鬼滅の刃 ~胡蝶の桜と剱~ (終わり無き夜空)
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設定
名前:胡蝶 夜空
性別:男の娘
容姿:BLEACHの袖白雪:髪形はSAOのアスナ長さはセミロングで黒のメッシュがあるそれで男っぽくした感じ
戦闘服:黒の和服に赤い雲背中には【滅】の文字、フードが付いている白の羽織の舞い散る桜の柄、首に紅のマフラー、頭には黒白の狐のお面
【黒赭日輪
【黒碧日輪
【黒紫日輪
刀に真紅、白銀、漆黒、蒼青の龍紋がある
夜空が見つけ出したオリジナルの鉱石と玉鋼で夜空が打った三本の刀
【全集中の呼吸】
【全集中の呼吸・常中】
全集中・神吸(オリジナル呼吸法)
【全集中の呼吸"須佐之男"】攻撃・防御特化の呼吸法 呼吸は強く深く 呼吸法『シィィィスゥゥゥッ!』
【全集中の呼吸"月読"】速度・瞬発力特化の呼吸法 呼吸は強く速く 呼吸法『シィィィヒュゥゥッ!』
【全集中の呼吸"天照"】攻撃・速度特化の呼吸法 呼吸は深く速く 呼吸法『ヒュゥゥスゥゥゥッ!』
【全集中の呼吸"天津神"】超攻撃・超防御・超速度・超回復特化の呼吸法 呼吸は穏やかに強く速く深く 呼吸法『スゥコォォォヒュゥゥ!!』
潜在能力
【超回復】:ただ回復が超はやい
【痣】:移動速度や攻撃速度をかなり大幅に向上させる※痣の形は体に西洋龍のような左肩にはウロボロスの痣、左上の額には黒い太陽(メリオダスのようなやつが※場所は炭治郎と同じ)のような痣がある。
【透き通る世界】:相手の骨格・筋肉・内臓の働きさえも手に取るように分かるようになる。
【好かれやすい】:特に猫と人(特に女性)
【覇氣】:【魔神王の武神色】ONE PIECEの覇気と同じただし性能は桁違いに上
:【魔神王の天空色】
:【魔神王の覇神色】
【極限集中・神吸】:自身の1分を1秒にさらにその1秒を0.1秒に超圧縮・凝縮し自身の身体能力を何百倍にも引き上げる。
※落第騎士の一刀羅刹と最弱無敗の神装機竜の暴食(リロード・オン・ファイア)を足した感じ
【極限集中・神吸一天】:〖極限集中・神吸〗の0.1秒を0.0001に超絶圧縮・凝縮し自身の身体能力を千倍にも引き上げる。
【念】:体から溢れ出す生命エネルギー【オーラ】を自在に使いこなす力のこと。
四大行【纏】あふれ出る生命エネルギーを肉体の周りにとどめる技術、これにより、肉体は頑強になり常人よりもはるかに若さを保つことができる。
【絶】生命エネルギーを完全に絶つ技術。人間だれしも微量ながら生命エネルギーが漏れ出ている。その生命エネルギーをコントロールすることが念の真髄な訳だが、【絶】は体内の精孔を閉じ、微量な生命エネルギーすら漏れ出ないようにする。気配を消しやすくなったり、生命エネルギーを自分の体内にとどめることで疲労回復にも使うことができる
【錬】身体の精孔を広げ通常以上のオーラを出す技術だ。この技術により、大量のオーラを扱えるようになる。【錬】を習得すると、一般人と比較し飛躍的に攻防力が上昇する。
【発】は念能力の集大成だ。発は個人の特徴や得手不得手に左右されることが多い、本来なら6つの念能力系統に分かれる。※発の使用は考え中
応用技【周】は【纏】と【錬】の複合技で、自分以外のものをオーラで纏う技術。これにより、「自分以外の物質」も大幅に強化することができる。
【隠】は基礎技術である絶の応用技だ。この技術を使うことにより「自分の発するオーラを限りなく見えにくくする」ことができる。
【凝】はオーラを体の一部に集める技術のことで、目にオーラを集めることで相手の【隠】も見破れるようになる。もしくは相手の弱点(弱っている場所)がわかる。
【堅】は【纏】と【錬】を複合した応用技で、念戦闘における防御の基本。夜空はほぼ永遠に【堅】を維持できる。
【硬】は【纏】【錬】【絶】【発】【凝】すべてを複合した応用技。
1,体の一部にオーラを集中させるのが【凝】2,その密度が大きいほどオーラは外に逃げようとするそれを肉体の周りにとどめるのが【纏】3,①・②の時点ではまだ体全体も微量なオーラでおおわれているこれを閉じるのが【絶】4,すると【凝】を行っている部分のオーラが①の時よりもはるかに力強さを増す!
【流】はオーラの身体への配分バランスを調整する技術。身体を纏うオーラが100だとすると、攻撃時には拳に70、身体に30のオーラを配分することで、最低限の防御力は残しながら、強いパンチを放つことができる。
【円】は【纏】と【錬】の応用技。通常は体の周囲数ミリから数センチの間隔で纏っているオーラを…自分の必要間隔まで広げる。これにより、【円】の中にある全ての物の形や動きを肌で感じることができる。現在の夜空の間隔は一キロである。
剱の呼吸 壱ノ型【天地冥慟】(てんちめいどう)
上から下もしくは下から上からに振り下ろすついでに斬撃もプラスされる
壱ノ型弐式【天地冥慟・乖】(てんちめいどう・かい)
左から右もしくは右から左からに振り下ろすついでに斬撃もプラスされる
剱の呼吸 弐ノ型【龍鳴一閃】(りゅうめいいっせん)
神速を越える高速居合いか抜刀居合い
剱の呼吸 惨ノ型【無窮千牙】(むきゅうせんが)
るろうに剣士の斎藤一の牙突に神速の速度で放たれる突きは無数に空を斬る
剱の呼吸 肆ノ型【一刀風火】(いっとうふうか)
ただ力いっぱい振り下ろすもしくは振り上げる
剱の呼吸 伍ノ型【獄天日龍】(ごてんひりゅう)
漆ノ型【白牙虚空】壱ノ型【天地冥慟】壱ノ型弐式【天地冥慟・乖】弐ノ型【龍鳴一閃】漆ノ型弍式【白牙虚空・紅】の順番に行う連続技
剱の呼吸 陸ノ型【折り刃】(おりは)
相手に剱氣・剱圧による幻覚を見せる
剱の呼吸 漆ノ型【白牙虚空】(びゃくがこくう)
無数の斬撃を空中に配置する罠型
漆ノ型弍式【白牙虚空・紅】(びゃくがこくう・くれない)
相手に配置した斬撃が間合いに入ると塚に小指で叩くと斬撃が襲い掛かる。
剱の呼吸 捌ノ型【次元斬り・無月】(じげんぎり・むげつ)
ブラッククローバーのヤミの次元斬りとブリーチの一護の無月
剱の呼吸 玖ノ型【六幻刀・時喰】(むげんとう・じくう)
居合いの構えると鞘の隣に5本の魔力刀現れる
剱の呼吸 玖ノ型零式【六幻刀・時喰・千月夜桜】(むげんとう・じくう・せんげつよざくら)
ブリーチの殲景・千本桜
剱の呼吸 拾ノ型【時空次元刀・千喰】(じくうじげんとう・せんくう)
時空と次元をズラシ一時的に時間を停めることができ次元の狭間で相手の攻撃を防ぐ
剱の呼吸 拾壱ノ型【無天空絶・天月】(むてんくうぜつ・てんげつ)
上から地面に向かい斬撃を縦に突き刺す様に複数放つ
剱の呼吸 拾弐ノ型【喰牙災禍】(くうがさいか)
“刀を振らずに”無数の斬撃を出現させる。この技の存在から、鍔迫り合いなどで太刀筋を封じることは不可能。
剱の呼吸 拾惨ノ型【弧月叨忌・無煌】(こげつとうき・むこう)
一振りで広範囲かつ縦横無尽に無数の斬撃を放つ絶技。一瞬のうちに全方向に放たれるこの斬撃を見切ることはおろか間合いの外に出ることすら困難という反則技。
剱の呼吸 拾肆ノ型【龍鏡・星詠み】(りゅうきょう・ほしよみ)
刀を斜めに一閃し複数の方向に地を這う斬撃を放つ。さらに、地を這う斬撃の合間を埋める様に龍爪型のうねる斬撃が伴っている。
真・剱の呼吸 参刀龍 壱ノ型【二天弍龍】(にてんにりゅう)
刀を背に構えた状態から、足のバネと踏み込みをフルに使い振り降ろす様に斬り付ける。(ゾロの極虎狩り見たいな感じ)
真・剱の呼吸 弍刀龍 弐ノ型【羅生門・彼岸】(らしょうもん・ひがん)
両腰に一本ずつ刀を構えた居合の構えから抜刀し、対象を縦に両断する。海を一刀両断するほどの威力。
真・剱の呼吸 弍刀龍 惨ノ型【一大・三千・大千・世界】(いちだい・さんぜん・だいせん・せかい)
【魔神王の武神色】を纏い硬化させ両手の刀を風車の様に回転させながら、突進して敵を一刀両断する
武装色の覇気↑
「九山八海一世界、千集まって"小千世界"、三乗結んで斬れぬ物なし。 剱の呼吸 三刀龍 漆ノ型【一大・三千・大千・世界】」
真・剱の呼吸 弌刀龍 肆ノ型【月鏡輪天・時喰】(げっきょうりんてん・じくう)
拾惨ノ型【弧月叨忌・無煌】と拾肆ノ型【龍鏡・星詠み】と玖ノ型【六幻刀・時喰】を同時に使う。威力も範囲も桁違いになる
真・剱の呼吸 玖刀龍 伍ノ型【阿修羅・龍星孤月】(あしゅら・りゅうせいこげつ)
『九刀流』状態で剱の呼吸 拾肆ノ型【龍鏡・星詠み】の強化版で威力も範囲も桁違いになる
真・剱の呼吸 玖刀龍 陸ノ型【阿修羅・天導閃牙】(あしゅら・てんどうせんが)
