Battle Ship Girs & ESP (平和な世界をこれからも) (アリストAgain)
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設定集
設定集(着任編)


とりあえず小説の登場人物の設定集です。東京ESPキャラについてはオリジナルストーリー部分だけ載せます。原作はウィキペディアでお調べ下さい。


酒井 瑛二

 

今作品の主人公

生みの親は美奈実の親である教授(東北斎)の考古学者チームに所属していた。生みの親は瑛二が10歳の時、アーク調査の為エジプトで調査の際日本政府による隠蔽工作により殺されており、瑛二自体も襲撃され大怪我を負った事から人間不信へと陥いる。その後元帥に拾われ7人の艦娘と共に17まで過ごし、その後CIAに移りアレス事変で東美奈実と出会い付き合い始める。瑛二はエジプト事件の際に美奈実同様ESPを取得している。

静止空間

条摸蓮と同じESPを持っており、着任時は反esp腕輪を付けてESPを使わなかったが、鎮守府に着任の際にもしもに備えESPを再解放する事になった。

能力 : 静止空間(ロックスペース 斬)

黒い空間の中に入れたものを切る。謎が多く人を簡単に殺せる為着任まで封印していた。

 

東 美奈実

 

アレス事変の際に瑛二と出会う。京太郎がリンカと付き合いだした事により意気消沈していたが、瑛二と出会ったことで守るものができたと言っている。

能力 : 瞬間移動(テレポート)

離れた地点に移動するが限界がある(美奈実は長い方)

 

元帥(酒井 宗十郎)

 

海軍元帥にて瑛二の里親。

理不尽な事が嫌いで海軍の艦娘道具派を酷く嫌っている。

 

鈴谷(本名 酒井 鈴香 )

 

瑛二の義姉でESPを持っている。

大本営で建造された重巡鈴谷。

建造された頃から元帥と家族同然のように育っている。

舞鶴鎮守府には極秘任務で潜入調査していたが予想外の事態により轟沈を装って大本営に帰還している。

 

能力 : 探知能力(ダウジング)

敵や目標を感知する能力で透明化能力者も探知可能。

 

瑞鶴(本名 酒井 瑞希)

 

鈴谷と同じく瑛二の義姉でESP使い。

大本営で建造。

元帥の家で家族同然に育った。

鈴谷と同じく極秘任務で舞鶴鎮守府に所属していたが予想外の事態により撤退する。

 

能力 : 遠隔視(リモートビューイング)

 

周囲150km圏内を自由に把握できる。

 

赤城

 

ESP使いではないが《空の女帝》という2つ名がある艦娘。

大本営で元帥の補佐をしている。

 

長門

 

舞鶴鎮守府メンバーのトップ的存在。

安川逮捕に尽力した勇敢な艦娘であるが、今まで安川から暴力等を受けており、人間不信になっている。

 

大淀

 

舞鶴鎮守府の書類係として安川にこき使われて人間不信に陥いっている。

 

阿武隈

 

安川時代に舞鶴鎮守府で建造され過度の出撃をさせられたが生き残っているがこちらも同じく人間不信であったが瑛二達と交流していくうちに徐々に回復していった。

 

明石

 

舞鶴鎮守府設立当初から所属している工作艦。

工作艦が明石しかいないという理由で生き残っているが、艦娘に日々暴力をしてきた安川を恨んでいる。

 

神風

 

実はCIAから極秘任務で舞鶴鎮守府に着任した艦娘でESPが使える。

鈴谷や瑞鶴と違い証拠を手に入れるために残っている。

 

能力 : 幻惑

 

自分の思い通りの幻を他人に見せる。

(安川に性的暴行された際に幻惑を使い神風自身は見えないところに隠れていた。)

 

翔鶴

 

瑞鶴の姉。

安川に夜伽の相手にされ地下牢に幽閉されかけたが、瑛二の突撃により難を逃れた。

 

熊野

 

鈴谷の妹。

翔鶴と同じく夜伽のダシにされ地下牢に幽閉されかけて救われた。

 

 

 

 




とりあえず3話迄に登場した人物のみまとめてます。リンカとかはいずれ載せときます。


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舞鶴鎮守府着任
1話 舞鶴鎮守府着任


初めて小説を書くんで、正直見苦しい間違いしてるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。


(瑛二視点)

俺達が今敵対している深海棲艦が確認されたのは、俺がまだ小学生になる前の事だった、最初に確認されたのは、海上自衛隊の護衛艦1隻が謎の攻撃を受けたことであった、あの時はどこかのイスラム主義かなんかのテロリストによる犯行だと思われていたが、その後サウジアラビアや、イスラエルとかの民間のタンカーが謎の攻撃で航行不能になった際に撮影された1つの動画により、今では深海棲艦と呼ばれている奴らによる犯行であると言う事になった。

 

ー京都駅-

 

「京都、京都です、本日もJR西日本をご利用頂きましてありがとうございます。この列車は新快速姫路方面播州赤穂行きです」

 

瑛二 : とりあえず京都に着いたな、あとは元帥が手配し

てくれたこの特急まいづるに乗って終点東舞鶴に

行ったらそこでバスに乗って舞鶴鎮守府まで行く

と。

俺は今日付けで舞鶴鎮守府の提督に着任するというう事で、今舞鶴に向かっている。そして舞鶴鎮守府に向かっているのは俺だけではない。

 

黒髪清楚系少女 : それはいいが、何故私にも来てくれと言うことなんだ?

 

この黒髪で顔も美人に整った少女は俺の幼なじみでもあり、彼女でもある東美奈実だ。

 

瑛二 : 俺が着任する舞鶴鎮守府なんだが少々問題があっ

てな、逮捕されて今檻の中に入っている前任司令

官が相当な黒で艦娘のブラック企業みたいな過度な出撃による轟沈、艦娘に支払われる筈の給料の横領、艦娘の人権を度外視した性的暴行をや

ってたせいで、残った艦娘達が極度の男性恐怖

症を患っていて、もしかしたら俺がとばっちり食

らってアイツらに殺されるかもしれない、だから

美奈実にも来てもらおって同じ女性としてメンタ

ルケアをして貰いたいんだ。

 

美奈実 : なるほど、そんな事があったのか。

だが私も正直悪名高いはずだけど大丈夫か?

 

瑛二 : あれは結局俺が前首相の素体をバラしてお前の懲

役も大分おじゃんになったし、首謀者でもなかっ

たんだから大丈夫だろう。

 

美奈実は約4年前、新世界を模索しようとしていた教授こと東北斎の計画に加担していたこともあり、普通なら終身刑でも言い渡されてもおかしくない程人を刀で切り付けたりしていたが、実際の所は14年前にエジプトで起きたテロを指導したのが日本の1人の議員であり、そいつが悪いということで懲役2年レベルで済んだ。

 

只俺的には黒幕がまだいるという疑問がある。

だから舞鶴鎮守府の提督をやりながら、俺は真の黒幕を探し出すつもりだ。

 

そう自分の中で決意を立てて特急まいづるに乗り込み、一路東舞鶴へ向かった。

 

-舞鶴鎮守府近辺-

 

無事に舞鶴市に着き、路線バスに乗って舞鶴鎮守府へ移動したが、鎮守府に着いた際に相当な違和感を覚えた。

 

瑛二 : オイオイオイオイオイ、これ本当に鎮守府か?

 

美奈実 : 本当に降りるところここで合ってたのか?

 

美奈実に言われて地図やグルグルマップで調べたりしたが、ここであってるらしい。

 

瑛二 : 残念ながらこの廃墟みたいな所が舞鶴鎮守府で間

違い様だ 、ったくなんでこんな風になってるんだ

よ、前任まじでぶっ飛ばすぞ。

 

俺はそう悪態をつきながら中に入り、執務室を探し当て入ったが、その執務室に入った事を酷く後悔した。

 

瑛二 : うわっ何だこの部屋!!?くせえし趣味悪いで嫌なん

だけど?妖精に頼んで元通りにしてもらお。

 

俺は一緒に来た妖精に部屋を元通りにしてもらうように頼んで艦娘が待っているという食堂に向かった。

ただそこで聞いた惨状は酷いものであった。

 

瑛二、美奈実 : 所属艦娘これだけ...........?

 

大淀 : はい...残念ながら私を含めて今現在は6人しかいま

せん............

 

瑛二 : 畜生.....

 

美奈実 : これはあまりにも酷すぎる..........

 

瑛二と美奈実はこの時初めてこの鎮守府の惨状を知った、いやむしろわからせられた。

 

瑛二 : とりあえずは鎮守府の立て直しと言いたい所だが

皆満身創痍だからバケツの手配が先だな。こんな

状況で挨拶する気にもならん。美奈実ちょいと頼

んでいいか?

 

美奈実 : ああ、頼みたい事は何だ?

 

瑛二 : とりあえずここの鎮守府の所属艦娘で大怪我負っ

で自力で入渠する事が出来ないのがいるから、そ

の艦娘の入渠をサポートしてくれないか?いかん

せん俺は男だから、身体調査でも女子風呂には入

りたくない。

 

美奈実 : 分かった、全員の入渠が終わったら連絡する。

 

瑛二 : 悪い、助かる。

 

そう言って美奈実はバケツを工廠に取りに行くため、テレポートを使ったが、それを見た艦娘達は口を大きく開けて驚いていた。

 

瑛二 : という訳で着任挨拶は皆の入渠が終了後にやる

っ......どうしたんだ鳩豆鉄砲でも食らった顔して

るけど?

 

阿武隈 : いやあ、あの今の女の人いたじゃないですか?

あの人と司令官はどのような関係で ( 瑛二 : ああ、ア

イツは俺の幼馴染の美奈実だ。)それは気になるの

ですが、なんで今了解したと言った後に忽然と消

えたのですか!?

 

俺はその時に違和感を覚えた、4年前のESP騒動は国内で結構報道された筈だ、なのにここの艦娘達は何故それを知らない、のだ。

 

瑛二 : 4年前東京で起きた超能力絡みの大事件に関係して

いるが、まさか知らないのか?

 

阿武隈 : 前任司令官はただ(俺の名誉の為に死んででもい

いから買ってこい)という一点張りで世の中につ

いては全く教えてくれませんでした。

 

瑛二 : (あのクソ豚前任、美奈実の日本刀でスライスでも

してやりてえ)

 

瑛二 : とりあえず着任挨拶の時にその事件の内容や俺や

美奈実の過去を話す。だから今はその傷を癒して

け、提督命令だ。

 

艦娘達 : ......了解です

 

その後美奈実が人数分のバケツをドックに運んで、重傷艦娘達の世話をしてくれた。その間俺は執務室にある趣味の悪いものの撤去や、自分の私物の搬入をしていた。

 

瑛二 : 「にしても執務室くせえな.........テーブルも金箔貼ってあるって、おちょぼにある串カツ屋じゃないんだからさ.........

 

という感じで不要物(換金して艦娘達の臨時給与に立て替える奴)を整理していたが、その机のあるひとつの引き出しに鍵が掛かっているのに気付いた。

 

瑛二 : 「なんか鍵が掛かっているけど、これもしかした

らあの醜い豚の今までの悪行が書いてあるかもしれ

ん.......な!!!!! オラァ!!!!!!!! 」 バキバキ

 

そう言って俺はその鍵を破壊して中身を調べた

 

瑛二 : 「おっビンゴビンゴ、なんかいっぱい入ってるじゃねえか、おうどれどr...........」

 

俺はある1つの書類に目が留まった

 

瑛二 : 「あ? 艦娘管理表だと? これは豚が書いてたヤツか目を通してみるか」

 

そいって目を通した事に後悔した、いやその内容に俺は前任に対する殺意が強くなった

 

瑛二 : 「ふざけんなよおい!!!!!!、戦力外の為キスカ島作成で捨て駒に使うとか書いてあんぞ。」

 

それに書かれていたのはかつて所属し前任に沈められた艦娘達であった。

 

瑛二 : (このリストの事はアイツらに言うのは気が引けるな。)

 

リストに載った艦娘の気持ちを思うとやるせないと思っていたら電話が掛かって来た。

 

瑛二 : 「ああ美奈実か.....、全員の入渠終わったんだな。」

 

美奈実 : 『ああ、にしても瑛二ヤケに元気なさそうな声出てるけど大丈夫?』

 

瑛二 : 「執務室を整理したら前任が書いたと思われる胸糞悪い書類を見つけた。少し悪いが執務室に来てくれないか。」

 

美奈実 : 『分かった』

 

その数秒後に美奈実が執務室にテレポートしてきた。

 

瑛二 : 「多分読んだら泣きたくなるかもしれんが見てくれ。」

 

そう言って俺は美奈実に渡した。

 

美奈実 : 「これは酷い......」

 

美奈実も同じ事を思ったようだ。

 

俺達がこれからどうやって艦娘達を救っていくかまだわかりきってはいない、これが元々の海軍の風潮なら尚更潰さないといけないし、世界を変えていくことも重要であると思う。

 

俺たちがここの艦娘のためになんか出来る事をしよう。

 

 

 

 

 

 




とりあえずこのような感じで進めます。お読みいただきありがとうございました。


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2話 本当の意味

今回は食堂での着任挨拶や、瑛二と美奈実の過去が出てきまし
す。

美奈実に関しては4年前は原作に沿ってますが、ココ最近に関しては完全なifになります。
瑛二はオリ主なので完全なifです。


瑛二達が執務室を掃除中の頃、艦娘達は食堂に集まっていた。

 

阿武隈 : 「ねえ、神風ちゃん。今日着任した提督ってどう思う?」

 

神風 : 「まだ会ってから数時間しか経ってないのでよく分かんないけど、前任よりはまだましないうにも見えるかな。だけどまだ信用しきってはいないかな。(潜入調査で入ってきた艦娘だから実際知っているが、あえて知らないフリをしている。)」

 

神州丸 : 「今回黒髪の女性も一緒に来てますが、一体あの女性は何のために来たのかも気になります。」

 

明石 : 「神州丸ちゃんの言うあの女性って、さっき急に消えたからびっくりしちゃった。」

 

阿武隈 : 「えっ?! そうなの!?」

 

明石 : 「ホントホント、阿武隈ちゃんちょうどいなかったから見てないかもだけど、新提督?がここの予備のバケツを全部持ってきてって言ったら、その人急に霧になったからそれにびっくりしたけど、その後バケツごと現れたから、またそれにびっくりしちゃったよ。」

 

神州丸 : 「まあ、時期提督いらっしゃって説明があると思われますので、その時に色々気になる事を聞きましょう。」

 

その頃提督達

 

瑛二 : 「もしもし、親父ちょっといい?」

 

元帥 : 「どうした息子よ。」

 

瑛二 : 「どうした息子よって言うのはやめてくれ......、でその話は置いといて、前任の豚を断罪出来そうな奴を見つけたから近々取りに来て欲しいのだが大丈夫か?」

 

元帥 : 「そうか、よく見つけてくれた。じゃあ1週間以内に視察という名目でそっちに向かう。」

 

瑛二 : 「なんで視察のフリになるの。」

 

元帥 : 「まだ海軍内の1部に艦娘を物として扱う奴らが残っててだな、クーデターを企んでいるのでは無いかと思われるんじゃ。オマケにワシらのクーデタは.... (瑛二 : 「今までのブラック提督や、そいつらを擁護してた奴らの大半を暗殺したから。」....そうなんじゃ、だからワシはクーデター起こされると結局元帥から引きずり落とされる訳じゃ。おまけに深海棲艦の動きも最近また活発化しておる。もしかしたら黒幕関係で近々動きがあるかもしれない。」

 

瑛二 : 「わかった。ここの艦娘達にはその説明とかはしといた方が良いか?」

 

元帥 : 「そこの艦娘達には他言無用としておいてくれ、もしこの舞鶴鎮守府近くに内通者が居るかもしれぬ。」

 

瑛二 : 「分かった。」

 

元帥 : 「それで1つこちらから頼みたい事があっての、舞鶴鎮守府の運営が安定してからでもいいが、柱島第2泊地に向かってくれんか?あそこの提督がブラック運営しとると艦娘達から密告があった。」

 

瑛二 : 「潜入捜査はCIAから京太郎を借りればいいんじゃないか?提督候補生が研修に来るという名目で潜めばいいし。」

 

元帥 : 「その手もあるな。ならCIAに聞いておく。」

 

瑛二 : 「それでクロだったら俺や美奈実で提督を潰すと言う事やな。」

 

元帥 : 「そういう事で頼む。」

 

瑛二 : 「分かった、体には気おつけろよ親父。」

 

元帥 : 「心遣い感謝する。」

 

プー プー プー

 

瑛二 : 「着任したと思ったら、体制整い次第ブラ鎮潰しか。」

 

美奈実 : 「さっき京太郎って言ってたけどど言うことなの?」

 

瑛二 : 「えーっとな、今京太郎ってCIAにおるけど海軍に身バレしてないんや、だからその利点を使って柱島第2に潜入するんや。まあ、単純に言うとスパイやな。

それで柱島第2のゴミがボロ吐いたらそれでアクション開始。まず先に艦娘を保護して、その後司令官とその取り巻きの憲兵を奇襲するという作戦内容らしいわ。ここに来る前になんかオヤジからLINE来てた。」

 

美奈実 : 「実行はいつから?」

 

瑛二 : 「潜入開始は京太郎の準備が完了次第で、凸るのはうちの体制が整う辺り、因みにリンカと小節、孤月も来るそうだな。」

 

美奈実 : 「ちょっと待って!?今孤月って言った!?」

 

瑛二 : 「ああそうだ、黒幕暴くまでCIAで匿う事になったんだ。美奈実は正式にCIAのエージェントという扱いだから匿う事も無かったんだが、あの時教授の作戦に参加してた人はCIAに匿われてるか、ESPムショに閉じ込められてるかの2通りなんや。ARESの傀儡師がマインドコントロールで殺した奴や是臼の親父以外にも黒幕が居るからや、やで3年前ARESは解体されてクローディアも終身刑で黒幕は全部洗ったと思われていたが、まだ残ってたと言うのが事実。オマケに俺達が再びESPを使えるようになったのもおかしい話だ。」

 

美奈実 : 「要は黒幕はクローディアだけじゃないってこと!?」

 

瑛二 : 「残念だがそうみたいだ。だがまだ誰が黒幕かもわからん、それこそ海軍クーデターの時にARES下がりの奴が居たが、結局誰に雇われたか吐かねえから未解決だ。拷問でもすれば吐くとは思うがな。

 

美奈実 : 「そうなのね、それじゃあそろそろ皆集まってる頃だから食堂行こうか。」

 

瑛二 : 「そうだな。」

 

そう言って食堂に戻った。ただ美奈実のあの話し方がえらく丸まっているのには心底驚いた。4年前なんか京太郎を巡ってリンカと死闘はするし、かなり強気だったし、おまけ考えてみるとドスが強かったのに、俺と付き合いだしてから恋する乙女のような感じになりつつある気がする。

 

そして食堂にて

 

瑛二 : 「はじめまして、俺があの豚の代わりにここに配属された酒井瑛二でーす。階級はえーっと......悪い美奈実、俺って軍の階級って何に当たるんだっけ?」

 

美奈実 : 「中将でしょ?」

 

瑛二 : 「悪い、美奈実助かった。」

 

美奈実 : 「自分の階級くらい覚えなさいよ.......」

 

瑛二 : 「すまねえ....今まで前線で戦ってたもんで階級なんて全然気にしてなかった。 というわけで、酒井瑛二中将です。じゃあ次、美奈実。」

 

美奈実 : 「私が東美奈実だ。CIAのエージェント兼海軍艦娘ケア部門の所属で海軍階級は中将である。」

 

瑛二 : 「とりあえず着任挨拶はこれくらいにして、次は今後の動きを大まかに言います。」

 

瑛二 : 「とりあえずまずはここの整理です。明日付で鳳翔さん、間宮さん 、伊良湖がここに着任するので、その人たちに指示に従って下さい。あと2週間後くらいに自分と美奈実は1日別件で鎮守府にいないので、その際にもさっき言った3名に作業内容を聞いてください。とりあえず以上。なんか質問は?」

 

阿武隈 : 「えっと......、その美奈実さんはこの鎮守府では私達のメンタルケアと言ってましたが、その他にもなにかするのですか?」

 

美奈実 : 「メンタルケア以外に瑛二のサポートにも回る。瑛二は前線での活躍しかしてないから、指示を出して行ってこいと言うのが不得意だ。だから私と瑛二で作戦を組み立てることもある。」

 

瑛二 : 「大体あんたらの死に顔は見たくないから、もしかしたら戦場に俺が出てくる可能性のあるな。」

 

神州丸 : 「戦場に出るってどういう事ですか?あとさっきから気になっては居たのですが、美奈実さん急にぱっと消えてましたよね?あれってどういう事ですか?」

 

瑛二 ,美奈実 : 「えっ!? ESPの事知らないの!?」

 

神風 : 「あの前任はお前らは戦う兵器だから世の中の動きなんてしらんで良いだろとかっ言って全然教えてくれませんでした!!!」

 

瑛二 : 「なんつー醜い豚だ」

 

美奈実 : 「ESPとは、単純に言うと超能力の事だ。」

 

瑛二 : 「因みに美奈実の超能力は。美奈実頼む。」

 

ブワッ

 

艦娘達 : 「また消えた!?」

 

瑛二 : 「ちゃうちゃう後ろ」

 

美奈実 : 「このような感じだ。」

 

艦娘達 : 「いつの間に後ろに移動してたの!!?」

 

瑛二 : 「これが美奈実のESP、瞬間移動(テレポート)

だ。俺もESP持ってるが厄介だから今は使わん。というわけであと質問あるか?」

 

長門 : 「じゃあ提督。、美奈実とどのような関係なのだ?」

 

美奈実 : 「それ今聞く!?…///

 

瑛二 : 「簡単に言おう、美奈実は俺の彼女だ。」

 

長門 : 「やはりそうなのか.....、半年前に海軍内でクーデターが起きた際に今の元帥の他に、若い男女もそのクーデターに参加したと聞いてはいたが、もしかしたらお前達か?」

 

瑛二 : 「ああそうだ。あれは艦娘の人権の確率と、後は約10年前に美奈実の幼馴染や、美奈実達の親を虐殺しようとした黒幕を見つける為クーデターを起こした。だが結局艦娘道具派の権威を抹消できただけで、真の黒幕は見つけれてない。正確に言うと逃げられた。」

 

長門 : 「その黒幕とは一体なんだ?」

 

瑛二 : 「お前ら、耳をかっぽじってよーく聞けよ?」

 

真の黒幕は人間だ、そいつが深海棲艦に当てつけもない嘘を吹き込んで人間達を攻撃するようになったんだ。しかもわかってるだけで言えるのは、その黒幕は日本の政治家だ。

 

艦娘達 : 「嘘でしょ!?」

 

瑛二 : 「これはCIAの調査で明らかになった。」

 

阿武隈 : 「つまり内閣の政治家の中に世界征服みたいなことを企んでる人がいるのですか!?」

 

瑛二 : 「世界征服のつもりかどうかは分からないが、よからぬ事を考えてるやつが内閣にいる、しかもそれの手下がクーデター起こすまで海軍内にもいたということだ。」

 

明石 : 「じゃあ今までの私達って、騙されていた事になるの!?」

 

瑛二 : 「騙されてたんだよお前らは。悔しいと思わんか?」

 

長門 : 「あんの糞前任!!!!!」ドッカーン バラバラバラ

 

瑛二 : 「ん?......なんだこの扉?」

 

美奈実 : 「なにか怪しい感じがするのだけど気のせい?」

 

瑛二 : 「なんか知らんけど長門でかした。」

 

長門「..........」

 

瑛二 : 「てかなんでこんな所にこんな隠しスペースがあるのだろうか?」

 

美奈実 : 「前任が最初(ハナ)から艦娘達に性的暴行やらするつもりで鎮守府の設計を進めたのか.....」

 

瑛二 : 「昔の大本営がハナからそのつもりだったかだな。まあそんな憶測を立てるのは後にして、もしかしたら希望があるかもしれない」

 

阿武隈 : 「どういう事ですか?」

 

瑛二 : 「沈んだ扱いされた艦娘がこの中にいるかもしれない。」

 

美奈実 : 「大体ほとんどのブラック鎮守府でそういう事例あったからね。」

 

瑛二 : 「そこでメタ話はやめて.....」

 

美奈実 : 「沈んでないという希望が見えてきたんじゃないかしら?」

 

瑛二 : 「そうだな。艦娘達もやる気に湧いてるし。」

 

美奈実 : 「じゃあ、行きましょ。」

 

瑛二 : 「了解」

 

そして舞鶴鎮守府の隠しスペースに侵入した彼らはこの先で何を見るのか。それはまだ神のみぞ知るセカイである。

 

-To be continue-

 

 

 

 

 

 

 

 

 




1話発表から1週間以内で第2話出せました。今後は文字数を増やしながら投稿するので週一で投稿できるか怪しいですが、出来る限り頑張りたと思います 。

瑛二 : 「体調は崩すなよ?」

作者: : 「それくらい気をつけるから安心しろ。」


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3話 救い

くっつく飴玉様 感想ありがとうございます。


前回長門が壊した壁から発見されたいかにも怪しげな扉。そこに轟沈扱いの艦娘達がいるかもしれないという可能性に賭けて救出することになった舞鶴鎮守府一同、果たしてその扉には何がいるのか。


怪しげな扉を開けるに少しは苦労したが、最終的にキリがないので破壊することにした。

 

瑛二 : 「これでよしっと。」バキバキバキバキ

 

瑛二 : 「俺が先にはいっ.......ヴッ臭っせえ!?

 

瑛二 : 「美奈実ガスマスクかして!!!臭すぎる。」

 

美奈実 : 「ほらガスマスクよ。」

 

瑛二 : 「助かる.......って準備早くね!?」

 

美奈実 : 「だって.....開けた時から臭かったもん。」

 

瑛二 : 「ああそうか.....」

 

そして突入したそして下に続く階段を降りたが人気を感じない、もしかしたら本当に沈んだのか?と考え込んでいると物音が聞こえた。

 

瑛二 : 「ビンゴだ!!!!!担架をくれ!!!!!」

 

美奈実 :「数は?」

 

瑛二 : 「とりあえず5つ」

 

美奈実 : 「分かった。」

 

そして美奈実が担架を瞬間移動させた。

 

瑛二 : 「美奈実悪いがこの牢全て斬れそうか!?」

 

美奈実 : 「やってみる!」 ザクッ ドンガラガッシャーン

 

瑛二 : 「よしっ開いた!!人数は約15おるが全部気を失ってる!!」

 

美奈実 : 「じゃあ担架分だけ医務室にテレポートして明石に見てもらってくる。」

 

瑛二 : 「ついでに担架足りん分も持ってこれそうか?」

 

美奈実 : 「分かった。」 ブアッ

 

-医務室-

 

明石 : 「提督に医務室で準備しろって言われて準備したけど、いつ来るのですかねえ....」

 

ブアッ

 

明石 : 「うわああっびっくりした!!? 何してるのですか美奈実さん!?」

 

美奈実 : 「何って.....単純に牢の中に入れられていた艦娘達を解放したから医務室で容態でも見てもらおうと.......」

 

明石 : 「じゃなくて! なんで急に現れるのですか!?」

 

美奈実 : 「急ぎで治療してもらいたい艦娘達を連れてきたの。とりあえず借りた担架分だけワープしてきたけどまだ10名ほど居るから急いで!!」

 

明石 : 「ああっ......はい!わかりましたすぐ治療します!」

 

美奈実 : 「お願い!!!!!!頼んだわよ!」

 

美奈実 : 「じゃあ残りの担架も全て借りてくわ!」

 

明石 : 「はっ..はい了解です!!みんなを頼みます!」

 

ブワン

 

そうして明石は治療を始めた。まず最初に運ばれた艦娘は駆逐艦吹雪、同じく駆逐艦の春雨、軽巡洋艦の神通、那珂,そして重巡熊野と空母翔鶴の合計6名であった。

 

その頃瑛二はというと。

 

瑛二 : 「よしっ!長門ちょっと手を貸してもらえるか?」

 

長門 : 「提督、今担架が無いがどうすればいいのだ?」

 

瑛二 : 「美奈実がじきに追加の担架を持って戻ってくるからその時に艦娘達を担架に乗せるのを手伝ってくれ!!」

 

長門 : 「了解した。」

 

ブワン

 

美奈実 : 「戻ったわ。」

 

瑛二 : 「じゃあ残りの艦娘を早い事担架に移動させて早く治療を始めるぞ!」

 

一同 : 「了解。」

 

結果からいって救出作業は1時間で全てが終わり、明石による応急処置の後艦娘は直ぐに入渠させることができた。

 

-食堂-

 

瑛二 : 「という訳で〜」

 

美奈実 : 「どういう訳よ?」

 

瑛二 : 「みんなのお陰で1時間ちょっとで救出できたし、間宮券でもみんなの分配布しようと思って。あの豚間宮券引き出しの中に隠してたし、引き出しの中から5000万円ほど見つかったしな。」

 

美奈実 : 「5000万円って結構な額よね!?」

 

瑛二 : 「艦娘に給料払わず着服してたみたいだな。おまけに聞いた話だと弾と燃料以外食わせて貰えなかったみたいだし。まあとりあえず1部だろうけど横領した金銭見つかったから出前でもとるか。」

 

阿武隈 : 「食堂ってこれからどうするのですか?」

 

瑛二 : 「さっきも言ったけど、明日大本営から間宮と伊良湖が来るからその2人で基本的に回してもらうけど、同じく明日付けで大本営から異動してくる鳳翔さんも手伝うみたいだから3人で食糧は回す。」

 

瑛二 : 「あと阿武隈、入渠してる熊野と翔鶴に飯食べ終わったら執務室に来てくれと伝えて。」

 

阿武隈 : 「どうしてですか?」

 

瑛二 : 「轟沈扱いになってる鈴谷や瑞鶴は実は生きてる。鈴谷と瑞鶴は潜入調査の名目でここに属していたからな。時期こっちに戻るって言ってたし。」

 

長門 : 「どういう事だ?」

 

瑛二 : 「単純に言うとここの前提督である安川の暗殺がメインであったんだが、予想外な事が判明したもんで1度鈴谷と瑞鶴を沈んだという名目で帰還してもらった。」

 

阿武隈 : 「予想外ってどういう事ですか!?」

 

瑛二 : 「政治家が絡んでたんだよ。しかも結構な数な。」

 

美奈実 : 「艦娘道具派にたくさんの政治家が関わっていたの。つまり私達は深海棲艦とその政治家共も潰さないとならない。」

 

瑛二 : 「あとアークも取り返さないといけないしな。全くよ、せっかく教授は渋々アークを守ってくれたというのに、クソみたいな権力であ強奪して悪いことに使い出す。正直人間じゃなくてバケモンやろあいつら。」

 

美奈実 : 「ただこちらにもアークの石版がある。私達やリンカ達もこれでESPの再取得に成功した。」

 

瑛二 : 「その時からお前もだいぶ変わったよな〜俺の上に座ると甘えたがりの猫のようやし。」

 

美奈実 : 「そんなのアンタの上が落ち着くからに決まってるでしょ!!それ以外何も変わってないわよっ!///」

 

瑛二 : 「あーそうなの?美奈実が上座ると体温からか眠くなるんだよな。」

 

いや、なんで俺はそんなバカップルぽい話をふったのだろうか.......

 

瑛二 : 「じゃあとりあえず一旦解散にしよう、バケツ使用したでもうすぐ出てくるところやし。」

 

そう言って解散した。どうやら艦娘達は前提督のバックに政治家が付いてた事に相当驚いたらしい。俺は昔友人や生みの家族を間接的に政治家に殺されているから政治家は一切信じることが出来ない。(瑛二の過去は次話辺りで出します)

 

ー執務室ー

 

瑛二 : 「なあ美奈実。」

 

美奈実 : 「何どうしたの?」

 

瑛二 : 「やっぱあの前任ぶっ殺してもいいか?まじで腹たってきた。」

 

美奈実 : 「やめなさい、安川の取り巻きが潰しに来るわよ!」

 

瑛二 : 「政治家だろうが関係ない、その取り巻き共も全部殺せばいいんだ、教授が起こしたテロの延長線だとしか思われんだろ。大体こんな非人道的な行為を黙認している政府自体がおかしいんだ。」

 

美奈実 : 「確かに......お父さ......教授を自分をあんな目に合わせ、母さんや京太郎の両親を殺したあのテロリストに指示を出していたのも日本の政治家だったわね。」

 

瑛二 : 「要は一般市民に猫被ってて実際はとんでもねえゴミクズが昔の海軍にうじゃうじゃといたんだ。ここの前任のトンカツ (作者 : 「トンカツと比喩するのやめてくれ、トンカツに失礼だから。」)おい作者、お前が出てきてどうするんだよおい....。まあちょっとメタい奴(作者 : 「メタい奴ゆーな!」)の話は置いといて、もしかしたら国会の議員も調べあげないといけないな。」

 

??? : 「でも瑛二、それって結構大変じゃない?」

 

瑛二 : 「状況によっちゃこっちの立場に関わってくるしな。っていつの間に来てたんだ鈴香......いや鈴谷。」

 

鈴谷 : 「瑛二が美奈実に前任を廃棄処分しても良いかって言ってた時から。」

 

??? : 「正直1ヶ月しか潜入調査出来なかったけど、思いっきり首を落としたいくらいクソだったしねアイツ。」

 

瑛二 : 「なんだ瑞鶴もか。」

 

鈴谷 : 「だって熊野がまだ生きてたって聞いたし〜」

 

瑞鶴 : 「翔鶴姉も無事だって聞いたしね。」

 

瑛二 : 「まあ翔鶴沈んだって大本営にお達しが来た時は瑞希随分落ち込んでたからな。」

 

瑞鶴 : 「ホント無事で良かったよ。」

 

コンコン

 

翔鶴 : 「司令官様、空母翔鶴、重巡熊野入ります。」

 

瑛二 : 「おっ噂をすればなんとやら。ふあーい入っていいゾ〜。」

 

美奈実 : 「あのヤバい男優にでも感化されたかしら?」

 

瑛二 : 「別にそうじゃねーし。ただ少し眠くてなwww」

 

翔鶴 : 「失礼します.....(瑛二 : んな!?お前なんてカッコしてんだ。早く服着ろ!?)ええ?夜伽して欲しいから呼んだんじゃないのです......(瑛二 : 「な訳あるか!とにかく早く服着ろ!」)はいわかりました......。」

 

瑞鶴 : 「翔鶴姉............」

 

翔鶴 : 「えっ.......ええ!?..........ずっ...瑞鶴!?」

 

瑞鶴 : 「瑛二!!翔鶴姉にあんな事させろって命令したんJ(瑛二 : 「んなわけないだろ!」)じゃあいいわ.......」

 

瑞鶴 : 「じゃあ美奈実が変な事を翔鶴姉にタレコM

m(美奈実 : 「私がそんな事教えれるわけがないでしょ!!!!!」)確かに美奈実は瑛二と付き合ってるしね.......」

 

美奈実 : 「そんなの真犯人は安川に決まってるだろ!」

 

翔鶴 : 「はい、.......前任がいた時は夜な夜な呼ばれて性的暴行を受けた上に、や.....夜伽を強要させられまs(瑛二 : 「あのクソ野郎ぜってえぶっ殺す!!!!!!」)急にどうしたのですか提督!?」

 

瑛二 : 「安川をぶっ殺すって言ってたんだよ。夜伽を強要とか舐めてんのかアイツ。まあいい元帥と相談したいも

から供述してくれんか? 」

 

翔鶴 : 「ああっ.....はいわかりました。」

 

ー大本営ー

 

チリリリン

 

赤城 : 「はい、大本営です。」

 

瑛二 : 『赤城の姉貴、親父って今居る?』」

 

赤城 : 「今少し席を外しているわ。」

 

瑛二 : 『このまま繋げたまんま待つわ、翔鶴が安川にされたこと洗いざらい話してくれるって。そうすりゃアイツを間違えて死なせてもなんの問題にならないs(美奈実 : 「ちょっと瑛二しれっとえぐい事言わないでよ!」)本音が漏れたwww』

 

赤城 : 「まあ、痛めつけるくないなら良いけど、殺しちゃダメよ。それだけは守っt(元帥 : 「今戻ったぞ。」)」

 

瑛二 : 『ナイスタイミングぐう〜。』

 

元帥 : 「なんだ瑛二か、どうしたんだ?」

 

瑛二 : 「それがカクカクシカジカシカクイムーブでさ。」

 

元帥が丁度帰って来た為一連の流れを説明し、翔鶴に洗いざらい前任の安川の悪行をバラした。まあ反応は、当然大本営の執務室の壁ににヒビが入るほど元帥は殺気が出ていた。まあそうなるわな(日向 : 「私のアイデンティティーが........」)【作者 : 「気にするな。」】

 

瑛二 : 「だからさどさくさに紛れて安川を処刑してもいいか?」

 

元帥 : 「まあ脱獄でもしたら処刑してもいいゾ。」

 

美奈実 : 《ヤダこの親子、某先輩のファンなの?》

 

瑛二 : 「へーいそこの黒髪清楚系美少女、俺の事をホモだとか思ってたんじゃないでしょーなー?」

 

美奈実 : 「............全然。」

 

瑛二 : 「なんだ今の間は.....まあ考えても答えが出ねえしいいや。」

 

瑛二 : 「とりあえずこれを証拠にしたいんだけど、サツで信用出来るやつ蓮やマルメしか居ないから。まあ、後はリンカ.......リンカのお父さんである竜胆さんに頼る方がいいかなとは思う。それこそ親父近々視察に行くって言ってたじゃん?その時に時間があったらリンカと京太郎、孤月も呼んでくれないか?」

 

元帥 : 「善処する。」

 

瑛二 : 「おう、ありがてえ。それじゃ切るわ。」

 

元帥 : 「おう、達者でな。」

 

元帥との電話を切り、今日はもう業務終了、俺はなんか疲れたで寝る。っと言う話をしようとしたら翔鶴にこう聞かれた。

 

翔鶴 : 「あの......提督。先程元帥とすごく親しそうに話していましたが、どういうお関係なのですか?」

 

まあそりゃ不思議に思うわな。

 

瑛二 : 「そりゃ明日話す。今日はもう疲れたし後やることないから自由時間って事にしてくれないかな?」

 

翔鶴 : 「はい、わかりました。」

 

瑛二 : 「瑞鶴は翔鶴の部屋、鈴谷は熊野の部屋で過ごしてくれないか?」

 

鈴谷 : 「瑛二は今日も美奈実といちゃつきたいんでしょw」

 

瑞鶴 : 「2人ともお似合いだからねw」

 

瑛二 : 「正直な、安川の愚行聞いてるうちに疲れちまったわ。美奈実の温もりでも感じながら寝よ。」

 

鈴谷 : 「まあでも美奈実いつの間にか寝落ちしちゃったみたいだけどねw」

 

美奈実 スウスウ(-_-)zzz

 

瑛二 : 「まあ執務室のガラ悪い奴をくくってる間に入渠関係色々と手伝ってもらったから疲れたんだよ。じゃあもう限界やで寝る。また明日な。」

 

鈴谷 : 「んじゃ明日。」

 

瑞鶴 : 「それで明日どうするの?」

 

瑛二 : 「俺達の過去でも話してやろうかな。」

 

瑞鶴 : 「りょ〜かい。」

 

鈴谷 : 「それで、そのアークの石版はどうするの?」

 

瑛二 : 「これに関しては明日話すし、黒幕共に没収されるわけにいかないから美奈実が持ってると思う。」

 

鈴谷 : 「うんわかった。それじゃっおやすみ.!」

 

そうして着任初日は幕を閉じた。色々と前任が問題を置き去りにしたせいでもう散々だ。この借りいつか絶対返すからな。

 

ーTo be continueー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




1週間以上経ちましたがとりあえず3話目です。設定を1回掲載してから第4話出します。お楽しみ頂けるとありがたいです。

瑛二 : 「できれば1週間以内に出せよ。」

作者 : 「まあ善処する........」


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4話 石版と波乱

初日は安川の悪事をばらすのに必死で執務室の掃除やら正直全然進んでなかったという事で解釈してください。

2日目 瑛二と元帥との関係性が明らかになりますがその前に一波乱出てきます。むしろそれで多少世界が動きます。


1日目は正直散々だったかもしれない。

執務室の掃除をやるつもりが安川の粗探しで1日中使い切ってしまい執務室は前任の使ったまんま状態であるだから.......

