唐突に考え付いた短編集(?) (白ノ宮)
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謎の番外編(尚本編は)

許せ、ナナカマド。


10月某日。

 

夕立「ねぇ、時雨?」

 

時雨「ん?どうしたんだい?」

 

夕立「ちゅー、しよ?」

 

時雨「えっ、本当にどうしたんだい!?」

 

夕立「なんかポワポワするっぽい~」

 

いったい何が原因なのか。

机を見るとお高そうなチョコレートの箱といくつかあけられた包装紙があった。

 

時雨(あー…これブランデー入りかぁ)

 

夕立「時雨ぇ…無視しちゃダメぇ///」

 

時雨「いいから落ち着いてこれ飲んで!」

 

僕は自分のコップに入っている水を夕立に飲ませる。

 

夕立「んぐっんくっんくっ…ぷはぁ!」

 

これで多少はマシになることを願いたいのだが、現実はうまくいかないものだ。

 

夕立「間接キスっぽい///」

 

恍惚とした顔って身内に見せるもんじゃないと思うんだ僕は。

 

時雨「えぇ…(困惑)。姉妹なのにこの娘何言ってんの?」

 

夕立はコップを机に置いてこちらにトロンとした目を向けてきた。

 

なんか嫌な予感がしたから読んでいた本を机に置いていつでも動けるように立ち上がった。

 

夕立は四つん這いでこちらに寄ってくる。

 

僕は夕立との距離を保つ様に距離を取る。

 

夕立「なんで逃げるのぉ?べろちゅーしよぉ///」

 

時雨「もう手遅れの様だね。また後でね、夕立」

 

残念だけど僕は卑猥な小説の様には行かないからね。

急いで部屋から出ることにしたよ。

ほっといても夕立だから多分大丈夫さ。

僕は姉妹を信用しているからね。

何かあっても入渠ドッグにぶち込めば問題無し。

 

僕達艦娘はそんなにやわな存在じゃないのさ。

 

お酒に弱いじゃないかって言われたらどうしようもないんだけどね。

夕立がああだとウチの鎮守府の白露型はみんな弱いんだろうなぁ...。

 

部屋から出ると廊下の窓辺でどうみても初風だが制服が違う自称[唯一神]が黄昏ていた。

 

時雨「やぁ、閃風。こんなところで黄昏てどうしたんだい?」

 

閃風「いや?ただ黄昏ていただけさ。それより時雨、なんか疲れた表情をしているが何かあったのかい?」

 

時雨「それがね...」

 

僕は先程自室で起きた出来事を閃風に話した。

 

閃風「そうか。どれ、診てあげよう」

 

時雨「でも今の夕立って正直危険だよ」

閃風「それは戦場より危険なのかい?」

そう言った閃風は僕達の自室に入っていく。

僕はその後ろに隠れる様にしてついていった。

ーーーーー

 

なんか時雨が困っていた様だったので事情を聞いたところ、夕立がブランデー入りチョコレートを3粒食べてベロベロに酔っ払ってしまったそうだ。

 

そして姉妹である時雨に発情したから慌てて部屋から脱出したとのこと。

 

時雨達の部屋に入る際に艤装の状態異常付加の矢(眠り)のみを右手に出現させる。

 

時雨は俺の後ろに隠れることに意識する事でこちらの動きに気づいていない。

 

部屋に入ると女の子の部屋の甘い匂いがする。

 

深呼吸をしたくなったがまずは夕立を眠らせるのが先決なので、服を何故か脱いでいる夕立の肩に眠りの矢をぶっ刺した。

 

すると糸が切れた操り人形の如くこちらにしな垂れかかってくる。

 

眠りの矢を送還して夕立を受け止めるとそのままお姫様抱っこをして持ち上げてベッドに寝かせる。

 

閃風「これでいいだろう」

 

時雨「助かったよ、ありがとう」

 

閃風「困った時はお互い様だよ」

 

好感度アップ間違いなしだ。

ーーーーー

閃風ってなんともいえないオーラを放っているんだけど話しかけてみると優しい頼りになるお兄さんって感じなんだよね。

艦娘なのにお兄さんっておかしいけどそんな気がするんだ。

なんでだろう?

