その日君がくれたのは、紫のライラックでした (Daphne( ᐛ ))
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Chapter1 You are not alone
Section1 吹き抜ける風の向かう先は、まだ知らない場所


どもども!
今回はひまりヒロインの小説です!
前からひまりヒロインの小説は書こうとしてて、
でも中々やる気が出なかったんですけど、やっと書き始めました!
それでは本編スタート!


???「わたし、おおきくなったらね、

あーくんのおよめさんになるの!」

幼い少女は土手の草むらの上で夕焼けを眺めながら、

隣に座っている幼い少年に言う。

???「えへへ、ひーちゃんにいってもらえるなんてうれしいな!」

???「やくそくだよ!」

???「うん!」

幼い少年は笑顔でそう答える。

???「帰ろ!あーくん!」

???「うん!」

2人は手を繋いで帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつからだろう。全部意味なんて無いって言って

投げ出してしまったのは。

……不登校になった時かな?

意味の無い事なんてこの世界に無いって、君は言ったけれど、

僕はそうは思わない。

いつからだろう。あまり笑わず、笑う事があったとしても乾いた笑顔に

なってしまったのは。

???「……考えても意味無いや。」

そう思った僕は、スマホに目を移した。

画面には、4月15日水曜日9:30という文字が表示されていた。

既に授業は始まっている。

???「やべ、寝ててひまりからのメッセージ返すの忘れてた……」

メッセージが来ていたのは6:30。爆睡していた。

そういえば、自己紹介してなかったね。

僕の名前は三日月天音(みかづきあまね)。

7月14日生まれの13歳。

身長は163cm。

中学2年生だけど今は不登校。

何故不登校かって?虐められてるからだ。

理由は名前が女みたいだからだってさ。

名前をからかってくる。

別に僕はこの名前は良いと思ってる。だけどその後が問題だ。

そいつらは殴ったり蹴ったりしてくる。

僕は暴力が嫌だから不登校になった。

天音「久しぶりに行ってみようかな……

ひまりに会いたいし……」

多分「あの時」の恨みを買われてるはずだから何をされるか

分かったもんじゃないけど。

「あの時」の事は後で話すよ。

リビングに降りて、準備をしている。

天音「あれ、深雪?今日休みなの?」

深雪「はい、お兄様。私達の学年は振替休日ですので。

そういえば下に降りてくるなんて珍しいですね。」

この子は深雪。1つ下の妹だ。

昔一緒にアニメを視聴していたら、お兄様呼びしたいって言って来た

ので、了解したらいつの間にか丁寧語になってた。

少し変わってるけど、成績優秀で肌白で美人で自慢の妹。

でもちょっとブラコン。

両親は共働きで夜遅くに帰ってくる。

天音「まあね。久しぶりに行こうかなって。」

深雪「大丈夫なのですか?」

天音「まあ何とかなる。」

深雪「心配です……私も一緒に行きたいのですが……」

天音「大丈夫だって。」

深雪「そうですか……」

天音「じゃ、行ってくる。」

深雪「行ってらっしゃいませ、お兄様。」

準備を終えたので、家を出る。

そういえばうちの中学は羽丘学園中学って言って、

中高一貫の共学。

以前は女子校だったが、数年前に共学になったとか。

天音「お金はあるからあそこの美容院で髪染めようかな……」

うちは結構のびのびしているので、相当派手な色でなければ

髪染めがOKである。

天音「ひまりにいつ告白しようかな……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数十分後

天音「良い色だなぁ……」

濃いネイビーに染めてもらった。

しばらく歩くと駅に到着し、改札を抜け、ホームに入る。

しばらくすると電車が来たので、乗って、空いている席に座る。

電車が発車し、僕はスマホに目を向ける。

時刻は10:00となっていた。

大体2時間目くらいだろうか。

いきなりだけど僕が不登校になる前の話を少ししよう。

深雪程では無いけど成績は良かった。

あ、深雪はうちの中1。

5人の幼馴染が居て、入学して数ヶ月は楽しく学校生活を送っていた。

……でも、それは長くは続かなかった。

僕の名前や色々が気に入らなかったのだろう。

「あいつら」が目をつけてきた。

「あいつら」は最初は暴言などだった。

その後はさっき言った通りだ。

それまではまだ良かった。

僕と話していた幼馴染達に目をつけてきたのだ。

大切な幼馴染を傷つけられるのは本当に許せなかった。

だから、僕は怒ってひまり達が傷つけられる前に

「あいつら」を殴った。

数ヶ月の骨折をさせる程だった。

それが問題となって話し合いがあった時は先にやったのは「あいつら」という事で、お互い様となった。

その後、両方停学となって、そのまま不登校になった。

中2の始業式には出席していない。

……ここまでが現在の僕だ。

実は、鬱になって全てが無意味と感じてしまうような時期が

あったけれど、深雪や担当の医師やひまりのおかげで今は治っている。

……着いたみたいだ。

学校がある駅は最寄り駅からは2駅離れている。

しばらく歩くと学校に到着する。

下駄箱で上履きに履き替え、教室へと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教室に着き、ドアを勢いよく開けると、みんなが驚いた顔をする。

天音「おはようございます!先生!」

先生「お、おはよう……」

挨拶は大事だからね!元気よくしないと!

「あいつら」が睨んで来たけど、気にせず自分の席に座る。

しばらくして授業が終わり、モカ達が話しかけてくる。

モカ「久しぶりだね〜あ〜くん〜」

天音「相変わらずモカはマイペースな話し方だな。(笑)」

僕は乾いた笑顔をする。幼馴染にはしないって決めたのに。

つぐみ「久しぶり!天音君!」

天音「久しぶり、つぐ。」

巴「久しぶりだな!天音!髪似合ってるぞ!」

天音「久しぶり、それ言われると嬉しいな。」

蘭「……久しぶり。」

天音「久しぶり、蘭。」

ひまり「久しぶり!あーくん!」

天音「久しぶり、ひまり。」

モカ「あ〜くん少し顔が赤いですぞ〜」

天音「そ、そんな事無いよ!」

モカ「どうですかね〜」

ひまり「モカー?あんまりあーくんをからかっちゃダメだよ?」

モカ「りょ〜か〜い」

そう言ったモカは体操着袋を持って教室を後にする。

天音「えっと、次体育だっけ?」

ひまり「うん。体育館でやるよ。」

天音「おっけ。」

ひまり「また後でね!」

天音「分かった。」

そう言ってひまりは蘭達を連れて教室を後にする。

僕が着替えようとすると、「あいつら」が話しかけてくる。

???「久しぶり〜三日月く〜ん」

???「何ヶ月ぶりかな〜?」

???「髪染めたね〜」

えっと……1人目の名前が……小山高雄だったかな……

2人目が……山風剛だったっけ……?

3人目が……山本……山本……真吾だ!

こいつらが僕を虐めていた奴らだ。

ひまり達の件は僕が先にこいつらが手を出す前に足止めしといたので

問題なかった。

天音「……何?」

高雄「君が楽しそうに話してるからね〜。」

天音「お前らには関係無いでしょ?」

高雄「そうだね〜でも……」

高雄が耳元に近づいてきて

高雄「大人しくして無いと上原さんがどうなるか分からないよ?」

そう囁く。

天音「何だとこの野郎……!」

高雄「ま、大人しくしておく事だね〜。じゃ、俺らは先に行くよ。」

そう言って、高雄達は教室を後にした。

天音「くそっ……!」

僕は苛立ちが募っていた。

天音「(指1本触れさせない……!絶対に……!)」

僕は心の中でそう誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、ひまり達と帰ることになった。

ひまり「久しぶりに会えて嬉しいよ!」

ひまりが僕に抱きつく。

つぐみ「ちょっと!ひまりちゃん!」

蘭「ひまり、電車の中。」

ひまり「……あっ!ご、ごめんねあーくん!」

ひまりが離れ、恥ずかしそうにする。

天音「別に僕は嫌じゃ無いけど……」

ひまり「え?////」

ひまりが顔を赤らめる。

蘭「……何言ってんだか。」

モカ「お〜」

天音「?」

モカ「ひーちゃんはあ〜くんの事が好きなのだ〜(小声)」

モカが耳元で言う。

天音「そうなのか〜」

……え?まじか!?

そうなのか〜で済ませたけど内心めっちゃ驚いてるよ僕!?

ひまり「(あーくん、あの時の約束覚えててくれてるかな……?)」

ひまり「……そうだ!あーくん!今週の日曜日、どこか遊びに行こ!」

天音「い、良いけど」

ひまり「分かった!」

駅を出て、しばらく歩くと家に到着した。

6人「バイバイ!」




いかがだったでしょうか?
次回は天音とひまりがお出かけします!
物語は中2から始まります!
理由は短く終わらせたくなかったからです!
感想お待ちしております!
それでは!


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Section2 甘い誘惑

どもども!
最近a crowd of rebellionってバンドにハマってる白金一海です!
今回はお出かけ回です!
それでは本編スタート!


今日は日曜日。ひまりとお出かけの日だ。

天音「(´-ω-`)スピー」

僕は待ち合わせ場所のショッピングモールの中で立ち寝していた。

ひまり「あーくんー!」

天音「わわっ!ひまり!」

ひまりが抱きついてくる。

ひまり「おはよ!」

天音「おはよ。」

天音「可愛い……」

ひまり「か、かわ……!」

天音「どうした?」

ひまり「あーくんに可愛いって言われた……」

天音「なんだ、そんな事?」

ひまり「あーくんにとってはそんな事かもしれないけど、

私にとってはすごく嬉しいの!」

ひまりが目をくの字に腕を横に伸ばして縦に振る。

天音「落ち着いてひまり。」

ひまり「(⑉・̆н・̆⑉)むぅ…」

天音「ほら、手繋ぎしてあげるから。行こ?」

ひまり「恋人繋ぎが良い……」

天音「……ん。」

僕は手を差し出す。

ひまり「あーくんの手、柔らかい……」

天音「そう?」

ひまり「うん。」

天音「そういえば、どのお店行くの?」

僕はひまりに聞いた。

ひまり「えっと、服屋さんとか、スイーツビュッフェとか!」

天音「ひまりはホントにスイーツ好きだね。」

ひまり「うん!」

ひまり「じゃあ、れっつごー!」

天音「(あれ?いつの間にか腕組んでない?まあいっか)」

天音「(柔らかいのが当たりっぱなしだな……)」

どうやらひまりは発育が良いらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく歩くと、お目当ての服屋に到着した。

ひまり「どういうの買おうかな〜」

ひまりが悩んでいたので

天音「僕が選んであげよっか?」

と言ったら

ひまり「良いの?」

天音「うん」

ひまり「ありがとう!」

ひまりは嬉しそうにしている。

 

 

 

 

 

 

服を選び終わったので、僕はひまりの所へ向かった。

天音「ひまり、選んできたよ」

ひまり「ありがとう!試着してくるね!」

天音「分かった」

 

 

 

 

ひまり「あーくん!着たよー!」

天音「ん。」

ひまり「どうかな?」

上はベージュのベストニット、下はプリーツスカート。

天音「似合ってるよ。」

ひまり「えへへ、嬉しいな!」

ひまり「買ってくるね!」

天音「あ、僕出すよ?」

ひまり「そんな、悪いよー!」

天音「いいっていいって。」

ひまり「じゃあ、お言葉に甘えて……」

ひまりが顔を少し赤らめる。

 

 

 

 

 

 

 

服屋を出て、僕達はスイーツビュッフェへと向かった。

ひまり「(あーくんって今好きな人居るのかな……)」

ひまり「(聞きたいけど、心臓がすごくドキドキする……)」

ひまり「あ、あのさ!」

私はあーくんに話しかける。

天音「んー?」

ひまり「あーくんって今、好きな人とか居る?」

天音「んー……」

あーくんは悩ましそうにしている。

天音「居ない事は無いけど……言うのは恥ずかしいかな」

ひまり「そっか……(´・_・`)」

ひまりはしょんぼりしている。

天音「そんなにしょんぼりしないで。腕組んであげるから。」

ひまり「うん……」

 

 

 

 

スイーツビュッフェに到着した。

天音「着いたよ。」

ひまり「ん。」

店員「いらっしゃいませ!2名様でよろしいでしょうか?」

天音「はい。」

店員「カップル割というものをやっているのですが、

いかがでしょうか?」

天音「あ、大丈夫です。」

店員「かしこまりました!ではこちらへどうぞ!」

ひまり「(こういう場所くらい、カップルって言って欲しかったなぁ)」

 

 

 

 

僕達はスイーツを選び、席に座る。

ひまり「あーくんは何選んだのー?」

天音「ミルクレープと、いちごパフェ2つなんだけどさ……」

ひまり「んー?」

天音「……多くない?」

ひまり「そんな事ないよ?」

ひまりはいちごパフェ2つ、ミルクレープ2つ、いちごジェラート2つ。

天音「……まあいいや。いただきます。」

ひまり「いただきます!」

ひまり「おいしいね!」

天音「そうだね。」

 

 

 

 

 

 

 

天音「……食べ過ぎじゃない……?」

ひまり「そんな事ないよー?」

天音「ジェラート何個目?」

ひまり「5個目、まだまだだよ!スイーツは別腹だからね!」

天音「はぁ……そんなに食べすぎると太るよ……?」

ぴくっ、とひまりの動きが止まる。

天音「……ひまり?」

ひまり「……」

ひまりは無言でジェラートを食べ進め、片付けた。

僕も残っていたスイーツを食べ終わり、片付けた。

ひまりは会計を済ませ、スイーツビュッフェを後にする。

僕も急いで会計を済ませ、スイーツビュッフェを出る。

天音「早いってひまり!」

ひまり「……」

ひまりは早歩きをする。

天音「あのー……ひまりさん?」

ひまり「……ふん」

天音「……さっきのが良くなかった?」

ひまり「……そう」

あ、この感じは怒ってる。

天音「ごめんね?」

ひまり「……知らない。」

天音「ちょ、歩くの早めないで!

僕あんまり外に出てなかったんだから!」

ひまり「……そんな事運動してなかった天音君が悪いんでしょ?

天音君がこんなにデリカシー無いとは思わなかった。ほっといて。」

やばい……天音君呼びって事は相当怒ってるぞ……

天音「何でもするから!許して!」

ひまりの動きが止まる。

ひまり「……ホントに?」

天音「ホント!ホントだから!」

ひまり「じゃあ……あーくんのお家に行きたいな。」

天音「分かった。」

あれ?意外と軽い?ていうか呼び方が

戻ってるって事は少し落ち着いて来た?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕達は家に到着し、リビングに入った。

深雪「お帰りなさいませ、お兄様。」

天音「ただいま。深雪」

ひまり「深雪ちゃん、こんにちは。」

深雪「こんにちは、ひまりさん。」

ひまり「あーくんにお説教するからあーくんの部屋行くね。」

深雪「お兄様、何かしたのですか?」

ひまり「あーくんってば女の子に太るよって言ったの!」

深雪「それはお兄様がいけないです!」

天音「はい……反省してます……」

 

 

 

 

自分の部屋で、僕は正座させられていた。

ひまりはベッドに座っている。

ひまり「……天音君の言い分はそれだけ?」

天音「はい……」

また呼び方戻ってるし!やっぱり相当怒ってるぞこれ!

 

 

 

 

 

 

 

その後、1時間説教された。

ひまり「……次からは言っちゃだめだよ?」

天音「はい……」

ひまり「まったく……っ!?」

ひまりが立ち上がってこちらに来ようとした瞬間、何も無い所で

ひまりがつまずき、こちらに倒れて来た。

天音「わわっ!」

ドテッ!

天音「(喋れない……何か……口に柔らかい感触が……)」

僕が目を開くと、ひまりが居たのだが……

天音「(……?手にあるこの柔らかい感触はまさか……)」

天音「(えぇぇぇぇぇぇぇ!?)」

僕はひまりの胸をがっつり揉み、ひまりは僕を押し倒す形で

キスをしていたのだ。

深雪「どうされましたか!?

……お取り込み中でしたか。それではごゆっくり〜」

状況を理解したひまりはすぐに離れた。

ひまり「わわっ!ご、ごめんね!」

天音「う、うん……(ひまりの胸……柔らかかった……)」

天音「ていうか深雪!状況を説明させて!」

深雪「なんでしょう?」

天音「これは不可抗力であって!別にお取り込み中じゃないから!」

深雪「本当ですか?」

天音「ホント!」

ひまり「そうだよ!」

あーくんがあたふたしている。可愛い……

ていうか……不可抗力とはいえあーくんとキスしちゃった……

ファーストキスがこんな形になるなんて……

でも好きな人だからいっか!

深雪「お互いがお互いを好きなのであれば良いと思います!」

ひまり・天音「だよね!・だから不可抗力だって!」

ひまり「……え?」

ひまり「不可抗力ばっか言って……あーくんは私の事嫌いなの……?」

天音「別にそんな訳じゃ……」

ひまり「じゃあどうなの……?」

天音「えっと……その……」

天音「(大好きだけど……!でも……!恥ずかしくて言えない……!)」

ひまり「吃るって事は嫌いなの……?

それとも他に好きな人が居るの……?」

ひまりが泣きそうになっている。

天音「い…いや…」

ひまり「じゃああーくんがリサ先輩の事が

好きって噂はホントだったの……?」

天音「それは……」

天音「(それ2週間だけリサ先輩良いなぁって思ってただけだし……

でも、すぐにホントはひまりの事が大好きって改めて自覚したし……」

ひまり「否定しないんだね……でも……

あーくんがリサ先輩の事を好きなら応援するよ……?」

天音「僕は……」

ひまり「……好きなら言わなくていいから……」

天音「別に僕はリサ先輩の事は……」

ひまり「でもあーくん昔から素直じゃない所あるし……言わなくても大丈夫だよ……」

ひまり「……帰るね。応援してるよ……!」

ひまりは大粒の涙を流していた。

天音「待って……!」

そう言った時には既に遅く、ひまりは部屋を出てしまっていた。

天音「最悪だ……」

深雪「……お兄様」

天音「……深雪、あの後リビングに行ったのかと思ってたよ……」

深雪「……このままじゃ関係が修復不可能になってしまいます。」

天音「……あぁ。」

深雪の言う通りだ。このままじゃやばい。

普通のお出かけからこんな事になるなんて……

僕はつぐみに「緊急事態発生」というメッセージを送った。

 

 

 

 

 

 

私はあーくんの家の隣にある自分の家に帰り、自分の部屋のベッドに

うつ伏せで寝っ転がった。

ひまり「うぅ……」

あの時の約束……忘れられちゃったのかな……

でも昔の話だし……好きな人くらい変わるよね……

あの時深雪ちゃんに聞かれた時にそのまま告白すれば良かったかな……

ひまり「もう分かんないよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の部屋でゴロゴロしていると、天音君からメッセージが来た。

つぐみ「ん……?」

つぐみ「き、緊急事態発生!?」

つぐみ「どうしたのかな……」




いかがだったでしょうか?
序盤にしては少しあれですが……
感想お待ちしております!
それでは!


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Section3 君と交わした約束は忘れない

どもども!
今日タピオカミルクティーを飲んだ白金一海です!
それでは本編スタート!


つぐみ「うーん……」

私は悩んでいる。天音君がひまりちゃんに

しっかり思いを伝えれず、泣かせてしまった事で。

つぐみ「通話出来る?っと……」

2分後、「出来る」という返信が帰ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「はぁ……」

誤解だと伝えて本当の気持ちを言いたいのだが、

恥ずかしさが勝ってしまう。

天音「通話出来る?か……」

「出来る」と返しておいた。

1分後、の着信音が鳴る。

天音「……もしもし」

つぐみ「もしもし、天音君」

天音「僕はどうすれば良いの……?」

僕は泣きそうになる。

つぐみ「泣かないで、大丈夫だよ」

つぐみ「落ち着いて、深呼吸すれば大丈夫!」

天音「ホント……?」

つぐみ「ホント!」

天音君の声は弱々しくなっていた。

天音「頑張るよ……!」

つぐみ「うん!応援してるよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、僕は通常の時間に登校した。

???「おっす!天音!」

天音「おはよ、大樹」

こいつの名前は森野大樹。小学5年生の時にクラスが一緒になって

そこから仲良くなった僕の数少ない友達だ。

大樹「上原さん達と幼馴染だなんて良いよなぁ!」

天音「それ小6ぐらいから聞いてるけど……」

大樹「んなこたぁ関係ねぇ!とりあえず羨ましいんだよぉ!」

大樹が涙を流しながら拳を握りしめる。

天音「ははっ、そうなんだ。」

大樹「最近上原さんと上手くいってるか?」

天音「えっ?」

突拍子も無い質問に驚く。

大樹「だってめっちゃカップルっぽいんだもん!」

天音「は、はぁ……別にまだ付き合って無いし……」

大樹「「まだ」か……!」

天音「うん。」

天音「それ以前に、ひまりと色々ありまして……」

大樹「何だ?」

昨日の件を説明した。

大樹「それはしっかり思いを伝えなかった天音が悪い」

天音「だよね……」

僕が気持ちを言えなかった事でひまりを勘違いさせてしまった。

でも、もう覚悟は決めた。

そういえば、最近乾いた笑顔が少なくなって来た気がする。

これも5人のおかげだろうか。

蘭「天音、おはよ。」

巴「おはよ!」

天音「おはよ。」

蘭「そういえば昨日ひまりと通話したんだけど、

何回もしゃっくりしてて、泣き声だったんだけど、天音何かした?」

天音「え?いや……」

大樹「こいつ昨日(かくかくしかじか)」

天音「お前ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

この2人には知られたくなかったのに……

蘭「天音……」

巴「……」

怖い……!巴がめっちゃ怖い!

だって拳握りしめてるもん!

この後、朝のHRまで説教されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後となり、隣の席のひまりは素早く帰る準備をしていた。

ひまりが教室を出ようとした瞬間、僕がひまりを呼び止める。

天音「ひまり!待って!」

ビクッ!とひまりが震える。

ひまり「な、何……?」

天音「一緒に帰らない?」

ひまり「……ごめん。私、急いでるから。」

ひまりが行こうとする。

今伝えないといけないと思った僕は、こう言った。

天音「……一緒に行きたい場所があるんだ!」

ひまりは止まった。

ひまり「……分かった。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもの帰り道を外れ、土手へと向かう。

土手を少し歩き、あの時の場所へ到着した。

ひまり「ここって……」

天音「とりあえず座って。」

ひまり「うん……」

草むらに座る。

天音「……あの時、約束した事覚えてる?」

ひまり「え……?」

天音「……あれ?忘れちゃったの?」

ひまり「ううん!覚えてるよ!

私があーくんのお嫁さんになるって言った事!」

天音「良かった……」

ひまり「覚えててくれてたの!?結構昔だよ!?」

天音「忘れるわけないじゃん、ひーちゃん」

ボンッ!という音が隣から聞こえる。

天音「ど、どうしたの!?」

ひまり「はわわ……久しぶりにひーちゃんって言ってくれた……」

天音「ははは、そんな事か。」

ひまり「(⑉・̆н・̆⑉)むぅ…… これはそんな事じゃないの!

全っっっっ然ひーちゃん呼びしてくれなくて寂しかったんだよ!?」

ひまりが顔を真っ赤にして僕の事をポカポカと叩く。

天音「(ちょっとからかってみるか……)やめてよひーちゃん」

ひまり「もー!今からかったでしょー!」

天音「ふふ、ごめんごめん。反応が可愛くてつい。」

ひまり「(⑉・̆н・̆⑉)むぅ…」

天音「拗ねないで。ほら頭撫でてあげるから。」

ひまり「……ん。」

僕はひまりの頭を撫でる。

天音「そういえば、渡したい物があるんだ」

ひまり「何……?」

天音「これ。」

ひまり「紫の花……?」

天音「これね、ライラックって言って、紫のライラックだと初恋って

意味があるんだ。」

ひまり「え……?初恋の人って……?」

天音「ひーちゃん、君だよ。」

ひまり「嬉しい……!」

ひまりが涙を流し始める。

天音「泣かないで。……あと、伝えたい事があるんだ。」

ひまり「何……?」

天音「あの時……いや、その前からひーちゃんの事が大好きでした。

こんな僕だけど……付き合ってくれますか?」

私は笑顔で答える。

ひまり「……はい!」

夕焼けが、僕達を照らしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後家に帰って夕食を食べた後にスマホを見たら、つぐみから

「おめでとう! 」というメッセージが来ていた。

聞いてみたところ、ひまりはあの後つぐみの家に寄ってつぐみに報告

したんだとか。その時のひまりは今まで見た笑顔で1番の笑顔

だったとつぐみが言っていた。




いかがだったでしょうか?
展開が序盤にしては早いと思いますが、理由は早く天音とひまりを
イチャイチャさせたかったからです(笑)
Chapter1はもう少し続きます!
それでは!


