個性魔獣創造 (霧熊(アカヌコ)
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第1章 ヴィラン連合、雄英高校襲撃編
プロローグ


俺の名前はロリー・コン、みんなからはロリコンの愛称で言われている。ある日歩いていると、目の前に尻尾をビームソードみたいにして向かってくる、白いボサボサな猫によって意識を飛ばされて、気づいたら体が縮んで男の娘ショタになっていた!

しかも声が出せなくなり、そのかわりにプラカードを出したり消したり出来るようになっていた。ロリー・コンが男の娘ショタになったと周りにバレたら周りがカオスになってしまう。俺は親友の家に転がり込んだ。

 

嘘です。現実は......こう

 

 

 

「うぅん....此所は何処だ?、あの猫だれだ」

白いボサボサな猫の攻撃を受け、気付くとそこは一面真っ白の世界であった

...あれっ?これってもしや....

「お目覚めですか?」

後ろにいたのは白い髪の幼女

「..........どちら様?」

 

「神です」

「あなたが神か」

「せやで工藤」

 

「だれが工藤だ」

あんな毎日事件に遭うような小学生(死神)になりたくない

「で、なんで俺はここに?」

 

「君死んだ、私のミス、君転生させる、OK?」

 

「OK」

 

「痛いじゃんか~」

幼女の姿の神様はほっぺを膨らませて怒っている

「それで....転生先は?」スルー

 

「転生先は.....なんと僕のヒーローアカデミアでーす!、やったね当たりだよ!」

 

「あぁ、あの個性って言う超能力的なのがあるやつか...」

 

「そっ、それで特典は個性として付与するから」

.....なるほど、個性として能力付与すれば怪しまれないってことか...

「それじゃあ転生先って赤ちゃんから?」

 

「いや、ちがうよ?、君の場合はある程度成長した容姿で転生してもらうよ」

「......つまり憑依?」

 

「せやで工藤」

 

「それはもういいから」

「.......それじゃあ今から容姿を決めるよ?」

 

「OK」

 

「ピッピ○ジュウ」

 

「ポケ○ンかよ」

 

「えっと......容姿は双星の陰陽師より、小枝」

その言葉を聞き思い浮かんだのは、天御柱の枝である幼女

「......姿が思いっきり幼女なんですが....やっぱり女だったりします?」

 

「いや、性別は男だ....」

 

「..違う、そうじゃない」(真顔)

なんで幼女みたいな男.....まさに男の娘。

まだ女性の方がよかった!、いや、女になるのもやだけど

「そして個性は.......ハイスクールDxDより魔獣創造!」

「おぉ!チート個性キタコレ!」

魔獣創造は想像力の限りなんでも魔獣として作れる能力だ。

例えばポ○モンとかドラ○エのモンスターだったりゲームのラスボスを創造できるぜ(解説)

強い(確信)

 

「それで君の特典強力すぎなので、制限としてデメリットを付与するからね」

 

「デメリット?」

あまり強力なモンスターを作らせないためかな?シャーマンキングのグレートスピリッツ(何でもできる精霊王)とか.......

「うん、でも能力と関係ないデメリットがでるかもね」

 

「それじゃ、引くよー」

「えーと、......行動、言動が幼女になる.....」

「.......まあ.....それくらいなら...」

いろいろと男として失いそうだけど........そもそもデメリットなのか?

「で...どうやって転生するんだ?」

ドアかビームか....はたして.....

 

「それはね.......」

........なんかいやな予感.....

「ポチッとな!」

ガシャ(真下に穴が開く音)  

 

「うぁぁぁぁぁぁああ!!!?」

 

「行ってらっしゃーい」

つづく




みてくださってありがとうございます
次回はヴィラン連合が出てきます

それではまた


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第一話 個性発現






とある一族のある家庭にて.......

ある個性(魔獣創造)と記憶が目覚めようとしていた.....

 

 

 

 

 

「4歳の誕生日おめでとう!もう個性がでてもおかしくないよ♪」

「私は、ママみたいな個性なのかな♪」

さっきママが言ったようにママの個性は創造...カロリーを消費して物質を作り出す個性なの♪

「そうね♪、私の個性、創造と.....」

「俺の個性、魔獣のどっちかが受け継がれるんだろ?」

パパの個性は魔獣..腕に魔物の能力を付与できる個性なの♪

「えぇ、私としては私の創造を受け継いでほしいんだけど....」

「いや、俺の魔獣を受け継いでほしい!」

「「ギャーギャー」」

ママとパパは私の個性のことで言い争っている

「~~~♪」

私はケーキを食べ進めていると...

「うぅ!?」

頭が痛い!!?

「どうしたの!!?小枝ちゃん!?」

 

「個性が発現しようとしているのか!?」

 

「うあぁぁぁぁぁああ!!!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-----------------------------

とある一族の会話

 

「なぜ、殺さなければ....ならなければならないのですか」

 

「危険だからだ」

 

「しかし!」

 

「これは命令だ!従わなければおまえたち夫婦を追放し、子供は始末する」

 

「......わかりました」

 

「うむ.....」

 

------------------------------

 

 

 

 

 

 

 

 

おっす、おら小枝。最近個性が発現して、その影響で前世の記憶が戻ったから

あらためて自己紹介するぜ。前回言ったとおり俺の個性は魔獣創造。

まだ使ったことはないけど....まあ、憑依した影響で無口系幼女になったけど。

まあ大丈夫だ、問題ない..(フラグ)

そんでもって今、なぜか山に来ている

 

「パパ...ママ?」(父さん、母さん?どうした?)

 

「すまん....」

 

「ごめんなさいね....」

そう言い父さんと母さんは車にのり去って行った

どうやら俺は捨てられたようだ....まあしかたないか....

神器(セイクリッドギア)をもってしまったやつは捨てられたし、ほかは殺される。

「んっ..............」

 

「......!?ふっ」

 

「.....だれ?」(戻ってきたのか?)

後ろに気配を感じ振り返ると、太った男が手をわきわきさせながら近づいてくる。

「ぐふふふぐふぐふ」

 

「ひっ...」(こいつはやべーやつだ、性癖的な意味で)

きっと欲望を抑えきれなかったロリコンに違いない。

「ぐふぐふ」

 

「助けて....」(来いっ!ガブリアス!!)

