仮面ライダージオウ リ・マジ(仮) (火野ミライ)
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第1話「スタートタイム 2018」

20XX

終焉の刻!


悪趣味な高級時計のような存在が、黒と金のオーラを纏い跳ぶ!

逢魔時王必殺撃!


そのまま右足を伸ばし、飛び蹴りを放つ。
その蹴り着弾がするとともに、大爆発が起き人々が炎に包まれる。

「「「うわあぁぁぁーーーーー!!」」」

「みんな!」

「ロードノイズ・・・いぇ、オーマジオウ!」

OP[Over"Quartzer"]


 

___どこか、薄暗い場所・・・

 

___そこに、俺?私?・・・僕は存在していた・・・

 

___前世の事は、何故か分かる。けど、今生の事は・・・

 

___そもそも僕は、男?女?・・・

 

___何か、大事な事を忘れているような・・・

 

___ふと、手元を見る・・・

 

___左手に何かを握っていた・・・

 

___ストップウォッチのような、黒い物体

 

___前世の僕が教えてくれる。これは、【ブランクウォッチ】・・・

 

___次に、周りを見る・・・

 

___そこには、カラフルな怪人?怪物?・・・

 

___怪人が僕を見つめている・・・

 

___僕は、恐怖と懐かしさを感じていた・・・

 

___手元のブランウォッチが光り、知らない【ライドウォッチ】になる・・・

 

___気が付いたら、リングパーツを回してボタンを押していた・・・

 

ノイズ!

 

___発行と共に、怪物がウォッチに吸い込まれていく・・・

 

___いや、僕と一つになった気がする・・・

 

___怪物が一人?一体?もいなくなると、空間が鏡が割れるように弾けた・・・

 

________________________________________

 

 

2018

 

「眩しい・・・」

 

真っ暗な場所から、急に日の光が当たる場所に来るとダメージをうけるよね。

 

「え・・・」

 

目が慣れてきたころ、あるポスターが目に入った。

驚いた理由はポスターではなく、今日の日付だった。

 

___[2018年9月2日]

 

まだ平成の時で、今手に持っている物が、キーアイテムになる作品・・・

【仮面ライダージオウ】の放送日だったからだ。

 

 

【仮面ライダー】

昭和から始まった特撮番組。

時代を渡り、平成そして令和の子供と一部の大人が見ているシリーズ。

詳しくは、ネットでググってね。

 

その中でもジオウは、平成ライダー20作品記念。

最後の平成ライダーとして、日朝を盛り上げた仮面ライダーで、王だった。

 

少なくとも前世の僕は、平成の2期を追っかけだったみたいです。

次に、僕の容姿について。 一言で言うなら、幼女かな?

 

「自分について、分かる事が少ない・・・」

 

本当、どうしよう。 これって転生?タイムスリップ?

分かっているのは、今生については何もわからないこと。多分、記憶喪失だと思う。

財布もないし、身分証明書的なのも持ってないしな~

 

キャァー! ウワァーー!

 

なんか、聞こえた気がする。

・・・ついでに、ジオウの主人公【常磐(ときわ) ソウゴ】化している気がする。

 

「取り合ず、行ってみるか。」

 

この時の僕は、思いもしなかった。 自分に待ち受ける、運命と言う未来に!

 

 

________________________________________

〈三人称視点〉

 

ビルが、爆発する。 恐怖して何かから逃げる人々。

それの元凶が、愉快そうに歩いている。

赤と青のアーマーに、戦争を思わせる意匠がある怪人。

機械的なフォルムを持ち、右胸には【BUILD】の文字が刻まれている。

 

「た、助けて。」

 

その声を聞いた怪人は、少年に向かい歩を進める。

しかし怪人が少年を襲う前に、少年を助ける影があった。

灰色の髪に、緑色の目、少女と言うには幼い女の子が少年を助け出していた。

 

「逃げて!」

 

「う、うん。」

 

少年を逃がした後、女の子・・・今作の主人公が、呟く。

 

「何で、アナザーライダーが!」

 

主人公の呟きなど気にせず、攻撃をするアナザーライダー。

 

「うぁ!」

 

最初の数発をよけるも、右ストレートが当たりそうになるその時。

 

「お前ごときが、我が魔王に傷をつけるなどおこがましいにも、ほどがある!!」

 

「へ?」

 

突然、横から現れた青年が受け止め、逆に吹き飛ばしてしまう。

 

「我が魔王、お怪我はございませんか?」

 

「・・・魔王って、僕の事?」

 

「はい。しかし、今は説明している暇は、ございません。」

「これを!」

 

何処からか、取り出した台座の上には、ブランクウォッチと

巨大な腕時計を思わせる白いベルト【ジクウドライバー】が置いてあった。

 

「使い方は、御存知のはず。」

 

 

〈主人公視点〉

 

「魔王とかよく分かんないけど、やるだけやる。」

 

その言葉と共に、ベルトとウォッチを手に取る。

ウォッチはすぐさま、リング部分とボタンが白、本体?が黒の

【ジオウライドウォッチ】に変化した。

 

ジクウドライバー!

