真剣で俺は青春できる? (まーぼーまーぼー)
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いざ川神

川神に降り立った少年「涼風恭真」(すずかぜきょうま)彼の願いは青春すること。しかし、青春ってどーやんの?という状態。恭真はどのような青春を送っていくことになるんでしょうか?


列車の中、そこに座る男女のペアがいた。カップルという感じではなく、男の方は見た感じはやや背が高めの中性的な少年だった。まあぞくにいうイケメンの類になるだろう。制服を着ているのでおそらく学生のようだ。女の方は少年よりは二十代前半くらいの女性で黒髪ショートヘアでスタイルのいい、いわゆる美人だった。男性で言うタキシードのような服装で女性ながらカッコよさもある人だ。 少年は寝ているようだった。

―少年は夢を見ていた。人がたくさんいる。笑ってる。いかにもみんな楽しそうだ。制服かな?お祭りをやっているのかな?  ―そうか、これが

  「青春」か

少年は思った。俺も青春したいなと。そこで少年は目を覚ます。周りは自分と同じ列車の乗客だけしかいなかった。

「青春したい・・・」

気がつけば声に出ていたらしい。それを見た横の女性が

「これからできるようになるだろう?焦ることはないさ、時間はたっぷりあるのだから。」というと

「夢の中で出てきたんだ。顔は見えなかったが楽しそうな雰囲気が伝わってきた。楽しみで仕方ないよ。」

 と少年は満面の笑みだ。その笑顔は魅力たっぷりでたまたま彼の近くに座っていて、その笑顔みた乗客も思わず見とれてしまうものだった。女性が言う

「お前はこれまで鍛錬や勉学を必死に、そしてそれをひとりで頑張ってきたその成果は絶対お前の行く高校でも発揮できるさ。友達や仲間もたくさんできる。」とにっこりと言う。少年は

「・・ところで川神学園ってどんなところなんだ?」

「・・ほんとにいまさらな質問だなお前は。そうだな多種多様でそして優秀な人材が数多く存在している学園だな。まあ、行けばわかるだろうさ。」

と笑いながら言う。少年は早くつかねーかなーといった表情で窓の外を見ている。すると列車のアナウンスが流れる

・・・えー次は川神ー川神に止まります。

「私が一緒に行けるのはここまでだ。転入届けも出したし、部屋も借りた。あとは大丈夫だな?」

「心配性だなー大丈夫だよ”聖姉さん”。ここまでありがとう。」

・・・えーまもなく川神到着です。出口は・・です。とアナウンスが流れる。

「それじゃあ俺行くよ。」

と少年は言う。

「頑張れ、そして思いっきり楽しめよ”恭真”」

恭真と呼ばれた少年はさっそうと駅に降り立つ。対して聖姉さんと呼ばれた女性は少し、いやかなり寂しそうに、ただ彼には見えないように顔を隠していた。

「さあ、着いたぞ川神ぃー!」

これから、彼の日本一いや世界一熱い青春が始まる・・のだが

「道がわからん。この地図壊れてんじゃね?」

と地図を広げながら言う。

・・彼の青春はまだ始まったばかりだ




はじめまして✩初投稿になりますまーぼーまーぼーです。最初のうちは誤字脱字や少し読みにくい文章があると思いますが温かく見守ってくれたら嬉しいです。主人公ですが、本文中ではまだ明かされていませんが、ここで紹介します。涼風恭真くーん?
恭真「・・ども。」
作者「緊張してるね」
恭真「いきなりだからね、それよりこれから先の話ちゃんと考えてくれてんだろうな?」
作者「うぐっ・・」
恭真「おいおい途中で辞めんなよ?きっちり青春させてもらうぜ✩」
作者「このこきっちりしとるわあ。どこでこんな技術覚えてきたのかしら」
恭真「あんたに育ててもらった覚えはないが。
作者「大丈夫、結構もう実はまとまってる。」
恭真「そっかならいい。」
作者「・・DEAD ENDパターンってありかな?」
恭真「えっ・・ちょっま「それじゃまた次話で会いましょう。」


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遭遇

あらすじだよー✩
川神に降り立った恭真であったが、早速問題発生!なんと・・道に迷ってしまうのだった。果たして恭真は目的地までたどり着けるのか、いや着けない。
恭真「いや、着かねーと話が進まねーんだが」
作者「で・す・よ・ね✩」
始まるよっ


「あれーおっかしいな、ここらへんじゃねーの?」

恭真は絶賛道に迷い中だった。その時だった恭真の携帯に電話がかかってきた。聖姉さんだった。

「もしもし聖姉さん?」

「川神学園には着いたか?」

「いやまだだよ。」

「なんで!?川神に着いてから三時間は経ってるぞ?」

そう3時間もあれから迷っているのだった。

「べ、別に地図が読めないわけじゃないんだからね!仕方がなく迷ってあげてるんだからねっ!」

もはや焦りで恭真のキャラはブレブレである。

「・・誰に対するツンデレなんだよ。そうかお前は方向音痴だったかぁ。」

「テヘペロっ✩」

「ここで聖お姉さんからのアドバイスだ。そういうときは気を・・」

そこで電話が切れた

「あれ聖姉さん?えっ、ちょい、なんだったの?」

と、途方に暮れていると、

「あれって川神学園の生徒かな?」

前方には自分と同じくらいの年齢だと思われる女性の二人組がいた。一人は茶髪が肩くらいまでかかる今時の女子といったような感じの女性。片方はピンク色の髪で背が小さい女の子という感じだった。

「姉妹かな、とりあえず川神学園の場所を聞いてみよう。」

と駆け出していった。

―結果

「どうしてこうなった?」

と恭真

「さあどうしてだろうねー」

「俺らの邪魔したからじゃねー」

「ウホっやらないか」

恭真はいわゆる不良に囲まれていた。

こうなった経緯を見てみよう

―女性二人組に走って近づこうとした恭真だったが思った

(走って女性に近づいていくって変態みたいじゃね?)

と思い普通に近づくことにした。しかしこれが間違いだった。

女性二人組がある細い路地裏に入り、その1、2分後恭真が路地裏に入ろうとすると声が聞こえた。かなり焦り気味の声だった。

「――ヨ、逃げて。」

「――カちゃんをおいていけません!」

その後続く男たちの笑い声。普通の人間ならば、わざわざそこに入ってはいけないだろう。しかしこの男恭真は違った。

(ここであの二人に話が聞けなかったら、川神学園に着けない。いやだ!)

・・正義感なんてなかった。

「ちょっと待ってもらおうか。」

その声に女性二人、不良五人が一斉に恭真の方を向く。

「その女性二人にはちょいと聞きたいことがあるんだよね。」

と恭真はその後、不良と女性のあいだに入り女性に逃げろとジェスチャーする。意図を察したのか女性二人は頭を下げそそくさと路地から出て行った。―

「コイツどうするよ?

「やっちまうべ」

「うほ」

と不良が一斉に殺気(一人明らかに違う)立つ。

「面倒なことになったなあ。」

ここから京間の初バトルが始まる。恭真は果たして川神学園に無事たどり着けるのか。そして恭真の貞操はいかに―つ・づ・く

 

 




恭真「最後の締めおかしいだろ。なんだよ二話目で貞操の危機にさらされる主人公て。」
作者「ふふふ」
恭真「?」
作者「いつから恭真が主人公だと錯覚していた」
恭真「なん・・だと」
作者「まあ主人公ですけど」
恭真「激おこぷんぷん丸」
ってなわけで二話でしたマジコイファンには馴染みの二人が出てきましたね。3話は戦闘をしますがどうなるのか。また3話目のあとがきで軽い恭真のプロフィールを書こうと思います。お楽しみに・・作者「って恭真くん?なんでそんな怖い顔しているのかな?」
恭真「激おこぷんぷん丸」
作者「ちょっま・・いやああああ・・・・」
・・作者の急病のためあとがきを終了させていただきますby聖姉さん


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やっと到着川神学園

いよいよ到着川神学園!!いよいよ青春始まりかと思いきや恭真を阻む者が現れる。果たして・・
あ、バトルもあるよby作者
恭真「それ大事だよね?」
・・ボケもツッコミもできる恭真くんです