その声に反応してサメみたいな頭の生物(ガブリアス)が影から出てくる。

 

「ガブリアス....破壊光線」

「ほんぎゃー!!!?」

そう私が言うと、ガブリアスは口から紫色の光線を太った男(ロリコン)に放ち、

消滅させた。

やったぜ、悪は去った

「よし、.....逃げ....」

あれ?.体に力が入らない....

どうやら疲れがでたようだ。

その時、木の陰から漆黒のドクロのマスクのめっちゃ不気味な男が出てきて寄ってくる。

「む...いい個性だな、連れて行くか......」

 

「...だ.....れ....」

声は聞こえなかったが個性のことを言っているようだ

 

「黒霧、頼む...」

 

「はい」

後ろの黒い霧のような人影が俺を包みこむ。

 

そしてなぜか最後の言葉だけはっきりと聞こえたのだが.....

「おやすみ...お嬢さん...」(勘違い)

俺....男の子なんだけど......

勘違いを正そうとしたが、迫り来る眠気に勝てず眠りについてしまった。

 

つづく

 




みてくださってありがとうございました
今回、余りにオリ主の個性が強すぎたのでデメリットとして個性を使うと眠くなるようにしました、このデメリットは次回あたりに説明されると思います
あとオリ主の心の声は()で表示されます


次回、オールフォーワン




ーーーーーーーーーーーーーーーー

キャラ紹介

名前不明

立ち位置オリ主の母親 

容姿化野 紅緒

個性 創造
説明
カロリーを消費して物質を作り出す個性





名前不明

立ち位置 オリ主の父親

容姿 焔魔堂 ろくろ

個性 魔獣
説明 体に魔物の能力を付与できる個性



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第二話 オールフォーワン

死柄木視点

 

「ん?」

 

耳障りな音がすると、先生と黒霧がワープゲートから出てくる。

 

「やぁ死柄木」

 

「先生、それ...なに?」

 

「あぁ、帰る途中で、この子の個性が面白い個性だったから、拾ってきたんだ」

 

「ふ~ん、なんて個性?」

使えるのかな...。

「さあね、すくなくとも役に立つ個性だろう。」

 

「ふ~ん。先生が言うなら、役に立つんだろうね...」

 

「あぁ、でも女の子の服あったかな.....」

あれ?...先生...こいつのこと...女と思ってる?

「でも先生....こいつ男だぞ」

 

「...ゑ...まじ?」

 

「....キャラが壊れてるぞ...先生」

...こんな先生初めて見た......

 

「ごほん...死柄木、この子が起きたら呼んでくれ。」

そういって先生はどこかに行ってしまった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オリ主視点

 

むにゃむにゃ......むにゃむにゃ...

「おーい、起きてくださ~い。」

むにゃむにゃむにゃ、おのれ~ダイソン(戦艦棲姫)め~よくも我が艦隊を~、ゆ゛る゛さ゛ん゛!!

「起きろ!!」

なにやつ!?

だれだこの人?...あらてのスタンド使いか!!?

「違います」

こいつ!!直接脳内に!?

「私はあなたを転生させた神(笑)の部下の天使です。今回はお知らせがあってこの空間にあなたを呼びました」

どうやらあの神の部下みたいだ...なんか神(笑)とか言ってたけど......

「...OK...それで...なんのようですか?」

 

「はい、今回この空間に呼んだのはあなたの個性のことです」

魔獣創造のこと?

「すみませんが、個性を追加する代わりにデメリットをもう一個追加します」

と天使のお姉さんは言う

「はぁ、まあいいですけど....」

はたしてどんな個性だろう.....創造?

 

「新しく追加する個性....それはモンスターボールを創造する個性です!」

おおっ!いいね!俺の個性と合いそうだぜ!

「持てる数は六個で」

ふむ...6個か...

 

「それで、デメリットは個性、魔獣創造を使うと眠ってしまう、です」

あぁなるほど、だから急に眠気が来たのか...

「そうです、それではさよなら!!」

そう天使のお姉さんが言うと目の前が真っ暗になり初める

「おいっ!まだ聞きたいことが!!」

そういって俺は止めようとするが、時すでに遅し。すでに天使は消え去り、目の前は完全に真っ暗になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オールフォーワン視点

 

 

「んn...??」(ここ...どこだ?バー?)

 

「先生...起きたよ」

死柄木の呼ぶ声がする

 

「わかった......」

 

「起きたかい?」

そう僕が言うと翠の髪の見た目は幼女の男の子は首をかしげながらこう言う

「?...だれ?」(...たしかこいつは...AFOだったっけ?)

ふむ...やはり僕のことは知らないか...

「僕はオールフォーワン...そうだな...先生と呼びたまえ、君の名前は?」

 

「ん...小枝」(名前いっていいのかな?)

小枝か......

「それで...小枝君?の個性はどのようなことができるのかな?」

 

「.......こんなの」(出てこい、イーブイ)

そう言うと影から茶色のウサギ?猫?犬?みたいなのが出てきて小枝君の膝にのる。

「創造系の個性...お父さんとお母さんの個性はなんなんだい?」黒い笑み

生物を創る個性か...

「.......魔獣と創造....」(父さんの個性は魔獣、母さんの個性は創造)

 

やはり僕の目に狂いは無かった!この子を使ってやつ(オールマイト)を...そして...あの一族を倒す!!

 

 

つづく




みてくださってありがとうございました
はたしてあの一族とはなんでしょうね.....
ちなみに勘違いが加速するのははUSJ事件ぐらいになります


次回 ヴィラン連合

次回もよろしく


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第三話 ヴィラン連合

前回の3つのあらすじ
一つ、オールフォーワンが小枝をヴィラン連合の隠れ家に連れ帰る
二つ、小枝にある個性とデメリットが追加
三つ、オールフォーワンによりある一族の話が浮上


それではどうぞ...


死柄木視点

 

 

事の始まりは小枝のこんな言葉から始まった

「んっ!...もう、1個...個性...ある」(実はもう一つ個性があって....)

どうやら小枝は二つ個性があるようだ...

「....どんな個性だ?」

 

「ん...これ...」()

小枝は後ろに背負っていた兎のぬいぐるみみたいなバックから赤と白のボール(モンスターボール)をとり出し、

膝に乗っていた茶色の生き物(イーブイ)に当てる。

すると茶色の生き物(イーブイ)は赤い光になりボールに吸い込まれる。

3回揺れてからカチッと鳴る。

 

「イーブイ...ゲットだぜ...」【杉田ボイス】

 

「きて......ガブリアス」(こい!ガブリアス!)