 

ウォッチの変化を気にせずに、ドライバーを腰に巻く。

右手に持ったウォッチを前に出し、リング部分を回す。

そして、頭部のボタンを押す。

 

ジオウ!

 

その後、左側のスロットに装填。 ベルト頭部のボタンを押しロックを解除。

その時、後ろに時計のようなエフェクトが出る。

何故か、体が崩れているような気がするけど無視する。

時計の針のようなポーズ・・・ソウゴと同じポーズを取り・・・

 

「変身!」

 

例の言葉を紡ぎ、ベルトを反時計回りに一回転させる。

この時、ベルトを中心に世界が一回転した気がするが、これも取り合えずこれも無視。

 

ライダータイム! 仮面ライダージオウ!

 

【ライダー】と言うピンク色の文字が、後ろの半透明の時計から飛びでる。

この時何故か、完全に僕の体が崩れた。・・・本当に大丈夫なのか、これ?

そんな僕を無視して、無数の金属製腕時計のバンドの輪の様なエフェクトが回転し

灰となって崩れた僕を、成人男性ぐらいあるジオウのスーツに変える?

あれ?ジオウって、肉体変化形のライダーだっけ?

前世の僕は、そこら辺については、詳しくないみたいだ。

最後に【ライダー】の文字が、マスクにセットされて変身完了!

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ

 時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者!

 その名も仮面ライダージオウ!まさに生誕の瞬間である!」

 

僕に、ベルトとウォッチを渡してきた、黒ウォズの服を着た人が、

本を片手に、祝ってくれました。 なんて言うか・・・

 

「ちょっと、恥ずかしい。でも・・・」

 

このタイミングで、【アナザーライダービルド】が立ち上がってきた。

 

「行ける気がする!」

 

僕はアナザービルドに走りだし、右ストレートを当てる。

変身前と違って、同じぐらいの身長になっているから右胸に当てる事になる。

 

「思ったより、吹っ飛んでいった。」

 

そのまま攻撃を仕掛けようとするも、躱され逆に反撃を受ける。

何とか踏みとどまって、右足で蹴りを入れる。

あたったものの、今度は吹き飛ばずに反撃を仕掛けてきた。

取っ組み合いが続く中、左手から弾丸のような物が発射された。

それに当たり、今度は僕が吹き飛ばされた。

 

「そんなの、本編で使ってなかったじゃん・・・」

 

まぁ、言っても仕方ないけど・・・

とか言ってたら、さっきの弾丸みたいなのをチャージしている、アナザービルドいた。

けど素手だけじゃないのは、こっちも同じ。

 

ジカンギレード! ケン!

 

(アナザー)ビルドが、弾丸エネルギーをこっちに向けて撃って来た。

けれどこっちは、ベルトからピンク色の【ケン】の文字が出てきて、

その文字道理の、武器へと変わる。

ケンの中心には、【ケン】の文字がある【ジカンギレード】で弾丸を弾く。

続いて撃ってくるも、武器にあるトリガー押しピンク色の光を纏わせる。

その状態のまま、弾丸を切り裂きながらAビルドに近づき、剣で切りつける。

吹き飛んでいったものの、すぐに立ち上がると跳びエネルギーをチャージし始める。

 

「うん? これ、使えるのかな?」

 

遊撃しようと剣を構えた時、左腕の【ライドウォッチホルダー】にある、

リング部分とボタンが緑、本体部分が濃いめのグレーのウォッチ・・・

最初から持っていたウォッチが目に入り、取り出す。

リング部分を回転させてから、武器にセット。

 

フィニッシュタイム!

 

「使えた!」

 

そのまま、ジャンプで跳び上がりAビルドに迫っていく。

それに合わして、弾丸を放ってくるけど・・・

 

ノイズ!ギリギリスラッシュ!

 

「はあぁぁーー!」

 

弾丸ごと、Aビルドを切り裂く。

・・・取り合えず、一時しのぎには、なったかな?

 

「・・・って、安心して場合じゃない。」

 

アナザーライダーになってた人は・・・

振り返ってみても、そこには変身してと思われる人は、いなかった。

 

「流石は、我が魔王! 初陣にして、勝利を挙げるとわ。」

 

「え~っと。 あんたは?」

 

「申し遅れました。 私は、ウォズ。」

「貴方に、使える者です。」

 

どうやら、まじウォズみたいだ・・・

それにしても・・・

 

「さっきから、魔王って何のこと? それに、あいつはどうしてここに?」

 

変身を解きながら、質問をしてみる。 (この時も、一瞬体が灰になった。)

 

「説明でしたら、落ち着いた場所でしましょう。 ついて来てください。」

 

「・・・分かった。」

 

 

まだ、事件は終わってない。




ジクウドライバーが、欲しいがために執筆してしまった。
オリジナル設定の仮面ライダージオウ。
どうなるかは、分からない。
一つ言えるのが、リ・マジ ジオウに値すると思います(多分)

