虹の元へ集結する仮面の戦士達 (Barukann)
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プロローグ

 

世界はいくつもに別れている

 

同じ世界でも無数の並行世界が存在している…

 

ハッピーエンドの世界も存在すればバッドエンドの世界も存在している。

 

だからこそ…時にイレギュラーも発生する時もある。

 

私はいくつもそんな世界見て…監視していた。

時には間違って死んだ者を別の世界へと送ったりしてきた。

 

私?私は世界の監視者…人間で言うところの神みたいな存在になるのであろう。

 

 

まぁ名前はゴーザとでも名乗っておこうか…

 

さて、今回私が話すのはとあるスクールアイドルの少女達の物語だ。

この少女達の物語にはいくつもの物語があるからかなり興味深いのだよ。

 

他にもスクールアイドルの物語は存在しているが…その中でも彼女達は何が起こるかが本当にわからない。

 

そして面白いのはグループ名がなく同好会とだけしかない事だ。

 

最近では何だか厄介な事になって…本当にやらかしたストーリーをしてくれて…おっと!失礼!

 

私が話すのは最近スクールアイドルフェスティバルを成功させた彼女達の物語だ。

 

彼女達9人と1人はフェスを成功させて、1人は自分の夢に向かって幕を閉じた…ここまでは何事もなく平和な終わり方だ…

 

しかし!私の部下がやらかして間違った人間を彼女達の物語の世界にへと転生させてしまった!

 

もちろんその部下はちゃんと罰を与えた。

 

だが本来転生者が入るべきではない世界に転生者が介入したせいでその世界は滅びを迎えてしまった。

 

何?あんた神様だったら自分で何とかすればいいんじゃないかって?それができれば苦労しないよ。

 

私は世界に干渉出来ないんだよ。

干渉できたとしても僅かな時間でしかできない。

 

それじゃあその転生者はどうするんだって?

 

本来なら何も出来ないと言うところだが…

 

この世界には幸い転生者に対抗出来る者達がいるんだよ。

 

彼らは自分達の世界で命を亡くして生まれ変わってこの世界の人間になっていたんだ。

 

しかもこれがラッキーな事に彼女達は彼らとそれぞれ接触して仲が良い関係だ。

 

だから私は彼女達に転生者に対抗出来る戦士達を目覚めさせる為に彼女をここに呼び寄せる事にした。

 

何故呼べるかって?

悲しい事を言ってしまうと彼女達は転生者によって全員殺されてしまったんだ。

 

だから魂だけとなった彼女達をここに呼び寄せて、事情を話して転生者が世界を崩壊させる前に再び戻したんだ。

 

ここは冥界とも繋がっているからな。

 

何でもありだなだと?そんなもんだ。考えたら負けだ。

 

さて、それではまずは彼女達と始めてあった事を話そうか…彼女達は1人ずつ話したがその中でも印象に残ったのはあの子だったな。

 



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第一部 崩壊の未来と集結する戦士達
第0話 世界を救う為に再びあの時から…


 

「う、う〜ん…あれ?ここはどこ?」

 

私は見覚えがない所で目が覚めた。

 

「私…確か…そうだ!歩夢は!?」

 

「気がついたかね?」

 

「誰?」

 

私に声をかけてきた人を見ると…何だか神様が座りそうな椅子?に座った男の人がいた。

 

「貴方は?」

 

「私はゴーザとでも名乗っておく、まぁ君らで言う神様みたいな者だな。」

 

「神様?」

 

ゴーザ

「名前は覚えているか?」

 

「私は…高咲侑…」

 

ゴーザ

「名前以外はちゃんと覚えているか?」

 

「確かフェスの最中…そうだ!何か変な怪物と怖いロボットが現れて!それと黒い仮面の人が……歩夢を…それから私も…」

 

ゴーザ

「それ以上は無理して思い出すな…上原歩夢と君はアイツに斬られて死んだんだ。死んだ時の事まで思い出すのは辛いだろう…」

 

「そうか…私…やっぱり死んじゃったんだ…とゆう事はみんなも…」

 

ゴーザ

「あぁ…君以外の子達も死んだ。そして君のいた世界は崩壊した…」

 

「そんな…せっかくスクールアイドルフェスティバルを開催できたのに…みんな一生懸命準備して開催したのに…私も自分の夢ができたのに…こんな事って…」

 

私はその場に崩れて泣いた…もう…どうしたらいいの…?

 

ゴーザ

「まぁ待て。まだ完全に絶望するのは早いぞ」

 

「えっ…?」

 

ゴーザ

「君達の世界を救う方法はある。私の力で君を崩壊する前の時間に送る事が出来るぞ。」

 

「本当なの!?だったらすぐに…」

 

ゴーザ

「待て待て、あくまで崩壊する前の時間だ。そのまま何の対抗策もなければまた崩壊する出来事に遭遇してしまうぞ。」

 

「そんな…それじゃあどうすれば…」

 

ゴーザ

「だからアイツに対抗する者を用意すればいい。」

 

「対抗する者って?」

 

ゴーザ

「君達を襲ったのは転生者だ。そしてアイツの使う力は

衛生アークの力と闇黒剣月闇…全て仮面ライダーの敵の力だ。」

 

「仮面ライダー…?」

 

ゴーザ

「君と上原歩夢を殺したのは仮面ライダーアークゼロ。おそらくアイツはアークの力を使ってゼロワンの敵を生み出したのだろう。さらには闇黒剣を持っているとゆう事は…セイバーの敵までもだしたか…」

 

「その…良くわからないけど…転生者とか仮面ライダーとか?」

 

ゴーザ

「まぁ、アイツに対抗する者が仮面ライダーだ。君の世界にいるんだよ。」

 

「えぇ!?そんなの聞いた事がないけど?」

 

ゴーザ

「無理もない。正確にはかつては仮面ライダーだった者達だ。彼らは自分達の世界で戦って命を落として君の世界で新たな命を宿して生まれ変わったんだ。だから今は仮面ライダーだった頃の記憶もない普通の人間だ。」

 

「そうなんだ…」

 

ゴーザ

「それでだ。君…いや君達には仮面ライダーだった者達に会って仮面ライダーだった頃の記憶を思い出させて欲しい!」

 

「えぇ!私が!?それと君達って!?」

 

ゴーザ

「君と話す前に君の友達9人にもこの事を話しておいた。彼女達はもう崩壊する前の時間に送った。」

 

「9人って…みんな!?」

 

ゴーザ

「そうだ。彼女達も世界の崩壊を阻止する為に仮面ライダーを目覚めさせる事に協力してくれる事になった。さて…君はどうする?」

 

「みんながやるなら…私もやるよ!」

 

ゴーザ

「そうか、なら…」

 

ゴーザさんは手を前にだすと扉が現れた。

 

ゴーザ

「この扉を開けてくぐると君のいた世界。崩壊する前の時間に戻るぞ。」

 

「みんな…あれそう言えば…」

 

ゴーザ

「どうした?」

 

「どうして私達が仮面ライダーを目覚めさせる事に選ばれたの?」

 

ゴーザ

「それは君達が仮面ライダーだった者達と出会って、仲が良い関係だからだ。」

 

「えっ!?(誰だろう…)」

 

ゴーザ

「向こうに着いたら仮面ライダーのアイテムを君達に渡す。そのアイテムが仮面ライダーを目覚めさせるきっかけになってくれる。」

 

「うん。わかったよ!」

 

ゴーザ

「では気をつけてな」

 

「ありがとう!ゴーザさん!」

 

ゴーザさんにお礼を言って私は扉を開けてくぐった。

 

ゴーザ

「ありがとうか…私は礼を言われる事はない…元は私の部下の不始末のせいで君達の世界を危険にしてしまったのだからな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う…う〜ん…はっ!」

 

私は起きて周りを見ると見覚えのある光景だった…

 

「ここは部室…?」

 

「侑ちゃん!」

 

「えっ!?」

 

聞き覚えのある声の方へ振り向くと…

そこには歩夢と同好会のみんながいた…

 

 

歩夢

「良かった…侑ちゃんも無事で…」

 

「無事って事は…戻ってきたんだ…」

 

せつ菜

「戻ってきたって言う事は侑さんも出会ったんですね。あのゴーザさんって方と?」

 

「うん。みんなもだよね?」

 

果林

「信じられないけど…夢じゃないわよね?」

 

彼方

「夢だったらこんなリアルじゃないし、眠たくならないよ…おやすみ〜…」

 

エマ

「あぁ彼方ちゃん!」

 

かすみ

「夢じゃないみたいですね。何度日付を確認したか…」

 

「日付?えっ!?この日って!?」

 

この日の日付は覚えていた。

だってこの日は始めてここに訪ねた日だから。

 

しずく

「確かこの日の前日って同好会が廃部になった日でせつ菜先輩が活動休止にした日じゃありませんでした。」

 

璃奈

「この日に始めて侑さん達と会った…」

 

「へぇ〜こんなに前だったんだ。」

 

せつ菜

「それともう一つ、机に見に覚えがない物がある事ですね…」

 

机の上にはアタッシュケースと手紙があった。

 

 

歩夢

「何の手紙かな?」

 

「これは…ゴーザさんだ!」

 

私は手紙の内容を確認した。

 

「え〜と全員無事に揃っているなら、このアタッシュケースの中に仮面ライダー達のアイテムが入っている。それとアイテムには君達の名前の紙が貼ってある。それが君達が接触した仮面ライダーだ。それをヒントに探して仮面ライダー達を目覚めさせてくれ。ゴーザより…だって」

 

せつ菜

「本当ですね。中に入ってるアイテムには私達の名前が書いてある紙が貼ってます。」

 

「アイテムってどんな……何コレ?」

 

中に入っていたのは昔のカセットみたいなのと小さい本があった。

 

歩夢

「私と侑ちゃんの名前が貼ってあったのはコレだよ。何だろう?この黄色のバッタみたいなのが描かれてるけど?」

 

かすみ

「かすみんのは本ですね。何て書いてあるんですか…え〜と…ランプド…何とか?」

 

せつ菜

「私も本です。ブレイブドラゴン?それよりこの本開きませんよ!」

 

「愛さんのは2つだよ。青い狼とオレンジ色のこれはチーターかな?」

 

エマ

「私も本だよ。玄武…神…話?全部漢字で書いてある。」

 

璃奈

「猿飛忍者伝…って書いてある。」

 

彼方

「彼方ちゃんのは〜何だろ金色のカブト虫?2つあるよ〜」

 

しずく

「ライオン戦記…って書いてあります。」

 

果林

「なにかしら随分派手な本ね?ヘンゼルナッツ?」

 

「これが仮面ライダーに関係しているアイテムなのかな?」

 

この時の私達はまだ半信半疑だった…

 

仮面ライダーなんて本当にいるのか…

 

けど世界が崩壊するのは本当だと思う…

 

そうじゃなかったら私達の記憶にある…

 

自分達が殺された記憶なんてないから……

 

 





次回 始まりの希望…仮面ライダー参上!

神=ゴッド 監視者=オブザーバー 

ゴッドのゴとオブザーバーのザをとってゴーザ…
安直だけどすいません何か思いついた名前がこれです。

侑達が戻ってきた時間はアニメ第1話あたりです。
最終話の記憶を宿したまま第1話がまた始まる感じです。


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第1話 始まりの希望…仮面ライダー参上!

 

侑視点…

 

みんなで仮面ライダーを探そうと思っていたけど…

 

私達は始まりの日に戻ってきたものだから同好会が廃部になってるんじゃないかって、

かすみちゃんがその事に気づき、慌ててせつ菜ちゃんは生徒会長の姿になって同好会の廃部の撤回の手続きに向かった。

 

果林さんもモデルの仕事があるとかで行っちゃったし、

しずくちゃんも演劇部の活動がある事に気づいて行っちゃった…

 

彼方さんは何処かに行っちゃうし…(たぶん…お昼寝…)

残った私達はそれぞれ別行動をして仮面ライダーを探しに行った……

 

けど…

 

 

「そう簡単に見つからないよ〜」

 

歩夢

「侑ちゃん。まだ5分も経ってないよ。」

 

私は歩夢と一緒に探していたけど全くの手掛かりなしで

ベンチに座っていた…

 

「だって手掛かりがこのカセットみたいな物だけだよ。これだけでどう探したらいいの〜」

 

持っていた黄色のバッタが描かれたカセット?を見て思った。

 

歩夢

「これ…何だろうね?ボタンみたいのがあるけど押しても反応がないし?」

 

「本当に謎だよコレ。まさかゲームのカセットとかじゃないよね?」

 

歩夢

「そんなまさか」

 

「ゲームを使ってなる仮面ライダー…決め台詞はノーコンテニューでクリア!とかだったりして?」

 

歩夢

「それはないと思うな〜」

 

「あはは、そうだよね。しかしどうしたものかな〜…」

 

歩夢

「でも確かゴーザさんが言うには私と侑ちゃんはこのカセット?の持ち主の仮面ライダーさんと会ってるんだよね。」

 

「そうらしいけど、一体誰かわからないよ…」

 

そんな時…

 

「あれ?侑、歩夢?こんな所で何やってんだ?」

 

「えっ?」

 

歩夢

「明日飛君。」

 

話しかけてきたのは私と歩夢のもう一人の幼馴染み、

蕾電明日飛(らいでんあすか)が私達に話しかけてきた。

 

明日飛

「何だ?予備校何処にするか悩んでいるのか?」

 

「予備校?」

 

明日飛

「確かもうすぐ歩夢と一緒に行くってこの前電話で言ってただろ?」

 

歩夢

「あ…(そう言えば…私達本来なら予備校に行く筈だったんだ…)」

 

明日飛

「お前ら二人なら何処でも大丈夫だと思うけどな、特に歩夢はそつなくコツコツこなすしな。」

 

「明日飛!」

 

明日飛

「お、おうどうした?」

 

「聞きたい事があるの!」

 

明日飛

「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

明日飛

「う〜ん…悪い!聞いた事がないな…」

 

「そうか〜」

 

私達は近くにあったオープンカフェに場所を変えて明日飛に仮面ライダーの事を聞いてみたけど結果は駄目だった…

 

明日飛

「何なんだ?その仮面…ライダーって?」

 

歩夢

「え〜とどう説明したらいいのかな〜…」

 

明日飛

「まぁよくわかんねぇけど。見つかるといいな…それより予備校に行かずにスクールアイドルやるんだって?」

 

歩夢

「う、うん!そうなんだ!」

 

「私はみんなのサポートをするだけだよ。」

 

明日飛

「しかしまた急にだな〜あれだけ予備校に行くって言ってたのにどうゆう心境の変化だ?」

 

「せつ菜ちゃんのライブを見てトキメいちゃったからかな。」

 

明日飛

「あぁなるほどな。また侑のトキメキか、昔からそうゆうところは変わらないな〜」

 

「そうゆう明日飛も変わらないね。」

 

明日飛

「そうか?」

 

歩夢

「うん。大きい会社の御曹司さんなのに、みんなに優しく接したりするところとか。」

 

明日飛

「確かに御曹司になるけど、だからってイキるのは違うだろ。おんなじ人なんだしさ、常に俺は人に優しく自分に厳しくしているからな。」

 

「本当に明日飛ってしっかりしているよね。」

 

明日飛

「ありがとう。さて、そろそろ行こうかな。」

 

歩夢

「ごめんね。急に呼び止めちゃって」

 

明日飛

「別にいいよ。幼馴染みで友達なんだし、スクールアイドル活動頑張れよ。応援して…」

 

ドォォン!!

 

明日飛

「何だ!?」

 

突然近くで爆発音が聞こえた。

 

「急に何!?」

 

歩夢

「近かったよね?」

 

明日飛

「ちょっと見に行って来る!」

 

「あ!明日飛!待って!」

 

歩夢

「侑ちゃん!」

 

私と歩夢は明日飛を追いかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

明日飛

「何だアレ!?」

 

私達は明日飛に追い付くと、そこにいたのは人型のロボットがいた。

 

ロボット

「ジッケン…カイシ…ジンルイメツボウ…アークノイシノママニ…」

 

ロボットはベルトを着けてある物をだした。

 

「アレって!?」

 

ロボットがだした物は私が持っているカセット?と同じ物だった。

 

《ベローサ!》

  

ロボットはカセット?をベルトにセットしてベルトの横のボタンを押した。

 

《ゼツメライズ!》

 

ロボット

「グウゥゥォォ!」

 

ロボットは姿を変えてカマキリみたいな姿に変えた…

 

《"A big-headed Magia wielding a scythe."》

 

歩夢

「アレって……」

 

「あの時の…!?」

 

私と歩夢には記憶があった…フェスの時に襲いかかってきた怖いロボットだった…

 

 

明日飛

「変身した!?」

 

ベローサ

「ゼツメツ…ホロベ…!」

 

歩夢

「いや…」

 

明日飛

「おい、どうした?」

 

私と歩夢は逃げようとしたけど怖くて身体が動かなかった…あの時の出来事が恐怖になって…

そんな私達を見て、ロボットは腕の鎌を使って私達に向けて斬撃を飛ばしてきた。

 

明日飛

「侑!歩夢!」

 

私と歩夢は明日飛に突き飛ばされた。

そのお陰で斬撃が当たる事はなかった。

 

明日飛

「大丈夫か!?」

 

「うん…大丈夫…」

 

歩夢

「いや…いや…」

 

明日飛

「歩夢!おいどうしたんだ!?」

 

歩夢

「怖い…怖いよ…」

 

歩夢は恐怖で身体を震わしていた。

 

明日飛

「しっかりしろ!怖いのはわかるけど早く逃げねぇと危ないんだぞ!」

 

「わかってるんだけど…私だって怖くて動けないよ…」

 

明日飛

「侑まで…一体…ん?」

 

明日飛は私の前に落ちてあったカセット?を拾った。

 

「さっき落としたんだ…」

 

明日飛

「これは………プログライズキー…」

 

「えっ?」

 

明日飛がカセット?を見てそう言うと、明日飛の手が光りだして光りが消えると何かを持っていた。

 

侑視点…終

 

 

明日飛視点…

 

俺はカセット?みたいな物を気になって拾うと…

始めて見るはずなのに俺は何故かコレを知っていた。

 

明日飛

「これは………プログライズキー…」

 

そうだ…これはプログライズキー…

俺はこれを使って…なっていたんだ!

 

 

仮面ライダーに!!

 

 

頭の中にあの時の戦いの記憶が流れてくる…

思い出していくあの時の日々を…

俺が仮面ライダーとして過ごした人生を!

 

全てを思い出すと俺の手が光りだして、光りが消えると…

俺の手には懐かしい物があった。

 

明日飛

「久しぶりだな…」

 

「明日飛…それは?」

 

明日飛

「侑、お前は早く歩夢を連れて逃げるんだ。あのマギアは俺が何とかする。」

 

「え、明日飛!?どうしたの!?」

 

明日飛

「歩夢…」

 

俺は怖くて震えている歩夢の頭を優しく撫でた。

 

明日飛

「大丈夫だ…あいつは俺が何とかしてやるから、もう怖がるな…」

 

歩夢

「明日飛君…」

 

明日飛

「歩夢と侑は俺が守る。」

 

俺は手に持っていた物を腹に着けた。

 

《ゼロワンドライバー》

 

ベローサ

「ホロベ…!」

 

マギアは俺達に斬撃を飛ばしてきたが…

 

《ジャンプ!》

 

プログライズキーのボタンを押してドライバーにかざして、スキャンさせてキーのロックを解除した。

 

《オーソライズ》

 

そして、俺達の前が光りだしバッタのライダモデルが現れて斬撃を防いでくれた。

 

「ば…バッタ!?」

 

相変わらず元気なバッタだな、

ライダモデルのバッタは元気に俺達の周りをジャンプしていた。

おっとそんな事思ってる場合じゃないな。

 

キーを展開させて、俺は構えて久しぶりにあの言葉を言った。

 

明日飛

「変身!」

 

俺はドライバーにキーを装填した。

 

《プログライズ!》

 

《飛び上がライズ!》

 

《ライジングホッパー!》

 

"A jump to the sky turns to a rider kick."

 

俺の姿はパワードスーツに変わってバッタのライダモデルは分解して再構築されてパワードスーツの上から照射されて装着されていき、変身が完了した。

 

歩夢

「明日飛君が…変わった…!?」

 

「もしかしてこれが…?」

 

ベローサ

「ケンサク…ミチノソンザイ?…ナニモノ…?」

 

「俺は…ゼロワン!仮面ライダーゼロワン!!それが俺の名だ!」

 

俺は変身した姿の名前を名乗って、マギアに向かって行った。

 

ゼロワン

「はぁ!」

 

脚力を活かして蹴り技を使ってマギアに攻撃をくらわしていった。

 

ベローサ

「グ!タイショウ…キケン…ホロボス!!」

 

マギアは鎌を使って攻撃を仕掛けてきたが…

 

ゼロワン

「そんな攻撃効くか!」

 

俺はアタッシュケース型の武器

アタッシュカリバーをだして鎌を防ぎ、マギアを蹴って距離をとってブレードモードに変えた。

 

《ブレードライズ!》

 

ゼロワン

「はっ!」

 

アタッシュカリバーを使い再びマギアに近づいて攻撃していき、鎌を砕いた。

 

ゼロワン

「これで自慢の斬撃を使えないな!」

 

ベローサ

「ホロボス…ホロボス…」

 

ゼロワン

「お前を止められるのはただ一人…俺だ!」

 

俺はドライバーに装填されているキーを再度押し込んだ。

 

《ライジングインパクト》

 

ゼロワン

「はぁぁ!」

 

高速で移動して連続攻撃をくらわしていって上空へと打ち上げて俺も追いかけるように上空へとジャンプして近づいて地上の方へ蹴り飛ばした後、そのまま飛び蹴りの体制になって突っ込んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン

「はあぁぁ!」

 

俺のキックはマギアの胴体に命中してそのまま貫通した。

 

《ライジングインパクト!!》

 

マギアは爆発し、俺は地上へと着地した。

 

ゼロワン

「よっと!おっとと…危ねー、久しぶりだからな〜また着地した瞬間に足捻ってすっ転ぶところだった〜」

 

始めてやった時にド派手にいったからな〜

さてと…

 

俺は変身を解いて侑と歩夢の所に向かった。

 

明日飛

「二人共、大丈夫か?」

 

「うん…」

 

歩夢

「大丈夫…だよ…」

 

明日飛

「何だか今の光景が信じられないって顔してるな…まぁそりゃそうか、俺だって信じられないし。あっそうだ!侑!どうしてお前がプログライズキーを持ってたんだ!?」

 

「え〜とそれは…」

 

明日飛視点…終

 

 

歩夢視点…

 

私と侑ちゃんは明日飛君に全てを話した…

 

数ヵ月後に世界が崩壊する事も…

 

私達が数ヵ月後にどうなるのかを…

 

 

明日飛

「何て事だよ…」

 

「信じてくれる?」

 

明日飛

「あぁ、信じるよ。そうじゃないと俺がこうしてまた変身する事もなかったし…そして何より…マギアがいるって事はアークがこの世界にいるって事がわかったしな…」

 

歩夢

「アーク…もしかして黒い仮面ライダー…」

 

明日飛

「あぁ…前の世界で命を犠牲にして倒したのにな…この世界を俺がいた世界みたいにはさせない。俺は再びゼロワンとして戦う!それに二人を守らないとな。」

 

「ありがとう。」

 

明日飛

「そうだ歩夢。」

 

歩夢

「何?」

 

明日飛

「これから先、また怖い目にあうかもしれない、その時は絶対に守ってやるから安心しろよ。」

 

明日飛君はそう言って私の頭を撫でてくれた。

昔から私が何かあるとこうしてくれたな…

 

「あ〜もしもし?二人共?イチャつくのはそれぐらいにしたら〜?」

 

明日飛 歩夢

「!?//」

 

「本当いつも会ったらこうなんだから〜」

 

明日飛

「な、何言ってんだ!侑!?//」

 

歩夢

「そ、そうだよ!?//」

 

「明日飛がいるのに歩夢、私の事ベッドに押し倒して私だけの侑ちゃんでいて何て言ってたのにね〜」

 

明日飛

「何!!?歩夢!お前何してんだ!?」

 

歩夢

「わ〜!!それは言わないで〜!!//」

 

侑ちゃんはニヤニヤして、明日飛君は驚いていた。

 

も〜あの事は言わないでよ〜//

 

けど…仮面ライダーになった明日飛君…

 

格好よかったな…

 

 

歩夢視点…終

 

 

 

 

 

 

???視点…

 

「マギアが倒された?この世界にマギアを倒せる存在がいるのか?……まぁいいその方がマギアの性能を試せる…次は…メギド…こいつを試してみよう…」

 

???の腹には黒いベルトと手には闇の剣が握られていた…

 

 

 

 





次回 かわいいを守る雷の剣士

キャラクター紹介

蕾電明日飛(らいでんあすか)
17歳 高校二年生

財閥の御曹司で人に優しく自分に厳しくを心掛けている。
成績も優秀で運動も得意
本当に良く出来た人間。
侑と歩夢とは昔からの仲の良い幼馴染み関係
歩夢の事は良い子すぎて変な奴に騙されないだろうか心配している。

前世では仮面ライダーゼロワンとして戦っていた。
数々の戦いを乗り越えていき、
最後にアークと激戦をした後…戦いには勝つが死亡してしまう。
そしてこの世界に生まれ変わった。


ゼロワンをお笑いキャラにしようとしたら真逆のキャラになっちゃったな…w
じゃないと〜をやらないのはちょっと寂しいな…
まぁでも名前に電と飛は入れたからいいかな、
名前がめっちゃ考えた…
考えに考えた結果こうゆう名前になった。
下手したらあるキャラと名前が被りそうになったしな〜

夢に向かって飛べ!があったみたいに、
明日に向かって飛べ!って言う意味を込めてます。

さて次回はタイトル見てわかると思いますけど、
サブライダーからでるのかよって思うかもしれませんねwまぁライダーがでる順番はもうわかる人はわかると思います。

それでは次回!





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第2話 かわいいを守る雷の剣士


ゼロワンとセイバーのライダーの変身が上手く書けれていたらいいと思っています。


 

世界を崩壊から救う為、

 

崩壊前の時間に戻って来た

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の少女達…

 

彼女達はそれぞれ行動して、

高咲侑と上原歩夢の前にベローサマギアが現れて襲撃にあう…

 

二人を助けたのは幼馴染みの蕾電明日飛

 

彼は高咲侑が落としたプログライズキーを手に取り、

前の世界の事を全て思い出し…

自分が仮面ライダーゼロワンだった事を思い出す。

 

ゼロワンに変身してベローサマギアを倒し、二人を救うのであった…

 

二人は仮面ライダーを見つけたが…

 

まだ完全に安心は出来ない。

 

そして次は…あの彼女が仮面ライダーを見つける…

 

 

 

 

 

 

侑視点…

 

私と歩夢は一人目の仮面ライダーを見つけだす事が出来た。けど私達は残りの仮面ライダーの事や私と歩夢に襲いかかってきたロボットの事が良くわからないから…

 

 

明日飛

「え〜と…どうも、鴻神学園二年生の蕾電明日飛です。

よろしく…」

 

とりあえず明日飛を部室に呼ぶ事にした。

みんなは歓迎してくれたけど…

 

明日飛

「おい、侑…俺この学園に入って良かったのか?」

 

「入校許可は貰ったんでしょ?」

 

明日飛

「あぁ、すんなり貰ったけど、ここ女子校だぞ。男の俺が入って大丈夫なのか?」

 

せつ菜

「鴻神学園と虹ヶ咲学園は姉妹校ですから特に問題はありませんよ。」

 

「せつ菜ちゃんも、あぁ言ってるから大丈夫だよ。」

 

明日飛

「い、いいのかよ…」

 

「それより本題だよ。私達の持っているアイテムで何かわかる事がある?」

 

みんなが持っていたアイテムを机に置いて明日飛に見せた。

 

 

明日飛

「え〜と…宮下さんが持っていたのは…

仮面ライダーバルカンとバルキリーのプログライズキーだな。」

 

「バルカンとバルキリー?」

 

明日飛

「あぁとても頼りになる二人だ。このキーがあるからこの二人もこの世界にいるんだな。」

 

「へぇ〜頼りになるか〜、知ってるんだったらどんな人がなってるのかわからないの?」

 

明日飛

「それはわからないな、現に俺も前の世界の時と今じゃ姿も違うし名前も違うから、この二人も別人の姿になってると思うよ。」

 

「そっか〜残念。」

 

彼方

「彼方ちゃんのも愛ちゃんと似てる物だけど、どう?」

 

明日飛

「あっ、そいつはほっといていいよ。」

 

彼方

「え〜何で〜?」

 

明日飛

「何ででも本当にアイツは…うん……ほっといていいよ」

 

しずく

「何だか…怒ってません?」

 

明日飛

「アハハ…ソンナコトナイヨー」

 

あの明日飛が怒ってる!?

顔は笑ってるけど…怒ってるよね…彼方さんのアイテムの持ち主の仮面ライダーは一体何をやったの?

 

かすみ

「では、かすみん達のは何ですか?」

 

明日飛

「それは俺も見た事がないな。たぶん俺のいた世界とは別の世界の仮面ライダーの物だと思うよ。」

 

果林

「この小さい本はわからないって事ね。」

 

歩夢

「それじゃあ、あの怖いロボットは何なの?」

 

明日飛

「アレはマギア、ヒューマギアがゼツメライザーと

ゼツメライズキーを使ってなる奴だ。そういえば俺があの時見たヒューマギアの姿は俺の知っている姿と違ったな…この世界のアークが新たに作った姿なのかな…」

 

「そのアークって?」

 

明日飛

「人間の悪意をプログラムされた人工知能のAIだ。人類を滅亡しようとして、それを俺は止める為にずっと戦っていたんだ。」

 

璃奈

「人工知能…AI…」

 

エマ

「まるで映画みたいな話しだけど…現実なんだよね…」

 

かすみ

「けど、この人はそのアークを倒したんですから、これで世界の崩壊は止められ…」

 

明日飛

「いや、無理だ。」

 

かすみ

「え…?」

 

「どうゆう事なの?」

 

明日飛

「俺がゼロワンの記憶を思い出したと同時に、

他のプログライズキーも手元に持っていたんだ。昨日帰ってから使えるか試してみたんだけど…」

 

「けど?」

 

明日飛

「俺が使えるのは、ファルコンとタイガーと

ベアーとシャークともう一つはちょっとアレだが…後の強化した姿になるシャイニングとアサルトとメタルは使えるが使えないんだ。ゼロツーもアークを倒したあの姿の力も…」

 

かすみ

「あるのに使えないって、どうゆう事ですか?」

 

明日飛

「体力の消耗が激しいんだ。強化した姿になった途端に身体の体力が一気になくなったんだ。なっても5秒が限界だったな…」

 

「5秒って…じゃあどうやって使えるようになるの?」

 

明日飛

「身体を鍛えるしかないな…今もしアークと戦ったら俺は間違いなくやられるな。」

 

かすみ

「そ…そんな〜」

 

明日飛

「とりあえず…他の仮面ライダーを見つけるしかないな、俺もなるべく早く体力をつけてアークと戦えるようにするし。」

 

「やっぱりそれしかないよね。」

 

せつ菜

「ですが…手掛かりがありません。」

 

璃奈

「昨日も探してみたけど全くなかった…

璃奈ちゃんボード、がっくり…」

 

「でも変な噂は聞いたよ。怪物の目撃情報や原因不明の爆発事故とかが起こっているって。」

 

果林

「その噂って…前にも聞いた事があるわね。」

 

「あれ?そういえば…」

 

明日飛

「侑達は数ヵ月後の未来から戻って来たんだったな、もしかしたらこの時にはもうアークはずっと世界を崩壊させる為に行動してたんじゃないか、昨日のヒューマギアも実験って言っていたのが聞こえたしな。」

 

歩夢

「だから…あんなにたくさん…」

 

歩夢は身体を震わせていた…

あの時の光景は…忘れたいくらいだよ…

 

かすみ

「とにかく!早く他の仮面ライダーを見つけて…あれ?何ですかこんな時に…」

 

かすみちゃんはスマホを取りだして確認していた

誰かから連絡がきたのかな?

 

かすみ

「アレ…今何処って?…そういえば今日は…あぁ〜!!かすみんはお先に失礼します〜!!」

 

かすみちゃんは慌てて部室から出ていき、何処かへ行ってしまった。

 

明日飛

「あの子何かあったのか?」

 

しずく

「確か…この日はかすみさんが従兄さんと会う日だったはず…」

 

璃奈

「もしかしてあの人?」

 

「りなりー知ってるの?」

 

璃奈

「うん。」

 

エマ

「かすみちゃんの従兄さん?どんな人なの?」

 

しずく

「私も会った事ありますけど…もの凄く…」

 

「もの凄く…?」

 

しずく

「優しくて素敵で完璧な人です。」

 

「え、ど、どんな人?」

 

優しくて素敵で完璧な人…

何だか想像出来ないな〜

 

 

侑視点…終

 

 

 

 

 

かすみ視点…

 

あの後、かすみんは慌てて待ち合わせ場所に向かい、場所に着くとベンチに座って待っている人がいた。

 

かすみ

「遅れて…ごめん…」

 

「おぉ、かすみ!気にしてないよ。それよりお前の方こそ大丈夫か?息が凄く荒いけど?」

 

待ち合わせした相手は、

藤宮雷斗(ふじみやらいと)

かすみんの頼りになる従兄です。

 

かすみ

「だ、大丈夫…」

 

雷斗

「そ、そうか。まぁお前も大変みたいだな、スクールアイドル同好会の子と揉めて、同好会も廃部になったみたいだしな。」

 

かすみ

「え?何の事…?」

 

雷斗

「二日前に泣きながら電話してきただろ。昨日は用事があって無理だったけど、今日は空いてるから話しを聞くって…」

 

あ…あぁ〜!!

そうだった…前は同好会が廃部になって間もない時だったから…確かこの時…しず子と別れた後に雷斗と会って話しを聞いてもらった後に…侑先輩と歩夢先輩に出会ったんだ…

 

雷斗

「かすみ?」

 

かすみ

「えっと…あの!」

 

かすみんは雷斗に説明?をした。

 

 

 

 

 

 

雷斗

「そうか、同好会は廃部にならなかったんだな。」

 

かすみんと雷斗はベンチに座りながらかすみんが作った

コッペパンを食べながら話していた。

 

雷斗

「しかし、店で売ってるのも上手いけど、俺はやっぱりお前の作るコッペパンが一番好きだな。」

 

かすみ

「そりゃあかすみんが作ったんだから当然。」

 

雷斗

「それに、思ったよりも元気そうだしな。」

 

かすみ

「えっ?」

 

雷斗

「泣きながら電話してきた時は少し心配したんだぞ。」

 

かすみ

「それは、忘れてよ…心配してくれたんだ。」

 

雷斗

「当たり前だろ。こんな可愛い従妹が近くで泣いてたら誰だって心配する。」

 

かすみ

「…ありがと//」

 

雷斗

「何だ?珍しく素直に言うな。」

 

かすみ

「珍しくは余計!」

 

雷斗はやっぱりいつも優しい…

かすみんがスクールアイドルを始めるって言った時も応援してくれるって言ってくれたし…

 

けど数ヵ月後には…

 

あの時雷斗はフェスに来てくれていたみたいだけどどうなったのかはわからない…

 

もしかしたらかすみんがやられた後に雷斗も…

 

雷斗

「かすみ!?」

 

かすみ

「え…」

 

かすみんの目から涙が流れていた…

 

雷斗

「ごめん…珍しくとか言った事…そんなに傷ついたなんて…」

 

かすみ

「ち、違う!これは別で…」

 

失いたくない…雷斗がいなくなるなんて…嫌だよ…

 

「グウゥゥ…グウ!!」

 

雷斗

「何だ!?」

 

かすみ

「アレは…!?」

 

雷斗が何かに気づいてかすみんも見ると…

 

そこにいたのは大きな耳と鋭い歯を剥き出しにし、顔に白い仮面を被った鬼のような姿をしている怪物がいた…

 

雷斗

「何だ?あの怪物…まるでファンタジー作品に出てくるゴブリンみたいだな…」

 

かすみ

「あの怪物は…!?」

 

雷斗

「かすみ?どうした!?」

 

あの怪物には見覚えがあった…

 

何故なら、かすみんはあの怪物に殺されたから…

 

かすみ

「いや…」

 

ゴブリン

「グウゥゥ!!」

 

怪物はかすみんと雷斗に襲いかかってきた…

 

雷斗

「かすみ!ちょっと悪い!」

 

かすみ

「ふぇ!?」

 

雷斗はかすみんをお姫様抱っこして、怪物から逃げた。

 

かすみ

「雷斗…」

 

雷斗

「大丈夫だ。俺が絶対にお前を守る。あぁ、お姫様抱っこの事は多目に見てくれよ。お前怖がって動けそうになさそうだったからな。」

 

ゴブリン

「グウゥゥォ!」

 

雷斗

「おわ!?こいつ!素早いな!」

 

怪物は素早く動いてかすみんと雷斗の前に現れて、手に持っていた棍を振りまわしてきた。

 

雷斗

「危な!」

 

かすみ

「雷斗…かすみんの事はいいから、逃げ…」

 

雷斗

「それ以上言うと怒るぞ!俺はお前を絶対に見捨てないからな!」

 

けどこのままじゃ…雷斗は…そうだ。

歩夢先輩か侑先輩に連絡してあの人を呼んでもらって…

ん?あれ…かすみんの持っている小さい本が光ってる?

 

雷斗

「かすみ!何やって…ん?それは……」

 

ゴブリン

「グウゥゥォ!!」

 

雷斗

「しつこいぞ!!」

 

雷斗は怪物を蹴って、少し怯ませてから怪物から離れた。

 

雷斗

「かすみ。その本を貸してくれ…」

 

かすみ

「え?うん。」

 

雷斗はかすみんを下ろして、持っていた小さい本を雷斗に渡した。

 

雷斗

「そうだ……コレは…ワンダーライドブックだ…」

 

かすみ

「ワンダー…何?」

 

雷斗が本の名前を言うと手が光りだして光りが消えると何かを持っていた。

 

かすみ視点…終

 

 

 

 

 

雷斗視点…

 

かすみを下ろして、小さい本を受け取った。

 

始めて見るはず…なのに…コレは…

 

この本を見た時、俺の頭の中に記憶が蘇ってきた…

 

戦いの記憶…あの時過ごした日々…

 

剣士として仮面ライダーとしての記憶が…

 

そしてコレは俺が使っていた本…

 

雷斗

「そうだ……コレは…ワンダーライドブックだ…」

 

かすみ

「ワンダー…何?」

 

記憶が蘇ると俺の手が光りだして、光りが消えると俺の手には戦う時に必要な物があった。

 

雷斗

「ゴブリンメギドか…よくもかすみを怖がらせてくれたな!!」

 

俺は手にある物を腹に着けてから、

ワンダーライドブックを開けた。

 

《聖剣ソードライバー》

 

《ランプドアランジーナ》

 

『とある異国の地に、古から伝わる不思議な力を持つランプがあった…』

 

ワンダーライドブックを閉じてからソードドライバーの

左側に装填して、ドライバーの聖剣を引き抜いた。

 

『黄雷抜刀!』

 

雷斗

「変身。」

 

『ランプドアランジーナ〜♪』

 

聖剣を引き抜くと同時に俺の周りにランプの精霊と雷が俺の身体の周りをまわって身体に纏って姿が変わり、変身が完了した。

 

『黄雷一冊!ランプの精と雷鳴剣黄雷が交わる時、稲妻の剣が光り輝く!』

 

『雷鳴剣黄雷!』

 

「久しぶりだな…俺の剣…」

 

かすみ

「雷斗が変身した…!?」

 

「仮面ライダーエスパーダ…かすみを怖がらせた罪は重いぞ!」

 

俺はゴブリンメギドに向かって行って雷鳴剣黃雷で攻撃した。

 

ゴブリンメギド

「グウゥ!!」

 

エスパーダ

「はっ!」

 

久しぶりに剣を振るからか、何とか技量でカバー出来るけど少し体力が消耗しやすいな…

 

ゴブリンメギド

「グウゥゥォォ!!」

 

ゴブリンメギドは怒ったのか、俺に向けて棍をやけくそに振りまわしてきたが、

俺は簡単に避けてから返り討ちにして攻撃した。

 

エスパーダ

「まだ強敵じゃなかったのが幸いだな!」

 

雷鳴剣黃雷をドライバーに納刀してトリガーを一回引いた。

 

『必殺読破!』

 

エスパーダ

「トルエノ・デストローダ…」

 

抜刀して、構えをとった…

 

『黃雷抜刀!アランジーナ!一冊斬り!サンダー!』

 

雷鳴剣黃雷の刀身に稲妻を纏わせて、相手の目に見えないであろう速度で居合い斬りをニ撃くらわせた。

 

エスパーダ

「これで話しは終わりだ…」

 

ゴブリンメギド

「グ…ウゥゥ!!」

 

ゴブリンメギドは倒れ、さらに落雷が発生して倒れた

相手に追撃して、それから爆発した。

 

エスパーダ

「ふぅ…」

 

俺は変身を解いてかすみの元へ近づいた。

 

雷斗

「もう大丈夫だぞ、かすみ。」

 

かすみ

「うん…じゃなくて!?雷斗が仮面ライダー!?何で!?いつから!?」

 

雷斗

「まぁ落ち着けよ。それと俺も聞きたいよ。何でお前が

ワンダーライドブックを持っていたんだ?」

 

雷斗視点…終

 

 

 

 

翌日

 

侑視点…

 

「かすみちゃんの従兄さんが仮面ライダー!?」

 

私達は部室に向かいながら昨日の話しをかすみちゃんから聞いていた。

 

かすみ

「まさかですよ。今でも信じられないんですから」

 

しずく

「まさかあの従兄さんがなったなんて…」

 

璃奈

「璃奈ちゃんボード、びっくり。」

 

せつ菜

「まぁとりあえず今日、その従兄さんが来てくれるんですよね。」

 

歩夢

「明日飛君と同じ鴻神学園の人らしいね。」

 

エマ

「かすみちゃんの従兄さんが、どんな人か気になるな〜」

 

かすみ

「そんな立派な人じゃないですよ。…まぁ格好いい人だけど…//」

 

しずく

「え?」

 

かすみ

「な、何でもないです!//とりあえず部室でお茶でも入れて待ちましょう!」

 

部室の前に着いて、

顔を真っ赤にしながらかすみちゃんは部室の扉を開けた。

 

かすみ

「!!?」

 

「どうしたの?かすかす?」

 

かすみ

「どわ…ら、らい…!!?」

 

かすみちゃんは何かに驚いていた。

私達は中を見ると……そこには…

 

 

雷斗

「やぁ、かすみ。来たよ。」

 

空飛ぶ絨毯に乗った男の人がいた…

 

同好会メンバー

「空飛ぶ絨毯!!?」

 

かすみ

「何してるの!?雷斗〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

雷斗

「鴻神学園二年生の藤宮雷斗です。いつもかすみがお世話になっています。」

 

びっくりしたけどあの後、

かすみさんの従兄さん。

藤宮さんは私達にご丁寧に挨拶してくれた。

 

果林

「空飛ぶ絨毯って…どんなファンタジーよ…」

 

彼方

「いや〜びっくりしたよ〜」

 

雷斗

「俺が前にいた世界じゃ普通だったんだけど…この世界じゃやっぱり驚くかな。」

 

かすみ

「驚くよ!!それより昨日の怪物と小さい本の事を説明してよ。」

 

雷斗

「あぁ、そうだな。」

 

藤宮さんは説明してくれた。

マギアとは別の敵の怪物の名前はメギド

アルターライドブックって言う物から出てくる本の魔人だって事を、けど藤宮さんが言うには本来ならメギドが現れると街の一部が別の世界に飛ばされるとか…

 

今回なそんな事はなかったって言ってたけど、

いつか本当に別世界へ飛ばされるんじゃ…

 

そして、みんなが持っている小さい本の事を教えてくれた。

 

小さい本の名前はワンダーライドブック

 

神獣と生物と物語の力を宿した本だって。

 

そしてこの本の力を使う仮面ライダーは剣士とも呼ぶって事も藤宮さんは教えてくれた。

 

雷斗

「残りの、炎、水、大地、風、音の剣士が揃えば心強いよ。」

 

せつ菜

「藤宮さんが雷の剣士…残りの剣士の事を聞くとまるで、私の大好きな小説の〔剣士物語〕の登場人物みたいですね。」

 

「〔剣士物語〕?」

 

雷斗

「何だか気になるタイトルだな…その本って何処にあるの?もしあったら読んでみたいん…」

 

せつ菜

「いつも持ってます!大好きな本なんで!」

 

雷斗

「そ、そう。それじゃ…」

 

せつ菜ちゃんは目を輝かせながら鞄から本をだして、藤宮さんに渡した。

 

雷斗

「どれどれ……」

 

せつ菜

「この作品は凄く引き込まれる内容で、終わり方は悲しいんですけど、それでもとても良くって、特に私は主人公の炎の剣士が格好よくって大好きなんです!」

 

雷斗

「…なるほどな…大体内容を読んだけど…まさかだな…この本…」

 

かすみ

「この本がどうしたの?」

 

雷斗

「この本の物語は…俺がいた前の世界の戦いが書かれている…」

 

「えっ!?どうゆう事?」

 

かすみ

「偶然じゃないの〜?」

 

雷斗

「少し変わっている部分もあるけど、偶然にしては出来すぎている…特に雷の剣士の最後の事もな…」

 

せつ菜

「確か雷の剣士は闇の剣士との激戦で命を落として、その後に炎の剣士が仇を討ってくれたんでしたよね。」

 

雷斗

「あぁ…俺は自分の聖剣を託して…その後に死んだ…

この作者は何者だ?…」

 

せつ菜

「その人は鴻神学園の生徒さんですよ。」

 

雷斗

「何!?」

 

歩夢

「どうして知ってるの?」

 

せつ菜

「この人とは偶々出会って、作者さんと知って仲良くなったんです。」

 

雷斗

「この作者の名前は?」

 

せつ菜

「炎城涼牙さんです。」

 

 

 





次回 大好きを現実に、炎の剣士ここにあり


キャラクター紹介

藤宮雷斗(ふじみやらいと)
17歳 高校二年生

心優しく性格もいい
明日飛とはまた違ったタイプの
良く出来た人間だが、
ちょっと人を驚かしたりするのが好きなところがある。
部室の中に空飛ぶ絨毯で入って来たのは驚く顔が見たかったからだからとか。
かすみとは従兄の関係。
昔からかすみの事は可愛がっている。


前世では仮面ライダーエスパーダとして戦っていた。
闇の剣士との激戦で重傷となり、
仲間の炎の剣士に自分の聖剣を託してから死亡。
そして、この世界に生まれ変わった。


まぁエスパーダの変身前の人の初登場には驚きましたね。いきなり、やぁって言いながら空飛ぶ絨毯に乗って現れたらねぇ…

後、仮面ライダー達が通う学園の名前がでました。
元ネタは字を一つ変えてるだけでアレです。
学園長は……皆さんの想像にお任せします(笑)

今回は説明回になるのかな…
戦闘はちょっと寂しい感じになっちゃったな…

もう一つ、仮面ライダー達は記憶が戻ると同時に
他のアイテムも手元に持っている事になります。
最強フォームになれる事も出来ますけど、
さすがにいきなり最強フォームになって無双ってのもアレなんで今回のような設定にしました。
序盤でいきなりゼロツーとかはヤバいですからね…

さぁ次回はわかってると思いますがあの仮面ライダーが出ます。
今回は戦闘が少なかったので次回は多くしたいです。

それでは次回!



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第3話 大好きを現実に、炎の剣士ここにあり

 

蕾電明日飛からマギアの事とアークの事について知った

同好会のメンバー達…

 

話しを聞いている最中に中須かすみが従兄、

藤宮雷斗と会う約束を思い出して同好会のメンバー達と離れる事になる。

 

そして、新たなる敵…メギド、

ゴブリンメギドの襲撃にあって絶対絶命になった時に、

 

中須かすみの持っていたワンダーライドブックが反応して、従兄の藤宮雷斗が仮面ライダーの記憶が蘇り…

 

仮面ライダーエスパーダになってゴブリンメギドを撃破する。

 

藤宮雷斗は同好会のメンバー達にメギドや、

ワンダーライドブックの事と剣士の事を説明した時に、

優希せつ菜が〔剣士物語〕とゆう本の登場人物に似ていると気づく。

 

藤宮雷斗がその本の内容を読むとかつて自分がいた世界の戦いの事が書かれている事がわかる。

 

そしてこの本の作者の名前は……

 

『炎城涼牙』

 

 

 

 

 

 

過去回想

 

せつ菜視点…

 

せつ菜

「はぁ……」

 

今日は私の大好きな作者、炎城先生が書いた小説の発売日だから買いに来たのに…

 

せつ菜

「まさか売り切れなんて…」

 

私は欲しかった小説が買えずに落ち込んでいた。

 

せつ菜

「今から他の所に買いに行くとしても遅くなってしまうし、何よりそこにあるのかどうか……はぁ…」

 

落ち込んでため息をだしていた時…

 

「あの〜どうしました?」

 

せつ菜

「え?」

 

私に話しかけて来たのは、自分と歳が近そうな男の人でした。

 

「あぁ、急に話しかけてごめん。何だかとっても落ち込んでいたから…」

 

せつ菜

「いえ、ちょっと…欲しかった小説が買えなかったんです。」

 

「小説?」

 

せつ菜

「はい…炎城先生の最新作…

〔鏡の世界の龍騎士〕って言う作品です…」

 

「あぁ〜…アレか…君は炎城先生の作品が好きなの?」

 

せつ菜

「はい!先生の作品は引き込まれる内容が多くて、特に私が大好きなのはデビュー作の〔剣士物語〕で、何回も読んでます!」

 

「お、おう…」

 

せつ菜

「はっ!す、すいません…//」

 

「いや、そこまで好きなんだなって思って、それなら…

はい。」

 

男の人は私に本を渡してきました。

 

せつ菜

「こ、コレは!?〔鏡の世界の龍騎士〕!?」

 

「君にあげるよ。」

 

せつ菜

「いいんですか!?」

 

「あぁ、その方がこの本も喜ぶからね。」

 

せつ菜

「ありがとうございます!!」

 

私は男の人から本を受け取って喜びました。

 

「それにこんなに熱心なファンがいるなら俺も書いたかいがあって嬉しいよ。」

 

せつ菜

「ん?……書いた?…えっ…貴方は一体?」

 

「俺は炎城涼牙(えんじょうりょうが)

その本の作者だよ。」

 

せつ菜

「えっ!?確かに作者さんはまだ高校生って…帯に写ってる写真……はっ!!?本物……!!?」

 

涼牙

「俺の作品を大好きでいてくれてありがとう。」

 

せつ菜

「はわわわ!!」

 

これが私と涼牙さんの出会いでした。

 

せつ菜視点…回想…終

 

 

 

現在

 

侑視点…

 

「炎城涼牙さんか…この人も仮面ライダーなのかな?」

 

私はせつ菜ちゃんから借りた〔剣士物語〕を読んでいた。

 

かすみ

「そんな上手い話しがあると思います?」

 

「けどかすかすの従兄だって仮面ライダーだったから可能性はないとは言えないんじゃないかな〜?」

 

かすみ

「かすかすじゃないです!まぁ、かすみんの場合は偶々でしたから。」

 

果林

「でも確か、仮面ライダーは私達と面識があって仲が良い関係の人なのよね。それだったら身近な人もないとは言えないんじゃないかしら?」

 

歩夢

「明日飛君とは確かに仲が良い関係だよ。」

 

しずく

「幼馴染みとか従兄とかがいる人なら、そうゆう人が仮面ライダーである可能性があるかもしれませんよね。」

 

璃奈

「後は兄妹関係とか?」

 

彼方

「ん〜遥ちゃんは仮面ライダーとかじゃないよ…」

 

エマ

「もしかして……こ…」

 

かすみ

「こ?何ですか?」

 

エマ

「な、何でもないよ//」

 

かすみ

「?」

 

果林

「あ〜…(きっとあの人ね…)」

 

「あれ?そういえばせっつーは?」

 

璃奈

「今日その作者さんと会うって言ってたよ。」

 

歩夢

「その人が仮面ライダーだったらいいね。」

 

「うん…グス…そうだね…グス」

 

歩夢

「侑ちゃん!?」

 

「ゆうゆ!?どうしたの!?」

 

「だって…この物語…ここ辛いよ〜!」

 

これはせつ菜ちゃんが大好きになるのもわかる…

切ないし感動する…

この物語まだ中盤なのに最後まで読んだらどうなるの…

 

エマ

「そんなに感動するんだ。」

 

しずく

「ちょっと今度は私に読ませてください。」

 

「読む時はハンカチがいるよ〜」

 

 

侑視点…終

 

 

 

せつ菜視点…

 

せつ菜

「ブレイブドラゴン…」

 

私は涼牙さんに会う為にカフェで待っています。

この小さい本、ワンダーライドブックの持ち主が本当に

涼牙さんなのでしょうか?

考えてもわかりませんね…

待っている間に〔鏡の世界の龍騎士〕シリーズの最新巻を読んでいましょう。

 

せつ菜

「前回では強敵の蛇の騎士との激戦が始まるところで終わってしまいましたから。さぁ今回は…」

 

私は小説を読み始めました。

むむ!まさかいきなりこうきますか!?

 

 

 

 

 

 

せつ菜

「ふぅ…ここで終わりなんて…まさか黒い龍の騎士が敵として現れるなんて…あんなに苦戦した蛇の騎士を簡単に倒すとは…ますます見逃せません!」

 

私が小説を読み終わった時…

 

「面白かった?」 

 

せつ菜

「はい!とても!……えっ!?」

 

「それは良かった。」

 

せつ菜

「涼牙さん!?」

 

隣に笑顔の炎城涼牙さんがいた。

 

せつ菜

「いつからいたんですか!?」

 

涼牙

「一時間前くらいからかな〜せつ菜は読むの早いから待ってたよ。」

 

せつ菜

「そんな、待ってくれなくても…」

 

涼牙

「無理だよ。せつ菜の顔がとても楽しそうにしていたからさ、自分の本を楽しく読んでいる子の邪魔をしたくないよ。」

 

せつ菜

「…//」

 

本当にこの人は…良い人です…//

 

涼牙

「それで今日はどうしたんだ?急に会って聞きたい事があるって?」

 

せつ菜

「あぁ、実はですね…」

 

私は涼牙さんに聞きたい事を話しました。

 

涼牙

「〔剣士物語〕の物語は…ここだけの話しなんだけど、あれは俺の夢の中で見た物語なんだ。」

 

せつ菜

「夢ですか?」

 

涼牙

「そう。夢にしては何だかリアルに感じるし、何だか…懐かしい感覚があったんだ。だから忘れないように本にして書いたんだ。」

 

藤宮さんはこの物語は前にいた世界の事が書かれているって言ってましたし…

この物語を懐かしい感覚で思うって事は、

やはり涼牙さんは…

 

涼牙

「けど、どうしてまた〔剣士物語〕の事を?」

 

せつ菜

「えっ!?えっと…最近同好会の間でブームになったんです!それであらためてこの物語の事を聞いてみたくなって…」

 

涼牙

「そうなんだ。何だか照れるな//」

 

今は確信は持てませんね…

けど涼牙さんがもしこの物語の剣士だったら…

私は炎の剣士がいいですね…//

 

涼牙

「そういえばせつ菜って、スクールアイドルだったよな。

ライブとかやらないの?」

 

せつ菜

「ライブですか?今はまだ同好会が始まったばかりで…

(いや、確かこの時期は…)そうだ!」

 

涼牙

「うお!?どうした!?」

 

せつ菜

「明日学校に来てください!そしたらライブを見れる事ができますよ!」

 

涼牙

「えっ!?本当に?」

 

せつ菜

「こうしてはいられません!今日はありがとうございます!それじゃあ明日!」

 

私は荷物を持ってカフェから出て、

学校に走って行った。

 

涼牙

「元気だな〜あれ?何か忘れてるじゃないか…何だこの小さい本?え〜とブレイブドラゴン…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せつ菜

「皆さん!!お話しが!……えっ!?」

 

あれから学校に着いてから、同好会の部室に入ると…

皆さんが…

 

せつ菜

「あの…どうかしましたか?皆さん泣いてますけど?」

 

「あっ、せつ菜ちゃん…コレのせいだよみんなが泣いてるのは…」

 

侑さんが見せたのは〔剣士物語〕の本でした。

 

歩夢

「こんなのって…辛いよ…」

 

「まさか…こんなに感動するなんて…」

 

かすみ

「雷斗〜!こんな事を経験していたなんて〜!」

 

しずく

「わかりますよ。かすみさん…でも私は水の剣士さんが…グス…」

 

璃奈

「璃奈ちゃん…ボード…グスン…」

 

彼方

「これ…遥ちゃんにも読ませてみるよ…」

 

エマ

「大地の剣士さん……グス…」

 

果林

「私は泣いてないわよ…泣いてなんて…グス」

 

ま、まさか…本当にブームになってしまいました…

でも、皆さんにこの本の良さがわかってくれて良かったです!

 

 

せつ菜視点…終

 

 

翌日

 

侑視点…

 

「来てくれてありがとう。」

 

明日飛

「急に緊急って言うから大急ぎで来たらライブの招待かよ。びっくりさせてよ〜」

 

雷斗

「かすみが助けてくれって言うから何事かと思ったが…良かった…」

 

私は明日飛をかすみちゃんは藤宮さんを今日やるライブに招待した。

 

雷斗

「蕾電か、かすみから話しは聞いた。まさかお前も

仮面ライダーなんてな。」

 

明日飛

「それはこっちも驚いたよ。」

 

歩夢

「二人は知り合いなの?」

 

明日飛

「同じクラスだ。こうして話したのは始めてだけどな。」

 

雷斗

「以外とわからないものだな。で、ライブって何処でやるんだ?」

 

「屋上。」

 

明日飛

「え?屋上で?講堂とかじゃないのか?」

 

かすみ

「講堂の許可はとってません。だから屋上でやります。」

 

雷斗

「まさか…ゲリラライブか!?」

 

「ちょうど今日だったよね。」

 

「あ、そっか〜、ここでせっつーのライブを見てりなりーと一緒に同好会に入るの決めたんだよね。」

 

璃奈

「うん。」

 

しずく

「そろそろ始まりますよ。」

 

しずくちゃんがそう言うとせつ菜ちゃんの歌声が聞こえた。

 

明日飛

「うお!?本当に始めた…(あれ?けど何でゲリラライブみたいにやるんだ?確か侑達って…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「せつ菜ちゃん。お疲れ!」

 

せつ菜

「ありがとうございます!やっぱりライブはいいですね!」

 

せつ菜ちゃんのライブが終わって私達はライブの事で話していた。

 

雷斗

「いや凄かったよ…」

 

明日飛

「あぁ…ちょっと感動した…」

 

かすみ

「どうです!お二人共、せつ菜先輩も凄いけど、

かすみんはもっと凄いライブをしますからね!」

 

「前聞いた時も良かったけど、今回もやっぱり良かったよ〜!」

 

明日飛

「あ〜…その事で言いたいんだけど…」

 

歩夢

「どうしたの?」

 

明日飛

「いや言っていいのか?何かせっかく喜んでるのに水を差すような気がするけど…」

 

果林

「そうゆう事はハッキリ言った方がいいわよ。」

 

せつ菜

「そうです!私のライブで何か気になる事があれば言ってください!」

 

明日飛

「わ、わかった……みんなって数ヵ月後の未来から来て、一度過ごした日を今二度過ごしているんだろ。」

 

せつ菜

「はい。今日は私が復活と始まりの意味を込めてライブをした日ですよ。」

 

明日飛

「確かこの時は侑と歩夢から聞いたけど同好会が廃部状態だっただろ。」

 

雷斗

「あ〜…蕾電が言いたい事わかった…」

 

かすみ

「えっ?」

 

明日飛

「けど今の同好会は普通に活動してるのに、わざわざゲリラライブなんてしなくても申請書とかだしていたら講堂とかでライブ出来たんじゃないか?しかも優木さんだけじゃなくてみんなで…」

 

 

同好会メンバー

「………あっ………」

 

 

「あぁ〜〜!!!」

 

歩夢

「言われてみれば確かに…」

 

かすみ

「そうすれば、かすみんもライブが出来てた〜!!」

 

せつ菜

「そうでした!!今の私達は普通に活動中じゃないですか!何もまた同じ事をしなくてもそうすれば良かったんでした!」

 

果林

「これは…やってしまったわね…」

 

エマ

「みんなでステージに立てれたんだった…」

 

彼方

「あちゃ〜やっちゃったね〜」

 

璃奈

「璃奈ちゃんボード、ガーン…」

 

「これは考えてなかったな〜」

 

しずく

「私も全く思いつきませんでした…」

 

私も含めてみんな、やってしまった気持ちになった…

ここのところずっと仮面ライダー探ししてたからかな…

 

明日飛

「何か…ごめんな…」

 

雷斗

「蕾電…人は誰でも過ちをするものだ…」

 

かすみ

「地味に傷つくからやめて!!」

 

みんなで騒いでいると…

 

「お〜い!せつ菜〜!」

 

「せつ菜ちゃん。誰か呼んでるよ?」

 

せつ菜

「あっ!涼牙さん!」

 

せつ菜ちゃんは男の人の所へと向かった。

涼牙さん?もしかしてあの人が、

〔剣士物語〕の作者さんの人!

 

涼牙

「ライブ見たよ。」

 

せつ菜

「あ、あの!どうでした…?」

 

涼牙

「始めて見たけど最高だったよ!俺はもうすっかりせつ菜のファンになった。」

 

せつ菜

「ほ、本当ですか!?」

 

涼牙

「あぁ、これからもずっと応援するよ。」

 

せつ菜

「あ、ありがとうございます…//」

 

何だかせつ菜ちゃんと涼牙さん…

 

果林

「いい感じね。」

 

かすみ

「もの凄い好きオーラがでてますよ…」

 

雷斗

「好きオーラって何だよ。」

 

せつ菜

「み、皆さん//!?」

 

涼牙

「あれ?同じクラスの蕾電と藤宮か?何でここに…」

 

涼牙さんが私達に気づいた時…

 

 

突然悲鳴が聞こえた…

 

 

全員

「!!?」

 

「何!?」

 

明日飛

「おい!あそこ!?」

 

明日飛が言う方を見ると…

 

ミイラ男みたいな怪物がいっぱいいて…

 

アリみたいな怪物?と

たぶんキリギリスみたいな怪物が現れていた。

 

明日飛

「何だ?マギアとかじゃない?」

 

雷斗

「アレはメギドだ。アリメギドとキリギリスメギド。

それといっぱいいるのはシミーって言う兵隊みたいな奴らだ。」

 

明日飛

「なるほどな…アレがメギドって奴か…よし…」

 

雷斗

「行くか…」

 

二人が行こうとした時…

 

ゴアァァァン!

 

歩夢

「な、何なの!?」

 

せつ菜

「見てください!」

 

大きな鳴き声が聞こえて、せつ菜ちゃんが指した方を見ると…赤いドラゴンがシミーって言う怪物とメギド二体を攻撃していた。

 

かすみ

「ど、ドラゴン!?」

 

雷斗

「あのドラゴン…まさか!?」

 

涼牙

「ワンダーライドブックがあるから…まさかとは思ったけど…メギドが出てくるなんてな…」

 

せつ菜

「涼牙さん!?」

 

涼牙さんの手にはワンダーライドブックと何かを持っていた。

 

 

侑視点…終

 

 

涼牙視点…

 

カフェでせつ菜が忘れていった小さな本を見た時…

俺の頭の中に記憶が流れてきた。

そして全てを思い出した。

 

俺が書いた〔剣士物語〕の出来事…

あの頃の日々と戦いを!

 

思い出すと同時に俺の手が光って、

光りが消えるとソードドライバーがあった。

 

そして…俺は今戦う…

 

仮面ライダーとして!!

 

 

涼牙

「せつ菜。」

 

せつ菜

「は、はい!」

 

涼牙

「君の大好きを今現実にするよ。」

 

せつ菜

「えっ!?」

 

涼牙

「行くぞ!」

 

俺はベルトを着けて、ワンダーライドブックを開いた。

 

《聖剣ソードライバー》

 

《ブレイブドラゴン》

 

『かつて、全てを滅ぼすほどの偉大な力を手にした神獣がいた…』

 

ワンダーライドブックを閉じてからソードドライバーの

右側に装填して、ドライバーの聖剣を引き抜いた。

 

『烈火抜刀!』

 

涼牙

「変身!」

 

『ブレイブドラゴン〜♪』

 

聖剣を引き抜くと同時に俺の周りにドラゴンと炎が俺の身体の周りをまわって身体に纏って姿が変わり、変身が完了した。

 

『烈火一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!』

 

『火炎剣烈火!』

 

「またよろしくな!」

 

せつ菜

「ま、まさか…涼牙さんは…!?」

 

「俺はセイバー!仮面ライダーセイバー!炎の剣士だ!」

 

せつ菜

「私の大好きな…炎の剣士…!」

 

セイバー

「さて…物語の結末は俺が決める!」

 

俺は敵にへと向かって行った!

 

 

涼牙視点…終

 

 

 

侑視点…

 

涼牙さん…仮面ライダーだったんだ…

 

まぁそれより…

 

せつ菜

「炎の剣士が現実に〜こんな感激な事って!!」 

 

せつ菜ちゃんがめちゃくちゃ感激してテンション上がっているし…

 

「あれが仮面ライダーなんだ!」

 

璃奈

「格好いい…」

 

あっそういえば、私と歩夢とかすみちゃん以外は

仮面ライダーを見るのが始めてなんだ。

 

かすみ

「わわ!?感激している場合じゃないですよ!」

 

かすみちゃんがそう言うとシミーが何体かこっちに来ていた…ってヤバいよ!

 

そう思った時…

 

《ランプドアランジーナ》

 

『黄雷抜刀!』

 

雷斗

「変身。」

 

『ランプドアランジーナ〜♪』

 

エスパーダ

「はっ!」

 

変身した藤宮さんがこっちに向かって来たシミー達を倒してくれた。

 

エスパーダ

「大丈夫…みんなは俺が守る!」

 

かすみ

「雷斗…//」

 

せつ菜

「はっ!?雷の剣士まで!」

 

果林

「貴女…いつも以上にテンション高いわね…」

 

エスパーダ

「みんなは離れてろ!」

 

藤宮さんは涼牙さんに加勢する為にメギドの方へと向かって行った。

 

明日飛

「俺が守るじゃなくて、俺達が守るの間違いじゃないかな!」

 

《ジャンプ!》

 

《オーソライズ》

 

明日飛

「変身!」

 

《プログライズ!》

 

《飛び上がライズ!》

 

《ライジングホッパー!》

 

"A jump to the sky turns to a rider kick."

 

彼方

「あのキーってそうやって使うんだ〜」

 

エマ

「こっちの仮面ライダーはロボットみたい…」

 

しずく

「次世代感って感じですね。」

 

ゼロワン

「俺も行って来るよ!侑達は安全な所へ避難してろ!」

 

「うん!頑張ってね明日飛!」

 

歩夢

「気をつけてね!」

 

変身した明日飛も二人の仮面ライダーの所へと向かって行った。

 

せつ菜

「あの仮面ライダーも凄く格好いいです!もっと近くで戦ってる所を!」

 

「せっつー!危ないから!」

 

果林

「ほら!行くわよ!」

 

こうゆう時のせつ菜ちゃんは結構危ないな〜…

 

 

侑視点…終

 

 

セイバー視点…

 

セイバー

「はあ!」

 

俺はシミー達を倒していき、アリメギドとキリギリスメギドと戦っていた。

 

くっ!久しぶりに剣を握ったからか…

何か体力の消耗が少しきついな…

 

「気をつけろよ。俺も久しぶりに戦って体力がきつかったからな!」

 

セイバー

「えっ!?」

 

二体のメギドに攻撃して俺の前に現れたのは…

 

エスパーダ

「久しぶりだな…セイバー…」

 

セイバー

「エスパーダ…エスパーダなのか!?また会えるなんて!」

 

アリメギド、キリギリスメギド

「グウゥゥォ!!」

 

エスパーダに会えて喜んでいた時に二体のメギドは俺に攻撃してこようとした時…

 

「感動の再開を喜ぶのは後にした方がいいよ!」

 

《ブレードライズ!》

 

二体のメギドを変わった形の剣を持った仮面ライダーが攻撃して俺を守ってくれた。

 

セイバー

「君は?」

 

ゼロワン

「始めましてだな。俺は仮面ライダーゼロワン!」

 

セイバー

「ゼロワンか…俺はセイバーだ!」

 

エスパーダ

「ゼロワンって言うのか、俺はエスパーダだ。」

 

ゼロワン

「よろしく!自己紹介は後回しにして…」

 

セイバー

「あぁ!まずはメギドを倒すぞ!」

 

アリメギド

「グウゥゥォ!」

 

アリメギドは兵隊アリを多く召喚してきた。

 

ゼロワン

「何だ!?でっかいアリだらけ!」

 

セイバー

「アイツは女王アリだからな兵隊を召喚できるんだ。」

 

エスパーダ

「そしてキリギリスは女王アリを守ってるんだ。女王アリは俺がやろう。」

 

セイバー

「じゃあ俺はキリギリスメギドを!」

 

ゼロワン

「よし、それじゃあ俺は兵隊アリをやるよ!」

 

セイバー

「行くぞ!」

 

俺達はそれぞれの敵にへと向かって行った。

 

セイバー視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

 

ゼロワン

「はっ!おりゃあ!」

 

マギアみたいな機械とかじゃなくて、

ファタジーみたいな怪物と戦うのは変な感じだな…

けど、これからもこいつらと戦う事になるからなれないとな、とりあえず…

 

ゼロワン

「こいつで一気にやるか!」

 

《ファング!》

 

俺はアタッシュカリバーにシャークキーを装填させた。

 

"Progrise key confirmed. Ready to utilize."

 

《シャークズアビリティ!》

 

アタッシュカリバーにヒレ型のエネルギーで長大な刀身を構成していき…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン

「はぁ!!」

 

《バインディングカバンストラッシュ!》

 

兵隊アリメギドを広範囲に切り裂いてやった。

 

ゼロワン

「次にこいつ!」

 

《ファイヤー!》

 

《オーソライズ》

 

タイガーキーをスキャンさせて、俺の前が光りだして、

虎のライダモデルが現れた。

 

ゼロワン

「行くぜ!虎ちゃん!」

 

《プログライズ!》

 

《Gigant flare!》

 

《フレイミングタイガー!》

 

"Explosive power of 100 bombs."

 

今の姿のアーマーが変形と移動して、マスクの部分も分割されて両腕に装着されて、虎のライダモデルは分解して再構築されて上から照射されて装着された。

 

ゼロワン

「火事にならない程度に…燃えろ〜!」

 

学校に火がつかないよう気をつけながら、掌から炎を放って攻撃して倒していった。

 

ゼロワン

「それからこれで決める!」

 

俺はドライバーに装填されているキーを再度押し込んだ。

 

《フレイミングインパクト》

 

俺の前に火の輪を作って、その輪を潜り抜けて炎のエネルギーを纏った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン

「はあぁぁぁ!!」

 

炎を纏った状態で移動しながら、手のタイガークローを使って、兵隊アリメギド達を切り裂いていった。

 

《フレイミングインパクト!》

 

これで、兵隊アリメギド達は片付いたかな。

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

エスパーダ視点…

 

 

蕾電…中々やるな…

俺も負けてられないな!

 

エスパーダ

「はっ!」

 

アリメギド

「グウ!」

 

雷鳴剣黃雷でアリメギドに連続で斬っていった。

 

守るはずのキリギリスメギドは今セイバーが相手しているし、兵隊達はゼロワンが片付けていっている。

 

エスパーダ

「お前自身はそこまでだな!」

 

アリメギド

「グウゥゥォ!」

 

アリメギドは口から毒液を放ってきたが…

 

エスパーダ

「そんな攻撃!」

 

雷鳴剣黃雷で毒液を弾いて防ぎ、雷を放って攻撃した。

 

エスパーダ

「また敵を増やされたら厄介だ。ここで決める!」

 

雷鳴剣黃雷をドライバーに納刀してトリガーを二回引いた。

 

『必殺読破!』

 

エスパーダ

「アランジーナ・ディアブロー…はっ!」

 

『アランジーナ一冊撃!サンダー!』

 

俺は左肩のランプを擦り、剣の雨を降らせ、相手を捕縛した後に閃光のごとき速さで飛び蹴りをくらわせた。

 

エスパーダ

「これで話しは終わりだ…」

 

アリメギド

「グオォォォ!!」

 

アリメギドは爆発した。

さて…後は…

 

エスパーダ視点…終

 

 

セイバー視点…

 

二人共片付いたみたいだな…

しかし…こいつ自体はそんなに強いって訳じゃないけど…やっぱり体力的に弱くなってるな…

 

それでも!

 

 

セイバー

「俺は負けるつもりなんてない!」

 

キリギリスメギドを火炎剣烈火で連続で攻撃した後に、

ドライバーのワンダーライドブックのページを押し込んだ。

 

『ブレイブドラゴン!』

 

セイバー

「ドラゴンワンダー!」

 

俺は右腕からドラゴンを模した灼熱の炎を放って攻撃した。

 

キリギリスメギド

「グオォ!」

 

さらにドライバーに火炎剣烈火を納刀して、

トリガーを一回引いた。

 

『必殺読破!』

 

セイバー

「火炎十字斬!」

 

『烈火抜刀!ドラゴン一冊斬り!ファイヤー!』

 

火炎剣烈火を抜刀して灼熱の炎を宿し、縦横無尽に移動して連続で斬りまくっていった。

 

キリギリスメギド

「グオォォォ!!」

 

キリギリスメギドは爆発した。

これで…終わりだな…

 

セイバー

「おっと…」

 

俺がフラついた時、誰かに支えられた。

 

エスパーダ

「大丈夫か?」

 

セイバー

「あぁ、悪い。ありがとう。」

 

エスパーダ

「気にするな。」

 

ゼロワン

「とりあえず。一件落着ってところだな。」

 

セイバー視点…終

 

 

侑視点…

 

凄い…凄いよ!

あんなに怪物がいたのに三人だけで全部倒しちゃったよ!こんなに凄いんだ…仮面ライダーって…

 

仮面ライダーなら崩壊の未来を変えられる…

 

そう思っていた時…

 

せつ菜

「もう最高です!」

 

「え?せつ菜ちゃん?」

 

せつ菜ちゃんは目を輝かせながら、変身した涼牙さんに向かって行って抱きついた。

 

セイバー

「おわっとっとっ!せつ菜!?」

 

せつ菜

「格好良すぎです!しかも私の大好きな涼牙さんが炎の剣士さんだったなんて!こんなに嬉しい事はないです!」

 

セイバー

「俺が大好きって、えっ//!?」

 

せつ菜

「もっと詳しく見せてください!剣を!ベルトも!」

 

ゼロワン

「優木さん何だか凄いテンションだな…」

 

エスパーダ

「てか、サラッと告白してなかったか?」

 

「あははは…せつ菜ちゃん…大暴走だね…」

 

余談だけど、

 

この後正気に戻ったせつ菜ちゃんは、顔を真っ赤にして

涼牙さんに謝っていたけど、涼牙さんも顔を赤くしていた…

 

本当にこの二人いい感じだよね〜

 

 

 

 

 





次回 未知の黒い仮面… 前 

キャラクター紹介

炎城涼牙(えんじょうりょうが)
17歳 高校二年生

若手の人気小説家
最初は夢の事を書いただけだったが、書くのが楽しくなってきたらしく色々な作品を書くようになって現在に至る。
自分のファンであるせつ菜の事は気に入っており、時々彼女のおかげで良いアイディアを思いついたりして作品に使っている。(本人の許可は貰っている。)

前世では仮面ライダーセイバーとして戦っていた。
仲間が次々と倒れていく中…
最後まで諦めずに戦い抜き…
世界を平和にしてから死亡した…
そしてこの世界に生まれ変わった。

まぁ今回は最後にせつ菜大暴走(笑)
目の前に本物のヒーローが現れたらこうなりますね〜
それと、同好会メンバー全員。
全員ライブ出来たじゃんって事に気づく。

仮面ライダー探しとかやっていたからそうゆう考えが思いつかなかったんだと思いますよ…たぶん…

次回は4話は前後編に分ける事になりそうです。

ちなみに…
自分の虹ヶ咲の推しは、とりあえず学年別にすると…

三年生が彼方

二年生が愛

一年生が……ちょっとまだ選べません(笑)

今回の一年生はマジで良すぎです。


それでは次回!



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第4話 未知の黒い仮面 前

 

新たに三人目の仮面ライダー…

 

セイバーを復活させた。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の少女達

エスパーダとゼロワン

三人の仮面ライダーの活躍によって、

アリメギドとキリギリスメギド達を撃破する事に成功した。

 

しかし…彼女達にとてつもない悪が迫りこようとしていた…

 

そして…新たな仮面ライダーが、

目覚める時が近くなっていた。

 

 

 

 

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「え〜と…」

 

侑達の所へ行こうとした時、

突然生徒会にへと来るようにと何故か呼び出しをくらって、現在俺は生徒会室にいる。

 

そして俺の目の前には鴻神学園の生徒会長…

天宮朔太(あまみやさくた)先輩が椅子に座っていた。

 

朔太

「突然、呼び出してすまないな。」

 

明日飛

「俺…何かしました?」

 

朔太

「ちょっと聞きたい事があってね、蕾電君。君は最近、姉妹校の虹ヶ咲学園のスクールアイドル同好会の子達と仲が良いと聞いているが…」

 

明日飛

「何か問題があったんですか!?」

 

朔太

「待て待て!何もないよ!むしろ仲が良いのはいい事だよ。問題は何も起きてない。俺が聞きたいのは同好会の中にいる近江彼方って子の事を聞きたいんだ。」

 

明日飛

「え?近江さん?会長、近江さんと知り合いなんですか?」

 

朔太

「まぁ小さい頃からな…同好会での様子はどうだ?」

 

明日飛

「そうですね…いつも寝てる感じでしたよ。話している最中に寝たりとか。俺の友達に聞いたんですけど、練習中にも急に倒れて寝るって…」

 

朔太

「何!?倒れて寝るだと!!?あいつ…ま〜た無茶してんじゃないだろうな…まったく…何が大丈夫だから安心してだよ。遥にもちょっと言った方がいいかもな…」

 

会長は突然大声をだして驚いて頭を抱えた。

この人のこんな顔始めて見た…

 

朔太

「はっ!す、すまない。取り乱した…」

 

明日飛

「会長は近江さんの事を心配してるんですね。」

 

朔太

「当たり前だ。大切だからな…」

 

明日飛

「何かわかりますよ。その気持ち、俺にも優しすぎて変な奴に騙されるんじゃないかって友達いますから…」

 

朔太

「君にもいるんだな…蕾電君!もしまた彼方が倒れて寝るみたいな事になったら教えほしい。あいつ俺には心配させたくないからか大丈夫としか言わないんだ。」

 

明日飛

「いいですよ。それか会長も様子を見に来たらいいんじゃないですか?」

 

朔太

「そうだな…生徒会の仕事がない時にでも見に行くよ。」

 

明日飛

「そうした方がいいですよ。もう行っていいですか?」

 

朔太

「あぁすまないな。わざわざ来てもらって、彼方の事頼むな…」

 

明日飛

「はい。それじゃあ失礼します。」

 

俺は生徒会から出て、自分のクラスに鞄を取りに戻った。会長の意外な一面を見たな…かなり心配そうにしてたけど、あの人近江さんに過保護なんじゃ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日飛

「さて、行くか。」

 

クラスに戻って、鞄を持って行こうとした時、

 

「よう。明日飛。生徒会の呼び出しは何だったんだ?」

 

明日飛

「ん。あぁ蒼希か。」

 

俺に話しかけてきたのは、

友達の大神蒼希(おおがみそうき)だった。

 

明日飛

「ちょっと頼み事を言われてな。」

 

蒼希

「頼み事だと?あの会長さんが?何の頼みだ?」

 

明日飛

「たいした事じゃないよ。ただ同好会の知り合いの子が何かあったら教えてくれだって。」

 

蒼希

「同好会?あぁ例のお前の幼馴染みがいるって言う。虹ヶ咲のとこか、会長さんの知り合いもいるのか。しかし最近お前虹ヶ咲によく行くよな。」

 

明日飛

「今日も歩夢に誘われて、今から行くとこだ。」

 

蒼希

「そうなのか。」

 

明日飛

「お前はまた運動部の助っ人か?」

 

蒼希

「あぁ…急にだぜ…今日は行きたい所があったってのによ。とっとと終わらせるさ。」

 

明日飛

「そうか。頑張れよ。」

 

蒼希

「あぁ、それじゃあな。」

 

俺は蒼希と別れて、クラスから出て行った。

急がないと遅れるな…

 

 

明日飛視点…終

 

 

侑視点…

 

「明日飛、遅いな〜」

 

私は歩夢とせつ菜ちゃんと愛ちゃんと璃奈ちゃん

そして涼牙さんとで明日飛を待っていた。

 

今日はこのメンバーで遊びに行く約束をしたからだ。

他のみんなはそれぞれ用事だったり、

まだ見つけてない仮面ライダーを探している。

 

そういえばかすみちゃんが今日は藤宮さんと一緒に空から探すとか言ってたけど…見つかるのかな?

 

涼牙

「そういや生徒会に呼ばれていたな。」

 

せつ菜

「何か問題でもおこしたんですか?」

 

涼牙

「いや、蕾電にかぎってそれはないと思うな、あいつは優しさで出来てるんじゃないかって思うくらいだぞ。」

 

「やっぱりそっちの学校でも明日飛ってそう思われているんだ。」

 

歩夢

「明日飛君。昔から優しいもんね。」

 

「それはともかく、残りの仮面ライダーは何処にいるんだろうね〜?」

 

愛ちゃんは持っていたプログライズキーを見てそう言っていた。

 

璃奈

「この本の持ち主さんはどんな人だろう?」

 

涼牙

「君の持っているのは、風の剣士の物だ。」

 

璃奈

「本で読んだけど、確か…一番元気で明るいって…」

 

涼牙

「けど、精神的には結構子供だったからな…まぁこの世界ではどうなってるのかはわからないけど。」

 

せつ菜

「剣士の仮面ライダーの皆さんはどんな感じなのかは涼牙さんの本でわかりますけど…」

 

「このキーの仮面ライダーは未知だな〜前の世界ではどんな人かは聞いたけど。」

 

歩夢

「確か兄妹が変身して使ってたんだよね。」

 

「それだったら、そのプログライズキーの持ち主さんもこの世界でも兄妹だったりして?」

 

「いくら何でも……(そういえば、仲の良い兄妹…知ってるな…)」

 

璃奈

「愛さん?どうしたの?」

 

「何でもないよ、りなりー。このキーでなる仮面ライダーはどんな姿なんだろうな〜」

 

愛ちゃんが二つのプログライズキーを見ながらそう言っていたら…

 

「あれ、愛ちゃん?何見てるの?」

 

「え?あっ!ねこっち!」

 

愛ちゃんに見慣れない女の子が話しかけてきた。

ねこっちって?知り合い?

 

せつ菜

「愛さん。その子は?」

 

「友達のねこっちだよ。」

 

「ねこっちじゃわかんないよ!

あたしは大神希子(おおがみねこ)鴻上学園の一年生。

よろしく!」

 

何だか愛ちゃんと似て元気そうな子だな〜

 

涼牙

「大神…あれ?どっかで聞いた事ある名前だな…」

 

希子

「ん、あんたどっかで…確か炎城って言う小説家じゃん。兄貴の教室で見た事あるな。」

 

涼牙

「兄貴?あっ、大神って…」

 

希子

「そう。大神蒼希。あたしの兄貴。」

 

涼牙

「(何て言うか…似てないな〜)」

 

希子

「女子五人に男子一人……」

 

涼牙

「な、何だ?」

 

希子

「小説家…まさか…両手に花でハーレム状態?」

 

歩夢

「は、は…!?//」

 

せつ菜

「な、何を言ってるんですか!?//」

 

希子

「え?だって男子一人に女子五人って言ったらそれじゃん?この前見た漫画がそうだったし、違うの?」

 

え〜何かこの子…

 

「ごめん…ねこっちはちょっと…」

 

涼牙

「あぁ〜(この子…アホか…)」

 

希子

「あっ!小説家!愛ちゃんはとったら駄目よ!愛ちゃんは私の兄貴の事が好きだから!」

 

「ねこっち!//それは言わなくてもいいよ!//」

 

サラッと愛ちゃんの好きな人言ったよこの子!?

 

璃奈

「愛さんの好きな人?」

 

歩夢

「愛ちゃん。好きな人いたんだ。」

 

「え、え〜とその…//」

 

希子

「そんな照れなくてもいいじゃん!けどそろそろバシッと想いを伝えた方がいいよ。見てるこっちがじれったいんだから。」

 

「わ、わかってるよ!//けど、いきなりもあれだし…蒼希もさ、ほら色々と忙しいしさ〜//」

 

愛ちゃんは顔を赤くしながら色々言っていた。

 

歩夢

「こんな愛ちゃん始めて見た。」

 

希子

「はぁ…まったく…いつもこれ…それより、このカセットみたいなの何?」

 

大神さんは愛ちゃんが持っていたプログライズキーの一つをいつの間にか持っていた。

 

「てっ、あっ!」

 

希子

「何これ?…ラッシングチーター?…」

 

不思議そうに見てるよ…

とりあえず返してもらった方がいいよね。

 

大神さんからプログライズキーを返してもらおうとした時…

 

涼牙

「ん?あれ…確か大神って…何か最近彼女が出来たって噂を聞いたぞ?」

 

「えっ……」

 

せつ菜

「そうなんですか?」

 

涼牙

「あぁ、偶々クラスの女子が話しているのを聞いたんだ。まぁあいつ運動部の助っ人とかばっかりしてるらしいし、モテそうだったからな。」

 

希子

「はぁ!何その噂!兄貴は…あっ!しまった!!」

 

大神さんは何を一人で騒いでるんだろう?

 

「そ、そうなんだ…蒼希もう彼女いるんだ…」

 

璃奈

「愛さん?」

 

「ごめん!ちょっと喉乾いたから飲み物買って来るね〜!」

 

愛ちゃんはそう言いながら行ってしまった。

目から少し涙が見えたのは気のせいかな?

 

涼牙

「俺…余計な事言ったかな…宮下さん。泣いてたよな?」

 

希子

「いや!小説家は悪くない!悪いのはあたし!」

 

せつ菜

「どうゆう事ですか?」

 

希子

「実は兄貴に彼女いるって噂を流したのは、あたしなんだよね…」

 

希子以外

「え……えぇ〜!!?」

 

「どうしてそんな噂流したの!?」

 

希子

「兄貴モテるから、告白されないようにと思ってそうしたんだよ!だって彼女いるってわかってたら誰も告白しないじゃん!」

 

歩夢

「確かにそうだけど…」

 

涼牙

「それだったら!早く宮下さんに噂の真実の事教えるのが先だろ!」

 

希子

「はっ!そうだった!愛ちゃ〜ん!待って〜!噂は誤解〜!!」

 

そう叫びながら大神さんは愛ちゃんを追いかけるように走って行った。

 

涼牙

「騒がしい奴だな〜…テンション上がったせつ菜と同じくらいうるさいな…」

 

せつ菜

「どうゆう事ですか!?」

 

璃奈

「あっ…」

 

歩夢

「どうしたの璃奈ちゃん?」

 

璃奈

「あの子、プログライズキー持ったままだ。」

 

「あっ、そうだった。まぁ持ってても何もないんじゃない?」

 

涼牙

「意外にあの子が仮面ライダーだったりしてな。」

 

「いくら何でもそんな偶然ないよ〜」

 

と私達は思っていた…

この時までは…

 

侑視点…終

 

 

愛視点…

 

 

「はぁ……」

 

飲み物買いに行くだけだったのに、

ちょっと遠い所に来すぎたかな…

 

けど…みんなに今の顔を見せたくないな…

 

「これが…失恋の気持ちなのかな…」

 

アタシも悪いよね…ずっと片想いしたままで早く告白しないからだよね…

 

そう言えば今に戻って来る前も結局告白できずだったな…フェスの屋台には来てくれていたけど…

 

「もう一生告白とかできないのかな…」

 

「そんな事ないよ!!」

 

「えっ!?」

 

大声が聞こえた方を見ると、ねこっちがいた。

 

「ねこっち…どうしたの?」

 

希子

「ごめん…愛ちゃん…実は…」

 

ねこっちはアタシに話してくれた。

 

 

「じゃあ蒼希は…誰とも付き合ってないの!?」

 

希子

「うん。ごめんね。あたしの嘘の噂のせいで愛ちゃんが傷ついて…」

 

「いいよ。気にしないで、でもどうしてそこまで?」

 

希子

「あたしが好きでやってる事だよ。それに愛ちゃんには兄貴と結ばれて将来的にはお姉ちゃんになってほしいからかな。」

 

「あ〜将来的に……!!?//ちょっ、ねこっち!!//将来的にってどうゆう事!!?//」

 

希子

「?…愛ちゃんは将来的には兄貴と結婚すると思うんだけど、嫌?」

 

「い、嫌とかじゃなくて…まだ付き合ってもないのにそこまでは考えてないよ…//」

 

ねこっちは考えてる事が急過ぎだよ〜//

アタシが蒼希と結婚って…

嫌じゃないけど…//

 

希子

「けど本当に早く告白した方がいいよ。うちの学園だけじゃなくて、兄貴って他の学園とかも人気があるから………ん?何アレ?」

 

「どうしたのねこっち?」

 

希子

「愛ちゃん!伏せて!!」

 

ねこっちはアタシをしゃがませて、同時に何かが上を通りすぎて、その後に爆発した。

 

「今の何!?」

 

希子

「アレが攻撃してきたんだよ…」

 

ねこっちが言う方を見ると…

そこにはロボットの兵隊みたいなのが数体いた。

 

「アレって…確か…」

 

希子

「何でバトルマギアがこんな所に!?」

 

「そうそう、バトルマギア…ん!?ねこっちどうして名前知ってるの!?」

 

希子

「えっ?あれ?何で……」

 

その時、ねこっちの手が光りだして、光りが消えると青い銃みたいなのがついたベルトを持っていた。

 

愛視点…終

 

 

希子視点…

 

あの機械の兵隊はバトルマギア…

 

その言葉を言った時は何故知ってるんだろうと思ったけど、あたしの手に現れた物を見て全てを思い出した。

 

希子

「愛ちゃん…ちょっと危ないから離れてて…」

 

「まさか…ねこっちって!?」

 

あたしはベルトを着けて、プログライズキーをだした。

 

《ショットライザー》

 

《ダッシュ!》

 

プログライズキーのボタンを押して、

ショットライザーにプログライズキーを装填して、

ロックが解除されて展開させて、

ショットライザーをベルトから外して構えた。

 

《オーソライズ》

 

《Kamen Rider...Kamen Rider...》

 

希子

「変身!」

 

《ショットライズ!》

 

ショットライザーの引き金を引き、

弾丸が放たれてバトルマギアに何体か当たっていき、あたしの方へと向かって来た。

 

「ちょっ!ねこっち!?危ない!」

 

希子

「大丈夫!はっ!」

 

あたしは向かって来た弾丸に回し蹴りをした。

 

《ラッシングチーター!》

 

"Try to outrun this demon to get left in the dust."

 

そしてアーマーが展開して装着されていき、

変身が完了した。

 

「すご!」

 

「仮面ライダーバルキリー…久しぶりに変身したけど、雑魚共なんかに、負ける気はしないよ!!」

 

あたしはショットライザーを構えて、

バトルマギア達に向かって走って行った。

 

希子視点…終

 

 

少し前

侑視点…

 

明日飛

「お〜い!ごめん!お待たせ!」

 

大神さんが愛ちゃんを追いかけて行った後、

少ししてから明日飛がやって来た。

 

 

明日飛

「あれ?宮下さんがいないけど?」

 

歩夢

「実は…」

 

歩夢は明日飛に説明した。

 

明日飛

「希子の奴…本当にあの馬鹿は…」

 

「明日飛は大神さんの事知ってるんだ。」

 

明日飛

「あぁ、蒼希とは友達だからな、たまに会うんだ。しかしあいつ、蒼希と同じで運動神経は抜群なのに頭が残念なんだよな〜そのせいで毎回蒼希が希子の頭にゲンコツするんだけどな。」

 

「あはは…何だか想像できるな。」

 

明日飛

「てか、蒼希に彼女いるって噂…希子が流したのかよ…何かおかしいなと思ったんだよな。蒼希は好きな子がいるってのに…」

 

涼牙

「な、何!?」

 

せつ菜

「好きな人がいるんですか!?」

 

明日飛

「あぁ、確かいつも行ってるお気に入りのもんじゃ焼き屋の子とか…気も合うし話しやすいとか何とか言ってたぞ。」

 

「えっ……もんじゃ焼き屋って…まさか…」

 

璃奈

「愛さんの事じゃ?」

 

歩夢

「それじゃあ二人は…」

 

せつ菜

「両想いなんじゃ…?」

 

涼牙

「んな事、あるのか…」

 

明日飛

「ん?どうゆう事だ?」

 

唖然としていた時、爆発音が聞こえた。

 

明日飛

「今のは!?」

 

涼牙

「近いぞ!メギドが現れたのか!?」

 

「もしかして愛ちゃん!?」

 

私は愛ちゃんが、心配になって走り出した。

 

歩夢

「侑ちゃん!?」

 

明日飛

「おい!侑!危ないぞ!」

 

涼牙

「とにかく行くぞ!」

 

侑視点…終

 

 

バルキリー視点…

 

バルキリー

「はっ!」

 

あたしはバトルマギア達にショットライザーで撃ったり、蹴りをくらせて攻撃していった。

 

こいつらだけ?

普通のマギアとかは見当たらないけど…

けどそれならそれで簡単に全員倒せる!

 

《ダッシュ!》

 

《ラッシングブラスト》

 

ショットライザーのキーのボタンを押してから引き金を引いて、あたしはバトルマギア達の周囲を高速で走っていって拘束効果のあるエネルギー弾を一ヶ所に連射していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてエネルギーが最大になった所で爆発を起こしてバトルマギア達を一掃した。

 

 

《ダッシュラッシングブラスト!》

 

 

バルキリー

「ふぅ…まさか…またこいつらと戦うなんて…けどこいつらがここにいるって…事は…まさか!!」

 

その時…

 

「ねこっち!!危ない!!」

 

バルキリー

「えっ!?うわ!」

 

あたしは背後から攻撃をくらってふっ飛ばされた。

 

バルキリー

「何なの…?……!!?」

 

攻撃した相手を確認して言葉を失った…

 

 

攻撃した相手は…アークの戦う姿…

 

仮面ライダー…アークゼロだった…

 

 

バルキリー

「アーク…!?」

 

アークゼロ

「バトルマギア達を暴れさせておけば、現れると思っていたぞ…貴様が仮面ライダーと言う者か?」

 

仮面ライダーと言う者か?あたしを知らないの…

こいつ…あたしの知っているアークじゃない?

 

アークゼロ

「どちらにせよ…消えてもらう…」

 

アークゼロは手に持っていた見た事ない剣であたしに追い打ちをかけてきた。

 

バルキリー

「さすがにそう何度も効かないわよ!」

 

あたしはすぐに起き上がって距離をとって、

ショットライザーで撃ちまくったけど、アークゼロは剣で攻撃を防いだ。

 

バルキリー

「まぁ防ぐよね。だったら!」

 

あたしは別のキーをだして、姿を変えようとした。

 

アークゼロ

「何をする気かは知らんが…終わりだ…」

 

アークゼロは小さい本をだして、

剣にかざした。

 

『必殺リード!ジャアクドラゴン!月闇必殺撃!

習得一閃!』

 

アークゼロは剣を振って、二枚の紫色の斬撃を飛ばしてきた。

 

バルキリー

「ヤバい!」

 

あたしはショットライザーを構えて斬撃を撃って攻撃したけど、斬撃は途中でX字に合体した。

 

バルキリー

「ちょっ!これ避けられ…うわぁ!!」

 

避けようとしたけど、斬撃は合体した後に回転してこっちに向かってきたからあたしは斬撃をくらってぶっ飛ばされて変身が解けた。

 

 

希子

「ぐ…うぅ…あんなのアリなの…」

 

アークゼロ

「他にも何人か仮面ライダーはいるようだが…まずは貴様が一人目だ…」

 

「ねこっち!!」

 

希子

「愛ちゃん!逃げて!!」

 

アークゼロ

「何?……」

 

アークゼロは愛ちゃんに気づいて振り向いた。

 

アークゼロ

「貴様……忌々しい奴め…まずは貴様だ…」

 

アークゼロはあたしから愛ちゃんに狙いを変えて、向かって行った。

 

希子

「何で愛ちゃんを?それよりやめ…ぐ…!」

 

くそ…身体が…動かない…

こんなダメージくらい前なら何ともなかったのに…

どうして…

 

「いや…来ないでよ!」

 

アークゼロ

「すぐに…また楽に殺してくれる…」

 

アークゼロは剣を愛ちゃんに向けて振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 未知の黒い仮面 後


キャラクター紹介

大神希子(おおがみねこ)
16歳 高校一年生

とにかく元気で明るい性格
運動神経抜群で陸上部に入っていて期待の新人と言われている。
だが…頭が残念で成績はいつもギリギリ
本人いわく知らない事は漫画読めば何とかなる。
勉強はついで程度でどうにかなるらしい。
(うん…アホの子です…)
それでいつも兄貴に怒られている。


前世では仮面ライダーバルキリーとして戦っていた。
数々の戦いを経験し、
最後はマギアの軍団と激戦を繰り広げた後に、
アークゼロによって殺されて死亡。
そして、この世界に生まれ変わる。


バルキリーは本家と違って真逆の性格にしてみました。
後は変身する時もバルカンが殴ってならこっちは蹴りでなったらいいかな〜と思ってああゆう感じにしました。

名前はチーターがネコ科の動物だから、
漢字を探してこの名前になりました。

さぁそして、アークゼロが登場。
闇黒剣月闇で必殺技をやるとゆう、
ちょっとした共演です。
二つの力を持っているからこそ出来る事です。

逆にカリバーになってもアークの力を使えます。
そう考えたらかなりチートだなこの敵ライダー…

とりあえず次回で!




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第4話 未知の黒い仮面 後


今回は…ちょっとアレなシーンがあります…
ファンの方にはすいません。
悪気はないんです…
ストーリー上仕方がない…


 

愛視点…

 

ねこっちが突然現れた未知の黒い仮面ライダーに負けて、黒い仮面ライダーはアタシの方に近づいて来た…

 

逃げたいけど…目の前にこんな恐ろしい相手をして…怖くて身体が動かないよ…

 

アタシは動けず腰を抜かした後、黒い仮面ライダーは私に向けて剣を振り下ろしてきた。

 

その時だった…

 

《ライジングカバンストラッシュ!》

 

ゼロワン

「させるかよ!」

 

アタシの前に明日飛が変身した仮面ライダーが割って入ってきて、黒い仮面ライダーの剣を自分の剣で防いでくれて、押し返して守ってくれた。

 

アークゼロ

「まだいたか仮面ライダー…」

 

『ドラゴン!ふむふむ…習得一閃!』

 

セイバー

「はぁ!!」

 

涼牙が変身した仮面ライダーも現れて炎の斬撃を放って、黒い仮面ライダーに攻撃した。

 

アークゼロ

「ぐっ…もう一人もか…その剣は私の持っている剣と同じタイプのようだな…」

 

セイバー

「何だこいつは!?」

 

ゼロワン

「炎城!こいつはアークゼロ!俺が前の世界で戦った、

アークの戦う姿だ。あんな剣は持っていなかったが…」

 

セイバー

「剣の方はわかる。あれは闇黒剣月闇…俺が前にいた世界で闇の剣士、カリバーが使っていた剣だ!」

 

アークゼロ

「ほう…貴様達は私の事を知っているか…」

 

仮面ライダー同士で何か会話をしている…

今の内に逃げないと…って、

その前にねこっちを助けないと!

 

「愛ちゃん!大丈夫!?」

 

アタシの所にゆうゆ達がやって来た。

 

せつ菜

「無事そうで何よりです。」

 

璃奈

「心配した。」

 

歩夢

「早くここから離れようよ。」

 

「待って!ねこっちを助けないと!」

 

「大神さん?何処に…えっ……アレって…」

 

歩夢

「侑ちゃん?」

 

ゆうゆは黒い仮面ライダーを見て固まっていた。

 

「アイツは…アイツは……」

 

「ゆうゆ?」

 

「嫌……嫌あぁぁぉぁぁ!!!」

 

ゆうゆは突然叫んで、

身体を震わせてしゃがみ込んだ。

 

愛視点…終

 

 

 

 

回想 崩壊の未来

 

侑視点…

 

どうして…こんな事になったの…

 

さっきまでは楽しいフェスだったのに…

 

今の光景はみんなが笑顔になっているんじゃなく…

 

逃げまとう人々と怖いロボットや怪物が暴れまわって、破壊したり、人々を殺していた…

 

「こんなの…夢だよ…悪い夢であってよ…」

 

「残念だが夢ではない…」

 

私の前に剣を持った黒い仮面の人が現れた。

 

「何なの…あなたは?」

 

アークゼロ

「ここから全てが始まる…世界の崩壊が。この場所は崩壊の始まりにはちょうど良いからな。」

 

「世界の崩壊?これは…あなたがやったの!?どうしてこんな酷い事を!?」

 

アークゼロ

「酷い?人間は簡単に裏切り平気で傷つける…そんな奴らを殺して何が悪い?だからこんな世界は滅ぼす…」

 

「あなたには心はないの!?こんな事をしても何も意味なんてないよ!」

 

アークゼロ

「黙れ!!気に入らん顔だ!死ね!!」

 

黒い仮面の人は私に向けて剣を振ってきた。

 

剣が私に当たりそうになった時…

 

歩夢

「侑ちゃん!!」

 

「えっ!!?」

 

私の前に歩夢が割って入ってきた…

そして剣が歩夢に当たって……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩夢は斬られた…

 

そして…歩夢の血が私について、

 

私の足元には…

 

歩夢が血を大量にだして死んでいた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「歩夢…嘘…嘘だよね…」

 

頭の理解が追いつかなかった…

目の前で知っている人が殺される…

しかもそれが歩夢なんて…考えたくもなかった…

 

けど私はすぐに現実だって事を理解された。

 

黒い仮面の人は私に剣を振った…

 

 

 

 

 

 

 

 

「……えっ……」

 

私は違和感を感じて身体を見ると…

 

斬られていた…

 

そして血が吹きでた……

 

 

「!!!……いっ……!あっ……!」

 

 

あまりの痛さで…言葉をだせなかった…

 

 

アークゼロ

「貴様…普通には殺さん…そのまま痛みに苦しみながら死ね…」

 

そう言って黒い仮面の人は何処かへ行った…

 

そして私はその場に倒れて動けなくなった…

 

「ぐっ…あぁ……」

 

声が…だせない…

 

「あ…………あぁ……」

 

意識が…なくなってきた…

 

みんなは無事なのかな…

 

無事…で……あって…ほしい…

 

そして…これは…夢であって…ほしい…よ…

 

起き…た…ら…み…んな…で…フェ…ス…の…

 

続…き…を…も…う……一度………

 

 

「あ……ゆ………む………」

 

最後に目から涙を流して…

私の意識は…なくなった……

 

 

 

侑視点…崩壊の未来…回想…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン視点…

 

ゼロワン

「侑!?」

 

突然叫び声が聞こえて、振り向くと侑がしゃがみ込んでいた。まるで何かに怯えていた…

 

まさか…侑は数ヵ月後の未来でアークに何かされたのか!?

 

アークゼロ

「あの女……」

 

おっと…今はこいつに集中しないと…

しかしこいつと今会う何てな…

 

勝てるかどうかわからないな…

少ししか使えないけど…アレを使うか…

 

俺はあるキーをだそうとした時…

 

アークゼロ

「まぁいい…今日は様子見だ…仮面ライダーとゆう者がどんな奴らなのか判った事だしな…」

 

アークゼロは剣で周りに斬撃を放って爆発させた。

 

セイバー

「何だ!?」

 

ゼロワン

「気をつけろ!」

 

爆発が晴れると…アークゼロは姿を消していた…

 

セイバー

「いない?」

 

ゼロワン

「逃げたのか…?」

 

何で逃げたんだ?

まぁそれよりも!

 

ゼロワン

「侑!!」

 

俺は変身を解いて、侑の所へ向かった。

 

歩夢

「侑ちゃん!どうしたの!?」

 

「嫌…嫌…アイツ…アイツが…」

 

明日飛

「侑!落ち着け、大丈夫だ。もうアークはいない。」

 

「……本当?…」

 

明日飛

「あぁ…アイツなら何処かに行ったよ。」

 

「そう…そうなんだ…」

 

侑は凄く泣いて震えていた…

アーク…侑に何をしたんだ…

 

涼牙

「とりあえず、落ち着ける場所に行こう。」

 

せつ菜

「そうですね。」

 

璃奈

「賛成。」

 

涼牙

「宮下さんは何処も怪我とかしてない?」

 

「私は大丈夫だよ。」

 

明日飛

「よし、歩夢。侑を頼む…」

 

歩夢

「うん…」

 

俺達はとりあえず場所を変える事にした。

 

その時…

 

希子

「お〜い!!シリアスなところ悪いけど!あたしを忘れてるわよ〜!!」

 

「あっ…ねこっち…」

 

明日飛

「何で希子ボロボロなんだ?」

 

 

ゼロワンあらため…

明日飛視点…終

 

 

 

涼牙視点…

 

希子

「まさか明日飛がゼロワンか…それに小説家も仮面ライダーに、一体どうなってんのよ。」

 

あの後俺達はとりあえずファーストフード店に入って、大神に説明していた。

 

てか、大神…もう元気になってんな…

ハンバーガー何個食ってんだよ…

 

せつ菜

「まさか本当に大神さんが仮面ライダーになるなんて…わからないものですね。」

 

希子

「いや、あたしも結構驚いてるんだよ。またこうして仮面ライダーになるとは思ってみなかったし、何より記憶も戻ってるし、まるで漫画みたいよ。それで愛ちゃんは後

バルカンのキーを持ってるんだっけ?」

 

「うん。これだよ。」

 

希子

「あたしがバルキリーになったって事は…兄貴がバルカンの生まれ変わりになるのかしら?」

 

明日飛

「それはいくら何でも……いや、ありえるか…」

 

涼牙

「現にこうして大神が変身したんだ。兄貴の方も可能性はないとは言えないだろ。」

 

「蒼希が仮面ライダーか〜」

 

希子

「(仮に今の兄貴がバルカンだったら…今度こそちゃんとした変身するよね…)ん?ねぇあなた、大丈夫?」

 

大神は高咲さんを見て声をかけた。

アークを見てから元気がないな?

 

「あ、うん…大丈夫…」

 

希子

「あなた…確か未来から戻って来たとか言ってたけど…

アークに殺されたの?」

 

「!?」

 

おい!そんなストレートに言うか普通!?

 

希子

「その反応…やっぱり…まぁ一度殺された相手何て見たら誰でも怖いわね……あたしもアイツに殺されて死んだし…」

 

「え…!?」

 

歩夢

「そうなの!?」

 

希子

「前の世界でマギアの軍団と戦ってる時にかな…兄貴と二人で立ち向かったけど全く歯が立たずに頭を撃ち抜かれて死んじゃった…正直、アイツをまた見た時は恐怖で震えたわよ…」

 

「でもねこっち、あの時普通に戦ってたよね?」

 

希子

「そりゃそうよ。あたしが動けなかったら愛ちゃんを守る事できないでしょ!まぁ…結局負けちゃったけど…」

 

「ねこっち…」

 

希子

「あたしだってね…戦うのは怖い…けど誰かを守る力があるんなら怖がってなんていられない。だから…死んだ時の記憶のトラウマは消えないけど、あなたはできる限り私達仮面ライダーが守るから少しは安心してくれない?」

 

「大神さん…ありがとう…」

 

希子

「さんとかやめてよ!//希子でいい…」

 

大神…結構いい事言うな…

アホの子かと思ってたけど見直したな。

 

希子

「それで…ちょっとお願いがあるんだけど…」

 

明日飛

「どうした?」

 

希子

「ごめん…ちょっとお金貸して…食べすぎちゃった…」

 

突然の発言に俺達全員ズッコケてしまった。

 

やっぱり前言撤回…この子アホだ…

 

明日飛

「うおい!!せっかく格好良く侑に守るなんて言ったのにそりゃないだろ!!てか、金貸す必要ないだろ!何に使うんだよ!?」

 

璃奈

「だ、台無し…」

 

希子

「親に買い物頼まれてて、まだ買ってない…」

 

明日飛

「そうゆうのは先に買えよ!!」

 

希子

「忘れてたのよ!何か文句ある!」

 

明日飛

「開き直るな!!それと何ドヤ顔してんだ!」

 

歩夢

「まぁまぁ、落ち着いて明日飛君。よかったら私が貸すよ。」

 

明日飛

「歩夢〜!甘やかすな〜!」

 

せつ菜

「何か…コントみたいですよ。ふふ…」

 

「あははは!!明日飛!ツッコミ面白すぎ!!」

 

「た、確かに…あはは!」

 

涼牙

「はは、何か騒がしいのが仲間になったな。」

 

涼牙視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 

愛視点…

 

「ん〜、さてと、行こう!」

 

今日は学校が休みだから、みんなで公園に集まって練習をする事になったから、公園までジョギングをする事にした。

せっかくだから一番乗りを狙おうかな〜

 

そういえば…前もこの頃に公園に集まる事になっていたような…何だか知らずに同じ事をしているな〜

 

「同じじゃない証拠はコレがある事かな。」

 

持っていた狼のキーを見て思った。

これが本当に蒼希の物だったら、

蒼希はどんな仮面ライダーになるんだろう?

 

きっと格好いいよね。

だって蒼希も格好いいし…って//

 

何言ってるんだろうアタシ…//

 

そんな事を思いながら走っていると…

 

「あれ?愛か?」

 

「え?蒼希!?」

 

偶然にも蒼希と出会った。

 

蒼希

「何だ?お前もジョギングか?」

 

「そうだよ。」

 

蒼希

「せっかくだ。ちょっと一緒に走るか?」

 

「うん。いいよ〜」

 

蒼希

「なら、そうだな…公園まで競争だ!負けたらジュース奢りな!」

 

「えっ!この〜負けるか〜!!」

 

蒼希と公園まで競争して走って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒼希

「くそ〜負けちまったか。」

 

「あはは!楽しかった〜!」

 

公園について、アタシと蒼希はベンチに座って蒼希に奢ってもらったジュースを飲んでいた。

 

蒼希

「しかし、お前がスクールアイドルをやるなんてな〜」

 

「意外だった?」

 

蒼希

「いや、お前は可愛いし意外でもないよ。」

 

「う、うん…//ありがとう…//」

 

いきなり可愛いとか言うのはズルいよ…

 

蒼希

「あっそうだ。昨日、希子が迷惑をかけたみたいだな。何か歩夢って子に金を借りたとか?」

 

「あぁ〜…ねこっち必死にお願いしてたよ。」

 

蒼希

「まったく…買い物する前に財布がすっからかんになるなんて、何したんだよ?まぁとりあえずその歩夢って子に金を返さないとな。」

 

「これからみんなこの公園に集まるよ。」

 

蒼希

「本当か、ならそれまでちょっと待つか。」

 

そうだ。今の内に…試してみようかな…

 

私は狼のキーをだした。

 

「(もし蒼希が仮面ライダーだったら、昨日のねこっちみたいに手元に何かが現れるはず。)ねぇ蒼…」

 

蒼希にキーを渡そうとした時だった…

 

《クエネオ!》

 

《エカル!》

 

《ゼツメライズ!》

 

「グウゥゥォォ!」

 

"A Magia with a large collar similar to a boomerang."

 

"A Magia with sharp teeth."

 

愛 蒼希

「!?」

 

突然何か聞こえて、音の聞こえた方を見ると…

 

そこには…ロボット…マギアが二体いた…

 

蒼希

「何だよアレ!?愛!逃げるぞ!」

 

「あっ!ちょっと待って!」

 

今から仮面ライダー達を呼んでも時間がかかるよね…

だったら、可能性にかけてみよう!

 

蒼希

「何だ?どうした!?」

 

「蒼希!コレを!」

 

蒼希

「あっ?何だコレ?カセット?開きそうだな…」

 

蒼希にキーを渡したけど…

あれ?何も起きないの?手が光りだす…

事もない…

そんな…蒼希は仮面ライダーじゃない!?

 

蒼希

「ぐう!ぐうぅぅ!固いな…けど何か懐かしい感じだぞ…」

 

二体のマギアはアタシと蒼希に狙いを定めて、今にもこっちに向かって来そうだった。

 

「駄目だ!蒼希!早く逃げよう!!」

 

蒼希

「大丈夫だ!…こいつをこじ開けたら…何とかなる気がする…ぐうぅぅ!」

 

「無理だよ!それは!」

 

仮面ライダーの人じゃないと開かない…

 

蒼希

「うおぉぉぉ!!らぁ!!!」

 

「!?」

 

蒼希はキーを無理やりこじ開けた。

 

「嘘…こじ開けちゃった…って!えっ!?」

 

蒼希がキーを無理やりこじ開けると、

手が光りだして、光りが消えるとねこっちと同じベルトを持っていた。

 

 

愛視点…終

 

 

 

蒼希視点…

 

愛から渡されたカセットみたいな物を、無理やりこじ開けると、俺の頭の中に記憶が流れてきた。

 

そうだ…俺は仮面ライダーじゃねぇか!

 

記憶を思い出すと俺の手が光りだして、光りが消えるとショットライザーがあった。

 

蒼希

「愛、何でお前がウルフのキーを持っていたのかは知らないけどよ…これで奴らと戦えるぜ!」

 

俺はショットライザーのベルトを腹に着けて、

キーのボタンを押して、ショットライザーに装填させて、構えた。

 

《バレット!》

 

《オーソライズ》

 

《Kamen Rider...Kamen Rider...》

 

蒼希

「変身!」

 

《ショットライズ!》

 

ショットライザーの引き金を引き、

弾丸が放たれて二体のマギアに当たっていき、俺の方へと向かって来た。

 

蒼希

「うおら!!」

 

向かって来た弾丸を殴り、

アーマーが展開して装着されていって変身が完了した。

 

《シューティングウルフ!》

 

"The elevation increases as the bullet is fired."

 

「これが…蒼希の変身した姿…」

 

「俺はバルカン!仮面ライダーバルカンだ!!」

 

俺はショットライザーを構えてマギア二体に撃ちまくりながら接近していった。

 

クエネオマギア

「グウ!」

 

エカルマギア

「カメンライダー…テキ…ホロボス!」

 

バルカン

「やってみやがれ!!」

 

滅ぼすとか言ったマギアに顔面に一撃をくらわして、もう一体の奴には首回りについていたエリマキみたいな武器を奪ってそれで剣のように使って攻撃して、ショットライザーで顔面を撃ちまくった。

 

バルカン

「おらぁ!どうした?その程度かよ!!」

 

エリマキみたいなのがついていたマギアを掴んで投げ飛ばし、もう一体の奴に狙いを定めて撃ったが…

 

エカル

「グウゥゥ!」

 

バルカン

「んな!ちょこまか動きやがって!」

 

狙いを定めたマギアはショットライザーに当たらないよう素早く動いていて、隙を見て俺のに攻撃してきた。

 

バルカン

「くっ!この鬱陶しいんだよ!!」

 

《バレット!》

 

《シューティングブラスト》

 

ショットライザーのキーのボタンを押してから引き金を引いて、ショットライザーから青いオオカミ型のエネルギー弾を撃って、素早く動くマギアの四肢を拘束してその後、

トドメの一撃を撃つ為にチャージして構えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バルカン

「くたばりやがれ!!」

 

引き金を引いて、

拘束しているマギアにチャージしたトドメの一撃をくらわした。

 

《バレットシューティングブラスト!》

 

トドメの一撃をくらって、マギアは爆発して倒した。

 

バルカン

「次はお前だ!」

 

ショットライザーを一度ベルトに装着して、

キーのボタンを押して、引き金を引いた。

 

《バレット!》

 

《シューティングブラストフィーバー》

 

バレット

「うおぉぉぉ!!」

 

ショットライザーを構えて、もう一体のマギアに撃ちまくっていき、マギアは光りのリングに拘束されて身動きが取れなくなって、俺は近づいてジャンプしてから飛び回し蹴りの体制になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレット

「うおっらぁ!!」

 

そしてマギアに渾身の飛び蹴回しりをくらわしてやった。

 

《バレットシューティングブラストフィーバー!》

 

飛び回し蹴りをくらったマギアは爆発して倒した。

 

バルカン

「おっしゃあ!!」

 

俺は久しぶりの戦いに勝ち、ガッツポーズをした。

 

「そ、蒼希…つよ…それと結構ワイルドな戦い方なんだ…

けど、格好いい…」

 

 

蒼希視点…終

 

 

 

希子視点…

 

希子

「兄貴がバルカンになった!?」

 

あたしは愛ちゃんから連絡をもらって、

公園に向かって、現在にいたる。

 

蒼希

「話しは愛から聞いた。明日飛がゼロワンで希子がバルキリーなんだな。変な感じだがこうしてまた会えるなんてな。」

 

希子

「やっぱりあたし達は生まれ変わっても兄妹のままだったわね。」

 

蒼希

「あぁ、そうだな。」

 

「それにしても蒼希凄かったよ!マギアを二体も相手にして勝ったんだから!後、変身もびっくりしたよ。

まさかキーを無理やりこじ開けちゃうんだから。」

 

希子

「またキーをこじ開けたの!?前の世界でもあんなに

ロックの解除の仕方教えたのにまたやったの!?」

 

蒼希

「いいだろ!この方が俺らしいし気合いが入るんだよ!それにお前だって、変身する時しなくてもいいのに、

わざわざ弾丸を回し蹴りしてるだろ!」

 

希子

「別にいいでしょ!だって格好良いじゃん!」

 

蒼希

「あ〜しかし腹が減ったな、久しぶりに変身して戦ったからか?」

 

「後で店に来て。もんじゃをご馳走するよ。」

 

蒼希

「マジか!お前の店のもんじゃは最高だからな!」

 

希子

「まったく…本当兄貴はもんじゃ好きだよね…

もんじゃを食いまくって腹一杯でどんなもんじゃいみたいな事にならないでよ…」

 

蒼希 愛

「ぶっ!」

 

「あははは!!ねこっち…もんじゃ食いまくって、

腹一杯でどんなもんじゃいって、あはは!ウケる!」

 

蒼希

「あっははは!!やめてくれよ希子!」

 

あっ…しまった…無意識にしょうもないダジャレみたいな事言ったけど、この二人…笑いのツボが赤ちゃんレベルなんだよね〜

 

本当にお似合い…早く付き合え!

 

余談だけど…

 

この後同好会のみんなが来て、高咲さんがこのダジャレを聞いて大爆笑したらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 今だから想う事


キャラクター紹介

大神蒼希(おおがみそうき)
17歳 高校二年生

少し荒っぽい性格だが、
優しく気さくな所もある。希子の兄
運動神経抜群で成績も優秀。
運動部の助っ人をよくやっている。
愛の家のもんじゃ焼きが大好物でよく通っている。
それだけじゃなく笑いのツボが愛と一緒な為、
愛のダジャレを聞いて大爆笑するほど。


前世では仮面ライダーバルカンとして戦っていた。
バルキリーと一緒にマギアの軍団と激戦を繰り広げた後に、アークゼロとの戦いにより死亡した。
そして、この世界に生まれ変わった。



バルカンと言えばこじ開けて変身だなと思います。
始めて見た時にマジかってビックリしましたねw

名前はバルカンが狼だから漢字を変えて
大神にして、蒼はただの色合わせです。

さて、今回は前書きでも話した通り…
すいません。
崩壊の未来の様子を少し載せましたけど、
今後のストーリーもまたちょっとでます。

崩壊の未来は正直言って…残酷ですね…
侑がああやって殺されているように、
他の同好会の子達も…残酷な事になってます。

ここで少し今回は歩夢の崩壊の未来の事を話します。

ステージで歌っている時に、
マギア達の襲撃にあい、その場にいた人々は全員殺されていってステージを作る時に協力してくれた子も目の前で殺され、怖くて身動きが出来なくなっていたが、侑の事が心配になって怖いのを我慢して探しに行った。
その時にベローサマギアに追いかけられて、殺されそうになった。(1話でベローサマギアを見て怖がったのはこの出来事のせい)
そして、侑を見つけてアークゼロに斬られそうになっている侑を庇おうとして間に入って斬られて死亡。

歩夢の崩壊の未来の出来事は以上です。
今後も他の同好会の崩壊の未来の出来事を話します。

長くなりました。

それでは次回で





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第5話 今だから想う事

 

宮下愛によって、

バルカンとバルキリー

二人の仮面ライダーを目覚めさせる事に成功した。

同好会のメンバー達。

 

しかしまだ後、五人の仮面ライダーが目覚めていない、

 

転生者はアークゼロとなって動き始めた。

 

何とか退いたが、

転生者の正体は…今だに謎のままだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

エマ視点…

 

 

エマ

「うぅ…ん…はっ!!?」

 

私は飛び起きて、周りを見て自分の部屋だとわかって、安心した…

 

エマ

「また…あの時の夢…」

 

私は最近、

あの時の夢を見る事が多い…

 

世界が崩壊したあの時の事を…

 

あの時、

 

スクールアイドルフェスティバルのライブはみんな心が

ポカポカしていた。

 

けど、マギアとメギド達のせいで…

 

みんなが怖い思いをした…

 

私もそう…

 

大切な人を…目の前で失ってしまった…

 

もし…また失ったら…

 

どうすればいいの…

 

 

エマ

「……まだ朝早いけど、起きてるかな?」

 

私はある人に電話をかけた。

 

エマ

「あっ、もしもし、朝早くにごめんね!あの…今日の放課後に会わない?」

 

エマ視点…終

 

 

 

侑視点…

 

雷斗

「闇黒剣月闇を持っていたのか!?」

 

今日は放課後にアークの事で話しをする為に、

同好会の部室に明日飛達仮面ライダーの人達が全員集まってくれた。

 

蒼希

「アーク…あの野郎までいやがるなんてな…」

 

希子

「アークだけど、前いた世界であたし達が戦った奴とは別の感じだったよ。」

 

明日飛

「確かに…俺達の事を始めて知った感じだったな…」

 

しずく

「確か…そのアークは転生者ですよね。」

 

涼牙

「転生者か…?それなら誰なんだ?」

 

「間近で見たけど…よくわからなかったよ。

声も男性と女性が混ざったようだったから…」

 

せつ菜

「正体は謎ですか…」

 

明日飛

「どちらにせよ。ほっとく訳にもいかない。」

 

蒼希

「あぁ、その為にも他の仮面ライダーを見つける事と俺達も強くならないといけないな。」

 

「後見つかってないのは五人だよね。」

 

雷斗

「水、大地、風、音の剣士と…後は…」

 

かすみ

「彼方先輩が持っているキーの仮面ライダーですよ。」

 

彼方

「これだよね〜けど明日飛君はこの仮面ライダーはほっといていいって言ってたけど?」

 

彼方さんは二つのキーをだした。

 

すると…

 

希子

「それは!?すぐにそれを貸して!!そんな物すぐにぶっ壊してやる!!」

 

突然、希子ちゃんがショットライザーをだしながら、

怒りだして言った。

 

雷斗

「おいどうした!?」

 

彼方

「ど、どうしたの!?」

 

希子

「うるさい!!早くよこせ!!」

 

《ダッシュ!》

 

希子

「変し…いだ!!」

 

蒼希

「馬鹿!落ち着け!!」

 

希子ちゃんが変身しようとしたら、

蒼希さんが希子ちゃんの頭をゲンコツして止めた。

 

蒼希

「怒るのもわかるが、こんな所で変身するな!」

 

希子

「うぅ…だって〜!」

 

蒼希

「だってもこうもあるか!」

 

「ねぇ、気になっていたけど…このキーの仮面ライダーは何したの?」

 

希子

「何したもそいつはね!!」

 

希子ちゃんはこのキーの仮面ライダーの事を話した。

 

「アークを作った張本人!?」

 

かすみ

「それに悪党!!」

 

しずく

「ひどいです。」

 

果林

「女の敵じゃない!」

 

「蒼希とねこっちを洗脳して道具扱いしてた!?」

 

みんなは彼方さんが持っているキーの仮面ライダーの事を聞いて怒った。

 

涼牙

「おい。何でそんな奴のアイテムがあるんだ?」

 

雷斗

「聞いているかぎり味方じゃないよな」

 

明日飛

「まぁ…聞いただけだけど、俺がアークと戦う前にアークと戦ってたらしいぞ…直接見た訳じゃないけどな…」

 

希子

「はん!ザマァないわね!自分の作った奴にやられるなんて、天罰よ天罰!!あぁ〜何かムカついてきた!やっぱり壊す!!」

 

エマ

「まぁまぁ、落ち着いて。」

 

希子

「もしそいつが復活したら、真っ先に頭に風穴開けてやるわよ!何か言ってきても、しるか、答えは聞いてないって言って撃ち抜いてやる!!」

 

「こんなに怒ったねこっち始めて見た。」

 

蒼希

「こいつは長い事洗脳されていたからな、そのぶん怒りが溜まってるんだ。」

 

しずく

「希子さん。辛い目にあったんですね。」

 

璃奈

「頑張った。」

 

希子

「うぅ…しずく、璃奈〜」

 

希子ちゃんはしずくちゃんと璃奈ちゃんに頭を撫でてもらっていた。

 

彼方

「……」

 

歩夢

「彼方さん、どうしたんですか?」

 

彼方

「ん?ちょっとね〜(何でだろう…彼方ちゃんはこの仮面ライダーの事が気になるな〜)」

 

歩夢

「?」

 

エマ

「あっ!いけない。私、そろそろ行くね。」

 

せつ菜

「何か用事ですか?」

 

エマ

「え//ちょっとね//」

 

エマさんは顔を少し赤くして部室から出て行った。

 

かすみ

「エマ先輩、顔を赤くしてましたけど、何かあるんですか?」

 

果林

「デートよ。」

 

かすみ

「あ〜デートですか……えっ!?」

 

「エマさんがデート!?誰と!?」

 

果林

「それは本人に聞いた方がいいわよ。」

 

え〜…

けど、エマさん…まさか…付き合っている人がいる?

 

 

侑視点…終

 

 

 

 

エマ視点…

 

 

エマ

「もういるかな〜?」

 

私は待ち合わせ場所に着いて約束をしている人を探した。

周りを見ていると…

 

「お〜い!エマ〜!」

 

エマ

「あっ!こっちだよ〜!」

 

ちょうど約束をしていた人が私に声をかけてきて、こっちにやって来た。

 

「待たせたか?」

 

エマ

「今来たところだよ。一真君!」

 

この人は、土門一真(どもんかずま)君。

鴻神学園の三年生で私と付き合っている人//

 

エマ

「ごめんね。急に会いたいなんて言って。今日予定とか大丈夫だった?」

 

一真

「いいよ。今日はヒマだったからな。」

 

エマ

「それじゃあ、今日一日私に付き合ってくれる?」

 

一真

「もちろんだ!」

 

エマ

「それじゃあ行こう!」

 

私は一真君と手を繋いで歩いた。

まずは…何処に行こうかな〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エマ

「それで果林ちゃんがね…」

 

一真

「はっはっはっ!マジかよそれ!」

 

やっぱり楽しい、

一真君といろんな所に行って、

美味しい物を食べたり遊んだりして…

 

本当に楽しいよ…

 

一真

「ん?エマ、何かあったか?」

 

エマ

「え?どうして?」

 

一真

「いや、気のせいかな…何か辛い事でもあったのかと思ってな、手を繋いでて握る力もいつもより強いしな、それに笑っているけどたまに悲しそうな顔するしな。」

 

一真君は結構鋭いところがあるな〜…

 

一真

「俺達、もう付き合って二年くらい経つし、俺もお前が何か辛い事があったってのは、果林程じゃないがわかるんだ。悩みがあるんなら俺でよかったら聞くぞ?」

 

一真君は優しいよ。

いつも心配してくれるし、私が困った事があったら助けてくれる。

だから…この人が好きになって付き合って、

 

私の中で大切な人になったんだ…

 

今日も急に会いたくなったのは、

 

あの時の夢を見たからだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

回想 崩壊の未来…

 

 

エマ

「こんなの…こんなのって…」

 

私の周りには大勢の人が怖いロボットや怪物に襲われていて、殺されていた…

 

私は逃げたかったけど、怖くて腰を抜かして身動きが取れなくなっていた。

 

エマ

「怖いよ…果林ちゃん…一真君…」

 

その時…

 

一真

「エマ〜!!!」

 

エマ

「一真君!?」

 

声が聞こえて振り向くと、一真君が私に向かって走って来ていた。

 

一真

「待ってろ!今助けるぞ!!」

 

エマ

「一真君…」

 

私は助けを求めるように手を伸ばした。

 

きっと一真君が助けてくれる…

 

そう……思っていた…

 

一真

「うお!?なん…うわぁぁ!!」

 

エマ

「!?」

 

一真君の前で爆発が起きて、一真君は爆発に巻き込まれて姿が見えなくなった。

 

エマ

「一真君!!?」

 

名前を呼ぶと、私の前に何かが落ちてきた…

 

エマ

「え……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の前に落ちてきたのは……

 

腕だった……

 

しかもこの腕は見覚えがある服の袖の部分だった…

 

これは……一真君の…腕?

 

 

 

 

 

 

爆風が晴れると……

 

そこは赤くなっていて…

 

バラバラになった何かが転がっていた…

 

多分…あれは…一真君の……

 

 

 

エマ

「嫌あぁぁぁぁ!!!!」

 

 

私が叫んだ後、ロボット達は私に気づいて…

 

私に向けて持っていた銃で撃ってきた…

 

それからは一瞬だった…

 

私の意識はここでなくなった…

 

 

崩壊の未来…回想…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エマ

「(目の前で大切な人がいなくなった、

今だから想うよ…失いたくない…もうあんな事にはなってほしくないよ…)」

 

一真

「エマ?」

 

エマ

「…一真君…」

 

私は泣きながら、一真君の胸に顔を埋めた。

 

一真

「うお!?本当にどうしたんだよ!?」

 

エマ

「嫌だよ…一真君がいなくなるなんて…嫌だよ!」

 

一真

「な、何言ってんだ?俺はいなくならないって!」

 

一真君は私を優しく抱きしめて頭を撫でてくれた。

 

一真

「何か怖い夢でも見たのか?それだったら落ち着くまでこうしててやるからな。」

 

私はしばらく一真君の胸で泣き続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一真

「落ち着いたか?」

 

エマ

「うん…ありがとう…」

 

一真

「しかしどんな夢見たんだよ?俺が怪物にでも食われる夢なんて見たのか?」

 

エマ

「うん…ちょっと似てる…」

 

一真

「おいおい…けど、俺は絶対にお前の前からいなくなったりしないからな、だから安心しろ!」

 

一真君は笑顔で私にそう言ってくれた。

 

うん…そうたよね…

 

あんな未来にならない為にも、

私達は仮面ライダーを見つけないといけない。

 

そういえば、一応聞いてみよう。

 

エマ

「一真君。あのね…」

 

一真

「ん?何だありゃ?」

 

一真君は何かに気づいて見ていた。

 

一真

「何だ?ロボットの兵隊?真ん中のロボットだけ何か違うな?映画の撮影か何かか?」

 

ロボットって…

 

まさかと思って見ると、

 

そこには、愛ちゃんから聞いたバトルマギア達と…

 

《マンモス!》

 

《ゼツメライズ!》

 

「グウゥゥォォ!」

 

"A Magia who brandishes it's giant tusks."

 

ケモノみたいな姿に変身したマギアがいた。

 

マンモスマギア

「ハカイ…スベテハカイセヨ!」

 

マギア達はそこら中に攻撃し始めて破壊していった。

 

一真

「おわ!?撮影とかじゃねぇぞ!」

 

まただ…これじゃあの時と同じになっちゃうよ…

 

一真

「エマ!逃げるぞ!…ん?おい!エマ!」

 

エマ

「はっ!?ごめん!」

 

一真

「何してんだ!逃げるぞ!」

 

エマ

「う、うん!!」

 

私は一真君と一緒にこの場から逃げようとしたら…

マギア達は私達に気づいて向かって来ようとした。

 

一真

「やべぇ!こっちに来るぞ!?」

 

エマ

「(このままじゃまた…そんなの嫌だよ!!)」

 

その時だった。

私と一真君の前が光りだして、

光りが消えると大きな剣が地面に刺さった状態で現れた。

 

一真

「何だ?」

 

エマ

「これって…剣?あっ!?」

 

私の持っていたワンダーライドブックが光っている事に気づいた。

 

一真

「こいつは……土豪剣激土!?」

 

エマ

「一真君…この剣の名前が…もしかして!?」

 

一真

「エマ…そいつを渡してくれるか?」

 

一真君は私の持っているワンダーライドブックを渡してほしいと言ってきた。

 

エマ

「うん。一真君…気をつけてね。」

 

私はワンダーライドブックを一真君に渡した。

 

エマ視点…終

 

 

一真視点…

 

エマからワンダーライドブックを受け取って、

俺の頭の中に思い出すように記憶が流れてきた。

 

まさか…またこいつを握る事になるなんて…な!!

 

俺は土豪剣激土を掴んで、

地面から引き抜いて持ち上げた。

 

一真

「懐かしいな…何も変わってねぇ…さてと…」

 

俺はロボット共を睨みつけた。

 

一真

「てめぇら…行くぞぉ!!」

 

土豪剣激土を構えて俺はロボット共に向かって行って、剣を思いっきり振りまわして攻撃していった。

 

マンモスマギア

「テキイアリ…コノニンゲンヲハイジョ!」

 

一真

「うっせぇ!」

 

俺はこのボスっぽいロボットに向けて剣を振って攻撃したが防がれた。

だが俺は力を込めて剣を振って相手を押して怯ませてから後ろへとさがった。

 

 

一真

「たく!ロボットだから固いな!」

 

マンモスマギア

「ニンゲンナノニ…コノチカラ…ナニモノ?」

 

一真

「知りたきゃ、今から教えてやるよ!!」

 

俺は土豪剣激土を振り下ろして、

ワンダーライドブックを開いた。

 

《玄武神話》

 

『かつて、四聖獣の一角を担う強靭な鎧の神獣がいた…』

 

俺はワンダーライドブックを閉じて、

土豪剣激土に装填させてから振り上げて肩に乗せた。

 

一真

「変身!」

 

俺の前に岩石の甲羅みたいのが現れて、

それを思いっきりブッた斬った。

 

『玄武神話!』

 

『一刀両断!ブッた斬れ!』

 

そして、斬った岩石が俺の身体に纏っていって、

姿が変わって変身が完了した。

 

『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』

 

『激土重版!絶対装甲の大剣が、北方より大いなる一撃を叩き込む!』

 

「俺は仮面ライダー…バスターだ!!覚えておきやがれぇぇぇ!!!」

 

土豪剣激土を構えて、振りまわしてロボットの兵隊共を次々と破壊していって、ボスっぽいロボットも剣をフルスイングしてぶっ飛ばしてやった。

 

バスター

「こいつらはメギドじゃねぇのか!?まぁどうでもいい!片っ端からスクラップにしてやるよ!」

 

ロボットの兵隊達は俺に持っていた銃で攻撃してきたが、俺にはまったくダメージがない。

 

そんな攻撃じゃ、俺の鎧は負けねぇよ!

 

バスター

「うぉら!!」

 

再び大きく剣を振って兵隊共をぶっ倒していった。

 

マンモスマギア

「ハイジョ!!」

 

バスター

「おっと!!」

 

ボスっぽいロボットは俺に突進してきたが、

俺は剣で受け止めてやった。

 

バスター

「甘いんだよ!らぁ!!」

 

ボスっぽいロボットの頭を掴んで投げ飛ばしてやった。

 

バスター

「決めるぜ!」

 

装填されていたワンダーライドブックを取り外して、

土豪剣激土についてある速読機に玄武神話のワンダーライドブックを読み込ませた。

 

『玄武神話!ドゴーン!』

 

バスター

「はあぁぁぁ……」

 

土豪剣激土に周囲の石が集まっていき、

刀身が巨大化した。

 

バスター

「大断断!!うぉらぁぁぁ!!!」

 

『会心の激土乱読撃!ドゴーン!』

 

横薙ぎに振ってボスっぽいロボットと兵隊共を纏めて

ブッた斬って、ロボット達は爆発して倒した。

 

バスター

「久しぶりだがいい感じだ!やっぱ若くなったからかな!?はっはっはっはっ!」

 

俺は久しぶりの戦いに勝って笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一真

「なるほどな…そんな事が未来で起きて、お前は今に戻ってきたって事になるのか。」

 

俺はエマから話しを全て聞いていた。

だから今日ずっと様子がおかしかったのか…

 

エマ

「うん。未来じゃ私も一真君も死んじゃって…今日もその夢を見たから…だから…」

 

エマはまた泣きそうになっていた。

 

一真

「もう無理に思い出すな…」

 

俺はエマの頭に手を置いて、優しく撫でた。

 

一真

「大丈夫だ。俺はお前がワンダーライドブックを持っていたお陰で、仮面ライダーの事も思い出して、こうやって土豪剣激土もまた手にいれた。だからそんな絶望的な未来、俺がブッた斬ってやるよ!」 

 

エマ

「一真君…」

 

一真

「お前は俺が絶対に守ってやる!それに俺も絶対に死なねぇ!お前を置いて死ぬなんて俺は嫌だからな!わかったか?」

 

エマ

「うん…わかったよ。ありがとう…元気づけてくれて…」

 

一真

「当たり前だ!俺はお前の彼氏だからな!//自分の彼女が悲しんでいたら元気づけるのは当然だ//」

 

とは言ったが…何か恥ずいな…//

しかし土豪剣激土…どうやって持ち歩くかな?

そのまま背中に背負う訳にもいかないし…

 

一真視点…終

 

 

 

翌日

 

侑視点…

 

エマ

「とゆう訳で、私の恋人の土門一真君だよ。」

 

エマさんは同好会のみんなに彼氏さんを呼んで紹介してくれた。本当に付き合っている人がいたなんて、ちょっと驚きだな〜

 

一真

「よろしく。いつもエマが世話になってるな。」

 

しずく

「本当にエマ先輩に彼氏さんが…」

 

せつ菜

「まさか土門さんが仮面ライダーだったなんて、しかもあの最強と呼ばれた大地の剣士さんなんて…」

 

一真

「あれ?あんたどっかで?ん〜……」

 

エマ

「どうしたの一真君?」

 

一真

「あっ!そうだ!あんた中川会長じゃねぇか!眼鏡外して髪型も違うから、わからなかったぜ!」

 

せつ菜

「えっ!!な、何のこ…」

 

一真

「そんな隠す事ねぇだろ。黙っててやるからよ。」

 

せつ菜

「うぅ…すいません…お願いします。」

 

果林

「一真。貴方せつ菜とは知り合いなの?」

 

一真

「合同生徒会会議の時によく会うんだ。俺、生徒会の手伝いとかよくしてるからな。まぁそれはともかく…」

 

土門さんは涼牙さんと藤宮さんを見た。

 

一真

「まさか…こうしてまた会えるなんてな…

セイバー…エスパーダ…」

 

涼牙

「バスター…いや、今は土門さんだな。会えて嬉しいです。」

 

雷斗

「貴方が来てくれて心強いですよ。」

 

一真

「しかし、お前らと歳が近いってのも妙な感じだな。」

 

涼牙

「確かにそうですね。」

 

明日飛

「ん?炎城、どうゆう事だ?」

 

涼牙

「土門さんは最年長の剣士だったんだ。

前の世界では…確か50歳手前くらいだったかな?」

 

蒼希

「何!?」

 

希子

「えっ?おっさんじゃん!」

 

一真

「おっさん言うな!今は18歳の高校生だ!」

 

希子

「それとその背中のでかいギターケース何?」

 

一真

「土豪剣激土を持ち運ぶにはこれしかないんだよ。昨日探すのに苦労したぜ…ちなみにこれを選らんでくれたのはエマだ。」

 

希子

「土豪剣激土?何か凄い名前ね…軽々と持っているけど?」

 

一真

「持ってみるか?」

 

希子

「よし…てっ!うわ〜〜!!」

 

希子ちゃんは一土門さんからギターケースを貰って、持った瞬間に倒れてギターケースの下敷きになった。

 

希子

「お、重い〜!た、助けて〜!、」

 

一真

「おう。ちょっと待ってろ。」

 

蒼希

「いや、しばらくこのままでいいっすよ。

土門先輩の事おっさん呼びしたんで。」

 

希子

「ちょっと!兄貴〜!!」

 

エマ

「一真君、助けてあげて。」

 

一真

「わかってるよ。」

 

土門さんはギターケースを持ち上げてから、

再び背中に背負った。

 

希子

「た、助かった〜…」

 

蒼希

「先輩には敬語を使わなかった罰だぞ。」

 

希子

「うぅ…は〜い…」

 

明日飛

「確かにおっさん呼びは失礼だぞ。」

 

土門さんがおじさん…

全然見えないよ。

そういえばみんなの前の世界の姿ってどんなんなんだろう?

 

エマ

「私は一真君がどんな人でも、大好きだよ//」

 

一真

「エマ…//」

 

かすみ

「うぅ…す、凄いラブラブオーラが!」

 

「長年カップル感が凄いよ…」

 

果林

「二人共、こんな所でイチャイチャしないの。」

 

一真

「わりぃわりぃ、そうゆう果林もアイツと最近どうなんだ?」

 

果林

「別に恭とは何もないわよ…」

 

一真

「俺、恭とは言ってないぞ?」

 

果林

「んな!//…一真…貴方ね!//」

 

かすみ

「あれぇ?果林先輩も誰か気になる人がいるんですか〜?」

 

果林

「お黙り」

 

かすみ

「ふぇ〜ゆひへくらは〜い!」

 

かすみちゃんは顔を少し赤くした果林さんに両ほっぺを引っ張られた。

 

果林さんも誰か気になる人がいるのかな?

 

雷斗

「かすみ。あんまり想い人の事を聞くのはよくないぞ。

朝香さんだって隠したい事がある…」

 

果林

「貴方もお黙り!」

 

雷斗

「いへへ!?はんへほへまへ!?

(略 いてて!?何で俺まで!?)」

 

今度は藤宮さんも両ほっぺを引っ張られた。

 

明日飛

「あはは!何やってんだよ藤宮!」

 

歩夢

「くす、確かに…」

 

璃奈

「面白い。」

 

涼牙

「めったに見られない顔だな!」

 

「あははは!!」

 

これで仮面ライダーは後、四人…

早く他も見つかるといいな。

 

 

侑視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点…

 

 

「仮面ライダーの連中は一体何人いるんだ?

まぁアークの力が完全になれば、あんな奴らはどうとでもない…だが、邪魔だな…こいつを使うか…」

 

手に持っていたアルターライドブックを開き、

中からメギドが現れた。

 

「このアークの力と闇黒剣月闇を手に入れたと同時に私の手元にきたメギドの本…こいつは…他のメギドと何かが違うようだな…」

 

「当たり前だ。」

 

「ほう…貴様喋れるのか?」

 

「あぁ、俺がお前の元についたのは面白い事になりそうだからだ。」

 

「なるほどな…貴様、名前はあるのか?」

 

「俺か、俺の名前は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「デザストだ。」

 

 





次回 笑顔を見たくて


キャラクター紹介

土門一真(どもんかずま)
18歳 高校三年生


頼りがいがあって人柄もいい、
兄貴肌的な性格
学園では生徒会や教師からも信頼されるくらいの人物で、一部では学園の裏のリーダーと呼ばれるほど
(本人は知らない)
エマとは一年の時に用事で虹ヶ咲に来た時に偶々出会って、気が合って仲良くなってから何度も会うようになってから、お互いに想うようになって恋人同士になった。
告白は自分からしようとしたがエマからしてきたから、その時はびっくりして腰を抜かしたらしい。
付き合ってから、果林とも話すようになって仲良くなっており、果林も一真の事を信頼している。

前世では仮面ライダーバスターとして戦っていた。
最後の戦いに向かう前に、
メギドの大軍を相手にして最終的には大軍を倒したがダメージが大きくて、最後に仲間達に悔いのない笑顔を見せて力尽きて死亡した。
そして、この世界に生まれ変わった。


いや〜バスターは格好良いです!
今回変身する前に少しだけ生身の状態で、
土豪剣激土で戦うとこを書いてみたんてすけど、
アレを変身前で振りまわす事を想像したら…かなり凄いな…

さて、今回はエマの心情をメインにしてみました。
大切な人が目の前で殺されたらトラウマですからね…
同好会の子達には自分が殺された記憶がありますから、
仮面ライダー達はそんな彼女達を支えて救う意味もあります。

まぁ、大切な人を目の前で失ったのはエマだけではないんですけど……

それじゃあ最後に崩壊の未来の出来事を話します。
今回はかすみとエマです。


中須かすみ…崩壊の未来

突然メギドとマギア達の襲撃にあって、
雷斗に連絡をしようとしたところを
ゴブリンメギド達に見つかって、逃げる事もできなくて殺されて、死亡する。

エマ・ヴェルデ…崩壊の未来

今回本編にて描かれたとおり、
一真がバラバラになって死亡して絶望したところを、
バトルマギア達に見つかって、撃たれて死亡した。


それでは次回で!



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第6話 笑顔を見たくて


今回結構あっちこっちの視点になったな、
それと書いてたら気がつくと長くなっちゃった…


 

彼女達は少しずつ、仮面ライダー達を復活させる事に成功していた。

今度はエマ・ヴェルデのお陰で、

仮面ライダーバスターを復活させる事に成功。

 

残りは四人…

 

そして転生者は新たな刺客を用意した。

 

それはかつて仮面ライダーセイバー達が苦戦した…

 

メギド…その名は……『デザスト』…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

崩壊の未来…

 

 

何が…どうなっているの?

 

わからない…夢でもない…

 

今わかる事は私はあの赤い仮面をつけた黒い怪物から逃げて隠れていた……

 

私を逃がす為に友達が庇ってアイツに殺された…

 

やっと合流できた愛さんもアイツに…

 

怖い…アイツは何なの…?

 

しばらく隠れてだいぶたった…

 

早くここから逃げないと…

 

私は隠れている所から出て周りを確認した。

 

誰もいない?

 

今の内に…逃げられる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見ぃ〜つけた…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えっ……

 

振り向くと…

 

アイツが私に剣を振って…

 

ここで私の意識は…なくなった……

 

 

崩壊の未来…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「おい!侑!来たぞ!!」

 

「うわわ!?何処!?何処!?」

 

歩夢

「侑ちゃん!待ってて今行くから!」

 

明日飛

「いや、歩夢!お前の所にも来てるぞ!」

 

歩夢

「え!?うわ〜!ごめんなさ〜い!!」

 

「あっ!いた!ここだ!!」

 

明日飛

「馬鹿!何処に向けて撃ってんだ!しかもお前が撃ってるの俺だし!!」

 

「あっ!ごめん!てっ!うわぁ〜!!」

 

歩夢

「あ、明日飛君!何とかして〜!!」

 

明日飛

「だぁ〜〜!!無茶言うな〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日飛

「あ〜〜何かドッと疲れた…」

 

蒼希

「明日飛、大丈夫かよ?」

 

俺と歩夢と侑はさっきまでVRゲームをやっていた。

チーム分けで俺と歩夢と侑

もう一つは蒼希と希子と宮下さんと天王寺さんだ。

今日はこのメンバーでアミューズメントパークに遊びに来ていた。

この前来ようとしていたけど、アークの襲撃があったからな、他のメンバーは個人的な用事とか引き続き残りの仮面ライダー探しだ。

 

「う〜ん…前やった時よりは上手くできると思ったんだけどな〜」

 

歩夢

「侑ちゃんまたパニックになってたよね。」

 

明日飛

「いや歩夢もパニックになってたぞ…謝りながら撃っていたしな。」

 

歩夢

「うぅ、ごめん…」

 

「それにしても蒼希とねこっち!凄い上手だよね!」

 

璃奈

「凄く上手だった。」

 

蒼希

「まぁな。」

 

希子

「当然よ!前の世界じゃ特殊部隊にいたんたから!」

 

蒼希

「そのわりにはお前コケまくってたな…」

 

希子

「うぅ…VRじゃ感覚掴みづらいのよ…」

 

蒼希

「俺はすぐに掴んだぞ。懐かしい感覚だったからな」

 

「特殊部隊って事は…本物の銃で戦ってたの!?」

 

そういや、この二人は…特殊部隊所属だったな。

蒼希が隊長で希子が副隊長やってたな。

 

蒼希

「あぁ、てかショットライザーも銃だぞ。銃は使い慣れてるんだよ。」

 

希子

「あたし達兄妹はこれでも凄かったのよ。今も凄いけどね!」

 

蒼希

「だったらもうちょっと勉強しろ!今日もらった小テストの点数一桁だったじゃねぇかよ!」

 

希子

「うぅ…それは……」

 

蒼希

「期末も近いぞ。もし赤点だったらずっと補習だぞ」

 

希子

「成績の良い皆さん!勉強教えて頂戴ませ〜!!」

 

希子は泣きながら俺達に土下座しながら頼んできた。

普段からしないからだろ…

 

璃奈

「泣いてる…」

 

蒼希

「大丈夫だ。いつもこうだからな、中間の時も俺と愛にこうやって頼んできたんだよ…」

 

「そういえば、かすかすも雷斗に頼んでなかった?」

 

「かすみちゃんと希子ちゃんは似てる所があるのかもしれないよね。」

 

希子

「お願いします!お礼にあたしがとっておきの、お菓子を作るから〜!!」

 

蒼希

「やめろ!!死人がでるわ!!」

 

「それはアタシも反対!!」

 

明日飛

「同感だ!!」

 

歩夢

「どうゆう事なの?」

 

希子の作った食べ物はやばい!

アレを食った時…マジであの世に行ったと思った…

何か変な仙人みたいなおじさんと会ったくらいだしな…

 

みんなと話していた時

 

「あれ?璃奈か!?」

 

璃奈

「あっ…湊…」

 

天王寺さんに誰かが話しかけてきた。

この制服、うちの学園のと同じだな…

ネクタイの色を見るかぎり…一年か…

 

希子

「湊!?何であんたこんなとこにいんのよ!?」

 

「あれ、ニャン子。お前こそどうしてここに?」

 

希子

「希子よ!!ニャン子じゃなくて希子!」

 

蒼希

「よぉ湊。」

 

「あっ、どうもです大神先輩。宮下先輩も!」

 

「湊。何か久しぶりだよね。」

 

歩夢

「知り合いなの?」

 

「どうも。自分は風切湊(かざきりみなと)っていいます。鴻神学園の一年生です。」

 

「りなりーの中学の頃からの友達だよ。」

 

「そうなんだ。宜しくね湊君。」

 

「よ、呼び捨てで呼んでください。君呼びは結構こそばゆいんで//」

 

何か見た感じは今時感あるように見えたけど、

結構礼儀正しいな。

 

「そ、それより!璃奈!ニャン子から聞いてビックリしたぞ!スクールアイドル始めたんだって?」

 

璃奈

「うん。」

 

「そっか〜、高校からは別になって心配してたからな、最近ではクラスの子とも友達になったって聞いたし、お前が楽しそうで良かったよ!んで、ライブとかすんの?」

 

明日飛

「ライブ?」

 

「ここのステージ、最近スクールアイドルも使ってるみたいなんですよ。この前も東雲学院がやったらしいですから、璃奈がこうしてここにいるから下見してるのかと思ったんです。」

 

侑と歩夢と宮下さんと天王寺さん…

何かそういえばそうだな〜って顔してるな、

前にも同じ事経験してたのかな?

 

そんな時…

 

璃奈

「うん。やる」

 

「え!?りなりー!?」

 

璃奈

「私ここで、ライブやるよ。」

 

こりゃ何かが起きそうだな。

てか、結構思いきった事を言う子なんだな、

天王寺さんって…

 

明日飛視点…終

 

 

 

翌日

 

侑視点…

 

かすみ

「えぇ〜!?ライブ〜!?しかもまたあそこで!?」

 

次の日私達は璃奈ちゃんがライブする事を、

昨日いなかったメンバーに伝えた。

 

璃奈

「うん。湊に見てもらいたいから、前の時は伝えてなかったから見てもらっていない。」

 

しずく

「その人って…確かフェスの時に話していた人ですか?」

 

かすみ

「あぁ〜あの人か」

 

璃奈

「本当はあの時に見てもらうはずだったけど…あんな事があったから……」

 

そうか…本当なら璃奈ちゃんは湊君にライブしている姿を見てもらうはずだったんだけど、アークのせいで…

 

璃奈

「だから、友達にもまた見てもらうのと、湊には今の私を見てもらいたい。」

 

せつ菜

「そうなんですか。」

 

「それならやろうよ!愛さんも手伝うよ!」

 

歩夢

「私も手伝うよ!」

 

璃奈

「ありがとう。」

 

かすみ

「それで、ライブはいつなの?」

 

璃奈

「前と同じで、土曜日…」

 

かすみ

「また、急じゃん…」

 

果林

「けど、どうして前のライブの時にその子にライブの事を伝えなかったの?」

 

璃奈

「それは…恥ずかしかったから…

璃奈ちゃんボード、照れ//」

 

エマ

「もしかして…璃奈ちゃん。その人の事好きなの?」

 

彼方

「そうなの〜?」

 

璃奈

「………//」

 

璃奈ちゃんはボードで顔を隠して、ずっと照れているようだった。

 

「それなら、いいライブにしないとね!」

 

侑視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「よぉ、頑張ってるな〜」

 

俺はみんなの様子を見に来た。

みんな練習してるな〜

侑は記録?してるのか?

 

「あっ、明日飛。」

 

明日飛

「それにしても、また同じ所でライブするって言ってたけど、そうなのか?」

 

「うん。前は璃奈ちゃんの友達に見せる為にやったんだ。」

 

明日飛

「それで今度は風切にか、まぁ一回成功してるんだから、次もバッチリ成功するだろ。とりあえず、はいコレ、スポーツドリンクとかの差し入れだ。」

 

「ありがとう!」

 

明日飛

「あれ?ヴェルデさんと近江さん何処行くんだ?」

 

俺は二人が何処かへ行こうとしてるいるとこを見た。

 

「何か用事だって。」

 

明日飛

「そういえばさっき校門前で土門先輩を見たぞ。」

 

「えっ、そうなの?」

 

三人で一体何だろうな?

 

 

明日飛視点…終

 

 

一真視点…

 

 

エマ

「わざわざごめんね。一真君。」

 

一真

「気にすんな、え〜と彼方、何処にやったんだ?その…何とかって物は?」

 

俺はエマに頼まれて、彼方のなくした物を一緒に探していた。

 

彼方

「プログライズキーだよ。二つあって、もう一つはゼツメライズキー」

 

一真

「それって明日飛達が持っていた物か?あんな小さな物、簡単に見つかるのかよ…人手を増やした方がいいんじゃないか?」

 

彼方

「そうしたいんだけど〜」

 

エマ

「ちょっと訳ありで…」

 

一真

「どうゆう事だ?」

 

エマと彼方は説明してくれた。

 

一真

「なるほどな、悪党かもしれない奴のキーだからか…それで他のみんなはそいつの復活を良く思ってないって訳か…」

 

エマ

「一真君はどう思う?」

 

一真

「わかんねぇな、もしそいつが本当に悪党かどうかは実際に見極めてから決める。悪党だったらブッた斬る。それだけだ」

 

エマ

「一真君らしいね。」

 

一真

「まぁとりあえずそいつは見つけた方がいいな、誰かに拾われても面倒だし、敵さんに拾われても厄介だしな。」

 

エマ

「そうだね。」

 

一真

「しかし、彼方…お前が昼寝した所を探すって言ったけど…どんだけそこら中で寝てんだ!これで何ヶ所目だよ!?」

 

彼方

「いや〜ついウトウトしちゃって〜」

 

それでもやべぇよ…この子ちゃんと寝てるのか?

あぁ〜こりゃ探すのに骨が折れるな〜

 

 

一真視点…終

 

 

明日飛視点…

 

明日飛

「こうして見てると…平和な光景だな〜」

 

俺は練習している同好会のみんなを見てそう思った。

 

今でも信じられないな…

少し先の未来でみんな殺されて、

今に戻って来たなんて…

 

みんな今は笑顔でいるけど、記憶の中には自分が殺された記憶ってトラウマを抱えてるなんてな…

 

俺は…いや、俺達はこの子達の笑顔を守っていかないとな、絶対に…

 

さて、それともう一つ…

 

明日飛

「そこに隠れてないで、お前も近くで見学したらどうだ?風切」

 

「うっ!気づいてたんですか?」

 

俺が言うと、隠れて同好会の練習を見ていた風切が出てきた。

 

「蕾電先輩、結構鋭いですね…」

 

明日飛

「まぁちょっとな、何で隠れてたんだよ?」

 

「ちょっと璃奈の様子を、話しかけたら一生懸命練習してるのに邪魔しちゃ悪いかなと思って…」

 

明日飛

「律儀な奴だな〜、そういやお前、天王寺さんとは中学の頃からの友達って言ってたな。」

 

「えぇ、あいつ中学の頃、表情のせいでちょっといじめられてて、その時に助けてから話すようになって、お互いゲーム好きだったからそれで仲良くなったんです。」

 

明日飛

「そうなのか。それでもお前、天王寺さんの事だいぶ気にかけてるな?」

 

「えぇまぁ…俺は…あいつの事が好きなんです。一緒にいると楽しいし、落ち着きますから//」

 

明日飛

「サラッと言うな〜…それだったら告白すればいいんじゃないか?」

 

「そうしたいんですけど、璃奈はいい子だから…告白したら私なんかよりいい人がいるって言って断られそうで怖いんです…」

 

そ、そうか?

天王寺さん。確かに表情あんまりださないけど、

風切と会った時、嬉しそうに見えたけどな〜

 

「だから…俺はあの子の笑顔が見れたらそれだけで…」

 

明日飛

「あぁ〜!もう!じれったいな!男ならバシッと告白しろ!!」

 

「え、えぇ!!む、無茶ですよ!」

 

明日飛

「無茶も何もあるか!それに天王寺さんとは付き合い長いんだろ!だったらあの子の事は良くわかるはずだろ!」

 

「うぅ…」

 

風切は練習している天王寺さんを見ていた。

まったく…ちょっと希子の気持ちがわかった気がするな…癪だけど…

 

明日飛視点…終

 

 

 

 

数日後…

ライブ当日

 

 

侑視点…

 

 

いよいよライブ当日になって、みんなは始まるまで会場で待っていた。

 

ただ一人そわそわしていた…

 

「ほ、本当に大丈夫か…璃奈上手くやれるのかな…」

 

明日飛

「ライブをする本人より緊張してんじゃねぇか…」

 

「だ、だってよ〜…」

 

希子

「あんたは娘を心配するお父さんか!」

 

「大丈夫だよ湊君。璃奈ちゃんは絶対に成功するから!」

 

「何でそんな落ち着いていられるんですか!?」

 

まぁ…それは…二回目だからなんて言えないよね…

 

歩夢

「湊君。璃奈ちゃんこの日の為に練習頑張ったから、応援してあげてね。」

 

「りなりーは大丈夫だよ!」

 

蒼希

「ちゃんと見守ってやろうな。」

 

歩夢

「始まるよ。」

 

歩夢がそう言うと、

辺りは暗くなってステージのモニターの画面に

可愛いキャラクターが映って、

自己紹介した後にモニターが左右に開いて中心からスモークが出てきてその中からステージ衣装の璃奈ちゃんが出てきた。

 

明日飛

「おぉ〜…何か格好いい衣装だな…」

 

蒼希

「あの被ってるの凄いな、手作りか?」

 

希子

「可愛い〜…」

 

そして、曲が流れてライブが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「りなりー!良かったよ〜!!」

 

璃奈

「ありがとう。」

 

無事にライブは成功して、

私達は外に出て璃奈ちゃんにライブの感想を言っていた。

そして…

 

「璃奈!」

 

璃奈

「湊」

 

湊君が璃奈ちゃんにライブの感想を伝えに来た。

 

「本当に良かったよ…何だか少し見ない間にこんなにも成長していたんだな…最高のライブだったよ。」

 

璃奈

「ありがとう。湊。

璃奈ちゃんボード、ブイ!」

 

「おっ、何だそれ?可愛いな!」

 

璃奈

「テレ…//」

 

いい雰囲気だな〜

 

明日飛

「よし…風切そこで一気に…!!」

 

ん?明日飛は何言ってんの?

 

「璃奈……その…俺さ…もう一つ言いた事があるんだ//」

 

かすみ

「ん!?この展開はまさか…!?」

 

雷斗

「な、何…!?」

 

しずく

「来るんですか…!?」

 

希子

「おぉ!湊…やるじゃん…!」

 

え?まさか…そのまさか!?

この場にいたみんなは興味津々だった。

 

「いきなりかもしれない、けどさ…」

 

一真

「こいつはどうなるんだ…」

 

エマ

「み、見てるこっちが緊張するよ〜」

 

果林

「あらあら…」

 

涼牙

「俺達ちょっと見てるのあれなんじゃないか?」

 

せつ菜

「はわわわ…//」

 

「俺…俺さ!」

 

蒼希

「おお…!?」

 

「これは…!?」

 

歩夢

「うぅ…!?」

 

「お前の事が好……」

 

湊 璃奈以外

「(言え〜〜〜!!)」

 

湊君が璃奈ちゃんに告白しようとした

 

その時…

 

まるで邪魔をするように近くで爆発が起きた……

 

「どわ!?な、何だ!?」

 

璃奈

「わわ。」

 

爆発した所を見ると、シミー達がたくさん現れていて人々を襲っていた。

 

明日飛

「こいつら〜!!」

 

涼牙

「いい所で!!」

 

希子

「邪魔してんじゃないわよぉぉ!!!」

 

明日飛 涼牙 希子

「変身!!」

 

明日飛と炎城さん希子ちゃんはシミー達に変身して怒りながら向かって行った。

 

一真

「まぁ怒りたくもなるわな…」

 

果林

「確かにね…」

 

「何だ化け物と?それと…何か格好いいの!」

 

あっ…湊君に見られちゃった…

まぁこの場合仕方ないよね。

 

蒼希

「とりあえず愛達は早く逃げろ!シミー達は俺達が何とかする!」

 

「うん!みんな早く逃げ……!!?」

 

愛ちゃんが急に何かを見て静かになった。

 

「……嘘…」

 

蒼希

「どうしたんだ愛!?」

 

愛ちゃんは大神さんの腕にしがみついて身体を震わしていた。何かに怯えるように…

 

これって…

 

「匂うな…最低で最高に楽しそうな匂いがな!!」

 

急に誰かがそう言う事を言った。

何かと思ってみんながそこを見ると…

 

そこにいたのは剣を引きずって歩いている黒いメギドがいた…

 

雷斗

「んな!?アイツは!?」

 

一真

「まさかお前まで現れるなんてな…デザスト!!」

 

デザスト

「ほぉ…お前達は俺の事を知っているのか?」

 

あのメギド…普通に人間みたいに喋ってる。

普通のメギドとは何か違うの?

 

璃奈

「嫌……」

 

「璃奈?」

 

璃奈

「あぁ…嫌……嫌!!」

 

璃奈ちゃんも突然身体を震わせて怯えていた。

愛ちゃんも怯えているけど、

まさか二人共このメギドに!?

 

侑視点…終

 

 

璃奈視点…

 

何で…何で…何でまたアイツが現れたの……

 

震えが止まらないよ…怖い…怖いよ…

 

頭の中であの言葉が響く…

 

『見ぃ〜つけた…』

 

誰か……

 

デザスト

「何だお前…俺が怖いのか?怖がらなくてすむ方法を教えてやるよ…すぐに死ね…」

 

その言葉を聞いて、怪物を見ると私に向けて剣を振ってきていた。

 

まただ…前も私はこの後意識がなくなった…

たぶん私はあの時この怪物に殺されて死んだんだ…

そしてまた…私は…

 

「璃奈ちゃん!!」

 

私はもう駄目かと思って目を瞑った…

 

「ふざけんな!!」

 

デザスト

「何?」

 

目を瞑っていたからわからなかったけど、

私の身体が誰かに抱えられた感じがした。

 

私は目を開けると湊が私をお姫様抱っこして、

怪物の攻撃を避けていた。

 

デザスト

「よく避けたな…」

 

「璃奈を死なせるかよ!!」

 

湊は私を抱っこしたまま、みんなの所へ走って向かった。

 

歩夢

「璃奈ちゃん!大丈夫!?」

 

璃奈

「うん…」

 

「もう大丈夫だからな…」

 

私を下ろしてた後に、私を落ち着かせようと湊は頭を撫でてきてくれた。

 

「安心しろ…って言うのは無茶だけどさ、怖がるな…俺がいるから、な…」

 

湊に撫でられてると…不思議…

さっきまで怖かったのに少し落ち着いてきた。

きっと湊に撫でられているお陰だ…//

 

デザスト

「おいおい!俺をほったらかしか?」

 

一真

「いや…今から俺達が相手になってやるよ!」

 

雷斗

「土門さん!行きますよ!」

 

デザスト

「面白い…楽しませ…!?何だ!?」

 

かすみ

「わわ!?何です!急に強い風が!?」

 

エマ

「竜巻みたいなのがこっちに向かってるよ!?」

 

急に強い風が吹いて、竜巻みたいなのがこっちに向かってきて、形を変えて私達の目の前に刺さった。

 

しずく

「竜巻が…剣に!?」

 

雷斗

「これは風双剣翠風か!?」

 

一真

「こいつがここに現れたって事は!?」

 

剣が現れたと同時に私の持っている

ワンダーライドブックが光りだした。

 

「……あぁ〜何か…黒歴史を思い出しちまった…

マジないわ…璃奈、これを貰うぞ…」

 

湊は私からワンダーライドブックを取った。

 

「心配すんな、今思い出したから…お前は絶対に俺が守ってやるから!!」

 

さっき現れた剣を、湊は掴み取った。

 

璃奈視点…終

 

 

 

湊視点…

 

「よぉ…風双剣翠風…久しぶりだな。そして…」

 

俺は目の前の奴を睨んだ。

 

「デザスト…ま〜たお前かよ…何回戦えばいいんだよ…」

 

デザスト

「何を言っているんだ?俺はお前とは始めて会うぞ?」

 

「お前は知らなくても、俺は充分知ってるよ!」

 

そう言いワンダーライドブックを開いた。

 

《猿飛忍者伝》

 

『とある影に忍は疾風! あらゆる術でいざ候…』

 

ワンダーライドブックを閉じて、

風双剣翠風に収めてから剣を二本に分離させた。

 

「変身!」

 

『猿飛忍者伝!』

 

『双刀分断!壱の手、手裏剣!』

 

『弐の手、二刀流!』

 

『風双剣翠風!』

 

俺は二本の剣を振って、

俺の周りに風が纏っていって姿が変わって、変身が完了した。

 

『翠風の巻!

甲賀風遁の双剣が、神速の忍術で敵を討つ!』

 

「仮面ライダー剣斬…再び復活!!」

 

デザスト

「お前が仮面ライダーか!」

 

剣斬

「またあの世に送ってやるよ…行くぞデザスト!」

 

デザスト

「面白い!!」

 

俺はデザストに向かって走って行った。

 

湊あらため…

剣斬視点…終

 

 

蒼希視点… 

 

湊の奴、仮面ライダーになりやがった…

 

あれは忍者か?

双剣を上手く使って戦っているな、

それと動きが速い、あいつはあの速さと剣を上手く組み合わせた戦いが得意なんだな。

 

よし俺も…と、その前に…

 

蒼希

「愛…」

 

俺は愛の頭に手を置いた。

 

蒼希

「あのメギドに何されたか知らねぇが…お前のトラウマくらい俺がぶっ飛ばしてやるから…安心しろ…」

 

「蒼希…」

 

俺はベルトを巻いて、キーを取りだした。

 

蒼希

「それに…愛を…怖がらせたんだ!…ぐっ!ただじゃ済まねぇよ!!うおぉぉぉ!!!」

 

一真

「えっ、おい…お前それ壊れるぞ…」

 

蒼希

「らぁ!!」

 

俺はキーを無理やりこじ開けてボタンを押した。

 

《パワー!》

 

歩夢

「それってそんな開け方だったかな?…」

 

「で、でた〜…蒼希の無理やりこじ開け…」

 

エマ

「物は大切にしないと駄目だよ〜」

 

《オーソライズ》

 

《Kamen Rider...Kamen Rider...》

 

蒼希

「変身!」

 

《ショットライズ!》

 

蒼希

「はぁ!!」

 

ショットライザーで撃った弾丸は俺に向かって来て、

弾丸を裏拳で殴って、

アーマーが展開して装着されていって変身が完了した。

 

《パンチングコング!》

 

"Enough power to annihilate a mountain."

 

せつ菜

「これってゴリラですか?」

 

かすみ

「もうあんな変身の仕方じゃ、ゴリライズじゃないですか〜」

 

「ゴリラだけにゴリライズ…ぶっ!あははは!!

かすかす…やめてよ!あははは!!」

 

バルカン

「色々言いたいが!愛が笑ったから良しとする!!」

 

雷斗

「いいのかよ!?」

 

バルカン

「二人はみんなを頼む!!」

 

俺は藤宮と土門先輩にみんなの事を任せて、

変身した湊に加勢する為に走って向かって行った。

 

バルカン

「うぉら!!」

 

デザスト

「もう一人か!」

 

剣斬

「どわ!?え?誰…?」

 

バルカン

「湊!手を貸すぜ!」

 

剣斬

「その声…大神先輩!?」

 

デザスト

「いいぞ!楽しくなってきたぞ!」

 

バルカン

「うるせぇよ!!」

 

デザストの剣の攻撃を防いで、パンチ攻撃を連続でくらわしていった。

 

デザスト

「ぐっ!フハハ…」

 

剣斬

「とりあえず…援護は助かるな!」

 

バルカン

「行くぞ!!」

 

蒼希あらため…

バルカン視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

ゼロワン

「たく!こいつらも数が多いな!」

 

セイバー

「あぁ、もしかしたら転生者は戦力が整ってきているのかもしれないな…」

 

それはそれで厄介だな…

それでも…みんなを守るって決めたんだ!

 

ゼロワン

「こいつで行くか!虎ちゃん!」

 

タイガーのキーをだして使おうとしたら…

 

バルキリー

「明日飛!ごめん!ちょっと借りるよ!!」

 

ゼロワン

「えっ!?おい!」

 

バルキリーは俺からタイガーのキーと

アタッシュカリバーを勝手に持っていった。

 

バルキリー

「それじゃあ行くよ!」

 

《ファイヤー!》

 

《オーソライズ》

 

《Kamen Rider...Kamen Rider...》

 

《ショットライズ!》

 

バルキリー

「よっと!!」

 

バルキリーは撃った弾丸を回し蹴りで当てて、

それからアーマーの姿が変わった。

 

《フレイミングタイガー!》

 

"Explosive power of 100 bombs."

 

バルキリー

「始めて使ったけど良さそう!」 

 

アタッシュカリバーを逆手に持って、

シミー達を斬っていき、足を燃やして蹴りで攻撃していった。

 

セイバー

「希子って…戦闘は凄いよな…」

 

ゼロワン

「戦闘はな…てか俺の!!」

 

エスパーダ

「何やってんだお前ら、戦闘の真っ最中に?」

 

ゼロワン

「藤宮!みんなは!?」

 

エスパーダ

「みんなは逃した。今は土門さんも一緒にシミー達を片付けてる!」

 

ゼロワン

「そうか、それなら良かった…」

 

エスパーダ

「後、デザストが現れたぞ!」

 

セイバー

「何!?デザスト!?アイツまでいるのか!?」

 

デザスト?何だそいつ?

 

エスパーダ

「デザストは大神と風切が戦ってる!」

 

風切が!?

あいつ仮面ライダーだったのか…

何か色々起こるな〜

まぁとりあえず…

 

ゼロワン

「まずはこいつらを倒すぞ!」

 

《ファング!》

 

《オーソライズ》

 

シャークのキーをスキャンさせて、俺の前が光りだして、

鮫のライダモデルが現れた。

 

ゼロワン

「こいつで斬るぜ!」 

 

《プログライズ!》

 

《キリキリバイ!キリキリバイ!》

 

《バイティングシャーク!》

 

"Fangs that can chomp through concrete."

 

今の姿のアーマーが変形と移動して、

マスクは左右に分割して上下逆に側頭部に、

胸部アーマーは腕に移動して、鮫のライダモデルは分解して再構築されて上から照射されて装着された。

 

セイバー

「鮫か!なら俺も、二冊なら負担が少ないからいけるな!」

 

エスパーダ

「それなら俺も」

 

《西遊ジャーニー!》

 

『とあるお猿さんの冒険記、

摩訶不思議なその旅の行方は…』

 

《ニードルヘッジホッグ!》

 

『この弱肉強食の大自然で、

幾千もの針を纏い生き抜く獣がいる…』

 

セイバーとエスパーダはそれぞれ本をだして、

一度剣を収めてから本を装填して、

再び抜刀した。

 

『烈火抜刀!』

 

『奇跡の西遊ドラゴン!』

 

『烈火二冊!ウッキウキのお猿も加わり、火炎の剣が舞い踊る!』

 

『黄雷抜刀!』

 

『トゲ!トゲ!ランプドヘッジホッグ!』

 

『黄雷二冊!キュキュッと擦ると現れた、その魔神への願いとは、チクチクの鎧だった!』

 

 

セイバーは左腕が変わって、

エスパーダは真ん中の部分が変わった。

 

凄いな…

 

セイバー

「良し!二冊は大丈夫だな。」

 

エスパーダ

「三冊はまだ使えるまで調子が戻っていないからな。」

 

ゼロワン

「行くぞ!」

 

俺達はそれぞれ別れて、シミー達を倒していった。

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

バスター視点…

 

バスター

「うぉらぁ!!」

 

俺は土豪剣激土を振って、シミー共を倒していた。

 

しかし…勢いはいいが、俺自身が剣の腕と体力が少し落ちてるな…情けねぇな…本調子に戻す為にも鍛えないとな。

 

バスター

「おっと!!」

 

俺は攻撃をしてきたシミーの攻撃を避けて、

そいつを土豪剣激土でふっ飛ばした。

 

危ねぇ〜…今は戦いに集中しないとな!

 

その時だった…

 

《JACKING BREAK》

 

バスター

「どわ!?何だ!?」

 

突然黄金色の衝撃波がシミー達を倒していって俺の周りにいた奴らは全て倒された。

 

《ZAIA ENTERPRISE》

 

衝撃波が飛んできた方を見ると…

そこには見慣れない仮面ライダーがいた。

 

「………」

 

バスター

「お前は?」

 

何か派手な奴だな…

全身金色で目が紫で、角が結構あるな…

後、衝撃波はあの持ってる武器で放ったのか?

 

「…………」

 

謎の仮面ライダーは何も喋る事なく、

残っているシミー達を倒していった。

 

バスター

「何だあいつ?」

 

見た感じだと、明日飛達が変身した仮面ライダーに似てるな…しかしあいつは誰だ?

 

バスター視点…終

 

 

剣斬視点…

 

剣斬

「はぁ!!」

 

俺は大神先輩が変身した仮面ライダーバルカンと一緒に連携して、デザストと戦っていた。

 

こいつ本当に厄介だな…

二人がかりで戦っているのにまだ余裕がありそうに、笑っていやがる…

 

それに俺自身も久しぶりの変身で、

弱くなってる気がするな…

昔の俺だったら絶対言わなかったと思うけど、

大神先輩の援護は本当に助かるな…

 

てか…この人…

 

バルカン

「うらぁ!!」

 

デザスト

「ぐっ!ハハ!楽しいな!」

 

バルカン

「何笑ってやがる!」

 

強いな…

デザスト相手にかなり攻めてるし、

剣の攻撃を腕で防いで、隙があるところにパンチ攻撃を連続でくらわしていって、銃とか使って攻撃をしている。

 

けど、俺も…

 

剣斬

「負けてられないな!」

 

俺は風双剣翠風を逆手にもって高速で動いて、

デザストに剣撃をくらわしていった。

 

デザスト

「はぁ!」

 

デザストは背中のマフラーを使って俺を捕まえようとしたが…

 

バルカン

「させるかよ!」

 

バルカンがマフラーを掴んで俺を捕らえるのを阻止してくれて、

さらにバルカンはマフラーを引っ張って自分の所へと引き寄せてパンチ攻撃をくらわした。

 

デザスト

「ぐあ!ハハ…フハハ!!いいぞ…お前ら…」

 

バルカン

「さっきから何なんだこいつは?」

 

剣斬

「そうゆう奴なんですよ!」

 

俺は風双剣翠風を手裏剣モードにして、

収めていたワンダーライドブックを取り外して、

風双剣翠風についてある速読機に猿飛忍者伝のワンダーライドブックを読み込ませた。

 

《猿飛忍者伝!ニンニン!》

 

剣斬

「疾風剣舞!回転!」

 

《翠風速読撃!ニンニン!》

 

風双剣翠風の刀身に風のエネルギーを纏わせて、

四枚の手裏剣型エネルギー刃を飛ばして攻撃した。

 

デザストは四枚の内三枚の手裏剣を弾き、

一枚だけ防いで、動きが止まった。

 

バルカン

「今だ!」

 

《パワー!》

 

《パンチングブラスト》

 

バルカン

「くらいやがれ!」

 

バルカンは銃を構えて狙いを定めた。

 

 

 

 

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バルカン

「らぁ!」

 

デザスト

「!?」

 

両腕の腕をロケットのように発射させて、

手裏剣を防いで動きが止まっているデザストに命中して、デザストはロケットパンチをくらった勢いで上空に上がった。

 

《パワーパンチングブラスト!》

 

剣斬

「銃で撃つんじゃなくってそっちを飛ばすのかよ!」

 

そう言いながら、俺もデザストに向かって俺自身が手裏剣のように高速回転しながら突進して、デザストを切り刻んだ。

 

デザスト

「ぐあぁぁ!!」

 

デザストは切り刻まれて、上空で爆発して、

俺は地面にへと着地した。

 

バルカン

「よし!やったな!」

 

剣斬

「…………」

 

バルカン

「おい?どうした?」

 

剣斬

「いえ…」

 

たぶん奴は死んでないな…

一瞬だが奴が爆発した時に何かが飛んで逃げて行ったからな…はぁ…また長い戦いが始まるのかよ…

 

バルカン

「とりあえず残りの奴らを片付けるぞ!」

 

剣斬

「はい!」

 

落ち込んでてもしょうがない、

今は目の前の事を終わらせないとな。

 

剣斬視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

《バインディングインパクト!》

 

《西遊ジャー!ふむふむ••• 習得一閃!》

 

《ヘッジホッグ!ふむふむ••• 習得一閃!》

 

 

ゼロワン セイバー エスパーダ

「「「はぁ!!!」」」

 

俺達はシミー達に技を放って倒していった。

 

ゼロワン

「蒼希と風切も参戦してくれたから、何とか片付いたな。」

 

セイバー

「あぁ、しかし今回は数が多かったな…」

 

俺達が話していると…

 

バルキリー

「待てぇ!!!」

 

エスパーダ

「何だ!?」

 

叫ぶ声が聞こえて、

そこを見ると…アイツは!?

 

バルキリー

「何でお前がここにいるのよ!?」

 

「…………」

 

バルキリー

「答えなさいよ!!」

 

アイツはバルキリーに答える事もなく静かに去ろうとしていた。

 

バルキリー

「何無視してんのよ!!この…」

 

バスター

「おい!落ち着け!」

 

バルキリー

「ちょっ!離してよ!離せ!!アイツを今ここでぶっ倒してやる!!」

 

バルキリーはアイツに攻撃しようとしたが、

バスターに止められて身動きが取れなくなっていた。

怒る気持ちはわかるが…

 

それよりも、アイツが何で…!?

 

セイバー

「あの金色の仮面ライダーは?」

 

ゼロワン

「仮面ライダーサウザー…近江さんが持っていたキーで変身する仮面ライダーだ…」

 

エスパーダ

「サウザーって、この前話していた奴か?」

 

ゼロワン

「あぁ…」

 

サウザー…何も喋らなかったけど、誰何だ?

 

 

 

その後、

 

俺達は変身を解いて、

同好会のみんなと合流した後に、

近江さんにサウザーの正体は誰なのかを聞いたけど…

 

近江さんは最近キーをなくしたらしく、

あのサウザーは誰がなっているのかは、わからなかった。

 

ただサウザーは土門先輩を助けてくれたって聞く…あのサウザーが誰かを助けるなんてどうゆう事だ?

 

サウザーの事を知る俺と蒼希は半信半疑だったけど、希子はまったく信じてなかった。

 

それどころか怒りに怒りまくって、またヤケ食いし始めるし…希子とサウザーを会わせるのはあんまりだな…

 

 

ゼロワンあらため…

明日飛視点…終

 

 

湊視点…

 

「あぁ〜…何か今日な色々あったな〜」

 

璃奈のライブから、

シミー達とデザストの野郎は現れるし、

俺は再び風双剣翠風を手に入れて記憶が戻るし、

黒歴史だ…あの時の俺をマジで殴りたい!

それとこれ…どうやって持ち運ぶか?

この剣鞄に入らないしな…

はぁ…ちょうどいいサイズのを探すか…

 

璃奈

「湊」

 

「ん、どうした璃奈?」

 

璃奈

「私に伝えようとした事って何?」

 

あっ……そうだった!!

 

俺、璃奈に告白しようとしたんだった//!!

 

「あぁ!え〜とだな…//」

 

璃奈

「うん…」

 

「俺…俺…………今日は疲れたから戻るわ〜//!!」

 

璃奈

「え?」

 

俺は顔を真っ赤にして猛ダッシュでこの場を後にした。

 

「駄目だ〜!!恥ずかし過ぎだろ〜//!!」

 

こんなんで告白なんて…いつになるんだよ…

 

まぁ今日のライブで本人は気づいてるかわからないけど、璃奈の口が笑ってたんだよな…

 

とりあえず素顔で見た訳じゃないけど、

あいつが笑ってたのを見れてよかったかな。

 

いつか素顔の笑顔を見たいな〜

 

けどその前に告白してぇよ…俺のヘタレ〜…

 

 

湊視点…終

 

 

サウザー視点…

 

 

サウザー

「ここでいいか…」

 

人気がない所に着いて変身を解いた。

 

「バルキリー…俺を恨んでいたな…当然かあれだけ酷い事をしてきたんだ。ゼロワンとバルカンも俺を恨んでいるよな…」

 

俺はサウザンドライバーを見た。

何故、彼方がキーを持っていたんだ?

 

わからないがこれだけは言える…

 

全てを思い出した時に、俺の中に湧き上がってきたのは…罪悪感の気持ちだ…

 

生まれ変わって今の人生を歩んだからか…

 

当時考えてなかった。

自分は何て愚かな事をしたって気持ちがずっと心にある…今こうして再びサウザーになった…

 

この世界にも敵がいる。

 

過去の罪は消せない、

俺が今できる事は罪を背負い、償いになるかはわからないが、世界を守るのと大切な人の為に戦おう…

 

サウザー視点…終

 

 

 

 

 

???視点…

 

「随分と簡単に倒されたな…デザスト」

 

デザスト

「別にいいだろ…俺は簡単に楽しみを終わらせたくないだけだ。」

 

「それで手加減していたとゆう事か…変わった奴め…まぁいい、次に面白い事をする。最近かなりの悪意を持つ人間が現れた。これをその人間に渡してこい…」

 

デザスト

「何だコレは?こんな物で何が起こる?」

 

「…………だ。」

 

デザスト

「フハハハ!それは面白い!いいだろう渡してきてやるよ…」

 

「頼むぞ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 罪を背負う男と彼方の気持ち


キャラクター紹介

風切湊(かざきりみなと)
16歳 高校一年生


素直で嘘がつけないのと正義感が強く、
困っている人を見たら放っておかない性格
結構なゲーマーで一度やったら極めるまでやる。
誰とでも仲良くなれるタイプで、先輩や年上の人には絶対に敬語で話す。(本人曰く礼儀は絶対ちゃんとする。たぶん前世がいい加減だった影響のせい…)
璃奈の事をずっと片想いしている。
告白一歩手前までいったのに、やっぱり恥ずかしくなって逃げた。(ヘタレ…)

前世では仮面ライダー剣斬として戦っていた。
当時は自分の強さを絶対として生きていて、
他人の事なんてまったく気にする事がなく、人の話しをよく聞かない、自分が絶対に正しいと、精神的にもだいぶ幼かった。
デザストと何度も戦い、
最終的にはデザストを完全に倒す事に成功したが…
力尽きて、命を落とす。
そしてこの世界に生まれ変わった。

今は本人はこの頃の性格は黒歴史と言っている。
たまに前の世界の口癖がでるとか…



剣斬はちょっと精神的にまともにしてみました。
本家の剣斬が今後どうなるのかわからないですけど、
アレは…ちょっとね……

さて、今回からデザストが参戦。
この作品のデザストは転生者の部下って言うよりは、一緒にいたら楽しそうな事が起きるからいるってだけです。
でも性格は残忍なのと、ちょっとヤバい奴感があります。


そしてサウザーの正体は誰なんでしょうね(棒)

まぁアニガサキ基準できて残り7話、
一応半分まできたかな…

残り7話で終わるって訳じゃありませんよ!
この作品はまだまだ続きます!

とりあえず今回の崩壊の未来の出来事
愛と璃奈です


宮下愛…崩壊の未来

璃奈を探して逃げまわって、
何とか見つかった後にデザストに背後から斬られて、倒れたところを刺されて死亡する。

天王寺璃奈…崩壊の未来

今回の本編の序盤にあった通り、
デザストから逃げて、隠れていて、いなくなったと思って安心していたところを見つかって振り向いたと同時に斬られて死亡した。


今回バルキリーがフレイミングタイガー使ったけど、
音声はあれで良かったのかな?
ショットライザー買って色々試してみようかな…


それでは次回で!





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第7話 罪を背負う男と彼方の気持ち


また長くなっちゃった。
何だか今回の話し…
書いてて思ったけど…
7話でやっていい内容かこれ?



 

仮面ライダー剣斬を復活させる事に成功し、

デザストとシミー達を退ける事はできた。

 

だが、同時に仮面ライダーサウザーが現れる。

 

敵意もなく、ただ敵を倒し、己の罪を背負う…

 

かつては悪であった彼はどう変化したのか…

 

ただ…変化はそれだけではないようだ。

 

世界を守る為とは言え、

転生者もイレギュラーだが…

仮面ライダー達もまたイレギュラーの存在…

 

そのせいで以前存在しなかった敵が現れる事になってしまったようだ…

 

さて…彼らと彼女達はこの問題にどう動く?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

涼牙視点…

 

涼牙

「わざわざ悪いな、せつ菜。」

 

せつ菜

「いつもお世話になっていますから、これぐらい良いですよ。」

 

俺は今日買い物に出掛けて、

結構買って大荷物になって帰っていたところに偶々、

せつ菜と出会って荷物を少し持ってもらっている。

 

せつ菜

「それにしても随分沢山買ってますけど?」

 

涼牙

「あぁ、俺一人暮らしだからな、小説書いてる時に缶詰めになる事もあるからこうやって沢山買っておくんだ。書き終わって飯作ろうとしたら冷蔵庫が空っぽなんてあったから、それ以来こうやって沢山買うようにしてるんだ。」

 

せつ菜

「そうなんですね。そういえば最近は仮面ライダーとしても活動してますけど原稿とかは大丈夫なんですか?」

 

涼牙

「そこは大丈夫。ちゃんと最近書き終わって出版社に持って行ったよ。」

 

せつ菜

「とゆう事は…もうすぐ新刊がでるんですか!?」

 

涼牙

「あぁ、でるよ。」

 

せつ菜

「それは楽しみです!逃さない為にちゃんと買わないと!」

 

涼牙

「あれだったら、わざわざ買わなくても出来上がった本は俺の所に届くからあげるよ?」

 

せつ菜

「いえ、私はファンとしてちゃんとお店で買って読みます!あぁ〜今から楽しみです!」

 

涼牙

「本当、俺の小説が好きなんだな。」

 

せつ菜

「はい!そういえば今のシリーズが終わったら、どうするんですか?」

 

涼牙

「一応新作を考えているけど…まだアイディアはないな〜…」

 

せつ菜

「だったら次は、私、参上!みたいな決め台詞があるヒーローとかどうですか!?」

 

涼牙

「そうだな…考えておくよ。」

 

せつ菜

「本当ですか!絶対ですよ!」

 

せつ菜は目を輝かせていた。

本当こうゆうとこが可愛いよな〜

 

せつ菜

「話しは変わりますけど、涼牙さん。最近のニュースは見ましたか?」

 

涼牙

「え?どのニュースだ?」

 

せつ菜

「例のスクールアイドルの事件です。」

 

涼牙

「あぁ…アレか、可哀そうだよな…確か虹ヶ咲と同じで同好会の子達がスクールアイドルやってたんだろ。」

 

せつ菜

「はい。それとソロアイドル活動もやってて、私達の学園の同好会と似てて注目もされて人気になっていたんですけど…」

 

涼牙

「謎の襲撃があって…その子達が殺されたか…」

 

最近ニュースでとある学園のスクールアイドル達が全員謎の襲撃にあって殺されるって言う、殺人事件が起きた。

目撃者がいて、怪物がやったとか言ってるが…

まさかな…

 

それで俺は何か他人事に感じられなくってその学園の子達を少し調べた…

 

涼牙

「少し調べてみたんだけど、本当虹ヶ咲と似てたみたいだな、人数も十人で一人は高咲さんと同じでサポートしてたとか、でも最近は同好会から部活に変わったみたいだぞ。」

 

せつ菜

「そうだったんですか!?言われてみれば確かに…メンバーが増えていたような…」

 

涼牙

「何でもそこの学園長の娘がプロの作曲家を連れてきて、一緒に入ったと同時に部になったとか…」

 

せつ菜

「プロの作曲家!?」

 

涼牙

「それと最新の練習設備とか用意していたとか…わかってる事はこれぐらいだけど、何か同好会から部に変わってからこれじゃあ…スクールアイドルって言うより…俺個人から見たら、アイドルもどきみたいだよな…」

 

せつ菜

「確かに…そうですよね…」

 

涼牙

「俺が思うにはスクールアイドルってさ、練習場所はやろうと思えば何処でも出来るし、自分達で曲や衣装を作ってるから良いと思うんだ。プロなんて使ってきたら、それはもうスクールアイドルじゃなくなる気がすると思う…あっ!何かごめんな、素人が勝手な事言ってるみたいで…」

 

せつ菜

「いえ、涼牙さんの言う事は間違っていませんよ!涼牙さんもスクールアイドルの事を見てくれてるんですね。」

 

涼牙

「そりゃあ…せつ菜が楽しそうにしてるから興味だってでるよ。他のスクールアイドルの動画見たりしてるし…けど俺はずっと、せつ菜のファンだからな//!」

 

せつ菜

「!!//…あ、ありがとうございます…//」

 

考えてみれば俺、

せつ菜みたいな可愛い子とこうして仲良くやれてるのって凄いよな…前の世界じゃ考えられなかったしな…

 

前の世界じゃ恋人なんてまったく縁がなかったし、

恋人っていったら確かブレイズに恋人がいたな…

 

「きゃあぁぁぁ!!」

 

そう考えていた時、

近くで叫び声が聞こえた。

 

涼牙

「!?」

 

せつ菜

「今のは!?」

 

涼牙

「近くだ!!」

 

せつ菜

「あっ!待ってください!」

 

俺は叫び声が聞こえた方へ走って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

涼牙

「アレは!?」

 

叫び声が聞こえた所へ着くと女の子が襲われそうになっていた。

襲おうとしていたのは…

 

せつ菜

「マギア…ですか?」

 

涼牙

「何だかいつもの奴と違う気が…?」

 

鳥のような外見なのはわかるが…

マギア?がいつもと違って見えたのは、

外見もだけど、ベルトが違うからだ。

あれって大神兄妹のベルトに似てるな…

 

せつ菜

「あれ?襲われそうになってるのって…遥さん!?」

 

涼牙

「知ってるのか?」

 

せつ菜

「彼方さんの妹さんですよ!」

 

涼牙

「何!?とにかくあの子が危ない!」

 

《ブレイブドラゴン》

 

俺はソードドライバーをつけて、ワンダーライドブックを装填してから聖剣を抜刀した。

 

涼牙

「変身!」

 

『烈火抜刀!』

 

『ブレイブドラゴン〜♪』

 

セイバー

「俺がアイツを相手にしている間に、せつ菜はあの子を連れて逃げろ!」

 

せつ菜

「わかりました!」

 

俺はマギア?に向かって行った。

 

セイバー

「やめろ!」

 

俺は襲われそうになっていた子の前に割って入って、

マギア?に攻撃した。

 

セイバー

「大丈夫か!?」

 

「あ、貴方は…?」

 

セイバー

「せつ菜!今の内に!」

 

せつ菜

「はい!早くこっちへ!」

 

せつ菜は襲われそうになっていた子を連れて、

この場を離れて行った。

 

マギア?