『九刀流』状態で壱ノ型【天地冥慟】と壱ノ型弐式【天地冥慟・乖】を同時に使ってから次に惨ノ型【無窮千牙】と弐ノ型【龍鳴一閃】を同時に使う威力も範囲も桁違いになる
真・剱の呼吸 玖刀龍 漆ノ型【阿修羅・次元無龍】(あしゅら・じげんむりゅう)
『九刀流』状態で捌ノ型【次元斬り・無月】の強化版で威力も範囲も桁違いになる
真・剱の呼吸 玖刀龍 捌ノ型【時千喰・夜桜】(じせんくう・よざくら)
『九刀流』状態で玖ノ型零式【六幻刀・時喰・千月夜桜】と拾ノ型【時空次元刀・千喰】を同時に使う。防御に特化した型で一切攻撃を通さない完全防御
真・剱の呼吸 無限刀 終ノ型【千月無境・龍星】(せんげつむきょう・りゅうせい)
『九刀流』状態で玖ノ型零式【六幻刀・時喰・千月夜桜】と捌ノ型【次元斬り・無月】と拾惨ノ型【弧月叨忌・無煌】と拾肆ノ型【龍鏡・星詠み】と拾壱ノ型【無天空絶・天月】との5つを同時に使い。しかも5つは大幅に強化されていて威力も範囲も桁違いになる。そして相手の攻撃を玖刀龍 捌ノ型【時千喰・夜桜】で完全に防ぐ
極限集中・『神吸』真・剱の呼吸 無限刀 終ノ型・終焉【無限月境・龍篶】(むげんげっきょう・りゅうえん)
剱の呼吸 玖ノ型零式【六幻刀・時喰・千月夜桜】の千本の刀で真・剱の呼吸 無限刀 終ノ型【千月無境・龍星】を放つ
桜の呼吸 零の型【継ぎの纏桜】(つぎのまといざくら)
壱ノ型【寒緋桜・舞姫】の呼吸を継ぎ、次に使う呼吸と合わせる呼吸法である
桜の呼吸 壱ノ型【寒緋桜・舞姫】(かんひざくら・まいひめ)
舞を舞うように相手に斬り込み斬りつける回避と攻撃を兼ね備えた技、舞えば舞うほど力が増し威力が上がり。【寒緋桜・舞姫】を続ければ継続される他の技も同時に使える
桜の呼吸 弐ノ型【桜華一閃】(おうかいっせん)
一撃目が雷ノ型壱ノ型【霹靂一閃 超神速】でもし避けられた場合に二撃目のるろうに剣士の【牙突】
桜の呼吸 惨ノ型【枝垂桜・神凪ぎ】(しだれざくら・かみなぎ)
下から上もしくは上から下に振り上げてから特殊な軌道がわからない横薙ぎ
桜の呼吸 肆の型【染衣凱ノ・零れ桜】(そめよしの・ぬれざくら)
斬りつける瞬間刀の刃先が舞う桜のように揺らぎ敵の目算を狂わせ避けるのがかなり難しい
桜の呼吸 伍ノ型【西洋桜・焔雨】(せいようざくら・えんう)
前方広範囲を焔の桜と氷の桜を巻くように斬りつける。範囲が広く攻防を同時に行える
桜の呼吸 陸ノ型【八重桜・霞】(やえざくら・かすみ)
前方左右広範囲に十八連撃を叩き込む
桜の呼吸 漆ノ型【千本桜】(せんぼんざくら)
全方位超広範囲に大きな弧を描くように斬りつける
桜の呼吸 捌ノ型【明鏡止水・桜】(めいきょうしすい・桜)
相手の認識をずらし攻撃が当たらない
桜の呼吸 玖ノ型【王枝魔桜・久遠渡り】(おおしまざくら・くおんわり)
動作中の着地時間・着地面積を最小限にし、縦横無尽に駆け巡る事を可能とする桜の呼吸唯一の歩法。足場の悪い場所での戦いにも有効
桜の呼吸 拾ノ型【紅万之桜・空絶】(くまのざくら・くうぜつ)
デビルメイクライのバージルの次元斬・絶(分身?みたいの出る方)
桜の呼吸 始ノ型【彼岸神桜・満開】(ひがんかみざくら・まんかい)
花の呼吸【彼岸朱眼】の強化版で全身を超強化することが出来る。肆の型【寒緋桜・舞姫】と会わせればかなりの力が出る。
桜の呼吸 終ノ型【彼岸神桜・散華】(ひがんかみざくら・さんか)
壱ノ型から拾ノ型(捌と玖ノ型以外)を繋げて繰り出す技。ダメージを受け続けるとそのダメージ分だけ力を増すが使用者には“諸刃の剱”
極限集中・『神吸』桜の呼吸 五大桜 壱華【惨春滝桜・千月(みしゅんたきざくら・せんげつ)】
始ノ型【彼岸神桜・満開】の状態で零の型【継ぎの纏桜】に 玖ノ型【王枝魔桜・久遠渡り】と拾ノ型【紅万之桜・空絶】の合わせ技
極限集中・『神吸』桜の呼吸 五大桜 弐華【山煌神代桜・夜魔都(ざんこうしんだいざくら・やまと)】
始ノ型【彼岸神桜・満開】の状態で零の型【継ぎの纏桜】に陸ノ型【八重桜・霞】と漆ノ型【千本桜】の合わせ技
極限集中・『神吸』桜の呼吸 五大桜 惨華【淡咒彌桜・夜幻(うすずみざくら・やげん)】
始ノ型【彼岸神桜・満開】の状態で零の型【継ぎの纏桜】に捌の型【明鏡止水・桜】と玖ノ型【王枝魔桜・久遠渡り】合わせ技
極限集中・『神吸』桜の呼吸 五大桜 肆華【緋芽白羽岾桜・斬鬼(あかめしろやばやざくら・ざんき)】
始ノ型【彼岸神桜・満開】の状態で零の型【継ぎの纏桜】に伍ノ型【西洋桜・焔雨】と陸ノ型【八重桜・霞】と
極限集中・『神吸』桜の呼吸 五大桜 伍華【夕兎羽桜・白桃(せきとばざくら・びゃくとう)】
始ノ型【彼岸神桜・満開】の状態で零の型【継ぎの纏桜】に伍ノ型【西洋桜・焔雨】と漆ノ型【千本桜】の合わせ技
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1話 始まり
どうも、皆さんこんにちはそれともこんばんはかな?ひょんことに私は前世で死亡し神を名乗る人?柱?に会い大人気大ヒットアニメ【鬼滅の刃】に転生することとなった。私が死んだ理由は私自身知らないでも何となくはわかる気がする。前世の私は両親に愛されてなかったから……それは今世の両親も同じだった私が五歳の頃に山に捨てられたのだ。
それから私はこの山で【鬼滅の刃】で有名な呼吸法を覚えて常中まで会得したそのあとも木の棒で雷ノ呼吸の型を練習していた。どうして雷ノ呼吸かって?雷ノ呼吸が好きだらだよ?そんなこんなで半年が過ぎた頃誰も住んで居なかった隣の家に4人の家族が現れた
「おや、君は?」
「あんたたちだれ?」
「あぁ、私たちは今日からこの家にすることになった者だよ。君はそこの家の子かな?ご家族に挨拶したいんだけどいるかな?」
「いえ、私には家族は居ません。私は両親に半年前この山に捨てられましたからこの家は誰も居なかったからいるだけです」
私の言葉に男の人と女の人は驚きを隠せなかったのか唖然としていた小さい声で“しのぶよりも小さいのに”と聞こえた、すると男の人が私に年を訪ねてきた
「君は何歳なんだい?」
「五歳」
「「っ!?」」
「もういいですか?いろいろまだしないといけないので…」
「待ってちょうだい!名前は何て言うの?」
「……夜空……ただの夜空です」
「そう夜空ちゃんね…ちょっと待っててねカナエ!しのぶ!」
おい、今私のことちゃん呼ばわりしたか?私はこれでも男だ。と私が心のなかで怒っていると家の中から私の見覚えがある少女二人が出てきた
「ほら、二人とも挨拶して」
「はじめまして!私【胡蝶 カナエ】よ。よろしくね!」
「私は【胡蝶 しのぶ】よ、よろしく」
胡蝶カナエ!?に胡蝶しのぶ!?ほんとに!?これはヤバイ非常にヤバイ…
「どうかした?なんだか顔色悪いわよ?」
「いえ、なんでも」
「あっそうだカナエ、しのぶ今日から夜空ちゃんも一緒に暮らすことになったからね?」
「えぇ!?ちょっと勝手に決めないでください!私は一人でも生きていけます!それに娘さん二人が嫌がるにきまってます!」
「そうかしら?」チラッ
そこには私が想像と違う光景があったなんと二人は目を輝かせながらこっちを見ていたカナエはともかくしのぶまであんな嬉しそうな顔するなんて……私の知ってるしのぶはもっとキツい性格だったはずなんだけど…
「あなた名前何て言うの!?」
「はぁ……夜空です」
「夜空ね。じゃぁ今日から夜ちゃんね!」
「私は男です!!!ちゃんはやめてください!!」
『えぇえぇぇぇぇぇえぇーーーー!!!!』
月日は流れ私が胡蝶家に拾われてから数年が経っていた。義理の母である【胡蝶 かなう】と義理の父である【胡蝶 シゲル】は私には勿体ない両親だそれに姉の二人も……なのだが
「しのぶ!そこ変わってよ!」
「だめよ!姉さんだって昨日ずっと夜空に抱きついてたじゃない!」
「カナエ姉さん、しのぶ姉さん離れてください。かなう母さんのご飯が食べれません」
「「いや(よ)!!」」
そう、カナエ姉さんとしのぶ姉さんは何故か私にべったりなのだ、かなう母さんやシゲル父さんに言って怒られても次の日にはまた同じ状態になる。こんな幸せがずっと続けばいいと私は思っていた……でも、幸せが壊れる時には必ず血の匂いと気配がする…
「っ!!?(この気配は鬼!?気配の強さから言って雑魚なのは確かだけど日輪刀はここにはない……でも、藤の花はこの家全体においてある……!?そうだまだ外には置いていない!!)ごめん、かなう母さんすこし外の様子見てくるよ。」
「え?えぇ、わかったわ」
雑魚の鬼ならかなう母さんたちよりも私の血の匂いに釣られてくるはず!!鬼が近くに来る前に家のあちらこちらに藤の花をちりばめて……!?