取り合えず、オリジナルライドウォッチの設定

【ノイズライドウォッチ】
戦記絶唱シンフォギアに出てくる怪物、ノイズの力が封じられている。
ウォッチを経由することで、ノイズの吸収・使役ができる。


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第2話「たたかうかくご 2018」

逢魔降臨暦(おうまこうりんれき)と言う本を片手に持った、変わった服を着たウォズ。
巨大な時計を背に、本を開く。

「この本によれば、2018年9月。少し特殊な女の子tnyk
 彼女には、魔王して時の王者。オーマジオウになる未来が待っていた。」
「遭遇した、アナザーライダーと戦うため、仮面ライダージオウへと変身する。
 そして迫っている危機の為、ジオウの力を得る事を決意し、
 仮面ライダークローズと共闘するのであった。」
「おっと、先まで読み過ぎましたね。」

OP[Over"Quartzer"]


どこか、人気のない公園。そこに、ウォズと名無き少女がいた。

 

「この本によれば。 君はこの先、時の王者に即位する為、覇道を歩む。

 そして世界は、最低最悪の魔王になった君へ恐怖で包まれる。」

「しかし何者かの力によって、時空が歪み非常に不安定になってしまっている。

 それにより、本来起きえないことが起き始めている。 さっきのアナザーライダーもそうだ。」

 

 

________________________________________

 

場所は、変わり・・・

 

「うわあぁぁーー!」

 

「助けてくれぇぇーー!」

 

ジオウよって倒されたはずの、(アナザー)ビルドが、

野球をしていそうな高校生2名を襲っていた。

Aビルドが、片方に透明のボトルのような物を向けようとしたその時!

 

「おらぁ!」

(「硬ってぇ~」)

 

横から、ドラゴンの意匠があるスカジャンを着た茶髪の男性が、

右ストレートでAビルドを吹き飛ばす。

 

「貴方は!」

 

「そんなことより、早く逃げろぉ!」

 

「は、はい!」

 

高校生たちを逃がした男性は、Aビルドの方を見る。

 

「それにしても、こいつ。 なんか、ビルドに似てるんだよなぁ~

 ・・・まぁ、いいか! さっさと倒して、戦兎をみつける!」

 

♪~

 

右側に赤い回転レバーがある黒いベルト【ビルドドライバー】を腰に巻く。

独特な音を出しながらやって来た機械のドラゴン【クローズドラゴン】が、

ガジェットモードになり、男性【万丈龍我(ばんじょうりゅうが)】の手元に来る。

ドラゴンの意思がある青いボトル【ドラゴンフルボトル】をクローズドラゴンにセットする。

 

ウェイクアップ!

クローズドラゴン!

 

そのまま、ベルトの装填し、レバーを回す。

ベルトから工場のパイプラインラインが伸び、そこに液体が溜まる。

液体が固まると、ドラゴンを模した装甲なる。

 

≪ Are you ready? ≫

 

ベルトから覚悟を問う音声が流れるが、万丈は迷わず答える。

 

「変身!」

 

Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!

 

前後にあった装甲が、万丈を挟むように装着されていき、

最後に金色の炎が描かれた装甲を纏い、【仮面ライダークローズ】への変身を遂げる。

 

「行くぞ!」

 

 

________________________________________

 

場所は、戻り公園へ

 

「本来起こりえない出来事により、タイムパラドックスが起きています。

 その影響は、既に我が魔王にも。」

 

「僕にも?」

 

「はい。 本来の歴史ならば、あなたの目覚めは数年後です。

 それがパラドックスにより今日に早まった。」

「ですが、御安心を!

 私が本来の歴史に近づけるべく、未来からやって来ました。

 君が無事、魔王への道をたどれるよう、私が尽力しよう。」

 

「・・・要らない。」

 

「・・・は?」

 

 

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場面は、再び変わりクローズ達に。

 

「こいつ、戦い方までビルドかよ!」

 

Aビルドの戦い方に驚いている、クローズに向かって、

左足のバネで跳んで近づき、右足の無限軌道を回転させた状態で蹴る。

クローズは、簡単によける。

 

「いくら戦兎をまねようと、戦兎のような心が無きゃ意味がねぇ!

 愛と平和のの為に戦う俺は、負ける気がしねぇ!」

 

そのまま、クローズのラッシュに押されていくAビルド。

 

 

________________________________________

 

「我が魔王、一体どう言うことです!?」

 

「だって、僕がジオウになると未来の人たちが困るんでしょ?

 だったら、このまま消えた方が・・・」

 

「それは、困ります。 言い忘れていたけど。

 さっき倒したAビルドだけど。あれは、世界の融合によって現れたものだ。」

 

「世界の融合!」

 

「あぁ。今回はビルドの世界と融合した為、Aビルドが現れた。

 話を戻そう、アレを倒すには、元となったライダーとこの世界のライダーの力必要なんだ。」

「今まさに、今回融合したビルドの世界の龍のライダーが戦っているがね。」

 

「なんだって!」

 

 

________________________________________

 

「ぐわぁ! 何だよ、やるじゃねぇか!」

 

先ほどとは違い、赤の部分が茶色になり、青の部分が水色となっている、

剛腕の右腕と宝石の装甲を持つ、Aビルドに苦戦しているクローズ。

Aビルドが目の前に汚れた宝石を作り出し、右手で飛ばす。

 

「やべぇ!」

 

吹き飛ばされたものの、何とか受け身を取る事が出来た。

そこに、主人公達がやって来る。

 

「どうしてこんな所に!」

 

クローズの疑問を聞きながら、少女はウォズに問いかける。

 

「ねぇ、あいつを倒したらどうなるの。」

 

「何も、起きません。」

 

「じゃぁ、ほっといたら?」

 

「被害は、もっと深刻なものになるかと。」

 

「・・・・・・決めた。

 僕、ジオウになって戦う!」

 

「我が魔王?」

 

「魔王とか、世界関係なしに、ただやれる事をやりたい!」

 

ジクウドライバー!