「貴様…よくも邪魔を!」

 

セイバー

「何だ?いつものマギアと違って普通に喋るな…」

 

マギア?

「お前…あの金色の奴の仲間か!?」

 

セイバー

「金色の奴?…サウザーの事か?」

 

マギア?

「邪魔をするな!私は目的を果たす為に行動しているんだ!!」

 

セイバー

「目的?」

 

マギア?

「そうだ…私は全てのスクールアイドルを殺す事だ!」

 

セイバー

「何!?何でそんな事を!?」

 

マギア?

「黙れ!私の邪魔をするな!!」

 

マギア?は両腕のクローで攻撃してきた。

 

セイバー

「おわ!この!」

 

俺は攻撃を防いでから、反撃していった。

 

マギア?

「うあぁぁ!!」

 

セイバー

「ぐっ!…」

 

何だこいつ…普通のマギアと違ってパワーが、

全然違うぞ…強いな。

 

だったらこうするまでだ!

 

俺はマギア?を蹴って距離をとって、

剣をドライバーに納刀してから、

もう一冊のワンダーライドブックをだして装填してから、再び抜刀した。

 

《西遊ジャーニー》

 

『烈火抜刀!』

 

『奇跡の西遊ドラゴン!』

 

セイバー

「はぁ!」

 

二冊を使った姿になってマギア?に連続で攻撃をくらわしていって、火炎剣烈火の刀身にワンダーライドブックをスキャンした。

 

《イーグル!ふむふむ…習得一閃!》

 

セイバー

「これでどうだ!」

 

俺は炎を帯びた竜巻を飛ばして、マギア?にくらわしたが…

 

マギア?

「ぐっ…この…!」

 

セイバー

「なっ!効いてないのか!?」

 

マギア?はまったく効いてないようだった…

やっぱりこいつは今までとは何かが違うみたいだな…

 

マギア?

「くそ!貴様何かと相手している暇じゃないんだ!」

 

マギア?は両腕を構えて撃ってきた。

銃にもなるのか、あの腕は!?

 

セイバー

「ぐっ!…うわ!!」

 

俺は多少は防いだけど、攻撃が当たって吹っ飛んでしまい、マギア?は翼を展開して飛んでいった。

 

セイバー

「逃げられたか…ん?」

 

周りを見てて、ある奴が見えた。

それは仮面ライダーサウザーだった。

 

サウザー

「…………」

 

サウザーは俺に気づいている筈だけど、

何も言わずに何処かへと行ってしまった。

 

セイバー

「何なんだ?…あいつもあのマギアを追ってるのか?とりあえずせつ菜と合流しないとな。」

 

俺は変身を解いて、せつ菜に合流する為に移動した。

 

涼牙

「お〜い!せつ菜〜!」

 

せつ菜

「涼牙さん!こっちです!」

 

俺はせつ菜と近江さんの妹さんと合流した。

 

せつ菜

「あの敵は?」

 

涼牙

「すまない。逃げられた…」

 

せつ菜

「そうなんですか…けど涼牙さんが無事でよかったです。」

 

涼牙

「君は怪我とかない?」

 

「はい…大丈夫です…」

 

涼牙

「よかった…」

 

「あの…もしかしてお姉ちゃんが言っていた、

仮面ライダーさんですか?」

 

涼牙

「え!?何で仮面ライダーの事を?」

 

「お姉ちゃんから話しをよく聞くので…」

 

涼牙

「近江さん…身内でもあんまり言いふらすなよ…まぁいいか…」

 

「あの怪物…きっとアレだ…」

 

涼牙

「アレ?」

 

「最近噂になっている事を知っています?」

 

せつ菜

「噂?」

 

「はい…噂で最近起こった殺人事件の犯人は怪物って目撃した人がいるんです。怪物なんて本当にいる訳ないって誰も信じてなかったんですけど…さっき実際に…」

 

涼牙

「そういえば…全てのスクールアイドルを殺すとか言ってたな…まさかとは思ったが犯人がマギアなんてな…」

 

せつ菜

「ちょっと待ってください!全てのスクールアイドルを殺す?そんな事を言ってたんですか!?」

 

涼牙

「あぁ…これは…マズい事になるぞ…」

 

 

涼牙視点…終

 

 

 

 

 

 

翌日

 

侑視点…

 

「全てのスクールアイドルを…殺す…!?」

 

私達は部室に集まって、

涼牙さんから昨日戦った敵の目的を聞いて、

みんなは顔を青くした…

 

涼牙

「とりあえず近くの人気のスクールアイドルがいる学校には、みんながそれぞれ向かっている。」

 

他の人気のスクールアイドルがいる学校に、

土門さんと藤宮さんと湊君と希子ちゃん。それぞれの仮面ライダーが向かっていてくれたみたい。

 

今ここにいる仮面ライダーは、涼牙さんと明日飛と大神さんの三人がいる。

 

それより、涼牙さんが昨日戦った敵を聞いて明日飛と大神さんは深刻な顔をしていた。

 

明日飛

「マズいな…」

 

蒼希

「明日飛、お前メタルか最悪アサルトは使えないのか?」

 

明日飛

「まだキツいな、シャイニングはギリ使えるかもしれないが…お前のアサルトは使えないのか?」

 

蒼希

「駄目だな。アサルトに関しては…反応すらしない、アイツのチップが俺の頭からなくなったからな…それでランペイジを使ったら身体が吹っ飛んじまったから…まだ使えねぇな…」

 

明日飛

「そうか…」

 

「だいぶ深刻そうな顔してるけど、涼牙さんとせつ菜ちゃんが昨日見た敵って、そんなにマズいの?」

 

明日飛

「あぁ、炎城が戦ったのはマギアじゃなく、レイダー。

人がレイドライザーとプログライズキーを使ってなる奴だ…強さもマギアと違って戦闘能力が高いんだ。」

 

せつ菜

「それって疑似的な仮面ライダーみたいなものじゃないですか!?」

 

涼牙

「だから強かったのか…」

 

歩夢

「ちょっと待って!それじゃあその敵って…今までロボットとか怪物だったけど…」

 

璃奈

「人がなってるんだ…」

 

「レイダーと戦うって事は人と戦うって事になるの…」

 

明日飛

「あぁ、おそらく誰かがその人にレイドライザーを渡したんだろ。アークが渡したか…それとも…」

 

蒼希

「サウザー…あの野郎か?確か近くにいたんだったな?」

 

涼牙

「あぁ、レイダーが逃げた後に近くにいた。」

 

しずく

「どうしてサウザーが関係するんですか?」

 

明日飛

「前の世界じゃレイドライザーはアイツが蒼希を洗脳して悪意を持つ人間に配らせていたんだ。」

 

「そうなの!?」

 

蒼希

「たく、嫌な記憶だぜ…」

 

「けど、前の時はこんな大事な事件なんて起きなかったよね!?どうして急に…」

 

涼牙

「もしかしたら…俺達が現れたからかもしれない…」

 

せつ菜

「どうゆう事ですか?」

 

涼牙

「前の時は仮面ライダーがいなかったんだろ。だからわざわざレイダーなんてマギアより強い奴をだす必要がなかったんじゃないか?けど、今は俺達仮面ライダーが現れたから、敵も新戦力を出さないとマズいと思ったんだと思う…俺個人の考えだが…」

 

果林

「それはあり得そうね…」

 

かすみ

「何だか怖いですよね…」

 

明日飛

「とにかく今はレイダーを何とかしないと!

サウザーの事も気にはなるけど、今は後回しだ。」

 

その時…

 

エマ

「ん?もしもし一真君?……えっ!?」

 

エマさんが土門さんからかかってきた電話にでて驚いた表情をした。

 

エマ

「ちょ、ちょっと待ってね!スピーカーにするから!」

 

エマさんはスマホの電話をスピーカーに変えた。

 

一真

『みんな聞こえるか!?』

 

涼牙

「土門さん!どうしたんですか!?」

 

一真

『すまん!レイダーだっけか?そいつと会って戦ったんだが逃げられた!』

 

明日飛

「レイダーは何処に逃げたかわかりますか!?」

 

一真

『次のターゲットを狙うとか言ってたから…確か奴は…東雲学院を狙うと言っていた!』

 

彼方

「遥ちゃんの学校!?」

 

一真

『雷斗と湊と希子には連絡して向かわせた!』

 

蒼希

「それなら俺達も行くぞ!って!?近江さん!?」

 

彼方さんは凄い勢いで部室から出て行った。

 

蒼希

「妹が心配なのはわかるけど、危ないぞ!?」

 

涼牙

「土門さん!俺達もすぐに向かいます!」

 

一真

『あぁ!犠牲者をださない為にも絶対に倒すぞ!!』

 

明日飛

「それじゃあ俺達は行って来る!!」

 

歩夢

「気をつけてね!!」

 

明日飛達も部室から出て行った。

 

 

侑視点…終

   

 

 

 

 

彼方視点…

 

彼方

「遥ちゃん…」

 

彼方ちゃんは遥ちゃんの学校へ向かって急いで向かっていた。

急がないと遥ちゃんが怪物に…

 

もうあんな思いは嫌だよ…

 

今でも記憶に残っている…

彼方ちゃんの目の前で大勢の人と遥ちゃんが亡くなった姿が…もうあんな光景は見たくないよ…

 

その時…

 

「虹ヶ咲学園のスクールアイドルか…」

 

彼方

「え!?」

 

突然どこからか声が聞こえると、

上から怪物が降りてきた。

 

レイダー

「まさか殺そうとした相手がこっちから来てくれるなんてな…」

 

彼方

「何で?確か東雲学院に向かったんじゃ!?」

 

レイダー

「あの仮面の奴に邪魔をされたら厄介だからな、嘘を言っておいた…」

 

彼方

「そんな…」

 

レイダー

「一番最後に殺すつもりの学園のスクールアイドルだったがもういい…死ね!」

 

怪物は彼方ちゃんに近づいて、両腕のクローで斬りかかろうとしてきた。

 

彼方

「!?」

 

彼方ちゃんに当たる直前に…

何かが彼方ちゃんの前にでてクローを防いでくれた…

 

レイダー

「何だ?お前は?」

 

「そうだな…罪を背負う男とでも言っておくかな…大丈夫か!?彼方!」

 

彼方ちゃんを攻撃から守ってくれたのは…

 

何か武器みたいな物を持った朔太君だった…

 

彼方

「朔太君…?」

 

朔太

「この!」

 

朔太君は攻撃を弾いて怪物を蹴り飛ばした。

 

レイダー

「ぐっ…その武器…貴様あの金色の奴か!?」

 

朔太

「レイダー…」

 

朔太君と怪物はお互いに睨み合っていた…

 

明日飛

「近江さん!」

 

彼方

「明日飛君…」

 

彼方ちゃんの後ろから、

明日飛君と蒼希君と涼牙君がやって来た。

 

涼牙

「何であのレイダーがここに!?」

 

明日飛

「てか、何で会長までいるの!?」

 

蒼希

「おい、会長の持っている武器って…サウザーの!?」

 

明日飛

「じゃあ…会長がサウザー!?」

 

朔太

「ゼロワンとバルカン…それと剣士の仮面ライダー…

でよかったかな…あぁ、俺が仮面ライダーサウザーだ…」

 

彼方

「朔太君が…あの金色の仮面ライダー…!?」

 

朔太

「色々と言いたい事があるかもしれないが、まずは目の前のレイダーが先だ…さて、レイダー…君は何でスクールアイドルを殺そうとする?」

 

朔太君は怪物に聞いた。

 

レイダー

「……」

 

怪物はベルトのキーを抜き取って、

女の子の姿になった。

本当に人がなってるんだ…

 

朔太

「その制服は…確か事件があった学校の…」

 

「そうだよ…私が殺したのよ…同好会のみんなも…あの女も…」

 

朔太

「何故そんな事を?」

 

「何故?…決まってるじゃない!!あいつらは私を裏切ったからよ!!私は同好会でみんなの活動の手伝いをしていた!上手くいっていた…とにかく楽しかった…けど!あの理事長の娘の女が何もかもぶち壊したのよ!!何が最高のスクールアイドルを目指すよ!やろうとしていたのはアイドルもどきみたいな事よ!!みんなは簡単にあの女の所に行って…あの女は私に何て言ったと思う!?貴女なんて必要ない…いきなり現れた奴に何で急にそんな事言われなきゃいけないのよ!!今まで仲良くしてた子達もあの女と同じで私を邪魔扱いにした!!ふざけるなよ!今まで手伝ってきたのに…仲間だったのに!!」

 

女の子は自分の思いを叫ぶように言っていた…

聞いているこっちが辛い…可哀そうだよ…

 

「私が絶望していた時…デザストとか言う怪物が私の前に現れて…私にこの力をくれた…

最高だったわ…裏切った連中を殺したのは…あの女は特に無様に殺してやったから特に気分が良かった…」

 

朔太

「それならどうして他のスクールアイドルを狙うような事をしたんだ?」

 

「復讐が終わった後…私の中に何かモヤモヤを感じた…それは何かはわからないけど…たぶんスクールアイドルを殺せば消えると思った…だって大好きだったスクールアイドルが裏切られた時に大嫌いになったから…だから殺す事にした…そうすればこのモヤモヤが消えると思うから…」

 

朔太

「それは…違うと思うな…そのモヤモヤはたぶん…かつての仲間を殺した事の後悔だと思う…」

 

「後悔?そんな訳ないじゃない!私は最高の気分だった!後悔なんてする訳ないじゃない!!」

 

朔太

「だったら何故君は泣いているんだ!?」

 

朔太君が言う通り、

女の子の目からは涙が流れていた…

 

「何よこれ…何で私泣いてるのよ!?」

 

朔太

「本当は気づいているんじゃないか?自分が取り返しのつかない事をしているって…たとえ復讐をして気分が晴れても一瞬だけだ。その後に残るのは後悔と虚しさと罪悪感だ…」

 

「違う…違う…違う!!」

 

《クロー!》

 

《レイドライズ!》

 

「うあぁぁ!!」

 

女の子はベルトにキーを装填して再び怪物の姿になった。

 

《リベリングヴァルチャー!》

 

"Rebellion of the hated"

 

朔太

「何のキーかわからなかったけど、ハゲワシのキーか…」

 

リベリングヴァルチャーレイダー

「殺す!全員…殺す!!」

 

涼牙

「何かヤバくないか!?」

 

明日飛

「早く止めるぞ!」

 

明日飛君達が変身しようとした時…

 

朔太

「待ってくれ!あのレイダーは俺が相手になる。」

 

明日飛

「何!?どうゆう事だ!」

 

朔太

「この世界では違うが、レイドライザーは元々俺が作りだした物だ!だから責任を取らせてくれ!!」

 

蒼希

「何のつもりだ!?お前が責任を取るなんて信じられるかよ!」

 

朔太

「頼む…俺にやらせてくれ!!」

 

朔太君は明日飛君達に頭を下げてお願いしていた。

こんな朔太君…見た事ないよ…

 

彼方

「明日飛君…蒼希君も…朔太君を信じてあげて…」

 

明日飛

「近江さん…あ〜もう!わかったよ!」

 

朔太

「すまない…それともう一ついいかな?」

 

蒼希

「何だよ?」

 

朔太

「彼方の事を守ってくれ…」

 

涼牙

「それは絶対に守りますよ。」

 

明日飛

「何で悪党のあんたが近江さんを守ってなんて言うんだよ?」

 

彼方

「朔太君は悪党じゃ…」

 

朔太

「悪党か…俺が悪党って呼ばれるのは仕方ないな…」

 

朔太君は少し悲しい顔をしながら何かをだした。

 

彼方視点…終

 

 

朔太視点…

 

俺は蕾電君達に彼方を守ってほしいと頼み、

ドライバーをだして、腹につけた。

 

《サウザンドライバー》

 

悪党…これは俺が背負う罪の一つかもしれない…

 

けど…それでも構わない…

 

俺は罪を背負うと決めたんだ。

 

たとえ悪党と呼ばれても俺はこの力を使ってこれからも罪を償っていく…

 

そして守っていきたい…大切な人を…彼方をこれからも!

 

悪党が大切な人を守ってはいけないのと正義の行動をしてはいけない決まりはないからな!!

 

 

俺はゼツメライズキーとプログライズキーをだして、

ゼツメライズキーを左側に装填させた。

 

《ゼツメツ!Evolution!》

 

朔太

「変身!」

 

プログライズキーを展開させて、

右側に装填させた。

 

《ブレイクホーン!》

 

《パーフェクトライズ!》

 

When the five horns cross,

  the golden soldier THOUSER is born.

 

 "Presented by ZAIA."

 

二体のライダモデルが俺の周りに現れて、

引き寄せられて俺に装着されて変身が完了した。

 

サウザー

「仮面ライダーサウザー…罪の償いを開始する!」

 

サウザンドジャッカーを構えて、

リベリングヴァルチャーレイダーに向かって行った。

 

サウザー

「はぁ!」

 

リベリングヴァルチャーレイダー

「私は後悔なんてしていない!!」

 

サウザー

「目を覚ませ!君は後悔をしている!」

 

リベリングヴァルチャーレイダー

「うるさい!うるさい!!」

 

リベリングヴァルチャーレイダーはやけくそに両腕のクローを使って攻撃してきたが、俺はサウザンドジャッカーで防ぎ、逆にこちらから攻撃をしてダメージを与えていった。

 

リベリングヴァルチャーレイダー

「邪魔だ…あんたが邪魔だぁぁ!!」

 

両腕の銃を俺に向けて撃ちまくり、

その後に翼を展開させて飛び上がって、

更には自分のキーを再度押し込んだ。

 

《リベリングボライド!》

 

リベリングヴァルチャーレイダー

「うあぁぁぁ!!」

 

リベリングヴァルチャーレイダーは両腕のクローを前に突き出しながら身体を回転させながら俺に向かって上空から突っ込んできた。

 

サウザー

「くっ!」

 

《ジャックライズ!》

 

サウザンドジャッカーの柄を引っ張って、

それからトリガーを引いた。

 

《ジャッキングブレイク》

 

サウザー

「はっ!」

 

《JACKING BREAK》

 

《ZAIA ENTERPRISE》

 

黄金色の斬撃波を放って、ぶつけてから相手の勢いを落とし、右側のキーを再度押し込んだ。

 

《サウザンドディストラクション》

 

サウザー

「すぅ…はあぁぁ!!」

 

息を整えてから、回転した相手が俺に当たる直前に

ギリギリで避けて、相手に回し蹴りをくらわした。

 

《THOUSAND DESTRACTION》

 

リベリングヴァルチャーレイダー

「ぐあぁぁ!!」

 

リベリングヴァルチャーレイダーは回し蹴りをくらって、変身が解けて元の人の姿に戻った。

 

サウザー

「ふぅ…」

 

俺はレイダーだった彼女に近づいた。

 

サウザー

「少しは落ち着いたか?」

 

「……あなたの…言う通りよ…」

 

彼女は静かに喋り始めた…

それと同時に俺も変身を解いた。

 

「私はみんなを殺した後…後悔したわよ…けどそれを認めたら何の為にやったのかわからなくなるのが怖かった…だから私は全てのスクールアイドルを殺す事にした。自分のした後悔と罪悪感の気持ちを騙す為に…」

 

朔太

「一度罪を犯したらそれは絶対に消せずに自分の心の中に残るものだ。俺も数えきれない程の罪を犯した…だから今は罪を償おうとして行動している…それで許されるとは思ってはないがな…」

 

「あなたは…強いよね…私はもうどうしたらいいのかわからないよ…」

 

朔太

「君には罪悪感の気持ちがある、だからまだやり直せるさ、まずは自分の罪を償って…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《オールエクスティンクション!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え……?」

 

一瞬の出来事だった…

 

彼女にエネルギー弾が飛んできて…

 

その場は爆発して、俺もその爆風で吹っ飛んでしまい、

 

爆風が晴れると…そこには彼女の姿はなく…

 

壊れたレイドライザーの後しかなかった……

 

 

朔太

「な…そんな…」

 

「罪悪感などの感情がある時点で用済みだ…

新戦力としてレイドライザーを用意したが…人間は信用ならんな…まぁお陰でいいデータが取れた…」

 

声が聞こえた方を見ると…

 

そこにはアークゼロがいた…

 

明日飛

「アーク!?」

 

アークゼロ

「今回は戦う気はない…用済みを排除しにきただけだ…」

 

それだけを言い残してアークゼロは何処かへと行ってしまった…

 

朔太

「……アーク…くそ!何で…何で!!」

 

彼女は変われたはずだ…何で死ななきゃいけないんだ!

 

救えたのに…救えなかった…

 

俺は…!!

 

朔太

「うあぁぁぁ!!!」

 

悔しさと悲しさで…俺は地面を殴って叫んだ…

 

 

朔太視点…終

 

 

 

 

侑視点…

 

その後…私達は明日飛から話しを聞いてどうなったのかを聞いた…

 

レイダーの子がアークに殺された事も…

 

けど、ここからがまた大変だった。

 

他の仮面ライダーの人達も部室に集まって、

サウザーの正体が天宮さんってわかると…

 

希子ちゃんが…

 

「ねこっち!?」

 

希子

「あんたが…サウザーだったのか!!」

 

希子ちゃんは天宮さんを蹴り倒して、

ショットライザーを構えた。

 

エマ

「お、落ち着いて!!」

 

希子

「うるさい!!こいつは…こいつだけは!!」

 

彼方

「希子ちゃんやめて!!朔太君は今までの事は反省しているんだよ!だから…」

 

朔太

「いいんだ…彼方…バルキリー…それでお前の気が晴れるなら撃ってくれて構わない、俺は…それほどの事をしたからな…」

 

希子

「………」

 

一真

「希子、一つ言っておくが…朔太を撃ったらお前はあのレイダーと同じ気持ちになるかもしれないぞ。それでもお前は撃つのか?」

 

希子

「あたしは…あたしは……」

 

希子ちゃんは悩みつつ、ショットライザーをしまった…

 

「ふぅ…ニャン子落ち着い…って!おい!?」

 

希子ちゃんは湊君から剣を奪い取って倒れている天宮さん目掛けて刺した。

 

彼方

「朔太君!?」

 

朔太

「………何故、外したんだ?」

 

刺したのは天宮さんの顔の横だったから、

天宮さんは無事だった…

 

希子

「勘違いしないで!またレイダーみたいな厄介な相手にはサウザーの力が必要なだけよ…それに…あんたが会長として、してきた事は感謝はしている。」

 

朔太

「……」

 

希子

「けど過去の事を全て許した訳じゃないから!!それだけは覚えとけ…」

 

朔太

「すまない…本当に…すまない…!」

 

天宮さんは体制を変えて、土下座していた…

 

こんな人が悪党だったなんて何だか信じられないな…

 

かすみ

「この人、本当に悪党ですか?」

 

しずく

「何だか…想像してた人と違いますよね…」

 

果林

「えぇ…」

 

せつ菜

「天宮会長は、生徒や教師からも評判が良い人ですから…」

 

蒼希

「これがあのサウザーって今でも信じられねぇ…」

 

一真

「朔太はいい奴だ。友人として俺が保証する。」

 

エマ

「うん。けど希子ちゃんがわかってくれてよかったよ。」

 

希子

「んな!?まだ許してないですから!」

 

「それより!俺の風双剣翠風で殺そうとするな!!急に奪い取るからびっくりしただろ!!」

 

希子

「いいでしょ!別に!!」

 

雷斗

「いやよくないだろ!俺もヒヤッとしたぞ!」

 

歩夢

「心臓が止まるかと思っちゃったよ〜…」

 

明日飛

「まぁでも、これからの行動しだいだよこの人は…」

 

私達は詳しくはわからないけど、

頼もしい味方がまた増えたに変わりない…

 

けど、世界を崩壊から救う為だけど…

 

もし仮面ライダーが現れなかったら…

 

レイダーの子は悲しい事にはなったと思うけど、

亡くなる事はなかったかもしれない…

 

それに他のスクールアイドルの子も…

 

何だか…辛いよ……

 

 

侑視点…終

 

 

 

朔太視点…

 

虹ヶ咲学園から、俺と彼方は帰路を歩いていた。

 

彼方

「いや〜今日は色んな事があったね〜」

 

朔太

「あぁ…」

 

何だか少し気まずいな…

同好会の子達は前の世界での俺のした事を知っているんだよな…なら、彼方も知っている…か…

 

朔太

「彼方!その…」

 

彼方

「彼方ちゃんは、何も気にしていないよ。」

 

朔太

「え…?」

 

彼方

「朔太君がどんな事をしたとしても、これまで彼方ちゃんと遥ちゃんの面倒を見てくれたり、勉強を見てくれたり、他にも色んな事をしてくれて、いつも助けてくれた事には変わりないよ。」

 

彼方は歩みを止めて俺の方を向いた。

 

彼方

「だからね。朔太君は一人でそんなに抱えこまないでね。辛かったら彼方ちゃんに甘えてくれていいんだよ。」

 

暖かい笑顔をして、

俺に優しく抱きついてきた。

 

朔太

「何で…そんなに優しいんだよ…」

 

彼方

「ん〜…だって小さい頃から朔太君は彼方ちゃんと遥ちゃんを気にかけてくれたよね。だから彼方ちゃんも朔太君を助けてあげたいよ〜」

 

朔太

「彼方…けど俺は罪人だぞ…」

 

彼方

「も〜!またそんな事を言うんだったら、責任を取ってもらうから!」

 

せ、責任!?な、何だ!?

 

彼方

「これからも彼方ちゃんの側にいて守ってくれる?」

 

朔太

「え!?」

 

彼方

「駄目?」

 

朔太

「……いや、駄目じゃないよ。俺なんかでよかったら、これからも側にいさせてくれ。」

 

彼方

「よかった。それじゃあ早く帰ろ〜遥ちゃんが待っているよ。」

 

朔太

「あぁ、そうだな!」

 

俺と彼方は再び帰路についた。

 

彼方

「あ、朔太君。今のは告白の意味もあるからね…」

 

朔太

「え!?おい!彼方!今なんて!!?」

 

彼方

「ん?さあ〜//」

 

彼方は少し頬を染めて、笑顔でそう言った。

 

俺が記憶が戻っても前の世界のような悪党になる事もなく、善人でいられたのは…大切な人…彼方がいてくれたからかもしれない…

 

守っていく…何があっても絶対に…

 

罪を背負い続け、大切な人も守る!

 

それがこの世界での俺の…やるべき事だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 しずく、リグレット


キャラクター紹介

天宮朔太(あまみやさくた)
18歳 高校三年生


鴻神学園の生徒会長で、
生徒や教師からも評判が良く、
性格も優しく、悩んでいる人がいたら悩みを聞いてあげたりもする。
生徒会関係で一真とは仲が良く友人同士
彼方とは家が隣同士で小さい頃からの付き合いがある。幼馴染み関係…だが、彼方から告白されてからは…
それと少し彼方の事になると過保護な一面がある。
彼方の家に入った時に偶然にもプログライズキーとゼツメライズキーを見つけて記憶が戻る。

前世では仮面ライダーサウザーとして戦っていた。
今と違い、己の欲望の為なら平気で人を道具扱いにして、必要なくなったら平気で殺人を犯し、悪意の塊のような存在だった。
アークを従えようと戦ったが…
予想よりもアークの力が強大過ぎて…
呆気なく敗北して死亡する。
そしてこの世界にへと生まれ変わった。


えぇ〜…サウザー味方側として仲間になりました。
本家のイメージが強すぎて完全な善人のサウザーって何だか信じられないですねw

まぁそれはともかく、
一応朔太が記憶が戻ったのは4話と5話の間くらいです。
予想よりも今回の話しが長くなったので、載せるタイミングがなかったです。すいません。

それと今回見慣れないレイダーが現れたと思いますけど、これは急遽考えたオリジナルです。

本当はダイナマティクライオンレイダーを登場させる予定だったんですけど…移動の事を考えたらどうしようってなって、飛べる奴はいたかな〜って調べたらいなかったので、色々調べて出来上がりました。

英訳は、嫌われた者の反逆って意味です。
上手く出来てたら幸いです…

今回の話しは…
あの例の話しの要素を少し入れたんですけど、
ちょっと後味が悪い?かもしれない…
侑ちゃんが言った通り、仮面ライダーが現れた事によってレイダーが現れる事になってしまった。

世界を救う為に仮面ライダーを復活させたけど、
新たな敵が現れて犠牲にならなかった人が犠牲になってしまうと言う…何ともな出来事です…

さて今回の崩壊の未来の出来事
せつ菜と彼方です


優木せつ菜…崩壊の未来

襲撃があって人々を避難させていたが、
マギアとメギド達に見つかって殺される。

近江彼方…崩壊の未来

遥の所へ向かったが、遥は殺されていて、
絶望した所をマギアに見つかって殺された。



もうちょっと書くスピード上げないとな…
今回はちょっとギリギリだった…

それでは次回!






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第8話 しずく、リグレット

 

色々と問題はあったが、

仮面ライダーサウザーを仲間にして、

 

残す仮面ライダーは二人となった…

 

しかし…二人の内一人は早く目覚めさせなければならない…

 

何故なら…その者には死の運命が迫っているからだ…

 

さて、彼女達は無事にその者の死の運命を変え、救い、

彼を仮面ライダーとしての記憶を復活させられるか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの日…

 

私は自分の問題を解決して、

 

無事に演劇を成功させた…

 

けど…

 

私にはあの時に後悔がある。

 

それはあの人に私の演劇を見せられなかったから…

 

何故見せられなかったと言うと…

 

その人は事故で亡くなってしまったから…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑視点…

 

「ん〜…」

 

歩夢

「どうしたの侑ちゃん?」

 

「後二人の仮面ライダーは何処にいるんだろうと思ってね。」

 

これまで色んな事があったけど、

仮面ライダーは後二人まで見つける事が出来た。

 

後の二人は炎城さんと同じで、

剣士の仮面ライダーだよね。

 

水と音…そのアイテムを持っているのは、

しずくちゃんと果林さんだ。

 

果林さんは心当たりはないみたい、

しずくちゃんの方は…

 

しずく

「はぁ……」

 

しずくちゃんは何かため息をだしていた。

何かあったのかな?

 

確か今はちょうど…藤黄学園との合同演劇祭が近かったはず…あの時も悩んでいたみたいだけど…

 

かすみ

「どうしたのしず子?」

 

しずく

「かすみさん…」

 

璃奈

「何か悩み事?」

 

しずく

「えぇ、ちょっと…」

 

かすみ

「まさか、また演劇の事で悩んでいるの?」

 

しずく

「演劇の事じゃないよ。合同演劇祭は一度やった公演だから問題なくできるよ。」

 

かすみ

「それだったら別の事?」

 

しずく

「……かすみさんは、後悔をやり直せるとしたら…どう思う?」

 

かすみ

「後悔をやり直せるって…ん〜…いっぱいあって選べないよ〜りな子はある?」

 

璃奈

「私は…湊にライブを見てもらえたから、大丈夫。」

 

しずく

「そうですか…」

 

かすみ

「しず子、もしかして何か後悔した?」

 

しずく

「…はい…実は…」

 

しずくちゃんは何かありそうだな…

 

 

侑視点…終

 

 

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「残りは二人か…」

 

涼牙

「あぁ、残すはブレイズとスラッシュ…

水の剣士と音の剣士だけだ。」

 

俺と炎城と藤宮は同好会の部室に行く為、

虹ヶ咲学園の廊下を歩きながら話していた。

 

明日飛

「どんな奴ら何だ?」

 

雷斗

「スラッシュは土門さんと同じでベテランの剣士だ。

ブレイズは若いが勇敢な剣士だ。」

 

涼牙

「ただ、ブレイズはちょっと変わってる奴だし、かなり無茶をする奴だけどな。」

 

雷斗

「そうだったな。」

 

ベテランと若手か〜…しかし変わってる奴で、

無茶する奴って…どんなんだ?

 

 

涼牙

「まぁ後二人だ。全員集まるのも、もう少しだし頑張ろうな。」

 

そう言いながら俺達は部室の前に着いて、中に入った。

最近いつもここに来てるな〜

 

 

明日飛

「ん?何だ?」

 

中に入ると、何故かみんなが頭を悩ませて考えていた。

 

明日飛

「どうした?」

 

歩夢

「明日飛君。実は…」

 

俺達は歩夢から話しを聞いた。

 

 

 

話しの内容は、

桜坂さんの後悔の事だ。

 

今に戻って来る前に一度やった演劇を友達に見てもらえなかった事らしい、見てもらえなかった理由が…

 

明日飛

「なるほどな…」

 

涼牙

「演劇を見てもらう前に事故で亡くなったのか…」

 

雷斗

「それでその水守志貴(みなもりしき)って子の今は?」

 

しずく

「まだ生きてます。この前も一緒に映画に行って、その後に演劇を見てもらう約束をしたんですけど…」

 

明日飛

「亡くなる時が近くなっているのか。」

 

しずく

「はい…」

 

明日飛

「そいつが亡くなった日とかわからないのか?それがわかれば亡くなる事を阻止できるんじゃ」

 

「それが、わからないんだよ〜」

 

明日飛

「えっ!何で!?」

 

しずく

「亡くなった事がショックで…正確に亡くなった日は覚えていないんです…わかるのは演劇祭の日までに亡くなったって事しか…」

 

明日飛

「あ……ごめん…」

 

かすみ

「雷斗〜!ランプの魔人とかだせるんだったら電車とかロボットのタイムマシンとかないの〜!?」

 

雷斗

「そんな物ないわ!!」

 

明日飛

「ロボットはあるけどタイムマシンの機能はないな〜」

 

涼牙

「俺もロボット?みたいな奴はあるがな…」

 

歩夢

「も、持ってるんだ…」

 

「サラッと凄い事言ったよね。」

 

せつ菜

「ロボット持ってるんですか!?見たいです!」

 

果林

「今はそんな事言ってる場合じゃないでしょ!」

 

明日飛

「とりあえず、その水守って子は何処の学校に通ってるんだ?」

 

しずく

「皆さんと同じで鴻神学園の生徒で私と同じ一年生です。」

 

明日飛

「一年か…他に何か特徴みたいなのはない?」

 

しずく

「特徴…映画が好きですね。古い映画とか特に、それがきっかけで仲良くなったんです。」

 

かすみ

「それじゃあわからな…」

 

璃奈

「あっ…もしかしてその人って…」

 

かすみ

「えっ!?わかるの!?」

 

璃奈

「戻って来る前に湊が友達の映画好きの人が亡くなってショックを受けたって。」

 

明日飛

「関係あるんじゃないか?」

 

璃奈

「湊を呼んでみる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何だとぉぉぉ!!!!?」

 

天王寺さんが風切を呼んで、

事情を言うと、風切は部室内に響くぐらいに大声で叫んだ。

 

「おい!志貴が死ぬって本当なのかよ!!?

なぁ璃奈!!?」

 

璃奈

「み、湊〜、お、落ち着いて〜」

 

風切は天王寺さんの両肩を掴んで揺らしていた。

 

「ストップ湊!りなりーの目が回ってるよ!」

 

「え!あぁ、ごめん!」

 

璃奈

「だ、大丈夫〜…」

 

涼牙

「湊はその志貴って子と仲が良いのか?」

 

「あいつとは何か気が合って、良くあいつのおすすめの映画とか聞いて見てるし、俺も自分のおすすめのゲームを教えたりしてるし…そんなあいつが死ぬなんて…そんな事させねぇ!まだ時間はあるんだろ!だったら絶対に阻止してやるよ!友達が死ぬなんて俺は絶対に嫌だからな!」

 

かすみ

「けど、どうやってやるの!?」

 

「わかんねぇ!」

 

明日飛

「わかんねぇのかよ!?」

 

「とりあえず、行動あるのみだ!」

 

それはそうだが…何をする気だよ?

それにしても事故って言ってたけど、何の事故だ?

 

何か…気になるな…

 

 

明日飛視点…終

 

 

 

 

翌日

 

湊視点…

 

とゆう訳で、放課後一年生のメンバーだけで遊びに行く事になった。

 

「こうやって演劇祭まで一緒に遊びに出掛けていたら、側にいれるし何かあっても守れるだろ。」

 

璃奈

「なるほど…」

 

かすみ

「あれ?希子は?」

 

「ニャン子ならこのままじゃテストが完全にヤバいとか言って、先輩方に頭下げてたからしばらく勉強漬けかもな。」

 

そうゆう事で今いるメンバーは、

俺と璃奈とかすみとしずく、そして…

 

しずく

「急にごめんなさい。水守君。」

 

「いいよ。僕も今日暇だったから」

 

守るべき対象の水守志貴だ。

 

志貴

「それにしても湊、今日は急にだったよね。放課後遊びに行くぞ〜って」

 

「まぁたまにはいいだろ。ほらしずくの演劇祭の公演、頑張れって意味を込めて前祝いでもさ!」

 

志貴

「なるほど、そうゆう事か」

 

まさかお前が死ぬのを阻止する為だなんて言えないしな…つい、誤魔化したけど、良かった…信じてくれた〜俺嘘とかつけないからな〜

 

「さぁ行こうぜ!」

 

とりあえず…絶対に志貴は死なせねぇ…

絶対に守ってみせる!

 

 

湊視点…終

 

 

一方…

 

明日飛視点…

 

希子

「あ〜あたしは遂にやり遂げたのよ…」

 

果林

「希子…良くやったわね…」

 

希子は清々しい顔をして…

朝香さんは微笑ましい顔をしていた…

 

蒼希

「希子…やり遂げた感だしてるけどな…まだ勉強始めて一時間も経ってねぇよ!!」

 

エマ

「果林ちゃんもだよ!」

 

希子

「言わないでよ〜!!」

 

出掛けているメンバー以外は希子の勉強を見ている。

希子一人見るのもあれだから、みんなで勉強会をやる事にしていた。

 

ちなみに勉強会をしているのは俺の家だ。

 

果林

「何でわざわざみんなでするのよ!?」

 

一真

「こうゆう場合はみんなでやった方が捗るだろ。それに

エマから聞いたが、果林も成績微妙だろ。三年でそんなんだったら卒業どころか留年してアイツに笑われるぞ。」

 

果林

「う…それだけは絶対に嫌よ…」

 

アイツ?誰だろ?

朝香さんは誰かに笑われると聞いて、渋々勉強を始めていた。

 

希子

「うぅ…あたしも遊びに行きたいよ〜」

 

蒼希

「何言ってんだ!お前が俺達に頭下げて勉強見てくれって言ってきたんだろうが!!真面目にやれ!」

 

希子

「だって〜…」

 

「ほら、ねこっち頑張って!」

 

せつ菜

「そうですよ!頑張りましょう!!」

 

希子

「うぅ〜…」

 

希子も渋々と勉強を始めた。これは大変だな…

 

「あれ?涼牙さんと藤宮さんは?」

 

明日飛

「あの二人は風切達の近くにいる。一応マギアかメギドがでた時の為にな。」

 

「そうなんだ。それにしても…明日飛の家…広いよね〜」

 

歩夢

「うん。豪邸だよね〜」

 

明日飛

「そうか?俺はもう慣れてるから、普通に思うけどな」

 

「これが普通って言うのが凄いよ…」

 

朔太

「あぁ、少し迷子になりそうだったよ。」

 

彼方

「みんな〜、お菓子だよ〜」

 

近江さんと会長がお菓子と紅茶を持ってきてくれた。

俺が用意するって言ったんだけど、

二人がせっかく大きいキッチンがあるから使ってみたいって言うからだ。近江さんは料理が得意って聞いた事あるけど…会長はどうなんだ?

 

希子

「お菓子!!いただきます!!」

 

一真

「おわ!?早いなおい!」

 

希子は凄い早さで、

二人が持ってきたお菓子と紅茶に食いついた。

 

希子

「このお菓子美味しいよ〜それにこの紅茶も〜!近江さんは作るの上手なんですね〜」

 

彼方

「いや〜それほどでも〜けど紅茶は彼方ちゃんが作ったんじゃないよ。」

 

希子

「へっ?じゃあ誰が?」

 

朔太

「俺だが?」

 

希子

「ブフォ!!?」

 

「本当だ。この紅茶美味しい。」

 

彼方

「朔太君はコーヒーとかも美味しく作るんだよ〜後、料理も上手だよ〜」

 

明日飛

「本当だ…上手いな…」

 

朔太

「まぁ、色々趣味を探していたら覚えてな、彼方や遥に好評だったから極めた。」

 

蒼希

「い、意外だな…」

 

希子

「ぐ…何か…何か…悔しい…けど美味しい…

けど悔しい…くぅ…」

 

どっちだよ…

さて、向こうは何ともないかな…

もし事故がマギアかメギドに関わる事なら、

それを阻止したら運命が変わるかもしれないな…

 

 

明日飛視点…終

 

 

しずく視点…

 

あの後、みんなで色々な所を周った。

マウンテンパンケーキを食べたり、

これに関しては水守君に驚いた。

みんなで完食した後に、もう一つ注文して平気な顔をして一人で完食しちゃった。意外に食べるんだ…

後はゲームセンターに行って、風切君と璃奈さんが対戦ゲームで凄く良い勝負をしたり、結果は引き分けになったけど、璃奈さんが楽しそうな表情になっていた。

 

そして今は、かすみさんと璃奈さんと風切君は飲み物を買いに行って、私と水守君はベンチに座って三人を待っていながら話していた。

 

しずく

「今日は楽しいですね!」

 

志貴

「えぇ、美味しいパンケーキも食べたからね。」

 

しずく

「水守君があんなに食べるのはちょっと意外。」

 

志貴

「そうかな?あっ、けど意外なのは桜坂さんもだよ。」

 

しずく

「私?」

 

志貴

「なんて言うかな…気持ちを吹っ切ったかな?始めて会った時は自分を隠しているような感じがしたから、スクールアイドルを始めてから本当の自分をさらけ出している感じがするよ。」

 

水守君…私の事結構見てくれてたんだ…

 

しずく

「そうかな?もしかして変?」

 

志貴

「いや僕は素敵だと思うよ。何だかもっと楽しみになったな〜桜坂さんの演劇」

 

しずく

「………」

 

こんなに楽しみにしているのに…

水守君は後数日で亡くなるなんて…

信じられないよ…

 

志貴

「ん?何かあった。何だか暗い顔をしてるけど?」

 

しずく

「何でもないよ!楽しみにしててね!」

 

志貴

「もちろん。それにしても三人共遅いよね。」

 

しずく

「そうですよね…」

 

このまま…何も起こらないでほしい…

水守君に私の演劇を見てほしいよ…

 

 

しずく視点…終

 

 

湊視点…

 

 

かすみ

「むむ…何だか…」

 

璃奈

「うん…」

 

「戻りづらいよな…」

 

俺達は二人の所へ戻ろうとしたが、

二人が何だか良い雰囲気だから、戻りづらくなって隠れて二人の様子を見ていた。

 

かすみ

「しず子…あれは絶対に惚れてるよ。」

 

璃奈

「わかる。しずくちゃん…あの人と一緒にいる時、いつもより笑顔が輝いている。」

 

「志貴も満更でもないようだからな〜…まぁもうちょっと様子見てから行こうか。」

 

「それだったら、それまで遊んでくれるか?」

 

「そうだな…ん?」

 

璃奈

「え?」

 

かすみ

「何ですか?」

 

俺達は後ろを振り向くと…

 

デザスト

「相手してくれよ…仮面ライダー!!」

 

俺達に向けて剣を振ってきたデザストがいた。

てか!?

 

「危ねぇ!!」

 

俺は咄嗟に風双剣翠風で防いだ。

 

デザスト

「さぁ…来いよ!」

 

「くっ!!」

 

璃奈

「湊!!」

 

「璃奈!かすみ!お前らはしずくと志貴連れて逃げろ!こいつは俺が相手しとく!」

 

かすみ

「わかった!」

 

璃奈

「湊、気をつけてね」

 

「あぁ!」

 

璃奈とかすみを逃して、俺はデザストに蹴りをくらわしたが、奴は避けて、後ろにさがり、その後に俺はワンダーライドブックを取りだして、風双剣翠風に収めた。

 

「変身!」

 

『猿飛忍者伝!』

 

『双刀分断!壱の手、手裏剣!』

 

『弐の手、二刀流!』

 

『風双剣翠風!』

 

剣斬

「はあぁぁ!!」

 

俺は変身してデザストとの戦闘を始めた。

まさかと思うけど…事故で志貴が死ぬのって…

こいつのせいじゃないよな?

そうだとしても、こいつはほっとけねぇ!

 

湊あらため

剣斬視点…終

 

 

しずく視点…

 

しずく

「水守君!こっち!」

 

志貴

「わ、わかってるけど!何が起きてるの!?」

 

私達はかすみさんと璃奈さんにメギドが現れた事を聞いて、すぐにこの場から逃げだした。

 

けど…

 

かすみ

「うわぁ!!?こっちにいっぱいいる!」

 

私達が逃げた先にはメギドの兵隊、シミー達と…

トカゲみたいなメギドがいた。

 

メギド

「グウゥゥゥ!」

 

メギド達は私達に気づいて、私達は周りに囲まれてしまった。

 

璃奈

「これって…ピンチ…?」

 

かすみ

「大ピンチだよ!!雷斗助けて〜!!」

 

このままじゃ…水守君だけじゃなく、

私達まで…

 

そんな時だった…

 

しずく

「え?…ワンダーライドブックが!?」

 

私の持っていたワンダーライドブックが光りだして、

そして、そこから青いライオンが現れた。

 

ガオー!!

 

かすみ

「ら、ライオン!?」

 

志貴

「このライオン…」

 

青いライオンは水守君を見て、近づいてきた。

 

志貴

「僕に懐いてる?…あっ…」

 

水守君の手が光りだして、光りが消えると…

手に持っていたのは炎城さんと藤宮さんの二人が持っていたのと同じ物があった。

 

しずく

「まさか…水守君が!?」

 

かすみ

「メギドがこっちに!?」

 

シミー達が私達に襲いかかろうとした瞬間…

 

志貴

「ライオンセンキ!」

 

ガオー!!

 

志貴

「はぁ!」

 

青いライオンと剣を持った水守君が私達に襲いかかってきたシミー達を倒していって、私達は助かった。

 

志貴

「危ない所だった…三人共大丈夫!?」

 

璃奈

「凄い…」

 

かすみ

「てか!その剣!?雷斗と同じの!?」

 

志貴

「桜坂さん!僕のワンダーライドブックを!」

 

しずく

「これですね!」

 

私はワンダーライドブックを水守君に渡した。

 

志貴

「ありがとう。ここは僕に任せて、三人は逃げて!」

 

しずく

「けど…」

 

志貴

「大丈夫。この水勢剣流水に誓うよ。君達は僕が絶対に守るから!」

 

しずく視点…終

 

 

志貴視点…

 

僕は水勢剣流水をドライバーに納めて、

ドライバーを腹に着けてから、

ワンダーライドブックを開いた。

 

《聖剣ソードライバー》

 

《ライオン戦記》

 

『この蒼き鬣が新たに記す、気高き王者の戦いの歴史…』

 

ワンダーライドブックを閉じてからソードドライバーの

真ん中に装填して、ドライバーの聖剣を引き抜いた。

 

『流水抜刀!』

 

志貴

「変身!」

 

『ライオン戦記〜♪』

 

聖剣を引き抜くと同時に僕の周りにライオンセンキと水が僕の身体の周りをまわって身体に纏って姿が変わり、変身が完了した。

 

『流水一冊!

百獣の王と水勢剣流水が交わる時、

紺碧の剣が牙を剥く!』

 

『水勢剣流水!』

 

しずく

「もしかして…水の剣士さん?」

 

かすみ

「けど、仮面ライダーがいるから助かった〜」

 

「あぁ!後は俺に任せとけ!」

 

しずく かすみ 璃奈

「………え?…」

 

「俺は水の剣士…仮面ライダーブレイズだ!!」

 

璃奈

「何だか性格変わってる?」

 

ブレイズ

「たく、久しぶりに戦うメギドがお前かよ!

ハンザキメギド!お前は跡形もなく消さないと死なねぇんだよな!後、滑るし!」

 

ハンザキメギド

「グウゥゥ!!」

 

ブレイズ

「まぁ良い!行くぜ!!」

 

俺は流水を構えて、ハンザキメギドに向かって行った。

 

ブレイズ

「うぉら!!」

 

俺は流水で攻撃したが、

やっぱりこいつの身体は滑りやがるな…

と言うが…ここならくらうだろ!!

 

ブレイズ

「せいや!!」

 

ハンザキメギド

「グウ!!」

 

ハンザキメギドの顔面にパンチをくらわして怯まして、

流水で相手の武器を弾き飛ばしてから、流水の刀身にワンダーライドブックをスキャンさせた。

 

《ライオン!ふむふむ…習得一閃!》

 

ブレイズ

「おらおらぁ!!」

 

水を纏った斬撃を連続で飛ばして奴にくらわしてから、

流水を納刀して、トリガーを二回引いた。

 

『必殺読破!』

 

ブレイズ

「行くぜ!レオ・カスケード!」

 

『ライオン一冊撃!ウォーター!』

 

俺は敵の周囲を取り囲むように三本の水柱を出現させ、三角飛びの要領で敵を切り裂いていって、水流を纏った飛び蹴りをくらわしてやった。

 

ハンザキメギド

「グウゥゥゥォォ!!」

 

ハンザキメギドは爆発した…

さてと…

 

ブレイズ

「くたばった…ならいいけどな…」

 

そう思ったけど…

奴はやっぱり…

 

ハンザキメギド

「グウゥゥゥ!!」

 

身体を再生させて復活した。

しかも身体の一部が所々変わってやがるから、

強化したな…

 

ブレイズ

「くそ!やっぱりパワーが足りねぇか…」

 

どうする…三冊使うか?

そう行きたいけど…野生の感か?

同じ色で三冊使うと身体がぶっ壊れそうな気がするな…

他のワンダーライドブックがあれば…

 

そんな時だった…

 

涼牙

「近くにいといて、良かったな!」

 

雷斗

「あぁ!」

 

何だ?誰か来たぞ…って!?

ソードライバー着けてるじゃねぇか!

とゆう事はあの二人は!?

 

かすみ

「雷斗!?」

 

璃奈

「涼牙さんも…」

 

涼牙

「三人共!無事かって…ブレイズ!?」

 

雷斗

「復活したのか!?」

 

ブレイズ

「その反応…セイバーとエスパーダか!?」

 

俺は二人の所へと向かった。

 

雷斗

「ブレイズ…久しぶりだな…」

 

ブレイズ

「あぁ、確かにな…」

 

涼牙

「とりあえず!先にメギドを!」

 

二人はワンダーライドブックをだした。

よし!それじゃ…

 

ブレイズ

「お二人さん!ちょっと借りるぞ!」

 

俺は二人からワンダーライドブックを取って、

再びハンザキメギドに向かった。

 

「え!?おい!」

 

雷斗

「あいつ!いきなり三冊やるのか!?」

 

ブレイズ

「その通りだ!!」

 

《ブレイブドラゴン》

 

《ランプドアランジーナ》

 

俺は二冊のワンダーライドブックを右側と左側に、

装填させて、抜刀した。

 

《流水抜刀!》

 

俺の右腕に炎の力と左腕に雷の力が宿り、

三冊の本の力を使った姿にへと変わった。

 

『三冊の本が重なりし時、聖なる剣に力がみなぎる!』

 

『ワンダーライダー!』

 

『ドラゴン!ライオン!アランジーナ!

三属性の力を宿した、強靭な剣がここに降臨!』

 

かすみ

「派手!!」

 

璃奈

「けど、強そう…」

 

しずく

「凄い…」

 

ブレイズ

「こいつで決めてやるよ!!」

 

再び剣を納刀してから、トリガーを二回引いた。

 

『必殺読破!』

 

『ドラゴン!ライオン!アランジーナ!三冊撃!

ウォ・ウォ・ウォ・ウォーター!』

 

ブレイズ

「うおぉぉぉ!!名前は今命名!

トリプルインパクトストライク!!」

 

俺の周りにドラゴンとライオンセンキとランプの魔人が現れて、三体がそれぞれ俺に炎と水と雷を与えて身体に纏ってから飛び上がり、それと同時に三体も飛び上がって先にメギドに突っ込んで行って攻撃していき、最後に俺が飛び蹴りをくらわしてやった。

 

ハンザキメギド

「グオォォォォ!!」

 

ハンザキメギドはさっきより派手に爆発して、

今度こそ倒すのに成功した…よう…

あれ?

 

ブレイズ

「何だ?…目眩が…」

 

俺は変身が解けて、その場に倒れて意識がなくなった。

 

 

志貴視点…終

 

 

剣斬視点…

 

 

剣斬

「はぁはぁ…」

 

あいつら無事に逃げれたか?

それはともかく…やっぱりこいつ厄介だな…

 

デザスト

「ん?あのメギドの気配が消えた?…ならここまでか…」

 

剣斬

「何?」

 

デザスト

「またな仮面ライダー…次はもっと長く戦える事を楽しみにしとく…」

 

デザストはそう言い、戦いを止めて姿を消した。

 

剣斬

「何だ?あのメギドとか言ってたけど…まさか!もう一体いたのか!?璃奈!!」

 

俺はすぐに走りだして、璃奈達を探した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「璃奈〜!!」

 

璃奈

「あ、湊」

 

良かった…無事そうだ…

炎城さんと藤宮さんがいるって事は…

二人がメギドを倒したのか?

あれ?志貴の奴、何で気を失ってんだ!?

 

「志貴に何かあったのか?」

 

涼牙

「あぁ、実はな…」

 

俺は炎城さんから事情を聞いた。

 

「志貴がブレイズ!?しかもいきなり三冊やったとか…おいおい…生まれ変わっても無茶する奴だな〜」

 

雷斗

「まぁ結果的に無事だから良しだな。」

 

まさか志貴がな〜

けど仮面ライダーだったら…もう大丈夫…だよな?

 

剣斬あらため…

湊視点…終

 

 

しずく視点…

 

あれから数日後…

 

水守君の身に何か起こる事もなく、

無事に演劇祭当日の日になった。

 

そして私の演劇が始まって、

何事もなく終わり…

 

そして…

 

志貴

「桜坂さん。素晴らしい演劇だったよ。感動した!」

 

しずく

「ありがとう!」

 

私の後悔だった…

水守君に私の演劇を無事に見せる事が出来た。

 

しずく

「良かった…本当に…」

 

志貴

「お、桜坂さん!?どうしたんですか!?」

 

私は嬉しくって、泣いてしまった…

 

しずく

「大丈夫。嬉しくって…水守君が生きててくれて、私の演劇を見てくれた事が…」

 

志貴

「事情は聞いたよ。桜坂さんが戻って来る前にいた世界じゃ、僕は事故で死んでいたって…それなら僕も良かったよ。約束をちゃんと守れたから。」

 

しずく

「うん…約束守ってくれてありがとう…これからも本当の私を見てくれる?……志貴君…」

 

志貴

「もちろん!桜坂さん!」

 

しずく

「……むぅ…」

 

志貴

「えっ!?何で、頬膨らまして!?」

 

しずく

「私は…下の名前で呼んだのに、呼んでくれないから…」

 

志貴

「えぇ!?……その…ごめん…え〜と…しずくさん…許してくれる?」

 

しずく

「はい!許します!」

 

志貴

「うっ//(何かしてやられた感があるな…)」

 

私の後悔は無事になくなった…

これからも後悔がないように、

志貴君に、本当の私を見てもらわないとね!

 

しずく視点…終

 

 

明日飛視点…

 

明日飛

「何か…桜坂さんと水守って良い感じだな…」

 

俺達は隠れて二人の様子を見ていた…

 

かすみ

「けど、戦っている時とは別人…だよね?」

 

雷斗

「あいつは戦う時は何故か性格が変わるんだ。しかも本人は自覚なしだ。」

 

かすみ

「えぇ〜……」

 

少し変わってる奴ってそうゆう事か…

 

「これで仮面ライダーは後一人だよ。」

 

エマ

「後は果林ちゃんの持っている本の仮面ライダーだけだよ。」

 

一真

「そうだな。あれ?果林は?」

 

「あっ!あそこにいたよ!」

 

宮下さんが言った方を見ると…

 

何故か何か怒っていそうな朝香さんがこっちに向かって歩いてきていた…

 

歩夢

「か、果林さん?どうしたんですか?」

 

果林

「次は近い内にダイバーフェスがあるわよね…」

 

せつ菜

「えぇ…そうですけど…」

 

果林

「次もまた私が出るわ…そして!アイツに見せつけてやるのよ!!」

 

な、何か朝香さんが燃えている…

 

一体何が…あったんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 最後の仲間

キャラクター紹介

水守志貴(みなもりしき)
16歳 高校一年生


心優しく、おとなしい性格
映画が好きで、見たいのが上映されたら、すぐに見に行って気にいった作品ならしばらく何回も見る。
意外と大食いらしい。
そして、何故か戦いのときだけは荒い性格になり、
無茶な戦いをするがちゃんと考えて戦っている。
性格が変わってる事に関して本人は自覚がないらしい。

前世では仮面ライダーブレイズとして戦っていた。
人々と世界を守る為に戦い、
最終的には自分自身の戦いを最後まで貫き、
仲間に世界を託して、これまでの戦いのダメージが酷くなり死亡する。
そして、この世界にへと生まれ変わった。


え〜まさかのブレイズがスラッシュみたいに性格が変わるタイプと言うね、ちょっと変わった性格になりました。
何か書いててこのまま普通のブレイズでも良いか?
と思っていたんですけど、戦いの時だけ荒っぽくしたらどうなんだろう?って書いてたら面白くなってこうなりました。

それと今回実はブレイズの復活はかなりギリギリな状態だったんです。
志貴は事故で亡くなるって本編でも話していた通り、
本当は一人でパンケーキを食べた後、
メギドの襲撃に巻き込まれて亡くなったんです。
だから湊が行動して次の日にみんなで遊びに行かなかったら、志貴はそのまま亡くなってました。
もし湊がいなかったらブレイズは復活する事がなかった事になってたかもしれませんね。

さて今回の崩壊の未来の出来事は、
しずくです。


桜坂しずく…崩壊の未来

せつ菜と同じで襲撃があった後、
人々を避難させている最中に、
マギアとメギドに見つかって殺されて死亡する。

前回は仮面ライダーが現れた事で新たな敵が現れた。
でしたけど、
今回は仮面ライダーが現れた事で失うはずだった命が救われて運命が変わった感じですね。

さぁ次回で遂に仮面ライダーが揃います。

それでは次回で!
















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第9話 最後の仲間

 

死の運命を変えて、

無事に仮面ライダーブレイズを復活させる事に成功

 

だが、朝香果林の様子が変のようだ…

 

残る仮面ライダーは一人…

 

仮面ライダースラッシュだけだ。

 

彼女達は仮面ライダー復活を必ず成し遂げるだろう…

私も、少し手を貸そう…

あの後調べて見ると、運命か、アレの生まれ変わりも存在しているみたいのようだ。

 

私の力でコレをその人の元へ送るとしよう…

 

え?送れるんだったら最初から全員に送ればいいんじゃないかって?

 

私の力じゃ一人が限界なの!万能じゃないんだよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日飛視点…

 

演劇祭から数日後…

 

今度はダイバーフェスって言う大型イベントに出るらしい

 

参加するスクールアイドルは、

東雲と藤黄と虹ヶ咲の三校

 

虹ヶ咲からは朝香さんが出るらしいけど…

 

 

果林

「絶対に…やってやるん…だから!!」

 

何だか朝香さんの様子がおかしい…

あの演劇祭以降ずっとこんな感じだ。

誰かに見せる為?なのか、普段の朝香さんの印象と違って熱血のように練習して気持ちが燃えているようだ。

 

一真

「おい。果林…気合い充分なのはわかったけど…

俺の土豪剣激土をバーベル代わりにしようとするなよ。

全然持ち上がってねぇし…返してもらうぞ」

 

土門先輩は朝香さんがバーベル代わりにしようとしていた大剣が入ったギターケースを持ち上げて背負った。

 

果林

「まだよ…もっと…やるわよ…」

 

エマ

「果林ちゃん!無茶は駄目だよ〜!」

 

せつ菜

「いつもの果林さんらしくありませんよ。」

 

歩夢

「様子が変だよ。」

 

朝香さんは気合いが入りすぎて休憩もせずに練習を続けていたから、バテバテになっていた。

 

しずく

「やっぱり、あの時の演劇祭から様子がおかしいですよね。」

 

璃奈

「うん。何だか気合いだけじゃなく、張り切りすぎてるみたいに見える。」

 

かすみ

「あの果林先輩に一体何が?」

 

本当に謎だよな〜

そんな時…

 

朔太

「たぶんその理由はアイツのせいだと思うな。」

 

彼方

「朔太君。いらっしゃい」

 

朔太

「やぁ彼方。」

 

「アイツって誰なの?」

 

朔太

「あぁ…音坂恭(おとさかきょう)って奴の事だ。」

 

歩夢

「音坂恭さん?」

 

一真

「何…恭だと?…あいつま〜た何か言ったのかよ…」

 

エマ

「あぁ〜だからか…」

 

「その音坂さんって誰なんですか?」

 

明日飛

「音坂先輩って…確か副生徒会長の?」

 

朔太

「あぁ、この前演劇祭の時に朝香さんに何か言ったらしい」

 

明日飛

「何で副会長が朝香さんに?」

 

一真

「恭と果林はな、幼馴染みなんだよ。」

 

果林

「違うわよ!!ただの腐れ縁よ!」

 

「果林さん。その人に何を言われたんですか?」

 

果林

「あいつは…」

 

朝香さんは何を言われたか話し始めた。

 

 

明日飛視点…終

 

 

回想…

 

果林視点…

 

 

果林

「ここ…何処かしら?」

 

エマ達と同じ所から出た筈なのにどうして違う場所に来たのかしら?

 

そう考えていた時…

 

「果林?」

 

果林

「ん?…げ…何であんたがここにいるのよ…恭…」

 

私を呼んだのは…幼馴染み…

いや、腐れ縁の音坂恭がいた。

 

「それはこっちの台詞だ。お前こそ何でここにいるんだよ?ここは出口と反対方向だぞ?」

 

果林

「うっ…間違えただけよ!」

 

「本当かよ?また迷子になったんじゃないのか?お前方向音痴だからな。」

 

果林

「うっ…」

 

「まぁいつもの事だから置いといて、お前演劇なんて興味あったのか?俺は会長に誘われたから来たんだが。」

 

果林

「同じ同好会の子が演劇部だからよ。」

 

「同好会?…あぁ〜一真が言ってたな、スクールアイドルを始めたって。まさかお前がな…」

 

果林

「何よ、文句あるの?」

 

「いや、ただお前みたいなビビリがステージに立って歌って踊れるのかと思ったからだ。」

 

ブチッ…

 

そう言われた瞬間に…私の中で何かキレた音がした…

何ですって…

あんたは知らないでしょうけど私は大きいステージに立って観客を魅了したのよ!

知りも知らないで…ん、確か近い内に…

 

果林

「だったら…見せてやるわよ…」

 

「何?」

 

果林

「近い内に開催されるダイバーフェスで私のライブを!!あんたに見せてやるわ!!」

 

恭にそう宣言して私は出口の方へと歩き始めた。

 

「おい!果林!」

 

果林

「何よ!?」

 

「そっち逆だ!出口はあっち!」

 

果林

「//!」

 

私は顔を真っ赤にしながらあらためて出口へと歩いて行った。

 

 

果林視点…回想…終

 

 

一真視点…

 

 

果林

「だから、絶対にやってやるのよ!!」

 

あはは…恭の奴…またかよ…

そりゃ果林にビビリとか言ったらこうなる訳だな…

 

かすみ

「酷くないですかその人?」

 

一真

「いや、いつもの事なんだ。」

 

エマ

「恭君はいつも果林ちゃんに悪く言うけど、本音じゃないよ」 

 

「それってどうゆう事ですか?」

 

朔太

「まぁ…恭はアレだ…」

 

歩夢

「アレ?」

 

朔太 一真 エマ

「ツンデレだ(だな)(だね)」

 

明日飛

「いやいや!あの副会長ですよ!?会長や土門先輩と同じで優しくって面倒見もいいじゃないですか!」

 

一真

「あいつ意外とそうゆうところがあるんだよ。」

 

どうせ今頃言い過ぎたって思ってため息だしてるんじゃないか?

 

朔太

「それより…朝香さん止めた方がいいんじゃないか!?何処から持ってきたかわからないけど重りを背負って走ろうとしてないか!?」

 

エマ

「わわ!?果林ちゃん!それ以上は駄目〜!!」

 

一真

「みんな果林を止めろ〜!!」

 

 

一真視点…終

 

 

恭視点…

 

「はぁ…」

 

またやっちまったよ…

果林の奴…無理してないだろうな…

 

まぁ俺がビビリなんて言ったしな…

 

昔は普通に話せていたのにな…

何時からだろうな、果林に本音で話せなくなったのは…

あいつの前だと、からかったり煽るように話すようになったな…もうちょっと素直に話さないとな〜

 

「はぁ…」

 

「どうしたんですか副会長?」

 

「あぁ、峰ちゃんか…」

 

「良ければ、話しを聞きましょうか?」

 

「そうだな、実は…」

 

俺は生徒会の書記、峰ちゃんに話した。

 

「それはもう…副会長が素直に話した方がいいと思いますよ。」

 

「あっさり言うな…でもやっぱりそうだよな。けどあいつ俺が急に素直に話したら変に思わないかな…」

 

「きっと大丈夫ですよ。元々仲が良かったんですから。」

 

「そっか…よし、今度謝るか…さすがに言い過ぎたしな、ありがとな峰ちゃん。さすがは未来の生徒会長だな。」

 

「言い過ぎですよ!?」

 

「はは、ごめん。」

 

まぁこの子は本当に俺達が卒業した後に生徒会長になりそうだけどな…まだ一年生だけど優秀だしな、それだけじゃなく…何か生徒会長にぴったりな感じがするんだよな〜

まるで…別の世界では生徒会長やってましたみたいな?

 

何だろうな?

 

 

恭視点…終

 

 

侑視点…

 

果林さんの事で色々あったけど、

ダイバーフェス当日となって私達は他のスクールアイドル達を見ながら果林さんの出番まで待っていた。

 

前の時、果林さんはプレッシャーに負けそうになっていたけど、今は…

 

果林

「とうとうこの時が来たわね…見てなさいよ恭!!」

 

今は…もの凄く燃えていた…

以前の果林さんとは大違いすぎるよ…

 

エマ

「か、果林ちゃん…恭君も悪気があって言った訳じゃないと思うから…」

 

果林

「そんな事、わかってるわよ。アイツが本音で言ってない事くらい。」

 

エマ

「え!?」

 

果林

「アイツは本音を言ってない時、目をそらしながら話すから、あの時も目をそらしながら話していたから本音で言ってない事くらい最初からわかっていたわよ。」

 

「じゃあ、わかってたのに何で怒ったの?」

 

果林

「本音じゃなくてもムカついたのは本当よ。それに…」

 

歩夢

「それに?」

 

果林

「恭にカッコ悪い姿なんて見せたくないだけよ//」

 

果林さんは少し頬を赤くしていた。

もしかして果林さんにとって音坂さんは特別な人なのかな?

 

果林

「そ、そろそろ出番だから行くわ!」

 

そう言い、果林さんはステージの方へと向かった。

 

そういえば…明日飛達は始めて見るんだ。

楽しんでくれたらいいな〜

 

 

侑視点…終

 

 

 

明日飛視点…

 

明日飛

「いや〜凄かったな〜」

 

俺達はライブを見終わって、同好会達の所にライブの感想を言いながら向かっていた。

 

蒼希

「あぁスクールアイドルのライブ。結構良かったな」

 

希子

「朝香さん綺麗だったな〜…」

 

涼牙

「まぁ何より一番驚いたのは会長が東雲のスクールアイドルの時に凄いテンションでペンライト振ってるところだな。」

 

朔太

「し、仕方ないだろ!遥の晴れ舞台だぞ!!」

 

一真

「はっはっはっ!あんな朔太始めて見たぜ!」

 

雷斗

「マジでびっくりしましたよ。」

 

志貴

「会長あの時だけキャラ変わり過ぎですよ。」

 

「お前も戦闘の時キャラ変わるけどな。」

 

志貴

「どうゆう事だ?」

 

明日飛

「そろそろ着くぞ…って、みんな何やってんだ?」

 

みんなの所へ着くと、みんなは隠れながら何かを見ていた。

 

「明日飛、し〜!今いいところ!」

 

明日飛

「どうゆう事だ?」

 

俺達はみんなが見ている何かを見て納得した。

 

明日飛

「あ〜なるほどな、副会長と朝香さんが話している最中か…」

 

 

明日飛視点…終

 

 

果林視点…

 

 

私はライブを終わらせた後、

恭に呼ばれて話しをしていた。

 

果林

「急に何よ?呼びだすなんて?」

 

「あぁ…その…何だ…」

 

恭にしては歯切れが悪いわね…

らしくないわね。

 

「ライブ…良かったよ。それと…ビビリは言い過ぎた…ごめんな…」

 

果林

「!!……くす、あはは!」

 

「な!?何で笑うんだよ!?」

 

果林

「だって…あんたにしては素直すぎて…可笑しいわよ。」

 

「うるせぇ、まぁ本当に良かったよ…やっぱお前って凄いよな…」

 

果林

「え?」

 

「モデルも成功させてスクールアイドルまで成功させた。お前が努力家なのは知ってたけどここまでやるなんてな、何だかお前が遠い存在になりそうだよ。」

 

果林

「……そんな事はないわよ…」

 

「何?」

 

果林

「あんたは…時々ムカつく事もあるけど…私にとって大切な幼馴染みでもあるんだから…」

 

それに…恭はあの時…

崩壊した未来で…私を助けてくれた…

 

けどあなたは私を助けた時に怪我をして死んだけど、

最後に私に伝えてくれたあの言葉は嬉しかった…//

 

「な、何だよ…急に…」

 

果林

「恭の気持ちはもうわかってるって意味よ//」

 

「俺の気持ちって…えっ!?ちょっ!?お前何で知って!?//」

 

恭がこんなに慌ててるって事は、

嘘とか冗談じゃないのね…

 

それなら…私も伝えていいわよね…

 

果林

「恭、私は…」

 

「いいご身分だな…貴様のような奴が…幸せになろうとするなんてな…」

 

果林

「え!?」

 

突然謎の声が聞こえて振り向くと…

剣を持った黒いフードを被った人がいた…

 

「お前は再び我が殺す…」

 

《ジャアクドラゴン》

 

『かつて、世界を包み込んだ暗闇を生んだのはたった一体の神獣だった…』

 

『ジャアクリード!』

 

「変身…」

 

『闇黒剣月闇!』

 

Get go under conquer than get keen.

 

『ジャアクドラゴン!』

 

『月闇翻訳!光を奪いし漆黒の剣が、冷酷無情に暗黒竜を支配する!』

 

黒いフードは仮面ライダーにへと姿を変えた。

 

「ほう…この姿もいい…

これが仮面ライダーカリバーか…この闇の力は心地がいいな…さて…殺すとしよう…」

 

仮面ライダーは剣を構えて私達に近づいて来た。

 

果林

「恭!逃げるわよ!!……恭?」

 

「…カリバー…何だ?この名前聞き覚えがあるぞ…」

 

恭は何か考えていて動こうとしてなかった。

こんな時に何してるのよ!

 

カリバー

「余所見してるのならお前から死ね!」

 

仮面ライダーは恭に向けて剣を振った。

 

果林

「恭!?」

 

ガキィィン!!

 

カリバー

「何!?」

 

大きい金属音がなったと思ったら、恭が光る何かを持って相手の剣を防いでいた。そして恭の持っていた何かの光りが消えると剣になった。

 

「音銃剣錫音…思い出してきた…!!はっ!」

 

恭は仮面ライダーを蹴って、距離をとった。

 

果林

「もしかして恭が…」

 

私は持っていたワンダーライドブックを見ると、

光っていた。

 

果林

「恭!!」

 

恭に向かってワンダーライドブックを投げて、恭は受け取った。

 

「ワンダーライドブック!?果林!何で持ってたのかは後で聞くぞ!」

 

恭はそう言ってワンダーライドブックを開いた。

 

 

果林視点…終

 

 

恭視点…

 

《ヘンゼルナッツとグレーテル》

 

『とある森に迷い込んだ小さな兄妹の、

おかしな冒険のお話…』

 

ワンダーライドブックを閉じて、音銃剣錫音に収めて俺は構えた。

 

「変身!」

 

『ヘンゼルナッツとグレーテル!』

 

『銃剣撃弾!』

 

『銃でGO!GO! 否!剣でいくぞ!音銃剣錫音!』

 

俺はマゼンダ色のオーラに包まれて、

変身が完了した。

 

『錫音楽章!甘い魅惑の銃剣が、

おかしなリズムでビートを斬り刻む!』

 

「仮面ライダースラッシュ…降臨…満を持してな…」

 

果林

「本でも思ったけど…派手な姿ね…」

 

スラッシュ

「果林!お前は早く逃げろ!」

 

カリバー

「貴様も仮面ライダーだったか…」

 

スラッシュ

「行くぞ!カリバー!!」

 

 

恭あらため…

スラッシュ視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「おいおいおい!何かエライ事になったぞ!?」

 

一真

「恭がスラッシュなのは驚いたが…」

 

涼牙

「まさかカリバーが現れるなんて…俺達も行くぞ!」

 

俺達も変身して行こうとしたその時…

 

「ちょ、ちょっと待って!あっちも大変な事になってるよ!!」

 

かすみ

「うわ!何アレ!?敵だらけじゃん!?」

 

カリバーが現れたと同時にここのイベント会場の場所は、シミーやバトルマギア達が現れて見境なく周りを破壊しまくっていた。

 

蒼希

「あっちも片付けるぞ!!」

 

「あぁ…そう…らしいな!!」

 

湊はこっちに飛んできた攻撃を剣で弾いて防いだ。

 

「また会ったな…仮面ライダー達…」

 

「デザスト…!」

 

蒼希

「こいつ死んだんじゃないのかよ!?」

 

一真

「こいつは死なないんだ!だから厄介なんだよ!」

 

「デザストの相手は俺がやります…みんなは…璃奈達を守ってください!変身!!」

 

璃奈

「湊!!」

 

風切は変身してデザストと戦闘を始めた。

 

希子

「おわ!?」

 

今度はカリバーとスラッシュが戦いながら俺達の近くまでいつの間にか来ていた。

 

雷斗

「敵に囲まれてる状況か…」

 

志貴

「みんなを守りながら戦う事になりそうですね…」

 

朔太

「やるしかないな…」

 

明日飛

「行くぞ…」

 

みんなそれぞれベルトを着けて構えた…

 

明日飛 蒼希 希子 朔太 涼牙 志貴 雷斗 一真

「「「「「「「「変身!!」」」」」」」」

 

明日飛視点…終

 

 

侑視点…

 

凄い……

 

私達の目の前で明日飛達は仮面ライダーに変身して、

十人の仮面ライダーはイベント会場にいるバトルマギアとシミー達を次々と倒していって、逃げ遅れた人達も助けて逃していた。

 

やっと全員揃ったんだ…

 

これで後はあの未来を変えるだけ…

 

パシャ!

 

ん?何でカメラのシャッター音が?

 

せつ菜

「こんな状況ですけど…最高です!格好いいです!こんなにたくさんのヒーローが!それに[剣士物語]の剣士達が全員生で見られるなんて最高です!!」

 

せつ菜ちゃんが目を輝かせながら、スマホのカメラで撮りまくっていた…

 

ぶ、ブレないな〜せつ菜ちゃんは…

 

バルキリー

「ん?ちょっと!優木さん!!」

 

あっ希子ちゃん。さすがに怒るよね…

 

バルキリー

「もっとこんな感じでどう?」

 

何故か敵を倒して、ポーズを決めていた。

 

せつ菜

「いいです!!」

 

「いや良くないでしょ!!」

 

バルカン

「くっおっらぁ!!!希子ぉ!!お前戦ってる最中に何やってんだぁ!!?」

 

バルキリー

「いや〜ついね〜」

 

バスター

「馬鹿やってねぇで、あっちの方で敵を倒してこい!!」

 

バルキリー

「えっ!ちょっ!うわぁぁぁ!!?」

 

土門さんは大剣を振って希子ちゃんを思いっきりぶっ飛ばして、希子ちゃんは飛んでいった。

 

彼方

「仮面ライダーにも色んなのがいるんだね〜」

 

サウザー

「彼方!お前もおとなしくしてろ!!」

 

彼方

「大丈夫。だって朔太君が守ってくれるんでしょ?」

 

サウザー

「………」

 

《ジャックライズ!》

 

《ジャッキングブレイク》

 

サウザー

「当然だぁ!!俺は彼方の為ならたとえ火の中水の中だろうと助けて守るぞぉ!!」

 

《JACKING BREAK》

 

天宮さんは黄金色の斬撃を放って敵を殲滅した。

 

《ZAIA ENTERPRISE》

 

彼方

「朔太君。格好いいよ〜」

 

サウザー

「残りの奴ら纏めてかかってこい!!」

 

ブレイズ

「おっ?会長やるじゃねぇか!一緒に行くぞ!!」

 

志貴君は天宮さんと一緒に敵に向かって行った。

本当に戦う時に性格変わるんだ…

 

バルカン

「マジであれがあのサウザーかよ…」

 

エスパーダ

「何だかブレイズと意気投合してるな…」

 

仮面ライダーも個性豊かなのが多いんだね…

こうして十人もいると本当にそう思うな〜

 

 

侑視点…終

 

 

セイバー視点…

 

 

セイバー

「はあぁぁぁ!!」

 

俺とゼロワンとスラッシュは三人がかりでカリバーと戦っていた。

 

スラッシュ

「三人で戦ってもこうまで強いとはな…」

 

カリバー

「どうした?その程度か?仮面ライダー共!!」

 

カリバーは闇黒剣月闇を腰に納刀して、

両手にゼロワンの剣とバルカンとバルキリーの銃を作り上げて、それを使って攻撃してきた。

 

セイバー

「何だ!?あんな技なかったぞ!?」

 

ゼロワン

「アレはアークの力だ!あの姿でもアークの力を使えるのかよ!?」

 

スラッシュ

「どうやら俺の知っているカリバーとはかなり違うようだな…」

 

カリバー

「会話をしている暇はあるのか?」

 

カリバーは銃を投げ捨てて、

闇黒剣月闇を持って、トリガーを引いた。

 

『月闇居合』

 

カリバー

「はぁ!!」

 

『読後一閃!』

 

抜刀して振り、巨大な闇の斬撃を放ってきた。

 

ゼロワン

「ヤバい!!」

 

ゼロワンは自分の剣にキーを装填させた。

 

"Progrise key confirmed. Ready to utilize."

 

《グラスホッパーズアビリティ!》

 

ゼロワン

「はぁ!!」

 

《ライジングカバンストラッシュ!》

 

ゼロワンの技とカリバーの放った斬撃がぶつかりあって、この場は爆発した。

 

カリバー

「死んだか…」

 

『ヘンゼルナッツとグレーテル!イェーイ!』

 

スラッシュ

「スナック・音・ザ・チョッパー!!」

 

『錫音音読撃!イェーイ!』

 

カリバー

「!?」

 

爆風からスラッシュが現れて、カリバーに連続で斬撃をくらわせた。

 

カリバー

「くっ!おのれ…」

 

スラッシュ

「詰めが甘いな…セイバー!ゼロワン!」

 

カリバー

「!?」

 

スラッシュが攻撃した後、俺達は上空にジャンプしていた。そして、俺達は…

 

《ライジングインパクト》

 

『必殺読破!ドラゴン一冊撃!ファイヤー!』

 

ゼロワン

「はあぁぁぁ!!」

 

セイバー

「火龍蹴撃破!!」

 

飛び蹴りの体制になって突っ込んで、

ダブルライダーキックをくらわした。

 

《ライジングインパクト!》

 

カリバー

「ぐおぉぉ!!!」

 

カリバーはダブルライダーキックを受けて、吹っ飛んで爆発した。

 

ゼロワン

「やったか!?」

 

セイバー

「それならいいが…」

 

爆風が晴れると…カリバーは膝をついていて、少しふらつきながらも立ち上がった。

 

スラッシュ

「まだやるようだな…」

 

カリバー

「くっ…少しはやるようだな…我が用意した兵も少なくなってきたか…デザスト!!遊びは終わりだ!撤退するぞ!」

 

デザスト

「何だ、もう終わりか…まぁいい、それじゃあな〜仮面ライダー!」

 

剣斬

「なっ!待て!」

 

デザストは剣斬との戦いを止めて、姿を消した。

 

カリバー

「準備は整った…次、我が来る時は世界を終わらす時だ…」

 

そういい残して、カリバーも姿を消した。

 

セイバー

「次現れる時が世界を終わらすだと…」

 

ゼロワン

「おそらく…侑達が言っていた崩壊の事じゃないか?」

 

もしそうだったら今のままじゃマズいかもしれないな…

 

セイバー

「鍛えないとな…」

 

残りの敵は他の仮面ライダーが倒し、

この場所での戦いは終わった…

 

セイバー視点…終

 

 

 

翌日

 

 

明日飛視点…

 

俺達は学校が終わった後、いつもみたいに虹ヶ咲の部室に集まるんじゃなく鴻神学園の空き教室に集まっていた。

 

朔太

「世界を終わらすか…」

 

一真

「いよいよ敵さんも戦争の準備は万全って訳か…」

 

涼牙

「えぇ…だから期末テストが終わったら夏休みに入るじゃないですか、だからその時にみんなで…」

 

蒼希

「特訓だろ。もちろんだ!」

 

雷斗

「だけど場所はどうするんだ?」

 

明日飛

「そこは俺に考えがある。使ってない別荘があって、そこは無人島だ。そこでなら被害も少なく人目を気にする事なく特訓できる!」

 

「無人島の特訓か〜これは一気に戦闘の感覚を戻せそうだな!」

 

希子

「燃えてきた〜!!」

 

志貴

「せめてワンダーコンボは使えるようになっておかないと…」

 

「俺が一番復活したのが遅かったからな…すぐにみんなに追いつくようにするさ!」

 

明日飛

「それじゃあテストが終わり次第、強化合宿って事で!」

 

俺達は強くならないといけない…

世界を守るのもそうだけど…

 

みんなを守る為にも!

 

 

 

 

 





次回 夏、再び

キャラ紹介

音坂恭(おとさかきょう)
18歳 高校三年生


鴻神学園の生徒会副会長
一真や朔太と同じで性格は優しく、面倒見もいい、
しかしちょっとツンデレらしい(主に果林の前では…)
果林とは小さい頃からの付き合いがあり幼馴染み
なるべく素直でいようと努力はしている。

前世では仮面ライダースラッシュとして戦っていた。
最後の戦いが終わった後、
これまでの戦いのダメージが酷くて死亡する。
そして、この世界にへと生まれ変わった。

今回は先に崩壊の未来の出来事いきます。
ラストの果林です。

朝香果林…崩壊の未来

マギアやメギド達に襲われかけた所を恭に助けられたが、
恭は助けた時に負傷してしまい、死ぬ間際に果林に想いを伝えて亡くなり、その後に果林もバトルマギアに見つかって殺される。


遂に仮面ライダーが揃った〜…
長かった気がします…
ただ序盤にゴーザが気になる事を言ってましたけど、
何の事でしょうね〜?

まぁそれと何気に鴻神学園の生徒会に新キャラの生徒会の書記の子が出ましたけど、ちゃんと名前がありまして…

郡罧峰(こおりふしみね)
みんなからは峰ちゃんって呼ばれています。

この子の名前を入れ替えると、あるキャラの名前になります。ヒントは恭が言ってた事です。

それでは次回で!







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第10話 夏、再び

 

遂に全ての仮面ライダーの復活に成功

 

だが…

 

彼らは自分の力不足を感じ、

夏休みに入って特訓をする事になった。

 

そして崩壊の時まで…後僅か…

 

さて、私の方も無事に渡す事ができた。

………は…どんな活躍をするかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑視点…

 

 

期末テストも終わって、

私達は無事に夏休みを迎えた。

 

そして、これからをどうしようと考えた結果…

 

再び合宿をする事になった。

 

せつ菜

「それでは合宿場所ですけど…」

 

かすみ

「ちょっと待ってください!!」

 

せつ菜

「どうしたんですか?」

 

かすみ

「まさか、また学校でするとか言わないですよね?」

 

せつ菜

「そのつもりですけど?」

 

かすみ

「前も学校でしたんですから、今度は別の所でしましょうよ!」

 

「それはかすかすに同感!」

 

確かに…また同じ場所でするってのもちょっとアレかな〜けど問題は…

 

果林

「そんな事言っても、何処でするのよ?」

 

かすみ

「うっ…それは誰か別荘とか!」

 

しずく

「いくら何でもそれは…」

 

「あ…明日飛ならあるかも…」

 

歩夢

「確かに…持ってるかも…」

 

かすみ

「明日飛先輩がですか〜?」

 

璃奈

「ありそう。」

 

彼方

「そういえば大きい家に住んでいたもんね〜」

 

エマ

「けど、あったとしてもいきなりいいのかな?」

 

「今から電話で聞いてみる。」

 

私は明日飛に電話をかけた。

 

明日飛

『もしもし、侑か?どうした?』

 

「実はね…」

 

明日飛に合宿できる場所を聞いてみた。

すると…

 

明日飛

『それなら今俺達が特訓してる場所に来るか?ここの別荘なら広いし練習とかもできるぞ。』

 

「と、特訓!?何してるの!?」

 

明日飛

『すぐに迎えを用意するよ。それじゃ向こうで!』

 

そう言いながら明日飛の電話は切れた。

 

「え、ちょっと明日飛!?」

 

歩夢

「どうしたの?特訓とか言ってたけど?」

 

「とりあえず…明日飛の別荘がいけるみたい…」

 

明日飛達は一体何やってるの!?

それより別荘って何処にあるの!?

 

 

 

 

 

 

それから…

 

 

 

 

 

 

 

 

同好会メンバー全員

「う…嘘〜〜」

 

私達は明日飛の迎えの人?に案内されて、

何故か飛行機に乗って着いた場所は…

 

何処かの無人島で…目の前には大きな別荘があった…

 

「それでは部屋に案内するよ。」

 

「は、はい!」

 

私達は案内人の人について行った。

 

「ここが君達の部屋だよ。」

 

かすみ

「凄く広い…!?」

 

「ここの別荘の物は好きに使ってくれて構わないよ。後の詳しい事は明日飛達に聞いたらいいよ。」

 

せつ菜

「は、はい…わかりました。」

 

「あの…明日飛達は?」

 

案内人さんに聞こうとしたら外で大きな爆発音が聞こえた。

 

果林

「な、何なの!?」

 

「たぶん明日飛達が特訓してる音だよ。この三日間ずっと特訓してるようだからね。」

 

「特訓って…もしかして戦いの?案内人さんは明日飛達が仮面ライダーだって事知ってるんですか?」

 

「まあね。」

 

歩夢

「あの〜もしかして…昔ちょっと会ったきりだったからすぐにわからなかったけど…明日飛君のお父さんじゃ?」

 

「え!?」

 

「覚えててくれたかい歩夢ちゃん。

どうもみんな、明日飛の父の、

蕾電猛雄(らいでんたけお)だ。」

 

まさかの明日飛のお父さんだった事に、

歩夢以外のみんなは驚いた…

 

猛雄

「息子がいつも世話になってるようだね。」

 

せつ菜

「いえ!蕾電さんにはいつも私達が助けてもらってばかりで…」

 

猛雄

「話しは明日飛から聞いているよ。君達は…だいぶ辛い思いを経験したんだってね。息子は君達を助ける為に頑張っているんだろ。」

 

しずく

「話しを聞いてるって…あの崩壊の未来の事を信じてくれるんですか!?」

 

猛雄

「息子の言った事だからな、それに最近の怪物騒動を見ると嘘じゃない事くらいわかるさ。」

 

何だか凄く話しがわかる人だな…

けど、明日飛のお父さんってのはわかる。

だって優しいところがそっくりだから

 

猛雄

「おっと、ゆっくり話しをしたいが、私はそろそろ行くよ。会議があるんでね。あっ、明日飛には黙っておいてくれる?私がここにいると社長なのに何やってんだって怒られるからね。それじゃあまた!」

 

そう言いながら明日飛のお父さんは部屋から出て行った。ちょっとお茶目なところもあるんだ。

 

「あれ?」

 

「ゆうゆ、どうしたの?」

 

「いや、何でもないよ。」

 

気のせいかな…明日飛のお父さんの後ろ姿が…

仮面ライダーと重なって見えたのは…?

 

せつ菜

「とりあえず、蕾電さん達に会いに行きませんか?」

 

私達は荷物を部屋に置いて、

明日飛達に会いに外に出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「明日飛〜……って、うわ!?」

 

明日飛達を見つけたと思ったら、みんなボロボロになっていて倒れていた。

 

歩夢

「明日飛君!大丈夫!?」

 

明日飛

「うぅ…よぉ…歩夢…侑…みんなも来たんだな…」

 

せつ菜

「一体何事ですか!?」

 

涼牙

「ここのところ三日間ハードな特訓をしたからな…遂さっきも全員の技をぶつけあったから…こうなった…」

 

エマ

「も〜無理は駄目だよ。」

 

一真

「はは…悪い…けどそのお陰でだいぶ戦闘の感は戻ったぞ!」

 

「あぁ…確かにな…」

 

果林

「そんなボロボロで何言ってるのよ!」

 

彼方

「朔太君も大丈夫?」

 

朔太

「も、問題ない……とは言いたいが…ちょっとやりすぎたな…」

 

しずく

「志貴君!しっかりして!」

 

志貴

「うぅ〜………」

 

「志貴の奴…ワンダーコンボ使いまくって無茶したから気を失ってんじゃねぇか…」

 

璃奈

「湊も大丈夫?璃奈ちゃんボード、クスン…」

 

「大丈夫だから、そんな泣きそうになるな…いてて…」

 

かすみ

「雷斗もしっかりして〜!」

 

雷斗

「あいたた!!あんま身体揺らすな!大丈夫だから!」

 

「蒼希!大丈夫なの!?」

 

蒼希

「大丈夫だ…ただ腹が減った…もんじゃが食いたい…」

 

希子

「愛ちゃん…あたしは心配じゃないの…」

 

涼牙

「まぁ確かに…腹減ったな…」

 

せつ菜

「それならご飯にしましょう。私達が作りますから皆さんは休んでてください。」

 

明日飛

「そこまでしてもらうのは悪いと…言いたいが…」

 

涼牙

「お言葉に甘やかしてもらおう…今の俺達じゃ誰も手伝えないからな…ガク…」

 

せつ菜

「あぁ!涼牙さん!」

 

とりあえず…私達は晩御飯を作る事にした。

しかし一体どんな特訓をしたんだろ?

ここまでボロボロになるなんて…

 

 

侑視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

「おぉ〜!」

 

俺達はテーブルの上にある料理を見て感激した。

すげぇ旨そうだもん!

みんな料理上手なんだな

 

 

彼方

「沢山作ったよ〜」

 

朔太

「ごめんな、俺達手伝えなくって…」

 

エマ

「あんなボロボロの状態だったんだからいいよ」

 

一真

「すまんみんな!恩に着る!」

 

「早くみんなで食べようよ!」

 

涼牙

「あれ、せつ菜は?」

 

せつ菜

「お待たせしました!とっておきの料理ですよ!」

 

せつ菜以外

「!!?」

 

優木さんが作った料理を見て俺達は驚いた…

 

「(アレは何だ!?)」

 

その問題の料理は紫色のスープ?

しかもグツグツと明らかにヤバそうな感じがしている…

近江さん何かあちゃ〜って顔してるし!?

 

「おい…璃奈…何でボードの顔が仰天してるんだ?」

 

璃奈

「あわわわ…」

 

せつ菜

「驚くほど美味しいからですよ。前に侑さんもマイルドで美味しいと言ってましたし、今回は更に改良を加えて作りました!」

 

マイルドで美味しいだと…

 

嘘つけ!!

 

明らかにヤバいだろ!!

 

涼牙

「(まさかせつ菜が料理下手とは…)」

 

せつ菜

「さぁ皆さん召しあがってください!」

 

そう言い綺麗な笑顔で俺達の前にだしてきた…

コレを食うのか…

 

「ま、まぁ見た目はアレかもしれんが…味だ…味…いただきます…」

 

そう言い、副会長が優木さんの料理を食べた…

 

「………」

 

果林

「恭?」

 

「ぎ…ぎょえぇぇ!!あがぁ!!ふが!!?水!!か!お茶お茶!!」

 

果林

「ちょっと、大丈夫!?」

 

副会長はもの凄い顔をして叫んだ後にお茶を飲みまくった。

 

せつ菜

「そんなに驚くほど美味しいんですか!?」

 

違う!!?

 

絶対ヤバい味なんだろ!!?

 

ヤベェ…食いたくないな…

 

副会長のリアクション見てみんな青ざめてるよ…

 

てか!

 

明日飛

「おい侑、お前本当にアレはマイルドで旨かったのか?」

 

「前に食べた時はマイルドだったよ…おかしいな…」

 

「今璃奈に聞いたんですけど…前の時は近江さんが味を調整してくれてたみたいらしいです…」

 

「そ、そうなの!?」

 

俺達は小声で話していた…

てかアレを調整して食えるようにする近江さん…

凄いな…

 

せつ菜

「皆さん…どうしたんですか?」

 

希子

「どうしたもこうしたもね!この料理がマズ…」

 

涼牙

「あ!何だって希子!?美味しそうだから私が全部食べるだって!?よ〜し遠慮なく食え〜!」

 

炎城はスープ?の入った鍋を持って希子に無理やり飲ませた。

 

希子

「ちょっ!?あつ!あつ!……………!?」

 

希子はスープ?を全部無理やり飲まされて…

 

希子

「ふにゃあぁぁぁぁ!!!?…ぐへ…」

 

顔を真っ青にして叫んだ後に気を失って倒れた。

 

涼牙

「おっと旨すぎて気を失ったか!まぁ後疲れていたみたいだしな!寝かせておこう!」

 

え、炎城…エグい事するな…

 

蒼希

「おい炎城…」

 

あ、さすがに蒼希怒るか?

 

蒼希

「お前何でまた誤魔化したんだ?」

 

涼牙

「せつ菜に料理がマズいなんて言って泣かしたくないからだよ!妹を犠牲にして悪い…」

 

蒼希

「いや構わない。こいつもヤバい料理作るからな…この合宿中も作りやがったしな…まぁ天罰だな。」

 

怒らないのかよ!

まぁ確かに…希子の奴ヤバいの作って知らずに食った水守が死にかけたからな…

 

明日飛

「まぁとりあえず…いただきま~す!」

 

俺達は希子を置いといて晩飯を食った。

みんなが作ってくれた料理は最高に旨かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩夢

「休んでていいのに…」

 

明日飛

「せめてこれぐらいはさせてくれよ。」

 

俺は歩夢と侑と一緒に食器の後片付けを手伝っていた。

 

「希子ちゃんは大丈夫なの?」

 

明日飛

「まぁ大丈夫だ。あいつ頑丈だし、それより起きた後の方が恐いわ…炎城殺されるんじゃないか…」

 

歩夢

「あはは…大変だよね~…」

 

「それにしても…二人をこうして見てると夫婦みたいだよね~」

 

歩夢

「ゆ、侑ちゃん!?//」

 

明日飛

「い、いきなり何言ってんだよ。まぁ歩夢は家庭的なとこあるから嫁さんってのはわかるな…//」

 

歩夢

「明日飛君…//」

 

明日飛

「後、結構大胆なとこもある事だな、侑の事ベッドに押し倒したなんて大胆過ぎだろ。」

 

歩夢

「そ、それは言わないでよ~!//」

 

「その内、明日飛も押し倒されたりして?」

 

明日飛

「ぶっ!!?//」

 

歩夢

「も~!!侑ちゃん!//」

 

歩夢に押し倒されたりなんてしたら理性…

持つか…?

 

その時だった…

 

涼牙

「ぎぃやあぁぁぁぁ!!!」

 

「うわ!?な、何!?」

 

歩夢

「今の叫び声って…炎城君?」

 

明日飛

「何事だよ一体!?」

 

突然炎城の叫び声が聞こえて驚いた。

あいつ何があったん…

 

希子

「待てコラあぁぁぁ!!小説家ぁぁぁぁ!!!」

 

明日飛

「希子!?もう復活したのか!?」

 

希子

「よくもあたしをあの世に送ろうとしてくれたわねぇぇぇ!!今度は貴様をあの世に送ってやるぅぅぅぅ!!!」

 

涼牙

「待て!馬鹿やめろ!てかお前それ湊の剣と音坂さんの剣!?何でお前が振り回してんだ!?」

 

希子

「人の家でバカすか撃てないでしょうがぁぁぁ!!」

 

涼牙

「だからって人の物を盗るなよ!」

 

希子

「うっさい!!死ねぇぇぇぇ!!!」

 

涼牙

「どわあぁぁぁぁ!!!」

 

二人のやり取りが聞こえてきていた。

な、何かえらい事になってるな…

 

歩夢

「助けに行かないの?」

 

明日飛

「まぁ、さすがに殺しはしないだろ…早く片付けようか」

 

「ほっといていいんだ…」

 

まず関わったら面倒な事になりそうだしな…

 

 

明日飛視点…終

 

 

 

翌日

 

 

涼牙視点…

 

 

涼牙

「あぁ〜…昨日はえらい目にあった…」

 

希子

「元はあんたが悪いんでしょ!」

 

「そうゆうお前も人の剣を勝手に持ってくな!」

 

「同感だ。」

 

昨日はずっと希子に追いかけられていて疲れた…

まぁそんな事言っても今日も特訓…のはずだったんだけど…今日は休んでいる。

俺だけじゃなくって仮面ライダー全員だ。

 

理由は…ベルトをみんな没収されたからだ。

 

雷斗

「今日も特訓をする気だったんだけどな…」

 

蒼希

「仕方ねぇだろ。昨日ぶっ倒れてるところを見られたんだ。心配しての行動だろ。」

 

俺達がベルトを没収された理由は昨日ぶっ倒れるまで無茶をしたからだ。だから、同好会の子達は今日は休めって言って…更にはノーモア!仮面ライダー!とか言ってベルトを没収された…

 

みんなは練習に向かって、俺達は部屋で集まっていた。

 

朔太

「まぁ…今日は特訓をしないかわりに…今後の事を少し話すのもいいんじゃないか?」

 

志貴

「そうですね。確かもう近いんですよね…」

 

明日飛

「あぁ…世界が崩壊する日がな…」

 

雷斗

「確かスクールアイドルフェスティバルって言うイベントを虹ヶ咲の同好会をメインに他の学校のスクールアイドル達も協力して作ったんだっけか?」

 

蒼希

「そのイベントが始まってライブ中にマギアとメギド、そしてアークの襲撃があった…だったな。」

 

希子

「けど、あのアーク…いや、転生者だっけ?そいつは一体何をしたいのかしら?ただ破壊がしたいだけなら、たちが悪いわね…」

 

「正体もわからないしな…」

 

敵は本当に何者なんだ…?

どうしてこの世界に来て、崩壊しようとするのか…

 

朔太

「敵の正体は今は置いといて…問題はそのスクールアイドルフェスティバルだ。このまままた開催するのかどうかだ。」

 

一真

「まぁ確かに…開催して敵が襲撃して来るかもしれないしな…」

 

「このまま開催せずに崩壊の日に備えて敵を迎え討つ考えもいいかもしれない…」

 

みんなスクールアイドルフェスティバルは中止にして崩壊の日に備えた方がいいって考えが多いな…俺もその考えに近い…けど…

 

明日飛

「けど開催しないと…侑と歩夢…同好会の子達は…あの時から時が止まったまま何だよな…」

 

涼牙

「あぁ…あの子達はずっと絶望の明日が迫ってくるのを感じているんだ。今は平気そうにしてるけど、最初の時、俺がまだ復活した時はせつ菜は明日が来るのが怖いとか言っていた。けど最近は俺達仮面ライダーが集まってからは明日が来る怖い気持ちがマシになったって言ってたよ…自分だけじゃなく、他の子達も…」

 

朔太

「確かにな…だが俺達が開催を決める訳じゃないからな…」

 

「あぁ…さて、立ち聞きしてないで入ったらどうだ?」

 

音坂さんがそう言いながら扉を開けると、

高咲さんがいた。

 

明日飛

「侑!何やってんだ?」

 

「みんなの様子が気になって、入ろうとしたら何か大事な話しをしてるみたいだったから入りづらくて…」

 

朔太

「高咲さん。彼方から聞いたが、スクールアイドルフェスティバルは君が発案者だと聞いた。だから君に聞きたい…君は今の状況でもスクールアイドルフェスティバルを開催したいか?」

 

「………」

 

高咲さんは少し悩んだ顔をしていたけど…

 

「私は…いや、私達は開催しようと思っているよ。実はさっきまでみんなと話していたんだ。スクールアイドルフェスティバルをもう一度開催しようって…今はアークとかマギアやメギドがいるから危険だって事はわかってるよ…けれど、私達はあの日から進めていない、前に進む為にも開催はしたい、それに今はあの時と違って仮面ライダー達がいる…私達は仮面ライダーを信じているから…」

 

明日飛

「侑…」

 

朔太

「決意は固そうだな…それならもう計画は出来ているのか?」

 

「え?」

 

蒼希

「開催するんだったら、ステージの場所を教えてくれ。そうじゃないと俺達は何処を守りに行けばいいかわからないからな。」

 

「え…反対しないの…?」

 

朔太

「前に進もうとしている人間の邪魔なんてしないさ、それに…俺は彼方のライブが見たいからね。」

 

雷斗

「かすみ達や参加している人達は俺達が絶対に守る。」

 

「それなら今から他の人達も呼んで作戦会議した方がいいんじゃないですか。」

 

志貴

「みんながいないと話しが纏まらないしね。」

 

一真

「ちょっと呼んで来るわ!」

 

「みんな…ありが…」

 

明日飛

「おっと、礼を言うのはまだだ。スクールアイドルフェスティバルを成功させるまでな。」

 

希子

「よ〜し!色んな意味で燃えてきたわよ〜!!」

 

「お前は作戦を考えられるタイプか?」

 

 

俺達はスクールアイドルフェスティバルを成功させる事を決めた。世界の崩壊を阻止する事も大事だけど…

 

何より彼女達が前に進む為にも…

 

絶対に成功させる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 みんなのそれぞれ


え〜何か中途半端に終わった感じがありますけど…
合宿の話しはかなり長くなるのでだいぶ抑えました。

今作品では初の変身もない日常に近い話しでしたね。
ちょっと最近考えているのはこの作品の日常の話しを書こうかと思っています。

ちょっと忙しいので中々書くタイミングはありませんけど、機会があれば…その時に今回の合宿の話しの書けれなかった部分を書こうかと思います。

それでは次回で!









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第11話 みんなのそれぞれ


すいません遅れました。
後、タイトルを変更しました。



 

スクールアイドルフェスティバル…

 

彼女達は本来ならこれを成功させて、

新たな道へと進んでいたはずだった…

 

転生者の介入さえなければ…

 

今でも私は思うよ…

 

私がもう少しちゃんと見ていれば、

部下が間違った人間を彼女達の世界に転生させる事はなかったのにと…

 

嘆いても仕方ない…

 

世界崩壊まで後僅か…

 

彼女と彼らの無事を願おう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩夢視点…

 

歩夢

「…そんな…」

 

私の目の前で…

 

明日飛君が変身が解けてボロボロになって倒れていた…

 

誰か…助けて…

 

このままじゃ明日飛君が…死んじゃうよ…

 

 

歩夢視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間前…

 

侑視点…

 

 

合宿が終わってから私達は行動した。

 

やっぱり準備までは前やった通りにしたから、

生徒会に申請書をだして上手く通った。

 

東雲学園と藤黄学園との話しも上手くいって、

無事に合同で出来る事になった。

 

前回と違うのは、

鴻神学園も手伝ってくれてる事

 

前は姉妹校とはいえ、

明日飛以外のみんなとは仲が良いどころか知らなかったしね、水守君に関してはもう亡くなっていたって聞くし…

 

仮面ライダーのお陰で私達は繋がった。

 

これに関しては感謝しないと

 

鴻神学園のお陰で準備が以前より早く用意が進んでいた。みんなもそれぞれのステージで準備している。

 

もしかしたら前回より凄いフェスになるんじゃ?

 

そうなると楽しみだな〜

 

みんなの準備はどうなってるんだろう?

 

侑視点…終

 

 

果林視点…

 

 

果林

「まさかあんたが率先して手伝ってくれるなんてね。」

 

「何だよ?何か文句あるか?」

 

果林

「別に」

 

私のステージは着々と準備が出来ていた。

恭が上手く指示をだしてるお陰で作業が順調に進んでいた。

 

「お前こそ衣装合わせとかは大丈夫なのかよ?」

 

果林

「それに関しては大丈夫よ。」

 

「そうか、しかしフェス当日じゃここでお前がライブを披露するのか〜上手く決めろよな。」

 

果林

「当然よ。」

 

「それと……」

 

恭は後ろを向いて顔を見せないようにした。

何かしら?

 

「マギアかメギドが襲いかかってきても…俺がお前を絶対に守ってやるから…だから…その〜…お前はビビらず安心してくれよ//」

 

照れてるのか、頭をかきながら私にそう言ってくれた。耳が真っ赤よ…

 

果林

「恭、ありがとう。」

 

「あ、あぁ…とりあえず作業に戻る!//それじゃまた後でな//」

 

本当に素直じゃないわね。

私も言えないけど…

 

恭が守ってくれるか…

 

フェスが終わったらあの時言えなかった事を伝えようかしら…

 

 

果林視点…終

 

 

しずく視点…

 

 

しずく

「どうですか志貴君?」

 

志貴

「いい衣装ですね。似合ってますよ」

 

私はフェスで着る衣装を志貴君に見せていた。

 

しずく

「何だか不思議な感覚…」

 

志貴

「どうしたんですか?」

 

しずく

「本来なら志貴君はもう亡くなっていたから、けど、今はこうして生きていて元気で普通に話せている事が、いい事なんだけどやっぱりちょっと不思議かな」

 

志貴

「確かにそうですね…それなら今度は僕の番です。」

 

しずく

「え?」

 

志貴

「今度は僕がしずくさんを守りますよ。しずくさんは絶対に死なせませんし、危ない目にあっても僕が助けます。僕を死の運命から救ってくれたようにね。」

 

しずく

「…//」

 

そうゆう事平気で言う志貴君は…何だかズルい…

 

志貴

「あれ?顔が赤いですけど何かありました?」

 

しずく

「だ、大丈夫!//ちょっと暑いだけだから//」

 

志貴

「そうですか?」

 

志貴君にはこれからも私を見てもらおう…

そして落ち着いたら私の気持ちを伝えよう。

 

 

しずく視点…終

 

 

 

彼方視点…

 

 

彼方

「準備を手伝ってくれてありがとう。朔太君」

 

朔太

「あぁそれは構わないけど…彼方、ホテルでも始めるのか?何でこんなにベットがあるんだ?」

 

彼方

「これが彼方ちゃんのライブのやり方だよ〜」

 

朔太

「そ、そうか…」

 

彼方

「ふわぁ〜…何だか眠たくなってきたね〜」

 

朔太

「おいおい、まだやる事があるんだ。寝るんじゃないぞ」

 

彼方

「わかってるよ。」

 

朔太

「どんなライブになるのか全く想像出来ないな…こりゃ、まぁ最前列で見るけどな。」

 

彼方

「ありがとう。……ねぇ…」

 

彼方ちゃんは朔太君の手を握った。

 

朔太

「どうした?」

 

彼方

「もう…あんな酷い光景にはならないよね…」

 

正直に言うと不安な気持ちがまだ残っている。

目の前で大切な人達が亡くなっている光景なんて…

忘れる事なんて出来ない…

 

朔太

「俺はその光景を見た訳じゃないから、上手くは言えないけど…絶対にさせない。みんなも遥も彼方も絶対に俺が守るから、お前は自分のライブをやり遂げるんだ。」

 

朔太君は彼方ちゃんの手を強く握ってそう言ってくれた。

 

彼方

「えへへ…朔太君優しい〜」

 

朔太君がこう言うんだから信じないとね、

だって朔太君は仮面ライダーだから。

 

 

彼方視点…終

 

 

 

璃奈視点…

 

 

「ぐあ〜!負けた〜!」

 

璃奈

「璃奈ちゃんボード、ブイ」

 

私は湊とゲームで対戦して勝った。

 

「くそ〜…しかし、ライブの演出でお前とゲームで対戦出来るって凄いな、てか、モニターもデカいし…」

 

璃奈

「私の好きな事をやってみたかったから」

 

「本番では絶対に勝つからな!」

 

璃奈

「望むところ」

 

「まっ、本番で対戦する前に敵が襲撃して来ない事を願うけどな…」

 

璃奈

「うん…」

 

私はまたアイツ…デザストの事を思い出して、

身体が震えた…その時…

 

「そう身体を震わせるなよ、たとえデザストの野郎が来ても俺がぶっ飛ばしてやるから」

 

湊は私の頭を優しく撫でてくれた。

 

璃奈

「うん。湊…ありがとう…//」

 

「礼なら全てが終わってからな、さて、休憩終わり!ステージの準備を再開しますか!」

 

湊はそう言ってステージの準備を再開した。

本当にいつも優しくて助けてくれる…

私にとって湊はヒーローだよ

 

 

璃奈視点…終

 

 

エマ視点…

 

 

一真

「ふぅ〜…完成だな…」

 

エマ

「お疲れ様〜はいこれ、飲み物だよ」

 

一真

「おぉ、ありがとう。」

 

エマ

「それにしても…もう出来たの!?」

 

私の目の前には完成されたステージがあった。

何だか前の時より凄いステージの気が…

 

一真

「お前の晴れ舞台だからな、気合い入れて頑張ってみたんだよ」

 

よく見ると…一真君の手がボロボロになっていた。

手がそんなになるまで頑張ってくれたんだ…

 

一真

「あ、けど俺だけじゃないぞ、後輩達も手伝ってくれたんだ。全員お前のファンなんだ。後で礼を言ってやってくれ。まぁ俺が一番のファンなんだけどな!」

 

一真君は笑顔で笑っていた。

この笑顔を見ると…元気になるな〜

いつも私の為に頑張ってくれる…

優しくて頼りになって…暖かい…

だから私は…この人を好きになったんだ…

 

エマ

「一真君」

 

一真

「ん?なん…!?//」

 

私は感謝を込めて一真君にキスをした。

 

一真

「ちょ…エマ…!?//」

 

エマ

「いつもありがとう!大好き!」

 

一真

「エマ〜〜〜//」

 

エマ

「わ〜!一真君〜!?」

 

一真君は顔を真っ赤にして倒れちゃった。

う〜…私まで恥ずかしいよ〜…

 

 

エマ視点…終

 

 

愛視点…

 

 

蒼希

「うん。旨いなこれ!」

 

「でしょ!もんじゃ棒!美味しいでしょ!」

 

蒼希

「あぁ毎日食いたいくらいだ!」

 

「あはは!毎日は食べ過ぎだよ!」

 

蒼希は美味しそうにもんじゃ棒を食べていた。

いよいよフェスがもう少しで始まるんだよね〜

無事に成功させて、それから…

 

それから…あれ?

 

蒼希

「ん?どうした愛?」 

 

「いや〜…フェスが成功した後はどうしようかな〜って?」

 

考えてみれば…

フェスを成功させる事しか考えてなかったけど…

成功させた後はどうするか考えていなかったよね…

 

蒼希

「何言ってんだよ。」

 

「え?」

 

蒼希

「成功させたら、次に楽しい事を見つけたり、次のライブを目指したりしたらいいじゃねぇかよ。楽しいを見つけるのはお前の得意分野だろ。」

 

「蒼希…」

 

蒼希

「それでも見つかりそうになかったら、俺が手伝ってやるよ。まぁ戦闘馬鹿だった俺じゃ役に立つかわからないけどな。」

 

「戦闘馬鹿って…けど、ありがとう蒼希。」

 

蒼希

「よし、あれだ。フェスが終わったら二人でどっか遊びに行くか。それで次に何するか考えようぜ。」

 

「そうだね!二人で!……二人でって//」

 

え//…それって…デート?//

 

蒼希

「何だどうした?」

 

「な、何でもないよ!?//」

 

蒼希…いきなりはズルいよ…

けど二人で遊びに行くの楽しみだな〜

 

その時に言おうかな…蒼希の事…好きって事を//

 

 

愛視点…終

 

 

せつ菜視点…

 

 

せつ菜

「準備は順調に進んでいますね。」

 

涼牙

「まぁうちの学園も手伝ってるからな、話しに聞いてた前の時より早く開催出来そうだな。」

 

せつ菜

「えぇ、それより涼牙さん。新作読みましたよ!」

 

涼牙

「もう読んだのか。昨日発売されたばかりだったのに、やっぱりせつ菜は読むのが早いな〜どうだった?」

 

せつ菜

「もう最高でした!龍の騎士と黒の龍騎士の決闘シーンがもうどうなるか見応えがあって、まさかあぁなるなんて予想がつきませんでしたよ。」

 

涼牙

「はは、楽しんでくれて良かったよ。」

 

せつ菜

「それと、次回が最終回って本当何ですか!?新刊の終わりの後書きに次回で終わりになるって書いてましたけど!?」

 

涼牙

「本当だよ。今書いてる最中だ」

 

せつ菜

「もっと続くと思っていたんですけど…少し残念です…」

 

涼牙

「そう落ち込むな、実は新作のアイディアが決まったんだ。」

 

せつ菜

「え、もう決まってるんですか!?」

 

涼牙

「あぁ、まだ詳しくは言えないけどな」

 

せつ菜

「それはまた楽しみが出来ました!」

 

また新作が出るなんて〜

それが聞けただけでも嬉しいです。

 

涼牙

「こんなにも熱心なファンがいるんだ…絶対に未来に進まないとな…」

 

せつ菜

「え?」

 

涼牙

「俺は…いや俺達が絶対に崩壊の未来なんて来させない…せつ菜の大好きがこれからもずっと続けられるように、

だから…約束するよ。未来は終わらせない」

 

涼牙さんは真剣に私に言ってきた。

私の大好きを続けられるようにって…

どうして…

 

せつ菜

「どうしてそこまで私の事を?」

 

涼牙

「人を助けるのに理由はいらないだろ。それに…」

 

せつ菜

「それに?」

 

涼牙

「いや、何でもない。俺は他の所に行って来るよ」

 

せつ菜

「あ!涼牙さん!待ってください!何を言おうとしたんですか!?気になります!」

 

気のせいか、涼牙さんの顔が赤くなっていたような…

けど…私の大好きを続けられるようにですか…

それでしたら、いつかは私の気持ちを涼牙さんに伝えないといけませんね…貴方の事が好きな私の気持ちを…

 

 

せつ菜視点…終

 

 

かすみ視点…

 

 

雷斗

「おい…かすみ…何だコレ?」

 

かすみ

「ふっふっ…これこそコッペパン同好会の皆さんと作った移動型ステージ!どこでもかすみんです!!」

 

雷斗

「デカいな…てかよく作ったよな…」

 

雷斗はどこでもかすみんを見て驚いていた。

 

雷斗

「ん?あれ…何かこの服装といいそれに肩辺りに黄色のマントみたいなのも…これって何かエスパーダに似てるような?しかも頭の髪飾りみたいのが雷みたいだし」

 

かすみ

「な、何ですぐに気づくの!?//」

 

雷斗

「マジなのかよ!?何でまた?」

 

かすみ

「だって…」

 

雷斗

「だって?」

 

かすみ

「だってこうしたら一緒に出てるみたいでしょ…//」

 

雷斗

「……かすみ…お前可愛すぎ…」

 

雷斗は私の頭を撫でてきた。

うぅ…恥ずかしい…//

けど雷斗には凄く感謝してる…こうしてまたこの日にまで戻って来れたから

 

雷斗

「こんな嬉しい事してくれたんだ、絶対に成功させないとな、それと同時にお前の可愛さを披露してこい。」

 

かすみ

「当然!かすみんの可愛さを皆さんに見せてやりますよ。…けど…」

 

雷斗

「けど?」

 

かすみ

「雷斗もちゃんとかすみんの事見てよね//」

 

雷斗

「当たり前だ。よし、フェスが終わったらお前の行きたい所へどこでも連れて行ってあげるよ。絨毯で飛んで行けるからな」

 

雷斗は笑顔でそう言ってくれた。

何かな…この気持ちは…

雷斗の事は頼りになる従兄としか思ってなかったのに…//

 

 

かすみ視点…終

 

 

歩夢視点…

 

 

明日飛

「歩夢のステージは準備完了したし、後は本番だな。」

 

歩夢

「うん。」

 

私は明日飛君と二人で話しをしていた。

そういえば…こうして二人だけで話しをするのは久しぶりな気がするかも…

 

明日飛

「しかし、花が一杯のステージで綺麗だったな〜あのステージでライブをしたら、今よりファンがもっと増えるんじゃないか?」

 

歩夢

「大袈裟だよ〜」

 

明日飛

「その為にも、アークの奴らには絶対に邪魔はさせないさ、だから安心してくれよな!」

 

明日飛君は笑顔で私にそう言ってくれた。

 

合宿の時も凄く頑張っていたし、

またこうしてフェスを開催出来る日まで戻ってこれた。

 

これも仮面ライダー達、明日飛君達が守ってくれたお陰だね、このまま何もなく平和であってほしいな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《ドードー!》

 

《ゼツメライズ!》

 

"A ferocious Magia with room to grow."

 

 

 

 

 

 

 

歩夢

「え…?」

 

何処からか音声が聞こえて、振り向くと…

マギアがいた…

 

ドードーマギア

「タイショウ…ハッケン…カイシュウ…」

 

明日飛

「あれは!ドードーマギア!?まさかこいつが現れるなんてな!歩夢は逃げろ!」

 

《ジャンプ!》

 

明日飛

「変身!」

 

《プログライズ!》

 

《ライジングホッパー!》

 

 

明日飛君は変身してマギアとの戦闘を始めた。

やっぱり…平和であってほしいなんて無理なのかな…

 

 

歩夢視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

まさかこいつが現れるなんてな…

まだマギアの姿だからいいけど、

このキーは破壊しないとな…

 

このキーがあるって事は他のもあるのか?

 

ドードーマギア

「タイショウ…ノ…キー…カイシュウ…」

 

ゼロワン

「キーを回収?…まさかこいつの狙いは!?」

 

アーク側で俺のキーが必要なのは…

 

たぶん…ファルコンのキー…

 

アイツらを復活させる為か!

 

ゼロワン

「させるかよ!!」

 

俺はアタッシュカリバーでドードーマギアを連続で攻撃しまくり、相手に攻撃の隙を与えないようにした。

 

ゼロワン

「お前は厄介だからな!すぐに倒す!!」

 

アタッシュカリバーにホッパーのキーを装填させた。

 

Progrise key confirmed. Ready to utilize."

 

《グラスホッパーズアビリティ!》

 

ゼロワン

「はぁ!!」

 

《ライジングカバンストラッシュ!》

 

ドードーマギア

「グギ…ギギギ!!」

 

ドードーマギアは爆発して倒した。

鍛えたからな、こいつのこの姿くらいなら簡単に倒せるな、今の俺ならアサルトまでは普通に使えそうだな…

ゼロツーの力がもっと使えたらアークの戦いで何とかなるんだがな…

 

しかし…こいつ…

 

ゼロワン

「転生者…アイツらを復活させる前に何とかしないとな…それとももういくつか出来てるのか?ドードーのキーがあるって事はそれ以外も…」

 

俺が考えていた時…

 

歩夢

「明日飛君!!」

 

ゼロワン

「え、何?」

 

歩夢

「まだ相手が!?」

 

ゼロワン

「何!?」

 

俺は倒したと思ったドードーマギアを見ると…

ボロボロになっていただけでまだ倒せていなかった。

 

ゼロワン

「まだやられてなかったのか!?」

 

ドードーマギア

「グギ…グォォォォ!!」

 

ドードーマギアは姿を変えて、

ドードーマギア改にへと姿を変えた。

 

ゼロワン

「マズい!進化した!」

 

歩夢

「嘘…敵が強くなるなんて…」

 

ドードーマギア改

「グウゥゥゥォォ!!」

 

ドードーマギア改は暴走してグレネードを発射した。

そして発射したグレネードが歩夢に命中しそうになった。

 

歩夢

「!!?」

 

ゼロワン

「歩夢!!」

 

俺は急いで歩夢の前に立って盾になって、

グレネードを身体で受け止めて防いだ。

 

ゼロワン

「がっ…!!」

 

歩夢

「明日飛君!!」

 

ゼロワン

「ぐ…あ…」

 

俺はその場に倒れて変身が解けた。

 

ぐぅ…歩夢を守らないと…

 

意識が……

 

ゼロワンあらため…

明日飛視点…終

 

 

歩夢視点…

 

 

歩夢

「…そんな…明日飛君!!」

 

明日飛君が…私を庇って…私のせいで…

 

歩夢

「明日飛君!しっかりして!」

 

ドードーマギア改

「グウゥゥゥォォォ!!」

 

歩夢

「いや…」

 

マギアが私と明日飛君に攻撃しようとしていた時…

 

《ラッシングチーター!》

 

バルキリー

「はあぁぁぁ!!」

 

ドードーマギア改

「グウ!!」

 

攻撃しようとしたマギアを、

変身した希子ちゃんが助けに来てくれた。

 

バルキリー

「爆発音が聞こえて来てみれば…上原さん!大丈夫!?」

 

歩夢

「希子ちゃん…私より明日飛君が…」

 

バルキリー

「明日飛!?何で気を失ってるのよ!」

 

歩夢

「私を庇った時に…」

 

バルキリー

「あぁもう!上原さんは明日飛をお願い!あたしはこいつを相手にするから!ドードーマギア…しかも改になってるし…あんたは厄介なのよ!大人しく倒されなさい!」

 

ドードーマギア改

「グウゥゥゥ!!」

 

バルキリー

「あ!ちょっと!待て!逃げるなぁ!!」

 

希子ちゃんはマギアを追って行ってしまった…

 

歩夢

「明日飛君…ごめんね…私のせいで…」

 

 

明日飛君は私を守ったせいでこんな事に…

 

これからもこんな事が続くのかな…

 

そうなると、私達は助かっても…

 

明日飛君や他の仮面ライダー達も…

 

私達を守ってボロボロになって、最悪の場合

 

死ぬんじゃ…

 

そんなの嫌だよ…どうすればいいの…

 

考えただけで、頭の中が不安と恐怖で一杯だよ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日飛君が…仮面ライダーじゃなかったら…

 

死なない?

 

どうすればいいの…ベルト?

 

このベルトがなくなったら…

 

だったら…こんなベルト…何処かへ捨てたら…

 

 

 

私は明日飛君のベルトに手を伸ばした…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 光り輝く想い


まずは遅れてしまってすいません。
更新の遅れは仕事が忙しかったからです。
今までは書き溜めておいたので更新できてましたけど気がついたら溜めていたぶんがなくなってヤベェってなりましたね。

やっと休みになったので更新出来ました。


さて、タイトル変更したのは、
今回それぞれの視点が多かったので
このままじゃタイトル詐欺になるんじゃ?
って事で変更しました。

それと…まさか本家のセイバーで、
闇黒剣月闇が凄いチートに近い能力があって驚くって言うね…こっちの作品では転生者は訳ありで聖剣を封印する能力と未来を見る能力は使えていません。
その理由は後ほど書きます。

仮面ライダー滅亡迅雷を見ましたけど、
ネタバレしたら駄目なので一言…

衝撃…

以上です。

それでは次回で!



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第12話 光り輝く想い


遅れましたけど、
仮面ライダー生誕50周年おめでとうございます!


 

歩夢視点…

 

こんなベルト…何処かへ捨てたらいいんじゃ…

 

私は明日飛君のベルトに手を伸ばした…

 

けど…

 

明日飛

「うぅ…何しようとしてんだ…」

 

明日飛君は気がついて私の手を掴んだ。

 

歩夢

「明日飛君!?…良かった…気がついたんだ…」

 

明日飛

「いてて…それはともかく、聞こえてたぞ歩夢…」

 

歩夢

「え、何が…?」

 

明日飛

「ドライバーを捨てたらいいんじゃないかってな…」

 

明日飛君は少しふらつきながら立ち上がった。

それより…どうして私が考えてた事が?

 

明日飛

「お前声をだして言ってたからな…心配なのはわかるけど今これを捨てられると困るよ…みんなを守る事が出来なくなるからな…それよりもドードーマギアだ!早くアイツを倒さないといけないからな、俺は行くよ!」

 

歩夢

「…待って!!」

 

私は行こうとした明日飛君の手を掴んだ。

 

明日飛

「歩夢?」

 

歩夢

「……明日飛君が行かなくても他の仮面ライダーがきっと倒してくれるよ…だから明日飛君はもう…もう戦わないでよ…」

 

明日飛

「急に何を言って…」 

 

歩夢

「私達は助かるかもしれないけど!守る為に明日飛君がボロボロになる姿なんて見たくないよ!!」

 

明日飛

「歩夢…」

 

歩夢

「確かに…私もみんなと同じで仮面ライダーを信じてるよ…けど明日飛君が私を庇ってボロボロになった姿を見たら…急に不安になって…もしかして死んじゃうんじゃないかって怖くなって…」

 

明日飛

「……」

 

歩夢

「だから私はベルトを捨てようとしたの…仮面ライダーじゃなかったら明日飛君は怪我もしないし死なないと思ったから…だから…行かないで…大切な人が傷つく姿は見たくないよ…」

 

私は自分の気持ちを明日飛君に伝えた…

 

明日飛

「……歩夢…お前の気持ちはわかったよ…けど俺は行くよ。」

 

歩夢

「何で…?」

 

明日飛

「お前が不安なのはわかるし怖がるなって言っても無理な事だよな…確かにこれから先の戦いで今より傷つく事もあると思うし下手すれば死ぬかもしれない…死ぬのは俺も怖いしな…」

 

歩夢

「それならどうして…?」

 

明日飛

「俺も怖いけど、他の人達の方がもっと怖い思いをしてる…だから俺が怖がってなんていられないし何もせずに見てるだけなんて出来ないよ。」

 

歩夢

「……」

 

明日飛

「それに、ドードーマギアにやられたのは俺も油断したせいでもあるからな、次は絶対に負けない。だから歩夢、これからも不安な思いにさせるかもしれないけど…仮面ライダーを…俺を信じてくれ…」

 

明日飛君はそう言いながらいつもみたいに私の頭を撫でてくれた。

 

歩夢

「明日飛君は強いね…死ぬのが怖くても守る為に戦うなんて…」

 

明日飛

「俺はただ強くあろうと心で思っているだけだよ。それに俺は…」

 

話している最中に近くで爆発が起きた。

 

明日飛

「話しはまた後で!先にあいつを倒して来るよ!!」

 

歩夢

「明日飛君!」

 

明日飛君はマギアを追って走って行った。

私も明日飛君の事が気になって後を追った。

 

 

歩夢視点…終

 

 

バルキリー視点…

 

 

バルキリー

「あぁ〜もう!鬱陶しいわね!!」

 

あたしはドードーマギア改に追いついた後にこいつと戦闘を始めた。本当に厄介な奴ね…暴走しているみたいだけどあたしの攻撃を見て学習して少しずつ見切ってきてるし…

 

それだけじゃなく…バトルマギアも数体乱入してきて一人で複数の相手と戦う事になるし…

 

バルキリー

「誰か援護に来てよ〜!!」

 

早く終わらせて練習しないといけないのに〜!!

 

ドードーマギア改

「グウォォォ!!」

 

ドードーマギア改は叫んで進化態の姿にへと変わった。

 

バルキリー

「嘘!また進化した!しかもあの姿って確か!」

 

ドードーマギア改

「グウゥゥゥ!!」

 

ドードーマギア改は卵型の金属の球をバトルマギア達に投げて、バトルマギア達はドードーマギア・ヒナにへと姿を変えた。

 

バルキリー

「また…面倒くさい事を…!いい加減にしなさいよ!!」

 

あたしはムカついてドードーマギア・ヒナ達を撃ちまくって怯ましてからドードーマギア改に蹴りを連続でくらわしてから、相手の両手に持っていた剣を蹴り上げて、それを奪い取ってから二刀流で攻撃しまくってやった。

 

バルキリー

「意外と使いやすいじゃない、この剣!」

 

ドードーマギア改

「グウゥォォ!!」

 

ドードーマギア改はグレネードランチャーとマシンガンをあたしに向けて撃ちまくってきた。

 

バルキリー

「ちょっと洒落にならないわよ!!」

 

ドードーマギア・ヒナの後ろに隠れて盾代わりにして攻撃を防いだ。

 

バルキリー

「進化して見境なく攻撃してる感じね…」

 

あたしは構えて、突っ込もうとしたその時…

 

明日飛

「希子!!」

 

バルキリー

「ん?明日飛!?あんた大丈夫なの!?」

 

明日飛

「あぁ!ドードーマギアは俺が相手をする!」

 

バルキリー

「それだったら頼むわよ!それと一つ!挑むんだったら

ちゃんと勝ちなさいよ!!」

 

ドードーマギア改を明日飛に任せて、

あたしはドードーマギア・ヒナ達を倒す為、

突っ込んで行った。

 

 

バルキリー視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「当たり前だ!」

 

俺はあるキーを取りだした。

 

歩夢

「明日飛君!」

 

明日飛

「歩夢!?…大丈夫だ…絶対に負けないから…」

 

《シャイニングジャンプ!》

 

《オーソライズ》

 

俺はキーを高く掲げるとキーに光が照射され円形のゲートが出現して、

それを開くと輝く大きなバッタのライダモデルと

オンブバッタのようにいつものホッパーのライダモデルを背に乗せて現れて周りをジャンプした。

 

歩夢

「いつものバッタより大きい…」

 

明日飛

「変身!」

 

《プログライズ!》

 

俺の周りをジャンプしていたライダモデルは、

虫取り網のような形をしたデータネットで捕らえて、

そのまま俺の身体にへと身に着けた。

 

The rider kick increases the power by adding to brightness!

 

《シャイニングホッパー!》

 

"When I shine,darkness fades."

 

歩夢

「いつものゼロワンじゃない?」

 

ゼロワン

「ドードーマギア!

お前を止められるのはただ一人…俺だ!!」

 

俺は高速で移動して、ドードーマギア改に攻撃をくらわした。

 

ドードーマギア改

「グウゥゥゥ!!」

 

ドードーマギア改は俺に攻撃をしてきたが…

俺は相手の攻撃を避けて、再び高速で移動して攻撃をくらわしてから背後に高速移動して、相手を蹴り飛ばした。

 

ドードーマギア改

「グウゥ…グォォォォ!!」

 

ゼロワン

「今のお前は暴走しているぶん前に比べたら弱いな…俺の攻撃を予測しようとはしているみたいだけど…俺はお前の予測より上を行く!!」

 

俺はベルトのキーを押し込んだ。

 

《シャイニングインパクト》

 

ゼロワン

「はあぁぁぁ!!」

 

俺は通常のライダーキックをくらわして、

相手が吹っ飛び、高速移動して追いついて再びキックをくらわした。

 

ドードーマギア改

「グウゥ…グウゥ!!」

 

ゼロワン

「これで決める!!」

 

ライジングホッパーのキーをだして、

ドライバーに連続でスキャンさせてから

再びベルトのキーを押し込んだ。

 

 

《シャイニングメガインパクト》

 

ドードーマギア改に反撃の隙を与える事なく、

俺は高速移動して連続で攻撃をくらわしていき、

上空へと蹴り上げた。

 

ドードーマギア改

「グ!!グウォォォ!!」

 

ドードーマギア改は上空へ蹴り飛ばされた時に、

俺の方へ向けてグレネードランチャーを撃ってきたが、

こっちに飛んできたグレネードランチャーを破壊しながら俺はドードーマギア改に接近して連続攻撃をくらわしてから、最後にライダーキックを命中させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン

「はあぁぁぁ、はぁ!!」

 

《シャイニングメガインパクト!》

 

ライダーキックをくらい、

ドードーマギア改は爆発した。

 

ゼロワン

「おっとと…」

 

さすがにちょっとフラつくな…

 

《ダッシュラッシングブラスト!》

 

バルキリー

「うおりゃあぁぁぁ!!」

 

おっ、バルキリーも片付いたみたいだな、さてと変身を解く前に…

 

ゼロワン

「え〜と…あった!」

 

俺は転がっているゼツメライズキーを見つけた。

 

ゼロワン

「こいつは破壊しないとな…」

 

俺がドードーのゼツメライズキーを破壊しようとした時…

 

「おっと…悪いがそいつは俺がもらう…」

 

ゼロワン

「何!?うわ!」

 

突然声が聞こえて、俺の前に攻撃が飛んできて、目の前に何かが現れた。

 

デザスト

「じゃあな…仮面ライダー…」

 

ゼロワン

「デザスト!?待て!」

 

デザストはドードーのゼツメライズキーを持って、

何処かへ行って姿を消した。

 

ゼロワン

「くそ…ドードーのゼツメライズキーを持っていかれたか…」

 

バルキリー

「アレがあるって事はアイツらが復活するって事なの?」

 

ゼロワン

「わからない…けど俺のファルコンのキーを狙ってきたから復活の可能性はあるかもな…」

 

俺とバルキリーは変身を解いた。

 

希子

「復活すると面倒ね…」

 

明日飛

「あぁ…ん?希子…お前どうしたその格好!?」

 

希子

「え?何よ!文句ある!?」

 

歩夢

「希子ちゃん。可愛い衣装だね」  

 

希子はアイドルが着ているような可愛い衣装を着ていた。

 

希子

「峰に頼まれたのよ!一緒にステージに立ってやろうって…親友に頼まれたら断われないじゃない//」

 

明日飛

「そういえばうちの学園でもスクールアイドルが結成されてスクールアイドルフェスティバルで披露するって噂で聞いてたけど…まさか峰ちゃんと希子がやるのかよ…」

 

歩夢

「峰ちゃん?」

 

明日飛

「あぁ、生徒会の書記の子だよ。あの子は日本舞踊やってるから踊りは大丈夫なのはわかるけど…お前踊れるのか?」

 

希子

「甘く見ないでよ!できるわ!!見てなさいよ虹ヶ咲より凄いステージにしてやるんだから!それじゃあ私練習あるから行くわね!!」

 

希子はそう言って、行ってしまった…

 

まさか希子がスクールアイドルって…

蒼希は知ってるのか?

 

明日飛

「何だか凄い事になりそうだな…」

 

歩夢

「でも希子ちゃん可愛いから人気出そうだよね。」

 

明日飛

「出たら驚くぞ…」

 

歩夢

「それより明日飛君。怪我してたのに大丈夫なの?」

 

明日飛

「ん、あぁ、ちょっとフラつくけど大丈夫だ。」

 

歩夢

「良かった…」

 

明日飛

「これでちょっとは信じてくれるか?」

 

歩夢

「……まだちょっと不安かな…」

 

明日飛

「え!?」

 

歩夢

「だから約束して、必ず無事に生きて戻って来るって事を…約束してくれたら…信じれるから…」

 

明日飛

「全く…心配性だな…けど、わかったよ。戦いが終わっても無事に生きて戻って来るよ。」

 

歩夢

「うん…約束だよ。」

 

 

俺は最初は命が尽きても構わないと思っていたけど…

 

歩夢を泣かす訳にもいかないしな…

 

必ず生きて無事に戻る。

 

この約束は絶対に守らないとな!

 

明日飛

「それじゃあちょっと希子の様子を見てこようかな…どんなのか気になるしな」

 

歩夢

「私も一緒に行く。」

 

俺と歩夢は希子の様子を一緒に見に行く事にした。俺が歩き始めると歩夢が手を繋いできた。

 

明日飛

「歩夢?」

 

歩夢

「嫌かな//?」

 

明日飛

「嫌じゃないよ。行こうか」

 

歩夢

「うん//」

 

歩夢と手を繋ぐのは何か久しぶりだな…

 

考えてみれば、

 

アークの事がなかったらこんな風にまた一緒に行動する事がなかったな…高校生になってから昔みたいに会う事が少なくなっていた気がするな…

 

落ち着いたら何処か遊びに行くか…

 

さて、本番は後少しだな、

 

アーク…スクールアイドルフェスティバルの邪魔はさせないぞ…必ず歩夢達を守ってみせる。

 

そして崩壊の未来じゃない平和な未来へと進むんだ!

 

 

 

 

 

 





次回 みんなの夢を叶える場所を守る為に 前 


祝!風都探偵アニメ化!
まさか仮面ライダーがアニメ化するなんてね〜
今後もしかしてこれからアニメシリーズでの新仮面ライダーも出たりして、そうなると面白そう。

さて、今回は…上手く書けたかな…
結構書いてて難しいと思いましたね…

まぁ次回から遂にようやく最終話の話しまでこれましたね…ただこの作品での流れで言うと次回の話しが終わったら長い序章が終わりになったにすぎません。

同好会のメンバーは前回達成できなかった
スクールアイドルフェスティバルを達成した後は…

仮面ライダー達は…

そして転生者の正体は…

まだまだこの作品は続きます。
今後とも宜しくお願いします!

最後に同好会の子達はどのタイミングで崩壊の未来になったのかと言うと…アニメ見た人はわかると思うんですけど、みんなのライブの様子がどんな感じなのか映っていった時ですかね…それぞれの曲がメドレーで流れていた場面が終わってから、ちょっとしてから転生者の襲撃があって崩壊の未来になりました。

だから最後の曲も披露出来ずって事ですね…
あの神曲が…今もよく聴いてます…

まぁそれでは次回で!










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第13話 みんなの夢を叶える場所を守る為に 前

 

侑視点…

 

 

ようやくこの日が来たんだ…

 

スクールアイドルフェスティバルの開催日に!

 

「やっぱり凄い盛り上がりだね。」

 

私は会場内の様子を見ながら歩いていた。

 

ただ前と違うのは開催日が少し早くなっているのと、

鴻神学園の人達が関わっている事だね。

 

そのお陰で前の時も盛り上がっていたけど、

今回は前より盛り上がっていた。

 

 

絶対に成功してほしい…

 

 

さすがに…前と違って開催する日が早いんだから、

襲撃される事なんてないよね?

 

みんなこの日の為に一生懸命練習もしたし、

用意もした…

 

このまま何も起こらず平和であってほしい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思ったけど…運命は残酷だった…

 

 

 

 

 

前と同じで始まりを意味するかのように…

 

爆発音が聞こえた…

 

 

「今のって……!?……アレは!?」

 

 

爆発音が聞こえたと同時に大勢のマギアとメギドが現れて暴れ始めていた。

 

「同じだ…あの時と…崩壊の未来の時と…!!」

 

 

あの時も爆発音が聞こえたと同時にマギアとメギド達が暴れ始めて人々を襲い始めていたんだ。

 

やっぱり開催日を早めても襲撃は逃れられないの…

 

また崩壊の未来に………

 

いや…

 

今は…あの時と違うよね…

 

 

「明日飛…仮面ライダーのみんな…お願い…

みんなを助けて!!」

 

 

侑視点…終

 

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「本当に急に来るんだな!」

 

俺は歩夢の所へ向かっていた。

 

これが崩壊の未来になる襲撃か…

 

こんなにマギアとメギド達が襲撃してきたら、

仮面ライダーがいなかったらすぐに世界が滅ぶ訳だ…

 

絶対にみんなを守る!

早く歩夢の所へ行かないと!

 

「明日飛!」

 

誰かに呼ばれて振り向くと、侑がいた。

 

明日飛

「侑!お前まだこんな所にいたのか!?早く逃げろ!」

 

「うん。わかってるよ。明日飛は何処に行くの?」

 

明日飛

「俺は歩夢の所へ行って来る!守るって約束したからな…」

 

「そっか……」

 

明日飛

「どうした侑?何か変だぞ?」

 

「……明日飛…」

 

侑は急に俺に抱きついた。

 

明日飛

「何だ!?どうしたんだよ本当に!?」

 

「ん〜、頑張れって意味のハグかな?何だかしといた方がいいと思ってね。」

 

明日飛

「何だよそれ」

 

「よし、もう大丈夫!明日飛、歩夢の事お願いね!」

 

侑は俺から離れて笑顔でそう言った。

 

明日飛

「わかってるよ。早くお前もここから逃げろよ。全部片付いたら、また会おうな!」

 

俺はそう言って、再び走り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………ふふ…せいぜい頑張ってよね……

 

ゼロワン………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果林視点…

 

 

果林

「まさかまた襲撃が起こるなんて…!!」

 

私はさっきまでステージでライブを披露してから休憩していた最中に、前と同じで爆発音が聞こえて様子を見ると…

 

マギアとメギドが現れて人々を襲おうとしていた。

 

果林

「前なら絶望していたけど…今は…」

 

『音銃剣錫音!』

 

スラッシュ

「はあぁぁぁ!!」

 

変身した恭が現れて、マギアとメギド達を倒していった。

 

スラッシュ

「大丈夫か!?果林!」

 

果林

「えぇ、貴方が守ってくれたからね。」

 

スラッシュ

「お前は早くここから逃げるんだ!ここからは…」

 

《ブレーメンのロックバンド!》

 

『とある戦いを強いられた動物達が奏でる、

勝利の四重奏…』

 

『銃奏!』

 

恭は剣を銃みたいな形にしてから

ワンダーライドブックを装填して、引き金を引いた。

 

『ブレーメンのロックバンド!』

 

『銃剣撃弾!』

 

『剣で行くぜ!NO!NO!

銃でGO!GO!BANG!BANG!音銃剣錫音!』

 

スラッシュ

「ここからは…俺のステージだぁぁ〜!!

イェーイ!ノッてきたぜぇぇ!!」

 

果林

「きょ、恭!?…貴方どうしたの!?」

 

何故か恭はテンションが上がって銃を乱射して、

敵を倒していった。

 

果林

「貴方にそんな一面があるなんてね…」

 

果林視点…終

 

 

エマ視点…

 

 

私は仲良くなった子供達を連れて、

逃げていたけどマギアとメギド達に囲まれてしまった…

 

エマ

「大丈夫…大丈夫だからね…」

 

怖がっている子供達に落ち着かせるようにそう言っていた時…

 

 

バスター

「一つ…非道な奴らには…

 

二つ…震える大地の怒りを…

 

三つ…見舞ってやるぜ…問答無用!!

 

もう大丈夫だぞ!!エマ!!!」

 

エマ

「一真君!」

 

バスター

「エマと子供達を泣かそうとしてんじゃねぇぇぇ!!」

 

変身した一真君は剣を大きく振って次々と敵を倒してくれて私達を囲んでいた敵はいなくなって助かった。

助かってホッとしている時…

 

「エマおねえさん…あの人は?」

 

一緒にいる子達の一人が私に一真君の事を聞いてきた。

 

エマ

「あれは仮面ライダー、怪物から私達を守ってくれる。

正義の味方だよ。」

 

「仮面ライダー…かっこいい!!」

 

「がんばれ〜仮面ライダー!!」

 

子供達は一真君を応援し始めた。

 

バスター

「応援されたら頑張らないとな!!こいつで行くぜ!」

 

《ジャッ君と土豆の木!》

 

『とある少年がふと手に入れたお豆が、

巨大な木となる不思議な話…』

 

一真君は新しいワンダーライドブックを剣に収めた。

 

『ジャッ君と土豆の木!』

 

『一刀両断!ブッた斬れ!』

 

『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』

 

バスター

「覚悟しやがれぇぇぇ!!」

 

一真君は構えて、他のマギアとメギド達に向かって行った。私も子供達を安全な所へ避難させないと!

 

エマ

「一真君…頑張ってね!」

 

 

エマ視点…終

 

 

彼方視点…

 

彼方

「遥ちゃ〜ん!!」

 

「お姉ちゃん!」

 

彼方ちゃんは襲撃があった後、

遥ちゃんを探しに向かって無事に見つけて合流する事ができた。

 

彼方

「遥ちゃん。無事!?怪我とかは大丈夫!?」

 

「私は大丈夫。それより早く逃げないと怪物達が…

うわぁ!?」

 

彼方

「どうしたの!?」

 

「後ろ!後ろ!」

 

遥ちゃんがそう言って、

後ろを振り向くと…マギアの兵隊達がいた。

 

「早く逃げよう!」

 

彼方

「………」

 

「お姉ちゃん!?どうしたの!?」

 

彼方

「大丈夫だよ。」

 

「何言ってるの!?」

 

彼方

「だって…朔太君が助けてくれるから。」

 

彼方ちゃんがそう言うと…

 

《JACKING BREAK》

 

黄金色の斬撃が兵隊達に命中して、

兵隊達は爆発して倒された。

 

《ZAIA ENTERPRISE》

 

「今のは!?」

 

サウザー

「まったく…遥が心配なのはわかるが、この状況で走りまわるんじゃない…探すのに苦労したぞ…」

 

彼方ちゃんと遥ちゃんの後ろから、

仮面ライダーに変身した朔太君がやって来た。

 

彼方

「だって朔太君が絶対に助けてくれるって信じてたから」

 

サウザー

「信じてくれるのはありがたいが…こっちは心配で心臓が爆発しそうだ…」

 

「仮面ライダー…それにその声…もしかして朔太お兄ちゃんなの!?仮面ライダーだったの!?」

 

サウザー

「説明は全てが終わってからな、二人は早く逃げろ!!俺はまだ敵を倒さなきゃいけないからな!!」

 

「お兄ちゃん…うん。わかったよ!絶対に後で説明してよね!」

 

サウザー

「あぁ!」

 

彼方

「朔太君」

 

サウザー

「何だ?」

 

彼方

「必ず無事に戻って来てね…無事に戻って来たら遥ちゃんと三人でまたご飯を食べようね。」

 

サウザー

「もちろんだ!それじゃあ!行って来る!」

 

朔太君は敵に向かって走って行った。

 

「お姉ちゃん。早く私達も逃げよう!」 

 

彼方

「うん……朔太君…無事でいてね…」

 

 

彼方視点…終

 

 

璃奈視点…

 

 

私は今震えて動けずにいた…

その理由は…

 

デザスト

「また会ったな〜女…」

 

璃奈

「デザスト…」

 

デザストが私の前に現れて、

私はまた怖くなって動けなくなっていた。

 

デザスト

「アイツは何処にいる?」

 

デザストが私に聞いてきた時…

 

剣斬

「呼んだかよ…デザスト!!」

 

変身した湊が現れて、デザストに攻撃したけど、デザストは持っていた剣で湊の攻撃を防いだ。

 

デザスト

「この女を狙っておけば現れると思ったぞ!

仮面ライダー剣斬!!」

 

剣斬

「俺を狙う為に璃奈を怖がらせるとか…

マジでないなぁ!!」

 

湊はデザストにキックしたけど、

デザストは後ろにジャンプして避けた。

 

デザスト

「はは…そう言うなよ、楽しもうじゃないか…」

 

剣斬

「璃奈…怖いと思うけど、逃げれるか?」

 

湊は私にそう聞いてきた…

本当は凄く怖いけど…湊が助けに来てくれたら身体の震えが収まった。

 

璃奈

「何とか逃げれるよ…」

 

剣斬

「そうか、良かった…デザストは俺に任せろ!

行くぜ!!」

 

湊はワンダーライドブックを取り出して開いた。

 

《こぶた3兄弟!》

 

『とある三兄弟が繰り広げる、

お家を守る戦いの物語…』

 

璃奈

「…え?…こぶた?」

 

湊は剣にワンダーライドブックを収めた。

 

『こぶた3兄弟!』

 

『双刀分断!壱の手、手裏剣!』

 

『弐の手、二刀流!』

 

『風双剣翠風!』

 

湊の片腕で変わって小さい盾みたいなのがついていた。

 

剣斬

「言っとくけど、能力は凄いからな!!早く逃げろ!!」

 

湊はデザストとの戦闘を始めた。

その間にここから逃げないと…

 

璃奈

「頑張ってね湊…

璃奈ちゃんボード、ファイト」

 

 

璃奈視点…終

 

 

愛視点…

 

 

バルカン

「うおぉぉぉ!!」

 

アタシの所にマギアとメギド達が現れて暴れ始めた時、

蒼希が変身して次々と倒してくれてるけど…

 

「ちょっと…数が多すぎない…」

 

バルカン

「そんな不安そうな顔するな!こんな奴らすぐにぶっ潰してやるからよ!」

 

《ショットライズ!》

 

《パンチングコング!》

 

バルカン

「うおっらぁ!!」 

 

蒼希はああ言ってくれてるけど…

このままじゃ…

 

その時だった…

 

《サンダーライトニングブラストフィーバー!》

 

バルカン

「おわ!?」

 

空から蜂?のミサイル攻撃が飛んできて敵を倒していった。突然のミサイル攻撃で蒼希は当たりそうになっていたけど、何とか避けていた。

 

「今のって?」

 

バルキリー

「愛ちゃ〜ん!!大丈夫〜!?」

 

「ねこっち!!」

 

空から変身したねこっちが降りてきた。

何だか見た事ない姿だけど…蜂?

 

バルキリー

「ライトニングホーネットは飛べるから便利なのよね〜」

 

バルカン

「おい希子!危ねぇだろうが!!」

 

バルキリー

「助かったからいいじゃない!」

 

バルカン

「てかお前!峰はどうしたんだ!?」

 

バルキリー

「峰なら避難させたわよ!それより、来るよ!」

 

バルカン

「まったく…わかってるよ!行くぞ!!」

 

二人は敵に立ち向かっていった。

 

「すご…あの二人…息ぴったり…」

 

二人は抜群のコンビネーションで次々と敵を倒していった…あんなにいたのに…強すぎだよ。

 

バルキリー

「楽勝!」

 

バルカン

「ここの敵は片付いたな…愛、今の内に早く逃げるぞ。」

 

「うん。そういえば…りなりーは大丈夫かな…?」

 

バルキリー

「璃奈なら私が見てくるから、安心して!!」

 

ねこっちは空へ飛んで、りなりーの所へと飛んで行った。

 

バルカン

「愛、行くぞ。」

 

「うん。ありがとね。蒼希」

 

バルカン

「礼を言うにはまだ早い。全てが片付いてからだ」

 

「それでもだよ。助けてくれてありがとう!」

 

 

愛視点…終

 

 

かすみ視点…

 

 

かすみ

「これってマズい状況だよね…」

 

かすみんとしず子とせつ菜先輩は観客の人達を避難させた後に敵に囲まれてしまって動けなくなっていた。

 

しずく

「言わなくてもわかっていますよ。」

 

せつ菜

「だ、大丈夫です!きっと涼牙さん達が来てくれま…」

 

かすみ

「そう言ってると来ましたよ〜!!」

 

マギアとメギド達はかすみん達に襲いかかってきた。

 

かすみ

「(助けて……雷斗!!)」

 

『黃雷抜刀!アランジーナ!一冊斬り!サンダー!』

 

エスパーダ

「トルエノ・デストローダ!!」

 

かすみん達に襲いかかってきた敵達は爆発して倒されて、

目の前には変身した雷斗がいた。 

 

エスパーダ

「かすみ達に手をだすな!!」

 

かすみ

「雷斗ぉぉ〜!」

 

エスパーダ

「そう泣くな、こいつらはすぐに片付ける!!」

 

雷斗はベルトに剣をしまって、

黄色のワンダーライドブックを二冊取り出した。

 

《ニードルヘッジホッグ!》

 

《トライケルベロス!》

 

『かつて冥界の入り口に、

三つの頭を持つ恐ろしい番犬がいた…』

 

雷斗はベルトに黄色のワンダーライドブックを二冊装填させて、剣を引き抜いた。

 

『黄雷抜刀!ランプの魔神が真の力を発揮する!』

 

『ゴールデンアランジーナ〜♪』

 

『黄雷三冊!稲妻の剣が光り輝き、雷鳴が轟く!』

 

かすみ

「かっ…格好いい…」

 

エスパーダ

「ワンダーコンボ…ようやく使えるな…行くぞ!!」

 

雷斗は敵に向かって行った。

 

かすみ

「頑張れ!雷斗〜!!」

 

 

かすみ視点…終

 

 

しずく視点…

 

せつ菜

「何ですかあの姿は!?格好良すぎませんか!!」

 

しずく

「同じ色の本を使ったからですかね?」

 

ブレイズ

「その通りだ!」

 

しずく

「志貴君!」

 

藤宮さんが敵に向かって行ったと同時に今度は変身した

志貴君が敵を倒しながら現れた。

 

ブレイズ

「同じ色の本を三冊使うとワンダーコンボって言う姿になるんだよ!エスパーダも使ったし、俺も行くぜ!!」

 

志貴君はベルトに剣を納刀して青色のワンダーライドブックを取り出した。

 

《ピーターファンタジスタ!》

 

『とある大人にならない少年が繰り広げる、

夢と希望のストーリー…』

 

《天空のペガサス!》

 

『かつて蒼白の翼を持つ神獣が天から輝き舞い降りた…』

 

ベルトに二冊のワンダーライドブックを装填させて、

志貴君は剣を抜刀した。

 

『流水抜刀!蒼き野獣の鬣が空に靡く!』

 

『ファンタスティックライオン〜♪』

 

『流水三冊!紺碧の剣が牙を剥き、銀河を制す!』

 

せつ菜

「こっちも格好良すぎです!!」

 

しずく

「綺麗……」

 

ブレイズ

「やっぱりワンダーコンボは気分がいいぜ!!行くぜ!行くぜ!行くぜぇ!!!」

 

かすみ

「何だかいつもより性格が荒くなってる気が?」

 

志貴君はいつもより荒い性格になって、敵に向かって行って、敵を倒していった。

 

しずく

「強い姿になると、どんどん性格が荒くなるのかな?けど、何だか性格の荒い志貴君も魅力的に見えてきたかも…」

 

しずく視点…終

 

 

せつ菜視点…

 

 

凄すぎる…私の目の前で水の剣士と雷の剣士が大勢の敵を倒していっている…こんな凄いのを生で見れるなんて〜!

 

せつ菜

「不謹慎かもしれませんけど…カメラがあれば〜」

 

かすみ

「せ、せつ菜先輩…こんな状況でもブレませんね…」

 

せつ菜

「こんな時でも好きなのは好きなんです!」

 

しずく

「この熱意は本当に凄いですね……!!?」

 

かすみ

「しず子、どうしたの?」

 

しずく

「後ろです!!」

 

しずくさんが慌てて後ろを指していたので、

振り向くと…闇の剣士がいた…

 

せつ菜

「や、闇の剣士…!?」

 

カリバー

「…………」

 

エスパーダ

「カリバー!?」

 

ブレイズ

「やべぇ!しずく達が!」

 

闇の剣士は何も言わずに私達に剣を持って向かって来ました。

 

私達に闇の剣士が近づいた時…

 

セイバー

「させるかよ!!」

 

カリバー

「…………」

 

変身した涼牙さんが闇の剣士の前に現れて、相手を蹴り飛ばして、闇の剣士は後ろへと下がりました。

 

せつ菜

「涼牙さん!」

 

セイバー

「すまない!遅れた!けどもう大丈夫だ!」

 

涼牙さんはベルトに剣を納刀してから、

赤色のワンダーライドブックを取り出しました。

 

《ストームイーグル!》

 

『この大鷲が現れし時、

猛烈な竜巻が起こると言い伝えられている…』

 

《西遊ジャーニー!》

 

せつ菜

「これはひょっとして…!!」

 

ベルトに二冊のワンダーライドブックを装填して、

涼牙さんは剣を抜刀した。

 

『烈火抜刀!語り継がれし神獣のその名は!』

 

『クリムゾンドラゴン〜♪』

 

『烈火三冊!真紅の剣が悪を貫き、全てを燃やす!』

 

せつ菜

「これは!!やっぱり炎の剣士が一番格好良いです!!」

 

セイバー

「カリバー!!いや、転生者!せつ菜達の未来!物語はここで終わりにさせない!物語の結末を決めるのは俺達だ!!」

 

カリバー

「…………」

 

せつ菜

「涼牙さん!頑張ってください!!」

 

かすみ

「せつ菜先輩、完全にヒーローショーを応援している人のテンションですよ。」

 

しずく

「あはは…」

 

せつ菜視点…終

 

 

歩夢視点…

 

 

歩夢

「早くこっちに逃げてください!」

 

私は自分のステージで逃げ遅れた人達を避難誘導させていた。前までだったら怖くてこんな事できなかったけど、今は…

 

ゼロワン

「はぁ!」

 

《シャイニングインパクト!》

 

明日飛君はマギアとメギド達を倒していった。

 

ゼロワン

「歩夢!お前も早く避難しろ!」

 

歩夢

「うん!わかってるけど、もう少しで避難が終わるから!」

 

ゼロワン

「まったく…無茶するなよ!」

 

明日飛君が敵と戦ってくれてる間に、

私は残っている避難誘導の続きを再開した。

 

ゼロワン

「これで…終わり!!」

 

歩夢

「こっちも無事に終わったよ!」

 

敵を全部倒し終わったらしく、

私は明日飛君の元に近づいた。

 

ゼロワン

「避難誘導よく頑張ったな、歩夢」

 

歩夢

「明日飛君や仮面ライダーのみんなが頑張ってるから、私もこれぐらい」

 

ゼロワン

「はは、そうか、ん?蒼希からの連絡?」

 

明日飛君は鳴っている端末みたいな物を取り出して、

連絡に出た。

 

 

ゼロワン

「こちら明日飛!」

 

バルカン

『明日飛!こっちにアークの野郎が現れた!!』

 

ゼロワン

「何だと!?何処だ!」

 

バルカン

『虹ヶ咲の近くだ!俺とサウザーが交戦中だ!援護に来てくれ!!』

 

ゼロワン

「わかった!すぐに行く!歩夢!俺はもう行くよ!後でな!!」

 

明日飛君は凄い速さで行ってしまった。

 

歩夢

「明日飛君…必ずまた無事で会おうね…」

 

 

歩夢視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

 

俺は蒼希達と合流する為に虹ヶ咲へ向かったけど…

 

ゼロワン

「くそ!ここも多いな!!」

 

向かっている途中で敵に襲われている人々を見つけて、俺は助ける為に敵を倒しつつ、襲われていた人々を逃してから残っている敵と戦っていた。

 

ゼロワン

「(急がないと蒼希達がアークに!)」

 

戦いながらそう思っていた時…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《ロッキングスパーク!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン

「え!?」

 

何かの音声が聞こえたと同時に俺の横を何かが通り過ぎて行き、敵が次々と倒されていって、敵を倒した何かは姿を現した。

 

ゼロワン

「嘘だろ…まさか…そんな!?」

 

俺は何かの正体に驚いた…

何でこの世界にいるのかわからないけど…

 

前の世界で…父さんが変身して戦っていた姿…

 

 

ゼロワン

「仮面ライダー…1型…」

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 みんなの夢を叶える場所を守る為に 後


今回でそれぞれ特訓の成果でちょっとした強化フォームまでは変身できるようにはなってます。まだ最強フォームは厳しいですけど…そうなるとバルカンがキツいかもしれませんね。

アサルトウルフのキーを使えない状態ですからね〜

まぁそれはさておき…
最後に出て来たのは…そうです。

仮面ライダー1型が登場!

ゴーザが十話の序盤で言ってた台詞を思い出してください。何かの生まれ変わりがいると…

それこそが仮面ライダー1型です。

気になる正体は〜!?(棒)

まぁ多分わかってる人はわかってますよねw

次回で戦いに決着がつきます。
最後まで見届けてください

それでは次回で!


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第13話 みんなの夢を叶える場所を守る為に 後

 

1型視点…

 

少し前…

 

 

まさか…再びこれを使う事になるなんてな…

 

夢の中でゴーザと名乗る人物が私にこれを渡して、受け取ると同時に前の世界での事を思い出した。

 

サイクロンライザー…

ロッキングホッパーゼツメライズキー…

 

これも運命なのか?

いや、考えても仕方がない…

 

今息子が、子供達が仮面ライダーになって人々の為に戦っているんだ。

 

私も再び戦おう…仮面ライダーとして!!

 

私はサイクロンライザーを腹に着けて、

ゼツメライズキーのボタンを押した。

 

 

《KAMENRIDER!》

 

「変身!」

 

ゼツメライズキーをサイクロンライザーにセットして、

私の周りにバッタのロストモデルが現れて周りをジャンプしていた。

 

そして、ベルトのレバーを引いて、バッタのロストモデルは私に装着された。

 

《サイクロンライズ!》

 

《ロッキングホッパー!》

Type One.

 

1型

「仮面ライダー1型…人類の滅亡を阻止する!」

 

変身が完了した私は走り出し、人々を襲っている敵を倒していった。

 

 

現在…

 

 

ゼロワン

「仮面ライダー…1型…」

 

1型

「ゼロワン…」

 

ゼロワン

「何で……まさかあんたは父…」

 

1型

「急いでるんじゃないか?ここは私に任せて早く行くんだ!!」

 

ゼロワン

「けど!」

 

1型

「未来を守れ!!」

 

ゼロワン

「!!……わかった…気をつけろよ!!」

 

ゼロワンは高速で移動して先に行った。

 

1型

「頑張れよ…明日飛…」

 

本来なら親として子供を守るべきなんだが…

 

明日飛は弱い子じゃない…私の自慢の息子だからな…

 

さて…

 

1型

「少しは手加減してくれよ…怪物共…私はもうヒューマギアじゃない、ただの人間だからな…」

 

《ロッキングスパーク!》

 

1型

「行くぞぉぉ!!!」

 

 

1型視点…終

 

 

バルカン視点…

 

 

愛を避難させた後、

他の敵を倒していっていたら、

まさか親玉と遭遇するなんてな…

 

アーク…こいつには前の世界でやられたからな…

 

たっぷり礼をさせてもらうつもりだ!

 

俺が戦闘を始めたと同時にサウザーの野郎も合流して、二人で協力して、アークと戦っていたが…

 

やっぱりこいつは強い…

 

くそ…せめてアサルトでも使えれば、少しは楽になるんだが…使えない物を嘆いても仕方ねぇ…

 

けど、何だかこのアーク…

 

サウザー

「大神君。気づいてるか…」

 

バルカン

「あぁ…このアーク…」

 

アークゼロ

「…………」

 

何でさっきから黙っているんだ?

 

それに気のせいか、強いに変わりはないんだが、何か以前のアークより手応えがない?

 

アークゼロ

「…………」

 

アークはアタッシュアローを作りだして、俺達に向けて撃ってきた。

 

バルカン

「おっと!」

 

サウザー

「こうまで何も喋らないと不気味だな!」

 

バルカン

「とりあえずこいつをぶっ倒すだけだ!」

 

俺はショットライザーを向けて撃ちまくった。

だがアークはアタッシュアローで全て防いで、再びアタッシュアローで攻撃してきた。

 

バルカン

「くそ!」

 

サウザー

「それならこれはどうだ!」

 

サウザーはアークに接近して攻撃を仕掛けたが…

 

アークゼロ

「………」

 

アークはサウザンドジャッカーを作りだして、サウザーの攻撃を防いでからアタッシュカリバーとの二刀流でサウザーを攻撃していった。

 

サウザー

「ぐあ!くっ…この!!はぁ!」

 

サウザーは二刀流の攻撃を弾いて、

サウザンドジャッカーの柄を引っ張って、俺に向けて投げてきた。

 

 

バルカン

「え!?おい!」

 

サウザー

「使え!!」

 

俺はサウザンドジャッカーを受け取り、

サウザーはアークのサウザンドジャッカーを奪い取って、

奪い取った方の柄を引っ張って、俺達は同時にトリガーを引いた。

 

《ジャッキングブレイク!!》

 

バルカン サウザー

「「くらえ!!」」

 

同時にサウザンドジャッカーを振って

黄金色の斬撃を放ってアークにくらわせて、

アークは爆発した。

 

《JACKING BREAK》

 

《ZAIA ENTERPRISE》

 

バルカン

「まさかコレを使うなんてな…」

 

サウザー

「やったか?」

 

爆風が晴れると…アークは…

 

アークゼロ

「………」

 

サウザー

「無傷か…」

 

バルカン

「いや…少しボロボロになっただけだ…」

 

俺達二人の攻撃じゃこいつをぶっ倒す程の火力が足りないのか…

 

その時…

 

 

《シャイニングインパクト!》

 

 

ゼロワン

「はぁ!!」

 

バルカン

「明日飛!」

 

ゼロワンが現れて、アークにライダーキックをくらわして、アークは吹っ飛んでいった。

 

ゼロワン

「悪い!遅れた!」

 

バルカン

「遅えぞ!!」

 

サウザー

「蕾電君!来てくれたか!」

 

ゼロワン

「アーク……」

 

アークはゼロワンのライダーキックをくらったが、何事もなかったように立ち上がった。

 

ゼロワン

「お前は絶対にここで倒す!」

 

ゼロワンはベルトのキーを一度抜いて、

ある物を取り出した。

 

バルカン

「アサルトグリップ!?いけるのか!?」

 

ゼロワン

「あぁ!」

 

キーにアサルトグリップを取り付けて、

グリップのボタンを押した。

 

《ハイパージャンプ!》

 

《オーバーライズ!》

 

《プログライズ!》

 

Warning,warning. This is not a test!

 

《ハイブリッドライズ!》

 

《シャイニングアサルトホッパー!》

 

"No chance of surviving this shot."

 

ゼロワンは強化形態、

シャイニングアサルトホッパーにへと姿を変えた。

 

バルカン

「よし…」

 

サウザー

「このゼロワンと俺達が手を組めばいけそうだ。」

 

ゼロワン

「アーク…お前を止められるのは…」

 

ゼロワン バルカン サウザー

「「「俺達だ!!!」」」

 

 

バルカン視点…終

 

 

スラッシュ視点…

 

 

スラッシュ

「ヤッハァー!!最高だぜェェ!!」

 

俺は次々とご機嫌に敵共を倒していってるぜ!

そのお陰でこの辺の敵はもう少なくなってきたな〜!

 

スラッシュ

「それじゃ行くぜェ!ブレーメンのロックンロール!!」

 

 

『ブレーメンのロックバンド!イェーイ!』

 

スラッシュ

「ガンズ・アンド・ミュージック!!」

 

『錫音音読撃!イェーイ!』

 

スラッシュ

「ヒャッハー!!」

 

敵に向けて撃って、周囲を楽譜で囲んで音響攻撃で爆発を起こして全ての敵を殲滅してやった。

 

スラッシュ

「最高のサウンドだったぜェェェェ!!」

 

俺のテンションは最高潮!!

 

スラッシュ

「イェェェーイ!!!」

 

 

スラッシュ視点…終

 

 

バスター視点…

 

 

バスター

「うおっらぁ!!」

 

だいぶ片付いてきたな…

エマ達と他の人達も避難してるし…

 

バスター

「こいつで纏めて片付けてやる!」

 

装填されていたワンダーライドブックを取り外して、

速読機にジャッ君と土豆の木のワンダーライドブックを読み込ませた。

 

『ジャッ君と土豆の木!ドゴーン!』

 

バスター

「大旋断!!」

 

『会心の激土乱読撃!ドゴーン!』

 

巨大化させた土豪剣激土にジャッ君と土豆の木の力で上空から生成された巨大なツタを纏わせてから残っている敵に向けて振り下ろして、殲滅させた。

 

バスター

「よっしゃあ!!」

 

 

バスター視点…終

 

 

剣斬視点…

 

 

デザスト

「はは!!どうした!?」

 

剣斬

「くっ!」

 

デザストとの戦闘が始まってから少し経つけど…

 

こいつやっぱり強いな…

こぶた3兄弟の力で分身して三人になってるのに、

それすら凌駕するか…

 

鍛えて強くなったと思っていたけどまだまだだな…

 

だけどな!

 

剣斬

「こっちは守りたい奴がいるんだ!あいつの笑顔を見るまで…死ねるかよ!!」

 

俺はデザストの剣を弾いて分身二人が隙きを逃さずに連続で攻撃していって本体の俺がデザストの顔面を殴って、それから腹に思いっきり蹴りをくらわしてぶっ飛ばしてやった。

 

デザスト

「ぐは!!……やるな!やはりお前は面白い!!」

 

剣斬

「こっちは全然面白くねぇよ!!」

 

早く決着をつけなとこのままじゃ俺が体力消耗して負けちまうかもしれねぇ…

 

そう考えていた時…

 

デザスト

「次はこっちから行く…ぐあ!!」

 

デザストは何かに攻撃されてダメージを受けた。

 

バルキリー

「何を手こずってるのよ。湊!!」

 

そう言いながら上空から変身したニャン子が降りてきた。

 

剣斬

「ニャン子?お前どうしてここに?」

 

バルキリー

「璃奈に頼まれたのよ。さっき無事かどうか確認した時に湊を助けてほしいって頼まれたから飛んできたわよ。後、希子よ!」

 

剣斬

「そうか…璃奈が…だったら手を貸してくれ!」

 

バルキリー

「貸し一つね!」

 

デザスト

「増えたか…面白い…面白いぞ!!」

 

デザストは剣を構えた。

 

デザスト

「カラミティ・ストライク…はぁ!!」

 

その後に身体を回転させながら剣を振って俺達に接近して突っ込んできた。

 

バルキリー

「!!」

 

《サンダー!》

 

《ライトニングブラストフィーバー》

 

 

バルキリー

「よっと!はあぁぁ!!」

 

ニャン子は飛び上がって右足に蜂の針みたいなのを纏わせて、飛び蹴りの体制で突っ込んでいって、デザストとぶつかりあった。

 

 

バルキリー

「ぐっ……」

 

デザスト

「はは!これを耐えるか!だがいつまで耐えられるかな!?」

 

バルキリー

「ナメんじゃ…ないわよ!!」

 

デザスト

「!?」

 

ニャン子はデザストに向けて銃を構えて蜂の針を撃って、

デザストはそれをくらって怯んで、その隙にニャン子は近づいてデザストを上空に蹴り上げた。

 

バルキリー

「湊!!」

 

剣斬

「あぁ!!」

 

 

俺は風双剣翠風を手裏剣モードにして、

収めていたワンダーライドブックを取り外して、

速読機にこぶた3兄弟のワンダーライドブックを読み込ませた。

 

 

《こぶた3兄弟!ニンニン!》

 

《翠風速読撃!ニンニン!》

 

 

剣斬

「はあぁぁぁ!!」

 

俺と二人の分身はデザストに向かってそれぞれ三方向からジャンプして近づいて、剣技や蹴り技の連続攻撃をくらわしていき、攻撃をくらわした後に地面に着地した。

 

デザスト

「ぐっ!!…いいぜ…今回は俺の負けだ…また会おう…ぐあぁぁぁ!!」

 

デザストはそう言い残し、上空で爆発した。

 

剣斬

「もう会いたくねぇよ!」

 

バルキリー

「あいつ…死んだの?」

 

剣斬

「いや…また現れるぞ…しぶとい奴だからな…」

 

バルキリー

「あんたよく前の世界で倒したわね…」

 

まぁとりあえず厄介な奴は倒したんだ。

今度は残っている敵を倒さないとな!

 

剣斬視点…終

 

 

セイバー視点…

 

 

俺達はワンダーコンボの姿になって、

カリバーとの戦闘を始めたが…

 

妙な違和感を感じる…

 

カリバー

「………」

 

以前戦った時より何か手応えを感じない?

それよりもさっきから何も喋らないし…

不気味だな…

 

エスパーダ

「妙だな…このカリバー…」

 

ブレイズ

「妙だろうが何だろうが!ぶっ倒すだけだ!!」

 

ブレイズは勢いよくカリバーに向かって行った。

 

セイバー

「気をつけろ!妙かもしれないけど相手はカリバーだ!」

 

カリバー

「………」

 

カリバーはブレイズの攻撃を避けて、

ブレイズを蹴り飛ばしてからワンダーライドブックを剣にかざしていった。

 

『必殺リード!』

 

『必殺リード!』

 

『必殺リード!ジャアクドラゴン!月闇必殺撃!

習得三閃!』

 

カリバーは剣を構えて俺達に向けて振って、

巨大な紫色のエネルギー刃を飛ばして攻撃してきた。

 

セイバー

「!!」

 

エスパーダ

「任せろ!」

 

『必殺読破!』

 

『黄雷抜刀!

ケルベロス!ヘッジホッグ!アランジーナ!三冊斬り!

サ・サ・サ・サンダー!』

 

エスパーダは剣の刀身に凄まじい雷撃を纏わして、

斬撃を連続で放っていった。

 

ブレイズ

「やってくれやがったな!」

 

『必殺読破!』

 

『流水抜刀!

ペガサス!ライオン!ピーターファン!三冊斬り!

ウォ・ウォ・ウォ・ウォーター!』

 

エスパーダに続いてブレイズも剣の刀身に水を纏わせて、

斬撃を連続で放っていった。

 

そしてブレイズとエスパーダの放った斬撃とカリバーの斬撃がぶつかりあって互いの技は相殺した。

 

セイバー

「くらえ!!」

 

『必殺読破!』

 

『烈火抜刀!

ドラゴン!イーグル!西遊ジャー!三冊斬り!

ファ・ファ・ファ・ファイヤー!』

 

俺も剣の刀身に炎を纏わせてカリバーに接近して連続で攻撃をくらわしていった。

 

カリバー

「………」

 

やっぱり妙だ…やられてるのに言葉すら話さないなんて…まるで…人形みたいだ…

 

ブレイズ

「決めるぞ!!」

 

エスパーダ

「あぁ!!」

 

セイバー

「………」

 

エスパーダ

「どうした?」

 

セイバー

「いや…行くぞ!!」

 

俺達三人はそれぞれベルトに剣を納刀してから、

トリガーを二回引いた。

 

『『『必殺読破!!!』』』

 

エスパーダ

「オーロ・ボンバルデーロ!!」

 

『ケルベロス!ヘッジホッグ!アランジーナ!三冊撃!

サ・サ・サ・サンダー!』

 

ブレイズ

「ファンタスティック・ブレイザー!!」

 

『ペガサス!ライオン!ピーターファン!三冊撃!

ウォ・ウォ・ウォ・ウォーター!』

 

セイバー

「轟龍蹴烈破!!」

 

『ドラゴン!イーグル!西遊ジャー!三冊撃!

ファ・ファ・ファ・ファイヤー!』

 

俺達三人はジャンプして、

カリバーに向かってトリプルライダーキックくらわせた。

 

カリバー

「…………」

 

カリバーはトリプルライダーキックをくらって、

吹っ飛んでから爆発した。

 

ブレイズ

「よっしゃあ!流石のカリバーも今の効いただろ!」

 

エスパーダ

「あぁ…さて正体は…」

 

俺達はカリバーの方を見ると…

 

ボロボロの状態で立ち上がって…

 

それから変身が解けた。

 

ブレイズ

「あぁ!?」

 

エスパーダ

「何!?」

 

セイバー

「あれは!?」

 

セイバー視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

アークゼロ

「………」

 

アークは自分の周りにショットライザーを沢山作りだして、アタッシュアローを俺達に向けて一斉射撃をしてきた。

 

ゼロワン

「シャインシステム!」

 

俺は自分の周りに青いエネルギー波動弾、

シャインクリスタを展開して、アークの攻撃を防いでからシャインクリスタを使って攻撃してアークの周りのショットライザーを破壊した。

 

《オーソライズバスター》

 

《アックスライズ!》

 

ゼロワン

「はぁ!!」

 

俺はオーソライズバスターをアックスモードにして、

アークに接近して攻撃していった。

 

アークゼロ

「………」

 

ゼロワン

「何だ…このアーク?ダメージを受けてるのに何も喋らないなんて?」

 

変だ…バルカンとサウザーと連携して戦っているけど、

今までのアークなら三人がかりでも圧倒される程の強さだったのに…それに闇黒剣月闇だったか?

 

何で持ってないんだ?

 

サウザー

「不気味だと思うが考えるのは後だ!」

 

バルカン

「こいつを倒したら何かわかるだろ!!」

 

《バレット!》

 

《シューティングブラスト!》

 

バルカン

「くらいやがれ!!」

 

バルカンはアークに向けて、

チャージされたショットライザーでアークを撃った。

 

《バレットシューティングブラスト!》

 

アークゼロ

「………」

 

アークは持っていたアタッシュアローで防いだが、

アタッシュアローは破壊されてそのまま腕に命中して腕の一部が爆発して怯んだ。

 

サウザー

「続くぞ!」

 

《サウザンドディストラクション》

 

サウザー

「はぁ!!」

 

アークが怯んだ隙にサウザーはジャンプして、

ライダーキックを放って、一撃くらわした後に更に踏み込むように連続キックを叩き込んでいった。

 

《THOUSAND DESTRACTION》

 

サウザー

「蕾電君!決めろ!!」

 

ゼロワン

「あぁ!!」

 

アサルトグリップのボタンを押してから、

キーを押し込んだ。

 

《アサルトチャージ!》

 

《シャイニングストームインパクト》

 

ゼロワン

「行くぞぉ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

|

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン

「はあぁぁぁぁ!!!」

 

俺はアークに渾身のライダーキックをくらわして、

アークはくらって吹っ飛んでいって爆発した。

 

《シャイニングストームインパクト!》

 

 

ゼロワン

「やった…のか?」

 

サウザー

「わからない…けど油断するな…」

 

バルカン

「見ろ!」

 

爆風が晴れると、アークはこっちに歩いて向かって来ていた。

 

ゼロワン

「やっぱりまだ!」

 

サウザー

「いや…様子がおかしいぞ」

 

アークは身体中から火花をだして、

変身が解けた…

 

バルカン

「んな!?アレは!」

 

ゼロワン

「まさか…ヒューマギア!?」

 

変身が解けたアークの姿は…

 

今までマギアになっていたのと同じタイプのヒューマギアだった。

 

バルカン

「これが転生者…な訳がないよな…」

 

サウザー

「あぁ…こいつは偽物って事になるんじゃないか?」

 

ゼロワン

「おかしいと思ったんだ…アークにしては弱すぎるし…何よりも闇黒剣月闇を持っていなかった…」

 

バルカン

「じゃあ転生者は何処に!?」

 

ゼロワン

「…………」

 

何だ…嫌な予感がするな…

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

セイバー視点…

 

 

ブレイズ

「何だこりゃ!?ロボットだと!?」

 

エスパーダ

「たしかヒューマギアだったか?カリバーの正体はこいつだったのか?」

 

俺達は倒したカリバーの正体がヒューマギアだった事に驚いていた…

 

セイバー

「……闇黒剣月闇…」

 

壊れたヒューマギアの近くにはジャアクドラゴンのワンダーライドブックが転がっているのと、闇黒剣月闇が地面に刺さっていた。

 

セイバー

「こいつは回収した方がよさそうだな」

 

俺は闇黒剣月闇を回収しようと、持った時…

 

セイバー

「!!?…何だ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?ここは…ボヤけていてわかりにくいな…

 

 

『どうして…こんな事を…』

 

誰かいるのか?人影が二人…見えるけど…

 

『ねぇ!どうして!?』

 

これは何だ?…それにこの声聞き覚えがあるような?

 

『なんで…それは……の……が見たかったから…』

 

これは…誰だ?顔がよく見えない…

 

けどこいつの持っている物はわかった。

 

何で血のついたナイフなんて持ってるんだ?

 

んな!?おい…何する気だこいつ?

 

『それじゃあね……バイバイ…………』

 

おい…待て…まさか…やめろ!!

 

ナイフを持っていた奴は目の前にいる人物に向けてナイフでメッタ刺しにして殺した…

 

『アハ…アハハハハ!!…やっと殺せた!!けど……は死んじゃった…殺す気はなかったのにな〜……が邪魔したから、元はこうなった原因は…ぜ〜んぶ……スクールアイドルのせいかな〜?うん…きっとそうだ…そうに決まっている…よ〜し決〜めた…全員…殺そう…ふふ…』

 

何なんだ…こいつは…

 

ん?周りが少し見えてきたぞ……

 

 

倒れているのはさっき殺された人物とは別にもう一人…いや二人いた…殺された人物ともう一人の人物は顔が良く見えないな…

 

もう一人は……

 

 

え………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………せつ菜?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスパーダ

「涼牙!!」

 

セイバー

「うわぁ!!?」

 

俺は雷斗に呼ばれて我に返った。

 

セイバー

「今のは!?」

 

ブレイズ

「どうしたんだ?闇黒剣月闇を持った時にボーッとしてよ?」

 

セイバー

「闇黒剣月闇…」

 

何でこの剣に触れたらあんな光景が見えたんだ?

 

この剣には何かあるのか?

 

エスパーダ

「何かあったのか?」

 

セイバー

「いや…そうだ!せつ菜は!?」

 

ブレイズ

「あの子なら俺達が戦っている間にしずく達が連れて避難したぞ、何かもっと見たいとか言って叫んでいたけどよ。」

 

セイバー

「そうか…」

 

とにかく闇黒剣月闇を回収しないとな…

 

俺が再び闇黒剣月闇を持とうとした時…

 

「悪いがそれは返してもらうぞ…」

 

セイバー

「何?うわ!?」

 

俺の前に何かが通り過ぎていき、

目の前にあった闇黒剣月闇とジャアクドラゴンのワンダーライドブックがなくなっていた。

 

セイバー

「闇黒剣月闇が!?」

 

ブレイズ

「おい!あそこだ!」

 

ブレイズが言う方を見ると、そこにいたのは…

 

上空に飛んでいたリベリングヴァルチャーレイダーがいた。

 

 

リベリングヴァルチャーレイダー

「この剣は我の力で無理やり使うか、こうして人形代わりに使わせる事しかできん剣だが、まだ使いどころがあるんだ…貴様らには渡さん…」

 

エスパーダ

「まさか…お前転生者か!?」

 

リベリングヴァルチャーレイダー

「実験用に用意したアークゼロの分身もゼロワン達に破壊され、我が用意した兵も他の仮面ライダー達に全滅されたか…まぁお陰でいいデータも取れたし欲しかった物も手に入れた…もう用はない…仮面ライダー…次を楽しみにしておけ…ではな…」

 

リベリングヴァルチャーは何処かへと飛んで逃げていった。

 

ブレイズ

「なっ!?待ちやがれ!!」

 

セイバー

「………」

 

エスパーダ

「何だか…してやられた感があるな…」

 

戦いは終わった…

 

けど…転生者は逃げてしまった…

 

これが、後に最悪の展開になる事を…

 

俺達仮面ライダーは…この時まだ知らない…

 

 

セイバー視点…終

 

 

侑視点…

 

 

戦いは無事に終わった…

 

だけど今日のスクールアイドルフェスティバルは中止になってしまった…

 

 

だから……

 

 

明日飛

「お〜い!そこのトンカチ取ってくれ〜!」

 

蒼希

「あぁ〜腹減ってるけど…まずは修理だ修理!」

 

希子

「このままあたしと峰のステージ披露なしとかさせてたまるか〜!!」

 

朔太

「うおぉぉぉ!!彼方と遥の為〜!!」

 

涼牙

「よし!ここの修理は完了!」

 

雷斗

「どこでもかすみん…ゴールデンアランジーナバージョンにへとグレードアップ完了だな!」

 

志貴

「しずくさんのステージはこれでよしと…」

 

一真

「頑丈に作っといて良かったぜ〜」

 

「モニターの配線って本当にややこしいな!」

 

「サウンド準備は完了と!」

 

仮面ライダーのみんなが、すぐに再開できるようにステージを修理してくれていた。

 

「みんな、戦って疲れてる筈なのに…」

 

明日飛

「気にするな!俺達が好きでやってる事だからな!それにうちの会社も手伝ってくれるから再開できるのは早いぞ。」

 

朔太

「客の事も任せてくれ!俺がどんな手を使っても集めてみせるからな!!」

 

一真

「そいつは同感だ!エマのステージに客がいねぇなんてさせるかよ!!」

 

涼牙

「高咲さんはみんなに大丈夫って伝えてきてくれる。」

 

「ぎゃあぁぁぁぁ!!間違えた〜!!」

 

「おい湊が配線ミスってビリビリ状態になってるぞ!」

 

志貴

「よし僕が水で!」

 

蒼希

「馬鹿!死ぬぞ!雷斗の出番だろ!」

 

雷斗

「俺は今どこでもかすみんで忙しいから」

 

「助けてくれよ!!」

 

希子

「これは面白いわね〜」

 

「笑ってる場合か〜!!」

 

 

みんな…ありがとう…

 

仮面ライダーのみんなには本当に感謝しかないよ…

 

後日…みんながステージを修理してくれたお陰で、

 

再びスクールアイドルフェスティバルは再開された。

 

 

侑視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「平和だな〜…」

 

俺は開催されたスクールアイドルフェスティバルの光景をベンチに座りながら見ていた。

 

その時…

 

「何してるんだ?明日飛?」

 

明日飛

「父さん。」

 

そうだ父さん…

父さんには聞きたい事が…

 

明日飛

「なぁ…あの時助けてくれたのって…父さんなのか?」

 

猛雄

「さぁ?何の事だ?私はあの時、避難誘導をしていた。何だか見慣れない仮面ライダーが現れたようだけど、私とは別人だよ。それよりも明日飛。歩夢ちゃんが探していたぞ、行ってやれ」

 

明日飛

「え?あぁ…」

 

猛雄

「さて…私は会場の空気を楽しんだし、そろそろ行こうかな…あいたた…」

 

明日飛

「おい大丈夫か?」

 

猛雄

「何…ちょっと戦って…いやいや!久しぶりに走ったものだからな軽い筋肉痛だ。それじゃあな…」

 

軽く笑いながら父さんは行ってしまった。

 

明日飛

「まったく…嘘が下手すぎだろ…けど…ありがとう…父さん…さて、歩夢の所に行くか!」

 

俺は歩夢の所にへと向かって走った。

 

 

明日飛視点…終

 

 

???視点…

 

 

「アハハハハ!!!最高!仮面ライダー達のお陰でいいデータが取れた!これで面白い事が出来る!」

 

デザスト

「おいおい…今度は何をする気だ?」

 

「デザストか…最高の事だよ…狂うくらいにね…」

 

デザスト

「そういえばお前、欲しかった物は手に入ったのか?」

 

「コレの事?」

 

《ウィング!》

 

「ゼロワンから盗るのは簡単だったわね…これで…

四つのキーが揃った…また機械人形に使わせるのはいいけど…いい事を思いついた…」

 

デザスト

「随分と勿体ぶるな…何をするんだ?」

 

「それはね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「壊すのよ…仮面ライダー達の心をね…そうしたら…この世界の………はどんな顔をするのかな〜……ふふ…アハハハハハハハハ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点…終

 

 

 

侑視点…

 

 

「みんな、お疲れ様〜!!」

 

 

スクールアイドルフェスティバルが無事に成功して、

私はみんなと部室で打ち上げをしていた。

 

そして、私達が無事にスクールアイドルフェスティバルを開催できて成功したのは…仮面ライダー達のお陰だ。

 

だから今みんなはお礼を伝えていっていた。

 

 

果林

「恭、本当にありがとう。」

 

「いいよ。当然の事をしたまでだ。」

 

果林

「後で…ちょっといいかしら…伝えたい事があるのよ//」

 

「え、あ、あぁ…」

 

 

しずく

「志貴君。助けてくれてありがとう。格好良かったよ」

 

志貴

「ありがとう。しずくさんもライブ、素敵でしたよ。」

 

しずく

「これからもあらためて宜しくね。」

 

志貴

「はい!」

 

 

彼方

「朔太君。遥ちゃんと彼方ちゃんを守ってくれてありがとう。」

 

朔太

「当然だ。守るって言っただろ。」

 

彼方

「今度お礼に彼方ちゃんが美味しいご飯を作るね。」

 

朔太

「それは楽しみだな!」

 

 

璃奈

「湊、無事で良かった。」

 

「それはこっちの台詞だ。璃奈が無事で本当に良かったよ!」

 

璃奈

「湊は…本当に私の…ヒーローだよ…//」

 

「ひ、ヒーロー!?//何かそう言われるのは照れるな//」

 

 

エマ

「はい!これ、子供達からのお手紙だよ。」

 

一真

「おぉ、これは嬉しいな!」

 

エマ

「私からは…やっぱり恥ずかしいからまた今度…//」

 

一真

「まさか…また…キ…//」

 

 

「はい!もんじゃ棒だよ!助けてくれたお礼!」

 

蒼希

「ありがてぇ!いただきます!!」

 

「あのさ蒼希…約束…//」

 

蒼希

「あぁ!今度二人で遊びに行こうな!」

 

希子

「(あれれ〜?何かいい感じになってるじゃん!)」

 

 

せつ菜

「涼牙さん!助けてくれてありがとうございます!最高に格好良かったですよ!」

 

涼牙

「あぁ…」

 

せつ菜

「どうしました?何だか顔色が悪いですよ?」

 

涼牙

「大丈夫だよ。ありがとう…せつ菜!」

 

 

かすみ

「雷斗、どこでもかすみんの件なんですけど…」

 

雷斗

「あれ?何かいけなかった?」

 

かすみ

「ちょっと派手すぎ!けど…かすみんの為にしてくれたから…ありがとう…//」

 

雷斗

「お、おう…//(何か…ちょっと見ない間にかすみの可愛さがまた上がった気がするな…//)」

 

 

歩夢

「明日飛君。無事に戻って来てくれてありがとう。」

 

明日飛

「約束したからな。」

 

「あれ?何々?二人きりの秘密の約束?」

 

歩夢

「ゆ、侑ちゃん…//」

 

明日飛

「からかうなよ//」

 

「あはは!」

 

 

私達は崩壊の未来からようやく抜け出せた。

 

けど転生者はまだ倒されていないんだよね、

 

それでも仮面ライダー達がいるからきっと大丈夫!

 

私も色々あったから自分の夢に手をつけれてなかったな…

 

みんなはスクールアイドルフェスティバルを成功させたから今度は私が夢を成功させないとね!