 

瑛二 : 「くっそう、部屋が臭くてなかなか寝られない........粗探しする前に軽くファブリーズぶちまけれな良かった...........」

 

美奈実 : 「スウスウ(-_-)zzz」

 

瑛二 : 「にしても美奈実の奴よく寝れるな........美奈実って昔野宿かなんかした経験でもあるんか?まあ、考えても仕方がないとりあえず時間見よ。」

 

瑛二 : 「えーっと今は深夜1時半か、眠りついたのがまあ夜11時くらいだから2時間くらいしか寝れてないな........オマケにトイレ行きたいけどなんか廊下が気味悪いもんでなあ........」

 

そう俺は、口はこんなんだが真っ暗がすごく苦手である(作者 : 真っ暗が苦手で悪かったなおい!!)いやお前も苦手なのかよ........

 

まあ多分みんな寝てるだろうし、遭遇するにしても昨日会った艦娘ぐらいだろう.......,よしっ大丈夫だ、スマホのライトでも使ってササッと済ませればいい、誰かに遭遇しても昨日会った艦娘の誰かだろう。よしっじゃあ行くぞ!

 

瑛二 : 「急げー」タタタタタ

 

-男子トイレ-

 

瑛二 : 「ふう......何も無くて良かった........」

 

トイレを済まし廊下に戻ると誰かが歩く音が聞こえた。

でもおかしい、そういえば今現状執務室は艦娘居室区域より少し離れているはずだ。鈴谷が夜遊びでも来たかと思えたが、多分熊野と久々の再

再会だし夜遊び来る訳じゃない。じゃあ誰だ誰なんだ?

 

瑛二 : 「おい......冗談キツイぜ.........」

 

そう思う確かめに行くと昨日いた艦娘でもなく、やけに痩せており顔もみすぼらしく隈が出ている。それを見て俺は思わず叫んでしまった。

 

瑛二 : 「うわっ!!?幽霊!!?来ないでくれ!!!!殺さないでくれ!!!!!お祓いしますからこれ以上脅さないでくれ!!!!!;南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏..........」

 

??? : 「えっと?どちら様でしょうか?」

 

瑛二 : 「お前こそ誰!?」

 

??? : 「神風型駆逐艦2番艦の春風です。私とある鎮守府から逃げてきたのですが、ここってどこですか?」

 

瑛二 : 「ここは舞鶴鎮守府だ、ボロボロなのは俺が昨日着任したというのと、ここの前任が飛んだクソ野郎だったからだ。まあとにかくお風呂は解放してるからその傷を治すことはできるぞ。場所わかんないだろうから案内するで着いてこい。」

 

春風 : 「わざわざありがとうございます.......」

 

-お風呂場前-

 

瑛二 : 「ここが風呂場だ、とりあえずここの間取り分からないだろうし出てくるまで外で待ってる。」

 

春風 : 「ありがとうございます。」

 

ガラガラガラ

 

瑛二 : 「こりゃ明日寝不足だな......」

 

ブワン

 

美奈実 : 「後は私がやろうか?」

 

瑛二 : 「うおっ!?びっくりした!」

 

美奈実 : 「全く、瑛二相変わらず真っ暗苦手なのね。」

 

瑛二 : 「悪かったな......というかどうしてここが分かった?」

 

美奈実 : 「瑛二が出てった時くらいにちょっと起きたの、そしたら瑛二の叫び声が最初聞こえて、その後なんやかんや話し声が聞こえるなと思って外に出たらちょうどお風呂場を案内してる所を見たの。にしても瑛二も少し隈が出ているわよ。後は私がやるから瑛二は休んでて。」

 

瑛二 : 「ああ女神様、助かりますう。」

 

美奈実の機転?のおかげでとりあえず俺は寝不足にならずに済んだ。艦娘の風呂の所要時間なんて俺より時間かかるしオマケに大破状態だから最低でも1時間は風呂場から動けなかっただろう。

 

瑛二 : 「じゃあお言葉に甘えて先に休んでまーす。」

 

そして部屋に戻って布団に再度潜りこんだら今度はすぐに寝落ちした。

 

朝8時

 

2日目の朝だ。とりあえず寝る事はできたがいかんせんやっぱ部屋が臭い。某お笑い芸人じゃないが匂いの癖が強すぎる。

 

瑛二 : 「部屋中ファブリーズしないとキツイぜ.......」

 

美奈実 : 「あら、瑛二今起きたの?」

 

瑛二 : 「美奈実のおかげでどうにかぐっすり眠れた。本当に感謝する。」

 

美奈実 : 「そう。それで深夜に来たあの春風って子はどうするの?」

 

瑛二 : 「多分どっかのブラ鎮から逃げ出してきたんだろうから、まあ後の挨拶の際に元帥と電話繋げとくわ。結局眠くてどこの鎮守府から逃げ出したか聞けてないs(美奈実 : 「風呂から出てきた時に所属聞いたら柱島泊地から逃げてきたって言ったわ」)ああ....あそこか......」

 

美奈実 : 「あの司令官を近々〆に行く所だったよね?」

 

瑛二 : 「昨日の夜に親父からLINEで情報貰ったけど、まさしくそこや。」

 

美奈実 : 「なるほどね。」

 

瑛二 : 「それはそうと、9時までに前任の残り香取りたいからファブリーズかけたいんだけど。」

 

美奈実 : 「急に話変わったわね......」

 

瑛二 : 「この匂いのせいで中々寝れなかったの!美奈実こそよく寝れたな?」

 

美奈実 : 「疲れてたからそりゃもうぐっすり眠れた。」

 

瑛二 : 「疲れてたらどんな所でも寝れますねえ.....」

 

瑛二 : 「気にしとったら埒が開かないからちょっと手伝ってくれ。」

 

美奈実 : 「わかったわ。」

 

それから美奈実と必死こいてやったが、あの野郎俺以上に片付けが悪いせいですごく時間がかかり、鈴谷が執務室に入って来た頃には9時近くだったがあんまり片付かなかった......

 

瑛二 : 「どうでもいい書類は散乱してるし、寝室はファブリーズ撒いたくらいじゃ精液?のようなもの匂いは消えないし、もう散々じゃねえかあの野郎。」

 

鈴谷 : 「確かにアイツは何もできないけど口だけは偉そうだったしね。」

 

瑛二 : 「正直エラいわ。」

 

瑞鶴 : 「エラい?」

 

瑛二 : 「ああ、つい方言出た。体がだるいって言った方が正しいな。」

 

美奈実 : 「私も少し休みたい。」

 

瑛二 : 「という訳で詳しい話は昼食べた後で,一旦解散t(鈴谷 : 「でた〜瑛二のサボり癖〜」)うっわお前重圧かけるなよ.......」

 

瑛二 : 「というか.......まず暑い ..........」

 

美奈実 : 「執務室と提督私室くらいにしか冷房無いって異常だわ........」

 

瑞鶴 : 「そりゃ異常な人が一昔前まで提督やってたんだからね.......」

 

瑛二 : 「親父に頼んで鎮守府リフォームしようかな。」

 

美奈実 : 「それが妥当よ。」

 

瑛二 : 「じゃあ今日の元帥の挨拶の最中に言っとこ。」

 

食堂に着き、鎮守府メンバー全員集合を確認して元帥にテレビ通話を繋げた。

 

元帥 : 「どうも諸君、私が元帥の酒井宗一郎だ。

 

長門 : 「全員 敬礼!!!」

 

舞鶴鎮守府メンバー+春風(`・ ω・´)ゞビシッ!!

 

元帥 : 「さあ早速で悪いが君達には1ヶ月くらいの休暇をあt(瑛二 : 「うっそマジで!!?良いんか!?」)おう、勿論じゃ。」

 

瑛二 : 「じゃあ俺達休暇中に鎮守府のリフォーム頼んでいいか?」

 

元帥 : 「多分そうなるであろうと思ってたゾイ。」

 

瑛二 : 「ありがとう親父。」

 

いつもの感じで親父と話をしたからか、鈴谷と瑞鶴と神風以外の艦娘が驚いていた。

 

瑛二 : 「なんやお前ら、鳩が豆鉄砲でも食らったような顔したけどどうしたんだ?」

 

美奈実 : 「むしろこの状況で何も驚いていない私たちの方が異常だわ。」

 

艦娘達 : 「なんで元帥とあんな口の利き方ができるのですか!!?」

 

瑛二 : 「それは話してしまうとくそ長くなるのだが.........」

 

元帥 : 「とりあえず春風君の事は美奈実ちゃんから聞いておる。」

 

瑛二 : 「いつの間に......」

 

美奈実 : 「あなたが気持ちよさそうに寝てる間に春風ちゃんの事話しておいたわよ。」

 

瑛二 : 「おっおう........」

 

鈴谷 : 「さっすが美奈実ー仕事がはやーい!」

 

瑞鶴 : 「そんな姿に痺れる憧れる〜。」

 

瑛二 : 「という訳で、まあ急で申し訳ないが、柱島泊地から逃げてきた春風をここで匿うと言うよりかわ正式にここの所属になる。あとは隣にいるバカ姉t(瑞鶴 : 「誰がバカ姉ですって!?」)鈴谷と瑞鶴はここの所属に戻る。」

 

瑛二 : 「という事だが、質問は?」

 

熊野 : 「つまり、こちらの鈴谷と瑞鶴さんはかつて舞鶴に所属していた2人と同一人物ということですか?」

 

瑛二 : 「ごもっとも。昨日翔鶴には説明したが、この鈴谷と瑞鶴は大本営から潜入調査できていたが、大問題が発生したもんで大本営に戻された。実は神風も潜入調査で派遣されている艦娘で、とある事情からずっとここに居たんだ。ちなみに神風も俺や美奈実と同じく超能力が使える。」

 

神風 : 「むう.......しれっとばらさないでよ瑛二兄。」

 

瑛二 : 「だってお前のESPが潜入調査で優位だったなんて昔言えるわけなかったし。あと昔の仕返しな(ボソッ)。」

 

神風 : 「あれは悪かったと思ってるよ!まだ兄ちゃんが元帥に引き取られて私達にだいぶ馴染んだ頃だったし!あれは幼心だったのよ!おまk(瑛二 : 「正直幼心でもやってもいいことと悪いことがありまーす。」)確かにそうかもしれないけど!だって鈴谷ねーちゃんも瑞鶴ねーちゃんだって使えるじゃんESP!!!!」

 

瑛二 : 「でもあのレ○プに汚されずに潜入調査進めようと思っても、鈴谷のダウジングと瑞鶴のリモートビューイングは役に立たんし、オマケに神風の幻惑はかなり強いだろ?」

 

神風 : 「確かに夜の相手は私のだす幻惑にして貰ったわ。」

 

瑞鶴 : 「ねえ.....こんな時に悪いのだけど鎮守府近海に邪魔者が来たみたいだわ。パッと見駆逐イ級だと思うけど邪魔されたら困るから退治してくる。」

 

瑛二 : 「大体どこの辺りだ?」

 

瑞鶴 : 「ここから20k北かな?美奈実のワープ頼ろうと思っても場所が明確じゃないから自分の足で行く!」

 

鈴谷 : 「じゃあ鈴谷も行く〜」

 

瑛二 : 「わかった、とりあえず鈴谷達戻るまでちょっと休憩。」

 

鈴谷、瑞鶴 : 「じゃあ軽く遊んでくるわ!」

 

瑛二 : 「場所が分からん時は鈴谷のダウジングで確認しろよ!」

 

2人 : 「了解」

 

近海に深海棲艦が出たという事で鈴谷と瑞鶴に対処してもらうことになった。ちなみに舞鶴鎮守府の艦娘達はもう言葉でも失っている感じで、さっきから一言も喋らない。まあ多分色々と聞きたいことがあるのだろう。

 

瑛二 : 「じゃあとりあえず軽く説明するけど、昨日言ったようにESPは超能力の事を指すんだが、昨日見せた美奈実の瞬間移動の他に、色々ある。ちょっと神風分身してくれ。」

 

神風 : 「急に話しされても困るんだけど!」

 

神風はそんな愚痴をこぼしながら幻惑を発現させた。

 

神風 : 「とりあえず5体分の幻惑を出したわ。」

 

??? : 「それじゃ影分身の術じゃないの。」

 

瑛二 : 「あれっ夕張じゃねえか。いつ着いたんだ?」

 

夕張 : 「さっき着いたのだけどちょうど鈴谷と瑞鶴が出てきてね、どうしたのって聞いたら、邪魔しに来たやつが海に居るから追い返してくるって言ってたけど?」

 

瑛二 : 「瑞鶴が暇すぎてリモートビューイングでなんかしてたら深海棲艦が引っかかったみたいでそれでひと狩りしに行ったわ。」

 

夕張 : 「150kmもあるもんね.........正直チートでしょ......」

 

瑛二 : 「それでオカンと間宮さんと伊良湖は?」

 

夕張 : 「近くの道の駅で今日の昼と晩御飯の具材を見てから行きますだって。私とお母さん達車別々できたからね。」

 

瑛二 : 「じゃあ今鎮守府のガレージの中に入れてくれない?昨日妖精さんが勢いで工廠にガレージ作ったからね。」

 

夕張 : 「勢いで10台分くらいのガレージ作っちゃう妖精さんマジパナイっす。」

 

瑛二 : 「という事で入れてきて。」

 

夕張にそう言った所でひと狩りしに出掛けていた鈴谷から連絡が入った。

 

鈴谷 : 『あっあー、瑛二聞こえる?』

 

瑛二 : 「聞こえるがなんかあったのか?」

 

鈴谷 : 『とりあえず深海棲艦は蹴散らしてきたんだけどね、あの深海棲艦達柱島泊地から逃げてきた艦娘達を追いかけてたみたいで今軽巡の天龍とあと第六駆逐隊が居るけど駆逐艦暁が大破でその他艦娘もみんな中破してる。応急で入渠させたいのだけど美奈実ちょっと力貸して、座標伝えるから。』

 

美奈実 : 「わかった。」

 

ブワン

 

瑛二 : 「親父、もう柱島泊地殴り込んでもいいか?」

 

元帥 : 『もう少し待て、今京太郎君が潜入調査をしているのだ。その報告を聞き次第行動するつもりであるが........』

 

瑛二 : 「京太郎に伝えてくれ、1週間後に殴り込みにくって。」

 

「もう俺はアイツを殺さないと気持ちに整理がつかない。散々艦娘を振り回してきた裁きをしてやると」

 

元帥 : 『まさかロックスペースの封印を解くのか?』

 

瑛二 : 「ああそのつもりだ。世の中の不条理が排除できるのなら俺は悪魔に魂を売ってでも徹底的に排除する容赦はしない。」

 

元帥 : 『だが無理は禁物だぞ、艦娘兵器派の人間は柱島泊地の提督以外に居るからな。』

 

瑛二 : 「首相もその一味の可能性あるしな。」

 

元帥 : 『あの教授曰く、アークの調査中に襲撃してきたのは鷲花が送り込んだテロリスト集団で、あそこの独裁国の将軍と手を取っていたらしいな。ただ教授が生き残って日本に戻った際に鷲花を告訴しようとしたが、傀儡師に殺されて結局黒幕は暴けて無いと言うてた。しかも今教授は行方不明だ。美奈実ちゃんも居場所を知らない。』

 

瑛二 : 「しかもあの事件で俺と京太郎の生みの親が死んでいる。教授と美奈実のお母さんはどうにか生きてたみたいだが重症だったに違いはない。あとあの事件の日に俺と美奈実と親父、京太郎に姉さんたちも光る魚によってESPが使えるようになったけど、結局アークの真相はまだ分らず終い。オマケにアレスの騒動の際に1回ペギイがアークに全てのESPを封印したと思ってたが、俺達や漆葉探偵事務所のみんなもESPは失ってなかったという事でますます訳わかんねえよ。」

 

元帥 : 『今は様子見だ。それで証拠抑え次第すぐ突入になる。それを覚悟しておいてくれ。』

 

瑛二 : 「わかった。それでとりあえず母さん達が来たらに話やけど、さっき言っていた休暇はまあ会社の慰安旅行のめちゃ長い版でもしてた方が良いのか?」

 

元帥 : 『お前の場合だったらまず生まれ故郷にでも帰ってみなさい。確かそこにお前の曽祖父がおる。ゆっくりてしていなさい。それが過去にお前の親を救いきれなかった俺のけじめだ。』

 

瑛二 : 「おう..........ちなみに言うけど、今自分の口から過去を話したくないから少し外に出ててもいいか?」

 

元帥 : 『それはお前の勝手じゃ。その記憶など思い出したくも無いだろ。』

 

瑛二 : 「ありがとう親父。」

 

ドア : バタン

 

夕張 : 「鈴谷達が保護した艦娘達を入渠させました。義父s.....元帥どうしましょうか?」

 

元帥 : 『入渠終わったら私と話せるようにしといてくれないか?』

 

夕張 : 「はい。」

 

ブワン

 

美奈実 : 「鈴谷と瑞鶴戻りました。」

 

鈴谷 : 「ねえ!!お父さん!!!!あの猿山大将いつ捕まえるの!!」

 

瑞鶴 : 「今のままじゃいつか轟沈艦出ちゃうよ!!!」

 

元帥 : 『早く捕まえたいのは山々だが、後ろ盾が政治家なんじゃ。無理したらこちらの首が飛ぶ。だから今神経をとがらせてまで内偵を進めてるのじゃ!!だからもう少し待ってくれ。』

 

鈴谷 : 「アイツの後ろ楯が政治家って.........」

 

瑞鶴 : 「日本沈没じゃないの..........」

 

美奈実 : 「だけどやるしかないわ。京太郎の言う悪に負けない正義じゃないけど、理不尽のない世界に導くのよ!そして私の親と、瑛二の生みの親を殺した黒幕を潰すの!!」

 

元帥 : 『そのためにみんなの力を貸して貰いたいんじゃ。』

 

瑛二 : 「不条理もクソもない新世界の実現の為に、俺達に力を貸してくれ!!!」

俺は強くこう叫んだ。みんなは納得してくれた。

 

「 ちょっと美奈実、俺を執務室までワープしてくれないか?」

 

美奈実 : 「瑛二の過去の事は誰が話すの?」

 

瑛二 : 「親父が話す。さっき柱島泊地が飛んだクソだってわかった時から正直調子が悪い。」

 

美奈実 : 「辛くなったら私を頼りなさい。瑛二の生みのお母さんにはなれないけど、貴方を元気づける事はできるわ。」

 

瑛二 : 「....ありがとう.......美奈実........」

 

美奈実 : 「じゃあ行くわよ。」

 

ブワン

 

元帥 : 「という事で瑛二の過去について話す。みんなと瑛二は人間に裏切られたと言っても正直過言ではない。瑛二の両親は瑛二の目の前で政府が雇ったテロリスト集団に殺されたんだ。それで瑛二自身もその襲撃で瀕死状態になっていた。俺達はその襲撃事件があった後に入ったのだが、瑛二と美奈実の母親が瀕死状態で、教授を除く京太郎の両親や瑛二の両親は息絶えていたのだ。ただその際に光る魚に襲われ俺や鈴谷とかの娘たちもESPを取得することになった。」

 

長門 : 「つまり、提督は.........」

 

瑛二 : 「国に楯突くつもりだろう、ただ相手は政府だ。真実を言うと深海棲艦に何かを吹き込んで意味も戦いを始めたのも政府なのだ。1人で何とかなる存在ではなかった。」

 

阿武隈 : 「えっ?元帥今なんとおっしゃいました?」

 

元帥 : 『多分信じられないだろうと思うけど、深海棲艦に吹き込んでいたのが日本のとある政治家だったのだ。そしてその政治家たちの下に別の政治家もついていて、その中の鷲花と言うやつが殺しを働いた。そしてそれに巻き込まれたのが提督と美奈実と京太郎という今柱島泊地に潜入調査してくれている子だ。』

 

長門 : 「人が人を裏切るのか.......」

 

元帥 : 『残念ながらそうなのだ。しかも今私達が大本営を占拠する前までは、艦娘を物として見てる奴が総司令官だったしそいつのバックが首相だったりした。だから君達が安川の事を何回も訴えてても、アイツらからとれば兵器が何をほざくと何処吹く風という感じであった。その風潮が私は嫌で、だから前元帥を殺害して今私が元帥になったのだ。.....今後君達もその戦いに加わっていくんだ、多分私達や瑛二、美奈実くんのように人を殺すこともあるかもしれないということは覚悟してくれ。』

 

元帥 : 「それで美奈実君が持ってる石版なのだが、あれこそが深海棲艦を生み出したとか言われてはいたが実は無関係、深海棲艦はいわば過去に沈んだ船の付喪神が怨霊と化したと考えた方がいい。逆に艦娘は沈んだ船の付喪神が怨霊にならずにそのまんま女子の身体を得ているものだろうと位置づけられている。だから石版は光る魚ことESPを生み出すだけであるそうだ。」

 

阿武隈 : 「じゃあ私が昨日見た光ってた魚は........」

 

元帥 : 『石版から出てきたESPだな。』

 

阿武隈 : 「おまけに私、その魚に襲わr(元帥 : 『阿武隈君、朝起きてからなんか変わったことはなかったかね!?』)か.....変わったこと.......ですか?」

 

元帥 : 『私の知り合いで透過能力を持つ子がいるのだが、その子は朝起きたら透過能力のせいで床をすり抜けて下の階に落ちたとか言ってたからね。』

 

阿武隈 : 「私的にはそう不思議に感じなかったのですが、朝起きたあとくらいから、予測みたいなものが頭の中に出てくるのです。」

 

元帥 : 『歩君のESPの進化版か 。それもESPの力だ。確か未来予知と言ったな。』

 

阿武隈 : 「えっとぉ.......私これからどうすればいいのでしょうか......」

 

元帥 : 『別に普通に過ごしてても構わないよ。ただその能力を上手く使うのが難しいのだったら、瑛二の知り合いに頼んで教えてもらうというのが妥当かな。その子も君と同じで未来予知のESPをもっているからね。』

 

阿武隈 : 「はい........わかりました。」

 

元帥 : 『ただ君達も覚えていて欲しい。ESPや艦娘の力は守るためにあって、それをただの暴力だの犯罪行為に使ってはならない。そのような事をして瑛二や美奈実君の様な目に合う人をゼロにしたいから。』

 

艦娘達 : 「はい!」

 

 

元帥が言った、そして艦娘達は決意を強くしていった。今後自分達は何と戦うのか、そしてどういった世界を掴むのか。そしてその結末がどうなるのかはまだ知らない。ただ、それで世の中の不条理が消えるのなら、俺は悪魔と言われようが 、その正義を貫き通す。

 

ーTo be continueー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




という訳で瑛二の簡単な来歴と舞鶴鎮守府に降りかかった波乱の話でした。ストーリー構成上舞鶴鎮守府に元から所属しているメンバーのうち何人かESPを得たという事でまず最初に阿武隈が未来予知を取得しました。今後も増えます。あと原作一部改編で美奈実のお母さんは生きてるという事になりますが、その事実は教授も美奈実も知らないという事で通していきます。それではまた次回。


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5話 光る魚

光る魚により未来予知のESPを手に入れた阿武隈と、深海棲艦との戦いの始まりを内閣が作り出した事を知った舞鶴鎮守府の艦娘達。そして明かされた瑛二の過去。艦娘達はどう変わっていくのか。あと美奈実のキャラが色んな意味で崩壊します。


食堂で元帥が瑛二の過去と深海棲艦との戦いのきっかけを話していた時瑛二達は。

 

瑛二 : 「この執務室の臭い取る気失せたけど、臭いから寝れんな。」

 

美奈実 : 「とりあえず休暇開始までの間に泊まれそうな所を探さないと。」

 

瑛二 : 「それこそ応急で工廠裏のガレージにテントでも設営してそこで仮眠するか。」

 

美奈実 : 「私もそこでねr(瑛二 : 「美奈実は艦娘寮で艦娘の誰かの部屋に居候させて貰ったら。コミュニケーションとるチャンスだし。」)そうね、じゃあ誰か居候させてくれそうな子を探すわ。」

 

瑛二 : 「じゃあ俺はテント買ってくr(??? : 「瑛二......」)って!?えっ!?オカンいつの間にそこに居た!!!?」

 

美奈実 : 「おっ.......お久しぶりです........お義母s..いえ鳳翔さん......」

 

??? : 「あら瑛二さんお久しぶりねえ。」

 

??? : 「お兄ちゃんここで提督やってたの!?」

 

瑛二 ; 「Oh..........なんか薮から棒に.........」

 

美奈実 : 「間宮さんに伊良湖ちゃんもお久しぶりです.......」

 

鳳翔 : 「あらあら美奈実ちゃん。そんなに畏まらなくても良いのに。」

 

瑛二 : 「色々かしこまりすぎてる美奈実は初めて見たぞ.........」

 

美奈実 : 「だってえ!鳳翔さんは私達や艦娘達の母とも言える人でしょ!?」

 

瑛二 : 「艦娘達と言うよりかは赤城や加賀に翔鶴や瑞鶴の様な空母だな。」

 

美奈実 : 「でも結局は私のお義母さまでしょ!」

 

瑛二 : 「まあ.......そうだな.........もう考えるのめんどい。」

 

美奈実 : 「思考を放棄しないで!!」

 

瑛二 : 「パトラッシュ.....僕は.....もう......限界だよ.....」

 

美奈実 : 「フラ〇ダースの犬じゃないんだから!!!!!」

 

瑛二 : 「まあそんな茶番はそこそこで終わりにして、母さん少し聞いていいか?」

 

鳳翔 : 「何?」

 

瑛二 : 「美奈実のお母さんって時期日本に戻れそうか?」

 

美奈実 : 「えっ!?お母さん生きてるの!?」

 

瑛二 : 「元帥が俺を救助した時に美奈実のお母さんも脈があったから生存者として素早く回収して治療してどうにか普通に暮らせる程度には回復したが、元は日本政府が襲撃したんだ、生きてると知られたらまた命狙われかねんで日本で死亡扱いでアメリカに逃亡して貰ってる。あそこならCIAが身辺警護人をするって言ってくれたしな。」

 

美奈実 : 「良かった.........お母さんが無事でぅぅ.....」

 

瑛二 : 「さっきお前が俺を支えてやるって言ったけど、俺にだってお前を支えれるくらいの力はある。」

 

美奈実 : 「えいじい〜.....」(。•́ωก̀。)…グス

 

鳳翔 : 「今すぐにでも帰国して話しでも聞きたいところだけど、やっぱり過去の海軍の残党が残っているのと、鷲花の部活とARESの残党が手を組んでいることが明らかになった今、そう簡単に返すわけに行かないわ。殺されましたという訳にも行かないしね。」

 

瑛二 : 「やはり嫌な予感はすると思ってはいたけど、鷲花の下っ端共とARESの狩り残し共を処分しないと後々大変だな。」

 

瑛二 : 「とりあえず敵の動きの最新情報がわかったし、なんか今日も疲れたから少し酒でも呑もうかな.....」

 

トテトテ

冷蔵庫 《ガチャ バタン》

 

瑛二 : 「美奈実。とりあえず1回リフレッシュしようぜ。」片手に瓶ビール もう片手にグラス2個

 

美奈実 : 「うん........」

 

鳳翔 : 「それじゃあ私は皆に挨拶してくるわね。」バタン

 

間宮 : 「また後で伺いますね。」

 

伊良湖 : 「じゃあね〜」

 

瑛二 : 「執務室が俺と美奈実の2人だけになりました。それじゃっ!!」

 

瑛二、美奈実 : 「乾杯!!」

 

3時間後

 

美奈実 : 「え〜い〜じ〜もういっぱ〜い。」

 

瑛二 : 「美奈実べろんべろんに酔っ払ってるくせにまだ呑むのかよ?(というかキャラ崩壊してるし、原作では寡黙そうな感じなのに)」

 

美奈実 : 「だってえ〜えいじ全然構ってくれないも〜ん。(流石に私だって心を許した人には甘えたくなるのよ。)」

 

瑛二 : 「じゃあ俺の膝の上にこい。(あっ、ふ~ん。)」

 

美奈実 : 「それじゃ〜あ〜お言葉に甘えて〜ダイブ!!」ドシン

 

瑛二 : 「うおっ!!?ちょい美奈実!!?俺は馬乗りになれとは一言も言ってないぞ!!?」

 

美奈実 : 「別にいいじゃ〜ん 、えいじだって本音隠しきれてないようだしい。」

 

瑛二 : 「ちょっと待てい!!!!俺の局部をツンツンすな!!!」

 

美奈実 : 「だってえ〜瑛二のココ。私を歓迎しているわよ?」

 

瑛二 : 「だからってここで今するのは......」

 

美奈実 : 「もう我慢ができないので、いただきまーす。」

 

ここからは想像に任せます(ここ執筆したらR18と化すので。)

 

5時間後

 

瑛二 : 《結局美奈実に5時間くらい吸われまくってもう体力の限界だな......美奈実は俺を吸い尽くしたら満足したのかそのまま寝ちゃったし.......》

 

美奈実 : 「えへへ.......えいじ〜ムニャムニャ」満足そうな寝顔

 

瑛二 : 「なんか美奈実の寝顔見てたら俺も眠くなっちゃうまったわ。というか呑む時間よりやる時間の方が長いってな......」

 

瑛二 : 「俺も疲れたし寝るか.........」

 

チリリリリリーン

 

瑛二 : 「誰からだ?......京太郎じゃねえか。」

 

瑛二 : 「おうどうした京太郎。」

 

京太郎 : 「久しぶりだね瑛二。」

 

瑛二 : 「お前こそ元気で良かったわ。てっきり柱島のクソジの運用に嫌気さしすぎて吐き気でも催したかと思ったけど。」

 

京太郎 : 「確かにね。海軍ってあんなに腐っているのかと思うよ。」

 

瑛二 : 「ああ、昔の海軍は腐卵臭レベルで腐ってた。だから親父が超能力特区ならぬ艦娘保護の世の中を作ろうとして当時の司令長官とかを皆殺しにしたんだ。最初はテロだテロだとかマスゴミがギャーギャーほざいてたけど、その後に海軍の今までの現状を演説したら。一般市民の艦娘守れ運動が後押ししてくれた感じだ。」

 

京太郎 : 「でもなんで柱島は相変わらずこんな運用をしているのだ?」

 

瑛二 : 「自分含めた艦娘道具派で元帥を殺しをしてでっち上げた罪でも被せるつもりだろうな。まあそのような動きがあればやむを得ないが口封じしないといけない。」

 

京太郎 : 「とりあえずは柱島の現司令官を逮捕するのが優先だね。」

 

瑛二 : 「そうじゃないと後々面倒だからな。」

 

京太郎 : 「怪しまれる訳にもいかないからそろそろきるね。」

 

瑛二 : 「ついでにあのクソジジイの首もきっとけよ。じゃあな。」

 

プープープー

 

瑛二 : 「まあ早いこと猿山大将捕まえれそうやな。そんじゃ寝よ。」クカー

 

結局2日目ははたまた苛立ちすぎて調子を崩したが、美奈実に慰められ(意味深)何とか気持ちを立ち直した。過去の事をいつまでも引きずって悔やんでも何も変わらない。ならまた先を見ればいいと思い返すのである。

 

3 DAYS A GO

 

瑛二 : 「ふあ〜今何時や〜って、9時じゃないかい。」

 

そうこいつは酒を飲んでも飲まなくても朝がすごく弱いのである。

 

瑛二 : 「ヤバい早く朝支度すませないとオカンに色々言われ....うおっ!!?」

 

美奈実 : 絶賛抱きつき中&生まれたままの姿

 

瑛二 : 抱きつかれ中&生まれたままの姿

 

瑛二 : 「あー......そういえば.......昨日酔った美奈実に思いっきり求められたんだった......それで服を着る前にそのまま寝ちゃって~.........見つかったらヤバいな。」

 

鈴谷 : 「もう見つけてますけど。」

 

瑛二 : 「うおっ!!?びっくりした!!!!?」

 

鈴谷 : 「まあ夜執務室前通ったら美奈実から一方的に求められている声というか媚声が聞こえたしね。」

 

瑛二 : 「お前聴いてたのかよ.......」

 

鈴谷 ; 「邪魔しちゃいけないねって思ってそのままw」

 

瑛二 : 「お前だけの秘密にしとけよ.....もし周りにバラしたら美奈実の解体ショーの標的だぞ...」

 

鈴谷 : 「そっ.....そうだね......」

 

瑛二 : 「じゃあ美奈実起こしたらすぐいくって母さんに伝えて。」

 

鈴谷 : 「わかった。また後でね!」

 

バタン

 

美奈実 : 「ん.......」

 

瑛二 : 「丁度起きたか?」

 

美奈実 : 「まあね。それで今何j(瑛二 : 「なんで自分全裸なのか聞くのが先なような気がしたが.......」)昨日の記憶があるからね......」

 

瑛二 : 「昨日の夜の事記憶になくて、朝起きた時にびっくりするかと思ってたわ。おまけにさっきまで全裸状態の美奈実に抱き枕にされてたし、おまけに鈴谷が嫌なタイミングで来とったし。」

 

美奈実 : 「あら鈴谷姉さん来てたのね。」

 

瑛二 : 「もう美奈実少しは恥じらいを持った方がいいんj(美奈実 : 「別に瑛二との裸の付き合いは私は認めているし、多分お姉さん達やお母さんも認めてると思うわ。」)まあ確かに今まで美奈実といちゃついいてても誰も文句言わなかったからな。」

 

瑛二 : 「それはそうとしていい加減執務始めんとな.....とりあえず鈴谷達以外に見つかると色々まずいから服着て。」

 

美奈実 : 「そうね、また今日の夜にでも頼もうかしr(瑛二 : 「美奈実 ってこの3年でむっちゃ変わったな。」)そうかしら?」

 

瑛二 : 「昔なんて世の中を全然よく思って無かったし、そんな恋した乙女みたいな感じでも無かったのにな。」

 

美奈実 : 「あくまで瑛二は私の彼氏だから、ただそれだけよ。」

 

瑛二 : 「なるほどねぇ......」

 

美奈実 : 「それじゃ遅めの朝にでもしましょ。」

 

瑛二 : 「そうだな。」

 

ー食堂ー

 

瑛二 : 「間宮さん今日の朝ご飯何?」

 

間宮 : 「瑛二君の好きな焼き鮭定食よ。」

 

瑛二 : 「よっしゃ♪ヾ(。・ω・。)ノ゙」

 

美奈実 : 「瑛二って魚系すごく好きだけど、もしかして前世猫だったの?」

 

瑛二 : 「前世がにゃんこだったかは知らんけど、魚介類は猫ほど好きやなあ。」

 

美奈実 : 「やっぱり猫なんじゃ....」

 

瑛二 : 「そらもう考えたら負け。」

 

瑛二 : 「それで美奈実は何食べる?」

 

美奈実 : 「瑛二とおなじもので。」

 

間宮 : 「は~い、少し待ってね。」

 

瑛二 : 「と言うよりか食堂にいっぱい艦娘達集まってるなとは思ったけど.......」

 

鳳翔 : 「それは、昨日お父さんがしばらくの間は朝早起きとかしなくていいと命令したからよ。だって前任の事もあるし、命令でもしないとみんな休んでくれない様な気がしたとは言ってたけどね。」

 

瑛二 : 「それで、いつから休暇なの?」

 

鳳翔 : 「来週からと聞いてるわ。」

 

伊良湖 : 「お兄ちゃんも自分の本当の故郷に帰れるチャンスだとおもうよ。」

 

瑛二 : 「確かに俺あの独裁国で襲撃されてから1度も帰ってきてないしな。と言うよりかは今亡くなった親父やお母さんの家があるかも分からないし。」

 

美奈実 : 「確か瑛二の生まれ故郷は岐阜だって言ってたものね。」

 

瑛二 : 「久しぶりに里帰りするのもありだな。」

 

美奈実 : 「そうね。」

 

間宮 : 「おまたせ、焼き鮭定食よ。」

 

瑛二 : 「はあこりゃ美味そうだわ、自分で自炊して作るのと違う。」

 

美奈実 : 「たしかにな。」

 

瑛二 : 「こりゃ間宮さんの味以外食えんくなりそうで怖い。」

 

間宮 : 「そんなに褒めても何も出ないわよ。」

 

瑛二 : 「うん知ってる。むしろここのメンバーが食堂でご飯食べてくれるとは思って無かったからな。」

 

美奈実 : 「それは.....どういう事?」

 

瑛二 : 「京太郎が潜入調査してる鎮守府なんて補給以外何もなしだって。おまけに前のここよりひでえ運用で死者が何人か既に出ているが肝心な司令官は何処吹く風。京太郎が入った際に人に憎悪を持っている艦娘に殺されかけたらしいし。」

 

美奈実 : 「それは.......」

 

瑛二 : 「こっちの腹の虫も収まらんから近々襲撃するつもりなのだが、顔バレすると大変なんだよなあ........なんかいい方法は無いのだろうか........」

 

美奈実 : 「3年前なら助三郎のダウジングで狙撃は充分可能だったのだが、黒幕に殺されてしまった。」

 

瑛二 : 「助三郎ってあのコス武者の1人か...........ん?コス武者?.......美奈実そういえ4年前、公に姿表した時って甲冑かなんか着てたよな?」

 

美奈実 : 「ああそうだg(瑛二 : 「それだ!!顔隠したコスプレしとけば顔バレの心配もない!!!!!」)そんな簡単に行くのか?」

 

瑛二 : 「アイツらはそんなに頭は良くない。」

 

美奈実 : 「なるほどな。」

 

柱島泊地をどう襲撃するか美奈実と話し合っている時であった。

 

阿武隈 : 「えっ!?あの時の.....光る.......魚?」

 

阿武隈 : 「てっ!!提督!!!」

 

瑛二 : 「どうした阿武隈、そんなに血相変えて?」

 

阿武隈 : 「謎の光る魚が見えるのですけどお!?あれなんですか!?」

 

瑛二 : 「はっ!?光る魚が現れた!?」

 

阿武隈 : 「はっ!?」ブワン

 

阿武隈 : 「春風ちゃんと古鷹さんが光る魚に襲われてる!?」

 

( ゚д゚)ハッ!