ジオウ!

 

「へ? まさか、あの子が!」

 

少女は、ジクウドライバーを腰に巻き、ライドウォッチを起動させる。

ウォッチをベルトにセットして、ベルトのロックを解除。

 

「変身!」

 

「やっぱりぃ! てか、あの子崩壊してるじゃねぇか!?」

 

ベルトを反時計回りに回転させる。

 

ライダータイム! 仮面ライダージオウ!

 

クローズの悲痛な叫びを無視して、ジオウへと変身を遂げる。

 

ジカンギレード! ケン!

 

「はぁ~~!」

 

ジカンギレードを手にAビルドに向かう。

 

「お、俺も!」

 

≪ ビートクローザー! ≫

 

クローズも剣身にイコライザーのようなメーターがついている剣

【ビートクローザー】を手に向かう。

 

「はぁ!」

 

「でぇやぁ!」

 

ジオウが切れば、クローズが攻撃を弾く。 ジオウが弾けば、クローズが切る。

気づけばAビルドの姿は、元に赤と青の物に戻っていた。

 

「一気に決めぞ!」

 

「はい!」

 

≪ Ready go! ≫

 

フィニッシュタイム!

 

クローズがベルトレバーを回し、ジオウがウォッチのボタンを押してからベルトを一回転させる。

 

ドラゴニックフィニッシュ!

 

「はぁ~ったぁ!」

 

背後に現れた【クローズドラゴン・ブレイズ】を右手に取り込み、アッパーと共に放つクローズ。

 

タイムブレーク!

 

「はぁーー!」

 

クローズによって空中に飛ばされたAビルドに向かって、ピンク色の【キック】の文字が並ぶ。

その文字を右足に収束させ、跳び蹴りを当てるジオウ。

ジオウが着地すると同時に、Aビルドが爆散する。

 

「いぇ~い!」

 

「い、いぇ~い・・・」

 

それを見た、クローズがジオウにハイタッチを求める。

困惑しながらも、それに答えたジオウであった。

 

 

________________________________________

 

先ほどの公園に、万丈を連れて戻ってきた主人公。

 

「それじゃ、自己紹介と行こうか!俺は、仮面ライダークローズ!

 またの名を、プロテインの貴公子!(バサ)万丈龍我だ!」

 

堂々とポーズを付けて名乗っている、万丈。

しかし主人公は、顔を伏せてしまった。

 

「・・・」

 

「って、無鹿よ! ・・・ってあれ?」

 

万丈が顔を覗き込むと、少女が暗い顔をしていた。

 

「どうした? おなかが痛いのか?」

 

「ううん。

 僕・・・自分についてあんまり知らないんだ。」

 

「・・・記憶喪失なのか?」

 

「それに、近いかも。」

 

「そうか・・・(あの頃の戦兎と同じか。)」

 

「ジオウ。仮面ライダージオウ。

 今は、情報交換をしよう。」

 

「分かった。」

 

 

________________________________________

 

・・・数分後

 

「もう一度言いますね。」

 

「おう。」

 

簡単に地面に描いた絵を手に持つ、枝で指しながら説明をする。

 

「僕の世界と万丈さんの世界。」

 

「うんうん。」

 

「万丈さんの世界が、僕の世界とくっつこうとしています。」

 

「うん。」

 

「その影響で、ビルドの偽物が登場します。」

 

「あぁ。」

 

「こいつを倒すには、本物のビルドと僕の、ジオウの力が必要。」

 

「うんうん。」

 

「その為に、桐生戦兎さんを探すのが今の目標です。」

 

「なるほどぉ、分かった!」

 

「ふぅ~。 次は、万丈さんの方をお願いします。」

 

「どこから?」

 

「最初から、お願いします。」

 

「俺は、横浜の産婦人科で生まれた。s」

 

「すいません! こっちに来る直前からお願いします。(ウォズどこ行ったの~!)」

 

「おぉ、分かった!」

 

 

________________________________________

 

〈万丈視点〉

 

俺は、何時もどうり筋トレをしていて、戦兎は、なんかを作ってたんだ。

そん時だった・・・白いパンドラパネルがピッカって光ったのは!

 

「うわぁ!」

 

「言った何が。」

 

その光吸い込まれると、気づいたらこっちにドッコっと落ちて来たんだ!

その後、戦兎を探してたらビルドモドキと戦って、お前にあったんだ。

 

 

________________________________________

 

〈三人称視点〉

 

「こんなもんかな?」

 

「なるほど。」

 

「なんか、分かったか!」

 

「僕には、分からないことが分かりました。」

 

「まぁ、普通はそうだな。」

 

「いえ、今の話に重要なことがありました。」

 

「誰だてめぇ!」

 

「私は、ウォズ。 ジオウの家臣です。」

 

「はぁ? ((ジオウの菓子?))