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Section4 分かった事

どもども!
今日みっくすみっくを3パック買ったら1枚SPDMのカードが当たった白金一海です!
それでは本編スタート!


告白の日から翌日、僕は笑顔で登校した。

天音「ひーちゃんおはよ!」

ひまり「おはよ!」

蘭「天音とひまり、昨日から付き合い始めたんだっけ?」

つぐみ「そうだよ!」

モカ「ひーちゃんとっても嬉しそうですな〜」

巴「だな」

モカ「あ〜くん、ひーちゃん呼びに戻ってる〜」

つぐみ「とっても嬉しいんだよきっと!」

大樹「おっす!天音!( ー̀дー́ )ムムッ……交際おめでとう!天音!」

天音「何故分かった……!?」

大樹、こういう事は勘が鋭いんだよなぁ……

大樹「そりゃ昨日全く話して無かったのに、今日は呼び方変えて楽しそうに話してたらなぁ!ねぇ美竹さん達も!そう思うでしょ!?」

蘭達がうんうんと言いながら頷く。

天音「ははは、そうかそうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休みとなり、ひまりとお弁当を食べようとすると、

小山が話しかけて来た。

高雄「三日月くーん、ちょっと屋上来てくれなーい?」

天音「(何だよ、ひまりとご飯食べようとしてたのに……)良いけど」

高雄「じゃ、待ってるよ〜」

小山は教室を後にした。

ひまり「あーくん……」

天音「待っててひーちゃん。すぐ戻るから。」

 

 

 

 

 

 

 

屋上に行くと、小山を合わせた「あいつら」が居た。

高雄「来たねー」

天音「……何の用?」

剛「最近何なのお前?陰キャだったくせに彼女作って」

天音「別に良くない?僕の勝手でしょ?」

剛「何だと……!」

山風が僕の胸ぐらを掴む。

天音「おぉ、怖い怖い。でも、それって嫉妬って言うんだよ?」

剛「ふざけんな!」

山風が僕を殴ろうとする。

天音「今ここで殴ったら、どっちが悪くなるんだろうねぇ」

剛「くっ!」

山風が僕を押し飛ばす。

僕は吹き飛ばされて尻もちをついた。

天音「痛ってて……よいしょっと」

僕は立ち上がり、山風達にこう言う。

天音「そうだ!今度の中間さ、僕に勝ったら言うこと聞いてあげるよ!」

剛「何……!?」

天音「あ、でも君達3人誰がビリかいつも争ってるもんな〜」

天音「君達の順位じゃ高校進学どころか、

中3進級も出来ないんじゃない?w」

高雄・剛・真吾「……」

3人が黙る。

天音「ここは中学でも偏差値60以上はあるからね〜」

天音「ていうか僕の順位と君達の順位じゃ天と地の差だもんね〜」

不登校になる前は学年10位をキープしていた。(学年は144人中)

天音「僕が勝ったらどうしようかな〜」

天音「あ!君達に自主退学してもらおう!」

僕はニコニコしながら言った。

天音「理由は授業に全くついていけないって言えば担任と校長は信じてくれると思うよ!」

高雄「分かった、やってやるよ」

天音「おっけ〜」

天音「ま、精々頑張りな〜」

僕は屋上を後にして、教室に急いで戻った。

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「もー、遅いよー!」

天音「ごめんごめん。意外と話長引いちゃって。」

ひまり「何話したの?」

天音「えっと(かくかくしかじか)」

ひまり「ホント!?」

ひまりが驚く。

天音「うん。あ〜、やっと邪魔者がここから消える〜」

僕は伸びをする。

ひまり「やっとだよ〜」

天音「そろそろ校庭行こっか!」

ひまり「うん!」

僕は校庭に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「良い天気〜」

天音「だね〜」

校庭は柔らかい素材で出来てるので寝転がっても痛くない。

ひまり「あそこのベンチ空いてるよ!」

天音「お、ホントだ」

僕達は空いているベンチに向かい、腰をかける。

ひまり・天音「いただきます!」

 

 

 

 

 

 

 

昼食後、僕は眠くなっていた。

天音「ふわぁ……眠い……」

ひまり「(可愛い……)お昼寝する?」

ひまりがポンポンと太ももに手を当てる。

天音「うん……」

ひまり「分かった。こっち来て。」

天音「よいしょ……」

僕は仰向けになり、足を伸ばす。

天音「ひーちゃん、頭撫でて……」

ひまり「ふふ。あーくんは甘えん坊さんだなぁ。よしよし。」

天音「むにゃ……」

ひまり「(寝顔凄く可愛い……)」

天音「(´-ω-`)スピー」

ひまり「寝ちゃったか。」

天音「ひーちゃん、大好き……」

ひまり「(へ!?ね、寝言だよね!?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚めると、ひまりがうとうとして、船を漕いでいた。

天音「ひーちゃん?」

ひまり「ふぇっ!?私、いつから寝てた!?」

天音「僕が起きた時には船漕いでたよ?」

ひまり「そ、そっか……」

天音「そろそろ戻ろっか」

ひまり「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教室に戻ると、モカがニヤニヤしていた。

モカ「ラブラブですな〜」

天音「まさか見てた?」

モカ「あそこじゃ普通に見えるよ〜」

ひまり「恥ずかしい……」

ひまりが手で顔を隠している。

モカ「残り2時間、頑張りましょ〜」

天音「お、おー……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後となり、僕は帰る準備をしていた。

ひまり「一緒に帰ろ!」

天音「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

下校中、僕はひまりにこんな事を提案した。

天音「そういえばテスト1週間前じゃん?ひーちゃんは順調?」

ひまり「ギクッ!」

ひまりの様子がおかしい。

ひまり「じじ、順調だよ!?今回はクラス10位以内取れそうかな!?」

天音「( ̄・ω・ ̄)」

ひまり「な、何?」

天音「ひーちゃん、そんな順位取ったことあったっけ……?」

ひまり「あ」

しまった、と言わんばかりの顔をしている。

天音「……さては全く勉強してないな?」

ひまり「はい……」

天音「まったく……土日時間ある?」

ひまり「あるけど……」

天音「土日は僕の家で勉強会ね。」

ひまり「えぇー……( ˘-з-)チェッ」

天音「こればかりは勉強してなかったひーちゃんが悪い」

ひまり「ごめんなさい……」

天音「おばさんに伝えとくんだよ?」

ひまり「はい……」

天音「そろそろ家だから、じゃあね。」

ひまり「うん……」

お互いの家の前で別れた。

あ、そういえばひまりの家は僕の家の隣ね。




いかがだったでしょうか?
次回は勉強会です!(普通の勉強会じゃつまらないので少しハプニング
を入れます!)
それでは!


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Section5 2人きりの勉強会 1日目

どもども!
今回は勉強会です!
それでは本編スタート!


勉強会のある土曜日となり、僕はひまりを待っていた。

天音「遅くない……?」

そう、ひまりが30分も来ないのだ。

天音「寝坊か……?」

僕はひまりの家に行くことにした。

ひまりの家のインターホンを鳴らすとひまりのお母さんが出てきた。

ひまり母「あら!天音君じゃない!久しぶりね!」

天音「お久しぶりです、おばさん」

ひまり母「最近からまた行き始めたって深雪ちゃんに聞いたわよ!

例の件は大丈夫かしら?」

天音「えぇ。こういう条件を出したので。」

あの条件を説明した。

ひまり母「天音君の成績だったら余裕ね!」

天音「はは。余裕ですよ。」

ひまり母「そうだ!」

天音「何ですか?」

ひまり母「これからもうちのひまりをよろしくお願いします……」

天音「こちらこそよろしくお願いします」

ひまり母「あの子ったら昨日の夕食の時に

天音君と2人きりで勉強会するんだってウキウキしてたのにねぇ……」

呆れた顔で言う。

天音「はは、そうですか。」

ひまり母「天音君、悪いのだけれど、

ひまりを起こしてきてくれるかしら?」

天音「分かりました。」

 

 

 

 

 

 

 

階段を上り、ひまりの部屋のドアをノックする。

天音「ひーちゃん、来たよー」

ひまり「……」

天音「反応無しか……」

天音「入るよー」

ガチャ

天音「……見なかった事にしよう。」

バタン

ひまりがとてもだらしない格好ですやすや寝ていた。

天音「(普通にパンツ見えてたし……

上もピンク色のあれが見えてたし……)」

階段を降り、ひまりのお母さんの居るキッチンへと向かった。

ひまり母「あら、ひまりは?」

天音「僕が起こしたら色々まずい状態でした」

ひまり母「うーん……電話で起こしてあげたらどうかしら?」

天音「良いですね」

最初からそれを言ってくれ……

僕はスマホを取り出し、ひまりのスマホに電話をかける。

天音「遅い……」

かれこれ10コールは鳴ってるぞ……?

天音「(あ、出た)おはよ、ひーちゃん」

ひまり「おはよ……」

天音「今日勉強会だよ?」

ひまり「……あ」

天音「急いで用意してね。」

ひまり「いえっさー!」

天音「切ったか……まったく……」

ひまり母「ホントにあの子はだらしないわね……」

ひまりのお母さんが頭を抱える。

天音「まぁ、いいんじゃないですかね?」

ひまり母「天音君は優しいわね……」

天音「あの子の彼氏ですから大目に見てあげないと。」

ひまり「おまたせ!遅れてごめんね!」

天音「いいよいいよ、そこまで怒ることじゃ無いし。」

天音「そろそろ行こっか。」

ひまり「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕とひまりは、リビングで勉強会をしていた。

ひまり「うーん……」

ひまり「分かんないよ〜」

ひまりが髪の毛をクルクルし始める。

天音「まぁそこは難しいからね。」

ひまり「教えて〜」

天音「少しヒントを与えよう。ここをこうしてみ?」

ひまり「……あ!分かった!」

天音「正解。」

ひまりは頭の回転は早いからなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後昼食などをとりながら勉強していたら、夕方になっていた。

天音「そろそろ終わりかな。」

ひまり「疲れたー……」

ひまりが伸びをする。

ひまり「今日泊まっていい?」

天音「おばさん達が良いなら……」

ひまり「聞いてくるね!」

天音「あ、うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

10分後、ひまりが着替えを持って戻ってきた。

天音「OK出たのか……」

ひまり「何も言わずにOKしてくれたよ!」

天音「そうか……」

年頃の娘が男の家に泊まっても何も言わないって……

多分僕だから信用されてるんだろうなぁ……

ひまり「先にお風呂入ってくるね!」

天音「う、うん」

ひまりは風呂場に向かった。

深雪「これがお兄様以外の男だったらと考えると……恐ろしいです……」

天音「何か僕も怖くなってきた……」

大樹は……まだ大丈夫そうだな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、僕もお風呂に入り、寝る寸前になった。

ひまりが一緒に寝たいと言うので、一緒に寝ることになった。

ひまり「あーくん、ちゅー……」

天音「ん……」

僕はひまりの唇に優しく口づけした。

ひまり「おやすみ……」

天音「おやすみ」




いかがだったでしょうか?
次回は2日目です!
それでは!


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Section6 2人きり(多分)の勉強会 2日目

どもども!
今回は2日目です!
それでは本編スタート!


勉強会から一夜明け、今の時間は午前9時だった。

ひまり「おはよ……」

天音「おはよ」

ていうか右手に柔らかい感触が……

むにっ

ひまり「んっ……」

……え?

僕は右手のある方向を見た。

天音「……あ」

僕はひまりの尻をしっかり揉んでいた。

……たまに起こるラッキースケベ的なやつどうにかならないの……?

ひまり「天音君……」

天音「な……何かな……?」

ひまり「変態!スケベ!セクハラ!」

天音「不可抗力だ!勝手に手が伸びてたんだ!」

ひまり「どんな体質なのそれ!ふざけないでよ!」

天音「やめてひーちゃん!」

ひまり「早く手を離してよ!」

天音「あんまり動かれると困るんだって!」

ひまり「うるさいうるさい!」ポカポカ

むにっ

ひまり「んあっ……////」

天音「ご、ごめん!」ばっ

正直めっちゃ柔らかかった……。

ひまり「(⑉・̆н・̆⑉)むぅ…」

ひまり「先リビング行ってるね!」

天音「う、うん」

ひまりが行った後、感触を思い出す。

天音「(マシュマロ以上の柔らかさだった……)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リビングに降りると、ひまりがソファーに座っていたのだが……

天音「あのー、ひまりさん……?」

ひまり「(๐•̆ ·̭ •̆๐)ムスッ」

天音「聞いてます……?」

ひまり「……」

めっちゃご機嫌ななめなんですけど……!

深雪「ふわぁ……ん……?お兄様、また何かしたんですか……?」

天音「ま、まぁ……」

天音「(ほっぺ突っついてみるか……)」つんつん

ひまり「……何?」

天音「(ダメだ!効果が無い!)い、いや……」

チ───(´-ω-`)───ン

天音「どのくらい怒ってる……?」

ひまり「太るよって言われた時の倍以上」

天音「へ、へぇ……」

これはやばいで済まされるレベルじゃない……!

どうすれば……ていうか深雪居なくなってるし!

天音「えっと……どうすれば許してくれる……?」

ひまり「自分で考えたら?」

天音「は、はい……」

え、えぇ……

仕方ない……切り札使うか……

天音「ごめんなさい!何でもするから許して!」土下座

ひまり「……」

ひまり「……ホント?」

天音「ホント!」

チョロくね……?

ひまり「今失礼な事考えたでしょ。」

天音「そんなことは!」

ひまり「……分かった。じゃあ……」

何が来るんだ……?

ひまり「お昼過ぎまで甘やかさせて?」

天音「あ、うん」

今回も軽かった……

ひまり「こっちおいで〜膝枕してあげるよ〜」

天音「……ん。」

何か……ひまりがお母さんに見えてきた……

天音「(´-ω-`)スピー」

ひまり「寝ちゃったか……」

天音「お母さん……」

ひまり「おか……!?私、母性あるのかな……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼過ぎとなり、ひまりに起こされた。

ひまり「あーくん起きてー」

天音「んん……」

ひまり「おはよ」

天音「おはよ……」

ひまり「さっきお母さんって言ってたけど寝言?」

天音「……え?」

あーくんが顔を赤くする。

天音「……勉強会の続きするよ」

ひまり「え?うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勉強会を始めて1時間程経った頃、家のインターホンが鳴った。

画面を見ると、リサ先輩が居た。

玄関に向かい、ドアを開けた。

リサ「やっほー☆」

ひまり「リサ先輩!?」

リサ「あれ、ひまりじゃん」

天音「何で来てるんすか……」

リサ「たまたま通りかかってさ〜、時間あったから来てみた☆」

天音「へ、へぇ……」

リビングに戻り、カーペットに座る。

リサ「そういえば何で2人ともパジャマなの?」

1番聞かれたくなかったことを聞かれた……!

天音「それは……その……」

リサ「さてはお泊まりしたな!?」

天音「はい……」

リサ「良いねぇ〜お泊まりなんて〜」

リサ「という事なので!2人が間違わない様にアタシが見張ります!」

まじか……

天音「何もしないですよ……」

ひまり「え!?何もしないつもりだったの!?

朝私のお尻しっかり揉んだのに!?」

!?!?!?!?!?!?

リサ「ん……?天音君……?」

天音「これは……その……」

リサ「由々しき事態だねぇ……」ゴゴゴ( ^言^ )ゴゴゴ

天音「ヒマリザン!!ナズェソンナコトイウンデス!! グェッ!!

オンドゥルルラギッタンディスカー!!」

ひまり「てへぺろ(´>∀<`)ゝ」

リサ「乙女のお尻を揉むなんて重罪だよ……?」

天音「ナジェダ!!ナジェダ!!ナジェダ!!ナジェダーーー!!」

5分後

天音「オデノカラダハボドボドダ!」

リサ「反省してる……?」

天音「はい……」

天音「この人怖い……(ボソッ)」

リサ「……なんか言った?」

天音「ヴェッ!マリモ!」

リサ「……で、何してたの?」

天音「勉強会を……してました……(›´ω`‹ )」

天音「ひーちゃんが全く勉強して無かったので……」

リサ「そうなの?ひまり」

ひまり「は、はい……」

天音「今から続きを始めます……」

リサ「おー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はめっちゃ疲れた……




いかがだったでしょうか?
羽丘の先輩組が初登場しましたね!
それでは!


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Section7 Hello, when the Judgement.

どもども!
今回は(一応)テスト回です!
それでは本編スタート!


色々?あった勉強会から数日後、テスト一日目となった。(2日間)

テスト開始前

ひまり「そういえばあーくんそんなに勉強してる様子無かったけど

大丈夫なの?」

天音「ま、ちょっとやればいつもの順位はキープ出来るからね。」

ひまり「羨ましい……」

天音「これのおかげでひまりのに・が・て・な数学に手を回せたから

ありがたいよ。」

ひまり「うぅ……あーくんの意地悪……」

天音「ごめんごめん笑」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3時間後、テスト一日目が終了した。

しかし、ひまりに関してはまだ油断は出来ない。

2日目でケアレスミスをしまくるかもしれないからね。

ひまり「終わった〜」

天音「今日も勉強会ね?」

ひまり「ぇ━(*´・д・)━!!!」

天音「今日はやらないと思った?」

ひまり「( ˘-з-)チェッ」

天音「明日デートしてあげるから。」

ひまり「うん!」

モカ「お〜ラブラブですな〜」

ひまりの前に居たモカが後ろを向いて話しかけて来た。

ひまり「えへへ、あーくんと一緒に居れる事が1番幸せなんだ!」

天音「(幸せ、か……)」

ひまり「帰ろ!あーくん!」

天音「うん」

モカ「モカちゃんもお共する〜」

ひまり「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はひまりとモカの3人で下校していた。

モカ「あたしお腹ペコペコ〜。あ〜くんさま〜、何かお恵みくださ〜い」

モカが僕の腕に抱きついてくる。

ひまり「ちょっとモカ、あーくんに抱きつかないでよ(๐•̆ ·̭ •̆๐)ムスッ」

モカ「良いでは無いか〜」

ひまり「よくない!」

天音「あはは……」

僕達は商店街へと向かい、パン屋へと入った。

???「モカ、ひまり、いらっしゃい。あれ?その男の子は?」

モカ「さーや、この子はね〜三日月天音って言ってね〜あたし達の

同い年の幼馴染なんだよ〜」

???「同い年なんだ、よろしくね。三日月君?でいいかな?」

天音「名前で良いよ。山吹さん?でいい?」

???「同い年だから沙綾で良いよ。」

天音「よろしく、沙綾。」

天音「……で、モカ。何にするんだ?クロワッサンか?」

モカ「ご名答〜。さーや、クロワッサン2個おねが〜い」

沙綾「了解。」

天音「2個で良いのか?」

モカ「大丈夫〜。家に備蓄してるから〜」

天音「備蓄って……」

ていうかモカ、パンを備蓄してるレベルって事は1日にどのくらい

食べてるの……?

モカ「いっぱい食べてもカロリーをひーちゃんに送ってるから大丈夫〜」

ひまり「もう!モカったら!」

沙綾「あはは……」

モカ「またね〜さーや〜」

沙綾「またねー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沙綾の居るパン屋は、やまぶきベーカリーとお店の看板に書いてあった

今度買ってみようかな……

 

 

 

 

 

 

 

 

家に到着し、勉強会を始めようとしたのだが……

天音「……何でモカが居るの?」

ひまり「……ホントだ」

モカ「ひーちゃんひど〜い、あたしそんなに空気かな〜」

天音「勉強しに来たの?」

モカ「そうだよ〜」

深雪「お兄様と幼馴染が2人……はっ!イケナイ予感が!」

深雪が何かを悟ったような顔をする。」

天音「ナニイッテンダ!!!フジャケルナ!!!」

ひまり「私はいつでも……////」

モカ「あたしも〜」

天音「はぁ……僕らまだ中2だよ……?」

ひまり「一緒に寝たよ……?」

天音「それはひーちゃんが駄々こねるからじゃん……」

天音「とにかく!勉強するよ!」

ひまり・モカ「はーい……」

 

 

 

 

 

 

 

 

3時間程休憩を挟みながら勉強した。

右隣にひまり、左隣にモカが座っていたのだが、すごくくっついて

来てくるから両方向から甘い香りがしてきてあまり集中出来なかった。

特にひまりの香りはどストライクすぎて理性を保つので精一杯だった。




いかがだったでしょうか?
次回は色々やります!
それでは!


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Chapter1.5 First destination
Section8 この先輩……速い!


どもども!
特に無いので本編スタート!


テストから1週間後くらい?に小山達は退学した。

結果はそういう事だったってことです。

ホントに退学するとは思わなかった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

週末の休み明けの最初の学校。

昼休みになったので、たまにはひまりと屋上でご飯を食べようと

教室を出たら、リサ先輩が居た。

リサ「やっほー☆」

ひまり「あ、リサ先輩!」

天音「……何ですか?」

リサ「も〜、天音君は冷たいな〜。おねーさんと一緒にご飯食べない?」

リサ先輩がウインクしながら言う。

天音「……結構です。ひまりと食べるので。」

リサ「アハハ、冗談だよ……って待ってよー!

話まだ終わってないのにー!」

リサ先輩が追っかけてくる。……え?あの人めっちゃ速くね?

短距離だったら全国大会出れるぞ?

天音「はぁ……何ですか?」

リサ「ハァ……ハァ……えっと……昨日カラオケ行ったじゃん……?」

階段だから流石に息切れするか……

天音「あー、行きましたね。」

リサ「それでさ、友希那がさ、ツインボーカルの相方探してて……

天音君の歌に感激したみたいで……」

天音「……ボーカルをやれと?」

リサ「まあ……そうかな。」

天音「……考えときます。」

リサ「分かった!伝えとくね!」

リサ先輩は帰っていった。やはり速い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上に到着し、ドアを開けると蘭達が居た。

天音「珍しいね。」

蘭「たまには外で食べてみたくて。」

天音「そうなんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4人「え!?あの人からスカウトされたの!?」

何かすごく驚いてる……

天音「リサ先輩から伝えられただけだけどね。」

つぐみ「どういう経緯なの?」

天音「ひーちゃんとリサ先輩がカラオケ行くって話してたらしくてさ、

友希那先輩はリサ先輩に強制連行されて、僕はひーちゃんに強制連行

されて歌ったらスカウトしたいって友希那先輩が言ったらしい。」

4人「へぇー……」

つぐみ「激しい曲やるんだったらデスボイス?必要だったよね?」

天音「知ってるのか?」

つぐみ「天音君そういうのよく聴いてたじゃん。」

あ、そういえばそうだったな。

天音「……あ、デスボ使うのか聞いてなかった……」

僕はもうご飯を食べ終わっていたので、屋上を後にした。

モカ「行ってらっしゃ〜い」

 

 

 

 

 

 

 

 

中3Aは……あった!

天音「友希那先輩!僕のパートは何ですか!」

ドアを勢い良く開け、大声で言う。

……視線がやばい。

リサ「お!来たか少年!」

友希那「天音……大声でいきなりだとびっくりするわ……」

天音「あっ、すいません」

友希那「そこで待ってて頂戴。」

天音「はい」

 

 

 

 

 

 

友希那「私とバンドを組んでくれるのね?」

天音「はい!」

友希那「パートを伝えるのを忘れていたわ。

スクリームパートをお願いするわね。」

や"っ"ぱ"り"ぃ"?

天音「……分かりました。」

友希那「私とバンドを組んだからには練習に妥協は許さないわよ?」

何か圧強くね……?