「キヒヒヒ、見つけた!稀血!それもかなりの上もんだぁ」
「(一足遅かった!でもみんながこの家から出なければ!)」
「夜空?まだなの?」
「母さん!来ちゃダメだ!!」「え?」
鬼は普通の人間が見切れない早さでかなう母さんに襲いかかる
「きゃぁああぁぁぁぁぁあぁ!!!」
「ぐっ!」
私は間一髪母さんを庇い肩から血を流す。すると鬼は私の血の匂いに興奮状態になり襲いかかってきた。私は母さんにみんなを連れて山を降りるようにいい家から離れた幸い他の鬼の気配はしなかった。そこからは本当の鬼ごっこで呼吸を使い私は鬼から逃げ続けるが途中で崖で行き止まりこれ以上進めなかった
「くそっ!」
「キヒィ ヒヒヒャヒャヒャヒャァァァァ!!!これでも俺もあのお方に認められる強さがてにはいる!!」
「お前に食われるぐらいなら!!私はここで死ぬ!!」
「っ!?なにぃぃぃ!!」
そういい、私は崖から飛び降り激しく流れる川に飲まれた。
夜空が自身を囮に鬼を連れ逃げたあと鬼殺隊の【悲鳴嶼 行冥】が現れ夜空が残した血痕を頼りに夜空が飛び降りた崖まで向かうとそこには鬼しかいなかった……夜空の姿がないことにカナエとしのぶは絶望した。そんな二人をみた【悲鳴嶼 行冥】が鬼に尋ねた少年ははどうしたと鬼は
「はっ!ガキならこの崖に飛び込みやがったぜ!くそぉぉ!腹立たしい!!稀血はもういい!だから貴様らを喰う!!」
鬼はカナエとしのぶを狙って襲うが【悲鳴嶼 行冥】によって滅せられた。そして【悲鳴嶼行冥】はカナエとしのぶの二人に鬼殺隊に入ればなんとかなるかも知れないといいカナエとしのぶを鬼殺隊に入隊させたかなうとシゲルもカナエやしのぶと助けになりたいと【蝶屋敷】をもらった。
果たして、胡蝶家は夜空と再開出来るのか
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2話 鍛冶師の育手
「ここは……」
確か私は鬼から逃げるため崖から川へ飛び込み逃げ切った。だけどここは?なぜ私は布団に?
「おや、起きたかい?」
「は、はい。あなたが助けてくれたんですか?」
「そうだよ。ビックリしたさ朝起きたら君が血だらけで倒れていたんだからね」
「助けてくれてありがとうございます」
「ふふ、いいよ。ゆっくりしていきな」
私を助けてくれたのは町外れにある鍛冶師の【鋼森 刀奈】さんだ。それもかなりの名匠で数々の名刀や業物を作っていると言っていた。私は刀奈さんの刀を打つ姿を見て私もやってみたいと思い刀奈さんに言ってみると目付きが変わったけど微笑みながら教えてくれた。
「(この子、本当に初めてなの!?そこら辺の見習い鍛冶師よりも上手い!鉄を打つタイミングや熱を入れ冷やす時間。この子は……)」
「……ふぅぅ、刀奈さんこんな感じですか?」
「え?あ、あぁ。ホントにこれが初めてなのかい?一回教えただけなのにここまでなんて……」
「初めてですよ?ただ刀奈さんのやり方を見てましたから!」
それから私は刀奈さんに刀作りを教わりながら作った刀で全集中の呼吸を更に上達し新しい呼吸を編み出すことにしたそれが
【全集中の呼吸"須佐之男"】攻撃・防御特化の呼吸法 呼吸は強く深く
【全集中の呼吸"月読"】速度・瞬発力特化の呼吸法 呼吸は強く速く
【全集中の呼吸"天照"】攻撃・速度特化の呼吸法 呼吸は深く速く
【全集中の呼吸"天津神"】超攻撃・超防御・超速度・超回復特化
と、言う呼吸法だ。これなら上弦の鬼が出てきても渡り合えることだろう。だけど念には念をいれてハンター×ハンターに出てくる【念】の四大行を覚えようか、これがあるば鬼の攻撃もある程度は耐えられる……が、どうやって覚えよう?アニメでは念能力者の念を相手に送り込み無理やり【精孔】を開くかじっくり開くかのどっちかだけど……
「この時代……と言うかこの世界には【念】なんて存在しないし…仕方ないじっくり座禅しながら開けようか」
そうして、私は朝から夕方まで刀奈さんに鍛冶を教わり夕方から夜まで剣術や呼吸を夜から深夜まで座禅で念を感じることを毎日繰り返し続けること5年私は十歳になり刀奈さんからはもうプロの鍛冶師とお墨付きを貰い剣術やオリジナルの呼吸も完璧に使えるようになり【念】に至っては一年で【精孔】が開き始めオーラを感じれるようになり溢れる生命エネルギーを肉体の周りにとどめる【纏】を成功したそこからは【絶】【錬】【発】の四大行は完璧に習得し次は念の応用技の【周】【隠】【凝】【堅】【硬】【流】【円】を極めること
「そういえば、鬼は鬼殺隊の持つ日輪刀しか殺せないって言っていたような。でも、日輪刀の素材なんて……ん?ん”ん!?な、なんで!これが!」
「どうしたんだい?夜空そんな驚いた声出して」
「刀奈さん!どうして【猩猩緋砂鉄】と【猩猩緋鉱石】がここに!」
「ん?あぁそれね。前に依頼があってね“鬼殺隊の刀を作ってくれ”って夜空も知ってるんだろ?鬼殺隊」
「う、うん」
「夜空はそのために私から鍛冶を教わったのかい?」
「違う!!!」
「っ!?」
「私は刀奈さんに刀の作り方を教わったのは刀奈さんの刀を作る姿に惚れたからだ!そんな裏切るために教わったんじゃない!!確かに日輪刀が要らないなんて嘘は言わない」
「ふふ、ふふふ あははははは!」
「なんで笑うんだよ!」
「いやね、嬉しかったのさ」
と、刀奈さんは昔のことを……刀奈さんの師匠のこと話してくれた。刀奈さんの元々は鬼殺隊が日輪刀を作るための里【刀鍛冶の里】の出身で刀奈さんの師匠もその里出身でだったが追放されたそうだ。しかし追放された理由は刀奈さんでも知らない
「よし!!私が夜空の刀を一本作ってやる!」
「ほんと!?」
「あぁ!そろそろ行くんだろ?」
「っ!? ぅん」
「頑張って来な!」
そして、刀奈さんは私に刀を作ってくれたそれもかなりの名刀となった。私も刀奈さんの隣で刀を打ち続けた。
それから1ヶ月後刀は完成し私が三本の刀を握ると刀身が黒く染まり真紅、白銀、漆黒、蒼青の龍紋が現れた、そして日輪刀を万力の力で握ると日輪刀は【赭刀】ではなく【赭灼刀】となった。
「普通の日輪刀じゃない?」
気になった私は【念】の応用技である【凝】で見ると“三本”の刀からオーラが溢れていた……そう三本だ。そして、私は【凝】で刀奈さんを見ると刀奈さんは念のオーラを纏っていた本人は気づいていないみたいだけど
「ありがとう刀奈さん」
「いいのよ、もう行くんでしょ?」
「……ぅん、行ってきます“刀奈母さん”!」
「っ!? 行ってらっしゃい!
そうして、私は最終選別のある場所に向かった。
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3話 最終選別
私は今【藤襲山】と言う、山にいる。【藤襲山】は鬼殺隊へ入隊を希望する者が訪れる最終試練場所。特徴的なのは、山の麓から中腹にかけて一面に藤の花が咲いていること。しかも、藤の花は一年中咲き続けてるので、鬼にとっては牢獄だろう。
それにしても鬼殺隊に入りたいってゆう人は結構多いみたいだ、ってあの子は【真菰】?
「【円】(なるほど、この山にいる鬼は数十人一際強いのが一人それが手鬼かな?)」
最終選別は、藤の花の柄の着物を着た、白髪の少女の説明から始まる。そして、同じ柄の着物を着た、白髪の少女と瓜二つの黒髪の少女が口を開く。
「皆さま。今宵は最終選別にお集まり下さり、ありがとうございます。」
「この藤襲山には、鬼殺の剣士様が生け捕りにした鬼が閉じ込められており、外に出ることは叶いません」
説明を聞きながら回りを見渡した所、参加者は約二十名。感じる気配からすれば真菰以外の参加者は雑魚の鬼よりも遥かに弱い
「山の麓から中腹にかけて、鬼が嫌う藤の花が一年中狂い咲いているからでございます。しかし、これから先は、藤の花が咲いておりませんので鬼共がおります」
そして、少女たちは頭を下げ参加者たちに言った。
「山の中で七日間生き抜く。――それが、最終選別の合格条件でございます。――では、行ってらしゃいませ」
私は歩きながら鳥居を潜り山の中に入る、そして最も早く日が昇る東に向かう。その間に鬼と出会うと私は次々と殺していく呼吸を使わずにもちろん常中はしている、ただ【念】の【凝】と【透き通る世界】を使い【念】の熟練度を上げる
「弱い鬼ばっかりだ」
「人肉ぅうぅぅうぅ!!食わせろぉぉおぉおぉぉおおぉぉ!!!」
「お前たちはそれしか言えないのか?」
「肉ぅうぅぅうぅ!!」
「はぁ……剱の呼吸 惨ノ型【無窮千牙】」
私は日輪刀を…【黒赭日輪
「きゃぁああぁぁぁぁぁあぁ!!」
「っ!? 【円】!」
私はすぐに【円】を使い悲鳴があった場所に急いで向かうと狐のお面の少女が殺されそうになっていた
「剱の呼吸 拾壱ノ型【無天空絶・天月】!」
「なにっ!?」「っ!?」
「これはまた大きい鬼だ。大丈夫か?」
「え?うん。足が折れてるけど、なんとか大丈夫」
「こいつは倒した方がいいか?それとも自分で倒すか?」
「っ!? 確かに自分の力で倒したい……でも、私の今の力じゃあいつを倒せない…だからお願いあいつを私の代わりに倒して!」
「わかった。君の願い叶えてやる」
「何をごちゃごちゃ言っている!!お前らはこの俺に喰われるだよぉぉぉ!!!」
「はぁ……煩いぞ 剱の呼吸 漆ノ型【白牙虚空】」
私は手鬼の周りに【黒赭日輪
「焦らなくても殺してあげるよ。サヨウナラ 剱の呼吸 漆ノ型弍式【白牙虚空・紅】」
すると、私が手鬼の周りに配置した斬撃の間合いに入り私が【黒赭日輪
「す、すごい。一瞬であの鬼を……」
「大丈夫だった?私は【胡蝶 夜空】よろしく」
「あ、私は【真菰】!よろしくね」
そして、私は真菰をおんぶで東へ進みあと5日を過ごすことにした。その間暇で真菰を置いて周りにいた鬼を狩りに行き安全をきしている真菰の辺りの鬼が現れぬよう【円】で一応警戒している。それに参加者のほとんどが鬼に喰われてしまったのだろう。あまり【円】に引っ掛からない
「ねぇ、聞いてる?」
「ごめん、なに?」
「ちゃんと聞いてよ」
私がいると真菰はずっと育手の【鱗滝左近次】と手鬼に殺された兄弟子の【錆兎】のことばっかり話す。それも楽しそうに嬉しそうに時に悲しく怒ったような声だった……みんな元気かな?
