれたりなど、酒の席なので既にハチャメチャになっている。←神父のクリフトは飲んじゃだめなのでは?というツッコミはやめてね?

 「俺達の結婚の時も呼べればよかったんだけどな」

 「そうね。でも、あの時は仕方なかったから」

 「皆楽しそうだね!」

 そんな光景に笑う夫婦と息子。横島達の時は、まだ世界の至るところで立て直しに必死だったから呼ばなかった。その立て直しに失敗した一例がキングレオ城であり、王のしでかしたことの理解や城内の立て直しなどが何も出来ないまま滅びてしまった。側近たちも何とか頑張ったが、魔族に支配されていた時に力を貸していてしかも城の皆がそれに甘えていた事実と勇者達が世界を平和にしたことで、兵士達や女達もまるで目が覚めたように離れていった。元王のキングレオ本人はサントハイムの王に捕えられて今は檻の中らしいが、やぱり魔族から力を貰っていた時の記憶はなかった。側近たちは逃亡したが、どこで何をしているのかは不明である。

 

 

 そのもぬけの殻となったキングレオ城を・・・何と、商人・ホフマンが新たな宿屋として変えてしまったのだ。キングレオ城の噂を聞き、誰も手を付けないのなら城を宿屋にしたら面白いのでは?!という考えに至ったらしく、内部をある程度改造して広告してみたとの事。城を宿にすると言う発想の珍しさに興味半分で来た客達はかなり綺麗だったことに驚き、モンスターも少なくなったのでコーミズ村が近いからミネアの占いが終われば歩いて戻ってこれるし、ちょっと遠いモンバーバラで踊り子を見て楽しんだ後はキメラの翼で戻ることができるので常連も出来てかなり儲けているらしい。

 その情報を知ったマーニャはホフマンに言い寄ったりもしたが、何と彼はあのニセアリーナ・メイと結婚していた。あの三人がバザーの街で金がなく無銭飲食をして捕まったが、ホフマンがしっかり働かせてその分を返させた。同時に働く大切さを覚えさせた彼がかなり儲けている事を知り、女性も最初はマーニャと似た考えで寄ったが、彼の人柄と厳しさ・そして大きな夢の為に頑張る姿に本気で惚れてしまいホフマンと共に頑張っている内に結婚までたどり着いたのだ。

 因みにニセクリフト・ワリフトとニセブライ・プライは笑いで儲けているパノンに弟子入りして、笑わせるのが仕事なら簡単に儲けられると思っていたが・・・その笑わすことが実はとても厳しいことがわかり逃げたかったが、逃亡資金がないので泣く泣く踏ん張っているとのことだ。←でも、それなりに頑張っている内に何とか稼げるようにはなったため、お笑いを続けている。

 

 

 余談はここまでにして、勇者とシンシアの結婚式は無事終わり

 「さっさと子供産めよ!」

 「楽しみにしてるわ」

 二人をからかって帰ろうとしたが・・・マーニャが収穫無しと分かるとさっさとルーラで帰ってしまった。キメラの翼は持ってきてなく、勇者がルーラで送ろうかと言ったが新婚早々こっちの困りごとに付き合わせるわけにはいかないので断った。そこに、

 「今日はこっちで泊まれ」

 「どうぞ来てください」

 ピサロ・ロザリー夫妻が誘ってきた。ピサロのルーラでロザリーヒルに行き、ピサロと横島・ロザリーとミネアに別れてそれぞれ語り合った。男二人は子供を育てる事とそれぞれの奥さんへの気遣いなどが思った以上に大変であることと、どんな対処をしてきたのか。元が着くとはいえ魔族の王とは思えない話を横島とした。横島も子持ちなので真剣に答えた。

 女二人は今の幸せが本当にこれからも長続きしてくれれば・・・何より、今二人が抱えている子供の幸せを願う話をした。因みにタダオとミネアの子供はロザリーの赤ん坊に興味津々で、ずっとそばで見てロザリーにいろいろ聞いて楽しんでいる内に赤ん坊の手を握ったまま眠ってしまったため、そのまま二人に預けることにした。

 

 

 

 

 それぞれの話が終わり、宿屋に横島・ミネアに行った。部屋に入り、

 「随分変わったな。ピサロの奴」

 「ロザリーさんの方も変わっていたわ」

 お互い話し合った相手の感想を言った。何しろ、エルフと魔族という異色の夫婦でロザリーは欲深い人間に殺された過去があり、ピサロはそれに怒り狂い暴走した。そんな二人が人間の住む世界に果たして生きられるのか?ピサロは未だ人間を信じていないが横島やミネアくらいになら心を少しずつ開いている。←因みに一番信じてないのが、二人に金を無心してくるマーニャである。

 ロザリーはやはり不安と恐怖は心に残っているが、でもピサロが傍にいることでそれも和らいでいる。二人はそんな夫婦に時々会いに来ていたが、その時はあまり変わってない印象だったが勇者の結婚式でそれが改まった。

 「やっぱり、愛があの二人を変えたのね」

 「ああ、そうだな」

 もちろんそれが出来たのは二人の愛であることに他ならない。あの夫婦を見て、二人は本当に愛は強いことを再確認できた。そして、二人はじっと見つめ合うと

 「ねえ、タダオ」

 「ミネア・・・俺も同じ気持ちだよ」

 キスをして、そのままベッドに倒れ込んだ。

 「んん♡」

 「んあ!」

 横島はミネアの胸を揉み、ミネアは横島の股間をさする。共にぞくっと快感が来たが、手を休めることなく続けた。

 「ぷは、随分積極的だな」

 「ロザリーさんの赤ちゃん見ていたら・・・二人目が欲しくなったの♥」

 「そうか、なら作ろうか?」

 「ふふ、タダオもその気だったのね・・・いいわ♡」

 キスをやめて横島は彼女の肩に手をかけて服を下にずらして、原作より大きくなったおっぱいを露わにする。窓からの月の光が彼女の褐色の裸体が、神秘的なものに見えた横島は涎を飲む。

 ミネアの方も横島のズボンを下ろすと、下着も同時におろしたのかその太い肉棒があらわになる。子供が生まれてからは育てることに両者必死だったためセックスも子作りもやれなかったので見てなかった横島のペニスを見ると、同じく彼女も涎を飲む。

 「ミネア、我慢できないよ」

 「ええ。私も・・・欲しい///」

 だけどその子供も今はロザリーに預けているので遠慮しないで子作りをヤれる。横島はまだミネアの下半身に残っている服をそのままにして、体を起こすと自分は完全に全裸になった。そして、彼女の腹の部分に座った。

 「上の口も下の口も、どっちも入れたい。いいか?」

 「ええ、いいわ。私もたくさん愛したいから♥」

 目の前に出された横島のペニスを、ミネアは揉まれて大きくなったおっぱいで挟み擦りだして、先っちょの亀頭を舐め始めた。

 「んんん!おおう!」

 「うふ♥とても、立派ね」

 「うく!そりゃ、お前の裸体見たら、な!(つねり)」

 「(びり!)んんん!ああ、ん!」

 パイズリとフェラチオを受けて、亀頭の穴に舌を入れられた時に横島は寒気が来た。そのビクッとした顔に笑顔のミネアに負けられない気持ちが湧いて、彼女の二つの乳首を抓った。既に肩さのあるその乳首からの刺激に横島の肉棒を思わず口の中に入れた。

 「俺も、やるぞ!」

 「むうう~~んんん~~!!(ああああ~~!いいの~~!!)」

 亀頭の刺激に寒気が止まらないながらも、ミネアの乳首を上下左右動かす。それが肉棒を挟めるおっぱいを押す彼女の手を更に動かして、パイズリの刺激も強くなる。横島は乳首を抓って口に入った肉棒を前後にピストンする。それがパイズリの感触をより多くして体に来る快楽の寒気を強化しているが、

 「(いい、ミネア。お前の口、すごくきもちいい!早く、早く、出したい!)」

 そんなの考えられない。口の中に、顔に、自分の精液を早く出したい気持ちでいっぱいだ。

 「(タダオ、はあ、はあ♥ああ、こんなにいい匂い、理性が、無くなっちゃう。タダオのこれを、もっと舐めたい。咥えたい。ザーメンを、飲みたい♥この口にも、私のマンコにも・・・たくさん出して♥)」

 ミネアもまた精液を飲みたい気持ちでいっぱいだ。落ち着いた雰囲気を持ち、仕事の占いをしている時は空気すら変わる感覚にされ、優しく厳しくを両方持つ彼女が・・・こんなに卑猥な顔をして、淫乱な思考を持ち、口の中にある横島のペニスを頬張っている。褐色の肌に流れる汗が窓から入る月光が照らし、それが更に淫らに見せる。

 「ああくう!で、る、ぞ!」

 「(こくこくこく)ん、ん、んんん~~!(う、ん。出して~~!)」

 その彼女が横島の欲望を最大に引き上げたと同時に

 

 「んんん~~!!!」

 「むう~~~!!!」

 

 二人の限界を突破した。横島は背筋を伸ばして、ミネアは大きく目を見開いて・・・その絶頂を迎えた。横島の精液がミネアの口の中に噴射され、頬を膨らませながらその精液を口から出さないよう必死に頑張って、ついにそれを飲み込んだ。

 「んん・・・タダオ、タダオ♥」

 「ああ、分かっている」

 飲み込んだのを感じた横島はミネアの口からペニスを出すと、足首まである彼女の腰から下の服をめくり上げて、彼女のパンティが・・・服の股間の部分も既に絶頂をした時に出した愛液でびっしょりになっていた。そのぐっしょりのパンティを指でおろしていくと、

 「準備は、イイみたいだな」

 「タダオ、だって♥」

 湿っているヴァギナが姿を現した。脱力して動けないミネアの上から降りた横島はそのヴァギナにペニスを入れられる位置まで移動して、指でヴァギナを広げて膣の中を見た。

 これから先の行為はもちろん初めてではなく、子供が出産する前は三、四日に一回はセックスをしていた。毎日でないのはマーニャがいつ借金申し込みに来るか分からないためであり、愛を求めあいディープキスをしている間にお金貸して~~!」と言って家に来たことが何度もあった。←ミネアの逆鱗にあったのは言うまでもない。

 だから、確実にできる日がカジノで当たって自慢しに来たその後の日か、既に踊り子仲間達と飲んで酔いつぶれた日くらいである。

 話を戻し・・・そんな濡れ濡れの彼女の秘所に

 「あ、あああああ、あああああんんん♡!」

 「ミネア、み、ミネアああああ~~!」

 横島のペニスが入った。子供が出来てからはなかなかできなかったため、

 

 「もっと、もっと、激しく、好き♥。好きよ、タダオ♥」

 

 久しぶりの愛欲にミネアはすぐに乱れた。そんな彼女の顔は口からまだ残っている精液と唾液と♡が見えるくらいに蕩けた視線を送る目に、全身が汗で小さく光る。そんな彼女の褐色の淫ら体を差し込む月の光が照れす。そんな卑猥な肢体を見て強く涎を飲み込んだ横島だが、やはり一番視線がいくのがいじった乳と乳首だ。

 「ミネア。たくさん愛してるから」

 「もう、早く、し(ずにゅうう)んん♡!はあああああ♥」

 「たっぷり、乱れてくれな」

 「んん、(ちゅう、ぺろぺろ)ああ♥ひん♡ああああ!」

 膣内を横島が腰を動かしてペニスのピストンをした同時に、その乳首に横島が吸い付いて舐めだした。二つの刺激と快楽にミネアは体を動かす。

 『もっともっと欲しい。ああ、タダオ、もう、赤ちゃんみたいに吸い付いて♥いいの、いいのよ♥もっとやって、そして、このマンコの中を、たくさんたくさん♡』

 抱き着いてちゅ~~っと夢中に乳首を吸う姿が赤ん坊に見えたミネアは横島が可愛く見えて頭を撫でるが、膣の方は赤ん坊では絶対に出せない快楽が来る・・・が、その快楽すら今のミネアにとっては愛情をさらに強くする強力な麻薬の効果となる。

 『ミネア、今夜は絶対に孕むまで、お前が妊娠を感じるまで、膣から出さないからな!』

 横島は乳首だけじゃなく乳房の方も舐めだす。喘ぐミネアと視線が合う。目は蕩けて、口はだらしなく開き、舌が涎を落とし、その液体が顎と首筋を伝って枕を濡らす。そんな彼女を見て徹底的に二人目の希望を叶えるまでやり続ける気持ちになった。

 「ミネア、ミネア!絶対に、受精、しろ!」

 「ええ、ああ♥。いいの、いいの、私、絶対に、産む~~♥!」

 両者共に抱きしめる力を増し、横島は乳首・乳房から彼女の唇に吸い付きを変えた。横島の口の中で、若干自分の精液の匂いと味がしたけどそんなのどうでもいい。

 

 「「じゅる、ちゅるじゅるるる・・・んんん♡」」

 

 この二人の愛欲はそんな苦味すら飛び越えて、全ては愛する人の味に脳内変換する。ひたすらに求めてひたすらに味わってひたすらに愛に溺れて・・・

 

 

 「「ああああああ、いいいい♥イク~~~~♥♡!!!」」

 

 

 ひたすらに、目の前にいる大好きな人しか見ない。もちろん、二回目の絶頂を迎えてもこの二人はやめることはない。

 「ミネア、どうだ?出来たか?」

 「・・・いいえ、もっとお願い。あなたの愛を私に入れて♥」

 「わかった。覚悟しろよ♪」

 「ええ、わかったわ。頑張りましょうね♥」

 次の日の朝日が昇るまで、二人は妊娠がすることを願って愛を求めあった。実はこの二人の愛欲を

 

 「ああ、あああん♥ぴ、ピサロ、様~~♥」

 「ロザリー、ああ、ロザリー!」

 

 この二人は聞いていた。あれだけ強く求めあっていたので、その時に出した喘ぎ声や絶頂時の声などもこの二人に聞こえても不思議ではない。赤ん坊と横島・ミネアの子供もすっかり眠りについて、安心しきった時に聞こえてしまったので、触発されたロザリーが我慢できずにピサロを求め・・・愛し合った。

 

 

 

 

 この二組の夫婦にとって幸いだったのが、宿屋の主人やいろんな店を掛け持ちしている年配の男性がしっかりぐっすり熟睡だったので、乱れまくったことが当人達以外にばれなかったことだ。

 

 

 

 

 

 

 次の日ミネアとロザリーがとても幸せそうな顔をしてお腹をさすり、ピサロと横島が結構疲れた顔をしていたのをお互い見てすぐに察した。

 「ミネアさん、二人目が出来たらまた来てくださいね♥」

 「そちらも、これから頑張ってください♡」

 奥さん二人は笑顔で話すが

 「タダオ、お前のせいだぞ」

 「悪い気しなかったくせによく言うぜ」

 「・・・ロザリーが幸せを感じていることは嬉しく思うが」

 「ま、お互い頑張ろうぜ。ようやく、手に入れたんだからよ」

 「そうだな。喜んでくれないと、あの女に申し訳が立たないからな」

 「俺も、俺らしく生きないとな」

 旦那二人はちょっと苦笑いだったけど、妻が喜ぶ顔を見て気合を入れた。果たして、二人目が本当にできたか・・・それは別の話。

 




 どうでした?ピサロが半分ほどキャラ変した姿は?え?そんなに変わってない?いやいや、愚痴を言う姿は既に変わっていると思います!ロザリーへの愛で丸くなったからこそそうなったと言う事で納得してください。ロザリーの方も好きな人とずっと一緒だと大胆になっていく部分が出てくると言う事で、こちらもご理解をお願いします。
 

 次ですがバレンタインが近いので、もっと甘いエロを展開できるヒロインとして・・・高橋律子先生にしたいと思います!←ただし、バレンタインまでに投稿できるかというと、自信がない!


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高橋律子編

 どうも!バレンタイン・・・の要素は余りありません。でも、ちゃんと入れてますのでお楽しみください!今回は原作でも一話限りで出たあの憑依霊を使いました。R18の話に出す憑依霊と言ったら・・・エロ系しかないですよね!では、お楽しみください!



 後、付き合ったらシリーズでもバレンタイン特別話を出したのでそっちも見てください!


 授業が終わり、教師・生徒達もみんな帰り宿直室で一人の横島はワクワクしていた。何故なら今夜は高橋律子と二人っきりである・・・が、デートとかエロエロな展開が待っているとかそういうものではない。童守小学校で不思議な事が起こるのでその調査をしている横島の為に、宿直室に来てくれることになっている。

 本当はぬ~べ~が来て二人で調査することに最初はなっていた。しかし、別の心霊現象でそっちが被害も出ている為、ゆきめと共に向かうことになってしまったのだ。童守小学校の方は被害がなかったため様子見であり、律子も今回は食事が終わったらすぐ帰ることにしている為、セックスはしないことは事前の話し合いで決まっていた。←因みに毎日はさすがに怪しまれるし、生徒達も性に興味を持ちだす年頃なので宿直室がラブホになるのは一週間に一回程度だ。え?セックスをしない日の横島はどうしているのか?そんなの、決まってるじゃないか!自家発電だ!

 

 

 

 だけど、不思議なことが何も起きないまま1か月ほど続いたある日、横島の恋人・高橋律子は

 「忠夫さん♡」

 自分の家でチョコづくりにいそしんでいた。何しろ、そろそろバレンタインデーだ。もう想いは通じ合っているが、やはり世間がいろいろ女性に恋に頑張ろう的な話題をすると彼女もワクワクするものだ。

 「この日は明日土曜日だから学校は休み。私達が一晩いても問題ないわ♥それに、土曜日がバレンタインデーだから次の日に渡して私の家に招待して日曜日まで一緒に・・・うふふ♥」

 体も心も繋がっていれば尚更だ。原作でもぬ~べ~への恋を自覚したら、普段控えめでおどおどしていたがかなり大胆に行動していた彼女だ。

 「この日は、少し大胆に行きましょうかしら?」

 既に学校内では恋人づきあいをして、宿直員の横島と教師の律子は教師は愚か生徒も公認の中になっている上に、時々みんなの前で抱き合ったりキスまでする。そんな彼女が大胆に行こうと言う・・・いったいどんなことをするのか?←本来なら学校内での恋愛はご法度だが、まあ宿直員と教師なので校則にはないだろうと思うので見逃してください。

 

 

 

 そして、あっという間にその日を迎えた。

 「え?今夜は泊まっていくんですか?」

 「ええ。様子を見ても変化がないのでしょう?私が行っても問題ないと思って」

 「う、う~~ん。まあ、いいかな?」

 「うふふ。期待してくださいね。今夜は二人っきりなのですから」

 本来なら横島は2つ返事でOKかつ乳尻太ももが滅茶苦茶すごい彼女の前で奇声と奇行を出すはずだが、困惑した顔をしながらもOKをだした。いつもなら何か不安があるのか、いつもの彼女ならすぐにわかる横島の態度だが、久しぶりに一緒にいられることと今夜の愛情と欲望の妄想がそれを見抜けなかった。

 だが、横島は宿直としての仕事も忘れてないので、まずは一回目の見回りを始める。この時は特に何も校内に変化はなかった。ただし、巡回中に横島はぬ~べ~からある言葉を思い出していた。

 

 『この辺りで以前封印した憑依霊がまた出たらしい。女にとり憑いては淫らにする霊だからもし見つけたら今度は迷わず成仏させろ』

 

 この話を聞いた最初は淫らになった女を見てみたい!と思ったが、律子が一度それにとり憑かれた時に皆の目の前で一気に下着姿になったらしい。←原作で本当に出た憑依霊です。

 それを聞いたらさすがの横島も恋人のそんな姿を周りに見せたくない気持ちはある。彼女が今日泊まるのを最初躊躇っていたのはぬ~べ~のクラスの広達はよく夜の学校にも来るから、もしとり憑かれた時にそいつらに見られたら・・・という不安がよぎったためだ。でも、最終的に了解したのはその子達が来るのは霊現象があった時だけに限られるからだ。ここ最近はそんな噂や被害がないから大丈夫だろう。と結論を出して一緒に泊まることを受け入れた。

 1回目の巡回も終わって宿直室に戻り、愛する律子の手料理をご馳走になり、あ~~んをしてもらい、巡回中に仕事着から着替えて私服になった彼女の姿に見惚れたりしているとあっという間に二回目の巡回の時間になった。←その私服が、横島を誘惑したい気持ちから結構冒険した服であるのは言うまでもない。

 

 

 二回目は九時にやるので完全に暗く、懐中電灯を使っての確認になる。一つ一つ全部の部屋に入って見回り、霊現象がないかの確認もある。この童守小学校は霊力が抜群に高いぬ~べ~と横島がいるおかげで地脈からくる霊気の磁場も高く、それに惹かれて幽霊や妖怪がちょくちょく現れる。そいつらが悪事をしないとは限らないので、いた時の対応なども含めると時間がかなりかかる。

 「はあ、やはり待っているこの時間がちょっと怖いわ」

 もちろん律子にそんな危険なことをさせられないので、泊まりに来た時の巡回は絶対に宿直室にいる様にしている。そんな彼女は横島と二人なら愛の力で怖くないが、一人になると本来の怖がりが発動する。実は横島はそんな彼女の為に、こっそりこの宿直室内だけに毎回文珠で『結』『界』をはっていた。

 それを知らない律子はいつもならテレビを見て時間をつぶして、戻ってきた横島といちゃつき、最後の巡回が終わったら思いっきり羽目を外す・・・これが1か月前の二人のここで過ごす一夜なのだが、明日がバレンタインデーと久しぶりの蜜時を過ごせる気持ちが高まっていた。

 「勝負下着。頑張ったわ♥」

 いつも以上に横島といやらしいことをするつもりなので期待にドキがムネムネだ(←彼女の巨乳を考えれば、この誤字は間違ってない気がする作者である)。でも、待ち時間はやはり暇なので横島の部屋を掃除しようと思いついた・・・が、これがよくないフラグだった。

 10分後・・・やはり出てきた。

 

 

 「こ、こんなに買っていたんですか!」

 

 

 横島ならこれ!・・・エロ本が。テレビの裏や荷物の下等、隅々まで掃除してあげたい気持ちが仇となり、お宝を見事発見してしまった彼女がわなわなするのは当然だ。自分の体を好きにして、愛して、淫らにしているのに、その愛欲の矛先がまさか別のところにもあったのだから。

 でも、その怒りはすぐに収まる。

 「こ、こういったのが、忠夫さんのこ、好み///」

 何故なら、エロ本=その人の好きな性癖でもあるのだから。ゆきめ(2代目)のような性格の女性なら怒りに燃えて相手を問い詰めて文句を言いながら凍らせるが、律子のような献身的な性格の女性ならもっと好かれたい気持ちが強い為、こうしたエロ本でも自分が出来る様にならないといけないという考えになる。でも、そのエロ本の女性達の特徴に気付いた律子は一気に真っ赤になる。

 「私に似ている人ばかり」

 被写体の女性達はもちろんいろんなスタイルや顔つき等を持つ。以前の横島なら乳尻太ももの大小関係なくいろんなエロ本を集めていたが、愛する人が出来たらその人に似ている女性のエロ本を集めるようになったのだ。つまり、そんな女性ばかりのエロ本を持っていたという事は、

 「た、忠夫さん♡」

 自分を心から求めていることが分かるからだ。本来、エロい視線で見られるというのは恋人同士でもいい気持ちではないが、彼女は愛されるなら強く愛されたい気持ちがあるのでそんなマイナス面すら嬉しく思ってしまう・・・ぬ~べ~の失恋もあるから、尚更その気持ちが強い。

 「・・・はあ、はあ♥」

 今まで何度もセックスし合ったので、改めて心から自分を求めている事を知ると彼女も横島を求めたくなる。それはつまり、

 「んんん♡ああ、はあああん♥」

 彼女を欲情させるには、十分な材料だったという事だ。

 

 

 

 30分後に、横島が戻ってきた。

 「ただいま~」

 「お、お、お帰りなさい!」

 何故か挙動不審な律子。

 「あれ?どうしたの?」

 「あ、あの、と、トイレ!」

 顔を真っ赤にして必死に片言だけ言って、誤魔化そうとした。服がそれなりに乱れているのでおそらくオナニーが結構激しかったのだろう。この誤魔化しには無理があるように見えるが、

 「あ、そうか(結界の外に出るのは危険だから出ないようにって言っていたんだった)」

 悪霊の出る危険と文珠の結界から、トイレを我慢しているという言い訳が横島には通じたのだ。この宿直室にはトイレなど当然ないので、一回の女子トイレまで行かないといけない。まあ、もう真っ暗なので悪霊の心配がなくても律子は一人で行くことはできなかっただろう。

 そして、女子トイレまで連れて行った。さすがに中に入るわけにはいかないし、電気もつけられるので横島は当然廊下で待った。

 その律子は個室の便器に座ると、

 

 「はあ、はあ、ああ、あああああ♥」

 

 確かにおしっこを流したが、同時に胸も揉み始めた。そして、同時にさっきまで宿直室でやっていた自分の行いを思い返した。

 

 

 『ああ、んん♡た、忠夫、さん///』

 頑張った勝負下着(←これ以降はパンティにします)に指をつける。その上から擦り始めて

 『んんん!あ、あん♥』

 その感触が分かると、ビクッと体を動かして・・・そのまま床に寝転んだ。ただし、愛欲が湧いても彼女はすぐにオナニーをやろうとしなかった。その理由は、横島の開かれたままのエロ本だ。そこの女性のポーズが目に入って、

 『(・・・もし、このポーズを忠夫さんに、し、して、見られたら///)』

 自分もやってみたいと思ったためだ。まずやったのは、

 『こ、こんなの、恥ずかしい///』

 テレビに横島がいると想定して、四つん這いでお尻を向けてミニスカートをめくるポーズだ。もちろん、エロ本同様彼女の際どいピンクのパンティが半分ほど見える。

 ドキドキが少しずつ強くなる中、次のポーズが、

 『あ、ああ、あああ♥』

 お尻を突き上げて、スカートを完全に捲し上げてパンティを全見せするポーズだ。しかも、パンティには愛液のシミがあるのでそれも丸見えだ。さらに、

 『み、見られ、ああ、ドキドキが、止まらない!』

 服を脱ぎ、上半身だけを完全にブラだけにして、胸の谷間を見せつける様に誘惑するポーズをした。原作の普段からそんな服を結構着て平然としているのにどうしてこれで興奮するんだ?と思うが、やはり愛する人に見られるのは気持ちが違うのだろう。

 その後も、ブラをずらして乳首が見えるようにしながら顔は求める姿やストッキングを脱いで太ももを見せつける仕草など、エロ本のポーズをやっていった。

 

 

 『ううう、だ、ダメ。何か、どんどん、淫らな自分を見せたくなっちゃう!』

 

 

 見られていることを前提でやっている卑猥なポーズの練習なので、既に抱かれる気持ちが出来上がっていた。そんな彼女が目に留まったのが、

 『あ、あ、だ、ダメ!で、でも・・・はあ。はあ♥』

 横島のシャツの着替えである。横島の着替えは週二回コインランドリーで洗濯をするが、水・土曜日にやるので、脱ぎ捨ててあるシャツはついさっき着替え終わった後・・・つまり、

 『す~~~、ああ、た、忠夫、さんの、匂い♥』

 こういうことである。その匂いを嗅いだ瞬間、彼女の膣が強くキュン!と反応をして、愛液である程度シミを作ったパンティを完全にぐっしょりにさせた。

 『・・・や、やっちゃい、ましょ、う』

 ついにパンティを脱いで、シャツの匂いを堪能しながら、女性の蜜壺に指を入れようと思った時だった。

 

 

 「ふ~~~、さってと!巡回も終わったし、律子とイチャイチャの時間だ!」

 

 

 横島の声が聞こえたのは。思いっきりドキッ!として思わずシャツを投げ捨て、慌ててその辺に置いてあった上着を着た。ストッキングまではさすがにはけなかったので、持ってきた袋の中に入れた。

 

 

 

 これが、横島がいない時に宿直室で行っていた律子の行動だ。つまり、横島と女子トイレに行っている時の律子はパンティを濡らしたどころか暗くてわからなかったが太ももにも彼女の愛液が伝っていて、上着の中はホックの外れたブラと乳首を立たせたおっぱいだったのだ。しかも、

 「んんん(だ、ダメ、すぐ傍に忠夫さん、いるのに、いるのに♥!)」

 オナニーをしたくてたまらない気持ちの状態というわけだ。おしっこをして少し気持ちが落ち着いても、

 「(で、でも、何で、指が、指あああんん♡)」

 興奮がそれを上回っていた。何とか聞こえないくらいの声で、

 「んん、ああ、イイ、忠夫さん、忠夫、さん♡」

 横島の名前を呼びながら、ついにトイレの個室で便器に座っていたが、便座に腰どころか足も載せてМ字開脚をした状態でパンティをずらして指を膣に入れてオナニーを始めた・・・が、

 「なあ、律子。俺を呼んだか?」

 そこは横島。聞こえないと思っていた声だが美女美少女の声なら小さい声でも聞き分けるのだ!しかも、横島はトイレに入って律子のいる個室トイレの目の前にいる。つまり、扉を開ければ律子のオナニーしている姿を見れるところまでいるのだ。

 「な、何でも、な!い!で、す!(あ、ああん♡忠夫さんが、もう目の前までいると、思うと、あひあん♥あ、ヴァギナが、ひくひくして♥)」

 横島の問いかけに、オナニーをしながら頑張って答えた。しかし、

 「う~~ん。まあ、いいけど。とりあえず、ここで待っているから。ちょっと嫌な予感もするし」

 横島は女子トイレを出なかった。この時の横島は本当に霊感が働き、すぐに対応できるようにいとどまることにしたのだ。

 「あ、わ、かり、ました♥(んんん!ゆ、指が止まらないの!ああ、もっと、もっと♥)」

 もう律子は淫乱な気持ちに芽生えていた。いつみられるかわからない緊張感と、むしろ見られてもいいという露出の悦びが彼女の理性を完全に解かしてしまった。

 

 

 

 そして、そこで事件が起こってしまった。

 

 

 

 「ああ、はあ(しゅぽん!)んん!あ、あれ?何?こ、これ何~~♥(す、すごく淫らに、ああああ♥もっともっともっと、淫乱になりたいのおおおおお!)」

 「え?ちょっと!律子!どうした!」

 人を淫らにする憑依霊が律子にとり憑いてしまった。原作でも平常の律子にとり憑いて一秒で裸になろうとするくらい淫らな気持ちにさせる霊だ。もう完全に淫乱の世界に足を踏み入れている彼女にはたまったものではない。もう見られるなんてどうでもいい。

 「忠夫さ~~ん!私を、淫乱にしてええええ♥」

 扉を開けた律子は、変態仮面のあの一瞬脱衣と同じくらい早く、既にパンティは下ろされていてブラ以外無くなっていた。

 「え、えええ!まさか!あの霊が!」

 こんな羞恥心を捨て去った律子の姿を見てすぐに憑依霊の仕業と分かったが、

 

 

 「ちゅじゅるるる、ぐちゅうりゅるる、ぢゅるうるっる~~~♥♡」

 

 

 トイレの床に押し倒されて、そのままディープキスをされたため除霊するタイミングを完全に失ってしまった。いきなりの舌の絡めに驚いた間に、下半身がいきなりひんやりするのを感じた。

 「(ぷはあああ~~~♥)うふふふ♥忠夫さん。きすでこんなになって♥」

 そう、ディープキスした間にズボンは愚かパンツまで脱がされたのだ。しかも、律子はブラを目の前で脱がして、

 「(ふふぁああ)ああ、こ、これ、律子さんの!ああああ、前が見えない!」

 「うふふ♥どうです。律子の匂い、イイでしょう?」

 そのブラを横島の顔に乗せた。そのブラからくるかすかな彼女の汗の匂いが、横島の動きを止めた。

 

 

 「ああああんん♡いいいい!すっごいいいいい♥はいりゅうううう♥」

 

 

 そんな会話の合間に彼女はダラダラに流れ出た愛液で横島のペニスを濡らしていた。横島の動きが止まった瞬間に、そのペニスを自身のマンコに入れていった。

 「ちょ!なに、これ!(あああぐううう!しまったあああ!膣の壁の絡みが半端なくすごい!一か月ほどやってないのもあるけど、こんなとんでもないのは初めてだ!)」

 「ああ、あああ。忠夫さんの、忠夫さんの、忠夫さんのおちんちん、す~~~~~っごく、気持ちいいの♥もっともっと、淫らになるの~~~♥」

もう憑依霊の事など頭から抜けてしまった横島は、淫乱になってしまった律子の膣の締め付けに思いっきり全身がぞくぞくした。そして、ぞくぞくしたのは律子も一緒だ。彼女は腰だけじゃなく体も思いっきり上下左右に動かして、自慢の巨乳も先端の乳首もぷっくら膨らんだ乳輪も大きく揺れた。しかし、横島はその絶好の乳を顔に乗せているブラで見ることが出来ない。横島の両手は彼女の両手で握られているので顔を少し乱暴に動かせば、ブラがずれて見ることが出来るかもしれないが・・・そのブラからくる律子の温もりと匂いを感じたいエロ本能がそれをしないのだ。

 「忠夫さん♡お願いしますね♥わらひ、わらひね・・・イイの。全部、イイの♥」

 『ちょ!あああああああ!!!』

 ペニスからくる膣の締め付け、愛液の熱、亀頭への衝撃、耳に入る律子の喘ぎ声とヴァギナから聞こえる腰を乱暴に動かすたびに出るじゅぶじゅぶという音・・・肉棒からくる感触だけじゃない、煩悩を刺激する声と音も横島の股間と心を強く興奮させ肉棒を更に太くさせる。

 「ああん、もう!忠夫さんが揉んでくれないなら、自分で揉んじゃうんだから!」

 「そ、そんなこと、考える、時間「ああああんん♥しゅごいにょ、あん、はん、うう~~ん♡!」、時間がないからできな「(ずにゅううう!)」うわああううぐううう!!」

 横島は両手が開いているのに、自分の爆乳を揉んでくれないのに焦れたのか、律子は自分で乳を揉みだし、乳首と乳輪をこすった。それが大きな快楽が来たのか、大きな嬌声を出した。その快楽で腰が今まで以上の動きをしたのか、横島もかなりの快感がペニスから来た。

 

 

 「(はああ、はああ、だ、ダメなのに、止まらないの!忠夫さんともっとこうしたい!忠夫さんともっと淫乱で恥知らずで、卑猥で、とんでもなくメスに堕ちていくようなセックスを、もっとしたい♥!)」

 

 

 だが、この大きすぎた快楽がずっと憑依霊に増大された愛欲に流されていた理性が一周周って復活したようで、やっと思考が少しだけ回復した・・・が、本当にあくまで少しだけなのだ。何しろ、今の律子の状態はただ横島とセックスしているだけじゃない。

 1、夜の小学校で女子トイレの中で横島を押し倒した。

 2、横島の肉棒を絶対に離さないくらいにマンコが締め付けている。

 3、自分で服を脱ぎ、自慢の爆乳を揉み、快楽に溺れている。

 4、横島の顔に律子がブラをかぶせて彼女の快楽に溺れた顔が見えないようになっている。

 もはや、普段の彼女では・・・いや、ぬ~べ~に横恋慕をしていた時以上に考えられないくらいの事をしている。その信じられないくらいの破廉恥で淫靡で卑猥なセックスをしている彼女の顔は、

 

 5、口を大きく開き、彼女の涎が爆乳に垂れていき、喘ぎ声を出し続けて、欲望に支配されたことが分かる蕩けた表情

 

 これがトイレの鏡に映されていて、彼女はそんな自分の淫乱な顔を確認しても止められなくなっていた。そんな顔をしている彼女は、ブラで目と鼻で隠されていたが口だけは出されていたので

 

 「ぢゅうるるうううううう~~~~~♥♡♥」

 

 二回目のディープキスを始めた。もちろん、このキスの間の、

 「(くあ、ぐあああうううう!!見れないのが、余計に興奮するじゃないか!あああああ!)」

 腰の淫乱踊りは忘れない。こんなに求めてくる律子の行動を見ないでされることに逆に興奮して横島の肉棒も固さを増し、爆乳を押し付けて力いっぱい抱きしめてきた彼女の背中に横島も答えた。

 「(もっろ、もっろ、忠夫さんと続けたい♥滅茶苦茶になりたい~~~♥)」

 「(くううう!こ、このままじゃ、だ、ダメだ!無理だ、もう)」

 「(離さない。絶対に、口も体もマンコも全部、くっつけて、最後に・・・奥に、出してもらうの♥)」

 「(このままじゃ膣の中に思いっきり出すことに!で、も・・・出したい!思いっきり中だしして、律子と思いっきり絶頂したい!)」

 「「((だから、もっと求めて♥(くれ)!!))」」

 絶頂時も同じ考えだ。だから、とことんお互いを求めまくった。口では唾液を相手の口に送ったり唇も舐めたりもらった涎を飲んで媚薬を飲んだかの如く興奮して、胸の部分では既にぷっくら膨らんだ乳輪が乳首と同じくらい感度がよく横島の胸板でこするたびによがっていく律子を、爆乳の動きでわかった横島がその乳の潰れる感触で更によがっているのを理解して横島も興奮して、

 

 「「((も、も、う・・・イク、イキそう、で、でる(の♥)!))」」

 

 これらの興奮が全部お互いのマンコとペニスに響き、二人の絶頂も近くなっていく。二人の汗が、涎が、愛液が、涙が、いろんなものが出る。そして、そんな二人がついに来た最大の快楽と愛欲が全身に走った瞬間、ついに二人は・・・限界突破した。

 

 

 「~~(い、いくの~~~♥♡!!)んんん~~~(ぷあはああああ)あ、あ・・・♥♡」

 

 

 絶頂に耐え切れなかった律子は唇を離して、強く背筋をのけ反って体を通過して襲い掛かってくる快楽と愛欲と寒気に我慢しながらも、その余韻に蕩けていた。横島は絶頂時に顔を大きく動かしたおかげでブラがずれて片目が現れて、律子の姿を見ることが出来た。乳首と乳輪を突き出し、何度も揉んだおかげで原作設定のバストサイズが97から99にアップした汗と涎が残っている乳が見れた。そのおいしそうな乳に横島はまた興奮したが・・・

 

 

 

 「律、子。その顔・・・そそる。もっと、もっと、その卑猥な顔を、見せて、くれ」

 

 

 

 喘いだ後の彼女のメスの顔に一番興奮した。←因みに淫乱憑依霊は、横島の律子への中だしをした時に出された精液で成仏した。霊能力者である横島だからこそできた、セックス除霊である!

 

 

 

 

 

 

 その場で二回戦・・・と思いきや、絶頂を迎えた後に頭が少し冷えたことで

 「「・・・どうしよう」」

 今のやばさに気付いた。トイレでセックスをしたという現状ではなく、律子の服と横島のズボンとパンツが律子の愛液でびしょ濡れだというやばさに。しかも、律子の服の方はそれだけじゃなく淫乱憑依霊がとり憑いて服を脱ぎ捨てた時に彼女が座っていた便器の水に入ってしまったのだ。おしっこをした後に流した後なのだが、さすがに着るのは躊躇う。横島の上着だけは無事だったが・・・今の律子に着せても

 「・・・エロい」

 「あうううう///」

 エロいだけだ。トイレットペーパーで愛液を拭いても、あんなに濃厚なセックスをした後で裸の上に横島の上着一枚だけではおっぱいを上半分までしか隠せないので、下半身は完全に丸出しだ。そのため、今の彼女の姿が横島のエロ本の女性みたいにしか見えない。

 結局二人は濡れた服を持って、横島はシャツ一枚下半身丸出し・律子は上着一枚下半身丸出しで宿直室まで歩くことになったのだが・・・

 

 「おかしいな。横島と律子先生がいない」

 「も~~、来なくてもいいって言ったじゃないですか!」

 

 何とぬ~べ~とゆきめが玄関にいた。この玄関を通らないと宿直室に行けないので、二人はこれ以上ないほど焦った。何とか早く帰ってほしいと思う時ほど

 「宿直室で待つか。経過を確認したいし」

 「明日にしませんか?というか、どうしてバレンタインデーでそんなことをするんですか!(せっかく二人っきりでラブラブな一夜を過ごせると思ったのに!)」

 余計に帰らないものだ。ゆきめからすればプレゼントは私♥なバレンタインプレゼントをしたいのに、基本真面目なぬ~べ~はこの学校での現象の確認をしないと気が済まない。しかも、今ゆきめが言ったバレンタインデーという言葉に

 「(ああああ!そうだったわ!今日はチョコを渡すことが一番の目的だったのに!)」

 愛欲に流されてしまったためにすっかり忘れてしまっていた律子である。そして、この時の時間が愛欲の女子トイレセックスは思った以上に時間をかけたため既に十一時半だった。つまり後三十分以内に渡さないと、次の日になってはただの贈り物になってしまう。鵺野先生とゆきめさんを何とかしないと!というか、今の姿も何とかしないと!そもそも濡れた服も何とかしないと!いろいろ何とかしないといけない案件があるため、混乱する律子。そこに横島が、

 「おおおい!二人とも」

 「何だ・・・」

 「そこにい・・・」

 何と下半身丸出し姿で二人の前に現れた・・・ぬ~べ~はともかく

 

 

 

 「いっやあああああああ!(かっち~~~~~~ん!)」

 

 

 

 ゆきめがこうなるのは当然だ。ぬ~べ~以外のちんちんを見たくないはずなのに、見てしまった。思いっきりショックで横島を凍らせてしまった。

 「うう、ひっく。帰りましょう!」

 「な、何でそんな格好してるかわからないが・・・じゃあな、横島」

 だが、見事に二人を帰らせることに成功した。そして、こうなることを読んでいたため、胸の中にある『解』『凍』の文珠が発動してゆきめの氷を溶かした。

 「もう大丈夫だよ、律子」

 「ほ、本当に大丈夫だったんですか!」

 「ああ、ゆきめちゃんには悪いことをしたが律子のそんな姿はみせたくないからな。律子を守れるなら俺はいくらでも恥をかく!」

 「・・・忠夫さん///」

 障害もなくなったので、二人は宿直室に戻った。

 

 

 「(忠夫さん。あなたは本当に守る人の為ならどんなことでもやれる凄い人です。私は本当にあなたの恋人になれたことを心から嬉しいと思っています・・・やっぱりチョコだけじゃダメ。残った時間はもっともっと甘いひと時を過ごしたいですので、ず~~~っと離れませんからね、忠夫さん♥)」

 

 

 もちろん、宿直室ではチョコだけじゃなくチョコ以上に甘くなった律子を食べたのは言うまでもない。

 




 どうです?控え目な性格だけど、恋したら積極的な彼女がどどん!ともっと勢い漬けたらこうなるのかな~~と思い書きました。もはやキャラ崩壊な部分も強かったと思いますが、これぐらいで迫ったら原作でもゆきめに勝っていたんじゃないでしょうか?ぬ~べ~は横島同様押しの強い女性に弱いですからね!



 次回はそろそろ3Pとかにしたいので・・・里沙ちゃんと梨子ちゃんがヒロインのやつにしようかな!




 え?冒頭に書いた不思議な事とは何か?その答え合わせと行きましょうか・・・実は、横島と律子さんのセックスだったんですよ!二人のセックスの時に出した声が夜に学校の近くを通った近所の人達が、いろんな出来事が起こる童守小学校の心霊現象と勘違いしたんだよ!二人がセックスをしなくなったらそりゃその不思議な事も起きないからぱたりと止まるよね!いくら学校に自分達しかいないからって、そこまで声を出すくらいのセックスって・・・くっそおおおお!羨ましいぞおおおお!


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ギャスパー(女体化)編

 里沙・梨子編より先にこっちの構想が出来たので書きました!まず!原作とは違って完全に女の子の気持ちになっているので、オリジナルと思って見てください!また、時系列的には修学旅行前でロスヴァイセが参入したばかりぐらいです。
 それと、ギャスパーの内なる人格もオリジナルで出しますので、それも踏まえて読んでいただけると幸いです!



 では、初女体化R18ヒロイン話どうぞ!