天音「はい!」

天音「そういえば、ギターとかはどうするんですか?」

友希那「あぁ、それは……」

天音「それは?」

友希那「それは……」

……え?この人考えてなかったの?ポンコツ?

見切り発車も良いところだぜ!

友希那「私の事ポンコツって思ったわね?」

天音「いえ!そんな事は!」

何で心読めるの……?

リサ「ベースはアタシの予定。」

天音「出来るんですね。」

リサ「少しブランクあるけど、それなりには。」

天音「後はギターとドラム……?」

友希那「キーボードも入れる予定。

天音の周りにキーボードが出来る人は居るかしら?」

天音「うーん……」

つぐみが思い浮かんだ。

天音「まあ、1人……」

友希那「その人に頼んでみてくれるかしら?」

天音「あ、はい。」

天音「そういえばバンドの目標は?」

友希那「とりあえず楽しくやる。それで文化祭ライブに出る。

私自身、前までは楽しさはいらないと思っていたけれど……

リサが教えてくれたの。バンドは楽しくやるものだって。」

天音「なるほど。」

友希那「それじゃ、期待してるわ。」

リサ「じゃあね!天音君!」

2人は教室に戻って行った。

天音「バンドか……」

ボソッと僕は呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、5人と帰る事になった。

天音「そういえばモカとつぐみと巴って楽器やってたよね?」

モカ「あたしはギターだよ〜」

つぐみ「私はキーボード!」

巴「あたしはドラム。いきなりどうしたんだ?」

天音「いやぁ……その……」

状況説明中……

巴「ふむ……」

モカ「あたしはやれるよ〜。」

つぐみ「私もやる!」

巴「あたしもやるよ!」

天音「おっけ。伝えとくね。」

天音「そろそろ家近いし、また。」

4人「またね!」




いかがだったでしょうか?
少し原作改変?してみました!(これ自体がバンドリのアニメの1期の2年前ですからね)
友希那先輩の音楽に対する意識が少し皆様にとっては少し違う感じが
すると思いますがこれも原作改変です!
このバンドはオリジナルバンドっていう立ち位置になります!
次回はバンド連に入っていきます!
それでは!


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Section9 赤く燃える情熱の花

どもども!
今回はバンド練です!
それでは本編スタート!


5月中旬くらいの土曜日。

circleというライブハウスのスタジオで初めてのバンド練となった。

みんな友希那先輩が作った楽譜で事前に練習したので

音合わせは大丈夫そうだ。

……これ最初僕のパートなんだよな。

巴のドラムの合図に合わせて僕が歌い始める。

意味のないことなんてこの世界にないって君は言う

そう今夜も僕はときはなってカレル

 

Prize to be the one.

The hundred millions,

You must stay alive to be alive.

 

What the fuck up.

Our buddy is gone.

 

They're swimming like hell in their own way.

 

You say that there is no meaningless thing in this world

I release myself tonight again and die

 

Everything is gonna be alright.

白き 叫び 始まり 告げる 競争

"What the fuck up.

Our buddy is gone."

Your buddy is gone.

You're sorry to be one.

 

Is it a parade for a match,or a death?

Who's next?

 

Prize to be the one.

The hundred millions,

You must stay alive to be alive.

 

「鉄の城壁こじ開けろ」

 

Everything is gonna be alright.

白き 叫び 始まり 告げる 競争

"What the fuck up.

Our buddy is gone."

Your buddy is gone.

You're sorry to be one.

 

My will is to reach.

That is the land.

We have no buddy on this small world from the day I was born.

 

Everything is gonna be alright.

白き 叫び 始まり 告げる 競争

"What the fuck up.

Our buddy is gone."

Your buddy is gone.

You're sorry to be one.

 

 

 

 

 

 

友希那「次の曲、行くわよ。」

ドラムの合図でイントロが始まり、僕がスクリームをする。

色彩は掠れて 夢の島 ゴミと化した

たったこれっぽっちの棄てられた僕達 焼却炉

痛みよ 痛みよ

 

揺れる基盤 燃え崩る栄心

夢夢喚き沈む灯篭

獅噛む現状 擦れ消えぬ烈情

故に足掻く。Listen to my heart.

 

I shout it out of my voice.

But then will you let me hold your hand.

あれは遠い遠い夏の夢

Alone this life. 消し去る

 

あゝ 窓の無い空間で突き刺せよ僕を

(何時だって歪んで泣いて)

あゝ 忘れないんだ I wan't forget.

あの日のまま Let me hear your voice.

 

彩りは忘れた 曖昧に錯綜、灰色

差し出した 両手は振り廻す 槍と化した

 

Passing view, passing life.

Get my eyes, get my sight.

Passing time, passing night.

But we will make it right.

 

あゝ 繰り返す絶望に花束を贈ろう

(何時だって歪んで泣いて)

あゝ 立ち竦むんだ I wan't forget.

今でもまだ Let me hear your voice.

 

錆び こびり付いたこの脳を

削り解く 今見据えた境界

名も無き道のり描く

 

Pray to you anytime.

Not one but yourself.

泣いて塞いだ 下らねえ日々を

 

あゝ 虫達の喧騒に今何を思う

あゝ 踏み潰す雑踏に あゝ

 

あゝ 窓の無い空間で突き刺せよ僕を

(何時だって歪んで泣いて)

あゝ 忘れないんだ I wan't forget.

あの日のまま I wouldn't stop.

立ち竦むんだ You always see us in the first day.

Let me hear your voice.

 

 

 

 

演奏が終わり、友希那先輩が話し始める。

友希那「初めてにしては良いと思うわ。天音もそう思うでしょ?」

天音「そうですね、悪くないと思います。」

巴「ですね!」

モカ「あたしもそう思う〜」

つぐみ「私もそう思います!」

リサ「アタシも!」

友希那「ふふっ。やっぱりバンドとはこういうものね。」

あ、どういうジャンルのバンドか言ってなかったね。

僕らのバンドのジャンルはメタルコアとかスクリーモに

分類されると思う。

リサ「あ!」

リサ先輩が思い出したように言う。

天音「どうしました?」

リサ「バンド名どうする?」

5人「あー……」

天音「グロリオサ……はどうでしょう?」

友希那「グロリオサ?」

天音「赤くて炎みたいな花です。花言葉は……えっと……

栄光とか、燃える情熱だったかな。」

友希那「よく覚えているわね。」

天音「花は好きなんで。」

友希那「私は良いと思うわ。みんな、どうかしら?」

4人「賛成!」

友希那「決まりね。」

バンド名はグロリオサを英語にする事になった。

つまり、Gloriosaだ。

友希那「そろそろ練習を再開しましょう。」

5人「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30分程練習し、練習を終えた。

友希那「そういえば、文化祭ライブの後なのだけれど……」

友希那「ここで、ライブしてみたいわ。」

天音「まぁ、いいんじゃない?」

他の4人も賛成している。

友希那「決まりね。……そろそろ帰りましょうか。」

スタジオを出て、ライブハウスを後にした。

帰宅途中、リサ先輩が衣装の話をしだした。

友希那「リサ……作るとしても軽装程度のものよ?」

リサ「大丈夫だって!アタシに任せて!」

天音「≧(´▽`)≦アハハハ」

リサ「家近くなったから、じゃあね!」

天音・モカ・つぐみ・巴「また〜」




いかがだったでしょうか?
何かリクエストがありましたらメッセージに送ってください!
次回は色々です!
それでは!


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Section10 少し暑くなって来ました

どもども!
今回は日常編です!
それでは本編スタート!


学校に到着し、教室に入ると蘭が居た。

蘭「天音じゃん、おはよ。」

天音「おはよ。今日は早いね。」

蘭「今日日直でさ。」

天音「そっか。」

蘭「そういえば天音、バンド組んだらしいじゃん。」

天音「うん。」

蘭「楽しい?」

天音「楽しい。」

蘭「そう。」

聞くって事は蘭もバンドしたいのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休みになり、Gloriosaのメンバーが屋上に集まっている。

天音「えっと、文化祭の日は……9月の終わりか。」

友希那「それまでに、楽しくやるをモットーにして、

最高のレベルに仕上げる。」

つぐみ「勿論です!」

巴・リサ「もちろん!」

モカ「もちろんです〜」

友希那「各自練習はあまり怠らない事。」

5人「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、僕は数日ぶりにひまりと2人きりで帰っていた。

ひまり「何日ぶりかな〜あーくんと2人きりで帰るの」

天音「んね〜」

ひまり「朝は寒いけど帰る頃は流石にタイツは暑いね……」

ひまりはタイツを脱ぎ始める。

ひまり「よし!行こ!」

天音「うん」

雑談をしながら帰っていると

???「ふぇぇ……ここは……?」

水色の髪の少女がキョロキョロと不安そうにしていた。

ひまり「あの人大丈夫かな……?」

天音「……行ってきていい?」

ひまり「あ、うん」

僕は少女の方へと向かった。

天音「あの……大丈夫ですか?」

???「ふぇっ!?……結構ピンチです……」

天音「そうですか。ちなみにどちらへ?」

???「お家に帰ろうとしたらいつの間にか……」

天音「え、えぇ……(この人花咲川か。)」

天音「ご両親に迎えに来てもらうのは?」

???「あ!そっか!」

???「ここは商店街だから……」

このまま無事に帰れそうだ。

???「連絡取れました!助かりました!」

天音「いえいえ。」

天音「待たせている人が居るので、僕はここら辺で。」

僕がひまりの元へ行こうとすると、呼び止められる。

???「あ、あのっ!」

天音「どうされました?」

???「お名前を教えてください!」

天音「三日月天音です。」

???「松原花音です!」

天音「松原さん、で良いでしょうか?」

花音「な、名前で!」

天音「えっと、花音さん……?」

花音「は、はい!」

天音「僕は天音で良いです。」

花音「よろしくね、天音君!」

天音「よろしく、花音さん。」

花音「あと、出来れば一応連絡先も……」

天音「それは……また迷子になった時の為にとか……?」

花音「は、はい……」

この人よく迷うのかな……?

僕達はメッセージアプリの連絡先を交換した。

花音「ありがとうございます!」

天音「改めて、僕はこの辺で。」

花音「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が連絡先を交換した後に分かった事が、私より一個下だった事。

ふぇぇ……年下の男の子に助けられちゃうなんて恥ずかしいよぉ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花音さんに次会う時、また迷子になってそうだなぁ……




いかがだったでしょうか?
次回は結構時が飛んで文化祭編になります!
(夏休み関連は中3編か高1編とかに回すと思います)
それでは!


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Section11 練習の成果

どもども!
今回は文化祭編です!
それでは本編スタート!


時が経ち、9月下旬となった。

……ん?

作者さーん!

作者「どうも!白金一海です!それで、どうしたの天音君?」

天音「時間飛びすぎじゃない?夏休みはどうしたの?」

作者「中3編か高1編に回す予定だよ」

天音「そっか。じゃなくて!展開が早過ぎない!?」

作者「いやー……やりたい行事は後回しにしないとネタが尽きてさ……」

天音「それだったら読者の皆様にリクエストを募集すればいいじゃん!」

作者「という訳でメタ発言はここまでにしまして!」

天音「無視!?」

作者「以前の話の後書きにも書きましたが、リクエストを募集します!」

作者「感想の欄に、感想と一緒にリクエストを送っていただいても、

リクエストだけを送っていただいても構いません!」

作者「沢山の応募、お待ちしております!

天音「よ、よろしくお願いします!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月下旬となり、文化祭1日目となった。

友希那「遂にこの日が来たわ……!」

つぐみ「ですね……!」

天音「前5列が自由席の後ろ5列が指定席で、

ギャラリーのところがよくある大きい箱の1階席だっけ?」

リサ「そうみたいだね!」

つぐみ「自由席と指定席の間は柵で仕切ってるんだって!」

天音「なるほど。」

友希那「そろそろリハーサルよ。」

5人「はい!」

 

 

 

 

 

 

体育館に行き、リハーサルをしていた。

天音「照明少し明るく出来ますか?」

スタッフ「これでどうですか?」

天音「OKです!ありがとうございます!」

僕達は機材などの調整をして、曲は後回しにしていた。

天音「リサ先輩!ベースの調子は?」

リサ「バッチリ!」

天音「つぐみ!キーボードはどう?」

つぐみ「大丈夫だよ!」

天音「モカは?」

モカ「バッチリ〜」

天音「巴は?」

巴「OKだ!」

天音「友希那先輩は?」

友希那「問題無いわ。」

天音「一応1曲やる?」

友希那「えぇ。喉を温めておきたいもの。」

メンバーは全員賛成みたいだ。

天音「スタッフさーん!1曲だけやっていいですか?」

スタッフ「どうぞー!」

天音「ありがとうございます!」

巴「それじゃ……」

モカ「行くよ〜」

天音「This song is called!」

天音・友希那「Sign.」

ギターとドラムのイントロで曲が始まる。

Aメロは友希那先輩のハイトーンのクリーンと

僕のスクリームのパート。

Bメロは両方のハイトーンのクリーン。

サビは友希那先輩のクリーンで、

サビが終わる頃に僕のスクリームが入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cメロに入り、友希那先輩のクリーンになる。

Cメロが終わり、大サビに入る。

 

 

 

大サビが終わり、アウトロになって、曲が終わる。

友希那「……大丈夫ね。」

天音「後は本番を待つだけ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本番の時間となり、僕達は舞台袖で待機していた。

つぐみ「き、緊張する……」

天音「つぐみ、深呼吸。」

つぐみ「すぅぅー……はぁぁー……」

天音「少しは落ち着いた?」

つぐみ「うん!」

司会「次は、生徒によるバンドのライブです!」

司会「まずは、このバンド!Gloriosa、どうぞー!」

天音「行くよ!」

5人「うん!(えぇ。)」

舞台に入り、リハで合わせた位置に立つ。

天音「どうも!」

6人「Gloriosaです!」

楽器の音が鳴り響き、歓声があがる。

天音「まずは僕達がどんな曲をやっているかこの曲で紹介します!」

観客「わーーーーー!!!!」

天音「自由席の人達ー!」

観客「わーーーーー!!!!」

天音「狭いかもしれないけど、円状に走り回れるー?」

僕の指示に合わせて走り回り始める。

天音「よし!そのままねー!」

天音「これはサークルモッシュって言うから

次に僕達のライブに来る時は覚えておいてねー!」

観客「わーーーーー!!!!」

天音「This song is called!」

天音・友希那「Smells Like Unknown」

ギターのイントロに合わせて僕が歌詞を歌い、

ギター以外の楽器隊が演奏し始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演奏が終了し、メンバー紹介に入る。

天音「どうもー!中学2年A組、三日月天音です!」

つぐみ「羽沢つぐみです!天音君とは同じくクラスです!」

モカ「同じく、青葉モカで〜す」

巴「同じく、宇田川巴です!」

巴「あこー!」

あこ「おねーちゃーん!」

観客「ボーカルの男の子、中2なの!?(小声)」

観客「中2なのにすごい歌唱力……(小声)」

友希那「中学3年A組、湊友希那です」

リサ「同じく、今井リサですっ☆」

 

 

天音「メンバー紹介が終わったので、次の曲行きます!」

観客「わーーーーー!!!!」

天音「Next song is called!」

天音・友希那「Sign.」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「残念なお知らせです……」

天音「次の曲で最後です……」

観客「えーーーーー!!!」

天音「でも、大丈夫です!circleってライブハウスがあるんですけど、

近いうちにそこでライブする予定なので!」

観客「おーーーーー!!!」

天音「circleのライブに来てくれる人ー!」

観客「わーーーーー!!!!」

天音「嬉しいです!」

天音「では、行きます!」

天音「Last song is called!」

天音・友希那「M1917」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巴「いやー楽しかった!」

天音「だね!」

友希那「そうね。」

リサ「だね!」

つぐみ「うん!」

モカ「だね〜」

天音「後でファミレス行かない?」

リサ「いいね!」

4人「おー!(えぇ。)」

この後ファミレスに行って、お腹いっぱい食べました。




いかがだったでしょうか?
天音達がやった曲はカバーで、知ってる人は知ってると思うんですけど、実はツインギターなんですよね!
(もう1つのギターは天音が打ち込みしてるっていう設定です!)」
次回は日常回になると思います!
それでは!


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Section12 久しぶりの……

どもども!
今回はあれです!
それでは本編スタート!


文化祭が終わり、振替休日となったので、

ひまりとデートする事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「……遅い」

10:00に家に迎えに行くって言ったのに、出てくる気配がない……

勉強会に遅刻の次はデートに遅刻か……

天音「はぁ……」

ひまりの家のインターホンを押すと、ひまりのお母さんが出てきた。

ひまり母「ホントにごめんねぇ……デートだっていうのにあの子は……」

天音「大丈夫ですよ。僕が起こしに行きましょうか?」

ひまり母「迎えに来てもらえて、それで起こしてもらえる

なんてねぇ……

少し怒ってあげた方がいいんじゃないかしら……?」

天音「ひーちゃんに怒るなんてそんな」

ひまり母「天音君はひまりに甘すぎるのよ……?

あの子、少し時間とかにルーズなところがあるからねぇ……

この先が心配……このまま天音君がお嫁に貰ってくれたら安心ね……」

天音「このままだったら大丈夫かと……」

ひまり母「ふふ、嬉しいわね。

あ、でも他の女の子ばっかりと話さないで、ひまりにも構ってあげるのよ?天音君が思ってる以上にあの子、寂しがり屋なのよ」

天音「はい。じゃあ、起こして来ます。」

ひまりの部屋に行く途中、

ひまりに対して甘すぎるのかなと考えていた。

天音「ひーちゃん、起きてるー?」

ひまり「……」ガサゴソ

実はこの時、物音で僕の声が聞こえず、

ハプニングが起きるのであった。

天音「……入るよー?」

ひまり「え!?待って!まだ着替えて……!」

ガチャ

ひまり「……あ」

天音「……あ」

ウソダドンドコドーン!!!

下は穿いていたのだが、上は着ていなかったので、

……そういうことです。

ひまり「……の」

天音「ゑ?」

ひまり「あーくんの……馬鹿ぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ベシン!!!

天音「ぐへぇ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり母「すごい音がしたけど……天音君、何したの?」

天音「えっと……」

状況説明中……

ひまり母「うーん……どっちもどっちね……」

ひまり母「そもそもひまりが遅刻しなければ無かったことだし、

天音君も聞き直さなかったのも問題あるわよ?」

天音君「はい……」

ひまり母「あ、降りて来たわよ」

ひまり「……」

ヤバい……今までと比べ物にならないレベルのご機嫌ななめっぷりだ!

天音「あのー、ひーちゃん?」

ひまり「……ふん」

天音「その服可愛いし、ベレー帽も似合ってるよ」

ひまり「……あっそ」

天音「おばさん、こりゃヤバいですって……!

少し口調が怖いし……!(小声)」

ひまり母「どうしたものかしら……キスとかしてみたら?(小声)」

何言ってんのこの人!?

天音「また平手打ちされるだけですよ……!(小声)」

ひまり母「うーん……ちゃんと謝ったら?(小声)」

ひまり「今回は謝っても許さないし、キスの事も丸聞こえ」

……オワタ\(^o^)/

打つ手なし、か……

ひまり「私がキスなんかで許すとでも思ってたの?

今のでカチンと来た。早く出てって」

ひまり母「それは謝るから、天音君の事は許してあげて?」

ひまり母「天音君だって悪気があってやった訳じゃないのよ?」

ひまり「……嫌だ。」

ひまり母「うーん……」

別れる以前に幼馴染としてこれからやっていけるかどうかの話だ……

天音「……今日は帰るよ。ごめんね、ひーちゃん。」

僕は家に戻った。

 

 

僕は些細な事と思ったけれど、

ひまりにとっては些細な事では無かったんだ。

 

 

 

 

ひまり母「ひまり、これからどうするつもりなの……?」

ひまり「……」

ひまり母「何か言いなさいよ!」

ひまり「あの時恥ずかしくて……何を言えば良いか

分からなかったんだもん……!」

私は泣きそうになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

天音「コンビニでご飯買うか……」

家を出て、コンビニに向かう。

信号を待っていると

天音「……え?こっちに車向かって来てるし!」

気づいた時にはもう遅かった。

ドン!!!

どのくらいぶっ飛ばされたのかな……

分かんないや……

助手席には小山が居たような……

あぁ……意識が……

人生14年で終わりか……

ひー……ちゃん……




いかがだったでしょうか?
最後が大変な展開になりましたね……
あいつだとしたらやはり恨んでたのか……?
一体どうなるんでしょうか……
それでは!


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Section13 世界で1番大切な人

どもども!
天音君は一体どうなるんでしょうか……
それでは本編スタート!


私は今、お母さんと病院に来ている。

あーくんを帰らせちゃった後、事故に遭ったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面会の許可が出たので、病室に入った。

入ると、あーくんの両親と深雪ちゃんが居た

泣きたくなる気持ちをぐっと堪えた。

ひまり「あーくん……」

医師「いらっしゃられましたか。三日月君の容態は安定しています。」

ひまり「そう、ですか……」

医師「しかし、何が起きるか分からないので。

私共、細心の注意を払ってまいります。」

天音母「はい……」

深雪「おにい……うぅ……」

ひまり「……」

しばらくすると、蘭達が来た。

蘭「ひまり、天音の容態は……?」

ひまり「安定してるって。」

蘭「そっか……」

その後、リサ先輩や友希那先輩も来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1ヶ月ちょっと経ち、11月となった。

とある日の放課後、容態が不安定だという

聞きたくない知らせが来てしまった。

私は全力で走った。たとえ足に限界が来たとしても。

病院に到着し、病室に向かうと先生が居た。

ひまり「先生!天音君の容態は……?」

医師「安定して来ましたが、やはり油断は出来ません。

しかし、一向に起きる気配がありません。このまm…

いや、やめておきましょう。」

ひまり「そうですか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に1ヶ月が経ち、12月となった。

12月と言えばクリスマス。

クリスマスまでには起きてくれるかな……?

そろそろ起きないと危ないって先生に言われた。

でも、私に出来る事は……

 

 

 

ここ最近は毎日お見舞いをしている。

毎日行ってるって事は、やっぱり私はあーくんの事が大好きなんだな。

……そういえば、すれ違ったままだったなぁ。

今日は蘭達も来ている。

ひまり「あーくん、今日も来たよ」

つぐみ「もう12月だよ、早いね」

モカ「2ヶ月くらい経ったのかな」

巴「そうだな」

蘭「天音……まだなの?」

ひまり「……」

私は前に"あーくんと一緒に居る事が1番幸せ"って言ってたなぁ。

……私は最初から幸せを手にしてたみたい。

なのに……私はああやって……

ひまり「早く、起きてよ……!一緒に……やりたい事、あるのに……!」

あの時ああやって言ったくせに、自分勝手とか、ワガママ過ぎるとか

言われるのは分かってる。

だけど……ワガママを言えるのは……

"君が世界で1番大切な人"だから。

でも……何故失いたくないものは簡単に失ってしまうのに、

失いたいものは簡単に失う事が出来ないのだろうか。

私はあーくんの手を握った。

その冷たい手に、私は悲しさで心が壊れてしまいそうだった。

もう弱音を吐いても良いんじゃないかと思った時、

私が握っていたあーくんの左手が動いた。

ひまり「動いた……?」

天音「んん……ここは……病院……?」

ひまり「あーくん……?」

つぐみ「天音君!」

モカ「あ〜くん!」

巴・蘭「天音!」

天音「みんな……何で泣いてるの……?」

ひまり「だって……だってぇ……!」

つぐみ「とりあえずナースコール!」

 

 

 

 

 

 

この後色々検査をして、退院する事になった。

まぁ、リハビリで通院するけど……

その後、ちゃんとひーちゃんとも仲直りしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「ねぇねぇ!次はあそこのスイーツ屋さん行こ!」

天音「ひーちゃんは食いしん坊だな〜。じゃ、行こっか!」

ひまり「うん!」

 

 

 

 

 

 

「「やっぱりひーちゃん(あーくん)と一緒に居る時が1番幸せです!」」




いかがだったでしょうか?
次回から中3編に入ります!
それでは!


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Chapter2 Aroundight
Section14 甘えん坊のひまりさん


どもども!
ここから中3編に入っていきますが、断片的になると思います!
それでは本編スタート!