「調子こいてすいませんでいた」

と不良五人組が一斉に土下座する。五人ともぼろぼろだった。勝者は明らかだった。

「全く、こんなくだらねーことすんなよ」

と恭真が言う。

勝負はあっという間についていた。恭真が特別なことをしていたわけではない。不良五人が仕掛けてくる攻撃を躱しひとりひとりに確実に攻撃を当てて次々KOしていった。周りから見ると踊っているようのも見えたかもしれない。

とここで恭真が

「あれ俺なんで戦ってたんだっけ」

と言う恭真である。

「まあいいか。じゃあな。」

と言って路地を後にする恭真であった。

路地から出ると

「あ、あのっ!」

と声をかけられた。女性二人組だ。

「先程は助けていただきありがとうごじました。私甘粕真与といいます。」

「アタシは、小笠原千花です!」

と自己紹介された。

「えっと俺は涼風恭真です。よろしくな。ってそういえば君たちに聞きたいことがあったんだ。」

と言う恭真の問いに少しびっくりする真与と千花

「「私たち川神学園の学生です」」

「キタコレ」

「「?」」

「あ、すまない、なんでもない。申し訳ないが案内してもらえないか。」

こうして恭真はようやく川上学園にたどり着くのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〜川神学園〜

「って近っ!」

実は恭真が先程までいた場所は川神学園から徒歩五分ぐらいの場所であった。

「地図読めなかったのにあそこまで行けたということはおれって実は凄い?」

と恭真が言うと

「そうですね、逆にこの距離で迷っているのはすごいと思いました。」

と千花に言われた。その後、千花と真与と別れた恭真は

「さてと、学長?に会いにいかねば」

といい校舎に入っていった。

〜校舎内〜

春休み中ということもあってか部活をやっている人しかいないようだ。

「さてと学長のいる部屋はー、と」

意外にすぐに見つかった。ノックをすると

「入っていいぞい」

という声が聞こえたので

「失礼しマース」

といいドアを開けると

「お主が涼風恭真かの?」

「!」

いきなり名前を言われて驚いてしまった。思わず身構えると。

「びっくりさせてしまったかの、とりあえずそこらへんに座るといいぞい。」

と言われ、とりあえず座った恭真は身構えていた姿勢を解いた

「お主のことはひーちゃんから聞いておるぞい。」

「ひーちゃん?」

「お主の姉貴分の断川聖(たちかわひじり)のことじゃよ。久しぶりに会ったが元気そうだったわい。」

「ひーちゃん何て呼んでる人初めてだ。」

「こう呼ぶと怒るんじゃ。ものすごく怖いんじゃ。わし漏らしてしまいそうになったのう。」

この人大丈夫かと思いながら話を聞いていると、学長の顔が変わった。

「さて、そのひーちゃんから言われておるのじゃが、このまま入学試験へとまいるぞい。」

「えっ」

「恭真なら大丈夫だと思うが周りの人と同じように行って欲しいということじゃ。点数を満たしていない場合は落としても構わないと言われておる。」

「」

「そっれではまず筆記試験をやるぞい。」

(先に言っておけよひーちゃんんんんん!!!)

果たして恭真は無事に試験をパスできるのか、いやできない

恭真「おい、しめがてきとーすぎんでしょ!」

鉄心「?」

恭真「なんでもない」

つづくよ

 




恭真「おい、作者ァ!」
作者「どうした恭真?」
恭真「試験なんて聞いてないぞ!」
作者「だって言ってないもん。けど、試験大事。俺も高校生の時もうちょっと勉強しておけばなぁ・・はぁー。」
恭真「なんか、すまん。・・作者が立ち直らないので俺が自己紹介をしよう。
名前:涼風恭真
身長178
体重65
好きな食べ物 納豆、ラーメン、ハンバーガー
嫌いな食べ物すっぱいもの
得意技 ピー-ーーーー
必殺技ピー-ーーーー
恭真「おいおい俺の技とか何も見えねーじゃん」
作者「ネタバレ禁止」
恭真「お、おう」
次回 入学??へ
恭真「なんで疑問形」
作者「入学できねーかも知んねーじゃん」
恭真「ってかいつ蘇った」
作者「今更だな」


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試験終了・・そして

ついにプロローグが終了になります。そして少し主人公の秘密がちらほら見えてくるかも?今回は残念ながらギャグはないですby作者
恭真「あんたのギャグなんて期待してない」
作者「」


「あーそうじゃ。筆記試験をする前に一つ。」

と学長が言う。

「何ですか?」

「学年は2学年で良いのかの?」

「ああそのくらいがお前の実力的にも妥当と聖姉さんのも言われています。」

「それもあるがお主の経歴を見たところ学校生活はこれが初めてのようじゃからのう。わし心配。」

「心配しなくても大丈夫ですよ。じゃあこっちからも質問。」

「なんじゃい?」

「一番面白い奴らがたくさん揃っているのはなん学年?」

「そうじゃのう・・強いて挙げると2年生かの」

すると恭真は、にっこり笑って

「じゃあやっぱ2年で」

「了解したぞい。それじゃこれより筆記試験をはじめる!」

・・・・・・・・・・・・・・

恭真が筆記が筆記試験を行っている間、鉄心は考えていた

(一番面白い奴らが揃っているのが2年だから2年に行く・・か、また面白いやつが来たもんじゃわい。じゃが聖に教えてもらったこの”注意点”についてはわしも気をつけなければな。)

「そろそろ終了の時間かの。」

といい鉄心は試験室に戻っていった。

・・・・・・・・・・・・・・

筆記試験が終わった。自分の中では会心の出来だった。何よりもこれからの自分の青春のため必死に頑張った

恭真は疲れてウトウトしていた。するといきなり

「じゃあ次に面接に移るぞい」

と鉄心が言った

「っうおい、もう面接ですか。筆記試験の結果は?」

筆記試験が終わってからあまり時間が経ってなかったので驚いていると。

「よくできていたぞい。数学ではケアレスミスがあったがほかはほぼパーフェクトじゃ。筆記試験は合格じゃ。」

恭真はホッとしていた。顔に出ていたのか鉄心もこちらを見ながら嬉しそうにしていた。少し恥ずかしかった。

「それじゃ面接じゃが一つだけお主に聞く。」

「!」

恭真びっくりした鉄心が今までの鉄心には考えられないくらいの真剣さで聞いてきたからである。恭真も気を引き締めた。

「お主は川神学園で何がしたい?」

・・答えは決まっていた

「この学園で私、いや俺は青春を謳歌しに来た!そして今まで失ってきたものをまた再び取り戻す。そのためにここに来た。」

この回答は恭真のこれまでの人生を表していた

その答えを聞いた鉄心は

「青春を謳歌、失ってきたものを取り戻す・・か。」

といい目を細めた。そして

「願い通りの学園生活が送れるようにこれからここで頑張るんじゃぞ。」

とにっこり笑ってそういった。

やっとこれで青春が送れると恭真はニッコリと笑った

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

試験終了後学長室

「よろしかったのですカ、あの面接でワタシにはよく彼の言っていることがわかりませんでしたガ。」

と緑色のジャージをきた男が言う。

「ルーか、良いのじゃお主もこれを見るんじゃ」

とルーに一通の書類を渡す。

「・・これハ!」

「涼風恭真のこれまでの人生の経歴じゃよ。これを読めばあの面接での答え方もわかるじゃろ。」

「・・そうですネ。」

「そんな悲しい顔をするでないぞルー彼にはこの学園で目一杯楽しんで学園生活を送ってもらえばいいのじゃ」

 




作者「プロローグ編終了というわけでした。少し恭真の隠された部分が見えてきましたね。」
恭真「やけに今回は真面目だな。」
作者「次回から早速授業初日に飛びます。」
恭真「結構飛んだな、まあ楽しみだからいいか。」
作者「プロローグ編終了を祝してスペシャルゲストに来ていただいています。どーぞ!」
恭真「誰だ?」
聖「・・私だ。元気そうだな恭真。」
作者「そう!今回のスペシャルゲストはひーちゃぁぶばぁ!?」
聖姉さんに蹴られ吹っ飛ばされる作者
聖「作者はしばらく戦闘不能だろうからこれからしばらくは、わたしと恭真がこのコーナーを担当するぞ。」
恭真「よろしくな!」
聖「さっきよりテンション上がってないか?」
恭真「べ、別に聖姉さんといっしょに出来るのが嬉しいわけじゃないんだからねっ!」
聖「そーか、そーか♪それじゃみんなこれから宜しくな✩」
恭真(聖姉さん嬉しそう)
・・あとがきに来るとみなキャラがおかしくなるようです。


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武神エンカウント

聖「作者が戦闘不能のためテンポが遅くなりそうだ、すまない。」
恭真「誰が戦闘不能にしたんだろうね」
聖「誰だ(迫真)?」
恭真「今回は原作などでおなじみの人がたくさん出るよっ✩」




試験が終わり川神学園を出た、恭真であったがあることに気づく

「そういえば、俺が住む場所ってどこだっけ?」

と思い川神に来るときに時に聖姉さんに聞いた場所を思い出していた。

「確か・・島津寮だったかな」

といい地図を取り出し場所を確認すると

「よし、オッケー」

といい、向かい始めた。しかし忘れてはいないだろうか、恭真は方向音痴であることを!!

