あべこべ幻想郷に核爆弾を (覚め)
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あべこべがなんだってんだ

よくわからんがよくわからん


はて。どこだねここは。

つかマジでどこ?

俺は確かに旅行で宮本武蔵っぽい格好しながら江戸歩いてたんだけど?

なんならそこから愛媛城行こうとしてたんだけど?

ん?俺は車に轢かれてもないし上から鉄骨は降ってないし事故どころか事件にすら遭ってない…はず

俺の覚えてる記憶では…確か

 

「二天一流!」ヤー

 

的な感じで外国人と親しくジャンプしたことくらい…?

外国人は?あれ?いなくね?て言うかいまわかったけどここ公園じゃね?

なんだ…?都市街でもこんな広い公園はねえぞ?お?どうなってんの?

 

「…そうだ!あれが原因なら!」

 

もう一度ジャンプすれば!

 

「せーの…二天一流!」ヤー

 

なにもおこらなかった

じゃねえよ!ドラクエか!ここはドラクエか!?

 

「…しっかし広い公園だなぁ…ん?富士山っぽいのが見えるけど…それにもり…てことは」

 

富士の樹海が見えるってことは…大体富士山のふもと辺り!

そうか〜!そう来たか〜!

…で、なんで俺ここにいんの?富士山近くにこんな公園あったっけ?

ドラえもんの道具?

 

「とりあえず歩くか」

 

彼はまだ知らない…

その一歩を反対方向に向けていれば即死の攻撃が降り注いできたと言うことに…

彼はまだ知らない…己の幸運を!

 

「的なナレーターでも入るのか?ゲームだったら…」スタスタ

 

歩きながら目を凝らす…が出口らしきものはない

 

「マジでどこだここ」

 

「…もしもここが公園じゃなかったらどうなるんだろう…?未開の地って奴?」

 

「まあいいや気楽に」ガッ

 

「いこ…?なんか肩に降りかかったような…」チラッ

 

振り返り確認する。何もいないし何もない。

訳わからないがこう言うことはたまにあるのでそう言うものなのだろうと放置。

これがいけなかった!

 

「…まあいいか」スタスタ

 

そのまま歩く。そして見えてくるのは…花畑!

感の良い方ならもうお気づき。

ここは幻想郷。しかし…この幻想郷は女性の綺麗と醜いが逆になっている…とどのつまりあべこべ世界!

そして幻想郷の花畑と言えば…?

人によって答えは変わるだろう。

しかし!絶対に入ってはならない花畑!

その花畑の持ち主は…

人にその姿を貶され…

人にその育てた花を貶され…

人に強い恨みを持つ戦闘狂人!

その名を…風見幽香!

と、言いたいが。それは噂に過ぎず、実物で言えば人を嫌うだけの妖怪である。

確かに力は強いし戦闘狂人であるがそれは強者に対して。

弱者には割と友好的。

人間も弱者であるが立ち寄ればたちまち罵声を浴びせられるために嫌うのである。

 

「ん〜…未開の地だからなのか綺麗な花が見えるなぁ」

 

「近付くか。誰もいなければそれでよし。誰か居れば話を聞いて良し。二段構えよ」

 

花畑…

 

「…はぁ…」

 

風見幽香はただいまちょっと不機嫌である。

なぜか?それは人が歩み寄り罵声を浴びせてきたからだ。

 

「よくわからないわ…慣れてきたけどこの子達を貶されるのは少し腹が立つわね」

 

そんなに嫌いなら自分から立ち寄らなければいいのに…そう思うようになったのはいつからか。

白く透き通るような肌は嫌われ荒れた肌が好まれる。

健康的な身体は嫌われて不健康な身体が好まれる。

整った綺麗な顔は嫌われ醜い汚れた顔が好まれる。

風見幽香は全てにおいて前者である。

白く透き通った顔、健康的な細い身体、整った顔…

 

「…はぁ…私ってそんな不細工かしら…?」

 

自覚はあれどわざわざ罵声を浴びせられる程の不細工ではない…と信じたいがこれが現実というべきか。

 

「すんませーん!」

 

「!?」

 

突然の訪問者。この後表に出れば容姿のことについて酷く罵るであろう。

風見幽香がとった手段。それは沈黙であった。

 

「あれ?家みたいなのがあるから人がいると思ったんだが…」

 

「…すんげー…花ってこんな育つもんなのか」

 

「?」

 

男の声で発せられた内容。

それは風見幽香が思っていた内容とは違い、褒め称えるような内容であった。

はっきり言って嬉しかった。

自分を見ることが無くても花には罵声を浴びせる屑共とは違い、褒め称える言葉は初めて聞いたからである

 

「…人がいねーとこんな綺麗に咲くもんなのかぁ」

 

聞き間違いではない!ならば取る行動は一つ!

さっさと追い払うこと!そうでもしなければ次罵声を浴びた時耐えれるかどうかわからないからだ!

 

「…誰?貴方」

 

「あら、人がいた」

 

「聞かなかった?貴方誰?」

 

「人に名を尋ねるときは自分からだろ」

 

「…風見幽香。で、貴方は?」

 

「俺は阿部新太(あべしんた)。んでちょっと尋ねたいことが」

 

「…さっさと人里へ帰んなさい。私、結構不細工らしいわよ?」

 

「え?人を見た目で判断するのは人としてどうかと思うが…」

 

「…あらそうなの。それを私の顔見ても言えるかしら?」

 

帽子を取る。

こうすると人間は人目見るだけでどこかへ一目散に逃げる…

はずだった。一つ誤算があるとすればその男が外来人だったことか。

 

「え、結構美人だけど」

 

「…お世辞にもならない嘘はやめなさい。」

 

「ん?お世辞じゃないけど…あ、とりあえず人がいる場所に」

 

「…それならあっちね。それじゃ」

 

「…美人さんはガードが固いってのはこういうことか。よく言ってたなぁ…」

 

新太が思い出していたのは父の記憶。

 

父親『いいか?美人ってのはガードが固いんだ。だから運命装って語りかけなきゃガードは解けない。そうでもしなきゃ他の男共と同じように見られちまうからな』

 

…もちろんそのあと母に怒られていたが。

 

「…とりあえずあっちか。」スタスタ

 

彼が目指すは人里。

ここが何処かは聞かずにいたのは幸か不幸か。

彼はポケットにあった菓子を花畑に置き、そんなことを考えながら呟いた

 

「これあげますね」

 

風見幽香の反応は…警戒はされるもただの菓子だと気付けば食していた。

つまり悪くはなかったということである。

 

「さて…数時間掛けて行きますか!」スタスタ

 

数時間後!もはや夜!

だが妖怪に襲われなかったのは男だったからに違いない。

この幻想郷では一部の不細工を置いて男を殺すということは重罪どころか万死に値する行為である。

これは上級妖怪どころか下級妖怪にすら通用する一部の掟のようなものであった。

そしてのこのことやってきた人間は不細工ではないために襲えなかった。

この時ばかりは流石に男でなければ殺されていたであろう。

 

「おー、なんか人工的な…でも原始的な何かが見えるぞ。すんませーん」

 

「ん、なんだお前」

 

「気が付いたらここに居て」

 

「…ということは外来人か?妖怪でないのならば入れぬことではない…それに男だしな。あの女を連れてこい」

 

「え?あの女ってまさか…」イヤイヤ

 

「…慧音だ。とにかく連れてこい。あの醜い女を連れて来て許可をとれ。地位で言えば俺たちより上だからな」

 

「…わかりました」

 

「失礼したな外来の人。こちらへ」

 

「あ、はい」

 

数分後

 

「…」

 

「よし入れ」

 

「あまり気乗りはしないが…」

 

「お前は入っていいと言えばいいのだ。ある程度話してな。」

 

「わかってる。まったく…すまない待たせた」

 

「…こりゃまた美人で」

 

「美人!?お、おいこの男変だ!」

 

「何!?何が変なのだうわキッモ!」

 

「この男私を見て美人とか言ったぞ!?」

 

「なんと!?貴様不細工好きか!?」

 

「はあ!?美人好きだよ一応!」

 

「な、なんと…!?自覚はないのか…!?」

 

「どういうことよ…」

 

「貴様この女を見て美人と言ったのか!?」

 

「…まぁ感覚が狂ってだけだ。夜だしな。入っていいと思うぞ」

 

「…いやなんか貶された気がするんですけどぉ!?」

 

「あ、いやすまんな…」

 

ちなみに主人公の容姿はイケメンか不細工かと問われれば若干イケメンかなってくらい。

中の上寄りの上の下?

 

「…ああ、すまない。説明を忘れていたな。」

 

「え、あ、はい」

 

「ここは人里だ。周りは妖怪がいたはずだが…まあ男なのと顔か。お前、注意したほうがいいぞ?

 ここには美人が多すぎて不細工見ただけで失神するからな。まあお前の場合それはないだろうが」

 

「…なぁんかなぁ」 

 

「とにかく。達者に生きろよ」

 

「あいあいさ〜」

 

ここからこの男の原始的な暮らしは始まる…!

 

 

 

 

 

 

 

 




ヤンデレ的なのは多分ないです。
多分


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新聞は危険だ

何故か?幻想郷の新聞の危険さを今回はお送りしよう…


 

今朝、幻想郷一帯に号外新聞が配られた。無料で

内容は…外来人のことについてである。

しかし外来人ということに付け加えて一つ…

そう。たった一つ誤解のようなものがあるのだ

それは…

 

博麗神社

 

「…文、これほんと?」

 

「はい!彼が幻想入りした時から見張っていたので!」

 

「どうやって?」

 

「にとりさん達に頼んで小型カメラ作ってもらいました」

 

「…すごい執念ね。しっかしまぁ…珍しいわね。ていうか消えなさいよブス」

 

「んふふ〜でも私たち不細工でもその人の目には綺麗に見えるらしいですよ?」

 

「…それが本当だったらね。あの風見幽香に対して美人…慧音にも美人」

 

「そんなこと、私達はその人の目には美人に映らなきゃ無理ですよ!」

 

「…外来人か…とは言っても、妖怪と人間は交われないわよ?」

 

「あ、ほんとだ」

 

…ちなみに。

補足だがこの2人の名は博麗霊夢と射命丸文。

どっちもこの幻想郷では不細工と称される…

それ故に射命丸文が配った新聞は誰も手を付けず、博麗霊夢が営む博麗神社には誰も賽銭を入れない。

というのは建前である。…まぁ射命丸文の話は事実だが。

博麗神社には人が来る…それも少しだが。

理由としては二つある。

一つ目は博麗霊夢は普段引きこもっているから。その顔で外に居ようものなら参拝客など誰1人も来ないであろう。

二つ目は神と人はまったく別の生き物として考えられており、博麗の巫女であろうと手出しができないと考えられているからである。

…まぁ妖怪が集まるところでもあるが…

そしてそこには能力だけなら神に近いとされる八雲紫が頻繁に来るのである。

大体2日に一度くらいの頻度で。

…何故かは知らない…

 

「霊夢〜」

 

「うわ不細工が来た」

 

「霊夢さん逃げましょ」

 

「嫌よせっかくの参拝客を逃したくないもの」

 

「…そうですか。」

 

「で、その外来人のこと!」キラキラ

 

八雲紫…能力だけなら神に近いと言われている賢者…らしい

本人曰く『私の能力で世の中全部ひっくり返してやろうと思ったことはあるけど幻想郷の比率としてはそうなるとまずいのよね』

と言っているように大体なんでもできる能力である。

境界とか無理やりすぎると思うのは私だけか?

とにかく。そんな八雲紫もこの世界では不細工である。

そのため必要な買い物以外は出かけずに家の中で運動したり仕事したりしている。

…ほとんど式神に任せっきりだが…一応本人としてはやってるつもりらしい。

そして外と幻想郷の行き来が自由に行える数少ない人物でもある。

まぁ…仮面つけてるからナンパなどはされてないしあまり外にも出ないが…

 

「…妖怪と人間は交われないらしいですよ」

 

「そうよ紫…諦めて人間に譲りなさい」

 

「こ、こいつら…!」

 

「…彼が永遠亭とか言う化け物だらけの気色悪いダンジョンに行ったらそこはもう天国のように見えるのかしら?」

 

「…あまり思えませんね…」

 

「ちょっとー!」

 

永遠亭…ここに行くなら道端で死ぬ方がマシだと言われる施設である。

一応病院である。が、不細工がかなり揃っているため…重症患者でない限りは運ばれないし入院=死であることは人里には知れ渡っている。

仮面を付ければ問題ないと言われているが仮面越しでも殺しにかかるレベルの化け物がいるとの噂も。

 

「…でも。あの化け物輝夜は彼にとっては1000年に一度の美女ってやつなのかしら?」

 

「…私達でさえ100年に一度の不細工って言われてんのよ?そんでもって私たちの世代を『悪魔の世代』って言われてるのよ?どこの海賊王よったく…」

 

「…憂鬱だわ。帰る」

 

「私も」

 

「出てけー」

 

人里

 

「仕事どうしよっかなぁ」

 

新太は悩んでいた。

働くことにするにしろしないにしろ住む場所がない。

どこか格安で売ってくれるところはないものか…

そう思っていた矢先である

 

「ちょっとお兄さん!」

 

「ん?なんですか?」チラリ

 

「私たちと一緒に遊ぼうよ!」

 

…はっきり言おう。新太にとって彼女達は不細工である。

顔だけで判断するのは良くないと思い直す…

そもそも逆ナンはよくあったことだ。それも気持ち悪いほど。

ラブレターなどいくつ捨てたものか…と考える日もあった。

だからこそ人を見た目で判断してはいけないのだ。

 

「あっと…」

 

「ねぇねぇ!」

 

「…私以外にもいい人はいるでしょうから…」ハハハ

 

「えぇ!?そんな人いないよ!?」

 

「そうだよ〜!」

 

「…すみません!」ダッ

 

彼は心の底から感謝した。

10代の時の夢…人力車。

それを叶えるために持久力と速さを身につけていた。

まぁ叶わなかったわけだが…

20代の時、勿体無いからとそれを維持するようにただ走り続けていた。

このおかげである。

 

「逃げた!?」

 

「私たちから!?」

 

「ゆ、許せ…!」

 

…この時代だから人力車になれそうだが…余り馬も使われない所である。

故に使えそうなものだがなぁ…

 

「さ、さすがにぃ…っはぁ…端から端まではきついか…!」

 

「おい!」

 

「ん?誰?」

 

「お前、なんで逃げたんだ!?」

 

「え?っはぁ…ちょっと待って…」

 

「…まあいいか。私は鬼人正邪!世の中をひっくり返す仲間を募集している!」

 

「はぁ…はぁ…」

 

鬼人正邪…本人曰く『革命を起こす者』だが周りから見たらただの『不細工なテロリスト』である。

それが鬼人正邪にとって気に喰わないことらしい。ナニイッテンダコイツ

ちなみにひっくり返す能力があるらしいが…それを使って自分の顔面偏差値をひっくり返せばよかったのでは…?

と思ったのは秘密である。

 

「…俺は阿部新太。よろしく!」

 

「で、続きだがこの新聞の内容本当か!?」

 

「ん?どれよどれ…」

 

目を通す。それは…冒頭紹介した新聞の内容…が!

一部盗撮写真がある!そして2人っきりの時しか会話をしていないはずの風見幽香を褒め称える内容も!

…実を言うと最初から撮られていたのである。

 

「うっそだろ…」

 

「本当か!?」

 

「本当だよ」

 

「ああよかった!」ダキッ

 

「おわっふ」

 

…なんだこの女…ん?

なんで逃げてきた?と言うことはつまり…

追いかけてきた?いやいや…時速30kmは出せるのに追いつかれた!?

最高時速40kmなのに追いつかれた!?馬鹿なありえん!

陸上競技なら世界に行かぬ限り三位以内は確実の俺についてきた!?

ありえん!と言うことは途中から追ってきた?

いや、だとしても走る人間が見えるはず…

 

「実はな!私はお前があいつらから逃げたところを追いかけてきたんだ!」

 

…は?ってことは息を切らさずに付いてきた!?

はぁ!?ありえん!馬鹿な!?粉バナナ!

 

「…もう色々と自信がなくなってきたよ…」

 

「なあなあ!この新聞の記事が本当なら私は美人に見えるのか!?」ワクワク

 

…そういやよく顔を見てなかったな…

 

「…こりゃ美人さんで」

 

「マジか!?」

 

「うん。さあ言っただろ?ちょっと失礼するぜ」

 

「ああそうだ!じゃあ住む場所を与えてやっから!その代わりに世界をひっくり返そう!」

 

「マジで!?」

 

「私の知り合いに格安で住む場所を提供してくれる奴がいるんだ!」

 

「本当か!?じゃあ後は仕事だな」

 

「仕事かぁ…体力活かして人力車でもやれば?」

 

「人力車かぁ…子供の頃の夢だったなぁ…」

 

「それならちょうどいいじゃん!さあ新太!まずは人が乗るところを作るぞ!」

 

「作るのかよ!?」

 

数時間後…というより素材なんてないから素材を取りに行ってるってことか…

 

「…まあこんなもんだろ」

 

「工作かぁ…俺あんまりやったことないんだよなぁ」

 

「フフフ…そこで私の能力!」

 

「能力ぅ?なんだそりゃ」

 

「やはり知らないか!私の能力はなぁ!なんだってひっくり返せるんだ!」

 

「なんと。」

 

「つまり…お前のその素人同然の状態をひっくり返して匠同然の実力にできる!」ヤー

 

「なんとそれは真か」

 

「そうだ!今からやるからなぁ…」カマエ

 

「来い…!」

 

「破ぁ!」

 

「!?…なんかできそうだ」

 

「よし作ってみろ!」

 

数時間後…夜です

 

「終わった…」

 

「おー!こりゃ凄い!本格的じゃないか!」

 

「一応ボンドとかでくっ付けたから明日くらいには大丈夫なはずだけど…」

 

「後は座布団とかだな。用意してあるぞ」ホレ

 

「仕事が早いな。…明日の夜まで待ちますかぁ」

 

「それが終わったら約束通り!」

 

「あいよ。世界ひっくり返すぞ」

 

 

 

 

 

 

 




なんか負けた気分。
なんでだろ?
時系列で言えばどれくらいなんだろうか…


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崩壊危機

新聞がばら撒かれたんですよ………?
こうなるのは必然ですよねぇ


 

人里の前

 

「…なぁ、なんか見えないかあれ?」

 

「ああ、こっちも見えるが…」

 

ドドドドドドドドドドドドド

 

「…あれってまさか」

 

「風見幽香じゃ」

 

風見幽香が来た目的…それはあの新聞の記者、射命丸文をぶち殺すためである

 

「伏せろー!」

 

「やべえぞ…!」

 

クルッドドドドドドドドドドドドド

 

「あれ?どっか行った…」

 

「ひぇーこっわ」

 

人里内部

 

「…うるせーなぁ」

 

「…いやなんで私が初の客になるんだよ」

 

「人1人乗せる実験だろ。そういうこった」

 

「…言っておくが私結構軽いぞ」

 

「30kgもあれば十分だ」

 

「…こいつぅ!」ドンッ

 

「あでっ!?」

 

「…体重のことを女性に言うのは失礼だぞ」

 

「…いったぁ…あんさん人じゃねえだろ」

 

「この角を見ても人間と思っておったか」

 

「そういやそうだった。人力車として使えそうだなこれ」

 

「お前が匠になって作ったんだ。自分に自信を持て」

 

「…言いやがるな」

 

「まあ革命家の手伝いなんてあんまないけどな!ゆっくりやって行こうぜ!」

 

「おうよ」

 

「それじゃあ後は仕事として機能するかだな。それが終わったら紹介だ」

 

「よし来た」

 

「て言うかどうやって客集めるんだ?」

 

「俺の見た限りだとここで美人と呼ばれてる奴は腹が出てるからあんま運動しなさそうだし…まあ乗り物として使われるのが人力車だからそのうち集まるだろ」

 

「へー。そんじゃ私は用意しとくよ」

 

「じゃなー。さて…よいしょ…!」ゴロゴロ

 

「…あの…」

 

「?なんでしょうか」

 

「これ、なんですか?」

 

「…乗り物ですよ。乗っていきます?」

 

「それじゃあお願いします」

 

「行き先はって聞いても多分わからないから案内してください」

 

「乗り物として機能してるんですか?それ」

 

「…で、どこに行けばいいんです?」

 

「それじゃあ稗田に」

 

「…いや案内してくださいよ」

 

「ああそうでしたね。といってもこの近くなんですが。真っ直ぐ行って右に曲がれば稗田です」

 

「あいあいさー。お金はいただきますよ」

 

「わかってます」

 

大体人力車って聞くとあのでかい奴思い浮かべるだろうけど1人用だから!

少し小さいから!

 

「わっせわっせ」

 

「ふふ、久しぶりですよ。人と話したのは」

 

「へぇ」

 

「ああここです。」

 

「本当に近かった」

 

「それでは。これくらいですか?」チャリン

 

「まいど」

 

「次があったらお願いしますね」

 

「へいよ〜」ゴロゴロ

 

「すいませんお兄さん」

 

「なんでしょう?」

 

「これ、人が乗るんですか?」

 

「まあ。」

 

「物って運べませんか?」

 

「?箱に入れればまあ」

 

「地図渡しておきますのでここに運んで行ってもらえません?」

 

「代金はいただきますよ」

 

「わかってます…これくらいで?」

 

「はいはい。…にしても美人さんが寄るなぁ」

 

「…あ、すみません私のような」

 

「いや、あんたのことだけど」

 

「え?」

 

十六夜咲夜…紅魔館のメイドである。

雑用とかは大体自分1人でこなしているが…

この幻想郷では十六夜咲夜も不細工である。

人里を歩くのであればマスクをしていても気絶する人間がいるレベル…

だがそれは幻想郷での話。

外の世界では馬鹿みたいにモテるだろう。

それはもう無理やりにでも手に入れたいと考える人が消えるほど高嶺の花になるだろう。

ちなみに時間を止められるらしいが物を運ぶ時使うと荷物が動かなくなるらしい。

だから荷物を運ぶときは見られるのである。だから人力車に依頼した…らしい

 

「…えと…」

 

「ああすみません」

 

「あ、いや…。」

 

「…意外と乙女チックなんですよ。」

 

「うわびっくりした」

 

「阿求さん!?」

 

「フフ、先程はありがとうございます。咲夜さんの声がしたので。」

 

「…それじゃあ、行ってきますね」

 

「お願いします」

 

「そんな使い方もあるんですね」

 

「…!」ゴロゴロ

 

人里の外

 

「…そのまま行ったら絶対人里の外出るよなって思ってたがまさかマジだったとは」ゴロゴロ

 

「…静かだなぁ。そういや風見幽香さん元気にしてるだろうか」ゴロゴロ

 

「よいしょこらせのどっこいしょ」ゴロゴロ

 

「話し相手がいないとこんなに退屈なのかぁ」

 

???

 

「…彼かしら。この新聞の男」

 

「十六夜咲夜を見ても逃げ出さなかったことから多分そうなんでしょう」

 

「…外から来た人間は大体この幻想郷と同じ価値観になるのだけれど」

 

「そういった意味でも珍しいケースです」

 

「…ま、これから紅魔館に行くみたいですし…もうちょっと見てましょうか」

 

「…見られてる人はかわいそうだなぁ」ボソッ

 

「なんですって?」

 

「いえなんでも」

 

霧の湖

 

「ん…!結構遠いな」

 

「大ちゃんこっち来てよ!人間だよ!?」

 

「チルノちゃん!?」

 

ちなみに妖精に価値観とかはないことにしてあります…

価値観があったらチルノちゃん精神崩壊してそうだし…

 

「男の人だよ!」

 

「ちょっとチルノちゃん!?」

 

「珍しい〜!」

 

「…お前らなんだっていいが邪魔はするなよ」ゴロゴロ

 

「何これ〜?」

 

「チルノちゃん!お仕事中らしいからダメでしょ!」

 

「なんだよ大ちゃん〜!」

 

大妖精とチルノ…チルノですよね?

この2人は妖精である。大妖精は名前がないらしい

チルノ…はこの幻想郷では不細工である。

そして大妖精も。

それ故に寄り付かない。この湖周辺には人が全く寄り付かない。

行ったら行ったで到着=死であった。

つまり永遠亭と同じ扱いである

 

「…ん、紅い館だ…メモには…合ってる。あそこか…!」ゴロゴロ

 

「手伝ってやろうか!?」

 

「駄目だ。と言いたいが後ろから押してくれ。ここ上り坂でキツイ…」

 

「わかった!」グググ

 

「チルノちゃん強く押しちゃ駄目だよ!?」

 

「…前言撤回。菓子あげるからそこらへんで遊んでろ」ホレ

 

「お!これは最新のお菓子!」ヒャッハー!

 

「ありがとうございます!やったー!」

 

「…可愛いお方たちで。よいしょ…」ゴロゴロ

 

紅魔館前

 

「んしょ…っと…あと少し!」ゴロゴロ

 

「…あなた誰です?」

 

「うわびっくりした。人に名を尋ねる時は自分からだろう」

 

「えっと私は紅美鈴です。…あ、やべ顔隠さなきゃ」

 

紅美鈴…門番らしいが仕事しているのか?

とりあえず妖怪である。中国のチャイナ服みたいな格好。

チャイナ服といえば下半身を露出させているのが思い浮かぶがズボンは履いている。

この紅美鈴もこの幻想郷では不細工である。

この説明何回やるんだっての!

ちなみに能力はよくわからない…理屈を聞かされてもわからないような感じだ。

阿部新太にはもちのろん美人に映る

 

「…この幻想郷は美人さんが本当に多いねぇ。俺は阿部新太。」

 

「あぁ、すみません私なんかが」

 

「あんたのことだよ。というよりあの館に俺用事があるんだけど」ゴロゴロ

 

「ふぇ!?」アタフタ

 

「…焦った顔も可愛いことで。さっさと終わらせて寝るかな…!」ゴロゴロ

 

「うぅ…初めてですよ…可愛いなんて言われたの」

 

「そうなんでしょうな。」ゴロゴロ

 

「…あ、もう着きましたね。今門開けるんで少しお待ちを」

 

「あいよ。」

 

ぎぃぃいぃ…バタンっ!

 

「コナンみてえだな」

 

「コナン?」

 

「ああすまん。それじゃ」ゴロゴロ

 

「は〜い…」

 

紅魔館内部

 

「ん〜…カーペットは汚しちゃ駄目だから持って行くか…」ヨイショ

 

「…誰もおらんのかこの館は…つか目に悪いなこの館!?」スタスタ

 

「…分かれ道…どっち行けばいいんだ?階段と左右に分かれてるって…ええい!階段だ!」タタタ

 

二階

 

「…誰もいなさそうだが」

 

「…あなた誰?」

 

「宅配便じゃ。」ドッコイセ

 

「…咲夜がまだ帰ってないわね」

 

「それでは〜」

 

「…いや誰よ」

 

「お嬢様、ただいま戻りました」

 

「…咲夜?これ頼んだの」

 

「ああ、私です」

 

「連絡くらいよこしなさいよ」

 

「申し訳ございません…」

 

「…で何これ」

 

「人里で人気な甘菓子でございます」

 

「でかした」

 

紅魔館門前

 

「仕事としては成り立つか…」ゴロゴロ

 

「探したぞ!」

 

「お、正邪さん。ということはつまり」

 

「寝床は確保した!」

 

「やった!早く案内を!」

 

「せっかく人力車があるんだから私は乗っていくぜ」

 

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

 

「すげえ勢い」

 

 

 

 

 

 




次回…人里の危機!?
真実はいつも一つ!


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奴が来る!

シャア!シャア!シャア!テーテーテーテー↓テ~↑!
今はいいのさじゃないです。というよりまったく良くないです
というわけでどうぞ。
作者は割と誤字脱字がひどい方です。
シュークリームをシュームクリームにしたことがあるくらい


 

人里外

 

「…流石に疲れたが…」

 

「まあそうだろうね」

 

「正邪さんや、あの人の集まりはなんだい?」

 

「ん〜?さあ?私にはさっぱり」

 

「…というよりさっさと住む場所へ案内しとくれ」

 

「にしても人力車っていいなぁ!」

 

「無視するな」

 

ドドドドドドドドドドドドド

 

「!?」

 

「あわわわわ」

 

「…見つけた!こっちだー!」

 

「んな!?俺!?」

 

「んなことはいい!逃げ切れ!」

 

「わかってら!」ゴロゴロゴロ

 

「…というよりなんで追いかけられてんだ?何かしたの?」

 

「知らん!俺が聞きたい!…へ、人力車の恐ろしさを見せてやる!」ゴロゴロゴロ

 

「お!ここから先はやばい場所だぞ!?」

 

「馬鹿野郎!人里の外にやばいも何もないんだろ!?」テヤンディ!

 

「逃げたぞ!追えぇぇぇぇ!」

 

「とっつぁ〜ん!」

 

「?それもしかしてルパン三世?」

 

「そうだ!」

 

「…にしてもしつこいな。お前の体の疲労を逆転」パワー!

 

「お!疲れが吹っ飛んだ!驚異のゴリラパワぁぁああぁあぁ!」

 

「なんだ!?」

 

「急に速くなったぞ!」

 

「あいつ差し出さねえと花畑の不細工が黙ってねえんだ!」

 

「花畑って…」

 

「風見幽香…だよな」

 

「…進路変更!猛烈ダッシュ!」ゴロゴロ

 

「おわ!?」

 

「時速30kmなんてお前らには出せんだろって馬ぁ!?」

 

「はぁ!?」

 

「捕えろ〜!」パカラッパカラッパカラッ

 

「…正邪!」

 

「承知!」ヒョイッ

 

「うわ!?」ビクッ

 

「流石に誰もおらんと思ったとこから顔が出てくるとびびるだろってんだ!」ゴロゴロ

 

「…もうそろそろ着くか…?」

 

「マジかよ…振り切れると思ったんだが」ゴロゴロ

 

「ていうか風見幽香が黙ってないっていうなら人里にいるんじゃね?」

 

「そんなバナナ」ゴロゴロ…

 

「どした?」

 

「…足つった」

 

「はぁ!?」

 

「動きが止まった!」

 

「待て!あっちは花畑だ!」

 

「あの不細工が出てくる前に逃げろ!」

 

「…馬鹿みてえだな」

 

???

 

「…藍、彼は鬼人正邪と行動を共にしているわ」

 

「鬼人正邪?」

 

「ああ、『なんでもひっくり返す』って…」

 

「あ、彼女ですか。でそれが?」

 

「…幻想郷のバランスが崩れかねないから彼を」

 

「貴方の願望でしょう!」ポコッ

 

八雲藍。八雲紫の式であり能力はよくわからないがあべこべで役に立つとは思えない

やはり不細工…であるが、何故か九尾…?とかよくわからない尻尾が生えている。見た限りでは狐だが…

ちなみに赤いきつねか緑のタヌキのどっちかに入っている油揚げっぽいのといなり寿司が好きっていう設定。

ちなみに八雲藍にも式はいるが八雲の性を授かっているかわからないので次紹介します。

 

「藍ってば夢がないわねぇ…いいの?男の人に…しかもイケメンにほっぺすりすりとか抱きしめてもらうとかできる最後のチャンスなのよ?藍ってば発情期終わり?」

 

「は、はつ…!貴女というお方は!まったく恥ずかしい!」ポコッ

 

「もう!藍ってば冗談が通じないわね!」

 

「冗談も何もあるものですか!」

 

…立場的には式って従者よりも介護寄りって聞いたことがあるけど本当だろうか?

だとしたらこの会話修正対象だぞ…?

修正してやるぅ!

 

「でも本当にいいの?」

 

「いいですよ!私たちは美人と捉えられることを嬉しく思うべきなのです!」

 

「風見幽香のところに行くけど」

 

「なぬ!?」

 

「オイ式」

 

花畑

 

「疲れた〜…新聞のこと謝らなきゃいけねえしなぁ」フゥ…

 

「ん?新聞?」

 

「これだよ。ほれ、俺の肩から撮られてるし上からも撮られてる。これ絶対俺がカメラに気付かなかったからだよ」

 

「あんた以外と優しいんだな」

 

「やめい。お前もここでは不細工なんだろ?それじゃあ隠れていたほうがお得だろ」

 

「悪いね。そうさせてもらうよ」パワー!

 

「…ステルス?」オーイ

 

「はいはい…ってまたきたの?」

 

「いや、この前のことを謝ろうと」

 

「?謝る?一体何を」

 

「新聞ですよ」ホレ

 

「…ああ」

 

「これ…多分俺がカメラに気付かなかった所為なんですよ。」

 

「…いやカメラ付ける方が悪いのだと」

 

「俺が悪い。よろし?」

 

「…で、謝罪って何するの?」

 

「そりゃもう土下座よ」

 

「土下座じゃあねぇ」

 

「我切腹致す」

 

「ちょちょそこまで求めてない」

 

「まあ謝罪しに来たってことなんですわ。それでは」ゴロゴロ

 

「…何しに来たのかしら…?」

 

幻想郷の野原みてえななんかだだっ広い所

 

「…正邪?」

 

「はいはい」

 

「宿」

 

「分かってるさ。地図は渡しとくから。迷うなよ。それじゃ」ササッ

 

「…人里の外ぉ…!」ゴロゴロ

 

「…いやだから安いのか…大家さん誰だよ。よくそんなところに家建てようと思ったよ。…休むk」

 

「我が世の春がきたぁぁあぁあぁ!」ハルデスヨー

 

「ぁ…妖精」

 

「あ!見かけない人ですね!どうしたんですか?人里からも博麗神社からも遠いし…」

 

「…いいだろ…触れないでくれ…そこには…」

 

「…あ、はい…」

 

リリー・ホワイト。春告精…漢字合ってる?

妖怪。この子も例に漏れず幻想郷では不細工。しかし妖精のため自覚なし。一部例外あり

春になると現れるが仮面は必須。家族?に注意されるらしい。

ちなみに現実世界では可愛い系。というより妖精は大体可愛い系。

春になると仕事が出来て忙しいらしいが春以外ってどうなんだ…?

ちなみにこの幻想郷でも流石に声まではあべこべにはなりません。

声までなったら女性陣化け物ぞ?

 

「…ちょいちょい」テマネキ

 

「?」ホイホイ

 

「ん〜ちょうどいい抱き心地」ギュ〜

 

「んぁ〜」

 

「癒されるわぁ…ありがとね」

 

「わかりました!それでは〜!」ピュー

 

「…飛べるのね」ヨイショ

 

妖精は知識があれば綺麗と醜いの区別がつく…と言えばいいのかしら。

と思い続けるもやはり一部なんらかの方法で傷つく形で気付いたって感じの方がいればいいかなって…

 

「ごろごろごろごろご〜ろごろ」ゴロゴロ

 

「…地図見た限りでは確かにここなんだがなぁ…どう見ても森…なんだよなぁ」

 

妖怪の森…じゃなかった。魔法の森。

大体一般人が入ると死ぬか寝るか永遠の眠りに着くか

 

「…あ、違った。隣の山だ。助かったぜ…森とかわけわからんからな」ゴロゴロ

 

こっちよこっち!妖怪の山

 

「…というより大家さんこんなところに住んでるのか?」ゴロゴロ

 

「さっすがに…斜面はきついか…な!」ゴロ…ゴロ…

 

「そこの人間!止まれ!」ザザッ

 

犬走椛…門番的な役割

最近上司がうざいのと尻尾の抜け毛が気になっている。

もちろん幻想郷の中では不細工。大体従者っぽい立ち回り。

射命丸文をそんなに信用していないけど新聞はきっちりと見る派

千里眼でどんな場所でも見れるけどそれってテストの答えもあの子のスカートの中も見れるってこと?

 

「…なんだこいつ…ひげメガネってお前そりゃ今時流行らないぜ?」

 

「失礼だな!」

 

「あ、そうそう。この山にアパートがあるって聞いたんですけど」

 

「そんなのないぞ」

 

「えぇ!?てことは騙された?」

 

「…?ちょっとその紙見せてみろ」

 

「わかりました」ハイッ

 

「…これ鬼人正邪の家じゃないか?あいつ別居構えすぎてどこにでもあるからな」

 

「おーそりゃ安いわけだ。それではそこに行くので。じゃ」

 

「…今思い出したけどあの人新聞の人じゃね?あ、駄目だ仕事に私情は…」

 

「妖怪も人間も大変そうだな〜」ゴロゴロ

 

「…あやや!これはこれは!あべこべのお人!」

 

射命丸文単体で紹介した記憶がないんでババっと。

射命丸文。烏天狗と呼ばれている。

最近上司に新聞が売れないことに対して悪口を言われる。

音速を超えるパンチをお見舞いしていつも黙らせるがそろそろガチギレしそう

前も言った通り幻想郷では不細工。ただ号外新聞のおかげか読者が少し増えた。

そのことに関しては馬鹿みたいに喜ぶ。そして上司に笑われる。というループが出来上がってきているらしい

能力…ってなんだっけ?鬼が苦手なのは天狗全般でしたっけ。

 

「馬鹿め。俺は阿部こうべではなく阿部しんただ。」

 

「いや、そうじゃないですけどね。とりあえず取材を!」

 

「…喜んで」

 

「やった!」

 

「お断りさせていただきます」

 

「え!?喜んでるのに何故断るんです!?」

 

「おどれは自分のやった過ちに気付かぬと申すか。」

 

「なぬ!?」

 

「お前のせいで幽香さんのとこまで謝罪しに行くことになったんだぞ。休みなしで追いかけられて」

 

「それはすみません」

 

「ってことでばいび」ゴロゴロ

 

「あ!ま、待って!まってくださいよぉ!」

 

 

 

 

 

 

 

 




これから主人公の壮大なアレが始まるのだ!


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出会いは唐突に

とりあえず書いてみるけどふくらはぎつってからずっとふくらはぎ痛え
これじゃ足伸ばせねえじゃねえか


 

妖怪の山

 

「…正邪め…格安なのは当たり前だろうがよ」ガララッ

 

「お、結構目覚めるの遅いんだな」

 

「…」ガララッ

 

「…???俺って最近疲れてるのかな…」ガララッ

 

「…なんで閉めたんだ?」

 

「…おう正邪。なんでいるんだ?」

 

「私の家だからここにいるのは当たり前だろう」

 

「あそっかぁ…こりゃまるで夫婦だな」

 

「よくも恥ずかし気もなく言えるな。朝飯はもう済ましたから新太は新太で済ましといてくれ」

 

「ほいほーい」スタスタ

 

「…飯食ったら人里かな…客集めなきゃ…ってこれ俺大変じゃねえか通勤」

 

「そう思うだろ?」

 

「そうしか思わねえよ」

 

「私の能力を無理やりに使えばそれがなくなるんだなまったく」

 

「なんと」

 

「お前の位置関係をどっかを中心とかどっかを反射面とかにしてあーだこーだすれば瞬間移動できるってわけだ」

 

「そりゃすごい」

 

「というわけで心配するな」

 

「分かった。あ、持ってきた菓子があった」テッテレー

 

「そんなんでいいのか?」

 

「カロリーメイトはすんごいんだぞ。一本で栄養がかなり手に入るんだぞ。」

 

「いや、カロリーとかだけど」

 

「とりあえずバナナとか食ってりゃなんとかなる」グッ

 

「いやそれはおかしい」

 

「いいだろ別に。んぐっがっ…んぐっ…よし!それじゃ正邪、よろしく」

 

「任せとけ」パワー!

 

「すんげ」

 

人里

 

「…あいつの能力マジでなんでもありだな」

 

ぎゃぁぁぁぁぁあぁあぁあ!

 

「うるさっ…何よそんな慌てて…あ、人力車忘れた…いいか。今回は旅行だ」

 

「まったくもう…」

 

妖怪が出たぞぉぉぉおぉおおぉおぉ!

 

「何が出たって妖怪!?」

 

「おどろけ〜!」

 

「うわぶっさきも!」

 

「へへー、この時ばかりはこの顔でよかったよ」

 

「…なんだもう騒がしい。うるせえな」

 

「おどろけい!」

 

「…は?」

 

多々良小傘…確か驚かすのが食料だった気がする。

もちろん幻想郷ではブサイク。だが本人はあまり気にしてないみたい。

うーむわけわからん。傘みたいな妖怪…だったはずだけどなぁ。

驚かすと馬鹿みたいに驚くため一回驚かせると大体最上級神戸牛を食べたような味わいだとか。

いいなぁ。作者も食いたいなぁ。と思ったのはここでの秘密だ。ちなみにほとんどこいつのせいで夜あまり人が出ない

 

「え?」

 

「???」

 

「え、なんで驚かないの?」

 

「え、逆になんであれで驚けるの?」

 

「え、嘘、わちきの顔」

 

「俺から見たら美人」

 

「えへへ〜じゃないよ。え、なんで?」

 

「一言で言うと外来人とか言うらしい。よくわからん」

 

外来人。幻想郷で生まれ育った人間ではなく幻想郷の外から生まれ育ち入ってきた人間。

そのため元々の幻想郷ならみんな嫌うが、ここの幻想郷にそんなことはできない。…女は容赦なく返すであろうが。

八雲紫がたまに入れることもあるそうな。神隠しとか言われているのはこいつがだいたいやってるとかやってないとか。

うーむわけわからん

 

「へー。ん?」

 

「?」

 

「お兄さんやっぱ新聞の人だね!」

 

「…新聞?」

 

「これ!」バサッ

 

「…あべこべ男、現る…何回見たことか…」

 

「やっぱり!有名人なんだね!?」

 

「有名人じゃねえよ。ただのあべこべ野郎なだけだ。」ペチンッ

 

「あうっ…」

 

「まったくよ…妖怪なんて言うからてっきり変なバケモンが出たのかと」

 

「そんなに出ないよ?変な化け物は。」

 

「ん?そうなのか?」

 

「そう。それに…」チラッ

 

「ん?お前どこ向いて」

 

「変な妖怪ならたくさんいるからねぇ…ここは人里でも端の方だし」

 

「…おい待てあの大食いもか!?」

 

「いいや?あの大食いは確か仙人様だよ。それでその反対方向にいるのが」

 

茨木華扇…幻想郷一の大食いであるが仙人である。

仙人って仙道奥義波紋使えるのかな?もちろん幻想郷では不細工。

ただ本人は『セックスとかは性の乱れだから云々』らしく、男に興味がないらしいが…

 

「…桃色仙人の隣には…なんだ?」

 

「…確かすんごい偉い人。あの人たちも仙人だったはずだよ」

 

神子…苗字忘れた。確か聖徳太子様。旧1万円札

こちらも何故か仙人?になっている。

ただ秦こころを溺愛しているため命蓮寺に取られると1週間は寝込む。

のを言い訳にして仕事をさぼっているらしい。

部下に怒られている。なにそれどんな企業?

 

「仙人て…一人キョンシー混じってね?そんで持って一人足なくね?」

 

「でその右にいるのが」

 

「まだいるのか」

 

「わちきがお世話になってる命蓮寺の住職さん。なんでか宗教争いに発展してるんだよね」

 

聖白蓮。不細工とかの説明は省こう。命蓮寺の住職。

仏教だったかな?でお酒とお肉が厳禁なのに寺に住んでる奴らがいつも破るしその度に説教しているが効き目がない。

こうかは いまひとつ のようだ・・・状態。マジでいまひとつである

 

「どう言うこっちゃ」

 

「そんでその二つの陣営の真ん中にいるのが」

 

「いるのが?ってか引っ張りあってる…」

 

「仮面妖怪だったかな…?いっつも無表情だよ。と言うよりもあんま見たことないし特にこれと言ってって場面はないからね」

 

秦こころ。仮面妖怪のはず。

命蓮寺と神霊廟(神子の家?)を行き来している。でも神霊廟で見る気がしない。

喜怒哀楽を顔ではなく仮面で表現する。忙しそうだと思うがこりゃびっくり仮面が自動的に変わる。

そのせいで感情を顔に出すことはなくなった。…あれ?確か感情を知らないんじゃなかったっけ…?

人一倍感心意欲態度が悪い。そのせいで命蓮寺にて死にかけた。主に白蓮のせいで。

 

「俺があいつらの世話になるのはなさそうだな」

 

「ん?そうでもないよ?」

 

「…は?」

 

「みんな話しながらも喧嘩しながらもちらってこっち見てるもん」

 

「…は?」

 

「仮面妖怪なんてずっとこっち見てるよ」

 

「あれは救難信号だろ」

 

「ほら、桃色仙人はお茶を飲んでる時にこっちを見てるよ」

 

「うわマジだ」

 

「ね?みんな貴方に興味があるんだよ。わちきもだけど。でも顔が顔なのと新聞が信用できないからあまり猛烈アタックができない…って感じかな」

 

「…俺からすれば全員美人だけどな」

 

…ちなみに妖怪の間では射命丸文の新聞は結構売れてる。

理由は知らんがとにかく売れる。でもそれでも雀の涙くらいしかない

 

「ま、お兄さんは気をつけることだね。特に人里の端にいる時は。襲われちゃうかもよ?」

 

「怖いこと言うなよ」

 

「いいじゃないの。これ寝落ちして書いてるんだもの。」

 

 

 

 

 

 

 




とりあえず少ないだろうけどパパぱっと書いて、終わり!


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美人の大逆襲

走れ走れ走れ阿部新太!
森を駆け抜け霧の湖へ!
走れ走れ走れ走れ走れ阿部新太!
置いてけ逃げてけ出来るだけ!
…マキバオーです。はい。
知ってる人いるよね…?


 

人里

 

「で、わちきは驚かすことを食事としている妖怪だからこの顔はぴったりなの!」

 

「おーそうか。しっかしずっと見られてるってのは落ち着かねえな。」

 

「?そう?」

 

そう。そうなのだよ。多々良小傘。

そもそも顔が顔だけに見られることだけは慣れてきたのだ。しかし!

盗み見するだけだったらの話である。…どこを向いても目が合うってどんな地獄ですかここ

とりあえず引っ張り合いをやめてまでこっちを見るな恥ずかしいんだよクソが

 

「小傘さんやぁ…マジでどうすればいいの?」

 

「人里から出ていけばいいと思うよ」

 

「だよな…あと3秒で走りだ」ガシッ

 

「…」

 

「…おい無言で掴むな間違えた掴まないでください痛いですちょっとマジで痛いからやめてよねぇちょっと聞いてる?」

 

「聞こえてますとも。でもこの際第三者に決めてもらうのがいいかなと思いまして」

 

「やめてくれ〜命蓮寺の住職さんや〜…あガチでやめてください砕ける砕ける」バンバン

 

「と言うわけで連れてきましたよ神子さん」

 

「そうですか…で、これまでの経緯を話しますか」

 

「…おう…」

 

「まず議題ですが今夜はこころがどっちで寝るかの話なんですよ」

 

「そいつが決めたらええだろ」

 

「それが決まらないからこうやってるんですよ!?わかってます!?」

 

「オーケーオーケー、すいません。」

 

「そんなに怒るとその醜い顔がもっと醜くなりますよ?」

 

「…なんですって…!?」

 

「た、太子様…」アタフタ

 

「ちょっと聖やめてくださいこんな人里で!」

 

「どいてください屠自古。私とて他人を不細工呼ばわりしたくありません」

 

「地味にひどくないですかそれ」

 

「星、私は貴女のような顔を見たくありません。こんな目の前に悪魔がいる状況では尚更」

 

「…結構傷つくんだよなぁ…」ハハ…グスッ

 

「大丈夫か?」

 

「うわあべこべの人だ」

 

「いいんですよ…どうせ私なんか武術だけですし…」ボソボソ

 

「大丈夫かって」トントン

 

「もうこれ宗教戦争始めます?私たちトップだけで始めます?」

 

「いいですよ私は別に。貴女のような醜い存在が一つ消えるだけでも世の中は違って見えますから」

 

「おや、貴女は勝てると申すのですか…へぇ」

 

「当たり前でしょう?貴女と私じゃ力に差があり過ぎる。魔法に敵うわけありません。なんならハンデで魔法使わないってのもありですよ?」

 

「…いいますね…開始5分後には私の地に伏せているのが現実でしょうが」

 

「うぅ…」グスッ

 

「…ちょっと避難しようか」ヨイショ

 

「わわっ!?え!?だ、男性の人!?下ろしてください!」バタバタ

 

「ああもうやめてちょっといたた」

 

「星、そいつあべこべの人だから美人に映ってると思うぞ」

 

「…本当ですか?」

 

「うん」

 

「うわぁぁあぁあん!」ダキッ

 

「急展開!?」

 

「ありがとうございます!ありがとうございます!」

 

「…子供みてえだな」

 

「!?聖、あれ…!?」

 

「んぁ!?…え!?あれどうなってんの!?」

 

「おーよしよし泣きやめ泣きやめ」トントン

 

「んぅ…」グスッ

 

「…さっきからグスグスしてんな」

 

「まるで赤子を前にしているような気持ちだ」

 

「…すぅ…」

 

「それ赤ん坊じゃないのか?」

 

「寝やがってるからそうかもしれん」

 

「すぅ…んぅ…」

 

「ま、私は死人だからそんなのできないだろうけど。」

 

「星!性の乱れは仏教の教えに〜」

 

「うっさいなぁ。仏教なら甘えちゃいかんのか。」

 

「ひっ…」

 

「おー怖かったなぁ」トントン

 

「えへへ…」ニヤリ

 

状況を説明しよう。

たった今星が新太に赤ちゃん抱っこされそれに対して聖が仏教云々言ってる横で太子と屠自古が見ている感じである。

とりあえず二人の解説

 

蘇我屠自古…?名前しらねぇしこれ下手すると全部書き直しになるんだよね…

電撃喰らわせてるのしか見たことありません。苗字的には豪族だったのかな?

仙人の付き人だから多分仙人に使い感じ?足はない。

というより足って二つの足が途中で幽霊っぽくなってるのか一本に纏って腰らへんから幽霊っぽくなってるのかどっちなんだい!?という疑問があります

 

寅丸星…部下に小さな知将がいる。くせしてその知将に頼りっぱなし。

その部下はきっと心が広いお方なのだろう。D4C(最も容易く行われるえげつない行為)である。

大体このSSでは知らぬうちにお酒を一緒に密輸したりしている。本人はあくまでも『お手伝い』のつもりらしい。

そのため毎回説教は注意されるだけで終わる。知将が部下にいるのに主人はどこか抜けているとは思わなんだ。これも二次創作設定かもしれないけど

 

「くっ…負けた…!?」

 

「んな馬鹿な!?彼女は知将ではなかったはず!どっちかって言うと部下のはず!」

 

「そのはずなんですが…!?」

 

「…いや酷くないですか?割とマジで。そりゃイメージ的には仮面ライダー1号2号みたいに力の1号技の2号的な感じには分かれてそうですけど。’

 

「それ逆じゃなかったか?」

 

「え、そうなんですか!?後で調べよ」

 

「まあ力を合わせてダブルライダーキックするんだろうけど」

 

「分かってますね」

 

「…で緑さんはなんでずっとこっち見てんだい」

 

「…羨ましいなぁって」

 

「嫉妬?」

 

「嫉妬じゃねえ欲と言え」

 

「同じですよ」

 

「こいつ」

 

「屠自古、納めてください」

 

「いや、あんたらがことの発端だろうが」

 

「うぐっ」

 

「聖はなんでそんなに秦こころさんに執着するんですか?」

 

「…それは…その…」

 

「素直に『敵の落ち込んだ顔が見たい』って言えばいいのに」

 

「いや貴方は私の何を知っているんですか」

 

「姿格好」

 

「いやそうですけどね」  

 

「美人とでも言えばよかったか?」

 

「び、美人!?」

 

「あらら〜?聖は美人って言われただけで紅くなる初な人だったんですかぁ?あれれ〜?」ニヤニヤ

 

「…お前さんはどっちかって言うと可愛い系に行く」

 

「か、かわい!?」バァーン

 

「爆発!?」

 

「耳から煙が出るなんて初めて聞いた…」

 

「可愛い…可愛い…え、えへへ…」シュゥゥゥ

 

「貴女もではないですか!」ペチンッ

 

「あいたぁ!?」

 

「私は!?私は!?」

 

「お前は可愛い系だな」

 

「やった!」

 

「…私は」

 

「美人系というよりクール系」

 

「…よく分からん。」

 

「というより俺ここじゃ異端者らしいから調子乗るなよ」

 

「分かってますよ…」ハァ

 

「乙女心を理解してほしいですね」

 

「…ひどいかなぁって」

 

「俺が何をしたっていうんだ!?」

 

 

 

 

 




これからは3000に行くことが少なくなりそう。
あれですよ。初回増量版って奴


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お役目御免

作者はね…ヤンデレを書きたいんですよ…
でも最初にヤンデレは書かないって言ってるじゃないですか…
そこんとこどうしよっかな…ハハハ…


 

正邪別荘

 

「し、死ぬかと思った…」チーン

 

「おうどした」

 

「なんかよくわからん奴らに絡まれてよくわからんことになってた」

 

「脳みそぐっちゃぐっちゃになってるのかお前」

 

「多分。さっさと寝るわ…今日はいっぺんに変な出来事が起こりすぎてパンクしそう」ゴロゴロ

 

「…ゴロゴロて…お前…」

 

「良いじゃないか。作者はこれ書き終えてもう一つ書いて刃牙見たいんだよ?」

 

「だまらっしゃい!」パチンッ

 

「あふん」ドサッ

 

「全くこれではギャグ漫画そのものではないか…」

 

「…グッドラック」

 

「?何言ってんだおまeどこ行った!?」

 

???

 

「…すみませんここどこですか?」

 

「あら藍、連れて来ちゃったの?」

 

「…グテー」グテー

 

「え、いや私じゃないですよ」

 

「ちぇんな訳ないし…え?じゃあ…偶然?」

 

「いや紫様でしょ?て言うか絶対紫様ですよね!?」

 

「うぐっ…式神のくせにぃぃぃぃ!」

 

「式神だって反抗期はありますよぉぉぉ!」

 

「え、そうなの?」

 

「いやそうですよ」

 

…あゝ、助けて

俺が今どこにいるのか…知らん。

こいつらが誰か…全く知らん。

そんでもって俺がどうやってここに来たのかは分かる。

なんか吸い込まれた。沼に浸かったキャラみたいに沈んでった。

クッソ月曜日め!全ては貴様のせいだ!月曜日死ね!月曜日こそ死すべし!

ん?月曜日がなくなったらこれ火曜日が日曜日の隣になるのか。

土日以外死ね…ってそうじゃない。そこにある金髪の女性らはどんなお人だい。

ってそれも違う。…てか答えなさいよ。人が聞いてんだからさ?

ね?お人好しじゃなくても答えるよ?割とガチで。君らどんな教育受けてんの?

気になるわ。て言うか俺は死ぬのかな。いや死ぬな。周り見たら変な目みたいなのがぎょろっとこっち見てるし。

ここはきっと処刑場なんだろう。

 

…この間、約6分!

 

「…でここどこですか?」

 

「あ、私の隙間の中です」

 

「はぁ?」

 

「ただの異空間です。よくあるでしょう、水の中の空気の玉。あれに似てます」

 

「…君らは理屈や理論を前持った情報無く聞いて理解ができるのか」

 

「出来るわよね藍」

 

「はい。当然ですとも。…逆にできないんですか?」

 

「…なんだろ、俺が悪かったのかな。俺は分からないんだけど」

 

「…?」

 

「よくわかりませんね…?」

 

「…待って?ガチで困惑するのやめて?ねぇ、俺が傷付くから。マジで傷付くから。やめてくださらない?」

 

「???…全く分からないのだけれど…」

 

「何が何だかさっぱり…?」

 

「…駄目だ、言語が通じない」

 

「…とりあえず戻しとく?」

 

「…あんたが連れて来たんでしょうが」

 

「しつこいわね…私じゃないわよ」

 

「で、戻すにしてもどこに戻すんですか?」

 

「…んじゃ…守矢神社!」

 

「え?ちょっと待ってやめてねぇ聞いてくんない?人の話を聞いてくんない?ね、マジでさ?あのね、俺こう言うことは結構記憶に残る人間なのよ。ね、いや、だからさ、あの、ねぇ?」

 

「なんだか言ってますが」

 

「別に良いでしょ」ポン

 

「え?」シュッ

 

「…予想通りの反応でしたね!」

 

「ええ!まさかこんなにも反応が尊いとはぁ〜!」

 

…この二人については前回話したから置いておくが…

見よ、これが男に飢えた幻想郷の管理人の姿である。

…もう、放っておこう。この二人について話してたら3000文字突破しそうだ。

これがまぁ現実で起きたならばギャップ萌えなんだろうが…なにぶん幻想郷だしなぁ

学校のクラスに一人はいる女子みたいな感じできゃっきゃ騒いでる二人は放って場面は変わる。

 

守矢神社ァ!ちなみに時系列はどこら変なのかわかりませんが空飛ぶ船よりは後です。

 

「待って!助けて!助けてくださ!?」ゴキッ

 

「…え?」

 

東風谷早苗…うん、外来人。

いや、どっちかって言うと外来神…?まいいや

外の世界ではモテるがこの幻想郷ではどっか捻じれてることを感じぬまま幻想郷の価値観を得た人物。

…というよりこの作品ではそれが普通である。主人公がおかしい

奇跡起こせるらしいけどそれってもうなんでもあり?かと思うけど多分意図的に出せるときは出せるけど意図しない時は幸運を分け与えてる的なあれですかね?

外来人だからって主人公と関わりはない。断じてない。

 

「…死ぬかとおもた」

 

「!?!?!?え、えぇ!?えええぇぇええぇえ!?」

 

「早苗うるさい!全くどんなことが!?」

 

洩矢諏訪子。外来神。外来神と書いてがいらいじんと読む。

祟るらしいけどよくわかんね。あべこべ幻想郷では使えない。

勿論早苗と同様価値観ねじ曲がってる。コワイ

ねじ曲がってるせいでなんとヤンデレ属性も身につけた様だ。

祟るらしいからお似合いだね!とは言えない。祟るのだ。死にますねこれは

ヤンデレと言っても主人公には牙を向けないよ!…なんでか?次の登場人物でもみると良いさ

 

「諏訪子うるさい!お前早苗のこと言えな!?」

 

八坂神奈子…はい。諏訪子様のヤンデレの矛先です。つまり同性愛者?でも確定はしないからガールズラブには入らない(鉄の意思)

確か大和なんたらの王とかなんとか。外来神ですね。

異変を起こした張本人らしいけど…どっちかって言うと早苗さんの方が強いんじゃ?

と思うのは秘密。早苗さん達同様価値観ねじ曲がってる。でもヤンデレ化はしない。

属性はお母さん!守矢神社はなんか二次創作だと神奈子だけお姉さん属性じゃないって言う不思議な現象。

ちなみに早苗と諏訪子がどっちかって言うとお姉さん属性。この作品では早苗だけがお姉さん属性。

て言うか東方のキャラって属性がお姉さんに偏ってる気がする。

甘えさせろやゴラァと殴り込む少年がいそうだが勿論この3人はここ幻想郷では不細工扱い。万が一、億が一でもそんなことは起こらない。

 

「…あの金髪少女め。許さん」

 

「金髪少女?」

 

「金髪は…」チラッ

 

「…私は神奈子一筋だよ」

 

 

 

 

 

 

 




ヤンデレって確定したけどガールズラブまでは確定してないからタグ付けしない(鉄の意思)


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仮面と素面

善悪の屑にシャムがモデルの人間がいるってほんと?


 

守矢神社

 

さて…どうしたものか。どうすれば良いものか。つかなんで俺はこう場所を転々としてるんだ教えて科学に詳しい人!

…この幻想郷にきてからというもの全く運がない…別嬪さんと出会うのは幸運だがそれ以外に関しては全くと言っていいほどガチで運がない。

ほれ、俺の周りを見てみろ。神社だ。多分博麗神社ってのだろうけどここ多分正邪の家から見えた神社だ。

だとすると………守矢神社…だったっけ…?確かここに男子を入れてはいけない的な言い伝えらしがらぬ何かがあった気がする。

なんでだ

 

コトンッ

 

「…仮面?いやお面か?…頭に付けとくか」

 

阿部新太は仮面を手に入れた▽

装備したらその者の魂が入るなんてわけねえし、さっさと帰りますか…。

ってこれゴムじゃねえか。どっかの水呼吸しそうな少年のように頭に仮面を付けて…お守り代わりだ。

うん。後はひたすらにダッシュ!

 

「人力車のパワァァァアアァアァァアアァア!」

 

「…逃げた?」

 

「いや、多分人里に向かった?」

 

「神奈子、だとするとあれやばいよ。あの先河童が出てくるよ」

 

「…ぁ」

 

「ま、まあ大丈夫でしょ!多分…そんな河童がムラムラしてる時期じゃないし」

 

「神奈子…今その時期だよ。丁度天狗たちも…タイミング悪いね、彼」

 

道中

 

「男だ!」

 

「よし追いかけやがれください!」

 

「脅威の機械パワァァァァァアァァァアァ!」

 

「誰か助けてえぇえぇえええぇぇえぇえ!」

 

はて…俺が何かしただろうか。

というよりなんだこいつらいきなり襲ってきやがって。性欲高まってんのか?

んなわけないか。とりあえず走っとけばその内撒けるだろ。…多分。

あの鬼人正邪とかいう化け物みたいな感じでなければ…って機械!?

機械 is 車!?今度こそ死んだ!襲わないで!食わないで!お助け申しますから!

 

「道を塞げば!」ババッ

 

「脅威的ジャンプ力!」ビョーン

 

「なんと!?」

 

「おわっ…まだ追いかけてきやがる助けやがれくださいマジで!」ダッシュ

 

「逃すな!男だぞ!」

 

「承知の上でござる!食らえゴム弾!」

 

ゴム弾!?ゴム弾ってあるだろ!?クッソ痛いらしい奴だろ!?

これ俺死ぬ!?

 

「発射!」パァンッ

 

「いだぁ!?」

 

よし!当たったのは腕!足じゃなきゃ走れ

 

「空路からも追いかけろ!」

 

「了解!」ヘリコプター

 

「走っても無駄かよ!?えっと確か博麗神社ってのが…ええい!花畑のお方にどうにかして頼むしかない!」

 

「目標が風見幽香のところへ逃走予定!それまでに仕留めよ!」

 

「包囲!包囲するんだ!なるべく平坦な地で!」

 

「野郎ぶち犯してやらぁ!」

 

「まだここは妖怪の山!我々には地の理があるのだ!負けてはならん!」

 

「あ!あれは天狗!?」

 

「天狗だぁ!?ってことはまさか!?」

 

「男だ!河童どもが男を見つけたぞ!」

 

「マジか!今行く!」

 

「幻想郷最速舐めんな!」ビュンッ

 

「椛!千里眼よろしく!」

 

「はい!」

 

「来やがった!あの三すくみ!犬走椛が千里眼で相手を常に追い、姫海棠はたてが射命丸文にその位置を教え、射命丸文が確実に確保する陣形だ!」

 

「負けてたまるか!応戦しろ!」

 

「…はぁ…はぁ…そろそろ…撒けたか…?」

 

「残念」シュタッ

 

「なんと」

 

「逃すわけには」ザザッ

 

「…すぅ…」

 

たぁぁああぁぁすけてぇぇぇえぇぇぇええぇええ!

 

「うるさっ!?」

 

「口を塞げ!」

 

「むご!?」

 

「手間取らせやがって…だがこれで安心ですね!にとりさん!」

 

「あたぼうよ!」

 

…解説忘れてた!

姫海棠はたて。念写が使えるらしいけどメールに使え

射命丸文と仲がいい。ただ椛とはどうかなぁ…?

天狗だからって鼻は長くない。ただスピードなら文に少し劣るくらいで幻想郷準最速と名乗れるくらい速い。

能力の上位互換が部下にいるってどんな気持ちよ?

 

河城にとり。河童である。

機械が大好きだけどムラムラする時期になると男がダントツで一位。

その時期に男を見掛けりゃどんな手を使ってでも男を全力で追いかける。

追いかけられたら最後、もはや逃げる術などない。あるとすればどっかの強者に頼むくらいしかないが…

 

「よし、速く運びますよ」

 

「グヘヘヘ久しぶりの男だぁ…!」

 

「…んー!んー!」

 

隠れ家 立場は普通逆だと思うのが作者の考えです…逆パターンなんてオラ初めだぞ。

 

「さあさあ…さっさとご賞味」

 

「普通逆だろ!?」

 

「人間は妖怪に襲われるんだよ覚えとけ!」クワッ

 

「すいませんした」

 

「まぁ…これから我々の道具として」

 

バタァンッ

 

「ちょおっと待ったぁ!」

 

「…なんだね守矢の巫女よ。」

 

「スクープの邪魔ですねぇ…」

 

「4対1で勝てるのかな?」

 

「…そういえば、貴女も『人間』なんですよね…?」

 

「き、奇跡パワー!」パワー

 

「うおっふ!?」ボンッ

 

「な!?」

 

「飛んだ!?」

 

「飛んだじゃない!飛ばされたんだ!」

 

「たとえ奇跡でも機械の力は…!」

 

「故障!」パワー

 

「!?何故だ!何故動かんシ・R!」

 

「さあ後は逃げるだ」ガシッ

 

「幻想郷最速と…」

 

「幻想郷準最速から逃げられると?」

 

「…奇跡!」パワー

 

「目がぁ!?」

 

「やばい!石が当たった!」

 

「では!」ビュンッ

 

「…このぉ…!」

 

「やられた…と言ったところかなぁ…」

 

「ムラムラを果たせるチャンスだったのに」

 

「もう後100年は出てこないんじゃないですか?そう考えると最初からささっと捕まえればよかったんですよ。」

 

「むぅ…しまったなぁ!やっちまったなぁ!」

 

「守矢の巫女を甘く見ていた…不覚です…」

 

「将棋でもやる?気晴らしにすらならないけど」

 

「…一応」

 

「…はたて、彼がどうなってるかわかります?」

 

「んとねー…ん、見えない?でもそんなはずは…」

 

「守矢の巫女の力って結構すごいですね…光学迷彩を真似ることができるとは」

 

「追跡は不可能に近い…かぁ」

 

 

 

 

 

 

 




ねっむ


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嘘つき薄情者

人間って一番良い性格してるのが嘘つきと薄情者なんですよ。
だって他人にその性格が知られていたら誰もそいつ信じないわけじゃないですか。
それって本当のことをたまに言っておけば信じてない奴ら全員騙せるわけじゃないですか。
最高じゃね?


 

守矢神社

 

「…おのれゴルゴム」

 

「おや、貴方外来人で?」

 

「そうらしいわ。」オット

 

「んー?あれは…雛さんじゃないですか!お久しぶりです!」

 

「あ!早苗さん!お久しぶりですね〜!」

 

鍵山雛…なんか調べたらえんがちょマスターとか出てんだけどどう言うこと?

厄云々で遠ざけられがちな方ですが、この作品ではもっぱら能力よりも顔で遠ざけられてます。可愛そう…

ちなみに作者は泣き顔が好きですが嬉し泣きが一番好きです。鍵山雛は嬉し泣きが一番良いと思うんだな?

妖怪の山にいるから守矢神社に来てもおかしくない…はず。

元から妖怪しか来ないし…ね?博麗神社が人間向けなら守矢神社は妖怪向けだろう。

厄を溜め込むってことは放出することもできるってこと?最強じゃね?

まあ厄を落としたいならこの人に頼むと良い…とは思ってる。

マジでえんがちょマスターって何?千と千尋のあのえんがちょ?あのクモ爺がえんがちょせい!って言ってたえんがちょ?

 

「…美人さんばっかの様子で」

 

「美人さん!?」

 

「…貴殿今なんと申した」

 

「おかしくねえか?美人さんって言ったんだよ。」

 

「…ふあぁぁ」プシュー

 

「雛さん!?うおい!?」

 

「顔真っ赤だね。蒸気機関車みたい」

 

「…おのれ死すべし」

 

「はーい降参。降参!降参だってば!その俺がつい最近まで名称をかんざしだと思ってた棒のあれ振り回すのやめて!?」

 

「…わかりましたよ。全くまぁよくできたことで。それでは人里へ送りましょうか?」

 

「頼むって言いたいけど…正邪の家に行かねば」

 

「…あ、外来人さんは幻想郷を巡ったことはありますか?」

 

「ないな」

 

「ではでは、私と一緒に巡りましょう!雛さん、厄落とし、お願いしまーす!」

 

「…わかったわよ。ほれ」キュヴゥゥゥ

 

「…何やってんの?」

 

「私が仕事にしてる厄落とし。まあこれをすれば大体骨折とかは絶対に1年間起きないから安心して」キュヴゥゥゥ

 

「…そんなもんなの?」

 

「そんなもんです!それでは行きましょう!」ガシッ

 

「…おいもしやこのままとかねえよな」

 

「このままです!let's go!」ピュー

 

紅魔館…前異変を起こしたことがあるらしい。知らんわ

その時空が紅く覆われたそうな。その時早苗さんはいなかったらしいけど。

博麗霊夢って人と霧雨魔理沙って人が主に貢献したらしいけどどっちも知らねえな。

新聞では博麗霊夢の活躍しか報道されてなくって霧雨魔理沙って人は不満だったらしい。

何が何やらさっぱりぃ…

 

「で、ここが紅魔館な訳?」

 

「吸血鬼が住まう館です!」

 

「…血吸われたりしねえだろうな」

 

「ま、多分ないので行きましょう!」

 

「多分てお前」

 

「スーッと等速移動って奴」

 

「…ここ…」

 

「?」

 

「ここ咲夜さんとやらに頼まれて来た館じゃねえかぁぁああぁあぁぁあぁ!」

 

「…一度訪問してましたか」

 

「おう。美鈴さーん。美人な美人な美鈴さーん」

 

「おわっ!?な、なんですか!?そんなに褒め称えても出るのは蹴りですよ!?正拳突きですよ!?」

 

「褒めたのに攻撃されるとはいかがなものか」

 

「きっとドMにはたまらないんでしょうね」

 

「そいつはひでえ」

 

「…通ります?」

 

「通りますぅ。つかこの仮面ちょっと邪魔だな」

 

「ここから先はお一人で。」

 

「え?なんで?」

 

「…いや、私が言ったら私の精神が持たないので…ね」

 

「あーわかります。それで私門番志願しましたもん」

 

「…俺生きて帰れるかな?」

 

内部

 

「うーっす」

 

「…あ、この前の」

 

「この前の者です。外来人で来たばっかなので巡ろうかと」

 

「ふーん…」

 

「…ま、紅魔館に来ることってほとんどないでしょうに…」ガシッ

 

「それは困るわ。私が迎えに行くではどう?」

 

「なんでや。時間があったら来ますよ。」

 

うわぁぁぁぁぁああぁぁあ↑!?

 

「…なんだ今の」

 

「たまに入り込む人間でしょう。ここの顔面偏差値は驚くほど低いのですから。…永遠亭には勝りますが」

 

「…その永遠亭は俺から見たら絶世の美女ってやつか。」

 

「そうなるでしょうね。って待て霧雨魔理沙ぁ!」

 

「…いや、それはおかしい」

 

霧雨魔理沙…確か紹介してなかった

空飛ぶ普通の魔法使い。魔法を使う程度の能力ってなんだよ…(困惑)

一応原作ではもう一人の主人公らしいわ(ネット調べ)

店を経営してるけど全く人が来ません。なんでかって?もう…ええやろ…?

しかし住んでるところが住んでるところなので食料には困らない。

食う寝るところに住むところ!あんま性格が良くないと思いきや幻想郷1の努力家だったり。

まあ暮らし方はすんごいやばいけど…ね。1%の才能と99%の努力で出来ているのはなんでしたっけ?

彼女の場合99.9%の努力と0.1%の他人で出来ている…なんちって

 

「客人を置いて行くなよ」

 

「…いや誰よ貴方」

 

「何奴」

 

「…人間?」

 

「人間だ」 

 

「…そう。私の名前は…まあ特別に教えるわ。」

 

「特別に教えるならついでに階段も降りて?」

 

「…わかったわよ。これで良いかしら?」

 

「ちっせえな」

 

「うっさいわね…で、私の名前はレミリア・スカーレット。吸血鬼よ」

 

「…つまりこの館の主と」

 

「そうよ。それに見合う素晴らしい顔でしょ?」

 

「まあなんと可愛らしい。それでいてクールな」

 

「でしょ!?あ〜良かった〜!」

 

「…言っとくけど俺外来人だからな」

 

「私も同じようなものよ。価値観を私の能力でそのままにして来たわ」

 

レミリア・スカーレット 今年で500歳は行くとんでもな奴。

永遠に紅い幼き月とか言われてるけどどう考えたってフランに老いを破壊させてもらったに違いない

運命を操る能力。この能力がなければ私の価値観は即死だった…!

外から入って来たんですよね。確かレミリア達って。

なのになんであべこべ世界では紅魔館勢は全員あべこべになってるんだろう?

何が気付かぬ間に異変でも起きたのかしら?

実は妹とメイドの方が能力とかでは強かったりする。レミリアさんはほら…運命みたり操ったりするけど咲夜さんは…時間止めるし…ね?

妹さんはキュッとキュキュット並みに汚れを壊すし…マジで能力で言えばレミリアより強いのがそこら辺にいる。

反逆されたら勝ち目ねえわこいつ

 

「…で」ガシッ

 

「待ちなさい。私の友人に紹介するわ…」

 

 

 

 

 

 




次回!動かぬ図書館、動く!?


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図書館と大図書館

違いってなんですか?
司書さんの数ですか?


 

紅魔館

 

おのれ東風谷早苗。かんとうふうとか言われてるくせに生意気な。

紅魔館は全員目の保養になるんじゃ〜^

つかほんと幻想郷って美人ばっかの桃源郷なのな。

オラびっくりしたぞぉ↑

で、顔面偏差値がおっそろしく高い咲夜さんやレミリアさんだけ見ていましたが、この先には一体偏差値が出てくるのか楽しみでございまする

…吸血鬼って処女の血を好むとか言われてるけどそれって多分男の吸血鬼だけなんだよね…?

さぁて吸血鬼の友人さんとごたいめーん

 

「ここね。入るわよ〜」コンコン

 

「レミィ、そのノックはトイレの時だっ!?」

 

「パチュリー様〜…」(手から本が滑り落ちる)

 

「…大丈夫なの?あれ」

 

「さあ?で、こっちが友人のパチェ。パチュリー・ノーレッジ…だったかノーリッジだったか忘れたからパチュリーでいいわよ。」

 

「友人の名前忘れるはまずいだろ」

 

「大体パチェって呼ぶからパフェで覚えてるの。本名なんて忘れたわ」

 

「かわいそうに」チラッ

 

「男…?男…?」

 

「やだー!イケメンじゃないですかパチュリー様!」パタパタパタパタ

 

「…」

 

「…あれは…知らない…」

 

パチュリー・ノーレッジ…確か七色の魔法使いはアリスさんだっけ。

確か月火水木金土を操れる。その能力を俺にくれたら毎日が休みだぜ

魔法使いらしい。でも魔法使いは魔法を使えるのが当然だから能力にはならんそうな。

空飛べるってマ?と思ったが東風谷早苗に飛びながら持たれたので多分そういう事だろう。

…なんだろう、トイレの数ある個室の中でたった一つのトイレットペーパーがない個室に入ってしまったような感覚が迫る。

俺も空飛びたいなぁ…賢者の石…?とか言うのを見つけたらしい。賢者ってなんだよハリーポッターか?遺産か?柱の男か?六賢者か?

と思った。まる

 

「…」プシュー!

 

「うわ!?」

 

「耳から煙」

 

「蒸気機関車かよ」

 

「意外と古くないかしらそれ」

 

「蒸気機関車だって1700年代だから紀元前から数えたら48億年もあるんだから最近に等しいだろ」

 

「…お前何言ってんの?」

 

「今の時代便利なくせに新しいの求めてるのって笑うわなぁ」

 

「大丈夫よ。ここは新しいのを一切求めないから」

 

「よく言うぜ。で、あのお隣のお方は?」

 

「小悪魔ね。みんなこあって呼んでるわ。」

 

小悪魔…見習い魔法使いの悪魔らしい。

悪魔って言うんだったら賢者と相性悪いだろと思ってしまう。

しかし未熟なために小悪魔らしい。悪魔って言うんだからきっとMP高いんだろうなぁ。

キラーマシン並みに硬いんだろうなぁ。とは思うが口には出さない。

口に出したらきっと死ぬから。うん。

それにしても二人とも美人さんだぁ。

しかしMPがマジックポイントの略って今時誰が分かるんだ。プチマダンテ食らわすぞ。

よくわからんスライムの星とか言う奴が使ってた魔法使うぞ。マホカンタ!?

 

「…ま、お二人とも美人さんな事で」

 

「おいやめ」

 

シュタッグルルルル

 

「…早業ってお前…手数タイプかよ」

 

「美人さんってことはですよパチュリー様…」グググ

 

「何してもOK…!」ガタッ

 

「ほっほ〜い!」ゴツンッ

 

「へぶぁ!?」

 

「…レミリアさんどうした?」

 

「わあ!人だ!殺さなきゃ!」

 

「ちょちょちょちょちょちょ」

 

「待たれよ」

 

「フラン、待ちなさい。この人は客人だから壊しちゃダメよ」

 

「なんだってんだてめえなんでここにきてんだ?あ?」

 

「…俺客人ですよね?俺強盗とかそういうやっちゃいけないことをやった的な立場じゃないですよね!?」

 

「そうよ。そうなのよ。」

 

「お嬢様、ただいま終わりました」

 

「あらお帰り咲夜」

 

「…そういえば彼は誰でしたっけ?」

 

「…あ、多分聞いてない」

 

「さあ名前はけ!はけって言っとるだろうがぁ!」バシィンッ

 

「いや、それはおかっだぁ!?」

 

「鉄拳制裁」

 

「拳で語れ」

 

「言論弾圧」

 

「やられるならやれ」

 

「…助けて…」

 

「み、皆さん…?」ハハハ

 

「ん、どうしたの美鈴」

 

「どうした美鈴」

 

「邪魔するならケバブにすんぞ」

 

「ちげーよひき肉だよ」

 

「…いえ、何やってるんです?」

 

「見りゃ分かる」

 

「名前聞き出してる」

 

「いや、それを見ただけで分かるような頭はしてないです」

 

「…たーすーけーてー」

 

「いや、命乞いが聞こえるんですけど」

 

「は?命乞いじゃなくて感謝の気持ちですよっ!」バチィンッ

 

「ふあぁ!?…ベルトはないよお前…阿部新太。言ったから離してくれ」

 

「いいでしょう」

 

「降りろ」

 

「一人完全に獄長になってるぞ」

 

「別にいいじゃないの。紅魔館なんてそんなもんだし」

 

「それはおかしいんじゃないかな」

 

「それはそうと…」

 

「まぁ…随分と…」

 

「長いことここにいますね…?」

 

「美鈴さん?…美鈴。あんた門番だろ」

 

「あ、ハハハ…ハハ…」

 

美鈴…紹介してなかった。うっそんと思ったら紹介してたけどざっくりとあらすじ的な感じで。

サボり常連すぎてもはや正邪に気に入られている。格闘戦なら咲夜どころかフランにすら勝る。

 

フラン…名前聞いた時腐敗人形ってなんやねんって思ってました

フランドールのドールはわかるけどフランはなんだ?腐乱か?腐乱人形ってか?

何言ってんだろ。とにかく西洋的な名前である。破壊するってばよ。

幻想郷では上位に入る化け物。きゅっとしてどかーんしか記憶にない

死神よりも死神してる奴。吸血鬼のくせに食事した回数よりも人形を壊した数の方が多い495歳。

なんなんだてめえ。なんなんだよお前の人生。

こええよ普通に

 

「…私紅美鈴、ただいま門番に戻ります!」

 

「よろしい!」

 

「…おわた…はぁ…」

 

「いいでしょ!?XXXXいいでしょ!?交尾いいでしょ!?別に!」

 

「交尾て。せめて譲って性交渉だろ。」

 

「セックスはいいんですね!?」

 

「いいわけあるかぁ!」

 

 

 

 

 

 




下ネタをぶすりとぶち込んでいくぅ↑


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大惨事とにじさんじ

二次被害が3時のおやつなんですか?
よくわかりません


 

紅魔館

 

「助けて。ちょ、助けて」

 

「…すいませーん」

 

「誰?」

 

「東風谷早苗です。すいませんが…その…その人今幻想郷ツアー中でして」

 

「…そう。それじゃもって行きなさい」

 

「ありがとうございます♪」

 

…来るならもうちょっと早く来てくれないかな?早苗さん。

マジで死ぬところだったしここは変態しかおらんのか?