そういえば小山の事話してなかったね。

あいつはひき逃げの首謀者として捕まり、

少年院に入れられたんだっけな。

……二度と出て来るな。

クリスマスは家でひまりと一緒に過ごした。

母さんと父さんが帰ってきていたのだが、

色々察したのか、深雪と出かけていた。

出かける時、ハメを外しすぎないようにとか言ってた。

そんな事まだしないよ……

年越しは三日月家に上原一家が来ていた。

年が明けたくらいの時間にお酒を飲んで酔っ払っていた

父さんとおじさんが何をとち狂ったのか、孫は2人以上欲しいだの

早くピーーーーーー(自主規制)出来る歳になって欲しいだのなんだのと

言っていた。母さんとおばさんは呆れていて、深雪は不思議そうな顔をしていて、ひまりは手で顔を隠していた。

……耳まで赤くなってたなぁ。

ヒトヲオチョクッテルトブットバスゾ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年明け後は特に大変な事も無く平穏に過ごし、

circleでライブをした。……楽しかったなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春になり、僕達は中3になった。

ひまりの数学の成績は安定してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今は4月中旬。太陽が丁度いい陽気でポカポカしていて、

お昼寝には最適。

下校中にひまりが公園に寄ってブランコに乗りたいと

言い出したので、今は公園に居る。

ひまり「あーくん、押して〜」

天音「ん。」

僕はひまりの背中を優しく押す。

ひまり「(´-ω-`)))コックリ」

……船漕いでる。

天音「そろそろ帰るよー?」

ひまり「はーい……」

公園を出て、歩いていると、雨雲が出てきた。

天音「夕立か……」

勢い良く雨が降り始める。

天音「走るよ!」

ひまり「うん!」

急いで雨宿り出来る場所に向かった。

天音「結構濡れた……」

ひまり「うぅ……(>艸<。)へくちっ」

天音「寒いのか?」

ひまり「うん……」

天音「ん。」

セーターを差し出す。

ひまり「いいの……?」

天音「大丈夫だよ。」

ひまり「ありがと……」

ひまり「(>艸<。)へくちっ」

天音「(まさか風邪ひいたのか……?結構降ってたからな……)」

ひまり「頭がぼーっとするよぉ……」

天音「……おでこ出して。」

ひまり「ん……」

ひまりの額に触れる。

天音「……熱い。」

こりゃ確定だな。

ひまり「早く……帰ろ……」

ひまりがふらふらしながら歩く。

天音「……乗って。」

ひまり「いいの……?」

天音「そんなにふらふらしてたら危ないでしょ。」

ひまり「うん……」

天音「僕の家で看病するから。」

ひまり「分かった……」

ひまりをおんぶして、濡れながら帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に到着し、ひまりが脱衣所で脱いでる間に、

ひまりのパジャマを用意する。

ひまり「脱いできたよ……」

天音「分かっ……!?」

天音「あ、あわわわわ」

ひまり「どうしたの……?」

天音「は……はだ……」

ひまり「だってパジャマ無いんだもん……」

beautiful……

ていうか前より明らかに大きくなってるし!

中3の大きさかあれ!?

……あれ?平手打ちされてない……

良かった……

ひまり「温めて……?」

ひまりが抱きついてくる。こちとら上脱いでるから感触がとんでもないんじゃボケェ!

天音「わわっ!」

ひまりに押し倒される。

ま、簡単に抜け出せ……?

……え?

何だこの握力!?

天音「ひ、ひーちゃん?1回落ち着こ?ね?」

ひまり「え〜……」

天音「ぼーっとするでしょ?1回寝よ?」

ひまり「ぼーっとしゅるけろぉ……

あーくんひぃ……はまえたいのぉ……」

呂律が回ってない……!

ていうか握力の件絶対約2ヶ月の昏睡のせいじゃん!

ひまり「……ほうだ!からだふいへぇ……?」

天音「うん……」

僕はひまりの体を拭き始める。

ひまり「まえもぉ……」

!?!?!?

……まじかぁ……

ひまり「んっ……」

触っても怒られないのでは……?

僕は好奇心で触ってみる。

ひまり「んあっ……////」

ひまり「もうっ……////あーくんってば……////」

天音「……( ゚д゚)ハッ! ご、ごめん。つい。」

ひまり「変態さんなんだから……////」

何?襲えって言ってんの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体を拭き終わり、パジャマに着替えさせて熱を測ると、

37.5℃あった。

天音「まあそんなもんか……」

ひまり「お腹減った〜」

天音「お粥作るから待ってて。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「あーんして……?」

天音「はい、あーん」

ひまり「んっ……」

ひまり「おいしい」

天音「そう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日には、いつもの元気なひまりに戻っていました。




いかがだったでしょうか?
次回は……なんでしょう!(笑)
それでは!


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Section15 え?そこ行くの?

どもども!
Chapter2は卒業旅行編になると思います!
それでは本編スタート!


作者さんお得意の地味に長い時飛ばしが発動され、

7月上旬を過ぎた頃、月末に行く卒業旅行の計画などを立てていた。

場所?あー、ホノルルだとか。

……海外かぁ。

ひまり「英語話せるかなー?」

モカ「あ〜くん居るから大丈夫〜」

天音「僕頼りですか……」

つぐみ「海行きたいね!」

巴「だな!」

蘭「だね」

メンバー構成はいつもの5人と僕。

その後、色々決めて下校となった。

ひまり「楽しみだね!」

天音「だね!」

天音「あ、言い忘れてたけど今日練習なんだよね」

ひまり「頑張ってね!」

天音「うん!」

ひーちゃんと別れ、circleへと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15分程歩くと、circleの看板が見えてきた。

スタジオに入ると、友希那先輩が居た。

友希那「……早いのね。」

天音「喉の調子を確かめておきたくて。」

友希那「そう。」

10分程確認をしていたら、友希那先輩が話してきた。

友希那「天音。」

天音「何ですか?」

友希那「……曲、作ってみないかしら?」

天音「はい。作ってみます。」

友希那「そう。期待しているわ。」

数分後、他のメンバーもやって来た。

巴「どうも!」

つぐみ「こんにちは!」

モカ「こんにちは〜」

リサ「やっほー☆」

友希那「来たわね、準備して頂戴。」

リサ「おっけー☆」

 

 

友希那「行くわよ。」

5人が首を縦に振る。

友希那「M1917」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、合計3曲やった。

友希那「上出来ね。」

天音「友希那先輩、1つ良いですか?」

友希那「何かしら?」

天音「ギター、1人募集しません?」

天音「意外と打ち込み大変なんで……」

友希那「そうね……探しておくわ。」

天音「分かりました。」

この後、1時間程練習して解散となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後、予定していたcircleでのライブの日となった。

友希那「circle、かかって来なさい!」

観客「わーーーーー!!!!」

天音「This song is called!」

天音・友希那「Blood Sphere Waits For」

電子音のイントロが流れ、楽器隊が演奏し始める。

友希那先輩の掛け声で1番が始まる。

Bush this

sphere is suffering always true

I want to drown in my own tears

Just been heart

Not hear anymore

Who is wrong?

I don't know

Anger is a limit

Are you crying

I don't know

I want to try to believe you still

I did one's best for anything

Gonna crazy

Why does no body understand?

Gonna make me sick

Please give me to love and cheer

I did one's best for anything

Bullshit

Then was the long time flow

Reality does not change anything

You ignored the warning

Not able to save

You're our pest

It's a rotten guys

I believe that is bad

I did one's best for anything

Gonna crazy

Why does no body understand?

Gonna make me sick

Please give me to love and cheer

I did one's best for

Break

Fix

Born

Increase

Accelerating the hatred

Sphere is looking for the truth today

Pest pray to god

You're just being played

Crying

I am always alone

Sleep

I am always alone

The sphere was soilde by us

I just always rely on you

We soil you with blood

You're worst friend

You're my precious earth

You're my best friends

However, I thought only of me

I thought that would be the outcome

Gonna make me sick

Please give me to love and cheer

I did one's best for anything

 

 

 

 

 

この後、5曲演奏して、ライブが終わった。

天音「楽しかったけど暑っつい……」

友希那「そうね……」

つぐみ「だね……」

モカ「水〜……」

リサ「暑い……」

巴「汗だくだ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、circleのラウンジスペースでは……

???「凄かった……」

???「ん……?メンバー募集……?」

そこには、ギターを1人募集!と書いてありました。

???「(私なんかでは皆さんについていけないかもしれない……

でも……皆さんとの活動がこれからの糧になるなら……)」

と、ポスターを眺めていると、後ろから話しかけられました。

天音「……オーディション希望者ですか?」

???「へっ!?」

天音「わわっ!」

???「す、すみません。取り乱しました。」

天音「は、はい」

???「……オーディション希望です。」

友希那「流石に今日はもう遅いから、明日にしましょう。」

???「はい、分かりました。」

天音「あ、先にお名前を伺ってもよろしいですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「……氷川紗夜です。」




いかがだったでしょうか?
最後紗夜さんが出てきましたね!
次回もバンド関連です!
それでは!


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Section16 怖いマスクを被った某ヘビメタバンドは現在8人らしい

どもども!
今回もバンド編です!
それでは本編スタート!


天音「氷川さん、でよろしいですか?」

紗夜「呼びやすい様に呼んで頂いても構いません。」

天音「分かりました。それではまた明日。」

紗夜「はい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日の放課後、他のメンバーが来る前にオーディションを

済ませれるように準備していた。

天音「準備出来ました。課題曲は、M1917とNex:usです。」

紗夜「分かりました。それではいきます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2曲とも演奏が終了した。

天音「お疲れ様です。結果はしばしお待ちください。」

紗夜「はい。」

僕と友希那先輩はスタッフルームに入り、審議をした。

天音「友希那先輩的にはどうですか?」

友希那「かなり正確で良かったと思うわ。」

天音「じゃあ……」

友希那「そうね。」

スタジオに戻り、椅子に座る。

天音「結果はですね……」

紗夜「……」

天音「合格です!」

紗夜「……ε-(´∀`*)ホッ」

天音「紗夜さん、Gloriosaのメンバーとして

これからよろしくお願いします!」

紗夜「よろしくお願いします。」

 

 

 

 

 

 

 

数分後、リサ先輩達がやって来た。

リサ「やっほー☆……って、その子は?」

紗夜「氷川紗夜です。よろしくお願いします。」

天音「紗夜さんは新メンバー。ギター募集してたじゃん?」

リサ「そういえばそうだったね!」

友希那「改めてよろしく、紗夜」

3人「よろしくお願いします!(します〜)」

3人がお辞儀をする。

紗夜「よろしくお願いします。」

天音「そういえば紗夜さん」

紗夜「どうしました?」

天音「実は3日後、ライブがありまして……

何曲ぐらい弾けますか……?」

ここ最近はライブを増やしていた。

紗夜「基本的に全曲弾けます。

弾けなかったらオーディションに来ていませんもの。」

天音「そうですか!頼もしいです!

これから音合わせするので、準備お願いします!」

紗夜「分かりました。」

 

 

 

 

 

 

準備が終わり、演奏の手前に入る。

友希那「いくわよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のノルマが終わり、片付けに入る。

天音「今日も上出来だったね!」

リサ「だね!」

紗夜「ですね。」

つぐみ「……よし。こっち片付け終わったよー!」

天音「分かったー!」

 

 

 

天音「……全部片付け終わり!解散!」

6人「うん!(えぇ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日後、ライブの日となった。やっぱ暑い……

天音「今日も楽しんでくれぇぇぇぇぇ!!!」

天音「サークルピットしろぉぉぉ!!!」

観客「わーーーーー!!!!」

友希那「いくわよ!」

天音「This song is called!」

天音・友希那「MALIGNANT」

 

Yellow 開幕だ

Black 境界も

White 羨望も越え

救い掲げろ

 

僕が散々白と言ったって

君は全然白疑って

僕は僕の色が嫌んなった

命からがら逃げ出せ

 

双璧はいまだ高く聳え

汚した螺旋 満ちた不海 癒えず

砕け Malignant Lymphoma

 

否定 誹謗 また恐れた

 

例外だって正解だ

目を覚ませ I am I

ありのままで【透明を創造して】

撤退したって OKだ色をなくすな

虎の威を剥いで曝け出せ

 

どうかどうか息をして

 

他所の芝生青く栄え

僕は擬態 胸は痛み

 

希望の芽また枯らした

抱いた反逆の血も

 

後悔しないで行こうとした

でも駄目で I am I

傷だらけだ【細胞を浄化して】

もったいなくて持っていたカード捨てたら

匙も投げ去って覚悟だけ

 

腐った yellowに愛定めろ

そうさ己造りだしている枷

Get out

狂った時代に今答えを

腐った yellowに愛定めろ

己創りだしてた壁 Break

 

今闇夜穿つ未来へ

 

例外だって正解だ

目を覚ませ I am I

 

君のままで【透明を創造して】

撤退したって OKだ 君をなくすな

虎の威を剥いで

 

狡猾だって高潔だって

代わりはねえ

それだけの現実で

 

闇夜穿つ未来へ

 

撤退したって OKだ 色をなくすな

虎の威を剥いで曝け出せ

 

Yellow 開幕だ

Black 境界も

White 救い掲げろ

 

どうかどうか息をして

どうかどうか君でいて

 

 

 

この後4曲演奏し、最後の曲となった

天音「Last song is called!」

天音・友希那「Hello, Mr. Judgement」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「確実に暑さがやばくなってる……」

紗夜「ですね……」

まりな「お疲れ様、大丈夫……?」

天音「何とか……」

つぐみ「私も……」

巴「あたしも……」

モカ「あたしも〜……」

天音「まりなさん、後どのくらい休憩出来ますか……?」

まりな「1時間くらい……?」

天音「分かりました……」

この後1時間の間に帰る準備をして、すぐに帰った




いかがだったでしょうか?
次回は卒業旅行になります!
それでは!


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Section17 すれ違う2人

どもども!
卒業旅行ですね〜
それでは本編スタート!


7月末となり、卒業旅行の日となった。

無事に全員集合したので、飛行機に乗った。

ひまり「そういえばあーくん、ホノルルまでどのくらいかかるの?」

天音「えっと確か……長くて8時間だったかな?」

ひまり「そんなに!?待てないよ〜」

天音「はは、ひーちゃんはせっかちさんだな〜」

僕はひーちゃんの頭を撫でる。

ひまり「(´>∀<`)ゝ))エヘヘ」

???「(今日の夜に関係が壊れるとも知らずに

イチャイチャしちゃって……笑)」

???「(これからは三日月君は私のものよ……!)」

新たな魔の手が、天音達に忍び寄っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「ふわぁ〜……やっと着いた……ひーちゃん、起きて」

ひまり「んん……着いたの…?」

天音「着いたよ」

ひまり「ふわぁ……」

目開いてるのこれ……?

 

 

 

 

 

 

 

僕達3-Aは海辺のホテルに泊まることになっている。

先生「事前に配ったプリントを見て、

男子部屋と女子部屋に分かれてくださいねー!」

クラス「はーい!」

 

 

 

 

天音「ここが男子部屋か。」

大樹「みたいだな。」

久しぶりの大樹登場だね!

部屋は結構広い。

大樹「よし!寝る!」

天音「≧(´▽`)≦アハハハ」

男子A「森野は面白いなー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間の自由時間が終わり、遊泳時間となる。

大樹「お前ら!誰の水着が目当てだ!?」

男子A「そりゃもう……」

男子全員「上原さん!!!」

男子B「中学生の大きさじゃないぜあれは!!!」

僕がトイレから戻ると、大樹達が盛り上がっていた。

天音「ふぅ……お前らー、何話してたんだ?」

男子A「いや、その……」

天音「……?大樹、教えてくれる?」

大樹「えっと……女子の水着の話を……」

天音「ひーちゃんは話題に挙がった?」

僕は低い声で聞く。

大樹「。。。。。。」

男子全員「すみませんでしたぁ!!!」

天音「いいセリフだ。感動的だな!だが無意味だ( ^ U ^ )」

天音「……言い出したのは?」

大樹の方向に視線が向く。

大樹「オンドゥルルラギッタンディスカー!!」

天音「オレハクサムヲムッコロス!!!」

大樹「ウワァァァァァァァァ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

大体15時くらいかな。

砂浜にて、僕はひーちゃんを待っていた。

ひまり「あーくん!お待たせー!」

天音「あ、キタキタ!それじゃ行こっ……」

ひまり「どうしたの?」

天音「いや……その……水着、似合ってるなって……////」

ひまり「あ、ありがと……////」ギュッ

ムニュッと胸が押し付けられる。

天音「ひ、ひーちゃんは大胆だね////」

それを遠くから見ていた大樹達はというと……

大樹「良いよなぁ天音は、巨乳のめっちゃ仲が良い幼馴染が彼女って」

男子A「だよなー。幼馴染だから触っても

許してくれるんだろうなぁ……」

男子B「羨ましいわホント」

この後、夕方まで遊んだ。

大樹とかはホテルに戻っていた。

天音「ひーちゃん、そろそろ戻ろっか。」

ひまり「うん!」

ひまり「こっち向いて!」

天音「何……!?」

ひーちゃんがキスをしてきた。

ひまり「ぷはぁ……////」

天音「ひーちゃん……////」

ひまり「行こ……?////」

天音「うん……////」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテルに戻り夕食を食べて、

肝試しの時間まで待つことになったのだが……

女子部屋では、恋バナとなっていた。

???「やっぱり上原さんの惚気話聞きたいよね〜」

この子は中井詩織。このクラスの女子のボス的な存在。

女子達「ね〜」

ひまり「あ、あんまりないよ〜?」

詩織「そんな事言って〜、ホントな沢山あるんでしょ〜?」

ひまり「無いってば〜」

詩織「ちぇ〜、私はあるよ〜?」

女子達「何〜?」

巴「(嫌な予感がする……)」

詩織「三日月君の彼女は〜、私って話〜」

女子達「え〜!?」

つぐみ「(……え?)」

巴「(……は?)」

蘭「(……は?)」

ひまり「(……え?)」

蘭「ちょっと待って」

詩織「何ー?」

蘭「天音の彼女はひまりだけど?」

詩織「私だよー?」

蘭「証拠あんの?」

詩織「このブレスレット〜」

蘭「たまたまでしょ?」

蘭「(天音はひまりの彼氏だっていうのに、

勝手に自分の彼氏にして……許せない。)」

あたしは怒りがこみ上げてきた。

詩織「たまたまじゃないよ〜、ほら!この赤薔薇!」

詩織「これの花言葉はね〜、一目惚れって意味があるんだよ〜」

女子達「そうなんだ〜」

蘭「(ありえない……!天音がひまり以外と付き合うなんて……!)」

女子A「意外と三日月君ってチャラいんだね〜」

女子B「ね〜」

ひまり「……嘘だっ!!!!!!」

つぐみ「ひまりちゃん!?」

詩織「何ー?乗り換えられたから悔しいのー?」

ひまり「思い出の場所で私が約束した事を

思い出させてくれて、一緒に居る事が1番幸せって思わせてくれて!

事故に遭った時、誰よりも大切な人って気付かせてくれた人がそんな事するはず無い!!!!!!」

私は涙を浮かべていた。

つぐみ「ひまりちゃん……」

蘭「ひまり……」

詩織「それは上原さんの勝手な思い込みじゃないのー?」

ひまり「……っ!」バタン!

蘭・巴「ひまり!」

つぐみ「ひまりちゃん!」

モカ「ひーちゃん!(みんな信じちゃってる……!)」

詩織「あはははははは!!!!!!」

詩織「今頃喧嘩じゃなーい?」

 

 

 

その頃ひまりは……

ひまり「(もう分かんないよ……!)」

天音「あ、ひーちゃん。丁度良かった、

良かったら屋上に「ほっといて!!!」……え?」

天音「……何で泣いてるんだ?」

女子部屋から出てきたよな……

行ってみるか……

コンコン

天音「三日月です」

ガチャ

天音「……蘭?」

蘭「天音!!!中井と付き合ってるってホント!?」

??????

天音「……え?」

天音「何の事……?」

巴「とぼけるな!!!」

天音「待って、ホントに分からん。」

つぐみ「天音君……?」

詩織「三日月くーん!」ギュッ

天音「は……?」

大体予想はついた。

天音「中井……!てめぇ……ひーちゃんに何吹き込んだ……!」

詩織「別にー?」

こいつ……!抱きつく力を強めてくる……!

天音「離れろ!!!」

詩織「きゃっ!」ドテッ

子分達「彼女押し飛ばすんだー……」

天音「てめぇらは引っ込んでろ!!!」

蘭達以外の女子がビクッとする。

先生「どうしたんだー?」

詩織「三日月君が私の事押し飛ばしました……!」

天音「……!?」

先生「三日月!女の子を押し飛ばすなんて何考えてるんだ!」

天音「……誤解です。」

先生「何が誤解だ!」

モカ「先生、少し良いですか?」

天音「モカ……?」

モカ「この救世主モカちゃんに任せなさ〜いっ(小声)」

モカが右目でウインクする。

先生「何だ?青葉」

モカ「実は……」ごにょごにょ

先生「中井、先生の所に来なさい。話がある。

……それと、三日月。上原のとこに

行ってあげるんだ。上原は屋上に居る。」

天音「分かりました。」

先生「……頑張れよ。」

天音「はい!」

詩織「(どうして……!?まさか、青葉さんは気づいてたの……!?)」

僕はひーちゃんの元へ向かった。




いかがだったでしょうか?
早いとは思いますが卒業旅行は次回で終わりです!
それでは!


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Section18 たとえ君に嫌われようと何度でも僕は

どもども!
今回は卒業旅行最終日です!
それでは本編スタート!


私は今、屋上で夜の景色を眺めていた。

ひまり「……」

 

 

 

 

 

僕は屋上までの階段を全速力で駆け上がっていた。

天音「屋上まで段数多すぎ……!」

 

 

 

 

 

 

 

何で上手くいかないんだろう。

恋愛ってそういうものなのかな。

好きって何なのかな……?

ひまり「はぁ……」

大きな溜息をつくと、屋上の入口のドアが勢い良く開いた。

天音「ひーちゃん!!!」

ひまり「あーくん……?」

どうして……?

天音「ハァ……ハァ……疲れた……」

天音「ひーちゃん!!!」

ひまり「……何?」

天音「僕は!!!ひーちゃんの事が!!!大好きだよ!!!」

ひまり「今更言ったって……」

天音「中井が言ってたのは全部嘘!モカに聞けば分かる!だから戻ろ!」

ひまり「ホント……?」

天音「ホント!!!」

ひまり「分かった……」

 

 

 

 

 

 

 

私達は部屋へ戻った。

天音「モカさん、ご説明をお願いします。」

モカ「らじゃ〜」

ー状況説明中ー

ひまり「良かった……!良かったよぉ……!」

ひーちゃんが僕に抱きついてきた。

天音「ごめんね。心配かけたね。」

ひーちゃんの頭を撫でてあげる。

天音「モカ、ホントに助かった。

あの時モカも気付いてなかったらと思うと……」

モカ「いいってことよ〜。これもババ……じゃなくて、帰ったらやまぶきベーカリー満腹セットね〜」

天音「それくらい安いもんよ。」

モカ「モカちゃんハッピ〜」

モカが「ぶいっ」ってピースをした。

天音「( ´∀`)ハハハ」

巴「天音、その……ごめん。嘘に気付けなかった。」

蘭「あたしも……ごめん。」

つぐみ「私も……ごめんね?」

天音「大丈夫だよ。気にしないで。」

天音「そういえば次の予定って……」

巴「肝試しだったよな……?」

蘭「肝試し……?」ガクガク

天音「蘭……?足めっちゃ震えてるよ……?」

蘭「べべ、別に怖くないし!!!」ガクガク

天音「そう……」

絶対怖がってるじゃん……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肝試しの時間となり、ペアはくじ引きで決まった。

ペアはというと

蘭・天音

ひまり・巴

モカ・つぐみ

※大樹は1人でやります。

大樹「ウソダドンドコドーン!!!」

 

 

先生「最初は……美竹と三日月か……」

先生「三日月のペアはスタート位置につけー」

蘭「天音ぇ……リタイア出来ないの……?」

蘭がめっちゃ怖がって腕にしがみついてくる。可愛い。

天音「途中まで行かないと出来ないらしいよ。」

蘭「え……?」

先生「開始!ファイトー」

モカ「蘭〜、ファイト〜」

 

 

 

 

最初はかなり暗い廊下。

天音「oh……最初から廊下か……」

蘭「無理無理無理!!!」

天音「すぅぅーーー……」

天音「よし!行こう!」

蘭「え!?」

天音「え!?行かないの?終わらないよ?」

蘭「うぅ……」

天音「……置いてくよ?」

蘭「天音の意地悪……って、もう進んでるし!心の準備が!」

天音「蘭の事待ってたらゴール出来ないし。」

お化けが現れた。

蘭「いやぁぁぁぁ!!!!」

 

 

一方待機場所では……

つぐみ「蘭ちゃん大丈夫……「いやぁぁぁぁ!!!!」え……?」

ひまり「蘭だね……」

巴「大丈夫か……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音と蘭は……

蘭「そ、そこ……!」

天音「?」

蘭「そこのドア……!」

天音「ああ、そこ?」

蘭「絶対出るって!」

天音「なら行くしかないね!」

強行突破ァ!