 駒王学園のオカルト研究部。その部員はほぼ全員が人間ではなく悪魔、天使、堕天使等で部員が埋め尽くされている部活である。ただし、それを知るのは当人達以外では一握りにしかいない。しかも、学園を代表する美女達ばかりで彼女等の持つその美貌と愛嬌は男子はもちろん女子からしても、とても手出しが出来ない至高の存在達であり、原作主人公の兵藤一誠と横島以外は何も知らない生徒からすればテレビのアイドル以上の存在と化している。

 

 

 

 そんな部室に、

 「あ!俺が部室一番乗りだ!」

 兵藤一誠が一番最初に入った。本当は既にいるであろう一緒に住んでいるリアスや朱乃達を見て起きた時に見た下着姿を妄想する気だったが、その肝心の彼女達がいなかった。この一番乗りの事実を知った彼の頭に電撃が走った。

 『アーシアとゼノヴィアとイリヤは桐生に連れられてそのまま買い物に行った(←一誠に見せる下着の買い物だけど、それを知ったのは今晩だ)!部長や朱乃さんや他の皆はどうしていないかわからないけど!い、今なら、そう!今なら10分もあればできる!ずっと、ずっとやりたいと思っていたことが!この部室でやってみたいと、思っていたことが、夢が!願望が、やっと叶ううううう!』

 そんな彼は何とそう思いながら服を脱ぎだし・・・ついに裸になった。

 

 

 「ああああ!いつも部長が座るソファ!朱乃さんも座って!小猫ちゃんも座って!ゼノヴィアやイリヤも座ったこのソファ!一度でいいから、彼女らのおっぱいは最高だがお尻の感触と全身でじっくり味わいたいと思っていた!くうううう!最近入ってきたロスヴァイセさん以外はこのソファには昨日小猫ちゃんも座った!つまり、ソファには皆のお尻の感触があるということ!うおおおおおお!今まさに俺がこんなことをしているとは知らないで、この後来る部長達が知らないで俺の裸で触れまくったソファに座ると思うとたまらないぜ!」

 

 

 やっていることが完全に変態だ・・・因みに、最近はリアス達が抱き締める為に誘導される自分が一番座ることに気付いてないのだろうか?まあ、確かに彼女らもよく座るから間違ってないが・・・←因みにちょうど一誠のちんちんの触れている真ん中が彼が一番よく座る場所。

 「くんくんくん!う~~ん!やっぱり部長達のお尻はおっぱいと同じくらい感触も匂いも最高だ!よ~~し!今度はこのソファに五人が裸で座っている想像をし(ぎしぎしぎし)!!ま、まずいいいい!」←(ぎしぎしぎし)は部室の外の階段を歩いてくる音。

 この歩いてくる音にびく!となった一誠は、大急ぎで何故か置かれているどこの教室にも置いてある掃除用具入れに入った・・・全裸で。

 

 

 「入るぞ・・・あれ?誰もいない?つうか、部員じゃないが俺が部室一番乗りか!」

 ここにやってきたのは、生徒会の匙だった。

 「おかしいな。兵藤がいると思ったから組み手でもと思ったのに・・・今、俺って一人だよな?ここは生徒会室じゃないから、ここでやってもばれないよな?会長とリアスさんがそれぞれの眷属を連れて女性限定の話し合いってことで一緒にリアスさんの実家へ行ったって話だし」←脱いだ一誠の制服と下着はソファの影にいったため気づかなかった。

 「(いや、俺がここにいるぞ。匙・・・すっぽんぽんだけど。いったいなにをするつもりだ?つうか!女性限定の裸の付き合いって、うおおおおお!見たかったああああ!)」

 匙がぽろっと出したリアスたちのいない理由に一誠は当然脳内では全員全裸を想像したため、見れなかったことに悔しく心の中で吠えた。

 「だから、大丈夫だよな!木場はいつ来るか分からないけど、兵藤がいないのは覗きに失敗して女子や先生達からボコられているだろうし!よし、五分もあればやれる!」

 そういうと・・・何と匙も全裸になった。

 

 

 「あああ!ソーナ会長!ソーナ会長!お、俺の股間を責めて、責めて!うううあああ!もっと、もっと、やってくれええええ!うううおおお!はあ、はあ、おおおうう!し、尻もすごくいいい!」

 

 

 どこから取り出したのか、おそらくソーナの私物と思えるハンカチを自分の股間に押し付けて、いろいろやり始めた。しまいにはそれで股間と尻の割れ目をしごき始めた。それはもう、力いっぱい全力で。

 「(あれと似たようなことをしていたのが、さっきの俺だったのかよ)」

 自分の行いは、他人がしているのを見てどれほどとんでもないことをしたのか初めてわかる。さすがの一誠もさっきの変態な行動のやばさに反省した。そんな反省をしたところに

 「おおおお、いいぞ、いい~~!次はついに俺のちんちんの先(ぎしぎしぎし)ま、まずい!(がちゃ!ばたん!)」

 「よ、よう」

 「み、見ていたのかよ」

 「・・・悪かった」

 「つうか、兵藤も何で全裸なんだよ?」

 「匙と同じ理由だよ」

 「そ、うか」

 誰か来たので慌てて掃除用具に入った匙・・・当然同じように全裸の一誠と会う。全裸で狭い空間にいるのは二人にとっては拷問レベルだが、それ以上に同じ理由で全裸でいることの方が二人にとってつらかった。←匙の制服と下着も一誠と同じ場所に置かれた。

 「おや?誰もいないな?という事は僕が一番乗りか・・・確か部長達はソーナ会長達と魔界の実家に女子会に行って、アザゼル先生は女子高へナンパをしに行ったからいない・・・だったかな?」

 「「羨ましいいい!俺も誘えよ!アザゼル!!」」

 そこにやってきたのは学園一の顔も心もイケメンだけど、一誠を見る目がかなり妖しくなっている木場だ。彼の独り言でアザゼルがどこへ行ったのかもわかり、一誠と匙は悔しがった・・・が、後日談となるが次の日アザゼルは部室にボロボロの状態でやってきた。←その女子高というのが常盤台の女子高でレベル5第三位のビリビリを出されまくって、神具を使う間もなく逃げるのがやっとだったとの事。因みに、彼をボロボロにしたのはその第三位すら敵わない寮監である。

 話を戻し、木場はあることに気付いた。

 「・・・あれ?これは一誠君の匂い。という事は彼はどこかにいるのか?」

 「おい!どこかの炭治郎みたいに匂いでいることがわかったぞ!」

 「最近のあいつ、俺に対して部長レベルのかなり熱い視線を送ってくるんだ。うう、本気でどこかに行ってくれないかな?」←相棒、それはもっと居続けるフラグだぞ。とドライグが突っ込んだが聞こえてなかった。

 「あ、二人分の男子の制服と下着がある。ここに来る男子は僕達以外ではサーゼクス様達と生徒会の匙君ぐらいしかいないから、これは彼のかな?そうなると二人共全裸でどこへ行ったんだ?もしかしてどこかで男同士の裸の付き合いをしているのかな?それなら僕も念入りに裸の付き合いをしたいな」

 その念入りの裸の付き合いが、どう考えてもボーイズラブにしか考えられなかった二人。一瞬背筋がぞっとしたが、現状自体がすでにやばいので何とか耐えた。←読者の皆さんもそう思ったでしょう?

 「出ろよ兵藤!お前が出れば俺は助かる!それに、この場所にいるところを見つかったら確実に誤解されるぞ!さあ、早く行け!」

 「ふざけるな!確実に俺を売る気だろ!でも、居続けるのがまずいのも事実だし、だからと言って出たら俺は木場にヤられる!あああ、どうすればいいんだ!」

 「一誠君に匙君。僕も裸になれば付き合いに参加させてくれるかい?」←といって、何故か裸になる。

 「おい待て!、何でそんな結論になるんだ!つうか、何か俺もセットになってないか!」

 「匙~~、ここまで来たら一蓮托生だ!お前も引きずり込んでやる!」

 匙が困惑して、一誠が犠牲を増やそうとした時に

 「どこにいるか(ぎしぎしぎし)・・・誰か来るみたいだが、この姿はさすがにまずい。どこかに」

 「「来るなあああああ!!」」

 お約束一つ目の裸の時に誰か来そう・・・続けてお約束二つ目の必死に来るなと思えば思う程来る。そして、これらが重なってお約束三つ目

 

 「一誠君!それに匙君!ここにいたんだね!」

 「「何でここに来るんだ!」」

 

 同じ場所に隠れるが発動。一誠を見たことで笑顔になる木場だが、来てほしくなかった二人は突っ込んだ。しかも、制服と下着は全部木場が持ってきたので、これで完全に部室には三人がいた痕跡が無くなった。←ここで一つ捕捉、掃除用具入れに三人も入れないだろ!と思うが、そこはアザゼルが一誠や横島とリアス達の着替えなどを覗くために作った見た目は教室にあるようなものだけど、最大3人までは入れる魔法の掃除用具入れ(完全防音なので、先にいた二人の会話は木場には聞こえなかった)だというご都合主義で納得してください!ただ、本当にそれぐらい密着状態なのでパンツをはくことも出来なかった。

 

 

 

 

 そして、木場が隠れるきっかけになった入室者は誰かはもちろん、

 

 「あ、そうか、今日は部活はなかったんだったな」

 「でも誰もいませんね」

 「そりゃ、一誠は乳尻太もも目当てのリアスさん達がいなければ来る意味がないし、木場はこの時間でいないなら用事があって帰ったといったところだな」

 「じゃ、じゃあ、ふ、二人っきり、ですね///!」

 

 横島とギャスパーのラブラブカップルである。ギャスパーは横島の腕を抱き締めて、上目遣いで、胸の感触を腕だけじゃなく体にも感じさせながら照れている。横島もそんな彼女の『ずっと一緒にいて』という頑張りの行動が分かり、二人でソファに座った。もちろん、そのソファにいろいろした一誠は一瞬だけあ!と思ったが、

 「なあ、匙。俺は今猛烈に殺意が湧いているのだが」

 「気持ちは痛いくらいに分かるぞ!学園の女子からは全然持てないお前レベルのあいつがあんなにイチャイチャするのは俺だって腹が立つ!」

 「俺レベルって何だよ!おい!」

 「否定できるかよ!」

 ラブラブを見せつけられた怒りの方が強かった。本当は女子の人数で言うなら二人の方がモテているのだが・・・このようなほんわかなイチャラブ展開が全然ないからか、気づけてない。←一誠も積極的過ぎる彼女らにタジタジな部分があるから、この時はまだ気づなかったのだろう。

 「二人とも、何でそんなに怒っているんだろうか?」

 普段からイケメンでかなりの女子からモテまくっている木場は、二人の怒りに気付いても理由に疑問だった。

 「部室に二人っきりは本当に初めてだな」

 「は、はい///。あ、あの、忠夫さん・・・もっと、抱きしめてくだ、さい///」

 「ああ、いいよ」

 「んん♡は~~、忠夫さん。温かいです(ああ、とっても心地いいです♥ず~~っと、こうしていたいくらいです♥)」

 「「ぬぎぎぎっぎ!!」」

 ギャスパーを両腕で抱きしめる横島。抱き締められたギャスパーは幸せそうに蕩けていく。何ともラブラブ甘々なカップルの構図にどんどん怒りの顔になる二人。まあ、匙の方は本人の本命が全然気づかないし想いを持っているあの二人も中々行動に出ないし、一誠の方はリアス達が逆に行動に出まくっているから押され気味であり、こうした理想的なカップルらしい二人が羨ましいようだ。

 「ギャスパーちゃん、横島君と幸せそうだな。なるほど、ああいう密着をすれば一誠君も喜ぶかな?」

 ・・・木場は木場で勘違いをしている。掃除用具の中では、怒りに燃える二人と静観する一人という構図が生まれた。←この時悪魔特有の力が二人から漏れ出ていたのだが、アザゼル特製掃除用具入れが部室に出るのをシャットアウトしていた。

 

 

 まさか掃除用具入れの中に三人がいるなんてさすがに思わない二人の行動は

 「あ、もう・・・忠夫さん♡」

 「ギャスパーも期待していたんだろ?」

 エスカレートする。最初はただ抱き合ったり、ちょっとキスし合ったりだったが、

 「(むにゅう)ああ、んん♡」

 「引っ込み思案だったのに、随分大胆になったね(ずにゅう)」

 「ひゃあああ♡た、忠夫、さん、に、だけ、ですひううう♥!」

 「それは嬉しい。そんな彼女を持てて幸せだ」

 「あ、ん・・・嬉しい、です♥はう!」

 「ふふ、そんなはんの!んん!」

 横島は乳を持ち上げ、パンティに手をやる。ギャスパーは横島の告白にもっとされたい気持ちになりながら、彼女も横島のズボンのチャックを下す。彼女の積極的な行動に横島もビクッとなった。

 「女体化した当初より大きくなったか?」

 「だって、忠夫さん・・・毎日揉むから///」

 「じゃあ、やめるか?」

 「ああ、んんん~~♥あう!はううう♥これからも、やって、ください~~♥」

 ギャスパーの上を脱いで女体化した時に出来た胸をさらけ出す。だが、既に彼女の胸は横島に開発されているのか、出来た当初からロスヴァイセレベルの巨乳(B96)だったが今ではリアスレベルの爆乳(B99)をも超えているのだ・・・現在進行形で揉まれて悦んでいるギャスパーを見ると朱乃レベルの超乳(B102)になるのも時間の問題だ。

 「くっそおおおお!!!見たい見たい見たいぞおおおお!」

 「初対面から女にしか見えなかったのに今じゃここまで・・・いやいやいや!俺は今の会長の乳が好きなんだ!ダメだダメだダメだ!」

 「う~~ん、一誠君がおっぱい大好きなのは知っているから・・・僕も女になれば。現にギャスパーちゃんでこんなに興奮しているし」

 こっそり覗く為に用具入れの扉を木場が完全に閉め切ってしまったため声しか聞こえないが、ギャスパーの喘ぎ声を聞けば一誠と匙のちんちんを大きくするのは必然だ。

 ギャスパーの胸の大きさが変化したことは毎日会う一誠はわかっていたから、余計に見たくてたまらない。匙もソーナの妄想裸をイメージするがこの会話でどうしても巨乳ソーナが妄想で来てしまうため、狼狽えていた。木場は一誠のこの姿を見て女になろうかを真剣に考えている。

 

 

 そんな掃除用具入れの中の現状など知る由もない二人は、

 「あ、忠夫さん・・・顔、見たい、で、す♥」

 「ああ、俺もギャスパーの顔を見ながらしたい」

 はあ、はあ・・・と熱く息を吐くギャスパーはソファから降りると、スカートの中に手を入れてパンティを下した。ソファに座る横島の太ももに乗って・・・横島の肉棒に自分の蜜を出す壺の入り口に亀頭をつけた。

 「僕、忠夫さんに、女の快楽、教えられて・・・男でいられなく、なりました♥」

 「身も心も、女になったか?」

 「はい・・・最初は怖かったけど、忠夫さんと一緒なら、何もかも女になりたい・・・です♥」

 「はは、ずっと一緒だ。安心しろ」

 そして、見つめあう二人。ギャスパーは徐々に体を下に移動させて、

 

 

 「あ、ああ、は、はいっちゃうううううう♥♡!!」

 

 

 ひくひくしている膣の中に肉棒を入れた。一気に背筋をピンとしたギャスパーの腰を掴むと、

 「ひああ、ああああんん♡!!」

 左右に動かし、膣の中に入った肉棒を絡め回し始めた。横島の固い肉の棒が、愛液を出す膣の肉壁に当たる。しかも、

 「今度はこれだ(ずぶ)」

 「ああ、あああ、しゅ、しゅごいでしゅうううう♥!!」

 今度は無防備のアナルに右手の人差し指の第一関節分入れた。突如来た二つ目の穴からの刺激に思わず体を持ち上げて、横島の肉棒を抜きかけたが

 「ちゅう、じゅるるるる♥」

 「んん!!んんん、むふううう~~んん♡」

 口に横島がディープキスをして、動きを止めた。そして、徐々に腰を落とし始めて、ついに

 「(は、はひ、った。はひ、った、の・・・ああうあああううう♥)」

 横島の肉棒が全部ギャスパーのマンコに入り切った。マンコからの刺激とアナルからの刺激と口からの刺激に、横島がこれから先どんなことを自分にするのかという期待・・・これらが、完全にギャスパーの思考を奪った。

 「(ただ、お。さ、ん~~~、たくさんたくさん・・・やって♥♡)」

 理性もなくなったギャスパーは、もはや愛欲の虜になり横島に身を委ね、彼に抱き着いた。B100のおっぱいが横島の胸に押しつぶされ、

 「(ギャスパー、期待に応えるからな♪)」

 横島も左手で彼女の背中に手を回して抱きしめた。そして、

 「(あ、あああ、ひゃうはうんんん~~♥♡)」

 「(くう、すごく、くる!上の口も舌の口もびしょびしょだ!)」

 ギャスパーは腰を上下前後左右に動かし始めて、ディープキス中の舌も大胆に動かして横島の舌と絡める。マンコの中も横島の肉棒も、二人の口の中も顎や首筋も、愛液と涎でびっしょりになっている。横島のズボンはもう彼女の愛液で濡れているが、気にすることはなかった。

 「(忠夫、さん♡マンコの奥、子宮に、出してください~~♥)」

 完全に愛と欲と本能に支配されたギャスパーの卑猥な顔と弾力性抜群の乳と揉み応えのある尻とそろそろ限界に近い剛直した肉棒を絡めて離さない膣とアナル・・・彼女の全部に横島の意識が集中していて、ただただギャスパーの愛欲を求めたい欲望が湧き出ていた。

 

 

 

 その頃の用具入れでは、一誠と匙が悶えていた。声はディープキス中に聞こえる息遣いしか聞こえないが、十分すぎるほどに生殺し過ぎた。エロ本などをよく見るからこそ、現状を目で見なくても妄想で分かってしまう。本音を言うなら見たい!だけど、だけど!

 「横島の野郎が、俺らよりもさらに遠くに行く・・・あの野郎が、この時点でたくさんセックスをするなんて・・・絶対に止めなきゃだめだ!!」

 「そうだ、止めるんだ!これ以上俺らよりも経験を積ませるなんて、やらせてはいけない事だ!でも・・・部室とここでは余りにも空気の質(部室はラブラブハートで一杯な空気で、掃除用具入れは微妙すぎる空気)が違う!今までのやり取りを聞いて、どんどんちんちんが固くなるのも事実。ううう」

 「アザゼル先生に女体化薬を頼もう・・・そして、一誠君にギャスパーちゃんと同じことをされれば僕との仲も大きく進展するはずだ」←ここで木場、股間を膨らませて固くする。

 絶賛勘違い進行中の木場はともかく、この二人はもう悔しかった。ただただ、それだけだった。

 「匙。あいつらを止めて来い」

 「兵藤・・・いや!隊長!それはできません!全裸でセックスを盗み聞きして、ギャスパーちゃんの嬌声にちんちんをこれ以上ないほど膨らませたこの状態でここを出て二人の目の前に現れて、ギンギンに固くなったちんちんをさらけだしながら『やめろー!』と叫ぶなんて死んでも言えません!」

 「全く、役に立たないな・・・俺がやる」

 「ま。待ってください隊長!隊長のちんちんも俺の異常にギンギンのガチガチになっているではないですか!そんな状態で出るのは危険です!」

 二人は余りにもどうでもいいことを真剣に話し合っていた・・・発射寸前な股間の装填済みのマグナムを突きつけ合いながら。

 

 

 

 こんな会話の中で、

 「(イク、イク、忠夫、さ、ん~~♥)」

 「(出すぞ、出すぞ、膣の奥の子宮に、どっぷり出してやるぞ!)」

 二人の絶頂もそろそろだった。ギャスパーの腰の動きが上下だけになる。横島も座っていた腰を突き上げてどんどん彼女を淫らにしていく。口の隙間からの涎が多くなり、横島のズボンだけじゃなくソファにも突き上げた際にこぼれ出た愛液が流れて濡らし、指を出し入れしていたアナルも締め付けてくる。

 そんな行為を五分した後、

 「「ぷは・・・ギャスパー(忠夫さん)!」」

 ずっとしてきたディープキスをやめて、お互いの顔を見て・・・この瞬間に二人はアイコンタクトでお互いを理解した。

 「おおおおおお~~~!!!」

 「ああああああ~~~♥♥!!」

 次の瞬間に、最大の絶頂が相手に来ることを・・・そして、その瞬間が来た途端

 「ああああ!!忠夫さ~~~ん♡♥中に、中にあったかいの~~♥!!」

 「全部、出すぞおおおお!!受け止めろおおおお!!」

 ギャスパーの膣の奥に横島のザーメンが解き放たれた。そのザーメンの熱さを感じた彼女は

 

 

 「で、出来る♥!!赤ちゃん、出来ちゃううううう♥♡!!!」

 

 

 とても幸せそうに愛欲に溺れた顔をしながら、背筋をのけ反らせながら、横島に爆乳の揺れる淫らな動きを見せながら、体の中に流れる愛の精液を感じて、自分と愛する人との愛の結晶ができる想像をしながら夢心地な気分で横島を見た。横島もまたそんなギャスパーの卑猥な顔と淫靡な肢体を見て、続きを考え涎を飲み込んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・ところに

 

 

 「おいこら貴様らああ!!そこまでだああああ!!」

 

 

 一誠が掃除用具入れから飛び出して、匙の言った通り全裸でギンギンに固くしたちんちんを二人にさらけ出した状態で、二人の前に現れた。

 「「え?は?」」

 完全に呆然とする二人・・・当然だ、自分たち以外いないと思っていた中でいきなり一誠が現れる。ここまでならすぐに意識を取り戻せるが、もう変質者にしか見えない全裸+ガッチガチのちんちんの姿なのだ。思わず横島が全開している掃除用具入れに視線をやると気まずそうにしている全裸の匙と木場もいた。この二人を見てまたもや呆然する横島。

 「・・・・・・」←汗をだらだら流す一誠

 勢いよく出た一誠だが、いざやると余りにもどうすればいいのかわからない状態になった。止めなきゃ!という気持ちから一転、目を点にしてすっぽんぽんの自分を何やってんだお前?的な横島の視線に耐え切れなくなってしまったのだ。

 ここで一番最初に意識を取り戻したのは

 

 「い、い、いやああああああ!!!見られたああああああ!!」

 

 自分と横島とのセックスを見られたと思ったギャスパーだ。恥ずかしさの余り彼女の能力・停止世界の邪眼を発動・・・この部室だけじゃなく駒王学園全部にこの能力がかかってしまった。理性が完全にない状態でしかも思いっきり最大限に発動させてしまったため、一誠・匙・木場も止まってしまった。

 「うううう!ひっく!タダオさああああんん!」

 「よしよしよし、落ち着けって(ぐぬおおおお!乳が膣がががが!)」

 一誠のおかげ・・・いや、せいで二人は続きをする気が無くなった。横島は未だ肉棒が膣の中で一つになっているような状態なので、時間が止まった状態でも動けた。そんな横島に抱き着いて泣き続けるギャスパーを慰める・・・乳と膣の感触に我慢しながら。

 復活した瀕死の理性をフル活動させて何とか耐えきった横島は、泣き終えて一段落したギャスパーを見て三人が戻る前に服を着ようと言おうとした・・・その時だった。

 

 

 

 「いったい何があったのですか!ギャスパーちゃんの・・・のう、りょ・・・」

 

 

 

 今回のリアス・ソーナとその眷属たちの女子会に、教師の立場で参加できなかったロスヴァイセがこの能力の発動により、少しの間止まったがすぐに動けるようになり異常事態があったのでは!とやってきた。だが、次の瞬間抱き合って繋がっている横島・ギャスパーカップルと、全裸でフルチン丸出し三兄弟の姿を見て動きと思考が止まる。

 『なななな~~!』

 ラブラブな二人と露出な三人の姿のダブルパンチで慌てまくるロスヴァイセ。そんな彼女に

 「とりあえず・・・眠ってください」

 文珠『眠』で眠らせた。そして、何とか服を着直して『元』で愛液や精液や淫靡な空気になった部室の状態を元に戻して、覗き(をしてると思った)の三人はしっかりお仕置きとしてある場所に全裸のまま放置した。←温情としてすぐ傍に服は置いてある。

 だけど、問題はロスヴァイセである。文珠はたっぷりセックスをしたから作ることが出来るので『忘』で記憶から消すことはたやすいが、それをしなかった。

 

 「う、あら?どうし・・・どうしてえええええ!」

 

 何と彼女を懐柔するために抱くことにしたからだ。その理由はこれから先も多分学園のどこかでこの二人はセックスをする可能性は十分にあるためであり、もし部員以外の誰かにばれた時のもみ消しが出来る存在が欲しかったからだ。

 しかし、これは横島ではなくギャスパーが提案したことだ。横島はレイプ的な感じで女性を傷つけそうで躊躇いがちだったが、ギャスパーが彼女の服を脱がせてフルヌードを見たらその気持ちが徐々になくなった・・・そう、彼女は目を覚ましたら全裸になっているから叫んだのだ。慌てるロスヴァイセを罪悪感を持ちながら説得する横島。その姿を見るギャスパー・・・今彼女の心の中はこんな感じである。

 

 

 

 『これでいいわ。協力者も手に入るし、この女が私の横島に近寄ることもなくなる。泥棒猫のこの女が横島の傍にいることが多いから、その注意として襲わせるのは少し躊躇ったけどこれも今後の私達の愛の溢れる日常を手に入れるため・・・ごめんね、でもあなたが悪いんだからね♪私とヴラディだけなのよ、横島と永遠に愛し合う存在は』

 

 

 

 この時の彼女は内なるもう一つの人格であるギャスパー・バロールなのだ。主人格のギャスパー・ヴラディの強い愛情はバロールも影響を受けていて、この人格もすっかり女の心に目覚めていて横島を愛しており、口調が女になっているのその為だ。実は今までのセックスの中で、絶頂や快楽の強さでヴラディが失神してバロールに変わった事もあったが横島は気づいてない。因みにヴラディの時は忠夫と呼びバロールの時は横島と呼ぶけど、全然気にしない横島である。←原作だとこの時はまだバロールの存在すら出てないが、バロール自身が愛に目覚めたので横島とのセックスの時だけこっそり出るようにしている。

 本来バロールは仲間を傷つけることをしないが、横島に近づく女がいると例え同じリアスの眷属でも敵と認識する。リアスや朱乃などは既に一誠に夢中なので横島に遊びで胸の谷間や下着を見せたりしても抑えるが、ロスヴァイセはまだ入ったばかりで一誠派ではないので横島を意識したらまずい。好きでもない男からこんなレイプまがいなことをされたら、当然恐怖・拒絶をする。そう思ったからこそバロールは提案をして、今はセックスの余韻に浸っているが絶頂で体に力が入らないのは事実である。

 

 

 

 だけど、セックスの時しか表に出ないバロールは気づいて・・・いや、表のヴラディも基本は引きこもりなのでこっちも気づかなかった。さっきも書いたがロスヴァイセは入ったばかり・・・つまり、彼女が今まで恋をしたことがないことも、百均ショップに行くのが趣味で他にもシビアな金銭管理にしっかりしているけど、どこか抜けている一面があることもこの二人は知らなかった。

 元の世界で金にあれだけ強欲で脱税すらするがめつい美神の意地汚さに長年付き合った横島からすれば、彼女に比べればロスヴァイセの徹底した金銭管理はまだまだぬるい。何より、百均ショップは横島も収入が限られているのでよく一緒に行って買い物を安く楽しむことがある。←バロールの言うロスヴァイセが横島に近寄っていたのはこれが理由である。

 いろんな恥ずかしいところも全部受け入れていた横島の心の広さと共通の趣味を持つことや買い物後は自発的に彼女の荷物を持ったりしている内に、ロスヴァイセがこっそりときめいて恋心を持っていた事を二人は知らなかった。今もできる限り傷つけないように抱く為に必死にいろいろ責任はとるとか、とっても素敵な女性など殺し文句を横島はたくさん言い続けていたが、バロールは襲われそうになっている彼女が拒否すると思って全部聞き流していた。

 だから、その殺し文句にロスヴァイセが

 

 

 

 「わ、わかりました・・・でも、誤解しないでください。わ、私も、あなたなら、イイと思って、だ、だ、抱かれるの、です、から///せ、責任、とってください、ね///」

 

 

 

 本気になるのは、完全に予想外だった。←というわけで、ロスヴァイセさんが参戦決定!いつになるか分からないけど、R18に書くつもりなのでお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あのフルチン三兄弟はどうなったのかというと・・・次の日の駒王新聞にはこう書かれていた。

 

 

 

 『エロの化身兵藤一誠!生徒会役員匙元士郎!そして、我らがイケメンアイドルの木場裕斗の三角関係が発覚!我ら新聞部はその証拠をついに押さえた!』

 

 

 という見出しが書かれていて、その新聞に掲載されている写真が校舎の玄関入り口で固まった状態の三人の剛直した肉棒をくっつけ合うシーンだった・・・しかも、邪眼の効果が切れた後にようやく動けるようになった木場が

 

 

 『さあ、僕達だけの裸の付き合いをやろうじゃないか』

 

 

 皆の前でそんなことを言い、通りすがりの新聞部員が常時持っているボイスレコーダーで録音して新聞に書いたため、この証拠が三角関係という記事に余計に信憑性が増したらしく数日間は一誠も匙も必死に弁明したが男子からは笑顔で応援すると言われ、女子からは腐女子な妄想をしたかどうか確認された。リアス達は私達も裸の付き合いをするわよ!と一誠に迫ったが鼻血で意識不明になり、匙の方は必死に誤解だとソーナ達に言うが中々聞き入れてもらえなかったらしい。

 一方、アザゼルに

 「完成を楽しみにしてます」

 「ははは!任せておけ!」

 女体化薬を頼んだ木場がいつ本当の女になって一誠に迫るのか・・・それはR18に書かないので別の話。




 前書きでロスヴァイセの名前を出した時点で、彼女をヒロインにする話を書くと予想した読者もいたと思いますが・・・その通りです!後、この話のバロールの性格設定ですが結構嫉妬深く自分とヴラディ以外の女は横島に近寄ってほしくない気持ちが強いです。ロスヴァイセ編でどうこの二人を動かすか・・・中々に考えものです!


 次回こそ、里沙と梨子の3Pを書きます!



 後、一誠達が部室一番乗りと思って裸になって変態な行動をするのは、とある中学の卓球部の漫画ネタです。アニメもかなり面白かった!2期目のOPがかなりハメを外していた・・・深夜アニメだったけど、それでも今だったら絶対に却下される絵ばかり出てた・・・昔だからこそできたエロアニメと勘違いしかねないくらいOPだった!


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籾岡理沙(+夕崎梨子)編

 ダイ大の第2クールのOP・EDに期待していた三MENです。EDはもう完全にあの五人に的を絞っちゃってますね。OPは前半が全然変わってない事にがっかりしたが、後半のまるでポップがメインみたいな出し方に思いっきり興奮しました!しかも、あの魔法まで出すなんて、新装版12巻の表紙が頭をよぎりました!・・・くっそ!制作陣の演出の出し方にまんまとやられた!

 それに今もポップがかなりメインでもう、バラン戦は・・・まずい、ガチで涙が。十数年前に売った時も、実はバラン戦の話があるポップが壮絶過ぎたあの巻だけはどうしても売れなくて・・・その一冊だけはさらに数年後になったんだよね。これを書いている今も涙がマジであふれ出ます。



 前書きが前書きじゃなくなってしまった気もするが・・・さあ、初の3P話です!


 籾岡理沙と夕崎梨子は焦っていた。

 「私達、ライバルではあるけど」

 「はい。強敵がとんでもなさすぎます」

 二人はどっちも横島忠夫が好き。二人はどっちもバレンタインの時に熱いひと時をそれぞれ過ごした。キスをしたり、お風呂に一緒に入ったり、ベッドで合体したりしてそれは恋人らしい熱いひと時を過ごせた。今は梨子の言った強敵への対策の為に二人は手を取り合っている。いや、もう対策なんてどうでもいい・・・二人はどっちが愛人になろうと横島と愛し合えるなら構わない領域まで行っている。

 バレンタイン以外でも結構横島といる機会が多く、そういう日常での恋人とのいちゃつきも里沙はからかいながらも内心は嬉しく、梨子は外見も内心もどっちも幸せでいっぱいだ。この二人はかなりの美少女だ・・・横島と密着する機会が多いので、二人が横島に気があることを知った何人かの男子ががっかりした。そういう男子達からラブレターももらった事のある二人が言う強敵。それが、

 

 

 「うふふ♥食べてくれたかしら?わ、た、し、た、ち、を♥」

 「ううう、やっちゃった・・・全部、見られちゃったよ///」

 

 

 保険医の御門涼子と担任のティアーユ・ルナティークである。どっちも宇宙人で訳アリだが、今はこの生活に満足している。

 そんなのは別にどうでもいい・・・最大の悩みがこの二人もまた横島の事を愛しているのだ。誘惑的な御門と天然なティアーユはとんでもなく乳尻太ももが横島好みで、モデルとして生活したら一気に頂点に立てるくらいのスタイルを持っていて、美しい・綺麗・魅力の全部が当てはまる二人なのだ。洗練された美貌を持つ御門と生まれ着いた美貌を持つティアーユ。こっちも二人でタッグを組んで横島への誘惑と熱愛を出している。

 因みにさっき二人が言った「食べてくれた?」と「全部、見られちゃった」というのは、彼女らが横島へプレゼントは私♥をしたわけではない。原作GS美神の方であったチョコ美神と同じものを、この二人は何と作ってしまったのだ・・・しかも、完全オールヌードの等身大一分の一の御門とティアーユの二人のチョコを。「食べてくれた?」はチョコの私達をという意味で、「全部、見られちゃった」は本人のオールヌードを細部までしっかり作ったチョコのため、乳首や乳輪にヴァギナといったモノも鮮明に作られていた。つまり、本人の裸ではないが同じものを見たといっても過言ではないからこそ、彼女は恥じらいながらこの言葉を言ったのだ。横島はもちろん鼻血を出しまくって食べて、その日は瀕死になったのは言うまでもない。

 

 二人を愛し真剣に想ってくれる里沙と梨子を抱いたことに関しては大満足だが・・・強敵と見ているこの二人の存在がこの上なく不安だ。自分達がいろんな点で劣っているのはわかっているけど、愛する人の意識がいつか自分達がいなくなってこの二人だけになるのでは?となるのは、恋する女性からすればどうしても考えてしまう事だ。

 だからこそ、何とか二人は自分達を意識し続けてほしい横島に、本人達の中ではバレンタインで大敗をした気持ちなのでその分を取り戻したいのだ。だけど、バレンタインが終わって以降は特別な日がなかなか見つからない・・・誕生日もしばらく先。どうしようかカレンダーを見て

 「あ、これならいける!」

 里沙はある提案を思い浮かんだ。

 

 

 

 「俺、死ぬんじゃないか?里沙ちゃんに梨子ちゃんからもらっただけじゃなく、御門先生とティアーユ先生から生死の境を彷徨うチョコを貰ったなんて」

 やっと横島の鼻血による出血多量による入院生活が終わり、学校に復帰した。

 「くうう、どうすればいいんだ!あんなにチョコを貰うという事は・・・確実に三倍返しにしないといかん!ど、どうすればええんじゃ!」

 その時の横島は既にホワイトデーの不安を考えていた。今まで全然バレンタインのチョコなど貰ったことはない。原作時代にはおキヌからチョコをもらったけど、完全に義理と見ていたのでホワイトデーは辛うじてのお返しで済んだ。←原作終了後も渡しただろうけど、確実に本命と思わない横島。小鳩やシロも渡したと思えるがそれも義理と見たと思える。美神?いやいや、結局渡さないのが目に見える!

 でも今回は完全に本命チョコだけじゃなく、渡しに来た彼女達もご馳走になった。

 

 1、今からバイトをして、稼いだ分をホワイトデーでプレゼント

 2、土下座をして、なけなしの金で買ったものをプレゼント

 3、全力でセックスをして、精液をぶっかけてホワイトプレゼント

 

 この三つが彼の頭に浮かんだ。1,2がまともなのに、3がエロ過ぎるのはやはり煩悩と彼女らのアピールのたまものだろう。

 「ぐぬぬぬ。こうなったら・・・」

 だけど、横島は必死に考えた。煩悩まみれの思考で考えた。今までのセックスで脳裏に焼き付いた彼女らのヌードを思い出しながら考えた。絶頂後の彼女らの愛と欲に溺れた顔を思い出して勃起しながら考えた結果、

 

 「バイトをして、できる限りの稼いだ金で買ったものでホワイトデーじゃ!そして、もしそれでも足りないなら・・・土下座をして許してもらおう!(これでもダメなら、最低な男みたいな考えだけど・・・愛をし合うしかない!)」

 

 これが横島としての精いっぱいなのだ。言葉にしなかったが、結局セックスの思考になっているのは仕方がない。実際、それが一番喜びそう・・・もとい悦びそうなプレゼントなのだから。

 

 

 

 でも、横島はプレゼントを買うために真面目にバイトをした。彼女達に出来る限り喜んでもらうために、自分は彼女達を愛している証明をするために。だが、この行動が余計に彼女達の不安を掻き立てた。何故なら、

 「あ、忠夫!ちょっと話が」

 「ごめん里沙ちゃん!俺今日バイトなんだ!」

 「あ、あの、忠夫さん。少し時間を」

 「ごめん!また今度でいいかな!」

 バイトをするという事は、彼女達といる時間が短くなるという事だ。また、里沙の家で住んでいるけど、この決断した日から彼女達を抱いていない・・・ついでに言うと御門とティアーユも抱いていない。ある程度の会話はするけど、いざ三人で一緒になろうとすると横島はいなくなるのだ。横島からすればホワイトデーのプレゼントの為に、言い換えれば彼女達の為の頑張っているのだが、

 

 「・・・最近、一緒にいる時間がないわよね」

 「うん。こんなことってないよ」

 「あなた達もなの?保健室で休ませ、じゃなくてセックスしようと思って誘っても来ないの」

 「御門、言い直した方がダメだよ・・・でも、そうなのよね。はあ~~」

 

 この四人からすれば、溜息ものである。どんなに誘惑しても来ない、時には強引に両腕を抱き締めて胸の感触を味あわせても、鼻血を出しまくって逃亡する。更にはララから発明品を借りて自分たち以外入れない空間を作ってセックスを迫っても『脱』『出』の文珠で逃げ出す。

 こんな感じでいるから、その理由を知りたい彼女達だけど横島は言わない。ティアーユがセックスという言葉に真っ赤にして焦らない辺り、彼女も寂しいのだろう。

 「せっかくホワイトデーで彼のザーメンシャワーのホワイトデーを過ごそうと思ったのに」

 「え!先生達もなの!」

 「ちょっと!御門!初耳なんだけど!」

 「里沙ちゃん!私も今初めて聞いたよ!」

 横島と一緒にいられない寂しさから思わず本音を出した二人。思考がエロよりな二人らしい考えに、本当に初めて聞いた二人は突っ込んだ。

 「あら。サプライズの方が嬉しいじゃない?」

 「そうよ。それに、顔射されるのもいいと思うけど?」

 だけど、ノリノリの里沙と御門ははね返した。もちろん二人はさらに真っ赤になって、もじもじしたのは言うまでもない。

 

 

 

 ついにホワイトデーがやってきた。

 「忠夫、今日はいいわよね?」

 「お願いします。寂しいです」

 セックス以前に相手にしてもらえない寂しさを持つ二人は、放課後すぐに横島の両腕を抱き締めた。

 「あ、ああ。もちろんそのつもりだよ。でも、その前に御門先生とティアーユ先生に渡すモノが」

 「「後で!」」

 その言葉に一瞬で寝取られる感覚に捕らわれた二人は絶対に会わせてはいけない!と思い、もはや犯人を無理やり拘束する警官の如く強引に学校を出た。

 二人が横島を連れてきた場所は籾岡家ではなく梨子の家・・・つまり、リトの家である。そして、

 「連れてきましたわね」

 「ナナッチ、お願いできる?」

 「お願いします!」

 「はい!里沙さんがリトさんのハーレムではなく横島さんのハーレムになるのは予想外でした」

 「御門先生とティアーユ先生もそうだよ」

 「ハーレム・・・何かまだ増えそうで怖い」

 リトの家にくっついているララの宇宙船に入ると、そこにはララの妹のモモが待っていた。本来なら宇宙船に入れるのはララ三姉妹とリトと美柑くらいだが、里沙が話を通していたのか入らせてもらえた。

 「では、こちらで」

 「うん、お願い」

 「えっと・・・本当にいいの?」

 「な、なにをするのかな?」

 ある何もない部屋に三人が入る。流されるままここまで来た横島はきょろきょろ部屋の中を見回る。話を通していた里沙と梨子はこれから何が起こるのか分かっているのかドキドキしていた。

 

 

 何故、今回モモが里沙と梨子に協力したのかというと・・・彼女はリトのハーレムを作る計画を立てていた。でも、彼女の考えるハーレムは一人の男とたくさんの女との性行為と日常生活でも男が多くの女を侍っている光景だろう。つまり、想像の中だけであり本当のハーレムが何なのかを知らない。そこで、横島ハーレムの二人がプライベートではどんな行動をしているのかを調べて、今後作り上げるリトハーレムに活かそうとするために協力したのだ。学園内の横島達(御門・ティアーユも含む)のハーレム的な行動はモモも調べ上げているが、プライベートはなかったので里沙から頼まれた時二つ返事で受け入れたのだ。

 だが、このプライベートというのは・・・彼女もあくまで想像の中と誘惑だけで抑えていたセックスも調べる対象に入っている。それは里沙と梨子も了解した・・・つまり二人がドキドキしていたのは、横島とセックスを彼女に見られることにドキドキしていたのだ。

 

 

 その彼女がスマホみたいなもので操作をすると・・・

 「こ、ここは!」

 「へ~~、まずはこれか」

 「わ、わ、わ!」

 部屋がある場所に変わった・・・それは、コスプレショップだった。いや、これがまだ普通のコスプレショップであればモモもララやナナや美柑やヤミなどを連れて楽しんだ。まあ、それでも男からすれば入りにくいが・・・だが、モモが出したコスプレショップというのが

 「こ、これが、DVDで見た・・・あの下着」

 「すっご~~い!初めて見たこんなに卑猥なの!」

 「ううう、こ、これを私が、ききき!」

 完全にエロ目的のコスプレショップなのだ。例えば、ヴァギナや乳首を丸出しのシスター服や、下着も置かれていてパンティの内側にバイブが着いていたり、乳首の部分にローターがついているスケスケナース服など卑猥なものしか置いてない・・・モモがハーレムのプライベートを調べたいと言っても、やはりエロ方面の意識の方が強かったのだろう。

 横島は

 「・・・(ば!)・・・(ば!)」

 それらの衣装を手にとっては里沙か梨子が来ている妄想をするために彼女らを見る行動をしている。着てみて!の一言を言えば恥じらいながらも着そうな二人だが、言わない辺り彼女等から着るのを待っているのだろう。

 そんな行動を見ている二人は、

 「じゃあ、ちょっと待っててね!」

 「ぜ、絶対に覗かないでくださいね!フラグじゃないですからね!」

 その期待に答える為に、ある衣装を持って試着室に入った。

 『うふふふ。リトさんも着て!と言えない人ですからね』

 「ちょっと趣味が悪いんじゃないか?モモちゃん?」

 『これもリトさんと私と皆さんの幸せの為です!』

 「まあ、いいか。楽しめているし・・・(この時点でかなり煩悩が溜まっているぞ。一応文珠を作っておくか。何か嫌な予感がするし)」

 試着室のカーテンをガン見しながらも、嫌な予感を感じた横島はたまった煩悩で文珠を作り始めた。

 

 

 そして、二つのカーテンが開かれた。

 

 里沙・ドラクエの天使のレオタード←ダイ大の影響であることは言うまでもない。原作や前アニメではレオナが着たのはビキニだったよな?

 梨子・不知火舞の衣装←こっちは純粋に着せたかったから。

 

 おおおおお!という叫びと共に、スマホで撮る横島。

 「やっほ~~!どうかな?」

 「えっと・・・その、に、日本一~~!」

 そして、ここからコスプレ着替え大会が始まる・・・が、最後の衣装まで割愛させてもらう。←だって、いろいろ思いついた衣装をこの二人に着てもらったら・・・別の話で書いた時に同じ衣装がこの話で出たよ。とつっこまれるのが怖いから!←それでも忘れて書くだろ!