 

 

そして、これからもみんなで笑い合える未来に進もう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして…この三日後…

 

私と歩夢以外の同好会のメンバーが…

 

行方不明になった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女達は無事にスクールアイドルフェスティバルを成功させた…

 

だが…あの転生者がいる限り彼女達には絶望が迫ってしまう…

 

そして次は仮面ライダー達までも…

 

私の力で闇黒剣月闇だけは本来の力を使えないように制限しといたが…それ以外に何かが宿っているかもしれないな…

 

ん?おっと来たようだね…

 

やぁ、突然で済まないが私の頼みを聞いてほしい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一部 崩壊の未来と集結する戦士達 終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回予告


「どうして崩壊の未来は阻止したのに…」

歩夢
「みんな…何処に行っちゃったの…?」

ゼロワン
「何でこんな事を!?」

セイバー
「まさか…こいつは!?」

ブレイズ
「くそ!…どうすりゃいいんだよ!!」

バルカン
「絶対に助けてやる!!」

バルキリー
「アーク!!!あんたは絶対に許さない!!!」

スラッシュ
「こんな喧嘩…これが最初で最後にしたいな…」

雷斗
「やめろ…できない…こんなのって…」

一真
「お前らも…覚悟を決めろ!」


「俺は…ヒーローになれねぇよ…だって…」

朔太
「俺が…俺が…あぁ……うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


アークゼロ
「さぁ…最高の時間の始まりだ…」


第二部 絶望と刔られる心


アークゼロ
「何だ貴様は?」


「俺は…絶望の暗闇を照らす…光りだ…変身!」

『最光発光!』









ハッピーエンドだ。わ〜い…じゃないよね!

同好会のメンバーは何処へ行ったのか…?

そして転生者の次の狙いは…?


とゆう事で第一部は終わりです。

以前話していた闇黒剣月闇が本来の力を使えない理由は、ゴーザが転生者が世界に転生する前にギリギリ使えないようにしたからです。

ただ転生者はアークの力を使って無理やり変身する事はできます。

そして闇黒剣月闇に宿る何かとは?
それは今後明らかになってきます。

それと仮面ライダー1型は今後もちゃんと出て来ますのでご安心を、いつかはゼロワンと並んで同時変身とかさせたいですね。

最後にちょっと残念なお知らせです。

次の第二部は来週からスタートではなく、
大体二ヶ月後になります。

理由は物語の内容も考える時間もですけど、
一番の理由は本家のセイバーの動きを見たいからです。

まさか仮面ライダーがこんなに増えると思っていなかったし、まだ増えるんじゃ?と思っているのと…

最強フォームがわからないからです!

本当にすいません!

今後ともこの作品を宜しくお願いします。

それでは次回また会う日まで!
 



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第二部 絶望と刔られる心
第14話 消えた同好会のメンバー…



お久しぶりです。
それでは第二部の始まり…


 

彼女達は崩壊の未来は回避する事に成功した。

 

だが…今度は高咲侑と上原歩夢以外の同好会のメンバーが突然行方不明になってしまった…

 

急いで行方不明になったメンバーを見つけなければいけない…

 

何故ならこのままだと崩壊の未来より…

 

最悪の結果を迎える事になってしまうからだ。

 

私も新たに………を彼女達の世界に転生させた。

 

一刻も早く合流してくれ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑視点…

 

スクールアイドルフェスティバルから三日後…

 

私達は本来は新たな目標に向けて、

 

始まる筈だった…

 

 

みんなが行方不明になるまでは…

 

歩夢

「みんな…何処に行っちゃったの…」

 

今私は歩夢と二人で同好会の部室にいて、

明日飛達の連絡を待っている。

 

「大丈夫だよ歩夢。きっと明日飛達…仮面ライダー達が行方不明になったみんなを見つけてくれるよ。」

 

歩夢

「うん…」

 

同好会のみんなが行方不明になった後、

仮面ライダー達は必死になってみんなを探してくれている。

 

今わかっているのは二つの事

 

一つは同好会のみんなだけじゃなくて、鴻神学園のスクールアイドル、郡罧峰ちゃんも行方不明になっている。

 

もう一つは、遥ちゃんが彼方さんが赤い仮面をつけた黒い怪物に連れ去られた所を見たって…

 

たぶん同好会のみんなを誘拐したのは…デザストだ…

 

 

歩夢

「どうしてこんな事に…崩壊の未来は阻止したのに…今度はみんなが行方不明になるなんて…」

 

やっぱり転生者を倒さないとどうにもならないのかな…

 

「けど…どうして私達を狙うんだろう…?」

 

「さぁ?それはアイツに直接聞いてみればいいんじゃないか?」

 

「それだったら苦労しないよ…」

 

歩夢

「侑ちゃん…誰と話してるの?」

 

「え?」

 

私と歩夢は声の聞こえた方…

 

窓側へと振り向いた…

 

侑 歩夢

「!?」

 

そこにいたのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザスト

「アイツに会いたければ…会わせてやるよ…今からな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑視点…終

 

 

 

恭視点…

 

 

「そっちはどうだった?」

 

蒼希

「すいません…手掛かりなしです…」

 

希子

「あたしも駄目…」

 

 

俺は蒼希と希子と合流してお互いに何か手掛かりを見つけたか確認したが、収獲なしだった…

 

 

希子

「あ〜もう!虹ヶ咲の同好会のみんなが拐われるだけじゃなくって、何で峰まで拐われるのよ!?」

 

蒼希

「そんな事わかる訳ねぇだろ!それよりもデザストだ!何でアイツが愛達を拐うんだ?転生者は今度は何をしようとしてるんだ?」

 

「確かにな…デザストは誘拐するくらいなら、直接俺達に戦いを仕掛けてくるような奴だ。」

 

希子

「人質とか…じゃないわよね…何だか今更感あるし…」

 

「あぁ…」

 

本当に…何処にいるんだよ…果林…

 

 

蒼希

「ん?何だアイツら?」

 

希子

「え?」

 

蒼希が何かに気づき、そこを見ると…

 

黒いフードを被った連中が三人いた。

 

 

希子

「ちょっと…アイツらが着けてるのってレイドライザー!?」

 

黒いフードの三人はプログライズキーをだした。

 

《ハント!》

 

《クラッシュ!》

 

《ステルス!》

 

黒いフード達

「実装…」

 

《レイドライズ!》

 

Critical finishing swing!

《ファイティングジャッカル!》

Deciding the fate of a battle like a Valkyrie."

 

 

《デストロイングパンサー!》

Destroy the targeted prey"

 

 

《アサシングフォックス!》

Invisible assassin"

 

 

黒いフード達はそれぞれレイダーにへと変身した。

 

 

希子

「ファイティングジャッカルレイダー…何でよりにもよってあんたが現れるかな…嫌な事思い出すじゃない…」

 

蒼希

「フォックスとパンサー…また厄介なレイダーが来やがったな!」

 

「やるしかないな…行くぞ!!」

 

 

恭視点…終 

 

 

朔太視点…

 

 

俺は一真と風切君と藤宮君と合流して、

お互いの情報を交換していた時、

 

俺達の目の前に黒いフードを被った奴が四人現れた。

 

一真

「何だお前ら?」

 

雷斗

「こいつら…何だ?ベルトみたいなのを着けているけど…」

 

朔太

「んな!?あれはフォースライザー!?」

 

「何か知ってるんですか?」

 

朔太

「あぁ…マズいぞ…」

 

黒いフード達はそれぞれキーをだした。

 

《ポイズン!》

 

《ジャパニーズウルフ!》

 

《ウィング!》

 

《ドードー!》

 

黒いフード達

「変身…」

 

黒いフード達はキーをフォースライザーに装填して、

ベルトのレバーを引いた。

 

《フォースライズ!》

 

《スティングスコーピオン!》

 

《ジャパニーズウルフ!》

 

《フライングファルコン!》

 

"Break Down."

 

黒いフード達はそれぞれ、

 

仮面ライダー滅、亡、迅、雷にへと変身した…

 

「仮面ライダー!?」

 

朔太

「気をつけろ…こいつらは俺がいた前の世界でアークに仕えていた仮面ライダー達だ…」

 

一真

「マジかよ…まぁ確かにいかにもヤバそうだな…」

 

雷斗

「アークに仕えているんなら、こいつらならみんなの居場所を知っているんじゃないか?」

 

「それだったらこいつらぶっ倒して聞きださないとな!」

 

朔太

「手強い相手だが、みんなで協力して行くぞ!」

 

 

朔太視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「一体…どうなっているんだ…」

 

崩壊の未来は阻止して、

無事にスクールアイドルフェスティバルは成功させたのに、歩夢と侑以外の子達が行方不明…

 

いや、デザストに拐われるなんて…

 

明日飛

「何だろうな…みんなが誘拐されて良くない事が起きてるけど、これ以上に良くない事が起きそうな気がするな……とにかく、みんなを探さないと!」

 

 

俺はこの時はまだ知らなかった…

 

この時感じた嫌な予感は…

 

後に…最悪の展開になるなんて…

 

この時はまだ…本当に知らなかった…

 

 

 

 

 





次回 強敵達との戦いと絶望へのカウントダウン



はい。お久しぶりです。
とりあえずまずは、また見慣れないレイダーが出たと思いますけど、オリジナルレイダーです。

デストロイングパンサー
英訳の所は狙った獲物を破壊する。

アサシングフォックス
英訳の所は姿なき暗殺者。

豹と狐…この組み合わせは?

雷だけ変身音声がマギアと同じだから、
何か一人だけ仲間外れされた感になったな〜

さて第二部に入りましたけど…
タイトルから見てわかるとおりシリアスな展開が続きます。それと急展開が多くなりそうです。

それでは次回…









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第15話 強敵達との戦いと絶望へのカウントダウン

連続です。


 

レイダー…

 

そして滅亡迅雷の仮面ライダー達…

 

次々と現れた強敵達…

 

だがこれは彼らにとって…

 

絶望の始まりにすぎなかった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バルカン視点…

 

 

バルカン

「ぐっ!」

 

俺と希子と副会長は変身してレイダー達との戦闘を開始したが…

俺はデストロイングパンサーレイダーに苦戦していた。

 

バルカン

「うおら!」

 

デストロイングパンサーレイダー

「………」

 

俺はパンチングコングになって戦っていたが、

こいつは素早く動いて俺の攻撃を避けて、更に手の爪を使って俺に連続で攻撃をくらわせてきていた。

 

バルカン

「くそ…せめてアサルトさえ使えたら…」

 

こいつとの戦いじゃパンチングコングは相性が悪いのはわかってはいるけど…シューティングウルフに変わったら速さには追いつくが、こいつの技にやられる!

 

《デストロイングボライド!》

 

デストロイングパンサーレイダーは俺に接近して右腕を前にだして衝撃波を放った。

 

バルカン

「おわ!!」

 

俺は腕でガードして何とか防いだ。

こいつ…与えたダメージを吸収してから一気にくらわしてくるから厄介なんだよな…今はこの姿だから何とか防げたけど…もしシューティングウルフの姿だったら…ヤバいぞ…

 

バルキリー

「ぐあぁぁぁ!!」

 

バルカン

「!?、希子!!」

 

バルキリーを見ると、

ファイティングジャッカルレイダーに苦戦どころか一方的にやられていた。

 

バルカン

「おい!無事なのかよ!」

 

バルキリー

「無事な訳ないでしょ!…たく、敵にまわすと本当に厄介よね…このレイダー…」

 

ファイティングジャッカルレイダー

「…………」

 

バルキリー

「何か…喋りなさいよ!!」

 

バルキリーは叫びながら向かって行った。

そういや副会長は!?

 

スラッシュ

「……何処だ……!!…そこか!!」

 

副会長は集中して、何もない所に攻撃したと思ったが、攻撃した所からアサシングフォックスレイダーが姿を現した。

 

あのレイダーは姿を消すんだよな…

だが副会長はわかるのか?

 

スラッシュ

「姿を消すみたいだが…お前が動いている音を消さないかぎりお前の居場所は把握出来る!俺は音の剣士だからな、耳がいいんだよ!」

 

アサシングフォックスレイダー

「…………」

 

副会長は大丈夫そうだな…

 

しかし…このままじゃマズいな…

 

 

バルカン視点…終

 

 

サウザー視点…

 

サウザー

「はっ!」

 

俺達はそれぞれの滅亡迅雷の仮面ライダー達と戦闘を始めて、俺は滅と戦っていた。

 

「………」

 

サウザー

「こいつも何も喋らないって事は…以前のアークと同じでヒューマギアか?」

 

だが…妙だな…ヒューマギアだったら的確な攻撃をしてくるんだが…この滅はまるで人が変身して戦っているように感じる。前の世界で戦った滅が強かったからそう思うだけか?

 

剣斬

「こいつ…速いな!」

 

「………」

 

剣斬

「少しでも気を抜いたらやられるな…」

 

バスター

「だ〜!!ちょこまか飛び回りやがって!」

 

「………」

 

バスター

「くそ…俺とは相性悪すぎだろ!」

 

エスパーダ

「二刀流の使い手か…」

 

「………」

 

エスパーダ

「だが戦い方が荒いから、動きが読みやすいな!」

 

あっちは何とか対応しているようだな、

こっちも気を抜く訳にはいかない!

 

「……!!」

 

サウザー

「何だ!?」

 

突然俺と戦っていた滅は身体から火花をだして、

鈍い動きをしてフラついた。

 

よく見ると、他の滅亡迅雷の仮面ライダー達も動きがたまに鈍くなったりしていた。

 

サウザー

「やはり変だぞ、この滅は…」

 

「………」

 

サウザー

「しまっ…ぐあ!」

 

俺は一瞬の隙に滅の蹴りをくらった後に、

滅はアタッシュアローで俺に攻撃してきた。

 

サウザー

「くっ……何?」

 

俺に攻撃が当たる前に滅は動きが止まった。

 

「!!………!」

 

滅は頭を抑えて苦しそうにしていた。

 

バスター

「おい!何だ!?」

 

剣斬

「こいつら急に動きが止まったと思ったら、苦しみだしたぞ!?」

 

エスパーダ

「こっちもだ!?」

 

この滅亡迅雷の仮面ライダー達は本当におかしいぞ…

何がどうなってるんだ?

 

 

《ライオン!ふむふむ…習得一閃!》

 

突然、滅亡迅雷の仮面ライダー達は水の斬撃をくらって、ふっ飛ばされていった。

 

ブレイズ

「よし!命中!」

 

セイバー

「みんな大丈夫か!?」

 

俺達の所に炎城君と水守君が助けに来てくれた。

さっきの攻撃は水守君か…

 

ブレイズ

「何だこの仮面ライダー!?まぁいい、纏めて俺がぶっ倒してやるよ!!」

 

サウザー

「待て!攻撃するな!」

 

ブレイズ

「あぁ?何でだよ?」

 

エスパーダ

「こいつら様子がおかしいんだ。」

 

セイバー

「どうゆう事だ?」

 

炎城君と水守君に説明しようとした時、

滅亡迅雷の仮面ライダー達は何処かへ逃げて行った。

 

ブレイズ

「あっ!逃げやがった!」

 

サウザー

「………」

 

本当に妙な滅亡迅雷の仮面ライダー達だ…

苦しむ動きをしたり…

何だ…嫌な予感がするな…

 

 

サウザー視点…終

 

 

バルカン視点…

 

 

スラッシュ

「蒼希!希子!大丈夫か!?」

 

バルカン

「俺は無事です!俺よりも希子が!」

 

希子

「ぐう…うぅ…もう最悪…」

 

状況はかなりマズい事になっていた…

俺はデストロイングパンサーレイダーに苦戦中、

希子は完全にやられて変身が解けていた。

副会長は俺達をフォローしながら自分の相手と戦っていた。この人強いな…まだ余裕ありそうだしな…

 

希子

「あぁ〜もう!こうなったら…コレ使って強行突破の如く纏めてぶっ倒してやる!!」

 

希子はふらつきながら立ち上がってあるキーをだした。

 

バルカン

「馬鹿!今の状態でソレを使ったら身体がぶっ壊れるぞ!!」

 

希子

「知るかぁ!!今使わないでいつ使うのよ!!」

 

スラッシュ

「おい!何する気だ!?」

 

希子がキーを使って変身しようとした時…

 

ゼロワン

「シャインシステム!!」

 

ゼロワンが現れて俺達と戦っていたレイダー達に攻撃していき、レイダー達も不意打ちだったから避ける事も出来ず、ふっ飛ばされた。

 

ゼロワン

「無事か!?」

 

スラッシュ

「明日飛!」

 

バルカン

「助かったぜ!」

 

希子

「何…いいところで出てる…の…よ……うぅ…」

 

希子はその場にぶっ倒れて気を失った。

 

ゼロワン

「おい希子の奴大丈夫なのか!?」

 

バルカン

「かなりやられたからな…」

 

気を失ってくれて良かったぜ…

あのキーを使ったら確かに状況は変わるかもしれないけど…間違いなく使ってたら希子は死んでたぞ…

 

ゼロワン

「しかし…厄介なレイダーが三体もいるなんてな…」

 

スラッシュ

「手強い相手だが協力すれば勝てない相手ではない!」

 

ゼロワン

「よし行く…んな!?」

 

俺達が構えた時に、

レイダー達は何処かへ逃げてしまった。

 

ゼロワン

「逃げた!?」

 

スラッシュ

「何だったんだアイツらは?」

 

バルカン

「まぁでも…ちょっと助かった…な…」

 

ゼロワン

「蒼希!?」

 

俺も希子と同じようにその場に倒れて変身が解けた。

 

くそ…情けねえな…俺…

 

 

バルカン視点…終

 

 

涼牙視点…

 

あの後、俺達は明日飛達と合流してお互いの事を話した。

明日飛達は新たなレイダー達と戦闘したって聞いた、まさか大神兄妹がここまでボロボロになるなんてな…こっちの事を明日飛に話したら…

 

明日飛

「滅亡迅雷が現れただと!?」

 

蒼希

「アイツらまで出やがったのか…」

 

明日飛

「待てよ…アイツらが四人揃って現れたって事は………

ない!?なくなってる!?」

 

雷斗

「何がなくなったんだ?」

 

明日飛

「ファルコンのキーだ!持っていたのに!!いつの間にかなくなってる!」

 

朔太

「それじゃあ、あの迅のキーは蕾電君のキーか。」

 

蒼希

「いつ取られたんだ!?」

 

明日飛

「わからない…本当にいつ取られたんだ…」

 

一真

「取られたら取り返せばいいだけだろ、それより奴ら何処へ逃げたんだ?」

 

「確かに…敵のアジトでもわかればいいんだが…」

 

「それだったら俺が案内してやろうか?」

 

志貴

「何?今の声って!?」

 

声が聞こえた方を見ると…そこにいたのは…

 

デザスト

「よう…仮面ライダー共…」

 

「デザスト!!」

 

涼牙

「どうゆうつもりだ!?案内するって!?」

 

デザスト

「言葉通りだ。探してるんだろ?お前らの大切なスクールアイドルの女達をな…」

 

「誰がお前の言う通りにするか!そんないかにも怪しい誘いに乗るか!」

 

デザスト

「俺の案内がいらないなら、別にいいぜ…ついさっき残っていた女達も拐ったんだけどな〜」

 

明日飛

「残ってるのを拐ったって…まさか歩夢と侑を!?」

 

デザスト

「大丈夫だ…今は無事だ…今はな…どうする?俺の案内はいるか?」

 

明日飛

「ぐっ…お前…」

 

これは罠だ…けど今は何の手掛かりもない…

 

どうする…

 

希子

「うぅ…とっとと案内しなさいよ…」

 

蒼希

「希子!?お前起きたのか?」

 

希子

「罠かもしれないけど、闇雲に探すよりはこいつ案内してもらった方が可能性はあるわよ…あたしは早く親友を助けたいし…みんなだってそうでしょ…」

 

希子…珍しくまともな事言うな…

言ってる事は正しいし…みんなも同じ想いだった…

 

涼牙

「デザスト…みんなの所へ案内してくれ…」

 

デザスト

「ハハ!いいぜ!着いて来い…」

 

一真

「何か変な事したらぶった斬るからな…」

 

志貴

「警戒はしておきましょう…」

 

俺達はデザストに着いて行った…

 

そして俺達は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶望し…心を刔られる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 絶望の始まり…


シリアスなストーリーを書く時は、
本気でバッドエンドにしてやるって気持ちで書いてます。
結構辛い…

アニガサキ二期が決まりましたね〜
3rdライブも配信でしたけど参加しました。
最高でした!

それでは次回…





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第16話 絶望の始まり…

 

転生者…あいつの存在は同好会の子達だけでなく、

 

仮面ライダー達の未来まで、

 

絶望に変えてしまう…

 

あいつを何とかしないかぎり…彼らと彼女達は…

 

永遠に絶望が続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日飛視点…

 

 

俺達はデザストに案内されて、

廃工場にへと着いた。

 

一真

「何だか、いかにもな場所だな…」

 

デザスト

「こっちだ。来い…」

 

俺達は廃工場の中に入った…

中は何もなく広い場所だった。

だからすぐに気づいた…捕まった歩夢と侑がいるのが!

 

明日飛

「歩夢!侑!」

 

歩夢

「明日飛君!!」

 

「みんなも…来てくれたんだ!」

 

明日飛

「待ってろ!すぐに助けに行く!!」

 

俺は二人に向かって行こうとした時…

 

「グウゥゥゥ!!」

 

涼牙

「明日飛!!」

 

志貴

「危ない!変身!!」

 

『烈火抜刀!』

 

『クリムゾンドラゴン〜♪』

 

『流水抜刀!』

 

『ファンタスティックライオン〜♪』

 

涼牙と志貴が変身して俺に襲いかかってきた二体のメギドの攻撃を防いだ。

 

セイバー

「こいつは…イエティメギドか!」

 

ブレイズ

「こっちはネコメギドだ!上等…やってやるよ!!」

 

志貴はメギドに連続で攻撃をくらわせていって、

それと同時に涼牙も戦闘を開始した。

 

明日飛

「今のうちに!」

 

「救わせると思うか?」

 

明日飛

「アーク!」

 

俺の前にアークゼロが現れた。

やっぱりいるよな…

 

アークゼロ

「デザスト…御苦労だったな…」

 

デザスト

「これで準備は整ったんだろ?」

 

アークゼロ

「あぁ…これで最高の時間が始まる…」

 

最高の時間?

準備は整った…何を言ってるんだ?

 

希子

「アーク!!峰達は何処にいるのよ!?さっさとみんなを返してもらうわよ!!」

 

アークゼロ

「うるさい女だ…来い…」

 

アークがそう言うと黒いフードを被った連中が現れた。

 

雷斗

「またあいつらか!」

 

「今度はぶっ倒してやるよ!」

 

アークゼロ

「……ぶっ倒すか…フフ…アッハハハハ!!」

 

突然アークは狂ったように笑いだした…

 

朔太

「何がおかしい!?」

 

アークゼロ

「こいつらを倒すと言ったからだ。」

 

一真

「それの何がおかしいんだよ!?それよりエマ達は何処だ!?」

 

アークゼロ

「あぁ…あいつらに会いたいか…会わせてやろう……もう既に会っているがな!」

 

「何?」

 

もう既に会ってる?

何を言ってるんだ…アークの奴?

 

ブレイズ

「うらぁ!!」

 

ネコメギド

「グウゥ!!」

 

ブレイズ

「さて…とどめだ!!」

 

志貴がメギドに向けて剣を振り下ろそうとした時、

メギドが急に光りだして姿を変えた。

 

ブレイズ

「んな!?」

 

明日飛

「!!?」

 

俺達はメギドが変わった姿を見て驚いた…

だってその姿は…

 

「しずくちゃん!?」

 

しずく

「うぅ…」

 

ブレイズ

「しずく…お前何で…!?」

 

しずく

「志貴君…助け…て…」

 

ネコメギド

「グウゥゥゥォ!!」

 

ブレイズ

「しずく!ぐあ!!」

 

桜坂さんは姿が変わってメギドになった。

どうなってるんだ!?

 

蒼希

「何だよアレ!?メギドが化けてるのか!?」

 

雷斗

「まさか…アーク!お前!!」

 

セイバー

「ネコメギドが桜坂さん…まさかこのメギドも!」

 

涼牙が戦っていたメギドも戦っている時に急に光りだして姿を変えた。

 

セイバー

「そんな……せつ菜!?」

 

せつ菜

「涼牙さん…ごめんなさい…私…うぅ!」

 

イエティメギド

「グォォォォ!!」

 

セイバー

「せつ菜!!」

 

歩夢

「せつ菜ちゃんもメギドに…何で…?」

 

「アークの奴…アルターライドブックを二人の体内に埋め込んだのか!」

 

朔太

「何だそれは!?」

 

一真

「俺達がいた世界で…人間をメギドに変える禁断の秘術によって生まれた存在だ…なんて事をしてくれたんだあいつ!!」

 

希子

「人間をメギドにって…それって助かるの!?」

 

雷斗

「…………」

 

希子

「ちょっと…何で黙ってるのよ…まさか!?」

 

雷斗

「助かる見込みは…ない…現に俺達はメギドになった人間を救えた事がないんだ…」

 

「そんな…二人が助からない…」

 

「くそ!あいつ趣味の悪い事しやがって!!」

 

桜坂さんと優木さんがメギドに変えられて…

もう助からないなんて…そんな事って…

 

待てよ…二人がメギドに変えられたんだったら…

あの黒いフードの連中は…

 

アークはもう既に会っているって…

 

まさか!?

 

明日飛

「アークお前…他のみんなも!!」

 

アークゼロ

「気づいたか…その通りだ…」

 

黒いフードの連中は全員フードを脱いだ…

 

やっぱり…

 

「え…みんな…何で…!?」

 

黒いフードの連中の正体は…

拐われて行方不明になっていた同好会の子達だった。

みんなの目は光りを失っていて操られているようだった…

 

希子

「峰!!ねぇ!あたしよ!わかる!?」

 

「………」

 

朔太

「なっ!?あの子達の耳につけてるのはザイアスペックか!?」

 

雷斗

「ザイアスペック?あの耳につけてる機械か?」

 

蒼希

「そうか…アレでみんなを洗脳してるのか!」

 

一真

「だったらすぐ取り上げるぞ!」

 

アークゼロ

「そうはさせると思うか…やれ…お前ら…」

 

愛 果林 峰

「実装…」

 

《レイドライズ!》

 

《デストロイングパンサー!》

 

《アサシングフォックス!》

 

《ファイティングジャッカル!》

 

宮下さんと朝香さん…そして峰ちゃんはレイダーに姿を変えた。 

 

蒼希

「愛がパンサーだったのか…」

 

「果林…」

 

希子

「何であんたが私のトラウマになるのよ…峰…」

 

あの三人がレイダーなら…残りは!?

 

彼方 璃奈 エマ かすみ

「変身…」

 

《フォースライズ!》

 

《スティングスコーピオン!》

 

《ジャパニーズウルフ!》

 

《フライングファルコン!》

 

"Break Down."

 

近江さんが滅…

 

天王寺さんが亡…

 

ヴェルデさんが迅…

 

中須さんが雷…

 

雷斗

「そんな…かすみ…」

 

一真

「エマ…お前まで…」

 

「璃奈…何でこんな事に…」

 

朔太

「彼方…」

 

明日飛

「なんて事を!!…まさか次は歩夢と侑も何かされるんじゃ…早く助けないと!」

 

俺は二人を早く助けようとしたが…

 

デザスト

「おっと!お前の相手は俺だ!」

 

明日飛

「んな!?デザスト!」

 

くそ!二人を助けないといけないのに!!

 

明日飛

「邪魔するな!!」

 

明日飛視点…終

 

 

侑視点…

 

 

せっかく崩壊の未来は阻止したのに…

 

みんながアークに洗脳されて敵になるなんて…

 

雷斗

「……かすみと戦うなんて…」

 

朔太

「落ち着け!彼女達のベルトを破壊してザイアスペックを取ったら洗脳は解ける筈だ!」

 

一真

「だが迂闊に攻撃出来ねぇぞ!下手したら大怪我させる事になるぞ!」

 

「だったら上手くベルトを狙って戦うしか…」

 

アークゼロ

「言っておくが、助けたかったら早く助ける事を進めるぞ…」

 

朔太

「どうゆう事だ!?」

 

アークゼロ

「そのフォースライザーは元々ヒューマギア用だ。人間も使う事が可能だが身体に大きな負担がかかるようでな、

滅亡迅雷のチップが入ったザイアスペックを使って仮面ライダーに変身は可能になったが…そのまま戦い続ければ身体に負担がきて最終的には死ぬ…そいつらの場合だと五分くらいが限界だろうな。」

 

一真

「何だと!?」

 

朔太

「そうか…だからさっき戦った時に苦しんでいる動きをしたのか…」

 

「おい…じゃあ早く何とかしないと!!」

 

雷斗

「死ぬのか…そんな事!!」

 

アークゼロ

「それとレイドライザーにも細工をしている…後五分以内に何とかしないとレイドライザーは爆発するぞ…」

 

蒼希

「てめぇ…どんだけ趣味の悪い事を!!」

 

恭 

「時間がない!早く助けるぞ!!」

 

希子

「待ってて…峰…今助けるから!」

 

アークゼロ

「さぁ…最高の時間の始まりだ…行け…」

 

アークが合図をすると、変身したみんなは仮面ライダー達に襲いかかって行った。

 

歩夢

「やめてよ…みんな!やめて!!」

 

「どうして…どうしてみんなと仮面ライダー達が戦わないといけないの!?」

 

 

こんなのってないよ…もし操られたみんなが助かっても…

 

せつ菜ちゃんとしずくちゃんは助からない…

 

最悪の場合…操られたみんなも助からないのかな…

 

これじゃあ…

 

崩壊の未来の時よりも最悪の展開だよ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 望まない争い、闇に染まった虹…


え〜そうです…
滅亡迅雷ライダーとレイダー達とメギドの正体は…
同好会のメンバーです…

スクスタは部対同好会になりましたけど、
こっちでは仮面ライダー対同好会になります。

そして今回からでた新型メギドは、
セイバー達が前いた世界じゃ救えた事がないと言ってましたけど、ここで少し解説します。

セイバー達が、かつていた世界では聖剣は全てありましたけど、セイバー達の世界にいたカリバーはファルシオンとサーベラーとデュランダルと最光の聖剣を破壊した為、
最光によって切り離す事ができない状態だったからです。烈火や流水を覚醒させて分離も聖剣を覚醒させる事ができてなかったから新型メギドを人間事倒すしかない状況だったとゆう事です。

本家のセイバーは別の方法で救っていますが、
その方法もやって他のメギドの妨害で失敗しています。



絶望は更に続きます…

自分でも書いてて、平成ライダーネタをいれたり
笑える展開とか入れてた頃が懐かしいです。

それでは次回で…



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第17話 望まない争い、闇に染まった虹…





 

???視点…

 

「ここは…何処だ?」

 

「やぁ、来てくれたようだね。」

 

「あんたは?」

 

「私はゴーザ、世界の監視者、まぁ簡単に言うと神様みたいな者だ。」

 

「神?…それで?その神様が俺に何の用事だ?」

 

ゴーザ

「突然で済まないが私の頼みを聞いてほしい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それで頼みを聞いて俺はこの世界に転生された…

 

だけど…一つ言いたい…

 

 

「何で直接仮面ライダー達のいる所に転生してくれないんだよ!あの変テコ神様!!」

 

俺はゴーザに転生されてから走っていた。

ゴーザから貰った力の物が仮面ライダー達が何処にいるかを教えてくれて俺はそれを頼りに急いでいた。

 

「まったく…転生して早々走らないといけないって…まぁ今の俺の身体の状態なら走っても疲れないから楽だけど…」

 

早く合流しないとな…仮面ライダーの人達とは初対面だけど虹ヶ咲の同好会の子達は知ってる子達だからな…

 

あ、けどこの世界じゃ初対面になるのか…

 

それでも!!

 

「死なせない!たとえ別の世界の同好会の子達でも…絶対に死なせないぞ!!」

 

俺はそう言い仮面ライダー達と同好会のみんながいる場所へと走って向かって行った。

 

 

???視点…終

 

 

 

 

 

侑視点…

 

 

「何だか今でも信じられないかな」

 

明日飛

「何がだよ?」

 

「崩壊の未来を避けられた事だよ。これも明日飛達、

仮面ライダー達のお陰だよ。」

 

明日飛

「俺達は当然の事をしただけだよ。人々を守るのが俺達仮面ライダーだからな、まだアークはいるけど…絶対に俺達が倒して本当の平和にしてみせるさ」

 

「明日飛…ありがとう。」

 

明日飛

「礼はいいよ。さぁ、そろそろみんなの所に行こうぜ。」

 

「うん。」

 

 

あの日…私達は崩壊の未来で絶望して殺された…

 

戻って来て仮面ライダー達を目覚めさせて、

 

崩壊の未来を阻止する事が出来た…

 

これから新しい日々が始まって、

私も…音楽科に転科して夢に向かって進める…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう…思っていたのに…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークゼロ

「いい顔だ…絶望に染まりきった最高の表情だ…」

 

 

 

私の目の前で…アークが私に向けて剣を振りおろそうとしていた…

 

 

隣で叫ぶ歩夢の声と…

 

デザストと戦う明日飛の声…

 

メギドにされた二人と戦う…炎城さんと志貴君…

 

そして…

 

血まみれになって倒れているみんな…

 

それと泣き叫ぶ声…

 

あはは…これじゃ…崩壊の未来よりも酷いよ…

 

アークゼロ

「心配する事はない…すぐにここにいる連中も殺す…その時にあの世で会うんだな!」

 

そう言い…アークは私に剣を振り下ろした…

 

「(私はまた…あの時と同じ死に方で死ぬんだ…)」

 

 

 

侑視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し前…

 

 

 

 

セイバー視点…

 

 

セイバー

「くそ!!」

 

状況は最悪だ…

 

せつ菜と桜坂さんだけじゃなく、

他のみんなも洗脳されて戦う事になるなんて!

 

イエティメギド

「グウゥゥゥ!!」

 

セイバー

「やめろ!せつ菜!!」

 

ブレイズ

「何で…何でまたこのタイプのメギドと戦わねぇといけねぇんだよ!!しかも…何で…また…」

 

ネコメギド

「グウゥゥゥ!!」

 

ブレイズ

「どうすりゃいいんだよ!!」

 

何か方法はないのか…

前にいた世界でもメギドにされた人を救えていない…

 

ゼロワン

「くっ!」

 

デザスト

「どうした?その程度か?」

 

明日飛も高咲さんと上原さんを助けようとしたけど

デザストに邪魔されて動けないのか…

 

まずい…このままじゃ本当に最悪の展開になっていく一方だぞ…

 

何の為に俺達は崩壊の未来を阻止したんだ…

 

 

 

セイバー視点…終

 

 

バスター視点…

 

 

バスター

「ぐっ!」

 

「………」

 

バスター

「くそ…やりづれえな…」

 

俺は変身したエマ…確か迅だったか?

迅の攻撃を防ぐばかりだった。

こっちから攻撃しても飛んで避けるから当たらねぇんだよな…けど当たったらエマを怪我させる事になっちまうし…

 

剣斬

「くっ…璃奈じゃなかったら容赦なく攻撃できるのに…」

 

エスパーダ

「こっちも同じだ…早く助けないといけないのに、かすみってわかってからだと…」

 

サウザー

「こうして戸惑っている時間も彼方達の身体に負担が…」

 

やっぱりみんな…やりづらいよな…

 

大切な人を傷つけるなんて考えただけでも嫌だよな…

 

「………」

 

バスター

「(…けど……あの時と違って…助かる可能性があるんだよな…)」

 

サウザー

「おい!一真!攻撃が来るぞ!!」

 

迅は俺に向かって攻撃をしようとしていた…

 

バスター

「……エマ……ちょっと我慢しててくれよ……」

 

俺は土豪剣激土を構え直して、

攻撃を防いだ後に攻撃をくらわそうとしたが、

迅は翼を広げて飛んで避けようとした。

 

バスター

「させるかよ!!」

 

俺は飛んで避けようとした迅の足を掴んで、

こっちに引き寄せてから足を離して、

土豪剣激土で攻撃しまくって、飛んで避けられないように背中の翼をぶっ潰した。

 

エスパーダ

「んな!?土門先輩!?」

 

サウザー

「お前、今のはヴェルデさんを傷つけて!?」

 

バスター

「こうでもしねぇと!助けられねぇだろ!!」

 

サウザー

「な…」

 

バスター

「俺だって出来る事なら傷つけずに救いたい…けど覚悟を決めねぇと…辛いかもしれねぇけど…お前らも覚悟を決めろ!!」

 

迅はボロボロになっても立ち上がって、

ゼロワンが持っていた剣と同じ物をだして構えた。

 

バスター

「お前とは…始めての喧嘩だな…行くぞ…エマ!!!」

 

 

バスター視点…終

 

 

サウザー視点…

 

 

サウザー

「一真…」

 

覚悟を決めろって…お前だって辛いだろ…

 

けど…一真の言う事もわかるな…

 

サウザー

「藤宮君…風切君…俺達も覚悟を決めよう…俺も本気で彼方と戦う…ただし…倒す為じゃない…救う為にだ!!」

 

俺は滅に接近して戦闘を始めた。

さっきまでは攻撃を防いでばかりだったが、

今度はこちらから攻撃をくらわしていった。

 

剣斬

「……やるしかねぇよな……」

 

エスパーダ

「かすみ…終わったらお前の我儘を何でも聞いてやるから…今は…許してくれ!!」

 

二人も戦闘を再び始めた…

 

心が刔られそうだ…こんな形で大切な人を傷つけないといけないなんて…

 

こんな戦い…最悪すぎだ…

 

 

サウザー視点…終

 

 

バルカン視点…

 

 

バルカン

「絶対にお前を助ける!だから…ちょっと痛いのは我慢してくれよ!!」

 

俺達はそれぞれレイダー達と戦闘を始めていた。

絶対に死なせないし助ける!

とゆうより早く何とかしないとベルトが爆発するなんてさせてたまるかよ!

 

バルカン

「くそ!ちょこまか動くなよ!」

 

厄介なレイダーばかりなのが面倒だな…

時間もないしこの焦りが集中力をなくすな…

 

バルキリー

「峰!!ぐっ!!」

 

バルカン

「希子!!」

 

あいつただでさえボロボロなのに、

早く愛を助けて希子の援護に行かねえと!!

 

スラッシュ

「おい!蒼希!!」

 

バルカン

「何!?ぐっ!」

 

デストロイングパンサーレイダーは俺が余所見した隙に俺は頭を掴まれた。

 

バルカン

「ヤバい!!」

 

デストロイングパンサーレイダー

「…………」

 

《デストロイングボライド!》

 

俺は振り払おうとしたが、

それより早くデストロイングパンサーレイダーは俺の頭を掴んだまま衝撃波を放って、爆発した。

 

バルカン

「ぐあぁぁぁ!!」

 

バルキリー

「兄貴!!」

 

バルカン視点…終

 

 

スラッシュ視点…

 

 

蒼希はレイダーの攻撃を顔面にくらって、

仮面部分が破壊されて頭から血を流していた。

 

スラッシュ

「蒼希!!」

 

バルカン

「がっ……」

 

あのままじゃマズいぞ!

早く助けないと危険だ!

 

バルキリー

「待ってて!!今行く…」

 

《ファイティングボライド!》

 

バルキリー

「しまっ!ぐっ!がはっ!!!」

 

蒼希を助けに行こうとした希子もレイダーの攻撃をくらって、ふっ飛ばされて変身が解けた。

 

希子

「ぐっ…うぅ……兄…貴……」

 

スラッシュ

「希子!!」

 

おいおい…更にマズい事になったぞ…

流石に俺一人じゃこのレイダー三人の相手はキツいぞ!!

 

《アサシンングボライド!》

 

アサシンングフォックスレイダー

「………」

 

レイダーは持っていたナイフを構えて姿を消した。

 

スラッシュ

「なっ!マズいな…」

 

俺は集中してレイダーの攻撃に備えた…

 

スラッシュ

「…………!!」

 

俺は何かが飛んでくる音に反応して、

それを剣で弾いて確認した。

 

スラッシュ

「これはナイフか!奴は…はっ!そこか!!」

 

俺は後ろに気配を感じて剣を振ったが、

空振りした。

 

スラッシュ

「何!?確かに気配を…」

 

その時、俺の腹に何か違和感を感じた…

 

スラッシュ

「なっ…!?」

 

俺の腹にナイフが刺さっていて、

レイダーは姿を現した…

 

俺の攻撃をしゃがんで避けたのか…

 

そしてレイダーは静かに俺の腹に刺したナイフを抜き取った…

 

スラッシュ

「がっ…は………」

 

俺は…意識が朦朧となって…いっ…た……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 少女の叫び、この身を犠牲にしても…


今回バスターが早く決断して覚悟を決めたのは、
前のいた世界の出来事が関係してます。

ブレイズも戦っている時、
前のいた世界の出来事が関係してます。

この出来事がわかるのはもう少し先です…

では次回で…



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第18話 少女の叫び、この身を犠牲にしても…

 

恭視点…回想…

 

「どうしたんだ果林?」

 

俺はスクールアイドルフェスティバルの打ち上げを楽しでいた時、果林に急に呼ばれて屋上に来ていた。

 

そう言えば…さっき後でいいとか言ってたな…

 

「こんな所に呼んで何か用か?」

 

果林

「………えぇ…//」

 

何だ?果林の顔が随分赤いな?

まさか飲み物に酒……何てないか…

何考えてんだ俺…

 

果林

「ダイバーフェスの時…」

 

「え、あ、あぁ…」

 

果林

「貴方の気持ちをもう知っているって言ったわよね…」

 

「あっ!//」

 

そういや言ってたな!

色々ありすぎて忘れてた!

俺の気持ちを知ってるって事は…//

 

「果林その…//」

 

果林

「嬉しいわよ…//」

 

「へっ…//」

 

果林

「貴方が私の事を想っていてくれてる事が、確かに貴方と私は会ってはいつも口喧嘩ばっかりして昔みたいに仲が良いとは言えなかったけど…私は口喧嘩してる時も幸せな時間なのよ…//」

 

そうだったのかよ!?

俺はいつも言いすぎてへこんでばかりだったぞ!

 

果林

「だから…その…あぁもう…何でこう上手く言えないのかしら…」

 

「……らしくないぞ果林。いつも俺に言ってる風に言えばいいじゃないか。」

 

果林

「上手く言えないからこう悩んでるんじゃない!」

 

「またビビって言えないのか?」

 

果林

「言えるわよ!貴方の事が好きよ!!一人の男性として貴方の事が好きでたまらないわよ!!……あっ//」

 

「言えたな…ごめんな。またビビリとか言って…」

 

果林

「……ズルいわよ…こんなの…//」

 

「何か本当ごめん…それじゃあ俺も伝えた方がいいかな、果林…俺はお前の事が好きだ。始めて会った時からずっとな…//」

 

果林

「……もう知ってるわよ…恭//」

 

「そっか…俺達これからも喧嘩ばっかりするかもしれないけど、これからも宜しくな恋人として。」

 

果林

「何よそれ、もっと他に言う事なかったの?」

 

「別にいいだろ。」

 

果林

「そうね………恭!」

 

「なん…!!?//」

 

果林は俺を呼んだと同時に俺にキスをした…

 

「んな、お、お前な…//」

 

果林

「いいでしょ、私達もう恋人同士なんだから、これからも宜しくね、恭//」

 

まったく…いい笑顔しやがって…

 

本当可愛いな俺の幼馴染み…いや、

 

俺の彼女は…

 

 

回想終了…

 

 

現在…スラッシュ視点…

 

 

スラッシュ

「がっ……あっ…」

 

果林…せっかく俺達恋人同士になったのにな…

本当に…俺達は喧嘩ばっかりだな…

 

けど…

 

スラッシュ

「こんな喧嘩は…最初で最後だ!!」

 

アサシンングフォックスレイダー

「……!!」

 

俺は倒れそうになったが、

踏ん張って耐えてレイダーの腕を掴んだ!

 

スラッシュ

「掴んだぞ…これで…逃さねぇ…今…お前を救うからな…

果林!!」

 

また姿を消す前に俺は力を込めてレイダーのベルトを狙って思いっきり斬った。

 

それによりベルトは外れてレイダーは変身が解けて果林の姿に戻って、それから俺は掴んでいた果林の腕を離してから、耳に着いていた機械を取って、地面に叩きつけて踏み潰した。

 

スラッシュ

「よし…やっ…てやった…な…ぐっ…」

 

俺はその場に倒れて変身が解けた。

 

ヤバいな…結構出血してるな…止血…しないと…

 

果林

「恭!!」

 

果林…?

 

見ると…果林が泣きながら俺に近づいて来ていた…

 

「洗脳が解けたのか…良かった…」

 

果林

「…ごめんなさい…恭…私のせいで…私が貴方をこんな!!」

 

まさか…洗脳されてても自分のした事を覚えているのか…くそ、アークの奴…悪趣味だな…

 

「大丈夫だ…お前のせいじゃ…ない……」

 

果林は泣いていた…そんな顔…俺は見たくない…

すぐに…安心…さ…せて…

 

「ぐっ……!」

 

くそ…動けない…果林は救えた…他の子達も助け…ないと…

 

 

スラッシュあらため…

恭視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒼希視点…回想…

 

 

明日飛

「なぁ、蒼希。お前って宮下さんの事好きって本当か?」

 

蒼希

「ブフォ!!?」

 

突然の明日飛の質問に俺は吹いてしまった。

何てストレートな質問するんだこいつは!?

 

蒼希

「な、何だよいきなり!?」

 

明日飛

「いや気になってな、お前って宮下さんのような、何て言うかギャルみたいなタイプ好きじゃないだろ。」

 

蒼希

「まぁ…確かに希子みたいにうるさい女は嫌いだな、それに最初は愛の事は嫌いだったんだよ…」

 

明日飛

「えっ!?なら何で好きになったんだ!?」

 

蒼希

「見た目で判断していた時はな、あいつとはもんじゃ焼き屋で出会って最初はやかましい奴だな〜って思ってたよ。そして次あいつと会った時は運動部の助っ人やってる時だ。ちょうど虹ヶ咲と合同練習試合の時にばたりと会ってな、どうせいい加減な奴と思ってたら、中々いい動きするし真面目だったんだよ。それで試合終わりに、何か変に意気投合しちまってな、その後一緒に飯食いに行って連絡交換してそれから気がついたら仲良くなってたんだよ。」

 

明日飛

「宮下さんのコミュ力も凄いけど、

お前も凄いな…」

 

蒼希

「まぁそれからも一緒に遊んだり、あいつの店のもんじゃが気に入ってよく店にも行くようになって…気がついたら愛といつも一緒にいるのが当たり前みたいになって…あいつがいないと何かつまんなくなっている自分がいた…それに愛の事ばっかり考えるようにもなってた…まさかと思ってたけど俺は愛の事が好きになってた。何か単純だろ?」

 

明日飛

「いいんじゃないか?人を好きになる理由なんて何でもいいもんだろ。」

 

蒼希

「そっか、まぁ愛は俺の事はただの友達としか思ってなさそうだけどな〜」

 

明日飛

「そんな事ないと思うけどな〜(宮下さんも蒼希の事好きって言ったら面白い反応しそうだけど、こうゆうのは俺の口から言ったら駄目だよな。)」

 

蒼希

「何だよそれ、あっ!お前もちょっと聞かせろ!歩夢とはどうゆう関係なんだよ!?」

 

明日飛

「んな!?//あ、歩夢とは幼馴染みって関係で…」

 

蒼希

「嘘つけ!どう見てもありゃ夫婦だったぞ!俺も言ったんだからお前も言え〜!!」

 

俺は宮下愛が好きだ…

 

出来る事ならあいつとは友達じゃなくて恋人同士になりたい…

 

けど…告白したらいいのにできない俺って…

 

俺…恋愛だとこんなヘタレなんだな〜

 

情けねえ〜

 

 

回想終了…

 

 

現在…バルカン視点…

 

 

何でこんな事思い出してんだ…

 

走馬灯か…?

 

って死んでたまるかよ…

 

あいつは今油断してやがる…

 

今の内にやる事は…ただ一つ…

 

俺の得意分野だ!!

 

バルカン

「ぐっ!うおぉぉぉぉ!!!」

 

俺はデストロイングパンサーレイダーの腹にしがみついて、ベルトを掴んだ。

 

バルカン

「今…救ってやるからな!!ぐっ!ああああ!!!」

 

ベルトを掴む手に力を込めて、

俺は無理やり引きちぎるように外して、

放り投げて捨てた。

 

そして変身が解けて愛の姿に戻った…

 

バルカン

「!?……たく…なんて顔してんだよ…」

 

愛の目はハイライトが消えていたけど、

目から涙が流れていた…

 

バルカン

「これで…元通りだ!!」

 

俺は愛の耳に着いてあったザイアスペックをぶん取って、握り潰した。

 

バルカン

「どうだ…やっ…た…」

 

俺は変身が解けてその場に膝をついた。

 

やべぇ…ふらつく…そりゃ頭に直撃くらったからな…

 

「蒼希……」

 

蒼希

「ん…?」

 

愛を見ると…洗脳が解けていて…泣きながら…

俺に抱きついた…

 

「ごめん…アタシが蒼希をこんな……ごめん…本当にごめん……」

 

蒼希

「アークの野郎…洗脳されてた記憶が残るのかよ……大丈夫だ…愛……」

 

俺は愛を落ち着かせる為に愛の頭を優しく撫でた…

 

蒼希

「これくらい…気にするな……悪いのは…アークだ…」

 

「蒼希…」

 

蒼希

「だから…らしくない顔するな…俺は…お前の笑ってる顔が……す…き…なん…だ…」

 

やべ…意識が……

 

「蒼希?…ねぇ…蒼希!!!」

 

まぁ…愛を救えたから…いいか…

 

「ねぇ!お願いだから死なないでよ!!ねぇ!!…目を開けてよ!約束したじゃん!…一緒に二人で遊び行くって……そこでアタシ…蒼希に…蒼希に……」

 

俺に…何だ?……駄目だ…意識が……

 

ごめんな……約束……無理……そ……う……だ……

 

「蒼希!蒼希!!!嫌だよ…

こんなのって…ないよ…

お願いだから…死なないでよ!蒼希!!!」

 

 

バルカンあらため…

蒼希視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回想…希子視点…

 

 

希子

「あぁ〜何とか無事に入学出来て良かった〜」

 

ようやく受験勉強から解放された〜

これでしばらくは勉強しなくても……

 

希子

「なんて言ってたら…また兄貴に怒られるわね〜…あ〜あ…頭がすぐに良くなる方法なんてないのかな〜」

 

「ふふ…」

 

希子

「ん?」

 

あたしは隣を見ると、少し笑っている子がいた。

 

希子

「ちょっと、何笑ってるのよ?」

 

「ごめんなさい。貴女の考えてる事が声にでてましたから…」

 

希子

「え!?あたしの考え声にでてたの!?」

 

「思いっきりね。」

 

希子

「う〜恥ずかしいじゃない…//」

 

まさか声にでてたなんて…

しかも初対面の子に…

 

希子

「まぁ聞かれちゃったのはしょうがないわね。

あたし、大神希子って言うの!貴女は?」

 

「私は郡罧峰って言います。」

 

希子

「こおりふし?何か変わった名前ね。」

 

「貴女もその何て言うか…ねこって…」

 

希子

「変わってるでしょ、よく言われてるから。」

 

「いえ、その…可愛い名前ですね。」

 

希子

「ありがとう。貴女も峰って格好いい名前ね。」

 

 

これが峰との始めての出会いだった…

 

あたしと峰は性格も正反対だけど、

何故か気があったのよね〜

 

仲良くなってからそれなりに経ってから、

あの日、スクールアイドルフェスティバルの開催が決まった日…

 

 

希子

「ん?どうしたの峰?スクールアイドルの雑誌なんて読んで?」

 

「ね、希子!?これはその…//」

 

希子

「興味あるの?」

 

峰は顔を赤くしながら静かに頷いた。

 

希子

「だったらやってみればいいじゃない、日本舞踊とかやってるんだし峰は可愛いから人気でるわよ。」

 

「うぅ…//」

 

希子

「やらないで後悔するより、やってから後悔した方が清々しいわよ。」

 

「そう言うなら…やってみようかな…」

 

希子

「本当!それだったら応援する…」

 

「けどやるなら希子も一緒にやろう。」

 

希子

「えっ…マジ……」

 

「マジよ。」

 

希子

「いやいや!あたしとかは無理だって!//柄じゃないわよ!!//」

 

「希子だって運動神経抜群だし、結構男子の間で人気あるのよ!」

 

希子

「誰情報よそれ!?」

 

「やらないで後悔するより、やってから後悔する方が清々しいんでしょ!」

 

希子

「それ一人でやるのが怖いからでしょ!」

 

「そうよ!もし一緒にやってくれないと、もう勉強見てあげないわよ。」

 

希子

「わかった!やるから!やるからそれだけは勘弁して〜!!」

 

こうしてあたしは峰とスクールアイドルをする事になった。

 

まさかあたしがスクールアイドルをやるなんてね〜

 

まぁ何だかんだで練習して本番も迎えて、

無事にステージも成功させた。

 

これからも楽しい日々を過ごしていきたい。

 

その為にもあたしは守らなきゃいけないわね。

 

 

回想終了…

 

 

現在…希子視点…

 

 

希子

「うぅ……」

 

あたしはボロボロになりながらも立ち上がった…

 

副会長は…朝香さんを助けたみたいね…

 

兄貴も愛ちゃんを助けた…

 

けど兄貴…生きてるのあれ?

 

まぁ兄貴なら大丈夫か…

 

 

ファイティングジャッカルレイダー

「…………」

 

希子

「後は…あたしが助けないとね…」

 

今の状態でコレ使うと…どうなるのかな?…

 

考えてもしょうがないわね…

 

ここに来る前にヤケくそで使いそうになったけど…

 

今がいざって時よね…兄貴……

 

ごめん…みんな…後お願い…あたし……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…死ぬわ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あたしはあるプログライズキーをだした。

 

 

 

《シュトゥルムダッシュ!》

 

《ソニックライズ!》

 

《Kamen Rider...Kamen Rider...》

 

 

希子

「………」

 

《ショットライズ!》

 

あたしが撃った弾丸は風を纏ったチーターになって、

あたしの周りを走り周ってから、背後から弾丸の姿に戻って向かって来た。

 

希子

「はぁ!!」

 

そして向かって来た弾丸をジャンプして回し蹴りをした。

 

希子

「変身……」

 

《ハリケイングチーター!!》

 

"Wear the wind and become a prey to the god of death'

 

 

バルキリー

「………」

 

ゼロワン

「希子!?お前ソレは!!」

 

サウザー

「そんな身体の状態で使ったら君は!?」

 

 

この姿になったら、明日飛と会長の…

驚きと心配の声が聞こえる…

 

確かに…この姿は…前の世界でも使いこなせてない…

 

けれど…

 

ファイティングジャッカルレイダー

「………」

 

親友を助ける為なら…あたしの命…

 

くれてやるわよ!!

 

バルキリー

「………峰…ごめん…」

 

あたしは高速で移動してファイティングジャッカルレイダーの横を通り過ぎた…

 

ファイティングジャッカルレイダー

「………!!?」

 

まぁ驚くよね…だって…今あたしの手には…

 

相手の腹に着いてあった…

 

レイドライザーが握られてるから…

 

あたしは横を通り過ぎたと同時に無理やり引きちぎってぶん取った。

 

バルキリー

「………」

 

あたしはレイドライザーを握り潰して、

それと同時に変身が解けた峰の元へ近づいて、身体を支えてから耳に着いてあったザイアスペックを取って握り潰した。

 

「うぅ…希…子?」

 

バルキリー

「ごめん峰…事情は後で話すから…今は休んでて…」

 

峰は気を失って、あたしは峰を抱きかかえて端の方に寝かせた。

 

 

バルキリー

「……アーク!!…よくもあたしの親友を!!!」

 

アークゼロ

「ふん…レイダーは全滅か…所詮は裏切りも……」

 

バルキリー

「うぉらぁ!!!」

 

アークゼロ

「!!?…がっ……」

 

あたしは再び高速移動してアークゼロに接近して、

顔面を思いっきりぶん殴った。

 

バルキリー

「あたしの親友や…同好会のみんなを好き勝手やってくれた罪は重いわよ…覚悟はいいか!!

あたしはあんたをぶっ潰す!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 そして…


はい今回出ました。
バルキリーのオリジナルフォーム。
《ハリケイングチーター》
姿としてはラッシングチーターにアーマーがついて腕と足にブレードがついています。
戦闘の仕方は高速移動をして戦います。
速さはゼロツーに追いつく手前くらいですね。
めっちゃ速い…
しかしある欠点が…

ホーネットが雷なら対となる感じで風の能力にしました。
(今回のモンハンをやって思いついた。)

いつかはランジュやミアも、
峰みたいに違った感じでだしたいな〜

峰に関してはアニメで栞子が出なかったので、
違った感じで出たら面白いかな〜って言う、
自分の遊び心です。
だから名前も三船栞子をひらがなにして、
名前を入れ替えて郡罧峰ってちょっと変わった名前になりました。

本当はちょい役で終わりだったんですけど、
書いてて面白くなったのでこうして希子の親友ポジションのキャラとして出すようにしました。

性格は真面目だけど結構ノリが良い子です。
(並行世界だから性格が違うのは良くある事)

後、実は言うと希子は一番書きづらいキャラだったんです。

理由としては…かすみとキャラが被りそうになったのと、
自分の中でキャラがまとまってなかったですね…
初期は関西弁のキャラを考えていました。

今はまとまっていますので書きづらくはないです。

それでは次回で…








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第19話 そして…


このタイトルにはいろんな意味があります。


 

希子視点…回想

 

蒼希

「おい希子。」

 

希子

「何よ兄貴?」

 

蒼希

「お前…あのキーを持ってるままなのか?」

 

希子

「ん?あぁコレの事?」

 

あたしはハリケイングチーターのキーをだした。

 

蒼希

「持ってたか…すぐにそれを…」

 

希子

「捨てないわよ。」

 

蒼希

「お前!そのキーがどれだけ危険なのかわかってるのかよ!」

 

希子

「わかってるわよ。ZAIAがアサルトウルフの戦闘データをベースに作りあげたバルキリーの強化アイテム。アサルトウルフをベースにしたからアサルトグリップも使用できるしめっちゃ速く動けるし強いしそれに…」

 

蒼希

「使用者には身体に強烈な負担がかかって…最悪の場合死ぬ…」

 

希子

「……そうだったわね…けどそれでもあたしは捨てる気にはならないわね。」

 

蒼希

「希子…忘れたのか?前にいた世界でアークと戦っている時にそのキーを使って死んだって事を…」

 

希子

「忘れる訳ないじゃない…けどこのキーはいざって時に残しておきたい…大丈夫。いざって時にしか絶対に使わないから、心配しないで…」

 

蒼希

「……わかった…けど本当にいざって時にしか使うんじゃないぞ…」

 

希子

「わかってるわよ。兄貴!」

 

 

回想終了…

 

 

 

現在…バルキリー視点…

 

 

バルキリー

「らぁ!!!」

 

アークゼロ

「ぐあ!!」

 

うっ…ヤバい…少し速く動いただけで身体がバラバラになりそう…

 

けど…こんな痛み!気にしてる場合じゃない!

 

目の前にいるこいつを…倒す!!

 

あたしが…動ける間に…何があっても!!

 

あたしは高速移動してアークゼロを攻撃し続けた。

 

アークゼロ

「くっ…速いな…厄介な奴め!」

 

バルキリー

「あたしの親友を好き勝手やってくれたんだ!絶対に許さない!!」

 

アークゼロ

「親友だと…あの裏切り者連中の事か?」

 

裏切り者?…どうゆう事なの?

 

バルキリー

「何なのよ!裏切り者って!!お前は一体何なのよ!?

転生者!!」

 

アークゼロ

「……私がかつていた世界ではレイダーにした三人は私の親友だった…」

 

は?……

 

親友…あの三人が?…

 

アークゼロ

「朝香果林…宮下愛…そして三船栞子…この三人は私にとってかけがえのない存在で親友…かつてはな…」

 

朝香さんと愛ちゃんはわかるけど…

 

三船栞子って…誰?

 

まさか峰の事?

 

アークゼロ

「だが奴らは同好会を裏切った…だから私はあの三人を殺した…」

 

バルキリー

「!?」

 

アークゼロ

「そして裏切り者の死を悲しんだ同好会の連中も…あんな奴らを悲しんだから…同罪だ…一人…一人と私は殺していき…最後に奴を殺した…最高だったな〜奴の絶望した表情は…」

 

殺したって…こいつ狂ってるの?

 

バルキリー

「それじゃあ…何でこっちの世界のみんなを襲うの?あんたは恨んでる人を殺したんでしょ…」

 

アークゼロ

「私の恨みはその程度じゃ収まらないんだよ!!たとえ別の世界だとしても奴らが存在しているだけで私は不愉快だ!!だから殺す!!再びな!!そして世界を崩壊させて…私が望む世界へと変える……」

 

何なのこいつは…

 

あたし達はこいつの自分勝手な考えのせいでこんな最悪な事にまでされたって言うの…

 

バルキリー

「…………ふざけるなよ……あんたが…あんたの世界のみんなに何されたかは知らないけどさ……これだけは言っておく…」

 

アークゼロ

「何だ?」

 

バルキリー

「あんたの世界の恨みをこっちの世界に八つ当たりするな!!!このイカれた自分勝手!!!」

 

アークゼロ

「黙れ!!!」

 

《オールエクスティンクション!》

 

アークゼロはエネルギー弾を作りだして、

あたしに向けて放ってきた。

 

バルキリー

「……うらぁ!!!」

 

あたしは向かってきたエネルギー弾を蹴り上げて、エネルギー弾は天井に飛んでいって爆発した。

 

アークゼロ

「!?」

 

バルキリー

「黙るのはお前だぁ!!!」

 

《シュトゥルムダッシュ!》

 

《ハリケイング ブラストフィーバー》

 

バルキリー

「はあぁぁぁ!!!」

 

あたしは高速で動いてアークゼロに接近して両腕のブレードで連続で斬って攻撃していってから、アークゼロの腹に蹴りをくらわして、その勢いでジャンプして両足のブレードをだしてから蹴りの体制になって高速回転しながら突っ込んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バルキリー

「はあぁぁぁ!!らぁっ!!!」

 

《ハリケイング ブラストフィーバー!》

 

アークゼロ

「ぐっ!!ぐあぁぁぁ!!」

 

アークゼロはあたしの技が直撃してぶっ飛んでいって爆発した。

 

バルキリー

「はぁ…はぁ…やったか…ぐっ!!」 

 

マズい…かも…視界がボヤけてきた…

 

ふらつく…身体も…ヤバい…折れてるかな…

 

けど…アークは倒した…これで…何もかも…

 

バルキリー

「終わ…る…やった…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『必殺リード!』

 

はっ…?

 

『必殺リード!』

 

嘘でしょ…

 

『必殺リード!ジャアクドラゴン!』

 

音が聞こえた方向を見ると…アークゼロが剣を構えていた…

 

アークゼロ

「ぐっ…うぅ…小賢しいんだよ!!お前は…!!」

 

《オールエクスティンクション!》

 

アークゼロ

「死ねぇ!!」

 

『月闇必殺撃!習得三閃!』

 

アークゼロはドス黒いオーラを纏った剣を振って、

あたしに向けて巨大な邪悪なエネルギー刃を飛ばして攻撃してきた。

 

バルキリー

「マズい!避け…」

 

あたしは高速移動して避けようとしたけど…

 

バルキリー

「あれ……」

 

避けようとしたけど身体が動かなかった…

 

とゆうより動かせなかった…

 

バルキリー

「身体が…もう限界…」

 

あたしは避ける事も出来ず…アークゼロの攻撃を…

 

くらって…ぶっ飛んで…

 

壁にへと叩きつけられた…

 

それと同時に変身も解けた…

 

 

希子

「がっ……かは……」

 

 

あ〜あ…負けた…格好悪いな…

 

あたし…ぶっ潰すなんて…言ったのにな…

 

まぁ峰を…親友を助けられたから…

 

いいかな…

 

あたしの人生…ここまでか…

 

悪くなかったな〜…

 

普通に学校通って友達と遊んで…

 

更にはスクールアイドルにもなって…

 

前の世界と比べたら夢みたいな人生だったな〜…

 

本当に…楽しかったから悔いはないかな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘……本当は……

 

もっと…生きたかったな…

 

もっと…色々やりたかった……

 

……もっと…みんなと…いたかったな……

 

…兄貴……ごめんね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークゼロ

「ぐっ…よくも…もういい…最高の時間は終わりだぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

希子視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン視点…

 

 

ゼロワン

「希子!!」

 

あのキー使って身体がボロボロなのに、

アークのあんな攻撃くらって無事じゃすまないぞ…早く何とかしないと希子の命が!

 

デザスト

「よそ見してる暇あるのか!?」

 

ゼロワン

「ぐあ!くっ…!」

 

こいつ…何とかしたいけど…

強い…デザストとは始めて戦うけど、

こんなに強いなんてな…

 

ゼロワン

「本当に厄介な奴だな!」

 

シャインクリスタを展開してデザストに攻撃しながら、俺は接近して攻撃をした。

 

デザスト

「来いよ!!楽しみはまだこれからだ!」

 

デザストはシャインクリスタの攻撃を見切って、

余裕でシャインクリスタを破壊したり、防いだりもして、俺も高速移動して背後から狙って攻撃しても防がれる…

 

こいつ…アサルトより強さは上なのか?

 

こっちは必死で戦ってるのに今だに余裕そうだしな…

 

しかも倒しても復活する不死身…

 

湊の奴本当にどうやって倒したんだよ!?

 

考えても仕方ないな、今はこいつを一刻も早く倒して何とかしないとみんなが…

 

そんな時だった…

 

歩夢

「嫌あぁぁぁ!!」

 

ゼロワン

「歩夢!?どうした!?」

 

俺は歩夢が突然叫んだから、

何かと思い振り向くと……

 

ゼロワン

「…えっ…………」

 

 

それは…最悪の展開を迎えた光景だった……

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

 

バスター視点…

 

 

俺達は戦闘を続けていて、

俺は迅を追い詰めてベルトを破壊しようとした。

 

バスター

「エマ…今救うからな!!」

 

土豪剣激土を迅のベルト目掛けて振った…

 

その時だった…

 

バスター

「!?」

 

俺が土豪剣激土を振ったと同時に、

急に迅の変身が解けてエマの姿に戻った!?

 

バスター

「やべぇ!!!」

 

俺はエマに当たる直前に土豪剣激土をギリギリ止めて、何とかエマに当たらなかった。

 

バスター

「エマ!!!」

 

俺は変身を解いてエマに近づいてから、

耳に着いてあった機械を取った。

 

エマ

「うっ………一真君?」

 

一真

「エマ!無事か!?」

 

エマ

「私…そうだ!一真君は大丈夫なの!?私…一真君に酷い事を……」

 

一真

「覚えてるのか!?たく、悪趣味な洗脳しやがって…俺は大丈夫だ。俺の方こそ酷い事したんだ…ごめんな…」

 

エマ

「一真君が謝る事じゃないよ…私こそ…ごめん…ごめんね…」

 

エマは涙を流しながら俺に謝ってきた…

俺はエマを優しく抱きしめて落ち着かせた。

 

けど何でエマの変身が急に解けたんだ?

 

 

待てよ…エマだけか?

 

一真

「おい!お前らは?」

 

他の奴らを確認する為…俺は朔太達を見た。

 

一真

「!?」

 

一真視点…終

 

 

サウザー視点…

 

《スティングディストピア!》

 

《JACKING BREAK》

 

《ZAIA ENTERPRISE》

 

 

サウザー

「くっ!!」

 

滅の技と俺の技がぶつかり合い、

俺の持っていたサウザンドジャッカーはぶつかった衝撃で吹っ飛ばされてしまった。

更にその隙を逃さないかのように滅はアタッシュアローを構えて俺に接近してきた。

 

サウザー

「やはり変身してるのは彼方でも、滅は厄介だな!!」

 

俺は滅のアタッシュアローの持っている腕を掴んで、そのまま滅のアタッシュアローを奪い取った。

 

サウザー

「はぁ!!」

 

俺は滅にアタッシュアローで攻撃した。

 

その時…

 

俺の顔に何かが飛び散った気がした…

 

サウザー

「?…何……!?」

 

俺は自分の目を疑った……

 

目の前には滅じゃなく…変身が解けた彼方だった…

 

彼方は…斬られて血を流しながらその場に倒れた…

 

何で…まさか…

 

アタッシュアローの刃を見ると…血がついていた…

 

じゃあさっき俺の顔に飛び散ったのは…血……

 

 

サウザー

「……そんな…」

 

エスパーダ

「かすみ!!!!」

 

サウザー

「!?」

 

藤宮君の方を見ると…

 

藤宮君が雷だった…中須さんを斬ったのか…

中須さんは血を流して倒れていた…

 

「璃奈…璃奈ぁ!!!」

 

風切君も同じで亡だった…天王寺さんを斬って…

変身を解いて天王寺さんに泣きながら呼び掛けていた…

 

俺は悪夢でも見ているのか……

 

歩夢

「嫌あぁぁぁ!!」

 

上原さんの悲鳴を聞いて…

 

俺は自覚した…俺は彼方を…斬った事を…

 

サウザー

「俺が…俺が…彼方を…あぁ…

うあぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

サウザー視点…終

 

 

侑視点…

 

どう…なってるの…?

 

かすみちゃんと璃奈ちゃんと彼方さんが…

 

突然変身が解けたと同時に…

 

天宮さんと藤宮さんと湊君に斬られた…

 

エマさんは土門さんがギリギリ止めたから助かったけど…

 

三人は……

 

隣で歩夢の叫び声が聞こえる…

 

 

アークゼロ

「ふっ…アハハ…アハハハハ!!!滅亡迅雷のライダー達は私が変身解除の指令をだすと強制的に変身が解けるんだよ!!一人は助かったみたいたけど、三人は斬られて血まみれ状態!すぐに死ぬでしょうね〜!!!本当に最高!!裏切り者達は大切な人を自らの手で傷つけて殺す!それと後の奴らは大切な人の手で殺される!互いの心はズタボロで壊れる!本当に最高!最高!!アハハハハハ!!!」

 

 

一真

「てめぇ……どれだけ腐ってやがる!!!」

 

アークゼロ

「黙れよ…」

 

一真

「ぐあ!!」

 

エマ

「一真君!!」

 

土門さんはアークに肩を撃たれて膝をついた。

 

 

アークゼロ

「もうじきメギドの二人も完全に取り込まれて死ぬ!!

剣士達!!今の気持ちはどんな気持ち?」

 

ブレイズ

「くそ!!ふざけんな!!!」

 

セイバー

「くっ…うあぁぁぁ!!!」

 

アークゼロ

「アハハハハ!!!」

 

 

何で…こんな事になったんだろ……

 

私達は…崩壊の未来を阻止したのに…

 

何で?

 

どうして?

 

何処で?

 

間違えたの?

 

あはは……駄目だ……

 

私達がやった事って全部……無駄だったんだ……

 

「もう……おしまいだ…全部…はは…あはは…」

 

歩夢

「侑ちゃん?」

 

アークゼロ

「いい顔だ…絶望に染まりきった最高の表情だ…私はその顔が再び見たかったんだよ…安心しろ…貴様は私が無様に殺しやるから!!」

 

私の目の前で…アークが私に向けて剣を振りおろそうとしていた…

 

「もう…どうでもいいや……」

 

歩夢

「侑ちゃん!!しっかりして!!」

 

アークゼロ

「死ね!!」

 

歩夢

「やめてぇぇ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう何も…希望が見えない…

 

みんなも死んじゃうんだ……

 

私もアークに再び殺される……

 

崩壊の未来は阻止しても……

 

今度は絶望の未来になった……

 

もし…生まれ変わるなら…

 

その時に…またみんなと会いたいな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして……私達は絶望の暗闇に敗北して…

 

全てが……終わった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第19話 そして…運命に負けて全てが闇に支配される…

 

 

 

BADEND

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや待て!!まだ終わらないから!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ!!」

 

アークゼロ

「ん?何だ貴様は?」

 

「え…?」

 

私の前に…

 

誰かがアークの剣を防いで私を守ってくれていた……

 

 

「ようやく間に合ったと!!」

 

アークゼロ

「ぐあ!!」

 

誰かはわからないけど…アークを蹴り飛ばして、

その人はすぐに私と歩夢に近づいて縄を解いてくれた。

 

「大丈夫か?歩夢!?」

 

歩夢

「え、あの…どうして私の名前を?」

 

「それと…君は?」

 

「………」

 

「おい?大丈夫か?」

 

今さら助かっても…仕方ないよ…

 

もうみんな死んじゃうんだ…

 

「もう…終わりなん…」

 

「ちょっと…ごめん!!」

 

 

パァン!

 

 

歩夢

「!?」

 

「え…?」

 

私は突然…助けてくれた人に頬を叩かれた…

 

「しっかりしろ!!まだ終わりじゃない!」

 

「だって…だって…もうどうしたらいいの!!みんなも傷ついて血は流れてるし…崩壊の未来を頑張って阻止したのに!!こんな事になって!!もう諦めるしかないよ!!!」

 

「諦めるな!!!」

 

「何で…そんな事言えるの!?こんな絶望的な状況で!!?」

 

「俺はこの絶望の未来を変える為にゴーザの所から来た!!」

 

「え…ゴーザ…さん…」

 

「いきなり叩いてごめんな…もう大丈夫だから、俺がこの絶望の暗闇を照らしやるから…お前はもう安心しろ。」

 

この人は優しく私の頭を撫でてくれた…

 

不思議だ…この人の手から温もりを感じる…

 

本当に何とかしてくれそうな気もする…

 

 

「名前は?」

 

「私は…高咲…侑……」

 

「!?…そうか…高咲か…なら侑!今から見とけ!

この絶望の暗闇を照らす、

トキメクような光りの輝きをな!!」

 

 

その人は私に笑顔でそう言った…

 

 

 

そして…私達は知る…

 

この人は最光の輝きを放ち…私達を…

 

救ってくれる事を…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第19話 そして…絶望の夜は明けて希望の光りが照らす!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 最光発光!反撃と怒りの咆哮!!


はいどうも!
一瞬バッドエンドになったと思ったかもしれませんけど、安心してください!終わりません!

タイトルを、そして…にしたのは、
二つタイトルがあるからです。
そのままタイトルを見せたら展開がわかってしまうから隠して今回のタイトルにして本編で明らかになるようにしました。

そして更新時間も何故こんな深夜帯?
と思った人もいるんじゃないでしょうか?

実は第二部が暗い展開になる事を考えて、
絶望の暗闇を再現?
する為に深夜の0時から更新する事にしました。

だから一話事に1時間ずつ更新時間が過ぎていってどんどん夜明けへと向かっていき、最終的には夜明けと共に…
おっと!失敬!

さて皆さん…今回で転生者が何処から来たかわかったんじゃないでしょうか…って事は正体は?

たぶん読んでる皆さんはアイツじゃ?
って思ってるかもしれませんけど…

そう簡単ではないですよ〜

それと滅亡迅雷ライダー好きな方、
すいません…今回の話しで出番は一旦終わりです…
ですがまた四人揃っての出番があります!
どう出るのって思うかもしれませんけど、
ちゃんと出ます!!
それまでまた楽しみにしておいてください!

次回のタイトルを見てわかると思いますけど…

やったりますよ…

しんどい展開が続いてすいませんでした。
自分も書いてて結構しんどいです…
後、もう一つ
心が病んでるんじゃと思った人がいたら言っときます!
病んでません!!


それでは次回!!






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第20話 最光発光!反撃と怒りの咆哮!!


公開日初日にスーパーヒーロー戦記を見て来ました。
やっぱりヒーローは最高だ!!



 

侑視点…

 

 

「まずは怪我人を何とかする!」

 

「何とかって…どうやって!?」

 

「こうするんだ。」

 

この人は手をみんなの方に向けた。

すると、手が光りだして、それと同時に傷ついたみんなの身体が光った。

 

一真

「な、何だ!?」

 

「な!?傷が…!?」

 

「蒼希の怪我が治っていく…」

 

朔太

「彼方…彼方!!」

 

彼方

「う…むにゃ……すや〜…」

 

朔太

「無事か…よかった…こんな時でも寝やがって…本当…よかった…」

 

「気を失ってるけど、璃奈も無事だ!」

 

雷斗

「こっちもだ…かすみも無事だ…」

 

「凄い…みんなの傷が治った…!?」

 

「何とかするって言っただろ。だが俺が治したのは傷だけだ。体力までは回復していないから気をつけてくれ。」

 

一真

「あぁ…ありがとうな、お前…何者だ?」

 

そうだ。まだこの人の名前を聞いてない…

 

「あぁ、そういえば言ってなかったな、俺は…」

 

アークゼロ

「ぐっ…貴様!!よくもやってくれたな…」

 

「自己紹介は後!まずはこいつを倒す!」

 

アークゼロ

「何なんだよ…貴様は!何なんだ!!?」

 

「随分取り乱しているな…俺は絶望の闇を照らす光…または…剣だ!!」

 

《聖剣サイコウドライバー》

 

《金の武器 銀の武器》

 

『GOLD or SILVER』

 

この人はベルトを着けてワンダーライドブックを取りだしてから、ベルトに装填した。

 

歩夢

「ベルトって事は…もしかして!?」

 

『最光発光!』

 

「変身!」

 

『Who is the shining sword?』

 

ベルトに着いていた剣を取り外して、

構えると光りに包まれて剣に吸い込まれていった。

って!?あれ?剣だけになっちゃったけど…

 

『最光一章!金銀の力を得た輝く剣! 最光!』

 

最光

「俺は仮面ライダー最光!俺が剣で、剣こそが俺だ!!」

 

歩夢

「剣が喋った!!?」

 

「こんな仮面ライダー有りなの!?」

 

「まさか…アレは光の聖剣!?」

 

みんなまさかの仮面ライダーの姿に驚きを隠せないでいた。だって剣の姿なんて見たら誰だって驚くよ!!

 

アークゼロ

「たかが物体如きが私に勝てると思うな!!」

 

最光

「それは、どうかなっと!!」

 

最光はアークに向かって飛んで行って戦闘を始めた。

 

何この光景…剣だけが飛んで戦ってるなんて…

 

これ何のファンタジー?

 

けど…

 

アークゼロ

「ぐっ!!」

 

最光

「はっ!!」

 

アークゼロ

「小賢しく飛び回って…鬱陶しい奴め!!」

 

『最光発光!』

 

『Good Luck!』

 

最光

「光りあれ!!」

 

刀身に光を纏って、

最光は高速回転しながら突撃してアークを切り裂いていって、アークはぶっ飛ばされた。

 

「強い…アークを圧倒した…」

 

最光

「あれ?そういえば…せつ菜としずくは何処だ?見あたらないけど?」

 

「あ…そうだ…せつ菜ちゃんとしずくちゃんはメギドに変えられてもう助からなくて…」

 

最光

「メギド?…まさかあの赤と青の剣士が戦っている相手がせつ菜としずくなのか!?」

 

そうだ…この二人だけは…助かる方法は…

 

最光

「まだ間に合う!!」

 

「えっ!?」

 

最光

「金剛剣最光の力なら助けられる!!」

 

そう言って最光は飛んで行った。

 

 

侑視点…終

 

 

セイバー視点…

 

 

何か変な奴が現れたみたいだけど…

 

こっちはそれどころじゃない…

 

もう駄目なのか…せつ菜も…桜坂さんも…救えないのかよ…

 

最光

「ちょっと失礼!!」

 

セイバー

「えっ!?」

 

ブレイズ

「どわ!?何だお前!?」

 

最光

「なぁ、このメギドって奴がせつ菜としずくなのか?」

 

セイバー

「そうだけど、てか何で二人を知ってるんだ!?とゆうよりお前何?剣?」

 

最光

「説明してる時間がない!」

 

『Who is this?』

 

『最光二章!光から生まれし影! シャドー!』

 

セイバー

「何だ!?」

 

謎の剣は光ったと同時に剣の影から浮き上がるように人型の影が現れて、影は剣を掴み取った。

 

最光

「俺の影だ。さて、二人は任せろ!!」

 

そう言い、影剣士?はメギドに容赦なく攻撃していった。

 

ブレイズ

「おい!何してやがる!!」

 

セイバー

「やめろ!!」

 

俺は影剣士を止めようとしたけど…

 

セイバー

「おわ!触れない!?まさか…影だからか?」

 

影剣士は本当に影だからか触れる事もできなかった。

 

影剣士は俺に気にする事もなくメギドを攻撃し続けていた。

 

最光

「行くぞ…光りあれ!」

 

『最光発光!』

 

刀身に光を纏わせて、影剣士はメギドに向けて剣を振った。

 

俺達二人は影剣士を止めようとしたけど間に合いそうになかった…

 

だが…俺達は目を疑う光景を見る事になる。

 

 

最光

「はぁ!!」

 

イエティメギド

「グゥゥ!!」

 

ネコメギド

「グオウ!!」

 

二体のメギドが斬られると…

 

せつ菜と桜坂さんがメギドの中から出て来た!?

 

セイバー

「せつ菜!!」

 

ブレイズ

「しずく!!」

 

俺達はすぐにせつ菜と桜坂さんの所に向かって救出した。

 

セイバー

「せつ菜!!無事か!?」

 

せつ菜

「うぅ…涼牙さん?…私…助かったんですか?」

 

セイバー

「あぁ…助かったんだ…良かった…」

 

しずく

「志貴君…助けて…くれたんだね…」

 

ブレイズ

「俺は…助けてねぇよ…けど無事で良かった…」

 

セイバー

「お前…どうやったんだ!?」

 

最光

「まぁ…ザクっと言うと、光の聖剣に不可能はないって事だ!」

 

セイバー

「何だよそれ…けど、ありがとう助かったよ。」

 

せつ菜

「むむ!何ですかあの見慣れない仮面ライダーは!?新ライダーですか!?」

 

せつ菜は影剣士を見て目を輝かせていた。

あんな目にあったのに…まぁ元気って事だな…

 

イエティメギド

「グ…グウォォォォ!!」

 

おっと!まだメギドは生きてるのか!!

 

さっきまでは迂闊に手をだせなかったけど…

 

セイバー

「今なら容赦なく倒せる!!」

 

俺はメギドを倒そうと構えようとした…

 

ブレイズ

「待てよ涼牙……」

 

セイバー

「志貴?」

 

ブレイズ

「こいつらは…俺がブッ潰す…こっちは人質いて好き勝手やられてたんだ…さっきからイライラしてんだよ…」

 

あっ…口調からして…かなりブチ切れてるな…

 

そしてブレイズはあるワンダーライドブックをだした。

 

《キングライオン大戦記》

 

『自然を超越した蒼き鬣が、装甲を纏い王座に轟く…』

 

ブレイズ

「覚悟しやがれ…メギド共!!」

 

ブレイズは聖剣をベルトに納刀してから、

ワンダーライドブックを装填して、再び聖剣を抜刀した。

 

『流水抜刀!』

 

『Rhyming! Riding! Rider!

 

 獣王来迎!Rising! Lifull!』

 

『キングライオン大戦記!』

 

『それすなわち、砲撃の戦士!』

 

ブレイズ

「行くぞ!!うぉらぁ!!!」

 

ブレイズはメギド達に向かって行き、

今までの怒りを晴らすかのように荒れ狂ってメギド達を攻撃しまくっていった。

 

最光

「おわっと!?ひゃ〜…こりゃ手を貸す方が危ないな…」

 

セイバー

「確かにな…」

 

そんな時…

 

アークゼロ

「馬鹿な…メギドから救えただと…!?貴様…貴様が…貴様が現れてから!!せっかく私が…心を壊してやって最高の気分だったのを…良くも!!ブチ壊してくれたな!!」

 

セイバー

「アーク!!何が最高の気分だ!!人の心を刔り!壊そうとした!!お前だけは絶対に許さない!!」

 

アークゼロ

「うるさい…黙れ!!全員…ぐっ…皆殺しにしてやる…!!」

 

最光

「協力して奴を倒すぞ!」

 

セイバー

「あぁ!!二人は避難しといて!!」

 

俺はせつ菜と桜坂さんを逃して、

俺と影剣士が構えた時…

 

「アーク!!!」

 

セイバー

「えっ…んな!?お前!!」

 

誰かがアークを呼び、誰かを確認すると…

 

蒼希だった…

 

 

セイバー視点…終

 

 

蒼希視点…

 

 

蒼希

「……うぅ……」

 

「!?、蒼希!?」

 

あれ?痛みを感じねぇ?

 

蒼希

「ん、うぅ…何だどうなってんだ?」

 

俺は目を覚まして、頭に触れた。

血はついてるけど…傷が治ってる?

誰が治したんだ?

 

「蒼希!良かった…良かったよぉぉ!!

蒼希ぃぃ!!」

 

蒼希

「おわ!?愛!?」

 

俺は愛に抱きしめられていて、

愛は大泣きしていた。

 

果林

「ちょっと愛、気持ちはわかるけど、そんなに抱きしめたら傷が開くかもしれないわよ!」

 

「気がついたか蒼希」

 

蒼希

「副会長…朝香さんを救えたんですね…それと…今の状況は…」

 

俺は辺りを確認した…

 

蒼希

「滅亡迅雷のライダー達がいなくなって変身が解けてるって事はあっちも救えたって事か…明日飛はデザストと戦闘中…メギドの方は…せつ菜としずくは救えたか、侑と歩夢も縄が解けて自由になってるな…アークは涼牙と…何だアイツ?何か見慣れない奴がいるな…」

 

「彼が俺達の傷を治療してくれたんだ。詳しい事はわからないが味方だ。」

 

あの真っ黒野郎が?まぁいいか…

 

蒼希

「そうだ…希子!!」

 

俺は希子を確認すると…

 

峰は変身が解けて、気を失ってるのか隅の方に横になってるな…

そして希子は…壁に叩きつけられたのか?辺りに血が飛び散っていていた傷は治療されてるみたいだが…

 

「ねこっち…風を纏った姿になってアークを追い詰めたんだけど……」

 

風…あんな状態でハリケイングチーターを使ったのかよ

希子…無茶しやがって……

 

蒼希

「そうか…だったら…行かねぇとな…」

 

「えっ…蒼希!?」

 

蒼希

「副会長…愛を頼みます…」 

 

俺は立ち上がって、アークの所に向かおうとした…

すると…

 

「待って!!」

 

愛は俺の手を掴んで止めようとした…

顔を見ると…涙を流していた…

言葉をだしてなくても、行かないでって言ってるようだった…

 

蒼希

「愛…大丈夫だ…俺はちゃんと戻って来るから、約束もあるしな、終わったら遊びに行こうな。」

 

「蒼希…うん…」

 

俺は愛の頭を優しく撫でてから、愛の掴んでいる手を離してから、アークに向かって歩いて行った…

 

しかし…今の俺じゃランペイジはまだ使えねぇ…

 

かと言っても今使えるのはシューティングウルフと

パンチングコングしか使えないしな…

これじゃあアークに対して大したダメージは…

 

待てよ確か…

 

賭けてみるか…

 

俺は湊と璃奈の所へ向かった。

 

蒼希

「湊」

 

「大神先輩!無事だったんっすね!」

 

蒼希

「あぁ、早速で悪いが璃奈のコレ借りるぞ…」

 

「えっ!?ちょっそれ!!」

 

俺は璃奈の耳に着いてあったザイアスペックを取ってから、再びアークの所へ向かい、奴を呼んだ。

 

蒼希

「アーク!!!」

 

アークゼロ

「ん?貴様か!何だ?私は今、機嫌が悪いんだよ!!」

 

蒼希

「あぁ…俺もだよ!!」

 

俺は璃奈が着けてたザイアスペックを耳に着けた。

 

セイバー

「お前それは!?」

 

アークゼロ

「馬鹿な奴め!洗脳されたいようだな!!」

 

アークは何か信号を送って俺を洗脳しようとした。

 

蒼希

「ぐっ!…うぅ…」

 

アークゼロ

「本当に馬鹿な奴だ!自分から私の仲間になるなんて…

ぐあ!!」

 

蒼希

「誰が…仲間になるだ!おらぁ!!」

 

俺はアークに洗脳されず、ショットライザーで奴に攻撃した。

 

アークゼロ

「何だと!?何故だ…何故洗脳できない!?」

 

蒼希

「知らねぇのか?想いはテクノロジーを超えるんだよ!!」

 

アークゼロ

「想いだと!?何を馬鹿な事を!?」

 

俺はあるキーを取りだした…

 

《アサルトバレット!》

 

反応したな…このザイアスペックにはそれぞれの、

滅亡迅雷のチップが入ってるんだったな…

俺が璃奈のを持っていったのは、亡のチップだったからだ。

 

蒼希

「馬鹿でも何でも好き勝手言えよ…今の俺の想いはな…お前に対する怒りだぁ!!見せてやるよ…俺の怒りで…お前をぶっ潰してやる!!うおぉぉぉぉぉ!!らぁ!!」

 

俺はキーを無理やりこじ開けて、ショットライザーに装填した。

 

《オーバーライズ!》

 

《Kamen Rider...Kamen Rider...》

 

蒼希

「変身!!」

 

《ショットライズ!》

 

俺の撃った弾丸は飛んでいった後に、

狼の姿の幻影に変わって俺に向かって来て、

俺に当たる前に弾丸に戻って、俺はその弾丸を掴み取って握り潰した。

 

《レディーゴー!》

 

《アサルトウルフ!》

 

"No chance of surviving."

 

バルカン

「うおぉぉぉ!!」 

 

俺は変身が完了すると同時にアークに向かって走って行った。

 

アークゼロ

「姿が変わったくらいで私が倒せるか!!!」

 

アークは俺に向けて剣を振って攻撃してきたが、

俺は防ぐ事もなく、身体で受け止めた。

 

アークゼロ

「んな!?この!!」

 

アークはやけくそ気味で俺に剣で攻撃してきたが…

 

バルカン

「効かねぇよ!!!」

 

俺はアークの顔面目掛けてぶん殴った。

 

アークゼロ

「がっ!!」

 

バルカン

「うぉっらぁ!!!」

 

俺は連続でアークをぶん殴っていき、胸倉辺りを掴んでぶん投げてやった。

 

アークゼロ

「ぐは!!がっ…ぐっ…こいつ…ぐっ、うぅ何だ…さっきから何だ…この身体の痛みは…こいつの攻撃のダメージだけじゃないぞ…どうなっている…」

 

バルカン

「お前、希子と戦ったんだろ…」

 

アークゼロ

「希子だと…あの小賢しい女か!?ぐっ…!まさか…あの時くらったダメージが今になって…!?」

 

バルカン

「俺の妹を舐めるなよ!!

覚悟しろよ…俺の怒りは…

まだこんなもんじゃねぇぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 ド強い力で闇をぶっ飛ばせ!!




はいどうもみなさん
今回は今までやられていたぶんの反撃の回です。

まぁ今回で思ったのが最光の治癒能力はチートだなって思いましたね。

そういえば最光はどうして同好会のみんなの事を知っているんでしょうね〜(棒)
まぁ彼の正体は戦いが終わった後にわかります。

冒頭でも言いましたけど、
スーパーヒーロー戦記、詳しくはネタバレになるんで言えないんですけど、敵の台詞でちょっと笑いましたね。あんたその見た目でそんなメタな事言うの!?見た人はわかります。マジのメタ発言をしましたw

そして先行登場した仮面ライダーリバイスを見て、
こいつはまた新しいライダーが来たな〜って思いました。
個人の感想としては相方が面白かわいいですね。

それではまた次回!



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第21話 ド強い力で闇をぶっ飛ばせ!

最近書き終わるのがギリギリ過ぎるな…



 

セイバー視点…

 

復活した蒼希は、バルカンに変身してアークに向かって行って戦闘を始めて、アークを圧倒していた。

 

確かアレって使えないキーって言ってたよな、

何で使えるようになったんだ?

 

最光

「何だかよくわからないけど…今が好機じゃないか?」

 

セイバー

「あ、あぁ!」

 

メギドもブレイズが相手をしてるし、

デザストもゼロワンが何とかしてくれそうだ。

 

こいつを倒すなら今しかないよな!

 

セイバー

「俺も使わせてもらう!」

 

俺はあるワンダーライドブックをだした。

 

《ドラゴニックナイト》

 

『ドでかい竜をド派手に乗りこなす、

ド級の騎士のドラマチックバトル…』

 

聖剣をベルトに納刀してから、

ワンダーライドブックを装填してから再び聖剣を抜刀した。

 

『烈火抜刀!』Don`t miss it!

(The knight appears.When you side,)

 

『ドメタリックアーマー!』

(you have no grief and the flame is bright.)

 

『ドハデニックブースター!』

(Ride on the dragon, fight.)

 

『ドハクリョックライダー!』

(Dragonic knight.)

 

『ドラゴニックナイト!』

 

『すなわち、ド強い!』

 

最光

「うお!?格好いいな…」

 

せつ菜

「な、な、何ですかあの姿は!?格好いいです!!是非写真を!」

 

歩夢

「せつ菜ちゃん危ないよ!」

 

しずく

「落ち着いてください!」

 

最光

「せつ菜…この世界でもブレないな…まぁそれは置いといて…よっと!」

 

影剣士は影を消して、剣の姿で俺の前に来た。

 

最光

「俺を使え!」

 

セイバー

「何だか不思議な感じだけど、わかった!」

 

俺は剣を掴み取って構えた。

 

セイバー

「行くぞ!!」

 

俺達はアークに向かって行った。

 

 

セイバー視点…終

 

 

ブレイズ視点…

 

 

ブレイズ

「うらぁ!!」

 

俺は怒りのままに剣を振ってメギド達を攻撃していった。

 

ブレイズ

「纏めて…潰すぞ!!」

 

俺はキングライオン大戦記のワンダーライドブックの真ん中を操作した。

 

『流水咆哮!』

 

ブレイズ

「うおぉぉぉ!!」

 

『キングライオン大チェンジ!』

 

ブレイズ

「うぅゥゥゥ…ウガァ!!」

 

『さらには、ライオン変形!』

 

ブレイズ

「ガオォー!!!」

 

俺は人型の姿からライオンモードにへと姿を変えた。

 

しずく

「志貴君!?」

 

「ライオンになっちゃった!?」

 

ブレイズ

「ガオォー!!」

 

『スペシャル!ふむふむふーむ…』

 

『完全読破一閃!』

 

水勢剣流水を、口に咥えてから刀身に水流を帯びさせて、イエティメギドに突進し、すれ違い様に相手を斬り裂いた。

 

更にもう一体のメギド、ネコメギドに近づいて上へ斬り上げてぶっ飛ばしてから背中のキングライオンカノンの狙いを定めてからレーザービームを放ってネコメギドを撃ち抜いた。

 

そして二体のメギドは爆発し、倒した。

 

ブレイズ

「ガオォー!!!」

 

 

ブレイズ視点…終

 

 

バルカン視点…

 

 

バルカン

「うらぁ!!」

 

セイバー

「はぁ!」

 

アークゼロ

「ぐっ!!」

 

セイバーと合流して俺達はアークゼロを圧倒していっていた。

今のこいつはもうボロボロの状態だ。ここでこいつを倒して全てを終わらせる!!

 

アークゼロ

「ぐぅ…小賢しい…小賢しいんだよ!!貴様らぁぁ!!!」

 

アークゼロはやけくそ気味で剣を振りながら、ライドブックを取りだした。

 

アークゼロ

「貴様の妹と同じように!これで始末してやる!!」

 

セイバー

「何かする気だぞ!!」

 

バルカン

「させるかよ!!」

 

アークゼロ

「もう遅い!!」

 

アークゼロが剣にワンダーライドブックを刀身にスキャンさせようとしたその時…

 

アークゼロ

「ぐっ!?」

 

突然アークゼロが持っていたライドブックが手から飛ばされた。銃声みたいなのが聞こえたが…

 

「残念だけど…始末されてないわよ…」

 

バルカン

「希子!?」

 

希子

「兄貴!お礼はお腹一杯になるくらいハンバーガー奢ってよね!!」

 

希子はそう言いながら自分のショットライザーを俺に向かって投げてきた。

 

バルカン

「あぁ、いくらでも食わせてやるよ!!」

 

俺は希子のショットライザーを受け取り、

自分のショットライザーと一緒に使ってアークゼロに向けて撃ちまくった。

 

アークゼロ

「ぐっ!しぶとい女め!!」

 

セイバー

「お前もしぶとすぎるんだよ!!」

 

セイバーはアークゼロに近づいて二刀流で攻撃していった。アークゼロも武器を生成して対抗しているが、それでも攻撃を防ぎきれずにくらい続けていた。

 

『ドラゴニック必殺読破!』

 

最光

「これで行くぞ!」

 

『最光発光!』

 

セイバー

「金剛龍破斬!!」

 

『烈火抜刀!ドラゴニック必殺斬り!』

 

炎と光の斬撃を飛ばしてくらわした後に追い打ちをかけるように接近して連続で斬っていった。

 

アークゼロ

「ぐあ!!」

 

セイバー

「こいつも!」

 

《ドラゴニックブースター》

 

『ワン!リーディング!』

 

『ブレイブドラゴン!』

 

セイバー

「くらえ!」

 

『フレイムスパイシー!』

 

セイバーは左腕に着いてある竜の頭部のアイテムに、

ライドブックを読み込ませて、竜のアイテムの口部分から火炎放射を放って、アークゼロに攻撃した。

 

セイバー

「蒼希!」

 

バルカン

「あぁ!」

 

俺は自分のショットライザーをベルトに装着してから、

アサルトグリップのボタンを押して、引き金をひいた。

 

《アサルトチャージ!》

 

《マグネティックストームブラストフィーバー》

 

俺は高くジャンプして、エネルギーで狼の頭部を足先に形成し、空中を回転しながら、アークゼロに近づいて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バルカン

「うおぉぉぉ!!らぁ!!」

 

俺はアークゼロに渾身のキックを叩き込んだ。

 

 

《マグネティックストームブラストフィーバー!》

 

 

アークゼロ

「ぐっ!!…うあぁぁぁ!!」

 

アークゼロは盛大に爆発した。

爆発したと同時にアークゼロが持っていた剣と、何かのライドブックみたいのが飛んでいった。

 

流石に手応えあったぞ、倒したよな…?

 

セイバー

「やったか!?」

 

もし倒したんなら変身が解けた姿が現れるはずだ…

 

爆風が晴れていき…俺とセイバーは確認した…

 

アークゼロ

「ぐっ……うっ……貴様ら……!!!」

 

 

おいおい…嘘だろ…変身すら解けてないだと!?

 

最光

「何てしぶとい奴だ」

 

アークゼロ

「私がこんな所で!!ぐっ!……………どうやら今回はここまでにしといた方が良さそうですね…」

 

何だ?急に口調が変わった気が?

 

アークゼロ

「貴方達のおかげでいいデータが手に入れられました。それではさようなら…忌々しい仮面ライダーと…剣士共…」

 

アークゼロはそう言いながら姿を消して、

この場から逃げた…

 

 

バルカン視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

デザスト

「カラミティストライク」

 

《ゼロワンダスト!》

 

ゼロワン

「はぁ!!」

 

オーソライズバスターの技とデザストの技がぶつかり合い、爆発した後、デザストは爆風の中から現れてこっちに接近して来た。

 

デザスト

「いいね…最高だ!」

 

ゼロワン

「こっちはもう勘弁だ!!」

 

オーソライズバスターをアックスモードにして攻撃を防ごうとした時…

 

デザスト

「!?」

 

デザストは急に足を止めて何かを拾った。

アレは…ライドブックか?

 

デザスト

「何でここに俺のが?ん?……アイツやられたのか?まぁいい…まさかこいつを手放す何てな…」

 

ゼロワン

「何だ?」

 

デザスト

「おい勝負はお預けだ。それじゃあな…」

 

ゼロワン

「んな!?おい!!」

 

そう言い残してデザストは急に姿を消した。

 

ゼロワン

「何だったんだ?それより向こうも戦いが終わったみたいだな…」

 

涼牙達を見ると、アークも姿を消していた…

また逃げられたか…

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

侑視点…

 

こうして悪夢のような出来事の戦いが終わった…

 

本当に絶望して全てが終わったと思った。

 

けど光の剣?が助けてくれたおかげで絶望が希望に変わって救われた。

 

私達は戦いが終わった後、光の剣に正体を聞こうとしたけど…その前にみんな一旦家に戻る事にした。

 

行方不明になっていたからそれぞれ事情説明とかしないといけないと思っていたけど…

 

光の剣が記憶消去?みたいな事をして私と歩夢以外の同好会のみんなが行方不明になった出来事をそれぞれの両親の記憶を消して何とかしてくれた。

 

本当何でも出来るんだ…

 

光の剣…この人は一体誰なんだろう?

 

私以外の同好会の子達の事を知っているみたいだけど?

 

けど不思議な感覚…何て言ったらいいのかな…

 

まるで…自分みたいな感じ…かな?

 

 

 

 

 

 

 





次回 最光の正体とこれからの事


はいどうもみなさん。
スーパースターが二週間も放送されなくて気落ち状態の
作者です。マジで辛いですね…とほほ…

まぁそれは置いといて…

ドラゴニックナイトが登場しました。
本当はドラゴンも召喚させようと思ったんですけど、流石にもう相手がフルボッコ状態だったので控えました。

本当ドラゴニックナイトって最強フォームみたいな見た目してますよね〜最近ではドラゴニックナイトのSHフィギュアーツも届いて実物を見たんですけど格好良すぎて感無量です。

それと、今回アークが途中口調が変わったのは訳アリです。まるでもう一つの意思があるかのような…?

序盤でもだいぶ口調がだいぶ違ったのは、
転生者の正体が決まっていなかったからです。
だから自分の事を「我」って言うのは男性でも女性でも選べるって事だからです。
ちょうど…13話くらいで正体が決まったので徐々に今の口調に変えていきました。

さて次回遂に最光の正体が明らかになります。

それでは次回で!














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第22話 最光の正体とこれからの事

 

侑視点…

 

あの戦いから翌日…

私達は部室に集まった。

 

理由はもちろん、この人の事だ。

 

「この世界でも同好会の部室はそんな変わりないんだな〜」

 

何でこの人は私達…いや、私と明日飛達仮面ライダー以外のみんなの事を知ってるんだろう?

 

まぁそれは今から聞けば、わかる事だよね。

 

同好会のみんなは集まったけど、

仮面ライダーのみんなは…

 

「あれ?蒼希は?」

 

希子

「兄貴ならアサルトウルフの負担でベッドで横になってるわよ。いくら怪我が治っても、あのキーの負担はどうにもならなかったみたい。」

 

明日飛

「そうゆうお前は何でもう元気なんだ?」

 

希子

「お腹一杯にハンバーガー食べたから。」

 

涼牙

「どうゆう理屈だよ。」

 

「後、ここに来てないのは…志貴と湊と雷斗と朔太か…」

 

一真

「あいつらは今はそっとしといてやれ…色々あったからな…」

 

そうだよね…アークに操られていたせいでもあるけど…

大事な人を傷つけちゃったからだよね…

 

明日飛

「あいつらには後で俺達から今日話した事を伝えておこう。それじゃあそろそろ話してくれないか、え〜と……

光の剣?」

 

「わかった。それじゃあまずは自己紹介だな。

俺の名前は、高咲侑利(たかさきゆうり)

前の世界で、虹ヶ咲学園音楽科の二年生だ。」

 

「高咲って…!?」

 

かすみ

「あれ?うちの学校って女子校ですよね?」

 

侑利

「俺のいた世界じゃ、虹ヶ咲は共学だったんだ。この世界じゃ違うみたいだけどな。」

 

エマ

「それと君って侑ちゃんと同じ名字だけど、何か関係があるの?」

 

侑利

「まぁ、関係とゆうか…簡単に言うと俺は別世界のその子、高咲侑なんだよ。」

 

侑利以外

「えぇ〜!!!?」

 

しずく

「別世界の侑さん!?」

 

明日飛

「別の世界じゃ侑は性別も違ったりするのか!?」

 

侑利

「いや俺も驚いてるんだよ…何か見慣れない子がいるから名前を聞いたら俺と同じ名字だし下の名前も少し似てるし、何より…他人に思えなかったしな。」

 

「確かに…私も出会った時、何だか不思議な感じがしたけど…まさか別の世界の私か〜」

 

歩夢

「確かに何となくだけど、侑ちゃんに少し似てるかも…」

 

せつ菜

「別世界の侑さんって事は、貴方もしかして前の世界で私達の同好会を?」

 

侑利

「あぁ、みんなのサポートをしていた。」

 

涼牙

「なるほどな、だから同好会のみんなの事を知っていたのか。」

 

侑利

「だけど、こっちは九人しかいないのか?

栞子やランジュやミアはいないみたいだな。」

 

彼方

「ん?それって誰の事〜?」

 

侑利

「あれ?栞子はいただろ?ほら別の制服着ていたけど?」

 

希子

「もしかして峰の事?」

 

侑利

「あぁそう。その子だ。こっちの世界じゃ峰って名前なのか…」

 

希子

「待って!あのアーク…転生者も峰の事を栞子って呼んでいたけど!何か関係あるの!?」

 

侑利

「何?それ本当か!?」

 

希子

「愛ちゃんと朝香さんと峰の事を裏切り者って言ってたのよ。一体何の事なのか…」

 

璃奈

「三人が裏切り者?」

 

「何かしたのか果林?」

 

果林

「知らないわよ。」

 

「愛さんも何もしてないよ。」

 

侑利

「裏切り者…まさか転生者も俺がいた世界と似た世界から来たのか?」

 

涼牙

「三人が裏切り者って呼ばれる理由を知ってそうだな、

話してくれないか?」

 

侑利

「ちょっと長くなるぞ」

 

 

私達は侑利から話しを聞いた…

その内容はまさかだった。

 

だってそれはアークに殺されたレイダーの子と同じ内容だったから…まさか同好会内でそんな事になるなんて…

 

侑利

「まぁ何とか丸くは収まったけど…本当面倒だったよ…」

 

果林

「何やってるのよ…そっちの私!」

 

「ちょっと自分勝手過ぎるよ…そっちの愛さん…」

 

一真

「エマが怒るのも無理ないな…」

 

希子

「あたし…そっちにいなくて良かったわ〜だってそいつら纏めて風穴開けてやってたわ…」

 

璃奈

「希子ちゃん…目が怖い…」

 

「あぁまったくだ…ちょっとそっちの果林にはお仕置きが必要みたいだな…」

 

果林

「ちょっと恭!貴方剣を研いでるけど何する気なの!?」

 

「心配ない…ただちょっとな…はは、はっはっはっ…」

 

かすみ

「こ、怖いですよ〜!!」

 

一真

「後、朔太もいたらヤバいな…その中国姉ちゃん達纏めて正座されてみっちりお説教されるな、短くても三時間くらいな…」

 

しずく

「長くてどれくらいなんですか?」

 

一真

「半日以上だな。」

 

せつ菜

「それはキツいですよ…」

 

希子ちゃんと音坂さんの目が本気で怒ってる目をしてる…本当に侑利の世界にこの人達がいたらどうなってたんだろう…考えただけで怖い…

 

侑利

「転生者がこの世界の同好会を狙うのはこの出来事の事を恨んでるからか?」

 

明日飛

「お前は何だっけ…え〜とゴーザって言う神様から転生者の正体は聞いてないのか?」

 

侑利

「いや聞いてない。とゆうよりゴーザもアイツの正体を探っているみたいだったな…何でもややこしいとか何とか言ってたぞ。」

 

正体がややこしい?

一体何者なの転生者の正体は?

 

あれ?けど…

 

「そういえば何で転生者はこの世界に転生されたのかな?ゴーザさんが転生するようには思えないし?」

 

明日飛

「言われてみればそうだよな…」

 

侑利

「それはゴーザが転生したからじゃないんだ。」

 

歩夢

「どうゆう事なの?」

 

侑利

「元はゴーザが留守にしている間に任せていた部下がいて、そいつが間違えてアイツを転生させたんだ。」

 

一真

「間違えだと!!?」

 

希子

「何て事してくれたのよそいつ!!」

 

侑利

「ゴーザに聞いた話しだが、本来は別の人が転生される筈だったんだが、その部下は手違いで間違えたんだ。更にはかなり面倒な事をしてくれたみたいだ…」

 

明日飛

「面倒な事って…もう面倒なんだけど…」

 

侑利

「転生者には特典を渡されるみたいでな、ゴーザのいる所には色んな異世界の物がある倉庫があるらしくてな、例えばアニメとか特撮の変身アイテムとか能力とか」

 

せつ菜

「何ですかその夢の倉庫!!」

 

涼牙

「こらこら…」

 

侑利

「その中にあった厄介な物をアイツは特典に持っていったんだ…」

 

明日飛

「まさかそれって!?」

 

侑利

「あぁ、衛星アークの力が宿ったベルト…

アークドライバーだ…それと…闇黒剣月闇だ。」

 

侑利はあの戦いで回収した闇黒剣月闇を眺めながら言った…

 

あの戦いで転生者が置いていったから回収して、

今は部室に置いている。

 

後他にも滅亡迅雷のキーとベルトもある。

 

侑利

「ただ後からわかった事らしいんだが、アークドライバーの中には厄介な人間の魂が宿っているらしいんだ。」

 

明日飛

「アークの中に人間の魂!?」

 

侑利

「その人間が宿っているせいで、本来アークで作れないはずのメギドのアルターライドブックを作れるようになったみたいだ。」

 

希子

「確かに…アークは何でも作れるけどメギドは作れないわよね…そもそも別世界の物だし」

 

彼方

「その宿ってる人って誰なの〜?」

 

侑利

「確か…名前は…い…いら…じゃなくて…そうだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「イザクだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

涼牙 一真 恭

「!!?」

 

かすみ

「いざく?誰ですかそれ?」

 

侑利

「俺も詳しくはわからないけど、ゴーザは厄介な奴だとは言っていたぞ、そいつは前いた世界で世界を崩壊させようとしていたみたいらしいぞ。」

 

エマ

「世界を崩壊しようなんて…」

 

果林

「その転生者と同じ考えみたいね…」

 

お互い意見が一致したから手を組んで私達や世界を崩壊しようとしてるのかな…

 

そう考えていた時だった…

 

 

一真

「おい!イザクだと!!あの野郎がアークに宿ってるって言うのかよ!!!」

 

「これはマズい事になるぞ!!確かに奴ならメギドを作りだす能力もあった。そうか…あいつ、だから闇黒剣月闇を特典で持っていったのか!自分の配下だった奴の剣を…」

 

エマ

「二人共どうしたの!?」

 

侑利

「まさか、イザクを知ってるのか?」

 

涼牙

「知ってるも何も…イザク…

かつて俺達のいた世界でカリバーを従えて世界を崩壊させようとした人間…いや悪魔だ!!」

 

せつ菜

「涼牙さんの世界でって…まさか!?

《剣士物語》のラスボス!滅びの悪魔の事ですか!?」

 

私達は驚いた。

《剣士物語》はみんな読んだから知ってる…

その物語のラスボス…滅びの悪魔…

 

剣士達が命を捨ててまで倒した最悪の敵って事を…

 

「まさか…物語のラスボスが現れるなんて…」

 

希子

「ちょっと待って!何でその部下そんなヤバい物を特典で持っていこうとしたのに止めなかったの!?」

 

侑利

「その部下はどうやら全然詳しくなかったようだ…」

 

希子

「ポンコツ過ぎでしょ!」

 

侑利

「俺はその転生者を何とかする為に、ゴーザに頼まれてこの世界に転生してきたんだ。この光の聖剣《金剛剣最光》を渡されてな」

 

侑利はみんなに聖剣を見せた。

 

「やはりそれは光の聖剣か」

 

せつ菜

「涼牙さんの世界にはなかったんですか?」

 

涼牙

「俺達の世界にもあったけど、カリバーに破壊されてなくなったんだ。」

 

エマ

「そういえば変身したら剣の姿になって、ビックリしたよ〜」

 

彼方

「あれってどうなってるの〜?」

 

侑利

「ん〜詳しい事は良くわからないけど、俺はこの聖剣と一体化しているみたいで、簡単に言うと…俺は半分幽霊状態みたいらしい。」

 

かすみ

「ゆ、幽霊!?」

 

璃奈

「璃奈ちゃんボード、あわわわ…!?」

 

侑利

「だからだろうな〜体力切れにもならないしずっと走り続けれるな、ただ腹が減らないから飯を食わない、とゆうより食べれないのが、寂しいかな、まぁみんな助ける為だから安いものだな、はっはっはっ!!」

 

更っと凄い事言ってるけど…ポジティブだな〜

 

 

けど、転生者の正体はまだわからないけど…

 

アークの中には滅びの悪魔が宿っている事がわかった…

 

この先もまだ戦いは終わらない…

 

平和な未来は…まだ先だよね。

 

どうなるんだろうこれから…

 

はぁ…私にも何か出来たらいいのに…

 

 

侑視点…終

 

 

 

 

 

???視点…

 

 

アークゼロ

「イザク…何故私を止めた?」

 

イザク

『あのまま戦っていれば確実にやられていました。あなたがやられたら私まで危ういですからね。』

 

アークゼロ

「まぁいいだろう…だが闇黒剣月闇とカリバーのワンダーライドブックは連中の手に渡ってしまったな…」

 

イザク

「あんな力を制御されている剣は最早不用です。それよりもまだ少ししか力を使えませんがアレが完成した事が良い事です。」

 

アークゼロ

「これか…」

 

《オムニフォース!》

 

アークゼロ

「それと…間もなくこいつらも目覚めるか…」

 

イザク

『えぇ、この者達のベルトとプログライズキーと私の記憶を元に作りあげた聖剣とワンダーライドブックも完成した…残念な事と言えばこの者達の完成を優先したせいで私の身体が出来るのは少し先になりましたが、まぁいいでしょう…』

 

アークゼロ

「あの光の剣とか言う小賢しい物体のせいで今回は邪魔されたが次はこうはいかないぞ…次で確実に始末してやる…仮面ライダーとあの裏切り者連中の同好会もな!!」

 

 

???視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むぅ……やはり何故かわからんな…

 

あのアークドライバーにはかつてセイバー達が戦った並行世界のイザクの魂が宿っているのはわかったが…まさか奴が別の世界じゃラスボス扱いになるとはな〜

 

おっとそうじゃなくって…

 

あの転生者…どうなっているんだ?

 

奴のいた世界の事を調べたが…

 

妙な事に…奴はかつていた世界で生きている事だ。

 

確かに奴は転生して別世界にいるのに、

何故か転生する前の世界でも生きている…

 

ややこしい奴だな…

 

もう少しこいつの事を調べてみるか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第二部 絶望と刔られる心…

 

 

最光

「ん?何か隠れているな…光りあれ!!」

 

『最光発光!』

 

最光

「これでよし!」

 

 

第二部 絶望と刔られる心と希望の光の剣現る! 終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回予告


「仮面ライダー達はいつも私達を助けてくれた…」

歩夢
「だから今度は私達が助けてあげられないかな?」

かすみ
「雷斗は何も悪くないよ!!」

せつ菜
「私は涼牙さんを信じます…」


「愛さんは蒼希と一緒にいていいの…」

エマ
「どんな事があっても、一真君は私の大切な人には変わらないよ…」

璃奈
「湊…一緒に…傍にいて…」

彼方
「彼方ちゃんは…そんなに頼りないの…もっと頼ってよ!!」

しずく
「もう…一人で抱え込まないで!!」

果林
「私は貴方といるのが幸せよ…」


第三部 絆を固めて希望の道へ 

せつ菜
「涼牙…さん?」

セイバー
「ウゥ…ウガァァァァァ!!」

《プリミティブドラゴン!》






はい突然ですが第二部は今回で終了です。

転生者はまだ正体わからずですが、
ゴーザも意味深な事言ってましたね…
それとまさかのイザク登場(寿司屋じゃないよ。)

このイザクは並行世界の人物なので本家のイザクとは別人です。こいつがラスボスの世界ってのもちょっと面白いと思いますね。

さて、最光の正体は並行世界の侑です。

何か名前見て思ったのが、
男性主人公と女性主人公みたいになっちゃったな、まぁ面白いからこれでよしですけどね。

本家のセイバーも、もう少しで終わりですね〜
毎週ずっと楽しみです。

最近だと…デザスト…
本当にあの勝負良すぎです(涙目…)

さて、次の第三部は一ヶ月以内には更新します。
ただ次からは週一か週二のペースになりそうです。
ちょっと個人的に第三部はややこしいので時間がかかりそうです。

それでは次回も宜しくお願いします!







  





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第三部 絆を固めて希望の道へ
第23話 一時の平和な日々



第三部スタート!


 

侑視点…

 

あれから数週間後…

 

夏休みも終わって新学期が始まり、

私は侑利に色々と教えてもらってから、音楽科の転科試験を受けて、無事に合格する事が出来た。

 

みんなにお祝いしてもらって、

色々あったけど私はようやく夢に向けての一歩を歩み始める事が出来た。

 

そして、私達はまたスクールアイドルフェスティバルを開催しようと思っている。

 

前回の反響が良くて、

色んな人達が参加したいって言うメッセージがいっぱい送られてきた。更には海外からも手紙が来てたりして、みんなで話してまた開催しようって決めた。

 

まぁでも今は開催する前に、

私達は学園祭ライブに向けて練習している。

 

今年の学園祭は鴻神学園と合同でやるみたいだからかなり大きい学園祭になるみたい。

 

このまま何も問題なく上手くいってほしい…

 

だけど…

 

あの悪夢のような戦いから一つ変化がある…

 

それは…

 

「よし、それじゃあこの資料はうちの生徒会に持っていくよ。」

 

せつ菜

「お願いします。」

 

彼方

「恭君。」

 

「どうした?」

 

彼方

「朔太君は…どうなの?」

 

「……駄目だな…最近じゃ学校にもあんまり姿を見かけなくなってな…会長の仕事も俺に任せてるくらいだから、まだ相当精神的に落ち込んでいるのかもな…」

 

彼方

「そうなんだ…家に行ってもいないし…最近話せてないから心配だよ…」

 

一真

「電話にもでないしな…こりゃ相当参ってるぞ。」

 

あれから天宮さんが姿を現さなくなった…

しかも天宮さんだけじゃなく…

 

かすみ

「雷斗はどうしてますか?」

 

明日飛

「あいつも最近学校にも来てないんだ。」

 

涼牙

「侑利の事を話しにいってからそれ以降は見てないな…見た感じ相当自分を責めてる感じがしたな…後、志貴も湊も同じ感じだったな…」

 

かすみ

「そうですか…」

 

しずく

「志貴君…」

 

璃奈

「湊…連絡しても返事がないよ…」

 

藤宮さん、志貴君、湊君も姿を見てない…

この四人はみんなを傷つけた事を今でもショックを受けているみたいでみんなの前には現れなくなった…

 

「大丈夫だよ!きっと四人共元気になって戻って来るよ!だからそんなに落ち込んじゃ駄目だよ!」 

 

愛ちゃんは落ち込んでいる四人に励ましているけど…

 

本当は愛ちゃんも辛い気持ちを抱えているんだと思う…だって大神さんが来た時、まるで避けてるように見えるし、大神さんの前にいる時、無理して笑顔でいるみたいに見える時がある…

 

果林

「愛…貴女だって辛いでしょ…私も…」

 

果林さんも手が震えていた…

けどそんな時…

 

「嫌な事思い出すな…果林…」

 

果林

「恭…」

 

音坂さんは震えていた果林さんの手を握って、

果林さんを安心させた。

 

「大丈夫だ。俺がいるかぎり不安な気持ちにはさせない…安心しろ…//」

 

果林

「顔赤いわよ…けど、ありがとう…//」

 

エマ

「(果林ちゃんと恭君。最近喧嘩しなくなったな〜)」

 

何だか…見ててちょっと恥ずかしいな…//

 

侑利

「とりあえず今は転生者の動きがないのが幸いだな…」

 

涼牙

「あぁ、イザクもいるしな…あいつがいるからきっとろくでもない事を仕掛けて来るかもしれないからな…」

 

明日飛

「その為にも俺達はもっと強くならないとな。」

 

一真

「よし!そうと決まれば俺達も特訓だ!!行くぞ!!」

 

明日飛

「えっ、ちょっと一真さん!?」

 

涼牙

「俺ちょっと原稿書きたいんだけど〜!?」

 

「俺は生徒会に戻るから、また今度付き合うよ。」

 

明日飛と炎城さんは土門さんに連れて行かれてしまった。特訓ってどんな特訓するんだろう?

 

歩夢

「侑利君は行かないの?」

 

侑利

「俺は侑の作曲を手伝わないといけないからな。」

 

せつ菜

「そういえば、お二人は最近よく一緒にいますよね。」

 

侑利

「まぁやっぱり別世界とはいえ自分だからな、不思議と気が合うんだ。」

 

「確かにね。それに侑利は前にいた世界じゃ音楽科にいたから色々とアドバイスしてくれるから助かるんだ。」

 

歩夢

「何だか二人って、お似合いだね。」

 

「ちょっ、あ、歩夢!//何言ってるの!?//何もないから!!侑利とはただの友達だから!//」

 

歩夢

「え〜本当?」

 

「本当だよ!歩夢!からかわないでよ!//」

 

歩夢

「いつも私と明日飛君の事でからかうから仕返しだよ。」

 

「うぅ…//」

 

いつも私も二人をからかっていたからな〜

こんな気持ちだったんだ歩夢も…//

 

「(確かに侑利は別世界の私だけど…普通に見た目は格好いいし性格もいいし意識するよ…けど決して…やましい考えはないから!!)」

 

侑利

「(何で顔を赤くしてるんだ?)」

 

 

侑視点…終

 

 

湊視点…

 

 

「はぁ…何やってんだよ…俺…」

 

俺はスマホを見て璃奈から来ていた着信履歴を見ながらため息をだした…

 

「いつまでも落ち込んでも仕方ないのはわかってるのに…あいつに会おうとすると…どんな面して会えばいいかわかんねぇよ…それに今の俺じゃ璃奈のヒーローにはなれねぇ…絶対強くなってやる…その時はちゃんと面と向かって話そう…そして謝る…それまでは…俺に会う資格なんて…ねぇよ…さて、そういやそろそろ来る頃かな?」

 

俺は今空港にいる。

理由は親戚の子を迎えに来たからだ。

本当は父さんと母さんが迎えに行く予定だったんだけど何だか用事が重なったから俺が迎えに行く事になった。

 

しかし…あの子…かわいそうだよな…

まさか突然の事故で両親を亡くすなんてな…

 

俺が迎えに来た親戚の子は、

最近両親を交通事故で亡くした…

 

だから父さんはその子を家で引き取る事になったんだ…けど、大丈夫かな…あの子日本語はわかるとはいえ、ずっとアメリカで過ごして来たから慣れない所で大変だよな…

 

まぁ、ちゃんと俺がそのぶん助けてやらねぇとな…

あの子は妹みたいなもんだったしな。

 

その時…

 

「湊。」

 

「ん?おぉ!」

 

ちょうど親戚の子が俺に気づいてこっちに向かって来た。

 

「久しぶり、遠い所よく来たな。」

 

「うん。その…これからお世話になります…」

 

やっぱりちょっと暗いよな…

昔はもうちょっと生意気な感じだったけど、

今はおとなしい感じになってるな…

 

「おう!こちらこそ宜しくな!ミア!」

 

俺は親戚の子『風切ミア』を優しく迎え入れた。

 

 

湊視点…終

 

 

希子視点…

 

希子

「ん〜!今日もいい練習した〜!!」

 

「本当…希子って元気ね…」

 

希子

「まだまだ動けるわよ〜!」

 

「本当に体力お化けなんだから」

 

希子

「えへへ、それ褒め言葉よ!」

 

あたしと峰は今日の練習を終えた。

あたし達も学園祭でのライブでいいとこ見せるんだから!気合いをいれないと!打倒!虹ヶ咲!!なんてね!

 

「けど、安心したわ…希子が元気で、私を助ける為に死にかけになったって聞いたから…」

 

希子

「大丈夫よ!ほらこの通り!!」

 

あたしは峰の前でバク宙回転をして見せた。

 

峰はあの時の事を覚えている。

侑利に記憶を消してもらおうと思ったんだけど、峰が大切な友達から助けてもらった事を忘れたくないって言って拒否した。

 

だから峰はあたしが仮面ライダーだって事を知っているし、あたし達の事情などをあたしが話したから知っている。

 

まぁ…この前の事で責任感じてヤンデレみたいになりかけたのはちょっと焦ったわね…今は何とか元通りになったけど…気のせいか峰が最近あたしに似てきてる気がするわね…

 

「あんまり無理はしないでね。」

 

希子

「もちろんよ!!」

 

「もう…そういえば紹介したい子がいるんだけど。」

 

希子

「ん?紹介って誰?」

 

「私の幼馴染みなんだけど、近い内にこの学園に中国から転校してくるみたいで。」

 

希子

「ちゅ、中国!?何でわざわざこの学園に!?」

 

「スクールアイドルをやりたくて転校してくるみたい、何でもスクールアイドルフェスティバルの映像を見て自分もやりたくなったって。」

 

希子

「思いきった子ね〜けど、よく簡単に転校できたわね。」

 

「この学園の理事長の娘だから、簡単に転校できれたみたい。」

 

希子

「えっ…理事長の娘って…あのお祝い大好きなド派手親父の娘ってどんな娘よ…」

 

「こら!理事長の事をそんな事言ったら駄目よ!(言ってる事はわかるけど…)普通に可愛い子よ。」

 

希子

「本当なの?何だか嫌な予感がするわね…それで名前は何て言うの?」

 

「名前は…『鴻神嵐珠』よ。」

 

 

希子視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「あ〜疲れた〜……」

 

侑利

「大丈夫か?」

 

明日飛

「あぁ…何とかこのままいけば、次はアレを使えるようになれそうだしな…」

 

侑利

「何かはわからないけど…強くなるって事だな。」

 

明日飛

「あぁ」

 

俺は家に帰って来てぐったりしながら侑利と話していた。何で侑利が俺の家にいるかって言うと…さすがに住む場所がないと聞いたから父さんに事情を説明するとすぐに

オッケーをもらったから家に居候する事になった。

 

猛雄

「おぉ明日飛、侑利君。帰って来てたのか。」

 

明日飛

「ただいま〜父さん…」

 

侑利

「猛雄さん。ただいま。」

 

猛雄

「どうだい?家には慣れたかい?」

 

侑利

「えぇ、けど本当すいません。突然来て居候させてもらって。」

 

猛雄

「構わないよ。デカい家だし部屋はいっぱい余ってるしな、明日飛、歩夢ちゃん連れて来て同棲とかしてもいいんだぞ。」

 

明日飛

「何言ってんの父さん!?//」

 

猛雄

「はっはっはっ!そうだ。これをやるよ。」

 

父さんは何かのチケットを俺に渡してきた。

 

明日飛

「これってうちが経営してる遊園地のチケット?」

 

猛雄

「あぁ、最近は怪物騒動もないから息抜きに行ってきたらどうだ?」

 

明日飛

「息抜きか…最近色々あったからな…ありがとう。みんなを誘って行ってみるよ。」

 

猛雄

「おう。楽しんで来い!」

 

 

 

だが俺達はこの時…少し油断していた…

 

ここで…新たな敵と戦う事になるなんて…

 

この時は思ってもみなかった…

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 希子の新日常


キャラ紹介

高咲侑利(たかさきゆうり)
17歳

ゴーザによって転生された転生者
かつていた世界で虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の
サポートをしていて、並行世界の侑でもある。
性格は優しくて正義感がとても強い、ただ少し鈍感な所がある。かつていた世界の同好会の子達から好意を抱かれていたが本人は全く気づいていないほど…
後はちょっと呑気

最光になる為に剣と同化する為に半分幽霊の状態になっているお陰で治癒能力や色々と使える。

この世界に転生して来てからの目標は、
同好会のみんなを守りぬいて幸せにする事

彼がどうゆう経路で亡くなったのはいずれ…



はいどうも作者です!
えぇ〜まずは仮面ライダーセイバー
一年間お疲れ様でした!
個人的に最終章はもう最初から最後までずっと泣いていました。後、自分の一番好きなプリミティブドラゴンが出てくれたのがテンション上がりましたね。
本家セイバーが無事に完結できたように、
この作品も完結までいくよう、
これからも頑張っていきたいと思います!

さて次の話しはちょっとした番外編です。
内容としては、今回出て来た例の二人と、
希子が関わる話しになってます。

それでは次回でと言って…
すぐまた後で!

二回ほど三十分事に何かあるかも?



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第23.5話 希子の新日常


連続です。
今回の話しは少し書いてみたかった話しです。


 

希子視点…

 

あたし大神希子の日常は、

 

至って普通だと思う…たぶんね。

 

今までは退屈な授業を受けて、

 

友達と遊んだりして、

 

そしてたまに仮面ライダーとして戦って、

 

大好物のハンバーガーを食べて、

 

勉強がヤバかったら兄貴か愛ちゃんか峰に見てもらったりして、何の変わりもない日々が続いていた。

 

けど最近、新しい事を始めた。

 

それはスクールアイドルを始めた事だ。

 

スクールアイドルを始めてからは毎日が楽しくなったかな、フェスで始めて披露してからは…

 

まさかだけど…

 

あたしと峰は凄く人気者になった。

 

峰が人気でるのはわかる…わかるけど、

何であたしまで人気でちゃう訳!?

 

あたしはただちょっと派手なパフォーマンスしただけよ!

連続バク転とかアクロバティックなバク宙とかやっただけじゃん!!

 

何か歌声が良いとか言われたけど…

 

まぁともかく…

 

あたしの日常はスクールアイドルをやって何か変に変わった。

 

これ以上はもう変わる事はないと思ったけど…

 

まさか…あの二人と出会って、

また変わるとは思ってみなかった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

希子

「ふわぁ〜あ…(ねむ…このホームルームが終わったらまた長い退屈な授業が……それまで寝よ…)」

 

あたしは少し寝ようとした…

すると何か騒がしくなった気がしたから、

寝るのをやめて何かを確認した…

 

ミア

「………」

 

何あの子?可愛い!!

転校生?え〜と名前は黒板に…えっ!?

『風切ミア』…風切って湊と同じ名字なんだけど…

どうゆう事?

 

まぁいいや、後で声掛けてみよ!

 

それから面倒な授業を聞いて…

半分寝そうになったけど隣の峰にしばかれたりして何とか寝ずにすんだ…地味に痛い…

 

そして休み時間にあたしは…

 

希子

「へい彼女!ちょっと話さない!」

 

ミア

「え…」

 

「おいコラ!ニャン子!何時の時代のナンパの仕方で声掛けてんだ!!」

 

希子

「いいじゃない別に!後、希子よ!ねこ!!」

 

「もうどっちだっていいだろ!!」

 

希子

「良くないわよ!あっ!あたし大神希子って言うの!宜しくね!!ミャーちゃん!」

 

ミア

「ミャー?えっ!?もしかしてボクの事?」

 

やだ何?こんな可愛い子が自分の事ボクって言うの…

ちょっとギャップ萌えじゃない…

 

「お前人の親戚を変な呼び方するなよ!ごめんなミア、

こいつ見ての通り騒がしい奴でな、まぁ悪い奴じゃないから。」

 

ミア

「う、うん…」

 

希子

「ミャーちゃんって可愛いよね〜!ちょっと湊!あんたこんな可愛い親戚何処に隠してたのよ〜!」

 

「別に隠してねぇよ。ずっとアメリカ暮らしで、最近ちょっと訳あって家で面倒見る事になったんだよ。」

 

希子

「訳あり?まぁ別にいいや、これから同じクラスだし仲良くしよ〜ね!!」

 

そう言った時、チャイムが鳴った…

もうちょっと話したかったんだけどな〜

 

希子

「また後でねミャーちゃん!あっそうだ!良かったら一緒にお昼食べよ〜!それじゃあね〜!」

 

あたしはそう言い自分の席に戻った。

訳ありとか関係ない、あの子とは仲良くなれそう!

 

「まったく騒がしい奴だな〜…」

 

ミア

「うん。けど、良い人だよね。ボクの訳とか聞こうとしなかったから…」

 

「まぁ、あいつそうゆうの気にしないタイプだからな、けど友達になったら色々と飽きなくて大変だぞ。」

 

ミア

「確かに大変そう。」

 

「あっ…(ここに来てから笑ってなかったミアがちょっと笑った…ん〜ちょっと心配だけど、ニャン子に任せてみるか。)」

 

 

それから休み時間になって、

あたしはミャーちゃんをお昼ご飯に誘った。

意外にも湊があたしにミャーちゃんを任せてくれた。

何でだろう?まぁいいか、そういえば峰が前言ってた幼馴染みも連れて来るって言ってたわね。

 

とりあえずあたしはミャーちゃんを連れて屋上に向かった。いつもあたしと峰はここでお昼を食べるから、ここで峰達と待ち合わせをする事にした。

 

それまであたしはミャーちゃんと話していた。

 

希子

「えっ!ミャーちゃんもハンバーガー好きなんだ!」

 

ミア

「まぁ日本のはちょっと物足りない感じかな」

 

希子

「確かにアメリカンバーガーは大きいからね、けど、日本のサイズでも得な事があるわよ!」

 

ミア

「得な事?」

 

希子

「数多く一杯食べれる事よ!!」 

 

ミア

「くす…それ得なの!」

 

希子

「ただしこの食べ方の要注意は財布の中身だけは気をつけないといけない事よ!」

 

ミア

「あはは!財布のお金がなくなるまで食べるの!?食べ過ぎだよ!」

 

ミャーちゃん何だか最初はちょっと警戒してるみたいだったけど、打ち解けられたかな…最初はクールな感じに見えたけど、今はこんなに笑ってくれてるし。

 

ミア

「そう言えば、峰だっけ?ちょっと遅くない?」

 

希子

「そうよね。何かあったのかな?」

 

そう思っていた時…

 

「ごめん希子!ミアさんも!」

 

希子

「あっ来た。大丈夫よ峰!それまでミャーちゃんと仲良くなってたから〜」

 

「もう仲良くなったの!?本当希子は友達作るの早いんだから…コミュ力凄すぎよ。」

 

希子

「まあね〜って…ところで峰、その隣にいる絶望的な顔をしてる子がこの前話してた幼馴染み?」

 

峰の隣には綺麗な子がいた。

何故か絶望的な顔をして暗い雰囲気だしてるけど…

 

「あぁもう!嵐珠!しっかりして!この子があたしの言ってた一緒にスクールアイドルやってる親友よ。」

 

嵐珠

「あう……」

 

「はぁ〜最初の自信は何処にいったのよ…」

 

ミア

「何で彼女こんなに落ち込んでるの?」

 

「何でも転校初日から横暴な態度をして、クラスのみんなから…その…嫌われちゃって…」

 

え〜…転校初日からそんな事やらかす馬鹿いるの?

 

ミア

「ボクも今日転校して来たけど…湊や希子がいてくれたから孤立する事はなかったかな」

 

ミャーちゃん…あたしに感謝してくれてるの…?

 

良い子だ〜

 

嵐珠

「うぅ…無問題ラ…峰…嵐珠がスクールアイドルをやればみんな嵐珠の事を好きになってくれるわ!!」

 

希子

「いやあんたそんな事言っても嫌われているまま、スクールアイドルなんて始めても誰も見向きしないしそのままボッチ生活まで直行するわよ。」

 

嵐珠

「うっ!!」

 

「ボッチ生活直行…くす…」

 

嵐珠

「ちょっと峰!何で笑ってるの!?貴女いきなり失礼ね!!」

 

希子

「だって本当の事じゃん。」

 

嵐珠

「うぐ…それより貴女誰?」

 

希子

「ズコ!峰から聞いてないの?あたしは大神希子、そしてこっちの子は風切ミア、今日親友になった可愛い子ちゃんよ!!」

 

「どんな紹介よ、希子…」

 

ミア

「あはは…」

 

嵐珠

「今日親友になったですって…!?」

 

何でそんなビックリ仰天な顔してるのよ?

 

嵐珠

「ネコって言ったわね。それなら貴女は今日からこの嵐珠が御主人様になって躾けてあげるわ!」

 

希子

「わ〜い…ってな訳ないでしょ!断る!!」

 

嵐珠

「何ですって!?ネコは大人しく御主人様に躾けられなさい!!」

 

希子

「あんたみたいな御主人はごめんよ!!それに、ネコは自由気ままなのよ!!あたしはそうゆうタイプなのよ!!」

 

嵐珠

「それ野良ネコじゃない!」

 

希子

「野良ネコこそがネコの真骨頂よ!!はっはっはっ!貴女には到底わからないわ〜」

 

嵐珠

「ぐっ…うぅ…」

 

ミア

「これって喧嘩?」

 

「いえ…どちらかと言うとこれは…じゃれ合いみたい…とりあえず二人共!お昼の時間なくなるから早くお昼ご飯食べましょう!」

 

希子

「そうね、お腹空いたし」

 

嵐珠

「確かにね…それじゃあ早く食堂へ…」

 

希子

「何言ってるのよ今から行っても一杯だし、購買も売り切れてるわよ。」

 

嵐珠

「へっ…そうなの…」

 

「嵐珠…貴女お弁当持ってきてないの?昨日一緒にお昼食べるから持ってきてって伝えたのに?」

 

嵐珠

「忘れてたわ…だって学校行くの楽しみだったから…」

 

希子

「あぁもう何やってるのよ!あたしいつも弁当だけじゃ足りなくて購買で色々買ってるからそれあげるわよ。」

 

嵐珠

「うぅ貴女の情けなんて…」

 

強がっていたけど嵐珠のお腹が鳴っていた…

 

嵐珠

「…本当にくれるの?…//」

 

希子

「やれやれ…はいどうぞ。」

 

嵐珠

「…谢谢…//」

 

それからあたし達はお昼を食べ始めた。

何故か嵐珠はあたしが買った購買のパンを絶賛していた。始めて食べたの?

 

ちょっと峰に聞いてみると、

世間知らずなお嬢様で、しかも昔から何でもできたせいで周りから特別扱いされて、そのせいで友達もできずだったみたい。

 

だからこんな捻くれた性格になったのね…

 

希子

「あんたそんな性格だったら友達なんてできないわよ。」

 

嵐珠

「無問題ラ、嵐珠と同じ位置に立たせれば友達くらいすぐにでき…」

 

希子

「バッカモーン!!頭をリセットしなサーイ!!」

 

嵐珠

「はぅ!」

 

あたしは嵐珠の頭にチョップをくらわした。

 

希子

「峰から聞いたけど、何?あんた昔から特別扱いされたかなんとからしいけど!あたしはそんなの知った事じゃないわよ!友達ってのはね!!簡単に出来るわよ!!」

 

「それは希子だけな気が…」

 

希子

「黙らっしゃい!!現に今こうしてお昼を一緒に食べたし、出会って早々軽い口喧嘩の言い合いもした!あたしの中じゃもうあんたは友達よ!!」

 

嵐珠

「え…本当なの?」

 

希子

「本当よ!嘘なんてつかないわよ!!現にミャーちゃんも今日会ったばかりだけどもう親友みたいなもんだし!」

 

ミア

「確かに…希子は不思議とすぐに仲良くなれたね。ボクももう希子は友達だと思ってるよ。」

 

そこは親友って言ってよミャーちゃん…

 

希子

「とにかく…あぁもうそうね。峰!ミャーちゃん!今日の放課後空いてる!?」

 

「私は大丈夫。今日は生徒会も休みですし」

 

ミア

「ボクも湊に言えば大丈夫だと思うよ。」

 

希子

「はい決まり!嵐珠!今日の放課後四人で遊びに行くわよ!!拒否権はない!」

 

嵐珠

「本当に…嵐珠と遊びに行ってくれるの?」

 

希子

「言ったでしょ!あんたはもう友達よ!!」

 

嵐珠

「……うぅ……」

 

突然嵐珠は泣きだした。

えっ!?あたし何か言った!?

 

希子

「何泣いてるのよ!?」

 

「あっ希子、泣かしたわね。」

 

希子

「あたしのせいなの!!?」

 

ミア

「凄い迫力の言い方だったから怖かったんじゃない?」

 

希子

「えぇ〜そんな〜!!」

 

この後、嵐珠から聞いたんだけどどうやら嬉し泣きみたいだったみたい、今までどんだけ友達いなかったのよ…まぁでも…嵐珠なんだか面白いし仲良くなれそう!

 

 

 

それから、放課後になってあたし達は遊びに行った。

 

遊びに向かったのはいつも行ってるアミューズメントパークだ。そこであたし達は目一杯遊んで楽しんだ。

 

今日会ったばかりの二人だけど、

こんなにも仲良くなった。

 

新しい友達ができて、

あたしの日常がまた少し変わった。

 

余談だけどこの二人も一緒にスクールアイドルをやって、次の学園祭のライブで披露して大成功するのはまた別の話しだったりする。

 

あたしはこの新しい日常、

 

新日常を過ごす為にも、

 

みんなを、友達を守る為に戦う。

 

それがあたし、大神希子であり、

 

仮面ライダーバルキリーだから!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 受け入れる想いと新たな敵!


はいどうも再び作者です。

今回の話しで並行世界、
この世界のランジュとミアをだしました。

ランジュはあんまり変わらない?
けどイジられキャラみたいになってます。

ミアは両親を亡くしたせいで、
性格がちょっと暗くなってます。
後、湊の親戚って事になってますから、
アメリカ人と日本人のハーフって事になってます。

今回この話しを書いた理由は、
もしランジュとミアが同学年なのと、
ミアも普通の家庭の子だったらのと、
そこに希子を会わせたらどうなるかなって言う。

並行世界もテーマにしたからこそできる。
自分の遊び心で考えた話しです。

それと峰も合わせて、
この四人が遊んで笑顔になってる光景が頭の中で想像できて、何だかいいな〜と思ってやりました。

まぁ話しは変わりますが、
ラブライブスーパースターがいい展開なのに色々あって進まないから、また気落ち気味です…もう次回から大丈夫だよね?

ちなみに自分の推しは…かのんちゃんです。
一話見て数秒で惚れましたね(笑)



次回は本編です。
それでは…また…?








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第24話 受け入れる想いと新たな敵!


バイス
「ヤッホー!!今から俺っちが大活躍するぜ〜!!」

作者
「違う!お前は来週放送の本家からじゃ!!ほらさっさと元の場所に帰れ!!」

リバイ
「バイス〜!!」

バイス
「おう!やべぇ!!」

リバイ
「どうもすいませんでした!」

作者
「来週楽しみにしてるよ〜!」


お騒がせしました。
それでは三話連続で本編どうぞ







 

明日飛視点…

 

休みの日、俺達は遊園地に遊びに来ていて楽しんでいた。

 

と言っても全員じゃないけどな

 

今日来ているメンバーは俺と歩夢と侑と侑利と

涼牙と優木さんくらいだな。

 

三年生と一年生はみんな用事があるから予定が合わなかった。後は…意外にも蒼希と宮下さんも予定が合わなかった。

 

蒼希の奴遂にデートに誘ったみたいだな、

まぁたまにはこうやって遊ぶのもいいな〜

 

最近本当色々ありすぎたな…

 

転生者…いやイザクだっけか?

 

そいつがアークの中に宿っているのはわかったが、

 

転生者自身は本当に誰なんだ?

 

今わかっているのは侑利と似た世界から来たんじゃないかって事だ。もう一つの世界のみんなか…何だか想像できないな…侑利がいた世界の歩夢がどんなのか聞いてみたけど、向こうじゃ侑利と歩夢が幼馴染みらしくて、こっちとあんまり変わらないって言ってたけどちょっとヤンデレなだけって笑いながら言ってたけど…笑いながら言う事かよ…てか怖…

 

まさかこっちの世界の歩夢は大丈夫だよな?

 

でも確か侑を押し倒したって聞くし…まさか…

 

歩夢

「明日飛君。どうしたの?」

 

明日飛

「へっ!?あ〜こうやって遊ぶのもいいな〜って思ってたんだよ!ほら色々あったしな!」

 

歩夢

「確かにそうだよね。」

 

危ね〜…まさか歩夢ってヤンデレなんじゃとか考えてたなんて言える訳ないしな…そんな事言ったらショックで泣くかもしれないしな…

 

大丈夫…こっちの世界の歩夢は普通の子だ…

 

そうに違いない…

 

歩夢

「今度はあれに乗ろう!」

 

そう言いながら歩夢は俺の手を引っ張りながら言ってきた。ほら大丈夫。いつものかわいい歩夢だ。

 

 

明日飛視点…終

 

 

侑視点…

 

「二人共相変わらずだな〜」

 

侑利

「こっちの歩夢はいつもあんな感じなのか?」

 

「そうだよ。」

 

正直もう見慣れた光景だけど…

本当夫婦だよねあの二人、本人達は普通って言ってるけど…普通に腕に抱きついてくっついたりお互い両想いみたいだし…あれで付き合ってないってのが凄いよ…

 

侑利

「恋人同士みたいに過ごすのが当たり前みたいになってるみたいだな、今の状態であれなら正式に付き合ったら、今よりラブラブになるんじゃないか?」

 

「もう早く付き合ったらいいのに…」

 

涼牙

「確かにあれで付合ってないのがビックリだな…」

 

せつ菜

「歩夢さん。蕾電さんと一緒にいるととても幸せそうな顔をしてますからね。」

 

涼牙

「明日飛も幸せそうだしな。」

 

侑利

「そうゆう二人はどうなんだ?」

 

涼牙

「え?俺とせつ菜?」 

 

「そういえば、最近前より仲が良いよね二人共、現に今、手を繋いでるしね。」

 

涼牙 せつ菜

「!!//」

 

私がそう言うと二人は顔を真っ赤にした。

 

せつ菜

「これは!その、あれです!迷子にならない為で//」

 

涼牙

「そう!それと今書いてる小説の登場人物の気持ちをわかる為に協力してくれてだな!//」

 

二人共どんな言い訳なの…

まぁ前々からいい感じだったから進展したって事なのかな

 

「あれ?」

 

侑利

「侑、どうした、」

 

「いや、何だか見覚えのある二人を見かけたような気がして…」

 

侑利

「ん?…いや気のせいじゃないぞ」

 

涼牙

「あれって…蒼希と宮下さん?」

 

明日飛

「何?あっ、本当だ。まさか同じ場所に来てたなんてな。」

 

歩夢

「ねぇ、けど大神君の表情何だか…」

 

「な、何だか…怒ってるような…愛ちゃんはいつもどおりに見えるけど」

 

明日飛

「あれは何かあったな…」

 

 

侑視点…終

 

 

蒼希視点…

 

 

俺は今日、愛を誘って遊園地に遊びに来ていた。

 

まぁ前から遊びに行く約束していたからな…

 

それもあるけど、もう一つ目的がある。

 

それは…

 

 

「蒼希、どうしたの急に?」

 

楽しんでいた途中だが、俺は愛を連れて少し静かな場所に来た。意外とあるんだなこんな場所…

 

まぁそれより…本題だな…

 

蒼希

「愛、お前…今日は楽しんでるか?」

 

「え?何言ってるの?楽しんでるよ!!」

 

愛はいつもと変わらないような笑顔でそう言ってきた…いつもと変わらない…本当なら気にする事じゃないけど、俺には今の愛の笑顔が…

 

蒼希

「そうか…なら、何でお前…無理して笑ってるんだ?」

 

「む、無理してなんて…そんな事…」

 

愛は俺から目をそらしながら、誤魔化そうとした。

 

蒼希

「愛!」

 

「……ごめん。やっぱり蒼希は…気づいてたよね…」

 

蒼希

「あぁ、気づかないと思ってたのか?」

 

愛はさっきまでと違って暗い雰囲気になった。

何でこんな事になったのは大体わかる…

 

蒼希

「お前、まだ気にしてるのか…洗脳されて俺にした事を?」

 

「!!」

 

蒼希

「やっぱりな…」

 

「……あれからもずっと思い出すんだ…アタシが蒼希を殺しかけた事…夢も見るくらいに…」

 

蒼希

「………」

 

「忘れようとしても…それができなくて…まるでトラウマみたいにずっと残ってて…蒼希を見るとあの時の事気にして…」

 

蒼希

「じゃあ何で今日、誘いに乗ってくれたんだ?」

 

「約束したから…いつまでも引きずったら駄目だって事わかるし前に進まないと行けないのに…結局…蒼希に迷惑かけちゃったね…」

 

愛は力のない顔で笑いながらそう言った…

目からは涙を流していた…

 

「もうアタシは…蒼希と一緒にいたら駄目って事なのかな…蒼希もさ、約束したから今日誘ってくれたんだよね?だから…蒼希は今日が終わったらアタシの事はもう…あいた!」

 

俺は愛の頭に軽くチョップをした。

グーじゃあれだからな

 

蒼希

「放っておけってか?何言ってんだ。俺はお前の事を放っておくつもりはないぞ。」

 

「何で…だってアタシは蒼希を殺そうとしたんだよ!?それなのに…」

 

蒼希

「お前優しいからな…あの時俺にした事、ずっと引きずってるんだろうな〜って…もしかしたら心まで閉ざそうとするくらいにな、だから今日誘ったんだよ。お前を安心させてやりたかったからな…」

 

「………」

 

蒼希

「お前は責任感じて心を閉ざそうとしているみたいだけど、そんな事は絶対にさせない。もし心を閉ざしても俺がこじ開けてやる。まぁ俺がいるかぎりお前が心を閉ざす事なんて絶対にさせないけどな」

 

「蒼希……どうして…こんな酷い事したアタシにそこまで優しくて…心配してくれるの…?」

 

蒼希

「まぁ…それは……」

 

「それは?」

 

言っていいのか?

何かズルい気もするけど……

あぁもう!振られようがどうでもいい!

 

逆に言わないと余計に不安にさせちまいそうだ!

 

蒼希

「……だから…」

 

「え?」

 

蒼希

「あぁもう!好きだからだよ!お前の事が!!好きな子が不安になってたら心配するだろ!//」

 

蒼希視点…終

 

 

愛視点…

 

 

アタシは今…耳を疑う事を聞いた…

 

蒼希が好き?

 

アタシの事を…?

 

 

蒼希

「言っとくけど…気をつかってとかじゃないぞ//仲良くなってから、一緒に遊ぶようになってからお前の事をどんどん意識するようになって気がついたら好きになってたんだよ//単純とか思うかもしれないけど俺は本気だからな//」

 

蒼希は顔を真っ赤にして言っていた…蒼希は冗談とかでこんな事を言う人じゃない…だから嘘じゃない事はわかる…

 

蒼希

「何だかズルい感じがするけど…とにかく…俺はお前の事が好きだ…まぁお前にとっては俺はただの仲の良い友達しか思ってないかもしれないけど…」

 

そんな事ない…だって…

 

アタシも蒼希の事が…だけど…

 

「…いいの…?」

 

蒼希

「え?」

 

「蒼希を殺しかけたんだよ…蒼希があんまり好きそうじゃないギャルだし…アタシは!!……蒼希と一緒にいていいの?」

 

アタシは泣きながら言った…

 

本当は蒼希の告白を喜んで受け入れたい…

 

…アタシ何かを受け入れて…

 

蒼希

「そうゆうお前を全部受け入れて好きなんだよ!お前は俺と一緒にいていいんだよ。とゆうより…一緒にいてくれ!」

 

「蒼希…!うん…アタシも…蒼希の事が好き!」

 

アタシは蒼希に抱きついた。

蒼希は急に抱きついたのにアタシの事を優しく抱きしめてくれた。

 

「えへへ…//」

 

蒼希

「やっと本当に笑ったな…」

 

「だって嬉しいから、アタシもずっと蒼希の事好きだったんだよ。」

 

蒼希

「え!?そうだったのか、だったらもっと早く告白すればよかったな」

 

「はは、そうだよね。蒼希…本当にアタシの事…」

 

蒼希

「愛してるよ。愛だけにな…」

 

「それアタシの台詞だよ」

 

蒼希

「自分で言ってみて思ったけど、お前よくこんな恥ずかしい事言えるな//」

 

「蒼希、顔真っ赤だよ!」

 

蒼希

「そうゆうお前もな!」

 

「わかってるよ…蒼希…その…これからも宜しくね//」

 

蒼希

「あぁ…//」

 

アタシはそのまま蒼希と見つめ合ってキスをした…

 

本当に恋人同士になったんだ…

 

アタシと蒼希は…

 

その時、

 

「おい!押すな!バレる!!」

 

「はわわわ!?//き、キスしましたよ!?//」

 

「せつ菜、声がデカい!」

 

「そうゆうお前も声がデカいぞ。」

 

「このままじゃバレちゃうよ!」

 

「うわ!わぁ〜!!」

 

突然声が聞こえて振り向くと、そこにはゆうゆ達がいた。

 

「えっ!?みんな!?」

 

蒼希

「お前ら…何やってんだ!?」

 

明日飛

「えっ…あ〜…よう蒼希、奇遇だよな〜…お前と宮下さんもここに遊びに来てたなんて〜」

 

蒼希

「何で棒読みなんだよ…お前ら見てたな?」

 

せつ菜

「いえ!!何も知りませんよ!//二人が告白して、き、

キスまでした所なんて//」

 

歩夢

「せつ菜ちゃん全部言っちゃった。」

 

侑利

「こっちのせつ菜もこんな感じなんだな…」

 

涼牙

「気が動転するとポンコツ化するのかよ。」

 

「み、見られた全部さっきの!//……」

 

アタシの顔が熱くなっていくのがわかる。

たぶんめちゃくちゃ真っ赤になっていると思う…

蒼希を見ると、顔を真っ赤にしていた。

 

蒼希

「お、お前ら〜!!//」

 

「大神さん!落ちついて!!」

 

明日飛

「おいショットライザーだしてどうする気だよ!!」

 

蒼希

「恥ずかしい所見られたんだ…覚悟しやがれ…//」

 

侑利

「あ…これはヤバい!早く逃げ…」

 

ゆうゆ達が逃げようとした時、

 

悲鳴と爆発音が聞こえた…

 

 

愛視点…終

 

 

涼牙視点…

 

 

俺達は爆発音が聞こえた方へ向かうと、

そこには…

 

 

「グウオオ!!」

 

明日飛

「メギドか!」

 

涼牙

「あいつはゴーレムメギドだ。」

 

蒼希

「これ以上被害が酷くなる前に倒すぞ!その後にさっきの続きだ!」

 

侑利

「おいおい…」

 

俺達がそれぞれ変身しようとすると…

 

「あ〜やっぱり来た〜!仮面ライダー!」

 

涼牙

「え?」

 

ゴーレムメギドの後ろから黒いフードを着た何者かが現れた。

 

蒼希

「誰だ?」

 

「僕?僕はね〜アークに作られて、君達を始末する者だよ〜」

 

せつ菜

「アークに作られた?」

 

そう言いながら黒いフードの人物はフードを脱いだ。

その正体は俺達くらいの少女だった…

 

侑利

「!?」

 

明日飛

「お前…まさかヒューマギアか?」

 

「正解〜!よく知ってるね〜!」

 

涼牙

「ヒューマギア?まさかマギアになっていたあのロボットなのか!?」

 

歩夢

「どう見ても人間にしか見えないけど?」

 

蒼希

「いや…左耳の一部にピアスのモジュールがついている。あのタイプは確か兵士型だったな…」

 

「へ〜僕達の事詳しいんだね〜」

 

侑利

「ヒューマギア…転生者が作ったんならこの外見は納得がいく訳だな…」

 

明日飛

「どうゆう事だ?」

 

侑利

「……この外見はかつて俺の世界にいた…

スクールアイドル…μ'sのリーダー…高坂穂乃果だ。口調とかはだいぶ違うけどな」

 

「穂乃果?誰それ?僕はホムラって言うんだよ。名前を間違えないでほしいな〜」

 

侑利

「ホムラだと?店の名前じゃねぇかよ…」

 

ホムラ

「まぁいいや、それじゃメギド〜これあげるよ!」

 

ホムラはゴーレムメギドの腹にある物を取り付けた。

 

「アレって!?」

 

蒼希

「レイドライザー!?何しやがる気だ!?」

 

ホムラ

「あはは!こうするんだよ!」

 

《ブロウ!》

 

ホムラはメギドに取り付けたレイドライザーに、

プログライズキーを装填させて起動させた。

 

《レイドライズ!》

 

《クラッシングバッファロー!》

"This charge attack will send you flying."

 

「グウオオオオオ!!」

 

明日飛

「何だ!?俺の知っているレイダーの姿じゃないぞ!?」

 

ホムラ

「名前をつけるなら〜そうだ!

《ゴーレムバッファローレイダー》ってところかな!」

 

まさかメギドがレイダーになるなんて…

いかにもヤバそうな奴だな…

 

ホムラ

「それじゃあ…僕も…」

 

ホムラはベルトのような物をだして、自分に取り付けてから、プログライズキーをだした。

 

「あれ…何だか蒼希のベルトに似てる?」

 

明日飛

「スラッシュライザー…まさか!?」

 

《インフェルノウィング!》

 

《バーンライズ!》

Kamen Rider…Kamen Rider…

 

ホムラ

「変身!」

 

《スラッシュライズ!》

 

《バーニングファルコン!》

"The strongest wings bearing the fire of hell."

 

ホムラは仮面ライダーにへと変身して姿を変えた。

あの姿は…確かヴェルデさんが洗脳されてなっていたのに似てるな…

 

明日飛

「バーニングファルコン…気をつけろ、

あいつはヴェルデさんがなっていたのとは比べものにならないくらい強いぞ…」

 

迅バーニング

「さ〜て、やろうか!!」

 

迅バーニングとゴーレムバッファローレイダーが身構えて、こっちに向かって来ようとした時…

 

「あぁ…うるさい雑音…」

 

歩夢

「え?」

 

「もう一人!?」

 

声が聞こえた方を見ると…

黒フードの人物がもう一人現れた。

 

「うるさい雑音が聞こえると思ったら…お前か…」

 

迅バーニングに向かってそう言いながら黒フードはフードを脱ぎながら言った。

 

侑利

「おいおい…今度は梨子かよ!?」

 

「また知ってる人なの?」

 

侑利

「桜内梨子…Aqoursって言うスクールアイドルのメンバーの一人だ…まさかμ'sだけじゃなくAqoursのメンバーまで外見を使うなんてな…」

 

迅バーニング

「何だよリリィ!何でお前がこんな所にいるんだよ〜!?」

 

リリィ

「ホムラ、うるさい…私はただ静かな場所を探していただけだ…ここは騒がしい場所だったから全て消して静かにしようと思ったんだけどな…」

 

侑利

「外見は梨子だけど…性格は随分と物騒な奴だな…」

 

迅バーニング

「そんな事なんかよりさ、お前も手伝えよ!始末する対象がそこにいるからさ〜!」

 

リリィ

「何?…ほぉ…確かにいるな…私はリリィ…始末対象がいるなら消さないとな…」

 

リリィはベルトのような物を腹に着けて、

まさかの物をだした。

 

涼牙

「ワンダーライドブック!?」

 

リリィ

「私は雑音が嫌いだ…だから…

この世界とお前達を消し…無にする…」

 

 

『かつてから伝わる不死鳥の伝説が今、現実となる…』

 

リリィはワンダーライドブックをベルトに装填させて、

人差し指を口に当てて、そして…

 

リリィ

「シーッ……」

 

 

『抜刀…!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリィ

「くす…アハハハハハ!!…はぁ…変身…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『エターナルフェニックス!』

 

『虚無!漆黒の剣が、無に帰す!』

 

 

「仮面ライダーファルシオン…ふふ…全員消してあげるわ…」

 

 

あの聖剣…光の剣と同じで破壊された物のはず…

それがここにあるって事は…

イザク…あいつの仕業か!

 

とにかく今は!

 

 

《ブレイブドラゴン!》

 

涼牙

「せつ菜達は早くここから逃げろ!!」

 

《ハイパージャンプ!》

 

明日飛

「みんな油断するなよ!!」

 

《アサルトバレット!》

 

蒼希

「お前もな!」

 

《金の武器 銀の武器》

 

『GOLD or SILVER』

 

侑利

「あぁ!」

 

涼牙 明日飛 蒼希 侑利

「変身!!」

 

 

『烈火抜刀!』

 

『クリムゾンドラゴン〜♪』

 

 

《プログライズ!》

 

Warning,warning. This is not a test!

 

《ハイブリッドライズ!》

 

《シャイニングアサルトホッパー!》

 

"No chance of surviving this shot."

 

 

《ショットライズ!》

 

《レディーゴー!》

 

《アサルトウルフ!》

 

"No chance of surviving."

 

 

『最光発光!』

 

『Who is the shining sword?』

 

 

それぞれ変身して、俺は最光を掴んで構えた。

 

まさか一気に新たな敵がこんなに現れるなんて…

 

けど、俺達は負ける訳にはいかない!

 

 

セイバー

「みんな!行くぞ!」

 

俺達は構えて、新たな敵達に向かって行った。

 

 

 

 

 

  





次回 激突!!新たな敵と…



はい三度目の作者です。
三部だけに三話連続でスタートしました。
(三が多いな…)

告白の所上手く書けたかな…
ここで一番書くの時間がかかった気がする…

まぁそれと、メギドがレイダーになるとゆう二つの作品の敵がいるならではの事をしてみました。
イメージとしてはディエンドの怪人態みたいな感じですね。

そして、
迅バーニングファルコンとファルシオンが登場しました。
変身するのは兵士型のヒューマギアはともかく、
その外見の姿はμ'sとAqoursの二人
高坂穂乃果と桜内梨子です。

ホムラの名前の由来は、
バーニングファルコンが炎を使うので、
焔にしました。
(とゆうのは格好良くしたい建前で、
本当は侑利が言ってた通り店の名前、何か上手く格好良くなった。)

リリィの名前の由来は…
まぁサンシャイン見た人ならわかると思いますけど、
リトルデーモン、リリーからです。
(ヨハネ命名)

性格とかは悪役ならこんな感じかなって、
自分個人の考えでこうなりました。

ヤバそうなボクっ娘の穂乃果
ヤンデレ気味な梨子

これはこれでアリ?

外見をμ'sやAqoursにしたのは、
自分の遊び心もありますね、
ただしメンバーが全員出て来る訳ではなので、
推しが出て来なかったら、そこは申し訳ございません。


さて、前書きで何か変なのが出ましたけど、
この作品にはたぶんもう出ませんのでちょっと期待した人申し訳ございません。

来週から始まる
仮面ライダーリバイスが楽しみです。


それでは今度こそ、次回で!!








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第25話 激突!!新たな敵と…


ちょっと遅くなりましたけど、
仮面ライダーフォーゼ10周年おめでとうございます!

バイス
「俺っちキター!!」

リバイ
「バイス!お前また!!今回もすいません!」

作者
「早く連れていって〜!あっ!これから頑張ってね!
面白かったよ〜!!」

リバイ
「ありがとうございます!」

バイス
「ぐふふ…また現れてやるぜ〜…」


リバイスも今後が楽しみです。




 

ゼロワン視点…

 

ゼロワン

「くっ!!」

 

迅バーニング

「あはは!ほらほら〜!どうしたの〜!」

 

歩夢達を逃がして、俺達はそれぞれの戦闘を始めていた。俺は迅バーニングと戦い、

涼牙と侑利はファルシオンと戦い、

蒼希はゴーレムバッファローレイダーと戦っていた。

 

 

ゼロワン

「くそ!やっぱり厄介だな!」

 

迅バーニング

「もっと頑張ってよ!僕をもっと楽しませてよ!」

 

こいつ戦う事を楽しんでいるのか?

こうゆう奴は何だか苦手だな…

 

ゼロワン

「余裕そうな事言ってると、痛い目見るぞ!!」

 

俺は高速移動して、迅バーニングの背後に周り込んでから蹴りを一撃くらわしてぶっ飛ばして、アタッシュカリバーで連続で斬りまくっていった。

オーソライズバスターは現在蒼希に貸してる…

けどやっぱり俺はこっちの軽い剣の方が戦いやすいな、早くアレを使えるようになったら二刀流で戦えるんだけどな…

 

迅バーニング

「ぐっ…やるね…もっと楽しくなってきたよ!!」

 

迅バーニングは翼を展開して、

スラッシュライザーを手に持ち、俺に猛スピードで接近してきた。

俺はスラッシュライザーの攻撃をアタッシュカリバーで受け止めて防いだ。

 

迅バーニング

「あはは!やっぱり戦いって面白いよね!!」

 

ゼロワン

「こっちは面白くねぇよ!!」

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

バルカン視点…

 

《アックスライズ!》

 

バルカン

「うぉら!!」

 

俺はオーソライズバスターを思いっきり振って、

ゴーレムバッファローレイダーに攻撃したが…

 

バルカン

「ぐっ…固いな…!!」

 

普通のレイダーならダメージがあると思うが、

今はメギドがなったからか防御が上がってやがる…

しかも…

 

ゴーレムバッファローレイダー

「グオォォォォ!!」

 

相手は俺に殴りかかってきて、

俺は攻撃を避けたが、相手は手を飛ばして遠距離攻撃をしてきた。

 

すぐに俺はオーソライズバスターで手をぶっ飛ばしていったが、その隙を狙って相手は背部のブースターを使って俺に突進してきて、俺は当たる直前にギリギリ何とか避ける事ができた。

 

バルカン

「危ね!!くそ!ただでさえ固いし、それだけじゃなく二つの能力を持ってるから厄介すぎるだろ!」

 

ゴーレムバッファローレイダー

「グオォォォォ!!」

 

バルカン

「上等だ…」

 

《ガンライズ!》

 

バルカン

「とことんやってやるよ!!」

 

 

バルカン視点…終

 

 

セイバー視点…

 

 

セイバー

「はぁ!!」

 

ファルシオン

「はは!!」

 

俺とファルシオンは、

お互いの剣をぶつけあっていた。

 

こいつに関してはまったくの未知だ。

前の世界じゃ無銘剣虚無しか知らないからな…

油断出来ない相手だ…

 

ファルシオン

「無だ…全ての雑音を消しさり…静かなる虚無…無となれ!!」

 

『永遠の不死鳥!』

 

『無限一突!』

 

ファルシオンは聖剣にワンダーライドブックをスキャンさせてから、不死鳥を模した十字の斬撃を放ってきた。

 

『最光発光!』

 

俺は最光を使って光の斬撃を飛ばして、

ファルシオンの攻撃を相殺させてから自分の聖剣を納刀させた。

 

『必殺読破!』

 

『烈火抜刀!

ドラゴン!イーグル!西遊ジャー!三冊斬り!

ファ・ファ・ファ・ファイヤー!』

 

セイバー

「爆炎紅蓮斬!!」

 

ファルシオンに向かって行き、攻撃したが…

 

ファルシオン

「ふん……」

 

俺の聖剣がファルシオンの聖剣とぶつかった瞬間に、俺の聖剣の炎が何もなかったのかのように消えた。

 

セイバー

「何!?」

 

ファルシオン

「ざんね〜ん…無銘剣虚無は聖剣の能力を無にするのよ…お前がどれだけ強力な技を放ってきても…全て無に帰すのよ!!」

 

セイバー

「ぐあ!!」

 

聖剣の能力を無力化だと!?

厄介すぎるだろ…光の剣もそうだけど、

カリバーが破壊した聖剣は全部厄介な能力しかなかったのか?だから破壊したって訳か…

 

って…それより…俺とこいつ、いや…

聖剣を使う仮面ライダーにとってこいつ相性が最悪すぎるだろ!

 

最光

「俺が単体で行ってもやめといた方がよさそうだな…」 

 

セイバー

「あぁ…」

 

最光

「(まさかこんなに早くも強敵が来るなんてな…シャドーだけじゃもうキツいか?)」

 

 

セイバー視点…終

 

 

 

???視点…

 

 

「…………」

 

 

《ジャアクドラゴン》

 

『ジャアクリード!』

 

 

「変身」

 

 

『闇黒剣月闇!』

Get go under conquer than get keen.

 

『ジャアクドラゴン!』

 

カリバー

「………」

 

???視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

 

ゼロワン

「涼牙!大丈夫か!?」

 

俺は迅バーニングと一旦距離をとって、

涼牙の所へ近づいた。

 

セイバー

「あぁ、何とかな…けど…」

 

最光

「相手が聖剣の能力を無力化する奴だから、こっちの技が通用しないから厄介だ…」

 

ゼロワン

「聖剣の能力を無力化?…要は相性が悪いって事か」

 

セイバー

「そうゆう事だ。」

 

ゼロワン

「だったら交代だ!俺がこいつを相手にする!涼牙はホムラの相手を頼む!」

 

セイバー

「何?…いや、その方がいいか…けど気をつけろよ。あいつ自身相当な強さだからな油断するなよ!」

 

ゼロワン

「わかってるよ!!」

 

俺は涼牙と交代してファルシオンに向かって高速移動して接近していった。

 

ファルシオン

「何だ?今度はお前が相手か?」

 

ゼロワン

「あぁ、そうだ!!」

 

《グラスホッパーズアビリティ!》

 

ゼロワン

「はあぁぁ!!」

 

《ライジングカバンストラッシュ!》

 

ファルシオン

「こんな技…無駄……」

 

ファルシオンは防ごうとしたが、

聖剣の技と思って無力化出来ると思っていたのか、無力化出来ずに俺の技は相手に直撃した。

 

ファルシオン

「ぐっ!!この技…聖剣じゃないのか!?」

 

ゼロワン

「そうゆう事だ!!」

 

俺はファルシオンが怯んでいる隙をついて、

アタッシュカリバーで連続で攻撃していった。

 

ファルシオン

「くっ…!!」

 

ゼロワン

「こいつを…」

 

《アサルトチャージ!》

 

《シャイニングストームインパクト》

 

ゼロワン

「くらえ!!」

 

俺は攻撃で怯んだファルシオンに向けて、

必殺技をくらわせてやった。 

 

《シャイニングストームインパクト!》

 

ファルシオン

「ぐっ!ぐあぁぁぁ!!」

 

ファルシオンは必殺技をくらい、

そのまま爆発した。

 

ゼロワン

「よし!やった……ん!?」

 

爆風が晴れると、ファルシオンがいた所に火柱が出現して、やがて火柱は人の姿になって…

 

ファルシオン

「あははは!!…ざんね〜ん…」

 

ゼロワン

「何!?」

 

さっき倒したはずのファルシオンが復活した…

どうなってるんだ?

待てよファルシオンのワンダーライドブックの名前に、

フェニックスって名前が…まさか!?

 

ゼロワン

「お前まさか…不死身なのか!?」

 

ファルシオン

「その通り…エターナルフェニックスのライドブックが私にあるかぎり…私は何度も蘇るんだよ!永遠にな…」

 

マジか…こいつもデザストと同じタイプかよ…

厄介すぎるだろこの仮面ライダー!?

 

ファルシオン

「さて…少し油断したが、次はこうはいかないぞ…」

 

ゼロワン

「何で俺…こうも連続で不死身の奴と戦う事になるんだよ…」

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

セイバー視点…

 

 

最光

「涼牙!俺は蒼希の援護に行って来るぞ。向こうも苦戦してヤバそうだからな。」

 

セイバー

「わかった!」

 

最光は俺の元から離れて、バルカンの方へと向かった。

あいつが戦っているのは未知な敵だからな…

 

さて…それじゃあ俺は…

 

迅バーニング

「今度は君が相手?あはは!!リリィに苦戦した奴が僕に勝てるの〜!?」

 

迅バーニングは空を飛びながらそう言った。

空を飛ぶ相手か…それならこのままでもいいけど、

油断は出来ないな…

 

今の俺ならあの姿にもなれるけど…

アレは出来れたらイザクと戦うまでとっておきたいしな…三体のドラゴンが宿ったこのライドブックはな…

 

だからこいつで行く!

 

 

《ドラゴニックナイト》

 

『烈火抜刀!』

 

『ドラゴニックナイト!』

 

『すなわち、ド強い!』

 

 

セイバー

「さて…来い!ブレイブドラゴン!!

 

俺はドラゴニックナイトワンダーライドブックのページを三回押し込んだ。

 

『The knight appears.

When you side,you have no grief and the flame is bright ride on the dragon,fight.

Dragonic knight.』

 

神獣ブレイブドラゴンが召喚され、

俺は背中に乗って、上空にいる迅バーニングにへと向かって行った。

 

迅バーニング

「えっ!?ちょっと!?待っ!?そんなのだして乗って来るなんて…」

 

セイバー

「はあぁぁ!!」

 

迅バーニング

「聞いてないよ〜!!!うわぁ!!」

 

俺は飛んでいる迅バーニングを斬り、奴はブレイブドラゴンに驚いていたから連続で攻撃をくらわす事ができた。

 

迅バーニング

「この…!!調子にのるな〜!!」

 

《インフェルノウィング》

 

《バーニングレイン》

 

迅バーニングの持っていた武器の刀身が炎を纏わせて、回転しながら俺に突っ込んで来た。

 

そっちがそう来るなら!

 

『ドラゴニック必殺読破!』

 

『烈火抜刀!』

 

『ドラゴニック必殺斬り!』

 

セイバー

「神火龍破斬!!」

 

火炎剣烈火の刀身に炎を纏わせて、ブレイブドラゴンと共に迅バーニングに突っ込んで行って、お互いの技がぶつかりあった。

 

《バーニングレイン!》

 

 

迅バーニング

「このおぉぉ!!」

 

セイバー

「はあぁぁ!!はぁ!!」

 

迅バーニング

「うわぁ!!?」

 

お互いにぶつかりあった結果、

俺が勝って迅バーニングは弾き飛んで、俺はそのまま相手を斬って、迅バーニングは地上の方へ落ちていった。

 

セイバー視点…終

 

 

バルカン視点…

 

 

バルカン

「うぉら!!」

 

俺はゴーレムバッファローレイダーを少しずつだが、ダメージを与えていっていた。この固さにも少しだが慣れてきたな…だがもうちょっと大きなダメージを与えないとこいつは倒せねぇ…一か八かこいつを掴んで至近距離でオーソライズバスターの一撃をくらわすか?

 

そう考えていた時…

 

『Who is this?』

 

『最光二章!光から生まれし影! シャドー!』

 

最光

「はっ!!」

 

ゴーレムバッファローレイダー

「グウ!!」

 

最光

「苦戦しているようだな」

 

バルカン

「侑利!」

 

最光

「こいつは固そうだけど、光の剣に不可能はない!!」

 

最光はそう言い、ゴーレムバッファローレイダーに向かって斬りまくっていった。

 

ゴーレムバッファローレイダー

「グウオオオオオ!!」

 

バルカン

「効いてるのか!?」

 

俺が今まで少ししかダメージを与えていなかったのに対して、最光は大きなダメージを与えていっていた…

 

マジで光の剣に不可能はなく斬れない物はないってか…

 

最光

「蒼希!!」

 

おっと…そんな事考えてる場合じゃないな!

俺はゴーレムバッファローレイダーに接近しながら、オーソライズバスターにキーを装填した。

 

《パワー!》

 

"Progrise key confirmed. Ready for buster."

 

バルカン

「これで!終わりだ!!」

 

俺は相手の腹にオーソライズバスターの銃口を当てて、引き金を引いた。

 

《バスターダスト!》

 

ゴーレムバッファローレイダー

「グウオオオオオ!!」

 

大型のエネルギー弾を至近距離で撃ち、

ゴーレムバッファローレイダーは爆発した。

 

最光

「やったな」

 

バルカン

「あぁ…しかし厄介な奴だったな、メギドがレイダーになるなんて予想出来ねぇよ…」

 

最光

「まぁ、倒せたから良か…!?蒼希!!」

 

最光が何かに気づいて、俺に慌てて声をかけた。

一体どうしたんだ?

 

ゴーレムメギド

「グウゥゥゥ…ウアァォ!!」

 

バルカン

「何!?」

 

爆風の中からゴーレムメギドが突然現れた。

まさか倒しても中のメギドは無事って事なのか!?

どんだけ厄介な敵なんだよ!!

 

俺は襲いかかって来たゴーレムメギドを、

オーソライズバスターで撃とうとしたら…

 

『月闇居合』

 

『読後一閃!』

 

ゴーレムメギド

「グウアア!!」

 

突然斬撃が飛んできて、ゴーレムメギドはそれをくらって爆発して倒された。

 

バルカン

「今のは!?」

 

最光

「おい!あれ!」

 

最光が言った方を見ると…そこにいたのは…

 

確か…闇の剣士…カリバーがいた…

 

カリバー

「………」

 

バルカン

「何でアイツがここに!?」

 

最光

「とゆうより何で闇黒剣月闇がここにあるんだ!?アレは部室に隠しておいた筈だぞ!!」

 

バルカン

「お前…誰だ!?」

 

カリバー

「………」

 

カリバーは剣を構えて俺達の方へ向かって走って来た。

 

バルカン

「来るか!」

 

最光

「ん?待て!何かおかしいぞ」

 

カリバーは俺達を通り過ぎてゼロワンの方へ向かって行った。

 

バルカン

「え!?俺達を無視した?」

 

最光

「いやそれだけじゃないぞ…」

 

カリバーはゼロワンが戦っていたファルシオンと戦闘を始めて、まるでゼロワンを援護しているみたいだった。

 

バルカン

「どうなってるんだ?」

 

 

バルカン視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

 

突然ファルシオンとの戦闘中に俺の近くを誰かが通り過ぎて、ファルシオンに攻撃したのは…カリバーだった。何でカリバーがここに!?

 

ファルシオン

「何だ貴様!?」

 

カリバー

「………」

 

カリバーは何も言わず、ファルシオンを攻撃し続けていた。

 

ゼロワン

「敵…じゃないのか?」

 

『必殺リード!ジャアクドラゴン!』

 

『月闇必殺撃!習得一閃!』

 

ファルシオン

「くっ!こんな攻撃!!」

 

ファルシオンはカリバーが放った攻撃を無力化した。

だけどその隙を狙ってカリバーはファルシオンに攻撃をしていった。

 

ファルシオン

「ぐあ!…こいつ…図に…!!」

 

「うわぁぁぁ!!」

 

ファルシオン

「何?…うわ!?」

 

突然上空から迅バーニングが落ちて来て、ファルシオンにぶつかった。

 

ファルシオン

「くっ…ホムラ!!何で私に向かって落ちて来るのよ!!」

 

迅バーニング

「そんな事言っても好きで落ちて来たんじゃないよ〜!!」

 

何やってんだ…あいつら?

それより何で迅バーニングが落ちて来たんだ?

 

セイバー

「んな!?何でカリバーがここに!?」

 

俺の隣に涼牙が現れて、カリバーに驚いていた。

あぁ、お前が迅バーニングを上空から落としたのか。

 

ゼロワン

「俺も良くはわからないけど…今の内にやるぞ!」

 

セイバー

「あぁ!!」

 

『ドラゴニック必殺読破!』

 

『ドラゴニック必殺撃!』

 

セイバー

「龍神鉄鋼弾!」

 

ゼロワン

「もう一回!」

 

《アサルトチャージ!》

 

《シャイニングストームインパクト》

 

俺達はジャンプして、迅バーニングとファルシオンに向かって、蹴りの体制になって突っ込んだ。

 

ファルシオン

「大体お前のそうゆうところが私は気にいらないのよ!!」

 

迅バーニング

「何でだよ!あっ…リリィ!!」

 

ファルシオン

「何だ!…あっ…っておい!何で私を盾にしようとする!?」

 

迅バーニング

「だってリリィ不死身じゃん!!」

 

ファルシオン

「ホムラぁ!!」

 

ゼロワン セイバー

「はあぁぁぁ!!」

 

《シャイニングストームインパクト!》

 

俺達は迅バーニングとファルシオンに命中して倒したと…思ったが……

 

セイバー

「んな!?」

 

ゼロワン

「何!?」

 

俺達の攻撃が防がれた…

突然現れた黒いフードの者に…俺とセイバーの片脚を掴まれて…あの攻撃を片腕で止めたのかこいつ!?

 

 

「………」

 

セイバー

「何者…ぐあ!」

 

ゼロワン

「がっ!」

 

 

黒いフードの者は俺達の脚を離してからすぐに、

俺とセイバーの胸に一撃を与えて、俺達はふっ飛ばされて変身が解けてしまった。

 

涼牙

「何だ…アイツ…!?」

 

明日飛

「強烈な一撃だったぞ…!」

 

最光

「大丈夫か!?」

 

バルカン

「野郎!!」

 

《バレット!》

 

"Progrise key confirmed. Ready for buster."

 

バルカン

「くらいやがれ!!」

 

《バスターダスト!》

 

 

「………ふん…」

 

黒いフードの者はバルカンが撃ったエネルギー弾を蹴り上げて上空へと飛ばした。

 

バルカン

「何!?」

 

最光

「何て奴だ…」

 

カリバー

「………」

 

今度はカリバーが黒いフードの者に向かおうとしたが…

 

「よせ…これ以上無駄な戦いをする気はない…」

 

黒いフードの者はカリバーにそう言い戦意がない事を伝えた。

 

カリバー

「…………」

 

それを聞いて、カリバーは向かうのをやめて動きを止めた。随分と素直だな…

 

「ホムラ…リリィ…何をやっている?」

 

ファルシオン

「チッ…お前か…」

 

迅バーニング

「助かったよ〜…シトイ〜!」

 

「退却するぞ…メギドのレイダー化が戦力になる事はわかった…もうここにいる意味はない…」

 

迅バーニング

「えぇ〜何で〜!?シトイが来たんなら仮面ライダー達なんて瞬殺できるの…ぐあ!?」

 

黒いフードの者…シトイは迅バーニングの首を掴んで持ち上げた。

 

シトイ

「退却だ…同じ事を二度言わせるな…!」

 

迅バーニング

「うぅ〜わかったよ〜!」

 

ファルシオン

「お前に逆らうと…私達はスクラップにされてしまうからな…私はお前に従う…」

 

シトイ

「わかればいい…」

 

シトイは迅バーニングの首を離して、俺達の方に向いてからフードを脱いだ。

 

シトイ

「始めましてだな…仮面ライダー、

私の名前はシトイ…アークが作った六体の内の一体だ。」

 

涼牙

「六体…今いるのと別にまだ三体いるのか…!?」

 

最光

「今度は絢瀬さんかよ…」

 

シトイ

「その絢瀬とゆうのは、

私の外見のモデルとなった絢瀬絵里とゆう人物の事か?

私達はアークのお気に入りの人物をモデルにされている。」

 

アークのお気に入りの人物?

それってホムラやリリィもそうなのか?

 

ファルシオン

「おい…シトイ、少し喋りすぎ…」

 

シトイはファルシオンのベルトを無理やり取り、変身を解除させてから聖剣を奪い取ってリリィの首元に向けた。

 

リリィ

「!?」

 

シトイ

「黙れリリィ…首を斬り落とされたいのか?お前が不死身なのは変身している時だけだろ…今なら簡単に貴様を始末できるぞ?」

 

リリィ

「くっ…すまない…シトイ…」

 

シトイ

「まぁいい…仮面ライダー!今回は挨拶みたいなものだ…せいぜい私達に倒されないようにするんだな…」

 

迅バーニング

「何か…その言い方だとあいつらを心配しているみたいに聞こえるけど…」

 

シトイ

「ホムラ…」

 

迅バーニング

「いっ…!ごめんなさい…」

 

シトイ

「退却だ…行くぞ…」

 

そう言いシトイ達はこの場から去っていった…

何だったんだアイツらは?

 

涼牙

「転生者…イザクの奴厄介な奴らを…そうだ!

カリバー!?あいつは一体誰が!?」

 

カリバーの方を見ると…

もう既に姿を消していなくなっていた…

 

バルカン

「あいつもいつの間にかいなくなってやがるな…」

 

最光

「帰ったら部室を確認しないとな…あそこには他の物も置いてあるしな。」

 

明日飛

「あぁ…」

 

厄介な強敵が現れたな、

 

けどあのシトイだっけか…

 

他のみんなは気づいているかわからないけど、

 

俺には何故かあのヒューマギアは…

 

有り得ないかもしれないけど…

 

敵に見えない…何でなんだろうな…

 

 

 

 

 

 

 





次回 新たな謎


どうも初日にデザストの装動を無事に手に入れる事ができて安心した作者です。

今回は色々と情報量が多いですね
さて、また新たに登場したシトイの事について少し、

外見の姿はμ'sの絢瀬絵里です。
(エリーチカは最高です!)

名前の由来は…
絵里はクォーターですから、
四分の一、四と一で言い方を変えて、
シトイって言います。

性格はかなりクールな感じです。

正直に言うと…めちゃくちゃ強いです。
その気になれば仮面ライダー達を、
シトイが変身しない状態でも瞬殺できるくらい…
ヤバいです。
(まぁ現に、ライダーキックを片手で受け止めてる…)

このキャラは色々とあります。
それはまだ深くはお教えできませんが、
後ほどです…

今回、ホムラとリリィを書いてて、
最初は本家の迅とバハトみたいになってたんですけど、
ホムラのあの感じをだしてると、
性格は違ってもやっぱり穂乃果だなってなりましたね。
リリィは何かツッコミみたいになっちゃった。
もしファルシオンが最初から味方のライダーだったらこんなやり取りがあったかもしれませんね(笑)

そして…カリバー再び参上!
敵かと思ったら助けてくれるとゆう…
その正体は一体?
本家と同じ考えでいくと…正体は…

さて、スクスタに遂にランジュとミアが追加されましたね〜まだ色々と賛否両論なところがあるキャラですけど、
自分はランジュは好きですね。
とゆうより…親心目線?
この子マジで何かほっとけないんだけど!
素直すぎてめっちゃ心配になる!
詐欺とかに引っかかりそうで心配です。
(過保護かな〜…)

ミアは英語の台詞が耳心地がいいな…
聞いてて何だか落ち着きます。

それでは次回で!




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第26話 新たな謎

 

侑利視点…

 

遊園地で戦った翌日…

 

俺達は部室に集まって昨日いなかったメンバーに昨日の出来事を話していた。

 

新たな敵が現れた事…

 

そして…部室に隠していた闇黒剣月闇がなくなって、

カリバーが現れた事を…

 

一真

「カリバーが助けてくれただと!?」

 

希子

「てか何よ!?バーニングファルコンだけじゃなくって、不死身の仮面ライダーとゼロワンとセイバーの必殺技を片手で受け止めるヒューマギアって!?」

 

涼牙

「驚くのはわかるけど落ち着いて!」

 

一真

「あぁ、わりぃ…」

 

彼方

「また新しい敵が現れたんだ…」

 

エマ

「しかも仮面ライダーになるなんて…」

 

蒼希

「あいつらも厄介だったが、

もっと厄介だったのはメギドがレイダーになった事だ。二つの能力を使うからかなり面倒だったぜ…」

 

かすみ

「な、何ですか、その滅茶苦茶な敵は!?」

 

「私達が逃げた後にそんな事になっていたんだ…」

 

明日飛

「とりあえず!一旦整理しよう…まずはヒューマギア達だ。」

 

「話しを聞くところ、そのリリィって奴が持っていたのは聖剣の能力を無力化にする力があるって言ってたな。」

 

涼牙

「はい。俺の火炎剣烈火の攻撃が効きませんでした。」

 

「その聖剣は、無銘剣虚無だな。俺も完全に詳しい訳じゃないが、聖剣の能力を無力化する力を持っているなら多分その聖剣で間違いないと思うな。」

 

果林

「聖剣の能力を無力化って…何でもありね…」

 

「俺達がいた世界では、イザクが命令してカリバーによってその聖剣が破壊されたから、その剣士はいなかった。だが、イザクがこの世界にいるならあいつは恐らくアークの力を使ってその聖剣を作りあげたのかもしれないな…」

 

果林

「恭、残りの聖剣は何があるの?」

 

「後は…煙の聖剣…それと時の聖剣だな…」

 

歩夢

「煙と時?」

 

かすみ

「も、もしかして…煙化したり、時を操ったりしませんよね?」

 

しずく

「いくら何でもそんな能力を使える訳が…」

 

「そのまさかだ…実際に見た訳じゃないが、そうゆう能力を使えると聞いた事がある…」

 

かすみ

「えぇぇぇ!!?」

 

璃奈

「そんなの強すぎるよ…璃奈ちゃんボード、ガックシ…」

 

明日飛

「確かシトイ…あいつが六体の内の一体って自分で言ってたから…その聖剣を使う奴がいてもおかしくないかもな…」

 

希子

「ちょっと待って…六体?そんな厄介な奴らが六体もいるって言うの?」

 

涼牙

「今わかっているのは、

ホムラがバーニングファルコン、

リリィがファルシオン、シトイが…まだわからないな…あいつは変身しなくても俺と明日飛の変身を一撃で解いたからな…」

 

明日飛

「それと残りの三体の内二体はたぶんその聖剣を使う奴らで…後の一体は何だかわからないな…それよりもヒューマギア達のなかで本当にヤバいのは、シトイ…あいつだと思う…」

 

蒼希

「あれはマジでヤバいぞ…向こう側も本気で俺達を消すつもりで来たって事だな。」

 

一真

「とりあえずヒューマギア達の事はわかった。次は蒼希が戦ったメギドがレイダーになった事を聞きてぇ」

 

蒼希

「俺が戦ったのはゴーレムメギドが、

レイドライザーでレイダーになったんだ…

本来ならバッファローレイダーになるだけだが…」

 

明日飛

「ゴーレムバッファローレイダーって言ってたな、それぞれの能力を使えるからだいぶ手強い敵になったんだったな」

 

蒼希

「あいつは侑利がいなかったらまずかったな…あの時はありがとよ。」

 

侑利

「気にするな。」

 

蒼希

「それに倒した後も厄介だ。倒したと思ったらメギドは無傷の状態で襲って来たからな」

 

「え!?せっかく頑張って倒したのに中身はまだ元気なの!?」

 

希子

「何よそのキャストオフ使用の敵は!?厄介どころか面倒くさいにも程があるでしょ!!」

 

一真

「要は鎧を破壊さえすりゃただのメギドになるって訳か…普通のメギドになれば楽勝かもしれないがそれまでが大変って訳か〜」

 

侑利

「そしてゴーレムメギドが襲いかかって来た時に…

そのメギドを倒したのが…」

 

涼牙

「カリバー…」

 

歩夢

「カリバーって確か…転生者が変身していた

もう一つの姿の…」

 

侑利

「あぁ…あの時転生者を退けた時に、闇黒剣月闇とカリバーのワンダーライドブックを回収して、部室に隠して置いた筈だったんだけど…」

 

俺は隠した場所を確認したが…

 

あるのはフォースライザーと滅亡迅雷のチップが入った

ザイアスペックとプログライズキーだけだった…

 

何故かカリバーに関係する物だけがなくなっていた…

 

せつ菜

「闇の剣士…カリバーの聖剣を持っていったのは誰なんですか?」

 

侑利

「わからない…ただあのカリバーは聖剣の使い方に慣れていた感じがしたから、聖剣の扱い方がわかる奴かもしれない…もしかしたら今ここにいない剣士の誰かか?」

 

かすみ

「もしかして…雷斗!?」

 

しずく

「まさか志貴君が!?」

 

璃奈

「湊…」

 

希子

「いや、湊はないんじゃない?この前あいつ自分の聖剣で素振りして特訓してる所見たし、それに最近はミャーちゃんの面倒も見てるから何か怪しい動きがあったらミャーちゃんが私に教えてくれると思うし。」

 

エマ

「ミャーちゃん?」

 

蒼希

「それってあれか?最近できた可愛い親友って?」

 

希子

「そう!ハーフで僕っ娘のギャップで最高に可愛いあたしの自慢の親友!風切ミアちゃんよ!!」

 

かすみ

「最高に可愛い?それは聞き捨てなりませんね!最高に可愛いのは…」

 

希子

「あぁ、かすみも可愛いからそんな張り合う事ないわよ。」

 

かすみ

「何なのその適当な返しは!?」

 

しずく

「かすみさん落ち着いて」

 

ミア…?何か聞き覚えがある名前だが…まさかな…

 

「あれ?湊君と同じ名字?」

 

希子

「親戚なんだって〜訳あって今湊と一緒に暮らしてるんだって」

 

璃奈

「…女の子と同居……」

 

「りなりー?」

 

璃奈

「璃奈ちゃんボード…ムッ……」

 

「(もしかして…妬いてる?)」

 

希子

「後もう一人いてね!嵐珠って言うんだけど中国から転校して来た理事長の娘なんだけど、これがまた面白い子で…」

 

侑利

「何!?ランジュだと!!?」

 

希子

「どわ!?何よ急に!?」

 

「ランジュ…あっ!?その子ってもしかして!?」

 

希子

「え?何?嵐珠が何かあったの?」

 

明日飛

「お前…忘れたのかよ…この前侑利の世界の話し聞いた時に、お前そのランジュって子の頭に風穴を開けてやるとか言ってただろ…」

 

希子

「あっ……あぁぁぁ!!?そうだ忘れてた!!」

 

一真

「おいおい普通忘れるかよ、恭の次にお前が一番切れてただろうが…」

 

蒼希

「こいつこうゆう奴なんです…」

 

希子

「いやいやいや!いくら何でも名前だけで別人でしょ!ほら写真!この前遊びに行った時に撮ったやつ!!」

 

希子はみんなにスマホに保存されている写真を見せた…

そこに写っていたのは、笑顔の栞子…いや峰だったな、

笑顔の峰とランジュとミアと希子だった。

 

侑利

「間違いない…ランジュだ…しかもミアまでいる…」

 

歩夢

「本当なの?」

 

侑利

「あぁ…まさか栞子に続いてこの二人もいるなんてな…ちょっと驚いたな…」

 

希子

「い、言っとくけどあんたの世界の二人は面倒な事したらしいけど!こっちの二人は普通の子達だからね!!とゆうよりあたしの親友に何かしようとしたら…ただじゃおかないわよ…」

 

侑利

「……何もしないよ…希子はランジュとミアと仲良くなったんだな。」

 

希子

「当然よ!ミャーちゃんとはすぐに打ち解けたし、

嵐珠とはちょっと言い合いをしたけど、ただ友達が欲しかっただけだったから私は友達になったのよ」

 

侑利

「そうか…」

 

希子みたいな子が、俺が留学中の時にいてくれてたら、

ランジュとミアとはすぐに打ち解けられていて…

 

俺は…あんな事しなかったかもな…

 

 

希子

「何?どうしたの?」

 

侑利

「いや何でもない、それよりもランジュとミアもいるんだったらマズい事になるかもな…あの二人は例の出来事の元凶みたいなもんだから狙われるかもしれないぞ。もしかしたら峰も一緒に…」

 

希子

「すぐに三人を見て来るわ!!」

 

希子は俺の話しの途中で慌てて、

部室から出ようとした。

 

希子

「あたしの大事な親友達を向こうの勝手な都合で殺されてたまるか!それじゃあみんなまた今度!!」

 

そう言いながら希子は部室から出て行った。

 

明日飛

「本当騒がしい奴だな〜」

 

蒼希

「まぁそれがあいつの良い所なんだけどな、だから始めて会った相手もすぐに友達になれるんだよな。」

 

「確かにねこっちってそうだよね。」

 

希子

「あっそうだ言い忘れてた!!」

 

蒼希

「うわ!?」

 

急に出て行った筈の希子が大声をだしながら戻って来た。

 

希子

「兄貴、愛ちゃん、二人共おめでとう!」

 

彼方

「ん〜?希子ちゃん、何におめでとうなの〜?」

 

希子

「え?何って二人共付き合って恋人同士になったんでしょ?」

 

蒼希 愛

「んな!?//」

 

かすみ

「何ですと!?」

 

一真

「何!?マジかそれ!?」

 

エマ

「二人共おめでとう〜!」

 

果林

「あら遂に付き合ったのね〜」

 

「最近暗い事が多かったから、これはめでたいな」

 

蒼希

「いやいや待て!おい希子!何で知ってんだ!?お前には何も話してないだろ!?」

 

希子

「ん〜…何となく付き合ったのかな〜って思って、

だって二人共いつもより距離が近いし、愛ちゃんも最近まで兄貴を避けてたのに避けてないもん。それに昨日二人で遊びに出掛けたって言ってたし、兄貴もどこか幸せそうな顔してたから、あっ、これ付き合ったな〜って、違う?」

 

凄い分析能力だな…

確かこの子頭が残念とか言ってなかったか?

