フォース使いの賞金稼ぎ (ニューリーダー)
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プロローグ

どうもニューリーダーと申します。
初投稿です。

恐らく誤字やおかしい所があるとは思うのですが、暖かい目で見てください。もし発見した場合は誤字報告をお願い致しますOrz

それではどうぞ!


 

 

 ―――ハットが支配する砂漠の惑星タトゥイーンには多くの人間がいる。犯罪シンジケートや訳アリ者、逃亡者、賞金稼ぎ、犯罪者等が数多く集まる無法者達の天国ともいえる惑星である。更に町から一歩踏み出せば視界に広がるのは砂漠の荒野のみ、更に凶暴な蛮族であるタスケンレイダーや飢餓に飢えた獰猛なる獣が点在している。

 

 しかし、夜のモス・アイズリーは妙に人気が少なかった。

 

 それも当然で双子の太陽が沈むと、辺りは暗闇に包まれ、凍えるような寒さがこの惑星を襲うからだ。多くの現地民は家に籠もり、他の星から来た者はカンティーナや宿屋などで寒さを凌いでいる。

 

 だが、中には例外もいる。

     

 「なんで俺がこんなことに!」

 

 とある男はそう言いながら白い息を吐きながらも必死に走り、路地裏に逃げ込んだ。しかし、彼には運が無かった。

 

 何故なら一人では到底登れないような高さの壁があったからだ。

 

「クソ!行き止まりか!」

 

 ―――不味い不味い…!とっとと逃げねぇとアイツが来ちまう!

 

 焦った思考の中、スパイスの売人は元の道に戻ろうとして振り向くと、マンダロリアン・アーマーを着込んだ若い()()()()が後ろにいた。しかし、彼にはマンダロリアンの象徴とも言えるT字型のヘルメットとジェットパックを装備しておらず、アーマーも、青く塗られていたペイントも剥がれかけており、傷も数多くあった。だが、それが一層不気味さを膨れ上がらせている。

 

 

「クソが!俺に近づくな!!」

 

逃げることを諦めた男は、そう叫ぶと持っていたブラスターを撃つ。真っ直ぐに飛んでいったブラスター弾は頭に当たる―――かのように見えたが賞金稼ぎはどこにくるか分かっているかのように頭を曲げ紙一重で避け、売人の方に近づいていく。

 

 

 男がブラスターを撃とうとすると、ブラスターが男から離れ、そして賞金稼ぎの手元に来た。

 

 

「なっ···!?」

 

この奇妙な出来事に男は驚いた顔を浮かべた。

 

 

「頼む!助けてくれ!懸賞金の倍を払うから!いくら欲しい!?」

 

 男は叫ぶように命乞いをするが、賞金稼ぎは命乞いを意にも介さず男の持っていたブラスターの引き金を引いた。

 

 

 引き金を引き男を殺した賞金稼ぎであるジェイド・レモードは依頼が完了したことを賞金稼ぎギルドの仲介人に教えるためにホログラムを起動させた。

 

 ホログラムから現れた無作法に髭を生やした賞金稼ぎギルドの人間は笑みを浮かべている。

 

 

『なんだ、もう終わったのか?』

 

「あぁ、依頼は完了した。後で賞金を寄越せ」 

 

 

 ―――ジェイド・レモードは数週間前にこのギルドの人間を通し、この依頼を受けた。

依頼の内容は、この男は無断でスパイスを売り捌き、それがとある犯罪王の逆鱗に触れ賞金を掛けられたのである。

 

 何故、賞金稼ぎのような荒っぽい職業をしているかというと、高レートのギャンブルによる借金で大破産した。

 

 売れる物は一部を除いて全て売ったが、それでもまだ足りる事は無く、借金を返せなければスパイス鉱山に売られると言われた俺は仕方がなく、まともな仕事よりも金が稼げそうな賞金稼ぎの仕事をしていた。表の仕事より裏の仕事の方が実りは多い。

 

 親から受け継いだマンダロリアン・アーマー、フォース感応力、この惑星での経験や教えを使い、順調に借金を返すことに成功した。この依頼の報酬で借金は全て返せる。

 

 

『わかった、クライアントに伝えておく。だがこちらの仲介料から割引いて400クレジットだ』

 

 ギルドの人間が賞金の差し引きについて知らせる。賞金が引かれたことに、多少の不満を抱くが、ギルドの斡旋が無ければ俺は依頼を受けることが出来ず、借金を返す事もできなかった。

 

 

ギリギリで借金は返す事は出来るが、手元に金は殆ど残らない。思わず文句を言いたくなったがその言葉を飲み込んだ。ここで揉めても今後の依頼を斡旋して貰えなくなる。

 

