愛に飲まれ恋に呪われた男 (カルノ)
しおりを挟む

恋にさらわれた男

なんで書いたんだろう。


俺は確か両桐漣斗(りょうぎりれんと)だったはずだ。

俺は今知らない天井を見て寝ている。

・・・どうしてこうなった。

まあいい。

今はどうしてこうなったのか記憶を思い出そう。

俺は普通の家に生まれ普通の小学と中学を出た。

自分で言うのも何だが普通の人だった。

まあ、ある一点を除いての話だが。

俺は小学5年の時パワポケにハマった。

正確には昔のゲームにだが。

確か初めて買ったのは9だったっけ。

今でも例の爆死はトラウマだ。

そして一番好きだったキャラは野崎維織。

今でも好きだ。

そして中1の時パワプロアプリを初めた。

このアプリのせいで俺は呪われた。

俺は初めてのレアガチャでPSRを当てた。

誰かって?

 

 

 

片桐恋さ。

そこからはもうほんとに酷かった。

初めての10連は

SR片桐恋3枚

PSR片桐恋7枚

初めてのミキサーガチャ。

PSRミキサーしようとしたらアプリが落ちた。

Rガチャチケ10連

R片桐恋10枚。

見てもらえば分かるだろう。

基本片桐恋しか出てない。呪われてる。

そのうえ出ないガチャを回そうとするとアプリが落ちる。

ひどい。

実は一度だけ呪いを貫通したことがあるが

それ以外ずっとこれである。

呪いを貫通したのは確か天音姫恋がピックアップされているガチャで

天音ちゃんがPSRとSRで出た。何なら天音ちゃんが5凸出来た。

この影響もあり俺の最推しは維織さん。次に天音ちゃんである。

そしてこの呪いは現実にまで影響を及ぼした。

まずは夢に出る。

ラブコメ見たり維織さんの事を考えると夢に出る。

頭の中にひたすらヤンデレ節を響かせて来る。

つらい。

次に普段の俺の呪いの侵食が50とすると

片桐をオカズにしたり夢を最後まで見たりすると呪いの侵食が進み

侵食が100になると片目が青くなり髪に薄紫の髪が混ざる。

周りに変な目で見られる。

ひどすぎる。

じゃあアプリを消せと言われたりもした。

消そうとしたら脳髄に痛みが走り気絶した。

その後目が覚めると薄紫の髪が床に落ちていた。

こわい。

そして大体1週間ぐらい顔を見ないで居ると

頭の中に出てくる。

こわい

まあこれ以外普通の人生だった。

何でこんな知らない天井を見て寝ているのか

心当たりは有る。

それは色々なツテを使いあの"本"を手に入れた日だった。

「誰もいないよな?」

俺はあのとき部屋で一人だった。

「イィィィィヤッフォォォォオォォ!!!!!」

「やったぜぇ!!!!

 ついに天音ちゃんの同人誌(健全)を手に入れたぜぇ!!!」

あの時の俺は喜んでいた。

様々なツテを使い天音ちゃんの同人誌を手に入れたのだ。

もちろん健全な奴だ。

R指定ついてるやつは読むと多分呪いで死ぬ。

天音ちゃんとパワプロのカップル育成ラヴラヴ物語を読もうとした次の瞬間

悪寒じゃあ表せない憎悪、憎しみ、怒りそんな負の感情が俺を襲った。

某携帯獣の技で表すなら"あくのはどう"だろうか。

それで怯んだ俺の耳に声が聞こえた。

「何でそんなやつになびくんですか?先輩。」

「そんなやつより先輩の事を私は思っています。」

「そんなやつより先輩の事を全て私は知っています。」

「何でレンを裏切ったんですか?」

先輩 答えてくださいよ。ねえ

綺麗で透き通った でも狂気を孕んでいるこの声を

俺は知っていた。そう。ヤツだ。

俺の呪いの主。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

片桐恋の声だった。

そして殺気を感じスマホを見る。

何かが出ようとしている。

怯える俺を無視して、奴は語りかけてきた。

「レンは思ったんです。先輩をこのままにしても他の女。

 例えばNOZAKIの社長のミドリムシ(野崎維織)に取られたり。

 あのレーダー(天音姫愛)に取られたり。

 そんなの私は耐えきれません。

 だから」

 

 

 

 

「こっちに来て一緒に溶けて混ざってドロドロになって。

 一緒に居ましょうよ先輩♡♡♡♡」

 

怖かった。

そして俺のスマホが光り輝きスマホから出てきた片桐恋がこちらを見ていた。

俺はヤツに掴まれ抱き締められた。

そして俺はショックで気を失い倒れた。

倒れる直前にヤツは言った。

「これで先輩にちゃんとお世話が出来ますね。」

 

 

 

「先輩はレンがずーっとお世話しますからね♡♡

 

 

 

   

 