そうして、7日間の最終選別は終了し合格したのは私と真菰の二人だけだった。
【黒赭日輪
刀奈が作った今までの最高傑作で無意識に【念】が練られている猩猩緋砂鉄と猩猩緋鉱石と念を纏っていた玉鋼で作られている。だから普通の日輪刀と違い切れ味が桁違いだ。夜空以外が持つとオーラ…生命エネルギーを吸われるただし命には別状はなくかなりの疲労感は現れる
剱の呼吸 惨ノ型【無窮千牙】(むきゅうせんが)
るろうに剣士の斎藤一の牙突に神速の速度で放たれる突きは無数に空を斬る
剱の呼吸 拾壱ノ型【無天空絶・天月】(むてんくうぜつ・てんげつ)
上から地面に向かい斬撃を縦に突き刺す様に複数放つ
剱の呼吸 漆ノ型【白牙虚空】(びゃくがこくう)
無数の斬撃を空中に配置する罠型
漆ノ型弍式【白牙虚空・紅】(びゃくがこくう・くれない)
相手に配置した斬撃が間合いに入ると塚に小指で叩くと斬撃が襲い掛かる。
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4話 再開
私は最終選別を終え。双子の子から鎹鴉を渡された私の鎹鴉はアルビノのオッドアイで私と似ているからかすごいすぐに懐いていた真菰を【鱗滝左近次】の元へ担いで送ることとなった、真菰の育手の【鱗滝左近次】のいる山……【狭霧山】まで約一日だそうだが私なら半日ぐらいで行けるそれに真菰は足の骨が折れている手当てしているとはいえ長引かすことは今後に関わるかもしれない
「真菰、少し本気で走るからしっかり掴まってくれ」
「え?うん」ギュッ
「シィィィヒュゥゥッ!)【全集中の呼吸"月読"】」ボソ
「え? きゃぁああぁぁぁぁぁあぁーーー!!速すぎるよぉぉ!!」
私は真菰の言葉を聞かずにほぼ全力で走り【狭霧山】まで10時間ぐらいで到着した。
「それじゃ真菰、私はこれで」
「え?上がっていかないの?」
「うん、私にも待ってある人がいるからね。足お大事に!任務で同じになったらよろしくね。それじゃぁね」
私は真菰に挨拶し最速で刀奈さん母さんのいる
「急げ!」
カナエが上弦の弐【童磨】と出会ったのは、鬼殺隊に入隊し2年で柱になりその柱の警備をしていた真夜中の町中だった。そして、その童磨の周囲には女性の遺体が倒れており、その体は対の鋭利な扇で斬り裂かれ、切断されていた。童磨は、カナエの視線を感じると女性を喰うのを止め立ち上がり
「いい夜だね、オレの上弦の弐の【童磨】君みたいな綺麗な女の子に会えるなんて、今日は運が良いなぁ」
と、にこにこと笑みを浮かべていたが、その瞳には感情が無く、まるで虚無。カナエにから見ると童磨は歪で、共感性に欠けながらも社会に溶け込もうとする子供。だからこそカナエはこう思ってしまう。
「何て、可哀想で哀れな鬼」
童磨はカナエを目標として、童磨が作った新興宗教【万世極楽教】の教祖として花柱【胡蝶 カナエ】を“救おう”としている。それを意味するのはカナエを殺すことだ
「それで君の名前は?オレが救ってあげるよ!」
「花柱【胡蝶 カナエ】貴方を倒します。救われるべきなのはあなたでしょ」
童磨はカナエに向かい血鬼術【粉凍り】を放ちカナエの肺を壊そうとする。がカナエは何か嫌な予感がしたが反応が遅れカナエの周りには童磨の血鬼術【粉凍り】が囲ったいた
「っ!?(ダメよ、これを吸えば肺が凍死仕掛けない!どうすれば!)」
すると、カナエの耳にはある声が聞こえたそれは5年前鬼に襲われ生き別れとなった大好きで愛しい義理の弟の声だった
「カナエ姉さん!!」
「夜くんっ!!!(やっぱり生きてた!)」
「カナエ姉さんから離れろぉぉ!!」
「っ!?(全く気付かなかった)」
「カナエ姉さんは逃げてくれ」「なっ!なにいってるの!?相手は上弦の弐なのよ!それに夜くんは鬼殺隊じゃないでしょ!?」
「ふふ、ううん 今日最終選別に行って合格したよ!まぁまだ正式な鬼殺隊隊員じゃないけどね」
「君誰かな?」
「黙れ」「っ!!?」
私は童磨に向かい殺気と【魔神王の覇神色】を放つその時常中から【全集中の呼吸"天津神"】に切り替えてつかさず【黒赭日輪
「っ!?血鬼術【結晶ノ御子】【結晶ノ御子】【結晶ノ御子】【散り蓮華】【冬ざれ氷柱】」
「へぇ~氷の血鬼術か……でも、弱いよ?(スゥコォォォヒュゥゥ!!)【全集中の呼吸"天津神"】真・剱の呼吸 弌刀龍 肆ノ型【月鏡輪天・時喰】」
「っ!!?」
私の攻撃に童磨ギリギリで血鬼術でかわすが体はボロボロで傷口や切断された腕や脚の再生が遅い……いや、再生していない
「鳴女殿!!!!!!!」
「逃がすわけないだろ?【極限集中・神吸】真・剱の呼吸 玖刀龍 漆ノ型【阿修羅・次元無龍】」
「いやだ!!いやだぁあぁぁぁああぁぁ!!!!!」
「消えろ。上弦の弐」
そうして、上弦の弐の【童磨】が灰となって消えた。
流石に、【全集中の呼吸"天津神"】に【極限集中・神吸】【念】の【周】【硬】【流】を同時に使うのは疲れるな
「姉さん!!カナエ姉さん!! っ!?う……うそ、夜空なの…」
「えぇ、お帰りなさい夜くん。おやすみなさい」ナデナデ
そうして、私はカナエ姉さんの腕のなかで眠りにつきカナエ姉さんやしのぶ姉さんたちがいる屋敷である……【蝶屋敷】に運ばれた。
【全集中の呼吸"月読"】速度・瞬発力特化の呼吸法 呼吸は強く速く
呼吸法『シィィィヒュゥゥッ!』
【全集中の呼吸"天津神"】超攻撃・超防御・超速度・超回復特化の呼吸法 呼吸は穏やかに強く速く深く 呼吸法『スゥコォォォヒュゥゥ!!』
【魔神王の覇神色】
ONE PIECEの覇気と同じただし性能は桁違いに上
真・剱の呼吸 弌刀龍 肆ノ型【月鏡輪天・時喰】(げっきょうりんてん・じくう)
拾惨ノ型【弧月叨忌・無煌】と拾肆ノ型【龍鏡・星詠み】と玖ノ型【六幻刀・時喰】を同時に使う。威力も範囲も桁違いになる
真・剱の呼吸 玖刀龍 漆ノ型【阿修羅・次元無龍】(あしゅら・じげんむりゅう)
『九刀流』状態で捌ノ型【次元斬り・無月】の強化版で威力も範囲も桁違いになる
【極限集中・神吸】:自身の1分を1秒にさらにその1秒を0.1秒に超圧縮・凝縮し自身の身体能力を何千倍にも引き上げる。
※落第騎士の一刀羅刹と最弱無敗の神装機竜の暴食(リロード・オン・ファイア)を足した感じ
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5話 二人の母親
夜空が上弦の弐【童磨】を倒してすぐ産屋敷家では
「そうか、昨日入隊した子が上弦の弐を……それがカナエたちが探していた義理の弟だったのかい?」
「はい。今は花柱様のお屋敷で眠っています」
「そうかい、目が覚めたら会ってみたいものだね」
その頃、夜空は蝶屋敷のベッドで眠っている。【念】は【絶】の状態になっているため疲労回復でき夜空の潜在能力による【超回復】の効果で一日で目が覚めたそして、夜空の目の前には【胡蝶一家】が全員が目覚めた夜空を見ていた
「夜空!/夜ちゃん!/夜くん!」
「え?み、みんなここは?」
「ここは私たちの家よ」
「あぁなるほど、カナエ姉さん柱になったんだね。あっカナエ姉さん肺は大丈夫だった?」
「えぇ、大丈夫よ夜くんのお陰で!」
「よかった……私どれぐらい寝てた?」
「たった一日よ」
そう、夜空は体に負荷を掛けたとはいえたった一日しか寝ていないそれでも夜空は一日“も”である。夜空はすぐにベッドから起きてもう一人の母親の元へ帰ろうとするがすぐに医師であるかなうとシゲル医師見習いのしのぶに止められる。だけど夜空は引かない呼吸と【念】を使い振り払おうとする
「あらあら~」
「早く戻らないと刀奈母さんが心配する!」
『っ!!?』
夜空の言葉に胡蝶家の皆は驚いた、この中でもかなうのダメージは計り知れなかった。それでも夜空は続けて話した自分が鬼に追われ崖から川に飛び込み助けてくれて5年も育てくれたもう一人の母親である【鋼森 刀奈】のことをそれを聞いたかなうは自分も夜空について行くといいシゲルもしのぶも納得し夜空を離した。
「かなう母さん、準備はいい?」
「えぇ!」
そして、夜空は全力で呼吸と念を使い刀奈の元へ帰っていった。その頃刀奈はと言うと、夜空が最終選別へ向かった時から何も手に着かずボーッとしている時間が多くなった、夜空は7日で終わると言っていたが夜空はまだ帰って来ない……
「夜空……」
「……!」
「??」
「刀……さん……刀奈母さん!!!」
「っ!?夜空!!」
その時、刀奈は夜空の包帯姿を見てなにか合ったことがすぐにわかったし夜空が背負っている女の人が誰なのかの方が気になった。しかしそれはかなうとて同じである。夜空と刀奈が本当の親子のように抱きついている所をみていると胸が苦しくなる夜空とかなうはそんなに長く一緒にいた訳じゃないだからこそかなうは夜空が取られることを恐れていた
「ごめんなさい。帰りが遅くなって……」
「いいのよ!お帰りなさい夜空… それであの人は?」
「私のもう一人の母さんのかなう母さん!」
「そう、彼女が……ねぇ、夜空彼女と二人にしてくれるかい?」
「え?う、うん」
そうして、夜空は鎹鴉であるアルビノでオッドアイの鴉【雫】と川で喋ることにした。二人きりになった刀奈とかなうはずっと沈黙が続いていた、先に口を開いたのはかなうだった
「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私は【胡蝶 かなう】といいます」
「私は【鋼森 刀奈】だよ、よろしくね あんたもあの子の……夜空の母親なんだろ?」
「えぇ、義理ですけどね」
「本当の母親は?」
「夜ちゃん……ん”ン 夜空の本当の母親は夜空を5歳の時山に捨てたそうです。それから半年後私たちと出会いました、ですが半年も経たないうちに鬼が現れ夜空は自分が囮役になり私たちを助けてくれました……まだ会った間もない私たちをですよ?」
「ふふ、夜空はあんたたちのことをずっと話してたよ。本当の家族のようにね 私はそれをずっと聞き流してたのよでも日を増す後とに私の中での夜空がどんどん大きい存在へとなって……本当の母親の気分になっていった。それに夜空が昔言ってたの」