 

「それで、ウォズ。重要な事って?」

 

「はい。 今の話が本当なら、仮面ライダービルド・桐生戦兎は確実に、

 こっちの世界にいます。」

 

「それが、どうしたんだよ!」

 

「そっか。 こっちに居ない可能性もあったのか!」

「でも、どうやって合流するの?」

 

「それは、大丈夫です。なぜなら・・・」

 

ウォズが何かを言おうとし時、少し離れたビルか爆発した。

 

 

________________________________________

 

爆発したビルの付近。 そこに、赤と青の靴を履いた男性がいた。

 

「最悪だぁ~。 まさか、事件を起こしたのがビルドの偽物なんてな。」

「しかも、スパークリングに似ているし。」

 

愚痴りながらも、ビルドドライバーを腰に巻き。

缶のようなアイテムを振り、プルタブを開ける動作でスイッチを押す。

起動した【ラビットタンクスパークリング】をドライバーに装填する。

 

ラビットタンクスパークリング!

 

ベルトのレバーを回す。ビルドのライダーズクレスト型のライナーが現れる。

 

≪ Are you ready? ≫

 

「変身!」

 

ライナーが、男性【桐生戦兎】を挟むように動き、装甲を装着する。

 

シュワッと弾ける! ラビットタンクスパークリング!

イエイ! イエーイ!

 

【仮面ライダービルド ラビットタンクスパークリングフォーム】が、

パワータイプし、スパークリング力を得たAビルドに立ち向かう!

 

「さぁ、実験を始めようか!」




文字数を気にせずに執筆していたら、大変なことに。
そして、ビルド編で三話使う気は無かった。
ついでに、主人公が当初の予定よりヒーローしている気が・・・

取り合えずこのシリーズは、連休が終わったら更新は、遅くなる予定です。
アンケートの方もよろしくお願いいたします。


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第3話「ベストマッチコンビ 2018」

「この本によれば、少し特殊な女の子tiua
 彼女には、魔王して時の王者。オーマジオウになる未来が待っていた。」
「再び現れたアナザービルドを仮面ライダークローズと協力する事で、
 再びアナザービルドを撃破する。」
「そして事件を解決するため、仮面ライダービルド・桐生戦兎を探す。」
「しかしアナザービルドはパワーアップを果たしていた。
 アナザービルドを完全に対すため、我が魔王はビルトの力を継承する。」
「おっと、先まで読み過ぎましたね。」


悲鳴を上げながら逃げる人々。 人流れに逆らい走る二つの影があった。

主人公と万丈龍我の二人だ。 二人の腰には既にベルトが装着せれている。

 

「おいおい、マジかよ!」

 

二人の目の前には、戦争の為に作られた兵器【ハードガーディアン】が破壊活動をしていた。

(ハード)ガーディアンは二人に銃口を向ける。

 

「不味い!」

 

「っく!」

 

ボトルバーン!

クローズマグマ!

 

ジオウ!

 

万丈はオレンジ色のナックル【クローズマグマナックル】に

黒色のボトル【ドラゴンマグマフルボトル】を装填し、ベルトにセットする。

その横でライドウォッチを起動する、主人公。

 

≪ Are you ready? ≫

 

「「変身!」」

 

二人がベルトを操作すると同時に、Hガーディアンがガトリングやミサイルで攻撃する。

爆発での中から、八岐大蛇を思わせる八頭の龍が出てて来て弾ける。

土煙の中から二人のライダーが姿を現す。

 

極熱筋肉!クローズマグマ!

アーチャチャチャチャチャ チャチャチャチャアチャー!

 

ライダータイム! 仮面ライダージオウ!

 

片方は【ライダー】の複眼を輝かせるジオウ。

もう片方は、灼けた鋼鉄に溶岩を思わせるメタリックブラックにオレンジのクローズ

【仮面ライダークローズマグマ】

 

「力がみなぎる!魂が燃える!俺のマグマがほとばしる!もう誰にも止められねぇぇぇ!!」

 

万丈の叫びと共に二人のライダーが駆ける!

 

 

____________________________________________

 

「っく!また強くなりやがった。」

 

紅い装甲に手足にバネのパーツがあるビルド【仮面ライダービルド ラビットラビットフォーム】

(アナザー)ビルドが初期の姿が複眼以外黒色になり、

【スマッシュボトル】を全身に刺していくのを、壁を支えに立ち上がりながら呟く。

 

「さしずめ、黒いジーニアスフォームか・・・」

 

最後に、それぞれ3本のボトルが複眼となる。

名づけるなら【アナザービルド ジーニアスフォーム】だろうか。

 

「っく!」

 

成分が入ってない、缶型アイテム手に取った後しまい、Aビルドに向かう。

Aビルドは背中に、戦闘機の翼を生やしてビルド攻撃を躱す。

上空からミサイルをガトリングのように撃ちだす。

 

「ぐわぁぁ~!」

 

最初の数発は躱すも、躱しきれずに吹き飛ぶ。 そこに追撃のキックがビルドに迫る。

 

「おらぁ~~!!」

 

Aビルドの蹴りは、横から来たクローズの飛び蹴りで吹き飛ばされ失敗に終わった。

 

「大丈夫ですか?」

 

倒れているビルドに手を指し伸ばすジオウ。

 

「あ、あぁ。」

 

状況がつかめないながらも、ジオウの手を取り立ち上がる。

 

「自己紹介は後でお願いします。」

 

「あぁ。それじゃ、行きますか!」

 

≪ フルボトルバスター! ≫

 

ジカンギレード! ケン!