 

阿武隈 : 「あれ?まだ襲われてない.....けど光る魚がいる!!!」

 

瑛二 : 「ちょい待て!阿武隈今未来予知ができただと!?」

 

阿武隈 : 「そうなんですかね?何か光る魚に春風ちゃんと古鷹さんが襲いかかる様なシーンが見えたので。」

 

瑛二 ; 「それESPだな.....そしてその光る魚に襲われると何故かESPが手に入るんだよな。」

 

阿武隈 : 「でも..........襲われないようにするにはどうs(瑛二 : 「いくら足掻こうが光る魚は覚悟が強い奴にホイホイ集る。そしてそいつが超能力者になる。」)そうなのですか?」

 

瑛二 : 「阿武隈だっていつか知らんけど光る魚を取り込んだだろ。」

 

阿武隈 : 「はい。」

 

瑛二 : 「変わった事って言ってもESP使えるようになったぐらいやろ。」

 

阿武隈 : 「確かにそうですが、提督やけに楽天的じゃないですか?」

 

瑛二 : 「俺や美奈実はESPと10年以上付き合ってるからな。」

 

阿武隈 : 「そんなにですか!?」

 

瑛二 : 「元帥に引き取られたぐらいからずっとだ。」

 

美奈実 : 「あの事件の際に私たちはESPを手に入れたの。」

 

阿武隈 : 「あの事件って..元帥が私達に話してた事件ですか?」

 

瑛二 : 「まあな。」

 

美奈実 ; 「あの事件は本当に残酷だったし、しかも犯人は日本政府。嫌になっちゃうわ......」

 

瑛二 : 「まあでも別の黒幕探し出さないけなi(ワイワイガヤガヤ)春風と古鷹が魚の存在に気付いた様だが、ESPくらって1時失神するやつおるかもしれん。念の為担架準備した方がいいな」

 

その頃春風達

 

春風 : 「なっ!?なんなのですか!?あの金色に光ってる魚達は!?」

 

暁 : 「そんなファンタジーな魚なんて居ないわよ!」

 

春風 : 「なんでですか!?明らかに暁さんの上でゆらゆら泳いでいるのですが!!?」

 

天龍 : 「なんだ春風、柱島のクソ野郎のせいで幻覚でも見えるようになったのk(春風 : 「決して幻覚ではありません!!」)でも俺には見えないぞ?」

 

古鷹 : 「いえ、私もその金色の魚が見えてます.......」

 

加古 : 「えっまじか古鷹!?アタシ全然見えないぞ!?」

 

古鷹 : 「えっ!?なんで加古には見えてないの!?」

 

瑛二 : 「それは超能力になろうとしてる奴と俺や美奈実、姉貴達や阿武隈みたいに既に超能力者になってる者にしか見えないからな。」

 

美奈実 : 「東京大解放の際に超能力に目覚めた者と目覚めなかった者を調べたら、金色の魚が見えるか見えないか明確に別れたのよ。」

 

瑛二 : 「やで春風や古鷹は遅かれ早かれ超能力者に目覚めるにふさわしい物があったという訳のようだ。」

 

古鷹 : 「一体どういう事ですか?しかも阿武隈ちゃんも超能力者って!?」

 

瑛二 : 「元帥から知ったんだが、一昨日の夜くらいに阿武隈が光る金の魚によって未来予知の超能力を手に入れたようだ。そしてお前らもなんかの超能力に目覚めようとしてる。」

 

古鷹 : 「でも超能力に目覚めてしまったらどうすれb(瑛二 : 「そこは正直言って俺にもわからん。だから自分達で考えてくれないか?」)自分達で考える......ですか?」

 

美奈実 : 「私たちに聞かれても困るわ。自分でその超能力をコントロールしないといけないんだかr.......あっ!2人とも歯を食いしばって!!!!」

 

春風 : 「えっ!?って魚が!!??」

 

古鷹 : 「私達に突撃してくる!!??」

 

瑛二 : 「とにかく歯食いしばれ!ちょっと痛えぞ!」

 

春風、古鷹 : 「きゃっ!??」ズサッ

 

暁 : 「えっ!?春風さんどうしたの!?」

 

天龍 : 「おっ...お前急にどうした!!?」

 

加古 : 「ふっ....古鷹!?大丈夫かおい!!!!!???」

 

瑛二 : 「おい大丈夫かお前ら!?」

 

春風、古鷹 : 「痛い......」

 

美奈実 : 「リンカのように気を失わなかっただけまだ良かったわ.....」_:( _ ́ω`):_

 

加古 : 「なあ提督?春風と古鷹の身に何が起こったんだ!?」

 

瑛二 : 「どういう理由かはわからんが、春風や古鷹は俺と同じ超能力者になったという事だけは言える。」

 

加古 : 「超能力者に.....古鷹が!?」

 

瑛二 : 「お前には見えなかったんだろうと思うが、古鷹や春風に光る魚がいたんだ、あれこそが超能力を覚醒させる種だったんだ。」

 

瑛二 : 「春風、 なにか変わった事は無いか?」

 

春風 : 「今触れてる床の過去が見えたような気がしますわ.......」

 

瑛二 : 「なるほど、古鷹はってあれ?古鷹どこだ?」

 

古鷹 : 「私はここにいますが......」

 

加古 : 「えっ!?どこだ古鷹!?」

 

古鷹 : 「ここにいるわよ加古!!!」ブワン

 

加古 : 「うおっびっくりした!!」

 

瑛二 : 「春風が過去視(サイコメトリー)で、古鷹が透明化か...」

 

また超能力者が2人増えた。今度はサイコメトリーと透明化のようだ。

 

瑛二 : 「とりあえず2人とも通常生活に影響は無さそうだが、いつ慣れるかが問題だな。」

 

美奈実 : 「まあ今後の休暇中に慣れて欲しいものだけど、どうでしょうね。」

 

春風、古鷹 : 「うぅ......頑張ります.......」

 

瑛二 : 「じゃあ少し悪いが俺たちは朝ごはん食べたら色んな引き継ぎのやつやりたいから、もし超能力で聞きたいことがあったら鈴谷か瑞鶴聞いてみてくれ。」

 

春風、古鷹 : 「はい......」

 

また波乱で幕を開けた3日目、春風と古鷹は無事超能力を使いこなせることができるのか、次回に続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今度は春風と古鷹が超能力を手にしました。今後阿武隈を含め重要人物となってきます。また次回をお楽しみに。


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6話 超能力と告白

着任章最終話になります。

光る魚により超能力を手に入れた阿武隈と春風と古鷹。
超能力者としてどう生きていくのか問われる 。
果たしてどう歩んでいくのか。
また、光る魚の出処はどこか。




ー執務室ー

 

瑛二 : 「そういえば光る魚が出た〜とか阿武隈や春風、古鷹が超能力者になったとかで話がもちきりだったけど、あの光る魚どこから湧いてきたんだろうな?」

 

美奈実 : 「アークという線はあるかもしれないけど、現状行方不明だし、そう遠距離をあの魚が移動してくる訳でもないわ。」

 

瑛二 : 「じゃあもう後はその石版から出てきた以外ないわな。」

 

美奈実 : 「今までこの石版から光る魚なんて出てきたことないのになぜ急に....」

 

瑛二 : 「それがわかんねえから調べないといけないな。」

 

美奈実 : 「まあそうなるわね..........ん?」

 

プワッ(光る魚が出ている)

 

瑛二 : 「確かに石版から出ているな.......初めて見たぞこれは............」

 

美奈実 : 「今度は1匹.....」

 

瑛二 : 「今度は誰に行くんだろうか........」

 

美奈実 : 「多分後で該当者が執務室に押掛けるでしょうね。」

 

瑛二 : 「そうだな......」

 

美奈実 : 「それより瑛二どうしたの?」

 

瑛二 : 「書類の量が思ったより多くて萎えてます.......」

 

美奈実 : 「手伝うけど、どういうような書類が多めなの?」

 

瑛二 : 「安川がサボった分ある........」

 

美奈実 : 「でもそれ安川宛でしょ?瑛二がやる意味無いんじゃない?」

 

ピッピッピ

 

美奈実 : 「もしもしお義父様、美奈実です。」

 

元帥 : 『おお、美奈実ちゃんかどうした?』

 

美奈実 : 「安川が未処理の書類ってゴミに捨てとけばいいですか?」

 

元帥 : 『その書類は瑛二や今の舞鶴鎮守府に関係ないからね。まあ一応シュレッダーにかけてくれれば良い。あと舞鶴鎮守府メンバーの休暇予算は私の方で落としておくと瑛二に伝えてくれないか?』

 

美奈実 : 「はいわかりました。それでは失礼します。」

 

美奈実 : 「その書類は全部シュレッダーでだって。」

 

瑛二 : 「じゃあ書類作業は無いってことやな。」

 

美奈実 : 「そうなるわね。」

 

瑛二 : 「じゃあ早くシュレッダーかけちゃおう。」

 

そうして安川の不始末を全部シュレッダーでゴミに捨てた。

 

瑛二 : 「ふいー終わったぜ〜」

 

美奈実 : 「少しお風呂入ってても良いかしら?」

 

瑛二 : 「思ったよりも外が暑くて汗くさくなったしな。」

 

瑛二 : 「じゃあ美奈実先に入っt(美奈実 : 「何言ってるの?一緒に入るのよ。」)いやちょい待て昼からいちゃついてたら何言われるか分からないんだけど。」

 

美奈実 : 「別に体の至る所を洗いっこして汗を流すだけじゃん。」(爆弾発言)

 

瑛二 : 「その途中で美奈実のエロスイッチが入って風呂が長くなったことが何回かあるし.....」(諦め)

 

美奈実 : 「そりゃ魅力的な体を見せつけてくる瑛二が悪いじゃないの.......////」

 

瑛二 : 「その興奮を抑えきれなくなって俺を求めると......まあ夜なら良いけど。」

 

美奈実 : 「良いの!?」

 

瑛二 : 「俺が一方的じゃないんだし良いだろ。(諦め)」

 

鈴谷 : 「ほうこんな時間に夜戦(意味深)の打ち合わせですか~」

 

瑛二 : 「鈴谷いつから居た。」

 

鈴谷 : 「ついさっき。光る魚に今度は翔鶴が襲われたよ。しかもリンカみたいに気を失っちゃって今明石に診てもらってる。」

 

瑛二 : 「今度は翔鶴か.....もう考えるのがめんどくせぇ.......」

 

鈴谷 : 「それで瑛二 。美奈実も聞いて欲しいのだけど、阿武隈や春風、古鷹に体術教えてあげれない?」

 

瑛二 : 「どうしてだ?」

 

阿武隈 : 「それは、私達の姉妹艦が柱島泊地にいるからです。暁ちゃんから聞きました。」

 

春風 : 「今までの非力な自分とはいい加減お別れしたいのです!」

 

古鷹 : 「だから提督!!お願いします!!!!」

 

美奈実 : 「体術なら私達より師範になりそうな人.....瑛二、あれは人なのか動物なのかどっちだ?」

 

瑛二 : 「養谷老師......か.......」

 

瑛二 : 「まあお前らの師範がムッツリパンダでも問題ないのなら。今すぐにでも用意する。」

 

阿武隈 : 「ムッツリパンダってなんですか?」

 

瑛二 : 「俺に体術を教えてくれた師匠だ。」

 

ピッピッピ

 

瑛二 : 「もしもし師匠、お久しぶりです。」

 

パンダ老師 : 『どうしたのじゃ瑛二よ。』

 

瑛二 : 「俺が今運営している鎮守府で短期間で体術を教えて欲しいという艦娘がいるのですが、1ヶ月の間お願いしても大丈夫でしょうか?」

 

パンダ老師 : 『いいぞ。艦娘の体というのも興味あるし。』

 

瑛二 : 「それしたら容赦なくぶっ飛ばしますよ。」

 

パンダ老師 : 『悪い.....冗談じゃ.......』

 

瑛二 : 「とにかくお願いしますよ?」

 

パンダ老師 : 『おう.....わかった......』

 

瑛二 : 「それじゃ失礼します。」

 

瑛二 : 「明日から休暇までの1ヶ月見てくれるだそうだ。」

 

瑛二 : 「親父にも聞いてみるか。」

 

ピッピッピ

 

瑛二 : 「もしもし、俺

 

元帥 : 「えーっとどちら様でs(瑛二 : 「俺だ!!瑛二だ!!!」)要件はなんだ?」

 

瑛二 : 「阿武隈たちの状況にもよるが、柱島泊地急襲作戦に参加させれないか?」

 

元帥 : 「わかった。ただ体術が身に入らなかったら作戦から外す。」

 

瑛二 : 「わかった。それじゃ。」

 

瑛二 : 「とりあえずお前らがどれだけできるかによるが、作戦メンバーに追加するだって。」

 

阿武隈 : 「本当ですか!?」

 

瑛二 : 「ホントの話だ。だから明日から頑張れよ。」

 

阿武隈、春風、古鷹 : 「はい!!」

 

瑛二 : グウ〜

 

瑛二 : 「うげぇもう腹減った.......」

 

美奈実 : 「早いわね.......」

 

瑛二 : 「なんでだろうな~...........」

 

美奈実 : 「でもあと少しで昼時だし食堂顔出してもいいんじゃない。」

 

瑛二 : 「よし行こう!阿武隈達も行くぞ。」

 

-食堂-

 

間宮 : 「お昼は何にします~?」

 

瑛二 : 「ちゃちゃっとそうめんで!!」

 

美奈実 : 「私も同じで。」

 

阿武隈 : 「じゃあすいません。私もそれで。」

 

春風、古鷹 : 「私達も同じでお願いします。」

 

間宮 : 「了解です~」

 

美奈実 : 「でも襲撃は良いけど、私達だけで手をつけられない状況だった際にはどうするの?」

 

瑛二 : 「リンカにも既に声掛けしてある。だから漆葉探偵事務所からも数人助っ人が有るらしい。」

 

美奈実 : 「そう.......」

 

瑛二 : 「昔の因縁の相手と再開するのは怖いか?」

 

美奈実 : 「まあ......な..」

 

瑛二 : 「まあ安心しろ。アイツは別にお前がいるからって急に蹴り噛ますような奴じゃない。」

 

阿武隈 : 「あのお.....さっきからリンカリンカって言ってますけど、誰ですか?」

 

瑛二 : 「俺の中学時代の同級生で、昔の美奈実の因縁の相手だった奴だ。」

 

古鷹 : 「どういう事ですか?」

 

瑛二 : 「まあそれは説明すると日付けが変わっちゃうから本人がいる時に説明する。」

 

春風 : 「は......はあ........」

 

瑛二 : 「それでお前ら明日から修行するって言うのなんだが、ベリーベリーハードだから体壊さないようにしろよ。」

 

そのような発破を俺は阿武隈たちにかけた。

 

間宮 : 「は〜い。みんなお待たせ〜」

 

瑛二 : 「じゃあ丁度来たし食べるか。それj(ゴト)うん?なんの音?」

 

美奈実 : 「ごめん瑛二......私のポケットからアークの石版が落ちた........」

 

瑛二 : 「そういえばその石版また光る魚出てくるとかないよな......さっき魚湧いたし。」

 

ポワッ

 

美奈実 : 「噂したら出てきたわよ..........」

 

瑛二 : 「ギルティ.......」

 

阿武隈 : 「本当にこの光る魚ってどういう時に出てくるのですかね.......」

 

瑛二、美奈実 : 「それが自分達もわかんないんだ(の)。」

 

古鷹 : 「デスヨネー.......」

 

瑛二 : 「だからそれの調査も進めたいけど.........」

 

美奈実 : 「その前にやる事が沢山あるのよね.......」

 

瑛二 : 「ただ柱島のカス処分したら俺達も休暇だし俺は生まれ故郷にでも帰ろうかな。」

 

美奈実 : 「私も瑛二に付いていくわ。」

 

阿武隈 : 「美奈実さんは実家に帰らないのですか?」

 

美奈実 : 「美奈実でいいわ。それで私の親なんだけど、お父さん行方不明だし、お母さんに今会いに行ってもお母さんの命が狙われる可能性あるから会いに行かない事にしたの。」

 

阿武隈 : 「それってどういう事?美奈実のお母さんはなんで命を狙われるているの?」

 

美奈実 : 「前に元帥が説明したと思うけど、私の両親は中央アジアの独裁国で殺されかけたの。しかも日本政府に雇われたテロリスト集団にね。それでもし私のお母さんが生きてるってバレたらまた刺客出してお母さんを殺しにかかるかもしれない。

 

春風 : 「そんな......日本政府がそんな事を..........」

 

美奈実 : 「ただ1番恨みを持ってるのは瑛二だわ。」

 

阿武隈 : 「元帥が言ってたけど、提督の両親が殺され 、提督自身も重症を負ったと聞いているけど。」

 

瑛二 : 「まあそうだ。あと阿武隈、戦闘中以外は瑛二でいいぞ。俺が敬称を使われるの苦手だしな。」

 

阿武隈 : 「じゃあ瑛二は、一体何を目指しているの?」

 

瑛二 : 「とにかくは不条理な世界作り出す元凶共の破壊。それから真の平等な平和な世界を作り出す事だ。親父も同じこと言うと思うぜ。」

 

瑛二 : 「ただ俺の両親を殺す指示を出したヤツは絶対ぶっ殺す。それが俺の復讐だ。」

 

瑛二 : 「それで話が変わるが、突入の時にお前らの戦闘服を開発するってさっき夕張に聞かれたから、昼食べた後にサイズ測定に協力してくれんか?」

 

阿武隈 : 「はい。」

 

春風 : 「でも戦闘服とは........」

 

瑛二 : 「今お前達が着てる衣装だとで襲撃なぞしたら艦娘道具派のカス共に色々社会的に刺されかれないからな。」

 

阿武隈 : 「じゃあ瑛二も美奈実も?」

 

瑛二 : 「ああ、俺や美奈実は普段から提督服とか士官服は着ないからバレることはないけど、戦闘服じゃないともしもの時に命落としかねんでな。」

 

古鷹 : 「その戦闘服って何が違うのですか?」

 

美奈実 : 「防刃、防弾性能を備えた素材で作られているから、私のは一件露出が多そうな服だけど、かなり役に立ってるわ。」

 

瑛二 : 「俺のは露出無いからだいぶ優れてるけどな。」

 

美奈実 : 「まあそんな露出多い少ないは関係ないから、各個人の動きやすい様な戦闘服を作って貰うのよ。」

 

瑛二 : 「でも夕張大変だな。俺のと美奈実のは3年前から使ってるCIAのヤツあるで良いけど、あと姉貴達や阿武隈と春風と古鷹の戦闘服作らないかんやん.......」

 

美奈実 : 「いやさっき夕張が《夕張 : 「ここの明石借りていい?」》って私に聞いてきたんだけど。」

 

瑛二 : 「なるほd(夕張 : 「あーっ!!瑛二居たー!!」)噂をしたら本人来たな。」

 

夕張 : 「何のこと?」

 

美奈実 : 「夕張がさっき私に明石借りていいって聞いてた話。」

 

夕張 : 「あーあれね。1人で10人分作ろうとしたら絶対間に合わないもん.........」

 

瑛二 : 「だろうな。」

 

瑛二 : 「借りてっても良いぞ。むしろそのついでに明石に艤装整備をもう1回教える事はできそうか?」

 

夕張 : 「マジ!?ありがと瑛二!!」

 

瑛二 : 「それで明石借りて何時ぐらいにできそう?」

 

夕張 : 「大体本番1週間前かな~?豊洲のCIAのセイフハウスに一応参考になりそうな物があるからもう少し短くできるかもだけど。」

 

瑛二 : 「まあ馬鹿みたいに徹夜はやめてくれよ........」

 

夕張 : 「うん、わかってるって。じゃあね~」

 

瑛二 : 「というわけで本番1週間前くらいで戦闘服できるから、試着して悪いところあったら夕張に直してもらうようにしてもらえ。」

 

阿武隈、春風、古鷹 : 「はい。」

 

瑛二 : 「あとESPはバンバン使っても構わない。」

 

阿武隈 : 「それじゃ私達がバレたら風当たりg(瑛二 : 「それは元帥が情報統制するから大丈夫だ。」)さいですか......」

 

神風 : 「だけど、柱島にARESの残党居るみたいね。」

 

瑛二 : 「どういう事だ神風?」

 

神風 : 「要は柱島のあのクソ提督がARESとの関わりがあって、今もARESの残党が残っているのよ。最悪幹部クラスじゃないから簡単に片は着くと思うんだけど、沢山いるみたいね。」

 

瑛二 : 「ARESの残党の処分はどうすればいい?」

 

神風 : 「生け捕りにしても結局また問題事起こすかもしれないからキルしても良いって。」

 

瑛二 : 「ハハッ面白くなりそうじゃねえか!」

 

神風 : 「とにかく優先は艦娘の保護と司令官の逮捕。後はARES残党狩りね。」

 

瑛二 : 「わかった。」

 

そうして昼を食べ終わり、その後普通に過ごした。ただ俺には気になる点があった。それはARESの残党がザコしかいないと言ってもそこの司令官がなんかの超能力を持っているかもしれないと言うことだ。

 

瑛二 : 「拒絶領域いたら怖いな。」

 

美奈実 : 「昔の超能力解放戦線のホルスの様にか?

 

瑛二 : 「ああ。まあこれは明日伝えとこう。」

 

美奈実 : 「じゃあ今日の仕事も終わりね。」

 

瑛二 : 「とりあえず風呂昼入るつもりだったけど、鈴谷に邪魔されて入れなかったし先はいr(美奈実 : 「あれ?私と一緒に入るのじゃ無かったの?」)それはやっぱまずくないか?」

 

美奈実 : 「なんで?今提督用バスルーム使い物にならないから結局男女兼用風呂に入らn(瑛二 : 「多分話が違う。」)でも入浴時間の短縮になるしいいんじゃない?」

 

瑛二 : 「まあここの誰かに見つからなければいいか.....」

 

ー風呂場-

 

瑛二 : 「よしっ誰もいないな。」

 

美奈実 : 「そりゃ普通の入浴時間とズレてるからね。」

 

瑛二 : 「そりゃそうだけどさ.....美奈実とりあえず俺の前でもタオルで隠すという事ぐらいしてくれ.......」

 

美奈実 : 「別に私と瑛二の仲だから良いじゃないの。」

 

瑛二 : 「さいですか..........」

 

カポン

 

瑛二 : 「あーやっぱ疲れた後のお風呂はキモチエエエエエエエエエエ」

 

美奈実 : 「ん......ふぅ........」

 

瑛二 : 《うわなんかエロい..........》

 

美奈実 : 「今なんかエロいとか思ったでしょ。」ニシシ

 

瑛二 : 「美奈実が色っぽい声出すからだろ...大体俺もお前も今全裸状態なのに.........」

 

美奈実 : 「何、また興奮してきたの?私が鎮めてあげようか?(意味深)」

 

瑛二 : 「それはベッドでにしてくれ.......もし誰か入ってきたら大変だ.......」

 

美奈実 : 「ええそんなぁ.........」

 

瑛二 : 《相当期待してたのかよ.......最近毎日ヤってる癖に.......》

 

瑛二 : 「大体ここは俺や美奈実以外に使う人が居るんだからそういうのは私室でしたh(阿武隈 : 「やっと風呂入れる〜」)っておいおい嘘だろ!?」

 

瑛二 : 「湯けむりに紛れて脱出s(美奈実 : 「私を満足させるまで出してあげないわ!!」)なんでだああああああああああああぁぁぁ!!!!!!!????」

 

阿武隈 : 「なんで瑛二居るのぉぉおおおお!!!!!!!!??????」

 

瑛二 : 「俺はお前が入って来た時に出ようとしたけど、美奈実に《満足させて》とか言われで出させてくれなかったんだよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

阿武隈 : 「あら美奈実ったら大胆.........」

 

瑛二 : 「正直そんなこと言ってる場合じゃないと思うから、俺は出r《まだ駄目だよ(グイ)》うおおおおぉ!!?」

 

美奈実 : 「だって私を満足させてくれるのじゃ無かったn(瑛二 : 「メタい話だがR18小説にしないかんからやめてくれ」)あらs(作者 : 「その部分はR18にいつか載せるからイチャコラさっさしても問題無いよ。」)作者がそう言ってるんだし良いんじゃないの。」

 

瑛二 : 「作者おんどれい.......大体阿武隈も居るじゃねえか.......」

 

阿武隈 : 「じゃあ私も混じりまーす。」

 

俺って皆に愛されるような事したかなあ......まだ着任して4日しかたってねえぞ........

作者 : 「まあ瑛二.......頑張って2人に搾り取られてくれ、この小説ではカットしとけば良いんだし。」

2人も居るのだもうキツイのだg(作者 : 「愛されないよりいいと思うけどな。」)あっそう.......(諦め)

 

その後結局美奈実と阿武隈に思いっくそ搾り取られた。

「ここはエロ著書勉強した後くらいにR18で出すかも。」

 

瑛二 : 「やめてくれ俺が干からびてしまう.........」

 

その後

 

瑛二 : 「勝手に三角関係作られた俺にご慈悲を〜」

 

美奈実 : 「そんな事言うくらいまだ体力はある訳n(瑛二 : 「その前にお前のキャラ崩壊を何とかしてくれえ」)私そんなに崩壊してるかしら?」

 

瑛二 : 「結構な....」

 

美奈実 : 「まあ3年瑛二と付き合ってるのだもの、瑛二は信頼出来るパートナーだもの。」

 

瑛二 : 「それはありがてえな.......」

 

美奈実 : 「教授が行方不明になって途方に暮れかけていた私を救ったのも貴方でしょ?」

 

瑛二 : 「あれは俺と教授の意思だ。あの日教授が幻惑で美奈実を頼むって言いに来たんだ。俺はそれを忠実に守ったんだ。」

 

3年前

 

教授 : 「君が酒井瑛二か?」

 

瑛二 : 「まさしく俺がそうだが、俺を殺しに来たのか?」

 

教授 : 「いや違うね、君に私の娘....美奈実を頼もうと思ってね。」

 

瑛二 : 「何故美奈実を俺なんかに........」

 

教授 : 「美奈実が君に信頼を置いてるからさ。」

 

瑛二 : 「別に教授だって居てもいいじゃないか?」

 

教授 : 「あくまで俺は美奈実の父親だ。今後の美奈実には父親じゃなくて信頼出来るパートナーが必要なんだ、そして美奈実がARESの時から日々一緒に戦っている瑛二君......君の方が良いと言ったし、俺も君なら信頼出来るからね。あと俺はまたどこかに姿をくらまそうかと思っているんだ。

 

瑛二 : 「姿をくらます理由も知りたいが、それは再開してから聞くことにしよう。」

 

教授 : 「そうしてもらうとありがたいよ。」

 

教授 : 「近々美奈実が京太郎達とARES乗り込んで条模蓮や丸山マルメ、そして俺を助けに来るだろうから。その際に美奈実を頼む。」

 

現在

 

瑛二 : 「だから俺はあの時......」

 

また3年前

 

教授 : 「......」

 

教授 : 「いつからだ.....美奈実...」

 

美奈実 : 「え...?」

 

教授 : 「いや...なんでもない。」

 

教授 : 「そろそろ迎えが来るだろう。だからオマエは行け。もう充分だ。」

 

美奈実 : 「......でも......」

 

教授 : 「私はいい、まだ仕事が残っている...」

 

瑛二 : 「最後のお別れみたいに言わなくてもいいと思うのだが。」

 

教授 : 「でも次いつ会えるか分からないし、もしかしたら途中で私は死んでいるかもしれない。」

 

瑛二 : 「愛娘をこれ以上悲しませるような真似はよせよ。」

 

教授 : 「ハハッそうかい。瑛二君や弧月君が待っているぞ美奈実。」

 

美奈実 : 「はい...」

 

ブワン

 

..............

 

美奈実 : 「そういう事だったのね。お父さんらしい。」

 

瑛二 : 「まあ多分教授こう思っただろうな、母親にそっくりだとな.......」

 

阿武隈 : 「あの〜........」

 

瑛二 : 「そういえば阿武隈もいたんだった。美奈実の俺から精を搾り取る仲間の様な感じで。」

 

阿武隈 : 「なんか言い方酷くない〜」

 

瑛二 : 「ははっw悪いな.....それでどうした?」

 

阿武隈 : 「さっきから瑛二と美奈実の思い出話で私疎外感が半端ないのだけど。」ムウ(・ε・)

 

阿武隈 : 「阿武隈的には全然OKじゃ無いです.....」

 

美奈実 : 「ごめんね阿武隈。」

 

阿武隈 : 「でも美奈実のお父さんあんな事言ってたのに何故安心できてるの?」

 

美奈実 : 「だって黒幕に命を狙われるまくってたけど生き残った私の父親だもの。」

 

瑛二 : 「そう簡単にポックリなんかしねえよ。アイツは。」

 

阿武隈 : 「なるほどね。」

 

瑛二 : 「というかそろそろ部屋に戻った方がいいんじゃないか?鬼怒が待ってるぞ。」

 

阿武隈 : 「そうだね、また明日。」

 

瑛二 : 「おう。」

 

美奈実 : 「おやすみ。」

 

そして4日目は終わっていった。美奈実に3年前の真相を話したが、実にお父さんらしいという反応だった。俺はアイツに言われた事をきっちり守って不条理な世界の撲滅と俺の復讐を進めるのだ。ただ1番優先するは美奈実をさらに幸せにすることだ。そうじゃなきゃアイツとの約束は破ったも同じだ。

 

5日目

 

瑛二 : 「....ん..........ふわあ眠い........ん!?」

 

瑛二 : 「俺の下半身が気持ちいいだと.......もしや」下を見る

 

美奈実 : 全裸&俺のムスコが美奈実の下の口に全部入っている

 

瑛二 : 《この小説をR18にするつもりか作者と美奈実は》

《作者 : 「媚声とか書かなければR18じゃ無いのですよ」》

 

美奈実 : 「ん.......あっ......おはよう/////////」

 

瑛二 : 《やばい天使のようにかわいい、というかそいつの下の口に俺のアソコがガッツリ食べられてるんだった。》

 

瑛二 : 「妊娠しても知らんぞ.......」

 

美奈実 : 「瑛二との子宝を育むのは本望だよ。」

 

瑛二 : 「え?」

 

美奈実 : 「3年もいるし、私から何回も襲いに来てるのに気づくの遅いなあ.....」

 

美奈実 : 「この戦いが終わったら、私と結婚して下さい。」

 

瑛二 : 「お......俺で良いのか?」

 

美奈実 : 「瑛二以外に誰がいるのよ?」

 

瑛二 : 「それが美奈実の本望なら俺はYESだ。」

 

美奈実 : 「ふふっ非常に嬉しいわ。」

 

美奈実 : 「なんかそんな嬉しい言葉聞いたら3発くらい瑛二のが欲しくなっちゃったわ。だから、私に瑛二を独占させて。」キュン

 

瑛二 : 「それがお前の望みなら俺はそれに応えよう。」

 

(以下割愛)

 

2時間後

 

美奈実 : 「はあ......もう最高な気分.....」キラキラ

 

瑛二 : 「俺もだ。」キラキラ

 

美奈実の気持ちをいろんな所から受け止めた。俺は美奈実に幸せを異常な程与えるんだ。美奈実をこれ以上悲しませるような真似はしたくない。俺にそんな気持ちが新しく芽生えた。

 

瑛二 : 「さあ今日はあのパンダ老師来るんだった。」

 

美奈実 : 「阿武隈と春風ちゃんに古鷹ちゃんへの体術の修行でしょ?」

 

瑛二 : 「ああ。」

 

瑛二 : 「体術はアイツらが自分の姉や妹を救いたいという気持ちの現れだ。」

 

瑛二 : 「俺は美奈実や報われなかったアイツらの為に強くならないとな。」

 

美奈実 : 「私も瑛二を失わないように強くならないと。」

 

瑛二 : 「じゃあ服着て表出るか。」

 

鎮守府運動場

 

瑛二 : 「えーっと参加メンバーは阿武隈に春風に古鷹だろ、あと一人いるな。」

 

天龍 : 「俺も加えてくれ舞鶴の提督!!!」

 

瑛二 : 「天龍?」

 

天龍 : 「俺にはこのちび共以外に龍田という大事な妹が居るんだ!!だが龍田はまだ柱島泊地に取り残されている!!!だから!!!」

 

瑛二 : 「なるほどな。老師、1人増えますが大丈夫ですか?そろそろ出てきてください。」

 

パンダ老師 : 「ほう、ワシがおる事に気づくとはな。」

 

パンダ老師 : 「パンダパイ拳」

 

古鷹 : 「きゃっ!!?」バイン

 

パンダ老師 : 「ほう体格の割に大きなむn(瑛二 : 「おい何したエロパンダ。」)悪い悪い軽い挨拶じゃ.....」

 

瑛二 : 「次そんな真似したら空のドラム缶にぶち込んでコンクリ流し込んで海に沈めますよ?」

 

パンダ老師 : 「それはやめてくれ。」

 

瑛二 : 「だったらあく体術を彼女達に教えてください。」

 

それから1ヶ月間養谷老師の元で阿武隈、春風、古鷹、天龍は体術を学んだ。そして戦闘服も完成して、いよいよ襲撃当日になった。

 

ーTo be continueー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




着任章はこれで終わりです。次回からは休暇章といよりは始動という名目になります。

そして美奈実と色々イチャコラしていましたが、遂に告りました。今後の2人との関係を考えるのが面白くなって来ました。それじゃまた次回始動章第1話(通し話数第7話で会いましょう。)


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7話 襲撃と因縁

今回から始動章に入ります。
柱島泊地司令官拿捕作戦に名乗りをあげた阿武隈と春風、古鷹、天龍は1ヶ月突貫で修行した成果はいかに?


襲撃前日

 

瑛二 : 「さーて襲撃メンバー全部揃ったな?」

 

瑞鶴 : 「これで全員揃ったよ。」

 

瑛二 : 「んじゃ説明始めるゾ〜」

 

美奈実 : 《正直突っ込みたいけどあえて突っ込まない様にしよう......》

 

美奈実 : 「まずは艦娘の保護と移送。」

 

瑛二 : 「正直この作戦さえ達成すれば良いのだが、めんどくせえ事に艦娘達の監視役がちらほらおるんだわさ。」

 

美奈実 : 「そこでその監視共に関しては、殺しちゃってもOK、まあ最もなのは生け捕りにしてじっくり真犯人聞き出したいけど、自分達が殺されるかもしれない時は致し方なくという感じね。」

 

瑛二 : 「正直邪魔くせえし、ネネの事もあるから全てぶち殺したいんだけどな。」

 

美奈実 : 「まあどうせ残しとくと大変な事になりそうだけど、ただ1番優先は艦娘よ。」

 

瑛二 : 「んじゃとりあえず監視共ぶっ飛ばしてその後安全確認次第全艦娘の保護、そしてアソコの司令官の拿捕に向かう。俺は対象の命よりお前ら味方の命優先だからな。悪い状況にでもなったらまあ脳天ぶち抜く。」

 

阿武隈 : 「つまりは保護対象以外は基本的に排除?」

 

瑛二 : 「ああ。」

 

阿武隈 : 「了解。」

 

美奈実 : 「後阿武隈には悪いのだけど、未来予知結構頼ると思うわ。」

 

阿武隈 : 「どういう事?」

 

美奈実 : 「厄介な敵がいる時よ。」

 

阿武隈 : 「厄介な敵がいたら美奈実はテレポートで逃げれるんじゃ無いの?」

 

瑛二 : 「拒絶反応。単純に言うと拒絶反応持ちの奴がESP展開したらそいつの周囲ではESPが使えなくなる。」

 

美奈実 : 「昔の私の仲間にその能力持ちが居た。」

 

瑛二 : 「確認できてねえが、あの数だ誰かかんかその能力持ちが居ると考えられる。」

 

阿武隈 : 「じゃあ私や美奈実のESPがその辺は一切使用できなくなるって事?」

 

美奈実 : 「そういうこと。」

 

美奈実 : 「だから拒絶反応(アンチフィールド)を真っ先に潰す。」

 

阿武隈 : 「なるほどね。」

 

瑛二 : 「とりあえずはこんな感じだな。あとの指示は俺が状況に合わせて飛ばす。」

 

天龍 : 「それでよ、さっきからESP、ESPって言うけど、ESPってなんだ?」

 

瑛二 : 「超能力。」

 

天龍 : 「そんなざっくり言われても俺よくわかんないんだが.......」

 

瑛二 : 「見た方が早いな。美奈実ちょっと頼む。」

 

美奈実 : ブワン(テレポートする)

 

天龍 : 「うおっ!?消えた!?」

 

美奈実 : 「後ろにいるわよ。」ほっぺプニプニ

 

天龍 : 「えっえっ!?お前いつの間に!?」プニプニされてる

 

美奈実 : 「ついさっきよ。あなたの後ろに瞬間移動したのよ。」

 

天龍 : 「改造人間なのか?」

 

瑛二 : 「んなばなな。とある古代遺跡にある箱の中身が人を超能力に目覚めさせる様な奴で、俺や美奈実、阿武隈、春風、古鷹やあと姉貴達はそれによって超能力者になった。」

 

天龍 : 「もうようわかんないな。」

 

美奈実 : 「そりゃそうでしょうね。あの独裁国の将軍が石版落としたら割れて、そこから光る魚が出てきて超能力に目覚めましたと言われても、理解が追いつかないと思う。」

 

瑛二 : 「ESPが何なのかという話はここまでにしといて、明日9時過ぎくらいに開始やな。大本営から親父も来るし、リンカも手伝うとか聞いてる。」

 

美奈実 : 「まあリンカの事だからお得意の武術で誰も殺さずでやると思われるわね。」

 

瑛二 : 「リンカ狙って銃乱射してもリンカに効かないしな。それで撃たれて死ぬ敵が居るだろうな。」

 

美奈実 : 「私もカリ習えばよかったわ。」

 

瑛二 : 「帰省中にやってみるか?」

 

美奈実 : 「じゃあそうさせて貰うわ。」

 

瑛二 : 「それじゃあ要点は話した、明日の健闘を祈る!!以上解散!!!」

 

そうして解散し前日の幕を下ろした。

 

当日

 

瑛二 : 「さて今日はアイツらにとって革命的な日になるだろう。」シャツ脱ぎ

 

美奈実 : 「まあ上手く行けば良いのだけど。」下着状態

 

瑛二 : 「というか美奈実、多少恥じらい持ってもいいんじゃないか?」パンツ一丁

 

美奈実 : 「別に私達ほぼ夫婦なものだし、下着姿やら全裸やらなんて瑛二に見られてもいいと思ってるもの、むしろもっと私を見てもらいたいしね。それ言ったら瑛二だってパンツ一丁じゃん。魅力的な身体を見せつけてる瑛二も同罪よ。」下着も脱いで全裸状態

 

瑛二 : 「美奈実みたいに全裸になって誘惑してる訳じゃないので無罪。」戦闘服を着る。

 

美奈実 : 「まあ今日の作戦終わったら少しあなたの故郷で色々ゆっくりしましょ。あんなことやこんなこともできるし。」同じく戦闘服を着る

 

トントン

 

瑛二 : 「誰だ〜?」

 

阿武隈 : 「阿武隈入るよ〜」

 

美奈実 : 「どうしたの?」

 

阿武隈 : 「この拳銃の弾の込め方がよく分からなくて。」

 

瑛二 : 「コイツはこれをこうしてこうだ。よしOK」ガシャン

 

美奈実 : 「この拳銃少し複雑だからね。」

 

阿武隈 : 「瑛二も美奈実も簡単に装弾してるから簡単かと思ったけど......」

 

瑛二 : 「そりゃ昔からそういうの慣れてるからな。ってバケモンいるやん。」

 

グアー

 

阿武隈 : 「うわなにこのバケモノ!!!?」

 

神風 : 「大丈夫よ。私のESPだもの。」

 

阿武隈 : 「神風ちゃんっ.......嘘.....胸デカい()」

 

瑛二 : 「なあ美奈実......」

 

美奈実 : 「阿武隈が凹んでいる理由?それは多分阿武隈より神風のバストが大きいからじゃない?」

 

瑛二 : 「胸部装甲の怨念やら胸部格差と言うやつか.......」

 

美奈実 : 「まあ一昨日私とグルになって瑛二搾り取ってた時なんて、すごく自信持ってた様だけどね。」

 

神風 : 「袴着ると案外胸が着痩せするのよね。」

 

瑛二 : 「ふーん。」

 

美奈実 : 「さてと少し抱きついてもいいかしら?」ムギュ

 

瑛二 : 「胸を押し付けて甘えられても...何も出ないぞ.......」

 

美奈実 : 「えいじニウム補給〜」

 

瑛二 : 《かわいい生き物だなおい。》

 

阿武隈 : 「神風ちゃんその幻術消して!!駆逐艦の子ビックリしてチビっちゃうからあ!!」

 

神風 : 「そうね。」サアー

 

瑛二 : 「それで神風。」

 

神風 : 「何兄ちゃん?」

 

瑛二 : 「皆の準備終わった?」

 

神風 : 「皆終わったよ。」

 

瑛二 : 「じゃあ執務室に集合と伝えてくれ。」

 

神風 : 「了解。」

 

バタン

 

阿武隈 : 「美奈実のワープで柱島泊地に飛ぶの?」

 

瑛二 : 「ああ。」

 

阿武隈 : 「それでこの手榴弾投げれば良いんだね?」

 

美奈実 : 「このスタングレネードは耳栓でもしてない限り一時的に聴覚を奪うことが可能だからね。」

 

阿武隈 : 「でも艦娘達にも効くのだよね?」

 

美奈実 : 「スタングレネードの効力が聞いてる間に敵を処理すればいい。ただそれだけだ。」

 

阿武隈 : 「それで瑛二は何を探しているの?」

 

瑛二 : 「正体を隠す為の奴だ。」

 

阿武隈 : 「なんで?」

 

美奈実 : 「そうでないと海軍の者だとバレるからな。」

 

??? : 「本当に海軍ってクズと常識人別れてるわね。」

 

美奈実 : 「久しぶりだなリンカ。」

 

阿武隈 : 「えっ!?この人美奈実の知り合い?」

 

瑛二 : 「今じゃダチだが、昔は因縁のライバルだったからな。」

 

リンカ : 「京太郎さんを巡る争いだったのかな?まあ殺されかけたしね。」

 

美奈実 : 「あれはもう過去の話だ......今話されても困る....というか瑛二はなぜアンパ○マンの仮面を被ってるのだ?w」((( *艸))クスクス

 

リンカ : 「ちょっwwwwwww瑛二それ変wwwwwww」

 

阿武隈 : 「面白すぎて呼吸できないwwwwwww」

 

瑛二 : 「一応顔隠さないかんでな。」

 

美奈実 : 「ただそれはwwwwwww」

 

リンカ : 「集中できないwwwwwww」

 

阿武隈 : 「別のやつに変えてwwwwwwwもう無理wwwwwww」

 

瑛二 : 「じゃあどれがいい?」面を入れているBOXオープン

 

リンカ : 「そのオペラ座の怪人の様なお面の方がいいんじゃない?」

 

瑛二 : 「そうか。」カチャ

 

美奈実 : 「さっきよりマシになったが....」

 

リンカ : 「やっぱり変wwwwwww」

 

トントン

 

瑛二 : 「変な茶番してたら全員揃った様やな。」

 

阿武隈 : 「今の茶番だったの?」

 

美奈実 : 「茶番の割には.....」

 

リンカ : 「ボケが酷い.......」

 

瑛二 : 「悪かったな...」

 

鈴谷 : 「チーッス瑛二。リンカも久しぶりじゃーん。」

 

瑞鶴 : 「皆揃ったわよ。」

 

瑛二 : 「じゃあ行くぞ!!」

 

美奈実 : 「私の周りに集まって。全員一斉ワープだ!!」

 

ブワン

 

柱島泊地前

 

元帥 : 「そろそろ役者が揃う。赤城準備はいいか?」

 