「『私には本当の家族なんていないけど、でも本当の母親以上に大切な人たちがいるから。かなう母さんも刀奈母さんもどっちも大切なで大事な私のお母さんだから!』」
「っ!!?夜ちゃん」
「“かなうさん”がどう思ってたのかは私にはわからないけど夜空からしたら私たち二人は夜空大切な家族だと思うよ!」
「はい……これからもよろしくお願いしますね刀奈さん!」「えぇ、かなうさん!」
そう言い、二人はお互いの顔をみて笑い合った楽しそうに嬉しそうに。そして夜空と鎹鴉の【雫】と言うとそれはかなうと刀奈が話す前に遡る
「ふぅ、刀奈母さん元気そうでよかった」
「カァーこうして話すのは初めてね」
「……け、結構流暢にしゃべるんだ」
「私は特別よ」
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6話 初任務
刀奈に言われ二人っきりにした夜空と鎹鴉の【雫】と言うとそれはかなうと刀奈が話す前に遡る
「ふぅ、刀奈母さん元気そうでよかった」
「カァーこうして話すのは初めてね」
「……け、結構流暢にしゃべるんだ」
「私は特別よ。なんせこんな姿何だからねそれに私には普通の鎹鴉と違う点があるの」
「違う点?」
「そう、私はこの白い体で生まれてからずっと他の鴉たちからいじめを受けていたの。それは私たちに言葉を教える人間とて同じだった……そんなある日私は前産屋敷当主の【産屋敷 時夜】様に育てて貰ったのそして私は役目をもらった私が選んだ鬼殺隊隊員には【単独別行動】が許可されること。これは強制任務を受けなくてもいいと言うことよ」
「適当の旅しながら鬼を斬れってこと?」
「カァー 端的にはそうね」
「じゃどうして雫は私を選んだんだ?」
「私とご主人はにてるからかしら?」
「ふふ、なるほど。雫も話してくれたんだ私も昔のことを話そうかな。私もね雫と同じでよくいじめられてたよ、ほら私こんななりだろ?この痣や子供には強すぎる力で皆から嫌われて本当の両親には山に捨てられた。でも半年ぐらい経ってからかな?【胡蝶家】のみんなに出会ったのは……まぁ半年ぐらい経ってから鬼に襲われて崖から落ちて川に流されて私を拾ってくれたのが……」
「さっきの人ってわけね」
「そう、どっちも私の大切な母親だよ!」
そこからはお互いの好きなものや嫌いなものを話し合ったり、今後の方針を話し合ったりした。まずは鬼を狩ることをメインに考え次に何をするかを決めたそれは鬼を狩ると同時に鬼の祖である【鬼舞辻無惨】と【上弦と下弦の十二鬼月】の探査だ。これは鬼を狩っていればいずれ現れると夜空は考えている。
「カァーそれじゃ隊服が来たから出発しようかしら」
「あぁ、それでいいと思う、あっでもかなう母さんを【蝶屋敷】まで送らないと」
「カァー、そうね」
そうして、夜空と雫の話が終わったと同時にかなうと刀奈の話も終わり夜空は二人に呼ばれ家に向かうと刀奈とかなうは荷物をまとめていた。不思議に思った夜空は刀奈に聞くと刀奈も【蝶屋敷】にある離れで暮らすそうだ、ちょうど使っていないからとかなうが誘ったそうだ。それにそこには鍛冶工房もあるそうだ
「でも、荷物は?」
「ふふふ、大丈夫よ夜ちゃん。隠の人が運んでくれるから」
「そ、そうなんだ。それはそうと私の隊服あるの?」
「あっ!そうだった!」
そして、刀奈が取り出したのは鬼殺隊の隊服だった。
「ありがとう!」
「カァー!ご主人準備を始めましょ!」
「うん!」
こうして夜空は初任務である鬼を狩り【鬼舞辻無惨】と【上弦と下弦の十二鬼月】を探し出し倒すことそれと【念】をもっと強くする事が当面の目標だ。
「よし準備完了!かなう母さん、刀奈母さんどうする?私は準備できたけど蝶屋敷まで送る?」
「ううん、夜ちゃんは任務に行きなさい」
「そうよ、折角鬼殺隊に入れたんだから!」
「……わかった!行ってくるね母さんたち!」
「「行ってらっしゃい!」」
こうして、夜空は西に向かい走っていった。【円】を使いながら鬼を探す、そしてかなうと刀奈と別れてから数日が経っても鬼とは出会わないずっと【円】を使っているからか【円】の範囲間隔が大幅に広がった。元々1キロぐらいだったが今は2.5キロまで広がった。
「……見つけたっ!鬼!」
「カァー!?」
「数は二人。その近くに人が5人いるまだ生きてる」
夜空は脚を止め【黒赭日輪
「スゥゥゥッ!)壱ノ型弐式【天地冥慟・乖】!」
そして、遠くから一体の鬼の断末魔と餌となろうとしていた人たちの悲鳴だった。もう一体とは言うと少しの殺気に気付いたのか夜空が手加減したとはいえ斬撃を避けるなんて雑魚の鬼ではないと言うことである
「十二鬼月かな?十二鬼月なら下弦それも陸か伍かな?それも成り立ての って逃げてる」
「追うのよ、ご主人」
「了解!」
夜空は逃げた十二鬼月?の鬼を追っていると鬼はこちらに向かって走って来ていた目には十二鬼月を関する数字は刻まれてなかった。夜空に向かい血鬼術を放つ
「血鬼術【地獄髪針】」
鬼の髪の毛が抜けそれが鋭い針となり前方にいる夜空に向かい無数の針が襲うが【円】を使っている夜空からすると無意味である
「スゥゥゥッ!)剱の呼吸 捌ノ型【次元斬り・無月】!」
「…………え?」
「そこそこ人間を食ったんだろうけど、弱すぎるよ」
「ヵ、カァー強すぎるわよご主人……」
そして、夜空はさらに西を目指し歩き始まる
壱ノ型弐式【天地冥慟・乖】(てんちめいどう・かい)
左から右もしくは右から左からに振り下ろすついでに斬撃もプラスされる
剱の呼吸 捌ノ型【次元斬り・無月】(じげんぎり・むげつ)
ブラッククローバーのヤミの次元斬りとブリーチの一護の無月
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7話 出会い
「ねぇ、雫~。私たちが出発した時からずっと鴉につけられてるよね?」
「カァー、よくわかったわね。あれは産屋敷当主に使える鎹鴉の一匹よ」
「じゃぁ殺したらまずいか」
「えぇ」
でもね、雫いつも見られてるとイライラするんだよね。だから私は鎹鴉の方を向き【錬】で鎹鴉を威嚇すると、鎹鴉は慌ててその場を飛び出していった。それは他の動物たちも同じように逃げ出した。私の【念】の絶対量は確実に増えていてハンター×ハンターの【メルエム】と同等かそれ以上まで増えていた。まだ【念】の扱いはまだ雑だけどそれでもかなり上達していると思うし
「私がよく使っているのは【円】と【周】…前に私の【発】がどの系統か知りたくて水見式をしたら私の系統まさかの“全部だし”それでも特質系が一番色濃く出てたね」
そう、私は今【念】の集大成である【発】で能力を作るか迷っている。念能力があれば今の私と合わせて十二鬼月の全員と闘っても勝てるかもしれない。だけど【念】を受けて能力者になっても困るし……それなら無闇に鬼殺隊にも教えられない…
「んー」
「ご主人、考え事しながらその速度で走ってたら木にぶつかるわよ?」
「え?あ、そうだね」
「それよりそろそろ休憩しない?もう二日も走ってるわよ?」
「そうだね」
私は森を抜けると丁度団子屋さんがありそこで休憩することにしたが、その団子屋さんに座っている女性が団子をすべて食べたんじゃぁなかろうかとゆう程の量のお皿が合った。
「「………」」
「あら?あなたも鬼殺隊なの?」
そこに居たのは桜色の髪をした露出度の多い隊服をきた美人だった。
「え?、えぇまぁ私は【胡蝶 夜空】です」
「私【甘露寺 蜜漓】よ!よろしくね!」
「甘露寺さんはよく食べるですね!」
「へ、変かしら?」
「いえ、私は素敵だと思いますよ?甘露寺さんは美人ですから、さぞモテたんでしょうね」
甘露寺さんは私に話してくれた。甘露寺さんが今までお見合い相手に言われたことや家族以外の人間に否定さらたことを私はそれを聞いて苛立ちを隠せなかったたかが髪色が違うだけでただ体躯を構成する筋繊維の密度が、先天的要因によって“常人の八倍”にまで達していること……ただそれだけやこと
「なんだそれは……」
「え?」
私は無意識に【錬】と殺気を放ってしまった。それはもう周りの人たちが恐怖に染まりきった顔をしたいたそれは甘露寺さんも少なからず同じだった、私はすぐにハッとなって【錬】と殺気をなくした
「ごめんなさい!!つい……」
「ううん!夜空くんは私ために怒ってくれたんだもんね!私うれしいわ!」
「……じゃぁ団子食べよう!お姉さんみたらし団子3本ください」
「は、はい」
そして、私と甘露寺さんと一緒に団子を食べながら色々な橋をして近くに【円】に引っ掛かった鬼をこっちに引き寄せた私の“血液”で……私の血は稀血の中でもかなり希少でこの日本の中で私だけの血……私は串に【周】を纏わせ指に少し刺すと血が一滴垂れると【円】で感じてた鬼がこっちに向かってきた
「甘露寺さん」
「えぇわかってるわ」
「稀血ぃぃぃいいぃぃいぃいぃぃ!!」
「私がやるわ!夜空ちゃんは下がっててちょうだい!」
「え?は、はい」
あれ?甘露寺さんの刀……普通の刀だ。まだ【恋の呼吸】じゃぁないのかな?甘露寺さんって炎の呼吸の適正はあったけどあまり技が出せなかったような?
「恋の呼吸 壱の型【初恋のわななき】」
甘露寺さんは大きな踏み込みから目にもとまらない程の速さで連続で斬りつける。あまりに斬撃が速すぎて、鬼はバラバラに四散するまで斬られたことに気づかない。これを普通の刀でするなんて……流石未来の柱…それとももう柱なのかな?あっでも自己紹介したとか【恋柱】とは名乗らなかったからまだか
「スゴいですね!甘露寺さん」
「そ、そんなことないよぉー!」
すると、甘露寺さんの鎹鴉が次の目標を告げる。甘露寺さんは鎹鴉に待ってと言っているが鎹鴉は聞く耳を持たない
「ごめんなさい、夜空ちゃん次の任務にいかなくちゃ…今度から私のことは“蜜漓”って呼んでね!!」
「はい、蜜漓さん それと私は男なのでちゃんはやめてくださいね?」
「え?えぇぇえぇええぇぇぇええーーーー!!!ごご、ごめんなさい!!私ったらずっと勘違いしてて!」
「ふふ、いえ良いんですよ」
「//////っ!!」
こうして、私と甘露寺さん……蜜漓さんは団子屋さんから別れ蜜漓さんは南へ私はまた西へ向かった。さぁて今度は手応えのある鬼が現れるのかな?