そう小枝が言うと、サメみたいな頭の生物(ガブリアス)が現れて、またボールに吸い込まれ、3回揺れてからカチリと鳴る。

「ガブリアス...ゲット♪」【CV松本梨香】

また声が変わったぞ...どうなってるんだ......【困惑】

「きて......○○○○」(きて、○○○○)

そう言うと、今度はピンクと白のなにかが現れる......なんだこいつ。

「......ゲット」

また現れたこのへんな生物も捕獲する。

ん?...なんかふらふらしてる...

「うぅ......」

小枝が突然、俺の方に倒れる。それを俺は五本の指で触れないようにしながら抱える。

「おいっ!......ん?」

なぜ倒れたんだ...って...

「すやすや......すやすや」

......眠りやがった

「なるほど......それがデメリットか......」

あっ先生、居たんだ。

 

「しょぼーん(´・ω・`)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オールフォーワン視点

 

......まさかもう一つ個性があったとは...しかし、個性は例外を除き1人一つの筈.....目覚めたばかりなのか...?

まあ、使えるからいいが...

 

「先生、雄英高校襲撃の件ですが......」

 

 

「わかった」

じー

「...............」

じーー

「.............」

じーーーー

......なんか視線を感じる.....後ろか!?

「ん...なんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

小枝視点

 

おっすおら小枝、前は普通の家庭(?)で暮らしてたけど、現在はヴィラン連合の所に居候させてもらってる。

多分、まだUSJ事件は起きてないから、今は原作前か、原作が始まってすぐの時だと思う。

最近、魔獣創造で作り出したポケモン3体と、ポケモンとは別に??????を創造したんで、もうひとつの個性のモンスターボール創造を使ってゲットしたところ、なんかオールフォーワンがぶつぶつ言ってたけど大丈夫だと思う(フラグ)

 

「でてきて...イーブイ...」

そう言ってバックからイーブイのモンスターボールを取り出し、投げる。

『ブイ!』

出てきたイーブイをひざに乗せもふる。

もふっ

『ブイブイ♪』

このイーブイ......もふもふ!!

『ブイ♪ブイ♪』

イーブイも喜んでるようだ......

「もふもふ......」

そういえば...オールフォーワン達はなにを話してんだ?

「....襲撃......雄英高校」

...どうやら雄英高校の襲撃について話しているようだ。

ということは、もう原作は始まっていることになる。

ならば!......

「ん...なんだ?」

 

「とむらにいに...つれてって」(おう、にいちゃん、俺もつれてってくれよ。)

俺はつぶらな瞳で死柄木を見るが...

「駄目だ」

現実は非情である。

「.........なんで......?」(なんでや、工藤)

 

「おまえの個性は計画に必要な物だ。ヒーローに渡ったらまずい。」

せやな...どんな怪獣でも創造できる個性だからね...ゴジラとか。

「いいじゃないか、オールマイト対策の予備にもなる。」

さっすがAFOさん、分かってんね。

「たしかにそうだが...」

うんうん

「ジーーーー」(☆。☆)

どうだ!小枝のつぶらな瞳の攻撃だ!

「ぐっ......わかった...いいだろう」

勝った!計画通り......(ゲス顔)

 

 

 

 

 

さあ、雄英高校襲撃にれっつごう!

 

 

つづく




みてくださってありがとうございます


ちなみにオリ主の服装は原作と同じですがバックの中にはモンスターボールが六個入っています ボールの内2個は空ですのちのとヤベーのを手持ちにするよていです


次回 雄英高校襲撃


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第四話 雄英高校襲撃

小枝視点

おっす、おら小枝。現在、前回言ったように雄英高校に襲撃に来ているんだぜ!

 

「小枝...準備しておけ...」

......どうやらもう戦闘らしい。

「ん....」(了解、さて...よろしく...ガブリアス...!!)

俺は後ろに背負っていた兎のぬいぐるみみたいなバックから、ガブリアスの入ったモンスターボールをとり出し、投げる。

 

【ガブァ!!】

ガブリアスは元気そうだ 

「いって...ガブちゃん」(行けっ!ガブリアス)

そう俺が言うと、ガブリアスは連れてきたヴィランたちと一緒に、雄英高校の生徒の方に進む。

【ガブァ!!】

 

「あれは......あの時の...」

ん?...ガブリアスのことかな?

「...ガブちゃんの...こと?」

 

「そうだ...そいつは何だ?」

 

「???...わかんない」(本当は知ってるけど...)

 

「.........そうか」

 

「???」(そういえば...俺はどうすればいいんだ?)

俺ってどこかの爆裂魔法使いみたいな、一回使ったら終わりみたいな個性だからな.........

「小枝、お前は黒霧と一緒に居ろ」

 

「ん...」(了解、黒霧...よろしく!)

俺は頷き黒霧の隣に移動する。

「小枝、行きますよ」

 

「んっ......ガブちゃん...戻って...」

俺はモンスターボールをバックからとりだし、

ガブリアスをボールに戻す。

それを見たのか黒霧はこう言う

「では行きますよ...」

そう黒霧が言うと、黒霧の個性ワープゲートが現れる。

そして、黒い霧みたいなワープゲートに入ると、

雄英の生徒の後ろにいた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

出久視点

 

僕は緑谷出久...数日前に雄英高校の入学試験に合格して、

今、クラスの人たちとの災害救助授業をするために

USJと言う嘘の災害と事故ルームに来ている。

 

スペースヒーロー13号の話が終わり、

相澤先生が話し出す。

「そんじゃあまずは……」

そう言いかけたとき、

噴水の近くに黒い何かが出てきた。

それを見た相澤先生は

「───ひとかたまりになって動くな!!」

と言う。

「もしかしてもう始まってるパターン?」

 切島くんが、危機感のない表情で疑問を口にしたが、相澤先生は即座に否定し───そのゴーグルで視線を隠す。

「動くな、あれは───ヴィランだ」

 

「「「「「「!!!?」」」」」

ヴィラン!!?

 

手がいっぱい付いているヴィラン...すごい悪意だ...

ん?...あの手がいっぱい付いている男の隣にいる子供....

......まさか!人質!!

だとしたら助けないと!