赤城 : 「ええ。いつでもどうぞ。」

 

??? : 「元帥来ます。」

 

ブワン

 

瑛二 : 「待たせたな親父。」

 

美奈実 : 「おまたせしました。」

 

リンカ : 「お久しぶりです。」

 

元帥 : 「それじゃあ作戦開始だ!!!!!!」

 

瑛二 : 「各自突入準備体制につけ!!!!!」

 

ガシャン

 

そして俺達は突入した。

 

その頃柱島泊地

 

守衛1 : 「早く夜になってくれよここの艦娘達レイプできるのだからよお。」

 

守衛2 : 「今頃司令官ブチ切れてるだろうな。」

 

守衛1 : 「なんでだ?」

 

守衛2 : 「昨日、一昨日と敗北続きだからだとさ。」

 

瑛二 : 「やあやあ皆さんおはよう。今日もういい天気だねえ。」

 

守衛2 : 「何だこの仮面野郎!!!!!どこから湧いてきやがった??」ガチャ

 

瑛二 : 「てめえらに応える義理はねえ。」パンパン

 

守衛1,2 : 「があっ!!!」絶命

 

瑛二 : 「守衛2人キル。一気に畳み掛けるぞ!!」

 

リンカ : 「了解。アレ投げるよ!!」カキン ブン

 

コロンコロン

 

監視共 : 「うわっ!!!!!」

 

悪憲兵 : 「スタングレネードだ!!!!」

 

美奈実 : 「瑛二、雑魚は任せてくれ。」

 

瑛二 : 「死ぬなよ。」

 

ブワン

 

監視共 : 「ぐわあ!!!」

 

悪憲兵 : 「わあっ!!!!!」

 

美奈実 : 「入口近くの雑魚排除!!!」

 

瑛二 : 「それじゃあ艦娘救出行動に移る!!!!」

 

阿武隈 : 「了解。」

 

瑛二 : 「お前らは姉妹艦の部屋からローラーで監視兵排除しろ!!」

 

春風 : 「了解です。」

 

瑛二 : 「意地でも死ぬなよ。」

 

古鷹 : 「はい、瑛二さん。」

 

瑛二 : 「行くぞおらあ!!」

 

その頃柱島泊地執務室

 

提督 : 「なんだ?外がやけに騒がしいな。」

 

悪憲兵 : 「報告!!!!!海軍艦護派による急襲!!!!!!既に守衛と入口がやられました!」

 

提督 : 「なんだと!?」

 

その頃阿武隈

 

阿武隈 : 「長良姉さん達いる!?」

 

五十鈴 : 「その声ってもしや?」

 

由良 : 「阿武隈....ちゃん?」

 

阿武隈 : 「うん、そうだよ!!助けに来たよ!!!」

 

鬼怒 : 「阿武隈姉さん!!!」

 

五十鈴 : 「やっと監視共やくそ司令官から性的暴行受けずに済む.....」ううっ

 

阿武隈 : 「開けるから待っt(監視 : 「何してんじゃわれえ!!!!」)こんな時に!!!」

 

五十鈴 : 「私達は良いから、早く逃げて!!!!!」

 

阿武隈 : 《コイツアンチフィールド持ちの能力者ね!!》

 

監視 : 「死ねえ(阿武隈 : 「あんたがバテろ!!!!」)うおっ!!?」

 

由良 : 「!!??」

 

阿武隈 : 「このままこのドア破壊してやる!!!!姉さん達ドアから離れて!!!」

 

五十鈴 : 「えっ.......ええ.......離れたわ......」

 

阿武隈 : 「てりゃああ!!!!!」ボゴ

 

ドア : ドカーン(破壊)

 

監視 : 「ぐあっ!!!!」

 

阿武隈 : 「五十鈴姉さん、由良姉さん、鬼怒ちゃん!!!!」

 

五十鈴、由良、鬼怒 : 「阿武隈(ちゃん)(姉さん)!!!」

 

阿武隈 : 「皆伏せて!!!!」

 

監視 : 「クッソ!!!!!何しやがるんだこのアマ!!!!」パン

 

阿武隈 : 「あんたこそ姉さん達を酷い目に合わせて!!!!!!!あの世で永遠に後悔しろ!!!!!!」カシャン パン パン

 

監視 : 「があっ!!!!!」(脳天と心臓部を撃たれ死亡)

 

由良 : 《阿武隈ちゃんが人を撃った!?》

 

五十鈴 : 《というかあの監視が何故撃って来る事が短時間で予測できたの!?》

 

ブワン

 

瑛二 : 「長良型の解放終了か。」

 

美奈実 : 「死者は敵のみ。」

 

阿武隈 : 「ごめん美奈実、五十鈴姉さんと由良姉さんと鬼怒ちゃんを赤城さんの元にテレポートして。」

 

美奈実 : 「わかった。」

 

阿武隈 : 「ごめんね姉さん達......また後で会いに来るから。」

 

五十鈴 : 「えっ!?ちょっと!?どういう事!!?」

 

美奈実 : 「すまないがあなた達の治療を先に進めたいから1つにまとまってくれ。」

 

由良 : 「こっ.....こう.....?」

 

鬼怒 : 「皆まとまったけど何するの?」

 

美奈実 : 「済まない助かる。」

 

ブワン

 

外の応急治療テント前

 

ブワン

 

吹雪 : 「うわっ!!?」

 

睦月 : 「急に知らない女性と五十鈴さん達が現れたにゃしい!?」

 

瑞鶴 : 「美奈実。後どれくらいかかりそう?」

 

美奈実 : 「あのペースなら30分で春風ちゃんと古鷹が制圧してくれると思う。」

 

瑞鶴 : 「そう。そしてその後が。」

 

美奈実 : 「現柱島司令官の拿捕だ。私や瑛二にとっては仇だからな。」

 

瑞鶴 : 「やっぱりアイツが5年前の事件に絡んでいたのね。」

 

美奈実 : 「ああ。」

 

五十鈴 : 「ねっ.....ねえ。あんたは何者なの!?」

 

美奈実 : 「今はそんな時間はない。」

 

ピピ

 

美奈実 : 「こちら美奈実。」

 

春風 : 『春風です。神風型の部屋の周辺の掃除と、旗風さん達と青葉さん、衣笠さんの保護できました。今から皆さんを連れて外に脱出します。』

 

美奈実 : 「了解。」

 

瑞鶴 : 「次何人?」

 

美奈実 : 「神風型の3人と、青葉と衣笠だ。瑞鶴悪いけどこの3人診といて。」

 

瑞鶴 : 「りょーかい。」

 

鈴谷 : 「じゃあ私も最上と三隈探してくる。」

 

瑞鶴 : 「それは良いけど、熊野連れて来て大丈夫なの?」

 

鈴谷 : 「安心しなさい。いざとなったらこのダウジングで敵をダウンさせるから。」ビーン

 

熊野 : 「本当に大丈夫ですの?」

 

鈴谷 : 「やばかったら逃げる。とりあえず行っくよー!」

 

鈴谷 : 「じゃあ美奈実また頼んでいい?」

 

美奈実 : 「行くぞ!!」

 

ブワン

 

由良 : 「また消えた......」

 

五十鈴 : 「あの子何者なのよ.......」

 

瑞鶴 : 「それは後で説明するわ。」

 

所変わって泊地内部

 

春風SIDE(春風突入時)

 

リンカ : 「えーっと春風ちゃんと古鷹ちゃんだっけ?」

 

春風 : 「はい春風です。」

 

古鷹 : 「はい。」

 

リンカ : 「私が今からそこの監視制圧するから、その間に救出して。あとは京太郎さんがテレポートしてくれるから。」

 

春風、古鷹 : 「はい!!」

 

リンカ : 「それじゃあ行くよ!!」カチャン

 

監視共 : 「誰だお前!!?」パンパン

 

リンカ : 「あんたらに名乗ってる時間は無いの!!!!!」

 

監視共 : 「銃が効かn.....ぐあっ!!!!!」ドガッ

 

春風 : 「何ですかあの動き!?」

 

古鷹 : 「カリって言うフィリピンの武術らしいけど.......物凄く強い.....」

 

リンカ : 「今だよ!!!!」

 

春風、古鷹 : 「はい!!」

 

春風 : 「朝風さんに、松風さん、旗風さん居ますか?」

 

古鷹 : 「青葉、衣笠いる!?」

 

朝風 : 「いるわよ。でも今外で何は起きてるの?」

 

衣笠 : 「さっきから監視兵の悲鳴とかいっぱい聞こえるのだけど。」

 

古鷹 : 「助けに来たの!」

 

古鷹 : 「とにかく開けるよ.....クソっ鍵が掛かってる!!!!」

 

リンカ : 「じゃあ扉の周りにいる人皆どいて。」

 

春風 : 「どうするのですか!?」

 

リンカ : 「蹴っ飛ばすのこのドアを。」

 

青葉 : 「どきましたけど.....」

 

リンカ : 「じゃあいくよ!!!」

 

頭蓋骨粉砕蹴り!(ずがいふんさいキーック!)

 

ドガアッ

 

衣笠 : 「うわっ!!!!」

 

青葉 : 「この鉄製のドアをいとも簡単に粉々に......」

 

リンカ : 「そんなこと言ってないで早く逃げるよ!」

 

リンカ : 「京太郎さん!」

 

京太郎 : 「今来たよリンカさん。」

 

リンカ : 「私含めて8人を外までテレポートして!」

 

京太郎 : 「了解。」

 

リンカ : 「皆ここに集まって。」

 

艦娘達 : 「はい。」

 

京太郎 : 「それじゃあ行くよ。」

 

ブワン

 

一方瑛二SIDE

 

ブワン

 

美奈実 : 「今戻った。」

 

鈴谷 : 「手伝いに来たよ!」

 

瑛二 : 「鈴谷ジャストタイミングだ!!」

 

阿武隈 : 「丁度最上さんと三隈さんの部屋の制圧に取り掛かる所だったんだけど、思いの外監視多くて......」

 

神風 : 「私の幻惑で惑わせてるうちに鈴谷姉さんがあのドアをダウジングで開けれそう?

 

鈴谷 : 「それは難しいね。結局この監視共潰さないと最上や三隈助け出せれないし。」

 

熊野 : 「それじゃあその他の手はあるの?」

 

鈴谷 : 「簡単な話、私のESPで敵だけひねり潰せば良いし。」

 

鈴谷 : 「とりゃあ!!!!」ジャラ

 

監視1 : 「ぐえっ!!!!」死亡

 

監視2 : 「あがっ!!!」死去

 

監視3 : 「があっ!!!!」死去

 

熊野 : 「殺したのですの!?」

 

鈴谷 : 「そうじゃないと何も変わらないからさ。」

 

瑛二 : 「よし道が開けた。」

 

熊野 : 「最上さん!!三隈さん!!熊野です!!あなた達を助けに来ました!!!」

 

最上 : 「えっ!?熊野!?」

 

三隈 : 「熊野さんですの?」

 

熊野 : 「今開けます......開かない?」

 

鈴谷 : 「最上!!!中の鍵開けて!」

 

最上 : 「それがここの鍵外から司令官だけが開けれるようになっているから.....中に開ける鍵が無いんだ.......」

 

瑛二 : 「じゃあそこの2人、ドアから十分離れてろ!」

 

三隈 : 「は......はい....」

 

瑛二 : 「じゃあいくぞ!おんどらあああああ!!!!!!」バーン

 

最上 : 「蹴りでドアを壊した.....だと.......」

 

瑛二 : 「無事かお前ら!!」

 

三隈 : 「無事ですが......」

 

最上 : 「むしろ鉄でできたあのドアを蹴破った君の足の方が心配だよ.......」

 

瑛二 : 「あれ鉄製なん?」

 

美奈実 : 「材料は鉄なのだが、中は空洞な様だ。」

 

瑛二 : 「そこまでして自分の遊び用の金が欲しかったかw」

 

美奈実 : 「正直マヌケだな.....」

 

瑛二 : 「まあ簡単に最上と三隈助け出せれたで良しとするか。」

 

美奈実 : 「それじゃ私は最後の2人を外に出s(柱島提督 : 何をしている貴様ら!!!)誰だお前?」

 

柱島提督 : 「お前とは何だ!?俺は中将だぞ!!!」

 

瑛二 : 「こんな鼻くそ垂れたジジイが中将か〜日本も大分平和ボケしたもんだな。」

 

柱島提督 : 「なんだと貴様!!」

 

瑛二 : 「さっき言った通りじゃねえかよ......聞こえねーなら補聴器買えばいいじゃねえか.......」

 

柱島提督 : 「まだ貴様はふざけているのか!!!」

 

瑛二 美奈実 : 「ふざけているのはてめえだろ(お前だ!!)......」殺気展開

 

阿武隈 : 「ちょっと!!?瑛二!!目が!!!しかも美奈実も感じが変わった!?」

 

美奈実 : 「お前だろう、私の父親や母親を殺そうとして........」

 

瑛二 : 「俺の海の親をぶっ殺したテロリストのメンバー!!!」

 

柱島泊地 : 「ははっ何だと言うのだね。私は邪魔くさい人間を排除しようとしただk........グハッ」

 

瑛二 : 「誰が邪魔くせえ人間だてめえ...」腹パン

 

美奈実 : 「次その様な事言ったらお前の首を切り落とす。」首筋に日本刀を当てる

 

柱島泊地 : 「ヒッ」

 

瑛二 : 「てめえの負けだ、降参しろ。」

 

鈴谷 : 「うん?」ピーン

 

鈴谷 : 「瑛二、美奈実離れて!!何かが来る!!!」

 

ブワン

 

瑛二、美奈実 : 「誰だお前!?」

 

??? : 「さあ誰だろう?ただ単に約立たずを殺しに来ただけさ。」

 

柱島泊地 : 「おい貴様どういう事だ!!私はそんなヘマなd(パーン)ぐあっ!!!」脳天ぶち抜かれ死去

 

??? : 「君は調子に乗り過ぎだ。」

 

瑛二 : 「なっコイツ!!?味方を撃ち殺しやがった!」

 

??? : 「ただ僕の顔を見れば分かるだろう。」

 

瑛二 : 「っ!!?神河かてめえ!!!!!」

 

神河 : 「そうだよ。よくわかったね瑛二。」

 

美奈実 : 「お前、何のつもりだ!!!」

 

神河 : 「僕のお父さんの邪魔をされちゃ困るからさ。」

 

瑛二 : 「てめえの父親って.....」

 

現内閣総理大臣の神河伊之助か!!!!!

 

最上 : 「どういう事!?」

 

鈴谷 : 「黒幕は首相か!!!」

 

瑞鶴 : 「くそっ!!」

 

阿武隈 : 「そんな事をして!!!!あなた達の目的は何なの!!?」

 

神河 : 「それは説明するのがめんどくさいね。そろそろ戻らないと行けないから。じゃあね瑛二。近いうちにまた会おう。」

 

瑛二 : 「おいっ!!!くそっ!!!!!待てや!!!!!」

 

美奈実 : 「すみません元帥聞こえますか!!?」

 

元帥 : 『どうしたのじゃ!?』

 

美奈実 : 「捕獲予定だった柱島提督が、黒幕に殺されました!」

 

元帥 : 『なんと言うことじゃ!!!』

 

瑛二 : 「しかもその黒幕が神河 新太郎だ!!!!!」

 

元帥 : 『黒幕は首相か。』

 

瑛二 : 「とりあえず艦娘の解放はみんな終わったから、美奈実と一緒に戻る!」

 

美奈実 : 「行くぞ!!」

 

ブワン

 

外テント

 

天龍 : 「お前らを救い出せて良かったぜ。」(。•́ωก̀。)…グス

 

龍田 : 「天龍ちゃん.....生きてて良かった.....」(。•́ωก̀。)…グス

 

ブワン

 

天龍 : 「うおっびっくりした!!」

 

美奈実 : 「悪い天龍、元帥はいまどこにいる?」

 

天龍 : 「そこのテントの中だぜ......」

 

美奈実 : 「すまない。」

 

龍田 : 「ねえ天龍ちゃん、あの人達誰〜?」

 

天龍 : 「舞鶴鎮守府の現提督とその彼女だ....」

 

天龍 : 「ただ今はあの提督と女相当キレてるな.....」

 

龍田 : 「なんで分かったの〜?」

 

天龍 : 「さっきの女、声にドスがきいてたからだ......」

 

阿武隈 : 「だって黒幕に柱島の司令官殺されたしね.....」

 

天龍 : 「どういう事だ?」

 

阿武隈 : 「内閣総理大臣の息子が急に現れて柱島の司令官を射殺したの。おまけに柱島の司令官が瑛二と美奈実の親を襲撃したテロリストの1人だったの。」

 

阿武隈 : 「美奈実の親は生きているのだけど、瑛二の両親死んじゃったからね.....」

 

天龍 : 「そうだったのか......」

 

阿武隈 : 「とりあえずその話はお終い。皆を近くの軍病院に送るよ。」

 

天龍 : 「わかった。」

 

一方瑛二は

 

瑛二 : 「なんか嫌な予感がする....」

 

美奈実 : 「私もそれ思うわ。」

 

元帥 : 「とりあえずこれは重要案件として私の方で検討するから君たちはしばらく休んでてくれ。」

 

瑛二 : 「ああ悪い.....」

 

美奈実 : 「すみません....何回も....」

 

元帥 : 「気にするな......これは君達だけで抱え込まれても困るからな。」

 

美奈実 : 「それじゃあお言葉に甘えさせていただきます。」

 

元帥 : 「それじゃあ私は大本営に戻る。赤城帰るぞ。」

 

赤城 : 「はいお父さん。」

 

瑛二 : 「クソっ!!!!!アイツは何を考えている!!!!」

 

美奈実 : 「あの神河って言う男は瑛二の何だったのだ?」

 

瑛二 : 「ガキの頃のダチだ。アイツの父親が今の内閣総理大臣というのは知っていたが、親子つるんでとんでもない事を画策する様な奴だとは思って無かった。」

 

美奈実 : 「要は私達の敵は政府なのね......」

 

瑛二 : 「ああ残念ながらそうだ......」

 

阿武隈 : 「瑛二、美奈実ごめん遅れた.....」

 

春風 : 「只今戻りました。」

 

古鷹 : 「すみません.....」

 

瑛二 : 「皆揃ったか......」

 

美奈実 : 「とりあえず瑛二の実家に行こう。」

 

瑛二 : 「そこで神河の事を話す。」

 

阿武隈 : 「わかった。」

 

美奈実 : 「とりあえず皆おつかれさま。」

 

瑛二 : 「とりあえず本州戻って飯食ってから行くぞ。」

 

美奈実 : 「それじゃあ私の周りに集まってくれ。」

 

衣笠 : 「ごめん私達も連れてって!」

 

古鷹 : 「衣笠??」

 

衣笠 : 「その神河って奴、私達が艦娘になる前に会ってる気がするんだ。」

 

青葉 : 「私もどこかで会った覚えがあります。」

 

衣笠 : 「私達の親はそいつの陰謀によって殺されたからさ.....」

 

古鷹 : 「そんな事があったの......?」

 

美奈実 : 「じゃあどうする瑛二?」

 

瑛二 : 「1回舞鶴鎮守府にワープして青葉達の傷を癒して、その後俺の車で岐阜へ移動する。」

 

古鷹 : 「あれっ?瑛二さんは岐阜生まれなのですか?」

 

瑛二 : 「まあな......でも親が死んでから3年前の間は岐阜に帰らずずっと東京に住んでいたんだ......」

 

瑛二 : 「それで3年前、美奈実と付き合いだした頃に岐阜に戻って生活してたんだけど、提督になるために、また神奈川の方に移動したから本当に久しぶりだ。」

 

瑛二 : 「とりあえず俺は舞鶴鎮守府のリニューアル工事が終わるまでそこに居る。」

 

美奈実 : 「じゃあ私もしばらく瑛二の家に身を寄せても良い?」

 

瑛二 : 「ああ構わない。むしろ美奈実は帰る家がないし.....」

 

阿武隈 : 「両親揃って行方不明だから?」

 

美奈実 : 「ええそうよ.....」

 

瑛二 : 「まだ聞きたい事あるかもしれんが、それは岐阜戻ったら話すから一旦終わり。」

 

美奈実 : 「じゃあ舞鶴に戻るわ。」

 

ブワン

 

舞鶴鎮守府

 

ブワン

 

瑛二 : 「とりあえずお前らは入渠して傷を癒せ。俺達は今から準備する。」

 

艦娘達 : 「了解。」

 

瑛二 : 「_:( _ ́ω`):_ふう」

 

美奈実 : 「おつかれ瑛二....私がマッサージするから横になって。」

 

瑛二 : 「悪い助かる。」

 

美奈実 : 「いいのよ、家族なんだから。」

 

瑛二 : 「ああそうだな.....」

 

美奈実 : 「だから悩みも瑛二だけで抱え込まないで。」

 

瑛二 : 「ああ。」

 

 

こうして柱島泊地艦娘救出作戦は終わった。だがあの神河が何であんなことをしたのかが分からない。ただ非常に嫌な予感がする。もしかしたら3年前のような事に今後なってくるのかもしれん、だからそれを止めないとならない。

 

俺達は何を潰せば真の平和を手に入れれるのか。

 

ーTo be continueー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




柱島泊地艦娘救出活動は成功しましたが、司令官の生け捕りに失敗しました。神河の目的は気になりますが、次話からはしばらくほのぼのを予定してます。それじゃあまた次回お会いしましょう。


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8話 復讐の起点

前回突如現れた敵に柱島司令官を殺された瑛二達。真の敵を知った瑛二達はどう動くのか。


舞鶴鎮守府

 

瑛二 : 「ああ〜美奈実のマッサージ疲れた体によ〜効くわ〜」

 

美奈実 : 「そう、嬉しい事言うわね。」

 

瑛二 : 「だって事実やし。」

 

美奈実 : 「大体こんな感じ?」

 

瑛二 : 「ああ、体がほぐれた。」

 

美奈実 : 「この後はどうするの?」

 

瑛二 : 「皆が風呂上がったら俺も入る。」

 

美奈実 : 「私も一緒に入るわ。」

 

瑛二 : 「おう。」

 

美奈実 : 「あら、やけに素直ね。」

 

瑛二 : 「今日中に実家に帰りたいから、準備時間短くしたいし。美奈実と風呂入ってると案外落ち着くんだよな。普通なら裸の女子いるとか言って全然落ち着けないけどなwww」

 

美奈実 : 「私も普通なら風呂一緒に入ろうとか言う立場じゃないけどねw」

 

瑛二 : 「実際美奈実の顔も身体も完璧すぎて最初色んな所がガチガチやった。」

 

美奈実 : 「もう///.......」

 

瑛二 : 「そろそろ風呂入らんとあとの出発時間に響くな。」

 

美奈実 : 「じゃあ早く入った方がいいわね。」

 

-風呂場-

 

瑛二 : 「もう終わったのか?」

 

阿武隈 : 「まあ汗を流す程度だしね。」

 

美奈実 : 「柱島で保護したメンバーは?」

 

阿武隈 : 「豚(前任)が隠したままのバケツを使ったよ。」

 

美奈実 : 「管理は案外ズボラだったのね.....」

 

瑛二 : 「俺以上にズボラやなw」

 

阿武隈 : 「だねw。ところで瑛二と美奈実は今から風呂入るの?」

 

瑛二 : 「ああ。大体の準備が終わったし、今日中には移動始めるからな。」

 

古鷹 : 「今日中にですか?」

 

美奈実 : 「車で3時間少々で行けるしね。」

 

春風 : 「そうなのですか。」

 

瑛二 : 「それで入渠してたの含めて全員出た?」

 

阿武隈 : 「皆出たから瑛二は美奈実とゆっくり疲れを癒してきたら?」

 

瑛二 : 「そうだな。んじゃ後で食堂集合で。」

 

阿武隈 : 「わかった。」

 

テコテコ

 

阿武隈 : 「じゃあ私達も早く準備しないとね。」

 

古鷹 : 「でも阿武隈ちゃん......」

 

春風 : 「あの瑛二さんや美奈実さんと大分親しげに話せる程度まで信頼していますね......」

 

阿武隈 : 「前に元帥が、瑛二の過去について話してたじゃないですか。瑛二なんて両親を目の前で殺され、自分も手榴弾で重症を負ってかなり私達過酷な目にあったのに、今あんな感じで前向きに生きている。美奈実も実の父親が行方不明だからね。」

 

春風 : 「そうでしたね.....」

 

古鷹 : 「だから.......瑛二さんは敵には容赦ないけど、仲間には優しいのだね。」

 

阿武隈 : 「そんな感じですね。あっそろそろ準備しないと。」

 

古鷹 : 「そうだった。」

 

春風 : 「また食堂で落ち合いましょう。」

 

古鷹型の部屋

 

衣笠 : 「ねえ古鷹?」

 

古鷹 : 「どうしたの?」

 

衣笠 : 「さっきESPって言ってたけど、ESPって何?」

 

古鷹 : 「簡単に言うと、超能力かな。」

 

青葉 : 「じゃあ古鷹さんも超能力者ってことになるのですか?」

 

古鷹 : 「まあ...ね。まだESP使えるようになってから1ヶ月しか経って無いけど。」

 

衣笠 : 「どういう能力なの?」

 

古鷹 : 「単純に透明化だね。」

 

スウッ

 

青葉 : 「あれっ?古鷹さんが消えた!?」

 

古鷹 : 「ここだよ〜」

 

青葉 : 「えっ!?どこ!?」

 

衣笠 : 「多分さっきと同じ所。」

 

スウッ

 

古鷹 : 「はい、よく出来ました。」

 

衣笠 : 「全然嬉しくない.....」

 

青葉 : 「何でガサは分かったの〜?」

 

衣笠 : 「だって透明化してから足音全然聞こえなかったもん。」

 

古鷹 : 「まあ姿を消せるけど、足音までは消せないからね。」

 

衣笠 : 「へぇ〜..........って!?もう5時!?」

 

時計 : 5時を指している

 

古鷹 : 「じゃあ早く準備して食堂行こう。」

 

食堂

 

美奈実 : 「じゃあ行くわよ。」

 

瑛二 : 「とりあえず順に荷物を車に積んでってくれ。」

 

美奈実 : 「今回は瑛二のステップワゴン1台で移動するから多少狭いかもしれないけど我慢して。」

 

そして荷物を積み終わり、ホンダの某ミニバン(ステップワゴンスパーダ)で移動を開始し途中の敦賀市で晩飯を食べた後に俺の実家に着いた。

 

美奈実 : 「は〜い皆着いたよ。」

 

阿武隈 : 「思ったより普通。」

 

美奈実 : 「豪邸なんか......」

 

瑛二 : 「なんか落ち着かないし、そもそも俺の家はお金持ちじゃないんだ。提督になってるやつ全部がお金持ちというのは嘘だからな。」

 

阿武隈 : 「ふ〜ん、そうなんだ......」

 

瑛二 : 「自分で聞いといてこの反応かよ.........まあ岐阜着いたは良いけど、俺も美奈実も思ったより疲れちまったもんで早く寝たい。だから舞鶴でしてた話は明日にでも話す。」

 

青葉 : 「了解で〜す。」

 

そうして日が暮れていった。

 

翌朝

 

瑛二 : 「ふわ〜」

 

美奈実 : 「あら起きた?」

 

瑛二 : 「本音を言うとまだ寝たい.........」

 

美奈実 : 「まだ寝てても良いのよ。」

 

瑛二 : 「あっそっか〜今は休暇の最中だった。ほんで今何時くらい?」

 

美奈実 : 「まだ朝の6時くらい。」

 

瑛二 : 「じゃあ寝る!」キッパリ

 

美奈実 : 「やはりね.....」

 

瑛二 : 「美奈実も寝不足だろ.......」

 

美奈実 : 「確かに眠いわ......さっき何故か目が覚めてしまったのだもの、だから8時にアラーム鳴るようにして私も寝直す。」

 

瑛二 : 「どうせ休みだし良いだろ。」

 

美奈実 : 「そうね。」

 

2時間後

 

美奈実のスマホ : 設定時刻だよ!!起きて!!起きて!!

 

美奈実 : スウスウ(。´-д-)。o○Zzz

 

瑛二 : クカー(。´-д-)。o○Zzz

 

阿武隈 : 「美奈実も瑛二も朝はすごく弱いんだ........」

 

古鷹 : 「だから鎮守府でも....」

 

春風 : 「朝礼をしなかったのですね......」

 

衣笠 : 「えっそうなの!?」

 

青葉 : 「朝礼無しとか.....青葉初めて聞いたのですけどお........」

 

古鷹 : 「確かに《瑛二 : 「朝礼は正直しんどいで無しにする。」》って言ったけど、そういう事だったんだ。」

 

春風 : 「みゅ〜」アクビシテイル

 

古鷹 : 「ふわ〜」上に同じく

 

阿武隈 : 「まあそろそろ起こしてあげますか。」フライパンとフライ返し装備

 

衣笠 : 「ねえ......」

 

青葉 : 「阿武隈さん・・・・・まさかギャグ系漫画で定番のあれやるのですか.........?」

 

阿武隈 : 「うんその通り!」

 

青葉 : (あっこれ・・・・・)

 

古鷹 : (耳ふさがないと・・・・・)

 

春風 : (耳が死んじゃいますわ・・・・・・・)

 

阿武隈 : 「おーい!!朝だよ!!起きてー!!!!」カンカンカンカン

 

美奈実 : 「うみゃっ!!?」飛び起きた

 

瑛二 : 「うるせええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!」同じく飛び起きた

 

阿武隈 : 「8時だよお寝坊さん達。」

 

美奈実 : 「何でそんな真似するの!?」

 

阿武隈 : 「だって美奈実のスマホのアラーム鳴ってるのに美奈実全然起きないもの。」

 

美奈実 : 「あっ.......ほんとだ.........」

 

瑛二 : 「なんやかんやでクソ疲れてたんだよ。」

 

瑛二たちは2時間後にセットしたアラームに気付かず阿武隈に叩き起される羽目になっていたのである。

 

瑛二 : 「悪いななんか.......俺はいつもの事らしいけど.........」

 

美奈実 : 「私普段瑛二より早く起きるのに今日は昨日の疲れが溜まってたのか、この時間までぐっすり寝てたわ.......」

 

瑛二 : 「大体いつも美奈実に起こされるんだけど、非番の時なんか大体9時まで寝てる時あるしな........」

 

美奈実 : 「まあその話は後にして、早く朝作りたいから手伝って。」

 

瑛二 : 「ほーい。」

 

阿武隈 : 「じゃあ私も手伝う。」

 

瑛二 : 「ああ助かる。」

 

20分後

 

ドドン

 

瑛二 : 「いつもなら10分で済むのに2倍も時間かかっな。」

 

美奈実 : 「阿武隈手伝ってくれなかったらもっと時間がかかったわよ........」

 

阿武隈 : 「料理ぐらいならできるしね。」

 

瑛二 : 「マジで助かった。」

 

美奈実 : 「じゃあ早く食べよ。お腹すいてきた。」

 

朝飯を食べた後に過去話をしたりやら色々過ぎた。

そして夜になって近くにある行きつけの食事処に入った。

 

店員 : 「何名様でしょうか?」

 

瑛二 : 「8人です。」

 

店員 : 「御案内します。」テコテコ

 

衣笠 : 「ねえ美奈実。ここって.....」

 

美奈実 : 「瑛二がご飯の用意が面倒くさいって時によく立ち寄るご飯屋よ。」

 

店員 : 「こちらにどうぞ。」

 

瑛二 : 「あっ.......」

 

瑞鶴 : 「へっ!?」

 

川内 : 「あれま。」

 

鈴谷 : 「あちゃー.......やっぱり瑛二もここに来たか〜」

 

瑛二 : 「まあ俺らみんな揃ってここの出身やし、小学校同じやしな。」

 

美奈実 : 「皆同じ小学校出身なんだ.....なんか初耳。」

 

瑛二 : 「俺が元帥に拾われたのも、鈴華と優菜と幼馴染だったからや。」

 

青葉 : 「じゃあ元帥は瑛二さんの里親ということですか?」

 

瑛二 : 「ああ。」

 

青葉 : 「海軍で今の元帥がクーデター起こした時に若き提督候補が元クソ元帥の首をはねて殺したという話は一時期よく聞きましたが、あなた達なのですか?」

 

美奈実 : 「私が雑魚を処分して....」

 

瑛二 : 「俺がクソジジイの首を斬った。」

 

鈴谷 : 「はいはいその話は終わり、ご飯屋でその話は禁止。」

 

美奈実 : 「首はねたとか普通飲食店でする話じゃ無いわ......」

 

鈴谷 : 「それより両親の墓参りくらい行ったら?」

 

瑛二 : 「もちろんこの長期連休中に行くつもりだ。」

 

川内 : 「まあ、兄さん的には色々忙しくて墓参りも行けなかったしちょうどいい連休だよ。」

 

瑛二 : 「正直とっとこ参ったろう。」

 

川内 : 「とっとこハム太郎みたいに言うな......」

 

鈴谷 : 「瑛二って意外とギャグ吐くんだよね。」

 

美奈実 : 「たまにシベリアになりかけたりするけど....」

 

鈴谷 : 「シベリアレベルは死者が出る()」

 

瑛二 : 「ほえ?何の話だ?」

 

鈴谷 : 「自分で考えなさい....。」

 

美奈実 : 「なんだか面白くなりそう....」

 

瑛二 : 「まあ1番は〜明石がとんでもない魔改造好きだった事だよな。」

 

美奈実 : 「でも阿武隈なんかすぐ慣れるという....」

 

瑛二 : 「阿武隈にはあれが適正だったんだろう.....」

 

鈴谷 : 「あははは.......」

 

瑞鶴 : 「それよりもさ〜、そろそろ注文した方が良いんじゃない?」

 

瑛二 : 「だな(笑)」

 

瑞鶴 : 「私はそこのラーメン!」

 

瑛二 : 「博多麺の濃厚豚骨とかめちゃうまそうなんだけど。」作者の感想

 

鈴谷 : 「じゃあドリア!!」

 

瑛二 : 「ドリア風ミラノ1つ!!!」

 

ビュオー

 

美奈実 : 「さっむ......」

 

美奈実 : 「それは置いといて、私はそこのパスタ。」

 

こんな感じで注文を済ませ、その後は注文したものを食いしばらくの談笑したりした。

 

瑛二 : 「ってもうこんな時間か。」

 

鈴谷 : 「それじゃ、再始動時に会いましょう。」

 

瑛二 : 「じゃあな。」

 

美奈実 : 「ばいばーい」

 

そして実家での共同生活を1ヶ月続けた後、鎮守府のリフォームが終わり、鎮守府再始動となった。

 

瑛二 : 「んじゃ、舞鶴鎮守府再始動祝って乾杯。」

 

 

艦娘達&美奈実 : 「かんぱ〜い。」

 

ーTo be continueー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




という事で今回は休み中の動きでした

次話から再始動です。


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平和な世界をいつかきっと
9話 騒乱は艦娘と共に


作者 : 約4カ月更新できず申し訳ありませんでした!!!!!!

瑛二 : いったいお前今まで何してたんだ?

作者 : なんかスマホが狂って執筆もくそもできず、機種変更とノーパソの導入で久しぶりに再会できたのですよ・・・・・・・

美奈実 : そう・・・・・ (無関心)

作者 : というわけで本編をお楽しみ下さい。


舞鶴鎮守府再始動した翌日、さっそく瑛二のもとに元帥から指令が入った。

 

瑛二 : 「元帥から指令所届いた?」

 

美奈実 : 「さっきfaxで届いたわ。一応内容的には元帥のところとの演習と、舞鶴近海の簡易的な警戒活動をしてほしいという内容だけど。」

 

阿武隈 : 「まあ、始動したばっかしだからかな~。」

 

 

瑛二 : 「総元帥が親父やでまだいいけど、中国地方をまとめてる元帥がクソだって話があるからな。」

 

阿武隈 : 「確かに、ここの昔の提督は中国地方元帥派閥だからね・・・」

 

美奈実 : 「そいつらをとっ捕まえないことにはね・・・、クーデターなんて起こされたらひとたまりもないわ・・・・・」

 

瑛二 : 「取り敢えず皆を強くして深海棲艦の猛攻から生き残るがモットーだが・・・・」

 

瑛二が話してる途中に執務室の扉が勢いよく開かれた

 

春雨 : 「司令官さん!!白露姉さんと村雨姉さんが海岸で大破意識不明になってます!!!!!」

 

瑛二 : 「すぐ行く!!!」

 

瑛二は執務室を出て春雨の案内で二人が倒れているという海岸へと向かう。その途中で同じ白露型の時雨と夕立にあった。

 

時雨 : 「提督、春雨どうしたの?」

 

春雨 : 「時雨姉さんに、夕立姉さんちょうどよかった!!!!!」

 

瑛二 : 「お前たちの姉が今海岸で意識不明の状態で見つかった!!!おそらく大破しているのは確実だ!!!」

 

時雨 : 「まさか白露?」

 

夕立 : 「村雨もいるっぽい!?」

 

瑛二 : 「まさしくそうだ!!とにかく先急いでくれ!!!!!」

 

この時に救出した白露と村雨がこの後波乱を呼ぶことになったのはその一週間後の話であった。

 

二時間後執務室

 

瑛二 : 「とりあえず白露と村雨は命に別状はないんだな?」

 

明石 : 「はい、艤装の識別マーク的に呉です。ただ・・・・・・・・」

 

美奈実 : 「今もまだ目を覚ましてないのね・・・・・」

 

明石 : 「それもそうなのですが・・・おなかのあたりに根性焼の跡が見受けられまして・・・・・」

 

瑛二 : 「とりあえずその白露と村雨がもともと配属されていた鎮守府は黒確定だ。回復したらそのまま7個々の所属に変えるように元帥と掛け合ってみる。」

 

時雨 : 「お願い!!!!」

 

夕立 : 「白露と村雨を守ってほしいっぽい!!!」

 

美奈実 : 「もちろんそうするわ、そこの提督を吊るし上げるまではそこの鎮守府に戻すことはできないわ。」

 

瑛二 : 「とにかく親父に総元帥権限を使ってそうしてもらうように頼むところだ。」

 

瑛二スマホ プルルルル

 

瑛二 : 「なんかタイミング良すぎだろ?」

 

瑛二 : 「はい、舞鶴提督の酒井です。」

 

宗一郎 : 「悪い瑛二、FAXで送った指令書だが・・・見なかったことにしてくれ!!!」

 

瑛二 : 「ブラ鎮調査か?」

 

宗一郎 :「まさしくその通りじゃ、先ほどワシのところに呉所属の阿賀野型が来て、助けてくれって言われたんじゃ。」

 

瑛二 : 「またブラ鎮行為の告発か?それはブラ鎮撲滅の大きな手掛かりになるな。」

 

宗一郎 : 「それで詳しい話をおぬしの鎮守府で聞いてほしいのじゃ。」

 

瑛二 : 「どうして?」

 

宗一郎 : 「中国地方総監が明日大本営に呉の提督と一緒に来る予定になってるのじゃ・・・」

 

瑛二 : 「タイミング悪いな・・・」

 

宗一郎 : 「とりあえずいま川内が治療の終わった阿賀野型を乗せてそちらに向かっとる。」

 

瑛二 : 「ちょい待ち。」

 

瑛二 : 「守衛はん、たぶん明日の朝くらいに赤いスカイライン来ると思うでそれ通して!!!たぶんそれの運転手は川内や。」

 

守衛 : 「かしこまりました!」

 

瑛二 : 「悪い親父、阿賀野型の受け入れ用意今からするでちょいと間に合わんかもしれん。うちにもつい3時間ほど前に呉の白露と村雨が大破状態で気絶してたんだ。多分駒にでも使われて深海棲艦の攻撃でももろに食らったような感じや。所属も艤装についとる識別マークでくれだと判明した。」

 

宗一郎 : 「了解した、とりあえず今は白露型と阿賀野型の保護を重点的に行ってくれ。わしのほうで呉の動向を探って容疑が固まり次第指令書を送る。」

 

瑛二 : 「白露型と阿賀野型の保護に全集中。以下引き受けた。」

 

宗一郎 : 「それじゃ達者でな。」

 

プープープー

 

瑛二 : 「時雨指示がある。」

 

時雨 : 「なんだい?」

 

瑛二 : 「夕立と一緒に白露と村雨を見守ってくれ。こっちは後で来る別客の対応する。」

 

明石 : 「それじゃあ二人の目が覚めたら連絡しますね。」

 

瑛二 : 「悪い助かる!!!!」

 

更にその2時間後に白露と村雨が目を覚ました。

 

白露 : 「う・・・ん・・・」

 

村雨 : 「ここは・・・どこ・・・・?」

 

時雨 : 「白露!!やっと起きた!!!」

 

夕立 : 「村雨も目が覚めたっぽい!!!」

 

明石 : 「ここは舞鶴鎮守府です。」

 

白露 : 「舞鶴鎮守府って・・・相当ブラック鎮守府だって聞いたことあるけど・・・あれは嘘だったんだ・・・・」

 

時雨 : 「前任はブラック運営が発覚してお縄にかかったからね。」

 

夕立 : 「今の提督さんは優しくてちょっと変わった人っぽい。」

 

時雨 : 「一緒に来た美奈実という人と前任が捕まる2か月前に舞鶴に来た鈴谷さんと瑞鶴さんと神風もなんか特殊な力を持っているって聞くよ。」

 

明石 : 「あの力はESPというらしいです。着任挨拶の時に説明してくれましたしね。」

 

夕立 : 「なんか瞬間移動してたっぽい。」

 

白露 : 「瞬間移動って!!!?まさか超能力者!!??」

 

明石 : 「そうですね。一応提督と美奈実さん、鈴谷さん、瑞鶴さん、神風さん以外にも、阿武隈さんや古鷹さん、春風さんも超能力者ですね。」

 

村雨 : 「なにそれ・・・・チートみたいじゃないの・・・・・・」

時雨 : 「実際着任式の日に深海棲艦の艦隊が来たみたいだったけど、瑞鶴さんが海を眺めていた訳じゃないのに遠くに深海棲艦がいるってっ言い出して、そのあと鈴谷さんと瑞鶴さんが出撃したと思ったら、ものの1時間後に鈴谷さんが、全脅威を排除&戦闘水域で迷子になってた天龍さんと、第6駆逐隊を拾ったってね。」

 

夕立 : 「そのあとは美奈実さんがパッと消えたと思ったらすぐ後に鈴谷さんたちを脇に抱えて再び現れたっぽい。」

 

明石 : 「まあとりあえず提督に二人が目を覚まし・・・(瑛二 : 「明石~お二人さんの様子はどうだ?」)ああ提督、来たのですね。」

 

美奈実 : 「なんか医務室の前で今後の予定を話してたのだけど、突然ざわめきだしたから起きたかなって思って。」

 

明石 : 「はい。先ほど白露さんと村雨さんが目を覚まされました。」

 

瑛二 : 「とりあえず二人はゆっくりっ休めるようにしてくれ。俺たちは後で来る阿賀野たちから呉の現状についての話を聞かんといかんで。」

 

美奈実スマホ プルルルル

 

美奈実 : 「ちょうど川内から電話が来たみたいだわ。」

 

ピッ

 

川内 : 「あっ美奈実姉さん、とりあえず今敦賀にいるから、あと一時間もしないうちにそっちにつくと思うから準備よろしく。」

 

美奈実 : 「ながら運転しないでよ・・・・・・・」

 

川内 : 「大丈夫だよ、今車のカーナビの青い春日機能使ってるから。」

 

美奈実 : 「青い春日って・・・・何よ・・・・・?」

 

瑛二 : 「多分Blue toothじゃないか?」

 

美奈実 : 「ああ・・・なるほどね。」

 

川内 : 「あと今日私そっちで一晩明かすからベッドとごはんよろしくお願いしまーす。」

 

美奈実 : 「了解。」

 

川内 : 「それじゃまたあとで。」

 

プープー

 

美奈実 : 「もう敦賀まで来てるだって。」

 

瑛二 : 「なんや…思ったより早いな。」

 

この電話があった約一時間後に川内のスカイラインが舞鶴鎮守府の正門に到着した。

 

守衛 : 「提督さん、大本営から軽巡川内と軽巡阿賀野、能代、矢矧、酒匂が到着しました。」

 

瑛二 : 「それじゃ正門通して。あと守衛も今日はこれであがって。」

 

守衛 : 「わかりました、お心遣い感謝いたします。」

 

その報告が守衛室から届いた数分後、執務室に川内の元気な声が響いた。

 

川内 : 「お兄ちゃんおっひさー!!」

 

瑛二 : 「おっひさーじゃないでしょ・・・一月前に敦賀であった気がするけどなあ・・・・」

 

川内 : 「それは気にしにないでさっぞく本題入るよ。」

 

美奈実 : 「相変わらず唐突に本題に入るのね・・・・・」

 

川内 : 「とりあえず阿賀野型のみんな入って。」

 

ドア  ガチャ

 

阿賀野型全員 : 「失礼します・・・・・」

 

瑛二 : 「なあ川内。」

 

川内 : 「どうしたの?」

 

瑛二 : 「なんでみんな揃ってドッキリの仕掛人みたいにこそこそ入ってくるの。」

 

川内 : 「多分呉の提督がそうしろって脅しをかけたんじゃない?」

 

美奈実 : 「まあ昔から艦娘たちにクソだとか言われてたけど、この有様を見る限りだと、相当なクズだとわかるわ。」

 

ブワッ  風神雷神が出てくる

 

阿賀野型 : 「えええええええーーーーー!!!?」

 

川内 : 「神風!!ブラックから解放された直後の艦娘にその歓迎はやめて!!トラウマになっちゃうから!!!