 

「さあ次は…永遠亭!は…気が引けますね…」ウッ

 

「…」

 

「上から投下するんで生きて帰って来てください」

 

「…ちょっと待ってそんなとこなの永遠亭ってねぇ話聞いてよ死にたくないんだよお前やめろってぅぎゃぁぁあぁああ!?」

 

「…な、南無三…!」

 

「ぅぉぉおぉおおぉおぉおおぉおおおおおお!?」グキィッ

 

永遠亭

 

「し、師匠!空から男の子が!」

 

「なにぃ!?」

 

「なんやてほんまかいな鈴仙」

 

「ほんとよ!」

 

「…本当に男だ」

 

「珍しいですね〜」

 

「ウッサ〜」

 

八意永琳。

月の頭脳に慣れた代わりに美貌を捨てたと言われている。

ガチで天才。す、すごすぎる…!?

姫のために異変起こしたけど八雲紫のせいで全く別の異変に書き換えられた。

漁夫の利にすらならない笑えない話。未だ根に持ってる。

風見幽香のマスパと同じ威力の矢を放つ。ん?矢?

 

鈴仙優曇華イナバ

長い。名前が長い。俺を殺す気か。

だからこれからは鈴仙。

八意永琳のことを慕っているが技術に惚れ込んでわけであって顔を見るのはお勧めしないどころか見たら吐く。つか吐いた。

永林からそれで3ヶ月飯抜きにされたことがあるらしい。なんちゅうやつだ。

月の都にいたんだって。かぐや姫かよてめえ。

天人の持参した不死の薬展示しやがれってんだ

瞳を見ると狂うらしいが顔を見た時点で狂うので意味がない。

最近ミニスカで悩んでいる

 

てゐ

名前がこれしか知らん。

悪戯が好き。理由?聞かないでやれ。それができる大人の優しさってもんだ。

人間にトラウマがある。トラウマトラウムみたいなフリーゲームやってました

トラウマの内容?言わなきゃだめかい…?はい。つまりそういうことです。

ロリババアらしいけどババアってレベルじゃないらしい。どゆこっちゃ

一周回るものだろうか?よぐわがんね。

 

「…!」ザザッ

 

「ウッサッサ…」

 

「てゐ、流石にそれはダメよ」

 

「てゐ、鈴仙、息があるわ。さっさと治療するわ」

 

「どうしたの永林?」

 

「ぐっファッ!?」チーン

 

「ゴッフォァ!?」

 

「うぉオロロロロロロロロロロロロ」チーン

 

「…何?私が悪いの?私が?」

 

「し、死ぬかとおも」チーン

 

「私が…何をしたっていうんだ…!」

 

「ごっふ、えっふ、おっ…早苗の奴めこんちくしょうめ」

 

「あら、生きてた」

 

「あら、美人さんだ」

 

「…」

 

「…」

 

「!?」

 

「あ、そうだった」

 

「…仮面付けて…」

 

阿部新太は思った。

…あ、これ13日のジェイソンだ…と。

そして気付いた。ここが永遠亭というところなのだと。

で隣に倒れてる奴ら一体なんなんだね。

赤と青の服の女医とザ・保育園児です的な衣装した人と誰がなんと言おうが私はJK的なうさ耳つけた…人間?

なんなんだ。マジでなんなんだ。

 

「永林、永林」

 

「なんですか姫さま」

 

「こいつ感覚おかしい」

 

「オイなんか待てや」

 

「…私の顔を直視している…!?」

 

「私の顔見て綺麗とか言い出したのよ!?」

 

「…異変よ…これはかなりの異変よ!逃げろ!」

 

「んにゃ…突撃!」タックル

 

「おうふ!?」ゴキィッ

 

「…てゐ…!?」

 

「やっちゃダメって言ったでしょ!?」ギロッ

 

「あぶぶぶぶぶぶ」ブクブク

 

…人の顔見て泡吹くとかどんな教育されてんの?

幼稚園児でもまだマシな気絶の仕方だぞおい

…なるほど。顔面偏差値最下位と言われている永遠亭とはここなのか。

…うん。どうやって戻るのこれ?

 

 

 

 

 

 




キャラ紹介枠的な。


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永遠亭の叫び

永遠亭はしゃべりません


 

永遠亭

 

「…こいつ頭いかれてる。さっさと入院させなきゃ」(使命感)

 

「うぉい!?」

 

「そうに違いないです。我々を見て美人だとか天変地異が起きてもあり得ません」

 

「自分で言ってて悲しくならない?」

 

「そうウサ。そうに決まってるウサ。こいつ頭おかしいよ」

 

「ね、マジで傷つくからやめてくんない?」

 

「…仮面を外すと」

 

「美人さんですねー」

 

「頭おかしいわこいつ死ね」

 

「は?」

 

「…人里にでも投げておこうかしら?」

 

「どうせだからきちがいは実験器具にしましょう」

 

「…!?」

 

「死んだら餌にするウサ」

 

「死んだ人間なんて誰も食べないわよ」ハハハ

 

「…なんだかよく分からんが…死にたくないので逃げる!」ダッシュ

 

「逃すか」ガシッ

 

「ざっけんなよお前マジで」

 

「気狂いとして生きるか人間として生きるかどっちが良い」

 

「知るか離せあちょっといたいやめて離して離してくださいまっ頼みますからやめてください離してぇ!」

 

「…とりあえず鎮静剤?」

 

「YES」

 

「気狂いにも程があるわよこいつ。死体好きとかなら見たことあったけど」

 

「え?マジですかそれいつ?」

 

「結構前よ。確か名前は帝って言ってたわね」

 

「そいつ頭いかれてますね」

 

「でしょー?でも主人に向かってタメ口はないと思うのよ永林」

 

「あ、すいません」

 

「とりあえず運びま」

 

「よろしく〜…どうかした?」

 

「消えた…」( ゚д゚)

 

「なんやて工藤!?」

 

「月の技術かよお前」

 

「遊び道具が消えた…!?」

 

少し前の正邪宅

 

「…あいつ帰ってこねえな…よし。そうだこんなことしよう」

 

「…用意するものは…空気!さてさて、できるかなぁ…?」ググッ

 

「…やっぱり空気とあいつの立ち位置を入れ替えることは不可能だったか。」

 

「いやでもあいつが帰ってこないのはおかしくないか?里の男と…は面倒だし外でうるせえ豚と入れ替えるか」ググッ

 

「ブヒィ!」シュンッ

 

「お助け〜!」シュンッ

 

「嘘だろできちゃったよ私最強だよこの能力使えば敵なしだよやったよ!」

 

「…自画自賛というやつか。あ〜死ぬかと思」

 

パリーン!

 

「また来たかパパラッチ!」

 

「失敬な!私はただ取材を」

 

「げ」

 

「!」

 

「?」

 

「…逃げる!」ダッ

 

「待ってくださいよ今すんごいムラムラしてるんですから一回や2回じゃ終わりませんから手伝ってくださいよ〜!」

 

「…あいつら元カノ元カレとかそんな関係だったのか…!?」

 

ぎぇぇぇえぇえぇええぇぇええぇえぇえええぇ!

 

「…いや、多分それはないんだろうな。」

 

妖怪の山

 

さてどうしたものか。助けて 

てんめ、あいつあんにゃろ未だ追いかけてくるんですけどムラムラしてるらしいんだけどこっちはイライラしてんだよ立ち去れや

なに?もうババサレとか言った方がいいの?十字架?ニンニク?ってこれやばいこの道に見覚えがあるぞDIO!

この道は…俺が死にかけた原因となった…ってことは

 

「あの男だぁぁぁぁ!」ガシンガシン(機械音)

 

「今度は失敗してはならんぞぉぉぉぉ!」ガシンガシン

 

「うをぉぉぉぉお!」ガシンガシン

 

「天狗の力と河童の力で捕まえてやれぇえぇえ!」バッサバッサ(羽音)

 

「ああもうお前ら嫌い!」ダッシュ

 

なんだよここ!なんなんだよここ!逃げなきゃダメだ!

前あっただろあれ!あの金髪美人さんのところに行ったあれ!

あれで助かる!だから出てきてくださいお願いしますなんでもしますからってねぇ!

とりあえず花畑は無理だろうから博麗神社という場所か守矢神社という場所に行くしかない!

でも方向知らない!やだ…私の生存フラグ皆無すぎ?

頼む!三百年に一度でいい!いやむしろ6万年に一度がいい!

助けて!誰か!

 

「助けてぇぇぇええぇえ!」

 

「あ!馬鹿!」

 

「こいつ!」

 

「麻酔銃持ってこい!麻酔銃!」

 

「いやもうゴム弾でいいだろ!」パァンッ

 

「へぎゃっ!?」ヒット

 

「ええいもう良い私がやる!」

 

「文さん!?」

 

「俺は生きる俺は生きる俺は生きるセックスは嫌だこれならホモになればよかった」

 

「キーック!?」バチンッ

 

「助かった!?」

 

「あんたら…その時期だからまさかとは思ったけど」

 

「博麗の巫女じゃ〜!逃げろ!逃げろー!」

 

「お、お命頂戴!」パァンッ

 

「遅い」パシッ

 

「嘘だろおい!?」

 

こいつゴム弾素手で取りやがった!

確かにゴム弾は痛みを我慢すれば取れるかもしれないけどそれは無理!

だって顔の前で取ったんだもん!横からパシッて感じで取ったんだもん!

こいつ人間じゃない!俺こんな人間知らない!ファンタジーの世界かここは!

 

「隙あり!」パァンッ

 

「ふん!」カッキーン

 

「人間でしょうか?」

 

手で取るならまだわかる。

だがその手に持ってる棒でカキーンはないだろ

いやしかもむっちゃ精度高いし打った奴に当たったよ。

あんた現実世界にいたら各球団が放っておかないよマジで

 

「あだっ!?」ヒット

 

「…あんた大丈夫?」

 

「一応」

 

「…そう。人間がここにいちゃいけないわよ」

 

「ここに家借りてるんですがそれは」

 

「知らね。自分でなんとかして頂戴。」

 

「…あいつたくさん別荘持ってるらしいし安全なところに移動してもらうか…」

 

…人力車の夢ってどこいった?

あ、やばい金払わなきゃじゃん詰んだ

納税義務はないんですよだから払わなくて済むんですよ!

 

「あ、そうそう。言い忘れてたけど…」

 

「なんでしょ」

 

「ここの管理人、八雲紫は男好きだから襲われるかもよ。偶然装って自分の世界に入れたりね。」

 

「…マジ?」

 

「マジよマジ。ま、あいつ胡散臭いから一目でわかるだろうけど」

 

…心当たりがあるんですよ…あの…あれですよね…

あの金髪二人組…ですよね………

ってことは俺監視されてる?え?どこから?

え、そうだとしたら俺やばいんだけど。トイレも見られてるってことだろ?

いやー、流石にそれはないか。それに美人ならトイレをみられても…

うーん…!無し!

 

???

 

「…バレた」

 

「嘘だろおい」

 

「霊夢め余計な口を出しよって」

 

「私が行きましょうか?」

 

「お仕置きは後よ。面倒くさいもの」

 

「…胡散臭えから近寄らないでください」

 

「一緒にご飯食べるってだけでそんな不機嫌になるものかしら」

 

「はい。少なくともちぇんは気絶しております」

 

「マジでか」

 

 

 

 

 



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移転希望

主人公が守られる側の話はよくあるじゃろ?
で、女に守られることもあるじゃろ?
わしはな、機転が効く守られる側の主人公が知りたいんじゃよ。
自分では描けないような機転が効く…な。


 

正邪宅

 

「ってことです」

 

「…ふーん。言っておくけどそこ以外の別荘全部危険だけど」

 

「…は?」

 

「いや、外の世界にも事故物件ってあるらしいじゃん。それと同じように職人が遊び心で作った人里外の家があるわけ。」

 

「ほうほう」

 

「でもそんなの妖怪しか住まないから買い手が付かないしいたとしても既に妖怪の住処…なんてこともある。」

 

「ほほう」

 

「そんな家、誰が欲しがる?ここ妖怪の山なんか守られるところとしては一番だからな。二番目に風見幽香のところだ」

 

風見幽香…あ、あの人か。

二天一流って叫んでここにきて歩いて見えた先にいたあの緑髪の。

あの人確か有名人っぽかったけどどうなんだろ。

というより守られるところとしてはってどゆこっちゃ。

怒りを買うと頭持っていかれるの?ハンターハンターのキルアにやられたキメラアント初の念に目覚めた男みたいにやられちゃうの?

嫌だよそんな結末。

 

「守られる場所って」

 

「ああ、男ならよくあるんだが…これ言って良いのかな?」

 

「????」

 

「一人で目的もなく歩いてる時に番犬に見つかると襲われる」

 

「!?」

 

「一番やばいのが白い髪色の犬走椛ってやつだね。あれは危険だよ。」

 

「…空いた口が塞がらないとはこういうことか」

 

「んま…生きたいなら一番安全なところにいろってことだ。あんたの場合はここじゃないけど」

 

パリーン!

 

「なんだ!?」

 

「…」

 

「お前を犯す!」デデンッ

 

「…博麗神社ってところに引っ越そうかな」

 

「それをお勧めする。衣食住には困らない程度のお金とかがあるんだってよ」

 

「フハハハハ!」

 

「ああもうクソ引っ越すしかねえ!」ダッシュ

 

「…まいど」

 

「音速並みの私から出せても時速40キロ程度のスピードで逃げ切れると!?」

 

「人力車!」ガタッゴロゴロゴロゴロ!

 

「そんなもの持ってたら大変ですよ〜!」バッサバッサ

 

「確かここに…かかし!」

 

「私は烏ですか!?」

 

「同じようなもんだ!お前もうセックスするために生きてるようなもんだろ!?」

 

「乙女の純情書き荒らすな!」

 

「乙女じゃなくて痴女だろうがクソ!」ゴロゴロゴロゴロ

 

「やってやりますよ〜!こうなったら意地でも交尾交配してやります!」

 

「やだもう嫌い!」

 

おのれ新聞記者。

おのれパパラッチ。

おのれ好奇心。

幻想郷なんて来るんじゃなかった。

風見幽香さんに助けを乞うか。多分風見幽香さんも同じような立場だろうし。

とにかくダッシュったらダッシュ!新聞記者許さん

 

「野郎ぶち犯してやらぁ!」

 

「いやこれ普通逆!」

 

「幻想郷では常識に囚われてはいけないのですね!」

 

「ざっけんなよお前マジで新聞記者ぁ!」

 

ふざけんな誰が痴女とセックスするかよ。いやまあ俺はアリだと思うけど…ってそうじゃない。

その丈の短いスカートで空飛ぶとかどんな根性だよ。パンツ丸見えになることを恐れねえのかよ

どうせ外で流行ってた○○を100倍楽しむ方法!みてえなの読んだだけだろ出て行くから襲わないで

どうせならツンデレが良いわ!涼宮ハルヒとか惣流(式波)アスカラングレーとか!あれが良い!

辛いところも良いところもたまに頼っちゃうところも可愛い!比べてこいつはなんだ!

襲うセックスのことしか頭にないただの変態痴女だ!っておいコラ人力車に乗るな

 

「人力車に乗るな!」

 

「え〜?良いじゃないですか別に」

 

「開き直り 聞けば聞くほど 腹が立つ」(五七五)

 

「今更ですよ。ほら」

 

「…ワーアシガスベッター」スッテン

 

「わわ!?」

 

俺のターン!

まずは人力車を引っ張りながら倒れる!そして人力車の下に落ちる!

そのあと後ろの烏はバランスを崩す!その間に逃げる!完璧だ!

…そう、思っていた時期が俺にもありました。

思えば相手は音速で飛べる強者。バランスなんて息をするように取っているだろう。

 

「逃さん!」ガシッ

 

「手首掴まれたっていうか痛い痛い痛い痛い痛い」

 

「離すものですか!さあ交尾でつよ交配で」トントン「なんですか今お取り込み中」

 

「…そんなに死にたい?」

 

「あ、いえ別」

 

「死ねぇ!」カッキーン

 

この声は確か…風見優香さんだ。

いやぁ頼りになるなぁ。今度からこっちで暮らそうかなぁ。

うん。そうしよう。でも睨まないでほしいッスね幽香さん?

 

「あなた…また来たの?」

 

「失礼ながら」

 

美人だし強いしクールだし…あれ?これが俗に言う完璧超人ってやつ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 




寝落ちしやがりました。
期末テストめ


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外の世界と幻想郷

実はこれ河童軍団出撃させる予定だったり。


花畑

 

「お願いします」

 

「…?」

 

ふむ。みんななぜ俺がここにいるのかわからないようだな。説明してやろう。

移転しました。と言うより引っ越した。正邪に頼んで。あいつ天邪鬼なんだよな?

そんでもって花畑に引っ越しました。ここにいればあの発情期烏は来ないだろうし…

妖怪の山にいたあの変なリュック背負った痴女たちも来ないって言ってたし…

 

妖怪の山 正邪別荘

 

「ふぅ…ようやく寝れ」

 

バリーン!

 

「バリケードを貼っても無駄ですよ!さあレイプの時間じゃぁ!」

 

「…窓が…」

 

「…あれ?お出かけ中でしたか?なんだ。正邪さん、どこ行ったか知りません?」

 

「幽香のところの花畑だよ。ほれしっし」

 

「クッ幽香さんのとこでしたか…これはこれは惜しいことをした」

 

「お前そんなセックスしたいのかよ。里の男攫ってこいよ」

 

「前やったらショック死しちゃいました」

 

「お前激しくやりすぎだろ」

 

花畑

 

「…多分今頃烏天狗が正邪の別荘に入って行ってるだろ」

 

「烏天狗…ああ。あのデマ情報の」

 

「そうなんですか?よくわかりませんが…お!ホタルだ」

 

「…そんなにはしゃぐことでは無いと思うけど」

 

「外の世界じゃホタルはあんま見かけないからな。あれだよ。産業革命とか近代化とかで自然が無くなってるらしい。里森だったかな?そう言うところには居るらしいけど。都市とかに行くとまじで見かけない。」

 

「…そう言うものなのね。ってことは自然と触れ合って遊ぶってことが」

 

「ほとんどない。酷いくらいに。」

 

そう。ほとんどない。これは都市限定だが公園とか池周辺とかを除けばガチでない…と思う。

俺町出身だからわかんない。街路樹とかあるらしいけど…。

都市はすんげえ便利だけど寂しいのよね。なんかこう…人に優しい人間が減ったって言うか。

ポケモンブラックのブラックシティだっけ?あれに似てる。ヒェッ

ちなみにでかい橋が好き。往復752歩くらいだった気がする。

夜になるとホタルって光るらしいな。見てみたいかも〜!

 

「…今何時ですか?」

 

「そうね…太陽があそこだから…大体…巳くらいね」(巳とは。江戸時代に使われた時間の表記である。大体9時〜11時。巳の読み方はみ。江戸時代の時間には十二支が使われていた。11時〜13時は午。牛と読みそうだがうま。子が23時〜1時を表す。大体一つで2時間だから子を頼りに考えてください。大体明治七年くらいに幻想郷が隔離されたらしいのでそんな文明も来てないだろうと思いこのやり方にしました。これが幻想郷の一般的な時間の計り方!)

 

「巳?」

 

「え?…そうね…北があっち。外の世界って北が午なんでしょ?」

 

「午?…あ、そう言うこと。それじゃ今…10時くらいか。」

 

「10…時…?何言ってるかわかんないけど時間の数え方も違うのね。」

 

「そう言うもんだよ。」

 

確か日本は明治維新?だか文明開花だかで文明が大きく進んだ的な。

歴史はよくわからんわ。にしても幻想郷って格差が酷いな。

人里を見てみろ。馬や牛がまだ使われてるぞ?

そんでもって前いたあの山を見てみろ。メタルギアソリッドに出て来るREXみたいな乗り物乗ってんぞ?

文明に格差が出来てるってここは明治かよ!?不便だなぁ

 

「幽香さん!」ヒョコッ

 

「あら…」

 

「誰だ?」

 

リグル ナイトバグ…ナイトバグって苗字だったんですね。

知らなかった…子供…なのかなぁ?背中にマントみたいなの羽織ってて触覚が生えてるからゴキブリかと思ったら大間違い。

ホタルです。ホタルの妖怪です。いくらなんでも無理があるだろ!?

ボーイッシュな女の子。一人称はこのSSも僕。頭は悪いらしい。

同性愛者ではない。愛って何?ってレベル。いやまあ可愛い。

もちろん幻想郷では…おっと言ってはいけない。

この幻想郷では子供にそんな容姿に関する知識はないと言っていいだろう。

汚いとか気持ち悪いとかはあるがそれが容姿に繋がるかどうかは分からん。

だから慧音先生にも近づけるし風見幽香にも近づける。

ただし人間が風見幽香と目があったら最後。

動けなくなりその顔を直視することになる。するとどうなるか?

死ぬ。顔見ただけでショック死する。それどこのデスノート?

脱線したね。すまない。リグルキックという技があるらしいがそれはただのミスらしい。

初見の人がボスの出現方法知らずに上に漂ってたらリグルと接触して一機減らされることから来てるらしい。

なお上にあるリグルに関する紹介は大体がWikiからの引用である。なげえ!

 

「僕はリグル!」

 

「リグル。今日は何をしに来たの?」

 

「リグルかぁ…んー…」

 

「えっとね!…なんだっけ?」ハテナ

 

「フフ、次はちゃんと覚えてから来てね。」ナデナデ

 

「分かった!じゃあねー!」

 

…行ったか!?

さて聞きたいことがある。というより考えたいことがある。

あの子…性別がわからない!多分男の子だろう!ボーイッシュだったし!

そうだ!絶対そうに違いない!それはそうとしてきっとあの子も妖怪なんだろ。そうなんだろ。

性別は幽香さんに聞いとくか…

 

「…あの子、女の子よ。」

 

「…マジで?」

 

「本当よ。服脱がしてみてみる?」

 

「いや、それはいいです。」

 

…女の子だった!?

信じられん…!どれくらい信じられないかっていうと行けたら行くくらい信じられない。

ってことはあれか?ロリってことか?つまりあれだろ?前あったあの青い子と緑の子と一緒のジャンル?

いやいや(笑)どうせあれだ。女の子って偽ってるんだ。そうなんだよ。

だから男の子だと言ってくれ!というより女の人って冬の時生足見かけるけど寒くないの?

スカートになんか足につけるあったかいあれ。名前は知らん。あれを付けるならまだわかる。

けど生足はないだろ…

 

「そういえば」

 

「ん?」

 

「言い忘れてたけど花潰したら殺すから」

 

「!?」

 

 

 

 

 

 




文字詰め詰めだなぁおい!


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あれは誰だ

風見幽香さんのところに住み始めたらすぐに死ぬ自信があります


 

花畑改め風見幽香宅(正邪別荘)…長い

 

「人力車でlet's goですよ」

 

「そう。あとこれお願いね」

 

「わかりましたー」

 

風見幽香さんの花畑は楽でいい。

良いんだけど最近変な夢を見る。それを風見幽香さんに話したら

 

「原因に心当たりがありすぎてわからないわ」

 

だとか。その変な夢は暗いところから始まって美人さんが集まって…

夢なのによく覚えてんなぁ。夢だからなのかもしれないけど。

ちなみにこの世界の住人の権力者は大体が能力持ちらしい。

俺も欲しいなぁ能力。ってそれじゃあ異世界転生じゃねえか!

やっぱ俺どっかで轢かれて一時的な記憶喪失か?

そうだったら俺勝ち組だぜ。転生した先の異世界が美人さんだらけの異世界だなんて。

ヒャッホー!そう考えるとやる気が出てきた!ここから行く先ほとんど美人だ!(タグを見ればわかる通り転生はない)

 

人里

 

「ここか…」

 

ここは…本屋かな?まあ多分本屋だろ。人力車は入れないから置いといて。

正邪に引っ越し代返さないとなぁ…えっと…何これ。

「愛と友情と別れと三角関係」?今時のラノベでもこんなタイトルはないぞ…

これ題名から察するにただの恋愛小説じゃないだろうけど…こんなのが好きなのかなぁ…?

ってやばいやばい。あの天狗は人里も根城だったんだ。早く買って早く帰らなきゃ(使命感)

 

「失礼しまーす」

 

「いらっしゃいませ」

 

「まるでコンビニだな…えっとこの愛と友情と別れと三角関係って言う本は」

 

「…え…」ドンビキ

 

あいつに!あいつに言われて借りに来たんです!

酷いよ幽香さん…ドン引きされたよ…嘘だろ…?

 

 (愛と友情と別れと三角関係って泥沼化した恋愛物語なんだけど…)

 

本居小鈴…人間だ☆では終わらない。

能力持ちである。あらゆる文字を読める能力とか作者羨ましすぎるわ!

本屋を営んでいる親がいる…はず。本屋は営んでない。

どうにも幻想郷には髪を結ぶという文化が根強いらしい。

本を読むときは眼鏡をかけている。可愛い

好奇心の塊で自らを危険に犯すことが多い。でも大体助かってる。

昔やばいことを起こして妖怪が出てきた。それ以来妖怪召喚系の本は実力があり友好的な妖怪がいるところで読んでいる。

…妖怪召喚系以外は全て自室で読んでいるため精神が狂う日が周期的にあるとか…(この作品限定)

 

「えと…この本…ですね。期限は1週間ですけど…」

 

「ありがとうございます。では」

 

「…イケメンって変な性癖がある物なのかな…?」

 

ちなみに官能本も読んでいるためソッチの知識もある。

ただの友人に話したらドン引きされたが悪いとは思ってない

 

「…あっぶねー…危うく危険人物認定されるとこ」ポンッ

 

「…少しよろしいでしょうか?」

 

「なんでございましょうか」

 

身なりは多分普通…多分。俺だってそんな馬鹿じゃないからね。

でなんだってんだてめえ俺は死にたくねえぞ?お?

モブキャラだろ見た目からしてよ。ここが転生した後の世界ならよ

 

「これ…」

 

「え?あ」

 

「落としましたよ…」

 

「すいません…」

 

ただの良い人じゃないか…なんだ…

俺が警戒してただけ

 

「首が外れておったまげー!」

 

「ぎゃぁぁぁぁぁあぁあぁあ!?」

 

「驚いたでしょー?」

 

「…死ぬかと思った…」

 

こいつ前人里で出会ったあの多々良小傘じゃねえかクソ

おのれ邪悪神龍め…許さん

 

「また出会ったなクソガキ」

 

「クソガキなんて失礼な!」

 

「とりあえず仕事するから…さっさとどっか行きやがれ」

 

「?」

 

「こいつで人を運ぶんだよ。」ユビサシ

 

「それじゃあわちきのーせて!」

 

「どこに行くんだ」

 

「んとね…命蓮寺!」

 

「…どこだそこ」

 

命蓮寺

 

「…名前からして寺ってのは分かった。うん。」

 

ここ…あいつらがいるじゃねえか。

俺を第三者として立てやがったあの紫髪の奴が。

尼将軍かよてめえ…多々良小傘許さん

 

「…ここまできたら俺戻るか」ガシッ

 

「…傘でぶっ叩くよ?」

 

「やめて?やめよう?ねえ待ってマジであいつら来るから俺ステルスなんてゲームでしかやったことないからねえドア開いたよちくしょうこっち来るよ捕捉されたよねえマジで離せよ依頼された物持って来てるんだよねぇってば人の話聞いてよ」

 

「誰が聞くと思ったの?聖ー!」

 

「あら小傘ちゃんじゃないですか。どうしたんですか?」

 

「この人連れて来たよ〜!」

 

「あぁ…助けて仏様」

 

「ああ!仏教を学びに来たんですね!?」

 

「ざけんな誰が学ぶかあっ痛い掴まないで」

 

「さあ行きますか」

 

多々良小傘許さん…

仏教!?あいぇぇぇぇええ!?ナンデ!?なんで学ぶの!?

許して!待って!助けて!助けてください!ぎゃぁぁあぁ!

全ては多々良小傘のせいだ…俺は悪くない…蹴る!

 

「危なっ」ガシッ

 

「なんなんだよこれ」

 

「人を蹴るとは何事か!」バシーンッ

 

「いだぁ!?折れた!骨折れた!絶対折れた!」

 

バケモンだ!バケモンだこいつ!あれだ!正邪以上にバケモンだこいつ!

誰か助けて!助けてください!

 

「姐さん、朝からうるさいよ〜?」

 

「あら一輪。今はもう未ですよ?」(13時〜15時)

 

「えぇ!?嘘だ!?」

 

雲居一輪…妖怪。

仏教に入ってるのに酒を飲んでは聖にぶち殺されかけるという馬鹿者。

バレなきゃ犯罪じゃないんですよ精神である。

赤ずきんちゃんみたいな格好してることしか知らない(無知)

雲山と行動してることが多い。

入道ってなんやねんと思いました…マジで入道って何?

元人間らしく、人間の気持ちが分かるとか。だから酒を飲むんだとか。

全くけしからんなぁ…ちなみに過去に酒を浴びるほど呑んで聖にゲロぶちまけたことがある。

そのときは酒風呂に入れられて10時間耐久だったとか。地獄かな?

 

「うっせえ一輪!少しは黙っとけ!」

 

「なんだと村紗!?」

 

「うげっ!」

 

「…ヘルプミー」

 

「全くあの2人は…」

 

村紗水蜜…妖怪らしいけど船長しか覚えてない

ムラサなのか村紗なのかよくわからんが名前は村紗らしい。

雲居一輪とよくお酒を飲みぶち殺されかけている。

ちなみに一輪が聖にゲロぶちまけるほど酔わせたのはこいつ。連帯責任で同様の罰を受けたらしい。

その件で未だに恨まれている。そろそろ許してくれと言っているが全く許しを得てない。

一輪がご飯の担当になったら必ず村紗の白米以外の食べ物が無くなる。

ちなみに命蓮寺のご飯担当は命蓮寺に住んでいる妖怪達で1日ずつ交代している。

つまり一輪がご飯の担当になったら村紗は3食白米だけとなる。

 

「…助けて」

 

「え?仏教学びに来たんじゃ」

 

「んなわけあるかぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 




ずっつずっつずっつずっつ
同じ言葉でも意味なく並べばどこで区切れば良いのかわからないよね。


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強襲、仏教

実は作者は座禅を受けたことがありません。
そもそも宗教が嫌いで嫌いで…
そりゃ腹痛の時くらいしか祈りをあげません


 

命蓮寺

 

「あのぅ…」

 

「?なんですか?」

 

「今風見幽香さんにお届けものが…」ハハ

 

「…星、行きなさい」

 

「え、嫌で」

 

「は?」

 

「行かせていただきます」ダッ

 

…何ここ。なんなのここ。俺何かやった?

絶対ここ地獄だよね?極楽浄土目指す前に地獄だよね行き先!

助けて〜誰か〜…あーもう嫌だ死にたくなぁい!

ていうかさっきの星さんの怯え方尋常じゃねえぞオイ…何?SM?

SMプレイしてんの?日頃から?ここってまさかこの住職様の国?

この住職様が殺せって言ったら部下が殺しに来るの?え?じゃあ俺死ぬ?

死ぬの?俺これ極楽浄土に行かせますとか言って殺される?

お助けを!どうか…どうかお助けを!

 

ズララッ(ふすまを開ける音です。作者は聞いたことがないのでズララっとにしました)

 

「あらナズーリン。」

 

「やあひじ…り…」チラッ

 

「…」アセダラダラ

 

「発情期だからって襲っては行けませんよ」

 

「し、失敬だな!?」

 

ナズーリン…ネズミって聞くとトムとチェリー思い出しません?

ネズミの妖怪らしいけど。ネズミが部下にいるらしいってどんな部下だよそれ

その部下は食べ物があれば食うどころか人肉すら食ってしまうそうな。オソロシイ

ナズーリン本人はダウンジングでレア度の高いものを探すのが趣味らしい。

大体男にしか反応しないため本人は「私の脳みそはどうやら男が欲しいらしい…」と困り果てている。

ちなみに主人であるはずの星にはむっちゃ厳しいのに優しい…ツンデレ?

ナズーリン本人で見つけるのが難しいと判断した場合は部下のネズミを使う。

食べ物はチーズが好き。部下もチーズが好き。なのでチーズを探すときはダウンジングで探し当てるしかないようだ。

なにそれ可愛すぎん?

 

「大体!発情期だからってそんな無闇矢鱈に人を襲うわけないじゃないか!」マッカ

 

「…ナズーリンってそういうところで素が出るよね」

 

「一輪!?」

 

「そうそう。ま、それを利用してお酒を持って来させてたんだけど…」

 

「…ふん!」ピンッ

 

グサァッ!

 

「めがぁあぁあ!目が、めがぁあぁあ!」

 

「自業自得だよ村紗」

 

「クププ、いい気味」

 

「…うっそだろ…」

 

今目の前で起こったことを話そう。

住職さんが指で畳をピンって跳ねた瞬間船長っぽい人が苦しみ出した。

なにを言ってるか分からねえと思うが俺も分からねえ。

超能力だとか魔法だとかそんなチャチなもんじゃあねえ。

頭がどうにかなりそうだ…この世で最も怒らせては行けない相手を思い知らされた気分だ…

 

「…一輪」

 

「ひゅい!?な、なんですか姐さん」

 

「同罪!」ピンッ

 

「」グサァッ

 

「…いたそー…」

 

「さあ続きです。」

 

「え、え?え?ん?んん?」

 

「わかるよ。わかるよその気持ち。聖の馬鹿力見たらそうなるよね。」

 

ちなみに後で聞いたら聖さんは素の身体能力が凄いのに強化魔法を何重も掛けるから指一つで寺一つぶっ壊れるそうな。

つまりあれば素の身体能力だと…は?

俺死んだ。あーもう次は転生してくんねえかな。

 

「…で…聞いてますか?」

 

「いえまったく」

 

「…諦めな。聖が語り出したら全て聞き取るしかないんだから」

 

「出来るか!大体おかしいだろこれ!なんで住職さんが喋ってんのにもう一つ住職さんの声が聞こえるの!?おかしいよ!聞き取れるかよ!聖徳太子じゃねえんだか」ガシッ

 

「…遅かった…」マッサオ

 

「聖徳…なんだって?」

 

「…いいかい。なんでもありませんと答えるんだ。」ボソボソ

 

「…なんでもありませ」

 

バァン!

 

「カチコミじゃあ!」

 

「!?風見幽香!」

 

「今だ、逃げる!」

 

「私のフォローは!?」

 

「知るかバーカ!死にたくないんだよ俺は!」ゴロゴロ

 

「…風見幽香…まさかここで出会うとは…」

 

「それはこっちの台詞よ…まさかお届け物を届けたのがまったくの別人だなんてねぇ…白蓮」

 

「星はお気に召しませんでしたか?」

 

「そりゃあ勿論。例えるなら強者だと思ったら虚勢を張ってる奴だった並にね」

 

「フフフ…そうでしたか…!」ゴゴゴゴゴゴゴ

 

「やる気になったわね…!」ゴゴゴゴゴゴゴ

 

「…避難!避難だ!一輪!村紗!逃げるぞ!死にたくなければ逃げるんだ!」

 

「ナズーリン!?了解!」

 

「死にたくねえ!死にたくねえ!まだ酒飲みげぇ!?」ゴツンッ

 

「村紗ぁ!?」

 

「ちょ、早く!村紗に気を配ってたら死ぬよ!?」

 

「…クッ!」

 

「ちょ、お願い助け」

 

「…?みんななんでそんな走って逃げてるウォ!?」ガギィッ

 

「ぬえ〜!?」

 

「仕方がない!逃げるんだ!死にたくなかろう!?」

 

「ひぃぃいい!」

 

「やあお嬢さんたち!乗ってくかい!?」ゴロゴロ

 

「勿論!」バッ

 

「死にたくない!」バッ

 

「代金は8000銭ね!」

 

「テメェ!」

 

「いいでしょ!早く逃げて!」

 

「馬鹿!俺だってそうしてえよ!」ゴロゴロ

 

「まったく…何かと思えば…」

 

「花畑の主と命蓮寺の主がぶつかり合いね…」

 

「紫」

 

「霊夢」

 

「「幻想郷終わったわ」」

 

「あれは!?博麗の巫女!助けてくれ!」

 

「誰が止めれるかあんなもん!」

 

「あ!あの時の八雲紫とやら!ヘルプ!」

 

「無理!」

 

…その日。

幻想郷中に轟音が鳴り響き、命蓮寺周辺の家は衝撃波で大破したそうな。

後に救助隊が出動したが被害は甚大。人里の13%が破壊されたという。

これは文々。新聞によって報道され、人里でも多くの人が手に取って読んだという。

ちなみに妖怪の山にいた某テロリストはこう語る。

 

「え?あの事件のこと?あー。あれね。もうこうとしか思えなかったよ。」

 

Qそれは一体?

 

「あ、死んだ」

 

さらには地獄にいる鬼たちも

 

「え?あの衝撃?ああ。一発で分かったよ。近くにいるだけで死ぬんだなって」

 

Qちなみにですがどんな感じでした?

 

「感じ?んー…地震ってあるだろ?あれが地面からの衝撃だとすればあれは空気からの衝撃だよ。修復中の家が音を立てて崩れ始めたんだからさ。」

 

 

 

 

 

今日の幻想郷:終わりかけた

 

 

 

 




ちなみに無闇矢鱈の意味って無闇を強調しただけなんですね。
初耳


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時期早々

時期早々って思いついただけのタイトルだから本編とは関係がないかもしれない


 

とある崖

 

「…」ジリ…

 

「グヘヘヘ」

 

「空は天狗に任せてくださいよ…」

 

…そうだな。話をしよう。

あれは今から3時間前だったか…

俺はいつも通り人里に行って働いて帰ってきた。

その途中、俺は何者かに追われていることに気がつき、全力で逃げた。

人力車を人里の入り口みたいなところに置いて。これは結果的に良かったのだが…

追っているやつは目の前にいる河童と天狗。俺尻子玉抜かれるのかな…?

と思ったがあれだな。襲われるってやつだな。うん、死んだ。

一応崖の下に飛び降りると言う手もあるが下はあの花畑である。

この状況を表すとするならば…

2頭の虎に追われ落ちたら地獄の崖に追い詰められた途端翼が生えた虎が出てきたと言ったところか…?

いや、そんなことはいい。タスケテ

 

「オラ!服脱がせ!」

 

「服破くぞ!」

 

「じゃあ私が先に」

 

「やめろぉおおぉおおぉおお!?」

 

拝啓母上。

母上はお元気でしょうか。

私は元気です。主に頭が。

主にと言うところは大した意味はありません。

強いて言うならば…

今逆レイプされてるところでしょうか。

届け…

 

博麗神社

 

「…!誰か妖怪に襲われている気がする」

 

「え、マジ?霊夢ってそんな能力あったの?」

 

「どうせ嘘だほぉあ!?」

 

「…潰すぞ」

 

場面戻って崖。

 

「ええい!もう服を破いてしまうへぇ!?」ゴギィッ

 

「へ…?」 

 

「は…はは…」

 

「…なんだよ。何が起こったんだよ。オイ」

 

「なんだかわからないけどとにかく男に手を出してるから食べるのだー」

 

「こいつ妖怪だ逃げろ!」

 

「て、天狗の私に勝てると思」

 

「食べることなら誰にも負けないのだー」

 

「え、なにこれ暗転した?」

 

「んじゃいただきます」ガブッ

 

「」

 

「…いやなんだよ。ちょっ、手解かねえと目隠し取れねえ!」

 

「あれ?もう一人消えたのだ…危なかったのだー」

 

「おう。とりあえず助けてくれや」

 

「とりあえずお前はなんて名前なのだ」

 

「阿部新太だ。お前は」

 

「私はルーミアなのだ」

 

「わかった。とりあえず手解いてくんね?」

 

ルーミア…妖怪。人喰い妖怪らしいけどさっき天狗食ってたよね

天狗って鳥みたいな味がするのかな?それとも人肉?気になるけどいいや

妖怪の中では弱いらしいですよ。上級妖怪って思ってたんですけど…

どうやら日光に弱いらしい。今だ、外の世界の大人たちよ、襲え。

でも能力を使えば昼でも夜でも全力を出せるらしい。視界が悪くなるらしいけど。

なにそれ可愛過ぎかよ。ちなみに容姿は子供…だと思う。

これはマジで余談ですがドロワーズのしたって普通履いてないらしいですよ…(ボソッ)

 

「おうルーミア、助かった」オメメパッチリ

 

「そうなのかー」

 

「で…とりあえずどうしましょうこれから」

 

「人里」

 

「あ、それだ」

 

人里

 

「人力車を取りに来てここで野宿とは浅はかな」

 

「でも布団があるのだー」

 

「そりゃ俺家がほとんど賃貸だからな。むしろ譲ってもらったからな」

 

「…」ジト目

 

「…なんだよ…毎日風呂入ってるわボケ」

 

「神社!」

 

「は?」 

 

「神社に行って野宿を回避するのだ!」

 

「は?おまなに空飛んでる!?っざけんなよ!?俺まだ死にたくねえよ!?」

 

「別にいいのだ〜。」

 

「よくない良くない!俺が良くない!」

 

「知るかボケ」

 

「君今本音出たよね。本性出たよね。」

 

「そうなのか」

 

「…なんだろう。すごくムカついた」

 

「別にいいのだ」

 

神社

 

「…ルーミア、あんたねぇ」

 

「野宿を!回避!」

 

「…いやどっち道ここで俺は寝るよ」

 

「うぉい」

 

「なんでなのだ!?もしかしてイタイ人なのか!?」アチャー

 

「なんでや!?なんでそうなる!?俺あれか!?そういう人って認められてんのか!?」

 

「うるせえ!」ゲシィッ

 

「へぶぁ!?」

 

「ちょっと萃香!?」

 

萃香…多分紹介してない。鬼。鬼って言ったら今の時期だとあれだよな。桃太郎!

なんか知らないけど袖千切れてる…?ドジっ子なんですね分かります!

幻想郷に帰ってきた鬼らしい。山の四天王とは…?

鬼の大体が地底に行っちゃったらしいけどなんか戻ってきたとかなんとか。

能力がチート。姿を煙に変えれるらしい。一家に一台萃香ちゃん

もちろん身長は低い方…だと思う。だって…だって…!

ま、要するにロリババアというやつでいる。そんなこと言ったら大半そうだけどさ。

山の四天王とか言われてんだから実力がかなりある。某地底の金髪鬼さんと肩を並べるくらいってどれくらいよ?

これ以上はちょっとアレになるのでやめるが一言だけ言わせてくれ。

可愛い

 

「なんだこの子」

 

「子!?」ガーン

 

「プッw」

 

「子って…私あんたより100年は生きてるよ?」

 

「ロリババアか」

 

「今なんつった」

 

「グッww」

 

「????何を言っているのだ?」

 

「…とりあえず俺寝るわ。人力車の中で寝るからねぇ引っ張らないでルーミアちゃん」

 

「駄目なのだ!慧音先生が『野宿をするな』って言ってたのだ!」

 

「学校の教えはそんな役に立たねえんだよ寝かせろ!」

 

「寺子屋なのだーっ!」

 

「…ちょっと殴り飛ばしていい?」

 

「いいけどアレ私たちのこと美人って言う希少人間よ?殺したらそれ相応の罰が下るわよ」

 

「…紫みたいなことを言うな。でも調子に乗ってるバカはぶん殴っていいと思うんだよね」

 

「わかる」

 

「男尊女卑みたいな風潮あるけどさ…」

 

「あーもう飛ぶな!引っ張るな服取れる脱げるやめろ」

 

「神社で寝るのだ〜っ!」

 

「ヘルプ!ヘルプです!ヘルプですから助けてください博麗の巫女様!」

 

「だってよ」 

 

「知らんわ寝る」

 

「んじゃ私も寝るとするか…」

 

「おい、あれ見ろ。そしておろせ」

 

「…仕方ないのだ…私も一緒に寝る!」

 

「殺すぞ」

 

あぁ…帰らせてくれ…

俺を家に帰らせてくれ…

外の世界に帰りてぇぇぇぇえぇえ!

 

 

 

 

 

 




ルーミアちゃんとかチルノちゃんは絶対ヤンデレになると思うんだ。


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歩み止まり

銀魂の曲聞いてた


 

…皆さん。幼女と一緒に寝たことはあるだろうか?

妹、幼い記憶ながらも姉、娘。友達とのお泊まり会など…

さまざまであろう。だから聞きたい。

 

「うっわせま」

 

「狭いのだー」

 

むっちゃ可愛い幼女と一緒の布団で寝るってどう聞いてもやらしい意味にしか聞こえませんよね?

 

「なんか今やらしいこと考えたな?」

 

「…キノセイダヨ」

 

「気のせいか」

 

翌日

 

「んぅー!よく寝た」

 

「よく寝たのだ」

 

「…霊夢〜!神社でやらしいことしてるよ〜!」

 

「なんですって?」

 

「リア充滅ぶべし」ガバッ

 

「いや待てなんでそうなるんだどっちとも服脱いでないだろ」

 

「…だー!」

 

「お前はあの緑色の髪の毛した赤ちゃんか!」

 

針妙丸…小さい人。略して小人

お椀を被ってるのかな?一寸法師のように見えるので是非お椀に乗っていただきたい

ちなみに針妙丸と検索すると候補にミキサーや針金虫が出てきます。

お前らリョナ好きかよぉ!?と思いました

あの鬼人正邪と仲が良かった…今じゃ一方的な片思いに近い

しかし本人は「まだ正邪とは仲良いもん!付き合ってるもん!」らしい。

何?ガールズラブのタグがないって?…正邪がなぁ…

時々正邪と会っている。歯に挟まった肉を取るために。酷すぎる

そしてその肉を取るために口の中に入る時が一番堪らないのだと言う。

このSSではムラムラしてる奴らを除けば生粋の変態である。

ちなみに針で戦うのかな?針を背負ってる。その針でナニをするんだね!?

 

「俺のこの手が真っ赤に燃える!」

 

「勝利をつかめと!」

 

「轟叫ぶ!」

 

「いや何一人でやってるんですか?」

 

「厨二病という奴かしら」

 

「そうと決まれば永遠的までだな」

 

「やめなさいよ。私死にたくない」

 

「私だって。ってことは…」

 

「…いや、私だって嫌ですよ?」

 

ちなみにこのSSにはペア組んでた人が付き合ってたり、精神ぶっ壊れてたり、もはや背骨一つズレてんのかってくらい性格がねじ曲がってる人がいます。

え?それは誰かって?あ、アハハーダレダローナー

 

「霊夢〜」

 

「…ちぇんじゃない気持ち悪い」

 

「そんなのわかってますよ」ズーン

 

「そう」

 

「藍しゃまがまた自分で拾ってきた式神なのに家に入れるのを拒んで来ました」ズーン

 

「うわそれは流石にきついわ」

 

…子供に「容姿に関する知識も恋に関する知識もない」と言ったな。

大人にはあるからもちろんブサイクに映る。

つまりちぇんは可愛いから藍に…?

おっとこれ以上はいけない。ちぇんの精神を抉るところだった。

 

「…とりあえずさらば!」

 

「さらばー!」

 

博麗神社から少しだけ離れた場所

 

「…迷った」

 

「迷ったのだー」

 

「…道標でも作っておくんだった。」

 

「べきだったのだー」

 

「はー…どうせならさっさと帰って寝てえのによ」シュッン

 

「そうなのだー…?どうしたのだ!?」

 

「あーれーまー」

 

落とし穴に引っ掛かりやした。

しかし今時こんな深く作るかね?落下加速度ってどれくらいだっけな

しかしこれほど長く落ちてるってことはこれ地面に激突したら即死なんじゃ

 

「ぐぉわ!?」

 

「私がやりました」ドヤァ…

 

「る、ルーミアちゃん…それはちょっと笑えない冗談かな」

 

さてここはどこなのだろうか。周りに人はおらん。ってかここなんか街ある?

もしかしてあれ?俺落とし穴に入ったら別の世界でしたって奴?

それってどんなジブリの映画?あったよね確か。もののけ姫だあ獣の息子だかなんだか。

それじゃそこまで歩くか。人力車ぶっ壊れたし…グスン

 

「レッツゴー!」

 

旧地獄

 

「うるさっ…」

 

「うるさいのだー」

 

「うるせー!ぶち殺すぞ!」

 

「んだとぉ!?」

 

旧地獄…地獄でした。

なんかよくわからないけど妖怪の山にいた鬼や嫌われた妖怪たちがぞろぞろと集まったそうな。

それって多分嫌われた人間もいるよね。と思ったがいたとしても多分食われたんだろ

ちなみに旧地獄かはわからないけど心を読む妖怪までいる。このSSでは健全だ。心を読んでくる奴だけ。

そこから先はなんだかネタを先取ってしまうので失礼。

人口の割合は鬼が6割近く占めている。すごいね鬼さん

ちなみに鬼は力自慢ばかり集まっています。つまり?

 

「お、人間じゃん」(手を置く)

 

「あ、ど」ドカーン

 

「…やべ」

 

つまり手を置くだけで人間にダイレクトダメージ!

人間は死ぬ。的な感じでダメージを受けるということだ。

これはマジで関係ないのだが、鬼って手を置く時自分でサッと振ってそうなのでこんなことになりました。

デコピンで弱い鬼だと人間のボクサー並みのパンチを発揮します。

強い鬼だと?考えるな…感じ取れ…戦車の重さが打たれたところにグッとのしかかる。

つまり骨は粉砕され内臓はペシャンコになり頭部ならば打たれたところから上が吹き飛ぶ

まるでMSだな…

 

「死ぬかと思った」

 

「なのだー」

 

「さて…多分ヒビ入った」

 

「かー」

 

「そんなことねえか。さあ行くぞ。敵は本能寺にあり!」

 

「ありー!」

 

同時刻とある館

 

「わっはー!」カッキーン

 

「ちょ、お空!?」

 

「ん?」

 

「あんた火力だけはあるんだからそんな無闇矢鱈に使わな」

 

場面戻って繁華街?

 

「へぶぁ!?」ゴキィッ

 

「おわ!?」

 

「…追い討ち、ダメゼッタイ」

 

「のだー」

 

「…お前ほとんど定期分しか返さねえじゃねえかbotかよ!?」

 

「違うぞ」

 

「なんだ違うのか」

 

「うをー」

 

「?幻想郷には鳥みたいな人間もいるのか?」

 

「ん?あ、ほんとだ」

 

「あ!いたいた。ちょっとついてきてねー!」ヨイショ

 

「あ、私もついていくのだー!」

 

「…おま、お姫様抱っこはないだろ…!?」

 

お空さんの説明は次回!

デュエルスタンバイ!なのは惜しいのです少しだけ。

みなさんが多分大好きなこのSS特有の発情期があります。

以上!

 

 

 

 

 

 

 




次回に乞うご期待!


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あーもう焦れってえ!

地霊殿にぶち込んできます!


 

地霊殿…さとり妖怪が主人を務める屋敷。ん?館?どっちでもいいや。

ペットが大量に居る。人の形になったペットはあんま居ない。

まあペットと言うからには普通に発情期があるわけで…

その時期になればその屋敷?館?には誰も近づかない。

なんでって?巻き込まれて○○○○○○○するからだよ

とにかく。その時期は危険。その時期以外なら立ち寄ってもあんま危険ではない。

…まあ元々人間が行ったら死ぬくらい顔面偏差値低いけど

 

「うにゅー」

 

「…胸でかいな」

 

「ナイスばでぃという奴だな!」

 

「いやそうだけど」

 

ちなみにこの時期は発情期じゃない。

河童達?誰だそいつら

お空…烏みたいな妖怪。でも天狗じゃない?八咫烏って言うのかな?

とにかくそんな感じ。地霊殿のペット。頭わるわる〜。

ちなみに式神とか動物が妖怪になったら突然顔面偏差値が現れます。

火力だらけの女の子。胸の大きな女の子。こっちを向いてよバニー♪

おっと失礼。そんな火力だらけの女の子はなんと…アッチの火力も高い!

発情期になったらそれはもう凄い!ほとんど裸で過ごしている!男の憧れだ!

いやまあそんな火力が強すぎると…押し倒すだけで骨粉砕もあり得るわけで…

ね?

 

「さとり様〜!うわっ」(キッモ)

 

「…お空。聞こえてるわよ…」(恨むぞこの能力)

 

「…意思疎通の極地って奴?」(なんだこのロリなのか第三の目なのかよう分からんやつは)

 

「そか?」(なんだこいつ私と体型被ってんなキモ!)

 

「…ごめん引きこもっていい?」

 

古明治さとり…さとり妖怪。心読めちゃう妖怪。これで気になるあの人の心も筒抜けだ!

ペットとかがいっぱい集まってる地霊殿の主。ヌシじゃないですよ?

部下の心も筒抜けだから鬱気味。最悪10日間引きこもるよ!ちなみにですが「」の後の()はそいつが思ってること

部下って言っても元ペットだけどね。最近の悩みは妹さんにあり!

ちなみに眼が疲れやすいらしいよ。オラ、外の世界のみんなアタックしやがれ

多分付き合ったらちょっとめんどくさい女の子になるんじゃないかな。どこ見てるんですか?的な

キャノボの魔理沙ちゃんそんな感じだったらしい。あんまやってねえわ

おっと話がズレた。とにかく引き篭もり系鋼のメンタル(笑)な女の子だよ。

ちなみに悩みの妹さんの心は読めないから何をすればいいのかわからない。

ペットを呼び出すと全員嫌な顔しながら近づく。

さとりさん曰く「そんな嫌なら来なくていいよもう!」的な感じらしい。

可愛い

 

「…でここまで連れて来て何がしたいんじゃ」(この烏発情期になったら怖そう)

 

「そうだそうだー」(早よしろブス)

 

「…ていうかこんな来客聞いてないですよ私…お空」

 

「あ、やべ。お燐〜」(これくらい察しろや)

 

「…泣きそう」

 

「おう泣けや」(どうしましたかさとり様)

 

「逆逆」

 

「え?」

 

「逆なのだー」

 

「…引き篭もるか」

 

「…心閉ざしたけど」

 

「いいんだよアレは」

 

「いいのかよ」

 

「…お空、何の用だい?」

 

「あ、来た来た」

 

お燐…本名ややこしすぎて覚えれない。

忠誠心は一応ある程度。思考の中まで?おかしなことを言いますね(笑)

体型はロリではなく普通のお姉さん!ボンキュッボン…なのかな?お尻とかあんま見ないや

多分ボンキュッキュッだと思います。よう知らんわ。お空さんは高確率でボンキュッボンなんだろうけど。

お空の同僚。やめとけやめとけは言う。猫が妖怪になりました☆てかこれ本名のところに書くべきだった奴だコレ

火力だらけのお空とは違いバランスタイプ。大体できる系だけど男関係は無理。絶対無理。

ちなみに一回地霊殿で死にかけてる。さとりさんの妹の顔を愚痴ってたら包丁が刺さりまして…

妖怪でなければ即死だった。なお大体できる系とは言ったが火力はお空に任せてる。

…これさとり様要らなくね?バランスタイプのお燐が居ればもうさとり様要らなくね?

ちなみに勿論こいつにも発情期がある。発情期だと男関係の仕事な3倍の性能に達する。アッチも

男を見つけては○○○○や○○○をしている。その時期になると旧地獄で噂立つ。

というか今回下ネタ満載?

 

「この人にアレぶつけた」

 

「…ワンモアプリーズ」

 

「?何言ってるの?」

 

「もう一回」

 

「この人にボールぶつけた」

 

「…」

 

「ロードなげえな」

 

「まるでPS4みたいなのだ〜」

 

「え、まじ?」

 

PS4…某会社の製品。5が出た。

俺も欲しいなぁ…5…と思うがこれ以上機器を増やしたら勉強する時間がない。

ん?本編とは関係ない?…本当だ

 

「今なんかタイムしなかった?」

 

「?何言ってるんだ」

 

「…つまりこっちの女の子にぶつけたってこと?」

 

「いや、男の方」

 

「…」ロード中…

 

「…もしやシャイガール?」

 

「何それ」

 

「多分造語」

 

「…つまりこれはセックスしろということ?」ピキーン

 

「まあ…謝罪の意を込めて…」モジモジ

 

「…すぅ…はぁ…逃げろ!」ダッ

 

「なんと!?」

 

「しかし回り込まれてしまった!」シュバッ

 

「…」アセダラダラ

 

「謝罪の意を込めてのセックスですよ。そう恥じらうことは」

 

「そうだぞ。だからそう怯えることは」

 

「…やっちゃえ日産なのだー?」

 

「た、助けて…」

 

「だが断る」ババーン

 

「我々の好きなことは!何も知らぬ無知なる男を犯すことだ!特に外来人!」

 

「どこの岸辺露伴だお前ら!」

 

「というわけで…付き添いの方も一緒に…」グヘヘ

 

「一緒にどうですか…?」グヘヘ

 

「…ヤるのだ!」

 

「唐突の裏切り!絶対裏切りヌルヌル!待って!助けて!助けてください!」

 

「もう手遅れよ!」バッ

 

「服脱がせ!」

 

「承知しました!」ガシッ

 

「やめろ脱がすな上はいいけど下はダメってあ、あ、あ、ちょっ、あー!」

 

「ズボンは貰った」

 

「バカやめろここから先はR18だバカやろー!」

 

「上の服は頂いた!」

 

「いやダメだパンツはダメだ手をかけるなおいやめろ最終防衛ラインだぞ」

 

「いいや限界だ!脱がすね!今だ!」ガシッ

 

「くっ…こうなったら鼻フック!」ズボッ

 

「まさかのSMプレイヤーだったか!?」ハァハァ

 

「そうなのかー!?」

 

「クッ、お空がMだった…!」

 

「SMプレイと聞いて!」ガシッ

 

「やめろ助けろくださいお願いしますママァァァァアァ!」

 

「お前がママにするんだよ!」(迫真)

 

 

 

 

 

 

 




…タグにR18が付いてないということは多分そういうことです。
運営から来るかもだけど。次回!神出鬼没?さとり妖怪の悩みの種!


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神出鬼没!悟り妖怪の悩みの種!

このサブタイトルは一応上手くできてる気がするんだ。認めてもらおうが貰わなかろうが。
自分の描きたいように描けば良いでしょ。漫画も小説もラノベもアニメも。


 

地霊殿

 

ここに一人。今にも襲われそうな男がいた。

襲われるってのは性的な意味で。俗に言う逆○○○である

はいそこ!隠す意味は特にないしsexもR15指定されてないんだからって言っても流石に強姦物はダメでしょうが!

おっと失礼。まあ付き添いの?ルーミアさんも毒されちゃったわけで。

なんと絶体絶命の大ピンチ!これからどうなるんだ!?秘策はあるのか!?まるでルパンPART5のようだぞこれ!

 

「…ハハハ…お、お許しください…?」

 

「いいや限界だ!パンツを脱がすね!今だ!いましかなぁ!?」グサッ

 

「え?」

 

「お燐!?いったい誰が」グサッ

 

「…なんだか知らんが助かった?」

 

「おーどうしたおま」グサッ

 

「…おにーちゃん大丈夫だった?」

 

「おう誰だてめえ」

 

古明治こいし…こいし恋しちゃうを筆者?作者はよく聞いてました。最近聞いてない。

最近は…あれですよ。アナザーワールド?違うね。凛とした音にって歌詞があるあれですよ。

まあ誰だって楽したい時はあるもんね。字数稼ぎとかお金稼ぎとか。おっと失礼話がそれた

前回言ったようにさとりさんでも考えが読めない!無意識で動いちゃうんだ!てへっ☆

無意識パワーで気になるあの子をグサグサッと!これで気になるあの子は君のものだ!なぁんてね。

無意識状態だとステルスになるのかな?そういう二次創作しか見てない。無意識操って○○○とかしてそう。

…え?何々?○○○ってなんだって?知らんわ。

ちなみにペットの性処理は全てこいしちゃんがやってます。だってほら…その方がロマンがあるじゃん。可愛いじゃん!

大体の経緯はペット発情期突入→こいしちゃん登場→無意識操作→○○○○

って感じです。だって獣姦は流石に…ねぇ?ちなみに動物系のキャラは全員発情期があります!(デデーン!)

そんなわけでいつもなんかムンムンと香らせるこいしちゃん!

こいしちゃんの力で○○○も○○○○も合法化だ!危ない思想で悪かったなオイ

無意識パワーで気になるあの子と体の関係を築けるぞ!…いや…罪悪感が半端ない

 

「助かったわ…お前名前は」

 

「古明治こいし!そこの部屋につい先ほど引きこもったクソキモ姉貴の妹です」ペコリ

 

「…君…なんかとんでもない地雷だね」

 

「地雷?地雷ってなーに?」

 

「いや、なんでもないんでいいっす…」

 

さあてどうしたものか。ここから逃げるのは容易だ。

こいしちゃんしかいないし。まー何かのハプニングがあれば逃げれるだろ。

そんなハプニング、いつ起こるかわか

 

ばごぉぉぉぉぉん!

 

「」

 

「あ、鬼だ」

 

鬼?鬼ってあの鬼?ツノが生えた人間?

ツノへし折ったら力が取れるあの鬼?マジで?俺がさっき肩叩かれてすんごいことになったあの鬼?

ってそうじゃねえ!逃げるぞ!逃走中だ!人生は逃走中だ!

捕まったら死よりも恐ろしい沼が待ってる!逃げなきゃ!

 

「ピギャァァァァァァアァァァァ!」ダッ

 

「?あ、追いかけっこか」ダッ

 

冗談じゃねえ!一キャラ紹介するごとにこんな時間かかってちゃたまらねえ!死にたくな

 

「やあ…私と戦ってる最中に逃げ出すタァいい度胸じゃないか?」

 

「ぁ…ぃゃ…ぁの…人違い…」

 

「憂さ晴らしに地底に来れば…えぇ?骨のないやつらばっかりね…ったく、これだから地底は!」ブンッ

 

「おまちくださぁ!?」ゴツンッ

 

「…まだ終わらないわよ?まだストレスが溜まってるの。」

 

このお方どこかで見たことがあるような…いやまさか。まさかそんなこと…

…あ、思い出した。少し面影があるわ。多分姉妹じゃね?

あの…仙人様って小傘ちゃんから聞いた…あ、ちょっと振りかぶらな

 

「ぬぅん!」ブンッ

 

「はっぴぃ!」バギィッ

 

「まだまだよ」

 

「へ、ヘルプ…!ヘルプミー!誰か!助けて!助太刀じゃなくていいから!助け」

 

「おいおい、華扇。ちょいと暴れすぎじゃないか?それとそいつ鬼じゃないし」

 

「え、うそ…あ、ほんとだ。新聞のあれだ」

 

「新聞のあれて。おうちちち…」

 

「にしても萃香、あなたがここに来るって珍しいわね」

 

「そっちこそ」

 

華扇…苗字にいばらきかいばらぎどっか忘れたので省略。

仙人様…だけど今回はフルパワーの方を説明。確かフルパワーだと力を発揮するとか。

ペットたくさん連れてるから家でフルパワー出したらみんな怯えてしまうんだってね。誰も寄らないらしい。

だから地上で溜まったストレスを地底でフルパワー使って発散してるんだね鬼畜だね君

甘い物好きなのは変わらないけど献上するなら一種類100は常識な。覚えて帰りなさい

山の四天王だった時の力と仙人になって得た技術が合わさって変なことになってるとか。なにそれ混合物?

つっても仙人になって得た力は説教と波紋だけらしい。波紋はジョジョ第一部を見やがれってんだネクロマンサー!

鬼になった時の説教?聞きたくねえよ。並より弱い鬼なら鼓膜が破れ、やがて脳にダメージが蓄積され、死に至る。

どこぞのカノン砲だよ。ちなみに普通の人間がこの説教喰らうと一瞬で死に至る。その際鼓膜は破れたことに気がつかない。

0.5秒以内に死ぬから。0.5秒がなんで関係するかは後書きにてよろしく

 

「…吐きそう」

 

「どうしましょう」

 

「そりゃあお前女が詫びるって言ったらあれだろ」

 

「…破廉恥な」

 

「え?破廉恥?なに言ってんだ。看病してやるって言ってんだよ」

 

「あ」

 

「…とりあえず看病とかなんでも良いんで助けてもらえません?あ、待ってオロロロロロロ」

 

「…きたな」

 

「お前がやったんだろうが」

 

「知りませんね。とりあえず家に運びますよ…って誰の家に運べば」

 

「私の家」

 

「萃香のですか。わかりましたよ」

 

「レッツゴー!」ダッ

 

「ですね!」ダッ

 

「おえっ」グワッ

 

「あ、みっけ。待てやゴラ」ダッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて。次回は萃香ちゃんの家から!
0.5秒だけども。確か脳が身体に指示するまでに0.5秒掛かるらしいんだよね。
その0.5秒以内に死なせれば確認することもなく、パッって鳴って死ぬ。
だから多分気付かない。俺は死んだことも鼓膜が破れたことも格闘技かじったこともないので知りませんが。


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禁忌「発情期のメス」(幻想郷に限り)

…女子って男子よりやべえフェロモン出してる気がするんです。
…やめて。そんな哀れな目で見ないで


 

萃香の家

 

「…しぬ…月曜日の朝並みにしぬ…」

 

「それなら元気でよかったんじゃないですかね。月曜日ってなにか知らないけど」

 

「萃香…それはないでしょう。彼は彼なりの」

 

「おにーちゃん大丈夫〜?」

 

…落ち着け。落ち着いて状況を見定めるんだ。使い方は知らん

まず。今上にこいしちゃんが乗っています。いや跨ってる?

とりあえずスカートが捲れてぱんつ見えそうだなぁ…うん。それくらいにしておこう。

俺の友達と一緒に見に行った修学旅行の女湯くらいに思っておこう。うん。そうなんだ。そうなんだってば

いや興奮したけどさ。見つかって…そんで…友達一人のせいにしたっけな!

 

「…退いておくれ」

 

「途中から口に出てましたよ」

 

「マッ!?いつ!?一体いつから!?」

 

「その…ぱんつ(小声)の部分から…」

 

「…重要な部分がなに一つとして聞き取れてない」

 

「ええい!ぱんつのところから!」

 

「終わったわ。こいしちゃんヘルプです」

 

「…こういう時、どんな表情をすればいいのかわからない…」

 

「笑っていいとも!」

 

「…なぁ華扇。とりあえず四肢取ればいいのか?」

 

「はい。変態はさっさと殺してください」

 

「…いや!待って!男の性だから!男性と書いてエロと読むから!助けて!マ、こいしちゃんどこ行った!?」

 

「…とりあえず膝から下を…」ウーム

 

「足から順にやれば」

 

「あんたいい発想してんね!でもそれだと時間がかかり過ぎるし」

 

こいしちゃん!?あの、助けてください。俺アレですよ?死にかけたら強くなる的なサイヤ人じゃないですよ!?

つうか変態じゃねえし!変態という名の紳士だしぃ!お前らアレだろ!経験と話術で判断してるだろ!

見た目だ!見た目で判断しやがれ!そして後悔しちまえ!

 

「…気が変わった。全身傷だらけにしてやろう」

 

「いいねそれ」

 

「姉貴ぃ!」バタァン

 

「なんですか!?」

 

「…どうした?」

 

「なんだー?」

 

「助かった…!」ホッ

 

「例のレイプ魔が!」

 

「なんですと!?お逃げなさい!」

 

「そ、それが…もう…」

 

「もう来たというのですか!?」

 

「…搾り取られました…」

 

「」

 

「…」

 

「????」

 

「」

 

…逃げよう。

俺がこう思ったのは誰も悪いとは思わないだろう。地底に落ちたくらいか。

とりあえず俺がやることはただひとつ。その強姦魔から逃げ切ること。いいか?道中振り向くんじゃね

 

「見つけましたよ…?さあ、地霊殿で謝罪の続きを」

 

「お燐、彼はSなんだろう?Sのお燐とは合わないよ」

 

「なにを言うか…!」

 

「誤解だ!誤解!助けてくださぁい!離せ!離しやがれ!それか主人呼んでこい!」

 

「…もう来てますよ」(うっわだる)

 

「うわきも」(もう来たんですか?)

 

「なんでしょうさとり様」(第三の目とかいう厨二病患者が来た)

 

「面倒な奴が来た」byこいし

 

「…これ」(助けて)

 

「これはこれは地霊殿の主人ではありませんか」(ペット飼ってるとか私とキャラ被ってんじゃねえか死ね)

 

「さとり妖怪がここまでご苦労なこった」(てめえの顔面見てると吐き気と食欲が失せる。消えろ)

 

古明治さとりに 大ダメージ!デュクシ

古明地さとりは 目の前が 真っ暗になった

 

「…あへぅ」バタン

 

「…ヘルプ!ヘルプ!助けて!誰か!ママァーッ!」

 

「何度も言わせるなお前がママにするんだよ!パンツ一丁で外出てるくせに!」

 

「パンツではない衣服だ!ここで襲われそうになったのは何回目かわからん!妖怪の山とかアレ性欲の山にした方がいい!」

 

「ほう…?」ゴキッ

 

「…この男はもらったぁ!」ピョーン

 

「あびゃ〜!?」

 

地霊殿

 

…やばい。かなりやばい。これはやばい。お前らが思ってる3倍やばい。俺童貞。だから想定できないんだわ。

辞めて!脱がさないで!交尾はいやん!じゃねえわ離しやがれオラ

 

「…しつこい奴だね…」

 

「謝罪はそのまま受け入れればいいのに!」

 

「よくねえから言ってんだよ学習しやがれこの八咫烏ぅ!」

 

「鳥頭にいっても無駄だよ!」アハハ

 

「言ったなてめえ!?タブーを言ったな!?オラチンコ出せ交尾してやる!」

 

「あぁあぁぁああぁあぁああぁぁああぁああ!?」ヒュンッ

 

「消えた!?」

 

八雲紫のスキマ世界 これ途中までやってたのに戻したせいで消えました。おのれスマホの機能…!

 

「…またかよ」

 

「いいじゃないの別に。貴方から見れば私は美人なのでしょう?」

 

「まあそうだけどさ」

 

…そうだけどさ!だからってアレだからね!?そんな顔赤らめなくていいからね!?

ってなんで俺は狐の尻尾みたいなのに包まれてんだよおかしいだろうが。アレか?もしかしてアレなのか?

この狐の尻尾みたいなのをお持ちになっていらっしゃるお方がただいま発情期ですか?

やめろよ洒落にならん。さっき襲われてきたっていうのに。この俺がセックスをしたいだけに生きてきたと思っているのかぁっ!?

とりま助けて

 

「…あ、そうだ」

 

「?」

 

「…」ニヤリ

 

「藍、この手紙渡して」

 

「ちぇん」

 

「…」ズーン

 

「…え、なにあれは」

 

…ちぇんのことは前に話したっけ?まあ話したことにしておこう。

多分話した。うん多分。では今度はちぇんから見た藍を見ていこう。これで多分今回終わる

そうだな!まあ大体自分で拾った犬を自分で捨てる奴って感じかな!認識で言えばそれくらい。

でも一応拒否してるだけでやれって言ったら式神なのでやらなければいけない。必要な時だけ呼び出される式神なのか召使いなのか奴隷なのか…奴隷?

まあ呼ばれたら行くしかない。そんな立場である。顔が顔だしね。

ちなみに。この世には人を狂わせる美人(外)妖怪がいるそうだがそれを使う前に顔を見られて死なれてしまうので使えないということを頭に入れておいてください。意味はない

ちなみに藍はもう少しマシな扱いを紫から受けています。なんて理不尽な!これだからいじめ云々じゃありません。

ちぇんは藍に刃向かえないのです。威圧感で。だからずっと言いなりしてる。藍様はそれでいいみたい。天然のドSである

絵に描いたようなクソ親っぷりは直視できないほど。

藍からはひどい扱いを受けているが紫からはかなり良い扱いを受けている。多分藍はそれに嫉妬してる

以上!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




走り書きみたいになってて草。
ちなみに作者はぎっくり腰が治りかけてます。やったね!
もしもちぇんの説明がなかったら後で書きます。忖度ダメゼッタイ


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やっぱりな

…ちぇんの説明してませんでした。すいません
お前を解説するのは最後にしてやる…というつもりはありませんでした。


 

隙間妖怪のあの世界。

 

…みなさま。唐突だが目の前で虐待らしきものが見えたらどうするべきだと思う?

止める、宥める、突入、助けを呼ぶ、etc…とにかく!この目の前のことから目を背けてはならない。

…ならないんだよな…?

 

「ちぇん、もう帰って良いぞ」

 

「ちょっと藍、それは酷くない?」

 

「わかりました」ズーン

 

「…俺はシンジくんになれば良いのかな…?」

 

ちぇん…説明するの忘れてました妖怪です。猫です。SCP?知らない子ですね。

藍からは嫌われて紫からは好かれている。例えるならお婆ちゃんに好かれてるけどお母さんに嫌われてる娘的な。紫をお婆ちゃんとは言ってない。

発情期…もう、捨てましたよ…?と言った感じで藍から嫌われ過ぎて発情期が失われました。あーあ、みんな大好き発情期が。藍、お前のせいだぞ

でもでも!去勢とかはしてないからSEXはできるよ!発情期がないだけで!…ま、その気が起こるかどうかなんですがね。

これでも一応藍の式神。あれ…式神って奴隷なの…?と少なくとも紫は思っている。時たま紫と藍がちぇんの扱い方で揉める。

かなりの頻度で博麗神社に行って孤独を埋めてる。マヨヒガ?ねこちゃん達集まらないから…ね。

そんな可哀想なちぇんの心はもうボロボロです。こんなちぇんを虐めるような奴は人間じゃねえ!

本人曰く「もう…良いかなって…ハハ…」らしい。なにそれ可哀想。

これ以上はネガティブになるから無理!以上!

 

「…と、とりあえずこれ」

 

「あいあいさ…」

 

ちぇんって子から頂いた手紙にはこんなことが書かれていた。

 

直接こんなことを話すのは少し無理なのでお手紙にて言わせてもらいます。

幻想郷の力を持った女の子はみんなアレです。初々しいって言うか男に対する免疫がないって言うか。例えるなら女子校に一人男子生徒が送り込まれた時に発生するエロ同人みたいな展開にならず、その男子生徒がぼっちのまま暮らすようなものです。話しかけられただけで蒸発しそうになります。

もちろん私八雲紫もそうです。貴方に恋をした女の子がいた場合、貴方の意思で付き合うかどうかを決めてください。

我々はそれに口出しはしないことをお約束します。 P.S.あと付き合ってください。

 

…要はアレだな。幻想郷にいる女の子はみんな俺に恋することがあり、それを妨害する人が出てくるだろうけど、それに関する決定権は俺にある的な奴だな。

途中のエロ同人はよくわからなかったし、P.S.ってこんな書き方だっけ?こんな使い方だっけ?そんなもんだっけ?

…とりあえず言っておこう。

 

「…全て拝見させていただきました」

 

「付き合ってくれますか!?」

 

「2回あったくらいで人の本性は分かりません。ですので先ずは友達から」

 

「勝った」

 

「んな!?」

 

「…」

 

「フフフ…藍、私が遅れをとるとでも?」

 

「や、やられた…!」

 

「…家に帰りたい」

 

てかさっき渡された手紙、要するに風見幽香さんは毎回蒸発しかけてるの?

あんま顔見てなかったしあんなクールな女性の赤面見てみたい…見てみたいよね?

駄菓子菓子。(激寒)世の中多分そんなうまくいかないのだろうと考えを巡らせているといつのまにか家に戻っていた。

やったね!仕事がなくなったよ!…はぁ…

 

主人公のお家(正邪別荘?)

 

「うーっす風見幽香さん」

 

「…貴方ここ最近見かけなかったわね」

 

「…」ジーッ

 

「…何よ…」

 

「…嘘ついたな八雲紫めこんちくしょう!」

 

「あいつの言うこと気にしない方がいいわよ。八割嘘だから」

 

「うそん」

 

…あ、今目が泳いでた?顔も赤かった気がする。

なんだ。合ってんじゃん。風見幽香の赤面、ゲットだぜ!

 

「…それはいくらなんでも酷くない?」

 

「うわびっくりした」

 

「紫…どんな嘘ついたか知らないけど変な嘘はやめなさい」

 

「嘘じゃないわよ。それに私彼と友達だし!」

 

「…は?」

 

「…あ、そういえば」

 

手紙を再確認する。目の前のバチバチ光線など知ったことか。

 

P.S.のP.S.友達だろうが彼女だろうが貴方の行動は一日中監視させていただきます。もちろん○○○○も対象内です。

 

…やられた。いや、この場合はヤられたか?どっちにしろ俺のは既に拝見済みってわけだ。ああチンコね。

お母さんへ。僕はそろそろ童貞が卒業できそうです。その代わり、失う物が多そうでこわいです。これならそちらの世界で卒業しておくべきでした。

こんなことやっても変わんねえのになぁ…ホワイトベースに打たれまくってるガルマの状況の方がマシに見えてくる謎だ。クソが

そちらの世界に帰りたいです。ママーッ!

 

「…いいや寝よう」ガララッ

 

自宅の玄関を開ける。まあ要するに家の中に入るってわけだな。うん。そうだよな。この家は俺のだよな。

借りてるとはいえ俺のなんだよな。いつのまにか誰かに取られたとかじゃないよな。うん。だから今俺の部屋から聞こえる変な声は違うんだよな。アレなんだよな。カラスが入ったんだよな。

天狗じゃなくて。

 

「…何奴!」ガララッ

 

「…私達はパパラッチです!」ガバッ

 

「お前はパパ拉致だろうが!」

 

「うるさいですね!住所と顔一緒に新聞に載せて妖怪の山から全員連れてきますよ!発情期の雌ども!」

 

「やめて!?」

 

…拉致されそう。このカラス天狗め。ん?私達?

…いやでも俺の部屋以外には誰も居なかったし…私達…?

 

ガララッ 後ろの物置の場所が開く。

 

「「「気がついたな!」」」

 

「こちらでーす!」

 

「…」

 

もう…疲れたかなって…風見幽香さんが遠く見える。死にましたわコレ

 

 

 




次回!主人公、諦める!?
ガールズラブがタグにないと言うことはそう言う予定だと言うことだ!


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異変発覚

…前回の最後?知りませんね。そんなこと


 

主人公のおうち

 

「ヘルプミー!」

 

「グヘヘヘヘ」

 

「というより今回の私たちって発情期長くね?」

 

「確かに」

 

「そんなこと言うなよ」

 

「萎えるわ〜」

 

…訳分からんが助かるらしい。なんでだ?発情期が終わったのか?媚薬切れた時の反応もこんなのか?よくわかんね。さっさと出て行きやがれってんだ。

起死回生の一手をあちらが放ってくれたので起き上がり、窓から未だ話してる風見幽香さんとお友達八雲紫さんを見つめる。あ、見つかった。

…どうでもいいや。ここにいると何していいのか分からんし。今妖怪の山行くと死ぬし。発情期になってる奴がいるかもだし。ねー!

 

風見幽香&八雲紫側

 

「…で、なんの用?」

 

「ま、少し気になることがあってね。」

 

「その気持ち悪い顔面を失せてくれれば聞くけど」

 

「…釣れないわね。この顔を失せなくても貴女は話を聞く。それもかなりの確率で」

 

「それは興味深いわ。どんなホラ話かしら。」

 

「…酷いわね。私ってそんなペテン師?」

 

「ペテン師が何かは知らないけど…特大の嘘つきね。」

 

「…そう」

 

そうねぇ。こう言った感じで直接脳内に語りかけようかしら。

 

「やめて?」

 

「…いいじゃないの。ナレーションみたいで」

 

これは…私の日記から見つかった事なのよ。

 

「…腰痛の治り方とか言わないでよ?」

 

「言わないわよそんなの」

 

その日記にはこんなことが書いてあったのよ。

 

○月×日

 

今日も里の男どもが下心で見てきた。気持ち悪い…こんなことならいっそ醜く生まれてくるべきだった。

霊夢からもそんなことを相談されるし…というよりほぼ各方面から『足や胸、脇などを見られる』とクレームが入るくらいだ。

これは問題と言うべきなのだろうか…?そういえば人里の守護者は『たまに子供にそう言う感情を持った子が出てくるから困っている』と愚痴っていた。

これでは霊夢に虫が付いてしまう…いや、各方面に対する性的被害が出てきてしまうかもしれない。これならいっそ美に対する意識を全て逆にしてしまおうか。逆転くらいならあの天邪鬼でもできるだろう。それからの記憶処理などについては私がやればいい。

 

「…貴女の妄言では?」アタマダイジョブ?