 途中で作者の嘆きが出たがそれは無視して、最後に着たのが、

 

 

 「は~~い!ダーリン!私、どうだっちゃ?」

 「やっぱり横島さんは素敵です!全てが輝いています!」

 

 

 うる星のラムとリゼロのラムだ。里沙がうる星ラムで梨子がリゼロラムだ・・・が、

 「あれ?梨子ちゃん」

 「・・・酔っているの!」

 『こんなアクシデントもありかと思いまして!』

 どうやらモモの悪戯のようだ・・・これでは姿はラムだが性格がレムだ。

 「忠夫さん!梨子をどう思いますか!」

 「ちょ!いつものキャラじゃない!」

 「・・・」

 「り、里沙ちゃん・・・ま、まさか」

 『仲間はずれはダメですよね♪』

 「やっぱりかあああああ!」

 里沙まで酔わせたモモ。元々悪戯好きな彼女・・・横島の現状を見て楽しめれば、リアルハーレムのプレイベート観察はもうどうでもいいのだろう。それがリトを困らせる時の感情とはまた違うことに気付くのはかなり後の事。

 「ねえ、ダーリン・・・里沙は、寂しかったんだっちゃ」

 「忠夫さん忠夫さん忠夫さん忠夫さん・・・どうして、今まで私達を無視したんですか」

 酔っぱらって寂しい想いを出した二人。そのせまり方が、

 「(のおおおおお!酔っぱらって寂しい顔を見せる里沙ちゃんがかわいいいいい!後、うる星のラムの水着って結構際どいから俺もテレビでは思いっきり煩悩満載で見て・・・って回想に浸っている場合じゃない!)」

 里沙は大胆と寂しさを同居させた赤い表情が普段見ない顔でドキドキさせ

 「(む、胸が、里沙ちゃんもそうだったけど梨子ちゃんの乳がでかくなっている!かなり食い込んだ谷間がもろに見えて、もろに・・・乳輪がちょっと見えた!!まずいいいい!しかも、リゼロのラムっていつもメイド服を着て・・・ちょ!すすす、スカートが落ちてぱ、パンティがみみみ、見ええええ!)」

 どうやらメイド服はキャラ本人のものをそのまま再現したのか・・・迫ってくる姿が既に誘惑じみていた。確実に乳が服から出たそうに豊満で、尻もスカートを下したのか黄色いパンティが丸見えだった。

 『では、次のステップに参りましょう』

 「おおいいい!まだあるんかい!(もう理性が粉々になりそうなのに!)」

 『もちろんですよ♪それに、横島さんも寂しい思いさせたみたいだからお仕置きを行けないと♪』

 「う・・・確かに、バイトしていたからないがしろにしていた」

 『さあ、そんな横島さんに求めているお二人が愛し合う場所は・・・ここです!』

 モモの言葉に反省する横島。モモの操作で部屋が変わった。

 

 

 『学校の屋上です!』

 

 

 その部屋というのが・・・御門が主の横島達が通っている学校の屋上だった。普通、こういうのはラブホの一室か自分達の部屋が定番だが、そういう定番を好まないモモはここを選んだ。因みに屋上の床が全部敷布団になっているのは、モモなりの優しさなのだろう。

 「ダーリーン♥里沙の寂しさ、埋めてほしいっちゃ!」

 「忠夫さん、抱いてくれないなら・・・(ぺろ)これを吸わせません!」

 里沙は仰向けになって水着のパンティを下し愛液で染みついたそれを見せながら「匂い気になる?」という表情で迫り、梨子は乳を全開放して更に持ち上げて自分で乳首を舐めて「吸いたいでしょ?」という表情で迫った。

 「が、が、ががが、ぼ、ぼ」

 「「ぼ?」」

 「ぼんにょう~~~じぇんかああああああいいいいいいい!!」

 「「待っていたっちゃ(ました)♥♥♡!!」」

 もちろん、我慢できるはずがなく変態仮面の如く一瞬で脱衣した。ギンギンに固くなった横島の肉棒を見て欲望に染まった笑顔で横島に抱き着いた。

 

 

 

 『す、す、すごい・・・お二人のあの顔、嬉しそう、です』

 ガン見して3Pしている横島達を見るモモ。彼女の思っていたセックスは一対一で抱き合い絶頂したら、横島が相手を交代する。やはり、セックスは愛し合う人同士でやるものだから今三人がやっているのは予想外だったのか、目が離せない・・・いや、実際に見ると本や映像で見るでは、大きな差があることに気付いてなかったようだ。

 その三人が何をしているのか?まず、

 「あああ、ひああうん♥!!いいよ、ダーリン、もっともっと、突いてっちゃ!」

 横島の肉棒は里沙が独り占めした。煩悩第全開中の横島は仰向けになって思いっきり腰を上下に動かして、繋がっている里沙のマンコを責める。愛液がどんどん流れ、久しぶりの膣に来たペニスの感触と刺激に彼女はアヘッていて、ブラも外してさっきの梨子のように自分で二つの乳を揉みだして更に快楽に染まっていく。もちろん彼女自身もただ膣を責められるだけじゃなく腰を左右に動かしたり、時には

 「ああ、い、いき、そ、うああああ♥」

 ヴァギナから肉棒を出して尻で擦ったり、何とアナルにそのまま挿入してそこからまた激しく突かれて更なる大きな快楽の波に飲み込まれていく。アナルと膣の二つからくる刺激の波に完全に逆らえなくなり、

 「い、イックうううう!!!」

 アナルの中にザーメンを流し込まれて、アヘッてだらしない顔を出してしまった。あ、あ・・・って感じで放心状態になっているところに、

 「ちょ、ま、待っ・・て、よ・・・」

 横島の肉棒が再度突く・・・しかも、横島自身も一度精液を出したはずなのに、むしろペニスの太さが一回り大きくなった。それを、アナルから抜けてヴァギナに入り始めたところにその太さに気付けた里沙だがもう遅い。彼女らが横島に抱かれないうっぷんがあるように、横島も彼女らのホワイトデーの為にバイト三昧で性欲発散をしてなかったのが、これを作ったのだろう。

 

 そんな性の虜に堕ちた里沙の前にいる梨子というと

 「あ、はわ、ひあやあう♥!!」

 「ちゅうううう、じゅりゅううう」

 さっき吸わせないと言った乳を吸われていた。彼女は自分の胸を横島の顔に挟んでいて、横島の舌が舐め挟んだ乳の谷間や乳輪や乳首を舐めていた。

 「はあ、はあ♥。ああ、はん、あん、いい、イイです♥!」

 こっちは横島の両手も使っているから彼女のおっぱいは揉まれてもいた。その胸からくる愛欲の刺激に梨子は蕩けていく。

 「ひあ、ん、ああ♥」

 パフパフに揉まれて舐められるだけじゃなく鼻や口から出る呼吸もまた彼女の快楽を増幅させ、

 「ひぐ!あ、あ、しゅ、ごい!」

 乳首を思いっきり抓ってその痛みにびく!と来たが、いざ離すとその痛みが恋しくなる。そこに今度は噛みになって、さらに強い乳首の痛みが来た時彼女は自分で気づかないうちにアヘッた顔になった。

 「た、じゃ、お、しゃ、ん♡」

 そして、その痛みの快楽に

 「じゅるるる、ちゅう~~~」

 「!!!!」

 涎の生暖かい温もりが来た。乳首全部を包むような横島の涎に痛みの快楽から温もりの愛欲が一気に梨子の脳内を支配した。それは同時に

 「ちゅ、ちゅ、ぺるぺろ」

 「(た、だ、お、さんが・・・赤ちゃん、み、たい、に♡)」

 横島の乳首を吸う行為が彼女の欲望を最大限まで引き出すものとなった。

 

 

 数分後に・・・二人の視線がたまたま合った。

 「梨子、あはは、もう、淫らすぎるよ。その、蕩けすぎてる顔♥」

 「里沙さんも・・・喘いだ顔が淫猥という言葉が似合いますよ♥」

 両者共に淫らな欲望に支配された相手の顔の感想を言った。この時の里沙はアナルではなくマンコに二回目の絶頂のザーメンを受けた後でビクビクッ!と全身を痙攣させた後で、それはそれは梨子の言う通り喘いだ彼女の顔は淫猥がふさわしかった。

 梨子の方は横島に乳を存分に舐め回され、いじられ、撫でまわされた欲望が既にパンティの奥の膣やクリトリスを強くひくひくさせていた。横島の乳責めをされ始めた時から既にオナニーもしていたため、メイド服のスカートの中にある勝負下着を完全に愛液で濡らしていた。いや、既に彼女もそのオナニーと乳の責めで絶頂をしてしまっており、パンティの吸収力をも上回る愛液をドバっ!と出したため、スカートの内側も濡らしていた。

 「まだまだ、固い・・・期待できる、っちゃ♥」

 「今度、わ、たし」

 「うん、私も、おっぱいを滅茶苦茶に、されたい♥」

 「ああ、はああ~~~こう、たいです♥」

 もう既に酒の酔いからセックスの酔いに代わっている二人。梨子は里沙から抜けた剛直している横島の肉棒を見て、涎を飲んだ。そして・・・スカートとパンティを一緒に脱いで、彼女の滝の如く愛液が出るマンコに、

 「ああああああ♥!!」

 欲望の叫びを出しながら、嬉しそうに入れた。そして、

 「忠夫さん♡忠夫さん♡ただお、さん♡!」

 腰を激しく振って、さっきまで愛され続けた乳を揉み、乳首をいじり、自分で舐め回した。

 「梨子ったら、あんなに悦にひた!!んんん♥!!」

 悦ぶ梨子をからかおうとしたが、横島が里沙の乳を抓ると全身を震わせた・・・いや、先端を突き出すように尖らせた乳首を触れた途端にこうなった。そして、しばらく力を入れたり円を描くように動かすと

 「は、あ、あ、ああああああ♥!!」

 里沙の方も梨子に負けないくらいに淫らな笑顔を出して、一緒にされるがままとなった。←ここまで横島が言葉が少ないのは、完全に二人の体をむしゃぶりつく事に集中していたからだ。

 

 

 それから数十分後には

 「も、う・・・まんぞ、く・・・っちゃ」

 「忠夫、さん、ただ、お・・・あ、ん♡」

 二人の淫らかつ卑猥な姿が床に転がっていた。里沙の胸全部を徹底的にいじり舐め回した為、乳全部に横島の涎が残っていた。もちろん、里沙の方もこの乳責めの時にオナニーをしたのでヴァギナからの愛液もかなり流れ出ていた。梨子は乳に着いた横島の涎は乾いたが、新鮮な精液が彼女のアナルとヴァギナから流れていた。

 今は二人とも、その横島の精液がもったいないのか自分のマンコに指を入れては白い液体が少しでもあったらそれを口の中に入れている。その姿もまた、淫らで卑猥だ。そんな彼女らにもっと欲望を燃やし煩悩を最大限まで高め、今すぐにでも更なるセックスをして、もっと淫らで淫靡で卑猥で・・・蕩け溺れていく姿を見たい横島だったが、

 「二人とも・・・ちょっと、ごめんな」

 それをちょっとだけ抑えて、横島はあることを彼女達にした。それは、

 「あ、れ?」

 「これって、ネック、レス?」

 「ホワイトデープレゼントだ・・・そして、俺からの気持ちでも、ある」

 照れくさそうに首にネックレスをつけた。彼女達にこれを渡したいが為にバイトをしていた横島。どんなに愛欲に思考が支配されても、その愛欲を与えてくれる愛する人からのプレゼントと分かればすぐになけなしの理性を取り戻せる。そして、その理性で理解したことは

 「気持ち・・・もう、素直じゃないっちゃね♥」

 「でも、可愛い・・・です♥」

 「「((本当は、指輪が欲しかったですが・・・十分に伝わったわ))」」

 このネックレスは

 

 

 「「((忠夫(さん)が心から私達に首ったけっていうことが♡♥))」」

 

 

 二人に夢中だという証拠だという事だ。もちろん、横島の事だから御門とティアーユに渡す分のプレゼントもあることは二人とも理解した。

 「気持ち・・・分からない、っちゃ、よ♥」

 「教えて、言葉で、行動で・・・♥」

 「「そして」」

 したからこそ、結局ライバルのあの二人にこれから先勝てるかどうかわからない・・・でも、今だけは

 

 

 「「忠夫(さん)の全部で、私達の隅々まで、気持ちを、見せて♥」」

 

 

 二人より先にプレゼントを貰えた幸せとプレゼントの意味が、最大級のライバルであるあの二人に勝てた気持ちになれた。だから、今はもっともっと愛されたい里沙と梨子は忠夫に抱き着いて・・・もう何回戦になるか分からない愛欲の時間を再開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だから、三人は既に頭の中から忘れていた。

 「・・・・・・」

 「・・・・・・」

 「・・・・・・」

 「・・・・・・」

 ここにはモモがいることを・・・いや、モモだけじゃない。学校や散歩から帰ってきたナナやララ、更にはヤミまでいた。この三人の刺激的過ぎて濃厚すぎるセックスは、ナナやララだけじゃなくこうした淫らなことに否定的なヤミまで意識が奪われ・・・彼女らの股間に液体が出てきた。

 その後、我に戻ったヤミはすぐに宇宙船を出てこの事を忘れるかのようにどこかに飛んでいった・・・だけど、三姉妹はもう我慢が出来なくなり・・・その日の夜、リトの部屋で何やらすごいことが起こったのは別の話。

 




 これを皮切りに、どんどんハーレムセックスの話を書くぞ~~!・・・あ!既にハーレムセックスな話ならサムライディーパーKYOのキャラ・アキラを主人公にした戦国恋姫が舞台の盲目のサムライと信念のサムライで何話か書いているのでそちらをどうぞ!←オンライン版が出たからって宣伝するな!



 後、一つ・・・本来なら活動報告で書く事ですが、吉井明久シリーズをやめようかと思います。その理由はもうネタが思いつかない事。完全に失踪状態になっている事。あと、上にも書いたけど戦国恋姫オンラインが出たので北条編の続きの話を書こうと思っている事です。三つに分けて書く事が体力・気力・リアルの事情で不可能なので、やめる気持ちが完全に固まったら活動報告に書きます。


 では次回もお楽しみに!


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塚本八雲編

 まず、先に言いたいことが二つあります!まずは・・・彼女をオリキャラと思ってみてください!原作の時とはかなりぶっ飛んでますので!

 そして、もう一つは他の皆の経緯は聞かないでください!天満と烏丸のその後や、花井や周防のその後などは考えてません!まあ、播磨と沢近は・・・ちょっと出ますのでそちらで確認してください。


 後・・・活動報告を読んでない読者様の為にここで書きます。同じR18で出していた吉井明久シリーズは閉鎖することにしました。もう、向こうは完全に積んでしまい、ネタもエロも全然思いつかなくなってしまいました。本当に申し訳ありませんでした。


 高校を卒業して、数年の月日が流れた。八雲の姉・天満は烏丸を治療するために必死に頑張り、天満に恋をしていた播磨は失恋後に彼を想っていた沢近絵理と恋人同士になった。皆がそれぞれの道を歩み、そんな皆を見てきた八雲も気持ちに嘘をつかないことにした。横島と恋人同士になり、幸せな日々を過ごした。

 

 

 

 ある日、八雲の友人であるサラが訊ねてきた。

 「久しぶりだね~!」

 「うん、サラも元気そうでよかった」

 「八雲もだよ!横島さんと一緒に頑張っているんでしょう~」

 「(照れ)う、うん。私達頑張っている」

 「それはよかった!」

 さりげない友達同士の会話だけど、実は微妙にかみ合ってない。サラはこの塚本家は姉の天満がいなくなり横島と八雲の二人だけの生活だからいろいろ大変だろうけど二人で頑張っているんだね?という生活の面で頑張っているという意味だが、八雲の方は・・・完全にアッチ方面の頑張っているという意味だ。

 その会話の噛みあいの違いに気付かないまま、二人の会話は続く。

 「そう言えば横島さんって今はどんな仕事をしているの?」

 「忠夫さんは播磨さんのサポート」

 「播磨さんの?ああ、漫画家ハリマ・ハリオだったよね。つまりそのアシスタントなの?」

 「うん。私がやっていたのを、忠夫さんが引き継いだ形。私はあの出版社に入社して今は播磨さんの担当者になっている」

 「すごいよね~播磨さん。今じゃ、引退した二条丈さんの漫画より連載を伸ばして尚且つダブルミリオンも時間の問題らしいし!」←播磨も漫画で結構儲け、従姉の刑部にちゃんと手伝ってくれた人にバイト代を払う様言われたので、横島はそのバイト代を塚本家に納めている形。

 サラはその二条が、姉・天満が必死に治療中の烏丸だという事を知らない。

 「沢近さんも二人目が出来そうらしいよ」

 「え!そうなの!」

 「時々、訪れて近況報告してくれるの」

 「へ~~!じゃあ!播磨さんは八雲の為に頑張っているってことだね!」

 「うん、私も」

 「・・・え?」

 播磨の話題から、八雲は左手で自分のお腹をさする。その薬指には指輪があった・・・この動作でサラはわかった。

 「ま、まさか!横島さんとの子供が!」

 「うん///」

 「うっわわああああ!びっくり!結婚してるだろうな~~とは思っていたけど、まさか妊娠中だったなんて!おめでとう!」

 「とっても・・・幸せ」

 まさかの妊娠中の八雲に驚くサラだけど・・・こうなると、

 「だったら聞かせてよ!二人の生活を!愛の結晶が出来た時のことを!」

 一気に横島との愛の生活がどんなものか気になる。それが親友であればなおさらだ。わくわく、そわそわ、全部聞かせてもらうからね!そんな空気や心情が丸わかりの顔をするサラに

 「も、もう・・・じゃ、じゃあ、話すね///」

 照れて、話し出す八雲。

 

 

 

 

 この話を聞いた後、サラはいろんな友人や先輩達に語った・・・例え気になっても、八雲に横島との生活の事は決して聞かない方がいい。と。

 

 

 

 

          ここから先は八雲の語りになります。

 先ず、朝五時に目を覚ますの。ちょっと早起きかもしれないけど、忠夫さんの朝立ちをおさめないといけないから・・・とても大きいのあの人のペニスって、だから精液・・・あれ?サラ、どうしたの?え?いきなりそんなの話すの?何言っているの、サラが聞きたいって言ったじゃない。最後までちゃんと話すから、安心して聞いてね。←この時点で、サラは顔を真っ青にした。

 あのね、忠夫さんのペニスって私が手で擦ってあげるとぴく!ぴく!って反応して、それが可愛くて、先の亀頭を軽く指で撫でるとびくん!と軽く突き出すの。うふふ、出したいのを我慢している感じが伝わるから愛おしくなって、それを口の中に入れて優しく舐めてあげるの。ぺろぺろしている内に我慢汁が出て、それを飲み込んで両手で二個の袋の玉を揉むとその汁が更に多くなるの。そして、その動作をしている内に寝ている穏やかな顔が、絶頂をする時の必死になる顔になっていくの。だから私がその顔から解放させてあげるために

 

 『忠夫さん、思いっきり出して!私の口の中にあなたのザーメンを出して!』

 

 って思いながら亀頭をたくさん舐めてペニスを擦って、玉を揉んで、我慢汁を吸うの。え?そんなことを私に話していいの?って?でも、サラだって麻生さんにやっているでしょ?お互い、大好きな人とセックスをするんだから構わないよ。←さっきとは逆に真っ赤になるサラ。本当にやっているようだ。

 あ、そうだ。忠夫さんにフェラチオをやっている間は私もオナニーをしてるの。そして、私達ってやっぱりとてもお似合い何だね・・・絶頂する時っていつも一緒なの。私が膣をクリトリスをいじっている手と私の口の中でザーメンを出すタイミングがいつも同じなの。でもね、忠夫さんって一回出したくらいじゃ朝立ちが収まらないの。だから、オナニーしてマンコも心も忠夫さんと繋がりたい私が、ペニスを膣の中に入れて・・・え?どうしたのサラ?さっきからおかしいよ?ご馳走様!って・・・あ!そうか、お茶のお変わりが欲しいんだね。ごめんね、気が利かなくて。←台所に行く八雲。

 

 

 『ど、ど、どうしたのよ八雲は!あんなに卑猥な事をあっさり話すなんて!学生時代は恥ずかしがり屋だったよね!一時期播磨さんと付き合っている噂があった時は照れていたし。横島さんと恋人関係になったら、少しずつ明るくなったけど・・・ここまでとんでもない事を言わなかったはず!ううう、八雲には悪いけどもう帰りたい!だって、絶対にこのままじゃ八雲の生活ならぬ性活を聞かされることになるけど・・・でも、で、も・・・聞かないままじゃ余計に気になるよ!』←何とか顔には出さないように、頭の中で混乱中のサラ。

 

 

 お待たせサラ。はい、お代わりとお茶菓子も出してなかったから持ってきたよ。えっと、確か朝起きない忠夫さんにモーニングセ、え?それはいいから?むしろ、それをして忠夫さんは起きないのか?うん、毎日何時間も私とセックスしているから、疲れているしフェラチオをしている時の私も裸なの。そうそう、忠夫さんと繋がった時はとてもふわふわして気持ちよくて・・・次を話して?え?でも、これからなんだけど?うん、その先を聞きたいからいいの?←この時のサラはかなり必死だったため、これが自爆フラグになったことに気付いてない。

 わかった。朝はこの後絶頂して中だししてもらって、ザーメンも飲んで、忠夫さんと私の下着を洗濯して、モーニングセックスした痕跡を無くして、着替えて・・・全て元通りにした朝七時になったら忠夫さんが目を覚ますの。←サラはかなり冷や汗を流していた。

 朝ご飯を食べ終わって、シャワーを浴びて私は出社して忠夫さんは仕事に入るの。

 

 

 『もしかして、横島さんが八雲にエッチをたくさんやったせいでこんなになったの!学生時代も横島さんはいろんな女子にナンパしてたし、天満さんも横島さんが家にエッチな本を買っていたって言っていたし!間違いない!これは横島さんのダメな生活が影響されたに違いない!純粋な八雲にいろいろ言って考えを歪ませたに違いない!・・・・・・でも、もうちょっと聞いてから問い質そう。そう、これはあくまでどこまで歪んだ考えになったのか確認するため!』←混乱度合いが増しているサラ。

 

 

 ねえ、サラ。ちゃんと聞いてた?え、聞こえなかった?もう、ダメだよ、ちゃんとお昼ご飯で私を襲ってくれた事を話してたんだから聞いて・・・え?忠夫さんが私を襲ったといったように聞こえた?違うよ、私が忠夫さんを襲わせるように誘導したの。あれ?キョトンとした顔をしてどうしたの?あ、そうか、どうやって誘惑したのか知りたいんだね。いつも私と忠夫さんはご飯は一緒に食べるよう話し合って決めていたから、播磨さんの仕事場である沢近先輩の家に行ったの。播磨さんは沢近先輩の部屋で、私は忠夫さんと別の部屋で食べているの。←沢近も必死に料理を頑張って覚えている最中であり、播磨も少しずつ食べられる味になってホッとしている。

 その別の部屋で私が裸になって、女体盛りをして最終的に忠夫さんにご飯と私を食べてもらっているの。この前は

 

 『ああん♡、乳首、もっと、ああ、ドレッシングが、蜜が・・・♥』

 

 忠夫さんたら、私が出した愛液を手で救って私の胸にかけて、そしてちゅうちゅうって吸ってきて、しかも吸っている間にお尻を力強く揉んできて・・・ああ、本当に体が疼いてきちゃう。私が忠夫さんの首に手を回すと、まだおかずが体に載っているのに私のマンコに力強く、とても太くなったペニスが入って私を食べ始めたの。そして、腰のピストン運動で私はその部屋の鏡に映っていて、おっぱいを揺らして、蕩けた顔で涎を出しているのが見えたわ。そんなおっぱいを力強く揉んで、舐め回して、マンコから出る私の愛の蜜が忠夫さんのペニスをどんどん濡らしていくの。そのペニスが私の膣を責めて、強く突いて、子宮の入り口まできた時は、一瞬頭が真っ白になったの。

 忠夫さんったら、沢近さんの家なのに血走った目でどんどん私の耳元で、

 

 『見られても、もう気にしないからな!』

 

 こんなことを言ったの。確かに忠夫さん以外の人に裸を見られたくないしセックスしていやらしい考えを持った私を見られたくないけど・・・あの二人が私達のいる部屋に来ることは絶対にないの。だって、播磨さんと沢近さんもセックスしているんだから。え?何で見に行ってないのにそんなことが分かるのかって?

 実はね・・・播磨さんの漫画の原稿データを取りに行った時に私は二人のセックスを見たことがあるの。

 

 『拳児、今日は孕むまでやるわよ!』

 

 大胆に播磨さんが自分のペニスを沢近さんのマンコに入れて、そう宣言して二人とも激しく腰を動かしたんだから。あ、でも、誤解しないで。思わず覗いたけど台所で播磨さんが沢近さんを後ろからずこばこ突くように背後から襲っていたの。台所だからわかるでしょ?沢近さんは裸エプロンだったのは・・・忠夫さんと同じくらい目を血走らせて腰を激しく前後する播磨さんに必死にまだよ!もっとよ!っと言いながらも腰を淫らに振りながら、必死に我慢しながら喘ぐ沢近さん。孕むまでヤルと言っていたから、多分二人目はこれが決め手だったと思うの。

 そして、二人が絶頂して沢近さんの膣に播磨さんのザーメンがどぴゅどぴゅ入った時にやっと私の存在に気付いたの。二人して熱いセックスをして真っ赤になっていたけど、今度は真っ青になったの。ふう、別に弱みを握るわけじゃないしもう二人は結婚だってしたんだから別に家のいろんなところでセックスをおかしい事じゃないです。って言ったけど、何でもするから言わないで・・・あ、言っちゃったけどいいよね。サラなら。←何気にやばい事を聞いたことに気付いた彼女の流す汗が多くなった。

 そこで、言わない代わりに私が頼んだのが、私と忠夫さんのセックスを沢近さんの家でやらせてほしいってことなの。だって・・・いつでもどこでも忠夫さんと淫らに抱き合って繋がりたいのに、この家以外じゃできないし。もちろん、忠夫さんにはこの事を言ってないわ。

 話を戻そ・・・あれ?サラ、どうしたの?え?トイレ?うん、行ってきていいよ。

 

 

 『はあ、はあ、はあ・・・うう、もう、後には引けないところまで来ちゃったよ!うう、話の内容がもう濃厚すぎで聞きいっちゃうし、思わず私も麻生さんにされる妄想しちゃって、ああ、やっぱりパンティが濡れちゃっているよ。あ、ああん♡これじゃあ、我慢できなダメダメダメ!せ、せめて、家に帰ってからよ!ここでやっちゃ、ダメだけど、下着をどうしよう。割れ目の部分だけじゃなくて、お尻にまで濡れちゃっている・・・我慢するしかないか』

 

 

 あ、サラ。戻ってきたところごめん。もっと話をしたかったけど連絡が着て仕事が入っちゃったの・・・だから、ここでお開きになるけどいいかな?どうしたの?何かホッとした顔になったけど?あ、そうだ。トイレに行ったのはお茶をこぼして下着濡れちゃったんだよね。私の下着で良かったら使っていいから・・・大丈夫だから、履き替えてきた方がいいよ。

 

 

 『・・・ばれてる。確実に八雲にばれてる!絶対あれワザとだよね!だってスカート濡れてなかったし!床だって濡れてないのを確認してからトイレに向かったし!・・・え?や、八雲。まさか、私にこれを穿けと!欲情しちゃっているから、麻生さんに発散してもらうといいよと言いたいの!ううう、でも代わりを求めてさらに過激なのを出されるのも困るし。考えすぎかもしれないけど、』←受け取った下着は勝負下着だった。

 

 

 終わった?うん、じゃあ、また今度ね。その下着はサラにあげる・・・大丈夫、それもう使わないの。横島さん用の勝負下着はまだ何枚も残っているから・・・頑張ってね!

 

 

 『口止め料なの、八雲!今まで話した内容を他に話さないようにという!ううう、でも、誰かに話したら確実に私が欲情した事も話題になりそうだし、は~~、気持ちを入れ替えて、この後デートする麻生さんに会って、私の処女をプレゼント・・・いや、そんな!まさか頑張ってってデートすることを知っていたから!勝負下着もそのために渡したの!今までの淫らな話は結ばれるための後押しなの?・・・・・・ううう、もう考えない!とにかく、麻生さんに会って・・・それから考えよう!』←この後の彼女は、読者の想像にお任せします。

 

 

 サラ。頑張ってね。応援してるから。

 

 

 八雲の語り終了・・・そして、エロ(+)いい話で終わりにしたい読者様はここで終わりにしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          ここからはいつものナレーションになります。

 

 

 玄関でサラを笑顔で見送った八雲は、家に戻って玄関の扉に鍵をかけた。

 「サラったら、我慢してたの分かっていたわ。あんな話をされたら当然だよね」

 廊下を歩く八雲。仕事が入ったと言ったが、全然用意をしない。

 「話をしていたら、私も・・・我慢できなくなっちゃった」

 そう、仕事というのは嘘である。電話も本当に来たけど、播磨からで原稿が出来たから明日渡したいという話だった。通話を切った時にサラが出てきたので上手く利用したのだ。

 「じゃあ、忠夫さん・・・入るわ」

 笑顔で横島の部屋の扉を開けた。

 

 

 

 サラは三つの勘違いをしていた。彼女と横島は結婚して妊娠しているという認識だったが、まずこれが一つ目の勘違い・・・二人は結婚をしていない。現に八雲は結婚したとか夫婦になったとかそれらしい言葉など言ってないが、左手の薬指に指輪があれば誤解するのは無理もない。何故八雲はそんな指輪をしているのかというと・・・横島以外から指輪を貰いたくないという女心である。ちゃんと横島はこの事実を知っているので、八雲としては問題ない。

 そして、二つ目の勘違いが横島がこの家にはいないという考えだ・・・八雲があの淫らな話をサラにしていた時も、実は横島は自分の部屋にいたのだ。じゃあ、何で出てこなかったのか?というと、これは後に説明する。

 

 そして、最大の勘違いというのが・・・実は八雲は妊娠していないという事だ。

 

 あのお腹をさする動作はあくまで横島と毎日セックスして中だししてもらって、横島の精液を温もりを感じられて幸せという意味だったのだ。でも、サラの問いかけに彼女が肯定したのは・・・結婚も妊娠もする気満々だからだけど、何故今はまだどっちもしていないことをいわなかったのか?

 それは

 

 

 

 「さあ、忠夫さん・・・覚悟して」

 

 

 

 今日、完全な既成事実を作るからだ。実は今までも八雲は妊娠する気でセックスをして、危険日に子宮に精液を流し込んでくれる。最大の女の歓喜に震えながら・・・何日後には吐き気を持ち、産婦人科へ行って妊娠が確実であることを横島に報告することが、八雲の考えていたことだけど、どんなにヤッても妊娠しなかった・・・自分と横島の子供が出来ない。これが大きな誤算だった。セックスだけでは、結婚へ持ち込むことが出来てもずっと自分の傍にいてくれる自信が持てない。だからこそ、八雲は横島との間に子供が欲しかった。

 ここで誤解しないでほしいのが、決して横島が中だしを恐れて彼女の体へのぶっかけに変更したり、子供が出来ない作れない無精子症だからではない。実は、こっそり彼の文珠で八雲に『避』『妊』をしていたのだ。何だよ、責任とる気ないのかよ!と思えますが、むしろ横島の行動は褒められるものだ。

 この八雲の計画は、実は学生の時から始まっていたのだ。つまり、もしその時に妊娠が成功したら下手すれば彼女が三年生の途中で出産する可能性もあったためだ。それを避ける為にこの文珠で彼女の避妊をしていたのだ。それに、彼女の進路にも影響するかもしれない・・・横島はそれを考えて文珠を使ったのだ。

 

 

 

 「絶対に・・・子供、作るから」

 

 

 

 ただ、文珠の存在を知らない彼女からすれば、私の愛がまだ足りない・・・という結論が出来てしまい、ますます既成事実の為のセックスが濃厚になっていった。それでも何とか卒業までには妊娠させることが出来なかった。そして、その文珠は今も使っている・・・何でかというと、横島自身が安定した収入を手に入れられる立場じゃないからだ。そんな不安定かつ少ない収入で・・・八雲が就職しているとはいえ、やはり横島もそれなりの収入を手に入れてからにした方がいい。という考えの為、今も妊娠させないようにしているのだ。

 でも、卒業したのなら入籍くらいはできるでしょ!と思えるが・・・八雲は子供が出来たと同時に入籍したい気持ちが強いので、婚姻届けは用意しているけど出してない。

 

 

 

 「覚悟してください」

 

 

 

 さすがに何年も子供が出来ないとなれば、横島が何かしたと思う。だから、八雲は機会をうかがった・・・それが今日だった。横島の部屋に入るまでに服を全部脱いで、今着ているのはサラに渡したのとは卑猥度が高く、乳首とヴァギナを申し訳程度しか隠せないくらいの横から見れば見えるようなピンクの勝負下着しか身に着けてない・・・原作の時の彼女のおどおどした感じの面影がかけらもない。

 ついに横島の部屋の扉を開けた。そこにいたのは、

 「あ・・・う・・・」

 下半身が丸出しで亀頭から若干の精液が出ている状態で、上半身が腹や胸や首にキスマークがたくさん残っていて、舐められた跡が至るところにあり力尽きていた。

 「ほら、みてください。こんなに濡れているのに、あなたの子供を作るつもりなのに・・・どうして作らないのですか?」

 勝負下着をずらして、ヴァギナを見せ、愛液が落ちて横島の顔を濡らす。もう分かっただろう・・・サラが来る数分前まで、八雲は横島とセックスしていたのだ。もちろん、横島はこの時のセックスでも『避』『妊』していたが、ここまで体力精力全てを無くしたら煩悩全開で文珠が作れない。

 ただ八雲は、避妊薬をセックスの時の濃厚なディープキスの時に涎と一緒にこっそり飲まされたと解釈したため、こうした体力と精力を極限まで減らせばキスをさせられないのでここから子宮に精液を抽入してくれれば確実に妊娠できると、考えた。

 結果としては、文珠と避妊薬という認識の違いだが・・・八雲の策は成功した。

 

 

 「ああ、ああん♡いい、いいですううううう!!ただおさんんん♡!」

 

 

 笑顔でびっしょり濡れた愛液まみれの膣の壁の感触を感じた途端に、横島のペニスは怒張した。それを感じ取って八雲はさっきまで大人しそうな表情から一転、一気に淫らな声をあげながら淫靡な笑顔になった。そこからは

 「あは、ううああんん♡愛してます、愛してます、忠夫さ~~~んん♡!!」

 彼女の嬌声が家中に響いた。きちんと全部の窓は締まっているけど、それでも外に聞こえそうなくらいに高くいやらしい

 「あんあんあん♥忠夫さんの、ぶっといペニス、私の淫らなおマンコに、クリトリスに、子宮の口に当たって、いいですうううう♥♥!!」

 愛と欲望と煩悩に支配された声が響いた。もう力尽きていて文珠は愚か声を出すことも出来ないくらい疲れ果てた横島は、目の前で揺れている乳房やその先で固くなっている乳首や淫猥な声を出す蠱惑な彼女の顔をただ見ているしかできなかった。

 「忠夫さん、孕ませてください♡妊娠させてください♥私とずっと、繋がってくださいいい♥」

 今の彼女にサキュバスの翼と尻尾をつけたら似合いそうなくらいに、彼女は自分の膣の肉が忠夫の肉棒を締め付けてきて離そうとしない。彼女のマンコにまるで触手がいるのではと思うくらいに、感触が非常によく忠夫のペニスから搾り取ろうとする動きなのだ。

 「・・・も、う、だ・・・め」

 文珠を作って『避』『妊』をさせたいが、横島に霊能力を作る煩悩が湧かないくらいにサラが来る前に搾り取られたためにその気力すらない状態。。エロを見れば一瞬で煩悩全開をして全快できる彼でも、ずっとそれ続きかつ意識できる状態でないと無理だ。

 そんな横島などもうお構いなしの八雲は、

 「あ!来る、来ます。忠夫さん。子宮に出したいんですね!ぶっかけたいんですね!中だししたいんですね!妊娠させたいんですね!孕ませたいんですね!」

 騎乗位で腰を滅茶苦茶に動かす。その滅茶苦茶が予想をはるかに超える刺激と快楽が横島を襲う。頭の中はもうぼんやり状態だが、体は、ペニスは、欲望は、もう出したくてたまらない。

 「あ、あ、あ・・・」

 「さあ、出してください。出して、ください・・・私の子宮に、赤ちゃんの作るための精液を」

 虚ろになっている横島の顔に淫らな顔をしている八雲の顔が一気にあと数センチでキスする距離まで近づいて、

 

 「出してください♡私達の、未来の、愛の結晶を・・・そうしないと、永遠にこの状態で離れませんから。うふふふふ♥♡」

 

 そんな愛のお願い(と読んで脅迫と書く)をして・・・その数秒後に子宮にとても暖かい感触を確かに感じた八雲は、

 

 

 

 

 「まだですよ、忠夫さん♡たくさん、たくさん・・・感じたい、この子宮の中に、あなたの熱い精液で満杯になるまで・・・ず~~~~っと、このままいましょうね♥」

 

 

 

 

 子宮も膣も何もかもを精液で埋めたい気持ちでいっぱいになり、再び腰を淫らに動かしだした。

 

 

 

 

 

 

 

         

          数年後、ある日の八雲

 これが、私と忠夫さんの子供が出来た決定的なセックスだった。全く・・・私のヒモみたいな立場は嫌だから、ちゃんと収入が入る立場になるまでずっと避妊させていたなんて。私はそれでもずっといいのに・・・それにその方が永遠に忠夫さんは私から離れられないし。

 今は播磨さんと同じくらい有名な漫画家になって、収入もかなりよくなった。おかげで私と忠夫さんは無事に結婚して・・・薬指には結婚指輪もある。

 そして、私は

 「忠夫さん。まだ終わらないんですか?」

 「あ、ああ・・・もう少しだから、う、ん、あ!」

 忠夫さんの担当者・・・夫婦一緒に頑張って、子供の為に稼いでいる。

 「もう、締め切りは明日なんですから、ちゅ・・・ちゅ・・・急いでくださいね」

 「あ。う、うん。が、がんば、るから」

 さあ、今日も

 

 

 「早く終わらせてくださいね。もし今やっている私のフェラチオが、先にあなたの肉棒を絶頂させてしまって射精をして、私の口を精液まみれにしてしまったら・・・その後どうなるか分かってますよね♥」

 

 

 仕事も、セックスも、三人目も頑張りましょうね・・・あなた♥

 




 今回のは彼女じゃなくて、夜空か那波さんの話に出せばよかったかな?と思っている後書きを書いている作者である。いや、マジでそう思った・・・。一人目を作った後の数年後に三人目と書かれているけど、間違いでは決してありません。むしろ、その数年間に二人目を作らないことはないでしょ!絶対に作るでしょ!だから、三人目なのです!

 次回は・・・あ、司波深雪さんの予定だから、彼女でも違和感なかったな。




 終わったアニメでたまたま見た『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』という漫画にはまってます。何かダイみたいに純粋な(勘違いばかりする)チートじみた主人公と、ポップみたいにお調子者で臆病だけど頑張って勇気を出す(望んでない出世と地位を手に入れてしまう)主人公を尊敬しているキャラが気に入ってます。しかも、結構シリアスが短くギャグ展開が多いです。
 気になったら見てみたらどうでしょうか?ラノベと漫画どっちも出てますので。←作者は漫画だけしか買ってないけどかなり面白い!


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司波深雪編

 どうも!今回は半分純愛半分病愛といったところですね!前回みたいに全部闇愛・・・もとい!病愛ではさすがにまずいかな?と思ったので。折角彼女が主役の魔法科高校の優等生がアニメ化するのに。


 今回は映画化予定のあのキャラ達も出しましたので、お楽しみください。


 魔法科高校・・・それは魔力を持ち魔法を扱える人物が通える学校だけど、全く持たない人物達からすれば脅威に値する学校である。何しろ、法律で勝手に使えないようにしているが・・・いつその力が無力な自分達に向くのかと思うと、怖いものだ。

 その為、魔法師と一般人との間には大きな隔たりが存在する。どんなに日本の為に力を使っても、一般人を守っても、仲良くなれる事はめったにない。

 

 

 そこで、ある一つの考えをその高校に通う横島忠夫が思いついた。正直、かなりあり得ない提案だったが、変にアピールする方が余計に不信感を持たれるからそれくらいぶっ飛んだ方が興味を持たれるからいいという事で採用となった。

 その提案というのが・・・子供の頃によく見た桃太郎を演劇をして、それを動画配信することだった。魔法科学校の生徒達は物騒な人ばかりではないという認識を持ってもらうためだ。日本昔話のような話はこの世界でも残されていたが、紙媒体は完全に無くデータでも内容は一部しかなかった。そのため、その一部と横島のエロい能の中の記憶から絞りだしたこれは違うだろ!という設定を削除して。

 そして、その為の場所の用意は

 

 

    提供 北山家・・・こっそり四葉家

 

 

 ご覧のスポンサーの提供でお送りいたします。

 

 

 

 

 

    ここからは作者ツッコミ付きのナレーションで参ります。

 

 

 むか~~し、昔、ある所に達也おじいさんとほのかおばあさんがおりました・・・先に説明すると、これはまだ動画の撮影をしておらず、先に割り振られたキャラはあくまでどこでどうすればいいのか?それを流れと動きで理解してからセリフを覚えてやればいいと思ってやっているので、

 「わ、私、私!達也さんの、お、お、お、奥さん!!」

 「変に主役になって目立っても困るからな。これがちょうどいい」

 「し、しししし、幸せになろうね!達也・・・いえ!おじいさん!」

 「おばあさん。もう何十年も前に一緒になれたのに、今、やっと幸せになれたのか?」

 この通り、本来のセリフをガン無視してやってますのでお気を付けください。

 

 話を戻し、何やらテンションの高いほのかおばあさんと少しメタ発言をした達也おじいさん。二人は原作設定とは程遠いくらいにとても裕福で、達也おじいさんがCADで特許を何個も取りかなりの収入もあるので自分達の住む山をそのまま買い取り、いろいろリフォーム・建て替えなどをしている内に研究所レベルの施設とCAD調整設備に立派な庭等・・・どこかのビフォーアフターを飛び越えたとんでもない豪邸への生まれ変わったではありませんか!

 お金には困らないけど二人はそういったもので愛を見出さない性格の為、とても幸せに暮らしておりました。因みに何故それだけのお金持ちなのに山で暮らしているのかというと、せめてそこだけは原作設定にしたためなのでご了承ください。そんな二人の日課である達也おじいさんは在宅ワーカーなので家にいて、ほのかおばあさんの原作と同じようにイベントを回収するために洗濯するための川への移動なのだが、

 「マスター。本日の書類はまとめておきました」

 「ああ、わかった。確認しておく」

 「ほのか様。洗濯、掃除とゴミ出しは全て終わりました」

 「も~~、ピクシーったら!たまには私にもやらせてよ!」

 もう一人、いや一体が彼女の仕事を終わらせていたため彼女も家の中だった。ある日、二人で山の中を散策していると不法投棄されたボロボロのピクシーがいて、持ち帰って達也おじいさんが修復しました。当初は彼の助手として使っていたが、いつの間にかほのかおばあさんの家事スキルを習得して今では家政婦みたいな感じで一緒に暮らしているのだ。既にこの時点で原作桃太郎とはかけ離れているが、これでも彼らなりにやっているのでご理解いただきたい。←山の中でおじいさんとおばあさんのあの家で二人だけの生活はガチで難しいだろうという皆の意見の為、使用人としてピクシーも入った。

 

 ほのかおばあさんが達也おじいさんの為に家事をしたくてもピクシーに独占されてしまい辛うじて料理で挽回しているが、おばあさんは愛するおじいさんに依存したい気持ちが強く他にもたくさんの事をしてあげたいので、何かないかな?と思って川でいろいろ考えていると・・・

 

 「あ・・・え?何これ!桃じゃなくて、深雪がそのまま流れてきた!」

 

 ようやくイベント回収・・・え、えええ!ちょっと!ここって原作だと桃だろ!何で、もう中の本人が流れてるんだよ!思わず、ほのかおばあさんがツッコミを入れちまったよ!

 「・・・あ、おばあさん。お願いします!匿ってください(やっとお兄様に会える!)」←ちゃんとイカダに乗って服を着ています。ここがR18だから裸と思った読者様・・・残念でした!