 




ぬるぽガッ


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新ととモノ。 生徒会長就任編

絶対続かない。
何しろ辛いのはキャラのセリフをコピー出来ないこと。
いちいち打つのがめんどい。
ほら、これスマホだし...。

2/22 13:37追記
えっ何これ。
ステータスで小人族と人間族の数値の間に相当スペース入れたのに空白の空間が狭い...。
クッソ見辛いんだが。
ちょっとぉ、システムさんしっかりしてよねっ!


よし、じゃあ早速ゲーム開始。

 

うん、やっぱり7年以上前に発売されただけあって映像荒いなぁ。音声は問題無いのにね。

 

タイトルに行くと可愛い女の子の声でタイトルコールだ。これはぽわぽわ系だ。うん、かわいい。

 

さてチュートリアルはスキップして、主人公作成をしていこう。

 

このゲームは主人公作成にあたってステータスに追加分配できるBP(ボーナスポイント)というのがあるんだ。

 

20ポイントあれば戦闘が楽なんだけど出てくれるかなっと。

 

おっ!42ポイントだ!

 

これはうまあじですね。

 

ちなみに最高ポイントは62ポイントらしいんですけど正直そんなにあっても難易度下がるだけなので必要ないです。

 

え?じゃあ42ポイントはどうなんだって?

 

こまケェ事気にしてると禿げるぞ?

(また髪の話してる....)

 

名前はリッカで決定です。

 

男でも女でもあり得そうだよね。そんな事ない?そう...(無関心)

 

さて種族を決めます。

 

まぁ色々あるんですけど今回は普通にプレイするので、99lv時の総合ステータスポイントは低いけどレベルアップが早い早熟系を選びます。

 

その名も小人族ですね。

 

小人って言っても成人した人間の半分の身長しかない種族の事です。

 

簡単に言うと合法ロリショタです。

 

紳士淑女の皆様、盛り上がってますかー?

 

はい、では気をとり直して。

 

見た目ですね。

 

髪の色は、ピンクでいいや。

 

目の色は、紫っと。

 

髪型は...これってツインテールって言うんですかね?

 

猫耳の帽子被っているだけだしツインテっちゃあツインテだな。

 

服装は女子の制服で。

 

うーん、ニーソとスカートの間から見える絶対領域が眩しい!

 

まぁ性別は男なんですけどね。

 

このゲームって不思議なことに性別が男でも女子の制服着れば体つきも女子になるんですよね。

 

その逆も然り。

 

つまり完全なる男の娘が完成したわけです。

 

さてボイスは、あざとさ満載のロリボイスで。

 

絶対これは意識しないと出ない声ですわ。

 

さてお次は学科ですね。

 

僕は射撃系をいろんなゲームでやってるので弓や銃を扱える学科にしたいんですよね。

 

その中だと海賊と狩人ですね。

 

確か僕の血には海賊の祖先が混じっているらしいので海賊にします。

 

海賊の利点は銃に限らず剣も扱える点と色々なスキルが習得可能な点です。

 

魔法は習得できないみたいですけど。

 

あっ、そういえば。

普通科の方に応急手当てっていう回復スキルがあったんでした。

 

そっちを優先して撮りたいので普通科にしましょう。

 

スキルが取れたら学科変更しましょう。

 

さて、最後にBPの振り分けですね。

 

まずは振り分け前のステータスをば。

 

小人族 人間族

力 6 8

知恵 6 8

精神 6 8

生命 6 9

早さ 12 8

運 14 9

 

参考までに人間族のステータスも置いときました。

 

うーん微妙。

 

じゃあ適当に振りますね。

その結果がこちら

 

力 16

知 10

精 12

生 16

早 22

運 15

 

この種族はmpの伸びが悪いみたいなので知恵にはあまり振りませんでした。

 

これでキャラクリ完了ですね。

 

さぁ、リッカくんの学園生活がスタートです!

 

目指せ、ハーレム!