蘭「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

蘭「はぁ……はぁ……もう終わり……?」

天音「まだ中間地点過ぎたくらいだけど?」

蘭「え……?」

蘭「もう無理ぃ……!」

蘭が座り込んでしまった。

天音「うーん……」

天音「ん。」

蘭「何……?」

天音「おんぶしてあげるから、顔隠して。」

僕は蘭の前でしゃがんだ。

蘭「ありがと……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「そろそろゴールだから、降りて。」

蘭「分かった。」

 

 

 

先生「お、帰ってきたな。」

先生「どうだった?」

天音「最初が廊下はホントにキツイです……」

先生「( ´∀`)ハハハ そうか。」

 

 

 

 

 

 

ひまり「うぅ……怖い」

巴「大丈夫だって!」

先生「三日月、ついてってあげてくれ。」

天音「え?」

先生「上原は三日月の彼女じゃないのか?」

天音「そうですけど……」

先生「彼女を守るのが彼氏の役目だろ?(小声)」

天音「……分かりました。」

ひまり「先生何言ったの?」

巴「……さぁ?」

天音「じゃ、行くぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」

天音「2回目でも少し驚くな……」

天音「ひーちゃんの叫びはホントに驚く……」

巴「だな……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌々日、海で少し遊んで飛行機に乗って帰った。

……楽しかったなぁ。




いかがだったでしょうか?
次回は日常編です!
それでは!


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Section19 使い方次第では聖剣にも魔剣にもなる

どもども!
今回はバンド練とかです!(サブタイがバトル系みたいだけど)
それでは本編スタート!


卒業旅行から帰ってきた後の8月上旬。

僕は2日間の振替休日で楽曲作成に取り掛かった。

天音「うーん……」

歌詞が思いつかない。

天音「難しい……」

天音「思い出したら何か得られるかな……」

不登校時代の事を思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの時はずっと引きこもってたなぁ

髪とかはちゃんと切りに行ってたけど

ちょくちょくひーちゃんが来てくれてたなぁ

……追い返してた様な……

天音「はぁ……」

追い返してしまった事を少し後悔する。

天音「……ちょっと思いついたから書くか……」

 

 

 

3時間後……

天音「出来た……んん……疲れた……」

意外と早く終わった。

 

 

 

 

 

 

 

翌日の練習にて

スタジオに入ると、友希那先輩と紗夜さんが居た。

友希那「今日も早いわね。」

紗夜「良い事です。」

天音「そうですか。」

天音「それと、友希那先輩」

友希那「何かしら?」

天音「新譜の事なんですけど……」

友希那「出来たのかしら?」

天音「はい。」

ファイルを渡す。

友希那「……良いと思うわ。」

天音「そうですか。」

 

しばらくすると、他のメンバーも来た。

友希那「皆、今日は天音の作った曲をやるわよ。」

リサ「おっけー!」

つぐみ・巴・モカ「はい!(は〜い)」

 

 

 

 

 

友希那「いくわよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は8曲演奏した。

友希那「今日も上出来だったわね。」

つぐみ「ですね!」

紗夜「(皆さんの圧倒的な技術……This World Is Unreasonable.の

1分25秒くらいからの宇田川さんのツーバスの高速連打と、

2分くらいからアウトロまでの盛り上がりがすごかった……)」

巴「足がくたくただ……」

モカ「ともちん大丈夫〜?」

巴「なんとか……」

天音「次のライブのセトリをファミレスで……って思ったけど、

巴が産まれたての小鹿に近い状態だからなぁ……」

巴「あ、あたしは大丈夫だ!気にしないで行こうぜ!」

めっちゃ足震えとりますやん……

天音「でも……」

巴「気にすんなって!家に帰って休めば治るから!」

天音「分かった……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕達Gloriosaのメンバーは、

現在ファミレスにて次回のセトリ決めをしていた。

天音「次回は9月末だから……少しは涼しいかな……」

リサ「7月のあれは……死ぬかと思ったもん……」

つぐみ「軽い熱中症になってた気がする……」

巴「狭いし人多いし暑いしでホントやばかった……」

紗夜「あの時は走馬灯が見えました……」

天音「とりあえず……仮のセトリだけど、

This World Is Unreasonable.とThe Noise Bring Disorder To Peopleは入れる予定。」

巴「oh……」

天音「This World Is Unreasonable.はトリに入れると思う。」

巴「体力残ってるかな……」

巴「足鍛えておくか……」




いかがだったでしょうか?
次回は特別編です!
それでは!


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Section special Part1 僕とひーちゃんとリサ先輩のハチャメチャお泊まり会

どもども!
今回はリクエスト編です!
それでは本編スタート!


夏休みのとある日。

今日はひーちゃんと僕の家でお泊まり会。

の、はずだったのだが……

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「……なんでリサ先輩が居るんですか!?」

リサ「ひまりに誘われたから来ちゃった☆てへっ☆」

なんだろう……モカのウインクは頼もしさを感じるのに(状況が状況だったからかもしれないけど)今は普通の状況だから

何も感じない……!むしろイラつく……!

天音「はぁ……折角2人きりで泊まれると思ったんだけどなぁ……」

リサ「そんなにおねーさんが嫌か〜?悪い子は……えいっ!」

天音「わぷっ!」

リサ先輩が自分の胸に僕の顔を押し付ける。

天音「んん、んんんんんん」

リサ「ほれほれ〜」

ひまり「もう!リサ先輩!あんまりあーくんで遊ばないで下さいよー!」

リサ「アハハ、ごめんごめん……」

ひまり「私の方が大きいんですからね!」

え?何このおっぱいマウント?

ひーちゃんもさっきのリサ先輩と同じことをする。

天音「んんん、んんんんんんんん」

僕の顔がすっぽり入ってる……

天音「息出来なかった……」

ひまり「ご、ごめんね?」

天音「うん……」

ひーちゃんは僕の好きな匂いを分かってるから服の匂いが良すぎる……

リサ「そういえばツイスターゲーム持ってきたんだ!」

ひまり「おぉ!」

リサ「ここに広げてっと……」

リサ「よし!やるよ〜!」

ひまり「おー!」

ツイスターゲームって何が起きるか分からないあの恐怖のゲーム……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ「ひまりは2番目の青、天音君は2番目の赤。」

ひまり・天音「はい!」

ひまり「よいしょっと……」

天音「よいしょ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ「ひまりは5番目の緑、天音は6番目の黄色。」

ひまり「よいしょ……」

天音「よいしょ……」

むにゅん

ひまり「ひゃっ!もう、あーくんったら……!」

天音「ご、ごめん!」

リサ「そのままね〜」

天音「は!?」

ひーちゃんが四つん這いで前に倒れ気味だから手の甲にがっつり

胸が当たってる……!ていうか最近ひーちゃん

こういうのに優しくなった……?

天音「こういうのを見越してツイスターゲームやりやがったな!?」

リサ「もうちょっと仲とか距離を縮めて欲しくて……」

天音「嘘つけぇ!」

リサ「バレた?」

リサ「ひまりは1番目の赤!天音君は2番目の青!」

ひまり「う、腕が……」

すげー密着してるんですけど!?

ひまり「もう限界……!」どてっ

天音「わわっ!」

むにゅん

僕が仰向けに倒れている状態にひーちゃんがうつ伏せで乗っている。

リサ「そのままひまりは天音君にキス!」

天音「え!?」

ひまり「んー……」

チュッ

天音「……////」

ひまり「えへへ……////」

リサ「満足満足!」

天音「はぁ……まったくこの人は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ「次はねー、ポッキーゲーム!」

天音「はぁ……」

リサ「ひまり、ポッキー咥えて」

ひまり「はーい!」

 

 

リサ「天音君はアタシが押さえるから」

え?

待って!身動き出来ない!馬鹿力過ぎない!?

ひーちゃんが近づいてきてる!

ひまり「んー……」

リサ「ほら!天音君!口開けて!」

天音「こんな形でキスはするもんじゃない!」

リサ「口開けないと……」

天音「はぁ……あーん」

ぽり、ぽり

ぽり、ぽり

ひまり「んっ……」

天音「んんっ……」

ひーちゃんの唇……やっぱめっちゃ柔らかい……

天音「んんっ……!?」

え!?ひーちゃん舌入れてる!?

リサ「おぉ……大胆……」

ひまり「ぷはぁ……////」

天音「ぷはぁ……////」

口からは糸が引いていた。

天音「ひーちゃん、意外と大胆だね……」

ひまり「そ、そうかな……?」

ティッシュで口を拭く。

リサ「そうだ!天音君最近お疲れ気味みたいだしさ!

マッサージしてあげようよ!ひまり!」

ひまり「はい!」

リサ「じゃあ、シャツ脱いで?」

天音「え?」

上裸になれって言うのか!?

ひまり「脱いで……?」

天音「はい……」

 

 

 

 

 

 

ひまり「どう……?」

天音「すごくいいよ……」

天音「んっ……あっ、そこ……いい……」

※マッサージです。

リサ「ひまり、ちょっといい?」

ひまり「?」

リサ「えっと」ごにょごにょ

ひまり「はい!」

天音「どうしたのひーちゃ……「むにゅん」え!?」

さっきとは明らかに感触が違う!

何か少し突起物が……?

リサ「ひまりがシャツを脱いでマッサージしてるんだから感謝しなよ?」

天音「えぇ……」

あ、感触が消えた

……って冷たっ!

リサ「次はローションだよ!」

は!?ホントにマッサージかよ!?

ひまり「はぁっ……♡んっ……♡」

ひーちゃん大丈夫なの……?

リサ「落ち着く?」

天音「いえまったく!!!」

落ち着かんわこんなん!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方になり、リサ先輩がこんな事を言い出す。

リサ「3人でお風呂に入ろ!」

天音「……は?」

ひまり「嫌なの……?」

ひーちゃんの上目遣いはずるい!

天音「い、良いけど……」

 

 

 

 

 

 

 

リサ「3人じゃちょっと狭いねー」

天音「はぁ……」

今の状態は僕の前がリサ先輩で後ろがひーちゃん。

今日だけで何回女の子の胸を触ったんだろう……

リサ「天音君ー?何か当たってるぞー?」

天音「しょうがないでしょ……!こんなに密着してるんだし……!」

リサ「どのくらい我慢出来るかなー?」

 

 

 

 

 

 

 

 

15分後……

天音「も、もういいんじゃないですか……?」

リサ「まだまだ!」

ひまり「そうだよ!あーくん!」

はぁ……1回反省してもらおうかな……

天音「……1回上がって」

リサ「えー?」

天音「上がって」

リサ「はい……」

天音「ひーちゃんも」

ひまり「はーい……」

リサ「ど、どうするの……?」

リサ「ひゃっ!あ、天音君……?」

ひまり「あ、あーくん……?」

天音「2人とも僕の事をからかい過ぎです……!

反省してもらいます……!」

ひまり「ま、待って!」

天音「だめ!」

 

 

 

 

このあとめちゃくちゃ……

※超えてはいけない線は超えてません。




いかがだったでしょうか?
次回は色々です!
それでは!


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Section20 それぞれが別々の場所で

どもども!
今回はライブ回とかです!
それでは本編スタート!


夏休みが明け、気付いたら9月末になっていた。

また地味に長い時飛ばしか……

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は新木場STUDIO COASTでライブの日だ。

テンション上がってきた!!!

 

 

 

 

巴「テンション上がってきたー!!!」

つぐみ「そうだね!」

紗夜「そうですね。」

友希那「そうね。」

リサ「アタシも!」

モカ「あたしも〜」

 

 

 

 

18:00 ライブ開始となった。

友希那「こんばんは。Gloriosaです。」

観客「わーーー!!!!」

友希那「まずはいつもの曲から。M1917」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演奏終了後……

友希那「メンバー紹介いくわよ!」

観客「わーーー!!!!」

友希那「ギター!氷川紗夜!青葉モカ!」

紗夜「よろしく。」

モカ「よろしく〜。」

友希那「ベース!今井リサ!」

リサ「よろしくー☆」

天音「ドラム!宇田川巴!」

巴「よろしく!」

天音「キーボード!羽沢つぐみ!」

つぐみ「よろしくお願いします!」

リサ「そして我らがツインボーカル!」

リサ「湊友希那!」

友希那「よろしく。」

モカ「三日月天音〜。」

天音「よろしく!」

観客「わーーー!!!!」

友希那「次の曲は天音が作った曲よ。」

観客「おーーーー!!!!」

友希那「天音。」

天音「Next song is called!」

天音「Alone//Dite」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブ中盤となり、会場のボルテージは最大となっていた。

天音「調子どうだーーー!!!」

観客「わーーー!!!!」

天音「疲れたとか言わせねぇからなー!!!!!」

観客「おーーーー!!!!」

天音「Next song is called!」

天音「This World Is Unreasonable.」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「まだまだ行くぞーー!!!」

観客「おーーーー!!!!」

天音「Next song is called!」

天音「The Noise Bring Disorder To People」

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「次で最後の曲となってしまいました!」

観客「えーーーーー!!!」

天音「最後まで暴れて楽しんでくれよなーーー!!!」

観客「おーーーー!!!!」

天音「Last song is called!」

天音「Raccoon Dead」

 

 

 

 

 

 

 

今日のセトリ

1.M1917

MC

2.Alone//Dite

3.Sign.

4.Nex:us

5.Blood Sphere Waits For

MC

6.Hello, Mr. Judgement

7.Smells Like Unknown

8.Ⅱ:α→Ω:Ⅱ

9.This World Is Unreasonable.

10.The Noise Bring Disorder To People

11.MALIGNANT

ENCORE

12.Raccoon Dead

 

 

 

 

 

 

 

ライブ終了後、楽屋は……

巴「今までで1番疲れたかも……」

つぐみ「私も……」

天音「全部アップテンポだったからね……」

友希那「そうね……」

紗夜「そうですね……」

リサ「指が……」

モカ「あそこにパンが……」

天音「無いよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1週間後、つぐみが話したい事があると言って

僕と友希那先輩と紗夜さんとリサ先輩を呼んだ。

天音「つぐみ、話って?」

つぐみ「あのね……」

状況説明中……

天音「ふむ、幼馴染5人でバンドを組みたいと?」

つぐみ「うん……あの時5人で出来る事は無いかなって考えたら……

バンド組もうって言っちゃって……」

つぐみ「ごめんね……?」

天音「まぁ、良いんじゃない?ね?友希那先輩、紗夜さん」

友希那「えぇ。幼馴染は大事だもの。

それと、そこでも楽しく技術を高めればいいわ。」

紗夜「そうですね。別々の場所で自身を高めて、

いずれまた集まりましょう。」

リサ「だね!」

天音「だってさ。」

つぐみ「ありがとうございます……!」

こうして、Gloriosaは1度休む事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月を過ぎたとある日のこと。

テレビのニュースを見ていると……

天音「え!?友希那先輩のお父さんのバンドが解散!?」




いかがだったでしょうか?
Gloriosaは1度休憩して別々のバンドを結成していきます!
友希那先輩関連の時系列に少し違う点があるかもしれませんが、
オリジナル展開なので!!!(大声)
次回はあの青薔薇が出ると思います!
それでは!


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Chapter3 Let me hear your thought
Section21 一体どうしたんですか?


どもども!
今回はRoseliaのバンドストーリーに
オリジナル展開を加えた感じです!
それでは本編スタート!


今は4月。僕達は高校1年生になった!

……って、また地味に長い時飛ばしか。

まぁ3月に山梨にある遊園地に行ったくらいしか無いからいっか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始業式から1週間程度経った頃。

朝登校していると友希那先輩に会ったから、挨拶したんだけど……

天音「あ!友希那先輩!おはようございます!」

友希那「……おはよう」

え?何この間前までこんなの無かったよね?

まさか、あの事が関係してるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、友希那先輩に呼ばれたので行ってみると、

リサ先輩も居た。(ひーちゃんはバンドって言ってた。)

天音「友希那先輩、朝どうしたんですか?

いつもならすぐに挨拶返してくれるのに。」

友希那「……少し寝不足で機嫌が悪かったの。ごめんなさいね。」

天音「そうでしたか。で、用件とは?」

友希那「天音。」

天音「はい?」

友希那「私と、バンドを組んでくれないかしら?」

天音「……え?」

唐突過ぎるんだが……

友希那「駄目かしら?」

天音「……いや、良いですけど」

天音「Gloriosaとはまた別のですか?」

友希那「えぇ。」

天音「……パートは?」

友希那「基本的にはサイドボーカルと電子音のプログラミングで、

たまにギターの場合やリードボーカルの場合があるわ。」

意外と多いな……

友希那「バンドの基本的な楽器は出来るとカラオケの時に

上原さんから聞いたわ。」

天音「そうですか……」

ひーちゃん……

天音「ベースはリサ先輩ですか?」

リサ「うん!」

天音「今回もツインギターですか?」

友希那「そうね。」

友希那「後、別にキーボードを募集するわ。」

天音「ほう。」

友希那「今日circleに行って探すわよ。」

天音「え?」

友希那「行くわよ。」

天音「ちょ、引っ張んないで!」

この人強引だな……

 

 

 

 

 

15分程歩くと、circleが見えてきた。

……だが、友希那先輩が……

友希那「あっ、にゃーんちゃん……」

リサ「友希那ー?」

野良猫に気を惹かれていた。

 

 

 

circleに入ると、何やらバンドメンバーが言い争っていた。

……って、紗夜さんじゃん

あ、話し終わったみたいだ。

友希那「……紗夜?」

紗夜「あら、湊さん。お久しぶりです。」

友希那「久しぶりね。どうしたのかしら?」

紗夜「新しく組んだバンドのメンバーと喧嘩をして、

今脱退した所です。」

リサ「何があったの?」

リサ先輩が聞く。紗夜さん、Gloriosaの時の表情はどこに……?

紗夜「バンドに対する気持ちと言いますか……」

友希那「……バンドに楽しさは要らないと?」

紗夜「単刀直入に言えばそうですね。」

……え?どういう事?

何があったの?

リサ先輩めっちゃ驚いてるし。

まさか前に言ってた妹さんの事か?

……とりあえず、このままの状態でGloriosaは復活なんか出来ない!

友希那「私もそう思っていたわ。紗夜。」

え?何がどうなってんの?ここパラレルワールド?それとも闇堕ち?

友希那「私ともう一度、バンドを組まない?」

紗夜「えぇ。」

リサ「ちょっと待って!友希那はなんとなく知ってるけど、

紗夜まで何でバンドに楽しさは要らないって言ってるの!?」

友希那先輩はやっぱりあの事が……

紗夜「……今井さんには関係ない事です。三日月君もメンバーに?」

天音「あ、はい……。」

一体どうなってるんだ……?

 

 

 

 

 

???「あ、あの!友希那さん!」

友希那「あなたは……?」

天音「お、あこじゃん」

あこ「みか兄!」

天音「巴の妹だよ、友希那先輩(小声)」

友希那「そうなのね(小声)」

友希那「宇田川さんの妹なのね。」

あこ「はい!……あ!Gloriosaで一緒にやってましたもんね!」

友希那「えぇ。」

天音「あっ、用件は……?」

あこ「えっと、あこをバンドのメンバーにして欲しいです!」

4人「……え?」




いかがだったでしょうか?
友希那先輩と紗夜さんのバンドに対する気持ちが
変わってしまっていますね……
次回もRoselia編です!
それでは!


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Section22 ……闇堕ちしたのか?

どもども!
今回もRoselia編です!
それでは本編スタート!


4人「……え?」

あこ「駄目、ですか……?」

天音「いや、テストしてないし……」

友希那「そうよ。」

今は16:30か……

天音「まあ時間的には出来ないことも無い。やる?」

あこ「うん!やる!」

天音「いいですか?友希那先輩」

友希那「えぇ、構わないわ」

 

 

 

 

 

 

 

あこ「……いきます!」

演奏が始まった。

技術は申し分無い。けど……

 

 

 

 

 

 

あこ「どうでしたか?」

友希那「……走ってるわね。」

あこ「やっぱり……ですか?」

天音「でも技術は問題無し。伸び代もかなりある。」

天音「巴に教えて貰ってたのか?」

あこ「うん!おねーちゃんに教えて貰ってたんだ!」

紗夜「(おねーちゃん……)」

リサ「(紗夜の顔が暗い……)」

天音「合格、で良いですかね?」

友希那「そうね。」

あこ「やったー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

合格した日の夜

あこ「あこね、友希那さんのバンドに入ったんだ!」

???「良かったね……あこちゃん……」

彼女の名は白金燐子。あこの友達である。

……これもまた、運命なのだろうか。

彼女も友希那達と会うことになるのはまだ先のお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日の放課後、僕はまた友希那先輩とリサ先輩に連れられていた。

天音「またですか……?」

友希那「えぇ。FWFまでに集めたいもの。」

天音「規定人数はこれで大丈夫じゃ?」

友希那「べ、別にいいじゃない。天音の負担を減らしたいのもあるし。」

天音「はいはい、そうですか……」

Future World Fes、通称FWF。

常連でも余裕で予選落ちするあのフェスか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友希那「居ないわね……」

リサ「そんな簡単に見つからないでしょ……」

あこ「そうですよね……」

天音「ですよね……」

天音「……ん?」

カフェスペースに紗夜さんいる。

美味しそうにポテト食べてる。可愛い。

……あ、こっちに気づいた。なんか顔赤くしてるんだけど……

食べ終わったのか。片付けてこっちに来た。

紗夜「こ、こんにちは皆さん。ききき、奇遇ですね」

天音「こんにちは紗夜さん。」

天音「そういえばここのカフェスペースってポテトあるんですね。」

紗夜「そうなんですよ。あるって知った時びっくりしました。」

紗夜「今日もメンバーを?」

天音「はい。」

あこ「ゆ、友希那さん!」

友希那「何かしら?」

あこ「友達に連絡して、キーボード弾ける人探してきて良いですか?」

友希那「……良いわよ。」

あこ「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燐子「あこちゃんに貰った動画で音合わせした時、楽しかった……」

スマホが鳴ってる。あこちゃんからだ。

燐子「もしもし、あこちゃん。どうしたの?」

あこ「りんりん、知り合いにピアノ弾ける子居ない!?」

燐子「う、うーん……」

あこ「来れたらcircleに来てって言って欲しいんだ!」

燐子「う、うん……」

あこ「よろしくね!」

燐子「分かった……」プツッ

私はピアノの方を見る。

燐子「……」

また、ピアノを弾いて楽しいと思えた……あの人達となら……!

私は急いで玄関で靴を履き、家を出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あこ「うーん……遅いなぁ……」

天音「大丈夫なのか……?」

あこ「だ、大丈夫だよ!「あこちゃん!」りんりん!?」

燐子「はぁ……はぁ……はぁ……」

あこ「りんりんピアノ弾けるの!?」

燐子「うん……!」

友希那「スタジオへ行くわよ。」

燐子「はい……!」

 

 

 

 

 

 

 

燐子「いきます……!」

燐子が奏でる旋律は、素晴らしいものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友希那「合格ね。」

天音「何も言う事は無いほど良かった……」

燐子「ありがとう……ごさいます……!」

天音「えっと、お名前は……」

だってりんりんとしかあこが言ってないんだもの。

燐子「白金……燐子です……」

天音「学年は……」

燐子「高校2年生です……」

歳上かよぉ!