・・・・・・・・・・・・・・・

〜多馬大橋〜

方向音痴である恭真だが、意外と近くに来ていた。しかし

「・・なんかこっちじゃない気がする。」

といい、島津寮とは逆方向に歩いていこうとする。これが方向音痴!とそのときだった。恭真の近くにひとりの男が現れる。その男が恭真に話しかける。

「なあ坊や俺といいことしないかい?」

変態だった。初めて見るタイプだった。恭真は呆然としていると

「私のいるこの場でいい度胸だ」

と圧のある声が聞こえた。とほぼ同時に変態が急にうろたえる。」

「げっ!武神、川神百代だと!?なぜここに!?」

「決まっている。私が美少女だからだ。」

というやりとりのあと

「とりあえず、死ね。」

という百代の一言のあと、変態は百代のデコピンで文字通り飛んでいった。

しばしの沈黙のあと百代が

「大丈夫かお前?」

と言われ呆然としていた恭真が我に返る。

「あ、ああ大丈夫だ。ああいうやつは初めてだったからびっくりしただけだ。」

という恭真に百代が

「この橋は変態が多く通るからなあ。気をつけたほうがいいぞ。」

といいその場を去ろうとする百代に

「待ってくれ。」

と恭真が声をかける、同時に百代が足を止める。

「なんだ?デートのお誘いか?それなら今は受け付けていないぞ。」

「それは置いといて、島津寮に行きたいんだが場所を教えてくれ。」

恭真は学んでいたわからないときは人に聞いたほうが早いと

「お前もしかして今度島津寮に入るやつか?」

と百代の声に

「ああ。今度から島津寮に入る涼風恭真だ。そして今年から川神学園2学年に転入する。」

「そうかじゃあこの私が直々に案内してやろう。」

「ありがとう助かるよ。」

といい、島津寮に歩き始めた

「それはそうとお前、意外に強そうだな学校始まったら決闘しような。」

「えっ」

恭真VS武神フラグ確立

・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方その頃島津寮

「なあなあ今日から来る奴ってどんな奴なんだろうな?ワクワクするぜ!」

とバンダナの男がいう。

「キャップは楽しそうだな、麗子さんの知り合いだっけ。」

とやや中性的な顔つきの男がいうと

「俺様のカーチャンの知り合いだろ?きっとゴリラみたいなやつだぜ!」

と筋肉ムキムキの男

「なるほどゴリラか・・ガクトみたいな」

と中性的な顔つきの男がいう

「そうそう俺様みたいなゴリ・・ってちげーよ!俺様はナイスガイなだけだ大和!」

「しょーもない。どんな人が来ても私は大和のこと大好きだよ。」

「ありがとう京。そしてお友達で。」

という会話をしていると、島津寮の玄関が開く音がした。

 

 




百代「このコーナーに美少女登場✩」
恭真「いきなりだな」
聖「全くだここは私と恭真のイチャラブ空間だというのに。」
恭真「そうだったの!?」
百代「ずるい私も恭真とイチャラブするんだ」
聖「てめえはまだフラグ立ってねえだろうが」
百代「」
恭真「怖いな聖姉さん」
聖「次回は風間ファミリーと仲良くなるよっ✩」
恭真「キャラが変わり過ぎワロタ」
百代「完全に同意」
・・何度も言いますがここに来るとキャラがおかしくなるようです


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みんな楽しく島津寮

聖「ようやくここまで来たか。ここからまじこい世界らしくなってくるぞ。スピードが遅くてすまないな。」
恭真「早く行こうぜ✩」
聖「ワクワクしてるなあ」


「ここまで送ってくれてありがとうな」

恭真は川神百代に送ってもらい島津寮に無事到着していた。

「いいんだ。ついでに私もここで遊んでから帰る。」

「そか」

といい、島津寮のドアを開けようとする恭真。しかし

「おい恭真手が震えているぞ?」

そう、恭真の手は震えていた。

「・・緊張するな、仲良くなれるかねー。」

「恭真カワイイ。大丈夫さ、みんないいやつらだからな。」

と百代がいい、勢いよく島津寮のドアを開けた

「お邪魔しマース。」

と百代が言うと

「なんだよ、モモ先輩かよ」

「姉さん、とあれもう一人?」

「お、噂の新メンバーか?」

「大和好き。付き合って」

と奥から四人出てきた。

「よう、みんな紹介するぞ私の彼氏の涼風恭真だ。」

「「「「えっ」」」」

と四人がびっくりする。百代の発言に恭真は

「どうもはじめまして、百代の彼氏の涼風恭真です。」

「「「「「えっ」」」」」

と今度は五人がびっくりする。

「なんでモモ先輩がびっくりしてるんだよ!?」

とガクトが言う

「い、いや冗談で言ったのに、まさか乗ってくるとは。」

「姉さん、顔赤いぞ」

「うるさい大和、少しドキッとしただけだ」

「どやっ」

「恭真はドヤ顔するな!緊張してたんじゃないのか?」

「・・騒がしい」

恭真は思った。楽しくなりそうだと

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

玄関でひとしきり盛り上がったあと恭真たちは居間に集まっていた。

「そんじゃま自己紹介するぜ!俺は風間翔一だ!風間ファミリーのリーダーでここのみんなにはキャップって呼ばれてるぜ、よろしくな!」

「俺は島津岳人だ。彼女募集中だぜ!」

「直江大和だ。よろしく。」

「椎名京・・ただ大和を愛すのみ。」

「そして私は美少女、川神百代・・武神やってます✩」

・・なるほど個性的なメンツだ俺も負けないぞ

「俺は涼風恭真だ、川神には熱い青春を求めてやってきたぜ!よろしくな。」

「青春か・・いいね、その響き。俺は風の男気が合いそうだな。」

「青春か・・青春といえば殴り合い、つまり決闘。決闘しよう恭真!!」

「青春か・・青春してえよ・・ちくしょう。」

「青春か・・私たちはもう青春してるもんねー大和」 「お友達で」

みんな反応は様々だった。

「恭真の青春ってなに?」

と大和が言う。

「わかんない。けどそれを見つけるのも青春かなって。」

「なんか、かっこいいな。」

と大和に言われ少し恥ずかしくなる恭真

「それなら、私の青春といえば殴り合いだってかっこいいだろ。」

「それ普通、男子が言うセリフだから百代が言うとただの戦闘狂だ。」

とここで大和が

「恭真の学年はどこになるんだ?」

「あー確か2学年だったな」

「じゃあ俺やガクト、キャップ、京と一緒か」

「本当か!友達が同じ学年にいると助かる。」

「ホントに嬉しそうな顔してるな。」

「嬉しいからな」

と大和と恭真が話していると

「そうだ、私は先輩なんだぞ、百代おねーちゃん、とかモモ先輩って呼べよお。」

「・・・・ちゃん」

「うん?」

「百代おねーちゃん」

と恭真が上目遣いで言う

「ぐはっ・・なんて破壊力だ。って上目遣いやめろ。惚れてまうやろ。」

「じゃあこれからも百代って呼ぶな。」

「そうしてくれ。」

それを見ていた他の男子一同は

「あのモモ先輩を・・恭真やるな。」

「俺様、恭真が女子だったらやばかった。」

「姉さん、意外とちょろいのか?」(このあと大和は百代にお仕置きされます。)

・・・・・・・・・・・・・・・

自己紹介はおわり学園の話に

ひとしきりみんなで話したあと、百代は自分の家に帰り、一旦解散した。その後、恭真は自分の用意された部屋で大和二人で話していた

「そういや恭真は学校の準備してんの?」

「学校っていつからなんだ?」

「あさって」

「ファッ!?」

「やっぱりな。じゃあ手伝ってやるよ。」

「おー心の友よ。」

「どこのジャ○アンだお前は」

と恭真は心から喜ぶのだった・・しかし

「恭真、お前持ち物なさすぎるだろ。全然足りねーぞ!?」

「うう」

「仕方ない、明日買いに行くか。」

恭真の青春はまだ始まったばかりだ




百代「恭真可愛いなあ。どうだ聖さんきっちりフラグ立てたぞ。」
聖「ふん、あれがフラグだと?・・簡単に折れそうだな」
百代「なんだと!?こっちも言わせてもらうと、聖さん本編でほとんど出番がないじゃないか」
聖「!」
百代「もうフラグ折れてんじゃないですか?」ニヤリ
聖「言わせておけば!」
百代&聖「「恭真は渡さないからな!!」」
恭真(何言ってだあいつら)
次回 新たな仲間登場


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これが風間ファミリーだ!!