 

互いに武器を手に取り、Aビルドに向けて走り出す。

 

「うわ!」

 

ライオンの衝撃波を受けたクローズが吹き飛ぶ。

クローズ入れ分かるかのように、ビルドが大剣の斬撃をAビルドに当てる。

 

「何やってるだよ~ やっぱサブキャラには、主人公の偽物は実が重すぎか?」

 

「お前だって!俺が助けなきゃ、やられてたじゃねぇか!」

 

「俺はあの後、天っ才的な方法で逆転する気だったし。」

 

「あの~・・・っ!」

 

ビルドとクローズが言い争う中、一人で頑張って戦うジオウだった。

歴戦の戦士を追い詰めたAビルドに、戦士に成りたてのジオウが勝てるわけもなく、

不死鳥のように炎を纏い突撃してきたAビルドに吹き飛ばされ、変身解除まで追いつめられる。

この時、ブランクウォッチが二つ転がって行く。

 

「「っあ・・・」」

 

なお、二人はその爆発音で気づいた模様。

 

「あいつ、子供だったのか・・・」

 

「戦兎、行くぞ!」

 

「あぁ!」

 

ビルドクローズが攻撃を仕掛けるが、Aビルドは分身し、二人を追いつめる。

 

「っく、ジーニアスが敵に回ると厄介だな・・・」

 

「戦兎も、ジーニアスで!」

 

「無理だ、成分が・・・」

 

Aビルドの攻撃によって、初期フォームに戻った二人が、物陰に隠れながら会話をする。

 

「うん? 戦兎これって?」

 

「こっちにも。」

 

ビルドとクローズの近くには、爆発の際飛んで行ったブランクウォッチがあった。

二人がウォッチを手に取るとウォッチに変化が起きる。

 

ビルド!

クローズ!

 

ビルドが手に取ったのは、リングとボタンが赤で本体が青色の【ビルドライドウォッチ】に

クローズの方はリングとボタンがオレンジで本体が青の【クローズライドウォッチ】へ変化した。

 

「なぁ、戦兎これを!」

 

「あぁ!」

 

クローズがウォッチを戦兎に投げ渡し、Aビルドに攻撃を仕掛ける。

クローズがAビルドを引き付けている隙に、主人公の少女に近づく。

 

「おい!君!」

 

「うっ! あいつは?」

 

「今は、万丈が抑えてくれている。 これを!」

 

「ライドウォッチ!どこで?」

 

「君が落としたのを拾ってな。 それより・・・まだ、戦えるか?」

 

そう問う戦兎の声は、苦虫を潰したような声だった。

 

「はい!」

 

少女が立ちあがり、ベルトを腰に装着する。

 

ジクウドライバー!

 

「ぐぉ!」

 

そこに変身解除まで追いつめられた万丈が転がってくる。その手には、銀色のドラゴンボトルが。

 

「「万丈!(さん!)」」

 

万丈に近づく二人。

 

「大丈夫だ・・・戦兎、ボトルが!!」

 

「!」

 

「これは・・・!」

 

万丈に近づいたビルド変身が解け、ラビットが金色に変わる。

ビルドドライバーからラビットボトルが抜け、ドラゴンボトルと缶型アイテムと共に空に浮かぶ。

アイテムが一つとなり、【クローズビルド缶】へ。クローズビルド缶は戦兎の手元に落ちる。

 

「最っっ高だ!」

 

「おいおい、マジかよ!」

 

「行きましょう!」

 

ジオウ! ≫ ≪ ビルド!

 

ジオウとビルドのウォッチのリングを回し、ボタンを押して起動する。

 

「さぁ、最後の実験を始めようか!」

 

「こうなったら、やってるやる!」

 

クローズビルド!

 

クローズビルド缶を振り、プルタブアクションをする。

そのまま、ベルトにセットしレバーを回す。

 

ジクウドライバーの左スロットにジオウ、右スロットにビルドのウォッチをセットし、

ベルトと上部のロック解除のボタンを押す。体が崩れるのを感じながら、ポーズをとる。

 

≪ Are you ready? ≫

 

ビルドドライバーから、覚悟を問う音声が流れる。

 

「「「変身!」」」

 

ラビット!ドラゴン!Be The One!クローズビルド!イェイ!イェェーイ! ≫

 

万丈とビルドに変身していた青年【桐生戦兎(きりゅうせんと)】が一つとなり、兎と龍を思わせるビルドへ

 

 

ライダータイム! 仮面ライダージオウ!