 

「やめて?そういうのほんと傷付くから。でもね。こんなことも書いてあるのよ」

 

☆月¥日

 

先日述べたことをやれば問題が発生することが分かった。それは各方面の精神が保つかどうか…である。これはかなりの問題だ。

これを無視して実行したらそれはそれは…暴れない妖怪、人間はいないだろう。霊夢も反対している。どうするべきか…?

そしていきなり変えて元からそうだったという記憶のすり替えもまずい。付き合っていた相手が可愛い・イケメンであった場合その人間を拒絶することになる。

そこもうまくやらなければならない。…クレーマーの妥協点を皆んなで合わせてみようか。すぐに見つかるとは思えないが…

 

「やっぱり妄言よね。永遠亭行く?」

 

「…こんなにSっ気あったっけ…とりあえず続けるから。」

 

これがそれを実行する最後の日付だと思ってるけど…確証がないからあまり信じないでね。

 

〒月÷日

 

最近、意識が朦朧とする。まるで何かに操られているようだ。それこそ八雲紫にはないことだろうが…しかし最近藍が怪しい。

何故か私を避けている。もしかしてその時期だったか?と思うがそれでは時期外れが過ぎる。そしてちぇんの浮き沈みが激しくなっている。時折り、あの可愛らしい顔が汚く見えるのは疲れが出ているだけだと思うが…

ちぇんの浮き沈みの激しさと藍の怪しい行動を明日見てみるしかない。それにしても最近各方面からクレームが来なくなった。

性的被害はなさそうに見えるがいつ解決したのだろう?そこに出向こうにも断られてしまう。理由を聞いても濁すだけで…いや、人里の守護者は鏡を見ろと言っていた。

…何か顔に付いていただろうか?鏡を見ても特に違和感はないし…藍の避けようが露骨になってきた。呼べば嫌な顔をする。顔を極力見ないようにする…まるで私の顔を嫌っているかのようだ。

藍の避けようと人里の守護者が言っていた「鏡を見ろ」は何か関係があるとは思うが見当もつかない。

そういえば人里で妖精が石を投げつけられていた。氷の妖精が守っていたが…何故だろうか?

 

「…もしかして」

 

「そう。そのもしかしてよ。」

 

「…でもいくら自分を美人にしようと後付けで言い訳を作るっていうのは…」

 

「後付けじゃない!」フンガー!

 

〒月÷日 紅魔館

 

「…咲夜」

 

「…なんでしょう」

 

「最近、なんでか私を避けるようになってない?」

 

「…まあ」

 

「理由があるなら聞くけど…」

 

「それは勘弁してください。」

 

「そ、そう…?」

 

場面は戻って花畑。ちなみにですがレミリアは無意識に異変から逃れています。レミリアからすれば周りの価値観が唐突に変わった…と言った感じでしょうか。

怖いですね。一人置き去りにされるっていうのは。誰もそれを指摘しないんですから。

 

「…で、何が言いたいの?」

 

「はっきり言って…異変なのよ。誰も気付かない。常識だけをターゲットにした…空気を変えるような異変。そしてこの〒月÷日…彼がくる1週間前。」

 

「要するに。彼がこの異変を起こしてると?」

 

「そう!そうなのよ。」

 

「ふーん…?」チラッ

 

「…どう?」

 

「有り得ないわ。彼、魔力も霊力もなんも持ってないじゃない。持久力しかないわよ」

 

「…あれ、もしかして私がおかしく見られてる?」

 

「それ以外に何があるのよ?」

 

「うぐっ…」

 

確かに…確かに一発で信じてくれるとは思わなかったけどさ。もっとこう…オブラートに…包んでくれませんかね。

こうなったら紅魔館の主人に相談するか…多分それが良いだろうしなぁ…ん?でもこの異変、起こせる人物が一応居ないことはない。

それも含めて占ってもらいましょうか。それがいいわ絶対いや確実にそれがいい。

 

「と!に!か!く!彼が来る1週間前に異変が起こっているの!」

 

「…それの少し後でしょう?確証がないくせによく言うわね。」

 

「ぐっ…」

 

「そもそも、貴女が嘘をついてないってことを裏付ける証拠もないし。」

 

「ぐぐっ」

 

「藍に聞いたとしても、覚えてないでしょうね」

 

「あぐぐっ」

 

「…仮にその日記が本物だとして、この状況が異変だとするならば…」

 

「?」

 

「どっかしらズレが生じるでしょ。私ってこのためだけに呼ばれたの?」シュタッ

 

「霊夢、速かったわね」

 

「…また嫌なのがきた」

 

「チッ…で、私はこの妖怪の賢者(笑)を退治すればいいの?」

 

「あ、ごめん霊夢それは」

 

「話は聞く価値もないってことを伝えておくわ。そりじゃあね」

 

ち、ちょっと、聞く価値もないって私の前振りどうなってるの!?

 

「…覚悟しなさいよ?」

 

「…バイビー!」(隙間の中に入る)

 

「逃げやがった不細工が。」

 

 

 

 

 

 

 




…ん?主人公?
さあ?関係あるんじゃないすか?物語も最終章に向かっていきそうですけど。
ねー!


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紅魔館

よくよく考えてほしい。主人公と霧雨魔理沙、関わったことなくね?
説明した記憶はあれど関わった記憶がない。まぁ関わってても関わらなくても同じだけどね。


 

紅魔館

 

「…で、そのためだけに来たの?」

 

「…何か悪い?」

 

「…呆れるわ」

 

「ちょっと!流石にそれは「でも」へ?」

 

「心当たりがないわけじゃない。いや、むしろ…その異変から多分私だけが逃れている。」

 

「…どゆこと?」

 

「私の能力に異変を回避させるような効果はない…でも。」

 

「でも?」

 

食器棚を開く。お茶会にしようと言ってメイドに頼みたいがメイドに嫌な顔をさせるわけにはいかない。妖精メイドにはそんな概念がないのでその心配は無いが、仕事に関する心配がある。

この異変…本当に面倒だ。このままではメイドの仕事が主人であるはずの私がやってしまうでは無いか。…そんな悩みを抱えることは捨てておこう。

 

「そんな憂鬱なことは忘れてお茶会にしましょう?」チャカチャカ

 

…身長が低いことに腹が立つ…こういうことに限って低身長は不便なのだ。

 

「…それもいいわね。さっき霊夢に殺されかけてさ〜」

 

「あんた何したの!?うわわぁ!?」グラッ

 

「うぇ!?あ、危ない!?」スキマヒラキ

 

…メイドがいないと本当苦労するものだ。ていうか飛べば良かった…うぅ…

 

「ま、今日はこの異変に関する話をね」

 

「面倒な事持ち込んだら逃げ帰るわよ」

 

「…いやね〜そんなことするわけないじゃ無い」

 

「するわよ」

 

「うぐっ」

 

…絶対。絶対すると言える。面倒なことを持ち込んできて怒ったのが紅魔異変だ。ま、真実は知る人のみぞ知るって感じだけど。

しかしこの異変に関わりがある話だとすれば…天邪鬼にすれば良いのでは?とも思う。いやむしろあっちの方が乗り気でやると思う。うんうん、それが良い。

 

「それって天邪鬼に」

 

「天邪鬼は調子に乗って話を聞かずにやりそうなのよ。まったくめんどくさいわねぇ幻想郷の住民達は。」

 

「…貴女が作ったんでしょうが…」

 

そんな雑談をしながら紅茶を淹れる。最近、紅魔館への訪問者はおろか私と関わる妖怪人間が誰もいなくなったのだ。救いがあるとすれば妖精がいることか。人里で妖精をペットにしていた習慣があったのを思い出した。…あんなこと、この異変が解決するまであり得ないだろう。あの日常が恋しい。そんなことを思いながら紅茶を飲む…あいや少ししょっぱいわね…納得のいく味にするまで特訓か…妖精メイドの中にはドンピシャで当ててくれる子がいるし今度からはそうしよっかなぁ。でもあの妖精メイド、紅茶以外がこれまた…どうしたものか。あ〜!悩ましい!

 

「…貴女が紅茶を淹れるの?」

 

「え、おかしい?」

 

…八雲家には確か心強い式神がいた気がしたけど…あれ?別のお家でしたっけ?あ、そうでしたか…それは失礼。

だとしても八雲紫って確か部下いなかったっけ?

 

「…私が記憶してる通りだと式神が」

 

「あぁ。異変の影響で…」ハハッ

 

「ぁ…それは…その…お互い様というかなんというか…」

 

「…異変解決、さっさとしましょうか…」グテー

 

「それが良いわね…」グテー

 

…数時間後

 

「…少し長くここに居座っちゃった?」

 

「まぁ…良いでしょう。互いにやることは…」

 

「ない」

 

「それじゃあ気にする必要なし!」

 

…なんだよね?そうなんだよね?そうに違いないんだよね?

 

紅魔館内部…さっき紅魔館と言ったな。あれはテラスだ。ウワァァァア

 

…今日、というよりさっき。この館にお嬢様に会いに来た方が来た。お嬢様と面会したいだなんて、どんな馬鹿野郎なのか。と思っていたら八雲紫だった。自慢げに「男の人とお友達になりましてね?」と言ってきた。羨ましいなこの野郎!殺すぞ!…羨ましいなぁ…

この館で働き始めて何年だろうか。数えるのも億劫だ。というより男の人ってあれだよね。あの新聞で話題になってた人だよね。多分外来人だよね。人力車引いてるイケメン。良いなぁちくしょう!私だって出会いが欲しい。でもこんな顔だから小説でも読んで夢を見るくらいしか…妹様は自覚してないだけであの文字通りのダイナマイトフェイスだからなぁ…笑ってる姿を見れば幸運で失明。不幸で死亡…そんなところか。パチュリー様の引きこもり宣言って意外と正しいんじゃないかなぁ…

 

「…難しいわね」

 

「あー!メイド長!」

 

「え?」

 

「あのね!お嬢様が私に黙って紅茶淹れてるんだよ!酷くない!?」フンス!フンス!

 

「…お嬢様だってそれくらいは」

 

「しょっぱそうな顔してた」

 

「…ま、まあお嬢様が良ければそれで良いんじゃないかしら?」

 

この妖精メイドは顔を気にしない。妖精は全種類そうなのだが。無論私は気にする。さっさと出ていけ

そして私に涙ながらに訴えてきた妖精メイドは紅茶を淹れるのが得意な妖精らしい。私よりもドンピシャでお嬢様の好みを突くのだとか。

これぞ隠された妖精の力…と言ったところか。他の能力は少し低めだけど…ま、まあ気にしない気にしない!

 

「…そういえば…」

 

「んぇ?」

 

「最近妹様が図書館の中を歩き回ってるから、図書館には近寄らないようにしてね。殺されるから」

 

「ひぇー!?そ、それは嫌だ〜!」

 

…妖精は何故だか死なないらしいが脅し程度には効く…が、これを言ってしまったということは私が図書館に行き全てやり遂げなければならない。

キャラの紹介とか面倒だっていつも嘆いてるのに。ともかく紅魔館組で紹介されていたのは私と美鈴と…あ!あいつまだ寝てないか確認しなきゃ!

 

「やっばこんなことしてる時間じゃない!」ダッシュ

 

紅魔館門

 

「…やはりか。」

 

「くぁ~…んぁっ…」パチッ

 

「…お目覚めかしら?」

 

「…ぁ〜…」スヤァ

 

…すまないがここから先は[sexとか普通に言ってるSSだけどこれは流石にダメ!]なのでどこか行っていてくれないかと妖精に避難勧告を告げる。さぁ…ストレス発散タイムよ。ここから先は私のターンだ!

 

数分後

 

「」チーン

 

「…次寝てみろ。次はもっと増やすからな」

 

「き、狂気のルナティックタイム…!」

 

…美鈴がなんの言葉かわからない言葉を発して倒れた。まぁ自業自得だし、私は知らないや

 

「おーいめーりーん!おーい!…大ちゃんこれってもしかして…」

 

「いや、多分見た目でわかると思うよ。」

 

「し、死んでる…!寝たまま…!?」

 

「いや、そうじゃないよ、普通に死んでるんだよ、寝ながら死んでないよチルノちゃん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




恋愛さきゅ…なんたらの歌の一部を脳内再生しながら書きやがりました。
ここからは異変編です。名付けてあべこべ異変!


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大図書館(静止)

大図書館は動かないのになんで動かない大図書館になってるんだろう…?


 

図書館 大図書館であっても魔理沙に本を取られまくってるから多分図書館並みじゃね?

 

「パチュリー様〜」

 

パチュリーノーレッジ。魔法使い。二次創作というかハーメルンだと賢者の石を擬似的に作り出してるのが多いけどどうなんじゃろ?種族で言えば不老らしいけど。

そんなパチュリーさんは…なんとお相手がいます。二人も。おいこらそこガールズラブとか言わない!この回出したら設定するから少し黙ってなさい!

このSSでは異変前活発的だったはずのパチュリーさんが異変になると引きこもり宣言をした。理由?顔だよ。お相手については一人は出てきますがもう一人は別かな。

そんな二股のパチュリーさんは魔法を極めることに迷いがない。その為お相手を無視することがある。いや、無視はしないが少し待ってと言い3時間待たせるというのはよくあることだ。

しかぁし!こんなパチュリーさんは謎の原理により体型が維持されているのだっ!胸は大胆に!お腹は控えめ!脚は主張せず!ボンキュッキュッである!あれ、最後ってお尻だっけ。

…なお、泥棒されてる理由については魔理沙が言うところの「胸が大きい。腹が立つ。だから奪う」というなんともな理由であった。胸はでかいと邪魔になると言うと「もいでやろうか?」と言われた。その時レミリアにも「もがれた方がいい」と言われた。な、なんで…?

 

「はいはい…何かしら?」

 

「いえ、図書館を掃除するので整理を頼みたくて」

 

「…もうそんな時期だった?」

 

「え?いや、最近魔理沙の襲撃がありましたから」

 

「たしかに…それじゃ、頼むわよ。適当に本集めておくから」

 

「ありがとうございます」

 

…本の虫のくせに生意気な…!と言いたいが堪えろ十六夜咲夜。堪えるのだ。さて。さてさてのさてだが。

この図書館、むっちゃ広い。どれくらい広いかって言うと幻想郷最速が一周するにも3分かかるくらい。そこまで広くないだろと言いたいがこの図書館、階数があるのだ。確か4階くらいだったか…?

それくらいになると一周がめんどくさい。ま、私のように時を止めることができれば話は別だ。一階の掃除が終われば時間を止めて寝る。疲れが取れるまで寝る汗でじめじめしてもお風呂に入れるから楽に仕事を続けられる。やったね。そう思いながらもやはりカロリーは減る。つまり何が言いたいかと言うと…

 

「…やっぱり仕事する前にそれに見合った料理を用意しておくのが基本よね。」

 

 チョコレートパフェのクッキングタイムだ。

最後に時間を止めたまま出ていくのをお忘れなく。妖精に食べられます。なんでだよ!

 

「さて…先ずはちゃっちゃか終わらせることね。って言っても…」

 

本棚の掃除は全部こあがやってくれる。つまり床とか手すりとかそう言うところだけを掃除するだけで済むのだ。

ん?するだけ…?

 

こあ…流れ的におかしいだろと言われそうですが悪しからず。薄い本になると淫魔。サキュパスだからか?一応このSSでは悪魔だ!覚えておけよ!男無闇に襲わねえから!

パチュリーの使い魔。本の整理とかパチュリーの食事とかは全部こいつがやってる。なんでかって?簡単だ。こいつがさっき言ったパチュリーのお相手だからだ。後は…そうだな。ToLOVEるみたいな展開は一切ない。そして有能。どれくらい有能かって言うと本の整理が一冊片付けるのに0.5秒未満。瞬発力なら幻想郷最速を超える化け物。空を蹴る

最近変な違和感を持っている。気付くんじゃねえぞ…!ちなみに元いた世界では最高級の魔力を持っていた。顔のせいでたどり着いた。うっそだろ…?男は嫌い。薄い本はいらない。どっちかっていうと同性愛だからパチュリーさえ居ればそれでヨシ!ちなみにこのSSはキャラの発言を2文字変えると物語が変わっていきます。すっげ

と、元いた世界では島流しに晒されたこあであったが、素敵な出会いがあった為「別に…あれのおかげで私パチュリー様といられますし。」と言っていた。ごめんやっぱ淫魔?

 

数時間後…(現実では時間は経っていない。)

 

「…終わった。さて。こあの手伝いに…って時止まっても残像が見えるっておかしくない?」

 

…いや、待て。こあが止まった時の世界に入門しかけていと考えるんだ。そう考えれば残像が残っているとしても不思議ではない。うん。多分

いやよくねえよ!

 

「…疲れてるんだ。寝よう。時は動き出す…なんちゃって。さてふかふかのベットで寝ますか。いやっふぅぅぅうぅ!」

 

…図書館の掃除ってさ。疲れるんだよね。だから…開放的に寝たいわけよ…!私も!妖精なんて良いじゃないのぐっすり眠れて!私もそんな時間が欲しかった!ぁあぁぁああぁああ!(涙)

 

「…あ、頭痛い…」

 

「メ、メイド長…?」

 

「あ、今はダメだって!声かけたら怒られるって!ほらこっち!」

 

…そういや妖精メイドの説明してなくね?一応種族については説明しておこっかな…?

妖精メイド。絶対こいつ説明し終わったらこの回は終わる。その名の通り妖精のメイド。

妖精がメイド服を着ている。君たちにわかりやすくかわいさを伝えようとするのは無理だからニコニコかようつべで「そうだ、紅魔館行こう」と調べて欲しい。サニーとが出てくるから。ガチで可愛いから。見て後悔させないからぁ!

ちなみに仕事はあまりできない。得意不得意がありすぎるぞこの種族…!?咲夜さんが八角形なら妖精メイドはドラえもんの手から指が一つ生えたような形である。何も言うな。

羽っぽいのが体に付いてる。でも多分それで飛んでない。不器用なのかわざとなのかぶつかって高そうな花瓶を壊したりしている。うっわかわいそー…なんちゃって。

まあ「質より量とは言うが最低限の質すらない量産型」である。つまりガンダムでいうところのボール。メイド長を恐れている者が大半である。怖い

そんな妖精メイドであるが一部咲夜を凌駕する才能を持つ妖精も居る。最も、一部なので他がダメダメである。なんだよこれ。なんなんだよこれ…?

長所に全てを賭けた一点集中の波紋!違った。一点集中のステータスである。終!

 

 

 

 

 

 

 

 




ちなみになんですがシリアス回っぽい前回と前々回くらいの奴を描いた記憶がないんですよね。


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腐乱人形

腐乱人形…まあ彼女です。彼女に関することはとりあえず説明するのは本編ってことで。
どそどぞ…ハハハ…
寒っ


 

紅魔館のテラス…マジでテラスとベランダと縁側ってどんな違いがあるんですか?

 

「あ、そうそう」

 

「どうしたの?」

 

「レミリア、フランって居る?」

 

「居るわよ。多分もうそろそろで」

 

「お嬢様ぁ!紅茶は私が淹れるのです!だから私にお任せを!」

 

「…」

 

「やらせてあげたら?」

 

うぐっ…妖精メイドってこれだから面倒なんだよ…それに今フランに関することを言わないでほしい。お前ら分かるか?親友が妹と肉体関係だぞ?3Pだぞ?分かるか?きついよ。はっきり言って精神的に…こう、ね。つかフォーオブなんたら使ったら実質6Pだし。たまにプレイの声聞こえるし。つか普通に喘ぎ声聞こえるし。ていうか魔法プレイって何?パチェが言ってたけど、マジで魔法プレイって何?妹に何教えてんの?

 

「お嬢様!わーたーしーにー!」

 

「わかったわかった。わかりましたから。ほら、お願いするわ」

 

「やった♪」

 

「…うちの藍にもあれくらいの可愛らしさが欲しかったわ…」トホホ

 

「んじゃ、妖精メイドでも攫えば?ここに居る妖精メイドって全員攫ってきてるし。」

 

「人の世界の住民に何してんだぁ!?」ガタッ

 

…何か聞こえてたけどしーらない。紅茶を待っていたらスキマ妖怪はどこかに消えた。便利な能力だよほんと…あ、そういえばパチェがフランを図書館で襲った時なんでフラン反抗しなかったのかしら…え、ちょっと怖いんですけど?

 

紅魔館の図書館。ここから百合が苦手なお方はお去りください。というより守矢の時からお去りくださってると思います。仕方ねーだろ犬だって♂×3でセックスするらしいじゃねえか。生物の原理だよこれは。目を離してはいけないんだよ君!動物が異性としかセックスしないなんて思い込むなよ!って何これ百合から話広げて2行近く削ってんだよ。もしかしたら3行かもしれねえぞこれ。ちなみに八雲紫視点

 

「よっと…」

 

「うわ、八雲紫キモっ」

 

「…え、お客さんなのに酷くない?」

 

…ちなみにですが。精神がレミリアみたいに大人になったら顔の偏差値が通用します。これを♂×3の時に言えばよかった。つまり妖精でも大人の精神手に入れたら顔の偏差値が出てきます。世知辛い世の中ですね。耐えられませんよ。

 

「…なんのようでしょうか」

 

「フランちゃんに会いにきた」

 

「そうですかさっさと行ってください」

 

…客なのにこの言われ方。よほど主人がひどいんでしょーねつかさっき出会ってた。この異変を終わらせるにはフランちゃんの能力で常識をぶち壊してもらえれば…と、いうのは建前でただ会いにきたというだけだ。可愛いし。さて…どこに居るのかしら?多分図書館うろついてれば…あ、いたいた。

 

「フランちゃ〜ん?」

 

「ん?あ、紫!」

 

…いや、漢字だからわかりにくいだろうけど私これむらさきって呼ばれてるのよね。名前を覚えてほしい。名前プリーズ?としてもむらさきしか来ない。まあ良いか、会いに来ただけだし。

 

「えっとねフランちゃん。私はゆかりって言って…」

 

「むらさき!」

 

フランドール…説明が遅れたな!レミリアの妹である!能力はなんでも破壊する[程度]の能力!程度で済むのか!?紅魔異変から早々のチート能力が出てきた!

そんなフランちゃんはパチュリーのお相手!こあとも乱行するから実質3P!でも受けか攻めかって言われたら攻めなんだよね…ハハハ…初体験は襲われて!どうやらこあとパチュリーが結託して襲ったらしい。理由?パチュリー曰く「いや、レミィを襲ったら親友としてなんか来るでしょ。フランだったらレミィも放ってるし良いかなって」とのこと。飛んだクソ野郎だぜ。

ちなみに喘ぎ声は全部パチュリーの声。紅魔館の何処にいても聞こえるらしい。超音波か何かか。このSSのフランはあれです。吸血鬼で外に出れないのではありません。吸血鬼の弱点を破壊しやがったので普通に外に出れます。つまり外でのアレもソレも…ナニも。おっとこれ以上はいけない。まあエッチな知識だけが広がってる小学生によく居るエロに詳しい奴ですよ。一応遊びの知識もあるけど。原因はこあ。おのれやはり淫魔だったか。フランを襲おうぜと言い出したのもこあ。最近レミリアがずっとこあを睨んでる。

まあ要するにフランちゃんは妖精メイドに恐れられながらもレズプレイしててエッチな知識が沢山ある極々普通の淫魔(吸血鬼)なんだよ!天性のね!フォーオブアカインドで攻めた場合負けなしである。

 

「…あ〜その…遊ばない?」

 

「良いよ!こっち来てこっち!」

 

紅魔館地下室

 

…フランちゃんのお部屋にやって参りました。うん。おかしい。なんでこんなアダルトグッズが?これってあれでしょ?男性のアレをバイブでブァーってやる奴でしょ?なんでこんなところに?…もしかしてフランちゃん…ナニを経験済みということ…!?すでに大人の階段を登っていたということ!?遠い!フランちゃんが遠く見える!まるで階段を登っていると思っていたら自分だけ降りる方向のエスカレーターを登っていた気分だ!フランちゃんは495年伊達に暇してたわけではなかったのか!?セックスか!?セックス三昧だったのか!?(違います)

 

「えっとね…フランちゃん…なにこれ…」アダルトグッズ

 

「…えへ♪」

 

「え、なんでそれ持ってこっちに来るの?ちょっと、や、やめて?その笑顔が今怖いのよ。マジで。だから…ね?ちょっと」カチッ

 

「…むらさきお姉さんにもこれを体験してほしくてね…」

 

「え、コレとは一体ナニをどうするのでしょうか。ちょっ、なんか隙間で抜け出せないんだけど!?どうして!?ちょ、ええい!ドアを」ガゴンッガゴンッ

 

「無駄だよ。それ、フランでも壊せなかったし」

 

「…フ、フランちゃん、他の遊びで」

 

「やーだ♪」ガチッ

 

「え、フランちゃんいつのまにこんな相手の身動きを封じる魔法を」

 

「便利でしょ?パチュリーに襲われた時に使われたの。」

 

…パチュリーって確かあの…魔法使いさんだよね。ってことは…え、もしかしてレズでしたか…!?ってことはもしかして…

 

「い、いや…来ないで…」

 

「うん、それ無理☆」

 

その日、紅魔館に新たな喘ぎ声が響いたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




…なんです。そんな目で私を見ないでください。
ちなみにですが行為中に八雲紫を入れようとしたんですが多分それR15か18になるのでやっぱ無理のないようにしなきゃと思い密室レイプにしました。
…もう一度言います。これからこのSSはやべえ方向に進んでいきます。ですので、皆様、今のうちにお気に入り登録を解除することをお勧めします。


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場面戻って

主人公、阿部新太のところへ。あれ、あべこうたでしたっけ?漢字が違う気もしますが…まあ合ってることにしましょう。


 

博麗神社 今確認したらパチュリーさん説明してた。やらかしたな…

 

説明しよう!俺が何故博麗神社にいるかはな!少し前に助けられた時のお礼を言ってなかったからだ!下心は一切ない!だから博麗の巫女のお隣さん!そう睨まないでくれたまえ!マジでお願いしますなんでもしますから!頼む!

…そんなことしてる場合じゃねえんだよ。人力車で稼いだ銭を賽銭箱に入れる…あれ、どう言う手順でやるんだっけ。ド忘れしたな…それっぽいことをしていれば罰当たりにはならんだろ、多分。まあバチ当たったら当たったでそれはそれとして。えーと確か…

 

「作法がなっとらん!」ブゥンッ

 

「え?」ボギィッ

 

「れ、霊夢!?」

 

「…良い?お祈りってのはね…」

 

俺が悪いことをしたのだろうか。バチ当たったんだな。これ、バチ当たったんじゃないとガチで納得できんぞ殺すぞクソ神…さっさと終えて霊夢さんにお礼を言って、さっさと帰る。これに尽きるな神社は。しかしこの神社…どっかで見たことがあるんだよな…どっかの誰かが言ってた「博麗神社は結界を跨いでるから〜」と言っていたが…まさか。それなら俺が神社に彫った「誰もが争わない世界に行きたい」って言う文字がなければそれは違うな。俺神社に行ったこと一回だけだし。確か裏に回って…

 

「えっと…」スタスタ

 

「…神社の裏?」

 

「霊夢、お前の私生活見られるんじゃないか?」ニシシ

 

「うっさいわね…失せなさい」

 

神社の裏…いや正確には神社の下の隙間…ここに直ってなければ文字があったんだけどな…ハハハ、まさかね。まさか…

そう思って見たのが失敗だった。

 

「シャーッ!」

 

「猫!?」

 

「シーッ!」ガリガリ

 

「うっわお前引っ掻くな」イテテ

 

「…大丈夫?」

 

「大丈夫に見えるなら腐ってると思います」

 

さっさと見て確認しなければ心のモヤモヤが取れない。そもそもこんな新展開誰が望んでいると言うのだ。覗き見してみると…あ、ありました。

 

「まだあんのかよ」

 

「?何が?」チラッ

 

「…願いが叶ったと言うべきか言わないべきか…」

 

「へ〜…あんたここに一回来たことあるの?」

 

「書いてあるってことはそう言うことだ。あ〜つうことはあれ幻覚じゃなかったのか…」

 

「何がよ」

 

「帰り道犬みたいなやつに襲われて、それを綺麗なお姉さんに助けてもらったって記憶だ。犬みたいな奴は妖怪だったのか…マジかぁ…」

 

「霊夢〜遅くないか〜?」

 

「あー!ちょっと待って!」

 

「よっこいせ…しっかしまあ、実家あたりにあった神社も随分と廃れちまって。」

 

「廃れて悪かったわね」

 

「神社の裏に回って彫った記憶しかないけど、楽しかったなぁ」

 

「罰当たりな行為が?」

 

「…子供ってのは神に歯向かう物なんだよ。子供ってのは好奇心旺盛で神社にひと彫りしなきゃ気が済まないんだよ。」

 

「いや、違うでしょそれは。せめて反抗期か厨二病真っ最中の中学生くらいでしょ」

 

「…嫌なところを突かないでくれ」

 

「図星か」

 

…どうしてこうも幻想郷って生きづらいんだ。妖怪に襲われた記憶が蘇るわ、家が遠いわ、風見幽香さんに最近睨まれるわ、河童と天狗からは無くなったけど地底から手紙が度々くるわで。つかいつの間に住所見つけたんだよ。あれか!?あの烏天狗か!?そうだろ!絶対そうだろ!つうかなんで手紙の内容が「ウチのペットが発情期真っ最中です。どうですか?ヤリませんか?」なんだよ!お前あれか!?流れで持ち込ませるのか!?無理だよ!誰がそんなことできるかぁ!殺す気だろ!俺を殺す気だろ!動物は性欲高まったら同性でも行為するって聞いたぞ!ヤレ!

 

「…いいや、ちょっと帰ろう…」

 

「いや、良かったらお茶してかない?私が巫女になってから初の参拝客だし」

 

「正気か霊夢」

 

「いいっしょ別に」

 

「お言葉に甘えて」

 

…この場合なんて表記するんだろ、社内?陣内?…霊夢の家!

 

「んで、魔理沙はなんで反対したの?」

 

「いや、男となんて信じられんだろ」

 

「…私が新聞の一面を飾ったと言うことをお忘れか」

 

「生憎新聞は取ってない」

 

「私も知ったのは紫からね」

 

「…あの変態烏天狗め…」

 

「文はな…信用しない方がいいぞ」

 

「貴方からしたら見た目だけはいい女、なのよね〜」

 

「…そんなもん?俺は見た目に惑わされはしないんだが」

 

「ほう、そりゃなんでだ?里の男どもは美人であれば大抵走って追いかけていくのに」

 

「そりゃあれだろ…人って内面だろやっぱ。虐待受けるとそうなっちゃうねぇ…」

 

「…なんかすまん」

 

「余計なこと聞いたわね…」ハハハ

 

「過ぎたことだからなんだっていいけどね…寒っ」

 

「そうだぞ霊夢、いくらこたつがないからってお前全開はないだろ」

 

「…閉めるわよ…」

 

「そういえば最近外の世界ではアナログ世代がキツくなってさ…」

 

「あなろぐ?」

 

「あ〜、河童の技術がでじたる、それよりも少し遅れてるのがあなろぐ…だっけ?」

 

「そんなもんですよ。そんでアナログ世代の居場所がなくなってね…今時の外の世界は流行りとデジタルに適当しないと生きていけないんだわな」

 

「へ〜」

 

「そりゃ、外の世界の住民も疲れるわな」

 

「そんな中でも変わらんのがやっぱ人なんだよなって。人間もそれなりに進化して欲しいよ…」

 

「例えば酸素なくても生きていけるとかね。」

 

「さ、さんそ…?」

 

「それは空気じゃなかったか?」

 

「…酸素ってのは生きていく中で重要な物よ。ま、こんなこと言っても家出して寺子屋に通わなかった魔理沙にはわからないでしょうけどね。」

 

「言ったな霊夢!?」ガタッ

 

「おい?」

 

「本当のことでしょ。こんなんだから家出しても止められなかったのよ…」ガタッ

 

「おいおい?」

 

「弾幕勝負だ表でろ」

 

「いいじゃない3割も出さずにぶちのめしてあげるわよ」

 

「…ちょっと?」

 

「ルールは?」

 

「スペルカード無限被弾無限先に気絶した方の負け」

 

「良し。」

 

「…おーい…?おじさんのこと忘れてないかー?」

 

「うるさい黙ってろ!」

 

「酷い」

 

「神社の中に入ってなさい。死ぬわよ」

 

「え、何それ怖い」

 

…やっぱり外の世界でも幻想郷でも生きづらいんだなぁって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なななんと!?主人公の思い出の場所、見参!


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巻き込まれて

実は前回のあの話、一切物語と関係ないんですよね。じゃあなんで入れたかって?
皆さんもあるでしょ多分。じいちゃんの家に行った時ほぼ毎回連れて行ってもらった公園。あれと同じ感覚ですよ。



 

博麗神社

 

「と、とりあえず自分だけは完全安全地帯に…」

 

「死ね!マスター」

 

「物理攻撃!」バシィッ(あの紙のついた棒)

 

「あだぁ!?」

 

「物理攻撃!物理攻撃!物理攻撃!」バシッバシッバシッ

 

「痛っちょっやめっやめろ!」

 

「…これは私の新作スペルカード。物理「攻撃」よ」

 

スペルカード…幻想郷内での決闘。人間に使える奴はあまりいない。妖精も…まあ居るっちゃいる。

調べたところ弾幕である必要はないっぽい。そんで原作だと萃香や天子が弾幕を使わないスペルカードを使ってるらしくて、魔理沙が文句言ってるみたい。あれ、偶然にも同じ?

遊びとかそういうのに使われてるけど一応全力は出すらしい。手加減はなしだ。あーゆーれでぃ?(英語わかんない)

ルールの範囲内で戦うし、死者が出ることも少ないから「勝たなきゃ殺される…!」って意気込む必要もないんだって。美しい戦いをすることに重点が置かれてるらしい。無駄だろ、これと思ったがこれもまた既に魔理沙さんに言われてるっていう。

ちなみにですがこのスペルカード、他人に自分の弾幕が作れるとかそういうのではないらしいです。

パク…パロディはできるらしいけどね…ハハハ…

 

「そんなスペルカードがあってたまるか!ていうか弾幕使ってねーじゃん!どういうことだ言え!」

 

「…スペルカードに弾幕が必要ってんなら既に使ってるけど」

 

「何処にだ!」

 

「ここに」(棒の周りにうっすらと)

 

「…そんなもん使ってるうちに入るか!いや入らねえよ!ふっざけんな!」

 

「そう?私的にはいいアイディアだと思ったんだけど」

 

「なぁんで発想がアイディアになってんだよ!流暢になってんだよ!?せめて日本語で喋れ!」

 

「うっさいわね!」

 

「…もう大丈夫っすか…?」ゴソゴソ

 

「先手必勝!恋符「マスタースパーク」!」ギュォォオォオオォオオ

 

マスタースパーク…なんでいちいち説明してたら3000字行くから説明なんかするか!魔理沙が使うのは風見幽香のパロディ…ではなくオマージュらしい。知らんがな

 

「危な!?」(右に避ける)

 

「…え、なにこれSF?ガン▽ム?それとも何?宇 戦艦大和?ケロ□?銀○?」(一応著作権的なもので貼り付けておく)

 

「甘いぞ霊夢!私はな!日頃からお前に鬱憤を晴らそうと研究を重ねて来たんだ!その成果がこれだ!」

 

マスタースパーク<これが俺の…自動追尾弾だぜ…!

 

「うっそ曲がるの!?」

 

「…あ、ドラ◎ンボール?これラディ△ツ戦?」

 

「でえい!物理「攻撃」!かっ飛ばせー!れ・い・むぅ!」カッキーン

 

「え?」

 

「流石に跳ね返されるのは想定がぁああぁあああぁあ!?」ォオォオオォオオ

 

「…死んだな」

 

弾幕って操れるならどっかから衝撃を受けて操ってるとしてそれよりも強い衝撃で操れんじゃね?と思った次第です。つまり人形使いの人形もそれと同様として扱っていきます。催眠術も…出る予定はないけどそういう能力持ってる人がいるんで一応。あっちは波長云々ですけどね。

 

「…とりあえず家帰りますわ」

 

「はいはい、行ってらっしゃい」

 

「帰ってくるつもりはありませんけどね」

 

「金落として行けって意味よ」

 

「廃れた界隈」

 

阿部新太宅…ようやく主人公の名前覚えました。

 

「…また手紙来てるっていうかあいつらの家のペットって毎日発情期のペットが変わるのな。ていうかおかしくねえか!?」

 

送られてきた手紙には写真が載ってあった。その写真の内容は体操服(ブルマ)姿のお二人さんだ。すんげえエロいと思ってるんだろうが上半身とペットしか写ってない。あいつら写真の撮り方下手だろ。教えに行ったらヤられるから教えに行かないけど。

 

「はーあ。面倒なことだわな」ガララッ

 

扉を開ける。まるでじいちゃんの家に行った気分だ。未だに慣れん。分かるやつがいるかどうかは知らない。

二階建てだけど狭いからトイレ、寝室、居間の三部屋だ。2階にある居間と物置みたいな部屋は同じところにあるから同じ部屋だよね。

 

「…最近襲われることもないし平和だから妖怪の山行こっかな…あいや、無理だな。発情期だから無茶苦茶に探してるかもしれないし。」

 

こうなったらアフロ軍曹になるしかないか…!?あ、今風見幽香さんに睨まれた。寒気したもん。何?光の屈折云々飛び越えて視線ってやってくるものだっけ?ヨクワカラン

 

「…合言葉は…アフロと軍曹!アフロ(アフロ)軍曹(軍曹)…あ、だめだ思い出せん」

 

こういう時に限って思い出せないんだよな。他の時は勝手に思い出すくせに。

 

「ばあ!」スッ

 

「おわぁっ!?」ビクゥッ

 

「フフフ…すごい反応ね…!」プクク

 

「…なんとでも言ってくれ…」

 

「そうそう、お友達だから一緒に遊ばない?」

 

「どんな理論ですかそれ?」

 

お友達…って言うけどお友達自体を説明するんじゃなくて八雲紫が言ってるお友達ね。

一つしかないけどさ。せっかくだから聞いて行ってよ。別にこのSS見てる時大変じゃないだろう?

 八雲紫がいつ姿を表しても帰れとか言わないこと。

だけらしいです。嘘、性格良すぎ…?と思った方、いつ姿を表してもと言うことは風呂時に…?

 

「いいじゃないのよ!それじゃ、風見幽香のひまわり置いておくから」ホイッ

 

「え?」

 

花畑

 

「ふんふふんふふーん…あれ?ここだけ切れてる…?なんで…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




フフ…眠い!というより大事なこと言い忘れてました。
この作品、終わりが見えません


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俺は知らねえ

ここはとある花畑。しかし今日は何か様子が違うようです。風見幽香さんへ目を向けてみると

 

「花が切られてる…?なんで…?なんでなの…?」

 

と頑張って育てた花が切られて泣きかけてるようですね。終了!じゃねえ!

 

「これって風見幽香さんにバレたら死ぬ奴だよね…」

 

脳裏を駆け巡った自分の死後の姿、そして風見幽香による「花に何かしたら殺す」発言。そして目の前にある花とさっきまでいた犯人。これらが結びつけることはただ一つ。誤解を招いてぶち殺される…!それだけはなんとしてでも避けなくては…

 

「とは言ってもどうしたものか…正直に言うか?それともこのまま放置か?…し、正直に言おう…多分、いやそれが一番良い。花を束ねて持って…殺されないように気をつけて…逝ってきます」

 

???

 

「…これ、どうなると思う?」

 

「どうも思いませんがとりあえずこう言うことをやる時間があるなら死ぬことをお勧めします。いや死んでください」

 

「酷いわね藍…これは異変解決の糸口になるかもしれないって言うのに!」

 

「異変?ああ、紫様の顔でしたら生まれつきの物です。異変ではありませんよ?」

 

「あんたぶちころすわよ」

 

この式、本当に口の悪さだけならば従者一位だと思う。て言うかきっとそうに違いない。そうでなければこんな辛口なわけがない。…ち、地霊殿…?し、知らない子ですね…?あそこは主人が心読めるから精神すり減らしてんだろうなぁ…きっとその内狂いそうだなぁって。

 

「紫様、ちぇんのことですが」

 

「虐待は許さん」

 

「何故です!?」

 

花畑

 

「あの…これ…」スッ

 

「…この花の…」

 

「や、八雲紫さんに渡されて…」

 

「なるほど…あのスキマ妖怪ぶっ潰す!」

 

「あっと?」

 

「…なんで言うと思った?」

 

「へ?」

 

「貴方なんでしょ。お花やったの」

 

「え?いやいやいやいやいや」

 

「違わないわね。てめえゆるさん」

 

???

 

「あ、キタキタ」

 

「うっわ可哀想…」

 

「良いじゃないの藍。悪戯なんて誰しもが友達にすることよ」

 

「いや、その歳になって子供のような…あ、男性とのお話は赤子レベルでしたね。すいません」

 

「なんだとてめえ!?」

 

花畑

 

「これ八雲紫が」

 

「貴方もやったんでしょう?」

 

「いや違くて」

 

「じゃあなんで貴方の手元に?」

 

「だからそれは八雲紫が」

 

「…良いや、天誅の覚悟は良い?」

 

「…は?」

 

「せーのー」

 

…この日、俺は思い出した。風見幽香がなぜ恐れられているのかを。そして八雲紫の能力の便利さを。つっても死んだわけじゃないけどね。死んだかと思って背中-60℃くらいいったけど。冷や汗ってレベルじゃねえぞおい!はい、案の定気絶しかけて腰抜かしました。怖いじゃん。だって怖いじゃん!怖いんだよ!アホ!小便ちびるとこだったわ!

 

「天誅!」バチィンッ

 

「ちょっとストーッ!?」ギエピー!

 

「…意識が遠のいた…」

 

「あら…やっぱり出てきたわね。これ、てめえがやったんだろ」

 

「口が悪い口が悪いよ」

 

「答えて?」

 

「…そうよ!私がやったのよ!好きな人にはちょっかいかけたくなるでしょ!普通なんだよそれくらい!」

 

「…は?」チラッ

 

「え、なんでこっち見るんですか」

 

「好きな人って…アレ?」ボソッ

 

「そうよ」

 

「…呆れて物が言えない。今回は特別に見逃してあげるわ。次はねえから」

 

「助かった?」

 

「私の機転でね」

 

「あんたが花摘んで来なければ死ななかったよ」

 

「あら?人生はスリリングの方が良いんじゃない?」

 

「…ああ言えばこうい」ゴツンッ

 

「え?」

 

「…ま、豆…?」

 

「豆って…今時パチンコ?」

 

「多分ですけど…でもなん」タァンッ

 

「…豆…」

 

「外れた…にしてもどっから撃ってんだ…?」

 

「…河童…」

 

「河童!?あのゴム銃作った河童が?原始的過ぎる」

 

「とりあえずぶちのめして来る」

 

河童側

 

へへへ…これであの男に豆だけぶつけてやる…!なんでこんなことをやってるのかって?簡単だ。発情期の時期に起こったアレ!アレが黒歴史!黒歴史を知るものは消さなければ!この河童の名誉に賭けてでも!奴を撃ち抜く!落ち着いて…息を整えて…すーはー…スコープを覗いて…発射!…当たり!あれ、もしかして私銃の才能あるのでは?第二弾も…奴を狙って…発し

 

「何をしているのかしら?」

 

「ひゅい!?」タァンッ

 

「…博麗の巫女として、貴女を処分するわ」

 

「…ひっ」

 

「物理攻撃!」バシィンッ

 

「はぐぅあああぁあぁあ!?」カッキーン

 

花畑

 

「…なんか飛んでね?」

 

「あら本当」

 

「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」ヒュー

 

あれ、もしかしたらこれ俺に当たるのでは?さっきのぶっ叩かれるところで足が凍りついたように動かん。いや、むしろ凍りついたのかもしれん。どっち道動けん。咄嗟の足は出るが意識して動かすことがまず無理。つまり…

 

「え、あれこっち来ません?」

 

「え、本当?」

 

「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ゴツンッ

 

「…良かった外れてくれて…」

 

「多分この子がさっき撃ってきた河童ね。」

 

「…!許してくださいなんでもしますから!」

 

「許す!」

 

「本当!?」

 

「え、嘘でしょ?」

 

「許すからどっか行け!」

 

「思ったより辛辣だった」

 

「good!とでも言えば良いのかしら。最近外の世界の流行りが文字通り荒波でね。流行りに追いついたと思ったら別の流行りが来るのよ…」

 

「世間知らずにはきつい世の中になった…どうせなら裏死海文書とか古代文明のなんちゃらとかが流行れば良いのに」

 

「それが流行ったのってどうせ1000万年前じゃないの?」

 

「一千万年前…あれ、人類は猿人か?原人か?新人か?あれ、どうなってんだ…?」

 

「…政治が流行ったら日本は安心できるんでしょうね」

 

「政治に興味を示さない若者がいるって話だからなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 




なんか最後政治関係になってね?と思いましたが政治については全く知りませんのでね。


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災い転じて福となる

…字、あってます?


 

主人公のお家

 

「…お前出て行けよ」

 

「なんでですか?」

 

「襲われたくないから」

 

「別に発情期で無ければそんなこと無いのですが…」

 

「うるせ。この前河童にパチンコで撃たれたんだわ」

 

「…河童と天狗は別の生き物ですよ?頭沸いてるんですか?」

 

「発情期過ごしてんならお前らと一緒だろうがクソ烏」

 

「…」ボソッ

 

「?何か言いたいならもっとはっきりと」

 

「クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏クソ烏以下略」

 

「ギエピー!?」

 

なんでだ。お前世の流れに敏感すぎるって言われない?他人からの評価気にしすぎてない?そこまで落ち込まなくても…ほ、ほら!…何も思いつかねえ…え、何これ。死の呪文放たれんの俺?パルプンテで地獄のルーレット始まるのこれ!?ちょ、ちょっと待てよ…マジで…頼むからさ…

 

「クソ烏クソ烏クソ烏クソry」ボソボソ

 

「…あの…謝るんでそれやめてもらえませんか…?」

 

「ああ、良いですよ」

 

「軽いなオイ」

 

「ヤンデレってあるじゃないですか」

 

「ヤンデレと。」

 

「それの真似も良いかなって。あと純粋に貴方に嫌われたら私後がないんですよ。マジで頼みますよ?」

 

「う〜ん納得できない」

 

「はっきり言って能力持ちは嫌われ者」

 

「…わけわからん」

 

なんだこの天狗!?と言いたいが全員が全員そうなのでなんとも言えない。むしろこいつが一番友好的だと思う。妖怪の山には3年くらい近寄らないで置こう。そう決心した時に限ってこいつは妖怪の山行きません?とか言うんだろうなぁ嫌だなぁ俺の友達にそんな奴いたなぁ

 

「とりあえず妖怪の山に行きましょうよ」

 

「自ら死にに行くのは駄目って古来から言われ続けてるから」

 

「何言ってんだこいつ」

 

ストレートにぶちまけて来た。ここまで直球で来るとは思わなかった。しかしこれで俺は正式にこの家の布団でぬくぬくと暖まることが出来る。外に出たくないのであるのならば代償は付き物だ。運動不足とか健康診断とか血糖値とか血圧とか…あ、頭痛くなって来た…

 

「その何を言ってるか分からない人とは妖怪の山に行けませんね違いない。というわけで俺は今日ここにいるからさっさと出ていけ」

 

「ちょ、待ってくださいよ仮にも私妖怪ですよ!?人食い散らかす妖怪ですよ!?」

 

「…天狗なら天狗らしく神隠しでもすりゃ良いのに」ボソッ

 

「ほほう?」

 

「しまった」

 

こいつ…こいつの普通の時でも多分少し発情期が残ってる!コップの中にある水滴みたいな感じで残ってる!しつこい油汚れと同じだコレ!

そんなやらかした俺を横目にニヤニヤする新聞記者もといクソ烏。なんだその顔はやめなさい不気味な…俗物がぁ!

 

「それはそれは…攫ってくださいという暗示ですね?そうでしたか…逆レイプではなく監禁セックスがご要望でしたか…それでは攫うほかないですねそうしましょう!」

 

「ば、離せ!言葉の綾だ!おい!人の話を聞け!」

 

「聞いたからこんなことになってるんですよ!駄目ですねぇその種族を前にして言い伝えられている種族の話をするのは…特にこの世界だと尚更…♪」

 

「何お前楽しそうにしてんの!?俺あれだからな!?食っても美味くねえからな!?」

 

「いや食べませんし冗談ですよ…なんかすいませんね。」

 

「な、何だ…」

 

冗談か…つまりそれは今クソ烏が俺の腰に手を回し抱きついてるのも嘘ってことだな?なんだ簡単なことじゃないか…驚いたけど謎は解けた!ということなのでさっさと退け馬鹿

 

「冗談か。そうかそうか退け」

 

「辛辣!?いいじゃないですか別に!つか良いだろ別に!外の世界の人間は胸を押し当てられると興奮するってこの本に!」

 

そう言ってクソ烏が出したものは薄いほって何持ってんの!?え、待って、え、もしかしてコレ…コレが真理だと思ってるの!?大不正解!たしかに胸の大きさで意見は分かれるけどさ!お前だからってエロ本はねえだろ!?このクソ烏考えも腐っていたのか

 

「エロ本じゃねえか!?」

 

「うえぇえ!?コレが!?」

 

「手放せくすぐったい!あ、ちょっと胸押し付けんなよ!?マジでちょっとねぇ!?」

 

「やっぱ興奮してるじゃないですか!ほれほれ〜私の胸が使えないとは言わせませんよ〜?」

 

「お前は酔っ払ったおっさんか!この、ちょっ死ね!もう死ね!死んで俺を解放しろ!」

 

「…わかりました。しかし死ねとはどういう意味ですか?場合によっては…私がリスカする羽目になります」

 

「なんでだよ!?」

 

おい、軽はずみな発言のせいであいつ死のうとしてるぞ!?やべえよどう説明すんだよわかんねえよ…あいや、解放しなければ死ねって意味だったとしよう。最悪なんとか説得すればリスカはしない。多分…多分ね?むしろ説得してもリスカしてたら救いようがねえ

 

「えっと…解放しなければ死ねって」

 

「ああなら安心ですね!あと少し布団の中に入れさせてもらって良いですか?」サムッ

 

「…もうそろそろ俺がこの幻想郷に来て一年だ…春でこっち来たからお前らに苦手意識があるよ。というか勝手に入って来ないでもらえる?」

 

「良いじゃないですか。私眠かったんですしお寿司…後美醜逆転したら私美人ですよ!ボンキュッボンの美人ですよ!?多分」

 

「その美醜逆転が今ここにいるんですが?」

 

「あ、そうでしたね」

 

「あ、そうでしたねってそれはないだろ!?お前なぁ!」

 

このクソ烏…ほんっとクソだな…ていうか冬の朝にその格好は無いだろ。お洒落か?お洒落なのか?お洒落なら今すぐ長袖に着替えたほうがいい。寒いだろ半袖ミニスカは。ていうかよくそれで生きてたなとりあえず布団に包まっとけ…なんて出来たらいいけど俺も寒いから布団は渡さん。出ていけクソ烏。

だが世の中には面白い事があるもんだ。俺、この会話が終わるまで布団から出てないんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 




運動不足で血糖値が高いであろう作者が通ります


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終焉の前兆

終わりの前兆とは…?と思いたいですね。はい、私自身わかってませんがここからシリアスらしいですよ?


…なんでこうなってんだ。と叫びたい気分だがとりあえず逃げるしかねぇ!なんなの!?マジでなんなの!?変な奴に追いかけられてんだけど!?助けて!誰か助けて!主に紫さんとか巫女さんとか正邪さんとか風見幽香さんとか!

 

「ったくもう朝から走らせるもんじゃないぜ…」ゼエゼェ

 

最近、終わりが近づいてきている気がする。命の終わりが割とガチであと3歩のところにある気がする。てかさっき追いかけてきたのって誰なんだ?チラッ!ちらチラッ!

 

「…どこへ行ったんでしょうか?」

 

「え?」

 

…この声、多分あの人じゃね?あの…ほら、守矢の…ん?守矢?ってことは緑色の髪の毛の巫女さん!?やべえぞこれ俺死ぬんじゃねえか!?どういうことよいきなり!

 

「…」

 

「見つけた」スッ

 

「おわっ!?」

 

「私の代はじめての参拝客を屠る…それも良いわね」

 

「屠るってお前そりゃないぜ!」ダッシュ

 

危険を感じたら1もなく走れ。0で走るんだ。数えてたら死ぬ。俺の人生の終わりがマジでそこらへんに転がってる気がする。何これ?ネテロ会長?王直属護衛軍から逃げるナックル?多分そっちの方がまだ絶望できるだろうよ。俺は無理だけどさ!ええい!人里に行ってヘルプだヘルプ!

 

「ヘルプ!ヘルプミー!誰かお助けぇ!」

 

「な、なんだ!?」

 

「一時期話題だった男だ!」

 

「逃げろ!その後ろにあの巫女どもがくっ付いてるぞ!」

 

「巫女の他にもいるぞ!」

 

「隙間妖怪だ!」

 

ワーワー!

 

「…!?隙間妖怪って何!?」

 

「油断してて良いのかい!?」スライディング

 

「うわっ正邪!?あぶね!」

 

「チッ転ばなかったか」

 

「チキショー!」

 

正邪まで襲ってくるとかどんな世紀末だよ!?多分発情期じゃないもんね!発情期だったらもっと集団で攻めるもんね!さっき巫女さんなんか「屠る」とかいってたもんね!多分殺すの意味だよね!あっこれもう死んだな

 

「駄菓子菓子!諦める訳にはいかない!」

 

「そうか。なら諦めることをお勧めするよ」(傘構え)

 

「小傘退け!でなきゃ蹴るぞ!」

 

「…わちきを舐めないで欲しいなっ」ゲシッ

 

「はだっ!?」ドテンッ

 

「よし、仕留めた」

 

「良くやったわ小傘!」

 

「上出来です!」

 

「まさか貴女がここで役に立つなんてね」

 

「畜生舐めやがって!」

 

「あ、あはは…」

 

…何これ、どんなご褒美だよ。美人に囲まれて下に見られて…これじゃMでなくともお喜びになりそうだ。銀さんの気持ちが十分に分かるぜ。まさか文を追い返したら変な奴に襲われるとは思わないでしょ、普通。

 

「で、どうかしら?異変の首謀者さん。」

 

「こうやって幻想郷の重鎮を騙せた気持ちは」

 

「自分の顔を利用して上に立てた気分は」

 

「天邪鬼を騙せた気分は。」

 

「…ま、とりあえず…最悪ですね。僕に被虐趣味なんてないんで。虐げられるくらいなら逃げますよ。地の果てまで…」

 

「フフ…そう。ならここが地の果てね。」

 

「なんだよ。地の果てってそんな遠くねえじゃねえか…よっこいせ。死ぬなら自殺で死にたいから、自殺する時間をくれると嬉しいが」

 

「ないわよ。そんな時間。与える訳ないじゃないの?」

 

「デスヨネ。ではサラバ!」バシュンッ!

 

「煙幕!?」ケホッ

 

煙幕ではない。唐辛子の煙幕だ。地味な嫌がらせ用に小学校の頃作っておいたのが役に立ったぜ。結局使うことなく存在すら忘れてたがな!だーはっはっは!やってやったぜ!

人間様を舐めるなよ!今更死んでられっかってんだ馬鹿野郎!

 

「…ここまでくれば大丈夫か…ま、流石に撒き餌も置いたしここに来ることはないだろ。独り言って寂しー。」

 

人里から脱出して10分は経った。だからなんだって話だが朝から無理しかしてない。吐きそうだ。むしろ吐いた方がいい。

 

「…休憩は終わり?」スルッ

 

「なんでだよ!?」

 

「隙間妖怪を舐めないことね。」

 

お友達とはなんだったのか。そりゃわからんね。だが一つだけ言えることがある。俺が小学校の時、馬鹿やって親に叱られた時に使った奥の手。

先生に使って泣くほど叱られたんだ。妖怪に効き目がなければ困る。泣くほど困る。なので俺は思いっきりぶん殴ってやった。妖怪さんを。

 

「でえい!」バシィッ

 

「…何か仕込んだかしら…!?」

 

「へへ、やっぱ効く?わさびって」

 

「そりゃもちろんね…私達、友達じゃなかったかしら?」

 

「それはこっちのセリフだよ!」逃走

 

クソクソクソ。効いてるとか言ってそんな効いてなさそうじゃねえか。でも少しは効き目があったか。これだからワサビは捨てられねえぜ。世には鷹の爪とかいう激辛な物があるらしいがそんなもの匂いを嗅ぐだけでキツそうだ。想像できん。とりあえず全力で走っている。逃げ場など知らん

 

「落ち着ける場所は地底しかないのかな…!?」

 

と思い走ってはいるが多分あの時のように呼び出されるのがオチであろう。基本この世界では異変というものを巫女が解決しているらしい。つまり巫女が探索可能な限りであれば呼び出される心配はないということでは?やっべ、俺天才かもしれない。

 

「…はー…死ぬのは御免だが追いかけられるのはもっと御免だぞ…けほっあーもう無理。なんだよ急に異変の首謀者とか言いやがって。泣くぞ」

 

「いやぁ…異変が貴方のせいとは知りませんでしたよ」

 

「だから異変異変ってなぁ…俺は異変なんか起こしてねえっての。」

 

「あやや。そうでしたか…ですが、少し耳寄りな情報がありましてね。」

 

「そりゃどんな?」

 

「貴方を屠れば美女に大変身ってね」

 

「…そりゃあ大変耳寄りな情報なことで…今度は襲われるのかい?」

 

「ま、そうなりますね。てことで、死んで頂けますか?」

 

「…断る!」

 

次に俺が繰り出すは中学校の時喧嘩してた時に使った技!いくら速くても空気を吸うことは免れぬまい!

唐辛子の煙幕と似てるがあれは目に染みる物!こっちはもうちょっときつい奴!歯に仕込んでた!

 

「すーっ…ブフゥ!」

 

「!?なんですかこれ!?うわっけほっ少し辛い!」

 

「…俺に砂を操るイギーみてえな能力が有れば逃げれたかも知れんな…とりあえず逃げよ」

 

まるで俺が人生逃げまくってる奴みたいだな…いや、実際そうか。ちなみに小麦粉とマッチをとりあえずの形で買ってる。勘が良くて頭のいい人なら分かるだろう。

粉塵爆発だ。やったことないし成功するかはわからないけど小さい部屋の中で空気と非常によく混ざり云々で爆発するらしいが粉末が一つ一つ連鎖的に燃えていく方が納得できる。

粉塵爆発で家が木っ端微塵が嫌だから家には帰りたくないな。

 

「…マッチでどうにかしてこの危機を乗り越えれない物か…いや無理だな。マッチ一本火事の元。」

 

「なら貴方一人異変の元…かしら?」ドドドドド

 

「まだ追いかけて来んのかよ!?ええいままよ!」タックル

 

「うぐっ!?」ドカッ

 

「タックルの仕方なんて分からんがぶつかればダメージはあるだろ…」ゼェゼェ

 

「貴方、疲れっぱなしのようですね!楽にしてあげますよ。さあ、首をよこして下さい。」ホレホレ

 

「…それが乙女心か?モテたいとかは知らんけど、人間何をするにしても計画なんて立てちゃダメだね。」

 

「策士策に溺れる…それは私たちのことを言っているのでしょうか?」シュタッ

 

…やっぱりおうち帰りたい…こんな大人数相手に粉塵爆発なんて使える余裕がない…先生にワサビもう一回やるくらい余裕がないよ…

 

「…いや、俺のこと言ってんのさ。いい策士だろ?策に溺れさえしなければな」

 

 

 

 

 

 

 

 




とりあえずシリアス展開だからそれっぽい頭に思い浮かぶことを載せていこうと思いました。
ちなみに異変の集結方法なんて考えてません。


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走れ走れ!

はい、某ヨッシーのあれです。
走れ走れ!逃げろ逃げろ!
今回はなんと意外な展開が


 

幻想郷のどっか

 

「策士策に溺れちまってね。」

 

「そう、ならここから抜け出せそうにないと言っているようなものね…」

 

「うん、そうだよ。煙幕だめ、唐辛子だめ、わさびだめでどうしろと」

 

「諦めがいいじゃないですか…ケホッ…流石に怒りましたよ」

 

「げげんちょ」

 

「ま、策を練るのももう疲れたでしょう?楽にしてあげますよ。」

 

「お前ほど信用ならん人間は初めてみるよ。おめで」

 

「ヒャッハー!」ギュォォオォオォオォ

 

「!?危な!」

 

「…死ぬところでしたね」

 

「死ぬのは流石に御免被りたいんですがねぇ」ヤレヤレ

 

「…どゆこった」

 

これは今度こそ死んだだろうな。そう思い先程の光線?の出所であろう上を見上げる…何かが居る。注意して見るとそこには最近見た金髪魔法使いの少女…ん、少女?少女って飛べたっけ…?と混乱してしまう…ポケモンなら自分をぶっ叩いてしまう。

 

「いーよっと」

 

「…魔理沙、どういうこと?」

 

「こいつに関する情報を伝えに来た」

 

「は?どういうことよ」

 

「そして悪いがお前にこいつを渡すことはできない。計画のためにもな」

 

「おやおや、計画と…これは容疑者になる確率が高くなりましたねぇ阿部さん?」メモメモ

 

「黙ってろ…俺は何も知らんよ」

 

「嘘つけ。協力してくれるとか言ってたくせに」

 

「あら、それは良い報告。」

 

「でもま、それだけだしな。そんじゃ」

 

「…あいつ余計なことをしやがった!」コケッ

 

いつも通りの走る姿勢!のはずなのだが転んでしまった。問題?山積みだバカヤロー。足つった。あーくそ…這いずってでも逃げ切らなきゃならんとはなぁ…ほんっと、生きるのって大変だねぇ。これじゃ死ぬのも大変そうだ

 

「あら、転んでどうしたの?」ニヤリ

 

「…やばい、走りすぎた…ケホッ流石に無理か…」

 

「そう、諦めて死んだ方がいいわよ」

 

「…誰がそんな道…選ぶかよ」

 

「そうね。少し遅れたみたいだけど、なんとか宴には間に合ったみたい」

 

「レミリア…」

 

「誰だお前」

 

「おやおやこれは紅館のお嬢さんじゃありませんか」

 

「吸血鬼が昼間に外出…ほう、面白いですね」

 

「…駄目だ…まったく動かん。走り続けたツケが来たんだわ…領収書を押し付けてきやがった…クソ、いてえ」

 

「とりあえずの処置はしておきましたよ」

 

「…銀髪メイドさんね…礼は言っておくよ」

 

「レミリア、なんでそいつを庇うわけ?」

 

「私の能力がこの異変とこいつに繋がりはないと言っているのよ」

 

「…そんなの、見えない側からしたら抹殺対象なのだけれど」

 

「そう、そうよね…でも、そうなるのを防ぐためにこんなお方を用意したわよ。後ろ、ご覧なさい?」

 

…俺と巫女さん達が振り向いた先…つまりレミリアさんからみえるところを見るとそこには風見幽香さんがいるではないか。ヘルプですよこいつは。で、レミリアさんは何をしたいのだろう?一度敗れたから再リベンジとか?いや、それはないだろうな。多分…

 

「フフフ…」

 

「嫌な奴が来やがった…」

 

「どうにかして逃げれないか?」

 

「これは大変なことですね…」メモメモ

 

「まるで他人事だな…といくよりもこれどうにか逃げ切って地底にいくしか道は無いか…」

 

「銀の龍の背に乗って」

 

「そんな龍が存在すればなって咲夜さん知ってんのか」

 

「一応は」

 

「…お話は済んだ?」

 

「咲夜」

 

「あ、私は戦いませんよ?」

 

「え?」

 

「…」

 

お、どうすんだこれ…え、咲夜さん戦わないの?え、何それ…え、何それはレミリアさんと風見幽香さんが俺を救出?何それどんなラブコメ?

 

「…あ、足治った…人生逃げるが一番!」

 

「へ?」

 

「いやっふー!」ダッシュ

 

このまま進めば確か妖怪の山って言うところだった気がするからまあ行けば大丈夫っしょ。多分…多分ね。

 

「…させないわよ」スッ

 

「回り込みはなしだろ…」

 

「ま、いくらあの二人が強大であっても逃げ出すことくらいなら簡単よ」

 

「それって、なんかやばくない?」

 

ってことはあの二人も逃げ出してくるんじゃない?え、どうしよう、死にたくないんだけど。俺あんたらみたいに凄くないんだけど。て言うかどれもこれもお前のせいだぞ魔理沙ぁ!て言うかなんでお前ら魔理沙探さないの!?なんで魔理沙殺そうとしないの!?おかしいよ!実におかしいよ!クレームだクレーム!ふざけんなお前らぁ!…あ、途中から八雲紫が抜けてるわ。え、てことはどういうこと?

 

「紫」

 

「はいはい…て言うか同化はなくない?」

 

「…一人より二人とは聞いたことがあるけど一人から二人は聞いたことねえぞ」

 

「紫の能力って結構便利なのよね。使い所を掴めばそこら辺の人間でも使えるわよ。」

 

「え、それ酷くない?」

 

「…どうしよっかな」

 

「ま、諦めるのが一番ね。こっちはお怒りなんだから」

 

「だそうですよ友人さん」

 

「…俺はあんたと友人になった覚えはあるが殺されるような覚えは何一つとしてないぞ?てか雨降って来た…」

 

友人になった覚えもあまりないがな。あっはっはっは!つまんな

 

「…だそうよ、紫」

 

「え?おかしいわね…確かここだと…」

 

「…ねえ、何この茶番」

 

「知らないわよ。全部紫が言ってんだから」

 

「胡散臭いのではなかったのか?」

 

「それとこれとは話がまるで違うわ。長州力と相撲くらい違う」

 

「ねえ霊夢それって人間と競技を比べてるの?私ってそんな胡散臭い?」

 

「へー、いつもだと説得力ないけど今回は迫真だったからいると」

 

「そうね…ほんっと早く終わらせて帰って寝たいわよ」

 

「それじゃさっさと終わらせようか?」

 

「生意気なこと言うわね」

 

「…俺の首取ったところで異変とか終わらねえと思うんだがなぁ」(煙草を取り出す)

 

「雨が降ってるのに吸えるの?」

 

「そこらへんは雰囲気よ…ってあれ、点かねえな。いいや」ポイッ

 

「そりゃそうでしょうね。全くそんなこと」

 

「巫女さん…隣の紫さん放っておいて大丈夫?」

 

「多分大丈夫じゃない?」

 

なんだこの巫女ずいぶん適当だな…いや、いつも適当だったか。なら仕方ない…まあ許せないけど。

俺死にたくないから首捧げるつもりは無いんだけど。これ捧げて終わらないとかなったらキレるぞ。割とガチで化けて出るぞ。というよりこの世界心を読める妖怪とか閻魔様とか居んだろ…なんで呼んでこないんだ。無罪有罪はそこで決めようじゃ無いか。そうだそうしようだからそこをさっさと退いてくれないかな

 

「…閻魔連れてこれば万事解決じゃね?」

 

「あんなの戦力にすらならないわよ」

 

「閻魔あれ使い…まいっか。逃げるだけなら誰にも負けない気がするし。つかここどこだよ…?寒っ」

 

「というより他の二人はまだ逃げ出してこないわけ?馬鹿ねぇあの二人のコンビと戦って生きてる保証はないのに」

 

「…それは反則だろ!」ダッシュ

 

「ちょ、逃げんな!」

 

「うぇ!?あ、ヤベ追いかけなきゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




寝てた


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逃走劇はまるでルパンのよう

そんなギャグとシリアス、私にはできないんですけどね。あっはっは
悲し


 

幻想郷のどこかの上空

 

「おろろ?おろろぉ!?」

 

「フフフ…巫女でこれじゃ、あっちはどうなるのかしらね?」

 

「卑怯ですよそれ!?」

 

「あら、やっぱ烏天狗は動きだけ?」

 

「て、天狗を舐めないでくださいよ…?私のスピードを持って襲い掛かればいくら風見幽香とて」ガシッ

 

「風見幽香とて…?その先が知りたいわね。もっとも、言う頃には魂だけかも…ね」

 

「あだだだだ」

 

「え、文さん!?」

 

「貴女の相手は私…のはずよ?」

 

「き、吸血鬼の相手ですか…あまり自信はないですがね。肉弾戦と言うのは…」

 

「さあ。始めましょうか」

 

「さながらフリーザですね…立ち方と外見が…では私はさながら孫悟空でしょうか。」

 

「何を言ってるのか分からないけど、主人公側がいつも勝つとは限らないわよ」

 

その下

 

「はぁ…っはぁ…この際どうにかして空まで上がらなくちゃいけないのか…」

 

うーん…正邪から受けた匠の状態はもうとっくに切れてるしな…別に登らなくても良くね?つうか武器でいいじゃん。ここら辺にある道具を使ってなんとかしてあそこまで届く武器作れねえかな…それかここからあそこまで届く長さの物

 

「…弓の作り方は知らねえしパチンコも分からねえし…石を投げても絶対に届かない…」

 

「あら、戻ってきてどうしたの?」

 

「博麗の巫女さん…」

 

まるで世界の終わりだな…と思うかのような事件である。

実際俺の人生は終わりかけている。俺に能力があればもう少し生きて行けたかもしれないのに…

そんなふうに己の無力感を叩き付けられるのは多分中学以来かな?

 

「…あークソ、能力でも有れば助かったかも知れねえのに」

 

「中途半端な能力じゃ幻想郷を相手取ることになるだけだからお勧めはしないわ」

 

「デスヨネー」

 

…これは酷いことになった…

はっきり言って逃げ切れる自信がない。逃げに関しては高校の教員を撒けたのによ…雨も降ってる…

 

「こりゃ降参物ですな…」

 

「そう。ならさっさと」

 

「だからちょっと上着借りるね!」バサッ

 

「ひゃあ!?」

 

…なんだこの巫女、色っぽい声出すんだなじゃねえよ。

相手の精神を攻めるのは基本です。決していやらしい目的はない。理由はただ一つ。

雨で濡れて風邪になるのは流石に御免だからな。ん?巫女の体調?

知るか。俺を殺そうとしてきた奴に配慮はない。死ぬ以外の配慮などいらんわ

 

「…さてどうしようか」

 

「服返してくれる?」

 

「ちょっと早いわよれい」

 

「…あ、紫。遅いじゃないの…ちょっと寒いから服取り返してくんない?」

 

「え、良いけど」

 

「…うわ、取り返された」

 

「いや、何が悪いのよ」

 

…能力に目覚めて欲しいとは思うが多分無理。ルパンの如き逃走も無理。ならば残された道はあと一つ。

 

「…素直に降参するくらいしかマジでねえのかな」ゴロッ

 

「それなら上の二人の努力が無になるからありがたいけれど」

 

「…それも嫌だな。四人の努力がなくなるってのはそいつらにとって嫌だろうし」

 

「四人?」

 

…指から銃弾出ないかな。ばしゅん!ばしゅん!なんつって。

式神とか分身とか身代わりとか…とにかく自分の分身みたいなのが作れねえかなぁ…?

ま、そんなことできたら外の世界じゃ1役有名人だぜ

 

「…正に隣の芝生は青いか。能力持ちに困ってる奴がいてもそれを羨ましがる奴がいる…結構マジだな」

 

「ことわざ?」

 

「霊夢知ってるの?」

 

「知らない」

 

「…あ、あそこだ!」ダッシュ

 

俺が走り出して向かったのは小さな小さな家。ここで何をしようかと聞かれれば答えは単純明白だ。

とはいえどここでストップして見返してみると二人とも付いて来ている。そうだ、そのまま着いてくるんだぜ…?

まるでヤザンだな俺…と思いながら常に走り続ける俺の精神力はいかがな物だろうか。

 

小さな小さな家。

 

「わっせ!わっせ…っと失礼します!」ガチャッ

 

「中に入っても誰もいないわよ!」

 

「自ら袋に入ってくれるなんてね。袋の中の鼠もいい所よ」

 

「…それならこのことわざを忘れちゃいけないね。窮鼠猫を噛むってね!」バッファン

 

「また煙幕!?」

 

「…違う…?」

 

「あばよ諸君!」カチッシュボッ

 

ドッカァーン!…という轟音と共に爆発する小さな家。

助かる見積もりは全くない無鉄砲な作戦だが二人とも巻き込めたようだな。粉塵爆発に…

 

「あっづ…ッ!」

 

「そ…ね」

 

「その足についた火も、雨ならすぐに消えるでしょう」

 

「…そうは…思わんね」

 

「ま、頭脳戦でこの妖怪の賢者に勝てたんだし、誇りに思って貰っていいわよ。あの世でね」

 

「ゆ…り…」

 

「?どうしたの霊夢!?」

 

「クソ…がぁ」

 

「貴方…よくもやってくれたわね」

 

「知らないな。俺はただ『偶然』にも粉が蔓延していた家で一服しようとしてたんだ」

 

「…下衆にも劣る屑が」

 

「死ね…!」

 

「…こっちは足に火が付いてるからほとんど死んだようなもんだけどね。雨で消えるかね」

 

「死に…なさい…っ」

 

「…そっちは爆発、こっちは火傷…釣り合わねえのはわかるが俺は知らん。神様がそう決めなさったのなら従わなくっちゃな」

 

赤い巫女にひどい言われようだが俺は気にしない。

知るかよ、バーカ。人並み外れた身体能力でも粉塵爆発には耐えれなかったから良しとするか。

ていうかご友人は無傷なのね…こりゃどうしたものか

 

「…うーん、どう考えてもここから逃げれるイメージが湧かないねぇ。無傷は想定してなかったからねぇ…かすり傷ぐらいはあって欲しかった」

 

「伊達に妖怪の賢者やってないわよ。屑が」

 

「さっきから友達に屑クズって…屑に失礼じゃないか?」

 

「そうね。存在する価値もない奴とでも言っておきましょうか」

 

存在する価値もない奴…ね。知らねえけどよくわかんねえから知らない事にしておくか。

…少し眠いな。流石に粉塵爆発は無理があったか。巫女様は片耳ぶっ飛んだのか髪が左右で違うし…これは普通か?

まあいいや。お先に暖炉であったまってようかな。

 

 

 

 

 

 

 

 




あ、そういえばアンチヘイトですけど。
無いです。基本的にこの作品に悪も善もないです。
ただ自分の行動をする奴らです。


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お先に失礼

タイトルになんの意味もないです。
大体教員が理不尽に切れる時のうるささくらい意味はありません。


 

とある小さな家跡地。ちなみに正邪の別荘の一つ

 

「…あったけ」

 

「藍!」

 

「はいはい、なんでしょ」ダル

 

「霊夢を永遠亭に。間違っても目隠しを取らないように!」

 

「永遠亭!?わ、分かりました!」

 

「…死にかけの巫女さんは助かりそうで?」

 

「さあね。死んだ人間は治せないらしいし」

 

「そうですかい。」

 

祈っておきますか…というより巫女って神主みたいな立場なんだろ?それなら、神の奇跡とかなんかで助かるんじゃないのかねぇ。

ていうか足燃えてるせいで立つの辛い

 

「…うーんクソ。みんな俺を異変の犯人だと思いやがって…異変なんか紅い宇宙しか知らんわ」

 

「これかしら…?」カチカチ

 

「それにしても、空はすごい戦いだねぇ。何が起こってるのか全くわからん」

 

「…あった。」

 

「お探し物が見つかったそうで…ひー寒寒…雨は流石に辛いわ」

 

「その寒さを感じないようにしてあげる」カチャ

 

まるで漫画の拳銃を構えたかのような効果音だな…ん?つまりそれってどういうことだ?

拳銃→発射=死?これは世界の終わりが見れる。

 

「…ちょ、何これ」

 

「何もどうも無いわよ。拳銃。外の世界では銃だったりハンドガンだったりハジキと呼ばれているようだけれど、拳銃なら聞いてわかるでしょう?」

 

「…つまりあれか。俺これ死ぬってことか。」

 

「そうね」パァンッ

 

「いだっ…」

 

「そんな言葉で済むような痛さでは無いと思うけど?」

 

「…我慢比べなら慣れてるわい…」

 

しかし、いきなり右の太ももを撃つのはどうだろうか。これでは走って逃げれない。おのれ八雲紫。

 

「お互い様。粉塵爆発はないんじゃない?」

 

「…」

 

「フフ…次は左の太ももかしら?」カチャ

 

「…やべえなぁ」

 

上!上空!

 

「いてて…」

 

「フフ…肩の骨が折れたかしら?まあ折れるのを期待してたけど」

 

「まさか。この程度で折れるような体ではありませんよ」

 

ドッカァーン!

 

「!?」

 

「…やっぱりね…」

 

「これはスクープですよ…!」

 

「でも、スクープを取る輩がいなければスクープとは言い難いわね」グググ

 

「ん…?霊夢さ!?」ゴキィッ

 

「フフ…吸血鬼っていうのは誇り高いだけじゃない。身体能力もずば抜けて高いのよ。」

 

「それは…きついですね」

 

「ま、咲夜みたいなチート能力を持ってるのなら、身体能力なんて関係ないんだけどね」

 

「部下の方が優秀でしたか」

 

「殺すぞ」

 

「スクープを…前にした私…っの移動速度は10倍に…!」

 

「だから何よ。離さなければ良いじゃない」

 

「き、鬼畜だ…!鬼畜すぎる…!」

 

「…博麗の巫女は死にかけでそっちの大将は八雲紫だけ…降参したら?」

 

「嫌ですよ…そんなもん!」ブンッ

 

「ふん!」バギィッ

 

「¥♪+☆¥×=-〜!?」

 

「骨を砕いたくらいで訳のわからない言語喋らないでよ。」

 

「っ…ひどいですね…」

 

「何もひどくないわ。」

 

「て、天然のドSでしたね…」パァンッ

 

「?」

 

「今の音は…?」

 

「…続いてあっちからですね」

 

「博麗の巫女は今永遠亭、八雲紫は文明の利器を手に入れた…」

 

さあ、どうしたものか。ここでどうにかしてこの二人を倒さなければ主人公を倒す悪役になれないな…

肉弾戦なら分があると思ったが巫女も巫女で強いのか。差はあるようだけれど。

その分、博麗の巫女を瀕死に追いやった彼の勇姿を認めなくてはならないな。さっきの爆発でやったようだが…あれくらいでは死なないから別に良いか。多分

 

「流石にここで食い止めなければ不味いか…」

 

「食い止める?何をですか…主人公は私です。そして貴女は…主人公に倒されるボスです!」

 

「ボス…ね。笑わせてくれる…そんな立ち位置に拘ってるから負けるのよ。」

 

「主人公はなんだかんだあっても勝てるのですよ…」グサッ

 

「お嬢様」

 

「でかした咲夜」

 

「もう手遅れです」

 

それはそうだろう。なにせナイフが腕に刺さったのだ。それに肩の骨も折れている…と思う。だからそんな動けないと思うが…

 

「…それはそうでしょう。咲夜、彼の」

 

「彼が、手遅れです」

 

「…は?」

 

「そこのメイド。その話、どう言うこと?」

 

「台詞無しで退場…?」チーン

 

地!地面!

 

「…これでこの異変も終わり。あとはあの魔法使いね」

 

「」

 

「…そりゃ頭を撃ち抜かれたら死ぬわよね。外の世界のまぐなむって言う銃は強いわね。流石は科学の集大成」

 

「…」

 

「レミリア…どうしたの?」

 

「はぁ…私のせっかくの努力が台無しね。」

 

「幽香も」

 

「これで異変が終わらなかった場合、貴女はどうするの?」

 

「異変の犠牲者にでもするわ」

 

「…チッ」

 

冥界…はい、冥界です。

 

「幽々子様、新しい霊が来ました」

 

「あら、かなり間隔が空いたわね」

 

「男の霊でして…」

 

「マジで!?」

 

幽々子…確か西行寺幽々子。亡霊である。亡霊になると生前のこと忘れるらしいね。

ま、亡霊ってどうしてなるのか知らないんですけど。能力がよくわからない。けど字面だと最恐である。覚えてないからよくわかんない

大飯ぐらいなのは予想通り。亡霊だから食わなくても良いし食っても腹に溜まるのか疑問になるけど…ね?