聖「恭真、今回はどんなやつと出会うんだ?」
恭真「・・ネタバレはダメだろ」
聖「じゃあヒントだけ、頼むよネクスト、キョーマズ、ヒーント!」
恭真「・・犬笛?」



・・恭真は夢を見ていた。その夢は川神に来るときに列車の中で見ていたような、楽しい夢ではなかった。

             ―辺りは一面真っ赤だった―

             ―人がたくさん倒れている―

             ―自分はそれを見下している形になっている―

そんな状況から、倒れている人間が恭真に向かって言う。恐ろしい声で

           ・・・なんでお前が選ばれるんだ

           ・・・なんで生き残るのがお前なんだ

そのようなことを言うのは一人ではない。同じようなことを何人もの人に言われる。そんな中、

「・・君かい、選ばれたのは?」

といままでとは違う透き通った、そして感情がこもってないような声が背後から聞こえる。しかし恭真はその方向に振り向くことができない。

「私の名前は■■■■、これから私の同志としてよろしく頼むよ。

という声のあとに恭真の意識は覚醒する。

・・・・・・・・・

「また、あの夢か」

そう恭真があの夢を見るのは初めてではない。夢を見たあとに共通して言えるのは、凄い疲労感と毎回決まって出る鼻血である。

「俺の記憶なのかな、それも実際に体験したことなのかな。」

というのも実は恭真には十歳より前の記憶がない。気づいたら聖姉さんと暮らしていた。

「おっと、そろそろ起きて準備しなくてはな、なにせー今日からはぁ」

と言って恭真はいきなり元気になった。

「川神学園登校じゃあああ!!」

もうすでに朝の夢のことなど頭になかった。

・・・・・・・・・

朝食を風間ファミリーのメンバーと済ませる。そして麗子さんに挨拶をする

「麗子さん朝食美味しかった。そして」

「「「「行ってきます」」」」

ここは風間ファミリーと声が合った。

・・・・・・・・・

恭真が百代とそして変態と遭遇した多馬大橋に来た。するとそこに一人の青年が立っていた

「よお、モロ!」

とガクトが言う

「やあ、みんな、おはよう。あ、彼がキャップが言ってた新しい人?」

とモロと呼ばれた青年が言う。

「そうだぜモロこいつがs「涼風恭真だ。今年から川神学園に通うことになった。よろしくな。」

「おい、恭真!せっかくの俺様がナイスガイ風紹介してやろうと思ったのに邪魔するとは。」

「なんか、俺の何かが失われそうな気がした」

と言われガクトが明らかに落ち込む。

「あはは、まあガクトは置いといて僕も自己紹介するね。僕は諸岡卓也。みんなからはモロって呼ばれているよ。」

とモロが言うと

「せっかくだからワン子も呼んでみるか。」

と、大和が犬笛を取り出して吹く。

「呼んだー?」

と橋の下の川からスクール水着の女の子が出てきた。そしてこちらに歩いてくる。

「ワン子、紹介するよ。前言ってた新しい島津寮の住人で俺たちと同じ二年生に転入してくる涼風恭真だ。」

と大和がガクトとは違いちゃんとした恭真の紹介をする。

「大和、紹介ありがとう。涼風恭真だヨロシクな。」

と挨拶する。

「あたし、川神一子。よろしくねー。」

と元気に挨拶する

「よく挨拶できました、よしよし。」

と大和がワン子の頭を撫でる。

「ここにモモ先輩が入れば改めて風間ファミリーだぜ!」

とキャップが言う

「呼んだかー、キャップーー?」

百代が空から降ってきた。

「空から美少女とうじょーー✩どうだ恭真、かっこいいだろ?」

「現れ方が異常だろ、引くわ」

と百代は恭真に一蹴される。

「とりあえず、風間ファミリーが楽しい奴らだということはわかった。」

「これからヨロシクなみんな。」

「「「「「「「おー!よろしく恭真。」」」」」」」

これから楽しくなりそうだ

 

 

 




百代「・・なんだよ、あの恭真の夢。怖すぎだろ」
聖「恭真も苦労しているのよ。・・少なくともあなたより苦労していると思うわ。」
百代「ぐぬぬ」
恭真「それにしても風間ファミリーは個性的だなー」(必死に話題変える)
百代「そうだろう。お前もファミリーに入ればいいんだ。そうすれば、私ももっとちゃんとしたフラグが立つかも」
聖「!」
恭真「あれ、この空気は、俺、話題変えなかったっけ?」
次回 川神学園









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激突ファーストラウンド

恭真「今回はなんか嫌な予感がする」
聖「私は毎回嫌な予感がしているぞ」
恭真「ああ、また出番がないから」
聖「」
恭真「落ち込んじゃった。」
聖「・・・・今回はバトル・・・あるよ。」
恭真「言い切った!よくやったね!」ナデナデ
聖「///」



「どうしてこうなった?」

そこは川神学園のグラウンド。たくさんのギャラリー。聞こえるのは誰かに対する声援。

恭真は焦っていた

「これから決闘を始めるヨ。」

とルー師範代の声がする

「西方・・涼風恭真。対する、東方・・」

と言いルー師範代が見た先に居たのは

「武神!川神百代!」

その瞬間に大歓声が沸く。そう、応援されていたのは百代だった

・・どうしてこうなった。恭真は心からそう思いながら、きょうの出来事を振り返ってみた。

・・・・・・・・・・・

今日は二年生の始業式だった。そして、それと同時に入学式だった。

最初に入学式があったが、正直言って恭真にとってはつまらなかった。ひたすらひとりひとりの紹介、長い学長の話で恭真は疲れていた。入学式とはこんなにつまらないものなのかと思っていた。そんな恭真の様子を見かねて大和が声をかけてくる。

「大丈夫か、恭真?あと少しだ、頑張れ。」

と声をかけてくれる。しかし

「ああ大和、そうだな今日はいい天気だな。」

・・全く聞こえていなかった

入学式が終わってから、恭真は自分の教室に向かう。その時に大和が

「そういえば恭真も2ーFだったとはなこれから改めてよろしくな。」

という。それに少し元気になった恭真も返す。

「楽しいクラスがいいって学長には言っておいたのが良かったのかな、大和や風間ファミリーとなら楽しくやっていけるような気がするよ。」

とあとは大和と適当な会話をしながら2-Fに向かう。

そしてクラスに戻って初めての授業・・の前の休み時間。恭真は授業まで席で寝てようと思った。そんな恭真の前にお客が現れる。

「おーい、恭真決闘しようぜ。」

と入ってきたのは百代だった。普通なら武神・川神百代が「決闘しようぜ」なんて言っても普通の人ならば臆して断る場合がほとんどである。しかし、今回は普通の相手ではない涼風恭真だった。しかも恭真は半分寝ぼけていた。

「ん〜じゃあ、放課後にね〜。」

と机に突っ伏したまま百代の誘いを承諾する。

「わかった、じゃあ許可とっておくからな。あー楽しみだ。」

といい百代は自分の教室に帰っていく。その後、始業のチャイムが鳴った。

・・・・・・・・・・・・

初めての授業は基本的にオリエンテーションで授業の説明などだった。恭真にとって入学式とは違い、新鮮で楽しかった。いま説明されていることをこれから自分が体験するんだ、と思うとワクワクした。