か、甘露寺さんの口調がわかんない……
この時の甘露寺さんは柱の一方手前の実力で甘露寺さんの特殊な日輪刀は次の出番で出ます
壱の型 【初恋のわななき】
大きな踏み込みから目にもとまらない程の速さで連続で斬りつける。あまりに斬撃が速すぎて、相手はバラバラに四散するまで斬られたことに気づかない。
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8話 日の少女と剱と桜の少年
私が蜜漓さんと別れて2ヶ月ぐらいたったあと私は鬼を狩り続けた。数は100を越えた辺りで数えるのをやめた
「離してください!」
「ん?」
そこには麻の葉模様の少女がガタイのいい男に腕を捕まれ何処かに連れて行かれそうになっていた。麻の葉模様の少女は周りに助けを求めるが誰もが少女の問い掛けを聞かぬ振りで少女は連れていかれそうになる。それに少女の背には炭があった私はあの少女を知っている……私は少女を掴んでいる腕を握り、骨をへし折る
「ぎゃぁあぁぁあぁぁぁ!!う、腕がぁぁ!!」
「騒ぐな」
「ヒィィッ!?」
「死にたく無ければ去れ」
男は悲鳴を上げながら走ってどこかに逃げっていった
「あ、あの!助けてくれてありがとうございます!」
「ううん、大丈夫だよ。怪我ない?」
「は、はい!////」
「ん?顔紅いけど大丈夫?」
「だ!だだだだ大丈夫です!」
そして、私は禰豆子ちゃんにお礼がしたいと言われ禰豆子ちゃんに引っ張られながら家に連れていかれた。私としては嬉しい誤算である、これで禰豆子ちゃんや禰豆子ちゃんのお母さんや兄弟を守れる……この世界では絶対死なせない! だからこそ【発】による念能力がいるかもしれない…もしかしたら普通の鬼かもしれないがもし……もしも【鬼舞辻 無惨】だったら【念】だけじゃ心もとないし【鬼舞辻 無惨】が【念】を使えるようになるれば鬼殺隊には勝ち目がなくなり世界は滅びる。だからこその私が作る念能力が必要になる
「着きました!ごめんなさいこんな山奥で」
「ううん、大丈夫だよ。ホントなら野宿する予定だったから」
「えぇ!?こんな真冬に野宿ですか!?危ないですよ!?」
「そう?私は大丈夫だけど?」
「だめです!!」
すると、家の近くまで来た私と禰豆子ちゃんの喋っている声が聞こえたのか家の中から女性が出てきた。
「禰豆子?誰かお客様かい?」
「お母さん!」
そして、禰豆子ちゃんは町で合ったことを包み隠さずお母さんの【竈門 葵枝】さんが突然私に向かい頭を下げた
「え!?ちょっ!なんですか!?」
「禰豆子を助けてくれてありがとうございます!!貴方が助けてくれなければ禰豆子は…禰豆子は……!」
「頭を上げてください!私がやりたくてやったことですから」
「か、母ちゃん誰か来てるのか」ゴホゴホ
「「炭治郎!/お兄ちゃん!」」
「こんにちは ん?なんだか体調が悪そうだね」
「お兄ちゃん最近張り切っちゃって昨日から風邪引いてしまって……薬を買おうにもお金が……」
「そうゆうことか…わかった禰豆子ちゃん葵枝さん私に任せてください!日落ちには戻ります」
私は二人にそういう山に向かって走って行き今のこの時期なら動物たちは冬眠する前の段階で餌を探しいてると思うし、この山は酸素も薄いし空気は綺麗だ薬草も有るだろう。そして、私は【円】で生き物や薬草がないか調べると近くでこっちに向かってくる動物がいたそれは猪だった。すぐに猪を倒し短刀で血抜きしその間に薬草を摘むことにした
「ふぅ~、こんな物だろう。あんまり取り過ぎると次が生えてこないからな」
「ご主人、猪の血抜きが終わったわ」
「ありがとう、雫」
「でも、こんなに取ったり狩ったりして大丈夫なの?」
「ん?あぁそうならないように取ってるから大丈夫だよ」
そうして、私は【竈門家】に戻り禰豆子ちゃんと葵枝さんに取って来た食料を渡しまだ炭治郎くんが熱が引かないそうなので取って来た薬草をお湯で洗い磨り潰し色々な木の実と果物を合わせ禰豆子ちゃんに渡し炭治郎くんに飲ますようにいい私は葵枝さんの手伝いをすることにしたが禰豆子ちゃんたちの弟や妹たちが遊んで欲しそうな顔をしていたからみんなで遊ぶことにした。
「ふふ、みんな夜空さんと遊び疲れて寝ちゃいました」
「本当にありがとうございます。薬草や食料まで……」
「困ったときはお互い様ですよ。葵枝さん!それに明日になれば炭治郎くんも元気になりますから!」
「ありがとうございます」
「どういたしましてです!」
そうして、私も布団を借り寝ることにした。明日も頑張ろう!
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9話 原初の鬼
私が禰豆子ちゃんを助けて家に連れてこられて二週間が経っていた。炭治郎くんの体調も良くなっているはやり現代と違い薬がない分治りが遅いもし合ったとしても葵枝さんたちには手の届かない金額だろう、それにこの二週間で私は『次男の竹雄くん』『三男の茂くん』『四男の六太くん』『次女の花子ちゃん』にだいぶなつかれてしまい特に禰豆子ちゃんと花子ちゃんはよく隣にいることが多い葵枝さんもたまにいる。
「炭治郎、顔が真っ黒じゃないの?こっちへおいで 雪が揺っていて危ないから行かなくても大丈夫なんだよ?夜空くんのお陰で今年は何とか持ちそうだから」
「大丈夫、それにいつまでも夜空さんには甘えられないよ。だからすこしでも炭を売ってくるよ」
「ありがとうね、炭治郎」
「にいちゃん!今日も町にいくの!?」
「ダメよ、茂はまだ炭治郎みたく速く走れないでしょ?それに雪で荷車を押して行けないのよ?疲れても乗せて休ませてもらえないのよ?」
「大丈夫だよ!!夜空にいちゃんに雪の上でも速く走り方教えて貰ったからね!にいちゃん!」
「そうだな、茂。竹雄! 竹雄も炭売り手伝ってくれないか?今日はいつもより多く売りたいんだ」
「わ、わかった!すぐ準備する!いくぞ茂」
「うん!」
その一連のやり取りを見ていた私は炭治郎くんに木を切ることを任せてといい炭治郎と竹雄、茂は炭を売りに近くの村まで向かった。同時に私は原作開始の日だと気を引き締めた。そして私はある程度木を切り葵枝さんにすこし山を降りるといい急いで“藤の花”を取りに向かった
「雫、この辺りに藤の花はある?」
「えぇ、この山を降りて三つ目の村に藤の家紋の家があるわ。ご主人なら数時間で往復できる距離ね」
「わかった(シィィィヒュゥゥッ!)全集中の呼吸"月読"!【流】の応用技【爆】!」
【爆】とは【流】を脚だけに集中し足が地面に着いた瞬間にオーラを爆発させ走る速度をあげる。ただし調整をミスれば脚はバラバラになる可能性あるこれは攻撃にも有効である。
「これなら、日が完全に落ちる前には戻ってこれる!」
「…カ…カァー(ホントにこのご主人は規格外だわ…)」
それから私は三つ目の村に数分で着き大量の藤の花を抱えまた同じ道を【爆】を使い戻っていく、本来なら一日半掛かる村を数十分で着きまた数十分かけて帰ってきた、日落ち前に……私は戻ってすぐに大量の藤の花を家のあっちこっちに置き家の中には念入りに置いた。私は葵枝さんに今日は一番奥の部屋で寝るようにと言った最初は疑問に思っていた葵枝さんたちは私の真剣な顔をみて納得してくれた
「……今の私の力で何れだけ出来るか分からないけど、やるだけのことはやる……」
「夜空さん、大丈夫ですか?」
「禰豆子ちゃん?どうしたの?」
「なんだか、夜空さんのことが心配になっちゃって」
と、禰豆子ちゃんは笑いながら私の側に座る。私はふと禰豆子ちゃんに今私が何をしようとしているか私はが今やっていることを何故か話してしまった。禰豆子ちゃんが側にいるとなんだか落ち着く
「そう、だったんですね 鬼を斬る仕事を……そして鬼はこの藤の花が嫌いで近寄れないってことですね」
「そうゆうこと。こんな時間なら多分炭治郎くんたちも戻って来れないだろうから、誰かの家に泊めてくれると思う」
「そうですね、夜の山は危険ですから…」
私が禰豆子ちゃんと喋っていると【円】に強い力を持つ者が触れた、私はすぐに禰豆子ちゃんに奥の部屋に行くように伝え私は【黒赭日輪
「すみません、すこし道をお尋ねしたいのですが?」
「…こんな真冬にそんな薄着でどちらへ?それにそんな綺麗な服では勘いい人は騙せないよ【“鬼舞辻 無惨”】!」
「……鬼狩りか」
「この家の人たちには指一本触れさせない!!」
そうして、私は【円】の範囲を周囲5メートルまで縮ませ体に【堅】【硬】に集中し【流】で【黒赭日輪
「……(剱の呼吸を使うと辺りを破壊してしまう…近づくのは危険だけど桜の呼吸しかない)桜の呼吸 壱ノ型【寒緋桜・舞姫】」
「(はやい!)小癪な!」
すると、無惨も攻撃を仕掛けてくる
「死ね!人間!!」
「桜の呼吸 伍ノ型【西洋桜・焔雨】!」
【円】と【魔神王の天空色】のコンボは未来を予測することができる。今の私の反応速度なら無惨の攻撃は交わせる!それに加え【透き通る世界】で筋肉の動きや息づかいで攻撃モーションがわかる
「(何故、なぜ傷が再生しない!?それにあの痣とあの刀は!あやつの同じ!!)フザケルナァァァァ!!!」
「っ!!?」
「貴様は此処で殺す!!鬼狩り!!」
すると、無惨は無限城編で見せた最終形態になりっていた。
「(まずい!あれは今の私では倒し切れない!)くっ!」
漫画では珠代としのぶのお陰で無惨の力を半減させてやっと倒せた無惨の最終形態……万全な状態の無惨は手に余る!朝日が昇るまであと7時間……何としてでも竈門家のみんなは守る!!