 

少女の体が崩れ、灰へとなる。 灰はジオウへと形作っていく。

これまでとは違い、ビルドのラビットタンクを思わせるアーマーが出現する。

 

アーマータイム!ベストマッチ!ビ・ル・ドー!

 

アーマーが装着され、最後に【ビルド】の文字が複眼となる。

 

ラビットラビットとクローズの要素を併せ持つ【仮面ライダービルド クローズビルドフォーム】

両肩は赤と青のフルボトルのような大型デバイスを装着した【仮面ライダージオウ ビルドアーマー】

二人の戦士が、並ぶ立つ!

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者!

 その名も仮面ライダージオウ ビルドアーマー。

 まず一つ、創造する天才物理化学者のライダーの力を継承した瞬間である!」

 

何処ともなく現れた、ウォズが祝う。 その間に、戦兎がジオウに言葉をかける。

ウォズの祝福が終わると、三人が言う。

 

「「「勝利にの法則は決まった!」」」

 

クローズビルドがビートクローザーとドリルクラッシャーを

ジオウが大型のドリル【ドリルクラッシャークラッシャー】を手に取り駆ける。

 

「「はぁ!」」

 

「はぁー!」

 

三人のコンビネーションに追い詰められていくAビルド。

 

ジカンギレード! ジュウ!

 

ドリルクラッシャークラッシャーを地面に刺し、【ジュウ】の文字が描かれた武器

【ジカンギレード ジュウモード】を召喚する。

 

フィニッシュタイム!

 

クローザーのウォッチをセットし、ジュウを構える。

 

クローズ!スレスレシューティング!

 

銃から放たれたクローズドラゴン・ブレイズをAビルドを宙へ浮かす。

それを追いかけるように、クローズビルドがラビットのジャンプで跳びバットの翼で加速する。

Aビルドを追い越し、レバーを回す。

 

≪ Ready go! ≫

 

ベストマッチドラゴンがクローズビルドの右手に取り込み、左手にはロボットの力がやどる。

 

「「ハァーーーー!!」」

 

両手でパンチを繰り出し、Aビルドを地面に叩きつける。

よろよろと立ち上がったAビルドの姿は、最初の赤と青【ラビットタンク】の状態だ。

 

「これで、決める!」

 

フィニッシュタイム! ≫ ≪ ビルド!

 

ライドウォッチのボタンを押して、ベルトを回転させる。

この時、周囲には様々な数式が浮かぶが・・・

 

「なぁ、戦兎。これ、算数だよな?(やべぇ~、分かんねぇのある)」

 

「まぁ、あの子ぐらいなら上出来だ。(掛け算や分数。それに、プラスマイナスの式まで!)」

 

戦兎と万丈の会話や思考を知らないジオウは、ジカンギレード(ウォッチ外し済)を投げ捨てる。

 

≪ ボルテックタイムブレーク!

 

放物線グラフのx軸で敵を拘束し、ラビットの力で跳びグラフに沿って蹴りを入れる。

Aビルドに当たった瞬間、足裏の無限軌道装置で敵の装甲を抉り取る。

爆発を起こし、Aビルドを撃破する。

 

 

____________________________________________

 

先程まで戦闘が行われていた場所、変身を解いた三人を夕日が照らしている。

 

「・・・そっか、記憶が無いんだな。」

 

「はい・・・」

 

「だった、自分の信じた物を貫け。

 最低最悪の未来に繋げたくないのなら、誰かの為にその力を使え。」

 

「・・・はい。」

 

「なぁ、戦兎。 俺達透けて無いか?」

 

万丈の言うとうり、戦兎達は透けていた。

 

「はぁ、さっき聞いただろ。 ここは新世界と彼女の世界が一時期的につながりかけた。

 その元凶が居なくなって、元に戻ろうとしているだけだ。」

 

「戦兎さん、万丈さん。」

 

「「ん?」」

 

「次会うまでには、名前ぐらいは言えるようにします。」

 

「おう! 楽しみにしているぞ!」

 

「俺達の力、君の世界のラブ&ピース為に使ってくれ! じゃな!」

 

「・・・」

 

戦兎が消えたと同時に、先程の戦闘の傷跡も消えていた。

 

「どうやらビルドの力を継承したことによって、世界は元の戻ったようです。

 この世界ではビルド及び、Aビルドは存在しなかっと。」

 

「戦兎さん達は?」

 

「ビルドの世界では存在してるかと。」

 

「そっか・・・」

 

 

____________________________________________

 

夜の公園で、僕はノートに日記を書いていた。理由は無く、何となくで書いている。

 

「我が魔王、夕食です。」

 

「ありがとう、ウォズ。」

 

ウォズがコンビニで軽食を買ってきてくれた。

書いてた日記を閉じ、買って来てくれた物を食べる。

 

「?」

 

「どうされました、我が魔王。」

 

正面でパスタを食べてた、ウォズが聞いてくる。

 

「・・・何でもない。」

 

「なら、良かったです。」

 

これから、どうなるんだう・・・

今日の夜空は、人口の光で星が見えない。




お久しぶりです。
こっちの忘れてた訳じゃないです。展開が思いつかなかっただけです。
その為、変なところがあるかもしれません。

ー ビルドアーマーについて ー
主人公は、物理学さっぱりです。
ビルドの必殺技を記憶どうりに再現しているだけです。原理は分かっていません。
ここが、前世の記憶持ちの影響です。

今後も、主人公が前世の記憶持ちの影響があるかも?