このバンド歳上多くね!?

天音「僕は高1なので燐子さんで。」

燐子「はい……それと……」

天音「それと?」

燐子「一人称が「僕」なの……好みです……」

天音「あ……はい」

燐子さん、僕っ子好きか……

天音「燐子さん、一人称が「僕」の小さい子好きですか?」

燐子「はい……////」

当たってるぅ!

天音「そうですか……」

友希那「……そろそろ良いかしら?」

天音「あっ、はい……」

友希那「バンド名を決めたいのだけれど……」

リサ「あー……」

天音「Roselia……ってのは?」

友希那「RoseとCamelliaかしら?」

天音「そう。Roseは青薔薇。」

友希那「良いと思うわ。」

あこ「良いと思う!」

燐子「良いと思います……」

紗夜「良いと思います。」

リサ「良いと思うよ!」

満場一致みたいだな。

天音「よし、Roseliaで決まりだ!」

5人「おー!(えぇ。)」

天音「掛け声作ろう!」

あこ「おーーーー!!!!」

天音「こうやって……」

紗夜「分かりました。」

リサ「おっけー☆」

天音「じゃあ友希那先輩、よろしく。」

友希那「いくわよ。」

友希那「Roselia」

6人「ファイティーン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、本来とは違う青薔薇の物語が、始まるのであった。




いかがだったでしょうか?
次回はバンド練に入っていきます!
それでは!


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Section23 やっぱり人ってのは頑張り過ぎちゃうと良くない

どもども!
今回はバンド練です!
それでは本編スタート!


Roselia結成から翌日の学校の昼休み。

天音「ひーちゃん、屋上でお昼ご飯食べよ!」

ひまり「はぁ……」

天音「……ひーちゃん?」

ひまり「ふぇっ!?どどど、どうしたの?」

天音「屋上でお昼ご飯……」

ひまり「う、うん!行こ!」

天音「う、うん」

ひーちゃんと屋上に行くと、蘭達が居た。

蘭「天音、ひまり」

巴「よっ!」

つぐみ「あ!ひまりちゃんと天音君だ!やっほー!」

モカ「手繋ぎしてる〜ラブラブですな〜」

ひまり「え、えへへ……」

天音「(なんかひーちゃん、元気無い……?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「ひーちゃん、今日どうしたの?元気無いよ?」

ひまり「そ、そんな事無いよ!」

モカ「実はね〜」

天音「ほう……」

蘭がお父さんとバンドの事で喧嘩してるらしい。

天音「蘭、何か僕に出来ることがあったら……」

蘭「要らない。これはあたしの問題だから。」

天音「そっか……」

巴「ちょっと蘭、天音が気にかけてくれてるのにそれは無いんじゃ……」

天音「あんまり1人で抱え込まない方が……」

蘭「要らないって言ってるじゃん。」

天音「……?」

天音「ねぇひーちゃん、蘭ってこんなんだっけ?(小声)」

ひまり「うーん……(小声)」

何でだ……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、Roseliaの練習があったので、circleへと向かった。

友希那「時間通り来たわね。始めるわよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに今日やる予定の曲

1.Catastrophe(天音メイン)

2.Black Shout (友希那メイン)

3.Daybreak(天音メイン)

4.Fire In The Sky(天音メイン)

5.LOUDER(友希那メイン)

3曲目が終わり、休憩中のところで、緊急事態が発生した。

リサ「ん……?天音君ー、ひまりから電話だよー」

天音「何だ……?」

天音「もしもしひーちゃん、どうした……「つぐが倒れたの…!」えっ!?」

血の気がサーッと引いた。

天音「……分かった、すぐ行く。」

あこ「ど、どうしたの?」

天音「つぐみが……倒れた……」

5人「え!?」

友希那「早く行きなさい!」

天音「は、はい!」

僕はcircleを飛び出した。

 

 

 

 

天音「(つぐみ……最近学校でも頑張りすぎてるとは思ったけど……!

僕が気づいていれば……!くそっ!)」

僕はただひたすら病院まで走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院に着く頃には、走る力は残っていなかった。

天音「はぁ……はぁ……」

天音「すみません!羽沢つぐみさんの病室は!」

スタッフ「3階のこちらの部屋です。」

天音「ありがとうございます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3階、つぐみの病室にて

天音「ここか……」

コンコン

どうぞー

巴「天音……」

ひまり「あーくん……」

つぐみ「天音君……」

モカ「あ〜くん……」

蘭「天音……」

天音「みんな来てたのか……」

天音「で、どうしたんだ?つぐみ」

つぐみ「……頑張りすぎちゃったみたい。」

天音「ったく……心配したんだぞ?」

つぐみ「ごめんね……」

天音「痩せ我慢は良くないって昔から言ってきたろ?」

つぐみ「うん……」

天音「いつ退院なんだ?」

つぐみ「明後日には出来るよ。」

天音「そっか。」

天音「Roseliaの練習があるから、僕はこれで。」

ひまり「ま、待って!」

天音「何?」

ひまり「蘭の事なんだけど……」

蘭は今飲み物を買いに行っている。

ひまり「蘭と蘭のお父さんを、仲直りさせて欲しいの……」

天音「……分かった。何とかするよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

circleに戻ると、紗夜さんだけが居た。

天音「流石に帰っちゃったか……」

紗夜「あら、三日月君。」

天音「紗夜さん。」

僕は紗夜さんの隣に座った。

紗夜「三日月君……?」

天音「紗夜さん、Gloriosaが一旦休みを取った後、

何があったんですか……?」

紗夜「……」

紗夜さんは少し黙ったが、すぐに話し出す。

紗夜「双子の妹の日菜が……アイドルバンドを組むんです。

それで……担当が……ギターで……」

紗夜「あの子は私のする事を真似て、それでいて天才だから……

すぐに追い越されるんじゃないかって……」

紗夜「それが怖くて、負けないようにって努力をしていたら……

いつしか、バンドで活動する事の楽しさが分からなくなって……」

天音「そう……ですか……」

天音「……1つ、分かる事があります。」

僕は人差し指をピンと立てる。

紗夜「何ですか……?」

天音「もしかしたら技術は追い越されるかもしれない。

でも、自分なりの音だったら何をしようと真似る事は出来ない。」

紗夜「自分なりの音……」

天音「思い出してください。Gloriosaの時の自分を。

どんな感じでしたか?」

紗夜「皆さんと音を合わせる事が……楽しかった……」

天音「あの時が、1番紗夜さんなりの音が出ていた。」

天音「楽しかったという気持ちは、忘れないでください。」

紗夜「はい……」

天音「そろそろ帰りましょうか。」

僕が椅子から立ち上がる。

紗夜「はい。後、名前で呼んでも……?」

天音「構いません。」

紗夜「はい。天音君。」

 

 

 

 

 

 

紗夜「私はこちらなので。」

天音「では。」

……紗夜さんの役に立てたかな。

 

 

 

 

天音「ただいま。」

深雪「おかえりなさい、お兄様。今日はカレーです。」

天音「ん。分かった。」




いかがだったでしょうか?
次回はバトルです!(物理では無い)
それでは!


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Section24 衝突

どもども!
今回もバンド関連です!
それでは本編スタート!


今日は休日だが13:30に蘭の家に行って、

その後Roseliaの練習に合流する事になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

13:30

僕は蘭の家の前に立っていた。

天音「(久しぶりに蘭の家に入るなぁ。)」

美竹家のインターホンを鳴らすと、出てきたのは……

蘭の父「……天音君、久しぶりじゃないか。」

天音「お久しぶりです、お父さん」

蘭の父「最近どうだ?」

天音「順調ですね。」

蘭の父「本題は蘭の事か?」

天音「……はい。」

蘭の父「ここで立ち話もあれだから、上がってくれ。」

天音「はい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭の父「ここに座ってくれ。」

天音「分かりました。」

僕は正座をする。

蘭「(ホントに来た……)」

蘭の父「はっきり言おう。これは蘭との問題だ。

君が介入する事では無い。」

天音「分かってます。ですが、同じくバンドをやっている人間としては

この件は看過する訳にはいきませんでした。」

蘭の父「そうか。だが、蘭は華道もやっている。

1つの事をまともに出来ない人間にやる資格など……「ですが!!!」

……何だ?」

天音「……蘭だって本気でバンドをやってます。」

蘭の父「本気、か……」

天音「生半可な気持ちでやっていたら反抗的な事はしません!!!」

蘭「(天音……)」

天音「以前、蘭にごっこ遊びのバンドなら辞めろと言った様ですが……」

蘭の父「あぁ、そうだが……」

天音「遊びで……」

蘭の父「?」

天音「遊びでやってんじゃ無いんだよ!!!!!

蘭「……!」

天音「蘭だって目標があって本気でバンドをやってる!

それを応援するのが親の役目じゃないのか!」

天音「ごっこ遊びとか中途半端って勝手に決めつけんな!!!!!」

蘭の父「……」

蘭の父「……君の思いは伝わった。もう一度蘭と話してみる。」

天音「……そうですか。」

天音「さっきは少し取り乱してしまいました。すみません。」

蘭の父「いや、いいんだ。私もバンドの事を

よく分かっていなかったから。」

天音「はい。」

天音「では、僕は別の用件があるので。」

天音「それと、蘭。」

蘭「何?」

天音「ちょっとこっち来て。」

蘭を自分の近くに呼ぶ。

天音「自分の気持ち、ちゃんと伝えてやれ。(小声)」

蘭「分かった。(小声)」

天音「では、また。」

僕は美竹家を後にして、circleへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

circleの入口前にて

天音「……あこ?どうし「ほっといて!」……?」

??????

天音「あ、燐子さん。どうし「あこちゃん!待って!」無視された……」

一体何がどうなってるの……?

中に入ると、紗夜さんが帰ろうとしていた。

天音「……紗夜さん?帰るんですか?」

紗夜「えぇ。湊さんには失望しました。」

天音「……?」

スタジオに急ぐ。

ドアを開けるとそこには……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰ろうとしていた友希那先輩とやる気を無くしたようなリサ先輩がただ座っているだけだった。




いかがだったでしょうか?
次回もバンド関連です!
それでは!


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Section25 バンドに対する思い

どもども!
今回もRoselia編です!
それでは本編スタート!


天音「友希那先輩?リサ先輩?どうしたんですか?」

友希那「…」

天音「……何か言ってくださいよ。分からないじゃないですか。」

友希那「……練習が終わったからみんな帰ったのよ。」

天音「……嘘つくの下手ですね。もう少しマシな嘘つきましょうよ。)」

天音「普通に練習が終わってたらあこは泣いてないですし、

紗夜さんだって失望したとか言ってないでしょ?」

友希那「それは……」

天音「もう一度聞きます。どうしたんですか?」

友希那「……」

天音「……答える気は無いんですね。僕はもう帰ります。」

リサ「待って!」

僕がスタジオを出ようとすると、リサ先輩に呼び止められる。

天音「……何ですか?」

リサ「アタシが説明する。」

状況説明中……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ先輩によると友希那先輩が僕達を差し置いて、

スカウトされた事務所のバンドでFWFに本番に直行しようとしたのだ。

天音「FWFに出られれば誰でも良かったんですか?」

友希那「っ!それは……」

天音「友希那先輩レベルであれば容易にスカウトは来るはず。

しかし僕達を集めた。何か思うものがあったんでしょ?」

友希那「私は……!」

友希那「私が見込んだメンバーで、バンドをもう一度したかった……!

そしてバンドの頂点を目指したかった……!」

天音「……じゃあそれを明日3人に伝えてください。」

友希那「……分かったわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、友希那先輩は3人と和解したそうだ。

僕は9月の上旬になった花咲川との

合同文化祭の実行委員(ひーちゃんも)の

集まりがあったので、立ち会うことは出来なかった。

(合格文化祭は今年、実験的にやってみるそうだ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう練習は終わっているだろうと思い、

今はひーちゃんと帰っているのだが……

ひまり「そういえば蘭、お父さんと仲直りしたんだって!」

天音「そうなんだ。」

ひまり「それでね!あーくんにありがとうって

伝えてといて欲しいって言われたの!」

天音「どういたしまして。」

ひまり「伝えとくね!」

天音「ん。」

ひまり「ねね!今からショッピングモール行かない?」

天音「んー、まあ良いけど。」

ひまり「ありがと!じゃあ行こ!」

天音「ちょ!引っ張んないでよ〜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショッピングモールに到着した。そこまで人は多くない。

ひまり「そういえばあーくんって、

全体的な容姿が女の子みたいだよね!」

ひーちゃんがそんな事を言い出す。

天音「そ、そうかな……?」

ひまり「うん!身長もちょうど良くて顔も女の子みたい!」

天音「あはは……」

ひまり「そうだ!あそこの服屋さんで女の子の服買おうよ!」

天音「え!?ちょっと待っ「行こ行こ!」お助けぇぇぇぇ!」

なんか今日のひーちゃん強引だな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

服屋にて、ひーちゃんが真剣な眼差しでワンピースを見ていた。

一見、第三者から見たらひーちゃんが

自分の服を選んでいるようにしか見えないのだが……

ひまり「うーん……どっちかな〜?」

天音「(でも、ひーちゃんが楽しいなら……)」

ひまり「よし、こっち!」

ひまり「あーくん!レジ行くよ!」

天音「う、うん」

 

 

 

 

レジに行くと、若い店員さんが僕の方を見て驚いていた。

店員「お客様の彼氏さん、とても女装向きのお顔立ちをしています……!」

天音「あはは……」

ひまり「ですよね!」

店員「もしかして彼氏さんにこの服を?」

ひまり「はい!」

なぜ分かった!?

店員「この服、彼氏さんの身長くらいだとベストマッチです!」

店員「そういえば当店では追加料金1000円でメイクを行なっているのですが……どうされますか?」

ひまり「お願いします!」

店員「かしこまりました!では彼氏さんはこちらへ……」

天音「はい……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひーちゃんが買った物

・チェックのワンピース

・ピンクのカーディガン(僕の着ている服より少し大きめ)

・ベレー帽(黒)

・黒タイツ

・ヒール(黒)

 

 

 

 

 

店員「お客様!エクステはお付けいたしますか?」

天音「じゃ、じゃあセミロングのふわふわな感じの巻き方で……」

店員「かしこまりました!」

店員「髪染めも出来ますが、どうなさいますか?」

天音「えっと、赤で……」

店員「かしこまりました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまり「あ!来た!」

天音「……////」

ひまり「すごく似合ってる!」

天音「そうかな……?////」

今のあーくんは、リサ先輩の可愛さと、前に迷子になってた花音?さんのゆるふわと可愛いを合わせた感じ!

ひまり「そのままファミレスで夜ご飯食べちゃお!」

天音「う、うん……////」

 

 

 

 

 

 

 

 

ファミレスに向かう途中、後ろから聞き覚えのある声がする。

リサ「あれ?ひまりじゃん」

ひまり「あ!リサ先輩!」

天音「(え……!?)」

リサ「隣の子は?」

ひまり「えっと……」

天音「(言わないで……)」

ひまり「あーくんです!」

おいぃぃぃぃぃぃ!!!!

リサ「え!?天音君!?」

天音「ど、どうも……」

後ろに向くと、僕を除いたRoseliaが居た。

紗夜「天音君……」

天音「は、はい!」

紗夜「髪色と服、とても似合っています。」

天音「は、はい……」

あこ「似合ってるよ!みかに……あま姉だね!」

天音「あこ、その呼び方は……」

燐子「あま姉……良いと思います……」

天音「燐子さんまで……」

味方が居ない……

友希那「似合っているわ、天音。

にゃーんちゃ……じゃなくて、猫みたいで可愛いわ。」

天音「あはは……」

リサ「そういえばなんで女装してるの?」

ひまり「それはですね……」

状況説明中……

リサ「へぇー。まぁ前から顔が可愛いとは思ってたけど……」

燐子「私も……です……」

天音「えぇ……」

リサ「ひまり、天音く……じゃないか。天音、ファミレス行かない?」

ひまり「奇遇ですね!丁度行こうとしていたところです!」

リサ先輩……完全に僕の事女の子として見てる……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後ファミレスで食べたのだが、ただの女子会みたいになった……




いかがだったでしょうか?
そういえばSection1の天音君の自己紹介の身長の所、
168から163にしておきました!
理由はこの話を進めやすくしたかったからです!
それでは!


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Section special Part2 僕とひーちゃんとリサ先輩とアイドルとのハチャメチャお泊まり会 Second

どもども!
今回は2回目のお泊まり会です!
それでは本編スタート!


女装した日の1週間後の土日。今週は月曜日まで休みだ。

今は9:00。

久々にゆっくり出来ると思ったのだが………

天音「……ひーちゃんはまだ分かる。でも……」

何でリサ先輩とパスパレの3人が居るのさ!?

リサ「これがアタシの人脈だよ〜?」

天音「恐ろしい……ていうか心読まないでよ」

???「まん丸お山に彩りを!みゃる……うぅ、噛んじゃったよ……」

???「この子は丸山彩ちゃん。私は白鷺千聖。」

???「あたしは氷川日菜だよ!天音君!」

天音「氷川って……紗夜さんの?」

日菜「うん!あたしが双子の妹で、最近仲直りしたの!」

あー、だから紗夜さん嬉しそうな顔してたのか。

千聖「天音君、で良いかしら?」

天音「はい……」

千聖「天音君。」

天音「はい!」

千聖「女装がとても可愛いとリサちゃんから聞いたのだけれど……」

は!?あの人何教えてんの!?

リサ「てへ☆」

嫌な予感がする……

千聖「ここで女装して欲しいのだけれど……」

やっぱりか!!!!!

天音「えっと……」

千聖「良いわよね……?」ゴゴゴ

天音「はい……」

この人怖い……

千聖「今失礼な事考えなかったかしら?」

天音「ヴェッ!!!マリモ!!!」

ひまり「こんな事もあろうかと思い、ニットワンピースと

キャミソールと赤色のセミロングをあーくん用に買っておいたのです!」

千聖「ひまりちゃん、準備が良いわね」

ひまり「えっへん!」

ひーちゃん、まじか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「うぅ……下がスースーする……」

ひまり「ニットワンピはそういう物だよー?」

日菜「おぉ……」

彩「可愛い……」

リサ「似合ってるじゃん☆」

千聖「えぇ、とても似合っているわ。」

天音「そうですか……」

深雪「ふわぁ……お兄様、おはよ……!?」

天音「み、深雪……!こ、これは!」

深雪「その服どストライクですお兄様!」

天音「そ、そう……」

今回もハチャメチャになりそうだな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日菜「何話すー?」

リサ「うーん……」

千聖「天音く……天音ちゃんが可愛すぎる件については?」

彩「良いと思う!」

深雪「ですね!」

ひまり「うんうん!」

千聖さん……まじか……

そういえば服は最終的にキャミソールになりました。

露出度高すぎ……

 

 

 

 

 

 

 

 

千聖「今の天音君は、私が男の子だったら襲ってるわ!」

え?????

ひまり「分かります!」

ひーちゃんまで……

ひまり「という事で、今から襲います!」

天音「え?え?」

ガシッ!

天音「リサ先輩!?」

リサ「許せ、少年」

日菜「行くよ〜」

千聖「ふふふ……」

ひまり「えへへ……」

ひまり「こちょこちょー!」

天音「あはははは!!!!やめてぇぇぇぇぇぇ!!!!」

この後めっちゃくすぐられました……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜になり、誰が僕と寝るか争っていました。

ひまり「それはもちろんわた……「アタシだよ!」リサ先輩!?」

リサ「アタシでしょ!」

千聖「いえ私よ!」

深雪「私です!」

4人「むむむ……」

彩「あはは……」

日菜「天音君が決めればいいんじゃ?」

リサ「そんな事したらひまり確定だよ!?」

4人「どうするの?天音君(あーくん・お兄様)!」

4人が僕に詰め寄る。」

天音「えっと、みんなで……?」

深雪「期待した私が馬鹿でした……」

千聖「その通りだわ……」

リサ「だね……」

ひまり「ですね……」

天音「……仕方ない。あそこに人をダメにするソファがあるよね?」

4人「うん」

天音「そこに2人で寝れる権利をかけて「天音君を恥ずかしがらせる!」日菜さん!?」

4人「やる!」

 

 

 

 

 

 

 

リサ「まずはアタシから!」

リサ「最近、燐子に抱きつかれた時にめっちゃ顔赤くしてたよね?」

そういうタイプ!?

天音「う、うん……」

リサ「天音君は大きい子が好きなの?」

天音「いや、その……思ったよりも燐子さんのハグが心地良くて……」

ひまり「ふーん……」

天音「ひ、ひーちゃん!?怖い顔しないでよ〜!」

ひまり「大きい子が好きなんだ……」

天音「ひーちゃんはホントに大好きだもん!」

ひまり「う、うん……////」

リサ「イチャイチャし始めたよ……」

千聖「次は私が。」

 

 

千聖「ぎゅー……」

天音「……( ・∇・)」

千聖「効果無し……!?」

 

 

 

 

ひまり「次は私!」

ひまり「えいっ!」

天音「んん、んんんんんん」

ひまり「そろそろかな!」

天音「ひ、ひーちゃん////」

 

 

 

 

 

深雪「最後は私です!」

深雪「ぎゅっ!」

深雪「大好きです、お兄様……」

ボンッ!

彩「え!?」

天音「深雪に久しぶりに大好きって言われた……」

5人「(シスコン……?)」

 

 

 

 

 

結果は、深雪と寝る事になった。




いかがだったでしょうか?
次回はRoselia編です!
それでは!


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Section26 FWFに向けて

どもども!
今回はRoselia編です!
それでは本編スタート!


3連休明けの火曜日の放課後、3週間後に迫った

FWFに向けて今日は曲作りや練習に励んでいた。

天音「友希那先輩、新曲書いてきました。

友希那「ありがとう。……この転調は何?」

天音「何となくでやりました。」

友希那「そうなのね。」

天音「あ、そうだ燐子さん。ギター弾けますか?」

燐子「え?まぁ弾けないことは無いですけど……」

天音「良かった。えっと、これと指定の曲の時はギターに

回って貰っても良いですか?」

燐子「はい、良いですよ。」

天音「ありがとうございます。」

友希那「そろそろ合わせるわよ。」

5人「はい!(オッケー)」

友希那「いくわよ。LOUDER」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「次いきます。Virtue and Vice」

 

 

 

 

 

 

友希那「意外とやりたい放題やってるわね……」

天音「そうですかね?」

燐子「電子音が多くて……聞いてて楽しかったです……」

紗夜さん「ですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「次いきます。Scarlett」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燐子「これも……電子音が多くて好きです……」

リサ「だねー☆」

あこ「だね!」

 

 

 

 

 

天音「最後。Catastrophe」

Something has awakened

From deep inside of me

 

Can't you see it? (What you've created)

Inside our soul (It's born, it grows)

My hate is a weed stuck deep in the dirt

You couldn't burn

Take me out from the inside

To make me everlasting

Pull you into the genocide

'Til it's done

 

Burn me alive

I will always revive

To take what's mine

Call it sin or crime

Something's awakened in myself

From deep inside of me

 

You can't stop it (What you've created)

Can't hold me down (I'm activated)

My feet are machines that keep me on track

Attack, I'll never turn

Turn me out from the inside

Give me what I'm asking

Show me how to be a sacrifice

Die to rise

 

Burn me alive

I will always revive

To take what's mine

Call it sin or crime

Something's awakened in myself

From deep inside of me

 

Dragging the chains, pulling restraints

My body pains, determination remains

As you push me to the flames

I don't deny the claims and lies

When they call for my demise

Incinerate me, I wanna see you try

I wanna see you try

 

Take me to my grave

I ain't afraid, I never stay down

Keeping the faith, taking my own way now

Breaking the chains, I never stay down

 

Burn me alive but you will recognize

The same hate lies in another's eyes

Burn me alive but you only hurt yourself

Burn me alive

I will always revive

To take what's mine

Call it sin or crime

Something's awakened in myself

From deep inside of me

 

Burn me alive

Burn me alive!