初日の授業はあっという間に終わった。恭真は、また明日から楽しみだなーと思いながら、帰り支度をしていた。すると

2ーFの教室のドアが勢いよく開いた。

「恭真ァーさあ決闘しよう!!」

それを聞いた恭真は

(何言ってだこいつ)

と思いながら首をかしげていた。それを聞いていた大和は

(やっぱりこうなるのか)

と思いながらも

(恭真ご愁傷様)

と武神に引きづられていく友人に心の中で冥福を祈っていた。 そして恭真の回想はここで終わる

・・・・・・・・・・・

ルー師範代の声が響く

「涼風恭真は転入生。あくまで稽古の一環だヨ、百代。」

「わかってますよ、ルー師範代。恭真手加減しないからな。」

「稽古だよね手加減してくれてもいいんじゃない?」

「ばーか手加減したら稽古にならないじゃないか。」

というやりとりを恭真と百代がしていると

「「「「「「恭真ガンバレー!」」」」」」

という応援が聞こえて来る。風間ファミリーだった。応援してくれているのかと思ったが、

「頑張って一秒耐えろー。」

なんて聞こえてくる。

「それじゃあ二人共準備はいいかイ」

と言うルー師範代の声に合わせて

「はい!」

「あーい」

二人は反応する

「試合開始!!」

試合の火蓋は切って落とされた。

先手は百代だった。常人には決して出せないスピードで恭真に接近する。そして

「川神流、無双正拳突き!!」

普通の人であればここで終わってしまう。しかしそうはならなかった

「!」

びっくりしたのは百代だった。当たったと思った。しかし百代の拳は

「ふー危なかった。当たるかと思った。」

恭真にしっかりと躱されていた。そして百代のボディすぐ近くに恭真の拳が迫っていた。

「今度はこっちの番だな。」

と恭真が百代のボディに拳を命中させた。

「ぐあっ!」

と百代の呻く声がする。そして百代が言う

「やるな恭真。私に私に強烈な一撃をいれるとは。流石私が見込んだ男。」

「別に俺の攻撃が強烈なわけじゃない。百代の攻撃の威力が高いんだ。俺をそれを利用しているだけだ。」

と百代に言い放った。

「いいぞ、そうこなくっちゃな!」

と百代が向かってくる。そして恭真に向かって激しい攻撃をしてくる。しかし、攻撃が当たらない。そればかりか百代が恭真のカウンターをくらってばかりいる。そのうち百代の傷が増えていく。そして周りで百代を応援していたギャラリーにも変化が見られてきた。

      もしかしたら武神が負ける?

      あの恭真って呼ばれている男相当強い?

というふうに変わっていた。変わっていたのはギャラリーだけではなかった。

「驚いたナ、まさか百代の攻撃をかわし続け、さらにカウンターを入れるとハ。これは明らかの高等技術ダ。

ルー師範代はこう言った。最初は百代の一撃で終わると思っていた。しかしこのようになって驚いていた。

そのうち

「あぶねっ!・・っそらもう一発!」

「・・ぐはっ!」

また恭真のカウンターが入り百夜が吹き飛ばされて来た。

「やるな恭真。だが私にはこれがある!」

と百代が何かを使おうとした時だった。

「そこまでじゃ」

と制止する声が聞こえた。いつの間にか現れた学長だった

「おい、じじいなんで止める。」

と百代の不満そうな声がする。

「バカモン、モモこれはあくまで稽古だと言った筈じゃぞい。それなのに瞬間回復まで使う必要はないはずじゃぞ。」

と今度は学長が恭真の方を向く

「恭真、お主はなかなかにやるのう、またモモと遊んでやってくれ。」

とにっこり笑って言う

「冗談きついっす。今も結構きつかったのに。」

と恭真がいうが

「ほっほっほ。わしにはそうは見えなっかたがのう。」

と言われた。恭真は苦笑いするしかなかった。

「それじゃあモモ、今日は恭真の勝ちじゃな。」

といって帰ろうとする学長

「なっ!まだ私は本気出してないぞ。まだ瞬間回復も使ってないぞ!!って聞けよおい!」

と唸りながらその場で立ったままの百代、そこに恭真が

「それじゃあモモ、今日は恭真の勝ちだねっ✩」

とにやりと笑いながら追撃した。

「お前がモモって呼ぶなー!ってかまだ負けてないから!!」

・・・とりあえず武神VS恭真 第一R勝者恭真

 

 

 




恭真「・・・疲れた」
百代「私はまだ負けたと思ってないからな。」
聖「恭真、百代にせっかく勝ったんだから、勝者として百代になんかしたら。」
百代「!」
恭真「面白そうだなーなんか案ある聖姉さん。」
聖「私のデータによると前髪のばってんをストレートにすると嫌がるらしいぞ。」
百代「!!」
恭真「いいね♪それやろうか!そして次回は本編でもストレートで出てもらおう。」
百代「やめろ、マジでこの悪魔ども!」
悪魔恭真「姉さん、モモちゃん抑えて」
悪魔聖「御意」
百代「うわああああ」ストレート
恭真「大丈夫、ストレートでもかわいいよ」キリッ
百代「あ、ありがとう///」
聖「あ、アメとムチやほんまおっそろしい男やでぇ。ってかあとがきでフラグ進みスギィ!」
次回 腹話術?いいえ九十九神です


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ようこそ島津寮へ

聖「恭真の新たなるフラグ建設開始・・だとぉぉぉ!!」
恭真「何うなってんだよ。」
聖「恭真がどんどん女たらしに・・」
恭真「おい、やめろ。俺は一途で純情だ。」
百代「どの口がほざく」
恭真「お、(前髪が)ストレートなモモちゃんこんにちは。」
聖「(前髪が)ストレートなモモちゃんこんにちは。」
百代「モモちゃん言うな!ストレート言うなぁぁー!」
始まるよ✩


川神百代と恭真の決闘をギャラリーで眺めている一人の女子がいた。

「・・凄い戦いです。まさか武神と戦える人物がいるとは思いませんでした。」

と言うと、なんとストラップが喋った

「そうだね、まゆっち。オラたちも負けないように鍛錬しないとね。」

「そうですね松風、しっかりと鍛えて、いつか手合わせしたいものです。」

「まゆっち、なんて立派に育ったのか!オラ感動。頑張れまゆっちオラ応援してる。」

「はい頑張ります。」

と闘志を燃やしていた。そして

「友達作りもガンバローね✩」

「はい!」

と別のやる気も見せていた。

・・・・・・・・・・・・・・

一方、恭真は百代との決闘が終わり風間ファミリーと合流していた。

「いやースゲーな恭真。俺びっくりした!」

とはしゃぐキャップ。

「まさかモモ先輩と戦える奴がいたとは、俺様も驚いたぜ。」

とガクト。さらに

「姉さん相手だからな。まさか姉さんが押されているなんてびっくりだ。」

と大和に言われる

「お姉さまとまともに戦える人だったなんてすごいわ。あたしも見習わないと。」

「あはは、恭真一気に有名になるね。」

「頑張った方じゃない?」

とワン子、モロ、京に言われる。

「そうかあ?いやーそれにしても疲れた。寮に帰ってゆっくりしたいぜ。」

と恭真が寮という話をしたところでキャップが

「そーいや、新入生で島津寮入る奴一人いるらしいぜ。・・またワクワクするなー!どんな奴だろうな?」

と新しく寮に入るという人物の話になった。

「きっと俺様みたいな、ナイスガイが好きな美少女だぜ。そして寮内恋愛に発展するんだ。・・ムフフ。」

とガクトは言う

「それなら多分キャップや大和、恭真の方に行くよ。多分ガクトは見向きもされないと思う。」

とモロの鋭い一撃

「タクヤちゃーん喧嘩売ってんのかなー?」

と拳を握りグーの形でモロを脅かすガクト。すかさずモロは恭真の後ろに隠れる。

「おいモロ、恭真の後ろに隠れるなんて卑怯だぞ。」

とガクトはうなだれる。このままだとガクトがかわいそうだと思った恭真は

「モロ、ガクトを舐めすぎだ。ガクトのことを好きな女子だって世界中探せば一人ぐらいいるかもしれないぞ。そしてその女子がたまたま島津寮に入ってくる可能性だって、0、001%とかあるかもしれないだろ。」