俺のような無名な新米の賞金稼ぎには個人で依頼を受けることなんて殆ど無い。だからこそ、幅広く依頼を斡旋させてくれるギルドが現時点では必要なのだ。ここは我慢の一択をするしかない。

 

 

「了解した」

 

俺はそう言ってホログラムを切った。

 

「まぁ、借金が返せれるし良しとするか···ハァ···」

 

 そう独り言を呟いた後、路地裏を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、フォースを使う賞金稼ぎの話である。




やっと書けたぁ。 
恐らく更新は気分が乗ったら投稿するとお思うので気長にお待ち下さい。


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第一章
砂漠の惑星


 

―――俺が最期に見た記憶は車にぶつかり血が地面に伝う記憶だけだ。俺は、死んでもう一度生き返った。今いる世界とは全く別の世界の話だ。

 

 

 

 言いたいことは分かる。普通は頭がどうかしたんじゃないかって思うだろう?だが全て事実だ。

 

 

 そして、あの大人気SF映画のスターウォーズの世界の住民として生まれ変わった。スターウォーズが大好きだった俺にとっては本当に喜ばしい出来事だった。だが、それも本当に一瞬だった。

 

 なにせ、生まれたのが、最悪な惑星であるタトゥイーンだった。信じられるか?ギャングや犯罪者が集まる惑星で、二つの太陽の影響でとても熱く、逆に夜は凍えるように寒い。砂漠には腹をすかした獣、暴力的な砂漠の民、空気も大地も乾燥した危険度MAXの惑星だぞ?

 

 すぐに気分は落胆するさ。

 

 しかも娯楽なんて一切無し!有るのは女!酒!スパイス!食べ物!ギャンブル!

 

 

······途中で思ったんだが···何コレ?世紀末にも程があるだろ!?

 

 しかも、この世界の父親はあの戦闘民族マンダロリアンの元戦士とまできた····なんでさ······

 

 

 こんな世紀末みたいな世界で生き残る為に、様々な事を教えられ身体に叩きこまれた。

この星での生き方、ブラスターの使い方、マンダロリアンの戦い方、歴史、生き延びる為の知識をひたすら反復した。

 

 

 この世界の母親はフォース感応者だったらしいが、俺を産むときに死んだらしい。俺が成長してフォースを感じる頃に父親が教えてくれた。

 

 そのおかげかも知れないが、俺もフォースの加護を受け継ぐことができた。パダワンかそれ以下のフォース程度だったが、この惑星でもそれなりに暮らすことができるようになり、だいぶ楽になった。

 

 

 ―――それでも父親は俺が14歳の時に死んだ。ある戦闘で受けた傷が悪化しそれが元で死んでしまったのである。

 

 それから俺はたった一人でこの惑星で生きてきた。ある時はガラクタを漁りジャワ族に売ったり、ある時は宇宙港で整備士を、ある時はフォースの使い方学び、ある時は獣を獲ることさえ出来るようにもなった。

 

 

 

 

 そんな最中ギャンブルにハマり、見事大破産······

 

 

 

 そして賞金稼ぎという仕事に就き借金を返したのであった。

 

 

 

 

 

 

 ―――俺はカンティーナの酒場で次の標的を探していた。

 タトゥイーンのカンティーナには賞金稼ぎギルドの協力もあり多くの賞金首が表示されている。

 

 ───前回の仕事で、借金は返済できたがやはり金は多く稼ぎたい。この世界で物を言うのは権力と金だ。

 

 賞金稼ぎなら他の仕事に比べて大金を得る事が簡単だと判断した。無論危険は承知の上だ。そういう理由で、手頃な標的がいないか探してみるが、タトウィーン以外の惑星にいる標的が多くいる。

 

 しかし、ここである問題が浮上した。

 

 ―――俺は宇宙船を持っていないのである。そう!借金を返す為に親から受け継いだ宇宙船とマンダロリアンのヘルメット、ジェットパックを売ってしまっていたのだ!······なんて開き直ってる場合じゃないよな······タトゥイーンの砂漠で人知れずに骨を埋めるなんて冗談じゃない。

 

 どうしようかと悩みながら、バーテンダーから貰った酒を飲むと、アルコールによって素晴らしいアイデアが閃いた。

 

 ―――ギャンブルで手に入れれば良いのだ!

 カンティーナには多くの人間が来る、中には他の惑星から来る者も少なくはない。

 

 ―――我ながらなんて素敵なアイデアなんだ······やっぱり俺って天才だな!え?破産して懲りたんじゃないかって?大丈夫!反省して成長したから!今度はフォースを使うから無問題!