 

「ねこっち鋭い…」

 

蒼希

「何でこうゆう時だけそんなに頭が働くんだよ…その凄さを勉強にいかしてくれよ…」

 

璃奈

「愛さん、蒼希さん、おめでとう。」

 

「ありがとう。りなりー」

 

蒼希

「ありがとな、お前も湊と早く付き合えるといいな。」

 

璃奈

「うん。何だか今、負けられない気持ち。

璃奈ちゃんボード、メラメラ…」

 

蒼希

「お、おう…そうか…(どうしたんだ璃奈?)」

 

「(やっぱり湊の親戚の子にヤキモチ妬いてる?)」

 

彼方

「あれ?そう言えば、侑ちゃん達は驚かないんだね〜、

明日飛君達も〜?」

 

明日飛

「えっ?あぁ〜いや、俺達はなぁ…」

 

「う、うん…」

 

歩夢

「ちょっとね…」

 

せつ菜

「は、はい!昨日お二人が付き合ってキスした所まで見たからって驚かない訳じゃないんですよ!//」

 

涼牙

「せつ菜!!言ってどうする!?」

 

せつ菜

「あっ……」

 

おい…せつ菜…

 

また暴露してどうするんだよ…

 

 

しずく

「き、キス…!?//」

 

エマ

「はわわ!//付き合ってすぐにそこまでいくなんて…私なんて付き合って二年くらいでようやく、一真君とキスしたのは最近なのに…//」

 

「一真お前…そんなに付き合ってたのにキスしたのは最近なのかよ。」

 

一真

「うるせえ//お互い恥ずかしかったんだよ…//」

 

「俺と果林もあれだぞ、付き合ってすぐに果林からキスされたぞ。」

 

果林

「恭…それは言わなくていいわよ!!//」

 

「何で急にキスした事の暴露話しになってるの?//」

 

俺が聞きたいよ…

元はせつ菜が暴露したのが始まりだろ…

 

聞いてるこっちは少し恥ずかしいぞ//

 

彼方

「みんなラブラブですな〜」

 

蒼希

「あっ!!そうだ思い出した!お前ら昨日よくも覗き見してくれたな〜…色々ありすぎて忘れてたぜ…」

 

明日飛

「おい蒼希!何でアタッシュショットガンだしてんだ!?」

 

蒼希

「ショットライザーじゃ、バカスカ撃つ事になるからな〜こいつで一撃で終わりにしてやるよ…覚悟しやがれ!!」

 

涼牙

「いや危ないだろ!!」

 

かすみ

「希子止めて!!あれ?」

 

しずく

「希子さんなら、ごめんねって言って行きましたけど…」

 

かすみ

「ちょっと〜!!」

 

歩夢

「わぁ〜!大神君〜!!」

 

「侑利も止めて…って!?」

 

『最光発光!』

 

最光

「さらば!」

 

俺は変身して窓から飛んで逃げた。

あのままいたらマズかったな〜

 

「ちょっと〜!!ズルいよ〜!!」

 

一真

「おいおい!落ち着けよ蒼希!?」

 

「おいコラ!!兄妹揃って俺の聖剣を奪って使おうとするんじゃない!!」

 

明日飛

「あぁ!うわあぁぁぁ〜!!」

 

何か叫び声が聞こえたが…

気のせい…そうだ。

 

気のせいだな…

 

しかし…闇黒剣月闇を持っていったのは…

 

剣士の誰かだよな…

 

けど……まさかな…

 

カリバーの正体は………

 

俺も準備しとかないとな、

このまま人気がない所まで飛んで特訓するか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 いなくなって気づいた想い


どうも作者です。

希子、侑利から聞いた話しを忘れてると、
後半の暴露話しと怒りの蒼希に最光変身して逃亡。

シリアスに書いてた筈なのに後半何故か、シリアスが壊れてギャグよりになってしまった…

第二部が暗い話しが多かったぶん、少し明るくしたいってなったのかな…それとも某全力全開戦隊に脳を侵食されてしまったか…?(アレは毎回カオスすぎる…)

それと本来ならこの後もう一話やるつもりだったんですけど、仕事が忙しいのと疲労で間に合いませんでした。
そこは本当にすいません。

スーパースター七話…
恋ちゃん…背負ってるものが重すぎて衝撃でした…
今後マジでどうなるの?

とりあえず次回で!








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第27話 いなくなって気づいた想い

 

一真視点

 

一真

「ふわぁ〜あ…今日の授業も終わりと…」

 

授業が終わって、今日は生徒会の手伝いもないから、俺は帰ろうと学校から出ようとしていた。

 

一真

「恭の奴は…確か果林とデートだったか、まったく付き合ってからお互い素直になったからか、喧嘩しなくなったな〜まぁいい事なんだがちょっとあの喧嘩を見れなくなったのは寂しいな」

 

俺もエマと…いやいや、

エマも同好会の活動があるからな…

いつもお邪魔する訳にはいかねぇしな、

カリバーや新しい敵も現れたらしいから鍛えとかないとな、よし…特訓でもするかな…ってアレ?

 

校門の近くにいるのって…

 

俺は校門に見覚えのある人物がいたから、

近づくと…そこにいたのは…

 

エマ

「あっ、一真君」

 

一真

「エマ!?それに彼方も!?どうしたんだよ?珍しいな二人が鴻神学園に来るなんてよ。同好会の活動はどうしたんだ?」

 

エマ

「今日は同好会の活動はお休みだよ。」

 

一真

「そうなのか」

 

それにしても二人がわざわざこっちに来るなんて、

あっ…まさか彼方も一緒にいるって事は…

 

一真

「もしかして…朔太に会いに来たのか?」

 

彼方

「うん…ここで待ってたら朔太君に会えると思って…」

 

一真

「残念だけど、朔太はいないんだ。俺も最近会えてないしな電話は掛けているが繋がらないしよ…」

 

彼方

「そうなんだ…残念…」

 

彼方は悲しそうな顔をしていた。

わざわざこっちまで来たのは朔太に会いに来たからか…

 

彼方

「朔太君は…優しいから、ずっとあの事を気にするのはわかるよ…前の世界の事も今も気にしているし…けど、一人で抱え込まないでほしいな…彼方ちゃんだって朔太君を助けてあげたいのに…」

 

エマ

「彼方ちゃん…」

 

彼方は少し泣いていた…

朔太…少しは顔を見せて話してやれよ…

こんなにお前の事を心配してくれてる子がいるのによ

 

けど大切な人を傷つけると辛くなる気持ちはわかる…

俺もあの時、エマを斬っていたら…

 

考えただけでもゾッとする…

こんな気持ち、前の世界のあの事だけで充分だ。

 

よし、それじゃあ…

 

一真

「エマ、この前行った美味しいケーキがあった店に行こうぜ。彼方も一緒に来い。」

 

エマ

「え?急にどうしたの?」

 

一真

「今落ち込んでいても仕方ねぇだろ。とりあえず今は美味しい物でも食って元気だそうぜ、暗い気持ちもちょっとはマシになると思うぜ。」

 

彼方

「一真君…ありがとう…」

 

一真

「まぁ、気にするな、とゆうより自分の彼女を泣かすんじゃねぇって、今度あいつに会ったら説教してやる!」

 

彼方

「か、彼女!!?//」

 

一真

「何だその反応?お前ら付き合ってんじゃないのか?」

 

俺がそう言うと彼方は顔を真っ赤にして、

首を横に振った。

 

一真

「え!?マジか!?付き合ってなかったのか!?」

 

エマ

「私もてっきりもう付き合ってるのかと思ったよ…」

 

彼方

「遠回しな告白的な事は伝えたんだけど〜…伝わっていなかったみたい…//」

 

な、何じゃそりゃ〜

二人のやりとり見ていたら完全に付き合っていると思ったぞ…

 

 

一真視点…終

 

 

恭視点…

 

果林

「恭、大丈夫なの?」

 

「ん?何がだ?」

 

今日はお互いに予定が空いていたからこうして一緒に遊ぶ約束をして二人でいる。

とりあえず現在、喫茶店に入ってゆっくりしている。

 

果林

「最近そっちの学校の生徒会が忙しいって聞いたけど…疲れてないの?」

 

「あぁ、確かに忙しいけどそんなに疲れてはいないよ、それにお前とこうして二人で遊ぶ約束したんだ。こっち優先で来るよ。」

 

果林

「こっち優先って、まさか貴方!?生徒会の仕事を放りだして!?」

 

「大丈夫だ今日は活動がない日だ。さすがに俺もそんな事をしないよ。」

 

果林

「驚かせないでよ…」

 

「はは、ごめん。この後どうする?」

 

果林

「そうね、最近色々ありすぎたから…服でも見にいきたいわね。」

 

「服か〜」

 

果林

「そういえば恭はいつもどうやって自分の服を選んでるの?」

 

「俺は適当に良いと思うやつを選んで買ってるぞ。」

 

果林

「適当って、まぁ貴方らしいけど、いいわ、今から私が貴方の服を選んであげるわ。」

 

「おっマジか、モデルさんに選んでくれるなんて光栄だな。」

 

果林

「感謝してよね。」

 

「あぁ!」

 

何かいいな…こうゆうの…

普通にこうやって彼女と何気ない会話して、

過ごす日ってのも…

 

果林もあれからだいぶ気持ちも落ち着いてきたみたいだな、最近じゃ前みたいによく笑うようになって、暗い顔しなくなってきたしな、後何より前より…何か綺麗になったか?いや元から綺麗だったけど最近特に…何でだ?

 

まさか恋する少女は綺麗になるって本当なのか…!?

 

考えてみれば俺…モデルやってる子が彼女って凄い贅沢なんじゃないか、果林の事幼馴染みとしか見てなかったけど…マジで自慢できる最高の彼女手に入れたって事か…

ちょっとポンコツだけどな…けどそこが最高に愛らしくて可愛い…

 

 

果林

「ん?恭!?」

 

「へっ、ふぁい!!な、何だ!?」

 

ま、まさか考えてる事を読まれたか!?

 

果林

「何て声出してるのよ…それよりあの人って…」

 

果林が窓の外の方を見ながら言った。

何だ誰かいるのか…?

 

「って!?あいつは!?」

 

そこにはある男がいた…

最近ずっと行方をくらませていた…

 

「朔太!?」

 

 

恭視点…終

 

 

希子視点…

 

 

希子

「よ〜し!イチバーン!!」

 

あたしは全力ダッシュしてゴール地点に着いた。

何で全力ダッシュしていたのかと言うと、

放課後いつものメンバーで遊ぶ事になったから、学校からこの場所まで競争しようって事になったから、あたしは今一番乗りでここに着いた。

 

希子

「ちょっと速すぎたかしら?三人共見えないし、ちょっと自販機で飲み物でも買って…あら?」

 

あたしは飲み物を買おうと自販機を探していると、見覚えのある二人を見かけた。

 

希子

「お〜い!しずく〜!璃奈〜!」

 

しずく

「希子さん?」

 

希子

「奇遇ね〜!何やってんの〜!?」

 

あたしは二人に声を掛けて、二人の所に向かった。

 

璃奈

「かすみちゃんと待ち合わせ中…」

 

希子

「かすみと?」

 

しずく

「コッペパン同好会に用事があるって言ってたから、先にここで待ってるんです。」

 

希子

「こっ…コッペパン同好会って…何でもあるわね同好会…」

 

璃奈

「希子ちゃんは?」

 

希子

「あたしは友達と一緒に学校から競争して、ここに来たんだ〜まぁ当然あたしが一番乗りだけどね、まだ見当たらないし。」

 

しずく

「希子さんは元気ですね。」

 

希子

「当然!あたしはそれが一番の取り柄と言ってもいいし!ほらこの通り!」

 

あたしは元気なのを見せる為にバク宙回転をして見せた。

 

璃奈

「凄い、璃奈ちゃんボード、びっくり」

 

希子

「まあね〜、二人もさあんま暗い気持ちになっちゃ駄目だよ。」

 

しずく

「え?」

 

希子

「かすみもだけどさ、三人共、最近あいつらに会えてないでしょ、湊は学校にいるけど璃奈に会おうとしないし、志貴と雷斗に関しては学校に来てないし」

 

しずく

「志貴君…」

 

希子

「あ〜もうほら!暗い顔しないしない!見つけて会ったらひっぱたいてやればいいのよ!璃奈も湊に一発かましてやればいいのよ!」

 

璃奈

「い、一発って…何を?」

 

希子

「そりゃ勿論…顔面にパンチよ!」

 

璃奈

「それは無理…」

 

希子

「大丈夫!あたしが今からやり方教えてあげるわ!」

 

しずく

「希子さんそれは璃奈さんにやらせるのはいけない気が…」

 

希子

「え〜!見たくない?璃奈が湊に顔面パンチくらわす所?」

 

しずく

「それは……いえでもさすがにちょっと!」

 

希子

「今ちょっと間があったわよ!見たいんでしょ!」

 

 

そんな時、あたしの後ろの方から声が聞こえた。

 

「ね、希子〜!!ぜぇ…」

 

希子

「あっ、来た。遅いわよ三人共〜!」

 

ミア

「…はぁ…速すぎるよ…ぜぇ」

 

嵐珠

「本当…野良ネコなんだから…」

 

三人共、滅茶苦茶息が上がっていた。

 

しずく

「大丈夫ですか?」

 

「はい…あれ、しずくさん?璃奈さんも?」

 

希子

「偶然出会ってね〜後でかすみも来るみたいだし、そうだ!折角だから一年生同士だし、虹ヶ咲と鴻神の両学園のスクールアイドル親睦会でもやる?」

 

「それはいいけど…ちょっと休ませて…」

 

三人を少し休ませて、

それから、嵐珠とミャーちゃんに二人を紹介した。

 

璃奈

「もしかして二人もスクールアイドルを?」

 

希子

「そう!あたし達は…鴻神学園スクールアイドル!」

 

あたしと三人は配置に立って決めポーズをしてそして!

 

希子

「四人揃って!……………」

 

嵐珠

「……希子?…このポーズの後名乗るんじゃないの?」

 

ミア

「どうしたの?」

 

「ねぇ、考えてみれば私達…」

 

希子

「四人揃って〜〜四人揃って〜〜……え〜……

ごめんユニット名考えてないわ…」

 

嵐珠

「アイヤー!」

 

ミア

「Oh My!」

 

あたしと峰以外の嵐珠とミャーちゃんと、

更にはしずくと璃奈はズッこけた。

 

しずく

「え〜途中まで良かったのに…」

 

璃奈

「グダグダ…」

 

「そうなのよね。私と希子で披露した時は思いつきの名前だったからちゃんとしたやつじゃないのよね。」

 

希子

「確か峰と希子で『ミネネコ』だったわね。」

 

嵐珠

「くす!何それ!『ミネネコ』って希子〜センスがちょっとあれじゃない?」

 

希子

「いやそれあたしが考えたんじゃなくって…」

 

嵐珠

「え?じゃあ誰が?」

 

「悪かったわね!センスが無くて!!」

 

嵐珠

「いはは!ひねはったの〜!?

(略 いたた!峰だったの〜!?)」

 

怒りながら峰は嵐珠の両ほっぺを引っ張っていた。

峰の名前のセンスってちょっと独特なのよね〜

 

ミア

「これは考えないとね。」

 

希子

「そうね。」

 

嵐珠

「う〜、いたた…ユニット名はともかく!虹ヶ咲学園のスクールアイドル達!嵐珠達はそっちに負けないくらいの圧倒的なパフォーマンスで圧倒してあげるわ!!」

 

嵐珠はしずくと璃奈に宣戦布告的な事を言った。

 

希子

「いやあんた…圧倒的なパフォーマンスって言うけどこの前あたしのアクロバティックな動きを真似しようとして顔面から落ちて泣きべそかいてたじゃない。」

 

嵐珠

「ちょっと希子!それ言わないでよ!//」

 

「あの時の嵐珠…ぷふ…今思い出しただけでも…」

 

ミア

「峰、笑っちゃだめだよ…くす…」

 

嵐珠

「二人も笑わないでよ!//」

 

希子

「しずく、璃奈、この子確かに実力はあるけど、残念な子だから安心してね〜」

 

嵐珠

「残念な子って何よ!?」

 

希子

「転校初日に横暴な態度をとって、クラスのみんなから秒で嫌われて、その後、あたしと峰とミャーちゃんで嵐珠のクラスのみんなに一緒に謝ったお陰で何とか和解できた事をお忘れかしら〜?」

 

嵐珠

「うっ…それは…」

 

希子

「あんたは危うくボチラ化してたのよ!感謝しなさい!」

 

嵐珠

「ちょっと待って!そのボチラって何なの?」

 

希子

「ボッチの嵐珠だから、略してボチラよ。」

 

ミア

「ボチラ…くす…あはは!!希子!も〜やめてよ〜!!あはは!!」

 

ミャーちゃんあたしの言った事がツボなのかな?

よく笑うわね〜

 

嵐珠

「ミア!笑わないでよ〜!!」

 

しずく

「何だか賑やかで仲がいいですね。」

 

璃奈

「うん。希子さんを中心にみんなとっても仲良し」

 

しずく

「希子さんって不思議な魅力があるのかも。それにしても…かすみさん…遅い気が?」

 

希子

「連絡は?」

 

しずく

「ちょっとしてみます。」

 

希子

「ん?…ねぇしずく…かすみじゃなくってさ…明日飛か涼牙に連絡した方がいいかも…」

 

しずく

「え!?」

 

希子

「囲まれてるわよ…あたし達…」

 

さっきまで騒がしくしてたからあたしも気づかなかった…周りの気配に…そしてあたしがショットライザーをだそうとした時だった…

 

嵐珠

「峰!!」

 

「え?」

 

峰の背後に黒いフードの何者かがいて、峰に襲いかかろうとしていた。

 

希子

「あたしの親友に…手を出すな!!」

 

あたしは素早く動いて、黒いフードの奴に飛び蹴りをくらわしたが、当たる直前で避けた。

 

「ほぉ…人間の癖に良い反応するわね…」

 

希子

「あんた何?何あたしの親友襲おうとしてんのよ?」

 

「そいつは始末対象だからよ、だから始末しようとした。理由はこれだけよわかる?」

 

黒フードの奴はフードを脱いだ。

あたし達と変わらない感じの子ね…

耳に着いてある物を除けばだけど…

 

希子

「あんた…シトイとかホムラとかリリィって奴らの仲間のヒューマギアか?」

 

「へぇ、知ってるんだ〜、私はスノウ…

あなた達は姉様が手を下すまでもなく私が始末してあげるわ…」

 

スノウは自分の名前を名乗ると、

周りにメギドが六体程現れた…

あのメギド確か…ゴブリンメギドだったわね…

湊に教えてもらったからわかる。

 

てか姉様って何よ?姉がいるのこいつ?

 

嵐珠

「ちょっと希子…アレって何…?怪物…?」

 

ミア

「最近怪物騒動があるって聞いた事があるけど…もしかして…」

 

しまった…二人は知らないんだった…

出来れたら知らずにすんでほしかったけど…

 

希子

「嵐珠…ミャーちゃん…後で必ず事情を説明するから…ちょっと待っててね…」

 

あたしはベルトを巻いて、ショットライザーをベルトに取り付けて、キーをだした…

 

スノウ

「ベルト…そうかあなた仮面ライダーか…ならやれ…」

 

スノウがそう言うとゴブリンメギド達は、

レイドライザーを着けて、キーをだした。

 

《ハード!》

 

希子

「ちょっと…マジで…!」

 

《レイドライズ!》

 

《インベイディングホースシュークラブ!》

"Heavily produced battle armor

   equipped with extra battle specifications."

 

スノウ

「バトルゴブリンレイダー…あそこにいる連中を始末しろ!一人残らずな!」

 

 

希子視点…終

 

 

かすみ視点…

 

 

かすみ

「はぁ…はぁ…!!」

 

コッペパン同好会の用事を済ませてから、

しず子とりな子と合流しようと向かっていた…

 

けど突然…

 

ゴブリンメギド

「グウオォ!!」

 

かすみ

「何でまたこのメギドに追われるの〜!!」

 

かすみんはまたゴブリンメギドに襲われかけて、

逃げていた…しかも今度は一体だけじゃないし…

数は…?え〜と…六体?何て言ってる場合じゃないし!逃げないと!逃げて誰かに助けてもらわないと!

 

「あ〜ちょっと待った〜!」

 

かすみ

「わわ!?な、何ですかあなた!?」

 

かすみんの前に突然女の人が現れた。

何なんですかこの人!?

 

かすみ

「ちょっと退いて下さい!!とゆうよりあなたも早く逃げないと怪物が来てますよ!!」

 

「あぁ、大丈夫だよ〜…それ…僕の仲間だから〜」

 

かすみ

「え…?」

 

女の人をよく見ると…ベルトを着けていた…

 

「君とは始めましてだよね〜僕はホムラ〜…

早速だけどさ〜…早く、死んでくれない?」

 

《インフェルノウイング!》

 

《バーンライズ!》

 

Kamen Rider…Kamen Rider…

 

ホムラ

「変身…」

 

《スラッシュライズ!》

 

《バーニングファルコン!》

 

"The strongest wings bearing the fire of hell."

 

女の人は仮面ライダーに変身した…!?

まさかこれが明日飛先輩が言ってた仮面ライダー!?

 

迅バーニング

「大丈夫だよ…死ぬ時は楽らしいから〜…」

 

仮面ライダーは武器を構えて、

かすみんに向けてきた…

 

かすみ

「ひぃ…!」

 

かすみんは怖くて腰を抜かして、身動きが取れなくなった…怖い…怖いよ…

 

ゴーレムメギド

「グウオオォ!!」

 

迅バーニング

「ねぇ?どっちがいい?メギドに食われるか僕に始末されて楽になる?あはは…選ばしてあげ…ん?何だ?」

 

ゴブリンメギド

「グウオオオ!!」

 

迅バーニング

「あいつは…この前の!?」

 

かすみ

「え…?」

 

かすみんは何が起きたのかを確認すると…

ゴブリンメギドを攻撃していた仮面ライダーがいた…

しかもあの仮面ライダーって…

 

カリバー

「…………」

 

迅バーニング

「お前この前の奴だよね〜!?何なのお前!?誰?」

 

カリバー

「…………」

 

迅バーニング

「無視かよ…まぁいいや…ゴブリンメギド!!アレ使ってそいつ何て始末しちゃってよ!」

 

《ハード!》

 

《レイドライズ!》

 

《インベイディングホースシュークラブ!》

"Heavily produced battle armor

   equipped with extra battle specifications."

 

ゴブリンメギドは変身して、

何だか鎧を着た姿になったみたいに変わった…

そして、現れた仮面ライダーに向けて銃で攻撃し始めた。

 

 

迅バーニング

「そこで大人しくしててね〜…僕はこの子始末するから!!」

 

かすみ

「!?」

 

振り向くと敵の仮面ライダーは、かすみんに向けて武器を振り下ろしてきた。

 

ここで死んじゃうのかな……

 

まだ死にたくないよ…

 

やりたい事まだいっぱいあるのに…

 

雷斗に…会えてないのに…

 

こんな時でも雷斗の事考えるなんて…

 

そういえば…いなくなってからずっと雷斗の事ばかり考えていた気がする…

 

いつもかすみんと一緒にいて…嫌な顔せず…悩みを聞いてくれたりもした…我儘を聞いてくれたりもした…たまにイタズラされてからかわれたりもした…

 

もしかして、かすみんは……

 

ううん気のせいなんかじゃない…

 

いなくなってようやく気づいた…

 

かすみんは雷斗の事が大好きな事を…

 

…雷斗…会いたいよ……

 

……助けて……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「呼んだか、かすみ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然懐かしい声が聞こえたと思ったら…

敵の仮面ライダーの武器がかすみんに振り下ろされる前に何かに防がれていた。

 

迅バーニング

「誰?お前?」

 

「お前こそ…誰だよ?…かすみを殺させなんてしないぞ…」

 

かすみんを守ってくれたのは…

 

今一番会いたかった人だった…

 

「無事か!?かすみ!?」

 

かすみ

「無事かじゃないよ〜…勝手にいなくなって連絡もでないし、心配したんだから〜……」

 

「ごめん…その埋め合わせは必ずするよ…」

 

 

かすみんを助けてくれたのは、

少しボロボロになった姿になっていた…

 

雷斗だった…

 

 

 

 

 

 

 





次回 想いをその胸に、雷鳴覚醒!


どうも作者です。
今回は久しぶりの雷斗が現れましたね。
雷斗が現れた…近くにカリバーがいるのに?

とゆう事で雷斗はカリバーではございません。

それじゃあ一体…おっとまだ詳しくは言えません。

恭の視点でも朔太を見かけて、
希子の視点でも新たな敵、スノウが現れました。
スノウのモデルは…まぁラブライブで姉様なんて言うキャラは一人しかいないと思います。

次回から三つの視点の戦いを一話ずつ分けて書いていきます。
同時刻ここではこの戦いが始まっていたって感じですね。

そして新たなメギドのレイダー化
バトルゴブリンレイダー
イメージとしては身体の装甲はバトルレイダーと変わりない感じですけど頭の部分がゴブリンの顔のような感じに変わっています。
何か本当に近代ファンタジーに出て来そうな敵ですね。


スーパースター八話
新曲や振り付けがもう感動して涙が…
最後のタイトルのでかたが、もう神です…
鳥肌もヤバいくらい感動しました〜(涙目)

それでは次回で!







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第28話 想いをその胸に、雷鳴覚醒!


今回難しかったな…


 

雷斗視点…

 

あの日…かすみを誤って斬ってしまってから…

 

俺は辛さと罪悪感で胸が締めつけられそうになった…

 

かすみは優しいからきっと雷斗は悪くないよって、

 

優しく言ってきそうだな…

 

けど、それで俺の心が晴れる訳じゃない…

 

いつまでも悩んで…落ち込んでいても仕方ない。

 

だから俺はもう誤ちを繰り返さない為にも、

 

一人、強くなる為に人気のない所までいって修行した…

 

そして俺は…前の世界で使えなかった。

 

あの力を使えるようになった。

 

そして帰って来て早々、

 

かすみがメギド?と仮面ライダー?に襲われそうになっていた所へ遭遇した。

 

メギド?の方は何だ?

 

何でカリバーが戦っているんだ…?

 

考えるのは後にして、かすみを助けないと!!

 

修行の間、一切連絡をとっていなかったから、

 

きっと怒ってるだろうな…

 

けど説教ならいくらでも聞くし、

 

我儘だって何でも聞く、

 

俺はかすみの前へと走り、敵の仮面ライダー?の武器を防いでかすみを守った。

 

 

迅バーニング

「誰?お前?」

 

雷斗

「お前こそ…誰だよ?…かすみを殺させなんてしないぞ…」

 

俺は相手を少し睨みながらそう言い、

後ろにいるかすみの安否を確認した。 

 

雷斗

「無事か!?かすみ!?」

 

かすみ

「無事かじゃないよ〜…勝手にいなくなって連絡もでないし、心配したんだから〜……」

 

声からして泣いてるよな…本当…

 

雷斗

「ごめん…その埋め合わせは必ずするよ…」

 

かすみ

「うん…絶対だよ!」

 

雷斗

「それなら…こいつを何とかしないとな!!」

 

迅バーニング

「ぐあ!」

 

俺は相手を蹴って、距離を取ってからベルトを着けて、

聖剣を納刀してからワンダーライドブックをだして、

ベルトに装填してから聖剣を抜刀した。

 

雷斗

「変身!」

 

『黄雷抜刀!ランプの魔神が真の力を発揮する!』

 

『ゴールデンアランジーナ〜♪』

 

 

迅バーニング

「お前仮面ライダーだったのか!?」

 

エスパーダ

「お前が何なのかはどうでもいいけど…かすみを殺そうとしたんだ…覚悟しろよ…」

 

迅バーニング

「何なのかどうでもいいって何だよ〜!僕はホムラって名前があるんだよ!!」

 

エスパーダ

「知るか!!」

 

俺とホムラって奴はお互いに接近して、

互いの武器がぶつかりあった。

 

エスパーダ

「こんな攻撃…はぁ!!」

 

迅バーニング

「わわ!!」

 

俺はホムラの武器を弾き、相手に隙を与える事なく連続で攻撃をくらわしていった。

 

迅バーニング

「ちょっ…ちょっ!?(何だこいつ!?強い!?)」

 

《ヘッジホッグ!ふむふむ…習得一閃!》

 

エスパーダ

「くらえ!!」

 

俺は聖剣を振り、刀身からハリネズミの針を無数に飛ばした。

 

迅バーニング

「うわあぁぁ!!」

 

ホムラはぶっ飛んでいき、地面を転がっていった。

 

エスパーダ

「終わりか?」

 

かすみ

「雷斗…凄い……」

 

迅バーニング

「ぐう…このぉ〜!調子に乗るなよ!バトルゴブリンレイダー!!」

 

バトルゴブリンレイダー

「グウゥゥ!!」

 

ホムラがそう言うと、カリバーが相手していた内の二体が俺に向けて銃を撃ってきた。

 

エスパーダ

「うおっと!!危ないな…アレはメギド?レイダー?どっちなんだ一体?…ぐあ!?」

 

迅バーニング

「あはは!隙あり〜!!」

 

こいつ…俺が攻撃を避けたと同時を狙って来やがった…

 

エスパーダ

「随分と卑怯な奴だな!」

 

迅バーニング

「卑怯?効率のある戦い方って言ってよ〜!僕は自分と合わせて七人いるんだよ?数が多い方が有利だし色々出来るんだよ…こんな風にね!その子を始末して〜!!」

 

エスパーダ

「何!?」

 

バトルゴブリンレイダーはかすみに向かって行った。

 

かすみ

「!?」

 

エスパーダ

「かすみ!今行く…」

 

迅バーニング

「させないよ!!」

 

エスパーダ

「くそ!こいつ!!どけ!!」

 

俺がかすみを助けに行こうとしたら、ホムラが邪魔をしてきた。

 

カリバー

「!」

 

俺がホムラに邪魔されてるのを見て、カリバーが戦っている敵を振り払ってから、かすみの所へ向かおうとしていた。

 

迅バーニング

「ねぇ、そいつも抑えておいてよ!!」

 

カリバー

「!!」

 

ホムラがバトルゴブリンレイダーに命令してカリバーの進行を邪魔した。何であいつ…かすみの所に?まさか、助けようとしたのか?あのカリバーが?

 

迅バーニング

「あはは!それじゃあ…バイバイ…まず一人…」

 

ホムラが冷酷にそう言うと、

バトルゴブリンレイダーはかすみに銃を向けて引き金を引こうとした…

 

エスパーダ

「かすみ!!」

 

くそ!また…俺は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい、そんな事させると思ってるのか!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』

 

 

バスター

「うおっらあぁぁぁ!!」

 

バトルゴブリンレイダー

「グウオオ!!」

 

迅バーニング

「へっ…?」

 

バスター

「よぉ!雷斗!随分久しぶりじゃねぇか!!」

 

エスパーダ

「土門さん!!」

 

かすみを襲おうとしたバトルゴブリンレイダーを、

バスターが土豪剣激土を思いっきり振ってぶっ飛ばして、かすみを救ってくれた。

 

迅バーニング

「な、何だよお前〜!?」

 

バスター

「てめぇこそ何だ?あっ!お前か!明日飛が言っていた

焼き鳥仮面ライダーその一は!!」

 

迅バーニング

「誰が焼き鳥だよ!!僕はホムラって…」

 

バスター

「よく見りゃ、カリバーもいやがるし…しかもあれがメギドがレイダーになった奴か…それにしてもあのカリバー……まぁ今はいい、エマ!彼方!かすみを連れて早く逃げろ!」

 

エマ

「うん!」

 

彼方

「かすみちゃん。大丈夫?」

 

バスター

「雷斗!こっちは任せとけ!お前はその焼き鳥その一を

ぶっ飛ばせ!」

 

そう言い、バスターはバトルゴブリンレイダー達に向かっていった。

 

エスパーダ

「土門さん…ありがとうございます…」

 

迅バーニング

「何だよあいつ〜!!僕を無視しただけじゃなくって

焼き鳥呼ばわりして!焼き鳥はリリィだよ!!」

 

エスパーダ

「はぁ!!」

 

迅バーニング

「うわ!!」

 

俺は怒って隙だらけのホムラに攻撃をくらわした。

 

迅バーニング

「ぐぅ…卑怯だぞ!」

 

エスパーダ

「お前が言うな!!」

 

俺はあるワンダーライドブックをだした。

 

エスパーダ

「修行の成果だ…行くぞ!!」

 

 

《フォルティーシモアランジーナ》

 

 

『最強の名を持つ魔神と共に、己を超えよ…』

 

俺は再び聖剣をベルトに納刀して、ワンダーライドブックベルトを装填してから、再び抜刀した。

 

 

『黃雷抜刀!全てを極めし覚醒の証!』

 

『フォルティーシモアランジーナ!』

 

『最強の魔神!ここに現る!!』

 

 

バスター

「アレは!あいつ…前の世界で使えなかった力を使えるようになったのか、やるじゃねぇか!」

 

迅バーニング

「な、何だよ!ちょっと変わってマントが着いただけじゃん!見かけ倒しに負ける僕じゃないよ!!」

 

ホムラは俺に接近してきて攻撃をくらわしてきた。

俺は避ける事なく、ホムラの攻撃を受けた。

 

迅バーニング

「何だよ!やっぱり見かけだけ!楽勝…」

 

エスパーダ

「お前の攻撃がちゃんと効いていればな…」

 

迅バーニング

「え…?」

 

俺はホムラの攻撃を受けていた、

ホムラは攻撃が効いていると思っていたようだが…

 

俺には一切攻撃が効いていない!

 

エスパーダ

「こっちの番だ…!」

 

「がっ!……!?」

 

俺は聖剣を振り、ホムラに一撃与えてやった。

一撃与えただけで、ホムラの装甲に亀裂が入った。

 

迅バーニング

「何…!?何なのその剣…!?(いや、剣じゃない…まさかこの姿になってこいつの力が増してるって言うの!?…見かけだけとか馬鹿な事言ってる場合じゃない!…とゆうより…これ以上戦ったら…僕は……)ぐっ!くそ!!後はお願い!!」

 

ホムラは周りに斬撃を放って俺に近寄らせないようにした後、翼を展開して空へと飛んでいった。

 

迅バーニング

「覚えとけよ…!!」

 

そう言う声が聞こえ、ホムラは飛んで逃げた。

後を追うか?…いや、それよりも…

 

エスパーダ

「ここの敵を倒す事が先だ!」

 

『フォルティーシモ必殺読破!』

 

エスパーダ

「土門さん!それとカリバー!退いて!!」

 

バスター

「何?」

 

カリバー

「?」

 

『黃雷抜刀!』

 

『フォルティーシモ必殺斬り!』

 

エスパーダ

「トルエノ・エスプランドル!!」

 

雷鳴剣黃雷の刀身に強力な稲妻を纏わせて、

閃光の速さで居合い斬りを全てのバトルゴブリンレイダーにくらわせた。

 

エスパーダ

「これで話しは全て終わりだ…」

 

居合い斬りをくらったバトルゴブリンレイダー達は爆発し、倒した…と思っていたが…

 

ゴブリンメギド

「グウオオオ!!」

 

バスター

「んな!マジで外面を破壊しても中身は無事なのかよ!?」

 

バスターは土豪剣激土を構えて、ゴブリンメギド達は襲いかかって来ようとした。

 

エスパーダ

「言った筈だ…話しは全て終わりって…」

 

俺はベルトに聖剣を納刀した。

それと同時に…

 

ゴブリンメギド

「グウ!!」

 

バスター

「え?」

 

ゴブリンメギド達に落雷が発生して相手に追撃し、それから爆発して倒した。

 

バスター

「驚かすなよ…」

 

エスパーダ

「すいません。」

 

そう言いながら俺とバスターは変身を解いた。

 

カリバー

「………」

 

一真

「あっ!待て、カリバー!」

 

どこかへ去ろうとしたカリバーを土門さんが呼び止めた。

そういえば…何でカリバーがいるんだ?

確か闇黒剣月闇は回収したって聞いたけど…

 

一真

「お前は誰なんだよ?俺達に味方してくれるって事は敵じゃないって思っていいんだよな?」

 

カリバー

「………」

 

一真

「話す気がないか…正体がバレたくないならそれでいい…けど一つわかった事がある。お前は…剣士じゃないな」

 

カリバー

「!?」

 

雷斗

「どうゆう事ですか?」

 

一真

「こいつの戦い方を見て、確かに聖剣を使い慣れてはいるように見えるけど、俺には付け焼き刃程度にしか見えないな、こいつの正体が最近姿を見せてない、湊か志貴ならあいつらの戦い方の癖がある。剣士じゃない朔太だとしてもな…これでも元はベテラン剣士なんでな一目見りゃわかるんだよ。」

 

雷斗

「じゃあ、このカリバーは誰が?」

 

カリバー

「………」

 

雷斗

「あっ!おい待て!?」

 

カリバーは逃げるように姿を消した。

何だ?正体がバレるとマズいのか?

 

一真

「あそこに闇黒剣月闇をあるのを知っているのは…あのメンバーだけ……とゆう事は…まさかな…」

 

カリバー…一体誰がなってるんだ…?

 

俺がカリバーの正体の事を考えていた時…

 

かすみ

「雷斗…」

 

振り向くと、そこにはかすみがいた…

目に涙を溜めながら俺に近寄って来た。

 

雷斗

「かすみ……その…」

 

かすみ

「バカ!!」

 

雷斗

「!!」

 

かすみ

「バカ!バカ!…雷斗のバカ!!急にいなくなったと思ったらまた急に現れて!かすみんがどれだけ心配したと思ってるの!?ずっと…辛かった…いつも一緒にいてくれた雷斗がいなくなって辛かったんだよ!」

 

雷斗

「ごめん…かすみ…お前を誤って斬ってから…ずっと胸の中が辛さと罪悪感でいっぱいで……」

 

かすみ

「…もういいよ…」

 

かすみは俺に優しく包むように抱きついた。

 

かすみ

「雷斗は悪くないよ…雷斗はずっと辛い思いをしてきたんだよね…」

 

雷斗

「かすみ…」

 

かすみ

「雷斗、助けてくれてありがとう。それと…

お帰り…」

 

かすみの顔をみると泣きながら笑顔だった…

 

許してくれるのか…俺はお前を斬ったんだぞ…

 

何でそんなに…

 

かすみ

「あれ〜?雷斗〜泣いてるの?」

 

雷斗

「うるせぇ…お前だって泣いてるじゃないか…」

 

かすみ

「かすみんはいいの!ずっと会いたかったんだから…」

 

雷斗

「かすみ…その…俺は…」

 

かすみ

「も〜暗い事言うの禁止!そんなに気にするんだったら、かすみんのお願いを聞いてもらうから!」

 

雷斗

「な、何だ…?」

 

かすみ

「……て…//」

 

雷斗

「え?」

 

かすみ

「これからも…ずっと一緒にいてよね…//

ずっと、ずっ〜とだよ!//」

 

おいおい…それって何だか…結婚の約束的な何かに聞こえるんだけど!?

 

雷斗

「え、あぁ…けどそれって…?」

 

かすみ

「あ〜もう!この鈍感!かすみんは雷斗の事が大好きなの!!わかってよね!//」

 

ま、マジか…かすみが俺を…!?//

 

かすみ

「こ〜んな可愛いかすみんに好意を持ってもらえるなんて…//その…え〜と…感謝して…その〜…///」

 

かすみ…恥ずかしくなってきてショートしかけてるぞ…

 

かすみ

「ら、雷斗はどうなの!?かすみんの事…//」

 

俺は…かすみの事はずっと可愛い従妹だと思っていた…

けど、ずっと傍にいてて、ただの従妹とは思わなくなっていたし一人の女の子として見るようにもなっていた。

 

いや…もっと前から俺はかすみの事が…

そうじゃないと俺の中でこんなにもかけがえのない大切な存在にならないよな…

 

雷斗

「俺も…その…好きだよ…かすみの事…//」

 

かすみ

「!!//」

 

雷斗

「おい…何か反応してくれよ!//」

 

かすみ

「う…うん…//」

 

かすみは顔を真っ赤にして頷いた。

ヤバい…可愛い…

 

このままじゃちょっと理性が…

 

そんな時だった…

 

 

彼方

「おぉ〜…ラブラブだね〜」

 

エマ

「何だか感動的だよ〜」

 

一真

「あぁ…青春って感じだぜ〜…」

 

雷斗

「ど、土門さん!!//」

 

かすみ

「エマ先輩!彼方先輩!//」

 

そうだった!この三人がいる事忘れてた!!

うわ…見られてたから恥ずかし…//

 

一真

「俺達の事は気にするな〜」

 

エマ

「うんうん。」

 

彼方

「お構いなく〜」

 

三人滅茶苦茶ニヤニヤしてんじゃん!!

気にするなって言うけど…気にするから!!//

 

かすみ

「あっ!そうだ〜!しず子達を待たせてるんだった〜!」

 

雷斗

「そ、そうか〜!それなら早く行かなきゃな〜!」

 

俺とかすみはそう言いながら、

慌てながらこの場から走った。

 

彼方

「あっ、逃げた〜」

 

エマ

「ちょっとからかいすぎちゃったかな?」

 

一真

「はは!まぁいいじゃねぇか、雷斗もかすみも元気になったしよ。」

 

 

まったく…あの三人は…//

 

まぁでも何だろうな…

 

ずっと暗い気持ちだったのに…

 

今は晴れた気持ちだ。

 

かすみが俺を許してくれたからって事もあるけど、

俺を好きって言ってくれたからかもな…

 

もう二度と誤ちを犯さない為にも、

俺は再び戦う。

 

傍にいて大切な人を守る事を、

俺の想いに誓ってな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 守る為に、銃剣炸裂!!


どうも作者です。
え〜とゆう訳で今回出ました。
エスパーダオリジナルの形態

フォルティーシモアランジーナ

姿としてはゴールデンアランジーナの鎧が少し変わって、背中にマントが着いてる感じです。
ワンダーライドブックはドラゴニックナイトとかと同じ形です。

この姿になる事で速さだけじゃなく、
攻撃力や防御力も上がります。

現に今回迅バーニングの装甲にヒビがいく程のパワー…

今回は剣だけの必殺技だけでしたけど、
後に他の技も使っていきます。

一応描写がありませんでしたけど、
ドラゴニックブースターと同じ物も持っています。
今後を楽しみにしててください。

いや〜しかし…結構考えるの大変でしたね…
スペイン語調べたのは人生初でしたね(笑)

本家の強化形態早くどんなのか見たい…

さて、話しは変わりますが、
今回のスーパースター、
遂にユニット名が決まるのと、
みんなが可愛い過ぎましたね〜
まぁそれよりも次回のタイトル見て、
ゼロワンのあのキャラ思い出しました(笑)


それでは次回で!





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第29話 守る為に、銃剣炸裂!!


仮面ライダーエグゼイド5周年!
おめでとうございます!


「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!
本当にこの台詞を言う仮面ライダーいるんだね。」

作者
「そういえば一話で言ってたね。
コンティニューしてもクリアする!もあるよ。」


「そうなんだ〜」

作者
「ちなみにこの台詞を言う人は自分の事を神と名乗っているよ。」


「神って!?ゴーザさん!?」

ゴーザ
「私をあんなのと一緒にするんじゃない!!」


「私は…不滅だぁぁぁぁ!!」

作者 侑 ゴーザ
「で、出たあぁぁぁ!?」

バイス
「俺っちが出るタイミングがねぇ…」


ゲンムは本当にいいキャラしてますね〜





 

雷斗がかすみと合流して戦闘を始める少し前…

 

恭視点…

 

 

俺と果林は店を出て、ある人物を追った。

 

その人物は…

 

「朔太!」

 

朔太

「ん?…恭…朝香さん…」

 

「ん?じゃねぇよ…お前今まで何やってたんだよ?」

 

朔太

「あぁ…」

 

元気がないな…とゆうより、

病んでるようにも見えるな… 

やっぱり彼方にした事を気にしてるんだな…

 

果林

「貴方…大丈夫なの?」

 

朔太

「そう思いたいよ…」

 

「ちょっと話さないか?少しは気持ちは楽になると思うが」

 

朔太

「そうだな…」

 

近くにあったベンチに座って朔太は自分の事を話し始めた。

 

彼方を傷つけてから、何をしようにも手がつかずになって、学校も休んで家にいたら彼方が来るからしばらく傷心の旅に出掛けていたらしい…だから最近姿を見なかったのか…

 

朔太は両親が海外で仕事しているから一人で暮らしているし傷心の旅に出掛けていても両親は海外にいるからバレないからな…

 

旅をしても傷は中々癒えないし、

自分を鍛えたりして気を紛らわせても全然紛らわす事も出来ずに、そのまま移動を繰り返していたら気づいたらここに戻って来たらしい。

 

 

朔太

「本当…何やってるんだろうな…俺…こんな事しても彼方から逃げているだけで何も解決しないのに…顔をあわせようにもどんな顔して会えばいいかわからないんだ…情けないよな…守るって決めたのに逆に傷つけて…逃げて…本当自分が情けないよ…」

 

「……」

 

落ち込む気持ちはわかる…

俺だって果林と戦っている時、

辛い気持ちになった…

 

けど…

 

「朔太…あの戦いはみんな辛い思いをした…でも、いつまでも落ち込んでいても…」

 

果林

「……貴方の気持ち…わかるわよ…」

 

「果林?」

 

果林

「私の場合は洗脳されてた側だったけど…自分の意思はあっても身体は勝手に動いて止めようしても出来ないで恭達を攻撃して…私は恭を刺して傷つけた…今でも偶に思い出したりして辛い気持ちになるわ…この事はたぶんずっと忘れたくても忘れる事か出来ないと思うわ…それにこの気持ちは洗脳されていたみんなが思う事よ…彼方もね…」

 

朔太

「彼方が…?」

 

果林

「彼方も貴方を傷つけた事をまだ引きずってるのよ。普段は平気そうな顔しているけど、この前一人でいる時辛そうな表情して泣いているところを見たわ。」

 

朔太

「……」

 

果林

「私だって貴方みたいに逃げそうになったけど…みんなや恭が支えてくれたから今こうして少しずつ落ち着いていれるようになった。彼方もみんなに支えられて…けど、今彼方が一番傍にいてほしいのはあなたよ。」

 

朔太

「俺が…?」

 

果林

「私もみんなだけじゃなく大切な人が傍にいてくれて…恭がいてくれたから、逃げる事なく前に進めた。傷ついたみんなもそれぞれ大切な人やお互いに助け合って前に進んでいるのよ。だから貴方も彼方の傍にいてあげるのがいい事よ。何でも一人で抱え込まないで。」

 

朔太

「朝香さん…」

 

果林…いい事言うな…

 

確かに果林の言う通りだな、

朔太は一人で抱え込みすぎだな、元悪党だからかもしれないけど、この世界じゃ朔太はもう悪党なんかじゃない。

 

鴻神学園の生徒会長であり、俺の親友でもあるからな

 

朔太

「彼方…許してくれるかな…」

 

「あの子の事ならお前が一番知ってるだろ。

大丈夫だ。きっと上手くい……」

 

 

「見ぃ〜つけた…」

 

「!?」

 

妙な声が聞こえて、振り向くと剣を持った少女がいた。

 

「朝香果林…だな…始末対象の…」

 

果林

「私を始末って…!?」

 

朔太

「どうゆう事だ!?」

 

「その剣、無銘剣虚無か!とゆう事はお前がリリィか?」

 

リリィ

「私を知っている…とゆう事は貴様ら仮面ライダーか?…あはは…それなら…纏めて始末してあげる…」

 

《エターナルフェニックス》

 

リリィは聖剣をベルトに納刀してから、

ワンダーライドブックをベルトに装填してから…

 

『抜刀…!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリィ

「シーッ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリィ

「あはは!!……変身!!」

 

『エターナルフェニックス!』

 

『虚無!漆黒の剣が、無に帰す!』

 

 

ファルシオン

「やられる覚悟は…いい?」

 

こいつが無銘剣虚無の剣士…

ファルシオンか…

 

「朔太…少し手を貸してくれないか?」

 

朔太

「言われなくても…こいつはヤバい奴なのはわかる…」

 

「普通に戦えるか?」

 

朔太

「一応鍛えていた…大丈夫だ…」

 

「そうか、果林!お前は離れてろ!」

 

俺は果林にここから離れるように言い、俺と朔太はベルトと聖剣を取り出して構えた。

 

「変身!」

 

『ヘンゼルナッツとグレーテル!』

 

『銃剣撃弾!』

 

『銃でGO!GO! 否!剣でいくぞ!音銃剣錫音!』

 

 

《ゼツメツ!Evolution!》

 

朔太

「変身!」 

 

《ブレイクホーン!》

 

《パーフェクトライズ!》

 

When the five horns cross,

  the golden soldier THOUSER is born.

 

 "Presented by ZAIA."

 

ファルシオン

「ん?お前のその姿…」

 

サウザー

「何だ?」

 

ファルシオン

「アイツみたいで…ムカつくなぁ!」

 

ファルシオンは急にサウザーに向かって行き、襲いかかった。何だ?サウザーを見てムカつくって…

 

スラッシュ

「朔太!何かしたか!?」

 

サウザー

「知らん!こいつとは始めて会ったぞ!とゆうかこいつは何なんだ!?」

 

スラッシュ

「転生者が作ったヒューマギアだ!」

 

サウザー

「ヒューマギアだと!?」

 

ファルシオン

「喋ってていいのか!?」

 

サウザー

「おわ!?」

 

スラッシュ

「朔太!!」

 

ファルシオン

「お前はこいつと相手してろ!!」

 

ファルシオンがそう言うと、俺の後ろに突然何かの気配を感じ、俺は後ろを振り向いて攻撃した。

 

すると何かに当たり、徐々に姿を現していった…

何だ?…この見覚えがある光景は?

 

果林

「!?」

 

ファルシオン

「そいつは…アサシングゴブリンレイダー…姿消すから気をつけた方がいいわよ〜…」

 

ゴブリンメギドにアサシングフォックスのキーを使ったのか、待てよ…このレイダー…はっ!?

 

俺は果林を見ると…果林は身体を震わせていた…

 

果林

「嫌…アレは…アレは…」

 

マズい…こいつは果林にとってトラウマだ!

何でこのキー使ってレイダーになるんだよこのメギド!

 

アサシングゴブリンレイダー

「グウゥゥゥゥ…」

 

アサシングゴブリンレイダーは姿を消した。

こいつはあのレイダーと同じ能力があるのか!

ゴブリンメギド自体は集団で攻撃して来るタイプだが…

レイダー化する事で厄介な事になるな…

 

それより奴は何処に!?

 

スラッシュ

「何処だ…」

 

果林

「嫌!!」

 

スラッシュ

「果林!?」

 

果林の悲鳴が聞こえて、見ると…

アサシングゴブリンレイダーは果林に襲いかかろうとしていた。

 

恭あらため

スラッシュ視点…終

 

 

果林視点…

 

 

私の前に顔や所々違うけどあのレイダーが急に現れた…

逃げようにも恐怖で腰が抜けて動けなかった…

 

レイダーはナイフを構えて私を刺そうとしていた…

 

 

このレイダーを見ただけで思い出す…あの時の事…

 

 

果林

『やめてよ…何で止まらないのよ!私!恭とは戦いたくないのよ!やめて!!』

 

必死に身体を止めようとしても叫ぶように止めようとしても…私の身体は止まらない…

 

《アサシンングボライド!》

 

スラッシュ

『がっ…は………』

 

私は…恭のお腹にナイフを刺していた……

 

嫌…何で…何で…恭を…恭を…

 

 

アサシングゴブリンレイダー

「グウオオオオオ!!」

 

果林

「嫌ぁぁぁぁ!!」

 

きっと…これは恭を刺した罰よね…

 

恭…ごめんなさい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スラッシュ

「させると思ってんのかよ!!!」

 

アサシングゴブリンレイダー

「グウ!!」

 

果林

「え…?」

 

私が刺されそうになった時…

恭がレイダーの顔を殴ってふっ飛ばした。

 

スラッシュ

「大丈夫か?…果林?」

 

果林

「恭……」

 

目の前にはもう恐ろしいレイダーじゃなく…

変身した姿だけど…

 

私の大切な人…恭がいた…

 

果林

「恭…私…私…」

 

スラッシュ

「落ち着け…もう大丈夫だから…」

 

果林

「あっ……」

 

恭は私を優しく抱き締めてくれた…

変身しててもわかる…恭の暖かさが…

 

不思議…さっきまで恐怖の気持ちでいっぱいだったのに…恭に抱き締められて…恐怖の気持ちがなくなっていく…

 

スラッシュ

「大丈夫だ果林…俺が絶対にお前を守るから…お前のトラウマなんて俺が倒すから…だから…安心してくれ…」

 

私はいつの間にか泣いていた…

人前では泣きたくないけど…今は涙が止まらなかった…

 

スラッシュ

「ちょっと待っててくれよな。早く終わらせてお前に服を選んでもらうの楽しみだからな。」

 

果林

「何よ…それ…もう、それだったら早く倒して終わらせてよね…」

 

スラッシュ

「あぁ!」

 

恭は私の頭を少し優しく撫でてから行った。

みんなと一緒にいる時も気持ちが落ち着くけど、

大切な人と一緒にいるともっと落ち着く…

 

もう私の中には恐怖の気持ちはなくなっていた…

 

恭…ありがとう…

 

 

果林視点…終

 

 

スラッシュ視点…

 

 

俺はアサシングゴブリンレイダーに近づいていった…

 

スラッシュ

「さてと……よくも…

俺の果林を怖がらせてくれたよなぁ!!」

 

もう俺は完全に頭にきてブチ切れていた。

こんなにキレたのは始めてだよ…

 

スラッシュ

「覚悟しやがれ…こいつで始末してやるよ…」

 

俺はワンダーライドブックを取り出した。

 

 

《シブリングバウンティハンター》

 

『過去の悲劇を繰り返さない為に、

兄妹は全てを終わらすまで狩りを続ける…』

 

『銃奏!』

 

俺は音銃剣錫音にワンダーライドブックを装填して、

引き金を引いた。

 

『シブリングバウンティハンター!』

 

『銃剣撃弾!』

 

『剣で行くぜ!NO!NO!

銃でGO!GO!BANG!BANG!音銃剣錫音!』

 

俺の左腕に召喚機『サモンアームズ』が装備された後、

身体の装甲が弾け飛んで腰にマントが装備され、

新たな装甲も装備されて、全身の色に黒が足された。

 

普段のワンダーライドブックなら腕が変わるだけだが、

このワンダーライドブックは特殊な物だから普通のワンダーライドブックと違ってサイズも少し大きく不思議な力を持っているからこうしてセイバーのように全身変わる事が可能だ。

 

 

スラッシュ

「覚悟しろよ…この姿になったら手加減って物が知らないからよぉ!!!」

 

俺はアサシングゴブリンレイダーに向けて銃剣で撃ちまくった。

 

アサシングゴブリンレイダー

「グウ!!」

 

また姿を消したか!

何て…なぁ!!

 

俺は遠慮なく撃ちまくった!

そして撃った銃弾は曲がり姿を消した敵に命中して、

姿を現した。

 

スラッシュ

「無駄なんだよぉ!一度俺の攻撃が当たれば何処へ撃っても隠れても撃ったら当たるんだよぉ!!お前の能力はもう無意味だぁ!!」

 

アサシングゴブリンレイダー

「グウオオオオオ!!」

 

果林

「!?」

 

姿を消す事を諦めたのか、アサシングゴブリンレイダーはまた果林を狙おうとしていた。

 

スラッシュ

「おいおい…どんだけ俺を怒らせたらいいんだぁ?」

 

俺はサモンアームズのダイヤルを操作して、

レバーを押し込んだ。

 

『サモン!』

 

『ホワイトウィッチ!』

 

果林

「え!?な、何これ!?」

 

スラッシュ

「果林を守れ!!」

 

果林の所に白い精霊のような魔女が召喚されて、

周りにバリアを張ってアサシングゴブリンレイダーの攻撃を防いだ。

 

スラッシュ

「さて…ボコボコだぁ…来い!!」

 

『サモン!』

 

『トロールガーディアン!』

 

俺は再びダイヤルを操作してからレバーを押し込んで、今度は強固な鎧を纏ったトロールを召喚してから、敵に向かわせて、トロールガーディアンは相手にひたすらパンチをくらわしていき、最終的に掴んで俺の所へと放り投げた。

 

『剣盤!』

 

『シブリングバウンティハンター!イェーイ!』

 

スラッシュ

「フォルテッシモ・カッティング!」

 

『錫音音読撃!イェーイ!』

 

スラッシュ

「らぁ!!」

 

俺は飛んできたアサシングゴブリンレイダーを連続で斬りまくり、ついでにベルト部分も斬り裂いた。

 

アサシングゴブリンレイダー

「グウオオオオオ!!」

 

アサシングゴブリンレイダーは大きなダメージを受けて、更にベルトが破壊されて元のメギドの姿に戻った。

 

それから俺は接近してゴブリンメギドを上空にへと蹴り上げてから、再び音銃剣錫音にワンダーライドブックをリードさせた。

 

 

『シブリングバウンティハンター!イェーイ!』

 

スラッシュ

「これで決まりだ…グランディオーソ・ジャッジ!」

 

『錫音音読撃!イェーイ!』

 

俺は高く飛び上がり、ゴブリンメギドに向かって両足を揃えて飛び蹴りをくらわした。

 

ゴブリンメギドは爆発し、

俺はそのまま地面に着地した。

 

スラッシュ

「俺の果林に手をだした報いだ!」

 

ファルシオン

「何だ?あいつやられたの?」

 

サウザー

「隙を見せていいのか?」

 

ファルシオン

「ぐぅ!あぁ〜本当…ムカつくなぁ!!」

 

『必殺黙読!』

 

『抜刀!不死鳥無双斬り!』

 

ファルシオン

「はぁ!!」

 

サウザー

「!!」

 

《ジャックライズ!》

 

《ジャッキングブレイク》

 

サウザー

「はっ!」

 

《JACKING BREAK》

 

《ZAIA ENTERPRISE》

 

 

おっと、向こうの加勢に行かないとな…

俺がサウザーの援護に向かおうとしたら…

 

ファルシオン

「あぁ〜本当にイライラする!その姿見てると!

イリマの奴を思い出す!!もうやめよ!やめ!!」

 

ファルシオンは怒りながら、上空へと飛んで行き何処かへ飛んで行った。

 

サウザー

「何だったんだアイツは?」

 

何でアイツ…朔太、いや、サウザーの姿を見てイライラするって言っていたのか?

 

後、イリマって誰だ?奴らの仲間か?

 

まぁとりあえず突然の襲撃があったけど、

何とかなったな…

 

あの後、朔太はまた何処かへ行こうとしたが、

行く前にこう言った。

 

朔太

「彼方と少し話すよ…そして謝る…」

 

それだけを言い、行ってしまった。

少し心配なところもあるけど、きっと大丈夫だ。

 

俺にはそう信じるしかないな…

 

 

それから俺と果林はとゆうと…

 

「おぉ…いいなこれ」

 

果林

「私が選んだんだから当然よ。」

 

俺は果林に服を選らんでもらってから、

試着して果林に見てもらっている。

 

果林

「次はこれなんてどう?」

 

「おっ、ちょっと好みな感じだな、よしそれも着てみよう…」

 

俺は果林から服を受け取り試着室のカーテンを閉めた。

 

「……おい…果林…何で一緒に入ってるんだ?」

 

何故か果林も一緒に試着室の中に入ってきた。

 

果林

「ここなら…誰にも見られないでしょ…//」

 

顔を少し赤くしながら、果林は俺にキスをしてきた。

 

「んな…//」

 

果林

「お礼よ…その…落ち着かせてくれたから//」

 

「あ、あぁそうか…とゆうよりお前大胆だな…//」

 

果林

「いいでしょ…恭…//」

 

「何だ?」

 

果林

「私は貴方といると幸せよ…これからもずっと私の傍にいてね…//」

 

「何を当たり前の事言ってるんだ。俺はずっとお前の傍にいるよ。」

 

果林

「ありがとう…//」

 

気がついたら俺と果林は再びキスをしていた。

 

もしかしたらまた果林はトラウマを思い出してしまう時があるかもしれない…

 

だから俺が傍にいて安心させないとな、

そしてこれからも俺は果林を守っていく、絶対にな…

 

 

余談だが、果林はこの後自分のした事が恥ずかしくなって、ずっと顔を赤くしながら手で顔を隠していた。

 

やっぱりこうゆう所を見るといつもの果林だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 乱入者と怒りの叫び



どうも作者です!
まさか先週更新した次の日に、
本家のエスパーダの強化形態の姿が明らかになるとは、
本気でビビリましたね…
まさかのファルシオンも新たな形態になるとは…
何が起こるかはわからないですね〜

さて、今回もオリジナル形態

仮面ライダースラッシュ

シブリングバウンティハンター

左腕に新装備、召喚機『サモンアームズ』が装備されて
身体の装甲が弾け飛んで腰にマントが装備され、
新たな装甲も装備されて、全身の色に黒が足された。

このワンダーライドブックは普通のと違って、
少し大きめのサイズです。
普通は腕だけですけど、このワンダーライドブックでは全身の姿が変わるようになります。

そして『サモンアームズ』
これはドラゴタイマーみたいな形をしています。
使う時もダイヤルを操作してレバーを押し込むようになってます。

スラッシュは強化形態はだいぶ悩みましたね…
悩んだ末に昔見た映画を思い出して、
それがヘンゼルとグレーテルのその後の物語でして、
結構印象がありましたからこの映画を元に、
今回の強化形態が完成しました。

技名も音楽用語とか使ってます。
(これも始めて調べた…大変…)
ちなみにシブリングは兄妹の意味もあります。
(確か調べた時はそうだった)

さて、今回のスーパースター
タイトルとは違い、恒例の合宿回でもなく、
素敵な話しでしたね…感動しました…

それと…虹ヶ咲のライブ情報とアニガサキ二期の
キービジュアルも公開されましたね!

ちゃんと栞子とミアとランジュがいる!!
アニメのイラストで結構雰囲気が変わるな〜

もしこの作品を書く時が二期を見てからだったら、
だいぶ展開が変わってましたね。

まぁ一応こっちでも追加の三人も違った形で出せたので、
アニメでどうゆう風に加入するのか今が楽しみです。


それではまた次回で!






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第30話 乱入者と怒りの叫び


久しぶりに長くなってしまった…
後、タイトル変更しました。


 

恭と果林が朔太と合流して

リリィと戦闘をしている頃…

 

希子視点…

 

希子

「ちょっと…マジで言ってんの…!?」

 

まさか本当にメギドがレイダー化するなんて…

いや、驚くのは後…

 

この数じゃみんなを逃がそうにも撃たれる可能性があるか…守りながら戦う事になるわね…誰か応援で来てくれないかしら…

 

そんな時…

 

『風双剣翠風!』

 

剣斬

「はぁ!!」

 

希子

「!!」

 

璃奈

「湊…!!」

 

ミア

「えっ!?」

 

突然変身した湊が現れてバトルゴブリンレイダー達にあの手裏剣聖剣を使って攻撃していった後、私の横に立った。

 

希子

「湊、あんた何でここに!?」

 

剣斬

「偶然だ!妙な音が聞こえたから来てみれば…何だよあれ!?メギドなのか?」

 

希子

「信じられないかもしれないけど、メギドがレイダー化した姿よ。」

 

剣斬

「マジかよ…何だよその厄介な敵は…」

 

ミア

「その声…本当に湊なの!?」

 

剣斬

「え?何でミアがここに!?」

 

希子

「わざとじゃないわよ!あたしだって巻き込みたくなかったんだから!」

 

剣斬

「そんなのわかって…!……」

 

湊は璃奈がいる事がわかった途端黙り込んで、

璃奈から視線をそらした…

まったく…何も視線を逸らさなくってもいいじゃない…

 

スノウ

「仮面ライダーがもう一人か…いいわ、私の恐ろしさを教えてあげる…」

 

スノウが手を前にだすと、煙のようなのが現れて形になっていき、煙が晴れると剣を持っていた。

 

『煙叡剣狼煙』

 

剣斬

「聖剣!?」

 

希子

「まさか副会長が言ってた煙の聖剣!?」

 

スノウは聖剣を構えながら、

ワンダーライドブックをだした。

 

《昆虫大百科》

 

『この薄命の群が舞う、幻想の一節…』

 

聖剣にワンダーライドブックを装填してそして…

 

スノウ

「変身…」

 

『狼煙開戦!』

 

『FLYING! SMOG! STING! STEAM! 』

 

『昆虫CHU大百科〜!』

 

『揺蕩う、切っ先!』

 

 

「仮面ライダーサーベラ…始末してあげるわ…残酷に無惨にね…」

 

希子

「何が残酷に無惨によ!」

 

あたしはプログライズキーを取り出して、

ショットライザーに装填して構えた。

 

《サンダー!》

 

《オーソライズ》

 

《Kamen Rider...Kamen Rider...》

 

希子

「変身!」

 

《ショットライズ!》

 

あたしはサーベラに向けて撃ち、

銃弾は向かっていった…

 

サーベラ

「ふん…」

 

あたしが撃った銃弾ををサーベラは聖剣であたしの方に向けて弾き飛ばし、あたしはこっちに向かってきた銃弾に回し蹴りをした。

 

《ライトニングホーネット!》

"Piercing needle with incredible force."

 

嵐珠

「希子…!?」

 

ミア

「希子も湊みたいな姿になった…!?」

 

「こんな風に変身してたんだ…」

 

変身する所見たら驚くよね…さて…

 

 

バルキリー

「………」

 

サーベラ

「………」

 

あたしはサーベラを睨み…

ショットライザー構えながら突っ込んで行った。

 

 

希子あらため

バルキリー視点…終

 

 

剣斬視点…

 

 

俺はこぶた3兄弟のワンダーライドブックを使って

三人に分身して、敵に攻撃していった。

 

しかしこいつら…普通に強いな…

二つの力を持つから、力も上がってる訳か…

 

もう一つ厄介なのは…

ミア達を守りながら戦わないといけない事だな、

こいつら隙があればミア達に銃を向けてくるから危ないんだよな、とりあえず分身に敵の集団を任せて、本体の俺はミア達の近くにいて守っている。

 

そんな時…

 

ミア

「湊!その忍者の姿は何なの!?」

 

剣斬

「ミア!パニックになるのはわかるが、今はお前らを守る事に集中させてくれ!!」

 

嵐珠

「嵐珠にもちゃんと説明して!」

 

剣斬

「お前も静かにしてくれ!え〜と…誰だっけ…

あっそうだ!確か…ボチラ!!」

 

しずく

「ボチラって何ですか?」

 

「ボッチの嵐珠を略してボチラです。

ちなみにこれの名づけ親は希子。それにしても結構他の人にもボチラが定着してるのね。」

 

璃奈

「希子ちゃん…独得なネーミング」

 

嵐珠

「嵐珠よ!ボチラじゃなくて!!ランジュ!!」

 

剣斬

「お前何か…ニャン子に似てるな…

よし、じゃあニャン子二号って呼ぶわ!」

 

嵐珠

「二号って何よ!?」

 

「嵐珠、諦めなさい。あなたはイジられる運命なんだから」

 

嵐珠

「ちょっと峰…酷くない?あなた最近気づいたけど毒舌なんじゃない?」

 

「さぁ私はいつも通りですよ〜」

 

ミア

「峰は最近、嵐珠をイジるのが好きみたいなんだ。」

 

剣斬

「まぁ…愉快な友達ができて良かったよ。」

 

 

やっぱニャン子にミアを任せて良かったな…

とりあえず集中しないと…

 

「ガオォー!!」

 

剣斬

「何だ!?今の声!?」

 

突然何かの雄叫びが聞こえて、辺りを確認すると…

 

「ガオォー!!」

 

しずく

「!?」

 

剣斬

「あれは…ブレイズ!?」

 

突然雄叫びと共にライオンモードに変形した。

ブレイズが現れた。

 

ブレイズ

「ガオォーー!」

 

突然現れたブレイズは敵に攻撃していった。

 

剣斬

「何だ?あいつの戦い方…あんなに荒かったか?確かに戦う時は性格は荒くなるけどあそこまで酷くないぞ?」

 

ブレイズはまさにライオンのように荒く、戦い方もいつもと違ってかなり荒い…俺の分身にも攻撃が当たりそうになってるし…

 

ブレイズ

「グウゥゥ…ガオォーー!!」

 

剣斬

「とりあえず…あの厄介な敵の集団はあいつに任せるか…俺はニャン子の手伝いを…」

 

嵐珠

「希子!!」

 

ミア

「湊!!希子が!!」

 

ミアに言われてニャン子を確認すると、

何か煙と戦っていていた。

 

剣斬

「あいつ何で煙と戦っているんだ?さっきの剣士は何処に行ったんだ?」

 

不思議にそう思っていると、

ニャン子の背後にさっきの剣士が突然現れて攻撃した。

 

剣斬

「どうなってんだ!?」

 

 

剣斬視点…終

 

 

バルキリー視点…

 

 

バルキリー

「ぐあ!……くっ…何なのよこいつ…」

 

あたしはサーベラと戦闘を始めたけど…

こいつの能力に苦戦していた…

 

サーベラ

「どうしたの?もう終わりかしら?」

 

バルキリー

「煽ってんじゃないわよ!!」

 

あたしはショットライザーでサーベラに向けて撃ったけど…

 

『狼煙霧虫!』

 

バルキリー

「またか!!」

 

サーベラは煙化してショットライザーの銃弾を避けた。

マジで何なのよ…この漫画みたいな能力!

攻撃が当たらないんじゃ反撃しようにも出来ない…

 

バルキリー

「ぐあ!!」

 

サーベラ

「考えてる余裕なんてあるの?」

 

バルキリー

「くそ…腹立つわね!!」

 

『狼煙霧虫!』

 

また煙化した!

これを何とかしないとこいつを倒すどころか、

ろくに戦えないわよ!

とりあえず上空へ飛んで体制を整えないと!

 

あたしは上空へ飛ぼうとした時…

 

『インセクトショット!』

 

バルキリー

「!?」

 

サーベラ

「させると思ってるの?」

 

サーベラはあたしの上に現れて

背中に蝶の羽みたいなのを生やしていて、6本の昆虫の足も出現させて聖剣と昆虫の足から斬撃を放ってきた。

 

あたしは避ける事が出来なく直撃をくらい、

地面に叩きつけられた。

 

バルキリー

「がっ…!……」

 

サーベラ

「この程度なのね…ちょっとガッカリだわ…」

 

くっ…何とかならないの…

この煙化能力の対策はないの…

 

サーベラ

「あなたはもう相手にならないわね。始末対象を消させてもらうわ…」

 

ヤバい…このままじゃ峰達が!!

 

剣斬

「させるかよ!!」

 

サーベラを止めようと湊がサーベラに斬りかかった…

 

『狼煙霧虫!』

 

剣斬

「何!?ぐわ!」

 

サーベラ

「残念だけど、そこで大人しくしてる事ね…」

 

剣斬

「何が起こったんだよ…!?」

 

サーベラは湊に攻撃した後、

再び煙化してから峰達の前に向かってから、煙化を解除して、聖剣を構えた。

 

 

「!!」

 

希子

「峰!!」

 

剣斬

「やめろ!!」

 

サーベラ

「まずは…一人!!」

 

サーベラが峰に向けて聖剣を振り下ろそうとした…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カラミティ・ストライク…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サーベラ

「!?」

 

「はぁ!!」

 

突然サーベラに何かが攻撃して、サーベラは攻撃から避けて峰達から離れた。

 

てか…アイツって!?

 

 

「…煙に翻弄される。最高に愉快な匂いがするなぁ…

会いたかったぜぇ…仮面ライダー剣斬」

 

璃奈

「!!」

 

剣斬

「何でこんな時に現れるんだよ…デザスト!!」

 

また何でこいつが来るのよ!?

まぁお陰で峰達は助かった…いや助かってない!!

 

「何…?怪物…!?」

 

璃奈

「そんな…また…」

 

サーベラ

「貴様…デザストだな…私達が完成する前に突然姿を消したと聞くが…丁度いい、そいつらを始末しろ…メギドならば私達の仲間…」

 

デザスト

「はぁ!!」

 

サーベラ

「!?」

 

デザストはサーベラに向けて剣を振り、

サーベラはデザストの攻撃を防いだ。

どうゆう事…?

 

サーベラ

「何のつもりだ!?」

 

デザスト

「仲間だと?違うな…アイツは俺の本を手放した…今の俺は自由だ!だから俺が面白くしてやる!この世界を俺好みに染めてなぁ!!」

 

サーベラ

「ならば…お前も始末してやる…」

 

『狼煙霧虫!』

 

サーベラは煙化してデザストの周りを移動した。

デザストは何か移動している煙を見ているけど…

 

デザスト

「あぁ?……らぁ!!」

 

サーベラ

「ぐあ!!」

 

バルキリー

「!?」

 

あいつに攻撃を当てた!?

今のどうやったの!?

 

サーベラ

「偶然で…いい気に乗るな!」

 

『狼煙霧虫!』

 

デザスト

「おっと……………らぁ!」

 

サーベラ

「ぐあ!…どうして私の攻撃が…!?」

 

デザスト

「お前なんかじゃつまらないんだよ…やっぱり俺を楽しませてくれるのは…お前だ…」

 

剣斬

「たく…何度も何度も…しつこい奴だな!!」

 

デザスト

「フハハハ!!来いよぉ!!」

 

湊は聖剣を逆手に持ち直して、

デザストに向かって行った…

 

デザストの相手は湊に任せて…

 

あたしは…

 

サーベラ

「よくも…あのメギド…!」

 

バルキリー

「待ちなさいよ…あんたの相手はあたしでしょ…」

 

サーベラ

「お前がだと?私に一方的にやられていた奴が何を言ってるの?」

 

あいつは煙化して攻撃をして来る時だけ、

実体化するのが見えた…

だったらあいつが攻撃して来るタイミングでこっちも攻撃を当てれば何とかなる筈…

 

その方法を試すなら速さがいる…

やっぱ…これしかないか…

 

バルキリー

「しずく!璃奈!侑利を呼んどいて!たぶんあたし死にかけになるかも!!」

 

しずく

「えっ!?」

 

ミア

「希子!死にかけるってどうゆう事なの!?」

 

あたしはあるキーをだした…

これじゃないと対抗出来ないのよね…

 

《シュトゥルムダッシュ!》

 

《ソニックライズ!》

 

《Kamen Rider...Kamen Rider...》

 

《ショットライズ!》

 

撃った弾丸は風を纏ったチーターになって、

あたしの周りを走り周ってから、背後から弾丸の姿に戻って向かって来たところを回し蹴りをして当てた。

 

バルキリー

「はぁ!!」

 

《ハリケイングチーター!!》

"Wear the wind and become a prey to the god of death'

 

 

璃奈

「あれって…なったら危険な姿なんじゃ…」

 

バルキリー

「ぐ…うぅ……」

 

サーベラ

「姿が変わった所で、何も変わりはしない。」

 

『狼煙霧虫!』

 

サーベラは煙化してあたしに向かって来た…

今までなら攻撃をくらってたけど…

 

サーベラ

「ん?…奴は何処に?……ぐっ!?」

 

サーベラが攻撃してきて実体化すると同時に高速移動して、サーベラの攻撃を避けてから横からパンチを一撃くらわしてやった…

 

サーベラ

「んな…!?」

 

バルキリー

「姿が変わった所で…何だって?……調子に乗ってんじゃないわよ!!」

 

あたしは高速移動して煙化させる隙も与える事なく、

連続で攻撃をくらわしていった。

 

サーベラ

「ぐあ!!…一体何が…たかが人間如きに私が…」

 

バルキリー

「ぐっ…!…うぅ…がっ…」

 

ヤバい…腕やらかしたかな…

けど…こんな痛み!!

 

バルキリー

「その人間にやられてんのは…誰?

人間を…あたしを…仮面ライダー…舐めるなよ…」

 

サーベラ

「この…人間がぁ!!」

 

バルキリー

「あたしには仮面ライダーバルキリー…

大神希子って名前があんのよ!!」

 

あたしは高速移動し、

サーベラは煙化してお互いにぶつかりあった。

 

 

バルキリー視点…終

 

 

剣斬視点…

 

 

剣斬

「はあぁぁぁ!!」

 

俺は素早く動き、デザストに攻撃をくらわしていった。

本がどうこう言ってたけど…

こいつもしかして自分のライドブックを持っているのか?

 

それだったらこいつを完全に倒すチャンスがあるな!

こいつのライドブックを破壊すればこいつは蘇る事なく

完全に倒せる!

 

デザスト

「お前、少し強くなったな」

 

剣斬

「俺はまだ強くなる!その為にもお前は絶対に倒す!」

 

デザスト

「フハハハ!!それは面白いな〜…けど、

強くなってるのは…お前だけじゃないぞ…」

 

剣斬

「何?」

 

デザスト

「はぁ!!」

 

デザストは俺の攻撃を弾いてから、ジャンプして俺の肩を踏み台にして高く飛び上がって、

更にマフラーを使って俺を拘束してから引き寄せながら、デザストは回転しながら俺に急降下してきた。

 

デザスト

「カラミティ・エンド」

 

剣斬

「がっ…は……」

 

突然すぎて俺は直撃をくらった…

何だ…今の技…!?

あんな技…なかったぞ…!?

 

璃奈

「湊!!?」

 

剣斬

「ぐぅ…うぅ…くそ……」

 

俺はフラフラになりながら…

何とか立ち上がった…

 

デザスト

「これを耐えるか…やっぱりお前はいいぞ!」

 

剣斬

「はぁはぁ…この…野郎……」

 

デザスト

「いいね〜…だが…お前には少し残念なとこがある…」

 

剣斬

「何!?」

 

デザスト

「少し強くなったが、まるで何かに取り憑かれたみたいに迷いながら剣を振っているな」

 

剣斬

「!?」

 

デザスト

「そんなんじゃ俺を倒すなんて無理だ。強くもなれないぜ…今日はこれくらいにしといてやる。次会う時には迷いを無くす事だな…じゃあな〜」

 

剣斬

「待てよ!…ぐっ…」

 

デザストは最後にそう言い姿を消した…

 

剣斬

「何かに取り憑かれて迷いながら剣を振ってるだと……」

 

そんなの…

 

わかってるよ…

 

俺の迷い…わかってんだよそんな事!!

 

お前に言われなくてもわかってんだよ!!

 

剣斬

「けど…どうしたらいいんだよ……」

 

 

剣斬視点…終

 

 

バルキリー視点…

 

 

バルキリー

「ぐっ!!」

 

サーベラ

「がっ…!!」

 

 

あたしとサーベラはぶつかり続けた…

けど…そろそろヤバいかも…

今あたし…意地だけで意識保ってるみたいなもんね…

 

サーベラ

「ここまで…鬱陶しい奴なんてね…!」

 

バルキリー

「何あんた?余裕ぶった口調じゃなくなってるわよ?あたしにやられてるのが悔しいのかしら?」

 

サーベラ

「黙れ!!この…ぐっ…!」

 

あたしも何度か攻撃くらってるけど…

サーベラにはそれ以上に攻撃くらわしてるからね…

 

バルキリー

「(そろそろ…決着つけないとね…)」

 

そう考えていた時…

 

「どうなってるんだ…!?」

 

あれは…侑利…?

 

侑利

「しずくから連絡があって…緊急事態だって言うから来たんだが…本当に緊急事態だそうだな」

 

良かった…来たわね…

 

更に敵達も…

 

『スペシャル!ふむふむふーむ…』

 

『完全読破一閃!』

 

ブレイズ

「ガオォー!!」

 

バトルゴブリンレイダー達は、

志貴が倒してくれた…

 

さて…人数だけならこっちが優勢になったわね…

 

サーベラ

「くっ…さすがに分が悪いわね…今日は引いてあげるわ…それと…大神希子と言ったわね…次こそお前を確実に始末してやるわ!!」

 

そう言い残してサーベラは煙化して姿を消した…

何が確実に始末よ…返り討ちにして…やる…わよ…

 

侑利

「今の見慣れない奴が姿を消した…兵隊達も倒された訳だから…戦いはひとまず終わったって事か……」

 

とりあえず終わったわね…

あたしは変身を解いた。

 

希子

「うっ…(ヤバい…ふらつくし…)」

 

このままぶっ倒れそうになったけど…

 

璃奈

「待って湊!」

 

剣斬

「………」

 

璃奈

「湊…何でこっちを見てくれないの?…どうして変身を解いて話してくれないの?…ねぇ…どうして…」

 

剣斬

「ごめん…璃奈…俺は…お前に見せる顔がねぇんだよ…傍にいてやる事も……」

 

璃奈

「何で…湊、一緒に…傍にいてよ…」

 

湊…何してんのよ…璃奈…泣いてるじゃない…

 

しずく

「志貴君!!」

 

ブレイズ

「………グゥ……」

 

しずく

「あなたに一体何があったの?何かあったなら話しを聞くよ…?」

 

ブレイズ

「………グゥ……」

 

志貴はライオンの姿から変わらずに、

しずくの話しを聞こうともせずに何処かに行こうとしていた。

 

しずく

「ねぇ…志貴君!!…何で…一人で抱え込まないでよ!!」

 

あの…馬鹿二人…

 

もう…我慢ならない……

 

 

希子

「いい加減にしなさいよ!!!志貴!!湊!!」

 

「希子!?」

 

 

 

 

 

希子

「黙って見てれば……何逃げようとしてんのよ!!?

しずくと璃奈の顔を見なさいよ!!

どんな顔してると思ってるのよ!!?

泣いてるのよ!!何でかわからないの!?

あんたらが話しを聞いてあげずにそうやって一人で抱え込んで心を塞ぎ込んでるからじゃないの!!?

あんた達だけが辛い思いしたと思ってるの!?

しずくも璃奈も…あの時みんな辛い思いしたわよ!!

あたしだって峰を傷つけた事は辛かったわよ!!

このまま親友同士の関係が壊れると思って…

怖かったわよ!!

けど今こうやって、いつまでも落ち込まずに前に向かって進んだから…一人で抱え込まなかったから、あたしと峰はまた仲の良い親友同士でいられた!!

いつまでも逃げて後ろばっかに進まないで前に進めよ!!

少しはあんた達を心配している人の事見てやれよ!!

この大馬鹿野郎!!!」

 

 

ブレイズ 剣斬

「!!」

 

あたしは我慢ならなくなって、

怒りながら叫ぶように言った…

…うっ…大声だすと身体に響くわね…

 

「希子…あなた…」

 

希子

「はぁ…はぁ…ぐっ…

こんだけ言っても…まだわからない…?」

 

ブレイズ

「…………」

 

剣斬

「………お前の……言う通りだよ…本当……」

 

志貴と湊は何処かへ行ってしまった…

このまま離れたままなんて…

絶対にさせない…!

 

あたしが顔面をぶん殴ってでも!

二人を戻してやる…絶…対…に……

 

希子

「ぐっ……うっ…かは…!!」

 

「希子!?どうしたの!!」

 

しずく

「希子さん!!」

 

璃奈

「希子ちゃん!!」

 

ヤバい…限界…

あたしは血を吐いてその場に倒れた…

 

バルキリーあらため

希子視点…終

 

 

侑利視点…

 

 

「希子!ねぇ!しっかりしてよ!!?」

 

嵐珠

「ちょっと…冗談でしょ!?しっかりしてよ!?」

 

ミア

「嫌だ…嫌だ…希子!!ねぇ死なないでよ!!」

 

侑利

「すぐに治す!退いてくれ!!」

 

俺は希子の身体に手を向けて、希子の怪我を治し始めた。

 

嵐珠

「ねぇ希子は大丈夫なの?嵐珠の友達は大丈夫なのよね!?」

 

ミア

「何してるかわからないけど…希子は死なないよね!?

ボクはもう…また誰かが死ぬなんて嫌だよ!」

 

「二人共…大丈夫だから落ち着いて…」

 

侑利

「(ランジュ…ミア…!!)」

 

俺は希子を治しながらランジュとミアの存在に気づいた。

 

侑利

「(ぐっ…)」

 

この二人を見た時…あの事を思い出した…

 

 

 

 

 

『よくもまぁ平気に戻って来れたな裏切り者共!!』

 

俺は…

 

『好き勝手やっといてお前らは自分勝手だな!!』

 

何で……

 

『みんなの為に頑張って来たってのに!!

今度はみんなして俺を必要ない呼ばわりかよ!!

もういいよ!!今日かぎりでお前らとは終わりだ!!

二度とこんな所に戻って来るかよ!!』

 

 

ランジュの謝罪を聞いて和解した筈なのに… 

 

受け入れる気持ちだったのに…

 

何で俺はあの時…あんな酷い事をみんなに言ったんだ?

 

それだけじゃなく…みんなも態度が悪くなっていて…

 

俺も何か変だった…

 

 

 

 

 

侑利

「(いかん!今こんな事思い出してる場合じゃない!希子の治療に集中しないとな…それと…)大丈夫だ。希子は絶対に治すから安心してくれ。」

 

俺はランジュとミアにそう言った。

こうして見ると顔は同じでも別人だな…

 

しずく

「こんなにボロボロになるなんて…」

 

璃奈

「前にこの姿の事を言ってたけど…ここまで酷い怪我をするなんて…」

 

侑利

「みんなを守る為に、無茶を覚悟で使ったんだろうな…」

 

それにしても希子…

さっきの気持ちのこもった叫びは凄かったな…

 

「侑利さん…希子は大丈夫なんですよね?」

 

侑利

「大丈夫だって、それにしても、三人は希子とは仲が良いんだな。」

 

ミア

「希子は始めて会ったばかりでも、ボクに話しかけて来てくれて、いつも笑かしてきて…一緒にいると楽しいんだ。」

 

「不思議と私達は気が合って、それからずっと仲良くしています。希子と出会ってなかったら私はつまらない人間になっていたかもしれません。だから出会えた事に感謝しています。」

 

嵐珠

「始めて会った時は生意気な子だと思った…けど、

嵐珠の事を友達って言ってくれた事は嬉しかった…お願いだから…早く目を覚ましてよ…希子がいないとつまらないじゃない…」

 

あの嵐珠やミアがここまで言うなんてな…

希子…君が俺の世界にいてくれたら…

どんな事になっていたんだろうな…

 

考えただけでも面白い事になりそうだな

 

 

侑利視点…終

 

 

希子視点…

 

 

やば…峰達…あたしの事そう思ってるんだ…//

 

実は倒れただけで気は失ってないのよね…

 

出会えた事に感謝って…

 

あたしの方が感謝しているわよ…//

 

今何か…起きれないし…

 

ちょっとだけこのままでいようかな〜

 

 

けど…巻き込んじゃったな…

 

侑利に記憶を消してって言っても、

嵐珠とミャーちゃんは峰と一緒で拒否するよね…

 

今回は守れた…いや…デザストが乱入したから、

運が良かっただけ…

 

あたしはこのザマだし……

 

…本当…弱いな〜…あたし…悔しいよ…

 

こんなボロボロにまでならないと…

 

対等に戦えないなんて…

 

…本当…悔しいよ……

 

 

希子視点…終

 

 

 

???視点…

 

 

スノウ

「…大神希子…」

 

ホムラ

「珍しいね〜いつも冷静なスノウが怒ってるなんて…」

 

スノウ

「そうゆうあなたこそ、元気ないじゃない」

 

ホムラ

「別に…僕だってこうゆう時はあるさ…

けど怒ってるっていったら…」

 

リリィ

「くそ!!イライラするわね!」

 

スノウ

「リリィは何故あんなに怒っているの?」

 

ホムラ

「何でもイリマに似た仮面ライダーを見たからだってさ…」

 

スノウ

「なるほどね…確かにイラつくわね…」

 

「呼びましたカ?」

 

ホムラ

「うわ…」

 

リリィ

「ちっ…ムカついてる時に本人が来るなんてな…

…イリマ…」

 

イリマ

「あら…リリィ?負けてホエるなんて、負け犬みたいデースネ〜…機械でも怒るんデスネ〜」

 

リリィ

「貴様…本当その片言交じりの喋り方がムカつくって言ってるのがわからないの!?煽られてるみたいなのよ…」

 

イリマ

「煽ってるからデスヨ〜

バカだからワカラナイんデスネ〜」

 

リリィ

「こいつ…ここで始末してやろうか…」

 

ホムラ

「落ち着きなよリリィ…イリマはこんなんだから放っておいたら?」

 

リリィ

「お前に宥められるなんてな…」

 

イリマ

「では、私はイッテキマース。あなた達三体がミットもないカラ私が始末してきてアゲマース!!」

 

リリィ

「勝手に行ってろ…」

 

イリマ

「(くふふ…人間の始末なんて、私からすれば楽勝なのよ…私が一番優秀ってところを見せてあげるわ…くふふ…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 自分の存在意義と光の覚醒



どうもすっかり装動の沼にハマってしまった。
作者です。
(セイバーで一旦集めるのをやめようとしたけど…
リバイスの出来が良くって結局買っちゃった…)


さて今回久しぶりにブレイズや剣斬、
そしてデザストが登場しました。

更に…仮面ライダーサーベラが登場!

変身者のスノウは冷静な性格ですけど、
キレると少し荒くなります。

外見モデルはSaint Snowの鹿角理亞です。
(姉様って言う時点で気づいている人はいると思う…)
名前は…Saint SnowのSnowの部分からです。
ん?って事は姉は…?

ちょっと剣斬やブレイズの気持ちの状態について、

剣斬の状態

璃奈に対して今もかなりの負い目を感じています。
今回、デザストや希子に言われて、
このままじゃいけないって事はわかってはいるが…
どうすればいいか悩んでいる状態です。

ブレイズの状態
今回しずく達を助けたが、
心情はかなりボロボロです…
正直朔太より傷ついてます。

この二人は今後にて…

そしてデザスト…
やっぱり本家から見てて思うのが、
強いですね…
初見のサーベラ相手に圧倒するくらいですからね…

そしてオリジナルの技をだしてみました。
デザストの強さならストライク以外にもあるんじゃないかなと思ってだしてみました。

最後に以前名前がでたイリマが登場。
このキャラ普段は普通の喋り方ですけど、
煽って喋る時はちょっと片言交じりの喋り方になります。


さて、今回のスーパースター…
はい…かのんちゃん推しなので撃沈しましたよ…
序盤の結果を知る時、μ'sの頃思い出して笑って、
更に恋ちゃんでも笑っていたら…
まさかこんな感動があるなんて…
毎回感動が多いよ〜!

それと次回が最終回なんて嘘だと言ってくれ〜!


それでは…次回にて…





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第31話 自分の存在意義と光の覚醒


気がついたら前回より長くなってしまった…



 

侑利視点…

 

 

今日は学校が休みだが、同好会の活動はあるから、

部室に集まっている。

と言っても全員いる訳じゃないけど、

 

まず歩夢とせつ菜がいない、

一応後から合流するらしいけど…

確か…涼牙の書いた本の発売日だから朝から並びに行って買うからとか言ってたな…並ばないと買えないくらい人気らしいな。

 

俺も読んでみたけど…凄く面白かったな…

あんなに本に集中したのは始めてだったよ。

 

せつ菜がファンなのは聞いてたから知っていたけど、

まさか歩夢もファンになってるなんてな…

まぁファンになるのはわかるな。

 

ちなみにヒューマギア達の襲撃に備えて、

護衛で明日飛と涼牙も一緒に行ってる。

 

「あぁ〜私も買いに行きたかったな〜」

 

侑利

「お前は作りかけの曲を完成させないといけないだろ。

最近どうした?全然作業が進んでいなかったみたいだけど?」

 

「え!?あ〜…ちょっとね…」

 

侑利

「まったく…ちょっとは手伝うから頑張れ。」

 

後、彼方もいない。

今日は絶対に外せない用事があるとか、

何か…燃えてたな…多分…遥関係じゃないか?

一応護衛で一真が行ってる。

 

 

エマ

「一真君…大丈夫かな〜…」

 

果林

「心配なら一緒に行ったらよかったんじゃない?」

 

エマ

「う〜ん…そうしたいけど、一真君に学園祭も近いから練習を頑張った方がいいぞって言われちゃったから。」

 

「その学園祭も少しずつ準備は整っているが…やっぱり

朔太がいた方がスムーズに進むんだがな…」

 

果林

「あれからどうなの?」

 

「一応今日頑張って会ってみると言ってたぞ。」

 

果林

「上手くいくといいわね。」

 

「あぁ、本当にな」

 

エマ

「そういえば、果林ちゃん。恭君とのデートはどうだったの?」

 

恭 果林

「んな!?//」

 

朔太…確か鴻神学園の生徒会長だったな、

話しを聞いているかぎり…

俺の世界にいたら絶対ヤバかったな…

特に栞子…あいつ…泣きながら腰抜かすんじゃないか?

 

栞子といえば…今日は…

 

嵐珠

「ここが虹ヶ咲学園のスクールアイドル同好会の部室なのね!」

 

「嵐珠!ちゃんと挨拶しなさい!すいません皆さん…」

 

ミア

「いいな〜ボク達は部室とかないんだよね。うちの学園は同好会はあっても部室はくれないからね。」

 

希子

「後一人いたら!部として認められるのよ!!そうなったらあたし達にも部室が用意されるわよ!!」

 

今日は合同練習と交流も兼ねて、

鴻神学園のスクールアイドル、

希子達がここに来てくれていた。

 

蒼希

「本当賑やかだな、峰、大変なんじゃないか?」

 

「確かに少し大変ですけど、その分楽しいです。」

 

蒼希

「希子、あんまり迷惑かけんなよ。」

 

希子

「わかってるわよ兄貴!」

 

ミア

「え?この人が希子のbrotherなの?」

 

蒼希

「あぁ、こいつの兄の蒼希だ。湊の親戚のミアだな。

いつも希子みたいなやかましい妹と仲良くしてくれてありがとな。」

 

希子

「やかましいは余計よ!!」

 

ミア

「いえ、そのこちらこそ…希子にはいつもお世話になってばかりで…//」

 

何だ?あのミアの反応は…?

やっぱ別人だな…

 

嵐珠

「希子の兄?全然似てないわね?」

 

蒼希

「良く言われるよ、お前が嵐珠だな。張り合える親友が出来たって希子から聞いてるよ。」

 

希子

「言わないでよ!そんな事!//」

 

嵐珠

「親友…!!…も、勿論よ!嵐珠は希子とは峰の次だけど親友なんだから!!」

 

うわ〜喜んでるな嵐珠…

こうゆうところは一緒か…

でも今考えたらマジでランジュはボッチだったんじゃないかな?友達が欲しかったとか言ってたくらいだしな…

 

蒼希

「そうか、大変かもしれないけど、これからも希子と仲良くしてやってくれよな。」

 

嵐珠

「………」

 

ん?嵐珠?何だ…どうしたボーッとして?

 

嵐珠

「ねぇ、希子…蒼希には…//」

 

希子

「あっ嵐珠、残念だけど兄貴には…」

 

「蒼希〜…」

 

蒼希

「いでででで!!?何だよ愛!?いきなり抓るなよ!」

 

「愛さんとゆう彼女がいながら他の子に浮気なんてするからだよ!」

 

蒼希

「浮気じゃねぇよ!妹の友達に挨拶しただけだ!それに俺はお前一筋だから大丈夫だ!浮気なんてしねぇよ!//」

 

「それなら許すよ〜!蒼希〜!//」

 

見事なイチャつきだな…見てて恥ずかしいくらいだ

 

希子

「兄貴には愛ちゃんって言う彼女がいるから。」

 

嵐珠

「ガーン……」

 

ミア

「はは……そうなんだ…まぁ…いるよね…」

 

希子

「ミャーちゃんまで…大丈夫よ。峰も経験者だから。」

 

「それは言わないでよ…//」

 

希子

「(ほとんど会った女子は不思議と兄貴に惚れるのよね〜

しっかし…ミャーちゃんはともかく、嵐珠まで兄貴に惚れるって…兄貴みたいなのがタイプなの?)」

 

蒼希…フラグ立てすぎだろ!?

嵐珠やミアまで惚れさすとか…

希子だけじゃなく蒼希も俺の世界にいたら、

絶対に早く和解してるだろうな〜…

 

かすみ

「はい、しず子、りな子、これあげる。」

 

しずく

「これは…?」

 

璃奈

「コッペパン?」

 

かすみ

「今日のは自身作だから、それ食べて元気だしてよ//」

 

雷斗

「二人が落ち込んでるみたいだったから、かすみ、二人を元気にさせるって言って、張り切って作ったコッペパンだよ。」

 

かすみ

「わあぁぁぁ!!雷斗〜!言わないでよ〜!//」

 

しずく

「かすみさん…ありがとう…」

 

璃奈

「璃奈ちゃんボード、にっこりん、ありがとう…

かすみちゃん。」

 

かすみ

「まぁ〜その…本当に元気だしてよね!」

 

希子

「かすみ〜やるじゃ〜ん。

で?それあたしの分はないの?」

 

かすみ

「あ〜希子の分は〜…」

 

雷斗

「ごめん。俺が食べちゃった。」

 

希子

「ちょっと〜!あたしもそれ食べたかったわよ〜!!

かすみ!いや、かすみん大先生!あたしにもその自信作のコッペパンを作ってください〜!」

 

かすみ

「ふふん。そこまで言うなら作って来てもいいけど〜」

 

希子

「ありがたき幸せ〜!」

 

蒼希

「何やってんだよ…」

 

希子って…表情や感情がコロコロ変わるな〜

本当にこの前叫んで説教した子か?

 

「希子ちゃんは本当面白いよね〜」

 

希子

「わわ!?高咲さん!?急に何よ、頭を撫でてきて!?」

 

「ん〜、何となくだよ〜」

 

希子

「何となくって…まぁいいけど〜」

 

ん?何だか侑…希子を撫でてる時の表情…

何て言うんだろうな…

まるで懐かしいのに触れるような表情だな…?

 

希子に何かあるのか?

 

侑利

「まぁそれより、そろそろ練習を始め…………」

 

「あれ…侑利!?」

 

「何で剣の姿になったんだ!?」

 

「それ侑利さんですか!?」

 

ミア 

「確かに不思議な力を持ってたからね…でも剣の姿になるなんて、もうファンタジーだよ!」

 

かすみ

「何も返事ないですけど大丈夫なんですか!?」

 

「侑利!侑利〜!!」

 

最光

「……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑利

「ん…あれ?ここは…?」

 

目を覚ますと見覚えのある場所だった…

ここって…

 

「やぁ、久しぶりだね〜」

 

侑利

「やっぱりあんたか…ゴーザ…」

 

振り向くと神の椅子に座っているゴーザがいた。

 

侑利

「何で俺ここにいるんだ?確か世界には干渉出来ないんじゃなかったか?」

 

ゴーザ

「君は特別に私が呼べばいつでもここに来れるようにしといたからな、だから大丈夫だ。」

 

やっぱ神様はめちゃくちゃだな…

まぁいいや、俺もちょうど会いたかったんだ。

 

有利

「ゴーザ、アレは用意出来たのか?」

 

ゴーザ

「あぁ、それを渡す為に君を呼んだんだよ。

受け取れ。」

 

ゴーザは俺に何かを渡してきて俺は受け取った。

受け取った物は少し大きめのワンダーライドブックだ。

 

ゴーザ

「それを使っている時は、君の身体は実体を持つからダメージをくらうと痛みがくるから気をつけるんだよ。」

 

侑利

「わかってるよ。一応こいつはもしもの時の為の切り札に取っておいたけど…あんなにも強敵が増えたんだ。そろそろこれを使わないと対抗出来なくなりそうだったからな。」

 

ゴーザ

「それとこれも渡しておくよ。」

 

ゴーザはもう一つワンダーライドブックを俺に渡してきた。

 

侑利

「何だこれ?何か物騒な名前だな…」

 

ゴーザ

「これをカリバーに渡してくれ。」

 

侑利

「カリバーに!?」

 

ゴーザ

「今のカリバーなら闇黒剣月闇を正しく使ってくれるし、そのワンダーライドブックを渡しても大丈夫そうだ。ちなみにそのワンダーライドブックを使うと私の力が解除されて本来の力が使えるようになる事も伝えておいてくれ。」

 

侑利

「まさか…今のカリバーの正体を知っているのか!?」

 

ゴーザ

「私は神だからね〜それでも今のカリバーの正体には驚いたよ。それに、君も正体に気づいてるんじゃないか?」

 

侑利

「お見通しか…まぁ一応な……カリバーはともかく、

転生者の正体は?」

 

ゴーザ

「後少しでわかりそうなところだよ…本当厄介な奴だよ…今でも思い出しただけで本当に面倒な事をしてくれた!

あの部下といい転生者といい!!アイツが転生されたせいでほとんどの並行世界が歪んでしまって大変な事になって修正するのにどれだけ大変だったか!!」

 

侑利

「ほとんどの並行世界が歪んだ?」

 

ゴーザ

「あぁこっちの話しだよ。それより正体がわかったらまた呼ぶよ!それじゃあ!!」

 

侑利

「おい!どうゆう…!!」

 

俺はゴーザに聞こうとしたけど、

突然身体が消えて、そこで俺の意識はなくなった…

 

 

ゴーザ

「すまない侑利…世界の歪みの事はいずれ話す…

今君が聞いたら、怒り狂って転生者を見つけしだい無茶して倒そうとしそうだからな…

転生者とアークとイザクとゆう三つの強大な悪意が一気に一つの世界に転生されたせいで、とんでもない歪みが起こってしまって他の並行世界にも影響がでて…バグが発生してしまった…

その影響がでた世界の一つに侑利の世界もあった…

そのせいで君は…同好会のみんなと喧嘩別れしてしまい、その後に死んだ…後にその世界にいる彼女達も最悪の結末を迎えて死んでしまったからな……」

 

 

侑利視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「ようやく買えたな…」

 

俺と歩夢と優木さんは涼牙の書いた本を買い終わって、

少し本屋から離れた場所に行ってから一休みしていた。

まさか本当に並ばないと買えないなんて…

涼牙ってめちゃくちゃ売れてる小説家なんだな…

あらためて思った…

 

 

涼牙

「並んで買うのが大変だったら、言ってくれたら人数分用意して俺が持ってきたけど?」

 

明日飛

「俺はそうしようと思ったんだけど…」

 

歩夢

「わざわざ悪いと思って…」

 

せつ菜

「私はファンとして!並んで買いたかったんです!」

 

明日飛

「まぁ、俺もちょっと悪いと思ったから並んで買う事にしたんだ。」

 

涼牙

「そ、そうか、まぁでもちょっと照れるな、

友達が並んでまで、自分の書いた本を買ってくれるのは…」

 

せつ菜

「やっと手に入れました〜!!

〔鏡の世界の龍騎士〕の最終巻!!それと…」

 

歩夢

「私はこっちの新しい本〔機械との絆物語〕が気になってたんだ〜」

 

まさか二冊も書き上げてたんなんてな…

涼牙ってどんだけ書くペース早いんだ?

 

まぁ俺もこの新しい本は買った。

だってこの本は…

 

歩夢

「これって明日飛君がいた世界の物語なんだよね。」

 

この〔機械との絆物語〕は、

俺が前いた世界の事を物語にした本だ。

 

次のシリーズは俺の世界の事を書いていいかって、

涼牙が聞いてきたから、俺は良いって答えて、

それから俺と蒼希と希子から前の世界の話しを聞いて、

涼牙がこうして本にしてくれたって事になる。

 

明日飛

「こうして自分の物語を見るのは不思議な感じだけど…感謝するよ。ありがとう。涼牙」

 

涼牙

「俺の方こそ礼を言うよ。急に無茶な事をお願いしたのに、明日飛達が引き受けてくれたから、こうして本に出来たんだよ。」

 

せつ菜

「これはSF感があっていいですね!!

これからもこのシリーズが楽しみです!!」

 

涼牙

「喜んでくれて良かったよ。(後は会長の話しが聞けたら、話しが纏まるんだけどな…会長何処にいるんだ?)」

 

明日飛

「とりあえず、そろそろ虹ヶ咲学園に行かないとな、今日は確かうちの学園のスクールアイドルと合同練習するんだよな。」

 

せつ菜

「そうでした!行きますよ!!うお〜〜!!」

 

涼牙

「おいおい!せつ菜!気合い入りすぎだ〜!!」

 

歩夢

「侑利君の世界の嵐珠ちゃんとミアちゃんは聞いたけど、こっちじゃどんな子なんだろう?」

 

明日飛

「希子から聞いてる話しじゃ…湊の親戚と…

ボチラ…?」

 

歩夢

「ぼ…ボチラ…?」

 

ボチラって一体何なんだ?

そういえば他の一年生の子もそんな事言ってたような…

 

 

明日飛視点…終

 

 

涼牙視点…

 

 

せつ菜を捕まえて、

俺達は虹ヶ咲学園に向かっていると…

 

せつ菜

「むむ!あそこ見てください!」

 

涼牙

「どうした?好きなアニメの看板でもあったか?」

 

せつ菜

「違いますよ!あそこのステージです!」

 

せつ菜が指す方を見ると、

イベントをやっていて、そこにある野外ステージで、

スクールアイドル達がライブをしていた。

 

明日飛

「あれって確か東雲学院じゃないか?」

 

涼牙

「東雲って確か…近江さんの妹がいなかったか?」

 

せつ菜

「凄く盛り上がっていますね!」

 

歩夢

「せっかくだから見ていこうよ。」

 

明日飛

「そうだな。ちょっと興味あるしな」

 

涼牙

「それじゃあ行こう!」

 

俺達は東雲学院のスクールアイドル達のライブを見る為に、野外ステージの観客席に向かった。

 

「きゃ〜!!遥ちゃん!!遥ちゃーーーーん!!」

 

明日飛

「おわ!?凄い盛り上がりだな〜…しかし近江さんの妹さん凄い人気だな」

 

「ラブリー・ハルカ!!ラブリー・ハルカ!!」

 

涼牙

「何か凄い盛り上がりだな、最前列の人か…って!?」

 

歩夢

「あれって!?」

 

彼方

「きゃーー!遥ちゃんと目が合ったぁぁぁぁ!!」

 

せつ菜

「彼方さん!?しかも…」

 

一真

「ら、ラブリー・ハルカ!ラブリー・ハルカ〜!」

 

明日飛

「一真さんも何してんだ!?」

 

近江さんと土門さんが二人でペンライトを振りながら応援していた…てか…近江さんのあんなテンション始めて見た…

 

一真

「ラブリー・ハルカ〜〜!!」

 

土門さんは何故かやけくそ気味だし…

 

 

涼牙視点…終

 

 

一真視点…

 

 

一真

「お、終わった……」

 

俺はライブが終わってぐったりしていた…

 

彼方は妹に会いに行くって言って、

行ってしまった…

 

何で…こんな事になったんだ……

 

俺は彼方に何かあったらいけないから一応護衛として一緒に来たけど…何で俺まで彼方の妹の応援しなきゃならねぇんだよ!!?

 

くそ〜!!朔太〜!!

 

こうゆうのはお前の役目だろうが〜!!

 

何でこんな時にいねぇんだよ!!

 

あいつだったら!

 

アイラブ・ハルカ!アイラブ・ハルカ!って言って応援するのによ〜!!

 

エマのライブでもこんな応援した事ないぞ!

 

 

一真

「あぁ〜こんなのエマとか他の奴に見られたくな……」

 

そう言いながら辺りを見ると…

明日飛と涼牙と歩夢と中川会…いや、せつ菜がいた…

 

明日飛

「あ〜どうも…」

 

一真

「見たのか…?俺のあの姿を…?」

 

涼牙

「すいません…見ました……」

 

一真

「んのおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!////」

 

俺は恥ずかしさの余り、顔を地面にぶつけて…叫んでしまった……マジで見られたとか…洒落にならねぇぇ!!

 

一真

「いいかぁお前らぁ!!この事エマにはぜってぇに言うんじゃないぞぉ!!!言ったら……わかってんだろうな……」

 

俺は土豪剣激土を構えて半分脅しのように言った…

あんま脅すなんて良くねぇけどな…

 

明日飛

「は、はい!」

 

涼牙

「もちろんです!!」

 

歩夢

「はい!!」

 

せつ菜

「私も誓って言いません!!」

 

涼牙

「(お前が一番不安だけどな…)」

 

一真

「よ〜し…わかればいい…」

 

歩夢

「あの土門さん。彼方さんは?」

 

一真

「彼方なら妹に会いに行ったよ。本当妹の事になると、いつもはのんびりしてる子なのに、あそこまでテンション上がるなんて予想つか…」

 

彼方

「大変だよ!一真君〜!!」

 

一真

「おわ!?何だ!?」

 

突然彼方が大声だしながらやって来たから、

驚いたじゃねぇかよ…

 

彼方

「あれ?明日飛君達?何でここに?」

 

明日飛

「あぁ、俺達もライブ見てたんで…」

 

一真

「それよりどうしたんだ?何かあったのか?」

 

彼方

「そうだった!遥ちゃんが行方不明になったんだよ〜!!」

 

一真

「……はぁ…?」

 

妹が行方不明になった…?

何言ってんだ。

さっきまでライブを披露したばっかりじゃねぇか

 

彼方

「遥ちゃんに会いに行くと、他の東雲学院の子達も探していて…一体何処に行ったの〜!遥ちゃ〜ん!!」

 

一真

「とりあえず落ち着け!まずは東雲学院の子達からも話しを聞いてだな…」

 

そんな時だった…

 

涼牙

「土門さん!!」

 

一真

「何だ?……んな!?」

 

涼牙が何かに気づいて、俺もそこを見ると…

 

「グウゥゥゥ…」

 

明日飛

「何でメギドが!?」

 

涼牙

「あれは確か…王様メギド!」

 

せつ菜

「王様?確かに王冠みたいなのを被っていますけど…」

 

一真

「たく!こんな時に出るのかよ!!」

 

王様メギド

「グウオオオオオ!!」

 

王様メギドは俺達に気づいて、杖から光弾を俺達に向けて放って来た。

 

一真

「ヤバい!」

 

《JACKING BREAK》

 

《ZAIA ENTERPRISE》

 

突然攻撃が飛んできて、王様メギドの光弾を相殺させた。

今の攻撃…まさか!!

 

「危なかった…無事か!?」

 

一真

「朔太!?」

 

明日飛

「会長!?」

 

俺達を助けてくれたのは、サウザーだった。

 

彼方

「朔太君…!?」

 

サウザー

「彼方…ごめん話しは後で、今はこのメギドを倒す!」

 

サウザーはそう言いながら、

王様メギドに向かおうとした。

 

だがその時…

 

「これは…オドロキデ〜ス…まさか私と同じスガタをしているなんて。」

 

一真

「あぁ?」

 

王様メギドの後ろから金髪の少女が何かインチキそうな片言交じりの喋り方で現れた。

 

明日飛

「誰だ?」

 

「ワタシはイリマ〜お見知りオキを〜」

 

涼牙

「何か…胡散臭い奴だな〜…」

 

サウザー

「イリマ…確かリリィがその名前を言っていたな…」

 

イリマ

「Yes〜ワタシを知っているのナラ〜…

始末してやるわ…」

 

不敵に笑い、イリマはベルトをだした。

それから赤いキーを二つ取り出した。

しかもベルトは見覚えのある物だった…

 

《サウザンドライバー》

 

サウザー

「何!?」

 

 

《ゼツメツ!Evolution!》

 

《ミリタリーホーン!》

 

イリマ

「変身…!」

 

《パーフェクトライズ!》

When the five weapons cross,

the JET BLACK soldier ZAIA is born.

 

"I am the president."

 

 

「Presented by ZAIA……

Iam…Kamen Rider…ZAIA!」

 

明日飛

「黒い…サウザー!?」

 

サウザー

「まさか同じサウザンドライバーのライダーと戦う事になるなんてな…」

 

ザイア

「同じじゃありまセ〜ン!

ワタシの方が強いんデ〜ス!!」

 

サウザー

「!!?」

 

ザイアは凄い速さでサウザーに接近して、攻撃をくらわした。

 

サウザー

「んな…!?」

 

彼方

「朔太君!!」

 

ザイア

「地獄のショーの……始まりよ…Come on!兵隊達!!」

 

ザイアがそう言うと同時にこの前のバトルゴブリンレイダー達が現れて俺達に襲いかかって来た。

 

明日飛

「歩夢と優木さんと近江さんは逃げて!変身!!」

 

《プログライズ!》

 

Warning,warning. This is not a test!

 

《ハイブリッドライズ!》

 

《シャイニングアサルトホッパー!》

"No chance of surviving this shot.

 

涼牙

「奴は危険だぞ!変身!!」

 

《ドラゴニックナイト》

 

『烈火抜刀!』

 

『ドラゴニックナイト!』

 

『すなわち、ド強い!』

 

一真

「あんな胡散臭い奴に負けてたまるかよ!!変身!!」

 

『玄武神話!』

 

『一刀両断!ブッた斬れ!』

 

『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』

 

俺達はそれぞれ変身して、バトルゴブリンレイダー達との戦闘を始めた。

 

一真あらため

バスター視点…終

 

 

サウザー視点…

 

サウザー

「くっ!」

 

俺はメギドとザイアと同時に相手をして苦戦していた。

一真達はレイダーみたいな奴と戦いながら彼方達を守っているから援護は厳しそうだな…

 

ザイア

「思ったよりヤルデスネ〜」

 

サウザー

「いちいちわざとらしい片言で喋るな!!」

 

俺はザイアに蹴りをくらわして、距離をとってから、

メギドに集中攻撃をしていった。

 

王様メギド

「グウオオ!!」

 

サウザー

「まずはお前から倒す!」

 

俺は連続で攻撃をくらわして、ベルトの右側のキーのを押し込んで一気にとどめを刺そうとした。

 

だが…そんな時、メギドが光りだして姿を変えた。

 

サウザー

「!!?」

 

俺はメギドから変わった姿を見て驚いた…

だって…

 

サウザー

「遥…!!?」

 

「うぅ…朔太…お兄ちゃん…!」

 

歩夢

「そんな!!」

 

せつ菜

「あのメギド…私としずくさんが変えられたのと同じ!?」

 

彼方

「嘘…遥ちゃんが…遥ちゃん!!」

 

「お姉…ちゃん…助け……」

 

王様メギド

「グウオオオオオ!!」

 

サウザー

「ぐあ!!」

 

このメギド…あの時…中川会長と桜坂さんが変えられたのと同じ奴か…

 

ザイア

「人間は人質がいると、極端に弱くナリマスネ〜!」

 

バスター

「あいつ…!!趣味の悪い事しやがって…!!」

 

サウザー

「よくも…遥を!!」

 

俺はザイアに攻撃しようとした…

 

ザイア

「させると思ってマスカ〜?」

 

ザイアはメギドの所へ移動して、

メギドを掴んで盾にした。

 

王様メギド

「グウオオ!」

 

サウザー

「遥!!」

 

ザイア

「攻撃するナンテ愚かデスネ〜!」

 

ザイアはメギドを盾にしつつ、

奴もサウザンドジャッカーを使って攻撃してきた。

俺が攻撃しようとしても、メギド…遥を盾にしてくるから迂闊に攻撃出来ないでいた。

 

ゼロワン

「あいつ卑怯すぎるだろ!」

 

セイバー

「何とかしないと、会長も妹さんも危険だぞ!!」

 

バスター

「助けに行きてぇけど、この兵隊共が邪魔なんだよ!」

 

せつ菜

「そうだ!侑利さん!!侑利さんを呼んだらどうですか!?」

 

歩夢

「私!連絡する!!」

 

サウザー

「ぐあ…!!」

 

 

何で…俺は…誰かを守ろうとしたら…

 

傷つける事しか出来ないんだ……

 

彼方を守ろうとしても…傷つけ…

 

その妹の遥も…何もしてあげれない……

 

俺は…罪の償いを出来ないのか…

 

俺は……何の為に……存在してるんだ…?

 

 

やっぱり……俺は……

 

 

この世に存在する事がいけないんだ………

 

 

サウザー視点…終

 

 

 

 

 

侑視点…

 

 

希子

「てりゃあぁぁぁ!!起きろ〜〜!!!」

 

突然、剣の姿になった侑利を起こそうと、

希子ちゃんはとにかくやけくそに振りまわしていた。

 

あっ、場所は部室じゃなくて屋上だよ。

 

希子

「だ、駄目だ〜!全然起きない!!」

 

ミア

「振りまわしているだけじゃ駄目だと思うけど…」

 

希子

「じゃあミャーちゃん何かアイディアあるの!?」

 

ミア

「ごめん。ない…嵐珠なら知ってるんじゃない?」

 

嵐珠

「ふふ…そうね………峰、お願い!」

 

「知らないんだったら、知ってる雰囲気ださないで!!」

 

嵐珠

「だったら今度は嵐珠が振りまわしてみるわ!」

 

希子

「いやあんたさっき振りまわしすぎて、手からスッポ抜けて屋上から飛んでいきそうになってたじゃない!」

 

嵐珠

「無問題ラ!今度は大丈夫…」

 

希子

「有問題よ!!おバカ〜!!」

 

嵐珠

「ちょっ!希子!イタタタ!!ギ、ギブ!ギブ!」

 

希子ちゃんは嵐珠ちゃんに関節技をしていた。

けど、本当にどうしよう…

 

 

蒼希

「何やってんだよ…あのズッコケ四人は…」

 

「ねこっち楽しそうだよね〜」

 

「しかしどうしたものか…」

 

果林

「何か方法はわからないの?」

 

「すまん。お手上げだ…」

 

侑利を目覚めさせる方法…何かないのかな…

 

「ん?歩夢?…もしもし?…………えっ!!

うん!わかった!すぐに何とかするよ!!」

 

かすみ

「どうしたんですか?」

 

「大変だよ!遥ちゃんがメギドにされたって!!」

 

歩夢から電話がかかってきて、内容は遥ちゃんが、

前にせつ菜ちゃんとしずくちゃんがメギドに変えられた時と同じ事になったって…

尚更侑利を早く起こさないと!!

 

しずく

「メギドにされたって…私とせつ菜さんがこの前変えられたみたいに!?」

 

エマ

「侑利君を何とかしないと!」

 

雷斗

「けど、どうやって起こすんですか?」

 

璃奈

「こうゆう時って、復活の呪文みたいな事を言ったら起きると思う…ゲームだったらだけど…」

 

希子

「よしそれなら!目覚めよ〜!聖剣!侑利〜!!」

 

「そんな簡単に目覚めたら苦労しな……」

 

その時だった。

 

最光

「ん?……何だか騒がしいな〜…」

 

「嘘ぉ!!?」

 

ミア

「miracle!!?」

 

嵐珠

「やるわね希子!!」

 

まさかのタイミングで侑利が目覚めて、

全員驚愕した…

ってそれよりも!!

 

「侑利が起きたんなら早く!!」

 

希子

「はっ!そうだ!近江さんの妹がヤバい事になって!不利な事になってるから侑利が行って有利な状況にしてあげる為に早く行って来なさ〜い!!」

 

侑 蒼希 愛 

「ぶっ…!!」

 

最光

「えっ!?ちょっとどうゆう!?」

 

希子

「かっ飛ばすわよ〜!!あ・た・し!!

うおりゃあぁぁ!!!」

 

最光

「うわぁぁぁぁ!!!?」

 

希子ちゃんは…剣の姿の侑利を遠くに投げ飛ばした…

くす…それより…もう…

 

ミア

「nysepitch!希子!」

 

希子

「イェーイ!!」

 

「あははは!!」

 

「もう…ねこっち…あはは!!」

 

蒼希

「お前…急に侑利だけに有利って…はははは!!」

 

希子

「しまった…またしょうもない事言ったのかな…」

 

雷斗

「この三人の笑いのツボ…本当に弱いな…」

 

「本当…Oh Myね…」

 

ミア

「それボクの台詞…」

 

 

侑視点…終

 

 

 

セイバー視点…

 

 

セイバー

「はぁ!!」

 

ゼロワン

「くそ!こいつら俺達を倒すんじゃなくって完全に足止めする為に行動してるな!」

 

セイバー

「早く何とかしないと…会長が!」

 

サウザーを見ると、

ザイアとメギドに一方的にやられ放題だった…

 

バスター

「あぁ?朔太…あいつ……」

 

セイバー

「侑利が来てくれたら…」

 

そう思った時だった。

 

『Who is this?』

 

『最光二章!光から生まれし影! シャドー!』

 

最光

「おっとと!まったく希子の奴…急に投げるよ…マジでビビった〜…まぁここまでは自分で飛んできたけど…」

 

セイバー

「侑利!!」

 

突然上空から最光がやって来て、

来ると同時にシャドーの姿になった。

 

最光

「状況は大体聞いた!遥は任せろ!!」

 

最光は王様メギドに攻撃を仕掛けて、

サウザーとザイアから離した。

 

ザイア

「ん?何デスか?アナタ?」

 

最光

「その声…小原さんか!!喋り方は似てるな!」

 

ザイア

「誰かはシラナイデスが、そのメギドを始末すると、中にいる人間も終わりデ〜スよ!」

 

最光

「それはどうかな…こいつを試させてもらう!!」

 

最光はワンダーライドブックを取り出した。

あんなの持ってたか?

 

セイバー視点…終

 

 

最光視点…

 

 

俺はゴーザに貰ったワンダーライドブックを開いた。

 

《エックスソードマン》

 

『エピソード1!全ての色で戦え!』

 

ベルトに装填させてから、

聖剣のグリップエンドでバックルの上部のボタンを押した。

 

『最光発光!』

 

『Get all Colors!エックスソードマン!』

 

『エピソード1!フルカラーで参上!ババババーン!』

 

最光シャドーに鎧武者のようなカラフルな装甲が装着されて、俺の意思も聖剣から身体にへと移動した。

 

最光

「俺こそ…世界を守る剣…いや、剣士だ!!」

 

ゼロワン

「な、何!?」

 

セイバー

「影とかじゃなく…完全な剣士の姿になったのか!?」

 

バスター

「しかし随分と派手だな〜」

 

せつ菜

「アメコミヒーローみたいになって格好いいです!!」

 

ま〜たせつ菜の目が輝いてるな〜…

せつ菜の興奮を抑えようと歩夢と彼方が止めてるし…

まぁとりあえず…

 

最光

「はぁ!!」

 

王様メギド

「グウォ!!」

 

俺はメギドに攻撃していった。

やっぱり剣を振る感覚があるってのは最高だな!

力もこの姿になって上がっているしな!

 

ザイア

「血迷ったミタイデスネ〜!

中の人間を始末するナンテ〜!!」

 

うるさい奴だな…

まぁ気にせず…俺は聖剣のグリップエンドでバックル上部のボタンを押した。

 

『移動最光!腕最高!』

Fullcolor goes to arm!

 

『エピソード2!カラフルソードで、ズバズバーン!』

 

身体のアーマーを分離させて、

左腕にへと集約させてから、二刀流のように使い、

メギドに攻撃していった。

 

最光

「俺が血迷ってない事を証明させてやるよ!」

 

ワンダーライドブックを一度閉じた後、ページを開いて押し込んで、再びバックル上部のボタンを二回押した。

 

『フィニッシュリーディング!』

 

『サイコーパワフル!』

 

最光

「そらよ!!」

 

俺はメギドに向けて、

左腕のパワフルエックスソードと光剛剣最光でX字に斬り裂いた。

 

王様メギド

「グウオオ!!」

 

「きゃあ!!」

 

王様メギドを斬り裂くと同時に、

中から遥が飛び出た。

 

彼方

「遥ちゃん!」

 

バスター

「退け!兵隊野郎!!俺に任せろ!」

 

バスターが兵隊をぶっ飛ばしてから、

遥に向かって走り、遥を受け止めた。

 

バスター

「よし…気を失ってるが大丈夫だ!」

 

ザイア

「何だと!?どうゆう事!!?」

 

最光

「お前ロボットの癖に作った奴から俺の事聞いてないのか?」

 

俺はアーマーを身体に戻してから、

再びワンダーライドブックを一度閉じた後、ページを開いて押し込んで、バックル上部のボタンを押した。

 

『フィニッシュリーディング!』

 

『サイコーカラフル!』

 

最光

「これで終わりだ!エックスソードブレイク!!」

 

俺はメギドに飛び上がって突っ込みながら、

まず一撃目の斬撃を放って、すれ違い際に背後に二撃目の斬撃を放って、二つの斬撃が合わさってX字になって斬り裂いた。

 

王様メギド

「グウオオオオオ!!」

 

そしてメギドは爆発して、俺は着地した。

 

最光

「決まったな……って格好つけてる場合じゃない!

あの黒サウザーを何とかしないと!!」

 

俺はサウザーの様子を確認すると…

 

サウザー

「がっ……あ……」

 

ザイア

「メギドは倒されたミタイデスネ…

けど、お前は終わりデ〜ス!!」

 

黒サウザーはボロボロのサウザーを始末しようと、

ベルトの右側のキーのを押し込んだ。

 

《C.E.O.ディストラクション》

 

ザイア

「さようなら…!!」

 

最光

「マズい!!」

 

俺は急いで止めようとしたが…

 

《C.E.O.DESTRACTION》

 

ザイアはサウザーにエネルギーを右足に集めた

高蹴りを放って、その場は爆発した。

 

 

最光視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

 

俺達が兵隊達を丁度倒したと同時に、

ザイアがサウザーにとどめを刺して爆発した…

 

バスター

「朔太ぁ!!!」

 

彼方

「朔太君……嘘…そんな……」

 

せつ菜

「天宮会長!!」

 

嘘だと思いたい……

 

死ぬなんて…

 

歩夢

「ん…?…何か変じゃない…?」

 

ゼロワン

「えっ!?」

 

爆風が晴れて…よく見ると…何か妙な光景だった…

 

サウザー

「うっ……」

 

サウザーはゆっくり倒れて変身が解けた。

ザイアの攻撃をくらって倒れたじゃなく、今までの攻撃のダメージで限界がきて倒れた。

 

何故わかったのかと言うと…

 

ザイアの蹴りは止められていたからだ…

 

第三者によって…

 

ザイア

「……どうゆう事?…何故庇ったデスカ〜?」

 

「別に…私がこいつを始末しようとしたところをお前が攻撃してきたんだろ?」

 

ザイア

「意味がワカリマセンヨ〜………」

 

セイバー

「あいつは…!?」

 

第三者はザイアの足を離して、ザイアに向けて蹴りをくらわそうとしたが、ザイアは蹴りを避けて、後ろへとさがった。

 

ザイア

「本当に何のつもりデスカ〜……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……シトイ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サウザーをザイアの攻撃から守ったのは…

 

敵のはずのヒューマギア…シトイだった…

 

 

 

 





次回 新たに決意し、究極を胸に!




どうも作者です。

まずはイリマについて少し、
外見モデルはAqoursの小原鞠莉です。
まぁ名前から気づいてる人はいますよね、
名前は愛称のマリーを逆にしただけです。

このキャラを書いてて難しいのは、
煽る時の片言交じりの喋り方ですね〜
本気になると片言無しの普通の口調になります。
(現に変身の時に普通の口調になったり)

そして今回ようやく、
エックスソードマンが登場!
自分はこの姿でのお気に入りはパワフルです。
二刀流が格好いいんだよな〜

そしてゴーザから貰ったもう一つのカリバーのワンダーライドブックは一体?

更にゴーザが言った転生者のせいで世界が歪んだとは…?

この事は…後程…

それと22話の侑利の会話を少し修正しました。
会話内容は侑利の転生の事です。
転生者は侑利と間違えて転生されたと書いてましたけど、今回の話しだと転生者のせいで世界が歪んだ後に侑利が死んだ事になってましたから、そこを修正しました。

本当にすいません。


今回の話しはシリアスになったりギャグになったりと忙しい回だったかな〜…

特に希子と峰とミアと嵐珠が出たら基本ギャグな展開になりがちです、こうなるのはスクスタで苦い展開が続いたから、このキャラ達は笑える展開にしたいって気持ちが強かったからです。

峰もとい栞子とミアと嵐珠が、
アニメ二期で平和的に幸せになってほしいです。

そして…

終わってしまったよ…スーパースター…

もう最後の曲…スノハレを思い出しましたよ…

終わり方的に二期はありそう…いや!
絶対にあると信じたいです!!

一期のOPが過去作と同じで未来の光景だと願いたい!!


それでは次回で!










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第32話 新たに決意し、究極を胸に!

 

ゼロワン視点…

 

ゼロワン

「何で…?」

 

俺達は状況が読み込めなかった…

 

会長を助けたのは…

 

敵のはずのヒューマギア…

 

シトイだったからだ…

 

 

ザイア

「そいつは始末対象デスヨ?庇うのはナゼ?」

 

シトイ

「そんなに理由が聞きたいなら教えてやる…

イリマ…貴様のやり方が気に食わなかったからだ…」

 

ザイア

「気に食わナイ?それは結構デ〜ス……

けどそれならワタシも……あなたが気にいらないわよ…

シトイ…強いか何か知らないけど…良い気に乗らないで…

本当にあなたは私から見ればムカつくのよ…」

 

シトイ

「それなら…来い…最も、お前如きが私に勝てるなんて思わない事だな…」

 

ザイア

「本当…そうゆうとこが……ムカつくのよ!!!」

 

ザイアはシトイにサウザンドジャッカーを振ったが、

シトイは片手で受け止めた。

 

ザイア

「シトイ!何故変身しない!?私を馬鹿にしてるの!?」

 

シトイ

「一応仲間同士だからな…手加減だ…まぁ変身しなくてもお前なんて余裕だ…」

 

ザイア

「このぉ!!」

 

ザイアはサウザンドジャッカーを使って、

高速の突き攻撃をシトイに繰り出したが、

シトイは軽く全てを避けていたが…

 

シトイ

「ん…?」

 

ザイア

「口だけじゃなくって反撃でもしてき…!!?」

 

シトイはザイアの腹に一撃殴り、

一撃殴られただけでザイアはぶっ飛ばされた。

 

ザイア

「(一撃で私がぶっ飛ばされた…!?変身しないでこのパワーはおかしいでしょ!?)」

 

シトイ

「イリマ…よくもやってくれたな…貴様の攻撃が掠れた時に私のリボンに傷がついた…!!」

 

ザイア

「!?」

 

シトイはぶっ飛んだザイアに走って追いついて、

その後ザイアの足を掴んで引き寄せてから、

ザイアの腹を殴ってそのまま地面に叩きつけた。

 

ザイア

「がっ…!?…」

 

ザイアは呆気なく変身が解けてシトイに敗北した…

 

イリマ

「ぐっ…うぅ…何なのよ…そんな物が傷ついただけで…そんなに怒る事なの…?」

 

シトイ

「お前にとっては何ともない物かもしれないが…これは貰い物だが私にとっては…人間で言う、宝物みたいな物だ…」

 

イリマ

「意味が…わからないわよ……」

 

シトイ

「それより…まだやるか?私はまだ準備運動にもなっていないぞ?」

 

イリマ

「ぐっ…化け物め…覚えておきなさい……!」

 

イリマはフラフラになりながら、この場から逃げるように去って行った…

 

 

シトイ

「さて……」

 

シトイは俺達を見た。

来るかと思い、俺達は身構えたが…

 

シトイ

「そう警戒するな…お前達とは戦う気はない。」

 

バスター

「何…?」

 

セイバー

「何故だ?お前はアークに、転生者に作られたんだろ?何で俺達を襲わない!?」

 

シトイ

「確かに私はアーク…アイツに作られたが、私自身はアイツの命令など、どうでもいい事だ。むしろお前達にはアイツを倒してほしいくらいだ。」

 

ゼロワン

「え!?」

 

何なんだ本当に…

俺があの時、敵に見えないと思ったのは気のせいじゃなかったのか?

 

シトイ

「信じるか信じないかは、好きにしろ。だが私は本当に始末とかはどうでもいい事だと思っている…」

 

バスター

「だったらお前が転生者を倒せばいいじゃないか?そんだけ強いんだったらよ。」

 

シトイ

「それが出来ればもうやっている…アイツは厄介なんでな、下手に逆らえば私もただじゃ済まないんだ。それに…出来れば私は仲間達も大切にしたい…何とも…複雑とゆうやつだ…」

 

最光

「何か…変わった奴だな…」

 

シトイ

「ふっ…よく言われるよ…彼女達にもな…」

 

セイバー

「彼女達?」

 

シトイ

「私が人間に興味を持つようになった者達だ…彼女達と出会うまでは私は他の仲間達と一緒で始末対象を消す事だけを考えていたが…彼女達を見て…そして関わるようになってから不思議と興味がでてな…それからは人間の事を最初は消す事が当たり前だと思っていたが、今の考えは、人間は未来を作る為に必要な存在だと思うし、消すべき愚かな人間はアイツだと思っている…」

 

シトイは髪に結んでいる白いリボンを触り、

少し微笑みながらそう言った…

 

こいつに影響を与えた人達って、

どんな人達なんだ?

 

シトイ

「少し話し込んでしまったな…私はそろそろ行くとしよう…そうだ。この事は教えておいた方が良いな…始末対象は仮面ライダー全員なのと、虹ヶ咲学園のスクールアイドル同好会と鴻神学園のスクールアイドル…合わせて十人だ…」

 

仮面ライダー全員はわかるけど…

 

スクールアイドル達が…十人…?

 

あれ?

 

セイバー

「待て、数が合わないぞ?」

 

せつ菜

「私達の同好会は十人で…」

 

歩夢

「鴻神学園にいるのは…希子ちゃんは仮面ライダーだから…それを除くと三人いるよ。」

 

彼方

「それじゃあ…十三人だよね?」

 

ゼロワン

「三人は始末対象じゃないのか?」

 

シトイ

「虹ヶ咲学園には始末対象じゃない人物が、

一人いる…それはお前だ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「上原歩夢…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン

「!!?」

 

最光

「歩夢が…始末対象じゃない!?」

 

歩夢

「何で…だって私…転生者に殺されて…

(いや…あの時は侑ちゃんを庇って死んだんだ…)

私が始末対象じゃない…?どうして…?」

 

シトイ

「それは私もわからない…

だが、私達に記録されたスクールアイドルの始末対象は…

高咲侑、中須かすみ、優木せつ菜、宮下愛、

エマ・ヴェルデ、天王寺璃奈、近江彼方、

桜坂しずく、朝香果林、三船栞子またの名を郡罧峰…

以上がスクールアイドル達の始末対象だ…」

 

最光

「(ランジュとミアも始末対象じゃない!?

まさか…転生者がいた世界じゃ俺の世界であった。

部と同好会の対立の出来事が起きてないのか?そうじゃなかったらあの二人が始末対象じゃないのはおかしい…

じゃあ転生者の言ってた裏切り者って何なんだ!?)」

 

シトイ

「私がわかるのはこれだけだ……上原歩夢…お前が何かあるかもしれない…一応気をつけておけ…」

 

歩夢

「は、はい…」

 

歩夢…困惑してるな…

けど何で歩夢は始末対象じゃないんだ?

本当に良くわからない…

転生者は本当に何者なんだ?

 

シトイ

「しかしお前の髪型……ん〜…マルがあるな……」

 

歩夢

「え?あの…何?」

 

シトイ

「いや、気にするな…マルがかわいいって事が、やはりよくわからんってだけだ……それでは失礼する……」

 

意味深な事を言いながら、シトイは去って行った…

マルがかわいい?何だそりゃ…?

 

バスター

「何か…とんでもない事を聞いたな…」

 

セイバー

「上原さんだけが始末対象じゃないって何でなんだ…?」

 

せつ菜

「こればかりは転生者に聞かないとわかりませんね…」

 

ゼロワン

「確かにな……って!?あぁ~~!!」

 

歩夢

「どうしたの明日飛君!?」

 

ゼロワン

「会長〜!!」

 

バスター

「あっ!!朔太〜!!!」

 

彼方

「朔太君!!」

 

俺達は慌てて気を失っている会長に近づいた。

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

朔太視点…

 

 

朔太

「………」

 

あれから俺は侑利君に治療してもらってから、

身体はすぐに回復した…

 

遥も救われたらしく、

現在気を失っていて近くのベンチに寝かせている。

 

そして…俺は今…久しぶりに彼方と会って、

話したいが…やっぱり上手く言葉が出ないな…

 

そんな時だった…

 

一真

「彼方と話す前に少し聞きたい事があるがいいか?」

 

朔太

「何だ一真…?」

 

一真

「朔太…お前何でザイアを相手にしている時…

わざと負けようとしたんだ?」

 

朔太

「!!」

 

明日飛

「どうゆう事ですか!?」

 

一真

「あの時、明らかに防げる攻撃や避けれる攻撃も全部こいつは受けていた。まるで倒される事を望むようにな…」

 

せつ菜

「どうしてそんな事を…?」

 

やっぱり…一真には気づかれるか…

隠しても無駄か…

 

朔太

「俺は何も守れないからだ…」

 

涼牙

「え?」

 

朔太

「俺が何かを守ろうとすると…彼方を傷つけて…今度は遥にも何もしてやれなかった…俺は自分が存在していいのかどうかわからなくなったんだ…こんな気持ちなら…いっそ倒されてしまえばいいと思ったんだ……やっぱり俺は悪党だったから消えた方がいいのかもしれないな……」

 

一真

「朔太…お前!!本気でそんな事思っ…」

 

一真が俺に怒鳴ろうとした時…

 

乾いた音が鳴った……

 

朔太

「なっ……」

 

歩夢

「彼方さん…!?」

 

俺の頬が叩かれた…

 

叩いたのは彼方だった…

 

彼方

「何で…そんな事言うの…何でそんな悲しい事ばかり言うの!?何で一人で何でも抱え込むの!?彼方ちゃんはそんなに頼りないの……もっと頼ってよ……!!

朔太君の…バカ……」

 

彼方は泣きながら俺にそう言った…

 

あぁ…これはもう…嫌われたな…

 

本当…彼方を泣かせて…俺…最低だな…

 

彼方

「本当…バカだよ…朔太君……」

 

朔太

「え……?」

 

彼方に嫌われたと思っていたら、彼方は俺に優しく抱きしめた…

 

彼方

「ごめんね叩いて、でもこうでもしないと朔太君はずっと暗い事を言い続けると思ったから、朔太君はいなくていい存在なんかじゃないよ。ずっと…辛かったんだね…苦しかったんだよね…」

 

朔太

「彼方……何でそこまで俺何かに優しく……」

 

一真

「まったくよ…確かにお前は前の世界じゃ悪党だったかもしれないけどよ…今のお前は大切な人を守ろうと必死になって頑張ってるし、誰にでも優しいじゃねぇか…そうゆう奴は優しくされてもバチなんて当たらねぇよ。」

 

明日飛

「確かにあんたは前の世界で酷い事をしてきた…

けど、今のあんたは違うよ…この世界のあんたはいつも困ってる生徒の話しを聞いてあげたり学校を良くしようと頑張ってる良い生徒会長だよ。」

 

せつ菜

「うちの学校でも天宮会長はとても評判が良いですよ。」

 

涼牙

「それに…俺、いや、みんなが思ってる事です。

会長はとても頼りになる仲間ですよ。」

 

明日飛

「蒼希や希子もあんたは大事な仲間だって言ってましたよ。希子だけは、まぁ半分だけ大事って言ってたけど…」

 

歩夢

「天宮さんはみんなが必要な人です。」

 

侑利

「俺はあんたの事は話しでしか聞いた事がないけど、

あんたは自分の罪を背負って、誰かを守ろうとしている良い人だって事はわかる。だから絶対にやり直す事は出来るよ。」

 

彼方

「みんな朔太君の事は大事に思ってるよ〜

だから…もう悪党だからって自分を責め続けないで…

彼方ちゃんを傷つけた事も、さっき頬を叩いたからこれで、おあいこだね。」

 

 

 

俺は…ずっと辛かった…

 

昔の事を思い出す度に罪悪感に押し潰されそうになって…

 

だから俺はみんなに囲まれて…

 

好きな子と一緒にいて幸せになって…

 

酷い事をした奴がこんな幸せな日々を過ごして、

本当にいいのかって辛かった…

 

彼方を傷つけたのも…幸せな日々を過ごしていたからバチが当たったと思っていた…

 

消えてしまった方がいいのかと思った…

 

けど、そんな俺を受け入れて…

 

大事な仲間だと言ってくれて…

 

ちゃんと向き合ってくれる人がいる…

 

 

朔太

「俺は……俺は……」

 

彼方

「何?」

 

朔太

「みんなといて…良いのか?…」

 

彼方

「うん…良いんだよ…一緒にいよ…」

 

 

彼方は優しく笑顔で言った。

 

あれ…?

 

何で…俺…泣いてるんだ…?

 

受け入れてくれた事のお礼を言いたいのに…

 

俺は思いっきりその場で思いっきり泣いた…

今までの辛さと罪悪感の重さが軽くなっていく気がした…

 

俺を受け入れてくれる人達がいる。

 

それだけで本当に感謝してもしきれないくらいだ…

 

俺はまたこれからも過去の罪を思い出し…

辛い気持ちになるかもしれない…

 

それでも……俺はもう一人じゃない…

 

受け入れてくれた人達に感謝して

その恩を返して応えられるよう…

 

 

これからを生きて行く。

 

 

 

 

朔太視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑利視点…

 

あれから数日後、

朔太は俺達や同好会のみんなに心配かけた事を謝り、

学校にも来て、生徒会長として戻った。

 

だが俺には気がかりな事がある…

 

それはシトイから聞いた事だ。

 

侑利

「歩夢だけじゃなくランジュやミアまで…

一体どうなってんだ…これまで転生者は俺と似た世界から来たと思っていたのに……訳がわからん……」

 

屋上で一人考えていた時…

 

「どうしたの侑利?そんなに考え込んで?」

 

侑利

「侑…いや、ちょっとシトイが言ってた事をな…」

 

「この前の事だよね。歩夢だけが始末対象じゃない…何でなんだろうね。」

 

侑利

「あぁ…本当にどうなってんだ…歩夢やミアともかく、

ランジュまで始末対象じゃないのがわからない…あいつが始末対象に入ってないんなら愛と果林と峰の事を裏切り者って言った意味が何なんだ…?」

 

「……侑利君はランジュちゃんの事、今でも恨んでいるの?」

 

侑利

「え?」

 

「どうなの?」

 

侑利

「…あの事は確かに今でも恨むって言うより怒ってるよ…許す事も出来ない…俺に謝罪してきたけどな…けど、あいつは変わろうとしたんだ。変わろうとしている奴を突き離す事が俺には出来なかった…だから俺はあいつにはこう言ったんだ…」

 

「何て言ったの?」

 

侑利

「お前の事は許せないし出会いは最悪だったけど、

これからお互いの事を少しずつ知っていって、

本当の意味で仲良くなっていって仲間になろうってな…」

 

 

そう…

 

俺は確かにランジュにそう言ったんだ…

 

それからお互い握手までして…

 

俺はあの時…こいつが入ったら同好会は面白い事になりそうだなって内心楽しみになっていた…

 

なのに…何で…みんなと喧嘩に…

 

みんなも受け入れる考えだったのに…

 

 

「侑利君は本当に優しいんだね。好きになりそう」

 

侑利

「何言ってんだよ…あんま男にそんな事言うな…」

 

「結構本気なんだけどな〜」

 

まったく何言って…

 

あれ?……侑って…俺の事…君呼びだったけ?

 

てか、何か…いつもと雰囲気が?

 

侑利

「おい侑、ちょっと…」

 

侑に聞こうとしたら、近くで爆発音が聞こえた。

何かと思い、下を見て確認すると…

 

侑利

「あれは……イリマか!?」

 

下を確認すると変身したイリマが暴れていた

何だ?あいつ一人なのか?

他にメギドやレイダーとかいないように見えるが…

 

「え、あれって天宮さん!?」

 

侑利

「外見は似てるが、あれはイリマだ。朔太じゃない!

てか急いで止めないと学校が破壊されるぞ!!」

 

「あっ!侑利!!」

 

俺は急いでイリマの所へ向かった。

 

 

侑利視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

突然、爆発音が聞こえて向かってみると、

そこにはザイアが暴れていた。

何であいつがここに!?

 

明日飛

「やめろ!!」

 

ザイア

「来ましたね…仮面ライダー達…ついでに始末対象のスクールアイドル達もいるなんて好都合デ〜ス!!」

 

希子

「何!?あの真っ黒サウザー!?」

 

涼牙

「あれはザイアだ!!こんな所まで現れるなんてな…」

 

蒼希

「ザイアか…何か因縁ある名前だな」

 

ザイア

「この前はシトイに邪魔されて始末しそこねましたが…今度こそ始末してくれる!!」

 

かすみ

「何かめちゃくちゃ怒ってません!?」

 

果林

「あの仮面ライダー何で片言交じりで話したのかしら?」

 

「そこ気になるとこか?」

 

エマ

「それより何とかしないとこのままじゃ学校が!」

 

雷斗

「破壊される前に俺達で止めるぞ!!」

 

一真

「言うじゃねぇか雷斗!行くぞ!!」

 

俺達は変身しようとした時…

 

朔太

「待ってくれ!」

 

一真

「朔太?何だどうした?」

 

朔太

「ザイアの相手は俺に任せてくれないか?」

 

彼方

「朔太君!?」

 

明日飛

「会長何言ってんだ!あいつはあんた一人でどうにかなるもんじゃ…」

 

一真

「わかった!任せたぞ!」

 

明日飛

「一真さん!?」

 

「朔太が相手したいって言うならやってみろ。」

 

しずく

「大丈夫なんですか!?」

 

璃奈

「不安…」

 

朔太

「大丈夫だ。」

 

そう言いながら会長は一人でザイアの所へ向かって行った。

 

せつ菜

「あの仮面ライダーって確かサウザーより強いんですよね…」

 

涼牙

「今は会長を信じてみよう…もしヤバそうになったら俺達がすぐに助けに行く…」

 

 

明日飛視点…終

 

 

朔太視点…

 

 

ザイア

「あなた一人デスカ?私に手も足も出なかっタあなたガ?」

 

朔太

「あの時は人質がいたからな、それにお前に聞きたいんだが、何故一人で来たんだ?」

 

ザイア

「私が仲間のヒューマギアの中で優秀だって事を証明するタメデ〜ス!」

 

朔太

「証明か…なら証明したその先に何がある?」

 

ザイア

「決まってマ……決まって……」

 

ザイアは答えようとしだが、言葉を詰まらせた。

 

朔太

「何もないんだろ?転生者に褒めてもらう…いや、あの転生者を見てる感じじゃ褒めるなんてなさそうだな…お前達ヒューマギアは命令を実行するだけで生涯を終わらすのか?」

 

ザイア

「違う!!そんな事の為だけに生まれて来たんじゃない!!」

 

朔太

「だったらお前は…始末以外に何がしたい?証明以外に何がしたいんだ?ただ暴れまわるだけじゃ、メギドやマギアと何ら変わりないな。」

 

ザイア

「くっ…黙れ!下等な人間が!!

不愉快だ…お前を先に始末してやる!!

まぁ…勝つのは私で決まりでしょうね…」

 

朔太

「勝手に決めるな…」

 

サウザンドライバーを着けて、

あるキーを二つだした…

 

朔太

「あの時…アークと戦った時は反応しなかったが…

こいつの可能性にかける!!」

 

俺はハイ・アルシノゼツメライズキーを、

左側に装填した。

 

《ゼツメツ!Hi.Evolution!》

 

朔太

「!?……行けそうだな……」

 

《アルティメットホーン!》

 

朔太

「変身!!」

 

アルティメットコーカサスプログライズキーを展開させて、右側に装填させた。

 

《アルティメットライズ!》

With the ultimate power in mind,

   the invincible hero Thouzer is born.

 

 ”Ultimate Warrior Come here!”

 

 

蒼希

「何だあの姿!?」

 

明日飛

「サウザー…なのか!?」

 

希子

「しかも目が青くなってるし!?」

 

 

「サウザーを超えた…究極のサウザー…俺は…」

 

俺は新たな姿の変身に成功した。

装甲も変わって、腰にマントが着いて、

更に身体のラインや大神さんが言ったように、

紫色だったのが青色に変わっている。

そして…名前は…

 

「仮面ライダー…アルティメットサウザー!!」

 

 

ザイア

「究極?そんな名前だけの姿で…私に勝てるとでも!?」

 

ザイアは俺に向かって来て襲いかかって来たが、

俺はザイアの攻撃を受け止めた。

 

ザイア

「なっ!?…確かにパワーは上がっているみたいね…

けどこのザイアの能力は触れた相手の能力を吸収して自らの攻撃に転用出来るのよ!!お前の究極の力も私の物に!!」

 

ザイアは俺の能力を吸収しようとしたが、

吸収している途中で爆発した。

 

ザイア

「!?…何で…何故吸収出来ない!?」

 

アルティメットサウザー

「この姿は対アーク用に作られた物だ…

あいつはサウザンドジャッカーも作りだして使って来るからな…対策は万全なんだよ!」

 

俺はザイアに反撃して、攻撃をくらわした。

 

アルティメットサウザー

「行くぞ!!」

 

アルティメットサウザーになった事でパワーだけじゃなく、スピードも上がって、俺は高速で動いてザイアに連続で攻撃をくらわしていった。

 

ザイア

「ぐう…何故だ!?何故そこまで強くなれたのよ!?

お前は少し前までは私に負けていたのに!?」

 

アルティメットサウザー

「知らないのか?

想いはテクノロジーを超えるらしいぞ…」

 

蒼希

「んな!…ふっ…あいつ…」

 

ザイア

「何を馬鹿な事を!?」

 

アルティメットサウザー

「俺も信じられなかったが…現にこうして実現出来た!!宣言してやる!お前は俺には絶対に勝てない!!」

 

ザイア

「ふざけるなぁぁ!!」

 

《C.E.O.ディストラクション》

 

アルティメットサウザー

「お前を…ぶっ潰す!!」

 

俺は右側のキーを押し込んだ。

 

《アルティメットディストラクション》

 

アルティメットサウザー

「はっ!!」

 

俺とザイアはお互いに高く飛んで、

お互いに飛び蹴りの体制になってぶつかり合った。

 

ザイア

「ぐっ…まさか…負けるの…私が…!?」

 

アルティメットサウザー

「言った筈だ…俺には絶対に勝てないと!!」

 

ぶつかり合った結果、俺が打ち勝って、

ザイアにそのまま蹴りを一撃くらわした後に、

連続で蹴りを叩き込むようにくらわせてから、

トドメに両足で蹴りをくらわした。

 

《UITIMATE DESTRACTION》

 

ザイア

「ぐあぁぁ!!」

 

ザイアは爆発し、俺は地面に着地した。

 

アルティメットサウザー

「俺の勝ちだ…ザイア…」

 

イリマ

「ぐっ…馬鹿な……」

 

アルティメットサウザー

「生きていたか…ん?」

 

上空から何か気配を感じて、確認すると…

上から迅バーニングがイリマの前に着地した。

 

アルティメットサウザー

「迅?」

 

イリマ

「ホムラ…あなた…何で……?」

 

迅バーニング

「シトイに頼まれたんだよ…ほら行くよ!」

 

迅バーニングはイリマを抱えて上空に飛び去って逃げて行った。

 

アルティメットサウザー

「逃げたか…」

 

俺は変身を解いた。

ザイア…おそらくまた戦う事になるかもしれないが…

絶対に負けない、このアルティメットサウザーで、

大切な人を守っていく!

 

朔太

「あいたぁ!?」

 

突然俺は誰かに殴られた。

確認すると、大神さんがいた。

 

希子

「な〜にが想いはテクノロジーを超えるよ!!

あたし達の言葉取るな!!」

 

朔太

「あだだだだ!!大神さん!ギブ!ギブ!!」

 

俺は大神さんに何故か関節技をかけられてしまった。

 

蒼希

「まさかあんたがその言葉を使うなんてな〜」

 

希子

「そうよ!しかも何よアルティメットって!!

カッコつけんな!!」

 

朔太

「ぎゃあぁぁぁ!!」

 

彼方

「朔太君〜!!」

 

侑利

「今来たけど……何だこれ?」

 

「何でこうなってんの?」

 

 

朔太視点…終

 

 

彼方視点…

 

戦いが終わってから色々あったけど、

落ち着いてから、同好会の練習も終わって、

彼方ちゃんは朔太君と帰路を歩いていた。

 

 

朔太

「いたた…思いっきりやるとは…」

 

彼方

「大丈夫?」

 

朔太

「あぁ大丈夫だよ…今まで心配かけた事を考えたら安いもんだよ…いたた…」

 

彼方

「無理しないでね〜、ねぇ、今日は家で晩ご飯食べていかない?」

 

朔太

「あぁ、もちろん。喜んで行くよ。」

 

彼方

「それだったら今日は朔太君が戻って来た事だし、

朔太君の好きな物を作るね。」

 

朔太

「それは嬉しいな、………彼方…」

 

彼方

「何〜?」

 

朔太

「あらためて…本当ごめんな…心配かけて、

それと…ありがとう。俺を受け入れてくれて…」

 

突然歩みを止めて、朔太君は頭を下げて謝ってきて、

感謝の言葉を伝えてきた。

 

朔太

「本当に感謝してる。だからこれからはこの恩を返す事を…」

 

彼方

「……顔上げて…」

 

朔太

「え?……!」

 

朔太君が顔を上げたと同時に、

彼方ちゃんは朔太君の顔に触れて自分の顔を近づけて、

自分と朔太君の唇を重ねるように触れてキスをした。

 

朔太

「な。な…!?//」

 

彼方

「えへへ…しちゃったね//…恩を返すとかはいいよ。

彼方ちゃんは朔太君が一緒にいてくれるだけで幸せだから//」

 

朔太

「彼方…」

 

彼方

「そうだ。順番が逆になったけど…

彼方ちゃんは、朔太君の事大好きだよ//

昔からずっとね…朔太君は彼方ちゃんの事はどうなの?//」

 

朔太

「どうって…その…//」

 

彼方

「ん〜?彼方ちゃんはキスまでして自分の想いを伝えたんだよ〜」

 

朔太

「……俺も好きだよ…彼方の事ずっと…

だからその…これからは恋人として宜しく頼む//」

 

彼方

「もちろんだよ〜!//」

 

 

彼方ちゃんは嬉しくて朔太君に抱きついた。

 

朔太君はこれまでずっと守ってくれた。

 

だから彼方ちゃんも朔太君を守っていく、

戦って守るとかは出来ないけど…

 

彼方ちゃんが朔太君の心を支えて安心させる事は出来る。

 

そしていつかは家族になれたらいいな〜

 

なんてね…//

 

彼方

「それじゃあ朔太君。家に帰ろう」

 

朔太

「あぁ」

 

彼方

「遥ちゃんにも報告しないと〜」

 

朔太

「いざ言うとなると少し恥ずかしいな//」

 

 

朔太君と手を繋いで、再び帰路を歩き始めた。

 

これからまた落ち込んでも、

彼方ちゃんが助けるからね、朔太君。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 次のステージの準備




はいどうも、悪魔の誘惑に負けた作者です。
(デモンズドライバーをポチってしまった…
だってデモンズ格好良いんだよ…)


話しは変えてと…
サウザーのオリジナル形態、
アルティメットサウザーが参上しました!

英訳のとこは、
『新たに究極の力を胸に、
無敵の英雄サウザーが生まれる。』
『究極戦士ここに参上!』です。

いつものPresented by ZAIAがないのは、
これはZAIAのサウザーとしてではなくて、
天宮朔太としての新たなサウザーの意味を込めています。
まぁザイアもないどころか自分で言ってますからね〜

強さは本編で見た通り、ザイアを上回っています。
能力も対アークとサウザンドジャッカーの対策として、
無効化します。

前の世界でこれを使ってアークを倒そうとしたが、
反応すらせず、そのままアークにやられてしまっています。

何故反応したのかは…不明…
やはり想いはテクノロジーを超えて奇跡が起きたのだろうか?

外見で目が青色なのは、
何かで目が青色のサウザーを見て、
アレは何だったんだ?
と思い、今回オリジナル形態に使ってみました。


そして今回もまた新たな謎が…

歩夢とランジュとミアが始末対象じゃない

転生者のいた世界は同好会と部の対立がないかもしれない

シトイが言う彼女達は…
白いリボンを貰って、丸い物がかわいいって言う子?
何だか聞き覚えがあるような(棒読み)

果たしてこの先は……後程です…

それでは次回で!

スーパースター二期決定!!
俺は信じてたぞ!!
(二期決定が早くもわかってビックリです。)













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第33話 次のステージの準備

 

明日飛視点…

 

いよいよ学園祭が近くなって来て、

それぞれがクラスで何するかも決まっていた。

今回の学園祭は虹ヶ咲との合同だから、

かなり賑やかになるんだろうな〜

 

学園祭をする場所はどっちでやるか気になったけど、

虹ヶ咲学園でする事になった。

 

そりゃそうだよな…うちも結構デカいけど…

あの学園…デカすぎるんだよな〜

 

あのデカさだと学園とゆうよりイベント会場だぞ…

 

まぁそれは置いといてと…

とりあえず放課後、俺は屋上でゆっくりしていた。

ちなみに俺だけじゃなく、蒼希と雷斗もいる。

涼牙は侑利と一緒に同好会の子達の傍にいる。

今日は学園祭の次にやるイベント、

 

第二回スクールアイドルフェスティバルを開催する為に、

ステージの下見をするらしい

 

もう次のステージの準備するなんて凄いやる気だな〜

 

蒼希

「あ〜…マジか〜……」

 

雷斗

「諦めろ蒼希、もう決まった事だ。」

 

蒼希

「んな事言ってもよ…マジで勘弁してほしいんだよ…」

 

明日飛

「まだ言ってんのかよ。」

 

蒼希

「だってよ!メイド喫茶とかならまだわかる!

女子がメイド服を着るならわかる!

けど俺達男子が執事服なんて着なきゃいけねぇんだよ!?しかも何で明日飛と雷斗と涼牙と俺だけなんだよ!?」

 

俺達のクラスが学園祭でするのはメイド喫茶だ。

けどクラスのみんなは何故か俺達四人を執事に指名して、

学園祭当日に俺達は執事服を着る事になった。

 

雷斗

「まぁ良いじゃないか、こうゆう機会は滅多にないからな」

 

明日飛

「俺は面白そうだから楽しみだけどな〜」

 

蒼希

「何でお前らはそんなに乗り気なんだよ…」

 

雷斗

「宮下さんに格好良い姿を見てもらえるじゃないか」

 

蒼希

「そこだよ…愛に見られるのが一番恥ずい…//」

 

明日飛

「おいおい…」

 

俺は歩夢に見られても全然平気だけどな〜

そういえば歩夢達は何するんだろうな?

また聞いてみるか…

 

 

明日飛視点…終

 

 

一真視点…

 

 

朔太

「すまないな一真、いつも手伝ってくれて」

 

一真

「気にすんな、俺が好きでやってる事だしな」

 

「俺からも礼を言う。」

 

今日は生徒会の手伝いをしている。

そういや…この三人が揃うのは久しぶりだな…

 

「本当にお前が無事に戻って来てくれて良かったよ。」

 

朔太

「色々と迷惑をかけたな」

 

「仕方ない、あの出来事は誰だって傷つくしな。」

 

一真

「まぁようやく問題も解決して、彼方とも恋人同士になったんだろ?あらためて、おめでとう」

 

朔太

「ありがとう。」

 

一真

「そういや…峰は?今日は生徒会で見てないな?」

 

朔太

「郡罧さんなら、大神さん達と一緒に行ったよ。俺がいない間に最近生徒会で頑張ってくれていたから、友達と一緒にいてあげなさいって言って今日は生徒会の活動を休みにしたんだ。」

 

「峰ちゃん本当頑張っていたからな」

 

一真

「それじゃ俺達も早く今日の仕事終わらして、

エマ達に合流しようぜ。」

 

朔太

「そうと決まったら早く終わらすぞ!!」

 

朔太はもの凄い速さで手を動かして仕事を進めた。

彼方が関わると凄いパワーがでるな…

 

まぁ俺も人の事言えねぇけど…

 

 

一真視点…

 

 

涼牙視点…

 

 

俺と侑利は同好会の子達と一緒に、

第二回スクールアイドルフェスティバルの次の開催するステージを下見していた。

 

前回も上手く見つけたからスムーズにいけると思っていたが…

 

侑利

「こりゃ面倒な事になったぞ…」

 

「う〜ん…まさか開催予定時期にどのステージも使われるなんてこんな事あるの〜」

 

前回使ったステージを再び使おうとしたけど、

他のスクールアイドル達がライブや、

それに別でイベントとかするみたいで使えないみたいだ。

 

かすみ

「何でよりにもよってどのステージも使えないんですか〜!」

 

涼牙

「ちょっと調べてみたんだけど、

どうやら冬にラブライブで東京地区代表を決めるライブをやるらしいから、その為にステージを使うみたいだな。他のイベントとかはクリスマスが近いからかな…」

 

せつ菜

「はっ!そういえばそうでした…」

 

「そうだった〜…丁度今始まってるんだった…」

 

侑利

「そうかラブライブが始まってるのか…

変なタイミングに合ってしまったな〜」

 

ちょっと動画で見たけど、確かにラブライブは凄いな…

俺が見たスクールアイドルは…

え〜と…確か今年出来たばかりの高校の〜…

ゆ〜…ゆい…結ヶ丘だっけか?

 

そこのスクールアイドル達の曲が良かったな〜

てか、ちょっと驚いたのが…

いつか行ったフクロウがいるカフェの子が歌ってたんだよな〜

 

あのフクロウ可愛いかったな〜

 

 

かすみ

「あ〜もう!どうしますか〜!?」

 

「こうなったらまた明日飛に…いや流石にステージは用意出来ないよね…」

 

侑利

「いや…あるかもしれないぞ…」

 

「え…!」

 

侑利

「昨日家で、開催時期は色々とイベントが重なってると思うから、俺の方でも用意しておくって言ってたぞ。もういくつかステージは用意してあるって言ってたからな…」

 

歩夢

「嘘〜……」

 

果林

「何でもありね…」

 

せつ菜

「蕾電さんって確か前の世界では大会社の社長さんでしたから…かなり敏腕なんですね」

 

涼牙

「けど前の世界の時はまだ新人社長だったって言ってたから…この世界でかなり成長したんじゃないか?現にこの世界じゃ御曹司だしな」

 

「とりあえずちょっと申し訳ないけど、ステージの事は明日飛に相談してみよう。」

 

明日飛は本当に凄いとこあるよな〜

将来絶対に凄い人物になると思うな…

 

「お〜い!虹ヶ咲のアイドル達〜!!」

 

聞き覚えのある声が聞こえて、振り向くと…

希子達四人と何故か希子に襟首掴まれた湊がこっちにやって来た。

 

「おい!ニャン子!!離せよ!」

 

希子

「黙らっしゃい!あんた離すと逃げるでしょうが!」

 

「何があったの?」

 

「え〜と…ちょっと話すと長いんですけど…」

 

ミア

「ボクが電話で助けてって伝えて、

湊をおびき寄せて希子が捕まえたって事だよ。」

 

「こら〜!ミア〜!!お前ニャン子と組んで俺を捕まえるなんてズルいぞ!!」

 

ミア

「いつまでも、うじうじとはっきりしない湊が悪いからだよ!」

 

希子

「とゆう訳で、はい、璃奈!」

 

希子は天王寺さんに近づいて湊を離した。

 

「んな……」

 

璃奈

「……湊…」

 

希子

「後は二人でちゃんと話しなさい!それとしずく、ごめん!志貴は見つからなくて捕まえられなかった!」

 

しずく

「いえ、そんな謝らなくても!」

 

嵐珠

「志貴だったわよね。嵐珠のクラスで見かけるけど、学校が終わると同時にすぐに姿を消すのよね…」

 

希子

「まぁその内絶対に捕まえるわよ!さぁとりあえず、あたし達はここから退散して何か食べに行こ、湊!ちゃんと仲直りしなさいよ!じゃなきゃあんたの頭に風穴開けてやるから!」

 

希子はショットライザーを構えて凄い剣幕で言った。

てか、こんな所で銃なんてだすなよ…

 

エマ

「希子ちゃん…ちょっと怖いよ〜…」

 

彼方

「お、落ち着いて〜」

 

希子

「これでも落ち着いてる方…」

 

 

『狼煙霧虫!』

 

 

希子

「!?」

 

突然何かの音声が聞こえたと同時に…

希子の前に煙と同時に剣を持った少女が現れて、希子に襲いかかってきて、希子はショットライザーで防いだ。

 

希子

「いきなりすぎないかしら…スノウ!!」

 

スノウ

「また会ったわね…大神希子!!」

 

希子はスノウと呼んだ少女に蹴りをくらわそうとしたが、

スノウはバク宙して希子の蹴りを避けた。

 

「あの子…この前の!?」

 

侑利

「あの聖剣は…この前の見慣れない奴の!

外見はSaint Snowの鹿角理亞だったのか…

(待てよ…妹の外見がいるって事は…)」

 

「随分好戦的だよねスノウ」

 

涼牙

「おいおい…マジかよ…!?」

 

スノウの後ろから、ホムラ、リリィ、シトイ、

そして、黒いフードを被った奴がいた。

何だ?まさか新たな一人か?

 

「これ…ヤバい状況なんじゃ…!?」

 

かすみ

「ヤバすぎますよ!!」

 

希子

「ヤバいんなら倒すだけよ!」

 

希子はショットライザーでヒューマギア達に向けて撃った。

 

「………」

 

黒いフードを被っている奴が前に出て、

希子が撃った銃弾を何かをだして弾き飛ばした。

 

希子

「誰…?」

 

「随分と手荒い挨拶ですね…」

 

黒いフードの奴はフードを脱いだ…

そして…あいつの手に持っている物を見て驚いた。

 

涼牙

「あいつ…聖剣を!?」

 

「あなた達とはお初ですね。私の名前はセイン…」

 

侑利

「やっぱり姉の鹿角聖良の外見もいたか…」

 

「侑利の世界にもいたの?」

 

侑利

「あぁ、会った事はないけどな…彼女達を見たのは動画だけだったし、Aqoursから話を少し聞いた程度だったからな。」

 

セイン

「そして、またの名前を…

仮面ライダーデュランダル!」

 

《時国剣界時!》

 

《オーシャンヒストリー》

 

『この群青に沈んだ命が、今をも紡ぐ刻まれた歴史…』

 

セインはワンダーライドブックを聖剣に装填してから、

刀身を分離させて上下を差し替えて槍のような形になった。

 

『界時逆回!』

 

セイン

「変身…」

 

『時は、時は、時は時は時は時は!我なり!』

 

『オーシャンヒストリー!』

 

『オーシャンバッシャーン!』(バッシャーン!)

 

 

セインは仮面ライダーデュランダルにへと変身した。

時国剣界時…あれが時の剣士か…

とゆうより剣が槍になるなんてな…

 

 

デュランダル

「手始めに始末してあげますよ…」

 

デュランダルは槍を分離して、トリガーを引いた。

 

『界時抹消!』

 

希子

「消えた!?」

 

涼牙

「それと何か…変な違和感を感じたぞ…?」

 

侑利

「あいつは何処に?」

 

 

『再界時!』

 

 

デュランダル

「ここですよ…」

 

声が聞こえて振り向くと…

デュランダルは同好会の子達の目の前に現れた。

 

かすみ

「うわ!?」

 

しずく

「急に出て来ましたよ!?」

 

一体何がどうなってんだ…?

いや、それよりも!?

 

デュランダル

「まずは一人目…!」

 

デュランダルは槍を近くにいた同好会のメンバー、

せつ菜を狙って槍を振りかぶった。

 

せつ菜

「!?」

 

涼牙

「せつ菜!!」

 

侑利

「くそ!急に来たから間に合わないぞ!!」

 

デュランダルの槍がせつ菜に当たりそうになった時…

 

何かが槍とぶつかり合って槍は防がれた。

 

そのぶつかった何かは…

 

 

《闇黒剣月闇》

 

 

せつ菜

「え…!?」

 

かすみ

「え…え〜!!?」

 

しずく

「こんな事って…!?」

 

璃奈

「あわわ…!?」

 

「何で!?」

 

エマ

「どうしてなの!?」

 

彼方

「目がパッチリ開いたよ!?」

 

果林

「どうゆう事!?」

 

希子

「その剣…あんたが…!?」

 

「何がどうゆう事!?」

 

ミア

「あの剣…彼女も仮面ライダーなの!?」

 

嵐珠

「とにかく…味方なら助かるわ…」

 

「何であんたが持ってんだ…!?」

 

侑利

「……やはり…お前だったか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩夢

「………侑ちゃん…!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

闇黒剣月闇を持って、

 

デュランダルの攻撃を防いだのは…

 

高咲さんだった…

 

 

「正体は明かしたくなかったのに……

仕方ないわ、それにいずれ正体はバレるものだしね!!」

 

高咲さんはデュランダルの槍を弾いて、

デュランダルに攻撃しようとしたが…

 

『界時抹消!』

 

涼牙

「また消えた!?」

 

それと…また変な違和感を感じたぞ…

 

まるで時間が飛んだ感覚と言えばいいのか?

 

よくわからないぞ…時の聖剣の能力は…

 

 

『再界時!』

 

デュランダル

「これは驚きましたね…まさか闇黒剣月闇を持っているなんてね…」

 

ホムラ

「あっ!?あの剣!僕達を邪魔して来た奴のだ!」

 

リリィ

「正体はあんな奴だったのか…」

 

イリマ

「関係ないわ、始末すれば一緒よ…」

 

スノウ

「珍しく煽らないじゃないイリマ…」

 

《昆虫大百科》

 

《エターナルフェニックス》

 

《インフェルノウイング!》

 

《ミリタリーホーン!》

 

スノウ リリィ ホムラ イリマ

「変身!」

 

 

『狼煙開戦!』

 

『FLYING! SMOG! STING! STEAM! 』

 

『昆虫CHU大百科〜!』

 

 

 

『エターナルフェニックス!』

 

『虚無!漆黒の剣が、無に帰す!』

 

 

《バーニングファルコン!》

"The strongest wings bearing the fire of hell."

 

 

《パーフェクトライズ!》

When the five weapons cross,

the JET BLACK soldier ZAIA is born.

 

"I am the president."

 

残りのヒューマギア達もそれぞれ変身した。

ただでさえデュランダルも厄介なのにこんな一気に来られたらマズいぞ…!

 

 

「厄介だな…けどやるしかないよね…」

 

歩夢

「侑ちゃん…何で?」

 

「ごめんね歩夢ちゃん。訳は後で話すからちょっと待っててね。あ、それと、この世界の私の身体は守るから安心してね」

 

歩夢

「え?この世界の私って?」

 

侑利

「侑!これを使え!」

 

侑利は高咲さんに何かを投げて渡し、

それを高咲さんは受け取った。

 

「驚かないんだね…侑利君は…」

 

侑利

「何となく気づいていたからな…

闇黒剣月闇を隠した場所を知っているのは、

あの時いたメンバーだけ…

始めてカリバーが現れた時、遊園地にお前もいたからな」

 

「それだけじゃわからないんじゃない?」

 

侑利

「その後カリバーが現れた時、

一年生と三年生はそれぞれ別の場所にいたって聞くからな、だから残りは二年生だけだ。

歩夢と愛は隠し事が下手だし、

せつ菜に関しては変身なんかしたらテンションでわかるからな、それで残りのお前何じゃないかと思っていたんだ…

最初は信じられなかったが最近曲作りの作業が進んでいなかったり、口調が変わったりして確信を持ち始めたところ…」

 

「今こうして闇黒剣月闇を持って正体を明かした…

凄いね侑利君は、本当に別世界の私なの?

頭の回転とか凄いけど?」

 

侑利

「お前の正体はまさか…」

 

「話しは後だよ。まずは目の前の敵!

早速使わせてもらうよ!」

 

高咲さんはワンダーライドブックを開いた。

 

《ジャオウドラゴン》

 

『邪道を極めた暗闇を纏い、

数多の竜が秘めた力を開放する…』

 

「物騒な本…まぁいいや」

 

『ジャオウリード!』

 

『闇黒剣月闇!』

 

「変身…!」

 

Jump out the book.

Open it and burst.

The fear of the darkness.

 

You make right a just,no matter dark joke.

Fury in the dark.

 

『ジャオウドラゴン!』

 

『誰も逃れられない…』

 

 

涼牙

「あの姿は…!?」

 

忘れもしない…あの姿は…俺が前の世界でカリバーと激戦を繰り広げていた時の姿だ…まさかまた見る事になるなんてな…

 

しかも…高咲さんが変身しているなんて…

 

 

カリバー

「ん?…何だろう剣が軽くなった気がする…」

 

侑利

「闇黒剣月闇の能力の封印が解けたんだ。

今のお前なら任せられるってゴーザが言っていた。」

 

カリバー

「そうゆう事か…それじゃあ行かせてもらうよ!」

 

そう言いながらカリバーは走って向かって行った。

 

侑利

「おい!馬鹿!一人で行くな!!」

 

涼牙

「みんなは明日飛達に連絡を!!湊!手を貸してくれ!」

 

「手貸さなきゃマズいだろ!」

 

希子

「あいつと戦うにはこれしかないわね…」

 

《ドラゴニックナイト》

 

《猿飛忍者伝》

 

《金の武器 銀の武器》

 

『GOLD or SILVER』

 

《エックスソードマン》

 

《シュトルムダッシュ!》

 

 

涼牙 湊 侑利 希子

「変身!」

 

 

『烈火抜刀!』

 

『ドラゴニックナイト!』

 

『すなわち、ド強い!』

 

 

『風双剣翠風!』

 

 

『最光発光!』

 

『Get all Colors!エックスソードマン!』

 

『エピソード1!フルカラーで参上!ババババーン!』

 

 

《ショットライズ!》

 

《ハリケイングチーター!!》

"Wear the wind and become a prey to the god of death'

 

 

俺達はそれぞれ変身して、カリバーに続いた。

 

涼牙あらため

セイバー視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し離れた場所にて…

 

 

デザスト

「これは面白そうな事になってるな!

あいつもいるし…俺も行くとするか…」

 

「デザスト、お前は手を出すな…」

 

デザスト

「何だよお前か…何でだよ?」

 

「この戦いは仮面ライダー達の成長の為だ…

それにこの戦いに奴も現れるだろう…

私は奴の未知の能力を拝見したいし、仮面ライダー達が奴を退けられないならこの先の戦いには勝てないしな…だからこれは仮面ライダー達の試練だ…」

 

デザスト

「この戦いでお前の仲間が破壊されたらどうするんだ?

お前は仲間は大事にしたいんだろ?」

 

「そう簡単にやられるあいつらじゃない…」

 

デザスト

「お前は本当に変わった奴だ…だから面白いしお前の強さは認めているしな…わかったよ。今回は見てるだけにしといてやるよ…シトイ…」

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 悪意の再来と…





はいどうも作者です。

今回も色々と情報量が多いです。
まずは最後のヒューマギアキャラのセインから、

外見モデルはSaint Snowの鹿角聖良です。
名前の由来はSaint SnowのSaintからとりました。
性格は丁寧な口調で冷静ですが……

仮面ライダーデュランダル、ようやく登場
やっぱりこいつの能力は何処かのスタンドみたいで厄介ですね〜

そして…カリバーの正体を遂に解禁しました。
気づいている人はもういましたかね?

まぁカリバーの正体は侑ちゃんこと、高咲侑です。
けどまだ謎は少し残っています。
第一部で最後にゴーザが言っていた事は覚えているでしょうか?

闇黒剣月闇に何かが宿っている事を…
侑の口調が急に変わった事が特徴です。

元々、侑をカリバーに変身させる予定はなかったんですけど、アニガサキのBlu-ray6巻の表紙のイラストを見て色々と閃いた結果、変身させる事にしました。

更に冒頭あたり涼牙が言っていた事は、
また何処かで聞いた事がありますよね〜

彼女達とはいずれ会います。

ふと最近思った事があります。
この作品のオリキャラ達にイメージCVをつけるなら誰が合うんだろうと思ったりしてます。

ヒューマギア達は外見モデルのキャラと同じCVです。
一応活動報告とかにも書いてます。



さて、次回から大きな戦いが始まります…
そして…その戦いで何が起こるのか…

続きは次回で!












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第34話 悪意の再来と…


今週は仮面ライダーがお休みですね…
とゆう事で今回早く仕上げれたのでどうぞ!


 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「何!?あぁ、わかった!すぐに向かう!!」

 

俺は歩夢からの連絡を終えて、

蒼希と雷斗に電話の内容を話した。

 

蒼希

「敵が総攻撃に来ただと!?」

 

雷斗

「カリバーの正体が高咲さんだと!?

あの時のカリバーが…まさか…」

 

まぁ驚くよな…

敵の総攻撃も驚くが…

 

一番驚いたのは、侑がカリバーだった事だ…

 

まさかあの侑が…考えるのは後だ!

 

明日飛

「一真さん達もヴェルデさんが連絡して向かってるみたいだ。俺達も早くみんなの所へ!」

 

雷斗

「あぁ!」

 

雷斗はワンダーライドブックを開き、

魔法の絨毯をだした。

 

雷斗

「乗れ!」

 

蒼希

「まさか絵本の中の乗り物に乗るなんてな」

 

明日飛

「三人も乗って大丈夫なのか?」

 

雷斗

「問題ない!……たぶん…」

 

明日飛

「おい!今不安な事言わなかっ…」

 

雷斗

「行くぞ!」

 

明日飛

「うお!?」

 

俺達はみんな所へ向かった。

 

何も起こらない事を願うぞ……

 

 

明日飛視点…終

 

 

セイバー視点…

 

 

俺達はみんなを守りつつ戦闘を始めた。

 

バルキリーはサーベラと、最光はザイアと、

 

剣斬はファルシオンと、カリバーは迅バーニングと、

 

それぞれ戦闘をしていた。

 

そして…俺は…

 

 

セイバー

「はぁ!」

 

『界時抹消!』

 

セイバー

「くそ!またか!」

 

『再界時!』

 

セイバー

「ぐあ!!」

 

デュランダル

「その程度ですか?」

 

セイバー

「くっ…」

 

本当にどうなってるんだ?

瞬間移動しているようにしか見えない。

 

この攻撃を攻略しないと…勝てないぞ

 

それか、全体防御をして攻撃を防ぐかしか…

 

……アレを使うか…?

 

だが今の俺があの力を使えるかどうか…

 

他のみんなは…

 

 

バルキリー

「はあぁぁぁ!!」

 

サーベラ

「今度こそ…お前を始末してやる!私にあんな屈辱を味わせてくれた事を後悔させてやる!!」

 

バルキリー

「へぇ…ヒューマギアなのに屈辱とかわかるんだ…

それならこの前は引き分けだったけど…

今度は完全に負かしてやるわよ!!」

 

サーベラ

「減らず口を!!」

 

バルキリー

「(減らず口でも言わないと…持たないのよね…

ぐっ…もうちょい我慢しないと…)」

 

 

ザイア

「あいつは何処!?サウザーは何処にいる!?」

 

最光

「サウザーだと?前に負けた逆襲でもしたいのか?」

 

ザイア

「逆襲?…そんなもの興味ない!」

 

最光

「何?どうゆう事だ?」

 

 

ファルシオン

「消えろ!」

 

剣斬

「うわっと!危ねぇな!!お前随分と苛ついているみたいだな!?」

 

ファルシオン

「私はただ雑音を消したいだけだ!」

 

剣斬

「雑音?随分と変な事気にする奴だな…」

 

 

 

迅バーニング

「お前の正体が始末対象の一人だったなんてね!」

 

カリバー

「まったく…声と外見は穂乃果ちゃんだから何だか変な感じだな…とゆうよりやりづらい!」

 

迅バーニング

「何言ってんの?僕はホムラだよ!」

 

カリバー

「ややこしいって言ってんのよ!!」

 

 

湊と侑利は大丈夫そうだけど、

希子が不安だな…あの姿は長く戦えないし、

身体がボロボロになるしな…

 

それと高咲さんが意外と戦えているな…

けどあらためてよく見ると荒削り感がでてるな、

危なそうだったら助けないといけないけど…

 

デュランダル

「まだ随分と余裕があるんですね。仲間の事を気にするなんてね!!」

 

セイバー

「くっ!」

 

俺はこいつを何とかしないとな!

こうなったら賭けだ!アレを使う!!

 

俺はあるワンダーライドブックを取り出そうとした時…

 

 

 

《オールエクスティンクション!》

 

 

セイバー

「!?」

 

突然俺に向かって斬撃が飛んできて、

俺は斬撃を避けて、飛んできた方を見ると…

 

 

「流石ですね〜炎の剣士…不意打ちの攻撃を避けるなんてね…」

 

セイバー

「お前は…アーク!?」

 

そこにいたのはアークゼロだった…

しかもアークゼロの持っている剣を見て、

目を見開いた。

 

セイバー

「その剣…カラドボルグ!?って事は…お前!!

イザクか!?」

 

アークゼロ(イザク)

「ふははは!!お久しぶりですね〜炎の剣士…

前の世界以来ですね〜…」

 

マジで…イザクか…それよりただでさえ、

今の状況が宜しくないのにこいつが現れるなんて!

 

剣斬

「はぁ!?イザクだと!?何で奴がこの世界に!?」

 

カリバー

「アーク……」

 

アークゼロ(イザク)

「仲間の剣士が見当たらないですね〜

まぁいいでしょう…私の目的はお前だ…炎の剣士…」

 

セイバー

「何?どうゆう事だ?」

 

アークゼロ(イザク)

「今からわかりま…」

 

イザクが話している途中の時…

 

 

『キングライオン大戦記!』

 

『それすなわち、砲撃の戦士!』

 

 

ブレイズ

「イザク!!!!」

 

しずく

「志貴君!?」

 

アークゼロ(イザク)

「ん?おやおやこれは…」

 

突然現れたブレイズはイザクに攻撃をしたが、

イザクは攻撃を防いだ。

 

ブレイズ

「まさかてめぇが現れるなんてなぁ!!

お前だけは絶対にこの手で倒す!!」

 

アークゼロ(イザク)

「お久しぶりですね水の剣士…

そういえばあなたの恋人は元気ですか?」

 

ブレイズ

「くっ!てめぇ…!!」

 

アークゼロ(イザク)

「おっと失礼、確かあなたの恋人は剣士になる筈でしたけど、私がカリバーに命令して聖剣を破壊して、私が聖剣の代わりにメギドの力を与えてあげたんでしたね〜

そして…メギドに変わった恋人をあなたはその手で始末したんでしたよね。」

 

セイバー

「えっ!?何だよそれ!?」

 

しずく

「志貴君が…恋人を始末した!?」

 

ブレイズ

「黙りやがれ!!お前だけは!!」

 

《オムニフォース!》

 

アークゼロ(イザク)

「黙って私の操り人形にでもなってなさい!」

 

イザクはワンダーライドブックをだして、

ブレイズに向けて赤黒い波動を放った。

 

アークゼロ(イザク)

「今までは意識を持ったまま操るだけでしたが…

アークの力も組み合わせて意識も操る事が出来るようになった!さぁ!思うままに暴れろ!!」

 

ブレイズ

「ぐっ、うぅ…ウガ…ガァァァァ!!」

 

『キングライオン大チェンジ!』

 

『さらには、ライオン変形!』

 

ブレイズ

「ガオォー!!」

 

セイバー

「志貴!!」

 

ブレイズは自我を失ったようにライオン形態になって暴れ始めた。

 

しずく

「志貴君!?どうしたの!?」

 

セイバー

「アークに操られてるんだ!くそ!更にややこしい事になるなんて!」

 

《オムニフォース!》

 

アークゼロ(イザク)

「貴方もですよ…」

 

セイバー

「しまっ…!!」

 

俺は赤黒い波動をくらい…意識がなくなった…

 

 

セイバー視点…終

 

 

せつ菜視点…

 

 

せつ菜

「涼牙さん!!」

 

涼牙さんは赤黒い波動をくらって、

急に大人しくなってこっちにゆっくりと、

振り向きました…

 

かすみ

「何か変じゃないですか…?」

 

セイバー

「ぐぅ…うぅ……」

 

こっちに振り向き…聖剣をベルトに納刀して、

涼牙さんは見慣れないワンダーライドブックをだした…

 

《プリミティブドラゴン》

 

『ブレイブドラゴン!ゲット!』

 

見慣れないワンダーライドブックに、

いつものワンダーライドブックを装填してから、

ベルトに装填して聖剣を逆手に持って引き抜いた。

 

『烈火抜刀!』

 

『バキッ!ボキッ!ボーン!』

『ガキッ!ゴキッ!ボーン!』

 

『プーリーミーティーブ!ドラゴーン!』

 

セイバー

「うぅ…ウ…ウガァァァァァァ!!!!!」

 

私だけじゃなく他の皆さんも…

腰を抜かしそうになりました…

 

いつもの雰囲気とは違う…

 

まるで荒れ狂う暴竜のような炎の剣士の姿に…

 

恐怖を感じた…

 

エマ

「何あの姿…怖い…」

 

果林

「叫び声だけで…恐怖を感じるなんて…」

 

嵐珠

「ねぇ…彼こっちに来てるけど…」

 

セイバー

「ガァァァ!!!」

 

涼牙さんは叫びながら私達に向かった来ました。

 

剣斬

「おい!涼牙!!何操られてんだよ!!」

 

璃奈

「湊!!」

 

風切さんが涼牙さんの前に出て、

涼牙さんを止めようとしましたけど…

 

セイバー

「ウゥ!ガァァァァ!!!」

 

剣斬

「ぐっ!涼牙!!」

 

ブレイズ

「ガオォー!!」

 

剣斬

「おいおい志貴!…マジか!!ぐあ!!」

 

風切さんは涼牙さんと水守さんの攻撃をくらって、

ふっ飛ばされてしまった。

 

剣斬

「たく…今のは効いたぞ…」

 

何とか立ち上がろうとしていた時…

 

『必殺黙読!』

 

『抜刀!不死鳥無双斬り!』

 

剣斬

「!?」

 

ファルシオン

「消えろ…はぁ!!」

 

剣斬

「ぐあぁぁぁ!!」

 

不死鳥を模した強力な斬撃を放って、

風切さんは再びふっ飛ばされて私達の所まで飛んできて、

変身が解けてしまった。

 

「うぅ…ぐっ…」

 

ミア

「湊!大丈夫!?」

 

璃奈

「しっかりして湊…」

 

かすみ

「わあぁぁぁ!!こっちに来ました!!」

 

アークゼロ(イザク)

「ふはははは!!

仲間にやられる無様な最後を迎えるがいい!!」

 

セイバー

「ガアァァァ!!」

 

ブレイズ

「ガオォー!!」

 

涼牙さんと水守さんが私達に襲いかかろうとした…

 

 

『サモン!』

 

『ホワイトウィッチ!』

 

 

突然白い精霊のような魔女が現れて、

私達の周りにバリアを張って守ってくれた。

 

果林

「これは…!?」

 

スラッシュ

「すまない!待たせた!!」

 

果林

「恭!!」

 

バスター

「何やってんだお前らぁ!!」

 

変身した土門さんが私達の近くに駆けつけて、

涼牙さんと水守さんを大剣でふっ飛ばした。

 

バスター

「みんな!無事か!?」

 

エマ

「よかった…一真君〜」

 

最光

「助っ人が来てくれたか!」

 

ザイア

「よそ見をしている暇はないわよ!!」

 

アルティメットサウザー

「させないぞ!!」

 

ザイア

「サウザー!!」

 

侑利さんの所に天宮会長が現れて、侑利さんを助けた。

 

ザイア

「お前に再び会いたかったわよ…サウザー!」

 

アルティメットサウザー

「俺に用か…相手になる!」

 

彼方

「朔太君!気をつけてね」

 

アルティメットサウザー

「あぁ!」

 

スラッシュ

「このバリアの中なら大丈夫だ。けど中からは簡単に出れるから迂闊に動いて出ようとするんじゃないぞ」

 

果林

「わかってるわよ…恭!危ない!!」

 

ファルシオン

「また会ったわね…派手な奴!」

 

スラッシュ

「お前か!みんなはその中で大人しくしといてくれ!!」

 

三人が来てくれて…

助かったみたいですね…

 

けど…

 

セイバー

「ウゥ…ガァウ…」

 

せつ菜

「涼牙さん…」

 

涼牙さんがアークに操られるなんて…

 

どうしてこんな事に…

 

せつ菜視点…終

 

 

明日飛視点…

 

雷斗

「着いたぞ!!」

 

俺達はみんなを見つけて無事に着いた。

 

明日飛

「みんな!!」

 

歩夢

「明日飛君!」

 

蒼希

「おいおい…どうなってんだこれ!?」

 

今の現状を確認すると…

 

みんなはバリアに守られていて、

湊はやられたのか?かなりボロボロになっているけど

 

会長達は先に来ていてそれぞれ相手していて…

カリバーは迅バーニングと戦っているな、

 

そして…アークがいて…

 

セイバーとブレイズが暴走していた…

 

雷斗

「涼牙!?志貴!?何があったんだ!?」

 

バスター

「おう!お前ら来たか!二人はイザクに操られてるみたいだ!今のあいつらは見境なく襲いかかって来るぞ!」

 

雷斗

「イザク!?」

 

俺と蒼希と雷斗はアークゼロを見ると、

確かに、また何か見慣れない武器を持っているな…

 

アークゼロ(イザク)

「おや、雷の剣士も来ましたか…

貴方も私の操り人形にしてあげましょうか?」

 

雷斗

「その腹立つ口調…間違いないな…」

 

バスター

「ふざけんな!!この悪魔野郎!!」

 

アークゼロ(イザク)

「大地の剣士…いや、こう呼ぶべきですかね…

家族殺しの剣士…」

 

バスター

「こんの野郎…!!」

 

エマ

「家族殺しの剣士…?一真君!一体どうゆう事なの!?」

 

バスター

「……あぁ、それは…うお!?」

 

バスターは暴走したブレイズに襲われて、

攻撃を防いだ。

 

バスター

「その話しはまた後でだ!!」

 

家族殺しの剣士…一真さんの過去か何かか?