と恭真はガクトのフォローをしたつもりだった。しかし

「あれ?なんでガクト凹んでるの」

「そこは気づいてないんだ・・」

とモロに言われるもなんのことか全く気づいてない恭真

その後落ち込むガクトを励ましながら帰りました。

・・・・・・・・・・・・・

〜島津寮到着

ワン子とモロと別れ、残ったメンバーが島津寮に到着する。

「「「「「ただいまー」」」」」

と声を合わせて言う。とガクトの母親で寮母の麗子さんが

「おかえりー、新しい子来てるよー。」

と言って居間を指差した

「おーどんな子だろうなー最初に確認するのは俺だー!」

とキャップが走ろうとする

「待ったキャップそんな感じで行ったら緊張させちゃうでしょ。」

と大和が止める

「そっかーそうだな。緊張させたくねーな。」

とキャップも踏みとどまる。

「なあ京、俺の時もこんな感じだった?」

と恭真が京に聞く

「だいたい同じ、キャップは子供だから。」

と少し呆れた様子。その後みんな準備できたようだったので居間に向かった。

・・・・・・・・・・

一方

「あわわ、緊張しますー。」

と新しく島津寮に入る女子 黛由紀江(まゆずみゆきえ)

「そんな緊張せんでもまゆっちなら大丈夫さ、問題ない」

「で、ですよね。だ、だだ大丈夫ですよね松風。はい」

松風は思った

(これあかんやつかも)

といったやりとりをしていると・・居間のドアが開いた

・・・・・・・・・・

恭真たちの目に映ったのは・・明らかに緊張してガチガチになって椅子に座る女子。

女子はこちらに気付くとすっと立ち上がり

「は、ははじめまして、今日からこちらに住まわさせていただく黛由紀江ですよ、よろしくお願いします。」

と硬い自己紹介をされる。それに対して恭真たちも自己紹介をしようと思ったその時

「オラは松風ってんだ。九十九神やってまーす。」

とストラップもとい九十九神の松風の自己紹介があった。その後沈黙が流れた。

由紀江は思った

(変な人と思われたでしょうか。これから一緒の寮で暮らすというのに変な人と思われたら辛いですね。仲良くなりたかったのですが。)

と少し、いやかなり落ち込んでいた。するとそこに

「黛由紀江ちゃんに、松風か・・よろしくな二人とも!」

と言ったのは恭真だった。ほかのみんな(由紀江含む)はびっくりしていた。普通ならばいきなり九十九神とか言われて、驚いたり、引いたりするところで恭真は何事もなかったかのようにそう言った。さらに

「九十九神ってことは二人じゃないか一人と一匹か?」

と松風に話しかける

「ええよーどっちでも好きな方で呼びな」

と会話し始める始末。

「そうだ自己紹介がまだだった。俺は涼風恭真よろしくな。”まゆっち”、松風」

と恭真が言うのに由紀江は驚いた。

「・・まゆっちですか。」

「そう、なんか緊張してるみたいだったからどうにかして緊張ほどいてあげたかったんだ。そんな理由でニックネームつけてみました。・・嫌だった?」

「い、いえそんなことないです。むしろ嬉しいです。」

とようやく緊張が溶けたのか笑顔になった。まゆっちを見て恭真は思わず

「・・可愛いな」

とつぶやいた。

「えっ///」

とまゆっちが頬を赤らめて言う。

「いや、さっきまで緊張ガチガチの顔だったから、ようやく見れた笑顔は凄い衝撃だった。」

「そ、そうですか。あ、ありがとうございます。」

と言って顔を隠すように下を向いてしまった。

・・その後風間ファミリーのメンバーの自己紹介も終わり、まゆっちが無事に仲間入りできる雰囲気なのを確認した恭真は

「少し疲れ気味だから夕飯まで部屋で寝てるわー」

と言い、先に部屋に戻った。

・・その後、夕飯のあと、大和の部屋でゲームをしていた。そこには大和と大和ラブの京がいた。

「なあ恭真、なんでまゆっちの自己紹介の時、自分から進んであんなこと言ったんだ?」

と大和が言うと

「私もそれ思った。」

とあまり口を出さない京も乗ってきた。

「というと?」

「恭真は進んでやるタイプじゃないと思ってた。言われればやるけど・・みたいなタイプだと思ってた。」

「大和に同じ」

と言われた

「ははっ。よく見てるんだな二人共。まだ会って日も浅いのに。」

「人間観察は得意だ。」

「大和に同じ」

「そうだな・・その通り。俺はあまり自分からは言い出すタイプじゃない。・・けど。」

「「けど?」」

「あのままじゃもしかしたら、一人だったかもしれない、仲間には入れない、一人はつらいよ・・。」

と恭真は語る。さらに

「俺も最初島津寮に来たとき、島津寮の玄関を開けるとき、緊張で手が震えた。うまく馴染めなっかたらどうしようとか、変な奴とか思われないかって。けど大和や京、そしてほかのみんなは優しかった。そして快く受け入れてくれた。だから今度は自分が優しく受け入れてあげないといけないと思ったんだ。」

と恭真が話す。

「すごいな恭真。」

「大和に同じ」

と二人に言われる

「なんか恥ずかしいな」

と恭真が言うと

「かっこよかったぞ」

「大和の方がかっこいいよ」

「そこは『大和と同じ』じゃないんだ!?」

と笑い合っていた。

そして夜も遅くなってきて

「さてと、俺はそろそろ自分の部屋に戻るよ」

と京間が戻ろうとする

「京そろそろお前も自分の部屋に戻れ。」

と大和が言う

「大和の部屋に泊まるー。」

と京が言うのに恭真が悪乗りする

「そうだ京。泊まってそのまま既成事実作ってしまいなさい。」

「!その手があったか、ありがとう恭真。子供の名前は恭真にするね」

「よせよ、照れる。んじゃあ大和、京と幸せにな」

「じゃあ大和はじめよう?」

「京、待て、落ち着け、話せばわかる、やめ」

・・その夜、大和の悲鳴が聞こえたそうな

 

 




聖「えーまず病床にいる作者からの伝言だ」
詩見兎さん感想ありがとうございます!!これからもできるだけ面白いモノを書いていくのでよろしくお願いします。またアドバイスもありがとうございます!早速変えてみました。
聖「だそうだ、こちらからも礼を言う、ありがとう。
恭真「ってか病床にさくしゃがいるのって姉さんの蹴りのせいだよね。」
聖「そうだったか、ちなみに作者は最近暇なとき、まじこいAー3をやっているらしいぞ。特に李ルートはお気にいりらしい。何周したかわからないくらいやっているらしい。」
恭真「なんの情報だよ!別に聞いてねーし!」
聖「この小説のヒロインも李にするかなーとか考えていた時もあったみたいだ。」
恭真「マジか」
聖「それより恭真また新しくフ
百代「新しいフラグを立てたらしいなー!恭真ァァ!!」
恭真「げっ」
百代「次回はそいつをここに呼んで、いろいろ話そうか。」
恭真「勘弁してくれ」
次回 栗・・?○△・・?


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川神最大のツンデレ!?