元ネタ通りだと妹紅と親戚らしい。Wikipediaに載ってた。不思議〜

妖夢のストレスがマッハで振り切る原因は大体こいつ。クソッ焦れってえぶち殺してきます!

 

魂魄妖夢…半人半霊。半分生きてて半分死んでるとか何それ分身?

半霊がふよふよと妖夢の周りを浮いている。可愛い。

剣を扱うが多分日本刀だから剣じゃなくて刀が合ってる。何を言いたいんだ俺は…?

宮本武蔵みたいに2本扱う。宮本武蔵って剛力らしいんですけど妖夢ちゃん剛力なんですかね。切れぬものはあんまりないと豪語しているが実はかなりある。

半霊は魂みたいな感じだけど人形も作れる。実質二人。姿形は酷似しているため幽々子が困り果てている。

半人は男が苦手。男の子も苦手。男の霊も苦手。つまり男という性別が苦手。理由?知らんがな。

半霊はそこまで苦手じゃないけどあたふたする。半人は見たら速攻で逃げ出す。

 

「…どうしましょう?下手を打てば我々閻魔様に…」

 

「そ、そんなことしないわよ…ご、合意があればなんでもして良いんじゃない?」

 

「そうですよね…ハハハ」

 

その頃主人公の魂は

 

「銀の竜の〜背に乗って〜♪」

 

「お前新人か?」

 

「届けに…新人だと思いますよ。」

 

「男か」

 

「男です」

 

「それじゃここから先まともに生きるのは無理そうだな」

 

「え、死んだ記憶があるんですけどソレハ」

 

「知らん」

 

 

 

 

 

 

 

 




主人公、死にましたね。さっさと殺したかったので良かったです。
次は冥界と地獄が関わってくるお話です。旧地獄は知らん


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死んだ外来人

前回の後書きの意味、理解できる人居なさそうですよね。なので適当に意味だけ書いておきます。
さっさと殺したかったの意味ですね。まあこれはただ単に「これ以上苦しむと書き方がわからないので死ね」という意味です。
慈悲?そんなもん作ってたら作品誰も殺せませんよ。浮かばれないのも一つの死に方です。


 

冥界

 

「…なんだか死んでから動き辛くなったなぁ」

 

「そんな奴は足に何か刺さってんだよ。取ってやろうか?」

 

「おう頼むわ…って誰お前」

 

「私?私は小町。ただの死神だ…ん?なんだこれ。弾丸?」

 

小野塚小町…死神。死神らしく鎌持ってる。でも使うイメージがない。

距離を操る能力らしい。これで気になるあの子の心との距離を縮めてそのまま唇を奪ってしまえ!

死神らしく働かないしそもそも三途の川渡らせるだけらしい。よくわからんね…?ちなみにヤンデレ化すると大体閻魔様が標的になるんですけどどうして?

上司に閻魔がいる。小町曰く「居なきゃ困るけど居ないで欲しい」とのこと。でも居なかったら寂しがると思うんだ。うん。

男の相手?魂の相手しかしたことねえぞ。男と会話したのも三途の川渡りかけてる亡霊とだけだ。仕事増やすな死ね

男はそんな嫌いじゃないけど好きでもない。

 

「死神ね…こりゃ閻魔様も居そうだ…あ、ほんとだ動きやすい」

 

「ま、これ以上ここに居たらやばいから逃げるね」

 

「???」

 

「待て小町!」

 

「もう来た!?」

 

「…まるでルパン3世だな…BGMでもかかりそうだ。カリオストロの城的な」

 

「チッ逃げ足だけは速い…って亡霊!?えと…」

 

「あの人追わなくて良いの?」

 

「あ、やば!」ダッシュ

 

「実写版銭形警部とルパン三世だな」

 

そんなこと考えも無駄だ。死神が来たってことは多分死んだ後的な奴なんだろう。多分だけど。

ということはあれか?ここはあの世?冥界?ソウルソサイティ?どうでも良いか。

まああの世にも人の家はあるだろアルダロ。なかったら媚びて泣く。

 

「これから俺の死後人生が始まる!」

 

「残念だけどそれはないわね」

 

「誰だお前この野郎人の夢踏み躙りやがって。一つ一つ踏み締めていけって母さんに習わなかったのか」

 

「…?まあ良いわ。貴方見たところ亡霊だけど…記憶ある?」

 

「無駄な所だけ。死んだ時の記憶と、外の世界の記憶。」

 

「あら…それほど覚えてた亡霊は貴方以外にいないかもね。名前は?」

 

「阿部新太」

 

「そう…それじゃ阿部さんで良い?」

 

「新太で頼む」

 

…何だこのザ・亡霊貴族ですみたいなのほほんとした奴は…扇子で顔を扇ぐなんて今時やる人間いないでしょうよ。

まあ人の家が見つかったので良しとしよう。失礼しまーす!

 

白玉楼 ちなみにですがこのSSでは亡霊は基本死んだ状態で霊体になり、閻魔様の裁き無視で冥界へ直球です。よくできてますねこの世界

 

「失礼しまーす!」ガチャッ

 

「あ、ちょっと」

 

「!?」ビクゥッ

 

「…日本刀2本と…いかんこれから先は駄洒落だ」

 

「洒落た駄洒落ね…妖夢、お客さんよ?」

 

「…」

 

「妖夢ー?」

 

「…うわぁ!?」

 

「うわっ!?」

 

「…いやなんでタイムラグが発生するのよ。おかしいでしょ」

 

白玉楼内部

 

「この度は私の半人の方がご無礼を…」

 

「…双子?双子なの?」

 

「ほとんど似た様なものよ。見分けがつかなくて困ってるの。」

 

「はへー…で、どこですかここ」

 

「冥界にございます」

 

「…やっぱ死んでる…」

 

「あら、死んだ自覚が無いのですか?」

 

「友人に太ももとか撃たれてですね…弾丸は死神に取り除いてもらったんですが」

 

「どんな友人で?」

 

やけにぐいぐい聞いてくる…良し、思い出せ。俺の友人、八雲紫を思い出せ。えーと確か…

 

「乳がデカくて」

 

「ふむ…」

 

「…」チラッ

 

「確か背も高くて」

 

「ほー…」

 

「…」

 

「…金髪で」

 

「んー…?」

 

「?」

 

「後…紫色の…」

 

「紫じゃ無いの」

 

「あれ、ご存知でしたか?」

 

「え、うそ、八雲紫が?男殺し?」

 

「どうやら異変の首謀者にされてですね」

 

「え…どんな異変?」

 

「美醜逆転異変」

 

「…紫もとうとうボケ始めたわね」

 

「そんな歳ですか」

 

「少なくとも私よりは歳食ってるはずよ」

 

「どんぐりの背比べですか」

 

「殺すぞ?」

 

「もうすでに死んでます」

 

…そこから少し話を聞いてみると、どうやら俺は亡霊らしい。だから記憶の有無を聞いて来やがったのか。めんどくせーお姉さんだぜ。

そして俺を殺した八雲紫さんはこの人、西行寺幽々子さんと友人らしい。

そのことを話している途中で博麗の巫女の話を出したらこんなこと言われた

 

「え、あの子って燃えるの?爆発で瀕死になるの?」

 

…何それ、あいつそんな日頃やべー奴?日頃からバケモンしてるバケモン?何それどこのポケモン?

 

「つーわけです」

 

「それは大変だったわね。妖夢(半霊)、このお方を客室に案内しなさい。」

 

「あ、わかりました」

 

「…一つだけ言っておきますけど俺エロいのとか無理ですからね」

 

「…予防線を張らないでよ」

 

白玉楼縁側…?庭…?

 

「ふん!ふん!」

 

「…あれ、お前だ」

 

「半霊です。もう一つの半人でしょう」

 

「!?…」ジーッ

 

「…ジッと見られるのは超人気者の中学生でもねえだろ」

 

「逆にそんな経験あるなら聞かせて欲しいですよ」

 

「ダヨネー」

 

…というより日本刀二本振ってるとか宮本武蔵かな?宮本武蔵は178センチくらいだったって聞いたことがあるけど…まあ良いか。

剛力で竹刀を振るだけで粉砕するほどの腕力を持った人間だと聞いたんですけど

 

「…あんた人間?」

 

「半霊です」

 

「あっちは?」

 

「半人です」

 

「…妖怪?」

 

「幽霊です」

 

…幽霊?ハッ、そんなのいないいない。と言いたいが俺自身がそれを証明してしまっているため逃げ道がない。どうしたものか…

 

「んー…ふごっ!?」ゴツンッ

 

「うわ!?…前見て歩いてくださいよ」

 

「悪い、無理」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




つまりそういうことです。


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死んだらオドロいた!

サブタイトル?幽遊白書?
さて…そんな漫画、知りませんね…?


 

白玉楼

 

「…死んだからってなんかの能力手に入れるとか、死神が付いたりとか、NTにはなれないんだな」

 

「ニュータイプ…?よくわからないけどそんなの信じてる貴方結構馬鹿ね」

 

「んぐっ」

 

馬鹿ってお前バカって…いや馬鹿だけどよ。あれだからな?定期テスト毎回下の下だぞ?それで親に叱られてんだぞ?馬鹿舐めんな!バーカ!

 

「…ここまではっきりと馬鹿って言われたの初めてよ」

 

「あらそれは失礼…でもそれならなんで粉塵爆発って言うのが思い付いたの?」

 

「雑学みてえなもんだよ。妙にそこだけ覚えてやがんだ。ダイラタンシーとか」

 

ダイラタンシー…ある種の混合物が示すらしい。

あんま速くない押しには液体の様に反応するけど、強く押したら個体の様に硬くなり、抵抗力を発揮する物。

これ使えば海の上とか歩けそう。ここに書いてあるのは殆どWiki参照だからそっち行って、どうぞ

なんでこんな雑知識を教えたかって?必要だからだよ…

 

「ダイラタンシー…?」

 

「俺もよくわからないんだがな。優しく触ると水みたいなのに、相撲みたいに張り手をすると硬くなる…現象?」

 

「よくわからないけど…面白そうねそれ」

 

「ま、実際面白いんだけどさ。あー、砂取り出せたりしねぇかな」

 

「多分ないでしょ。そんな都合のいい」

 

「成せばなるって奴だ。この幻想郷というところはそう言う場所だと聞いている」

 

「いや、まあ間違ってないけど」

 

「と言うわけで…出ろ!俺のダイラタンシー!」シーン

 

「…出ないじゃないの」

 

「そんな馬鹿なぁ…」

 

そもそも漫画とかって能力発現する時何を考えているんだ…?

郷に入っては郷に従えって言うし、聞くしかねえのかな。聞き込みとかほんと俺苦手なんだよな…辛いしめんどくさいし…

 

「…幽々子さんは能力ってあります?」

 

「あるわよ」

 

「じゃあその能力出す時って何か考えてますか?」

 

「んー…大体出ろ!って思って出してるわけではないけど…指を動かすくらいそれが普通だったし…」

 

「つまり強く意識せずに出せると」

 

「生まれつきなら多分そうなんじゃない?」

 

「マジかよー、めんどくさいよー」

 

「紫に頼めばなんとか出来そうだけど貴方を殺した張本人だから…」

 

「そう言うもんですよ…」

 

そんなこと聞いてたら桜が見れなくなっちまうなんて思うわけではない。さっさと飯を…?

腹が減ってない…死んだ人間の影響か?死んだら腹減らなくなるのか?革命だろそれ

一生花見できんじゃね?これすごくね?このシステムすごくね?

 

「亡霊になったらお腹減らないけど、満たされないからいくらでも食べれるのよね」

 

「幽々子様、その様なクソッタレた胃袋を締められたくなければ黙ってください」

 

「…半霊の方?」

 

「そうです。どっかの主人にも見習って欲しいですね、幽々子様」

 

「し、辛辣すぎて耳が痛い…」

 

「なら花見でもしてますわ。花見したことないし」

 

「行ってらっしゃい」

 

「…待てよ。なんで俺この家の一員みたいな感じになってんだ?」

 

「良いじゃないの細かいことは。たまには全部放り出したくなるでしょ?」

 

「流行りの物は投げ出したくなりますね。」

 

「流行り物ばかり身につけて行くより素顔の方が100倍似合うから?」

 

「誰でも一度は子供だったけどみんな忘れてるから仕方ないね」

 

「…???」

 

曲がってーごらんよーあの角をーって歌歌ってる場合じゃねえ!

花見って言ってもあのでかいところに行くだけだけどね。なんだってできるもんだなぁほんと。

幻想郷で世話になった人間とかは覚えてないけど、桜は多分生涯で初めて真面目に見るな。

てか先客いるじゃねえか。これはこれは…

 

「…ここら辺から見えるかな?」

 

「…」

 

「無言で桜見れるほど好きなのかね?…デカさに圧倒されてんのか」

 

「あんた、亡霊になってでも生きたいの?」

 

「亡霊ってのは死んでるからな。死んだら驚いたって奴だ…あ?」

 

「…あんたのせいでこっちは手の神経がやられちゃってね。恨み晴らしたいんだけど、良い?」

 

「…博麗の巫女死んでなかったのか。こりゃ怖いね…」

 

「先客が自分を殺そうとした奴だと知った気分はどう?」

 

「…めんどくせーな。お前ストーカーか?…煙草ってなかったか。」

 

「答えなさいよ」

 

「…死んだ後も生きてた頃考えてどうすんだ馬鹿。俺が生きてた数十年を振り返るのは死んだちょっと後まで。そのちょっとはもう過ぎた。だから殺そうとした奴とか言われても、振り返ることが出来ないからねぇ。わがんね」

 

「…腹が立つわね。ほんっと、白い服に付いたカレーうどんのシミみたいに」

 

「そんなの気にしてたら花見できねえだろ。少し黙っててくれない?」

 

「…あんたが死んでも異変は終わらなかった。これ、どう言う意味かわかる?」

 

「わからんな」

 

「あんたの体が無意識に異変を起こしてたか、第三者が起こしてたかの二つになるの。」

 

「第三者ね…俺が覚えてるのはあの金髪魔法使いだな。」

 

「そう。でも魔理沙はそんなことした記憶がないし、その時間帯はアリスとお茶をしていた。これはアリスからも証言が取れてる」

 

「金髪魔法使いに似てて服着たら完全にそっくりさんになる奴?そんなの魔法でもなきゃ無理だよ」

 

「そうよ…それが引っかかるの」

 

何言ってんだこいつ。完全にそっくりなそっくりさんならあのビーム砲本物も打てるのか?それじゃ恐怖だな。消し炭になっちまう

…というより退散があいつ無茶苦茶速かったな。何か急ぎの用事でもあったのか?

 

「…どうでも良いけど殺さないでくれるとありがたいね。どうせ友人呼んでんだろ」

 

「そんなの連れて来てないわよ。紫は今疲れたってふて寝中。ま、部下に叩き起こされてるけど」

 

「そりゃ大変だな」

 

「ねえ、嘘にしては酷くない?」

 

「…え?」

 

「なぬ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




殺して来た奴が来やがった!


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犯人の八雲さん

何か描こうとしたけど何か忘れた系の者です。
通知で重くなって処理が遅くなるiPad使ってるやつがここにいるってマジ?


冥界の桜の木の下…埋まってねえから。

 

「…金髪で胸がデカくて…えーと服が紫で…身長が高い…?」

 

「記憶にないそうよ。諦めなさい」

 

「殺すわよ」

 

「八雲紫さんか。いやはやご友人殿。''殺しやがった''妖怪の名前を覚えるのはどうも難しくてね」

 

「絶対根に持ってるよね。あの時『悔いなし』的な感じで死んだのに根に持ってるよね。恨んでるよね」

 

「そりゃ免罪掛けられたらそうなるだろ…」

 

おまけに博麗の巫女さん巻き添え食らったもんな…いや、こいつの場合は自業自得か。粉塵爆発で手の神経をやられるとは情けない。

なんて言えるほど俺の防御力は高くない。どれくらいかと聞かれたら大体紙より加湿器から出てくる水蒸気の煙並みに弱い。

嘘だけど。

 

「…で、なんの用事?まさか俺に異変終わらせろとか言いにきたんじゃねえだろうな」

 

「ないわよ。貴方異変起こせないしそもそも魔力も霊力も何もないし。能力も持ってないし」

 

「人の夢壊さないでくれません?」

 

「…つまりこいつを狙ったのはただの間違いってこと?」

 

「そうね。まあ賢者にも失敗は」

 

「ざけんじゃねえ!」ドロップキック

 

「余計な手間使わせやがって!」ハイキック

 

「ちょ、二人で一人を蹴るのはいじめじゃ」

 

「いや違うね」

 

「一人と1匹の妖怪よ」

 

「…じゃあ良いわよ本気出して」

 

「閃光弾!」ブンッ

 

「やりすぎ!」(後ろを向く)

 

「うぇ!?」(目を瞑る)

 

「鳩尾パンチ!」バギッ

 

「へぶっ…」

 

「やり方わかんないけど多分これが羽交い締め…!」グググ

 

「…何この茶番」

 

「知るか…ボケェ!」カッキーン

 

「ゴフッ!?…いや、話を聞いてちょうだい。」

 

「聞くだけ聞こう」

 

「そのあと殺す」

 

…その後八雲さんの話を聞いたけどてんでわからん。つまりあの時出てきた金髪魔法使いは本物で、人形使いの魔法使いとのお茶会の途中にどうやってか抜け出したみたいだ。通りで、帰るのが速いと思った。ここでお前に死なれたら〜って言ってたやつの言葉は信じられんな。

 

「そっくりさんじゃなかったかい」

 

「まぁね。本物なら気付かないことにも納得ができるし」

 

「わからないよ?炎のたからものかもしれないし。」

 

「そういう地味にわかりづらいネタやめてくれない?わからないでしょカリオストロの城なんて」

 

「俺は分かる」

 

「自分だけ良ければそれで良いって人間は気に入らないわね…」

 

「そういう人間ですから。というより他人優先する奴らの気がしれんな。紫さん、煙草ない?」

 

「あるわよ」ホレッ

 

「しかしまぁ、なんで魔理沙が?」

 

「さぁ?それがわかったら苦労しないわよ」

 

「…そういやあの魔法使い男嫌いだったな。元からか?」カチッカチッボシュッ

 

「元の記憶はないけど…そうね。蕁麻疹が〜ってレベルではないにしろ、嫌っていたわね」

 

「んまそっか…」スパー

 

元の記憶なんてある奴はいないか…そんなもんだろうよ。さて私はさっさと屋敷みたいなところに戻って無駄な時間を過ごしますか…

嫌な知らせみたいなのが届いてなければ良いけど。例えば逆強姦とか強姦魔冥界に出現とか…流石にそれは無いか。

 

「んじゃタバコも手に入ったし桜も見れたんで俺は帰るとしますか」

 

「帰る?白玉楼に?」

 

「YES」

 

「…幽々子…大丈夫かしら?」

 

「あれはね…今思い出してもブルっとするわ」

 

「…おい待てそれどういう意味だコラ」

 

「幽々子ってさ…両方いけるのよね」

 

「…へ?」サーッ

 

「私ここに異変解決しにきた時危うく襲われ掛けたし…」

 

「…ま、まさかね?そんなはずないよね?…ね?」

 

白玉楼 まさか幽々子様の説明が短いことに後悔する時が来るとは。

 

「うぃーっす」

 

「くぁっ…曲者ぉっ!」ボギィッ

 

「へぶぁっ!?」

 

「…え?」ガッシャーン

 

「え、なになに?」

 

状況を説明しよう!

まず主人公は門を開けたね!そこから門の横で待ち構えていた妖夢(半人)が刀を鞘のまま突き出し、それをたまたまチラッと見てた妖夢(半霊)がお茶を落としてその音と曲者ぉ!の声が聞こえて幽々子様が顔を覗かせたんだね。待てこれどんな構図だよ?

 

「…痛い」

 

「あ、すいません」

 

「それで済むのかよぉ…」

 

白玉楼内部

 

「この度も私の半人が」

 

「良いから良いから。悔い改めて切腹せんでええから。なんで侍が腹切る時に着てる服着てんの?あんた主人でしょ止めてあげてよ」

 

「良いのよ。これは毎回だから…」

 

「毎回て」

 

「じゃあなにしろってんですか!アレですか!?そのまま文字の通り合体すれば良いんですか!?私が貴方の半霊になれば良いんですか!?」

 

「急に切れんなややこしい。てか半霊って何?俺魂奪われんの?」

 

「半霊はね…なんだろうね。よくわかんない」

 

「お前主人向いてないよ。マジで」

 

「自覚してるわよ」

 

「じゃあもうアレでしょ!セックスでしょ!?幽々子様といつもヤってる時みたいに!」

 

「…え?」

 

「あは、あはは…」

 

「…あのぉ、それって一体」

 

「バイセクシャルでごめんなさい」ボソッ

 

「ごめんね!?傷抉ってごめんね!?悪くないから!それが個性だから!謝んなくて良いから!」

 

「まずは布団ですね」

 

「お前はまだその話しとったんか!」

 

まずい、この世界冥界も山も何もかもが変態の住処になってる。これやべえな(危機感)

どうしよ、マジでどうしよ。ヘルプ!ヘルプミー!

 

「…寝よ」

 

「私と!?さっすがお目が高い!」ルパンダイブ

 

「やめてくださいはしたない!」ドロップキック

 

「へぶっごふっ…と、飛んでる最中にドロップキックは卑怯でしょ…」

 

「…すまん、妖夢さん一緒に寝てくれない?」

 

「…良いですよ」

 

「チッ痴女が」

 

「では私も」ルパンダイブ

 

「なんでそうなる!?」

 

 

 

 

 

 

 

 




ルパンネタ多めでしたね。ちなみに前回はこち亀が入ってた気がします。


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逃げる外来人

一体何から逃げ切るんでしょうか?


 

紅魔館

 

「うぃーっす」

 

「こんにちは」

 

「こんにちは…とりあえず入らせてくんない?」

 

「良いですよ…どっかでみたことありますし」

 

説明しよう。俺が何故ここに来たか。

お礼を言いに来たから!風見幽香さん?まだですよ。

こっちの方が優先順位高いんですよ。理由は八雲から聞いた「紅魔館の主人は異変の影響を受けていない」と言う情報。

あの白黒魔法使いと面識があるかどうかは問わない。さっさと聞いてさっさと帰るに限る!と言いたい。

ここに魔導書があるって聞いたけど魔力も霊力も何もないって言われたしなぁ…

 

「…誰もおらんか」バタンッ

 

扉を閉める音がいつも以上に聞こえるくらい静かだなここ…見た目以上に広い気もするし。

 

「んーと…」

 

「…ん、これはこれは」

 

「ああ、これはこれは…名前は」

 

「十六夜咲夜と申します。えーと」

 

「阿部新太です」

 

「あ、すいません。よろしくお願いします」

 

「…何がお願いかわかりませんが…」

 

「お嬢様は自分の努力が無駄になることが嫌いでして…連れていきましょうか?」

 

「お願いします」

 

珍しいタイプだな。幻想郷で話が通じる相手だなんて…大体が発情期か男に目がないか喧嘩野郎か…

どうでも良いか。

 

お嬢様室とかありそうだよね。

 

「それでは後は任せました」

 

「…消えた…どうなってんだほんと。幻想郷って不思議ねぇ」コンコンコン

 

「…誰?」

 

「阿部新太でございます〜」

 

「ならノックは四回よ。これだからマナーのない…!?」

 

「なんだそんな死人が蘇ったような顔しやがって…今日は聞きたいことがあったんですよ」

 

「そう…?」

 

レミリア解説した記憶がないけど登場した記憶はあるから大丈夫かとは思うが一応この異変側からのレミリア。

吸血鬼。運命を操る能力(笑)紅魔館の主人のくせに幼女。

性格はどっちかっていうと我儘すぎる…咲夜さんから見たら顔と性格が重なってストレスがマッハで積み立てられている。怖い

外の世界から来たら待ち伏せを喰らい八雲紫に3秒で制圧されそのあと脅されて泣く泣く異変を起こした。

尚、異変についてはレミリアが主導者として収まっており、八雲紫は「そんな指示出したかしら?」とシラを切っている。

ちなみにそのことで5日くらい泣いた。

 

「…貴方、死んだんじゃないの?」

 

「死んだよ。死んで戻った」

 

「…Japanese OK?」

 

「OK。英語はわかりづらいからやめてくれ」

 

「分かったわ。じゃあなんで成仏とかしないの?もしかして…ザオリクとか効かないタイプ?」

 

「それはストーリー上で死んだやつだろ…俺は亡霊だよ。」

 

「亡霊?よくわかんないけど亡霊ってことは冥界住み?」

 

「そうだね」

 

「…あそこの主人ってバイセクシャルらしいけど」

 

「またそれかよ」

 

なんだよ!今度は咲夜さんが襲われかけたってか?今度は俺を襲うかもってか!?襲われかけたとも!前回!

…おっといけねぇ。で、なんだっけ

 

「…前宴会で襲われそうになったのよね。『ロリだ!』って…何がロリよ…どうせ私はロリ百合とかで調べたら体探しが出てくるのよ…」

 

「…それ知らんがな」

 

というより調べたらってことはパソコンあるってこと?いやなさそうに見えるけど

 

「…ま、良いわ。で、運命だと…お前は次に『そんなことより白黒魔法使いのことについて知らないか?』と言う!」

 

「そんなことより白黒魔法使いのことについて知らないか?…はっ!?」

 

「やっぱ誰にやっても面白いわね。」

 

「ジョセフジョースターか?それともメイドインヘブンか?全くどっちにしろジョジョネタは辞めていただきたい…」

 

「貴方結構話わかるのね。で、白黒魔法使いだけど。異変前は男嫌いだった…でも重度ではなかったわ。男と触るのが嫌ってくらい。香霖堂の店主とはそれで仲が悪かったけど…生まれつきらしくて父親とも縁を切ったらしいわ。絶縁って奴よ。」

 

「へー」

 

「まぁこの異変で最も影響が少ない人間かしらね…?」

 

「なんか外がうるさ」ボゴォッ

 

「取材に来ました!」バタンッ

 

「…帰って頂戴」

 

「男を連れ込んでどうする気だったんですか!?証拠はあるんですよ!ちょっ気持ち悪っもう終わったんですか!?」

 

「今本音漏れたの聞き逃さなかったぞオイちょっと表出ろ」

 

「え?ちょっと何するんですか待ってくださいよねぇはなして!誰か助けて!吸血鬼に襲われるぅ!」

 

「…うるせー!」ドロップキック

 

「へぶっ!?」ボギッ

 

「アギャッ!」ドンッ

 

「…ヤッベ…やっちまった」

 

「…人間ですよね…今の。異変の首謀者とか言う…!ならやってやりますよ!天狗舐めんな!」

 

「ちょ!?」

 

やばいやばい!逃げろ逃げろ!

またあいつに追いかけられてる!発情期じゃないから余計怖い!俺あれだよね!?

肉便器になったりしないよね!?あいやそれはそれでありか…?いや、無いなやっぱり。風見幽香さんのにならなってみたいけど。

親父みたいに運命感じさせてもそれは無理だろうしな。

 

「む…ワイン貰い!それとティッシュ貰い!」

 

「追いかけっこの最中にそんなことしてて良いんですかぁ!」

 

「これをこうして…!あっクソやりづらいな…ワインボトルってどうなってんだよ!」

 

「そのワインボトルで何をするつもりですかー!?」

 

「ここで右に90度!」グイッ

 

「んな!?」スッテン

 

「…栓抜きって言うのかわからんが…よし開いた!まぁワインも確か酒なんだから燃えるよな…?」カチッカチッ

 

「流石に怒りますよこれは…!」

 

「これでどうにかして…よし出来た!そーれ!」ブンッ

 

「火炎瓶!?」パリーン

 

「…燃えない…」

 

「…やってくれましたね…お気に入りの服なんですよこれ…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ワインって火炎瓶になれないんですね。初めて知りました


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苛立ち

人間ってストレス溜まる時はすんごい勢いで溜まりますよね。


 

紅魔館

 

「…けほっけほっ…」

 

「ようやくギブアップですか?天狗相手の鬼ごっことは命知らずもいいとこです」

 

「ゲホッ…命知らずもいいとこじゃなくて死んでんだよ…クソ烏が」

 

「…出会った時から貴方はいつも烏烏…名前で呼んでくれませんか?」

 

「…人の事情なんか知ったこっちゃねえな」

 

「結構薄情なんですね」

 

「それで悪いかよ。シュボッと…煙草吸う時ってのはどうもカッコいい漫画思い出すんだよなぁ」

 

例えば格闘漫画とか。SFも魔法も何もかもが無く、ギャグとシリアスと格闘がいい具合に混ざった格闘漫画。

あれは痺れるくらいかっこいいね。これ話したらみんな渋いって言ってくるけど…

 

「…何かここから逃げ切る策はねえもんかな」

 

「無いです」

 

「あ、そう…シュー…」ヒュッ

 

「あづぁ!?…煙草ですね…吹き矢みたいにして飛ばして来ましたか…」

 

「少佐も言っていたぜ。スニーキングミッションでは応用力が必要とされるってな」

 

「少佐ぁ…?」

 

「…怒った?」

 

「そりゃ勿論。ガチギレですよクソ野郎」

 

「…烏に死体喰われるのかね…?」

 

「知らないんですか?外の世界の中国というところではカラスの嘴は高級品らしいですよ」

 

…知るかよそんな情報。ていうかそれ普通俺が知ってる話だよね。

ていうか中国って猫とか食うっていうのは聞いたことがあるけどカラスまで食うの?

雑食にも程があるだろ…摂食交配じゃ無いんだからさ。キメラアント的な

それまた怖いね中国人

 

「…中国には蟷螂拳というものがあってだな」

 

「カマキリですか?」

 

「当たり。そんじゃ、さいなら!」パリーン!

 

「…私が逃すと思ってるんでしょうか?」

 

紅魔館の庭的なあれ。

 

「どわっふ…うわー、花畑にあと少しで落ちるとこだった。風見幽香さんの家なら十中八九死んでたな。」

 

「…何、してるんですか?」

 

「へ?」

 

数分後

 

「…あのぉ門番さん、それ私が殺そうと」

 

「うるさいですね!」

 

「すいません…」

 

「なんでみんな私の花畑ぶち壊そうとしてくるんですか…とりあえず八つ当たりはしますから、覚悟してくださいね?」

 

「…bダッ」

 

「フン!」パシィッ

 

「へぶっ!?」

 

「…わ、私用事思い出して」

 

「美鈴。そっちは任せた。私はこっちをやるわ」

 

「アヒュッ…」(真っ青)

 

「わかりました。死人だから手加減する必要性はなさそうですね…せえい!」ヒュッ

 

「うわぁっと!?あっぶねえな…」カチッカチッシュボッ

 

やっぱり煙草はこういう時に吸うのが一番だな。死人だから肺とか気にする必要ないし。

ただまぁ本物だからなくなりはする。八雲紫に謝罪の品として消えない煙草を要求すべきだった。

 

「…こんな時に一服ですか?」

 

「いや一服じゃない。逃げだ」

 

「自分の行動を逃げと判断せず言い訳だけの人間はいましたが自分の行動を自ら逃げと言い切る人間は初めてです。」

 

「お褒めにお預かりどうもご光栄で…どうやって逃げれるかなぁ」

 

「私から逃げれると思うほど思考力が低下しましたか…残念です」

 

「おいおい、やってみなきゃ判らないんだぜ?むしろそういうのが一番の醍醐味なんだろうが。舐めんじゃねえぞ人間を」

 

「そうでしたか…では逃げ切って見せてくださいよ。それで花畑の件はチャラにしますよ?」

 

「…できれば何もせずにチャラにしてほしいところだね」

 

「こんな都合のいい話はありませんよ」

 

…相手、妖怪だけど逃げ切れる自信はない。

むしろ逃げ切ろうとはしてない。今にでも身体から力が抜けそうな感覚に陥っている。

ここから全力で走ってみろ。途中で転ぶぞ。

 

「…諦めるのもありか…?」

 

「諦めて死ぬんですか?」

 

「だからもう死んでるって」

 

「そうでしたか…それは残念です。では死の鬼ごっこ、始まりです」

 

「…副流煙ショットォ!」ブフォッ

 

「っ!?けほっけほっ…」

 

「流石に副流煙はきついだろ…今のうちに逃げちまえ」ダッシュ

 

「チックソが」

 

霧の湖

 

「ふぅ…ここで一服」スパー

 

「むむ!貴様何者!」

 

「…あの時の妖精どもか。すまんがこの切り株に座らせてもらってるぜ」

 

「私の特等席ぃ…」

 

チルノと大妖精は紹介したよね。ね?

 

…この湖、ほんと誰もいないんだな。寂しい場所だ…俺が来なければこのクソッタレ異変は始まらなかったのか。

俺も…俺だって平和に生きたいさ。目の前で悔しがってる妖精みたいに。

 

「…良いなぁお前らは」ナデナデ

 

「んぅ!?」

 

「チルノちゃん!?」

 

「…羨ましいよ〜良いなぁそんな生活」ワシャワシャ

 

「髪を乱すなぁ〜!」

 

「どうせ元に戻るんだから良いだろちょっとくらい」

 

「減るわバカ!」

 

「妖精って髪の毛むしったら減るんだ」

 

「今むしるって言ったよね。確実に言ったよね!」

 

「…寒い」

 

「それはアタイが」

 

「あーでも人肌あったけぇ」ギュッ

 

「…!?!?!?」

 

「!?」

 

「二人いると二人分あったけぇ」

 

「ぇと…ぇと…公然わいせつ罪だ!」

 

「難しい言葉使うな」

 

「ち、痴漢〜!」

 

「…なんで痴漢になるってそうじゃんか…」

 

…女って扱いに気をつけないとガチで死ぬよね。社会的にさ…

 

 

 

 

 

 

 




文字数が少ない?勘弁してください。眠いんです。


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外来人が死ぬためには

そういえば何ですけど、死んだ後ってどうなるんですかね?
ギロチン処刑された後首から先の意識は3分あるって聞くんですよ。その意識が無くなったら夢を見るんですかね?
どうだとしたら文字通り永眠になっちゃいますね…羨ましいとは言えませんが妬ましいです。


 

冥界…ではなく旧地獄

 

「…はぁ」

 

「そんな顔しないでくれると有難いけど」

 

「こんな顔は誰だってするぞ。ご友人さん?」

 

「まだ根に持ってるの?」

 

「性格は悪い方だからね。それにまだ地下に来ることになるとは思わなかったしよ」

 

「…あ、私案内はしないから。それじゃね〜」

 

「あ、おいご友人!?…逃げやがった」シュボッ

 

…なぁんで嫌な思いした地下へ足を運ばなきゃ行けないんだ。ご友人の能力で無理やり連れて来られただけなのによ。許さんご友人…

そんなことよりあれだ。前はバタバタしてて景色見れなかったけど今回は大丈夫だろ。バタバタする要因が見つからない。

鬼を探して三千里って本出したら売れるかな?

 

「…この橋の雰囲気結構好きだわ」

 

木製の橋で人があまり通らない。ってか通ってる俺が不思議がられる程だ。

呪いでもあんのか?

 

「スパーっと…これからどうすっかなぁ」

 

「そうねぇ…一旦この橋から出ていくのが先ね」

 

水橋パルスィ…説明してないよね!橋姫らしいです。

橋姫ってなんぞ?とは思うけど自分の家を守るパルテナ様って覚えてね。女神様ね。

ただ女神様ってんで性格が良い作品がいくつかあるみたいだね。このSSは違いますよ。むしろ悪化してる

自虐的な行動に出ることもあるけど、口癖のように妬ましいと言う一面もある。ガチで妬ましい時は爪を噛みながら言ってる。はしたない

本人曰く「私が祟り神だったらまず私を祟っていた」と言うくらい自分が嫌い?心配するな。うつ病ではない。

大体あべこべで一番恋に落ちやすいのはこの人だと思う。そんでヤンデレになると思う。安心してください。

この作品に恋愛などありません。あるのは性行為と作者の表現しきれない悲惨な現場です。

 

「誰だお前…って言いたいけどその姿格好じゃ相当嫌われてたんだろうな」

 

「…貴方だってそれ目的できたんでしょ?」

 

「残念ながら違うね」

 

「じゃあどんな理由?」

 

「理由なんかない。通り道だったからな…しかし勇儀って人は見当たらないねぇ」

 

「勇儀?ナンデ?」

 

「ん…ご友人に困ったらそいつを当たれって言われてね。面倒な友人だ」

 

「そう…」

 

…まぁ仕方ないと言えば仕方ないのだろうな。一服してからどっか聞きに行くか…?

こりゃ美人な金髪の角の生えたねーちゃんが一人。色々とデカイ…まずはあの人に聞くしかないか。

デカイ人と話すのって嫌いなんだよねぇ…圧迫感があるし。

 

「ふぅ…」

 

「パルスィ、こいつが私を?」

 

「そうらしいわ…いつの間にか勇儀もモテるようになったわね」

 

「パルスィらしくないな…おい、そこのお前」

 

「…ふぁー…どうにかして、勇儀って人を探さなきゃあいかんしな」

 

「その勇儀さんがここにいるんだが?」

 

「…それは失礼した。こんな美人だとは」

 

星熊勇儀…鬼の四天王。力なら萃香より上らしい。そりゃお前腕っ節ひとつだろうからなぁ

強度は大体ダイナマイトを放り込まれても無傷で済む程度…ん?違うな。

防御力は大体可愛いとか美人とかの言葉で褒められたら一瞬で顔が真っ赤になる程度。弱すぎんかお前?

パルスィとは仲が良い。それ故にパルスィがガチ恨みする時の原因はこいつにある。爪を噛み始めたらなるべく早く会話を終わらせようとしている。

他の鬼たちには姐さんと呼ばれ親しまれている。鬼からの評判は「強さと顔の酷さなら世界一」らしい。

勇儀は顔を真っ赤に染め数人の鬼を殴り殺したと言う。言論弾圧

 

「美人…!?」カァァァッ

 

「…そこの鬼ども、この男を病院へ。勇儀のことを美人って言ったわよ」

 

「何だって!?」

 

「そりゃあ重症だ兄ちゃん!ほら担いでやるから」

 

「…何これ?」

 

地霊殿

 

「ねえちょっと俺のこと荒治療ってレベルじゃないくらいの治療法をしようとしてない?ねえ置いてかないでよちょっ待っ」ドサッ

 

あだっ…ちょっと流石に痛いよ?そんなことを思って振り返ろうとするが辞めた。最悪のパターンが出てくる可能性があるからだ。

あのメイド?の二人が同時に捕まえてくるorこいしちゃんが襲ってくる。後者の方が何かと負担がないから良いわぁこれ。性的な意味はない。

さて、これがガチャガチャの結果だ!出て来いSSR!

 

「お久しぶりですね…」ニーハオ

 

「Rだった…」

 

「ですが時期じゃないのが残念です…」グーテンモルゲン

 

「ホッ…」

 

「お燐、お空。その人が困っているでしょう?」(胃が痛い)

 

「うぇ?」(何だこのDIO)

 

「そ、そうですね。失礼しました」(何だこのロリ女…今の時期は清楚でセーラー服が似合う女の子なんだぞ?)

 

「うにゅ…お兄さん迷惑じゃないもんね?」(肯定しろ肯定しろ肯定しろ肯定しろ肯定しろ肯定しろ)

 

「いや、迷惑じゃないけど」(帰して)

 

「いえい!」(これでヨシ!)

 

「あ!お空ずるい!」(抜け駆けは許さんからロリ女はエヴァンゲリオンでもしとけ)わ

 

「…あれ、おかしいな…涙が出てきちゃった…」グスッ

 

「よっこいせ…」

 

「あ、どこ行くの?」

 

「ここに温泉もあるらしいからな」

 

「あ、有毒ガスとかで一つしか入れないけど良い?混浴だけど」 

 

「良いよ別に。襲わなければ」

 

「あららバレてた?」

 

 

 

 

 




次回!露天風呂の混浴場で起きた強姦事件!(コナン風)


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恐怖!混浴で起きた謎の事件!

きぃぃぃ…バタン!(コナンのアレ)
腰が痛くて立つことすらままならない


 

地底温泉

 

「…疲れが取れる…」

 

「いいお湯加減ですか?」

 

「そりゃあね。でもね…なんで女ばっかなのさ」

 

「混浴って言ったろ?でも男はここ使わないんだよねぇ。」

 

…こいつ…お燐とか言ったか?嫌な奴だぜ。温泉がてらここの話も聞きたいがこいつは無理そうだな。

しかし…こうも女がいるとお燐しか見れんなぁ。後ろ向いたら裸の人があらあらだもん。はぁ…最悪かな。

 

「混浴じゃなくて女湯の間違いじゃないだろうな?」

 

「そりゃあ勿論混浴さ。男専用とか女専用とかないからね」

 

「…そうか。」

 

「?何を心配してるのかわからないけど、お空も入ってるから大丈夫だい」

 

「ちょっと上がるわ。これ以上ここにいたらのぼせちまう」

 

「…うぇ?ちょ、ちょっと?」

 

「あっつ…いのは当然だな。温泉だし…勇儀って人に話聞かなきゃまずいよなぁ」

 

…いや、この際第三の目持ってそうなあの人でも良いんじゃないか?むしろそっちの方が詳しそうだ。

そうと決まれば着替えてさっさと行くしかねえな

 

地霊殿

 

「…で、ここにきたと」

 

「はい」(家広いな…)

 

「…まぁここ、地底の説明ですね。それなら…」(大体ナレーション的な感じになりますね…)

 

地底…嫌われ者が地上から追い出されて来る場所。ちなみに主人公は異変の件で人里や妖怪の山から嫌われているよ。…あとはもう触れないであげてね。

たまに騙されてここに置いてかれる人間妖怪がいる。そいつらは決まって「出してくれ」と願うらしい。叶ったことなど一回もない。

嫌われた妖怪の例はさとり妖怪。心が読める妖怪って結構怖いしね。そもそも顔の件でも…だし。昔に比べて人里は優しくなったらしいよ。慧音さんが言ってた

ここに落ちると一部の例外を除いて出ることはできないよ。不可侵条約みたいなのがあるから、仕方ないね。

自ら望んでやって来る奴もたまにいるらしいよ。すぐに死ぬけどね。

 

「…つまり俺はあれか。騙されて来たってわけか…悲しいね。冥界住みなのに」

 

「地上ではそんなこと関係ないのでしょう。ある程度嫌われたら外に出され、それ以上嫌われたら地底へ追い込まれる…そんな所ですよ。幻想郷は」

 

「…友人が言っていた言葉は『幻想郷が受け入れても幻想郷の中身が受け入れるとは限らない』だったんだがな」

 

「その言い回しは八雲紫さんですね。では。私はもう寝ます」

 

「はいよ。お休みなさい」

 

「あ、おにーさんお休み!」

 

「お休みね」

 

「じゃねー!」

 

「お休み…はぁ…俺って結構嫌われてたんだな…友人の関係もこれで帳消しだ。悲しい…」カチッカチッシュボッ

 

「…はぁ…俺だって、被害者なのにさ…勝手に容疑者にされて、勝手に殺されて、勝手に閉じ込められて…臭いものには蓋をしろとは言うけど、俺は臭い物か?」

 

…泣けて来るわ。おまけに煙草をつかむ手も少し震えてる。はっきり言って怖いんだ。みんなに免罪で嫌われることが。中学、高校と上がって行く度に孤立して行くような感じだ…少し、寒くなって来たかな。羽織るものなんて一つもないけど…

 

「…大は小を兼ねる。そんな存在だろ…多分、俺の存在は小だ。一個人が頑張っても一個人は脱せない…ね。ロマンチックだねぇ…」

 

「…おにーさん大丈夫?泣いてるよ?」

 

「ん、なんでもない。なんでもないさ。少しあくびが出てね。俺ももうそろそろ寝るわ」

 

「そうなの?なら良いけど」

 

「おうよ大丈夫だ。おやすみだよ…お空さん。」

 

…寝る場所なんてないけど。野宿くらいなら慣れてるさ。幻想郷に来た時からそうだ。あの人力車さえ有れば寝れたかもしれない…人力車?俺は人力車を作った記憶も使った記憶もないんだが…?っそ、足つった…

 

「…野宿だな今日は」

 

「野宿!?風邪ひくよおにーさん!えと…えと…私の部屋まで連れて行け!」ピュー

 

翌日 朝

 

「…ん、どこだここ」

 

「あ、起きたの?ここは私のお部屋だよ!さとり(金を落とす有難い存在の神)様から貰ったんだ」

 

地霊殿主人室

 

「へくしゅっ…風邪?それとも噂?」

 

「噂ですから気にしないでください」(それか死ぬか死んでしまえ)

 

「…お燐、もう下がって…頭痛がして来た」

 

「わかりました」(その頭痛で死んじゃえ)

 

「…私主人不向きだろうなぁ」

 

お空部屋

 

…お空さんの部屋は何もないな。特に何もない。どっかを主張しているわけでもない。ただ強いて言うならば服と可愛い物好きがわかる程度の品数しかない。お空さんのベッドで寝てた時は既成事実でも作られたのかと焦った。

 

「…頭痛っ…」

 

「だ、大丈夫!?頭痛薬なら…これ!」

 

「ありがとさん…」ゴクッ

 

「…治った?」

 

「治ったとも。傷は治りかけが大事なんだ。俺は寝る」

 

「そう。それじゃお休みね」

 

 

 

 

 

 

 




文字数が少ない?腰痛がひどいんだ納得してくれ!


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嫌いな物

I'm don't like you

…合ってます?この文


地霊殿

 

「…ガンタンク…キャタピラなぁ」

 

「きゃたぴら?」

 

「機械仕掛けの馬車だよ…で、なんですかお燐さん」

 

「えっとね…その…とっても言いづらいことなんだけど…」

 

「はっきりしてくれ」

 

「…あはは…お兄さんをここで管理することに」

 

「なんだ。そんなことか…言っておくが俺は守られるのも守るのも嫌いだ。んじゃご主人様に礼でも言っておいてくれや」

 

「え、えぇ…?」

 

…生前の記憶がちょっと薄れて来てんのかな。なんだか殺される時の記憶が思い出せなくなってる。記憶力の差かなぁ…にしてもどうやってここから出るってんだ。どう足掻いてもどう行動しても地上に一歩踏み出せば俺は烏に死体を食われちまう。八咫烏っぽい奴ならさっきの館に居たが多分別種だろ。

 

…橋!それ以外に何もない!

 

「…結局、この橋が一番癒されるってか」

 

「あら、また来たの?その行動力がまた妬ましい…」

 

「…ここって煙草売ってるか?」

 

「一応。とは言っても…地上の物よりもっと危ないからお勧めは出来ないわね。マリ…なんとかが入ってて中毒になるらしいけど」

 

「…マリファナか。せめてシンナーだろとは言いたいが…なんでそんなのが?」

 

「言っちゃえばここに人間はいないから。マリファナなんて鬼達からすれば人間が吸う煙草と一緒の感覚らしいわ」

 

「俺はこの煙草を吸い終わったらどこで健全な煙草を吸えば良いんだか…」カチッシュボッ

 

「少なくとも、その煙草が地底では最後の健全な煙草ね。はー…少し疲れた」

 

「人間少し疲れた足を動かすくらいが丁度良いんだ…っと、あんたは妖怪だったか?」

 

「嫌な人間ね…妬み殺してやろうか?」

 

「勘弁勘弁」スパー

 

…煙草も無し、死ぬ価値無し、寝る場所無し、彷徨う場所有り。

死なねえんだしこの際地底でも彷徨うか。もう既に死んでるから死ぬことがあるのかどうかわからないけど…成仏が実質の死かな?まま、ええわ

 

「…人ってのは難しいな」

 

「人じゃなくてもそれは思うわよ」

 

「そうか…それじゃ、喜怒哀楽がある生物ってのは面倒臭えな」

 

「はぁ…結構ロマンチックが好きなのね」

 

「ロマンチックは好きじゃないが男の浪漫は好きだ。男の浪漫ってのはこの世界じゃまるで当たり前だがな。」

 

「どんな浪漫なのか気になるわね…全くもって妬ましい」ガリッ

 

「おいおい、爪を噛むなよ。お美しい指が汚れていくぞ。」

 

「…」

 

「男の浪漫ってのはな。銃弾もロケットも戦車も素手でぶっ壊し、その目標はどんどんとデカくなり、やがては世界である敵を倒す。そんなもんさ。」

 

「男の浪漫は意外と安いものね。ほとんど勇儀が叶えてるじゃないの」

 

「…浪漫はいつか捨てなきゃ行けないけど、この世界じゃ捨てる物ほど大切に取っておきたくなるよ…」スパー

 

「全く同感ね。ロマンチックな願いほど叶わない事を知っているのになかなか抜け出せない…困ったわね」

 

…どうやらこの世界じゃ捨てて行ける物を持っていても変わらんようだ。隣の金髪美女さんが語っている…親父はどうやって母さんを口説いたんだろうか。母さんは俺の目からも他人の目からも美人に映る…その割には自分に自信がなかった。そんな母さんも車に轢かれて死んだがな。あの時の俺に戻りたいよ…交通事故なんて、起きなきゃ良いのに…

 

「…今日はもう寝る。俺が人に頼るなんざ無理だ。」

 

「…そう。どこで寝るのかしら?」

 

「この橋。この橋なら誰も通らねえしな。立ちながら寝てるさ」

 

「…そう」

 

…数時間後。ん?地底に日にちなんて概念あるんですか…?

 

「…やっぱり眠るのはストレス解消になるな。八雲紫に対するストレスはまだ消えそうにないけどな」

 

「八雲紫…貴方ここに連れて来られたっぽいわね」

 

「その通り。管理人さんからここに置かれて蓋をされちゃった。臭いものに蓋をしろって言うけど俺って臭い?」

 

「蝿が集ると臭いらしいわ。死人に臭いなんてあるのか知らないけど」

 

「そりゃそうだ…けほっけほっ…花粉かな」

 

「花粉?ここに花なんて」

 

「俺の隣に棘のついた金色の薔薇が咲いてやがる。花粉はそいつからだ」

 

「フフ…それって、私を褒めてるのかしら?」

 

「もちろんさ。面倒な役はもう2度とごめんだからね。さっさと成仏するか冥界に帰るかしないとこれの精神ぶっ壊れそうだ」

 

「…成仏?」

 

「言ってなかったか?俺、亡霊なんだわ」

 

「亡霊…それなら成仏した方が良いんじゃない?それが魂になるか。魂になった方が良いと思うわよ」

 

「別に俺は何かするためにいるわけじゃねえんだがな」

 

魂ってなってなんか楽することでもあんの?覗きが楽になるとか?いや、それはないな。神に誓ってそれはない。

…成仏した方が良いのかなぁ。嫌われ者の俺を祓ってくれる神様巫女様なんざどこにいるのか知りたいけどね。いや、お釈迦様か?孔子様か?尊師か?…わからんけど誰か俺を祓ってくれそうな奴は…命蓮寺とやらの住職さん。優しそうだったし…って地上じゃねえか!畜生地上に行かなきゃ成仏できねえってのにどうすれば良いんだよ俺!

紫さんが迎えに来てくれるか、それともそのままゴミ捨て場に捨てられたゴミ袋のように烏に突かれるか。衛生面で悪そうだから遠慮しとくわそんなん。

 

「…煙草はもういらないかな」ボシュッ

 

「…良いの?」

 

「今辞めないとマリファナに手を出しそうだからな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




実は主人公の死体ってまだ地上に残ってるんですよね。
なんでか、分かります?嫌われすぎて死体すら無視されるんですよ。操られることなく時間だけがすぎていってやがては何も無くなる。
幻想郷って恐ろしいですね。
でも僕はそんな幻想郷が好きです。


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43話

これから私がやりたかった物語になって行きますよ。
主人公はやっぱり踏んだり蹴ったりじゃなきゃね。


 

地底

 

「むむ、この酒美味そうだな…引火する酒だな」(確認)

 

「あのぉ、すいません」

 

「…誰だお前。短いスカートだな。布切れ見えるぞ」

 

「うぇ!?失礼な!こちとら地獄の女神様ですよ!」

 

「…生憎だがここの世界の女神は信用できないんでな」

 

「…酷く無いですか?泣きますよそろそろ?」

 

「泣いとけ泣いとけ。俺は知らん」

 

ヘカーティア・ラピスラズリ…変Tシャツのあの子。ガードは弱め。というより0に等しい。

男の人とはどう接したら良いのかわからない…って言う初心な子。でも地獄の女神様。美しい…けどそのスカートは大丈夫なのだろうか…?

と思ったがもっとやべえ赤蛮奇って人がいるので実質大丈夫?パンツで発情する奴らの気が知れません。

部下に手を焼かれかけた可哀想な女神様。ちなみにその時部下はしゃがんで松明を掲げながらクルクル回っていた。儀式ですか…?

そして地獄の女神様ではあるが月地球異界全てを行き来できるのでむしろ別の女神だと思う。異界には一応幻想郷も含まれるてるらしいです。すごいなぁ

月に行けるけど永林さんとかには気付かれたことがないらしい。これって地味にすごくね?とは思う。

特殊性癖はないです。悲し…

 

「うぅ…」

 

「んじゃさいなら〜」

 

「…畜生」

 

「…貴女私に負けず劣らず腹黒いわね」

 

「汚い顔した貴女ほどではないわよ。それにあれ私の本性だし…男の人と触れ合ったことなんて一度もないもの」

 

「…やめなさいよ。虚しくなるじゃない」

 

「たしかに…」

 

「とにかく汚い顔は去ってくれる?」

 

「勇儀にはいい顔するくせに?」

 

「…妬み殺すわよ」

 

「出来るのならやってみなさいよ」

 

地霊殿前

 

「…結局戻って来るんだよな…」

 

「あら、意外と優柔不断?」

 

「そうでもないよ。御友人さん」カチッカチッシュボッ

 

「失敬ね。今の私はサンタクロースよ?メリークリスマス!」

 

「そうか。それじゃサンタさん。俺から一つクリスマスプレゼント」ボワッ

 

「それは楽しみね…一体何かしら?」

 

「…なんでもない、お酒さ」ポイッ

 

「危なっ…貴方まだあのこと根に持ってるの?許してくれない?」

 

「そうだな…地上に戻してくれればの話だ」

 

「それは無理ね。知ってる?貴方が幻想郷で今なんて呼ばれてるのか」

 

「…お聞かせ願いたいね」

 

どうせ異変の首謀者だとか変に言われてんだろ。後テロリストの協力者とか…やべえな。心当たりが多過ぎてわからん

 

「…人里からは『捨てられた男』で妖怪からは『最悪の首謀者』。二つ名が一気に二つも手に入ったわね。」

 

「…めんどくせえ世の中だ…誰かに救いを求めてもそいつが殺しに来たり誰か二人殺そうとしたら一人は無傷で一人は瀕死だし…嫌になっちゃうね人生。主に目の前のやつのせいで…お先真っ暗も良いところだよ。クソが」

 

「いくら私でもメンタルは弱いわよ?言っておくけど私結構ギリギリよ?涙線うるうるして来たわよ?」

 

「そうか。それじゃその火炎瓶返してくれ」

 

「良いわよ」

 

「…ライター」カチッカチッシュボッ

 

「…何をする気か見ものね」

 

「棒に火をつけて…酒の中にポトンッ」バキィンッ!

 

「…私がそれで死ぬと思ったのかしら?」

 

「思ってはいないさ」

 

…さっさと死んでくれねえかな。亡霊じゃなければ死んでいた問題だけど…亡霊でもキツイのはキツい。やっぱり自爆なんてするもんじゃねえな。ゲームだろうが人生だろうがなんだろうが自爆ってのは土壇場でやるものだ。

 

「…クリスマスプレゼントに何かあげようと思ってたのに」

 

「地上に上がる権利をくれ」

 

「無理」

 

「ほら見ろ。地上に行けないんだったら俺はもうどうだって良い。そろそろ成仏したいしな。成仏したらどんな光景が見れんのか…ワクワクだね」

 

「霊夢呼ぼうか?」

 

「強引な成仏は勘弁。俺は今日床で寝るからどっか行け。もう寝る」

 

「今夜は寝かせないわよ。私と一緒にクリスマスを」

 

「断る」

 

「…分かったわよ」

 

「分かったならさっさと」

 

「地獄でうまくやることね。でなきゃ私がせっせと隠滅した証拠がまた出てきちゃうから」

 

「俺は証拠扱いか…一体いつから人間から資料に成り下がったってのさ」

 

「そうね…貴方が免罪だと発覚した時?」

 

「ご自身の尊厳を気にするなら先ずは自分の生き方を気にしやがれ」

 

「あらら痛いところを突くわね…」

 

消えやがった。まあ良いか眠いんだし。

野宿って言ってもここじゃ上を見ても空はなくて芝生の上には転がれない。嫌に湿った土と空かどうかも分からない土らしきものが見えるだけだ。

免罪がごめんなさいで終わると思うな。俺だって生きたかったのに畜生あいつが邪魔をしたせいで。

 

「…だめだな。ストレスなんて溜まってたら何も出来ねえよ。大人しく寝るとするか…」

 

「おにーさん野宿してるの?」

 

「うわっ…お空さんか。放って置いてくれ。ここが落ち着く」

 

「でもそんな所で寝ると風邪引くってお燐が」

 

「妖怪と人間の身体の作りは違うんだろ多分。ただ布団が無いだけ寒いかな」

 

「…それなら私の部屋から布団を」

 

「いやそれは良い。餓死するわけでもないしな。そうと決まれば睡眠第一。俺は寝る」

 

「むー…そうだ!こうすれば…えへへ♪」ギュッ

 

 

 

 

 

 

 

 




お空が主人公に取った行動とは…!?


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44話

よくわかんね。


 

地底

 

「んぐっ…烏に抱きつかれるのは御免なんだがな」

 

「んぅ…」

 

「風邪を引くんじゃなかったのか。あの館っぽいところに連れて行かなきゃならんか…」ヨッコイショ

 

「んにゅ…」

 

「…見た目に対して軽いなぁおい。まあ重いことには変わりないが…開け〜ゴマ!」ギィ…

 

ひと昔前のフレーズを口にしてドアを開く。このフレーズもいつしか無くなるどころか忘れ去られて二度と日の目を見ることはないのだろう。悲しいなぁ…時代の流れを強烈に感じる。クソ…ガンダムは消えねえのに時代は消えるって悲しすぎるぞ

 

地霊殿

 

「ま、そんなの気にしてたらこの先死んで行けねえや。やる気出せ〜俺。人ってのは落ち込んでる時に優しくされると心地よく感じるんだ。落ち込まずに顔を叩いて死んでいくぞ」オー!

 

「前向きなのは良いことだけど…お空が何かした?」

 

「俺に覆い被さって寝てた。風邪を引くんじゃなかったのかねぇ…」

 

「あはは、そりゃすまない。お茶でも出すからゆっくりして行きなよ」

 

「それではお言葉に甘えて…ひゃっ」

 

「…え?」

 

「んぅ…」ギュッ

 

「…胸の感触が…おいこら離れろ恥ずかしい」

 

「プッ…お兄さんにも弱点あったんだねぇ…こうやって抱きつかれるのが弱点かい?ホレホレ〜」ギュッ

 

「ばっ、やめろマジで!俺はサンドイッチの具じゃねえんだよ!サンドイッチすんなぁ!」

 

「ンフフ〜♪次発情期が来たら絶対相手してもらうからね?」

 

「こいつなぁ…!」

 

「んにぁ…あ、お兄さんおはよう」

 

「おはよう。とりあえず抱き着くのをやめてくれ」

 

「あ、ごめんね…」(´・ω・)

 

「そんな顔すんなよ断りづらい。あんたも離れてくれよお燐さんや。おりんりんで良いか?」

 

「おちんちんみたいな名前にせずにちゃんと名前で呼んでほしいかな。発情期だったらそれが良いけどさ」

 

「境目が全くわからんな…とりあえず離れろ」

 

「はいは〜い♪お空、ちょっと来て」

 

「え、何?」

 

…あの二人は普通に野蛮な女というよりは一時的に野蛮になる女と言ったところか。いやそれでも十分やばいけど。

俺だって美人な人間に顔を近づけられたらそりゃ戸惑う。というか戸惑わない奴の人間性を疑う。大方3割の確率でガンダム好きなんだろ。ナイスバディで素敵なお方がいるのは漫画だけだと幻想郷に来る前まではそう思ってたんだがなぁ

 

「…毒されたというべきか慣れたと言うべきか」

 

お茶とかそういうのが置いてある部屋

 

「お空、あの人のことなんだけどね」

 

「おにーさんがどうかしたの?」

 

「あの人ね…抱きしめられるのが弱点だと思うよ…後お空のダイナマイトのこれ…羨ましいなぁほんと」

 

「そこを言われてもなぁ…」ハハハ

 

「ま、あの人は顔とか身体に惹かれるような人じゃないから内面を魅せないとね…難しいね恋愛って。お茶はおーいお茶でいいかな?」

 

「恋愛かぁ…私たちそもそも恋愛とは無縁の関係だったしなぁ…発情期にそこら辺襲いまくる感じだったし」(なんでも良いけどお茶はおーいお茶が一番だなぁ)

 

「おーこわいこわい。さとり様の顔並に怖い」(ん?なんでこれが出てるんだ?)

 

「お燐…後で話があります…!」(許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん許さん)

 

「げっさとり様」(一番やべえやつが来やがった)

 

「え、いつの間にここへ?」(帰れ幼児体型)

 

「お空、貴女もね。むしろここで一気に説教した方が良いかしら?それなら閻魔様呼ばないとね…」フフフ

 

「え、何それは…」(恐怖)

 

地霊殿客室

 

…長い。流石に長すぎるんじゃないか。

お茶淹れるだけでなんでこんな長くなるんだ?このままじゃ1時間とか掛かりそうだな。

ん?これってもしかして薬入れられるんじゃないか?薬は御免だな。さとりさんはやらなさそうだけど…

 

ガチャッ

 

「すいませんね遅れちゃって」

 

「いえいえ…なんですかその血」(ようやく来たか)

 

「あーこれですか?これは…ペットが指を切ったみたいで」

 

「…ほー」(茶を淹れるのに指を切るとは…?)

 

ガチャ…

 

「さとり様…流石に四足歩行で首輪付けは流石に恥ずかしいというか…」(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい)

 

「お空、そりゃあんた甘えだよ。こっちなんか上半身上着なしだからね?」(発情期を見られた時以上にこれは恥ずかしい…!)

 

「…え、何あれは」(え、何あれは)

 

「気にしないでください」ニコッ

 

「いや気にしないとダメなやつですよねあれ。割とガチで気にしないと話が進まないっていうか」(というか気になって茶すら飲めないぞおい)

 

「…そんなに気になるならジッと見てもらって構いませんよ?減りませんし」

 

「え?」(いやそれは流石に)

 

「それは流石にやめて」(顔真っ赤だよ今絶対)

 

「…ここは見学工場ですか…流石に裸はないですよ。というわけで上着召喚」(流石に上半身裸は恥ずかしい)

 

「む、そうでしたか」

 

「お兄さんの服…♪」(役得って奴なんだなぁって)

 

「ずるいな…」(これ下半身裸になればズボン手に入るのでは?」

 

「お空やめなさいはしたない」

 

「え、口に出てました?」(計画ダダ漏れじゃんか)

 

「まったく…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




とりあえずバカで発情期があるとやばい感じだとは思ってます。


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ずる賢さと心の脆さ

主人公の性格ってグラグラですよね。
乙女心ハユラユラ 月夜伸ばせば泡沫
被害妄想グラグラ
風に乗って
わかる人いますかねこれ。歌詞間違えてるかもだけど


 

地霊殿

 

「…やめろお前ら暑っ苦しい」

 

「良いじゃんか」ホレホレ

 

「ダイナマイトボディ!」

 

「お前ら自覚してんのか!」

 

そんなこと言いながらも振り解けないのはこいつらが馬鹿力なのか俺がまんざらでもないということか…果てどちらだろうか。

まあこんなこと考えてる時点でまんざらでもない方か。地霊殿から脱出レッツラゴー!

 

例の橋

 

「ふぅ…さてどうするべきか」

 

「…あんたも暇ね」

 

「煙草が吸いたくてね。どこもかしこも禁煙だから困ってんのよ」

 

「あぁ…地霊殿とかは禁煙だしね。居酒屋もどこも禁煙だったっけ…」

 

「外でしか吸えんのよこれが」

 

「やっほー地獄で元気してる?」ヒョコッ

 

「うわっ気持ち悪」

 

「よう御友人。何か御用で?」

 

「用?何もないわよ。友人に会いに行くのに理由が必要かしら?」

 

「チッめんどくせー奴だな…あ、そうだ」

 

「?」

 

「ちょ、橋から出てけ気持ち悪い」

 

「消えない煙草とか作れない?」

 

「そんな都合よくあるわけがないでしょ」

 

「だよなー」

 

「…と!言いたいけど他でもない貴方の頼み事だから作っちゃうわよ♪はいっと」ポイッ

 

「サンクス」パシッ

 

「…何この関係」

 

タバコが手に入った…良かった、これでもう禁煙する必要は無くなった。

さてとライターは…あれ?ライターどこやった…?どこかで無くしたっけ…?

 

「後ライターね」ポイッ

 

「んぇ?なんでライターが」パシッ

 

「私が取りました」

 

「お前か…相変わらず抜け目のない嫌な奴だぜ」

 

「ごめんなさいね〜♪」

 

「しかしまぁこれで煙草を吸えるのも事実…感謝はするからタンスの奥深くにでも閉まっとけ」カチッカチッシュボッ

 

「…何気に感謝されたの初めてかも…」アラヤダ

 

「可哀想な人ね」

 

「…はぁー。良いんだよ。もうどうやったって俺にしがみついて来るから。」スパー

 

「何よ人を蛇みたいに言って」

 

「蛇っていうかヤンデレかメンヘラだろ」

 

「…あれ、私ってヤンデレじゃね?」

 

「酷いわねまったく。私はノーマルですよ?」

 

「知らんのか。ノーマルタイプの攻撃はゴーストには効かないんだぞ」

 

「ノーマルとエスパー」

 

「等倍攻撃は効くぞてめえ」

 

「こう見えてもゴースト技持ち」

 

「お前の場合は悪タイプだろうが…」スパー

 

この八雲紫は疫病神と言えるだろう。俺こいつと関わったせいでこうなってるし。地上に上げさせてくんねえかな…別に良いか。

 

「…そんじゃ俺はここで失礼するぜ」

 

「はいはーい」

 

「…結局女2人ね。どうする?恋バナにでも花を咲かす?」

 

「そうね…同性愛者でもない限りは大体同じ相手を好きになりそうだけど…ああもう嫌になってきた。さようなら」

 

「さようなら…同性愛者ねぇ」

 

どっかの居酒屋

 

「…なぁんで俺が…」

 

「見つかったが運の尽きだ。さっさと呑め」

 

「勇儀さんや…結構豪快な人なんですねぇ。って日本酒だろこれ。酔わせてどうするんですかほんと」

 

「何もしないよ。したら博麗の巫女にリンチされちまう」

 

「なんでリンチされるのやら…合意のないsexは犯罪とでも言いたいのかね?」

 

「そうなんじゃないか?外の世界でも言われてるみたいだしさ」

 

「いつから世の中厳しくなったんだよ…」ゴクッ

 

「ん、ようやく呑み始めたか」

 

…酒って苦手なんだよな。どれくらい苦手かっていうと転けた時に笑われるくらい苦手。いやあれは絶対に嫌だって感じか。

それじゃあなんだ。ピーマンくらい苦手

 

「…うわ、もう酔ってきた」

 

「なんだお前酒弱いのか?酒が弱いイメージがあったんだが」

 

「悪かったな弱くて…あいだだだだだ」

 

「?お前どうしたんだいきなり痛がって…」チラッ

 

「良いわね勇儀…勇儀は男の人と一緒にご飯食べれてさ…!」ガリッ

 

「…なんでも良いけどパルスィ、手を離さないとそいつ気絶するぞ」

 

「ギブ!ギブギブ!耳は痛い耳は痛い」

 

「あらほんと。ってこれ…アルコール度数30って大丈夫なの?」

 

「鬼の私からすれば水に近いぞ」

 

「…あんたはアルコール度数が60…呆れるわ…」

 

「アルコール度数とかよう分からんな…」

 

アルコール度数…大人になった人もまだお酒が飲めないよって人も知って損なし特なしのお話だよ!

普通のお酒のアルコール度数は10〜20くらいらしいよ!詳しいことは知らない!焼酎が35%なんだって!

つまり主人公は焼酎を飲んでいる可能性が…?

 

「…んぐっ…酒はやっぱり飲むもんじゃねえら」

 

「もう酔ったのか?ほんと弱いなお前」

 

「勇儀みたいな鬼じゃないからそんな強くないわよ。むしろこの場では勇儀が異常よ」

 

「え、そう…?んー…分からんなぁ」

 

「んぅ…異変だなんだって追いかけらうるのは勘弁なんら」

 

「お前そんなことあったのか?」

 

「あったろー…免罪なのに犯人扱いされてな…この話するだけで酔いが覚めてくるってどんなもんよ」

 

「その話にトラウマでもあんのか?マジでわけわかんねえ奴だな」

 

「良いんですー!追いかけられて免罪と発覚したのは死んだ後なんですー!」

 

「え、死んでるのこいつ?」ゴクッ

 

「らしいわ。自分で言ってたし。成仏したい〜って。亡霊として動き回ってるらしいわ…ほんと不思議ね。幽霊ってこう人魂みたいな感じだと思ってたのに」

 

「パルスィまだそんなこと信じてんのかよ」

 

「…」カチッカチッシュボッ

 

「煙草?体に悪いからやめておいた方が…って死んでんのか」

 

「死んでるから体に気を使わなくて楽ちんだよ。」

 

「そういうもんか?」

 

 

 

 

 

 

 

 




恋の始まりも
夢の続きも
きっと 貴方と


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溶けて溶けてその先へ

たまに地面に手がつくと染み込んでる感じがするんですよね。
あれ大好き


 

例の橋

 

「…煙草は…」カチッカチッシュボッ

 

「あんたも懲りないわね。そして暇人ね」

 

「ふぁ〜…暇は慣れてんでね…さーて、どうやって地上に上がろうか」

 

「あんたまだそんなこと考えてたの!?」

 

「男のロマンは男にしか分からんのよ。生憎だが入り口も大体分かってるしな…登る方法さえわかりゃいい」

 

前ここに来たことがあるけどあれは正に地獄の一言だったな。ルーミアのお付きがあったけど鬼に3発ぶん殴られるし発情期の烏と猫に襲われかけたし挙げ句の果てにはルーミアちゃんに襲われかけたし。

…俺って結構悲惨な目に遭ってる気がする…

 

「前に地底に来たことがあるの?」

 

「まあな。その時のことなんか死んでも思い出したくねえけど」

 

「あんた死んでるでしょ」

 

「ごもっとも…パゥ…お、丸いやつできた」

 

「…空飛べれば入り口から脱出出来そうだけど。あんた飛べないもんね」

 

「馬鹿にすんなこのやろう…どうにかして地上に上がんねえと俺の死体が可哀想だろ」

 

「自分の死体…?そんなもん処理されてるか食われてるかのどっちかでしょ」

 

「それもそうなんだがなぁ…今思い返すと俺って地上じゃ最低最悪の詐欺師らしいから死体も放置されてると思うんだ」

 

「妖怪に食われてるんじゃ?」

 

「それが分からんのよね。死んだら男でも食われるかもしれないし。」スパー

 

「悲惨ねぇ」

 

「まったくだ…俺の供養は俺でやりたいんだがね。と言うわけでさいなら〜」

 

「…変な人」

 

これ以上地底にいたらどう考えても嫌な目に遭う。というより悲惨も悲惨。

最悪の場合リンチ&レイプのコンボが来るかもしれん。主に発情期のやつから。

一体いつから俺はこんな逃げ回る人間になっちまったんだか…元からだったわ

 

地底の出入り口

 

「…でっけえ穴だな。念の一つや二つ使えねえと上がれる気がしねえ。」

 

「煙草の火は消してと…あち。さあて…人間の底力、舐めんなよ〜!」

 

「いいえ舐めまくるわ」

 

「んにゃのこのやろう」ドテンッ

 

「駄目じゃないの…地上に出たら今貴方は集団リンチの対象になるのよ?」

 

「そういうふうにしたのはお前だろ…」

 

「まあ火傷もしちゃって」

 

「お前はヤンデレなのかメンヘラなのかノーマルなのかはっきりしろ」

 

「ノーマルです」キリッ

 

「キリッてしながら言うんじゃない…とりあえず俺は地上に上がるぞ。自分の死体くらい自分で埋めたいと思ってたんだ」

 

「あらあら…それは悲しいことね。死体ならもう…ないわよ」

 

「そりゃなんでだい?」

 

「答えは簡単、死体蹴りよ」

 

「死体蹴りか…悲しいねぇ。どうせやってんのはお面付けた子を取り合ってた奴らか博麗の巫女さんあたりだろ」

 

「いえ、彼女達は何もやってないわ。むしろ戦おうとしたくらい。」

 

んん?どう言うこっちゃ。死体蹴りって要は死体に対して攻撃してることなんだろ?

よく分からんなこいつの言うことは…

 

「その巻き込みで死体蹴りが発生したと言っても過言ではないわ…風見幽香が死体を埋葬したのよ」

 

「へ〜幽香さんが」

 

「ええ。肥料として使うらしいけど…納得したかしら?これで地上に上がる理由は」

 

「あるね。大いにある。俺を異変首謀者に仕立て上げたクソ野郎だ。そいつに用がある」

 

「…無鉄砲ね…相変わらず変な方だこと」

 

「そんな奴と友人になったのはお前じゃい…さてどうするべきかこの長いトンネルは…」

 

「それじゃ私上で待ってるから」

 

「良いなぁ空を飛べるやつは…あ、黒だ」

 

「!?」

 

「…女って空飛んだらデメリットがあるんじゃないのか…?まあ良いか」

 

「嘘、見えてた!?」

 

「…嘘なのになぁ…可愛い性格してやがんなあいつ…どうやって登れば良いんだろ?」

 

…さてマジでどうしようか。鬼にお願いしたら多分死ぬだろうしなぁ…かと言ってあの烏と猫に頼むのも…例の橋の女はな…勇儀さんも…

悩ましいなあ畜生!…あと希望があるとすれば仙人様と萃香って鬼くらいか…

 

「…半分も登れる気がしないからなぁ…ぁ?なんだあれ」

 

上からなんか降ってきてね?このままだと俺ぶつかるんじゃね?

それだけはやばい!なんとしてでも逃げ

 

「グェ!?」ゴツンッ

 

「んにゃ!?」

 

「…しぬ…あと3歩で死ぬ…!」

 

「あ、あっと…ごめんなさい!」

 

「謝るなら地上に連れて行け!」

 

「…わかった」

 

「ノリがいいな貴様」

 

地底トンネルの中

 

「でも俺はお姫様抱っこは承諾してないかな」

 

「いいじゃんお兄さん…ていうかお兄さん久しぶりだね。前会ったの覚えてる?」

 

「んー…お前あれか。発情期ペットのいる館の」

 

「そうそこの主人の妹だよ!」

 

「…その三つ目でわかる自分が怖い」

 

「フフフ…あ、もうそろそろ地上だ!あとは投げるね!」

 

「え、ちょっと嘘でしょ!?やだやめてマジで洒落になら」

 

「それー!」ポイッ

 

「ひぃゃあぁああぁあああ!?」

 

酔う酔う酔う酔う酔った!

きつい!これはきつい!どうやって俺は地上に行けばいいんだ!?助けてくれ!御友人に期待するか!?

無理だ!あいつ楽しそうににやけながら落ちていくのを見ていそうだから嫌だ!

 

地上

 

「…紫様。いくらなんでも地底から彼が来るのを待つなんてやっぱり無茶では」

 

「良いのよ。私ほとんど1日を無駄に過ごしてるし」

 

「自覚があるなら動いてくださいよ。生活面以外で」

 

「それはこれは失礼」

 

地底トンネル<ぁぁあぁあぁあぁああ!

 

「…なんか悲鳴が聞こえるんだけど」

 

「…予想以上に早くないですか?」

 

「ええ。私の予想だと3年はかかると思ったんだけど」

 

「3年!?」

 

「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」

 

「キャッチ!」ガシッ

 

「反射神経すげえなオイ」

 

 

 

 

 

 

 

 




やっぱり主人公はこうでなくっちゃね


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黒幕は誰なんだ!

この物語って実は東方知識が浅くても見れるんですよね。
ガチガチの戦闘シーンだらけですから。拳で語れ!


 

地底トンネルの上!

 

「…おゔぇ…」

 

「しかしまあ…3年くらいかかると思ったんだけどなんで1時間も経たずに来れたの?」

 

「…心読める奴の妹に投げられたシ…」

 

「あらそれは災難…」

 

さてと。戦利品確保だ…煙草有り、ライターあり、服あり…何も無くなってないな。うん。

よし!これからさっさと異変起こした奴見つけ出してぶん殴ろう!

 

「…さっさと俺を犯人にした異変の真犯人さん見つけ出さなきゃなー」

 

「大変ねぇ…」

 

「それ、私に手伝わせてくれないか?性欲を満たしたいんだ」

 

「お前何か勘違いしてるよ?」

 

「…そうでしょうか紫様?」

 

「少なくとも異変から性欲にはならないわね」

 

「そうでしたか…ですが一回ヤらせ」

 

「分かった、分かったから。後で丁度いい野犬見つけてくるから」

 

「野犬ですって藍w」

 

「…すいませんね…今から私はてめえをぶち殺さなくちゃいけません…」ドドドドドド

 

「ジョジョみたいだなほんと…でもどうしよ。犯人の心当たりは白黒魔法使いしか知らないし。でも免罪らしいし…」

 

「それじゃ私はこれで」

 

「あ、逃げんなてめ」

 

「…後でヤらせてくださいね?」ピラッ

 

「てめえはいつまでそれ言うんだ!」

 

…多分ヤらせてくださいね?ってのは対価とか代償とかそんなんだろ…だって今目の前に地図があるんだもん。それで白黒魔法使いの家への案内とかあるんだもん。代償として俺抜かずの千発とかやらねえよな?虎じゃあるまいし…

 

「…しゃあないこれの通りに行くか…そうだ丁度いいから博麗の巫女さんに挨拶行くか」メイアン

 

博麗神社…主人公の精神状態は今安定している様に見えて不安定だよ!いつかまた裏切られるんじゃないかとね!

 

「うぃーっす」

 

「立ち去れ禁煙だ」

 

「…煙草吸ってないよ」

 

「そう。それなら良かった…で、なんか用?」

 

「うーん…そうだなぁ…地底から復活したことの報告に来ただけだ。そんじゃまた〜」

 

「…何言ってんだ…?なんで彼が地底に行ったんだ…?別に嫌われてたわけではないし…?」

 

妖怪の森

 

「…森とか地図が見づらくて嫌なんだよなぁ…それにモワッとしてる…年頃の娘の○○○○○○…なんか規制掛かったな今」

 

「とりあえず歩くしかねえか…亡霊だから幸い死ぬことなし!生きることもないケド。」

 

私は白黒魔法使いと逸れるわけにはいかないから〜

…なんだか悲しくなってきた。白黒魔法使いじゃなかったらどうせだ自棄になるか。

俺が何かする前に異変の首謀者ぶち殺されてそうなんだよなぁ

 

「…森の中で煙草はやっちゃいけんか…んぁ?なんだあの家…なんでも良いや聞き込み調査って奴だ」

 

霧雨工務店…違う霧雨魔法店

 

コンコン

 

「おーい誰かおらんのかー」

 

ガチャッ

 

「うるせー!朝っぱらから騒いでんじゃねえ!」

 

「でやがったな異変の黒幕」

 

「ひでーな!」

 

「とりあえず中に入らせてよ」

 

「お、おう」

 

霧雨魔法店 黒幕って言葉はコナンの犯人が黒いことから付いたと思うんだ

 

「…で、なんのようだ」

 

「分かってんだろ…俺が異変の時に追われてる最中でてめえが来て『今お前に死なれると困るんでな』的なこと言って3分経たずにどっか消えていったことだよ」

 

「…んぐっ…ぷふぁ…その事は霊夢にも聞かれたんだがなぁ…」ゴクゴク

 

「…俺はお前と以前関わったことがある。少なくともあの時のお前はそう言っていた」

 

…というよりこいつのせいで状況が悪化したと言っても過言ではない。

実際死んでるし。

 

「ハハ、何を言っているんだ。私とお前は神社でばったり出会ったんだ。それが初対面だしさ…私は男が苦手でね」

 

「それがおかしい。男が苦手なら俺を家に招き入れたりしないだろ」

 

「…お前はさ…そう。昔から嫌に勘が良いというかなんというか…」

 

「会ったことがあるのか」

 

「正確にはあったことはない。面識もない。」

 

「…で、結局なんだよ」

 

「…つまりあの時の事は全て嘘って事だ。外来人が人をいたぶった記録はないしな」

 

「…だーもうお前以外に容疑者が居ねえんだよ」

 

「うるさい奴だな本当に…ま、お前に話しても覚えてないだろ」

 

「何が」

 

「なーにも。意味深なこと言ってれば後々楽になるんだよ物語は」

 

「ひでーやっちゃな…」カチッカチッザッパーン!