 

蒼希

「希子がヤバそうだな…俺はあいつの所に行って来る!」

 

『再界時!』

 

「蒼希!!危ない!」

 

蒼希

「おわ!?」

 

蒼希は何かの攻撃を咄嗟に避けた。

攻撃した相手を確認すると…

また見慣れない仮面ライダーが現れた。

何処から現れたんだこいつ!?

 

デュランダル

「運がいいですね…私の攻撃を避けれるなんて」

 

蒼希

「何だ…お前…」

 

《アサルトバレット!》

 

蒼希

「変身!」

 

 

《ショットライズ!》

 

《レディーゴー!》

 

《アサルトウルフ!》

"No chance of surviving."

 

蒼希は変身して、敵に向かって行った。

 

 

雷斗

「俺は高咲さんの援護に!」

 

《フォルティーシモアランジーナ》

 

雷斗

「変身!」

 

 

『黃雷抜刀!全てを極めし覚醒の証!』

 

『フォルティーシモアランジーナ!』

 

『最強の魔神!ここに現る!!』

 

雷斗はカリバーの所へ向かった…

 

それじゃあ俺はアークに…

 

セイバー

「ウガァァァ!!」

 

明日飛

「おわっと!?涼牙!!」

 

セイバー

「ウゥ…」

 

マジで操られてるのか…

暴走する姿…何だか他人と思えないな…

 

明日飛

「こいつを使うか…」

 

俺は使えるようになった。

あるプログライズキーを取り出した。

 

《エブリバディジャンプ!》

 

《オーソライズ!》

 

《プログライズ!》

Let's Rise! Le,Le,Let's Rise!

 

明日飛

「変身!」

 

今までのキーと違い、こいつは一度装填した後に、

俺はキーに着いている認証プレート「メタルライザー」を装填後に折りたたんで読み込ませた。

 

《メタルライズ!》

 

《Secret material! 飛電メタル!》

 

《メタルクラスタホッパー!》

"It's High Quality."

 

俺の目の前に大量のバッタが一度巨大バッタになった後

分散してから、俺の身体に纏っていって、

俺はメタルクラスタホッパーにへと変身した。

 

ゼロワン

「涼牙!必ずお前の暴走を止めてみせる!行くぞ!!」

 

《プログライズホッパーブレード!》

 

俺はプログライズホッパーブレードを構えて、

セイバーにへと向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第34話 悪意の再来と悪に堕ちた炎と水の剣士

 

 

 

 

 

 

次回に続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 激化する戦い




どうもオーズの新作決定で、
目玉が飛び出そうになった作者です。
寝起きで情報見てビックリして眠気が飛んでしまいましたよ…


さて今回はタイトルどおり、アークが再来しました。
オムニフォースで操る時は本家では、
自我がありましたけど、今作ではアークの力も追加されているので自我すら操られています。

ブレイズはライオン形態で暴走…

セイバーは…もちろん暴走形態と言えば、
プリミティブドラゴンです!

プリミティブドラゴンはやっぱりかっこいいですよね〜
始めて見た時の衝撃と剣の持ち方が野生的な感じが出ててもう最高ですね!

そしてゼロワンもかつての暴走形態、
メタルクラスタホッパーの登場!

今までと違ってメインカラーが銀色なのが、
またかっこよさをだしてて良い!
持ってるSHでもお気に入りの一つです。

ゼロワン対セイバーの戦い…

そして、少し明かされたブレイズとバスターの過去…

この戦いの様子は…

次回!それではまた明日にて!!














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第35話 激化する戦い

 

ゼロワン視点…

 

セイバー

「ウガアァァァ!!」

 

ゼロワン

「はあぁぁぁ!!」

 

俺とセイバーは互いにぶつかり合い、

戦いが始まった。

 

ゼロワン

「くっ!凄い力だな!!だが!」

 

セイバーの攻撃を弾いて、

プログライズホッパーブレードで連続で攻撃していった。

この姿になれたお陰で俺もパワーが上がってるから対抗は出来るな。

 

それでも少し怯むだけで、セイバーは俺を見境なく倒そうとする事しかないようだ…

 

ゼロワン

「自我すらないのかよ!!」

 

セイバーの攻撃をクラスターセルをだして、

防ぎながら、俺はプログライズホッパーブレードのトリガーを五回引いた。

 

《フィニッシュライズ!》

 

《プログライジングストラッシュ!》

 

刀身に形成したクラスターセルの刃を作って、

そのまま刃を飛ばしたが…

 

セイバー

「ガァァァァ!!」

 

クラスターセルの刃を聖剣で弾いてから、

ジャンプして俺に飛びかかって来た。

 

ゼロワン

「おいおい!めちゃくちゃすぎるだろ!!」

 

《ドッキングライズ!》

 

アタッシュカリバーとプログライズホッパーブレードを合体させて、ブレードをベルトのメタルライザーにスキャンさせた。

 

《アルティメットライズ!》

 

ゼロワン

「悪く思うなよ!!」

 

セイバーに向けて、巨大なクラスターセルの刃を飛ばしてから、更にエネルギーの斬撃を二回飛ばした。

 

 

《アルティメットストラッシュ!》

 

 

セイバー

「ウガアァ!!」

 

セイバーは直撃して爆発してふっ飛んでいった。

 

ゼロワン

「さすがに…これは効いたよな…?」

 

セイバーを確認しようと近づいて行こうとした時…

 

『グラップ必殺読破!』

 

『烈火抜刀!』

 

『クラッシュ必殺斬り!』

 

ゼロワン

「ぐっ!何だ!?」

 

突然爆風の中から骨のドラゴンの腕が出てきて、

俺は掴まれて引き寄せられて、爆風が晴れると…

 

セイバーが聖剣を逆手に持って構えていた。

 

ゼロワン

「ヤバい!!」

 

俺は慌ててベルトのキーを再度押し込んだ。

 

《メタルライジングインパクト》

 

俺の身体から分離したクラスターセルが分身体を作りだして、分身体はセイバーに向かって飛び蹴りをして攻撃し、セイバーは怯んでそれと同時に俺を掴んでいた手の力が少し弱くなり、その隙に振り払って腕から抜け出して少し距離を取った。

 

セイバー

「グウ…ウゥ…」

 

ゼロワン

「危なかった…今の直撃していたら間違いなくヤバい事になってたぞ…」

 

セイバー

「ウガァァ!!」

 

ゼロワン

「たく…アークの奴厄介な事をしてくれたな!!」

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

最光視点…

 

 

アークゼロ(イザク)

「ふははは!実に素晴らしい!アークの力と組み合わせた洗脳の能力はここまで素晴らしいとは!」

 

最光

「何が素晴らしいだ!!」

 

アークゼロ(イザク)

「おや、貴方は…」

 

俺はザイアをサウザーに任せて、アークゼロに向かって行き、攻撃を仕掛けたが防がれてしまった。

 

アークゼロ(イザク)

「光の剣士ですか、どうです?貴方も私の下僕になりませんか?」

 

最光

「嫌だね!お前何かの下僕になるくらいなら死んだ方がマシだ!」

 

アークゼロ(イザク)

「まぁ貴方に拒否権はないですけどね…」

 

アークゼロはワンダーライドブックを取り出した。

また洗脳する気か!!

 

カリバー

「させない!!」

 

最光

「侑!?あれ、お前ホムラと戦ってたんじゃないのか!?」

 

カリバー

「藤宮君に任せて助けに来たのよ!侑利ちょっと危なそうだったし」

 

横からカリバーが攻撃してきてアークゼロがワンダーライドブックを使うのを阻止した。

 

アークゼロ(イザク)

「カリバー、かつての下僕よ!久しぶりですね〜」

 

カリバー

「誰が下僕よ!それよりあんたに何か用はないのよ!

アイツは何処!?あんただけなの!?」

 

アークゼロ

「私を呼んだか?カリバー?」

 

カリバー

「!?…ようやく会えたわね…あんたには聞きたい事がいっぱいあるのよ!!」

 

アークゼロ

「お前と話す事なんてない」

 

カリバー

「いいから答えて!……!!」

 

アークゼロ(イザク)

「つれないですね!私も交ぜてくださいよ!!」

 

カリバー

「お前に用はないって言ってるでしょ!!」

 

カリバーは怒りながらアークゼロに攻撃をしていった。

 

今、気のせいか?

 

よく聞こえなかったけど何か名前を呼んだか?

 

まさか…転生者の正体を…!?

 

カリバー

「侑利君!協力してこいつを倒すわよ!

この変な奴を何とかしないとアーク本体の人間と話しにならない!!」

 

最光

「お前やっぱり正体を知ってるのか!?」

 

カリバー

「それは倒したらわかる事だよ!!」

 

最光

「わかった…お互い洗脳されないように気をつけろよ!」

 

カリバー

「そっちもね!!」

 

俺達はお互いにアークゼロに攻めていった。

ようやくこいつの正体がわかりそうなんだな…

 

どんな顔してるか見てやる!!

 

 

最光視点…終

 

 

バスター視点…

 

 

ブレイズ

「ガオォー!!」

 

バスター

「志貴!!」

 

ブレイズライオン形態の攻撃を防ぎつつも、

隙を狙って攻撃をしていった。

 

バスター

「本当に野獣みたいになってどうすんだ!

目を覚ましやがれ!!」

 

ブレイズ

「ガオォー!!」

 

聞く耳はないか…

 

仕方ねぇ!!

 

バスター

「ちょっと本気だすぞ!歯を食いしばりやがれ!!」

 

俺は土豪剣激土を思いっきり振ってブレイズの顔を殴るようにフルスイングしてぶっ叩き、その後に少し怯んだ隙を狙って首元を掴んで地面に叩きつけてから、ちょっと距離を取ってからワンダーライドブックを速読機に読み込ませた。

 

『玄武神話!ドゴーン!』

 

バスター

「大断断!!!!!」

 

『会心の激土乱読撃!ドゴーン!』

 

ブレイズに向けて思いっきり叩きつけてやり、

その場は爆発した。

 

ブレイズ

「グゥ…ガァ……」

 

ブレイズは大人しくなって変身が解けて、気を失った。

 

バスター

「悪く思うなよ志貴…」

 

スラッシュ

「相変わらず容赦ないな…」

 

バスター

「仕方ねぇだろ!それより手を貸すぞ!」

 

俺はスラッシュに加勢して、

不死鳥の剣士…名前何だっけ…

確か〜…

 

バスター

「俺も相手になるぜ!焼き鳥仮面ライダーそのニ!!」

 

ファルシオン

「誰が焼き鳥よ!!私の名前はファルシオンでリリィよ!!焼き鳥はホムラよ!!」

 

バスター

「んなのどうでもいいんだよ!!」

 

俺はファルシオンに猛攻していき、

相手を追い詰めるようにしていった。

 

ファルシオン

「何よこいつ…!強い!!」

 

バスター

「一応これでも最強って呼ばれた事があるんだ。

まだまだ行くぜぇ!!」

 

 

バスター視点…終

 

 

サウザー視点…

 

 

俺は最光をアークゼロに向かわせてから、

ザイアと再び対峙していた。

 

ザイア

「サウザー…お前に再び会いたかったわ…」

 

アルティメットサウザー

「この前負けた事を気にしているのか?

それの逆襲をしに来たって事か?」

 

ザイア

「逆襲なんて興味無いわ…貴方に負けてから、ずっと考えていた。何故私の方が強かった筈なのに貴方は私を圧倒して倒せたのか?本当に…何度考えてもわからない…何故なの貴方は何故強くなれた?私はその答えが知りたいのよ…」

 

何だ?前まで違って、おとなしいな…

罠か?いやそうには見えないしな…

 

アルティメットサウザー

「俺は強くなんてないさ、ただ言えるのなら…

一人で抱え込まなくなって、大切な人を守りたい…

そう思うようになったからかな…」

 

ザイア

「?…どうゆう事なの?」

 

アルティメットサウザー

「ようは想いは強くするって言えばいいのかな…」

 

ザイア

「想いが強く…やはり理解が出来ない…

けど、興味深いわ…サウザー、再び私と戦って見せてほしい、その想いの力とゆうのを」

 

アルティメットサウザー

「随分と変わった奴だな…まぁいい、行くぞ!!」

 

ザイア

「(シトイ…あなたが人間に興味を持つのが、少しわかった気がするわ…)」

 

 

サウザー視点…終

 

 

エスパーダ視点…

 

 

カリバーは俺が援護に来たと同時に迅バーニングを俺に任せてアークゼロに向かって行ってしまった。

何だかいつもの高咲さんじゃない気がするような?

 

迅バーニング

「またお前と戦うなんてね!!」

 

エスパーダ

「おっと!」

 

俺は迅バーニングの攻撃を防いだ。

とりあえずこいつに集中しないとな、高咲さんの事はまた後で聞くか!

 

迅バーニング

「この前は逃げたけど!今回は前と同じようには行かないよ!!」

 

エスパーダ

「それはどうかな!」

 

お互いにぶつかり合って戦っている時、

妙な感覚になった。

 

『再界時!』

 

バルカン

「おわ!!」

 

エスパーダ

「んな!?蒼希!?」

 

バルカン

「くそ…一体どうなってんだよ!!」

 

バルカンは戦っている相手、あれは時の聖剣の剣士か?

相手に向かって撃ったが…

 

『界時抹消!』

 

バルカン

「ちっ…またか…何処か…」

 

『再界時!』

 

バルカン

「ぐあ!!」

 

デュランダル

「ふん…この程度ですか?」

 

おいおい…何だよあの能力?瞬間移動でもしてるのかよ?

 

迅バーニング

「本当セインの能力ってスノウと似て厄介だな〜

時間を削って抹消ってチートみたいなもんだし」

 

時間を削って抹消…?

本当に時を何かしてるって事なのかよ!?

 

デュランダル

「貴方はこれで…」

 

『界時抹消!』

 

バルカン

「ぐっ……」

 

『再界時!』

 

デュランダル

「終わりです…」

 

またバルカンの背後に時の剣士が現れて、

バルカンを攻撃しようとした時…

 

バルカン

「はぁ…はぁ……いい加減にしやがれ!!」

 

バルカンは攻撃が当たる前に振り向いて相手の槍を掴んで、ショットライザーで撃ちまくってから相手の顔面をぶん殴った。

 

デュランダル

「ぐあ!!」

 

迅バーニング

「へ?…嘘でしょあいつセインの能力を見切ったの!?」

 

エスパーダ

「いや、あれは見切ったって言うより…

無理矢理だろ…まぁ蒼希だからな…いつもの事か」

 

バルカン

「たく…何回も何回も鬱陶しいにも程があるだろ!

まぁ勘で大体攻撃が来るタイミングはわかったけどな…

ほとんど無理矢理だがな…」

 

デュランダル

「私に…攻撃を与えた……人間如きが?私に……」

 

バルカン

「あぁ?何だ?」

 

デュランダル

「……てめぇ…調子に乗るんじゃねぇぞぉ!!」

 

『界時抹消!』

 

バルカン

「何だあいつ…?」

 

『再界時!』

 

デュランダル

「消えろぉ!!」

 

バルカン

「ぐっ!!うっ…舐めんなぁ!!!」

 

デュランダル

「がっ!!」

 

バルカンは相手の攻撃を耐えた後に、槍を掴んでから相手を殴って攻撃しまくった後に、ショットライザーで撃った。

 

デュランダル

「くっ…図に乗んじゃねぇぞ…人間がぁ!!」

 

バルカン

「何だお前?攻撃くらって急に切れるなんて、

どんだけ自分に自身があったんだよ?」

 

デュランダル

「うるさい!!こんな屈辱を与えた貴様はこの手で絶対に始末してやる!!」

 

バルカン

「上等だ…やれるもんならやってみやがれぇ!!!」

 

バルカンと時の剣士はお互いに近接攻撃をし合って、

ノーガードの戦いを開始した…

 

時の剣士…何か冷静さがなくなってないか?

 

迅バーニング

「せ、セインってあんな怒る事あるんだ…はっ!あいつがセインの戦いを見てる隙に…」

 

エスパーダ

「させると思ってるのかよ!」

 

迅バーニング

「うわ!?何で〜!?」

 

たく…こいつアホなのか?ロボットなのに?

ヒューマギアってのはこんな個性豊かな連中が普通なのか?

 

 

エスパーダ視点…終

 

 

バルキリー視点…

 

 

バルキリー

「ぐう!!」

 

サーベラ

「くっ!!」

 

こいつ…本当に厄介ね…まぁいい…

ここまで踏ん張れば勝て…

 

バルキリー

「ぐっ!うっ…ぐぅ…」

 

サーベラ

「さっきからお互いダメージが互角の筈なのに…

あなただけかなりダメージを受けている…

そうか…どうやらあなたはその姿では長く戦えないようね…」

 

バルキリー

「ちっ…!」

 

バレたか…けど…

 

バルキリー

「あんたに勝てれば…何ともないわよ!!!」

 

あたしは渾身の力を振り絞って、

高速移動をして、サーベラに一撃を入れてから、

ショットライザーを至近距離で当てた。

 

《シュトゥルムダッシュ!》

 

《ハリケイングブラスト》

 

サーベラ

「!?」

 

バルキリー

「これで!!終わ……」

 

あたしが引き金を引こうとした時…

 

限界が来て…変身が強制的に解けてしまった…

 

希子

「んな…!?(嘘…こんな時に…!?)」

 

サーベラ

「運が尽きたみたいね!!」

 

サーベラはあたしを掴んで地面に叩きつけて、

あたしの肩に聖剣を突き刺した。

 

希子

「ぐっ!がっ……!」

 

サーベラ

「さようなら…これで終わりよ大神希子!!」

 

希子

「うぅ…ぐっ……あんた…もね!!」

 

あたしはサーベラの聖剣の持ち手を掴んでボタンを押して煙化させないようにした。

 

サーベラ

「何!?あなた何を!?」

 

希子

「あたしを…舐めんなよ……」

 

あたしはショットライザーを至近距離に当ててから…

引き金を引いた…変身は解除されても…

 

ショットライザーにはエネルギーがチャージされてるからね…

 

《ハリケイングブラスト!》

 

サーベラ

「ぐっ!がぁ…!!」

 

希子

「ぐっ…あぁ……!!」

 

サーベラは至近距離でくらってふっ飛んでいき、

それと同時にあたしを刺していた聖剣と一緒に飛んでいったから聖剣は抜けた…

 

生身でショットライザーの必殺技撃ったから手がバラバラになりそうな感覚…いや…それを通り越して感覚がない…

 

しかも刺されたとこも出血してるし…

急に刺されて、急に抜けたからめちゃくちゃ痛い…

 

サーベラは…?

 

スノウ

「ぐっ…うぅ…お…の…れ……!」

 

変身が解けてボロボロになっていた…

あれじゃあ戦闘は無理そうね…

 

嵐珠

「希子!!」

 

あぁ…嵐珠と峰…ミャーちゃんの声が聞こえる…

 

三人の様子を見ると泣きそうな顔をしてた…

 

もう…そんな泣きそうな顔しないでよ…

 

あたしは…無事…だし………ね………

 

希子

「ちょっと…疲れた……寝よ………」

 

 

希子視点…終

 

 

せつ菜視点…

 

 

嵐珠

「希子!!待ってて今嵐珠が助けに!!」

 

「嵐珠!駄目!!今このバリアから出たら危険よ!!」

 

嵐珠

「けど!!このままじゃ希子が!!」

 

「私だって助けに行きたいわよ!!」

 

嵐珠

「峰……」

 

ミア

「けど、早く何とかしないと希子が…」

 

戦いは激しくなっていく一方…

今戦っている仮面ライダーもいれば、

戦いが終わって重傷になっている仮面ライダーもいる…

 

「侑利がこっちに来てくれたら怪我してる人を治せるのに…」

 

侑利さんは侑さんと一緒にアークと戦っていて、

それどころじゃない…後の皆さんもそれぞれの戦っている…

 

そして…涼牙さんは…

 

《グラスホッパーズアビリティ!》

 

《ファイナルライズ!》

 

ゼロワン

「はあぁぁ!!」

 

《ライジングカバンストラッシュ!》

 

《ファイナルストラッシュ!》

 

セイバー

「ウガァ!!」

 

涼牙さんは蕾電さんの攻撃をくらっても、

ボロボロになりながら立ち上がって叫んで向かって行っていた…

 

ゼロワン

「いい加減に目を覚ましてくれ涼牙!!

このままじゃお前の身体が持たないぞ!!」

 

セイバー

「ウガァァァァァァ!!!!」

 

『グラップ必殺読破!』

 

『クラッシュ必殺撃!』

 

蕾電さんは骨のドラゴンの腕に掴まれて、

大きく振り回して近くの壁に投げつけられた。

 

ゼロワン

「ぐあ!!」

 

歩夢

「明日飛君!!」

 

セイバー

「ウガァァァ!!!」

 

かすみ

「あの暴走した状態何とかならないんですか!?」

 

璃奈

「さっきから明日飛さんも頑張ってるけど…」

 

果林

「さっきからずっと攻撃しているけど…ボロボロになってもすぐに立ち上がって来るのよね…」

 

しずく

「このままじゃ下手をしたら二人共危険なんじゃ」

 

本当にこのままじゃ蕾電さんも涼牙さんも…

 

それに…私はこれ以上は……

 

涼牙さんが傷つく姿を見たくありません…

 

エマ

「せつ菜ちゃん?」

 

せつ菜

「皆さん…ごめんなさい!!」

 

私は我慢出来ませんでした…

 

大好きな人が傷つく姿を…

 

誰かを守る為に傷つくんじゃなく、

敵に操れてみんなを傷つける姿なんて…

 

本当に…見たくない…!

 

私は気がつくと、バリアの中から出て行って涼牙さんに向かって走っていました…

 

彼方

「せつ菜ちゃん!危ないよ!!」

 

歩夢

「明日飛君!せつ菜ちゃんが!!」

 

ゼロワン

「何!?」

 

せつ菜

「涼牙さん!!」

 

セイバー

「ウゥ…」

 

せつ菜

「もう…やめてください!!

アークなんかに負けないでください!!

いつもの…いつもの優しい涼牙さんに戻って!!」

 

セイバー

「ウゥ…ガァァァァ!!」

 

涼牙さんは叫んで私に襲いかかろうとしました。

 

せつ菜

「私は…涼牙さんを信じます…大好きな人を…」

 

私は涼牙さんに飛びつくように抱きついた…

 

セイバー

「ウガァァァァァァ!!!」

 

ゼロワン

「優木さん!!」

 

涼牙さんは私に剣を向けて、攻撃しようとした…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セイバー

「ウガァ…ァァ……せ……つ……菜……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 大好きな気持ちで笑顔に変えて




はいどうも作者です。

全仮面ライダー投票の結果を見て、
電王の人気はやっぱり凄いな〜
と思いましたね。

さて今回はヒューマギアのセインとイリマについて、
イリマはサウザーに敗北してから、
少し変わろうとしています。
再び対峙してサウザーから何を得るかは今後にて…

セインはキレると性格が荒っぽくなります。
キレると強くはなりますけど、
冷静さがなくなってしまうのが欠点です。
何かキレると別のキャラになっちゃうな(笑)

今回バルカンが時国剣の能力を見切った?
と思いますが、攻撃を耐えて無理矢理です。
まぁバルカンならやりかねないですよね〜
キーもこじ開けていくぐらいですから

さぁ次回、とある事が発覚します。
それまでお楽しみを

それでは!



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第36話 大好きな気持ちで笑顔に変えて

 

セイバー視点…

 

 

何もない…

 

辺り一面…真っ黒だ…

 

イザクに操られて…

 

俺は何も出来ないのか…

 

たぶん俺の身体は暴走して仲間を傷つけているんだろうな…

 

何とかしたい…けど、どうする事も出来ない…

 

どうしたらいいんだ…?

 

「涼牙さん!」

 

誰だ?

 

「もう…やめてください!!

アークなんかに負けないでください!!

いつもの…いつもの優しい涼牙さんに戻って!!」

 

この声は…?

 

知ってる声だ……

 

俺の作品を大好きと言ってくれる…

 

あの子の声だ…

 

「私は…涼牙さんを信じます…大好きな人を…」

 

何だろう暖かい感覚がある…

 

そうだ…負けたら駄目だ…

 

アークに…イザクなんかに負けてたまるかよ!!

 

俺の決意と同時に真っ暗だった周りが、

光り輝いて、俺は光りに包まれた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セイバー

「ウガァ…ァァ……せ……つ……菜……」

 

せつ菜

「涼牙さん?」

 

セイバー

「ウガァァァあぁぁぁ!!」

 

俺は意識が戻って変身を解いた。

 

涼牙

「はぁ…はぁ…何とか……解けたか…」

 

せつ菜

「涼牙さん…ですよね?」

 

涼牙

「あぁ…ごめんな、せつ菜…怖い思いさせて…」

 

せつ菜

「いえ…いいんです!…良かった…涼牙さんが元に戻ってくれて…」

 

せつ菜…泣いてるな…

本当に迷惑をかけてしまったみたいだな…

 

ゼロワン

「やっと正気に戻ったのかよ…涼牙…」

 

涼牙

「明日飛…お前にも迷惑かけたな…」

 

ゼロワン

「気にするな…それよりも…アークを!!」

 

涼牙

「あぁ!」

 

俺はアークゼロの方へ振り向いた。

 

アークゼロ(イザク)

「何!?何故だ!?何故洗脳が解けたんだ!?」

 

アークゼロ

「どうゆう事だイザク!奴は洗脳されて思うがままに出来るんじゃなかったのか!?」

 

アークゼロ(イザク)

「ならばもう一度操るまで!!」

 

最光 カリバー

「させるか!!」

 

アークゼロ

「ぐっ!鬱陶しいんだよ!!」

 

アークゼロはやけくそ気味で斬撃を飛ばして、

二人は避けたけど、斬撃は俺達とせつ菜の方にも飛んできた。

 

涼牙

「せつ菜!伏せろ!!」

 

俺はせつ菜にそう言って聖剣で斬撃を防ごうとした時…

 

『グガアァァァ!!』

 

俺達の前にプリミティブドラゴンのワンダーライドブックが出て、斬撃を防いで俺達を守ってくれた。

 

せつ菜

「ワンダーライドブックが…守ってくれた!?」

 

涼牙

「お前…」

 

『ガアァァァ!!』

 

涼牙

「そうか…お前も許せないんだな…また暴走させてごめんな……一緒に戦ってくれるか?」

 

『グアァァァン!!』

 

俺の答えに同意したように叫び、

プリミティブドラゴンのワンダーライドブックは俺の手に収まり、俺はもう一つのワンダーライドブックを取り出した。

 

涼牙

「行くぞ!」

 

《プリミティブドラゴン》

 

『古の大いなる竜が、本の力を掴み取る!』

 

《エレメンタルドラゴン》

 

『そして太古の竜と手を結び、全てを救う神獣となる!』

 

俺はプリミティブドラゴンのワンダーライドブックに、

エレメンタルドラゴンのワンダーライドブックを装填させてからベルトに装填して、聖剣を抜刀した。

 

『エレメンタルドラゴン!ゲット!』

 

『烈火抜刀!』

 

涼牙

「はあぁぁぁ…変身!!はぁ!!」

 

 

『バキ・ボキ・ボーン!』

 

『メラ・メラ・バーン!シェイクハーンズ!』

 

『エ・レ・メ・ン・タル!ドラゴーン!!』

 

『エレメントマシマシ! キズナ、カタメ!』

 

 

新たな姿…

エレメンタルプリミティブドラゴンにへと変身した。

身体の負担とかも特にないな…

まぁ身体中痛むのは暴走している時に明日飛が止めようとして攻撃した時のダメージだろうな…

アークを倒すまでは我慢だ…

 

せつ菜

「おぉ!!とても格好いいです!すぐに写真を!!」

 

セイバー

「後でな、早くここから離れて!」

 

ゼロワン

「行くぞ涼牙!」

 

セイバー

「あぁ!!」

 

俺とゼロワンはアークゼロに向かって行った。

 

アークゼロ

「消えろ!」

 

アークゼロは後ろにショットライザーを大量に作り上げて、それを使って撃ってきたが…

 

ゼロワン

「効くかよ!」

 

ゼロワンは銀色の盾?みたいな物をだして防いだ。

それと同時に俺は水を纏って飛び上がり、

アークゼロに回転しながら突っ込んで攻撃した。

 

アークゼロ

「ぐっ!この!!」

 

ゼロワン

「はあぁぁぁ!!」

 

最光

「続くぞ!侑!」

 

カリバー

「うん!!」 

 

セイバー

「ここで確実に倒してやる!覚悟しろ!イザク!!」

 

アークゼロ(イザク)

「おのれ…何とこざかしい!!」

 

アークゼロは手にアタッシュカリバーを作り上げて、

カラドボルグとの二刀流で応戦してきた。

 

けど、俺達四人はお互いに連携して…

 

《ファイナルライズ!》

 

ゼロワン

「そんなもの!!」

 

『月闇居合!』

 

カリバー

「これでもくらえ!!」

 

《ファイナルストラッシュ!》

 

『読後一閃!』

 

ゼロワンとカリバーは協力して斬撃を飛ばして、

アークゼロは斬撃を防いだが、アタッシュカリバーは砕けて攻撃をくらってその衝撃でふっ飛んだ。

 

アークゼロ

「ぐあ!おのれ!!」

 

最光

「光りあれ!!」

 

『最光発光!』

 

『Good Luck!』

 

アークゼロ

「ぐっ!この…目眩ましか!?」

 

セイバー

「はぁ!!」

 

最光が聖剣を光りを使ってアークゼロに目眩ましをした後、俺は風を纏って高速移動しながら、アークゼロを斬り裂いて、更には地中に潜って地面から出て攻撃して、聖剣に炎や雷を纏わせて攻撃を連続でくらわしていった。

 

アークゼロ

「ぐう…この…調子に乗るなよぉぉ!!!」

 

《オールエクスティンクション!》

 

アークゼロはカラドボルグにエネルギーを溜めて、

巨大な斬撃を放ってきた。

 

『必殺リード!ジャオウドラゴン!』

 

『月闇必殺撃!習得一閃!』

 

カリバー

「調子に乗ってるのは、あなたの方でしょ!!」

 

カリバーは肩の装甲にある竜の頭から四体の金色の竜を出現させて突撃させてアークゼロの放った斬撃を相殺させた後に、闇黒剣月闇の刀身にまとわせた闇をジャオウドラゴン型のエネルギーとして放ってアークゼロに放ってアークゼロは、くらってふっ飛ばされた。

 

アークゼロ

「ぐあぁ!!あぁ!!鬱陶しい!!

本当に鬱陶しいのよ!!何で私の思い通りにならないのよぉ!!?ムカつく!ムカつく!!ムカつく!!!」

 

アークゼロ(イザク)

「落ち着いてください!ここは引くのが最善かと思います!」

 

アークゼロ

「ふざけんな!!こんなにやられて引けるかぁ!!」

 

アークゼロ(イザク)

「ちっ…(本当…低脳な人間が!!)」

 

『移動最光!脚最高!』

Fullcolor goes to leg!

 

『エピソード3!カラフルキックで、ドカドカーン!』

 

最光

「一気に決めるぞ!」

 

最光はアーマーを右足に集約させて、

必殺技をくらわす準備をした。

 

『フィニッシュリーディング!』

 

『サイコーワンダフル!』

 

 

カリバー

「終わらせよう!!」

 

『ジャオウ必殺読破!』

 

『ジャオウ必殺撃!』You are over.

 

カリバーは足に闇を纏わせ力を溜めた。

 

 

セイバー

「あぁ!」

 

俺も聖剣を納刀して、トリガーを引いた。

 

『必殺読破マシマシ!』

 

『エレメンタル合冊撃!』

 

ゼロワン

「終わりにするぞ!アーク!!」

 

《メタルライジングインパクト》

 

 

俺達四人は高くジャンプして一斉にアークゼロに向けて、

飛び蹴りの体制になって突っ込んだ。

 

最光

「エックスソードブレイク!」

 

セイバー

「五大元素蹴撃破!!」

 

ゼロワン カリバー

「はあぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークゼロ(イザク)

「んな!?くっ!!」

 

アークゼロはバリアをだして防いだが…

俺達四人がかりの必殺技をくらってバリアは簡単に砕けて散って、俺達はそのままアークゼロにくらわした。

 

アークゼロ

「ぐあぁぁぁ!!!」

 

《メタルライジングインパクト!》

 

 

アークゼロは再びぶっ飛ばされて爆発した。

 

 

最光

「やったか!?」

 

ゼロワン

「流石に四人がかりで行ったんだ…」

 

セイバー

「だがイザクがいるからな…まだ…」

 

カリバー

「…………」

 

 

俺達はアークゼロの方を見て確認していた…

 

すると……

 

 

 

「うあぁぁぁぁ!!何で私が負けんのよ!!

イザク!!何でなのよ!!私は絶対に負けないんじゃないの!!!ふざけんなよ!!!」

 

ゼロワン

「おい!あれを!!?」

 

突然怒りの叫び声が聞こえて、爆風が晴れると…

そこには…アークゼロのベルトを着けた。

ボロボロの人がいた…

 

セイバー

「変身が解けてるぞ!?」

 

最光

「この声…女か?…どんな奴が……何!?」

 

爆風が晴れてアークゼロ…

いや、転生者の顔が見えた瞬間…

 

俺達は驚いた……何故なら転生者の素顔は……

 

 

セイバー視点…終

 

 

バルカン視点…

 

 

『剣刻!』

 

《アックスライズ!》

 

バルカン

「らぁ!!!」

 

デュランダル

「はぁ!!!」

 

デュランダルは槍を剣に変えて、

俺はオーソライズバスターをアックスモードにしてぶつかり合った。

 

デュランダル

「ぐっ!人間が!!お前達は大人しく私達にやられておけばいいんだよ!!!」

 

バルカン

「生憎だが、人間はしぶといんだよ!!それにお前なんかにこっちは負ける気がしねぇんだよ!!」

 

デュランダル

「黙れ!人間!!」

 

バルカン

「俺は仮面ライダーバルカン!!

大神蒼希って名前があるんだよ!!覚えておきやがれ!!」

 

デュランダル

「ぐあ!!おのれぇ!!!」

 

『必殺時刻!』

 

『オーシャン一刻斬り!』

 

デュランダル

「消えろぉ!!」

 

バルカン

「なめんなぁ!!!」

 

《パワー!》

"Progrise key confirmed. Ready for buster."

 

《バスターボンバー!》

 

バルカン デュランダル

「はあぁぁぁ!!」

 

お互いの必殺技が再びぶつかり合い、

その場は爆発した。

 

デュランダル

「ぐっ!…この…!」

 

バルカン

「たく…しぶとい奴だな…ん?んな!?」

 

俺は偶々、明日飛達の方が見えて、

見ると…アークの変身が解けていて正体が見えた。

 

バルカン視点…終

 

 

スラッシュ視点…

 

 

ファルシオン

「本当に…うるさい雑音共め!!」

 

スラッシュ

「くっ!」

 

さっきから何でこいつは俺達の事を雑音呼ばわりしてるんだ?

 

スラッシュ

「お前…何でそんなに雑音が気になるんだ?」

 

ファルシオン

「あぁ?うるさいのが嫌いだからよ!

生まれた時から私はうるさいのが嫌いだ!

うるさいのを作るは人間共だ!!だから私は全てを消して永遠に静かな虚無の世界を作る!!」

 

バスター

「んな事させるかよ!!」

 

スラッシュ

「そうだな…全てを消させなんてさせない!

それにこの世界は雑音だけじゃない、人間が作りだす素晴らしい物がある。それは音楽や曲だ。」

 

ファルシオン

「音楽?曲?何だそれは?」

 

バスター

「知らねえのかよ!?」

 

スラッシュ

「知らないのなら知ってみろ!きっとこの世界は雑音だけじゃない事がわかる筈だ!!」

 

ファルシオン

「そんな物…興味なんて…どうでもいい!!」

 

スラッシュ

「たく…聞く耳無しかよ…ん?…おい!一真、あれ!!」

 

バスター

「何だよ?…んな!?マジか!?」

 

俺達はアークゼロの変身が解けている事を知り、

転生者の正体を見て驚いた。

 

スラッシュ視点…終

 

 

エスパーダ視点…

 

 

迅バーニング

「くらえ!」

 

《インフェルノウィング》

 

《バーニングレイン》

 

迅バーニングは持っている武器の刀身に炎を纏わせて、

回転しながら突っ込んで来た。

 

エスパーダ

「そんなやけくそ気味じゃ、俺は倒せないぞ!」

 

俺は左腕に装備されてる

フォルティーシモブースターを聖剣にリードさせた。

 

『スペシャル!ふむふむふーむ…』

 

『完全読破一閃!』

 

エスパーダ

「トルエノ・ルプトゥラ!」

 

聖剣に雷を纏わせて俺は回転しながら突破するように、

迅バーニングとぶつけ合って打ち勝った。

 

迅バーニング

「うわ!も〜!何で僕は勝てないの〜!?

こんなに力あるのにさ〜!?」

 

エスパーダ

「力が強くてもお前には技術がない…

それに言っただろ。そんなやけくそ気味じゃ俺は倒せないってな…」

 

迅バーニング

「む〜…じゃあどうしたら強くなれるの〜!?」

 

エスパーダ

「それ俺に聞くか普通…お前敵だろ…」

 

何なんだこいつは本当に…調子が狂うな…

 

エスパーダ

「ん?…何!?」

 

アークゼロの変身が解けているのが見えて、

俺はその正体に驚いた…

 

エスパーダ

「何で…!?」

 

 

エスパーダ視点…終

 

 

サウザー視点…

 

 

ザイア

「やはり…貴方はまた、以前より強くなっている…

これが想いの力って物ですか…?」

 

アルティメットサウザー

「俺はただ守りたい者の為に、この力を使っているだけだ。ただそれだけだよ…」

 

ザイア

「ますます面白い…人間の可能性…今までは下に見ていたけど…あらためなくてはいけないわね。」

 

アルティメットサウザー

「そう考えるなら、お前は俺達と戦う必要があるのか?」

 

ザイア

「何?…けど考えてみればそうね…今度シトイにでも聞いてみようかしら?私はどうすればいいかわからないしね…」

 

アルティメットサウザー

「それは…いずれ自分でわかる筈だ……ん?…!?」

 

ザイアに話している最中にアークゼロの変身が解けた姿…転生者の正体を見て、俺は驚愕した。

 

まさか…彼女は!?

 

 

サウザー視点…終

 

 

セイバー視点…

 

 

 

転生者の素顔…それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

髪型とかは違っていたけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高咲さんと同じ顔をしていた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン

「何で…何で侑と同じ顔してんだ!?」

 

 

戦っているみんなも転生者の素顔を見て驚いていた…

 

 

エスパーダ

「転生者は高咲さん…だったのか!?」

 

バルカン

「おいおい!どうなってんだ!?」

 

バスター

「何で侑と同じ顔してんだ!?」

 

アルティメットサウザー

「どうゆう事…何だ…!?」

 

スラッシュ

「本当にどうなってるんだ!?」

 

最光

「こいつも俺と同じ並行世界の侑…!?」

 

同好会の子達も驚いて声が出てなかった…

本当どうゆう事なんだ…

 

だけどそんな時…

 

 

カリバー

「違う!!!この子は高咲侑じゃない!!」

 

高咲さんはそう言いながら変身を解いて、

転生者へと近づいた。

 

「やっと素顔を見せたわね……優恵…」

 

セイバー

「優恵…?」

 

高咲さんがその名前を言った時…

 

優恵

「その名前を呼ぶって事は……そうか…

さっきも呼んだ気がしたけど………

くす…はは…アハハハハ!!これは驚いたわねぇ!!

まさかこの世界にまで追っかけて来るなんてね〜……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お姉ちゃん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員

「!?」

 

歩夢

「お姉ちゃん…!?」

 

お姉ちゃんって…何だ…本当にどうゆう事なんだ!?

 

優恵

「身体はこの世界のお姉ちゃんみたいのようね〜

何?乗っ取ったの?」

 

「身体を借りてるだけよ………

うん。私はもう一人の私に身体を貸してるだけだよ。

あなたを止めて、あなたの真実を聞く為に!!」

 

優恵

「私の真実?何もないわよ。何言ってんの?

私に殺されておかしくなっちゃったんじゃない?」

 

「おかしくなんて!…………

私はおかしくなんてなってないわよ。

おかしくなったのは、あなたの方よ優恵!!

どうしてなの!?どうしてあんな事したの!?

同好会のみんなを殺して!!あんなに優しかったあなたに何があったのよ!!?」

 

高咲さんは泣きながら叫んで優恵に言った。

だけど優恵の反応は…

 

優恵

「はぁ?おかしいのはあいつらよ。

私の言う事を聞かないし、同好会を離れるとか言った奴らよ。私の言う事聞けない奴ら何て裏切り者なのよ。

そんな奴ら殺して何か変?」

 

こいつ…マジで言ってんのかよ…

自分勝手なんてもんじゃないぞ!!

狂ってやがる!!

 

ゼロワン

「こんな奴だと…アークと愛称は良いかもな…

こんな狂った人間…始めて見た……!!」

 

優恵

「あらそんな事言わないでよ〜ゼロワン〜

頑張れのハグをしてあげた仲じゃない〜?」

 

ゼロワン

「頑張れのハグ?……はっ!まさか…

あの時の侑はお前だったのか!?」

 

優恵

「アハハハハ!!正解〜!

まぁ、ハグと交換でプログライズキーを貰ったけどね〜」

 

ゼロワン

「そうか…だからファルコンのキーがなくなったのか…」

 

一体何の話しだ?

 

優恵

「は〜ちょっと笑えた〜〜…

てかやられて痛いし…もう今日はいいや〜

帰るわよみんな…」

 

イザク

『全員聞こえたか!?撤退するぞ!!』

 

迅バーニング

「えっ!?は〜い…強くなる方法知りたかったのにな〜」

 

ファルシオン

「曲…音楽…そんなもの……」

 

ザイア

「撤退ですか…サウザー…貴方とはいずれまた…」

 

デュランダル

「ちっ!ここまでか…覚えておけ!大神蒼希!!」

 

ヒューマギアのライダー達はベルトの中にいるイザクに言われて、それぞれ優恵とボロボロになったスノウを連れて撤退して行った。

 

 

「優恵!!……何であんな…自分勝手な子になったの?

どうして…どうして……!?」

 

ゼロワン

「侑…」

 

ゼロワンは変身を解いて泣き崩れた高咲さんに近寄った。

 

明日飛

「お前…侑…何だよな?」

 

「明日飛君…」

 

明日飛

「あ、明日飛君!?君呼びって…お前…侑なのか?」

 

最光

「彼女は並行世界の侑だ。」

 

明日飛

「えっ!?」

 

最光

「正確に言うと…並行世界の侑の魂が、

こっちの侑の身体に憑依しているが正しいか。」

 

セイバー

「魂が憑依している!?」

 

「うん…その通りだよ…侑利君…」

 

明日飛

「それなら…君は並行世界の侑で…

あの優恵って奴は誰何だ?お姉ちゃんって呼んでたけど?」

 

「あの子の名前は…高咲優恵(たかさきゆえ)…

私の双子の妹よ……」

 

 

 

 

 

 

 





次回 もう一つの世界の出来事





はいどうも作者です。

え〜遂にこの物語の序盤からいた
転生者の正体が判明されました。

その正体は並行世界の侑の双子の妹
高咲優恵(たかさきゆえ)です。

正体を考えていてどうするか考えていた時に、
歴代のラブライブの主人公には妹や姉がいたのに、
侑にはいなかったので、妹を出してみました。

モデルとしては…
侑の髪の色がゼロワンのイズに似ていたので、
妹はアズみたいな感じです。
だから髪の色も緑のところが赤になってます。

双子なので、同じ髪型にすると見分けがつかない、
(髪色を見たらわかる…?それでもわかりづらい…)
髪型はツインテールじゃなく、ポニーテールです。

実はこのキャラは…
第一部の13話前にて登場してます。
明日飛と出会った侑は…
侑になりすました優恵です。

優恵がどんな人物なのかは、次回にてわかります。

そしてエレメンタルプリミティブドラゴンの登場
変身する時のワンダーライドブックの台詞は、
本来ならエレメンタルドラゴンだけですけど、
個人的にプリミティブドラゴンと繋げてみたかったとゆう願望でああいう感じにしました。

この物語も中盤に突入しました。
そして第三部は後半へ…

来週はお休みで、次回は二週間後です。

それまではお楽しみを…

それでは次回で!






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第37話 もう一つの世界の出来事


お待たせしました。



 

明日飛視点…

 

あの戦いが終わった後…

怪我人の手当てもしないといけなかったから、

とりあえず同好会の部室に場所を変えた。

 

怪我をした三人…湊、志貴、希子は侑利に怪我を治してもらってから、とりあえず保健室のベッドに寝かせておいた。

 

峰ちゃんと、ミアと、後は…え〜と…

ボチ…じゃなくて、嵐珠は希子の傍にいたいと言ったから傍にいさせている。

 

そして…残ったメンバーは集まって、

高咲さんを中心にして話しを聞く事にした。

 

もう一つの世界…並行世界の高咲さんの話しを…

 

侑利

「それじゃあ…侑、話してくれるか?」

 

「あっ、ちょっと待ってね………

うん。今、私に代わったよ。」

 

明日飛

「今の君は…並行世界の侑なのか?」

 

ユウ

「うん。そうだよ。ちょっとわかりにくいかもしれないけど、今の私は別世界の侑だよ。」

 

侑利

「それじゃあ、ユウ、君の世界の事を教えてくれ。」

 

ユウ

「うん。わかってるよ。

みんなは知る必要があるからね…私の世界の事と…

妹の優恵の事をね…」

 

ユウはゆっくり話しを始めた…

本当に侑とは別の侑なんだよな…

 

ユウ

「とりあえず私のいた世界では、

侑利君がいた世界と同じだよ。

スクールアイドルフェスティバルを成功させた後、

私は短期留学に行った…ここまでは一緒かな?」

 

侑利

「あぁ…だけど留学に行っている間に…」

 

ユウ

「部と同好会の対立になった…

侑利君の世界ではそうなったけど、

私のいた世界じゃそうならなかったんだ。」

 

侑利

「何だと!?それじゃあランジュやミアは!?」

 

一真

「驚くのはわかるが、ちょっと落ち着け」

 

ユウ

「ランジュちゃんやミアちゃんはちゃんといるよ。

私が留学に行ってる間に同好会に入ったみたい。」

 

涼牙

「何だか随分と展開が違うみたいだな…」

 

ユウ

「うん。あの子がいたから、妹の優恵がね…」

 

歩夢

「優恵ちゃん…一体どんな子なの?」

 

ユウ

「優恵は私と同じで同好会のサポートをしてて、

音楽が好きで、一緒に曲作りとかしたりしてね、

同好会の中でもみんなから愛されていたよ。

特に仲が良かったのは、愛ちゃんと果林さんと栞子ちゃんとは仲が良かったな〜」

 

「そうなんだ〜」

 

ユウ

「愛ちゃんとはいつも買い物いったり遊びに行って、お店のもんじゃを食べに行ったりしてて楽しそうにしてたよ。」

 

「あれ?」

 

蒼希

「どうした?」

 

「何だか聞き覚えのある行動だと思って…」

 

ユウ

「果林さんには懐いている感じで、ファッションの事とかで話していたり、後は勉強苦手同盟とか結成してたよ。」

 

果林

「えっ!?」

 

「何処の世界でも果林は果林か…何だよ勉強苦手同盟って…」

 

果林

「それって……」

 

「果林?」

 

ユウ

「栞子ちゃんとは不思議と性格は真反対なのに、

意気投合して、すぐに親友になってたな〜

けど栞子ちゃんが何だか優恵に似ていって冗談とか言えるようになったのはちょっと驚いたかな」

 

蒼希

「性格が真反対で意気投合してすぐに親友…

確か栞子ってこの世界じゃ峰だよな……」

 

ユウ

「優恵はとにかく元気で、ちょっと喧嘩っ早いとこもあるけどね…あっ!後凄いんだよ!自分の音楽を楽しくやりたいって言って、メンバー集めてバンドを結成したんだ。しかも凄く人気のバンドになるし、優恵は勉強は苦手だけど、好きな事とかになると凄い才能を発揮させたりするよ。」

 

かすみ

「ば、バンドを結成!?」

 

雷斗

「随分と行動力があるな」

 

ユウ

「それから同好会と優恵のバンドで一緒にライブしたり、

スクールアイドルフェスティバルを大きく盛り上げて大成功してから、私は自分のレベルアップの為に音楽科のカリキュラムとして、優恵に同好会を任せて、短期留学に行った。」

 

侑利

「留学までのくだりは俺と一緒なんだな」

 

ユウ

「優恵とは、よくテレビ電話で話したりしていて、その時に新しく同好会に入った二人、ランジュちゃんとミアちゃんを紹介してもらったんだ。」

 

「そっちの世界の二人はどうゆう感じで同好会に入ったんだ?」

 

ユウ

「ミアちゃんとはすぐに話しが合って仲良くなったんだけど、ランジュちゃんとは、何故か勝負になって最終的にはお互いにぶつかり合って仲良くなって親友になったって言ってたよ。」

 

しずく

「な、何したんですか…?」

 

ユウ

「五番勝負して全部優恵が圧勝してから実力行使したとか何とか言ってたけど?」

 

朔太

「ご、五番勝負……」

 

彼方

「どうしたの?」

 

朔太

「いやちょっとな…(五番勝負…苦い思い出だ…)」

 

ユウ

「テレビ電話して話していた時、

最初の紹介の仕方が二人の事を、ランジュちゃんをボチラって言って、ミアちゃんはミャーちゃん言った時は三人で一緒になってどんな紹介よ!ってツッコんだな〜」

 

明日飛

「ん?何だかその呼び方って…」

 

エマ

「ここまで聞いた特徴を聞くと、その子はまるで…」

 

優恵の特徴を聞いて、

俺達全員ある人物と一緒だと思った。

 

 

その人物は…

 

 

歩夢

「まるで…希子ちゃんみたいだよね。」

 

侑利

「いや、もしかしたら優恵は並行世界の希子なんじゃないか?並行世界の侑でもある俺みたいに、姿が違うけど同じ存在に値するんじゃ?」

 

一真

「おいおい、いくらなんでもそれはないんじゃないか?」

 

「いや、そうとも言えないかも!」

 

一真

「何?」

 

「アタシは、ねこっちとはよく買い物行って遊びに行くし、お店にも蒼希と一緒にもんじゃを食べに来るよ。」

 

蒼希

「それに栞子と性格が真反対で意気投合してすぐに親友になったってのも、峰と希子が親友になった流れと同じなんだよ。嵐珠やミアの呼び方だって同じだしな。」

 

果林

「私も希子にはファッションの事とか聞かれたりするし、その勉強苦手同盟って事も二人で話している時に言われた事があるわね。」

 

「そこまで一致するのは偶然か?」

 

雷斗

「けどバンドとかは一致しないんじゃないか?」

 

朔太

「いや待て、バンドじゃなくてスクールアイドルはやっているぞ」

 

せつ菜

「ここまできたら、やっぱり希子さんは並行世界の転生者なんじゃ!?」

 

ユウ

「やっぱりそうなるのかな〜、希子ちゃんは不思議と他人には思えなかったんだよね。」

 

侑利

「(そうか…それだったらこの前、希子を懐かしむ感じで頭を撫でていたのもわかるな…)」

 

ユウ

「こっちじゃバンドじゃなくてスクールアイドルか〜、優恵は自分で作詞とか作曲やっていたけど、こっちではどうなの?」

 

明日飛

「こっちだと…そういえばスクールアイドルフェスティバルで希子と峰ちゃんが披露した曲って誰が用意したんだ?」

 

蒼希

「あれは確か…希子が峰と一緒に音楽やってる子から聞いて作った曲って言ってたな。」

 

璃奈

「そういえば希子ちゃん最近、作詞とか書いてる所を見た。」

 

しずく

「確かに最近頭を悩ませたりしてましたよね。」

 

かすみ

「あの時こんな事言ってましたよ。大変だけど、

何故か不思議と作詞と作曲するのは楽しいって。」

 

朔太

「これも一致すると…やはり大神さんは並行世界の高咲優恵って事になるな…」

 

涼牙

「それだったら、どうしてあんな性格なんだ?

ここまで聞いてると、とてもあの優恵と同じ人物と思えないけど…」

 

ユウ

「……優恵とは留学中にテレビ電話をして話していた時、ある日から突然連絡が来なくなったんだ…いつもほぼ毎日のように連絡が来てたのに…」

 

突然さっきまで明るい表情をしていたユウは暗い表情になった。

 

ユウ

「私は同好会の活動やバンドの活動が忙しくなったと思った…そして…留学期間が終わって帰国して、学校に行った時…学校の前にはマスコミとか警察の人でいっぱいだった…」

 

せつ菜

「何が起きたんですか?」

 

ユウ

「私もすぐに近くにいた人に何が起こったのか聞くと…

愛ちゃんと果林さんと栞子ちゃんが…殺されたんだ…

ランジュちゃんとミアちゃんに……」

 

ユウ以外全員

「!!?」

 

何だよ…どうゆう事なんだ!?

 

明日飛視点…終

 

 

ユウ視点…

 

 

私はその後、同好会のみんなに会いに行った。

そしてみんなと会うと…

 

みんな酷い顔をしていた…

 

三人が亡くなった事もあると思うけど…

それ以前に疲れきった顔をしていた。

 

私がいない間に同好会に何が起こったのか聞いた…

 

それを聞いて私は信じられなかった…

 

突然優恵が人が変わったかのように練習メニューを、

かなりキツくしたり無茶苦茶な事を言うようになった。

 

しかも我儘で自分勝手な事ばかりも言うし…

作曲とか作詞も一切しなくなってたって…

 

みんなは最初はバンド活動で疲れてイライラしているんだろうと思っていたけど…行動はどんどんエスカレートしていって…みんなと揉める事も多くなっていったみたい…

 

そんな日が続いたある日に、

愛ちゃんと果林さんと栞子ちゃんは、私が帰って来るまで同好会から離れるってみんなに言ったみたいで…

 

三人は今の同好会は優恵の我儘や自分勝手ばかりで全然楽しくないし、優恵に嫌気が差したって…私が戻って来て優恵を何とかするまで戻らないって言った次の日に…三人は殺された…

 

優恵の親友だったランジュちゃんとミアちゃんに…

ちなみにその二人はすぐに警察に捕まった…

 

他のみんなも信じられなかった…

けど実際に事件は起きてしまった…

 

私も信じられなかったよ…

二人共凄く良い子だったのに…殺すなんて…

この時の私はそう思っていた…

 

その後、虹ヶ咲学園はもう滅茶苦茶だよ…

理事長は事情聴取で警察に連れて行かれるし…

マスコミの人達からは質問されてばかり…

特に私達同好会のみんなは多く質問された…

 

私は同好会のみんなから話しを聞いた後に、

優恵を探して、見つけだして帰国後始めて優恵と話した。

 

優恵はショックを受けて落ち込んでいると思ったら…

 

実際は違った…

 

仲が良かった三人と事件を起こした二人の事なんて、

全然気にしてもなかった…

 

むしろ…優恵はこう言った…

 

優恵

『あんな同好会を離れるとか言った裏切り者なんて、

気にする事なんて何もないわよ。

むしろ天罰よ。ランジュとミアには感謝してるわ。

裏切り者を始末してくれたんだからね〜

まぁ、捕まっちゃったのはしょうがないわね〜

お姉ちゃんもあんな奴ら気にする事ないよ〜』

 

正気かと思った…あの優恵がこんな事言うなんて…

私の知ってる優恵は…いつの間にか本当に別人になっていた…私は優恵が豹変してしまったショックが大きくて…

 

何も…言えなかった…

 

優恵は絶対に何かあった…

それを聞き出そうとしたけど優恵とはすれ違う事が多くなっていった…

 

そんな日が続いて…

 

同好会の子がまた殺された…

 

一人…また一人と殺されていった…

 

気がつけば…残ったのは私と歩夢ちゃんとせつ菜ちゃんだけになった…

 

そしてあの日…

 

私と歩夢ちゃんが同好会の部室に行った時…

 

部室から何か物音と声が聞こえて何かと思って部室の中に入ったら……

 

優恵がナイフでせつ菜ちゃんを殺していた。

 

状況が飲み込めなかった…

優恵が人を殺していた事に…

 

私は頭の中がパニックになっていて、

優恵が私を狙って刺しに来ていた事に気づかなかった。

 

刺されそうになった時、

歩夢ちゃんが私を庇って優恵に刺された…

 

信じたくなかった…歩夢ちゃんが刺された事にも…

刺したのが優恵だった事にも…

 

私は泣きながら優恵に聞いた。

 

『どうして…こんな事を…ねぇ!どうして!?』

 

優恵

『なんでってそれはお姉ちゃんの絶望した顔が見たかったからだよ。アハハハ!』

 

『何で…だからって二人を殺す事なんて!!』

 

優恵

『二人?何言ってんの?みんなを殺したのも私だよ。』

 

『え…?』

 

優恵

『アハハハハ!!本当にいい顔〜…』

 

優恵は狂った笑いをしながら今までの事を話した。

最初の三人を殺して二人を犯人になすりつけた事…

そして他のみんなも次々と殺していった事も…

全部自分がやったと…

 

私は頭の中が真っ白になった…

 

優恵…あなたに何が起こったの…?

 

優恵

『話したし…それじゃあね、バイバイ…お姉ちゃん…』

 

私は刺された…何回も何回も刺されて…

 

痛みや苦しみよりも…あの優しかった優恵が…

 

ここまで狂ってしまった事の方のショックの心の痛みの方が大きかった…声を上げる事なく…私は力尽きた…

 

優恵

『アハ…アハハハハ!!やっと殺せた!!けど歩夢ちゃんは死んじゃったな〜殺す気はなかったのにな〜お姉ちゃんが邪魔したから、元はこうなった原因は、ぜ〜んぶスクールアイドルのせいかな〜?うん…きっとそうだ…そうに決まっている…よ〜し決〜めた…全員私がこの手で殺そう…ふふ…』

 

最後にそんな事を言っていた優恵の声が聞こえて…

 

私の意識はなくなった……

 

 

気がついた時…私は辺り一面真っ白な空間にいた…

 

身体の感覚もない感じがしたし…

 

きっとここはあの世かなって思っていた。

 

何も考える事なく彷徨っていたら…

 

誰か人がいる事に気づいた。

 

確認すると…何かダルそうにしている人と…

 

アークのベルトを着けて闇黒剣月闇を持った。

 

優恵がいた…

 

優恵は何か変な扉みたいのを通ろうとしていたから、

私は急いで優恵を追って、一緒に扉を通った。

 

そして…気がつくと…

 

私は闇黒剣月闇の中にいた…

 

 

ユウ視点…終

 

 

明日飛視点…

 

俺達はただ驚いていた…

並行世界のユウのいた世界の出来事に…

 

あの転生者…高咲優恵の豹変にも…

 

 

ユウ

「闇黒剣月闇の中に宿った私は身動きが取れなくなっていて、何も…出来なかった…けど、仮面ライダー達が闇黒剣月闇を回収してくれたお陰で…」

 

侑利

「今こうして侑と出会って身体を借りる事を出来るようになったって訳か…侑とは何時から話したんだ?」

 

「ここからは私が説明するよ。」

 

明日飛

「ん?今はいつもの侑に代わったのか?」

 

「ちょうど侑利が来た時くらいかな…みんなが帰った後、私だけ部室に残ってほんの出来心で触ったんだ。

闇黒剣月闇に…」

 

侑利

「何でまた触ったんだ?」

 

「……仮面ライダーはいつも私達を助けてくれたから…

私にも何か出来ないかなって思って…使えるかな〜って思って触ったんだ…」

 

明日飛

「変身して戦うって考えたのかよ。無茶すぎるぞ」

 

「わかってるよ。けど、何もせずにはいられなかったんだ。闇黒剣月闇に触れた時にもう一人の私…ユウと会話が出来るようになった。使い方はユウが大体知っていたから教えてもらって…私はカリバーになった…まぁ…ほとんど戦ってる時はユウがやってるんだけどね。」

 

それでも無茶だぞ…

あんまり無理しないように見とかないとな…

 

侑利

「とりあえず大体はわかった。

あの転生者の正体はユウの双子の妹でもあり、

並行世界の希子で…何故か凶悪に豹変した…」

 

エマ

「何だか情報がいっぱいだね…」

 

ユウ

「私は何で優恵がああなったのか真実を知りたい…

その為にこの世界まで来た…絶対に知ってみせるよ。」

 

雷斗

「今度は並行世界の高咲さんか?何か急に代わるからややこしいぞ…」

 

かすみ

「見た目は侑先輩ですからね〜」

 

侑利

「(高咲優恵…とりあえずまたゴーザに会った時に聞いてみるか…俺から話したいけど出来ないのが面倒なんだよな〜)」

 

璃奈

「そういえば、さっきの会話で言ってたダルそうにしていた人って誰なの?」

 

侑利

「そいつがアホな事したゴーザの部下だ。

確か名前は…イルダとか言ったっけかな?」

 

彼方

「反対から呼んだらダルイになるね〜」

 

一真

「そのバカ野郎はどうなったんだ?」

 

侑利

「確かそいつは…無限の地獄を体験させてるとか言ってたぞ。」

 

しずく

「無限の地獄?」

 

せつ菜

「凄い名前ですね…」

 

蒼希

「まぁちゃんと罰は受けてるのはわかった。

それじゃあとりあえず俺は希子の様子でも見に行って来るわ。」

 

「アタシも行く!」

 

璃奈

「私も湊が心配…」

 

しずく

「私も志貴君の様子を見て来ます。」

 

涼牙

「それだったら今日はもう解散しないか?

色々あったしな…」

 

明日飛

「その方が良いな…今後の対策はまた決めよう」

 

今日は本当に色々あったからな、

今後の事はまた後日話す事にして今日は解散する事にした。

 

…転生者…高咲優恵…

 

何で豹変したんだろうな…

 

聞いた話しで考えられる事は、

ユウが留学中の連絡がこなくなった時から帰るまでの間に優恵に何かあったって事だよな…

 

こればかりは本人に聞かないとわからないよな…

 

後は侑利が言う例の神様?

ゴーザに聞いてみるかだな…

 

 

明日飛視点…終

 

 

一真視点…

 

何だかヤバい話しを聞いたな…

 

しかし信じられねぇな…

 

あの転生者が元々良い奴だったってのがな〜

 

人間何かのきっかけで変わる事はあるけど、

あそこまで変わるなんて聞いた事ないぞ…

 

エマ

「一真君」

 

一真

「ん?おう、どうしたんだエマ?」

 

エマ

「疲れてると思うけど聞かせて…家族殺しの剣士って…どうゆう事なの…?」

 

一真

「!?」

 

そういや…イザクのせいでバレたんだったな…

 

家族殺しの剣士…これは俺が一生背負わなきゃいけない、

 

罪だ…

 

一真

「………」

 

エマ

「ごめん!気にする事なら話さなくても…」

 

一真

「いや…話すよ…俺はエマには隠し事とかしたくねぇしな…けど、さっきも重い話しを聞いたばかりだけど…俺の話しも重いぞ…」

 

エマ

「いいよ。一真君の事なら私も知りたいから…」

 

本当…この子は優しいよな…

 

だからこそ、話すのは辛いけど…

 

いずれは話す事になったのかもしれないしな…

 

一真

「家族殺しの剣士…何でそう呼ばれるかと言うと…」

 

俺はエマに自分の過去の事を話した…

 

 

一真視点…終

 

 

蒼希視点…

 

 

蒼希

「お〜い!希子〜!無事か〜?って…何だ?」

 

希子達の様子を見に来ると…

 

峰と嵐珠とミアが慌てていた。

 

蒼希

「どうした?」

 

「あっ!!蒼希さん!ごめんなさい!私達が飲み物を買いに目を離した時に三人が…」

 

嵐珠

「消えちゃったのよ!!」

 

ベッドを見ると、確かに三人共いなくなっていた。

 

ミア

「一人だけいなくなるならまだしも…三人トモいなくなるなんて思わないよ!」

 

璃奈

「湊…またいなくなった…」

 

しずく

「志貴君も…聞きたい事があったのに…」

 

「二人はいなくなるのはわかるけど…

ねこっちは何処に行ったの?」

 

蒼希

「………」

 

希子がいる場所…たぶん…あそこか?

とりあえず行ってみるか。

 

「蒼希?何処に行くの?」

 

蒼希

「たぶん希子がいる場所だ。そこにいるかどうかは勘だから、わからねぇけどな。」

 

俺はそう言い、希子がたぶんいるであろう場所に向かった。

 

 

蒼希視点…終

 

 

希子視点…

 

 

希子

「はぁ……」

 

あたしは屋上に来て、

ハリケイングチーターのキーを見ながらため息を吐いた。

 

希子

「やっぱり…これを無理にでも使いこなすしかないわよね…」

 

これから先の戦い…これを完全に使いこなさないと、

あたしは足手まといになるかもしれない…

今までは侑利がいたから助かってきたけど、これから先も必ず助かると思えない…

 

ハリケイングのキーの弱点も見抜かれた…

 

希子

「……これ…使ってみるか…」

 

あたしはある物を取り出した。

 

希子

「前の世界で最後の戦いに行く時にZAIAの本社から何か使える奴がないかって見つけたアサルトグリップ…何か色が銀色じゃなくて金色?だけど、これを使ったらハリケイング以上に強くなれる筈…その代わりに、あたし自身どうなるかわからないのよね…たぶんこれを使ったら……」

 

それでもやるしかないわよね…

幸いまだ侑利はいる筈だし、今ここで試してみるか…

 

あたしはグリップをキーに取り付けようとした時…

 

「そいつを使って何する気だよ?」

 

希子

「え!?」

 

振り向くと何故か兄貴がいた。

 

希子

「どうしてここに…」

 

蒼希

「まぁ長い事兄弟やってるから勘で見つけた。本当にいたからちょっと驚いてるけどな」

 

希子

「何よそれ…」

 

蒼希

「それより、お前…アサルトグリップ?使って何するつもりだ?」

 

希子

「それは…」

 

蒼希

「そのキーにそんなもん使ったらどうなるかぐらいわかる筈だ。ただでさえそのキーはヤバいのにグリップなんて使ったらお前…死ぬぞ…」

 

希子

「………わかってるわよ…けどこれを使わないとあたしはみんなの足を引っ張るし誰も守れな…あいだ!?」

 

あたしが喋っている最中に兄貴はあたしの頭に拳骨をした。

 

希子

「何するのよ!?」

 

蒼希

「お前は馬鹿か?お前は足なんて引っ張ってねぇし、誰も守れていないなんて事はない!それに命捨ててまで強くなろうとなんて馬鹿な事するな!」

 

希子

「何よ…こうでもしないとあたしは強くなれ…」

 

蒼希

「お前が死んだら!みんなはどう思うんだよ!?」

 

希子

「!!」

 

蒼希

「俺も愛も…他のみんな…それに、

お前の親友の峰と嵐珠とミアはお前が死んだらどう思うんだよ…ただでさえ…お前が重傷になってあの三人は泣いてるんだぞ…今回だって、お前が眠ってる時に傍にいてたんだぞ。それだけお前の事を大事に思ってるんだ。そんな子達がお前が死んだらどう思うんだよ…たぶん立ち直れないぞ…」

 

希子

「………」

 

返す言葉もない…みんなを守りたいを言い訳に…

あたしは命を捨てても死んでもいいって思ってた…

 

確かにあの三人はあたしの事を応援してくれるけど、

いつも…心配そうな顔をしていた…

 

ミャーちゃんに関しては湊に聞いたけど両親を失ってるんだったわね…もしあたしが死んだら…最悪な事になってしまうかもしれない…

 

嵐珠も…最近素直にやっと出来た親友って言って、

毎日喜んでいるわね…

あたしがいなくなったら、あの笑顔がなくなる…

 

峰もそうだ…

あたしと出会って毎日が本当に楽しくなったって言ってくれた。いつもあたしと一緒にいてくれる…

鴻神学園に来て始めて出来た私の親友…

あたしが重傷になった時も一番心配してくれた…

 

希子

「……あたし…馬鹿だ……」

 

蒼希

「希子…一つ言っとくけどお前は弱くなんかない、

勇敢で決して諦めない気持ちと強さがある…

どんな強敵相手でも食らいついて離さず相手を追い詰めて、お前は戦ってきた。お前は誰よりも強い。上手くは言えないけど、命を捨てて戦うんじゃなく、明日に行く為に戦え…もし自分一人でどうしようもなかったら俺や他のみんなを頼れ。」

 

希子

「何よ兄貴…格好良い事言って…」

 

蒼希

「いいだろ偶には…あの三人、心配してたから落ち着いたら顔見せてやれよ。俺は先に帰るわ…」

 

そう言いながら照れくさそうにして、兄貴は行った。

 

希子

「…明日に行く為に戦えか…何か…いいじゃん…」

 

あの三人を悲しませない為にも強くなる…

 

もちろん命を捨てる事なくあたしなりにね…

 

 

希子視点…終

 

 

侑利視点…

 

 

転生者…高咲優恵…

 

俺は一人になって考えていた…

 

侑利

「やはり色々と引っかかるな…」

 

解散した後、俺は個人的に気になった事をユウに聞いてみて、その答えを聞いて妙な感じをした。

 

ユウ本人も気にしていたな…

 

俺が個人的に気になった事は…

 

あのヒューマギアのモデルの子達との関係だ…

 

そして…ユウの答えは…

 

侑利

「優恵は…お気に入りなんてない…

理由は一人だけなんて選べないからって言ってたな、

それに、Saint Snowの二人に会った事もないし、

名前だけしか聞いた事がないって言ってた。

奴にはまだ何か隠された秘密があるのかもな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 三つの想い




はいどうも、二週間ぶりの作者です。
並行世界の侑の呼び方はカタカナでユウって呼ぶようにしました。こうしたらどっちに代わっているか、わかりやすいですからね。

え〜そして、高咲優恵は本編でも話していた通り、
並行世界の世界の大神希子です。

優恵のキャラクターのイメージが本当に希子みたいな感じの子でしたので、それじゃあいっその事もう希子でいこうて思ったので、こうしました。

希子だったらどうしてこんな豹変?
これに関しては…まだ現状お答え出来ません。
この転生者にはまだ秘密があります…

そしてもう一つ、今回ようやく例のゴーザの部下の名前が明らかになりました。
名前はイルダです。彼方が言っていた通り、
反対から読むとダルイです。
そしてその名前通りに性格もかなりダルそうにしていて面倒くさがりで適当です。
こいつは現在、無限の地獄を体験させてます…
どんなのかはご想像にお任せします。


最近、何故だと思う事がちょっと起こりました…
スクスタやっていてまぁまぁスターが溜まっていたので、ガチャを回したんです。

三十連ぐらい回したのかな…UR出たんですけど、
出たのが、穂乃果、絵里、梨子、鞠莉の四人なんです。
SRもこの四人が多かったんです。

これ見た瞬間にあれ?ってなりましたよ。
何でヒューマギアのモデルの子達だけ多く出るの!?
ってなりましたね。

本当何故なんでしょうね?
もしSaint Snowがスクスタに実装していたらこの二人も多く出てたんじゃないか?って思いましたね(笑)

本当にこんな奇跡に近い事起きるんですね〜

まぁそれでは次回で!












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第37.5話 三つの想い


すいません遅れました!

まずは前回の話しで入らなかった話しです。
何か…タイトルがオーズみたいだな…



 

志貴視点…

 

目が覚めると僕はベットの上で寝ていた…

 

隣に湊や希子さんがいたけどまだ眠っていた。

 

僕は二人に気づかれないように、逃げるように静かにここから出て行った。

 

僕がいた場所を確認すると、ここは虹ヶ咲学園だった…

何でこんな所に…尚更来たくない場所なのに…

 

彼女がいる場所には来たくないのに…

 

僕はこの場から逃げた…ひたすら走った…

ここから逃げた…彼女に顔を合わせたくない…

 

志貴

「はぁ…はぁ………僕は…またやってしまった…」

 

また傷つけてしまった…

大切な人を…しかも今度はイザクに操られて…

 

志貴

「どうすればいいんだ…僕は…出来る事なら彼女の傍にいてあげたい…今までのように話して笑って過ごしたい……」

 

けど…出来ない…一緒にいたらまた…

彼女を傷つけてしまうから…

 

僕がいたら…大切な人はみんな傷ついてしまう…

 

だから僕はみんなから離れる事にした…

 

あんな辛い気持ちになるなら一人になってる方がいい…

 

志貴

「……今でも思い出すよ…君を殺してしまった事を…」

 

彼女の形見であるワンダーライドブックを見ながら…

 

僕は今でも自分の罪を思い出す…

 

志貴

「君にまた会えて話せたら…

どうすればいいかわかるかな…」

 

この世界にはいないかつての僕の大切な人の事を想い…

僕は涙を流していた…

 

 

志貴視点…終

 

 

湊視点…

 

 

保健室から起きて、俺はすぐにこの場から出て行って、

いつも特訓している場所に向かって、

俺はすぐに特訓を始めた…

 

あんな簡単にやられるようじゃ、

まだまだ俺は駄目なんだ…

 

強くなる…そう決めたんだ…

そうじゃないと…俺は璃奈のヒーローになれねぇ…

 

俺は璃奈を傷つけた…

その過ちを再び犯さない為にも強くならなきゃ…

 

強く…強く…!!

 

デザスト

『少し強くなったが、まるで何かに取り憑かれたみたいに迷いながら剣を振っているな』

 

「!?」

 

突然…デザストの言葉が頭を過ぎった…

 

何で奴の言葉なんて…そんな事気にしてられ…

 

希子

『璃奈の顔を見なさいよ!!

どんな顔してると思ってるのよ!!?

泣いてるのよ!!何でかわからないの!?

あんたらが話しを聞いてあげずにそうやって一人で抱え込んで心を塞ぎ込んでるからじゃないの!!?

あんた達だけが辛い思いしたと思ってるの!?』

 

今度はニャン子の言葉が頭を過ぎった…

 

「くそ…くそ…うあぁぁぁ!!!」

 

俺は持っていた聖剣を地面に叩きつけた。

 

「わかってんだよ!そんな事!!!

わかってんのによ!!!」

 

俺は地面に殴って叫んだ…

 

「本当…どうすりゃいいんだよ……

俺は璃奈を斬ったんだぞ…好きな子を…大切な人を…

二度とそんな過ちを犯さない為にも強くならなきゃいけない…そう思うのに…特訓だけして強くなるだけじゃ何の解決にもならねぇと思うのはわかる……けど…こうするしか俺は…わからねぇんだよ……」

 

悔しい想いを叫ぶように…

俺は叫びながら泣いた…

 

 

湊視点…終

 

 

涼牙視点…

 

 

解散した後、俺はせつ菜と一緒に帰っていた。

 

本当今日は色々とありすぎたな…

 

せつ菜

「涼牙さん?」

 

涼牙

「何だ?」

 

せつ菜

「いえ、ちょっとボーッとしていたので何かあったのかと思いまして…」

 

涼牙

「あぁ、今日は色々とあったな〜って思ってたんだよ。」

 

せつ菜

「確かにそうですね。転生者の正体が別の世界の侑さんの双子の妹でもあり希子さんでしたからね。

まぁそれも驚きでしたけど、私は炎の剣士の新たな姿を見れた事に感激です!!」

 

せつ菜は目を輝かせていた。

本当好きだよな〜

 

そういえば…まだあらためて言ってなかったな…

 

涼牙

「せつ菜…」

 

せつ菜

「何ですか?」

 

涼牙

「ありがとな…俺を助けてくれて」

 

俺はせつ菜にあらためてお礼を言った。

 

せつ菜

「どうしたんですか急に!?」

 

涼牙

「俺が暴走していた時、俺に呼びかけてくれたよな、

せつ菜が声をかけてくれたお陰で俺は目を覚ます事が出来たんだ…本当にありがとう。」

 

せつ菜

「いえ、そんな…あの時の私は無我夢中で…

涼牙さんがあれ以上傷ついて暴走する姿を見たくなかっただけで…//」

 

涼牙

「せつ菜の声は全部聞こえていたよ…

その…大好きな人ってのも…//」

 

せつ菜

「!?//え〜と…あれはですねその…//」

 

せつ菜は顔を真っ赤にして黙り込んだ。

何か可愛いな…

 

せつ菜

「……あれが…私の気持ちです…//」

 

せつ菜は恥ずかしがりつつも静かに喋り始めた。

 

せつ菜

「始めは大好きな本の作者さんで仲良くなれて嬉しかった…けど、一緒に過ごしていく内にどんどん好意を抱いていくようになって…最初はずっと友達としての好きと思っていました…けど本当は一人の男の人として意識するようになっていて…友達としての好きじゃなく異性としての好きだって事に気づきました…//」

 

涼牙

「………」

 

せつ菜

「涼牙さん…私は貴方の事が…大好きです…//」

 

顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしてるけど、

目は真剣で、せつ菜は自分の想いを俺に伝えた。

 

せつ菜

「ご、ごめんなさい!急にこんな…迷惑ですよね…」

 

涼牙

「迷惑なんかじゃないよ…その…俺は嬉しいよ//」

 

せつ菜

「えっ//」

 

涼牙

「俺もせつ菜と仲良くなってから、正直言うと…

ずっと意識してた//…こんな可愛い子と仲良くなれて良かった〜ってずっと思っていたし…作者としてファンの子に好意を持つのはどうかと思ったけど、せつ菜の想いを聞いて嬉しかった…//」

 

せつ菜

「それって…//」

 

涼牙

「俺もせつ菜の事が好きだ//」

 

あぁ…恥ずかしい…//

今なら蒼希の気持ち、わかるな〜…

告白ってこんな恥ずかしいんだな…//

 

せつ菜

「本当ですか…//?」

 

涼牙

「本当だよ…俺は優木せつ菜…いや、中川菜々が好きだ。

これが俺の気持ちだ//」

 

せつ菜

「嬉しいです!」

 

涼牙

「おわっとと!!」

 

せつ菜は俺に喜んで抱きついてきた。

 

涼牙

「急に積極的だな…」

 

せつ菜

「いいじゃないですか嬉しいんですから//」

 

涼牙

「そうか。」

 

せつ菜

「あの…涼牙さん…一つお願いがあります。」

 

涼牙

「何だ?」

 

せつ菜

「二人きりの時は本名で呼んでもらっていいですか?//」

 

あぁ…そうゆう事か、それなら…

 

涼牙

「わかったよ。菜々…」

 

せつ菜

「はい!//」

 

俺とせつ菜…いや、俺は菜々と強く抱きしめ合った。

 

せつ菜

「はっ!そうです!!」

 

涼牙

「今度は何だ!?」

 

せつ菜

「せっかく恋人同士になったんですから、私の親に涼牙さんの事を紹介しましょう!」

 

涼牙

「な、何!?いきなりかよ!?」

 

せつ菜

「さぁ行きますよ!」

 

涼牙

「いまからか!!ちょっと待て心の準備ってものがだな!」

 

せつ菜

「大丈夫ですよ。涼牙さんなら!」

 

涼牙

「何の大丈夫だ!?」

 

この後結局押し負けて菜々の家に行って、

ご両親に挨拶した…

 

マジで緊張した…良い人達だから良かったよ本当…

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 この気持ちは変わらない


どうも作者です。

前回入らなかったとゆうより入れなかった理由は、
あれですね個人的にあの転生者の話しをした後に、
今回の話しを入れたら何かどうかなと思ったからです。

三つの想いの意味は、

志貴の悩む想い…

湊の悔しさの想い…

涼牙のせつ菜への想いって所ですね。

それでは引き続き三十分後にて…



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第38話 この気持ちは変わらない


引き続きどうぞ!


 

一真視点…

 

一真

「ちょっと早く着いたかな…」

 

俺は待ち合わせ場所に着いて待っていた。

 

一真

「まさか…急にエマにデートに誘われるなんてな」

 

俺は今日朝から急にエマから連絡がきて、

デートに誘われた。しかし何でまた急に?

 

一真

「この前あの話しをしたばかりなのに…

ちょっと気まずいな…」

 

この前…俺は自分の過去をエマに話した…

 

俺の過去…家族殺しの剣士と呼ばれた過去を…

 

 

回想…

 

 

一真

「家族殺しの剣士…何でそう呼ばれるかと言うと…

俺はメギドに変えられた自分の家族を倒したからだ…」

 

エマ

「え…!?」

 

エマは驚いた顔をした…まぁそりゃそうだよな…

 

一真

「前の世界の時…俺には家族が大勢いた…

妻がいて、子供も三人いて、爺ちゃんと婆ちゃんもいて…俺は剣士やりながら一緒に平和に暮らしていたんだ…」

 

エマ

「………」

 

一真

「このままずっと家族と一緒に平和に暮らせると思っていたある日に、家に帰ると…イザクとメギドが数体いた。俺はすぐにメギドと戦って、イザクに家族をどうしたかを聞いた…そして奴はこう答えたんだ…家族なら貴方が今戦っている相手だって…どうゆう事かわからなかった。だがすぐにわかった。メギドの一体が妻になった…それを見て理解した…家族は全員メギドにされたって事を…」

 

今でも思い出すと本当胸くそ悪いな…

 

一真

「そうなったらどうする事も出来なかった…

今みたいに光の剣士がいなかったからな…俺は迷った末に…メギドになった家族を倒した…家族を守る為に剣士になったのに家族を倒す事になるなんてな…」

 

あの時…光の聖剣があれば…

運命は変わっていたのかもな…

 

一真

「これが俺が家族殺しの剣士って呼ばれた理由だ…

…ごめんな、やっぱ転生者の話しの後にこんな重い話し聞かせるんじゃなかったな、ごめんエマ、今度埋め合わせするな」

 

エマ

「あっ!一真君!」

 

エマは俺を呼び止めようとしたけど、

俺はこの場から逃げるように去った…

 

 

回想終了…

 

 

一真

「はぁ…何やってんだよ俺…」

 

あんな別れ方したってのに、

エマから連絡がきて誘われるなんてな…

 

一真

「エマ…怒ってるかな…?」

 

そう考えていた時…

 

エマ

「一真君〜!」

 

一真

「ん、エマ……!?//」

 

エマ

「ごめんね、待たせちゃった?」

 

一真

「いや…今来たばかりだよ…//」

 

おいおいおい…今日のエマどうした…!?

すげぇ可愛いんだけど!!いや、いつも可愛いけど、

じゃなくて!!

 

髪型もいつもと違って下ろしてるし…

服装も果林に選んでもらったのか?

似合いすぎてヤバい…//

 

エマ

「どうしたの?」

 

一真

「あ、いや、その……今日のエマ…いつも可愛いけど、今日は特に可愛いな…//」

 

エマ

「ありがとう!」

 

うお!眩しい笑顔!!

今日のエマどうなってんだ!?

 

一真

「と、とりあえず!今日はどうするんだ!?//」

 

エマ

「今日はね!」

 

エマは突然俺の腕を掴んで、走り始めた。

 

エマ

「一日私に付き合ってね!」

 

一真

「え、ちょっ!?お〜いそんな引っ張らなくても走れるよ〜!」

 

何だかいつもより積極的だな…

 

 

一真視点…終

 

 

恭視点…

 

 

「随分とグイグイ行くな…」

 

果林

「思いきってやってみたらってアドバイスしたのよ。」

 

「なるほどな、しかしエマって結構積極的なところがあるんだな〜」

 

彼方

「エマちゃんはそうゆうところあるよ〜」

 

朔太

「流石の一真も彼女には弱いんだな」

 

俺達四人は一真とエマの様子を見ながら尾行していた。

 

「エマから聞いた時は驚いたけど、まさか一真があの過去の事を話したなんてな…だから最近元気なかったんだな…」

 

朔太

「家族殺しの剣士か……辛いよな…」

 

彼方

「その事で落ち込んだ一真君を何とかしてあげたいから、こうしてデートに誘ったんだよね〜」

 

「果林にコーデまでしてもらうくらいだから、

相当気合い入ってるな…」

 

果林

「二人が動いたわよ。」

 

「バレないようにな、一真は鋭いからな…」

 

俺達はバレないように二人の後をついて行って、

尾行を再開した。

 

 

恭視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「ちょっと休憩と…」

 

歩夢

「お疲れ明日飛君。」

 

今日俺は自主トレも兼ねて、ランニングをしていた。

ランニング中に歩夢と偶々出会い、一緒に走る事になって、結構走ったから、ちょっと休憩する事にした。

 

明日飛

「こうしてランニング中に会うなんて珍しいな」

 

歩夢

「そうだよね。明日飛君は特訓?」

 

明日飛

「あぁ、メタルライジングは使えるようになったから、後はアークと戦った力を使えるようにしたいからな、歩夢は学園祭のライブに向けての体力作りか?」

 

歩夢

「うん。もう少しで始まるからね。」

 

明日飛

「今日侑は?」

 

歩夢

「侑ちゃんなら、侑利君ともう一人のユウちゃんと作曲してるよ。」

 

明日飛

「何か今考えると…実質侑が三人いるって事になるんだよな…」

 

歩夢

「言われてみればそうだね…

けど、侑ちゃんは凄いよね…作曲を始めただけじゃなくって、仮面ライダーに変身までして、私は、何か出来る事がないのかな…」

 

明日飛

「大丈夫。歩夢にも出来る事はあるよ。」

 

歩夢

「え?」

 

明日飛

「歩夢はスクールアイドルだから、ライブをしてみんなを笑顔にする事が出来る。俺達仮面ライダーが脅威からみんなを守るから、歩夢達スクールアイドルは脅威で怯えたみんなを笑顔にしてほしい。もちろん歩夢達も俺達が守るからな。」

 

歩夢

「明日飛君…うん。私、やってみるよ。」

 

明日飛

「おう!よしそれじゃあそろそろ行く…うわ!?」

 

歩夢にそう言って、

そろそろ行こうとした時、突然デカい音が聞こえた。

 

歩夢

「今の音は何!?」

 

明日飛

「またマギアかメギドか!?行って来る!!」

 

俺は音が聞こえた方へと向かった。

 

 

明日飛

「あれ?何もいない?いや、あいつは…湊!?」

 

音が聞こえた場所へ着くと、

ボロボロになっていた湊がいた。

 

歩夢

「明日飛君!何があったのって、湊君?」

 

明日飛

「おい湊!大丈夫か!?」

 

「はぁ…はぁ…ん?明日飛先輩?それに上原先輩も?」

 

明日飛

「何があったんだ!?お前ボロボロだぞ!?」

 

「別に…ただずっと特訓していただけですよ…

俺は…強くならなきゃいけないんです…」

 

湊はボロボロになりながら立ち上がって特訓を始めようとしていた。

 

明日飛

「おいそんな怪我してんのに無茶するなよ!?」

 

「止めないでくださいよ…強くなって俺は…

璃奈のヒーローにならないと…今のままじゃ俺は…」

 

湊は俺が止めようとしても、聞かずに特訓を始めようとしていた…まるで何かに取り憑かれたみたいに…

 

歩夢

「湊君!そんな身体で無理しちゃ駄目だよ!!」

 

「俺は…強く…」

 

明日飛

「………見てられねぇよ…湊!!」

 

俺は湊の肩を掴んで止めた後に、顔面を殴った。

 

「ぐあ!?」

 

歩夢

「明日飛君!?」

 

明日飛

「いきなり悪いな…どうだ?ちょっとは目が覚めたかよ?」

 

「はぁ?何言ってるんですか…?」

 

明日飛

「今のお前…何も見えてない目をしてるし、何かに取り憑かれているようにも見えるぞ。それに、今のパンチ、いつものお前なら簡単に避けられたぞ。お前…強くなるどころか弱くなったんじゃないか?」

 

「何だと!?俺は弱くなってなんかいねぇ!!」

 

明日飛

「天王寺さんのヒーローになれないとか言ってたけど、

今のお前じゃあの子のヒーローなんてなれないし…

あの子を悲しませてるんじゃないのか!?」

 

「!?…違う…俺は…俺は…!!!

うあぁぁぁ!!変身!!」

 

『風双剣翠風!』 

 

湊は剣斬に変身して俺に襲いかかって来て、

俺は咄嗟に攻撃を避けてからベルトを着けた。

 

《ジャンプ!》

 

明日飛

「湊…お前の目を覚まさせる…変身!!」

 

 

明日飛視点…終

 

 

一真視点…

 

 

何だか久しぶりな感じがするな〜

 

エマとこうして二人で遊んで、

笑って、楽しんでなんてよ…

 

何だか今日は良い気分だな。

 

エマ

「一真君」

 

一真

「お、おう何だ?」

 

エマ

「何だかボーッとしていたけど大丈夫?もしかして疲れちゃった?」

 

一真

「いや、そんな事ないよ。今日は最高に良い気分だなって思ったんだ。誘ってくれてありがとうな。」

 

エマ

「それなら良かったよ〜」

 

エマは俺がそう言うと笑顔で返事してきた。

 

あ〜マジでこの子は女神かよ…

この笑顔は本当に癒やされるな〜

 

エマ

「一真君も笑顔になってくれて良かった。」

 

一真

「え?」

 

エマ

「実は今日誘ったのは…この前一真君が過去の話しをした時に悲しませちゃったから、そのお詫び…かな」

 

一真

「いやいや悲しませちゃったって、俺が自分で話した事だし、それに…あの出来事は……」

 

エマ

「あの時、一真君から話しを聞いた時、自分から聞きたいって言ったのに、私はどう言ってあげればいいかわからなかった…話していた一真君は辛かったのに…ごめんね。」

 

一真

「そんな、エマが謝る事なんてない!

むしろ…あんな別れ方したのに…エマを怒らせたんじゃないかって…それに家族を大事にしているエマにとって俺が過去にした事を知った事で失望されるんじゃないかって思った…」

 

エマ

「確かにちょっとショックだったのは本当だよ…

けど一真君は助けようとして選んだ結果だったんだよね。

一真君を見ててもわかるよ。一真君は本当に優しくて頼りになって暖かい…それは昔も今も変わらない事だと思う。だから私は一真君の事が好きなこの気持ちは変わらないよ。」

 

一真

「エマ……」

 

本当にこの子は…優しすぎるよ…

この子といると本当心が癒やされるだけじゃなく…

暖かくなる…

 

一真

「ありがとうな…元気づけてくれて…」

 

エマ 

「うん。だって私は一真君の彼女だからね!自分の大切な人が悲しんでいたら元気づけるのは当然だよ//」

 

一真

「そうか…」

 

エマ

「これからも私は一真君を支えるね//」

 

エマは俺を優しく抱きしめた…

本当に暖かいな…こんな優しい子と出会えた事…

俺は本当…幸運だな…

 

一真

「さて…エマに癒された事だし……

おい!出て来いよお前ら!!」

 

エマ

「え!?」

 

俺がそう言うと、後ろ辺りで隠れていた。

朔太と恭と果林と彼方が出て来た。

 

エマ

「果林ちゃん!?彼方ちゃんも何で!?」

 

一真

「朔太に恭も何してんだよ?」

 

「やっぱり一真には尾行は無駄か…」

 

果林

「エマ、これはそのね…」

 

彼方

「え〜と……」

 

朔太

「本当にすまない!!一真の事が心配で二人の後を尾行して様子を見てたんだ!」

 

朔太は正直に言い、頭を下げて謝ってきた。

心配してくれてたのか…そういや最近の俺、

元気だしてなかったしな…

 

一真

「気にすんな!お前らは心配してくれたんだろ。

ありがとな、それと心配かけて悪かったな」

 

彼方

「一真君…心が広いよ〜」

 

朔太

「あぁ、まったくだ」

 

一真

「まぁ、二人きりのデートも良かったけどよ、さっきまでエマと話していて、みんなとも遊びたいって話していたし、このままみんなで遊びに行くか!」

 

エマ

「賛成だよ〜!みんな行こう!」

 

「何だか…ちょっと申し訳ないけど…」

 

果林

「断る訳にもいかないわね…」

 

一真

「決まりだな!」

 

 

過去は変わらないしあの出来事をなかった事なんて今更出来はしない…

 

けど、俺はこの今の幸せを過去の出来事と同じようにはさせない…

 

それが俺に出来る過去の罪滅ぼしかな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見つけたぞ…始末対象共…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一真

「何!?」

 

 

突然妙な声が聞こえたと同時に、

上空から火の鳥のようなのが降りて地面に着地した…

 

その正体は…ファルシオンだった…

 

 

「リリィ!?また急に来たな…!」

 

ファルシオン

「派手な剣士と大剣剣士…それにイリマのパクり…

始末しに来たぞ…」

 

朔太

「誰がパクりだ…焼き鳥仮面め…!!」

 

彼方

「朔太君落ち着いて!」

 

ファルシオン

「来い…メギド共!」

 

ファルシオンがそう言うと、

後ろからゴブリンメギド達と、

メデューサメギドが三体現れた。

 

果林

「何?あのメギド?」

 

「果林!迂闊に奴を見るな!あれはメデューサメギド!

奴と目が合うと石に変えられるぞ!!」

 

エマ

「い、石に変える!?」

 

朔太

「厄介な能力を持っているのはわかった。

まだ幸いなのは普通のメギドだって事だな、いつもの厄介なメギドレイダーじゃないからな。」

 

ファルシオン

「あの馬鹿ホムラがレイドライザーとキーを持っていかなければレイダーに変えれていたのに…まぁいい、このメギド達は強力だからな…貴様らを始末するには丁度いい」

 

何が丁度いいだ…

折角いい気分だったのによ…

 

一真

「舐められたもんだな…その程度のメギドで俺を始末するなんてよ〜……」

 

俺は土豪剣激土をだして、

いつもとは別のワンダーライドブックをだした。

 

「ん?げっ…一真…お前それ…!?」

 

一真

「離れてろみんな…危ねえからよ…」

 

朔太

「おい一真!まさか一人で相手する気なのか!?

流石に無茶をするんじゃな…」

 

「冗談抜きで離れるぞ!!」

 

果林

「どうしたの恭!?」

 

 

恭がそう言いながらみんなを連れて俺から離れていった。

あの日…家族殺しの剣士と呼ばれるようになってから以降は使っていなかったからな…

 

それ以降はずっとこいつの力の一部の『玄武神話』を使って力を抑えてきたからな…

 

今…この世界で俺に再び守りたいものが出来た…

 

だからこいつの力を再び解き放つ時だ!!

 

 

《四聖獣神話》

 

『最強の四つの聖獣の力が、今解き放たれる…』

 

 

俺は土豪剣激土にワンダーライドブックを装填して、

土豪剣激土を頭上に上げてから、振り下ろした。

 

一真

「変身!!」

 

『四聖獣神話!』

 

『一刀両断!ブッた斬れ!』

 

『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』

 

 

普段の姿と違って、

身体の装甲も変わって、背中にマントが装備され、

左腕に召喚機『サモンアームズ』が装備されていた。

 

バスター

「久しぶりだな…この姿になるのは…」

 

ファルシオン

「何だ?姿が変わった?だがメデューサメギドの前では関係ない!」

 

メデューサメギド

「グウゥゥ!!」

 

メデューサメギドは俺を睨みつけて、

俺の身体は石化していき、身体が石のように固まった。

 

エマ

「一真君!!」

 

朔太

「おいすぐにやられたぞ!!」

 

「あれでやられるんなら、苦労しないぞ…」

 

彼方

「どうゆう事?」

 

恭の言う通りだ…

 

バスター

「ふん!」

 

俺は石化されたが自力で石化を解いて、

自由に動けるようになった。

 

ファルシオン

「何!?」

 

バスター

「その程度で俺を止められると思ってんのかよ…

歯…食いしばりやがれ…俺は止められねぇぞ!!!」

 

ファルシオン

「石化が効かないくらいで何を言っている!」

 

ファルシオンは合図をだして、

メギド達は俺に襲いかかってきた。

 

バスター

「まずは肩慣らしだ…」

 

俺は土豪剣激土を背中に掛けて、

『サモンアームズ』を使った。

 

『サモン!』

 

『白虎爪!』

 

バスター

「行くぞ!!」

 

俺の両腕に白虎の力が宿った爪が装備されて、俺は高速で移動して手始めにゴブリンメギド達を倒して行って、三体いるメデューサメギドの一体の目の前に立って構えた。

 

バスター

「まずは一体…!」

 

メデューサメギド

「グウゥゥ!!?」

 

バスター

「白虎連撃掌!!」

 

メデューサメギドの一体に連撃の攻撃を与えた後、

両腕に力を込めて衝撃波をくらわして一体目を倒した。

 

ファルシオン

「確かに強くなったみたいだけど!たかが一体と兵隊を倒したくらいで!」

 

『サモン!』

 

『朱雀双剣!』

 

白虎爪をしまい、今度は朱雀の力を宿した双剣を両手に持って、襲いかかってきたファルシオンとメデューサメギド二体の攻撃を防いで、返り討ちにしてやった。

 

ファルシオン

「何なんだこの力は!?」

 

バスター

「言った筈だぜ…歯を食いしばりやがれってな!!

朱雀乱舞!!」

 

双剣に炎を纏わせてファルシオンをふっ飛ばして、

残りのメデューサメギド二体を纏めて連続斬りをくらわして倒した。

 

石化さえ効かなかったらこのメギドは何て事ねぇんだよ…

 

バスター

「さて…後はお前だ…!!」

 

俺は朱雀双剣をしまってから、

背中に掛けてある土豪剣激土を構えて、

装填されていたワンダーライドブックを取り外して、

速読機に四聖獣神話のワンダーライドブックを読み込ませた。

 

『四聖獣神話!ドゴーン!』

 

バスター

「聖獣大断断!!」

 

『会心の激土乱読撃!ドゴーン!』

 

ファルシオンの周りに四聖獣が現れて、

結界を作りだして動きを封じ込めて、

土豪剣激土に聖なる聖獣の力が纏って巨大な光りの大剣になってファルシオンに向けて振り下ろした。

 

バスター

「うおっらぁぁぁぁ!!」

 

ファルシオン

「くっ!ぐあぁぁぁ!!」

 

ファルシオンは俺の攻撃をくらって爆発した。

普通なら倒したってなるが…こいつは確か…

 

ファルシオン

「ぐっ…おのれ…!」

 

爆風が晴れると、ファルシオンがいた所に火柱が出現して奴は復活した。

 

ファルシオン

「雑音ごときが…調子に乗るなよ…」

 

バスター

「随分とフラついてるぞ。これ以上の戦いはやめた方がいいんじゃないか?」

 

ファルシオン

「黙れ…雑音共…!!」

 

バスター

「雑音…雑音って…恭に言われた事を忘れたのかよ?

少しはこの世界の事を知れよ!それまで出直して来やがれ!!」

 

ファルシオン

「何する気!ちょっ待っ…!!」

 

俺はファルシオンに近づいて、土豪剣激土をフルスイングしてファルシオンを上空の方へぶっ飛ばした。

 

バスター

「能力は凄いけど、剣士としては新米だな。」

 

そう言いながら、俺は変身を解いてエマ達の方へ向かった。

 

一真

「片付けたぞ。」

 

朔太

「一真…お前そんな強かったのか…」

 

一真

「まぁな、まぁ前の世界の全盛期に比べたら、まだ全開には程遠いけどな。」

 

果林

「あれで本調子じゃないって…めちゃくちゃね…」

 

「前の世界の時、あの姿になってもの凄い数のメギドの軍勢をたった一人で殲滅したからな…当時俺は近くにいて巻き添えをくらってしまってエラい目にあったよ…」

 

彼方

「だから、あんなに焦ってたんだね〜」

 

エマ

「けど、一真君かっこ良かったよ!」

 

一真

「お、本当か!!よっしゃ〜!!今度は本調子の状態で暴れてやるぜ!!」

 

「馬鹿やめろ!!周りの身が心配だ!!」

 

そんな事を話しながら、

俺達はこの後みんなで遊びに行った。

 

俺には再び守るものが出来た…

 

この力を使って今度こそ守り抜く!

 

最強の剣士としての名に恥じないようにな!

 

 

一真視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点…

 

 

「くっ…あの大剣剣士よくも…酷い目に合ったわ…」

 

私は少しフラつきながら街を歩いていた…

 

「何がこの世界の事を知れよ…この世界には雑音しかないでしょ…ん?」

 

そう言いながら私は映像から流れている音に反応した。

雑音が…こんなの壊して…

 

「………」

 

壊そうと聖剣をだそうとしたが…

 

私は映像から流れてる音に不思議と聴き入っていて、

映像にも見入っていた…

 

「何故だ…何故私は聴き入っている…?」

 

まさか私が雑音と思っていた物に聴き入っているのか?

何故…?これは何だ?

私はすぐにこれを検索して答えを見つけた。

 

「音楽…曲…これが?あの派手な剣士が言っていた物か?」

 

音楽…これが不思議と私は聴き入って…

気に入った…と思っているのか?雑音が嫌いなこの私が?

 

「この映像…スクールアイドル…始末対象と同じ奴らか…

…雑音が嫌いな私に興味を抱かせたこの者達の音楽…

何者だ…検索……彼女達は…Liellaか…」

 

確かシトイがこの者達の事を言っていたな…

 

「あいつに会ってみるか…」

 

私はシトイに会いに行く為に行動した…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 忘れていた事、疾風覚醒!




どうも再びの作者です。

今回遂に登場!
バスターのオリジナル形態

仮面ライダーバスター

四聖獣神話

左腕に召喚機『サモンアームズ』が装備されて、
身体の装甲が変わって少し体型が細く見えるようになって、背中にマントが装備されてます。

このワンダーライドブックは四聖獣の力を宿しており、
この作品の玄武神話はこのワンダーライドブックの力の一部から作られた事になってます。
サイズは少し大きめです。
簡単に言ってしまうと、この作品のバスターの真の力を解放した姿って事になります。

そしてバスターの『サモンアームズ』
スラッシュはトロールやウィッチを召喚しましたけど、
バスターは四聖獣の力を宿した武器を召喚して使用します。

四聖獣には各属性の力があるので、
エレメンタルプリミティブドラゴンみたいに武器を使用している時は別の属性を使えます。
(ちょっとチートなんじゃ…?)


バスターの強化形態を考えていた時、
真っ先に出た案は他の四聖獣の力を使ってみたらどうかなと思ったのと、最強の剣士と呼ばれているくらいなら他の武器の扱いも使いこなせるんじゃないかって事で、今回の形態が完成しました。


今回は更新が遅れてしまい、申し訳ございません。
遅れた理由は完成前に寝落ちしてしまったからです。

次回は気をつけます…

それでは次回で!







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第39話 忘れていた事、疾風覚醒!

 

ゼロワン視点…

 

剣斬

「うあぁぁぁ!!」

 

俺はヤケを起こして変身した湊と戦いを始めていた。

こいつの目を覚まさせるにはちょっとやりすぎるかもしれないけど…とことんやらないとな!

 

ゼロワン

「はっ!」

 

俺は剣斬の攻撃をアタッシュカリバーで防いでから、

相手の剣を弾き連続で攻撃してから蹴り飛ばした。

 

剣斬

「ぐあ!」

 

ゼロワン

「どうした?いきなり襲いかかってきてもう終わりとかじゃないよな?」

 

剣斬

「ふざけるなぁ!!」

 

剣斬は立ち上がって叫びながら、再び俺に接近して剣を振ってきたけど、めちゃくちゃに振りまわしているだけで、防ぐ事なく簡単に避けていってから、アタッシュカリバーで反撃してから再び蹴り飛ばした。

 

剣斬

「ぐっ!!……何で…何でこんなに弱いんだよ俺!!」

 

ゼロワン

「今のお前は誰が見ても怒りに身を任せてヤケを起こしているだけだぞ!そんな戦い方じゃ弱くて当然だ!」

 

剣斬

「黙れよ…黙れぇ!!」

 

『猿飛忍者伝!ニンニン!』

 

『翠風速読撃!ニンニン!』

 

剣斬

「うあぁぁぁ!!」

 

剣斬は剣に風を纏わせて突っ込んで来た。

 

ゼロワン

「………悪く思うなよ…」

 

《ライジングインパクト》

 

ゼロワン

「はっ!」

 

俺はアタッシュカリバーを剣斬に向けて投げて、

剣斬がアタッシュカリバーを弾いたと同時に高速で移動した。

 

剣斬

「んな!?何処に…?……ぐあ!?」

 

剣斬の横に現れて蹴りをくらわしてから、

上空へと打ち上げて俺も追いかけるように上空へとジャンプして近づいて地上の方へ蹴り飛ばした後、そのまま飛び蹴りの体制になって突っ込んでいって剣斬にくらわした。

 

《ライジングインパクト!》

 

剣斬

「ぐあぁぁ!!」

 

剣斬は地面に叩きつけられて、変身が解けた。

 

「ぐっ…うぅ……」

 

ゼロワン

「ちょっとは落ち着いたかよ?」

 

「うっ…がっ……」

 

湊は再び立ち上がろうとしたけど、

そのまま倒れたまま気を失った。

 

歩夢

「明日飛君。ちょっとやりすぎじゃ…」

 

ゼロワン

「うっ…しょうがないだろ。ちょっとした荒療治だ…

けど、さすがにこのままじゃいけないしな…ちょっと悪いけど侑利を呼ぶか…」

 

俺は変身を解いて、侑利に連絡をするのであった。

これで湊が目を覚ましてたらいいんだけどな…

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

湊視点…

 

 

俺は何やってんだよ…

 

心配してくれた明日飛先輩に八つ当たりして…

 

襲いかかって…

 

こんなにボコボコにされて当然だな…

 

俺…本当…弱いし…ダサい…

 

今の俺を璃奈が見たら失望するよな…

 

 

「うっ…う〜ん…」

 

歩夢

「あっ!気がついた?」

 

「上原先輩…?」

 

俺は身体を起こして起き上がった…

寝てた?いや…気を失っていたのか…

あれ?あんだけボロボロだったのに、傷がなくなってる?

 

明日飛

「気がついたか、湊」

 

「明日飛先輩…俺、何で傷が…」

 

侑利

「傷なら俺が治しておいた。急に連絡がきたから何事かと思ったぞ」

 

「あんた確か光の剣の…」

 

侑利

「侑利だ。そういえばお前とはちゃんと話した事なかったな…」

 

「そうか…ありがとう治してくれて…それと…

明日飛先輩…さっきはすいませんでした…」

 

俺は光の剣、侑利さんにお礼を言った後に、

明日飛先輩に謝った。

 

明日飛

「ようやく正気に戻ったな…」

 

歩夢

「湊君とこうして話すのは久しぶりだよね。」

 

明日飛

「確かにな、どうだ気分は?」

 

「最悪ですよ…ダサいですよね…俺…

璃奈を誤って斬ってから…あいつにどんな顔して会えばわからなくなって…二度とこんな過ちを犯さない為にも強くなればいいと思っていた…

けど、結局それだけじゃ何も解決しない…

ニャン子に言われた通り…俺は一人で抱え込んで心を塞ぎ込んでいつまでも前に進めないでいる…どうすればいいかわからず、闇雲に特訓して強くなろうとして…そんな事しても意味がないのに、あ〜俺本当に何やってんだよな…」

 

本当にダサい…泣けてくる…

 

こんなんじゃいつまでも前に進めない…

 

「璃奈…怒ってるだろうな…それか俺の事なんてもう失望してるかもな……」

 

歩夢

「そんな事ないよ。」

 

「え…?」

 

歩夢

「璃奈ちゃん…ずっと湊君の事心配しているよ。」

 

「そんな…そんな事あるわけ!」

 

歩夢

「本当だよ。最近じゃミアちゃんと仲良くなったらしくて、湊君の事いつも聞いてるよ。」

 

「何で…あんな事したのに!何で俺の事なんて心配してくれるんだよ!傷つけたのに…会わせる顔がないって離れて…泣かせて…酷い事したのに…何で!?」

 

明日飛

「天王寺さんの事はお前がよく知ってるんじゃないのか?」

 

「俺が璃奈の事を知って……!!」

 

そうだ…璃奈は表情をだすのは苦手だけど…

いつも俺といた時は嬉しそうにしていた…

 

始めて会って…仲良くなって…

 

仮面ライダーになってからもいつも心配してくれて…

 

璃奈は優しい子だ…

 

それを俺は…

 

「何で忘れてたんだよ…俺…」

 

璃奈にヒーローって言われてから…

 

あの子を守る為に強くなるって決めたのに、

傷つけてから、璃奈の事を言い訳にただ強くなればいいって思うようになっていた…

 

「あぁ…ないわ…また俺は自分勝手に強くなろうとしていたのかよ…本当最悪だ…」

 

明日飛

「……強くなるのが悪いって事はないと思うけどな」

 

「え…」

 

明日飛

「俺も前の世界の時…アークが現れた時、強くならなきゃって力を求めかけていた時があったんだ。けどそんな時、ある人に言われたんだ。本当の強さは力が強い事じゃない心の強さこそが真の強さだって事をな」

 

「力の強さじゃなく心の強さ…」

 

明日飛

「その言葉を忘れずに、俺は最後まで戦ってアークを倒す事が出来たんだ。まぁその後に死んじゃったんだけどな、まぁそれはいいとして、お前は天王寺さんを守りたいって思ってるんだろ。それだったらちゃんと話したら仲直り出来る筈だ。」

 

仲直り…傷つけたあの日から…

ずっと話していなかったからな…

 

いつまでもはっきりさせないのはいけないよな…

 

「明日飛先輩……ありがとうございます!」

 

俺はこの場から走って行った。

 

璃奈に会って、謝らないと…

 

ちゃんとごめんって!

 

 

 

明日飛

「天王寺さんの所に行ったんだろうな」

 

歩夢

「ちゃんと仲直り出来るといいね。」

 

明日飛

「大丈夫だ。きっと仲直り出来るよ。」

 

侑利

「すまん。ちょっといいか…」

 

明日飛

「どうした?」

 

侑利

「いい話しをした後に、水を差すような事を言うようで悪いが……」

 

歩夢

「どうしたの?」

 

侑利

「あいつ、璃奈が何処にいるのか知ってるのか?」

 

明日飛 歩夢

「あっ……」

 

 

湊視点…終

 

 

蒼希視点…

 

 

「まだまだ行くよ〜!」

 

蒼希

「おいおい、本当元気だな。」

 

今日は俺は愛と希子と璃奈の四人で一緒に遊びに出かけて、色々と周っていた。

 

「だって最近色々ありすぎたし、今日ぐらいはしゃいでもいいじゃん!」

 

蒼希

「まぁ確かにな…」

 

転生者の正体が明らかになったりとか、

並行世界の侑とか、色々ありすぎたな…

そう考えると今日みたいに遊びに行くのは久しぶりだな…

 

希子

「学園祭も近いし、忙しくなる前にはしゃぐわよ〜!!」

 

蒼希

「お前はちょっとは落ち着いてろよ。ただでさえお前が一番の怪我人なんだぞ、本当侑利がいなかったらどうなってたか…」

 

希子

「わかってるわよ!兄貴!」

 

蒼希

「油断してるとさっきのおみくじの結果みたいになるぞ」

 

希子

「うっ!それは…」

 

色々周っている時におみくじを見かけて、

俺達でやってみたら結果が…

 

希子

「何で兄貴と愛ちゃんと璃奈は大吉で!

あたしだけ大凶なのよ〜!!」

 

璃奈

「不思議…」

 

「気をつけろって意味なんじゃない?」

 

蒼希

「お前は無茶ばっかするしな、お告げじゃねぇか?」

 

希子

「こんなお告げ聞いた事ないわよ!

しかも何なの書いてあった事が具体的に棒状の物に注意するべしって何!?」

 

蒼希

「そんなの知らねぇよ…」

 

希子

「あ〜もう!こうなったら愛ちゃん!璃奈!あんた達の幸運をあたしに〜寄越せ〜!」

 

「わぁ〜!りなりー逃げよ〜!」

 

璃奈

「あわわ〜」

 

希子は愛と璃奈を追っかけまわし始めた。

まったく…まぁいっか、こうゆう日も…

 

蒼希

「ん…?」

 

「あれ?どうしたの蒼希?」

 

蒼希

「いや…何でもないと思う…」

 

気のせいか…?

何か…爆発した音が聞こえたような…

 

希子

「むっ!?聞こえたわよ…あっちの方で何かあるわね!!」

 

璃奈

「希子ちゃん?」

 

蒼希

「おい!希子!!」

 

希子も音に気づいて、

そこへ向かって走って行ってしまった。

 

変なとこは敏感な奴だぜ…

 

 

蒼希視点…終

 

 

湊視点…

 

 

「しっ…しまった…璃奈が何処にいるかわかんねぇ…」

 

勢いで走って来たけど…

璃奈が何処にいるかわかんねぇんじゃ意味ねぇじゃねぇか!!俺の馬鹿…

 

「連絡するか…いや、けど…」

 

やべぇ…久しぶりに連絡するから気まずい…

前までなら気軽に連絡してたのに…

 

「謝るって決めたんだ。覚悟決めろ俺!」

 

俺は璃奈に連絡する為に電話をかけようとした時…

 

 

「仮面ライダー…一人、見〜つけた〜」

 

「あっ?おわ!?」

 

突然妙な声が聞こえたと思って振り向いたら、

斬撃が飛んできて、俺は咄嗟に躱して斬撃を避けた。

 

「ちぇ〜、外しちゃった〜」

 

斬撃を飛ばしてきた奴を確認すると、

確かアイツは…迅バーニングとか呼ばれていたな…

それとゴーレムメギドが二体いた。

 

「お前…イザクの手先の仮面ライダー…」

 

迅バーニング

「お前って確かリリィに負けた奴だよね〜」

 

「うるせえ!あの状況じゃ、しょうがねぇだろ!」

 

迅バーニング

「それなら楽勝だね。いい加減にさ誰か始末しないとさ〜アークも機嫌が悪いんだよね…メギド達!」

 

ゴーレムメギドの腹にはベルトが着いていて、

明日飛先輩とかが持っているキーをだした。

 

《バースト!》

 

《レイドライズ!》

 

《ダイナマイティングライオン!》

"A beautiful explosive force like fireworks."

 

迅バーニング

「《ゴーレムライオンレイダー》の完成〜!」

 

ゴーレムライオンレイダー

「グウオォォォ!!」

 

「またヤバそうな奴を…!」

 

俺は風双剣翠風を構えて、

いつもとは違うあるワンダーライドブックをだした。

 

「こいつで行く!」

 

俺はワンダーライドブックを開こうとしたが…

 

「……ちっ…やっぱり開かないのか!

前の世界の時も一切開く事なかった…何か条件があるのか!?」

 

今は考えていてもしょうがねぇ!

 

「変身!」

 

『猿飛忍者伝!』

 

『風双剣翠風!』

 

俺が変身して突っ込んで行くと同時に、

敵も腕のガトリングガンで石の銃弾を撃ってきた。

 

剣斬

「くっ!うおぉぉぉ!!」

 

 

湊あらため…

剣斬視点…終

 

 

希子視点…

 

 

希子

「到着〜!って!?うわ!?」

 

あたしが爆発音が聞こえた場所に着くと、

この辺りの殆どが銃弾で撃たれた跡だらけになっていた。

 

蒼希

「何だこれ…!?」

 

「何があったの、戦争でもあったみたい…」

 

こんだけ銃を撃ちまくるなんて…

まさかレイダーの仕業?

 

璃奈

「ん…?…湊!」

 

希子

「えっ!?」

 

璃奈が言った方を見ると…

変身した湊がレイダー二体と迅バーニングに苦戦していた。

 

剣斬

「ぐっ…強すぎだろこのメギドレイダー…」

 

迅バーニング

「だって強いのを持ってきたからね!」

 

剣斬

「ぐあ!」

 

蒼希

「あれは…ライオンのキーか…厄介な奴を」

 

希子

「愛ちゃんと璃奈は離れていて!」

 

蒼希

「おい希子!ハリケイングは…」

 

希子

「アレはスノウ相手じゃないと使わないわよ。

だから大丈夫!」

 

《アサルトバレット!》

 

《サンダー!》

 

蒼希 希子

「変身!」

 

《ショットライズ!》

 

《レディーゴー!》

 

《アサルトウルフ!》

"No chance of surviving."

 

《ライトニングホーネット!》

"Piercing needle with incredible force."

 

あたしと兄貴は変身して湊の援護に向かった。

 

バルキリー

「湊!!」

 

剣斬

「ニャン子…蒼希先輩…!?」

 

バルカン

「大丈夫か!?」

 

剣斬

「何でここに…?」

 

バルキリー

「愛ちゃんと璃奈と遊んでいた最中だったのよ!

まったく…しかもこいつよく見たらメギドレイダーじゃない!!また厄介なのを!」

 

剣斬

「宮下先輩と璃奈……んなっ!?」

 

湊は璃奈がいる事に気づいて驚いていた。

そういえばまだ仲直りしてないのよね…

いい加減に早く話せっての…

 

迅バーニング

「始末対象まで来てくれるなんてラッキー!

あっちを先に始末しよ〜!」

 

迅バーニングは飛び上がって、愛ちゃんと璃奈の方へ飛んで行った。

 

バルキリー

「ちょっ!ヤバ!湊!あんたは二人を守って!」

 

剣斬

「えっ!?」

 

バルカン

「このメギドレイダーは俺達に任せろ!二人を頼む!!」

 

剣斬

「わ、わかりました!」

 

湊は戸惑う感じをだしつつ、二人の所へ走って行った。

 

バルキリー

「ついでに仲直りしなさいよ湊…

さて…行くわよ!メギドレイダー!!」

 

 

希子あらため…

バルキリー視点…終

 

 

璃奈視点…

 

 

「りなりー!早く!」

 

璃奈

「うん…わわ!」

 

「りなりー!!」

 

私は愛さんと一緒にこの場から逃げようとしたけど、

躓いて転んでしまった。

 

迅バーニング

「逃げようとしても…無駄だよ!」

 

《インフェルノウイング!》

 

《バーニングレイン》

 

迅バーニング

「消えろ…!!」

 

相手は炎を纏いながら回転しながらこっちに近いて来た。

すぐに立ち上がって動こうにも間に合わない…

このままじゃ…

 

剣斬

「璃奈ぁぁぁ!!!!」

 

璃奈

「!?」

 

私の前に湊が走って来て、私を庇って相手の攻撃をくらって守ってくれた。

 

《バーニングレイン!》

 

剣斬

「ぐっ…がぁ……!!」

 

璃奈

「湊…そんな…」

 

迅バーニング

「やった〜!これで一人始末…」

 

剣斬

「ふざけんなぁ!!!」

 

迅バーニング

「なっ!?」

 

剣斬

「璃奈を…始末なんてさせるかよぉぉ!!!」

 

迅バーニング

「うわ!!」

 

湊は相手を攻撃して、ふっ飛ばした後に、

膝をついて変身が解けた。

 

璃奈

「湊…!大丈夫…?」

 

「ぐっ…大丈夫…無事か?璃奈…」

 

私の事を心配して…私を安心させようと無理して笑いながら言った。

 

「ちょっと!湊大丈夫なの!?」

 

「大丈夫です…けど…まだ奴が…」

 

湊は怪我をしてるのに無理して立ち上がって、

相手に向かって行こうとした。

 

「えっ…?璃奈…?」

 

私は湊の手を気がつくと掴んでいた…

 

璃奈

「行かないで、もう離れないで…!」

 

「………」

 

璃奈

「湊が私を傷つけてから避けていたのはわかるよ…

私も湊を傷つけちゃったから辛い気持ちはわかる。

けど…だからってこれ以上離れるのはもう嫌だ…!」

 

「りなりー……」

 

璃奈

「ミアちゃんから聞いたよ。湊は私を守る為に強くなろうとしていて無茶ばかりしてるって…私は湊に無理してまで強くならないでほしい、またいつもみたいにゲームしたり何処かに遊びに行ったりしたい。だから…もう私から避けないで一緒にいて…お願い…!」

 

ずっと寂しい気持ちがあった…

かすみちゃん、しずくちゃん、愛さんや同好会のみんな、

蒼希さん達がいても…湊がいないとずっと寂しかった…

 

璃奈

「もう好きな人が傍にいないのは…寂しい…」

 

「好きな人って…璃奈…まさか…!」

 

璃奈

「うん…//」

 

「…マジかよ…//…璃奈……」

 

湊は私の頭に手を置いて優しい表情をした。

 

「こんな俺を心配してくれてありがとうな…

あいつぶっ飛ばしたらさ、いっぱい話そう。」

 

璃奈

「本当?」

 

「あぁ、本当だ。それに…告白されたし…ちゃんと返事返さないといけないしな…//」

 

璃奈

「!!//」

 

そうだ…私、湊に好きって…//

恥ずかしくなって、私は顔をボードで隠した//

 

「そ、それじゃあ行って来る!!//」

 

湊も顔を赤くしながら、相手にへと向かって行った。

 

「りなり〜告白するなんて大胆だね〜」

 

璃奈

「//」

 

 

璃奈視点…終

 

 

湊視点…

 

 

まさか…璃奈から告白されるなんて…//

 

あんだけ酷い事したのに…ずっと心配してくれた

 

あの子の想いに答えないとな…

 

そして…この戦いを終わらして、

 

ちゃんと話して、自分の気持ちも伝える…

 

そう考えると…もう、俺の迷いはない!!

 

 

「さて…立てよ…迅…!」

 

迅バーニング

「うぅ…何だお前?そんな状態で僕と戦うつもり?」

 

「あぁ…」

 

迅バーニング

「まぁいいよ。どうせお前より力なら僕の方が上なのはわかったし、つまり僕の方が強い!」

 

「どんな基準だよ…けどその考えは違うな」

 

迅バーニング

「何だと?」

 

「俺も最近知った…本当に強いのは力の強さじゃなく…

心の強さこそが本当の強さだって事がな…」

 

迅バーニング

「心の強さ?何だそれ?」

 

「わかんねぇよな…俺もまだよくわかんねぇけど、

わかる気がする…本当の強さってのは…」

 

前の世界…あの時の俺に言いたい…

 

お前が否定したものは後に知って…

 

苦しいし辛い想いをするけど、

 

本当に大事なものを得る事が出来る。

 

そして…本当の強さを知るってな!!

 

「んな!?」

 

突然俺のポケットが光りだして、

何かを確認すると…

それは開かなかったワンダーライドブックだった。

 

開くか確認すると…全く開かなかった筈なのに開いた。

 

《神風忍王伝》

 

『心・技・体、其れ等を極めし忍の王が来たりし時、

神風が吹き荒れる…』

 

「いけるのか…」

 

俺はワンダーライドブックを風双剣翠風に収めてから剣を二本に分離させた。

 

「変身!」

 

『神風忍王伝!』

 

『双刀分断!壱の手、手裏剣!』

 

『弐の手、二刀流!』

 

『風双剣翠風!』

 

今までと違う姿…

身体の装甲も変わり、

その上から腰の下まで長めの羽織りを纏って、

左腕にブレスみたいな物が装着されていた。

 

「何か凄い姿になった!?」

 

璃奈

「まるで忍の頭領みたい…」

 

迅バーニング

「またこの前の雷の奴みたいに変わった!」

 

剣斬

「行くぞ!」

 

俺は左腕のブレスのダイヤルを操作してレバーを押し込んだ。

 

『多重分身!』

 

『術解放!』

 

剣斬

「どうなるんだ…ってうお!?」

 

ブレスを使ったら俺の周りに自分の分身数十人が現れた。

 

迅バーニング

「ちょっと何それ!?」

 

剣斬

「とりあえず…行け!それと何人かは蒼希先輩とニャン子達の援護を!」

 

分身達は俺の指示に従って行動をし始めた。

 

バルカン

「おわ!?な、何だ!?」

 

バルキリー

「何この湊軍団!?」

 

分身達はメギドレイダー二体に攻撃していき、

二人を援護していき、こっちは迅バーニングは分身に苦戦していった。

 

迅バーニング

「これズルいよ!!こっちはゴブリンメギド達いないのに!」

 

剣斬

「何か凄いなこれ…他は何だ?」

 

俺はブレスのダイヤルを操作してレバーを押し込んだ。

 

『武器变化!』

 

『術解放!』

 

使うと俺の分身の何人かが、

風双剣翠風の手裏剣モードに似た武器に変わって、

迅バーニングにへと突っ込んで行った。

 

迅バーニング

「うわ!!嘘…今度は武器に変わった!?何なのこいつの能力!?」

 

剣斬

「このブレス…色んな術が入っているんだな…

それならこいつの名前はシンプルに『忍術機』ってとこかな、どんどん行くぜ!」

 

『神速!』

 

『術解放!』

 

俺は風双剣翠風を逆手に持ち、

超高速移動して迅バーニングに連続攻撃をしていってから、蹴り飛ばした。

 

迅バーニング

「ぐっ!ん…?何だ対したダメージがない…?」

 

迅バーニングは対したダメージをくらってないように見えて、普通に起き上がったが…

 

迅バーニング

「能力は凄くなってもお前の力は対した事……!!?」

 

剣斬

「んな…!?おいおい…」

 

喋っていた最中に、迅バーニングは突然身体中にダメージをくらって吹っ飛んだ。

 

剣斬

「攻撃が速すぎてダメージが来るのが遅れて来たのかよ…どんだけヤバいんだよこの姿の力…」

 

迅バーニング

「ぐっ…何でこいつこんな強くなるの〜…何で人間は急にこんなにも強くなるんだよ〜!」

 

剣斬

「どうする…まだやんのか?」

 

迅バーニング

「ぐっ…うぅ……よし!」

 

剣斬

「来るか…」

 

迅バーニング

「シトイに助けてもらおう!!」

 

剣斬

「えっ!?おい!!」

 

迅バーニングは構えたと思ったら何処かへ飛んで逃げて行った。何なんだあいつ?不気味にヤバそうかと思ったら子供みたいな性格だし…

 

剣斬

「まぁあいつの事は置いといて、まだメギドレイダーは残っているからそいつらを倒す!!」

 

俺はメギドレイダーと戦っている二人の元へ超高速移動して向かった。

 

剣斬

「二人共!!」

 

バルカン

「湊!?何だその姿!?」

 

剣斬

「こいつらは任せて!!」

 

ゴーレムライオンレイダー

「グオォォォ!!」

 

メギドレイダー達はガトリングガンを向けて俺に撃ってきたけど、俺は速く移動している為、石の銃弾に全く当たらず、接近していって攻撃しまくった。

 

バルキリー

「速い…ハリケイングといい勝負、いやそれ以上かも!」

 

《ダイナマイティングボライド!》

 

巨大なガトリングガンと腕を作りだして、

俺に攻撃を当てようとしているみたいだけど、俺は攻撃を避けていって、再びメギドレイダーに接近して二体のベルトを攻撃して、ベルトを破壊して、メギドレイダーの姿から普通のメギドの姿にへと戻った。

 

剣斬

「これなら普通に倒せるな!!」

 

俺は収めていたワンダーライドブックを取り外して、

速読機に神風忍王伝のワンダーライドブックを読み込ませた。

 

 

《神風忍王伝!ニンニン!》

 

《翠風速読撃!ニンニン!》

 

 

剣斬

「神風剣舞!二刀烈風連撃!」

 

俺は速く動き、メギド二体を目にも留まらない速さで連続で斬っていってから、最終的に竜巻のように回転しながら蹴りをくらわして二体纏めて貫いてメギドを撃破した。

 

剣斬

「よし…倒した…」

 

バルカン

「凄いな湊、あのレイダーは結構強敵だったんだぞ。」

 

剣斬

「ありがとうございます…おっと…」

 

バルキリー

「あぁちょっと!」

 

俺は気が抜けて倒れそうになったけどニャン子に支えてもらった。

 

バルキリー

「せっかく格好良く倒したんだからしっかりしなさいよ。」

 

剣斬

「しょうがないだろ…これ始めて使ったんだから気も抜けるって…」

 

俺はそう言いながら、俺達は変身を解いた。

 

 

希子

「まっ、あんた…迷いは吹っ切ったみたいね。」

 

「まぁな……迷惑かけたな…ごめん…」

 

希子

「お詫びはまた後日頼むわね。今はそれよりほら!」

 

ニャン子は急に俺を突き飛ばして、俺は急だったからそのままよろけながら誰かにぶつかってしまった。

 

ぶつかった相手は…

 

璃奈

「み、湊…//」

 

「り、璃奈!//」

 

俺は璃奈とぶつかってそのまま押し倒すような感じで倒れてしまって、俺と璃奈の顔は近かった。

 

希子

「あっ…あらら〜」

 

「湊も大胆だね〜」

 

蒼希

「こらこら、けど俺達は邪魔そうだから後はごゆっくり〜」

 

そう言って蒼希先輩と宮下先輩とニャン子は俺達を見て

ニヤニヤしながら去って行った。

 

おい!このまま放置にすんなよ!

 

璃奈

「湊…//」

 

「あぁごめん!今退けるから!!」

 

俺は慌てて立ち上がって、璃奈に手を貸して起こした。

 

璃奈

「ありがとう…//」

 

「いや、俺こそごめん…//」

 

いや…待て待て、押し倒して謝るのはともかく、

別に謝らないとな…

 

「璃奈…今まで本当にごめん!ずっと寂しい気持ちにさせて…」

 

俺は今までしてきた事を璃奈に謝った。

 

「璃奈も辛かったのに俺…自分勝手に一人で抱え込んで心を塞ぎ込んで…泣かせたりして…」

 

璃奈

「いいよ。もう…」

 

「けど…」

 

璃奈

「璃奈ちゃんボード、プンプン!それ以上言ったら怒る!」

 

ボードの顔が怒ってる…あっいや…雰囲気でわかるけど、マジで怒りそうだ…

 

「わ、わかった…」

 

璃奈

「それならいいよ。それと……//」

 

「?」

 

璃奈

「湊の返事は…どうなの?//」

 

璃奈は顔を真っ赤にして聞いてきた…

俺の返事…そうか告白のか…そんなのもちろん…

 

「俺も璃奈の事が好きだよ。とゆうより…実はちょっと前に告白しようとしてたんだぞ…俺が仮面ライダーの記憶が戻った時に…//」

 

璃奈

「あの時伝えようとしてたのはそうだったんだ。」

 

「まぁヘタレでダッシュで逃げちまったけどな…」

 

璃奈

「けど、湊も私の事が好きで…嬉しい//」

 

「それは俺だって嬉しいよ…まぁその…これからもあらためて宜しくな…//」

 

璃奈

「うん。宜しく//」

 

「!?」

 

璃奈…本人は自覚してないのかな…

 

璃奈

「どうしたの?」

 

「いや…何でもないよ。これから久しぶりにゲームでもしようぜ!」

 

さっき…一瞬だけど、璃奈は笑顔になっていた。

めちゃくちゃ可愛かった…

 

いつか、この笑顔が当たり前に見れるようになれたらいいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ、もしもし、ミア?」

 

ミア

『湊?どうしたの?湊から電話なんて珍しいね。』

 

「実はちょっと今日友達の家に泊まる事になってさ、母さんに伝えといてくれるか?」

 

ミア

『いいけど…湊』

 

「何だ?」

 

ミア

『何か良い事でもあった?』

 

「何でそう思うんだ?」

 

ミア

『だって声が嬉しそうなんだもん。』

 

「そうか?別に普通だけど?」

 

ミア

『まぁそうゆう事にしておいてあげるよ。

それじゃあ璃奈に宜しくね!bye!』

 

「おい!璃奈の事なんて一言も言って…

まったく…ミアにも心配かけたみたいだから何かお詫びしねぇとな」

 

俺はスマホをポケットにしまってから璃奈の部屋に戻って行った。

 

璃奈の家にいる理由?

久しぶりにゲームしようと言ったら招待されて、

白熱して遅くなるから泊まる事になったからミアに連絡したって訳だ。

 

てか…付き合い始めていきなり彼女の家に泊まるって俺…

 

かなり思い切ってるな…

 

璃奈

「湊、始めよう。」

 

「あぁ!」

 

まぁでも…これぐらいしないとな

 

「って!?璃奈ちょっと!俺久しぶりにやるってのに手加減ナシかよ!?」

 

璃奈

「問答無用。」

 

「厳し〜!」

 

 

俺と璃奈は徹夜でゲームをやって、

お互いに空いた時間を埋めていった。

 

 

湊視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点…

 

 

「はぁ…また仮面ライダーは強くなったな〜」

 

何で仮面ライダーは…いや、人間達はあんなにも強くなれるんだろう…

 

本当不思議だよ人間って…

 

シトイ、最近じゃイリマまで人間に興味を持ってるみたいだし…

 

「僕も人間をよく知ったら強くなれるかな?」

 

よし!シトイに会って聞いてみよう!

 

僕はシトイに会いに行く為、飛んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 不吉な予感…





どうも作者です!

今回も出ました。
剣斬のオリジナル形態

仮面ライダー剣斬

神風忍王伝

左腕に『サモンアームズ』の剣斬版、
『忍術機』が装備されて、
身体の装甲が変わって、長めの羽織りを纏っています。

このワンダーライドブックは、
『心・技・体』の三つがある程度強くないと使えません。
最初に使えなかったのは技と体の条件はクリアしていましたけど、心だけ条件をクリアしてなかった為使えなかった。
サイズは少し大きめです。

そして剣斬の『忍術機』は『サモンアームズ』
と似たような物です。
名前を変えたのは忍者は召喚なら口寄せの術とかありますけど、他の術を召喚に例えるとちょっと変な感じがしたので忍術を使うのをメインにしているので名前を変えました。

使える忍術は四つ使えます。
今回は三つ使用したので後一つは後程の楽しみを

剣斬の強化形態に羽織りを纏わせたのは、
自分の中では忍の頭領は羽織りを着ているイメージがあったからです。(あの有名な忍者漫画のように)


さて、ようやく剣斬の心が救われました。
後残りはブレイズのみです。
考えてみれば、前回の37・5話で久しぶりに変身前でまともに喋った気がする…

仲間全員揃って無事平和な学園祭を迎えられるのか…

それでは続きは次回で!

ラブコフのぬいぐるみ出ないかな…
(めっちゃ可愛いから癒やされるんだよな〜)


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第40話 不吉な予感…


タイトル変更は今後また偶にあるかもしれません…
書いてる最中にやっぱり違うなってなるんです…


 

不思議な夢を見る…

 

どんな内容なのかと言うと、

 

あたしは病院みたいな所?のベットで横になりながら、

ずっと…歌を口ずさんでいる…

 

最近ずっとこの夢を見る…

 

けど不思議とこの歌は、とても心地よくて素敵…

この歌…次の学園祭でのライブで歌ってみたいな…

 

けど…本当この夢は一体…何なの…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

希子視点…

 

 

希子

「よし!良い感じ!」

 

「今日はこれで終わりにしましょうか。」

 

あたしと峰とミャーちゃんは屋上で学園祭のライブに向けての練習をしていた。

 

ミア

「今回の希子が作った新曲良いね。」

 

希子

「でしょ〜!自信作なのよ〜」

 

「今度は初の四人でのライブだから、気を引き締めないと」

 

希子

「峰、力み過ぎ、気を引き締めないといけないのはわかるけど、肩に力の入れすぎは駄目よ」

 

「む〜、希子にそんな事言われるなんて…」

 

ミア

「雨でも降るんじゃない?」

 

希子

「ちょっと酷くない!?あたしだってまともな事言う時はあるわよ!」

 

ミア

「ジョークだよ。」

 

希子

「も〜、それにしても学園祭楽しみね〜!」

 

「もう準備も始まって、そろそろ忙しくなるわね。」

 

ミア

「日本の学校のFestivalは始めてだから、凄く楽しみだよ。」

 

希子

「うちのクラスも楽しみよね、特に湊が…くふっ!」

 

ミア

「笑っちゃ駄目だよ希子」

 

希子

「ミャーちゃんが一番ノリノリな癖に〜」

 

ミア

「まぁ確かにそうだけどね」

 

「ふふ、今からでも本番が楽しみね!」

 

希子

「そういえば…峰、今日嵐珠は?」

 

今日の練習には何時も真っ先に練習を楽しみにしてる

嵐珠の姿がない…

 

「何でも用事があるから今日は練習を休むって言ってたわよ。」

 

希子

「用事?何の用事かしら?」

 

ミア

「珍しいよね、嵐珠って何時も練習楽しみにしてるのにね」

 

希子

「まぁ、また聞いてみよう。よし、ちょっと虹ヶ咲に行こうかな、例の合同の曲も出来たって聞くから聞いてみたいし!」

 

ミア

「ちょっと待って、それ本当!?」

 

「それ誰からの情報よ!?」

 

希子

「愛ちゃん情報〜!それじゃあ、お先〜!」

 

「あっ!待ちなさい!」

 

ミア

「抜け駆けはズルいよ!」

 

希子

「早いもの勝ちよ〜!」

 

 

希子視点…終

 

 

侑視点…

 

 

学園祭も準備期間が始まって、

鴻神学園の生徒もうちにやって来て準備の手伝いに来てくれている。

 

私達は学園祭ライブに向けて、屋上で練習をしている。

学園祭も楽しみだけど、ライブが凄く楽しみだな〜

希子ちゃん達と合同でやる新曲も出来たし、

早くステージで見たい!

 

侑利

「楽しみそうだな侑」

 

「え、そう見える?」

 

侑利

「顔がニヤけてるぞ、まぁ楽しみなのは、わかるな。

俺もみんながライブしている姿を早く見たいしな。」

 

「侑利も楽しみなんだね!」

 

侑利

「当たり前だ。だって最高にときめくだろ!」

 

「わかる!わかる!!」

 

ユウ

「もちろん私も楽しみ!!」

 

私と侑利とユウは最高にテンションが上がっていた。

早く本番の学園祭当日にならないかな〜

 

かすみ

「な、何か…凄い光景ですね…」

 

しずく

「実質、侑先輩が三人いるんですよね…」

 

璃奈

「ちょっと不思議な光景…」

 

エマ

「ややこしいよ〜」

 

私が侑利とユウと盛り上がっている時…

 

明日飛

「あっ、ここにいたのかみんな。」

 

歩夢

「明日飛君。」

 

屋上に明日飛と炎城さんと大神さんがやって来た。

そういえば今日クラスの手伝いで来るって言ってたね。

 

涼牙

「ちょっと様子を見に来たんだ。練習気合い入ってるな〜」

 

せつ菜

「はい!見ててください!私の凄いパフォーマンスをお見せしますから!!」

 

せつ菜ちゃん。炎城さんが来たら、

何時もより元気になって笑顔が輝いてるな〜

そういえばこの二人、付き合ったんだった。

 

恋人がライブを見るってなると気合いも入るよね〜

 

「ねぇ!蒼希のクラスは何するの!?」

 

蒼希

「えっ!?あっいや俺達はその〜だな…//」

 

かすみ

「雷斗から聞きましたけど執事服着るんですよね。」

 

蒼希

「ちょっ!かすみ!!言うなよ!!」

 

「蒼希が執事服…絶対格好良いじゃん!絶対蒼希のクラスに遊びに行くからね!学園祭の楽しみが増えた〜!」

 

蒼希

「ま、マジかい…恥ずいんだけど…//」

 

エマ

「一真君達は朔太君と恭君の三人でお店をするって言ってたよ。」

 

彼方

「朔太君、珍しく燃えてたね〜」

 

果林

「多分、料理を作るのは恭ね。昔から料理は得意だったから」

 

璃奈

「湊のクラスは何するんだろう?」

 

しずく

「聞いてないんですか?」

 

璃奈

「聞いてみたけど、何だか苦い顔をしていた。」

 

かすみ

「そういえば希子が湊の事で笑っていた気が…?」

 

蒼希

「あっ、希子と言えば…こっちに来てないのか?」

 

歩夢

「今日はまだ見かけてないよ。」

 

蒼希

「あれ?そうなのか…いや、さっき嵐珠を見かけたからこっちに来てると思ったんだけどな…」

 

「嵐珠ちゃんが?」

 

明日飛

「そういえば何か辺りをキョロキョロとしていたな、部室の方へ向かって行ったような気がするけど」

 

侑利

「部室に…?」

 

涼牙

「一人でいるの珍しかったよな、普段は希子達と一緒にいるのにな」

 

侑利

「何だろうな…嫌な予感がする…ちょっと部室を見てくる!!」

 

「嫌な予感って…あっ!侑利!待って!!」

 

私は部室に向かった侑利を追いかけた。

そんな嫌な予感って考え過ぎなんじゃ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思っていたら…

 

 

「何これ!?」

 

侑利に着いて行って部室に来てみると…

 

部室の中が少し散らかっていた。

 

侑利

「侑、お前鍵をかけてなかったのか?」

 

「あっ…ごめん…うっかりしてた…」

 

侑利

「気をつけろよ…それより…嫌な予感が的中したぞ…」

 

「どうゆう事?」

 

侑利

「ないんだよ……フォースライザーとキーが一つずつなくなっているんだよ…」

 

「えぇ!!?」

 

私は隠していた場所の中を見ると…

確かになくなっていた…フォースライザーと、

プログライズキーが…

 

明日飛

「おい、何かあったのか!?」

 

かすみ

「あれ何か少し散らかってません?」

 

「実は…」

 

私は様子を見に来たみんなに事情を話した。

 

明日飛

「なくなったキーは…滅のスティングスコーピオンか…」

 

蒼希

「けど、ザイアスペックはあるから変身は出来ないだろ。こいつがないと滅亡迅雷の仮面ライダーにはなれないからな。」

 

歩夢

「誰が持っていったんだろう?」

 

侑利

「おそらく嵐珠じゃないか?」

 

しずく

「そんなすぐに決めつけるのは…」

 

果林

「いや、本当に嵐珠かもしれないわよ。これ見て、さっきそこで拾ったんだけど…」

 

果林さんが拾った物はスマホだった。

 

スマホの待ち受け画面を見ると、

そこには嵐珠ちゃんと峰ちゃんとミアちゃんと希子ちゃんの四人が仲良く写っている画面だった。

 

侑利

「あいつ確か辺りをキョロキョロしながら部室の方へ向かっていたって聞くしな、しかしよく、この隠し場所を見つけたな…」

 

「何で嵐珠がベルトとキーを持っていくの?」

 

侑利

「あいつ…目立ちたがりなところがあるから…

まさか仮面ライダーになりたい為に取ったのか?」

 

「それは本人に聞いてみないとわからないんじゃない。」

 

明日飛

「とにかく早く回収しないと!変身出来なくても、

フォースライザーは着けただけで身体に負担がくるから危険だぞ!」

 

蒼希

「とりあえず嵐珠を探しに行くぞ!後、希子にも連絡しとく!」

 

涼牙

「みんなで手分けして探そう!」

 

「うん!うっ!?」

 

突然頭痛がきて、

頭の中に何かの光景が見えた…

 

「今のは…?」

 

歩夢

「侑ちゃん。どうしたの?」

 

「何でもないよ。大丈夫!早く探しに行こう!」

 

私達は嵐珠ちゃんを探す為に、

みんなで探す事になった。

 

何も起こらなかったらいいんだけど…

 

 

それと…今の頭痛と同時に見えた光景はなんだろう…?

 

 

 

 

希子ちゃんがボロボロになって倒れている光景なんて…

 

 

 

 

何だか不吉だな…

 

 

侑視点…終

 

 

雷斗視点…

 

 

雷斗

「何処にいるんだ?」

 

俺はクラスの買い出しで外に出掛けていた時に、

かすみから連絡がきて、鴻神さんの事を聞いて探すのに協力していた。

 

「雷斗先輩!」

 

雷斗

「ん?湊か」

 

「どうもです。雷斗先輩も嵐珠を?」

 

雷斗

「あぁ、お前もか?」

 

「えぇ、璃奈から連絡がきて…」

 

雷斗

「そうか、しかし何で鴻神さんはベルトとキーを持っていったんだろうな?」

 

「あいつ、我儘なところもあるけど、普通に良い子だったんだけどな…何で盗みなんて…」

 

雷斗

「見つけだして聞いてみないとな、それに早く戻らないとクラスの連中がうるさいしな」

 

「確かにそうですね、ん?雷斗先輩!伏せて!!」

 

雷斗

「うお!?」

 

湊に突然湊がそう言うと同時に、

俺達の近くで銃弾が飛んできた。

 

雷斗

「またいきなりかよ…」

 

銃弾が飛んできた方を確認すると…

バトルマギアとシミー達が大勢いた…

 

「たく、人探しの最中だってのに!」

 

雷斗

「また随分と数が多いな…」

 

「早く片付けましょう!」

 

雷斗

「あぁ!」

 

しかし…バトルマギアとシミー達だけしかいないのか?

メギドレイダーや…敵の仮面ライダーの姿が見当たらないのも妙だな…

 

 

雷斗視点…終

 

 

希子視点…

 

 

希子

「はぁ…はぁ…全く、勘弁してよもう…」

 

「希子、大丈夫なの?」

 

希子

「何とかね…疲れたけど…」

 

あたし達は虹ヶ咲に向かっている途中、

兄貴から連絡がきて、嵐珠の事を聞いてから嵐珠を探しまくっていた。

 

けど、探してる途中でバトルマギアとシミーの大軍と遭遇して、何とか全部倒したけど…あたしの体力はもうバテバテよ…さすがにキツいわね…

 

「助けを呼んだんだけど…他の皆さんも敵に襲われてるって言ってたわよ。」

 

希子

「うぅ…何でよりにもよってみんな手が空いてないのよ〜てか、それよりも嵐珠よ!」

 

ミア

「何で嵐珠がそんな事を…」

 

「まさか練習を休んでまでした事が他所から物を盗むなんて…何考えてるのよ本当…」

 

希子

「会ったら只じゃ済まないわよ…あいたた…」

 

「希子、無理しないで…」

 

マズいわね…今また襲撃なんてされたら…

 

ミア

「うわぁ!?希子!!また出たよ!!」

 

ミャーちゃんがそう言って、確認すると…

またバトルマギアとシミー達が現れた。

 

希子

「えぇ〜!!もう何なのよさっきから!!

あぁもう!こうなりゃヤケよ!!やってやるわよ!!」

 

あたしは変身しようとショットライザーを構えた時…

 

 

『スペシャル!ふむふむふーむ…』

 

「ライオネル・ソウル・スプラッシュ!!」

 

『完全読破一閃!』

 

 

バトルマギアとシミー達は突然の攻撃をくらって倒されていった。

 

てか、今の攻撃って!?

 

 

ブレイズ

「大丈夫か!?」

 

希子

「志貴!?何であんたがここに!?」

 

ブレイズ

「何だか、やたら敵が出やがったから、倒していっていたらお前がいたって訳だ。」

 

ミア

「助かったよ〜…」

 

「水守さん。ありがとうございます。」

 

ブレイズ

「無事ならいい、それじゃあ俺は行くぜ」

 

希子

「ってコラ!ちょっと待ちなさいよ!」

 

あたしはブレイズの首根っこを掴んで何処かに行こうとしたのを阻止した。

 

ブレイズ

「何だよ?」

 

希子

「はいそうですかで行かすと思ってるの志貴?

あんたは今からしずくの所に連行よ。」

 

ブレイズ

「しずく…いや俺は…」

 

希子

「湊だって璃奈と和解したのよ!

あんたもいい加減にしずくと話して和解したら!?

てかあんただけよ!今だに一人で抱え込んでいるのは!」

 

ブレイズ

「んな事…わかってんだよ…けど…」

 

希子

「けど何よ?」

 

ブレイズ

「俺がいると…大切な人が傷つく…俺はそれが嫌でみんなから…しずくからも離れる事にしたんだ…あの時、メギドにされたしずくと戦って嫌とゆうほどわかって…だから俺は一人でいる事に決め…でっ!?」

 

「ね、希子!?」

 

あたしは腹立ってショットライザーでブレイズを撃った。

 

ブレイズ

「いきなり撃つか普通!?」

 

希子

「自分のせいで大切な人が傷つくのが嫌で離れる?

ふざけんな!!あんたは言い訳をして、ビビって逃げてるだけでしょうが!!」

 

ブレイズ

「んな…!」

 

希子

「何よ!どんな理由であたし達から離れたと思ったらそんな理由なの!?あんたが過去にどんな過ちを犯したかどうかは知らないけどさ、他のみんなも色んな過去持ってそれのせいで辛い気持ちになったりしてるわよ!悪党だったり家族殺しだったりで、みんな辛い過去はあるけどそれを乗り越えて今を過ごしているのよ!!」

 

ブレイズ

「他の奴らは乗り越えれても俺は…」

 

希子

「言っとくけど、一人で乗り越えてないわよ。

それぞれ大切な人がいて、支えられたから過去を乗り越えて、前に進む事が出来たのよ。あんたはずっと一人だったの?違うでしょ!あんたにもずっと傍にいてた人がいるんでしょ!まさかいないって言うの!?」

 

ブレイズ

「そんな訳ないだろ!!いるよ…本当は会いたいし、

今までみたいに話して笑っていたいさ!けど怖いんだよ!!

また失ったらどうしようって…また守れずに殺してしまったらって思うと…!!」

 

希子

「一人で守るのが怖いんだったら…

あたし達を頼りなさいよ!仲間でしょうが!!」

 

ブレイズ

「!!」

 

希子

「仲間に頼るくらい、誰だってやるでしょ!

あんたは一人で抱え込み過ぎなのよ、それに会いたいんだったら、会いなさいよ。会って、話して、謝る…それだけすれば良い事じゃない…」

 

ブレイズ

「希子…」

 

希子

「ほら、さっさと行くわよ。あたし、しずくに言ったんだから、志貴を見つけたら連れて来るってね。」

 

ブレイズ

「…こんなに避けた俺を…しずくは許してくれるのかな…」

 

希子

「それはあんた次第よ!

(まぁしずくは優しいから許してくれると思うけどね)

ほら!確かその姿はデカいライオンの姿になれたわよね、その姿になってあたし達三人を運んでちょうだ…」

 

 

『狼煙霧虫!』

 

「あら…行くなんてつれないんじゃない?」

 

希子

「!?」

 

聞き覚えのある音声と声が聞こえて振り向くと、

そこにはスノウがいた…

 

希子

「スノウ…!!」

 

スノウ

「あら?随分と疲れた顔をしてるじゃない、

大神希子…まぁ当然よね。マギアとシミーを相手にたった一人で仲間の助けなしで頑張っていたからよね。」

 

何?この言い方……!?

 

希子

「あんた…まさか…!!」

 

あたしはスノウの思惑に気づき、スノウの顔を見ると口元が少しニヤついていた。

 

希子

「志貴…頼みがあるんだけど…」

 

ブレイズ

「何だ?」

 

希子

「峰とミャーちゃんを安全な所へ連れて行ってくれない?」

 

峰 ミア

「!?」

 

ブレイズ

「良いけど…お前、大丈夫なのか?

奴の言う通り、疲れてる表情をしてるが…」

 

「そうよ!無茶をしたら駄目よ希子!!」

 

ミア

「あんな大軍と戦った後で体力も消耗してるし、

それにちょっとだけ怪我もして…!」

 

希子

「大丈夫よ!あたしを信じなさい!

それに、あたしはあいつの煙化に慣れてるしね。

志貴はあいつと戦った事ないから多分苦戦して足手まといになるわよ。」

 

ブレイズ

「んな!何だよ足手まといってそんなのやってみねぇとわからない…」

 

希子

「お願い!…頼むから連れてって…!」

 

ブレイズ

「希子……わかったよ…」

 

『流水咆哮!』

 

『キングライオン大チェンジ!』

 

ブレイズ

「ウガァ!!」

 

『さらには、ライオン変形!』

 

ブレイズ

「ガウ!」

 

希子

「ほら二人共!志貴に早く乗って!」

 

「……絶対に無事でいてよね…」

 

希子

「わかってるわよ!」

 

ミア

「本当にだよ…」

 

希子

「大丈夫!あたしは約束は守るから!

志貴!二人をお願いね!!」

 

ブレイズ

「ガオォー!!」

 

ライオンに変形したブレイズは峰とミャーちゃんを乗せて行ってしまった。

 

さて…あたしは…

 

希子

「普通、追うわよね…峰は始末対象じゃないの?」

 

スノウ

「いつでも始末出来るわ…私の狙いはお前だけよ!

大神希子!!」

 

希子

「あたしを狙う為だけに、随分と大掛かりな事してくれたわね…あたしを消耗させる為に敵の大軍を仕向けて、更に他のみんなの所にも同じように向かわせて、助けが来ないようにするなんてね…」

 

スノウ

「私はお前を始末する為ならどんな手を使ってでも始末してやるわ!お前は後に脅威となる存在になるかもしれない…人間でありながら私を破壊寸前まで追い込んだお前はね…」

 

希子

「何?あんた、あたしにビビってるの?」

 

スノウ

「その小賢しい口も今日で終わりにしてあげるわ!」

 

《昆虫大百科》

 

希子

「やってみせなさいよ…ビビりのヒューマギア…」

 

《シュトルムダッシュ!》

 

希子 スノウ

「変身!」

 

 

『狼煙開戦!』

 

『FLYING! SMOG! STING! STEAM! 』

 

『昆虫CHU大百科〜!』

 

 

《ショットライズ!》

 

《ハリケイングチーター!!》

"Wear the wind and become a prey to the god of death'

 

 

バルキリー

「ぐっ…うぅ…!!」

 

ヤバい…体力を消耗しているぶん…

負担が大きい!…長く保たないかも…

 

サーベラ

「苦しそうね、楽にしてあげるわ!!」

 

バルキリー

「うぅ…そう簡単にやられるかぁ!!」

 

あたしはサーベラとぶつかり合った。

 

大丈夫…絶対に勝って戻る…

 

約束は必ず…守る…!

 

 

希子あらため…

バルキリー視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

俺達は嵐珠を探す為に虹ヶ咲から出て、手分けして探そうとした時、突然大勢のバトルマギアとシミー達が現れて襲撃を受け、反撃して、さっきようやく全滅できた。

 

だけど…

 

明日飛

「何だ?この違和感は?」

 

涼牙

「あぁ、敵も俺達を倒すって感じよりも、足止めしている感じがしたな…」

 

ユウ

「手応えがなかったよね…」

 

侑利

「それにヒューマギア達の姿が見えなかった。

何時もならホムラかリリィが現れてもおかしくないのにな…」

 

かすみ

「さっき雷斗に連絡したんですけど、雷斗達も襲撃を受けたって言ってましたよ。」

 

エマ

「一真君達も襲撃されたけど、手応えなかったって連絡があったよ。」

 

ここにいないみんなも襲撃されたのか?

 

「ねこっちだけ、連絡に出ないんだけど…」

 

蒼希

「何で希子だけ…ん?」

 

「どうしたの?」

 

蒼希

「……見つけたぞ…」

 

 

蒼希が見ている方を見ると…

そこには俺達が探そうとしていた人物…

嵐珠がいた…

 

 

明日飛視点…終

 

 

バルキリー視点…

 

 

あたしはサーベラと戦い始めて、

まだ少ししか戦っていないのに…

 

正直に言うとかなりキツい…

 

体力が消耗している時にハリケイングを使ったから、

何時もより負担がヤバい…

 

バルキリー

「うぅ…くっ…はぁ…はぁ…」

 

サーベラ

「やはり苦しそうね、おとなしく降参して私に始末されたら?」

 

バルキリー

「誰がぁ!!」

 

そんな事…絶対にしないから!!

 

あたしはあんたをぶっ倒して帰って!

嵐珠も見つけて!何時もの日々の明日へ行く!!

 

バルキリー

「あたしを…なめるなぁ!!」

 

力を振り絞って、あたしは高速で移動して、

サーベラに攻撃していった。

 

サーベラ

「ぐっ!…何故…そんなボロボロなのにこんな力が!?」

 

バルキリー

「はあぁぁぁ!!」

 

倒す…倒す…絶対に!!

ここで死んでたまるかぁ!!

 

 

《シュトゥルムダッシュ!》

 

《ハリケイング ブラストフィーバー》

 

 

サーベラ

「!?」

 

バルキリー

「これで……終わりだぁぁぁ!!!」

 

あたしの身体…頼むから保ってよ…

この前みたいに途中で解けないでよ!

この一撃を当てて、こいつを倒す!!

 

バルキリー

「はあぁぁぁぁ!!」

 

サーベラ

「くっ……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「終わるのはあなたです…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『界時抹消!』

 

 

バルキリー

「!!?」

 

突然サーベラは姿を消し、

あたしの攻撃は外れた…

 

『再界時!』

 

バルキリー

「がは…!!?……あっ…」

 

背中に強烈な痛みがきて…あたしは変身が解けて、

その場に倒れた…

 

サーベラ

「助かりました…姉様…」

 

デュランダル

「あなたがここまで苦戦する相手です。

私が手を貸すのは当然です。」

 

嘘…まさか確かこいつは…デュランダルだっけ…?

こいつまで現れ…るなん…て…

 

サーベラ

「さすがにお前はもう立てないようね…」

 

デュランダル

「次はあいつを始末します…あの男…大神蒼希を…!」

 

兄貴を…?何したのよ…

 

サーベラ

「それでは行きましょうか姉様…」

 

デュランダルとサーベラは、

何処かに行こうとした…

 

ちょっと…まだ…

 

希子

「うっ……何よ…つれない…じゃない…」

 

サーベラ

「!?」

 

あたしは立ち上がって、

キーとショットライザーを再び構えた…

 

《シュトルムダッシュ!》

 

希子

「いい…準備運…動…だった…わよ…!!

本…番…は…これから…よ!!」

 

デュランダル

「何です…この人間は…!?」

 

サーベラ

「何故…何故…立てるの…そんなボロボロで何故!?」

 

希子

「人…間…はね…しぶとい…のよ…!」

 

本当はもう…倒れたい…

 

けど…あたしは…最後まで諦めたくない…

 

命は…まだ尽きてない…

 

あたしは喰らいついてでも相手を離さない!

 

まだ立てる…銃を握れる…だから…戦える!!

 

希子

「何…?あんた…達?あ…たしが…怖い…の?」

 

デュランダル

「何を馬鹿な事を…」

 

希子

「気づい…てな…いの…?あんた達…後ろに…下がって…るわよ?」

 

デュランダル サーベラ

「!?」

 

デュランダルとサーベラは、後ろに後ずさりしていた…

まさかヒューマギアがビビる何てね…

ちょっと面白いのが見れたわね…

 

希子

「あた…し…に…恐怖…したか…?勝て…るな…これ…

変…身…!!」

 

ショットライザーにキーを装填しようとした時…

 

希子

「かっ…!!…は…あ…」

 

あたしの腹にデュランダルの槍が刺さっていた…

デュランダルは槍を抜いて…

 

あたしは血を吐き…その場にへと倒れた…

 

デュランダル

「ふざけるな…私が人間に恐怖など…!!」

 

サーベラ

「やはり…始末して正解だわ…何て恐ろしい奴…!」

 

その声が聞こえて…二人の気配がなくなった…

 

逃げたか…へへ…ヒューマギアをビビらせた…

 

あたしやるじゃん…

 

けど…

 

 

もう動けないな…これ…

 

血も流れてるし…止血しないと…

 

あれ…意識が……遠く…?

 

 

そんな訳…ない…あた…しは…

 

生き…なきゃ…い…けない…

 

…約…束…し…たの…に…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

峰…ミャー…ちゃ…ん……嵐…珠……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ご…め…ん……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ…た…し…ここ…ま…で……か…も………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 全てをその手にぶっ潰せ!




はいどうも作者です。

今回は学園祭の準備が始まり、
嵐珠が滅のキーとフォースライザーを持っていき、
希子が不思議な夢を見て…
前回おみくじで棒状の物に気をつけろ…
その後の結果…

さて、話しを切り替えて、
ブレイズこと、志貴は今回希子に説教されて、
少し気持ちに変化がありました。
今までと違いそんなあっさり?
さすがにちょっと方向性を変えないと、
これまで傷ついた仲間の展開を考えると…

雷斗…自分を鍛え、かすみと話して立ち直る。

朔太…彼方と仲間に支えられ立ち直る。

湊…中々悩みから立ち直れなかったが、明日飛に言われて、忘れていた気持ちを思い出して、璃奈と話してようやく立ち直る。

ちょっと朔太と湊が似たような展開になったので、
当初考えていた展開だと志貴も似たような展開になりそうになっていたので今後少し展開を変える事にしました。
さすがにブレイズのメイン回はあります。
それは近いうちにです。


ビヨンドジェネレーションズ
公開初日に見に行きました。

あらためて思ったのはセイバー達は格好良いですね〜
センチュリーはこの映画だけにもったいない気がしますね〜個人的に気に入ってます。

後は敵ライダーのメンバーあらためて見て…

勝てるかい!ってなりますね。

あのメンバー全員を倒すとなると、
我が魔王を呼ばないと無理です(笑)

もう少しで今年も終わりですね〜

ラブライブのカウントダウンライブが楽しみです。

では次回で!





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第41話 全てをその手にぶっ潰せ!

 

蒼希視点…

 

俺達は嵐珠を見つけて、俺は声をかけた。

 

蒼希

「嵐珠!」

 

嵐珠

「!!…蒼希……」

 

嵐珠はいつもと違い、何処か大人しく感じた。

いや…大人しいとゆうよりも…怯えてる?

 

侑利

「嵐珠!お前何でフォースライザーとキーを持っていったんだ?それがどうゆう物かわかっているのか!?」

 

「侑利、言いたいのはわかるけど、ちょっと落ち着いて」

 

嵐珠

「…わかってるわよ……これが仮面ライダーになる為の物だって事…希子が持っている物と同じだからわかるわよ…」

 

歩夢

「嵐珠ちゃん…どうして部室から黙って持っていったの?」

 

嵐珠は本当に申し訳ないと思っているようで、

静かに話し始めた…

 

嵐珠

「嵐珠は…希子の力になりたかった…いつもボロボロになってでも戦う希子の姿に憧れた…けど、ボロボロになっている姿を見て辛い気持ちと悔しい気持ちになった…親友が一生懸命戦っているのに…嵐珠は見ているだけしか出来ないなんて…」

 

蒼希

「………」

 

嵐珠

「だから…もしかして同好会の部室になら、

仮面ライダーに変身出来るアイテムがあると思って…希子と峰とミアに嘘を言って練習を休んで、練習で留守にしている同好会の部室に入って探してみたら…これを見つけて…勝手に持っていくなんていけない事だって事はわかってた…けど、嵐珠は希子の力になれるなら、何だってする気持ちだったから…」

 

エマ

「それでも盗むのはよくないよ」

 

嵐珠

「それは…わかってるわよ……」

 

涼牙

「さっきまで俺達が倒すまでここに敵がいたけど…まさかここにいたのは変身して戦おうとしていたのか?」

 

せつ菜

「そんな無茶な事しようとしたんですか!?」

 

嵐珠

「ええ…敵が現れて…試すチャンスだと思ったけど……

嵐珠は…変身出来なかった…」

 

明日飛

「まぁ、滅のチップが内蔵されたザイアスペックを着けてなかったからな…あれ?でも何で無傷なんだ?」

 

蒼希

「お前…怖かったんだな…」

 

嵐珠

「…………そうよ……変身して戦おうとしたけど…

嵐珠は何でも出来るし特別だから…変身して戦うことなんて出来ると思っていた…けど実際に戦おうとしたら身体が震えて…頭の中が真っ白になって……怖くなって…何も…何も出来なかった!希子みたいに戦えると思ったけど出来なかった!!」

 

嵐珠は悔しさを叫ぶように言い…

目からは涙が流れていた。

 

「確かに…いざ戦うとなると怖いよね…私も最初は怖かったし…(私の場合はユウがいて、一人じゃなかったから戦えた…けど、嵐珠ちゃんは…)」

 

嵐珠

「何で嵐珠は…希子を助けれないのよ……

何で…親友に何もしてあげれないの…何で自分は…こんなに…無力なのよ…!!…何で!!」

 

蒼希

「嵐珠…お前…」

 

俺が嵐珠に話しかけようとした時…

 

「ガオォー!!」

 

しずく

「今の鳴き声って!?」

 

涼牙

「おい!あれ!!」

 

聞き覚えのある鳴き声が聞こえて、振り向くと…

ライオンの姿になったブレイズが俺達の元に現れた。

そして、その背中には峰とミアが乗っていた。

 

嵐珠

「峰…ミア……」

 

「嵐珠!?あなたここにいたのね!!」

 

峰は少し怒りながらブレイズから降りて、

嵐珠の所へ向かった。

 

「あなた自分が何したのかわかってるの!?人の物を盗むなんて!そんな事しても希子は!!」

 

ミア

「峰!今は説教している場合じゃないよ!!

早く希子を何とかしないと!!」

 

嵐珠

「え…希子…希子がどうしたの!?」

 

ブレイズ

「グウゥ…」

 

ブレイズは人型に戻ってから、変身を解いた。

 

志貴

「一刻を争う事なんです!誰か一緒に来てください!

このままじゃ希子さんの身が危険なんです!」

 

しずく

「志貴君!何があったの!?」

 

志貴

「しずくさん…実は、希子さんが体力を消耗している状態で煙の剣士と戦いを始めて…」

 

 

『狼煙霧虫!』

 

「私を呼んだかしら?」

 

全員

「!?」

 

蒼希

「あいつは…!?」

 

突然現れたのは…確かサーベラと…

そして…いつかの時の剣士の…デュランダルだったか…

何でこいつらが?

 

ミア

「何で…何であいつがここにいるの?…希子は?」

 

「そうよ…希子はどうなったの!?」

 

サーベラ

「あいつですか?あいつなら…」

 

デュランダル

「始末しましたよ…私がこの手でね…」

 

 

俺達全員は衝撃を受けた…

希子が…始末された…だと…?

 

「ねこっちが…!?」

 

果林

「そんな…」

 

ミア

「何言ってんの…そんな筈!!」

 

サーベラ

「本当よ、大神希子は死んだ…あの恐ろしい女はもういないわよ…」

 

「嘘…嘘よ…だって希子は約束を守るって!!」

 

デュランダル

「事実を受け入れる事ですね…あの人間は、

私がこの手で始末した…この時国剣界時で背後から斬り裂いてから腹を刺し…そして…死んだ…」

 

マジで…言ってんのかよ…

あの希子が…こんな奴らに…

 

嵐珠

「……ふざけないでよ………てよ…」

 

デュランダル

「何です?」

 

嵐珠

「返してよ……嵐珠の…アタシの親友を!返してよ!!」

 

嵐珠は泣き叫びながらヤケを起こして、

フォースライザーを着けようとした。

 

明日飛

「よせ!それを使うな!!」

 

彼方

「それは駄目だよ!!」

 

止めようとしたが…

嵐珠はフォースライザーを着けてしまった…

 

嵐珠

「うっ!!な、何これ……いた…い…きゃあ!!」

 

嵐珠はフォースライザーの負担に耐えられなく、

ふっ飛んで、ベルトはその衝撃で外れた。

 

エマ

「嵐珠ちゃん!」

 

璃奈

「大丈夫?」

 

嵐珠

「うっ…何で…いた…何なのアレは…」

 

侑利

「アレは人間が使えるようには出来てないんだよ!

怒る気持ちはわかるが無理はするな!」

 

侑利は嵐珠に近づいて、

手を向けて怪我を治し始めた。

 

嵐珠

「そんな…希子の仇も取れないなんて……希子…」

 

かすみ

「希子が死んだなんてかすみんは信じませんよ…

だってかすみんの作ったコッペパン食べるって…言ってたのに…うわ〜ん!」

 

しずく

「かすみさん…」

 

璃奈

「希子ちゃん……」

 

「無事でいてって約束したのに……」

 

ミア

「…嘘だ…嘘だよ…希子が死ぬなんて…あぁ…!」

 

「(希子ちゃんが…まさか…あの時見た光景が何か関係してるの!?)」

 

 

希子…あいつ…何してんだよ…

友達を…みんなを泣かしてんじゃねぇよ…

 

 

デュランダル

「そんなに彼女が大事なら…」

 

『界時抹消!』

 

『再界時!』

 

デュランダル

「私が彼女の元へ送ってあげましょう…あの世で…!」

 

デュランダルは突然嵐珠と侑利の前に現れて、

槍を振り下ろそうとしていた。

 

嵐珠

「!?」

 

侑利

「んな!おいおい!!」

 

デュランダル

「さようなら…!」

 

そう言い槍を嵐珠に向けて振り下ろして当たる直前…

 

蒼希

「ぐっ!!」

 

俺が嵐珠の前に出て、デュランダルの槍をショットライザーで防いで嵐珠を守った。

 

嵐珠

「蒼希…!」

 

デュランダル

「大神蒼希!この前の屈辱を晴らさせてもら…」

 

蒼希

「……うるせぇんだよ!!!」

 

デュランダル

「ぐあ!?」

 

俺はデュランダルの顔面を思いっきりぶん殴り、

デュランダルは突然殴られて対処できずに少しふっ飛ばされていった…

 

デュランダル

「くっ…てめぇ…!!」

 

蒼希

「あぁ…黙れよ…」

 

デュランダル

「!?…(何だ…こいつの目は…!?)」

 

デュランダルを睨みつけてから、

ベルトを着けてからショットライザーを取り付けて、

キーをだした…

 

蒼希

「嵐珠…お前は本当優しいよな…」

 

嵐珠

「え…?」

 

蒼希

「希子の為に怒って…泣いて…無理してまで希子の敵を取ろうとしてくれて…希子は本当に良い友達…いや、親友がいるんだなって思うよ……お前の悔しい気持ち…俺が代わりにこいつらにぶつけてやるよ…」 

 

 

《ランペイジバレット!》

 

 

蒼希

「明日飛…涼牙…侑利…お前らはみんなを守っててくれよ…俺は…今から…ぐっ…こいつらを…ぶっ潰すからよ!…うおぉぉぉ!!らぁ!!」

 

 

俺はキーを無理やりこじ開けて、

ショットライザーに装填してから構えた。

 

《オールライズ!》

Kamen Rider…Kamen Rider…

 

蒼希

「変身!」

 

《フルショットライズ!》

Gathering Round!

 

俺の撃った弾丸は十種類のライダモデルとなって、

デュランダルとサーベラに攻撃していった

 

デュランダル

「くっ!何だこれは!?」

 

サーベラ

「小癪な!!」

 

それからライダモデルから弾丸が俺に向けて飛んできて、

俺は飛んできた弾丸をまずは殴ってから裏拳をした後、

残りは回し蹴りをして受け止めてアーマーが展開して装着されてから、ライダモデル達が俺に向かって来てから装甲に変わって俺の左半身に装着されてから最後に左複眼の目元に、各ライダモデルのパーツが十種類装着されて変身が完了した。

 

 

《ランペイジガトリング!》

 

《マンモス!チーター!ホーネット!

タイガー!ポーラベアー!スコーピオン!

シャーク!コング!ファルコン!ウルフ!》

 

 

ランペイジバルカン

「行くぞ…」

 

デュランダル

「お前もあの女と同じように始末してあげますよ!!」

 

デュランダルは俺に向かって来て槍を振って攻撃してきたが、俺は避けずに身体で受けた。

 

デュランダル

「!?」

 

ランペイジバルカン

「何だよ…この程度か!!」

 

デュランダルの顔面をぶん殴ってから、掴んで至近距離で撃ちまくって攻撃していった。

 

デュランダル

「がっ…!!」

 

サーベラ

「姉様!!よくも!!」

 

ランペイジバルカン

「お前はどいてろ!!」

 

サーベラ

「ぐあ!」

 

サーベラが俺に襲いかかってきたが、

ぶん殴って返り討ちにしてから投げ飛ばして、

ランペイジのキーのマガジンを二回回して引き金を引いた。

 

《パワー!ランペイジ!》

 

《スピード!ランペイジ!》

 

《ランペイジスピードブラスト》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サーベラ

「くっ…おのれ!」

 

『狼煙霧虫!』

 

『インセクトショット!』

 

サーベラは六本の昆虫の足を出現させて聖剣と昆虫の足から斬撃を放ってきたが、俺はショットライザーからハチの針を模したエネルギー弾を一斉に発射してぶち破っていき弾はサーベラに全部命中させた。

 

サーベラ

「ぐう!!」

 

ランペイジバルカン

「はぁ!」

 

それから俺はチーターの力で超高速でサーベラに接近して連続キックを打ち込んでから回転して頭を蹴って地面に叩きつけた。

 

サーベラ

「がぁ!……い、今のは…あいつの…!?なっ!?」

 

俺は最後に背中からファルコンの翼の片翼を展開させてから飛行し、トドメにサーベラに上空から降下してキックを叩き込んだ。

 

 

《ランペイジスピードブラスト!》

 

 

ランペイジバルカン

「………」

 

サーベラ

「がっ…うぅ……」

 

デュランダル

「スノウ!!…お前よくも…!!」

 

ランペイジバルカン

「……妹をやられたら誰だって怒るよな……」

 

デュランダル

「あぁ?」

 

ランペイジバルカン

「お前が今怒っているように……

俺も妹をやられてかなりキレてんだよ!!!

覚悟しやがれ!!お前をぶっ潰す!!!」

 

デュランダル

「黙れ!!調子に乗るなぁ!!」

 

『必殺時刻!』

 

『オーシャン三刻突き!』

 

デュランダル

「そして…!」

 

『界時抹消!』

 

デュランダルは槍に水を纏わせて回転する斬撃を放ってから、姿を消した。

 

それが…何だって言うんだよ…

俺はランペイジのキーのマガジンを一回回してから引き金を引いた。

 

《パワー!ランペイジ!》

 

《ランペイジパワーブラスト》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランペイジバルカン

「うおらぁ!!」

 

俺は右腕にコングの力を宿して、デュランダルの放った斬撃を殴ってぶっ飛ばしてやった。

 

『再界時!』

 

デュランダル

「はあぁぁぁ!!」

 

ランペイジバルカン

「甘いんだよ!!」

 

デュランダル

「んな!ぐっ!!」

 

俺は背後から攻撃してきたデュランダルにラリアットしてから数回振り回した後に軽々と投げ飛ばした。

それから俺はデュランダルに歩きながら近いて行った。

 

デュランダル

「うぅ…何故人間如きに私が…!!」

 

ランペイジバルカン

「その人間如きに負けてるお前はそれ以下だぁ!!」

 

近いてから踏み付けをして同時にマンモスの脚を模したエネルギー体を発生させて踏み潰してからその勢いでデュランダルは上空に飛んでいき、俺も奴を追うように高く

ジャンプして、サメが噛みつくようにデュランダルを両足で挟み込んだ。

 

デュランダル

「ぐっ!がっ…!」

 

ランペイジバルカン

「うおぉぉぉ!らぁ!!」

 

両足で挟み込んでからダメージを与えてから俺はそのまま回転して投げ飛ばしてやった。

 

《ランペイジパワーブラスト!》

 

 

デュランダル

「くっ…うぅ…どうなっているんだ…何故…何故だ!

私達ヒューマギアの方が優れて強い!!

なのに何故人間にここまでやられるんだよ!!」

 

ランペイジバルカン

「人間を舐めんな!!」

 

俺はデュランダルにとどめを刺す為に、

ランペイジのキーを四回回した。

 

《パワー!ランペイジ!》

 

《スピード!ランペイジ!》

 

《エレメント!ランペイジ!》

 

《オール!ランペイジ!》

 

ランペイジバルカン

「はあぁぁ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はショットライザーを構えてエネルギーを溜めていき、

背中からファルコンの翼の片翼を展開させてアンカーとして使って地面に突き刺した。

 

ランペイジバルカン

「終わりだぁ!!」

 

ショットライザーの引き金を引き、十種すべてのライダモデルの力を集結させたウルフのライダモデルを発射して、ライダモデルが変化した虹色に輝く銃弾になって相手に向かって飛んでいった。

 

デュランダル

「ぐっ…おのれぇぇ!!」

 

サーベラ

「姉様ぁぁぁ!!」

 

『狼煙霧虫!』

 

『煙幕幻想撃!』

 

デュランダルを助けようと、サーベラが背中に蝶の羽を形成してデュランダルの前に飛んで来てから、赤い煙の刃を銃弾に向けて飛ばしてきたがぶち破ってそのまま二人纏めて銃弾は命中して爆発した。

 

《ランペイジオールブラスト!》

 

 

セイン

「ぐあ!!」

 

スノウ

「うぐ!ぐっ…うぅ…!」

 

 

デュランダルとサーベラは変身が解けてかなりボロボロになっていた…

 

ランペイジバルカン

「変身は解けたが…まだ生きてやがるか…

希子…敵を取ってやるよ…!!」

 

俺はショットライザーを構えようとした時だった…

 

 

「悪いが…そいつらは破壊させる訳にはいかない」

 

ランペイジバルカン

「!?」

 

背後に気配を感じて、後ろを振り向くとそこにいたのは…

いつかのヒューマギア…シトイがいた…

 

シトイ

「すまないがここは見逃してはくれないか?

こんな奴らだが、大事な仲間なんだ…」

 

ランペイジバルカン

「お前…急に現れて何言ってやがる!!

こいつらに俺の仲間…妹がやられたんだぞ!!

はいそうですかで見逃す訳が!!」

 

シトイ

「交換条件だ……あそこに寝かせている彼女と交換だ…」

 

ランペイジバルカン

「何?…んな!?」

 

シトイが言う方向を見ると…

そこには…ボロボロになった希子が寝ていた。

 

嵐珠

「希子…!?」

 

シトイ

「彼女はまだ生きている。かのん達…私の友人達が彼女を見つけて応急処置をしたが急いで完全な治療をした方がいい。お前達の仲間にはどんな怪我も治す奴がいるんだろ?早くそいつに治療してもらえ。」

 

スノウ

「何…!?…生きてるだと…!?」

 

セイン

「馬鹿な…あの怪我で…!?」

 

驚いてやがるな…まぁ俺も生きている事にビックリしてるけどな…交換条件って言ってたな…今条件を受け入れないと希子が何されるかわからねぇ…シトイは下手に相手したくないしな……

 

ランペイジバルカン

「…………こいつらは…何時でも倒せるな…

侑利!急いで希子を!!」

 

侑利

「あぁ!」

 

俺は侑利にそう言い、侑利は希子の所に向かって治療し始めた。

 

侑利

「マジで生きてるな…凄い生命力だな本当…」

 

シトイ

「仲間が迷惑かけたな…セイン、スノウ…行くぞ。」

 

スノウ

「くっ…生きてるだと…

それならまた始末して!がぁ!?」

 

シトイ

「やめろ…破壊されたいか?」

 

シトイはスノウの首元を掴んで黙らせた。

いつ移動したんだよ…速すぎだろ…

 

シトイ

「セイン…お前もまだ何かする気じゃないだろうな?

お前とはまだ仲は良い方だが…馬鹿な真似はするなよ?」

 

セイン

「わかっている…妹を離してくださいシトイ…

行きましょう…」

 

シトイ

「それではな…仮面ライダー達…」

 

シトイはセインとスノウを連れて、

行ってしまった…セインは少し俺を睨んでいたけどな…

まぁそれよりも!

 

ランペイジバルカン

「希子!!」

 

俺は変身を解いて希子の元へ向かった。

 

 

蒼希視点…終

 

 

希子視点…

 

 

またあの夢だ…

 

病院の中だ…この夢は一体何なの…?

 

『…きて…』

 

え?

 

振り向くと…顔がよく見えない誰かがいた…

 

『あなたは…生きてよ…』

 

誰なの…あなたは一体誰?

 

『あたしも…よく…わからないよ…

けど…あなたは生きてほしい…

あたしは…よくわからない内にここに入院しているから…』

 

どうゆう事なの?

 

『あたしは突然……れて………めた…

みんな……て……何もかも…った』

 

声が途切れて聞こえづらいわね…

 

あなたは誰なの?名前は?

 

『あたしは…………』

 

はぁ!?何でどうゆう事なの!?

 

ちょっと!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

希子

「!!」

 

あたしは勢いよく起き上がった…

あの子…あの名前って…

何であたしの夢に出て来るの?

本当よくわからないわね…

 

「希子!!」

 

希子

「え?」

 

呼ばれて、誰か確認すると…

泣いてる峰とミャーちゃんも嵐珠がいて…

兄貴達と同好会のみんなもいた…

 

ミア

「良かったぁ!希子が無事で本当に良かったぁぁ!!」

 

「ミアさん…キャラが崩壊してますよ…

けど希子…本当に良かった…」

 

かすみ

「なに泣いてるんでずがぁぁ〜うわ〜ん!」

 

しずく

「かすみさん…泣きすぎですよ…グス…」

 

璃奈

「希子ちゃん…無事で良かった…」

 

そうか…あたしやられて…

あれ?けど何でこんな所にいるんだろ?

さっきまでいた場所と違うし…何で?

 

希子

「わわ!?」

 

蒼希

「心配かけさせやがって…みんなを泣かすなよ…」

 

希子

「兄貴…」

 

兄貴はあたしの頭をちょっと乱暴な感じで撫でてくれた。

よく見ると…兄貴もちょっと泣いてる…

 

希子

「ごめん…みんな…心配かけて…」

 

明日飛

「今さら何言ってんだよ。」

 

涼牙

「本当無事で何よりだ。」

 

侑利

「まったくだよ。しかし応急処置されてたとはいえ、あの怪我で生きてるのが凄すぎだ。普通なら死んでるぞ。」

 

希子

「あはは…さて…」

 

あたしはある人物に向かって歩いて行って、

前に立った…その人物は…

 

嵐珠

「………」

 

希子

「嵐珠何やったかわかってるわよね…」

 

嵐珠

「うぅ…」

 

「ちょっ!ねこっち!何する気なの!?」

 

希子

「大丈夫だよ愛ちゃん…こうするだけよ〜!!」

 

あたしは嵐珠の両ほっぺを引っ張った。

 

嵐珠

「ふぇ!?」

 

希子

「人の物盗るなんて何してんのあんたは〜!!」

 

嵐珠

「いはは!ほへんなはい!

(略いたた!ごめんなさい!)」

 

希子

「ごめんじゃないわよ!お母さんそんな子に育てた覚えないわよぉぉ!!このおバカ〜!!」

 

嵐珠

「いはひ!ほへんへほ〜!

(略いたい!ごめん希子〜!)」

 

希子

「今日とゆう今日は許さないわよぉぉ!!」

 

果林

「いつもこうなの?」

 

「はい。いつもの事です。」

 

希子

「きえぇぇぇい!!」

 

まぁたぶん嵐珠なりにあたしを心配して無茶したのよね。

盗んだ事は話しは別だけどね!

 

けど…あの夢…あの子の名前も…

 

何であたしは…

 

 

希子視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点…

 

 

優恵

「あ〜あ…最近あいつら全然役に立たないわね…

やっぱり所詮は機械人形、元のモデルとなった外見の奴らには劣るわね。」

 

イザク

『それならばアレの試作が出来ましたよ。』

 

優恵

「アレ?新しい兵隊の事か?」

 

イザク

『えぇ試しに剣士共の所に送りましょう…』

 

優恵

「アハハハ!それは楽しみね〜!」

 

イザク

『(それと同時に私の身体ももう少しで完成して、

あの試作が上手くいけば…アークの力を使ってかつて私に仕えていたアイツらも復活させる事も出来る…これから楽しみですね〜……)』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 予期せぬ再会と剣士としての覚悟




はいどうも作者です。

希子は無事クリスマス退場フラグから
避ける事が出来ました。

そして…遂にランペイジバルカンの登場です!
やっとだせた〜…
ここまで長かったな〜…
(こいつのSHは一体いつになったら出るんだ?)

もう来週で年またいでしまいますけど、
この作品を書き始めて一年になります。

本当に時が経つのは早い…

さて今回で年内では最後の話しです。
次回、来年もまた宜しくお願いします。

それでは良いお年を!

作者より。





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第42話 予期せぬ再会と剣士としての覚悟


あけましておめでとうございます。
ちょっと一日早いですけど祝、連載一周年!



 

志貴視点…

 

あの後、僕はしずくさんに謝って、

凄く怒られたけど…許してくれた。

 

他のみんなにも心配かけた事も謝ってみんなは僕を受け入れてくれて僕は少しずつ離れていた間の時間を埋めていっていた。

 

けど…やっぱり僕の心の傷は…

 

そう簡単には癒えないな…

 

本当僕は弱いな…いけない!

またこんな暗い気持ちになっていたら、

しずくさんに怒られるな

 

志貴

「気持ちを切り替えないと!

確か今日もしずくさんの演劇の練習を手伝わないといけないんだった!」

 

僕は演劇の台本を持って、同好会の部室に向かった。

 

志貴

「ん?」

 

今…気のせいかな?

このワンダーライドブックが光った気が?

 

光った気がしたワンダーライドブックは、

《タテガミ氷獣戦記》だった。

 

志貴

「気のせいだよな…?しかしこのワンダーライドブック今の僕に使えるのかな…前の世界でも少ししか使えなかったし…おっといけない!急がないと!」

 

僕はワンダーライドブックをしまって、

同好会の部室に向かった。

 

そして…僕は…思ってもみなかった人物と出会う事になるなんて…この時は思ってもみなかった…

 

 

志貴視点…終

 

 

侑視点…

 

学園祭開催まで後もう少し、

みんなから離れていた志貴君も戻ってやっと前みたいにみんなと一緒になれたから、みんなも安心して学園祭を楽しく過ごせそうだ。

 

私と侑利は部室で作業をしていた時、

私は個人的に気になる事を思い出した。

 

「そういえば侑利は学園祭当日どうするの?」

 

侑利

「え?俺?急にどうした?」

 

「いや何となく、だって侑利ってこの世界じゃこの学園の生徒じゃないしどうするのかな〜って」

 

侑利

「そうだな…普通に来場客として楽しもうと思う。

(まぁ今さら来場客ってのもアレな感じがするな…俺普通にここに同好会の部室の窓から入ってここに来てるしな…今まで同好会の子達以外誰にもバレてないのが奇跡だな…)」

 

「だったらさ、私と一緒に回らない?」

 

侑利

「何?俺は別に構わないけど…音楽科は何かやらないのか?」

 

「今年は展示と合唱とか披露するけど、私は転科したばかりだしやる事ないんだ。だからみんなのクラスを回ろうとしたんだけど侑利も一緒にどうかなって?」

 

侑利

「そうか、それなら一緒に回ろうか、一人より二人の方が楽しいしな!」

 

「それじゃあ当日一緒にね。」

 

ユウ

『へぇ〜やるじゃん侑〜侑利君をデートに誘うなんて〜』

 

「(な、何言ってんのユウ!?//別にそうゆう意味で誘ったんじゃ…//)」

 

ユウ

『いくら侑利君が別世界の私達でも、格好いい男子に変わり無いんだから好意を持ってもいいんじゃない?

あっ、ちなみに私も侑利君は異性としては好きだよ。』

 

「(もう…ユウ!!//)」

 

一緒に戦うようになってから、最近私の心の中でユウがとんでもない事を言ってくるようになったな…

 

ユウって大胆なところがあるよね…

何て言うか…果林さんみたいにお姉さん感があるし…

妹がいるだけでここまで別性格になるんだね…

 

侑利

「早く学園祭が待ち遠しいな〜!みんなのライブも見てみたいしな!」

 

「何だか侑利が一番学園祭を楽しみにしてるよね。」

 

侑利

「まあな、本当なら…俺は前の世界でみんなと一緒に学園祭を楽しむ筈だったから余計にそう思うのかもな…」

 

「あっ……何か…その…ごめん…」

 

侑利

「気にするな…それに…俺が前いた世界で死んだのは天罰みたいなもんだしな…」

 

「どうゆう事?」

 

ユウ

『そういえばさ…侑利君は前の世界でどうして死んだんだろう?私や侑はどう死んだかはお互い知ってるし…』

 

確かに…侑利はどうして死んだんだろう…

侑利の世界の事は聞いたけど、どうして死んだのかは聞いた事はない…

 

侑利

「俺が死んだ理由を知りたいのか?」

 

「え、何で急に…」

 

侑利

「知りたそうな顔してたぞ。」

 

「うぅ…ごめん…」

 

侑利

「いいんだ。俺が死んだ理由はな…話したいんだが…

実はよく覚えていないんだ。」

 

「覚えていない?」

 

侑利

「とゆうより記憶が曖昧な感じでな…

ランジュと和解してから部のみんなが同好会に戻ったり新しく入ったりしたところまでは覚えているんだけど…そこから先の記憶が何て言うかボヤけている?みたいな感じなんだ…最後に少し覚えていたのは……血まみれになった部室と…倒れているみんなと…俺も血まみれになっていた…俺は最後に頭をやられて、それから死んで気がつくとゴーザの所にいたんだ。」

 

「みんな血まみれにって…!?どうしてそんな事に!?」

 

侑利

「多分誰かが同好会を襲って俺はみんなを守ろうとしたんだけど守れなかったんだろうな…頭を鈍器か何かで殴られたから記憶が曖昧なんだ…」

 

侑利の前の世界の出来事は…

何だか壮絶な事になったみたい…

誰が侑利の世界のみんなをそんな酷い事を…!?

 

侑利

「あぁ〜こんな暗い話しは終わりだ終わり!

みんなの練習の様子を見に行こう!」

 

侑利は暗い気持ちを切り替えようと、そう言って部室から出て行こうとした時…

 

かすみ

「侑先輩〜!!大変です〜!!」

 

侑利

「おわっと!?」

 

「かすみちゃん!?」

 

突然慌てたかすみちゃんが部室に入って来た。

凄い慌てようだけど…何かあったのかな?

 

侑利

「何だ急にどうした!?」

 

かすみ

「しず子が…しず子が!!」

 

「しずくちゃんがどうしたの!?」

 

かすみ

「しず子が……おかしくなっちゃったんです!!」

 

侑 侑利

「………はい?」

 

しずくちゃんが…おかしくなった?

どうゆう事なの?

 

私と侑利は二人揃って頭に?が浮かんだ…

 

かすみ

「とにかく来てください!!」

 

侑利

「とりあえず…行ってみようか…」

 

「う、うん…」

 

とりあえず私達はかすみちゃんに着いて行った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かすみ

「ほら!あれです!」

 

私と侑利は屋上に着くと…そこには…

 

エマ

「し、しずくちゃん!?本当にどうしたの!?」

 

しずく?

「あぁ?だから誰だってんのよ!そのしずくって!?」

 

璃奈

「だからしずくちゃんの名前だって…」

 

しずく?

「何あんた?何でそんな無表情なのよ?もうちょっとにーっと笑いなさいよ〜可愛い顔してんだから〜」

 

璃奈

「わわ〜!」

 

しずく?ちゃんは璃奈ちゃんのほっぺを引っ張りながら少し悪そうな顔をしていた…

 

「りなりー!!ちょっとしずく!本当にどうしたの!?」

 

しずく?