!!」

 

神風 : 「ああ・・・ごめん・・・春風にさ前任がいる間どうやって夜の相手から免れたかというのを教えてたんだけどさ、誤って風神雷神の幻惑出しちゃった・・・てへぺろ。」

 

阿賀野 : 「ば・・・化け物オ!?」

 

神風 : 「誰がおばさんですって?」

 

能代 : 「言ってません!!!」

 

瑛二 : 「おい神風・・・・難聴が過ぎるぞ・・・・・」

 

神風 : 「もちろんじょうだんで・・・(美奈実 : 「ねえ神風1ついいかしら?」)あっすみません姉様・・・・」

 

美奈実 : 「これ以上おふざけしないでもらえるかしら・・・・・」

 

神風 : 「はっ・・・・はい・・・・・・・・」

 

美奈実 : 「次やったら斬るわよ。」ゴゴゴ

 

神風 : 「大変申し訳ありませんでしたー!!!!!!!」スライディング土下座

 

瑛二 : 「まあ美奈実許してやれ・・・・・俺だってたまにふざけたことするんだしいいだろ。」

 

瑛二 : 「とりあえず本題に戻ろう。君達は呉の鎮守府の提督の悪事をカチコミにわざわざ横須賀まで来てくれたんだな。」

 

能代 : 「最初は鎮守府から手紙でも出そうかと思い、元帥あてに手紙を出していたのですが全然返事がなくて・・・・・」

 

美奈実 : 「それはそうだろう。なんせ中国地方の幹部はあんな豚どもばかりだ。」

 

瑛二 : 「実際豚のような顔してるけどな。」

 

神風、川内、阿武隈、古鷹  ブッ!!!!

 

美奈実 : 「あの四人が笑い死んじゃうからdisるのはそこまでにして。」

 

瑛二 : 「了解。」

 

美奈実 : 「とにかく平和なのは見た目ばかりで・・・・というかあなた達艦娘には社会に出る前から既に終わっている中身を晒け出しているようなものだ。」

 

瑛二 : 「だから中国統括のボスがもみ消しにでもしたんだろうな。それで、君たちの鎮守府で行われている悪事について説明してもらえるかな。」

阿武隈 : 「私も気になります。」

 

瑛二 : 「千反田〇るかよ・・・・・・・・」

 

阿武隈 : 「言い忘れてたけどあそこに長良姉さん、名取姉さんに鬼怒ちゃんがいるから。」

 

瑛二 : 「そうか。」

 

瑛二 : 「じゃあ一つ目、捨て艦戦法をとってるか?」

 

矢矧 : 「ええ・・・・駆逐艦の子が何人沈んだことか・・・・・」

 

美奈実 : 「じゃあ次、性的暴行を受けたことは?」

 

酒匂 : 「私たちはされてないけど、スタイルのいい駆逐艦はよく呼び出されているよ・・・・・・」

 

瑛二 : 多分リストと照らし合わせると浜風や海風あたりだろうな。」

 

美奈実 : 「あら?私じゃ満足できないの?」

 

瑛二 : 「ちげえよ・・・・・」

 

阿武隈 : 「あんたらは朝からよく盛ってるくせに・・・・・・・・」

 

瑛二 : 「それで次の質問なんだが・・・・・」すっとぼけ

 

古鷹 : 「提督、はぶらかしましたね。」

 

美奈実 : 「ちょっと何言ってるのかわかんない・・・・」棒読み

 

春風 : 「サ〇ドの真似すれば何とかなるわけないじゃないですか。」

 

瑛二 : 「とりあえずさ・・・話が全然進まないからそれはどっかに置いといてくれんか・・・?」

 

瑛二 : 「そもそも呉から命からがら逃げてきたやつらの前で話すわけにもあかんでしょ・・・・」

 

阿武隈 : 「まあ確かにね・・・・ここの昔の提督もそんな奴だったしね。」

 

古鷹 : 「むしろ今の提督に代わってから暇すぎて困ってますけどね・」

 

瑛二 : 「悪いけどそれには慣れてくれ。」

 

阿武隈 : 「大体瑛二や美奈実、それに私や古鷹さんに春風ちゃんもそうなんだけど、いま日本政府がESPって呼んでる超能力者なんだよね。」

 

能代 : 「それは初耳です・・・・・・・」

 

阿賀野 : 「そもそもESPという単語や超能力者という単語を聞いたことないもん!!!」

 

矢矧 : 「私は脱走を陰で後押ししてくれたあの憲兵さんから一度だけ聞いたとあるわね。」

 

酒匂 : 「私も聞いたことある!!!」

 

瑛二 : 「その憲兵と後で連絡とって内情を把握したいが、とりあえずは被害者であるあんたら阿賀野型4人とさっき海岸でそっちの白露と村雨を発見したもんで、そっちにも聞く。」

 

能代 : 「白露ちゃんたちが見つかったのですか!?」

 

阿賀野 : 「よかったあ・・・・・・・・・」

 

美奈実 : 「いったいの二人に何があったの?」

 

能代 : 「確か1週間ほど前にあの子たち遠征失敗しちゃって、提督に暴言や暴力を加えられてて、その後もう一回行ってこいとか言って補給もなしでそのまま遠征に行かせたっきり帰ってこなかったので、てっきり敵に遭遇して沈められたのかと思ってました。」

 

瑛二 : 「典型的なブラック運用だな・・・・・」

 

美奈実 : 「今までに沈んだ娘っている?」

 

矢矧 : 「駆逐艦が多いわ・・・・・その次が軽巡・・・・・・・」

 

瑛二 : 「大砲巨艦主義だな・・・・・・」

 

阿賀野 : 「あとは・・・・阿賀野たちも提督の夜伽に付き合わされて・・・・」

 

瑛二 : 「付き合わされるというより完全なるレイプじゃないか・・・・・」

 

美奈実 : 「俗にいう上層部に見せる姿は平和だが、中身は社会に出る前から終わっている奴だな。」

 

阿武隈 : 「でも前の元帥もそんな奴だったと思うけど・・・・・」

 

瑛二 : 「前の元帥って俺が容赦なくめった刺しにして桃源郷送りにしたやつか?」

 

阿武隈 : 「自制してるのかしてないのか・・・・・・・・」

 

酒匂 : 「めった刺しとか・・・この日と恐ろしいっぽい!!!」

 

医務室

 

夕立 : 「クチュン」

 

時雨 : 「大丈夫かい夕立?」

 

夕立 : 「多分私のアイデンティティー使われたっぽい。」

 

時雨 : 『アイデンティティなんだ・・・・・・・』

 

執務室

 

能代 : 「今の提督が呉鎮守府に着任してもう3年ほどたってますし・・・・・」

 

瑛二 : 「案の定昔のクソ野郎時代の生き残りか・・・・」

 

美奈実 : 「大体クソ野郎の手下排除できたのはあくまで本部会話の関東と中部地域の一部だけだし・・・・」

 

瑛二 : 「あとのやつらは物理的に消すしかない・・・か・・・・・・・・」

 

美奈実 : 「ちょっと1狩りしに行く?」

 

瑛二 : 「その話乗った。」

 

鈴谷 : 「いやあんた達乗り軽すぎるわ!!!!」

 

瑞鶴 : 「まあ提督だけ消し去るだけなら大した問題はないのじゃない?」

 

鈴谷 : 「あっそっかー・・・・」(諦め)

 

瑛二 : 「というか鈴谷も瑞鶴もいつからおったんや?」

 

鈴谷 : 「瑛二が質問始めたあたりからかな。」

 

瑞鶴 : 「翔鶴姉が弓道場に立てこもって矢を打つ練習しててさ、なんか私邪魔になるかな~って思って暇つぶしで瑛二のところに来たの。」

 

瑛二 : 「どうする副提督?」

 

美奈実 : 「副提督って私のこと?」

 

阿武隈 : 「そりゃ美奈実は艦娘じゃないんだしさ~」

 

美奈実 : 「なるほどね。」

 

鈴谷 : 「たったそれだけで納得するのかい!!?」

 

瑞鶴 : 「それ思った。」

 

瑛二 : 「はいそこのふたりー話が進まないから静かにしてー」

 

鈴谷 : 「空気が重すぎて死にそうだから。」

 

瑞鶴 : 「盛り上げただけ。」

 

瑛二 : 「まあここのバカ姉どもは後回しにして、とりあえずもう少し聞きたいことがあるから聞いてもええか?」

 

鈴谷 : 「瑛二がぐれた~」

 

瑞鶴 : 「私たちに対する扱いがひどいよ~美奈実~何とかして~」

 

美奈実 : 「そんなものただの自業自得だ。」

 

瑛二 : 「手かいい加減話進めたいですが・・・・」

 

阿賀野 : 「くれと比較すると明るくて居心地がよさそう。」

 

酒匂 : 「いっそのことここに移籍したい。」

 

瑛二 : 「安心しな。元帥が権限使って呉から舞鶴に移籍にしたから呉に戻る必要ないぞ。」

 

矢矧 : 「よかった・・・・やっと解放されるのね私たち・・・・・・」

 

瑛二 : 「ただ今後呉の艦娘たちの救助の際にっちょいと協力してもらうかもしれんけどな。」

 

能代 : 「全然構わないです!!むしろ協力させてください!!!!」

 

瑛二 : 「また老師に来てもらうか・・・・・・」

 

美奈実 : 「ただ・・・老師のは結構スケベだから・・・・」

 

瑛二 : チラッ

 

阿賀野型 : ボイーン

 

美奈実 : 「悪い予感しかしないわ・・・・・・」

 

阿武隈 : 「堂々とパイタッチしてくるしね・・・・・」

 

古鷹 : 「おまけによくブラとられましたし・・・・・」

 

瑛二 : 「とりあえずブラしてたほうが無難だぜ・・・・・」

 

阿賀野型 : ???????????

 

瑛二 : 「んじゃもうこれ以上話しても嫌な思い出がもっとぶり返されてきついだろうし、俺も眠てえから終わりにしよう。」

 

阿賀野 : 「んじゃ私は老師にまたでんわするね~」

 

美奈実 : 「明日の朝くらいにはもう来てそうな気がするわ・・・・・」

 

瑛二 : 「あのパンダの意気揚々とした顔が浮かんでくる・・・・・・・」

 

その後阿武隈がパンダ老師に電話をしたが、やれ胸のサイズはどうだとか通常運転であった。

 

翌日

 

瑛二 : 「なあ阿武隈?」

 

阿武隈 : 「何?」

 

瑛二 : 「老師いつぐらいに来るって?」

 

阿武隈 : 「なるべく早く行くって言ってたけど・・・」

 

美奈実 : 「京太郎に無理強いでもしそうな気がしたけど・・・・・・」

 

守衛 : 「あのすみません提督。」

 

瑛二 : 「あっ守衛はんおはざーっす。」

 

守衛 : 「それは置いといてなのですが、正門前に提督ぐらいの歳の男性と、パンダがいるのですが・・・・・・」

 

瑛二 : 「うーっわ老師やりよった・・・・・・」

 

美奈実 : 「後でリンカにでも言ったほうがよさそうね・・・・・・」

 

瑛二 : 「とりあえず読んだ奴らだから通して、どうぞ。」

 

守衛 : 「承知いたしました。」

 

阿武隈 : 「じゃあ私はしょくどうにいってまーす。」

 

瑛二 : 「わかった。とにかく放送で阿賀野たち呼ぶからさ、伝えといてくれないか?」

 

阿武隈 : 「ok」

 

ピンポン

 

瑛二 : 〈軽巡阿賀野、能代、矢矧、酒匂。以下4名は朝食食べ終わったら執務室に来てくれー〉

 

阿賀野 : 「あら?どうしたのかな?」

 

能代 : 「昨日の話の続きじゃない?」

 

矢矧 : 「でも、昨日途中で提督たちがぼそぼそつぶやいてたことも気になるわ。」 :

 

酒匂 : 「私的には提督が最後に言ってたブラしてたほうがいいぜというセリフと・・・・」

 

能代 : 「パンダという単語ね・・・・・・」

 

阿武隈 : 「あっおはようございます~」

 

阿賀野 : 「おはよう。」

 

能代 : 「阿武隈さん、先ほど私たち提督から呼び出しされたのですが、どうしてでしょうか?」

 

阿武隈 : 「あれはですね、昨日お話しした体術のエロパンダ先生がもう着いたので紹介するから来てくれっていう内容ですよ。」

 

矢矧 : 「エロパンダ先生ってどういうこと・・・・・?」

 

阿武隈 : 「まあ、あってみればわかりますよ・・・・・・」

 

酒匂 : 「はあ・・・・・・・・・・・・」

 

それから数分後

 

瑛二 : 「まったくなーにやってるのですか老師・・・・・・」

 

パンダ : 「いやのう、阿武隈に質問攻めしたら阿武隈よりさらに乳大きいと聞いたからのう。」

 

美奈実 : 「本人たちの前で堂々と・・・・・・・・」

 

阿賀野 : 「本当にパンダだ・・・・・・・・」

 

能代 : 「しかも2足歩行もしてるし・・・・・」

 

矢矧 : 「普通に日本語も話してる・・・・・・」

 

酒匂 : 「ぴゃうう・・・・・・・・・・」

 

瑛二 : 「まあとにかくだ、これが今回体術を教えてくれるパンダ老師こと養谷藩田衛門老師だ。」

 

阿武隈 : 「ヨーダ似パンダ衛門」ボソッ

 

養谷 : 「阿武隈よ聞こえておるぞ。」

 

阿武隈 : 「地獄耳だな〜............」

 

それから数分後

 

瑛二 : 「阿武隈ちょい来て。」手招き

 

阿武隈 : 「ほいほい。」

 

瑛二 : 「老師がさ主にやる内容について話し始めたら奇襲かけてみて。」ヒソヒソ

 

阿武隈 : 「大丈夫なの?」

 

瑛二 : 「適当な襲撃ならあの人対応できるからさ。」

 

阿武隈 : 「なるほどね、理解できたわ。」

 

養谷 : 「それでのうワシがお前らに教えることなんだがのう。」

 

阿武隈 : 『今がそのタイミングだね!』

 

阿武隈 : 「はあっ!!!!!!」ドゴッ

 

養谷 : 「動きが読めるぞい阿武隈よ。」

 

阿武隈 : 「ただ単に見本を見せてるだけですよ。老師。」

 

養谷 : 「ほう。」

 

養谷 : 「ならばこれが受け止めれるかのう?」ドシャ

 

阿武隈 : 目に見えない速度で避ける

 

阿賀野 : 「えっ!!!!!!!!?」

 

能代 : 「阿武隈さんが!!?」

 

矢矧 : 「消えた!!!!???」

 

酒匂 : 「どこに行ったの!!!!???」

 

阿武隈 : 背後について蹴りをかます

 

阿武隈 : 「てやっ!!!!!!!」バン

 

養谷 : 「阿武隈やるのう。でもワシだってそんなもんじゃなi」

 

瑛二 : 「老師。お遊びはそこまでにして早く説明してください。」ゴゴゴゴゴ

 

養谷 : 「おっそうだったな。」殺気が・・・・

 

瑛二 : 「とりあえずこのパンダの代わりに説明するとやな、大体こんなくらいの動きができればと思っている。」

 

阿賀野 : 「結構ハード過ぎない!!?」

 

美奈実 : 「このくらい動けないとあんな豚どもには勝てないからだ。」

 

瑛二 : 「元帥からぶち殺しても構わないというのは聞いたが、まあ中国元帥のクソ野郎の取り巻きどもを尋問やら拷問でもすればなんかしらブラ鎮撲滅の糸口が見いだせる。」

 

瑛二 : 「ただ問題なのが一点だけある。元帥に連絡したときにこう言ってたんだ。」

 

元帥 : 【ただ、内閣の連中が嚙んでた場合はこちらも簡単に動けるわけではない。】

 

瑛二 : 「実際問題柱島提督の身柄拘束しようと思ったときに、黒幕が味方殺しをした・・・・」

 

美奈実 : 「私と同じテレポーターだった。しかも味方殺しをしたそいつが・・・・・」

 

古鷹 : 「今の内閣首相の息子だったのですよね?」

 

瑛二 : 「ご名答・・・・・というか古鷹いつからいた?」

 

古鷹 : 「パンダ老師と阿武隈さんが少しヒートアップしてた時からですよ。」

 

瑛二 : 「透明化で姿を消していた訳か・・・・・」

 

瑛二 : 「ところで春風はどこに行った?」

 

古鷹 : 「白露さんたちがどのような経緯でここに流れ着いたか見てきますと言って医務室に向かいましたよ。」

 

美奈実 : 「春風のサイコメトリーで呉の提督のうごきを探るのか?」

 

古鷹 : 「まあそんな感じですかね?」

 

古鷹 : 「私は光る魚が数匹いるのが気になっていますけど・・・・・・・」

 

瑛二 : 「光る魚が久しぶりに表れただt」

 

その時、執務室内に光る魚が2匹入り込んだ

 

能代 : 「金色の魚!!!?????」

 

矢矧 : 「水の中じゃないのにスイスイ泳いでいる!!!!????」

 

阿賀野 : 「能代も矢矧もどうしたの?そんな謎ばかりの魚なんてどこにもいないじゃん。」

 

酒匂 : 「疲れすぎて厳格でも見えちゃってるの?」

 

能代 : 「阿賀野姉の手前をふよふよ泳いでるもの!!!!」

 

矢矧 : 「酒匂も見えてないの!!?」

 

阿賀野 : 「全然見えないよお・・・・・・」

酒匂 : 「私も・・・・・」

 

川内 : 「やっほーにいさんおは・・・・・・・・・・・これはまた大変なことになりそうだね・・・・・・・」

 

瑛二 : 「・・・時雨以上に頭の切り替えが早いな川内・・・・・・」

 

川内 : 「また新たな超能力者が増えるね・・・・・」

 

美奈実 : 「うれしいような嬉しくないような・・・・・・」

 

瑛二 : 「アークの石板持った時点で適合者は超能力者になっちまうんだよ諦めろ。」思考放棄

 

川内 : 「ついに兄さんが考えるのをやめちゃったよ・・・・・・・・」

 

養谷 : 「さてどのような能力になるのかのう?」

 

瑛二 : 「吉と出るか吉と出るか・・・・」

 

美奈実 : 「どっちも吉じゃないの・・・・・」

 

キャア!!!!!!!

 

瑛二 : 「適合者は能代と矢矧か・・・・・」

 

グタッ

 

阿賀野 : 「能代!?矢矧!?どうしたの!!?」

 

能代 : 「何よこれ………」

 

矢矧 : 「すごく痛いじゃないの・・・・・・・」

 

酒匂 : 「二人とも大丈夫?」

 

能代 : 「何か金色に輝く魚が私たちに体当たりしてきて・・・・」

 

矢矧 : 「そしたら耐えきれないほどの痛みが・・・・・」

 

瑛二 : 「お前ら、体に異変ないか?」

 

能代 : 「体に異変というよりも痛いです・・・・」

 

矢矧 : 「それ以外だと特に変化は・・・・・」

 

ガタッ

 

鉄コップが矢矧のもとに飛ぶ

 

矢矧 : 「今度は鉄コップ!!?」

 

瑛二 : 「是臼と同じ金属操作か・・・・」

 

美奈実 : 「じゃあ矢矧、適当に老師に狙いを定めて殴るふりをしてみて。」

 

養谷 : 「なんじゃ美奈実ワシに何の恨みが・・・・・・」

 

瑛二 : 「セクハラのお返しですよ・・・・・・」

 

矢矧 : 「こっ・・・・こう・・・・・?」ブワン

 

養谷 : 「うおっ!!?」

 

矢矧 : 「金属が私の動きに合わせて動いた!!?」

 

瑛二 : 「それがお前のESPだ。」

 

矢矧 : 「これが・・・・私の新しい力・・・・・・・」

 

能代 : 「ちょっと待ってください!!!?物がつかめないのですけど!!?」

 

阿賀野 : 「しかも赤いはずの能代の髪の色が白くなってる!!?」

 

瑛二 : 「その能代の超能力だが・・・・・・」

 

美奈実 : 「物理透過ね。」

 

養谷 : 「ワシの身近にも物理透過の能力者はおるが、能力使っている間は髪が白くなるのじゃ・・・・・・」

 

瑛二 : 「とりあえず阿賀野、能代に抱き着いてみてくれ。」

 

阿賀野 : 「こう?」

 

能代 : 「人はすり抜けれないのですね。」

 

瑛二 : 「これは正直ブラック提督を黙らせることもできると思うが、人体や生命体の透過はできないのだ。」

 

養谷 : 「それでだが、話の続きをしてもええかの?」

 

瑛二 : 「アッハイ。」

 

その後老師がいろいろしゃべってはいたが、能代や矢矧に関しては自分がなぜ能力者として覚醒してしまったのかが気になっていたらしい。

 

だが残念だがその理由は前々から超能力者である俺たちにもわからないというのが今現状である。

 

ただその力は大事なものを守るためであって自分の私利私欲で使うものではないと伝えた。

 

彼女たちはその後阿武隈や古鷹、春風等の超能力艦隊として世界を変えていくことになろうとはまだ知らない話である。

 

~To be continue ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




というわけでまた新しい仲間と能力者ができました。今後彼女たちも物語の重要なキーマンとなってきます。彼女たちの活躍に乞うご期待してください。


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10話 舞鶴鎮守府特別艦隊発足

どうも毎度ありがとうございます、作者のアリストです。

前回まさかの能代と矢矧が能力者になって終わりました。この話はその後の動き等になります。

瑛二 : 「そういえばなんで今までそんなこと言わんかったくせに急にやりだしたんだ?」

アリスト : 「まあこれで10話目やし、いい加減まともな挨拶の一つや二つくらいでもしなあかんかなと。」

瑛二 : 「それはそうとして作者の名前の欄がアリストに代わってるがなんでだ?」

アリスト : 「それに関しては今は触れないでくれ・・・・」

瑛二 : 「お・・・・・おう・・・・・」

アリスト : 「それでは第10話スタートです!!!」





鎮守府業務を再開させたその二日後、また俺たちのもとに波乱が訪れた。

 

まず、鎮守府近海で呉所属の白露と村雨が大破状態で見つかり、また白露たちと同じ所属だが元帥に密告するために横須賀まで逃げてきた阿賀野型が舞鶴にやってきた。

 

元帥がわざわざこっちに阿賀野たちを回したのは、大本営の隠れ非人道派閥にマークされるのを防ぐためであろうと思われる。

 

ただ問題はそんなことではなく、その阿賀野型のうち能代、矢矧がアークの光る魚によって超能力者と化したことであろう。

 

能代は物理透過、基本的に生体以外はすり抜けることが可能で、慣れてないと使いこなすに中々苦労する能力だ。(というかリンカがその経験者だった・・・・・)

 

矢矧は金属操作、金属を自分の思うとおりに操作ができる能力で、CIAにいる是臼の場合はモビルアーマーみたいなやつを展開する。

 

つまりは鎮守府には超能力者が一艦隊組めるほどいる

 

瑛二 : 「というわけで特殊艦隊を組みたいのだが、美奈実はどう思う?」

 

美奈実 : 「すっごく前置きが長くてどういう内容だったか忘れそうだったけど、まあいいのじゃない。」

 

阿武隈 : 「それで具体的なメンバーは?」

 

瑛二 : 「とりあえず格闘等でだいぶ強い阿武隈や春風、古鷹を軸に、いま老師から体術の扱いを習っている能代や矢矧も起用しようかなと。」

 

阿武隈 : 「鈴谷さんたちは?」

 

瑛二 : 「あいつら一度ぶちぎれるともう誰も手出しができんくなるし、そもそもが元帥のところ所属やもんで舞鶴の体制が整ったら大本営に帰還するという予定になっとる。」

 

美奈実 : 「実際舞鶴近海に深海棲艦がなかなか湧いてこないのも、鈴谷と瑞鶴が相手のトラウマをたくさん植え付けたみたいで、大本営からの直近の深海棲艦動向を見ても、舞鶴だけは異常に避けられているもの。」

 

瑛二 : 「たかがさえESP持ちだというのに、格闘もとてつもなく強いでな・・・・・・」

 

阿武隈 : 「どのくらいなの?」

 

瑛二 : 「深海棲艦に例えると、鬼のクソ強いやつほどかな。」

 

美奈実 : 「まあそこら辺の非人権派の馬鹿どもが1000人束になってもかなわないほどよ・・・・」

 

阿武隈 : 「うわえぐい。」

 

瑛二 : 「残念ながらお前もその仲間入りしてるけどな。」

 

阿武隈 : 「なんで?」

 

瑛二 : 「お前が由良たちを助け出すときに思いっきりぶっ飛ばしたやつ、ゴリラ以上に重かった。」

 

阿武隈 : 「ゴリラ以上に重いって・・・・・思いっきり回し蹴りしたらすごい勢いで飛んで、扉を破壊できたもん。」

 

瑛二 : 「自覚なしか・・・・まあその話は置いといて、今日は白露や村雨からも聞けること聞き出さないかんし・・・・・」

 

美奈実 : 「さっそく行動しないとね。」

 

瑛二 : 「じゃああの二人のもとに行くわ。」

 

医務室

 

瑛二と美奈実は白露と村雨がいるい医務室へと入った

 

明石 : 「あっ提督。」

 

瑛二 : 「やあ二人とも調子はどうだい?」

 

白露 : 「まあ・・・とりあえず気持ち悪い感じもないですし、いたって正常です・・・・」

 

瑛二 : 「白露の喋り方等が通常じゃないような気がするけどまあいい、とりあえずあんたらがここに流れ着いた経緯について聞いてもいいか

?」

 

村雨 : 「私たちは呉の提督に捨てられました・・・・・・」

 

瑛二 : 「だろうな。大本営に呉の阿賀野型が密告しに来たことで判明したんだ。」

 

美奈実 : 「今はここにいるわ。」

 

村雨 : 「阿賀野さんたちも提督に卑猥なことされていたわ・・・・」

 

瑛二 : 「それも当の本人たちから聞いた。」

 

美奈実 : 「まあ一週間前に姿をくらませたあなた達の身を案じていたわ。」

 

瑛二 : 「それで今後の予定等もあるのだが・・・・」

 

美奈実 : 「私たちはあなた達を元の鎮守府に返す気は毛頭無いわ・・・・」

 

阿武隈 : 「むしろあそこの提督とっちめたいくらい。」

 

瑛二 : 「まあそれはあんたらの自由だ、あんなクソカエルに会いたくないなら轟沈報告と加入申告をを悪用してここの所属にもできる。」

 

阿武隈 : 「別れる前に一発お見舞いしたいなら、能代さんたちと一緒に体術を教えてあげることもできるけど・・・・・でもあのエロパンダ大丈夫かな・・・・?」

 

美奈実 : 「セクハラしたらピコピコハンマーでたたくから大丈夫よ。」

 

瑛二 : 「ピコピコハンマーからアップグレードしないでくれよ・・・・・・」

 

阿武隈 : 「ここも二カ月前までは似たようなところだけど、今はこんな感じで提督達や艦娘も過ごしやすい鎮守府に代わったんだよね。」

 

瑛二 : 「それに近々所属艦娘たちで運転免許取ってたやつに新車でも贈る予定だけどな。」

 

美奈実 : 「移籍組の鈴谷、瑞鶴、神風は除外ね。」

 

瑛二 : 「レヴォーグ(スバル)、レジェンド(ホンダ)、スイスポ (スズキ)やな。あと今まで阿武隈に必要な時に俺のセカンドカー(ホンダ ステップワゴンスパーダ)貸してたけど、BMWのM8を阿武隈用に買ったからそれで勘弁してくれ。」

 

阿武隈 : 「全然問題ない・・・・というか私が瑛二や美奈実より立派な車使っちゃって大丈夫かな・・・?」

 

瑛二 : 「俺にゃスパーダやWRXのような車がしっくりくるからだし、」

 

美奈実 : 「私も自動車使いだしてからあの車に乗りなれているの。」 ←FIT

 

(アリスト : 因みにステップワゴンスパーダに関しては私の愛車、WRXは私が乗りたいなと思っている車なだけで特別深い意味はありません。)

 

瑛二 : 「というわけで話をいったん戻して君達は結局話ここに所属替えになるわけだ。ていってもぶっちゃけ自由がモットーだから下手に規則に従う必要ないけどな。」

 

美奈実 : 「外出依頼提出不要、食事も無料、ゲームも揃っているし出撃は最近午前中に偵察に少しお出かけしていく程度だし。」

 

瑛二 : 「まあうちの姉たちが少々暴れすぎて深海棲艦が最近全然湧いてこなくなって正直暇だし。」

 

阿武隈 : 「そんな艦生がガラッと180度変わる子の鎮守府で頑張ってみる気はない?」

 

瑛二 : 「カルト教団のような勧誘はやめなさい。」

 

阿武隈 : 「じゃあ、もれなく明石さんの正確な整備が保証されますは?」

 

美奈実 : 「百歩譲ってそれでいいのじゃないかしら?」

 

瑛二 : 「あのなあ・・・・・ここは生徒が集まってこその予備校じゃないのだからそんな勧誘文章考えなくてもいいわ・・・・・・」

 

白露 : 「面白いところだねここ。」

村雨 : 「提督は優しそうだし、阿賀野さんたちもいるなら私たちももう一回頑張ってみる!」

 

白露 : 「今まで私が見てきた提督の中でいっちばーん優しいから!」

 

瑛二 : 「それはあくまで純粋に頑張ってくれてるお前ら艦娘や、艦娘たちの人権をしっかり保障してくれてる提督仲間にだけ見せる顔だけどな。」

 

美奈実 : 「ただ呉の提督や、ここの前任のような奴らは嫌いよ。」

 

瑛二 : 「俺等はそういうやつらを今まで殺めてきた・・・・そしてこれからも不条理な奴らを排除し続ける。」

 

美奈実 : 「それでもついてきてくれるならもちろん大歓迎よ。」

 

白露 : 「もっちろん!!!」

 

こうして阿賀野型のほかに、白露型の二人も新たに仲間に加わった

 

瑛二 : 「そういえば阿武隈のやつの納車今日だからこの後ちょいと付き合ってくれ。」

 

阿武隈 : 「今日だったの!?初耳なんですけどお!!!??」

 

瑛二 : 「悪い・・・・すっかり忘れてた・・・・・」

 

阿武隈 : 「まあ・・・・私的には全然OK!!!」

 

という感じで納車に向かった瑛二と阿武隈だが、担当者から夫婦かと尋ねられてえらく赤面していたのであった。ちなみに瑛二は否定はしたが、阿武隈は瑛二と同じく否定はしつつも内心少しうれしそうであったという。

 

それから数日が過ぎた。白露や村雨も阿賀野たちと同様に老師から体術を教えてもらっていた。

 

それから数日後........