 

「店内は全席禁煙となっておりますお客様…♪」

 

「S娘が…最近は対処がまあ酷いことで」

 

「だがな。異変の真犯人は私だ」

 

「…なんだよ、合ってんじゃん」

 

「そうだ。まあ私一人でやるにはちょっと面倒くさかったから共犯者としてお前を異変の中心物にしたんだ」

 

「はぁ?わけわからん」

 

「要するにお前がこの世から完全に消えたらこの異変は収束する。私はお前に埋め込んでんだよ。異変の鍵をな」

 

「取り出すには消すしかないか…知らねえのか?化石発掘は大胆にやるもんじゃねえぜ?」

 

「知らないよ…とにかく、お前が消えたら完全にこの異変は終わる。紫の奴が聞いたら目の色変えてお前を殺しに行くだろうな」

 

「…そうだなぁ。異変解決の時に使う鍵が俺の体の中にあるんだろ?それじゃあスペアはあるのか?」

 

「ん?ない。まあ術式ってのは掛けた奴が死んでも残ってると思うがな!」

 

「…そうか」

 

こいつのせいで俺は死んだのかよ…腹が立つな。俺がこの世から完全に消えたら異変は終わって、無事エンドと。

…俺を殺そうとしてた奴がまた正義になるのかね?俺は信じられんなぁ…鬼人正邪とかマジで殺しにきそうだ。

 

「…俺が殺される前に。お前を殺すという手段は?」

 

「…出来ないね。わたしには武器があるからだ」

 

「奇遇だな。俺もだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回!異変解決への糸口!
的な。とりあえず次なボコボコの激闘戦だぜ


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48話

つべこべ言わずに戦闘シーンを出せ!
と言うのが俺の意見です。
はい、出します
今回はドラクエの魔法が出ます


 

魔法の森

 

「亡霊さん舐めんなよ?こちとら一度頭撃たれてんだぞ?」

 

「フッ、そっちこそ魔法使い舐めんなよ?人間だけど魔力の量は完全に魔法使いさんだからな?」

 

…こいつの言ってることはイマイチ分からんが…こいつの家には酒がある。

そしてあいつは人間。魔法使い×人間○だ。

酒で叩けば血は出るだろ…刃牙じゃなければ…確か最近あった奴だと相撲で横綱がぶっ叩いたんだっけ?

 

「…お前を殺して成仏するのが一番悔いの残らないやり方だな」

 

「たかが人間にこの私を殺せると思うなよ?能力すら持ってない奴が」

 

「言うねぇ…お、酒あんじゃん」

 

「ハハ、酒瓶を武器にするのか?なら私は箒だな」

 

「帽子から取り出すのか…それにリーチが不利だな」

 

「現役じぇーけーの歳の子にびびってんのか?」

 

「いいやまったく」

 

「…それじゃ、行かせてもらうぜ」

 

「やってみろクソガキ」

 

「成敗!」ブンッ

 

「いでっ!」ブンッ

 

「うわ酒くっさ!」パリーン

 

「…うわ…箒で叩いくのってこんな痛いのかよ…」カチッカチッザッパーン!

 

「禁煙だって…言っただろ!」バギッ

 

「へぶっ…どうした魔法使いさん。魔法がお見えになりませんが」

 

「減らず口を…メラゾーマ!」ボワッ!

 

「メラゾーマは反則ってあつっ!」

 

…ドラクエかよお前…ん?人間に魔法が使える?こいつ人間らしいけど…

!これって俺にも魔法使えるんじゃね!?MPは知らないけど!

MP…よく分からないけどやるしかねえ!

 

「ベ・ギ・ラ・マ!」ピロロロン♪

 

「ベギラマぁ!?」バゴーン!

 

「ははは…出来ちまったよ…人間為せばなるって奴だな…」

 

「チッ…お前も魔法使いだったか?」

 

「残念だったな。男は童貞のまま30歳を迎えると魔法使いになれるらしいぜ?」

 

「そうかよ…力はパワーだ!バイキルド!」デン!

 

「…攻撃力増加魔法だっけか…」

 

「そう言うことだよ…」ググッ

 

「フフフ…いてつくはどう!」

 

「何!?」

 

「ここからは攻撃力の戦いじゃない…知恵とMPの戦いなんだよ…」

 

「…知るかよ!マスタースパーク!」ギュォォォォォン!

 

「マホカンタ」ピロロロン

 

ヘッ飛び道具への対処はマホカンタって決まってんだろ。

だがキツいのも事実。MPを確認する術がない。と言うより相手はそこら辺理解しているのだろうか。

MPは無限というありがたいことになってれば良いんだが

 

「反射魔法!?」ギュォォォォ…

 

「…ドラクエのちょっとした知識がここで役に立つなんてね…世の中何が起こるか分かったもんじゃねえな」

 

「チッ…ヒャド!」

 

「んな!?」カチンコチン!

 

「フッ…ははは!凍ってしまえばなんの問題もない!」

 

「」

 

「行くぜ…溜めてからの…!」

 

「バイキルドを掛けて…!」デン!

 

「危機一髪!」パリーン

 

「死ね!」ブンッ

 

「ピオリム!」シュバッ

 

「…チッ…」

 

「おいおい、こんなもんか?まだ博麗の巫女さんの方が強かったぜ?」ケラケラ

 

「死ね!」ブンッ

 

ドガァンッ!って音を立てながら自分の家壊してるけどこいつ頭大丈夫なのか?

…異変起こしてる時点で頭逝ってんのか。可哀想に…なんていうと思ったか!

 

「イオナズン!」

 

「マホカンタ!」

 

「げげっ!パルプ」チュドーン!

 

「自分の技喰らって死んじまえ…」

 

「…死にかけたぜ…やっぱりパルプンテはポケモンの指を振るだな。???が現れなくてよかった…」

 

「まだ生きてんのか…」

 

「舐めちゃいけないぜ?マホトラぁ!」テロロン♪

 

「魔力吸収呪文…嫌な相手だ」

 

「30過ぎた童貞、舐めちゃいけないぜ?」

 

「…メラ!」ボワッ

 

「マホカン」

 

「バイキルド!」ブンッ

 

「横ぉ!?」ブヂィッ

 

「ふぅ…あぶねえあぶねえ」

 

「気に入らねえなぁ…回復魔法だけは覚えてないんだよな…MP消費が多過ぎて」

 

「そりゃあ私も同じだぜ…亡霊がそんなこと言ってたら変だけどな」

 

このガキ…やっぱりめんどくせえ。ベギラマ舐めんなよ?このベギラマ様舐めんなよ?

まあ俺が次に使う魔法は違うけどよ。

 

「…メラ」

 

「ラリホー!」

 

「ゾー…」バタッ

 

「…あっぶねえあとちょっとで死ぬところだった…」

 

閲覧者の諸君!このまま眠られせてセックスさせようとしてるとか思うなよ!間違っても思うなよ!

作者は性表現が絶望的に酷いんだ!もしかしたら素人のAVよりひどいかもしれん!

ちなみにメラとかメラゾーマとかは手から少し離れたところに出るから引火する可能性はないぞ♪

 

「?なんだ今の。マホトラ…よし。」

 

「…引っかかったな!メラミ!」スカッ

 

「ようやく魔力が消えやがったか…」

 

「…なんてな!メラゾーマ!」

 

「!?」ボワァッ

 

「燃えて死ね…残念だがこの異変!私の勝ちだ!」

 

「…!」

 

「残念だったな…たしかに私の魔力が消えてれば助かったかも知れんがな」

 

「…ヒャド…」カチンッ

 

「まだ声出せるのか。大したもんだな…よくよく考えれば霊夢の手の神経やらかしたんだから当然か。」

 

「パリンッ!とな。メラミ!…ありゃ?」

 

「魔力が尽きたみたいだな。それじゃ、今度は私の番だぜ」

 

「こ、こりゃ大ピンチって奴…!?」

 

「へへ、そうだぜ。それじゃあ…ベギラ」

 

「逃げるしかねぇ!」

 

冗談じゃねえもう痛いのはごめんだっていうかあいつ異常だろ!

 

「…ここで逃したら霊夢に報告されたりするか…?いや、あの男を成仏させれば…どっちにしろか…チッわかんねえなぁ」

 

 

 

 

 

 




ネタバレすると…え?いらない?
分かりました


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逃さないために

ヤンデレっぽいサブタイトル…
でも逃さないためには恐怖以外にも強行手段があるよね!
…そう。簡単なんですよ。
どうすれば歩かないようになるのかなんて…どうすれば移動ができなくなるかなんて


 

魔法の森

 

「魔力切れだってんだ馬鹿野郎…あ〜もうクソ…これだからパーティー制のドラクエは単体で戦うのに不向きなんだよ…いや、初代は一人か」

 

MP切れ…後半になるとそんなことなくなると思ったんだがやはりそうなるか。

MPなんてどう回復するのかわからんし…どれくらいの魔法が使えるのかも分からん…

得策なのはここでルーラ使うことだけどどこに行くのか分からない。

 

「詰みかな。は〜もうこれわけわかん」ザクッ

 

「ハァ…ハァ…久々ね…こんなに走ったの…はぁっ…はぁ…」

 

「¥♪+%÷〒♪~!」

 

「片足切られればそうなるでしょうね…魔理沙になんであのことしたのか分からないけど、今日は私と魔理沙のお茶会の日なのよ」

 

「…ぎっ…」

 

「楽しいお茶会を邪魔されたらイラつく。それは私達でも同じなのよ…」

 

「アリス!何やってんだ!?」

 

「あら魔理沙」

 

「…やっぱりこうなったかぁ…」

 

「あぎっ…っはぁ…すぅ…はぁ…」

 

「もう片足切っておこうかしら?」

 

「いや、もう死ぬさ。体内の3分の1の血液が失われると死ぬらしいからな。」

 

「…そう」

 

「だがトドメは私がやるぜ」

 

「…ほ…ホイ…ホイミ…!」ピロロロン♪

 

「…魔力まだあるのか?懲りねえなぁ」

 

「…まさか…亡霊にもなって足を切られるとは…」

 

「…お前、死んでないだろ」

 

「はぁ?何言って」

 

「おかしいんだよ。亡霊ならそもそも血なんか出ないだろ。」

 

このクソ魔法使いが…

でも確かにおかしい。しかし俺は撃たれた記憶もあるし撃たれた痛みも一応だがある。

そして亡霊らしく記憶が消えてる…でも幽々子さんが言ってた量とは違うらしいけど…

 

「…八雲紫なら死体くらい偽造できる。そして移動も一瞬で済む…辻褄は一応合うんだよ」

 

「…じゃあなんだ。生きてるから…っ俺を殺せないとでも?」

 

「あの賢者…黒幕を炙り出すために…」

 

「あぁ…っ…何一人でぶつぶつ言ってんだよ…メラ!」スカッ

 

「ははは。無駄だよ。魔力はそんな早く回復しない」

 

「…なら…」カチッカチッシュボッ

 

「だがあいつがなんでほおっておくんだ…こいつをなんで…」

 

「これで…」ポトッ

 

「って危ねぇ!」キャッチ

 

「死ね…」

 

「は?」ボワッ!

 

「ヤッホー。終わった?」

 

「…」

 

「こっちはもう戦えないって…あ、足が取れてるじゃない!であっちは…燃えてるわね」

 

「あぁぁああぁぁあぁ!ぁあぁぁあぁぁあ!ぁぁ!ああああああああ!」

 

「うるっさいわね…さて、藍」

 

「なんでしょうか」

 

「この事態…貴女が引き起こしたのは事実。自分が蒔いた種は自分で取りなさい」

 

「承知しました…」

 

「よろしくね」

 

あの野郎消えやがった…

妖怪ってのは…いや幻想郷の奴らってのは皆すぐに帰んのか…毎回わかんねえ奴らだな…

…白黒魔法使いが燃えてる…体にかかった酒がどっか行かなくてよかった…

 

「…大丈夫か…?息はある…死にかけてるらしいな。あっちもだが…とりあえず火は消すか」ピッ

 

「あぁあああ!ああああ…ぁあ…」

 

「…足が…」

 

「待っておけ。二人とも永遠亭に連れて行く…とりあえず応急処置はしておくか…」

 

「魔理沙!大丈夫!?今永遠亭に連れて行くわ!」

 

「…人形遣いか。これならこっちも連れて行かねばならんな…!」ビュンッ

 

人里

 

「おい!あれってまさか」

 

「…八雲家の式と人形遣いだ…」

 

「まさか里に来るんじゃねえだろうな…!?」

 

その上

 

馬鹿どもが騒ぎ立てて…お前らに頼るわけなかろう。

そもそもお前らの技術では何もできんだろ…あ、待て。永遠亭に行くからには視覚以外の五感を使わないと駄目じゃん。

…仕方ないか…

 

永遠亭

 

「よっと…誰かいるかー?」コンコンコン

 

「あ、はいはーい…あ、マスクしなきゃ。どうぞ目を開けても良いですよ」

 

「…では失礼…あまり直視はできんな」

 

「お互い様ですよ。そちらの方を?」

 

「ああ。頼む」

 

「…妙ですね。藍さんが来る前に魔理沙さんが来ましたよ。火傷で。こっちは片足が切れてますね…事件でもあったんですか?」

 

「それに近い…というより、その魔法使いの状態とこいつの片足の状態は私がやったような物だ」

 

「そうでしたか…師匠〜!患者です!片足無いです!」

 

永遠亭の中<そっちも緊急患者〜!?片足はそこにある!?

 

「あります!切れた片足ありますよ!」

 

永遠亭の中<とりあえず止血をしてちょうだい!

 

「わ、わかりました!」

 

「…すまないな。私のせいで…」

 

「死ぬかと思った…流石に…」

 

「!?意識が!」

 

「うぇ!?ちょ、とりあえず…」アタフタ

 

どんなもんだい…人間様の耐久力舐めんなよマジで。

流石に死ぬかと思ったけど…ていうか俺死んでるのか生きてるのか知りてえな。

少なくともご友人様に聞いてみたい…地底で火炎瓶で自爆した俺のこと。

あとは白黒魔法使いにも…

 

「…また気絶したか。無理しすぎだな…本当に。この異変が終わっても私は特に何もできなさそうだ…」

 

「これで十日は持つ!片足ない方の患者を!」

 

「あ、はい!」

 

待合室的な。

 

「…今回の件は紫様怒ってるだろうな…ご友人を傷つけたんだ。当たり前だな」

 

「それだけじゃないわよ」

 

「…人形遣いか」

 

「横、失礼するわよ…貴女がこの事件を引き起こした犯人らしいわね」

 

「ああ。全く馬鹿をやったよ」

 

「…これは分からないわよ。物語っていうのは、どこまで行っても分からない物じゃないの」

 

「はは…今回限りは紫様に見捨てられたよ…」

 

「それは辛いわね…ほら」スッ

 

「?これは…」

 

「…彼が持ってたライターだと思うけど…彼、喫煙者だったの?」

 

「私は知らないさ…少なくとも、私は吸わないがな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんで!なんでぇ!


なんでピクミンの歌が流れてくるんですか!


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見覚えのないお顔だ…

いやシンジくんやないですかって。そうですともシンジくんやないかいっ


永遠亭

 

「…んぁ?」

 

「…起きたか」

 

「う〜ん…どこだここ」

 

「永遠亭だよ。今回の事件はほとんど私が引き起こしたと言っても過言ではない…」

 

「なんでそう悲観的なのか…やったのは俺だし」

 

「そう…だよ…」

 

…この声ってもしかして隣に白黒魔法使いがいるのか?

そうだとしたら聞いておきたいことがあるが…面倒だししゃべるの方辛そうだから勘弁しておいてやろう。

それになんだか動きづらいし…なんでだ?

 

「…」バサッ

 

「あ、ちょっと」

 

「俺の片足…どこ行った?」

 

「…暴れないんだな」

 

「そりゃあ過ぎた事をあーだこーだ言ってもそれが戻るわけじゃねえし…」

 

「ははは…はは…はぁ…」

 

「こんなの…邪魔だっ」ガポッ

 

「…なんだその音は。人工呼吸器でも付けてんのか?」

 

「その通りだよ…ゲホッ…流石の永林でも内臓とかは無理らしいな」

 

「…二人とも元気みたいだな。それじゃあ私はこれで失礼するぞ」

 

「お元気で〜」

 

「じゃあなごんぎつね…流石の永林ってここの医者は腕が効くのか?」

 

「ああ。月随一の知能だったらしい。医学に関しては右に出る者がいないらしいぜ」

 

「…なのに内臓は無理、か」

 

「機械の問題らしい。月じゃ機械に頼ったのが主流らしいしな。地上みたいに手でやる奴はあまりいないらしい」

 

「…月かぁ」

 

月って来たかぁ。

それはおみそれいたしました…ん?おいそれだっけ?

とりあえず月に人はいたのか。それでその月の技術は多分外の世界よりも発展してんのか。

世界って不思議だな…

 

「はぁ…火傷が酷い…霊夢もこんな感じだったのか?」

 

「俺が見た限りでは爆風で吹っ飛んだ感じだった。ま、手の神経やられたらしいけど」

 

「…あの勝負、私の負けだ」

 

「そうか…そういやライターあるか?お前に渡したライター。煙草は置いてあるんだが」

 

「生きてるって分かったのに吸う奴があるか…ん?持ってないけど…」

 

「…あの変態狐の座ってたところにあったよ」カチッ

 

「院内は禁煙です!」スピーカー!

 

「あがっ!?…禁煙かぁ…喫煙者は肩身が狭いぜ」

 

「その内幻想郷一帯が禁煙になったりしてな」

 

「地底に行っても吸えるかなぁ…」

 

「…この異変、終わらせてやろうか?」

 

「ん〜…お前が決めてくれ。お前が起こした異変なんだろ…片足ない俺にどうしろってんだかねぇ」

 

「英雄になれって言ってんだよ。異変を終わらせた外来人ってな。きっと新聞の一面を飾るだろうな」

 

「俺に英雄は荷が重すぎる。中ボスか頑張って魔王配下の四天王か…くらいだな」

 

「ヘッ霊夢を瀕死にさせてこの魔法使いと互角に戦ったんだ。別に勇者名乗っても良いんじゃないか?」

 

「相手が人間相手だからできた所業だ。相手が勇者御一行なら延々と相手のターンだ」

 

…ほとんど奇跡みたいなもんだしな。

巫女の時はあれライターが1発で出て来たから良いものの、いつも通り三回だったら多分ご友人に腕吹っ飛ばされてただろう。

要するにどっちにしろ俺は死んでたってことだ。

マジで御友人の耐久値パネェっす。バケモンっす。

 

「さてと…私はもう寝る。襲うんじゃねえぞ」

 

「誰もお前みたいな奴は襲わんよ。安心しとけ」

 

「褒めてんのか貶してんのか…異変はもう終わってるし、どうぞ好き勝手やってくれってもんだ」

 

「これで俺が狙われることはなしか…んじゃ俺も寝る。夜の病院ってのは怖いな」

 

翌朝

 

永遠亭 スタッフルーム

 

「大変です!」バタンッ

 

「どうした鈴仙…なんか綺麗だな」

 

「姫が…姫が…とっても美しくなってるんです!あと脱走者が出ました」

 

「なんですって!?鈴仙、目は大丈夫?…にしても見違えるように綺麗になったわね…とりあえず鈴仙は休んでおきなさい」

 

「…永林も美しく見える…」

 

「てゐは可愛く見えるわね…でも一体何が起こっているの…?あ、脱走者って誰?」

 

「魔理沙さんとその後に来た人」

 

「oh」

 

迷いの竹林

 

どうしてこうなってんだか。朝誰かに目覚めさせられて脱走したは良いものの。

この竹林外が全く見えねえ…白黒魔法使いもどこ行きやがった。

クッソ…そろそろ疲れて来た…最近走ってないし煙草ばっか吸ってるからかなぁ

 

「煙草はやめた方が良いのかね…ぅぁ!?」コケッ

 

「おい大丈夫か!?…よっと。無茶すんなよ…」

 

「けほっけほっ…てめえ白黒魔法使いじゃねえか…叩き起こしたのもお前か?」

 

「そうだ。有り難く思えよ?私のおかげであの医者たちから逃げれるんだからな!」

 

「辺な奴だなお前…とりあえずどこ行くんだ?」

 

「そうだな…霊夢のところにでも行くかな」

 

「異変解決のお知らせにか?馬鹿だねぇ」

 

「まあ良いだろ。ほれ、乗りな」

 

「有り難く乗らせてもらうがよ…落とさないように注意頼むよ?本当に…」

 

「お前が私に抱きついてりゃ問題ない♪」

 

「…分かったよ」ギュッ

 

「掴まったな?そいじゃ、行くぞぉ!」ビュンッ

 

「あ、ちょっと早すぎ!?」

 

博麗神社

 

…どうしてこうなっているんだ俺は。なんでこうなってしまうんだ俺は。

毎度毎度迷惑な事に巻き込まれて…ん、特に思い出せねえや。幻想郷に入った頃の記憶がないから当然か。

しっかしこんなに酔うとは思わなかった。しぬぅ…

 

「よー霊夢」

 

「魔理沙!?…あんた、見ない間に整形手術でもした?」

 

「してないしてない。異変が一つ終わったんだよ」

 

「異変?紫が言ってたあれ?」

 

「そうそう。その主犯が私なん」

 

「ほう魔理沙犯人探しをする私を横目に笑っていたの?」ガシッ

 

「あだだだだだ!ギブ!ギブアップ!」

 

「…プッ…あはははははは!こんな事久しぶりにやる気がするわね…フフフ」

 

「痛かった…」

 

「新聞の一面がこの事になるだろうな。見出しは『異変は知らぬ間に!?』だろうぜ」

 

「良い話ね…」

 

「新聞です新聞ですよー!新聞の内容は今日だけは絶ッッ対に見てくださいね〜!」バラマキ

 

「言われなくとも分かってら…『美醜逆転!?あの子が可愛く〜』…逆転ねぇ」

 

「どうでも良いけど俺博麗神社に来てから一言しか喋ってなくない!?」

 

 

 

 

 

 

 




はい。喋ってませんね。
ちなみに新聞の内容ですが、文々。新聞が見ない間に世界が変わるとは〜とか、天狗の感想とかが今朝速攻で作った割には詳しく書いてますよ。
すごいですね


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一周まわった質問

なんででしょうね。
分ければよかったって思ってます。
でもね。前回終わった時こんなの微塵も出てこなかったんだ。
笑えよ


博麗神社

 

…そういや白黒魔法使いの助けがあってここに来てるけど…

俺ってこれからどうすりゃ良いんだ?全く考えてなかったな…ありゃ困った。

くまったくまった…しょうもな。

 

「これからどうしようかな…」カチッカチッシュボッ

 

「死んでも死ななくても煙草は吸うのか…」

 

「あんた、絶対ロクな死に方しないわよ」

 

「人間が全員寿命で死ねると思うなよ?俺なんかよ、右足無いんだぜ?手の神経がイカれたとか、全身火傷の方が俺はマシだね」

 

「…腹立つわね…」

 

「なんか納得行かねえんだよなぁ」

 

「そうかぁ、それならそれで良いんじゃ無いか?…スパーっと…とにかく、昔いた俺の家にでも行くよ。んじゃっさいなら〜」

 

「…彼、行った?」ヒョコッ

 

「どうしたの紫」

 

「いやぁ… 言いづらいんだけど多分彼を怒らせてね…」

 

「…魔理沙」

 

「八雲紫はここにいるぞ〜!」(クソデカボイス)

 

「…まあ嘘だけど。タイミングがないのよねぇ…」

 

「嘘らしいわよ魔理沙」

 

「はぁ!?」

 

「猛ダッシュからのドロップキック!」ドンッ

 

「へぶっ!?」スパーン!

 

「…お見事」

 

「10点満点中10点」

 

「いたた…」

 

とりあえずドロップキック喰らわしてもお釣りが来るくらいの嫌がらせは受けた気がする。

このご友人に。とりあえず聞くだけ聞くか。

…というより女の香水の匂いとかって苦手なんだよな…そいつ独自の匂いかもしれないけどさ…

花の匂いがキツい奴は多分香水も無理だと思う。

 

「…質問させてくれ…」タバコケシケシ

 

「良いわよ〜?でも挨拶がドロップキックって言うのは」

 

「それをしてもお釣りが来るくらいお前はやってるだろ…」

 

「あらあら…」

 

「全く…答えてくれ。俺は死んだんじゃねえのか?」

 

「あら?言ってなかったかしら?」

 

「そうとも。少なくともお前が撃った痛みは感じたぞ」

 

「フフフ…」

 

「俺の死体があーだこーだ言ってたくせに…」

 

「…貴方があの時生きてることを知ったら…どうしてた?」

 

「さあ?もしものことなんか聞いても意味ねえっつの。」

 

「はぁ…せっかちさんね。確かに貴方は生きているわよ」

 

「それじゃ次の質も」サッ

 

「それ以上はダメよ…」

 

…この匂いがキツい…!

御友人さんが発する香水に似た何かの匂いは俺にとって花の匂いと同種。

つまり嫌いということだ。みるだけなら好きなのに…ていうか手から匂いが出るってどんなやり方してんの?

わけわからん…

 

「…けほっ…全くやってられんな。もう帰る」

 

「…お熱いね〜」

 

「紫がまさか熱中するとは〜」

 

「言うわね…!」

 

「これほどいじりがいのあるネタは早々な…」ピクッ

 

「あはははは!今更恋ご…こ…」ピクッ

 

「…ちょっとしたお仕置きタイム、始めましょうか♪」ギュォォオォォォォォオォォォォォオォ

 

博麗神社階段

 

「…アリーヴェデルチ!とか言っとけばそれっぽくなるのか…しかしまぁ…嫌なもんだな…チッ!」パァンッ

 

「気合い入れろ俺〜!あの花畑に戻ってぐっすり寝るぞ〜!」

 

「…松葉杖病院で貰っといてよかった…竹林の中片足なんて無理っつの。」

 

「そんな貴方に突撃取ざ!?」ゴツンッ

 

「松葉杖カウンター…てめえ今更何しに来やがった。蔑みにでも来たか?」

 

「いえ…疑いが晴れてどうかと聞きたいんですよ」

 

「お前みたいな奴らが一番気持ち悪いって書いとけ。そんじゃ」

 

「…辛辣ですねぇ…人里に行ってみてくださいよ!良いことありますよ!」

 

「人里かぁ…行き辛えなぁ」カチッカチッシュボッ

 

人里

 

「…あらま…ナンパの嵐だ…」

 

「そこの仙人様!俺とお茶でも」

 

「嫌です」

 

「そこをなんとか!」

 

「駄目です!」

 

「…大変だねぇ」

 

人里はナンパの嵐だ…転んだらラブレター渡されそうだな。

まあ俺だけが前まともに対応できたのが誇りなんだが…そんな誇り捨てちまった方がいいかなぁ

んまっ何にしろ俺には関係ないな。良いことってのが気になりはするがな…

 

「はぁ…松葉杖も大変だ…片手に煙草、片手に松葉杖…何をどうしろってんだ」

 

「住職さん!俺を寺に…」

 

「無理です…何故こんなに増えたのでしょうか…?」

 

「やっほー住職さん…久しぶり〜」タバコケシケシ

 

「ん、お久しぶりですね…片足は」

 

「んまぁ無くしただけだ…無くしたっていうか切られたっていうか。」

 

「災難でしたね…」

 

「ま、歩けてるんで良いんですよ。美味い店知らない?」

 

「それは良かったですね。で、美味しいところですか…と言ってもこの混雑具合…私も美味しいところを巡ろうとしてたのですがね…」

 

「ま、この混雑具合なら待ち時間が半日なんて普通にありそうだ。今日はおとなしく諦めるよ。んじゃなぁ」

 

「さようなら〜」

 

「住職さん!今の奴はどんな関係なんですか!?」

 

「教えてください!」

 

「あ、あらあら…」

 

「こりゃ確かに面白いけど…良くはねえな…人が集まるところに美女ありってか。そんじゃあそこもか?」

 

「…なんですか貴方たち…?」ビクビク

 

「なんでそんな怯えるんだよ…」

 

「失礼失礼〜…ほ〜こりゃ美人。すげえや。前に噂で聞いた貧乏神サマかな?」

 

「そ、そうですけど…」

 

貧乏神ってことはなんか納得の行くような格好してるっていうかなんていうか…なぁ。

ま、美人だし格好もセンスってことになるんだろうけど。

金も何も無い無一文だから同じようなもんか…悲しいねぇ。

 

「失礼しました〜」

 

ていうか人混み多いな!朝の通勤ラッシュかよ!

 

「…こりゃ軽くストレス障害が出るな…」

 

目の前に広がる光景は…例えるならそう。

死刑台に登る死刑囚を見つめて盛り上がる奴らのような…

そのような………集団…

 

「…帰ろう」

 

 

 

 

 

 

 




いくつか後になると紹介文が出てきて戻った世界の後の説明文が出てきますよ!
…特殊性癖はそのまんまですけど


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景色

西洋の歴史ってなんかかっこよくないですか?
だってだって!
…かっこよくないですか!?



 

人里

 

「…うるさいなぁほんと…」

 

この人里じゃナンパは当たり前ってか…今までいい思いしてきた女は全員路地裏へ。

今まで辛い思いをしてきた女はナンパへ…ってか。

射命丸の良いことが気になりはするけど人里から抜け出さねえと頭がイカれる。

どれくらいかって言うと100%中80%くらい。

 

「…俗物も俗物。獣だな…なぁんて、ハマーン様じゃないんだから。カッコつけたってねぇ」

 

「そこの人形師さん!」

 

「何ですか?」

 

「私と一緒にお茶でも」

 

「駄目です。それでは」

 

「そこの白い格好の方!」

 

「ん、何でしょうか…」

 

「あそこでお茶しませんか?」

 

「はぁ?嫌です…まったく、顔が変わるように綺麗になったら手のひら返しか…」

 

「こりゃナンパ道に名前変えた方がいいんじゃねえの?…猫は屋根の上を歩くか…俺も登りたいけどなぁ」

 

「お困りですか?」ヒョコッ

 

「うわっ…あの時の」

 

「久しぶりですね…死んだと聞いていましたが」

 

「トリックさ…なんてね。それにしても…ナンパが多いなぁ」

 

「色欲が多いですね…」

 

「そらま、こんな可愛い顔と、綺麗な身体のラインがありゃ色欲も多いさ」

 

俺の場合は…異変の一件で性欲尽きかけてるけど。女ってのは怖いな。

どれくらい怖いかって言うと今のプリキュアとふたりはプリキュアの違いくらい怖い。

ふたりはプリキュアを見ろ。黒い方の奴が拳突き出してるぞ。

女の子だって暴れたいがヒットするからな。まじパネェッスプリキュアさん。

 

「女ってのは怖いね。豹変が」

 

「…そうか?私からしたら男も十分怖いのだが…」

 

「お互い様って奴か…そうだな。仮に俺がお前さんのおっぱいを揉んだとしよう。」

 

「んな!?」

 

「そうしたらお前は男への恐怖が増すか?それとも俺に対して警戒心が強くなるか?」

 

「…さあ?…少なくとも君からは色欲が聞こえないし、そんなことをするとは思えんが」

 

「色欲ねぇ…聞こえないだけで聞き落としてるんじゃないのか?」

 

「無意識に入ってくるものだよ。聞き逃さないさ…君、神霊廟に来ないか?」

 

「ナンパか?やめとけ。話し相手にすらならん奴をナンパしても面白くねえぞ」

 

「…振られちゃったかぁ…悲し」

 

そもそもナンパする様になったのは全員顔で選んでるからか?

馬鹿だねぇ。実に馬鹿だ。そんなことで選んでみろ。

痛い目どころか死ぬまで精子抜き取られんぞ。控えめに言ってR-18展開だ。

…いや、妖怪の山に行くような馬鹿は居ねえだろうし…まあいいか。

 

「考え事なんてする事じゃねえや。裏道でもあるかな?…いやねえな。片足ない奴には厳しい道のりだ」

 

「…ナンパって一度会ってみたいとは思いますけどやっぱり会いたくないですね」

 

「そうですね咲夜さん。嫌な話ですよ」

 

「私なんかナンパしたら振られたぞ…」

 

「…逆ナン?って奴かしら?聖さん」

 

「…多分…これが聖徳王…」

 

「良いじゃないですか!王様にだって意中の相手はいますよ!神様にだっていますよ!」

 

あの3人を中心に結構でかい円ができてるけど…何とか抜け出せた…!

通勤ラッシュよりもきついぞこれ…!?

まさか思わぬところに現代を超える密集度があるなんて…!

ちなみにですが諏訪子様のヤンデレ設定忘れてませんよ?

本当ですからね?ていうかずっとこの設定どうしようって悩んでるんですからね?

舐めんなよ?

 

「何だ今の邪念は!?…落ち着けぇ…」カチッカチッシュボッ

 

「ふぅ…スパーッと…喫煙者少ないねぇ幻想郷って」

 

「何してんだ妹紅」

 

「…ナンパしてきた奴を成敗した!」アタフタ

 

「何やってんだもこぉぉぉおぉおおぉおおぉおぉ!?」

 

「…大変そう…ほんと、これからどうするべきかな…どっかの店で住み込みバイトできりゃ文句はないんだが…そんな上手くいかねえし」スパー

 

「この際馬鹿サバイバーでも脳内再生するか?いやでもボーボボは駄目だ。頭おかしくなる」

 

一方その頃妖怪の山(やけくそ)

 

「椛!」

 

「何でしょう」

 

「私綺麗になってない!?」

 

「…私もじゃないですか!?」

 

「やった!やった!やった!」

 

「やった!やった!やった!」

 

「おーどうしたんだ二人とも」

 

「にとりさんも綺麗になってる!」

 

「マジで!?やった!やった!やった!」

 

「「「やった!やった!やった!」」」

 

…やっぱり映さなきゃ良かった。

多分発情期が来れば同期の男天狗を追いかける日々になるだろう。

その天狗はきっと多数の女天狗を前に「…綺麗だ…」と言ってイクだろう。

快感に身を委ね続け、いつしかにくべんんっ!失礼、言いすぎたようだ。

 

戻って人里

 

「…何とか屋根に登れた…けどお前がいるとは聞いてねえな」

 

「…久しぶりだな」

 

「鬼人正邪さんや」

 

「…許してくれ…」

 

「許してくれって言われてはいそうですかと許せるような事をお前はやったのかと自分に聞いてみろ。」

 

「やっぱりそうだよな…強いな…」

 

…どうでも良いけど体育座りのままそれを言うのはなんだか主人公っぽいぞ。やることなす事全て主人公じゃないのに。

努力次第じゃ…まあ主人公になれただろ。

 

「んー…なんだか見られてる気が…」ゾゾッ

 

「いつでもどこでも貴方を見ていますよ?さっきぶり〜」

 

…どう足掻いても御友人…紫は主人公になれねえぞ。

でもラスボスくらいが妥当だろ。大魔王とか破壊神とか…色々あるぞ役職。すげえくらいあるぞ。

頑張れや(無責任)

 

 

 

 

 

 

 

 

 




想像妊娠ってなんですか?


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異変が終わった反応

今回から異変が終わった後の紹介文が付くぞ!
特殊性癖とかはそのままだから!
…年末年始くらいサボってもよかったのかなぁ…ハハ…


 

守矢神社

 

「いやー神奈子様。綺麗になりましたね〜」

 

八坂神奈子…神様。

異変が終わる前までは祟り神の如き扱いを早苗から受けていた。

異変が終わったら普通に神様として扱われた。早苗に。

若干そのことで傷ついてる。ちなみに諏訪子とは相思相愛

 

「な!?早苗、私の神奈子を取ろうだなんて思ったら…祟るよ?」

 

「いやいや、そんなことしませんよ諏訪子様」

 

東風谷早苗…現代神?なんだっけ。忘れた良いや

守矢神社の巫女。異変が終わる前は神社に引きこもっていた。

異変が終わった後は外に出ている。最近周りからの視線と胸のデカさが悩み。

異変が終わっても終わらなくても胸は邪魔なんだなと再認識するのであった。

異変が終わってから外に出てるおかげで守矢神社の参拝客が多くなった。やったね!

 

「何言ってんだ諏訪子。私は諏訪子に一途だよ〜」

 

「ほんと!?」

 

諏訪子…ヤッベ苗字しらね。神様

このSSで唯一のヤンデレ属性。二次創作だとお姉さん属性。

エロ漫画だと…おっと失礼。神奈子一色に染まっている。

むしろ神奈子と早苗以外が目に映らない。

人里の奴らも子供には手を出さないため利害はない。根性無しが

 

「まぁ異変が終わってからこの神社も賑やかになりましたからね〜」

 

「博麗神社の方はどうよ?あっちも相当増えただろう?こりゃ対抗馬として頑張らなきゃ」

 

「博麗神社はまだ妖怪神社って恐れられてるんじゃない?」

 

「有り得そうですね…というより異変が終わって1週間ですけど、結局犯人誰だったんですかね?」

 

「早苗が追ってた人間じゃなかったらしいじゃないか」

 

「こういうのは灯台下暗しって奴だよ。意外と近くに…」

 

「…諏訪子様。それだけは言うのをやめましょう。妖怪の山の危機です」

 

「ごめん」

 

妖怪の山

 

「…椛、やっぱ誰も来ないね」

 

犬走椛…犬んんっ!白狼天狗…?

異変が終わるまでは顔で侵入者を拒んでいた。ついでに同僚も。

いつしかでかいところの監視を任されるようになっていた。元からできるけど

異変が終わってからも任されていたが別に問題なかった。

しかし同僚に問題があった。同僚が謎に寄ってくるのだ。女なのに。

男だったら良いだろうなぁ。

発情期になるとやばい

 

「文さんも人里に行かなくて良いんですか?」

 

「私が言ったら…ほら、みんなの注目集めちゃいますし」

 

「自分で言うことですか…」

 

射命丸文…記者。天狗。ドスケベやろう。

普通は大人しめにしてるが実は脳内では光の速度で妄想が駆け回っている。

狂気を感じる(小並感)

異変が終わる前は新聞が1ミリも売れなかったのに異変が終わってから売れるようになった。

本人曰く「やっぱ世の中顔と金と身体なんですね!」らしい。

…否定はできない。

 

「またその話?しつこいわね」

 

「おやおやひきこもりのはたてさんも。珍しい」

 

「異変が終わってから気軽に外に出れるようになったのよ。なにかと顔で文句言われてたし」

 

「あはは…」

 

姫海棠はたて…文と同じ。

引きこもりの人見知り。でも発情期になると衛星並みの特定力になる。

異変が終わる前は座れば缶ビールが飛んできて立てば射的。歩けば罵詈雑言と死ぬ理由になる事ばかりであった。

異変が終われば座れば花束立てばモデル歩けばナンパとなっている。

本人曰く「やっぱり世の中顔なのね」らしい。

だからお前は文の下位互換だと

 

「やー皆の衆。みんなで集まってどうしたのかな?」

 

「あ、にとりさん」

 

河城にとり…河童。やべえ発明家。

発情期になると男を生捕にするためのAIをたった1日で作り上げるほどの技術力がある。

普通の状態だと三日かかる。

異変が終わる前だと学会を追い出された悪魔の世代だった。

異変が終わればなんと言う事でしょう。今まで評価されなかったものが評価され始めたでは有りませんか。

本人曰く「…顔じゃなくて技術力で見て欲しいかな」だった。

分かる

 

「…とりあえず麻雀でもする?」

 

「将棋やりましょうよ四人対戦で」

 

「何その将棋私やってみたい」

 

「私もです!」

 

…キャラクター紹介がほとんどじゃねえか今回!?

博麗神社

 

「…作者が一番大変なのってキャラ設定よね」

 

「いや、違うぞ霊夢。作品を新しく投稿する時だ」

 

「…それもそうね」

 

博麗霊夢…巫女。メタ発言は誰でもする

特にやばい性癖はない。強いて言うならガールズラブくらいか。

え?そんな描写どこにもなかったって?知るかバカもん。

異変が終わる前と比べてそんな生活は変わってない。守矢の言う通りである。

…ん?霊夢の恋心の矢先?…それはお楽しみに…

 

「なぁ霊夢〜」

 

「離しなさい!まったく…子供じゃないんだから。異変の主犯ってだけでここに閉じ込めんのは面倒くさいんだからさ」

 

「それなら!この魔理沙様が」

 

「あんたが何できるって言うのよ」

 

「うぐっ」

 

霧雨魔理沙…魔法使い。異変の主犯

異変の主犯だからって閉じ込めておく必要はないです。そう言う事だ

異変が終わろうが終わらなかろうが生活に影響はない。レミリアよりも影響がない。

ただ変わったことと言えば男性への苦手意識が少し強まったくらい。

ガールズラブではないです。お気をつけくださいませ

 

「…みんなが少し黙ると紫が来るのよね」

 

「…そうだっけか…?」

 

「はいはーい!ゆかりんだよ!」

 

「…紫。今更ゆかりんはやめときなさい。後私と魔理沙の愛の巣…げふん…ただでさえ参拝客が少ないこの博麗神社を潰す気?」

 

「今がっちりと聞こえたわよ。私と魔理沙の愛のむご!?」

 

「…退治されたくなければ何も言うな」

 

「れ、霊夢…?」

 

八雲紫…妖怪の賢者(笑)

男漁りが好きではない。気に入った男が好きなだけだ。

異変が終わる前は式からの信頼が地に落ちてしまったが今はなんとかなってる。

後式の式が虐待まがいなことをされてるのを見てたまに助けていたため式の式からの信頼がフルマックスである。

式の式がガールズラブだったら即百合だった…!

 

「て言うかなんできたのよ」

 

「良いじゃないゆかりん寂しい」

 

「うわきっも」

 

「顔だけは一丁前に美人のくせして」

 

「…私からすれば美人なのにレズって言う貴女の神経がわからないわ」

 

「やめなさいよ…後人の恋路に口挟まないで頂戴」

 

「…???つまりどう言うことだ?」

 

「魔理沙は知らなくて良い」

 

「あら聞きたい?それはね。霊夢が貴女のことを…」

 

「やめろぉ!」ブンッ

 

「いだっ!?」ガキィンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




短くなってそうだけど俺しらね。


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伝説は続く

でも終わらないんですよ。
サブタイトルって付けるのめんどくさいですね。
ハンターハンターばっか見てますけど


 

人里の路地裏

 

鼻☆塩☆塩。

これは…って違う。俺がなぜ1週間経ってもここにいるのか説明をしよう。

簡単に言えば衣食住の全てが揃ったところで働かせてもらってるからだ。

…と言いたいが人里の外に出ると男は妖怪に襲われるようになったらしい。

人喰い妖怪に。

 

「…片足ない俺に妖怪から逃げ切る自信はねえな…」

 

「そうですか…それなら紅魔館に」

 

「だが断る」

 

「そうでしたか」

 

「というより咲夜さんも大変ですねぇ。1000年に一度の美女だなんて言われて」

 

「私より美鈴が大変らしいですよ。門番やってるのに男が集まって来て…寝ないようにはなってるけど」

 

「ふぇ〜…寝たら睡姦って奴やられるんじゃ?」

 

「それが心配なんだけど…寝てても『円』って言う変な奴で警戒してるからいきなり現れない限りは大丈夫らしいわ」

 

「…ハンターハンターかよ会いたくなってきた」

 

「ハンターハンター…?まあ、事実男の前では起きてるようだけど…夜には来ないから助かってるのよ」

 

「…そんなもんですか」カチッカチッシュボッ

 

今更ながら紹介。十六夜咲夜…人間

時間を止める奴。止まった時の世界を動けるのは…

げふん!異変が終わる前は忠誠心が3ミリあったくらい。

終わったらなんと忠誠心がフルマックス。こいつぁモーターボードだぜ…!

でもたまに悪戯をする。前レミリアが死にかけた

 

「…で、俺はあんたらのせいで嫌な噂がむっちゃ絶えないんだわな…」スパー

 

「はぁ?そんなの知らないわよ。というより煙草って身体に悪いらしいからやめたら?」

 

「ん〜…ごめん無理。煙草やめたら多分酒を浴びるほど飲み始めるから」

 

「…随分大変ねぇ…」

 

「あ、いました!こっちです!」

 

「…チッもうバレやがった」タバコケシケシ

 

「煙草臭いからじゃない?ていうかなんで追われてるの?」

 

「噂だよ。というより片足ないから加減して欲しいね」

 

「…やっぱり紅魔館に」

 

「1日だけなら是非とも行きたいんだがね…まあそうとも行かんのよこれが」

 

「で、誰に追いかけられてるの?」

 

「それがな?あの猫耳?の生えた金髪の…」

 

「私が来た!」ダッシュ

 

神子…ん?神子って部分しか知らねえ…まあ良いさ!

太子太子って呼ばれてるから多分聖徳太子。

異変が終わる前は引きこもっており、娘のような存在のこころだけが心の柱であった。こころだけに。

異変が終わればなんのその。活発的になり嫌というほどナンパされた。逆ナンしたが断られた。

好きなタイプは色欲が少ない人…つまり知らね。恋愛ものとか勘弁してちょ

 

「うっわやっべ!早く屋根の上に」ゴソゴソ

 

「ちょ、間に合うわけないわよ!ザ・ワールド!」ギュコォォォォオン

 

「ふぅ…さて屋根の上に上がらせれば良いのね?」ヨッコラセ

 

「…なんで私がこいつのためにこんなことしてんだろ?そして時は動き出す」ギュコォォォォオン

 

「んな!?」

 

「どこへ行った!?」

 

「上だ!」

 

「逃すなぁ!」ジャンプ

 

「ええい伸びろ如意棒!」ピョン

 

「松葉杖でしょそれ」

 

「今度は逃しませんよ…?」

 

「…」カチッカチッシュボッ

 

「今の状況が分かりますか?正に袋の鼠…」

 

「窮鼠猫を噛むって諺知らんのかこいつ。聖徳太子らしいのに」

 

「あら本当」

 

「んな…でぇいどうでも良い神霊廟に来てくださいよぉぉおおぉ!」ルパンダイブ

 

「…は?」

 

「あー…こほん、Do you speak Japanese?」

 

「ごめん日本語で言ってください」

 

「てめえは日本語喋ってんのかって聞いてんだよ」

 

「日本語喋ってるじゃないですか」

 

「…すいません咲夜さん。紅魔館に行きたいです」

 

「…分かりました」

 

施設の紹介もして行くぜ!

紅魔館とは!謎のよくわからん館として人気だった館!

前異変を起こした主犯でもあります。ケロロ軍曹みてえだな

異変が終わってから門に人が集まりすぎて門番さんが常時臨戦態勢になってる。

そのせいで夜はぐっすり。酷い!

 

「な、何を!?どうせその後やるんでしょ!その…sexとか…フェラとか…その…レ、レイプとか!」

 

「誰がやるものですか!私はレイプ物よりイチャラブ系が好きなんですよ!そういう貴女が好きなんじゃないの!?」

 

「特殊性癖なんてありませんよ!」

 

「…なんでも良いけど性癖暴露してて悲しくならんかお前ら?」

 

「ハァ…ハァ…」

 

「この…!痴女がぁ!」

 

「お前が言うことか!」バギッ

 

「いだぁ!?…松葉杖は痛いよ…」

 

「…咲夜さん。今あったことは全て忘れましょう。いや忘れて下さい。不毛な争いにも程があります」

 

「え?あ、はい」

 

一方その頃地霊殿

 

「太子様はどこへ行かれたのか!?」

 

「うるさいぞ布都。どうせナンパしに行ったんだよ…太子様、前の太子様に戻って下さい…」

 

物部布都。変換がめんどくせえ。仙人?

異変が終わる前も終わった後も馬鹿だから変わらない。

脳みそが幼稚に近いから美的感覚がない。

太子に引き止められてるから外に出ないだけである。

まず可愛い。

 

「屠自古…我も同意じゃ。なんで…なんで…」

 

蘇我屠自古…仙人?

異変が終わる前は歩く放電マシンとして半径2mに入ったらまず死を覚悟すると言われていた。ハンターハンター?

異変が終わったらなんと歩く癒しの湖として顔を視認した者はその日の疲れが取れると言われた。

本人曰く「半径1m以内に意図的に入ったら全員焼き殺す」らしい。強い

 

「…これから神霊廟はどうなっちまうんだ…」

 

「屠自古…とりあえずだいこ」

 

「疾風迅雷!」バギィッ

 

 

 

 

 

 

 

 




実はゆかりさんに質問するところで主人公が甘えてエンドって考えたんだけどあり得ないよね。
ワッハッハ。


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Do you like

途中でスマホの機能に殺されかけました。
死ね(ガチギレ)


なんやかんやあって紅魔館

 

「おうふ…たしかに人でいっぱいだ」

 

「これが全員男なんだから驚きよねぇ。まったく…」

 

紅美鈴…妖怪。

このSSでは珍しく変態でもなく常識がある。

異変が終わる前は地獄の番人と言われていた。顔が

異変が終われば手のひらを返したように大天使と言われ始めた。

自分の意思すら貫けない奴にナンパなど…

一応言っておこう。同性愛ではない

 

「ちょ、咲夜さ〜ん!助けて〜!」

 

「やっば…美鈴担いで逃げよ」

 

「はいどういう事でございましょうか?」

 

「うるさい!」

 

「あの!俺とお茶でも」

 

「断ります」

 

「そんな男より俺の方が」

 

「お前に品定めされたくないわ!この無礼者が!」ゲシィッ

 

「やめなさい!」バギィッ

 

「けほぉっ!?」

 

「咲夜さん!ヘルプ!ヘルプミー!」

 

「チッ面倒な…ザ・ワールド!」ギュコォォオオォオォン!

 

「…止まってる」

 

「とりあえず美鈴持ってて。門開けるから」ホイッ

 

「あ、はぃっ!?」グググ…

 

美鈴さん重すぎない?笑えないくらい重い。

人って動かないとこんなにも重いのか。

いや、日頃から鍛えてない俺の体に来ただけか。ま、そうだろうな。

 

「…めんど…」カチッカチッ…

 

「時間止まってると煙草の火つかないわよ」ギィィ

 

「えぇ…」

 

紅魔館内部

 

「さて…ようこそ、紅魔館へ」ギュコォォオオォオォン!

 

「うわ、色が戻った」

 

「さて…と。お嬢様に合わせなければなりません。以前お会いしたことがありますが別にそんなの気にしなくて良いです。初見で行ってください。」

 

「え、なにそれ…レミリアさんだよね。多分」

 

レミリア・スカー…思い出せん。吸血鬼。

異変が終わる前はカリスマ(笑)も良い所…ん?なんかこれどっかで書いたことがあるような…

まあ良いか。異変が終わった後は信頼度激マックス。

しかし友人、妹への信頼度は激ダウン。

決め手はレズセッ…そういうことだ。頼む、忘れてくれ

 

「…後妹様には合わないようお気をつけください。会っても何もしないように…良いですか?この股についてる物が…枯れ果てます」

 

「言い方」

 

「あ、いや…図書館には行かないでください。行ったら1分の1の確率で犯されます」

 

「…は?ん?1分の1?んん?」

 

「つまり100パー枯れ果てるということです」

 

「…こーまかんって、すげー」

 

「現実逃避しないでください。多分犯されます」

 

「トラップだろそれもう。俺知らないよ?踏んだら捕獲トラップで集団レイプとか死んでも嫌だからね?」

 

「承知しております」

 

「あの…」

 

「どうしたの美鈴」

 

「…私の存在、忘れられてませんか?」

 

「あ、忘れてた」

 

「ひどくないですか…?」

 

「ていうか怖いんで誰かついて来てくれません?集団レイプは避けたいので」

 

「…」チラッ

 

「?」チラッ

 

「どうしたそんな互いをチラチラ見て」

 

「「美鈴(咲夜さん)がやるらしいです」」

 

「…オーケー。じゃあ一人で行く」

 

…あの二人…絶対犯されるの嫌で逃げただろ(名推理)

 

説明しよう。今の図書館の奴らは!

性の限りを尽くしているのだ。そのうち紅魔館掌握されそう。

異変が終わったら顔が綺麗に見えるため頻度が増えた。

問題の妹様は無差別レ…こほん、けしからん状態になっている。

見つけたら問答無用で肉便器にさせるがモットーの図書館組は先手必勝である。

油断したら…ヒェッ

 

「なんだ今の邪念」

 

「何言ってんだこいつ」

 

「…え?」

 

「妖精だぞ」

 

「なんだ妖精か…」

 

「と思った?」

 

「え?」

 

「妖精だぞ」

 

「なんだよ…そんじゃまた」カチッカチッシュボッ

 

お嬢様室 そろそろR付きそう。割とガチで

 

ガチャッ

 

「失礼しまー」

 

「フラン、やめなさい。あ、待って本当にやめて」

 

フランドール…吸血鬼。というより淫乱鬼。

パチュリーと小悪魔により魔改造(淫魔化)させられた紅魔館最終兵器。

紅魔館内部で見つけたら問答無用でヤる。姉であるレミリアには性欲を抑えている。

異変が終わる前と終わった後…に変わりはない。強いて言えば図書館が乱交館になったくらいだ。

やりすぎてたまに相手が死ぬ。

ちなみにレミリアに性欲を抑えていた理由は『デザートは最後まで残しておくでしょ?』という意味だ。

やべえ奴

 

「お姉さまも一緒に気持ちよくなろ…ん?」チラッ

 

「…すいません間違えました」ガチャッ

 

「…」

 

「あ、あっちにしよ」

 

「おい待て私は男以下か」

 

「うんそうだよ?」

 

「きつい!」

 

廊下

 

「タッタタラリラ!」

 

「おにーさん!私と良いことしよう!」

 

「…マヒャド斬り!」スパァン!

 

「」カチンコチン

 

「…逃げろ!」ダッシュ

 

「フラン!?フラン、どこ〜!?」

 

「ピオリム!」ピロロロン♪

 

「うぇ!?」

 

「待てやクソカスぅうぅぅ!」ダダダダ

 

「え、フランちょっと待っふがっ!?」

 

「靴でも舐めてろ!」

 

「…Sっ気かぁ…」ゾクゾク

 

…レミリアも変態でした。

もう紅魔館にまともな奴が二人しかいません。やべえなおい(再確認)

 

「うおぉぉぉぉぉぉ!逃げろ!」ガチャンッ

 

とあるメイド室

 

「はぁ…はぁ…とりあえずクローゼットの中だな…」ススッ

 

ガチャンッ!

 

「!」ビクッ

 

「…どこだ…?ここかな?ここかな?それとも…そっちかな?」ジロッ

 

「!?!?!?」

 

「…フフフ、可愛いなぁ…出ておいでよ。クローゼットの中にいるんでしょ?」

 

「…一か八か…」

 

「さあ、早く」

 

「…あ、魔力足りねえ」

 

「…出て来なさいよ!」バギィッ

 

「ぎゃぁぁぁぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さぁて、面白くなって来た


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ヤンデレ

を見たいなぁ。
人間だもの
みつを


 

紅魔館廊下

 

「痛い…」

 

「さてと…それじゃ、あっちの部屋行こうか」

 

「お待ちください妹様」

 

「何?…咲夜も混じりたいの?」

 

「はい…あ、いえそのような事はございません。その方はお客さまですので…」

 

「おい今本音聞こえたぞ。お前らもう紅魔館じゃなくて淫魔館に改名しろよ。淫魔も喜ぶぞ」

 

「ウチ淫魔いるんだよね。そっかお客様か…後でヤろ?」

 

「誰がやるかぁぁぁぁ!!」

 

この館あれだ。

気を抜いたらヤられる!ヤられる前にヤる!とかできないわ。

出来たとしても返り討ちが良い所よ。三万光年吹っ飛ばされてしまいじゃけ

…この館、俺にとって害しかなくね?途中で逃げるのが一番だな

 

「…もう帰って良い?」

 

「良いですよ」

 

「また今度ね」

 

「帰って良いの!?よっしゃありがたきしあ」

 

「ただし…帰れることができるならね?」

 

「せ…松葉杖どこ行った?」

 

「片足で行ってらっしゃい」

 

「それでは」

 

「…根性ぅぅううぅぅぅ!」ケンッケンッケンッ

 

「ケンケンパかよあいつ」

 

紅魔館門

 

「どっこいせ…」

 

「門の上によじ登って何する気ですか?盗撮?」

 

「結構キツイ言い方ですね…もう帰るんですよ。流石にここにいたら筆おろしが洒落にならん」

 

「…童貞だったんですね」

 

「何気ないその一言が俺の心を30cm削った」

 

「なんかすみませんね。ていうかその心は縦何センチですか」

 

「30.0cm」

 

「軽症じゃないですか」

 

「横0.1cm」

 

「削り切ってるじゃないですか。ていうか横0.1cmって紙でもあり得ませんよ多分。ていうか今300じゃなくて30.0って言いました?」

 

「はい」

 

「死んでるじゃないですか、マイナス言ってるじゃないですか。不死鳥ですか?」

 

「出来ることなら寿命で死にたい」

 

「会話が噛み合わないんですけど…」

 

「とりあえず降りますねってあぁ!?」ドゴンッ

 

「痛そ〜」

 

このめいりんって人…なんだかとても嫌な人だぞ!?

そしてめいりんとかあれだろ!?メイ・リンじゃねえの!?

めーりんかよ!?

 

「…それじゃあ」ケンッケンッケンッ

 

「…頭イカれてんな〜」

 

「美鈴さん!今度こそ僕と」ガバッ

 

「真!昇・竜・拳・!」バギィッ

 

「へぶぁ!?」ドゴォォォォォォ

 

博麗神社

 

ドゴォオォォォォォ

 

「!?何、何!?異変!?今の大爆発何!?」

 

「安心しろ霊夢。マルマインだ」

 

「あんたは良いよねそうやって落ち着いてポケモンやれて」

 

「霊夢もやるか?」

 

「そうね…とりあえずストレス発散するわ」

 

「は?」

 

人里

 

「我帰還!…疲れた…」

 

「ママ、あの人変だよ。片足ないよ」

 

「コラ!家の娘に何見せてるんですか!」

 

「…蹴飛ばすぞそろそろ」

 

「まあひどい!」

 

「男女平等で〜す」

 

「このクソやろう!」

 

「…腹立つな…あーいかんいかん。眠たすぎて頭がイカれて来た」

 

眠い…というより俺がここに来るまで何時間かかったよ。

ていうか俺が紅魔館でた後少し経ったら轟音が鳴り響いたし。

あれかな?昇竜拳かな?それとも何?天翔龍閃かな?それだったらやべえぞ真空ができてる

 

路地裏

 

「…この世界でも喫煙者と男の肩身は狭いってか…嫌な世界だねぇ」カチッカチッシュボッ

 

「…おにーさん、久しぶり」

 

「すぱ〜…ん…お前と出会ったことなんかあったか?ばあさん」

 

「んふふ、あるよ。あたしゃ商売人でね。人と会話したならその人の顔だけは絶対に忘れない」

 

「つまりあれか。絶対にありますよってことか」

 

「そうそう。そこでじゃ…これを受け取ってくれんか?」

 

「…すーっ…ぱぁ〜…それ、どこで手に入れた?」

 

「これかい?さあねえ?いつ手に入れたか…わからんのよ。外の世界の物かどうかすら分からない」

 

「そうか…タダって言うんだったら俺は受け取るぜ。それにこれは…俺が知ってる物だ」

 

「ほぉ。そいつはありがたい。それじゃあこれも追加で」

 

「んぁ?ばあさんこれどこで手に入れたんだよ。ショットガンって…」タバコケシケシ

 

全男のロマンであり憧れであり欲しがったことがあるであろうリボルバーと拳銃をばあさんが受け取ってくれと言い出したと思ったら追加でショットガン…タダでくれる…紫辺りならしそうだけどあいつが変装するとは思えんし…

考えても無駄だ。もらっておくか

 

「んじゃ、後で金取んなよ」

 

「もちろんじゃ。それじゃあの」

 

「…これ弾ないじゃん…それにメンテナンスとかも知らないし…モデルガンじゃないっぽいな…」

 

「なぁ婆さん。これってほんとどこで…?婆さんどこ行った?まさか忍法でも使ってたのか?ナルトみたいに手をシュバババババッてやったのか?」

 

まさか。アニメでもあるまいし。

いやまさかな?

 

「…これドラクエの魔法でも打ち込めばよくね?とりあえず…銃にホイミって効くのかな?」

 

「お困りのようだなそこの男よ!」

 

「うわっ!?…戦隊ヒーローみてえな登場しやがるな」

 

「私は霧雨魔理沙!ってお前かよ…まあ良いさ。魔法のことならなんでもおまかせ!で、なんだっけ」

 

「いやな?これどうすりゃ良いのかわからなくて…」

 

「ふむふむ…これ魔道具だぞ?」

 

「魔道具?」

 

「外の世界にはこれに鉄の塊を入れて撃つ銃って奴があるらしいがこれは魔道具だ。多分そっちもな」

 

「魔道具ねぇ…じゃあメンテナンスとかいらないの?」

 

「ああいらない。魔道具ってのは便利だからな。使い方はそいつによく使うであろう魔法を打つ。」

 

「…信用できんな…メラ」ボワッ

 

魔道具<吸収

 

「すると…ここを引いてみな」

 

「…わかった…」カチッボワッ

 

「…な?」

 

「ほー…つまり打った魔法がこいつから出ると」

 

「まあそっちは単発、こっちは複数の魔法を同時に撃つ奴だがな。ちなみに打ち込んだ魔法は弾切れとかしないぞ。替えたい時はまた別の魔法を打ち込め。それじゃ!」

 

「…学びたくない奴から学んでしまった…」

 

…これって拳銃だよね?普通にこれリボルバーだよね?

て言うかこれ絶対SAAって奴だろ。メタルギアソリッドで習った…いや知らねえけど。

リボルバー二個ショットガンが一つ…麻酔銃の代わりにラリホーでも打ち込んでおくか。

…ひとつだけメラゾーマ入れよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 




やあ!続きは今夜だよ!関係ないけどね!


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シティーハンター

実はリボルバーを扱わせたかっただけっていう


人里

 

「…」イライラ

 

「博麗の巫女さん!どうか僕と」

 

「嫌よ」

 

「そんなっ!?」

 

…うーむイライラが止まらん。

はっきり言ってナンパが多すぎる。

毎日毎日飽きもせず聞こえてくる単語は「僕と一緒に」だ。

聞く身にもなってほしいね。多分ナンパされてる方はもっと辛いんだろうけど。

大体美女と付き合って何が楽しいんだか。

 

「…あ〜…外の世界帰りて〜…なんて言ったら帰されるか。嫌だねぇ…」

 

「魔法使いさん!」

 

「だから嫌だって言ってるだろ!?て言うか!私の好きなタイプは…そう!ああいうタイプだ!」ビシィッ(嘘)

 

「えぇ!?」

 

「この声は白黒魔法使い…好きなタイプは…」チラッ

 

ざわざわ…ざわ…ざわだわ…

 

「ったく恥ずかしい思いさせるんじゃない!本当に…」(嘘)

 

「…嘘だなありゃ。まったく面倒くさいことするんじゃな」

 

「こいつがあの魔法使いの…!?」

 

「数々の噂で女ったらしになってる…」

 

「…あの白黒魔法使いが…」

 

その頃博麗神社では

 

「魔理沙、あんたってあの男みたいなのがタイプなの?」

 

「ん?ありゃ嘘だ。ていうか霊夢聞いてたのか?」

 

「そりゃあね。魔理沙のことならなんで…こほん、あの場にいたから」

 

「…そうだ霊夢。相談があるんだ。最近誰かに見られてるような感じがしてな?」

 

「あら、魔理沙にストーカーが付いたのかしら?」(あ、それ私だ)

 

戻って人里 霊夢はやばかった

 

「…だが魔道具ってのは実弾が出ないのかね…確か記憶にあるのだと…何もねえや」

 

「そこのおにーさん♪」

 

「なんざんしょ」

 

「その綺麗な物…俺たちに見せてくれない?」

 

「…試すか」スチャッ

 

「それ、俺たちに向けてどうするの?」

 

はっきり言ってこの歳になってカツアゲに会うとは思わなかった。

というかマジでこの世界にもこういう奴らいるんだな。とりあえず眠らせるかね。

今思えばラリホーマにしておけばよかった。

 

「バキューン!」ラリホー!

 

「何言ってんだおっさ…zzz」ドタッ

 

「どうした!?…てめえがやったのか…?」

 

「お前眠りの小五郎になれるよ」ラリホー!

 

「うわ何すんだおまzzz」

 

「個体差があるか…まあ良いや。あーあー…どっかえっろい黒ニーハイ履いた女の子と出会えねえかな…」

 

「私が来た☆」

 

「お前はメラゾーマで良いか…」スチャッ

 

「待て待て待て待て待て?んん?めちゃんこ納得いかないぞ?」

 

「…まあ良いや。片足ない奴がバランス保つのも結構きついんだし」

 

「そうなの…て言うかこれは一体?」ガシッ

 

「うわ、掴むなお前汚い」

 

「汚いてお前」

 

「少なくとも貧乏神相手だったら飯を奢ってた」

 

「そうか…」

 

というわけで私はどっか行きますよ〜ってそそくさと逃げようと思ったけどさ。

魔道具しっかり握られてんじゃん離せっつか力強え!?

全体重かけて引っ張ってんのに!どうなってんだこれ!?1ミリも動かねえよ!?

 

「…実は私、貧乏神なんだ」

 

「お前のような貧乏神がいるか」ペチッ

 

「あぅ」

 

「ぶっ飛ばしていくぜぇ!」ピオリム!

 

「…屠自古」

 

「お任せあれ!落雷!」ビリィッ

 

「あばばばばば」

 

「布都!」

 

「おまかせってこれ我このまま行ったら電撃喰らうのでは?」

 

「良いから行けって…言ってんだよ!」バギィッ

 

「へぶぁ!?」フットビ

 

「あばばばば」

 

「ちょ、タンマタンマ!待っばばばばばばば!」

 

「あっはっは、布都のやつ感電してるぞ」

 

「屠自古…」ヤレヤレ

 

「ごっぷふぁ…」チーン

 

「死ぬかと思った!死ぬかと思った!死ぬかと思った!大事なことだから3回言った!」

 

「うるせー!近所迷惑も考えろ!放電波ぁあぁあぁ!」ギュォォオォオォオン!

 

「!?マ、マホカンタ!」ピロロロン♪

 

マホカンタ<その遠距離攻撃…そっくりそのままリボンでも付けてお返しするぜ…

 

「んな!?」

 

「屠自古ぉおぉおおおお!?」

 

「今だ逃げ…足痺れた…」

 

「むむ!捉えましたぞ太子様!」

 

「よくやった布都!」

 

「もうやだこの勢いだけの世界抜け出したい」

 

「それではいざ神霊廟へ」

 

「誰が行くかぁぁぁ!」

 

…俺が求めたえっろい黒ニーハイ履いた女の子は一体どこへ行ったのだろうか…

もう良いかな。俺これマダンテ撃って良いかな。それとも気功砲かな?

どっちにしろデメリットしかねえぞ…そうだ今こそこれだ

 

「喰らえショットガン!」ッタァンッ!

 

「!?」

 

ショットガンにある魔法の種類を教えよう。

ラリホー

以上だ。何か問題でも?いや、問題だらけだったな。

 

「うわっなんか通っzzz」

 

「霊体の私には効かない」

 

「zzz」

 

「…は?」

 

「霊体の私には効かないぞ…?」

 

「ならば…ベ・ギ・ラ・マ!」ビシィッ

 

「うわっあぶね」

 

「うそん」

 

「そういうわけだ。さあ観念し」

 

「なんてな!メタル斬り!」スカッ

 

「…お前舐めてんの?」

 

「…メラゾーマ」ボワッ

 

「は?」ボワッ

 

「あ、服は燃えるのね…」

 

「おま、ちょ、火を消してくれ!このままじゃ私露出狂になる!そして一番やばいのは」

 

「やばいのは?」

 

「足とこの霊体の境目が見えること!」

 

「…マヒャド」

 

「ありがとう!でもね!凍らせろとは言ってないかな!」

 

「…そうか。大変だな。それじゃあ」

 

「待てぇぇえぇぇぇ!」

 

 



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一般

一般ってなんですかね?



 

人里

 

「今日も懲りずにナンパ…外の世界じゃ友達がやって…ん?」

 

俺、幻想郷で友達って呼べる奴、八雲紫以外にいなくね?

頻繁に会う奴いないし風見幽香は大家さん的な感じだし…

友達いねぇ…そもそも幻想郷の住民ほとんど自分の利益のためならなんだってする奴らばっかじゃん。

どっか…どっか…あ、地底って今どうなってんだ?

あの猫と烏が発情期じゃなけりゃ良いんだかなぁ…よし行くしかねぇな…

 

「…元気出せ俺。まずは…どこに行けばいいんだっけな…」カチッカチッシュボッ

 

「…最近まじでツイてねえんだよな…俺の家が潰れてたし。外の世界の物品諸共…泣けてくる…」スパー

 

「…あの、独り言なら私の隣じゃなくても…」

 

「あ、本当だ。んじゃまた〜」

 

「え、なんか妙に呆気なく行った…」ナン…ダト…

 

「…なんでこんな事になったんだよ結局…元を辿ればやっぱりあれか。俺がここ幻想郷入りしたことか…」

 

人里外

 

「…ふぅー…あのことについて謝罪がまだだし緑の巫女とは二度と会いたくねえし…新聞記者なんか見たくも無い」スパー

 

最近割とまじよりのマジを超えたマジで死が迫ってる気がする。

異変が終わっても終わらなくても結局俺の扱いは一緒か…そう考えるとなんだかイラついてきた。

地底が一番居やすいと言えるだろう。

 

「…まだ普通の単独の異変首謀者の方がマシな扱いって聞いたぜ…天邪鬼とかさ。納得いかねーな…」スパー

 

地底への入り口

 

「…問題はここをどうやって降りるかだな…落ちて無事って事はあり得ないし。」

 

過去2回来たけど他人に連れてこられて人力車で緩和してって感じだし。

アストロンでも放つか?アストロンやったらメタル斬り出来る奴に殺されるけど。

まあ為せばなるって奴だろ。

 

「…タイミングを間違えたら死…とう!」ジャンプ!

 

「あやばいまだ心の準備ができてなかっ」ビュン!(風切り音)

 

地底

 

ドガァーン!

 

「…アストロンできなければ即死だった…ここに松葉杖代わりの…あ、丁度いい木の枝」ゲット

 

「…いや、何事?」

 

「…あんたか」

 

「…絶対名前忘れてるだろ」

 

「よくわかったな」

 

「はぁ…私は水橋パルスィ。で、なんで地底に降りてきたの?」

 

水橋パルスィ…ヤンデレ属性。女神

とりあえずかわいい。異変が終わる前は通ったら死ぬ橋。略して通し橋と呼ばれる橋にずっと立っていた。

ちなみに通し橋の意味は(あの世へ)通し橋という意味である。

異変が終われば通ったら癒される橋。略して通り橋と呼ばれている。

意味はない。ん?これパルスィさんの説明じゃなくて橋の説明になってね?

…まあ良いか。

 

「…さあ?俺自身よくわからん。ただ無理して顔作るのが嫌になったくらいしかわからん」

 

「全部わかってるじゃない」

 

「人の心はわかんないよー?」

 

「…そう?」

 

「そうそう。とりあえず地霊殿まで案内してくんね?」

 

「良いわよ。ただしお金は頂く」

 

「あやっぱ良いです」

 

「自力で頑張りなさい」

 

地霊殿

 

「案外久しぶりかな…しっかし誰もおらん。前は開けたらすんなりと来たのに…異変の影響か」

 

あ、そういえば煙草まだ鉄になってる。直すのめんどくさいし良いかな。もう一本あるし

さて…キョロキョロ見回すけど誰もいない…お出かけ中?鍵かけないでそれはないだろ。

ハッ…まさか…盛ってる…?女同士でヤってる…!?静かにヤっているのか…!?

ならば話は合う。早く帰って欲しいのだろう。

 

「だが俺はかえら」

 

「ひーさしぶりーっ!」ダキッ

 

「うぉい!?…お空さんか…」

 

お空…本名忘れた。八咫烏なのかな?

異変が終わる前は体は火力でできていると言っても過言ではないと言われていた。

異変が終われば体は(身体以外)火力でできていると言われている。

とにかく胸の主張が激しめ。SMプレイが性癖

 

「…そういやあの人達は?」

 

「あー…あ!ここはダメだよ!ここの部屋にはさと」

 

ガララッ

 

「さと…なんですか?次言ったら廃棄処分よ」ガララッ

 

「ひぃやぁぁあ!?」

 

「おうどうしたワンコプレイ継続か」

 

「あの続きはもう勘弁〜!」

 

ガララッ

 

「ふぅ〜すっきり…」

 

「あ、ぁはは…」(女同士で女同士で女同士で女同士で女同士で女同士で女同士で)

 

「ひぃっ」(お燐大丈夫かな…怖いよ…)

 

「次、お空ね」

 

「え?やだ!嫌だ!」(気持ち悪い!気持ち悪い!)

 

「わがまま言わないの!」ガシッ

 

「いやだぁあぁぁぁぁあ!」(あぁぁぁあぁあ!?)

 

「それでは」ガララッ

 

今更ながら説明…お燐。猫バス的な存在。

異変が終わる前は何も無く平和で自分の顔だけに失望していた。

異変が終わった途端主人である古明治さとりに毎日レズセックスをされている。

もはや強姦である。お空は今回が初

毎回ヤった後心の中で気持ち悪いという言葉が頭を駆け巡る。

ちなみにあと少しで精神が限界を迎える

 

「…大変だな」

 

「…はぃ…」ガタガタ

 

「大丈夫かよ…ほら、そこで寝てろ。こうでもせんと眠らんだろ」ガシッ

 

「もう嫌だ…転職…」

 

「転職はある程度歳を取ると難しいから気をつけろよ〜。ソファで良いかな?」

 

ガララッ

 

「…お燐、次は貴女よ」ガララッ

 

「ヒェッ…」

 

「あーこれ完全に精神いかれただろ。やばいぞこれ…ん?待てよ?ここの主人ってレズって事?」

 

「zzz…」

 

「…俺が犯される事はないか。よかったよかった」ハハハ

 

「何を言ってるんですか?貴方の番はいつか来ますよ…」ガララ…

 

「!?!?」

 

 

 

 

 

 

 

 




地霊殿の主人の紹介がまだ?次回まで待っておれ!


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対強姦魔

古明治君の紹介まだでしたね。
地霊殿が多分今回の被害者


地霊殿

 

開かずの扉<あぁぁああぁあぁぁあぁあぁ!

 

「…お空さん」

 

「なに?」

 

「俺、来る場所間違えたかな」

 

「多分」

 

…聞いてねえよ。

地霊殿が異変終結後からこんなセックス広場になってるなんて。

強姦所ってか。交換所じゃなかったってか。男のパラダイスだぞクソどもかかれ

俺いつレイプされんだろ…うわ俺気持ちわる

自分が犯されるの想像して興奮しかけるとか…最悪な気分だ

 

ガララッ…

 

「うぅ…」

 

「お燐、大丈夫?」

 

「大丈夫。さとり様はもう寝たし…」

 

古明治さとり…よくわかったな。心読める妖怪だ。

異変が終わる前は引きこもってペットに館の管理をさせていた。書類はやった(ここ重要)

異変が終わった後は全てペットに任せお燐とお空を(やめてくれ)した。疲れたら寝る。

疲れたら寝て起きたら(やめてくれ)をしている…まさに発情期!

しかしさとりは知らない。二人の発情期の恐ろしさを…

 

「ほんと!?やった!」

 

「もう疲れた…」

 

「…どうでも良いけど異性の前で裸は無くね?上着くらい着ろよ」

 

「上着なら今…さとり様の…うぇっ」

 

「すまんかった。お詫びと言ってはなんだが布団は敷いておいた」

 

「ありがと」ドサッ

 

「うにゅー…つかれた」ドサッ

 

「…これ二人が似ている間にレイプとかそんなのねえよな…」ガタガタ

 

「zzz…」

 

「すぅ…」

 

「いや考えすぎだな。二人の寝顔でも見て落ち着くんだ俺」カチッカチッシュボッ

 

…そういやここに来るまでの地底…

妙な違和感が…あったような…なかったような…

やべーここに来て寝たいことだけ考えてたから記憶に無い。

…強いて言えば騒がしかったくらいしか無い。

 

「地底とは言え幻想郷だしそんなもんか…んで問題のさとり様は…」ガラ…

 

秘密の部屋

 

「zzz…?」チラッ

 

主人公がいる部屋

 

「!?」ピシャッ!

 

「…いやまさかな。そんなまさか。そんな俺に気付くなんてな…ふぅ…」(そんなことがあろうはずがございません)

 

「あるんですよ」ガララッ

 

「心臓に悪い!?」(死ぬ!)

 

「…貴方はどこら辺を攻めれば興奮するんでしょうか?」

 

「残念ながら俺は女では欲情しなくなってな。トラウマ」(他人の恋愛垣間見るのは好き)

 

「変な考えをお持ちですね。溜まらないんですか?」

 

「…だけ」

 

「え?」

 

「女に興奮しないだけ」(実質ホモ)

 

「興奮はするんだ」

 

「この前なんか橋に興奮した」(普通にやばい)

 

「…水橋?」

 

「橋そのもの」()

 

「…お前頭おかしいよ」

 

「お前に言われたらおしまいだな…ていうか妹の方は?」(姉より妹の方がマシじゃねえか)

 

「こいしですか?…地底の鬼千人抜きをヤりに」

 

「???????」(何言ってんだお前)

 

説明しよう!古明地こいしとこの幻想郷の現状について!

先ずは古明地こいし!心読むのを辞めたら無意識を操れる極地にたどり着いた猛者

さとりのようにペットとあはんうふんすることはない。

地底の鬼どもを抜かずの千人としてぶちかます。鬼に会心の一撃!

異変が終わる前と後で変わったことはそれくらい。後は「抜かずの六千発」という二つ名が付いた。

一人六発がノルマらしい。やばくね?マジやばくね?

 

次に!この幻想郷の現状!

今まで虐げられてきた奴ら(主に発情期が来る奴ら)が性欲を制限できずにあはんうふんしてしまうことである。

顔が顔なのであはんうふんしても問題なし!特に事件にならない!

 

「…もういいや寝る」(考えは捨てる)

 

「それがよろしいかと」

 

「zzz…んぁ…ヒッさとり様…!?」(来んな気持ち悪い臭いんだよ)

 

「…お燐、この人の介護をお願い。お風呂入ってくる」

 

「!!やった!」(good!)

 

「うるさいよお燐…静かにしないと眠れないって…あれ?どうしたの?」

 

「匂いを堪能してんのさ。見てわかんない?」ギュッ

 

「…ずるい…私も!」ダキッ

 

「ふがぁ!?」バギィッ

 

「あ」

 

「ん〜♪」

 

「…お願いだから安心して寝かせて…」

 

「男の人は抱きしめられると安心するって聞いたよ」ギュッ

 

「お前の場合締め付けるだよ…お空さんお燐さん離れて」

 

「ちぇっケチ」

 

「減らないくせに〜!」

 

「少なくとも俺の自我が擦り減る。擦り切ったら大体死ぬ」

 

「ごめんなさい」

 

「めんしゃい」

 

「…もういいや…寝るわ」ドサッ

 

あ、これあいつらが使ってた布団だった。迂闊だった…

まあ襲われることはないだろう。最悪でも川の字で寝るんだ。そうなんだよな?