 

 

そう考えると、俺はギャンブルをやっている奴らのテーブルに近づく。

 

 

「おい、俺も混ぜてくれないか?」

「いいぜ!お前も入れよ!」

 

俺が許可を求めるとサバックをしている小汚ない姿をしたゴロツキ達が歓迎してくる。

 

俺は空いていた席に座り、俺は金目の物を置いた。

 

「よし、始めるか!」

 

 

 

 

 




次は21日に投稿予定です。


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相棒

ギャンブルは私の表現能力がないため、飛ばさせていただきます

大変申し訳ありませんm(_ _)m


ギャンブルの結果はフォースを使ったからもちろん大成功!

 

 

ギャンブルに勝って宇宙船を貰った上に、金になるものを手に入れることができた。

その中でも良かった物はBXシリーズ・バトル・コマンドーのドロイドを手に入れることができたことだ。

 

 

BXシリーズ・バトル・コマンドーとは、数発のブラスターを耐えれる上にB1バトルドロイドより、遥かに優れた身体能力を持つバトルドロイドだ。

簡単に言えばB1バトルドロイドの上位互換。

分離主義勢力が製造したバトルドロイドだが、製造するのに高コストだった為にあまり大量生産されず特殊任務や重要施設の防御に配置された。そのためかなり貴重なドロイドだ。

 

売ればかなりの金が手に入るだろうが、手放すつもりは一切無い。

 

 

なんで、ギャンブルしている奴が持っていたかはよく分からんが、これがあれば俺の仕事も楽になる。

 

 

 早速このドロイドを起動させるか。

父親からは一応の修理はできるようにされたからな。

型番はBXー250というらしい

取り敢えず起動させると、

「ア-ア-..アナタハ誰デスカ」

「俺の名はジェイド。お前の新しい主人だ。

お前には、賞金稼ぎの仕事を手伝ってもらう」

「ソウデシタカ。コレカラお願いシマス。マスター」

「こっちからも、よろしく頼むBX-250。ああ、そうだ俺のことをマスターじゃなくてジェイドって呼んでくれ。」

「了解デス」

 

 

宇宙船は貨物船のG9リガー級貨物船を手に入れることができた。

ハッキリ言ってガラクタ船だが、持って置いて損はない。

 

しばらく、タトゥイーンには帰れないだろうから、家にあった荷物をBXー250と運んでいると

《おい!》

 

声のあった方向を向くとローディアンの賞金稼ぎであるグリードと周りには、取り巻きが2人いた。

確かこいつら、俺がギャンブルをしていたときにカンティーナにいたような気がするな。

ギャンブルで手に入れた金目当てか?

 

「何の用だ?」俺がそう聞くと

《お前に、用があってよ。あっちで話そうぜ。》

人目の無いところにドロイドを連れて移動すると、ブラスターを俺の胸に突き付けてきた。

 

《お前が、ギャンブルで手に入れた金目の物と貨物船を寄越せ!》

 

突然何を言い出すかと思えば、なんだコイツ..

「ハァ..なんでお前なんかに寄越さないといけないんだ?」

 

《ケッ、コイツが見えねぇのか?胸に風穴開けられたくなけりゃとっとと寄越しやがれ!》

こいつ殺しても、時間軸にあまり影響なさそうだけど。

あームカツク、このチンピラ野郎..

 

《聞こえてンのか?とっとと寄こ..グハッ!?》

俺の右手があいつの顔面にめり込む。

 

《テメェ! 何しやがる!》

 

グリードがブラスターを撃ってきて、数発当たったが問題無い。マンダロリアン・アーマーのおかげで無事だ。

 

「ジェイドに何スルンダ!」

その間に、BXー250が取り巻き2人を、取り巻き2人が持っていたスタン・バトンで気絶させていた。

 

《お前..俺にこんな真似して、ジャバが黙って..ゲホッ!》

俺の足がグリードの腹を蹴った。

「ゴチャゴチャ、うるせぇ。」

俺の一撃で、気絶したみたいだ。しるかよ。この三流賞金稼ぎ。

 

 

荷物を運ぶのを再開しながらこんな会話をした。

「何故殺サナカッタンダ?」

「俺は無用な殺しはしないのと殺すと面倒になるからな。」

「デスカ、本当ニ良カッタノカ?ジャバトイエバ犯罪王デスガ..」

 

「ジャバは、グリードのことはどうでもいいだろうから心配はないと思う。あんな奴のことなんかさっさと忘れて、荷物を運ぶぞ。」

「ハイ、ジェイド!」

 




ジェイドは、ムカツク奴は嫌いです
仕事なら別ですが、関係無いときには容赦はしません。
ちなみに、マンダロリアン・アーマーを持っていますが、マスクとジェットパックを持っていません。
理由は借金返済のために売ったからですwww