最悪なことを思い出してしまった。

まあいい。

今の自分の状況を把握しよう。

何か疲れた。

寝よう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




テキトーなキャラ紹介。

両桐漣斗
この小説の主人公。
恋ちゃんに何かされた。
一番好きなキャラは野崎維織。
二番目が天音姫恋。
三番目が浅井漣。
特に野球とかはしてないぞ!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

情報を整理した男

だいぶ遅れた。P1グランプリ見ながらやったら遅れた。反省している。


う~ん。

よく寝たな。

最近は恋のささやき()のせいであまり寝れなかったからなぁ。

頭がスッキリした。

まあそれもいいが問題は山積みで。

まず自分の状況を把握しなければいけない。

そう思い布団の右端の中にあるスマホを取り出そうとした。

あれ?なんでベットで寝ているんだ???。

俺の部屋は和室で布団のほうが良く眠れるので布団だ。

だが俺はベットで寝ている。

まあこれについては分かる。

冷静に考えて見れば知らない天井の部屋で寝ているのだ。

何かの施設の部屋で寝ているのだろう。

しかしその考えは覆される。

顔を横に向けると小学生が使ってそうな勉強机と新品同様のランドセルが有った。

ん???

なにこれ?

こんなもん買った覚えは無い。

とりあえずなんか気になったのでランドセルの横の筆箱を見た。

ひらがなで大きく

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

りょうぎりれんと

 

 

 

 

そう書かれていた。

ゑ????

意味が分からない。

どうゆう事だ。まあ分からんが誰かに聞くしかない。

そうしていると母さんの声が聞こえた。

不味い。

フツーに今日は平日だ。

つまり学校があるわけで。

急げ!!!

急がないと!!!!

食卓へと向かう。

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食卓ドコーーーーーー!!!!

ヤバいヤバいヤバい!

遅刻する!

こんな叫びを上げていると母さんがこう言ってきた。

「何をそんなに急いでんの?早く来なさい!」

「はーい」

いや。

つい反射で答えたが知らない所で迷うのは当然だろう。

しかし体に違和感がある。

何故?

母さんの声が聞こえた方に行くと食卓にたどり着いた。

さっさと飯食って学校行こう。

「お母さん早く遅刻する!」

「ふふっ。学校楽しみなのね。でも学校は来週からよ。」

「ゑ」

ぇ。

「え。今なんて?」

「それにしてもいつもママーって呼んでたのに。

 成長したわねぇ。」

「え。いや15っすよ俺。」

「まだ6歳でしょ。」

えぇ、、、

ナニコレ?悪い夢?悪夢?

「ちょっとトイレ行ってくる。」

「いいわよ。」

トイレに向かう。

探してすぐ見つかった。

深呼吸。

「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」

意味わかんないんですけど????

ぼくろくさい。

な訳ねーだろ意味わかんない!

まあ状況を整理しよう。

まず俺が寝てた部屋にあったものを思い出せ

ベッド、机、おもちゃ、ランドセル、筆箱

うん。小学生かな?

次に母さんの発言。

学校は来週から

俺が6歳

正直頭がパンクしそうになるが受け入れるしかない。

俺転生した?

まあ状況を考えるとそれもあり得るが。

正直転生と言うよりヤツ()に連れて行かれたという方がしっくりくる。

辛い。

まあ情報を集めよう。

情報は大事だ。

幸い学校開始まで一週間ある。

そう思い朝食を食べ情報を集めた。

そんなこんなで夜。

ノートを使い情報を纏めた。

 

・俺は6歳で1週間後小学生になる。

 

・名前の漢字が変わり漣斗の漣が恋になった。

 

・二人居た兄弟は病死。俺一人だけ生き残った

 

・俺の部屋は3人部屋になる予定だった

 

・不自然なほど野球が盛ん

 

・Goog○eなどの企業が存在を確認できない。

 

・代わりにジャジメント、大神、NOZAKIなどを確認。

 

・髪色が変化。白と薄紫に

 

・目が片目だけ赤くなりもう片目は水色。

 

・前世で関わりのあったキャラの容姿が思い出せない。

 

・・・何か重い。

上から見ていこう。

まず俺が6歳ということだが書類が見つかった。

本物らしい。

もう受け入れるしかない。

そして漢字が不吉になった。

呪いか!?

呪いなのか!?

呪いだよ!!!!!

まあ良くない、次だ。

えぇ。

クソ重いんですけど。

まあ俺の部屋がクソ広い理由も分かった。

人生壮絶スギィ!。

次だ。

本当に野球が盛んだ。

不自然なほどに。

前の世界じゃ見たことない挙動の変化球が開発されている。

たまにずっとユニフォーム着てる人も見かける。

そして最大の問題が次だ。

ジャジメントや大神が確認された。

やべぇ。パワポケじゃん。

アカンこれじゃオレが死ぬぅ。

洒落にならない。

割とマジで死ぬ。

次。

容姿の変化は省く。

次。

かなり深刻だ。

遭遇したらやばい奴(片桐恋)いざというときのストッパー(天音姫恋)