そもそもの話だ。あいつらが俺に興味があるか?答えはノー!

って考える暇あるなら起きなきゃ…

 

「んぐ…」

 

「!永遠に眠れ」ズゴォンッ!

 

「ヒェッ…ヒェッ…俺に安眠をくれ…快眠をくれ…」

 

「寝たいんでしょ?それじゃあこうするんじゃ?」

 

「…お燐さん魔道具取って」

 

「魔道具?あ、これか」

 

「それを俺に向かってトリガーを引いて」

 

「とりがー?…動くのは丸いのと後ろのカチカチなる奴と…あ、ここか」ラリホー!

 

「キタコレ…zzz」

 

「…お空、このまま何もしないで過ごす?」

 

「え?そうしないの?」

 

「何もしないだなんて、とんでもない!匂いを堪能しなきゃ」(使命感)

 

「ちょっとお燐、それはまずいって。いくら寝てるからってそれは流石に」

 

「不意打ちでやったくせに…根性なし」

 

「…」イラッ

 

「じゃあ私だけ横で寝るわ。んぅ〜♪」

 

「…じゃあ私も!」ドサッ

 

「zzz…」

 

数時間後…地底に日にちなんてなかったんだ!(ヤケクソ)

 

「…まさか一緒の布団で寝るとは思わなかった」ポカーン

 

 

 

 

 

 

 




公開処刑という名の痴女プレイが思い浮かびましたが消しました。
R-18でしょそこは


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事件だ!

事件だ事件だ!
やべえあの催眠おじさん(善)がやって来たぞ!



 

地霊殿

 

「催眠おじさん?」(何言ってんだこいつ)

 

「らしいですよ。女の子に催眠を掛けては健康に暮らすよう命じて解放するとか」

 

「良い奴だろそれ」(魔人ブウかな?)

 

「良い奴というよりお節介ですよ。ありがた迷惑です」

 

「ありがた迷惑ねぇ」(つうかなんでこれ俺に言うんだよ)

 

「八雲紫からの伝言です」

 

八雲紫…大妖怪。

変態エロ魔神が式神にいる。はっきり言ってこんな奴だとは思わなかった。

異変が終わる前と終わった後ではちぇんについての藍との揉め事が完全に消えた。

ちぇんは死んでいる!

特殊性癖は好きな人のためならなんだって行けちゃう人。

尽くすタイプ?

 

「マジか」(嘘だろ)

 

催眠おじさんねぇ…エロ本とかだと

『へへへ…!俺とセックスしろ!』とか『俺をご主人様だと思え!』とか言ってたのに。

聖人かよ…あ、そもそもそう言う関係って催眠やってる可能性も高いな。

そもそもその噂どっから流れたんだよ…八雲紫めさては嘘をついたな?

 

「…とりあえずセックス三昧のあんたがそれを言うとはな。おっさんをレイプしそうだ」(怖い)

 

「する気ですよ勿論」

 

「気持ちわる」(怖い)

 

「私だって一人の女です。辞めてください」

 

「はて俺の知ってる女は全員晩年発情期ではなかったが」(こいつが女は嘘だろ世界が終わる)

 

「くぁっ…!」イラッ

 

「まぁ気持ちはわかる。俺も前は女をレイプしてーとか思ってたし。ただそんなことしたらお前ネットで叩かれ棒で叩かれ言葉で叩かれだ」(大物俳優とかがやったら…)

 

「外の世界は怖いですね…幻想郷にいることができて良かった」

 

「外の世界は怖いぜ。人間一人一人が兵器だ。良くない言葉をその可愛い口から言ってみろ。ギャップで殺される」(萌え死ぬ)

 

「可愛い…」

 

「ま、つまり心があるなら外の世界は地獄を極めた地獄だ。Sしか残れん」(もしくはM)

 

「サディストですか…良いですよ。私は調教次第でMにでもSにでもなります」

 

「そんなこと言ってねえよ」パシンッ(このクソロリ)

 

「あだっ…お空、やれ」

 

「はっ」(めんど)

 

「てめーが今地底で一番の危険分子だよ!」(来るなぁ!)

 

「…お空、(食事として)食べなさい」

 

「わかりました!(性的に)食べます!」(ヨシこれでおにーさんとセックスできる!)

 

「待て待て待て待て待て」(死にたくなぁい!)

 

「…ん?今なんかおかしくなかった?…まあいっか」

 

「待たんかあ、ちょっと本当に待ってくださいお願いしますなんでもはしないけどお願いお助けごめん!」(レイプは流石に嫌だ!)

 

「…えへ♪それじゃあお部屋行こっか」ガシッ(GJさとり様!こう言う時だけ役に立つ!)

 

「腹が立ちますね」イラッ

 

誰か助けて!こいしちゃんはどこへ行った!?

あ〜俺にオカマ拳法が使えれば!あの夜の…なんだっけ。これボン・クレーだけど

とにかくなんとか逃げ出してなんとか生き延びてぇ!

とりあえず勇儀さんに匿ってもらいたい

 

星熊勇儀…鬼。山の四天王

こんな時に?と思うが悪しからず。

怪力無双のやべー女。

メンタルもいろんな意味でやべー女。

チョロい

異変が終わる前は顔の酷さと怪力なら幻想郷一と言われており、同じ山の四天王は「魔術なら私のが上。力なら多分私より上じゃない?顔の酷さは絶対にあっちの方が酷い」と言わせるくらい。やだそれ強い

異変が終われば鬼に慕われ始めた。泣いた。チョロすぎて逆に鬼に心配されるくらいチョロかった。

 

廊下

 

「私の春が来た!」

 

「俺に氷河期が来た」

 

「おやお空、奇遇だね。どうしたんだい?」

 

「さとり様が(性的に)食べて良いって」

 

「…それ食事として食べて良いじゃない?」

 

「…えっ?」

 

「は?」

 

「つまりさとり様は…彼を胃袋の中へと?」

 

「と思うけど」

 

「…落ち込むなぁ…」ズーン

 

「おいこらそんな状況でも離さないお前の意思だけは認めるよ離せ」

 

「え、別に良いじゃん」

 

「俺が良くない!」ポトッ

 

「…煙草?」

 

「あ、落とした」

 

「…煙草って健康に悪いらしいけど」

 

「世の中そんなもんさ…はは…」

 

「どうせなら地底の吸ってみるか?マリファナ入りだよ」

 

「誰が吸うか!」

 

マリファナ入りの煙草とか誰が好んで吸うか!

誰も吸わねえよ!人間はな!

て言うかなんでそんな危険ドラッグがここで栽培されてんだよ!?趣味わりーなここ!

つーかマリファナ入りの煙草とかそれ煙草って言うのか!?

俺吸ったら中毒になって死ぬのが怖いんだよ!俺を殺す気か!?

…パルスィの方がマシだった

 

「嫌いかい?私は好きなんだが…あ、火貸してくれる?」

 

「あいよ」カチッカチッシュボッ

 

「お燐マリファナ煙草なんか吸ってるの?」

 

「ぷふぅー…そりゃあ危険ドラッグの一本や二本3本吸ってなきゃストレスがどっか行きそうだよ…アレもあるし」

 

「あぁ」

 

「お燐がおかしくなった…!」

 

「違うよ!前からこうだよ…馬鹿はどうしてこんな物分かりが悪いんだろうね?」イライラ

 

「知らん。さっさと俺を外に出してくれ」

 

「…今外に出たらこいし様千人抜きの餌食になるよ」

 

「ごめんなさいやっぱなんでもないです」

 

「こいし様もおかしくなった…!?」

 

 

 

 

 

 




[悲報]お空ちゃん、何も知らない


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カントリーロード

強い自分を 守っていこ
カントリーロード
この道ずっとゆけば
続く思った!?残念!ここから本編でした!


 

地底

 

「ぎゃぁぁぁぁぁあぁあぁあ!?」

 

「私が来た」(覇王)

 

「こいし、やめなさい」

 

「何言ってるのお姉ちゃん。全員犯す」

 

「こいし…良いわ、私もやる」

 

「逃げろ!にげろぉぉぉお!犯されたくない奴は全員逃げロォぉぉ!」(初めてがレイプだなんていやだぁ!)

 

その頃橋では

 

「…騒がしっすね」

 

「地霊殿の男狩りね。貴方隠れないと…レイプされるわよ」

 

「…大丈夫。未遂ならされたことあるし…」ハハハ

 

「えぇ…?」

 

大体なんだよあの集団…天狗ども。

異変が終わったのなら同僚でも犯してろってんだ。

今何月だっけ…冬ではないな。流石に冬は過ぎた…ん?

あれ、冬は過ぎて…春は過ぎたっけ…早春って奴だっけ…い、いやだなぁ…

あの二人はまだ発情してなかったじゃないか…それにまだ3月の初めくらいのはずだし…

 

「今何月でしたっけ」

 

「今?4月か5月くらいだけど…あ、そろそろあの二人の発情期ね」ニコッ

 

「今はなんでも良い。時間が惜しいんだ。俺を殺せ」

 

「…他人のセックスって興味湧かない?」

 

「湧きます…」

 

「つまり私は貴方がレイプされてるところを見たいわけね」

 

「殺せ…今すぐに…!」

 

「にげろぉぉぉおぉ!」

 

「ん?」

 

「お前も早く逃げた方がいい!」

 

「あいつらが来る!」

 

「…あいつらって」

 

「…さて鑑賞ね」(ビデオ構え)

 

ドドドドドドドドドドドドド

 

「っておい撮るな!?」

 

「逃げろぉぉぉぉ!」

 

「犯すのはこの私なのにぃぃぃぃ!」

 

「…え?」チラッ

 

「さとり様〜!」

 

「こいし様〜!」

 

「」チーン

 

「…勇儀の家にでも匿わせましょうか」ヨイショ

 

「犯されたくない…」ガタガタ

 

地底 出入り口トンネル

 

「うわぁ!?」バギィッ

 

「は、博麗の巫女だぁ!」

 

「後ろには最悪の二人、前には博麗の巫女…!」

 

「もうダメだ!死んでしまう!」

 

「ころせぇぇえ!誰か俺を殺してくれぇぇぇえぇ!」

 

まさに地獄絵図。

ちなみに一名先に脱獄して目撃情報が出たため監視していたという。

その一名は…催眠おじさん(善)である。おい待てなんで降りたおっさん!?死にに来たのか!?

角生えてないけど出たところを見られました。終わりです

 

勇儀宅

 

「死ぬかとおもた」

 

「悪いけど多分あんたまた死ぬと思ったってなるよ」

 

「…なんで?」

 

「やばい鬼が二人いた」

 

「誰と誰」

 

「華扇って鬼と萃香って鬼」

 

萃香…山の四天王。実力と性欲がすごい。ぅわつよぃ

異変が終わる前は一人でせっせと発電をしていた。

異変が終われば溜まった性欲をぶちまけて地底に追い返された。

被害者十数名

 

華扇…元山の四天王。性欲がすごい…え?実力?

知りませんねぇそんな言葉

異変が終わる前は仙人として謹んでペットを(性的に)改造していた。

終われば天狗を(性的に)改造し始め哀れにも地底に連れて行かれた。

被害者20名以上。そのうち完全にセックスマシーンと化したのは12名。河童が一人混ざっていた。

仙人だったのに…ドウシテ…ドウシテ…

 

「…萃香」

 

「華扇」

 

「「そこにいるのは誰だ!?」」

 

「!?」

 

「バレてんじゃん強い」

 

「行くぞ華扇!」ガララッ

 

「あ、待って今本片付けて!」

 

「え?」(全開)

 

「…ほう…」スタスタ

 

「ぁう…」

 

「コスプレ天国…オナニー地獄…これ男の盗撮写真…こっちに至ってはBL…アナルセックス…」チラッ

 

「…華扇、流石にBLはないわぁ…」ヒキッ

 

「何よ…?BLとかアナルセッ…」

 

「パルスィさんここにはとんだ腐女子がいたもんで」

 

「場を弁えなさい!」バタンッ!

 

「…ぇ?」

 

おいおい、これって…この盗撮写真って俺じゃね?

いやまあそんなわけないんだけど…いやでも…なぁ…

俺緑の服着たことねえし…

俺じゃねえだろうな…多分

 

「おやおや…味方から切り離されたようだね…」

 

「フフフ…」

 

「この盗撮写真…パンツからはみ出そうになってる…」

 

ガララッ

 

「今度は誰って」

 

「勇儀!?ち、違うんだこれは」

 

「え、勇儀さん?」

 

「…パルスィから全て聞いた。とりあえず固定カメラとしてこれ置いておくから存分に突き合えよ」カチャカチャ

 

「あの尼将軍がぁぁあぁああぁぁ!」

 

「…彼女イカれてるんだわ」

 

「他人のセックス撮るとか…」

 

「…ラリホー!」ピロロロン♪

 

「あのさぁ…私達が作った魔法に私達がかかると思う?」イラッ

 

「え?」

 

「それに寝かせて睡眠姦なんてやらせませんけどね…」グヘヘ

 

あ、これ終わったな…

どうせだ。女じゃちんこ勃たないって教えようか。

うむ、それをすれば流石に諦めがつくだろうそうだろうぞるたくすだろう

 

「俺、女じゃ勃たないんだけど」

 

「大丈夫ですよ。ねえ萃香?」

 

「私に任せろ!」

 

その頃外

 

「…で、ここに来たの?」

 

「鬼が上がってきたのと四人の暴走と男の回収…全て八雲紫からの依頼よ。めんどくさいったらありゃしない」

 

「そうか…でも多分無理だと思う。今家の中で鬼にやられちゃってるから」

 

「それがダメって言ってるのよ。物理「攻撃」!」バギィッ

 

「ああ!?私の家がぁ!?」

 

「鬼なんて建築してなんぼでしょ。別にいいじゃない」

 

「これは酷い!」

 

「…私がしばらく泊めてあげようか?」

 

「ありがとうパルスィ!」

 

「もう一発で崩れるかしら?物理『攻撃』」

 

「あーもうやめへぼっ!?」バギィッ

 

「勇儀!?」

 

「…あと一発ね…物理『攻撃』」バゴォッ!

 

「急に家が崩れ始めてっでー!?」

 

「なになに何事!?」

 

「霊夢の奴何かやりやがったな!?」

 

 

 

 

 

 

 

 




いやぁ博麗の巫女がいなかったらRー18になっていた。
既にR-15くらい行ってる気がする


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強制収容

明日、火曜日ですね。
…とりあえず週末更新にするんで俺の時間は週末だけを繰り返させてください。
なんでもしますから!


 

博麗神社

 

「…」

 

「もう起きてたの?さっさとご飯食べて放浪生活してきなさい」

 

「へいへい…ん、なんじゃこりゃ」サワサワ

 

「ああそれ?外の世界の物らしいわ。紫が言ってたから信憑性は薄いけど」

 

「難しい言葉使うねぇ…つってもコレ幻想郷にもあるだろ流石に。雨ニモマケズはさ」

 

「…?」

 

懐かしー…小学校の時朗読したっけ。しかしまぁ貴重っちゃ貴重だわな。

それっぽい時代の紙にそれっぽく書いてある。何が貴重かは知らないけどとりあえず貴重なんだろう。

雨ニモマケズ、風ニモマケズ。この始まりなんだよなぁ…寿限無寿限無と同じ感じだな。

…俺これからどうしよう…

 

「住処なんてあって地底だってのに…」

 

「そうでもないわよ?あんた冥界とか行けば永久に泊めてもらえそうじゃないの」

 

「それ死なないか?それ多分亡霊にならないか?」

 

「良いのよ人間亡霊くらいが。これだから話のわからない奴は…ったく」

 

「永久に亡霊になるのは嫌だな…」カチッカチッシュボッ

 

「煙草なんて身体に悪い。やめたら?」

 

「そう言っても辞められんのよこれが。一体どこのどこいつに振り回されたせいかね」チラッ

 

「悪かったわね…あ、そうそう」

 

「どうした?」

 

「魔理沙のことなんだけど…」ガララッ

 

「?」

 

「魔理沙の異変について、謝るわ。友人としてね。そしてお礼を言うわ。監視カメラ仕掛けれるチャンスだったから」

 

「は?」

 

「ま、全部河童の技術で録画してるんだけど。この部屋には誰も入ることができない。入れたとしてもそれはただ一人、私だけ。無理やり入れば金縛りにあった様に動けなくなるお札…便利でしょ?」フフフ

 

「ここに狂った同性愛者がいたとは思わなんだ。とりあえずだが…俺はホームレスにでもなってみるよ。駅で寝っ転がってるおっさんの真似するさ」

 

「…よくやるわね」

 

「監視カメラ仕掛けた奴が何を言う。この事は誰にも言わないさ、安心して見てろ」

 

「そう。感謝するわ…まあ言いふらしたら地獄へ直行便のチケットが取れるから安心して。産地直送?」

 

「それはただの殺し屋だバカヤロー」

 

さてどうしよう。

今俺が頼んだら泊めてくれそうなところ…1、冥界。

冥界については俺そもそも冥界にいたから別に良いのではと思う。まあ犯されそうなのは否めないが…な。

2、紅魔館。多分一番安全と言える。

一番まともで一番安全で一番ノーリスク。地霊殿と違って発情期を迎える奴がいない。これデメリットないのでは?

と思うが働かされるのは目に見えてるので観念観念

3、八雲紫の家。死ね、死んで詫びろ。そしてなんでこいつが候補に上がる。クソが

八雲藍が居なければ発情期ペットが居ないのでヨシと言いたい。が!

八雲紫本人が危険ということを忘れてはならない。忘れたら多分俺は二度と地面を踏めない。確信した

4、神霊廟とか言うあのケモミミ野郎がいる場所。論外

5…人里でホームレス生活。ハイリスク。

多分常時戦争状態。死にたくない奴は下がっていろ!

 

「…良くて紅魔館。悪くて冥界。ハズレで神霊廟。大凶で八雲紫…死でホームレス。どれも俺にとっては死しかない…」

 

「良いから早く行きなさいよ。ぶつぶつうるさいくせに」

 

「…はいはい」

 

人里

 

「…はー…まさかお前と同じ身分になるとはな。むしろお前の方が良さそうだ」

 

「いえいえ…」

 

貧乏神…でしたっけ?紫苑ちゃあん!

ホームレス。少し前は注目されていたが避け続けた結果誰も来なくなった。

その点については異変が終わる前後であまり変わらない。

多分一番影響が少ない奴。特殊性癖なんぞありません。

路地裏でぼーっとすると烏が寄ってくるのが悩み

 

「…なぁんでこうなったのか…煙草の火もいつの間にか消えてるし。いつの間にか堕落してやがる」カチッカチッカチッ...

 

「私と関わってないのに…」

 

「ん?あ、もう使うねえやこのライター…魔道具が三個、使えないライター消えない煙草。所持品はそれだけ…」

 

「災難ですね」

 

「災難だよ。俺にはもう煙草くらいしか残ってないし。つか紫のヤロー騙しやがったな」

 

「ははは…」

 

「ほんと…なんでこうなったんだろうか…メラ」シュボッ

 

「わっ魔法」

 

「ふぅー…いっその事こと死んだ方がマシかなぁ」

 

「死ぬってそんなとんでもない」

 

「…疲れたんだよ。何もやりたくない。異変の犯人って言われて追いかけられて…真犯人は追いかけられず生きていて…」スパー

 

「その…足も…?」

 

「ん?ああコレか。その通り。真犯人さんの友人にやられちって。趣味で楽しがってた走るって行為もできなくなって…」

 

「…私なんていつからか神様って言われて…それが本当になって…言霊って怖いですよね」

 

「言霊かぁ…」

 

言霊…確か言葉に魂が宿ってそれが事実になるって奴か…

むしろ俺の人生言霊によって操作されていた〜なんて言われた方がいいかもしれん。

もうまともに歩けなくなった身体は言霊が〜って言われた方がいい。

はー…妹とか欲しかったな。兄弟って奴。異母兄弟でもよかったしさ。むしろ血が繋がってない兄弟もいいじゃないか。

 

「おかしな話ですよね。言われ続けて神になるなんて」

 

「特におかしい点はない。好きな人のためにどこまでもやる方がおかしな話だ」

 

「?」

 

「スパーっと…雨ニモマケズ、風ニモマケズ…ホームレスってのはそこら辺重要そうだなぁ」

 

「えぇ…?」

 

「とりあえずダンボールとかある?ゴミ箱とかに」

 

「…ダンボール…外の世界の物ですか?」

 

「うっわほとんどゴミが箱…しかもダンボールじゃなくてプラスチックっぽい奴…ダンボール一つもない…コレは酷えなぁ」

 

「いやだからダンボールってなんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




んー…
銀魂ザファイナル見ました。
特典はなかったです。
まあエヴァンゲリオンのポスター的なのがあったんでそれで良しです。
まぁ…主人公、どうせ死ぬでしょうね。ホームレスとか僕良くわかんないんで。


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再会

昨日投稿サボっちゃってごめんちゃい!許してください!とりあえずいつも通りのクオリティでやりますから!


 

人里

 

「ぁー結局なんやかんやあってホームレスってのは鉄板ネタにも程があるだろ」

 

…そんなこと言っても無駄っちゃ無駄か。

あ〜捨てる神あれば拾う神ありだっけ?

そんなやついねえかな?

といっても全員人里の人間だからそんな心持ってるとは…

ん?おい待て今現代人の奴いなかったか?

 

「!これは外来人では!?」

 

「うわっどうしたんですか」

 

「あ、すまん少し行ってくる」コツ…コツ…

 

「…?」

 

「おっす」

 

「うわっ誰だお前…」

 

「…マジで?」

 

「お前の家出先はここだったのか?」

 

「何で親父と出会うんだよ…」

 

「お前その足どうした!」

 

「魔女の友人に速達で刃物届けられたよ。そのおかげで足ちょんぱだっつの」

 

「フハハハハ!わけわからん!」

 

阿部新太の父親…阿部下(あべした)

人間。ちなみにこいつが催眠おじさん(善)。

阿部新太の母親が死んだ理由に子供の頃の好き嫌いの激しさとか不健康な暮らしが染みていたからだったので催眠を掛けて妻のようにならないよう仕組んでいる。自身のことを『善人』といっている。もちろん無一文。しかし住所はある。催眠を掛けて…ね。

人間の屑がこの野郎…(憤怒)

 

「笑い事じゃねえよ!?て言うかもしかして噂の催眠おじさんって」

 

「ああ!俺のことだ!」

 

「あぁ親父の頭がとうとう狂っちまった。今後関わらないでくれ」

 

「おい待て何故そうなる」

 

「…そういや妖怪の山は行ったか?」

 

「山?ああ、あそこはまだだな」

 

「あそこは行かねえ方がいいぞ。十中八九犯される。搾り取られて死ぬ」

 

「息子よどんな生活を送っていたんだ?」

 

「ただいまホームレス中。仕事と住処見つけねえと先輩のお世話になってばっかだ」

 

「先輩って…まあ親であるだけの俺には何も言えないからな…」

 

「まあ新しい職に着いたら知らせるわ。親父今どっか住んでるの?」

 

「寺子屋で先生やってる。体育の授業を担当してるぜ。給料全部生活費になるけど」

 

「…寺子屋の先生美人さんだったろ」

 

「すげえ美人だったけどあいつには敵わねえよなぁ」

 

「母さん一筋ねぇ…つうかお前も80近いだろ…」

 

「失敬だな。まだ70前半だ!」

 

「前半前半って点を取り返そうとしてるといつのまにか後半になってるんだよなぁ」

 

「きついことを言うな我が息子よ」

 

「…何らキツくねえだろ。それじゃ、新しい色見つけたら寺子屋行くわ。それまで首じゃなければ良いけどな〜w」

 

「言うようになりやがったなぁこいつ…」

 

「そんじゃばいびー」

 

「さいなら〜」

 

路地裏

 

親父が教員やってるのかよ…驚きだ。

まあ母さん一筋だから再婚とかなさそうだけどよ。妖怪と人間には寿命の差もあるらしいし。

その点考慮すると流石にあのけいねって先生も諦めるだろ…一度しか会ったことないけど()

 

慧音…苗字忘れた。半妖。

記憶を食うらしい。ヤンデレ化したら大体対象の記憶を…っと違う違う。

寺子屋の先生をやっており異変が終わる前は生徒が本能的に嫌っていた。

本能的にと言ったのはこの作品の設定があるからだ。

精神が子供の奴に美的感覚はないという設定!

異変が終われば生徒の本能という壁も消えて授業がうまく進んでいる。

助手的なやつも増えたのでヨシ!

 

「まさか親父が先生になるとは人生何があるかわかんねえなぁ…あ、ライターないんだった」

 

「そういえば私貧乏神なんだよ」

 

「?ああそうか」

 

「こんな私を拾う人がいるんだけど紹介しようか?」

 

「ん〜…それも良いかな。て言うか拾われてんの?」

 

「結構な豪運の持ち主なんだけどね。私の貧乏神の能力でも太刀打ち出来ないくらい」

 

「へ〜…メラ」ボワッ

 

「まあ拾ってくれたというより憑かせてくれたって言った方が正しいのかな?」

 

「憑かせてくれたねぇ…器がでかいんだかなんなんだか」

 

「今日会う約束してるの!」

 

「そうか…ふぅ…流石に煙草吸いすぎかな…仕方ねえかこんなもん」

 

「私、天人である天子が来た!」

 

天子…苗字わかんねぇ!

そして今日紹介しかやってねえ!

天人であるが、修行して天人になったわけではない。生まれつきでもない。

何かの功績があって天人になれたそうな…羨ましい

異変が終わる前と終わった後で特に違いはなく、自己中心的な考え…をする時がたまにある程度。

貧乏神様とはお友達である。ほら、友達だぞ憑け

特殊性癖はない。チッ

 

「おいこら作者聞こえてんぞその舌打ち」

 

「?何言ってるの?」

 

「何言ってるんですか天子サマ!」

 

「む、やいそこの男!お前紫苑にアレな悪戯しようとしてたな!?」

 

「なにぃ!?」

 

「いえ、彼はホームレスらしくて…」

 

「え、嘘!?あの顔でホームレス!?…ちょっと紫苑、嘘に振り回されるのも良い加減に…」

 

「おい聞こえてんぞー?大体聞こえたぞー?俺のどこが嘘っぽいって言うんだほとんど嘘で通してるけど」

 

「とりあえず、紫苑は渡しませんよ!」

 

「そんなもん誰も聞いてねえし狙ってねえよ!?」

 

「紫苑、私の家行こうよ!」

 

「はい!」

 

空?<パァアァァァァアァァァ(光)

 

「空が…光ってる…?」

 

「そんじゃ、ばいびー!」

 

「ばいばーい!」

 

「ばいびーなんておっさん臭い…ハッ!?俺もおっさんだったのか!?いつ!?いつからだ!?」ガーン

 

「あ、煙草消えてる…にしてもどうすっかなぁ。もういっそのことアレか。八雲家に嫁ぐか。ん?嫁ぐって確か嫁になることじゃ…?まあ良いや」

 

「嫁ぐ…?」スッ

 

「うわびっくりした!?紫の隣にいたあの狐か…何でもない、忘れてくれ」

 

「なぁんだ…じゃあ良いや」スッ

 

「…あいつどっから出てきた?」キョロキョロ

 

 

 

 

 

 

 




オラに元気を分けてくれーっ!


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戦力外通告

戦力外通告というより追放っすね。
主人公が人里にいたらナンパがままならないらしいからね。
仕方ないね。


 

人里 路地裏

 

親父…こんな時、親父ならどうする?

こんな時っていうのは…そうだな。唯一安全に過ごせる部屋から追い出された時だな。

親父ならきっと「なんとかなるさ!ワハハハー!」と言って誤魔化すだろう。

実際、リストラされた時だってそう言って誤魔化していたからな。

その後部屋で泣きながら迷っていたのを俺は知っているケド。

俺は今そんなことになってる。おかしな話だ。

考えて見ろ。紙切れ一枚に承認って文字で印が押されている。

それだけで俺はこの里を出て行くことになっている。こんな紙切れに印が押されている。

こんな紙切れと印になんの効力があるのやら…

 

「…俺にそんな芝居は打てないし…そろそろ出なきゃ妖怪扱いされるのかよ…メラ」ボワッ

 

「ふぅ…こんなこと独り言で言っても無駄なんだろうが…俺だって来たくて来たわけじゃない。どうせなら妖怪の山とかで野垂れ死にたいんだよ…クソッ」

 

「どうしました?」

 

「…ただ普通の戦力外通告。扱いが貧乏神以下もいい所ってとこだな…ほんと…見てみるか?」

 

「うん…え、これってつまり」

 

「人里追放。死のうが生きようがてめえの勝手だって。ふぅ…もう里から出る。出なきゃ妖怪扱いだ…」

 

「…片足なのに…?」

 

「やっぱり幻想郷ってのはこえーな。誰かの機嫌損ねたら追放だ。江戸時代くらいならあるのかね」コツ…コツ…

 

人里の周り

 

「…貧乏神さんの生活は羨ましいなぁ…はっきり言ってあの時紹介して貰えばよかった」

 

あ、煙草の火消えてる…やっぱりメラはそんな燃えづらいのかなぁ?

それともこのタバコと相性が悪いとか?相性があるのか知らないけど。

 

「…あー…能力ほしってうをぉ!?」」ドサッ

 

「痛い…今日一日こうしておこうかな。痛いし。地底行ったら送り返されるし。どこ行けば俺は…妖怪の山か!」ガッテン!

 

道中

 

「そもそもあいつら今発情期なのか?よくわからんけど…とりあえず行くしかないかぁ」

 

「貴様人間か!?何をしている!」

 

「…あれ、もう妖怪の山?」

 

「いや、適当に出歩いてるだけだ。ここに居ては死んでしまうぞ」

 

「あっははは!もう死んださ」

 

「成仏してくれ」

 

「まあ本当のことを言えば俺追放されたんですけどね。紙切れ一枚で決まるなんておかしな世の中です」

 

「追放て…大丈夫か?人里で生きていけないんだぞ?」

 

「なんとかなるさってね。紅魔館でも行くかなぁ」

 

「発情期の時だけそうすれば良い」

 

「…そういやお前」

 

「残念だったな!もう遅い!」ルパンダイブ

 

「見切った!」ゲシィッ

 

「へぶっ…蹴りはないでしょ蹴りは!?」

 

「つか誰だよお前」

 

「…確か貴方とは初対面だった?まあ良いや。私は姫海棠はたて。文と同じで」

 

「ん、腹減った」

 

「…話を聞いてくれ」

 

「すまんな。腹の虫は話聞いた程度じゃ収まらんのだ。飯食わせてくんね?」

 

「…あ、ない」

 

「なんでだよっ!?」

 

「だってそういうものだし。そもそも天狗に食事はあまり必要ないし。あんた妖怪の山の家に住んでたじゃないの」

 

「家主に殺されかけたって言えば良いんか?ん?」

 

「あ、そっか…ごめん」

 

「分かればよろしい」

 

ったく天狗ってのはこういう奴らが多いから…ま、今はそういう奴らに笑わされたい気分だがな。

多分だが俺はすでに妖怪扱いなんだろうなぁ。

妖怪見つけたら絶対殺すマンだからな人里の人間はさ。何?褒美でも出るの?そりゃすげえや

 

「にしても今回は1800字くらいで終わるかな」

 

「めたい話をするんじゃないっての。ていうか携帯いじってる天狗なんて私以外あんま居ないでしょ」

 

「だが記憶にない。そもそもあったことないし」

 

「一応あるわよ。多分」

 

「あるのかないのかはっきりしやがれ!」

 

「気が散るから黙ってて。さてと…念写!」パシャッ

 

「?一体どんな写真を」

 

「男のパンツ」

 

「死ね!」ドロップキック

 

「おうふ!?」ドンッ

 

「こんなのに構ってられるか!妖怪の山行こ」

 

「妖怪の山は今乱行の山と化してるわよ。行ったら抜かずの千発だから」

 

「チキショー!」

 

「というよりそもそもこの時期になれば大体発情期よ」

 

「何?それはつまりどういう」

 

「発情期と聞いて!」ハァハァハァ

 

「失せろ狐!」キック

 

「あがっ!?」

 

「で、なんなんだい」

 

「我が八雲家にどうか貴方をと」

 

「それ発情期だろ。お前の主人も半分発情期入ってるだろ。クマかよ」

 

「クマではないですが熊のように冬眠します」

 

「マジかよ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 




1700字くらいでした。
眠すぎるぜ!なんで日だっ!


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拉致

貴様を拉致するッ!!
シュトロハイムぅ!


 

うぉー…あれ、あそこです。八雲邸です。邸なのか亭なのかわっかんね

 

「…さて問題」

 

「…」ワクワク

 

「とある男が妖怪の山へ行こうとしていると何者かに拉致られました。さあ、何者とは誰のことでしょうか」

 

「!!はい!」

 

「はい、橙」

 

「藍しゃま!」

 

「正解!」ピンポーン!

 

「精神的に追い詰めなくてもさぁ…」ズーン

 

「…え、何これ…藍、また何かやらかしたんじゃ」

 

「いいえ…そんなことありません…」

 

「拉致られました」

 

「おおコラクソ狐こっち来い」

 

「ぎゃぁぁぁあ!裏切ったなぁぁあぁああ!」

 

「…じごうじとくですっ」

 

「自業自得と言うより自分で自分の首を絞めたの方が正しいな」

 

橙…ちぇんって読むらしい。妖怪化け猫…あ、八雲藍のことやりましたっけ?

ま、まあええわ(寛容植物)化け猫というよりおりんりんに近い感じ。おちん!

異変が終わる前は藍に虐待っぽい扱いを受けていたが異変が終わればなんのその。ただ無邪気な子供になったではありませんか。

このことには博麗の巫女も『やっぱりあの式存在しちゃいけないのよ。こんな可愛い子を虐待するなんて』と言っている。

一気に崩れたな…八雲藍…

 

「…で、これは何すれば良いの?」

 

「…さあ?」

 

「おいおいまじかよー」

 

「まじだよー」

 

「…そもそもの話八雲藍は俺のことをどう思っているんだ」

 

「紫''様''の妄想劇が具現化したうちの一つ」

 

「ちょっと待って風評被害も良いところだよ?」

 

「異変が終わったらすごい気づく人が少ない地味に良い人」

 

「…なぁんだかなぁ」

 

「結局あんま変わらないんですね」

 

ゆかりのお部屋<純粋な枠を超えた強さ!それがパワーだ!!

 

バゴォッ!

 

「いやぁぁぁああぁあ!?」ゴツンッ

 

クックック………いいザマだ馬鹿野郎。

この阿部新太が復讐を遂げずに終わると思っていたのかッ!!

絶対に遂げてみせる!これだけは心情として…ん?

なんか今懐かしいセリフ出てこなかった?純粋な枠を超えたとかなんとか…

聞き覚えが妙に…

 

「まだ自分が死なないとでも思ってるのかね?」

 

「と、戸愚呂弟だ…!」

 

「それって100%中の100%ってかっこいいセリフ言う人ですよね!?」

 

「よくわかったな…と言うか良いのあれ?死ぬぞ?」

 

「大丈夫大丈夫。仮にも大妖怪らしいですから」

 

「なんか私怨が入ってない?」

 

「…はっきり言って虐待のことまだ許してない」

 

「これはきついボディブロー」

 

「純粋な枠を超えた呪い!それがコトリバコさ!」バーン!

 

「コトリバコはダメだな。うん。それ怪異物だから。俺怖すぎてちびっちゃうから」

 

「ふぅ…ごめんなさいね。私の式が迷惑を掛けたみたいで」

 

「べっつに〜御友人の式らしいし」ニコッ

 

「有難いわね…ただその笑顔が怖い」

 

「なんでも良いっしょそんなの。純粋な枠を超えた阿呆!それが馬鹿だ!」

 

「いやいやかっこよく言っても馬鹿は馬鹿でしょ…横、良いかしら?」

 

「良いけど橙ちゃんは膝上な」

 

「わーい!」

 

幻想郷のどっか

 

「まさか冬眠明けの紫様にこんな力が…グフッ…血反吐を吐くことになるのは確か彼が幻想郷入りして隙間に入れた時くらいか…クッ、無念」

 

「…藍じゃないの」

 

「ああ霊夢か」

 

今更ながら八雲藍…狐妖怪。発情期が来ます。ご注意ください

発情期になるとヤバくなる定期的に爆発寸前を迎えるやべー爆弾。

異変が終わる前は橙に虐待をしていた。異変が終わればその仕返しと言わんばかりに橙の密告に死にかけている。

大体が酒を飲んで大暴れしたとか霊夢をぶん殴ったりしたとか。

あ、すいません…元からヤベー奴でした…

 

「失敬だな!?」

 

「うるさっ…ちょっとうっさいわね。ったく」

 

「ああすまん…いや何、ゆかり様が失礼なことを言っている気がしてな」

 

「あながち間違いじゃ無いでしょ」

 

「博麗の勘が言うんだ。間違い無い」

 

その頃八雲邸

 

「でね〜?」

 

「ほへー」

 

「眠い…」

 

「それで藍ったら…くしゅんっ!」

 

「…随分と可愛らしいクシャミなことで」ニヤリ

 

「紫様のくしゃみ…」

 

「え?あ、え?…え?」

 

「これは…」

 

「見た目相応の…」

 

「可愛らしさが出てますねぇ御友人殿…」

 

「え?え?え?」オドオド

 

「…お兄さんも悪よのう」

 

「橙こそ…主人を売るほど堕ちた記憶はないぞ」

 

「え、なにこれ私が何かしたの?」

 

ああそうだとも。とんでもないことをしてくれましたとも。

可愛い…!とてもとても可愛い…!クッ素晴らしいほどに可愛い!

可愛かった!マジで!可愛い以外に言葉が出てこないくらい可愛かった!

ああもうすこここここここここここここ

 

戻ってどっか

 

「とまぁ男拉致したらぶっ飛んでな」

 

「悪いがあんたを退治しなくちゃならない。覚悟してくれるか?」ブンッブンッ

 

「ちょっ!?話を聞けって!行き場がなさそうだから住処だけでもって紹介しようとしてだな」

 

「そして流れでセックスしようと?」

 

「ああそうだと…いや違う。断じて違うぞ。ここに宣言しよう」

 

「…だが拉致したという事実は消えない」

 

「八つ当たりに来てるだろお前?絶対八つ当たりに」

 

「うっさいわね!」ブンッ

 

「ふんっ!」バギィッ

 

「トラップカードオープン!拘束の呪術!」

 

「何!?」ギュルルル

 

「妖力を吸収する鎖…すごいでしょ?私が作ったのよ。魔法とか難しいからよくわかんなかったけど」

 

「くっ…外れ」バギィッ

 

「…え?」

 

「あ、…え?」

 

余談だが八雲藍は怪力である。怪力といっても握力じゃなくて腕力。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




こ、こいつ…!
できる…!?


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岩下の新生姜ァ!

生麦生米生姜
これ一発でいえませんよね。
なまむぎなまごめなましょうがって言っちゃいます


 

八雲邸

 

「…待て。まあ待て。落ち着け」

 

「何故だ。一緒に風呂に浸かるのを何故待てと言う。寒いではないか」

 

「おかしい。明らかにおかしい。風呂入ってるって張り紙貼っただろ」

 

「…あれ嘘だと思ってた」

 

「ちくしょぉぉぉお!」

 

この変態スケベ魔神女狐をどうやって追い返そうか。

しかし美しいラインというやつか。見るのが恥ずかしい。興奮しないのに。

つうかなんで入ってくんだよ!なんで一緒に浸かることになってんだよ!

あれか!?俺東京湾に沈められんのか!?それとも琵琶湖に沈められんのか!?どっちだ!?白状しろ!

 

「結局入るのかよ」

 

「寒いのは流石に苦手なのでな。しかし、この風呂は広いな。心なしかお前との距離も広い気がするんだが」

 

「ああ広いとも。大体10mくらいの広さなんだ。つかでかいな…変態から逃げるために限界まで離れるしかないだろ」

 

「それは偏見というやつだ。私は変態じゃない」

 

「じゃあなんだ言ってみろ」

 

「理性という名の鎖から解き放たれ性欲に正直になった妖怪だ」

 

「それを人はただの変態と呼ぶ」

 

「別に良くないか?」

 

「よくねえから言ってんだろうが。俺の寿命が縮む…もう良いや風呂上がって寝る」

 

「ぁ…その、よかったらなんだが」

 

「なんだ」

 

「一緒に寝ないか?」(要約:そのままの勢いでセックスしないか?)

 

「断る」

 

「…仕方ない襲うか」

 

「!?」ビクッ

 

今襲うって言った?ガチで?え、何それ怖い

命の危機を感じますね…(本能の警告)

野生としての本能を取り戻した気がするのは何故だろうか。

それはきっとあれなんだろう。ほら、恐怖を克服したとかそういう系。

ではではガララッと勢い良く開けて目に入ったのはナイスバディ!

 

「じゃねえよ!」

 

「あら、迷惑かしら?」

 

「てめえ言ったよな!?『お風呂に入るときは入っていると意思表示をしないと誰かに入られるから紙にでも書いて貼っておきなさい』って言ったよなぁ!?」

 

「それで入らないって誰も言ってないわよ」

 

「畜生確かにそうだった!クソが…もう良いや寝る。寝間着は…あった?」

 

「…あ、私が悪戯した寝間着」

 

「何してくれてんだあんたぁ!?」

 

「冗談よ冗談。それ藍のだし」

 

「あ、ほんと?ごめんなさい」

 

「私としてはそのまま着て寝ればマーキング完了だったんですけどね!」ハァハァ

 

「誰かこの変態の処理を頼む」

 

「…一体いつから藍はこんな変態になったのかしら…当て身っ」バギィッ

 

「はぅわ!?」

 

「当て身かよ」

 

「し、死んでる…!?」

 

「まあ良いや着替えも終わったし寝る」

 

「なんといつの間に」

 

「その内にだ。じゃーなー」ガララッ

 

さあこの2枚目の扉を開いて目に入ったのは完全に除いてたであろう橙ちゃん…

え、嘘だろ?幻覚であって欲しいものだ。まあ疲れてるんだ眠れば治る。

というか治らなきゃ困る。寝たいのが本音だし。さあさっさと眠れば俺のドリームショーだ!

ドリームショーってなんだ?

 

主人公のお部屋☆

 

「さて案内されたは良いが準備が良すぎないか?なんで俺の部屋があるんだ。ていうかなんで俺の阿部新太の阿部に線が引かれてるんだ。なんで八雲に訂正されてんだ。俺は婿入りした男か」

 

などとたくさんの疑問があるが一番の疑問は何故布団が敷かれているのかだろう。おいなんでだ説明しやがれ。

布団が敷かれているのは時間的にという理由でも良いだろうが納得できんな。

そういや俺御友人殿に監視されてんだった。そりゃ寝る時間も把握されてておかしくないな。

あっはっはっは!まあ笑い事じゃないんですけどね。ははは…

 

「…ラリホー!」ピロロロン♪

 

「大妖怪に通じると思うてか!ていうかなんでバレたんだ?」

 

「お前尻尾がデカいしなぁ…っておいこら当たり前のように匂いを嗅ぐんじゃない犬かお前は」

 

「残念だったな。狐だ。もしかしてお前は猫派だったのか?」

 

「残念ながら俺は人間派だ」

 

「それは残念なのか?」

 

「そうじゃね?」

 

「…とりあえず一緒に寝るぞ!」ガシッ

 

「おまっ待て待て待て待て待て!」ズルズル

 

「布団の中に入れればこっちの物だ!さあどうしてくれようか…」グフフ

 

「あ、意外と良い匂い」

 

「!?」

 

意外!それは賞賛!(カイジ風)

 

「御友人とはまた違う匂い…zzz」

 

「良い匂いなら堪能してから眠るべきだと思うんですよ紫様」

 

「藍、自重という言葉を知っているのかしら?」

 

「私を馬鹿にしてますか!?」

 

「知ってるならそもそもそれやらないわよ!」

 

「うそぉ!?」

 

翌日

 

「よく寝た!」

 

「朝ごはんですよ〜!」

 

「…藍が作ってるのか」

 

「藍しゃまが作ってますよ!信用できませんね」ボソッ

 

「本音漏れたなお前」

 

「あんな仕打ちされたあとだったらこうなるのが普通です♪」

 

…しかしまぁ良い匂いだったな。母性と言うかなんと言うか。

まあストレートに言うと母性が匂いになった感じ。これが人肌というものか…!

抱きしめられてから寝てしまった俺を責める人間なんてどこにいるものか。

さっさと飯食うか

 

「…え、何この重い空気」

 

「藍しゃまがやらかしたそうです」

 

「聞きたくない」

 

「それでは聞いてください。藍しゃまで、『オラはやられちまっただ』」

 

「おう飯食うのが急に怖くなったぞおい。え、何?何をやらかしたの?」

 

「どうやら藍が取り乱しすぎて婚姻届はどこか!って言い出したのよ。ボケるのも大概にしてほしいわね」

 

「ちょ、言わないでください」

 

「…うん、わけわからん」ニッコリ

 

うん。本当に訳がわからない。

何が何だか…訳がわからない

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちなみに八雲藍は殷が存在していた頃からの大妖怪らしいです。
すごいね


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新能力

新能力とか言って遊戯王ネタぶち込みたいけどただただジャンプフォースのブルーアイズホワイトドラゴンがカッコ良かっただけです。
人間には釣り合わない能力ぶっ込んでさっさと…としたいです。


 

八雲邸

 

「そういや御友人殿は能力とかって作れるの?」

 

「そりゃあ勿論。だって神にも匹敵する能力だし」

 

「じゃあ俺の能力作ってくんね?」

 

「浅ましい。自分より強い者に頼って力を身につけて良い気になろうとしている気がする」

 

「…キツい」

 

ちなみにだが俺が能力を欲しい!って言ってる理由はただただ自己防衛がしたいだけです。

道中強姦魔が現れないってわけでもないしな。うんうん…いやほぼほぼ現れるんだけどね?

少ない望みに俺は賭ける人だから。少数派とかじゃなくてただのギャンブル好きでもないから。

スリルが好きなだけだから

 

「…そうねぇ…擬人化能力とか?そこらへんの草木を人にして手下に…って見るからに興味なさそうね」

 

「擬人化とかなぁ…化け狸とかが使いそうじゃん」

 

「化け狸…具現化能力?」

 

「んー…具現化って何を具現化するんだ?」

 

「頭の中にあるイメージを手に持たせるようなもんじゃない?」

 

「出し方聞いてねえよ。ってことはあれか。両手で抱えられるサイズが限度か」

 

「まあそうなるわは…で、どうするの?本人の精神が成長すると能力も強くなる事例があるけど」

 

「何それ。スタンド?ていうか両手サイズだと武器しか出来ねえな…まあ良いやそれで」

 

「アブラカタブラ」

 

「チチンプイプイ」

 

「けっはもるたあ」

 

「よく知ってんなオイ」

 

「これでもどうぶつの森経験者よ。てわけで授けたから自由に使ってちょうだい」

 

「マジかよやったぜ…とりあえず爆弾だそ」(危険思考)

 

「おーい、どこにいるんだ新太〜…あ、いた」

 

「えっと…よくあるゼル伝のボムをイメージ…あ、出てきた…呼びました?」

 

「え、何それ」

 

バクダン<もう待ってられねえ!爆発するぜ!滅びのバーストストリーム!

 

ドカァンッ!

 

「…マホカンタがなければ即死だった」

 

「…危なかった」

 

「っておいおいおい何人の家で呑気に危険物扱ってるの!?恩を仇で返すつもり!?」

 

「お前には恩というより怨があるがな」

 

「ごめんなさい」

 

しっかし具現化ねぇ…具現化…どうやら中身の構造知らなくても取り出せるようだし…

異変の概要でも取り出してみるか。ん?そんなの無理って?

そんなの…やってみなきゃわかんねぇぞ!(主人公)

 

「よーい…どんっ!」ポンッ

 

「うわ、本が出た」

 

「…これ今回の異変について書かれてるわね」

 

「えーと…この異変は過去改変の特性を持つ異変…異変が終わっても過去改変は消えない…なにこのもう一つの世界感」

 

「ちょっと待って?『この異変は八雲紫が操られて最終段階を終えた』…やっぱ操られてたの!?」

 

「…過去改変は幻想郷に住んでいた者・住んでいる者にしか効果はなく、外の世界の住民は幻想郷とあべこべの美的感覚を持つことになる…これ筆者読みづらい感じにしてんなぁ」

 

「こっちには『この異変は霧雨魔理沙が起こした異変である』…やはりあの小娘か」

 

「『一番被害が小さいのは元から異性と関わりが少ない人達』…妖怪の山で死にかけたけどねうん」(半ギレ)

 

「被害者一覧とかあんのかな…ペラペラっと」

 

『被害者一覧。 阿部下』

 

「え、なんで俺の父親がここに載ってんだよ…怖いし意味ワカンねぇよ」

 

「…こっちに同じ苗字の人間がいるわね。阿部…ん?阿部しかないけど…」

 

「紫様…とうとうボケましたか。全くあれほど夜更かしはするなと…あれ、本当だ」

 

「紫様〜♪苗字が無いのは孤児だからって聞いたことがあります〜」

 

「あらそうなの橙?それは意外…でもそれって幻想郷だけじゃなかったかしら?」

 

「…外の世界で名前が無いなんてことは」

 

「どうだかなぁ…無名の子供が育つって言っても両親ともに日本生まれ日本育ち。それは無いと思うんだが」

 

「…と、いうことは」

 

「まさか。ありえんありえん」

 

「でも絶対そうよね。でもどっか見覚えあるのよね〜…」

 

「昔博麗の巫女候補は全て不細工…今の美人で固められていましたからね。そして巫女候補の名前は巫女になってから決まってましたし」

 

「ぁー思い出した。神への生贄うんだかなんだかであの頃はそういう子だけ集められたもんねぇ…いやまあ巫女候補ってのは流石にないでしょうけど」

 

「…ちょっと待ってくれ」

 

つまりこれは俺の母さん幻想郷出身ってこと?

そういや父さんは母さんのことを名前で呼んだ記憶が無い…つまりそういうこと?

あーくっそ親父に会って聞きたい。1時間くらい問い詰めたい。

あの野郎俺に隠し事とかしてたら承知しねえぞマジで(半ギレ)

 

「まあ…これくらい綺麗だと博麗の巫女候補には…んー…ビデオにすら撮ってないからなんとも記憶していない…藍、覚えてる?」

 

「いえ…別に」

 

「…じゃああれか。俺が幻想郷に前入ったことがあるのは母親が幻想郷生まれだからか?なんだかわかんねえことになったな」

 

「前とは」

 

「読者のみんなは気付いてるよね☆まあ博麗神社に悪戯で掘った奴があるんですよ。あれ俺がやったんですよ。帰り道死にかけましたけど」

 

「…え、なにそれは(ドン引き)」

 

「神社に掘ったってなんて罰当たりな行為なんだ…」

 

「その罰で俺は幻想郷に2回足を踏み入れることになりましたがね!ははは」

 

「…こいつに能力なんか渡さなきゃよかった」

 

「またやらかしたんですか紫様」

 

「まあ藍しゃまみたいに虐待はしないので藍しゃまよりかはマジですけど」

 

「ちょ」

 

「そもそも主人のせいで性欲が消えたのにまだ謝罪が来ないからきれそうなんでね?」

 

「あの」

 

「紫様〜藍しゃまが謝る気ゼロです〜」

 

「タママ二等兵かお前は」

 

 

 

 

 

 

 

 




タママ二等兵って伝わりますよね?
ね?


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宣言

デュエル開始の宣言をしろ!磯野!
おーい磯野〜!闇のゲームしようぜー!
これが一瞬で思いつきました。後ヤンデレ百合って良いと思います(唐突)


 

八雲邸

 

「そういや外に出たいんだが」

 

「ああ、駄目だ」

 

「何故だ」

 

「今度強姦魔に襲われでもしたら助けられるかわからないしな」

 

「…正当な理由なのかどうなのか」

 

「そもそもの話お前はなんであんな仕打ちに遭っても同じ場所へ行くんだ」

 

…能力が手に入ったから俺としてはそれでいいんじゃ無いかなとは思う。

柔軟に対応できる能力だし。まあそもそも片足無いけど。

ん?じゃあ義足も作れるんじゃね?と思うが説明書とか使っても足に付けれる気がしないので結局実行しないままに終わった。

そうだ、能力使ってワープすることできんじゃね!?うっわ俺天才!

コレは…世紀の大天才だねぇ…

 

「そうと決まれば実こ」ガシッ

 

「紫様から聞いておいて正解だった。お前の能力は手を封じれば使えなくなるってことをな」

 

「…あー、あいつ言ってたなそんなこと…確か『片手で扱える物は片手で具現化できるけど両手で扱う物は両手が使えないと具現化できないのよ』って…」

 

「そうかそれはいいことを聞いた。ちなみにだが手の平から出すから封じるのも楽だ」

 

「強姦魔に襲われてる時と同じような気分だ」

 

「私のどこが強姦魔に見える?」

 

「逆に強姦魔じゃ無いところを教えていただきたい」

 

「…そうか…?」

 

「今だ!メラ!」ボワッ

 

「マトリックス回避!」

 

説明しよう!マトリックス回避とは!

膝を曲げ腰を後ろに反らして回避する映画マトリックスに出てくるような回避の方法である!

ちなみにだがマトリックスって映画を見たことがありません

 

「今だ!ワープしやがれ!」パワー!

 

「しまった!?」

 

…シーン…

 

「…ん?あれ?どうなってんだ?」

 

「…今思えば具現化するのになんでループするんだ?」

 

「あっ本当だ」

 

「まさに馬鹿だな」

 

「吹き矢作って…スゥー…プッ!」ヒュンッ

 

「あだっ!?」グサッ

 

「勝ったぁ!」

 

「…なんでも良いけど朝から騒がしくするのはやめてくれる?うるさくってかなわ」

 

「あ、今昼ですよ」

 

「今13時です」

 

「…は?」

 

「まさか紫様が13時まで寝るとは…はぁ」

 

「そんな紫様でも藍しゃまよりは良いんですけどね」

 

「ちぇえぇぇえぇぇえぇん!?」

 

「…どうにかしてワープゾーン見たいな奴作れないかな…こう!」ポワンッ

 

「え?」

 

「なんだ今の音?」

 

「あ、あそこ」

 

「出来てしまった…人間、やってみるもんだな」ヨイショ

 

「ぎゃぁぁぁぁぁあぁあぁあ逃げられてるぅうぅぅう!?」

 

妖怪の山改め乱行の山…つまりそう言うことです

 

「っと…ここはやばいぞ。うん。妖怪の山はまずい。今の時期妖怪の山は」

 

「見つけたぞ!無事な男だ!」

 

「!?行き先選ばずにワープしたせいだこの野郎!」コケッ

 

…あ、片足無いの忘れてた…

 

「あでっ!?」

 

つまりコレって俺犯される系?

そのままアッー♀の刑に処されるの?嫌だ私阿部さんが良い!

えとえと…あれだ…とりあえず鎖を想像して…具現化しなきゃコレ犯されるから急げ!

て言うかもう縄でも良い!いっそ近寄れなければなんでも良い!

 

「あ、縄出た!」ポンッ

 

「武器を出したぞ!?」

 

「構うな!襲え!犯せ!」

 

「死ね!」ブンッ

 

「発情期の天狗はコレじゃ止まらんわ!」ガシッ

 

「ぇ?」(掠れ声)

 

「こっちへ…来い!」グイッ

 

「え!?うっそ!?でえいもうどうにでもなれ!手からビーム!」ギュォォォ

 

「!?」バキュゥンッ

 

「も、椛!?」

 

「目が!目がぁ!」

 

「…いけないことしたかな?ええい次のワープゾーンよ開け!」ポワンッ

 

「あ!?逃げるぞ!?」

 

「バイビー!」ヨイショ

 

冥界

 

「っぷはぁ!」

 

「…あら、お久しぶり」

 

「ひょわぁ!?」

 

「お久しぶりです」

 

「…白玉楼組!」

 

「なんでヤクザの何々組みたいにマッチするの?」

 

「ほぼ同じようなところですから」

 

「…とりあえずお久しぶりで幽々子さん」

 

西行寺幽々子…一応どっちもイケる派の亡霊。

異変が終わる前と終わった後では従者とヤる時の反応が変わった。

終わる前は嫌々だったのが終わったらさあカモン!と言う感じになった。

前博麗の巫女を襲った経歴があり、その時にフルボッコにされている事から博麗の巫女を危険視している…

視姦じゃないからね!?

 

「…あれ、こっちは大きくなった?」

 

「はい。亡霊が魂の姿になりまして」

 

「フォルムチェンジかよお前…何言ってるかわっかんねえなぁ」

 

「まあ妖夢の亡霊は形が自由自在だし離れていた間亡霊が受けた性格の影響も受けるのよ。ほら、前は男が苦手だったでしょ?」

 

「ああ、なあるほど」

 

魂魄妖夢…元は二人の半人半霊。

異変が終わってから一人になりました。

何?異変が終わっても終わらなくても胸のちっこさは一緒だ?

上等だコラ表でろ八つ切りにしてやんよ…おっと失礼。

異変が終わる前は主人とのセックスを渋々やっていた。

異変が終われば主人とのセックスが待ちきれなくなりなんと今や中毒者なんてことはない。

いつ来るかでドキドキしている程度である。異変が終わる前はドキドキと言うよりオドオド。

 

「…あ、今思い出せばここもここで十分危険だった」

 

「いや、今はもう妖夢だけだから安心して」ニッコリ

 

「私は幽々子様の身体一す…幽々子様が好きですから」

 

「今私の身体って言わなかった?て言うか言ったわよね?なんでそう言うこと言うのかな?」

 

「…ご飯の献立何にしようかなー」(棒)

 

「教えなさいよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




かめはめ波ぁ!ってするつもりでした。


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血反吐

血反吐ってなんで起きるんでしょうね?
俺としてはアレです。嫌な時に起こる的な印象があります。


 

永遠亭

 

「次の方」

 

「最近肩が上がらなくなって…」

 

「…上げてみてください」

 

「大体ここまで…ここから先は痛くて」

 

「それなら四十肩ですね。次の方」

 

「対処酷くね?」

 

受付

 

次の方〜

 

…何故だ。何故俺は永遠亭に来ているのだ。

そしてなんで俺は死刑台に立つ囚人のような気持ちになっているんだ?心臓の鼓動音?と言うのがよく聞こえる。

大体エースもこんな感じだったのだろうか。畜生…これなら健康な食生活を送っておくべきだった。

血反吐なら誰もいないところで出して欲しいものだ。

 

少し前の白玉楼

 

「幽々子様〜!」

 

「?どうしたの妖夢?」

 

「新太さんが死んだ!」

 

「駄洒落のセンスも鍛えなければならないようね」

 

「駄洒落じゃないです!本当に血反吐を吐いて…いや、本当ですから!?そんな哀れみの目で見ないでくださいよ!」

 

「妖夢…可哀想に」ボソッ

 

「ガチトーンで言わないでください!とりあえず永遠亭に連れて行きますから!」

 

「分かったわよ妖夢…ほら、行ってきなさい」

 

「はい行ってきます!」

 

と言うことがあり永遠亭

 

次の方〜?新太さーん?

 

「うぇっ!?俺かぁ…」

 

「どうぞこちらへ」

 

「はいはい」

 

「…で、今日はなんの用かしら?入院して即退院?」

 

「それもう受診じゃね?じゃなくてですね。血反吐吐いたんですよ血反吐」

 

「血反吐…」カキカキ

 

「なんか原因とかって分かります?」

 

「血反吐の原因…って血反吐だけで分かるわけないでしょう!?」

 

「あ、ほんとだ…その時鳩尾が痛くて」

 

「鳩尾?…色は?」

 

「確か黒っぽかったような…」

 

「おめでとう。貴方は胃潰瘍です」

 

「え、何その病気死ぬの?」

 

「薬を飲んでいれば死ぬことは無いわ。はっきり言って虫唾が走るわね」

 

「余計な一言が多いんだよえーりん先生」

 

永林…医者。えーりん!えーりん!

美人な医者。異変が終わる前は死の外科医などと言われていた。意味はない

異変が終われば美人な医者がいると反響を呼び患者が増えて人里の医者がやばい。

一日最大100人と最近決めたばかりなので人里の医者がヤバくなくなるのは程遠い時間が必要。

影響力もやばい

 

「はぁ…とりあえずこの薬出しておくから食前くらいに飲んでおいて」

 

「食前くらいかよ」

 

「んじゃ、あとは保護者にでも任せるわ。後ろにいる保護者に」

 

「後ろとかメリーさんかよ…は?後ろの保護者?」クルッ

 

「はーい私の家へご案内ー♪」

 

「うわっと!?」

 

「…良くやるわね」

 

「そりゃ死んでもらったら色々と困るのよ?特に藍の対処が」

 

「苦労してるわね…ていうかそれくらいじゃあの子動じないと思うんだけど」

 

「まあ理由はわかんないわ。後苦労してるのはお弟子さんだと思うんだけど…そんじゃ!」

 

「…チッ次の方〜」

 

八雲邸

 

「あでっ…ひでぇな俺は病人だぞ」

 

「フフフ…ま、これからは健康な生活を」

 

「帰ってたのか!?なんだ帰ってたのなら早く言えばよかったものを!」

 

「…俺の知ってる藍さんは静かでいなり寿司とかが好きなイメージだったんだけど」

 

「良く分かったわね。いなり寿司大好物よ」

 

「しかし相変わらず俺は歩けないので誰かの肩を借りたいのだが」

 

「それだったら私だな!なんならお姫様抱っこも」

 

「それはいらん。ていうかお前んとこの式神どうなってんの紫?」

 

「…私は知らない藍の性格」

 

「マツコの知らない世界みたいに言わないでって。なあおい?聞こえてるか?聞こえてますかー?」

 

ていうかこいつマツコの知らない世界知ってんのか?俺としてはアレが好きだぞ。

アレの回。えーと…えーと…あと…えと…そう!ウルトラマンの回!

あれ?なかったっけ?それはアメトークだっけ?…まあ確か有った!はず!

 

「…そうですか」シュンッ

 

「おいおいおいおい可哀想だわこいつ」

 

「なんだ可哀想って言ったもん勝ちなのか?お姫様抱っこされてやれってか?嫌だよお前にだってさせたくないのになんで藍さんにやらせなきゃならんのだ」

 

「なんだか傷付くわぁ…」

 

「…分かった。分かったから。藍さん姫様抱っこして。これで良いんだろ」

 

「!よし来た!」ガシッ

 

「いやどうやったってガシッじゃないんだよお前」

 

「いやどうやったってガシッって擬音でしょ。ねえ藍」

 

「知りませんよそんなこと。それでは手を洗いに行きますよ。紫様もほら行けよ」

 

「なんで式に命令されなきゃ行けないのかしら私」

 

「なんだか知らんが気がついたら服が変わっていた!」

 

「…さあ?偶然か何かじゃないですか?」

 

「え?これ最近藍が仕立ててた服じゃ」

 

「尻尾のフル攻撃」バサッバサッ

 

「ヘブンっ!」イタイ!

 

「ちょっと待って?偶然とは?」

 

「偶然は偶然です。とにかく家の中に入りま」

 

「いやいやいやいやいやいやさせないよ?いや絶対お前がやったよな?藍さんこたえ」

 

「だが断る。この八雲紫が一番好きなことの一つは他人のセリフを横切」

 

「うるさいです紫様。できればそのまま黙っていてください話が進みません」

 

「アッハイ」

 

…なんだこいつ…主人の癖に部下に押されてるぞ…!?

紅魔館くらいしか思いつかんわ主人が部下に押されてる上下関係がある仕事場って。

 

「…とりあえずこの服やったの誰だよ答えろや」

 

「だが断る」

 

「紫様」

 

「…ゴメンナサイ」

 

「お仕置きとして夕飯抜きでございます」

 

「普通主人が加えるものでしょ!?」

 

「切りません」

 

 

 

 

 

 

 

 




実は主人王に死んで欲しかったり欲しくなかったり。
昨日休んでごめんちゃい


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暖かい

暖房とは違う暖かさを人肌は持っています。
A〜C〜♪


 

魔法の森

 

「…ここはガスマスクで行けるかな?」コーホー

 

さて霧雨魔理沙の家はどこだったか。今出てきた場所が記されている地図を手から作り出す。

としたいが先日同じようなことをしたらヘンテコな地図になってしまったので前藍さんからもらった地図で歩みを進める。

いやいやなんで地図がヘンテコになるの?とは思った。けど口にしなかった俺は偉いと思う。

言ったら多分紫がコタツに引きこもる。(らしい)ん?今冬じゃ無いよな?

 

「…こりゃ迷うな…」

 

「あら、また魔理沙を殺しに?」

 

「お前は…あ、あの時俺の足切りやがった野郎!」

 

「野郎とは失礼ね。せめて尼でしょう…ていうか私が聞いた話だと松葉杖をもらってるって」

 

「…あれは壊れた。気にするな」

 

「そう…それじゃあ」

 

「あ、タンマ!」

 

「タン…?何かしら」

 

「白黒魔法使いの家教えてくんね?」

 

「…私がそれを教えるとでも?」

 

「復讐に行くわけでは無いんだ。挨拶にな。八雲紫から反応が気になるってさ」

 

「…あのクソ賢者が…まあ良いわ。魔理沙の家の方角は…あっちね」

 

「ありがと…良いや長い棒で」コツ…コツ…

 

「…あいつそのうち死ぬわよ絶対」

 

「俺は死なねえってぁ!?」ゴロンッ

 

「ほら言わんこっちゃ無い」

 

「…よいしょ…あー片足ないと立つにも一苦労だコノヤロー!」

 

霧雨魔法店…のはず。

 

「うーっす」

 

「っ!?…なんだ…今度は何しにきたんだ?」

 

「いやぁ…雑談でもどうかと思ってな」

 

「それなら良いが…私の家なんか変なんだよ」

 

「変?」

 

「ああ。常に誰かの視線を感じるんだよ…」

 

「…視線ねぇ…」

 

その頃博麗神社

 

「…っ」ガリッ

 

「あっいけない…爪噛んじゃった。でもなんであの男が私の魔理沙の家に…?」

 

霧雨魔法店

 

「…本音は?」

 

「本音ぇ?一体なんの」

 

「私の家に来た理由聞いてんだよ。たまに人間が来て私を襲おうとするんだし」

 

「だから雑談って言ってんだろ?わけわかんねえなお前」

 

「…そうか。じゃ、私の部屋行こうぜ」

 

「なぁんで異性の部屋で話さなければ行けないんだ」

 

「私なりの自衛策だ。まさか卑怯とは言うまいな」

 

「言わねえよそんなの。ほれ、さっさと案内してくれや」

 

「…めんどくセー客だな」

 

魔理沙のお部屋

 

さて。異性のお部屋に簡単に侵入できてしまった件についてだが。そんなことはどうでも良い。むしろ目の前の問題の方が大変だ。

無論、博麗の巫女さんが仕掛けた監視カメラのことである。つまり俺がやらかせば博麗の巫女さんに粛清されかねんということだ。

魔理沙を泣かせたら死、魔理沙に恋をさせたら死、魔理沙を誑かそうとしたら死。

目の前が真っ暗になった!

 

「…まあ本当の理由はひさしぶりに人肌ってのを感じたくなってな」

 

「人肌ぁ?」

 

「ああ。人肌だ。人肌恋しくなるってやつだ」

 

「それこそ博麗の巫女に頼めば良いものを」

 

「霊夢は何故かそう言うと恥ずかしそうにするんだ。こっちが何かしたみたいで気まずくなるだろ」

 

「…確かに」

 

「ま、そんなわけだからさ。抱きついて良いか?」

 

「良くない。全く良くない。来てしまったことに後悔の念を抱いている」

 

「えいっ」ギュッ

 

「ぅあ!?」ビクッ

 

「あったか〜…」

 

「…はずかしい…」

 

「まあ夏も近寄ってきているが人肌ってのはあったかいな。これぞ人間暖房機!」

 

「ダジャレのセンスないなお前」

 

「薄々気付いてはいたさ」

 

「…眠いけど寝たら紫に怒られる」

 

「なんで?」

 

「噂の強姦魔」

 

「あーなるほど」

 

「何故博麗の巫女は退治しないのか」

 

「しないんじゃなくてやっても意味がないから出来ないんだろ」

 

「納得行かん…んじゃもう帰らせていただく」

 

「意外と早いな。門限が厳しいタイプか?」

 

「そりゃまあ八雲家ってのはな」

 

「幻想郷の管理人は門限も管理してんのか」

 

「いや、藍さんが管理してるよ。頭おかしい」

 

「普通逆だろ」

 

八雲邸

 

「…あったけー」ギュッ

 

「なんで抱き付かれてるんですか私は嬉しいなぁもう」

 

「これが人肌というものか…!」

 

「人肌って私妖怪なんだけどなぁ」

 

「妖怪って言っても人間の形してるから人肌と同じようなもんだろ多分」

 

「だとしても時と場合をですね」

 

「…夕飯に抱き着くのはダメだったか」

 

「チクショー腹立つなぁオイ!」

 

「藍しゃまのどこが良いんでしょうか…?」

 

あー地味に感じられる狐の体毛らしきものが体に当たる…

ん?これ人肌じゃなくね?普通に狐の肌じゃね?でもまあこれはこれで…

俺としては尻尾に飛び付きたいけど流石に良心が止めました。ありがとう良心!

夕飯時に止められる良心?そんなもの…捨てちまったのさ…

 

「ぁー夕飯食わなきゃ」

 

夕飯後

 

「風呂入った飯食った布団出した…たまには1日のお礼でもしてみるか?」

 

ガララッ

 

「うぉい」

 

「そういえばお泊まり会やってなかったわ」

 

「知らんし今ほとんどお泊まり会みたいなもんだよ紫」

 

「…そうかしら?まあ良いや添い寝する」

 

「貴様何故そうなる」

 

「ご飯食べてる時に人肌云々言ってたじゃない。あれ体験したいなって思ってね。藍にやったら蹴りが飛んでくる」ヘヘッ

 

「お前上下関係どうなってんだよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




寝落ちしました。
以前もあったような気がしてなりません。


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友人

そういやなんですけど…
友人と恋人の違いってなんでしょうか?
恋人と婚約者の違いってなんでしょうか?


 

八雲邸

 

「…メラ」ボワッ

 

「煙草は身体に悪いぞ?」

 

「悪くて死ぬならそれまでだろどうせ」スパー

 

「それもそうなんだが…って紫様が残した仕事やらないと!」ハッ

 

「大変だなおい」

 

あいつ自分の仕事放り投げんのかぁ…

強い(確信)が、友人として注意すべきなのだろうか。

というかそもそも友人として見られているのだろうか。紫はそこら辺曖昧だし

白黒はっきり付けちまえって言いたいけどそんな能力持ってる奴おらんだろうしな…

 

「…友人になるのか知人になるのか…はてわからんね」

 

「あら悩み事?」

 

「ちょうどお前のことでな」

 

「それは興味深い…どんなことかしら?」

 

「言って良いのか…?ま、どうやったらお前口説き落とせるかなーって」

 

「!?」

 

「まあ嘘なん」ガシッ

 

「嘘って言ったかしら…?」

 

「…未だ友人だと思ってるのは俺だけなのか。冗談だ、軽い気持ちで言った冗談。分かってるか?」

 

「なんですって…!」グググ

 

「っ…ギブ、ギブ!」

 

「妖怪の賢者に嘘ついた罰を教えてあげようかしら」

 

「それでは自分の掟を破った賢者はどうすれば良いでしょうか?」

 

「…ぇ?」

 

「ほら、仕事やってくださいよ仕事!まだ残ってるんですから!」

 

「ちょ、離して!離してってば!?」

 

「…けほっけほっ…ふぅ…」スパー

 

「にゃーん♪」ゴロッ

 

「日向ぼっこ…確か小学生以来か。まだ朝だから雨が降らん限りここで寝ても大丈夫だろ。雨降っても誰か気付いてくれるさ」ゴロンッ

 

「…うわっ煙草消してなかった!」ケシケシ

 

「これで紫様もやってくれると良いんだが…橙、こんなところで寝ては風邪を引くから部屋に」

 

「やー!」

 

「嫌じゃないから…」

 

「布団とか持って来たいけど迷惑だろうし…服持ってくるか…おろろっ危ない…」

 

「こら橙、早く」

 

「いーやーだー!」

 

「紫様に言いつけるぞ!?」

 

「!?そ、それは嫌だ!早く戻らなきゃ!」スタスタ

 

「その割にはゆったりとした歩きなことで…ん?どこ行った?」

 

「眠いと頭働かないよな〜」アクビ

 

「…ちょ、着替えの服を着てどうしたんだ?何かあったのか?」

 

「日向ぼっこでもやるかってなりまして。そこにいた黒猫がやってたからなんですけど」

 

「…私はなんだ。焦っただけで特に何もなかったのか。なんだ…じゃあ私も一緒に」

 

「別に良いんじゃないですか…?あ、日差しが気持ちいい」

 

「本当だ…んふふ」ゴロッ

 

「さてと寝るか」

 

の前に。

羨ましいなぁ藍さん。だって尻尾があるおかげで床に直接ゴロンしなくても済むんだもん。

全くもって…羨ましい。こっちは外の世界の服を布団代わりなのに…

しかし運が良かった。この服だけ無事なのは良かった。お気に入りの服は汚されたくないからな。

 

「…zzz」

 

「良い寝顔だ…っとそんなこと言ったら駄目だな。ふふ、しかしまぁ綺麗だな」ツンツン

 

「んにゃっ…」

 

「寝言もヨシ…弄りがいがあるな。本当に」クスクス

 

「zzz」

 

「紫様に日向ぼっこ(添い寝)を見られたら流石にまずいから少し離れましょうか…無念」

 

「なぁにが無念じゃけの女狐がちょっとこっちこいオラ」ガシッ

 

「えっ!?ひゃあ!?」

 

数時間後

 

「橙…膝の上はお前の特定席じゃ」

 

「特定席です♪」

 

買ったのは橙ちゃんでした。

 

「ってそうじゃないよ!なんでお前膝の上に乗ってるの!?」

 

「?」

 

「もう…やめてくれよ…」ズーン

 

「どうしたの?」

 

「もう勘弁してくれ」

 

「…それじゃない私が」

 

「乗るなよ?ガチで乗るなよ?今太ももの感覚ねえから。マジで」

 

「承知の上です。だが隙間を弄ればこんなこともできる」

 

「うおい?」ポコンッ

 

「まあ貴方も疲れてるみたいだし…多少のわがままは許さないとさ…」

 

「俺が膝の上に…考えてなかった」

 

「まあ膝の上には私が」

 

「橙ちゃん…今は寝かせてくれ」

 

「今夜は寝かさないわよ?」

 

「…?もう夜か?」

 

「だってお昼ご飯で呼びに行っても貴方ぐぅぐぅしてるだけだもの。呼んでも起きないし」

 

「マジか…それはすまん」

 

「え、なんで謝るの?まあ良いか…あの異変で頑張りすぎたのよ。人間の限界少し超えたんじゃない?」

 

「果て俺を犯人だと決め付けたのは誰だったかな」

 

「あ、あはは…」

 

「まったく…」

 

紫の奴がこんな奴だったとは。世も末じゃのう

と、思いたいがとてもとても眠いのであまり頭が働かない。

まあ多分俺が思い浮かべてる奴もどうせ紫の良い所なんだろう。

全て含めて紫は良いって訳だ。あれ、惚気話になってる?

 

「…頭が」

 

「働かないのは寝起きだからじゃないの?フフフ」

 

「言いたいことを先取りされるとは…なぁ橙ちゃん」

 

「頭がいいんでしょうね〜」

 

「…あー駄目だやっぱ眠い」

 

「あらあら」

 

「にゃーん」

 

「僕はもう疲れたよパトリッシュ…」

 

「なんか変ね」

 

「あ、ほんと?」

 

「後もうそろそろご飯って藍が言ってたわよ。お風呂にも入ってないんでしょう?」

 

「…そういえば」

 

「きちんとしなさいな…藍が『あの人はマイペースすぎます』って言ってた理由がよく分かったわ」

 

「そんなこと言ってたのか…」

 

 

 

 

 

 

 

 




寝落ちした☆


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誤字

パトリッシュじゃなくてパトラッシュだった…
ていうかパトリッシュなのかパトラッシュなのか本編見てないんだから分かんないんですよほんと


 

八雲邸 夜

 

「…眠れん」

 

「こういう時はラリホーとかを言わせたいけど誰もいないし起こしたら迷惑だろうし…これを使うか」

 

魔道具…っぽい銃。魔法が撃てるから所有者にも効果あるだろ多分…

ラリホー込めてる拳銃取り出して自分に向ける…なんだか自殺しようとしてるみたい。

引き金を引けば死んだように眠れる。起きるのは数ターン後だ…

まあ誰かが起こすだろうしさっさと引き金引くか

 

「はいラリホー」ラリホー

 

「グハッzzz」ドサッ

 

翌日

 

「…死んでる…!?」

 

「zzz」

 

「あ、いや寝てるだけだった。全く焦った…最近霊夢の方も見てないわねぇ」

 

「zz…ずぃっ…あ、おはよう」

 

「おはよ…え、何これ…!?」

 

「…は?何言ってるんですか…」

 

「え、いやこれ…」

 

「…?朝ご飯じゃないんですか?イクゾー」

 

「え?あ、そうだったわね」

 

「…二人とも遅い…」

 

「嘘つけ今10時より前…あれ?11時?」

 

「私はちゃんと9時前に」

 

「ご飯を食べる時に顔を出さなければ遅いも同然です」

 

「そんな〜!?」

 

「…あれ?松葉杖どこ行った?」

 

「松葉杖?出せば良いじゃないのそんなの」

 

「出せるかなぁ…組み立て式なら多分出来るだろ…あー出来たできた。前あった松葉杖どこ行ったかなぁ」

 

「…そう言えばなんですけど紫様」

 

「何かしら?」

 

「彼は生きてるんですか?死んでるんですか?」

 

「…さあ?私にとっても初めての経験だし。亡霊に命を吹き込むなんてね」

 

「そんなこと白玉楼の者が許すとは思えないんですが」

 

「許されるわよ。なんせ私が招待した客なんだから」ドヤッ

 

「…腹立つなぁ」イラッ

 

主人公の部屋

 

「…あれ、そもそも取ってきてなかったんだっけ。あー恥ずかし…さあ俺が全男が望んでいたあの希望の物、時間停止ができるアイテムを作ろうか」パワー

 

まあ構造知らなくても爆弾できるんだから時間停止タイマーだって作れるだろ。

イメージだイメージ…出来るかな出来るかな…大体ローマ数字で12・3・6・9が書いてある時計見たいなやつで時間止めれるあれ…あれで良い。ああいうシンプルな奴でいいから出てこい!ほら出てくるんだよ!

根性晒せやぁぁぁぁ!

 

数分後

 

「…出来たのがこちらになります」カチッ

 

ギュォオォォオォン

 

「…時間が止まらずそれっぽい効果音が流れるだけって…失敗作だよ。まあ壊せば能力も無くなるんでね。はい次」

 

その頃博麗神社では

 

「魔理沙…」

 

「霊夢…すまん、暑いから離れ」

 

「だめ。離れない」

 

「…どうしたんだよ霊夢?」

 

「だめ。絶対にだめ。私が許さない」

 

「霊夢…お前のどこにそんな決定権が」

 

「魔理沙は私の物なの。それで良いかしら?」

 

「訳がわからん…とにかく!私はもう帰る!」

 

「なんで?ここからあんたは出られないのに?」

 

「ハッこの魔理沙様にそんな小細工が通じるとでも?異変を副産物で作れるほどの天才を舐めいたっ!」バチッ

 

「…魔理沙…どうやって帰るの?」

 

「…っ強行突破だ!マスター」

 

「無駄よ。例え紫とてこの中に入ることはできないわ。できたとしても覗き見くらいね」

 

「クソッ」

 

八雲邸

 

「今なんか霊夢が大変なことになってる気がする」

 

「そんなわけありませんさっさと仕事を終わらせやがれクソ主人」

 

「…はい…」

 

主人公の部屋

 

…うん、それ無理☆ってな感じで時間停止は作れませんですた。

作れる方がおかしいんだよ元々よ!作ったやつはイカれちまってんのさ。あいつら未来に生きてやがる

ふと外に目をやれば雨が降っているではないか。雨は何となく冷えるから嫌なんだよなぁ…

ほんっと、運がない

 

「…ん?誰か来てる?雨が降ってるから時に来るとは運がない…一人か」

 

「!」タッタッタッ

 

「なんかこっち走ってきてるな…俺のこと食うなら死ぬ覚悟はしておいた方がいいぜ。毒性だからな…何つって」

 

「久しぶり!」ガシッ

 

「うわっ!?ってあんた貧乏神の」

 

「憑かれ先だ!で、唐突だけど私と一緒に暮らさない?」

 

「wats?」

 

「ちょっ…ゼェッ総領娘様…けほっ…ハァー…勝手に出歩かないでくださいよ!同居人を増やさないで」

 

「良いじゃない貧乏神の同僚らしいし」

 

「同僚ちゃうわ!」

 

「…まいっか。とりあえずあの貧乏神がたまに寝言で貴女のこと言ってるの!衣玖、行くよ!」

 

「え!?またですか…」ゼェゼェ

 

永江衣玖…漢字合ってるよね?