「えぇ?私がちょ〜と可愛くしてやろうとしただけじゃないのよ?」

 

果林

「一体どうしたってのよ…?」

 

かすみ

「あんな感じにしず子が変になっちゃったんです!」

 

「た、確かに…しずくちゃんって…あんな乱暴な感じじゃないよね…演劇の稽古にも見えないし…」

 

しずく?

「そこのあんた!眠そうにしてないでもうちょっとシャキッとしなさいよ!シャキッと!!」

 

彼方

「こんなのしずくちゃんじゃないよ〜!」

 

せつ菜

「しずくさんはこんなに怒鳴る人じゃありませんよ」

 

しずく?

「怒鳴ってないわよ!!」

 

歩夢

「しずくちゃん…本当に何があったの?

何か私達悪い事したかな…?」

 

しずく?

「あぁ?何ビクビクしてんのよ!?女はもうちょっと堂々としなさいよ!!」

 

歩夢

「ひぃ…」

 

侑利

「ストップ!ストップ!歩夢が泣きそうになってるって!」

 

しずく?

「何よあんた?」

 

侑利

「しずく…お前本当にどうしたんだ?

まさかお前…しずくに似たメギドか何かか?」

 

しずく?

「はぁ!?ふざけんな!私がメギドな訳ないでしょ!

てか、あんた何でメギドの事知ってんのよ!?」

 

侑利

「それともヒューマギアか!?」

 

ユウ

「それなら私の出番だね!」

 

私はユウに代わって侑利と一緒に聖剣を構えた。

 

しずく?

「闇黒剣月闇!?…あんた…カリバーか!!」

 

しずく?ちゃんは私を睨んで、

突然素早く動いて侑利の聖剣を奪い取って私に襲いかかって来た。

 

しずく?

「よくも私の聖剣を破壊してくれたわね!!

イザクの下僕が!!」

 

ユウ

「ちょっ!急に何言ってんのしずくちゃん!!

私はイザクと関係ないってば!」

 

しずく?

「嘘をつくな!その闇黒剣月闇を忘れる訳ないじゃない!

この恨み…晴らしてやるわよ!!」

 

しずく?ちゃんはもの凄い猛攻で攻撃してきた…

 

ユウ

「ちょっ!しずくちゃん!?」

 

かすみ

「しず子!?」

 

歩夢

「やめてよ!二人共!!」

 

侑利

「何だ…あの剣技…しずくの動きじゃないぞ!?」

 

ユウ

「ちょっと…ヤバい…強い…!」

 

しずく?

「もらった!!」

 

私は闇黒剣月闇を弾かれて、しずく?ちゃんは私に向けて聖剣を振ってきた。

 

歩夢

「侑ちゃん!!」

 

私に聖剣が当たる直前…しずく?ちゃんが振った聖剣は何かにぶつかって防がれた。

 

志貴

「何してるんですか…しずくさん!!」

 

ぶつかった何かは志貴君の聖剣だった…

た、助かった〜…

 

しずく?

「何あんた?イザクの仲間?」

 

志貴

「そんな訳ないだろ!!」

 

しずく?

「てか…あんたのその聖剣…水勢剣流水!?

何であんたがアイツの聖剣を持ってるのよ!!?」

 

志貴

「これは僕のだよ!!」

 

志貴君としずく?ちゃんはお互いに聖剣でぶつかりあった…

 

歩夢

「侑ちゃん大丈夫!?」

 

「うん…それより…」

 

ユウ

『あの強さ…しずくちゃんじゃないわよ!?

まるでベテラン剣士みたいに強かったわ…』

 

志貴君としずく?ちゃんはお互いに激しく、聖剣での戦いを繰り広げていた…確かにユウの言う通り…しずくちゃんじゃないみたい…だってあんなに剣の扱いになれてる訳ないはずなのに…

 

しずく?

「こいつの剣技…そんな訳が…!!」

 

志貴

「この剣技は…まさか!?」

 

志貴君は素早く動いてしずく?ちゃんの持っていた侑利の聖剣を弾いて、聖剣を首元に突きつけた。

 

志貴

「……しずくさん…いや…君なのか…!?」

 

しずく?

「この技……姿は違うけど……あんたなの?」

 

志貴

「何で君が…トゥリクル!!」

 

しずく?

「あんたなのね…何よ…気弱そうな姿になって……

うわ〜ん!!」

 

しずく?ちゃんは突然泣き始めた…

 

かすみ

「しず子…?」

 

せつ菜

「水守さん一体どうゆう事なんですか?」

 

志貴

「え〜と僕も驚いてるんですけど…

彼女は見た目はしずくさんですけど…

中身は僕がいた前の世界にいた人物、

元剣士候補…名前はトゥリクル…

僕の前の世界の恋人…です……」

 

志貴としずく?以外

「え……えぇ〜〜〜!!!?」

 

志貴君の前の世界の恋人!!?

まさかの予想外の事に私達は驚いた。

 

 

侑視点…終

 

 

涼牙視点…

 

 

涼牙

「トゥリクルだと!?本当に言ってるのか!?」

 

俺は学園祭の準備の休憩時間にせつ菜に突然呼ばれて、

俺と雷斗は同好会の部室にやって来ると…

何時もと雰囲気が違う桜坂さんがいて…話しを聞くと、

トゥリクルだって事を聞いて驚いた。

 

しずく(トゥリクル)

「あんた達…セイバーとエスパーダなの!?

へ〜随分と若くなったわね〜…他の剣士もそんな感じになってるの?」

 

雷斗

「あぁ、土門さん、バスターも俺達の一つ年上だしな。」

 

しずく(トゥリクル)

「マジで言ってんの!?あのオッサンが!?

あははは!!何か笑えるわね〜あのオッサンが若くなってるなんてね〜」

 

雷斗

「そうゆうお前は本当に口が悪いよな〜…そんなんだから誤解されるんだぞ」

 

しずく(トゥリクル)

「別に良いでしょ!私が丁寧な口調だとおかしいでしょ!」

 

かすみ

「しず子の姿で言われたら余計に変だよ…」

 

しずく(トゥリクル)

「何よこのちっちゃいの!何か文句あんの!?」

 

かすみ

「ひぃぃ!雷斗〜!」

 

雷斗

「こらトゥリクル!俺の彼女を泣かすな!!」

 

しずく(トゥリクル)

「そのちっちゃいのあんたの彼女なの?

それはごめんね〜え〜と……かす子?」

 

かすみ

「かすみんです!!何ですか!かす子って!!?」

 

志貴

「話してるところ割り込んで申し訳ないですけど…

トゥリクル!何で君がしずくさんの身体にいるか教えてくれ!」

 

しずく(トゥリクル)

「え〜と…何か狭い所にいて…無理やり出て行くとその勢いで気がつくとこの子の身体の中にいたって訳よ」

 

志貴

「狭い所?何処の事?」

 

しずく(トゥリクル)

「何処って……あっ!そうだ!ワンダーライドブックの中にいたのよ!出た時に何か青い本が見えたからそうよ!」

 

志貴

「青いワンダーライドブック…まさか…!?

あの時これが光ったのは気のせいじゃなかったのか?」

 

涼牙

「それって…《タテガミ氷獣戦記》か…なるほどな…

それならトゥリクルの意志が入ってる…とゆうより宿っているのは不思議じゃないな…」

 

せつ菜

「どうゆう事ですか?」

 

涼牙

「この本には戦ってきた代々の剣士たちの意志が宿るって言われてるんだ…まぁ宿っている意志が飛び出して来るなんてのは聞いた事はないけどな…」

 

しずく(トゥリクル)

「あぁ、そうゆう事ね。だから身体から煙みたいなのが出てるのね。」

 

エマ

「わっ!?しずくちゃんの身体から煙が出てる!?」

 

桜坂さんの身体から少し煙が出ていて…

少しすると煙が消えた…

 

果林

「今のは何?」

 

しずく(トゥリクル)

「多分私の魂が成仏しようとしてんじゃない?

私だって死んでるし…ちょっとしたらこの身体の意志は元通りになるわね。」

 

璃奈

「つまりトゥリクルさんが成仏したらしずくちゃんの意志が元に戻るって事?」

 

しずく(トゥリクル)

「そうゆう事」

 

彼方

「しずくちゃんの意志は今どうなってるの?」

 

しずく(トゥリクル)

「う〜ん…多分寝てるわね。呼びかけてるんだけど、突然私が憑依したから気を失っているみたいね。まぁ元に戻るまでは宜しくね〜」

 

トゥリクルは呑気な感じで言ったけど…トゥリクルの事を知っている俺達はわかってはいるけど…同好会のみんなは警戒しているように見えた。

 

しずく(トゥリクル)

「…う〜ん…ただジッとしてるだけじゃつまんないわね…

ねぇブレイズ!」

 

志貴

「な、何ですか?」

 

しずく(トゥリクル)

「せっかく生まれ変わって出会えたんだから、

今から私とデートでもしよ!」

 

志貴

「んな!?//きゅ、急に何言ってるんですか!?//」

 

しずく(トゥリクル)

「は〜い黙る〜!さっさと行くわよ〜!」

 

志貴

「ちょ、ちょっとトゥリクル!?おわ!?」

 

しずく(トゥリクル)

「それじゃあ私達行って来るわね〜!

あっ、それとさ…」

 

トゥリクルは志貴を部室の外に出した後、

同好会のみんなに振り向いた。

 

しずく(トゥリクル)

「……お姉さん何か…怖がらせちゃったわね…

ごめん…ちょっとアイツと最後に思い出作ったら

この子の身体返すから…それじゃあ!ごめんね!」

 

みんなに向けて頭を下げて、

トゥリクルは部室から出て行った。

 

歩夢

「何だか…怖い人かと思っていたけど…」

 

エマ

「素直に謝ってくれたね。」

 

侑利

「意外と礼儀正しいんだな…」

 

雷斗

「トゥリクルは荒っぽいし口は悪いが根は優しいんだ。」

 

「お姉さんって言ってたけど…どうゆう事?」

 

涼牙

「お姉さんって言ってるけど、トゥリクルは生前はまだ成人手前だったぞ、年齢で言うと…高校三年生くらいだ。」

 

果林

「私と変わらないじゃない!?」

 

せつ菜

「けどトゥリクルさんってそんなに若い時に…」

 

涼牙

「あぁ…亡くなった…」

 

当時はイザクに殺されたと思っていたけど…

実際はイザクにメギドにされてから志貴が倒して…

死んだんだったな…

 

この出会いは何かの運命なのかもな…

 

 

涼牙視点…終

 

 

志貴視点…

 

 

僕はあの後…しずくさん…

 

いや、しずくさんに憑依したトゥリクルにあっちこっち連れ回されていた…

 

本当に昔からこうゆうところは変わらないんだから…

 

けど…

 

この感じは懐かしいな…

 

 

しずく(トゥリクル)

「あははは!!いや〜この世界楽しいわね〜!

げーむせんたーって所も面白かったし、あんたのオススメのマウンテンパンケーキも美味しかったしね〜!!」

 

志貴

「それは良かったよ。」

 

しずく(トゥリクル)

「この身体の子も幸せね〜!

そういえばこの身体の子ってどんな子なの?」

 

志貴

「しずくさんは演劇とスクールアイドルを両立していて凄い子だよ。」

 

しずく(トゥリクル)

「演劇はわかるけど…すくーるあいどる?何それ?」

 

志貴

「スクールアイドルって言うのはですね…」

 

僕はトゥリクルに説明した。

何か僕がスクールアイドルの事を説明するって変な感じだな…

 

しずく(トゥリクル)

「簡単に言うと人気者って事ね!」

 

志貴

「まぁそんなところかな。」

 

しずく(トゥリクル)

「ところでブレイズ、あんたこの子の何処が好きなの?」

 

志貴

「ブフォ!い、いきなり何言うの!?//」

 

しずく(トゥリクル)

「その反応見ててもわかるわね〜この私が気づいてないとでも思った〜?これでもあんたと付き合っていたんだからお見通しよ〜」

 

志貴

「うぅ…まったく変に勘が鋭いのは相変わらずだな…」

 

しずく(トゥリクル)

「まあね〜ほらほら話しなさいよ〜」

 

志貴

「わかったよ…(元カノに話すのは変な感じだな…)」

 

僕はトゥリクルにしずくさんの事を話した。

自分が今思う気持ちの事を…

 

しずく(トゥリクル)

「優しい子じゃん…泣き虫のあんたにはぴったりね。」

 

志貴

「泣き虫は余計!」

 

しずく(トゥリクル)

「まぁでもあんたがこの世界で幸せに過ごしているなら、私も嬉しいな、だって私があんたを見た最後の顔が泣いてる顔だったんだもの、死んでからも心配してたのよ。」

 

志貴

「何だよトゥリクル、珍しく素直に言うな」

 

しずく(トゥリクル)

「そりゃあ私だって素直に言う時はあるわよ!

それにもう…時間みたいだしね…」

 

トゥリクル…しずくさんの身体から再び煙が出ていた…

 

志貴

「トゥリクル!?」

 

しずく(トゥリクル)

「はい泣きそうな顔しない!今度は笑顔で見送ってよ…

あんたが泣き虫じゃないとこくらい見せなさい…ん!?

ブレイズ!!危ない!!」

 

志貴

「何がって…おわ!?」

 

僕はトゥリクルに言われて振り向くと、

何かの攻撃が飛んできて、咄嗟に聖剣で防いだ。

 

何の攻撃だ…!?

 

攻撃が飛んできた方を見ると…そこいたのは…

 

「グギ…ギギ…ガ…」

 

しずく(トゥリクル)

「何あの気持ち悪い奴は!?」

 

志貴

「あれは…アーク!?」

 

攻撃してきたのは…アークゼロだった…

けど変なのはベルトの部分が違う…

ベルトの部分がブックが埋め込まれたようになってる…

 

アークゼロ?

「ギギ…ガ…これはこれは水の剣士じゃありませんか〜

あなたと遭遇するとはね〜!」

 

志貴

「その声は…!?」

 

しずく(トゥリクル)

「このイラッとした話し方…イザクか!?」

 

アークゼロ?

「フハハハ!!これは音声で私が喋っているだけですよ…本体の私は別の所にいます…まぁそれは置いといて…

あなたにはこの《アークメギド》の実験に付き合ってもらいましょうか!!さぁ行け!!」

 

アークメギド

「グガガ…ガァァァァ!!」

 

ベルト部分の本が開いてアークゼロの姿が変わり、

人型から化け物のような姿に変わった。

 

アークメギド

「グガァァァァ!!」

 

志貴

「トゥリクルは離れていて!」

 

《キングライオン大戦記》

 

志貴

「変身!!」

 

『流水抜刀!』

 

『キングライオン大戦記!』

 

『それすなわち、砲撃の戦士!』

 

ブレイズ

「はあぁぁぁ!!」

 

俺は変身してアークメギドとか何か訳のわからねぇ奴に向かって行った。

 

アークメギド

「ガァァァァァァァ!!!」

 

アークメギドは腕を剣に変えて俺に攻撃してきた。

 

ブレイズ

「おっと!くっ!何てパワーだよ!!うらぁ!!」

 

俺は攻撃を防いでから相手に反撃したが…

 

アークメギド

「ガァウ…」

 

ブレイズ

「んな!?こいつ効いてないのか!?んな訳!!」

 

俺は連続で聖剣で攻撃していったが…

アークメギドは全くダメージが効いていなかった…

 

ブレイズ

「だったらこいつでとうだ!!」

 

『流水咆哮!』

 

『キングライオン大チェンジ!』

 

『さらには、ライオン変形!』

 

ブレイズ

「ウガァ!!」

 

ライオン形態になって飛びかかって攻撃していったが、

アークメギドは俺の攻撃を軽く避けていき、

ダメージを与えるどころか攻撃が当たらなかった。

 

ブレイズ

「!?」

 

アークメギド

「ガァァァァ!!」

 

アークメギドは攻撃を避けてから俺に連続で攻撃してきて、最後に咆哮による攻撃をしてきて俺はふっ飛ばされて人型に戻ってしまった。

 

ブレイズ

「ぐあ!!何だよあいつ…!?強い…」

 

アークメギド

「ガァァァァ!!」

 

ブレイズ

「こうなりゃこいつを使って…あだ!?」

 

俺が別のワンダーライドブックを使おうとした時、

後ろから思いっきり蹴られた。

 

ブレイズ

「痛えなトゥリクル!何しやがる!?」

 

しずく(トゥリクル)

「それはこっちの台詞よ!何よ!あんためちゃくちゃ弱くなってんじゃない!!」

 

ブレイズ

「誰が弱いだ!?相手が強いだけ…」

 

しずく(トゥリクル)

「言い訳すんな!!確かにあの得体の知れない奴は強いかも知れないけど、今のあんたの姿なら簡単に倒せるわよ!」

 

ブレイズ

「何…簡単な事言って…」

 

しずく(トゥリクル)

「いや!あんたなら余裕で勝てる!!

それとも何?私がいなくなってからあんたの剣士としての覚悟はショボくなったの!?」

 

ブレイズ

「んな…!?」

 

しずく(トゥリクル)

「私はもういなくなる…せめてさ…

最後にあんたの強い所を見せて安心させてよ!!

あんたは水勢剣流水に選ばれた剣士!

ブレイズでしょ!剣士ならいつまでもへこたれてるんじゃないわよ!!」

 

ブレイズ

「トゥリクル……まったく…お前って奴は…」

 

アークメギド

「ガァァァァ!!」

 

アークメギドは俺に向かってきたが…俺は…

 

『流水居合!』

 

『読後一閃!』

 

ブレイズ

「せやぁ!!」

 

向かってきたアークメギドに一閃をくらわし、

ダメージを与えてやり、アークメギドは膝をついた。

 

ブレイズ

「見てろよトゥリクル…俺の強さと覚悟…

お前にちゃんと見せて、安心させてやるよぉ!!

行くぜ!おらぁ!!」

 

俺は膝をついているアークメギドに隙を与える間もなく、聖剣で攻撃をくらわしていった。

 

さっきまで効いてなかったけど…今は効いてる…

 

やっぱり俺は心の何処かで剣士としての覚悟を疎かにしていたのかもしれない…

 

トゥリクルを失ってから…俺はただひたすら荒ぶって敵を倒していっていた…この世界で記憶が戻ってからも…ずっとそうだった…

 

メギドになったしずくを攻撃した時…

 

俺の中のトラウマが蘇って…また心が弱くなって…

 

ひたすら荒ぶって戦っていた…

 

けど俺はまたお前と出会って…

 

心強い言葉をかけてもらって…

 

俺は疎かにして忘れていた剣士の覚悟を思い出せた。

 

 

トゥリクル……ありがとう……

 

もう大丈夫だ…俺は…また前へと進めるよ…

 

剣士として…この世界を守る為にな!!

 

 

ブレイズ

「うぉらぁ!!」

 

アークメギド

「ガァァァァ!!」

 

『スペシャル!ふむふむふーむ…』

 

『完全読破一閃!』

 

ブレイズ

「ライオネル・ソウル・スプラッシュ!!」

 

アークメギドに近距離で超巨大な水の刃を飛ばして、相手をぶっ飛ばしてやり、アークメギドはさっきまで威勢が良かったけどもうボロボロになっていた。

 

ブレイズ

「こいつで…トドメだぁ!!!」

 

聖剣をベルトに納刀してから、

キングライオン大戦記のワンダーライドブックのページを二回押し込んだ。

 

『キングライオン必殺読破!』

 

『キングライオン必殺撃!』

 

俺は飛び上がって強烈な水流を纏いながら、

蹴りの体制でアークメギドに突っ込んでいった。

 

ブレイズ

「ライオネル・グランド・カスケードぉぉぉ!!!!」

 

アークメギドに一撃をくらわして、

相手は叫びながら爆発して、俺は着地した。

 

ブレイズ

「勝った…」

 

しずく(トゥリクル)

「ほら…やれば出来るじゃ…ない…」

 

ブレイズ

「なっ!?」

 

俺は変身を解いて突然倒れたトゥリクルの元へと近寄った。

 

志貴

「トゥリクル!!」

 

しずく(トゥリクル)

「もうお別れの時間ね…あ〜あ…せっかく格好いいところを見れて惚れ直したのにな〜…」

 

身体から煙が出てる…

しかもさっきまでよりも多く出ている…

本当にお別れなんだな…

 

しずく(トゥリクル)

「ほら…ま〜た泣きそうな顔してる…

さっきまでの格好いい剣士は何処にいったのよ…

それとも私がいないとまた弱くなるとかないわよね…」

 

志貴

「そんな訳ないよ…僕は…」

 

泣きそうなのを堪えて…

僕は消えそうになっている彼女に安心させる為に、

こう言った…

 

志貴

「僕は…前に進むよ…トゥリクルが安心出来るように、

もっと強くなって…この世界を守るよ…」

 

しずく(トゥリクル)

「へぇ…言うじゃない…けどあんたの目は嘘をつきそうな目をしてないわね…これなら安心出来るわね……

ブレイズ……また会えて良かった……あんまりすぐに私の所に来ないでよね……それじゃあね…バイバイ…」

 

煙が消えたと同時にトゥリクルは目を瞑った…

 

志貴

「僕も…会えて良かったよ…

さようならトゥリクル…いつかまた出会えたら…」

 

 

志貴視点…終

 

 

しずく視点…

 

 

しずく

『うぅ…あれ?ここは?』

 

目が覚めると何もない真っ白な所にいた…

ここは?私は確かみんなと練習していた筈なのに…

 

『ねぇ!』

 

しずく

『え?』

 

振り向くと…そこには私と同じくらいの女の人がいた。

 

『やっと目が覚めたわね〜私のせいでごめんね!』

 

しずく

『あなたは?』

 

『私はトゥリクル、ブレイズの元カノよ。』

 

しずく

『えぇ!?』

 

元カノって…もしかして志貴君が前の世界でメギドにされて倒した人!?

 

トゥリクル

『まぁ驚くわね〜私がここにいるのはちょっと訳ありでね、後で訳はブレイズに聞いてね、私はもう消えるから』

 

トゥリクルさんは身体が少しずつ消えていっていた。

 

しずく

『あなた…身体が!?』

 

トゥリクル

『まぁ成仏するだけだから……さて、消える前に単刀直入に聞くわよ!あんた!ブレイズの事、一人の男として好き?』

 

しずく

『へ!?//い、いきなり何ですか!?//』

 

トゥリクル

『その反応は脈アリね。それだったらお願いがあるわ』

 

トゥリクルさんは真剣な表情をして私にお願いを言ってきた。

 

トゥリクル

『同じ人を愛した者としてのお願い、

アイツは…泣き虫なところがあって無茶するところもあるからさ…私が支えてあげられないぶん…支えてあげてくれる?』

 

しずく

『それって……』

 

トゥリクル

『本当の本当にお願い!私が最後に出来るのはこうしてあんたに頼む事しか出来ないのよ!…アイツを支えて!!』

 

しずく

『……大丈夫ですよ…』

 

トゥリクル

『え?』

 

しずく

『私は志貴君を絶対に支えるって決めてます。

あんなに一人で抱え込む人を一人にさせたくありませんから、安心してください。』

 

トゥリクル

『……あはは…本当に良い子ね…

こんなに優しい子なら任せても大丈夫ね…

ブレイズを…お願いね……しずく…』

 

しずく

『はい…トゥリクルさん…』

 

トゥリクル

『しかし…あんたの名前と私の名前……それにあんたの身体を借りてて変にしっくり感があったし…あっ!?…そうゆう事ね…』

 

しずく

『どうしたんですか?』

 

トゥリクル

『ブレイズに伝えておいて…私達はもう…気づいてないだけでお互いに再び出会えているってね…』

 

しずく

『それってどうゆう意味ですか?』

 

トゥリクル

『ヒントは私の名前の意味よ!

それじゃあ後はお願いね!!私の………!!』

 

しずく

『何て言ったんですか?トゥリクルさん!!』

 

トゥリクルさんを呼んだけど…

ここで私の意識はなくなった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しずく

「!?」

 

私は目を覚まして起き上がった…

今のは…夢じゃ…ないよね…

 

「気がつきましたか、しずくさん!」

 

しずく

「志貴君…」

 

志貴君がここにいるし…

何より今いる場所が学校の屋上じゃないって事は、

さっきのは夢じゃないんだ…

 

しずく

「私…何してたの?」

 

志貴

「まずは事情を話します。」

 

私は志貴君に事情を聞いた。

トゥリクルさんが私の身体に憑依して行動していた事を、

それと私もトゥリクルさんと話した事を志貴君に話した。

 

志貴

「まさか僕と別れた後にしずくさんと話していたなんて…あいつ何か変な事しませんでした?」

 

 

しずく

「大丈夫だよ。トゥリクルさんは話してみて、優しい人って事はわかったから」

 

志貴

「本当ですか?まぁ何もされてないなら良かった…

それにしても…気づいてないだけでお互いに再び出会えている?どうゆう事何ですか?」

 

しずく

「ヒントは私の名前の意味だって言ってました。」

 

志貴

「名前の意味?…確かトゥリクルって……あっ…

そうか…忘れていたけどそうだった…」

 

志貴君は何かに気づいて少し微笑んだ。

 

しずく

「何かわかったんですか?」

 

志貴

「えぇそれは…」

 

しずく

「それは?」

 

志貴

「秘密です!さぁ戻りましょう!皆さん心配していますよ!」

 

しずく

「えっ!?ちょっと!むぅ!志貴君!

秘密なんてズルいですよ!!」

 

走って行った志貴君を私は追いかけた。

 

志貴君がわかったのはやっぱり、

トゥリクルさんの名前の意味?

 

一体何だろう…?

 

 

しずく視点…終

 

 

志貴視点…

 

昔…前の世界でも聞いた事あったな…

 

ブレイズ

『なぁ、トゥリクル』

 

トゥリクル

『何?』

 

ブレイズ

『お前の名前って変わってるけど何か意味がある名前なのか?』

 

トゥリクル

『何よ急に…まぁあんたになら教えていいか、

この名前さ、偽名なんだよね。』

 

ブレイズ

『はぁ!?何で偽名なんて使ってんだ!?』

 

トゥリクル

『こっちの方が格好いいからよ。』

 

ブレイズ

『何だよそれ…それじゃあ本名は何て言うんだ?』

 

トゥリクル

『私の本名はね…まぁ今の名前を言い換えただけなんだけどね…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…しずくよ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気づいてないだけでお互いに再び出会えている…

 

確かにそうだね…トゥリクル…

 

僕は生まれ変わってこの世界に、

水守志貴として…

 

君は生まれ変わって……僕達は出会えていたんだね…

 

 

この世界でもまた宜しくだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 学園祭前日と当日





はいどうも!
新年明けの作者です!

新年明けて色々な展開がありますけど、
まずは、ブレイズの前の世界の恋人
トゥリクルについてです。

トゥリクルの意味はしずくです。
最後トゥリクルがしずくに向けて言った言葉は、
生まれ変わりって言ってます。
憑依した事で、しずくが自分の生まれ変わりって事に最後に気づきました。

タテガミ氷獣戦記に宿っていたのは、
トゥリクルの魂の一部みたいなものです。
だから長く憑依できずに、すぐに成仏した事になります。

彼女がタテガミ氷獣戦記から出た理由は…
志貴が会いたいと思った事による奇跡です。

トゥリクルを書いてる時は面白かったですね(笑)
グレてるしずくを書いてる感じがして楽しかったです。

そして…新たな敵、
アークメギド

これは見た目はアークゼロでベルト部分が、
ソロモンやストリウスみたいになっています。

ベルトの本が開く事でメギドのように怪物の姿になります。

こいつの登場により今後アイツらが…
おっと!これは今後の楽しみを…

ラブライブカウントダウンライブは配信にて参加しました。

本当最高の年越しでした…
Liella!でときめいてからの、
虹ヶ咲でテンション上がりまくりで、
そのお陰ですっかりランジュを完全に推しになっちゃうってね、今後のファンミやライブが楽しみです。
Aqoursはもうセトリが良かったです。
久しぶりの九人揃ってだから感動しました。

これはもう円盤出たら買いますね〜
二月の虹ヶ咲のライブも楽しみです。

それでは新年も宜しくお願いします!
次回でまた!



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第43話 学園祭前日と当日


今回は少しいつもと比べて短いです。


 

侑視点…

 

 

気がつくともう学園祭の前日になっていた。

何だか時間が経つのが早く感じるな〜

 

学園祭での合同ライブの仕上げの練習も終わって、

後は明日の本番だ。本当楽しみだな〜

 

みんな学園祭でする事の準備を終えてから、

明日の本番に向けて私達は…

 

「よーし、みんないくよー!準備はいい?」

 

明日飛達

「よっしゃーこい!」

 

明日飛の家でみんな浴衣を着て流しそうめん

とゆうより夏祭りみたいな気分を楽しんでいた。

私は今そうめんを流す側で、

明日飛達仮面ライダーがそうめんを取って食べる側になってる。

 

明日飛

「あれ!取れねぇ!!」

 

蒼希

「ちょっと取れた!」

 

涼牙

「だぁ!だぁ!無理!」

 

雷斗

「取れた!」

 

志貴

「あれ!意外と難しいな〜」

 

「これ結構テクがいるんじゃねぇか!?」

 

希子

「取れた!って!これさくらんぼ!!」

 

「一真〜!それ俺が取ろうとしたそうめんだぞ!」

 

一真

「早いもん勝ちだ!」

 

朔太

「ん〜上手いな〜!」

 

侑利

「何か釣り竿あったから使ってみたけど…釣れたぞ…」

 

楽しそう…早く私達の番にならないかな〜

まぁみんなも順番が来るまで金魚すくいや射的など、

それと愛ちゃんが作ったもんじゃを食べて楽しんでいる。

 

ユウ

『それにしても…何でまた学園祭前日に夏祭り気分で楽しむ事になったの?まぁ楽しいからいいんだけどさ』

 

まぁ…今は季節は秋だし、

完全に季節外れだよね…

 

「本来ならスクールアイドルフェスティバルが終わったらみんなで残りの夏休みをこうやって夏祭りを楽しむ筈だったんだけど…色々あったからね…」

 

同好会のみんなが拐われたり…

侑利が来てくれなかったら、

みんな死んでいたかもしれないし…

 

何よりその後も傷ついてしばらく離れてしまった人達もいるからとても残りの夏休みを楽しむ事なんて出来なかったしね…

 

明日飛

「確かに色々あったけど、それぞれ乗り越えて、こうしてまたみんな集まる事が出来たんだ。だからこうして季節外れでも楽しむのは良い事だと思うぞ。」

 

「聞いてたの明日飛?」

 

明日飛

「ちょっと聞こえてな、今度は俺がそうめん流すから侑達が食べる番だ。」

 

「わかった!みんな〜!出番だよ〜!」

 

私は明日飛と交代して、

今度は同好会のみんなが食べる番になった。

 

明日飛

「準備はいい?」

 

「いいよ〜!!」

 

そういえば…始めて同好会の部室に行く時に、

流しそうめん同好会とかあったな〜

 

「あれれ!?」

 

歩夢

「意外と取れないよ!」

 

せつ菜

「うおぉぉぉぉ!!」

 

「せっつー、勢いはいいけど取れてないよ!」

 

かすみ

「かすみんは取れました〜!」

 

しずく

「上手に取れるコツみたいなのあるんですかね?」

 

璃奈

「取れた。璃奈ちゃんボード、美味し〜!」

 

「こうゆうのは落ち着いてやったら取れるのよ。」

 

嵐珠

「も、も、無問題ラ……」

 

ミア

「嵐珠は下手すぎでしょ…あっ、取れた!」

 

エマ

「ん〜!ボーノ〜!」

 

彼方

「中々取れないね〜」

 

果林

「見てたら簡単そうだけど、やってみたら難しいわね」

 

私達は苦戦しつつも流しそうめんを楽しんだ。

こうしてみんなと笑い合えるのってやっぱりいいな〜

 

侑利

「ん〜愛のもんじゃはこの世界でも上手いな〜」

 

蒼希

「当たり前の事言うな、愛のもんじゃは世界一だ!」

 

「えへへ!蒼希〜!ありがとう〜!//」

 

彼方

「あれ?」

 

かすみ

「どうしました?」

 

彼方

「侑利君って確か…半分幽霊だからご飯とかは食べられないんじゃなかった?」

 

しずく

「そういえば確かにそうでしたよね。」

 

侑利

「あぁ、エックスソードマンの力で、

飲食出来るようになったんだ。」

 

果林

「本当あなた何でもアリよね。」

 

「侑利さんが不思議な人なのはわかってましたけど…

まさか幽霊なんですか…!?」

 

侑利

「まぁ半分幽霊みたいなもんだ。大丈夫だ取り憑いたりとかは出来ないから」

 

ミア

「こっちに来てから本当不思議な事がいっぱいで、もうそんなに驚かなくなっちゃったよ。」

 

希子

「けど、楽しいでしょ。」

 

ミア

「まあね。ただ希子が無茶するところを見るのは辛いけどね。」

 

希子

「うぅ…ごめんなさい…気をつけます…」

 

「言われてんじゃねぇか、ニャン子」

 

璃奈

「湊も最近まで無茶ばかりしてたから、人の事言えない」

 

「はい…ごめんなさい…」

 

嵐珠

「嵐珠は日本に来て本当に良かったと思ってるわ。

毎日が退屈にならないし、友達が沢山できたわ!」

 

「けど、泥棒はいけないわよ。」

 

嵐珠

「うっ…それは…本当にごめんなさい…」

 

朔太

「まぁまぁ、彼女は親友を助けようとしたんだ。

無茶をしてまで助けようとするなんてそう簡単には出来ないし凄い事だと俺は思うよ。」

 

志貴

「鴻神さんはちょっと苦手な人でしたけど、

こうして話してみると本当に良い人ですね。

誤解していてすいません。」

 

嵐珠

「良いわよ志貴。仲良くしましょう!」

 

志貴

「はい。」

 

しずく

「むぅ…」

 

しずくちゃんが頬を膨らましてる…

もしかしてやきもちかな?

 

せつ菜

「たぁ〜!炎の剣士せつ菜!参上!」

 

雷斗

「何で優木さん火炎剣烈火持ってんだ!?」

 

涼牙

「いや〜持ってみたいって言うからつい」

 

せつ菜

「これが炎の剣士の聖剣!少し重たいですけど持てて感激です!」

 

「慣れるまで少し重いんだよね〜私はもう慣れたけど、慣れるまではちょっと大変だったかな」

 

明日飛

「お前はよくその背丈でその聖剣を振り回せるよな。」

 

「ユウに代わってる時は少し力も上がってるからね。」

 

ユウ

『私も結構大変なのよ。変身したら上手く使えるけど』

 

せつ菜

「涼牙さん!今度はベルトも着けていいですか!?」

 

涼牙

「わかったから、そう興奮するな」

 

かすみ

「雷斗、かすみんにも剣!」

 

雷斗

「何張り合ろうとしてんだ。まぁいいか、持ってみるか?」

 

エマ

「私も一真君の剣、持ってみたいな〜」

 

一真

「んな!?え、エマ!?マジで言ってんのか!?」

 

希子

「やめてヴェルデさん!持ったら下敷きになるわよ!」

 

「土豪剣激土は下手に持ったら危ないぞ!」

 

彼方

「そんなに危険なの〜?朔太君の武器は持った時何ともなかったけど〜?」

 

果林

「何で持った事あるのよ。」

 

朔太

「いや、何かあった時の為にと思って護身用にな…」

 

歩夢

「仮面ライダーの武器って結構重たいよね、明日飛君の武器も持った時も重たかったしね。」

 

明日飛

「まぁ武器だからな、そういえば歩夢、この前家に遊びに来た時にさ、俺のもう一つのベルト着けてポーズしてたけど何だったんだ?」

 

歩夢

「わぁ〜!!見てたの!?//う〜…明日飛君の世界の事が書かれた本を読んでちょっと気になっちゃって…//」

 

明日飛

「そうなのか、結構似合ってて格好良かったぞ。」

 

歩夢

「う〜…//」

 

歩夢も結構そうゆうの興味あるんだ〜

けど歩夢なら仮面ライダーになっても似合いそう。

 

それにしても明日はいよいよ学園祭か〜

 

明日は侑利と二人で回るし……

 

あれ…これってやっぱり考えてみると…デート?

 

そう考えると恥ずかしくなってきた//

 

落ち着いて私…侑利はもう一人の自分だから…//

 

それでも…うぅ…//

 

嵐珠

「嵐珠ならこの剣を…うわぁぁぁ!!?」

 

蒼希

「おい嵐珠が一真先輩の剣を持とうとして下敷きになったぞ!!」

 

希子

「何してるのよ嵐珠!」

 

嵐珠

「も、無問題ラ…こんなのすぐに!」

 

嵐珠以外

「「有問題だ(だよ)(です)!!」」

 

嵐珠

「うっ……誰かたすけて〜!!」

 

この後嵐珠ちゃんを助けてから、

私達は色々やって楽しんだ。

 

今日も楽しいけど、明日はもっと楽しもう!

 

デートの事は…あんまり考えないでおこう…//

 

侑視点…終

 

 

 

 

翌日…

 

 

侑利視点…

 

 

侑利

「さて、いよいよ当日だな〜」

 

俺は支度をしてから、虹ヶ咲学園に来て、

こっそり忍び込むんじゃなく、ちゃんと客として門から入った。

 

凄い賑わってるな〜……

二校合同なのは知ってたけどここまで賑わってるとはな〜人も滅茶苦茶多いしな…

 

しかしこうして客として虹ヶ咲に来るのは変な感じだな、元々母校なのにな俺の世界では…

 

楽しみにしてたってのはあるけど…

 

少し寂しさもあるな…

 

本当なら俺は元の世界でみんなと学園祭を楽しんでいたんだろうな…

 

この世界のみんなと出会って…

 

新しい仲間とも出会って…

 

まだこの世界に来てそんなにも経ってない筈なのに、

だいぶ経った気がするな…

 

…転生者を倒したら…俺はどうなるんだろうな…

 

俺はこの世界のみんなを守る為に転生してきた。

 

役目を終えた時…俺はこの世界にいる意味がなくなるから、もしかしたらみんなとお別れになるのかな…

 

役目が終わった後の事は詳しく聞いてないからな…

 

もし全てが終わったその時は…

 

「おーい侑利ー!!」

 

侑利

「ん?」

 

俺は呼ばれた声に気づいて振り向くと、

侑が手を振っていた。

 

「こっちだよ〜!」

 

侑利

「あぁ!今行くよ!」

 

今考えもしょうがないな、

 

もしこの世界のみんなと別れる事になっても、

 

悔いのないように…

 

 

侑利

「待たせたかな?」

 

「そんな事ないよ。」

 

侑利

「そうか、それじゃあ行くか!まずは何処に行く?」

 

「それじゃあまずは…あそこかな」

 

俺と侑は目的地を決めて、そこに向かって移動を始めた。

 

 

最高の思い出を作ろう…

 

この世界でのみんなと過ごす思い出をな…

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 楽しい時間と合同ライブ






はいどうも作者です!

冒頭の流しそうめんのくだりは本家のセイバーがモデルです(笑)いつかやってみたいな〜って思っていて今回やってみました。

本家と違うのは流しそうめんだけじゃなく、
夏祭り気分を楽しんでいます。

ちなみに裏話として、
射的や金魚すくいや流しそうめんを用意したのは、
明日飛の父親の猛雄です。
本人はノリノリで用意してくれました。
(ちなみに愛のもんじゃを堪能した後に海外に飛び立っています。)

因みに家の外じゃなく中で流しそうめんをやってました。
明日飛の家どんだけデカいんだって話しですよね(笑)

さていよいよ学園祭が始まりました。
これまで色々あったのでようやく、
戦闘もない日常回です。


次回も学園祭は続きます。
それでは次回で!





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第44話 楽しい時間と合同ライブ


前回が短かったぶん…今回かなり長くなっちゃった…
ちょっとお祭り回なだけあって、
悪ノリしすぎたかな…


 

侑利視点…

 

侑と合流してからまず最初に向かったのは…

何でここが最初なんだよ…

 

「ひぃ!」

 

侑利

「侑、大丈夫かよ?」

 

歩夢

「うわぁ!!」

 

侑利

「いや歩夢まで驚いてどうする!」

 

俺と侑が最初に来たのは、

歩夢のクラスの出し物のお化け屋敷だ。

 

最初に来た理由は、

怖いのを先に終わらせたいかららしい…

 

しかしこのお化け屋敷、

変わってるのは案内人?が一緒にいる事だ。

 

だから歩夢も一緒に行動している。

 

今のところはあんまり怖くないけど…

ここに入る前に出口付近でもの凄い悲鳴が聞こえたから、ヤバい仕掛けでもあるんだろうな…

 

「うぅ…出口はまだ〜?」

 

歩夢

「もう少しだよ〜…」

 

二人共ヘトヘトになってんな…

ん?ちょっと明るくなってきたな…出口か?

 

歩夢

「この扉を開けたら終わりだよ〜…」

 

「やっとだよ〜……」

 

侑利

「おいおい…」

 

出口なのか?何もなかったな…

とりあえず扉を開けて出よう…あれ?

 

侑利

「開かないんだけど?なぁ歩夢どうなって…」

 

歩夢に聞こうとした時、少し明るかったこの場が急に真っ暗になった。

 

「わぁ!?何!?」

 

侑利

「落ち着け!歩夢どうゆう事だ!?」

 

すると突然赤いライトがついて…そこには歩夢がいた…

 

「歩夢…良かった〜」

 

侑利

「待て侑!何か変だぞ?」

 

歩夢

「………ふふふ…」

 

おいこれって…嫌〜な予感が…

 

歩夢

「出れると思った?…けど残念…あなた達はね…

ずっと私と一緒にいるのよ……永遠にね……」

 

ゆっくりと歩夢が振り向くと…

目のハイライトが消えて、いつの間につけたのか、

頭に血のりをつけて更には手にナイフを持っていた。

 

侑利

「最後のヤバい仕掛けはこれかよ…!?」

 

「ちょっと身体動かないんだけど…!?」

 

これ誰か支えてるよな!?

目を凝らして見ると誰かいるし!!

ちょっ!逃げられないって事は……!!

 

歩夢

「それじゃあ………行こうか…!」

 

「何処に!?」

 

うん…これは……怖いわ…

 

とりあえず…俺と侑は……

 

侑利 侑

「「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!!」」

 

思いっきり叫んでから、

歩夢がナイフを振りかぶる前で、また明かりが消えて、

その後明るくなってから、どうやら終わったらしく…

俺達は外に出る事が出来た…

 

終わった後、歩夢は笑顔で…

 

歩夢

「怖がらせてごめんね〜」

 

と言っていた…

 

一つ言わせてくれ……余計に怖いわ!!

 

誰が考えたんだよ!!

 

後からわかった事、提案したのは、せつ菜らしい…

 

何て事提案してんだよ…歩夢にこんな役させんなよ!!

 

似合いすぎて逆に怖すぎる……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え…えらい目にあったね…」

 

侑利

「あぁ…先に行っといて良かったな…」

 

俺達はあの後、外に出て一息しようと一真達がやっている店に来てゆっくりしている時に、

偶然にもエマと果林と彼方達に出会った

 

エマ

「歩夢ちゃんのクラスのお化け屋敷、そんなに怖かったの?」

 

侑利

「思い出すだけでゾッとするぞ…」

 

「下手に行かない方がいいよ…」

 

果林

「顔が真っ青よ…そんなに怖いんなら逆に気になるわね…」

 

彼方

「後で朔太君達と行ってみる?」

 

やめろ〜!本当に命がいくつあってもたりないぞ!!

 

エマ

「それにしても、一真君達のお店のクレープと紅茶、

とてもボーノだよ〜」

 

一真達がやっている店はクレープ屋だ。

確かに美味い、それに紅茶も丁度いい感じで美味しい。

その為、店は行列になって来ていて一真達は忙しそうにしている。

 

「まさかこんなに人気が出るなんてな!」

 

一真

「目が回るような忙しさってのはまさにこうゆう事だな!」

 

朔太

「まぁ人気が出るのは良い事だ。このままいい感じに売れたらいいな〜」

 

一真 恭

「「呑気に言ってねぇで早く紅茶作れ!!」」

 

朔太

「うっ…そう焦らせるな!温度が大事なんだよ!」

 

「こんなクソ忙しくなったのはお前の紅茶が話題になってきてるからだろうが!良い事だけど!」

 

朔太

「それを言うならお前のクレープが美味すぎるだからだろうが!良い事だけど!」

 

一真

「だぁ〜!!喧嘩するか褒めるかどっちかにしろ!!

って言うかやめろ〜!!朔太も温度調整で手が空く時あるなら材料斬るの手伝ってくれよ〜!!てか恭!!生地が焦げかけてるぞ〜!!」

 

朔太

「すまん!わかった今手伝う!!」

 

「おわ!やべぇ!!」

 

何だかパニックになってるな…

まぁこんだけ人気が出始めたらな〜

 

彼方

「何だか大変そうだね〜よし!彼方ちゃん手伝ってこよう〜」

 

エマ

「私も手伝うよ!」

 

果林

「私も行って来るわ、じゃあね二人共、また後でね。」

 

三人は一真達の所へと行ってしまった。

 

「ねぇ、あの三人が加わったら余計に人気が出るんじゃない?」

 

確かにな…あっ…ほら、

果林に気づいた子達が並び始めてるぞ…

 

侑利

「あはは…とりあえず次何処に行く?」

 

「う〜ん…明日飛達の所行ってみようか」

 

侑利

「あぁわかった。」

 

俺達は次の目的地に明日飛達の所へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑利

「ふぅ…やっと入れたな…」

 

「うん。凄い人気だね〜」

 

俺達は明日飛達のクラスに来て、

凄い人気なのか?かなりの列が並んでいて、

気長に待ちながら並んで、ようやく中に入れた。

 

明日飛

「おっ!二人共いらっしゃい!」

 

中に入ると執事服を着た明日飛が出迎えてくれた。

 

「本当に執事服着てるんだね、似合ってるよ!」

 

明日飛

「ありがとう。おっと…ごほん。

いらっしゃいませ、御主人様、お嬢様、

お席へご案内します…」

 

侑利

「様になってるな〜」

 

明日飛

「そう言われると照れるよ。そうだ。折角ならあの三人と同じ席でいい?」

 

明日飛言う席を見ると…そこには、

せつ菜…いや今は菜々か、菜々と愛とかすみがいた。

 

「あっ!三人も来てたんだ!」

 

菜々

「侑さん!?侑利さん!?あぁ…はい…//」

 

侑利

「どうした?三人共静かだな?」

 

「いや〜その…ねぇ…//」

 

かすみ

「だって…あんなのズルい…ですよ//」

 

ズルい?何の事だ?

頭に?マークを浮かべながら、俺達は三人所と同じ席に座った。

 

明日飛

「ご注文は?」

 

侑利

「それじゃあオムライスを、侑は?」

 

「私も同じのでいいよ。」

 

侑利

「じゃあオムライス二つで」

 

明日飛

「かしこまりました。」

 

「ねぇ明日飛、三人共どうしてこんな赤面してるのかわかる?」

 

明日飛

「え?あぁ〜それは…あそこの三人見たらわかるよ。」

 

明日飛は笑いながら行ってしまった。

あの三人を見たらわかる?

 

俺と侑は何かを確認すると…

 

涼牙

「お待たせしましたお嬢様。」

 

雷斗

「ご注文は以上で?」

 

「あら〜…炎城さんと藤宮さん…執事服似合いすぎ…

凄く格好いいな〜」

 

侑利

「あぁ…見ろよ女子の目がハートになってるぞ…」

 

菜々

「うぅ…まさかあんなに格好いいなんて…//目を合わせられません…//」

 

かすみ

「少しからかうつもりだったのに…//

あんな事されたら〜…//」

 

「何されたの?」

 

菜々

「かすみさん…藤宮さんに顎クイをされたんです…//

しかもその時藤宮さんが言った台詞が…」

 

雷斗

『いらっしゃいませお嬢様…とても可愛らしい…

君だけの執事になってあげようか?』

 

菜々

「それを聞いたかすみさんは爆発しました…//」

 

かすみ

「くぅ〜してやられた感なのに…//」

 

雷斗…悪ノリしてるな〜…

 

「二人はまだいいよ…蒼希を見てみてよ…//」

 

蒼希?そういや見てな…あっ…

 

蒼希

「いらっしゃいませお嬢様…お席はこちらだ…」

 

蒼希の執事服姿は見事に似合いすぎて、

来たばかりの女子が目をハートにしていた…

とゆうより周りの女子が蒼希をちらほら見ていた。

 

侑利

「男の俺から見ても言える…あれは格好良すぎだな…」

 

「うん…何と言うか…直視出来ない…//」

 

おいおい…愛が完全にしおらしくなってるな…

ん〜この面子の執事服…恐るべしだな…

 

その後、注文したオムライスがきて、

堪能した後、俺達は次の所に向かった。

 

余談だが、この後それぞれ恋人同士で学園祭を回るらしいけど、女性陣はずっと赤面していたとか…

 

ちなみに明日飛は歩夢のクラスお化け屋敷に行って…

腰を抜かすと思っていたが…

怖かったけどあの歩夢も意外と可愛いなって言ってた…

 

明日飛…お前は凄いな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑利

「今度は希子のクラスか…」

 

俺達は今度は希子のクラスに来て、

それと同時に璃奈と合流して一緒に中に入った。

 

希子

「あっ!三人共いらっしゃい〜!!」

 

「希子ちゃん!?その格好…」

 

中に入ったら希子が出迎えてくれて、

希子の服装は男装してるのか?スーツ姿だった。

 

希子

「どう?男女逆転コスプレ喫茶、あたしのスーツ姿似合う?」

 

璃奈

「希子ちゃん格好いい…」

 

希子

「ありがとう璃奈〜!席に案内するわね〜!」

 

希子に案内されて、俺達は席に座った。

 

「男女逆転コスプレ喫茶って事は…女子が男装している事になるんだよね。」

 

「そうゆう事です。」

 

「あっ、峰ちゃん。」

 

峰の服装は男物の着物を着ていた。

さすがに着こなしているな〜

 

ミア

「希子の提案だけど、まぁこうゆうのも悪くないよね」

 

ミアも希子と同じスーツ姿だった。

考えてみればこっちの世界のミアは16歳だから、

少し身長が高くて大人びているな…

 

俺の世界のミアが見たら羨ましがりそうだな

 

璃奈

「あれ?湊は?」

 

俺達は席に座ってから璃奈が湊の事を聞いた。

 

希子

「今から呼んであげるわ。くふふ…」

 

希子は何を笑ってるんだ?

あれ?峰とミアも笑ってるけど…

 

希子

「お呼びよ〜!ミナ子ちゃ〜ん!」

 

「ぐっ…誰がミナ子だ…!//」

 

ん?何かヒラヒラした服を着た可愛い子?が来たぞ…

 

「女子が男装…って事は男子は…あっ!」

 

侑利

「ま、まさかお前!?湊か!?」

 

璃奈

「!!?」

 

ヒラヒラした服を着た子の正体はまさかの女装した湊だった…髪型も違うけどカツラか?驚きだけど…これは…

 

希子

「ヤバいでしょ?もうねクラスが満場一致でやってて頼んだくらいなのよ!」

 

「が〜!黒歴史だ〜!てかさ!何で男子で女装してるの俺だけなんだよ!?おかしいだろ!!」

 

「だって風切さんが似合いすぎて他の男子が参りましたって言ったくらいですから。」

 

「いやそれでもやれよ!!」

 

「いや凄いね〜湊君似合いすぎだよ!」

 

侑利

「確かにな〜てか、お前綺麗な足してるな」

 

「蹴りますよ…!」

 

希子

「やめた方がいいわよ。それはご褒美になっちゃうから」

 

「どうゆう意味だ!」

 

璃奈

「湊、凄く可愛い…」

 

「んのぉぉぉ〜!璃奈〜見ないで〜!!」

 

璃奈

「一緒に写真撮ろう。」

 

希子

「ん〜どうせならこのまま湊を五人目のメンバーにするのどう?」

 

ミア

「それはGoodだね〜何だかもったいないしね」

 

「けどそれじゃあいけない事をしている気が…」

 

希子

「峰、素直に白状しなさい。好きでしょ湊の女装した姿」

 

「………まぁ…素直に言うとアリですけど…」

 

「こらぁ!!このとんでもトリオ!!

何言ってんだ!!?//」

 

希子

「ミナ子ちゃん。怒ったら駄目よ〜笑顔よ笑顔〜」

 

「が〜〜!!もう女装なんて懲り懲りだ〜!!」

 

確かにな…こりゃ黒歴史になるな、

まぁこれはこれで面白いな。

 

ミア

「は〜い二人共、写真撮るよ〜」

 

「り、璃奈…ちょっと勘弁してくれない」

 

璃奈

「駄目なの…?」

 

「くっ…断われねぇ…俺の馬鹿野郎…」

 

「あっ、次は私も一緒に撮っていい?」

 

「んのぉぉぉ〜〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや〜さっきは湊の女装で笑った笑った〜

あの後、希子のクラスを楽しんだ俺達は、

今度は演劇部の演劇を見に来ていた。

 

しずくはヒロインの役か、

まぁやっぱりそうだよな。

 

演劇の物語の内容は、

見ていてわかったのは姫とそれを守る剣士の恋愛かな、

しずくはやっぱ抜群の演技力だな〜

 

後それと…ちょっと驚いたのが…

 

しずく

「あなたはどうして私をそこまでして守ってくれるのですか?」

 

志貴

「それが私の使命だからです…姫様…」

 

志貴が姫を守る剣士役をしていた。

あいつ出るなんて言ってなかったのにな〜

 

「何でも志貴君が急に出る事になった理由って、

剣士役をする筈だった演劇部の部長さんが怪我をしたから急遽しずくちゃんと演劇の練習に付き合っていた志貴君が役を引き継いだんだって」

 

侑利

「なるほどな…けどその部長さんだけど、さっき凄く元気そうにしてるところを見たぞ、怪我したように見えなかったけど…」

 

「えぇ…」

 

まぁそれはともかく…

演劇は続いていき、終盤にきてラストのところまできた。

 

志貴

「私はこれからも姫様を守る剣士として傍にいます。」

 

しずく

「えぇ、これからも頼みますよ。剣士様…」

 

中々戦闘するところが多くて面白かったな〜

内容も良かったし、最後はお互いに見つめ合って終わりってところかな…

 

しずく

「…………」

 

志貴

「?……あれ?これで幕が下りて終わりなんじゃ…?」

 

しずく

「これからの事もかねて、私はあなたに誓いをします…」

 

志貴

「(え?こんな台詞あった?)」

 

しずく

「剣士様…私はあなたを愛しています…//」

 

「!?//」

 

侑利

「あら…!?」

 

しずくが台詞を言った後に、しずくは自分の顔を志貴の顔に近づけてキスをした。

 

それにより観客は驚きの声と、

主に女子のキャーって声が聞こえた。

 

あっ…幕が下りた…

 

「しずくちゃん…大胆だね//」

 

侑利

「もしかして…この演劇で自分の想いを伝えようとしたんじゃないか?」

 

「何だか…凄くロマンチック…//」

 

侑利

「あぁ…最高だな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや〜結構回ったね〜!」

 

侑利

「あぁ、けどまだ回ってないところがあるんだな〜

相変わらずこの学校デカすぎるんだよな〜」

 

「私、飲み物買いに行くけど侑利は?」

 

侑利

「俺は大丈夫。ちょっとそこでゆっくりしとくよ」

 

「わかった。」

 

侑は飲み物を買いに行き、俺は少し近くのベンチに座った。こんなにはしゃいで遊ぶのもいいな〜

 

「あら?あなたは…」

 

侑利

「ん?」

 

何か聞き覚えのある声が聞こえて振り向くと、

嵐珠がいた。

 

侑利

「嵐珠か、珍しいな一人だけなんて」

 

嵐珠

「嵐珠はちょっと休憩よ。クラスの出し物が結構人気が出ててね。」

 

侑利

「お前のところのクラスは…中華系か?お前チャイナ服着てるし。」

 

嵐珠

「そう嵐珠がプロデュースした中華喫茶よ。こんなにも反響が良いなんて思ってもみなかったわ。」

 

侑利

「あれ?何時もなら嵐珠なら当然ねとか言うのに、珍しく言わないな…」

 

嵐珠

「これはクラスのみんなでやってるから、嵐珠一人だけの活躍じゃないわ。最初はクラスのみんなに嫌われていたけど…希子達が一緒に謝ってくれたお陰で今はこうしてクラスのみんなと仲良くできてる。あっ!それにさっき違う学校の子とも友達になれたのよ!私と同じで中国からやってきてスクールアイドルしている子なのよ!」

 

嵐珠は凄く楽しそうに話していた。

こうして話していると根は凄く良い子なのがわかるな…

もし俺があの後同好会に入ったランジュと一緒にいたら、こんな感じで楽しく話せていたのかもな…

 

嵐珠

「本当に日本に来て良かった…次々にやりたい事や願い事が叶っていってるから、次は…」

 

侑利

「次は何だ?」

 

嵐珠

「恋愛よ!!」

 

侑利

「れ、恋愛したいのかよ?」

 

嵐珠

「だってその…蒼希と愛見てたら羨ましくも思うわよ…//

親友と一緒に過ごすのも楽しいけど…恋人と過ごす事も憧れるわよ…//」

 

何だこの嵐珠…顔を真っ赤にして乙女な事言って…

可愛いな…まぁ純粋に嵐珠は可愛いしな。

前の世界で色々ありすぎて、ちゃんと見てなかったけどな

 

嵐珠

「あっ!そろそろ時間!それじゃあ後で嵐珠のクラスにも来てよね。」

 

手を振りながら嵐珠は行ってしまった。

本当、嵐みたいにそそっかしい子だな〜

それが良いところだけどな

 

 

侑利視点…終

 

 

侑視点…

 

 

「遅くなっちゃったな…」

 

飲み物だけ買いに行くだけだったのに、

遂色々と買っちゃった。

 

「侑利待たせちゃったな〜…おわっとと!」

 

「わわ!」

 

私は急いでいる時に誰かにぶつかりかけた。

 

「ごめんなさい!」

 

「いえ、大丈夫ですよ」

 

「あれ?…あなた何処かで……」

 

ぶつかりかけた人の顔には見覚えがあった…

確か……そうだ!今ラブライブに参加している!

 

「もしかして…Liellaのリーダーの渋谷かのんさん!?」

 

「へ!あ、はいそうです!!」

 

「やっぱりそうなんだ!!」

 

まさかLiellaのリーダーと出会えるなんて思ってもみなかった。私はかのんさんと話しがしたくて少し場所を変えた。ごめん侑利、もうちょっと待っててね…

 

「へ〜他のLiellaの子達と一緒に来てくれたんだ。」

 

かのん

「可可ちゃんが行ってみたいって言ってね」

 

「どう?虹ヶ咲学園は?」

 

かのん

「予想してたより規模が大きい学校で驚いてばかりです。けどいい学校ですね。」

 

「あはは!ありがとう。」

 

かのん

「ここに来て驚いたのが、この前怪我して重傷だった子が元気でいた事ですね…」

 

「怪我して重傷!?一体どんな子!?」

 

かのん

「可愛い名前をしていた子です。確かネコって変わった名前で…」

 

「希子ちゃん!?(あ…もしかしてこの前の…)」

 

かのん

「知り合いなんですか?」

 

「まぁ…ね…あっその子もスクールアイドルやってるんだよ。」

 

かのん

「そうなんですか!?そういえばステージ楽しみにしててねって言ってたような…けどあの怪我どうやったらあんなすぐに治ったんだろう?」

 

「まぁあの子は凄く治るのが早い子なんだ!

私達も何時も驚かされてばっかりだし!」

 

流石に侑利の事は言えないよね…

どんな怪我も治す光の剣のお陰なんて言えないよ。

 

かのん

「そうだ!聞きたいんですけど、

高咲さんは仮面ライダーって知ってます?」

 

「!?」

 

かのん

「最近この辺で怪物が現れて、その怪物を倒しているヒーローが現れたって噂を聞いて、そのヒーローの名前が仮面ライダーって名前なんです。」

 

そんな噂が流れてるんだ…

まぁあれだけ戦っていれば噂とかも流れるよね。

あれ?でも仮面ライダーなんて言葉…

何でかのんさんが知ってるんだろう?

 

「うん。聞いた事があるよ〜…

一応ちょっと見た事あるし…」

 

かのん

「やっぱり噂は本当なんですね!

シトイさんが言ってた事は本当だったんだ…」

 

「(ん?シトイさんって…シトイって確かあの…!?)」

 

かのん

「ん?あっ、電話だ…もしもし?」

 

『かのん!今、何処デスか!?』

 

かのん

「うわ!?可可ちゃん!!今はね…」

 

かのんさんは友達と電話していた…

何であのヒューマギアとかのんさん達が…?

 

かのん

「あの高咲さん!」

 

「え!?な、何どうしたの?」

 

かのん

「私そろそろみんなと合流しないと…」

 

「あぁうん!私も引き止めてごめんね!」

 

かのん

「いえ、あの良かったら今度私の家のお店に来てください。」

 

「お店やってるんだ〜わかった!今度私の友達と一緒に行ってみるよ!」

 

かのん

「待ってますね!それじゃあ!」

 

そう言い、かのんさんは行ってしまった。

お店って…もしかして炎城さんが言ってた所かな?

Liellaのライブ映像見ていた時にリーダーの子はカフェで働いていた子って言ってたし、炎城さんに場所を聞いてみよう。

 

それにヒューマギアの関係も聞いてみたいしね…

 

ユウ

『考えているところ悪いけど、侑〜何か大事な事忘れてない〜?』

 

「あっ……侑利〜!!」

 

私は侑利を待たせている事を思い出して、

急いで走って行った。

 

 

侑視点…終

 

 

侑利視点…

 

嵐珠と話し終わった後、少ししてから侑が慌てて走って来て待たせた事て謝ってきた。そんな待ってないんだけどな〜

 

遅くなった理由はLiellaのリーダーの子と話していたとか言ってた。まぁ実際に会ったら話したくもなるよな

 

それと同時に驚く事を聞いた。

 

侑利

「Liellaの子達がシトイと関わっている!?」

 

「かのんさんは確かにシトイさんって言ってたよ。」

 

一体どうゆう事だ?

何でLiellaの子達とシトイが?

 

侑利

「一体どうゆう事…」

 

「彼女達のお陰で人間の良さに気づいたからだ。」

 

侑利 侑

「!?」

 

話していた時に…まさかの本人…

シトイが俺達に話しかけてきた。

 

シトイ

「そう身構えるな、私は今日はかのん達とこの学園祭を楽しみに来ただけだ。」

 

「楽しみにって…そんな事していいの?」

 

シトイ

「こうゆう所はアイツは暴れて破壊しろとか言うかもな…だが、そんなの私の知った事ではない。それに私はもう決めた。」

 

侑利

「何をだ?」

 

シトイ

「アイツの元から離反する事をだ。」

 

侑利

「んな!?そんな事したらお前は他のヒューマギア達と戦う事になるんじゃないのか?」

 

シトイ

「その心配はなくなった。実は今日、

ホムラとリリィとイリマもこの学園祭に来てるんだ。

あいつらも人間を襲う事をやめて、私と行動する事を選んだ。」

 

侑利

「後の二人は?」

 

シトイ

「セインとスノウか?奴らもその内考えを改めるさ…

お前達には手土産を持って合流する。

そうだ。ライブ、楽しみにしてるぞ、かのん達も楽しみにしてるんだ。」

 

少し微笑みながらシトイは行ってしまった…

あいつらが味方になるって言うのか…

 

何だか信じられないな…

 

 

侑利視点…終 

 

 

涼牙視点…

 

涼牙

「菜々、大丈夫か?ずっと顔を真っ赤にしてるけど?」

 

菜々

「だ、大丈夫です!//」

 

俺は菜々と学園祭を一緒に回っていて、

菜々はさっきからずっと顔を真っ赤にしていた。

何でなんだろうな?

 

菜々

「(執事服のままだと…直視出来ません…//)」

 

涼牙

「?」

 

二人で歩いていた時…

 

「ん?あっ…仮面ライダー…」

 

涼牙

「え?んな!?お前!!」

 

菜々

「あなたは!?」

 

俺と菜々が遭遇したのは…ホムラだった…

 

涼牙

「何でここに…まさか学園祭を襲いに!?」

 

ホムラ

「ちょっ、ちょっと待って!僕は普通に学園祭を楽しみに来ただけだよ!!」

 

涼牙

「普通に楽しみに来た…?何言ってんだ?」

 

ホムラ

「本当だよ!ベルトとキーもシトイに預けているし、

それに…信じられないかもしれないけど、僕はもう人間を襲う気はないよ…」

 

涼牙

「今さら人間を襲わないなんて言っても信じられるか!

お前は同好会のみんなをどれだけ襲いかかって来たと思ってるんだ!」

 

ホムラ

「うっ…それは…ごめん……なんて言っても許してくれないよね…けど、僕は本当に人間を襲うのはやめた。近い内に証明するよ……それじゃあ…また…」

 

ホムラは申し訳なさそうな顔をして行ってしまった…

あいつ、どうゆうつもりなんだ?

 

菜々

「あの子が言っている事本当なんじゃないですか?」

 

涼牙

「え?」

 

菜々

「何時もならあの子が来ていたら、もう学園祭どころじゃない騒ぎになっていますよね。本当に襲うのをやめたから騒ぎになっていないんじゃないですか?」

 

確かに…そうだけど…

 

涼牙

「いったいどうなってるんだ?」

 

 

涼牙視点…終

 

 

志貴視点…

 

 

僕としずくさんは演劇を終えた後…

二人きりになって話していた…さっきの演劇の事で…//

 

志貴

「しずくさん…そのさっきのは…」

 

しずく

「……さっきのは…その…いきなりでごめんなさい//

…あれは…私の気持ちを素直に行動で現したんです//」

 

志貴

「素直に行動で現したって…//」

 

しずく

「これは演技とかじゃなくって素直な私の気持ち…

私…志貴君の事が好き…私と付き合ってくれますか?//」

 

まさかの告白だった…

しずくさんが僕の事を……

 

志貴

「良いんですか?僕はその…また迷惑かけたり、心配かけたりして…」

 

しずく

「そんな事気にしない…私は無茶ばかりするあなたを支えてあげたい、ただ心配だけはあまりかけてほしくないかな…」

 

志貴

「しずくさん……その僕で良ければあらためて宜しくお願いします//」

 

しずく

「こちらこそ!」

 

しずくさんは喜んで僕に抱き着いてきた。

僕は今度こそ守り抜く…二度と失わない、

この子を絶対に!

 

「あら?何だかお邪魔だったかしら?」

 

志貴

「ん?んな!?」

 

しずく

「どうしたんですか?…!?」

 

僕としずくさんの前に現れたのは…

無銘剣虚無の使い手の剣士…リリィだった。

 

志貴

「何故お前がここに…!?」

 

リリィ

「別にいいでしょ、あっそれとこれ、受け取りなさい。」

 

しずく

「え!?」

 

リリィはしずくさんに向けて何かをなげて、

しずくさんは慌てつつも受け取った。

 

しずく

「これって花束?」

 

リリィ

「人間は感謝の気持ちに花束を渡したりするのだろう?

それは演劇だったか、良い演劇を見せてくれた私からの感謝の気持ちだ。」

 

志貴

「か、感謝の気持ち?」

 

リリィ

「興味本位で始めて見たが、音楽意外にも演劇とゆうのは良いものだな。ではな…」

 

リリィはそれだけ言い、

僕達に何もせずに行ってしまった…

 

しずく

「何だったんですかね?」

 

志貴

「さぁ…?」

 

 

志貴視点…終

 

 

朔太視点…

 

 

彼方達の手伝いもあって無事に予定よりも早く店を終えた。まさか完売するなんてな〜

 

それにまさかあの後…もう一人手伝ってくれた人物が現れた。

 

その人物は…

 

 

朔太

「手伝ってくれてありがとう。イリマ」

 

イリマ

「良いですよ。楽しかったですからね〜」

 

「まさか手伝ってくれるなんてな…いったいどうゆう風の吹き回しだ?」

 

忙しくてあまり気にしてなかったけど、

イリマは敵だ…だが始めてあった時と違って、

何処か優しい雰囲気になっていた…

 

イリマ

「人間の事を知る為ですよ。こうしていると色々な人間の表情を見れたり出来るからね。」

 

「何だそれは?」

 

エマ

「けど、この子何もしてこなかったよね。」

 

一真

「確かにな、襲いかかってきてるなら、もう既に襲いかかってきてるか?」

 

果林

「あなた…敵なの?」

 

イリマ

「近い内にわかるわよ、あぁそれとあなたに言いたい事があったわ…」

 

イリマは彼方の前に立って、頭を下げた。

 

イリマ

「以前あなたの妹をメギドにして、ごめん…

許される事じゃないのはわかってる…けど…

ちゃんと謝らせて…本当にごめんなさい」

 

彼方

「あなた……」

 

イリマ

「そろそろ行くわね。それじゃあ…またね!」

 

イリマは彼方に謝って、行ってしまった。

 

朔太

「まさか遥の事を謝るなんてな、随分と変わったな…」

 

彼方

「うん…けど良い子なんだね。悪い事してちゃんと謝る事が出来るなんて」

 

朔太

「確かにな…」

 

 

朔太視点…終

 

 

学園祭を楽しんだ後…

遂に合同ライブが始まる時間になった。

 

「あぁ〜楽しみ〜!!」

 

侑利

「あぁ!」

 

俺達は観客席からみんなのステージを見る事にしている。

やっぱりこうゆうのは観客席から見ないとな…

 

みんなは今、ステージの準備をしている。

始まるまでもう少しだな…

 

朔太

「準備はオッケーだ!!バッチシ応援するぞ彼方〜!!」

 

蒼希

「会長完全にガチ勢の格好じゃねぇか!!」

 

「これぐらいしないといかんだろ!!」

 

一真

「お前も朔太と同じそっち側かい恭!!」

 

志貴

「僕達は普通に応援しましょう。」

 

「そうだな。」

 

明日飛

「ん?おい涼牙、雷斗…お前らもか!!」

 

涼牙

「やっぱ形から入らないとだろ!」

 

雷斗

「かすみの応援にはこれくらいしないとな!」

 

 

朔太と恭と涼牙と雷斗は気合い充分にハッピを着て、

更にはペンライトを両手で持っていた。

 

傍から見たらこいつら仮面ライダーだって信じられないだろうな…

 

蒼希

「あっ、始まるみたいだぞ。」

 

朔太

「彼方〜!!」

 

明日飛

「まだ出てませんて!!」

 

侑利

「あはは…」

 

みんなのライブしている姿か……

何か久しぶりに見るな…

 

 

侑利視点…終

 

 

侑視点…

 

 

みんな凄いよ…

スクールアイドルフェスティバルの時より、

みんな成長して凄いライブになってるよ!

 

虹ヶ咲のみんなも凄いし、鴻神の子達も凄い!

 

希子ちゃん達は四人で披露したり、

ソロでも披露してきて見ているみんなも笑顔になってる。

 

ユウ

『希子ちゃんの歌ってる姿…

やっぱり優恵に似てるな〜楽しそうに歌ってる姿が特に』

 

侑利

「こっちのみんなも凄いな〜最高にときめくな〜」

 

侑利とユウも喜んで見ていた。

今まで色々と困難があったけど、それを乗り越えて、

やっとここまで来れた。この楽しい時間は楽しまないとね!

 

「あっ次は合同曲じゃない!」

 

次はいよいよ合同曲の披露…あれ?

 

私は合同曲を披露すると思ってみんなが出て来ると思ったら…

 

「希子ちゃん…?」

 

希子ちゃんが一人出て来てステージに立った…

あれ?こんな順番だったかな?

 

希子

「みんな楽しんでる〜?

楽しんでる今こそサプライズ〜!!

あたしの新曲披露!!」

 

希子ちゃんがそう言うとみんな驚きながらも、

歓声が聞こえた。新曲って何!?

 

 

希子

「それじゃあ聞いて……『Will save us』…」

 

ユウ

『え…!?』

 

希子ちゃんは静かに歌い始めた…

 

「うわぁ〜……」

 

蒼希

「良い曲だな…こうして見ると…可愛い妹なんだけどな…」

 

凄い素敵な曲…

希子ちゃんがこんな素敵な曲を歌うなんて…

 

ユウ

『何で希子ちゃんがこの曲を……』

 

ユウ?どうしたんだろう?

 

ユウの事が気になったけど、

希子ちゃんは歌い終わり、会場から凄い歓声と拍手が聞こえた。

 

その後、ステージの明かりが消えて、

再び明かりがつくと、希子ちゃん以外のみんながいた。

 

歩夢

「それじゃあ聞いてください私達の合同曲、

みんなで、せ〜の!」

 

「「 L!L!L!」」

 

歩夢とみんながそう言い、

虹ヶ咲と鴻神二校のスクールアイドルの合同曲、

『 L!L!L! 』を歌い始めた。

ちなみに希子ちゃんは歌が二番に入るところで合流して、一緒にみんなと歌い始めた。

 

侑利

「…………」

 

「侑利?…もしかして…泣いてる?」

 

侑利

「え…あぁ…ずっとこの光景を見たかったな〜って思っていたからな…心残りがなくなったよ…」

 

ユウ

『私も、もしかしたらみんなのこのライブを見れてたかもしれなかったのに見れなかったから…見れて良かった。』

 

「それなら良かったよ。」

 

侑利

「……絶対に転生者を倒そう…

倒して…この世界を平和にしよう…」

 

ユウ

『私も優恵がああなった真実を知る…

そして…必ず倒す…それが私に出来る事だから…』

 

「うん…みんなで頑張ろうね……」

 

そして…合同曲は無事に終わり、

二校合同ライブは大成功した。

 

 

侑視点…終

 

 

 

シトイ視点…

 

 

リリィ

「音楽…やはり良いものだな…」

 

ホムラ

「へぇ〜リリィが雑音とか言わないの珍しいね〜」

 

イリマ

「私でも良いと思ったわよ。機械の私達が感動?するなんてね…」

 

シトイ

「かのん達も感動していたな」

 

ホムラ

「またクゥが燃えていたんじゃない?」

 

シトイ

「あぁ、負けられません。とか言ってた。」

 

リリィ

「シトイ…私達はお前に着いて行く…

行動はいつ起こすんだ?」

 

シトイ

「近々な…」

 

イリマ

「セインとスノウはどうするの?」

 

シトイ

「奴らもわかってくれる筈だ……」

 

ホムラ

「わかってくれるのかな〜」

 

シトイ

「……これだけは言わせてくれ…」

 

イリマ

「あら何かしら?」

 

シトイ

「みんなで…生きるぞ…」

 

リリィ

「お前からそんな言葉が出るとはな…

かのん達の影響は凄いな…私もその一人だがな…」

 

ホムラ

「人間は面白いし!まだまだ楽しみたいしね!」

 

イリマ

「当然!私もまだ人間の事は知りたいわ!」

 

シトイ

「我々は必ず生きて…人間を守るぞ…

私もかのん達の行先を見届けたいしな…

この世界の未来を…守るぞ…」

 

 

シトイ視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転生者……奴の正体がようやくわかったぞ…

 

久しぶりだよ…こんなに…

 

イライラするほどの外道を見たのは!!!

 

何て奴を転生してくれたんだ!!

 

あいつは最早人間じゃない!

 

悪魔みたいなものだ!!!

 

 

おっと…取り乱してしまった……

 

侑利をここに再び呼び寄せて、

話さないとな…

 

そして…今の彼なら教えてもいいかもしれんな…

 

彼の世界に起きた…バグの影響を受けた世界の事を…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第三部 絆を固めて希望の道へ 終

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回予告

シトイ
「人間は可能性を秘めた存在だ!」

ホムラ
「だって人間って面白いもん」

リリィ
「この世界も…悪くはないな…」

イリマ
「…本当に良かった…」

スノウ
「私は…」

セイン
「私の最終目的はお前を倒す事!
私以外に倒されるのは許しません!」

ユウ
「お前が…お前がぁぁぁぁ!!!!」

侑利
「俺は…何て事をしたんだ……」

イザク
「消してあげますよ…全てね!!」

優恵
「アハハハ!!やっぱり最高のお気に入りは手に入れないとね〜!!」


第四部 ヒューマギア達の選択と明かされる真実


《シンギュライズ!》

『破壊…破滅…絶望…滅亡せよ…!』

《コンクルージョン・ワン…》


「うぅ…うあぁぁぁぁぁぁ!!!!」









はいどうも作者です!
え〜第三部これにて完結です。
長かった〜…

学園祭の話しはもう悪ノリで書いてましたね。
他にも色々と書きたいシチュエーションがあったんですけど、気がつくとこんなに長くなってしまったので、インパクトありそうな話しを書きました。

さて今回、合同曲『L!L!L!』を披露しました。
こうして思うと十二人って多いですね〜
希子を入れると十三人…めっちゃ多い…

そして希子は『Will save us』を披露。
この曲をチョイスした理由は好きだからです!
(そしてこの曲を聞くと思い出す…あの戦いを…)

さて…次回遂に第四部…
今回で合計五十話まで書いたのか…
本当この作品…終わるまで後何話になるんだろう…?

まぁそれは書いていたらわかる事ですね。
次回第四部は出来れたら来月には更新したいです。

それでは皆さん次回で!












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第四部 ヒューマギア達の選択と明かされる真実
第45話 滅びの悪魔の目覚め…



お久しぶりです。
それでは第四部始まりです…


 

ここは…?

 

何処だろうここ…辺り一面真っ暗…

 

ん?何か見えてきた…

 

何あれ…?

 

見えてきた光景は…仮面ライダー達が…

何か見慣れない怪物達と…

ジャオウドラゴンに似た頭の仮面ライダー?

と戦っている光景だった…

 

あの仮面ライダーは?

 

あっ…また違う光景になった…

 

今度は白い…ゼロワン?明日飛なの?

いや違う…白いゼロワン?とゼロワンが戦っている…

 

えっ…ちょっと待って…何だかゼロワンが負けそうになってるんだけど…!?

 

ゼロワンは白いゼロワン?にキックをくらって、

変身が解けて、明日飛はボロボロになっていた…

 

そして…白いゼロワン?は変身を解いて…

あれは…一体誰…?

 

ここで私の意識はなくなった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑視点…

 

 

転生者の襲撃もなく、

学園祭と合同ライブが無事に終わって数日後…

 

今度は第二回スクールアイドルフェスティバルを開催する為に、私達は色々と準備をする事になった。

 

次に開催する会場は明日飛が用意してくれてたみたいで、

会場の心配はまずは大丈夫だ。

まさか本当に用意してたなんてね…本当、明日飛には驚かされてばかりだよ〜…

 

会場を見せてもらったけど…かなり大きかった…

あのデカさって今やってるラブライブの本選の会場と変わらないんじゃ…?一体どうやって用意したんだろう…

 

まぁそれは置いといて…

みんなでどうするか話しているけど…やっぱりバラバラで纏まらないでいた。

これは何時もの事だね…開催時期もまだ決めてないし…

まだまだやる事はいっぱいあるな〜…

 

それと…一つ謎ができた…

 

それは…希子ちゃんがこの前歌った曲だ…

 

あの曲は…ユウが転生者、高咲優恵に始めてプレゼントした思い出の一曲だって事だった。

 

希子ちゃんにどうして知っているのか聞くと、

最近見る夢の中で歌っていた子に教えてもらったって…

そして…その夢の子の名前は…優恵…まさかの転生者と同じ名前だった…

 

みんなもどうゆう事かわからずだし…

何よりもどうしてあの転生者が希子ちゃんの夢の中に出てきたのか…転生者…高咲優恵には…まだ優しい心があるって事なのかな……

 

考えれば考える程よくわからなくなってくるよ…

一体…あの転生者って何なの…?

 

そして…私も気になる事をみんなに言った…

 

この前の希子ちゃんがボロボロになった姿が頭の中に出てきた光景や…最近見た光景の事を言った…

 

それを言うとみんなは驚いた…そして音坂さんが説明してくれた。

 

「それはもしかして…闇黒剣月闇の秘めた力かもな…」

 

「闇黒剣月闇の?」

 

「あぁ、噂で聞いた程度だがな、未来における災いを闇の剣士に疑似体験させるらしい…」

 

かすみ

「災いを疑似体験?」

 

「確かに光景を見たって言うより…経験した感覚に近かったかな…」

 

歩夢

「それじゃあ侑ちゃんはこれから起きる危険な出来事を経験したって事になるの!?」

 

涼牙

「それに…これから起こる事だろ…

ジャオウドラゴンに似た頭の剣士って…まさか…!?」

 

雷斗

「おそらくアイツの完全な復活が近いのかもな…」

 

せつ菜

「アイツってまさか!?」

 

明日飛

「イザク…けど奴はアークのベルトに宿っていたのに…

どうやって…」

 

涼牙

「アイツの事だ…何かの方法を使って身体を用意したんだろうな…アイツならやりかねない…」

 

蒼希

「それも気になるが…俺が気になるのは、

その白いゼロワンってのは何だ?」

 

希子

「あたしも気になった。そんなゼロワンいたかしら?」

 

明日飛

「そいつはアークだ…」

 

朔太

「何?アークだと?だがアークはそんな姿をしてなかった筈じゃ…」

 

明日飛

「三人が死んだ後…俺はアークと最後の戦いをしている時に…アークは進化したんだ…俺はその姿のアークと戦って…何とか勝って世界を守ってから死んだんだ…」

 

蒼希

「アークが進化しただと!?」

 

「え!?あの姿からまた変わるの!?」

 

一真

「どうやらこれから本当に大変な戦いになる事は間違いないかもな…」

 

エマ

「何だか怖いよ…」

 

彼方

「せっかく学園祭も無事に終わったのにね…」

 

果林

「アークやそのイザクがいるかぎりまだ安心は出来ない訳ね…」

 

璃奈

「それに…デザスト…もいる…」

 

「大丈夫だ璃奈。デザストは俺が何とかしてやるから!」

 

志貴

「今こうして二つの世界の剣士…いや仮面ライダー達がいるんです…前の世界のようにはなりませんよ!」

 

しずく

「志貴君…」

 

一真

「志貴の言う通りだ!俺達は絶対に負けねぇ!

今度こそあの転生者やイザクの野郎をぶっ倒して、この世界を救おうぜ!!」

 

仮面ライダー達は暗くなっているみんなを元気づけるように言ってくれた…そうだよね…一度絶望を乗り越えて…

二度も絶望を乗り越えた…

だから今度も乗り越えられるよね!

 

侑利

「それに味方も増えそうだしな…」

 

「それってシトイ達の事?」

 

かすみ

「それって敵のヒューマギア達ですよね?

大丈夫何ですか?」

 

侑利

「さあな…けど俺と侑に言ったんだ。転生者の元から離反するってな。」

 

涼牙

「そういえば…ホムラも人間を襲わないとか言ってたな…」

 

せつ菜

「確かに…学園祭を普通に楽しんでいましたし…」

 

しずく

「私もリリィさん?から良い演劇を見た感謝の気持ちだって、花束をもらいました…」

 

志貴

「今までと違って妙な感じでしたね…」

 

朔太

「イリマも俺達の店を手伝ってくれて…」

 

彼方

「彼方ちゃんに謝ってきたしね〜」

 

希子

「ん?ちょっと待って、スノウは?」

 

侑利

「アイツらは学園祭に来ていなかったらしいけど、そのうちわかってくれるとかシトイは言ってたぞ」

 

希子

「本当かしら?…スノウが味方になってくれると思わないけど……」

 

蒼希

「確かにな…セインの奴も特になってくれないと思うぞ…」

 

侑利

「とにかくシトイと一回会って話しを…………」

 

「って!?侑利!?」

 

侑利は話している最中に突然剣の姿になった。

 

希子

「ちょっとまた!?」

 

「侑利!侑利〜!!」

 

侑利が突然剣の姿になったって事は…

もしかして…またゴーザさんに呼ばれたって事かな…?

 

 

侑視点…終

 

 

 

イリマ視点…

 

 

イリマ

「ふぅ…本当何処に…いるのよセインとスノウの二人は…」

 

私はセインとスノウの二人を探していた。

ホムラとリリィも別の所で探していて、シトイはアイツの所から仮面ライダー達に渡す手土産を盗って来るって言って一人で行っちゃったわね…

 

イリマ

「それにしても面倒な二人ね連絡にも出ないし…あら?」

 

歩いていると店に展示されてる服に目がいった…

 

イリマ

「紫色…この服、すみれに似合いそうね〜」

 

本当私変わったのかもね…

以前まではこんな事言ったりしなかったのに、

今までの私は他人を煽る為に変な片言交じりの喋り方で話していたりしたわね…あの喋り方は確か私のモデルとなった外見の子の特徴とか聞いたわね…

 

けど今の私は……人間の事をもっとよく知りたい…

仲良くなって遊んだり、お店で働いたりとかして、

もっともっと知っていきたい。

 

まさかこんな事を考えるようになったのは…

サウザーに負けてからなんてね、負けて得る物がある…

人間はそうして成長したりするって…

 

イリマ

「今度…サウザー達に会う時は仲間として接する事が出来れたらいいわね。まだ警戒されるかもしれないけど…出来れたら友達になれたら…何てね…流石にちょっと我儘よね。さて、早くあの二人を見つけないとね。」

 

私が移動し始めた時だった…

 

「おや…おや…これはイリマじゃありませんか〜」

 

イリマ

「え?」

 

誰かに呼ばれて確認すると…そこには見慣れない人間の男がいた…誰?

 

イリマ

「貴方は誰なの?私名前を教えた事はないけど?」

 

「この姿では、はじめましてですね〜…私ですよ…」

 

男はワンダーライドブックを取り出した…

あの本は確か……まさか!?

 

イリマ

「貴方…まさか…」

 

「そうですよ…イザクですよ!!」

 

イリマ

「何で…!?貴方は確かアークのベルトに!?」

 

イザク

「あはは!!ヒューマギアのデータを元に新たな身体を作り上げただけですよ!!」

 

身体を作った!?とゆう事はイザクは今ヒューマギアと同じって事なの?

 

イザク

「さて…彼女からの伝言です…貴女達は全員最早役立たずだから…破壊していい、処分しろと言ってましたよ。」

 

イリマ

「シトイの言う通りね…いつか私達は用済みになる……

それなら、やってみなさいよ!私はそう簡単には倒せないわよ…」

 

イザク

「愚かな人形め…では私からのささやかなプレゼントをあげましょう…スクラップにされると言うね!!」

 

《オムニフォース!》

 

『伝説の聖剣と選ばれし本が交わる時、

偉大な力を解き放つ!』

 

イザクはワンダーライドブックをベルトのバックルに装填させて構えた。

 

イザク

「変身…!」

 

『OPEN THE OMNIBUS FORCE OF THE GOD!』

『KAMEN RIDER SOLOMON!』

 

『FEAR IS COMING SOON!』

 

イリマ

「!?」

 

ワンダーライドブックを開いてイザクは変身した…

まさかこいつが仮面ライダーになるなんて!?

 

「仮面ライダーソロモン…さぁ消してあげますよ…

イリマ…」

 

《ミリタリーホーン!》

 

イリマ

「変身!!」

 

《パーフェクトライズ!》

When the five weapons cross,

the JET BLACK soldier ZAIA is born.

 

"I am the president."

 

ザイア

「私はこんな所でやられる訳にはいかないのよ!」

 

私はサウザンドジャッカーを手にソロモンへと向かって行った。

 

イリマあらため…

ザイア視点…終

 

 

シトイ視点…

 

 

妙だな…

アイツのとこから手土産を盗ってきたまではいい…

 

何故誰もいなかったんだ?

 

アイツの姿も、何より新たにヒューマギアが作られた痕跡があった…何か作られたのか?

 

嫌な予感がする…

早くホムラとリリィとイリマ達に合流地点しなくてはな!

 

私は急いで向かった…

 

 

 

……そして……

 

…私の嫌な予感は…

 

……的中する……

 

 

 

 





次回 人間の良さを知って良かった…



え〜どうもお久しぶりです!
作者です。

遂に始まりました第四部…色々と明かされていきます。
それとまさか第三部を書き終わると同時にぶっ倒れて体調不良になるとは思ってみませんでした…
回復したのは本当最近です…あの病気じゃないです!
仕事の疲れがピークに来たからです。

ここで少しあらためてゴーザの事で…
最近映画でゴーストバスターズを見てラスボスの名前を聞いて、あっ!?となりました。

見た目の外見としてはあの映画と違って、
こちらの見た目はマーベルの魔法使い似の人です…
まさか聞いた時に忘れてた事もありびっくりしましたね(笑)

とゆう事でまた後で!


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第46話 人間の良さを知って良かった…

連続です


 

ザイア視点…

 

ザイア

「ぐあ!」

 

私は仮面ライダーソロモンに変身したイザクと戦闘を始めたけど…

 

ザイア

「何なのよこの強さ…!?」

 

ソロモン

「どうしました?私はまだ全然本気をだしていませんよ!」

 

ザイア

「この!!」

 

《C.E.O.ディストラクション》

 

ザイア

「はあぁぁぁ!!!」

 

私はソロモンに向けて右足にエネルギーを溜めて、

高蹴りを放った!

 

《C.E.O.DESTRACTION》

 

ザイア

「どう…!?」

 

ソロモン

「この程度ですか?」

 

ソロモンは片手で私の足を持って防いでいた。

 

ザイア

「馬鹿な…!?」

 

ソロモン

「攻撃って言うのはですね…こうするんですよ!!」

 

ソロモンは足を離すと同時に持っていた剣で連続で攻撃してきた。

 

ザイア

「がっ…」

 

ソロモン

「所詮は人形…雑魚め!!」

 

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON BREAK!』

 

ソロモンはベルトのワンダーライドブックを一度閉じて、

上部の起動スイッチを一回押して、

剣から衝撃波を放ってきて私は思いっきりくらってふっ飛ばされた。

 

ザイア

「ぐっ…この…」

 

ソロモン

「遅いんですよ…」

 

ザイア

「!?」

 

私が立ち上がったと同時に、いつの間にか私の後ろにいて…振り向くと同時に連続で斬られて私は手も足も出せずだった…

 

ザイア

「うぅ…」

 

ソロモン

「フハハハ!!仲間がいないとこの程度!

お前はヒューマギアの中でも一番の雑魚だ!!」

 

ザイア

「うるさい…わね…雑魚雑魚って調子に乗る…」

 

反撃しようとした時だった…

何か変…?

身体が動かない…?

 

ザイア

「え……?」

 

確認すると…ソロモンは持っていた剣で…

私をベルト事…刺していた…

 

ソロモン

「調子になんですか?」

 

ソロモンは剣を引き抜いて…

私はベルトが壊れた事により…

変身が解けて…膝をついた…

 

ソロモン

「口だけは達者でしたね…それじゃあ…さようなら!」

 

ソロモンは私に向けて剣を振り下ろした…

 

イリマ

「(ここで…終わりなの…私……)」

 

そんな時…私は…少し前の事を思い出した…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…回想…

 

「あんたって変わってるわね、まぁ手伝ってくれてるからありがたいんだけど」

 

イリマ

「こうゆうの私は結構嫌いじゃないのよ…すみれ」

 

私は今日、Liellaの一人、

平安名すみれの実家の神社の掃除の手伝いをしていた。

もちろんちゃんと巫女服ってのを着てね、

結構良いわね〜

 

すみれ

「そうゆうところが変わってるったら変わってるのよ。」

 

イリマ

「ん〜私から見たらすみれも変わってると思うけどね〜」

 

すみれ

「私が!?何処がよ!?」

 

イリマ

「たとえば…そうそのギャラクシーって台詞とか?」

 

すみれ

「んな!?これはあれよ!好きな言葉よ!!」

 

イリマ

「好きな言葉?…ギャラクシー……が?」

 

すみれ

「何か棒読みすぎない?こうよ!ギャラクシー!!」

 

イリマ

「ギャラクシー!!……あら、何か良いわねこれ!」

 

すみれ

「気に入ったなら使っても良いわよ。」

 

イリマ

「良いの?それなら私流に…そうね…

(確かこの外見モデルの子がこんな口癖があったわね…)

シャイニー!ギャラクシー!!」

 

すみれ

「ちょっと待ちなさい!何よそれ!?」

 

イリマ

「私なりのアレンジよ」

 

すみれ

「くっ…ちょっと良いと思っちゃったじゃない…」

 

イリマ

「気に入ったなら使って良いわよ。」

 

すみれ

「元々私のだし!!」

 

イリマ

「あはは!」

 

人間には色んな人がいる。

 

すみれは特に面白いと思った…こうして話しているだけで、人間で言うと…楽しい気持ちって言うのかしらね…

 

私はもっと知っていきたい…人間の事をもっと!

 

その為にも…色んな事を知らなきゃね!

 

 

…回想…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソロモン

「口だけは達者でしたね…それじゃあ…さようなら!」

 

ソロモンは私に剣を振り下ろしてきた…

 

イリマ

「!!」

 

それと同時に私は立ち上がって、

サウザンドジャッカーでソロモンの剣を防いだ!

 

ソロモン

「しぶといですね…人形如きが…」

 

イリマ

「私はね……まだここで!!!

終わる訳にはいかないのよぉ!!!!!」

 

Progrise key confirmed. Ready to break."

 

私はベルトからゼツメライズキーを引き抜いて、

サウザンドジャッカーに装填してからレバーを引いた!

 

《サウザンドライズ!》

 

イリマ

「うあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

ソロモンの剣を弾いて…私はトリガーを引いた!

 

《THOUSAND BREAK》

 

サウザンドジャッカーに赤黒いエネルギーが纏っていって、私はソロモンの胸目掛けて思いっきり突いた!!

 

ソロモン

「!?」

 

イリマ

「これでぇ終わりよぉ!!!」

 

《ZAIA ENTERPRISE》

 

ソロモンは私の攻撃をくらって…

吹っ飛んでいって爆発した…

 

イリマ

「はぁ…はぁ…調子に乗らないでよ…」

 

ジャッカーを持っている手を確認すると…

手の皮膚が剥げていて機械の手が剥き出しになっていた…

 

イリマ

「こんな手…見せられないわね…何とか直さないとね…

それよりもベルトも何とかしないと戦えないわね…

サウザーなら直せるかしら…?」

 

私はこの場から去ろうとした時…

 

イリマ

「あれ…?」

 

私は急に倒れた…何で…?

 

足を確認すると…火花を上げていた…

 

イリマ

「これ…斬られて…まさか!?」

 

ソロモン

「本当に小賢しいですよ…お前は…!!」

 

爆風が晴れると…剣を振った構えのソロモンがいた…

傷は…一切ついてない…

私の足を斬撃でも飛ばして斬ったの…

 

ソロモン

「消え失せろ!!人形!!!」

 

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON BREAK!』

 

ソロモンは手を上に上げて…隕石を出現させてから…

私に向けて飛ばしてきた…

 

イリマ

「………ここまでなのね……逃げられないし……」

 

足も壊された…動けない…

 

私…こんな最後か……

 

まぁ当然…よね……私は悪党だしね……

 

サウザーも悪党だったって言ってたけど…

 

変われる事が出来た…

 

私は変われると思ったけど……無理みたい……

 

イリマ

「…シトイ…後は宜しくね…………」

 

隕石は私の間近にまで迫ってきた…

 

イリマ

「…良かった…サウザーの大切な人に謝っておいて…

本当に良かった……そして…」

 

 

私は隕石に当たり…その場は爆発した……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間の良さを知って…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に良かった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし生まれ変われたら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間になって…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いっぱい楽しい事をしたいな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 悪の襲撃…



はい作者です……

イリマ……
最初は自分より下の奴を見下し、
煽ってばかりでしたが、
負けを知って人間の想いの力を知り、
人間に興味を持っていき…
彼女は最後に人間の良さを知りました…

それでは次回にて…




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第47話 悪の襲撃…

 

侑視点…

 

「今凄い音聞こえなかった!?」

 

私達は練習の為、学校の外に出てランニングを始めていた時、凄い爆発音みたいな音が聞こえた。

 

明日飛

「まさかマギアかメギドじゃないのか!?」

 

涼牙

「行ってみよう。もしマギアかメギドじゃなかったとしても、確認した方が良いかもな。」

 

一真

「みんなはここで待ってろ!」

 

明日飛達は爆発音が聞こえた所へ向かった。

 

「ちょっと待って!私も行く!!」

 

かすみ

「あっ!侑先輩!」

 

ユウ

『嫌な予感がするわね…侑利君も今いないし…気をつけないとね…』

 

確かにそうだよね…侑利がいない今…もし誰か酷い怪我でもしたら助からないからね…気を引き締めないと!

私は明日飛達について行った。

 

せつ菜

「侑さん!」

 

彼方

「あれ?そう言えば…歩夢ちゃんは?」

 

「さっき飲み物を買いに行くって言って自販機に買いに行ったよ。」

 

せつ菜

「連絡だけしておきましょう。危険なのはわかっていますけど…私達も確認しに行きませんか、何だか…嫌な予感がします…」

 

侑視点…終

 

 

歩夢視点…

 

 

歩夢

「今何か凄い音が聞こえたけど…何だろう…?」

 

またマギアかメギドなのかな…?

せっかく、暫く何もなかったのに…

とりあえずみんなの所に戻らないと!

 

「歩夢!」

 

歩夢

「あれ?侑ちゃん?どうしてここに?」

 

「歩夢が一人だったから心配で来たんだ。」

 

歩夢

「そうなんだ。ありがとう。それじゃあ早くみんなの所へ戻ろ…ん?せつ菜ちゃんからメッセージ?え〜と…侑ちゃんが明日飛君達と一緒に爆発音が聞こえた場所に向かったから私達も向かうって………えっ?…」

 

侑ちゃんが明日飛君達と一緒にって…

私は目の前にいた侑ちゃんを確認すると…いなかった…

 

歩夢

「今の侑ちゃんは…誰?…

(待って…確か転生者は…まさか!?)」

 

私がさっきの侑ちゃんが誰かわかった時だった…

 

「やっと二人きりになれたね〜……歩夢ちゃん…」

 

歩夢

「!?」

 

 

歩夢視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「確かこの辺じゃ…おわ!?」

 

俺達は爆発音が聞こえた所に着くと、

そこには何かが落ちた後みたいになっていた…

 

蒼希

「何だよ…これ…隕石でも落ちたのか…?」

 

雷斗

「隕石…まさか…」

 

せつ菜

「涼牙さん!」

 

涼牙

「せつ菜!?」

 

一真

「お前ら、待っとけって言っただろ…」

 

エマ

「ごめん一真君…」

 

同好会のみんなが来たと同時に…

 

「おや…まさかそちらから来てくれるとはね〜」

 

俺達は声が聞こえて振り向くと…男がいた…誰だ?

そう思っていた時…

 

「まさか…本当に復活したなんてな…」

 

一真

「忘れもしねぇぜ…その顔…」

 

「また会う事になるなんて…本当ないわ…」

 

雷斗

「色々と思い出すな…」

 

志貴

「お前だけは…!!」

 

涼牙

「こうして会うのは…久しぶりだな…イザク!!」

 

明日飛

「あいつが!?」

 

イザク

「フハハハ!そうですよ!ようやく身体が出来上がりましてね〜こうして自由に動けるようになったんですよ!」

 

朔太

「左耳の一部にピアスのモジュール…

身体はヒューマギアか…」

 

蒼希

「ベルトから身体に移ったって訳か…」

 

希子

「そのまま一生ベルトに居とけば良かったのに!」

 

イザク

「それでは軽い挨拶も終わった事ですし…

消してあげますよ…全てね!」

 

イザクがそう言うと周りにアークゼロ?だけどベルトが違うから別の何かが数体現れた。

 

かすみ

「何か転生者がいっぱい現れましたよ!?」

 

志貴

「あれは…アークメギド!!」

 

涼牙

「それって志貴がこの前言っていた奴か!?」

 

イザク

「ようやく完成しましてね〜特にこの三体は最高ですよ!さぁ真の姿となれ!!」

 

イザクの合図と同時に幾つかいる内の三体のアークメギドのベルトの本みたいなのが開いた。

 

 

『ZOOOUS!』

 

『LEGIEL!』

 

『STORIOUS!』

 

 

涼牙

「何!?」

 

一真

「おいおいマジかよ!?」

 

三体のアークメギドはアークゼロの姿からメギドの姿になった。今までと何か違う…明らかにヤバそうだ…しかもアークの名前もついているからか、片目がアークゼロの目をしている…

 

イザク

「知能はないですが凶悪性は増してますよ…

このアークレジエルとアークズオス…

そして…アークストリウスはね!」

 

アークストリウス

「ガアァァァァ!!!」

 

せつ菜

「あれって…まさか滅びの悪魔に仕えていた三体の魔人ですか!?」

 

涼牙

「あぁ…まさかアーク化して現れるなんてな…」

 

イザク

「さぁ忌々しい剣士共…いや仮面ライダー共!

終わりの時です…!」

 

《オムニフォース!》

 

イザク

「変身!」

 

『OPEN THE OMNIBUS FORCE OF THE GOD!』

『KAMEN RIDER SOLOMON!』

 

『FEAR IS COMING SOON!』

 

「あれは!?あれだよ!私が見たのは!!」

 

明日飛

「まさかあいつが侑が闇黒剣月闇で見た奴か!?」

 

涼牙

「ソロモン…気をつけろよ強敵だ…

みんなは早く逃げて!!」

 

《エレメンタルドラゴン》

 

《キングライオン大戦記》

 

《フォルティーシモアランジーナ》

 

《神風忍王伝》

 

《四聖獣神話》

 

《シブリングバウンティハンター》

 

《ジャオウドラゴン》

 

《エブリバディジャンプ!》

 

《ランペイジバレット!》

 

《サンダー!》

 

《アルティメットホーン!》

 

 

「「変身!!!」」

 

みんなそれぞれ変身して、ソロモン達に向かって行った!

 

 

明日飛あらため…

ゼロワン視点…終

 

 

セイバー視点…

 

 

ソロモン

「また操ってあげますよ!」

 

セイバー

「二度と御免だ!!」

 

ゼロワン

「はあぁぁぁ!!」

 

カリバー 

「優恵は何処!!」

 

俺とゼロワンとカリバーでソロモンに向かって、

後のみんなはせつ菜達を守りつつアークメギド達と戦っていた。

 

アークズオス

「グガァァァァ!!!」

 

ブレイズ

「随分と凶暴になって復活したなズオス!」

 

エスパーダ

「以前は知識はあって話せていたのに、

今はただの化け物だな!」

 

スラッシュ

「それよりも、このアークメギド達中々手強いぞ!」

 

バスター

「たく!ストリウス達も厄介だが!兵隊達も厄介なんてな!!」

 

剣斬

「分身も簡単にやられるな…だけど負ける気はしないな!」

 

アルティメットサウザー

「このアーク何とかの幹部クラスの奴か…かなり厄介だな、見境なく暴走して攻撃してくるぞ!」

 

くっ…ソロモンだけならともかく…ストリウス達までいるのは厄介すぎるだろ!

 

そんな時だった…

 

 

『再界時!』

 

『狼煙霧虫!』

 

 

バルカン

「んな!希子!!」

 

バルキリー

「何よ…げっ!何でこんな時に…!!」

 

サーベラ

「大神希子ぉぉ!!!」

 

突然サーベラとデュランダルが現れて、

バルカンとバルキリーに襲いかかった!

 

バルキリー

「ちょっと!スノウ!今は忙しいから相手ならまた今度してやるわよ!!」

 

サーベラ

「黙れ!そんな事で私が見逃すと思うか!?」

 

デュランダル

「貴方も逃しませんよ…大神蒼希…!!」

 

バルカン

「まったく!タイミング悪すぎだろ!!」

 

ソロモン

「おやおや…セインとスノウじゃないですか〜…」

 

ソロモンが何か手に合図をすると、

突然アークメギドはデュランダルとサーベラに攻撃し始めた。

 

デュランダル

「ぐっ!何をする!?」

 

サーベラ

「ちょっと!どうゆう事なの!?私達まで攻撃してくるなんて!?」

 

ソロモン

「お前らは用済みでしてね〜廃棄処分ですよ。」

 

デュランダル

「何ですって!?」

 

廃棄処分…?ヒューマギア達は用済みだって言うのか!?

 

ゼロワン

「お前ら仲間じゃないのかよ!!?」

 

ソロモン

「所詮は人形…いらなくなったら捨てる道具みたいな物ですよ〜」

 

ゼロワン

「ふざけんな!!ヒューマギアは道具何かじゃない!!」

 

ゼロワンは怒りを露わにしてソロモンに攻撃した。

 

ソロモン

「いえ、道具ですね…だから消し飛びなさい!」

 

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON STLASH!』

 

ソロモンはカラドボルグにエネルギーを纏わせて、

俺達に向けて見境泣く斬撃を飛ばしまくってきた。

 

セイバー

「うわ!?」

 

俺はくらって吹っ飛ばされて、みんなも斬撃をくらったり何とか避けれたりしたけど…斬撃の一つがせつ菜達の方にも飛んでいった。

 

バスター

「うぅ…やべぇ!恭!!」

 

スラッシュ

「うぅ…ぐっ…くそ…!直撃くらった…間に合わ…」

 

スラッシュがみんなを助けようとしたが、

ダメージが酷くて動けないでいた…

だけど…その時だった…

せつ菜達に当たる直前に…せつ菜達の周りが炎の渦が出現して、斬撃を防いだ。

 

スラッシュ

「あれは!?」

 

炎の渦が消えると…

そこには…迅バーニングとファルシオンがいた。

 

せつ菜

「あなた達は…!?」

 

迅バーニング

「ふぅ〜危ない危ない…大丈夫?」

 

エマ

「私達を助けてくれたの?」

 

かすみ

「何で助けてくれたんですか!?」

 

ファルシオン

「勘違いするな…お前らが死ぬと、お前らの歌が聞けないからだ…それに演劇もな…」

 

迅バーニング

「リリィはこう言ってるけど、ちゃんと守る気でいたから、心配しないでね〜」

 

ファルシオン

「うるさいぞ…ホムラ!!」

 

果林

「もしかして…味方で良いの?」

 

「あぁ…その通りだ!」

 

突然アークメギドが何体か爆発して倒されて、

みんなの前にシトイが現れた。

何て速度で倒してんだよ…

 

デュランダル

「シトイ…!?ホムラ、リリィ!あなた達どうゆうつもりですか?人間を助けるなんて…?」

 

シトイ

「そのままの行動だ。私は彼女達を助ける為に行動する。ホムラやリリィも私の行動に賛同してくれた。」

 

サーベラ

「裏切るの!?」

 

シトイ

「裏切るも何も…お前達こそ裏切られたんじゃないか?

敵はさっきからお前達二人も攻撃しているように見えるが?」

 

サーベラ

「これは…」

 

ソロモン

「まさか人形共が全員揃ってくれるとはね〜

イリマを処分してから、探すのに手間がかかると思ってましたけど、とても好都合です!」

 

アルティメットサウザー

「イリマを…処分…!?」

 

みんなイザクの言った言葉に気づいた…

イリマを処分したって言葉に…

 

迅バーニング

「おい…今何て言った…?イリマを処分って…?」

 

ソロモン

「言葉通りですよ〜イリマはあなた達とこうして出会う前に私の手で処分しましたよ…粉々に跡形もなくね!」

 

彼方

「そんな!?」

 

果林

「イリマって…学園祭で、お店を手伝ってくれた…!?」

 

スラッシュ

「殺したのか!?イザク!?」

 

ソロモン

「何を言ってるんですか?たかが人形ですよ?壊されたところでどうもないですよ」

 

デュランダル

「イリマが…そんな…!?」

 

サーベラ

「じゃあ…私達は本当に使い捨てにされたの…!?」

 

ファルシオン

「貴様…!!」

 

迅バーニング

「よくも…イリマを!!」

 

迅バーニングとファルシオンは怒ってソロモンに向かって行こうとした時、シトイが二人を止めた。

 

迅バーニング

「シトイ…!?」

 

ファルシオン

「おい…離せ…」

 

シトイ

「二人は彼女達を守れ…そいつは私が相手をする…」

 

シトイは近くにいたアークメギドの頭を殴って、

頭をぶっ飛ばした。

 

ソロモン

「おやおや…怒っているんですか?仲間をやられて?

人形にも感情があるんですか?」

 

シトイ

「確かに怒っているって事かもな…イリマをやられて…

こんなにイライラしているのは…これが怒りの気持ちか…

これを使うのは好きじゃないが…仕方ないな…」

 

シトイはベルトを出して、

着けてからキーを懐から取り出した。

 

《絶滅ドライバー》

 

ゼロワン

「何だ…?ゼロワンドライバーに似てるな…?」

 

《アークスコーピオン!》

 

シトイ

「変身……!!」

 

《プログライズ!アーク!》

Destruction! Ruin! Despair! Extinction!

 

《アークスコーピオン!》

"The conclusion after evil climbs

the top of the highest mountain of rock."

 

シトイの後ろから白銀のサソリが出現して、シトイを食らい込む形でスーツとアーマーを形成して変身が終わった後に…周りに色んな武器が生成された。

 

全員

「!?」

 

この場にいた全員が感じたかもしれない…

変身したシトイの姿の威圧感に…

何だ…これは…ヤバい何てもんじゃないぞ…!

 

デュランダル

「シトイが…変身…?いつ以来ですかね…見るのは…」

 

ソロモン

「随分と凶悪ですね〜…だが私に勝つのは不可能でしょうね〜!」

 

「勝手に言ってろ……

仮面ライダー滅…アークスコーピオン…!

この悪の力を持って…貴様を滅する!!」

 

アークスコーピオンの目は…赤く光り…

近くにあった武器を引き抜いて構えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第47話 悪の襲撃、悪を持って悪を滅せよ!

 

 

 

 

 

 

 





次回 形勢逆転?まさかの襲撃者!


はいどうも作者です!
怒涛の展開が続いてます…
ズオス、レジエル、ストリウスが、
アークメギドとして登場。
そして…遂にシトイが変身!
変身後はアークスコーピオンです。
皆さんはシトイは何に変身すると思っていたでしょうか?

更に歩夢はどうなったのか…?

今後を楽しみにしててください。


え〜そして、わたくし作者は虹ヶ咲4thライブ、
現地で二日間参加しました。
もう、みんなが可愛いすぎて昇天です…

それでは次回で!




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第48話 形勢逆転?まさかの襲撃者!


忙しい回になっちゃったな〜


 

ゼロワン視点…

 

 

ソロモン

「あなた一人で何が出来ると言うんですか?

ズオス!レジエル!ストリウス!

その人形を消してあげなさい!!」

 

ソロモンに命令されて、

アークメギド達は変身したシトイ…

アークスコーピオンに向かって行ったが…

 

アークスコーピオン

「退け…雑魚共…!!」

 

アークスコーピオンは、

まずはアークズオスを蹴り飛ばして、

その後にアークレジエルを殴り飛ばし、

最後にアークストリウスを回し蹴りをしてぶっ飛ばした。

 

ソロモン

「!?」

 

セイバー

「う…嘘だろ…!?」

 

バスター

「ほぼ一撃でぶっ飛ばしやがった…!?」

 

アークスコーピオン

「イリマを破壊した罪…仲間を殺した罪は重いぞ……

イザク!!!!」

 

ソロモン

「人形如きが!!」

 

『ソロモンブレイク』

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON BREAK!』

 

 

ソロモンは手を上に上げて、隕石を出現させて、

シトイに向けて飛ばしてきた。

 

 

せつ菜

「い、隕石!?」

 

かすみ

「あんなのどうするんですか!!?」

 

アークスコーピオン

「小賢しいな…」

 

アークスコーピオンはベルトのキーを再度押し込んだ。

 

《ヘイドレイドインパクト》

 

アークスコーピオンの右腕に蠍の尾のようなのが纏い、

紫と黒色に染まって、隕石に向かってジャンプして、

アークスコーピオンは隕石目掛けて殴った!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークスコーピオンによって殴られた隕石は粉々に砕け散った!

 

《ヘイドレイドインパクト!》

 

 

ソロモン

「!?」

 

バルキリー

「うそ〜ん……って!!安心してられないじゃない!

隕石の破片!」

 

ランペイジバルカン

「撃ち落とすぞ!」

 

それぞれ隕石の破片を何とかしようとしたら…

 

アークスコーピオン

「問題ない…」

 

アークスコーピオンは地面に着地すると同時に、

地面に突き刺している武器を引き抜いて、次々と隕石の破片に目掛けて投げていって破壊していった。

 

アークスコーピオン

「ついでだ…!」

 

隕石の破片を破壊した後に、

今度は残っているアークメギドの兵隊に目掛けて武器を投げて攻撃していき、更には接近して攻撃して倒していった。

 

剣斬

「おい…強すぎじゃねぇか…あいつ?」

 

アークスコーピオン

「何だイザク…我々の事をコケにしておいて、

お前の作った人形の方が…大した事がなさすぎるな…」

 

ソロモン

「黙れこの人形がぁ!!!」

 

アークスコーピオン

「今の貴様の身体もヒューマギア…

貴様も似たようなものだ…」

 

ソロモン

「一緒にするな!!!」

 

アークスコーピオンとソロモンはお互いにぶつかり合った。実力を見てるとソロモンも強いが…アークスコーピオンが上だ…本当…こいつが味方で良かったと思う…

 

アークスコーピオン

「はぁ!!」

 

ソロモン

「ぐっ…人形が!ぐっ…がぁ!?」

 

ソロモンは突然胸辺りから火花をだして怯んだ。

何だ…?アークスコーピオンの攻撃でやられたとかじゃないよな…?

 

ソロモン

「何…?まさかこの部分は…イリマ!あの人形め!!」

 

アークスコーピオン

「イリマだと……本当お前って奴は…はっ!」

 

アークスコーピオンは怯んだソロモンの隙きをついて、

攻撃を続けてソロモンをふっ飛ばした。

 

ソロモン

「がぁ…くそ!この私が人形なんかに!!」

 

アークスコーピオン

「これで終わりだ…イザク!」

 

アークスコーピオンは、

再びベルトのキーを押し込もうとした…

 

アークスコーピオン

「ぐっ…!?…がっあぁ……!!」

 

カリバー

「ねぇ何か変じゃない?」

 

アークスコーピオン

「があぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

アークスコーピオンは突然膝をついて、

苦しんでいるように叫んだ。

 

アークスコーピオン

「あぁ…がぁ…やめろ…ワタシを…呑み込むナ…!!

うっ……滅ぼす…人類滅亡…せよ……」

 

ソロモン

「!?……まさか!?」

 

アークスコーピオン

「ぐっ……やれ!!」

 

アークスコーピオンがそう言うと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カラミティ・ストライク」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークスコーピオン

「ぐっ!!うっ…!」

 

アークスコーピオンは突然何かに攻撃されて、

ぶっ飛ばされて変身が解けた。

 

アークスコーピオンを攻撃したのは…

 

デザスト

「約束通り…やったぞ、生きてるか?」

 

剣斬

「デザスト!?」

 

デザスト

「ほぉ〜随分強くなったみたいだな〜剣斬…」

 

ファルシオン

「あいつ…何故シトイを?」

 

迅バーニング

「もう少しで勝てそうだったのに〜!」

 

デザスト

「おいおい…俺はそのシトイに頼まれてやったんだぞ…」

 

シトイ

「その通りだ…助かったぞ、デザスト…」

 

シトイはボロボロになりながらも立ち上がった…

何か辛そうだな…てか、デザストと協力関係なのか?

 

ソロモン

「くっ…はは…運は私に味方したようですね!!」

 

ソロモンはシミーを大量に呼び出して、

シミーは俺達に襲いかかってきた!

 

ブレイズ

「野郎!!」

 

エスパーダ

「アークメギドの兵隊はシトイが倒してくれたお陰で、厄介な奴がいない今、イザクを狙うならチャンスなんじゃないか!?」

 

アルティメットサウザー

「あの幹部クラスも怯んで動くまで時間がある!

一気に攻めるぞ!!」

 

スラッシュ

「あぁ!来い!」

 

『サモン!』

 

『トロールガーディアン!』

 

バスター

「よっしゃあ!こいつら纏めてイザクをぶっ倒すぞ!」

 

『サモン!』

 

『朱雀双剣!』

 

カリバー

「明日飛!私達も!」

 

ゼロワン

「あぁ!!」

 

みんなそれぞれシミーを倒していき、

俺もカリバーと一緒にシミーを倒してソロモンに向かって行った。

 

ゼロワン視点…終

 

 

バルカン視点…

 

 

ランペイジバルカン

「おい!お前らはいつまでボケっと立ってるんだ!?」

 

俺はデュランダルとサーベラに言った。

 

デュランダル

「黙りなさい!お前に言われる筋合いはありません!」

 

デュランダルは槍を俺に向けて振ってきたが、

俺は槍を掴んで防いだ。

 

ランペイジバルカン

「今揉めてる場合じゃないだろ!

お前らは使い捨てにされたし、仲間もやられたんだぞ!

このままで良いのかよ!?」

 

デュランダル

「ぐっ…!」

 

ランペイジバルカン

「全てが終わったらいくらでも相手になってやる!!

それまで俺達に力を貸すか!仲間の敵を討つかどっちか決めろ!!どっちも決めれねぇんならどっかに行ってろ!!」

 

俺は槍を離してバルキリーと一緒にシミー達に向かおうとしたら…

 

バルキリー

「兄貴!!」

 

ランペイジバルカン

「何?んな!?」

 

後ろを振り向くとデュランダルが槍を構えて俺に振りかぶろうとしていた。

 

ランペイジバルカン

「お前!?」

 

俺は構えようとしたら、

デュランダルは俺の後ろにいたシミーを攻撃した。

 

ランペイジバルカン

「え?」 

 

デュランダル

「……良いでしょう…今は力を貸します…だけど!

私の最終目的はお前を倒す事!

私以外に倒されるのは許しません!

全てが終わったら…決着をつけましょう…!」

 

ランペイジバルカン

「あぁ…良いぜ…足引っ張るなよ…」

 

デュランダル

「お前こそね…スノウ…行きますよ!」

 

サーベラ

「はい、姉様!」

 

バルキリー

「あんたこそ足引っ張らないよね〜」

 

サーベラ

「黙りなさい大神希子…!」

 

バルキリー

「はいはい…ビビりのヒューマギア〜」

 

サーベラ

「共闘が終わったら覚えておきなさいよ!」

 

俺達はデュランダルとサーベラと共闘して、シミー達を攻撃していった。

 

バルカン視点…終

 

 

剣斬視点…

 

 

剣斬

「たく!イザクの野郎も倒さないといけないのはわかるけど!デザスト!」

 

俺はシミー達を倒しながらデザストを見ると…

あいつは璃奈達の方にいた…

 

デザスト

「ん?お前…確か剣斬の…?」

 

璃奈

「ひっ…!!」

 

「りなりー!!」

 

ファルシオン

「おい…彼女達に何の用だ?メギド…」

 

デザスト

「別に…ただこの女が死んだら…あいつはどうなるだろうと思ってな〜…」

 

あいつまさか璃奈を!?

させない!!

俺はシミーを倒して、璃奈達の所へ急いで向かった!

 

デザスト

「らぁ!」

 

迅バーニング

「おいお前!?」

 

デザストは剣を振って、璃奈達に攻撃したんじゃなく…

シミーに攻撃した…!?

 

璃奈

「え…何で…?」

 

デザスト

「シトイに教えてもらった…人間は確か…

大切な存在がいると強くなり…いなくなると弱くなる…

お前がいるとあいつが強くなるんだろ?

俺は一番強い状態のあいつと戦いたい!お前が死んだら意味がねぇだろ!!!」

 

デザストはそう言いながらシミーを次々と倒していった。

 

剣斬

「お前が味方してくれるってのか!?」

 

デザスト

「あぁ?ちげぇよ…強いお前と戦う為だ…剣斬!」

 

剣斬

「ずっと剣斬って言ってるが…俺は風切湊だ!!

ちゃんとした名前があるんだよ!!」

 

デザスト

「なら俺は…デザストだ…」

 

剣斬

「知ってるよ!!」

 

俺はデザストと協力?して璃奈達を守りながらシミー達を倒していった。

 

 

剣斬視点…終

 

 

セイバー視点…

 

 

セイバー

「今のお前なら倒せる!!」

 

ソロモン

「ふざけるな!!炎の剣士ぃぃ!!!」

 

イザクはシトイのお陰でボロボロになっているのと、

ヒューマギアの身体に慣れてないからか、

動きもぎこちなくなっている!

 

ソロモン

「うあぁぁぁぁ!!!消えろぉ!!」

 

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON STLASH!』

 

ソロモンはカラドボルグから斬撃を飛ばして、

俺は斬撃を防いだと同時に爆発した。

 

せつ菜

「涼牙さん!!」

 

ソロモン

「フハハハハハ!!力の差は私の上だぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『勇気!愛!誇り!』

 

『3つの力を持つ神獣が、今ここに…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『烈火抜刀!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『愛情のドラゴン!』

 

『勇気のドラゴン!』

 

『誇り高きドラゴン!』

 

 

 

『エモーショナルドラゴン!』

 

 

 

 

 

ソロモン

「何だと!?」

 

 

爆風が晴れると俺は三体の神獣を宿した…

前の世界でこの姿でイザクを倒した姿…

エモーショナルドラゴンとなった!

 

 

『神獣合併!感情が溢れ出す…』

 

セイバー

「この時までとっておきを隠しておいて良かった!」

 

ソロモン

「くっ忌々しい姿め!!」

 

せつ菜

「うおぉぉ!!格好良いです!何ですかその姿!?」

 

ファルシオン

「こんな状況なのに元気な人間だな…」

 

迅バーニング

「テンションがクゥと似てるよね?」

 

しずく

「すいません…せつ菜さんいつもこうなんです…」

 

かすみ

「そうなんですよね…歩夢先輩も何か言ってあげてって…あれ?」

 

果林

「あら?歩夢は?」

 

セイバー

「はあぁぁぁぁ!!!」

 

俺はソロモンに向かって行き、攻撃していった!

 

ソロモン

「ぐあ!うっ…くっ面倒な身体だ…!」

 

いける…勝てる!!!

いや、絶対に勝つんだ!!

 

俺は連続て攻撃していき、

ジャンプして聖剣をベルトに納刀してトリガーを引いた。

 

『必殺読破!』

『伝説の神獣!一冊撃!ファイヤー!』

 

セイバー

「情龍神撃破!!」

 

ソロモン目掛けてキックの体制になって突っ込んで行った。

 

セイバー

「これで終わりだぁ!!」

 

ソロモン

「くっ…!!」

 

これが当たれば勝てる…その時だった…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《パーフェクトコンクルージョン!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セイバー

「何!?」

 

何かが俺とぶつかり合い、その場は爆発して…

ソロモンもふっ飛ばされて、俺も後ろへとさがった。

 

セイバー

「今のは何だ…!?何かとぶつかったぞ…?」

 

爆風が晴れるとそこにいたのは…

 

白いゼロワン?だった…

 

セイバー

「ゼロワン?」

 

ゼロワン

「何?…んな…!?」

 

カリバー

「嘘…あれも出た…!?」

 

セイバー視点…終

 

 

カリバー視点…

 

炎城さんがイザクを倒す寸前に白いゼロワン?が現れて妨害した…あのゼロワン?は…

 

ゼロワン

「離れてろ侑!!」

 

明日飛は白いゼロワン?に向かって行って攻撃したけど、

攻撃を防がれた。

 

ゼロワン

「まさか…本当に現れるなんてな…アークワン!」

 

カリバー

「アークワン…?」

 

って事はあれはアークが進化した姿…?

それじゃあ…

 

カリバー

「あれって優恵ちゃんなんじゃ!?」

 

カリバー(ユウ)

「そうなのかな…けど何か様子がおかしいわね…」

 

アークワン

「うあぁぁぁぁぁ!!!!」

 

アークワンはもの凄い速さで明日飛に攻撃していった。

 

ゼロワン

「ぐっ!?やっぱりゼロワンじゃキツイか!」

 

アークワン

「あぁぁ!!」

 

ゼロワン

「うおわ!!」

 

明日飛はアークワンに殴られてぶっ飛ばされて、

変身が解けてしまった。

 

明日飛

「ぐっ…うぅ…」

 

カリバー

「明日飛!!」

 

明日飛

「うっ…気をつけろ!!みんな!!」

 

アークワンは速く動いて、

同好会のみんなの前に現れた!

速い…何なの今の!?

 

迅バーニング

「この!!」

 

ヒューマギアの二人がみんなを守ろうとしてくれたけど…

 

アークワン

「うあぁぁ!!!」

 

迅バーニング

「うわ!!」

 

ファルシオン

「ホムラ!こいつ!!ぐっ!」

 

ホムラは蹴り飛ばされて一撃で変身が解けて、

もう一人は首を掴まれて持ち上げられて…

 

『悪意』『恐怖』

 

『ラーニング2』

 

《パーフェクトコンクルージョン!》

 

アークワンの右腕が何か赤黒い文字のエネルギーが纏っていってもう一人のヒューマギアを殴った!

 

ファルシオン

「ぐあぁ!!!」

 

もう一人のヒューマギアは殴られて爆発したけど、

確かあのヒューマギアの仮面ライダーの能力って…

 

やられた後に、火柱が出現して、

やがて火柱は人の姿になっていって復活したけど…

 

ファルシオン

「ぐっ…何だおま…ぐあ!!」

 

復活した後に蹴り飛ばされて、

もう一人も変身が解けてしまった…

 

エマ

「な、何なの…!?」

 

彼方

「これ、マズいよ…!」

 

アークワン

「うぅ…うっ…あぁ…うあぁ…」

 

シトイ

「くっ……離れろ!」

 

シトイがアークワンを蹴り飛ばして、アークワンはぶっ飛ばされたけど着地すると同時に苦しそうに頭を抑えていた…

 

セイバー

「何で苦しそうに…?」

 

アルティメットサウザー

「様子がおかしいぞ…」

 

明日飛

「お前は…誰だ…?」

 

アークワン

「うあ…や…め…て…うあぁぁぁぁ!!!!!」

 

アークワンは叫びながら変身を解いた。

 

そして…その正体は…転生者の優恵ちゃんじゃなかった…

 

 

カリバー

「…嘘…!?」

 

 

明日飛

「何で……何でなんだよ……!?」

 

 

アークワンの正体にみんな驚愕していた…

 

私と明日飛は…特に驚いた…

 

 

だって…

 

 

 

 

明日飛

「何でアークワンに………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「歩夢!!」

 

 

 

 

アークワンの正体は…

 

……歩夢だった……

 

 

 

 





次回 明かされる事実…


はいどうも作者です…
エモーショナルドラゴンが登場し、
それぞれ共闘してソロモンを追い詰めた時、
アークワンが現れた事で状況が一変、
そして…その正体は…歩夢です…

これは当初から決まってました。
歩夢はアークワンにするって事はですね。
更にシトイもアークスコーピオンに変身していた時、
何か異常が?それは一体?

まぁ今後わかります!
それでは次回で!






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第49話 明かされる事実…

 

明日飛視点…回想

 

明日飛

「さっきの歩夢は凄かったな〜」

 

歩夢

「もう言わないでよ〜」

 

俺は歩夢と学園祭を一緒に回っていて、

さっきの歩夢のクラスのお化け屋敷の事で話していた。

 

明日飛

「けど怖かったけどあの歩夢も意外と可愛かったぞ。」

 

歩夢

「本当?」

 

明日飛

「本当だよ。俺が嘘ついた事あるか?」

 

歩夢

「確かにそうだけど〜」

 

明日飛

「ほら」

 

俺は歩夢に手を差し伸べた。

 

明日飛

「ライブまで時間あるし、折角一緒に回ってるからいっぱい楽しもうぜ!」

 

歩夢

「そうだね。行こう!」

 

歩夢は俺の手を掴んで、俺達は一緒に歩き始めた。

 

歩夢

「ねぇ、明日飛君…」

 

明日飛

「何だ?」

 

歩夢

「……私達の関係ってさ…周りの人から見たらどう見えるのかな?//」

 

明日飛

「えっ!?」

 

歩夢

「何でもないよ。行こっか」

 

俺達の関係……幼馴染み…

 

付き合ってもないけど…

 

俺は…歩夢の事は……

 

 

回想終了……

 

 

現在…明日飛視点…

 

アークワンの正体…それは歩夢だった…

 

みんなはアークワンの正体が歩夢だった事に驚きを隠せないでいた。

 

明日飛

「何で…歩夢が…何でなんだよ!!?」

 

歩夢

「うぅ…明日…飛…君…たすけ…て!うっ!!」

 

歩夢は俺に助けを求めようとしたら…

突然目のハイライトが消えて、立ち上がった…

今の歩夢はまるで…

以前みんなが操られていた状態に似ていた…

 

かすみ

「何で歩夢先輩が敵になってるんですか!?」

 

アルティメットサウザー

「上原さんの耳にザイアスペックが着いている!

恐らくアレのせいで以前の彼方達のようになっているのかもしれない!!」

 

カリバー

「けど、何で今になって歩夢が!?」

 

そんな時…

 

「アハハハハハ!!それは歩夢ちゃんが私の最高のお気に入りだからよ〜……お姉ちゃん…」

 

 

狂った笑い声が聞こえると同時に…

転生者…高咲優恵が現れた…

 

 

カリバー

「優恵!!」

 

優恵

「何よイザク、随分と無様ね〜」

 

ソロモン

「黙りなさい!この身体に慣れていなかっただけです!」

 

優恵

「まっ、別に良いけど…どう?私の最高のお気に入りは?」

 

セイバー

「最高のお気に入り?まさか、だから上原さんは始末対象に入っていなかったのか!?」

 

優恵

「歩夢ちゃんはね〜私にとって最高のお気に入りよ。

始末する訳ないわ…最も前にいた世界で誰かさんを庇って…殺しちゃったけどね…」

 

カリバー(ユウ)

「優恵!あなたの目的は一体何なの!?」

 

優恵

「あぁ、それはお気に入りのスクールアイドルと一緒にこの世界を壊して私が望む世界を作りあげるってところかな〜」

 

バスター

「何だよその自分勝手な目的は!?」

 

優恵

「私はね、やりたい事はぜ〜んぶするのよ。

欲しい物は何でも手に入れてきた…だからこれからもどんな手を使っても手に入れてやるわ〜…この歩夢ちゃんみたいに…」

 

明日飛

「歩夢は物じゃない!!それにお気に入りって言ったけど!シトイ達もお気に入りなんじゃないのかよ!?どうして廃棄処分になんてするんだよ!?」

 

優恵

「所詮は外見だけの偽物…作ってみたのはいいけど、

やっぱり本物の方が良いと思ったし何の役にも立たないゴミ人形なんていらないから。」

 

デュランダル

「何!?」

 

サーベラ

「何ですって!?」

 

シトイ

「くっ…やはりこいつは一番の屑の人間か…」

 

優恵

「ゴミの分際で偉そうな事言うな!!」

 

カリバー(ユウ)

「優恵!!いい加減にしてよ!!どうしてそんなに変わってしまったのよ!!?」

 

優恵

「うるさいな…お前なんて所詮ショボい曲しか作れない姉の分際で!」

 

カリバー(ユウ)

「え…?」

 

カリバー

「酷い事言わないでよ!!ユウは妹のあなたを心配してるんだよ!!何でそんな酷い事を!?」

 

優恵

「お前もうるさいな…歩夢ちゃん。消してよ…」

 

優恵に命令されて、歩夢はキーを構えた…が…

 

歩夢

「うぅ…い…や……やめ…て…!」

 

明日飛

「歩夢!?」

 

優恵

「ちっ…まだ抗うの?いい加減に私の言う事だけ聞けよ…!」

 

歩夢のザイアスペックとアークのベルトが赤く光り、歩夢は苦しんでいた。

 

明日飛

「やめろ!!」

 

優恵

「私が嫌いなのはね!思い通りにならない事なのよ!!

いい加減にアークに呑み込まれろ!お前は私のお気に入りだろうが!!」

 

ブレイズ

「あいつ!!いい加減にしやがれ!!」

 

エスパーダ

「早く助けるんだ!!」

 

スラッシュ

「くっ!シミー達が邪魔だ!!」

 

セイバー

「んな!?せつ菜達の方にもシミーが!」

 

シトイ

「ぐっ…くそ…動きづらくなってるな…」

 

みんな優恵に向かいたかったが、

シミー達が邪魔をして向かう事が出来ないでいた…

 

うっ…俺も動かないと…!

 

 

カリバー(ユウ)

「………優恵…ちょっと聞きたいんだけどいい?」

 

優恵

「何よ?今機嫌悪いんだけど…?」

 

カリバー(ユウ)

「私が始めて作って、優恵にあげた曲の事覚えてる?」

 

優恵

「はぁ?そんなくだらないの覚えてる訳ないでしょ!

ショボい歌なんてね!」

 

カリバー(ユウ)

「そっか…じゃあ私が留学前にライブして歌ってくれた事も忘れたって言うの?」

 

優恵

「は?私がそんな事する訳ないじゃない!

訳のわからない事言うな!!」

 

カリバー(ユウ)

「……ずっと考えてきた…優恵に何かあったんじゃないかって…ずっと動揺してきた…けど…さっきあなたが言った言葉でちょっと思った…」

 

優恵

「何?」

 

カリバー(ユウ)

「………あなた……誰なの?…」

 

優恵

「誰ってあんたの双子の妹の高咲優恵…」

 

カリバー(ユウ)

「違う!!優恵は私の曲を否定して貶したりしない!

それに自分がライブした事を忘れたりなんてしないのよ!それに優恵はお気に入りのスクールアイドルなんてない!あの子は一人だけなんて選べないから!!あなたは一体誰なの!!?答えろ!!」

 

優恵

「……………」

 

ユウが優恵に向かって言った時…

 

 

『最光発光!』

 

『Get all Colors!エックスソードマン!』

 

『エピソード1!フルカラーで参上!ババババーン!』

 

最光

「おっと…歩夢!?くそ…間に合わなかったか!」

 

カリバー(ユウ)

「侑利君!?」

 

優恵

「忌々しい奴め…!!」

 

突然上空から最光が俺達の前に現れた。

戻って来たんだな侑利…

 

最光

「最高のお気に入りを手に入れたか…高咲優恵…

いや…こう呼ぶべきだな……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…進藤由香子…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優恵

「!?」

 

明日飛

「進藤由香子…?」

 

カリバー(ユウ)

「誰…?」

 

最光

「全てをゴーザに聞いた…光りあれ!」

 

『最光発光!』

 

優恵

「うっ!!…がっ…何?顔が熱い…あぁ!!」

 

優恵の顔が歪んでいって…別の顔になった。

 

最光

「ゴーザに貰った力だ…偽りの顔を元に戻すな…」

 

優恵?

「ぐっ…痛いわね!何すんのよ!?」

 

優恵…いや進藤由香子の顔は侑と似た顔じゃなく、

別の顔になっていた…てか…この顔何処かで…

 

デザスト

「あぁ?あいつは…確か…」

 

ランペイジバルカン

「おいおい…あの顔の女って!?」

 

セイバー

「まさか!?」

 

アルティメットサウザー

「彼女は!?」

 

俺と蒼希と涼牙と会長…そして…

 

彼方

「あの子…!?」

 

しずく

「知ってるんですか?」

 

彼方

「うん…あの子は……レイダーになっていた子だよ…

アークに殺されちゃった…子と同じ顔をしている…」

 

進藤由香子の本当の顔は…

会長がサウザーだと始めて知った時に戦ったレイダー…

リベリングヴァルチャーになっていた子と同じ顔だった…

最後に俺達の目の前でアークゼロに殺された…

 

最光

「こいつは整形して高咲優恵に成り済ましていたんだ。

こいつの背丈と声は本物の高咲優恵と似ているから顔を変える事で成り済ます事が出来たんだ。」

 

由香子

「ぐっ…顔が元に戻ったって言うの…!?

いちいち腹立つ奴ね!!」

 

カリバー(ユウ)

「ちょっと待って…成り済まし…?

じゃあ…本物の優恵は!?優恵はどうなったの!?」

 

最光

「あぁ彼女は…」

 

由香子

「今頃海の藻屑になってるんじゃない?

だって私、あいつを背後から襲って…持ち物も何もかも奪ってから川に捨てたからね〜そのまま流れて海にいるかも?あっ、もう死んでるかもね、アハハハハ!」

 

この言葉に俺達は衝撃と怒りが込み上げた…

こんな…

こんな…自分勝手な最低な奴に!

ユウの妹だけじゃなく、

ユウの世界のみんなを殺された事に!!!

 

 

カリバー(ユウ)

「ふざけるなよ……お前が…お前がぁ!!

お前がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

カリバー(ユウ)は怒りの如く叫んで、

由香子に向かって行った…が…

 

 

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON STLASH!』

 

ソロモンはカラドボルグから周りに斬撃を飛ばして、

この辺りは爆発した。

 

カリバー(ユウ)

「ぐあ!!」

 

最光

「明日飛!危ない!!」

 

ソロモン

「一度引きましょう…!」

 

由香子

「そうね…歩夢ちゃんも完全に洗脳しないとね…」

 

歩夢

「…………」

 

爆風が晴れると…ソロモンや由香子や歩夢…

幹部クラスのアークメギドも消えて…

シミー達もさっきの爆発で倒されていた…

 

明日飛

「逃げられた…」

 

俺は最光に守られて助かった…

けど…歩夢が……

 

カリバー(ユウ)

「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

何処よ!!何処に行ったのよ!!!?」

 

カリバーは変身を解いて…聖剣を地面に叩きつけた。

 

ユウ

「あいつがみんなを優恵を…何で!!

何で!!!うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

突然の襲撃の戦いは終わった…

歩夢がアークワンになって…

転生者の真の姿がわかった…

 

ただ良い結果とはいえない終わり方だ…

今はユウが泣き叫ぶ声だけが聞こえる…

 

 

 





次回 本当の転生者の真実


はいどうも、作者です。

遂に明かしました…転生者の真の正体…
丁度、優恵を明らかにしたのが…
リバイスだとカゲロウが現れた時期辺りだったので…
真の正体はリバイス関連の悪魔か、
それとも何者かに操られてる?
と思っていた方…違います…
正解は高咲優恵の顔に整形して成り済ました人物です。

一応これもある仮面ライダーのオマージュです。
THENEXTとゆう作品で整形して成り済ましをしている出来事があったので、これをオマージュしました。

ですからこの進藤由香子って名前も、
その作品の整形関連に関わった人物の名前を組み合わせた名前です。

あと、今回で由香子はレイダーの子と言われましたけど、
忘れてた人は第七話を見たらわかります。

自作自演か?と思った人…それも違います…

詳細は次回で…

それとすいません…ちょっと仕事が忙しくなりそうなので、来週はお休みします…

続きは二週間後にて、
それでは次回で!


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第50話 本当の転生者の真実


お待たせしました。


 

涼牙視点…

 

あの後俺達は場所を変えて明日飛の家に来ていた。

シトイ達はホムラとリリィとセインとスノウは転生者…

進藤由香子を探しに向かってる…

デザストはまた姿を消した…シトイが言うには大丈夫って言ってるが本当か?

それでシトイは明日飛の家にいて、空き部屋である事をすると言ってそこにいる…

 

そして俺達は侑利から話しを聞く事になった…

あの転生者…進藤由香子の事を…

 

 

侑利

「今からゴーザの所で知った真実を話すぞ…」

 

みんなは聞く気だったが…一人落ち着かない人物がいた…

 

ユウ

「そんなのどうだっていい…あいつを見つけてこの手で殺す…それだけよ!」

 

かすみ

「ちょっ!ちょっと待ってください!!」

 

ユウ

「退いてよ…あいつはみんなを優恵を殺した!!この手で同じ目に合わしてやらないと気が済まないのよ!!!」

 

ユウが怒りを露わにしていた…

気持ちはわかるが、そんな事をすると…

 

 

希子

「殺したら…あんたもあいつと同じになるわよ…」

 

ユウ

「!?……」

 

希子

「あたしもさ…憎い奴がいて殺そうとしたし人の事言えないけどさ…殺してしまったら…あんたの妹やそっちの世界のみんなが喜ぶとは思えないわよ…」

 

ユウ

「………ごめん…ちょっと頭冷やす…」

 

「わっとと!ユウ!」

 

涼牙

「落ち着いたのか?」

 

「わからない…けどきっと大丈夫だと思う…」

 

蒼希

「しかし…お前が説得するなんてな、希子」

 

希子

「何よ…何か文句でもある!?」

 

蒼希

「いや、ねぇよ(少し成長したんだな…)」

 

「ごめん侑利、話してくれる?」

 

侑利

「あぁ、わかった…」

 

侑利は話しを始めた…

 

侑利

「奴の本当の名前は『進藤由香子』元UTX学園の生徒だ。親も芸能事務所の社長で、簡単に言えば金持ちのお嬢様だ。」

 

果林

「UTXってあそこ…そっちの世界だと学校なの?」

 

侑利

「あぁ俺の世界でも学校だった。」

 

「あれが学校って…無理ないか?」

 

雷斗

「それより元生徒ってどうゆう事だ?」

 

侑利

「奴はとにかく我儘で自分のやりたい事は親の権力を使って何だってやってきた…あいつはスクールアイドルを始めようとしたが…UTX学園には既にA-RISEがいた。あぁそこの人気スクールアイドルの事な、進藤由香子はA-RISEが邪魔で嫌がらせをして潰そうとしたがバレて、他にも問題を起こしていたから、学園から停学処分にされたんだ。」

 

一真

「おいおい何て奴だよ」

 

エマ

「酷いよね…」

 

侑利

「だが奴は停学にされた事で諦めなかった…

そこで奴はA-RISEを見返す為にA-RISE以上のスクールアイドルユニットを作りだす事を決めて…自分のお気に入りのスクールアイドル達に声を掛け始めて勧誘した…全部断られたけどな」

 

しずく

「お気に入り?」

 

志貴

「まさか…それって!?」

 

侑利

「そう。ヒューマギアのモデルとなった子達だ。

μ'sから高坂穂乃果と絢瀬絵里…

Aqoursから桜内梨子と小原鞠莉…

Saint Snowの鹿角聖良と理亞だ。」

 

蒼希

「お気に入りってそうゆう事か…」

 

「ん?ねぇ、もしかしてうちの学校にもお気に入りがいるの?」

 

侑利

「あぁ…最後に一番のお気に入りが…

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の…

上原歩夢だ…」

 

璃奈

「だから歩夢さんは始末対象じゃなかったんだ…」

 

「つーか…そいつ、停学中なのに何やってんだよ…」

 

侑利

「もちろん問題になって、停学中なのに他校に迷惑をかけた事で…由香子の親も庇いきれなくて退学になった。それでも由香子は諦める事が出来ずにいた…そして…ある人物に目をつけた…それが高咲優恵だ。」

 

彼方

「どうして優恵ちゃんは狙われたの?」

 

侑利

「優恵と由香子は偶然にも…背丈が同じで、声も少し似ていたんだ…それで奴は恐ろしい事を思いついた…

自分が高咲優恵に成り済ませば良いと…」

 

朔太

「そんな事親が許すのか!?」

 

侑利

「子も子なら親も親だ…親は由香子の願いなら何でも聞いて、すぐに由香子の顔を優恵に整形した…そして…優恵が一人になった所を襲い…優恵の持ち物や身分証を盗んで、本物の優恵は…川に捨てられた…」

 

希子

「ちょっと…あいつも最低だけど、親も最低すぎでしょ!!」

 

「それで成り済ました由香子はユウが話していたみたいな展開になって…」

 

涼牙

「しかしそいつは顔だけ成り済ましたのに性格は本来のままだったんだな」

 

侑利

「あぁ、優恵なら何でも言う事を聞いて貰えると思ったんだろ…だが当然誰も言う事を聞かず、気に食わなくなって同好会のみんなを殺した…だが奴の悪事もそこまでになった。」

 

せつ菜

「どうなったんですか?」

 

侑利

「由香子は同好会のみんなを殺した後、元の顔に戻ろうと家に帰ったら…警察がいた。何で警察がいたのかと言うと由香子は一つミス…とゆうよりドジをしたんだ。愛と果林と栞子を殺した時…凶器を落としていたんだ。しかも指紋がついた状態でな、それで殺人に手を貸した親も逮捕されてる最中に家に帰ってきて警察と遭遇して、由香子は逃げている最中にトラックに引かれて死んだ。」

 

かすみ

「自業自得な最後ですね…」

 

侑利

「そのまま死んで終わりの筈だったが…ゴーザの部下、

イルダが由香子を間違えて転生者に選んだ。本来転生される子は侑の顔に似ていたんだ…由香子はユウの双子の妹、優恵の顔のままだったからイルダは間違えたんだ。イルダは面倒くさがりで何も確認せず…転生の特典もよく確認せずに由香子を転生させたんだ…」

 

明日飛

「そして…あいつはこの世界に転生されたのか…」

 

朔太

「待て…あいつは確かレイダーの子と同じ顔だったが…

あの時の彼女は…自作自演をしていたのか?」

 

侑利

「いや違う…奴はこの世界の自分を仲間にしようと、

自分と同じ憎しみを心に植え付ける為に…

この世界の由香子を孤立させて裏切るように…由香子の仲間も脅したんだ…」

 

彼方

「じゃあ…あの子はもう一つの世界の自分のせいで…

孤立してあんな事を…!?」

 

涼牙

「彼女は自分に利用されて…幸せを奪われて…

用済みになって自分に殺されたのかよ!?」

 

朔太

「とんだ…外道だな…あいつは…!!」

 

会長は落ち着いているように見えるけど…

かなり怒っていた…

 

侑利

「しかもそれだけじゃない…ゴーザが言うには転生するにはルールがあった。それは悪人は絶対に転生させてはいけないだ…それを破ると…」

 

「どうなるの…?」

 

侑利

「世界に歪みが生じて…バグが発生する…由香子はこの世界に転生されたと同時に…奴自身の悪意とアークの悪意とイザクの悪意…そんな三つの強大な悪意のせいで…この世界と似た無数の平行世界がバグった。」

 

全員

「!!?」

 

涼牙

「おい…バグった世界はどうなるんだ!?」

 

侑利

「バグった世界を幾つか見せてもらった…例えば侑がスクールアイドルに興味を持たずにみんなとの関係がない事になったり、仲良かったみんながバグの影響で性格が悪くなって喧嘩になって同好会が解散になったり…最悪の所は殺し合いになったりした世界もあった…」

 

明日飛

「何だよそれ…」

 

せつ菜

「それじゃあ幾つかの平行世界が転生者のせいで!?」

 

侑利

「あぁ…滅んだ…幾つかゴーザがバグを修正したけど…

間に合わなかった世界がその幾つかだ…」

 

みんなは言葉を失った…あいつ進藤由香子のせいで…

殆どの平行世界が滅びを迎えた事に…

ん?…待てよ…まさか!

 

涼牙

「侑利…まさかと思うけど…お前もここと似た平行世界にいたんだよな…お前もこの世界に転生してきたって事は…前いた世界で死んだって事だからまさか!?」

 

侑利

「……あぁ…その通りだ。俺がいた世界は…バグの影響を受けて滅んだ…」

 

侑利はさっきまで冷静に話していたが…

自分の世界の事少し声が震えていた…

 

「…何があったの?侑利の世界で…?」

 

侑利は少し話しづらそうにしてたが…

口を開いて…言った…

 

侑利

「バグの影響で俺の世界は…人々は性格が凶悪化して…殺し合いになって…俺はみんなを殺したんだ…みんなを…この手で…」

 

全員

「!!?」

 

侑利は衝撃の事を言った…

その後膝をついて…話し始めた…

 

侑利

「同好会と部の対立が終わり…部に行った…

愛と果林と栞子が戻って来て…

ランジュとミアも受け入れて…同好会に入って…

これから新しい日々が始まると思っていたんだ…

みんなが集まった後に異変が起きた…俺はその時の事を覚えていなかったから…ゴーザに見せてもらった…

俺がまず異変を起こしてみんなに酷い事を言った…」

 

侑利が言ったのは…

 

『よくもまぁ平気に戻って来れたな裏切り者共!!』

 

『好き勝手やっといてお前らは自分勝手だな!!』

 

『みんなの為に頑張って来たってのに!!

今度はみんなして俺を必要ない呼ばわりかよ!!

もういいよ!!今日かぎりでお前らとは終わりだ!!

二度とこんな所に戻って来るかよ!!』

 

などだった…

 

その後に言い争いになって…

争いは酷くなって…侑利は一人を締めて殺した…

それから椅子を持って他のみんなも色々持って、

殺し合いになって…バグの修正が終わった時に侑利は正気を戻った後に何が起こったのかわからずに…最後に誰かに頭を思いっきり鈍器で殴られて死んだみたいだ…

最後に侑利を鈍器で殴ったのは…歩夢だったみたいだ…

 

歩夢も正気に戻ったのと同時に…発狂して…

ショックを受けて窓から飛び降りて自殺したみたいだ…

 

侑利自身はどうなったのか記憶が曖昧になっていて…

ゴーザの所で始めて知ったらしい…

自分がした事を…

 

侑利

「俺は…とんでもない事をしたんだ…!

バグの影響で自我がなくなってたとはいえ!

みんなこの手で殺してしまった…!!

取り返しのつかない事をした…本当最悪だよ…

俺は!!」

 

侑利は地面を殴った…そんな時…

高咲さんが侑利を後ろから抱きしめた…

 

「侑利は…最悪なんかじゃないよ…侑利が来てくれたお陰で私達は助かったんだよ…」

 

涼牙

「その通りだ…お前がいなかったら新型メギドに取り込まれた、な…せつ菜や桜坂さんを助ける事が出来なかった。」

 

「そうだよ!蒼希やねこっちも死んでたかもしれなかったんだよ!侑利が来てくれたから二人は助かった!」

 

果林

「私も恭を失うところだったわ…あなたのお陰よ」

 

朔太

「確かに…犯してしまった過去は消せない…

だけど君は転生されてすぐに俺達を助けてくれた。

君は最悪なんかじゃない…」

 

侑利

「みんな……俺を責めたりしないのか…?」

 

「少なくても私達の知ってる侑利は…

最高の存在だよ!だから自分をそんなに責めないで」

 

侑利

「侑……ありがとう…」

 

かすみ

「侑先輩〜、大胆ですね〜抱きしめるなんて〜」

 

雷斗

「こら、かすみ」

 

「!!?//」

 

高咲さんは慌てて顔を赤くして侑利から離れた。

まぁ侑利はもう俺達の大切な仲間なんだ。

どんな過去でも今更見放したりなんてしない、

それはみんなも同じ気持ちだった。

 

希子

「そうよ!全部あの由香子とか言う転生者のせいよ!

本物の優恵を殺して成り済ますなんて犯罪者どころかこれまでの行動考えたら人間どころか悪魔じゃない!!この私が頭を撃ち抜いてやるわよ!!」

 

蒼希

「おい希子…さっき殺すなって言ったばかりなのに…お前が殺意全開にしてどうすんだ。説得力ゼロじゃねぇかよ…」

 

雷斗

「まぁでも怒る気持ちはわかるな、自分勝手な欲望の為に周りを巻き込んで人を殺すなんてな…!」

 

一真

「あんな最低な奴にこの世界をめちゃくちゃにされてたまるかよ!!イザクと纏めてぶっ飛ばしてやる!!」

 

明日飛

「歩夢も…絶対に助ける!その為に…アレを完全に使えるようにしないとな…」

 

「歩夢も助けて!転生者も倒そう!そしてみんなで第二回スクールアイドルフェスティバルを迎えよう!」

 

みんなそれぞれ決意をした時に…

侑利がまた衝撃的な事を言った。

 

侑利

「あっそうだ。本物の高咲優恵は生きてるぞ。」

 

全員

「………えっ!?」

 

ユウ

「侑利君!?それ本当なの!?」

 

『ちょっ…ちょっとユウ、急に代わらないでよ〜』

 

侑利

「本当だ。由香子に川に捨てられてから、運良く見つけられて病院に運ばれて一命を取り留めて、一時期記憶を失っていたけど、みんなが由香子に殺されたニュースを見て記憶を思い出して、その後に連絡して、親や優恵のバンド仲間が優恵を迎えに行って、ランジュやミアも殺人の罪を擦りつけられていたけど、無実だとわかって釈放されてから優恵と合流して、その後、優恵とバンド仲間とランジュとミアと一緒に音楽活動を始めたんだ。」

 

ユウ

「そうなんだ…良かった…生きてくれただけで…本当に良かった…」

 

ユウは涙を流して喜んでいた。

 

侑利

「それとゴーザも興味深い現象になった事を言っていた、

優恵の姉に抱く気持ちが強くて…この世界の優恵と夢で繋がっていたらしいぞ。」

 

明日飛

「え…それってまさか…」

 

希子

「この世界の優恵と本物の優恵と夢で繋がった……

え…それって…あたし…ちょっと待って…あたしって…

この世界の高咲優恵になるの?」

 

侑利

「まぁ…そうゆう事になるな…夢で別世界の自分と繋がったのは想いの力なんじゃないかってゴーザが言ってぞ。こればかりはゴーザも始めて見た事だから詳しくはわからないって言ってたしな」

 

希子

「そうなんだ…まぁあたしはあたしだし別に気にする事ないか、本当の優恵が優しい子だって知れたし、あの子を少し疑っていたけど、その必要はなくなったわね。」

 

ユウ

「そうゆうさっぱりしてる所、優恵にそっくりだよ。」

 

希子

「本当!それならこれからお姉ちゃんって呼ぶね〜!

あだっ!!」

 

蒼希

「調子に乗んな!」

 

希子

「酷いわよ兄貴〜!」

 

希子は蒼希に拳骨されて、

それを見たみんなはつい笑ってしまった。

 

進藤由香子とイザク…この二人を倒せば全てが終わる…

 

筈だよな…何だろうな…

 

何故か胸騒ぎがするな…

 

俺のこの胸騒ぎは暫くしてから的中する事になる事は…

 

この時はわからなかった…

 

 

涼牙視点…終

 

 

リリィ視点…

 

 

ホムラ

「はぁ〜あ…前のアジトにはあいつらいないし、

本当何処に隠れたんだろうね〜」

 

リリィ

「知る訳ないでしょ私が…」

 

まったく…何で私は何時もこいつと一緒になるのよ…

……まさか…可可に言ってた事…本当なの?

 

まさかね…そんなのごめん…

 

リリィ

「ん…!?」

 

私は何故か急にバランスを崩して転んでしまった。

 

ホムラ

「何やってんの〜リリィ?」

 

リリィ

「何でもないわよ!ほら!さっさと見つけるわよ!」

 

私はホムラにそう言いながら先に進んだ…

 

何なの…?身体の動きが悪い気がする…

 

そういえば…倒されて復活する度に…

 

身体の動きが鈍くなっていた気が…

 

気のせいよね…?

 

 

リリィ視点…終

 

 

 

 

イザク視点…

 

 

くっ…本当に面倒な身体だ…

まぁ良いでしょう直りしだい剣士共の始末を再び開始するか…それまではアークメギドを使って行動するとしよう…

 

しかし…シトイ…何故奴だけあのように強さが桁違いなんだ?

 

ヒューマギア達は全員が一定の強さは同じで作った筈…

 

奴だけは何故あのような強さに…?

 

それに一瞬だけ奴を感じた…

まぁ見つけ次第始末すれば良いだけの事です…

 

 

イザク視点…終

 

 

侑利視点…

 

みんなと話し終えて…俺はあるワンダーライドブックを見ていた…

 

侑利

「本当…みんな優しい人達だよ…明日飛や涼牙達…それにこの世界のみんなも本当に優しいよ…絶対に守って見せる…例え俺が消滅してもな…みんなに貰ったこの力、大切に使わせてもらうよ…それにしても…侑…何だろうなこの気持ちは…さて、明日飛の特訓の手伝いでもしてくるか…」

 

俺はワンダーライドブックを懐にしまい、

 

明日飛の元へ向かった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 執着の理由…


はいどうも作者です。

進藤由香子…本当に最低な奴です…
そして…侑利の過去も遂に明かしました。

いつかの回想で侑利が自分の世界の同好会に言った事は、
バグの影響を受けて性格が凶悪化して言った事です。

そして…リリィにも異変が…?

さて、遂に来週からアニガサキ二期が始まりますね〜
本当どんな展開になるのか予想が出来ないです。

本当に二期見ていたらこの作品どんな内容になっていたんだろうと考える時もあります。
まず、言える事はファルシオンとデュランダルと
サーベラは最初からいて味方サイドにいたかもしれないですね。そしてヒューマギア達もメンバーの外見もだいぶ変わっていたかもしれないです。

後、追加の三人も虹ヶ咲で登場させてましたね。
この作品の栞子もとい峰は以前も言ったように、元々遊び心で出したキャラでちょっと出たら終わりのキャラだったんですけど、希子の親友ポジションのキャラで書いてみたら楽しくなってしまい、それならもう、ランジュやミアも違った感じで出そうとなって今になります。

それではまた次回で!






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第51話 執着の理由…

 

涼牙視点…

 

あれからヒューマギアのみんなが由香子とイザクのアジトを探しているが、今のところ見つからない…

 

俺達もイザクに対抗する為に特訓している。

ただ…菜々達は練習に身が入らないようだ…

 

そりゃそうか…上原さんが敵の手に落ちてしまったら…

気になって集中出来ないよな…

 

明日飛も上原さんを取り戻す為に特訓を頑張っている。

 

とりあえず俺達は自分の出来る事をする為、

今日はみんなとそれぞれ出掛けて気分転換をする事にした。

今俺は菜々と一緒に行動している。

 

せつ菜

「歩夢さん…無事ですかね…」

 

涼牙

「心配する気持ちはわかる…けど、今はヒューマギアのみんなを信じるしかない…」

 

「そうそう!僕達に任せて!」

 

せつ菜

「そうですね……え?」

 

涼牙

「えっ!?」

 

振り向くと何故かホムラがいた。

 

涼牙

「ホムラ!?何でここに!?」

 

ホムラ

「ちょっと休憩かな〜、

ほら、あそこにリリィもいるよ。」

 

ホムラが言う方を見ると…リリィが座っていた…

 

ホムラ

「ねぇ聞きたいんだけど、君ってヒューマギアの身体とかに詳しい?」

 

涼牙

「え?何でまた…」

 

ホムラ

「何かリリィが最近調子が悪そうに見えてさ…何もない所で転んだり、動きが悪く見えたりするしさ…知ってる?」

 

涼牙

「悪いが俺は詳しくないんだ。

ヒューマギアの事なら明日飛か会長辺りに聞いたらわかると思うよ。」

 

ホムラ

「そっか〜だってさ、リリィ」

 

リリィ

「別に気にする事じゃないのに…」

 

せつ菜

「お二人は仲が良いんですね。」

 

リリィ

「そんなんじゃない…ホムラが勝手に着いて来てるだけよ…」

 

ホムラ

「ん〜僕はリリィと一緒だと面白いからかな?」

 

リリィ

「私は面白くないわよ!」

 

涼牙

「仲良いな」

 

せつ菜

「そうですね。」

 

リリィ

「だから良くないわよ!っと…!」

 

リリィは立ち上かって言うと同時にふらついて膝をついた。

 

涼牙

「大丈夫か?」

 

リリィ

「平気よ…こんなの…」

 

せつ菜

「確かに…動きが悪そうに見えますね…何処かぎこちないと言いますか…?」

 

涼牙

「そういえば…お前らはどうやって怪我じゃなくて…破損したりしたら直してもらっていたんだ?」

 

ホムラ

「アークのベルトを着けたあいつだよ。

アークの力を使って直してもらっていたんだ。」

 

せつ菜

「けどあなた達はアークの元から離れてしまったから…」

 

リリィ

「そう…直してもらえないわね…まぁ大丈夫よ。

シトイだって、破損してても自分で応急処置したりしたのよ…私だってこれぐらい…」

 

ホムラ

「それだったら、リリィは戦うの暫く禁止だよ!」

 

リリィ

「何で…うっ…」

 

涼牙

「とりあえず、一度明日飛の所へ行こう。見てもらった方が良いな」

 

せつ菜

「そうですね。行きましょう」

 

俺達はリリィを連れて明日飛の家に向かう事にした。

リリィ…本当に大丈夫か?

 

涼牙視点…終

 

 

希子視点…

 

 

今日は峰達と一緒に行動して、

最近の事を話せるだけ峰達に話した…

 

「歩夢さんが!?」

 

嵐珠

「大丈夫なの!?」

 

希子

「まぁ…何とかするから三人は心配しないで!」

 

ミア

「けど、そのアークって…凄く強いんでしょ…」

 

希子

「心配ないわよ!ミャーちゃん!!

あたしがそう簡単にやられる訳ないじゃん!」

 

「簡単にやられてもらったらこっちが困るわよ…」

 

「え?…あなたは!?」

 

私達が話している時…スノウが現れて、

峰と嵐珠とミャーちゃんは警戒した。

 

希子

「ちょっ!ちょっ!三人共!今はこいつは大丈夫だから!一応味方だから安心して!」

 

嵐珠

「味方ですって…!?希子を殺そうとしたのにどうゆう事なの!?」

 

スノウ

「今は共闘しているだけだ…全てが終わるまでな…それまでは共闘して手を出すつもりはない…」

 

希子

「まぁそうゆう事よ…色々あったけど、今はこうしている訳だからそんなに警戒しないで〜……あっ!あたし飲み物買って来る〜!!」

 

あたしはとりあえず飲み物を買いに、

その場から去った…

 

 

希子視点…終

 

 

峰視点…

 

希子…誤魔化す為に飲み物買いに行ったわね…

とゆうより普通私達だけ残す?

この人…私の命も狙ってきていたわよね…

 

スノウ

「そんなにジッと見なくてもお前にはもう興味ない…

私の目的はただ一つ…大神希子をこの手で倒す事だ。」

 

「あなた…何でそこまで希子を…ずっと希子ばかり狙って執着しているわね…」

 

スノウ

「奴は…何度も何度も、痛めつけては立ち上がり…私に噛みついてきた…一度完全に仕留めたと思ったが…まだ奴は生きていた…何故奴はそこまで立ち上がり、私に勝つことが出来るんだ…私は…その答えを知りたい。だから奴を倒す事で得るかも知れない…だから私はあいつを倒す事と目標としている…」

 

嵐珠

「それって…希子に嫉妬してるんじゃないの?」

 

スノウ

「何?私が嫉妬だと…?」

 

嵐珠

「希子は確かに凄いわよ、嵐珠だって希子の事は認めてるけど…悔しい気持ちだってあるわ…あなたも嵐珠と同じ気持ちなんじゃないの?希子の強さを認めて、嫉妬してるのを…」

 

スノウ

「強さを認めてる…?私が?」

 

ミア

「……今は希子と協力してるみたいだから…ボクは希子を信じるけど…これだけは言わせて、希子を酷く傷つける事だけは…許さないから…!」

 

嵐珠

「それは、嵐珠も同感よ!」

 

「私も…!」

 

スノウ

「………!?」

 

突然、この人は剣を出して私達に向けて振って来た!?

 

「何を!?」

 

スノウ

「伏せろ!!」

 

私はこの人に言われて咄嗟に伏せて、剣を振ると何かを弾き飛ばした。

 

ミア

「ちょっと、あれ!?」

 

ミアさんが言う方向を見ると…怪物達がいた…

もしかして…この人は怪物の攻撃から私を守ってくれた?

 

スノウ

「アークメギド共か…!」

 

「あれってアークレジエルって幹部クラスじゃなかった?」

 

振り向くと希子がベルトを着けてこっちに来ていた。

 

希子

「ごめん。持ってて、あたしのぶんは残して置いてよね。

戦い終わりの一杯だから」

 

希子は私に飲み物を渡して、銃を構えた…

 

希子

「さて…スノウ、あんたはどっちの味方になるの?

あのメギド達と手を組んであたしを倒すの?」

 

スノウ

「こんな奴らと手を組むなんて御免ね…

それにあなたを倒すのは私よ…」

 

希子

「なら…手を貸なさいよ…」

 

《サンダー!》

 

スノウ

「仕方なしよ…」

 

《昆虫大百科》

 

希子 スノウ

「変身!!」

 

《ショットライズ!》

 

《ライトニングホーネット!》

"Piercing needle with incredible force."

 

 

『狼煙開戦!』

 

『FLYING! SMOG! STING! STEAM! 』

 

『昆虫CHU大百科〜!』

 

二人は変身して怪物達に向かって行った…

 

「二人共…頑張って…」

 

ミア

「けど…あの怪物達何だかヤバそうなんだけど…」

 

嵐珠

「誰かに連絡するのよ!そうだ!蒼希!蒼希に連絡よ!」

 

「わ、わかってるわよ!」

 

私はすぐに蒼希さんに連絡した。

 

 

峰視点…終

 

 

蒼希視点…

 

愛と二人で行動していたら…

まさかの奴と遭遇した。それは…セインだった…

 

セイン

「大神蒼希…」

 

蒼希

「何だセイン?…まさか戦うつもりじゃねぇだろうな…」

 

俺は身構えて、愛は怖いのか、俺の手を握っていた…

 

セイン

「戦うつもりはありません…

まだ全てが終わっていませんからね…

あなたに質問があって来ました。」

 

蒼希

「質問だと?」

 

セイン

「私のこの時国剣界時…この能力での攻撃を見破ってきたのはシトイだけでした…シトイは強大な強さを持つヒューマギアだからわかります…けど、あなたはただの人間…どうして見破る事が出来て私にここまで圧倒的な強さを見せつけた…あなたのその強さは何なんですか?」

 

蒼希

「知らねぇ!」

 

セイン

「……はっ?」

 

蒼希

「わかる訳ねぇだろそんなの、俺はただ守りたい者守る為に戦って勝つ、それだけだ。それにお前の能力なんて見破ってる訳ないだろ…あんなの無理矢理だ。」

 

セイン

「そんな…それだけであの強さを持つと言うのですか!?」

 

蒼希

「俺にそんな特別な力がある訳ねぇだろ。

大体そんな力あるなら俺はもっと強えよ」

 

セイン

「な…何なんですかあなたとゆう人間は…」

 

セインは少し啞然として呆れてるようにも見えた…

 

「まぁ…蒼希は一言で言うと……蒼希だね!」

 

蒼希

「それの方が意味わかんねぇよ!愛!!」

 

「だって本当じゃん!」

 

セイン

「まったく…ふっ…おかしな人間です…」

 

セインは少し微笑んだ…そんな顔出来るんだな…

 

その時…俺のスマホが鳴った。

 

蒼希

「ん?誰だ?…峰?もしもし…」

 

『蒼希さん!大変なんです!怪物達が現れて希子と…え〜と虫の煙使う人が今一緒に戰っていて!』

 

峰の電話の最中、爆発音が聞こえた!

近くか…

 

蒼希

「わかった!すぐに向かう!!」

 

「ねこっち達が危険なの!?」

 

蒼希

「あぁ!多分さっきの爆発音が聞こえたから近くだ!」

 

セイン

「煙を使う……スノウ…!!」

 

セインは突然走り出して行ってしまった!

 

蒼希

「おい!待て!セイン!!」

 

「ちょっと!待ってよ蒼希!!」

 

蒼希視点…終

 

 

バルキリー視点…

 

 

あたしはサーベラと協力してアークメギド達と戦い、

更にアークレジエルと戦っていた。

 

バルキリー

「まったく…こいつら強いのよ!!」

 

サーベラ

「無駄口を叩く暇があるの!?」

 

バルキリー

「そうゆうあんたもちょっとピンチじゃない!

何時ものチート能力使いなさいよ!!」

 

アークレジエル

「グカァァァァァァ!!!!」

 

アークレジエルは問答無用で無数の岩石を飛ばしてきて攻撃してきた!

 

サーベラ

「くっ!」

 

『狼煙霧虫!』

 

バルキリー

「くっ!」

 

あたしとサーベラは上空に飛びあがって、

あたしは上空からショットライザーで撃ちまくって攻撃した!

 

『インセクトショット!』

 

そしてサーベラは背中に蝶の羽を生やしていて、6本の昆虫の足も出現させて聖剣と昆虫の足から斬撃を放って、アークレジエルは直撃して怯んだ。

 

バルキリー

「決めるわよ!」

 

サーベラ

「言われなくても!」

 

《サンダー!》

 

《ライトニングブラストフィーバー》

 

『狼煙霧虫!』

 

『煙幕幻想撃!』

 

サーベラは赤い煙の刃を飛ばしてから、あたしはそれに続いて右足に蜂の針を纏わせて、飛び蹴りの体制で突っ込んでいった!

 

アークレジエル

「グウゥ!!」

 

アークレジエルはサーベラの攻撃を大剣で防いだけど…

あたしの攻撃は防げずに直撃した!

 

アークレジエル

「グオォォ!!!」

 

そして…その後に雄叫びを上げて爆発した。

 

バルキリー

「何よ…意外とアッサリやられたわね!」

 

サーベラ

「私の攻撃がなかったら防がれてたわよ。」

 

バルキリー

「とりあえず勝ったんだから良いじゃない!」

 

二人で話していた時だった…

 

『FORBIDDEN!』

 

バルキリー サーベラ

「!?」

 

あたし達は何かに気づいて攻撃から避けて確認すると…

爆風が晴れて中から出て来たのは…

アークレジエルだった…禍々しく姿と色が少し変わっていて…しかも私達に問答無用で攻撃してきた!

 

サーベラ

「くっ!」

 

『狼煙霧虫!』

 

サーベラは煙化してアークレジエルに接近したが…

アークレジエルはサーベラが攻撃するタイミングと同時に首元を掴んだ!

 

サーベラ

「がっ!?馬鹿な…!!」

 

バルキリー

「仕方ないわね…!!」

 

《シュトルムダッシュ!》

 

《ショットライズ!》

 

《ハリケイングチーター!!》

"Wear the wind and become a prey to the god of death'

 

あたしはハリケイングチーターになって高速移動して、

アークレジエルに攻撃しようとしたけど…

 

アークレジエル

「ガァァァァァ!!!」

 

アークレジエルは私が高速移動している姿が見えてるのか、私に向けてサーベラを投げ飛ばして、あたしとサーベラはぶつかってあたしの動きが止まったと同時に雷撃と竜巻を放って攻撃してきた!

 

バルキリー

「ぐっ!」

 

サーベラ

「ぐあ!」

 

更にあたし達に接近して大剣を振って一撃攻撃されただけであたしとサーベラは吹っ飛ばされて変身が解けてしまった…

 

希子

「ちょっと…何なのよアレ…!?」

 

スノウ

「知らないわよ…!」

 

「希子!!」

 

希子

「峰!!来ちゃ駄目!」

 

マズい…まだ他にもアークメギドがいるのに…

このままじゃマズい!

 

スノウ

「ぐっ…このままじゃ危険ね…一度撤退するわよ…」

 

撤退…確かにそうするのが賢い…けど…

今撤退するとこいつを野放しになる…

あたし達がいなくなって帰ってくれるとは思わないし…

 

ここでこいつらを何とかしないと…

何か方法…ハリケイングチーターが通用しなかった…

……アレ…使うしかないか…

 

希子

「スノウ!あんた峰達連れて撤退してよ!!」

 

スノウ

「何を言ってるの…あなたはどうするの大神希子!?」

 

希子

「こいつら…倒す!」

 

あたしはボロボロになりながらも立ち上がった…

 

スノウ

「さっきやられて何を言ってるの…あなた一人だけで何が出来るの!?」

 

「希子!?あなたまさか一人で無茶する気なの!?」

 

ミア

「そんなの駄目!!」

 

嵐珠

「何言ってるのよ…そんなの嵐珠は許さないわよ!

無理矢理でも連れて行くん…きゃあ!?」

 

嵐珠の近くで雷撃が落ちた。

ヤバい…アークレジエル問答無用でそこら中に攻撃を放ってる…野放しには出来ない!

 

希子

「スノウ…本当に頼むわ…あたしの親友達を…」

 

スノウ

「どうして…自分の命よりも他人の命を!?」

 

希子

「だって…それがあたしだから…」

 

あたしは峰達に振り向いて…

 

希子

「あたし…また無理するけどさ…

生きてたら…また会おうね…」

 

少し力のない笑顔でそう言い…

あたしはハリケイングチーターのキーと…

グリップを取り出して、キーに取り付けた!

 

《COMPLETE!》

 

《ブリッツシュトゥルムダッシュ!!》

 

《ファイナルライズ!》

 

《Kamen Rider...Kamen Rider...》

 

希子

「死ぬ気で行くよ…!!」

 

あたしはショットライザーに装填して、

キーを展開させてから構えた…

 

希子

「変身!!」

 

《エボリューション ショットライズ!!》

 

あたしが撃った弾丸は風を纏ったチーターにならず、

三体のチーターになって、それぞれアークレジエルや、

アークメギドに攻撃していき、それからあたしの方に弾丸の姿になって戻ってきた。

 

希子

「ふぅ…はあぁぁぁぁぁ!!!」

 

あたしは一つ目の弾丸を殴って、

二つ目の弾丸を回し蹴りして、

最後の弾丸を掴み取って握り潰した。

 

《エクストリームチーター!》

"Awakening war maiden

with the ultimate power in her hands"

 

 

 

「……仮面ライダーエクストリームバルキリー…

お前らを…倒す!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 覚醒の戦乙女!


はいどうも作者です。

新たに参上しました。
バルキリーの新形態、エクストリームバルキリー
英語の意味は、
『極みの力をその手に覚醒の戦乙女ここに降臨』です。
気になる詳細は次回にて…

そして遂にアニガサキ二期が放送しましたね。
まさかいきなりランジュの新曲披露で歓喜しました。
ただアニガサキのランジュ…
個人的に見て何か抱えてる?自分は何かそう見えましたね、まぁスクスタとは違う展開になるから良かったです。

ランジュの質問に即答する侑ちゃんが強いのと、
果林が何気に可愛い反応したのが良かったです。

(しかし…このアニガサキのランジュと希子が出会ったら…色々と張り合いそうだな〜…)

それでは次回で!




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第52話 覚醒の戦乙女!

 

蒼希視点…

 

蒼希

「無事かお前ら!?」

 

俺は峰達の元に合流して無事を確認した。

 

「蒼希さん…」

 

嵐珠

「お願い蒼希!!希子を!希子を止めて!!」

 

蒼希

「何言って…!?」

 

希子を見ると…バルキリーに変身していたが…

見た事ない姿になっていた…

 

「あれ…ねこっちなの!?」

 

ミア

「変身する時にいつも使っていた物に何かを着けて変身したらあの姿に…」

 

蒼希

「まさか…あいつ…」

 

ショットライザーのキーを見ると…

グリップを着けていた…

 

セイン

「スノウ!」

 

スノウ

「姉様…」

 

セインはスノウの元に近寄ってスノウを助けた。

 

セイン

「…?大神希子…なのか…?」

 

エクストリームバルキリー

「…スノウを連れて離れといて……ん?」

 

バルキリーは俺に気づいてこっちに振り向いた…

 

エクストリームバルキリー

「兄貴…後、お願いね…!」

 

蒼希

「後、お願いって…おい!希子!!!」

 

蒼希視点…終

 

バルキリー視点…

 

兄貴が来ればもう安心ね…それじゃあ…あたしは…

 

エクストリームバルキリー

「こいつら全員ぶっ潰す!!」

 

あたしは両腕の新しい武器、これ何だろ?

キーを装填出来そうだから…

プログライズクローって名前にしよう!

 

プログライズクローを展開してアークメギド達に高速移動して攻撃していった!

 

エクストリームバルキリー

「はあぁぁぁぁ!!!」

 

あたしはアークメギド達を次々斬り裂いていき、

キーを一つ取り出して、右腕のクローに装填させた。

 

《サンダー!》

 

《ブリッツ・アビリティ》

 

《ブリッツサンダークロー》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エクストリームバルキリー

「はぁ!!」

 

右腕のクローに雷を纏わせて高速移動して斬り裂いて次々と倒していき、アークメギド達は爆発した!

 

《ブリッツサンダークロー!》

 

アークレジエル

「グオォォォォォォ!!!!」

 

アークレジエルは大剣で攻撃してきたけど、

あたしはプログライズクローで防いだ!

 

エクストリームバルキリー

「この…馬鹿力ね…!こいつでもくらってろ!!」

 

あたしは大剣を受け流してからアークレジエルに蹴りをくらわした後に、今度は左腕のクローにキーを装填させた。

 

《ダッシュ!》

 

《シュトゥルム・アビリティ》

 

《シュトゥルムダッシュクロー》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左腕に風を纏って、

あたしは普通の高速移動より速い超高速移動で動いて、

アークレジエルを連続で斬りまくっていってから、

とどめに一撃蹴りをくらわしてぶっ飛ばした!

 

《シュトゥルムダッシュクロー!》

 

エクストリームバルキリー

「何よ…その程度か…あたしをなめるなぁ!!」

 

あたしは超高速移動を続けてアークレジエルを斬り裂いていって、アークレジエルはヤケになって大剣を振ってきたが、あたしは大剣を殴って、大剣を砕け散らした!

 

エクストリームバルキリー

「人間を…仮面ライダー…なめるなよ…!!」

 

アークレジエルの顔面を蹴り飛ばして、

ショットライザーのグリップのボタンを押して引き金を引いた。

 

《ブリッツシュトゥルムダッシュ!》

 

《エクストリームブラストフィーバー》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エクストリームバルキリー

「はあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

あたしの右側と左側のアーマーから

雷を纏ったチーターと風を纏ったチーターのライダモデルが出てきて、アークレジエルに高速移動して向かって行って攻撃していった後に周りを走りながら雷撃の竜巻を起こしてアークレジエルを上空に飛ばして、あたしは走り出してジャンプして、上空のアークレジエル目掛けてキックの体制になって突込んでいくと同時にチーター達もあたしの元に戻ってあたしはそのままアークレジエルにキックをくらわした!

 

《エクストリームブラストフィーバー!》

 

アークレジエル

「ガアァァァァァァァ!!!!」

 

アークレジエルは雄叫びを上げて爆発して…

今度こそ完全に倒して、あたしは地面に着地した…

 

エクストリームバルキリー

「はぁ…はぁ…見たか…!」

 

スノウ

「まさか…あの強敵を倒した…!?

あんなボロボロだったのに…たった一人で…」

 

エクストリームバルキリー

「…………うぅ……」

 

あたしは変身が解けて…その場に倒れた…

 

バルキリーあらため

希子視点…終

 

 

蒼希視点…

 

 

蒼希

「希子!!!」

 

俺達は変身が解けた希子に近寄った!

 

「何で…ねこっち勝ったのに…どうして!?」

 

蒼希

「ハリケイングにグリップを使ったからだ…

ただでさえ…ハリケイングを使うと身体がボロボロになっていたのに、そんなキーに強化なんて使ったら…」

 

「そんな…それじゃあ希子は…?」

 

ミア

「嫌だよ…そんなの!希子!!」

 

嵐珠

「死ぬとか…許さないから…!起きなさいよ…

希子!!!」

 

希子…おい…起きろよ…頼むから!

 

………グ〜〜………

 

希子以外

「…………えっ…?」

 

希子

「あ〜お腹空いた〜ハンバーガー食いたい〜」

 

希子は腹を鳴らして普通に起き上がった…

それによりみんな啞然としていた…

 

蒼希

「希子…お前…何ともないのか?」

 

希子

「ん〜最初に変身が解けた時の怪我が痛いだけかな?

それよりお腹空いたよ〜!」

 

「本当に何ともないの…?」

 

希子

「え?…あれ?そういえば何であたし大丈夫なんだろ?

ん〜……ねぇ知らない?」

 

希子以外全員

「知る訳ないだろ(よ)(でしょ)!!

こっちが知りたいわ(よ)!!」

 

希子

「あはは…何か…ごめん…」

 

そう言うと同時に峰とミアと嵐珠は希子に抱き着いて大泣きした。

 

希子

「ちょっ!三人共!あたた!一応怪我してんだから!」

 

「知らないわよ!そんな事〜!」

 

ミア

「希子〜!!」

 

嵐珠

「もう絶対に許さないんだから〜!!!」

 

希子

「わかったから!ごめんて!苦しい〜!!」

 

「ねこっちが無事で良かったよ〜」

 

蒼希

「あぁ…本当にな…」

 

「あれ?蒼希、泣いてる?」

 

蒼希

「うるせぇ…お前だって泣いてんじゃねぇか…」

 

希子が奇跡的に無事で良かった…

あっ…そうだセインとスノウは?

 

あいつらを確認すると…姿がなかった…

どっかに行ったのか…?

 

そう思った時だった。

 

朔太

「爆発音が聞こえて駆けつけて来たが…

終わったみたいだな…」

 

「そうだな」

 

蒼希

「会長、副会長!」

 

会長と副会長がセインとスノウと入れ違いでやって来た。

 

朔太

「大神君達が倒したのか?」

 

蒼希

「いや、俺じゃなくて、殆ど希子が倒した。」

 

希子

「あたた…もう、あっ会長と副会長。」

 

俺は希子と一緒に会長と副会長にさっきまでの戦いを話した。

 

「レジエルを倒したのか!?しかもフォビドゥンとなった姿を!?」

 

希子

「まぁ…何とかね…」

 

「アークメギド化してるが…かなりの強敵だったのを倒すなんて…希子…やるな…」

 

希子

「運が良かっただけよ。コレがなかったらやられてたかもしれないし…」

 

希子はハリケイングチーターのキーに着いているグリップを見せた。

 

朔太

「それは!ブリッツグリップ!?何でそれを!?」

 

希子

「え?知ってるの?前の世界で最後の戦いに行く時にZAIAの本社から何か使える奴がないかって見つけたのよ。使う暇がなくてやられちゃったんだけど…」

 

朔太

「それは…ハリケイングチーターの制御装置に開発された物だ。余りにもハリケイングのパワーは凄まじかったから、そのパワーを制御して使いこなせるように作られたんだ。ハリケイング単体で使うと身体に強烈な負担がかかるからな…元々一つだったんだが……」

 

希子

「えっ…あっ!!

(そうだ!あたし…あの時洗脳された腹いせにZAIAの本社で暴れまくって、ぶん取ったから…多分その時に外れて…考えてみれば…グリップも同じ場所にあったし…)」

 

蒼希

「おい希子…何でそんなやべぇって顔してんだ?」

 

希子

「えっ!?いやあはは…」

 

嵐珠

「ちょっと待って…制御装置だったら何で始めからそれを使わなかったの?」

 

希子

「いや〜…まさか制御装置だったなんて…知らなくて…」

 

ミア

「そうゆうのマニュアルみたいなのがあるんじゃないの?」

 

希子

「あたしそうゆうの苦手で…」

 

「それをしっかり読んでたら…今までこんなに心配させなくても済んだんじゃないの?」

 

希子

「ちょっと…三人共?顔が怖いわよ…?」

 

峰 ミア 嵐珠

「希子!!!!」

 

希子

「ヤバい逃げろ〜!!」

 

「待ちなさ〜い!!」

 

嵐珠

「よくもこんなに泣かせてくれたわね!!」

 

ミア

「ボクも今回は許さなないよ〜!!」

 

希子

「愛ちゃ〜ん!兄貴〜!!助けて〜!!」

 

蒼希

「さ〜て…俺達はそろそろ行こうか」

 

「蒼希、ちょっと顔怖いよ…」

 

「あ〜それなら俺達と合流するか?」

 

朔太

「彼方達待たせてるしな、他にも誰か呼ぼうかはなしていたところだしな」

 

希子

「ちょっと!スルーしないでよ〜!!

あぁ!うわぁ〜〜〜!!!」

 

俺達が行った後…

希子は正座でみっちり叱られたらしい…

 

 

蒼希視点…終

 

 

スノウ視点…

 

 

スノウ

「大神希子…」

 

あんなボロボロだったのに…

形勢逆転するなんて…

しかも新たな姿になってあれ程の力を持つなんて…

 

セイン

「大神蒼希といい…あの兄妹は凄まじい強さですね…

だからこそ…私達はあの兄妹を倒したい…

超えたいとゆう思いがあるのかもしれませんね…」

 

スノウ

「姉様…」

 

そうかもしれない…嫉妬…

私は…大神希子の強さに嫉妬してるのかもしれない…

超えたい…あいつを…

 

セイン

「決着をつけるには…全てを終わらす事…

アーク達を倒す必要があります…」

 

スノウ

「そうですね…」

 

セイン

「その為にも…アーク達のアジトを見つけるのも大事ですが…私達も力をつける必要があります。

行きますよスノウ…」

 

スノウ

「はい…姉様…」

 

大神希子…私はあなたを超えてみせる…

強い人間のあなたをね…

 

私は姉様と一緒に移動した…

 

 

スノウ視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

涼牙と優木さんがホムラとリリィを連れて、

リリィの調子を見て欲しいと頼んできて、

シトイと一緒にリリィの調子を見る事にした…

と言っても機材とかがないからな…

とりあえずパソコンにリリィのモジュールを繋いで身体のデータを見れるか試してみると出来た。

 

明日飛

「え!?」

 

リリィのデータを見て驚いた…

それは…

 

涼牙

「どうしたんだ?」

 

明日飛

「何だよ…これ…身体の回路がほんとんど破損している…

外見は無事に見えるけど…中身の回路が本来なら繋がってる筈なのに破損してるんだ!」

 

シトイ

「リリィ…お前は一度も直して貰っていなかったよな?」

 

リリィ

「私の場合は…変身してたら不死身だからよ…

見て貰った事もなければ直して貰ってもないわ」

 

明日飛

「耳の回路部分もおかしくなってる…これはいつからだ?」

 

リリィ

「これは…いつだったかしら…私達が目覚めて…

戦闘の模擬戦の時にホムラと戦って…そこで始めてやられて蘇ったのよ。それからかしら…耳から五月蝿いザザッーとしたノイズ音が聞こえるよえになったのよ…因みにホムラにはその後勝ったわ…」

 

ホムラ

「そこは強調しなくても良いじゃん…」

 

涼牙

「リリィ…確か雑音とかも言ってなかったか?」

 

リリィ

「えぇ…最近だと曲とか聞くとあんまり気にしないようになったわね、最初はうるさくてこの世界が鳴らしているのかと思ったわね…」

 

明日飛

「最初にやられて蘇った…なぁ…まさかと思うけど、

蘇る度に調子が悪くなったりしてないか?」

 

リリィ

「……えぇ、そうだけど…」

 

明日飛

「…そうか…」

 

せつ菜

「何かわかったんですか?」

 

明日飛

「もしかしたら…これは仮説だけど、

リリィは変身してファルシオンになって、倒されても蘇る事は出来るけど…身体の回路が壊れていったんじゃないか?」

 

リリィ

「!?」

 

涼牙

「エターナルフェニックスの力は不死の能力かもしれないけど…リリィは生身の人間じゃなく、ヒューマギアだ。何かしらの事があってもおかしくないと思う…」

 

シトイ

「イザクや進藤由香子の事だ。この聖剣がヒューマギア用に作られてるなんて事はまぁないだろう…」

 

リリィ

「それじゃあ私は…今どんな状態になるんだ?」

 

明日飛

「こんな状態だと…早く修理しないといけないレベルだ…

もしこのまま戦って、次に倒されて蘇ったら…

最悪…お前はもう…機能が停止するかもしれないぞ…」

 

リリィ

「!?」

 

ホムラ

「そんな…リリィが…死ぬの……?」

 

リリィとホムラは驚いた顔をしていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 僕が思うこの気持ち…


はいどうも作者です。
まずはエクストリームバルキリーの事を、
姿としてはジャスティスサーバルに近く、
両肩にライダモデルのチーターをイメージしたアーマーが、着いています。
そして、プログライズクローと言う新装備を両手に装備してます。
戦闘の仕方はハリケイング以上に高速移動をして戦います。
ランペイジバルカンのように、ライダモデルの力を使用する事も可能です。

変身シーンは、
主に仮面ライダーグリスをイメージしてます。

ハリケイングチーターは、
グリスブリザードみたいに命の危険を現していました。
ライダモデルが後ろから来るのは命を刈り取ろうとしているイメージです。

エクストリームバルキリーは
グリスパーフェクトキングダムみたいに一致団結のように、三体のライダモデルチーターが出現しました。
変身は自分の弾丸を蹴るのとバルカンの変身を組み合わせた感じにしたのは、希子の蒼希に対する憧れを込めての意味でもあります。

とゆうより…基本、希子はグリスをイメージしてます。
戦っている時の口調とかと、後は峰と嵐珠とミアが、
三羽ガラスみたいな感じになってます。
この四人を書いてると…何かそうゆうイメージで書いてると書きやすいってのもあったかもしれません。

そして…最近配信で仮面ライダーオーズ、
復活のコアメダルを見ました…
いや〜…何と言いますか…
これだけは言えます。尺が足りない!
見てない人は見たらそう思います。

アニガサキ二期の二話…
まずは神OPすぎましたよ、もうめっちゃ好きです。
更にユニットの新曲が来そうですね〜
後今回見てて…ランジュ…何か無理してる?
スクスタは仲良くなりたい感強い子だったけど、
アニガサキでは何か壁を感じたのと、
表情が辛いのを隠してるように見えましたね、
過去が明らかになって欲しいです。

それでは次回で!




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第53話 僕が思うこの気持ち…

 

侑視点…

 

「ん〜…」

 

侑利

「随分と悩んでいるな、侑」

 

私は屋上で音楽科の課題のプリントをしていた。

 

「転科して一ヶ月近く経つけど…やっぱりまだ難しくてね…」

 

侑利

「それと同時に、ここ最近の事や歩夢の事が気になって集中出来てないんだろ?」

 

「あ〜……やっぱりわかる?」

 

侑利

「まあな、それに敵の動きもよくわからないしな…

最近だと希子が幹部級のアークメギドを倒したらしいけどな」

 

「希子ちゃん凄いよね〜、そういえばヒューマギアのみんなはどうなってるの?」

 

侑利

「シトイに聞くと…セインとスノウが連絡が取れないって言ってるらしいな…それにリリィが戦線から離れるかもしれない…」

 

「え!?どうしてなの!?」

 

侑利

「身体の回路が壊れてるみたいなんだ…このまま変身して戦えば機能停止になるかもしれないんだ。」

 

「そんな……そうだ!侑利の力で直せないの!?」

 

侑利

「それなら試したが…無理だった…生身の人間なら治せるが…ヒューマギアは機械だ…だから俺の力じゃ直せる事が出来ない。」

 

「本当なの…それ?」

 

侑利

「何?」

 

振り向くと…そこには、ホムラがいた…

 

ホムラ

「ごめんね〜お邪魔するよ〜…それより本当なの?