 

 

「十三号! 避難開始!学校に連絡試せ。駄目なら駄目でいい。上鳴、お前も個性で連絡試せ───あとは任せる」

 

「……先生は!?まさか一人で戦うんですか!?あの数じゃいくら個性を消すって言っても……!イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ。正面戦闘は……」

 

「一芸だけじゃヒーローは務まらん」

そう言って相澤先生は走り出し

走りながら僕にこう言う。

「緑谷!お前は人質を確保しろ!」

 

「はっ...はい!」

やっぱりあの子は人質だったんだ!

はやく助けないと!

そう思い動き出そうとしたが...後ろにあの黒い霧みたいな頭のヴィランが現れる。

 

「「「「「なっ!?」」」」

 

 

「───初めまして。我々は敵連合(ヴィラン)。僭越ながらこの度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは」

 

 

「平和の象徴オールマイトに息絶えて頂くことです」

オールマイトを殺す!?

そういうと

黒い霧をだして

まずい!

意識が消えるときに

「あっやべっ.....」

そんな声が聞こえた気がしたが気のせいだろう…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

水難エリア

 

 

 

小枝視点

「???」

なんか主人公と一緒に水難エリアに飛ばされたんですけど.....

逃げなくては......抜き足...差し足...緒川さんの足......(エルフナイン感)

「あっ!あの手がいっぱい付いてた男の隣にいた子供!」

あ!見つかった!?

「なんだって!?...保護しなきゃ!」

あれれ~おかし~ぞ~?(死神)

なんで俺を捕まえようとしてくるんですかね.....

「峰田ちゃん、個性であの子を捕まえられるかしら?」

 

「!!...まかせろ!...おりゃおりゃりゃ!」

ふっ...そんな攻撃当たるはず無い!(フラグ)

紫色のボールが当たる寸前で避ける。

「よけられちゃったすよ!」

 

「大丈夫だから!こっちいらっしゃい!」

(大丈夫じゃ)ないです

「......」(これは...やばい...)

「あいつらに人質にされてたのよね?...もう大丈夫よ?」

......どうやら俺のことを人質だと思っているようだ。

まぁ、手がたくさん付いたヤベーやつの隣にいたらまぁ、そう見えるよね。

 

「峰田くん!逃げ道をふさいで!」

 

「おう!わかった!...おりゃおりゃおりゃ!」

紫のボールが俺の後ろにって!?

あっ!逃げ道が!?

「隙あり!」

視線をそらしたことで紫色のボールが当たってしまった

あっ捕まっちゃった...どうしよ

 

「よかった....保護できて......」

......体に引っ張られてるのか

.........なんか眠くなってきた.........お休み......

むにゃむにゃ......ZZZZZZZZZZZZ

つづく

 




見てくださってありがとうございました

次回、雄英高校襲撃2

次回も楽しみに


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第五話 雄英高校襲撃2

すみません遅れました

今回は短めですがよろしくお願いします


緑谷視点

僕の名前は緑谷出久。数日前にこの雄英高校に入学して........

以下略

それでさっきあの手だらけ男が攫ってきて、ヴィラン連合に無理矢理従わされてたと思う女の子を保護したんだ。

「きっとあの手だらけ男に攫われた子に違いないわ」

 

「うん、そうだね...早めに保護できてよかったよ」

峰田くんや蛙吹さんも同じ気持ちのようだ。

「それで...どうすんだよ...こっちは囲まれてるんだぜ?」

そうだった...どうしよう....

「あっ!」

峰田くんが何か気づいたみたいだ。

「...さっき保護した子供の個性....生き物を作る個性なんじゃね?」

そうか!その個性ででかい鳥とかをつくるんだね!...でも...捕まってた子供を利用するのは......

「緑谷ちゃん?...この際仕方ないわ?」

......確かに、このままでは僕たちだけではなく、この子も危険だし。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

小枝視点

 

 

「おーい......い...起きてくださーい...」

うーんうるにゃいよまだ眠い~

「起きて~......いたずらしちゃうぞ」

それはゆ゛る゛さ゛ん゛!!

って!

ここはどこ!私は小枝!

「???......!?」(げぇ!?さっきの紫ぶどう!?)

紫ぶどうじゃねーか...特徴はなんか変態なちっこいやつ

「なんか峰田ちゃんの顔を見てびっくりしているわ?」

 

「おどかしたらだめだよ、峰田くん」

 

「ラプラス......きて...」(ラプラス...君に決めた!)

そう俺が言うと、亀の甲羅みたいなものを背負った、ネッシーみたいな生き物が出てくる。

 

「「「ラプラス?」」」

やっぱりこの世界には、ポケモンはあまりしられてないようだ。

 

【ラー♪】

やべえ...めっちゃかわいい

ポケモン世界で絶滅寸前なのはなんか分かるきがするぜ

 

「この生き物が向こう側の岸まではこんでくれるのかしら?」

 

「んn......そう」

 

「ラプラス...お願い...」(ラプラス、向こう側の岸までお願い)

 

【ラー♪ラー♪】(おっけー♪いっくよ~!)

ラプラスは俺、緑谷、紫ぶどう、カエル女子を乗せて海面を進みながら、冷凍ビームでヴィランたちを蹴散らしていた。

「この生き物は何なのかしら?...どこかで見たことある気がするわ?」

 

「ポケモン...しゅぞくめいラプラス」(かわいいやろ!)

 

「これは......ゲームの攻略本?......ポケットモンスター?」

せやで工藤

「これ...数十年前のものだわ、このゲームのモンスターなのかしら?」

そう、ポケモンはこの世界にもあったのだ。

何故だか知らないけど剣盾までしか続いてないが...

それはまあいいだろう。

「んn......そう」(そうだ服部)

 

 

つづく




見てくださってありがとうございました
文章にあった通りこの小説のヒロアカの世界ではポケモンがあるということにしました
次回は


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第六話 雄英高校襲撃3

小枝視点

おっす、おら小枝、

数日前まで一般人(笑)だったものだぜ!

そんでもって某小学生探偵(死神)風にあらすじを説明するぜ!

 

俺の名前は小枝、転生者だ

そして誕生日に個性が目覚め

どこかの陰陽師みたいな見た目の両親に捨てられた

なんか近づいてきたロリコンを蹴散らしたあと疲れで、眠ってしまい気づいたら.....ヴィラン連合の拠点にいた!

この世界が物語の世界だとヴィラン連合に知られたら、世界の危機になってしまう

それを隠すためただの幼女(ただしヤベー個性持ち)を演じながらよき未来のために

行動することにした 

見た目は幼女(男)、知識はサブカルチャー、その名は! 名探偵(笑)小枝!