 

────

───

──

 

入学手続きが終わったので学園長室に向かう。

 

学園長「入学手続きが無事終わったようでなによりです」

 

「この学園は新設されたばかり。だから、先生方も殆どが現役の冒険者.......つまり、君たちの先輩です」

 

「困ったことがあったら、何でも聞いてください。勉強以外のことでも、きっと親身になって相談に乗ってくれることでしょう」

 

「さて、それでは生徒会長の仕事の説明ですが...」

 

「ずばり、『みんなの学園生活をよりよくする』事です」

 

うわ...大雑把だな...

 

「これだけでは具体性に欠けますか....。つまりは、生徒のみなさんや先生方の間で起こる様々な問題を解決して欲しいのです」

 

つまりは雑用ですね?わかります。

 

「それは単純な失せ物探しかもしれません。恋愛相談や、進路の悩みなどもあるでしょう」

 

あー、確実に雑用だわ。厄介ごとを体良く押し付けられただけだわ。

これ厳正なる選挙の結果選ばれたとか言ってたけど絶対抽選だよこれ。

 

「そんな時、そばで話を聞いてあげて欲しいのです。一人で解決できない問題も、みんなで考えれば何とかなるものです」

 

何とかなる程度の問題なら聞く必要ないんじゃ....

 

「もちろん、学園行事の運営などにも関わってもらうことにはなりますが.....」

 

なんと面倒な...

 

「いかがです?やりがいはあると思いますが(暗黒微笑)」

 

僕は納得できなかったが致し方なく頷いた。

 

「そうですか。あなたならそう答えてくれると、思っていましたよ」

 

あの、学園長。それって僕の表情ちゃんと見て言ってます?

あからさまに嫌な顔で頷いたよね!?

お前の目は節穴か!

 

「それではない図書室に行ってきてください。学園内のトラブルなどを受け付ける、目安箱を設置するように言ってあります」

 

あー、無視ですか。そうですか。

 

「その中からあなたにできそうな相談に乗ってあげてください」

 

つまり見て見ぬ振りも可能、と。

 

「大丈夫。あなたならできますよ」

 

その根拠の無い大丈夫って言葉が僕は一番嫌いなんですけどね(半ギレ)

 

「──自分の可能性を信じること。これが本学園の校訓であり、冒険者としての心構えでもありますからね」

 

お?なんだ?最後にそれっぽいこと言って締めるつもりか?

 

学園長から生徒会長就任のお祝いとして帰還札(ダンジョン脱出アイテム)と焼きそばパン2個を貰った。

 

なんと安上がりなお祝い。貰えるだけありがたい...のか...?

 

僕はもやもやしたまま学園長室を後にした。

 

図書室

 

???

「お、待ってたよー♪生徒会長」

 

誰やねんコイツ馴れ馴れしいな。

 

「あ、はじめまして。私は図書委員のメーツン。何か読みたい本がある時は言ってね♪」

 

へー(無関心)

 

メーツン

「さっき聞いたと思うけど、私の仕事はそれだけじゃ無いんだ」

 

「ほらこれが目安箱だよ。これには先生生徒からの依頼が入ってるんだよ」

 

知っとるわ。んなこと言われんでもわかるわい。

 

「ただ、イタズラも多いからさ。私の方で管理して以来という形で君に伝えるってわけ」

 

管理がんばー

 

「依頼はいくつも出ている時があるけど受けられるのは一つだけだからね。ちゃんと一つずつ終わらせてから次の依頼に取り掛かってね」

 

効率悪いなそれ。しかも面倒な...。

 

「そんなわけでこれからよろしくねー♪」

 

あー...こんなんじゃ幸先不安だよぉぉ。




続きません。(確固たる意志)


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フェニックス隊

エスコン1をやる夢を見たので書きました。
国の名前とか隊の名前は適当です。


『こちらレインバード。フェニックス隊、応答せよ』

 

「こちらフェニックス隊、隊長機フェニックス01。どうした?」

 

『作戦司令部から伝達。17:00から都市制圧作戦を開始する。そのため、16:55の時計合わせを行う』

 

「了解」

 