 

瑛二 : 「そう言えば前に特殊艦隊でも組もうかとしてた話、あれは先延ばしにする事にした。」

 

阿武隈 : 「まあ......矢矧や能代はまだここに来てからそんなに経って無いしね...」

 

鈴谷 : 「私達を混ぜない理由は?」

 

美奈実 : 「どこぞのオワコン共から文句が出てこないようにする為よ。」

 

瑞鶴 : 「あそこのクソジジイ共ってそんなに情報収集力高いの?」

 

瑛二 : 「まあ中国地方方面がそいつらの息が掛かっていると考えると、舞鶴は結構目がつく。」

 

阿武隈 : 「.....処す?」

 

瑛二 : 「いつか。」

 

美奈実 : 「それで話変えるけど、2人ともESPの扱いには慣れた?」

 

矢矧 : 「私は正直金属操作だから直ぐに扱えるようにはなったわ。」

 

能代 : 「私は、この超能力を手に入れた時は服も透過してしまうわ、床が抜けるで大変でしたけど、今はだいぶ扱える様になったてきましたね。」

 

矢矧 : 「でも瑛二ったら1回も様子見に来てくれる様子がないもの、私たちにあんまり期待していないのかと思ったけど......」

 

瑛二 : 「能代のラッキースケベを回避したかったから......」

 

阿武隈 : 「その心は?」

 

美奈実 : 「リンカの実体験を聞いたことがあるからでしょ?」

 

瑛二 : 「That's Right.....」

 

能代 : 「瑛二さんが来る時にノックしてくれればそれで大丈夫です。」

 

瑛二 : 「下着姿くらいならどうでもいいってやつね。」

 

瑛二 : 「お前ら女子なんだしさあ……」

 

能代 : 「前の鎮守府の習慣みたいなのが残っていまして・・・・・」

 

矢矧 : 「呉の提督によく身ぐるみはがされたわ・・・・・」

 

瑛二 : 「俺はそんなことしないから安心しろ・・・・・」

 

矢矧 : 「やけに自信があるわね・・・・」

 

瑛二 : 「それやったら美奈実や阿武隈に殺されかねん・・・・」

 

能代 : 「美奈実は提督の彼女だとして、阿武隈さんはなぜですか?」

 

瑛二 : 「まあ・・・・・阿武隈にも夜戦実演させられたんですわ・・・・・」

 

矢矧 : 「瑛二に好意を持っていると・・・・」

 

能代 : 「性行為に及ぶほどねえ・・・・・・・」

 

瑛二 : 「誰がうまいこと言えって言った・・・・・・」

 

能代 : 「でも気持ちは少しはわかるかも。」

 

瑛二 : 「阿賀野型はみんなそんな性癖を持っているのか・・・・」

 

矢矧 : 「好きな人にマーキングするような癖を持った覚えなんかないわ・・・・・」

 

能代 : 「瑛二さんみたいな私達艦娘を気遣ってくれる提督は初めてです。」

 

瑛二 : 「俺はこれが当たり前だと思ってる。」

 

瑛二 : 「あと話が変わるけどこれの中から欲しいやつを選んでくれ。」

 

矢矧 : 「これって車のカタログじゃないの?」

 

瑛二 : 「舞鶴は自動車がないと結構どこにも遊びに行けないやろし、艦娘でも免許取れるように親父(元帥)が国会に掛け合ってくれたし、まあ国会の重鎮が親父の知り合いだったおかげで認可も降りた。」

 

能代 : 「提督のお父様って元帥なのですか?」

瑛二 : 「厳密にいうと育ての親父だ、育ての親時に関しては・・・・・・美奈実から聞いてくれ・・・・・俺の口からはしゃべりたくねえ・・・・・・」

 

矢矧 : 『何か瑛二も嫌な過去があるらしいわね・・・・・・・』

 

能代 : 「それで瑛二さん、その・・・・カタログが高級車ばかりなのですが・・・・・」

 

瑛二 : 「まあ最近出撃が超少なかったし、演習で多少資材なくなるくらいで鎮守府の貯金が溜まりすぎて税務署がギャーギャー騒ぎそうだから。」

 

瑛二 : 「因みに阿武隈にはBMWの一番いいやつ買ったし、能代だってそこのレジェンドにしても大丈夫だぜ。」

 

能代 : 「さすがにここまで大きな車は・・・・・・・あと私じゃ決めきれないので・・瑛二さんのほうで決めてくださればありがたいです。」

 

矢矧 : 「私もそうさせてもらうわ・・・・・」

 

瑛二 : 『と考えると能代にはスイフト等のコンパクトで慣れてもらうか・・・・矢矧に関してはどうしような・・・・・まあ矢矧もコンパクトにしてもらったほうが無難か・・・・・』

 

ガチャ

 

阿賀野 : 「提督さんがさっき阿賀野たちを呼んでるって鈴谷さんから聞いたから来たけどどうしたの?」

 

酒匂 : 「来たよ~」

 

瑛二 : 「ん~阿賀野に関しては軽トールのほうがよさそうで、酒匂も軽かな・・・・・・」

 

阿賀野 酒匂 : 「?」

 

瑛二 : 「悪いただの独り言だ・・」

 

阿賀野 : 「それで要件は何?」

 

瑛二 : 「ああ・・・そういえば今使ってる寮の部屋についてなんか不満やら、こうしてほしいという希望がないかと思って。」

 

酒匂 : 「私は十分だと思ってるけど・・・・」

 

瑛二 : 「俺的にちょいと娯楽足りんのじゃねえかと思って。」

 

阿賀野 : 「ならゲームとかは欲しいかな~」

 

瑛二 : 「善処する。」

 

そのわずか二日後には阿賀野たちの部屋に季節外れの提督サンタが突然現れ数十万円ほどに及ぶゲームセットが置かれていたという。

 

だがその二か月後、マークされていた横須賀鎮守府で不穏な動きがあった。

 

?? : 「なんか見たことない顔がいる・・・・・・そして呉提も出てきて・・・・・・艦娘を引き渡してる・・・!?」

 

?? : 「艦娘売買・・・・・・しかも大破したままじゃん・・・・・・・・」

 

?? : 「如月ちゃん・・・・・これお父さん(元帥)に伝えたほうがいいかも・・・・・・」

 

如月 : 「お父さん・・・・如月だけど・・・・・呉鎮守府は艦娘売買してる・・・・・・」

 

宗一郎 : 〈やはりか・・・・・・・とりあえず如月と卯月は奴隷商の身柄確保と艦娘の保護を頼む〉

 

卯月 : 「いくら元艦娘といえども・・・・・・これは許せないぴょん!!」ギリ

 

如月 : 「早く助けに行くわよ!!!!!!」

 

その数時間後、舞鶴鎮守府執務室

 

瑛二 : zzz

 

purrrrrrrrrrr

 

瑛二 : 「うわっ!!!びっくりしたあ・・・・・・・・ったくビビらせんじゃねえよ・・・・・・・」

 

瑛二 : 「もしもし・・・・・」

 

宗一郎 : 「悪いなまだ眠いと思ってるような時間に・・・・」

 

瑛二 : 「まあ・・・ここにかけてくるということは緊急事態発生したんだろうなとは察したけど、何があった?」

 

宗一郎 : 「元帥直々に緊急指令がある・・・・・」

 

瑛二 : 「ついに呉がボロ見せたか。」

 

宗一郎 : 「如月と卯月が先ほどボロボロになっている呉の艦娘を保護してきてな・・・・・・・・・」

 

瑛二 : 「典型的なブラックだな・・・・・それでわかったことは?」

 

宗一郎 : 「簡単に言うと艦娘売買の巣窟じゃった・・・・・・」

 

瑛二 : 「これ以上放置するとやばいことになるな・・・・・・」

 

宗一郎 : 「機は熟したということじゃ。」

 

瑛二 : 「わかった。」

 

その二時間後

 

瑛二 : 「阿賀野、能代、矢矧、酒匂に協力してもらいたいことがある。」

 

阿賀野 : 「もしかして前私たちがいた鎮守府のこと・・・?」

 

瑛二 : 「ああ・・・・ついに艦娘保護に動ける証拠をつかんめたもんで呉鎮守府の現司令官をとっ捕まえたいのだが、いかんせん艦娘を盾にされちゃ困るでこっそり艦娘を助け出したいんや。」

 

能代 : 「具体的にどうするのですか?」

 

瑛二 : 「最初に救出、そして俺と能代で司令官確保、もし逃げたら矢矧のespでばこーんして強制送還や。」

 

矢矧 : 「瑛二ってどっかかんかで擬音使うよね・・・・・・」

 

瑛二 : 「でも大体わかったろ・・・・・なっ酒匂?」

 

酒匂 : 「急に私にふられても困るし、いまいち意味が分かんなかったよう・・・・・・・」

 

瑛二 : 「じゃあとりあえず阿賀野と酒匂と能代で救出、矢矧はその間待機してて。」

 

矢矧 : 「何故なの?」

 

瑛二 : 「無意識に金属操作発動したせいでけが人発生させたくないし、能代の物理透過は牢内に閉じこまれてる艦娘がいる場合に非常にありがたいからな。」

 

能代 : 「ということは私は牢内に侵入した後に手錠を破壊するということですね。」

 

瑛二 : 「左様でござる。」

 

瑛二 : 「そしてそのあとに俺と能代で執務室行くわけだがその際に矢矧の出番、能代が襲われそうになった時にそこら辺の金属で豚のみぞうちをぶん殴ってくれ。」

 

矢矧 : 「なるほどね。」

 

瑛二 : 「というわけで護衛として阿武隈にも動いてもらう予定だから。」

 

阿賀野型 : 「了解。」

 

その数日後彼女たちの姿は呉鎮守府の近海にあった。

 

矢矧 : 「まさか前提督を捕まえるために呉に戻ることになるとはね・・・・・・」

 

瑛二 : 「まあ鎮守府の構造を把握していると思ってね。」

 

阿賀野 : 「でもなんで私服?」

 

能代 : 「どうせ仲間たちの救出も兼ねてるから制服でいいのに?」

 

瑛二 : 「そっちのほうが動きやすいやろ?」

 

酒匂 : 「そうだけど・・・・・・・・・」

 

能代 : 「でも普通は制服じゃないといけないのじゃないの・・・・・?」

 

瑛二 : 「うちは社交的というか、大本営に出向くとき以外は基本的に私服って決めてるから!!!!!問題解決!!!!閉廷!!!!!!」

 

酒匂 : 「何か無理やりだね。」

 

能代 : 「そもそもその私服が少し露出多くて慣れないのです!!!!!」胸元チラリ

 

瑛二 : 「その谷間見え見えはあのパンダの趣味だ・・・・・諦めてくれ・・・・・・」

 

瑛二 : 『というか能代に関しては胸の主張が強すぎるな・・・・・・なんかむず痒い・・・・・・・』

 

阿賀野 : 「なんか提督の顔が急に赤くなってる~」

 

矢矧 : 「毎日美奈実に致されているから慣れてると思っていたわ・・・・・・」

 

瑛二 : 「漢なんて所詮そうなんだよ・・・・・胸見たら普通興奮やらなんやらはあるわい!!!!」

 

瑛二 : 「特に能代のその恰好!!!!!!スリットから中に手を突っ込んだらすぐちくびじゃねえか!!!!!!!おまけにでけえし!!!!!!!」

 

瑛二 : 「俺が煩悩だけの生物だったら今頃ラブ補に同行してもらってたかもしれないわ・・・・・・・」

 

酒匂 : 「すごく熱弁してる・・・・・・・・」

 

能代 : 『瑛二も私に興味あるんだ///////////』

 

阿賀野 : 『なんか能代もまんざらじゃないみたいだね。』

 

瑛二 : 「まあちょっとした猥談はここらへんで一回終わらせて、ミッション開始するぞ。」

 

阿賀野型 : 「ラジャー!!!!」

 

そういって瑛二と阿賀野たちは呉鎮守府に向かった。

 

瑛二 : 「着いてみたのはいいが、卯月達から聞いた通り警備はサルだな。」

 

矢矧 : 「それ言うならザルでしょ・・・・・・・・」

 

瑛二 : 「ちょいと計画変更でチャラ男とギャルが遊びで鎮守府内侵入したようにするかな。」

 

?? : 「また兄ちゃん変なことしようとしてるでしょ・・・・・・・」

 

?? : 「相変わらずの変わり者だぴょん!!」

 

阿武隈 : 「あははは・・・・・・・」

 

瑛二 : 「まあ舞鶴の提督が呉の提督ぼっこぼこにしたと広まればいろいろめんどいことになるから、チャラ男がばかやって提督ぶん殴ったというホラを更けるようにすればいいんだyo.。」

 

阿武隈 : 「さっき如月ちゃんがもう少しまともな計画練ってくれないかなとか言ってたよ。」

 

如月 : 「今回もそうだけど、指令所に擬音が多過ぎなのよ・・・・・・」

 

卯月 : 「だから最終的にお父さんに詳しく教えてもらっているぴょん。」

 

瑛二 : 「なるほどそれは済まなんだな・・・・・・それで例のものの用意はできたか?」

 

如月 : 「これでしょ?」サシダス

 

瑛二 : 「そうそうこれこれ。」

 

能代 : 「こんなヤンキー女子みたいな衣装・・・・誰が着るのですか?」

 

瑛二 : 「能代と阿武隈に着てもらおうかと・・・・・」

 

能代 : 「私もですか!!?」

 

瑛二 : 「丁度いい赤紙やし、パリピ女子に扮装するにするに丁度いいから。」

 

阿武隈 : 「ちょっと着替えるね。」

 

パサッ

 

能代 : 「めんどくさいからってここでそのまま着替えないでくださいよ!!!」

 

阿武隈 : 「大丈夫!!!!瑛二はさっきの言葉で気づいたみたいで今そっぽ向いてるわ。」

 

瑛二 : 「というわけで能代も早く着替えてくれ。」

 

能代 : 「わかりました・・・・・・」

 

二分後

 

能代 : 「・・・・・着替え終わりました・・・・・・」

 

瑛二 : 「んじゃこっち向くぞ・・・・・おおっ・・・・思った通り似合っているな。」

 

能代 : 「・・・・・あっ・・・・・ありがとうございます・・・・・・」

 

阿武隈 : 「瑛二の天然タラシスイッチオン・・・・・・・・」

 

瑛二 : 「天然タワシってなんだよ・・・・・・」

 

阿武隈 : 「たわしじゃないし・・・てか気にしなくていいよ・・・・・」

 

瑛二 : 「????」

 

卯月 : 「イチャイチャするのは後にして、早くいくぴょん!!!!」

 

そして瑛二達は悪意渦巻く呉鎮守府へと入っていった。

 

-To-be-continwe-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瑛二

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瑛二

 

 

 

 

 

 

 




というわけでまた公開が長引いた第十話でした

瑛二 : 「また二カ月ほど間が開いたがいったい何してたんや?」

アリスト : 「最近やけに忙しくて、ほんでストレスもたまるしでなかなか手が付けれてなかったです・・・・・・・・」

瑛二 : 「次はどうするんだ?」

アリスト : 「できるだけ早く出せるように善処する・・・・・・・・」

というわけでまた二カ月ほど空くかもしれませんが、次の話もお楽しみに。


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11話 呉鎮守府救出作戦

阿賀野たちが命からがら逃げだした呉鎮守府にて、艦娘売買が判明し、提督の身柄拘束へと向かった瑛二達一向、彼らの前に立ちはだかる困難とは何か・・・・

そして呉鎮守府騒動が終わった後の瑛二の鎮守府の様子も出ます。


さびれた建物、人気のない正門・・・・・とにかく着いて早々異常しか感じれない呉鎮守府・・・

 

俺たちはここの艦娘たちを救い出すのと、司令官の身柄確保のためここに来たのだが、異常すぎて気持ちが悪い・・・・・

 

瑛二 : 「正直馬鹿言ってパリピの格好した意味ねえな・・・・・・・・」

 

能代 : 「言い出しっぺがそれ言ったら意味ないですよね!?」

 

阿武隈 : 「瑛二はそこのあたり適当だから気にしないで・・・・・・・・・」

 

瑛二 : 「というかブラ鎮だとしても外で強制労働させられている奴が一人や二人程いるとは思っていたが、まさかこんなにも状況がやべーいなんて想像していなかったもん・・・・・・」

 

阿武隈 : 「私たちのところは監視甘かったからそこまで艦娘の気が没落していなかったけど・・・・・・・・・」

 

能代 : 「私たちのところは昔は相当海軍でもくらいが高い人間だったので・・・・・・・」

 

瑛二 : 「美奈実の言う中身は社会に出る前から既に終わっているというやつか・・・・・・・」

 

阿武隈 : 「そんな感じなのかな?」

 

能代 : 「まさしくそうですよ・・・・・・」

 

瑛二 : 「なるほどならば戦争だ。」

 

能代 : 「どこと戦うのですか・・・?」

 

阿武隈 : 「某デブの国。」

 

瑛二 : 「俺の大っ嫌いな理不尽野郎さ。」

 

能代 : 「はあ・・・・・」

 

阿武隈 : 「まあこんな感じだから慣れt・・・みんな静かにして、何か話声が聞こえる!!」

 

瑛二 : 「確かに男の話声が聞こえる・・・・・・」小声

 

能代 : 「これ・・・・個々の提督と憲兵の声です・・・・」小声

 

瑛二 : 「なになに盗み聞きしようじゃないの。」小声でメガホン装備

 

阿武隈 : 「ノリ良すぎでしょ・・・・・」小声

 

瑛二 : 「フム・・・・・これはやばい・・・・・・」小声

 

阿武隈 : 「どうしたの?」小声

 

能代 : 「この声は私たちの脱走を手助けしてくれた憲兵の方の声です・・・・」小声

 

瑛二 : 「多分この良憲兵が阿賀野たちを逃がしたことがばれて小一時間ほど問い詰められてるな・・・・・」小声

 

阿武隈 : 「どんな内容なの?」小声

 

瑛二 : 「この裏切りもんだとか、薄情者やら・・・・・ブーメランぶん投げまっとる・・・・」小声

 

能代 : 「あきれてものが言えませんよ・・・・・・・」小声

 

瑛二 : 「やべっ!!?あいつあの憲兵殺す気だぞ!!?」

 

能代 : 「ああっ・・・・」

 

瑛二 : 「エマージェンシーエマージェンシー!!!!阿賀野あいつの拳銃を射抜け!!!!

 

阿賀野 : 『了解!!』

 

阿武隈 : 「私たちはどうする?」

 

瑛二 : 「あぶは提督の拘束を手伝ってくれ!!!!!!能代は良憲兵の保護を頼む!!」

 

矢矧 : 『矢矧たちはどうすればいい?』

 

瑛二 : 「あの豚の目が離れているすきに侵入して艦娘の状態の把握をしてくれ!!!あとで応援が来るはずだ!!!」

 

矢矧 : 『了解。』

 

瑛二 : 「すいません先輩方、予定よりだいぶ早いですけど突入願います!!!」

 

??1 : 『わかった。』

 

??2 : 『大本営特殊憲兵部隊突入する!!!!!』

 

パシュン

 

呉提 : 「おわっ!?なんだ!!?」

 

良憲兵 : 〔誰か知らないけど気をそらしてくれた!!今のうちに脱出だ!!〕

 

良憲兵 : 「おりゃっ!!!!」

 

呉提 : 「待て貴様!!!!!!!!」

 

能代 : 「待つのはあなたよ!!!!ゲス司令官!!!!!!」

 

呉提 : 「貴様は!!能代てめえ!!!!」

 

瑛二 : 「動くなよ~めんどくせえからよお。」

 

呉提 : 「誰だ貴様!!!??」

 

瑛二 : 「動くんじゃねえ!!!ぶっ殺すぞ!!!!」

 

呉提 : 「貴様!!!この俺に何という口を利く!?」

 

瑛二 : 「てめえみたいなごみ野郎より俺のほうが位高いからな。」

 

能代 : 「あと私はあなたの所の艦娘じゃなくなりましたから。」

 

呉提 : 「どういうことだ!!!?」

 

矢矧 : 「元帥権限であなたの所から瑛二の鎮守府に四人そろって異動させてもらったのよ。」

 

阿賀野 : 「あなたに飼殺されるわけにいかないじゃないの。」憲兵に肩貸

 

酒匂 : 「どうせ私たちのことを使い古しって考えてたでしょ?」

 

瑛二 : 「性玩具とか言ってたんだろ?村雨たちから聞いたぞ。」

 

呉提 : 「こんな化け物を性道具にして何が悪い!!!俺は中将なんだz((ボゴッ!!」

 

瑛二 : 「化け物とか言ってんじゃねえぞクソが・・・てめえのせいでどれだけたくさんの艦娘が傷ついたと思ってんやワレい・・・・・・・」

 

呉提 : 「知らねえよ!!!たかが道具ごときに!!!」

 

瑛二 : 「黙っとけ・・・・・・・」ブオン

 

呉提 : 「グハッ!!?」気絶

 

能代 : 「なんで殴っちゃったのですか?」

 

瑛二 : 「なんか頭にきてぶっ殺しそうになってたから・・・・・・・」

 

矢矧 : 「殺してしまいそうだったから殴って黙らせたわけね・・・・・」ナルホド

 

能代 : 「大本営の特殊憲兵の方々が抑える予定ではなかったのでしょうか?」

 

瑛二 : 「まあ作戦通りいかないことだってあるさ。」

 

阿賀野 : 「わおもう開き直った・・・・・」

 

瑛二 : 「てかお前らそこの憲兵のこと」

 

良憲兵 : 「おお・・・・阿賀野、能代、矢矧、酒匂・・・・・無事だったか。」

 

能代 : 「ええ・・・・あなたのおかげです。」

 

矢矧 : 「本当にありがとう・・・・・」

 

良憲兵 : 「これ以上俺の大事な仲間を失わずに済んだことを光栄に思う・・・ありがとな瑛二・・・・・・」

 

瑛二 : 「えっ・・・・この声・・・この言い回し・・・・・・もしかして兄貴か・・・・・・?」

 

良憲兵 : 「ああ・・・・俺は15で独り立ちしてたから6年ぶりだな・・・・」

 

瑛二 : 「久しぶりだな・・・・秀一・・・・兄さん・・・・・・・」

 

能代 : 「えっ!?どういうこと!?」

 

矢矧 : 「憲兵さんと瑛二が・・・・兄弟・・・・!?」

 

瑛二 : 「まあその話はあとにしよう、それ話してたら二日くらいかかっちゃうし・・」

 

秀一 : 「とにかく急いでくれ。」

 

瑛二 : 「馬鹿地方元帥の息のかかった憲兵が何人いる?」

 

秀一 : 「二人ほどだ・・・・・・」

 

瑛二 : 「今そいつらどこにおる?」

 

秀一 : 「多分執務室だと思うが・・・・・」

 

キャー コナイデ!!!!!!!!

 

秀一 : 「これは!!?秋月の声だ!!!」

 

秀一 : 「クッソあいつら・・・また艦娘たちに手を出そうとしているのか・・・」

 

瑛二 : 「どうする?」

 

秀一 : 「俺は秋月の部屋に向かう!!!」

 

瑛二 : 「俺はほかの艦娘たちが無事かどうか確かめながら向かう」1

 

秀一と瑛二は二手に分かれて秋月達の部屋へと向かった。

 

秀一は秋月の部屋に入ると秋月達に性的暴行を加えようとしている憲兵を発見し速攻で無力化した。

 

そのころ瑛二たちは艦娘寮から続々と艦娘を入渠させていた。

 

?? : 「阿賀野さん・・能代さん・・・無事だったのですね・・・・・・」

 

能代 : 「ええ、そこにいる私たちの新しい提督や、そこの大本営元帥のおかげで元気に過ごせているわ。」

 

阿賀野 : 「ねえ提督さーん。」

 

瑛二 : 「どした?」

 

阿賀野 : 「バケツがそろそろ切れそう・・・・・」

 

阿武隈 : 「それ多分元帥が残り持ってきてくれるって。」

 

瑛二 : 「まあ・・・今ドッグいっぱいだし、状態がやばい艦娘の入渠はみんな終わったから・・・・」

 

矢矧 : 「悪いけど、多少辛抱してもらいたいということね?」

 

瑛二 : 「まあな・・・・まさか報告書以外にも数人放置艦娘いるなんて思ってもなかった・・・・」

 

阿武隈 : 「まあ過ぎたこと後悔している暇なんかないから・・・・・」

 

瑛二 : 「気長に待つか・・・・・・」

 

能代 : 「まあ・・・・たまに抜けてる時があるけどね・・・・・」

 

能代 : 「でも人としての器や、指揮の正確さに関しては今までの提督とは違ってピカイチだからね。」

 

??1 : 「そうなんですね~」

 

??2 : 「でも・・・白露お姉ちゃんと・・・村雨お姉ちゃんがずっと行方不明だもん・・・・・」

 

??1 : 「山風ちゃん・・・・」

 

能代 : 「それなら安心して。二人とも無事だよ。」

 

山風 : 「そうなの!?良かった・・・・・」

 

能代 : 「海風ちゃんも安心した?」

 

海風 : 「はい・・・でもなんで舞鶴にいるのですか?」

 

瑛二 : 「それはな、海辺で遊んでたうちの艦娘が砂浜でボロボロ状態で横たわっている白露と村雨を見つけたから。」

 

海風 : 「えっ!?舞鶴の提督さんいつの間にいたのですか!?」

 

能代 : 「瑛二さん・・・・急に表れてびっくりさせないでくださいよ・・・・・・」

 

阿武隈 : 「まあ・・・・これが瑛二だから気にしないで・・・・・」

 

能代 : 「そうですねえ・・・さすがに転属してから一カ月以上も経ってますからいい加減慣れてきましたよ・・・・」

 

瑛二 : 「とりあえずそれはそれでいいんだが、親父たち遅くねえか?」

 

能代 : 「確かにそうですね・・・いったい何やってるのでしょうか?」

 

山風 : (能代さんの口が悪くなってる・・・・・)

 

阿武隈 : 「まあ・・・待機場所がまあまあ遠いから多少は仕方ないんじゃない?」

 

阿賀野 : 「大本営の方々だからすでに身バレしてるし・・・・」

 

矢矧 : 「元帥ともなれば、なかなか本性あらわさないかもしれないしね。」

 

海風 : (阿賀野さんたち何も違和感なく話しているけど、今舞鶴の提督さん親父って言ったよね!?それで元帥がうんぬんかんぬんと言ってるけど、もしかしてあの提督さん元帥閣下の息子さん!?)

 

瑛二 : 「今海風が考えてることは半分正解で半分違うな。」

 

海風 : 「エスパーですか!?」

 

瑛二 : 「ただ単に今の海風の顔を見てそう思ったんだろうな~って推測しただけだが、あってたんだな・・・」

 

能代 : 「まあ瑛二さんは元帥の義理の息子よ。」

 

瑛二 : 「詳しい事情はめんどくせえで後で話す・・・」

 

海風 : 「はっ・・・はい・・・・・」

 

それから30分後大本営特殊部隊と一緒に元帥である宗一郎も来て呉提督の身柄を拘束していった。

 

其れから数日後。

 

瑛二 : 「まああそこの提督無事豚箱に収まったようだしとりあえず能代達の仲間に関しては一安心というところだな。」

 

能代 : 「そういうことなら十分安心できますね。」

 

瑛二 : 「そうなんだが・・・・なんか俺忘れてるような気がするんだよなあ・・・・・」

 

能代 : 「海風ちゃんや山風ちゃんのことですよね?」

 

瑛二 : 「ああ・・・思い出した・・・俺の過去について後で話すと言いながら俺自身が急に眠気に襲われてずっと寝とったもんで話ができんかったんや・・・・・」

 

阿武隈 : 「まっ・・その二人含めて今日ここに転属されることになってるからいいんじゃない?」

 

瑛二 : 「そうだな・・・ただ俺こいつらだけでもさっさと終わらせなあかんなあ・・・・・」

 

美奈実 : 「それなら私も手伝うわ。」

 

瑛二 : 「すまん美奈実・・・・力貸してくれ・・・・」

 

阿武隈 : 「でもそろそろつく頃だと思うのだけど・・・・?」

 

瑛二 : 「ワイルドスピードで行くZE」オラ!!!!!

 

美奈実 : 「それ言うならハイスピードでしょ?」シュパパパ

 

瑛二 : 「はい終わり。サンキュ美奈実!」

 

美奈実 : 「承認書類ならやろうと思えば秒で終わるわ。」

 

瑛二 : 「正直記入とハンコを一人でやるのはしんどい・・・・」

 

阿武隈 : 「急に弱気になってどうするの・・・そろそろ来る頃だし・・・・」

 

トントン

 

阿武隈 : 「ほら来たあ・・・・」

 

大淀 : 「失礼します、本日着任の艦娘をお連れいたしました。」

 

瑛二 : 「じゃあ大淀は自由にしてて、あとは俺たちで何とかする。」

 

阿武隈 : 「なんで俺じゃなくて俺たちなの?」

 

能代 : 「提督一人でもできるでしょ!?」

 

瑛二 : 「今日着任艦娘の人数把握してる?」

 

矢矧 : 「確か今日はあの呉鎮守府からの異動希望の一部で・・・・・えっ!?6人もいるじゃん!?」

 

阿賀野 : 「一艦隊組めるね。」

 

酒匂 : 「確かに提督さんだけでは無理だね・・・・・」

 

瑛二 : 「明日も数人来る予定なんだから今日済ませないかんのに・・・・・」

 

能代 : 「でも私たち今日は非番予定ですよね?まあ普段から非番みたいなものですけど・・・・・・」

 

瑛二 : 「それこそ統率力のあるやつに手伝ってもらいたいのだけどなあ・・・・・」

 

阿賀野 : 「まあ確かにそういう人は・・・長門さんがいいと思うなあ・・・」

 

瑛二 : 「そうだ・・長門を呼ぼう。」

 

ピンポン

 

能代 : 「戦艦長門さん、提督からお伝えしたいことがあります。後ほど執務室においでください。」

 

長門 : 「提督からだ・・・・いったいどうしたというのだ・・・?」

 

陸奥 : 「多分今日着任の子達じゃないかしら?」

 

長門 : 「そうかもしれないな。すぐに向かおう。」

 

その数分後執務室に長門が来た。瑛二が今日着任だという6名に鎮守府を案内してほしいと言われたら2つ返事で受けてくれた。

 

瑛二 : 「それで今日着任の6人名を名乗ってくれ。」

 

阿武隈 : 「言い方・・・・・」

 

??1 : 「白露型駆逐艦7番艦海風です。」

 

??2 : 「・・・同白露型駆逐艦8番艦・・・山風です・・」

 

??3 : 「大本営から指導役も兼ねて移籍してきました、秋月型1番艦 秋月です!!!」

 

瑛二 : 「よく親父が秋月を俺の助けによこしたな・・・・・」

 

秋月: 「いえ、アトランタさん等の防空に優れた方がいますし、あの呉鎮守府で保護された艦娘も新しく大本営に転属になった方々もいらっしゃりますので今回私がお兄さんの鎮守府の防空要因の一員と防空教官を兼ねて移籍となりました。」

 

瑛二 : 「秋月が来たのはうれしいけど、照月が悲しむかもしれないな・・・」

 

秋月 : 「照月も舞鶴に引っ越しますよ。」

 

瑛二 : 「まじ?いつごろの予定だ?」

 

秋月 : 「来月ですね、まあ防空が私と摩耶さんだけではだいぶきついだろうという話がありましたし、私がここに移籍となったと同時に照月も舞鶴異動ということになりました。」

 

瑛二 : 「りょーかい・・・というわけで自己紹介続けてくれ。」

 

??4 : 「朝潮型駆逐艦1番艦、朝潮です。」

 

??5 : 「特型駆逐艦 吹雪です。」

 

??6 : 「吹雪型2番艦、白雪です。以後よろしくお願いいたします。」

 

瑛二 : 「おう、よろしゅうな。」

 

阿武隈 : 「返しも適当・・・・」

 

瑛二 : 「だって俺はてきとうがうりだからなあ。」

 

能代 : 「うっわこの提督また開き直った。」

 

阿賀野 : 「もう驚かない、突っ込みもしないけど・・・なんか緩い。」

 

瑛二 : 「というわけで長門行こうぜ・・・・」

 

長門 : 「おっ・・・おう・・・・」

 

阿武隈 : 「長門さんすごく困惑しているよね!?」

 

能代 : 「あはは・・・・・・・」苦笑い

 

その後は6名をいろんなところに案内した。特に秋月以外は呉からの異動であるため、施設の整い様と艦娘寮の豪華仕様さにすごく驚いていた。

 

それは翌日着任した艦娘も同様であった。

 

瑛二 : 「おう秋津洲・・・満足したか?」

 

秋津洲 : 「前の鎮守府とは大違いで満足したかも!!」

 

瑛二 : 「パースにロイテル、シェフィールドもどうだ?」

 

パース : 「これなら十分です。」

 

ロイテル : 「結構いいわ!!ほんとほんと!!」

 

シェフィールド : 「これなら問題ないわ。」

 

瑛二 : 「そうかそれはよかった。これからよろしくな!!」

 

4人 : 「よろしくお願いします!!!」

 

新たに10人増えて舞鶴鎮守府はまたより一層にぎやかになった。

 

TO-BE-CONTENEW

 




呉から新たに9人が仲間になりました~ぱちぱち

瑛二 : 「また伸びたなおまえ・・・・」

アリスト : 「ネタがなかなかまとまんねえ・・・・・」

瑛二 : 「というわけでこんなネタがまとまんない作品ですが、また気長に待ってもらえるとありがたいです。」

アリスト : 「セリフパクんな~」

アリスト : 「次回は閑話休題になるかと思います。というわけでまた次回会いましょう!!!」

瑛二 : 「さいなら~」


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12話 艦娘たちの車と宴事情

とある日の鎮守府駐車場にて、

長門 : 「これ私が使っていいのか?」

陸奥 : 「うふふ。私の希望通りのいいものじゃない。」

能代 : 「提督!!!能代すごく感謝しています!!!」

矢矧 : 「いい気配りね・・・嫌いじゃないわ。」

瑛二 : 「どうだ、自分の新しい足だぞ。」

この四名の艦娘は念願の新車を買ってもらって喜んでいる最中であった。



瑛二 : 「そういえば車買ってやる~とか言っといてまだ阿武隈用の車しか納車してなかったな・・・」

 

美奈実 : 「一応阿武隈以外にも長門や陸奥、能代と矢矧が車種決めたとか言ってるわよ。」

 

瑛二 : 「まだその他は迷ってるんだな・・・まあ最高級グレードにしとくから自由に決めてくれって後で掲示板に張り出すか。」

 

美奈実 : 「あと鈴谷がいい加減車検近いから引き落としできるようにしてとも言ってたわ。」

 

瑛二 : 「んじゃ支払いの日にカード貸すか。」

 

瑛二 : 「それで最初に長門なのだが・・・長門はオデッセイか。」

 

美奈実 : 「仲がいい駆逐艦の子たちを乗せて遊びに行き力という理由らしいわ。」

 

瑛二 : 「なるほどね・・・それじゃODYSSEY eHEV ABSOLUTE・EXにするか~」

 

美奈実 : 「次が陸奥で・・・FREEDね・・・まあこれは+HYBRRID CROSTARのホンダセンシング付きでおっけー。」カタログ見ている

 

瑛二 : 「能代はLVORG (レヴォーグ) STI Sport EXとのこと。」

 

美奈実 : 「ほしいグレードまで書いてくれたのは能代と矢矧だけよ。」

 

美奈実 : 「それで矢矧はBR-Zの新しく出るほうね。」

 

瑛二 : 「ふーんなるほどな。とりあえず明日能代と矢矧連れて近くのスバルでも行くわ。」

 

美奈実 : 「瑛二が鎮守府にいない間、私はどうすればいい?」

 

瑛二 : 「遠征の報告を代わりに受けてくれ。多分俺が鎮守府を離れてる時間なんて長くても3時間ほどだと思う。」

 

美奈実 : 「わかったわ。」

 

瑛二 : 「というわけでまあ取り敢えず4人分は決まったからあいつらの所へ行ってくるわ。」

 

と言って瑛二は能代達のもとに向かった。

 

瑛二 : 「能代と矢矧いるか?」

 

能代 : 「ちょっと阿賀野姉!!!!!」

 

瑛二 : 〈これはあれだな・・・・多分今阿賀野がすっぽんぽんで何かしてるのだろうな・・・・・〉

 

矢矧 : 「いいわよ・・・・」

 

瑛二 : 「んじゃ入るわ。」ガチャ

 

能代 : 「提督、いったいどうされたのですか?」

 

瑛二 : 「前言ってた自家用車の件で能代と矢矧はもう決めて届けてくれたよな。」

 

能代 : 「レヴォーグにしたいといった申請ですか?もしかして予算の関係でそれはできないということでしょうか?」

 

瑛二 : 「安心してくれ、今鎮守府の予算はみんなの自家用車買えるほどある。それでこれでいいかの最終確認だ、」

 

能代 : 「はい、これでお願いします!!!」

 

瑛二 : 「それで次は矢矧、BRZの新型の一番高いやつでいいな?」

 

矢矧 : 「ええ。」

 

瑛二 : 「じゃあ明日二人とも非番やから契約に行くぞ。」

 

能代 : 「あっはい。」

 

矢矧 : 「わかったわ。」

 

翌日、瑛二は能代と矢矧を連れてスバルに行き、各契約手続きをして2人の車を契約したという。

 

瑛二 : 「わりいな美奈実。」

 

美奈実 : 「問題ないわ。」

 

瑛二 : 「というわけであるが、鎮守府の車としてほしいものがおふたつ・・・・」

 

美奈実 : 「何かしら?」

 

瑛二 : 「ステップワゴンのeHEV SPADA G・EX Honda SENSINGと同eHEV Modulo X Honda SENSINGで。」

 

美奈実 : 「ステップワゴン2台だけ?」

 

瑛二 : 「今現状だと鈴谷と瑞鶴しか演習の時にミニバン運転できないしな。」

 

美奈実 : 「海路で横須賀は遠すぎるから演習メンバーで陸路を行くしかないけど、今後二人だけで大丈夫かな?」

 

瑛二 : 「あいつに慣れてもらったら阿武隈にもお願いしようかなと思ってる。」

 

美奈実 : 「なるほどね。」

 

ガチャ

 

??1 : 「すみません提督、私が欲しい車が決まりましたので前もらった自家用車申請書を受理してもらいたいのですが。」

 

??2 : 「提督、俺のも頼むぜ!」

 

瑛二 : 「おお・・古鷹と加古も決めたか。どれどれ・・・・・」

 

古鷹 : 「ダメですか?」

 

瑛二 : 「いや、こんな普通な奴で大丈夫かなと思っただけだ。」

 

古鷹 : 「まあ、提督のお財布から払ってもらうのですよね?となるとあまり高いものはやめておこうかと思いまして。」

 

瑛二 : 「なんだ、ただのフルタカエルか・・・」小声

 

古鷹 : 「何かおっしゃいました?」

 

瑛二 : 「ただの独り言だ。」

 

瑛二 : 「それにしてもさすがにパッソで我慢する必要ないぞ。」

 

古鷹 : 「じゃあ・・・マーチのポレロでお願いします。」

 

瑛二 : 「わかった。それで加古は・・・VEZEL(ヴェゼル)か、加古らしいな。」

 

加古 : 「最近SUV人気らしいからさ。」

 

瑛二 : 「なるほどな・・・それじゃe:HEV PLaYでいいな?」

 

加古 : 「うん。」

 

瑛二 : 「それじゃあ非番の時に美奈実と一緒に契約しに行ってくれ。」

 

美奈実 : 「じゃあ明後日にでも行きましょ。」

 

古鷹&加古 : 「ありがとうございます。(な!!)」

 

瑛二 : 「というわけであるが残りはまだK・・・」

 

ガチャ

 

五十鈴 : 「あっ提督、私たちもいいかしら?」

 

鬼怒 : 「自家用車決めたから・・」

 

由良 : 「受け取ってもらってもいいですか?」

 

長良 : 「だいぶ迷っちゃってねえ・・・」

 

名取 : 「はい・・・・」

 

瑛二 : 「長良型コンプリート・・・」

 

阿武隈 : 「瑛二、私もいい?」

 

瑛二 : 「阿武隈はあのM8乗りづらいか?」

 

阿武隈 : 「ちがうよ。ただ単に姉ちゃんたちのも私が提案したものだからね。」

 

瑛二 : 「特別問題はないけど・・・・・」

 

五十鈴 : 「私はこれね。」ピラ

 

瑛二 : 「アコード(ACCORD)か、これはグレード分けしてないからこれでおっけい。」

 

鬼怒 : 「私はこれ。」

 

瑛二 : 「INSIGHT(インサイト)か。こいつはグレードあるで、最高級グレードのEX・BLACK STYLEにして・・・・次、由良は?」

 

由良 : 「私もみんなと同じでホンダ車にしようかと思いまして・・・」ピラ

 

瑛二 : 「CLARITY(クラリティ)PHEVか、電気自動車だから高級車でなおかつエコな奴だな。」

 

由良 : 「何かおかしかったでしょうか?」

 

瑛二 : 「そういうわけじゃないから。」

 

由良 : 「そうですか。」

 

未奈美 : 「それで長良が・・・ノート X FOURということは?」

 

瑛二 : 「確かNOTEの中で最上級クラスやな。」

 

長良 : 「とりあえず私的にはこれで十分かなって思ってるよ。」

 

未奈美 : 「自分の腕を見込んだ車選びね・・・・」

 

瑛二 : 「まあ車選びも自分の乗りたい車選ぶ奴と、自分のレベルを考えて選ぶ奴がいて・・・・多分名取も後者だな。」

 

未奈美 : 「FIT eHEV LUXEね・・・・」

 

瑛二 : 「さすがにベーシックではないだけすくいだわ・・・」

 

名取 : 「なぜベーシックはまずいのですか?」

 

瑛二 : 「俺がやけにいい奴だけ乗っててお前らが格安グレードだと上下の差が激しいとか、提督が横領してるとか思われかねんし・・・・」

 

未奈美 : 「自動車で判断する人はなかなかいないとは思うけど・・・・・・」

 

瑛二 : 「とにかく兵器派と同じ類にされるのは死んでも嫌だから。」

 

名取 : 「そういうことなのですね・・・・」

 

瑛二 : 「じゃあみんなこれでいいな~?」

 

長良型一同 : 「はい!!」

 

阿武隈 : 「みんな気に入ってもらえてよかったよ。」

 

瑛二 : 「だな・・・・」

 

阿武隈 : 「じゃあ私たちは部屋に戻るね。」

 

古鷹 : 「私たちも戻ります。」

 

美奈実 : 「いちいち報告しなくていいわよ・・・・・・」

 

瑛二 : 「前時代の癖が抜けきってないんだよ多分、それであとは門番さんに問答無用でCIVIC TYPE R・Limited Editionをプレゼントしよう。」

 

美奈実 : 「ふふっ・・・何か瑛二らしいわね。」

 

瑛二 : 「いっつも表でまじめに見張りしてくれてるんだ、雨の500万個や600万個はあげないとね。」

 

プルルルル

 

瑛二 : 「はい、執務室にいる提督です。」

 

門番 : 『すみません・・・・外に青色と黒塗りと黒色の高級車がいまして・・・・・あなたの知人だとおっしゃていらっしゃいますげが・・・・・』

 

瑛二 : 「ああ・・・NSXとセンチュリーとLEGEND(レジェンド)なら俺の知り合いやけど・・・・とにかく俺が行く。」

 

門番 : 『了解しました。』

 

二分後瑛二は正門前についた。

 

瑛二 : 「ああ・・・青のNSXに、もろ真夏の夜の淫○に出てくるようなセンチュリーにCIMA (シーマ)HYBRID VIP Gは・・・」

 

秀一 : 「瑛二、久しぶりだな。」

 

瑛二 : 「秀一兄貴・・・?どうしてだ?」

 

??2 : 「秀一お兄さんはきょう付で舞鶴異動になりまして、私もその同伴として異動となりました。」

 

瑛二 : 「浜風久しぶりだな・・・」

 

浜風 : 「瑛二お兄さん、お久しぶりです。」

 

瑛二 : 「それで兄貴と浜風がここに来た理由は分かったけど・・・・なんで佐世保や大湊にいるはずの先輩まで来てるのですか!!?」

 

佐世保提督 : 「かわいい後輩であるお前がついに提督として正式配置されたからすぐにでもお祝いにでも行こうと思っていたが・・・・なんせ日本防衛のための出撃があってな、あそこらの馬鹿な提督とは違って俺は仲間(艦娘)たちがいなくならないように状況を把握して的確な指示を出さないといけなかったからな。」

 

瑛二 : 「水谷先輩・・・・・」

 

大湊提督 : 「俺も水谷と同じ理由さ。」

 

瑛二 : 「武田先輩も・・・・・」

 

??3 : 「瑛二!もちろん私もいるぞ!!!」

 

??4 : 「うちのことも忘れるのじゃないぞ。」

 

瑛二 : 「磯風に浦風もか・・・・なんか懐かしいメンバーだな・・・・」

 

未奈美 : 「久しぶりの再会なんだし、新加入メンバーの歓迎会も兼ねて宴会でもしましょ?」

 

瑛二 : 「そうやな。」

 

という訳で時間は流れて夕方になった頃....