 

「.......何言ってる.....んだろ」(なーに言ってんだろ.......)

 

「?....なんか言ったかしら?」

「ん、何でもない.....」

そんなことを言っているとヴィラン達が現れ、俺たちを取り囲む

「おい!、こんなことろに雄英の生徒がいるぞ!、囲め!」

「おっけい!」

「ヒャッハー!!」

おい、なんか世紀末の住民が居るぞ

「こんなところにもヴィラン達が!?」

 

「おぉい緑谷ぁあ...どうすんだよ.....囲まれてるんだぜ?」

おい、紫ぶどう、隠れんな

「」

 

こんなときに仮面ライダーみたいなのがいたらなーと思ってしまった......ん?仮面ライダー?

「!?」

せや

「どうしたの?、怖いのかしら?」

 

「ん、何でもなんでもない」

 

まてよ...特撮の人物もいけるのか?

ウルトラマンとか仮面ライダーとか.....ニヤリ

「きて!、バッタ怪人の戦士!」(いでよ!、仮面ライダー!)

想像するは昭和の仮面ライダー、なるべく細かく想像する

すると、目の前にバッタの顔の黒と緑の姿の......てつをだった

「..........」

こいつは!、てつを!!てつをじゃないか!!、この男の名はてつを、またの名を仮面ライダーBLACK RX、

昭和のに出てきた仮面ライダーでバイオライダー、ロボライダーと姿を変えることのできる仮面ライダーの最強格の一人である

勝ったな(確信)

なぜならばこのてつを、こと仮面ライダーBLACK RXは大真面目にだいたいなんとかしてくれるからだ

「なんだお前は!」

ヴィランの1人が叫ぶとRXはそれに応えるように言う

「俺は、太陽の子!、仮面ライダーBLACK RX!!」

「仮面ライダー?へっ!、姿が変わった所で!」(フラグ)

 

「リボルゲイン!!」

「ホンギャー!!?」

リボルゲインを受け爆発四散するヴィラン達

一瞬可哀想だと思ってしまった

 

「おぉぅ.......こいつはひでーや」ドン引き

と峰田が言葉を漏らす、おれもそう思う

「..........」

緑谷は圧倒的な光景に言葉が出ないようだ....

 

つづく

 




見てくださってありがとうございました

アンケートの結果はラッキースケベが多かったですがラッキースケベは合宿の時にあると思います

それではお気に入り登録、感想、よろしくお願いします


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第七話 雄英高校襲撃4 またの名をてつを最強伝説

「なんだお前は!」

ヴィランの1人が叫ぶとRXはそれに応えるようにこう言う

「俺は、太陽の子!、仮面ライダーBLACK RX!!」

「仮面ライダー?へっ!、姿が変わった所で!」(フラグ)

 

「リボルゲイン!!」

「ホンギャー!!?」

リボルゲインを受け爆発四散するヴィラン達

一瞬可哀想だと思ってしまったがまあヴィランだし.....ヨシッ!(現場猫)

それに同意するかのように

「おぉぅ.......こいつはひでーや」ドン引き

と紫色ブドウ……ゲフンゲフン……峰田が言葉を漏らす、だよなだよな... おれもそう思う

「..........」

緑谷は圧倒的な光景に言葉が出ないようだ....

ちなみに蛙女子は…………

「このバッタ人間....ヴィランなのかしら?」

「-ーーーん、違う」(違うと思うぜ....この人は仮面ライダーという名のヒーローだから....)(震え声)但し、仮面ライダーが、全部いい奴とは限らない ダークライダーとかいるし

 

「そうか....でもすげーよな!お前の個性!」

「......あり....がと」(/ω\) //////

 

「リボルクラッシュ!!」

そうてつをが叫びヴィランの一人にリボルケインを突き刺すと「ヴィラン連合に栄光あれ!!!!?」と叫び、爆散していった

哀れ....てつをの前に立った事を恨むがいい!(愉悦)

 

...あっチンピラヴィランの最後の一人を始末したてつをが俺の前にやってくる

「終わったぞ、相棒、」

「ん、ありがと______てつを__」

 

「用があったらまたよべ________さらば!」

ボフンと音を立てて消えるてつを

その

「...バイバイ?てつを...」

 

 

「ごめんね....小枝ちゃん、任せちゃって,,,おかげで助かったよ!」by緑谷

 

「あなた____つよいのね___」by蛙女子

 

「(/ω\) うぅぅ/////////」

褒められるのは.....ちょっと苦手(/ω\) //////////

 

「.......かわいい」by蛙女子

 

「かっかわいい」by緑谷

「.かっ....かわいい♡」by峰田

おォう....俺男何だけど...

(0M0)「オレノカラタバボロボロタ!」

 

Σ(0w0;)「そんな...オデノカラダガ...ボドボドニ...?ウゾダ...ウゾダドンドコドーン!」

            

なんか変なやつがいる気がするけど………ヨシッ!(現場猫)

「「「よくないよくない」」」

 

「????」

......そういえば....俺の個性は神器であった禁手ってつかえるのかな?

原作のレオナルドくんは、悲惨だったな....

でも亜種禁じ手はオリジナル的なのはできるのかな

やるとしたらシャーマンキングのグルスピとかをつかってオーバーソウル(オーバーキル)

え?_____オーバーキルだって?....知るかそんなもん

....にしても....眠くなってきた.....

「眠いのかしら?」

 

「みたいだね、....あんなに強い奴を作ったし、しかたないよ」

その後の展開は大体同じで、雄英の先生たちがきて残ったヴィランたちをぼこぼこにしたらしい

ちなみに大人子供と黒い人には逃げられました。

つづく




みてくださってありがとうございました
見事にてつを最強伝説な回でしたね....
まあ、




次回は........... デメリットと散華です!次回も楽しみに♪





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第八話 デメリットと散華

小枝side

 

「またここかよ」

ここに居るってことは死んだのか?

いや.....それはないか。多分個性のデメリットが発動したから気絶しちゃったんだと思うけど...