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第4話「フルスロットルドライブ2018」

皆さん、お久しぶりです。私の名は、ウォズ。
この度より我が魔王のご活躍を、ダイジェストにはなりますが、お話させていただきます。
この本によれば、この物語は我が魔王による可憐にて激戦の物語である。
それでは早速、続きの物語からお話ししましょう・・・・

OP[Over"Quartzer"]



アナザービルドを撃破した我が魔王。

しかし、次なるアナザーライダーの影はすぐそこまで迫っていた・・・

 

「おはよう、ウォズ・・・・・」

 

激戦を終えた次の日の朝、起きた我が魔王は眠たげな眼をこすりながら、

私に向かって挨拶をしてきた。この顔にしぐさ、尊い・・・

なんて思っていたのもつかの間、一人の熱血刑事が私に手錠をかける。

 

「何をする!」

 

「お前には、少女誘拐の容疑がかかっている!署まで来てもらおう!」

 

あっとゆう間に連行せれてしまう私。しかし我が魔王の必死の説得によって、

無実の証明がされた。我が魔王に慕ってもらえて・・・これ以上の幸福なんてあるか?

いや、無い!(確信)

 

署から出た私達を待っていたのは、新たなアナザーライダー。アナザードライブだった!?

すぐさま戦闘を繰り広げる我が魔王。しかし、奴の重加速により一歩的にやられてしまう。

クッソ、私も動けんぞ!

 

そこにやって来たのは異世界のレジェンド、詩島剛・仮面ライダーマッハだった。

マッハの活躍により、あと一歩のところまで追いつめるもアナザードライブに変化が!

黒色の廃車の見た目になったアナザードライブは力でマッハを圧倒。

 

しかし戦闘のさい、マッハが落としたシグナルチェイサーを手にした

我が魔王の活躍で、再び追い詰める!挟み撃ちでとどめを刺そうとしたその時!

今度は緑の姿に変え、我が魔王と助っ人の攻撃防ぐところか、カウンターをし逃亡する。

それを追う為、私はライドストライカーと言うバイクを差し出す。

 

って、なぜ追わないんですか?我が魔王??

 

「ウォズ・・・僕・・・バイクに乗った事無いんだけど・・・・・」

 

これは失念していた・・・・

この戦いでは敵に逃走を許してしまった我が魔王・・・しかしこの時は誰も気付いていなかった、

かつて死神と呼ばれた追跡者の力を既に受け継いでいる事に・・・

 

「状況は分かった!」

 

アナザードライブを取り逃がしてしまった我が魔王に手を指し伸ばしたのは、

私を逮捕しやがった熱血刑事・泊進ノ介だった。

 

「今日のラッキーカラーは、ピンクなんですよ!」

 

彼の案内の元やって来たのは、本願寺純の元だった。

彼らの指導のもと、我が魔王はバイクの免許と戸籍を手に入れる。

流石、我が魔王!努力して、達成したその瞬間も愛おしい・・・

おっと、つい忠誠心が鼻から出るところでした。

泊進ノ介の運転する車に乗り、アナザードライブが暴れる市街地に向かう。

 

「どうして、此処までしてくれたんですか?」

 

「急にどうした?」

 

「名前くれた事だけじゃない。この年でバイクの免許許可や戸籍を作ってくれるなんて・・・」

 

「時乃歩、あゆみ。女の子が生まれた時に、つけようと思っていた名前なんだ。

 たとえともった時間の中でも、歩みを止めず、誰かを守ってやれる優しい子になって欲しい。

 って思ってな・・・・俺はもう仮面ライダーに変身できない。

 こうして、剛や歩に戦ってもらうことしかできない。出から攻めて、俺が出来る事をってな。」

 

泊進ノ介・仮面ライダードライブから語られた言葉を聞いた我が魔王。

苦戦するマッハの元へと向かう!

 

「お前、何で来た!子供はさっがてろ!!」

 

「お前じゃない。」

 

「え?」

 

「僕は時乃歩。仮面ライダージオウだ!」

 

我が魔王の気迫に流石のレジェンドも、動揺を隠せない模様。

戦いの中二つのブランクウォッチが輝き、ドライブとマッハの力を継承する。

 

アーマータイム!ドライブ!ドラーイブ!

 

祝え!熱血刑事の熱き想いと力を受け継いだ瞬間である!

 

「ひとっ走り付き合えよ!」

 

デッドヒートマッハとの共闘の末、ダブルライダーキックでアナザードライブを撃破する。

アナザードライブを倒した影響か、ライドウォッチにドライブの力が宿った為か、

もしくは両方の影響かわからぬが、ドライブの世界とのつながりが無くなる。

個人を証明する物と受け継いだ力を残して。

 

また我が魔王、大きく成長なされた・・・・




ライドウォッチ集めは基本この感じで進めていこうかと思います。
重要そうな話の時は多分、1~3話(ビルド編)の感じになると思います。
また、アンケートの方もお願いします。


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