天子のお目付役らしい。従者の大体はヤンデレ化すると主人に牙を剥く癖にこいつが主人に牙を剥いたりとかは聞かないっす。

異変が終わる前も後も天子を追いかけ回しおいこらおいこらしていた。

ほぼ顔で威嚇しているため別名『龍の顔を持つ女』という二つ名を有している。

どっかの震源地よりも胸が大きいらしい。

おっぱ!

 

「…無理だな。俺は今眠いんだ」

 

「むっ何でよ!」

 

「簡単だ。ただでさえ行き詰まってるストーリーを更に行き詰まらせるような行動はしないってことだ」

 

「行き詰まってるストーリー?」

 

「急に作者の本心ぶち込みますね…」

 

「つかどっか行け俺はもう寝るんだ」

 

「らしいですよ総領娘様。帰りましょ」

 

「クッ…覚えていろ!次は必ずお前が私と過ごしたいと思う部屋を紹介してやるからな!」

 

「オイ」

 

「ヒェッ」

 

「それでは」

 

「…こっわ何あの部下みたいな人…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




よくよく考えたら主人公の能力もかめはめ波打てそうですよね


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八雲藍、大妖怪です

というわけで今回は八雲藍視点で行くぞ。イクゾー!
八雲藍視点と言っているがほとんど八雲藍の思考はないと思う


 

八雲邸

 

最近ここに連れて…こられた男がいる。

まあ可愛らし…げふん、とても普通の人間。いやむしろ普通よりも劣っている人間がいる。

主人にボコボコにされた件と関係しているがあれは仕方ないと思う。

だって獣の本能には変えられないもの。仕方ないですよ

 

「…あ、紫様、質問があります」

 

「仕事がかなり残ってるように見えないのかしら?」ワッセワッセ

 

「自業自得です。して質問ですが」

 

「…良いわよ」

 

「あの人間は死んでいるんですか?生きているんですか?」

 

「…面倒くさい聞き方するわねぇ。どっかの誰かさんの苦労も知らずに」

 

「外の世界の者など死んで当然です。それで」

 

「話して良いか迷うけど…あれ、あの資料どこいった?」

 

「これですね。覚悟は出来ています」

 

「まあそれなら良いけど…彼が無罪だって分かった理由は彼が死んだ後のことね」

 

「その時の紫様はひどく落ち込まれていました。その顔と言ったら気持ち悪くて気持ち悪くて」

 

「いやよく言うわね藍…」チッ

 

さてここからゆかり様の話は割愛する。聞きたきゃ心の耳で聞くと良い。

彼は生きており死んでいる。死にながら生き続けている。と言うわけのわからん状況らしい。

紫様ももうボケてきたか…と思うがシリアス回で紫様がボケることなどあんまりないので本当のことなんだろう。

彼が亡霊になったのには関与していないらしい。そのあと気を失わせて色々と境界を弄り生者として死者として活動させているとか。

亡霊に命を吹き込んだと言っているがそれ吹き込めるのか?

 

「…ややこしいことになりますね。それでは私はこれで」

 

「あっちょっと!?逃げないでよ!藍!?らーん!?」

 

「さて彼にこのこと伝えますか。嫌われると良い」

 

「ちょっ流石にそれはダメ!?やめなさい!やめてください!」

 

「…じゃあ仕事をやってください」

 

「ぐっ…」

 

主人公の部屋

 

「…寝ている」

 

「ぐぁっ…寝てた」

 

「…?なんだこの日記…」

 

「あぁやめてください藍さん」

 

「…見た通りの日記帳だな。ここまでのザ・日記帳はないだろう。さて中身をはいけ」

 

「させるかァァァァ!」ビィィィィム

 

「うわぁぁぁあ!?」

 

日記<こ、焦げたかと思った…!!って焦げてる!?

 

「日記返せ!」

 

「させるか!これで弱みが握れるんだ!さて中身は…」

 

1ページ目

 

八雲紫の家に来た。異性の家に来るのは初めてだ…

いやむしろ日記を付けること自体初めてだ。

 

「ほ」

 

「カメハメ波ぁあぁあぁぁあぁ!」ギュォォオォォン!

 

「マホカンタ」ピコーン

 

マホカンタ<チェーンジ!

 

「えぇえぇええ!?」

 

「さて2ページ目は…」

 

2ページ目

 

…最近八雲紫が恋しい。

とまぁ人生の折り目に近づいてる時に思うことではないが…恋だコレ

年相応の恋をしろ俺…

 

「…恋…ほう、恋と…」

 

「2ページ目みやがったなてめえ!?」ビィィィィム

 

「…うわあっぶな」スカッ

 

「ビームサーベル!」ブンッ

 

「A☆TE☆MI。静かになったな。さて次は…」

 

3ページ目

 

マジで最近おかしい。

年相応よりも身分相応の恋をしろ。

過去の俺に言ってもはぁ?だろうなぁ俺だって信じらんねえしなぁ。

八雲紫に恋するなんて言っても信じねえだろうなぁ

 

「…なるほど初恋か」

 

「藍しゃまー」

 

「どうした橙?」

 

「紫様が呼んでます」

 

「…なんで私だけしゃまなんだ?」

 

「主人ができない主人には様はいらないと思った」

 

「」グッサァ

 

八雲紫の仕事部屋

 

「…ただいま」

 

「ようやく来たわね…で、日記の内容はどうだったかしら?」ニヤニヤ

 

「…っ」イラッ

 

「弱みを握れると思ってたんでしょうが予想が外れたようね…藍?」

 

「あ、そういえば彼がリビングで寝てたなー大丈夫かなー(棒読み)」

 

「あからさまに話を逸らさないで藍…そもそもあんた変態キャラでしょ?」

 

「変態キャラってなんですか私が変態って言いたいんですか?失礼でしょうが私紫様より体のラインは綺麗ですよ」

 

そのはず。

そのはずだ。私は自慢ではないが体のラインに加えて一部の層に人気があるケモミミがあるのだ。

あの日記の後に「選ばれたのは八雲藍でした」と書かれる日もそう遠くはない。

希望の勝利へ!レディーゴーするチャンスはすでに出来ているのだ…!

 

「よく言うわね式神風情がぶち殺すぞ」

 

「おやおや嫉妬ですか?」

 

「…???」ムカムカッ

 

「嫉妬でしたかぁそれはすみません…wまあ彼は私が」

 

「…どうでも良いけど貴方追加仕事来てるわよ」

 

「そんなぁ!?」

 

「…ざまあみやがれクソ式神」

 

「フフフ…私には橙が」

 

「藍様きもい」

 

「…」(´・ω・)

 

「あ、動かなくなった…まあ良いか。さて仕事仕事〜♪」

 

その頃リビングでは

 

「…んがっまた寝てた…あぁやばい藍さんに日記取られたままだ!寝てる場合じゃねえ!」ダッ

 

「ああ、藍しゃま今石化してますよ」

 

「うぇ?」

 

「どうやら策が全て崩れたようで。クフフ〜♪」

 

「意外と鬼畜だなおまえ…」

 

「虐待の復讐はあと600年近く続きますよ〜だ。それと…紫様を」

 

「ちょちょちょちょっと待った!」ガバッ

 

「!?」

 

「…あ、すまん。何を聞いた?」

 

「いや、貴方が紫様を好きでいるって」

 

「…すぅ…はぁ…もう一度」

 

「貴方が紫様を好きでいると藍しゃまが」

 

「んー…」パワー

 

「?なんですかそれ」

 

「この頭を叩くと藍さんの頭に衝撃が伝わるマジックアイテム。昇竜拳!」バゴォッ

 

「ふんっ!」ネコパンチ

 

「はぃぃぃい…!」

 

その頃八雲紫の仕事場では

 

「あがぁ!?おうふ!?」

 

「藍…貴方何やってるのよ?仕事しなさいな…」

 

「ちょっ助けてゆかりさがぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




主人公の恋心がバレてしまいましたね。
そのまま精神的にも社会的にも物理的にも腐っていってください。
それがここの幻想郷に馴染んでいけてる証拠です


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その頃親父

な、殴ったな…!
親父にも打たれたことないのに!
殴られたことのない奴が一人前になれるかぁっ!


 

人里 寺子屋 ヤンデレはないが束縛はある

 

「…ぶっ」

 

「!?どうした!?」

 

「けほっけほっ…新太が人里追放!?」

 

「ああ、それか。まあ妥当だと思うが…知り合いか?」

 

「知り合いじゃねえよ!家族だ!」

 

「え!?」

 

チックショーあいつなんかやったなオイ…

いや、あいつにそんな力はないから…俺もここに入った時の特典で催眠貰ったし。

じゃあこいつも貰ったとしてだ。あいつがそんなことするか?

まずないだろう。あいつは大と小どっちを選ぶかでいつも大とってきた奴だ。

そんなわけあるまい。

 

「…家出した時に何かあったのか、はたまた…」

 

「ま、待て。ってことはお前の兄弟なのか?」

 

「親子だよ。母さん死んでから一人でせっせと育てて来たんだ…が、途中で家出してな。何年か経って再開…って感じだよ。慧音さんに紹介したいと思ったんだがなぁ」

 

「苦労してるんだな…」

 

慧音…半妖。紹介した気がする

変態ではないが離れることを嫌うなんちゃってヤンデレ?メンヘラ?

遠距離恋愛なんかしてみろ。白い悪魔の如く接近して抱きつかれて一撃オーバーだ。

終わりなんだよ!この世の全てがな!

異変が終わる前は立場だけのお偉いさん。

異変が終われば立場、実力、顔、身体などガチで偉くなった。

でも寺子屋で働いてる

 

「…俺の教育が届いてないのかはたまた何かきっかけがあったのか…」

 

「うーん…前一度見た時はホームレスやってたな」

 

「あ、その時再開したんですよ」

 

「それは喜ばしいな…しかしこうも繋がってると奇妙な気分になる」

 

「そりゃなんで」

 

「…あいつが人里で初めて出会ったのが私。お前が一番最初に出会ったのが妹紅…変な因果だ」

 

藤原妹紅…不死鳥とかいてフェニックスと読む

父が今の宿敵かぐや姫と密会してる最中、後ろから忍び寄る影に気付かずに気絶された…!

気絶してる間に薬を飲まされたのか、目が覚めたら…不死者になっていた!?

まあ多分大体こんな流れで蓬莱人になったはず。

異変が終わる前はタケノコを自宅で調理して自分一人で食う(たまに慧音)

その生活がビフォーアフター。異変が終わればたけのこが売れた。

本人曰く「…こう言う時、どんな顔をしたら良いのかわからないの」と言っていた。

笑えば良いと思うよ

 

「慧音さん…」

 

「なにも言うな」フフン

 

「それをこじつけって言うんですよ」

 

「ああもううっさいなぁ!せっかくかっこよく決めれたのに!」

 

「そう言うもんでしたか。しかし妹紅さんとはあれからも関係がありますよ。ただタケノコよりキノコ派なんですよ…」

 

「なんだと?今なんて言った?」

 

「もしかして慧音さんたけのこ派?」

 

「違うそうじゃない」

 

「え?えーと…妹紅さんと今でも関係がある?」

 

「そこだ!」バンッ

 

「おわぅ!?」

 

「…あ、すまない。それで次のテストなんだが」

 

「ん〜…それなら」

 

数時間後

 

「終わった!」

 

「あとは自由時間だ。まあ私もついて行くが」

 

「やましいことがないけどなんだかなぁ」

 

「ないのだったら別に良いだろう?」

 

人里

 

「そういやなんで新太は追放されたんですか?」

 

「まあ簡単に言えば人里に危害が〜だかららしい」

 

「新太がそんなことできるわけないんですが」ポンポン

 

「すいませんちょっと来てもらって良いですか?」

 

「???どうしたんですか?」

 

「何のようだ?」

 

「外来人のことなんですけど」

 

と言われながら引かれながら青髪の女の子に連れていかれる。

青髪なんて今時珍しいと思ったら後ろに白に近い青がいたことを忘れていた。

故にちらっと見てしまったが特に何の合図もないから微笑まないでくれるかな?

 

「えっと…あった」

 

「これは?」

 

「彼が出て行く時に私に置いていったもの」

 

「おいおい、わけわかんねーぞ。棒捨てていったのかあいつは」

 

「その隣にあるこれ。手紙」

 

「手紙…あんがと」

 

「よくわかんない内容の手紙だったけど…」クスッ

 

「…?慧音さん行きましょー」

 

「ん、ああ」

 

「ではお開き…」ペラッ

 

「…どんな内容だ?」

 

「…あいつらしいったらあいつらしいけど…よくわからん手紙だ」クシャッ

 

「んー…親子の絆か?」

 

「そうじゃね?もうこちとら50超えてるしそんなのがわかる歳なのかね」

 

「人生の折り返し地点だな」

 

「人間も100年生きる時代になったもんで」

 

「結構長生きするんだな…」

 

「ま、その長い人生捨てる奴もいるんだよね。自殺してさ」

 

「勿体無い」

 

「まあそいつの判断ならそいつとしては正しいんですよ」

 

「人生はそれぞれの人間次第か…面白い話を聞かせてもらったよ」

 

「そりゃ良かった。俺としても嬉しいや」

 

「…そうか」

 

あー…俺も魔法使いたいなぁ。

あのヤローあいつだけ魔法使えるようになりやがって。

こっちは催眠だぞこんちくしょう!

 

手紙の内容?聞かせてやろう

 

『メラ撃てた』

 

「あー腹立たしい!」

 

「荒れてるな」アハハ

 

「実の息子がへんになってるんだ…今日は自棄酒だ」

 

「酒に弱いのにか?」

 

「言っておけ!酒は楽しむものだ!」

 

「酒は飲むものだ。勘違いするな」

 

「やはり教師には勝てないか」

 

「それなりに教養はあるからな」

 

「そう言うもんか…いやまあ教員ってそうなんだろうけど」

 

「さて今日の日誌を書いて仕事が終わりだ!」

 

「え、まだ終わってなかったんですか!?」

 

「え?」

 

「終わった気でいた…」ズーン

 

「なんかすまん」

 

 

 

 

 

 

 




父ちゃんじゃないから気持ちわかんないけど多分こう言う父ちゃんもいるだろ


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恋愛話

恋愛系って苦手なんですよね。
経験したことないですし…そもそもの話バトル系やりたくて書いてたんですよ。
価値観の違いとか使って喧嘩させて。


 

魔法の森

 

「…」

 

「うわっびっくりした」

 

「金髪…俺に厄災をもたらす奴は金髪かよ…はー最悪。愚痴聞いてくんね?」

 

「何で私が愚痴を聞くんだよ。そう言うのは霊夢にでも」

 

「それもそうかぁ」

 

「…いや人の話は最後まで聞けよ?」

 

「むりむりむーり」

 

…うん、藍さんのせいであっち居づらい。

もうほんっと…ほんっと…あの野郎やってくれたなぁ…

恋愛系とか一番苦手だぞ。恋を表現するのも苦手だし。そもそもそんな意識して来なかったし。

これならいっそ死んでしまった方がマシか…

 

「…あ、愚痴聞いてくれる場所知ってる?」

 

「え?いやそんな場所あるわけないだろ」

 

「やっぱりかぁ」

 

「まあお前人里追放されてるしな。ざまあねえぜ」

 

「おい待てザマァってどう言うことだ」

 

「私あれで肩火傷したから」

 

「マジか。博麗の巫女さんは全身火傷だけど」

 

「知るかよ!」

 

「…まあ良いや…妖怪の山って今」

 

「乱行の山は過ぎたな。行ってみれば?」

 

「行くしかねえだろそりゃ」

 

妖怪の山

 

「…片足ない状態でこれ登るのキツくね?」

 

「…片足ないのに何で来たんですか?」

 

「うるせえ」

 

「そっちこそ。守矢神社に来たんですか?」

 

「そりゃあそうよって言いたいけどなぁ」

 

「別の用事ですか?すみませんが発情期はもうとっくに」

 

「違うよ!?」

 

「じゃあ何ですか」

 

「愚痴聞いてくれる所探しに来たんだけど」

 

「愚痴?愚痴は…一人ぶつぶつ言ってりゃ良いでしょ」

 

「それはそれで寂しいじゃんか」ストンッ

 

「いや、だからといってそこに座るのはおかしい」

 

「煙草…メラ」シュボッ

 

「煙草…副流煙…」

 

「真面目だなぁ。細かいと嫌われるらしいよ?男に」

 

「発情期だけ相手してくれれば良いですよ」

 

「お前頭いってんな」

 

「あなたほどでは」

 

「…フゥー」

 

「はぁ…」

 

なんだかなぁ…

こいつ嫌な奴だな…と思った。まる!

ていうか真面目過ぎんだろこいつ。怖いよ怖いよ。

真面目すぎると職場関係が悪くなって悪くなって挙げ句の果てにはだよ。

経験者は語らない

 

「…尻尾貸して」

 

「良いですよ」

 

「…え、良いの!?」

 

「良いですよ?」

 

「…ひざま」

 

「嫌です」ニッコリ

 

「食い気味に言うなよ寂しくなるだろ」

 

「うるせえクソカス」

 

「椛ちゃーん!」

 

「!?」

 

「…何ですか?私仕事中なんですけど」

 

「いや、この後一緒に食事でもと」

 

「良い加減にしてくださいにとりさん」

 

「!?」ブフォッ

 

「?その男誰?」

 

「流れ着いたただの男です。ていうかニトリさんも仕事あるでしょ戻ってお値段以上作ってください」

 

「嫌だ嫌だー!」ゴロゴロ

 

河城にとり…河童。同性愛者

異変が終わる前は恋愛に興味がなかった。それどころか同性からも嫌われていた。

異変が終われば恋愛に興味を持ち、同性を好きになった。

きっかけは犬走さん。罪深い女だねぇ

 

「ていうか何で毎回私のところに来るんですか!?お昼休みじゃないでしょ!?」

 

「良いじゃん良いじゃん!今日は休みだよ私!」

 

「やかましいのが来た」

 

「あー分かります?貴方が来た時の私もそうでした」

 

「それは…すまん」

 

「そういえばね!椛ちゃんのためにこんなの作ったよ!」

 

「?何ですかこの…ボタンみたいな…」

 

「ま、こいつの頭から予測するにどうせ催眠の類なんだろうな。はー不思議」

 

「そんなわけないですよ。絶対そんなわけない。ですよね?」

 

「え?いや、催眠だけど。椛のことだけを思ってたらいつのまにかね」

 

「嘘ですよね?」

 

「うん、嘘だよ」

 

「よかった…」ポチッ

 

「あっ」

 

「…まあ、嘘なんですけどね」

 

「」チーン

 

「さて、椛は私と」

 

「催眠解除」

 

「相思そ…ってなにするんだ!?」

 

「うわっ!?え、今どうなってました!?」

 

「クッソー!人間さえいなければ椛はすでに私のものだったのに!」

 

「ええ!?ちょ、半径20m以内に入らないでください!」

 

「そんな殺生な!?」

 

「妥当な判断です!」

 

ああ、この犬みたいな奴も頑張ってるんだなぁ

 

「犬じゃありません!」

 

…ん?今心読まれた?いつの間に読まれた?え?ちょっと怖いっす…(恐怖)

いつのまにか読心されていた俺を置いて痴話喧嘩…もといデスゲームが始まろうとしているがどうでも良い。

俺はこのもふもふそうな尻尾で安らぐのだ!

 

「イクゾー!」ドテッ

 

「え?」

 

「?」

 

「…ああもう人生運ゲー」

 

「いやなにいってるんですかあんた」

 

「そんなもんわかったら苦労せんわ。よいしょ…」

 

「…あ、これあげる」

 

「おいこれ絶対さっきの奴だろ。さっきの亜種版だろ。ボタン押したら爆発とかやめろよ?マジでやめてくれよ?」

 

「はははーそんなわけないだろ。致死性の毒が回るだけだ」

 

「これを君にあげよう」

 

「必要ありませんこっちによこすなオイコラやめっ殺すぞ!」(フル装備)

 

「ヒェッ!?」

 

「そうだ椛!私たちの仲を邪魔する者は消して」

 

「にとりさんも!」

 

「なんでぇ!?」

 

「えと…えと…か、かめはめ波ぁぁぁあ!」ギュォォオォ

 

「うるさぁあぁぁぁい!」リフレクター

 

リフレクター<飛び道具ッ!反射せざるを得ない!

 

「え?」ドゴォォオォォ

 

「…私知りません!」ダッシュ

 

「あ、お前ちょっと待て!?」

 

「許さんぞ…!絶対に許さん…!機械の素材にしてくれるわぁっ!」

 

「うわスッゲー迫力ない」

 

 

 

 

 

 

 

 




こいつ…迫力が足りないぞ…!?


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76話

なんだか思い付かなかったんでなんやかんやあって地底にぶち込んでみましょう


 

地上トンネル

 

「…久しぶりにここ来たな」

 

いや割とマジで…ん?いやそんなに久しぶりではないか。

異変が終わってから一回来たことがあって…うん、それっきりだ。だから別にそんな…

久しぶりってわけではないしなぁ。人間ってわからんもんだなぁ

さて鉄腕アトムみたいにかはわからんが手から炎を出してゆっくりと着地しよう!

いま八雲邸にいると恥ずかしくて死ぬ!

 

「しゅごぉぉぉ…」

 

地底

 

「…っと。バランス崩しそうになった…いやはやもうしたくねえな」

 

「あら、また来たの?妬ましい」

 

「なぁパルスィ」

 

「うっさいわね勇儀。異変が終わってから貴女変なのよ」

 

「…そうか?」

 

「見せつけてくれるねぇ…そんじゃ俺はここで」

 

「あ、ちょっと」

 

「んぇ?」

 

「こっちこっち」

 

「ふぉいふぉい」

 

「なーんでだパルスィ私がいるだろー?」

 

「用事!勇儀ってのはデリカシーが無いんだから」

 

「デリカシーがなくてなにが悪いんだか」

 

「デリカシーなんて人によって違うのになぁ…ねえ勇儀さ」

 

「…」ササッ

 

「説明するの忘れてた」

 

「避けられてんのか」

 

「理由があるのよ。人の話聞いてた?」

 

「聞くと損する気がしてならん」

 

「…まあ簡潔に言えば襲われそうになったのよ。勇儀が。力の四天王と呼ばれた勇儀がね」

 

「ちょ、辞めてくれよ〜!?」

 

「まあそれでトラウマになっちゃったのさ。それで用事なんだけど」

 

勇儀姐さんなんか凄い過去背負ってない?いつか潰れない?

ていうか絶対潰れただろ一回。それでなんか後遺症的なのが出ただろ多分。

出てないなら出てないで怖いけどね。ハハハ!

 

「…ん?なんか言った?」

 

「用事よ。こっち来て」

 

「あいあいさ」

 

パルスィ保有橋…になるの?

 

「…最近ナンパが多くてね。マリファナも流行ってきてるし」

 

「普通の煙草で我慢できんのか」カチッカチッ

 

「我慢できないからマリファナ吸ってるんでしょうが。ったくもう…とりあえず、最近女二人でいることが多いからナンパに出会うのよ」

 

「失礼だが俺は鬼と戦ったりは御免だぜ」

 

「…私がそんな好戦的に見える?」

 

「パルスィは怨みが全面に出てるからな」

 

「で、だからなんだよ」

 

「そこでよ。今日一日中私たちと一緒にいて欲しいの」

 

「…なにを言っているんだ君は」

 

「私だってたまには静かに過ごしたいのよ。川見たり川見たり川見たり…ね?」

 

「なんでもいいがトイレは無理だぞ。そして俺は徹夜は無理だぞ」

 

「なんでトイレに行って徹夜に行くのかわかんないけどよろしくね?」

 

「アーハイ」

 

トンネル出入り口から降りてきた時にこいつと出会ったのが運の尽きか。

やるしかないというのはこういうことなのだろう。つまりそういうことだ。

後ろの勇儀さんがパルスィにしがみついて離れていない…凄いな。なにが凄いって執着心がすごい

 

「まあ勇儀がこんなんだから男避けに意味がないのよ。そもそもこんな生活望んでないし」

 

「地底っておっかないからなぁ」

 

「…そうかしら?」

 

「俺からしたら十分に…あ、メラ」ボワッ

 

「メラで煙草に火をつける奴は初めて見たわ。で、引き受けてくれるの?」

 

「そら引き受けたいけどお前…普通にさ。俺が鬼に対して魔除け代わりになるか?」

 

「男がいるだけでどっか行くのよ。それじゃあ4万円」

 

「…4万円…ガチの四万円…分かった!」

 

「現金なやつ」

 

「まったくもって同意する」

 

「…で、ここにいりゃ良いのか?」

 

「まあ大体はそうね。いくら鬼でも寝取ろうとしないはずだし」

 

「…へ〜」

 

「おーいそこの美人さん達〜!俺たちと遊ばね〜?」

 

「だってよ、呼ばれてるぜ。美人さん達」

 

「…こういうとは基本無視でいいのよ勇儀。だからくっつかないで…あんたまさかそれを口実にくっつているんじゃないでしょうね?」

 

「ないないないない!あんなことがありゃ誰だってこうなる!」

 

「俺も乱行の山に行く気がしねえしな。わかるぜその気持ち」

 

「おーい!…聞こえてねえのかな?」

 

いやうっせえよナンパ野郎。戦隊モノでは変身するまで待つのが暗黙の了解だろうが。

舐めてんのか?ヒーローの世界舐めてんのか?ベルトつけちゃうぞ?お?

…あ、仮面ライダー何も知らねえ…笑えん

 

「で、あれどうするのさ。そのまま放置したら面倒だろ」

 

「そりゃ面倒よ?でも今は頼れる男性がいるからね。追っ払って来て」

 

「んー…無理!」

 

「美人さん達!」

 

「うわっいつのまに橋の上に」

 

「…勇儀、くっ付かないで。あ、ちょっと痛い肩掴まないであだだだだ」

 

「あ、ごめん…でもやっぱり怖いのは怖いし…」

 

「なんだか知らんがこういう状態なのでお帰り願いたいのですが」

 

「あ?なんだお前…お前には関係ねえだろ」

 

「…あ、一人?」

 

「そりゃ誰にも取られたくないからね。付き合って自分の飾り物にするつもりじゃないかしら?」

 

「ネックレスじゃないんだから…あ、いや小さい頭蓋骨のネックレスは外の世界にあったか」

 

「嘘でしょそんなのあるの!?」

 

「チッオイ無視すんなよ。調子に乗りやがって」

 

「勇儀落ち着いて。いやあんたがガタガタするとマジで私吐くから。やめなさいよ」

 

「ガタガタガタガタガタガタ」ガタガタ

 

「…青鬼のたけしかな?まあ良いや」

 

青鬼って懐かしい。確か2016年版以降出てないんだっけ?いや興味がなかっただけか。

それにしてもこの怯え方すげえ恐怖が根付いてんだな。同情します

男に対してトラウマ持ってるってさっき聞いたけどこんなにとは思わないじゃん普通

 

「…ま、俺に逆らうとこの彼氏ちゃんみてえになるから」ブンッ

 

「マトリックス回避!」グワッ

 

「!?」

 

「手からビーム!」ギュォォオン

 

「目が!?」

 

「…あ、もう無理動けないです。マトリックス回避で足が無茶苦茶だよ」

 

「…ふんっ!」バギィッ

 

「へぶぁっ!?」チーン

 

「なんまんだぶなんまんだぶ」

 

「仏教ならお断りしてるわよ」

 

「仏教だっけか?」

 

 

 

 

 

 

 

 




なんまんだぶってカリオストロの城で聞きました


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地霊殿

そういや二回来たことあったなと思い出すけど別に良いかと振り切る俺は思い切りがいいのか諦めが良いのかはたまためんどくさがり屋なのか


 

地霊殿

 

「なんやかんやあってやっぱり地霊殿に来るんだよなぁ」

 

「ん、おにーさん久しぶり!あれから調子どう?さとり様のアレも落ち着いて来ててね!」

 

「そうじゃなきゃ困る。襲われるのはごめんだわな」

 

…とまぁ発情期にここに来るのはもっと御免なんだが。

さっさとお空ちゃんと一緒に地霊殿入りましょうか。片足ないから乗っけてもらえねえかな。

まあそもそも義足作らない自分が悪いんですけどね!わかってますよ!

まあ義足って面倒だし…システムわからなくても出来る能力だけど付け方知らねえし。

 

「おにーさん!久しぶりだからさ!ご飯食べよ!」

 

「…お前前はもうちょっとまともじゃなかったか?」

 

「???とりあえずさ、ご飯!もうお昼の時間だよ…」グキュルルル

 

「お前は恥を知らんのか。全く怖いなこれ。乗っけて行ってくれー」

 

「ん、わかった!」オンブ

 

「待てそういうのを求めていたわけでは」

 

「?じゃあ抱っこ?良いよ!」

 

「思い切りが良すぎる!背中に乗せてくれれば良いから!自分で掴むから!」

 

「わかった!」

 

地霊殿食堂

 

「…お前普通家で迷うかよ」

 

「えへへ…」

 

「お空、ご飯…ってもう帰ってたの?それならそうと言えば良いのに。お燐ー!」

 

「…はい。あ、煙草…」カチッカチッシュボッ(あーだっる)

 

「こいつが一番辛いんじゃねえの?」(腹減らねえな…)

 

「まあ地霊殿ってほとんど二人で回ってるようなもんですからね」

 

「人が増えるまではそのまんまですか」(大変そー)

 

「そりゃまあ」

 

「ねぇそんなことよりもご飯食べようよ!」

 

「…だめだ、お空の心の中は読んでも同じ結果なことを忘れていた」

 

「どういうことだ」(なんて言った?)

 

「…ふぅ。さ、お空ご飯食べるよ。新太さんも」(なんでいるんだろう)

 

「なんかみんなキャラ変わってない?」(特に全員)

 

「特に全員はおかしいですが答えましょう。単に時間が経ったから、です。お空は何故か退化しましたけど」

 

「思考回路が単純なのか。それとも喋るのと考えるのを同時に出来ないのか」(多分前者)

 

「多分考えが純粋なんでしょう。何をしてもとぼけた返しが待っていますよ彼女は」

 

「…へー」(飯食うか)

 

そもそもの話あんま興味ないし。他人の台所事情なんて知ったことじゃないし。

つか眠いし。お空ちゃんなんか変だし。俺の分ないし

 

「あ、新太さんの分はないんだった。ごめんね」(そして離れろ)

 

「えー!?じゃあ半分こしよ!それならおにーさんも食べれるように」

 

「寝る」ゴロン(クソ眠い)

 

「なんでー!?」

 

「…お燐、今日の仕事は後私が終わらせるから好きにして良いわよ」

 

「本当ですか!?やったぁ!それじゃ外行って来ます!」

 

「いや早いよご飯いらないのー?」

 

「弁当箱ならありますよ〜!」(缶詰め)

 

「…!?」

 

「あれはやばいな。うん、あれはやばい」

 

「…おべんとー?」(劇物缶詰め)

 

「あっちょやめなさい!」

 

「それは弁当じゃない劇物だ!」

 

「え?」カチッ

 

「…」

 

まずい。

とてもとてもまずい。

匂いだけで人を殺せる劇物がありそうなこの幻想郷に劇物はまずい

どう足掻いてもお空ちゃんの被害は…!

 

「突っ込もうとしたけどくっさ!」(死ぬ死ぬ無理これ死ぬ)

 

「劇物っていうより殺人兵器…けほっ」

 

「」チーン

 

「本人も死んでる…ガスマスクとかないんですか?」(つけなきゃ死ぬ)

 

「んなもん普通必要ないですから」

 

「そういやそうだった。はー…でどうするのこれ俺死にたくないんだけど」

 

「…お空だけ助けましょうか。ちょっとくさすぎてサードアイが発動しません」

 

「うっわ何それキツすぎるだろ。それに何度も言っただろ。劇物や子供に危険な奴は子供の手の届かないところにだな」

 

「教訓としましょう。でもこれどうします?はっきり言ってここでもキツイです」

 

「…お空ちゃんこれ死んでね?」

 

「あ」

 

「…救命第一?」

 

「釣り竿ってどこだっけな」

 

「釣りする気でペット助けるのかよ!?」

 

 

 

 

 

 

 




寝落ちしたし文字数少ないけどまあ良いんじゃね?


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お知らせ

本文とタイトルは関係なし。
ここから2週間近く投稿できるかわかんないからよろしく!



 

地霊殿

 

「やっぱ地上が良いな〜」

 

「…じゃあさっさと帰りなよ」カチッカチッシュボッ

 

「いやいや。最近肩身の狭い喫煙者の仲間がいるんだ。一緒に一服どうかってね。メラ」ボワッ

 

「ふぅ…変な奴」

 

とは言ってもお燐さんが吸ってる奴はマリファナ、俺が吸ってるのは一般の煙草。

まったく違う奴だ。多分仕事のことなんだろうけど。地上行ったら…ああ八雲紫の顔を思い出すのも恥ずかしい。

恋心なんてさっさか捨てちまえば良かったんだ。煙草と一緒に吸えば消える奴だったらどんなにマシか…落ち込むぜ

 

「…ん、もう吸い終わった?」

 

「少しだけにしとかないと中毒になるからね。割り切らないと、仕事できなくなっちゃうし」

 

「…なーんだ。そんじゃ地上に向かうか」

 

「行ってら〜」

 

なんやかんやあって地上だよ!急展開とか言うな

 

「…ふぃー…やっぱり義足作った方が良いのかな…?」

 

「あ、お前あの時のルーミアにあやされてた奴!」

 

「…あ、つの」

 

「なんで角!?他にもチャームポイントはあるだろ!?少なくともオレンジ色の髪はそんないないはずだろ!」

 

「いやぁ鹿みたいな角だったから」

 

萃香…鬼。ロリ鬼。

見た目はあれだが力なら鬼の四天王に君臨するほどの実力者。

異変が終わる前は博麗神社を彷徨くだけで霊夢にボコボコにされ、幽閉されていた。フランみたいだなぁ

異変が終われば博麗神社をうろついてもボコられないようになった。内心ビクビクしている。

トニカクカワイイ

 

「ていうかお前紫のお気に入りなんだって?憎いねぇこのこの」

 

「ははは…んま、俺自身紫に告白する気もされる気もないんですがね」

 

「?そりゃどうして?」

 

「責任逃れは楽で良いじゃん?苦労もせず責任を背負う辛さも知らず。メラ」ボワッ

 

「見かけによらず腹黒いというかこんなのに惚れた紫が可哀想というか」

 

「スパーってな。そもそも俺に嘘ついてるし。生きてるのか死んでるのか聞かない俺も悪いとは思うがね?血はあるし体温もある。なのに何故か腹が空かない。変な気分だ」

 

「はぇ〜。後で紫に言っておくとするよ。隠し事はあまり良くないってね。で、どうするの?地上に来たってことはなんか用事があるのかい?」

 

「いや、特にない。地底に飽きたから地上に来ただけ。飯は地上の方がうまいし」

 

「団子も売ってるし…人里行くか」

 

「ま、俺はいけないんだけどね。俺の分の団子も買って来てくんね?」

 

「はぁ?なんでそんな…あ、都合よく屋台が出てるじゃんか。人里の外に出してるから行けるね」

 

「…見えるの?俺には何も見えないんだけど」

 

「私の能力を舐めるな」

 

「…聖剣!エクスカリバー!」バゴォンッ

 

「真剣白刃取りぃ!」バキィンッ

 

「今のを取るとは中々」

 

「いやそもそも不意打ちで斬りかかるかよ普通…いてて」

 

「そんじゃ屋台のところにレッツゴー!」

 

さあさっさと行かないと雨が降りそうだぞこの空模様は。

まあ勘なんですけどねぐへへへへ…あ、今のエクスカリバーで腕痺れたクッソ自爆するとは思わなんだ。

勝利を約束されし剣と書いてエクスカリバーと読む方のエクスカリバーではないからなこの野郎

 

屋台

 

「よー!」

 

「うっす」

 

「…え、何私食われる?」

 

「…いや俺食わないよ?」

 

「私はすまんがつまみに鶏肉が欲しくてな…」

 

「や、やらせはせんぞ!貴様如きに我が同族をやらせはせんぞ!」

 

ミスティア…鳥。鳥貴族

同族が喰われないようせっせと鳥以外の料理の腕をあげている努力家。

無論異変が終わる前までは鳥がこいつの同族だと知った人間は皆食わなくなった。ひどい!

異変が終わったらそれが逆になり逃げて来た。

逃げてこの人里の外に屋台を立てることによって同族の被害を減らしている(つもり)

 

「鬼に如きとか強くない?」

 

「ひどい奴だ…団子一つ」

 

「みたらし団子を三つ」

 

「…食べるなぁ」

 

「やけ食いって奴。むしろ食ってストレス発散しなきゃストレスで禿げる」

 

「…まったく生きづらい世の中になったもんだ。おかげで妖怪の肩身も狭いし」

 

「喫煙者の肩身も狭いし」

 

「なんなら貧乏神の方が受け入れられてるし」

 

「なんだか…なぁ…」

 

「納得いかないよなぁ」

 

「あ、はは…」

 

…いやそれにしても最近喫煙者の肩身が狭い。人里はおろか妖怪の山でも禁煙って聞いたぞ。

どんどん禁煙化していってる気がするし…どうして喫煙者の肩身が狭くなってんだ!?あぁ!?

たばこ吸いたいのに吸えないって中毒者には一番きつい奴だぞ。

ほれ、俺とか俺とか…いや、知ってる限り俺しかいねえわ。地霊殿に喫煙所が出来たのを良く思うか。

 

「…どうしたそんな思い詰めた顔して」

 

「ん〜…三色団子みたらし団子以外になんか団子ないかなぁって」

 

「…まあ多分ないんじゃないか?あったとしてもそれは鶏肉の」バシィッ

 

「次鶏肉って言ってみろ。このライトセーバーで切り落とす」

 

「なんでだよ!?」ガタッ

 

「…みたらし団子はうまいなやっぱ」モグモグ

 

「私は三色団子派だ!」

 

「私は大福派です!」

 

「謎の大福推しはやめておけ」

 

「なんで!?同じじゃん形が!」

 

「お前に団子を語る資格はない!」

 

「そうだそうだー!」

 

 

 

 

 

 

 

 




でも大福と団子は別で食うと美味しいんですよ。


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危険信号

ワンピース面白すぎませんか!?


 

妖怪の山

 

「おうなんで俺がこんなところにいなきゃいけねえんだ言ってみろ」

 

「知るかボケカス」

 

んだよてめえが連れてきたんだろうがぶち殺すぞクソ鬼。

でも俺にそんな力ないんですがねトホホ…それに腕掴まれて痛い死ね

鬼って奴は毎度毎度ひとを人を殺す気でいねえと済まねえのか。心が座らんのか。立つな座れ

こちとらワンピースで習ったんだよ強い奴とは戦うなってな。ウソップから

 

「…てか離せ普通に痛い」

 

「いいや離さんよ。もうそろそろお前にとっては不味い事態になるんだからな」

 

「おいおいそりゃどういうこった。そんなことになってみろ死人が出るぞ」

 

「へぇ…誰が死ぬって?」

 

「俺が死ぬ」

 

「お前かよ!」パシンッ

 

「あべし!?」ドガァッ

 

「…にしても紫の野郎遅いな…」

 

「なにぃ!?紫!?今紫って言ったか!?」

 

「ああそうだ。お前にとって辛い一日になるぞ」ニヤリ

 

「てんめこの鬼が…!何をしている!ふざけるなぁぁぁぁ!」

 

「知るかよ」

 

「ほいほいっと。何かしらすい…すいません人違いでした」

 

「あ、そうでしたかそれはそれは…」

 

「…いや今の紫だろ!?」

 

「げっバレた!」

 

「てめえ紫出て来い!」

 

「喰らえ唐辛子の煙幕!」

 

「黙ってろ!」パシイッ

 

「ペプシ!?」

 

「いや何が起こってるの!?からっ…あー目に染みる!助けてぇぇぇぇぇぇ!」

 

「嘘だろ!?」

 

数分後

 

なるほどつまりこの鬼は俺と紫を合わせてイチャコラさせたかったと。ほーん…

ふっざけんなお前この作品のタブーは恋愛とセックスだ舐めるなクソガキ!

性シーンと恋愛シーンだけは作者の苦手分野なんだぞ!殺されてえのか!?(ガチギレ)

 

「いや何お前この作品で作者名乗ってんだよ」

 

「知るか!」

 

「…つまり萃香は私と彼を会わせてイチャコラさせて漁夫の利を得ようとしたの?」

 

「待て待て待て待て漁夫の利ってなんだオイ」

 

「いやいやぁ…あんた私の式にご乱心だったじゃない?それだからかなーと」

 

「余計なこと言うなぁ!」アッパー

 

「甘いわ!音速ストレート!」パパァンッ!

 

「はぐぅあ!?」

 

「…紫様。なんだか肝っ玉が冷えるんですけど何かしました?」

 

「失礼ね何もしてないわよ主人を疑うの?」

 

「…それなら良いことです」

 

「…で、藍さんはあの鬼のことを?」

 

「ん〜…私の友人として認識してるっ♪」

 

「ゔぁぁぁぁあぁぁぁあん!」

 

「泣いてるぞあいつ」

 

「そりゃ一応あれでも幼気な女の子よ。少女なのよ少女」

 

「…はーい今横に」

 

「なんか言った?」

 

「…イエナニモ」

 

「そう。なら良いわ。で、イチャコラの件だけど」

 

「駄目だな」

 

「そうなの?私は別に良いわよ。イチャコラしてそのまま小屋に引きずり込んでルパンダイブ→セックス全種コンプリートでも別に良いのよ?」

 

「ダメだって言ってるだろ!て言うかなんだセックス全種コンプリートってお前なんなんだよ!?」

 

「?性癖全コンプは常識でしょ?」

 

「ちげえよ!」パシンッ

 

「へばっ!?」

 

「手から現れる台風にご注意ください!」ゴォォオォォオ

 

「ぎゃぁぁぁぁぁあぁあぁあ!?」

 

「悪は滅した!正義は必ず勝つ!…違うな。なんか違う…主人公は必ず勝つ!いやこれも違うな」

 

「何紫吹き飛ばし飛んじゃお前ー!」

 

「なにぃぃいぃ!?」

 

「ふん!」ドロップキック

 

「かめはめぶぁあぁぁあ!?」チーン

 

「親友傷つける奴万死に値せし…滅せよ悪!」

 

「そんな喋り方だったかお前?」

 

「なんで生きてるし」

 

「生きてちゃ悪いか!」バギィッ

 

「カミーユ!?」

 

さてあのクソ鬼にも一発くれてやったし俺は逃げるか。うん逃げようそうしようあの二人組が追ってきたら死は免れないんだせめて博麗神社に行こうそうしよう

そこなら奴らも存分には戦えぬまい。流石にね?幻想郷の一角を崩そうなんてあり得ないんですよ多分。

まあやりそうな奴らだけど。てなわけでさいなら!

 

「地獄があったらそこで会おうや…まあ地獄行ってるんですけどねー!とりあえずアイアンマン方式で飛ぶぞ俺は!」ゴォォオォォオ

 

アイアンマン方式とは!

手からなんかロケットのあれみたいなのを出し飛ぶやり方である!感覚としては多分手で体を支えてる感じ。

体操選手かな?

 

「…あ、やばいこれ超疲れる死ぬ腕が死にかける…けどやるしかないっていうかやらなきゃ死ぬ!」

 

「あやや〜!これはこれは類稀な外来人さん!お久しぶりですね!」

 

「…うるせえ…背中乗せろ」

 

「体力が限界なんですかぁ〜?これだから人間は…良いですよ〜」

 

「助かる…て言うかなんでお前こんなとこにいるんだよ?」

 

「え?何故ってそりゃ新聞配達のためですよ」

 

「へーそうなの。俺はてっきり盗撮しに来たのかと思ったぜ。数多くの少女をな」

 

「失礼ですね。プライバシーの侵害は流石にしませんよ。それっぽいことを書くだけです!」

 

「アホか!それが一番ダメな奴だろ!」

 

「なんでですかぁ!?」

 

「てめえほんと鳥頭だな!?」パシィッ

 

「いてっ…人里の購読者は貴重なんですよ?必ず届けなきゃいけないんですよ!」

 

「なんも聞いてねえよ人里が目的地とか嫌だ降ろせ」

 

「貴方結構自分勝手ですよね」

 

「そうか?俺は結構他人に忠実だと思うんだが」

 

「自己評価の無駄に高いことやら…」

 

 

 

 

 

 

 

 




※この後落ちて死にかけた


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死相

お主…死相が出ておるぞ…
と言われたい今日この頃さっさとこの物語も終わらせたいと思ったらこの時


 

地上

 

「し、死ぬかと思った…!」

 

「…うわびっくりしたお前か」

 

「うわ、霧雨魔理沙だ。逃げなきゃ」(本能)

 

「おいおいまてまてなんでそうなる捻り潰すぞオイ」

 

「殺されるぅ!赤い服着た奴にぶち殺されるぅ!」

 

あの博麗の巫女に殺されるぅ!ガチで!あのヤンデレ巫女に頭ぶち抜かれて死ぬ!あーもう死ぬ!

俺がここに来る前は超監視社会とかって話題になってたけどそれは幻想郷でも同じだったのね!

魔理沙に粗相一つしてみろ!先ず片腕が死ぬ!次に残った部分を削られる!

これだけでもああ恐ろしい!嫌だ俺まだ生きたいの!(既に死んでいる)

 

「そうかじゃあ今私がお前の返り血で服を真っ赤に染めるんだな?」イラッ

 

「滅相もございませんのでどうかお引き取りくださいお願いします死にたくないんです」

 

「…なんか拍子抜けって言うか…異変の時のお前はそれこそ格好良かったのになぁ」

 

「そりゃなしだぜとっつぁん」

 

「私はまだとっつぁんの歳じゃないしそもそも男じゃないし」

 

「…かっつぁん?」

 

「どんな呼び方だ!」パシィッ

 

「あでっ」

 

「この野郎…しっかしお前これからどこか行くのか?そもそも行くアテあるのか?」

 

「ああ、それなんだがな。ないんだわな。まあでもこう見えて外の世界で野宿経験があるから死なずに行けるさ」キリッ

 

「外の世界で野宿とかお前終わってんだろ…外の世界は今かなり平和で野宿なんて滅多にないって聞くが」

 

「ホームレス達を人間と認めて欲しいものだね。確かホームレスを日本語に直すと『家を失った』…?いや違うわ」

 

「外の世界も大変なんだな…あ!やべえ博麗神社行かなきゃ!」

 

「おういってらー」

 

「行ってらっしゃい…あら、何よその顔豆鉄砲でも顔に当てられた?」

 

「…嫌な出来事ってのはどうしてこうも繋がって起きるんだ。俺が地図でも持ってるって言うのか?ひとつなぎの大秘宝でも、願いが叶う龍玉でも、それこそ火影になる秘訣なんてのも持ってねえし。地図持ってても傷だらけが良いところなのによ」

 

「いや〜…答えを聞こうと思ってね?」

 

「は?俺お前に質問された覚えないんだけど」

 

「2回目に出会った時あるじゃない?あの時渡した手紙に書いてあったあれ。先ずはお友達から…って貴方が返したの、覚えてる?」

 

「あー、残念だな。一回亡霊したから記憶もどっか行った」

 

「あら残念…その質問の答えを今もう一度聞かせて欲しいのよ」

 

「答え?どんな質問だったんだ?」

 

「まあ平たく言えば…付き合ってください…まあ質問っていうか告白なんだけど」

 

「よくそんなこと恥じらいもなく手紙にかけたな。尊敬する」

 

「いや尊敬しないで!?絶対引いてるでしょ!?」

 

…いやはや困った。くまったくまった…ネタが古い!誰も理解しなさそうなネタだぞこれ!

さてどうしよう。八雲紫に付き合ってくださいと言われてすいませんと断る人間などどこにもいないだろう。

いやむしろ断ったら全人類から忌み嫌われその男に対して核を使って良しの法律が可決されるほどだ。

八雲紫の告白をこちらこそと返しても忌み嫌われるだろう。なんとなくわかる

 

「…はぁ。まいったなぁ。俺恋愛面はからっきしなんだよ…」

 

「じゃ、初恋?」

 

「初恋は…そうかもしれない。お前が初恋だ…はっ!?」

 

「あらあら…これは『こちらこそよろしく』という意味で取って良いのかしら…?」ニヤニヤ

 

「…墓参りには3年に一度来てくれ」

 

「ちょっと待って早まるな?」

 

「…墓穴掘った…」

 

「ま、これでどうぞ付き合うということで」

 

「…良いよもう。疲れた…あれ、タバコ…?」

 

「付き合うにいたしましては煙草は没収ということで」

 

「はっ倒すぞ返せ」

 

「あら大胆…でも私大胆な人嫌いじゃないわ!」

 

「…よっこいせ…疲れたせいか眠くなった…」

 

「あ、そう言えば私付き合うことに憧れがあるのよ」

 

「憧れ?どんな憧れだったのか」

 

「そうね…まあ言っちゃえば愛する者への試練って言うロマンチックなアレ。それ私やってみたかったのよね」

 

「…おい待て嫌な予感しかしないぞ」

 

「それと結婚指輪な…だから…そのスキマに手を入れて?」

 

スキマ<呼吸を止めて1秒 貴方真剣な手してたから

 

「…なんか変なもんに触れさせるつもりじゃねえだろうな」

 

「心外ね。流石にしないわよ」

 

「そうか…?あれ、何もないぞ?」

 

「はいっと」

 

スキマ<かみつき!

 

「ぁっ!?」

 

「…結婚指輪にしては少し豪華だけど…これで彼の手が手に入ったから満足。さてと…大丈夫かしら?」

 

「いでぇ…!あがっ…!紫…なんで…っ」

 

「なんで?そんなの決まってるじゃない。あなたが好きだからよ。感情を持つ生き物は難しいわね。」

 

「俺はまさか日本語が通じないとは思わなかったな。会話文が少ししか遮断しれてない会話なんて初めてだ」

 

「浮気はもちろんダメ。もし浮気したら…地獄の世界に引き綴り込むわよ」

 

「それは勘弁願いたい」

 

「…それじゃ、同棲ね!」

 

「最近まで世話になってたよ…」

 

「あれ、そうだっけ?」

 

「いや割と最近だと思うんだがなぁ」

 

「…まあ良いや。ここから先思い出を作れば良いし。ね?」

 

 

 

 

 

 

 

 




くそねみい


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説明

ワンピース読んでたら泣いた
今更だが泣ける。


 

八雲邸

 

「あー流石に今回は死ぬかと思った」

 

「…あ、説明するの忘れてた」

 

「説明?そりゃなんの?」

 

「…いやまあ話すと長いんだけど…」

 

それから数時間くらいに渡って話を聞かされたが要約するとこうだな。

『貴方は死なないわ。元々生きてないもの。』って奴だな。ってどこの綾波レイだよ!?

俺アレだぞ!?ヨミヨミの実食ってないぞ!?悪魔の実でもドラゴンボールでも蘇生術もなんもねえぞ!?

と思いながら話を聞くとなるほどわからん。

 

「…つまり殺したけど無罪ってわかって亡霊になってたから生きてるのと同じ状態にしたってこと?」

 

「大体合ってる」

 

「はっ倒すぞてめえ」

 

「片腕片足でどうやってはっ倒すのかしら?」

 

「…いやしかし左腕でよかった。消えたのが右腕だったら俺は死んでた」

 

「あらあらそれは…運が良かったのね?」

 

「あたぼうよ!ケハハハハハハ!」

 

「…まあ付き合うことができたし私としては大満足よ。貴方が本音を墓穴掘った感じで言ったのは少し癪だけど」

 

「まあな。どっちもどっちって奴よ。ん?どっこいどっこいだっけ?」

 

「どっちもでしょ。あと前から疑問に思ってたんだけどそれ義手とか作らないの?」

 

「作ったら多分無茶苦茶な義手が出来上がる」

 

「…足は?」

 

「義足はアレだな。ワンピースのゼフが付けてる義足になる」

 

「?つまり棒義足ってわけ?」

 

「多分そうなる。下手したら義手も同じ棒義手になる。義手って言えんのか?」

 

「いや絶対言えない」

 

「まーいいや。片足ないのにもう慣れてるし。左腕もいつか慣れるだろ。とりあえずどっか行く〜」

 

「楽観的ね。羨ましいわ」

 

「楽観的に見ても辛いことには変わりないけどな!」

 

「…いやそれが羨ましいって言ってるんだけどね?ってもう居ないし!これ付き合ってるんだよね?て言うかそもそも恋愛ってなんだっけ!?」

 

「うるさいです紫様!ぶち殺すぞ!」

 

「やってみろクソ式神がオラァ!」

 

紅魔館

 

「っと…あ、一番来たらダメなところに着いた」

 

「…いや一番ダメなところってなんですかその言い方はあんまりじゃないですか!?」

 

「うわっ門番が起きてる…今日は厄日だな」

 

「何故!?」

 

そうと決まれば幸福を求めてレディーゴーだ。希望の未来へレディーゴー!

さあさっさと体の向きを変えて神社にでも行こう。そうでもしないと俺が保たない。

物理的な意味でも精神的な意味でも。体と精神が紅魔館にゴリゴリ削られるからそれは避けたい。

避けなきゃ普通に死ぬ。割とマジで。

 

紅魔館<ぃぎゃぁぁぁぁぁあぁあぁあ!?

 

「…え、なに今の」

 

「!?あ、私はこれでさよならです!」ダッ

 

「あっちょっと!?これ俺も逃げた方がいいよな!と、透明マン」

 

「逃さん!」ゴキィッ

 

「関節技!?いたたたた!ギブギブ!」

 

「…あれ?美鈴どこ?」

 

「お前は……あ、あの時の変態レッド」

 

「変態レッドってなによ殺すわよ」

 

「同じだろ!?」

 

「…さっき咲夜襲ったから次は美鈴なんだけどな…私5体満足が一番いいのに」チラッ

 

「おい待て今なんでこっち向いた?今なんでこっち向いたんだおい?絶対俺を捕食対象として見てるだろ!?」

 

「…セックスの捕食対象として見てる」

 

「…て言うかお前吸血鬼だろ。今朝だから燃えろよ」

 

「あ、通りで肌がヒリヒリするわけだ。まあ屋外がダメなら屋内でヤるまでだけど」

 

「ヘルプ紫〜!」

 

「…?咲夜〜!」

 

「はいなんでしょっ…妹様、その方はダメです。危険です。絶対危険です。どれくらい危険かと言うと300年に一度の大犯罪並みに危険です」

 

「そんな犯罪ないよ」(正論)

 

「そりゃそうだ!」

 

こいつらコントでもやってんのか?これ俺コント見せられてるのか?いや多分そうだろ。

そうじゃなきゃこんな馬鹿げた会話俺が聞くはずないもん。ないもんないもん絶対ないもん!

ギャグ漫画の出来事が現実で起こるくらいないもん!…あ、今起こってる!?

 

「…で、どこら辺がヤバいの?」

 

「博麗の巫女が殴り殺しに来るほど」

 

「それはヤバいね」

 

「…捨てましょう。降ってきたことにすればいい」

 

「それ名案。ほら、森へおかえり」

 

「てめーらが取ったんだろうが!?」

 

「…ナニイッテルカワカリマセン」

 

「国じゃねえだろうなそれ!?ナニイッテルカワカリマセン共和国じゃねえだろうな!?」

 

「…?咲夜、あいつ本格的におかしいよ。お姉さまみたいな痛いこと言ってる」

 

「シッ、あれはああいう人なんです。そっとしておいてください」

 

「おーい聞こえたぞー?ばっちり聞こえたぞー?おー?今俺のこと厨二病って言ったよな絶対言ったよな?あのクソ嬢様と一緒にすんな!なにも知らないけど!」

 

「ちょっと黙ってて。…じゃあ事故で死んだことにしても良いんじゃない?」

 

「否。無条件で半径2キロの生き物が死滅します」

 

「博麗の巫女つええ。私よりも絶対強え。破壊の神名乗れるレベルだよ」

 

「ただ我々の殺し方がすごい特殊なので紅魔館が地図から消し飛びます」

 

「それもやべえ。破壊神よりももはや核弾頭の方が良いんじゃない?自爆兵で良いんじゃない?」

 

「それは私も思いました」

 

…俺、なに見せられてんだろ…コントか。

 

 

 

 

 

 

 

 




ねみい!


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圧倒的弱者

今見たら主人公ウソップ的な立ち位置じゃね?と思ってたけどちげえよ。どっちかっていうとブルックとかフランキーらへんだよ。


 

皆さんはこんな話を聞いたことがあるだろうか?

圧倒的な身体能力は身体を武器にする。

そうですね。どっからどう見てもドラゴンボールくらいの身体能力でなければ無理ですね。

…なんだよな。俺が今見てるのは幻覚なんだよな。幻ドリブル!ってな。

そのまま幻になりたい

 

魔法の森

 

「…押忍」

 

「いやあのすまんが聞いて良いか?」

 

「どうした?」

 

「…あのぉ、その切れた大木は」

 

「ああ、私がやった!」

 

「…ああもう駄目だこの世界の住人はワンピースの能力者以上だ…今更だけど」

 

「そのわんぴーすってのは知らんがアリスがわんぴーすって服作ってるのは聞いたな」

 

「…ワンピース作ってんの?まあ漫画の方はONE PEACEなんだけどな…」

 

「いやだからそのわんぴーすってなんだよ…服のワンピースも気になるけどさ」

 

「まあなんだ。スカートと上の服が一体化した奴だ。着たことねえから着心地はわからん」

 

「いやわかったらきもいよ」

 

「君結構ドストレートに言うね。心にこうグッと来るよ。ナイフが」

 

「…とりあえずそのアリスのところに行くぞ!」

 

…あ、アリスの説明してなかった!

 

アリス・マーガトロイド。名前からして何故かスカトロが好きだと思われてる可哀想な人。

同人誌とかでは催眠系が大半を占める。ってそんなことは今どうでも良い!

この幻想郷では裁縫がすごいうまい設定。人形作れるんだから多分作れるだろ…女子力高そうだし

異変が終わる前は魔理沙とアリスのセットで魔王の森(魔法の森)という表記になっていた。

今ではすっかり魅力の森(魔法の森)になっている。こいつらのせいでそうなっている。魔法の森もいい迷惑だと思う

ネギトロ軍艦って美味いんですか?

 

アリス邸

 

「…ワンピースだ」

 

「これが外の世界にあるわんぴーすかぁ…たしかにスカートと服が一緒になってるな。アリスの服と一緒か?」

 

「…ってあんたらいつの間に入ってきたのよ!?」

 

「そこかよ!?」

 

「私の顔パスだ勘弁してやってくれ」

 

「魔理沙も含んでるわよ!?」

 

「よくよく思い出したら俺こいつに足取られてんだけど」

 

「今更!?っていうかそれを言うならそっちもよ!?」

 

「…まあこいつとはなんだかんだ気が合うし」

 

「な〜♪」

 

「ただ厄介な監視員がいるけどね」

 

「…あぁ、それって…」

 

「…知ってんのか」ボソッ

 

「霊夢のことよね…」ボソボソ

 

「…あいつそんなにやばいの?」ボソボソ

 

「大体魔理沙のことになると戦力が600倍になる。物理的パワーも上がる。ツンデレ型ヤンデレねあれは」ボソボソ

 

「んなもん聞いたことねえよ!?」

 

「うわっびっくりした」

 

「っ…っていうかそもそもこのワンピースは依頼があって作ってるの。なんでも依頼人は恋人に見せたがってるそうよ?あなたたちもそんな人見つけたら?」

 

「…そんな人か…お前はいるもんな」チラッ

 

「そういうお前は候補者が一杯だろヤンデレ化されて喰われちまえ」

 

「そりゃどうせあのルーミアとかいう妖怪だろ。一回性的に喰われかけた」

 

「え…!?」ナニィ!?

 

「まあ?俺の豪運があれば?そんな危機も奇跡で一発逆転に」

 

「こいしに助けてもらったんだな。把握把握」

 

「何故貴様わかった!?」

 

「こいしから聞いた」

 

「ご本人っ!」

 

「…え、ちょ、え…え!?ど、ドユコト!?ルーミアが人を性的に!?ちょ、そんな…ロボトミー手術依頼しようかな」ズーン

 

「それは駄目だろ」

 

「ロボトミー?」

 

「感情なくす手術。怖いぜ。外の世界じゃその手術受けた奴が人殺してる」

 

「…それは怖いな。」

 

「シャンハーイ」

 

「…今人形がしゃべったような…あはは、流石にそれは」

 

「上海、コーヒーを持ってきてくれたのね?ありがとう」

 

「シャンハーイ」

 

「…摩訶不思議アドベンチャー…雲のマシンで今日も空を飛ぼう(使命)」

 

「何いってんだお前」

 

待て、待て、待て。落ち着くんだ俺。落ち着いて、そのまま状況を見るんだ。

今…えーと、アリスって言ったか?アリスが人形と会話してて人形が浮いててその人形が…

まさに摩訶不思議!ドラゴンボールもびっくりする技術!ワンピースの悪魔の実か!?

ニンニンの実の人形人間か!?パラミシア系!?

 

「…おち、お、おちつけ…」

 

「お前が落ち着け。ここらじゃよくあることだ。人形が浮くなんてな」

 

「いや常識をとらえて考えて!?飛ばねえから!普通飛ぶわけねえから!」

 

「…早苗が言ってたわね。『幻想郷は常識の半歩先を行かないと!』って。つまり外の世界では非常識がこの世界の常識なのよ」

 

「常識の差が激しすぎるわ!半歩先って大股の半歩だろそれ!そいつもそいつでやべえ人生送ってんな!」

 

「…早苗ってそんな変わった子?」

 

「そりゃあ早苗だもんなぁ」

 

「ほら見ろ変人じゃねえかしばき倒すぞ!」

 

「片足片腕でどうやってしばき倒すんだ」

 

「…抱きついてそのままセッ」

 

「やめなさい!良い?口にしたら駄目。殺されるわよ?」

 

「…ハイ」

 

「…せっ…?」

 

「見なさいよ!魔理沙はsexのsすら知らない純粋な子なのよ!」ボソボソ

 

「純情にも程がある」

 

「魔理沙に一つでも汚い言葉覚えさせてみなさい!…抹殺されるわよ。博麗の巫女に…」

 

「それは勘弁願いたい!無理!死ぬのいや!」

 

「なんで私の話から死ぬ話になってんだオイ私死神ってか!?」

 

「…すまん、墓を建てるなら魔理沙の家の前に『お前死神だ』って掘った墓を建ててくれ」

 

「遠回しの嫌がらせやめろ!ていうかなんでそんな面倒なやり返しするんだ!」

 

「し、死んでる…!?」

 

「アリスもやらんで良い!」

 

魔理沙宅

 

「ここよね…さあ墓を」

 

「やらんで良いやらんで良い。つうかお前も思ってんのか!?私が死神って思ってるのか!?」

 

「いやね魔理沙。私たち友達じゃない」ザクッザクッ

 

「発言と行動が真逆なんですけど?」

 

 

 

 

 

 

 

 




ぎゃぁぁぁぁぁあぁあぁあ!?
ウソップが死んだぁぁぁぁ!?
嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁ!
…で、ネギトロ軍艦って美味いんですか?


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初キス

ちなみにファーストキスを見るといつも「童貞とかなら分かるけど…」って思っちゃいます


 

八雲邸

 

「…んげっもう10時か…最近時間が経つのが早い」

 

「そりゃあ貴方…もう霊夢が死んだくらいなのよ?」

 

「霊夢?あの博麗の巫女が死んだ?いつ?」

 

「嘘よ」

 

「嘘かよ!!」ドロップキック

 

「見切った!間一髪で回避!」スッ

 

「ほわぁぁぁぁぁぁぁ!?」ドンガラァッシャーン!

 

「…大丈夫かしら?」

 

いや、全然大丈夫じゃないです。しかし最近時間の経ち方が早い。さながら静かに走り抜けていく車のようだ…

意外とマジで。俺が300年生きたら100秒が1秒に感じるんだろうか。それはそれで怖いんだが…最近ぼーっとしてる時が多いからかな。

ぼーっとしてるからボケてきたってか。やかましい悲しくなるぞバカもん!まだ老けてないもん…

 

「…そういやたまにいるよね。予定が一つ崩れたら全部崩れる人」

 

「いやそれ今いう必要ある?ていうか大丈夫?」

 

「大丈夫大丈夫。でさ、その人って恋愛のことにも予定とか立ててんのかな?」

 

「さあ?好きな人といるのに予定なんか要らないでしょ」

 

「瞬きしたら骸骨になってるから?そりゃあ妖怪の単位だろうが」

 

「いや、貴方も亡霊だからね?生きてる亡霊だからね?わかってる?」

 

「いいやワカラナイドラゲナイソラゲナイ」

 

「いまひとつなんか要らなかったわね。で、貴方はそういう計画とかは立てるの?」

 

「ん〜…まあ大体は」

 

「そうなのね…それじゃあその計画を今から台無しにしてあげる」

 

「おおそうか俺は振られるのか」

 

「いやなんでそうなる!?」

 

「嫌な予感しかしないもんだからついうっかり」

 

「…じゃ、こっち向いて?」

 

「なんでだよ…んぅ!」ゴキッ

 

「体全体回してこっち向いてよ。なんで腰鳴らして満足してるの?」

 

「あ、そういうことか。何かするならかかってきやがれ!」

 

「それじゃあ遠慮なく」チュッ

 

「!?」

 

「やっぱり初モノ?」

 

「…接吻に初モノもクソもあるか。まさかここでキスされるとはなぁ」

 

こちら阿部新太。美人からのキスを確認、ドウゾー

 

人里

 

「息子が何かしでかしたような気がする…!」

 

八雲邸

 

しかしこれでどうだろうか。俺はそろそろ面と向かって好きって言えるかな〜と思ってたのに。

このキスでもっとできなくなったではないか。あれか。背中から抱き付けば良いのか?だーれだ♪って言えば良いのか?

そんな外の世界の常識なんて通用せんのがここ幻想郷だ。壁ドンより抱っこだバーカ!

 

「…どうだった?」

 

「とても頭が真っ白になりましたよ。ったくもう…これでお前の顔を見て好きだっていうのが少し先になっちまった。あ〜あ残念」

 

「それを早く言いなさいよぉ!?」

 

「それをいうよりも早くテメェがさっきのことしたんだろ。ぶっ飛ばすぞ」

 

「正論…!恋人に慈悲はないのか!?」

 

「残念だったな。この物語を考えてる奴の頭に恋愛という文字はないんだ」

 

「ああ…そういう(察)」

 

「さてだ。最近俺の布団が温めておきました状態なんだが知らない?」

 

「知らないわよ」

 

「…あっさり答えた…!?」

 

「いやあっさり答えちゃまずいの?『…知らないです(そっぽ向き)』が正解?正解なんてそもそもあるの?」

 

「じゃあ誰が秀吉だったか光秀だったかがやった草履温めておきました状態にしているんだ。なんかもう怖いぞ」

 

「…あ」

 

「どうした?」

 

「布団が元からあったかい説」

 

「残念だったなそういう日に限って既に布団はひかれているのだ。」

 

「まるで獣ね」

 

「…まあ今そんな寒くないしあったかくもないから別に良いけどさ。冬あたりからやってくれてたら嬉しかったなぁって。そう思う俺は多分もう手遅れなんだろうけどさ」ハハッ

 

「なんか家が手遅れ患者炙り出しみたいで嫌だ」

 

「ほとんど同じようなもんでしょ。命が手遅れな奴が今ここにいるし」

 

「あんたは死んでるわよ」

 

辛辣すぎて何も言えないくらいの正論で突き返された。そういや空って飛べるの?飛べないの?

どっちなんだーい!?亡霊って霊が付くくらいだから飛べるだろ。とびっきりな偏見だけどさ。

飛べたら気持ちいいだろうな〜そして鳥になりたいなぁ〜…いやまあなったらなったで大変だろうけど。

そう考えると全て嫌になってしまった

 

「世には胴体のことで気にしているメイド長がいるらしいわ。こんなモノ邪魔だと思うんだけど」

 

「それじゃああんたの能力で分けてあげれば?」

 

「…これまた心にくる正論…!」

 

「一生心に乗り掛かってろ」

 

数日後、メイド長のバストが3cmくらいデカくなった。

 

「そう言えば貴方今片腕片足なのよね?」

 

「そうだな。ゲゲゲに出てくる妖怪状態だべ〜↑」

 

「てことは今抵抗する能力ないのでは?」

 

「待て、これは違うぞ。いいか?それは違うんだ。魔法って便利なのが」

 

「知らないわ!私の独壇場よぉ!」

 

「ぎゃぁぁぁぁぁあぁあぁあ!?」

 

拝啓、お母様へ。

最近、彼女ができたのですが、彼女が想像以上にホームランを連発してきます。

対処法を人類の先輩として教えてください。

 

A.知らぬ存ぜぬ

 

 

 

 

 

 

 

 

 




知らない方がいいこともあんだってさ。


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我が補助経路

なんか思いつかない


 

八雲邸

 

「…あ、棒義足できた」

 

「…いや、あの、ちょっといい?」

 

「ん?どした?」

 

「なんで私の隣でそんなことを?」

 

「藍さんに言われてな」

 

「オーケーぶち殺す」

 

「仲悪いんだなぁ」

 

とりあえずあの発情期変態クソ狐は死んでも問題ナシ!

普通に眠かったりするんだな亡霊って。腹減らねえんだったら眠くならないもありだろ…

これも炎の宝物ってか?やかましい。一時期見ていたアニメにガンダムがあるがそのテテテンテテン...シュウ!ってやつの方が好きだぞ俺は。

CMの後に流れるアレな。アレが好きなんだな。

 

「…ん〜…歩き辛い。こればっかりは慣れるしかないのか。そのうち俺はワンピースの世界にいても死なないようになったりしてな」ハハハ

 

八雲藍部屋<ぴぎゃぁぁあぁぁああぁぁあぁ!

 

「…黙祷」

 

「はい」チーン

 

「…あ、橙ちゃんか。久しぶり」

 

「結構久しぶりですね。えーと…」

 

「阿部新太」

 

「そうそうアホビンタさん」

 

「はっ倒すぞ」

 

「それでどうやってはっ倒すのか聞きたいですね」

 

「それはな…こうだ!」ガバッ

 

「ひゃあ!?」

 

「ふぅ…え?」

 

俺が「こうだ!」と言ったのと同時に俺は橙ちゃんに壁ドンならぬ地面ドンをする。あれ、押し倒すって言うんだっけ?まあどっちにしろだ。そこへ紫が帰ってきた。まあだからと言ってどうと言うことはない。そう、どうと言うことはないのだ。

だからそんなに睨まないでください紫さんごめんなさいって謝りますから

 

「ごめんなさい」ドゲザッ

 

「…?ごめんなさいね。良く聞こえないの」

 

「申し訳ござ『はぁ?』ません…」

 

「…私言ったわよね。浮気はダメって」

 

「…え、付き合ってるんですか?」

 

「ええそうよ。で、どうするの?行動で示すならそれなりの」

 

「…ぇっと…」

 

「聞こえません」

 

「…修羅場…」

 

「死ぬかと思った…?これが俗に言う夫婦喧嘩というものですか。橙、お取り込み中だ下がれ」

 

「ア、ハイ」

 

「なんで押し倒したの?」

 

「…いや、その、煽られたもので…」

 

「煽られたから?私が前煽っても何もしなかったくせに?本当は橙が好きなんじゃないの?」

 

「いや、それはないです」キッパリ

 

「キッパリというわね…それじゃ、誰が好きなのかな?」

 

「…そう来るかぁ…」

 

「教えて欲しいな〜…」

 

「八雲紫です」

 

「…っしゃぁ!」

 

「腑に落ちん!」

 

「…あ、そうだ。私これから少しの間家を離れるのよ。世話とかは藍に任せてるから何かあったら藍に言ってね。私がいない間にどこかに行ったら駄目よ?良い?どこにも行かないって約束できる?藍に監視するよう言ってるから変な気は起こさないでね?」

 

「…わかりました」

 

「もし外に出ようとしたら…両手両足取る」

 

「外に出ないことをここに誓います」

 

「お利口さんね♪NTRとかにはならないように気をつけてよ?」

 

「NTRて…」

 

「ま、寝取られたら取り返すだけなんだけどさ。約束守れるわよね?」

 

「流石にNTRはされんさ…多分」

 

「は?多分?」

 

「スイマセン」

 

これが俗に聞くヤンデレというものか。なるほどこれは怖いし逆らえないし敵が強いし。

藍さんが監視?ホワイ!?wats!?もう一度おっしゃってください!?

それに適した妖怪が1人いるのだがその妖怪の手は借りれないだろうな。犬の発情期は年に2回って聞くし。

いやー本当に生物って怖えな!特に妖怪の山!アレもう動物園にした方がいいよ!

 

「…それじゃ、さようなら♪」

 

「はいはい…ワンピースも真っ青な恋愛事情になっちまった。こりゃアレだ。恋はいつでもハリケーンって奴だ。きつい」

 

「…終わったか?さて食事だ。食え」

 

「言い方ひどくね?なんかひどくね?…あ、うまい」

 

「そうか。それはよかったな…最近料理作ってたの紫様だし」

 

「え、うそまじで?」

 

「たまになかったか?ガチで不味いご飯の日」

 

「…いや、ない」

 

「あれ?そうだったか?…ま、紫様が腕を振るった料理に勝てる気はしなかったし別にいいがな」

 

「…そういや今思ったんだが朝にうなぎはないだろ」

 

「本当に今更だなお前」

 

「ごちそうさま!んじゃ部屋にもど」

 

「監視させるからここにいろと紫様から」

 

「知らない知らない僕は何も知らない」

 

「知っとけよ!」バギィッ

 

「はぶぁ!?」チーン

 

「…あ、ヤッベいつもの調子で殴っちゃった…紫様に叱られる…何時間寝れるかなぁ」

 

「死ぬかと思った」

 

「普通死ぬんですがね。それでは私もこの部屋にいるので…ああ、自慰行為とかは言ってくださいね。外に出ますので。sexは…お呼びください。早急に立てなくしてやります」

 

「…世界には知らない方がいいものもあるんだな…」

 

「あ、トイレはついて行きませんのでご安心を」

 

「うんそうだよな…トイレは?」

 

「お風呂は一緒に入りましょう♪」

 

「…今なら俺怒りによって目覚めたスーパーサイヤ人になれる気がする」

 

「さあ今すぐお風呂へ」

 

「行かねえよ!」

 

おのれ八雲紫!一番厄介な奴置いて行きやがった!逃げ出さねえと心臓に悪い!

けど俺はまだ健康に生きていたい!チクショウ俺にもっと力があればなぁ!幽香さんくらい強くなんたかった!

ああもう今畜生世界の終わりだ俺の中の世界の終わりだ!レイプは勘弁致す!

 

 

 

 

 

 

 




眠くてノリでやった。反省はしない


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ガンプラ

ガンプラ作ってました。MarkII作ってました。
肩ぶっ壊れました。
とりあえずファーストガンダムの肩で代用しておきました。
後上下を入れ替えました。ファーストの下半身がMarkII、MarkIIの下半身がファーストです。
いらねえよこんな報告!


 

八雲邸

 

「…紫のヤロー家を出てから1週間だぞ…そろそろ寂しさでうさぎみたいに死にそう」

 

「何故ですか私がいるじゃないですかぁ!?」

 

「…恋人と離れたら死ぬ病が再発した…!」

 

「嘘つけ」パチンッ

 

「何故バレたし…地味に痛いし」

 

おのれ紫め…1週間も会ってないとあいつでも恋しく思うもんなんだなぁって。これじゃただの惚気話だよ…

後朝食にどう考えてもデザートはついてこないと思うよ。そしてトイレも限界まで来ないはずだよ普通。

加えて言えばお前俺が寝てる間に布団入り込んでんじゃねえよ。NTRだぞこれ。紫がいねえとヤられるぞこれ。おまっ正邪と住んでた時期思い出すぞ…

いや、あんまり思い出したくはねえな。うん。

 

「…橙ちゃーん藍のことどう思う?」

 

「変態でなんでもいける系の雌犬でもある女狐」

 

「ごっぶぁ!?」(吐血)

 

「俺としては変態バイセクシャルセックス中毒者だと思うんだが」

 

「ぼごっ!?」(胃にトンネル開通)

 

「あ〜わかりますわかります」

 

「…すまん、私が悪かった」

 

「分かればよろしい」

 

「とりあえずトイレ行ってくるか…」

 

「新太様専用のトイレがあるのでそれをお使いください。橙も橙専用のトイレがあるから」キリッ

 

「…ここまで人を信用できないのは初めてだ。いつものトイレを使わせてもらう」

 

「私も同意〜」

 

「そんな…!300万円かけて作った特製盗撮ルームが…」ガーン

 

「盗撮ルーム?」

 

「よろしい。話を続けろ常時発情期」

 

「それはうさぎだろ!?…いや、まあ私の自慰のおかずにしようかなと…」

 

「勝利を約束されし聖剣!(エクスカリバー)」ズパァンッ!

 

「指から魔法ビーム!」キュイーン!

 

「えっちょっマ、マダン」ドガァンッ!

 

「…ちなみに今のはメラゾーマではない。メラだ」

 

「私も今のはベギラマじゃない。ザキだ」

 

「いやそれはダメだろ」

 

「ぐっ…!かはっ」チーン

 

…あ、死んだ。俺たちの勝利だ…!

独身野郎が恋してる奴に勝てるわけがないのだ!はーはっはっは!

と思っていたら橙ちゃんが睨んできました。え、何?俺心読まれてんの?独身ならぬ読心?

どんな駄洒落だバカやろ。そんなダジャレが成立するなら世の中とっくに終わってら。

 

「すいません、侮辱された気がするので叩いていいですか?」

 

「ダメと言ったら?」

 

「三発殴る」

 

「良いと言ったら?」

 

「三千発殴る」

 

「…だ」

 

「瞬足猫パンチ三千発!」シュバババッ

 

「めぅ!?」ヒット!

 

数時間後〜…カッコー!カッコー!

 

「オラは死んじまっただ…」グスッ

 

「この私が変態や外来人に負ける筈、ナシ!私の完膚なきまでの勝ちなのだ!」

 

「フェニックスは何度でも甦るのさ!」ズゾゾッ

 

「アッパー!」バギィッ

 

「はぐぁ!?」チーン

 

「黙祷!」

 

「まだ…まだ俺は死んでいな」

 

「瞬足蹴り!」ゲシッ!

 

「ほごっ!?」チーン

 

もうやだこの子嫌い…あたし、この子嫌いだわ!!

さっさと逃げないと精神と物理的な意味で死ぬ!精神がゴリゴリ削られていく!

ドリルで風穴開けられてる!途切れちゃう!

あのクソ化け猫があ、嘘ごめんなさい待ってください近づくなちょっと死にたくないですね待て、待て、待ってくれ!

 

「ヘル、ヘルプ!ヘルプミー!」

 

「カジキショット!」ズパァンッ!

 

「勝利を約束されしせいけぇ!?」バギイッ

 

「…弱いですね」フッ

 

「…誰か助けてください」

 

「橙!そこまでにしないと流石に私も」

 

「ただし藍。てめーはダメだ」

 

「なぜぇ!?」

 

八雲紫の長仕事部屋

 

「…これは長引きそうね…ああ恋人に1週間も会わないとこんな感じなのかしら?」

 

ピーピーピーピー!