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過去

遅れてしまって申し訳ございません!
理由としてはザ・マンダロリアンにハマリ過ぎてしまったからです。


積み荷を全部積み終えると、BXー250は中の確認を俺は貨物船の外を確認していた

 

「ハイパードライブには..入れるな.燃料は..問題なさそうだ。」

貨物船の外で俺はパーツが機能しているか確認にしていた。

 

「ジェイド!ココ少し壊レテイマスヨ!」

中からBXー250の声が響く。

「わかった。すぐに行く。」

まだ、飛ばすには時間がかかりそうだ。

諦めた気持ちで、俺は思った。

 

 

五日後────

 

やっと、貨物船の修理を終えることができた..

パーツが無かったり壊れていたが、ジャワやパーツ屋と取引して一部心配な所はあるものの飛ばせるようにはした···はず···

 

「そろそろ、行くか。」

「モウ行クノデスカ?」

「あぁ、別にここには仕事で帰れるだろうからな..」

ここには、アウターリムの中でも有数の犯罪の中心である。その為、依頼は腐る程あるだろうから帰ろうと思えば帰れる。

 

貨物船の中に乗ると、俺は船長用の席に座り

「エンジン..よし..ハイパードライブ装置..よし」

そう言いながら、貨物船のシステムを起動させる

 

「あばよタトゥイーン」

そう小声で呟やいた後俺は貨物船を離陸させた。

 

貨物船を離陸させ大気圏に突入すると

「イッタイ、ドコノ星ニ行クンデスカ?」

そう訪ねきたので

「惑星コレリアに行く。依頼の内容は人間のギャング。ヤトホソ・カノトユの捕縛だ。賞金は1500クレジット。」

「彼ハイッタイ何ヲシタンデスカ?」

 

 

「知らない。理由までは教えてくれはしなかったが、余計な詮索はするなよ。俺達は必要な情報だけを教えてくれればそれで良い。」

ヤバいことには、関わってロクなことがないからあまり知らない方がいい。

「ハイパースペースに入るから計算をしといてくれ。」

「了解デス」

低い声でそう言った。

 

 

計算ができると、早速ハイパースペースに入る準備をした

「5..4..3..2..1..ハイパースペースに入る」

これ、やって見たかったんだよね。

レバーを引きハイパースペースに入った。

コレリアには着くにはあと2時間位だから、少し寝ることにする。BX-250に着いたら起こしてほしいと頼むとベッドルームで横になった。

 

 

 

 

――常に損と得を考えていろ――

マンダロリアンの元戦士であった父親の言葉だ。

なんで、今こんなことを..

 

――ブラスターは当たらないと、意味がないぞ!――

懐かしい...厳しかったが、優しい父親だったな..

 

少年時代にこんなことを聞いたことがある..

――なんでマンダロリアンの戦士をやめたの?――

すると、父親は笑いながら

――母さんを愛していたからさ――

――彼女は戦いだらけの人生から俺を救ってくれた。

――いいか、ジェイド俺みたいには絶対になるな――

 

 

―ジェイド起キテクダサイ!--

起きると目の前にBX-250がいた。

「大丈夫デスカ?酷クウナサレテイマシタガ?」心配そうに言う。

「あぁ、大丈夫だ..もう着いたのか?」

「エエ、ハイパースペースヲ抜ケタトコロデスヨ。」

 

「わかった..」そう言って、俺は立ち上がり、コックピットに移動する。

 

なんで..あんなことを思い出したんだ..?

考えるのは後だ..仕事に集中しろ..

 

 




ジェイドの父親はデス・ウォッチでしたが、
クローン大戦より前に足を洗いました。

ジェイドにいつか、ボ=カターン嬢と絡ませたいですwww


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賞金稼ぎは大変

コレリアに着くと、帝国軍の官僚が入国検査をしていた。

「俺は賞金稼ぎの仕事でこの惑星にきた。分かったら早く通してくれ。」

「ダメだ。さっき違法な犯罪者がここに居たばかりだ。よって今は通すことはできない。」

 

 

マジかよ。めんどくさくさいことになったな。

仕方ない。

「お前は俺を通す。」

手を振りかざし、フォースマインドを使う

「俺はお前を通す。速く行け。」

やっぱフォースって便利だな。

 

 

コレリアの都市に着くととりあえず酒場に行き客に聞いていると、スラム街にいるということが分かった。

 

今はBX-250には貨物船で待っててもらうことにした。理由としてはこの惑星には帝国軍がいるからだ。帝国はバトルドロイドの所有を禁止している。見つかったら壊されるか、俺が捕まっちゃうからな。

コレリアに帝国がいることを忘れていた俺の失敗だ。

 

 

スラム街に着いてヤトホソ・カノトユについて話を聞くと金を寄越せとか言うやつがかなり多かったが、仕事を達成するためだからもちろんあげてやった。

 

 

調べた結果は、コロネット・シティのスラム街にいること。

今日の夜ギャングの一員と取引をするということ何を取引をするかは知らないということだ。

 

準備をまずはしないとな..