聖「前回のあとがきの次回予告あれはもう少し先延ばしにする」
大和「この人なしではまじこいじゃないって人が登場するよ!!」
恭真「大和テンション高いな」
百代「短編で私が主人公の話もあるぞ」
始まるよい☆彡


まゆっちは自室で松風と話していた。

「島津寮の皆さんはとてもいい方ばかりでよかったです。」

「そうだなーまゆっち。オラ、まゆっちがこれから楽しくやれそうでなにより。それより・・」

「?なんです、松風?」

「恭真はかっこよかったね。まゆっち惚れちゃったんじゃないの?」

「はいっ!ってええ!?なな何を言い出すんですか松風。そそそんなんじゃないですよ!」

とこんな感じでまゆっちの島津寮初日の夜は更けていくのだった。

・・・・・・・・・・

一方、大和の部屋から帰ってきた恭真であったが、

「・・・眠れん」

と恭真は言った。それもそのはず。川神学園から帰ってきて、夕飯まで寝ていたのだ。そしてただいまの時間は午前2時を回ったところだ。

「・・台所で水でも飲んでこよう。」

と言い台所へ向かった。

〜台所

恭真が台所に向かうと明かりがついていた。こんな時間に誰だ?と思いながら台所に入る。すると

「あ?こんな時間に誰だ?」

と声をかけられる。その先にいたのは風間ファミリーのメンバーでもまゆっちでもない初めて会う男。初めて会う男に恭真がびっくりしていると

「そうか、お前が新しく入寮してきたやつか。俺は源忠勝(みなもとただかつ)。わかると思うが俺も島津寮に住んでる。昨日と今日の日中はバイトで顔は出せなかった。・・よろしくな。」

と自己紹介される。それに恭真も

「知ってるかもしれないが、俺は涼風恭真だ。これからよろしくな。でもって川神学園では2-F所属だ。」

と言うと

「そういや俺はまだ学校には行ってないが確か俺も2-Fだな。」

と返してくる。

「そうか、じゃあこれからクラスでも宜しくな。」

と恭真が言う。

「おう。・・・で?」

と言われ恭真は

「ん?」

と首をかしげる

「こんな時間に何しに来た?」

「あ、わすっれてた」

というわけで眠れないから水を飲みに来たと話す。すると

「しゃあねえな。ちょっと待ってろ。」

と言いレンジを使って何かし始める。

「ほらよホットミルクだ。水飲むより寝れるだろ。」

「あ、ありがとう」

「別にお前の為じゃねえ。俺も自分の分作るつもりだったからな、そのついでだ。それ飲んでさっさと寝ろ。」

「そっか、わかった。そうだ、えーとなんて呼べばいいかな?」

「好きに呼べよ。」

「じゃあ。兄貴」

「却下」

「え、じゃあツンデレ」

「・・却下」

「じゃあ他の奴からなんて呼ばれてる?」

「そうだな・・ゲンとかゲンさんって呼んでやがったな。」

「そっか・・じゃあ俺もゲンさんって呼ぶわ。俺のことは恭真って呼んでくれ。」

と言いホットミルクを飲み干す。

「それじゃあお休みゲンさん。」

「いいからさっさと寝ろ・・お休み恭真」

これがゲンさんとの出会いだった。

・・・・・・・・・

「と、こんなことがあったんだよ大和。」

と島津寮のメンバーと学園に向かいながらゲンさんとの出会いについて大和と話す恭真

「なるほど、俺がゲンさんのことを紹介する前から知ってたのはそういうわけか。それより・・」

「ん?」

「なんでお前はゲンさんに下の名前で呼ばれてんだぁぁー!」

と言いゲンさんのところに走る大和

「ゲンさん俺も名前で呼んでよ!恭真だけずるいぞ!」

「ああ?何言ってんだ直江?直江は直江じゃねーか」

とゲンさんに言われる大和

「ごめんゲンさん大和が変なこと言った。」

とゲンさんに謝る恭真

「いや別に気にしてねーよ恭真。」

そのやりとりを羨ましく聞く大和であった。

その後多馬大橋に到着しモロとワン子と合流する。そしてそのまま学園に向かおうとしたのだが

「・・・お前が涼風恭真だな」

と不意に声をかけられる

「俺はソーマ。あの武神と互角にやりあった男だと聞いて決闘を申し込みに来た。」

といきなり決闘を申し込まれる恭真。

「まあ、特に断る理由もねーから決闘を受けるぜ。・・ただし」

「?」

「これから楽しい楽しい学校の時間なんだ。さっさと終わらせるぜ。」

と、この恭真の強気発言。

「舐めるな!!」

と挑戦者のソーマが言い決闘が始まった。

・・・・・・・・・・・

結果は挑戦者が なんちゃら流なんとか蹴りを放ったが恭真は

「遅い。そんな蹴り、どっかの武神の方が何百倍も早かったぜ。」

と言って軽く躱したところで顔にカウンターパンチを合わせる。それで挑戦者は意識を手放した。それまでにかかった時間は一分もかからない程度だろう。

「さあ、川神学園に向かってしゅっぱーつ!」

と言い御一行はまた川神学園に向かって歩き始めた。

・・・・・・・・・・・

恭真の決闘を見ていたメンバーは改めて恭真の強さを実感していた。そしてそのメンバーの中で一番の実力者であろうまゆっちは特に実感していた。

(強いです。そして全く動きに無駄がない。まだ、軽く流している程度な気がします。私も手合わせしてみたくなってしまいました。)

と静かに闘志を燃やしていた。

・・・・・・・・・・・

川神学園に到着し、2-Fに揃って入っていく。だが、そこには昨日とは違う光景があった。金色のスーツで仁王立ちし腕を組んだいかにも偉そうな男。その後ろにはメイド服を着たいわゆるメイドがいた。

「フハハハハ、来たか風間ファミリーの諸君おはよう。」

「おはようございます皆さん✩」

とそれぞれが言う。

これから何が起こるかさっぱりわからない恭真は戸惑っていたが

「む、お前が武神とやりあったと噂の涼風恭真であるな?」

「そうだけど、あんたは?」

と恭真が言うと

「涼風様、英雄様にあんたとは無礼ですよ。」

と笑顔ながら確かな殺気を出すメイドを英雄と呼ばれた男が手で制す

「良い、あずみ。そうか我としたことが自己紹介がまだであったな。これは然り。我は九鬼英雄である。」

と言われ恭真は驚く。

「九鬼ってあの?真剣かよ。」

「フハハ。真剣である。お前は面白そうな奴だからな。我も興味がある。」

続いて従者が自己紹介する。

「英雄様の専属従者の忍足あずみです✩みなさんよろしくです✩」

ときゃるーん✩な感じで自己紹介する

「もしかしてメンテナンスが終わったのか?」

といきなりキャップが九鬼に話しかける。

「いかにも。今日の放課後にはすでに島津寮に従者が運び終わっている算段だ。」

と何か話している。

「我はそれを伝えに来たのだ。それではな。帰るぞあずみ。」

「はい!英雄様ー。」

と言い2-Fから去っていく。

「なあキャップ何の話だよ。」

とキャップに聞くと。

「うちにクッキーが帰ってくるんだ。」

と言う。クッキー?恭真の頭の中にあったのはお菓子のクッキーだけだった。と疑問に思っていると

「まああとのお楽しみだ」

と大和に言われる。恭真の謎は深まるばかりであった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここからは超短編『モモちゃんのストレートな一日』を書きます。

〜3年生の教室

百代の教室はざわついていた。

                ・・おい、見ろよあれ

                ・・マジかよあんな姿初めて見たぞ

                ・・可愛いな

                ・・ああ、かわいいな

                『前髪がストレートになっても!!』

とモモの教室3ーFはその話題で持ちきりだった。百代は

(早く今日が終わらないかなぁー。この髪は落ち着かないな。)

と思っていると

「・・フッ、まさか本当に真っ直ぐになっているとはな驚きだ川神百代。」

と言ったその人物は京極彦一。学内のイケメン四天王エレガンテ・クワットロの一人であり、3年生のエリートが集まる3-S所属の言霊部部長。彼の言葉には不思議な力が宿ると言われている。

「お前教室違うだろー!何しに来たんだよー!」

と百代が言う

「いや何、武神のいつもと違う姿が見られると聞いたものでな。見に来たわけだ。なかなか興味深いものが見られた。感謝するよ。」

と言い3-Fを去っていった。

「くそー恭真覚えてろー次は絶対勝つからな!!」

と言う百代。だが心では

(髪型ひとつでここまで騒がれる私って・・まじ美少女!)

こんなことを考えていた 。            完      

 




聖「前回の通り新たなフラグが立ったメンバー黛由紀江でてこいやぁ!!」
由紀江「は、は、はい!失礼します。」
恭真「聖姉さんまゆっちが緊張しちゃうでしょ!」ナデナデ
由紀江「きょ、恭真さん///」
百代「おい恭真どういうことだ。もうまゆっちとラブラブなのか?」
恭真「いや、なんというか・・守ってあげたくなる・・みたいな?」
由紀江「///」
聖&百代「「私は!?」
恭真「ない」
聖&百代「」
恭真「そういえば、百代の髪型好評だったみたいだな、よかったね」(笑)
百代「恭真・・いつか絶対泣かす!」
次回 クッキーとは一体?