「そう、私の魂に誓ったから! 【極限集中・神吸】(スゥコォォォヒュゥゥ!!)全集中の呼吸"天津神"桜の呼吸 始ノ型【彼岸神桜・満開】!!」
すると、私の瞳は赭黒く染まり身体中の血液の流れが速くなる。これは私の取っての切り札この戦いが終われば私は無惨に殺され鬼になるかこの戦いに私が勝つかのどちらか。勝ったとしても私は無事で要られる保証はないけど!それでもやる!私が斬った無惨の傷は再生してないだったら“7つの心臓”と“5つ脳”を一つでも多く破壊する!
「な、なにィィ!?」
「極限集中・『神吸』桜の呼吸 五大桜 惨華【淡咒彌桜・夜幻】」
無惨は触手を使い私に攻撃を仕掛けるが【明鏡止水・桜】のお陰で認識をズラシなんかと致命傷は防ぎ玖ノ型【王枝魔桜・久遠渡り】で無惨を【円】の範囲まで入れた
「これで終わりにする! 極限集中・『神吸』桜の呼吸 五大桜 伍華【夕兎羽桜・白桃】!!」
「鳴女!!!!」ベベン!
「っ!? に、逃がした…グフッ や、やばいこれは死ぬ……かも」
私は無惨の攻撃を受け大量の血を流していて骨や内臓もボロボロだ
「夜空さん!!!」
「禰…豆子…ちゃ…ん?」
「っっ!?」
禰豆子ちゃんは私の今の姿をみて驚いていた、それはそうだこんな血を流してボロボロだった誰だって驚くよね
「ご…めん…ね、禰豆…子…ちゃん…す…こし…寝…るよ」
私は全オーラを【絶】状態にし体の回復に専念した。それから私が目を覚ましたのは無惨と戦ってから約二年半後だった。
桜の呼吸 壱ノ型【寒緋桜・舞姫】(かんひざくら・まいひめ)
舞を舞うように相手に斬り込み斬りつける回避と攻撃を兼ね備えた技、舞えば舞うほど力が増し威力が上がり。【寒緋桜・舞姫】を続ければ継続される他の技も同時に使える
桜の呼吸 伍ノ型【西洋桜・焔雨】(せいようざくら・えんう)
前方広範囲を焔の桜と氷の桜を巻くように斬りつける。範囲が広く攻防を同時に行える
桜の呼吸 始ノ型【彼岸神桜・満開】(ひがんかみざくら・まんかい)
花の呼吸【彼岸朱眼】の強化版で全身を超強化することが出来る。肆の型【寒緋桜・舞姫】と会わせればかなりの力が出る。
極限集中・『神吸』桜の呼吸 五大桜 惨華【淡咒彌桜・夜幻】(うすずみざくら・やげん)
始ノ型【彼岸神桜・満開】の状態で零の型【継ぎの纏桜】に捌の型【明鏡止水・桜】と玖ノ型【王枝魔桜・久遠渡り】合わせ技
極限集中・『神吸』桜の呼吸 五大桜 伍華【夕兎羽桜・白桃】(せきとばざくら・びゃくとう)
始ノ型【彼岸神桜・満開】の状態で零の型【継ぎの纏桜】に伍ノ型【西洋桜・焔雨】と漆ノ型【千本桜】と拾ノ型【紅万之桜・空絶】の合わせ技
【極限集中・神吸】:自身の1分を1秒にさらにその1秒を0.1秒に超圧縮・凝縮し自身の身体能力を何千倍にも引き上げる。
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10話 禰豆子の思いと氷の呼吸
皆さんこんにちは【竈門 禰豆子】です。私は二年半前の夜空さんと鬼の戦いを見てました、私は何も出来ず夜空さんに守られていた…夜空さんが倒れて朝日が昇ってお兄ちゃんが血相かいて走ってきたお兄ちゃんは人一倍鼻が効くから夜空の大量の血を嗅いで急いで帰った来たのだろう
「っ!?禰豆子!!何があった!」
「お兄ちゃん!」
私はお兄ちゃんに昨夜……と言うよりさっきまであった出来事を全部話した、お母さんたちも無事重症なのは夜空さんだ
「そんなことが……三郎おじいさんの言ってたことは本当だったんだ そんなことより夜空さんを家の中に運ぼう!」
「うん!」
「「っ!?」」
そして、私とお兄ちゃんが夜空さんを持つと“とても軽かった”女である私人で運べるぐらい軽かった。それから数日後夜空さんが私に話してくれた複数の【鬼殺隊】の女性が来た。名前は【胡蝶 カナエ】さん【胡蝶 しのぶ】さん【鱗滝 真菰】さん【甘露寺 蜜漓】さんでカナエさんと蜜漓さんは【鬼殺隊】の一番上の位の【柱】だそう、そして夜空さんの義理の姉でもある
「夜くん!/夜空!/夜空ちゃん!」
「大丈夫です、寝ているだけだすから」
「そ、そうなの。よかったわ」
「でも。夜空をここまだ追い込むなんてどんな鬼なの…」
「夜空さんは【“鬼舞辻 無惨”】って言ってました」
「「「っ!!!?」」」
皆さんは私の言葉に驚いていた。【鬼舞辻 無惨】とはこの世に人喰いの鬼を産み出した元凶で鬼の祖だそう、どうして私たちが狙われたのかは分からないけど夜空さんが居なかったら私たち家族はみんな殺させていた。私はそう思うだから……
「あの!!」
『??』
「私も鬼殺隊に入れてください!!」
「禰豆子!?」
「…禰豆子ちゃん、それがどうゆうことなのかわかってるの?鬼殺隊は文字通り【鬼を滅する】ことなの」
「はい、分かっています。私は夜空に二度と命を救って貰いました……だから、私は私が助けて貰った以上に他の人たちを助けたいんです!!」
「……禰豆子」
「俺からもお願いします!俺も鬼殺隊に入れてください!!」
「炭治郎!?/お兄ちゃん!?」
カナエさんたちは迷っていたけど真菰さんがお兄ちゃんと私の面倒を見ると言ってくれた。そして、私とお兄ちゃんは真菰さんの師範の【鱗滝 左近次】さんの元で御指南を受けることになった真菰さんは私に鱗滝さんはお兄ちゃんに。お母さんたちはカナエさんたちのいる屋敷に一緒に住むことになった、夜空さんは【鬼殺隊】の『隠』と言う人たちに蝶屋敷まで運ばれた。私とお兄ちゃんが【鬼殺隊】に入るために修行してから二年……やっと私たちは【最終選別】に向かうことを許された。
【藤襲山】は鬼殺隊へ入隊を希望する者が訪れる最終試練場所。特徴的なのは、山の麓から中腹にかけて一面に藤の花が咲いていること。そして、藤の花は一年中咲き続けてる。
「皆さま。今宵は最終選別にお集まり下さり、ありがとうございます。」
「この藤襲山には、鬼殺の剣士様が生け捕りにした鬼が閉じ込められており、外に出ることは叶いません」
「山の麓から中腹にかけて、鬼が嫌う藤の花が一年中狂い咲いているからでございます。しかし、これから先は、藤の花が咲いておりませんので鬼共がおります」
そして、女の子たちは頭を下げ参加者たちに言った。
「山の中で七日間生き抜く。――それが、最終選別の合格条件でございます。――では、行ってらしゃいませ」
「お兄ちゃん、お互いに頑張ろうね!」
「あぁ!」
私はお兄ちゃんと最初の2日は別行動し3日の朝には東の藤の花がいっぱい咲いている場所に目指すことになっている。私は夜空さんの並べる位強くなりたい!だからこんなところで躓いてなんていられない
「ケヒャヒャヒャア!!女の肉だぁぁ!!!」
「ビクッ)鬼…(スゥ)夜空さんを傷つけた鬼……(ヒュゥゥゥ!)氷の呼吸 惨ノ型【流氷五閃】」
「はえ?」サァ―
「倒せた…こんな調子じゃダメ!鬼は倒さないとダメなのよ禰豆子」
そうして、私は2日間襲いかかってくる鬼を倒し続けて3日目の朝には真菰さんに教えて持った藤の花の木がいっぱいある場所についた。少ししてお兄ちゃんも来てそれから交代交代で見張りをすることになり私とお兄ちゃんは【七日間の最終選別】を生き残った。そして広場に集まったのは私とお兄ちゃんブルブルと震えてる黄色い髪の男の子と目付きの悪い男の子と黒髪の蝶々の髪飾りをしている女の子。すこしカナエさんやしのぶさんに似てるような?ってあれ?もう一人の男の子が居たはずなんだけど?