『5、4、3、2、1、マーク』

 

「マーク」

 

『何か機体に異常は無いか?』

 

「機体状況及びレーダー異常なし。兵装も問題なし」

 

『了解した。あと8マイルで作戦区域に入る。速度を落とせ』

 

「了解」

 

『...』

 

「レインバード、聞きたいことがある」

 

『何だ?』

 

「この作戦の参加部隊はウチだけなのか?」

 

『いや、こことは別の三方向に二部隊ずつ配置されている』

 

「なぜこっちは自分だけなんだ?」

 

『いても邪魔だろう?大体、貴機の機動に着いていける味方機はいないさ』

 

「一応言っておくがこの機体は量産機だぞ?それで着いていけないって問題じゃ無いのか?」

 

『逆に言わせてもらうが、貴機のような機動をする奴が一般兵だと言いたいのであればイーセイ国軍は窮地に陥ることは無いぞ。過ぎた謙遜は嫌味に聞こえるから他の兵には言うなよな』

 

「了解、気をつける」

 

『フェニックス隊、作戦予定時刻だ。作戦区域に突入し、高速域で民間施設を破壊せよ』

 

「フェニックス01、任務了解」

 

血のような赤黒い塗装をされたMIG-31が紫線を引きながら敵国の都市主要施設に向けて高速で飛ぶ。

 

都市高層ビル屋上に設置されたAAガンやSAMが起動するも、その機体は轟音を立てながら真っ直ぐ突っ切る。

 

対空兵器はその圧倒的な速度を捉えきれずに目標を逃す。

 

都市主要施設が集まっている場所はコンクリートジャングルとなっており、一般パイロットであれば低速域でも飛行困難だろう。

 

しかしその機体は一切速度を緩めることなく、逆にグングン上げながら不自然な機動を行い、ビル群をすり抜ける。

 

その見事という言葉だけでは表せない操縦に逃げ惑っていた民衆も足を止めて見惚れていた。

 

フェニックス01(FE01)はその隙を見て、国の象徴である時計塔をミサイルで破壊する。

 

続いて遠距離から別働隊が長距離対地ミサイルで避難施設を爆撃していく。

 

フェニックス隊の予期せぬ撹乱で都市は数分にて炎の海と化した。

 

赤黒いMIG-31はその様子を一瞥してからまた高速で作戦区域を離脱する。

 

『フェニックス隊、ご苦労だったな。久しぶりの都市破壊、いや、フェニックスの業火の調子はどうだ』

 

「あぁ。いつも通りかつ、最高だよ。人々の日常を戦火で包んで不幸を大量に生み出す。こんなに素晴らしい事は他にないな」

 

『ハハハハハ!違いねえな」

 

『「他人の不幸は蜜の味」ってか?』

 

「わかってるじゃないか。傭兵という事は必ず勝たなければならない。だからこそ負けた相手は不幸になる。その様子は見てるだけで昇天してしまいそうになる」

 

『はぁ、そうかい。エースパイロットがどんなに歪んだ性癖であっても報酬通りの仕事をしてくれればこっちとしても万々歳だ』

 

「さあ今日も明日も全てを業火で包もう」

 

『そうだな。全機に通達、作戦は成功。各隊は所属基地へ順次帰投せよ』

 

「アルファ隊、了解」

「ベータ隊、了解」

「チャーリー隊、了解」

「ガンマ隊、了解」

「オメガ隊、了解」

「テラ隊、了解」

 

「で、アイツらは落としていいのか?」

 

『何だ?処理できるんであれば報酬金は3倍増しだが、出来るのか?』

 

「ふっ、この機体を舐めるなよ?フェニックス01、これより敵機制圧任務を開始する」

 

『フェニックス隊、交戦を許可する。奴らに金の代わりに業火をプレゼントしてやれ』

 

「言われなくてもしてやるさ、フェニックス01、engage!」

 

今日も今日とて不死鳥が血の雨を降らせ、その地を炎の海にしていく。

 

この世界が平和になる事は無いだろう。

 

地獄の不死鳥がいる限りは。




MIG-31速くてすこなんだ。


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