ヤトホソは生け捕りなので、ブラスターをスタンモードに切り替え、いらないギャングを殺すためにサーマルデトネーターを準備する。

できる限りギャングとは揉めたくはないんだが聞くとほとんどギャングじゃなくてチンピラの集まりだそうだから問題はない。

 

 

その間イカサマせずに、ギャンブルでもしておくか..

 

──────

 

そろそろ取引の時間だな。

ギャンブルは当たっていたが途中でやめないといけないのが、少し苛立つ。

 

取引の場所で待ち伏せしていると、ヤトホソとギャングが3人来た。ヤトホソをフォースプッシュで飛ばし、ギャング共に向かってサーマルデトネーターを投げつける。

「なんだおま」

何かを言おうとした後に、爆発に巻き込まれて

ギャング共は塵になった。

 

 

「だれなんだお前は..!せっかくこの惑星から逃げられると思ったのに..。」

俺を睨み付けるような目で見るなよ..

「悪いな。これも仕事だ。」

スタンモードにしたブラスターでヤトホソを撃つとヤトホソは気絶した。

 

「さっさと引き渡すか..」

一応取引の物を見てみるか..

渡そうとしたものを箱から取り出すと..小さいコアクシウムが出てきた。

 

コアクシウムは簡単にいえばハイパースペースに入るための燃料だ。

かなりの金になるのは間違いないが、おそらくこいつは依頼主の物だろうな。だからこいつに懸賞金を掛けたのか···

 

依頼主に連絡をするためにホログラムを起動させる。

そこに出てきたのレディ・プロキシマだった。

 

 

マジかよ、コレリアの犯罪王じゃないか。

『あんたがヤトホソを捕まえるために雇った賞金稼ぎだね。ここに連絡してきたということはヤトホソを捕らえることができたのかい?』

「あぁ、もちろんだ。こいつはどこに引き渡せばいい?」

どこに引き渡すのか言われていなかった。

『私の手下に引き渡してちょうだい。それとあいつは何か持っていないかい?』

素直に言っておくか。

「あぁ、小さな箱があったが中身は見てない。」

 

中身のコアクシウムを見た事を知ったらややこしそうな気がするからな。プロキシマは残虐だ。何をされるかわかったもんじゃない。

 

『そうかい。そいつを持って私のところに来な。場所は引き渡した後に手下に案内してもらいな。』

「わかった。」

ホログラムを切ると、引き渡しに向かった。

 




ジェイドのフォースは並みのジェダイ位のことはできます。
ですが、マスター等には及びません。
理由としては、あんまり練習や瞑想等をしていないからです。


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ハン・ソロってかっこいいよね

ヤトホソを引き渡した後、プロキシマのいる場所に案内してもらった。

 

そこには一切の光なかったが、かなりの数の子供がいた。

プロキシマの組織は、この子供達を食料と引き換えに犯罪行為に手を出させる。

趣味が悪い···

 

プロキシマの種族であるグリンダリットは日光等の光に弱い。少しの光に当たっただけで火傷を負うほどだ。

だから、夜なのもあるんだろうがこんなに暗いんだろうな。

 

「あんたが賞金稼ぎかい。思ったよりも若いね。」

塩水のプールからプロキシマが出てきた。

思ったより大きいな。バングルとアーマーを身に付けているように見えるがリングが、水ぶくれの中に埋まっている。

 

「箱を私の目の前で私の部下に渡しな。」

何も言わず、プロキシマの部下に渡した。

さて、賞金をもらうか。

「ヤトホソを引き渡した。早く賞金の1500クレジットをくれないか?」 

「あぁ、もちろんだよ。」

部下がクレジットを持ってくる。

 

「あんたにもう一つ依頼を頼んでもいいかい?」

そう聞いてきたが、嫌な予感がする。

「内容と···金次第だ。」

割とこの仕事は疲れるんだ。リターンに合わない仕事はしない。

「もちろん多額の賞金を払うよ。そいつの名前は()()。私からこいつは受けた恩を忘れて逃げやがった。こいつも生け捕りで頼むよ。」

 

マジかよ..ハンって絶対にハン・ソロのことだよね。

 

「どれくらい賞金を払う。話はそれからだ。」

 