の容姿が思い出せない。

つまり地雷の把握ができない。

死んだわ。

まあこれらを踏まえこれからのルートを考えよう。

まず野球は絶対やらない。

しあーんがデッキに入っているパワプロアプリでも(明確ではないが)  ジャジメント

がいた。

つまりアプリの可能性もある。

アプリの場合エビルが厄介だ。

ダンジョンも危険だが。

魂を吸われたくはない。

そして災害用の備蓄は常に備えておこう。

マナが増幅しゴジラやらなんやらが出たら目も当てられない。

そういったときさっさと逃げる為に体も鍛えておく。

明日は入学式だ。

ゆっくり休もう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




主人公が野球すると思った?残念。しないんですねぇ。それはいいとして。
考えを文字にするのが難しい。
なんかコツはあるのかなぁ。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3話

すみません。
ずっと原神とARKとその他諸々をずっとやってました。
なので初投稿です


やあ!

僕は両桐恋斗。今は中2さ!

小学はクソみてぇな事ばっか起きたよ!

あーテンション下がるわ〜。

まあちゃんと起こったことを纏めよう。

まず具現化現象について。

あった。

幸いまだ世界のマナ濃度は普通なので具現化を利用し特訓した。

カタストロフに備えないといけない。

次。

これはいいニュースだ。前半だけなら。

片桐恋と天音姫恋の容姿を思い出した!

やったね!地雷がわかるよ。

思い出したきっかけはこの世界にいた恋ちゃんと天音ちゃんと一緒に帰っていたら

思い出したよ!

ちなみに俺はやばい方の恋にロックオンされてます。

もうだめみたいですね…

次!

天音ちゃんが相棒になったよ!

やったぜ。

次!

パワプロくんを発見したよ!

小学生の頃から野球してたよ。

同年代の子と比べ異常に強いしいっつもユニフォーム着てるから主人公かな?

違う可能性もあるが……

監視対象だ。

主人公がどう動くかでここが

パワポケか、アプリか、はたまたコラボシナリオや本家パワプロかがわかる。

パワプロな事を祈りまくろう。

次!

小学で浮きまくってたから物好きの天音ちゃんと片桐恋(呪いの根源)以外友達が居なかった…

うーん。つれぇ

とゆうかみんな俺を避けていってる気がするんだよね。

俺がこの世界の何かタブーを犯していたのか?

いやでも野球やってない奴も普通にいるし…

わからない。

案外何者かの陰謀だったら面白そうだ。

それにしても俺の周りの友達は

天音ちゃんは文句なしに可愛いし

恋ちゃんは見た目はまあ…いい。

こんな可愛い娘に挟まれているし

案外何者かの陰謀も有りそうだ。

「センパーイ!」

「両桐さーん!」

おっと。

僕の数少ない友が僕を呼んでいる。

さて、さっさと帰ってプラモでもいじるか。

そんなことを考えつつ俺はこの世界の事をまとめたノートを閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かの家

「は〜…何なんでしょう…この感じ。」

「確かにイチャイチャしてる両桐さんたちを見るのは幸せです。」

「でも片桐さんがくっつくのを見ると胸が少し…」

「あ〜!考えても考えても分かりません!」

「後で考えましょう。」

「それにしても両桐さんって何であんなに良くない噂が多いんですかね?」

「本人はそこまで変わった人には見えないんですけど…」

「あっ!もうこんな時間だ。」

「明日のカップル観察に備えて早く寝よう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜何処かの家〜

 

 

 

「は〜ほんとにあいつどうしましょうか」

「センパイに悪い()が憑かないように噂を広めたりしたんですけどね」

「レン以外センパイにはいらないんですよ。」

「それなのに…あいつは…」

「それはそれとしてセンパイも悪いんです!」

「私が家に呼んでも何もせず帰っちゃうし…」

「胸押し付けても眉一つ動かないし。」

「実はお坊さんだったりするんですか?」

「でもそれは無さそうですね。」

「レン、最近夢を見るんです。」

「センパイが遠くて、近い所にいる夢。」

「センパイに裏切られて、レンがセンパイを引き寄せる夢。」

「こんな変な夢を見るってことは…」

「センパイとレンは前世からの付き合いだったりして!」

「明日はセンパイの家に行こう。」

「おやすみなさい、センパイ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女の部屋にはプラモとカード(両桐の趣味)が整えられておいており

壁にはおびただしい数の写真が貼ってある。それは全て、一人だけを映している。

そして床には…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あるヒトにそっくりな人形が立っていた。

 




クラスメイトのモブからの両桐の評価
男子
二股してるやばいやつ。しかも両方可愛い。
寝取り趣味があり今までに5人寝取った危険人物
裏で暴力を二人に振るっている。ゴムしてない。
パワプロをよく見てるので実はバイ、男も食っちまう等
女子
女の敵
クラスメイトは性欲発散用の道具としか見ていない。
良くカツアゲをしている
他校の女子も食っている等



マジで本人はやっていないのだが噂が増えすぎて手がつけられない
パワプロくんをよく見てるのは本当だが本人はノンケである



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。