 「え、え、えええええ!」

 ・・・もういいや。このまま続けよう。←作者。早々に匙を投げた。

 

 

 彼女を家に連れ帰り話を聞くと、遠く離れた鬼ヶ島の近くの村から逃げ出した事。その鬼ヶ島では非道な鬼達が人々を苦しめている事。このままでは危ない為、それを止めるための頼れる人を探すために村から逃げてここまで来たけど、脚を滑らせて川に落ちた事を話した。←まあ、原作通りいきなり上流から桃が流れて来てその中に人が入っているなんて納得できないから、彼らはこの設定にしたようだ。

 それを聞いた二人だが・・・

 「う~~む、にわかに信じられない」

 「そもそも、鬼という存在事態信じられないね」

 山の中でずっと暮らしていた二人にしてみれば、疑問のようだ。ネットでいろいろ調べている達也おじいさんも、その鬼達に情報操作がされているのかそこまでの情報を手に入れてなかった。

 「そんな!お兄様にほのか!私が信じられないの!」

 「・・・今の俺はおじいさんだ」

 「私はおばあさんだよ」

 その通りです。深雪さん、もう一回!

 「お、お、おに、お、おじ、おじい、様。おばあさん。お願いです、信じてください」

 「ふむ、ここ最近村で迷惑行為が多発しているというネットニュースを見る。もしかしたら関係があるかもしれないから、調べてみる必要があるな」

 「そうですね。ここまで必死なんですから・・・どうして達也おじいさんは何度か躊躇って尚且つ様付けなのに、私の事はあっさり言えたの?」

 「あ、あ、ありがとうございます!達也おじい様!(目がキラキラ吉良吉影・・・なんちゃって)」←ジョジョ第六部アニメ化おめでとうございます!

 深雪さ~~ん、ほのかおばあさんを無視しないでください。さっきから達也おじいさんしか見てないんですが~~。できる事ならキラキラした眼差しで彼を見ないでいただけるとありがたいのですが~~。ここでの彼は妻帯者という設定なんですよ~~。

 「でも、今の君は休むことが必要だ・・・ピクシー、案内頼む」

 「はい。分かりました」

 「ちょっとまってください!それなら私はおじい様と一緒のベッドに・・・あああ、おじい様あああ!(ずるずる)」

 は~~、ピクシーさんが連れて行ってくれた。達也おじいさん、気を使っていただきありがとうございます。やっと話を続けられそうです。えっと、彼女の名前は桃太郎だと男だから桃姫にしようと思ったけど・・・桃をガン無視して登場しちゃったからこのまま深雪でいいや。

 

 

 

 数日後、深雪の他にもう一人家族が増えました。←この数日の間に達也をめぐってかなりの女の戦いがあったようだが、そこは割愛させてください。

 「忠夫お犬様~~♥」

 「ちょっま!待ってえええ!」

 それは、駄犬(ひゅううう)・・・み、深雪さん、睨まないでください。訂正しますから、私とセットを凍らせようとしないでください。え~~、深雪さんが抱き締めているのは頭に犬耳をつけた犬役の横島忠夫です。いったいどうして彼がここに住むことになったのかというと、深雪が来た日に達也おじいさんが言っていた迷惑行為なのだが・・・実は鬼とは全く関係ない横島ともう一人の人間がやっていたのだ。それが、

 

 

 「すまんな、桜木君。私には剣道を共にやっている恋人がいるんだ」←村人に扮した渡辺摩利

 「え、えっと、横島君。私もごめんなさい!(私がヒロインの話だったら受け入れていたんだけど、深雪さんだからごめんね!)」←同じく村人に扮した七草真由美

 「「がああああああ~~~~~~~んんん!!」」

 「「「「おおおお!」」」」

 

 

 毎日違う若い女性にこの二人がナンパし続けて告白してふられ続けていた。そりゃ、毎日こんなことをしていれば迷惑行為と取られても仕方がない。

 これは完全に余談だが、

 「いや~~~!よかったな、花道!フラれフラれてついに五十人だ!これは偉業だぜww」

 「おう!横島も同じようにフラまくって二人分を足して合計百人!すごいじゃないか二人とも!誰でもできる事じゃないぞww」

 「これで安心して卒業・・・じゃなくて、更なる大台を目指せるぞ!目指せ、千人だぜww」

 「ちっちゃいころからモテなくて~~、五十人にフラれたよ~~。ごめんの一言~が、二人の心を痛くす~るww」

 フラれて悲しむ二人の周りを覗いていた四人の男が喋った最後に草を生やしながら、紙吹雪をやったり、万歳したり、歌を歌ったりなど思いっきり失恋を喜びながらバカ騒ぎをしていた・・・あ、いかんいかん!せっかくグラサンのだるまみたいな体型の高校生が二人の為に歌った歌の続きをうたわんと!

 初デートの夢が遠ざかる~~ギザギザハートの

 

 

 「「・・・おめえええら。((ギロリ!))」」←ゴゴゴゴゴという効果音もある。

 「「「「(ぎく!)」」」」←動きを止めて、冷や汗を流す四人。

 

 

 失恋コンビ!

 ドンドンパフパフをやっていた四人は、花道と呼ばれた赤毛男から怒りの頭突きをゴスゴスゴスと何発も食らい、横島からは怒りの藁人形で五寸釘でガンガンガンと何発も打たれまくって呪われまくった。そう、これは本当に余談である!・・・もちろん作者も頭突きを食らって呪われたのはいうまでもない!←出ている人が全員魔法生徒では批判が多いと思ったため、今回出たこの五人は一般人のエキストラです。

 

 脱線したようで脱線していない話から分かるように、覗きをよくやる横島をこのまま放置していては女性達が危険なのでこっちで預かってほしいということにこうなった。

 花道の方は完全に意気消沈しているし、覗きとかはしないので女性達からの心象は悪くないとのことで村に残ってもいいと許された。ただ・・・

 「いや~~、実力をつけるだけじゃなく力を発揮するためにも健康が大切だね」

 「そうだ。食べることも大切だぜ」

 「・・・剣道?(ぴく)」

 しゅ~~~~。←健康を剣道を聞き間違えた花道に頭突きされてたんこぶから煙を出している村人A役の幹比古。

 「そう言えば聞いたか?あのるろうに剣心がまた実写映画化したらしいぞ」

 「ついにファイナルだったよな!あれはかなり参考になるから見に行くか」

 「・・・るろうに剣道?(ぴくく)」

 しゅ~~~~。←剣心を剣道と聞き間違えた花道に以下略の村人B役の服部。

 禁断症状が起こりつつあった。

 

 

 

 話を戻しほのかおばあさんは達也おじいさんが守るし、メイド服ロボのピクシーは理性にひびが入りそうだったけど横島のナンパ対象から外れている。

 後の問題は深雪なのだが・・・

 「さあ、私とお風呂に入りましょう!」

 「頼む待ってええええ!」

 何故か惚れ込んでしまったようで・・・むしろ裸を見せようとする深雪から逃げる毎日である。え?犬役なのはわかるけど、ナンパをして犬らしい行動をしてない?はっはっは!何を言う!横島はここに来た時何と言ったと思う?

 

 「もし変なことをしなければここに住むことを許可する。その代わりいろいろ手伝ってもらうぞ」

 「犬とお呼びください(達也はイケメンだけどほのかちゃんと深雪ちゃんと一緒なら!)!」

 

 自分で犬だと言ったからこれでいいんだ!それでも一応形として横島に犬耳をつけたら・・・四宮かぐやの如く深雪さんがマリアージュをして惚れ込んでしまったのだ。

 

 

 

 ここで深雪の話である鬼ヶ島の話の戻る。一応横島の実力は達也も一目置くものがあるので、鬼ヶ島への鬼退治として連れて行ってはどうか?ということになった。

 その話を聞いた深雪は

 「さすがおじい様!」

 「ちょっと待て達也!てめえ、俺に丸投げする気か!」

 さすおにならぬさすおじを出して喜ぶ深雪。横島がここで文句を言ったのは、この話の設定上おじいさん(達也)の娘という肩書を手に入れた深雪は、おじいさんと風呂に一緒に入ろうとしたり、布団に潜りこもうとして、ほのかが阻止する。

 横島は深雪が生贄(達也)に夢中になっている間にリラックスできるのだが・・・鬼退治に行くと原作設定上達也は一緒に行動しないので、こんな欲望に忠実になりそうな行動をする深雪の相手を横島一人で対処しないといけないという事だ。つまり、リラックスが出来なくなってしまうという事だ。

 だ、け、ど・・・そうしないと話が進まないので!

 「いってこい(やっとこれで落ち着ける)」

 「頑張ってね深雪!(いない間に子供作らないと!もう、恥ずかしがっている場合じゃない!横島さん!私達が子作りしている間、深雪をよろしくね!)」

 「はい!すぐに終わらせて戻ってまいります(ああ、忠夫お兄様と一緒!これは忠夫お兄様と幸せになれという事に違いありません!この話の中で必ず既成事実を!)」

 「俺の歌・・・もとい!俺の話を聞けえええええ!!ああああ、だずげで~~!!」

 深雪は横島を連れて旅に出たのだった。おじいさんは安静が手に入ったと思ってホッとし、おばあさんと深雪は双方想いの相手と結ばれる気満々であり、横島は理性が耐えられる自信がないので必死に助けを求めたが誰も応じなかった。

 

 

 

 だが、ここで問題が一つ起こった・・・それは、

 「さあ、鬼ヶ島に着きました!」

 「ねえ深雪ちゃん!何で俺達二人だけなの!どうして仲間のサルとキジがいないの!」

 本来なら犬の横島にサル役のレオにキジ役のエリカがいるはずなのだが・・・今いるのは深雪と横島だけで、仲間になるはずの二人がいないのだ。

 「大丈夫です。忠夫・・・もといお犬様がサルとキジの役も受け持つとのことなので!」

 「え?どういうこと?」

 この言葉の意味が横島は分からなかった・・・深雪とその二人の間に、実は裏でこんなやり取りがこっそりあったのだ。

 

 『忠夫お犬様と二人っきりで行きたいのです・・・どうか、お二人は辞退してください』

 『いや、でも(横島をお兄様じゃなくてお犬様って)』

 『深雪の気持ちも分かるけどさ。今回は私情をはさんじゃだめだと思うの(笑えるけど、深雪が怖くて笑えないわよ!)』

 『そういうと思ってました・・・吉田さん、柴田さん、お願いします』

 『『え?』』

 『ごめんね二人とも』←吉田はレオに、柴田はエリカに護符を後ろからつけて気を失わせた。

 『えっと、本当にいいの?』

 『これでいいのです。では、お二人の役は忠夫お犬様がまとめてやるという事でいいですね?(ごごごごご)』

 『『は、はい!』』

 

 という事だ。レオやエリカだったらまだ意見を言えるけど、この二人なら横島と二人だけになりたい深雪のこの圧に耐えられるはずがない・・・ということがあったのだ。

 

 

 

 

 

 そして、ついに鬼ヶ島に着き鬼を倒す・・・のだが、ここでも問題が起こった。

 

 

 「ようこそ、忠夫さん♡」

 「鬼ヶ島へいらっしゃい♡」

 「・・・・・・は?」

 「な、な、な・・・何でお母さま達がいるんですかああああああ!!」

 

 

 目の前の門を開き、中にいた鬼は配役として選ばれた武闘派ぞろいの風紀委員のはずだったが・・・何と四葉深夜と真夜だった。ただの学生の演劇にこの二人が、しかも十師族で現状トップの二人が出るなんて思いもしない。完全に予想外すぎる想定外の二人に、横島は絶句して深雪は思わず他の皆がいるのに母と呼んでしまったが、一応捕捉するなら、この鬼ヶ島に設定した小島に今いるのは横島と四葉姉妹と深雪の四人だけなのでこの事実を知られることはなかった。

 今回の動画の総責任者である十文字と他の生徒達はもちろん参加できなかった。十文字克人という十文字家次期当主がいても、四葉家当主では権力の強さが違うので辞退するしかなかったのだ。

 因みに十文字克人だけがこの事実を知っていて、他の鬼役のはずだった風紀委員メンバーには達也の友人が代わりにやるという情報操作をした。ただの学生の演劇にまさか十師族が絡む・・・しかも完全に私情で。それを世間に露呈させては、今回の四葉家以外の九家も余計なパッシングを受けるかもしれないので、十文字克人は絶対に言わないことにした。

 

 

 だけど、横島が絶句しているのは彼女らがいるだけじゃない。

 「うふふ、どうかしら?」

 「私達の、このす、が、た♥」

 その彼女らの格好がいつもの黒い服じゃなく、余りにも奇抜過ぎた服だからこそ絶句している。

 「忠夫・・・いえ、お犬さん。もし私達に降伏してくれれば」

 「人間達に迷惑をかけない事を約束するし、お犬さんに永遠の快楽と愛情と劣情を約束するわ」

 「ふざけないでください!忠夫お犬様は私のものです!あなた達みたいな狂った思考を持った人達に渡しません!何より永遠の快楽と愛情と劣情と欲望は私が与えます!」

 言い争いをしている三人。今だ現実に戻れない横島。ではお待たせしました・・・一体、この四葉姉妹がどんな格好をしているのかというと、

 「もう、いい加減に帰ってくれないかしら?新妻らしい姿をしているのに」

 「そうよ、深雪。私達は旦那様を迎え入れるのだから、邪魔者はいなくなってくれないと困るわ」

 新妻・旦那様・・・ここから予想できるのは

 

 

 「あなた達の裸エプロンなんてまずいに決まっているでしょう!!」

 

 

 これしか考えられないませんよね。いや、確かにお二人は顔だけじゃなくスタイルの方も目を奪われるくらいによくスリーサイズも申し分ないから、彼女らの裸エプロンはとてもおいしそうだけど・・・やはり実年齢を知っていると、こう叫んでしまうのは仕方がない。←あ!因みに裸エプロンをしているのはこの二人だけであり、夕歌は普通の服を着ているので彼女も同じ格好していると思った読者の方は残念でした。

 

 

 

 

         ここからは、作者ツッコミ抜きのナレーションになります。

 

 

 その後、鬼ヶ島全体が凍り付いて横島も見事に巻き添えを食らった。真夜達は無傷だったが、さすがにエプロン一枚では寒いので用意していた船でこっそり脱出した。深雪はその足で凍り付かなかった鬼の本拠地の建物へと横島を担いで入り込んだ。

 「さあ、忠夫お犬様・・・邪魔者はいなくなりましたし、寄り付かなくしました」

 その本拠地の建物は外の壁は凍り付いていたが、中の居住スペースは無事だった・・・その中に四葉姉妹は横島と淫らなセックスをする気だったのかダブルベッドが置かれていた。そのベッドに深雪の氷の巻き添えで凍った横島を寝かせた。

 「ああ、そんなに辛そうに忠夫お犬様・・・今、温めてさしあげます♡」

 氷は全部壊したが寒そうにしている横島を見て、目が蕩け始めた。

 「ま、待って、いや、お願い」

 頑張って制止する横島を無視して・・・服を脱がしだした。

 

 「ダメです。忠夫お犬様は寒がっています。ですから・・・人肌で温めて差し上げますわ」

 

 欲望に支配された深雪は横島の服を脱がせていき、彼女も服を脱いでいき・・・ついに二人は全裸になった。ただし、一応の犬要素として犬耳だけは残している。

 「(ま、まずい!深雪ちゃんのヌード・・・めっちゃ魅了される!)」

 ほのかおばあさんみたいに胸はそこまで大きくないが、とてもバランスの取れたスタイルに

 「忠夫お犬様・・・愛しています♡」

 達也おじいさんにするような、美顔でお願いする上目遣いの眼差しと愛の告白。更に、

 「私の体…存分に、味わってください♡」

 寝かせている横島の体に身を委ねる深雪の体の感触と伝わる温もり。

 

 

 「忠夫お犬様。私の初めてを、受け取ってください」

 

 

 彼女の蜜で少し濡れているヴァギナの感触が、横島のペニスの亀頭に当たる。これらの要因が

 「あ、あ、あ・・・ああああああああ!」

 横島の我慢していた煩悩があふれ出した。

 

 

 

 

 達也おじいさんとほのかおばあさんの名前を出したので、今どうしているのかを確認しよう。

 「あ、ああん♡達也、さん。達也さん、達也さん♡」

 「こんなことまで、しないと、イケないのか?」

 「そう、です♥今頃、深雪も、忠夫犬とヤッているでしょうし♥。私達も愛しあって、仲良しなのを、教えましょう♥家族、仲良し、です♥」

 「それが理由とは思えないけど・・・あと、俺はおじいさんだぞ?」

 「そんなのどうでもいいんです・・・お願いです。私の体、好きにしてください♡」

 「それなら、遠慮しないぞ。俺にも性欲はあるが、今までの分抑えられないかもしれないぞ」

 「いいん、はああああ♥で、す。全部、私の膣に、奥に・・・ください♡」

 「わかった・・・深雪、横島。お前達も頑張れよ」

 どうやら、ほのかおばあさんの頑張りにより同じ展開に持っていくことに成功したようだ。

 

 

 

 横島はまず深雪の胸を揉み始めた。深雪の方は、

 「あ、ああ、んんんn~~♥!」

 すぐにペニスを膣の中に入れ始めた。横島に胸をムニムニされて、下半身からビリッとくる刺激。彼女は思わず背筋を伸ばして、仰向けになっている横島にかぶさった。

 「深雪ちゃん。本当に、綺麗だよ」

 「た、忠夫、おい・・・お兄様。うれ、しいです♥」

 横島もさっきまで欲望に支配された深雪を恐れていたが、今の喘いだ姿がいやらしく見えたと同時に可愛く見えた。まるで、自分がマウントを捕ろうとしてもこの快楽が気持ちよすぎて我慢が出来ない顔が恐れを無くすことが出来た。

 「深雪ちゃん・・・キスしようか」

 「忠夫お兄様。はい♥」

 だから、横島は

 

 「「ちゅ、ちゅ、じゅる、ちゅうちゅう・・・ぬちゅぬちゅ♥♡」」

 

 深雪にキスを促し、彼女もそれに応じた。そんな周りが氷の世界とは真逆の熱く濃厚のディープキスを始めた。だけど、

 「ん、んん、んんん~~~!」

 ペニスを徐々に入れていく膣の中。頭の中に来る快楽という電波。そして、

 

 「あ、あああああ、あああああああ!!!」

 

 ついに膣の奥まで・・・ペニスの根元まで彼女のマンコの中に入った。深雪はキスを中断して大きく叫びながら体を震わせながらも、

 「た、だお、お兄さ、ま・・・う、れしい、です♥」

 「(か!かかか、可愛すぎる!)」

 見せる笑顔。横島は顔を見て、一気に愛おしさが湧き上がった・・・が、

 「あ、ん、あああ、忠夫、お兄、さまあああああ♥!!」

 「(こ、今度は、いやらしい!)」

 横島が腰のピストンを始めると、その可愛い笑顔が一気にいやらしい顔に変わり、

 「はあ、はあ、深雪は・・・もっと、されたい、です♥」

 「(くうううう!エロい顔になっていく!)」

 膣から感じるペニスからの快楽がいやらしい顔から、蕩けた眼差しで横島を見て更に淫らにされたい希望を言う淫靡な顔に変化した。

 「む、胸。あ、ち、乳首。んん、あああ!ち、膣!あああ♥!!」

 「深雪ちゃん。たくさん感じて、たくさんエッチして、たくさん蕩けた顔を見せてくれ」

 「も、う。意地悪です♥忠夫、お兄様は・・・」

 「ダメ?」

 「そんなこと言わないでください♡・・・それに、私一人じゃ」

 「うん!たっぷり見れるよう頑張るから!」

 この話の後、横島は腰の膣への突きだけじゃなく胸の乳首への責めもやりだした。要望に応えるかのように、あああああ!という淫らな嬌声を出す深雪。顔が右を向けると我慢したような感じに見え、左へ移動すると大波の如く襲い掛かった快楽に溺れたような顔に見え、そして中央・・・横島の前の前に顔を向けた時は、

 

 

 「私…もう、限界、です。忠夫お兄、様♥♡」

 

 

 今まで見たことがないくらいに・・・涙と涎を出して、愛欲に溺れ蕩けた顔に目を奪われた。彼女は今まで横島に誘惑したことは真夜や深夜への対抗心から何度もしたことがあった。バランスのとれたそのスタイルの下着姿に必死に煩悩と戦って耐え忍んだ事もあった。

 だが、今は深雪の中の二人への対抗心も、横島の煩悩を耐える理性も必要ない。誰も二人を止める者はいないし理由も要因等は何一つない。

 私の全てを見てほしい。と言わんばかりの彼女の限界の言葉。

 「俺もだ。深雪ちゃん」

 「・・・」

 「深雪ちゃん?」

 「・・・何でなんですか?」

 「え?」

 「忠夫、お兄様・・・私は、いつまで、ちゃん付けなんですか!」

 横島もその気持ちに気付いたが、呼び方に不満が出た深雪。

 「私は、忠夫お兄様の妹から離れられないんですか?ここまでの事をしているのに・・・まだ妹何ですか?!」

 「あ、あの」

 「私は、ずっと忠夫お兄様を男性と見ていたのに・・・ひどいです」

 「ち、ちがうから!俺はその」

 「お仕置きです!」

 ずっと自分は特別な想いを愛されたい気持ちを持ち続けていたのに、いまだ家族から抜け出せてないと呼び方で思ってしまった。もちろん横島はそんなことはないのだが、一度思ってしまうと深雪はこちらの訴えにはもう耳を貸さない。

 怒りに燃えた深雪は、

 

 「「ああ、ああああああ!!!」」

 

 今まで横島しか動かしていなかった腰を、自分から動かし始めた。突如襲い掛かる快楽は横島も深雪もその体に来た寒気と今まで以上の気持ちよさが来たので思わず叫んでしまった。

 「忠夫、お兄様。絶対に、中に、出してください、ね」

 「ぐあああああ!」

 怒りと欲望を込めた顔で横島に言うが、聞こえていなかった。何故なら、蛇が絡みつくように締まりにしまっていく深雪の膣の肉に耐え切れなくなっているからだ。

 「私、忠夫お兄様の子供、産みたいです♥だから、あの、場所に・・・子宮に、入れてくださいね♥。いえ、違いますね・・・子宮に忠夫お兄様のザーメン、絶対に」

 だから、今の深雪は可愛い・いやらしい・エロい・蕩けた顔ではなく、

 

 

 「孕むまで入れ続けますから、覚悟してくださいね♥」

 

 

 狂気に染まった顔だ。

 

 

 

 

 その頃の達也とほのか・・・夫婦らしい蜜時をやっているかと思いきや

 

 「達也様・・・私、幸せです」

 「何故だ?何故ここにお前が?」

 「だ、だ、誰なんですか。この子は!!」

 

 強い力を持つ者は強いものを引きつけるだけじゃなく修羅場も引き付ける・・・何とここにも四葉家の人間、黒葉亜夜子がいた。しかも、ほのかは達也に絶頂を味わった後なので幸せとセックスの疲れで動けないので、今目の前で亜夜子は達也の上に乗って達也のペニスに入れていて、それを見せつけられていた・・・完全に寝取られている感じだ。

 「達也様。私を、もらってください♡」

 「ま、待て!愛人設定はないはずだぞ」

 「達也さん!何で 俺には私がいるから抱けない!と言わないんですか!この女性を抱く気満々なその言葉は何ですか!」

 「うふふ。その気になってくれて嬉しいです・・・本当に、嬉しい♥」

 「落ち着け!俺はただ設定の事を言っただけであって」

 「こ、このままじゃいられません!私、負けません!」

 「胸が大きいだけで達也様を手に入れられること自体が間違いであることを教えてあげます」

 『・・・横島。お前の気持ちがやっとわかった。すまなかった』

 寝取られそうになる悔しさから復帰したほのかと、原作では報われなかった恋心を持つ亜夜子。二人の

女の愛欲と恋の戦いの戦い・・・深雪と真夜(+深夜)のやっている横島をめぐる戦いと同じだった。それを実感して横島に謝罪した達也だが、

 

 「「達也さん・様!私を抱いてください!」」

 

 この現状を打破できるはずがない・・・お幸せに!

 

 

 

 

 そして、鬼ヶ島に戻って深雪さんはどうなのか?というと、

 

 「ああ、あああ!いいい!忠夫お兄様!私、イッちゃいますうううう♥!!」

 

 横島はぐったり状態だけど、深雪は腰を振り続けて喘ぎながら絶頂を迎えた。騎乗位で腰を淫らに振り、乳をいやらしく揺らし、顔を悦びと喘ぎを込めた淫猥な表情を浮かべて、

 「も、う。む、り」

 「最後です。最後の一発をください!それで、一杯です♥」

 動けない横島に最後の精液を要求した。横島のペニスを入れているマンコにはもう何度も射精をした後なのか、ペニスとヴァギナの隙間から深雪の愛液だけじゃなく横島の精液も少し出ていた。恐らく彼女の子宮は横島の精液で一杯なのだろうが、今度は膣内も精液で一杯にしたい欲望が出たのだろう。それで完璧に孕んで横島との子供が産める・・・そんな結論になったのかもしれない。

 深雪から出る汗、愛液、涙、涎等、いろんな体液が彼女の体に着いて淫らに見せる。例え限界に近くてもやはり完璧なスタイルをした深雪のヌードが、淫靡になっていくのを見ればペニスに力が入るのは仕方がない。

 横島の本能が最後の最後の欲望を振り絞って、彼女の膣に精液を勢いよく亀頭から発射した。

 

 

 

 「ああ、いい、ああ・・・忠夫、お兄、様。期待してください♡私達の、赤ちゃんを♥」

 

 

 欲望に支配された顔から、とても幸せな笑顔に変わった。最後のザーメンを出してくれた嬉しさが、最後の一発が確実に愛の結晶を産めると確信できたのだろう。嬉しそうに絶頂をして体をのけ反らせて震わせた彼女は横島の体に倒れ込んだ・・・そして、

 

 「これで私達は結婚できますね・・・これからは忠夫お兄様ではなく、旦那様と呼びますね♥世界で一番大好きです。受け入れてくれますね・・・旦那様♥」

 

 強い情熱的な逆プロポーズだが、まるで死刑宣告みたいな言葉を横島に言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、深雪はミスを犯した・・・四葉姉妹があっさり退散したことを疑問に思わなかったことに・・・横島とのセックス・子作りに欲望が思考を支配されていたからかもしれない。

 妊娠確実と言えるセックスをして深雪はとても満足して眠りについた・・・が、

 「深雪、深雪」

 「あ、ん・・・旦那様。もう、朝からですか?」

 「深雪。私、雫」

 「はい。私の秘所からは愛の雫が・・・雫!」

 名前を呼ばれて目を覚ますと、そこには今回このプライベートビーチを提供してくれた北山雫がいた。

 「え、え?」

 「動画撮影は中止。これは批判を強めてしまう」

 「な、何が・・何なの?」

 愛欲の時間の余韻が強いのか、雫から本来の目的である動画撮影が中止であることを言われても深雪は理解できなかった。元々、話がおかしくなっていた上に鬼ヶ島の舞台の島を氷漬けにしてしまっては、一般人にむしろ魔法師の脅威をアピールするようなものだ。桃太郎だけじゃなく日本昔話の内容を再度調べ直してやり直す。という事で結論が出たので、雫がまだこの島に残っている深雪にその事を言いに来たのだ。

 本来なら達也がその役目だが・・・ほのかと亜夜子との女の戦いが原因で、その体に着きまくっている二人のキスマークや女の愛の匂いやらの処理に手間取っている為、雫が代わりとなったのだ。←その現場を見た彼女は思いっきり顔を真っ赤にしながらもほのかに「頑張って」と言った。

 その後、何とか思い出して慌てて服を着ようとしたが下着をつけ終わったところで

 「え、あれ?た、忠夫お兄様・・・いえ!旦那様は!」

 「え?私が来たのはついさっきで、深雪しかいなかったけど?」

 横島がいないことに気付いた。慌てて周りを見回すと・・・小さな机に手紙が置かれていた。

 

 

 

 

 『深雪さん。満足そうに寝ていたので、この間に私達の夫はいただきますわ』

 

 

 

 雫はその手紙が見れなかった。何故なら、一瞬で凍り付き粉々に割れてしまったから。そう・・・この時を四葉姉妹は狙っていたのだ。深雪は確実に横島とセックスをする。そして、二人だけの愛の時間を過ごせたことに満足してそのまま眠りにつくと・・・姉妹はそこを狙っていたのだ。

 欲しいものはどんなことをしてでも手に入れるのが四葉家・・・例え他の女とセックスして子供を作ることになっても、この姉妹は最終的に自分達のところに取り戻せればいいという考えだった。深雪との濃厚なセックスも一夜の甘いアバンチュール的な事だと考えれば割り切れる・・・これからは前日の鬼ヶ島で言った通り、永遠の快楽と愛情と劣情を与えられるのだから。

 掌に踊らされたことを理解した深雪は怒りに燃えて服を着るのを忘れて、下着姿のまま外に出た。雫が慌てて彼女の服を持って後を追う。

 

 「旦那様」

 

 海の方を見ると、とても小さくだが船が一隻あった。それが四葉家の船かはわからないので、どうしようもない。

 

 

 「愛しています」

 

 

 だけど、やる事は出来た・・・愛する横島忠夫を取り戻す。その為なら

 

 

 

 

 

 「殺したいほど・・・」

 

 

 

 

 

 地の果てでも追いかける。そう決意した彼女の眼は光が無かった。

 




 スラムダンク映画化→すごいよな~。早く見たいな~。→そう言えば、どんな始まり方だったかな?

 という、考えが浮かびあの失恋シーンが横島と一緒だったら面白そうだ!と思って出して、禁断症状シーンまで書きましたが・・・どうでしょうか?



 まだ先だけど、彼らは四葉真夜編でも出そうと思ってます。


 因みに最後の「旦那様、愛しています。殺したいほど」はかなり昔の漫画のあるヒロインが言った言葉を変えたのですが・・・分かりますか?正確には「ダーリン、愛しているわ。殺したいほど」です。
 最後の横島を寝取られた深雪が病んだ言葉を言って閉めようと思っていたのですが、今までのいろんな我妻由乃や桂言葉などのヤンデレヒロインの言葉を思い返してもいまいちピンと来なかったけど、このヒロインがピンと来たので出しました。


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四葉真夜・深夜編

 どうも!少し感覚が空いてすいませんでした!何人か候補を出していたのですが、司波深雪編から妄想がこっちに傾いてしまって、彼女達になってしまいました。

 まず一つ謝罪を・・・今回桜木君は最初しか出ません。でも、自分なりにこれがいいのかと思いますので、何しろメインはこの二人ですし。

 今回の彼女達は完全にキャラ崩壊しますので、それをご都合主義であることも交えてご理解して読んでください!



 ある場所で、横島と共に五十人の女性からフラれた赤毛男は

 「俺はスポーツマンになる!」

 と失恋した傷心からあっという間に復活していた。(校内で)走り込みをしていると、

 「いいぞ!お前が来れば全国制覇も目の前だ!」

 「ふははは!この桜木花道がいれば!必ずは全国制覇を目指せるぞ!」

 そんな声を出す男がいた。その男の名は・・・原作で言うところのジュードー男だった。その男に同意するかのように花道は何故かその場で腕立て伏せを開始した。

 失恋した傷心から何故復活できたのか・・・それは、

 

 

 『柔道はお好きですか?』

 

 

 と言われて後ろを振り向くと・・・赤城晴子レベルの美女がいて、もろに好みだったためだ。しかも、それが原作無視設定のジュードー男の妹であることも判明。桜木を欲しかったジュードー男は二つ返事で入部を認め、

 「俺と全国制覇すれば妹との交際を認めてやる!」

 と言ったために、

 

 「ぬおおおおお!俺はやるぞおおお!(恋人を手に入れるために~~!)」

 

 その餌につられて見事に柔道をやる事になったという事だ。←え?司波深雪編では剣道で傷心していたはずだから、剣道じゃないの?と思った読者の方。彼は自分好みの美女に出会えれば、その女と関わるために簡単に思考を変える男です・・・まあ、原作のように滅茶嫌いになっても完全にそれが好きになるとそれ一本になりますが。

 とにかく、柔道での全国制覇に気合を入れた花道君であった。

 

 

 

 

 

 

 彼と同じように(演技で)失恋しまくった横島君は深雪ちゃんと熱く燃えるようなセックスをしたが、タイトルの二人に誘拐されてしまった。では、今横島は一体どうなっているのかというと・・・

 

 

 「ぼく、よこしまただお。ごさい。ここ。どこ?」

 

 

 ある場所で何故か五歳児になっていた。しかも、記憶も五歳児になっているのか一緒にいる四葉姉妹を見ても分からなかった。その姉妹は何をしているのかというと、

 「「・・・・・・(とんとん)」」

 鼻を抑えて上を向き、首の後ろを叩いて必死に鼻血が出そうなのを堪えていた。←もうキャラ崩壊の前兆が来ている。

 

 

 

 では、説明に入ろう・・・まず深雪と熱い濃密な時間を過ごした横島を誘拐した二人はそのままある場所に向かった。その場所の説明は後でするとして、まずすることと言ったら・・・当然3Pである。

 「ああ、んんん♡忠夫さん、もっと♥」

 「あ、あ、ああああ♥~~揉んで、もっと感じさせて♥」

 「あ、う、ああああああ!!」

 全然老いることを知らない、年相応には全然見えない、蠱惑的なスタイルを持つ二人の誘惑に負けてセックスをした。横島はただただ必死に二人を満足させて、ひたすらに逃げるチャンスをうかがっていたが・・・いくら煩悩全開・エロ心全開な横島でもこの二人から逃げることも愛欲の強さと貪欲さに勝てるはずがなく、深雪との濃密な時間の後で疲れもあったのか先に力尽きてしまったのだ。←その後、二人が力尽きて意識を失った横島の体を無断で貪りつくしたのは言うまでもない。

 そして、次の日。今だ寝続ける横島を見て既に満足そうに服を着てモーニングコーヒーを飲む姉妹。

 「うふふ。とてもいい夜だったわね」

 「ええ。こんなに幸せな一夜はなかったわ♥」

 先にネタバレをすると、このある場所というのは実は四葉家ではない。何故なら深雪から横島誘拐を説明されるであろう達也にすぐに感づかれるからだ。

 この場所の答えはまだ先にして・・・コーヒーを飲み終えて横島が寝ている部屋に入った二人。まだ横島は全裸で寝ていて、体中には二人のキスマークがついていて、ペニスには彼女の涎なのか愛液なのか濡れた後があった。

 もちろん朝なので生理現象でそのペニスは太くなっていた。そんな(二人のキスだらけの)全裸の横島の姿を見て、愛欲を求める顔になった二人。

 「もう、寝ていても私達を求めるなんて♥」

 「そうね。答えてあげないといけないわね♥」

 別に求めてないのだが・・・考えてほしい。この二人は四葉の元お嬢様であることを。世間でよく聞く言葉ならまだともかく、このようなエロ方面の知識を果たして持っているだろうか?もちろん、セックスがどういう意味かくらいは理解しているだろうけど、男がこの状態になるのは何もエロを求める時以外でもあることを理解してないはずだ。

 でも、完全に横島との愛欲の日々を暮らすことに頭が一杯な彼女らはそっちの解釈をしてしまった。穿き変えたパンティを早速濡らした彼女らは敷布団をあげた時に・・・

 「あら?文珠があるわ」

 真夜が文珠が落ちているのを発見した。三個ベッドの中に転がっていて、一個は何も書かれてなかったが二個は書かれていた。←文珠の存在を知っている経緯は、R18ではない司波深雪と付き合ったら?にあります。真夜・深夜・達也・深雪と、実は葉山も横島との婚約の際に真夜経由で教えてもらっている。

 その文字が、

 『避』『妊』

 だった。どうやら深雪の時同様不安があったのか。またこの文珠があった。これを見た二人は

 「「・・・・・・」」

 無表情になった。何しろ、今回の3Pは妊娠もする気満々だったために肝心の横島がその気がなかったことに少なからずショックだった。

 「ひどいわ。こんなに女の心を傷つけるなんて」

 「そうね。子供の時はもっと私達の事を気遣ってくれたのに」

 三個の文珠を拾い上げてがっかりした。

 

 『『子供の頃の忠夫さんだったら、私達を受け入れてくれたのに』』

 

 あの時から既に真夜は横島が好きになり、結婚出来る年まで待ち続けた。深夜も旦那が愛人の方に行ってからは、横島の苦しみを知って好きになった。そんな二人が思い浮かべたのが子供の横島だった。←実は自分の世界の記憶を持って、この世界に来た時に子供の姿に変わったことまで流石に知らない。

 そのがっかりが愛欲の朝駆けをさせる気を無くした。文珠を三個とも横島のすぐそばに置いて、朝食を作るために二人は部屋に出た・・・といっても、作るのは達也の母親の深夜で真夜は作れない。

 そして、朝ご飯を作り終えたので横島を起こすためにこの部屋に入った時に・・・

 

 

 「ぼく、よこしまただお。ごさい。ここ。どこ?」

 

 

 こうなっていたのだ。

 

 

 

 冒頭の説明も終わり、

 「あれ?お姉さん達、どうしたの?」

 「・・・ちょっと待ってね。忠夫君」

 「少しだけ時間ちょうだい」

 「・・・うん」←不安そうに頷く横島。

 混乱しながらも何とか自制心を取り戻した二人と一緒に解説に入ろう。何故横島が子供の姿になったのか・・・賢明な読者ならわかるだろう。あの三個の文珠だ。真夜が拾った文珠の文字が子供の頃の横島を思い出したときに、『子』『供』『化』へと変化させたのだ。

 「え?あれ」

 「もしかして・・・やはり!文珠がなくなっているわ!」

 「もしかして、さっき私達が子供の頃の思い出したから文字が変わったのかも!」

 「すごいわね。幼児逆行までできるなんて」

 この現象が文珠だと気づいて納得したが、二人は気づいてない・・・この連続文珠は数が多ければ多いほど読む漢字を長くすればするほど、成功率が下がる。持ち主の横島ですら、文字の変更はともかく三文字の文珠の発動はめったに成功しない。

 偶然とはいえこの二人は何故この文珠を成功させたのか・・・魔法を使うに大きく関係するサイオンとプシオンが関係する。体内にある魔力という考え方をすれば、この二つと霊能力はイコールに値するし、四葉家という極めてその魔力が他の魔法師より高い血筋を引く家に生まれた真夜と深夜だ。

 この二人が横島の子供時代を思いながら文珠を握りしめた時に漏れ出た強力な二人のサイオン・プシオンに文珠が反応して・・・この文字を作り出して発動させたのかもしれない。もちろん、これは奇跡に近い偶然が産んだ産物なので、意図してやろうとしてもできないだろう。そう、この二人と同じくらいの膨大な魔力を持つ達也や深雪でもだ。

 

 

 解説も終わったので、本格的に内容に入ろう。

 「ちゅう~~」

 「!!!」←じたばた暴れる横島。

 「ちょ!真夜!」

 再び横島の方に顔を向ける二人・・・きょとんとしてどうしたの?という感じの横島に、何と真夜はいきなりキスをした。深夜はいきなりの妹の凶行に驚く。

 「ちゅちゅじゅる・・・ぷはあ。うふ、うふふ♥」

 「な、何をするのよ!真夜!」

 「・・・姉さん」

 「何!」

 「忠夫君の顔を見て」

 「は?どういう意味」

 数分ほどディープなキスをして離れた真夜は、満足そうな笑顔でこぼれそうになった涎を指ですくって自分の口の中に入れた。そんな彼女に問い詰めようとしたが・・・真夜に言われるがまま横島の顔を見る深夜。そしたら、

 「ちゅう~~」

 「!!!」←再び暴れる横島。

 彼女もまたキスをした。真夜と同じくらい、濃厚なキスを数分した・・・満足したのか深夜が口を離して、横島が訳が分からないまま二回もディープキスを貰って、顔を真っ赤にしてベッドに横たわる。

 深夜は真夜に顔を向けると、パアアン!という音が鳴るくらい力強い音と共に二人は握手をした。

 「姉さん」

 「真夜」

 頷きあうと

 

 

 「「これが・・・子を愛し包みたい母の気持ち♥」」

 

 

 同志を見つけたかのような笑顔でそう言った・・・もしこの場に葉山がいたらこういうだろう。

 「そうですな。真夜殿、深夜殿」

 と言い、達也だったら、

 「・・・違う気がします。叔母上、母上」

 と言い、深雪だったら、

 「私がやります!お二人はどっかいってください!」

 と言い・・・読者様だったらこう言っただろう。

 

 「「「「それは母の気持ちじゃなくて、ショタの気持ちだ!!」」」」

 

 どうです?当たっていたら、感想に書いてください・・・いや、本当にしなくてもいいですからね!本気にしないでくださいね!