 

「…カップラーメンってそんな早く出来るっけ?…ってこれ新太の危険センサーじゃん!?やっばさっさと行かないと多分犯されるか死ぬ!」

 

隙間<どーこーでーもードーアー

 

「飛び込め!」スッ

 

戻って八雲邸

 

さあどうするか。橙ちゃんのやべえ無双状態になっている。そうなるとどうなるかって?知らんのか。

紫ちゃんが来る。やったね俺!恋人に1週間ぶりに会えるぞ!初々しいな俺!会えるだけで嬉しいなんて!

でもなるべく生々しいことは避けるぞ俺!避けなきゃ作品が終わる…!

とりあえず落ち着くにはどうすりゃ良いんだ

 

「…橙、これはどう言う?」

 

「え、紫様?」

 

「…私の目には彼を殺そうとしているようにしか見えないんだけど」

 

「え、いやぁそんなわけ」

 

「いえ、その通りです」キッパリ

 

「そうなの…?それじゃあ罰が必要ね…」ゴゴゴゴ

 

「え、いや、そんなのいらないんで、本当待ってくださいって本当にマジで嫌っちょっと待っ」

 

「この部屋にいてね♪’ガララッ

 

…ぴぎゃぁぁあぁあぁぁあぁぁあ!?

 

「…黙祷」

 

「すんな!」

 

「うるせえ黙れ!ていうか紫、久しぶりだな!」

 

「あたぼうよ!」

 

「あったけ…」

 

「…藍、写真撮れ」

 

「承知しました。どんな風にでしょうか?」

 

「私が彼に抱きつかれているのがきっちりとわかるように取って」

 

「わかりました。とりあえず紫様は3点としていただきます。」

 

「いや3点って何よ私の点数なの?私が乗馬してることになってんの?んなバカな」

 

「…あ、切の寝顔しか撮れません」

 

「よしこれで良い我が家の家宝だ」

 

「ちげえよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




シンプルに!たった一つのシンプルな答えに!
俺はこう答えた!
「シンプルに眠い!」


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86話

サブタイトルが…思いつかねえ…!


 

八雲邸

 

「…ただいま〜」

 

「おかえり紫」

 

「うわっびっくりした」

 

「…ねっむい…」

 

やはり徹夜で待つのは無理だったか…ガチで眠い。

普通に死にそうなくらい眠い。今日来なかったら三日くらい寝てる自信がある。

恋の力は強いのだな。二日連続徹夜ができるとは思わなんだ。まあこれで愛しき紫さんに会えたんだし別にいい…のか?

健康と恋愛を天秤にかけたらほんとどうなるんだろう…健康が軽すぎて恋愛が地の底に届きそうな気がするZOY

 

「…ぁ、寝てた」

 

「いやもう寝て!?」

 

「それではお言葉に甘えて…膝枕」

 

「恋人っぽいことしようとしてるけど自分の欲が丸見えじゃないそれ」

 

「してくれないなら枕で寝るけど」

 

「存分に寝るがいい」ドンッ!

 

「やったぜ…」スヤァ

 

「いや寝るの早いな」

 

「…!?」

 

「藍しゃま…あれは…!」

 

「俗に言う膝枕…!?紫様があんな物を得ていたとは…!!」

 

「恋人らしいことをしようとしてああなったんですね」

 

「おいこら馬鹿それはないだろう」ペチンッ

 

「消力!」バギィッ

 

「…それはないだろ…?」チーン

 

「何をやっているのかしら?」スッ

 

「生首!?」チーン

 

「…え、えぇ…?」

 

三日後 部屋

 

「…あっ寝てた…今何時だっけ…あれ、おかしいな。針が進んでない…紫に聞くか」

 

「あ、ようやく起きたんですか。貴方三日寝てましたよ」

 

「…聞き間違いかな?今三日寝てたって聞こえたんだけど」

 

「聞き間違いじゃないですよ。寝てましたもん」

 

「…すまない、俺の理性がちゃんちゃらおかしいみたいだ」

 

「だから本当のことですって。ていうかそろそろ名前呼ばないと読者に誰がわからないんですよ」

 

「…ああ、変態亡霊の従者。一二三四五苦労さん」

 

「それわかる人あんまりいないんですよやめてください恥ずかしい。では紫様に伝えて来ますね」

 

「頼んだ〜」

 

…三日寝てたの俺…?72時間寝てたの…?嘘だろ…?嘘だと言ってよバーニィ。

しかし三日寝たからってそんな特別な感覚はないな。強いて言えば身体がだるいくらいだし。

だるいのはいつものことだった。はっはっは!笑えねえ…

不健康な暮らしをやめないとそろそろヤベェな。そろそろ永林先生から

『私の目が黒いうちはお前に薬を飲ませる』

とか言われそう…いや、ないな。絶対にない。そもそもあの人不老不死らしいし。煙草どこやったっけ。

 

「…メラ」ボワッ

 

「目覚めたと聞いて!」ガララッ

 

「ブフッ!?」

 

「…え?どうしたの?」

 

「こっちの台詞だ…ったく」スパー

 

「煙草…あ、死んでるから関係ないのか」

 

「死にながら生きてる的なこと言ったのはどこのどいつだったかな…ふぅ…」

 

「あ、そうそう。貴方が寝てる間藍が」

 

「待て待て待て!聞きたくない聞きたくない!つうか聞かせるなそんなもん!」

 

「あらやっぱり?藍って嫌われてるのかしらねぇ…やはり萃香とくっつけるべきか」

 

妖怪の山

 

「!友人の余計なお節介をかんじた…!」

 

八雲邸 部屋

 

「…ていうかやっぱりって言うなら聞かせるなよ!このやろー!」

 

「あら?あらあら?このやろー!とか言っても何もしないの?」

 

「ジャンピング in 突撃」ピョーン

 

「おうふ」

 

「まあ大体わかってたけど抱きつく形になるよなこう言うのって」

 

「あら結構大胆」

 

「おうふとかいってたくせに」

 

「やめて…」

 

「…あー落ち着く。紫の脚に頭乗せると落ち着く〜」

 

「…胡座だから結構股に近い…」

 

「これが俗に聞く恋人の特権…!?」

 

「やめんか」

 

「…まあ俺としてはリラックスできるから良いんだけどさ。ここが楽園だったのだ〜」

 

ここが俺の楽園!天国!全男性(女に無関心な奴を除く)に聞いたら100人中600人がここが楽園と答えるだろう。

それほど気持ちがいいのだ。ん?限界を超えている?なんだその臨界点突破みたいな奴…

そんなことワシ知らなーい!俺は俺の楽園を追い求めここに辿り着いたのだ!その感想を述べているだけ!

人の感想にいちゃもんつけるくらいならお前が感想を書き込めよ!

…なんだか一人でこんなこと考えてると思うと虚しくなって来た。ぅあ〜

 

「ちょっほんとくすぐったいから。やめて?ね?やめてくれる?」

 

「…渋々やめてやろう」

 

「なんで粘らないの?」

 

「人の意見は聞くもんだ。たとえそれが自分の意見に否定的であってもな」

 

「なんでそこだけ人道的になってるのよ…?でぇい次は私だ!」ルパンダイビング

 

「ギエピィィィィ!?」ドサッ

 

その頃廊下

 

「…あれが俗に言うフェラ…!相手に己の性器を舐めさせると言うあの…!」

 

「藍しゃまキモいマジ死ね」

 

「これが…ドS…!!」チーン

 

戻ってお部屋!

 

「…」

 

「…あ、待って心の準備がまだ」

 

「いや普通まって欲しいのはこっちだろ…?(困惑)」

 

「なんと」ムラッ

 

「…え、いや何すんだ紫?なんで俺の首元に手を伸ばす待て待て待て待て服を掴むな離せ引っ張るなぁぁぁあぁ…!」

 

「決めた!私このまま貴方を犯す!絶対に!徹底的に!快楽という渦に沈めてそのまま」

 

「やめんかぁ!」ミギフック!

 

「ぁがっ!?」

 

「…顎が揺れれば脳も揺れる…だっけ?とりあえず手を離せよ…普通立場が男女で逆だっつーの…」

 

「あ、頭が揺れる…」

 

「…恋人って襲う襲われるの関係だったかな…?」

 

 

 

 

 

 

 




恋愛観があんまりわからない。
ので強引にsexに近づけました。
R-15ついてるはずだしいいよね?
セック!


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87話

どうも、右側通行です


 

八雲邸

 

「…最近外に出てないなぁ…運動しなきゃ身体が鈍るって言うか鈍るのかコレ」

 

「どうでも良いけど義手作らないの?」

 

「…それもそうだな」

 

まあとりあえずイメージとしては…とあるゲームに登場するはいだらぁ!ってする義手を作ろうか。いや面倒だから手首の部分が回るやつで良いか。

出でよ義手!そして我が左手のなりたまえ!…違うな。俺のターン!ドロー!義手を攻撃表示で召喚!ターンエンドだ!

いやこれも違う。お前ら今『どうでも良いだろそんなこと』って思ったろ。どうでも良くないんだよ!普通に考えろてめー!

…まずは捻り出してみるか

 

「はいだらぁ!」ポシュンッ

 

「…なにこのTENGAみたいな赤いの…これが義手?」

 

「TENGA言うな。その通りこれが義手だ。切れた腕にくっつけて…さあどうだ!」

 

義手<シーン…

 

「…あれ、おかしいな」

 

「設計そのものが違うのね」ケラケラ

 

「笑わんでくれ紫。人差し指を…くいっと」クイッ

 

義手<クイッ

 

「お、できた。初期不良ってやつか。クルクルクルクル〜♪」

 

「…え、その義手ってそれにしか使えないの?」

 

「後はクルクル回して音鳴らしたり音鳴らしたり音鳴らしたりできるぞ。手首をクルクルしながら殴ると痛いぞ」

 

「当たり前よ。そもそもこの義手鉄製でしょ?普通に痛いわよ」

 

「…完全論破されたし」

 

「あ、そろそろご飯の時間だからそろそろ居間行かなきゃ」

 

「もうそんな時間かよ…急げ急げ」タッタッタッ

 

八雲邸の居間

 

「いただきます」

 

「すきやきをご飯にかけ」ガシッ

 

「…なにを言ってるの…?ふりかけは普通のりたまって一番言われてるから」シャッシャッ

 

「俺のご飯にのりたまが!?」シャッ

 

「私のご飯にすきやきが!?」

 

「…藍しゃま、私たちなに見せられてるんですか?」

 

「これが俗に聞く痴話喧嘩という物だ。目に焼き付けておけ。この後の二人の顔が知りたい」

 

「…ご飯だけ入れ替える?」

 

「すきやきをふりかけにする癖していい案を出すじゃない…乗った!」

 

「藍しゃま多分私達コント見せられてるんですよ」

 

「…薄々そんな感じはしてたけど認めたくない」

 

「まあそもそも本人達がまともじゃないしなぁ…みぎゃっ!?」グサッ

 

「…今とても不愉快な言葉が聞こえた。訂正求む」

 

「同じく…今確かにまともじゃないって言ったわよね?」

 

「…まともですハイ…」チーン

 

「…結局私は傍観者でいるべきなのか…?誰かの思考通りに萃香とくっ付くべきなのか?」

 

おのれ橙。紫を馬鹿にしやがって飯がうまい

しかし何故すきやきが否定されたのだ。訳がわからんぞ俺は。きのこたけのこどっちだって聞かれた時くらいだな。

争いが起こったのは…今思えば馬鹿馬鹿しい争いだった。その後キノコが勝ってボコボコにされたけど。

そうだよたけのこ派だよ!畜生きのこめ!

 

「…ご馳走様でした」

 

「食べるの相変わらず速いわね〜…」

 

「味わって食べてくれると紫様も喜ぶんじゃないでしょうか?ついでに感想も付け加えると良き」

 

「…俺はそういうの苦手なんだよな…美味かった!」

 

「いや一言だけっておかしくない?」

 

「感想を言うのがアレなんだよ。苦手っつうか嫌っつうか」

 

「訳がわからないわよ…」

 

「日向ぼっこの時間じゃ〜…ついでに義手弄り」

 

「鉄の匂いがぷんぷんするぜぇ!」

 

「やめてください藍しゃま見苦しくて敵いません」

 

「おいコラ橙言っていいこと悪いことがあるだろ」

 

「藍しゃまは言っていいことに分類されます」

 

「なんでだよ!?」

 

「虐待のことはまだ恨んでますから。じゃなきゃ誰もしないよ」

 

「この子悪魔だ…!紫さ」

 

「紫は 見捨てる を 選択した」

 

「8bit!?」

 

「…眠れない…!寝させてくれない…!」

 

「ご馳走様でした…と。藍お願いね〜♪というわけでルパンダイ」

 

「回し蹴り3連打!」バギッゴギッドガッ

 

「おうふえうふあうふ!?」

 

「…お前頭おかしいよ」(正論)

 

「あなたの心のない正論が私の心を傷つけた」グスッ

 

「え、ちょ、泣かないでくれ。どうすりゃ良いんだこう言う時って…」

 

女の泣き顔なんて小学生以来だ…いや少しは見たことあるかもしれないけど。

で、どうすれば良いのこれ。女が泣いた時の対処法なんて教わったことがない。

そうやってあたふたしてると紫が笑い出したのでとりあえずごめんなさいしといた。

ごめん紫、なんでそんなに笑うの?

 

「フフっ…あー面白かった」

 

「…泣いてないのか?」

 

「嘘泣きに決まってるじゃな」

 

「良かったぁ!泣かれたら俺はどうすりゃ良いのか全くわからんしな!」

 

「藍しゃま、あそこで純愛に連れて行くのは無理があると思います。主に紫様が…ね?」

 

「それにはわたしも同意せざる終えない。あのクソリア充滅べば良いのに」

 

「…柔らかい抱き枕〜♪」

 

「…これって褒め言葉?」

 

「褒め言葉」

 

「…お腹についたお肉のこと言われてる時から思えない」

 

「なんでやねん!」

 

 

 

 

 

 

 

 



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1613591587

進撃の巨人やってました。
サシャ死ぬ前にサシャでふぅ…ってなってました。
…見れませんよ。普通に考えて…


八雲邸

 

「…寒っ」

 

「気がつけばもう冬」

 

「俺が幻想郷に来て何年が経った…6年くらいか?」

 

「…さあ?」

 

「わけわからんね」

 

時間の立ち方が早いなぁ…現実では5ヶ月も経たないのにこの世界は数年経ってるんだもんなぁ。

笑うしかねえよ。そして春になったら藍さんどうするの?隔離っすか?犯されるんですか?紫について行けば良いのかな?

とりあえずそう思いながら俺は布団に潜る。こたつで丸くなる猫の如く潜りこむ。そして寝て起きた時には夜の10時とかがベスト。

…夜這いとかそんなのじゃなくて起きて夜の散歩をしたいからだよ文句あるか?

 

「…とりあえず寝るか…ん?」

 

「…」

 

「…人形…机の上に置いておくか。呪いの品とかだったらどうしよ。はははっ」

 

「…」ジーッ

 

「そういや外の世界であったなぁ。アイドルへの贈り物の中にカメラ入れて「真っ黒だったから」とアイドルを刺した事件。人形に入っててもおかしくはないだろうなぁ…流石にないよな?」

 

…多分気のせいだろ。寝るか

 

翌朝

 

「…圧倒的朝!圧倒的いつも通り!圧倒的日常!…圧倒的…敗北感…!」

 

「…あれ、起きてたんですか。いつもより早いですね」

 

「んぇ?今10時台じゃ」

 

「7時です」

 

「…結構早起きしたなぁ」

 

「紫様よりも遅かったのに…不思議なものですね」(人形回収)

 

「この世はでっかい宝島ってね。摩訶不思議なもんだよ世の中。とりあえずその人形をなぜ今回収した」

 

「…貴方のような勘のいい男性は好みです」

 

「君のような生きのいい狐は初めてみるよ…」

 

「らん〜…今8時じゃないの…7時には起こしてって」

 

「…紫、今7時じゃあなかったのか…?」

 

「え?いやでも私の時計がほら…8時って」

 

「あー!これ電池切れてますよ!?替えなきゃって言ったじゃないですか!」

 

「え!?嘘っ本当!?なんだごめんね藍」

 

「…きちんとしてくださいよ…」

 

「…おいこらしれっと人形を隠すんじゃない」

 

「?人形?」

 

あ、面倒なことになってしまった…そのあと俺は紫に説明してる間に逃げた藍さんを追いかけることになったとかならなかったとか。

 

その後1時間以上かけて追いかけっこを制覇した俺は人形を取ろうとしてないことに気がついた…そういえば紫が何か知ってそうだったようなそうでもないような…?「ああ、あれか」的な反応だったし。

…行ってみるか

 

「紫〜」

 

「!」ビクッ

 

「…人形知らない?」

 

「知らないわよ…少なくとも私は知らないわよ。藍じゃないの?」

 

「…嘘つきにお仕置き系お札〜」テッテレテッテテーテテー

 

「…私は人形にカメラを埋め込んだだけで使い道などは知りませんでした…」

 

「バッチリ知ってんじゃねえか!てめえ裏切りやがったな!」ウガー!

 

「え、なんでバレた!?」

 

「逆になんでバレないと思った!?」

 

おのれ八雲紫。おのれ妖怪の賢者。おのれ妖怪のストーカー…

どんなに寛容なやつだって一度はブチギレるもんだよこんちくしょう。

今!ここで!八雲紫の不審行動を正す!閻魔様呼んでくる!

 

「あ、閻魔様は今仕事が休みで約20年ぶりの休みとなっております」

 

「もうちょっと仕事の量減らしてあげようよ。20年連続で働いてるの?給料は?」

 

「時給20円」

 

「…待ってな。今計算するからな。電卓ってある?」

 

「ここに」

 

「えーと…365×24=8760…それに20掛けて…175200…時給、増やしてあげませんか?」

 

「閻魔様は無欲なものでして。お金などあまりいらないのです」

 

「いや、それはないんじゃないかな?流石にそれは」

 

「20年に一度の休暇を自ら決めたんですよ」

 

「…絶対最初仕事舐めきってたねその閻魔様。やばいね」

 

「残念でしたね。大人しく強い妖怪は労働力として使われる運命なのです。紫様は違うようですが?」チラッ

 

「なんで!?」

 

「…幻想郷の仕組みがいまいちわかんねーな…しゃーない映画見るか」

 

「えいが…えいがってなに?」

 

「…そこまで文明が遅れていたか幻想郷…!」

 

「まだ花言葉が教育の内に入ってる時代なのよ」

 

「あ、花言葉で思い出した。四葉のクローバーって復讐って花言葉があるんだよね」

 

「え、まじ?」

 

「…それって渡したら復讐ってことになるんじゃないかな?ってさ。ゼラニウムって花は『予期せぬ出会い』ってやつだしさ。ロマンチックな花が多いっすね〜」

 

「なんでそんなに知ってるの?」

 

「…ここで一回一回言わないと後で解説入れることになるからな」

 

「ああ…」

 

まあこの文章が次入ると思うんですがね!

それにしても花の匂いってどうしてあんなにも俺の鼻にこう…来る匂いなんだろうか。

あれがダメな人は香水もダメだと思うんだが…うーむよくわからん。つか香水の匂いってそれぞれだし。

メーカーとかによって違うし。趣向でも違うし。

 

「…ねむい。寝る」

 

「今思えばここって居間じゃないのよね」

 

「何を隠そう俺の部屋だ。そして藍さんどこ行ったつか人形どこやった」

 

「ああなる藍は発情期の前兆よ」

 

「ファッククソがなんでそんなこと言うんだよ怖いだろ!?」ガシッ

 

「あらあら、可愛い子で」

 

「外の世界の屈強な男でも可愛い子って言いそうな人は見たことがねえな。畜生…」

 

「春の間はずっと一緒にいられるのかしら?嬉しいわね」

 

「発情期の人間は一種のトラウマだよ…」

 

 

 

 

 

 

 




いやぁ…
主人公の設定を色々と忘れましたがなんとかなるもんですね!
大体2話あたりから忘れましたよ!


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キューティーボーイ

Mr.2が好きです(唐突)
あとウソップも好きです。
そして前回のタイトルの数字に意味はありません


 

八雲邸

 

「…いい湯だな〜…うん。君らがいなければいい湯なのに」

 

「NANDE!?」

 

「いや…逆にお前ら嫌な気持ちにならないの?」

 

「紫様…なります?」

 

「いや?そんなことが一度もなかったから…」

 

「…まったくもって訳がわからんぞこの二人組…」

 

「失礼ね。橙もいるわよ」

 

「なんでだよ!?」

 

「ひぅっ!?」

 

「…あっすんません…」

 

「橙、だいじょ」

 

「触んな」

 

「はうっ」グハッ

 

…なんでこいつらが俺の風呂が入ってる時に入ってくるんだ。たしかに「あ、間違えた」とかだったら許すよ?そのあと出て行くならね?

でもね?「あ…一緒に入りましょうか♪」って言い出す紫さんてめえが戦犯だコノヤロー。この幻想郷では除く除かれる攻め受けが反対らしい。性別な意味で

これじゃあいつかチンコついてたら女、チンコなかったら男とかになりそうだ。マンコとか頭の中で連呼すると頭がこんがらがってくる…やめろ!

さて、俺は身体洗ったし上がるか。精々貴様ら三人で風呂に入っておくんだなフハハハハ…ん?おかしいな。足が抜けない

 

「…何故だ足が動かん」

 

「紫様、罠にかかったようです」

 

「…え?罠?」

 

「うわ〜…無いわ〜」ドンビキ

 

「グハッ」チーン

 

「ちょ、お前らなんかやったか?」

 

「いいえ特に」

 

「なにもやってません」

 

「よっとぉ!?」ゴツンッ

 

「…紫様、あれは生きていると思いますか?私は死んだと思います」

 

「残念ね橙。あれはもう死んでいるのよ」

 

「亡霊という奴ですか?橙驚き」

 

「ていうか藍復活遅いわね」

 

「風呂場だから血が多く出たんじゃ無いですか?」

 

「…アリエール」

 

その後

 

「…待て。まあ待とうじゃ無いか。うん。たしかに俺はここへ一直線に来た。寄り道せずに最高速度でな。うん。なのにだ。な?なんでお前らがいるの?」

 

「あら、同棲してるんだから同じ部屋も同じようなものでしょ」

 

「知ってるか?大丈Vとかもう古いんだぜ?」

 

「え?嘘…!?」

 

「藍!?」

 

「てか出てけー!オラァ!ベギラマ喰らわすぞ!」

 

「妖怪の賢者に通用すると思うてか」

 

「人智滅相!相関図系!煤資産!六一我六!ベギラマ!」ピシューン

 

「いやまあそんなの関係なしに私は寝るんですけどねwww」

 

「…藍さんは?」

 

「夜這いしに来ました。夜這いされてください」

 

「橙は?」

 

「乗るしか無い…このビッグウェーブに…!」

 

「…そうか俺は今日紫の部屋で寝るか」

 

「そう。じゃあ明日あなたの部屋は女性の体液という体液でねちょねちょに」

 

「すまんそれは勘弁してくれというか体液ってお前ら俺の部屋でなにするつもりだ!?やっぱあれ?部屋燃やした方がいい?俺野宿の方が良い!?」

 

なんなんだこいつら!なんなんだよこいつら!?本当になんなんだよこいつら!?なんで俺が脅されるんだよ!?

神様仏様女神様!こいつらをどうにかしてやべえ発言だけでも取り消してください!お願いします!なんでもしますから!

ていうか藍さんは絶対犯す気で来てるだろ!さっき夜這いしに来たって言ったもんな!言ったもんな!?やだ!俺やだ!

せめて初めては逆レイプで済ませたく無い!頼む!助けてくれ!助けてくださいお願いします!

 

その夜

 

「…全員寝たか…」

 

「すぅ…すぅ…」

 

「んにゃ…」

 

「…」

 

「…良し、寝れるな。う〜寒寒…紫〜」ガシッ

 

「…夜這いは無理か…」

 

「なにを言ってるんだあんた?夜這いされるのは…お前だ」ガシッ

 

「ぅえ?え?ちょ、お、鬼?その身長から見て…萃香さん?ま、待って?これってどっちかっていうとレイプじゃ?あっあっ待ってくださっちょっ」

 

「き、消えた…!?」

 

翌日朝

 

「…素数を数えるんだ。素数を数えて落ち着くんだ。素数を数えて」

 

「…その、昨日はお楽しみ…でしたね?」

 

「…見てたんですか?」

 

「いや、まあ声が聞こえたもんで」

 

「…夜這いされるのはやはり貴様だ勇次ィィィィィ!」ルパンダイブ

 

「お前の行為を人はただのレイプと人は呼ぶ!アッパー!」バギィッ

 

「へぶぁっ!?」チーン

 

「…斬滅すべし!藍!」

 

「私が何をしたって言うんだ…!」

 

「…いや寒い。こたつこたつ〜「

 

「あ、紫様起こさなきゃ…」

 

「ていうかあれから本当に何もなかったな。怖いくらいだ。まるで何かをするために俺の部屋に…ぁえ?おかしいな。心当たりが無いぞ?オカシイ…」

 

「言っておくが私は何もしてないぞ。ただし監視カメラ設置は式神として当たり前のことな」

 

「ぁあ…ああ…」チーン

 

「…なんだ、やましいことでもあるのか?どれくらいやましいことなんだ?」

 

「ぃや、別にそんなことはないけど…プライバシーってのが人にはあるのよね?」

 

「何を言っている。主を守るのが式神としての役目。主の家族ならばそのルールは適用されます」

 

「…なんか今日のお前おかしくね?大丈夫か?なんかあったか?鬼とお楽しみしたからか?」

 

「はっきり言って感じちゃった自分が悔しい…!」

 

…なんで俺がこいつの性体験聞く羽目になるんだろ…?俺が何かしたのかな…

それともこれ途中で襲われるのかな?襲われたら終わるんですけどおわっ肩掴んできた…

そんなに嫌なら反抗すればよかったのに…多分実力的な差があるんだろうなぁ。前出てきた説明文にはそんなこと書いてなかったけど。

あれ、紫がいる…

 

「…私なんで式神の体験談聞かなきゃいけないのかしら?」イラッ

 

「アッ」

 

 

 

 

 

 

 

 




気分としては多分子供の体験談を聞いた時に近いんだろうなぁって


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睡眠時間

特にありません


 

八雲邸

 

「…しまった足の骨が折れた…」

 

「!?」

 

「ほほう!」

 

「にゃ!?」

 

「…なんで恋人より発情期の狐の方が積極的なの?おかしいよこの世界…ちょっ力つよ…ぉ!」グググ

 

「目の前には弱った男一人。そして発情期!犯すしか道はないでしょうが!ふんぬぅ!」ググッ

 

「…橙、少しここから離れていなさい」

 

「ア、ハイ」

 

そこから紫のブチギレ方はすごかった。

藍さんが一撃で沈み俺を襲いって待て待て待て待て待て待てまたんかお前順序を知れっつか痛いから足はやめれ!

νガンダムは伊達じゃないんだ!ならばν新太も伊達ではないはず!アクシズは無理でもせめて人一人くらいはああやっぱ無理

推進力がゼロ。さらば俺の童貞…はじめまして性体験…ウッウッ…

 

事後

 

「…」ムスッ

 

「いや普通立場逆じゃない?」

 

「ただいま戻りましたー。先程は随分とお楽しみだったようで」ニコニコ

 

「ヤメロォ!頼む!やめてくれ!俺を殺さないでくれ!頼むから!マジで!なんであっちがむすっとしてんだよ!普通襲われた方がむすってなるだろ!?」

 

「強硬手段に出させた新太の無防備と新太のエロエロフォルモンがいけないので私は襲わされた側である」

 

「そんな馬鹿な理論がまかり通れば世の中順序を踏むエロ本なんざとっくに消えてらぁ!」バチコーン!

 

「ハリセンは痛い…」

 

「恋人に襲われた俺の心の方が痛かった。これは不平等だ」

 

「出たフェミニスト特有のクソ理論。橙黙ってられません」

 

「お前はオリオリの実食ったミナかてめえ」

 

「ちょっと…心配してくれてもいいんじゃない…!?」

 

「部屋に篭るか…」

 

「それが懸命かと。まあ部屋に藍しゃまがいるんですがねw」

 

「なんですって!?やられたクソッあの女狐が!」ダッシュ

 

…嗚呼我が人生とは平穏と平行に存在する物なのだな。

拙者自殺しなければならないか…多分童貞消えたから魔法も出ないし。せめてロマンチックにやりたかった。

まあ人生理想通りに過ぎるなんてことはないだろうね。あったら怖いけど…とにかく俺の部屋から奴ら追い出しておかねえと明日の俺は生きていられるかどうか…

最悪の場合燃やしてやんよキヘヘヘヘ…魔道具部屋にあるやんけ。

 

新太部屋

 

「ふぉぁっちゃっどらぁ!」

 

「予想より3分も早い!?エヴァンゲリオンの内部充電が切れた時の第十の使徒並みの絶望!」

 

「手から何か出すと思わせて右ストレート(右回転)!!」バギィッ

 

「妖怪舐めんなゴラァっ!」ゴギィッ

 

「…え?wats?義手壊れた?なんで?」

 

「その安保面に時空を超えたパーンチ!」バギッ

 

「待ってください紫様!殴って成仏したら二度と会えませんよ!?」

 

「…手加減はした。藍、彼の布団のシーツを変えるわよ!」

 

「待ってましたぁ!」

 

1週間後

 

「なんか俺の布団のカバーずぶ濡れなんだけど誰か知らない?つか藍さん知ってるよね?」

 

「イエ、何も知りません」(カバー変え忘れた)

 

「…紫は?」

 

「大好きな人の布団でオナニーって興奮するし気持ち良いしなんだかとっても背徳感があって…ッ!!」

 

「おかしいだろ!?」スカッ

 

「…効かぬわっ!」

 

「おかし過ぎるだろ!?」

 

「…橙は幻想郷の崩壊を読み取りました」

 

今橙ちゃんが不吉なこと言ったけどそういうレベルじゃないくらい目の前には変態オナニー野郎がいる。

いやこの場合はクソ尼っていうのかな?どっちだっていいやていうかそれ俺のパンチじゃねえかお前変態にもほどがあるだろ!?

人にはモラルとマナーってモンがあってだなおい紫ちょっと待ってくれますか!?俺フランキーじゃねえんだからさ!

パンツないと困るの!決めポーズ決めれないの!分かってるの!?

 

「…好きな人間の パンツ取れずにいる人間が 変態と呼べる物か!」

 

「お前はキャラ崩壊の要かてめえ!オラっお前紫捕まえたぞ!馬乗りになりゃこっちの物だ…」

 

「やだ、大胆なのね…」

 

「待てなぜ顔が赤くなるおかしいだろ待てよオイ待てやクソカスオイ待ってくれよクソカスおい!?」

 

「橙は八雲邸の崩壊を読み取りました。藍しゃまの崩壊は後3秒で来て欲しいです」

 

「橙、こんな映画の終わり的な感じのわちゃめちゃ感に紛れてしれっと言わないでくれるか心が痛む」

 

「勝手に炒めてろその心を橙が食すから」

 

「紫さんほんとお願いしますから変態行動は謹んでくださいよほんと…!」

 

「いいじゃないの一線越えたんだから細かいこといちいち気にしなくても」

 

「気にするよ!?なんでならないと思ってるの!?なんで!?」

 

「ちょっと待って…霊夢〜どうしたの〜?」

 

『魔理沙がいなくなったんだけどどこぞの異変免罪者がやったとか知らない?』

 

「…いや、それは知らない」

 

『そう。ありがと。それじゃあそいつに言っておいてくれる?[何かしたらぶち殺す]って』

 

「わかったわかった…で、何かした?」

 

[してねえよ!?」

 

 

 

 

 

 




最後は主人公くんが疑われて終!


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進撃の巨人

今日Twitterのタイムラインに進撃の巨人のアニメが出ました。
好きな子が死んだので見るだけでも苦しいです。
ははは…
Twitterで好き勝手やってても所詮は人間なんですよ!
ヒョーヒョヒョヒョヒョwwwwww


 

八雲邸

 

「足の骨折が治らない〜!」

 

「…そういや前に聞いたんだけど骨折って気絶するくらい痛いのよね。なんで気絶しないの?」

 

「それほどの痛みなら俺はもうとっくに味わってるわ!お前撃ち抜きやがったもんな俺の足!」

 

「…ああ、そういう…」ズーン

 

ちなみに骨折したことないので痛みはわからないです。

待て、なんだ今の邪念…!?

紫の奴は自分のやったことを思い返すとその時以上の気持ちが蘇ってくる派?

黒板のキーって音を思い出すと鳥肌が立つ派?いや実は俺もそうなんだけどさ。ウッ思い出しただけでも鳥肌が…

あーやだやだ…

 

「…」ブルッ

 

「どうしたの?黒板の引っ掻き音思い出し…」ブルッ

 

「…二度連続はやめてくれ身体全体に響く…!」

 

「ごめんなさい」

 

「ただいま戻りました紫様〜」

 

「紫様〜」

 

「あらおかえり。それでなんだけど缶ドロップス買って来た?」

 

「フフフ…売り切れてました!全店回りましたけどね!」

 

「猫なのに圧倒的ブラックチョコ!」

 

「…缶ドロップス…そういやここ外の世界と文明が遅れてんのか」

 

「遅れてて悪かったわね。どうせ電話も繋がらない言葉だけがやってくるど田舎ですよ〜」

 

「…その割には前香霖堂ってとこ行った時に電柱置いてあったけどな」

 

「あー…まぁ外の世界からたまに流れ着くのよ。今はもう見る影もない村とかからね」

 

「…へー」

 

香霖堂…あれ、結構久しぶりの施設紹介?そもそもやってたっけ?

幻想郷のいわゆる「物に限定した何でも屋」。店主が変人で使えないガラクタが流れ着いても取っていく。

ただし幻想郷のものにはなんの反応も示さず、『あ、そうなの…』と言って終わりである。ちなみに幻想郷の女の子には…?

物を売る店のくせに原価が0円とはいかがなものかと思うが拾い物で商売してる時点でそんなもんだろう。

羨ましい

浅ましい心が出たが別にどうということはない。

 

「…あー別の作品だったら」

 

「別の作品とか言わないで!ていうかそれ言ったらこれを読んでる人が死ぬ!」

 

「…そうか。あっちとこっちの世界ではリズムが違うんだった。じゃあ参考までに題名でも」

 

「猫パンチ!」シュッ

 

「ぶべらぁっ!?」ドゴォッ

 

「…紫様!橙メタい話しする奴ぶっ飛ばして起きました!」

 

「よくやった橙!だが手加減を覚えてね橙!?死んで成仏したら元も子もないから!」

 

「死んでごめんじゃないでしょうに…!」

 

「死んで骨だけはやめてくれる!?」

 

「…これ見せられてる人達の心考えたことあるんですか!?」

 

「あ、藍いたの…ごめんね気付かなくて。今度からはコントにいれて」

 

「誰が入るもんですかそんなコント…」

 

「…いや俺は割と真面目だったんですけど」

 

「黙れ全てのギャグの根源」

 

「黙れ橙から発情期と性欲と感情を奪ったクズ野郎が。橙ガチギレ」

 

「ぐっぱぁ!?」トケツ!

 

「血吐いた!?」

 

「あらら…とうとうここまで…橙にゃこのステージは早すぎるよ…グフッ」チーン

 

「…し、死んでる…!?ってお前もコントに入ってんじゃねえか!?」

 

「はっ!?」

 

…なんだろう。この九尾のクソ狐…ぶん殴っても特に文句言われなさそう。

恐ろしいねェ〜…動物が化けた妖怪達のイカれた愛情…!発情期は流石にノーカウント。あれカウントしたら死ぬ

千年生きてる大妖怪ともなると全員が全員化け物地味て怖すぎるね…ああ怖い怖い。

まぁ恋人がその大妖怪なんですがね!アッハッハッハッハッ!

 

「…あ、背中鳴った」パキッ

 

「あ、拳鳴った」ゴキッ

 

「すいません普通ボキッとかコキッですよねなんでゴキッて出てくるんですか?」

 

「…あ、指の関節折れちゃった。いけないいけない…」

 

「すいません今藍さん料理中なんですよね指の関節折っちゃって大丈夫なんですかオイ!?」

 

「…いや、大妖怪ともなれば指の骨折くらい2秒で終わりますし」

 

「おかしいだろ!?」

 

「…まぁ500年生きて精々5秒だしね」

 

「紫何それ500年生きてりゃそんなに治癒力高まるの?それ身体能力のピークきてないよね治癒力のピーク来てないよね!?人間でも1ヶ月くらい掛かるよ!?」

 

「またそんなにわか知識で喋ってると次邪念が入るわよ?」

 

ただの偏見です

嘘だろ紫の言う通り邪念が入って来た!?

ていうかなんで紫は俺の頭の中に邪念入ってたの知ってるの!?読まれた!?思考回路読まれてる!?

流石は大妖怪俺の夜な夜な妄想しているエロエロは既に把握済みか…!俺のエロネタの行き場のないことやら…

 

「…一つだけ言っておくと私心読めないわよ」

 

「え?マジで!?じゃあさっきの邪念云々は」

 

「そんなものご都合主義に決まってるでしょ。むしろ今の時期ご都合主義じゃないと無理なところあるの。あんたが死んだ時とか」

 

「俺が死んだのご都合主義だったの!?じゃあ俺が今亡霊になってるのも!?」

 

「ご都合主義です。強い思い持ってなさそうな人間が亡霊になれるわけないでしょ」ビシッ

 

「正論…!ていうか俺がここにいる理由は」

 

「それはもちろんご都合主義です。心に火でも灯らせてください」

 

「ゲッダン☆嘘も夢も現在(いま)もどうでもいい」

 

「まさかここで聞くことになるとは思わなんだ」

 

「…助けておくんなまし」

 

「無理です☆」

 

 

 

 

 

 

 




その後八雲邸には彼の嫌だ嫌だという声が響いた後、ギシギシ音が鳴ったとか鳴らなかったとか。
R-18バージョンとか作れる奴尊敬してます


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人生とかけてオープンワールドと解きます。

その心は…どちらも何をやっても良い世界でしょう。
法律なんてやったらどうなるかが書いてあるだけなんだもんね。
マインクラフトと同じ


 

八雲邸

 

「…アイス舐めるだけでフェラ想像する奴の気がしれない」

 

「どうした…まさかとは思うが紫様の目の前でフェラやって欲しいのか?」

 

「どうした発情狐。とうとう頭の思考回路がぶっちぎれて性欲の回路しか残ってないのか」

 

「どうしたの藍。今そこでぶち殺されてえなら今すぐぶち殺してあげるわよ?」

 

「橙幻滅」

 

「トリプル攻撃…!」ドサッ

 

「…動物が妖怪になるとみんなこうなるモンなの?妖怪の山が乱行の山になるみたいに」

 

思い返せば妖怪の山で追いかけ回された記憶しかない。

これはうろ覚えだが妖怪の山での記憶は走り回ってる記憶しかない。なんで?なんでなん?

外の世界の俺なら大歓迎。むしろ喜んでセックスしに行ったはずだ。なのに何故俺は走り回っている?

答えは単純明快組織を崩壊。相手が搾り取る気で居たからだ。多分発情狐来ていたんだろう。全員…無理だろ。

どれくらい難しいかっていうとのび太がジャイアンとの喧嘩で秘密道具を使わずに根性負けなしで勝つくらい難しい。

 

「…あ、魔道具魔道具」スッ

 

「銃!?撃ったら撃ち返す!」スッ

 

「橙の早撃ちはなんと0.003秒です。人とは訳が違うんでさっさと負けてください」

 

「紫様の式神でいる私の早撃ちはもはや計測不可能。音速を超えます…勝てると思いますか?」

 

「…で煙草…メラ撃ち〜」ボワッ

 

「魔道具かよ!?なんでだよ!?なんで!?なんでそうなるんだよ!?」

 

「藍しゃまうるさい少し黙ってろ。耳が痛くなるっつの。ミンチにすんぞ?」

 

「ひき肉にして食ってやろうか?私の恋人を撃とうとした罪は重いわよ藍」スッ

 

「いや紫様も疑ってましたよね殺そうとしてましたよね絶対私悪くないですよね!?」

 

「…ふぅ…外出てみるか…」スッ

 

「消えたぁ!?」

 

人里…ではなく紅魔館

 

「…っと。紅魔館か…逃げよう(即決)」

 

「まあ待ってくださいよ」ガシッ

 

「…ちょ、離せって…」

 

「良いじゃないですか♪たまにはセックス三昧というのも…!」グググ

 

「痛い痛い痛い!美鈴さん痛いって!空気砲!」ズドォンッ!

 

「おわっ!?…痛いですね。危うく意識が飛ぶところでしたよ。今の紅魔館の現状分かってます?」

 

「…何それその北斗の拳のあらすじみたいなのに行く前の説明みたいなのって待てよまだ説明には行かせ」

 

時は異変解決から数ヶ月(多分)

紅魔館はもはや乱交館となっていた!それに妖怪の賢者も巻き込まれたとか巻き込まれなかったとか。

ことの発端は異変!異変の時に図書館にいる淫魔、小悪魔の策略とパチュリーの爆発的な性欲のおかげで主人の妹、フランドールまでもがエロに染まった!

そんな時現れた救世主が紅魔館当主、レミリアであったのだ!しかし哀れレミリア。部下の裏切りに気づかずにヤラレてしまう!

そのまま紅魔館はエロへと染まって行き、乱交館としての道を歩んで行ったのであった…

 

「北斗の拳もびっくりなモンだよこれ何すんだよ離せよ痛え!?」

 

「私実は異性じゃないと興奮できないんですよ。ですから…ね?良いでしょう?押し倒させていただきます!」ドサッ

 

「鉄腕アトムもびっくりな手からロケット!」ゴォォォ

 

「!?」スカッ

 

「さーらーばーだー!はははははー!」

 

「…はぁ…空飛ぶの得意じゃないんですけど…ね!」ピョーン

 

「さて…逃げられたからさっさと人里の様子でもっとぉ!?」

 

「いつ…誰が逃げられた…って言いました?すいません私耳が悪くて…」

 

「やめ、やめて!お願いですから!ちょっと腕きつっ…空気砲…最大威力!」ドッポォン!

 

「うわー」

 

「…なんでしがみついてられんのお前!?」

 

「中国格闘技を使う者これしきの衝撃で死んだら笑い物ですよはっはっはっ」

 

「飛べよ少しは!?さっきの意識云々はなんだ!?嘘か!?」

 

「…逆に嘘じゃなかったらなんだと思います?」

 

「絶望を俺に押し付けるなぁぁぁぁぁあ!」

 

数時間後

 

「…意外と落ちない…空中セックスでもするつもり?」

 

「いえ、なんででしょうか。落ちませんね…あ、落ち始めた」ヒュー

 

「なんでおまえはそんなれいせいなんだよ!?」

 

畜生紅魔館なんで来るんじゃなかった!こんなところ来たら犯されるってそれ1番言われてるのに!

ここには時を止めることができる奴がいると聞く!つまりそうなったら…時止めレイプ…!!それは男の特権ではないのか…!?

外の世界の男の夢だったようにここでは女の夢になっているのか!?どんな夢だよ!どんな世界観で生きりゃそんな世界観になるんだよ!?

おかしいだろうが!?

 

「ちょっ地面近づいてるって待ってどうすれば良いんだって」

 

「私の力が有ればこれくらいの高さ屁でもないですよ」スタッ

 

「…お前はな?俺はお前に抱えられてても振動が来るんだよ。セックスもしてねえのに子鹿だよ。歩いてもねえのに子鹿だよ」

 

「…ヤル気あるじゃないですかぁ♪」

 

「美鈴。さっさと仕事に戻れ」

 

「げげっ咲夜さん…お尻にナイフはもう懲り懲りですよ〜」

 

「…ケツにナイフ!?」

 

「あら?御所望?」

 

「いらんいらん用意すなどこからとってんだお前!?」

 

十六夜咲夜…時を止めて主人を犯すようになってしまったレイプ兵器。

もはや彼女を止めるのは誰にもできないだろう。出来たらそれはヤンデレ達だ。

 

 

 

 

 

 

 

 




エロぶっ込んでなかったのでぶっ込みます


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天然色

更新するの忘れてました。
ワロタ


 

人里の前

 

「…そういや追放されてたんだった。結局俺は入れずじまいってか…おや、空に未確認飛行物体発見あのちょーっとだけ深い青の髪色は…ホームレス先輩だ」

 

「誰がホームレスですか!?」

 

「どうした我が付喪神よ」

 

「…って、前あった人だ…コホン…前会った人ですね」

 

「よ〜先輩お久しぶりー」

 

「天子はこんな男付喪神ちゃんのお婿に認めませんよ!」

 

「俺はもう結婚してるよ」

 

「…本当ですか?嘘くさい…」

 

「まるっきり信用してねえなてめえ!?」

 

天子…やべ、苗字忘れた。

はっきり言ってこんなにやるモンだっけ…?

天人サマ。ワンピースで言う天竜人に近いと思う。でもこいつはドフラミンゴ。

元々は地上の人間だけど天人になれちゃったキャピ☆って奴。意外と人受けがいい。

彼女の同人誌ってどうしてドMが多いんですかね腹が立ちますよぉ!

付喪神に憑かせてやってる立場。というより付喪神に憑いてもらう代わりに友達になってもらってる。

実は周りと馴染めずにいた寂しがりな女の子。

 

「…んま、こちとら人里から追い出された身だ。次入ったら妖怪扱い…全力で討伐するってさ」

 

「ああ!あの時紫苑が持ってきた紙切れの奴か!」

 

「うわっちょっと天子さん!?」

 

「…嫌なモンだ。一部の妖怪は入っていいのに一部の人間は入っちゃダメってのはね」

 

「はー?なにそれあり得ない!なんであんた追い出されたのよ!?私が直接文句言いに」

 

「行くな。もう良い。もう終わったんだ。俺の人生は身体を何回か撃ち抜かれて終わり、亡霊生活もそろそろ落ち着き始めるかなと思ってる矢先に邪魔すんじゃねえ」

 

「…じゃ、じゃあ!あんた、そのまま泣き寝入りするつもりなの!?」

 

「ま、そうなるわな。理由なんて知らない、みんな『追い出せてよかった』そう思えてるなら俺はみんなから余計だと思われてる証拠。そんな俺がそこに立つだけで邪魔なんだ。泣き寝入りするしかねえわな…」

 

「悔しいでしょ!?悔しくなきゃあんた人間じゃないわよ!」

 

「うるせえな…俺はもう亡霊なんだって何回言えば分かる?俺はもう人間じゃない。人間の形した魂なだけだ」

 

「じゃあ…なんであんた地上に出て来んのよ…それならいっそ冥界でじっとしてなさいよ!」

 

「そうするのが亡霊として果たすべき義務なんだろうがなぁ…俺も一度だって良いから人として認められたかったんだよ。そんなチンケな願いでここにいるんだ笑え笑え」

 

「…すみませんシリアスな展開の途中悪いんですがここ人里の前だから騒ぐと退治されますよ」

 

「おぉ、そりゃすまん助かる」

 

「それじゃ、あの小さい家に行きましょうか。あそこ私が買った家だし」

 

「はへー」

 

一応わかってんだ。自分が死んでるってことくらい。

死にたいが本当になるなんて思いもしなかった。地獄には嫌われ者が住むって聞くがそこほど心地の良い場所はあの時までなかった。

今じゃ紫の家が心地良い。ただ、また地底に行ってお空さんと馬鹿になりたいなぁ…

一度でも良いから一瞬でも良いから俺は友達が欲しかったってつくづく思い知らされる。ま、まあ外の世界ではいたけど?

…幻想郷に入ってからの友達というか恩を売られた奴は正邪だった。またあいつと一緒に人力車作りてえなぁ…記憶が蘇ってくるぜ。

 

小さなお家

 

「…まさか、先客がいるなんてな」

 

「ま、私たちこのために見張ってたフシもあるし」

 

「それじゃあ私たちはこれで」ガチャッ

 

「…久しぶりだな正邪」

 

「おう…ま、まあその…今回は前のことを謝りたくて…」

 

「そりゃありがとうと言いたいな。許してやるとも言いたいな。ただ、それが出来ないってのが俺の本心だ」

 

「…やっぱりそうだよな。裏切った方が謝って許してくれだなんて…ハハ…そうだ、話の種として一つ世間話でもしようか」

 

「…俺が紫の家に行ってからかぁ」

 

「紫…フッ、これでも私は指名手配犯だった。そりゃあ人から妖怪まで幅広く追いかけてくるほどにな。一度捕まったことがある…っと、これは違うか。まあまずは妖怪の山からだな」

 

「妖怪の山か…良い思い出がないな」

 

「まあほとんどは変わっちゃいない。守矢神社の巫女が元気にやって、妖怪の山も春になれば乱交の山になる。でも変わったところもあるんだ。一人、死んだんだ」

 

「死んだ?」

 

「まあ言っちゃえば当然みたいなモンだが…射命丸文、あいつが何か機密事項に触れたのか即死刑で、身体が妖怪の山に転がってたって話だ。首はまだ見つかってない…そんな話だ」

 

「お〜怖っ」

 

「でも、妖怪だからと人里のみんなはスルーして私を追いかけてくる。隙間妖怪はもはや私に興味が尽きたのか、なにもしなかった。その理由が男とは知らなかったがな」

 

「恥ずかしい限りだ」

 

「…幻想郷は楽園なんか言われてるけどね。結局楽園なんかじゃなかったってわけだ。自称楽園だよここは」

 

「犯罪者がよく言うねぇ」

 

「お前も犯罪者の仲間入りだろうが…まったく、お前がそんな状態でなにも言われないのは八雲紫となんか関係があるからか」

 

「いや、晴れて免罪だ。ただただ免罪。万歳!」

 

「…羨ましい奴め。指名手配犯なんで捕まえたって金すらもらえねえっつうのに」

 

「…どゆこと?」

 

そっから人里流の犯罪者を捕まえる手順を正邪から聞いた。

1、まずは金で人を釣り、探しに行かせること。この時の金額は馬鹿みたいに高くても構わない。

2、犯人を捕まえてきたら必ず『自首した』に変え、捕まえたやつも共犯者として処分。

とまぁすごいやり口だ。自首したなら金は動かない。陰謀論の一つでもできそうなのに…不思議だ。

あ、もしかしてあの変態記者、それに触れて死んだんじゃね?

 

「…ま、全部私が経験したことなんだけどさ。私を捕まえたって嘘ついた奴が死んだってのは耳に入るからな」

 

「なんで残酷な耳してんだお前」

 

 

 

 

 

 

 




ビンクスの酒


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忘れてた

前のタイトルが天然色だったじゃろ?
君は天然色っていう歌の歌詞に「別れの気配をポケットに隠していたから」って歌詞があってな。
つまりそういうことじゃ(^^)


 

小屋

 

「ふーん…つまりこういうことか」

 

「うん、どういうことかは知らないが多分そうだと思う」

 

妖怪の山で一人死亡者が出て、永遠亭にやべえ奴らが出てその対処に追われて過労死しかけてる医者がいる。

紅魔館は乱交館で冥界は純愛施設、人里では俺と正邪が追い出されている状態…地獄は知らないと。

ふむふむ色々わからんが多分こんなもんだろ。

さーて…帰るか!その前に義手作るか。考えりゃ片腕ボロボロのまま過ごしてた…

 

「…義手完成!はめて…良し、これでドア掴めるので私生活問題ナシ!」

 

スキマ<ウッス

 

「んなわけあるか」ピッ

 

「義手がデコピンで取れたぁ!?」

 

「うわスキマ妖怪」

 

「…うちの旦那に手出したら地獄よりも地獄見せてやるからな」

 

「ア、ハイ」

 

八雲邸

 

「痛いんザ・ミラー」

 

「知るか。良い?今後私と一緒に暮らすわよ。ずっと一緒に暮らすわよ。絶対に離してやるもんですか」

 

「新手のヤンデレですかなんですか」

 

「…それじゃ、そろそろ寝ましょうか」

 

「は?いや今まだ昼じゃ」

 

「今はもう夜よ。藍ももう寝ちゃってるのよ。さ、早く寝なさい。その後私が襲ってその勢いでセッブェ!?」バギッ

 

「…なんか妙に親切だと思ったらてめえそれが狙いか!?」

 

「い、いたい…失礼ね!きちんと避妊するつもりよ!」

 

「つもりってなんだぁ!?そもそも襲う時点でダメだ!」

 

「…っ良いじゃないのちょっと繋がって出すだけなんだから別に!」

 

「人はそれをレイプって言うんだよ分かってんのか!?逆レイプなんて聞いたことねえわ!」

 

「…じゃああなたの性欲マックスまであげてやる!」ムキー!

 

「いやそれはずるいって絶対それはなしって」

 

そこから先の記憶はない。最後の記憶は紫の思い切りの良い『えいっ!』と言う声が聞こえた記憶だった。

意識が戻った後、俺と紫は何故か抱き合っていて、少し怖かった。なんか俺やらかしたんかな。いや多分やったんだな。

紫なんでか疲れてるし。ああこれもうセックスしたねこれ。2回戦どころか10回戦くらい行ったでしょこれ。

俺そんな体力ないんだけど。理性よりも性欲があったんだけどなんでか藍さんまで疲れてんだけど!?

あっちは何!?別件だよね!?鬼に抱きつかれてるもんね!?

 

「ハァッ…し、死ぬかと思った…セックスで死んだとあっては妖怪賢者の恥…!」

 

「…何時間ずっとやってたの?」

 

「え?…1週間近くうなぎ食べながら」

 

「!?」

 

「すんごい気持ちのいい1週間でした♡」

 

「…6日間…!?」

 

「あら、藍は萃香とヤったのね」

 

「…ちょっと紫様助けてください…流石に1時間マンコ足で押さえつけられるのはきついです…!」

 

「発情期になればそれでイケるようになるから大丈夫よ」

 

「クソがぁ…!」

 

「まるで地獄絵図だな…ん?」ガシッ

 

「…ヤりますかね」

 

「あら、藍も乗り気なの?それじゃあ私も…」

 

「…超高速空気砲!名付けて空気砲!」ドンッ!

 

「!?…どうした?ただ風が吹いただけのようだが…」

 

「あらあら…それが苦肉の策ならもう終わりね…」

 

「…今週の!びっくりドッキリメ」

 

「口封じ!」

 

「んむっ!?」ズキュゥゥゥゥン!

 

「す、すごい!さすがゆかり様!口封じを口実にキスをするとは!」

 

「そこに痺れる憧れるゥ!」

 

あ、橙ちゃん…ヘルプミー…ちょっとだけ助けて…あ、お前逃げんなおい

ごめんなさい逃げないでくださいお願いします本当にお願いしますからマジで!

助けて!待って!待ってください!助けて!嫌だ!なんでこんなレイプ紛いな感じでセックスするの!?

ほとんど発情期の妖怪じゃねえか!?

 

「…仕方ない…これを使うべきか」

 

「何…!?」

 

「な、何が出てくるんだ…!?」

 

「空気を圧縮させて放つ技…名付けて!空気弾!」

 

「いやそれそのままじゃ」

 

「いやちょっとそれは被害広そうだから自重し」

 

ドッカーン!

 

「…いや効果音安っぽいな。もう少しまともな効果音はなかったものか…」

 

「…ぐっ…!どうした…!それが本当の切り札のようだが…グフッ」

 

「フフ…私たちの性欲がこれしきの風なんかに負けてたまるもんですか…!」

 

「良し、もう一発行っとくか」

 

「人生の最後になろうとも私は犯す!」

 

「なっ!?藍ちょっとそれはおかしいわよあんた彼女じゃないでしょ!?」

 

「空気砲!」ドンッ

 

「きゃあ!?」

 

「んにゅっ!?」

 

「…?空気砲!」ドンッ

 

「やめてください!」

 

「敬語はないでしょ藍」

 

「…???」

 

ほんと最近思うんだけど…マジでなんなんの?こいつらのギャグ的存在…

正邪と再開してからそれが浮き出るようになった…もうわけわからねえ…

どうでもいいけどこいつらの謎の耐久力どうなってんの?空気を圧縮した弾でも死なないとかどんな体してんの?

ワンピース参考にして作った技簡単に越されちゃ困るよ…

 

 

 

 

 

 




明日休みにならねえかな


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これいつ終わらせれば良いの?

よくタイミングわかんないんだけど…
いやマジで。
分からんのよ。
どれくらい終わるのが分からないって聞かれると銀魂の終わる終わる詐欺並みに分からない。


 

八雲邸

 

「…なにこれ」

 

「作りすぎちゃった…」

 

「作りすぎって言うかそもそもこれ材料どこにあったの?俺の目の前に広がる漫画の如く山積みになってるこの大量のエロ本、なんなのこれ。よくこんな紙あったな藍さん」

 

「…私の体験談を本にしたら…私自身が興奮して…その…ああそうですよ私が興奮した勢いで描いたんですよバーカ!」

 

「主人のパートナーに向かってバーカとは何よこのクソ女狐がぁ!」ドロップキック

 

「へぶぁっ!?」

 

…してこれは絶対藍さんの初体験以外のモノがあるね。そして大半がレズ…

ん〜…さては紫も協力したな?というかこの本なんか紅魔館の乱交…乱交!?待て!?ら、乱交!?

これ本の表紙の中心にフランがいるんだけど…足の下に瑠璃色の嬢ちゃんいるんですけどぉ!?

ちょっと主人さん大丈夫!?こっちなんか地霊殿の乱交!?どうなってんだよ幻想郷発情期か!?

なんですか、今年は乱交の年ですか!?一年中発情期かぁ!?

 

「…お、落ち着け…エロ思考に堕ちる…」

 

「あ、これかぁ…藍が資料にって興奮気味に言ってたの」

 

「おい待てなんでお前が協力してるんだ。どうやったら協力しようなんて思うんだ」オイコラ

 

「…いやぁ、私も十分盛ってて…ザ・興奮してたし…んっ…」

 

「今ここにガンキャノンがあれば肩のビームキャノンでお前の両腕切断してたわ!」

 

「あら溶接?それなら私はあなたと」

 

「私お手製ビームキャノン!」キュイーン!

 

「ぎゃぁぁぁぁぁあぁあぁあ!?…家がぁぁあぁぁぁ!?」

 

「…ごふっ…ぁあ、我が家が燃えている…」チーン

 

「藍!?生きて!生きてよ!?」

 

「紫様…残念ながら私は紫様に興味がなぎゃ」ガシッ

 

「…誰がセックスするって言ったんだゴルァ!」バギィッ

 

「へぶし!?」

 

…今日も我が家は平和だ。

そのはずだ。俺の手からガンキャノンの肩のアレが出て家を燃やすなんてことはなかった。

だが家が燃えることくらい日常茶番時だ。四字熟語が四字熟語してるくらい自然なことだ。

俺の手からミサイルが出るなんてこともたまにある。空気の弾も前回以来たまに出てくる。

なので風穴良くしてあげようと

 

「やめろ!」カッキーン!

 

「さらば〜地球よ〜♪」

 

「…月行ったんじゃないですかアレ」

 

「いや、それはない」

 

守矢神社

 

「」

 

「…いやぁ…すいませんしたぁ!」

 

「…神奈子様、アレを」

 

「あの特性『クソながお祓い棒』か。それならここに」

 

「ありがとうございます。グララララ…恐るるに足らねえ!」ブンブン

 

「…俺亡霊だから祓われるのは困るかな」

 

「大丈夫です。祓うより切る。切るより殺すです」

 

「守矢神社潰したのは謝るから殺すのだけは勘弁して?」

 

「ごめん、それ無理☆」ブンッ

 

「ぎゃぁぁぁぁぁ地面が切れたぁぁぁあ!?」

 

「野郎ぶち殺してやら」バキッ

 

「いてっ」

 

「…ビ、ビームキャノン!」キュイーン!

 

チュドーン!

 

…なんで…なんで巫女に薙刀が装備されてるんですか…?

後毎回思うんですけどなんで巫女と顔を合わせると毎回圧迫面接されなきゃいけないんですか?

博麗の巫女はなんだよあいつ。我の恋路邪魔するもの排除すべし。的な思考だろあいつ。

こっわ。あいつこっわ。マジこっわ。

巫女全般怖い。つか殺されかけたし。ハハハ〜なんくるないさ〜!

 

「がっはぁ…」(口から煙)

 

「…すまん、許せ」

 

「誰が許すか今すぐ立て直せ!」

 

「な、ならば…これならばどうだ!多分銃の中では1番有名なAK-48!」

 

「いやそれはAKBであってAKは47だよ…」

 

「ア、ハイスンマセン」

 

「…こほんっ。乙女とか少女とか立場も忘れてアッパー!」スカッ

 

「…あっぶね…」

 

「からの肘!」バギッ

 

「へプッ!?…ぁ、待って吐きそ」

 

「回し蹴りぃ!」バゴォッ

 

その後、俺は吹き飛んだ。守矢神社の残骸に。

吐きながら吹き飛んだ。『空中で撒き散らしたってことですか!?』と言いそうな奴がいるな。ああそうさ。

空中で撒き散らしながら進み、もりやじんじの残骸の中で今もなお吐き続けている。

すんごいきつい。おえっ…ちょっと無理ですね…修理代高そうだなぁ

 

「…きたねえゲロだ」

 

「ゲロ言わないでください神奈子様。神様である威厳が」

 

「立場なんて知るか!大体あるだろ私が印刷された本なんか見てみろ!薄ければ薄いほど何故かお姉さん要素がなくなるんだぞ!?お前らは良いよな!私なんか高校生になる確率が少しあるくらいだ!早苗!お前のせいだかんな!?私だってどっちかっていうとお姉さん的ポジになりたかったのに!」

 

「いや、あんたこの作品じゃ諏訪子様に恋してるでしょ」

 

「…あ、そういやそ」

 

「この…!」

 

「謝るから少しまっ」ブゥンッ!(ソニックムーブ)

 

説明しよう。ソニックムーブとは!音速で物が吹っ飛んだ時にする音のことだね(多分)轟くような音らしいよ!

 

「 」バゴェッ

 

「…一言も喋らずに死んだ…」

 

「浮気はいけないなぁ神奈子…?」

 

「ぁ…すいませんでした…」

 

「」チーン

 

その日、俺は思い知った。

愛という名の暴力を。

愛は音速を超えて体にぶつかると。

神様は音速を超えたビンタができると。

ついでに巫女のお祓い棒はかなりの頻度で長くなり、ガチで薙刀になること。

あとは…ヤンデレは拳よりも強しと…

 

 

 

 

 

 

 




おおっと!ここで意味のない理不尽な音速超え神奈子様が主人公にぶつかる!


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96話

主人公が変態に目覚めます。
が、元からそんなもんでしたよね。
男として当然のことをするまでです。


八雲邸

 

「…どうした紫」

 

「ん〜…なんかこの先どうなるのかなぁって」

 

「将来…もう1000年いじょ」

 

「ふん!」バギィッ

 

「へぶぉっ!?いてーなおい!」

 

「殺すわよ!」

 

なんでだ事実らしいじゃねえか藍さんから聞いたぞこのやろー!

…さて今俺はとてもとてもやばい状況に陥っている。周りから見れば

『将来のことを考えている奥さん』だが、紫が将来のことを考えるということは…

どういうことなんだろうか。明日辞典持って調べとくわ。

 

「…で、何急にそんなこと言って。なんかあったの?もしかして最終回?」

 

「んなわけ」

 

「じゃあ何さ」

 

「いや〜…貴方よくレイプされたのに犯人の前で堂々としてるなぁって」

 

「…いやまあ紫なら悪い気はしないんだがなぁ…ただあれでむすっとするのが紫だったのが腹立つ」

 

「あらありがとう。それに最近キャラクター紹介とかやってな」

 

「やらんでいいやらんでいい。原作のキャラなんてほとんど出てねえから良いだろ」

 

「それもそっか。というわけで発情期天狗しょうか」ガシッ

 

「…やめて…それだけは頼むやめて…」

 

「ごめんなさい…?」

 

「んじゃ俺寝るから。おやすみ〜」

 

「…発情期藍しょ」

 

「ベギラマぁ!」ビビーッ!

 

「んぎゃぁ!?」チーン

 

まったくこの妖怪の賢者のかけらもない奴が…

さて俺の部屋に来た。布団に目をやる。なななんと既に布団が敷かれているではないか。

藍さんだな。何故か立場を利用して世話をしようと試みている。無駄だと言うのに…

あれ、なんか手、透けてない?いやいやそんな馬鹿な。ええ、うん…そんなはずないよね…?

今更成仏とか仏様とか転生とかそんな流行りに乗り遅れた奴みたいな…

 

「…紫」

 

「…とうとう成仏の時が来たようね」

 

「成仏…ね。はっきり言ってこの世界では成仏する時の条件って何?」

 

「この世に未練がないこと、やりたいことを遂げていること、既にセッ」

 

「sexは違うな」

 

「何を言っているのよ。既にセッティングが終わっていること」

 

「成仏のセッティングってなんだよ」

 

「一つ一つ達成していくごとに透けていくわ。さあ最後にセ」

 

「セフィロス!」バゴォッ

 

「思い出ぇ!?」チーン

 

「紫、マジで最後の最後まで下ネタは読んでる奴が可哀想だ」

 

「…いや、どっちかっていうと最期じゃ」

 

「細かいなぁ…」

 

「あ、そうだ。ちょっとこっち来てくれる?」

 

「?どうしたどうした。なんかあったのか?」

 

「いやいや、そう、大したことではないんだけどね?」

 

「…怪しいなぁ」

 

数分後

 

ちくしょう…なんで二回もレイプされるんだよ…

気持ちよかったけどさ…はっきり言って喜び辛いよね…いや、喜んだらダメだけどね?

学習能力が欲しい…なんで成仏しかけるときに逆レイプが…逆襲の八雲ってか!?だれが喜ぶか!

因縁の対決でもガンダムに乗るわけでもない!どっちかっていうと俺がアムロ!

 

「…気持ちよかった」

 

「もうやめて…」

 

「ンフフ…やっぱりたまらないわね〜↑」

 

「テンションを上げるな紫。ちくしょう森なのになんで考えなかったんだ…!」

 

「良いじゃないその時の自分の気持ちなんて」

 

過去の俺に伝えたい。

『八雲紫には絶対に近づくな。逆レイプされるぞ』と。

しかし流石に俺は怒った。このやろうなんで2回もレイプされるんだと。

不意打ちを仕掛けてみようと思う。みんな、骨は海に撒いてくれ

 

翌日

 

「…」ソロリソロリ

 

「…ん〜…やっぱり藍の尻尾は格別ね〜♪」

 

「おやめください紫様。と言うか聞きましたよ?昨日レイプしたらしいじゃないですか」

 

「うぐっ」

 

「なんとっ」

 

「…謝罪もせずに来て尻尾は格別ね〜とか、今そこにいる彼がどう思ってるか考えたことありますか?」

 

「え?え、どこにいるの!?ちょっとそれを早く教えてよ藍〜!」キョロキョロ

 

「…藍さんにバレてたんだ…くっどうするべきか」

 

そのまま時間は流れ 夜

 

結局仕返しすら出来ないままではないか!?

紫の奴にコケにされてる気分だ!…ん?待てよ…

俺の能力を使えばドラえもんにありそうなエスパー手袋みたいな奴が作れるんじゃ…?

やってみるか…手袋だから自然な形にしておけば…

 

「…出来た。これでとりあえず…どう使うんだこれ…紫の掴む部分でも思い浮かべながら使うか」モミッ

 

その頃仕事中の紫=サンは…

 

「ひゅい!?」

 

「どうしました紫様」

 

「今、今なんか胸揉まれた気がする!なんで!?」

 

「怖いこと言わないでください紫様。そもそも、妖怪の賢者ならそれくらい我慢してみては?」

 

「言うようになったなこの式…」

 

戻ってお遊び中の主人公

 

「…すげえ…使える…!手の感触があった…!強い!」グッ

 

「何やってるんですか」ガララッ

 

「おうびっくりした…あ、これ使う?」

 

「なんですかそれ」

 

「…紫の乳パイ揉むために作った超化学兵器…名をモミモミ手袋という!」

 

「紫様がレイプする。新太さんは痴漢をするという解釈でよかったかな」

 

「まあそういうわけで応用ができるわけよ橙ちゃん」

 

「…どのようにして使うのですか?」

 

「実は…思い浮かべながら使う!」

 

「実はもクソも無いですね。しかし…ふん!」ブンッ

 

いきなり橙ちゃんがシャドーボクシング始めやがった。

え、何これ…手袋はめて…あ、多分藍さんかぁ…

ごめんなさい、俺のせいです。祈りをあげとくか。

多分今頃藍さんボコボコのフルボッコだろうなぁ…俺もうちょっと使っておけばなぁ…

 

 

 

 

 

 




その頃藍さんは外に出て一人で「おごぉ!?」とか言ってる。
お返し(物理)


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最終回にしたい

ちょっと投稿頻度下がってるらしいからサッサか終わらせて寝たい。
欲を言うなら性欲を減らしたい


 

八雲邸

 

「…とうとう身体が動かなくなってしまったぞ紫」

 

「どうやら本当に成仏するみたいね。嘘だったのに」

 

「てめえの嘘のせいで今人が死ぬと言うことを目に焼き付けておけ」

 

「嫌よ」

 

「クソがぁ!」

 

毎度こいつのマイペースさに腹が立つ。おのれ紫

しかし成仏するというのは本当らしい。マジで身体が透けてる。

昔幽霊がお母さんの代わりになるってドラマあったわ…確か義母と娘のブルースの義母と同じ人がやってた気がする。

おっとここでタイムリーな話はやめだ。というか紫と付き合ってから地獄行ったっけ。

 

「…首から下が全く動かねえ!じれったい!」

 

「…聞いたことがある…人間の生理現象は首から下が動かなくても使えると!」

 

「え、マジで?」

 

「そもそも亡霊だしね。動けない方がおかしい。というわけで…」

 

「ばか、やめて。頼む紫ごめんなさい俺が何をしたっていうんだ!」

 

「頂き…へぶぁっ!?」バギィッ

 

「…レイプ反対です紫様」

 

「や、やるわね藍…!しかし合意のあるレイプならそれで」

 

「合意はないでーす」

 

「覚悟してください紫様」

 

「嘘だろ…仕方ないアレをやるしかない!」

 

「な、何をする気なんだ!?」

 

「…らんこ」バゴォッ

 

「ぬぅん!…最終回(仮)でもなお下ネタを吐くとはお見それしました」

 

「猫かぶってたのかな」

 

「被るのは頭巾でしょう。馬鹿が被る頭巾。略して馬金」

 

「何言ってんだこいつ」

 

「…ゆるさーん!」

 

ヒェッ!?なんでいきなり復活してナッパみたいに頭から血垂らしてんの紫!?

ア、ごめんなさい嘘です睨まないでください。なんで心読まれんだよ。第三の目に目覚めたか?

…だからといって病人?の目の前で乱闘はないんじゃないかな。流石に。

流石に乱交はビビったけど…乱闘もビビります。助けて!ちぇんえもーん!

 

「…思い込みで動けなくなるとは…」

 

「ふん!」バギィッ

 

「あだっ!?ちょっと私主人よ!?」

 

「レイプする主人など知りません!ファイアーボール!」ボワッ

 

「ええい…ヒャド!」ピキンッ

 

「予想するにも値しない攻撃ですよ紫様!今度は死ぬかもね!」

 

「ク…!クリリンのことかーっ!」

 

「誰やクリリンて。百歩譲って橙だろうが。死ね」バシュンパシュンパシュン(謎の発射音)

 

「これしきの攻撃結界を張れば!」

 

「…いややるなら別の部屋でやってくんないかな!?」

 

「あ、これはごめんなさい」

 

「良いじゃないのもうほとんど結婚してるようなもんだから」

 

「そのパートナーがお前の嘘のせいで死にかけてるんだって!」

 

八雲紫…難敵っ!

とりあえずレイプする癖と話を噛み合わせない特技とか諸々全て直してから出直してこい。

後変態検査も受けてから来い。男はみんな変態だわかってくれ。

それと一つだけ言っておこう。

八雲紫は難敵と言ったな。アレは嘘だ

 

「紫、ちょっと来て」

 

「?何かしら?」

 

「抱っこ」

 

「いや抱っこて」

 

「良いじゃねえか減るもんでもあるまい!そもそもレイプされてんだぞこちとら!」

 

「…ハグだけにさないと多分また」

 

「ハグだけにさてくださいお願いします」

 

「…紫様…恋人をそんな扱いとは主人としてどうかと思います」

 

「うるせー!プライベートに主人も部下も上司も召使いもあるか!?」

 

「休日の日に仕事持ってきた人は誰でしたっけ」

 

「…あ、私だ」

 

「紫様ぁ許さん天誅下すべし!!」

 

「待って俺のハグはどこに行ったの?」

 

「あ、忘れてた…ほら、ぎゅっ」ハグ

 

「お〜暖かい…ん〜いい感じ。抱き枕にして寝たいくらい」

 

「良いわよ!寝る時貴方の部屋に入る口実ができるわ!」

 

「…待て寝る時?ん?紫が寝る時は俺の隣にいたってことか?」

 

「そうよ」

 

…何考えてるんだろう…八雲紫さん…

多分まだ人里の変わり具合の方がわかると思うよ紫さん…

いや、それはそれでないな。うん、多分…ない…多分…

多分ね…ほんとうに…ないと思うから…

 

「さて…今から寝るから抱き枕になるわよ!」

 

「手足が動かない状態で抱きしめられるものか」

 

「擬似的だいしゅきホールドするから大丈夫!ささ、寝ましょ!」

 

「…紫様…どうしたというんですか…」チーン

 

「んしょ…んしょ…これで良いかな…あ、これは興奮する…っ…ふぅ…」

 

「待て今なんか膝が冷たいんだが。なんか濡れた感じになってるんだが…おい?紫?」

 

「…私知らない」

 

「紫お前まさか…」

 

「いや、違うわよ。ささ、私と二人きりになったことを恨むことね」

 

「…ぁっ」

 

みぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

という声が博麗神社にも聞こえたそうな聞こえなかったそうな。

女の人って怖い。羊のふりした狼くらいに怖い。

まだ狼の方がマシなくらい怖い。

 

 

 

 

 

 




バチくそねみい


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恋愛表現無理

六字熟語五字熟語四字熟語
そーれあっそいや!


 

八雲邸

 

「…さて。何週間ぶりの登場かな」

 

「ああ、多分初めて出るな。ええと…香霖だ香霖。やっぱ初めてだけどキャラ紹介無視していくね」

 

「ちょっと待ってくれるかな?」

 

制止されたが無視だ無視。

さて八雲邸に何故こいつが来ているかと言うと…

わからん。さっきばったり会った。これがご都合主義だな。

…それとも作品の都合か?とりあえず四肢義足義手な俺を見るな鉄で殴るぞ

さてどうしたものか。

 

「…やっぱりこれ重いわ」

 

「だろうね」

 

「だろうねって反応薄いな」

 

「あれ、香霖さんなんて呼んだっけ?」

 

「だってよ。帰れ」

 

「なんで呼ばれたんだ…???」

 

その後、香霖堂に帰った香霖は寝たと言う

 

「…で、何?」

 

「今日は宴会があるから…ちょろっと参加してもらうわ♪」

 

「宴会…宴会か…参加したくねぇなぁ…」

 

「え、何?何するの?今手を洗って何か」

 

「必殺お冷攻撃!目的を言え!目的を言え!」バシャッバシャッ

 

「わかった!言うから!ちょっ風邪ひくからやめて!?」

 

「…わかった」

 

「今日の宴会は…とても縁起がいい宴会なの!だからあなたにも参加してもらって冷たっ!」

 

「藍さん藍さん。なぁんか怪しくないですか?」

 

「たしかに…紫様のことはわたしにもわからない部分があるからなぁ…」

 

「怪しい…怪しい…疑いの目…」

 

「…いや本当よ!?」

 

と言うのも、その宴会は7月7日…七夕じゃねえか!

そういうのは早めに言えよ!何!?なんなの!?ちょっとよくわからないんだけど!?

怒るよ!割と真面目に怒るよ!って言ったら知らなかったみたい。ん?確か結構前に行事をやってた気が…

気のせいだったか…?

 

七夕当日 博麗神社

 

「…そういや言っておくけど俺酒飲めないからな」

 

「あれ、飲んだ時なかったっけ?」

 

「記憶にない」

 

「あらそう…」

 

「すまんが一つ聞いていいか?」

 

「何かしら?」

 

「今になって気がついたがあの酒の束は?」

 

「飲み干された奴ね。魔理沙が伸びてるけど」

 

「…あんたあいつのこと好きなんじゃないのか?」

 

「好きよ?でも…どうせならだらけきってる魔理沙も見たいじゃない」ニヤリ

 

「あ、だめだこいつ」

 

「…萃香、お酒借りるわね」

 

「分かった〜…ってそれ間違えても人間に呑ますなよ?気絶するかもだから」

 

「気絶…ふ〜ん…気絶ねぇ…ちょっとこっち向いて」

 

「この肉食べやすいな…噛む必要があまり無くて助かる」

 

「あんたは顎が疲れやすい老人か」

 

「老人って言うかなんていうか…」

 

「…ちょいちょい、無視しないでよ」

 

「なんだ紫。死んでも鬼が飲んだ酒だけは飲まんぞ」

 

「うぐっバレてる…」

 

マジで飲ませるつもりだったのか。

あっぶねーもう少しで気絶してしまうところだった…ん?

なんで巫女さん酒受け取ってんの?え?一気飲み?大丈夫?死なない?

…えぇ…?なんでチャラヘッチャラなの…?へのへの河童なの?

お前人間じゃねえよ…そういや酒って確か…

 

「…よし。これでお酒の勢いにできるわね。魔理沙襲ってくる」

 

「あ、チャラヘッチャラじゃなかった」

 

「それは名案ね霊夢!」ガシッ

 

「…お前前回襲っただろ。だからもう満足してるだろ?なあやめろってマジでやめてくれって。嫌いになるぞ」

 

「何気ない抵抗の一言が わたしの心を真っ二つ」

 

「え、なんかごめ」

 

「というとでも思った!?こんなところでセックスは恥ずかしいのね!八雲邸に行きましよ!」

 

「待って!助けて!待ってください!助けて!ちょっと待って!」

 

「八雲邸へご案内〜♪」

 

数時間後、息を切らしながら彼が出てきたのちに八雲紫は出てきたという。少し濡れながら。どんなプレイ?ご想像にお任せする

 

「…汚されちった…」

 

「失礼ね合意のあるセックスはレイプじゃないのよ」

 

「鬼畜!強姦魔!パワハラ!屁理屈!鬼!セックスしか脳にインプットされてない性物!」

 

「ちょっと待って今生物の生おかしくなかった?」

 

翌日

 

「…昨日の記憶が紫にレイプされたところで終わってる…」

 

「えへへ…♪」

 

「なんで紫はそんな上機嫌なんだ…」

 

愚痴るように言ったが紫はキョトンとしていた。

そしてその後に最悪の一言を放った。『覚えてないの?』と。

俺、なんか不祥事起こした?昨日の宴会なんかやらかした!?

紫に改めて結婚申し出たか!?なんだ!?何した!?俺が一体何をしたって言うんだ!?

え?マジ、マジで?

 

「覚えてない」

 

「…じゃあもう一度振り返ってみましょうか」

 

スキマ(音声再生機能付き)<何度でもレイプして良いから捨てないで…

 

「」

 

「…ね?」

 

「待て、なんでこれはこんなメンヘラみたいなこと言ってんだ!?と、取り消し!取り消しぃぃぃぃ!」

 

「え?嫌よ言質取ったんだから。というわけで…良いわよね?」

 

「いや、良くない。確かに良くない。ねぇだから良くないって。やめてって。ねぇってば!」

 

「…♪そんな照れ隠ししなくて良いから…」

 

「やめろって…!マジで!あっ触るなくすぐったい!」

 

「くすぐれば良いのね!」コチョコチョ

 

その日、八雲邸では二種類に分かれたという。ヤる者、見る者。

 

「待って!マジでそこはだめだから!ねぇ!やめっアッーー♂」

 

「え、それは違うでしょ?」

 

その日、俺は死ぬかと思うような経験を、しかし男から見れば夢のような体験をした。

だがやっぱ無理搾り取られてミリも残らんたすけてぇ…!

 

 

 

 




そのまま搾り取られて殺されてろ(殺意マックス)


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