「おーい」

 

「あっ神さまらしき人...ちっす!」

 

「ちーす!じゃないよ...おまえ、やりすぎ」

でしょうね。スピリットオブファイヤとかてつをとか創造しちゃったしね。

そういえば、漫画は全部見たけど、アニメの方は最終話放送したんかなぁ、スピリッドオブファイヤ黒雛が出てくる所まで見たけども

「さすがに今のままだと強すぎるからもう一個制限付けるからガチャ引け」

そう言って黒いガチャカプセルと5個ぐらいの金色ガチャカプセルが入ったガチャガチャを取り出す。

そのガチャガチャどっから出したし

「えーーーって言うな」

 

 

しょうがねぇなぁ....いっちょ回すか!

 

あれ?これどっち回しだ?

「右だよ右。インド人を右に!」

 

「ボケるな神」

ガチャガチャ....ポロっ

金色?んでなんだこれ?

「えーと.....なになに?結城友奈は勇者であるの散華機能の追加......」

.............これまじ?

「おめでとう!大当たりだよ!」

これ以上見たことないくらいの満面の笑みで拍手する神様

正直言って.......

「嬉しくねぇ.....」

勇者システムとか厄ネタじゃん。死ぬことはないけど、強制的に生かされ続けるやつじゃん

「散華の追加で精霊も追加しとくよ」

精霊って牛鬼とか木霊とかしょぎょーむじょーのやつとか言ってる名前わからん奴のことでしょ?ほかは狐みたいなのがいたような....

西暦組は酒呑童子とか大天狗とか使ってたけどそいつらも使えるのか?負荷凄そうだけど

まぁ大体わかった(ディケイド)

「精霊か....ありがたいけど....魔獣創造でできるんじゃないの?」

どのくらいまで再現できるかわからないけど

「いやね?精霊の一部は元々神だったやつも含むからさ」

確かに牛鬼、スサノオ説とかあるもんね

なるほど...納得ですね!

あとは今後個性を使うときに気をつければいいね

 

「それじゃあ、そろそろ意識が戻ると思うからここまでね。」

 

あざっす神様たぶんないと思うけどまた今度

 

「おーよ!.....あっ言い忘れてたけど君、仮面ライダーBLACK RXとスピリットファイヤを生み出したからどっか体の箇所が不自由になってるかもね」

 

おい待て聞いてないぞって............

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

雄英高校内にある会議室にて...

教師陣と警察による会議が開かれていた...

「報告を聞こうか...」

 

 

「はい。では、私から説明させていただきます。まず保護された少女....いえ少年、戸籍上の名前は天野小枝とのことですが...」

 

「ちょっとまって、女の子じゃなかったのかい?どうみても小柄な少女だったけど」

ずっと女の子だと思っていたオールマイトが発言する

説明している警察関係者は

「はい...あとヴィランと一緒にいたことから念のため身体検査したのですが、右目と左耳が使えない...いえ、壊死していることがわかりました。」

目が見えない、耳が聞こえない。それは日常生活においてあまりにも過酷なハンデと言えよう

「........

 

「おそらくヴィランによるものかと....」

 

「他には何か説明することはあるじゃあねえのか?」

プレゼントマイクが両手を上げる

「ワープゲートの個性と脳むと呼ばれていたヴィランですが、周辺を捜索しましたが発見することは出来ませんで来ませんでした」

 

「残念ながらそういうことさ!それじゃあ!小枝くんについては相澤くんのクラスで面倒を見ることでいいね!」

 

「「「異議なし」」」

 

 

そんなこんなで一年A組で面倒を見ることになったのだった.......

 

 

 

つづく




みてくださってありがとうございました


感想、お気に入り登録、高評価

お待ちしています



追加設定

個性 魔獣創造のデメリット

1 なんか眠くなる

2 スピリットオブファイヤや仮面ライダーBLACKなどをモデルにした強力な魔獣を創造することで体の一部が不自由になる 
現在の散華箇所
右目
左耳
〇〇


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第九話 精霊とヒーローとブルーローズ

小枝side

神様的な何かの空間から現世に帰ってくる途中

目を開けるとそこにはカーテンで仕切られた五角形の一室で5人が何かを話しているのが見えた

「ここは......どこ?」

これは神社の中?....なんか見覚えがあるような,,,,,

そう、それは.....あれ?なんだっけ....思い出せないなぁ

 

「これ以上〇の領域に踏み込む前に我々は次の友奈を生み出さなければならない.....」

 

「然り。今代の友奈はもう〇〇としての力を失っておる」

 

「そうだ、確か天野家に巫女としての才能がある子息がいるはずですが」

「男児なのが如何せん勿体ないではありますね。」

 

「だが、他に友奈としての才能がないそれ故に〇〇には〇〇と成ってもらおう...」

 

 

「「「異議なし」」」

 

そういって仮面の男たちが動き出した瞬間目の前には別の映像が流れだした

色とりどりの木の根が樹海のようなものを形成しているその場所には血だらけのと青い羽の生えた鳥がそばに寄り添っていた......

 

青い鳥...... ごめんね.....若葉ちゃん.

 

「逝くなぁ!友奈!!」

 

 

 

 

目が覚めると片目が何かが覆われた状態でベットに横たわっていた。

「気が付いたかな?」

隣から声が聞こえ声の方向を向くとそこにはピンクの髪のほわほわとした雰囲気の女性が椅子に座っていた

「......」(.....誰....ですか?)

 

「私は鷲尾美紀、此処の保険医をしているの。よろしくね?あと右目は大丈夫かな?」

そういって鷲尾さんは手鏡を手渡した

「......」(右....目?)

言われた通りに眼帯をめくってみるとそこにあったのは闇だった

目を閉じているだけかと思ったがさっき鷲尾さんが持ってきてくれた鏡を見てこう思った

あれ...右目に光がない....それに左耳から聞こえるはずの音も聞こえない...あと声がなんか出ない

多分これが神様が言っていた散華だろう。勇者システムの副作用、それが散華

普通は満開をしないと散華は起きないはずだけど、人の身に過ぎた個性にはあって当然のものだ。

「残念だけど....小枝ちゃんの右目と左耳はもう使えないの....」

保険医の女性はそう話す

辺りを見回すと布団の一部が膨らんでいるのが見えた。布団を捲るとそこには

水色の髪に白い着物の小さな少女と羽根の生えた牛のような姿に腰の左右にピンクの花模様がある謎生物がすやすやと眠っていた。

なんでこんな所にいるんですかねぇ....勇者アプリも無いのにさぁ...

 

「!!」(この....精霊は......牛....鬼?)