そうして、私たちは【鬼殺隊】で必要刀【日輪刀】を作るための玉鋼を選び鱗滝さんたちのいる所へと戻った。それから数日後、刀鍛冶の【鋼鐵塚 蛍】さんと妹の【鋼鐵塚 穂香】さんが来たお兄ちゃんの【日輪刀】は真っ黒に変色し私の【日輪刀】は薄い青と漆黒に変色した
「ホントに刀の色が変わった……」
それからお兄ちゃんはすぐに鎹鴉に任務を与えられ私は蝶屋敷にくるようにと言われた。夜空さんが眠ってから2年半やっと同じ場所に立てている
「カァー!竈門禰豆子!至急蝶屋敷に迎えー蝶屋敷に迎えー!」
「わかった」
氷の呼吸 惨ノ型【流氷五閃】(りゅうひょうごせん)
居合いの構えから相手を翻弄しながら雷の呼吸【霹靂一閃】のように五連撃を与える
禰豆子はすこしヤンデレ入ってます。悪化するかも
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11話 目覚め
「ここは?蝶屋敷?」
私が目を覚ましたのは蝶屋敷の個室の病室だった、まだ夜でみんな寝ているかな?一体どれぐらい寝てたんだろ?暦を見ると2年の月日が過ぎていた
「…2年か……随分長い間寝ていた。」
「夜ちゃん、入るわね」
「おはよ、かなう母さん」
「えぇ、おは……よ…う」
すると、かなう母さんが持っていた包帯や薬が入っている箱を落とすとかなり大きい音が響く
「夜…ちゃん」
「どうしたの?かなう母さん」
すると、かなう母さんは目に涙をためていて勢いよく私に抱き付き子供のように泣いていた。かなう母さんの泣き声に刀奈母さんやカナエ姉さん、しのぶ姉さん、葵枝さんたちもいた。それから私が寝ている間に何があったかを聞いた葵枝さんや花子ちゃん、六太くんそれから禰豆子ちゃんもちゃんと生きていて炭治郎は原作通り鬼殺隊にそれから炭治郎に付いていった竹雄と茂も無事に生きている。禰豆子ちゃんは鬼になっておらず炭治郎と一緒に【鬼殺隊】に入って先日【最終選別】も合格したそうだ。シゲル父さんは一年前に病気で亡くなったそうだ
「そっか、シゲル父さんは病気で…」
「えぇ、ずっと夜ちゃんのこと心配してたわ」
「ねぇ、夜くん。2年半前禰豆子ちゃんから聞いたんだけど【鬼舞辻 無惨】と戦ったってほんとなの?」
「ほんとだよ、あいつの体には7つの心臓と5つの脳があった。でも心臓を3つと脳を2つは破壊したから再生もしないと思う」
「「っ!?」」
私は【鬼舞辻 無惨】のことは手紙に書き記し元柱であるカナエ姉さんとしのぶ姉さんに【産屋敷家】渡すようにお願いし私は少しでも早く万全な状態に戻れるように機能回復訓練をすることにしたのだが、鈍っているどころかオーラのコントロールは以前より上手くなっており呼吸も2年半もの間ずっと【全集中の呼吸"天津神"】の状態で居たからか肺もかなり大きくなっていた
「………ジィー」
「君がカナエ姉さんとしのぶ姉さんに助けられた子かな?たしか名前はカナヲだったかな?」
「………」
カナヲは懐から裏表が書いてあるコインを飛ばし表と呟くとコインを伏せコインを見ると表となっていた
「私は【栗花落 カナヲ】よろしく。兄さん」
「どうして、コインを使って決めてるの?」
「……」
「カナヲ、君が過去に何があったは知らない…でも自分の心と向き合うことも大事だよ?今はそのままでもいい…これから先カナヲが自分自身の心のままに生きれることを私は願っているよ?」
「……ぅん」
と、私がカナヲと話といると廊下の方からドタドタと走る音が聞こえた、息づかいから私は禰豆子ちゃんとだとすぐにわかった。すると扉が勢いよく開いた
「夜空さん!!」
やっぱり、走って来たのは禰豆子ちゃんだった。私は成長した禰豆子ちゃんをじっーと、見てるとなぜか禰豆子ちゃんも私に近寄って来て私の顔をじっーと見てくる。若干顔が赤い
「…禰豆子ちゃん、鬼殺隊の入ったんだね」
「はい、私は夜空さんの隣に立ちたくて……側に居たくて…」
「…そっか」
「カァー!やっと起きたのねご主人」
「雫!よかった無事だったんだね」
「えぇ、ご主人のおかげで で、この子〖癸〗【竃戸 禰豆子】はこれからご主人の直属の部下になるわ」
「禰豆子ちゃんが? どうゆうこと?」
雫曰く、私の単独行動の許可の他に3人まで鬼殺隊員の同行が可能でその一人に禰豆子ちゃんが選ばれたそうだ。この同行は雫が良し悪しを判断し主人である私に許可を取ると言う感じだそう、それに禰豆子ちゃんはあの【鬼舞辻 無惨】を狙われたそれは炭次郎も同じだけど雫は禰豆子ちゃんだけを声をかけたみたいだ
「私は禰豆子ちゃんがいいならそれでいいよ?」
「私はそちらの方が嬉しいです!!!」
こうして、私は機能回復訓練をそれから禰豆子ちゃんに全集中の呼吸・常中を教えることにした。
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12話 団欒
私が【鬼舞辻 無惨】と戦いの果てに眠ってから二年後しに目を覚まして私は機能回復訓練を順調にこなし二年前以上に【念】と【全集中の呼吸】が上達している。【念】に関しては底が知れない程オーラの量が増えていた
「夜空さん、お聞きしたいことがあるんですが?」
「ん?どうしたの?禰豆子ちゃん」
「【全集中の呼吸・常中】って何ですか??」
「【全集中の呼吸】を四六時中常に行うことを【全集中の呼吸・常中】と言うんだ。これをできる隊員と出来ない隊員とでは天地の差が生まれるんだ。私やカナエ姉さんやしのぶ姉さん、蜜漓さんは【常中】をしているよ」
「ぜ、全集中の呼吸を四六時中!?ほんとですか!?わ、私何て数十分するだけで肺や心臓が痛くなるのに……」
「それは禰豆子ちゃんの肺が全集中の呼吸に耐えれてないんだよ、用は肺が弱いってこと。禰豆子ちゃんも明日から機能回復訓練を受けるといいよ、そうすればカナエ姉さんやしのぶ姉さんからいろいろ教えて貰えるよ」
「わ、わかりました!(わ、私も夜空さんと同じことされるのかな…?)」
そうして更に数日、禰豆子ちゃんは私とともの機能回復訓練に参加し肺を鍛えながら全集中の呼吸・常中の習得を目指している。そのあと私と禰豆子ちゃんが使う【氷の呼吸】の精度を上げることと癖やおかしい所を修正している
「ハァァ!」
「ほらほら、まだまだだよ!」
「氷の呼吸 肆ノ型【氷海翡翠・心の氷】!!」
「うん!その調子」
「はい!」
組手を終えて私は禰豆子ちゃんに常中のアドレスをしている私は私で常中の反復練習をしながら筋トレをしている
「……ゴホ!ゴホゴホ!! うっ!」
「あんまり無理はしちゃダメだよ?」
「は、はい…」
そして、夜になり私はかなう母さんと刀奈母さんと一緒に縁側でくつろいでいた、私からすれば久しぶりの家族の集まりだ。私は二人の母さんに別れてからのことを話した十二鬼月との戦闘。禰豆子ちゃんと炭次郎との出会いと無惨との激戦などなど
「頑張ってるのね、夜くん」
「私たちは、夜空を見守ることしか出来ないけど…頑張って」
「うん!」
そのあと、カナエ姉さんやしのぶ姉さんも来て家族全員集合だ、そこから葵枝さんたちも来て賑やかになったそこからはお祭りの様に盛り上がったでもそんな時間はあっと言うまに過ぎた
「ごめんなさい夜空さん、花子や茂がなんだか夜空さんに懐いちゃって…」
「フフ、いいよ何故か子供や動物に懐かれるんだよ」
「そうなんですね!」
「さて、禰豆子ちゃん」
「はい?―――っ!?」
私は禰豆子ちゃん向け多少の殺気を放ち禰豆子ちゃんに解いた
「鬼殺隊【癸】竃戸 禰豆子――汝に問う 私と同じ任務を行うのか?私の単独任務はずっと鬼を狩り続けるこうゆう風に集まることも少なくなる」
「………」
「どうする? 今ならまだ間に合う」
「……スゥッ)いいえ、私は夜空さんに付いていきます。私は鬼を許すことはできません」
やはり、禰豆子ちゃんは鬼を恨んでいる?なぜ?あっ私か……だったら
「なら、禰豆子ちゃんには試験を受けたもらう。雫に頼んで幾つかの任務をこなして貰う。ただし【常中】を使用しての鬼の打倒だ」
「っ!?」
「【常中】取得期間は一週間それから任務に当たって貰う鎹鴉に雫をつける」
「はい!!必ず鬼を倒します!」
それから、禰豆子ちゃんの訓練は激しくなった
氷の呼吸 肆ノ型【氷海翡翠・心の氷】(ひょうかいひすい・こころのこおり)
水の呼吸【干天の慈雨】で広範囲に渡り斬る
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13話 禰豆子の覚悟
禰豆子が夜空に覚悟を示すたまの任務のため禰豆子はカナエとしのぶと蜜漓に【常中】の教え乞いながら頑張っていた
「カァー、ホントにいいの?」
「ん?なにが?」
「禰豆子のことよ。確かに彼女は他の鬼殺隊隊員よりも伸び代はあるし覚悟もある。それでも私たちの任務は過酷すぎるわ…」
「そうだね、確かに今の禰豆子ちゃんには厳しいと思う。でも禰豆子ちゃんは自身で呼吸を編み出したそれに……(禰豆子ちゃんが鬼になっていない、だから禰豆子ちゃんも炭次郎同様【日の呼吸】が使えるかも知れない……だったら、無惨に殺す確率が上がる)」
「それに?」
「ううん、なんでもない。」
「カァー、わかったわ。ご主人がそこまで言うなら私は何も言わない…禰豆子に伝える任務は3つでいいのね?」
「うん、もし禰豆子ちゃんが“3つ目”を選んだら私に報告してくれ。」
「カァー、了解よ」
そして、雫は飛び去り禰豆子が修行している建物に向かった。
禰豆子side
私は現在。夜空さんの義理のお姉さんであり鬼殺隊で【柱】の称号を持つ【花柱・胡蝶 カナエ】さんとカナエさんの同期で同じく【柱】で【恋柱・甘露寺 蜜漓】さんと共に【稽古】をしながら【全集中の呼吸・常中】のコツを教えてもらっていた
「禰豆子ちゃん!常中が途切れてるわよ!」
「は、はい!」
肺が痛い、心臓が苦しい、脳がクラクラする……でも!私は夜空さんのために諦めない!!どれだけ辛くても苦しくても私は私の目標のために絶対に諦めない!!私は再び【常中】を行いカナエさんと蜜漓さんに食らいつく
「氷の呼吸 伍ノ型【砕氷豪雪・削り氷】!」
「っ! 花の呼吸 陸ノ型【渦桃】!」
「すごいわ!すごいわ!禰豆子ちゃん!」
「ありがとうございます!」
「ホントにすごいわね、お姉さん驚いちゃったわ!」
そう言いながら、二人は私に抱きついてくる。常中は途切れ途切れだけどもう少しで物に出来そうな感じがする。すると、窓の夜空さんの鎹鴉の雫さんが私に向かって言った
「カァー、禰豆子。久しぶりね。ご主人からの3つの任務を伝えるわ。まずは【1つ、1日半で鬼を50体倒すこと】【2つ、一週間の間に血鬼術の使える鬼を30体倒すこと】【3つ、下弦の鬼を倒すこと】よ。下弦の鬼に関しては私とご主人が居場所を知っているわ」
「……下弦の鬼…」
「ちょっと待った!いくらなんでもその任務は無理があるわ!」
「カァー、私もそう思っているわ。でも私のご主人が決めたことでご主人は禰豆子なら乗り越えると踏んでこの任務を選ばせたのよ」
「なら。私は迷わず3つ目の下弦の鬼を倒します!」
「「禰豆子ちゃんっ!?」」
夜空さんは私が出来ると信じてこの任務を選んでくれた。なら私はそれの答える
「カァー、わかったわ。任務は今から3日後の早朝からよそれまでに体力を万全にしておいてね」
「はい!!」
それから、カナエさんと蜜漓さんとの稽古を終え3日間ゆっくりと過ごした。カナエさんの助言で1日常中のことを忘れて普通に過ごし残り2日に常中をしてみると楽に呼吸が出来て肺も心臓も苦しくない…この日私はやっと常中を使いこなせた
「夜空さん、私頑張ります…」
そして、私は眠りについた
禰豆子side out
氷の呼吸 伍ノ型【砕氷豪雪・削り氷】(さいひょうごうせつ・けずりひ)
低い姿勢を取り素早い動きで相手の懐まで入り下から上へ飛び上がりながら斬りつけ上から回転しなからまた相手を斬る
花の呼吸 陸ノ型【渦桃】(うずもも)
身体を捻りながら渦のように斬りつける技。
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