 

瑛二 : 「さあ唐突で悪いが宴すっぞ!」

 

鈴谷 : 「今から準備はしんどいよ!!!」

 

瑛二 : 「ああもう準備はしてる。」

 

鈴谷 : 「でもここの所属艦娘と門番の人や、新たに憲兵として着任した兄さんや、浜風もいるんだし・・・・おまけに佐世保と大湊の提督と秘書艦の分を用意しないといけないのだよ!?」

 

瑛二 : 「もうパイセンと浜風と浦風がおると思うのだがなんかおつまみやら酒を持ってきてるし・・・・・」

 

鈴谷 : 「これ・・・・今日帰れない奴じゃん・・・・・・・」

 

瑛二 : 「というか提督が一晩ほど帰らなかったら普通騒動にならんか・・?しかも提督の代わりに指揮できる艦娘なんているか・・・・?」

 

武田 : 「俺は霧島が提督代理してもらってるから問題ない。」

 

水谷 : 「こっちは鳥海がいるから大丈夫だ。」

 

瑛二 : 「そら頭のきれる艦娘がおれば大丈夫だろうな・・・・・」諦め

 

未奈美 : 「だったら現場指揮能力を持つ艦娘を鈴谷や瑞鶴以外にもやってもらうのはどう?」

 

鈴谷 : 「私たちが大規模出撃に参加するとどうしても鎮守府守備に統率が取れないしね・・・・」

 

瑛二 : 「そうだな・・・それはおいおい考えるとして・・・・・・」

 

武田 : 「おい瑛二!!!!越乃寒梅吞もうぜ!!!!」

 

水谷 : 「こっちにはヴォジョレーヌーヴォあるぞ!」

 

瑛二 : 「いや・・・正直うちそんなに酒飲める艦娘なんていないのですけど・・・・・・」

 

水谷 : 「そうなら提督が飲むしかないでしょ!!」

 

瑛二 : 「いや・・・なんで俺が吞兵衛である前提なんすか!?」

 

武田 : 「まあ飲めなかったらここに置いていくもんで飲みたい時に飲め。」

 

瑛二 : 「さすがにそれは多すぎですよ・・・・・たかでさえ美奈実が地味に調子崩しがちなのに・・・・・」

 

鈴谷 : (!!??)

 

未奈美 : 「最近芋系や柑橘系がやけに美味く感じますし・・・・・」

 

瑞鶴 : (!!!!!!??????)

 

阿武隈 : 「・・・・ねえ未奈美それって・・・・・・・」

 

能代 : 「あぶちゃん・・・・これはもしかして・・・・・・」

 

鈴谷 : 「孕んd「矢矧 : 「それは言い方悪いでしょ鈴谷さん!!!!!」」そうだね・・・・・」

 

阿武隈 : 「妊娠してるのじゃない?」

 

瑛二 : 「えっまじ?俺の子?」

 

能代 : 「そこでさらっと自爆する提督は尊敬ものかもしれませんね・・・・」

 

瑛二 : (ああ・・・・これじゃあ皆に嫌われる・・・・・・・)

 

阿武隈、能代 : 「いいなあ・・・・・・・・・・」

 

瑛二 : 「ええ・・・・?」

 

武田 : 「ははっ!!もてる男は大変だな!!!」

 

水谷 : 「まあ未奈美ちゃんには悪いけどしばらく酒はお預けだな。」

 

瑞鶴 : 「それにしてもいつから?」

 

未奈美 : 「つい二日くらい前・・・・・」

 

阿武隈 : 「つい最近じゃん・・・・・」

 

瑛二 : 「ちょっと明石妊娠検査薬持ってきてくれ・・・・・・・」

 

明石 : 「そんなこと急に言われても妊娠検査薬なんて工廠や医務室になんてありませんよ・・・・・・・」

 

未奈美 : 「なら後日産婦人科で受診してみるわ・・・・・」

 

瑛二 : 「というわけで酒のお付き合いは俺がします。」

 

武田 : 「なんだここには酒いける艦娘はいないんだ・・・・・・」

 

阿武隈 : 「なら私も相手しましょうか?こう見えて私も実年齢的にはOKですから。」

 

瑛二 : 「ただこれ阿武隈加わったところで無くしきれるような量じゃないぞ・・・・・・」

 

水谷 : 「俺たち飲む量ってそんなに多いのか・・・・・?」

 

瑛二 : 「多分一般男性約5人分ですね・・・・・」

 

武田 : 「まあ飲む量のうんぬんかんぬんはほっといて、もう酒のつまみとかできたぞ。」

 

瑛二 : 「もうこんなに作ったのですか!?」

 

水谷 : 「お前が異動関係の書類決済に時間がかかっている間にこんなに作っちゃったよ。」

 

武田 : 「さすが間宮さんだわ。ほんと包丁の扱いに一切の無駄がない。」

 

間宮 : 「大変光栄です・・・・・」

 

未奈美 : 「そろそろ食堂にみんなを集めてもいいのじゃないかしら。」

 

瑛二 : 「じゃあコードレスの館内放送をオンにして・・・・・全艦娘に告ぐ、午後7時に食堂集合してくれ、宴すっぞ!!」

 

その数分後には艦娘全員が食堂に集まっていた。

 

瑛二 : 「というわけで今日は新しく着任となる艦娘と憲兵の新入歓迎会をしようと思う。」

 

未奈美 : 「じゃあみんな前で自己紹介して。」

 

海風 : 「昨日付で舞鶴鎮守府に着任しました白露型駆逐艦7番艦海風です。」

 

山風 : 「・・・同じく白露型駆逐艦8番艦山風です・・・・・」

 

瑛二 : 「みんなが着任艦娘のあいさつに気がとられているうちにこのベーコンつまみ食いしたろ・・・」小声

 

秋月 : 「秋月型駆逐艦1番艦秋月です!!以後よろしくお願いします!!」

 

瑛二 : 「ベーコンうま。」無関心

 

能代 : 「(#^ω^)ピキピキ」ハリセン構え

 

スパーン!!!!!

 

瑛二 : 「いってえ!!!!!!?」

 

能代 : 「提督が呑気につまみ食いしないでくださいよ!!!!!」

 

瑛二 : 「もう朝からいろいろあったもんでまともに飯食えなくてさ~・・・・・・・」挙動不審

 

能代 : 「でも瑛二さん昼にラーメン2杯ほど平らげていましたよね!!」

 

瑛二 : 「まあ別腹というじゃないか・・・」

 

能代 : 「そこまで開き直られるともうなんか突っ込みたくなくなるんですけど・・・・・」

 

瑛二 : 「そこ気にしたら試合終了だよ。」

 

阿武隈 : 「ス○ムダ○クじゃないんだから・・・・

 

瑛二 : 「というわけでみんな続けて・・・・・」

 

照月 : 「というわけで秋月型駆逐艦弐番館の照月です!!」

 

瑛二 : 「いやどういうわけやねん・・・・・・」

 

吹雪 : 「特型駆逐艦 吹雪です。」

 

白雪 : 「吹雪型2番艦、白雪です。以後よろしくお願いいたします。」

 

秋津洲 : 「水上機母艦の秋津洲かも!!以後よろしくかも!!!」

 

矢矧 : (そこはキャラに反して言い切りなさいよ・・・・・・)

 

瑛二 : (まあそこは艦娘秋津州の仕様だからしゃーない・・・・・)

 

矢矧 : (頭の中に直接?????)

 

瑛二 : (俺はエスパーじゃなっくて超能力者だからやろうと思えばできる。)

 

矢矧 : (なるほどね・・・・・・)

 

パース : 「Perth級軽巡洋艦Perth。HMAS Perth! 来たわ。オーストラリア育ちの力は伊達じゃないわ。」

 

瑛二 : 「すっげえ頼りになる・・・ありがてえ・・・・・」

 

ロイテル : 「Hoi!貴方が噂のこの艦隊の提督ね!私は、オランダ軽巡De Ruyter! わかる?わかるわかる? そ、結構、いいから、私! 任せて」

 

瑛二 : 「俺じゃなくてみんなに挨拶してほしいな・・・・・」

 

シェフィールド : 「HMS Sheffield 着任します。君達がかの有名な舞鶴の猛者たち? ふうん、ちょっといいね。よろしく。」

 

瑛二 : 「俺たちは猛者なのか・・・・・・」

 

浜風 : 「駆逐艦、浜風です。。私は後で紹介する憲兵のおつきのものとして舞鶴鎮守府に移動となりました。これより貴艦隊所属となります。」

 

瑛二 : 「というわけで艦娘はこれで以上、あと兄貴自己紹介頼む。」

 

秀一 : 「おいお前適当にふりやがったな・・・・・・・とりあえず俺がここの憲兵として配属された砥堀秀一・・・・いや旧姓で名乗るとすると酒井秀一だ、以後よろしく頼む。」

 

ざわざわ

 

瑛二 : 「・・・・・・多分みんな「お前兄貴おったの?」とか思ってるだろうから説明しよう、これは単純に言うと元帥の本当の息子であり、俺の義兄ということだ。」

 

秀一 : 「まあ俺はもともと呉鎮守府にスパイとして潜入してたしな。」

 

瑛二 : 「ほんで兄貴の幼馴染でもある浜風も異動ということさ。」

 

阿武隈 : 「でも憲兵一人で大丈夫なの?」

 

瑛二 : 「だってまだお前ら俺以外の男信用できてないやろ・・・・・」

 

能代 : 「私たちは秀一さんとも面識があるので大丈夫ですが・・・・・・・」

 

阿賀野 : 「ほかの憲兵はね・・・・」

 

矢矧 : 「強姦されかけたりしてるから........」

 

瑛二 : 「だから憲兵追加するにもお前らに危害を加えない奴らを慎重に選ばないといけないという難点があってな・・・・」

 

秀一 : 「まあ俺と門番さんだけでも十分だと思うぜ。」

 

門番 : 「まあ今は自分だけで何とかなっていますが・・・自分が休日の時は門番がいない状態です・・・・」

 

秀一 : 「だから俺が配属というわけで。」

 

瑛二 : 「というわけであるが・・・・・」

 

能代 : 「でも秀一さんはどうするのですか?」

 

瑛二 : 「ここの前任の寝室に部屋を持たせるから大丈夫。」

 

酒匂 : 「前任?」

 

瑛二 : 「まあ呉のあいつと同じようなやっちゃで、自分の利益と欲求を満たしてたんだよ・・・」

 

阿武隈 : 「それで豚さんが逮捕された後に瑛二が後任としてやってきたということ。」

 

瑛二 : 「執務室と寝室があるのは正直びっくりしたけど・・・それ以上に要らない奴ばかりあってそれを処分したら俺や美奈実が使うには広すぎたんだ・・・・」

 

未奈美 : 「最近なんて執務室の隅っこに囲いを作ってそこにベットを移動させたしね。」

 

阿武隈 : 「つまり寝室が空き部屋だから今回憲兵さんに割り当てたということね?」

 

瑛二 : 「オフコース。」

 

鈴谷 : 「しれっと私のセリフをパクんな。」

 

瑛二 : 「悪い・・・・」

 

未奈美 : 「ほかに質問は?」

 

阿武隈 : 「じゃあそこにいる方々は?」

 

瑛二 : 「ただの先輩提督と秘書艦だ。」

 

磯風 : 「私がここにいる佐世保提督の秘書官の磯風だ。」

 

武田 : 「あくまで今日は瑛二とみんなを祝ったろうと思って来ただけさ、まあうちの優秀な娘たちと演習したいというならいつでも言ってくれ。」

 

水谷 : 「うちもさ。」

 

浦風 : 「私たちも気合十分じゃぞ。」

 

未奈美 : 「ありがたく受け取っておきます・・・・」

 

瑛二 : 「じゃあ新入生の今後の検討を祈って乾杯。」

 

全員 : 「乾杯!!!!!!!!!!!!!」

 

瑛二は最初に呉から移動してきた艦娘たちのもとに行った。

 

瑛二 : 「ここの生活には多少慣れたか?」

 

パース : 「ええ、前の鎮守府とは違って部屋にいろいろな娯楽もあって十分過ごせているわ。」

 

ロイテル : 「前のデブちゃんの所よりも明らかに快適だよ!!」

 

瑛二 : 「まああくまで必要最低限しかそろえれてないから、まあほかに欲しいやつがあれば給料とかで補充になるかな・・・・」

 

シェフィールド : 「前の鎮守府なんてただ働きだったから・・・・給料が入ってくるだけでもうれしい・・・・・」

 

瑛二 : 「まあここの前任の要らない物を売ったら結構高値で問屋が卸してくれたもんでテレビやその他最低限のものは買えたのがあったでな・・・・・・・」

 

海風 : 「多分私たちの前提督の執務室にあるものも結構高級品ばかりになってますが、あれはどうなさるのですか?」

 

瑛二 : 「あれはもう売ったもんで次の給料のボーナスにでもしようかと思っている。」

 

山風 : 「本当に提督優しい・・・・・」

 

瑛二 : 「だって提督は艦娘たちと協力して世界を守る仕事だからな、あんな馬鹿どものようなやり方する職業じゃない・・・・・」

 

ロイテル : 「そうなんだ・・・」

 

未奈美 : 「だから私たちのやり方を否定する奴らは・・・・」

 

秋月 : 「何もわかってない世間知らず・・・・・兄ちゃんよくそう言ってたよね。」

 

瑛二 : 「未奈美も秋月も急に話しかけるなよ・・・ビビったやないかい・・・・・・」

 

未奈美 : 「すまない…私も副提督という立場上どうしても新しいメンバーとまともに話をしたかったもので・・・・」

 

瑛二 : 「未奈美は分かった・・・・ただ秋月も何故来てるのだ?」

 

秋月 : 「だってお兄ちゃんと久しぶりの再会で色々話したいことがあるのに・・・兄ちゃん仕事中だから難しいという感じで・・・・・」

 

照月 : 「昔からの仲なんだからさ・・・・・」

 

瑛二 : 「わかった後でゆっくり話そう。」

 

その後は秋月や照月と思い出話をしながら移籍メンバーとも打ち解けていた。

 

その翌日

 

武田 : 「それじゃあ、またな。」

 

水谷 : 「うちの鎮守府に演習しに来いよ、そしたら俺の所の優秀な艦娘が戦い方を教えてくれると思うで。」

 

瑛二 : 「善処させていただきます。」

 

磯風 : 「またな瑛二。」

 

浦風 : 「また会えるといいのお。」

 

瑛二 : 「こっちが大規模出撃に本格的に手を出したらまた会えると思うぞ。」

 

浦風 : 「ふふっ、そうじゃのお。」

 

瑛二 : 「ほんじゃお元気で。」

 

そして佐世保と大湊の提督と秘書艦は自分の鎮守府へと戻っていった。

 

其れから数日後。

 

瑛二 : 「えーっと・・・・・確か今日あいつらの車が鎮守府の駐車場に運ばれるんだよな?」

 

未奈美 : 「本人たちにばれないように車庫に搬入してもらう予定だわ。」

 

プルルルル

 

瑛二 : 「はい執務室。」

 

門番 : 『すみません、ただいま本田技研工業さんがの大きな積載車に乗ってる人が提督あてにお届け物があると申しておりますが?』

 

瑛二 : 「ああ・・・そのまま車庫まで案内して。俺車庫に行くから。」

 

門番 : 『了解しまし・・・・・』

 

瑛二 : 「どうした?」

 

門番 : 『これ自動車たくさん積んでありますけど・・・・・結局何台あるのですか・・・?』

 

瑛二 : 「鎮守府の車が3台と、艦娘からの注文品が1,2,3,4・・7台だから合計で10台に及ぶな。」

 

門番 : 「そういうことですか・・・・・わかりました、車庫前まで案内します。」

 

瑛二 : 「ほな車庫に行くか・・・・いやとりあえず引き渡ししとくか。」

 

ピンポン

 

瑛二 : 「長門、陸奥、加古、五十鈴、鬼怒、由良、名取以上七名、渡したいもんがあるから車庫前まで来てくれ。」

 

数分後、呼ばれた七人は車庫前に来ていた。

 

長門 : 「おお・・・提督これが私たちの車か?」

 

瑛二 : 「正真正銘お前らの新車だ。ちなみに後ろのスライドドアの青く光ってるラインがあるやろ?その前で手をスライドさせてみ。」

 

長門 : 「こ・・こうか・・・?・・おおっドアが開いたぞ!!!」

 

瑛二 : 「ジェスチャーコントロールパワースライドとかいうやつで、文字の通りジェスチャーすれば開いてくれるというやつで、キーを携帯した状態でスライドドアに近づくとセンサー部のLEDが点灯するから、そんでその光に手をかざして左右に動かすことでパワースライドドアの開閉ができるし、開閉動作中に光に触れるとパワースライドドアを途中で停止できるんだ。ただ洗車機で洗車するときにはジェスチャーコントロールを解除しないと大惨事になるということはよく聞くで、そこだけは注意してほしいところだな。」※一部ホンダサイトより引用

 

長門 : 「そうなのか?」

 

瑛二 : 「まあな・・・・ただ俺的に一番楽やと思うのは予約ロックやな。」

 

長門 : 「予約ロック?」

 

瑛二 : 「キーを携帯していれば、スライドドアが開いた状態でもロックボタンを押すとドアクローズ後の施錠予約が可能だから子どもや大きな荷物を降ろす時等にドアが閉まり切るまでその場に待機することなくクルマから離れた位置でロックを確認できるというまあ世の中の主婦も大歓迎な装備だな。」

 

長門 : 「なるほどなあ、それは非常に便利だな。」

 

瑛二 : 「そうだろ?それで陸奥、フリード実車見た感想は?」

 

陸奥 : 「少し唐突ね・・・でもこの二段に分かれたトランクルームだと食材いっぱい買ったときに効率よく積めそうね・・・・・これで間宮さんと買い物行くときもだいぶ楽になるわね。」

 

瑛二 : 「まあフリード+は3列目を犠牲にした代わりに、トランクの収納率を確保したやつやしな・・・・・それにしても今まであんな大量の荷物を徒歩で運んでたと知ると頭が上がんねえわ。」

 

加古 : 「なにこれ?スマホと連動でエンジンかけるのもできるの?」

 

瑛二 : 「このモデルからその便利機能が付いたようやわ。それとナビもHonda CONECTとか言うシステムでスマホのように使えるとも聞いたぞ。」

 

加古 : 「へえ~というかワイヤレス充電使えるじゃん!!」

 

瑛二 : 「それもそうだけど・・・長門のオデッセイと同じで予約ロックがついてて・・・こいつのトランクもジェスチャーしたら開くし、トランク閉める前にロックボタン押してもちゃんとロックしてくれるでな。」

 

加古 : 「へえ、結構便利だね。」

 

瑛二 : 「だろ。」

 

五十鈴 : 「それで私のは・・・EVボタン?」

 

瑛二 : 「静かに走りたいときにそのスイッチ使うと電気自動車のように電気だけで走行するシステムやな、特別アコードエンジン音うるさいとかは全然ないけど。。。まあクソフェミ対策には有効だな。」

 

五十鈴 : 「多分鎮守府近辺ではいないと思うけど・・・」

 

瑛二 : 「まあな・・・あとはそこのモード切替で乗り心地が変わるらしくてな・・・SPORT/NORMAL/COMFORTの3つのドライブモード毎に減衰力の可変領域も変化させ、常に車体の振動を一定の量に抑え込み、優れたパフォーマンスと乗り心地の良さの両立を保つだってよ。」※一部ホンダのサイトより引用

 

五十鈴 : 「へえ、いいじゃないの。」

 

瑛二 : 「喜んでもらえてこちらとしては光栄だよ。」

 

鬼怒 : 「おおっ・・・このシート包まれるような感じだし、このメーター関係も情報量多いね。」

 

瑛二 : 「大型のディスプレーに、ハイブリッドシステムのエネルギーフローや、安全支援情報、ドライバー注意力モニターなどさまざまな情報を切り替えて表示できるというのがそのマルチインフォメーションディスプレーというやつで、それを操作するのがレフトセレクターホイールというハンドルについてるやつで中央部を指先で上下に動かすことで、マルチインフォメーション・ディスプレーの各表示が確認ができるという感じで直感的な操作を可能になったんだと、それでシフトノブに関してはエレクトリックギアセレクターといって、公式の発表だと指先のわずかな動きで直感的なシフト操作ができるもんで、直感的な操作性により、ドライバーの快適な運転を支援。P・N・Dは押す、Rは引くという人間の感覚にマッチした操作感のギアセレクターということらしい。」※一部ホンダのサイトより以下ry((

 

鬼怒 : 「でもこの説明書に書いてある運転席8ウェイパワーシート(スライド/リクライニング/ハイト前・後)+は画期的だし、助手席4ウェイパワーシート(スライド/リクライニング)は結構な便利機能だけど、このシフトノブに関しては乗る人次第だね・・・・」

 

瑛二 : 「俺も一回ノートe powerを試乗したときにあのシフトノブは使いづらかったなあ・・・・・」※あくまで作者の感想です

 

鬼怒 : 「それに関しては慣れていくのが手っ取り早いね。」

 

瑛二 : 「だな・・・それで由良は・・・・・」

 

由良 : 「提督さん、このECONとSPORTとHVという3つのボタンがありますが・・・?」

 

瑛二 : 「ECONがアクセル操作に対する駆動力を抑制しながらハイブリッドシステムの出力制御やペダルクリック機構によりEV走行を支援するという機能で、SPORTが名前の通りスポーツ走行できるようなモードで、HVが・・・なになに・・・(カタログを見る)スイッチをONにすると、HVモードに切り替わりバッテリーの残量をキープしハイブリッド車として走行。また、スイッチを長押しすると、HV CHARGEモードに切り替わり、バッテリーを充電すると書いてあるなあ・・・eHEVみたいなやつか。」

 

由良 : 「そういうことなんですね。」

 

瑛二 : 「そうだな、それで名取のFITには特段便利な機能がついとってだな・・・」

 

名取 : 「どのような機能でしょうか?」

 

瑛二 : 「オートブレーキホールド機能という停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態が続く機能で、アクセルを踏めば自動解除され、再発進できるというやつやな、オートマ車のクリープ現象を抑えれる機能だな。」

 

名取 : 「なるほど。」

 

瑛二 : 「まあそれで全員に言えることなんだが、一応全車Honda SENSINGという安全性能付きのやつだが、日々の演習や戦闘とおんなじでその機能に過信をしないでほしい。」

 

全員 : 「了解。」

 

瑛二 : 「てなわけで俺はちょいと用事があるもんで後は自由にしててくれ。ほんじゃ。」

 

そういって提督らしいことを言ってその場を去っり、艦娘たちはしばらく自分たちの新しい車を興味深そうに眺めていた。

 

その翌日には能代達のスバル車や日産車も届いて、新車を買ってもらった本人たちや、偶然その場に居合わせたその他の艦娘たちも興味深そうに眺めていた。

 

舞鶴鎮守府がまたにぎやかになったことであろうと思う。

 

TO BE CONTINEW

 




今回の話は車の照会がだいぶ多めで戦闘関係はほぼほぼ皆無で、美奈実が妊娠?という謎の発展でした。

瑛二 : 「それよりも俺にも新車を呉!!!」

アリスト : 「鎮守府にステップワゴン二台も導入したからもうしばらく待ってくれ・・・・・」

瑛二 : 「まじか・・・・・・・・」

それでは次回作でまた会いましょう、さようなら

瑛二 : 「乞うご期待・・・・・・・・」


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13話 邪念を撃て

会議というものは結構意思と意思のぶつかり合いでもあるとは思われるが・・・・こいつの言うことは明らかにおかしい…自分が助かればどうでもいいという感じで物事を進めようとしている・・・・だから俺はつい嚙みついた。

瑛二 : 「お前みたいな糞ジジイの机上の空論なんて聞いてる暇はねえ!!!!!すっこんでろ!!」

俺のこの一言で会議の方向性が変わった


この世には俺みたいな艦娘を仲間として接する奴もいれば、艦娘たちを道具として扱い散々殺しまくってるくせに表向きには自分はいいやつですアピールをする醜い豚もいる・・・・・

 

其れこそ言えば俺の真ん前で秘書官をずつと立たせて自分楽してるあいつもそうだ・・・ああやって自分の権力を示して他人を支配しようとしている馬鹿とは非常に馬が合わない・・・

 

大将: 「おいそこのお前、大将である私の話をしっかりと聞けないのか!!!」

 

瑛二 : 「なんでてめえの妄想たらたらで現実味も仲間意識もねえクソみたいな作戦の説明を聞かなあかんのや?そんなもんうちは却下だ、家戻って自分大好きなママの母乳でも飲んで考え直しとけ糞豚が。」

 

少尉 : 「お前!!!大将様に何という口をきくんだ!!!!!!!」

 

瑛二 : 「しwらwなwいwよw,逆に言うとなんでこんなまともな頭していないこいつが大将で、こんな偉そうにものが言えたりするのかが不思議で仕方ねえ位だわwwwwwwww」

 

阿武隈 : 「駄目だよ瑛二・・・・・・」

 

大将 : 「ほらみろ、貴様の部下たちも私の言うことがただしいt・・・・」

 

能代 : 「もあそこまで頭が腐ってる方々の話に答えても会議が無駄に長くなるだけで全然効率的に悪くなりますよ・・・・・・」

 

少尉 : 「艦娘ごときが大将様にそんなこと言うんじゃ・・・・」

 

水谷 : 「確かに能代の言うとおりだ。」

 

少尉 : 「外野は黙れ!!!!お前らのような使えない提督なんぞ海軍にはいらな・・・・・」

 

武田 : 「おうなんだって・・・・俺らが使えない提督か・・・・・」ニコニコ

 

少尉 : 「そうに決まってるだろ!!!」

 

水谷 : 「おい武田、もうそいつは気にすんな、もう瑛二のやつあきれてゲームしだしたし・・・・・・」

 

大将 : 「おい!!!酒井中将聞いてるのか!?」

 

瑛二 : 「能代はそこ頼む・・・・おおっそんな感じ、阿武隈は~それ頼むわ。」

  

少尉 : 「重要な場でゲームをする馬鹿がどこにいる!!!!」

 

瑛二 : 「あーったくうるせえな・・・・・もう会議終了だ解散....」

 

大将 : 「おい、まだ私が話している最中d....」

 

武田 : 「それじゃ帰るか浦風。」

 

浦風 : 「今回の会議ってこんな無駄な会議になるとはのう。」

 

武田 : 「ははっ俺に言わないでくれ・・・・・」

 

大将 : 「勝手に会議を終わらせ・・・」

 

瑛二 : 「阿武隈~能代~この後横須賀観光しようぜ。」

 

阿武隈 : 「いいねそれ!」

 

能代 : 「私横須賀海軍カレー食べてみたいです!!!」

 

瑛二 : 「おおそうか、とびっきりうまい店知ってるから」

 

少尉 : 「会議はまだ終わってな・・・」

 

水谷 : 「そうだ磯風、鎮守府のみんな分東京ばな奈買っていこうかと思っていてな。」

 

磯風 : 「それはいい考えだな!」

 

少尉 : 《この使えないアマ共が!!!!!!》

 

瑛二 : 「ただ一つ聞きたいことがある・・・というか最近の出撃で気になることがあったからな・・・・・・」

 

舞鶴鎮守府はこの会議の一週間前に敵襲が確認されていた、この先はその一週間前にフォーカスを当てていこう。

 

時は一週間前に戻って舞鶴鎮守府・・・

 

瑛二 : 「そういえば大本営から近々行われる大調査関係での会議をしたいというのが来とったな・・・・・」

 

未奈美 : 「舞鶴鎮守府再起動後初の大会議なのね・・・・」

 

瑛二 : 「まあ二人秘書艦連れて来いというのは書いてあるから、阿武隈と能代を連れて行くということでいいんだが・・一番めんどくさいのが艦娘は兵器と考えてるやつらなんだよな・・・・・・」

 

未奈美 : 「ああ言った自分が主体だと思っている奴らは社会に出る前・・・大体学生時代から中身がすでに終了している様なものよ・・・・下手に気にしても損よ。」

 

瑛二 : 「とりあえずそれっぽっちの悪口はめんどくせえで無視するが、ただ俺の大事なダチであるあいつらを馬鹿にしたら徹底的に潰す・・・・・・」

 

未奈美 : 「そうね・・・私もさすがに友人を否定されたら本気で怒るわよ。」

 

瑛二 : 「俺たちのモットーは仲間第一だ、戦果がどうとかは正直どうでもいい、ただ俺は仲間を失いたくはない・・・真ん前で親を亡くしているのに仲間も亡くすのは阻止したい。」

 

未奈美 : 「10年前の惨劇もそうだけど、これ以上権力者の傲慢で命を落とす人を出させない・・・そう胸に誓ってここにやってきたもの・・・」

 

瑛二 : 「まあここの艦娘がある程度の力があったからみんななんとか生き延びたとは聞いてるけど、まあみんなの状態はそれほど良いとは言い切れなかったな。」

 

未奈美 : 「駆逐艦や阿武隈のような軽巡は少しやばかったわね・・・・・・・」

 

瑛二 : 「戦艦とか空母が比較的無事だったもんで入渠が速く回せたのが幸いか・・・」

 

ガチャ

 

瑛二 : 「誰だ・・・って阿武隈か丁度良かった。」

 

阿武隈 : 「どうしたの瑛二?」

 

瑛二 : 「まあ説明がめんどくさいでこれ読んで。」

 

阿武隈 : 「説明省かないで・・・はいいとして、大本営会議?」

 

瑛二 : 「近々軍全体的な安全確保のための大出撃するみたいでその打ち合わせといったところ。」

 

阿武隈 : 「へえ~そうなんだ、でも秘書官二人連れてこいってなってるけど私だけ?」

 

瑛二 : 「あとは能代も呼ぼうかと思ってる、逆に古鷹や矢矧に残ってもらって長門と一緒に執務を回してもらおうかなと思ってる。」

 

ガチャ

 

能代 : 「目の前通ったら偶然私たちのことを言っていたので何事かと思いまして・・・・」

 

矢矧 : 「私も呼ばれたような気がするけど・・・・・・・」

 

瑛二 : 「うん・・・・お前らほんとタイミング良すぎで俺何も言えないんですけど・・・・・・・」

 

阿武隈 : (それって競泳の北○康○と似たようなこと言ってるだけじゃん・・・・・・・・・)

 

矢矧 : 「まあそれは気にしないで・・・・この阿武隈さんが持ってるこの紙に書いてある内容かしら?」

 

瑛二 : 「ザッツライト。」

 

能代 : 「すみません阿武隈さん失礼しますね・・・・・えーっと・・会議ですか?」

 

瑛二 : 「まあな、それで連れていく秘書官が二名と決まってて阿武隈と能代で行こうかと思ってる。」

 

能代 : 「私そういう会議は初めてで・・・・・・・」

 

瑛二 : 「まあほとんど提督による戦術の検討会だからしゃべる機会はないと思うけど・・・現場で戦ってる者として何らかのアドバイスを欲しいところだな。」

 

未奈美 : 「それもそうだけど、大体まともな提督が数人規模しかいない会議でまともに話が決まるかどうかも怪しい・・・・・・・」

 

瑛二 : 「そういうやつらの意見は一切無視して勝手に決めちゃえばいいんだよ。」

 

阿武隈 : 「なるほど!!ナイスアイデア!!!!!」

 

能代 : 「なんかそれでどうにかなるような気がしませんが・・・・・・」

 

矢矧 : 「能代姉・・・・気にしたら負けだと思うわ・・・・・」

 

能代 : 「そうね・・・・」

 

瑛二 : 「ああいうやつらの自分語りは無視無視。」

 

阿武隈 : 「どうせ階級が低いやつがなんたら~とか兵器を大切に扱うお前は非常に馬鹿だとかって・・・・」

 

能代 : 「何も根拠もないことを言い出すってことですよね?」

 

瑛二 : 「ほんとあれだわ・・・・・お前が正しいこんg・・・・・根拠を言えっていう話だよ。」

 

未奈美 : (今正しいコンギョって言いかけてたわね・・・・・・・・)

 

瑛二 : 「今俺噛んで思ったんだけど、正しいコンギョってなんだよwwwwwwwwwwwwwwwww」

 

阿武隈 : 「何一人で自爆してるの・・・・・」

 

矢矧 : 「なんか瑛二って・・・・・指揮とかはしっかりと的を得ているのだけど、いつもは結構ポンコツみたいな感じよね・・・・・・」

 

瑛二 : 「諦めろ、これが俺だ!!ドヤ顔

 

能代 : 「全然褒めてるわけじゃないのにそんなドヤ顔で得意そうに言われても・・・・・・・」

 

瑛二 : 「まあそんなわけなんだけd〈ドアバーン!!!!!〉うわっなんだよ!!!!」

 

瑞鶴 : 「なんか漫才みたいなことしてる最中で悪いけど、敵さんのお出ましよ!!!!!」

 

瑛二 : 「距離はどれくらいだ!?」

 

瑞鶴 : 「今私の遠隔視で補足してるけど・・・・大体125kmほどの距離!!!」

 

未奈美 : 「空母の姿はある?」

 

瑞鶴 : 「いや、なんか水雷戦隊のようだけど・・・・・噓っ!?」

 

瑛二 : 「なんや!?」

 

瑞鶴 : 「多分旗艦だと思われるリ級重巡から発砲炎が見えて何事かと思ったら、なんかその3kmほど前方にどこかの艦娘たちがいる!!!」

 

未奈美 : 「被害は!?」

 

瑞鶴 : 「最低でも中破が一人確認できてる!!!」

 

瑛二 : 「今ここにいるメンバーで救出に行くぞ。」

 

能代 : 「了解しました!!」

 

矢矧 : 「私もすぐに出撃できるわ!!」

 

阿武隈 : 「久しぶりに大暴れしてもいいよね?」

 

瑛二 : 「いまの瑞鶴の情報をまとめるとそこの味方艦隊は相当やばい状態と考える。それでだ旗艦は阿武隈を基準とし各員戦闘海域まで集団で警戒した後せん滅を開始しろ!!全力で守り、そして全力で敵を狩れ!!!そしてこれを忘れるな・・・・・・絶対生きて帰れ!!!!」

 

全員 : 「了解!!!」

 

瑛二 : 「後は狙撃の阿賀野と近接の鬼長門にも来てもらいたいな。」

 

大淀 : 「多分そうなるかもしれないということで私がすでに呼んできました。」

 

瑛二 : 「状況は把握できたか?」

 

大淀 : 「ええ、先ほど瑞鶴さんから事情をお聞きしました。」

 

瑛二 : 「助かる。じゃあ阿賀野お前にはこいつを渡す。」

 

阿賀野 : 「何これ?」

 

瑛二 : 「ジャミングスーツだ、狙撃が得意な阿賀野のために妖精さんたちが作ってくれた、こいつが阿賀野の存在を敵に認識できないようにしてくれる代物だからこいつの特性を利用して敵部隊を暗殺してくれ。」

 

阿賀野 : 「了解!」

 

瑛二 : 「そして長門は、徹底的にボコってこい!!」

 

長門 : 「フッ・・・良いだろう。」

 

瑛二 : 「準備でき次第艦隊出撃!!!!俺たち留守番組は念のため鎮守府防衛ラインを形成する!!!」

 

それから数分後出撃部隊は鎮守府を抜錨し、敵が待つ海域へと向かっていった。

 

出撃組side

 

阿賀野 : 「聞こえますか大淀さん、こちらチームデストロイ旗艦阿武隈です。」

 

大淀 : 『チームデストロイリーダーこちら大淀、通信は現在正常です。』

 

阿武隈 : 「了解です。」

 

大淀 : 『それでは戦術通りに進めます・・・・というところなのですがあの敵艦隊が囮だった時用に現在第二艦隊を組んで出撃準備を進めておりますため、多少作戦の変更が生じます。』

 

阿武隈 : 「具体的にはどういった内容でしょうか?」

 

大淀 : 『作戦海域には先行して向かいい、敵のせん滅と味方部隊の保護を進めてください。その後に来る第二艦隊到着後に作戦海域を偵察しながら離脱します。』

 

能代 : 「第二艦隊の出撃理由と私たちの今後の行動計画は理解できました。それでですが敵艦隊がガチで陽動で後ろに別の本体が控えていた場合はどうしたらいいのでしょうか?」

 

大淀 : 『その部隊とはできるだけ交戦したくないので第二艦隊による煙幕妨害弾にて攪乱を行い、敵が混乱しているうちに忍者のように逃げてもらいます。』

 

矢矧 : 「ただその敵の中にストーカ気質な奴がいたらどうしたらいいの?」

 

瑛二 : 『ESPフル活用で口封じをする。』

 

矢矧 : 「了解。」

 

瑛二 : 『以上で通信をいったん終了する。お前らの健闘を祈る。』

 

阿武隈 : 「チームデストロイ通信アウト!」

 

この通信から3時間後阿武隈率いるチームデストロイは作戦海域にたどり着いた。

 

長門 : 「作戦海域についたが・・・まだ敵の姿g・・・・・今砲撃音を確認した!!!!」

 

能代 : 「こちらチームデストロイ、作戦海域に到着!ただいまから作戦をスタートする!送れ。」

 

阿武隈 : 「要救助艦隊も発見!!!これよりせん滅を開始する送れ。」

 

瑛二 : 『こちら司令部、現状を確認した。第2艦隊の到着は大体一時間後を予定している送れ。』

 

矢矧 : 「了解!!」

 

阿武隈 : 「瑞鶴さんは艦載機を上げて上空からの奇襲をお願いします。私と能代と矢矧は奇襲で混乱している敵艦隊に総攻撃を仕掛けます。」

 

瑞鶴 : 「ええ・・任せなさい!!!攻撃隊発艦!!!目標前方の敵部隊やっちゃって!!!」ブーン

 

能代 : 「能代了解。阿武隈さん期待してるわ。」

 

矢矧 : 「さあ派手に暴れさせてもらうわよ!!」

 

数分後・・・・・

 

瑞鶴 : 「攻撃隊より速報、我奇襲に成功セリ駆逐イ級3隻の撃沈に成功す、ただリ級重巡は健在。」

 

能代 : 「ここからは私たちの出番ね!矢矧行くわよ!!」

 

矢矧 : 「了解!」

 

時は少し巻き戻して遭難した艦隊の艦娘たちはというと・・・

 

?? : 「やばいね大井っち・・・・・あの提督に進撃しろって言われて嫌々したのが運の尽きだったね・・・・・」

 

大井 : 「北上さん・・・・私は最期まで北上さんと戦えたことがとっても幸せです・・・・・」

 

?? : 「二人とも悲しいこと言わないで、せめて最後くらい敵の一匹や二匹くらい沈めてやるわ!!!!羽黒!!!」

 

羽黒 : 「でも足柄姉さん・・・私たちまともに補給もされてないからもう弾切れ起こしてて反撃もできないよ・・・・・」

 

足柄 : 「っ!!もう万事休すね・・・・・・・・・」

 

?? : 「いえ、まだあきらめるのは早いと思っています、せめてここを何とか切り抜けましょう・・・・・」

 

羽黒 : 「大鳳さん・・・・・・」

 

リ級 : 「テキハヨワッテイル、タタミカケルゾ!!!」

 

敵艦隊 : 「オー!!!」

 

北上 : 「でも敵のほうが数も多くてリ級旗艦が思いのほか手ごわくてこのざま・・・・こんな最後は嫌だなあ・・・・・・」

 

カ ミ ハ イ ッ テ イ ル・・・・・・ コ コ デ シ ヌ サ ダ メ デ ハ ナ イ ㇳ・・・・・・・・

 

全員 : 「!????????」

 

リ級 : 「クソ テキシュウダ!!!!!!!!!

!!!!ゼンインカイヒ!!!!!」

 

ブーン・・・・・・ドカーン!!!!!!