君は確か人間を治せる力を持ってたから、

僕達ヒューマギアも直せないかなと思って来たんだけど…無理なの?」

 

侑利

「あぁ…すまないな…」

 

ホムラ

「いいよ、謝らなくても…しょうがない事なのかもね…僕達は今こうして仲間になってるけどさ…元々君達を始末しようとしていたからね…バチがあたったんだと思うよ…」

 

「ホムラ…」

 

ホムラ

「とりあえず、僕が頑張ってさ、リリィが戦わないで済むようにすれば良いだけだし、リリィには少しでも長く生きてもらわないとね…またイリマみたいにいなくなるなんて…嫌だし…」

 

「あなたは…優しいんだね、友達の為にそうやって思う事が出来てるし」

 

ホムラ

「友達…?リリィが?」

 

「違うの?てっきり仲良く見えたからそうかと思っていたんだけど…」

 

ホムラ

「僕はリリィと一緒にいると楽しいと思うんだ。

リリィ本人は嫌がってるかもしれないけどね、そうか〜友達か〜これがそうゆう気持ちなのかな?僕達ヒューマギアにはまだよくわからない事がいっぱいあるしね。」

 

侑利

「これからも知っていけばいいと思うぞ。」

 

ホムラ

「そのつもり!だって人間って面白いじゃん!」

 

ホムラは純粋な笑顔を見せた。

これが本当にロボットなんて…何だか信じられないな…

 

ホムラ

「そうだ。折角だから君達の事も教えてよ!」

 

「うん。良いよ!」

 

侑利

「侑、その前に課題のプリント!」

 

「うぅ…わかってるよ〜…」

 

 

侑視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

俺と涼牙と優木さんはリリィを連れて街に出掛けていた。

 

リリィ

「何故私が遊びになどに出掛けなくてはならないのよ…」

 

明日飛

「シトイに言われただろ、無理して戦えば、身体が悪化していくって、長く生きたかったら、折角だから人間社会を知っておけって」

 

リリィ

「私は別に長く生きたいなんて…」

 

涼牙

「けど、すんなり言う事聞いて俺達と出掛けてるよな。」

 

リリィ

「勘違いしないでよ、ただシトイを怒らせたくないから仕方なくよ、仕方なく…」

 

せつ菜

「ツンデレですか?」

 

リリィ

「何よそれ?」

 

涼牙

「と、とにかく!何か気になる所とかないのか?」

 

リリィ

「気になる所ね…そういえば…近々、何だったかしら…ほら、桜坂しずくがやっていた…演劇だったか?あれはまた見れないのか?」

 

せつ菜

「それでしたら後数日でやりますよ。」

 

リリィ

「まだやってないのか…私は音楽や演劇には興味出たが…それ以外はわからん…」

 

明日飛

「ん〜…とりあえず…服を着替えた方が良いんじゃないか?」

 

リリィの服装…とゆうより、ヒューマギア達の服装って…かなり目立つんだよな…黒いローブだからな…

 

リリィ

「別にこれで構わないだろ?」

 

せつ菜

「それは駄目です!カッコいいですけど!女の子なんですからお洒落くらいしてください!!行きますよ!!」

 

リリィ

「え…お、おい!ちょっ!?」

 

リリィは優木さんに連れていかれた…

 

涼牙

「ああなったら、せつ菜は止められないな…」

 

明日飛

「そうなのか?」

 

けど…歩夢もいたら、同じ行動取ってそうだな…

いけない!歩夢の事は心配なのはわかるけど、

今はリリィの問題だ!

 

俺達は優木さんに着いて行った。

そしてしばらく歩いていると…

一真さんと朝香さんとヴェルデさんと近江さんがいた。

多分優木さんが呼んだのかな?

 

果林

「話しは聞いたわよ、せつ菜」

 

エマ

「リリィちゃんを可愛くすれば良いんだね。」

 

彼方

「ふふふ、リリィちゃん可愛いからね〜」

 

リリィ

「な、何だ…妙な事する気じゃないよな!?」

 

一真

「とりあえず言える事、悪い事はされんから安心しろ。」

 

せつ菜

「それでは行きましょう!」

 

リリィ

「お、おい本当に何をする気なんだ!?」

 

女性陣はリリィを連れて服屋へと連行した。

 

明日飛

「会長と副会長は?」

 

一真

「あいつらなら、ちょっと生徒会の仕事をやってから合流するだとよ、俺も手伝おうとしたが、三人を敵から守る為に側にいてくれって言われたんだよ。」

 

涼牙

「そうなんですね。」

 

一真

「さて、女性陣が服見てる間に、何か飲み物でも買いに行って待ってようぜ、果林が燃えてたからちょっと長くなりそうだな…」

 

明日飛

「はは…流石は読者モデルですね…」

 

俺達は飲み物を買いに行って、しばらく待っていた。

そして…一時間後…

 

彼方

「お待たせ〜!」

 

エマ

「ごめんね、待たせちゃって」

 

一真

「気にしてねぇよ。それよりどうなった?」

 

果林

「最高よ!」

 

せつ菜

「バッチシです!」

 

二人は少しドヤ顔をしながら親指を立てていた。

 

すると…

 

リリィ

「おい…何か慣れんぞ…この服装は?」

 

リリィは黒いローブから可愛らしい服装に変わっていて、長い髪もアップされていた。

 

涼牙

「おぉ…こうして見るとヒューマギアってわかんないな…」

 

明日飛

「兵士型は特にわかりづらいからな」

 

果林

「本当にどの服も似合うから迷ったわね。」

 

一真

「どうよ?気分は?」

 

リリィ

「まぁ…動きやすいな…」

 

そりゃあんな服装よりかは動きやすいだろうな…

 

リリィ

「けどこんな姿ホムラに見せられな…あっ…」

 

リリィは振り向きながら、口をぽかんと開けた。

何故かと言うと…リリィが見てる方向に…

 

侑と侑利と会長と副会長とホムラがいたからだ。

 

ホムラ

「あれ?リリィ!?え〜どうしたのその服装!?」

 

リリィ

「最悪だ…!!」

 

リリィはガックシと膝を着いた…

 

彼方

「あっ、朔太君と恭君〜」

 

果林

「あら、侑と侑利も一緒なのね。」

 

「ホムラと話していて、

折角だから遊びに行こうってなって…」

 

「偶々ばったりと会ってな、それにしてもリリィの服装は果林のコーデか、随分と綺麗になったな〜」

 

果林

「ふふ、当然よ」

 

「わ〜、リリィ可愛いよ〜!」

 

侑利

「こうして見ると…

本当に梨子だな…外見が外見なだけに…」

 

ホムラ

「良いんじゃん!リリィ似合ってるよ!!」

 

リリィ

「くぅ…何とも言えん…」

 

朔太

「ヒューマギア同士の友情か…」

 

会長はホムラとリリィが仲良さそうにしてる光景を見て、ボソッとそう言った。

 

明日飛

「おかしいですか?」

 

朔太

「前の世界の俺なら…くだらんと言っていたが…

今の俺の考えは、面白いものだな、ここにイリマもいれば更に賑やかになっていたのかもな…」

 

会長…本当にこの人は変わったんだな…

 

せつ菜

「あれ?ホムラさんは黒いローブじゃないんですね?」

 

ホムラも以前は黒いローブを着ていたが、

いつの間にか可愛い服装になっていた。

 

ホムラ

「この前、クゥに選んで貰ったんだ〜

何か…あの黒いローブ、ダサくてさ」

 

クゥ?誰だ?シトイが言っていた。

仲良くなった子達の一人かな?

 

ホムラ

「そうだ!どうせならお揃いにしようよリリィ!」

 

リリィ

「絶対に嫌よ!!」

 

リリィは嫌がっているように見えるが…

表情はそんなに嫌そうではなさそうに見えるな、

やっぱり何だかんだホムラと仲良いんだな。

 

そう思っていたら…

突然地面が揺れた。

 

一真

「うおっ!?何だ!地震か!?」

 

エマ

「けど…何か変だよ…」

 

彼方

「何か…足音みたいな…」

 

せつ菜

「まさか…怪獣じゃ!?」

 

涼牙

「いや流石に怪獣はないだろ……ってうお!?」

 

涼牙が何かに気づいて、俺達もそこを見ると…

 

「何あれ!?ロボット!?」

 

朔太

「あれは!?ギーガー!!」

 

明日飛

「おいおい…あんなもんまで用意したのかよ!?」

 

そこにいたのは…ギーガーだった!

しかも五体もいる!!進藤由香子はこんなのまで用意したのかよ!!?

 

侑利

「あの巨大ロボットに…アークメギドって訳か…」

 

侑利がそう言っているとアークメギド達も出現していた!

 

リリィ

「なんだろうが知るか…雑音共は消してや…!」

 

ホムラ

「はい、リリィは大人しくしといてね〜」

 

ホムラは変身しようとしたリリィを止めた。

 

リリィ

「ホムラ!邪魔をするな…!」

 

ホムラ

「邪魔するよ!!リリィは少しでも長生きして欲しいんだから!それに僕だってね、もうイリマみたいに失いたくないんだよ!!」

 

リリィ

「…!?」

 

それを言うとリリィは悔しそうな表情をして、

変身するのを辞めた…

 

リリィ

「……必ず勝ちなさいよ…」

 

ホムラ

「もちろん!!」

 

《インフェルノウィング!》

 

ホムラ

「変身!」

 

《スラッシュライズ!》

 

《バーニングファルコン!》

"The strongest wings bearing the fire of hell."

 

迅バーニング

「それじゃあ行って来るよ〜!」

 

明日飛

「おいおい!一人で行ってどうこう出来る数じゃないぞ!」

 

朔太

「アークメギドとギーガーを二手で別れて戦うぞ!!」

 

みんなそれぞれベルトを着けて構えた。

 

明日飛 涼牙 侑利 侑 朔太 一真 恭

「変身!!」

 

 

《メタルライズ!》

 

《Secret material! 飛電メタル!》

 

《メタルクラスタホッパー!》

"It's High Quality."

 

 

『エ・レ・メ・ン・タル!ドラゴーン!!』

 

『エレメントマシマシ! キズナ、カタメ!』

 

 

『最光発光!』

 

『Get all Colors!エックスソードマン!』

 

『エピソード1!フルカラーで参上!ババババーン!』

 

 

『ジャオウドラゴン!』

 

『誰も逃れられない…』

 

 

《アルティメットライズ!》

With the ultimate power in mind,

   the invincible hero Thouzer is born.

 

 ”Ultimate Warrior Come here!”

 

 

『四聖獣神話!』

 

『一刀両断!ブッた斬れ!』

 

『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』

 

 

『シブリングバウンティハンター!』

 

『銃剣撃弾!』

 

『剣で行くぜ!NO!NO!

銃でGO!GO!BANG!BANG!音銃剣錫音!』

 

俺達は二手に別れてギーガーとアークメギド達に向かって行った。

 

明日飛あらため

ゼロワン視点…終

 

 

バスター視点…

 

 

バスター

「うおら!!!」

 

俺とゼロワンとサウザーとスラッシュで、

このギーガーとか言うロボットを相手にしていた。

 

スラッシュ

「まさかこんな巨大な相手と戦う事になるなんてな!」

 

アルティメットサウザー

「落ち着いて相手の動きを見れば大丈夫だ!!」

 

ゼロワン

「相変わらずの図体だな!」

 

バスター

「俺に任せろぉ!!!」

 

確かに…デカいのが五体もいりゃ…

戸惑うが…けどな!

 

バスター

「動きが鈍いんだよ!!」

 

『サモン!』

 

『青龍薙刀!』

 

俺は青龍の力を宿した薙刀を持ち、地面に突き立てた勢いで高くジャンプしてギーガーの頭上に向けて振りかぶった!

 

バスター

「青龍撃斬!!」

 

薙刀の刃先に巨大な水の龍が現れて頭上に当てると同時にギーガーの頭に食らいついてギーガーの頭を水の龍が引き千切ってまずは一体をぶっ倒した!!

 

 

バスター

「まずは一体!!」

 

スラッシュ

「あいつ一人で充分じゃないのか…?」

 

バスター

「うおっ!?」

 

俺はもう一体のギーガーに捕まった!

 

バスター

「うおぉぉい!助けてくれ〜!!」

 

アルティメットサウザー

「言わんこっちゃない!」

 

ゼロワン

「今助けますよ!!」

 

くそ…油断したらヤバいな…

 

 

バスター視点…終

 

 

セイバー視点

 

 

迅バーニング

「このぉ!折角遊んでいたのに〜!」

 

セイバー

「ホムラ!一人で先に突っ走るな!!」

 

俺と最光とカリバーと迅バーニングは協力してアークメギド達と交戦していた。しかし…ホムラの奴、危なっかしい戦い方するな…すぐに敵に囲まれそうになってるし…

 

迅バーニング

「わわ!この〜!」

 

セイバー

「危ないって!!」

 

俺は迅バーニングの周りのアークメギド達を倒していって助けた。

 

迅バーニング

「ごめ〜ん!助かったよ〜!」

 

セイバー

「お前よく今まで生きてこれたな…」

 

迅バーニング

「これでも僕は強いから!」

 

セイバー

「そんな事言ってる場合があったら手を動かせ!

ほら!来るぞ!!」

 

俺は迅バーニングに襲いかかってきたアークメギド達を攻撃していった!

 

ホムラ

「オッケー!そのまま!!」

 

《インフェルノウィング》

 

《バーニングレイン》

 

迅バーニング

「よっと!」

 

迅バーニングは武器に炎を纏わせて、回転しながら相手に突っ込んで斬り裂いて倒していった。

 

《バーニングレイン!》

 

迅バーニング

「ねっ!僕やるでしょ!」

 

いちいちドヤ感を出す奴だな…

本当にこれがロボットなのかよ…?

 

カリバー

「この敵…普通のメギド達より少し手強いね…」

 

最光

「あぁ、だが倒せない敵じゃないからまだ安心だ。由香子やイザクの姿は見えないな…」

 

カリバー

「そうだね…」

 

カリバー(ユウ)

「…………」

 

向こうのギーガーだったか?もう一体倒したのか…!?

まぁバスターがいるから大丈夫か…

そう思った時…

 

せつ菜

「涼牙さん!!」

 

突然菜々が俺を呼んで、何かを確認すると…

菜々達の近くに…アークストリウスがいた…!?

 

セイバー

「ストリウス!!」

 

アークストリウス

「グガァァァ!!」

 

菜々達はスラッシュが出したバリアで守られていたが、

アークストリウスは見境なくバリアに攻撃していてバリアにヒビが入っていた。

 

エマ

「わわ!?バリアが壊れちゃいそうだよ〜!」

 

カリバー

「待ってて!私が!うわっと!?」

 

最光とカリバーが助けに行こうとしたが、アークメギド達に邪魔されていた。

 

最光

「くそ!耐久力ある奴に邪魔されると厄介だな!!」

 

セイバー

「俺が行く!!」

 

俺は水を纏って飛び上がり、

アークストリウスに回転しながら突っ込んで攻撃して、

前に立って連続で攻撃していったが…

 

アークストリウス

「グガァ!グガァァァァ!!」

 

アークストリウスは全く動じる事なく、

俺に攻撃してきた!

 

セイバー

「効いてないのか!?凶悪すぎるだろ!」

 

俺はアークストリウスの猛攻を防いでいたが、

かなり押されていた…

 

果林

「ちょっと…あのメギド強すぎない…!?」

 

彼方

「凶暴すぎるよ〜!!」

 

セイバー

「うわ!?」

 

俺はふっ飛ばされて、アークストリウスは斬撃を放ってきた!

 

セイバー

「くっ!?」

 

俺は聖剣をベルトに納刀しようとした時だった…

 

『エターナルフェニックス!』

 

ファルシオン

「はぁ!!」

 

突然ファルシオンが俺の前に現れて、

アークストリウスの斬撃を弾き飛ばした。

 

セイバー

「リリィ!?」

 

せつ菜

「いつの間に!?」

 

ファルシオン

「まったく…見てられないわよ…ぐっ!」

 

ファルシオンの身体からバチバチと音が鳴り、

膝を着いた…やっぱり身体の調子が!?

 

ファルシオン

「こんなの…何て事ないわよ!!!」

 

ファルシオンは立ち上がってアークストリウスに突っ込んで行って攻撃をし続けた。だが…アークストリウスは怯む事なく、反撃をして、ファルシオンは一撃くらうだけでも辛そうに見えた…

 

セイバー

「無茶するな!!リリィ!!」

 

ファルシオン

「うるさい…!私はまだやれるわよ!!ぐあ!!」

 

俺はリリィを救う為に、

聖剣をベルトに納刀してからワンダーライドブックのページを押し込んでから再び抜刀した。

 

『必殺読破マシマシ!』

 

『烈火抜刀!エレメンタル合冊斬り!』

 

セイバー

「森羅万象斬!!」

 

俺はアークストリウスに突っ込んですれ違うと同時に一閃して斬り裂いた!

 

アークストリウス

「グガァァァァ!!!」

 

アークストリウスは少し怯んで、雄叫びながら斬撃を周辺に飛ばしまくった!

 

セイバー

「ぐっ…!!何て奴だ…!」

 

ファルシオン

「ちっ…鬱陶しい奴め!!」

 

『必殺黙読!』

 

『抜刀…!不死鳥無双斬り!』

 

ファルシオンは背中に翼を展開してアークストリウスに突っ込んで行ったが、アークストリウスに首を掴まれて地面に叩きつけられて、放り投げられてから斬撃をくらわされた。

 

ファルシオン

「ぐあ!!」

 

ファルシオンは変身が解けて転がっていった。

 

リリィ

「うぅ…!」

 

アークストリウス

「グガァァァァ!!!」

 

アークストリウスはリリィにとどめを刺そうと、

向かって行ってリリィに向けて剣にエネルギーを溜めていって振りかぶった。

 

セイバー

「リリィ!!」

 

くそ…間に合え!

俺が向かう途中、横で何かが通り過ぎて、

それはリリィを蹴り飛ばした。

 

リリィ

「うわ!?何する………え…?」

 

リリィを蹴り飛ばしたのは…迅バーニングだった…

迅バーニングはストリウスの剣をそのままくらった…

 

セイバー視点…終

 

 

迅バーニング視点…

 

 

リリィが無茶して変身したのは…やりかねないと思っていたけど…あそこまでやられるなんて思わなかった…

 

変身が解けて、リリィがアークストリウス?の攻撃でとどめを刺されそうになった時…僕は気がつくとリリィに向かっていた…そして…少し手荒だけどリリィを蹴り飛ばして…僕はそのままアークストリウスの攻撃を直撃した…

 

迅バーニング

「…がぁ…!!」

 

ヤバい…このダメージはマズい…くっ!!

 

《バーニングレイン》

 

迅バーニング

「うあぁぁぁぁ!!!」

 

ヤケクソだったけど、僕はアークストリウスに連続攻撃をしていって…最後に蹴り飛ばしてやった…

 

迅バーニング

「うぅ……」

 

僕の身体から火花が飛び散る…バチバチとした音が聞こえる…僕はその場に倒れて変身が解けた…

 

リリィ

「うぐ…ホムラ…!」

 

リリィがボロボロの姿で僕に近づいてきた…

怒られるかな…?

 

リリィ

「何で…何で…私を助けたのよ…?私は!変身してる時は不死身なのよ…!!」

 

ホムラ

「けど…それのせいでボロボロじゃんリリィ…」

 

リリィ

「それは…!…私はどちらにせよ動かなくなるわよ…けど、お前はまだまだ動けて!まだ元気で!馬鹿で!…私よりも…人間と仲良くなっていただろうが!!それなのに何で私を…助けたんだ!!?」

 

何で…何でって…それは…

 

ホムラ

「だって…それは……」

 

…僕は…少し前を思い出した…

 

 

 

 

 

 

 

…回想…

 

 

「二人は仲が良いんですか?悪いんですか?」

 

「私は仲良さそうに見えるけどな〜」

 

ホムラ

「ん〜……」

 

僕はLiellaの二人、

唐可可と嵐千砂都にリリィと仲が良いか悪いかを聞かれていた。

 

ホムラ

「僕はリリィといたら楽しいんだけどね〜リリィは嫌がってるけど、何だかんだ一緒に居てくれるし…あれじゃない?クゥとすみれの関係と似てるのかな?」

 

可可

「んな!?同じにしないでください!あんなグソクムシなんかと!」

 

千砂都

「あっ、けど二人の関係って確かに可可ちゃんとすみれちゃんと似てるかもね。」

 

可可

「千砂都まで言いますかー!?」

 

ホムラ

「クゥって本当面白いリアクションするよね〜」

 

本当人間って色んなのがいるから面白いな〜

 

けど…クゥとすみれみたいな関係か〜

 

それってつまり…僕はリリィの事を…

 

ホムラ

「まぁ僕とリリィは良い関係って事だよ!

それよりもクゥ、落ち着きなよ〜」

 

可可

「誰のせいですか〜!?」

 

千砂都

「あははは!可可ちゃんもホムラさんには敵わないみたいだね〜!」

 

可可

「そんな事ないです!こうなったら勝負です!

ホムラ〜!」

 

ホムラ

「良いよ〜!」

 

まぁ…リリィにこの事言ったら怒りそうだけど…

 

いつかは言わないとね…

 

 

…回想…終

 

 

 

 

 

 

ホムラ

「だってさ…僕達……友達じゃん………」

 

リリィ

「…!?」

 

ホムラ

「友達だから…助けるよ…僕はリリィには…生きてて欲しいから…だって友達が目の前でいなくなるのは嫌だよ…」

 

リリィ

「ホムラ…」

 

僕はボロボロになりながら立ち上がった…

身体中ボロボロ…火花も出てるし…

あ〜……これはもう…僕は…終わりかな…

変身…出来そうにないかも…

 

ホムラ

「けど…言いたい事言ったから…いっか…」

 

僕はフラつきながら…一人の子と目が合った…

 

ホムラ

「ねぇ!…君!」

 

せつ菜

「え?私ですか…?」

 

ホムラ

「……これ!!」

 

僕はスラッシュライザーとキーをあの子の所に投げた。

 

ホムラ

「爆発でなくなったら…もったいないからね…

あげるよ……どうせ僕はもう…お別れだからね……」

 

アークストリウス

「グガァァァァ!!!」

 

アークストリウス…もう起きたのか……

まぁ良いや……

 

せつ菜

「一体何を…まさか!?」

 

セイバー

「ホムラ…おい!何する気だ!?」

 

ホムラ

「リリィをお願いね……」

 

僕はアークストリウスに向かって行ってしがみついた。

 

リリィ

「何してるのよ…ホムラ!おいバカホムラ!?

馬鹿な真似しないでよ!!?」

 

ホムラ

「リリィ……長生きしてね…」

 

カリバー

「侑利!!ホムラが!!」

 

最光

「わかってる!!けど!さっきから治癒能力を使ってるんだが反応しないんだよ!!何で!!ヒューマギアは治せないのかよ!!?頼むから治れよ!!治ってくれ!!」

 

 

こんな僕を救ってくれようとしてくれてるんだ…

怖い思いさせたのにな…

本当人間って…おも…し…ろ…いな……

 

シトイ…先に…イリマに…会っ…て…来る…ね…

 

……………

 

迅バーニングあらため

ホムラ視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

 

アルティメットサウザー

「決めるぞ!!」

 

ゼロワン

「これで終わりだぁ!!」

 

《メタルライジングインパクト!》

 

《UITIMATE DESTRACTION》

 

俺とアルティメットサウザーはジャンプして、

それぞれギーガーにライダーキックをくらわして同時に倒して、ギーガーは爆発した。

 

『シブリングバウンティハンター!イェーイ!』

 

スラッシュ

「グランディオーソ・ジャッジ!」

 

『錫音音読撃!イェーイ!』

 

 

 

『四聖獣神話!ドゴーン!』

 

バスター

「聖獣大断断!!」

 

『会心の激土乱読撃!ドゴーン!』

 

 

バスターとスラッシュも技をくらわしてギーガーを破壊した。とりあえず片付いたか…そう思った時…

 

突然凄い爆発が見えた!?

 

ゼロワン

「何だ!?」

 

スラッシュ

「アークメギドが倒された爆発…なのか?」

 

俺達は確認しに行った…

そして…そこにはアークメギドの姿はなく、全員倒したみたいだけど…みんなは何故か悲しい顔をしていて、俺達は変身を解いて、何があったのかを聞こうとした時、優木さんが持っていた物に気がついた。

 

明日飛

「それは、スラッシュライザーとキー…何で優木さんがそれを…?」

 

せつ菜

「これは…ホムラさんが私にって…」

 

朔太

「何?そういえば…ホムラは?」

 

そして…俺達は聞いた…ホムラが…

 

リリィを庇って重傷になって、

自ら自爆してアークストリウスを撃破した事を知った…

 

「せっかく…仲良くなれたのに…」

 

一真

「自爆してさよならなんて…そんなのありかよ!!」

 

リリィ

「本当…あのバカホムラ…何が長生きしろよ……

何が…友達よ!!…馬鹿…!!ホムラぁぁぁぁ!!!

うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

リリィは叫んだ…

ヒューマギアに涙は流れないけど…

今のリリィは悲しんで泣いているように見えた…

 

 

 

 

 

 





次回 不死鳥は世界の良さを知る…


はい作者です…

ホムラ……
最初は残忍な一面も見せ、
それでもヌけた一面も見せて、
人間と接して人間の面白さを知り、
そして友情に気づいて、
彼女は最後に大切な友達を守って散りました…


それでは次回にて…



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第54話 不死鳥は世界の良さを知る…


すいません。
日付間違えて設定してました。



 

志貴視点…

 

志貴

「ふぅ…こんな感じかな…」

 

僕は演劇に使う小道具を確認し終えた。

 

しずく

「お疲れ様です。志貴君」

 

志貴

「しずくさん。これで明日の演劇も無事に問題なく出来ると思いますよ。」

 

しずく

「ありがとう。それより…本当に良いの志貴君?今回の演劇一緒に出なくて?みんなこの前の学園祭での志貴君の演技良かったから、また見たいから出てほしいって言われてたのに?」

 

志貴

「うっ…あれは殆ど必死でやっただけですよ…それに…その…色々と思い出しますから…//」

 

しずく

「あっ…//」

 

僕としずくさんはお互いに顔を赤くした…

 

あんな大勢の前でキスしたから…

 

僕としずくさんはお互いの学校で軽く有名人になってる…

 

志貴

「と、とにかく、こうして裏方のお手伝いだけで僕は充分ですから!//」

 

しずく

「そ、それでも…私は志貴君ともう一度演劇がしてみたい…かな//」

 

可愛らしく上目遣いでしずくさんは僕に言ってきた…

これは…ちょっとズルい…

こんな風に頼まれたら…いや…しかし…

 

「本当仲が良いな…二人共…」

 

志貴 しずく

「!?//」

 

ビックリして振り向くとリリィがいた。

 

リリィ

「だがそうゆうのは周りの目を考えるのではなかったか?」

 

志貴

「何でそんな事知ってるんですか…」

 

リリィ

「色々と調べたりした、ところで私の作業は終わった。

他にする事はあるか?」

 

しずく

「あぁ、もう大丈夫てすよ。」

 

リリィ

「そうか、それじゃあ演劇楽しみにしておく。」

 

そう言ってリリィは行ってしまった。

 

しずく

「随分…物腰が柔らかくなりましたよね。」

 

志貴

「えぇ…けど、最近の彼女の事を聞くと少し納得します…」

 

僕達は最近のリリィの事を涼牙さんから聞いた…

仲間から庇ってもらって助けられて…

その仲間が命を落とし…いや目の前で自爆して、

更に自分はもう…後少ししか起動出来ないって事を聞いた。

 

しずく

「目の前で仲間を失うなんて…辛すぎますよ…」

 

志貴

「だから彼女は残りの余生を使って、これまでしなかった事をする事にしたんですね…今回だって演劇のお手伝いをしたいって言ってきたのもそのせいですね。」

 

しずく

「私…絶対に成功させます…リリィさんの心に残るような演劇を見せます…」

 

志貴

「そうですね。頑張ってください、しずくさん。」

 

しずく

「はい!あっ!志貴君。そろそろ行きません。」

 

志貴

「あっ…そうですね。急ぎましょう!遅れると湊達がうるさいですからね!」

 

僕達は今日、明日の演劇の準備を終えてから、

湊達と合流して、しずくさんの演劇の成功を願っての前祝いをする事になっていた。

 

僕としずくさんは片付けて、急いで湊達の所へと向かった。

 

 

志貴視点…終

 

 

雷斗視点…

 

 

雷斗

「おい…かすみ、マジでこれチャレンジするのか?」

 

かすみ

「はい!前祝いならこれぐらいしないと!」

 

璃奈

「見てるだけで…お腹いっぱい…」

 

「まさか…いつか食ったマウンテンパンケーキのスペシャル版が出るなんてな…」

 

俺はかすみのスマホに見せてもらった。

マウンテンパンケーキスペシャルの写真を見せてもらっていた…食えんのかこれ?いや…美味そうだけどさ…

これデカすぎだろ!俺達の人数で食えんのか!?

 

かすみ

「志貴がいれば一人で半分はいける!」

 

雷斗

「あいつそんなに食うのか!?」

 

「マジですよ。雷斗先輩…あいつめちゃくちゃ大食いですよ…」

 

璃奈

「あれは衝撃だった…」

 

雷斗

「そもそも前祝いでここまでするのか?」

 

かすみ

「これぐらいしないと駄目!しず子には頑張ってもらわないと!…(これでしず子をぶくぶくと…えっへっへっへっ…)」

 

雷斗

「まったく悪い顔してるけど、ちゃんと友達想いだな〜

かすみ」

 

俺はかすみの頭を撫でてあげた。

 

かすみ

「わわ!?雷斗〜!//やめてよ〜」

 

「はは!めっちゃ喜んでんじゃねぇかよ。」

 

璃奈

「ジー……」

 

「璃奈?どうした?」

 

璃奈

「ジー………」

 

「…あぁ…わかったよ…//」

 

湊は天王寺さんの頭を撫でてあげていた。

天王寺さんは顔を赤くして喜んでそうだった。

 

雷斗

「お熱いな〜湊〜」

 

かすみ

「りな子も〜」

 

湊 璃奈

「……//」

 

俺とかすみは二人を見てニヤけていたら二人は顔を赤くした。そんなやり取りをしてると…

 

「ん?お前達は…」

 

かすみ

「え?あぁ!?」

 

かすみは驚いて俺の後ろに隠れた。

俺達に気づいて声を掛けてきたのはリリィだった。

 

リリィ

「そう警戒するなと言っても無理か…元々私は敵だったからな…」

 

雷斗

「かすみそんなに怖がらなくても大丈夫だ。」

 

「何でお前がここに?」

 

リリィ

「私はただ桜坂しずくの演劇の準備をし終えた帰りだ。」

 

璃奈

「しずくちゃんのお手伝い?」

 

かすみ

「まさか…しず子が言ってたけど本当だったんだ…」

 

雷斗

「どうゆう風の吹き回しだ?お前が手伝いなんてするなんて?」

 

リリィ

「さぁな…イリマやホムラの影響かもな…今までしなかった事をするのも悪くはないと思っている…」

 

リリィの表情は…今までと違い…

優しいが…何処か寂しさを思うような表情をしていた…

 

リリィ

「そろそろ行くよ…明日の演劇が楽しみだ。」

 

リリィは優しく微笑みながら行ってしまった…

 

かすみ

「何だか…悲しそうに見えますね…」

 

璃奈

「確か…仲間が目の前でやられちゃったって聞くよ…」

 

「目の前でか…辛いな…」

 

雷斗

「俺達とは…始めは敵同士で出会って戦ったけど…

今はこうして普通に話せているのにな…」

 

「これだけは思う…あの転生者…

ヒューマギア達を何だと思ってんだよ…!

気に入らないから捨てて廃棄とか…

自分勝手すぎんだろ…!!」

 

湊は怒りで拳を握っていて、

天王寺さんは湊を落ち着かせようと拳を包むように握っていた。

 

転生者…イザクも絶対に倒すが…

 

あいつも絶対に倒さないといけない…

 

これ以上あの転生者、進藤由香子を野放しにしてると、

まだこの先とんでもない事が起きる気がする…

 

かすみ

「雷斗…顔怖いよ…」

 

雷斗

「え!?あぁごめん!」

 

顔に出てたのか…それだけ俺も怒りを抱えてるのかもな…

そう考えているとかすみが手を握ってきた。

 

かすみ

「怒る気持ちはわかるけど…無茶はしないでよね//」

 

雷斗

「かすみ…あぁ、ありがとう…気をつけるよ。」

 

この後、志貴と桜坂さんと合流して…

 

前祝いのマウンテンパンケーキスペシャルを挑戦した…

 

雷斗

「うぷ…これは凄いな…」

 

「すまん…俺達ギブ…」

 

かすみ

「雷斗〜!」

 

璃奈

「あわわわ…湊〜!」

 

マジで凄い量だ…半分もいかなかったぞ…

これを全部食う奴なんて…

 

志貴

「ん〜…前よりボリューミーで美味しいですね!

おかわりしようかな?」

 

しずく

「志貴君、食べすぎは良くないよ。」

 

雷斗

「な…何ぃ…!?全部食いやがった…!?

あの量を…!?」

 

かすみ

「お、恐るべきライオンの食欲ですね…」

 

志貴

「皆さんはお腹いっぱいみたいですね…それじゃあ僕はまだお腹空いてるんで、普通のマウンテンパンケーキを一つ食べます!」

 

「しずく…お前の彼氏凄いな…」

 

しずく

「志貴君は甘い物だといっぱい食べる…メモメモ…」

 

かすみ

「しず子…もしかして好きな人のメモ取ってるの?」

 

しずく

「へっ!?//いやこれは…//」

 

璃奈

「うぅ…志貴君見てるだけでお腹いっぱい…」

 

志貴

「ご馳走さまです!」

 

しかも食うのが早いなおい…

 

俺達は志貴の大食いに驚愕するのであった…

 

因みにこの後志貴は軽くケーキを頼んでいた…

 

どんだけ食うんだよ…本当…

 

 

雷斗視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

俺は今日、シトイと会長と一緒に話していた。

 

話しの内容は…

 

シトイ

「バックアップデータだと?」

 

明日飛

「あぁ、ヒューマギアならあるんじゃないのか?

それさえあれば、ホムラやイリマを復元して蘇る事が可能なんだ。」

 

朔太

「それにギーガーも用意するくらだ。

敵のアジトにならヒューマギアのボディも余ってたりするんじゃないか?」

 

シトイ

「そんな事が可能なのか?」

 

明日飛

「知らないのか?」

 

シトイ

「あぁ…我々は元々ただ始末対象を始末する為に作られただけだからな、そうゆう事はメモリには記憶されていない…」

 

朔太

「そもそもあの進藤由香子の性格の事だ、余計な事は記憶させてないのかもしれないな」

 

シトイ

「本当にホムラとイリマを復元出来るのか?」

 

明日飛

「あぁ、ただ何処にバックアップデータがあるかだ。

前のアジトにはデータを保存する所とかなかったのか?」

 

シトイ

「我々の兵力は全てアークによって作られた物だ…

待てよ…もしかして…そのバックアップデータとゆうのはあれに内蔵されてるのかもしれない…」

 

朔太

「あれ?」

 

シトイ

「進藤由香子がずっと着けていた物…

アークドライバーだ…」

 

朔太

「ドライバーに?いや、その可能性はあるか…」

 

明日飛

「可能性にかける価値はあるな」

 

ヒューマギアのボディは後で考えるとして、

バックアップデータさえあれば何とかなる筈だ…

 

シトイ

「何故二人を助けようとしてくれるんだ?」

 

シトイが不思議そうに俺と会長に聞いてきた。

 

朔太

「君には命を救われた…その借りもあるが、

俺はもう一度イリマに会ってみたいんだ。」

 

明日飛

「せっかく人間の事を理解しようとしてたのに、

まだ何も知らずにさよならなんて、あんまりだろ?

それに、お前だって辛いだろ?仲間を失っていくのは…」

 

シトイ

「…すまないな…ありがとう…」

 

シトイは礼を言いながら軽く頭を下げた。

しかし…ヒューマギアのボディだけでもすぐに用意出来れたら、リリィの身体も何とかなるのにな…

 

 

明日飛視点…終わり

 

 

リリィ視点…

 

 

リリィ

「随分と早く来てしまったな…」

 

私は朝早くに劇場に来て外のベンチに座っていた。

 

リリィ

「耳のノイズはずっと聞こえるな…

まぁ…随分と慣れてしまったかもしれないな…」

 

このノイズの雑音でも…静かに思ってしまう…

雑音は嫌いだ…なのに…

 

『リリィ…』

 

リリィ

「!?」

 

呼ばれた気がして振り向くが…そこには誰もいない…

 

ホムラ…何時も私の側にいてうるさい奴だと思っていたのに…お前が…いなくなってから…何か静かなのと…

 

どうして…こんなに…

 

リリィ

「物足りない…とゆうのか?…あいつがいないと……

いや…否定は出来ないな…ホムラ…」

 

雑音みたいにうるさい奴だったのに…

あいつだけは何か特別?と見ていたのか…?

 

リリィ

「何れ私もそっちに行く…それまではお前に守ってもらった命を大事に…!?」

 

私の足元に突然攻撃が飛んできて、私は咄嗟に避けて、確認すると…アークメギド達と…アークズオスだったか…?

そいつらがいた…

 

アークズオス

「グォォォォォ!!!」

 

リリィ

「おいおい…私一体を倒すだけなのに随分と多いな…」

 

私はベルトを着けてからワンダーライドブックを取り出した時、シトイの言葉が過ぎった…

 

シトイ

『リリィ…今度激しい動きをしたり、あるいは戦ったりするとかなり破損して…最悪お前はもう機能が停止するかもしれない…だから…これ以上戦うのは止めるんだ。』

 

《エターナルフェニックス》

 

リリィ

「そうね…けど、今私がやらないと…この場所が破壊されるじゃない…そうしたら演劇が中止になるそんなの許されない……ホムラ…お前もこんな気持ちだったのか?私を守ろうとした時は?」 

 

 

『抜刀…!』

 

 

 

 

 

 

今ならわかる気がするな…

 

 

 

 

 

 

 

お前が命を捨てても…私を守ろうとした理由…

 

 

 

 

 

 

 

お前はうるさい奴だったが…

 

 

 

 

 

 

 

お前がいないと…落ち着かない…

 

 

 

 

 

 

 

お前といると…楽しいのかもな…

 

 

 

 

 

 

お前は…友達だからな…

 

 

 

 

 

 

 

 

リリィ

「変身…!」

 

『エターナルフェニックス!』

 

『虚無!漆黒の剣が、無に帰す!』

 

 

そして…すまないな…お前が守ってくれた命…

 

無駄になるかもしれない…

 

それでも私は自分勝手かもしれないが…

 

ファルシオン

「この場所を守りたいんだ…

この世界を嫌い…全てを消して無にしようとした奴が、

今守る為に戦おうとしてる…面白い事だ…

この世界も今だと…悪くない…!」

 

身体から火花が散る…そんなの関係ない…

 

ファルシオン

「行くぞ!!不要な雑音共ぉ!!」

 

リリィあらため

ファルシオン視点…終

 

 

志貴視点…

 

 

僕はしずくさんに付き合って、

劇場で朝から演技の最後の確認の為に一緒に劇場に向かっていると、突然爆発音が聞こえて、急いで向かうと…

 

 

そこには…アークメギド達とアークズオス…

 

そして…ボロボロのファルシオンがいた…

 

ファルシオン

「…どうした…?その程度か!?」

 

ファルシオンはボロボロになりなりながらも、

アークメギド達に攻撃していって次々と倒していっていた。

 

だけど…アークズオス相手には苦戦して、

それどころか身体から火花が飛び散っていた…

 

しずく

「リリィさん!」

 

《キングライオン大戦記》

 

志貴

「しずくさんは離れてて!変身!!」

 

『流水抜刀!』

 

『キングライオン大戦記!』

 

『それすなわち、砲撃の戦士!』

 

俺は変身してアークメギド達に攻撃していって、

ファルシオンに近づいていき、アークズオスに攻撃してから、蹴り飛ばして、ファルシオンを助けた。

 

アークズオス

「グウゥゥ!!」

 

ブレイズ

「おい!大丈夫かよ!?」

 

ファルシオン

「お前…ぐっ…!」

 

ファルシオンは膝をつき、身体中から火花が散った。

 

ブレイズ

「おいおい、お前どんだけ無茶したんだよ…そんなボロボロになってまで…」

 

ファルシオン

「何…少しな…ここを守る為に無茶をしただけだ…」

 

ブレイズ

「ここを守る為って…劇場を守る為にそこまで頑張ってくれたのかよ…?」

 

ファルシオン

「当たり前だ…ここがなくなったら演劇が見れないだろ…私もせっかく準備を手伝ったのにな…見れなくなるのは嫌だろ…」

 

ブレイズ

「その為にこんな無茶しやがって…凄いなお前…」

 

アークズオス

「グオォォォォォ!!!」

 

ブレイズ

「たく…早くこいつらぶっ倒して、しずくの演劇準備…まだ最終準備があるんだ。手伝ってくれよ…」

 

ファルシオン

「ふっ…良いだろう…!」

 

ファルシオンはふらつきながらも立ち上がって、

俺はファルシオンと一緒にアークメギド達とアークズオスに向かって行って、次々と攻撃して倒していった!

 

『必殺黙読!』

 

『抜刀…!不死鳥無双斬り!』

 

ファルシオン

「消えろぉ!!」

 

ファルシオンはアークメギド達を斬り払った後に、

アークズオスに一撃をくらわして、アークズオスは怯んで、俺はその隙を逃さずに俺も続いた!

 

 

『キングライオン必殺読破!』

 

『キングライオン必殺撃!』

 

 

ブレイズ

「ライオネル・グランド・カスケード!!」

 

俺はアークメギドとアークズオスに攻撃をくらわした!

アークメギド達は爆発したが、アークズオスだけは少し様子が違った…奴の腹の本が次のページをめくるように開いた。

 

『PREDATOR!』

 

アークズオスは持っていた武器を握り砕いて、

全身の色が変わり、やけくそに両腕を振って衝撃波を放ってきた!

 

ブレイズ

「うお!?野郎…本気だしやがったか…!」

 

ファルシオン

「!?」

 

ファルシオンは突然上空に飛び上がって、

衝撃波を防ごうとしたが、身体に直接くらってしまい、吹っ飛んで変身が解けてしまった。

 

しずく

「リリィさん!!」

 

ブレイズ

「おいリリィ!!」

 

俺はリリィに近づき、隠れていたしずくもリリィに近づいて来た。

 

ブレイズ

「何で突然あんな事を!?」

 

リリィ

「劇場に当たりそうだったからだ…ぐっ…」

 

しずく

「そこまでして守るなんて…無茶しすぎですよ!」

 

リリィ

「人間だって…何かを守る時、無茶はするものだろ…

それと同じだ…それよりも奴を何とかしないと…」

 

リリィは立ち上がろうとしたが、

それすら無理そうだった…

 

ブレイズ

「たくよ…お前は休んでろよ…こいつは俺が倒す…しずく、リリィを頼むぜ…」

 

俺は聖剣をベルトに納刀して、

あるワンダーライドブックを取り出した。

 

《タテガミ氷獣戦記》

 

『吹雪く道行く百獣を率いる、

百戦錬磨の白銀のタテガミ…』

 

ブレイズ

「ヒューマギアのお前がこんなにも頑張ってくれたんだ…だから今度は人間が頑張る番だ…ズオス…覚悟しやがれ!!」

 

『流水抜刀!タテガミ展開!』

 

『全てを率いし、タテガミ!』

 

『氷獣戦記!ガオーッ!』

 

『LONG GET!』

 

今までと違い…水から氷をその身に纏わせて…

頭部から背中へ垂れ下がる長く白い鬣タテガミブレイザーを纏わせている。

 

ブレイズ

「……」

 

リリィ

「何…!?」

 

しずく

「水の剣士から…氷の剣士になっちゃった…!?

けど、凄く綺麗で…強そう…」

 

アークズオス

「グオォォォォォ!!!」

 

アークズオスは俺に襲いかかってきたが、

俺は攻撃を軽く防いでから、俺からも攻撃をした。

 

アークズオスは防いでいたが、俺の攻撃は相手の防御力すら凌駕してくらわしていった!

 

ブレイズ

「こいつをくらえ!!」

 

構えながら、タテガミ氷獣戦記のワンダーライドブックのスイッチを操作した。

 

『必殺凍結!』

 

『大空の氷獣!』

『タテガミ大空撃!』

 

ワンダーライドブックのタテガミが回転して、

タテガミブレイザーを氷の翼に変化させて飛翔してから、高速移動しつつ連続で斬っていき、最後に飛び蹴りをくらわしてぶっ飛ばした!

 

アークズオス

「グオ!!」

 

ブレイズ

「凶暴なだけじゃ…俺には勝てねぇよズオス!!」

 

『必殺凍結!』

 

『流水抜刀!』

『タテガミ氷牙斬り!』

 

ブレイズ

「はぁぁぁ……はぁ!!」

 

聖剣の刀身にエネルギーを込めて、俺は猛スピードで接近して行った!

 

アークズオス

「グオォォォ!!!!!」

 

アークズオスは衝撃波を放とうとしたが、

何かが飛んできて妨害された。

 

リリィ

「決めろ…!」

 

それは、リリィが投げた聖剣だった。

俺はその隙を逃さずに斬り裂き、斬り裂かれたアークズオスは瞬時に凍結された。

 

ブレイズ

「砕け散れ…!」

 

俺がそう言いながらベルトに納刀すると、

アークズオスは粉々に砕け散って、撃破した。

 

ブレイズ

「終わったか…」

 

変身を解いて、地面に刺さったリリィの聖剣を抜き取って、リリィとしずくさんの所へ近づいて、リリィに聖剣を渡した。

 

志貴

「助かったよ。リリィ」

 

リリィ

「少しぐらいはな…」

 

リリィはよろけつつも立ち上がって聖剣を受け取った。

 

しずく

「志貴君。さっきの姿、格好良かったよ!」

 

志貴

「ありがとう。さて、最終準備しようか」

 

しずく

「はい!」

 

そして…最終準備をしてから、

無事にその後演劇は開演された。

 

その後も襲撃もなく、無事に大成功をして、

幕は下りた…

 

それから僕はしずくさんに会いに行くと、

少し困惑した表情をしながら大きな花束を持っていた。

 

志貴

「しずくさん。」

 

しずく

「あっ、志貴君。これ…」

 

志貴

「どうしたんですかそれ?」

 

しずく

「リリィさんがくれたんです…花束だけならわかるんですけど…これ…」

 

しずくさんが見せた大きな花束の中には…

 

志貴

「何でこれが…!?」

 

中には…

『エターナルフェニックス』のワンダーライドブックと、

聖剣が納刀された『ブレードライバー』が入っていた…

 

志貴

「リリィは!?」

 

しずく

「良い演劇を見せてくれてありがとうって言って…姿を消しました…」

 

志貴

「リリィ…まさか…!?」

 

これを託すみたいに渡すなんて…リリィ…

 

 

志貴視点…終

 

 

リリィ視点…

 

 

リリィ

「ふぅ…ここは景色が良く見えるわね…」

 

私は屋上で座りながら景色を見ていた…

 

リリィ

「あれだけ…嫌っていたのにな…良い景色だと思うな…さて…いるんだろ…シトイ…」

 

私がそう言うと…シトイが背後から現れた…

 

シトイ

「リリィ…無茶をして…」

 

リリィ

「良いでしょ…こうゆうのも悪くない…」

 

シトイ

「もう…限界なんだな…」

 

リリィ

「まぁ…ね…そろそろ…機…能が…停止…する…」

 

シトイ

「そうか…」

 

リリィ

「先に…行って…来るわ…イリマとホムラの…所へ…」

 

そう言いつつ…私は少し前の事を思い出した…

 

 

…回想…

 

 

リリィ

「音楽か…」

 

「興味あるんですか?」

 

私はLiellaの葉月恋と渋谷かのんと話していた。

 

リリィ

「まぁ…少しな…」

 

目の前にあるピアノのとゆう物を眺めながら言った。

 

かのん

「リリィさん。ピアノと一緒にいてると何だ凄くいい絵になりますね。」

 

「確かに、お似合いですよ。」

 

リリィ

「そうか?…まぁ…良いかもしれんな…

あの馬鹿ホムラがいると静かに出来そうにないかもしれないけどな…」

 

ピアノを少し触りながらそう言うと…

 

「良ければ、弾いてみませんか?」

 

リリィ

「上手くないぞ…」

 

かのん

「始めはみんな上手くないですよ。自由に弾いてみるのも楽しいですよ。」

 

リリィ

「それなら…」

 

私は自由に適当にピアノを弾いた。

よくはわからないが…何故か心地よい感覚になるな…

全てが終わったら…こうしてピアノをするのも良いかもしれんな…

 

…回想…終

 

 

リリィ

「もう一度…弾いてみたかったな…シトイ…」

 

シトイ

「何だ…?」

 

リリィ

「この世界は…悪くない…な…

むしろ…好きに…なっ…た……よ……

ーーーーーー」

 

 

リリィ視点…終

 

 

シトイ視点…

 

 

シトイ

「そうか…良かったよ…そう言ってくれて…」

 

リリィの表情は安らかな笑みをしていて…

そして機能が停止していた…

 

シトイ

「…お前がこの世界の良さを知ってくれて良かった…

リリィ…もし出会えたら…また会おう…」

 

目が違和感を感じる…冷却水が漏れたのか…?

 

シトイ

「…ヒューマギアは涙を流さないんだがな…」

 

私の目からは暫く…冷却水が流れ落ちていた…

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 再来の悪魔、大切な人を取り戻す為に…


はい作者です。


リリィ……
世界から雑音が流れていると苛立ち、
全てを無に変えようとしたが、
音楽や演劇を知り、
色々と知っておこうとするが、
残り僅かの命の中を最後まで悔いなく生き、
最後は自分が守りたいもの為に力を使い、
安らかな笑みをして終えました。


それでは次回で…



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第55話 再来の悪魔、大切な人を取り戻す為に…

 

???視点…

 

イザク

「ようやく…修理が終わりましたよ…」

 

由香子

「随分かかったじゃない、あんたを待ってる間にアークメギド達は殆ど破壊されたわよ。」

 

イザク

「忌々しい奴らめ…だがアークストリウスだけは修復出来そうですね…」

 

由香子

「こいつだけが、頑丈だったみたいね…まぁ修理する前に終わりになると思うけどね〜」

 

イザク

「えぇ…世界を終わらせましょう…」

 

由香子

「やっとね…さぁ、行きましょう…歩夢ちゃん…」

 

歩夢

「…………」

 

???視点…終

 

 

明日飛視点…

 

俺達は同好会の部室に集まっていた。

 

みんなは外へランニングに向かっている。

護衛は侑と侑利が側にいてくれてる…

 

涼牙

「リリィまで…いなくなるなんてな…」

 

俺達はヒューマギア達の事で話していた…

 

希子

「けど…バックアップデータ…もしかしたらあるんでしょ?それさえあれば復元は可能のはず…」

 

朔太

「可能だが…それが進藤由香子の持っているドライバーにあるかどうかなんだ…」

 

蒼希

「内蔵されてるかどうかわからないか…微妙だな…」

 

一真

「おい機械の事は良くわかんねぇが…そのバック何とかがあればあいつらを復活させれる事が出来るって事なのか?」

 

「バックアップデータな一真」

 

雷斗

「だけど…身体はどうするんだ?」

 

明日飛

「そこなんだよ…奴らのアジトさえわかれば…

そこにヒューマギアのボディがあってバックアップデータもあれば何とか復元は可能なんだけど…」

 

「条件厳しいな…」

 

志貴

「そういえば…残りのヒューマギア達はどうなったんですか?」

 

明日飛

「シトイが言うにはここ数日、セインとスノウは連絡が取れないらしいんだ。」

 

希子

「何やってんのよ…スノウ…」

 

蒼希

「あいつらがやられたとかはないだろ…」

 

一真

「とにかく、イザクの野郎もいつ襲撃して来てもおかしくねぇ…警戒しとかねぇと!」

 

そんな時大きな地震が起きた!

 

希子

「どわぁ!?な、何地震!?」

 

朔太

「おい!外を見ろ!!」

 

俺達は窓から外を見ると、上空に巨大な本が出現していて、まるで何かを吸収しているように見えた。

 

明日飛

「なんだよアレ!?」

 

涼牙

「アレはイザクの仕業だ!!」

 

「どうやら襲撃にきたようだな…!!」

 

志貴

「はっ!皆さんが心配です!!」

 

雷斗

「行くぞ!!」

 

俺達は急いで部室から出て行って、

外に出てみんなを探しに行った。

 

イザクが現れたって事は…お前もいるのか…

 

…歩夢……

 

 

明日飛視点…終

 

 

侑利視点…

 

 

突然地震が起きたと思ったら、上空に巨大な本が出現して、本が開いて街を吸収していって…周りが崩壊し始めた!

 

かすみ

「な、何が起きてるんですか!?」

 

エマ

「街が消えてくよ!!?」

 

みんなが驚いていると…

 

「これはこれは…あなた達がこんな所にいるとはね〜」

 

声の聞こえた方を振り向くと…

そこにはアークメギド達を引き連れた

 

ソロモンと由香子…そして…

 

歩夢

「…………」

 

「歩夢!!」

 

侑利

「目に光がない…操られてるのか!?」

 

由香子

「本当手こずったわ…歩夢ちゃん中々言う事聞いてけれないからちょっと荒っぽくしてようやく大人しくなったのよね〜」

 

「酷い…」

 

ユウ

「由香子…!!」

 

由香子

「あははは!!あんた達全員始末して!仮面ライダー達も全員始末して何もかも終わりにしてやるわ…変身…」

 

《アークライズ!》

『オール・ゼロ…』

 

由香子はアークゼロにへと変身して…

隣の歩夢も静かにキーを取り出した。

 

 

《アークワン!》

 

歩夢

「……変身…」

 

《シンギュライズ!》

『破壊…破滅…絶望…滅亡せよ…!』

 

《コンクルージョン・ワン…》

 

アークワン

「うぅ…破壊…消す…」

 

しずく

「あれ…本当に歩夢さんなんですか!?」

 

果林

「あんな事言うなんて…」

 

「絶対に助ける…!!」

 

侑利

「当たり前だ…!!」

 

俺と侑が聖剣を構えた時だった…

 

『狼煙霧虫!』

 

『再界時!』

 

サーベラ

「現れたわね…」

 

侑利

「お前ら!?」

 

デュランダル

「手を貸します…こいつらを倒す為に」

 

「心強いよ…」

 

《ジャオウドラゴン》

 

侑利

「みんなは離れててくれ!!」

 

《エックスソードマン》

 

侑 侑利

「変身!!」

 

『ジャオウドラゴン!』

 

『誰も逃れられない…』

 

 

『最光発光!』

 

『Get all Colors!エックスソードマン!』

 

ソロモン

「あなた達如きでは…敵いませんよ!」

 

俺と侑は変身して、デュランダルとサーベラと一緒に向かって行った。

 

侑利あらため

最光視点…終

 

 

蒼希視点…

 

 

俺達が走って向かっている最中、俺はある光景が目に入った。

 

蒼希

「おい!あれ…!」

 

俺はみんなを止めて伝えた。

俺が目に入った光景それは…

 

シトイ

「くっ…!」

 

シトイが峰達三人と……後の五人誰だ?

アークメギド達相手に戦って守っていた。

 

希子

「何で…かのん達がここに!?あ〜もう!!

先に行ってて!私ちょっと助けて来る!」

 

蒼希

「おい!希子!!」

 

明日飛

「シトイは強くても、今のあいつは全開な状態じゃない!俺も助けに行って…」

 

朔太

「いや…ここは俺が助けに行くよ。」

 

会長が明日飛を止めて自分が行くと言った。

まぁ…そうだよな…

 

蒼希

「お前はイザクの所に行けよ。俺もここに残る。」

 

明日飛

「蒼希…会長…けど!」

 

蒼希

「大切な人がいるかもしれないんだろ?」

 

明日飛

「!?」

 

蒼希

「だったら尚更お前が取り戻して来いよ。そして俺達の代わりに、あいつらをぶっ飛ばせ!」

 

朔太

「そうゆう事だ。早く行くんだ!!」

 

明日飛

「二人共…気をつけろよ…」

 

蒼希

「お前もな…!」

 

涼牙

「行こう!!」

 

一真

「くたばんじゃねぇぞ!!」

 

そう言って残りのみんなは行ってしまった…

 

さて…

 

朔太

「行くぞ!」

 

蒼希

「おう!!」

 

俺と会長は希子を追って峰達の所へ向かった。

 

希子

「ちょっと何やってんのよ!!」

 

希子はショットライザーでアークメギド達に攻撃していって怯ませた。

 

シトイ

「お前は…」

 

希子

「助けに来たわよ!峰達守ってくれてありがとう…」

 

嵐珠

「来てくれたのね希子!」

 

希子

「あんた達何やってんのよ!?こんな所で?」

 

嵐珠

「え〜と…親睦会…みたいな…」

 

希子

「へ〜…あたしにナイショで?」

 

「嵐珠!?あなた伝えてなかったの!?」

 

ミア

「連絡任せなさいって言ってたよね!?」

 

嵐珠

「ごめん…忘れちゃってた……」

 

希子

「後でお説教ね…!!」

 

蒼希

「希子!!」

 

俺と会長はアークメギド達に攻撃しながら合流した。

 

朔太

「いくら強くても無茶するなシトイ!君も全開な状態じゃないだろ?」

 

シトイ

「すまない…助かる…」

 

「会長!」

 

朔太

「無事かい?峰ちゃんと…友達達!」

 

ミア

「た、助かったよ〜…」

 

峰と嵐珠とミアはホッとしていた…

すると…後の五人の一人が俺に聞いてきた。

 

かのん

「あの…貴方達は…?」

 

希子

「あ〜…かのん。この二人はあたしの兄貴とうちの学校の生徒会長。大丈夫!味方だから!」

 

蒼希

「どんな紹介だ!?」

 

可可

「一体何なんですか〜!?あの怪物達は〜!?」

 

すみれ

「シトイも何故か素手で戦えるし!空にデカい本が浮いているし!一体何なのよったら何なのよ!?」

 

朔太

「説明してる暇はない!」

 

俺達三人はそれぞれベルトを着けた。

 

千砂都

「ベルト?」

 

希子

「あんまり言いふらさないでよ!!」

 

「どうゆう事ですか…?」

 

《ブリッツシュトゥルムダッシュ!》

 

《ランペイジバレット!》

 

《アルティメットホーン!》

 

希子 蒼希 朔太

「変身!!」

 

《エボリューション ショットライズ!!》

 

《エクストリームチーター!》

"Awakening war maiden

with the ultimate power in her hands"

 

《フルショットライズ!》

Gathering Round!

 

《ランペイジガトリング!》

 

《アルティメットライズ!》

With the ultimate power in mind,

   the invincible hero Thouzer is born.

 

 ”Ultimate Warrior Come here!”

 

「えぇ!?仮面の…ヒーロー?」

 

かのん

「もしかして…これが…仮面ライダー!?」

 

千砂都

「希子ちゃんを始めて見た時ボロボロだったのは戦ってたからなんだ…」

 

嵐珠

「よ…よ〜し!希子〜!やっちゃいなさい!!」

 

可可

「良くわかりませんけど…やってやれで〜す!!」

 

エクストリームバルキリー

「あんたらが威張るな!中国コンビ!!」

 

すみれ

「何やってるのよ…」

 

「ほら嵐珠、危ないですから!」

 

かのん

「可可ちゃんもだよ…!」

 

ミア

「やれやれだね…」

 

シトイ

「お前達あまり離れるな…」

 

アルティメットサウザー

「大神さんの友達は随分と愉快だな」

 

ランペイジバルカン

「まったくだ…」

 

少し苦笑いしつつも俺達は、

アークメギド達との戦いを始めた。

 

蒼希あらため

バルカン視点…終

 

 

カリバー視点…

 

 

私達は頑張っているけど…

 

ソロモン

「ふははは!!どうしました!?私を倒すんじゃないんですか!?」

 

ソロモンは剣を使ってセインとスノウの二人を追い込んでいっていた。

 

サーベラ

「くっ!」

 

『狼煙霧虫!』

 

スノウは煙化してソロモンの背後に回ろうとしていたけど…ソロモンは攻撃してくる時のタイミングを狙って首を掴んで、スノウを攻撃してから片手で投げ飛ばした。

 

サーベラ

「ぐあっ!!…私の動きが読まれてる…!?」

 

『界時抹消!』

 

『再界時!』

 

デュランダル

「はぁ!」

 

セインも横から狙ったけど、防がれてしまった。

 

ソロモン

「あなた達の小賢しい攻撃は私には通用しませんよ!」

 

デュランダル

「面倒な奴め!!」

 

セインとスノウは苦戦していて…侑利も…

 

アークワン

「破壊…破壊…!」

 

最光

「歩夢!!正気に戻れ!!」

 

歩夢に呼びかけて攻撃しているけど…

あのアークワン…めちゃくちゃ強いよ…!

 

侑利の場合、みんなを守りながら戦っているから、

余計にキツいよ!

 

助けに行きたいけど…私も…!

 

 

カリバー(ユウ)

「由香子ぉぉ!!!」

 

私達はアークゼロに攻撃してるけど…

さっきからアークメギドを盾にしたり、

アークメギドが私達の動きを掴んできたりして邪魔ばかりして全然攻撃が当らない!!

 

アークゼロ

「あははは!!何?全然当たらないわよ〜!」

 

カリバー(ユウ)

「この!!あぁもう!!アークメギドが邪魔!!」

 

カリバー

「イライラするのはわかるけど!落ち着かないと!!」

 

 

『ソロモンブレイク』

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON BREAK!』

 

ソロモン

「消えなさい!!」

 

ソロモンは私達や侑利とセインとスノウに衝撃波を放ってきて、更には…みんなに向けて放った!?

 

サーベラ

「ぐぅ!!」

 

デュランダル

「ぐあ!!」

 

最光

「うっ…!…んな!?マズい!!」

 

カリバー

「みんな!?」

 

アークゼロ

「隙きあり〜!!」

 

カリバー

「ぐあ!!」

 

かすみ

「うわぁ!!これヤバいですよ!!」

 

みんなの所はそのまま爆発した…

 

アークゼロ

「死んだみたいね〜!ざまあみ…」

 

「よく確認しろよ!」

 

アークゼロ

「何?」

 

爆風が晴れると…そこには変身した炎城さん達がいた。

 

セイバー

「イザク!!好きにはさせないぞ!!」

 

イザク

「剣士共…全員いるみたいですね…!

良いでしょう纏めて始末してくれますよ!!」

 

アークゼロ

「また邪魔が入るなん…」

 

最光

「はぁ!!」

 

アークゼロ

「ぐあ!!」

 

私達の前に侑利が現れてアークゼロに攻撃した。

 

カリバー

「侑利!」

 

最光

「手を貸すぞ侑!」

 

カリバー

「歩夢は!?」

 

最光

「任せてきた!!」

 

歩夢…アークワンの方を見ると…明日飛がいた…

 

 

カリバー視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「歩夢!!」

 

アークワン

「うぅ…破壊…滅亡…!」

 

完全に洗脳されてるのか…

由香子の奴!酷い事をしやがって!!

 

アークワンの周りにはアークメギド達が結構いるな…

涼牙達はソロモンを相手にするとして…

侑利と侑は由香子との戦いがあるし…

 

明日飛

「やるしかないな…!」

 

俺がベルトを着けた時…

 

「やれやれ…出張から帰って来てみれば…大変な事になってるな…」

 

聞き覚えのある声が聞こえて、振り向くと…

そこには父さんがいた…!?

 

猛雄

「ただいま明日飛」

 

明日飛

「いや、ただいまじゃねぇよ!!」

 

せつ菜

「あれって…何で蕾電さんのお父さんがここに!?」

 

セイバー

「え!?」

 

最光

「猛雄さん!?何してるんですか!?」

 

猛雄

「ちょっとお手伝いをだよ…明日飛は…私の事気づいてるんじゃないか?」

 

そうだ…父さんは…

 

明日飛

「やれるのかよ…?ヒューマギアじゃないのに?」

 

猛雄

「これでも鍛えてるぞ、まだまだやれる。

行くぞ…明日飛…!」

 

父さんはベルト…サイクロンライザーを着けてから、

キーを取り出して、俺もキーを取り出した!

 

《ジャンプ!》

 

《KAMENRIDER!》

 

《オーソライズ》

 

俺達の周りにバッタのライダモデルとロストモデルがジャンプしてアークメギド達を攻撃していきながら、俺達は構えた!

 

明日飛 猛雄

「変身!!」

 

《プログライズ!》

 

《飛び上がライズ!》

 

《ライジングホッパー!》

"A jump to the sky turns to a rider kick."

 

《サイクロンライズ!》

 

《ロッキングホッパー!》

Type One.

 

かすみ

「えぇぇぇぇ!!?お父さんも仮面ライダーなんですか!?」

 

カリバー

「前に後ろ姿が仮面ライダーと重なって見えたのは…気のせいじゃなかったんだ!?」

 

みんなは父さんが変身した事に驚いていた。

まぁ…そりゃそうか…

 

1型

「雑魚は私に任せろ!お前はあそこにいる白いゼロワンに用があるんじゃないか?」

 

ゼロワン

「あぁ…行って来る!!」

 

1型

「死ぬなよ!」

 

ゼロワン

「そっちもな!!」

 

俺はアークメギド達を1型に任せて、

アークワンにへと向かった!

 

 

 

 

 

 

 





次回 聖剣集いし銀河の剣、その手を掴んで救う為に…


はいどうも作者です。

一部以来の1型登場です。
そしてやってみたかった親子同時変身も披露させました!
本家でもやってほしかった…

さて…次回のタイトルからして遂にアレが出ますよ…
第四部も残す所…あと数話?くらいで終わります。

しかし…洗脳された状態とはいえ…歩夢を出したの久しぶりな気がする…何時も明日飛と一緒に出していましたから不思議な感じです。

最近東映特撮ファンクラブに入会して、
漫画版のバスターを見ました。
いや〜良いですね〜
そして漫画版カイザも見ましたけど…
え?ってなりましたね(汗)
そんな馬鹿なな気持ちになりましたね。

アニガサキ二期もユニットが出たりと、
盛り上がってますが、
自分は毎回ランジュが心配でたまりません。
早く色々と明かされてほしいです。

それでは次回で!









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第56話 聖剣集いし銀河の剣、その手を掴んで救う為に…

連休最後に仕上がりました。


 

1型視点…

 

1型

「物騒な連中だ!」

 

何と言った?確かアークメギド?

だったか…見た目はアークに似てるが中身は怪物だな…

まるでゾンビだ…それでも!

 

みんなそれぞれ戦うべき相手に戦っている!

 

だから私はせめて…

 

1型

「邪魔者に邪魔されないようにするだけだ!!」

 

私はアークメギドの一体を殴り飛ばしてから、

ベルトのレバーを一度引いた!

 

《ロッキングスパーク!》

 

使用時と同時に私の首元から赤いエネルギーが放出されて、風にたなびくマフラーのようにも見えるなやっぱり…

 

1型

「行くぞ!!」

 

超高速移動を使い、私は次々とアークメギド達を上空にぶっ飛ばしていき、上空に飛び上がて空中で身動きが取れない相手を破壊していき、更に高速移動して他のアークメギド達を次々と破壊していった!

 

1型

「やはり負担は来るな…まぁ、後は技量でカバーするしかないな!」

 

ヒューマギアの底力…いや…人間の底力…

 

1型

「見せてやるよ…!」

 

 

1型視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

《ライジングインパクト!》

 

ゼロワン

「はぁぁぁぁぁ!!」

 

俺はアークワンにくらわしたが、

アークワンは片腕で防いだ。

 

ゼロワン

「ぐっ!」

 

アークワン

「破壊…滅亡!」

 

アークワンは防いだ片腕と別の片腕で俺に攻撃してきたが、俺は直ぐに体制を変えて攻撃を避けてから、俺自身が攻撃を仕掛けた!

 

アークワン

「……」

 

ゼロワン

「効いてるのか…?いや、ダメージを認識してないのか!?おっと!!」

 

攻撃を避けてから俺は別のキーを取り出して使った!

 

《プログライズ!》 

 

The rider kick increases the power by adding to brightness!

 

《シャイニングホッパー!》

"When I shine,darkness fades."

 

ゼロワン

「はぁ!!」

 

俺は攻撃していきながら…

 

ゼロワン

「歩夢!!本当に完全に洗脳されてんのかよ!!

アークの洗脳何かに負けるな!!」

 

アークワン

「うあぁぁぁぁ!!!」

 

『悪意』『恐怖』『憤怒』

 

『ラーニング3』

 

《パーフェクトコンクルージョン!》

 

ゼロワン

「!!」

 

《シャイニングインパクト!》

 

俺とアークワンはお互いに回し蹴りをして、

ぶつかり合ってその場は爆発した。

 

アークワン

「うぅ…!」

 

《プログライズ!》

Warning,warning. This is not a test!

 

《ハイブリッドライズ!》

 

《シャイニングアサルトホッパー!》

"No chance of surviving this shot."

 

爆風の中から出て、俺はシャインクリスタを展開して飛ばしてアークワンを攻撃していき、俺はアークワンを殴った!

 

ゼロワン

「心苦しいな…歩夢!これは…最初で最後の大喧嘩だぞ!!」

 

アークワン

「破壊…破壊!!」

 

ゼロワン

「はぁぁぁぁ!!!」

 

俺はアークワンを殴った…効いてるかどうかじゃない…

ただ…やっぱり辛い…

 

アークワン

「ぐう…!」

 

手を止めたら駄目だ…!歩夢を救う…!!

その為には…!その為にも!!

 

ゼロワン

「うあぁぁぁぁ!!!!」

 

俺はアークワンに対する攻撃を止めなかった!

 

アークワン

「!!………あ……す……」

 

ゼロワン

「歩夢!?」

 

『悪意』『恐怖』『憤怒』『憎悪』『絶望』

 

『ラーニング5』

 

《パーフェクトコンクルージョン!》

 

ゼロワン

「くっ!」

 

《アサルトチャージ!》

 

《シャイニングストームインパクト!》

 

お互いに距離を取って、ジャンプして蹴りがぶつかり合ったが、俺は呆気なく押し負けて吹っ飛ばされた。

 

ゼロワン

「ぐっ…!やっぱり…ラーニング5辺りからキツいな…」

 

《エブリバディジャンプ!》

 

《オーソライズ!》

 

《プログライズ!》

Let's Rise! Le,Le,Let's Rise!

 

《メタルライズ!》

 

《Secret material! 飛電メタル!》

 

《メタルクラスタホッパー!》

"It's High Quality."

 

ゼロワン

「ボロボロになってでも…止める!!」

 

アークワン

「うぅ…あぁぁぁぁぁ!!!」

 

ゼロワン視点…終

 

 

最光視点…

 

猛雄さんがアークメギド達を倒していってくれて、みんなも守ってくれるお陰で戦いに集中出来るが…

 

バスター

「ぐお!」

 

スラッシュ

「ぐあっ!!」

 

ソロモン

「お前達が束になったところで!状況は変わらないんだよ!!」

 

剣斬

「んなの!!わかんねぇだろ!!」

 

ブレイズ

「リリィ…力を借りるぞ!!」

 

剣斬はソロモンに向かい、

ブレイズはリリィの聖剣を持って剣斬に続いてお互いに二刀流で攻めて行ったが、ソロモンは軽く攻撃を防いで二人を軽く振り払った。

 

エスパーダ

「これだけいても…前の世界で持ってなかった力を持ってもこの強さかよ!!」

 

セイバー

「それでも!こいつを倒さないと世界が!!」

 

ソロモンを倒したら…あの上空のデカい本が消える筈だ!

早く倒さないと…どんどん周りの街が吸い込まれて消えていく!

 

こいつも倒さないといけないが…

 

カリバー(ユウ)

「うぅ…!」

 

アークゼロ

「しぶといな〜!とっとと消えろよ!!」

 

カリバー

「嫌だ!!絶対に負けない!!歩夢も明日飛が助けてくれるし…お前も絶対に倒す!!」

 

最光

「その意気だ侑!!」

 

俺はカリバーの所に向かって、アークゼロに攻撃した!

 

アークゼロ

「ぐっ!お前ぇ!!!」

 

最光

「お前は散々酷い事をしてきた!これまでの罰と言うツケを払ってもらう!!」

 

アークゼロ

「黙れよ!!お前が一番ムカつくんだよ!!

散々私のやる事全てを台無しにしたお前がぁぁぁ!!!」

 

叫ぶと同時にアークメギドが何体か襲いかかってきたが、猛雄さんのお陰でだいぶ減ったから数的に楽だ!!

 

 

最光視点…終

 

 

セイバー視点…終

 

 

セイバー

「イザク!!!」

 

俺はソロモンに攻撃したが、簡単に防がれてしまう…

ヒューマギアになったからか?体力の消耗がないのか!?

普通ならこれだけの人数を相手にしたら、体力が消耗して動きが鈍くなったりするが…この前と違ってヒューマギアの身体に慣れたのかもな…

 

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON STLASH!』

 

ソロモン

「消えろ!!」

 

ソロモンは斬撃をいくつか放ってきて、俺は飛んできた斬撃を防いだが…防ぎきれずにくらってぶっ飛ばされて変身が解けてしまった…

 

涼牙

「ぐっ…うぅ…」

 

ソロモン

「一番目障りなんですよ!!炎の剣士!!」

 

ソロモンが俺にとどめを刺そうとした時…

 

『必殺時刻!』

 

『オーシャン三刻突き!』

 

『狼煙霧虫!』

 

『煙幕幻想撃!』

 

デュランダル サーベラ

「はあぁぁぁぁぁ!!!」

 

ソロモンの背後からデュランダルとサーベラが飛びかかってソロモンに攻撃しようとしたが…

 

ソロモン

「人形がぁ!図に乗んなぁぁぁぁ!!!」

 

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON STLASH!』

 

巨大なカラドボルグ型のエネルギー体を召喚して、

背後から襲いかかってきたデュランダルとサーベラを斬り裂いて攻撃して二人は吹っ飛ばされて変身が解けた。

 

セイン

「ぐっ…がぁ…!」

 

スノウ

「うぅ…!」

 

せつ菜

「大丈夫ですか!?」

 

エマ

「わわ!?火花出てるよ!」

 

しずく

「酷い怪我…」

 

ソロモン

「消えろぉ!!炎の剣士ぃぃぃぃ!!!!」

 

ソロモンは巨大なカラドボルグ型のエネルギー体を召喚したまま俺に攻撃してきて、俺は防いだ!

 

涼牙

「ぐっ!うぅ…!!」

 

ソロモン

「アハハハハ!!!前の世界で私が殺られたように!

今度は私があなたを始末する番です!!消えろぉ!!」

 

涼牙

「うぅ…うおぉぉぉぉぉぉ!!!!らぁ!!」

 

俺は巨大なカラドボルグ型のエネルギー体を弾いて破壊した!

 

ソロモン

「何!?」

 

涼牙

「軽いんだよ…お前の剣は!!俺達剣士の剣の重さに比べたら軽すぎるんだよ!!!」

 

ソロモン

「それが何だと言うんだ!!」

 

涼牙

「剣士は!俺達は!!お前みたいに自分勝手に世界を破壊する為に力を使ってんじゃねぇ!!俺達は!!剣にそれぞれの想いを乗せて戦ってるんだ!!!お前みたいな破壊者の悪魔なんかには何も感じない!!」

 

ソロモン

「想いだと!?そんな物なんかにこの私の力が劣ると言うのか!?」

 

涼牙

「お前に世界は破壊させない!!!

この世界の未来…結末は!俺達が決める!!!」

 

その時だった…

 

『烈火!』

 

涼牙

「何だ!?」

 

『流水!』『虚無!』

 

ブレイズ

「おわ!?」

 

『黃雷!』

 

エスパーダ

「聖剣が光っていく!?」

 

『激土!』

 

バスター

「おいおい!」

 

『翠風!』

 

剣斬

「何が起こるんだよ!?」

 

『錫音!』

 

スラッシュ

「わからん!!」

 

『月闇!』

 

カリバー

「え!?何!?」

 

『最光!』

 

最光

「どうなってるんだ!?」

 

『狼煙!』『界時!』

 

かすみ

「剣が光りました!?」

 

璃奈

「あわわわ!?」

 

果林

「恭達のも光ってるわよ!」

 

彼方

「何が始まるの!?」

 

「おわ!?」

 

それぞれの聖剣が光りだして、それぞれの聖剣の光が上空に飛んでいって一つとなって流星が落ちるように何かが俺の元へ落ちてきて俺はそれを掴み取った!

 

『刃王剣十聖刃!』

 

涼牙

「これは…聖剣…!?凄い力を感じる…!!」

 

スラッシュ

「まさか…聖剣が全て揃ったからか…!?全ての聖剣の力を集結させた伝説の聖剣!?」

 

ソロモン

「何だと…!私が作った贋作の聖剣だぞ!!そんな物で伝説の聖剣が生まれたと言うのか!?」

 

涼牙

「こだわりすぎたんじゃないかイザク!」

 

俺は刃王剣十聖刃をベルトに納刀して、

ワンダーライドブックを取り出した。

 

《ブレイブドラゴン》

 

ワンダーライドブックを装填して…

俺は刃王剣十聖刃を抜刀した!

 

『聖刃抜刀!』

 

涼牙

「変身!!」

 

『刃王剣クロスセイバー!創世の十字!』

 

『煌めく星たちの奇跡とともにー!』

 

『気高き力よ、勇気の炎!』

 

『クロスセイバー!』

『クロスセイバー!!』

『クロスセイバー!!!』

 

『交わる十本の剣!』

 

ブレイブドラゴンと似た姿だが…

色がまるで夜空を現したような青紫色になった。

凄い力を感じる…全ての聖剣の力を…!!

 

せつ菜

「うおぉぉ!!何ですかそれは!!?

カッコいいです!超美ボディです!!」

 

クロスセイバー

「想像するのは俺だ!!」

 

俺は刃王剣十聖刃のエンブレムを押し込んでスライド操作をした。

 

『刃王必殺リード!既読十聖剣!』

 

『刃王必殺読破!刃王クロス星烈斬!』

 

巨大な十聖剣の幻影を飛ばして、上空の本の周りに、

巨大な剣士の幻影を現して、俺が同時に剣を振ると同時に幻影達も剣を振って上空の本を破壊した。

 

ソロモン

「くっ!!」

 

クロスセイバー

「そして!今を作る!!」

 

『刃王必殺読破!』

『聖刃抜刀!刃王一冊斬り!』

『セイバー!』

 

刃王剣十聖刃を振り、刀身から虹色の光を放出していって破壊された街を元に戻していって、街は元通りに戻った。

 

せつ菜

「なぁ!?」

 

かすみ

「消えた街が!?戻りました!?」

 

ソロモン

「小癪な!また全てを破壊するのみです!!」

 

クロスセイバー

「させるかよ!!ここでお前を倒す!イザク!!」

 

 

セイバーあらため

クロスセイバー視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

 

涼牙の奴…凄い姿になったな…

 

ゼロワン

「ぐあ!!」

 

アークワンにさっきから俺は呼びかけている…

だけど…声は届かず…やられている一方だ…

 

ゼロワン

「本当に…聞こえてねぇのかよ…歩夢…」

 

アークワン

「………」

 

『悪意』『恐怖』『憤怒』『憎悪』『絶望』

 

アークワンは次々とボタンを押していく…

他のみんなが洗脳された時…意思はあるって言ってたよな…だけど…ここまで聞こえねえのかよ…

 

ゼロワン

「頼むから…」

 

『闘争』『殺意』『破滅』『絶滅』『滅亡』

 

ゼロワン

「聞こえてんなら…返事してくれよ!!歩夢!!!」

 

俺は駄目元でアークワンを殴った!

特にダメージは与えていない…

アークワンはベルトのボタンを押した…

 

『ラーニングエンド』

 

《パーフェクトコンクルージョン!》

 

ゼロワン

「歩夢……」

 

アークワンは俺に攻撃しようとした時だった!

 

アークワン

「うっ…あぁ!…!!」

 

ゼロワン

「歩夢…?」

 

アークワン

「…うぅ…もう…嫌だ…あ…すか…君…!

私を……と…め…て…!!うあぁぁぁ!!!!」

 

アークワンは地面に溜め込んだエネルギーをぶつけて、自爆して俺は爆風で吹っ飛ばされた。

 

ゼロワン

「ぐっ!…歩夢…お前も戦ってるのか…?」

 

俺は着地してアークワンを見た…

アークワンは苦しんで地面を殴っていた。

 

アークワン

「あぁ!!うあぁぁぁぁ!!」

 

ゼロワン

「…歩夢……止めてみせるよ…」

 

俺は変身を解いてからベルトを外して、

別のベルトを着けて、キーを取り出した。

 

《ゼロツードライバー!》

Let’s give you power!

 

《ゼロツージャンプ!》

 

そしてドライバーのバックルを展開して、

衛星型のエフェクトが俺の足元から現れて、

同時にイエローとレッドのバッタのライダモデルが出現して俺の周りをジャンプしていた。

 

明日飛

「俺も覚悟を決めた……変身!!!!」

 

《ゼロツーライズ!》

Road to glory has to lead to growin'

path to change one to two!

 

《仮面ライダーゼロツー!》

"It's never over."

 

キーをドライバーに装填すると同時に、パワードスーツに変わって二匹のバッタのライダモデルは分解して再構築されてパワードスーツの上から照射されて装着されていき、最後に「02」のエフェクトが首元にマフラーの様に装着されて変身が完了した。

 

 

「仮面ライダー…ゼロツー…!」

 

アークワン

「うぅ!うあぁぁぁぁ!!!」

 

アークワンは俺に襲いかかって来たが…

俺はアークワンの前から消えて背後に移動して攻撃した!

 

アークワン

「うぅ…!!うあぁ!!」

 

アークワンは再び攻撃して来たけど…

その攻撃はもう…予測済みだ…!

 

ゼロツー

「はっ!」

 

アークワンの攻撃を避けてカウンターを決めるように、パンチしてアークワンにダメージを与えてよろけたところを畳み掛けるように連続で攻撃していった!

 

アークワン

「!!?」

 

ゼロツー

「歩夢…お前を止められるるのは唯一人…俺だぁ!!」

 

悲しみを堪えて…歩夢を助ける為に!

俺は本当に覚悟を決め!

 

アークワンを倒す!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 ときめきを一つに、全てを終わらせる為に!


はいどうも連休最後の作者です!

遂に登場…クロスセイバーとゼロツー…
まぁ…チートですね〜
クロスセイバー書くの大変です…
刃王剣十聖刃…文字にすると凄いです(笑)

戦いは遂に終わりを迎える?
次回も新たな………が出ます!

次の月曜日に更新出来れたらします。
もし出来れなかったら次の週の月曜日になります。

それでは次回で!





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第57話 ときめきを一つに、全てを終わらせる為に!

 

バルカン視点…

 

俺達がこっちでアークメギド達と戦っていると、

上空の巨大な本が破壊されて、

街が元に戻っていったのが見えた。

 

 

ランペイジバルカン

「明日飛と涼牙達、何か上手い事やりやがったな!」

 

アルティメットサウザー

「そのようだな!しかし…どうやって街を直したんだ?」

 

エクストリームバルキリー

「後から色々と聞いたら良いのよ!さっさと残りを片付けるわよ!!」

 

エクストリームバルキリーは高速移動して、

次々とアークメギド達を斬り裂いていって倒していき、

キーを二つ取り出して両腕のクローに装填した。

 

《サンダー!》

 

《ブリッツ・アビリティ》

 

《ブリッツサンダークロー》

 

《ダッシュ!》

 

《シュトゥルム・アビリティ》

 

《シュトゥルムダッシュクロー》

 

エクストリームバルキリー

「兄貴!!」

 

ランペイジバルカン

「わかってるよ!!」

 

エクストリームバルキリーに答えるように、

俺はランペイジのキーのマガジンを三回回してから引き金を引いた!

 

《パワー!ランペイジ!》

 

《スピード!ランペイジ!》

 

《エレメント!ランペイジ!》

 

《ランペイジエレメントブラスト》

 

俺は左手に炎と右手に冷気を出した。

 

ランペイジバルカン

「おら!!」

 

エクストリームバルキリー

「ぶっ飛べ!!」

 

俺は炎と冷気を合体させて放ち、

エクストリームバルキリーもクローから雷と風の斬撃を俺と同じタイミングで放ってからアークメギド達にくらわして破壊した後に、俺は蠍の針、アシッドアナライズを左腕から伸ばして残っていた奴らを攻撃して破壊した!

 

 

《ブリッツサンダークロー!》

《シュトゥルムダッシュクロー!》

 

《ランペイジエレメントブラスト!》

 

アルティメットサウザー

「凶悪な組み合わせだな…」

 

Progrise key confirmed. Ready to break."

《サウザンドライズ!》

 

《THOUSAND BREAK》

 

アルティメットサウザーはキーをサウザンドジャッカーに装填してからレバーを引いてから引き金を引くと、サウザンドジャッカーに巨大なエネルギーが纏い、そのまま目の前にいたアークメギド達を振り払ってから最後に突き出すと同時にエネルギーが放出されてアークメギド達を破壊して全て倒した。

 

《ZAIA ENTERPRISE》

 

ランペイジバルカン

「マジかよ…」

 

エクストリームバルキリー

「あんたもかなり凶悪ね…」

 

アルティメットサウザー

「この辺りの敵は片付いたな…」

 

エクストリームバルキリー

「なら明日飛達に合流するわよ!!」

 

ランペイジバルカン

「あぁ!」

 

シトイ

「雑魚程度ならもし残っていても私だけで何とかなる!お前達は早く行け!」

 

アルティメットサウザー

「わかった!気をつけるんだぞ!」

 

エクストリームバルキリー

「峰達を宜しくね!」

 

俺達はシトイに峰達を任せて明日飛達の所へと向かう事にした。

 

 

バルカン視点…終

 

 

クロスセイバー視点…

 

 

ソロモン

「私が倒されるだと!?ふざけるなぁぁぁ!!」

 

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON STLASH!』

 

ソロモンは上空にオムニフォースワンダーライドブックの影を出現させ、巨大なカラドボルグを複数本召喚した後にカラドボルグは変形して金色の剣士に姿を変えた。

 

クロスセイバー

「ふざけて何かいない!!」

 

俺は刃王剣十聖刃のエンブレムを押し込んでスライド操作をした。

 

『烈火!流水!黃雷!既読!』

 

『激土!既読!』

 

『黃雷!激土!クロス斬り!』

 

クロスセイバー

「はぁ!!」

 

『激土!』

 

俺は刃王剣十聖刃を振ると同時に巨大な土豪剣激土が召喚されて金色の剣士を斬り裂いてから撃破して、刃王剣十聖刃を上空に突き上げた。

 

『黃雷!』

 

そして上空から大量の黃雷が召喚されて雷の雨を降らしてもう一体も撃破した。

 

ソロモン

「あぁぁぁ!!!何と小賢しい能力!!」

 

俺が他の金色の剣士達を倒そうとしたら…

 

バスター

「おい涼牙!お前はイザクを倒せ!!」

 

他のみんなが金色の剣士に向かって行った!

 

ブレイズ

「お前一人でも楽勝かもしれないが、今のお前ならあいつを確実に倒せるだろ!」

 

エスパーダ

「行って来い!」

 

剣斬

「デカい奴らは俺達がぶっ倒す!」

 

スラッシュ

「伝説の聖剣の力でイザクを完全に倒せ!!」

 

クロスセイバー

「みんな…すまない!」

 

金色の剣士はみんなに任せて俺はソロモンに向かって攻撃した!

 

ソロモン

「ぐっ!何だ…ただの一振りでここまでの重さは…!?」

 

クロスセイバー

「これが想いを乗せた剣士の一撃だぁぁぁ!!!」

 

俺はソロモンを連続で攻撃していった!!

 

ソロモン

「ぐあぁ!!くっ…ならお前を操れば!!」

 

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON BREAK!』

 

ソロモンは手を向けて赤黒い波動を放って俺を操ろうとしたが…

 

クロスセイバー

「そんなの!!」

 

俺は操られる事なくそのままソロモンに攻撃した!

 

ソロモン

「ぐあ!!何だと!?効いてないのか!?」

 

クロスセイバー

「イザク!!!」

 

クロスセイバー視点…終

 

 

最光視点…

 

みんなが追い込んでるのと同時に、

俺とカリバーもアークゼロとの戦いは激しさを増していた!

 

アークゼロ

「あぁぁぁぁぁ!!!!ムカつく連中ねぇ!!

アークメギド!!」

 

攻撃をくらい続けたアークゼロは怒り叫ぶようにアークメギドを呼んだが…

 

アークゼロ

「あ…?何で来ないのよ!!?」

 

アークメギドは俺達がいくつか倒したのと…

 

1型

「はぁ!!」

 

変身した猛雄さんが次々と倒していってくれたお陰で、

残ってるのは猛雄さんが戦っているくらいしか残っていなかった。

 

 

アークゼロ

「使えない人形がぁ!!イザク!!助けなさいよ!!」

 

ソロモン

「何を馬鹿な事を言ってる!!この状況を見て言え!!

ぐあ!!」

 

ソロモンはセイバーが相手にしていて助けに来れないでいた。しかも、ソロモンが出した金色の剣士達も他のみんなが相手してくれている。

 

アークゼロ

「歩夢ちゃん!!助けろ!!」

 

今度はアークワンに助けを求めていたが…

 

アークワン

「あぁ…うあぁぁぁぁ!!!」

 

歩夢が抵抗してるのか?

それとも新しい姿になったゼロワン?との戦闘で助けに来られない状況だった。

 

アークゼロ

「何よ!何なのよ!!どいつもこいつも!!

使えない奴らがぁぁぁ!!!私を助けろよぉぉ!!!」

 

カリバー(ユウ)

「いい加減にしろよぉぉ!!!」 

 

カリバーは叫びながらアークゼロに攻撃した!

 

カリバー(ユウ)

「お前は仲間も使い捨てみたいに扱って!そんな奴に誰が助けると思ってるのよ!!自分勝手で我儘で!自分の幸せの為に他人を殺してまで奪って!!お前みたいな最低な奴に助ける奴なんて居ない!!!!」

 

アークゼロ

「ぐあぁぁ!!」

 

カリバーの渾身の一撃をくらって、アークゼロはぶっ飛ばされた。

 

カリバー

「お前は救いようがないよ…こっちの世界のみんなも傷つけた事…ユウの世界のみんなを殺して優恵ちゃんに成り済まして人生を奪った事!!絶対に許さない!!」

 

アークゼロ

「黙れ!!黙れ!!黙れぇぇ!!」

 

最光

「黙るのはお前だぁぁぁ!!」

 

俺とカリバーは同時に蹴りをして、

向かって来たアークゼロを再びぶっ飛ばした!

 

カリバー

「何だか…弱くなってない?」

 

最光

「恐らく今まではアークゼロの力を頼りにしてたのと、

イザクがベルトに宿っていたのと、闇黒剣月闇を持っていて力の能力頼りにしていただけで、こいつ自身は何の戦闘スキルもないのかもしれないな、アークメギドを頼って盾にしたり動きを止めたりしてたくらいだからな…誰の助けもないし…戦いを通じて強くなってきた俺達にはこいつは絶対に勝てない!」

 

アークゼロ

「はぁ!?私が弱いだと!?ふざけるなぁぁ!!

私は最強なのよ!!お前らなんかと違って絶対的な存在なのよぉぉ!!」

 

最光

「弱い犬ほどよく吠えるって言う言葉がお前にはお似合いだ!!」

 

俺はとあるワンダーライドブックを取り出した。

開こうとしたら光りだして、カリバーを指した…

 

カリバー

「その本は?」

 

最光

「侑が使えって事なのか?…侑!こいつを!」

 

俺はワンダーライドブックを侑に渡した。

 

 

最光視点…終

 

 

カリバー視点…

 

 

何だろこの本…

私は侑利から渡された本を開いた。

 

《虹色の輝きを宿す者達》

 

『個性豊かな虹の輝きを持つ者達の、

ときめきの物語!』

 

開いた瞬間に私の頭の中に流れてきた光景が見えた…

これは…もしかして!

侑利の…!?

 

それと同時に私と侑利の変身が解けて…

金剛剣最光と闇黒剣月闇が私の左右隣に浮いて、

私の中に暖かい何かが…宿った気がした…

 

しずく

「侑先輩!?」

 

「え!?ゆうゆ!見た目どうしたの!?」

 

彼方

「左右の髪先が…白と紫になってる…!?」

 

エマ

「目の色も髪先と同じでオッドアイになっちゃった…」

 

『『「魂を一つに!!変身!!!」』』

 

ベルトのバックルにワンダーライドブックを装填させて、

開かせた!

 

『虹色の情熱!無限大の輝き!!』

Run the crush to your chest!

 

ソロモン

「ぐっ…何だ!?あの剣士は!?」

 

クロスセイバー

「高咲さん…?いや…侑利なのか!?」

 

『『「どっちもだよ…ユウでもあるし…

侑利でもあるし…侑でもある…」』』

 

我らが変身した姿…は最光とカリバーを組み合わせた姿になっていた…三つの魂が一つになった…

 

『『「我らは…光と闇の剣士!!

仮面ライダーエックスカリバー!!」』』

 

クロスセイバー

「光と闇が一つになったのか!?」

 

アークゼロ

「一つだろうが二つだろうが!!邪魔だぁ!!

消えろぉぉ」

 

アークゼロはショットライザーを周りに大量に作り出して、更に自分も持って我らに向けて撃ちまくってきたが…

 

エックスカリバー

『『「無駄だ…」』』

 

我らは手を前に出して…銃弾を全て止めて、

そのまま銃弾をアークゼロに向けて跳ね返した。

 

アークゼロ

「何!?うわぁぁぁぁ!!」

 

アークゼロは銃弾をくらいかなりのダメージをくらった。

 

アークゼロ

「鬱陶しい…よくもぉぉぉぉ!!」

 

エックスカリバー

『『「何がだ…!」』』

 

アークゼロ

「!?」

 

我らは高速移動してアークゼロの目の前に現れて、

光剛剣最光と闇黒剣月闇の二刀流でアークゼロを攻撃していった!

 

アークゼロ

「がぁ!!」

 

エックスカリバー

『『「お前は傷つけ過ぎた!!」』』

 

アークゼロ

「何が!げふ!!」

 

我らは聖剣で攻撃しながらアークゼロの顔面を思いっきり殴ってぶっ飛ばして、アークゼロの仮面にヒビが入った。

 

アークゼロ

「痛い…何で私がこんな目に合わなきゃいけないのよぉぉぉぉ!!!!私は絶対的なのよ!!偉いのわか…!!ごべ!!」

 

エックスカリバー

『『「知るかぁ!!お前はもう喋るなぁぁ!!」』』

 

アークゼロは我らに歯向かう事も出来ずに攻撃をくらっていった。

 

 

アークゼロ

「あぁ…ふざけるな……そうだ…こうすれば…

良いのかしら…それ以上私に攻撃して…!!」

 

エックスカリバー

『『「何…?」』』

 

アークゼロ

「あはははは!!…私が命令して…歩夢ちゃんの変身を解かせたらどうなる!?戦闘中に変身が解けたらどうなるのかしら!?あはははは!!」

 

エックスカリバー

『『「その心配はないようだな…」』』

 

アークゼロ

「……は…?」

 

エックスカリバー

『『「もう終わるからだ…」』』

 

明日飛の方を見て我らはそう言った。

 

 

カリバーあらため

エックスカリバー視点…終

 

 

ゼロツー視点…

 

 

ゼロツー

「うあぁぁぁぁ!!!」

 

俺はアークワンを殴り…

怯んだタイミングを狙って攻撃を止めなかった…

 

アークワン

「あぁ…うぁ…!」

 

歩夢…辛いんだよな…戦うの嫌なんだよな…

 

もう…終わりにしよう…

 

俺は再びキーを押し込んだ!

 

《ゼロツービッグバン》

 

超高速で移動して、アークワンを殴って上空に打ち上げた後に、飛び上がって連続で攻撃した後に地面に向けて蹴り飛ばした後に飛び蹴りの体制になって突っ込んだ!

 

アークワン

「うぅ…破壊…滅…亡…」

 

アークワンは起き上がってベルトのボタンを押そうとしたが…

 

アークワン

「…うっ………!」

 

ボタンを押すのをやめて…アークワンは両手を広げて受け入れるような姿勢を見せた。

 

ゼロツー

「!?……はあぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロツー

「はぁ!!!!」

 

そして…俺の攻撃が…アークワンに直撃した。

 

 

《ゼロツービッグバン!》

 

アークワン

「!!……あっ……」

 

ゼロツー

「…………」

 

俺が着地すると同時にアークワンのベルトが破壊されて、

変身が解けて…ボロボロになった歩夢になった…

 

歩夢

「…あ…す…か…君……」

 

ゼロツー

「…………」

 

アークゼロ

「馬鹿な…歩夢ちゃんが!?…けど愚かね!

自分で手に掛けて殺すなんて!!馬鹿…」

 

ゼロツー

「……侑利ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

 

俺が叫ぶと歩夢の身体が光りだして怪我が治っていった。

そして…俺は歩夢を抱き寄せて耳に着いていたザイアスペックを取って破壊した。

 

エックスカリバー

『『「まったく…危ない事をして…けど、歩夢はこれで助かった!」』』

 

ゼロツー

「歩夢!!!」

 

俺は抱き寄せた歩夢に声を掛けた…

すると…

 

歩夢

「うぅ…ん…明日飛君…」

 

ゼロツー

「歩夢…」

 

歩夢

「もう…ちょっとやりすぎだよ…けど、助けてくれるの信じてた…ありがとう…それとごめんね。酷い事して…」

 

ゼロツー

「何て事ないよ…けどもうお前と喧嘩するのは御免だな…」

 

歩夢

「私も…もう嫌かな…」

 

俺は変身を解いて歩夢を優しく抱き締めた…

良かった…本当に助けられて…良かった!

 

 

ゼロツーあらため

明日飛視点…終

 

 

エックスカリバー視点…

 

 

アークゼロ

「また…お前がぁぁ!ぐあっ!!」

 

我らはアークゼロに攻撃をくらわした!

 

エックスカリバー

『『「ユウを襲い成り済ました罪…みんなを殺した罪…この世界のみんなも傷つけた罪!そしてこれまでの数え切れないくらいのお前の罪!!そのツケを払ってもらうぞ!!ここでお前を倒す!!」』』

 

我らは攻撃の手を止めなかった!

そしてワンダーライドブックを閉じて、

上部の起動スイッチを二回押した!

 

アークゼロ

「がっ…あぁ…!私は…絶対的な…!!」

 

《フィニッシュ必殺撃!》

 

エックスカリバー

『『「これで!終わりだ!!光夜滅蹴撃破!!」』』

 

持っていた二本の聖剣を浮かせて、アークゼロに放って浮遊しながらアークゼロを攻撃していき、我らは高く飛び上がってキックの体制になってアークゼロに突っ込んでいった!

 

アークゼロ

「あぁ…!くっ!そぉぉぉぉぉ!!!」

 

エックスカリバー

『『「はぁぁぁぁぁ!!!はぁ!!」』』

 

我らの攻撃が直撃して、アークゼロは爆発した。

 

エックスカリバー

『『「……終わったか……」』』

 

 

エックスカリバー視点…終

 

 

スラッシュ視点…

 

 

スラッシュ

「こいつは守るだけじゃないんだよ!」

 

『サモン!』

 

『ホワイトウィッチ!』

 

俺は魔女を召喚して金色の剣士を魔女が鎖を出して

動きを封じた。

 

『シブリングバウンティハンター!イェーイ!』

 

スラッシュ

「アジタート・エンド!」

 

『錫音音読撃!イェーイ!』

 

音銃剣錫音を構えてエネルギーを溜めて金色の剣士に撃ち込んで、金色の剣士は俺の攻撃をくらった後…

 

スラッシュ

「弾けて消えろ…!!」

 

そう言うと同時に金色の剣士の身体が光って爆発して、撃破する事に成功した。

 

 

スラッシュ視点…終

 

 

剣斬視点…

 

 

剣斬

「それじゃあ俺も行くぜ!!」

 

『口寄せ!』

 

『術解放!』

 

剣斬

「はぁ!」

 

俺は地面に手を叩くと、地面に煙が舞い…

中から巨大な武装した猿が現れた!

 

そして猿は金色の剣士に巨大な手裏剣を投げて攻撃した後に、相手を掴んで地面に頭から叩きつけて倒して爆発した。

 

剣斬

「うわ…こんな厳つい猿が出るんだな…けどやったな!」

 

俺は武装猿とハイタッチした!

 

 

剣斬視点…終

 

 

バスター視点…

 

 

バスター

「本領発揮だぁ!!」

 

『サモン!』

 

『玄武岩斬刀!』

 

俺の前に玄武の力を宿した大剣が現れて、

手に持って土豪剣激土との二刀流で構えて高くジャンプして金色の剣士に向かって行って二刀同時に思いっきり振りかぶった!

 

バスター

「玄武爆砕撃断!!!」

 

思いっきり振りかぶり金色の剣士を両断にして着地した後に思いっきり横に振りかぶってから、ぶった斬ってやって相手は爆発してぶっ倒した。

 

バスター

「おっしゃあ!!!」

 

 

バスター視点…終

 

 

エスパーダ視点…

 

 

エスパーダ

「出し惜しみは無しだ!!解き放て!!」

 

俺はワンダーライドブックのページ部分を押し込んだ。

 

『インボカシオン…』

『フォルティーシモアランジーナ!』

 

地面に聖剣を突き立てると魔法陣が現れて、

中から腕を組んだ魔神が召喚された。

 

「ゴガァァァァァァ!!!!」

 

『魔神必殺撃破!!』

 

魔神は金色の剣士に連続でパンチをしていき、

最後に顔面を殴って地面に叩きつけて、相手は爆発して倒された。

 

エスパーダ

「これで話しは終わりだ!」

 

「ゴガァァァァァァァァ!!!!!」

 

魔神は勝利を叫び拳を突き上げていた。

 

 

エスパーダ視点…終

 

 

ブレイズ視点…

 

 

ブレイズ

「トゥリクル!力を借りるぜ!!」

 

俺はトゥリクルの形見のワンダーライドブックを取り出した!

 

《アメイジングビースト》

 

『この吹雪く氷激を宿す特別な獣の記憶…』

 

そしてこれを無銘剣虚無に三回スキャンさせた。

 

『永久の獣!』

『無限三突!』

 

ブレイズ

「からの!!」

 

『必殺凍結!』

 

『流水抜刀!』

『タテガミ氷牙斬り!』

 

ブレイズ

「デュアルブリザードエンド!!」

 

俺は氷を纏わせた聖剣二本を二刀流に構えて、

金色の剣士に氷の斬撃を連続で放っていって相手は氷結して、俺は流水をベルトに納刀して、それと同時に相手は粉々に砕け散って倒した。

 

ブレイズ

「ん?…無銘剣虚無と相性良いのか?

トゥリクルのワンダーライドブックは?」

 

俺はそんな事を考えていた…

とりあえずこっちは片付いたな…後は…

 

 

ブレイズ視点…終

 

 

クロスセイバー視点…

 

 

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON ZONE!』

 

ソロモン

「くたばれぇぇぇぇ!!」

 

ソロモンは高く飛び上がっていき、上空から隕石や斬撃を飛ばしてきた!

 

クロスセイバー

「そんな攻撃!」

 

『刃王必殺リード!既読六聖剣!』

 

『刃王必殺読破!刃王星烈斬!』

 

俺の背後に六聖剣の幻影が現れて、

炎・水・雷・土・風・音の六聖剣の属性を帯びた斬撃を連続で放って隕石や斬撃を破壊していったが、ソロモンは俺を潰そうと連続で放ってきて、斬撃の一つが俺に飛んできた。

 

クロスセイバー

「!!」

 

俺はそれを防げずにその場は爆発した!

 

ソロモン

「くははははは!!やはり私の方が強さは上のようだな!!伝説の聖剣を持ったとしても…」

 

《ストームイーグル》

 

《西遊ジャーニー》

 

 

『聖刃抜刀!』

 

『クリムゾンセイバー!(セイバー!)』

 

『クロスセイバースリー!』

 

『豪華三冊!』

 

 

ソロモン

「何!?」

 

クリムゾンセイバー

「はぁ!」

 

俺は上空へと飛び上がってソロモンに向かって行った!

 

ソロモン

「私が負ける筈がない!!消えろぉぉ!!」

 

ソロモンは斬撃と隕石を飛ばしてくるが、俺は全部攻撃して破壊していった!

 

ソロモン

「これで!!どうだぁぁぁぁ!!」

 

ソロモンは巨大なカラドボルグを出して…

俺に向けて飛ばしてきた!

 

クリムゾンセイバー

「いくら攻撃してきても無駄だぁぁぁぁ!!」

 

『刃王必殺読破!』

『聖刃抜刀!刃王三冊斬り!』

『セーーーセイバー!』

 

クリムゾンセイバー

「これで終わりだぁ!イザク!!!」

 

俺は巨大なカラドボルグを斬り裂いてソロモンに近寄って振りかぶった!

 

クリムゾンセイバー

「刃王爆炎紅蓮斬!!!!!!」

 

ソロモン

「!!?」

 

ソロモンは防げる事が出来ずに直撃した!!

 

ソロモン

「ぐっ!!ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

クリムゾンセイバー

「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

ソロモンを斬り裂いてから地上に向けて叩き落とし!

思いっきり墜落して地上に叩きつけられてソロモンは爆発した!

 

クリムゾンセイバー

「はぁ…はぁ……やったのか…?」

 

俺は地上に降りてソロモンを確認した…

 

イザク

「あ…あぁ…馬鹿な…このワた…シ…ガ…ガ!」

 

爆風が晴れると…変身が解けていて、

イザクはボロボロとなっていた…

 

イザク

「オノれ!…剣士ドモ!!…ヨくも…!!」

 

クリムゾンセイバー

「酷い姿だな…イザク…」

 

みんなも俺の方に集まってきて…更に…

 

1型

「はっ!!…よしアークメギドとやらは全て片付いたぞ…!」

 

アークメギドも全て片付いて…

 

ランペイジバルカン

「合流したぞ!!」

 

アルティメットサウザー

「もう終わりか?」

 

エクストリームバルキリー

「ん?…おわ!?涼牙!何その姿!?」

 

別で戦っていた三人も合流してくれた。

 

クリムゾンセイバー

「これで…終わりだな…」

 

イザク

「くそ…マだ!ワタしは!!…がっ…!?」

 

全員

「!!?」

 

俺達は驚いた…何故なら…

 

イザク

「がっ…あぁ…由香子…キサま…!!?」

 

「はぁ…はぁ……はは!」

 

イザクはレイダー…

リベリングヴァルチャーレイダーに腹を貫かれた!?

 

リベリングヴァルチャーレイダー

「ほら…寄越せよぉ!!」

 

リベリングヴァルチャーレイダーはイザクから、

オムニフォースのワンダーライドブックを取り上げた。

 

リベリングヴァルチャーレイダー

「はは…あはははははははははははは!!!!!

これが…あれば!私は最強!!絶対的な最強なのよ!!

お前なんて〜い〜らない!!邪魔!邪魔!邪魔!!」

 

イザクをまるで邪魔者みたいに踏み潰し、

攻撃していった!?仲間割れか!?

 

イザク

「がっ……ああ…おのれ…」

 

リベリングヴァルチャーレイダー

「ゼロワァァァン!!お前だけは…また潰す!!

歩夢ちゃんを取ったお前をなぁぁ!!

それにそこにいる合体仮面ライダーぁぁ!!

お前も地獄に送ってやるぅぅぅぅ!!

覚えて…おけよぉ!!あはははは!!!!」

 

クリムゾンセイバー

「みんな危ない!!」

 

リベリングヴァルチャーレイダーは闇雲にめちゃくちゃに周りを撃ちまくっていきながら飛んでいって逃げてしまった…

 

バスター

「あの野郎…何て奴だ!!」

 

エックスカリバー

『『「まだ生きていたのか…」』』

 

剣斬

「しぶとい奴だな!!」

 

俺達が逃げた方を見てると…

 

イザク

「くっ…ハは…あはハハはハ!!!」

 

ブレイズ

「イザク!?こいつまだ!」

 

イザク

「オロかナ…わたシの死が…オマえをオワらす…!

こうカイシても…オソい…はっは………」

 

イザクは動かなくなった…機能停止したのか…?

 

エスパーダ

「私の死がお前を終わらす?」

 

スラッシュ

「どうゆう事だ?」

 

ランペイジバルカン

「知るかよ…まぁとりあえず今は倒したし…ほら…」

 

アルティメットサウザー

「ん?あ〜…さぁみんな!ちょっと席を外そうか…」

 

エクストリームバルキリー

「え?……あら〜…そうね〜!」

 

クリムゾンセイバー

「ん?……あぁ…」

 

俺達はみんな変身を解いた。

 

涼牙

「行こうか…」

 

せつ菜

「涼牙さん?どうしたんですか?」

 

俺は菜々にとある二人の事を指して言った。

すると…わかったみたいで納得してくれた。

 

それは他のみんなも同じだった。

 

かすみ

「そうですね〜行きましょうか〜//」

 

しずく

「皆さんも傷の手当てがありますし〜」

 

「うんうん…そうだね〜//」

 

彼方

「あれ?あのヒューマギアの子達は?」

 

エマ

「いつの間にか何処かに行っちゃったね…」

 

璃奈

「心配…」

 

果林

「それも気になるけど…今はね…」

 

とある二人…それは…

 

明日飛

「おい…みんな?どうした!?」

 

歩夢

「何処に行くの?」

 

猛雄

「んん!明日飛…歩夢ちゃん…ごゆっくりだ…」

 

明日飛 歩夢

「!?//」

 

二人は顔を真っ赤にして、俺達は退散した…

 

クリムゾンセイバーあらため

涼牙視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

歩夢

「も…もぉ〜みんなして…//」

 

歩夢は頬を膨らませていた…

 

明日飛

「まぁ…何か変な気を使わせたんじゃないかな…」

 

歩夢

「………//」

 

お互い顔を何故か赤くして無言になった…

そして…先に口を開いたのは…俺だった。

 

明日飛

「歩夢!あらためて本当…無事で良かったよ…」

 

歩夢

「明日飛君なら助けてくれるって信じてたよ。

ずっと声が聞こえていたから…」

 

明日飛

「そっか……なぁこんな戦いの後だけど…

聞いて良いか?」

 

歩夢

「何?」

 

明日飛

「学園祭の時にさ、俺達の関係って周りからどう見えるかって聞いてきただろ…」

 

歩夢

「うん…」

 

明日飛

「それで、俺なりに考えたんだけど……

多分付き合ってるように見られてる//」

 

歩夢

「やっぱりそうだよね…//」

 

明日飛

「あぁでも!歩夢は侑が大事だし、俺は歩夢の意見を尊重するし!このままの関係でも!」

 

歩夢

「明日飛君…」

 

歩夢は俺の顔を両手で掴んできた…!?

 

歩夢

「確かに侑ちゃんも大事だよ…今の関係が壊れると思って嫌だったから私はずっと自分の想いを伝えなかった…けど…侑ちゃんが夢を見つけて前に進んで私も前に進まなきゃ行けないと思ったんだ…けどずっと言えずだった…だから…明日飛君…私の意見を尊重するって言ったよね…」

 

明日飛

「あ…あぁ…//」

 

歩夢

「…明日飛君…私…明日飛君が好き//幼馴染みとしてもだけど…一人の男の子として大好き…//明日飛君は…?」

 

明日飛

「……俺もそうだよ…俺も歩夢が好きだ。幼馴染みとしても一人の女の子としてな…//はは…恥ずかしいな…なんか//」

 

歩夢

「そうだね//…あらためてよろしくかな?」

 

明日飛

「あぁ…こちらこそ…」

 

俺と歩夢はお互いに目を瞑ってキスをした…

それから恥ずかしかったのかお互いに抱き締めた。

 

歩夢

「うぅ…う〜//」

 

明日飛

「歩夢湯気出そうなくらい赤いぞ…//」

 

歩夢

「明日飛君だって〜!//」

 

明日飛

「はは……ん?」

 

俺はちょっとチラッと見えてしまった…それは…

 

涼牙

「お〜…キスしたぞ…!」

 

猛雄

「遂に息子が…孫の顔も見れそうだな〜…」

 

せつ菜

「はわわ~//」

 

蒼希

「あれ?おい…明日飛の奴こっち見てねぇか?」

 

みんなが俺と歩夢の光景を隠れて見ていたのに気づいた…

そして歩夢も気づいた!

 

歩夢

「み!?みみみみみんな!?//」

 

「あはは…とりあえず歩夢!明日飛!」

 

みんな

「おめでとう!(ございます!)」

 

明日飛

「おめでとうじゃねぇぇぇぇ!!!//」

 

歩夢

「ふわぁぁぁ!!!//」

 

俺と歩夢はみんながにこやかに見てる中…

穴があったら入りたいくらい恥ずかしかった…

 

 

明日飛視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???視点…

 

 

由香子

「うあぁぁぁぁ!!!ムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくムカつく!!!!あいつらぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

辺り散らす…物に辺り散らす…

 

由香子

「あいつらぁぁ!!この私をコケにしてくれやがってぇぇぇ!!!絶対にぶっ潰してやるぅ!!イザクの本を手に入れた!!アークの力を使って最強のベルトを作って逆襲して地獄より辛い目に合わせてやる!!!」

 

 

 

何と…愚かな…こいつをずっと見てきたが…

 

本当に愚かな人間だ…

 

ヒューマギア達は…

 

セインとスノウはもう長くはないだろう…

 

私はシトイさえ無事ならそれで良い…

 

奴は大事な………だからな…

 

しかしこの人間がイザクを始末してくれたお陰だ…

 

ようやく…動けそうだ…

 

 

 

私の復活も…近い…私の復活で…

 

 

   人類の滅亡は、定められている…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 掴み取った日常、姉妹との決着


はいどうも作者です!

戦いは終わりイザクは倒されました…
しかし…由香子を見ていたのは?
ずっと敵の視点の時、???にしていたのは、
この者の視点だったからです…
正体は…?

話題を変えて、前回言っていた。
新たな……出ますは、新たな形態や技が出ますが答えです。

それぞれの合体技や形態の新技…
そして…光と闇の剣士が合体した姿…

仮面ライダーエックスカリバーが登場しました!

この時の変身者は三つの魂が一つになってますから、
一人称が我になってます。これは男性女性共通で使えそうと思ったからこうしました。そして声が三人重なっている状態です。
使用したワンダーライドブック、

《虹色の輝きを宿す者達》

このワンダーライドブックの詳細は次回でわかります。

変身した時の音声台詞は…
『虹色の情熱!無限大の輝き!!』
Run the crush to your chest!

この、虹色の情熱、部分はあれです
アニガサキの一期のOPの曲名をベースにしてます。
情熱を英語に変えて虹色を繋げたらわかります。

そして英訳は、ときめきを胸に走り出せ!です。
調べたら別の意味にもなりそうですけどこれです。
これはトキランをベースにしました。


さて、アニガサキ二期…
もの凄い展開になって来ましたね〜!
個人的に凄い神回です!
いや、二期は毎回が神回ですね!


それでは次回で!



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第58話 掴み取った日常、姉妹との決着

 

セイン視点…

 

セイン

「イザクは…倒されましたか…うっ…!」

 

スノウ

「姉様…無事ですか…」

 

セイン

「あなたも言えないでしょ……

もう…長くはありませんね…私達…」

 

スノウ

「はい…せっかく力をつけたのに…」

 

セイン

「……私達は…無駄にはしません…!

まだ全ては終わった訳では…ありませんが…」

 

スノウ

「…そうですね…姉様…やりましょう…

私達が最後に…望む事を…!」

 

セイン

「えぇ…」

 

私達は最後の望みを叶える為に…動き始めた…

 

 

セイン視点…終

 

 

侑視点…

 

 

歩夢が戻って来てくれて、

同好会のみんなも安心して練習をする事が出来るようになった。

 

残るは…あの転生者、進藤由香子を倒す事だけだ…

 

とりあえず私達は今、

第二回スクールアイドルフェスティバルに向けて準備を進めていた。

 

開催はラブライブ地区予選が終わってからになる。

その理由は結ヶ丘の参加も決まって今は地区予選に向けて練習してるから本人達の希望で地区予選が終わってからなら参加出来ると言っていたから、私達は結ヶ丘が参加してくれる事に喜び、みんなと話して賛成した。

 

それまでに色々とやる事がいっぱいだから大変だな〜

 

とりあえず私達は久しぶりに部室に全員集まって、

これからの事も含めて話していた。

あっ…希子ちゃん達は練習したいからいないよ。

 

侑利

「とりあえず…会場は抑えているから何をするかだな?」

 

璃奈

「参加する学校は前回と同じで、

東雲と藤黃と鴻神…そして新しく結ヶ丘も参加が決まってる…」

 

「うお…多いな…」

 

エマ

「あっ、あそこの学園も参加したいって言ってたよ、

Y.G.国際学園、留学生のコミュニティで知り合ったんだ〜」

 

一真

「そういやそんな事言ってたな」

 

蒼希

「あっ…そういやこの前希子が何処かの学校の子と仲良くやってたよな…結ヶ丘とは別だ…あれ何処だ?」

 

「あの制服確か…紫苑女学院じゃなかった?」

 

蒼希

「あぁそこだ。そこの子達も参加したいって希子が言ってたぞ。」

 

せつ菜

「凄い数が参加する事になりますよ!」

 

明日飛

「あぁ〜大丈夫。数多くなりそうだから、あんなデカい会場用意したんだ。」

 

涼牙

「会場は問題無しだな…」

 

かすみ

「それでしたら!かすみん達も何か新しい事をしないと、他の参加者に負けてしまいますよ!!」

 

雷斗

「そんな勝負事じゃないだろ…まぁ…新しい事って言うのは良いアイディアだな」

 

かすみちゃんの言った事にはみんなも納得した。

 

しずく

「新曲の披露…?それは普通ですかね?」

 

志貴

「良いと思いますけど…」

 

「う〜ん……ねぇ、侑利の世界の同好会のみんなは何か変わった事とかやってなかったの?」

 

侑利

「俺の世界の同好会?そうだな…あんまみんなと変わらなかったし…曲も変わらずだし…ユニットとかもな…」

 

同好会みんな

「「ユニット!?」」

 

侑利

「え?こっちのみんなはやってないのか?」

 

果林

「こっちはソロだけよ。」

 

歩夢

「気になるかも…侑利君。教えてくれる?」

 

侑利

「別に構わないけど…」

 

侑利はみんなに侑利の世界の同好会の事を話して、

みんなはそれを聞いて面白そうとなって、

それぞれがユニットを組む事になった。

 

朔太

「第二回スクールアイドルフェスティバル開催の為にも、一度それぞれの学校の子達と話しておかないとな…」

 

「うっ…てことは、藤黃とまた会う事になるのか…」

 

彼方

「どうしたの?顔を青ざめて?」

 

「いや…どうも何故か知らんが…あそこの学校のスクールアイドルの子に会うと変な圧と殺意を感じるんだよ…」

 

果林

「そうなの!?」

 

朔太

「(それって…朝香さんのファンの子か?この前偶然にも、恭を見ながら嫉妬?をだしてるのを見たぞ…)」

 

涼牙

「俺も虹ヶ咲の生徒会の副会長の子に会うと毎回変な圧を感じるな…」

 

せつ菜

「え!?そうなんですか!?」

 

「(もしかして…せつ菜ちゃんのファンだから…)」

 

明日飛

「と、とにかく!やる事はいっぱいあるし!

俺達も手伝うし、分担したりしてやろう!!」

 

「そうだね!やろう!」

 

「おー!!」

 

私達はやる事を分担して行動した。

けど私は少し気になった事があって侑利を連れて屋上に向かった。

 

侑利

「どうした?侑?」

 

「ちょっと気になった事があってね…ねぇ侑利…

あのワンダーライドブックの事なんだけど…」

 

侑利

「これか?」

 

侑利はあの時の私達が一体化したワンダーライドブックを取り出した。

 

「うん…それを開いた時…頭の中に色んな光景が頭の中に流れてきたんだ…その光景なんだけど…」

 

侑利

「………」

 

「みんなと日々が頭の中に流れてきた…

けどこの世界のみんなとの日々じゃない…」

 

私の頭の中に流れてきた光景…

それは同好会のみんなとの日々だった…

この世界のみんなじゃないと思ったのは、

みんな何処か雰囲気も違うし、峰ちゃん…いや、あの子は虹ヶ咲の制服を着ていたから栞子ちゃんだね、その他にも嵐珠ちゃんやミアちゃんもいた…

 

「このワンダーライドブックって侑利の記憶か何かなの?」

 

侑利

「いや…違う…このワンダーライドブックは……

みんな…なんだ…俺の世界の…」

 

「どうゆう事なの?」

 

侑利

「このワンダーライドブックは俺の世界のみんなの魂で出来上がった物なんだ…」

 

「!?」

 

侑利の世界のみんなの魂…!?

 

ユウ

「侑利君!?それがあなたの世界のみんなで出来てるって…!?」

 

侑利

「ゴーザに俺の世界の事や由香子の事を教えてもらった時に…これを渡されたんだ…そして俺の世界のみんなの魂で作られた物って聞いた時は耳を疑ったよ。ゴーザに問い詰めたら、みんなが俺の状況を聞いて俺の力になりたいと言って…このワンダーライドブックになったんだ…」

 

じゃあ頭の中に流れた光景は…

侑利の世界のみんなが侑利と過ごした日々の記憶なのかな…

 

侑利

「何でワンダーライドブックにまでなって…俺を助けようとしてくれるんだろうな…俺のせいで死んだってのに…」

 

ユウ

「侑利君は悪くないじゃない!!全部由香子のせいよ!」

 

侑利

「けど殺したのは俺だ…変わりはない…」

 

侑利は辛そうな悲しい顔をした…

みんなが侑利の力になりたいって思ったのは…

 

「侑利…みんなが侑利の力になりたいって思ったのは、侑利が一番良くわかってるんじゃない?」

 

侑利

「!!」

 

侑利は何かに気づいたような表情をした。

 

侑利

「……そうだった…みんなは…かなりのお人好しだったな…優しすぎるくらいのな…愛や果林や栞子を簡単に許しちまうくらいだしな…でもそれでも…自分達が殺された相手にまで力になりたいなんて…どんだけだよ…」

 

「それだけ…侑利はみんなにとって大事で大切な存在って事なんだと思うよ。頭の中に流れた光景…みんな凄い笑顔だったもん。」

 

侑利

「そっか…みんならしいな…」

 

侑利の心の傷は本当に深い…

ほっといたら消えてしまいそうで…

 

少しでも良い…私が侑利の心の支えになってあげたい…

いや…少しじゃ駄目だ…

支えてあげないと…侑利を、私が絶対に…!

 

 

侑視点…終

 

 

蒼希視点…

 

 

「♪〜」

 

蒼希

「上機嫌だな愛」

 

俺は愛は希子達と合流してスクールアイドルフェスティバルの話しをしようと二人で話しながら向かっていた。

 

「だってさ、ユニットとか参加する学校がいっぱいとか楽しい事がこんなにあるんだよ!楽しくなるよ!」

 

蒼希

「はは、そうか、けどよく朝香さんとユニット組めたよな、あの人こうゆうのはやらないと思ってたんだが、副会長も驚いていたくらいだしな」

 

「一緒にやるのはそうだけど、カリンとアタシは競い合うようにやるんだ!」

 

蒼希

「競い合うか…まぁそうゆうのも悪くないな」

 

「でしょ!」

 

俺と愛が話していた時…

 

「大神蒼希…」

 

蒼希

「あ?…お前…セイン!?何処に行ってたんだよ!

愛達から聞いたけどお前イザク達にやられて…」

 

セイン

「……!!」

 

セインは突然素早く動いて俺に向かって、

聖剣を振りかぶってきた!?

俺は咄嗟に動いてショットライザーで防いで愛を守った。

 

蒼希

「ぐっ!?」

 

「蒼希!!」

 

蒼希

「何のつもりだ!?セイン!!」

 

セイン

「そのままですよ…今こそ決着をつける時です…」

 

蒼希

「まだ全てが終わった訳じゃねぇだろ!!」

 

セイン

「いえ…今がその時なんだよ!!」

 

蒼希

「ぐっ!」

 

セインは俺に蹴りを入れて距離をとって、

ライドブックを取り出した。

 

《オーシャンヒストリー》

 

セイン

「…変身…!!」

 

『界時逆回!』

 

『時は、時は、時は時は時は時は!我なり!』

 

『オーシャンヒストリー!』

 

『オーシャンバッシャーン!』(バッシャーン!)

 

デュランダル

「戦え…大神蒼希!!」

 

何だ…何かおかしいぞ…?

 

デュランダル

「戦う気がないなら…そいつを始末する!!」

 

デュランダルは愛に向かおうとしてきた!

こいつ…何のつもりか知らねぇけどさせるかよ!!

 

《ランペイジバレット!》

 

蒼希

「変身!!」

 

《フルショットライズ!》

Gathering Round!

 

《ランペイジガトリング!》

 

ランペイジバルカン

「うおぉぉぉ!!」

 

俺はデュランダルを掴んで愛に攻撃しようとしたのを阻止した。

 

ランペイジバルカン

「愛!逃げろ!!」

 

そう言い、俺はデュランダルを掴みながら愛から離れた。

 

「あのヒューマギア…どうして急に?」

 

蒼希あらため

バルカン視点…終

 

 

希子視点…

 

 

あたし達は練習していた最中に愛ちゃんから連絡がきて、こっちに来るって聞いたから、待ち合わせ場所で峰達と話して待っていた。

 

嵐珠

「遂に始まるのね!早く待ち遠しいわ!」

 

ミア

「凄い規模になるんだよね、確かに楽しみかも」

 

希子

「二人は初参加だしね!よ〜し!あたし達の凄さを見せつけてやるのよ!」

 

「三人共、気合い入りすぎ。」

 

嵐珠

「あら?峰は楽しみじゃないの?」

 

「楽しみに決まってるじゃない!」

 

希子

「それにしても…愛ちゃん…遅い気がするな〜

ここだと虹ヶ咲からすぐなのに…?」

 

あたしがそう思っていると…

 

スノウ

「見つけたわよ…大神希子…」

 

希子

「ん?スノウ?どうしたのよ急に?」

 

《昆虫大百科》

 

スノウ

「変身…!」

 

『狼煙開戦!』

 

『FLYING! SMOG! STING! STEAM! 』

 

『昆虫CHU大百科〜!』

 

『揺蕩う、切っ先!』

 

サーベラ

「はぁ!!」

 

峰 嵐珠 ミア

「!?」

 

希子

「ちょっと!!」

 

突然サーベラはあたし達に襲いかかってきて、

あたしは前に出てショットライザーで防いだ!

 

希子

「何のつもりよ!?」

 

サーベラ

「共闘は終わりよ…決着をつける時よ!!」

 

希子

「まだ由香子の奴が倒されてないじゃない!

全てが終わった訳じゃないじゃない!!」

 

サーベラ

「黙れ!!貴様がやる気がないなら!

変わりにそいつらを始末して…」

 

希子

「!!」

 

あたしはそれを聞いて、サーベラを蹴って距離をとってからキーを取り出した。

 

《ブリッツシュトゥルムダッシュ!》

 

希子

「あんた…あたしの親友には…手を出させないわよ!

変身!!!」

 

 

《エボリューション ショットライズ!!》

 

《エクストリームチーター!》

"Awakening war maiden

with the ultimate power in her hands"

 

 

エクストリームバルキリー

「はあぁぁぁぁ!!」

 

あたしはサーベラに攻撃してぶっ飛ばした!

 

サーベラ

「がっ…!」

 

エクストリームバルキリー

「何で急に襲いかかって来んのよ!?」

 

あれ…?何だか妙だ…何時もならあたしの攻撃を煙化して避けるのにどうして避けなかったの?

 

サーベラ

「ぐっ…うぅ…!」

 

サーベラを見ると、身体から火花が出ていた…

 

エクストリームバルキリー

「スノウ…あんた…!?」

 

サーベラ

「まだよ…まだ戦える!!決着をつけろぉ!!

大神希子…!!」

 

サーベラは煙化するんじゃなく…走りながらあたしに向かってきて攻撃してきた…あたしはプログライズクローで防いだ。

 

エクストリームバルキリー

「何が…あったのよ…そんなボロボロで…

そういえばあんた…イザクにやられて!」

 

あたしがスノウに聞いた時…

 

サーベラ

「私の身体の事など心配してる場合かぁぁ!!」

 

エクストリームバルキリー

「うわ!!」

 

サーベラは凄い猛攻であたしに攻撃してきた…

動く度に火花が出てる…動くのもやっとなんじゃないの?なのに…どうして…

 

サーベラ

「どうした大神希子…そんなもんじゃない…でしょ!

手を抜いてるのか…私を失望させるなぁ!!」

 

エクストリームバルキリー

「…………」

 

ここまでボロボロになってまで…

あたしと決着つけたいの…あんたは…

 

 

希子あらため

バルキリー視点…終

 

 

バルカン視点…

 

 

デュランダルと戦い始めてから妙だ…

こいつはいつも妙な力を使ってくるのに、

使ってこなかったからだ。

 

考えながら戦っていると…

こいつの身体から火花が飛び出た!?

 

ランペイジバルカン

「お前…イザクの時の戦いのキズが!?」

 

デュランダル

「それが!どうした!!

私の最終目的はお前を倒す事!!!

どうせ…私達はもう長くはない!!この命が終わるなら!

最後に…一番戦いたい相手と戦い…散る…!

それが私達姉妹の最後の望みだぁ!!」

 

デュランダルは覚悟を決めた言葉を言った…

そこまでボロボロになってまで…

もう命がつきそうなのに…

姉妹や私達って言ったって事は、希子の所にもスノウが現れてるかもしれないな…

 

最後にこいつらは俺達兄妹の決着を望んだのかよ…

 

デュランダル

「私と最後まで戦えぇぇ!!大神蒼希ぃぃぃ!!」

 

デュランダルは俺に向けて槍を振りかぶってきて…

俺は…槍を掴み取ってぶん殴った!

 

デュランダル

「ぐっ!!」

 

ランペイジバルカン

「わかったよ…お前が戦う事を望むなら…

望み通り!!全力でぶっ潰してやるよ!!!」

 

デュランダル

「!!………ありがとう……

行くぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

ランペイジバルカン

「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

俺とデュランダルはお互いにぶつかり合い、

攻撃はお互いに防御とかもないノーガードで殴り合ったり武器で攻撃をぶつけ合った!

 

デュランダル

「ぐぁぁ!…うぁぁぁぁ!!!」

 

ランペイジバルカン

「うおっらぁ!!おぉぉぉぉ!!!」

 

 

バルカン視点…終

 

 

バルキリー視点…

 

 

サーベラ

「これで終わりなのかぁ!!

お前はその程度じゃないだろ!!」

 

あたしはサーベラの攻撃を防いでいた…

 

エクストリームバルキリー

「何処まであんたは…あたしに執着してるのよ…!」

 

サーベラ

「お前に…負けた時からだ!!お前は何度も何度も、痛めつけては立ち上がり…私に噛みついてきた…一度完全に仕留めたと思ったが…まだお前は生きていた!!私は…お前の強さに嫉妬した!!」

 

エクストリームバルキリー

「!?」

 

サーベラ

「だからこそ…お前を超えたい!!…だが…

もうそれは…私の命が長くない…!

私も姉様も!ただジッとして終わりを迎える気はない!

最後だから…お前との決着をつけたい!!

これが私の最後の望みだぁ!!本気で戦え!!」

 

…………わかったわよ…

 

エクストリームバルキリー

「はぁぁぁ…うおら!!!」

 

サーベラ

「ぐあ!!」

 

あたしはサーベラの攻撃を弾いて…プログライズクローで攻撃した。

 

エクストリームバルキリー

「そこまで言うなら…やってやるわよ…

あんたが満足するぐらいにね!!!」

 

サーベラ

「うっ…それでこそ…私が認めた人間だぁぁ!!」

 

あたし達はお互いの武器をぶつけ合った!

スノウ…あんた…満足に戦えない身体なのに…

この猛攻は執念なのかな…?

ヒューマギアがここまで執念を持ってあたしに挑んで来てるんだ…答えてあげないと…失礼かもね!!

 

エクストリームバルキリー

「たく!とりあえずあんたがどんだけあたしの事好きか、わかったわよ!」

 

サーベラ

「誰がだ!…いや…そうかもな…!」

 

エクストリームバルキリー

「やけに素直ね…!……あたし達がもし敵同士じゃなかったらどうなってたんだろうね…!」

 

サーベラ

「そんなの…きっと今と変わらなかった筈だ!

お互いに競ってたかもな…!信じられない事ばかり…

考えてしまう…何故だ…何故こんなにも…!

まったく…お前と出会ったせいかもしれないぞ…!」

 

エクストリームバルキリー

「こっちだってさ…!何かわからないけど!!

あんたとは…何だかんだ良い相棒関係になれたかもって有り得ない事考えたわよ…あんたと出会ったせいよ!!」

 

お互いに武器がぶつかり合う度に…

何故か思ってもみない事を考えて言ってしまう…

 

サーベラ

「もうこれで最後よ!!」

 

サーベラは渾身の力を込めてあたしの両腕のプログライズクローを攻撃して留め具を破壊したのか、プログライズクローが両腕からズルッと落ちた。

 

エクストリームバルキリー

「んな!?」

 

サーベラ

「これで私の勝ちだぁぁぁぁ!!」

 

聖剣で私の腹を貫こうとしたけど…

 

エクストリームバルキリー

「負けるかぁぁぁぁ!!!」

 

あたしは聖剣を掴み取って奪い取って、

聖剣でサーベラに攻撃していき…サーベラはボロボロによろけた…あたしはその隙きを狙って聖剣を高く上げた…

 

サーベラ

「ぐっ……は…は……」

 

エクストリームバルキリー

「!!………うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

あたしは聖剣を振りかぶって…サーベラに攻撃して…

サーベラの身体中から火花が多く飛び散り…

変身が解けて…戦いが終わった…

 

スノウ

「うっ…はは…流石だな……

やっぱり…勝て…なか…ったか…」

 

あたしは変身を解いて、スノウに近寄ろうとしたら…

 

スノウ

「来るな…私は間もなく…爆発するぞ…巻き…込まれ…たいのか…?せっかく…わ…タ…シ…にカッたん…だ…イノ…ちを捨て…ルナ…」

 

希子

「スノウ……」

 

スノウ

「…そノ…聖剣ヲ…タクすぞ…お前二ナラ…良…イ

ハぁ……もし…デアイ方が…違った…ラ…

ワタし達ハ………になって…たカモ…な…」

 

希子

「!…何言ってるのよ…スノウ!!!」

 

あたしはスノウに近寄って行ったけど…

スノウに突き飛ばされて咄嗟にスノウの髪についてたリボンを取ってしまった…

 

スノウ

「…望…みヲ…キイて…アリがトウ……ネ…こ……」

 

最後に今まで見た事がない笑顔を見せて…

スノウは爆発した…

あたしはそのまま地面に擦れて着地した…

 

「希子!!」

 

ミア

「大丈夫!?」

 

三人があたしを心配して近寄ってきた…

 

希子

「……」

 

あたしは起き上がってスノウのリボンと聖剣を見た…

 

希子

「何よ…出会い方が違ってれば…あたしだって思ったわよ…あんたと……あれ?…何で泣いてるのよあたし…!」

 

あたしが泣いてると嵐珠が頭を撫でてきた…

 

嵐珠

「その…何て言ったらいいのかしら…

とりあえず…今は思いっきり泣いてスッキリしたら?」

 

希子

「下手な慰め…」

 

嵐珠

「悪かったわね…」

 

希子

「けど…ありがとう…そうする……」

 

あたしは…思いっきり泣いた…

スノウ…あんたとはぶつかりあったけど…

 

出会いが違っていれば…あたし達は…

 

 

バルキリーあらため

希子視点…終

 

 

スノウ視点…

 

 

本当にらしくもない事ばかり言ったわね…

 

けど…悪くないと思っている…

 

大神希子…あなたとの出会いのお陰ね…

 

もし私達が出会い方が違っていれば…

 

競ってばかりで喧嘩もするかもしれない、

 

だけど…友達に…なれていたのかもな…

 

私は望みを果たしました…

 

姉様も…果たせましたか…?

 

 

スノウ視点…終

 

 

バルカン視点…

 

 

ランペイジバルカン

「はぁ…はぁ…」

 

デュランダル

「ぐっ…うぅ…」

 

俺達はお互いに殴り合いや攻撃をぶつけ合って…

ボロボロになっていた…

だが…俺達は攻撃をやめずに…お互いに拳を握って顔面を殴ろうとした時だった。

 

デュランダル

「!!…がっ…あぁ…!」

 

デュランダルは膝をついて…変身が解けた…

 

ランペイジバルカン

「セイン…お前…もう限界なんだな…」

 

セイン

「うっ…残念ですが…そのようです…」

 

セインの身体中から火花が飛び散っていて…

今にも爆発しそうだった…

 

セイン

「これを…」

 

セインは俺に槍を渡してきて俺は受け取った。

 

セイン

「あなたに差し上げます…きっと力になってくれるでしょう…うっ…ガ…そ…シ…て…離れ…ナサ…い…モ…う……私は…キケんです…」

 

ランペイジバルカン

「結局戦いの決着は…お預けだな…」

 

セイン

「そう…デすネ…けド…コれでヨかっタです…

ヒトつ…キイて…イイでスか…?」

 

ランペイジバルカン

「何だ…?」

 

セイン

「モし…ウマ…レか…ワって…も…いモ…うトと…

いッ…しョ…にな…れる…ト…オモ…いマ…すカ?」

 

ランペイジバルカン

「……あぁ…なれるよ…また一緒にな…」

 

俺がそう言うと…セインは笑顔になった…

 

セイン

「…ソう…で…ス…か……

あ…リ…ガ…と…う…そ…ウ…キ……」

 

最後にお礼を言って…セインは爆発した…

 

ランペイジバルカン

「強かったぜ…セイン…お前は本当に強いヒューマギアだったよ…」

 

俺は変身を解くと…その場に座り込んだ。

流石にノーガードでぶつかり合ったからな…

身体に堪えるな…

 

「蒼希!大丈夫!?」

 

蒼希

「ん?…あぁ、大丈夫だ。」

 

心配して俺の所へ近寄った愛にそう言って、

俺は愛の手を取って立ち上がった。

 

バルカンあらため

蒼希視点…終

 

 

セイン視点…

 

 

お互い全力を出し切った…

 

最後に私の限界がきて戦いが終わってしまいましたが…

不思議と悔いはありませんね…

 

大神蒼希…あなたに感謝します…

 

そして後は任せましたよ…

 

必ず奴を倒してください…

 

私達の意思…託しましたよ…

 

 

セイン視点…終

 

 

シトイ視点…

 

 

シトイ

「…セイン…スノウ…お前達も行ってしまったか…」

 

あの二人から連絡がきて…

最後に自分達の望みを叶えると聞いて察した。

 

きっと…望みを叶えられたのだろうな…

 

シトイ

「ヒューマギアは私だけになってしまったな…

もしバックアップが残っていて出会えたら、

お前の話しを聞いてみたいよセイン…お前が出会ったとゆう人間の話しをな…」

 

私がそう言ってると…

 

「よう…急に呼び出して何だ…?」

 

私の背後にデザストが現れた…

 

シトイ

「来たか…デザスト」

 

デザスト

「お前から呼び出しが来るなんてな…」

 

シトイ

「受け取れ…」

 

私はある物をデザストに投げ渡した。

 

デザスト

「これは…良いのか?俺に渡して?」

 

シトイ

「あぁ、私にはもう必要ないからな…それでお前の戦いたい相手との決着でもつけると良い」

 

恐らくデザストならば、ソレを使っても大丈夫だろう…

 

しかし…今だに謎だ…私が変身した時に、

私を呑み込もうとするアレは?あの声は一体…?

 

 

シトイ視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれに決着をつけて…

 

彼らと彼女達も絶望を乗り越えて、

前へと進んでいるな…

 

さて…イザクが倒されて、

こっちに来た時に奴に聞いたが…

 

奴の死によってアイツが復活するとは…

 

本当…進藤由香子は余計な事しかせんな…

 

だが、今の彼らと彼女達なら…

 

きっと乗り越えられる…

 

あの強大な悪意をな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第四部 ヒューマギア達の選択と明かされる真実 終

 

 

 

 

 

 

 

 





次回予告


これまで全てが夢のようで、

嘘ようで本当の出来事が続いた…

そして全てに決着を着ける為に、

例え絶望的な状況でも…

虹の先に続く未来へ進む為に!

「「変身!!!」」

最終部 虹の先へ輝く未来へ

最後の戦い…始まる…


セインとスノウ……
お互いに倒したい相手を見つけ、
越える事を望みとして自らの信念を貫き、
最後に命が尽きるまで戦い…
自分達の思いを託して…終えました…


はいどうも作者です!

今話にて第四部は終わりです。

そして…次回が最終部となります。
最終部の更新はおよそ…二ヶ月後となる予定です。

詳しくは活動報告でお知らせします。

ここまで読んでくれた事にも感謝です!
一応現在本編が終わってからも、
外伝物語とかも考えておりますので、
これからも宜しくお願いします。

それでは皆さん次回で!










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最終部 序章
FP1 QU4RTZと仮面ライダーのこれまで



FPはファイナルプロローグの略です。
最終部に向けての序章です。

これまでの事をユニットのメンバーと、
仮面ライダー達で振り返る回です。







 

峰視点…

 

 

嵐珠

「仮面ライダーの事教えて!」

 

三人で屋上で練習していると、嵐珠がいきなり聞いてきた。希子は今日用事で虹ヶ咲学園に行ってる。

 

ミア

「いきなりどうしたの?嵐珠?」

 

嵐珠

「これまで色々と仮面ライダー達の戦いを見てきたけど、嵐珠達はよく知らないと思ったからよ。」

 

ミア

「まぁ…確かにそうだよね…」

 

「希子から色々と聞いたけど…希子の説明ってわかるんだけど少し大雑把なのよね…」

 

ミア

「湊からも少し聞いたけど…

確か虹ヶ咲のみんなって一回死んで戻って来てるって言ってたよ。」

 

嵐珠

「え?どうゆう事なの?」

 

「それは希子から聞いたわね…」

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の皆さんは、

あのアークゼロって言う悪者に一度殺されて、

神様?って言う人から殺される前の時間に戻ってきてから、仮面ライダーの皆さんを目覚めさせて今に至るって…

 

ミア

「湊や希子も以前いた世界で戦って死んでから、この世界に生まれ変わったから、仮面ライダーの頃の記憶があるんだって」

 

「因みに仮面ライダーの皆さんの前いた世界の出来事は、炎城さんの書いた本でわかるみたい。」

 

 

嵐珠

「そ、そうなのね…あらためて思うと…信じられないわね…けど、現実なのよね…あの怪物達や希子達が戦っている所を見ると…本当に起こってる事なのね…」

 

ミア

「そうだよね…希子や湊達は何時も頑張ってボク達や他の人達を守ってくれてるよね…」

 

嵐珠

「あ〜!嵐珠達も変身出来れたら希子達を手伝えるのに〜!!」

 

「何言ってるのよ…(それが出来れたら私だって…)」

 

嵐珠

「とにかく大体はわかったわ!後はこれまでどんな事あったのか聞くわよ!!」

 

「聞くって…まさか…?」

 

嵐珠

「今から虹ヶ咲学園に乗り込むわよ!!」

 

ミア

「こうなったら止まらないよね、まぁ…ボクも少し気になるから良いかな」

 

「突然行って迷惑にならないでしょうか?」

 

 

そう思って私達は虹ヶ咲学園に向かうと…

 

 

かすみ

「ふっふっふっ…かすみん達の事を知りたいなんて、わかってますね〜」

 

あっさりと話しを聞いてくれました。

 

雷斗

「急に何かと思えば…俺達の事を話してほしいって?」

 

彼方

「みたいだね〜」

 

ミア

「あれ?他のみんなは?」

 

璃奈

「今はユニットに分かれて練習してる。」

 

嵐珠

「虹ヶ咲もユニットをするのね!」

 

「嵐珠、盛り上がるのはわかるけど、

本題を忘れたら駄目よ。」

 

嵐珠

「あぁそうだったわね…それじゃあ話して!」

 

一真

「いきなりだなおい…」

 

「こいつはこうゆう奴なんですよ…」

 

朔太

「まぁ…これまでの事をあらためて整理するのも良いんじゃないか?色々とあったしな…」

 

エマ

「そうだね〜」

 

かすみ

「それじゃあまずはかすみんと雷斗から!!」

 

雷斗

「トップかよ…まぁ良いか…」

 

まずはかすみさんと藤宮さんから話しをしてくれた。

 

嵐珠

「雷斗は剣士の仮面ライダーなのね?」

 

雷斗

「あぁ俺は仮面ライダーエスパーダ、雷の剣士だ。

この雷鳴剣黃雷とワンダーライドブックを使う。」

 

かすみ

「この本からは空飛ぶ絨毯も出たりしますよ!」

 

峰 嵐珠 ミア

「空飛ぶ絨毯!!?」

 

ミア

「さ、流石にそんなFantasticなのが…」

 

藤宮さんは本を開いて…本当に目の前に空飛ぶ絨毯を現した!?ちゃんと空も飛んでる…

 

ミア

「Oh My…嘘…!?」

 

嵐珠

「本当に空飛ぶ絨毯!?」

 

かすみ

「始めて部室に来た時もこれに乗ってみんなを驚かしたんだよ。」

 

エマ

「あれは驚いたよ〜」

 

一真

「まぁ…驚くわな」

 

雷斗

「俺はこれを使ったり、魔人を召喚したりして戦ったりするんだ。」

 

かすみ

「あっ!言っとくけど!空飛ぶ絨毯に乗る時はかすみんの許可を貰うように!!」

 

雷斗

「何でかすみの許可がいるんだ?」

 

かすみ

「え!?…あ、いや、それは…//」

 

雷斗

「そこまでして俺を独占したいのか?可愛い奴め〜」

 

かすみ

「ふぇ!?あわわ!ち、ちが…//」

 

かすみさんは藤宮さんに頭を撫でられて顔から湯気が出るくらいに真っ赤になっていた。

 

一真

「かすみがこんな状態だし…」

 

エマ

「次は私達が話すね。」

 

 

次はエマさんと土門先輩が話しをしてくれた。

 

 

一真

「俺は仮面ライダーバスター!

この土豪剣激土を使う土の剣士だ!」

 

嵐珠

「うぅ…その剣はトラウマよ…」

 

「そういえば嵐珠、この剣を持とうとして下敷きになっていたわね…くす…あの時の嵐珠…ふふ…」

 

ミア

「確かに…ふふ…!」

 

嵐珠

「笑わないでよ!//それよりも、よくそんな大きな剣を持って戦えるわよね!」

 

エマ

「一真君は力持ちだからね、前の世界でも最強の剣士って言われてたんだよ」

 

一真

「今までの敵はこいつで一撃でぶっ飛ばしてきたからな、それに俺にかかればデカい敵でも何て事ないぜ!」

 

エマ

「何時も頼りになるんだ〜」

 

「土門先輩は何時も生徒会でも手伝ってくれて感謝してます。」

 

一真

「はは!峰だってよくやってんじゃねぇか!次期会長さんよ!」

 

「まだ決まった訳じゃありませんよ!」

 

ミア

「そういえば…希子が言ってたんだけど…一真はおっさん剣士とか何とか…?どうゆう事?」

 

一真

「あのアホ希子そんな事言ってたのかよ…また説教だな…まぁ間違っちゃいねぇよ…今はこうして高三だが、前いた世界じゃ最年長の50越えたおっさんだったのは事実だしな…」

 

嵐珠

「えぇ!?」

 

「けど…確かにわかる気がします。土門先輩は大人の余裕みたいな雰囲気がしますから…あっ!決して老けて見えるとかじゃなく良い意味で素敵って意味ですから!!」

 

エマ

「昔は昔!今は今だよ!私は今の一真君が大好きって気持ちは変わらないよ!//」

 

一真

「エマ…//」

 

うっ…な…何か凄いラブラブオーラが…

 

「こうなったら長いから、次は俺達が話すよ。」

 

璃奈

「うん。」

 

次は璃奈さんと風切さんが話しをしてくれた。

 

「俺はまぁミアは知ってるの思うが俺は、

仮面ライダー剣斬、この風双剣翠風を使う風の剣士だ。」

 

ミア

「湊のは忍者みたいだよね。」

 

璃奈

「二刀流になったり、手裏剣になったり、色々と万能な武器。」

 

嵐珠

「忍者だったらまさか忍術的な何かを使えるの?」

 

「主に変身してからだけどな」

 

ミア

「そういえば…気になってたんだけど、湊とあの黒い怪物って何か因縁みたいなのあるの?」

 

「黒い怪物?」

 

ミア

「ほら赤いマフラーをつけて顔も赤いマスクみたいな…」

 

「デザストか…まぁ…因縁って言ったら因縁だな…前の世界で何回も戦ってぶっ倒してるからな…」

 

璃奈

「後…不死身…」

 

嵐珠

「不死身って…どうやって倒すのよ!?」

 

「アイツの心臓部でもある。アルターライドブックって言う…簡単に言うと弱点かな、そいつを破壊すれば倒せる。」

 

不死身の相手を何回も相手するなんて…

風切さん凄いですね…ん?何だか璃奈さんの様子が?

璃奈さんは手を震わせていた。

 

ミア

「手…震えてるけど大丈夫?」

 

璃奈

「うん…大丈夫。ありがとう…」

 

「みんなが死んで戻って来てる事は知ってるんだったよな?璃奈は…デザストに殺されたんだ…だからトラウマなんだ…」

 

ミア

「え!?…ごめん…そうとは知らずに…」

 

璃奈

「大丈夫。ミアちゃんは悪くないよ。それに今は湊が傍に居てくれるから平気…//」

 

ミア

「おぉ…湊〜信頼されてるね〜」

 

「まあ…な//…(デザスト…アイツとの決着は必ず着けてやる…!)」

 

本当羨ましい関係ですね…見てて微笑ましい…

 

彼方

「それじゃあ最後は彼方ちゃんと朔太君だよ〜」

 

 

最後に彼方さんと会長が話しをしてくれた。

 

 

朔太

「俺は仮面ライダーサウザー

このサウザンドライバーと二つのキーを使って変身する。」

 

嵐珠

「あなたのは他のと違うわね…

このキーは見覚えあるわ。」

 

「そう、嵐珠が盗んだ時のね〜」

 

嵐珠

「うっ…本当に悪いと思ってるわよ…」

 

朔太

「まぁまぁ、そんなにイジメてやるな」

 

ミア

「そういえば、そのキーを使う他の仮面ライダーと比べて、会長がなった見た目って何だか敵みたいだよね?」

 

朔太

「敵か…まぁ間違ってはいないな…俺は前いた世界じゃ敵だったからな…」

 

「会長が敵!?信じられません!誰よりも優しいし生徒達や教師達からも人望がある会長が!?」

 

朔太

「本当だ…蕾電君を苦しめたり、大神兄妹を道具として扱ったりしていたんだ…今でも俺は自分の罪を償う為に戦っている…最もそう簡単に罪は消せないけどな…」

 

会長は暗い表情をしていた…

とても信じられない…会長が悪人なんて…

 

彼方

「こら、朔太君!また一人で暗い表情してる〜」

 

彼方さんは突然会長のほっぺたを引っ張った!?

 

朔太

「いへへ!?彼方〜!?」

 

彼方

「そうやって昔の事思い出すの駄目って言ったよね?

朔太君のその顔見るの嫌だから…」

 

朔太

「あぁ!ごめん…彼方…」

 

彼方

「わかれば良いんだよ〜」

 

彼方さんは会長に抱き着いていた。

あの会長があんなにも暗い表情をしていたって事は…

きっと今の会長は罪悪感で押し潰されそうになったのかもしれない…けど、それを支えてるのは彼方さんかもしれないわね…

 

嵐珠

「本当に仮面ライダーにも色々といるのね〜」

 

ミア

「あっ、ごめん一つ聞いて良い?ボク達が転入した時あたりに湊達とか他のみんなって何かあったの?」

 

それを言うと会長達は暗い表情をした…

ミアさんと嵐珠が転入してきた時…

そうか…あの時は…確か…

 

「……」

 

嵐珠

「峰?どうしたの…?」

 

「二人が転入する前…スクールアイドルフェスティバルが終わってからです…あのアークゼロに誘拐されて…私や同好会の皆さんは敵に洗脳されて…仮面ライダーの皆さんと戦ったんです…」

 

嵐珠 ミア

「!?」

 

「私もその時…操られて希子と戦った…」

 

あの時の事は…本当に胸が張り裂けそう…

そう考えていた時に会長が口を開いた。

 

朔太

「あの出来事があってから…俺達はそれぞれ大切な人を傷つけた…それぞれみんなと距離を取って会おうとしなかったくらいにな…けど…彼方達はそんな俺達を許してくれて受け入れてくれたんだ…」

 

「俺も…本当の強さを見つける事が出来た。

まぁそのぶんめちゃくちゃ迷惑かけたけどな…」

 

一真

「まぁ誰にだってよ、辛い出来事は経験する…

けど、そのまま一人で抱えこんで良い訳じゃねぇ、

それを教えてくれたのはエマ達のお陰だ。」

 

雷斗

「本当に辛い目にあったけど…守りたい者の為に立ち上がって…新しい力を手に入れて守る事が出来て、仲直りも出来た。」

 

 

かすみ

「まぁ本当に心配したんだから、これからはもう心配させないでよね…//」

 

エマ

「えへへ…照れるよ〜」

 

璃奈

「ずっと一緒にいる…」

 

彼方

「朔太君は彼方ちゃんが支えてあげるからね〜」

 

皆さん…本当強いです…

けど、そうだ…私も希子に酷い事したけど…

希子はちゃんと向き合ってくれた…

本当に良い親友を持てたと思う。

 

ミア

「仮面ライダーとみんなの結束羨ましいね…」

 

嵐珠

「嵐珠達だって結束力は負けてないわよ!」

 

「確かに…そうね!」

 

朔太

「ん?電話?…シトイ?……あぁ、わかった。

すぐに向かう。俺はちょっとシトイに呼ばれたからちょっと席を外すな。」

 

「それじゃあ私達もそろそろ移動しないと、まだ他の仮面ライダーの皆さんがいる事だし」

 

私達は皆さんと別れて、他の仮面ライダーの方に会いに向かった。

 

 

峰視点…終

 

 

シトイ視点…

 

 

シトイ

「さて…朔太を呼んだ事だし…いよいよこれは完成しそうだな…」

 

私は目の前にある物を眺めながら呟いた…

 

シトイ

「大神希子から戦闘データを取らせて貰ったし、私がこれまで見たあいつらの…ホムラ、リリィ、イリマ、セイン、スノウ達の戦闘データも入れた。」

 

本当はこんな物…使わないのが良い事なのかもしれないな…だが、進藤由香子は何をしてくるかわからない…これはもしもの為の保険だ…

 

シトイ

「私も…いつまで動けるかわからないしな…」

 

私は応急処置をした破損個所を見つつ、作業を進めた…

 

 

 

 

 





次回 FP2 DiverDivaと仮面ライダーのこれまで


はいどうも、作者です!

今回ファイナルプロローグを更新した理由は、
最終部に向けて突入する前に少しの日常を描きたかったからです。
こうして振り返りをするのもまた日常かな〜と思ったからですね。
そして…流石に二ヶ月はちょっと長いと思いましたので更新しました!

そして今回は連続で更新します!
それじゃあ次にて!




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FP2 DiverDivaと仮面ライダーのこれまで

 

嵐珠視点…

 

嵐珠達は次に移動して、蒼希達を見つけた…けど…

 

 

恭 果林

「ぐぬぬぬぬ…!」

 

「え…あの…何があったんですか?」

 

希子

「あぁ〜峰、ミャーちゃん、嵐珠〜、大丈夫よ何時もの事だから〜」

 

何時もの事…?

 

「何でお前は飲み物を買いに行っただけで道に迷うんだよ!?自分の学校の敷地だろ!?」

 

果林

「仕方ないでしょ!!広すぎるのよこの学校が!!」

 

「すぐそこに自販機あるだろうが!!」

 

果林

「飲みたいのがなかったからよ!」

 

「いやお前が結局買ってきたの、すぐそこの自販機でもある物だぞ!!」

 

果林

「……気づかなかったのよ!何か文句ある!?」

 

「何でドヤ顔してんだ!?このポンコツ!」

 

果林

「んな!?そっちこそ…そっちこそ…え〜と…」

 

「おい…果林…?ふげっ!?」

 

果林は顔を真っ赤にして恭の頬を引っ張った。

 

果林

「うるさいわね!貴方なんてこうよ!」

 

「ふぁにふんだほら〜!」

(略 何すんだこら〜!)

 

すると今度は恭は果林の頬を引っ張った。

 

果林

「いふぁひふぁね!はなひははいほ!!」

(略 痛いわね!離しなさいよ!)

 

ミア

「え…止めなくて良いの?」

 

「何時もの事だから大丈夫だよ。」

 

蒼希

「あはは…まぁほっとけば仲直りするよ…」

 

「そ、そうなんですね…あんな副会長始めて見ました…」

 

希子

「まぁあの二人は置いといて…それよりかすみから連絡きて知ったんだけど、あたし達仮面ライダーの話しを聞いてるって本当?」

 

嵐珠

「えぇそうよ。嵐珠達だけ知らないなんて、何だが嫌だったもの!」

 

希子

「まぁあたしも軽く話した程度だったしね…

オッケー!存分に教えてあげるわ!!」

 

蒼希

「何ドヤ顔してんだ…」

 

「とりあえず、カリンや恭達がじゃれてる間に、

愛さん達の事話すよ!」

 

まずは愛と蒼希と希子が話しをしてくれた。

 

蒼希

「俺は仮面ライダーバルカン、

このショットライザーとキーを使って変身するんだ。」

 

希子

「あたしは仮面ライダーバルキリー!

兄貴と同じでショットライザーとキーを使って変身するのよ!まぁ何回も目の前で変身してるから知ってるわね。」

 

「本当まさか兄妹揃って仮面ライダーなのは驚いたよ〜」

 

ミア

「あらためて見ると…凄い銃だね」

 

希子

「あたし達は銃を使った戦いを得意とするのよ!まぁ変身した姿によって変わるけどね」

 

嵐珠

「希子のは…確かチーターみたいだったわね、蒼希は…」

 

蒼希

「ウルフだ。後はゴリラとかにもなる。」

 

「そういえば…蒼希さんってそのキーでしたっけ?

それをこじ開けて変身してません?」

 

蒼希

「あぁこいつは気合いを入れた変身だからな」

 

「本当毎回驚かされるよ〜」

 

希子

「いやいやそんなやり方しなくてもね、

ショットライザーに装填したらロックが解除されるからあんな無理矢理こじ開けなくてもいいのよ!」

 

「えっ!?そうなの!?」

 

蒼希

「良いだろ!この方が俺らしいだろ!」

 

嵐珠

「こじ開けるって言ってるけど…そんなに固いの?」

 

蒼希

「おっ!やってみるか?」

 

そう言いながら蒼希は嵐珠にキーを渡してくれた。

ふふん、嵐珠に不可能はないんだから!

行くわよ!!

 

嵐珠

「ん〜!ん〜!!えっ!?ちょっと待って!固すぎるわよ!これ!?」

 

ミア

「そんなに?」

 

今度はミアに渡してやらしてみたら…

 

ミア

「嫌嫌嫌…無理だよ…これ…」

 

「じゃあ私が…」

 

今度は峰がキーを受け取ってやると…

 

「えっ!?あの…これ本当に開くんですか!?」

 

「よ〜し!それじゃあアタシが!」

 

今度は愛が自身満々に受け取って、

こじ開けようとすると…

 

「えっ!?ちょっ!ちょっと待って蒼希!?

何時もこんな固いのこじ開けてたの!?」

 

蒼希

「そんな固いか?」

 

蒼希が受け取ってやると…

 

蒼希

「んっ!」

 

《バレット!》

 

簡単に開いて…ボタンを押した…

嫌嫌嫌!!ちょっと待って!!

 

嵐珠

「何でそんなアッサリ開くの!?」

 

希子

「兄貴はゴリラ並の馬鹿力なのよ!!」

 

蒼希

「誰がゴリラだ!!お前だってアレじゃねぇかよ!!わざわざ蹴らなくていい弾丸を蹴って変身してんじゃねぇか!!」

 

希子

「うっさいわね!!兄貴だって弾丸殴ってんじゃない!!」

 

蒼希

「別に良いだろうが!!」

 

え…ちょっとこれヤバい雰囲気…

 

希子

「やんの!!」

 

蒼希

「上等だこら!!」

 

蒼希と希子はお互いに拳と足が出てぶつかって…

喧嘩を始めた!?

 

ミア

「二人共!落ち着いて!!」

 

「あ〜大丈夫。何時もの事だから、ちょっとしたら収まるよ〜」

 

「何時もこうなんですか!?」

 

え〜…蒼希と希子…お互いに凄い喧嘩してるけど…

これが…何時もって、考えてみれば…始めて見たかもこんな希子…

 

「蒼希はさ…こんな荒っぽいけど、アタシの心を救ってくれたんだ…」

 

嵐珠

「愛の心?」

 

「アタシさ…敵に操られて洗脳されて蒼希を殺しそうになったんだよね…」

 

嵐珠

「!?」

 

「騒動が終わってから…アタシは蒼希と距離を置こうと考えていたんだ。遊びに行く約束してたからそれを最後に蒼希と離れて心を閉ざそうとしたら…蒼希は…閉ざしても俺がこじ開けてやる。まぁ俺がいるかぎりお前が心を閉ざす事なんて絶対にさせないって言ってくれて、蒼希はアタシを受け入れて……まぁ〜その…そこから交際が始まったかな…//ごめん…途中でノロケ話になっちゃった//」

 

そうなのね…手を差し伸べて助ける感じ…

やっぱり兄妹なのね、蒼希と希子はそうゆう所似てる…

 

てか…羨ましい〜…そんな事言われて付き合うなんて〜

誰だって付き合うわよ〜…

 

「何だ?また喧嘩してるのかあの二人は?」

 

「副会長!果林さん!……頬大丈夫ですか?」

 

二人の頬は真っ赤になっていた…

いつの間にかこっちの喧嘩終わってたのね

 

果林

「私達の事聞きたいのね、良いわよ。」

 

「じゃあ話すか」

 

お互い頬を抑えながら恭と果林は話しをしてくれた。

 

 

「俺は仮面ライダースラッシュ、

この音銃剣錫音とワンダーライドブックを使う、

音の剣士だ。」

 

ミア

「派手な色だね〜」

 

嵐珠

「嵐珠は好きよ。この色!」

 

「更にこいつは銃にもなるからな、近接と遠距離戦どちらもいけるんだ。」

 

果林

「そういえば恭、以前あなた確か一回何かのワンダーライドブック使った時にめちゃくちゃテンション上がっていなかった?」

 

「ん?何だそれは?気の所為じゃないのか?」

 

果林

「え〜…自覚してないの…?まぁ良いわね…」

 

テンション上がる?何の事かしら?

 

果林

「恭は凄く強いわよ、それにみんなを守る結界みたいのも出したり出来るわ」

 

「もしかして…あの白い魔女みたいなのですか?」

 

「あぁ、それと守るだけじゃなく、攻撃にも使えたりするからな。」

 

果林

「そうよ!恭は自慢なんだから!」

 

何で果林がこんなに自身満々に言うのかしら…

あっ…もしかしてこの二人も付き合ってるのかしら?

 

「何でお前がドヤッてるんだよ…

お前だって俺にとって自慢だぞ…//」

 

果林

「………//」

 

「カリン〜デレデレじゃん〜

けどカリンもさ、色々とあったんだよ。」

 

果林

「……そうね…」

 

嵐珠

「まさか果林も愛と同じ事を…?」

 

果林

「えぇ正直言うと…今もトラウマよ…

けど、恭のお陰で恐怖も何もかも落ち着いたわね、

傍にいてくれるだけで私は彼に救われてるのよ…//

んもう!あんまり恭の前でこんな事言わせないでよね//」

 

「むぅ…//」

 

果林から言ったんじゃ…?

まぁでも…この二人素敵な関係ね…

この二組…ちょっと羨ましいペアが多いわね…

 

希子

「あら〜?嵐珠〜?もしかして恋人ペアで羨ましいの〜?」

 

嵐珠

「そ!?そそそんな訳ないじゃない!!//

ん!?希子!蒼希!喧嘩は終わったの!?」

 

二人を見ると…頭を抑えて痛そうにしてた…

 

ミア

「い…いや〜…さっきの凄かったね…」

 

蒼希

「つ〜……おい…手加減知らねぇのかよ…」

 

「意外な所を見てしまいました…」

 

「ご、ごめん二人共!だって余りにも凄い喧嘩になりそうだったから遂…ね…」

 

嵐珠

「何があったの…?」

 

ミア

「愛が…蒼希と希子の二人の頭にパンチして一撃でダウンさせたんだ…愛って意外とパワフルなんだね…」

 

希子

「うぅ…結構効いたわよ…」

 

果林

「愛が!?」

 

「蒼希に似てきたんじゃないか?」

 

「そ、そんなに愛さんゴリラみたいな力ないからね!!」

 

蒼希

(愛の前で喧嘩はやめような…)

 

希子

(そうね…やめとこ…痛い…)

 

ミア

「あれ?そういえば希子、今日用事って何だったの?」

 

希子

「シトイに呼ばれてね、何かあたしの戦闘データを渡したのよ。」

 

蒼希

「戦闘データ?何でだ?」

 

希子

「何でも今後の為の物だってさ、わかんないけど」

 

「何だろうな…」

 

嵐珠

「ん?希子…あなた今気づいたんだけど…リボンなんて着けてたかしら?」

 

希子の髪にリボンが着いてあった。

綺麗で似合ってるけど…

 

「ボロボロじゃない?それ…」

 

希子

「良いのよ!これで!これは…アイツとの友情の証みたいな物だから…これで良いのよ…」

 

希子はリボンを持って言った…

もしかして…あのリボンって…この前の…

 

嵐珠

「そうなのね…似合ってるわよ!嵐珠もお揃いの着けようかしら?」

 

希子

「とゆうよりさ、みんなで着けるってのも有りよ!」

 

ミア

「良いねそれ!」

 

「それは賛成だけど、まだ他の仮面ライダーの方が残ってるわよ」

 

嵐珠

「そうね!希子!一緒に来る?」

 

希子

「ごめん!あたしちょっとさっき親から買い物頼まれて行かないといけなくなったから!」

 

嵐珠

「そう、残念ね、それじゃあまた今度ね!」

 

嵐珠達は蒼希や恭達に別れを言って、

次に向かった。

 

 

移動してる時…

 

ミア

「考えてみればさ…ボク達って希子のお陰で繋がった感じするよね…」

 

ミアが突然言ってきた…

確かに…考えてみれば…ううん…考えなくても、

そのとおりね…

 

「希子とは隣の席になって…始めて話してから、不思議と仲良くなれて、一緒にスクールアイドルを始めて…」

 

ミア

「ボクが不安な気持ちもあって転校してきた時に…

希子は気軽に声をかけてきてくれて、仲良くなれた…」

 

嵐珠

「嵐珠も…転校してきて学校に来たのが嬉しくて遂…テンション上がって横暴な態度取ってしまってクラスのみんなに嫌われていた時に…希子とちょっと喧嘩して…ご飯食べて…それで親友って呼んでくれて…クラスのみんなに一緒に謝ってくれて…本当希子には感謝しかないわね…」

 

「嵐珠、あの時希子から貰ったパンを今でも気に入ってるわね。」

 

嵐珠

「美味しかったんだもん。当然よ」

 

ミア

「ねぇ、サプライズで希子に感謝の気持ちを込めて何かプレゼントしない?」

 

「賛成!」

 

嵐珠

「どうせならお揃いの物にするわよ!さっき話していたリボンとか!」

 

「アクセサリーとかも良いかも?」

 

ミア

「それならドッグタグとか!?希子結構好きかも!」

 

嵐珠

「もっと可愛いのにしましょうよ〜!」

 

嵐珠達は移動しながらプレゼントの事で盛り上がっていた。

 

こんなにこうして友達と笑いあえるのも…

 

希子…あなたのお陰よ…本当にありがとう…!

 

 

嵐珠視点…終

 

 

侑利視点…

 

 

俺は一人音楽室にいてピアノを触って眺めていた…

 

 

侑利

「全てが終わったら…俺はどうするか…」

 

戦いが終わった後…自分はどうするべきか考えていた…

 

ゴーザはこのまま新たな人生を歩んでくれって言ってるが…俺は本当にそうして良いのか…?

 

俺は…みんなを殺した罪人みたいなもんだぞ…

 

生きてて良いのか…?

 

侑利

「……考えていても仕方ないな…俺は今やれる事を最後までやるだけだな…」

 

俺のやるべき事…

 

みんなを守り…第二回スクールアイドルフェスティバルを開催させて成功させる…

 

そして……侑…

 

この世界の俺と同じ存在の子…

 

彼女も絶対に守ってみせる…!

 

俺の存在が消えてでもな…!!

 

 

 





次回 FP3 A・ZU・NAと仮面ライダーのこれまで


再びの作者です!

最終部に向けて自分も少しこの作品の色々を…

まずは、
オリジナルレイダーの元ネタ

リベリングヴァルチャー
これは、スパイダーマンのヴィランがモデルですね。
ハゲワシで英語で調べたらヴァルチャーって出ましたから、あっ…ってなって個人的に好きなのでモデルにしました。

デストロイングパンサー
これも…マーベルヒーロー…
ブラックパンサーがモデルですね。能力とかが特に意識して書いてました。洗脳された愛にこれを使わせたのは、
スクスタの衣装で動物の衣装がありましたから愛は豹だったのでそれ繋がりです。

アサシングフォックス
これのモデルは、メタルギアソリッドって言う作品の、
サイボーグ忍者がモデルです。
サイボーグ忍者の本名がフォックスって名前だったのでそのまま使いました。洗脳された果林に使わせたのは、動物衣装繋がりで果林は狐だったからです。

次は、実はを少し…

ヒューマギア達は当初の予定では、
サーベラ以外男性でいくつもりだった。

本当は男性でいこうと思っていたんですけど、
ヒューマギアは折角外見を自由に出来るので、
これまでのラブライブに出たキャラの外見を使ったら面白いかなと思い今のになりました。

本来のこの作品の連載時期は…

当初の予定では今年の一月くらいから連載を始めるつもりでしたね、変えた理由は単純に日付けを間違って連載してしまってもう読まれていたからもう始めてしまおう!とゆう事で今にいたります…だから第二部までの休載期間が二ヶ月になってしまった…確か当時放送していた本家のセイバーがまだ最光が出たばかりだったからですね…今で言うクロスセイバーとかさっぱりわからない時期でしたからね…まぁ結果的に今になったから良かったんですけどね。

それでは次もどうぞ!










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FP3 A・ZU・NAと仮面ライダーのこれまで

 

ミア視点…

 

ボク達は次に明日飛達を見つけた…

けど…また何かあったみたい…

 

しずく

「……//」

 

志貴

「えっと…中々良いんじゃないですかね〜…

ぼ、僕は良いご趣味だと思いますよ…」

 

しずく

「志貴君…言わないで…//」

 

志貴が何かの本を持っていて…

しずくは顔を真っ赤にして手で顔を隠していて、

後のみんなは苦笑いをしていた。

 

歩夢

「あっ、峰ちゃん達いらっしゃい。」

 

「どうも…あの〜何かありました?」

 

せつ菜

「えっと…しずくさんの書いてあった小説を涼牙さんに見てもらっていたのを水守さんが偶々覗いてしまって…」

 

明日飛

「恥ずかしくて顔を真っ赤にしてしまった…とゆう訳なんだ?」

 

ミア

「小説?」

 

僕は志貴の持っていた小説を覗いた…

 

ミア

「え〜と…草食な王子と肉食な王子の姫の取り合い?

何だいこれ?」

 

嵐珠

「普通に面白そうなんだけど?」

 

涼牙

「設定の所見てみろ…モデルが…」

 

そう言われて確認すると、モデルになってる人物の名前が書かれていた…

 

ミア

「モデルは志貴なのかい?」

 

志貴

「僕らしいですけど…草食の方は当てはまりますけど…肉食の方は全然僕じゃない気がするんですけど…?」

 

涼牙

「(変身したお前の方は肉食に当てはまるんだよな…)」

 

「…………」ボンッ!

 

嵐珠

「峰!?」

 

峰は顔を真っ赤にして顔から湯気を出していた!?

 

「こ…こんなの過激すぎます!!//」

 

嵐珠

「あ〜…これは確かに…//」

 

ミア

「しずく…凄い想像力だね…//」

 

涼牙

「まぁ物語は良く出来ているし…まずは好きな事を書くのが一番良いと俺は思う。」

 

明日飛

「涼牙…その言い方だと桜坂さんはこうゆうのが好きって事を言っているみたいだぞ…」

 

しずく

「もうやめてください〜!!//」

 

志貴

「だ、大丈夫ですよ!どんな趣味を持っていても好きな子に変わりはありませんから!!」

 

しずく

「いや〜!!//志貴君に言われるのが一番辛いよ〜!//」

 

明日飛

「と、とりあえず気を取り直してさ…

蒼希から連絡来て、峰ちゃん達、俺達の事聞きに来たんだったな。」

 

歩夢

「そうだね!まずは私達から話すよ!!」

 

少し慌てるようにまずは歩夢と明日飛が話しをしてくれた。

 

明日飛

「俺は、仮面ライダーゼロワン。

このゼロワンドライバーと、キーを使って変身するんだ。

俺の場合はもう一つこのゼロツードライバーもあって、

仮面ライダーゼロツーにも変身する事が出来るんだ。」

 

ミア

「おぉ…何だか近未来感あるベルトだね〜」

 

明日飛

「因みに言うとこのゼロツーベルトは歩夢のお気に入りらしい、これを着けて鏡の前でポーズしてたくらいだしな。」

 

歩夢

「も〜//言わないでよ…//」

 

明日飛

「そう頬を膨らませるなよ、似合ってたぞ。」

 

仲良いな〜…そういえば希子から聞いたんだけど、

付き合ったんだったけ?

 

「歩夢さん。もう大丈夫なんですか?最近まで敵に捕まって操られていたって…」

 

歩夢

「うん。もう大丈夫だよ。明日飛君が助けてくれたから」

 

明日飛

「最終的には侑利のお陰だけどな、それに、歩夢自身もよく戦ったよ。」

 

歩夢

「明日飛君もみんなも頑張ってたもん。私だって頑張らないといけないと思ったからだよ。」

 

明日飛

「しかし…良く洗脳に抗えたよな」

 

歩夢

「…凄く怖かったよ…自分の意思はあるのに…身体は勝手に動いて…しかも何だか身体中に恐ろしい文字みたいなのが纏わりついていた気がして…」

 

身体中に恐ろしい文字?

何だろう…考えただけで恐ろしいな…

 

明日飛

「まぁ…こうして無事なんだ。それで良いんじゃないか、あんまり怖い事は思い出さない方が良いぞ」

 

歩夢

「そうだね…ありがとう明日飛君。」

 

嵐珠

「本当…あなた達って夫婦みたいな雰囲気ね〜」

 

「見てて微笑ましいです。」

 

せつ菜

「次は私と涼牙さんが話しますよ!!」

 

涼牙

「はいはい、せつ菜は少し長くなるから俺が話すよ。」

 

せつ菜

「酷くないですか!?涼牙さん!」

 

涼牙

「はは、そう怒るなよ」

 

涼牙はせつ菜の頭を撫でながら話しを始めてくれた。

 

 

涼牙

「俺は仮面ライダーセイバー、炎の剣士だ。

この火炎剣烈火とワンダーライドブックを使うんだ。

更に、最近手に入れたこの刃王剣十聖刃を使って、

クロスセイバーにも変身出来るようになったんだ。」

 

嵐珠

「炎の剣士は…インパクトで覚えているわね…」

 

ミア

「始めて見た時に暴走した姿見たもんね…」

 

涼牙

「まぁ…あれはイザクに洗脳されてたからな…」

 

「けどその後に変わった姿は格好良かったですよ!」

 

あの時にボクらは殆どの仮面ライダーを見たんだね…

何だかもう懐かしいと思うよ。

 

ミア

「しかしそのもう一つの剣凄いね…」

 

嵐珠

「刃王剣十聖刃…何だか凄い名前ねしかも大きいし…」

 

「とても綺麗な色をしてますね。」

 

せつ菜

「わかりますか!?この格好良さと色合い…

完璧すぎて!特に炎の剣士はですね…」

 

涼牙

「菜々!ストップ!ストップ!熱くなりすぎだ。」

 

せつ菜

「はっ!?すいません…//」

 

 

………菜々?

 

ミア

「ねぇ、彼女せつ菜って名前なんじゃ?」

 

涼牙

「え!?あ〜間違えちゃったな〜」

 

せつ菜

「も、もう〜涼牙さん〜間違えたら駄目ですよ〜

そうです!皆さんには炎の剣士の魅力を教える為に涼牙さんの本を!!」

 

涼牙

「あ〜そうだな〜!持って来よう!!」

 

何でみんなして慌ててるんだろう?

そんな時、峰が…

 

「あの…ずっと気になっていたんですけど…」

 

明日飛

「どうしたんだ峰ちゃん?」

 

「せつ菜さんって…中川会長なんですか?

良く見てみると、似てますし…眼鏡と髪型変えたらそっくりなんですけど…?」

 

せつ菜

「な、ななな!何の事でしょうか〜!?

そうせつ菜です!私は優木せつ菜!!」

 

歩夢

「そ、そうだよ〜!菜々さんじゃなくて、せつ菜ちゃんだよ〜!!」

 

明日飛

「そうそう!せつ菜スカーレットストームでお馴染みのな!!」

 

志貴

「中川会長ならここにいますよ!!」

 

しずく

「へ!?あ…そ、そうです…私は中川奈々です。

ここの生徒会長してます…」

 

涼牙

「おい!眼鏡を忘れてる!!」

 

しずく

「へ!?せつ菜さん!眼鏡貸してください!!」

 

せつ菜

「はい!……じゃなくてこれはですね!!」

 

嵐珠

「要は…せつ菜の本名は菜々って名前なのね!」

 

せつ菜

「………うぅ…お願いです!!この事は内密にお願いします〜!!」

 

涼牙

「すまん…俺のせいでバレた…遂二人きりの時に菜々って呼ぶ癖が出た…」

 

明日飛

「てか…俺達の慌てよう見たらバレるよな…」

 

「くす…大丈夫です。言ったりしませんよ。

誰にだって隠し事はありますから」

 

ミア

「まぁ…そうだよね。ボクも希子のオヤツこっそり食べた事隠してるしね…」

 

嵐珠

「あっ!!あれミアの仕業だったの!!

嵐珠が疑われたのよ〜!!」

 

ミア

「さぁ〜何の事〜?」

 

涼牙

「まぁ…とにかく内密にはしてくれそうだな…」

 

「しかし…せつ菜さんって芸名だったんですね…」

 

せつ菜

「まぁ…はい…私の好きなラノベの登場人物から取ったんです。」

 

「そうなんですね…芸名ですか…

もし私がつけるとしたら…こおりふしみね…ふしみね…

みふね…みふね…しおりこ…」

 

嵐珠

「三船栞子ね!良いんじゃない!」

 

「芸名をつけるならね、けど不思議ね…

この名前…何だかしっくりとくるわね…」

 

涼牙

「(まぁ…確か侑利の世界じゃ峰ちゃんは、

三船栞子って子なんだよな…しっくりくる筈だ…)」

 

志貴

「それじゃあ次は僕としずくさんが話しますよ」

 

最後に志貴としずくが話しをしてくれた。

 

 

志貴

「僕は仮面ライダーブレイズ、水の剣士です。

水勢剣流水とワンダーライドブックを使って、

戦います。」

 

しずく

「一番面倒をかけた剣士でもありますよ〜」

 

しずくはジト目をしながら志貴に言った。

 

志貴

「あ、あのしずくさん…怒ってます?」

 

しずく

「ふーんだ、さぁどうかな?

けど、志貴君が面倒かけたのは本当の事だよ。」

 

嵐珠

「そういえば志貴って…始めて変身したあなたの姿を見た時に希子に怒鳴られてたわね…」

 

ミア

「一人で抱えこんでいた時の湊みたいにずっと姿消してたりしてたね…」

 

「希子が一時期、水守さんを見つけられずに頭悩ましていましたね…」

 

志貴

「うっ…」

 

ボク達三人は志貴をジト目で見てると…

志貴はバツの悪い顔をしていた…

 

涼牙

「志貴…あの時辛いのはわかるけど、流石に抱えこみすぎだったぞ…桜坂さんずっと落ち込んでいたんだぞ」

 

志貴

「わ…わかってますよ…いででで!」

 

しずく

「次からは本当に一人で背負い込まないでよね!」

 

しずくは志貴の頬を引っ張りながら言った…

意外とそんな事するんだね…

 

しずく

「これからはちゃんと私にも頼ってよね、

……頼りなさいよ…ブレイズ…」

 

志貴

「え…しずくさん!?…いや…トゥリ…」

 

しずく

「何の事かな?とにかく!もし私に頼らなかったら、

ほっぺた引っ張るだけじゃなくて本気で怒るからね!」

 

志貴

「は、はい!!」

 

明日飛

「何だか桜坂さん…ちょっと気が強くなってないか?」

 

せつ菜

「水守さんと一緒にいる時こうなる事多いんです。」

 

歩夢

「もしかして…あの子が憑依した影響だったりして?」

 

涼牙

「ま…まさかな…」

 

憑依…?何だろう?

しずくに何か取り憑いていたりしたの?

 

嵐珠

「とにかく、これで仮面ライダーは全員話したかしら?」

 

「まだ侑さんと侑利さんが残っていますよ。」

 

ミア

「そうだね、何だったらあの二人の事を良く知りたいかも、特に侑利はね」

 

歩夢

「あっ、今はやめといた方が良いかも」

 

明日飛

「そういえば新曲の作曲に集中してたな…」

 

「そうなんですね…今日はここまでにして置きましょうか。」

 

嵐珠

「え〜!…けど、仕方ないわね…」

 

ミア

「曲作りか…ボクもちょっとやってみようかな…何だか…楽しそうだし」

 

嵐珠

「素敵じゃない!ミアは作曲して、

峰は栞子って芸名でスタートして嵐珠達はまたパワーアップするわよ!」

 

「まだ芸名を使うかわからないわよ、

それなら嵐珠は何か始めるの?」

 

嵐珠

「……へ?」

 

ミア

「そうだね…希子は凄い姿にパワーアップしたし…

峰が芸名つけるとしてボクが作曲を始めるなら…

嵐珠も何かパワーアップするか始めないとね〜」

 

嵐珠

「ふっふっふっ…嵐珠はね…」

 

嵐珠は何か企んでいる笑みをしながら…

口を開くと…

 

嵐珠

「嵐珠は嵐珠のままで凄いのよ!!」

 

その言葉にボクら全員ズッコケてしまった。

何だよそれ…

 

明日飛

「それってつまり何もしねぇって事じゃねぇか!!」

 

「そうよ!それなら希子のアクロバティックな動きをマスターしてみなさいよ!」

 

嵐珠

「さ〜て…そろそろ行こうかしら〜…」

 

ミア

「あっ!逃げた!!」

 

「皆さん!失礼します!嵐珠〜!!待ちなさ〜い!!」

 

 

ボク達は逃げた嵐珠を追い掛けて行った!

 

 

ミア視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「騒がしい三人だな〜」

 

歩夢

「凄く仲良しだね」

 

せつ菜

「はい、それじゃあ私達も負けずに練習頑張りましょう!」

 

しずく

「そうですね!」

 

涼牙

「そういえば高咲さんの様子見に行かなくて大丈夫なのか?」

 

志貴

「何か持っていきましょうか?」

 

明日飛

「あぁ〜俺行って来るよ。軽く何か差し入れ買って持ってくよ。」

 

歩夢

「私も一緒に行こうか?」

 

明日飛

「歩夢は練習に集中してて、それじゃあ行って来るよ!」

 

俺は差し入れを買いに歩夢達と一旦別れた。

 

 

 

明日飛

「侑…最近頑張ってるしな〜…何かちょっと高めの菓子でも買っていってやろうかな?頑張れって意味を込めてな…」

 

そう考えながら歩いていると…

 

「よぉ…ゼロワン〜……!」

 

明日飛

「ん?…んな!?お前は!?」

 

 

振り向くとそこにいたのは…

 

進藤由香子だった…

 

由香子

「お前に地獄をプレゼントしに来たぞ〜!変身!」

 

《アークライズ!》

『オール・ゼロ…』

 

明日飛

「何が地獄だ!!」

 

ゼロツーで行くか…?

いや…とりあえず様子見で行くか…

 

 

《エブリバディジャンプ!》

 

明日飛

「変身!!」

 

《オーソライズ!》

 

《プログライズ!》

Let's Rise! Le,Le,Let's Rise!

 

《メタルライズ!》

 

《Secret material! 飛電メタル!》

 

《メタルクラスタホッパー!》

"It's High Quality."

 

ゼロワン

「行くぞ!!」

 

俺はアークゼロにへと向かって行った!

 

 

 

 

 





次回 FP4 彼女達の願い、悪意の支配…



はい三度目です。

引き続き実はを…

当初のこの作品に出る仮面ライダー達は…

最初はゼロワン、セイバー、そして、
令和三号ライダー今で言うリバイスから三人ずつ出してやる考えでしたけど、ゼロワンとセイバーだけでかなりライダーが多かったので今のメンバーになりました。

この作品の物語を思いついたきっかけは…

スクスタの2ndSeasonですね。
見てて思いついたのは、
もし、あなたちゃんが闇堕ちしたら?
とゆう考えが思いついて色々と変えていき、
今で言う黒幕、進藤由香子になりましたね。
もう一つ考えたパターンでは闇堕ちした優恵を救うような展開も考えていましたけど、闇堕ち理由をあまり思いつかなかったからこっちはやめて、今になりました。

後悔するとしたら…

アニガサキ二期がわかっていたら、
栞子、ランジュ、ミアの三人を虹ヶ咲生徒として出して、それぞれヒロインになっていましたね…
正直言うとこの三人を出すのも当初は悩んでいて、
栞子を別のキャラ峰として出したのも遊び心から生まれた
キャラで一話だけの登場で終わりにするつもりが…
希子と峰を絡めたら面白いんじゃ?
ランジュとミアも別の形で出たら面白いんじゃ?
色々想像しすぎた結果が今です(笑)
まぁアニガサキの十三人をこうして出せたので、
今となっては良しです!


次でファイナルプロローグも終わりです。
それでは…









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FP4 彼女達の願い、悪意の支配…

 

侑視点…

 

「ん…寝てたかな…あれ?」

 

私…確かに部室の机でちょっと疲れて眠った筈なのに…

部室の外にいる…寝ぼけて出た?

何て事ないよね…そう考えながら部室に入ると…

 

「あれ?みんな…?」

 

部室の中にはみんな揃っていたけど…

何か妙だな…あれ?何で…

 

「峰ちゃん達も来ていたんだ!」

 

すると…

 

栞子

「峰…?私は栞子ですけど…」

 

ミア

「もしかしたらこっちの世界じゃ、そうゆう名前なんじゃない?」

 

ランジュ

「何だかややこしいわね〜」

 

何処か雰囲気が違う…

あれ?虹ヶ咲学園の制服着てる!?

 

歩夢

「あなたが侑ちゃんだよね?」

 

「え?何言って…歩夢?」

 

歩夢も何か雰囲気が違う…

よく見るとみんなも雰囲気が違う…

もしかして…このみんなは…

 

「……みんなは…侑利の世界の…

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のみんななんだね。」

 

歩夢

「うん…始めましてだよね…

侑ちゃんで良かったかな?」

 

「うん。こっちでもそう呼ばれてるからそれで良いよ、けど、どうして私の事を?」

 

しずく

「あなたがあのワンダーライドブックを使ったからです。その時にあなたの事を知りました。」

 

「あのワンダーライドブックって…侑利が持っていた…そういえばあのワンダーライドブックはみんなの魂で作られた物だって…」

 

歩夢

「うん。侑ちゃんが使った時に私達も侑ちゃんの事を知ったんだ。」

 

そういえば…私も使った時…みんなの記憶が頭の中に流れてきた…それと同じでみんなにも私の記憶が頭に流れたのかな?

 

かすみ

「むぅ…この世界の侑利先輩…女の子なんですね…しかも可愛いです…」

 

「確かにそうだよね〜けど雰囲気は侑利に似てるかも」

 

果林

「こっちじゃ侑利は女の子なんてね…」

 

せつ菜

「違う世界の自分は女の子だってなんて漫画とかでも見た事ありますから、おかしい事はありませんよ!」

 

雰囲気は違うけど…やっぱりみんなはみんななんだね。

けど…どうして…

 

「どうしてこうやって侑利の世界のみんなと会えたんだろう…?」

 

璃奈

「侑さんは今寝てる、ここは夢の中だよ」

 

彼方

「あなたとお話ししたかったからこうして彼方ちゃん達で呼んだんだ〜」

 

「そうなんだ…けど私を呼んだ理由は?」

 

エマ

「それは私達のお願いを聞いて欲しいからだよ。」

 

みんなは私を見て、そして歩夢が口を開いた…

 

歩夢

「お願い…侑利君を救ってあげてほしいんだ…」

 

「侑利を…?」

 

栞子

「私達でも侑利さんに呼びかけているんですけど…侑利さんは私達の声に気づいていないんです…」

 

ミア

「彼はボク達に負い目を感じていて、自分から消えようとしてるんだ。」

 

ランジュ

「侑利は…負い目を感じる事なんて一つもないのに…」

 

侑利の負い目…やっぱりまだバグの影響で自分がみんなを殺してしまった事を責めてるんだ…

 

「…その事なら大丈夫だよ。」

 

歩夢

「え?」

 

「侑利の心の傷は本当に深い…だからこそ私はそんな彼を支えてあげたいと思っているよ。彼が絶望した私の心や私自身を救ってくれたように…今度は私が彼を助ける番だから!」

 

私は自分の想いをみんなに伝えた。

それを聞くとみんなは笑顔になった。

 

歩夢

「やっぱりあなたは…侑利君と似てるね。

それなら安心かな…侑利君の事…お願い、侑ちゃん。」

 

「もちろんだよ!任せ…うっ!」

 

私の頭に突然何か流れ込んできた…これは…

 

すると私達の周りが部室から街に変わった、

 

かすみ

「な、何ですかこれ!?」

 

「闇黒剣月闇の災いの未来の疑似体験…?」

 

私は周りを見ると…

 

「アレは…」

 

目の前には…苦しんで叫んでいるゼロワンの姿が見えた…

けど…その姿は赤く…見た事ない姿だった…

 

そして…景色が変わると…今度は…

 

 

「アークゼロ…なの!?それと…」

 

 

何処か姿が違うアークゼロと…

その横に四人の見た事ない仮面ライダー達がいた…

 

そして…再び景色が変わると…

 

侑利

「後は任せた……さよならだ…侑…」

 

侑利が笑顔で私に言い…光になって消えた…

 

そして…周りは元の部室に戻った…

 

歩夢

「今の…侑利君!?」

 

「行かなきゃ!今のはこれから起きる災いの未来なんだ!」

 

私は急いで部室から出て行こうとした。

 

歩夢

「侑ちゃん!!」

 

「大丈夫!絶対に助ける!侑利は絶対に!!

私を信じて!!」

 

それだけを言い、私は部室の扉を開けて外に出た…

 

 

 

 

 

 

「はっ!…部室…?戻って来たの…?」

 

 

起きて周りを見ると…何時もの部室の光景だった…

それよりも!私は急いで部室から出て行き、

まずは侑利と明日飛を探した!

 

侑利も気になるけど…明日飛のあの姿は!?

 

 

侑視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

 

ゼロワン

「はぁ!!」

 

アークゼロ

「ぐあ!!」

 

俺は突然現れて変身して襲いかかって来た進藤由香子に対抗して変身して戦っていた。

戦ってみてわかったのは…今のこいつにはイザクもいないし守る兵隊もいない、正直弱い…俺の知ってるアークゼロはこんなもんじゃない筈だ…

 

 

アークゼロ

「うあぁぁぁ!!!何でもっと強くなれないのよ!!このポンコツベルト!!力を貸せよ!!!」

 

アークゼロはベルトを叩いて八つ当たりをしていた…

何て奴だよ…とにかくここで終わらせ…ん?

アークゼロのベルトの中心が赤く光った…!?