そこに居たのは結城友奈の精霊だった牛鬼と高嶋友奈の精霊だった酒呑童子だった

ちなみに酒呑童子はアニメで出た鬼の姿じゃなくて花結いのきらめきで明かされた姿の方だけど

「....なんで精霊が....小枝ちゃんの個性か?....ちょっとまっててね、今リカバリーガール呼んでくるからね」

そう言って鷲尾先生?は保健室から出て行った

「.....」(なんで喋ってないのに言いたいことがわかるんだ?)

牛鬼.....酒呑童子...フォローよろしくね?

はーいと言っているのか手を挙げて了解を表す

 

 

そういえば私....こんな顔だったっけ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

勇者部side

小枝が保健室で目覚める二ヶ月前、

四国の讃州市にある、とあるヒーロー養成校の旧校舎一階にある部活人の為になる事を勇んであるクラブ通称勇者部では勇者部部員が集まっていた。

 

 

「ごめーん忙しい時に〜。実は大赦から連絡がきちゃって、なんか大変なことになっているっぽいんだよぉ〜」

 

 

 

「そのっち?大赦から連絡なんて珍しいわね。前は普通だったけど」

と言うのも、元々大赦所属だった勇者部は独立してヒーロー事務所勇者部として活動しているので殆ど干渉を受けないのである、このとき、ヒーロー養成校時代に使っていた部室をもう使わないとのことで借り受け活動している

「なんか大赦の名家の一つ、天野家の現当主の孫が行方不明になってしまったらしいんよ〜」

 

「それ、一大事じゃないの!たしかあの家、直系の後継者が一人しかいなかったはずだし」

 

「ねぇ園子、天野家って確か上里家や乃木家と同じくらい有力な一族よね。護衛とかが居るはずなのに行方不明になるなんておかしくない?」と勇者部部長犬吠埼風は言った

 

大赦の名家の中で頂点は乃木家と上里家、そして天野家の三つである

 

「それで、行方不明になった子供の名前ってなんなんですか?」

そういってきたのは犬吠埼風の妹、犬吠埼樹

「天野小枝って言うらしいけど、本当の名前は.......天野友奈

 

 

 

つづく




読んでくださりありがとうございました!
今回出てきた小枝改め天野友奈の精霊ですがちゃんと意味があります。
それは九話最初の滲んでいる文字列を読み込んでみればわかるはずです。


最後に一つ



タイトルのブルーローズの花言葉を検索してみてください
なにか隠されたものがわかるはずです


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第二章 天野友奈は勇者である。大赦の章
 第一話  門出


「それ、一大事じゃないの!たしかあの家、直系の後継者が一人しかいなかったはずだし」

 

「ねぇ園子、天野家って確か上里家や乃木家と同じくらい有力な一族よね。護衛とかが居るはずなのに行方不明になるなんておかしくない?」と勇者部部長犬吠埼風は言った

 

大赦の名家の中で頂点は乃木家と上里家、そして神世紀では消された天野家の三つである。その下に勇者を輩出した家々が続くが、この世界では.....

 

「それで、行方不明になった子供の名前ってなんなんですか?」

そういってきたのは犬吠埼風の妹、犬吠埼樹

「天野小枝って言うらしいけど、本当の名前は.......天野友奈

 

「友...奈.....私と同じ名前....」

 

「そういえば、西暦の時代にも友奈って名前の勇者いたわよね」

 

「うん。私と同じ容姿をしていた高嶋友奈って人だよね」

高嶋友奈、初代勇者の一人にして、勇者適正歴代トップクラスの逸材、結城友奈と同じ容姿をしているが、どちらかといえば、結城友奈が似ているだけ。そして友奈という名前は生まれた時に逆手を打った女の子に名付けられるという風習があるが、高嶋友奈を後世に伝えるために大赦が広めたとされる

「そうなんだけど、天野友奈は東京にいることは分かっているんだけど.....」

ピリリリリリ!!と電話がかかってくる

「!!」

 

「大赦からだ.....もしもし?」

 

『園子様、突然申し訳ないのですが、鷲尾家の分家の者から、天野友奈様を見つけたと連絡があったので、迎えに行ってもらえないしょうか.....』

 

「うん、いいよ、で場所はどこなの?」

 

『東京にあるヒーロー養成校の一校、雄英高校にいるようです......』

瞬間、どんよりとした空気に包まれる

「「「「「雄英高校......」」」」」

大赦と雄英高校は実は仲がすごく悪い、それはもう水と油くらいの.....

理由はいくつかあって、雄英高校がとんでもない偽善者の集まり.....げふんげふん、正義感の強い者たちが多いので例え、300年間、世界を生き永らえさせたとはいえ、子供を生贄にする組織なので、雄英側は許せないとのこと.....。ちなみにこのヒロアカ世界は結城友奈は勇者である。の世界から、大体、300年後の世界で世界が復興した後、個性が生まれたとのこと....しかし大赦は存続している....

「......あの高校苦手なんだよね.....」

 

『同感です....では防人隊に行ってもらうことでよろしいでしょうか?』

 

「いや、私は乃木家の次期当主として、逃げるわけにはいけないかな」

 

『そうですか....ではすぐさま防人を招集し勇者様の護衛として同行させます。』

 

「うん.....」

 

『では.....ご武運を』

ピッ

「...........」

 

「本気で行くの....そのっち」

 

「うん....本当は関わりたくないけど...仕方ないんよ....これは...」

 

 

........

 

 

 

..........

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「君が小枝ちゃんだね!」

 

 

「.........」(ネズミさん?)

 

 

 

 




見てくださってありがとうございました!









現在公開できる設定


神世紀と個性社会

このヒロアカ世界は結城友奈は勇者である。の世界から、大体、300年後の世界で世界が復興した後、個性が生まれたとのこと....しかし大赦は存続しているが、影響力は四国地方のみに留まっている。そして四国で個性は発生しない。ただし、個性持ちとの子供は個性を受け継ぐ事がある。ヒーローはいるが、四国でのヒーロー免許を発行しているのは大赦な為、ヒーローは殆ど大赦所属か、公安関係者しかいないとか



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第二話 あなたに打ち明ける





()←心の中の声

『』←スケッチブック

「」←普通の会話
ですのでよろしく



 

 

「君が小枝ちゃんだね!」

現れたのはネズミ?さんとナンバーワンヒーローことオールマイト...だと思われるガリガリの男性。

どうみてもオールマイトには見えないんだけどね

 

「.........」(ネズミさん?)