 

 

 

 その時の深雪は・・・

 「ここにいることはわかっています!旦那様を出してください!」

 「葉山さん・・・すいませんがお願いできますか?」

 「申し訳ございません、その要望に応えることが出来ません」

 四葉本家にいた。やはり、一番に来る場所と言ったらここだろう。

 「そうですか・・・出してくれないのなら、仕方ありませんね」

 「要望に応えられないとは、どういう意味でしょうか?」

 深雪は立ち塞がる葉山の言葉に凍り付くような顔になり、達也は葉山の言葉に疑問を持ち質問した。そして、葉山の返答は

 

 「実は・・・この葉山もご当主様達と横島殿の行方を知らないのです」

 「「な!」」

 

 まさかの知らないだった・・・これは嘘ではなく、葉山は本当に真夜・深夜・横島の行方を知らないのだ。ただ、真夜からは

 「全てが終わったら連絡しますので、それまでは居場所を教えません。達也さんと深雪さんには素直に答えていただいて結構です」

 とだけ言われていたから、素直に知らないと言ったのだ。深雪は半信半疑だが、達也は本当に知らないと察した。本来ならすぐにでも心当たりを聞くのだが

 「匿っていても無駄です!調べさせてもらいます!」

 今こうしている間でも、愛する横島と淫らで濃厚で欲望満載な事をしていると思っている深雪を止めることが達也にはできない。結局、気がするまで声をかけることが出来なかった。

 

 

 

 母の気持ちと言った割には愛と欲望に染まった目をした真夜と深夜が、自己紹介をした後にまずやったことは、

 「忠夫君。ご飯食べましょう」

 「そうね、お腹空いたでしょう?」

 「??うん」

 胃袋を掴んで警戒を無くすために食事をすることにした。←もちろん、二人は絶対におばさんと呼ばせないようお姉ちゃんと呼ぶのよ?と念を押した。因みにここから先は子供を表現するために忠夫君と書きます。

 もう目の中に忠夫の文字とハートが何個も見えるくらいに、欲望に染まった目をした二人がただ食べさせるはずがない。食堂に連れていき、ちゃんとテーブルには三人分の食事が用意されていたが、

 「さあ、ここに座りましょうね♥」

 先に椅子に座って、困惑する忠夫君を持ち上げて自分の太ももに座らせた真夜。

 「はい。どうぞ、あ~ん♡」

 その隣に座って、あ~んをさせようとする深夜・・・だけど、忠夫君が本当に困惑しているのはこんな赤ちゃんみたいな扱いをされている事ではなく、

 「えっと、真夜お姉ちゃん。深夜お姉ちゃん」

 「「なあに?忠夫、君♥」」

 「お姉ちゃん達は、どうして」

 「どうして?」

 二人の姿が、

 

 「服を脱いでいるの?」

 

 ブラとショーツという下着姿であることだ。因みに下着の色は、真夜は真紅の赤で深夜は青空のような青だ。

 「それは、服を汚すといけないからよ♥」

 「忠夫君も着てないでしょ。私達も一緒じゃないとね♥」

 こんな言い分は本来なら通用するはずないのだが・・・今の忠夫君はあの女癖の悪い乳の教育を受けてない乳尻太ももを求めない純粋無垢の五歳児のため、

 

 「そうなんだ。食事の時は裸にならないとダメなんだね!」

 

 あっさり信じてしまったからこそ、今自分がパンツ一枚という姿にもおかしいと思わなかった・・・そのまま真夜の椅子に座り深夜のあ~んを受ける忠夫君。その時の二人は

 

 『はあはあはあ♥忠夫君のお尻が私の太ももに♡あああ、抱き締めている忠夫君の体の感触が・・・あ!今ちょっと脇を突いたらビクッと反応したわ!あああ♥なんて可愛い反応なのかしら!もう、一層の事このうなじをちょっと舐めちゃいたいくらいだわ!』

 『あ~んと口を開くしぐさがとってもいいわ~~♥達也の時は魔力のせいで感情が希薄になったからこうした反応してくれなかったけど、忠夫君はたくさん反応してくれるし、おいしいよ!と言ってくれるから嬉しいし、可愛すぎるわ!あああ!もう一層の事口移しで食べさせたいちゃいたいくらい♥!』

 

 内心、悶えていた。キャラ崩壊したくらい悶えていた。今すぐにでも押し倒して性的に食べまくりたいくらいに悶えていた。←過去形なのは間違いではない。

 『『もっともっと忠夫君を愛でたいわ♥』』

 そして、ついにこの思考が頭によぎって、

 「ねえ、忠夫君」

 「この後お風呂に入りましょう」

 「お風呂?うん、いいよ!」

 場面は食堂から風呂場に移る。

 

 

 

 その頃の深雪ちゃんは

 「まだまだです!」

 「・・・言ったはずなのですが」

 「少しは落ち着け深雪」

 まだ四葉本家にいた。葉山の言葉を信じられなかったため、徹底的に家探ししたが本当にいないことをやっと理解した。葉山は顔色を変えずに自分の言ったことは間違ってなかったことを、達也は焦って周りが見えてない深雪に注意した・・・もし、この時ちゃんと葉山の言葉を信じていたら、余計な時間をここで使わずに三人を探し当てて、二人と忠夫君の淫らな時間を最後までさせられずに済んだだろう。

 

 

 

 真夜と深夜に戻り、脱衣所で忠夫君のパンツを脱がそうとしている・・・二人は既に下着を脱いで、裸になっている。

 「すっごい・・・お姉ちゃん達、おっぱい大きい」

 忠夫君の眼は年相応とは思えないほど見事なバストに夢中だった。おっぱいが大きいと言う言葉は性に目覚めてないので、純粋な気持ちで大きいと思ったから言ったのだ。

 「あら?興味があるかしら?」

 「うん」

 「じゃあ、パンツを脱いだらたくさん触らせてあげる」

 「うん、わかった」

 だが、この後の忠夫君との愛と欲に染まった性行為しか頭にない二人が、そんな純粋な気持ちなど理解する気はない。まあ、この姿になる前の元の横島とセックスした後にこうなったので淫らな思考が続いてしまうのは仕方がないのかもしれない。

 言われた通り忠夫君はパンツを脱いで・・・いつもより小さいペニスを出した。それを見た二人は

 『『食べたい!』』

 そう考えた瞬間、

 「あ、う、んんん!」

 その場でしゃがみ込んで、

 「「ちゅ、ぺろ、ぺろ、じゅるるる・・・」」

 既にダブルフェラを始めた。さっき自分達のマンコを責めた忠夫君のペニスがこんなに小さく・・・余りにも可愛くなったペニスを交互に加えて、口のバキュームを使ってミニペニスをどんどん舐めながら吸っていく。

 「あ、ああ、な、なんなの!これ!」

 「大丈夫。お風呂に入る前に、まず綺麗にしないとダメなの」

 「そうよ、全て私達に任せてくれれば大丈夫だから」

 「う、ん・・・うん」

 感じたことのない感覚に忠夫君は恐怖を覚えたが、二人の笑顔で我慢

 「じゅるうるる、ちゅうううう!!」

 「ちゅ、じゅ、じゅる、ぢゅる!!」

 「あ、あ、ああああ!」

 できなかった・・・ついに、ミニペニスのミニ亀頭から精液が出た。それが、

 「あらあら、私達。汚れちゃったわ」

 「す~~。うふふ♥いい香り」

 「あの、その・・・ご、ごめんなさい」

 「うふふ、大丈夫。いいのよ♥」

 「そうよ。私達はむしろ嬉しいからね♥」

 彼女達の顔にかかった。精液の匂いに二人は蕩けた顔になり、

 

 「「ちゅ・・・さあ、もっと綺麗にしましょうね♥」」

 

 ぶっかけられた精液を指で押すと掬い取って・・・口の中に入れて飲み込むと、初めての精通をした忠夫君を抱き上げて、風呂場に入っていった。

 『『そう・・・何もかもを洗ってあげる♥』』

 そんな欲望を持って、かけ湯をして湯船に入る。もちろんその中でも、

 「あ、ああ、ああ、感じる、感じちゃうわ♥」

 「いいわ、忠夫君。もっと、擦って♥」

 スキンシップを忘れない。真ん中に忠夫君で前後に二人という構図で入浴して、早速胸を触らせた。二人とも、無邪気に乳房のいろんなところに手を触れては時にはもんだり、ちょっとくすぐったり、更には顔をうずめたりしてくるので、どんどん忠夫君への愛欲に染まっていく。

 「う、ううん。あ、あ」

 忠夫君のちんちんへの刺激も忘れない。真夜はミニの肉棒を指で擦り、深夜はミニミニな肉袋を指で撫でまわす。

 「昨日はあれだけ私達の喘がせて、絶頂させた肉棒が」

 「こんなに小さくなって・・・これもありよね♥」

 「姉さん。いいこと思いついたわ・・・これから先も文珠で年齢を指定してその姿にして」

 「ふふふふ、真夜ったら本当にいいことね♥」

 「は、真夜お姉ちゃん・・・深夜お姉ちゃん・・・ああ、んんん!」

 自分達を散々淫らにしたこのペニスが今は可愛すぎる。いじられて喘いでいる忠夫君が可愛すぎる。

 「んん、はあ、はあ♥」

 「真、夜・・・いい、顔してるわ♥」

 そして、そんないじられている忠夫君を見てどんどん欲望が大きくなり、二人は空いている手で自身のマンコに指を入れて自慰をして、欲情していく。

 「これ以上は、まずいわ」

 「ええ、そう、ね」

 「あ、ああ、ぁぁあああああ!・・・(がく)」

 愛欲的にも、のぼせそう的にもまずい段階に踏んでいる二人。横島ならこの状況ならまだひたすらに我慢し続けるが、そんな忍耐を忠夫君が持っているはずがない。思わず、お風呂の中に精液を出してしまった。それをした直後に、熱さで忠夫君は意識を失ってしまった。

 「・・・遅かったわね」

 「・・・そうね」

 この遅かったは忠夫君ののぼせを止められなかったことか、それとも湯船に精液を出させてしまった事か、もしくはその精液を飲めなかったことか・・・それとも全部かはこの二人しか知らない。

 

 

 

 

 お風呂から出て、寝室へ行く・・・もちろん、体は拭いたが三人共裸のままだ。

 「どうしましょう。忠夫君が意識を失ってしまったわ」

 「真夜。大丈夫よ、続けましょう」

 「え?」

 「意識がないなら、ない時に楽しめることもあるじゃない♥」

 「・・・なるほど」

 二人の視線は仰向けで寝かせている忠夫君のペニスだ・・・小さいはずのペニスだが、何故か太く、固く、横島の時のペニスになっていた。恐らく、文珠の効果が徐々に切れ始めているのだろう。二人がそれに気づけたかどうかはわからないが、五歳児で青年レベルのペニス・・・原作の真夜の闇レベルで欲望がどんどん膨れ上がった彼女はそのペニスを、ついに自分の膣に入れた。

 「んんん♡!」

 「はあ、はあ「ちゅちゅ、じゅちゅちゅ」んんん♡!」

 深夜の方は、自分の乳首を忠夫君の口に着けるとその乳首を吸い始めた。二人とも、一気に全身に今までにない寒気が襲った。

 「何?これ・・・さっきの忠夫君まで興奮して熱かったのに」

 「一気にぞぞぞ!って来たわ・・・でも、悪くないわね」

 真夜は、横島の時に存分に膣で加えた時とは別の大きな快楽に体が震えた。深夜は、吸い続けながら舐めてくる乳首から伝わる忠夫君の舌と唾液の感触が、横島の時の顔にパフパフをしてあげた時に感じた鼻息や舌と唾液の感触が違っている事に違う快感が彼女を襲い体が震えた。

 

 『何?どうして?横島さんの時と同じペニスはずなのに、全然違う!愛したいだけじゃない!ドロドロに溶けたい!ぐしょぐしょに濡れて濡れて溺れていきたい!!このペニスを、この忠夫君にもっともっと・・・』

 『全然違う。横島さんの時の乳房のいじりが、吸い付きが、求めが・・・何もかもが違う!あの時は淫らになりたくて、欲望をどんどん求めたい気持ちでいっぱいだったのに・・・今は、この忠夫君はただただ・・・』

 

 真夜は膣の感じ方が、深夜は乳房の求め方が同じ人物なのに全然違う事にどんどん体の芯から快楽の寒気が強くなった。見た目の違いがもっともっと快楽という深海の底へ沈んでいく感覚にとらわれ、

 

 

 『『蕩けたい!!!』』

 

 

 欲望への溺れが一気に加速した。

 「ああ、んんん♡」

 真夜は腰の振りを一気に加速させたと同時に、自身の胸も揉み始め、手の動きで変わる乳房に指のいじりで固くなる乳首。その乳首を自分で舐めると更に大きな快感が彼女に襲い掛かって、忠夫君のペニスを咥えている膣の中の愛液があふれ出てくる。

 「あ、はああ♥」

 深夜は乳首からくる忠夫君の舌と唾液の温もりに、寒気を常に感じながら自分のヴァギナに手が行きオナニーを始めた。最初は入り口のヴァギナを指でなぞり、少し入るとクリトリスの豆にふれたのでそれをいじって更なる快感を得る。そこから、徐々に指を入れると膣壁がその指に絡む。

 「「いい、いい♥忠夫君・・・もっとやって♥」」

 齢四十越えだが、その裸は三十代前半の二人が齢一桁の少年に性を求め貪る・・・彼女らは気づいていない。最初は五歳児の体だったが、今の忠夫君は既に十歳くらいの男の子の体になっていることに。これが横島が使った文珠ならすぐに元に戻ったのかもしれないが、本来の使用者ではない二人の膨大なサイオンを使った文珠だから効果の切れ方がゆっくりになっているのかもしれない。

 だが、そこに

 

 「んん?むむ~~!」

 

 忠夫君が目を覚ましたが、目の前が真っ暗なので慌てた。

 「あら?うふふ」

 「ちょうどよかったわ・・・私も、欲しかったし」

 だが、二人は全然慌てない。そもそも、更に欲望を欲しかったのでちょうどよかった。

 「ねえ、忠夫君・・・わたしのここ、いじって」

 深夜は胸をどかすと、忠夫君の顔に腰を動かして濡れているヴァギナを目の前に出した。指で広げて、その濡れ具合を見せながら、

 「え?これって、まさか」

 「お、ね、が、い♥」

 「う、うん」

 忠夫君にいじるよう頼んだ。さすがに十歳になると徐々に女性の体の興味が湧く年頃だ・・・原作でも友人の銀次とこの年頃から結構やんちゃしていた上に、原作の父親が女好きで面白半分で教えた可能性もあるのか、すぐに深夜の膣だと理解した。

 だけど、本質はやはり押されると弱いのでちょっと恐れながら頷くと

 「あ、あああああ♥!ひあ、あああ♥!」

 その膣に指を入れた・・・彼女が一気にのけ反った。

 「うふ、姉さん・・・淫らよ。そんな顔を見ることにな!!た、忠夫君!ちょ、ああああ♥!」

 「人の事、んんん♡。言えない、わ、ね♥ああ、はあん♥」

 その時の喘ぐ姉の顔を見てからかおうとした真夜だが、彼女の膣の中の忠夫君のペニスが動いたのでその快楽が全身に走り、彼女も喘いでしまい深夜からブーメランを受けてしまった・・・が、彼女も余裕の顔は一瞬だった。

 さっきとは違い忠夫君も必死に頑張るので、すぐに絶頂に達しない。

 「んん、姉さん、姉さん、いやらしいけど・・・綺麗♥」

 「真夜もよ。うふ、いいわ、欲望に染まった顔♥」

 それが彼女らにとって焦らしであると同時に、姉妹の絆を深めるものでもあった。

 「すっごく、すっごく、気持ちいい!もう、すぐ、もうすぐで!」

 「いいわ、忠夫君。私達も、もうすぐだから」

 「三人で、イキましょう。皆で、一緒なら」

 うん!と答えた忠夫君は、深夜の膣へのいじりを加速させた。指を入れられるだけ入れて、彼女の膣壁を無邪気に蹂躙して

 「!!!!」

 言葉に出せないくらいの快楽が全身を襲った。そして、真夜の方も

 「!!!!」

 腰のピストンを必死にやったのか、彼女の膣にも無邪気な頑張りをしたおかげでこっちも言葉に出せない快感が全身を襲って、乳房を揉んでいた手を思わず放した。

 完全に二人とも絶頂までもうすぐと言うところで、思わず前に倒れそうになった・・・つまりそれは

 「・・・真夜」

 「姉さん」

 乳首をぴんと立たせ固くした胸を押し付け合いながら、抱き合う事になる。どんどんと忠夫君の責めに両者は目をアヘらせ、涎を流し、舌を出すだらしない顔をお互いの大切な姉(妹)に見せる。

 そして、ついに忠夫君の限界が越えたと同時に

 

 

 

 「ああああああ!何か出るううう!」

 「「い、イク、あああ!イクわああああああ♥♡!!」」

 

 

 

 ザーメンが真夜の膣内に射精されたと同時に、二人の天井を見ながら滝のように流す膣からの愛液を忠夫君のペニスを膣内で洗い、顔に噴射した。

 「「・・・うふふ♥♡」」

 そして、絶頂して大きな満足感を得た二人は・・・本当に何も考えずに、目の前にいる姉(妹)に

 

 「「幸せね♥真夜(姉さん)♥♡」」

 

 そう呟くと、キスをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、一時間後に達也達はやっと三人の居場所が分かり突撃した・・・その場所は何と自分達の自宅だった。まあ、深雪の暴走がなければもっと早く、そうお風呂から上がった段階で止められたかもしれなかったがそれはそれ。

 深夜の寝室に三人はいた。達也と深雪が入ったその寝室には

 「「「す~~」」」

 三人が寝息を立てていたが、問題は寝ている姿だ・・・裸なのはまだ想定の範囲内だ。だけど問題は、横島の姿だ。

 「・・・何故、成長している?」

 そう、今の横島はあの原作の二十七歳の横島の姿だった。もちろん面影が残っているのですぐに横島の文珠の仕業でこうなったと達也はわかったが、横島がこうする理由が分からなかった・・・だけど、深雪はすぐにわかった。いや、これは男だと分からない。女だからこそ分かることだ。

 

 

 

 「き、ききき、きっしゃあああ~~~!!ずるいですううう!!」

 

 

 

 どっかの宮間夕菜みたいな怒りの雄たけび・・・いや、雌たけびを上げて、三人にとびかかった。

 

 

 

 

 

 

 何故、わざわざ文珠で二十七歳にしたのか?それは絶頂を迎えた後だった・・・横島の姿に戻った時に文珠で年齢と姿を変えられるなら、それを使えば自分達は過去の、横島は過去と未来の姿でセックスして愛欲ただれた楽しみが倍増できる!と思ってしまった四葉姉妹が横島が隠し持っていた二個の文珠で

 

 『大』『人』

 

 とやってみたらあの二十七歳バージョンの横島になったという事だ。しかも、この時の横島はかなり女のやり取りになれているので、まるでホスト張りに二人に接しているうちに・・・まあ、後は存分に三人共煩悩全開しまくったという事だ。そして、深雪はそのやり取りをしたとすぐに理解できたからこそ、ずるいと言ったのだ。

 この時の横島のやり取りを受けた彼女らは、後にこう語った。

 

 

 「「まるでホストに家の貯金全部貢ぐ主婦になった気分だった・・・ムラムラしてやった。でも、反省はしない!辛抱たまらなかったので、これからもやり続ける!!」」

 

 

 開き直っているくらい欲望に忠実になっていた・・・そして、数日後にキャラ崩壊した姉妹に、深雪と作者がこの時までずっと忘れていた桜井穂波が加わったのは別の話。

 




 どうですか?彼女らの闇が横島への性欲と愛へまっしぐらになったのは?四葉家の女ハーレム物語が出来そうですね・・・いや、書きませんよ。さすがにこれ以上は無理なので。


 桜木軍団の過去を知りたいですね。特に、原作でも応援以外は単独行動が多かった一匹狼的な水戸が軍団に何故入ったのかを知りたい!


 では、次回をお楽しみに!


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吉井玲編

 スラムダンクが来年秋に放映決定イイイイ!R18の前書きに書く内容じゃないよな・・・でも、嬉しいいい!さあ、内容は何になるのか!最有力のインターハイ戦か!それともオリジナルか!それとも原作終了のあの話か!う~~ん、早く次の情報が欲しいいい!


 今回は彼女です。では、どうぞ!


 横島忠夫・・・この世界、吉井玲と付き合ったら?は数年前の話で忘れがちだが、吉井忠夫という設定になっている。既に恋人同士なので姉呼びはしてなく、玲と呼び捨てしてますが・・・この話の時だけはそれをご理解した上で読んでください。

 

 

 

 

 吉井忠夫は目を覚ました。

 「う、ん。あれ?何で寝ていたんだったっけ?」

 昨日の記憶が曖昧なので必死に思い出そうとしたが、

 「確か、台所で玲が」

 ここで思い出すのを放棄した・・・恐怖で体が震えたためだが、十分に分かっただろう。姉であり恋人になった吉井玲は姫路瑞希レベルで薬品(例・硫酸や青酸カリ)を料理に入れることにためらいがない上に、薬品=調味料と言う考えを持っているからだ。恐らく一口目で舌がしびれ、二口目で味覚を失い、三口目でぶっ倒れたと言ったところだろう・・・三口目までいっただけでも、よく頑張った方だ。←読者の皆さんは絶対にこんな考えを持ってはいけませんぞ!

 「とにかく!どうして俺はここで寝ているんだ?」

 (失神した)理由はわかったが、寝ている場所に忠夫は覚えがなかった。吉井家の自分の部屋か、忠夫の写真が結構はられている玲の部屋のはずだからだ。忠夫がその部屋を目撃した時、愛しているから。という理由で(強引に)納得させられた。←ストーカーレベルの写真の枚数だったと後に語る。

 だけど、今いる場所はどう見てもどこかのホテルの一室だが一般的ではなく、ベッドも完全にダブルベッドで、部屋の隅にはミニバー的なワインの入っている冷蔵庫もあり、美神令子なら満足するが吉井忠夫やおキヌなら絶対に落ち着けない広さと高級感があり過ぎる・・・そう、スイートルーム級の部屋だ。部屋の窓から見える景色には海があるので、どこかのリゾートホテルだろうと忠夫は思った。

 そこに

 

 「目を覚ましたか、ただ君。全くお姉ちゃんの料理で意識不明になるなんて、美味しさの余り感激するにもほどがありますよ」

 「何故に苦しみながら意識不明になった姿が、感激に見えるんぢゃああああ!」

 

 シャワーに入っていたのか全裸でここにやってきた玲だが、煩悩よりツッコミをした忠夫。ここで一応彼女のことを説明すると・・・原作で明久に会うために汗をかいたからと言う理由で公衆の面前で裸になってバスローブに着替えるくらい、恥という神経を焼却炉に焼いたような女性である。明久の不純異性交遊は死刑レベルの怒りを持つのに、不純同性交遊は笑顔で受け入れるバストがEカップの女性でもあるのだ。

 「どうです?お姉ちゃんの体は?ただ君ったら、意識不明なのに本能で抱きしめて寝た時は揉んできたのですよ?おかげで体が火照ったので、自慰をしながら寝ているただ君のペニスにフェラをして射精して絶頂を」

 「起きたのに朝立ちしなかったのはそれだったのかああああ!つうか、それ以上言わないでくれえええええ!あと、出るとこ出るバストとヒップとヴァギナを見せてくれてありがとおおお!」

 朝一でそんなエロい会話はさすがにしたくないのか、一回転してフルヌードを見せた玲に礼を言いながら後ろを向いた忠夫。

 「うふふ、そう言ってくれるとお姉ちゃんのヴァギナが「それより、ここってどこなんだ!」せっかくまた欲情しそうだったのに水を差さないで欲しいですが、確かにただ君が寝ている時に運びましたから教えないといけませんね」

 「そうだよ!この異常すぎる高級な部屋と、窓から絶好のロケーションというべき海が見えるからどっかのリゾートホテルなのはわかるけど、一体どこなんだよ!」

 とにかく、忠夫は帰りたかった。寝ていた時にエロい何かをされ、目を覚ましたら何も着ないまま背中を向けても自分の前に移動して乳を強調するように持ち上げて見せ、脚を伸ばして座る時はわざとヴァギナを見せ、誘惑するポーズをとって愛欲の時間を過ごそうとする玲・・・家にいる時は煩悩全開してエロエロなことを(明久を玲の料理で眠らせてから)両者合意でヤッてきたが、このままでは時間の問題だ。

 だが、忠夫は思い知った・・・吉井玲と言う人物が

 

 

 

 「ここは地図に載ってない小さな島のホテルですよ」

 

 

 

 お手上げなくらいに、常識がなかった女だという事に。

 

 

 

 

 

 「どういうことじゃああああああ~~!!」

 絶叫した忠夫を抑える為にお嫁に行くしかないキスをした玲は順を追って説明した。←もちろん、された忠夫は彼女を引きはがして脱兎のごとく部屋の隅まで移動した・・・股間は元気になっていた。

 

 1、気を失った忠夫の体温が低下していくので温める為に全裸になったところに、明久が帰ってきたので彼も全裸にしようとしたが慌てて逃げた。←血縁関係の明久にもヤるつもりだったという事だ。

 2、逃げた後に、すぐに電話をかけた。←かけた先は教えてくれなかったが、病院じゃなかったことだけは確かだ。

 3、服を着た後に何やら黒ずくめの男が数人来て、どこかの空港に全裸の忠夫を運んだ。←回想に出たその男達がどっかのジンやウォッカみたいな男だったのが絶対他人だ。

 4、ヘリコプターに乗り込まれてしまい、このホテルに運ばれた。←報酬としてかなりの金を渡して引き上げて行った。

 5、ヘリコプターは三日に一回しか来ないので、最低でも三日はいないといけない。食料を運ぶための船も三日に一回であり、忠夫が失神中に運び込んで既に出港した後なので三日間は完全にここで暮らさないといけない。←この島が地球のどこにあるのかは、玲もマジで知らないので命を懸けて泳いで帰る選択肢もここで潰えてしまった。場所が分からないと文珠で連絡とっても無意味だからだ。

 

 ここまでの説明をして最後に玲は

 「この三日間で妊娠しましょうね♥」

 脚を開いて、ヴァギナを指でひらいて、セックスに誘導しようとした。

 「・・・・・・」

 その後、忠夫が無言で立ち上がりシャワー室に入って水のシャワーを浴びながら壁に頭をぶつけまくって、血を流しながら理性を必死に保とうとしたのはいつもの事だ。

 数分後に何とか落ち着き体を拭いてシャワー室に飛び散った血を流して、服を着て玲のところに行った。彼女も三日間という期間なら焦ることはないと思ったのか下着を身に着けていた・・・服は着ていなかったが、さっきよりましだ。熱も下がったおかげで、玲にどうしてこんな島にホテルがあってそんなところに連れてきたのか確認することにした・・・まあ、連れてきた理由は完全にさっきの妊娠する為だろうが、ここでなくてもよかったはずだ。

 「母に相談しました。どこか二人っきりになれる場所がないか?と」

 どうやら、あの電話のかけ先はこのぶっ飛んだ玲を産んだ更にぶっ飛んだ母親のようだ。

 「そうしたら、ここを紹介してくれ用意してくれました」

 「どうして、二人っきりになれる場所が無人島のホテルなんだ!」

 「ここは母が父をお仕置き・・・ではなく、痛めつける為によく来るそうです」

 「修正した方がとんでもないんだけど!何痛めつけるって!」

 「浮気ですよ・・・ただ君はまだしてないからしませんが」←この時目から光が消えた。

 「・・・・・・合掌」←その目を見ないように、窓に向かって手を合わせた。

 こんなぶっ飛んだ姉や母と一緒では、神経も心もすり減って他の女性に甘えたいだろう・・・心底そう思って浮気をした今の自分の父親に同情した。←一瞬本来の自分の父・大樹が頭に浮かんだが、あのクソ親父は完全な浮気性だから自業自得、で瞬時に頭から消した。

 「そ、それで、何で地図に載ってない無人島にホテルが?」

 「さっき言った浮気・・・ここでするために作られたみたいです」

 「は?」

 「実は・・・」

 その後の説明がとんでもなかった。何とこのホテルは会社の重役や社長クラスに政府の大臣クラスに大金持ちクラスの人間が、浮気や不倫をするために作ったホテルだという事だ。地図に載ってないのは妻や家族にばれないようにする為であり、ここの存在も相当の偉い人やそういう人達を裏で操ったり、支えたりしている人くらいしか分からないらしい。

 このホテルは十階建てだが、一階から三階は一般的な浮気をするため用で言わばノーマル浮気の為の階でありラブホテル的な感じの内装であり、四階は食堂やプールなど、五階は男女別々の温泉になっているいわば休息をする為の階だ。六階以降からがハード浮気の為の階であり、六・七階は完全にSМレベルのプレイをするための階になっている。さらに上の八階と九階が完全にその階全部を使えるスイートルームとなっていて、忠夫と玲はこの八階にいる。

 一応ヘリポートとなる屋上が下の十階は、完全ハーレム専用の部屋となっていて肉欲の海に溺れたい人のためだけの部屋となっているが、そこの予約は中々来ないみたいで空いている。ハーレムで来るくらいの男なり女なり集めてきたら、居場所はばれなくても浮気はやっていると感づかれるためだ。

 今回、費用全額母親持ち(本当は全額父と明久のお小遣い)で二人で遊んで妊娠してこいとのことで、ここに来たという事らしい。それを聞いて玲は忠夫の従姉という設定にしたとはいえ、

 「遊んで妊娠してこいって・・・改めてぶっ飛んだ母親だな」

 全く持ってその通りである。

 「そんなことを言ってはいけません。三日間ねっとり愛欲にぐっしょり濡れましょう」

 「せめて、たっぷり楽しみましょうって言ってほしかったよ!」

 この閉鎖された三日間・・・エロ漫画やエロ映画やエロアニメのように、確実にそうなると分かっているからこそ忠夫は叫んだ。

 

 

               一日目

 

 忠夫とバックを持った玲は外に出た。無人島だからってホテルだけじゃない・・・と言っても建物はホテルしかないので自然しかないのだが。

 「デートですか?」

 少しは時間を稼がないといけない。何しろ一緒に暮らしている時から一緒にお風呂に入って蜜時の始まり、買い物でもディープキスをやって気づけば人気のないところで露出プレイから本気セックス等・・・明久の叫んだ通り、海外の生活で一体どんな価値観の変化があったのか横島も疑問だった。

 忠夫がスケベな脳なら、玲はドエロな脳だ。忠夫はあくまで手を出さない寸止め段階だが、玲はもう手を出すどころか繋がること当たり前なずぶずぶの底なし快楽沼に入っている状態だ。

 「そうだよ!少しは他にも目を向けるべきだ!」

 玲とは何度もセックスをしているが、全部主導権は彼女にあった。見当違いな発言と絶句するくらいのぶっ飛ぶ思考と有無を言わせない行動力で、忠夫はされるがままのセックスだった。いくら玲が上等な乳尻太ももを持っていても、これでは楽しめない上に・・・この閉鎖された島の中で三日間続くのはさすがに酷なのだ。彼女と離れられる学校が唯一のホッとできる時間だったが、それすらないので何とかその時間を手に入れたくて必死の忠夫である。←母で苦悩する雄二の気持ちがよくわかった忠夫である。

 「確かに、三日間ホテルにいるのもダメですね」

 「でしょ!だから、外に出よう!」

 まるで引きこもりを説得する人みたいに玲を外に出そうとする・・・数分後、何とか説得に成功してお互い私服を着て一階のロビーまで下りた時に、

 「お客様、外に出られるのですか?」

 受付の女性(年配)から声をかけられた。その言葉に頷くと、この島では注意が何個かあるらしい。

 

 

 1、絶対に受付した時に一緒にいた人以外とは関係を持ってはいけない。

 2、他に泊まっている人と話をしてもいいが、誘惑やナンパをしてはいけない。

 3、誘拐や拉致をして弱みを握り、洗脳・脅迫などをしていう通りにさせてはいけない。

 

 

 もし破ったり、金でなかったことにしようとしたら・・・その時点で日本全部にそれをしようとした人物の情報が出回る仕組みになっている。この無人島ホテルは浮気や不倫をするために作られたものなので、受付で偽名は出来ないから泊まる人の情報も手に入るので、そんなことをされれば一気にワイドショーの人気者になる。しかも、本人はこのホテルにいるから帰るまでの間にどんどんいらない推測や事実まで明らかになって社会的地位が一瞬で無くなる可能性が高いのだ。この注意を無視してやろうとしたものの末路は・・・何億もの負債を背負ったとだけ言っておこう。

 話を戻し、注意の後で聞いたがこの島にはちょっとした池があるけど入るには予約が必要らしく、今日はもう埋まっているので後日入りたいならここで予約してほしいとのことだ。理由を尋ねたら、二人っきりですごいセックスするにはうってつけだという、見事にエロい理由だった。

 「では、明後日にお願いします♡」

 「・・・お願いします」

 玲はしっかり予約を入れてしまったので、最終の三日目の予定が決まったようだ。

 

 

 

 そして、やっと外に出た二人は木々の中を歩いていく。

 「まるでジャングルに迷った二人みたいですね、ただ君」

 「そうだな(玲も少しは落ち着いてくれたかな?)」

 玲は以外にも忠夫から離れて先を歩いている。てっきり、体を押し付けて乳を感じさせながら歩いて途中でキスなり股間をいじってくると思って来た忠夫は拍子抜けしたが、やっとリラックスできたのでホッとしながら答えた。

 少し歩くと、

 「この辺がいいですね」

 いきなりそんなことを言い出す玲。何だと思うと、

 「じゃあ、始めましょう」

 「は?」

 全然何を言っているのかわからないんだが・・・と言いたかった忠夫。玲はバックからカメラ機能にしているスマホを渡してきた。そして、目の前で

 「じゃあ、今から脱いで着替えをしますから撮影をお願いします」

 なんて言って、本当に服を脱ぎだした。

 「ちょ!何でいきなり脱いでそれを撮ってと言うんだ!」

 「え?だってただ君が言ったではないですか?」

 ・・・読者の皆さま、忠夫は裸の玲を撮影したい的なことを言ったのか。と思うかもしれないが、彼はそのようなことはここに来るまで一言も言ってません。じゃあ、どうして言ってないのにヌード撮影な展開になっているのか?それは・・・

 

 

 「私とのデート・・・それはヌード写真を撮りたいからでしょう?」

 「デートの言葉一つがどうしてそんな意味に変わるんだああああああ!!」

 

 

 玲の方がデートをそう意味とっていたのだ。

 「ほら、やってください」

 上着のシャツを脱ぐ・・・パシャって音が聞こえる。やはり煩悩と本能には勝てなかったようだ。

 「そうです。続けてください」

 下のスパッツを脱いでショーツを魅せる・・・カシャって音が聞こえた。

 「どうです?いいでしょう?」

 「(こくこくこく)」

 下乳を持ち上げて谷間を強調させながら近づいてくる玲を撮影する。指がどうしても撮影ボタンを押し続ける。まだ、下着段階だけど忠夫の股間はギンギンに反応している。しかも、ここから

 「さあ、どうですか?」

 ついに下着も脱いで完全なヌードになった・・・どんどん撮影し続ける。

 「ふふ、ここからですよ」

 玲はバックから胸だけしか隠せないランニングシャツをゆっくり着た後、ホットパンツをゆっくり直にはいた。シャツには彼女の胸の乳首の形が浮き出て横からではバッチリ見えている上に、ホットパンツはわざと腰のボタンとチャックを開けたままなので彼女の陰毛が見え隠れしているので、見えそうで見えないところが欲望をかき立てて淫らに見える。

 そして、ここからの意味が分かったのが、

 

 「んん、ああ、んん♡」

 

 その姿でオナニーを始めた時だった。

 「な、な!」

 「ふふ、どう、で、す♥」

 シャツの上から右手で揉みながら乳首をいじり、左手をホットパンツの中に入れてちゃんと見えないがおそらくヴァギナをいじってるでだろう。生着替えを見た後なので、彼女のスリーサイズが目に焼き付いている中で自慰する玲を見る忠夫。

 『ま、ず、い・・・』

 目が玲から離せない・・・彼女はオナニーする姿を撮らせることが本当の目的だったのだ。股間がギンギンからビキビキといってもいいくらいに、目と同じくらいに血走っている感覚が分かる。そんな中でも玲は乳を揉み、乳首を触れて、股間をいじって喘ぐ表情を見せる行為を続ける。

 「あ、ん♡は、ああ、ただ君。ただ君♥」

 快楽で体をくねって、乳が左右に揺れて、忠夫に見られて・・・欲情する。

 「はあ、はあ、はあ・・・」

 忠夫もどんどん淫らに自慰を続ける玲を見て、さっきまで両手でスマホを操作していたが右手に変えた。ズボンのボタンとチャックを開けて、少し下げてパンツも下げると

 「ふふ、ふふふ♥」

 ついに忠夫を自身のペニスをしごきだした。その姿を見て嬉しそうにする玲は見せる様に自慰をしていたが、今度は後ろを向くとホットパンツを足首辺りまで下ろすと左脚だけパンツを脱いだ。

 

 

 「ただ君。見てください♡」

 

 

 すると、そのまま四つん這いになって体を地面に着けて尻を上に突き上げるような体勢にした。そして、顔を忠夫に向けながら、脚を思いっきり開いて自分のヴァギナとアナルを横島に見せた。

 「(ごくん!)」

 涎を飲み込む忠夫は、ペニスをしごく手の動きを無意識に早くした。

 「ここ、どうなってますか?・・・んん、んんん♡」

 玲はヴァギナの中の様子を指で開いて見せながら、巧みにそのまま自慰を再開した。忠夫はもうまるで機械のように右手で写真を撮り、左手で自分も自慰をする。

 「「はあ、はあ、はあ!!」」

 どっちもお互いの自慰を見せあう。その倒錯感が二人の性欲をさらに増大させたのか、玲の膣から愛液が一瞬ドバっと出て地面に落ちた。それと同時に忠夫のペニスの先の亀頭からも我慢汁がどぴゅっと出て地面に落ちた。

 それがまるで、二人の最後の理性が落ちたかの如く、

 「あああああ、はああああ、んんん♡」

 「おおおおお!あああああ!」

 二人の自慰は激しさを増した。クリトリスをはじいて更なる快楽の刺激を得た玲と、思わず力を込めた手の締め付けが逆に欲望を貯め込むことになり一気に出したい気持ちになった忠夫。喘ぎ狂う玲の顔を見て興奮して更にペニスをしごく忠夫と、淫らな自分を見てちんちんを興奮して扱く忠夫を見て悦び膣に入れて指を乱暴に動かす玲。

 両者のオナニーは激しさをどんどん増していき・・・

 

 「あああ、あああああ!」

 「うう、ああ、で、出るうううう!」

 

 ついに二人は同じタイミングで絶頂を迎えた。忠夫の力強く出したザーメンが、玲の向けていたお尻と背中に勢いよくかかり・・・その姿が何十枚も撮影された。

 二人は更なる欲望と快楽を求めてセックス・・・と思いきや、

 「では、ここまでですね♥」

 「え?」

 何と自慰をして終わりだと、玲が言い出した。

 「あら?変ですか?」

 「い、いや、そんなことは」

 忠夫のザーメンと玲の愛液の処理をして、二人はホテルに戻った。

 

 

 

 ホテルに戻った忠夫は

 「く、くくく・・・」

 飲み物を飲みながら困惑して思い返していた。

 『ど、どうしてなんだ?いつもの玲ならセックスにいくはずなのに!』

 どうやら、いつものセックスできなかったこと欲求不満になったが・・・忠夫は気づいてない。玲とのセックスはできる限り避けたいと思っていたのに彼女の自慰を撮影して、更に彼女の尻にぶっかけた後の今はセックスがしたい気持ちでいっぱいになっていることに。

 「美味しい料理ですね、ただ君」

 「あ、ああ・・・」

 その日は結局玲はセックスどころか誘惑すらしないまま、一日目が過ぎた。

 『こ、これじゃあ、欲求不満だ!』

 悶々とした気持ちのまま、忠夫は眠りについた。

 

 

 

            三日目

 

 あれ?二日目は?と思った読者の皆さま・・・実は、

 「ただ君。今日はプールで楽しみましょう!」

 「あ、ああ、そう、だ、な」

 結構際どい水着を着た玲だが、ポロリもなければ見えない場所でセックスという流れもなく、温泉にも入り、そこでも乳首とマンコしか隠せない紐水着を着たがエロの展開に行くことはなかった。

 その後も、食堂ではあ~~んをしたり、口移しで食べさせ合ったり、スイートルームで設置されていたマッサージチェアに座って気持ちよさに乳が細かく揺れながら喘ぐ玲を見たりしたが・・・本当に何もない一日で終わってしまったのだ・・・その為

 

 『ああああ、もう、煩悩が欲望が性欲が発散できないのがつらいいいい!』

 

 忠夫は一日目以上にセックスしたくて仕方がない状態になっていた。二日目は何事もなかったのが煩悩とエロ心を貯める結果となってしまった。しかも、玲は際どく結構エロい水着や服を着てこの日を一緒に過ごして、この状態にさせた・・・彼女は確実にこれを狙ったのだろう。この日で思いっきり乱れる為に。

 

 

 三日目と言えば・・・予約していた池に行く日であり、この無人島で遊べる最後の日でもある。

 「楽しみですね♥」

 「ああ。思いっきり楽しもう」

 笑顔の玲に決心した顔の忠夫が答える。さすがの忠夫も彼女の笑顔と完全に薄着かつミニスカの姿に見える欲望を見て、この日で思いっきりヤッてやる!という考えがあることが分かった。

 そして、目的地である池に着いたのだが

 「「え?」」

 忠夫だけじゃなく玲もキョトンとした。何故なら池と言えばそれなりに大きい水たまりであり、二人の頭の中ではおそらくそんな池の近くにテーブルがあり、そこにはホテルが用意したと思えるローションなり媚薬なりバイブなり、いろんな淫らにさせる道具が置かれている。という考えだった。

 だけど、二人の目の前にあるのは・・・マイン○ラフト流のちょっと大きめの豆腐小屋だ。しかも、肝心の池がどこにも見当たらないので小屋の中に池があるという事だ。

 困惑した顔の忠夫の頭の中は

 

 『何だろう。この中に入るととんでもない展開になりそうな気が・・・霊感がそう告げてる。絶対に先に調べた方がいい気がする』

 

 霊能力者としての感が働いていた。まずは看板か何か探そうとしたが、

 「さあ。ただ君入りますよ」

 「ちょ!ま!」

 「明日には帰るのですから、タイムイズマネーです!」

 「まあ、確かに」

 玲が扉を既に開けてしまい、しかも忠夫の腕を引っ張って一緒に入ってしまった。すると、二人は言葉を失いながら思わず周りを見た。何故なら、入る前は豆腐小屋だったのに

 

 

 「「え、電車の中?」」

 

 

 入ると何故か電車の中になっており、何人もの人が乗っていた。もう、頭が追い付かない・・・忠夫が文珠を使って調べた方がいいと思った瞬間、

 「「「「「(((((がやがやがやがや)))))」」」」」

 電車の扉が開いて、たくさんの人が入り込んできた。

 「まずい!」

 「こっちに」

 段々満員になっていくので何とか隅の方に移動したが、それでもどんどん入ってきてついには

 「玲、だ、大丈夫か?」

 「え、ええ」

 おしくらまんじゅう状態になり、体は愚か手もなかなか動かせなくなった。←リアルではまずいので、確実にそんな電車になったら降りましょう。

 「ま、まずは手を」

 「あ、ああ///」

 「・・・まさか」

 「うふ、もう、ただ君たら♡」

 何とか動かそうと右手を少し動かしたら玲が悶えた。そして、やっと理解した・・・その右手が玲の太ももに着いていたことに。動かしたことで、ミニスカの中に手を入れてショーツにふれたようだ。忠夫は玲の背後から両手で抱き着いている体勢で、もう一つの左手が・・・

 「もっとやって、いいのですよ♥」

 彼女の胸にあった。はた目から見れば完全に痴漢をしている状態だが、玲は忠夫がやっているので既に欲情していた。本来の忠夫なら一瞬で煩悩全開して

 「おおおおお!」

 玲の胸を揉みしだき、ショーツをいじり、首筋辺りにキスをして・・・

 「あ、あああ♥」

 玲の快楽に蕩けた顔を見る。そして、ここら辺で女を必要以上に迫れない臆病が発動して我に戻って

 『この幻は何なんだ?まさか、妖怪の幻術?』

 という、現状の怪しさに周辺を警戒するが、 

 

 

 「そんなに、イイなら・・・もっと快楽に溺れろ。玲」

 

 

 欲望の流されるまま玲の服を脱がせてブラをさらけだし、ミニスカを何と力づくで下してショーツもさらけだした。いくら、焦らされて性欲・煩悩が高まっているとはいえ彼らしくない行動だ。

 

 

 ここでネタをばらそう・・・実はこの豆腐小屋の中にある一応池と呼ばれている小さな水たまりがあるだけだが、この池は実はかなりやばいものだった。その池には五感を狂わせることが出来る強力な幻惑作用のある成分と、思考を即座に溶かして性欲を急激に増大させる強力な媚薬効果のある成分のある池だった。

 電車内はもちろん乗り込んできた人々の幻だが・・・たくさんの人が乗り込んで来るという考えが感触にも影響を及ぼし、実際は何もないのに満員電車のように押し込まれたという錯覚を持ってしまったのだ。忠夫の玲を下着姿にして強気な態度で卑猥な行為を続けているのも、既に媚薬効果が侵食されたからである。

 

 

 玲の姿はブラとショーツだけになる。もし、幻覚・媚薬効果を受けない第三者が見れば玲を窓に押し付けて淫らな行為を始めている忠夫の姿が目に入っただろう。だが、その淫らな行為をしている二人は、幻の満員電車の中で痴漢行為をしている思考になっている。

 だから、ここから先のナレーションはしばらくの間、二人の視点通りの電車内と思ってください。

 「あ、ああはあ♥ただ君、み、見られ、ます、よ♥」

 玲は忠夫にたくさんの人に気付かれてない中で、この姿にされて痴漢されている背徳感に欲情がどんどん増大していく。原作で公衆の面前ですっぽんぽんになってバスローブに着替えた女とは思えない。

 「いいじゃないか。玲」

 忠夫はいつ周りの人達にばれるかの中での玲を淫靡な顔にして揉んで形を変える乳とぷくっとしてきた乳首を見て、ショーツを愛液で濡らしてそれが指でも分かるくらいにぐっしょりになることで忠夫の煩悩もますます増えていく。

 「もう、ただ君以外に見られたくない・・・そう思うと、ああ♥」

 「今更恥じらう女みたいな顔をしても、俺はもっと蕩ける玲が見たい」

 これが本当の満員電車の中での痴漢行為なら、誰かしら気付くかもしれない。エロゲーみたいに乱れてブラが外されないまま腰のあたりまで降りた玲の姿に興奮する男性が何人かいるかもしれない。こっそり、ズボンのポケットからペニスを握ってこっそりオナニーをする男もいたかもしれないが、それらすら考えられないくらいに二人はお互いを貪って欲望に溺れる事しか頭になかった。

 「!!、あ、あああんんん♡!!」

 乳首を徹底的に擦って、ショーツの隙間から指を入れてクリトリスに触れて抓った瞬間、玲は絶頂して顔を上にあげて口を大きく開けて・・・涎を流した。その顔は絶頂に満足しながらも、まだまだ忠夫にされたい気持ちを出していた。熱い息を何回か吐きながら、愛液で内股を濡らした太ももを地面につけて座った玲。

 「じゃあ、玲。これを頼む」

 その彼女を自分の方に向けた忠夫はSな顔になって、ズボンとパンツを下して肥大したペニスを玲の口に亀頭をつけた。イマラチオをさせようとするが、

 「ええ、ただ君のなら悦んで♥」

 玲は忠夫の強引な要求も喜んだ。顔を見る為に玲は上を向くと・・・

 

 

 『あらあら・・・ただ君がいっぱい♥ただ君のペニスがたくさん・・・うふふ♥ただ君のザーメンまみれになるなんて、とっても嬉しい♥』

 

 

 そんな考えになった・・・今は幻の満員電車の中で蕩けた顔で座って裸で忠夫にイマラチオをさせられそうになっている玲を乗客達が見ている図なのだが、玲視点ではその乗客の顔が全部忠夫の顔になっていて、しかもその乗客は全員怒張した太いペニスを出して玲に向けて自慰をしているのだ。

 忠夫に絶頂させられて幻惑・媚薬で思考も蕩けた玲は全然おかしいと思わず、むしろ余計に体が愛欲で燃え上がり、口に強引に入れられて中で暴れるペニスを

 『ああ、もっともっともっと、興奮して♥』

 自分の舌も暴れさせて

 「あ、く!す、すごい、いい!」

 『んんんん~~♥』

 忠夫を強い快感に襲わせて口の中で我慢汁を出させて、その我慢汁を飲んだ玲にとってはそれが更なる媚薬で全身がどんどん蕩けて堕ちる感覚に捕らわれた。忠夫自身はもう玲しか見えてないので、彼女がそんな感覚になっていることなど知らないのでピストンで口の中でどんどんペニスを動かして、彼女の口の中を犯す。

 「玲、いい。口マンコ。すごいぞおおおお!」

 ペニスを舐め回す舌の動きと、口の中の温もりと、もっと求める眼差しを見せる目がついに口マンコと認識した忠夫はその中で思いっきり射精したい気持ちになった。

 その頃の玲は空いている手を乳を揉み、指を膣に入れて自慰をしていた・・・のだが、

 

 『ああ、たくさんのただ君のおちんぽに、責められて、溺れられて、更に蕩ける~~~』

 

 その自慰をしている手が幻惑で乗客達(全員忠夫)のちんぽに見えているのだ。つまり、今の玲の視点では乳を揉んでいる手は数本のちんぽの亀頭を押し付けられたり別の亀頭が乳首をこすったりしていたり、膣の方では既にヴァギナどころかアナルにも忠夫の何本ものペニスが入れられているように見えている感覚なのだ。

 たくさんの忠夫に責められる感覚の玲の思考はもう愛欲以外ない。もしかしたら、

 

 「で、出る!出る、出るううううう!」

 

 射精をする言葉を出した忠夫の声すら聞こえてなかったのかもしれない・・・力強い精液を思いっきり口マンコの中に出された玲。精液の勢いに負けて口からペニスが出てしまい、先から出続けている白濁液を全身から浴びることになった。

 

 

 『あ、ああ、はあああ♥ただ君漬けで・・・もう、ら、め♥♡』

 

 

 幻の忠夫達全員も出しているように見えた玲は、何人もいる忠夫からのザーメンシャワーを浴びて全身忠夫の精液まみれになった感覚と認識に捕らわれた玲は、そのまま幸せな気持ちで眠りについた。

 

 

 

 「あれ!何やっていたんだ俺!」

 欲望を全部玲にぶちまけたことで自分の意識を取り戻すことが出来たこと。そして、やっとこの豆腐小屋の異質さに気付いて、文珠『覚』を使って完全に覚醒したことで現状を理解できた。水たまりレベルの小さい池を霊視すると、とんでもない妖気が放たれていてこれが思考を全部奪って欲望と幻惑の世界に堕ちてしまう原因だと理解した。

 「これは、確かにこうする理由が分かるわ」

 もし、この淫猥の世界へ落とす妖気が豆腐小屋で閉じ込めていなかったら、とんでもないことになる・・・忠夫は自分や玲があんなに乱れた理由を理解した。

 「いったいどうしてこんなことになったのかは知らないけど・・・まあ、このままでいいか」

 ザーメンまみれの玲に『湯』の文珠で綺麗にして、全裸のままおんぶって服を持って豆腐小屋を出た。欲望の世界に入り込んで浸りたい・・・つまり、この小屋はその為の部屋だ。あの満員電車は忠夫は欲望煩悩を貯め込んだために玲を襲いたい欲望と、玲の忠夫と性の時間を堪能して思いっきり蜜時を過ごして存分に自分と忠夫だけの世界に入りたい願望が映し出したものだろう。

 「さて・・・戻るか」

 誰でも一度くらいそういう世界に入って好きにしたいものだ・・・あのホテルの支配人はおそらくそれを理解したからこそ、短い時間でも自分の想像の中で楽しめたら。という考えといつでも好きにできたら中毒に陥るだろうから予約制にしたのだろう。受付の言うすごいセックスと言うのも幻惑や欲望が叶えられる場所でのセックスなら確かにすごいだろうと理解できた。

 一時の夢の世界・・・例えそれが欲望だらけでもああやって叶えるのならストレスやうっぷんを晴らすくらいなら問題ないと思ったからこそ、文珠『浄』『化』をしないでそのままにしたのだ。

 

 「幻の俺にあんなに満足したのなら、現実の俺はもっともっと満足させないとダメだな・・・覚悟しろよ、玲」

 

 そして、自分を幻なんかに負けないくらいの自分を愛する人に見せる為にあの池はある。あくまでこれは忠夫の解釈だが・・・そう結論付けた忠夫はホテルへ戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、この小説がそんな美談(?)で終わるはずがなく・・・後日、夏休み中に

 「ねえ、美春・・・ここ、どこなの?」

 「お姉様!さあ、二人っきりです。存分に愛しあいましょうううううう!」

 「いやあああああああ!せめて、場所を言いなさいよおおおお!」

 「全部終わってから言いますうううう!」

 こんな声が二階の一般浮気部屋から聞こえたり、

 「・・・雄二、私達だけ」

 「なあ、昨日お前の料理食べてから今まで意識がないんだが?」

 「何も考えなくていい・・・一か月間予約したからずっと繋がりましょう」

 「やめろおおおお!俺の人生に終止符を打つなあああああ!!」

 「拒絶するなら・・・無理やり」

 「何でこの部屋はとんでもなくやばいものだらけなんだ!」

 六階のSMグッツだらけのハード浮気部屋から所からこんな声が聞こえた。

 この二組は結婚してないので浮気や不倫目的で来たわけではないのだが・・・二人っきりで絶対に邪魔が入らない場所と言う理由で来たのだろう。情報源は・・・清水美春と霧島翔子に口コミをした玲を妊娠させた誰かさんであることは別の話。




 当初は池に入ってから媚薬効果で滅茶苦茶愛しあうという考えでしたが、途中で幻惑でたくさんの忠夫に見られながら・・・という考えが出たのでそっちも入れました。


 次回は記念すべき10話目。誰にしようかな?