 

北上 : 「何!?」

 

足柄 : 「何が起きたの!?」

 

そして曇りが晴れるとそこにはイ級3隻が見当たらなかった。

 

大井 : 「イ級が一気に3隻も沈んだ・・・・?」

 

シュッ

 

雪風 : 「えっ?」

 

イ級4 : 「ガッ!?」死亡

 

イ級5 : 「グエッ!?」死亡

 

大鳳 : 「残りのイ級も真っ二つになって沈んでいく・・・?」

 

リ級 : 「ナンダ!!?イッタイナンナンダ!!?」

 

阿武隈 : 「おいそこのリ級・・・・聞こえてるか・・・・・・」

 

遭難艦隊全員 : 「!!!??」

 

リ級 : 「ナンダキサマh・・・グアッ!!?」蹴っ飛ばされる

 

阿武隈 : 「お前を殺しに来たんだよ・・・・・」蹴っ飛ばした

 

リ級 : 「コノカンムスメガ・・・・ガアッ!!!?」死亡

 

能代 : 「第一敵部隊の排除完了・・・・・これより警戒に移行する・・・・・」

 

阿武隈 : 「ナイス能代。」

 

能代 : 「でも殺す前に一つ聞かないといけないことがあったわね・・・・・」

 

阿武隈 : 「あっ・・もう過ぎた話だからとりあえず全集警戒しよ。」

 

能代 : 「わかったわ。」

 

阿武隈 : 「こちら阿武隈、瑛二聞こえる?」

 

瑛二 : 『この無線が入ってくるということは敵部隊全滅できたということか?』

 

阿武隈 : 「うんそう。」

 

矢矧 : 「それにしても突撃前に瑞鶴さんの艦載機からなんか変なのが聞こえたのだけど・・・・・・」

 

瑞鶴 : 「そうよそれ!!!瑛二いつの間にか私の艦載機の一つに変な細工したでしょ!!」

 

瑛二 : 『まあ・・・・あれはとんだ出来心だ許せ・・・・・・』

 

瑞鶴 : 「それにしても何よその(神は言っている・・・ここで死ぬ定めではないと・・・)って・・・・・まるでエ○シャダイじゃないの!!!」

 

瑛二 : 『・・・・我なりに傑作だと思っている、後悔はしていない。』

 

能代 : 「はあ・・・・・・まったく・・瑛二さんにふざけるなを強要した私たちがバカでした、とにかく第2艦隊到着までの間に応急処置を済ませます。」

 

瑞鶴 : 「その応急処置も急いだほうがいいわ・・・・」

 

阿武隈 : 「やはり来ましたか?」

 

瑞鶴 : 「ええこっから大体5km先に感あり!!さっきの奴らより数が多い!!!!!」

 

瑛二 : 『何匹だ!!』

 

瑞鶴 : 「24ほど確認できる!!!」

 

瑛二 : 『くそっ数が多すぎる・・・・応急処置終了して第2と合流したらすぐにでもずらかってくれ!!!!』

 

阿武隈 : 「了解!」

 

羽黒 : 「あっ・・・ありがとうございます・・・・・」

 

能代 : 「とにかく私たちのほうで応急処置をしてその後舞鶴鎮守府に一時避難してもらいます。」

 

?? : 「阿武隈さん!!!!」

 

阿武隈 : 「古鷹さん!?それに鈴谷さんも春風ちゃんも!!」

 

鈴谷 : 「多分味方部隊の被害が増えてて曳航装備もないときついだろうってね!!!」

 

瑞鶴 : 「でも時間がないから急ぐよ!!!!」

 

?? : 「大丈夫!!私がしばらく時間稼ぎするわ!!」

 

能代 : 「ごめん阿賀野姉、頼んでもいい?」

 

阿賀野 : 「あいさいさー」

 

阿武隈 : 「それじゃあ急いで応急処置をしましょう。」

 

?? : 「でもそれだと敵にすぐ見つかってしまうのでは・・・・・」

 

能代 : 「大鳳さん大丈夫です安心してください。あれども阿賀野姉は我ら舞鶴鎮守府一の狙撃の名手ですから。」

 

ガアッ!?  ギャオ!!?  ギャアアアアアアア!!!!!

 

阿武隈 : 「すでに三匹消してるね。」

 

瑛二 : 『俺も混ぜろやあああああああ!!!!!!!』

 

大淀 : 『えっ!?提督!?』

 

阿武隈 : 「何!?」

 

瑛二 : 「提督降臨!!!!!」

 

足柄 : 「えっ!?」包帯巻かれ中

 

長門 : 「おい近接は私の仕事だぞ!!!」

 

瑛二 : 「数が数だからよお俺も混ぜてくれ。」

 

阿武隈 : 「瑛二の好きにして、こっちはとにかく応急処置さえできればあとは逃げるだけだし。」

 

瑛二 : 「それは助かる・・・・久しぶりの暴れようじゃねえか静止空間(ロックスペース斬)脅威をすべて切り裂け・・・・・」ブオン

 

矢矧 : 「あれが瑛二のESPなのね・・・初めて見たけどかなり強そう・・・・・・」

 

瑛二 : 「おんどれい!!!!!!!!!」ヒュンッ!!!!!

 

ドカーン!!!

 

阿武隈 : 「何これ・・・・・」

 

矢矧 : 「敵部隊が視認できないほどの大爆発・・・・・・」

 

大淀 : 『敵艦隊一気に6隻まで減少』

 

阿武隈 : 「一気に15キル!?」( ゚д゚)ポカーン

 

瑛二 : 「悪い阿賀野、6匹殺し損ねた・・・・」

 

阿賀野 : 「うん・・・・分かった・・・・・」( ゚д゚)ポカーン

 

瑛二 : 「どうした?鳩が豆鉄砲でも食らったような顔してるけど・・・・・」

 

能代 : 「なんでわかったの!?」

 

瑛二 : 「なんとなくだ・・・・・」

 

阿武隈 : 「あははは・・・・っと阿賀野さんが残り全部を片付けたね。」

 

能代 : 「ついでに応急処置も完了!!!」

 

瑛二 : 「んじゃ東京急行(エクスプレス)ならぬ舞鶴急行だ!!!!一気にずらかるぞ!!!!!」

 

舞鶴艦娘 : 「ラジャ!!!!」

 

遭難艦隊 : 「はっ・・・・・・はい!!」

 

其の後艦隊は別の敵に遭遇することなく舞鶴鎮守府についた。

 

瑛二 : 「悪い未奈美、こいつらをドッグまでテレポしてくれ、男の俺が服脱がすわけにもいかんからな!!」

 

未奈美 : 「わかった、皆私に捕まれ!!」

 

羽黒 : 「どういうことですか?」

 

未奈美 : 「その話は後でするから・・早く!!!」

 

全員 : 「捕まりました!」

 

未奈美 : 「それじゃ!!」ブオン

 

瑛二 : 「出撃艦隊はみんな無傷のようだな。」

 

阿武隈 : 「どっかの誰かさんが一気に15キルかっさらってたせいで不完全燃焼よ!!」

 

瑛二 : 「あれも出来心だ・・・許せ・・・・・」

 

能代 : 「それで私たちはどうすればいいですか?」

 

瑛二 : 「今回の出撃報告書は俺自身が記入するからもう自由にしていいで。」

 

その後瑛二は出撃報告書をまとめて、大本営への特殊回線でメール送信した。

 

時は会議に戻る

 

瑛二 : 「日本の近くのどこかに深海棲艦の基地があるのかもしれない・・・・」

 

武田 : 「その心は?」

 

瑛二 : 「先週の出撃なんすけど・・・・深海棲艦がうちの海域に合計30匹ほど湧いてきたんですよ・・・・・しかもそいつらがそこのデブの鎮守府の艦隊を追いかけまわしてて・・・」

 

大将 : 「誰がデブだてめえ!!!」

 

瑛二 : 「なんだよ・・・・事実を言って何が悪い・・・・・・」

 

武田 : 「そこのデブはほかっといて話を続けてくれ。」

 

瑛二 : 「そこの敵どもはうちの艦娘が調理してくれたんで明んあ無事で何とかなったんですけど、さすがに30も出てくるとなると近くに拠点を構えてるんじゃないかと疑ってるんですよ。」

 

水谷 : 「30匹にケツぼわれるとか生きた心地しなかっただろうな・・・・・・」

 

瑛二 : 「それで拠点の捜索と制圧を予定してるのですが、いかんせんみんな揃って反抗されたらやばいので他の鎮守府からもお力添えいただきたいと思っています。」

 

少尉 : 「やっぱりお前の所は無能じゃねえか!!!」

 

瑛二 : 「お前の所は呼んでねえよ。」

 

大将 : 「いや俺の所の方が強い!!こっちでやる!!!!」

 

武田 : 「部外者はすっこんでろ。」

 

豚1 : 「大将である俺が部外者なわけないだろ!」

 

瑛二 : 「んじゃ勝手にこい、どうせお前のところの艦娘は被害者だからな。」

 

豚1 : 「やっと俺の実力を認めたか!」

 

瑛二 : 「ただひとつ言うけどよ、もしてめえ捨て艦戦法取ったらうちの優秀な艦娘達が殺しに行くから覚悟しろ。」

 

少将 : 「提督の殺害は軍法違反だぞ!」

 

瑛二 : 「親父もどーせお前らみたいな捨て艦戦法をとる提督なんて海軍から消したいからWin-Winなんだし問題ねーじゃんwwwww」

 

少将 : 「そもそも今の元帥は詰めが甘いんだよ!!」

 

大将 : 「艦娘は家族なんて、甘ったれすぎなんだ!!あんな兵器共を家族扱いする奴の気が知れない!!元帥には適していn・・・・・グおっ!!7」ボゴッ!!

 

瑛二 : 「今なんて言ったんだよてめえら・・・・・・・」

 

少尉 : 「貴様!!!大将に何をしy…ガアッ!!?」ドカッ!!

 

瑛二 : 「てめえもうるせえんだよ・・・・いい加減黙ってろや・・・・・・」

 

水谷 : 「あんの馬鹿共・・・・・瑛二を怒らせるんじゃねえと注意する前にやりやがったよ・・・・・」

 

浦風 : 「これは元帥呼んだほうがいいかの?」

 

武田 : 「多分大丈夫みたいだな。」

 

阿武隈、能代 : 「落ち着いて瑛二!!」

 

瑛二 : 「ああ…わりい・・つい取り乱してしまったようだ・・・」

 

能代 : 「とにかくもうここから出ましょう!!」

 

ガチャ

 

宗一郎 : 「瑛二・・・こいつらの悪事を暴いたのは褒めるが・・・沈めるのはさすがにやりすぎだ・・・・」

 

瑛二 : 「だってこいつら俺の大事な家族まで冒涜しやがって・・・それで普通におれる奴がおるかっつーの。」

 

宗一郎 : 「ああそうだな・・・・とにかくこいつらは提督にはふさわしくないで解任しようと思っていたやつだが・・・・・」

 

武田 : 「軽く事故起こしたとかいう情報をばらまいておけば大丈夫だと思います。」

 

宗一郎 : 「そうだな・・・・分かったそうしておこう・・・会議ももう話にならんから終わりでいい・・・・・」

 

水谷 : 「元帥はこれからどうなされますか?」

 

宗一郎 : 「わしはこ奴らの鎮守府に属する艦娘たちの転属先でも考えておこうかなとは思っておる。」

 

武田 : 「まあこいつらの所属が比較的近場にはなるので事情説明はできますよ。」

 

瑛二 : 「というか新しい配属先はそいつらに決めさせればいいと思う。」

 

宗一郎 : 「それもそうだな・・・とにかく武田君。」

 

武田 : 「はい!!」

 

宗一郎 : 「君は大湊に戻る途中でこの少尉の所属先であった気仙沼泊地の状況確認をお願いしたい。」

 

武田 : 「了解しました!!」

 

宗一郎 : 「そして瑛二。」

 

瑛二 : 「ういっす。」

 

宗一郎 : 「戻り次第この大将の配属先であった珠洲泊地の状況確認をしてもらいたい・・・・あそこの資材報告がやけにおかしい・・・・」

 

瑛二 : 「ああ…とにかく俺だけが行くとやばいことになりそうだからここにいる阿武隈と能代を含め一艦隊規模でうちの艦娘を同行させる。」

 

宗一郎 : 「なるほど分かった・・・というわけで阿武隈君に能代君、サポート頑張ってね。」

 

阿武隈、能代 : 「ありがとうございます。」

 

宗一郎 : 「とにかくこれで解散じゃ、あとは好きに観光等をせよ・・・」

 

瑛二 : 「とのことなので先輩方・・・先ほどの話の詳しいことなのですが・・・・・」

 

水谷 : 「おう・・・詳しい内容が分かったら教えてくれ。」

 

瑛二 : 「わかりました、では・・・・」

 

結局会議はけが人発生したということでお瑛二たちは横須賀の町を散策しに行った。

 

能代 : 「へえ~横須賀の街並みってこんな感じなんですね!」

 

瑛二 : 「俺自体提督になるまで横須賀の町中をまともに散策したことはないけど・・・・・・」

 

阿武隈 : 「そうなの!?」

 

瑛二 : 「でもいよいよ提督に決まりますというときに一時的に横須賀に住んでたもんでその時の記憶から店が変わっていなければここに老舗の海軍カレー店があるはずなんだが・・・・・あった。」

 

能代 : 「本当に老舗という感じの店ですねえ・・・・」

 

阿武隈 : 「そういう店の方がおいしいと思うしね。じゃあいこっか!!」

 

瑛二たちは海軍カレーを堪能したのちに舞鶴鎮守府へと戻っていった。

 

翌日

 

瑛二 : 「ひっさしぶり朝礼やるわけだが・・・・その前にお前らに謝らないといけないことがある・・・・・」

 

鈴谷 : 「豚二匹を合い挽きミンチにしましたごめんなさいって?」

 

瑛二 : 「なんでお前が知ってるんだよ・・・・・・」

 

鈴谷 : 「昨日阿武隈から聞いただけ・・・・」

 

瑛二 : 「ああ・・なるほどな・・・」

 

瑞鶴 : 「それでなんか任務が出たとも聞いたけど?」

 

瑛二 : 「大佐の勤めてた泊地へ出向いてそこの艦娘を保護・・・というよりは治療をしたいってことで話がある。ただ俺だけで踏み込むにそこの艦娘は多分人間を信じてないから六名ほど同行してもらいたいんだ・・・・」

 

阿武隈 : 「因みに私と能代さんは確定です。」

 

瑛二 : 「それで残りのメンバーを決めたいのだが・・・所属艦娘リストには先週救助した北上、大井、足柄、羽黒、大鳳の他にも二航戦に二名と球磨型のそこの二人を除いた残り三名という内容。」

 

阿武隈 : 「その5人に事情を説明して荷物をまとめてお引越しという簡単な任務みたい。」

 

北上 : 「それなんだけどさあ・・・一つ言いそびれてたこと言っていい・・・・・」

 

春風 : 「まさか極秘裏に憲兵も配置されてるということですか?」

 

大井 : 「・・・察しがよくて助かります・・・・・」

 

古鷹 : 「因みにその憲兵たちは正規の格好をしてますか?」

 

瑛二 : 「・・・・古鷹まさか?」

 

古鷹 : 「私は元アレスの可能性があるかどうか気になりました。」

 

阿武隈 : 「もし仮にそうだったら冗談じゃない・・・・・」

 

能代 : 「アレス?」

 

矢矧 : 「初めて聞いたのだけど?」

 

瑛二 : 「単刀直入に言うと俺らも持ってるESPを悪用してたテロ組織だ・・・・」

 

阿賀野 : 「でもさっき元とか言ってたけど・・・?」

 

瑛二 : 「あれは未奈美とリンカが首謀者を落としたおかげでセカイの終わりを迎えずに済んだが、あのババア・・・黒井クローディアが折術に救世主として覚醒させ・・・その後自分自身もその救世主からの力をもらい受けて祝福のESPの力でめちゃくちゃしやがったやつだ・・・・今は能力さえも失って離島の牢屋に幽閉されてるとは聞くが・・・・こいつらの手下を押さえそびれてたのが今頃悪影響になってきている・・・・」

 

未奈美 : 「あれでも弧月や小節の実の母であるということが気に食わないところだが・・・・・」

 

?? : 「でも私はあんな奴を母親だとは1ミリも思ったことないぜ。」

 

瑛二、未奈美以外 : 「!!!!??????」

 

瑛二 : 「怪盗ブラックフィストは珠洲から金になりそうなもの盗んで、どうぞ。」

 

?? : 「なんですの!?最初に私たちを呼んだのはあなたでしょう!!!」

 

瑛二 : 「ああ・・・その前に小節・・・たったと透明化解除しろよほかのやつが混乱してるだろうに・・・」

 

小節 : 「そうだったな。」

 

阿武隈 : 「それにしても貴方はいったい・・・・???」

 

小節 : 「おっ?私か?」

 

能代 : 「貴方とその隣にいらっしゃる方です・・・」

 

小節 : 「私たちの名は怪盗ブラックフィストさ!!」

 

孤月 : 「姉さんそれは違います!!」

 

未奈美 : 「まあなんだ・・・こっちの姉の方が黒井小節、そして妹の黒井孤月だ、孤月に関しては私も昔世話になっている関係もあるから呼んだ。」

 

阿武隈 : 「つまり私たちの出番はないじゃん・・・・」

 

瑛二 : 「同じ艦娘の話なら泊地に残された艦娘たちの説得ができるだろうと思う。」

 

矢矧 : 「なるほどね。」

 

瑛二 : 「というわけで二日後に作戦開始する。」

 

全艦娘 : 「了解!!!」

 

この先の珠洲泊地で何が起こるのかは神のみぞ知ることであろう・・・・・

 

to be continue

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回

戦う君達よ



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14話 戦う君達よ

能代 : 「私たちを単なる殺人集団というのなら、あなた方は私たちを超える救いようのない殺人軍団ということになりますのでせん滅します・・・・・」

瑛二 : 「なんかいつもにの能代と違うぞ・・・・・」

矢矧 : 『能代姉がキレた・・・・・・・』

この日能代が初めてブチキレ(覚醒し)た。


珠洲泊地近く

 

瑛二 : 「ここまで来るのに三時間以上かかったな・・・・・」

 

阿武隈 : 「なんでそんなに疲れたような顔してるの?」

 

瑛二 : 「渋滞って気が散るのだよ・・・・・・」

 

能代 : 「だったら途中で私たちに代わればよかったのでは・・・?」

 

瑛二 : 「これから作戦のか要になるお前らを疲れさせるわけにはいかないからな・・・・」

 

阿武隈 : 「でもさすがに六人いるから多少は大丈夫だけどね・・・・」

 

瑛二 : 「阿武隈、古鷹、長門、能代は運転できるけど・・・・・残りのパースとシェフィールドは無理だぞ・・・・」

 

能代 : 「海外出身だからという理由ですかね?」

 

阿武隈 : 「ただ単にミニバン運転するのが怖いとか?」

 

瑛二 : 「両方違う・・・というかステップワゴンは感覚さえつかめば結構運転しやすいし・・・・・」

 

能代 : 「となると無免許ですか・・?」

 

パース : 「そんな酷いことはしてない・・・・・・・」(´・ω・`)

 

瑛二 : 「いや交通違反みたいに言うな・・・・」

 

阿武隈 : 「取らせてもらえなかったというやつ?」

 

瑛二 : 「阿武隈の言うとおりだ、免許取れる歳になる前に艦娘になった様子で免許なんて全然取れなかったのもあるが、前の配属先が呉のあほの所属だっただろ?」

 

シェフィールド : 「お前らにそんな足は必要ない・・・ただ単に俺のために戦えとか抜かすすごく嫌な奴だったわ・・・・・・」

 

古鷹 : 「舞鶴では自分のために戦え、俺のことは気にするな主義ですから・・・・・」

 

長門 : 「まるで一時期有名になったブラック企業とホワイト企業の差みたいな感じだな。」

 

瑛二 : 「そんな感じだなって・・・・だいぶ話が脱線してしまったが今から準備するぞ。」

 

数分後・・・・・

 

瑛二 : 「全員各種武器は携行したか?」

 

全艦娘 : 「はい!!!」

 

瑛二 : 「めんどくせえことにアレスの生き残りがいるというのがある・・・・それ前提でアレス残党と交戦経験がある阿武隈と古鷹に来てもらった。」

 

阿武隈 : 「それで無線を常時使うって言ってたけどどういうこと?」

 

北上 : 『それは私たちに泊地内部の中を案内してほしいということだからさ~』

 

能代 : 「そういうことですか。」

 

長門 : 「とにかく中に入ろう。」

 

数分後・・・

 

瑛二 : 「泊地内にがっつり侵入者入ったのにお迎えの一つや二つもないというのが気になるな・・・・」

 

能代 : 「・・・・もしも話かもしれないですけど・・・・・性暴力してるとか・・・・・・」

 

北上 : 「元提督はしてたけど・・・憲兵はしてなかった覚えはあるね・・・・・」

 

瑛二 : 「というのが一番気に掛かるな・・・・・」

 

大井 : 『どういうことでしょうか・・・?』

 

未奈美 : 『少し前にアレスの話をしたと思うけど・・・・』

 

瑛二 : 「あいつらは・・・」

 

未奈美 : 『私利私欲で簡単に人を殺したりするやつらの集まりだ・・・・』

 

阿武隈 : 「前に五十鈴姉さんたちを助けたときみたいに銃を持ってる可能性もあるのと・・・」

 

古鷹 : 「普通のブラック鎮守府にいる悪憲兵とは腕っぷしも全然違うということですよね?」

 

瑛二 : 「まさしくその通りだ、だからこんかい初めて参加する長門やシェフィールドには救出だけという簡単な任務に全力疾走してほしいのだが・・・・・」

 

能代 : 「問屋が卸してくれるか・・・・」

 

瑛二 : 「てか能代さあ・・・いちいち俺に敬語使わんくてもいいけど・・・」

 

能代 : 「えっ急にどうしたのですか?」

 

瑛二 : 「だってメタ話すると能代って別に敬語キャラじゃないからいちいちむりして敬語使う必要はねえと思うんだ・・・・」

 

能代 : 「そう・・・そういうことなら・・・瑛二・・・私にはどの様に動けばいいか教えて・・・?」

 

瑛二 : 「とりあえず阿武隈と同じように偵察してもらいたい。」

 

能代 : 「了解!!」

 

阿武隈 : 「能代さん、よろしくね。」

 

能代 : 「よろしくお願いします。」

 

未奈美 : 『状況開始するわよ。』

 

瑛二 : 「行くぞ!!」

 

艦娘達 : 「ラジャ!!!!!」

 

数分後・・・・・

 

瑛二 : 「にしても廊下がクッソ埃っぽくてむせそう・・・・」

 

 

北上 : 『あの提督は掃除とか全然しなかったからねえー・・・・・』

 

阿武隈 : 「自分何もしないのに人には厳しめにするなんて・・典型的なダメ人間じゃん・・・・」

 

瑛二 : 「だからあ北上たちをあんな目に合わせるのも容易だったんだろ・・・・・」

 

能代 : 「ほんと人間なんですか・・・・・?」

 

瑛二 : 「それ聞かれたら俺は某ポケモンキャラみたいに(こいつ人間じゃねえ!!!)って言うわ。」

 

阿武隈 : 「それはさておき、私たちの前に謎のドアがあるのだけど・・・・・・・」

 

矢矧 : 「ここ開けた瞬間に犯された艦娘たちの地獄絵図なんて嫌よ!!!」

 

瑛二 : 「よいしょっと・・・・・とりあえずいうと矢矧の予想地味に当たり・・・・」

 

阿武隈 : 「どれどれっ・・・て・・・・」

 

能代 : 「いったい何が・・・ってこれは・・・・」

 

ドアを一旦閉める

 

瑛二 : 「えー未奈美聞こえるか?」

 

未奈美 : 「何?」

 

瑛二 : 「とりあえず最初に見つけた奴らぶっ殺してもいい?」

 

未奈美 : 「どのような状況よ?」

 

瑛二 : 「社会に出る前から既に終わっている豚どもが艦娘を徹底的に犯しまくってる。」

 

未奈美 : 『なら論は認めない、やっちゃいなさいな。』

 

瑛二 : 「待ってました。」ニヤニヤ

 

ドアバーン!!

 

兵士1 : 「なんだてめえは!!!」

 

瑛二 : 「てめえらに名乗るのめんどくせえから早く消えろ・・・・」

 

兵士2 : 「消えるのはてめえだ!!!」

 

瑛二 : 「ロックスペース・・・・」

 

ブオン

 

兵士1 : 「なんだこれ!?」

 

瑛ニ : 「いちいち説明してられるかよめんどくせえ。」

 

シャキン!!

 

兵士1 : 「ぐあっ!!!!!????」失神

 

兵士2 : 「2!!!?」

 

瑛二 : 「てめえもとりあえず寝てろ・・・・・・」ドカン

 

兵士2 : 「グぎゃあああああああああ!!!??」失神

 

阿武隈 : 「私たちの出番なかったね・・・・」

 

未奈美 : 『とにかく被害を受けた艦娘は無事か?』

 

能代 : 「ええ・・・・・無事よ・・」

 

阿武隈 : 「みんな大丈夫?」

 

?? : 「・・・ありがとうございます・・・・・・」

 

?? : 「・・・ところであなた達は一体・・・・・?」

 

瑛二 : 「通りすがりの特殊部隊です。」( ー`дー´)キリッ

 

能代 : 「それはおかしいでしょ・・・・・・・・」

 

阿武隈 : 「貴方たちを助けに来たの。」

 

?? : 「でも大井さんや北上さんたちが遠征に無理矢理行かされた以来全然帰ってきてないんです!!!!!」

 

瑛二 : 「安心しろ、あいつらは無事だ。」

 

?? : 「どこに確証があるのですか!!?」

 

長門 : 「ホラこれを貸すから北上を呼んでみろ。」

 

?? : 「北上さん!!大井さん!!聞こえますか!!?」

 

北上 : 『ああ久しぶりだね飛龍、蒼龍。』

 

飛龍 : 「北上さん・・・・・」

 

蒼龍 : 「無事でよかった・・・・・・」

 

瑛二 : 「後二人ほどいた覚えがあるのだが・・・・・・」

 

ドアバーン

 

兵士3 : 「これで終わりだ侵入者共!!!!」

 

阿武隈 : 「あーめんどくさいやつらが・・・・・」

 

能代 : 「一匹二匹と・・・・・・・」

 

兵士s : 「これでお前らはハチの巣だ!!!!!」

 

瑛二 : 「それからみつを採取したら蜂蜜だな。」

 

能代 : 「私たちを舐められるのも困りますね・・・」

 

兵士5 : 「何を戯け言を・・・・」

 

兵士4 : 「グハッ・・・・・・」気絶

 

阿武隈 : 「そう啖呵切った割には弱いね。」

 

兵士6 : 「ふざけるなあああああああ!!!!!!!」カチャ

 

飛龍 : 「ひいっ!!!!!」

 

能代 : ブチっ

 

兵士6 : 「貴様ら全員黄泉送りじゃ!!!死ねい!!!!!!」

 

ブオン

 

兵士6 : 「うがっ!?」首切られた

 

能代 : 「救いようが全然感じませんね・・・・・・」

 

兵士3 : 「艦娘が急に表れて首を斬っただと・・・・」

 

兵士5 : 「なんだこの人殺し艦娘は!!!!!」

 

兵士4 : 「この殺戮集団が・・・・・・」

 

能代 : 「はたから見たら私たちは殺戮集団に見えるかもしれませんね。」

 

瑛二 : (なんか能代の雰囲気が変わった?)

 

酒匂 : 「これは・・・・・」

 

瑛二 : 「なんか能代の雰囲気が変わったのだが・・・・・・・?」

 

阿賀野 : 「これもしかしたら・・・・・・」

 

能代 : 「私たちを単なる殺人集団というのなら、あなた方は私たちを超える救いようのない殺人軍団ということになりますのでせん滅します・・・・・」ハイライトオフ

 

矢矧 : 「能代姉がマジでキレてる・・・・・・・・・・」

 

兵士7 : 「なんだこの艦娘は!!?」

 

兵士9 : 「とにかくぶち殺せ!!!!」

 

瑛二 : 「短絡的やなこいつら・・・・・」

 

阿賀野 : 「ほんとバカみたい・・・・」

 

瑛二 : 「まあでも殺し合いなんて久しぶりでいけない血が騒ぎそうだな!!!!」ハハッ・・・

 

阿武隈 : 「瑛二???」

 

瑛二 : 「阿武隈はほかに捕まってる艦娘を敵ぶち殺しながら探してくれ・・・・俺は能代と一緒に後処理をしておくからよ。」

 

シェフィールド : 「私たちのこと忘れてない?」

 

瑛二 : 「・・・・少し忘れてたのは謝る、とりあえずこの四人だけでも早く避難してくれ、ここに何匹死体が転がるかわからんでな。」

 

古鷹 : 「私もお供しましょうか?」

 

瑛二 : 「死体を見るのが平気なら応援を願いたいな。」

 

古鷹 : 「瑛二さんに付き合ってからもう半年以上たってますから、意地でも慣れますよ。」

 

瑛二 : 「上等だ。」

 

能代 : 「長門さんも救助の方をお願いします・・・このわからずやたちは私たちで始末します。」

 

阿賀野 : 「じゃあ提督さん、能代、古鷹任せたよ。」

 

兵士10 : 「逃げんな!!!!」

 

矢矧 : 「邪魔!!!!!!」ドカッ

 

兵士10 : 「ガアッ!!!?」顔の左半分が破壊された

 

兵士12 : 「周囲にごろついてる鉄の塊が大きい手になって10を殺しただと!!!!?」

 

矢矧 : 【ESPの能力を使わないとなかなかしんどいわね・・・・・・・】

 

兵士11 : 「おい10!!!?・・・・・貴様ら!!!!!!」

 

瑛二 : 「思う存分殺しあおうぜエ・・・・・」

 

兵士11 : 「消し炭にしてやるよクソ野郎!!!」ダダダダダ

 

瑛二 : 「そんなクソエイムにやられるほどヤワじゃねえよ。」ヒョイ

 

兵士12 : 「数で押せばてめえらなんて容易にグハッ!!!?」ドゴン

 

兵士13 : 「どこから砲撃が飛んできた!!?」キョロキョロ

 

能代 : 「貴方達の目が届いていないところから撃っただけですがなにか?」

 

兵士13 : 「てめえの言い方は癪に障るから消してやる!!!!!」

 

瑛二 : 「させるかでってう!!!」ドカッ!!

 

兵士13 : 「僕ヨッシー!!!!!」

 

能代 : 「飛ぶときになんで僕ヨッシーなんですか・・・・・」

 

瑛二 : 「乱入者の頭の中はよー分からん・・・・・」

 

阿武隈 : 「それにしても個々の敵ってALESSの残党の割には弱いね・・・・」

 

能代 : 「元ALESSが何か私にはいまいちわからないですが、いろいろな意味で残念な人たちの集まりであることはよくわかりました。」

 

古鷹 : 「まあお遊びはこれくらいにしてさっさと残りを片付けましょう。」

 

瑛二 : 「いい加減にあっちも成果が出てくる頃やな。」

 

兵士14 : 「隙ありっ!!!!死ねい!!!!!!!」

 

瑛二 : 「お前が死ね」ドゴッ

 

隙をついてきた敵兵をを瑛二はパンチ一発で遠くに飛ばし、能代はすでに倒れた敵兵を襲い掛かる敵兵に投げつけ、阿武隈は得意の蹴り技で敵兵を一気に蹴とばし、古鷹も襲い掛かる敵兵を殴り飛し、さっきまでわんさかと湧いてきた敵兵もどんどんと数を減らしていた。

 

そして数分後には湧いてくる敵兵もいなくなり瑛二達の周りには敵兵の姿は一人もいなかった。

 

瑛二 : 「久しぶりに暴れまわったな・・・・」

 

能代 : 「ほとんど海に沈んでいるので生きてる確率は少ないと思いますが、今まで艦娘に残忍な扱いをしてたと人間にふさわしい最期だと思いますよ。」

 

阿武隈 : 「ほんと自業自得と言えるよ・・・」

 

瑛ニ : 「暴れ回って流石に腹も減ったしいい加減戻るか。」

 

阿武隈 : 「でも私たち返り血すごく浴びてるけど大丈夫?」

 

古鷹 : 「流石に何も知らない方は腰抜かしちゃうかもしれないですけど・・・・・・」

 

瑛二 : 「艦娘の力で人間なんてこんなもんとか言って通せばいいやろ。」

 

阿武隈 : 「それで通じないでしょ・・・・・」

 

古鷹 : 「諦めて本当のことを説明した方がいいと思います。」

 

能代 : 「てかほかの人たちの前で一人首切ってしまいましたし。」

 

瑛二 : 「まあある意味仕方ねえな・・・・・・・」

 

阿武隈 : 「考えても無駄なような気がしてきた・・・・・・」

 

と言って頭を抱えることが最近の阿武隈には多くなっていたのだ。

 

数分後・・・・・・・・

 

能代 : 「戻りました。」

 

パース : 「お疲れ様。こっちは襲撃食らわずに残りの二名も無事に救出できたわ。」

 

?? : 「助かりました・・・・・」

 

?? : 「やっと艦隊のアイドルらしく自由になれるよ・・・・・」

 

瑛二 : 「川内型の二人で以上だったな。」

 

神通 : 「川内型軽巡洋艦2番艦の神通です。」

 

那珂 : 「同3番艦の那珂ちゃんだよ☆」

 

pipi

 

川内 : 『兄さん聞こえる!!!?』

 

瑛二 : 「いやびっくりさせんな川内・・・・・」

 

神通 : 「姉ですか・・・・・?」

 

瑛二 : 「おう・・・」

 

川内 : 『そこの神通に代わって。』

 

瑛二 : 「ああ・・・・・神通に代わる。」

 

そういって瑛二は自分が付けてたインカムを神通に渡した。

 

川内は保護された神通と那珂とは姉妹にあたるため、今回の珠洲泊地で提督がブラック運営してるという報告を聞いて落ち着いたようにふるまってはいたが、内心かなり心配していた。

 

其の後しばらくの間川内と神通は久しぶりの再会を喜ぶかのように長々と思い出話をしていた。

 

長門 : 「にしても提督や阿武隈達についた返り血が結構多いな・・・・・」

 

古鷹 : 「周りを囲んでる敵全員が私たちを殺しにかかってきていたので仕方がないです・・・・・」

 

阿武隈 : 「まあ最初にカマかけたのは能代さんですけど・・それで敵が殺気マンマンになってまして・・・・」

 

能代 : 「あの時に関しては完全にイラついてしまった私が悪かったと思います・・・・・」

 

瑛二 : 「でも俺よりまだましやろ。」

 

矢矧 : 「・・・・どういうこと?」

 

瑛二 : 「あの場に俺しかいなかったら入った瞬間に遺体が5体ほど出るな・・・」

 

阿賀野 : 「その心は?」

 

瑛二 : 「理不尽が大っ嫌いで短期だから能代よりだいぶ早く手が出ちゃう。」

 

能代 : 「ああ・・・なんか納得しました・・・・」

 

パース : 「それでもこの鎮守府には正直血気が盛んな兼務すしかいないと思うわよ・・・・」

 

未奈美 : 『ある意味それが私たちファミリーたる所存とかいうやつよ。』

 

瑛二 : 「お前らは俺らの仲間であるとともに家族同然でもある。これが舞鶴鎮守府のモットーさ。」

 

阿武隈 : 「瑛二・・・・」

 

能代 : 「一から惚れ直してもいいですか?」

 

パース : 「能代はいつから好意をド直球にいうような女になったのかしら・・・・」

 

ロイテル : 「私たちが舞鶴に異動になったころにはすでにそうだった気がするよ・・・」

 

シェフィールド : 「平和を手に入れたころには重婚鎮守府になっていそうね・・・・・」

 

小節 : 「おい瑛二・・・私たちのこと忘れてないよな・・・・?」

 

瑛二 : 「・・・・一応覚えてたから安心しろ。」

 

孤月 : 「なんですの今の間は!!?」

 

未奈美 : 『それが瑛二という男だ、気にしない方がいい。』

 

孤月 : 「何故か未奈美にそう説明されると納得できるのはなぜでしょうかね?」

 

小節 : 「あたしが知るわけねーよ!!」

 

瑛二 : 「適当にパクったやつらは大本営にとりあえず渡しといて。」

 

小節 : 「お・・・おう・・・」

 

瑛二 : 「ギャラは大本営が出すから。」

 

孤月 : 「ギャラの支払いも大本営に一任されているこの海軍大丈夫ですの!!?」

 

未奈美 : 『そこは私が大奥部だと聞いているから問題はない。』

 

瑛二 :「とのことだから気にしないで呉。」

 

瑛二 : 「とりあえずどっかの銭湯か温泉によってこの返りt・・・(パース : 「そんなに返り血浴びた人間が入ったら周りの客がびっくりしすぎて腰抜かしそうな感じすると思うけど!!!!」)あっ・・・そっかあ・・・・・・・・・・」

 

阿武隈 : 「正直事情を把握してるのは舞鶴鎮守府のみんなと元帥ぐらいしか知らないと思うから鎮守府に帰る方が早いんじゃない?」

 

能代 : 「私も同感です。」

 

長門 : 「この子たちを休ませるにも家に戻るのが妥当だろう。」

 

阿武隈 : 「多分未奈美に連絡でも入れればいいと思うけど・・・」

 

瑛二のスマホ : prrrrrrrrr

 

瑛二 : 「俺のスマホになんか電話が来たんだけど・・・・」

 

阿武隈 : 「もしかして未奈美じゃない?」

 

瑛二 : 「その通りやわ。」

 

未奈美 : 「瑛二きこえてる?」

 

瑛二 : 「丁度終わったけどどうしようなって感じやけど・・・・」

 

未奈美 : 「取り敢えずなるはやで戻ってきて、元帥が戻り次第大規模出撃の話をしたいといってるけど・・・」

 

瑛二 : 「とりあえず休ませろ糞ジジイがはっ倒すぞって伝言お願いするわ。」

 

未奈美 : 「今日保護した娘達を風呂に入れてあげないといけないし・・・」

 

瑛二 : 「あと暴れまわった俺らも返り血を浴びてるのと、長距離を運転して帰るもんで疲れてるもんで休ませてほしいんだよなあ。」

 

未奈美 : 「とりあえずそう伝えておくわ。」

 

瑛二 : 「ホンマ悪いな。」

 

未奈美 : 「別に・・・過去の恩返しみたいなものよ。」

 

瑛二 : 「とりあえずこっちは急いで鎮守府戻りますんでまたあとで。」

 

未奈美 : 「気を付けてね。」

 

瑛二 : 「イエスマム。」

 

pi

 

阿武隈 : 「何と言ってた?」

 

瑛二 : 「元帥が近々実施する予定とかいう大規模出撃の説明をリモートでしたいんだと。」

 

能代 : 「でも帰ってすぐに説明聞くのはさすがにきついですけど・・・・・」

 

パース : 「それで毒はいてたのね・」

 

瑛二 : 「まあな・・・」

 

能代 : 「とにかく戻りましょう。」

 

飛龍 : 「すみません私たちのために・・・・」

 

蒼龍 : 「ありがとうございます!!」

 

瑛二 : 「同胞を救うのは当たり前や気にすんな。」

 

小節 : 「じゃあさっきから忘れられているあたしらはもう戻るぞ、じゃあな。」

 

瑛二 : 「おう。」

 

孤月 : 「なんですのその返し!!!!?」

 

阿武隈 : 「まあ・・・いつものように適当だね・・・・・」

 

能代 : 「思い出話もいったん終わりにして早く戻りましょう。」

 

瑛二達舞鶴艦娘と保護された元珠洲泊地艦娘は珠洲泊地のある石川県を後にし一路舞鶴鎮守府へと向かった。

 

 

数時間後、舞鶴鎮守府内では戻ってきた瑛二達出撃班とその他の舞鶴所属艦娘達が思い思いの場所で休んでいた。そして保護した元珠洲所属艦娘たちも鎮守府内のドッグで長年の疲れをいやしていた。

 

そしてみんなが食堂へと集まった。

 

瑛二 : 「ここでお留守番頼んでたみんなは未奈美から聞いてると思うけど、近頃実施のイベントの説明をリモートでしたいと親父が行ってるもんでここでリモート会議をする。全員そこの椅子に腰かけて待っててくれ。あと珠洲からの保護組はまあ・・・出撃させるつもりはないから自由に休んでいてほしい。」

 

鈴谷 : 「おーい父さん聞こえてる~?」

 

宗一郎 : 『おお聞こえとるぞ。』

 

瑞鶴 : 「通信は大丈夫みたいだね。」

 

宗一郎 : 『ほな始めるぞい。』

 

瑛二 : 「その前に一言ええか?」

 

宗一郎 : 『なんじゃ?』

 

瑛二 : 「次大本営であったときはマジビンタしてもいいか?戻ってきてすぐ会議とかさすがに冗談じゃないから。」

 

宗一郎 : 『そっそれは・・・悪かったのう・・・・』

 

瑛二 : 「おいおいマジでそのままやるつもりだったのかよ・・・・・」

 

宗一郎 : 『多分艦娘保護の身で終わるだろうと思っていたからのう・・・・・』

 

鳳翔 : 『元帥という職なのに現場をうまく把握しないのはよくないと思いますね。大体未奈美さんが瑛二君たちの状況を確認しながら進んでたのでなんとかブレイクタイムを設けれたので今回は問題なかったですけど次回から気を付けてくださいね・・・・』

 

宗一郎 : 『そうじゃな・・・気を付けるとしよう・・・・』

 

瑛二 : 「助かったよオカン。」

 

鳳翔 : 『お父さんがまた無茶するようなことしようとしたら私に教えてほしいわ。私が何とかするから。』

 

瑛二 : 「流石にヤキ入れるにはやめてくれよ・・・・・」

 

宗一郎 : 『下手に話を脱線しまくると時間が掛かってしまうから本題に移る。皆の者も心して聞いてくれ。』

 

瑛ニ : 「言い方武士かよ......」

 

未奈美 : 「今頃気にしてたら話にならないわよ・・・・・」

 

そうすると宗一郎から正規の大規模出撃に関する情報が伝えられたが、詳しく伝えようとすると話がすごく長くなるのでそれに関しては次回説明しよう。

 

-to be continue-




次回予告

珠洲での艦娘保護作戦完遂から一日後、元帥から大規模出撃にて深海棲艦より制海権を一部取り返す胸が伝えられることになる。

次回  大規模出撃と不安



瑛二 : 「俺は誰も死なせねえ。」




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