BURN ME ALIVE!

 

 

 

 

 

 

 

天音「こんなもんかな今日は。」

友希那「そうね。」

友希那「片付けるわよ。」

あこ「はーい!」

 

 

 

 

 

 

片付け終了後

友希那「circleでのライブは1週間後に迫っているわよ。」

天音「ですね。」

友希那「そろそろ本セトリを決めましょう。」

5人「はい!(おっけー・えぇ)」

一応仮セトリは決めてたけど、最終調整ってとこかな。

 

 

 

 

 

 

 

ファミレスにて、僕達はセトリの意見を出し合っていた。

あこ「やっぱりCatastropheとVirtue and Vice!」

友希那「そうね。それは入れると思うわ。」

紗夜「後はThunderclapはどうでしょう。」

天音「良いと思います。」

 

 

 

 

 

 

 

友希那「そろそろ帰りましょう。」

あこ「はーい!」

僕達はファミレスを後にした。




いかがだったでしょうか?
次回もRoselia編です!
それでは!


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Section27 夢を失わないためには

どもども!
今回はライブです!
それでは本編スタート!


1週間後、circleでライブの日となり、

僕達は舞台裏で待機していた。

まりな「そろそろだよ!」

天音「はい!」

友希那「行くわよ。Roselia」

6人「ファイティーン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

プレリュードが流れ、僕達はステージに入る

観客「おーーーーーー!!!!!」

天音「What's up circle!?」

観客「おーーーーーー!!!!!」

天音「This song is called!」

天音「Catastrophe!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友希那「メンバー紹介行くわよ!」

友希那「ギター!氷川紗夜!」

紗夜「よろしく。」

友希那「ベース!今井リサ!」

リサ「よろしくー☆」

天音「ドラム!宇田川あこ!」

あこ「よろしくねー!」

天音「キーボード!白金燐子!」

燐子「よろしくお願いします……!」

リサ「そして、我らがツインボーカル!」

リサ「湊友希那!三日月天音!」

友希那「よろしく。」

天音「よろしく!」

天音「次行くよ!」

観客「おーーーーーー!!!!!」

天音「Next song is called!」

天音「Thunderclap」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後5曲やり、ライブ中盤となった

天音「皆さん!突然ですが、夢はありますか?」

観客「あるー!」

天音「お!君かな?ちょっとこっち来て?」

男の子「え!?良いんですか!?」

天音「良いよ!」

天音「君の夢は何?」

男の子「宇宙飛行士です!」

天音「お!いいね!」

天音「何で宇宙飛行士になりたいと思ったの?」

男の子「宇宙が好きだからです!」

天音「おぉ!良いと思う!」

天音「頑張れ!」

男の子「はい!」

男の子を観客席に返した

天音「子どもの時から夢がある事は良いこと。

でもいつしか夢が無くなってしまってた事が来るかもしれない。」

天音「そんな時も……夢を叶えてみたいというだけは持ち続けて欲しいです。」

天音「次の曲は僕が作曲しました。」

観客「おーーーーー」

天音「それでは行きます。How Old You are Never Forget Your Dream」

優しいような、でもどこか悲しいようなシンセサイザーが流れる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「次の曲も僕が作曲しました!

いつもは友希那先輩が作るんですけどね!」

観客「へーーーーー!!!」

天音「Catastropheに入ってた曲です!」

観客「おーーーーーー!!!!!」

紗夜「そういえばその曲を作ってる所を見させて貰いましたが、

すごく赤面しながら作ってましたよ」

紗夜さん……!いらない情報を……!

観客「えーーーーー!!!!!」

天音「紗夜さんだってこの曲の歌詞見た時

「こんな可愛い歌詞を私が歌うんですか!?////」って言ってたじゃないですか」

紗夜「そ、それは……////」

観客「可愛いーーーー!!!!」

紗夜「も、もう!////」

リサ「今の紗夜のモノマネすごく似てたよー?」

天音「そうかな?」

そんなに似てたかな?

天音「これからやる曲と次の3曲はリサ先輩と紗夜さんが歌います!」

観客「おーーーーーー!!!!!」

天音「それではリサ先輩、紗夜さんどうぞ!」

リサ・紗夜「「世界中が恋をする夜」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ・紗夜「「A or A!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ・紗夜「「Rainbow Jump!!」」

ココロ、Jump! Jump!! Jump!!! 跳ねる音

キミの胸に響け

高く、Jump! Jump!! Jump!!! 飛べるはず

連れていくよ

いつでも輝くRainbow Sky

 

真上から照らす太陽

ざわついた街並みに

踏み出す一歩 色づけるメロディ

お気に入りのオシャレも

運命の相手にも

巡り巡った出会いはそう、Up Side Down!

 

キラキラな自分は遠いけど

突然理想なんかふっとんで

ウブなハート直感で

ドキ、ドキ、できたなら最高!

 

気持ちごと全部ね、伝えたい言葉がある

私まだもっとね、伝えたい今日がある

目が覚めてきっとね、涙もきらめくから

始まりはもう見えてるでしょ?

気づいたらHappy

 

ココロ、Jump! Jump!! Jump!!! 跳ねる音

キミの胸に響け

高く、Jump! Jump!! Jump!!! 飛べるはず

連れていくよ

いつでも輝くRainbow Sky

 

キミの特等席は

光差す窓のそば

鏡ごしに ささやかなアピール

気づくかな?この違い

もし振り向いたらきっと

目と目合う以上

気持ちはもう、Up Side Down!

 

友達の悩みに騒ぐけど

うわつく恋はずっと単純で

勇気でもっと突っ込んで

ワク、ワク、期待しようラッキーチャンス!

 

あふれ出したらね、思いっきり叫んでいいよ

私まだもっとね、伝えたい夢がある

この先もきっとね、未来は広がるから

トキメキにほら駆けだすでしょ?

見付けようLucky!

 

ココロ、Jump! Jump!! Jump!!! 跳ねる音

キミの胸に響け

高く、Jump! Jump!! Jump!!! 飛べるはず

連れていくよ

いつでも輝くRainbow Sky

 

突然の雨に 心がしょげても

キミのような虹がきっと

私を待ってる

ドキ、ドキ、晴れたなら最高!

 

気持ちごと全部ね、伝えたい言葉がある

私まだもっとね、伝えたい今日がある

目が覚めてきっとね、涙もきらめくから

始まりはもう見えてるでしょ?

気づいたらHappy

 

ココロ、Jump! Jump!! Jump!!! 跳ねる音

キミの胸に響け

高く、Jump! Jump!! Jump!!! 飛べるはず

連れていくよ

いつでも輝くRainbow Sky

 

おいでよ輝くRainbow Sky

 

 

 

 

 

リサ・紗夜「「青春は食べ物です」」

 

 

 

 

 

 

天音「次で最後の曲となりました!」

観客「えーーーーー!!!!!」

リサ「近いうちにまたライブするからね!」

あこ「楽しみにしててねー!」

観客「おーーーーーー!!!!!」

友希那「行くわよ。」

天音・友希那「Let Me Hear」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブが終わり、僕達は楽屋で休んでいた

あこ「楽しかった!」

紗夜「そうですね。」

リサ「紗夜の歌良かったよ!」

紗夜「あ、ありがとうございます////」

あこ「この後ファミレス行きませんか?」

天音「良いよ」

あこ「やったー!」

 

 

 

 

この後ファミレスに行って反省会をしました。




いかがだったでしょうか?
次回は日常編です!
それでは!


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Section28 また女装!? うわなにをするやめ

どもども!
今回は天音君の女装回です!
それでは本編スタート!


ライブの日の翌日。今日は4限までだったのでひーちゃんとリサ先輩と

千聖さんと花音さんでショッピングモールに居る。

……ていうか

天音「何で前に買った女装の服なの!?」

千聖「それは今日天音君の着せ替えをするからよ。」

天音「うぅ……」

今日の髪型は前のゆるふわなセミロング。

 

 

 

 

 

例の服屋にて

店員「あ!お客様、今回も……?」

ひまり「そうなんです!」

店員「そうなんですね!」

店員「やっぱり良い髪色ですね!」

天音「あはは……」

リサ「ねね!これどうかな?」

ひまり「オフショルのへそ出しニットですか……良いですね!」

リサ「でしょー!?」

へそ出し……!?ま、まぁ女の子のムダ毛って言われる所は

最近ひーちゃんに永久脱毛出来る所に強制的に行かされてやったんだけどね……

花音「このミニスカはどうかな?」

千聖「良いわね」

この後オフショルニットとかデニムワンピースを買った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に帰ると、ニットワンピースに着替えさせられました。

千聖「ホント、女の子にしか見えないわね……」

リサ「だね……女の子座りも出来てるし……」

天音「うぅ……次は何するのぉ……?」

千聖「な、何だか悪い事をしている気分ね……」

花音「だね……」

ひまり「ですね……」

リサ「ねね、王様ゲームしない?」

千聖「良いわね」

ひまり「良いですね!」

花音「だ、大丈夫かなぁ……」

天音「うぅ……」

い、嫌な予感しかしない……

 

 

 

 

 

 

 

5人「王様だーれだ!」

リサ「アタシかぁ」

リサ「4番が3番に抱きつく!」

天音「僕が?」

花音「私に?」

天音「( ・∇・)」

花音「ほら、おいで天音君〜」

僕は花音さんに抱きつく。優しい温もりを感じる……

いい匂い……

天音「うぅ……このおねーちゃん達怖いよぉ……

特にブロンドヘアーの人が怖いよぉ……」

千聖「ね、ねぇそんな事言わないで天音君?おねーちゃん泣いちゃうよ?」

リサ「そ、そうだよ天音君?」

花音「(天音君可愛い////)」

天音「怖いよぉ……」

花音「よしよし……怖かったね……」

花音「千聖ちゃんとリサちゃんは天音君に変な事するの禁止!」

千聖・リサ「はい……」

花音「ひまりちゃんも女装させるのは程々にね?」

ひまり「はい……」

 

 

 

 

 

 

 

5人「王様だーれだ!」

花音「私かぁ」

花音「王様と1番の人は……5番の人の家に王様が決めた期間までこれから住む!」

ひまり「私が?」

天音「僕の家に?」

ひまり「え!?」

ひまり「やった!」

あ、でも花音先輩と……

天音「oh……」

千聖「えぇー……」

リサ「ずるい……」

 

 

 

 

 

 

この後花音さんの家に着替えを取りに行きました。

2人で行ったので花音さんのお母さんに僕が彼氏と間違えられました。




いかがだったでしょうか?
18禁versionの事なんですが、どのように書けばいいか分からないので
感想でアドバイスを送っていただけると嬉しいです!
それでは!


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Section29 FWF予選開幕!

どもども!
今回はFWFの予選です!
それでは本編スタート!


今日はFWFの予選日。僕は会場の休憩スペースで休んでいた。

天音「(リラックス……)」

???「すみません!」

ピンクのボブの同い歳くらいの子が話しかけてきた。

天音「え?あ、はい」

???「私、更識彩音って言います!

もし良かったら、私たちのバンドに……」

???「彩音!この人Roseliaのボーカルだよ!?」

彩音「え!?あ、ホントだ!」

彩音「すみませんでした!他の人を探します!」

更識さんが行こうとするのを僕は呼び止めた。

天音「待って!」

彩音「え?」

天音「何で誘ったの?」

彩音「前のボーカルが気が合わないって言って抜けちゃって……」

天音「そうなんだ……ジャンルは?」

僕が1番気になっている事である。

彩音「メタルコアやスクリーモ、ポップロックです!」

天音「なるほど……」

女の子のメタルコアバンドはあんまり聞いた事無いなぁ……

ていうか……

天音「そこのふわふわしてる人に隠れてるの深雪?」

深雪「お、おおおおお兄様!?!?!?」

彩音「お兄様呼び!?」

深雪「あっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彩音「改めまして!更識彩音です!」

桜「ふわふわしてる悠木桜です!」

深雪「三日月深雪です……」

シャルロット「さっきのツッコミの人!水瀬・シャルロット・彩奈です!フランスと日本のハーフです!シャルロットか彩奈で呼んでください!」

拓哉「東山拓哉です!」

 

 

 

パート

更識彩音(Gt.)

悠木桜(Gt.)

東山拓哉(Key.)

三日月深雪(Ba,)

水瀬・シャルロット・彩奈(Dr.)

 

 

 

 

天音「そういえば皆羽丘中3?」

彩音「そうです!」

深雪「私の友達です!」

天音「そっか。あ、そろそろ行かないと。」

彩音「頑張ってください!」

天音「うん!あ、バンド名は?」

シャルロット「Petit Rockersです!」

天音「大体分かった!」

僕は楽屋に戻った

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ「お、帰ってきた!」

あこ「来た来た!」

天音「着替えてきます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

友希那「そろそろ行くわよ。」

5人「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

予選が始まった。どのバンドも技術が高い。

しばらくして、僕達の番となった。

友希那「こんにちは。Roseliaです。」

観客「わーーーー!!!!」

友希那「まずはこの曲。BLACK SHOUT」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「Next song is called!Catastrophe!

全員飛べぇぇぇぇ!」

イントロが流れ、曲に合わせて僕が観客を煽る

Something has awakened

From deep inside of me

 

Can't you see it? (What you've created)

Inside our soul (It's born, it grows)

My hate is a weed stuck deep in the dirt

You couldn't burn

Take me out from the inside

To make me everlasting

Pull you into the genocide

'Til it's done

 

Burn me alive

I will always revive

To take what's mine

Call it sin or crime

Something's awakened in myself

From deep inside of me

 

You can't stop it (What you've created)

Can't hold me down (I'm activated)

My feet are machines that keep me on track

Attack, I'll never turn

Turn me out from the inside

Give me what I'm asking

Show me how to be a sacrifice

Die to rise

 

Burn me alive

I will always revive

To take what's mine

Call it sin or crime

Something's awakened in myself

From deep inside of me

 

Dragging the chains, pulling restraints

My body pains, determination remains

As you push me to the flames

I don't deny the claims and lies

When they call for my demise

Incinerate me, I wanna see you try

I wanna see you try

 

Take me to my grave

I ain't afraid, I never stay down

Keeping the faith, taking my own way now

Breaking the chains, I never stay down

 

Burn me alive but you will recognize

The same hate lies in another's eyes

Burn me alive but you only hurt yourself

Burn me alive

I will always revive

To take what's mine

Call it sin or crime

Something's awakened in myself

From deep inside of me

 

Burn me alive

Burn me alive!

BURN ME ALIVE!

 

 

 

 

 

 

 

 

友希那「次の曲。Re:birth day」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「Last song is called!」

天音・友希那「Let Me Hear」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

司会「全てのバンドの演奏が終わりました!」

司会「結果は……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果は、落選となった。

楽屋に戻り、僕は考えていた。

天音「荒削り、か……」

友希那「期間が短かったもの。仕方ないわ。」

あこ「でも、惜しかったですよね!」

紗夜「そうですね。」

友希那「ファミレスで反省会をしましょう。」

5人「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕達はファミレスで反省会をしていた。

天音「あの、話があるんだけどさ……」

友希那「何かしら?」

天音「バンド、誘われたんだ。」

友希那「……名前は?」

天音「Petit Rockersって名前。」

友希那「(最近ボーカルが脱退した、大人気の……)」

友希那「……それに入りたいのかしら?」

天音「ま、まぁ……」

友希那「良いんじゃないかしら?」

紗夜「湊さん!?」

あこ「友希那さん!?」

燐子「友希那さん!?」

リサ「友希那!?」

4人が驚く。

紗夜「天音君は以前の湊さんのような状態ですよ!?」

友希那「別に事務所に入ってFWFに直行しようという訳でも無いじゃない。」

紗夜「そうですが……」

友希那「天音達のバンドと2マン、楽しいんじゃないかしら?」

紗夜「ま、まぁ……」

友希那「天音、そこでも楽しく頑張るのよ。」

天音「……はい!」

友希那「その代わり、Roseliaとしてはサポートメンバーでギター担当いう事で良いかしら?」

天音「OKです!」

友希那「あと、Gloriosa時代の曲と天音が作った曲はそっちでも使うのよ?」

天音「良いんですか?」

友希那「私はシャウト出来ないもの。」

友希那「2マン、楽しみにしてるわ。」

天音「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、僕はPetit Rockersに入ることになった。




いかがだったでしょうか?
次回からはChapter4に入っていきます!
それでは!


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Chapter4 I can't heal my broken heart
Section30 Petit Rockers


どもども!
18禁versionは話がまとまったら書きたいと思います!
それでは本編スタート!


FWF予選から一週間以上経ったある日

Petit Rockersの天音加入後初めての練習となった。

天音「まずはPetit Rockersの曲から。」

天音「Chelsea Smile」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「次。Catastrophe」

 

 

 

 

 

 

天音「DIVINE」

 

 

 

 

 

 

 

この後10曲やり、今日の最後の曲となった。

天音「Final destination」

I, I used to fear

Am I falling back or moving forward

But now when I come to a crossroad

I hear this voice in my head

Scream these words once again

I can't look back, not anymore

I've given up too much to throw this away now

I can't look back, not anymore

Cause I know (know) now (now)

I'm heading to my final destination

I, I used to hear

All their static just got in my ear

But now I know, it doesn't matter

They can say what they want, cause I'm not listening

I can't look back, not anymore

I've given up too much to throw this away now

I can't look back, not anymore

Cause I know (know) now (now)

I've finally found my way to go

So I can't turn back

I'll keep moving forward

They can try to take away

With all the words they say

But I don't really care cause I'm not listening

They can try to take away

With all the words they say

But I don't really care cause I'm not listening

I can't look back, not anymore

I've given up too much to throw this away now

I can't look back, not anymore

Cause I know (know) now (now)

I've finally found my way to go

So I can't turn back

I can't turn back

I'll keep moving forward

I'll keep moving forward

I'll keep moving forward

I'll keep moving forward

 

 

 

 

 

 

 

 

シャルロット「いい感じだね!」

彩音「だね!」

桜「うんうん!」

拓哉「うん!」

深雪「ですね!」

天音「だね!」

 

 

 

 

 

 

1時間程練習して今日は終わった

シャルロット「たっくん帰ろー!」

拓哉「わっ!いきなり抱きつくのは驚くよシャル」

シャルロット「もう〜彩奈って呼んでって前から言ってるじゃん」

拓哉「あはは、ごめんごめん」

天音「シャルロットと拓哉は幼馴染とかなのか?」

彩音「そうなんですよ。よく分かりましたね」

天音「僕の幼馴染がよく抱きついてくるからさ」

彩音「なるほど……」

彩音「シャルロットはアイドルもやってるんです。」

天音「Petit Rockersもやってアイドルもやるなんてすごいな……」

後で千聖さんに聞いてみるか……

彩音「そこで相談が」

天音「何?」

彩音「シャルロットは拓哉の事が好きなんですけどアイドルってのが……」

天音「あー……そこはOKなとこなの?」

彩音「パスパレと同じとこなんですけどシャルロットはかなり人気なんで……」

天音「そういう事ね……」

前テレビ見た時出てたなぁ……

彩音「シャルロット、7月に拓哉と海デートするんですよ。」

天音「……一緒に行くと?」

彩音「そうです。拓哉は学年でかなり人気なんでシャルロットは早く想いを伝えないと……」

彩音「告白出来る所でシャルロットに指示します。」

天音「なるほど……」

彩音「当日はこの場所に集合お願いします。」

天音「分かった。」

 

 

 

 

 

 

 

 

帰宅して千聖さんにシャルロットの事を聞いてみたらパスパレとは仲良しで、特にイヴと仲良しだとか。




いかがだったでしょうか?
次回は海です!
それでは!


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Section31それいけ!シャルロット!

どもども!
今回は海です!
それでは本編スタート!


緊急クエスト

〜シャルロットの告白の後押しをしろ〜

難易度

G★1

【メイン依頼】

シャルロットの告白の後押し

【目的地】

千葉県の海

【報酬金】

0円 尚食事は自費

【契約金】

0円

【護衛環境】

生態未確定の種族が居る可能性あり

【特殊条件】

無し

【制限時間】

帰りまで

 

【依頼者 拓哉とシャルロットが付き合って欲しい更識彩音】

シャルロットは拓哉の事が好きみたい!

でも拓哉は学年で大人気!

シャルロットは付き合った後、何か言われるんじゃないかと怖いみたい!お願い天音さん!シャルロットに勇気を与えてあげて!

 

 

 

 

 

 

……と、海デートの当日に彩音から送られていた。

天音「モン○ン……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集合時間、指定の場所にて僕達は出発の準備をしていた

メンバー

彩音

シャルロット

天音

拓哉

大樹

深雪

ひまり

 

 

 

大樹「(何か俺居るんだけど)」

天音「(直接脳内に話しかけないで。男は多く居た方が安心でしょ?)」

大樹「(まあそうだな。)」

大樹「(ワンチャン更識さんか悠木さんか深雪ちゃん……)」

天音「(年上は経験上、ろくなのいないって言ってた。)」

天音「(後、何お前深雪に手を出そうとしてんの?)」

大樹「(シスコンめ……)」

この脳内会議は意味があるのだろうか……?

 

 

 

 

 

 

 

海に到着し、テントを張りながら話す。

大樹「水瀬さん達は?」

天音「先に遊んでる。」

まあメインはシャルロットと拓哉だからね。

大樹「そっか。」

大樹「更識さん達も上原さんにもスタイルが負けてないよな〜」

天音「まあね。」

お前、そんな発言するから彼女が……

大樹「自分でも気をつけてるんだけどね……」

天音「う、うん」

しれっと心読むな。

 

 

 

 

 

 

テントの設置が終わり、僕達も海辺へ向かった。

ひまり「お!来た来た!」

彩音「遅いぞ〜!」

大樹「悪い。意外と設置に手こずって。」

ひまり「ビーチバレーするよー!」

 

 

ひまり「そーれ!」

彩音「よいしょー!」

桜「よいしょー!」

深雪「それっ!」

拓哉「おりゃ!」

拓哉がスパイクをする。

大樹「あぶね!」

天音「ほいっ!」

天音もスパイクをする。

拓哉「わわっ!」

桜「そっちの点だね!」

天音・大樹「よし!」

 

 

 

 

しばらくビーチバレーをやり、テントで休憩することになり、

僕とシャルロット以外はお昼ご飯を食べに行った。

シャルロット「あの、天音さん」

天音「何?」

シャルロット「私、もう少ししたらたっくんに告白しようかなって思ってます。」

天音「そっか。」

シャルロット「私、たっくんと一緒でもおかしくない女の子になれますか……?」

シャルロットは綺麗な海を眺めながら聞く。

天音「恋人ってのは、お互いがお互いを好きかどうかじゃない?」

シャルロット「そう……ですよね。」

天音「あ、2人になりやすいように上手く機会作るから。」

シャルロット「は、はい!」

そんな話をしていると

チンピラA「おいチビ、隣の嬢ちゃん貰ってくわ」

見上げると190cmくらいのガラの悪い男が2人立っていた。

天音「……いきなり何?ナンパにしてはちょっと手が荒くない?」

チンピラB「うるせぇな、チビには関係ねぇだろ。」

チンピラBがシャルロットの腕を掴む。

シャルロット「嫌っ!」

チンピラB「ほら、行くぞ。」

シャルロット「離して!」

チンピラBがシャルロットを連れていこうとしたので、

僕はチンピラBの腕を掴んだ。

チンピラB「何だァ……?」

天音「その子を離せ。3秒以内だ。」

チンピラB「離すわけ……いだだだだだ!!!!」

天音「(あれ?力が戻ったどころか強くなってる……?)」

チンピラBの腕を強く握る。

チンピラA「大丈夫か!?」

チンピラB「てめぇ!」

チンピラBが殴りかかる。

天音「よっと。」

僕は簡単に避け、脇腹に右足で蹴りを入れたのだが……

天音「!?」

チンピラB「ざまあみろ!こっちは格闘技やってんだ!」

あぁ、だからガッチリしてるのか。

天音「……ふっ。」

チンピラB「……何笑ってんだ?」

天音「だからどうしたァ!」

そのまま左足で顔に蹴りを入れた。

チンピラB「ごほっ!」

天音「こちとら物覚えがかなり良くてね。

有名な格闘家の動画を見てたら覚えちゃってさ。」

チンピラB「くそっ……」

チンピラBは倒れた。

天音「……よし。」

天音「終わったよシャルロット……?」

天音「……くそっ!やられた!」

チンピラAに連れて行かれてしまっていた。

天音「……居た!」

僕はすぐに追いかけた。

 

 

 

チンピラA「ねぇ嬢ちゃん、これから楽しいこ……ぐはっ!」

チンピラが吹っ飛ぶ。

後ろを向くと、天音さんが居た。

シャルロット「天音さん!」

私は天音さんに抱きつく。

天音「シャルロット!?ちょっとまずいんじゃ……?」

シャルロット「少しだけ……こうさせて……?」

天音「う、うん……」

 

 

 

シャルロット「そろそろ行きましょう。」

私は天音さんから離れる。

天音「うん。」

 

 

 

 

 

 

大樹「お前らどうしたんだ?」

天音「ちょっと絡まれてさ。ね?シャルロット」

シャルロット「そうです!」

ひまり「ちょっと距離近くない?」

シャルロット「あっ!////」

天音「そう……?」

ひまり「(⑉・̆н・̆⑉)」ポカポカ

天音「な、なんだよいきなり」

ひまり「私が居るのに〜!」

天音「悪かったって」

ひまり「やだ〜!」

 

 

 

 

 

 

途中で雨が降ってきて急いで帰ったため、告白出来ませんでした。

帰りの電車で、私は天音さんの事を考えていました。

シャルロット「(あの時の天音さんかっこよかった……////)」

彩音「おーい、シャルロットー?」

シャルロット「ほぇ……?」

彩音「ぽや〜っとしてたよ?」

シャルロット「う、うん……」

彩音「まさか、天音さんの事考えてたの?」

シャルロット「そそそ、そんな事無いよ!」

彩音「怪しい……」

シャルロット「うぅ……」

私は天音さんの事を、少し好きになっていました。

 




いかがだったでしょうか?
次回は文化祭についてです!
それでは!