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爆乳武将達編

 記念すべき第十話は彼女らにしました!いや~~、20000字越えになっちゃいました。本当に久しぶりに大ボリュームのエロ話です!


 では、どうぞ!


 魏・蜀・呉の三国統一が無事になされた。三国の当主を妻にした天の御使いとしてこの世界に入り込んだ本郷一刀は他の武将とも関係を持ち、その彼女達も妻にしていきながら国を平和にするために奮闘する。

蜀では天然な当主の桃花や、魏の文武両道かつ常に前を見る当主の華琳や、呉の立派な正義感を持って既に本郷との間に子を作った蓮華など、彼女達の部下達と共に光ある未来に向けて頑張っていく。

 

 

 

 本題のもう一人の天の御使いの横島忠夫だが、彼は呉にいた・・・正確に言うなら呉から出られないという方が正しい。本郷は三国を統一させた天の御使いという肩書だが、横島は呉の天の御使いという肩書で広まってしまっており、この肩書きがある以上横島はずっと呉にいるべきだ!と冥琳が許さない。蓮華や小蓮などが本郷と結ばれて天の御使いの血筋が各国でできるが・・・こっちの天の御使いの血筋はどうしても呉で独り占めしたいのだ。

 その理由は雪蓮や冥琳を救うために文珠にサイキック・ソーサーなどを使ったので、この人知を超えた力の情報を他の国に知られたくないのだ。本郷の歴史の知識は独占できなくても、横島の特別な力は呉が独占したい・・・という冥琳の思惑が呉から出すことを許さないのだ。横島の持つ霊能力の存在を知っているのが呉の皆だけだ・・・既に横島と淫らな関係を持つ蜀の武将である桔梗と紫苑は、横島にとり憑いている幽霊の炎蓮が見える程度しか身についてないので誰にも教えてない。まあ、幽霊が見えるということ自体ありえないことなので誰も信じないだろう。←あれ?何か雪蓮が死んだあとで幽霊になって皆を驚かせた話が原作であったような気が?

 何かのきっかけでこの二つの力の存在を知られれば桃花(と言うより朱里)と華琳が共有という名の引き抜きが目に見えているし、横島は女の誘惑に弱いので上手く既成事実を作られたらそっちに向かう可能性が高いのだ。もしかしたら、三国統一後からずっと横島を蜀や魏に出そうとしない呉の姿勢から、頭のいい何人かは何かあると気づいたかもしれないが

 

 『横島の煩悩が他で暴走しないようにするためだ』

 

 これで納得してくれた・・・横島が蜀や魏でたくさんナンパして、その度に鼻の下を延ばして皆の乳尻太ももを見るエロスケベな態度が功をなしたと言ったところだろう。それに、そんなことを他国でしたら呉の評判にもつながるのでその事も踏まえていると勝手に思ってくれてもいるのだ。

 これは横島の呉での淫らな日常生活であるが、まずこれだけは先に理解してほしい。彼女らはまだ妊娠しておらず、呉にとどめて横島の血筋を作るための日常と思ってほしい。また、一般版の横島と「魅惑な爆乳武将達と付き合ったら?」に出てきたヒロイン以外も出てくるからそれもお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 朝、孫家の館で目を覚ました横島。ふぁあああ、と欠伸を上げながら布団をどかすと、

 「おう!目を覚ましたか!忠夫!」

 桃花の部下である桔梗がいた・・・生理現象で怒張している横島の肉棒を自慢の爆乳で挟めて。

 「あ、く、あ!」

 「ふふふ、いい固さじゃ、この先から出る匂いも・・・女の気持ちを強くさせてくれるわ♥」

 彼女の爆乳で挟まれている肉棒の気持ちよさに思わず声を出す横島。乳のでかさから肉棒の殆どが埋められ、先にある亀頭しか出てなくそこからの匂いに性欲を刺激された彼女の余裕の笑みが、欲望の笑みに変わった。

 「ちゅちゅ、じゅる、ちゅじゅる」

 「あ、ちょ、ま!」

 「待てぬわ。ふふふ、しっかり目を覚ましてやるから楽しみにしていろ」

 自分の乳を左右から持ち、パイズリを始めた桔梗。乳の温もりが更に温かくなったことと、こすりだしたことで横島の肉棒はさらに固さを増した。そんな肉棒の先の亀頭を舐め始めた桔梗の顔は、完全に捕食する獲物を見つけた狩人の顔だった。

 「!!」

 「本当に、忠夫は」

 亀頭を口の中に入れた桔梗。口の中では舌が暴れて、亀頭の全部を舐めまくり、時には舌で我慢汁を出す穴に入ろうとする。どんどん興奮が高まっていく彼女の手も次第に強さを増し、パイズリの乳の圧も強くなって伝わる快楽も強くなる。

 「が、が、が!」

 「心の底から、愛おしいぞ♥」

 でも、横島は我慢する。必死に我慢する。その顔を見てそそり立つ気持ちになった桔梗は、

 「じゅるるるる!」

 「ぐ、ぐあああああ!!」

 バキュームのような吸い込みまで始めた。ただでさえ舌の責めと涎の熱さに加えて、口の中の空気まで亀頭を責められては、我慢も限界越えが一気に来てしまい

 「ほへ、らへ!どヴゅっと、らへ!」

 「あ、あ、あああああ、出るうううう!!」

 桔梗の口の中に朝の一発目を出してしまった。どくどく!と亀頭の穴から出る精液が彼女の口の中に放たれ、

 「ん!ぬ、ん♥」

 一瞬発射された精液に驚いたが、すぐに味わうように少しずつ飲み込む。

 「あ~~、ふふ、さすが、勢いはいいのう♥」

 口を開けると、まだ残っている精液が零れておちそうになったが手で止めて

 「ぺろ・・・ますます、わしを蕩けさせるいい味だ」

 わざと見せる様に、舐めすくっていく。

 『ワザだ・・・わざと』

 横島ももちろん気付いていた。そして、ワザとにする意味も。

 「ご馳走様、(がば!)おお!」

 手の残った精液を全部残さず舐め終える。舐め始めてから終わるまでの間、ずっと流し目で見ていた。そうするはただ一つ、

 「桔梗・・・二回戦目だ!」

 「ふふふ♥それでこそ、わしの夫じゃ!」

 本番に入るためだ。その後、誘惑されて一発出してもギンギンのままの肉棒を、彼女の濡れ濡れのマンコに突き入れて・・・

 

 

 「ああ、ああ、いい、いいぞおおおお♥!!」

 

 

 喘ぎ、顔を蕩けさせ、大きく揺らす乳を揉みだし、腰の動きも一気に強く速くして、歓喜の叫びと共に体をギリギリ伸ばして、愛液を出す膣内に精液を放出した・・・本番の蜜事で三回絶頂した後に満足したのか、そのまま横島のベッドで眠りについた。

 朝から濃厚なセックスをした横島だが、彼女等からの淫靡な愛蜜の誘惑に負けて彼女らの欲望を受け続けてきたため、

 「ふ~~、桔梗への中出しが三回で済んでよかった」

 これはまだ序の口だと理解していた。女に迫られることが弱い横島でも、毎日こんなことをしていればさすがに慣れてしまう。今では彼女達とのセックスが挨拶代わりなくらいに、日常と化している。

 「けど、まだまだなんだよな」

 日常に溶け込んでも、それが問題ないというわけではない。

 

 

 余談だが、何故桔梗が孫家にいるのか?その理由は至極簡単であり、飲兵衛が多い上に熟女・・・もとい!年上女性達の雑談(猥談)の場所として最適であり、横島も住まわされているので飲んで気分が高揚したところでセックスできるのだ。また、桔梗と同じようにいる紫苑はあくまで雪蓮や祭達と酒宴を楽しむために来ていて蜀への勧誘で誘惑しに来たのではないので、冥琳も問題ないと判断した。

 

 

 話に戻り、部屋を出た横島が向かったのは食堂だ。もちろん、桔梗から搾り取られたのでその分を飯を食って取り戻すためだが・・・

 「おう!待っていたぞ!」

 「お~、桔梗さんとの蜜時は終わったんだね!」

 酒好きな祭と粋怜がいた・・・桔梗との早朝セックスを知っているようだ。現代のような防音効果のある素材の壁などこの時代にあるはずがないので、むしろあれだけ甲高く喘ぎ声を出していた桔梗の声は聞こえないとおかしいかもしれない。

 「失礼しました」

 「逃がすわけなかろう?」

 「あはは、大丈夫よ。今は変なことしないから!」

 果たしてその「今は」が時間にしたらどれくらいなのか・・・横島は両肩に乗せられた二人の力強い手に諦めるしかなかったので、

 「座れ。飯も食いたいだろう。今作ってやるから待っておれ」

 諦めて座るしかなかった。祭が前掛けエプロンをつけて厨房で調理を始める。

 「ほらほら、待っている間飲みましょうよ」

 「朝から飲ませないでください!」

 隣に密着して座る粋怜が徳利を差し出すが、横島は拒否する・・・彼女のでかい乳が腕や胸で感じるので、煩悩が股間を刺激しているのだ。

 「忠夫、作るのはチャーハンでいいか?」

 「できれば、大盛りで作ってください」

 「ふむ・・・分かった!」

 少しだけ間があったが、祭は受け入れた。料理を始める彼女の服は胸を隠し背中を見せるので、爆乳も若干見える後姿が異様に艶めかしく見るだけで煩悩を湧き上がらせる横島。

 「あら~~、どうしたのかしら?祭を見るだけで興奮したの?」

 「な、何でもないです!」

 「ん?何か言ったか(こんな姿でも欲情するのか。これはこの後楽しみじゃな)」

 「ううん、何だもないわ(あれは間違いなく聞こえているわね)」

 粋怜の言葉に図星の横島にからかう二人だが、お互いの内心はこれだった。←ここから先の粋怜の声は小声になります。

 「嘘いっちゃだめだぞ・・・ほら」

 「い、粋怜、さん!や、やめ!」

 「忠夫、どうした(粋怜のやつ、始めおったな)」

 「いい、いいえ!」

 横島の手を掴み・・・自分のショーツに移動させた粋怜。思わず出した声に祭は粋怜が悪戯を始めたことに気付いた。さっきの少しの間が、粋怜が自分が料理をする間に必ず横島に何かするとわかっていたからだ。その間は焦らされるので、それが気に入らなかったから言葉が少しつまったのだ。

 「んん♡ここまでする私に、何もしないのかしら?」

 「もう、いいや」

 「(これは、わしもやってもらわんとな)」

 横島は祭はもう気付いている。その考えでやる事にした・・・まあ、その通りなのだが。

 「(ん、あ、ん♡)ああん♥。ふふ、いいわ」

 「(すご、あ、濡れて、絶対にばれていること気付いているからだ)」

 「(・・・まずいの。わしも、濡れてきたぞ)」

 横島はショーツの上から撫でていくと、徐々に湿り気が出てきた。そして、蜜壺の入り口に指の第一関節分入れると、完全にぐじゅっと言う感触と同時に指に愛液で濡れたのを感じた。調理中の祭の耳にも彼女の小さな感じた声が聞こえ、彼女も自分のショーツを愛液で濡らす。

 「・・・いきますよ」

 「むしろ、早くしてほしかったわ♥」

 ここで二人は声のトーンを普通に戻した。祭には聞かれても構わないと判断して、横島の指がショーツと股間の隙間に入り、ヴァギナに指を入れ

 「んんん!こ、これ、ちょ!」

 「どうしました?早くしてほしかったんですよね?」

 「(ん?どうしたのだ?膣をいじったにしては粋怜の反応がおかしい)」

 ・・・なかった。祭は粋怜の反応に疑問を持った。じゃあ何を横島はしたのかというと、

 「こ、これ、すごい。指でやるより・・・刺激的♡」

 「(指を入れてないのに、この悦び・・・気になる)」

 「では、動かしますよ」

 彼女のショーツの上下を持ち上げて細い線にして、ヴァギナに食い込ませたのだ。今までは指を入れていじられたりされたが、こんなショーツの使い方は初めてだったので

 「あ、ん♡いい、いいわ♡」

 「じゃあ、これはどうです?」

 横島は腕を背中から回して、右手で食い込ませたショーツの上を左手で下を掴むと・・・そのまま上下に動かしだした。

 「ああ、あああ♥!!」

 ついに喘ぎを高い声で出した。腰から下が椅子より前に出て行き、姿勢も徐々にだらしなくなっていく。もう、顔に至っては

 「は、は、は♥」

 「(・・・一体、何をやっているのじゃ?)」

 愛欲に染まっていた。祭も彼女が蕩けていることはわかっているが、どんなやり方で蕩けているのかが分からなかったので後ろを見たかったが火を使っているからそれが出来ない。食い込んだショーツは偶然にも彼女のクリトリスをも擦っていたので、快楽に溺れる速度が速かった。

 「さあ、速めますよ」

 上下移動の速度を一気に絶頂に行かせるために速くした横島・・・それは更なる擦りと刺激が一瞬で彼女を襲う事を意味する。更に、だらしない姿勢になっていって

 

 「んんんん~~~♡」

 

 ぶしゃああああ!と言う音が聞こえそうなくらいに、彼女は絶頂を迎えたと同時に愛液を放出した。粋怜は自身の服とテーブルの裏とその下の床を愛液で濡らしてしまった。

 同時に

 「さて、出来たぞ・・・ほう」

 「えっと、ありがとうございます」

 チャーハンが出来たので横島に持っていった。そして、見た・・・だらしない顔で口から舌も少し出している粋怜の顔を。自分を無視してここまでの事をしたことに改めてムカッと来た祭は

 「粋怜、酒を持ってこい」

 「え、あ、ええ。ふふ、そう、ね♥」

 何とか息を取り戻した彼女は、内股を濡らしたまま酒を取りによろよろしながら食堂を出て行った。粋怜はすぐに祭の意図を理解した・・・わしと横島の邪魔するな。と。

 「ほら、食べろ」

 「祭さんが食べさせてください!」

 「は?」

 「だから、隣に座ってあ~んをしてください」

 「ほう、なるほど」

 こう言われた横島は祭を隣に座らせて、チャーハンを食べさせるようにした。祭も意図が理解したからその言葉に従った。いったい横島の意図が何か?・・・まあ、書かなくても分かると思うが

 「ほれ、あ~んじゃ」

 「はい、あ~ん(むにゅう)」

 「んん♡何をする」

 「え、ダメですか?(もみもみ)」

 「ふふ、そんな訳、あ、なかろうが♥」

 「なら、お互い続けましょう(ぎゅにゅ)」

 隣に座る祭は横島に言われた通りレンゲでチャーハンを救って食べさせるが、その横島が祭の爆乳を揉みだして食べ終わるまで続けるよう言った。粋怜の声で欲情していたので、この行為にすぐ発情した祭。

 「おい、そんなに♥あ、はあ、んん♡」

 「早く口の中に入れてください」

 「ああ♥こら、乳首を、つね」

 「ああ、思いっきり抓ってほしいんですね(ぎりぎり)」

 「!!!んん、ああああああ♥!!ち、ちが」

 「早くあ~ん、してください」

 常時胸を揉まれ続けながらのあ~んなので、体に力が無くなっていく祭。しかも、乳首が固くなり神経も集中しているので、横島の力を込めた乳首抓りに思わずのけ反ってしまった。

 「た、だ、お・・・おま、え」

 「あ~~ん(ぐにゅう)」

 「・・・あああん♡」 

 もはや、祭のあ~んが蕩けた声になっていた。その後も、乳だけを時には強く、時には優しく、時には痛く、時にはくすぐったりした。あ~んの声がその度に蕩けた声になり、顔も赤みを増していた。そして、最後の一口を横島の口の中に入れたと同時に、

 

 「んんんん~~(ご馳走様~)(ぐにゅ~~ん)」

 「んん!あああああ♥♡!!」

 

 横島は二つの乳首を掴み、限界まで引っ張った。乳のみならず体も敏感になってしまった祭は、延ばされた時に痛みが全身を襲ったがそれが快楽へと早変わりした。当然彼女の膣にも大きく反応して・・・指を離したと同時に絶頂した祭の愛液はショーツをびしょ濡れにして座っていた椅子も濡らした。

 「戻ってきたわよ~~って、あら予想通り」

 「はあ、はあはあ♥」

 絶頂した直後に酒を持ってきた粋怜が戻ってきて、祭の蕩けた姿を見てからかった。

 「ちょうどご飯を食べ終わったみたいね。じゃ、飲みましょ!」

 「え、えっと、その、朝から流石に酒は」

 「いいじゃない!晩酌ならぬ朝酌よ!」

 「それは強引すぎません?」

 確かに強引すぎた。朝から酒はさすがの横島も遠慮したかったが、

 「い、い、か、ら・・・飲め!」

 「むごおおお!」

 何とか意識を戻した祭が粋怜から瓢箪を奪い取ると、自分を好き勝手した罰と言わんばかりに蓋を取るとそのまま横島の口に突っ込んだ。

 

 ごきゅ、ごきゅ←どんどん飲んでいく音

 おお、いいぞ!←二人の声

 ごきゅ・・・ごくん!←ついに飲み切った音

 

 だが、そのまま瓢箪の中の酒を飲み切った横島。

 「その飲みっぷり、よかったぞ忠夫」

 「うんうん、お姉さん見直しちゃった!」

 いつもの感じで言う二人はちょっと横島から離れると・・・

 「さあ、その飲みっぷりに負けないくらいの強さを見せてもらおう」

 「私達のここをこんなに濡らしたんだから・・・出来るわよね?」

 横島に背中を見せて別のテーブルに手をつくと、二人とも濡れてしまったショーツや内ももを見せる為に服をめくって尻を見せた。そして、濡れ濡れのショーツを下してお尻の割れ目とアナルと・・・愛液が出続けるヴァギナをさらけだした。

 

 「「さあ、どっちからヤル?」」

 

 孫呉の両翼からの誘惑・・・だが、酒を飲み切ってからの横島の様子がおかしい。

 「祭・・・粋怜・・・」

 「お、わしか?」

 「お姉さんからじゃだめでしょ」

 本来二人の淫らなお尻やマンコを見ても焦ったり鼻の下延ばしたりしない横島が反応を示さなかったが、早くマンコに肉棒を入れてほしい欲望が強かった二人はおかしいと思わなかった。

 

 「二人とも・・・お仕置きだ!(ぱああん!)」

 

 すると、いきなり横島は二人の尻を叩いた。

 「「ひゃうううう!!!」」

 「こんな淫らなことをするなんて(ぱああん!)」

 「「ま。待って」」

 「誰がいつ来るか分からない場所で(ぱああん!)」

 「「あ、はあ、はあ♥」」

 「お尻を丸出しにするなんて(ぱああん!)」

 「「(な、何?ぞ、ぞくぞくしてきた)」」

 「叩かれたいとしか思えないよな!(ぱああん!)」

 「あ、ああ。あああ、何じゃ、この気持ち♥」

 「す、すごく・・・よく、なって、いく♥」

 止めようとした二人だが、徐々に尻を叩かれる快楽に溺れていく。

 「しかも、叩かれ足りないのかお尻を振るなんて」

 「な、何!そんな、こ、と」

 「あ、あ、ほ、ん、とう、だ、わ♥」

 叩かれる快感に目覚めた二人は、尻を振っていることを指摘された。後ろを向いて本当にしていたことを確認した瞬間

 

 「二人は、本当~~~に、どうしようもないな!(どっごおおおお!)」

 「「あ、あああ~~!!イクおおお♥♡!!」」

 

 最後の一撃は叩きではなく・・・蹴りにした横島。さっきよりも数倍強い痛みが大きな快感として彼女らを大絶頂に導いた。その大絶頂で力が抜けた二人は倒れる様にテーブルに上半身をおちて、二人の爆乳が押しつぶされた。

 「さて・・・望みを叶えないといけないな」

 「「!!!」」

 だが横島はそんな二人を無視して、叩かれた快楽でヴァギナがひくひくしていたのを確認したら・・・

 

 「さあ、存分に楽しんでくださいね♪」

 

 そのヴァギナに肉棒を容赦なく入れ込んだ。しかも交互に入れては子宮の近くまで勢い良く突っ込まれるから甲高い両翼の悲鳴が厨房に響き、

 「ああ、んんん!ぬおほおおおお!!」

 「お、ねえ、しゃん・・・もう、しゅご、すぎ~~!」

 乳を揉み、乳を叩き、尻を揉み、尻を叩き、アナルを突き、アナルを叩き、マンコを突き、ヴァギナを叩き・・・この連続をやっていく。今までの横島との淫らな蜜時の中でも、これはやったことがない新たな快楽への境地に行った二人は、もはやされるがままになってしまい

 「わし、もう、戻れ、んが・・・いい、いいぞ♥」

 「私も、滅茶苦茶、に、されたい、の♥」

 この後も、横島のSのプレイにはまり、欲望の海に沈んでいった。二人とのセックスを終えると横島は服を着ずにパンツだけで食堂を出た。何故横島は酒を飲んでここまで変貌したのか?その理由は横島が持っている文珠だが、意図してやったことではなく偶然起こったことだ。祭や粋怜は飲兵衛の為強い酒を飲むのを好む・・・酒をあまり飲まない横島は飲まされた時に意識を失ってしまい、その時にポケットに入っていた文珠が反応して発動したのだ。

 

 『征』『服』

 

 彼女等とのセックスは最初は好きにさせてもらえるが、途中から主導権を奪われるパターンがほとんどで、最後はされるがままになる横島は魅惑的過ぎる彼女らを一度でいいから征服したい・屈服させたい気持ちを持っていた。その願望が酒で意識を失ったことで理性・自制心も失った眠りの状態に発動したのだ。つまり、今の横島は三人のメス奴隷を持つ暴走した無音空太みたいな状態になっている。

 

 

 

 そんな横島が次に向かった場所が書庫だった。今の横島は本能だけで動いているようなものであり、その本能がここに女がいるとわかったのだ。それは見事命中した・・・

 

 「あら~~、横島さん~~。珍しいですね~~」

 

 ただ、横島と今まで関係を持ったことがない穏だった。全く横島の変貌に気づきもしないので、とことこと獲物が横島の目の前にやってきてしまったのだ。

 「どうしたのですか~」

 「穏」

 「はい~~」

 「俺の世界の事・・・たくさん知りたいか?」

 「横島さんの世界の事!はあああ~~、知りたい、知りたいですううう♥」

 「そうか・・・なら、裸になれ。それなら教えてやる」

 今まで知らない事を知りたいなら裸になれ。普段の横島でも言いそうだが断られること前提の言葉なので、あっさり流す冥琳や思春になら言うが、興奮して本当に脱ぎそうな穏には絶対に言わない・・・第三者がいれば横島がおかしいと気づけるのだが、

 「裸ですか~~!悦んで~~!!脱いじゃいますううう♥」

 名著以上の横島の世界に興味を持ち、知識欲が性欲に繋がって理性なんぞあっという間になくなる彼女は全然おかしいと思わない。どんどん脱いで、ついにエロい乳尻太ももを全部見られる裸になった。

 「さあ、さあ、教えてくださいいいい♥~~」

 「そうだな。まずは電気だな」

 「電気、ですか~~♥何ですかそれ~~♥」

 「雷を使っていろんなものを動かす機械の力となる言葉だ」←電気の説明など、この世界の人間にはこれが一番なのかもしれない。

 「雷でいろんなものを・・・はああああ♥機械って何ですか~~♥もっともっと、そのことを知りたいれしゅ♥~~」

 この一言で、かなりの性欲を増幅させた穏。まだ横島は触れてもいないのに、既に彼女の蜜壺からはどんどん愛液が流れて、自分で乳を揉み自慰を始めた。

 「よし、機械というのは」

 「ああああ♥早く、早くシテくださ~~い!」

 「「お」と「え」が抜けている・・・ぞ!」

 「ひゃあああっはああああんん♡」

 その蜜壺に横島は指を入れてかき混ぜた。脚ががくがくの穏は耐えているが、

 「おや、この程度なら教えられないな~」

 「ひう、い、いじ、わる、で(ぐちゅぐちょ)!!!ひゃあにゃなやあああ!」

 膣の中で暴れている横島の指が、どんどん愛液を出す。

 「こっちもすっかり出来上がった(ぎゅ!)」

 「んん、あああああでりゅうううう♥!!」

 そこに固くなった乳首を力いっぱい抓った。二つの指が出す痛みと快楽の二つが、一気に穏の臨界点を突破させて、絶頂させられて足の力が無くなった穏は淫らな液でびしょ濡れになった床に座り込んだ。

 「穏・・・随分濡らしてくれたな?」

 「あ、あは、私の、愛液・・・横島さんの指に、いっぱ、い♥」

 「(ちゅ、ぺろ)なるほど、淫らな味だ」

 「(ぞくぞくぞく)は、あ、あ♥」

 右手がびしょ濡れになった横島は、手に着いた愛液を舐めて感想を言った。その言葉にまた性欲があふれ出てきた穏は横島が丹念に穏の愛液を舐めていく姿を見て

 「あん♥はは、あん♥ひうん♥」

 欲望が耐えきれず乳房を再び揉み、マンコを自分の指で慰めだした。

 「では、お前の番だな」

 愛液を舐め終わった横島は、パンツを下してガチガチの肉棒を穏の目の前に突き出した。

 「俺の汁を、しっかり飲むんだぞ!・・・いろいろ教えてやるからな」

 「むぐううう!ああああ、んんん~~♥」

 乳房とマンコを慰める為にその肉棒を掴めないから、横島は彼女の頭を掴むと・・・強引に彼女の口に肉棒を入れた。一瞬驚いた穏だが、いろいろ教えるという言葉が一気に彼女の思考を卑猥な妄想が支配した。横島に頭を両手で掴まれ前後に動かされまくって口の中を犯されている・・・されていることはイマラチオだが、

 「は、あ、んん、んん~~♥」

 全然そんな感じに見えなかった。さっきまでいじめられたマンコをオナニーして、さっきまで痛い目に遭った乳首をくすぐって、今は口の中で横島のカウパー汁を味わいながら、この先にある横島の教えてもらえることが性欲と愛欲を増幅させている状態だ。

 「穏、いいか」

 「??」

 「俺が抱かせろといったら、抱かれろ。いいな」

 「(にこ。こくり)」

 「俺が裸になれといったら、人前でもなれ。いいな」

 「(こくこく!)」

 理性などとっくにないので、こんな言葉にも頷く。彼女の頭はもう、

 「俺のメス奴隷になれ。そうすれば、たくさん知らない事を教えてやる、いいな!」

 「(こくこくこく!!)ふぁりまふ!穏はメスどりぇいに、なりゅううう!」

 横島に体も頭も何もかもを滅茶苦茶にされたい事だけだ・・・その誓いをして数分後に

 「出すぞ!」

 「ふぁ!ら、ひ、ふぇええええ!」

 横島の絶頂が近くなったので精液を口の中に出そうとした・・・時だった。

 

 

 「た、忠夫様!そ、それに、穏さん!何を!」

 「おおお、飲めえええええ!」

 「!!む~~~!!んん~~♥(ごふ、ごぼ・・・ごく)」

 

 

 横島の精液を穏の口に放出して、彼女も自慰の限界が来て彼女もまた絶頂を迎えたと同時に口の中に出された精液を飲み込むところに、紫苑がやってきたのは。

 「・・・・・・」

 口から溢れて乳や腹や太ももや絶頂して愛液だけじゃなく、膀胱まで緩んでしまい黄色い尿まで出してしまったあの割れ目も横島の精液で白くしていくのを呆然と見ていた。

 「・・・紫苑」

 「っは!はい!」

 「お前を抱かせろ」

 「え、え?」

 穏の口から肉棒を出した横島は、紫苑の方を向いた。彼女はところどころ愛液で光りザーメンで白くなった肉棒に釘づけた。いきなり抱かせろと言われて困惑した・・・これが、

 「そうか、抱かれたくないか」

 「え、ちょ、ま!」

 抱かれたい。その気持ちが湧いたが、

 「穏、起きろ。お前のそのマンコにこれを入れるぞ」

 「あ、は。え♥」

 「答えは、聞いてないがな!」

 「あ、ああ、あああああ♥!!」

 その前にした一瞬の困惑が、力尽きて放心状態の穏のマンコにその肉棒を奪われてしまった。

 「言ったよな。メス奴隷になると」

 「あ、は、い」

 「だから、お前の答えは全部はいだ。いいな」

 「はい、は、い♥」

 目が虚ろになっている彼女がまともな返事などできるはずがないが、

 

 「お前の全てを俺が好きに使う・・・いいな!」

 「(こくこくこく!)」

 

 穏は全然かまわない。横島のメスになれるのなら、自分を快楽(知識)の海に沈めてくれるなら、どんなことされてもいい・・・その気持ちになっていたのだから。

 『わ、私の目の前で』

 抱かせろと言ったのに、別の女を抱く。何故、自分ははい。を言わなかったのか・・・もしはいを言っていたら、

 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」

 〇太郎みたいな声で腰を動かしまくる横島に

 「mggmれまぱ4えかwp3rぱうぇ4~~~!!」

 もはや言葉にすらできないくらいに快楽に溺れまくって、アヘ顔になって蕩けまくって開けっ放しの口から涎と精液を出す乳を存分に揺らす穏・・・彼女じゃなくて自分があそこにいたはずで、あんなに力強く突かれて愛欲に染まっているはずだった。

 『穏さん、あんなに乱れて・・・羨ましい』

 その悔しさと羨ましさが、ヴァギナの奥の蜜壺から淫らな蜜を出し始めた。それを感じた紫苑は

 『んん、ああ、んんん♡』

 オナニーを始めた。いつも胸を少し開けている服の穴から完全に乳をさらけだして左手で揉み、右手でショーツの中に手を入れてマンコに指を入れていじり始めた。

 「ああああああ♥!もう、もおおおおお♥!」

 だが、二、三分後だった・・・穏がすぐに絶頂を迎えたのは。最初の絶頂の余韻とメス奴隷になる悦びが卑猥な体をかなり蕩けさせていて、そこに横島の速すぎるピストンが最大級の絶頂を迎えさせたのだ。

 「何だ、もう終わりか」

 「・・・あ・・・ひ」

 放心状態でもう目がどこを向いているのかわからない穏を見下す横島。そして、視線は

 「あ、あんん♡ふ、あ、ん♡」

 愛を求める顔をしながら自慰を続けている紫苑にいった。

 「紫苑、随分淫らになっているが璃々ちゃんはどうした?」

 「璃々なら」

 彼女には娘がいる。その娘を蜀に置いていくはずがないので、所在を確認した。

 

 

 「わ~~~い!たくさんのネコさんだあ!」

 「どうです!すごいでしょう!もう、お猫様万歳\(^o^)/ですよおおおお!」

 明命に誘われて、お猫様大集合ツアーに行っていた。いろいろ遊ぶためのグッズや喜ぶ餌も彼女が用意していたので、二人の周りにはゴロゴロと懐くネコだらけだった。璃々は可愛い猫がどんどん懐いてくるので大満足だった。

 「は~~、冥琳様に言われて一緒にきましたが・・・まあ、たまにはいいですね」

 だけど、猫になると理性が壊れる明命なので璃々の護衛にいささか不安もあったため亞莎も一緒にいた。今は書物を読みながら二人を見ており、そんな彼女の周りにも猫がたくさんいる。

 「ほらほら、どう~~楽しい?」

 「にゃにゃにゃ!楽しいにゃ!」

 「こっちに美味しいお魚も用意しました!たくさん食べてくださいね!」

 「「「にゃにゃにゃ~~♥」」」

 「・・・まあ、楽しそうですからこのままにしましょう」

 どっかの猫な将軍とその部下もいるのは気のせいにした亞莎であった。

 

 

 「というわけです・・・ですから」

 たっぷり楽しんでいるから、帰りは夕方くらいになる。つまり、自分を好きにできる時間はたっぷりありますから・・・と言いたげな淫らな自分へと誘う眼差しで横島を見る紫苑。

 その意図を理解した横島は

 「なるほど、では俺の部屋に戻ろうか」

 「・・・はい!」

 彼女の誘惑に乗った・・・紫苑が服を正そうとした時に

 「何をしている?そのままで行くに決まっているだろ」

 「え!」

 「さあ、行きましょう」

 「ちょ、ま!」

 それを制止して、横島は紫苑の腕を掴んで書庫を出た・・・この時の紫苑は、穏の次に抱かれるのを期待していたために服を脱いでいて愛液で濡れたショーツ一枚だけだった。横島もパンツなどもう穿いてなく固く怒張したままの穏の愛液が着いたペニスをさらけだした状態だ・・・つまり、二人とも完全に全裸に近かった。

 「あ、あの。誰かに見られたら」

 「別に気にしない」

 横島の姿はかなり危険だが、女を征服することしか考えてないため全然気にしなかった。横島以外の男に見られたら・・・と思うと不安になる紫苑は周りを見ながら歩く。それが気にくわない横島は

 「普段から淫らな誘惑をするのに」

 「え!ちょ、ま、あああああ!」

 彼女を抱き上げた。ただし、お姫様抱っこやおんぶと言ったものではなく・・・紫苑にとってかなり恥ずかしく卑猥な体勢になった。

 「こ、これじゃあ、丸見えに!」

 「だからですよ。さあ、行くぞ」

 「そ、そんな、ああん♡誰かに、んん♡だめ、ああ♥」

 「ほら、すぐ紫苑らしくなったな」

 背後から彼女を抱き上げ、脚を完全に全開のM字開脚で濡れているマンコを前から丸見えにした体勢である。ショーツなど既に背後に回った時に脱がせて、今は右足首に引っかかっている。

 「さて、さすがに俺のこの肉棒を隠さないといけないから」

 「あ、ああああああ!んんんん~~~♥!!」

 胸だけでも隠そうと両腕で隠したが・・・突如来たマンコへの肉棒挿入。彼女は無意識で快楽を求める選択をしたのか、両手で自身の乳を掴んだ。その行為が、膣に侵入したペニスの快楽を倍加した。

 「さて、行こうか(ぴょん)」

 「んんん♥!!」

 わざとジャンプをして膣内のペニスを振動させて、快楽の波を襲わせる横島。その後、もちろん真っ直ぐ自分の部屋に行くはずがなく、

 「はあ、あああ♥こ、こっちじゃ」

 「おや?間違えましたか」

 わざと書庫に戻ってアヘッて失神した穏の状態を見せながら紫苑を揺らしたり、その際に彼女がねだってきたから思いっきり乱れさせたり、

 「さすがに戻りましたか」

 「・・・ねえ、忠夫さん♡私も、していいんですよ♥」

 こっそり食堂を覗くと、椅子に座ってお尻を抑えて余韻に浸っている祭と粋怜が見えた。二人がああなった事情を聞いた紫苑もされたいと思い、

 「紫苑、乳首が見えてますよ」

 「あ、もう・・・意地悪♥」

 移動することでいつものセックスをする時の膣内の中にあるペニスの不規則な動きに、快楽の波にすっかり思考が淫猥な事しか考えられなくなっていた。だから、こうやって指摘しても隠す気などなくむしろその乳首を抓んで自分でくすぐって愛欲に染まっていく。

 こんな状態で歩き回るから

 「あ!ちょ、なああああ!」

 「おや、梨晏。どうしました?」

 「どうしたじゃないですよ!し、紫苑さんが」

 「あ、ん、梨晏さん。別に、おかしく、ないです、よ♥」

 「え?ちょ、完全に出来上がっているじゃないですか!」

 「これから部屋に行くので失礼します」

 「あは、こんなにはしたない姿を見られるのって・・・いいわ♥」

 途中で梨晏と会った。蕩けまくったズボズボされる紫苑を見てびっくりしたが、あっさりと流して移動を再開した・・・紫苑がもう露出の悦びに目覚めたようだ。

 二人が行った方を見る梨晏が

 

 「どうしよう・・・雪蓮様と手合わせした後なのに」

 

 ある不安を抱えた。

 

 

 ようやく自分の部屋までたどり着いた時には、

 「あ、ああ、も、う・・・む、り」

 移動中何度か絶頂を繰り返していた紫苑は、もう意識を保てなくなっていた。露出の快楽が余計に彼女の限界を早まらせたのだろう。

 「では、入る前に思いっきり絶頂しろ!」

 「ああああ!!らめらめらめええええ♥♡!」

 ずっと持っていた彼女をようやく立たせたが、すぐに壁に押し付けて腰をピストンしまくって一気に愛欲が襲い掛かった。ズボズボと、クリトリスや膣の壁に来る激しい突き。

 「紫苑、ダメじゃないだろ?お前は俺のメスなんだからもっとしてください!だろ?」

 「あ、ああ。ああああ♥。はい、紫苑は、忠夫様の淫らなメス犬♥だから・・・滅茶苦茶にしてください!淫らにしてください!堕とすとこまで堕としてください~~♥♡」

 「よく、言った!!」

 理性も思考も何もない快楽のみしかない彼女には、横島の言葉とマンコへの責めは完全なご褒美だった。その言葉に喜んで返した紫苑は

 

 「んんん♡ああああ、ひゃあああ、あうううあああ、いいいいいいいっくううううう!!」

 

 最大級の淫靡な絶叫を出しながら、体を大きくのけ反らせて卑猥な乳を大きく揺らして絶頂した。膣もその先の子宮も出してきた精液を全部受け止め切れずに・・・ペニスとヴァギナの隙間から愛液と同時に精液も出してしまったが、彼女はもう感無量かつ有頂天になっていた。彼女の

 「あ。い。あ、は♥♡」

 堕落しきった顔がその証拠だ。

 

 

 

 

 紫苑は意識を保っていられなかったので、部屋での蜜時は諦めて寝ている桔梗の隣に寝かせて自分は隣の部屋に行った。その隣の部屋は雪蓮の部屋であり、彼女の希望でいつでもすぐに会える場所という事でこうなったのだ。次のターゲットは雪蓮に決まったようだが、

 

 「ああ、んん、しぇ、雪蓮。ああ、あああ♥」

 「ふふふ、久しぶりで嬉しいのかしら?冥琳」

 

 どうやら先客がいたようだ。さっきの梨晏の手合わせで燃えた感情を発散するために忠夫とセックスをする予定だっだが、書庫で穏を調教していなかったからもう一人の相手である冥琳にしたようだ。