「10000クレジットでどうだい。」

安い。賞金次第なら考えようと思ったが、安い。

「残念だがこの仕事は受けない。悪いな。」

「わかったよ。賞金を持って早く消え失せな。」

かなり怒ってる様子だが問題ない。

「じゃあな。」

ハンを捕まえたら、遥かに大きな問題が発生する。それは時系列の大きな改編。それだけはなんとしても避けたい。未来を変えるとより悪い事が起こる。そんな事は御免だ。

 

 

貨物船に帰る途中に俺が殺したギャング共の仲間が報復しにきやがった。

「おい!そこのお前!」

ギャングのリーダー格を含めせいぜい10人位か···

「よくも仲間を殺しやが....」

リーダー格の男が何かを喋る前にブラスターで頭を撃ち抜く。

 

もちろんギャング共も撃ってきたが、フォースを使って未来を予知すれば、何処に撃ってくるかもわかる。それを利用して避けている。

 

俺は二丁のブラスターを使って一人一人確実に殺していく。

最後の一人を殺すときに限って、騒ぎを聞きつけた帝国軍が来るのを感知する。

見られると不味いな..仕方なく一人を残して

フォース・ジャンプで屋根に上る。

 

 

逃げて、貨物船にたどり着く。

「船は出せるか?」

「ハイ、イツデモ」

「じゃあ早く出すぞ。」

帝国に追われる前に早く逃げないと。

「ラジャラジャ。」

そう言った後、貨物船を飛ばした。

「次はどこの惑星に行こうか。」 

 




質問なんですが、フォースを使ったのって帝国に分かりますっけ?
分かる人いたら教えてください。
あと活動報告の方にもありますが、映画ハン・ソロと絡ませた方がいいかアンケートをとっています。



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反乱組織

大変遅れてしまいました!申し訳ありません!
風邪引いてて書けませんでした..


あれから数ヶ月後、俺達はアウター・リム・テリトリーで依頼をこなしていた。

 

 

『ジェイドソッチニ五人逃ゲマシタヨ!』

「分かった。計画通りだ。」

こちらに向かってきた奴らをブラスターで撃ち抜く。

一人を逃げていったが問題ない。

そして、逃げなかった奴らを撃ち抜いた後、BXー250がこっちに向かってきた。

 

 

「ジェイド終ワッタンデスカ?」

「あぁ、終わった。これからクライアントに連絡する。」

「ラジャ、ラジャ」

 

ホログラムを起動させると、クリムゾン・ドーンの()の指導者であるドライデン・ヴォスが出てきた。

 

 

「終わったぞ。依頼通りに生存者を残してやった。」

『噂通りの速さだな。ジェイド・レモード。生存者を残した方がクリムゾン・ドーンの恐ろしさが広く知れ渡る。報酬の1万クレジットは口座に振込んでおけばいいか?』

「あぁ、それでいい。」

『これから、よろしく頼むよ。』

そう言ってホログラムを切った。

 

 

今回の依頼は新興組織がクリムゾン・ドーンの縄張りを荒らしたために組織を一人を残して壊滅させろという依頼だった。

 

「ジェイドアナタ有名ニナッテキタンジャアリマセンカ?」

「そうか?そういや、最近依頼の数が増えたような気がする..」

やったことと言えば、ギャング共の一団を壊滅させたり、裏社会の抗争をしている組織に雇われただけだ。

まぁ、依頼が来るのはいいことだからな

 

 

―1週間後―

現在、俺は武器商人の宇宙船に来ている

だが、武器を買いに来たんじゃない。

ここには依頼を受けにきた。

 

「お前が有名なジェイド・レモードか。聞いた通り若いな..」

髭を乱暴に生やした男が驚いたような顔で俺を見た。

俺は今17歳だが、賞金稼ぎにしては若い為によく舐められる。

 

「その話はいい···仕事の話をしよう。」

「あぁ、お前に頼みたい依頼は、パルチザンに奪われたパルスキャノンを取り返してほしい。」

 

 

―パルチザン―

惑星オンダロン出身のソウ・ゲレラが率いた反乱組織。

反乱組織の中でも最も過激派で、民間人を巻き込んむ反乱活動を行った。だがその分悪名に匹敵するような活躍をみせ、この時代には最も力を持った反乱勢力であった。

 

 

「ちゃんと、報酬のジェットパックは用意してるんだろうな?そのために直接会いに来たんだ。」

金の代わりに商品のジェットパックをくれる契約だ。

 

俺は昔、父親が持っていたジェットパックとマンダロリアンのマスクを受け継いだんだが、借金を返すために売ってしまった。しかし、ジェットパックの必要性を

 

 

「もちろん、用意している。銀河を放浪をしているマンダロリアンから買い取った正真正銘のジェットパックだからな。」

 