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Section32 変わっていくキモチ

どもども!
千聖の小説の時より投稿ペースが早いと思っている白金一海です!
それでは本編スタート!


夏休みが明け、二学期が始まった。

私達Petit Rockersは文化祭に向けてcircleで練習に励んでいた。

天音「最後。Alligator Blood」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「よし。片付けよう。」

 

 

 

私は片付けが終わった天音さんに話しかけた。

シャルロット「あ、あの!天音さん!」

天音「んー?」

シャルロット「この後時間ありますか?」

天音「あるけど、どうしたの?」

シャルロット「実は…」

 

 

 

みんなが帰った後、私は天音さんとカフェスペースで話す。

天音「拓哉はあこの事が好き、か……」

シャルロット「あこがたっくんの事をどう思っているか

気になるので今聞いてくれませんか?」

天音「……分かった。」

 

 

僕はあこに拓哉の事をどう思っているのかをメッセージで聞く。

数分後、返信が帰ってきた。

天音「うーん……」

どうやらあこは異性として拓哉の事が好きらしい。

 

 

私は結果を聞く。

シャルロット「どう……ですか?」

天音「……大丈夫なの?」

シャルロット「はい。」

天音「……どうやら両想いらしい。」

シャルロット「そう……ですか……」

シャルロット「恋愛って難しいですね……!」

天音「シャルロット!」

私はcircleを飛び出した。

 

 

 

 

 

 

気づいたら私は、自分の家に着いていた。

シャルロット「はぁ……はぁ……」

シャルロット「ただいま……」

水瀬母「おかえりなさい。夕飯食べる?」

シャルロット「いらない。」

水瀬母「そう……」

 

 

 

 

 

私は自分の部屋の部屋で泣いていた。

シャルロット「ひぐっ……うぅぅぅぅ……」

シャルロット「(恋って難しい……)」

 

 

 

 

 

気づいたら私は寝ていたみたい。

シャルロット「シャワー浴びよう……」

 

 

 

 

シャルロット「(また大きくなってる……)」

前より胸が大きくなっていた。どうしてだろうか。

 

 

 

浴室から出て自分の部屋に戻ると、天音さんからメッセージが来ていた。

シャルロット「「明日の練習大丈夫……?」か……」

シャルロット「行きます。っと……」

分かった、無理しないでね?と返ってきた。

シャルロット「はい。後、明日の夜は時間ありますか?っと……」

シャルロット「なんか夜に誘うのって……」

シャルロット「……////」

あるよ。と返ってきた。

シャルロット「やった……で良いのかな。」

シャルロット「そろそろ寝よう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝起きると僕の隣には、花音さんが居た。

天音「花音さん!?自分の部屋で寝てくださいよ!」

花音「ふぇ……?」

花音「天音君……おはよ……」

天音「おはよう……ございます……」

深雪「朝から楽しそうですね!微笑ましいです!」

天音「深雪!?」

ひまり「も〜花音さんったら〜」

花音「ひまりちゃん……?」

花音「……あ」

今気づいたみたい。

花音「あわわわわわ」

朝食中はずっと顔を赤くしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も練習が終わり、僕はシャルロットの家に行く事になった。

……何で着替えと制服が必要なんだ?

シャルロット「ただいまぁー!」

天音「お邪魔します……」

水瀬母「おかえり、あら?その人は?」

天音「三日月天音です。」

水瀬母「天音君で良いかしら?」

天音「はい。」

 

 

 

 

シャルロット「ここが私の部屋です。」

天音「可愛いじゃん。」

シャルロット「そ、そうですか?////」

天音「うん。」

シャルロット「////」

天音「シャルロット?」

シャルロット「な、何でもありません!////」

シャルロット「ベッドに座ってください////」

天音「う、うん」

僕はベッドに座る。

天音「そういえばアイドルやってるって千聖さんから聞いたけど……」

シャルロット「千聖さんと仲良いんですか?」

天音「可愛がられてるって言ったら変かな」

ん?今どこかからそんな事無いわよ!って聞こえた気が……

シャルロット「そうなんですね!」

シャルロット「……最近はバンドに専念したくて休止してるんです。」

天音「そうなんだ。」

シャルロット「でも、正直アイドルよりバンドの方が楽しいです。

たくさんの人の前で作り笑いとかするの嫌だし、みんなと音合わせした方が何倍も楽しい。」

天音「なるほど……」

シャルロット「握手会の時たまに変な人来るし……」

天音「えぇ……」

アイドルって大変だな……

シャルロット「それでよく分かんない事言ってくるし……」

天音「oh……」

多分セクハラ発言か……

シャルロット「それで休止してたら辞めたくなっちゃいました。

学校だとクラスの女子のボスが変なこと言ってくるし……」

天音「……教えて。」

シャルロット「他に教えたらどうなるかって言われてるので……」

天音「教えて。」

私は天音さんの真っ直ぐな眼差しに頼もしさを感じた。

シャルロット「えっと……」ごにょごにょ

天音「……分かった。」

シャルロット「後……」

シャルロット「彩奈って呼んでくれませんか……?

そっちの方が私的には仲良くなれた気がするので……」

天音「分かった、彩奈。僕の事も呼び捨てで良いよ。」

彩奈「呼び捨て……////」

彩奈「あ、天音……?」

天音「何か恥ずかしいね////」

彩奈「そうですね////」

彩奈「……天音、私の家に住んでくれる……?」

天音「うん……////」

 

 

 

ひーちゃんに聞いたらなんかOKされた。

放任主義っていうかなんていうか……

 

 

 

 

僕はひーちゃんに、他の女の子とは肉体関係を持たなければ

大体の事は良いと言われた事を思い出した。

彩奈「私、天音に海で助けてもらった時に天音の事が好きになっちゃってたみたい」

最近彩奈の僕への対応がぎこちないと思ったら……

天音「え……」

彩奈「ひまりさんが居るのに……ごめんなさい。」

天音「そんな感じはしてたけど……ホントだったとは……」

彩奈「彩音から言われた感じですか……?」

天音「最近反応がぎこちないから怪しいとは思ってた」

彩奈「そうですか……」

私の気持ちに気づいてくれてたんだ。

天音「僕も気になってはいたんだ……」

彩奈「え……」

天音も私の事が気になってたの……?

彩奈「天音、怒んないでね……?」

天音「うん……」

彩奈「んっ……////」

天音「んんっ……////」

彩奈が僕にキスをする。

別に一線を超えてる訳じゃないから大丈夫……

彩奈が僕をベッドに押し倒して舌を入れる。

天音「んんっ……////」

彩奈「ぷはぁ……////」

口からは糸が引いていた。

彩奈「ファーストキスは天音にあげたかったんだ……////」

天音「そう……なんだ……////」

彩奈「私とは恋人じゃなくても良いからずっと一緒に居て欲しいな……」

天音「うん……////」

 

 

 

 

 

もう戻れないかもしれない。

だけどひーちゃんと彩奈、2人とも幸せにしたい。

僕は幸せに出来る方法を探すのであった。




いかがだったでしょうか?
天音の女性関係が怪しくなって来ましたね〜
次回は日常編です!
それでは!


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Section33 楽しい思い出の為に

どもども!
今回は何か起こります……
それでは本編スタート!


彩奈のお母さんの了承の元、天音と彩奈の同居が始まった。

これからどんな事が起きるかも知らずに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は文化祭の準備日なので長くなりそうだ。

彩奈「おはよ」

天音「おはよ」

 

 

 

 

 

 

 

水瀬母「2人とも行ってらっしゃい。」

彩奈「うん!」

天音「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校では、特に問題無く文化祭の準備が進んでいた。

僕達Petit Rockersも明日のライブに向けて準備をしていた。

スタッフ「こちらはライブの順番のプリントです!」

天音「ありがとうございます。Poppin’Party……?」

合同なのでランダムに振り分けられたんだとか。

一足先にライブする順番を教えよう。

花咲川でライブ

Afterglow

Glitter*Green

ハロー、ハッピーワールド!

羽丘でライブ

Poppin’Party

Roselia

Petit Rockers

 

 

 

スマホを見ると、彩奈から「屋上で待ってる」というメッセージが来ていた。

天音「「今行く。」っと……」

僕は屋上で待つ彩奈の元へ向かった。

 

 

 

 

屋上で

天音「例の事?」

彩奈「はい……そろそろなの。」

天音「僕もついてくよ。」

彩奈「天音にも何かあったら……!」

天音「大丈夫だって。相手は後輩でしょ?」

彩奈「そ、そうだけど……」

天音「心配しないで。」

僕は夕焼けを眺めている彩奈を後ろから抱きしめる。

第三者からしたら恋人なのかもしれないが、

少し恋人に近い親友ってだけ。

ガチャ

彩奈「……来た。」

ボス女子「水瀬居たんだw……あれ?隣のは上原先輩と……」

天音「(何かめんどくさい事になりそうだ……)」

ボス女子「まぁいいや。水瀬、今日分のな。」

彩奈「うん……」

彩奈はこいつに金を巻き上げられてるのか……!

天音「ちょいと待とうか。」

ボス女子が金を貰った瞬間に取り返す。

彩奈「天音……?」

ボス女子「……何?」

天音「彩奈から金を貰おうとしてるのが見過ごせないってんだよ。」

ボス女子「関係無いでしょ。」

手下の女子「そうだよ。」

天音「手下居たのか。気づかなかった。」

天音「そんなこたぁどうでもいい。今までにいくら巻き上げた?」

ボス女子「あんたなんかに関係ない。」

天音「いくらかって聞いてんだよ!!!!!」

僕は声を張り上げる。

ボス女子・手下「ひっ……!」

ボス女子「50万……」

何でそんなに……?人気アイドルなのを知ってたからか……?

天音「……明日までに巻き上げた分を持ってこい。」

ボス女子「そんなの出来る訳……!」

天音「この事を言われちゃまずいよねぇ?」

僕はボス女子に詰め寄る

ボス女子「1ヶ月5万でお願いします!」

天音「おけ。彩奈の両親とお前の担任に伝えとくわ。彩奈と同じだっけ?」

ボス女子「は!?」

天音「そんな約束は破らない方がおかしいからね。」

ボス女子「水瀬と浮気してるって上原先輩に言ってやるぞ!」

天音「勝手にし……おっと失礼、電話だ。」

僕はスマホを取り出し、電話に出る。

天音「もしもしひーちゃん。どうしたの?」

ひまり(電話)「あーくん!!!!あのね、こっちの準備が終わったから深雪ちゃんと一緒に帰ってる時に深雪ちゃんが事故にあって、

今救急車で運ばれてるの!!!!」

天音「は!?!?」

ひまり(電話)「〜病院にすぐ来て!」

天音「分かった!!!」

彩奈「天音……?」

天音の顔はとても青ざめていた。

天音「深雪が……事故に……」

彩奈「え……」

天音「この話は後回しだ!行くぞ彩奈!」

彩奈「う、うん!!!」

ボス女子「ちょっと待ちなさい!!!」

僕達は屋上を後にし、病院へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院に到着し、病室に向かう。

天音「(深雪、無事で居て……!)」

 

 

 

 

 

病室に着き、入ると眠っている深雪と、

花音さんとひまり達とリサ先輩と医師が居た。

医師「来られましたか。」

天音「容態は!」

医師「安定しており、すぐに起きると思います。

しかし上原さんによると頭をぶつけたとの事なので、

最悪の場合記憶喪失の可能性が……」

天音「……」

彩奈「天音……」

 

 

 

 

 

 

 

2時間後、深雪は起きた。しかし……

その最悪の場合が来てしまった。

深雪「皆さんはどちら様で……?」

深雪以外「え……?」

天音「う、嘘だよね深雪?僕だよ?天音だよ?」

深雪「……?」

天音「あ……あぁ……」

天音「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

8人「天音(あーくん・天音君)!!!」

天音は病室を飛び出してしまった。

彩奈「私、天音を追いかけます!」

ひまり「私も!」

巴「分かった!」

 

 

 

 

 

 

 

彩奈視点

彩奈「天音!!!どこなの天音!!!」

どこなの天音……

ひまり「シャルロット!」

ひまりさんがこちらに向かってくる。

彩奈「ひまりさん!天音は……?」

ひまり「あっちの公園に!」

彩奈「はい!」

 

 

 

 

 

 

公園に着くと、感情を失ってしまった様な天音が座っていた。

彩奈「天音!」

ひまり「あーくん!」

天音「彩奈、ひーちゃん……」

ひまり「1回戻ろ?そこから先の事考えよう?」

彩奈「そうだよ天音!まだ何十年もあるし!」

天音「でも……」

彩奈・ひまり「「大事な妹を支えるのがお兄ちゃんでしょ!」」

天音「そう……だよね。」

天音「……戻ろう」

天音は大事な深雪の為に立ち上がった。

また楽しい思い出を作るために。




いかがだったでしょうか?
次回は一応文化祭編です!
それでは!


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Section34 僕と君のNew Memory(文化祭)

どもども!
今回は文化祭です!
それでは本編スタート!


彩奈視点

病室に戻ると、千聖さんとPetit Rockersのメンバーも来ていた。

彩奈「千聖さん……」

千聖「シャルロットちゃん、こんばんは。」

彩奈「こんばんは。あと彩奈でいいです。これは何してるんです……?」

千聖「分かったわ。これは今までの記憶を教えてるの。

記憶力とかは失われなかったみたい。」

彩奈「そうですか……」

花音「あ!深雪ちゃんのお兄ちゃんが来たよ!」

深雪「お兄ちゃん……?」

天音「やあ。」

深雪「あなたが……お兄ちゃんですか……?」

天音「うん。僕は三日月天音。君のお兄ちゃんだ。」

深雪「分かりました!よろしくお願いします!お兄ちゃん!」

天音「うん!」

天音「あ、バンドの事は?」

天音が思い出した様に言う。

花音「まだだよ」

天音「じゃあ僕が。」

 

天音視点

天音「深雪、ベースは弾ける?」

深雪「はい!とても上手に出来ます!」

天音「深雪はね、バンドをやってたんだ。Petit Rockersってバンド。」

深雪「そうなんですね!」

天音「うん。それで明日文化祭なんだけど……

来週まで入院なんだよね……?」

深雪「そうなのです……」

天音「じゃあ、しっかり治ったら文化祭ライブの代わりに、ライブハウスでやろう!」

深雪「分かった!お兄ちゃん!」

天音「あぁ!(お兄ちゃん呼びも良いな……って、前よりも明るくなった……?)」

天音「リサ先輩。」

僕はリサを呼ぶ

リサ先輩「んー?」

天音「明日、Gloriosaを一時的に復活させる。(小声)」

リサ「ギターとドラムとキーボードは?(小声)」

天音「曲はPetit Rockersに受け継いでるから彩音と彩奈と拓哉にする。(小声)」

リサ「分かった。友希那と紗夜に伝えとく。(小声)」

天音「ありがとう。(小声)」

天音「後、桜。ベースでも曲を練習してたんだっけ?」

僕は桜に聞く。

桜「うん。」

天音「分かった。Petit Rockersの出番の時ベースを頼む。」

桜「おっけ。」

天音「じゃあ深雪、また明日ね。」

深雪「バイバイお兄ちゃん!」

僕達は病室を後にした。

 

 

 

 

 

 

帰り道、ひーちゃんがこんな事を言い出す。

ひまり「シャルロット、これからは彩奈でいい?」

彩奈「はい!」

ひまり「彩奈、あーくんの家に住まない?」

天音「えっ!?」

花音「ふぇっ!?」

彩奈「良いんですか!?」

天音「良いよねあーくん?」

天音「良いけど……」

彩奈「やったー!」

これから僕、深雪、ひーちゃん、花音さん、彩奈の5人生活となりました。……どんな風になるかなぁ。

そういえばひーちゃん、まだ言われてないみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰宅した後に学校で使っているチャットアプリで、彩奈の担任に例の件

について内容を送った。

あの人僕らの数学担当だからね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、合同文化祭1日目となった。

ちょくちょく花咲川や外部の人とすれ違う。

大樹「ナンパするぜ!」

天音「ナンパしたら1発で校長行き」

大樹「え!?」

天音「ホント。」

大樹「ウソダドンドコドーン!!!」

 

 

 

 

 

 

大樹「……よし。」

調子を取り戻したみたいだ。

大樹「あそこのメイド喫茶行くぞ!」

天音「う、うん」

僕達はメイド喫茶へと向かった。

 

 

 

 

中に入ると、彩奈が居た。

彩奈「お帰りなさいませ。ご主人……天音!?」

天音「よっ……」

彩奈「う、うん////」

大樹「女たらし……(ボソッ)」

天音「何か言った?」

大樹「いや。」

彩奈「天音、ここはオムライスが美味しいよ?」

天音「そうなんだ、じゃあお願い。」

彩奈「分かった!」

タッタッタッと彩奈がスタッフルームに戻って行った。

大樹「水瀬さん、ハーフ巨乳で金髪美少女なんてさいこ……いだだだだ!!」

僕は大樹の足を踏む。

天音「お前ってやつはセクハラ発言ばっか……」

大樹「天音の彼女じゃ無いんだし良くね!?」

天音「はぁ……」

彩奈「お待たせ天音!私が作ったオムライスだよ!」

天音「ん。ありがと。」

彩奈「あーんしてあげるね!」

天音「え!?」

彩奈はいきなりすごい事言うからな……

大樹「貴様……」

隣の黒いオーラは無視して。

大樹「無視!?」

彩奈「はい、あーん!」

天音「あーん……」

天音「美味しい……」

彩奈「ホント!?嬉しいな!」

 

 

 

 

オムライスを食べ終わり、彩奈と一緒に回りに行く事になった。

彩奈「恋人繋ぎして欲しいな……////」

天音「うん……////」

色々回っていると、みゃる山さんと千聖さんに遭遇した。

彩「あ!天音君と彩奈ちゃん!」

千聖「あら、天音君と彩奈ちゃんじゃない。」

天音・彩奈「こんにちは!」

千聖「こんにちは。」

千聖「天音君、他の女の子と遊ぶのも程々にするのよ?」

天音「はい……」

千聖「じゃあね。」

みゃる山さんと千聖さんは去っていった。

天音「そろそろライブの準備の時間じゃない?」

彩奈「だね!」

僕達は体育館へと向かった。




いかがだったでしょうか?
次回も文化祭です!
それでは!


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Section35 祝え!Gloriosa復活の瞬間である!(一時的)

どもども!
今回も文化祭です!
それでは本編スタート!


体育館に到着すると、着々と準備が進んでいた。

彩音「こっちこっち〜!」

彩音の方へ行き、僕達もライブの準備をする。

 

 

今日のセトリ

(Petit Rockers)

Chelsea Smile

Rainbow Jump!!

FIRE IN THE SKY

(Gloriosa)

M1917

Sign.

The World Is Unreasonable.

 

 

 

 

 

 

1時間後、ライブ開始の時間となったのだが……

天音「え!?Poppin’Partyのドラムの人が来ない!?」

スタッフ「そうなんです……」

天音「予定変更。先にGloriosaをやって時間稼ぎをする。」

スタッフ「分かりました!」

 

 

 

 

 

 

 

司会「皆さんこんにちは!これから文化祭ライブを開始致します!」

観客「わーーーーーー!!!!!」

司会「(え?は、はい!)えっとですね、急遽予定を変更しまして、

トリのシークレットゲストが最初になりました!」

観客「シークレットゲスト……?」ざわざわ

司会「それではどうぞ!」

Gloriosa! Ready go!

観客「え!?」

幕が上がり、メンバーが現れる。

観客「わーーーーーー!!!!!」

天音「行くぞォォォォォォ!!!!」

天音「M1917ァァァァァァ!!!!」

ギターでイントロが始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2番が終わり、ブレイクダウンに入る。

天音「ヴェア!!!!」

 

 

 

 

 

 

曲が終わり、メンバー紹介に入る。

天音「お久しぶりです皆さん!Gloriosaです!」

観客「わーーーーーー!!!!!」

天音「三日月天音です!」

友希那「湊友希那です。」

紗夜「氷川紗夜です。」

彩音「サポートギター、更識彩音です!」

リサ「ベース、今井リサですっ☆」

拓哉「サポートのキーボード、東山拓哉です!」

彩奈「サポートドラム、水瀬・シャルロット・彩奈です!」

天音「よろしくお願いします!」

観客「わーーーーーー!!!!!」

 

 

 

 

天音「次の曲行きます!」

天音・友希那「Sign.」

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「最後の……あ、分かりました。すみません!

次のバンドのメンバーが来たみたいなのでここまでです!」

観客「えーーーーーー!!!!」

天音「またいつかライブするんで!」

天音「Poppin’Party!お願いします!」

 

 

 

 

 

 

 

 

印象に残った事は、ボーカルの子がキラキラドキドキとか言ってた事や、ギターの子が花園ランドとか言ってた事。

 

 

 

 

 

 

次はRoseliaの番だ。

友希那「こんにちは、Roseliaです。」

観客「わーーーーーー!!!!!」

友希那「まずはこの曲、BLACK SHOUT」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彩音「ついに私達の番だね!」

拓哉「だね!」

桜「さっきやってたじゃん……」

彩音「それとこれは違うの!」

彩音「行くよ〜!」

あ、そういえば。Petit Rockersは彩音がリーダーだよ。by天音

 

 

 

 

 

彩音「行っくよ〜!」

観客「わーーーーーー!!!!!」

彩音「Chelsea Smile!」

僕の歌い始めで曲が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲が終わり、メンバー紹介に入る。

彩音「Petit Rockersです!」

観客「おーーーーーー!!!!」

彩音「ギター、たまにボーカル!更識彩音です!」

桜「色々あって今はベース、ホントはギター!悠木桜!」

天音「ボーカル!たまにギター!三日月天音!」

彩奈「ドラム!水瀬・シャルロット・彩奈ですっ!」

拓哉「キーボード!東山拓哉です!」

5人「よろしくお願いします!」

観客「わーーーーーー!!!!!」

彩音「次行きます!」

彩音「Rainbow Jump!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天音「Last song is called!」

天音「FIRE IN THE SKY!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、無事に2日間の合同文化祭は終わりました。




いかがだったでしょうか?
次回は日常編です!
それでは!


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