 そんな声を聞いて、

 「(にやり)」

 ある企みを思いついた忠夫は、ノックをせずにそのまま部屋に入った。案の定、ベッドの上には何一つ来てない立派で豊満な巨乳を揺らしながらお互いのヴァギナを擦り合いながら、腰を動かしてキスをし合う淫らにレズっている雪蓮と冥琳がいた。

 「た、忠夫!ちょ、どうしたのよ」

 「よ、横島!何だ!まさか、その格好でここまで来たのか!」

 いきなり現れたことで、浮気をしたのを伴侶に見られたように焦る雪連と、自分の本命を奪いに来た恋敵を睨むような顔をする冥琳・・・一番驚いたのは横島が全裸だという事だろう。

 「大したことないぞ。ただ、見せてくれればいいんだから」

 「??ねえ、忠夫おかしくない?」

 「ああ、いつもだったら俺も混ぜてくださ~~い!と言って飛びかかってくるはず」

 さすがにこの二人はすぐにおかしいことに気付いた。

 「おかしいことないですよ。それに雪連とは随分久しぶりの逢瀬だよね、冥琳」

 「ふ、ふん!お前に奪われたからな」

 「言ってくれれば代わったのに・・・それくらいいいですよね、雪蓮?」

 「そうね、冥琳だったらいいわ」

 だけど、そこは横島。すぐに話を変えて上手く自分ではなく冥琳に意識を変えた。

 「寂しかった?雪蓮にずっと抱かれなくて」

 「そんなわけなかろう。この暴れん坊は私以外にも相手が必要だ」

 なんてことを言うが、顔をそらす態度からすぐにその通りだと分かった。

 「それなら、雪蓮」

 「なあに?」

 「今日は存分に冥琳と愛し合ったらどうだ?俺も参加するが」

 「な!・・・だが、雪蓮を独り占めできるまたとない機会!」

 まさか、譲ってくれる発言にさっきまでレズっていただけあって思わず本音が出た。

 「いいの忠夫?そんなことして」

 「なあに、ちょいと悪だくみはするけど・・・」

 ニヤリと笑う横島は、文珠を取り出しそれを雪蓮に使った。

 

 『模』

 

 すると、彼女の下半身に大きな変化が起こった。

 「な、な、な!」

 「こ、これって!」

 雪蓮の股間に、何と横島のペニスと同じくらいの大きさの肉棒が出来たのだ。今回使った『模』は横島が自分の下半身を強く意識して発動させてコピーして雪蓮の下半身に写したのだ。だから、今は彼女のあるべきヴァギナや下半身だけ褐色の肌もなく、横島と同じ肌の色になっている。

 だが、二人にとっては雪蓮の股間に肉棒が現れたことの方が衝撃だ。どっちも思考が固まっていたが、

 「雪蓮。それで満足させたら面白いんじゃないか?」

 「・・・そうね。冥琳、いいわよね?」

 「ちょ、ま、待て!そ、それは」

 横島の言葉にニヤリと笑う雪連・・・後ずさる彼女を横島が背後に素早く回って逃げ道をふさぐ。

 「いいじゃない冥琳。私達今までこの口をくっつけ合っていたけど一つにはなれなかったのよ?でも、今だけは私とあなた・・・一つになれるわよ」

 「効果時間は短いから、その間だけだぞ。雪蓮と一つになれるのは」

 「雪蓮と・・・ひ、一つに、な、れ、る」

 羽交い絞めして身動きが取れなくなった冥琳に悪魔・・・ではなく欲望の囁きをする二人。その囁きに冥琳は

 

 『横島が来るまでは、私がずっと興奮が止まらない雪連の相手をした。それなのに、来てからはずっとあいつが相手だった・・・私が、私が、ずっと相手していたのに横島が奪った・・・しかも、あいつは雪連と一つになれる・・・それがとても悔しかったが、今だけは、今だけは・・・雪蓮と一つになれる。なれる・・・なれるなら、もう、流されようじゃないか!』

 

 自分が誰よりも雪連を想っていたのに、横島に奪われた悔しさ。その横島だけが雪連と一つになれる苛立ち。これらが彼女らしくない欲望に流される選択を選んだ。

 「さあ、いくわよ」

 「しっかり、見させてもらうぞ・・・一つになるところを」

 「・・・ああ、雪蓮。私を、私と、一つになろう!」

 ドキドキが止まらない冥琳はそう叫んで、

 

 「(じゅじゅにゅうう)!!、んんんん~~!ああああああ!!」

 「あああ、く、来る、入る、感じるううううう!!」

 

 横島のコピーしたペニスが、雪蓮のペニスとなったその肉棒をついに冥琳のヴァギナに挿入した。雪蓮には肉棒から伝わる冥琳の膣の壁の絡みと締め付けと愛液の温もりが強烈な快楽となって襲い、冥琳はペニスを入れられた快感とその相手が雪蓮だという歓喜に一瞬で絶頂まで行きそうになった。

 「冥琳、雪蓮。俺も参加するぞ」

 雪蓮の感じる快楽は文珠の影響で横島の肉棒にも伝わる。全裸で羽交い絞めしているという事は、

 「冥琳、お尻の穴に、いれるから」

 アナルにすぐ挿入できる場所に横島のペニスがあるという事だ。

 「!!ま、待て!」

 「答えは聞いてない!」

 「や、ま(ずん!)あああ。なあああああ!!!」

 「んんん!な、何、くううう、スゴイ快感が、く、る!」

 返答を聞かないで、冥琳のアナルにペニスをぶち込んだ横島。マンコとアナルへのダブルペニスが一気に冥琳だけじゃなく、膣が狭くなったことで締め付けも倍になった雪蓮のペニスにも影響して彼女も感じたことのない強い快感に襲われた。

 『これは、早く終わらせるべきだ』

 だけど、一番快楽に襲われているのは二つのペニスの快楽をダイレクトに受けている横島だ。いくら何でもこれでは持たないと確信したのか、

 「雪蓮、一気に冥琳をヤろう!」

 「そう、ね。うふふ、遠慮しないわよ♥!(これは、無理!今まで感じたことがなさすぎる!)」

 「らめ。や、あ、あも、もう、どうにでも、なるううう♥!!」

 すぐに終わらせることにした。雪蓮も笑顔でこう言っているが、内心は男の快楽に大きく戸惑い、更に膣壁の絡みと締め付けが想像以上の快感だったのだ。

 喘ぎ、淫らな嬌声を出す冥琳は二つの

 「雪蓮、こちらも忘れてはダメだぞ」

 ・・・いや、横島から乳を揉まれて、

 「あらあら、ごめんね・・・ちゅ、ぺろ。じゅるる!(はあ、はあ、く、あ。もう)」

 指でつままれた乳首を雪蓮が吸い付いていく・・・乳からくる更なる大きな快感が彼女の思考や理性を全部奪っていく。体も乳も大きく揺らし、腰も首も大きく振って、顔もだらしなく口から涎を出す。

 「だ、え。ら、え。も、う。い、く♥」

 「ああ、ふ、あ、わ、たしも。む、り♥」

 「ああ。いこう。三人で!」

 愛欲に染まった三人の繋がり・・・雪蓮は初めて感じたペニスの挿入とその時に感じた男の快楽の凄さ、冥琳は大好きな雪連とやっと一つになれた悦びとアナルも責められる戸惑い、横島は文珠のペニスで冥琳のマンコとアナルの締め付けをダブル快楽。真ん中の冥琳の膣内を雪蓮が強くピストンして、アナルを横島が激しくピストンして、彼女の乳と乳首を横島の手と雪連の口で愛撫して、一番責められている冥琳がどんどん淫靡になっていく。

 「あ、あ、いい、いく、あああ♥」

 「何、これ、こ、これ、これが・・・横島が、私、たちに、ヤル、射精、って、やつなの♥!」

 「ああ。いくぞ、冥琳、受け止めろ。雪蓮、思いっきり、出せ!」

 三人の腰の動きが一番激しくなった。ベッドもかなりギシギシ音を立てているがお構いなし、もう今三人の意識はただ一つ・・・思いっきり絶頂して、何もかもを解放することだけ。

 そして、その時がついに来た・・・横島と雪蓮が同時にペニスを根元まで突き出し、

 「ああ。あいい、でる、でる、いくあああああ♥!!」

 冥琳のマンコとアナルの一番奥まで押し込んだ・・・それが

 

 

 

 「「ああああ。イックうううう!!なああ、ひゃあああ、イイの~~♥♥♡!!」」

 

 

 最高のクライマックスを迎える一突きだった。二つのペニスの先から出る精液が、冥琳の二つの穴に力強く注ぎ込まれた。

 「はあ、はあ・・・ああ」

 冥琳と雪蓮は思わず強く抱き合い、横島も二倍・・・いや、十倍くらい強烈な快楽の絶頂とその時に思いっきりやった精の放出。かろうじて、意識を保っているがやはり負担は大きかったようだ。絶頂と同時に雪連の横島コピーペニスが無くなり元の彼女の濡れ濡れのヴァギナのある下半身に戻った。

 

 

 

 回復はやはり横島が一番早かった。何しろ今回のようなセックスは初めてだが、淫らな性活は毎日やっているので体が適応できているのだ。雪蓮と冥琳はまだ隣り合うように裸で横になっている。寝てはおらず、

 「とっても淫らできれいだったわよ」

 「そ、そんなこと言うな!雪蓮」

 そんな会話をして和んでいた・・・が、

 

 

 「では、次は冥琳の番ですね」

 

 

 横島がそんなことを言った。は?と言った顔で横島を見た二人だが、無防備にさらけ出している冥琳の下半身に何と『模』をして、今度は冥琳の下半身を自分のコピーにしたのだ。

 「な、な!これは!」

 「俺はもう部屋を出るが・・・後は何をすればいいかわかるよな?」 

 「ちょ、ちょっと!」

 この横島のやり方に冥琳はワクワクして、雪蓮はギョッとした。

 「・・・ああ!ありがとう横島!」

 「待って!私、今は」

 「さあ、雪蓮!今度は私が責める番だ!ずっとずっとずっとずっと・・・立場が逆転して私が雪連を思いっきり責められたら。と思ってもいた!それがいま叶う!横島・・・お前の嫁、私もなるぞ!そうすれば、お前と雪蓮・・・こんなに愛欲に染まった常識を超えた蜜時をすることが出来る!こんな快楽と情欲を知ってしまったら・・・絶対に手放せないじゃないか!」

 まるで煩悩全開して全快した横島の如く、目をギンギンに光らせて冥琳は雪蓮の上に覆いかぶさり、彼女の腕を掴み、自分に出来たペニスの先を彼女の準備万端の淫らな割れ目につける。

 「もう少し!もう少し後なら」

 「我慢できない!行くぞおおおおお!!」

 「あ、あああ、ああああああ~~~♥!!!」

 珍しく焦る雪連の淫らな悲鳴を聞きながら横島は部屋を出た・・・ここで何故雪蓮が焦っているのか?実は彼女は腰が抜けていたのだ。今までにない初めて感じた男の絶頂の脱力感が女の何倍も強かったのと、射精がどれだけ精力だけじゃなく体力と気力も無くすことになるのか。それを知らないまま思いっきり考えなしで冥琳を責めていたため、全く抵抗が出来ないのだ。

 背後から大きな喘ぎ声が響く・・・雪蓮が乱れ狂う淫らなシーンをどうして見ることも混ざることもしないで横島は部屋から出たのか。

 『や、やっぱり、まずい・・・これ以上は、無理だ』

 冥琳の横島コピーペニスから伝わり襲ってくる快楽の波に、自分も入ったら耐え切れないと悟ったからだ。冥琳をサンドイッチにしてのダブル絶頂射精は想像以上の疲れが出たため、休まないままでは確実にやばいことになると理解したから引いたのだ。後はどこかで休憩して、コピーペニスからの快楽がこなくなれば彼女らも完全に満足して終わったという事になるから、これ以上のセックスは無理だろう。

 

 「さて、庭で休むか。見つからないように木陰で休もう」

 

 でも、一番最初にやった桔梗やそろそろ復活しそうな祭や粋怜が、更なる欲望だらけの煩悩ワールドを求めて横島を探すかもしれない。だから、人が来なさそうな庭の隅にある結構大きな木に隠れて、そこで夕方ごろに戻ってくる璃々達が来るまで待つことにした。さすがに、璃々がいる前では彼女らも横島に性を求めることが出来ないからだ。

 「・・・すや」

 もうバテバテであり、今だ自分の肉棒には雪蓮を激しくピストンしているのか彼女の膣の壁の絡みの感触や愛液の温かさや、煩悩全開してキャラ崩壊もしてリミッターブレイクしているのか、かつて雪蓮がしてくれたパイズリの心地よさと同じ快感もあるのでそれもさせているのだろう。

 だが、今は疲労の方が上で眠気の方が強かったのか・・・徐々に目蓋が重くなっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・が、突如とんでもない強すぎる快感が自分のペニスを襲った。確実にこれは冥琳からの快楽ではないと理解して、目を開けると。

 

 

 

 「さああああ、この燃え滾った想いを発散させて貰うぞ!」

 

 

 

 とんでもない猛獣こと横島にとり憑いている幽霊の炎蓮がギラギラした目をして、既に横島のペニスを自身の膣で咥えこんでいた。

 「ぎゃ(むにゅう)む~~~~!!!」

 恐怖の余り叫ぼうとしたが、ふさがれてしまった・・・彼女の超爆乳で。

 「ふはははは!こんなに人気のない場所に来るとは、わしと徹底的に交わりまくりたいってことだな。がはははは!その想い存分に叶えてやろうぞ!」

 「むごむが~~!(嫌だああああ!!)」

 「絶対に逃がさんからな・・・何しろ、今日一日のお前が皆にやった乱交を見て、どれだけ欲情して燃えて自慰をして燃えて穏や冥琳も抱いて女の顔にさせて燃えて・・・全員にやった数多くの交わり。全部倍返しでやってもらうからな!」

 「もっもがががが~~!(全然覚えてないっていうか、倍返しの使い方間違っているううう!)」

 女の爆乳で男のロマンであるパフパフだが・・・彼女とのセックスは横島にとってはガチで恐怖なのだ。酒で変貌していた人格も彼女を見た時点であっという間に元に戻ったが、全然覚えてなく桔梗のモーニングフェラとその後のセックスまでしか記憶になかった。

 「ふふ、そんなに胸を揉むか!それなら、わしは腰を思いっきり振るぞ!」

 「がががががが~~!(やばいいいい!快感があああ、増幅される~~!ぎゃああああ!)」

 まだ冥琳のコピーペニスの快楽が襲い掛かってくる中で、炎蓮の雪連とは比べられないくらいの膣壁の締め付けと触手のような絡みつきと、既に横島の腰は愚か地面すら濡らすくらいにあふれ出て愛液と、爆乳のパフパフなので嫌でも肉棒への刺激と怒張は倍加される・・・しかも、彼女は力が強く骨のきしむ音が聞こえるくらいに抱き着いてきて離れてくれない。

 幽霊ならこういったものは全く感じないはずであり、いくら横島が霊能力者でもあくまで触れられるだけだ。いったい何でここまで普通の人間と変わりないセックスが出来るくらいに、炎蓮は感じられるのか?その理由をかつて聞いたことがあり、

 『お前らの蜜事を見てると我慢できなくなってな!幽霊じゃなく実体でやれるよう閻魔大王に(首を絞めて腹を殴って)頼んだ!』

 とのことだった・・・頭の上に輪っかがあるところからすると、どっかのド〇ゴン〇ールのような設定だと考えれば納得できるだろう。

 それより今は

 

 「ふふふ、横島よ。オレからは永遠に逃げられないぞ。お前の全てはオレのもの!オレの物はオレのものだからな!」

 

 この悪夢だろう・・・だが、大魔王とジャイ〇ンを合わせたような性格の炎蓮からは、本当に永遠に逃げられないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕方に璃々・明命・亞莎が戻ってきて、入り口で魏に行っていた雷火と蜀に行っていた包とも合流した。その頃には淫らな日常を過ごした彼女らもいつもの顔に戻っていたが・・・肝心の横島が行方不明だった。

 皆でどこに行ったのか探すと・・・あの隠れた気の影で

 

 「あ、あ・・・・・・(びくん)」

 

 何もかも真っ白になって生気すらなくなった顔になっていた・・・横島を地面に押し倒した炎蓮が騎乗位でとことん腰を振りまくって自分の豊満すぎる爆乳を揉みまくって欲情しては、膣の奥の子宮に強引に絶頂させて射精させる。←亞莎が速攻で璃々を現場から離して、紫苑と共に食堂に連れて行った。

 死んだはずの炎蓮の存在にびっくりする部下もいるが、その彼女が戦で暴れまくった時の笑顔で横島を性で貪りまくっている・・・しかも、全然自分達に見られていることにすら気付かないで

 

 

 

 

 

 「いいぞ!横島あああああ!お前は呉から永遠に出さないからなあああああ!!」

 

 

 

 

 元気に横島の上で全裸で絶頂して中だしされるが、全然膣から抜かずにそのまままた腰を振って絶頂して中出し・・・このループがずっとだった。果たして、横島は呉から出ることが出来るだろうか・・・それはまた別の話。

 




 雪蓮の下半身が横島のコピーした下半身になる・・・これはフタ〇リといえるのかな?最初は『双』『成』という文珠で本当にそれにしようと思ったのですが、横島を弱らせるために下半身コピーと言うやり方に変更しました。
 雪連と冥琳の絡みは横島が加わったけど、ガールズラブのタグをつけた方がいいのかな?一応、つけることにします・・・横島女体化によるヒロイン(ハリベルさん当たりでやろうかな?)との絡みも思いついちゃったし!



 次回は・・・そろそろギャスパーちゃん編で出したロスヴァイセさんヒロイン編を出そうと思います。


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間桐桜・ライダー編

 お待たせしました!R18の横島。一般向けばかりやっていましたがやっと話が出来たので出します!


 一つ、自分FGOで調べて見たら驚いたことがあります。今やっているイベントが幕末じゃないか!しかも、横島忠夫の付き合ったら?の第100話で龍馬と以蔵になじみが深い武市瑞山がセイバーとして出てほしいと思ったら・・・NPCだけどゲームに出てきたよ、おい!高杉晋作はいつか出ると思っていたが、人斬り新兵衛を出すとは思わなかった。リアルの歴史で以蔵と一緒に武市に従っていた人斬りだったからそこを考えるべきだったか!


 ルルルルル、ルルルルル。

 「・・・・・・」

 ルルルルル、ルルルルル。

 「はあ、仕方がない」

 ここは衛宮邸。夕方のその家で電話の音が鳴り響く。この家には誰もいない。その為、誰もとらない。仕方なしと思いながら、その人物は

 「・・・まさか、この家の電話をとることになるとはな」

 屋根の上にいた。全身が赤い装束に身を包み肌が茶色で背の高い男は庭には着地せず、真っ直ぐ縁側に下りて、電話のところまでやってきた。もちろん、最初は相手が諦めるまで無視をするつもりだったが、

 

 

 『遠坂凛』

 

 

 ナンバーディスプレイ付きの電話には、自分のマスターの名前があった。さすがにこの人物だったら無視はできない。何しろ、この男はこの人物のサーヴァント・アーチャーなのだから。

 「もしもし」

 『あら?桜でも横島君でもない・・・え!もしかして、アーチャー!』

 「その通りだマスター。私もとる気はなかったが、マスターの名前が出ていたのでな」

 『へ~、珍しいわね』

 「さすがにマスターからだったら無視できん・・・それで、どうした?」

 いま、アーチャーのマスターは・・・本来の家主である衛宮士郎とセイバーと共に時計塔に行っている為、この家に住んでいる主な人間は間桐桜・ライダー・横島忠夫・アサシン(ハサン)の四人だ。←ここのアサシンを見て疑問に思った読者の方は、間桐桜と付き合ったら?を読んでください。一応説明すると、ハサンはこの話では横島のサーヴァントになっている。

 ここで少し説明すると、既に聖杯戦争がなくなった今でも現界しているサーヴァントは各々生活を満喫しているが、この冬木市を守るために影から働いているのはアーチャーとハサンとライダーの三人だ。お互いの報告を三人のマスターが慣れ親しんだこの衛宮邸でやっている為、マスターの凛がいない時でもたまにこの家にいることがある。だから、遠坂からの電話をとったアーチャーは本当に偶然なのだ。

 『桜か横島君がいれば近況報告と思ったんだけど・・・今どこにいるかわかるかしら?』

 「それならばマスターの家の掃除と言っていたな。ああ、今日はそこで泊まるらしい」

 『え?桜が?珍しいわね』

 「まあ、元は君といた家だ。懐かしみたい気持ちがあるのではないか?」

 『そっか・・・まあいいわ。じゃあ一応伝言として伝えといて。元気でやっているわって』

 「わかった。伝えておこう」

 そして、別れの挨拶をしてお互い電話を切った。

 「ふむ、気づかれなかったようだな」

 少しだけホッとした感じでアーチャーはボソッと呟いた。

 「(やれやれ、あれで済んでよかった。まあ、嘘は言ってないからな。大方、その家にはライダーと行って掃除をしていると思ったはずだ。横島とアサシンはこの家で眠りこけているか、外に出ている。そんな認識だろう・・・だが、その方がいいかもしれないな)」

 こんな考え事を

 「電話は終わったか?アーチャー」

 目の前にいるハサンを見ながらしていた。

 「ああ、我がマスターに報告だ」

 「私もさっきしたばかりだ」

 「では、お互い続きに入ろう」

 「そうだな」

 そう話すと、ハサンは影に沈んでいった。アーチャーは沈もうとする夕陽を見ながら外に出ないで、何と台所に行った。しかも、いつもの赤い装束から私服に変えて・・・その理由が

 

 

 「がおがおがおおおお!アーーーチャーーーさ~~~ん!」

 

 

 トラ・・・もとい、藤村大河の登場である。

 「今日もお願いしま~~す!」

 「はあ、今から作る。とりあえず、これでも飲んでいてくれ」

 「おお!ありがとうございます!んん~~おいしいい!」

 「小腹がすいたなら、そこにお菓子もある。待っているように」

 は~~い!と言いながらテレビをつけてワクワクするように大河はアーチャーの料理を待っている。そう、実はアーチャーは彼女の晩御飯作る係になってしまっているのだ。そうなった理由は、たまたま帰ってきたマスター・遠坂凛に飛行機で食べるようの弁当を作ったのだが、それを彼女が見つけてしまい・・・まあ、後は大河の強引でこうなったという事だ。

 「(やれやれ・・・だが、不思議と悪くない気分だな)」

 しかし、満足そうな顔をばれないようにして料理を始めた。食べ終わった帰りに大河が

 「(不思議なんだよね。アーチャーさんの料理って士郎の料理と同じくらいに温かい気持ちになれるんだよね・・・まるで同じ人が作ったみたいに)」

 そんなことを思っていたのは彼女だけの内緒だ。そして、

 

 

 「(さて・・・向こうはどうなっている事やら。生き抜けよ、横島)」

 

 

 食器を片付けながら外は暗くなって見えないが、凛の家がある方を見てそう考えていたアーチャー。気遣いなどめったにしない彼がそんなことをした・・・すぐに我に返って誰もいないのを確認して自分だけの秘密にしたのは彼だけの内緒だ。

 

 

 では、ようやく場面を横島に戻そう。まず、この男・・・もう既に察しているだろう。桜・ライダーと共に凛の家へ行っていることに。因みに凜が電話をかけた夕方ではなく、実は朝の段階でもう既にその家にいたのだ・・・よって、時間を遡ってその時間から始めるとしよう。

 

 

 横島が凛の家の客室で目を覚ます。

 「ん、んん♡」

 誰かも目を覚ます。

 「おはようございます、タダオ」

 既に目を覚ましているもう一人は挨拶をする。

 「お、お、おはよう」

 自分の両腕をそれぞれ腕枕にしている二人を見て戸惑いながら挨拶を返す。

 「もう・・・先輩ったら。何で体を弄んでくれないんですか?」

 「そうです。文珠を作るために私の体を好きにやっているようにすればいいのです」

 「・・・(むにゅうう)あ、ああ、ん♡」

 「(だらだらだら)さ、さあ、起きましょう!」

 この言葉でわかるだろう。その二人・・・桜とライダーは何も着ていない全裸でいることに。そして、思わず失言してしまったライダーの一言に桜の眼は光が無くなり横島の腕を掴み自分の胸を揉ませた。喘ぐ彼女を見てライダーはやばいと思って、すぐに部屋を退散した。

 「ま、待て!そのままに」 

 「せ、ん、ぱ、い♥さっきの事、詳しく聞かせてくださいね~~」

 彼女の目に光が無く、紫色の神が黒くなり、背後から黒い何か触手みたいなのが見えるのは気のせいではなかった・・・十分後、聖杯戦争だったため文珠を作るためには仕方のなかった事とこれからは桜の体を使う事で納得してくれた。この段階では、まだエロに突入しないで桜もそのまま部屋を出て行った。

 「それにしても・・・俺、自分の意志でここに来たんじゃないんだけどな」

 どうやら、ライダーが横島を担いで真夜中の内に凛の家に運んだようだ。アサシンも横島の危機に見えるので最初は抵抗したが、

 『美人に連れ去られるなら本望~~』

 という寝言をたまたましてしまったために、マスターの望んだことだと勘違いしてしまいそのまま通してしまったのだ。まあ、あの二人が横島の命を奪うことなど絶対にありえないし、それを理解しているからアサシンも対処したりもすることはなかった。

 「せんぱ~~い!ご飯です!」

 「おおよ!(とりあえず、今はこれを満喫するか!)」

 不安もあるが、それ以上に・・・美女二人との一緒の生活ができるのでまずはこれを満喫することにした。←既に、さっきの病桜を記憶から除外した横島である。

 

 さて、読者の皆さん。ここである二つの文章を再度見てほしい。

 『喘ぐ彼女を見てライダーはやばいと思って、すぐに部屋を退散した。』

 『この段階では、まだエロに突入しないで桜もそのまま部屋を出て行った。』

 文章的には変じゃないが・・・ある文字がないと思わないだろうか?

 「先輩、お待ちしていました♥」

 「さあ、どうぞ♥」

 「服を着て」という文字が。そう、今の彼女達は・・・辛うじてエプロンをつけているだけの裸エプロン状態である。

 「な、な、なああああ!!」

 美女二人の裸エプロン・・・しかも、その二人は乳尻太ももは出るとかは出て引っ込む常は引っ込むスタイルなので、驚きながらもその魅惑的な姿に目が離せない横島。衛宮邸は当たり前のように人が集まる場所なのでこの姿になることはできないが、遠坂家は冬木市の山の上にあるので相当のもの好きじゃないと来ないし、魔術で鍵をかけているので絶対に入れない。

 つまり、完全に

 「今日一日は絶対にここから出しませんから♥」

 「覚悟してくださいね・・・た、だ、お♥」

 羞恥心と理性を捨て去った姿をしても、愛する横島以外見られることがないと言う事だ。アーチャーはこれを予想したからこそ、彼らしくない応援・生き抜けと思ったのだ。二人とももちろんブラもショーツもしていないからエプロンには二人の乳首が見えるし、後ろを振り向いたら安産型なお尻とモデル型なお尻を拝むことが出来る。←アーチャーはマスターの家がラブホになることを承知していた・・・三人が帰ったら片付けるつもりである。

 朝から卑猥な姿をする二人に、横島の股間は元気になる。

 「うふふ、私達も食べましょうかライダー」

 「はい。では、いただきます」

 エプロンを外して、完全なヌードで横島と食べ始める二人。

 「ライダー、この後は」

 「そうですね。少し時間をください」

 横島は目の前で雑談をする二人に全集中していた。会話をするたびに小さく上下する乳首、ワザと乳房にこぼした水をティッシュでふく仕草、ソーセージを口に含むとワザと前後に動かしてあれを想像させる食べ方・・・そんなものを見せつけられたら、せっかくの美女の手料理だが朝食の味などわかるはずがなかった。

 『眼福なのに・・・拷問だ!』

 朝から煩悩全開する理性は既に七割ぶっ壊している横島。彼女らの誘惑は衛宮邸の時からあったので、少し慣れもあったからこそヌードを見ても自制心を保つことが出来た。

 

 

 

 八時に朝食を食べて片付けも終えた後、桜は遠坂のイメージカラーの乳首を隠すところ以外細い紐の赤の下着を、ライダーは肩紐がないあと一歩で乳首が少し見えている黒の下着を身に着けて横島の前に座った。どうやら、凛の家に来る人物は誰もいないと決めつけているのか二人とも服を着る気は完全に無い様だ。

 「では、食事も終わったところで先輩に明日の夕方までの生活を説明します」

 「え?どういうこと?」

 「ただ、私達と淫らで怠惰で堕落な蜜時をするのも悪くないですが、それだと刺激が足りないと言う事になりました」

 「俺的には今の二人の姿もすっごく刺激的でドキドキなんですが。つうか、今日はここで泊まるの決定何ですか!」

 「「その通りですが何か?」」

 焦った横島の言葉を聞き流して、桜が何やら箱を取り出した。

 「そこで、これです!今から何度か私達がこれを出すので、先輩はこの中にある紙を一枚選んでください!」

 「選んだ紙に書かれたものの衣装を着ますから、後はタダオの好きなようにしてください」

 それは抽選箱であり、選ばれた一枚に書かれた衣装を着るという事だ。この時の横島の思考はこれだ。

 

 『つまり、まともな服を着せるにはこの煩悩満載な運ゲーに勝たないといけないと言う事か!くううう!この二人がそもそもまともな服を書いているかも怪しいのに、でもここで勝たないと!二人の淫靡な誘惑に負け切っている今の状態が更に取り返しのつかない段階まで来てしまう!せめて、全敗は全敗でも俺の理性が一回でも残る全敗にしないとまずい!俺のハンズオブグローリーよ!今こそ栄光を掴みとれ!』

 

 既にこれから来る二人の誘惑に全部負ける事を確信していた・・・まあ、裸エプロンと今の下着姿で既に股間がバーストしているのだから。

 「「では、選んでください」」

 深い部分まで乳の谷間を見せる体勢で、抽選箱を差し出す二人。さあ、その谷間をガン見しながら横島忠夫の最初に引いた紙は何か?

 

 

 

 ここで、より読みやすくするためにネタバレを先に一つします。これから先、二人が着る衣装は全部アズールレーン(アズレン)のイベント衣装を元にします。アズレンをやったことない読者様は、調べながら読んでいただけると幸いです。←作者もやったことないので、調べて妄想しながら書きました。

 

 

 

 時間は八時半。彼女らはちゃんと服を着ているのだが・・・

 「やっぱり先輩は持ってますね♥」

 「ええ、さすがです」

 どうやら、煩悩運が発揮したようだ。←さすが横島!

 「・・・キーやん、これはひどいんじゃないか?」

 キーやんのせいにするしかない横島。では、煩悩運が引き当てたのは何か?

 「「太ももを存分に見てくださいね♪」」

 「チャイナ服だから嫌でも見えてしまう~~!!」

 チャイナ服だった。この服の一番の特徴は脇から見える太もものラインだ。パンティを穿いているかどうかわかる腰の部分まで丸見えなのだが・・・そのパンティがない。しかも、服の胸の部分には乳首の突起も見える。つまり、二人は全裸でチャイナ服を着ていることが分かる。←カーリューのチャイナ服がライダーで、キュラソーのチャイナ服が桜。

 「タダオ。ここ、気になりますか?」

 太ももへの視線が強いので、ライダーがニヤリとしながらチャイナ服の短い腰布の前を持ち上げようとする。一気に興奮度が高まる横島。

 「いいえ、ライダー。こっちの方が気になっているわよ」

 桜のチャイナ服の腰布は長いのでそのような誘惑が出来ない。でも、ライダーのチャイナ服は胸の大部分を隠すが、桜のは胸の谷間を大胆に開けている服なので胸の部分の服を多少下げて乳首が少し見えるようにした。そっちの方にも視線の熱が熱くなる横島。

 『ぐぬぬぬ!別なことを考えるんだ!そう!あれを着ているのが』

 「さて、掃除を始めましょうか」←床にある荷物を持ちあげる為に、横島の目の前でお尻を突き出す姿勢になるライダー。

 「そうね。その荷物をお願いね」←椅子に腰布が引っ掛かって、後ろを向いた時に尻が見えた・・・見せた桜。

 『恋姫夢想に出てくる桔梗と紫苑・・・ってダメじゃあああ!無理じゃあああ!』

 頭の中は気持ち悪い想像をしたかったが、心はエロ全開の為出来なかった・・・その後、横島は

 「タダオ、お手伝いお願いします」

 「のごおおおお~~!!」

 ライダーがわざと荷物を胸に当てて持って少し見える横乳を強調させて悶絶したり、

 「あ、先輩。そっちの窓を開けてください」

 「おわああああ~~!!」

 桜が脚立を使って本棚の上を拭いているところに窓を開けるよう指示して、入ってきた風に腰布が持ち上がって秘所が見えかけて机に頭をぶつけたりした。

 『きょ、今日は・・・脳細胞が大量に消費する日かもしれん』

 裸エプロン・下着姿にチャイナ服・・・もう既にご馳走様と言ってもいいが、今日はまだ始まったばかり。今日の出来事は絶対に生涯忘れないと誓った横島である。

 

 掃除は十時で終わった。二人の掃除という名のエロいチラ見な誘惑はあったが、横島も一人で掃除する時間や場所があったので、落ち着きを取り戻すことはできた・・・が、煩悩が20%たまった。

 「では、お昼ご飯と晩御飯の食材を買いに行きましょう」

 「え?買い込んでいたんじゃないの!」

 「そんなわけないじゃないですか。夜来たばかりなんですから」

 「・・・まさか」

 明日の夕方まで遠坂家でいるものだと思った横島はそのための準備はもう全部終わっていると勘違いしたため、まさか外に出るとは思ってなかった。一つの不安がすぐ目の前に、

 

 「「さあ、二回目です!」」

 

 抽選箱として姿を現した。

 

 

 

 遠坂家のカギを魔術でかけて、山を下り始めた三人・・・だが、

 「これ、おかしくない?」

 「でも、先輩が選んだんですよ?」

 「そうです。気にしなければいいのです」

 横島は選ぶ羽目になった服を着た二人に言ったが、やり直す気はない。いったいどんなのかというと、

 

 「先輩、荷物は任せましたよ」

 「私達はボンボンを持たないといけないので」

 「何で俺はチアリーダーをひいちまったんだああああ!」

 

 桜はシグニットのチアリーダーの服で、ライダーはリノのチアリーダーの服だ。

 「大丈夫です先輩、私は気にしません」

 「物事は良い方向より決まって悪い方に行きます。次は頑張ってください」

 どっちもへそ出し、ミニスカ・・・何とか今回は下着を身に着けた後で着てくれたので胸の部分に乳首の形が出たり、ミニスカがめくれて一番やばいのが見えることはない・・・ショーツが見えそうなのも結構やばいのだが。

 桜のチアリーダーの服は白いロングソックスで学生のチアリーダーの服って感じだが、美少女でスタイルのいい桜が着れば巨乳の部分が必然的に目が行くため結構危ないが、それ以上に危険度が高いのがライダーのチアリーダーの服である。何と彼女の胸の服とスカートの中が見えるくらい薄い白なのだ。その為、何とか見せる黒のアンダースコートにしているのだが・・・もう一流モデルがコスプレ写真集で着るためと言ってもいいくらいの魅惑的なのだ。

 山を降りるまでに桜は少し汗をかきへその部分にその汗が流れるのを見て涎をこっそり飲んだり、服が木の枝に引っかかって見えるか見えないかライダーのアンダースコートが全部見えてしまったりして、横島が一番汗をかいた。

 いつも買い物に行っている商店街まで来ると、その汗をもっとかいた。

 「おい!桜!なんて格好をしているんだ!」

 「おや、綾子ではないですか。あなたも着ますか?」

 「ら、ら、ライダーさんんん!!ご遠慮しますうううう!というか、ライダーさんまでなんて格好をしているんですか!」

 「大丈夫ですよ、美綴先輩。ちゃんと先輩に選んでもらった服ですから」

 「横島アアア!お前なああああ!」

 「誤解だああああ!」

 美綴に遭遇してしまって、完全に自分の趣味の服を着せたと勘違いされてしまったからだ。必死に誤解を解きたくても、

 「さっきは私達に(衣装くじで)チャイナ服を着せたんですよ」

 「(誘惑するために)下着をつけなかったですね」

 この会話で、誤解が十階分くらい上乗せされた・・・買い物中も美少女二人が目を引くチアリーダーの服を着て、横島の手を握る。その日、

 

 「横島忠夫が、間桐桜と女性一人に辱める為に弱みを握って強要してチアリーダーの服を着せた」

 

 どっかの黒い豹な女子高生がその姿を目撃して、そんな噂を広めまくったとのこと。しかも、彼女の友人のメガネをかけた女子高生は

 

 「我々の知らないところで痴漢行為をして、ばれないようにその先もしていたに違いない。時々、二人が赤らめて横島の手を握っていたのだから」

 

 何て憶測まで出してしまったため、チアリーダー姿の二人に羞恥プレイさせる男という認識にされてしまったのは別の話。

 

 

 

 買い物を終えて、やっと遠坂家まで帰ってきたが

 「俺、数日はあそこに行けないぞ」

 横島は頭を抱えた。しかも抱えている理由はそれだけじゃない。買い物から帰ってきて、すぐに

 『少し汗をかいたので、シャワーを浴びてきますね』

 『というわけで、着替えを決めてください』

 この衣装くじをしたという事だ。シャワーを浴び終わって戻ってきた彼女らは

 

 「シャワーを浴びた後は浴衣もいいです、ね~~先輩♥」

 「ふふ、脱がせる気満々ですね」

 

 浴衣姿になっているのだ。さっきのチアリーダーに比べればマシであり、確かにシャワー上がりで下着なしで来ている彼女らの浴衣姿はかなり目を引くが、温泉旅館にあるような浴衣と同じ大きさなので乳は完全に隠せているし尻太ももも見えない。←桜はアイマスコラボの天海春香の濃い赤の浴衣で、ライダーは秋月律子の黄緑の浴衣である。

 それなのに、どうしてまずいと思っているのか・・・それは、

 「ほらほら、先輩。ちゃんと見てくださいよ」

 「そうですよ、感想を言ってください」

 見えないなら見せよう・・・それをやってくるため、見えそうで見えない感じで見えるのが煩悩を滾らせる。しかも、さっきのチャイナ服は意図的な誘惑に対し浴衣は

 「でも、まだ熱いわね」←浴衣を着崩して胸の谷間を見せる桜

 「そうですね。少し風を通しましょう」←脚を見せて太ももを見せるライダー。

 偶然見えた誘惑な部分がある。折角、落ち着ける衣装なのに彼女らの行動で困惑する横島。しかも、

 「お昼ご飯に入りましょう。せっかくですから外で食べませんか?」

 「お、おう!そうしよう!自然の中で食べるのは格別だからな!(それに、そっちに目を向けて食べれば何とかなるはず!)」

 「では、椅子を用意しますね」

 桜の提案に乗った横島は、すぐに外に行った・・・焦っていたために気付かない。なぜ、桜がそんな提案をしたのか。それは、

 

 「うふふ、すずしい・・・シャワーの後なら尚更です」

 「そうですね桜。どうしましたタダオ?」

 

 シャワーの後だから体がまだ熱いので、風に当たるため・・・そして、その風に当たる格好をもっと着崩した状態にすれば浴衣でこれ以上ない誘惑が出来る。二人は何と胸をさらけ出していて、腰の部分まで浴衣を下しているのだ。だが、桜とライダーのその胸・・・いや、その裸体はシャワー上がりのみずみずしさと木々に囲まれた自然の中で涼しさを楽しむその笑顔が不思議と卑猥を感じさせない。まるで、絵画に書かれた裸婦のようだった。この姿を見せてもっと煩悩を高めてあわよくば・・・と思ってに二人は外に出ようと言ったが、

 『不思議だな。エロ心無しでずっと見ていたい気持ちだ』

 環境と風景とその二つにあった人が揃えば最高のシーンが作り出せる・・・正に、今の彼女らがそれだった。この時だけは横島には月に夢中な白銀御行のごとく邪な心がなかった。

 「・・・なんか、失敗したみたい」

 「そうですね。自然がよすぎたのかもしれません」

 企みが外れた二人。結局昼食の時間は自らの裸体に視線を向けさせることに成功したが、煩悩を高めることが出来なかった。

 

 

 

 そして、午後二時。昼食後はそのまましばらく自然の中で緑や紅葉を楽しんだ。二人は浴衣を着直してライダーは隣に座って横島の手を握り、桜は落ちてくる色とりどりの葉を楽しそうに拾っている。その際に、ライダーは胸を桜はお尻をチラ見させる体勢をとったが、

 「気をつけてね」

 記憶喪失の時みたいな誠実な横島になってしまったため、煩悩0%になってしまった。

 「次で頑張りましょう」

 「そうですね」

 サンドイッチを完食した三人は遠坂家に戻っていった。掃除を再開するために、再び横島に淫らな姿を見せる為に抽選箱を出した。横島が引いたのは

 

 「のおおおお!せっかく、せっかく気持ちが落ち着いたのにいいい!」

 「先輩、焼け石に水でしたね♥」

 「やはり、タダオはこうでないと」

 

 二人の衣装はかなり際どいものになった。絶叫する横島の手にある紙にはこう書かれていた・・・レースクイーンと。

 「さあ、存分に目に焼き付けてください♡」

 プリンス・オブ・ウェールズのレースクイーンの服を着た桜が横島に密着する。この服の特徴は見方によってはボディコンに見える・・・そして、ボディコンと言えば美神令子。服の色は白だが、

 『のおおお!スタイルも美神に近いから余計に煩悩が高まるううう!』

 煩悩ゲージが既に限界越えだ。胸の谷間、股間に見え隠れ、キュッとするお尻・・・触りたくて飛びかかりたくて仕方がない。

 「タダオ、私達どうです?」

 目の前で立っているライダーは高雄のレースクイーンの服を着ている。この服はへそ出しのレオタードに網タイツにハイヒール・・・しかも色は全部黒い。頭に兎耳をつければバニーガールに勘違いしそうな衣装だ。

 『ごくり・・・エロ過ぎる!』

 せっかく煩悩0%が煩悩70%に超右肩上がりした。感想を聞かれたため、

 「桜もライダーも、エロ過ぎる!二人を裸にしたい!」

 こんな返答をしてしまった。この言葉が

 「先輩が私達にセクハラしてくれないのなら・・・もう私達がやります♡」

 「これだけのお膳立てをしても手を出さないのなら、出してもいいですよね♥」

 「えええ!待って、待って!」

 せっかくベッドメイクをしたのに、そのベッドに押し倒された横島はズボンとパンツを完全に脱がされて、

 「うふふふ♥先輩のペニス、いい香りです」

 「タダオ、手加減はしませんよ♪」

 しゅしゅ、すりすり、つんつん。と横島のペニスを桜の手でこすり、亀頭を撫でて、我慢汁を出させるために先端をライダーの爪でこする。桜の手の感触とライダーの爪の冷たさが横島の全身に快楽を流してしまい、その反動でペニスの太さが増し、

 「はあ、はあ、はあ♥」

 「さ、桜、目が」

 横島以上に煩悩に思考が支配されている二人の目がもう狂気だった。欲望と愛欲に支配された目をした桜はついに

 「ちゅううう、じゅうううるる!じゅるるる!」

 「ちゅちゅちゅ、ちゅうううう」

 「ああああああ!」

 桜が肉棒を口の中に入れ、ライダーの方は玉袋を口の中に入れて、両者共に吸い始めた。一気に着た二人からの唾液からの温もりと、吸い込みの刺激で思わず横島が悲鳴を上げる。

 『『可愛い。もっと、喘がせたい』』

 二人はどんどん横島を責めたい感情を持ち、更に肉棒と玉袋への舐めていく。ぞぞぞ!という寒気が横島を襲い、更に彼女らは横島の手を掴んで自分達の股間に導いた。

 「濡れ、てる」

 彼女らは思いっきり横島の股間を責めている。そんな彼女らの股間がこうなっているのは当たり前の事。自分達はもうこんなになっているんだから、横島も存分になってください。それを分からせるような自分達の愛液で横島の手を濡らしていた。