「わかった。パルチザン共はどこにいる?」

調べればどこにいるか、分かりそうだがとりあえず聞いておくか。

 

「あいつらは、帝国の補給線を潰しているらしい。おそらくだが···帝国の惑星近くにいるはずだ。」

「質問なんだか、パルチザンを殺さなくても、武器さえ取り返してくればいいのか?」

パルチザンから恨まれると面倒だ。奴らはかなりヤバい組織だからな。

 

 

「別に武器を取り返してほしいだけだからパルチザンの奴らは殺さなくてもいい。」

「よし、わかった。」

そう言って俺は武器商人の宇宙船から出ていった。

 

「BX-250、船の用意をしておいてくれ。」

無線機を使って連絡をする。

『ラジャ、ドコニ行クンデスカ?』

「パルチザンが帝国のどこの補給線を襲ったか調べた後、奴らの拠点を探すぞ。」

「ラジャラジャ」

 

ソウ・ゲレラとジン・アーソは殺さないようにしないとな..

 




個人的には、一番ヤバい組織はパルチザンだと思っていますww




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賞金稼ぎはドライです

大変遅くなってしまい申し訳ございません!m(_ _)m

言い訳しますと..ちょっとリアルが忙しくなかなか話が書けませんでした!

すいません!



あの後、情報を集めパルチザンの拠点は帝国の補給線近くの森林惑星にあることが判った。

帝国から身を隠すには、うってつけの場所だ。

 

 

「俺がパルスキャノンを探しておく。その間にお前が貨物船を..」

「スイマセンガ、パルスキャノンガ何カ分カラナインデスガ..」

「お前知らないのか?..ハァ..分かった説明してやるよ。」

知らないことに、呆れながらも説明をとりあえずしておく。

 

「パルスキャノンの正式名称はDLTー20Aレーザー・ライフルという極めて威力が高く射程距離が長いブラスターライフルだ。」

 

そう説明するとBXー250は納得したように頷いた。

本当に分かっているのか..?

「分かったか?分かったなら、もう一回作戦を伝えるから、ちゃんと聞いておけよ..?」

 

「ラジャラジャ」

「作戦はまず俺がパルスキャノンをパルチザンから、取り戻す。見つけたら、コムリンクで通信をするから、そしたら貨物船で基地の近くに来てくれ。分かったか?」

 

「作戦ハ分カリマシタガ、ドコカラ侵入シテドコカラ逃ゲルンデス?」

心配そうにこちらを見てるが大丈夫。ちゃんと考えてるよ。

 

「もちろん考えてる。フォースを使って俺の気配を消せば、逃げるのは無理でも、侵入することはできるはず。そして侵入して、パルスキャノンを見つける。」

 

 

「逃ゲルトキハ?」

「これを使う。」

俺はそう言うと、大量の爆弾と起爆装置をBXー250に見せる。

「パルスキャノンを探している間に適当な場所に設置をして、パルスキャノンを見つけたら離れて起爆する。その爆破でパルチザンの奴らが気をとられているうちに逃げる。」

「ラジャラジャ」

 

 

そんな作戦を立てた後、パルチザンの拠点に侵入したのである。

 

 

       

            

        〈パルチザン基地内部〉

 

フォースを使って侵入し、しばらく探索をしていると、ちょうど目の前にいたパルチザンの一人をブラスターで足を撃ち抜く。

「なっ!?侵入..ウッ!...ウゥ..」

足を撃ち抜かれたパルチザンが倒れ、悲鳴をあげる。

 

 

少し質問をするか..俺はまだ呻き声をあげるパルチザンの近くに行き、質問をする。

 

「パルスキャノンはどこにある?」

いちいち探すのは面倒くさいから、聞いた方が簡単だ..

 

「な、なんでお前にそんなことを教えないと..グッ!?」

 

生意気な態度が面倒くさいから、ブラスターで撃った足を踏みつける。

おもいっきり踏みつけたせいで、再びパルチザンは呻き声を挙げた。

 

 

「質問しているのはこっちだ。さっさと質問に答えろ。教えてくれたら命だけは助けてやって()()()。早く教えないと、このサーマルデトネーターを口の中に入れて、爆発させるからな?」

 

サーマルデトネーターを取り出し、パルチザンの口に近づける。

 

「わ...分かった!..パルスキャノンは武器庫にある!」

「武器庫の位置は?」

「い、位置は―――」

 

 

フォースで相手の思考を読むことができるため、嘘をついているかが分かるが、こいつは嘘は言ってはいない。

 

「じゃあもう一つ聞くが、ソウ・ゲレラとジン・アーソはいるか?」

「あ..あぁ...いる..。」

 