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俺と美少女とバイク

作者「更新が遅れて申し訳ない。」
恭真「どうしたんだよ、こんなに遅れて。」
作者「いやー俺の利き腕である右手がボキッとなっててさー字も書けんかった(笑)」
恭真「まあ戻ってきたならそれでいい。」
作者「というわけで戻ってきましたー。といってもまだ少しずつしか書けないかもしれません。更新遅くなりますがご了承ください。」


その日の授業が終わり島津寮に帰宅する。風間ファミリープラス恭真とまゆっち。

「今日は島津寮に住む人だけじゃなくて百代・・いやストレートなモモちゃんとワン子、モロもいるんだな。」

と恭真が言う。

「今日はね。ちょっと島津寮にね・・」

とモロが続きを言おうとするが

「恭真をびっくりさせるためだ。黙っておこうぜ」

と大和が言う。そしてそんなこととは別のところに食いつく人物がいた。

「仕方がなく今日だけストレートなんだからな!全く、今日は周りの視線が痛かったぞ。」

と百代が嘆く。

「けど、姉さん別に変じゃないよ可愛いじゃん。」

「そうよ、そうよお姉さまはきれいだわ」

と大和とワン子に慰められる。

「ありがとう二人共。恭真ー覚えとけよ。次は私が勝ってやり返す番だからな!」

とやる気十分な百代だが

「次なんてあるかわからないよ?俺は勝ち逃げするかも」

「なにー!勝負しろよー。せこいぞー。けちー。」

・・こんなやり取りをしながら島津寮に帰った

〜島津寮

玄関を開けた一同を迎えたのは

「みんなおかえりーメンテナンスから帰ってきたよー。」

ロボットだった。

「おうクッキー久しぶりまたよろしくなー!」

とはしゃぐキャップ

「クッキーってロボットだったのか。」

「あれ?全然驚いてないな恭真。」

と大和が言う

「あー、実はロボットは前住んでたところで結構見てた。」

「なんだそうだったのか。」

と大和と恭真が話していると、

「そうだ、クッキーは初めてだよな紹介するぜ!新しい島津寮のメンバー涼風恭真と黛由紀江ことまゆっちだー!」

と紹介してくれる。

「そうなんだ。よろしくねー二人共。はい、僕から歓迎のポップコーンだよ。」

とポップコーンを渡される。

「ありがとうクッキー。俺は涼風恭真。恭真って気軽に呼んでくれ。」

「わわわ私は黛由紀江です。よよよろしくお願いします。」

「そしてオラが松風だぜ夜露死苦ゥ」

と各自挨拶する。とそこで、奥から麗子さんが出てきた。

「恭真ちゃん。あんたにもお客さんが来てるよ。多分居間にいるよ」

と言われる。

「俺にお客さん?誰だろ。」

「すごい美人さんだったよ。ね、クッキーちゃん?」

「そうだね。もしかして恭真の恋人?」

とクッキーが言うと

「おい、恭真。もしかして・・恋人連れ込んで見せつけるつもりか?泣くよ?俺様泣くよ?」

「落ち着きなよガクト。で恋人なの?」

とモロとガクトは反応する。

「大和は私という恋人がいるから取り乱さないね。素敵」

「お友達です。捏造しないで。」

と大和と京

「私という美少女がいながら・・恭真めぇお前・・羨ましい!!」

「お姉さま、そこは悔しがる場面じゃぁ?」

「恭真さんの恋人ですか・・」

「いやまだわかんねーぞまゆっち。希望は捨てるなー」

と百代、ワン子、まゆっち、松風

「なあ、客人待たせてるなら早く行こーぜ。」

とキャップに言われ、みんな居間に向かう。恭真は思っていた

(俺に恋人なんかいないし、誰だろ。美人か・・全く思い浮かばない。)

そして恭真も居間に向かった

〜居間の前

一人出遅れた恭真が居間に向かうと、みんな居間の前で固まっていた

「おい恭真。俺様はあんな美少女初めて見たぞ」

「僕も悔しいけどガクトに同意だねー。すごいよあれが恭真の恋人?」

「・・はじめに言っておくが俺に恋人はいないぞ。欲しいぐらいだ。っていうかなんで居間に入らないんだよ」

「よく考えたら恭真より先に入るのはおかしいと思ったからな。」

と大和が言う。

「なるほど、だから入らずチラ見だけしてたのか。じゃあ、みんな気になっているみたいだし入るぞ。」

と言って居間に入った

〜居間

そこにいたのは銀髪碧眼の美少女であった。その美少女が恭真に向かって

「久しぶりですね恭真。私がいなくて寂しくなかったですか?」

と言う

「そうだなー、少し寂しかったかな。会えて嬉しいよ」

「私もです。恭真がいなくてすごく寂しかったです。」

と二人で甘い雰囲気を出していると

「恭真くぅぅぅん?さっき君は恋人はいないって言ってませんでしたかぁ?」

「そうだそうだ。島津寮はイチャイチャ禁止だぞー。ずるいぞー羨ましいぞー!」

と百代とガクトが言う

「おお、忘れていた。みんなに紹介するぞ。こいつの名前は”シオン”だ」

「シオンです皆さんよろしくお願いしますね」

その後みんなそれぞれ自己紹介する

「シオンちゃんに質問でーす」

とキャップが言う

「なんでしょう風間さん」

「なんか特技とかある?できればスゲーやつ。」

「それでしたら運転でしょうか。世界中の誰よりも速く、そして安全に走行する自信があります。」

と胸を張って答えるシオン

「マジかよ、俺もそこに乗っけて欲しいぜ。」

とキャップが言うが

「すみません。私の背中を任せられるのは恭真だけです。」

「なんでだよーいいじゃんかー少し位。」

と諦めないキャップであったが、ここで恭真が

「なあシオンここは一度見せてやればいいと思う。」

「それもそうですね、分かりました。それでは皆さんに実演してみせますので。一度島津寮の外へ」

と言われ一同は外に出る。

「・・で?実演って言っても車とかねーじゃん!」

とキャップが言う

「どうすんだよ恭真?」

とガクトが聞く

「まあ見てろって」

と恭真がニヤっとする

「じゃあシオン頼む」

「分かりました・・じゃあみなさん少し目を瞑ってください。危ないですから」

「「「「「「「「?」」」」」」」」

と風間ファミリーのメンバーは思ったが黙って目をつむってみた。

・・十秒ほど経って

「もういいですよみなさん。目を開けても」

といって目を開けると、そこにあったのは恭真と一台のバイク

「あれ?恭真、シオンちゃんは?おーいシオンちゃーん」

と百代が言うと

「なんでしょう百代さん?」

と確かに声がした。・・バイクの方から

「・・なあ恭真、もういっかい聞くぞ、シオンちゃんは?」

と今度は大和が聞く

「何言ってんだ大和、ここにいるじゃないか。」

そう、このバイクこそがシオンだったのだ

「「「「「「「「なにぃぃぃぃ!?」」」」」」」」

と驚きを隠せない風間ファミリー

「そんなに驚かれるとは。クッキーで見慣れているものかと思った。」

「あの美少女がバイクに変身とはさすがの俺様も驚くぜ。」

「恭真の彼女じゃないって言ってたからいろんなことしてやろうと思ったのに。」

とガクトと百代

「けど、これだけだと恭真しか乗れないってことにはならないんじゃね?俺でも乗れそうだぞ?」

とキャップが言う

「ああ、シオンはな俺の『気』を感知しないとエンジンが入らないんだ。ほかの人の気だと・・」

「・・だと?」

「絶命レベルの電流が流れてかなりヤヴァイ」

[・・・oh」

「オラという絶対的なマスコットの座に新たなライバル出現か。負けてらんねーぜ。]

・・・今日も島津寮は騒がしかった

 




シオン「というわけでこの小説の正ヒロインシオンちゃんの初登場でしたー✩皆さんよろしくー(はーと)」
百代「なんかキャラが変わりすぎだろー。てか、(はーと)とか記号使わないところとかあざとすぎだろ。」
シオン「あとがき(本編)ではがんばらないとねー」フンスッ
百代「あとがきは本編じゃないぞー。それに正ヒロインはわたしだろー」
恭真「何言ってんだ。今んところ一番はまゆっちだろ。」
シオン&百代「「!!・・じゃ、じゃ二番は」
恭真「松風?」
シオン&百代「」
まゆっち「///]
松風「オラ、雄なのに照れるぜ」
聖「あとがきでスタンバッてました。なのにこの扱い!」
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誤字指摘ありがとうございます。修正しますねー


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