「熊なのか猫なのか犬なのか...その正体は....校長さ!」

ドーモ、校長=サン、天野小枝=デス

「そしてHAHAHA!私が!オールマイトだ!」急にムキムキになるオールマイト...

オールマイト=サンの見た目というかなんか画風が違うんですけど!?どこのアメコミのキャラじゃい!

「..............」パクパク....

.......どうやって伝えようか......

「オールマイトさん、この子は声が出ないみたいだから筆談にしてもらっていいですか?」

「HAHAHAわかったよ。鷲尾さん!でも筆談用の紙なんて持ってきてないんだ..」

鷲尾....はて?何処かで聞いたことがある家名のようなぁ....鷲尾.....鷲尾.....!!鷲尾須美だ!

鷲尾家は東郷美森こと鷲尾須美が養子に入っていた、大赦における由緒正しき家の事である。

でもこの人と鷲尾家とは関係はあるんだろうか....

そう言って鷲尾先生?はスケッチブックを持ってきてくれた

「.....」カキカキカキ

『こんにちは、オールマイトさん、助けて頂いてありがとうございました』

「HAHAHA、いいんだよ、私たちヒーローは困っている人を助けるのが仕事だからね!」

 

「あー小枝少女、ちょっといいかな」

「.....」コクリ

「そのふわふわ浮いている動物?は小絵少女の個性による物なのかな?」

「.....」カキカキカキ

『いいえ、個性ではありません』カキカキカキ

『この子達は私のお世話をしてくれる精霊の牛鬼、酒呑童子、一目連です。かわいいでしょ』

一番凶悪というか付加が強いのは多分酒呑童子で2番目が牛鬼かな、一目連は酒呑童子に比べたら負荷は少ないから、切り札を使うときは一目連を主に使うことになるかなぁ...でも酒呑童子はあんまり使いたくないなぁ...所持者が無理をしたせいもあるけど、死んでいるからなぁ...あの時代の勇者で生き残ったの乃木若葉だけだし、切り札はできる限り使いたくない、理由は二つ、この体じゃ負荷が多いのと精神汚染があるためである。そしてオールマイト=サンの反応は....

「あぁうん。まぁ、かわいいね」(名前は厳ついけど....というか....その精霊?がなんかぼやけてきているんだけど....)どうやらうっすらと見えているようだ、

「.....」カキカキカキ

『あの....この子達が見えるってことは...オールマイトさんには神官の適正があるのでしょうか....」

「神官......大赦のかい?」おや?この世界にも大赦があるのかい?.......厄ネタじゃん。

在ってほしくないんだけど大赦、大赦があるってことは勇者もいるんだろうなぁたぶん

「......」コクリ

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

校長「私、なんか忘れられてない?」




最後まで見てくださってありがとうございました
ついにこの世界に大赦があることを知ってしまったおり主クンちゃん
圧倒的厄ネタなゆゆゆ世界と融合している感が漂ってきていますが実のところこのヒロアカ世界はゆゆゆ世界の延長線上の世界線という感じだったりします。









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第三話 再会

雄英高校に保護されてから数日、雄英高校内にある保護区域に住んでいる

まだ雄英の1のA組つまり主人公たちには会っていない。

そして今日、ついにA組に会うことになった。

 

 

 

(なんか話してるなぁ....)

 

 

 

「あー入ってきて挨拶しなさい。」

はいよ。

ガラガラと音を立てて、開く無駄にデカいドア。

中は意外と広いく異形系個性持ちにも配慮されたいい教室だった。

すばらしいね!

「子供?」

誰が子供だって!?....子供だったわ

「あ、小枝ちゃん無事だったんだね。」

あ、緑のもじゃもじゃこと主人公くんじゃないか。

「無事でよかったぜ、にしても何でヴィランの所にいたんだ?」

それは私にもわからん。でもあそこはそこそこ良かったな。

埃まみれだけど

 

「........」

 

『個性の影響で一時的に喋れなくなってしまったので、筆談の為のスケッチブックです』

もしかしたらもう喋れない可能性しかない。(散華)

「あぁそうでしたか...酷いことを言ってしまって御免なさいね。」

 

『いえ、大丈夫です。

 

「ケロ?個性発動するのに喋らないといけないんじゃなかったかしら?」

そう。自分の個性、魔獣創造は創造時に創造する魔獣の名前を言わないと発動不可なのだ

しかし尻尾を持つ個性が尻尾を失ったときに羽が生えるなどの変化が生じることがある

そのため、

『個性が変化して筆談でも可能みたいです...それに....』

「....それに?」

ポケットからスマホを取り出してとあるアプリを起動する

『勇者システム起動。起動承認 精神状態正常。勇者装束展開します』

電子音声と同時に勇者装束が展開される。

モチーフになったのは多分桃と桜だと思われる

「これで擬似的に喋れますから。」

と花弁と同時に現れたの腹話術に使う人形のような生物がコミカルな動きと共に喋り出す。

「これも個性の一部...か?」

いいえ、転生特典です。めちゃくちゃいらねぇけど

 

「では改めまして、小枝です。ひとつ言っておきますが男です。間違えないように」

 

「え」

ブドウみたいな頭の小さい男子が絶望の表情を浮かべている。

「「「「「「「なん....だと....」」」」」」

 

OSR値下がってますよ

 

A組の皆さん。

「....男の子だったのか」

おい教師、気づかなかったのか

「気づかなかった.....不覚!」

 

 

 

そんな様々な反応を見ているとのほほんとした茶色い髪の少女が近づいてくる。

「.....あーえっと、きれいな薄緑色の髪だね!私、麗日お茶子って言うの。よろしくね!小枝ちゃん!」

 

 

『はい。よろしくお願いします。麗日さん。』

おや?もしかして前の容姿のままに見えてらっしゃる?

まぁいいやとりあいず変身解除するか

「お茶子でいいよってあれ?もどちゃった。」

『この姿だと疲れるので....』

 

「あー話してるとこ悪いがお前たちに言うことがある。」

 

 

「まさか、またヴィランが!」

 

「雄英体育祭がある」

 

「「「「「クソ学校っぽいの来たああああ!」」」」

 

 

 

(l)おやおや

 

つづく

 




見てくださってありがとうございました
現在のオリ主の容姿は小枝から友奈に変化してきていますが、ヒーロー側には小枝のままの姿に見えています。
そしてまだ出ていませんが、満開を使用するごとに部位が捧げられていきます。


現在の散華箇所 声帯 右目 左耳




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