間違えて、殺したら嫌だからな。俺はできるだけ未来を変えたくない。未来を変えると、より悪い結果になることを前世の記憶で知ってる。

 

「よし、もう聞きたいことは無くなった。」

「じ、じゃあ..助けてくれるんだな!」

期待するかのように俺の顔を見る。

 

「ハァ?そんなこと言ってないが?」

無慈悲に俺はそう告げた。

「え..?..さ、さっき..助けてくれるって..」

「俺は助けてやっても()()と言ったんだ。助けるなんて一言も言ってない。」

うん。嘘は言ってない。勝手に信じるこいつが悪い。

よし、早いとこ依頼を完了させるか。

 

 

ブラスターをパルチザンの頭に向ける。

「じゃあな。」

「やめッ···」

命乞いをするパルチザンを意に介さず俺は、ブラスターの引き金を引きパルチザンは死んだ。

 

 

俺は自分が殺したパルチザンの顔を見る。

死んだパルチザンの目は俺を睨み付けているように見えた。

 

ちょっと嫌な気分になるな····

人を殺すのには、長年のタトゥイーン暮らしで抵抗はないけど、さすがにこれは元日本人の善意には、ちょっぴり応えるよ。

 

まぁ、これが賞金稼ぎの仕事だから気持ちを切り替える。

 

パルチザンの死体を、近くにあった部屋に入れる。

 

BX-250に連絡するか。

部屋の中で、コムリンクを取り出しBXー250に連絡をする。

「パルスキャノンの場所が分かった。武器庫にある。」

《ラジャラジャ。何デソノコト知ッテルンデスカ?》

「パルチザンの奴を一人、拷問した。すぐに吐いたよ。」

 

《ソウデスカ。..大丈夫デス?》

「何のことだ?..あー拷問の事か..大丈夫俺は全然平気。」

タトウィーンで血生臭い事には慣れてるんだ。

 

《ソウデスカ。》

「じゃあ、見つけたら連絡する。」

そう連絡すると通信を切った。

 

サーマルデトネーターがちゃんと作動するか点検する。

「ヤバ!..良かった..取り扱いには気をつけておくか....」

 

間違えて、サーマルデトネーターのタイマーを10秒にセットしてしまったので慌て、停止させて、安心したのは内緒だ。

 

 

ちゃんと作動することを確かめると、部屋から出ていく。

爆弾を適当な所に設置しながら、武器庫に向かう。

 

「よし、暴れるか。」

 

 

 

武器庫の近くに行くと、3人程度パルチザンがいた。

「おい!そこのお前止まれ!何者だ!」

警告を無視して俺は、前に進んでいく。

「止まれと言ってるだろう!止まらないと撃つぞ!」

それを見たパルチザンはブラスターをこっちに向けてきた。

 

 

うるさいパルチザン共を殺すために、サーマルデトネーターを取り出しパルチザン共に向かって投げつける。

「グレネードだ!逃..」

パルチザンの一人は逃げようとするが、爆発に巻き込まれる。

 

二人巻き込めたが、まだ一人生きている。

「クソ!よくも仲間を!」

仲間を殺され、爆発に巻き込まれなかったパルチザンがブラスターを撃ってくるが、無駄だ。

 

俺は、ブラスター弾をフォースを使って避けれるのだよ。

避けながら、パルチザンに近づいていく。

 

 

「燃えろ..!」

父親から、受け継いだリスト・ガントレットに内臓されている火炎放射機を向け、パルチザンを火達磨にする。

 

「ギャアアァァァァア!?」

 

燃やしたパルチザンが悲鳴をあげるが、それを無視して、急いで武器庫に向かう。

ほっといても、死ぬだろうから気にするだけ時間の無駄だ。

 

早くパルスキャノンを回収するため武器庫に急ぐ。おそらく今の爆発で、パルチザンに気付かれた。

 

武器庫に着くと大量の武器があったが、他の武器には、目もくれずパルスキャノンを探す。

 

どれだ..どれだ..

あった!

大量の武器からパルスキャノンを見つけると、パルスキャノンを取る。

 

パルチザンが来る前にとっとと逃げ..なんだ?近くに強力なフォースの流れを感じる..

気になるな..

これ程のフォースを感じたのは、初めてだ···

 

フォースを感じ取りながら、直感でフォースの源に近づいて行く。

 

 

 

強力なフォースの源の近くに行くと、青く光輝く()()()()()()()()()があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ジェイドの昔は、マトモでしたが10年以上のタトゥイーン暮らし、父親がマンダロリアン、一度死を経験している..といった理由で性格がドライというかイカれています..


ついでにTwitter始めました。



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