 『ああ、もう・・・いいや』

 ドンドン二人の快楽責めで思考が堕落へと堕ちていく。ただでさえ、彼女らは普段から誘惑してきて今回完全に三人だけの遠坂家では理性を外してやってきている。

 『二人と・・・欲望の海に落ちちゃえ』

 もはや、我慢などいらない。何故なら、自分がケダモノになることを・・・二人が望んでいるのだから。その気持ちになったと同時に、

 『二人の顔に・・・ぶっかけてやる!それから先は!』

 二人の自分の亀頭を重点的になめる桜と睾丸の入った袋を貪るライダーの卑猥な顔に、自分の白濁液をぶっかけたい気持ちになった。その気持ちになるともう早く出したい・・・その一瞬の考えが、

 

 「二人とも、受け取れええええ!」

 

 一気にため込んでいた煩悩を自分の亀頭の穴から出してやった。桜は待ち望んだものが来たことに嬉しかったが、すぐ後にこの煩悩のザーメンがどんどん出てくることに驚いた。口の中で抑えられないくらいの勢いで精液が噴射されるので、彼女の口から脱出した唾液と精液が着いた横島の肉棒の先端が

 「「ああああ!あ・・・あっつい♥うふ♡」」

 二人の顔に向いたと同時に、愛と欲と性に火照った二人の顔にザーメンを飛ばした。それを受けた二人は、嬉しそうに顔にかかった精液をこぼさないよう指ですくって、

 「ちゅ、ちゅ」

 「じゅる、ちゅうう」

 口の中に入れて、美味しそうに、淫靡な笑顔で飲み込んだ。そして、

 「さあ、続きを・・・いいえ。ここからですよ、先輩♥」

 「明日まで、ずっと、ずっと・・・やりましょう♥」

 蕩けた表情の二人はレースクイーンの服を脱いで裸になったところで・・・事件が起こった。

 「・・・」

 「「え?ちょ、ちょっと!先輩(タダオ)!」」

 何と横島が二人に顔射をした時に、どっかの角に頭をぶつけたのか意識を失っていた。どんなに体を揺すっても、全然反応がない。これは・・・もう続きが見込めない。

 「・・・ライダー、分かっているわね」

 「はい、続きですね」

 と思うのが、普通の女性の場合だ。だけど、彼女らは魔術師とサーヴァントなので

 

 「では、続きは夢の中でですね・・・そっちの方がむしろよさそうですし」

 「うふふふ、先輩。失神で逃げるなんて、絶対に許しませんからね♥」

 

 能力で横島の夢の中に行くこともできるのだ。

 

 

 

 

  ここからは夢の中ですが、現実と同じものと思ってみてください。

 

 

 

 「な、な、なんだ?これは!」

 夢の中・・・それは

 「先に夢の中にきたのに、合流が後になるなんて」

 「でも、理解できたようですね」

 いつもの横島の夢の中なら目の前の二人の他にたくさんの女性がフルヌードとなって、彼女らの乳尻太ももを楽しむのだが、

 「な、何で、前の美神さんみたいに介入できるんだ!」

 原作の宝船の時に美神がエロ展開をしそうになった自分の夢に強引に入ってきて、こき使われた事を思い出した横島。その時と同じ感覚なので、すぐに彼女らが自分の夢の中に入ったことを理解した。

 「そんなのどうでもいいじゃないですか」

 「桜の言う通りです。今は」

 「「私達と、本当の堕落した夢の世界を楽しみましょう♥」」

 だけど、そんなことを二人が出来たことなどもう考える暇すらない。魅惑的な巨乳とスタイルを持った裸の桜とライダーが、あるモノを出した。それは、現実世界で使っていたあの抽選箱だ。

 「え、え?」

 「さあ、何が出るのか・・・ライダー」

 「お任せください。これはパイズリですね」

 だけど、横島ではなくライダーが引いた紙には「パイズリ」と書かれていた。どうやら、今度は自分達が引いてセックスの内容を決めるものに変わっているようだ。

 だが、横島は夢に二人が現れてあの宝船の時のように動けることに驚いたために、既に夢の自分の変化にこの時になってやっと気づいた。

 「う、ご、けない!」

 体が全然動かない・・・自分の夢なのに夢の中の自分が全く動かせないのだ。仰向けの体をひたすら力入れても起き上がるどころか、顔を横に向けることも指を動かすことも出来ない。

 「まさか」

 「先輩、いいです。ペニスからくる温もりが、いいです♥」

 「気づきましたか?でも、もう手遅れです♥」

 答えはライダーであり、夢の中なので彼女のマガンは問題ないのかメガネを外している。夢に入る前に魔力を使って、完全に夢の横島の動きを封じたのだ。

 「大きい・・・先輩、もっと太くしていいですよ♥」

 「まだまだ、いつもそうでしたよね♥」

 淫猥な笑みを浮かべながら、二人は自分の巨乳を両側から押し付けて横島の肉棒を撫でる。夢の中でも文珠は作れるが、そのためには作る意識を持たないといけないが、

 「はあ、んん♡いい、匂い♥ペニスの温もりも、うふふ♥」

 「舐めたい♥でも、フェラじゃないから・・・匂いで、はああああ♥」

 このパイズリで蕩けている二人の顔と乳の温もりが、それをさせなくする。指すら動かせない横島への淫らな責めを存分にできるため遠慮もなしだ。

 「桜。桜は別なものをやってみては?」

 「あら?私をこのエッチにするペニスをやめろと?」

 「確かに独り占めしたいですが、この中のものを全部やりたいと思いまして。一回ずつでは効率が悪いですから」

 「うふふふ♥そういう事ならいいわね~~」

 「(ま、待てええええ!それって、動けない俺をやばく責めるってことじゃねえかあああ!)」

 この会話に一気に横島の意識がぞっとする。完全に二人のエロく目が離せない妖艶な肢体が触れない、揉めないという拷問がここから先も続くのだから。

 そして、桜がパイズリをやめてライダーが肉棒を全部自分の巨乳で包み込んだ。さっきまでの二人の違う乳の感触のパイズリから、全体を包んで抑え込むような一人のパイズリになった。しかも、桜が引いたエロ内容は

 

 『目の前でオナニー』

 

 この内容を見た桜は、とても怖い笑顔をした。

 「先輩♥私のここの全部、見てくださいね♥」

 「・・・す、すご」

 横島の胸に座って、自分のヴァギナを広げた。既に愛液でぐしょぐしょになっている膣とクリトリスを掴んで横島に見せる。そして、クリトリスを

 「ああ、んん♡ひあ、あはは、ん♡」

 引っ張ったり、クリクリしたり、つねったりして、快楽に溺れる。横島に見られながらやるオナニーでもあるため、彼女の欲望は現実以上になっているのかもしれない。

 「タダオ、そっちばかりじゃだめですよ♪」

 「あ、あああ!」

 桜の膣が見え、ライダーの肉棒を乳房で責める快楽もあったのだが、その肉棒を包む感触がなくなった。すると、目の前に淫猥な乳房を持ち上げる妖艶な表情をするライダーが横島の隣に現れた。そして、彼女は箱から取り出した一枚を見せた。

 

 『おっぱい吸い』

 

 「タダオ、さあ、私のをどうぞ」

 「ちょっと、ライダー。いつの間に」

 「なら桜もやればいいじゃないですか」

 自分のオナニーに釘付けだったのにライダーが邪魔したことにムッとする桜だが、彼女の言葉に少し躊躇いながら箱に手を入れた。彼女としてはオナニーで絶頂をした後にするつもりだったのだろう。そんな彼女の淫らな考えは

 

 『ペニスしごき』

 

 どうやら、叶えられそうだ。ちょっと体勢が辛いかもしれないが、夢の中ならどうってことない。でも、それ以上に

 「先輩♥一緒に絶頂して、もっともっと夢の快楽に堕落しましょう」

 「えええ!ままむぐうう!」

 「さあ、タダオ。おっぱいの時間ですよ~」

 自分と横島、二人分の絶頂を桜の手でできる。この事実に一気に狂気な笑顔に戻って

 「(ぎゅ)始めますよ・・・一緒にイきましょう・・・うふふ♥」

 「むぐ、うぐ!」

 「ああ、んんん、タダオ。いい、で、すよ♥」

 右手で横島のペニスを握り左手で自慰を続ける桜と、横島の顔に自分の淫らな乳と膨れ上がった乳首を押し付けるライダー。桜の右手にペニスを握られた瞬間、ぞく!とした横島は思わず口を開けた。それを見逃さなかったライダーは右の乳首をその口に入れて、唾液の感触にいやらしい笑顔をした。

 「はあ、はあ、あああん♡先輩の温かい肉棒と、私の熱いマンコ・・・ああんん。ひあうう~~ん♡!いいの、いいわ、私が、私で、先輩は、先輩のおちんちんが、あああああ♥!」

 横島を征服している感覚になった桜は、マンコにきゅうんという感覚が来た。顔がライダーの乳を吸う事で顔が見えないけど、今はどんな欲望に溺れた顔になっているのか・・・それを妄想する楽しみになったので、絶頂した時の横島がどれだけだらしない顔になるのか・・・ここで、ペニスの先の亀頭をくすぐったらどうなるのか・・・どんどん頭の中が愛欲で染められていく。

 「んん!タダオ!もう、赤ちゃんなタダオ、は、うふああああ♥いい、あああ、タダオ・・・いいえ、タダちゃん。もっと吸って、もっとちゅうちゅうして、もっとぺろぺろしていいんですよ♥」

 その思考はライダーも同じで、彼女のマンコもきゅうんとなった。無理やり始めたおっぱい吸いだが、横島は今は夢中に吸っている。乳首から伝わる横島の口の中の温かさと唾液の温もりとたまに乳首を噛む歯の感触。全てが赤ちゃんのやる仕草に見えて来て、ますます吸われて横島と共に溺れたい考えで一杯だった。

 二人の堕落していく考えにやられる横島は

 

 「(あああ、もう、もう、いいや・・・どんな目にあって、もおおおお!!!)」

 

 完全に観念して、二人の愛欲の性技に溺れていくことにした。

 「あは、ここ、もっと濡れていく」

 「(あ、が、ががが!)」

 亀頭をいじられ、指で挟まれ、その指で擦られて、どんどん快楽の電気が体を巡っていく。しかも、目の前では、ライダーの乳で見えないが喘ぎ声を出してオナニーをしている。さっきまでマンコの中の膣が見えていたのでどれだけの激しいオナニーをして、こんなに淫らな声をしているのか。

 「あ、ふ、は~い、こっちのおっぱい・・・んん♡でちゅよ」

 「(ちゅ、ちゅ、むぐ)」

 もはや、赤ちゃんに言う言葉になるライダー。もう片方の乳首を吸わせて、乳房の圧力を横島の顔に押し付けて、そこに吹きかける横島の息がまた彼女の快楽を強くして、乳首を固くさせる。その乳首を舐めて噛んで・・・吸っていく。ついにはライダーに頭を掴まれて、完全に乳に顔を押し付けられた。

 ライダーの乳で覆われて見ることが出来ない二人の淫靡な顔が見れない悶々と桜の手とライダーの乳と

 

 「(だ、めだ、もう、無理、無理!)」

 

 二人の蕩けた声が横島の絶頂をどんどん速めていく。でも、絶頂は横島だけじゃなく

 「ああ、いく、あああ、イッく♥。せん、せんぱ、いいい~~~!!」

 「タダオ、もっと、です♥!もう、いい、それが、いきます~~~!」

 横島の肉棒の固さに興奮しながら膣の中を激しく指を動かす自慰をする桜も、乳首を吸われて徐々に乳輪も膨らむライダーもこっそりオナニーをしていて二人の快楽の限界がすぐそこまで来ていた。三人の限界突破はもうすぐそこまで来ていて・・・

 「「「む、無理!で、出るううう!」」」

 思わず声に出た瞬間

 

 

 

 「「「で、るううう!イクうううううう!!」」」

 

 

 

 横島の肉棒からは精液が噴射して桜の手を白くして、ライダーの膣から愛液が出て自分の手を濡らし、その絶頂で思わずのけ反って横島の顔に押し付けていたライダーの乳がどけられた。目の前でオナニーをしていた桜の愛液がライダー以上に発射されて、横島の顔にぶっかけることになった。

 「あ、あ、あ・・・」

 横島は脱力しながら、やっと見れた二人の顔を見た。

 「あ、ふ、ん。ああ、せ、ん、ぱ、い♥」

 絶頂後のだらしない顔を見せながらも、まだまだ愛と性を求める卑猥な表情を見せる桜の顔と

 「タダ、オ、ふ、あ、は、はあ~~♡」

 こちらも蕩けた顔から一変、桜と同じ欲を求める、性を求める、横島の全てを求める顔になった。そんな顔と、二人の乳首が固く、乳房も卑猥に揺れ動き、ヴァギナを濡らし、その濡らす愛液が太ももに流れて、更に蠱惑な肢体を作る二人。絶頂した後でも、こんな体で迫られては横島も我慢できない・・・が、

 「ねえ、先輩。こんなの、でたんです、けど」

 「とても、面白そう、じゃ、ないですか」

 蕩けた顔で抽選箱からとって一枚の紙を見せられると、

 

 『女体化』

 

 横島は一気に青ざめた。

 「ま、ま、待って!俺は男だぞ!」

 「うふふ、先輩。ここは夢だから」

 「女のタダオになることは簡単ですよ」

 「え?な、なあああああ!!」

 そう言われて、一瞬キョトンとするが・・・何と下を見ると二人と同じおっぱいが出て、股間も今になって肉棒がなくなっていることに気付いた。しかも髪も長くなっていて、完全に女の体になってしまっていた←原作でも女体化したことがあるので、そちらを想像してください。

 「安心してください先輩。例え女でも」

 「私達は気にしません。むしろ、美味しそうです♪」

 桜とライダーは女の横島に笑顔で

 

 

 「「永遠に愛し続けます。たとえどんな姿になっても・・・先輩(タダオ)、一緒に永遠の堕落の世界へ行きましょう♥」」

 

 

 そして、光のない目でそう言った。

 「いやあああああ!犯されるううううう!!」

 どんなに悲鳴を上げても夢の世界・・・誰の耳にも届くはずがない。女体化された横島が二人にどんなレズな目にあったのか・・・それは別の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 余談だが、夢から覚めた時に真っ先に横島は自分の両隣で寝ている二人を見て、脱兎のごとく逃げ出してから股間を見て自分の分身があったのを見て心からほっとしたが・・・夢の中の女の快楽を思い出して・・・記憶を削除するために必死に頭を打ち付けまくって瀕死の大出血をして遠坂家を血まみれにしてしまったために、血を無くすよう言われてアーチャーに掃除を手伝わされた。

 そして、絶対に文珠で女になれることを言わないことを誓った。←でも、数日後にばれてリアルで文珠で女にされてしまい、二人からの愛欲の誘いに乗ってしまうことに一万円!読者の皆さんはいくらかけますか?←賭け事に読者を巻き込むな!!

 




 やはり、彼女なら病んだ状態となってライダーと二人で愛欲ただれた世界に引きずり込むイメージですね・・・カーマさんの依代となった人ですからそうなってしまいました。

 何とか頑張って続けますので、エロの方も忘れないでくれると幸いです。





 ・・・サーヴァントじゃないけど武市瑞山のFGO参加はやはり驚いた。これで本当にサーヴァント化したら・・・剣の達人だからセイバーか?それともエクストラか?あああ、サーヴァントになってほしいいい!


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ロスヴァイセ編(R18ギャスパー編の続き)

 やっとエロの方も投稿できた!しかも、今回は付き合ったらシリーズではないR18のギャスパー編の続きみたいな話です。
 戦闘シーンはあまり期待しないでください・・・エロが目的なので!修学旅行編のつもりで書きましたが、作者は原作をあまり読んでない上にアニメもロスヴァイセが本格的に参入した三期は見てません!ですので、原作設定ガン無視な話になってます。

 それでもいいと言う読者様のみ読んでください。


 「ああ、ああああ!いっちゃいますうううう♥!」

 部員達はそれぞれの活動に出て二人しかいないオカルト研究部の部室に響く喘ぎ声。その声を出しているのが、

 「はあ、はあ♥た、忠夫さん。大好き♥」

 「俺もだよ、ギャスパーちゃん」

 マンコを存分に疲れて、絶頂を迎えソファでぐったりしている完全な女体化をしたギャスパーだ。原作では女に見られやすいことにコンプレックスを持ったギャスパーだが、体が完全な女になって横島と恋人同士になってからは

 「こんなに乳首を尖らせて・・・ますます襲いたくなるじゃないか」

 「ちょ!ま・・・それなら、もっと襲って♥」

 このように求めあう日々がいつもあるくらい女であることに幸せを感じている。しかも、

 

 『はあはあ、バロールもすっかり忠夫さんに夢中になっちゃって♥』

 

 ギャスパーの中にはもう一つの人格・バロールがいて、この人格もまたギャスパーの蜜時に乱入してくることがある。それは主にギャスパーが

 「へ~~、バロールちゃんはそんなに襲われたかったんだ?」

 「そうよ。あの子がもう無理そうだから私が、ね?」

 「・・・だったら、とことん愛してあげないとね」

 「(!!)ふ、ふん!やれるものならやって見なさい!(すっごく嬉しい。とことん愛してくれるなんて・・・ああ、もう、それだけで、全てを委ねたくなっっちゃうわよ♥)」

 愛欲によって朦朧となる意識が限界ギリギリのところで現れるようにしている。バロールは主人格であるギャスパーを優先しているが、横島との愛蜜を見ている内に嫉妬もするようになった。自分はおまけで抱かれているのではないか・・・横島がそんなことをする人間ではないが、やはりそんな不安を抱えるのが愛する者の本音だ。

 だから、今の横島の一言はバロールにとっては全てを蕩けさせるには十分な一言だ。おまけ扱いではない、バロールという女をとことん愛する一言なのだから。

 「知っているんだよ?バロール、お前の弱点は・・・」

 「や、あ、はああああ♥!!」

 ギャスパーとはまた違った快楽の弱点を突かれ始める。

 「この、ケツマンコ。だよな!」

 「ひやゃああああんん♥!!」

 アナルに横島のペニスが入った途端、一気に絶頂へ達したバロール。

 「ギャスパーはマンコで、バロールはケツマンコ。人格が変わると快楽の一番のツボも変わるなんて面白い違いだな」

 「あん♥・・・はあ、はあ♡」

 まだそのケツマンコにペニスを入れたまま、胸を揉み始める。だらしなく、でもエロくなる体にされるがままになるバロールは、腕で目を隠しながら横島に思わず言った。

 「とう、ぜん、だよ」

 「バロール?」

 「私とギャスパーの、快楽のツボが、違う、の、は・・・」

 「??」

 思わず乳を揉む手を止める横島は、疑問そうに聞いた。その横島に

 

 

 「愛してほしいところが同じじゃ・・・つまらないでしょう?」

 

 

 腕をどけて、アヘッて蕩けた目をした自分の淫靡な顔を見せた。

 

 

 その後、横島は二人で一つの淫らな体をとことん愛した。ギャスパーは横島にとことん愛欲に流されていく姿を、バロールは少しツンな一面を見せながら必死に我慢しながらもどんどんデレデレになって蕩けていく姿。そんな二つの淫らな顔を見せられると、一緒の体なのに全くの別人を抱いている気分になる横島の欲望はさらに増大して二人・・・いや、二人と一人の時間が終了を迎えたのは完全に夕方すら過ぎて夜になった時だった。

 そもそも、何で部室で抱き合っているのかというと・・・

 「寂しいです・・・明日から」

 「たった数日だから。俺も寂しいし」

 「はい・・・我慢します」

 「修学旅行をやめるわけにはいかないからね」

 横島が修学旅行に行くためだ。一学年下のギャスパーは一緒に行けないから、数日間の一緒に入れない分を愛しあっていたと言う事だ。

 「安心して待っててね!ちゃんとお土産買ってくるから!」

 「・・・はい」

 何とか納得してくれたのか。ギャスパーは頷いた・・・では、今は中にいるバロールはどうなのかというと、

 『やっぱりギャスパーも気づいているようね。全く・・・忠夫が気づいてないから性質悪いわ』

 二人にはある懸念があり、その懸念が二人を不安にさせている。では、何に不安なのか?それは

 

 

 『『ロスヴァイセ(先生)が、横島と関係を深めるのでは?』』

 

 

 自分達の情事を目撃されたあの教師が横島と恋仲になるのでは?という事だった。

 

 

 

 

 

 そして、修学旅行当日になりしばらくは乳尻太ももが素晴らしいリアスや朱乃と会う事はない。いつもの横島だったらゼノヴィアやイリヤや女子達に欲望の眼差しを向けてもおかしくないが、

 「あの、よ、横島さん・・・いい、天気、ですね」

 「そ、そうです、ね」

 席が何故か隣になったロスヴァイセと気まずい空気になっている。徒は生徒で教師は教師で座るであろう席を、何故この二人は隣同士で座るのか?それはロスヴァイセが横島のナンパ癖の悪さを理由に自分の隣にしたためだ。では、そこまでして何故彼女は横島と一緒の席になりたかったのか?それは、聞きたいことがあるからだ。

 「あの、横島さん。聞きたいことが何個かあるんですが・・・いいですか?」

 「別に構いませんが?」

 その聞きたいこと。まず一つ目が、

 「あの、ギャスパーちゃんとは、あの後・・・」

 「ああ、まあ・・・恋人らしい付き合いをしてます」

 「・・・そう、ですか」

 「・・・(そりゃ気まずいよな。俺らのセックスを見た先生からすれば)」

 やはり、部室での蜜時を見てからの二人はどうなっているか?だった。確かに、愛しあった二人のその後は聞きたいものだ。しかも、気まずいくらいの裸で抱き合っている姿を見た彼女なら尚更。だけど、

 「(本題はまだ先か)」

 「(ううう、やはり、すぐには聞けないです!)」

 もちろんこれはまだ話を繋げる程度の聞きたいことに過ぎない事は横島も分かった。まだ、本当に聞きたいことがあるのは分かっているが、一般の生徒や教師もいる中では出来ない話だ。

 「え、えっと、二つ目、ですが・・・」

 「はい」

 本来ならむしろ横島が、逆にいろいろロスヴァイセのスリーサイズや趣味や感じやすい箇所などを聞いて話を盛り上げたりバカやって気晴らしをするが、やはりセックスの目撃者がここまでもじもじしていられたら彼も変なことが出来ないのだ。

 だが、それ以上に横島が彼女に対してそれを出来ない理由があるのだ。

 

 

 

 その理由は・・・

 「兵藤君!やっぱりきましたね!」

 「はあ~~、相変わらずだなお前」

 「く!やはりこうなったか!」

 その日の夜に判明させますが・・・先にこちらの茶番をやります。

 「ここは止めさせていただきます」

 「横島、お前もこっち側だろ!何で止める側にいるんだ!」

 「まあ、彼女を悲しませるわけにはいかないからな」

 時は進み、夜。既に旅館に到着して、今は女子達が女風呂に入っている・・・となれば、エロの塊と言っていい兵藤が動くのは自然であるが、横島は何と守る側に回っている。その理由は今言った通り女体化したギャスパーが彼女になっているから、その彼女の彼氏が覗き魔なんて汚名を晴らすためだ。

 『・・・ちょっと羨ましいです。ギャスパーちゃんが』

 彼女の為に自分が変わろうとする横島を見て、羨ましいと思う隣にいるロスヴァイセ。

 「こうなったら!行くぜえええ!」

 右手を禁手させる兵藤。

 「まあ、それをすることは読めているから」

 明らかにドレスブレイクして、ロスヴァイセを裸にしようとすることが読めていた横島・・・自分も彼女がいなかったら、文珠で『裸』にしただろうな。と向こうの立場だったら同じ手を使うからこそ、簡単に読めたのだ。

 「ロスヴァイセ先生。前に出ないでください」

 「え?え?」

 だが、彼女はまだ兵藤のその能力の事を知らない。だから、巻き添えを食らわないよう横島が前に出て、

 

 「男に使いたくないが・・・ドレスブレイク!」

 「じゃあ、お前がくらえよ。それを」

 

 既にロスヴァイセに使うつもりだったから、止めることが出来ないドレスブレイク。だが、横島はそれに対して文珠を使った・・・文字はその能力を反射させる『鏡』だ。つまり、

 「え、え、なああああああ!」

 「きゃあああああ!!」

 「どうだ、すっぽんぽんにされる側の気持ちは?」

 兵藤が自分の能力を食らって、全裸になったのだ。完全に自分が裸になるとは思わなかったから、思いっきり兵藤君の兵藤君を見てしまったロスヴァイセ。

 「だから、見られる側を味わうために、裸を見せてこいや!」

 驚く兵藤の腕を掴むと、何と後ろの脱衣所の扉の中にぶち込んだ。

 

 「「「「きゃあああああああ!」」」」

 「やっぱりき・・・え、兵藤?何で裸?」

 「み、見るなああああ!」

 「「「「・・・ふふふ。兵藤、見せなさ~~い!」」」」

 

 因みに、女子達は兵藤達覗き連中が来るからまだ脱がない方がいいと言っていたため全員制服のままだ。そして、今は女の子も興味がある兵藤の兵藤君に夢中になっている。最初は横島が覗かないことに怪しまれたが、恋人がいる事を話すと滅茶苦茶驚かれた。彼女を悲しませたくない気持ちがあることを理解してくれて女子達は納得した。

 『ど、ドライグ~~~!助けてくれええええ!』

 『知らん。自分で何とかしろ』

 自分で蒔いた種だ・・・まあ、頑張れ兵藤。

 「あら?あれだけスケベな顔を見せたのに・・・小さいわね」

 「何よ、拍子抜けね」

 「あれだけスケベな割に、かわいいものね」

 「「「「うんうん」」」」

 『ぐっさああああああ!!』

 兵藤は己のちん〇んが小さいと言われて、しかもみんなから同意されて百億の心のダメージを受けた!兵藤は真っ白になった!女子達が勝利した!

 「これで少しは反省するだろう」

 「横島さんも本当は見たいのでは?」

 「見たいです!でも、恋人を悲しませるわけにはいかないので」

 「(・・・この人、本当に好きになった女性を悲しませない人なのね。(どくん)え?あら?ちょっと、何で、私・・・ドキドキしてるの?)」

 正直にエロ心はある。でも、女性を傷つけない心もある。それを見れた・・・いや、また見たことでロスヴァイセは心がドキドキした。

 そんな彼女をよそに、

 「お前らはどうする?兵藤と同じ目に遭うか?」

 「「「「「勘弁してくださいイイイイ!」」」」」

 男の尊厳(ちん〇ん)を女にバカにされる恐怖を兵藤と一緒に覗きに来た連中に見せつけた。男同士ならバカ話で済むが女だと話が別なので、覗き連中は皆土下座した。

 

 

 

 その後、横島は修学旅行先である京都である大きな活躍をした。それは、

 「ぎゃあああああ!いやあああああ!」

 「どうしたどうした?」

 「・・・えぐいことしやがるぜ」

 「・・・アザゼル先生も、経験者なんですね」

 襲い掛かってきた英雄派のテロ集団・・・その中の一人、ヘラクレスを苦しめた。その苦しめられている彼を見て、何故かアザゼルと兵藤は同情するような目でヘラクレスを見た。

 

 

 「お、お前ら!俺を、俺を犯すなあああああ!!」

 

 

 ・・・まずこの発言で読者の皆さまはこう思っただろう。文珠『幻』でオカマに犯されている幻覚を見せられていると。『幻』を使ったのは間違いないが、オカマに犯されているのではなく、

 「お前、絶対に男だろおおおお!」

 横島の方の原作で、どう見ても男にしか見えないあの女華姫である。ただし、性格は優しく他人思いではなく、どっかのカマバッカ島のオカマ達になっている・・・力自慢と頑丈が自慢のヘラクレスだが、どんなに抗っても、抵抗しても、殴っても幻だから効くはずがない・・・本当に本人がいたとしても作者には彼女が勝つ未来しか見えないのでこうなっている。

 「ははは!下手に力で抵抗しなくてもいいんじゃ!」

 「・・・助けてもらったのは嬉しいですが、ちょっと複雑ですね」

 このヘラクレスと戦って敗北したロスヴァイセは、横島のこの手段にちょっと複雑な気持ちだった。

 「もう許してええええええ!!」

 号泣して許しを請うが、幻の女華姫は許さなかったのか・・・いや、地面にのたうち回っているヘラクレスの周りを見ると『幻』の文珠が何個もあり、一個の効果時間が切れれば別の文珠が発動する仕掛けになっていた。全てが終わるまでこの地獄は続き・・・数分後、放心状態になり戦闘不能になったが、それでも文珠はまだあるので悪夢は終わらなかった。←因みにアザゼルと兵藤の時は、ミルたんの幻だった。

 「女を傷つける男は容赦せん!ロスヴァイセさんを傷つけた貴様には強い苦しみを合わせる!これが横島忠夫だぜ!・・・本当に、間に合わなくてすいませんでした」

 「いえ、助けてくれたのです。謝らないでください」

 「・・・本当によかったです。助けられて」

 この時見せた横島の顔がさっきのドヤ顔から一変、悲しげかつ泣きそうな顔に変わった。

 「(いったい何があったのでしょう?横島君に?)」

 「さ!帰りましょう!まだまだですよ!俺の活躍、見てくださいね!」

 「(・・・またドキドキする。気になる、本当に、彼がどんな人なのか、気になる)」

 そして、またドヤ顔に戻った。少しだけ見せた横島の辛そうな表情に、ロスヴァイセは更に意識するようになった。

 その後、美候の先祖である初代・孫悟空を見て、

 「お前、ニセモノだろ!依存症なくらいにゲーム好きジジイじゃないなんて、嘘だ!絶対に偽物だ!本物の孫悟空だったらゲームを一緒にプレイすると五時間はつき合わされて、挙句には自分が負けたら修行と言って「これを受けて止めてみろ!」と言って、如意棒をバッドにしてお前はボールな!と言わんばかりに俺をホームランして三途の川に行かせる上に、酔っぱらった時には何度閻魔のところに行かされてもう来るな!と言われるくらい死にかけた事か!とにかく!お前が偽物なのは間違いな~~~い!!つうか、ありえな~~い!」

 と言ってまるでその孫悟空と弟子みたいな関係と、かなり親しそうな発言に全員を驚かせた。

 「な、何で曹操があのレズなツンデレ少女じゃないんじゃあああああ!嘘だ反則だ!世界が女体化を求めている中で、そんな残念な結末を信じられるかああああ!」←恋人ギャスパーという前例を見たため、勝手に期待していた。

 どっかの恋姫な女の子を期待していたのに、原作通りの曹操で号泣しながら心底がっかりした。

 

 

 

 

 

 その後もいろいろな戦いがあったが、全部終わって旅館に戻ってきた一誠達一行と横島達。いったん、別行動と言うところで、

 「横島君」

 「はい?何ですか?あ!もしかして、混浴へのお誘いですか!」

 ロスヴァイセが横島を誘った。冗談のつもりで言った一言が

 「・・・横島君が良ければ」

 何とOKした。当然横島は、

 「・・・え?」

 こうなる。そして・・・

 

 

 「(な、何でこうなっているんだああああ!!)」

 

 

 ロスヴァイセが上手く教師の権限を使って、横島と二人っきりの混浴となった。←サーゼクスの髪の一声があったのも理由だが、そこまではさすがに知らなかった。

 二人ともバスタオルと手ぬぐいを巻いてないので裸だから、顔が真っ赤だが、

 「あの、横島君・・・聞きたいことがあるんですが」

 「はい?あ、もしかして、二人っきりになった理由って」

 「・・・ここくらいしか本当に二人っきりになれないですから」

 「そういう事ですか(のおおおおお!俺とあれな事をしたいからじゃなかったのかあああ!せっかくあれだけかっこいいところを見せたのにイイイイ!)」

 ロスヴァイセは聞きたいことがあるから自分の裸体を見せることになっても、この場を用意したようだ。横島の今の心は御覧の通りである・・・ヘラクレス戦にかっこいいところがあったのだろうか?

 ロスヴァイセが聞きたかった事、それは

 

 「どうして、横島君は相手を傷つけない戦いをしているのですか?」

 

 横島の戦い方だった。戦いと言えば、自分の力や技術を使って戦って相手を傷つける・・・が、横島はそのやり方を一切せず、精神的に追い詰めて降参させる。見方とやり方によっては本来の戦い方よりエグイと思えるし、正々堂々を好む戦いをする皆からすれば卑怯・汚いと思える。

 「何のことを言っているんです。あれが俺のやり方です。ああいう、卑怯が」

 「でも、それは相手を傷つけないための戦い方です・・・自分は命を狙われているのに、その狙う相手を傷つけない、死なせない」

 「ははは、深く考えすぎですよ・・・憶病なだけですよ、俺は」

 心を傷つけるやり方をひどすぎると言うのが、大半だろう。原作の時はまだそれすらできないくらいに弱く、必死に美神や仲間達と戦って生き延びた横島だが、

 「(・・・今ので分かりました。この人は)」

 ロスヴァイセは分かった。横島が何故そんな戦い方をするのか・・・それは、

 

 

 「(誰かを失ったことがあるから、死なせない戦いをするんだ)」

 

 

 戦いで死なせたことがある。その苦しみから、死なせない戦いをしているという事だ。

 「本当に、憶病な、だけ・・・です」

 「・・・一体誰を、死なせたんですか?」

 「!!!」

 「・・・っは!す、すいま(がば!)「ロスヴァイセさん、あなたに何が分かる・・・世界で一番に愛すると決めた存在を失い、二度と手の届かなくなった。それでもその空虚に手を伸ばすことしかできない俺の何が分かる!」ちょ!、ああ、いや!」

 完全に意識せずに出してしまった確認の一言。だが、それは横島の強いトラウマを蘇らせてしまった。石畳に押し倒されてしまい、彼女の温泉の温かさで赤みが出た基準値以上の乳房と乳輪。

 「俺は!・・・助けられなかった!」

 「ちょ、ま!あ、ああ「辛いでしょう。こんな目にあわされて・・・もっともっと!」(ずぶうううう)あああ、あああああ!!」

 感情だけで動く横島に抵抗しようとしたが、強引に両脚をV字に広げられて自分の一番を見られてしまい思わず恥じらいからびく!っとしたところに、己の蜜の秘所に横島のペニスが入り込んでしまった。

 「よ、横島、君」

 「(うお、ヌルヌルで気持ちいい・・・っは!)お、俺は。あ、ああ、あああああ!」

 だが、今自分のやっていることにペニスから感じた強い快感と、露天風呂でやっているので夜に吹いて体と頭に当たる風の涼しさ。この二つが横島の意識を戻すことに成功した。だが、それはロスヴァイセをレイプしようとしている現状と彼女の膣に自分の肉棒を入れている事に気付かされることでもある

 「あ、あ、う、あ」

 彼女の処女膜をいきなり貫かれて痛みに耐えている顔を見る。越えてはいけない一線を越えてしまった罪悪感に思わず叫ぶ横島。

 一方のロスヴァイセは、

 「・・・横島君、本当にあなたは優しいですね」

 「そんなことない!いくら、あなたにあの時の悲しみを思い出されたからって」

 「いいえ、本当に、横し・・・ううん。忠夫さん」

 横島の自分を辛そうな顔を見ると、

 

 「そんなあなただから・・・あの時、私を抱かなかったんですね」

 

 あの時・・・バロールに押さえつけられて横島に抱かれそうになった時のことを語りだした。そう、バロールは横島に強引に彼女を抱かせて離そうとしたが・・・

 

 『うおおおおお!ダメだダメダメだああああああ!!』

 

 すぐに壁際に移動して、壁に頭を打ち付けまくって血まみれになって意識を失った。いつもの横島らしい憶病な一面が出たからこそ、ロスヴァイセはあの時はまだ処女のままだった。

 「私をどうしても傷つけたくなかったから・・・そして、いつも必死に嫌われる道を選ぶ苦しみを持っている。ギャスパーちゃんがあなたを癒すから我慢してきたけど、今はいない」

 まだ処女膜を破られた痛みがあるけど、ロスヴァイセは横島の首に手を回す。

 「そんなこと。ない・・・俺は」

 「いつも女子の着替えを覗こうとして酷いことしている?乳尻太ももを見て、セクハラじみたことをしている?いまこうして、私を押し倒して襲った?」

 「・・・」

 あくまで自分はひどいことをしている。それを言おうとしたが、先に言われたため何も言えなくなった。

 「もちろん、兵藤君達のようにただ欲望に流されてやっているなら私は許しませんが」

 横島の顔を両手で掴んで、

 

 

 

 「誰かのためにやっている忠夫さんなら・・・私は、受け入れます」

 

 

 

 横島にキスをした。その時のロスヴァイセの顔は、処女膜の痛みを無くした愛を求める女の顔になっていた。

 

 

 

 

 あ、あ、ああああ!そんな嬌声を出して

 「先生・・・いや、ロスヴァイセさん、き、気持ち、いい、締め付けが、すごくて!」

 横島のペニスを、自分の膣の壁と肉で締め付けるロスヴァイセ。初めての女の快楽と体が反応して出す愛液の温もり、更に横島が彼女の両足首を掴んで腰をピストンをする。そのピストンする肉棒には彼女の愛液と横島のカウパー汁と・・・処女膜を破った血が着いている。

 「あ、あ、忠夫、さん。もっと、もっと、ギャスパーちゃんより、もっと、愛して!」

 ロスヴァイセはもう全身で愛と欲を表現している。快感のビッグウェーブに抗えない彼女は、

 「キスして!おっぱいを揉んで!マンコをもっと突いて!忠夫さん・・私をたくさん、たくさん、あなたに溺れさせて♥♥」

 歳の差なんて忘れて、ただただ横島に懇願する。

 「ああ、望むなら!」

 脚を掴んでいた手を離し二つの乳房を揉むために乗せて、キスをするために口をつけて、マンコの中をもっと濡らして快楽を襲わせるために腰を動かした。

 「んんん!むむ!んんん~~♥!」

 ギャスパーの体を愛欲まみれにして、バロールの思考を完全にセックスだけにした横島。その口・手・腰の動きは、しっかりロスヴァイセの全てを蕩けさせた。

 『き、キスだけで、も、もう♥!!』

 彼女の口の中を横島の舌で丹念になめながら、彼女の舌を絡める。口の中もマンコになったと思えるくらいに襲う快楽を誘ったディープキスと

 『こ、この、ああ、あああああ!胸が!あ、は、あひゃあああああ♥!!』

 口が塞がれてなかったらこの旅館全部に響いたであろう喘ぎ声を出せるくらいに、上乳・下乳・乳首・乳輪を優しく揉み、ちょっと強く揉み、時には抓り、更に時には擽られて寒気と快楽が全身に走ったパイ揉みと

 『も、も、う、らめ、全部。考え、が・・・なくにゃる。ろうなっれも・・・忠夫、さんが、ぜんびゅ、やっれくれるなりゃ・・・あ、も、う、全て、が・・・忠夫、しゃ、ん♥』

 その二つの愛の虜に落とさせる快楽を更に倍増させる腰の動き。横島だけじゃなくロスヴァイセもまた・・・いや、もう横島より彼女の方が腰の動かしが大きいと言ってもいい。

 『く、ああ、ちょ、!お、俺、押されて!』

 『ららおしゃん、ららおしゃん、ららお、さ~~~ん♡♥!』

 横島もどんどんやってくるペニスの快楽に戸惑うが、ロスヴァイセの腰が止まらない。名前すらももうまともに考えられないくらい、横島に蕩けきったロスヴァイセ。しかも、彼女は

 『(じゅじゅ!)んんん!!』

 「は、あ、あh、よろろ♥」

 何と口でも、横島の舌を押し出してお互い口の外で絡め合うくらいに大胆になっていた。ここまでセックスに踏み込む彼女に驚いたが、

 『もう、いい、や・・・あ、おおおお!』

 ペニスに伝わる快楽が一突きごとに、ロスヴァイセの艶めかしく動かす腰の一振りごとに、横島の思考も愛欲に染まっていき、

 

 「はあ、あ、あよろひま、ひゃ、ん♡」

 「ろす、ヴァイセ、さ、ん♪」

 

 もう、ただただ舌を絡め合う事に悦び、乳を揉み揉まれることに蕩け、マンコを突かれて肉棒を蕩けさせる愛液と膣の肉壁の感触に堕落していく嬉しさが二人を支配していた・・・そして、

 「い、いきまひゅ!」

 「お、れも、ら!」

 言葉があやふやだが、ともに絶頂が近い事を理解した。ロスヴァイセの胸が卑猥に横島に動かされ、視線があってなくても舌を絡める動きだけは適格で、どんどんピストンを速めてマンコで蠢く膣壁に締められながらもペニスを必死に動かす。

 そして、

 「「あ!」」

 大きくきた何かに、二人は目を合わせ・・・

 

 

 

 「「ああああああ!!あああ。い、いいいいいくううううううううおおおおおお!!」」

 

 

 

 大きな絶頂と共に叫び・・・横島の亀頭から出すザーメンを、彼女の膣にたっぷり放出して、

 「あ、あ、うれ、しい」

 「俺も、です」

 二人はそのままのぼせてしまい、意識を失ってしまった。

 

 意識を失ったが、数分後に露天風呂でセックスしたことが幸いして、少し強くなった風に体が冷えた。そのおかげで目を覚まして、すぐに風呂場の後始末をして、二人はもちろん気まずそうに浴場の出入り口を出た・・・そこに、

 「よう!楽しめたか!」

 全く空気を読めないアザゼルが出てきた。彼の説明によると、魔法で防音をしたため思わず出してしまった最後の絶頂の叫びは皆には聞こえなかったが・・・まあ、説明した時点でアザゼルは聞いたことが判明。ロスヴァイセはすごく真っ赤になってその場でしゃがみ込んでしまい、横島は無言でアザゼルに『忘』を使って自分達の蜜時に出した声の記憶を消去して『眠』で眠らせた・・・ついでに

 

 

 「兵藤達と同じくらいのドスケベ野郎」

 

 

 という貼り紙を寝ている顔にはった。余談だが、次の日から数か月くらい女子生徒や女教師から避けられるようになってしまい落ち込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 修学旅行が終わって、数週間が経過した。オカルト研究部の部室では

 「ロスヴァイセさん」

 「ギャスパーちゃん」

 「今日も」

 「一緒にやりましょうね♥」

 「・・・えっと、あの(実際両手の花になると、何か居心地が落ち着かないと言うか・・・いや、そりゃこうなったのは俺が二人を抱いたからだけど!でも、俺はもうこの二人なしじゃ生きられないから・・・絶対に二人を離さないぞ!)」

 二人はすっかり横島大好きコンビとして認知され、部室内限定で両腕に抱き着いて今後の生活の話し合いをしたりした。そもそも、このきっかけを作ったのはバロールなのでギャスパーは否定することなくロスヴァイセの横島の恋人入りを受け入れた。

 両手に花の状態になった横島・・・何でこうなった?と困惑しながらも二人(とバロール)をこれからも愛することをこっそり心に誓った。

 そして、横島の恋人になったロスヴァイセも

 

 

 『私はいつか思い描いた理想の勇者様が迎えに来ると思っていたけど・・・それは違った。忠夫さんは勇者様とはとても遠い存在・・・でも、この人は勇者じゃなくても私やギャスパーちゃんを守ろうとする。不思議と、この人には大きな強さを感じる・・・そう、勇者の持つ強さではない必死に頑張り、時には汚名を着せられても屈しない心の強さがある。その強さに私は惹かれて・・・好きになりました。忠夫さん、絶対に私はあなたから離れませんから!)』

 

 

 離れないことを心に誓った。

 

 

 

 

 

 

 そのイチャイチャな三人を

 

 「・・・あいつ、一体何をしたの?」

 

 窓の外にある木の枝に乗っている一匹の黒い猫が、覗き込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 因みに、壮絶な目に遭ったヘラクレスは・・・

 「うわああああ!何で見えるんだああああ!」

 悪夢な女華姫(性格はカマバッカ島のオカマ)の幻から解放されたが、目に脳裏に本能に全てにあの顔と体が焼き付いてしまったのか・・・いろんな女を見ても、その女が女華姫に見えてしまうのだ。しかも、それはJKがもちろんJCでも見えてしまい・・・やっと見えなくなったのがJSの低学年だった。

 その後、ヘラクレスはそっちの道に目覚めたような話を聞いた気がするのは別の話。




 あともう一話・・・黒歌編をやろうと思います。原作ヒロインとのエロはこの三人で終わりにしようと元々決めていたので。実は横島はある凄い事をやっていたのですが、それを黒歌編で書きます。←一応構想はある程度できているが、すぐには書かない!←無能がいばるな!


 次回は・・・未定です。でも、頑張って続けます!


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