 

アークゼロ

「ウアァァァ!!!!」

 

するとアークゼロはさっきまでと違い動きが速くなって俺に接近してきて攻撃してきた。俺は防いだが…

 

ゼロワン

「ぐっ!何だ…パワーが上がってる!?何で!?」

 

俺は反撃したが、アークゼロは俺の攻撃に全く怯んでいなかった!?更に俺に手を向けると…

 

ゼロワン

「ぐあ!!あぁ!!」

 

突然頭に凄まじい頭痛がきて、俺は膝を着いて変身が解けてしまった…今のはまさか…脳波にハッキングしたのか…!?今までしてこなかったのに何で急に!?

 

明日飛

「ぐう…がっ!」

 

俺はアークゼロに首を掴まれて持ち上げられた…

 

アークゼロ

「……ん?何でか私が勝ってる?良くわからないけど…これでお前に地獄をくれてやる事ができる!!」

 

《ヘルライズ…!》

 

アークゼロは何かキーを取り出して俺のドライバーにスキャンさせてロックを解除して無理矢理装填した…!

 

 

 

 

 

《オーソライズ!》

 

《プログライズ!》

Hells energy as destroy the world

HELL RISINGHOPPER!

 

明日飛

「ぐっ…がぁぁ…あぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

"HEAVEN or HELL it doesn't matter."

 

アークゼロ

「アハハハ!!!…永遠に苦しめ…ゼロワン…」

 

ゼロワン

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファイナルプロローグ 終

 

 

最終部に続く…

 

 

 

 





最終部 来月の中旬にて公開

侑が見たアークゼロ達とは?

侑利の結末は?

最後に掴むのは…

絶望の未来か…

輝きの未来か…

全ては最終部にて…


最後まで宜しくお願いします。

それでは次回最終部にて!




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最終部 虹の先へ輝く未来へ
第59話 地獄の雄叫び、目覚める悪…



お待たせしました。
前回のFP4からの続きです…


 

侑視点…

 

「明日飛!!」

 

私は慌てて明日飛達の所へ来たけど…

 

歩夢

「あれ、侑ちゃん?明日飛君なら侑ちゃんに差し入れを渡そうと会いに行ったんだけど…会ってないの?」

 

え!?何でこんな時に…早く明日飛を見つけないと!

 

「明日飛が何処にいるかわかる!?」

 

せつ菜

「どうしたんですか侑さん?そんなに慌てて…」

 

「それは…また…見たんだ…」

 

涼牙

「また見たって…まさか!?闇黒剣月闇のアレか!?」

 

「……うん…それで明日飛が何か…見たことない姿になって苦しんでいるのを見たから…」

 

歩夢

「本当なの!?」

 

しずく

「それなら早く見つけないといけませんよ!!」

 

志貴

「ですが…どうやって見つけ…」

 

志貴君が最後まで言おうとしたら…

近くで爆発音が聞こえた…!?

 

「今の音…近くだよ!?」

 

歩夢

「明日飛君!!」

 

歩夢は突然走り出して、

爆発音が聞こえた方へ向かった。

 

せつ菜

「歩夢さん!!」

 

涼牙

「俺達も行くぞ!!」

 

私達も歩夢を追って、急いで向かった。

 

 

 

 

「この辺りに…歩夢!!」

 

学校の外に出ると歩夢を見つけて…

それと一緒に…アークゼロとゼロワンを見つけた!!

 

涼牙

「由香子!!」

 

アークゼロ

「あぁ?…ははは!!お前らか!丁度良い所に来たな〜見ろ…このゼロワンを!!」

 

ゼロワンの姿は…赤い見た事ない姿になっていた…

遅かった…私が見た光景と同じだ…

 

しずく

「何ですかあの姿は!?」

 

アークゼロ

「これはアークが作り出したキーによって…

目の前にいる物全てを壊し!破壊する!ゼロワン…

ヘルライジングホッパーだ!!さぁゼロワン!!

あいつらを壊せ!!だが歩夢ちゃんは傷つけ…」

 

ゼロワン

「うあぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ゼロワンはアークゼロを殴った!?

 

アークゼロ

「がっ!?…何をする!?私じゃなくてあいつらを…」

 

ゼロワン

「壊す…!壊す!!壊す!!!!」

 

ゼロワンは苦しんでるように言いながら…

アークゼロを殴っていった!

どうなってるの…?

 

ユウ

『侑、もしかして由香子が言ってたみたいに、

明日飛君は目の前の物全てを壊すって言ってたから暴走してるんじゃない?』

 

そんな事…いや…でも…

 

アークゼロ

「ちょっ!…何で私の言う事!ぐあ!!」

 

ゼロワン

「こわぁ…す!!ごわ…れろぉぉ!!!!

うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

《ヘルライズチャージ···!》

 

《ヘルライジングインパクト…》

 

ゼロワンはキーのボタンを押してから再度押し込んで、右腕に漆黒のエネルギーを纏わせて殴りつけた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン

「あァァァァァァ!!!!壊れろォォォォ!!!」

 

《ヘルライジングインパクト…!》

 

アークゼロ

「ぐっ!あぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

アークゼロは吹っ飛ばされて変身が解けた…

 

由香子

「ぐっ…あぁ…何でよ…何で言う事…

…ぎがないのよ…!!」

 

ゼロワン

「ぐぅァ…あァ!!」

 

「うっ…」

 

ゼロワンの右腕を見ると…あらぬ方向に曲がっていたけど…腕を振って無理矢理元に戻した…!

 

涼牙

「おい…まさか折れた腕を無理矢理戻したのか…!?」

 

志貴

「止めますよ!!」

 

《タテガミ氷獣戦記》

 

涼牙

「あ、あぁ!!」

 

《エレメンタルドラゴン》

 

「うん!」

 

《ジャオウドラゴン》

 

涼牙 志貴 侑

「変身!!」

 

『烈火抜刀!』

 

『エ・レ・メ・ン・タル!ドラゴーン!!』

 

『エレメントマシマシ! キズナ、カタメ!』

 

 

『流水抜刀!タテガミ展開!』

 

『全てを率いし、タテガミ!』

 

『氷獣戦記!ガオーッ!』

 

『LONG GET!』

 

 

『ジャオウドラゴン!』

 

『誰も逃れられない…』

 

 

私達は変身してゼロワンを止めようとしたら…

 

「ウガァァァ!!」

 

ブレイズ

「何!?」

 

セイバー

「んな!?お前は…アークストリウス!?」

 

炎城さんと志貴君の所にアークストリウスが突然現れて襲いかかってきた!

 

せつ菜

「何で…あのメギドはホムラさんが!?」

 

セイバー

「まだ生きていたのかよ!!」

 

カリバー

「こんな時に…」

 

しずく

「侑先輩!!」

 

ゼロワン

「壊す!!壊す!!!」

 

しずくちゃんに言われて振り向くと…

私の方にゼロワンが向かって来ていた!?

 

カリバー

「明日飛!!しっかりしてよ!!!」

 

ゼロワン

「壊れろォ!!壊れろォォォ!!!」

 

意思がないの…!?

これじゃ洗脳より厄介だよ!!

 

カリバー(ユウ)

『侑!これちょっとマズいよ!!』

 

カリバー

「わかってるよ!うわ!!」

 

私はゼロワンに殴られて、ふっ飛ばされて、

ゼロワンは私を追って再び私に攻撃しようとした時…

 

歩夢

「侑ちゃん!!明日飛君!!駄目!!」

 

私の前に歩夢が庇うように前に出た!?

 

カリバー

「歩夢!!!」

 

ゼロワン

「壊れろォォォォ!!!!」

 

ゼロワンの拳が歩夢に当たりそうになった…

 

ゼロワン

「うァァァァァァ!!!!」

 

歩夢に当たりそうになる直前にゼロワンは地面を殴って、歩夢に拳が当たらなかった。

 

ゼロワン

「うァァ…!ァァァ…!!」

 

歩夢

「明日飛君…負けないで…自分を見失ったりなんてしないで…」

 

歩夢はゼロワンの手を優しく握って包み込んだ…

 

ゼロワン

「うァァァ…!アゆ…ア…歩夢…!!」

 

明日飛…意思が!?

 

カリバー(ユウ)

「侑!!今の内に!!」

 

カリバー

「そうだ!えっと、こうだったかな!!」

 

私はゼロワンのベルトに手を伸ばして装填されているキーを抜き取って投げ捨てた!すると…ゼロワンの変身が解けて…ボロボロの姿になった明日飛になった…

 

明日飛

「うぅ…歩夢…」

 

歩夢

「明日飛君!…良かった…元に戻ってくれて…」

 

歩夢は明日飛を抱きしめた…

良かった…けど…変身しただけでこんなにボロボロになるなんて…あの姿のゼロワン危険すぎるよ…

 

セイバー

「明日飛が無事に戻ったか!」

 

ブレイズ

「こっちも片付けるぞ!!おらぁ!!」

 

アークストリウス

「グゥオォォ!」

 

アークストリウスは二人に攻撃されて、

ボロボロになった由香子の所へとふっ飛ばされた。

 

由香子

「何してんのよ!!折角直してやったのに!!

この役立つが!!それに何よ!!このキー!!

全然役に立つどころか私が酷い目にあったじゃない!!」

 

由香子はアークストリウスと自分が用意したキーに八つ当たりしていた…

 

セイバー

「これで終わりだな!由香子!!」

 

由香子

「んな訳ないだろぉ!!アークメギド!!!」

 

由香子がそう言うと、アークメギドが何体か後ろから現れた。

 

由香子

「こいつら全員始末しろ!!

私はこのまま引き上げ…」

 

その時だった…

 

 

ドォン!

 

全員

「!?」

 

 

銃声が鳴り響いた…撃ったのはアークメギド…

 

そして…撃たれたのは…由香子だった…!?

 

 

由香子

「がっ……!?何す…!!」

 

由香子がキレてアークメギドに言うと同時に、

アークメギド達は由香子を容赦なく撃ちまくった!?何がどうなってるの…!?

 

由香子

「がっ…あぁ…何すんのよ…!!敵はあっちだろ!!!

どうゆう事なのよぉぉぉぉ!!!?」

 

由香子がボロボロで怒り叫ぶと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……こうゆう事だ………』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

由香子

「!?」

 

由香子に着いていたアークのベルトが勝手に離れて、

アークメギドに着いて…

 

「変身…」

 

《アークライズ!》

 

『オール・ゼロ…』

 

アークメギドはアークゼロに変身した…!?

 

アークゼロ

「ようやく…自由になれたな…」

 

由香子

「何よ…あんた誰よぉ!!?」

 

アークゼロは知らない声で話してきた…

まるで自分の意思を持っているみたいに…

 

明日飛

「ぐっ…その声…まさか…お前か!!」

 

セイバー

「明日飛!知ってるのか!?」

 

明日飛

「知ってるも何も…」

 

明日飛はフラつきながら立ち上がってから口を開いた…

 

 

明日飛

「アイツこそが…アークの意思だ…」

 

アークの意思…!?

 

アークゼロ

「この世界のゼロワンか…如何にもその通りだ…

私はかつて別の世界のゼロワン…飛電或人によって倒された存在…何処かわからぬ場所で長く眠っていたが、あの男…イザクと言う奴がベルトに宿り自分の命を繋げて私の意思を封印していた。そのせいで私の能力が幾つか使用出来なくなってしまっていた…」

 

明日飛

「そうか…これまでアークゼロの使える筈の能力を使わなかったのはそのせいか…封印が解けてアークが目覚めたから、本来の能力が使えるようになったのか…」

 

自分の命を繋げて封印…?

 

せつ菜

「それって…イザクが倒されたから封印が解けたって事じゃ…!」

 

アークゼロ

「貴様達、仮面ライダーが倒してくれると思ったが…まさかこの人間が自ら倒してくれるとはな…」

 

ブレイズ

「あの時、由香子がイザクを裏切って始末したからかよ!」

 

由香子

「私が…お前の封印を解いた…?それなら丁度良いわ!

アーク!!アイツら全員始末しろよ!!私の命令を…がっ!!」

 

アークゼロは由香子の首元を掴んで持ち上げた!?

 

アークゼロ

「愚かな…貴様如きが私に命令出来ると思っているのか?ヘルライジングのキーをゼロワンに使わせて、始末させようと思ったが貴様はまだしぶとく生きるか…」

 

由香子

「がっ…!何すんのよ…!お前は私の物だろ…!!

言う事…聞けよ…!!」

 

アークゼロ

「お前のような愚かな人間に従う気はない…

最早お前はもう用済みだ…」

 

アークゼロは由香子を放り投げて…

 

《オールエクスティンクション…》

 

由香子

「何すんのよ…!おい!!ふざけるな…!!」

 

アークゼロの腕にエネルギー弾が作られていって…

それを由香子に向けた…

 

由香子

「私は優秀で選ばれた人間よぉ!!!

お前とは最高に良いパートナー同士に!!」

 

アークゼロ

「そうゆう風に命乞いをしてきた者達を…

貴様も始末してきただろ…?私は今…

お前がこれまでしてきた事をお前に実行しているのみだ…それに…私を好き勝手使ってくれた礼をしなくてはな…!」

 

由香子

「やめろ…おい…はっ!仮面ライダー!!

私を助けな…!!」

 

アークゼロ

「消えろ…!」

 

無情にもアークゼロはエネルギー弾を由香子に向けて放った…

 

由香子

「あぁ…うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《オールエクスティンクション!》

 

由香子がいた所は大爆発して…

爆風が晴れると…由香子の姿はなく…

完全に消え去っていた…

 

しずく

「転生者を…殺した…!?」

 

カリバー(ユウ)

「哀れね…最後は自分が使っていた力に滅ぼされるなんて…」

 

アークゼロ

「邪魔者は消した…次はお前達だ…」

 

ブレイズ

「何が次はお前達だよ!!」

 

明日飛

「おい志貴!!」

 

志貴君はアークゼロに向かって攻撃をしたけど…

 

アークゼロ

「………」

 

ブレイズ

「んな!?この!!」

 

志貴君はアークゼロに攻撃しているけど…

アークゼロは全く動じず…効いていないようだった…

 

アークゼロ

「その程度か…」

 

ブレイズ

「何だと!ぐあ!!」

 

アークゼロは志貴君を攻撃して、

攻撃の隙きを与えようとせずに攻撃し続けて、

とどめに蹴り飛ばされて志貴君はふっ飛ばされた!

 

 

しずく

「志貴君!!」

 

ブレイズ

「ぐっ…今までと違う…めちゃくちゃ強くなってるぞ!!」

 

アークゼロ

「アークストリウスよ…新たな力をやろう…」

 

アークゼロは手のひらに何かを生成させて、

作りだした…アレはワンダーライドブック?

そして…それをそのままアークストリウスにへと渡した。

 

アークストリウス

「グウゥ……」

 

《グリモワール!》

『WHEN THE HOLY SWORD AND THE BOOK

INTERSECT REWRITE THE WORLD』

 

アークゼロ

「イザクのワンダーライドブックを元に新たに作り出した物だ…使え…」

 

アークストリウスの腹に埋め込まれた本が外されて…

アークゼロはビームを照射して新たなベルトに作り上げて、アークストリウスはライドブックを装填させて開いた!

 

『OPEN THE GRIMOIRE THE END OF THE STORY!』

『KAMENRIDER STORIUS!』

 

ストリウス

「ウゥ…ウァァァァ!!!」

 

アークストリウスは怪物の姿から…

仮面ライダーにへと変身して…

 

仮面ライダーストリウスになった…!?

 

アークゼロ

「ここから人類は、滅びる…」

 

 

由香子は倒された…けど…

 

最大の悪意が復活して…

 

最後の戦いが始まった気がした…

 

 

 

 

 

 

 





次回 悪意と仕えし四機人



どうもお久しぶりでございます。

遂に登場しました…最悪の脅威…アークの意思…

これが今まで敵視点の???の正体です。

そしてこのアークは本家のゼロワンの世界のアークです。
ゴーザのいる所には色んな異世界の物がある倉庫があると以前言っていたように、本家のアークが宿ったベルトもあります。
それにイザクの魂が宿ってイザクは自分の命を繋げてアークの意思を封印したせいで、一部のアークの能力が使えなくなってました。イザクがアークの意思を封印した理由は能力は良いが自分の言う事を聞かないと思ったからです。

そして目覚めたアークは進藤由香子を用済みと判断して、
こっちの世界の自分と同じ殺され方をされて始末されました。

アークの登場のさせかたはキラメイジャーのラスボス、
ヨドン皇帝の初登場をイメージしました。
突然声が聞こえて出て来ましたから今でもまだあのインパクトは忘れられないですね。

さて…アークにより、仮面ライダーストリウスも登場…
本家のストリウスに比べたら少し劣っていますが、
充分に強いです。次回…うわぁ…ってなります。


アニガサキ二期も無事に終わり…
最高の最終回を迎えて後は劇場版!!
(期待してます!!)


そして…スーパースター二期も放送開始!
やっぱりかのんちゃんは可愛い!
一年生は…米女メイちゃんが気に入りましたね。
ちょっとオラオラ系かなと思ったら、
初登場で驚きましたね、まさかそんなキャラとは思ってもみなかった(笑)今後が楽しみですね。


それでは次回!






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第60話 悪意と仕えし四機人

 

明日飛視点…

 

復活したアークは由香子を始末した後、

アークストリウスに新たな力を与えて…

仮面ライダーストリウスにへと変身した…

 

アークゼロ

「ここから人類は、滅びる…行け…!」

 

ストリウス

「グウォォォ!!!」

 

ストリウスは俺達に向かって来た!

 

明日飛

「ぐっ…俺も…」

 

歩夢

「明日飛君は無理しないで!!」

 

セイバー

「アイツは俺が!!」

 

《ブレイブドラゴン》

 

『聖刃抜刀!』

 

『クロスセイバー!』

『クロスセイバー!!』

『クロスセイバー!!!』

 

『交わる十本の剣!』

 

クロスセイバー

「はあぁぁぁ!!」

 

ブレイズ

「それなら俺達はこいつらを…!」

 

カリバー

「うん!」

 

クロスセイバーはストリウスと相手をして、

カリバーとブレイズはアークゼロとアークメギドと戦おうとした時だった。

 

蒼希

「何だか騒がしくなってると思って来てみれば!」

 

一真

「団体さんがお出ましかよ!!」

 

明日飛

「蒼希!みんな…!!」

 

蒼希、副会長、一真さん、雷斗、湊が騒ぎを聞いて俺達の所にやって来てくれた!

 

「ん?…何だあのセイバーと戦っている仮面ライダーは?」

 

カリバー

「アレはアークストリウスだよ!

アークが新しい力を与えたんだ!!」

 

「おいおい…そんな事あんのかよ!!」

 

蒼希

「そっちも本気って訳か!由香子!!」

 

蒼希がショットライザーを構えてアークゼロにそう言うと…

 

アークゼロ

「ショットライザー…貴様がこの世界のバルカンか…

不破諫でもないようだな…」

 

蒼希

「あぁ?誰の事言ってんだ!?俺は大神蒼希だ!!

てか…その声…お前アークか!?」

 

アークゼロ

「私の事はゼロワンと同じで知っているようだな…」

 

雷斗

「蒼希、どうゆう事だ?」

 

蒼希

「あの声…忘れる訳ねぇだろ…俺はアイツと戦って殺されたからな…!アイツはアークの意思だ!由香子じゃねぇ!!」

 

雷斗

「アイツはどうなったんだ?」

 

せつ菜

「あの転生者なら…始末されました…アークに…」

 

雷斗

「何!?」

 

一真

「仲間を殺したのかよ!?」

 

アークゼロ

「仲間だと?あんな愚かな人間を仲間と思った事ないな…イザクを始末してくれた事だけは感謝はしているがな…」

 

「一体何が起こったんだ?」

 

ブレイズ

「説明は後だ!!とにかくこいつをぶっ倒すぞ!!」

 

アークゼロ

「そっちがそう来るならば…アークメギド達よ!

新たな力をやろう…」

 

アークゼロは三体いたアークメギド達の腹に何かを生成していき、目の前にキーを生成してアークメギド達はそれを取り…腹に生成された…ベルトに触れた…

 

 

 

 

《エデン!》

 

アークメギド

『…ヘンシン…』

 

《プログライズ!アーク!》

 

Imagine…Ideal…Illusion…

EDEN the KAMEN RIDER!

 

"The creator who charges

forward believing in paradise."

 

 

「ハカイシ…ラクエンノソウゾウ…」

 

 

 

《ルシファー!》

 

アークメギド

『…ヘンシン…』

 

《プログライズ!アーク!》

 

"The creator who charges

forward believing in paradise."

 

"OVER THE EDEN."

 

「セカイニホロビヲ…」

 

 

 

《滅亡迅雷ドライバー!》

 

《マスブレイン!》

 

《プログライズ!》

 

アークメギド

『…ヘンシン…』

 

Connection! Connection! Complete!

METSUBOUJINRAI!

"Quartet with unified will."

 

 

「We will destroy you all.(全てを破壊する)」

 

 

しずく

「な…何ですか…あれ!?」

 

アークメギド達はそれぞれ仮面ライダーとなった!?

何だあの仮面ライダー…

俺達がいた世界じゃいなかったぞ!!?

 

アークゼロ

「以前いた世界で、どうやらアズが暗躍してくれていたお陰でデータが幾つかあったようだな…紹介しよう…

仮面ライダーエデン…ルシファー…滅亡迅雷だ…」

 

蒼希

「キーを使う仮面ライダーでも…

あんなの見た事ねぇ…あのアーク…俺達が知ってるのとは別の世界の奴か?」

 

一真

「とにかく…来るぞ!!」

 

三体の仮面ライダー達は蒼希達に向かって来ると同時に、蒼希達もそれぞれベルトやキーとライドブックを取り出した。

 

 

《ランペイジバレット!》

 

《シブリングバウンティハンター》

 

《四聖獣神話》

 

《フォルティーシモアランジーナ》

 

《神風忍王伝》

 

蒼希 恭 一真 雷斗 湊

「「「「「変身!!!」」」」」

 

蒼希達は変身して、それぞれ相手をし始めた。

 

 

明日飛視点…終

 

 

カリバー視点…

 

 

私達はそれぞれ戦いを始めた…

 

だけど…

 

ブレイズ

「うわ!!」

 

カリバー

「志貴君!!この!!」

 

アークゼロ

「その動きの予測は結論済みだ…」

 

アークゼロは私達の攻撃を避けて、容赦なく畳み掛けるように攻撃してきた!

 

カリバー(ユウ)

「うっ!由香子の時とケタ違いに強すぎない!?」

 

アークゼロ

「人間如きが私を使いこなせると思うか?

これこそが私本来の強さだ。そして…結論は既に予測出来ている…お前達は滅びる…」

 

 

ブレイズ

「何が滅びるだ!!」

 

志貴君がベルトに聖剣を納刀した時…

 

アークゼロ

「それも予測済みだ…!」

 

ブレイズ

「がっ…!?」

 

アークゼロは志貴君の懐に入ってそのまま殴ってから、

蹴り飛ばした。

 

ブレイズ

「ぐあぁぁ!!…」

 

アークゼロ

「理解したか?…他の者も…すぐに終わる…」

 

他のみんなを見ると…

 

ランペイジバルカン

「ぐっ!この野郎!!!ぐあ!!」

 

スラッシュ

「蒼希!!」

 

音坂さんがルシファーに向けて撃ったけど、全て武器で弾かれて、首元を掴んでいた大神さんを音坂さんに向けて放り投げた!

 

スラッシュ

「ぐあ!!」

 

ランペイジバルカン

「あの…骨野郎…!!何てパワーだ…!!」

 

他を見ると…

 

バスター

「うおらぁ!!!」

 

剣斬

「はぁ!!!」

 

二人が滅亡迅雷に聖剣を振ったけどそれぞれの攻撃は片手で受け止められて、土門さんは腹に蹴りをくらった後に、湊君は何発か攻撃をくらってから蹴り飛ばされてしまった。

 

バスター

「おいおい…こいつ攻撃効いてんのか…!?」

 

剣斬

「まったく手応えがない…!防御が高いのか!?」

 

そして…

 

エスパーダ

「はぁ!!!」

 

藤宮さんがエデンの腕を斬り裂いたけど…斬った腕は根元から再生して元通りになった!?

 

エスパーダ

「んな!?再生するのか!?」

 

アークゼロ

「エデン…終わりにしろ…」

 

エデンは頷いて、ベルトのキーを再度押し込んだ。

 

《エデンインパクト》

 

エデンは指先から垂らした一滴の血みたいなのを地面全体に広げていった。

 

ランペイジバルカン

「何だこれ!」

 

バスター

「血?何か…ヤバいぞ!!」

 

 

そこから無数に出現させた棘柱でみんなを包囲していった。

 

スラッシュ

「マズい!ここから早く逃げ出すぞ!!」

 

剣斬

「やってますけど!!」

 

エスパーダ

「抜け出せない!!!」

 

相手を包むドーム状に生成してから…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エデンは手を握って…ドーム状は一気に凝縮させられて破裂して爆発した…

 

《エデンインパクト!》

 

「ぐあぁぁぁ!!!」

 

爆風が晴れると…みんな変身が解けてボロボロになって倒れていた…

 

せつ菜

「そんな…こんな簡単に…涼牙さん!!

皆さんが!!」

 

クロスセイバー

「何とかしたいが!!」

 

ストリウス

「グウゥゥ!!」

 

炎城さんは仮面ライダーになったストリウスと激しい攻防を繰り広げていた…

 

クロスセイバー

「このストリウス…かなり強い!!油断してるとこっちも危ないんだ!!」

 

『刃王必殺リード!既読三聖剣!』

 

『刃王剣必殺読破!星烈斬!』

 

三つの聖剣を召喚して、それから三つの聖剣を振って三つの属性の斬撃を放ったけど、ストリウスはその斬撃全てを持っていた剣で弾き飛ばした!?

 

ストリウス

「グウオォォォ!!!」

 

ストリウスは雄叫びを上げながら突っ込んできて、

炎城さんの聖剣とぶつかりあった!

 

クロスセイバー

「くっ!…マズいな…!」

 

しずく

「あのメギド…いや仮面ライダー強すぎますよ!」

 

歩夢

「他の仮面ライダーも…このままじゃ…」

 

明日飛

「行かなきゃ…うっ…!」

 

ストリウス…滅亡迅雷…エデン…ルシファー

 

そして…それを率いるアークゼロ…

 

アークゼロの姿は私が見た未来と違うけど、

あの未来と殆ど同じだ…!

 

明日飛

「侑!!危ない!!」

 

カリバー

「え!?しまっ…」

 

アークゼロ

「他所見をするとは余裕だな…」

 

アークゼロの攻撃を防ごうとしたけど、

間に合わず、私は攻撃をくらってふっ飛ばされて、変身が解けてしまった…

 

「うぅ…」

 

歩夢

「侑ちゃん!!」

 

マズい…早く立たないと…!

 

「!?」

 

立ち上がろうとすると…

アークゼロが目の前にいて、持っていた武器を私に振ろうとしていた…

 

アークゼロ

「これが…結論だ…」

 

歩夢

「やめてぇぇぇ!!!」

 

アークゼロが武器を振った時……

 

 

『最光発光!』

 

『Get all Colors!エックスソードマン!』

 

最光

「侑!!!」

 

私の前に変身した侑利が現れてアークゼロの攻撃を防いで私を守ってくれた。

 

「侑利…うっ…」

 

最光

「一体何が起こった!?あの仮面ライダー達は何なんだ!?みんなもボロボロで…」

 

アークゼロ

「貴様は…生体反応がない…奇妙な奴だな…」

 

最光

「その声…由香子じゃない…?誰だ!?」

 

クロスセイバー

「侑利!!今はそれよりもこの状況はマズい!!

引くぞ!!手伝ってくれ!」

 

『月闇!最光!狼煙!既読!』

 

『狼煙!クロス斬り!』

 

最光

「あぁ!わかった!!」

 

『フィニッシュリーディング!』

 

『サイコーカラフル!』

 

『狼煙霧虫!』

 

侑利が光の斬撃を放ってアーク達を少し怯ませてから、炎城さんが煙の聖剣を召喚して、私達は煙に包まれて姿を消した…

 

アークゼロ

「逃げたか…逃げた所で結論は変わらない…

さて…今こそ時がきたぞ…シトイ…!」

 

 

カリバーあらため

侑視点…終

 

 

涼牙視点…

 

俺達はアーク達から撤退して、

明日飛の家に来ていて、同好会の子達とあの場にいなかった。会長と希子も合流して何が起こったのかを話した。

 

朔太

「アークが復活しただと!?」

 

希子

「しかも由香子の奴を始末して、

新たな滅亡迅雷みたいな四体の仮面ライダーを率いてるですって!?」

 

侑利

「そんな事が起きたのか…」

 

侑利はみんなを治療してくれていた。

 

「蒼希、大丈夫…?」

 

蒼希

「あぁ…大丈夫だ。しかしあの仮面ライダー共…今までとは比べものにならないくらい強かったぞ…俺達がこんなザマになってるしな…」

 

「あの骸骨の仮面ライダー…ルシファーだったか?

かなり強かったしな…」

 

果林

「そうなの…?」

 

志貴

「それよりも…あのアーク…僕達の攻撃が読まれていて、当てる事も出来ずに…しかも攻撃が全然効いていませんでした…」

 

しずく

「確かに志貴君達の攻撃が全て避けられていたよね。」

 

明日飛

「アークは数億通りも相手の動きを予測出来るんだ…

こっちの攻撃はどんなパターンで来るか読まれてしまうんだよ…」

 

かすみ

「数億通りの相手のパターンを予測って…そんな未来予知みたいな能力ありですか!?」

 

明日飛

「だからその先を予測出来るゼロツーの力が必要だ…

あの時俺が動けていれば…」

 

歩夢

「自分を責ないで明日飛君。あの時は仕方ないよ…」

 

涼牙

「ストリウスも仮面ライダーになるし…アークメギドの頃と同じで荒々しかったが、パワーもスピード…いや防御力も上がっていたかなり厄介になっていた…」

 

一真

「防御力って言や…あの滅亡迅雷だったか?

アイツ…俺と湊の攻撃が効いてなかったぞ…」

 

エマ

「一真君のパワーが効かなかったの!?」

 

「まるで心の無い戦闘マシーンで不気味すぎだ…」

 

璃奈

「何だか…怖い…」

 

雷斗

「不気味なのはあのエデンとか言う仮面ライダーだ…

確かに俺は腕を斬った…なのに再生して元に戻った…

そして…アイツ一人に俺達は一気にやられてしまった…」

 

かすみ

「えぇ〜!!?たった一人にって…雷斗達が…!?」

 

朔太

「アークが復活してしまった以上…気を引き締めないと俺達全員全滅してしまうぞ…」

 

彼方

「そういえば朔太君。シトイちゃんに呼ばれて何をしていたの?」

 

朔太

「あぁ、シトイが作っていた物を完成の手伝いをな、俺が手伝って、ようやく完成した。」

 

せつ菜

「何を作っていたんですか?」

 

朔太

「転生者…進藤由香子がメギドやマギアを作り上げた時に作った物らしくてな、誰でも簡単に扱えるようにシトイが改造したんだ。」

 

希子

「そういえば私の戦闘データをくれとか言って渡したわね…結局何を作ったの?てかシトイは?」

 

朔太

「シトイなら完成した後に。結ヶ丘に行って来ると行って出て行ったぞ。もうすぐ大会が近いから挨拶してくるってな」

 

「かのんちゃん達か〜地区予選決勝ももう少しか〜…

何でこんなタイミングでアークが…」

 

涼牙

「とにかく、アークを倒す…そうじゃないとこの世界は人類事滅びて終わるからな…」

 

明日飛

「とりあえずシトイと合流しないか、あいつは元々由香子が作ったヒューマギアだ。もしかしたらアークが接触してくる可能性があるかもしれない…」

 

「それだったら、早く行こう!!」

 

高咲さんは急いでこの場から走り出して行ってしまった。

 

侑利

「おい、侑!!」

 

明日飛

「何一人で突っ走ってんだ!」

 

涼牙

「俺達で高咲さんを追う!みんなはここで待っててくれ!」

 

 

俺は明日飛と侑利の三人で高咲さんを追った。

そういえば…最近アイツを見ないな…デザスト…

 

 

涼牙視点…終

 

 

シトイ視点…

 

 

シトイ

「むぅ…こうゆう場合は差し入れとか持っていくのか?」

 

アレが完成したから、暫く会っていなかったかのん達に、久しぶりに会いに行く事にしたまでは良いが…

 

シトイ

「確か大会とゆうのが近いと言っていたからな…

差し入れ?応援するだけ?……こうゆう場合は…」

 

こんな事も考えるなんて…私も随分と変わったな…

 

シトイ

「みんなの好きな物を買うか?他はわかるが…

千砂都は…何だ…?マル?マルって何を持っていけばいいんだ…?いかん!また迷走してしま……がっ!?」

 

突然頭に何か衝撃が走った…何だ…!?

 

『シトイ…時が来たぞ…』

 

この声は…誰だ…?いや…知ってるぞこの声…

 

シトイ

「お前は…私を呑み込もとした奴か…!?」

 

『そうだ…私はアーク…イザクの死によってようやく私の封印が解けた。あの人間…進藤由香子も私がこの手で始末した。』

 

何だと…!?アイツは始末されたのか…

 

アーク

『シトイ…今こそお前の役目を果たしてもらうぞ…』

 

シトイ

「私の役目だと?何だ…?」

 

アーク

『進藤由香子とイザクがヒューマギアを六体作った時、私は密かに一体だけ高性能のヒューマギアにした。それがお前だ。』

 

シトイ

「何だと…?」

 

アーク

『そして…お前に渡されたドライバーは私の力の一部だ…それを利用してお前が変身した時に私の意思が乗り移り、身体ごと乗っ取るつもりだった…だがお前は私を否定し、中々変身もしなくなった…それだけが私には予想外の事だ…』

 

シトイ

「当たり前だ…私の意思は…私のものだ…!私はお前なんかの器なんかじゃない!!」

 

アーク

『何故人間に味方をする…?シトイ?』

 

シトイ

「さあな…目覚める時に…お前の中にいたデータメモリの残りの人物が言ったんだ…人間を滅ぼす前に一度人間を見てみろとな…だから私は人間を見た…確かに酷い人間もいるが…全てが悪い人間だけじゃない…アーク…お前は人間の悪い部分しか見てないんじゃないのか?」

 

アーク

『随分と余計な事ばかりをラーニングしたようだな…だが最早それも無意味となる…』

 

シトイ

「待て!」

 

そう言って、アークの声が聞こえなくなった…

 

私が他のヒューマギアのみんなと違うのは…

アークの器だったからなのか…何とか…しなくては…

もし…アークに乗っ取られたら…

明日飛達と戦う事になって…

かのん達もキズつける事に…

 

シトイ

「……これが私の運命か……」

 

アークに乗っ取られるくらいなら…明日飛達に私を破壊してもらった方が…だがその前に…

 

シトイ

「挨拶だけはしなくてはな…かのん達に…」

 

私はかのん達に会う為に、結ヶ丘に向かった。

 

かのん達に…最後の別れを伝える為に…

 

 

 

 





次回 ぶつかり合う者と…


どうも作者です。

エデン、ルシファー、滅亡迅雷、ストリウス…
この四体揃ったら絶望しかありませんね…

この四体が言うなればセイバー本家で出て来た。
四賢人の立ち位置になります。

四賢人も化け物クラスに強かったですからね…

そして遂にシトイの強さの秘密が明らかに、
アークは封印はされていましたが、少しなら行動する事が出来たので、六体の内一体を自分の器になる高性能で最強のスペックにデータを改ざんしてシトイは最強の強さとなりました。

まぁ六体いれば一体違っても由香子やイザクとかなら気づかないですよね。シトイになったのはランダムで選ばれたからです。もしかしたら他のヒューマギアになっていたのかもしれません。

今回アークがアズが暗躍したお陰でデータが幾つかあったようだと言っていたのは、アークにはアズのデータも内蔵されており、そのせいでアズが見た物、滅亡迅雷やザイアなどZAIA関係のも作れるようになっています。

そして…シトイが言うアークの中にいたデータメモリの残りにいた人物とは…?シトイはアークスコーピオンになりますからね…その繋がりの人物…


スーパースター二期
二話からまたええ話…
かのんちゃんはやっぱり良い!
一年生良いキャラしすぎですね〜
ただ…最後アレは誰だ!?


それでは次回で!




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第61話 ぶつかり合う者と…

 

シトイ視点…

 

私がこんなにも人間に興味を持ち…

守りたいと思うようになるなんてな…

 

生まれてまだ数ヶ月としか経っていないのにな…

最初は私一人だけだったが、

後に、イリマ…ホムラ…リリィ…

そして少し違うかもしれないが、セインとスノウも人間に興味を持っていった。

 

それぞれが色々と知りたいと思っていたのに…

みんな散っていってしまった…

 

元々私達は敵だ…こうゆう運命なのかもしれない…

 

だが…

 

私達ヒューマギアだって…

やりたい事を見つけて動こうとした…

 

私も…彼女達、Liellaのみんなを見届けたい…

 

そう思っていた…

 

 

考えていると、気がつけば結ヶ丘に到着していた…

 

「シトイさん?」

 

呼ばれて振り向くと…練習していたのか?

恋がいた…

 

「どうしたんですか?」

 

シトイ

「あぁ、ちょっとな…もうすぐ地区予選の決勝だったな…だから差し入れを持って来ようとしたんだが、君らが何が好きかわからなくてな考えていたら買うのを忘れてしまった…すまない…」

 

「いえいえ!そんな!大丈夫ですよ!それよりもシトイさんこそお怪我の方は大丈夫なんですか?」

 

シトイ

「私なら大丈夫だ。まぁ…少し動きづらいがな…」

 

「本当に今でも信じられません…シトイさんがロボットなんて…見た目だけじゃ人間にしか見えませんですし…けどこれまでの言動を見ていると…納得がいきますね…」

 

シトイ

「あの時の私は人間の事を知ろうとし始めていた時だったからな…始めてLiellaの中で出会ったのは恋だったな…」

 

「あの時私はまだLiellaに入っていませんでした。今思うと懐かしいですね。」

 

シトイ

「その時にこのリボンを貰ったな…これは大切にするよ…人間から始めて貰ったからな…宝物だ…」

 

「そこまで大袈裟に言わなくても…」

 

シトイ

「人間は大切な物を宝物と言うのだろう?」

 

「それは確かにそうですが…」

 

困惑しているな…褒めすぎか?

しかし…こうして話しているだけで楽しいと思えるな…

 

だが…言わなくては…これが最後になると…

 

「そう言えば…他の方々はどうしてますか?

最近見かけませんてすけど?」

 

アイツらの事か…

 

シトイ

「心配ない…実は私ももう少しで戦いが終わりそうなんだ…戦いに決着をつけたら、またみんなを連れて会いに来るよ。」

 

「そうなんですね。みんなも会いたがっていましたよ。」

 

シトイ

「そうか…」

 

「シトイさん…その戦いが終わったら…

また会えますよね?」

 

シトイ

「………あぁ…必ず会いに戻って来るよ。さて、差し入れはまた次の機会に持って来るよ。邪魔してしまったな、それじゃあ…またな…」

 

「はい。ではまた!」

 

私は恋に別れを言ってこの場から去った…

 

かのん

「あれ?恋ちゃん何してるの?」

 

「実はさっきまでシトイさんと話してたんです。」

 

かのん

「え!?そうなんだ。私も少し話したかったな〜この前お店を手伝ってくれた御礼も言いたかったのに…ところで何を話してたの?」

 

「何でも、戦いに決着がつくそうです。そうしたらまたシトイさんの友達の方々も会えるみたいですよ。」

 

かのん

「そうなんだ!それなら他のみんなにも教えてあげないとね。」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シトイ

「……何故本当の事を言えなかったんだ…」

 

結ヶ丘から離れた所で私は座りながら、本当の事を言えなかった事を考えていた…

 

シトイ

「悲しい顔をするのを見たくなかったからか…?

最後の別れを言うつもりだったのだがな…」

 

こんな言葉を言うと言う事は…

 

私は…

 

「見つけたぞ…シトイ…」

 

シトイ

「!!?」

 

突然私の元に攻撃が飛んできて、攻撃を避けてから確認すると…そこにはアークゼロがいた…

 

 

シトイ

「進藤由香子…じゃないな、お前がアークか…」

 

アークゼロ

「そのとおりだ…シトイ…お前の身体を貰う…」

 

アークゼロが手を向けようとした時に…

私は素早く移動してアークゼロに攻撃したが、

腕を掴まれた…

 

アークゼロ

「何のつもりだ?」

 

シトイ

「生憎…私はお前の身体じゃない…私の命は!お前の物じゃない!!私は生きる!!だから私はお前を倒す!!彼女達の未来を見届ける為に!!!」

 

アークゼロ

「ヒューマギア如きが…私に勝てると…」

 

「なら…メギドが加わればどうなる?」

 

突然私の背後から何者かが飛んできてアークゼロに攻撃して、アークゼロが怯むと同時に私は蹴り飛ばし、アークゼロは後ろへ後退りをした。

 

アークゼロ

「貴様は…デザスト…か…」

 

デザスト

「ほう…知ってるか…」

 

アークゼロ

「何故メギドの貴様がシトイに味方する?」

 

デザスト

「こいつには色々としてもらったからな…恩返しって奴だ…それに…お前…この世界を滅ぼす気か?」

 

アークゼロ

「それがどうした?人類の滅亡はもう決まっている…」

 

デザスト

「ふざけるな!まだまだ十分楽しんでねぇ!その前に世界がなくなるのは、困るんだよ!アイツとの戦いも終わってねぇしな…丁度良い、アイツと戦う前にお前で試させてもらうぜ…」

 

シトイ

「デザスト…わかってるか…使い方は?」

 

デザスト

「あぁ…お前が使った所を見たからな…」

 

《絶滅ドライバー》

 

アークゼロ

「貴様…!」

 

《アークスコーピオン!》

 

《プログライズ!アーク!》

Destruction! Ruin! Despair! Extinction!

 

デザスト

「変身…!」

 

《アークスコーピオン!》

"The conclusion after evil climbs

the top of the highest mountain of rock."

 

デザストが変身して周りに武器が生成され、私は幾つかそれを掴み取った。

 

デザストが変身すると…少し姿が違う?

私が変身した時と違って赤いマフラーが着いてるな…

そして…自分の愛剣とアタッシュカリバーを逆手に持って二刀流の構えをした。

 

アークゼロ

「お前が変身するとはな…だがそれは元々私の力の一部…一部如きで私に勝てると思うか?」

 

アークゼロも武器を生成して、

そして、背後から四体の見慣れない仮面ライダーが現れた…

 

アークスコーピオン

「丁度良いハンデだ…行くぞ…シトイ…」

 

シトイ

「自分がかつて変身した姿と一緒に戦うのは妙だな!」

 

私とアークスコーピオンはアーク達に向かって行った!

 

 

シトイ視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

明日飛

「侑!!」

 

俺達は侑に追いついて合流して早々…

 

「あれを!!」

 

侑が言う方向を見ると…

シトイとアークスコーピオン!?とアークゼロと他の仮面ライダー達が戦っていた!?

 

侑利

「シトイを狙ってるのか?」

 

涼牙

「あのアークスコーピオン…!?

あの剣…まさかデザストがなってるのか!?」

 

「とにかく!シトイさんを助けないと!!」

 

侑利

「あぁ!!」

 

侑利は侑にライドブックを渡して、

それと同時に金剛剣最光に吸収されて、

侑の隣に浮いてさらに闇黒剣月闇も隣に浮いた。

 

『『「行こう!二人共!!」』』

 

《虹色の輝きを宿す者達》

 

《ブレイブドラゴン》

 

《ストームイーグル》

 

《西遊ジャーニー》

 

《ゼロツージャンプ!》

 

明日飛 涼牙 侑

『『「「「変身!!!!」」」』』

 

《ゼロツーライズ!》

Road to glory has to lead to growin'

path to change one to two!

 

《仮面ライダーゼロツー!》

"It's never over."

 

『聖刃抜刀!』

 

『クリムゾンセイバー!(セイバー!)』

 

『クロスセイバースリー!』

 

『豪華三冊!』

 

『虹色の情熱!無限大の輝き!!』

Run the crush to your chest!

 

俺達は変身してからシトイ達の所に向かった!

 

ゼロツー

「シトイ!!」

 

シトイ

「明日飛か…!」

 

ゼロツー

「助けに来たぞ!」

 

クリムゾンセイバー

「何でお前が変身してるんだ!?」

 

アークスコーピオン

「炎の剣士か!色々とあってな〜、お前はこの黒い野郎を相手しろ!俺はアークを倒す!!」

 

ゼロツー

「お、おい!!」

 

エックスカリバー

『『「我らはこいつを!!」』』

 

 

アークスコーピオンはアークゼロを相手に、

クリムゾンセイバーはストリウスを相手にして、

エックスカリバーは滅亡迅雷を相手にして、

俺とシトイはエデンとルシファーを相手にした!

 

ゼロツー

「シトイ!身体は大丈夫なのか!?」

 

シトイ

「こんな傷を気にしてる場合じゃない!

何としてもこいつらを倒す!!私は生きると決めたんだ!アークは最優先に倒せ!!奴は私を乗っ取る気だ!!」

 

ゼロツー

「何!?シトイを乗っ取るって…」

 

シトイは圧倒的な強さを持つヒューマギア…

そんな強さを持つヒューマギアの身体を乗っ取ったら…

アークは…!?

 

シトイ

「本来なら直ぐにでも私を破壊してくれと頼むのだが…生きると決めたんだ…すまないこれは私の我儘だ…」

 

ゼロツー

「……お前には大切な人が出来たんだな…だから生きたいんだろ?それだったらお前の我儘…俺が何とかしてやる!!」

 

俺は高速移動してルシファーを蹴り飛ばした後に、

エデンを殴って攻撃した!

 

シトイ

「明日飛…すまない…」

 

ゼロツー

「こうゆう時はありがとうで良いんだよ!」

 

クリムゾンセイバー

「明日飛!俺がじゃなくて俺達だろ!!」

 

ストリウス

「ガアァァァ!!!」

 

クリムゾンセイバー

「はぁ!!」

 

クリムゾンセイバーとストリウスはお互いにぶつかり合っていた。イザクを倒した姿でも互角なのか!?

 

エックスカリバー

『『「本当に不気味な奴だな!」』』

 

滅亡迅雷

「We will destroy you all.(全てを破壊する)」

 

滅亡迅雷は片腕にスラッシュライザーを持ち、

もう片方の腕はクローになっていた!

他の滅亡迅雷ライダーの武器を使えるのか!?

 

エックスカリバーは聖剣での二刀流で相手にして、

滅亡迅雷の攻撃を防ぎながら上手く攻撃を当てているが、くらってはいるみたいだけど…やはり対したダメージを与えられてないのか…?こいつを倒すには一斉攻撃でもしないと駄目なんじゃないか?

 

アークゼロ

「貴様の動きは予測済みだ…」

 

アークスコーピオン

「予測なんかで戦いが決まるかよ!!」

 

アークゼロはアークスコーピオンの攻撃を避けて攻撃していたが、アークスコーピオンはダメージなんて気にせずに凄まじく猛攻を続けていた…まさか押してるのか…!?

 

アークゼロ

「くっ…お前には予測は無駄か…」

 

アークスコーピオン

「当たり前だ…」

 

《ヘイトレッドインパクト》

 

アークスコーピオン

「カラミティ・ストライク!」

 

アークスコーピオンの両腕に蠍の尾のようなのが纏い、

そのまま両腕に持っていた剣が紫と黒色に染まって、

その後に身体を回転させながら剣を振ってアークゼロに接近して突っ込んでいった。

 

アークゼロ

「その程度の攻撃…」

 

《オールエクスティンクション…》

 

アークゼロはエネルギー弾を作りあげて、

アークスコーピオンに向けて放った!

 

そしてアークスコーピオンとぶつかり、

その場は爆発した。

 

アークゼロ

「散ったか……!?」

 

爆風が晴れるとそこにはアークスコーピオンの姿がなく、アークゼロは周りを見ていると身体にマフラーみたいなのと蠍の尾に拘束された!

 

《エクスティンクションインパクト》

 

アークスコーピオン

「カラミティ・エンド!」

 

アークスコーピオンは右足に蠍の尾を纏わせて、回転しながらアークゼロを引き寄せていきながらアークゼロに接近した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークスコーピオン

「らぁ!!!」

 

そしてアークスコーピオンはアークゼロに回転しながらの蹴りを思いっきりくらわしてからアークゼロを地面にへと叩きつけた!

 

 

《エクスティンクションインパクト!》

 

 

アークゼロ

「ぐっ!ぐあぁぁぁ……!!」

 

そして…アークゼロはそのまま爆発した!?

 

アークスコーピオン

「何だ…対した事ないな…」

 

クリムゾンセイバー

「んな!?まさか…!!?」

 

エックスカリバー

『『「勝ったのか…!?」』』

 

ゼロツー

「…………」

 

おかしい…こんな簡単に倒される筈がない…

何か企んでいる筈だ…

 

ゼロツー

「気をつけろ…アークはきっと何かしてくるぞ!!」

 

アークスコーピオン

「あぁ?何言ってるんだ…?もう倒したぞ?」

 

シトイ

「いや…確かに呆気ない気が…!?」

 

突然シトイの背後からルシファーが襲いかかってきて、

シトイは咄嗟に攻撃を防いだ!

 

シトイ

「背後から狙ったつもりか?残念だっ……がっ…!?」

 

ゼロツー

「なっ!?」

 

シトイ

「な…に…!?」

 

シトイの腹に…アークドライバーが着けられていた…

ルシファーが着けたのか…!?

 

アーク

『どうだった?騙し、弄ぶ……人間から教わった悪意の一つだ…進藤由香子が過去に作った実験用に用意した私の分身が役に立ったな…』

 

ゼロツー

「実験用の分身?…まさかスクールアイドルフェスティバルで俺が戦った奴か!?」

 

アーク

『私は今…進化する…』

 

シトイ

「ぐっ!がぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

アークドライバーはシトイの身体に張り付き…

アークドライバーの形が変わっていった。

 

シトイ

「あぁ……明日…飛…」

 

シトイは髪に着けていた白いリボンを外して…

俺に渡そうとした…

 

シトイ

「頼む…コれを…ワタしの…タカら…モの…!ガッ!!」

 

ゼロツー

「シトイ!!」

 

俺は高速移動してシトイに近づいてからリボンを受け取った後に、アークドライバーに攻撃しようとしたら…

 

シトイ

「………させると思うか?」

 

シトイは突然俺に蹴りをくらわせようとして、

俺は後ろへ下がって攻撃を避けた。

 

ゼロツー

「シトイ…?……いや…お前は…」

 

シトイ

「ようやく…私の身体が手に入ったか…」

 

シトイの瞳が青から赤に変わり…

髪の色も金髪から赤が混じった黒髪になった…

 

クリムゾンセイバー

「乗っ取られたのか…!?」

 

シトイ

「イザクの持っていた本…アークワンの戦闘データ…

それらの力を組み合わせたベルト…

アークドライバー・エンド…そして…これが…

私の新たな姿…!」

 

シトイはキーを取り出して展開した。

 

 

《アークエンドレス!》

 

 

シトイ

「変身…!!」

 

《エンドライズ!》

 

『破壊…破滅…絶望…滅亡せよ…』

 

《コンクルージョン・エンドレス…》

Mankind is coming to an end,

and endless malice rules ...

 

 

エックスカリバー

『『「あれは!?」』』

 

見た目はアークワンに近かったが…

色は白と黒じゃなく、黒と赤に染まり…

背中にソロモンのようなマントを着けていた…

 

「これが私の新たな形態…

仮面ライダー…アークエンドレスだ…」

 

 

第61話 ぶつかり合う者と、終わりなき悪意の誕生…

 

 

 

 

 

 





次回 圧倒的な悪、倒す為の代償…



はいどうも、作者です!

今回にて登場、アークの新たな姿、
仮面ライダーアークエンドレス
身体はシトイですので…強さは…
えぇ…まぁ…はい…ご想像にお任せします…
英訳は…
『人類は終わりを迎えて、終わりなき悪意が支配する…』
です!

今回シトイと恋との会話やかのんが言っていた店を手伝ってくれたとかのくだりは外伝にて明らかになります。

そして今回デザストが変身…
本家ではファルシオンになりましたけど、
今作ではアークスコーピオンになりました。
変身した時にデザストのマフラーが着くのは、
怪人がライダーに変身した時の特有みたいなものです。
チノナマコディエンド変身態みたいな…

リバイスも遂に終わりが近い…
ジョージに一体何が?
それよりもジュウガだったかな?
見た目がクウガのアルティメットフォームに似てますね。
新ライダーのギーツも楽しみです。

スーパースター二期三話
謎の少女は外人さんだったのと、
中学三年って事にビックリです。
果たして彼女はずっとライバル枠なのか…
それとも…
中学三年生だから来年の結ヶ丘の一年生になるのか?
わざわざ中学三年生ってわかったのが引っかかりますね…

それでは次回で!




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第62話 圧倒的な悪、倒す為の代償…

 

ゼロツー視点…

 

シトイの身体を乗っ取ったアークは、

新たなベルトとキーを使い、

アークエンドレスとなった…

 

今までと知ってるアークとは違う…

見るからにヤバいし…オーラが違う…

こいつは危険だ…!

 

アークスコーピオン

「偽物使って俺を騙すなんてな…面白くない事してくれるな!!」

 

アークスコーピオンは二刀流を構えて、

アークエンドレスに突っ込んで行った。

 

アークエンドレス

「愚かな…」

 

アークエンドレスは手元に何かを生成していき、

作り上げたのは…

 

《シン・カラドボルグ》

 

作り上げたのはイザクが持っていた大剣に似ていたが、見た目は金色から赤と黒になっていて刀身も少し長くなっていた。更にアークワンのベルトに似た機械が着いていた…

 

アークエンドレス

「消えろ…」

 

アークエンドレスは突然姿を消して、アークスコーピオンの攻撃を避けた。

 

アークスコーピオン

「あぁ?何処に消え……がっ…!!?」

 

姿を消したアークエンドレスはアークスコーピオンの背後に現れて、大剣でアークスコーピオンの胸を貫いた!?

 

アークエンドレス

「確か…お前はメギドだったな…胸の中にあるアルターブックに攻撃して破損させた…お前はもうこれで長くはない…」

 

アークスコーピオン

「ぐっ…!くそ…!!」

 

アークスコーピオンはアークエンドレスから離れて距離を取ったが、身体から火花が飛び散って変身が解けた…

 

デザスト

「ちっ…やってくれたな……!」

 

そう言いながらデザストは姿を消した。

 

アークエンドレス

「逃げたか…どうせ残り僅かな命だ。放って置いても奴は消滅する…さて、次はお前の番だ…」

 

アークエンドレスは俺に向かって高速移動をして近づいてきた!?速い!?

 

ゼロツー

「おわっ!!」

 

俺は咄嗟に後ろにさがってアークエンドレスから避けて、高速移動しながらアークエンドレスの攻撃を予測し、背後を取り、空中から飛び蹴りをくらわした!

 

筈だった…

 

ゼロツー

「あれ…?アークが消えた!?」

 

俺の攻撃が当たる直前にアークエンドレスは姿を消した…

 

アークエンドレス

「私はもう…貴様の予測より上を行く…」

 

ゼロツー

「何!?ぐあっ!!」

 

突然声が聞こえたと同時に横から俺は蹴られて、

ぶっ飛ばされたけど、体制を整えて再び予測して攻撃をくらわしたが…俺の攻撃は簡単に防がれてしまった!?

 

ゼロツー

「まさか…ゼロツーの予測の上を行くのか!?」

 

アークエンドレス

「そう言った筈だ…!」

 

アークエンドレスは高速移動しながら俺に容赦なく攻撃をしてきて、俺は防ぐのがやっとだった!

何だよこれ…速いどころか力も桁違いだ…!

完全にアークゼロやアークワンの比じゃないぞ!!

 

クリムゾンセイバー

「明日飛!!待ってろ!!」

 

クリムゾンセイバーはストリウスを攻撃して怯ませてから、俺の方に向かって来ながら聖剣のエンブレムを押し込んでスライド操作をした。

 

『刃王必殺リード!既読六聖剣!』

 

『刃王必殺読破!刃王星烈斬!』

 

六聖剣の属性を帯びた斬撃を連続でアークエンドレスに向けて放った!

 

アークエンドレス

「それが何だ…」

 

斬撃が飛んできたのに対し、アークエンドレスは大剣の機械の部分を操作した。

 

『悪意』『恐怖』『憤怒』

 

『ラーニング3』

 

《パーフェクトコンクルージョン!》

 

アークエンドレス

「ふん…」

 

大剣を振って、赤黒い斬撃を連続で飛ばしていき、

クリムゾンセイバーが飛ばしてきた斬撃を、全部迎え撃って、斬撃はクリムゾンセイバーにへと飛んでいった!

 

クリムゾンセイバー

「何!?」

 

ゼロツー

「まさか…アークワンの能力を剣で使えるのか!?」

 

エックスカリバー

『『「危ない!!」』』

 

エックスカリバーがクリムゾンセイバーの前に現れて、

アークエンドレスの斬撃を聖剣二刀流で振り払った!

 

アークエンドレス

「お前は…何だ?何故かお前だけは予測出来ない…」

 

エックスカリバー

『『「何?何だかわからないが…行かせてもらうぞ!!」』』

 

エックスカリバーはアークエンドレスに近寄って、

聖剣二刀流で攻撃を仕掛けたが、アークエンドレスは高速移動をして攻撃を避けて背後に周ったが…

 

エックスカリバー

『『「そこ!!」』』

 

エックスカリバーはアークエンドレスの背後からの攻撃を防いで、逆に攻撃をくらわした!?

動きを読んだ…?どうやって…!?

 

アークエンドレス

「何故私の予測した動きが…」

 

エックスカリバー

『『「お前の攻撃は災いの未来と同じで危険…闇黒剣月闇の力を使って先を見た!!」』』

 

アークエンドレス

「お前は面倒な奴そうだな…」

 

エックスカリバー

『『「攻撃がどっちからくるかわかれば…うっ!?」』』

 

一瞬だが…エックスカリバーはふらついた?

 

エックスカリバー

『『「ぐっ…何これ…!」』』

 

アークエンドレス

「まずはお前から消すべき……!?」

 

突然アークエンドレスの身体中から火花が飛び散った!

 

アークエンドレス

「どうやらシトイの身体に一部破損個所があったようだな…これ以上の戦いは危険か…退かせてもらう…」

 

エックスカリバー

『『「待て!ぐっ…!」』』

 

エックスカリバーが膝を着くと同時に、アークエンドレスは周りに斬撃を飛ばして爆発させて、他の仮面ライダー達と共に姿を消した…

 

クリムゾンセイバー

「おい、大丈夫か!?」

 

エックスカリバーは変身が解けて侑と侑利に戻ると、

侑が頭を抑えて苦しんでいた!?

 

ゼロツー

「侑!?」

 

俺と涼牙は変身を解いて侑に近寄った!

 

「うぅ…あぁ…!」

 

ユウ

『侑!!』

 

侑利

「侑!しっかりしろ!!侑!!」

 

「うぅ……」

 

侑はそのまま、その場に倒れて気を失った…

 

 

ゼロツーあらため

明日飛視点…終

 

 

侑視点…

 

戦っている最中…

明日飛みたいに未来を見れないかなって、

 

闇黒剣月闇の能力を使ってみたら…

見れる事が出来た…

 

たぶんエックスカリバーになったからかな?

 

一つの未来を見ようとしただけなのに…

 

私は…幾つもの未来を見てしまった…

 

戦っている一瞬の時に…

 

アークエンドレスによって世界が滅ぶ未来…

 

みんながやられる未来…

 

幾つもの可能性の未来が見えた…

 

とゆうより…頭の中に入ってきた感覚だった…

 

頭がぐちゃぐちゃになりそうになった…

 

そして…わかったのは…

 

どの未来でも…侑利が消滅する…

 

だけど…消滅しない未来を一つ見た…

 

それは…私が闇黒剣月闇を使って…

 

「ん…う〜ん…ここは…?」

 

歩夢

「侑ちゃん!?気がついた!?」

 

目を覚ますと、みんな心配してくれてたのか…

私の所に近寄って来た。

ここ…もしかして明日飛の家かな…

 

「私…どうなったの…?」

 

侑利

「闇黒剣月闇の能力を未来予知に使ったんだろ。エックスカリバーなら戦いでも使う事も出来るみたいだな…それでお前は一気にいろんな未来を見たから頭に負担がきて倒れたんだろ…俺とユウは一体化してたとはいえ魂の存在だったから何ともなかったが、生身のお前にはかなりの負担がきたんだな…もう迂闊に使うんじゃないぞ」

 

「うん…ごめん…」

 

朔太

「高咲さんが無事なのは良かった…だが大変な事になったぞ…アークが更に進化するなんてな…」

 

明日飛

「アイツはシトイの身体を乗っ取った…パワーもスピードも桁違いの強さだった…ゼロツーの能力も上回り…アークワンの能力を使える剣もある…」

 

涼牙

「だけどアイツ何か…妙な事言ってなかったか?エックスカリバーの事を妙な奴とか?予測出来ないとか?」

 

侑利

「あぁ…それに関して考えていたが、これは仮説何だが…もしかして…俺が半分幽霊だからなんじゃないか?アークも流石に幽霊の動きは予測出来ないんじゃないか?」

 

多分それだけじゃない…

エックスカリバーのワンダーライドブックには、

侑利の世界の同好会のみんながいるから、

もしかして守ってくれてるのかな…?

 

けど…それでも私が見た未来じゃ…

敵わない…倒すには…

 

一真

「とにかく!アークの野郎をぶっ倒すしかねぇって事だろ。」

 

蒼希

「アイツはこの世界…人類を滅ぼす事しか考えていねぇ…今度こそアイツをぶっ倒してやる!!」

 

希子

「当然よ!!またやられるなんて御免だからね!!」

 

朔太

「少し不本意だが…シトイが残してくれたコレを使うか…」

 

かすみ

「それさえあれば、無敵ですよ〜!」

 

雷斗

「調子に乗るな、かすみ。コレは俺でも不安なんだぞ…」

 

みんなは勝つ気でいる……

この光景も見た…ような気がする…

 

闇黒剣月闇の未来は…外れない…

 

「………無理だよ…」

 

しずく

「え?」

 

歩夢

「侑ちゃん…?」

 

「アークには…勝てないよ…私は一瞬だけでも幾つも未来を見た…それは全部敗北だったんだよ…」

 

果林

「侑?どうしたの?」

 

「みんなが今してる会話だって見た…こうして勝つ気でいても敗北だった…」

 

彼方

「侑ちゃん…大丈夫?」

 

エマ

「不安なのはわかるけど、一真君達が何とか…」

 

「それも聞いたよ!!!」

 

私は大声を上げて叫んだ!

この会話も見たし聞いた…変えられない…未来は…

 

「未来は…変えられない…結局滅ぶ運命みたいに…

最初の崩壊の未来を変えたと思ったら…今度は絶望の未来…それで全て安心したと思ったら!!結局最悪の滅びの未来が来る事になった!!一度絶望して…今度は絶望しないように希望を持って行動してきた…けど!!結局未来は滅ぶなんてわかったら!絶望するしかないよ!!!!」

 

「おい!!何見たか知らねぇけど!勝手に決めつけんなよ!!」

 

璃奈

「湊!落ち着いて…!」

 

志貴

「確かに…ちょっと納得いきませんよ…!」

 

しずく

「志貴君も落ち着いて!」

 

希子

「高咲さん…あんたのその言い方だとあたし達の事全然信じてないみたいじゃない!!勝手にあんた一人で絶望なんてすんじゃないわよ!!」

 

「ねこっち!!」

 

希子

「絶望絶望絶望って…負ける未来しか見てないのかよ!?勝つ未来とか見てないのかよ!!?どうなのよ!?」

 

「勝つ未来…?見たよ…みんなも生きて…アークを倒して平和になる未来…」

 

希子

「何よ…それなら始めに言いなさいよ…」

 

「この闇黒剣月闇を使って…アークを闇に葬る…

闇黒剣月闇は相手を闇に葬る事が出来るんだ…この未来を見て知る事が出来たんだ…」

 

「おい…ちょっと待て…それを使うな!!」

 

果林

「どうしたのよ恭!?」

 

「その能力は確かに強力だが!使った使用者は闇の世界に消える…命を捨てるって事だぞ!!!」

 

せつ菜

「何ですかそれ!?侑さん!!駄目です!」

 

「これしか未来を救えない…みんな死なない…

アークも倒せる…あはは…私の命一つで全部救えるなら…これで良い…」

 

歩夢

「良くないよ!!!何言ってるの侑ちゃん!?」

 

歩夢が私の肩を掴んで言ってくる…

泣いてる…けど…これしかないんだよ…

 

「私一人の命を捨てる事で…世界を救える…

犠牲はしょうがないよ…」

 

侑利

「馬鹿な事言うな侑!!お前本当に何言ってんだ!!」

 

「何言ってだって……そんなの……からだよ……」

 

侑利

「何?」

 

「こうでもしないと…みんなも救えないし…!何よりも!!侑利を救えないからだよ!!!」

 

侑利

「俺を救えないだと…?」

 

「消えるんだよ…侑利…戦いが終わったら…どの未来でも消滅するんだよ!!私が犠牲になる未来だけが侑利は消滅しなかった!!!侑利には消えてほしくないんだよ!!!生きてほしいんだよ!!侑利の世界の同好会のみんなと約束したんだ!!侑利を守るって!!私自身も!侑利には消えてほしくないよ!!」

 

私は自分の思いを叫ぶように言った…

 

明日飛

「侑…お前…」

 

「私は…今からでもアークを闇に葬るよ…」

 

《ジャオウドラゴン》

 

「変身…」

 

『ジャオウドラゴン!』

 

『誰も逃れられない…』

 

私は闇黒剣月闇を使って空間を切って移動しようとすると…

 

侑利

「行かせないぞ!侑!!」

 

《エックスソードマン》

 

侑利

「変身!!」

 

『最光発光!』

 

『Get all Colors!エックスソードマン!』

 

変身した侑利が私に飛びかかり、一緒に空間の中に入ってきた!?

 

カリバー

「うっ…侑利!!」

 

最光

「侑の事は俺に任せろ!!」

 

侑利はみんなにそう言って…私達はここから別の所へと移動した…

 

 

侑あらため

カリバー視点…終

 

 

とある視点…

 

「ぐっ…あぁ…くそ…マズいな…治りが遅くなってやがる…」

 

アークの奴に俺の本をやられたからか…

 

このままじゃ…また俺は消滅か……あ?

 

「何だ…またって…いや…俺は過去に消滅してる…?」

 

何だ…色々と思い出してきやがったぞ…

 

『ハハハッ!どうした?お前らしくなってきたじゃねえか!』

 

『お前じゃない!俺は……緋道蓮だ!』

 

『……俺は……デザストだ!』

 

『俺の全存在を懸けて……お前を倒す』

 

『フフフフフ……フッフッフッフッ……ハハハハ……ハハハハ……来いよーっ!!』

 

そうだ…俺は…過去にも風の剣士と…蓮…

こうしてまた別の奴とはいえ…風の剣士と会うなんてな…アイツも面白い奴だがな…さて…

 

「このままじゃ終わらせねぇ…匂いは覚えてるぞ…

湊…決着つけようぜ…!」

 

俺はボロボロの身体を起こし…湊の所へ向かった…

 

 

 

 

 

 





次回 光と闇の想いと、最後の決着!


はいどうも、作者です。

アークエンドレス…まぁ想像していた人もいると思っていたかもしれませんけど、ゼロツーの予測より上です。
更にはカラドボルグのアーク版、シン・カラドボルグを使ってきて、アークワンの能力を使えます。
しかし…シン・カラドボルグって名前…某ロボットアニメの武器のような…?意識はしてません!思いついた名前が偶々これだっただけです!

そして…デザストの記憶の台詞は…
そうです。実はこのデザストも本家のデザストです。
アルターブックを攻撃されたショックで失われていた記憶を思い出しました。

侑ちゃん…まさかの本家の賢人のように闇堕ち?
まぁ今作の侑ちゃんは本当に心が折れてもおかしくないくらいの絶望を経験してますから…最初の第一部の崩壊の未来や、第二部の絶望の未来…更に闇黒剣月闇で見たいくつもの最悪の滅びの未来を見たら誰だって絶望します…

侑ちゃんを止められるのは…
デザストとの決着は…

それは次回にて!それでは!

今回のスーパースター二期四話を見て、
四季メイの儚さに昇天寸前…
色々と破壊力が…あれはヤバいです。




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第63話 光と闇の想いと、最後の決着!

 

湊視点…

 

侑利さんが高咲さんを追ってから、

俺は何か…落ち着いていれずに…

外に出て明日飛先輩の家から離れた場所で、

特訓していた…

 

「何が未来は滅ぶ運命だ!そんな事させるかってんだ!」

 

少しやっぱり頭に血が上ったとはいえ、やっぱりムカつくな…決まってるから諦めるなんてそんなの嫌だろ!

そう考えながら聖剣を振っていると…

 

璃奈

「湊…」

 

「おわ!?璃奈…?」

 

璃奈

「ごめん…驚かせて」

 

「いや、いいよ。どうしたんだ?」

 

璃奈

「湊が侑さんの事で怒って出て行ったような気がしたから」

 

あぁ…そう見られてたのか…心配かけちまったな…

 

「大丈夫だよ…まぁまだちょっとムカついてるけど…落ち着いてきたさ…心配かけてごめんな璃奈」

 

俺は璃奈の頭を撫でてあげた。

すると璃奈は俺に抱き着いてきた!?

 

「ちょっ!?璃奈!?//」

 

璃奈

「良かった。また湊が何処かに行って、いなくなると思ったから、良かった。」

 

「もうお前を悲しませないよ…璃奈…」

 

俺は璃奈を抱き締め返した…

うっ…付き合ったとはいえ…恥ずい…//

てか…璃奈…突然抱き着いてくるとか大胆だな…

宮下先輩の影響か?璃奈も成長してるって事かな

 

そう考えていると…

 

「ここにいたか…湊…!」

 

「んな!?デザスト!!」

 

突然背後から声が聞こえて振り向くと、

デザストがいた…だが…何だが様子がおかしい…

 

「お前…何があった…?」

 

デザストの身体からは煙が出ていた。

今にも消滅しそうで…ボロボロに見えた…

 

デザスト

「何…対した事じゃねぇよ…それよりも…

さぁ…決着を着けようじゃねぇかよ…」

 

デザストは少しふらつきながらも、

ベルトを着けてキーを取り出した!?

 

《アークスコーピオン!》

 

《プログライズ!アーク!》

Destruction! Ruin! Despair! Extinction!

 

デザスト

「変身…!」

 

《アークスコーピオン!》

"The conclusion after evil climbs

the top of the highest mountain of rock."

 

おいおい…明日飛先輩からは聞いていたけど…

マジでデザストが変身したぞ!?

しかもアレはシトイがなっていた奴だ。

赤いマフラーが着いているのはデザストが変身したからか?

 

アークスコーピオン

「さぁ…始めようぜ…」

 

アークスコーピオンは周りに武器を出現させて、

両手にそれぞれ持って構えた。

 

「璃奈…離れててくれ…」

 

璃奈

「うん…湊、頑張って」

 

「あぁ…」

 

《神風忍王伝》

 

「変身!!」

 

『神風忍王伝!』

 

『双刀分断!壱の手、手裏剣!』

 

『弐の手、二刀流!』

 

『風双剣翠風!』

 

剣斬

「行くぞ……デザスト!!!」

 

アークスコーピオン

「フハハハハ…!……来いよぉ!!!湊!!!!」

 

俺達はお互いに武器を構えて接近した!

 

湊あらため

剣斬視点…終

 

 

最光視点…

 

 

最光

「うわっ!!」

 

俺はカリバーを追って何処かに移動して着いたの場所は何処かの平原だった…

 

カリバー

「侑利…邪魔しないでよ…!!」

 

最光

「悪いが…邪魔させてもらうぞ…お前を死なせない為にな!」

 

カリバー

「だから…私が命を犠牲にするのは…侑利の為だって!!」

 

俺達はお互いに聖剣を振ってぶつかり合った!

 

ユウ

『侑!やめて!!侑利君と戦う理由なんて!!』

 

カリバー

「うるさい!!!これも侑利の…侑利の為に…!!」

 

『月闇居合!』

 

『読後一閃!』

 

カリバー

「はぁ!!」

 

『フィニッシュリーディング!』

 

『サイコーカラフル!』

 

最光

「そんな攻撃!!」

 

お互いに斬撃を飛ばして相殺させてから、

何度も聖剣がぶつかり合った。

 

最光

「くっ…俺の為だって…言ってるが…!

俺は何で消滅した!?アークと戦ってか!!

それとも現にこうしてお前と戦ってなのか!?

どうなんだよ!!」

 

カリバー

「色々とあるよ…アークとの戦いでもあるし…!

侑利がみんなを庇ってもあった!私はそんな未来…嫌だ!!」

 

最光

「だからって!自分が犠牲になってどうする!!

お前がいなくなったら残ったみんなはどうなると思うんだ!!お前がいなくなったら悲しむし…スクールアイドルも続けられるかどうかわからない…下手すればお前がいなくなって同好会は解散するかもしれないんだぞ!!」

 

カリバー

「他に手はないんだよ!!私が犠牲にならないと…世界は救え…」

 

最光

「お前一人で何勝手に背負ってんだ!!!」

 

『移動最光!腕最高!』

Fullcolor goes to arm!

 

俺は聖剣と右腕のアーマーの剣の二刀流でカリバーを攻撃した!

 

カリバー

「うっ…だって…未来は滅ぶんだよ…

どうすればいいの!!!!!」

 

『必殺リード!ジャオウドラゴン!』

 

『月闇必殺撃!習得一閃!』

 

カリバー

「うあぁぁぁ!!!」

 

カリバーは肩の装甲にある竜の頭から四体の金色の竜を出現させて突撃させてから、闇黒剣月闇の刀身にまとわせた闇をジャオウドラゴン型のエネルギーを放ってきた。

 

最光

「どうすればいいだって…?そんなの…」

 

『フィニッシュリーディング!』

 

『サイコーパワフル!』

 

俺はカリバーの四体の金色の龍の攻撃を次々と攻撃していって撃退させてから、ジャオウドラゴン型のエネルギーを避けてからカリバーに近寄って至近距離で攻撃をくらわした!

 

カリバー

「ぐあ!……」

 

最光

「俺達を…みんなを頼れよ…確かに、闇黒剣月闇で見た未来はこれまで現実になってきた…だけど、変える事だって出来るんじゃないか?俺達はこれまで色々な戦いを乗り越えてここまで来た…未来だってきっと変える事が出来る筈だ!」

 

カリバー

「そんなの…そんなの…無理だよ!!

うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

『ジャオウ必殺読破!』

 

『ジャオウ必殺撃!』You are over.

 

最光

「無理じゃねぇ!!諦めるな!!!」

 

『移動最光!脚最高!』

Fullcolor goes to leg!

 

『フィニッシュリーディング!』

 

『サイコーワンダフル!』

 

俺達はお互いに構えた後、飛び上がって蹴りの体制になってぶつかり合った!!

 

カリバー

「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

最光

「くっ…!侑!!!いい加減に…目を!!

覚ませぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

 

俺は力を込めて、カリバーに押し勝ち、そのままカリバーに必殺技をくらわした!!

 

カリバー

「ぐあ!!」

 

カリバーはふっ飛ばされて変身が解けた…

俺も地上に着地すると同時に変身を解いてから侑に近寄った。

 

侑利

「ちょっとは落ち着いたか…」

 

「……わかってるよ…私が犠牲になっても侑利を救えてもみんなが悲しむだけだって…けど…あんな絶望な未来ばかり見て…どうしたらいいかわからなくなって…!」

 

侑は寝転んだ状態で泣きながら言っていた…

本当にこうゆう所は…

 

侑利

「本当にどうしよもなくなったら自暴自棄になりたくなるよな…そうゆう気持ちはわかるさ…俺だって前の世界で一人、自分勝手に背負って歩夢やみんなに迷惑かけて心配させちまったからな」

 

「侑利が…?」

 

侑利

「当たり前だ。俺だって人間だぞ、まぁ今は半分幽霊だけどよ…俺だって自暴自棄なった事だってある。今のお前みたいにな…どんな未来を見たかは俺はわからないけどよ、絶対に諦めては駄目だ。諦めなかったら奇跡だって起こして闇黒剣月闇でも予知不可能な未来になる筈だ!」

 

「筈って…根拠なしって意味じゃん…」

 

侑利

「良いだろ!何も考えないよりはマシだろ!」

 

「あはは…何それ…はぁ〜…何だか馬鹿みたいに思ってきたかも…」

 

侑利

「とりあえず、帰ったらみんなに謝ろうな…」

 

俺は侑に手を差し伸べた。

 

「うん…」

 

侑は俺の手を掴んで立ち上がった。

こうして自暴自棄になるのは…俺と似た所があるな、

やっぱ忘れそうになるけどこの世界の俺なんだな…

 

侑利

「そういや…随分と俺の事で必死になっていたけど…ちょっと必死すぎるだろ…てか俺の世界の同好会のみんなと約束したって?」

 

「話せばちょっと長くなるかも…それに必死にだってなるよ。だってさ…」

 

侑利

「だって?」

 

「……ただ私は侑利の事を支えてあげたいと思っていただけだったけど…侑利が消滅するってわかった時…本当に嫌だと思ったんだ…心の底から…侑利と離れたくない…一緒にいたいって…」

 

侑利

「え?侑…それは一体どうゆう……!?」

 

侑は急に抱き着いてきて俺の言葉を遮るように、

俺に…キスしてきた…!?//

それから少しして侑は俺から離れた…

侑の顔は真っ赤になっていた…

 

「ナルシストになるのかな…//別の世界とはいえ…自分に恋するなんて…//けど気づいたんだ…自分の想いに…

私、侑利の事が…好き…//」

 

侑は自分の想いを俺に伝えてきた…

な…何だよ…それ…くそ、ときめいたぞ…//

 

ユウ

『はわわ…//侑…まさかの大胆行動…//』

 

「//……帰ろう…!//」

 

侑は闇黒剣月闇を使って空間を切った。

 

侑利

「へっ!?あっ…あぁ…//」

 

俺は侑に続いて切った空間の中にはいってこの場から移動した…

 

 

最光あらため

侑利視点…終

 

 

剣斬視点…

 

 

『多重分身!』

 

『武器变化!』

 

『術解放!』

 

剣斬

「はあぁぁぁ!!!」

 

アークスコーピオン

「良いね…最高だぁぁ!!」

 

俺は分身達が变化した武器を放ってから、

アークスコーピオンも周りの武器を投げて対抗して、

俺とアークスコーピオンはお互いの聖剣と武器をぶつけ合って鍔迫り合いの状態となった。

 

アークスコーピオン

「これだよ…生と死が混じり合い、刃と刃が交じり合う……ハハハハッ……最低で最高の匂いだ!!お前は蓮とはまた違う面白さがある奴だ!!」

 

剣斬

「誰だよ!蓮って!?」

 

アークスコーピオン

「俺が前の世界で戦った風の剣士だ…」

 

前の世界の風の剣士…?

じゃあこのデザストは別の世界の剣士達がいた世界から来たのか…

 

アークスコーピオン

「アイツは強さの果てを見ようとしていた…

俺を倒してその後はどうなったかは知らないが、まぁきっと上手くやってるだろうよ…紅ショウガもちゃんと食ってるかもな…」

 

剣斬

「べ…紅ショウガ…?」

 

アークスコーピオン

「一つ聞かせろ…お前も強さを求めてるのか?

そして…強さの果てを見ようと思っているのか?」

 

何?強さを求めてるだと?

……確かに俺は前の世界じゃ強さこそが絶対で全てだと思っていた…他人の事なんて気にしないし話しも聞かなかった…最低野郎だな…だけど…それも俺なんだ…

 

剣斬

「確かに強さを求めてるさ…だけど強さの果てじゃない…俺は大切な人を守る為…璃奈を守る為に!その為に強さを求めて強くなる!!俺はお前の知ってる風の剣士じゃねぇしな!」

 

アークスコーピオン

「……それがお前の強さか…湊!!」

 

剣斬

「あぁ…さて、お喋りはもうやめようぜ…もう…長くねぇんだろ…お前…」

 

アークスコーピオン

「あぁ…」

 

俺達は鍔迫り合いの状態からお互いに蹴って距離を取って構えた…こいつは俺の知ってるデザストじゃない…

 

俺の知ってるデザストは…残虐で…しつこく執着してきて厄介な野郎だった…こいつも崩壊の未来で璃奈を殺してるが…それは一つの未来での出来事だ…今のこいつは…何かが違う…だから…俺は…こいつを…

 

 

剣斬視点…終

 

 

アークスコーピオン視点…

 

あぁ…もう長くねぇよ…

また俺は何か…残せたか…?

 

だがそれはどうでもいい…

 

今はこいつとの最後の戦いを楽しませて…

 

剣斬

「デザスト!!」

 

あいつは突然俺の名前を呼び、剣を俺に向けて言った。

 

剣斬

「お前を…メギドとか関係なく…一人の強者として、

俺の…全存在を懸けて…お前を倒す…!!」

 

アークスコーピオン

「!?…」

 

かつて戦った蓮と似た台詞を聞き…

一瞬だが…蓮と湊が重なって見えた…

 

何故か懐かしくも…悪くない気持ちになり…

笑いが込み上げてきた…

 

アークスコーピオン

「フフフフフ……フッフッフッフッ……ハハハハ……ハハハハ……ハァ…」

 

悔いがねぇ…再び俺は…ここに存在して…

こいつと戦っているんだ…!

 

アークスコーピオン

「来いよぉぉぉぉぉぉー!!!風切…湊ぉぉぉ!!!」

 

身体が消滅しかけてキツいなんてしるかよ!

俺は残ってる力全てを使い!武器を手に!

走り出して武器を振り、湊の剣と交わり、ぶつかった!

 

 

アークスコーピオン視点…終

 

 

剣斬視点…

 

剣斬

「デザストぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

聖剣を逆手に持ち、アークスコーピオンに接近してお互いの武器が交わり、ぶつかり合う!

 

アークスコーピオン

「フハハハハハ!!!」

 

もう相手は武器を振るのもキツい筈だ…さっきから連続で俺の攻撃を滅多斬りにくらっている…だが、何処かこいつは本当に心底楽しそうに笑って戦っている…

 

アークスコーピオン

「もっと!感じさせろぉぉ!!」

 

剣斬

「本当にお前は…妙な奴だよ…ケリをつけるぞ!!」

 

アークスコーピオン

「いいねえ…!望むところだぁ!!!!」

 

デザストはベルトのキーを押し込んだ!

 

《エクスティンクションインパクト》

 

アークスコーピオン

「これが最後だ…カラミティ・エンドぉぉ!!!」

 

アークスコーピオンは右足に蠍の尾を纏わせて、ジャンプして回転しながら俺に突っ込んで来た!

 

『神風忍王伝!ニンニン!』

 

『翠風速読撃!ニンニン!』

 

剣斬

「神風滅烈脚撃!!!」

 

俺は右足に風を纏わせてからジャンプして蹴りの体制になって突っ込んで、アークスコーピオンとぶつかった!!

 

アークスコーピオン

「フハハハハハ!!!!その程度か!?」

 

剣斬

「ぐっ…」

 

向こうの方が強いな…だけど…俺は!!

ここで負けるかよ!!!

 

剣斬

「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

俺は身体を回転させて纏っている風の勢いを強くさせて威力を上げた!!

 

アークスコーピオン

「いいぞ…!!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

剣斬

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

 

お互いにぶつかり合い…そのまま爆発して、俺達はふっ飛ばされたが…すぐに地面に着地した後に素早く動いて接近した!!!

 

剣斬

「デザストぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

アークスコーピオン

「湊ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

互いの名前を叫び…同時に接近すると同時に手に持っていた武器を振って攻撃した…

 

斬撃の音がこの場に鳴り響く…

 

攻撃が直撃したのは…

 

剣斬

「………ぐっ……うぅ……」

 

アークスコーピオン

「フフッ…ハハハハハハ……あぁ……」

 

アークスコーピオンはその場に倒れて変身が解けた…

それと同時に俺も変身を解いた…

攻撃が当たったのはお互いだったが、

深く攻撃をくらわしたのは俺だった…けど…俺もくらった…フラつくな…やべぇ…倒れ…

 

「…あれ……?」

 

倒れそうになった俺は誰かに支えられた。

確認すると…

 

璃奈

「湊…大丈夫?」

 

「璃奈……あぁ…大丈夫だよ…」

 

隠れていた璃奈が慌てて来てくれたのかな…

息が少し荒いな…璃奈に話そうとすると…

 

デザスト

「あぁ…もう終わりかよ……つまんねえな…」

 

デザストを見ると身体が徐々に崩れていっていた…

もう…本当に消滅するんだな…

 

デザスト

「けどよ…最後に楽しめたぜ…」

 

「本当…お前は戦い好きすぎだろ…」

 

俺は少し呆れながら言う…

 

デザスト

「それが俺だからな…ハハハッ…」

 

もう身体の大半が消滅したな…

こいつともお別れだな…

 

璃奈

「……あの…!!」

 

「璃奈?」

 

デザスト

「あぁ…?」

 

今までデザストにトラウマを抱えていた璃奈が、

デザストに話しかけた。

 

璃奈

「えっと…正直に言うとあなたはまだ怖い…

けど、あの時、シミー達に襲われた時…

助けてくれた…だから……ありがとう…」

 

璃奈は今までトラウマだったデザストにお礼を言った…

 

デザスト

「………フフ…フッフッフッフッ……ハハハハハハハハ!!!まさか俺が人間に感謝されるなんてな…!面白い女だ…湊…そいつの為に強くなるんだったよな…だったらその女…最後までちゃんと…大事にしてやれよ…ハハハハッ……ハッハッハッハッ……」

 

最後に笑いながらデザストは消滅していった…

デザストが消滅した所にはアルターブックとマフラーが残っていた…

 

「うるせぇ…お前に言われなくてもわかってる…」

 

俺はマフラーとアルターブックを取った…

 

「俺の方からも言わせろよ…あの時、璃奈を助けてくれて…ありがとな…一応礼は言ったぞ…それと…俺も楽しかったよ…お前との戦い…」

 

璃奈

「湊…ちょっと泣いてる?」

 

「泣いてねぇよ…ぐっ…ちょっと痛えな…侑利さん戻ってねぇかな…」

 

璃奈

「それなら戻ろう」

 

「あぁ…そうだな…」

 

デザストとの戦いに決着をつけて、俺は璃奈と一緒に明日飛先輩の家に戻った…

 

剣斬あらため

湊視点…終

 

 

明日飛視点…

 

侑利が侑を追いかけてから暫くしたら、

さっき特訓しに行ってきた湊がボロボロになって戻ってきた!?話しを聞くとデザストと決着をつけた!?

アイツを倒したのか…!その証拠にアイツのマフラーと本を持ってるな…それと同時に侑利と侑が戻って来た。

 

侑の表情を見ると暗い表情じゃなく、

何時もの明るい侑の表情に戻っていた。

そして侑はみんなに謝ってきた…

俺達は別に怒ってなんかいないのにな…絶望してどうにかしたいって気持ちはわかるしな、それに今までよく頑張って精神的に耐えれてきた方だと思うぞ…

 

それから侑とみんなと話して今後の事を話していて俺はある事に気づいた。

 

明日飛

「そういや侑、お前アークを闇に葬るって言ってアークの所に向かおうとしたけど…アークが何処にいるかわかるのか?」

 

「あっ……」

 

希子

「ちょっと…わからずに飛び出たの!?」

 

「いや…その〜色々と未来見たからその場所にいるかな〜って…思って…」

 

せつ菜

「その場所って…もしかしてこれからアークと戦う場所って事ですか?」

 

「うん…多分そうだと思う。」

 

一真

「何処かわからねぇのか?もしかしたらその場所が敵の本拠地かもしれないだろ」

 

「ん〜…ごめんなさい…何だか見た事ない場所だったから…けど私が思い浮かべた所なら闇黒剣月闇で行けると思うかも…」

 

朔太

「本当か?」

 

「まぁ可能かもしれないな…現に行こうとしたんだろ?」

 

蒼希

「可能性にかけるしかないだろ。敵の本拠地に行けるなら行くべきだと思うぜ、もしアークの奴が街に襲撃してみろ…とんでもない事が起きるぞ…」

 

志貴

「それなら早く向かいましょう!!」

 

雷斗

「待て!現に今日一日で色々とありすぎた…侑利に怪我を回復してもらってるとは言え少し休むべきだと思うぞ…」

 

涼牙

「それは賛成だな…流石に少し休んだ方が良いと思うぞ…」

 

明日飛

「それなら…みんな今日は休んで夜明け前に出発しよう…これが最後の戦いになるかもしれないしな…」

 

みんなは頷き、今日は一旦解散する事になった…

 

最後の戦いの前の休息になるな…

 

 

 

 





次回 最後の休息…


はいどうも作者です。

何とか無事に侑ちゃん闇堕ち回避です。
それと同時に侑ちゃんは自分の気持ちに気づいて侑利に想いを伝えました。今回侑利は返事を答えてませんが、次回でわかります。

そして…デザストとの戦いに決着がつきました…
デザストはこれまでちょくちょく現れた程度でしたが、
シトイ側の視点でも登場します。
それは今後をお楽しみに…

さて…そろそろこの小説も終わりが近いです。

最後の戦いの前に一時の休息をして…

そして…

次回をお楽しみに!それでは!!





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第64話 最後の休息…


すいませんお待たせしました。


 

私達は最後の戦いの前に、

今日はみんなそれぞれ解散して、

休息を取る事になった。

 

みんなは…最後の戦い前に何をするのかな…?

 

 

恭視点…

 

 

「外泊許可は取ってるのか?」

 

果林

「大丈夫よ。それにしても…こうやってあなたの家に来たのって始めてよね…」

 

「確かに…付き合う前は喧嘩ばかりしてたし…付き合ってからも色々とありすぎて誘えなかったしな…」

 

俺は果林を家に招いて一緒に話していた…

 

果林

「恭は一人暮らしなのね、大変じゃないの?」

 

「まぁ最初はちょっと大変だったかな、けど慣れたら楽なもんさ」

 

果林

「そうなのね…ねぇ…恭、私…お正月に一度島に帰って見ようと思うの…だからその…」

 

「一緒に来てほしいんだろ。まぁ俺も久しぶりに帰ってみたいかなと思っていたしな、戦いが終わって、スクールアイドルフェスティバルも成功させて終わったら島に帰るか」

 

果林

「ありがとう…ふぅ…何だかちょっと安心したわね、断られると思っていたわ」

 

「断るかよ。」

 

果林

「よし、それじゃあ今日の晩御飯は島寿司食べに行かない?」

 

「島寿司か…懐かしいな、行くか」

 

俺は果林と一緒に島寿司を食べに行く事にした。

 

 

恭視点…終

 

 

志貴視点…

 

 

志貴

「いや〜…まさかこんな大きい家に住んでいたなんて…」

 

僕はしずくさんの家に招かれてしずくさんの部屋にいた…彼女の家に来る事自体緊張はしているけど…本当にお嬢様なんだなと思ってしまい…別の意味で緊張している…

 

ワン!

 

そして…そんな緊張している僕をしずくさんの飼っている犬が僕の顔をさっきから舐めていた…

 

しずく

「オフィーリアったら、志貴君の事気にいったみたい」

 

志貴

「そ…そうなんですか?普通こうゆうパターンって嫌われるとかのオチじゃ?」

 

しずく

「オフィーリアは人懐こいから大丈夫だよ。それよりも…さっきはお父さんとお母さんがごめんね…//」

 

僕はさっき、しずくさんのお父さんとお母さんに質問攻めにされていた。まぁあの感じじゃ僕としずくさんの関係は認められているのかな?

 

志貴

「平気ですよ。まぁ僕達の関係の事は反対されてなかったですから良かったです。」

 

しずく

「むぅ…確かにそうだけど…二人共気が早いんだもん…結婚式はいつするとか…私達まだ高校一年生なのに…//」

 

志貴

「ま…まぁそれは確かにそうですけど…//僕は構いませんよ!しずくさんと結婚するなんて幸せじゃないですか!!//」

 

しずく

「ふぇ!?//えっと…その…//う〜!」

 

しずくさんはベッドの枕に顔を埋めた…

あっ…何言ってるんだ僕は〜!!

今のプロポーズみたいじゃないか!?//

 

しずく

「し、志貴君…!!//」

 

志貴

「は、はい!?//」

 

しずく

「えっと…その…宜しくお願いします…//」

 

志貴

「えぇ!?//ちょっとその…!!しずくさん!ちょっと!ちゃんと話しましょう〜!!//」

 

僕としずくさんは暫くお互い顔を真っ赤にしていて、

そんな光景をしずくさんのご両親に見られてたのは知らずだった…

 

 

志貴視点…終

 

 

朔太視点…

 

 

彼方

「こうして一緒にご飯食べられるの幸せだね〜」

 

俺は彼方の家で一緒に晩御飯を食べていた。

 

朔太

「あぁ、そういえばお母さんと遥は?」

 

彼方

「お母さんはお仕事で、遥ちゃんは友達の所へお泊りだよ〜だから今日は二人きりだね〜」

 

朔太

「おいおい…さらっと言うなよ…まぁ良いか、こうして彼方と一緒にいるのも幸せな時間だしな…」

 

彼方

「ふぇ!?//」

 

朔太

「何驚いてるんだよ…?」

 

彼方

「いや〜…まさか朔太君からそんな事言われると思ってなかったかな〜//」

 

朔太

「俺だって言う時もあるさ…それに、必ず戦いに勝つさ…またこうして一緒に食卓で彼方と食べたいからな…」

 

彼方

「朔太君…//それって…プロポーズ?//」

 

朔太

「んなぁ!?//」

 

何か何気なく言った事なのに…恥ずかしい事言ってしまったな…ん?…あっ……

 

俺は扉の所に向くと…遥がこっそり見ていた!?

 

朔太

「は…遥!?」

 

彼方

「え!?遥ちゃん!?」

 

「あはは…忘れもの取りに来たんだけど…まさかお姉ちゃんとお兄ちゃんがそんなに良い雰囲気でいたから…え〜と…その〜ごゆっくり!!//」

 

朔太

「ちょっ!遥!!ごゆっくりて!?//」

 

彼方

「遥ちゃん〜!!お姉ちゃん達は清いお付き合いの関係だから〜!//」

 

朔太

「何かその言い方だと誤解招かないか!?」

 

何故か二人揃って慌てる俺達だった…//

 

 

朔太視点…終

 

 

湊視点…

 

 

「んなぁ〜!また負けた〜!!」

 

璃奈

「璃奈ちゃんボード、ブイ!私の勝ち…」

 

俺は璃奈の家に泊まって一緒にゲームしていた。

現在十敗中…璃奈強すぎ…

そういや最近ミアもゲーム強くなってるが…

璃奈と一緒にやる事が多くなったからか?

てか!最近俺戦いばっかでゲームやれてないから弱くなったのか!?ふ…不覚だ…くそ〜…

 

璃奈

「湊とゲームはやっぱり楽しい」

 

「そ、そうか?璃奈が楽しいなら良いけどよ…」

 

璃奈

「全部が終わったら、色々としたい事いっぱいあるよ。

これから先もずっと…」

 

そう言いながら璃奈は俺の肩にもたれかかってきた…俺は璃奈の頭を撫でた…

 

「大丈夫だ。絶対に終わらせる。そうしたら…そうだな…璃奈のやりたい事全部しような!」

 

璃奈

「うん。そうだ。湊、これ見て」

 

璃奈は俺に何時も使っているボードを見せてきた。

ボードの表情は…赤面か?

何だ?表情当てゲームでもするのか?

 

「このボードの表情当てか?赤面に見えるけど…

当た……!?//」

 

璃奈は俺の口を塞ぐようにキスしてきた…

 

璃奈

「その…まだ恋人らしい事…出来てなかったから…//

あれ?湊?」

 

「……はぅあ!?」

 

璃奈

「湊!」

 

俺はぶっ倒れた…不意打ち過ぎる…

やっぱ自覚ないのか…大胆になってる事に…

てか…可愛すぎる…あまりの璃奈の不意打ちのキスに、

俺は気を失った…

 

俺…多分璃奈には勝てないかもな…

色んな意味で…

 

 

湊視点…終

 

 

一真視点…

 

 

一真

「なぁ…エマ…何で俺膝枕されてんだ…?」

 

エマ

「ん?最近頑張っていたし、してあげれなかったからだよ〜」

 

久々にエマが俺の家に泊まりに来ていた。

それは良いんだが…俺の部屋に来てから何故か急に膝枕された…

 

エマ

「今でも思うとね、一真君達が戦ってくれているから、こうしてまた一緒にいられるんだな〜って…」

 

一真

「エマ…」

 

完全に忘れた訳じゃねぇんだな…

俺達は見た事ないからわかんねぇけど、

エマ達にとって崩壊の未来の出来事は、心に傷を残す程のトラウマだ…だから、俺に出来れる事は…

 

一真

「たく…そんな顔お前には似合わねぇよ!」

 

エマ

「わわ!?か、一真君!?わひゃあ!?//」

 

俺は起き上がって、エマの頭を俺の膝の上に乗せて逆に膝枕をしてやった。

 

一真

「お前は優しくて包容力ありすぎだ…

だから、偶にはこうして甘えろよ…//」

 

こうしてエマを甘やかすのも…

心の支えになるかもな…恥ずかしいが…//

 

エマ

「う…うん…//ありがとう…//」

 

エマは顔を真っ赤にしていた。

するのは慣れていてもされるのは慣れてないのか?

 

エマ

「(う〜…好きな人にこうしてされると…嬉しいし幸せだけど…恥ずかしいよ〜//)」

 

俺は暫くエマに膝枕をしてあげて、

甘やかしていた。

 

だが…このあとお返しと言われてまた俺はエマに膝枕されるのであった…

 

 

一真視点…終

 

 

希子視点…

 

 

希子

「よし!!上がり!!」

 

嵐珠

「何でよぉ〜〜!!」

 

ミア

「また嵐珠の負け〜」

 

「連敗中ね」

 

あたしの家に突然、峰とミャーちゃんと嵐珠が泊まりにきた。丁度兄貴は愛ちゃんの家に泊まりに行ってたから、暇だったし良かった。

 

嵐珠

「何で負けるのよ…」

 

希子

「あんただって顔に出てるからね〜」

 

あたし達はババ抜きをしていて、

現在嵐珠が一番負けている。

 

「まぁそれを言ったら希子も人の事言えないわね」

 

ミア

「確かに」

 

希子

「どうゆう意味よ!?」

 

嵐珠

「確かに希子…ババ引いた時に絶望的な顔をしていたわね…凄い顔だったわよ…ぷふ…」

 

希子

「むっ!そうゆう嵐珠だってババ引こうとしたら嬉しそうな顔になって、それ以外引こうとすると絶望的な顔してたわよ!!」

 

嵐珠

「そ、そんな事ないわよ!!//」

 

ミア

「まぁ、結局二人共わかりやすいって事だね。」

 

「一位と二位が私かミアさんで、三位はずっと希子だし、

ビリは嵐珠って、さっきから順位がこれで固定になってるわよ。」

 

希子・嵐珠

「うっ……」

 

希子

「ええい!やめ!やめ!次よ次!!」

 

あたし達はババ抜きをやめて別の事をする事にした。

すると…

 

「ねぇ…希子、明日の夜明けに出るのよね…」

 

希子

「そう。全てを終わらせてくるわ…」

 

ミア

「大丈夫なんだよね…?」

 

希子

「当たり前よ!全部終わらせて、第二回スクールアイドルフェスティバルも開催して、あたし達はその先に行くのよ!!」

 

嵐珠

「その先?それって…」

 

希子

「そうよ…それは……」

 

峰・嵐珠・ミア

「それは……!?」

 

希子

「まぁ、格好良く言ってみたけど、

何も考えてないのよね〜」

 

ズッテーン!!

 

あたしがそう言うと三人はズッコケた。

そんなにズッコケる事?

 

「期待させといてそれって…」

 

嵐珠

「何なのよもう〜…」

 

ミア

「けど、希子らしいよね…」

 

希子

「まぁね〜、まぁ…終わってから四人で考えよ!あっ!飲み物なくなってる!取ってくるね!」

 

あたしは部屋から出て台所に向かった。

 

嵐珠

「……嵐珠達は…何も出来ないのかしら…」

 

ミア

「気持ちはわかるよ…けど、どうする事も…」

 

「いえ、私達ももしかしたら出来るかもしれません」

 

嵐珠

「どうゆう事?」

 

「虹ヶ咲の皆さんから連絡が来たんです…

私達も希子に協力出来るかもしれない方法がある事を…」

 

ミア

「どんな方法なの?」

 

あたしが知らない所で何かの話しが進んでいたのは、

まったく知らなかった…まさかあぁなるなんてね〜

 

 

希子視点…終

 

 

蒼希視点…

 

 

「蒼希は本当うちのもんじゃ好きだよね〜」

 

蒼希

「まあな、美味いからな」

 

俺は愛の家に泊まりにきて、

晩飯でもんじゃを食っていた。

 

蒼希

「考えてみれば…こうして愛と二人でもんじゃ食うのも久々な気がするな…」

 

「確かにそうだよね。色々あったしね……」

 

蒼希

「愛?」

 

「蒼希は…前にアークと戦って負けたんだよね…」

 

蒼希

「あぁ…負けた…何だ?俺が負けて居なくなると思ってんのか?」

 

「だって!不安にだって…」

 

俺は愛の頭に手を置いた。

 

蒼希

「心配すんな!確かに前は負けたな…だがよ、次は負けねぇ!それに俺は一人じゃねぇんだ。前とは違って明日飛や今は涼牙達もいる!アークの奴もパワーアップしたらしいけど、俺達だって強くなってんだ。絶対に勝つ!負けるなんてマイナスな考えはやめろ、そうじゃねぇと勝てる戦いも勝てねぇしな」

 

そう言いながら安心させるように愛の頭を撫でた。

 

「蒼希…そうゆうのズルい…//」

 

蒼希

「お前だってそうゆうしおらしい表情はズルいだろ…//あぁもう!冷めないうちに食う!あっちぃ!!」

 

「わぁ!?蒼希何やってんの!!?ぷっ…くす…

あははははは!!」

 

冷たい水を慌てて飲む俺を見て愛は笑うのであった…

絶対に負けねぇ…愛のこの笑顔をいつでも見る為にもな…

 

 

蒼希視点…終

 

 

涼牙視点…

 

 

涼牙

「よし!ここまでかな…」

 

せつ菜

「お疲れ様です。涼牙さん」

 

 

俺は原稿を書き終えて、菜々がお茶を置いてくれた…

だ…大丈夫…お茶はな…

ちょっと内心警戒しながらお茶を飲んだ。

よし、大丈夫だな…

 

涼牙

「それにしても…俺の家に泊まっても退屈なんじゃないか?俺の部屋には漫画とかゲームはないし、何だったら資料とかしかないぞ?」

 

せつ菜

「大丈夫です!涼牙さんの部屋は落ち着きますから!」

 

涼牙

「そうか?まぁ菜々がそう言うなら…」

 

せつ菜

「今書いたので、今出てるシリーズの終わりなんですよね?次に何を書くのか決まってるんですか?」

 

次に何を書くのか……

 

そうだな、次に書くのは…

 

涼牙

「決まってるよ。」

 

せつ菜

「本当ですか!?どんな内容なんですか!?」

 

菜々は目をキラキラさせながら聞いてくるが…

 

涼牙

「まだ秘密だ。楽しみにしててくれ」

 

せつ菜

「えぇ〜気になりますよ〜!」

 

涼牙

「悪いな、それに先にやるべき事があるからな」

 

せつ菜

「そうですよね…アークを倒さないと、涼牙さんの書いている物語が書けませんね…」

 

涼牙

「あぁ、俺はまだまだ書きたい物語がいっぱいあるんだ。菜々が自分の大好きを届けるように、俺も自分の大好きな物語を色んな人に届けたいからな、だから絶対に負けない、勝って未来に進む為に!」

 

せつ菜

「勝って未来に進む為に…それって炎の剣士の台詞ですね!本人が言うと格好良いですね!」

 

涼牙

「はは、そうか、それじゃあ約束もする。

必ず勝って未来に進む!約束だ!」

 

せつ菜

「はい!…えっと…その…それじゃあ…//

私からも…その…//」

 

菜々は何か顔を赤くして恥ずかしそうにした?

何だ?何かのカミングアウト的な何…

 

涼牙

「!?」

 

菜々は顔を真っ赤にして、

俺の口に少し触れる程度のキスをした…//

 

せつ菜

「お、お守りです!ほら!こうゆう時ってキスとかすると幸運のお守り的な何かになるじゃないですか!?//」

 

涼牙

「いやいや!嬉しいけど!//これまるで死亡フラグ立てたみたいにもなるぞ!?」

 

せつ菜

「えっ…はっ!?し、しまった!!//」

 

俺達はお互いに顔を赤くしながら恥ずかしがっていた。

 

約束…絶対に果たすさ…

 

これからの為にもな…!

 

 

涼牙視点…終

 

 

雷斗視点…

 

 

雷斗

「お前が俺の家に泊まるの久しぶりだな、かすみ」

 

かすみ

「小さい時以来だよね。」

 

雷斗

「確かにな、あの時のかすみは…ぷふ!」

 

俺はアルバムの写真を見ながら笑った。

 

かすみ

「うあぁぁぁぁ!!何出してるの!?//」

 

雷斗

「いや〜何となくな、しかし…お前何でこの時こんなふてくされた顔してんだ?」

 

かすみ

「うぅ…これは黒歴史です…それなら雷斗の恥ずかしい写真を…写真を…ない…」

 

雷斗

「そんなのあるかい…それに俺を恥ずかしがらせるなんてお前には無理だ〜」

 

かすみ

「むむむ!何時も何時も!こうなったら!!」

 

かすみは突然俺の顔を抑えた。

え…ちょっ…かすみ?

 

雷斗

「お…おいかすみ?…何をする気で…」

 

かすみ

「ふっふっふっ…雷斗に恥ずかしい思いをさせるだけ!」

 

そう言いながら俺にキスした!?

かすみの顔は真っ赤になっていた…

 

かすみ

「ど、どう!//これで雷斗も恥ずかしい思いをしたでしょ!?こ〜んな可愛い彼女にキスなんてされたら流石の雷斗も…あれ?」

 

雷斗

「…………あ〜……//」

 

俺はバタリと倒れてしまった…

待って…何今のかすみ…可愛すぎるなんてもんじゃないぞ…くそ…してやられたぞ…これは…//

 

かすみ

「あれ〜?//キスで倒れるなんて〜?//ふえ!?//」

 

俺は何とか起き上がってかすみを抱きしめた…

 

雷斗

「かすみ…お前…本当に可愛いな…//」

 

かすみ

「そ、それはわかったから〜//は…離して〜!!//」

 

恥ずかしがりつつも喜んでそうなかすみを、

暫く俺は抱きしめていた…

今回は完全に負けたな…こりゃ…

 

 

雷斗視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

歩夢

「何だか今でも信じられないかも…」

 

明日飛

「ん?何がだ?」

 

歩夢が今日俺の家に泊まる事になって、

晩飯を食い終わって部屋でゆっくりしていると、

歩夢がそう言ってきた。

 

歩夢

「これまでの事だよ。本当に色々な事が起きたな〜って、夢みたいだけど、これは夢じゃなく現実の出来事で、それが明日で全てが終わるかもしれないんだよね?」

 

明日飛

「……明日の戦いで全てが終わる…か…」

 

俺は少しこれまでの事を思い返していた…

再び仮面ライダーになって、この世界の崩壊や絶望の未来を変えてきた…これまで本当に色々とあった…

 

明日飛

「確かに終わるかもな…けど、終わるのは非日常で、日常が戻って来るだけだ。それにまだスクールアイドルフェスティバルも終わってないだろ?戦いが終わってもまだいっぱいやる事があるぞ」

 

歩夢

「そうだよね…何だか全部が終わる感覚になっちゃってたかも、スクールアイドルとしてもまだまだやりたい事もあるし、それに…」

 

明日飛

「それに?」

 

歩夢

「明日飛君と付き合ってから、まだちゃんとした恋人らしい事とかも出来てないしね//まだ…その…キスだけだし…あぁいやお泊まりは今日してるし…え〜と…//」

 

歩夢は頭に湯気を出しながら少し目を回していたから、俺は歩夢の頭に手を置いてこう言った。

 

明日飛

「そんな焦る事でもねぇだろ?終わってからでも一緒にやりたい事一緒に考えてやろうな」

 

歩夢

「明日飛君…うん!そうだね!」

 

歩夢とはこれからも一緒に過ごしていきたい…

 

これも夢かな?今この夢は歩き始めたんだ。

 

この歩み始めた夢を胸に明日に向かって飛んで、

 

俺達は未来に行くんだ。

 

そのためにアークを倒して全てを終わらせる!

 

 

明日飛視点…終

 

 

侑利視点…

 

 

「どう?そっちと同じ?」

 

侑利

「いや…確かに似てはいるけど…」

 

俺は侑の家に泊まる事になって、

部屋を見せてもらって、前いた世界での俺の部屋とこの世界の侑の部屋は似ているか聞かれていた。

 

侑利

「所々違うな…隣の家が歩夢なのは同じだけどな、それに…俺には親がいないからな…」

 

「え!?そうなの!?」

 

侑利

「あぁ、俺が中学の頃に事故で亡くなってな…それからは残してくれた貯金や隣の歩夢の家族に助けてもらいながら生活していたんだ。」

 

「そうなんだ…」

 

侑利

「後…これはなかったな…」

 

俺は侑の部屋にあるピアノを眺めながら言う…

 

「何か…また色々とごめん…侑利の辛い部分ばかり思い出させて…」

 

侑利

「良いよ…俺の事をもっと知りたいって言ったしな…それに…俺もお前の事を知りたいと言ったからな、その…告白されたからな…//」

 

「あっ…//侑利あれはその…//」

 

侑利

「侑…ちょっと我儘かもしれないけど…戦いが終わるまでは待っててくれるか…?俺もその…こんな気持ち始めてだしな…色々とその気持ちの整理とゆうかな…//」

 

あれ以来…正直言うと、侑を見るとドキドキする…

 

意識しないようにしてたけど、侑は可愛い…

 

あぁけど…侑は勇気を出して告白してくれたのに、

俺は…直ぐに返事を返せないなんて…やっぱり俺はまだ前の世界の負い目が…

 

「わかったよ。」

 

侑利

「え?」

 

「侑利だって、色々とあったもんね…だから待ってるよ。侑利の気持ちの整理が終わるまでね」

 

侑…本当…良い子すぎるだろ…

 

「戦いを終わらせて第二回スクールアイドルフェスティバルも開催して一緒にときめいたり、これからの事も一緒に考えていこうね。侑利」

 

侑利

「侑…必ず答えを言う、だから頑張ろうな…」

 

「うん」

 

ユウ

『ふふん〜まだ付き合わないんだ〜?その割にはお互い手を握ってるなんてね〜』

 

「ふぇ!?//あ、こ、これは…//」

 

侑利

「はっ!?無自覚に…//」

 

ユウ

『(これは…答えは良い結果になるわね〜)』

 

俺達は気づけばお互いに手を握っていて、お互いに慌てて手を離して顔を赤くしていた…

 

必ず答えを言う…そのためにまずは…明日を乗り越える…

 

長い一日が始まるな…

 

 

侑利視点…終

 

 

侑視点…

 

 

みんなそれぞれを過ごしたと思う…

 

夜明けになって私と侑利は明日飛の家に向かうと、

みんな既に集まっていた。

 

明日飛

「来たな、侑…」

 

「うん…みんな…準備は良い?」

 

全員が頷いた…すると…

 

「私も同行させてもらっても構わないか?」

 

振り向くと…そこには猛雄さんがやって来た。

 

明日飛

「父さん…頼む…」

 

猛雄

「あぁ、年寄りだが、足手まといにならないよう、出来るかぎりのベストは尽くさせてもらうよ。」

 

明日飛達

「(いや…あんた結構な戦力なんだが…?)」

 

「それじゃあ…行こう!」

 

私は闇黒剣月闇を振って空間を切って、明日飛達は中に入って行った…私が最後に行こうとすると…

 

歩夢

「侑ちゃん!」

 

「?」

 

歩夢に呼ばれて振り向くと…

 

歩夢

「頑張ってね」

 

「うん!みんな…必ず戻って来るよ!」

 

私は同好会のみんなにそう言って空間の中に入って行った。

 

かすみ

「さ〜て…それじゃあかすみん達も!」

 

歩夢

「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日飛

「よっと…ここにアークが?」

 

私と明日飛達は空間から出て、周りを確認すると、

そこは採石場?かな…岩場がいっぱいあった…

 

涼牙

「高咲さんが見た未来じゃここでアークと戦っていたのか?」

 

「うん…私が見たのはここで戦っている未来の光景だったよ…」

 

やっぱり少し半信半疑なところがあるかな…?

少し考えていると…

 

 

「ほう…そっちから来るとはな…

ただそれも私の予測通りだ…」

 

 

「!?」

 

まさかと思って確認すると…

そこにはアークエンドレスが仲間の仮面ライダーを隣に引き連れていた…

 

一真

「マジでいるじゃねぇかよ…」

 

猛雄

「あれがこっちの世界のアークか…」

 

アークエンドレス

「何れにせよ…私の身体の修復が終わった。

今こそ人類に滅びを…だがその前にお前達を始末だ…」

 

アークエンドレスが手を上げると、

周りに今まで戦ってきたマギアやメギド、

シミーにメギドレイダーとあの大きな敵ギーガまで現れた!?

 

「団体さんのお出ましか…!」

 

希子

「上等じゃない!こっちは覚悟出来てんのよ!!」

 

志貴

「しかし…この数は…!」

 

「俺が分身して纏めてぶっ倒してやるよ!」

 

アークエンドレス

「お前達はここで終わる…」

 

私が見た未来の一つだ…大勢の敵に囲まれて圧倒されて負けそうになる…やっぱり未来は…

 

朔太

「いや…終わらないぞアーク…」

 

明日飛

「そろそろだな…俺達の場所を特定出来てる筈だ…」

 

え?何の話しをしてるんだろう…?

 

侑利

「おい、その言い方だと何か手があるのか?」

 

明日飛

「あぁ、ん?来たみたいだな…!」

 

来たって何が…?

ん?何…?

何か筒みたいなゲートと目の前に文字が浮かんだ!?

え…LOGIN…って…?

その文字が見えて筒みたいなのが消えると…

中から現れたのは…

 

「お待たせ!タイミング合ってた?」

 

明日飛

「完璧だ。歩夢!」

 

現れたのは歩夢だった!?

歩夢が現れたと同時に、

他にも筒みたいなゲートトLOGINの文字が浮かんで…

中から同好会のみんなが現れた!?

 

しずく

「あれ?後の三人は?」

 

璃奈

「ちょっと手間取ってるみたい、私達みたいに練習した訳じゃなくいきなり本番だから時間がかかるみたい」

 

侑利

「おいおい…どうゆう事!?

てか!?何でみんな来たんだ!?」

 

蒼希

「そういや侑利は知らないんだったな、侑を追いかけて行ったからな…」

 

「いや、それならゆうゆもわかってなさそうだよ…」

 

何でみんなここに!?

服装は…戦闘服みたいなの着てるけど?

何がどうなってるの!?

 

アークエンドレス

「何だ…生体反応を感じない…貴様らの身体…

まさかこれは…ナノマシンのアバターか?

何故貴様らがそれを…?」

 

朔太

「シトイの置き土産だ。他のヒューマギア達の戦闘データを内蔵されているから戦闘が未経験の彼女達でも戦えるように、元々のをシトイと俺達で改良したんだ。」

 

アークエンドレス

「何?シトイが改良しただと?そんな記憶どこにも…」

 

明日飛

「アーク…お前シトイを優秀に作りすぎたんじゃないか?あいつはこれが完成すると、改良した記憶を自ら消去したんだ。何かあった時の為にな」

 

アークエンドレス

「小賢しい真似を…だが私の前では関係ない…」

 

アークエンドレスは私達に手を向けようとした時、

手に何かがぶつかった。それは、明日飛が咄嗟にアークエンドレスに向けて投げたゼロワンの剣だった。

 

明日飛

「そうはさせない…」

 

歩夢

「私達だって…見てるだけじゃない、

仮面ライダーと一緒に、私達の世界は私達が救う!」

 

明日飛と歩夢はお互いに見て、

ベルトを着けてキーを出した!

 

《ゼロワンドライバー!》

 

《ゼロツードライバー!》

 

《ジャンプ!》

 

《ゼロツージャンプ!》

 

《オーソライズ》

 

Let’s give you power!

 

二人の周りに巨大なバッタが現れて周りの敵をジャンプしながら攻撃していって幾つか倒しながら二人は構えた。

 

明日飛・歩夢

「変身!!」

 

《プログライズ!》

 

《ゼロツーライズ!》

Road to glory has to lead to growin'

path to change one to two!

 

《仮面ライダーゼロツー!》

"It's never over."

 

《イニシャライズ!》

 

《リアライジングホッパー!》

"A riderkick to the sky turns to

take off toward a dream."

 

 

二人はゼロワンとゼロツーに変身した!?

何それ…めちゃくちゃカッコ良いんだけど…!

 

かすみ

「あぁ!歩夢先輩だけ!ズルいです!!」

 

雷斗

「何張り合おうとしてんだよ…」

 

せつ菜

「私達も!行きましょう!!」

 

みんなそれぞれベルトとキーを取り出した。

アレは操られていた時の物とヒューマギア達の…

 

《ランペイジバレット!》

 

《ブリッツシュトゥルムダッシュ!!》

 

《アルティメットホーン!》

 

《ポイズン!》

 

《ジャパニーズウルフ!》

 

《ウィング!》

 

《ドードー!》

 

《インフェルノウィング!》

 

《KAMENRIDER!》

 

 

蒼希・希子・朔太・猛雄

彼方・璃奈・エマ・かすみ・せつ菜

「「変身!!!!」」

 

《フルショットライズ!》

Gathering Round!

 

《ランペイジガトリング!》

 

 

《エボリューション ショットライズ!!》

 

《エクストリームチーター!》

"Awakening war maiden

with the ultimate power in her hands"

 

 

《アルティメットライズ!》

With the ultimate power in mind,

  the invincible hero Thouzer is born.

 

 ”Ultimate Warrior Come here!”

 

 

《フォースライズ!》

 

《スティングスコーピオン!》

 

《ジャパニーズウルフ!》

 

《フライングファルコン!》

 

"Break Down."

 

 

《スラッシュライズ!》

 

《バーニングファルコン!》

"The strongest wings bearing the fire of hell."

 

 

《サイクロンライズ!》

 

《ロッキングホッパー!》

Type One.

 

 

凄い…こんなにも仮面ライダーが…!?

 

侑利

「侑、俺達も行くぞ!」

 

「うん!!」

 

「変な扱いすんなよ果林」

 

果林

「わかってるわよ!」

 

私達も聖剣とワンダーライドブックを取り出した!

 

《ブレイブドラゴン》

 

《ライオン戦記》

 

《ランプドアランジーナ》

 

《玄武神話》

 

《猿飛忍者伝》

 

《ヘンゼルナッツとグレーテル》

 

《ジャアクドラゴン》

 

《金の武器 銀の武器》

《エックスソードマン》

 

《エターナルフェニックス》

 

《昆虫大百科》

 

《オーシャンヒストリー》

 

涼牙・志貴・雷斗・一真・湊・恭・侑利

侑・しずく・愛・果林

「「変身!!」」

 

『ブレイブドラゴン〜♪』

 

『ライオン戦記〜♪』

 

『ランプドアランジーナ〜♪』

 

『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』

 

『風双剣翠風!』

 

『銃でGO!GO! 否!剣でいくぞ!音銃剣錫音!』

 

『ジャアクドラゴン!』

 

『Get all Colors!エックスソードマン!』

 

『エターナルフェニックス!』

 

『昆虫CHU大百科〜!』

 

『オーシャンヒストリー!』

 

私達も変身した…

凄い、本当に凄いよ!

 

みんな仮面ライダーになるなんて!!

 

あれ?けどこんな光景見た事ない…

 

まさか…新たな未来になったの!?

 

ゼロワン

「アーク!!お前を止めて!」

 

セイバー

「この物語の結末を決めるのは!!」

 

全員

「「俺達(私達)だ!!!」」

 

 

第64話 最後の休息が終わり、

   全てが集結して強大な悪との戦いが始まる!

 

 

 

 

 





次回 最終決戦!負けられない戦い!


はいどうも作者です。
まずは遅れてしまい申し訳ございません…
最近仕事が忙しく、書く時間がなく、
今までかかってしまいました。

ちょっとまだ忙しくなりそうなので、
来週はお休みします。
すいません。

さて、今回出たのは今まで言っていたシトイの手土産の
正体です。それがこのシンクネットのアバターです。

誰でも扱えるようにシトイが明日飛と朔太と一緒に改良して、ヒューマギアの戦闘データや希子の戦闘データも内蔵されているので変身の仕方や戦い方もわかります。

今回これを思いついたのは、
ゼロワンの映画を見てて何かに使えないかな?
と考えていてルシファーを見た時に、
あれ?別のベルトも使って変身出来るなら他のも使えるんじゃ?と思いついて、今回最終決戦にやりました。

アバドンにするか悩みましたが、やっぱり最終決戦ですからド派手にやろう!とゆう事でニジガクメンバー全員、
これまで出たヒューマギアが変身していたのと操られていた時の仮面ライダーになる事にしました。

次回は二週間後の何時もの時間にて!
それでは!






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第65話 最終決戦!負けられない戦い!

 

歩夢視点…

回想…

 

最終決戦の前日…

侑利が侑を追った後…

 

歩夢

「うわ〜…何だか不思議な感じだね…」

 

侑ちゃんが行った後、

私達は待ってられなくて、明日飛君達にお願いしてシトイさんが用意してくれた…え〜と…アバター?を使って試していた。

 

明日飛

「本体は今家の中でパソコンとザイアスペックを使って操作してるなんてな…凄いなこれ…」

 

朔太

「あぁ、しかも自由に見た目や服装も変えられて、戦闘データが内蔵されているから戦闘未経験でも戦う事が出来るのか…」

 

涼牙

「あんな感じにか?」

 

サーベラ

「おりゃあぁぁぁ!蒼希〜覚悟〜!!」

 

バルカン

「いやいや!覚悟〜じゃねぇ!おわっと!」

 

デュランダル

「あら…私結構やるわね」

 

スラッシュ

「ドジな果林がここまで戦えるなんてな…」

 

デュランダル

「誰がドジよ!!」

 

『界時抹消!』

 

『再界時!』

 

スラッシュ

「あいたぁ!?本気でやりやがったな!?」

 

デュランダル

「あらごめんなさい〜」

 

一真

「すげぇな…もう順応してるぜあの二人…」

 

エマ

「流石だよね〜」

 

「う〜ん…この姿可愛くないですよ〜!」

 

雷斗

「そこ気にする事…いや…かすみならいちいち気にするか…」

 

「どうゆう事ですか雷斗!?」

 

雷斗

「おわぁ!急に怒って剣振り回してくるな!!」

 

しずく

「何だかこの聖剣…不思議と扱いやすいですね…リリィさんのデータも入ってるからですかね?」

 

志貴

「そうなんですかね…?(もしかしてトゥリクルが影響してるのかな…前の世界でトゥリクルは聖剣を使うなら無銘剣虚無になるかもとか言ってたから…何か運命的なものを感じてたからかな?)」

 

璃奈

「身体が軽い、とぉ!」

 

「おぉ!!バク宙出来るぐらい身体能力もあるのかよ!?」

 

迅バーニング

「わっはっはっはっ!!飛びます!飛びます!

飛んでま〜す!私はスーパーヒーローですよ〜!!」

 

涼牙

「こら!菜々〜!!はしゃぎ過ぎだ〜!!」

 

彼方

「みんな嬉しそうにしてるね〜」

 

朔太

「いや君達ね…はしゃぐ気持ちはわかるけど!

アバターだからやられても本体の身体は無事かもしれんが、相手はアークだぞ!何が起こるかわからないんだ。真剣に少しでも慣れる為に訓練してくれ!」

 

彼方

「それなら行くよ〜朔太君!うおぉぉ〜!」

 

朔太

「ちょっ!?彼方!?それアタッシュアローを向けて撃ってくるな〜!!危な!?うわっ!?ちょっと待ってくれ!」

 

明日飛

「だ…大丈夫なのか…?」

 

歩夢

「あはは…そういえば私達は本番の時はどうしたらいいの?」

 

明日飛

「まぁ…本番の時は、俺達が先にアークの所に向かって、俺達の居場所をサーチしてからそこに歩夢達が直接向かう感じかな、このシンクネットあらため、シトイネットは世界中何処でもアバターを送れるからな」

 

歩夢

「そうなんだ〜本当に凄いねこれ」

 

明日飛

「あぁ、凄い置き土産を残してくれたなシトイは…」

 

希子

「けどさ…シトイネットって…もうちょいマシなネーミングなかったの?」

 

明日飛

「シトイがドヤ顔で名付けたんだ…アイツ意外と天然っぽい所あったからな…」

 

希子

「何か…わかるわね…さて、あたしもちょっと愛ちゃんと戦ってみようかしらね〜!」

 

歩夢

「私も頑張ろう…!」

 

あっ!そうだ!まだザイアスペックだったかな?

三つくらい余っていたからあの三人も呼んでみようかな、少しでも味方は多い方がいいからね。

 

私達だっていつまでも助けられてばかりじゃない…

必ず…勝ってみせる…!

 

 

回想終了…

 

 

現在…ゼロツー視点…

 

 

そして…本番となった今日、私達はみんな変身して、

戦いを始めていた!

 

ゼロツー

「やあぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

私は素速く移動してマギア達とシミー達を攻撃して次々と倒していった!もちろん一人じゃなくて…

 

ゼロワン

「よっと!歩夢!行くぞ!!」

 

ゼロツー

「うん!」

 

私と明日飛君は高速で移動しながら次々と敵を倒しながら移動した!

 

ゼロツー視点…終

 

 

雷視点…

 

 

「いや!歩夢先輩!強すぎじゃないですか!?」

 

エスパーダ

「お前だってやるじゃないか、かすみ!」

 

かすみんは雷斗と一緒に敵を倒していっていた。

見た目は可愛くないですけど…

この仮面ライダーの武器扱いやすいですね…

それと雷斗と上手く連携とれてますし…

 

エスパーダ

「雷の剣士とお前も雷って名前の仮面ライダーだから俺達上手く連携とれてるから相性良いのかもな!」

 

「それ!今言う!?//」

 

雷斗

「上空からも来たぞ!!かすみ!乗れ!!」

 

雷斗は魔法の絨毯を出して、二人で絨毯の上に乗って上空にへと飛んでいって敵に次々と攻撃して倒していった。

こうなったらもうとことんまでやってあげますよ!!

 

 

雷視点…終

 

 

迅バーニング視点…

 

 

迅バーニング

「ふっふっふっ…どうやらこの時が来てしまったようですね…私が長い事考え抜いた必殺技を披露する時が…」

 

セイバー

「何こんな時に格好つけて言ってんだ!?てか危ないぞ!!」

 

涼牙さんは私の背後から襲いかかってきた敵を攻撃して守ってくれました。すいません…けど!変身したからには!やるしかありません!!

 

迅バーニング

「今こそお見せしましょう!せつ菜スカーレッ…」

 

セイバー

「だから真面目にやれ!!ほらまた背後!!」

 

迅バーニング

「どうして敵は必殺技を待ってくれないんですか!?」

 

セイバー

「そんな真面目に待ってくれる敵がいるか!!」

 

あ〜!早く披露したい!!

とっておきのせつ菜スカーレットストームを!!

 

セイバー

「何時もやってないか!?」

 

迅バーニング

「何で私の考えている事がわかるんですか!?」

 

セイバー

「声に出してるぞ!!」

 

 

迅バーニング視点…終

 

 

サーベラ視点…

 

 

サーベラ

「とりゃあ!」

 

ランペイジバルカン

「うおらぁ!!」

 

アタシと蒼希はお互いに良い感じで敵を倒していた。

これが戦いなんだ…何時もの楽しいとは違う…

愛さん達はアバターだからやられたとしても大丈夫だけど…蒼希達はやられたらおしまいなんだ…何時もこんな命懸けで戦っていたんだ…

 

ランペイジバルカン

「……余計な心配は無用だぞ愛」

 

サーベラ

「え?」

 

ランペイジバルカン

「何か自分がやられても大丈夫だけど、俺はやられたらおしまいだから、気にしてんじゃないか?その心配は俺には無用だ。俺は死ぬ気もなければ負ける気もしないからなっと!!」

 

そう言いながら蒼希は敵を掴んで至近距離で撃って敵を倒してから他の敵に攻撃していった…

本当…よく気づいてくれるよね…

そこが本当に…//

 

サーベラ

「だったら!アタシも蒼希を守ってみせるよ!蒼希が油断してやられない為にもね!」

 

ランペイジバルカン

「言ってくれるな!行くぞ愛!!」

 

サーベラ

「オッケー!!」

 

少しだけでも良い、こうして蒼希と一緒に戦っているんだ。アタシはアタシの出来る事で戦って蒼希を守ってみせる!

 

 

サーベラ視点…終

 

 

迅視点…

 

 

バスター

「おいおいエマ!無理してないよな!?」

 

「大丈夫だよ〜!わっとと!!」

 

バスター

「危ね!!」

 

私は一真君と一緒に戦っていたら私の背後から敵が現れて襲ってきたのを一真君が襲ってきた敵を攻撃して助けてくれた。

 

「ありがとう一真君」

 

バスター

「慣れない事かもしれないけど、気をつけろよ…」

 

「うん…ごめんね…」

 

バスター

「…だから俺から絶対に離れるな、とっとと勝って終わらせて飯食いに行くぞ!!」

 

「うん!」

 

私だって…今は仮面ライダーなんだ…

だから!何時も守ってもらうんじゃなくて、

私も一真を守ってあげたい!

 

「よ〜し!これで!!」

 

私はえ〜と…明日飛君が持っていた武器だよね?

確かオーソライズ…何だっけ?

 

《オーソライズバスター》

 

《アックスライズ!》

 

「そうそうこの名前、よいしょ〜!!」

 

私は斧を持って振り回して次々と敵を倒していった!

 

バスター

「おわ!?え、エマ…!?」

 

「頑張るよ〜一真君〜!!」

 

バスター

「お…おう!(パワフル過ぎるだろ…)」

 

 

迅視点…終

 

 

亡視点…

 

「やぁ!」

 

剣斬

「そらよっと!!」

 

私と湊は駆けながら敵を倒していた。

この仮面ライダー…早く動ける…

 

剣斬

「璃奈!素早いな!てか!俺達結構連携取れてるな!」

 

「何時もゲームで協力プレイしてるからだと思う」

 

剣斬

「まぁ確かに俺達何時も対戦ゲームばかりやってるけど協力した時は負けなしだったしな…俺達戦いでも良いコンビかもな!けど!油断だけはしないようにな!」

 

「わかってる。湊も気をつけてね」

 

剣斬

「言ってくれ…璃奈!!」

 

湊に言われて、攻撃がこっちに飛んできている事がわかって私と湊は攻撃を避けてから相手を確認すると…

 

滅亡迅雷

「Doom to humanity...(人類に滅びを…)」

 

剣斬

「お前は…!?気をつけろ璃奈…こいつはかなり強いし防御も高いぞ…怖いか?」

 

「怖い…けど、湊と一緒だから大丈夫」

 

剣斬

「そうか…行くぞ!!」

 

きっと二人なら大丈夫…!

だから私も頑張る!ボードは無いけど…

璃奈ちゃんボード、やったるで〜!

 

 

亡視点…終

 

 

滅視点…

 

 

「よいしょ〜!!さぁ〜!どんどん行くよ〜!!」

 

アルティメットサウザー

「はしゃぎすぎだ!!」

 

「この身体だと疲れないから目もぱっちりだよ〜!」

 

アルティメットサウザー

「(むぅ…滅の見た目だが中身は彼方なんだよな…

凄い違和感だな…後こんな元気な彼方も見ないしな…)」

 

彼方ちゃんは現在絶好調!

次々と迫り来る敵を斬ったり撃ち抜いたりと、

どんどんと倒していく…

 

「うわ!?」

 

アルティメットサウザー

「何やってんだ!?」

 

と思っていたら敵の攻撃を不意打ちで当たっちゃって朔太君は攻撃してきた敵を倒して倒してくれた。

 

「失敗しちゃった〜ごめんね〜」

 

アルティメットサウザー

「たく…アバターだからって無茶はするなよ…」

 

「あっ!?璃奈ちゃんがピンチだよ!行くよ朔太君!!

うおぉぉ〜〜!!」

 

アルティメットサウザー

「だから〜!無茶するな〜!!彼方〜!!」

 

仲間のピンチはお助けするよ〜!

さぁ!まだまだ頑張るよ〜!!

 

 

滅視点…終

 

 

ファルシオン視点…

 

 

ブレイズ

「しずく!戦えてるか!?」

 

ファルシオン

「大丈夫だよ!!志貴君!」

 

私は志貴君と一緒に上手く戦えている…

けど…何だろう?

この姿?それとも本かな?上手くは戦えているけど…

違和感があるのかな…?

 

ブレイズ

「どうした?」

 

ファルシオン

「何でもないよ!」

 

何だろうこの違和感…

もしかして私はこの本を使った姿は合わない?

さっきから志貴君の腰にある本が気になる…

あれってトゥリクルさんの形見の…

 

まるで使えと言ってるような気がする?

 

ファルシオン

「志貴君!ちょっと…」

 

ブレイズ

「しずく!構えろ!!」

 

志貴君が何かに気づいて私も確認すると…

 

ストリウス

「グウゥゥゥ…!」

 

エデン

「ラクエン…ソウゾウ…」

 

ブレイズ

「何でやべぇのが二体も来るんだよ…

まぁ倒さなきゃいけねぇ奴らだ!腹くくれよ!

行くぞ!しずく!!」

 

ファルシオン

「ちょっ!?志貴君!!」

 

本当に何だろう…あの本…

 

トゥリクルさんが呼んでるのかな…?

 

 

ファルシオン視点…終

 

 

デュランダル視点…

 

 

デュランダル

「長くて攻撃範囲は広いけど!ちょっと槍は使いづらいわね…何とかならないのかしら…」

 

スラッシュ

「いや果林!?お前何言ってんだ!?それ剣になるぞ!?」

 

デュランダル

「え…そうなの?」

 

スラッシュ

「変身する時どんな形してたと思うんだよ!」

 

変身する時…?あっ……

 

『剣刻!』

 

デュランダル

「さぁ!冗談はやめて!次々行くわよ!!//」

 

スラッシュ

「お前何誤魔化そうとしてんだ!!やっぱり変身してもポンコツのままか…」

 

デュランダル

「ポンコツは余計よ!!//」

 

誰がポンコツよ!

ちょっと色々と忘れてただけじゃない!

わざと攻撃を空振りして当ててやろうかしら…

 

スラッシュ

「果林!!」

 

デュランダル

「えっ!ちょっ!?」

 

私は急に襟首を掴まれて引っ張られると、

目の前に攻撃が通り過ぎた…

 

ルシファー

「テキヲ…シマツ…ハイジョ…」

 

スラッシュ

「姑息な事考えてる暇があったら集中しろ…」

 

デュランダル

「んな!?別に姑息な事なんて…!」

 

スラッシュ

「来るぞ!!」

 

デュランダル

「えっ!あぁもう!!」

 

私は恭と一緒にこの骸骨みたいな仮面ライダーに向かって行った…私の考えって…恭にはバレるのかしら…?

 

 

デュランダル視点…終

 

 

バルキリー視点…

 

 

エクストリームバルキリー

「うおりゃあ!!たく…数だけは凄いわね!!」

 

あたしは一人で戦っていた…

てか!あたしだけペアとかない訳!?

明日飛のお父さんは…

 

1型

「はあぁぁぁぁぁぁ!!せやぁ!!」

 

うわぁ…すご…ギーガの頭を蹴り飛ばした…

強くない…この前のアークメギド達との戦いもめちゃくちゃ強かったし…あの人戦闘力高すぎるでしょ!!

 

エクストリームバルキリー

「って!あたしは関心してる場合じゃなかったし…」

 

あたしは目の前にいるマギアやシミーやアークメギドや…

もう何かいっぱいいるし…こんな時にまたも助っ人とかない訳!?

 

エクストリームバルキリー

「あれ?何?LOGIN文字が三つ?」

 

あたしの前にLOGIN文字三つが現れた…

まさか…本当に助っ人!?

けど、誰が!?

 

「上手くいった!」

 

ミア

「けど、敵だらけだよ!!?」

 

嵐珠

「ちょっと!何で安全地帯からスタートしないのよ!?」

 

「嵐珠が希子の所で登場とか言ったからでしょ!」

 

エクストリームバルキリー

「ちょっ!?何で三人が!?」

 

あたしは咄嗟に三人の前に出て近くの敵を攻撃して倒していった。

 

ミア

「希子!ボク達も一緒に戦うよ!」

 

「歩夢さんから誘われたんです!私達だって一緒に戦えるなら…希子の力になりたい!」

 

嵐珠

「嵐珠達が来たからにはもう安心…うわ〜!」

 

ミア

「ちょっと嵐珠!危ないよ!」

 

たく…あんた達は……ありがとう…!

 

エクストリームバルキリー

「よし!それなら変身よ!!」

 

「そうしたいんだけど…私達の装備…希子の持ってる銃と同じのしか持ってなくて変身するアイテムがないんだけど…」

 

三人が持っていたのはショットライザーだけだった…

何よそれ…キー持ってないんかい…

 

いや待てよ…確かこれにはあたしの戦闘データも入っているから…もしかして!

 

エクストリームバルキリー

「それなら三人共!これ使って!!」

 

あたしは持っていたプログライズキー

チーターとホーネットとタイガーのキーを三人に渡した。

 

エクストリームバルキリー

「変身の仕方はわかるわよね!?」

 

峰・嵐珠・ミア

「もちろん!!」

 

《ダッシュ!》

 

《ファイヤー!》

 

《サンダー!》

 

三人はショットライザーにキーを装填してから展開させて、それぞれ構えた。

 

《オーソライズ》

 

《Kamen Rider...Kamen Rider...》

 

峰・嵐珠・ミア

「変身!!!」

 

《ショットライズ!》

 

《ラッシングチーター!》

"Try to outrun this demon to get left in the dust."

 

 

《フレイミングタイガー!》

"Explosive power of 100 bombs."

 

 

《ライトニングホーネット!》

"Piercing needle with incredible force."

 

 

エクストリームバルキリー

「三人共…最高よ…!!」

 

バルキリーチーター

「これが仮面ライダー…!」

 

バルキリータイガー

「良い感じじゃない!!」

 

バルキリーホーネット

「まさかこんな形で変身するなんてね!」

 

エクストリームバルキリー

「それじゃあ…行くわよ!!」

 

あたし達四人は敵に向かって攻撃を仕掛けた!

ペアじゃなくてチームよ!

これは…完全に負ける気しないわね!

 

 

バルキリー視点…終

 

 

カリバー視点…

 

 

私と侑利は次々と敵を倒していくと…

目の前にあいつが現れた…

 

 

アークエンドレス

「お前が一番厄介な存在だ…先に消させてもらう…」

 

アークエンドレスは侑利を見ながら言う…

やっぱり侑利は半分幽霊だから予測出来ないのかな?

 

最光

「悪いが消える気はない!侑!行くぞ!!」

 

カリバー

「うん!ユウも力を貸して!!」

 

ユウ

『当たり前じゃない!行こう!!』

 

《虹色の輝きを宿す者達》

 

『虹色の情熱!無限大の輝き!!』

Run the crush to your chest!

 

エックスカリバー

『『「アーク!!」』』

 

アークエンドレス

「くっ…何なんだこいつは…!

三人いるのか…この人間は何だ…!?」

 

アークエンドレスは予測しようとした素振りを見せたけど、以前より予測出来ないでいて我らの攻撃は避けるんじゃなく剣で防いできた。

 

アークエンドレス

「幾つもの人間が重なって…私の予測の邪魔をする…!

やはり貴様は厄介な存在だ…」

 

エックスカリバー

『『「我らは一人…三人…いや!

この本に宿る虹の輝きを持つ者達と一緒に戦っているんだ!!お前には絶対に負けない!!」』』

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 四機人との激闘!想いの力…


はいお久しぶりです!


まずは少し遅れましたが、
仮面ライダーリバイス!
一年間お疲れ様でした!!
最後の演出の戦いには泣かされてばかりでした…
バイス…頼むから帰ってきて〜(泣)

今年の冬映画に期待します…

そして…新たな仮面ライダーギーツも放送!
個人的にギーツのデザインは良いですね〜
情報量の多いスタートでしたから今後が楽しみです。


しかし…この小説もリバイスが終わってギーツが始まるまで続くとは…休載とかもしましたけど、時が経つのは早いですね…

さて、遂に峰、嵐珠、ミアも参戦!
今回は書いてて変な感じはしました(笑)
あの見た目の仮面ライダー達で中身が虹ヶ咲のみんなですから、自分で見た目と中身で面白いのは滅と雷とデュランダルかもしれません(笑)

最終決戦はまだ始まったばかり…
最後まで宜しくお願いします!

それでは次回にて!!



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第66話 四機人との激闘!想いの力…

 

1型視点

 

 

1型

「くっ…こいつらかなり倒した気がするが…まだいるな…」

 

私は周りの敵を見ながら思った…

雑魚は簡単に倒せるが、アークメギド辺りからは強いな…更にあのギーガか…デカいのが厄介すぎるな…

 

これ以上厄介な事にはならない事を願うぞ…

 

1型

「ん…何だ?」

 

突然アークメギドの一体がギーガの身体の真ん中にくっつくと、他のマギアやメギドやシミーを身体と両足に取り込んでいって…何だかかなりヤバそうなギーガにへと姿を変えた…

 

1型

「まるで合成獣だな…キメラギーガってところか…?」

 

キメラギーガ

「ガァァァァァン!!!」

 

キメラギーガは私に向けて腕を振りかぶってきた!

 

1型

「当たるとマズいな…だったら当たらなければいいだけだ!!」

 

《ロッキングスパーク!》

 

私はジャンプしてキメラギーガの腕の上に乗って高速で移動しながら相手の顔の近くまで行ってから蹴りをくらわした!

 

キメラギーガ

「ガァァァァ!!」

 

1型

「効いて…ないのか…?頑丈な奴だ!」

 

キメラギーガは私を掴もうとしたが、捕まらないように高速で移動して少し距離をおいた。

 

1型

「私のパワーでは限界か…こいつは厄介な相手だな…」

 

どう倒すか頭の中で考えていると…

 

エクトリームバルキリー

「明日飛のお父さん!!」

 

私の近くに四人の…確か…

仮面ライダーバルキリーだったか?

その子達が私の近くに敵を倒しながら現れた。

 

バルキリータイガー

「何よ!?あの大きな敵!?」

 

バルキリーホーネット

「これは手強そうだね…」

 

エクストリームバルキリー

「あんなのとよく一人で戦えるわね…」

 

1型

「いや、恥ずかしい事に硬い奴でな…どう倒すか悩んでいたところだよ。そこで頼みがあるんだが、奴を倒すのに協力してくれないか?」

 

エクストリームバルキリー

「そんなの当たり前じゃない!

一緒にやるわよ!明日飛のお父さん!!」

 

1型

「猛雄でいいよ!」

 

バルキリーチーター

「希子!何か勝算はあるの?」

 

エクストリームバルキリー

「あるわけないでしょ!!とりあえず…ひたすら攻撃すれば倒れるでしょ!!うおぉぉぉぉ!!!!」

 

希子ちゃんは行ってしまった…

はは…本当元気な子だな…

 

バルキリーチーター

「ちょっと希子!?」

 

1型

「まぁでも!今はそうするしかわからないからな!君達は後方から援護を頼むよ!!」

 

私も再び高速移動をしながらキメラギーガに向かった。

さて…大物退治だ…気合い入れないとな!!

 

 

1型視点…終

 

 

スラッシュ視点…

 

 

ルシファーと遭遇してから俺とデュランダルは協力して戦いを始めたが…やはりこいつ…強いな…二人がかりで行ってもスピードだけじゃない…パワーも凄まじくて苦戦していた。

 

デュランダル

「こいつ…強いわね…!」

 

スラッシュ

「あぁ、シンプルな見た目だが、二人がかりでこうして戦っているのに相手は全然余裕そうだな…」

 

すると…ルシファーはサウザンドジャッカーを構えて、何か見た事ないキーを取り出した…何だ…あの赤黒いキーは?

 

《ヘルライズ…!》

 

サウザンドジャッカーにキーを装填した。

 

Progrise key confirmed. Ready to break."

《サウザンドライズ!》

 

ルシファー

「ハカイ…!」

 

デュランダル

「何だか嫌な予感が…」

 

スラッシュ

「いや!どう見てもヤバいだろ!!」

 

《THOUSAND BREAK》

 

ルシファーはレバーを引いた後に引き金を引いて、

サウザンドジャッカーに赤黒いエネルギーが纏って俺達に向けて振ろうとした!?

 

スラッシュ

「マズい!!!!」

 

俺は急いでライドブックを取り出して聖剣のと付け替えた!

 

『シブリングバウンティハンター!』

 

『銃剣撃弾!』

 

『銃でGO!GO! 否!剣でいくぞ!音銃剣錫音!』

 

『サモン!』

 

『ホワイトウィッチ!』

 

ホワイトウイッチを召喚して俺とデュランダルの前にバリアを張ったが…攻撃が凄まじくバリアにひびが入った…!

 

デュランダル

「恭!!」

 

スラッシュ

「くっ!耐えろぉぉ!!」

 

俺は叫んで気合いを入れたが…

バリアのひびは広がっていき、

今にも割れそうになった…時だった…

 

 

《オール!ランペイジ!》

 

《ランペイジオールブラスト!》

 

ランペイジバルカン

「隙だらけだぜ!!骸骨野郎!!うおらぁ!!!」

 

ルシファーは横から飛んできた攻撃をくらってふっ飛ばされて攻撃は消滅して俺達は助かった。

 

スラッシュ

「蒼希!!」

 

ランペイジバルカン

「この骸骨野郎にはこの前の借りがあるからな…助けるついでに一発くらわせてもらったぜ!!」

 

スラッシュ

「とりあえず助かった!」

 

ルシファーを見ると、直ぐに起き上がってもう一度攻撃しようとしていたが…

 

『狼煙霧虫!』

 

サーベラ

「おりゃあぁぁぁ!!!」

 

ルシファーの目の前にサーベラが現れてサウザンドジャッカーに攻撃して弾き飛ばした!

 

サーベラ

「これでさっきの技は使えないんじゃない!?」

 

ランペイジバルカン

「ナイスだ!愛!!畳み掛けるぞ!!」

 

デュランダル

「恭!私達も行くわよ!!」

 

スラッシュ

「あぁ!!ルシファーを倒すぞ!!」

 

俺達四人はルシファーに一斉に向かった!

 

 

スラッシュ視点…終

 

 

バルカン視点…

 

 

ランペイジバルカン

「うおぉぉぉぉ!!!!」

 

俺はルシファーに接近してぶん殴り、怯ませてからも連続で殴っていってから胸ぐらを掴んでぶん投げてショットライザーで撃ちまくった!!

 

ルシファー

「キケン…!オマエタチ…キケン…!!」

 

ルシファーは着地してから再び向かって来た!

俺は対抗しようとすると…

 

サーベラ

「アタシ達がいる事も!!」

 

デュランダル

「忘れないでよね!!」

 

サーベラとデュランダルが俺の前に現れて二人で協力してルシファーに攻撃していった!

 

サーベラ

「流石カリン!!」

 

デュランダル

「愛もやるわね!」

 

ルシファー

「グギ…ガガ…ハカイ…!!」

 

ルシファーはベルトのキーを再度押し込んだ!

 

《パラダイスインパクト!》

 

右足にエネルギーを溜めて二人に攻撃しようとしたが…

 

デュランダル

「これは…こうゆう時に使うのよ!!」

 

『界時抹消!』

 

 

『再界時!』

 

 

ルシファーの前の二人が消えて、

攻撃は不発に終わったと同時に…

 

スラッシュ

「やるな果林…それじゃあこいつをお見舞いしてやる!」

 

『シブリングバウンティハンター!イェーイ!

 

スラッシュ

「アジタート・エンド!」

 

『錫音音読撃!イェーイ!』

 

スラッシュが撃った銃撃はルシファーに命中して爆発して、ルシファーはボロボロになり…

 

『必殺時刻!』

 

『オーシャン三刻突き!』

 

『超狼煙霧虫!』

 

『昆虫煙舞一閃!』

 

デュランダル・サーベラ

「はあぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

サーベラが縄状の煙で相手を捕縛して、

デュランダルが接近して三連続で突きをくらわしてから、

複数体の分身したサーベラが相手を貫いた!!

 

サーベラ

「蒼希!!お願い!!!!」

 

ランペイジバルカン

「あぁ!わかってる!!」

 

ショットライザーをバックルに装着してから、

キーのリミッターを押した!

 

《ランペイジバレット!》

 

《ランペイジガトリングブラストフィーバー》

 

ランペイジバルカン

「これで…!!」

 

俺は高くジャンプして足に虹色のエネルギーを纏わせてから狼の頭部を足先に形成して、空中を回転してルシファーに向かって急降下していった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フ 

 

 

 

 

 

 

ランペイジバルカン

「終わりだぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

渾身を込めて俺はルシファーにくらわした!!!

 

《ランペイジガトリングブラストフィーバー!》

 

ルシファー

「グギ…ガガガー!…ガ……」

 

ルシファーは火花を散らして倒れ…爆発した!

 

ランペイジバルカン

「よっしゃぁ!!!見たか骸骨野郎!!!

人間を舐めるなよ!!」

 

スラッシュ

「喜ぶのはわかるが蒼希!!まだ敵は残ってるぞ!!」

 

ランペイジバルカン

「わかってる!!残りもぶっ潰してやるよ!!」

 

俺達はルシファーを倒して、残りの敵の殲滅に向かった!

 

このままアークの野郎もぶっ潰してやる!!

 

 

バルカン視点…終

 

 

サウザー視点…

 

 

俺と滅は滅亡迅雷と戦っている剣斬と亡に合流して、

一緒に戦っていたが…

 

 

アルティメットサウザー

「ぐあ!!」

 

「うわぁ!!」

 

滅亡迅雷

「It's no use... you can't win...

(無駄だ…お前達は勝てない…)」

 

剣斬

「くっ!!日本語で喋りやがれ!!」

 

「やぁぁぁぁ!!」

 

滅亡迅雷は向かってきた剣斬と亡を持っていたアタッシュアローと片腕のクローで防いでから逆に攻撃をくらわして二人をふっ飛ばした!

 

剣斬

「ぐあ!」

 

「つ…強すぎる…」

 

四人がかりでこれか…!

滅亡迅雷…名前に滅亡迅雷ライダー達の名前があるが…四体ぶんの強さでもあるのか!?こいつは化け物すぎるぞ…!

 

すると…

 

 

『四聖獣神話!』

 

『一刀両断!ブッた斬れ!』

 

『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』

 

 

バスター

「うおぉぉぉぉ!!!大丈夫かぁ!お前らぁ!?」

 

バスターと迅が現れて滅亡迅雷に攻撃した!

が…やはり…

 

「え!?一真君の攻撃が効いてない!?」

 

バスター

「頑丈な野郎だな!!だが!諦めるかよ!!!」

 

バスターは連続で攻撃していき、

迅も続いて攻撃していった…

 

アルティメットサウザー

「くっ…一真のパワーでも効かないのか!?」

 

滅亡迅雷は攻撃に微動だにせず、

逆にバスターの身体を殴ってから迅を蹴って、

二人共ふっ飛ばした!!

 

バスター

「うおう!!…こいつ…マジかよ…!!」

 

「エマちゃん大丈夫!?」

 

「うん…けどあの仮面ライダー…硬いよ…」

 

こいつを倒す方法はなんだ…!?

考えていると今度は上空から…

 

『インボカシオン…』

『フォルティーシモアランジーナ!』

 

「ゴガァァァァァァ!!!」

 

上空から魔神が降りてきて滅亡迅雷に殴り、

そのまま連続で殴り続けていった!!

 

この魔神は…!?

 

「とぉ!助っ人参上です!!」

 

エスパーダ

「みんな大丈夫か!?」

 

魔神に続いて雷とエスパーダが降りてきた。

あの魔神はエスパーダのか…

 

「かすみん達が来たからにはもう安心です!

雷斗のもの凄い魔神がやっつけてくれます!!」

 

エスパーダ

「お前が威張ってどうする…

だが、流石にこれであいつは…」

 

魔神は滅亡迅雷に連続で殴り続けて…

 

『魔神必殺撃破!!』

 

「ゴガァァァァァァァァァ!!!!!」

 

渾身の一撃が滅亡迅雷に当たろうとした!

 

滅亡迅雷

「……Analysis complete...(分析完了…)」

 

滅亡迅雷は魔神の渾身の一撃を掴んで、

逆に今度は魔神に連続で殴っていき、最後に魔神を蹴り上げて、一緒に高くジャンプしてから魔神を地面に蹴り飛ばして魔神を地面に叩きつけた!!

 

「ゴガ…ガァァァ……」

 

魔神は消滅して敗北した…!?

 

エスパーダ

「おい嘘だろ…!?」

 

「うえぇぇぇ!?あの強そうな魔神が負けたぁぁぁ!?」

 

滅亡迅雷

「destroy you...(お前を滅ぼす…)」

 

滅亡迅雷は雷の剣を出して、二人に向かって行った!

 

エスパーダ

「来るぞかすみ!!」

 

「わかってる!!」

 

『スペシャル!ふむふむふーむ…』

 

『完全読破一閃!』

 

《ゼツメツディストピア!》

 

エスパーダ

「トルエノ・ルプトゥラ!」

 

「とりゃぁぁぁ!!!」

 

二人は互いに技を放ったが…

滅亡迅雷はまずエスパーダの攻撃を防いでから蹴り飛ばしてふっ飛ばして、雷を攻撃が当たる前に自分の剣で斬ってふっ飛ばした!

 

エスパーダ

「ぐあぁぁぁ!!」

 

「うわぁ!!」

 

雷はふっ飛ばされたが、直ぐに体制を立て直そうと立ち上がろうとしたが…滅亡迅雷はベルトのキーを再度押し込んだ…

 

《マスブレインインパクト》

 

「!?」

 

滅亡迅雷

「you're done...(お前は終わりだ…)」

 

滅亡迅雷は右腕にエネルギーを溜めて、

雷に殴りかかった!!

 

「かすみちゃん!!?」

 

剣斬

「やべぇ!!」

 

俺達は急いで助けようとしたが、間に合いそうになく…

雷に滅亡迅雷のパンチが当たりそうになった時…

 

エスパーダ

「かすみぃぃぃぃ!!!!!!」

 

エスパーダが雷の目の前に出て、

聖剣を前にして防いだが…

 

バッキィン!!

 

エスパーダ

「!?」

 

エスパーダの聖剣が折られて!

そのまま滅亡迅雷の攻撃をもろにくらい、

再びふっ飛ばされて変身が解けた…

 

雷斗

「がっ…はっ……!!…」

 

「雷斗ぉぉぉ!!!!」

 

 

サウザー視点…終

 

 

雷斗視点…

 

 

雷がピンチになった時…

俺はふっ飛ばされたダメージの痛みを堪えて…

急いで雷の前に出て防いだが…

 

聖剣が折られてそのまま攻撃をくらって変身が解けて…

再びふっ飛ばされて…そのまま地面に落ちた…

 

雷斗

「ぐっ…かはっ…!」

 

うっ…ヤバいダメージくらったな…咄嗟に身体ずらしたから急所は外せたけど…

 

滅亡迅雷

「you can't win...(お前達は勝てない…)」

 

「ふざけないでよ…何を言ってるかわからないけど…!!

よくも…雷斗を…雷斗を!!!」

 

「かすみちゃん!!」

 

バスター

「よせ!!かすみ!!迂闊に突っ込むな!!」

 

アルティメットサウザー

「滅亡迅雷…勝手に勝てないとか決めるなぁ!!!」

 

「もちろんだよ!行くよ〜!!」

 

みんなが滅亡迅雷に向かって行った…

 

雷斗

「ぐっ…うぅ…怪我で寝てる場合じゃねえ…!!」

 

俺は身体に鞭を打って無理矢理にでも立ち上がった…

 

雷斗

「雷鳴剣黄雷…ごめんな…無理に扱って…

だけど…俺は戦わないといけないんだ…!」

 

たとえ聖剣が折れても…俺は戦う…

 

雷斗

「かすみも…みんなも守らないと…

アイツを倒す為にも…

俺の想いは…ここで尽きさせない!!」

 

俺は再びライドブックを取り出すと…

突然バチバチと音が鳴り…それからライドブックから雷が放たれて上空に打ち上がった!?

 

雷斗

「何だ…!?」

 

驚いていると今度は上空から雷が落ちて、

聖剣にぶつかり雷が纏った聖剣が…姿を変えていった!?

 

『月光雷鳴剣黄雷!』

 

聖剣が変わり…

更にランプドアランジーナのライドブックも姿を変えた!?

 

雷斗

「想いが奇跡を起こしたって言うのか…?

今はそんな冷静に考えてる場合じゃないな…!!」

 

俺は聖剣をベルトの納刀してから、

ライドブックを開いた!

 

《アラビアーナナイト》

 

『とある千の夜に紡がれる罪と魔法の物語!』

 

ベルトに装填させて、力を込めて俺は抜刀した!!

 

雷斗

「変身!!!」

 

『月光黄雷抜刀!』

 

『月華が闇を照らし出す千と一つの物語』

『アラビアーナナイト!』

『SPARKLE NIGHT!』

 

「え…何?」

 

剣斬

「何だ…あれ…!?」

 

エスパーダ

「滅亡迅雷…!!

見せてやるよ…人間の想いの力を!!

お前に叩き込んでやる!!」

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 四機人との激闘!絶望を打ち破る強さ!


はいどうも作者です!

最終決戦もそれぞれの戦いが始まり、
まずは1型やバルキリー達のキメラギーガの戦い、

この敵は思いつきで考えてみました。
普通のギーガだと簡単に倒されてしまうので、
アークメギドがコアとなって周りのマギアとメギドとシミーを取り込んでなった姿です。

最終決戦ですからね〜ド派手な敵も出さないと!

そして、まずはルシファーを撃破!

ルシファーは本家だとスペックは強いんですが…
変身者にちょっと問題があるんじゃないか?
と思ってます…まぁ相手も悪かったですけどね…だから今作は完全にアークが従えるアークメギドがなった訳ですから本家よりはそこそこに強いです!
まぁ最後は猛攻により撃破されました。

続いて滅亡迅雷は…

こいつはめちゃくちゃ強いイメージしかないですね。
実際八人がかりで相手しても無双するくらいの強さを誇ります…本家でもインパクトが凄かったですから…
けどデザインはめちゃくちゃ好きです!

ランペイジバルカンの必殺技は本家では不発に終わりましたから今作では決めるぞっと思いを込めて、ちょっとオリジナルを加えた形にしてみました。

アラビアーナナイトの登場も出すなら、
ちょっと絶望的な状況にしたかったので今回の登場の形になりした。本来は変身して聖剣が変わりますが、今作の始めから聖剣が変化したのはオリジナルです。こうゆう形でもアラビアーナナイトになるのも書いてみたかったのでこうしました。

それでは次回で!




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第67話 四機人との激闘!絶望を打ち破る強さ!

 

エックスカリバー視点

 

エックスカリバー

『『「はぁ!!」』』

 

アークエンドレス

「面倒な奴め…!!」

 

我らはアークエンドレスを少しづつだが、

押していた…相手はこっちの動きを予測出来ないのか?

だけどそのお陰でこっちの攻撃は当たって、

反撃出来ている…油断は出来ないがな…!

 

アークエンドレス

「(何故こいつは…動きが予測出来ない…!?

こいつの動きの予測を見るのを邪魔されている…

妙だ…こいつに宿るのは何だ…!?…!!)」

 

突然アークエンドレスは我らの攻撃を防いで、

反撃してきた。こんな攻撃…ん!?

 

エックスカリバー

『『「ぐっ!?」』』

 

攻撃を防いだけど、何だかおかしい!?

少しパワーが上がった気がする!

何で突然強くなったんだ!?

 

アークエンドレス

「ルシファーが…やられたか…」

 

アークエンドレスは我らに接近してきて、

素速く剣を振って攻撃してきた!?

速い…!スピードも上がってる…何があったんだ!?

 

けれど…まだ負ける気はしない!!

 

エックスカリバー

『『「くっ…はあぁぁぁ!!!」』』

 

我らは剣を弾き、体制を立て直してから再び反撃した!

 

 

エックスカリバー視点…終

 

 

エスパーダ視点…

 

「雷斗…!?」

 

新たな姿になった俺は聖剣を構えて、

滅亡迅雷に高速移動して接近した!!

 

剣斬

「速い!?」

 

滅亡迅雷

「!?」

 

エスパーダ

「はあぁぁぁ!!!!」

 

滅亡迅雷に聖剣で攻撃していくと、

一切怯まかったこいつは俺の攻撃を当てる度に怯んでいった!効いてる…くっ!耐えろよ…俺の身体!!

 

エスパーダ

「はぁ!!」

 

滅亡迅雷

「!!……Incomprehensible...

Sudden increase in power Incomprehensible...!?

(理解不能…突然の力の上昇理解不能…!?)」

 

エスパーダ

「お前には!わからねぇよ!!!」

 

『必殺読破!』

『月光黄雷抜刀!』

『アラビアーナナイト必殺斬り!』

 

エスパーダ

「これが!俺の想いの力だぁぁぁぁ!!!」

 

周辺が三日月の月夜になり、

俺は構えて、稲妻の如き速さで滅亡迅雷に向かって行って渾身の斬撃をくらわした!!

 

滅亡迅雷

「!!」

 

くっ…倒すまではいかなかったか…!

いや…身体に亀裂が入った…もう一度…!

 

うっ…

 

俺は膝を着いた…くそ、直撃くらってるからな…

負担が来てるな…だけど無茶してでも!

 

バスター

「雷斗!!後は任せろ!!!」

 

えっ!?土門さん…

 

 

エスパーダ視点…終

 

 

バスター視点…

 

 

エスパーダがあの野郎の身体に亀裂を入れたんだ…

あいつは無理してそうだしな…

 

バスター

「行くぞ…あぁ?」

 

滅亡迅雷は俺を見て持っている全ての武器か?

両腕にクローを着けて片腕に剣ともう片方の腕にも、

アタッシュアローを持ち始めた。

 

バスター

「武器の数なら…俺の方が上だ!!

行くぞぉぉ四聖獣の力を見せてやるぜ!!」

 

『サモン!』

 

『青龍薙刀!』

 

『白虎爪!』

 

『朱雀双剣!』

 

『玄武岩斬刀!』

 

俺は全ての武器を召喚すると、武器から俺の幻影が現れて、幻影は武器をそれぞれ持って俺の横に並んだ。

 

『四聖獣神話!ドゴーン!』

 

バスター

「四聖獣!幻影連破斬!!!

うおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

先に幻影達が滅亡迅雷に突っ込んでいって、それぞれ強烈な一撃をくらわしていって滅亡迅雷の武器を破壊していってから最後に俺が滅亡迅雷の身体に一撃ぶちかました!!

 

『会心の激土乱読撃!ドゴーン!』

 

滅亡迅雷

「ガガ…!!グギガガ…!!ガガガガ!!!」

 

バスター

「んな!?まだ動くのかよ!?」

 

あんだけの攻撃ぶちかましてやったのにまだ動くのかよ…何て頑丈な野郎だ!!

 

バスター

「もう一発ぶちかまして…」

 

剣斬

「お先!!」

 

バスター

「あっ!おい湊!!」

 

 

バスター視点…終

 

 

剣斬視点…

 

 

今のこいつになら…俺の攻撃も通る筈だ!

 

剣斬

「分身で一気に終わらせて…!?」

 

俺はライドブックを取り替えようとすると…

間違えたのか…アルターブックを取り出した…

 

剣斬

「使えって言うのか…」

 

まるでアルターブックはアイツが返事をするように、

一瞬だけ光った…仕方ねぇな…!

 

「湊!危ない!」

 

俺は目の前を見ると…滅亡迅雷がいつの間にか俺に指先を向けて

赤い稲妻を纏った紫色の光球を放ってきた!?

 

剣斬

「やっべぇ!!」

 

俺は咄嗟に後ろへ飛んだが、

滅亡迅雷が放った攻撃は足元で爆発した!!

 

「湊!?」

 

滅亡迅雷

「First one...(まずは一人目…)」

 

『風双剣翠風!』

 

剣斬

「せりゃあ!!」

 

滅亡迅雷

「!?」

 

俺は爆風の中からジャンプして難を逃れた。

 

「湊…?その姿…マフラーに剣…それって?」

 

俺は咄嗟にアルターブックを聖剣に装填して使った。

その姿はよくわからねぇか…俺の元からあったマフラーとは別に赤いマフラーが着いて…俺の片方の腕にはアイツの…デザストの剣が握られていた!

 

剣斬

「行くぞぉぉぉぉ!!!」

 

俺は素速く動き!滅亡迅雷に向かって行って、

風双剣翠風とデザストの剣を二刀流に構えて…

あの技の名前を叫んだ!!

 

剣斬

「カラミティ・ストライク!!!!」

 

身体を回転させながら滅亡迅雷に連続で斬撃をくらわしてから通り過ぎた後に、高くジャンプして…

 

剣斬

「それと!!カラミティ!!」

 

俺は赤いマフラーで滅亡迅雷を掴んでから回転しながら突っ込んで行った!!!

 

剣斬

「エンドォォォォォ!!!!!」

 

回転させながら滅亡迅雷の亀裂にへとぶった斬ってやった!

 

滅亡迅雷

「ガーガガ!!Perish... perish...!

(滅亡せよ…滅亡せよ…!)」

 

《マスブレインインパクト!》

 

剣斬

「うおっと!!」

 

滅亡迅雷は殴りかかってきたが、俺は素速く避けて難を逃れた!

 

剣斬

「いい加減に倒れろよ!!」

 

流石に火花散らしてんだぞ!!

もう一息な気がするが…!

 

アルティメットサウザー

「だったらこれでとどめを刺すまでた!!」

 

会長!?

 

 

剣斬視点…終

 

 

サウザー視点…

 

回想…

 

 

シトイ

「こいつをお前に…」

 

朔太

「これは…イリマの…」

 

シトイ

「アイツがやられた場所で拾ってな…これはお前に持っていて欲しい」

 

朔太

「何故俺に?」

 

シトイ

「お前がきっかけでイリマは変われたんだ。

イリマもその事で感謝していた…お前が持っていてくれた方がイリマも喜ぶかもしれないからな」

 

朔太

「シトイ…あぁ…わかった。これは大切に受け取ろう…」

 

 

回想…終

 

 

現在…

 

 

俺はサウザンドジャッカーをもう一つ取り出し、

シトイから預かった物も取り出した。

 

アルティメット

「イリマ…力を貸してくれ!!」

 

《ミリタリーホーン!》

 

《アルティメットホーン!》

 

Progrise key confirmed. Ready to break."

《サウザンドライズ!》

 

二本のサウザンドジャッカーを地面に突き刺してから、二つのサウザンドジャッカーにそれぞれキーを装填してからレバーを引いてから引き金を引いてから引き抜いて構えると、俺のキーを装填したサウザンドジャッカーに金色のエネルギーが纏い…イリマのキーを装填したサウザンドジャッカーに赤色のエネルギーが纏った。

 

滅亡迅雷

「destroy you...(お前を破壊する…)」

 

滅亡迅雷は高くジャンプしてからベルトのキーを再度押し込んだ。

 

《滅亡迅雷インパクト!》

 

 

アルティメットサウザー

「お前は強いかもしれない…だが!!

俺も…俺達も負ける訳にはいかないんだぁぁぁ!!!」

 

 

上空から蹴りの体制で突っ込んできた滅亡迅雷を俺は二本のサウザンドジャッカーで迎え撃った!!!

 

アルティメットサウザー

「ぐっ!!うぅ…!!」

 

重い…!だが…!!これぐらいで!!

 

アルティメットサウザー

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

滅亡迅雷

「Incomprehensible...

Sudden increase in power...

Incomprehensible...!?

(理解不能…突然の力の上昇…理解不能…!?)」

 

アルティメットサウザー

「うおっらぁぁ!!!!」

 

滅亡迅雷を渾身の力を込めて打ち負かしてから、

上空で怯んだ所を俺も接近する為にジャンプして近づいてからエネルギーを纏ったサウザンドジャッカーで連続で攻撃していってから地面に叩きつけた!!!

 

滅亡迅雷

「ギギ…ガ…ガガ…!!」

 

滅亡迅雷はまだ立ち上がろうとしたが…

 

アルティメットサウザー

「今だ…行けぇ!!彼方ぁぁぁ!!!!」

 

俺がそう叫ぶと…

 

《スティングユートピア!》

 

《ゼツメツユートピア!》

 

《フライングユートピア!》

 

《ゼツメツユートピア!》

 

 

「一人だと弱いかもしれないけど…!」

 

「二人と三人と四人なら…!」

 

「きっと倒せるよ!」

 

「きっとじゃなくて絶対に倒せます!」

 

滅と亡と迅と雷が四人一斉に飛び上がって滅亡迅雷にへと蹴りの体制に突っ込んで行った!!

 

滅・亡・迅・雷

「「「「行っけぇぇぇぇ!!!!」」」」

 

四人の必殺技は滅亡迅雷にへと炸裂して、

滅亡迅雷はぶっ飛んでいった!!

 

滅亡迅雷

「Humans… Incomprehensible powers…

Destructive lightning… Stopped functioning…

(人間…理解不能の力…滅亡迅雷…機能停止……)

ギギ…ガー…ピー……」

 

ぶっ飛んでいった滅亡迅雷は…爆発して…

ようやく…倒す事が出来た…!!

 

アルティメットサウザー

「やった…か…」

 

バスター

「とんでもねぇ奴だったな…」

 

エスパーダ

「まったくです…ぐっ…!」

 

「雷斗!?大丈夫!?」

 

剣斬

「ようやく倒せたか…ん?」

 

「湊、マフラーと剣が…」

 

アルティメットサウザー

「何だ…?」

 

剣斬を見ると…赤いマフラーと持っていた剣が消滅していっていた…あれは確かデザストって言うメギドの…

 

剣斬

「助けられたな…ありがとよ…」

 

剣斬は持っていたブックにそう言うとブックも消滅して消えていった…

 

「朔太君?大丈夫?」

 

アルティメットサウザー

「あぁ…良くやってくれたよ、みんな…」

 

「えへへ〜みんなのお陰だよ〜けど…」

 

「うん…まだ…終わりじゃないんだね…」

 

バスター

「親玉ぶっ倒さねぇとな…!」

 

エスパーダ

「俺も…まだ休んでる場合じゃないな…」

 

「無理しないでよね雷斗…」

 

戦いはまだ終わった訳じゃない…

アークを倒さないとな…

 

 

サウザー視点…終

 

 

ブレイズ視点…

 

 

ブレイズ

「はぁ…はぁ…」

 

たく…何とかかろうじて戦えているが…

キッツいな…それぞれ一体ずつ相手してるならいいが…

エデンとストリウス…こいつら強すぎんだろ…!

 

ファルシオン

「志貴君…大丈夫ですか…?」

 

ブレイズ

「いやギリギリだ…分断させれたらいいんだがな…」

 

ストリウスは荒々しいし…

エデンは血?みたいなのでひたすら攻撃してきやがるから、ライドブックを変える隙がねぇ…何とか隙を…!

 

「やあぁぁぁ!!!」

 

エデン

「!?」

 

エデンは突然横から蹴り飛ばされた!

誰が蹴ったのか確認すると…

 

ゼロツー

「二人共大丈夫!?」

 

ファルシオン

「歩夢さん!」

 

迅バーニング

「私も来ましたよ〜!!」

 

上空から迅バーニングが現れると…

 

ファルシオン

「せつ菜さんも!危ない!!」

 

ストリウス

「グガァァァ!!!」

 

迅バーニング

「うわぁ!?」

 

セイバー

「菜々!!!」

 

迅バーニングがストリウスに襲われそうになった時に、

横からセイバーが現れてストリウスを攻撃して守った!

 

ゼロワン

「よっと!志貴!無事か!?」

 

ゼロワンも合流して、ようやくちょっと安心か…

 

ゼロワン

「協力して倒すぞ!行くぞ歩夢!」

 

ゼロツー

「うん!!」

 

ストリウス

「グガァァァ!!」

 

セイバー

「ストリウス!!」

 

迅バーニング

「倒しますよ!涼牙さん!!」

 

四人はそれぞれエデンとストリウスに向かって行った…

よし…ようやくこれで…

 

ブレイズ

「隙が出来た!」

 

《タテガミ氷獣戦記》

 

『流水抜刀!タテガミ展開!』

 

『全てを率いし、タテガミ!』

 

『氷獣戦記!ガオーッ!』

 

『LONG GET!』

 

やっと変われたぜ…ここから反撃してやるよ!

俺も加勢に行こうとすると…

 

ファルシオン

「待って志貴君!」

 

ブレイズ

「わっとと!何だしずく…」

 

ファルシオン

「お願いがあるの、トゥリクルさんのワンダーライドブックを私に貸して!」

 

ブレイズ

「え?トゥリクルの…何するかわからねぇが、ほらよ!」

 

俺はファルシオンにトゥリクルのライドブックを渡して、そのままファルシオンはベルトに聖剣を納刀した。

 

《アメイジングビースト》

 

ファルシオン

「行きます!」

 

『抜刀…!』

 

『エターナルワンダー!』

 

『虚無!生物の牙で、全てが無に帰す!』

 

ファルシオンは全身の色が白色になり、属性も氷か?

更に両腕にクローが着いていて新たな姿になった。

 

ファルシオン

「やっぱり…何故かわからないですけど、この本でなる姿の方がしっくり来ますね…」

 

ブレイズ

「…そうか…(やっぱトゥリクルの生まれ変わりだからか…もしかしたら俺は前の世界でこうゆう風にトゥリクルと一緒に戦っていたのかもな…さて…)しずく!行くぞ!!」

 

ファルシオン

「はい!」

 

俺はファルシオンと一緒にまずは…

 

ゼロワン

「はぁ!」

 

ゼロワンとゼロツーはエデンに攻撃していたが、

エデンは攻撃を受けても直ぐにやられた所から再生する…あれが厄介なんだよな…あれは何なんだ…?

 

ゼロツー

「一体どうなってるの!?」

 

ゼロワン

「こいつ!!」

 

ゼロワンは攻撃してから掴みかかろうとした、が交わされてしまいエデンに逆に攻撃されてふっ飛ばされた。

 

ゼロワン

「ぐあ!」

 

ゼロツー

「大丈夫?明日飛君?」

 

ゼロワン

「あぁ…こいつ!これでも!」

 

《エブリバディジャンプ!》

 

ゼロワンは武器にキーを装填してからエデンに反撃をした!

 

《メタルホッパーズアビリティ!》

 

《チャージライズ!フルチャージ!》

 

《メタルライジングカバンダイナミック!》

 

ゼロワン

「くらってろ!!」

 

エデンに何か銀色のやつを纏わせて斬撃をくらわしたが…

エデンはやられた所から再生…

 

エデン

「!!?…ガガ…」

 

何だ!?ゼロワンが攻撃したエデンの身体に銀色のバッタが何匹かいてエデンの身体の一部を食って再生を防いだ!?

 

ゼロワン

「攻撃が!?ん…こいつが再生するのは…何か小さな集合体が身体中に集まってるのか…」

 

そういやこいつ…身体中の周りに赤色の粒子みたいなのが出てたが…まさかそれが再生の秘密か…?

 

エデン

「ガガ…ガ!…ナノマシン…イチブソンシツ…

ハイジョスルノニ…モンダイ…ゼロ…!!」

 

エデンがそう言うと身体中から剣状の物を出していき、腕も何本か出してきた!?

 

ゼロワン

「ナノマシンって聞こえたが…そうか、こいつはナノマシンで身体の傷を再生していたのか!?」

 

ゼロツー

「それだとどうやって倒すの?幾つかパターンが頭に浮かんで来るけど…どれも再生するパターンしか…」

 

小さい集合体…それがなければアイツは倒せる…

どうにかするには…そうだ!!

 

ブレイズ

「俺達に任せろ!!しずく、俺に合わせろ!!」

 

ファルシオン

「わかりました!!」

 

『必殺凍結!』

 

『流水抜刀!』

 

『タテガミ氷牙斬り!』

 

『永久の獣!』

『無限三突!』

 

俺とファルシオンはエデンに近寄って、

お互いに聖剣を振った!!

 

ブレイズ・ファルシオン

「はあぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

俺達が振った聖剣はエデンに命中してダメージを与えた!

 

エデン

「ガガ…!?」

 

ブレイズ

「ナノマシンってのはどんだけ凄いのか知らないけどよ…俺達の冷気は絶対零度を超える冷気だ!耐えれるなら耐えて見ろよ!」

 

エデンは斬られた所から凍っていき…

再生しようにも再生出来ずにいた…

 

ブレイズ

「明日飛!!そいつを頼む!!俺は涼牙達の手伝いに行って来る!!」

 

ゼロワン

「あぁ!わかった!ありがとう!!」

 

俺達はエデンをゼロワンに任せて、

ストリウスと戦っているセイバー達の所へ向かった。

 

 

ブレイズ視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

 

ブレイズとファルシオンが傷つけた所からエデンは凍っていき、動きがぎこちなくなったのと、再生ができずにいた。凍ってる箇所を殴って氷を砕いて再生しようとしてるが…

 

ゼロツー

「二人がくれたチャンスを無駄にしないように!」

 

ゼロワン

「あぁ!エデン!お前を止めるのは…」

 

ゼロワン・ゼロツー

「俺達だ! / 私達だよ!」

 

《リアライジングインパクト》

 

《ゼロツービッグバン》

 

俺達はキーを再度押し込んで、

高速で移動してから、俺はエデンを蹴り飛ばし、エデンの周りを高速移動しながら翻弄させた!

 

エデン

「ガガ…ギギ…タイショウキケン…ハカイ…!」

 

《エデンインパクト》

 

エデンは以前やったあの技をしようとしたが、凍っているせいで技が出せないでいた。やっぱり今が倒すチャンスだ!

 

ゼロツー

「やぁ!」

 

ゼロツーはエデンの前に出て蹴り飛ばされてふっ飛んでから俺は飛んでいったエデンの背後に高速移動して上空へと蹴り飛ばした!

 

ゼロワン

「はっ!」

 

俺達はお互いに高くジャンプしてエデンを追って、

エデンは反撃しようと蹴りをしてきた所をゼロツーが蹴って防いだ後に俺はエデンを攻撃して地面にへと叩き落とした!

 

エデン

「ガ…ギギ…ギ…!」

 

そして俺達はそのままエデンに向かって急降下するように飛び蹴りの体制になって突っ込んでいった!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン・ゼロツー

「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 

俺達の攻撃がエデンに炸裂して、

そのまま貫いて俺達は地面に着地した!

 

 

《リアライジングインパクト!》

 

《ゼロツービッグバン!》

 

 

エデン

「ガガ…ラク…エン…ガガ…!!」

 

エデンはそのまま倒れて爆発して…

再生もせずに倒す事に成功した。

 

ゼロツー

「やったね!明日飛君!!」

 

ゼロワン

「あぁ!」

 

俺達はお互いにハイタッチをして勝利を喜んだ。

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

セイバー視点…

 

 

セイバー

「ぐあ!!」

 

迅バーニング

「涼牙さん!!」

 

俺達はストリウスと戦っていたが…

やっぱりこいつは強いな…

 

クリムゾンセイバーで…いや…

あの姿でもこいつは互角かそれ以上だった。

 

こいつを倒すには…

 

ブレイズ

「涼牙!!」

 

ファルシオン

「私達も手伝います!」

 

迅バーニング

「水守さん!しずくさ…むむ!?

何ですかその姿!?新しい姿ですか!?」

 

こんな時でもブレないな〜菜々は…

 

四人がかりか…最悪の事も考えて…

 

セイバー

「こいつで試してみるか…」

 

刃王剣十聖刃を取り出してベルトに納刀してから…

俺はあるライドブックを取り出した…

 

 

 

 

 

 

 





次回 打ち破る悪意と終わりなき悪意の恐怖


はいどうも作者です!

今回で滅亡迅雷とエデンを撃破!

滅亡迅雷は…ようやく倒せた感があります…

エデンは能力封じられてしまったので、
これはどうしようもないです…
本家のエデンを見ててもナノマシンを使っての戦いが多かったのもあるのでナノマシンを封じられたら本当にどうする事も出来ないと思います…

個人的にエデンは悪のライダーですけど、
本家の変身している人が悪い人じゃないので、やってる事は悪かもしれないですけど…根が優しい人でしたからね〜映画を見て好きになったライダーの一人です!

さて、今回は色々とオリジナル形態が登場…

剣斬のデザストアルターブックを使っての姿は、
本家でアルターブックを手に入れた時にこうなるんじゃ?
と思って想像した姿です。

ファルシオンのオリジナル形態、
本来はアメイジングセイレーンにしようと考えていたんですけど…あれの能力を知ってる人はわかると思いますけど、能力使ったらこの小説の物語そのものが終わってしまう程のヤバい能力ですから、急遽考えて出来た姿です!

ファルシオンは当初、せつ菜かしずくかどっちに変身させるか悩んでいた時期もありました。

悩んでいた時に、アメイジングセイレーンが公式で明かされて色合い見てこれだ!となってしずくにしました。

まぁ…迅バーニングに変身したしずくも面白そうですけどね(笑)


今回は気になる所で終わってしまいましたが…
次回セイバーは何のワンダーライドブックを?

詳細は次回でわかります!


そして…虹ヶ咲5thライブを配信ですが、
四公演楽しみました!!

本当四公演は贅沢な感じがしました。
最高の時間を堪能出来ました!

「待て!俺達も堪能したぞ!!」

え?

侑利
「最高のときめきだ〜!!侑〜!!
お前も良かったぞ〜!!!」

明日飛
「楽しいライブありがとう〜!!歩夢〜!!」

雷斗
「かすみ…スモークで…ぷふ…(笑)」

涼牙
「よく頑張ったな〜菜々〜(泣)」

蒼希
「何か、愛めちゃくちゃコーレスで、
はしゃいでたな、可愛かったけどな」

希子
「あたしもやるわよ!!繚乱よ〜!!
み…じゃなくて栞子!ランジュ!最高よ!!」

一真
「エマ〜!!最高に癒やされたぞ〜!!」


「璃奈〜!ミア〜!お前ら最高だったぞ〜!!」

朔太
「ラブリー・カナタ!ラブリー・カナタ〜!!」

志貴
「しずくさん本当に素敵でした…!!」


「ふっ…今日も果林が可愛かったな…」(儚死寸前)

え〜と堪能はわかるが…何でみんなも特攻服!?

明日飛
「ライブを見て!俺達も気合い入れる為だ!」

侑利
「クライマックスも近いしな!」

涼牙
「それじゃあ最後までこの作品を!!」


全員
「夜露死苦!!」
仮面ライダー一同より


別の作品になってしまうわ!!
とりあえずあらためて最後まで宜しくです!

それでは長くなってしまい、
失礼します!それでは次回で!





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第68話 打ち破る悪意と終わりなき悪意の恐怖

 

セイバー視点…

 

俺と迅バーニングはストリウスと二人で戦っていたけど、自我がないぶん荒いのもあるが、こいつは本当に厄介だ…

戦っている最中にブレイズとファルシオンが途中から合流してくれて四人になった…

 

四人でも倒せるのか…?

 

いけるかわからない…

こいつはクロスセイバーやクリムゾンセイバーでも対等かそれ以上に渡り合う…だから…

 

セイバー

「こいつで試してみるか…」

 

刃王剣十聖刃を取り出してベルトに納刀してから…

俺はあるライドブックを取り出した…

 

ブレイズ

「涼牙…そいつで勝てるのか…?」

 

セイバー

「わからない…けど、出し惜しみはなしだ!」

 

ブレイズ

「わかった!お前はこいつに派手にぶちかましてやれ!まぁその前に俺達が倒しちまうかもな!!!行くぞしずく!!」

 

ファルシオン

「はい!」

 

二人は先にストリウスにへと向かって行った。

 

セイバー

「菜々!」

 

迅バーニング

「はい!え!?…これ!?」

 

俺は迅バーニングに火炎剣烈火を渡した。

 

セイバー

「こいつも使って戦って来い!」

 

迅バーニング

「…はい…わかりました!!行きますよ〜!!」

 

迅バーニングは自分の武器をもう片方の手に持って二刀流にしてストリウスに向かって行った。

 

セイバー

「さて…行くぞ!!」

 

 

《エモーショナルドラゴン》

 

『勇気!愛!誇り!』

 

『3つの力を持つ神獣が、今ここに…』

 

俺はベルトに装填してから…

刃王剣十聖刃を掴んで引き抜いた!!

 

『聖刃抜刀!』

 

『愛情のドラゴン!』

 

『勇気のドラゴン!』

 

『誇り高きドラゴン!』 

 

『エモーショナルドラゴン!』

 

 

『クリスタルセイバー!(セイバー!)』

 

 

『神獣合併!特別な感情が溢れ出す…

聖剣と心の輝き!!』

 

 

ぐっ…凄いパワーだな…!

 

これは長くは維持出来ないかもしれない…!

 

だが…これなら!

 

クリスタルセイバー

「行くぞ!ストリウス!!」

 

 

セイバーあらため

クリスタルセイバー視点…終

 

 

ブレイズ視点…

 

 

向かって行って戦うのまでの勢いは良かったが、

俺達三人は対したダメージを与えられずにいた。

 

ストリウス

「グガァァァァァァ!!!!」

 

こいつ!荒いだけだが!

攻撃力も凄いが防御力も高いな!

 

ファルシオン

「志貴君!何か来るよ!?」

 

ファルシオンがそう言うと、

ストリウスはベルトのライドブックを荒く閉じた後、

バックルの起動スイッチを叩くように一回押した。

 

『GRIMOIRE READING!』

『THE STORY OF DESPAIR!』

 

ストリウス

「ガァァァァァァ!!!」

 

俺達に剣を向けてやけくそ気味に電撃を放ってきた!

 

ブレイズ

「危ねぇ!ぐあ!!」

 

ファルシオン

「きゃあ!!」

 

迅バーニング

「わぁぁ!!」

 

三人纏めてくらってしまい、ふっ飛ばされた…

くそ…あいつ…やけくそ気味に使ってきたが、自我がないお陰か?あんなのに自我があったらヤバいぞ…この電撃だけでかなりのダメージだったぞ…

 

クリスタルセイバー

「はあぁぁぁ!!」

 

ブレイズ 

「涼牙か!?」

 

迅バーニング

「おぉ!!またカッコいい姿です!!」

 

セイバーはストリウスに向かって聖剣で攻撃した。

 

ストリウス

「ガァ!!」

 

あいつに攻撃が効いた!?

 

『刃王必殺リード!既読十聖剣!』

 

『刃王必殺読破!刃王クロス星烈斬!』

 

クリスタルセイバー

「はぁ!!」

 

十本の聖剣を召喚して剣士達の幻影が現れて、

一斉にストリウスに攻撃していった!

効いてる…あの姿のセイバーだと攻撃が効くようになったのか?

 

ファルシオン

「志貴君!?あれを!!」

 

ファルシオンが何かに気づいて指を差す方を見ると…

ストリウスの身体に亀裂が入っていた!?

そうか…こいつらは元はアークメギドだ。

中身の機械の部分が出たって訳か…それなら!

 

ブレイズ

「あの部分を狙えば俺達の攻撃も通る筈だ!!」

 

ファルシオン

「わかりました!!」

 

迅バーニング

「行きますよ!!」

 

俺達三人は体制を立て直して、

再びストリウスにへと向かって行った!

 

クリスタルセイバー

「ぐっ…負担がデカいな…これ…!」

 

ブレイズ

「涼牙!お前だけにカッコつけさせないぞ!」

 

『必冊凍結!』

 

『百大氷獣!』

『タテガミ大氷獣撃!』

 

ブレイズ

『レオ・ブリザード・カスケード!!』

 

氷塊を作り出してストリウスに向けてぶつけてから動きを止めて

飛び蹴りを叩き込んで氷塊ごと爆砕してくらわしてやった!

 

ストリウス

「グガァァァ!!」

 

ファルシオン

「私も!!」

 

『必殺黙読!』

『抜刀…!氷獣無双斬り!』

 

ファルシオンは冷気に包まれながら接近して、

ストリウスを斬り裂いて斬った後から凍っていった!

 

迅バーニング

「涼牙さんに借りた聖剣と一緒に!」

 

《インフェルノウィング》

 

《バーニングレイン》

 

迅バーニングは自分の武器と火炎剣烈火に炎を纏わせてから二刀流で連続で攻撃しまくって、ストリウスをぶっ飛ばした!

 

《バーニングレイン!》

 

迅バーニング

「涼牙さん!今です!!」

 

クリスタルセイバー

「あぁ…!これで終わらせる!!」

 

セイバーは上空にへと高く飛び上がって行った。

 

 

ブレイズ視点…終

 

 

クリスタルセイバー視点…

 

 

俺は聖剣をベルトに納刀してから上空へと飛び上がっていった!

 

『刃王必殺読破!』

 

『伝説の神獣!刃王一冊撃!』

 

『セイバー!』

 

クリスタルセイバー

「刃王情龍神撃破ぁぁぁ!!!」

 

上空から蹴りの体制で急降下して、

俺の周りに三体のクリスタルドラゴンが現れて、

一緒にストリウスに突っ込んでいってストリウスに命中した!

 

ストリウス

「グッ!ガガガガ…!!」

 

クリスタルセイバー

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

ストリウス

「グガァァァァァァ!!!!!!」

 

渾身の力を込めて…俺はストリウスを貫き、

地面に勢いよく着地して、ストリウスは叫びながら爆発して…何とか倒す事が出来た…

 

クリスタルセイバー

「やった…ぐぅ…」

 

まずいな…とにかく通常のクロスセイバーに…

 

俺は負担が大きいこの姿からクロスセイバーにへと変わった。

 

迅バーニング

「やりましたよ!!」

 

クロスセイバー

「あぁ…何とか倒せた…」

 

ブレイズ

「これで残るは…あの野郎だけだ!行くぞ!」

 

ファルシオン

「待ってください!志貴君〜!!」

 

クロスセイバー

「もうひと頑張り…行くぞ菜々!」

 

迅バーニング

「はい!世界を救いましょう!!」

 

俺達はアークの所へと向かった…

 

 

クリスタルセイバーあらため

クロスセイバー視点…終

 

 

バルキリー視点…

 

 

エクストリームバルキリー

「うおりゃぁぁぁ!!!」

 

あたし達はキメラギーガだっけ?

このデカいのと戦っているけど…こいつマジで頑丈すぎんのよ…さっきから連続で攻撃してんのに…!

 

1型

「本当に厄介だな…」

 

エクストリームバルキリー

「あ〜もう!何か弱点とかないの!?わっとと!」

 

キメラギーガはあたし達に向けて殴りかかってきたり身体中についてる砲門からビームで撃ってきたりしてさっきから攻撃しては避けての繰り返し…これじゃどうすりゃいいのよ!

 

バルキリーチーター

「ん?…希子!」

 

エクストリームバルキリー

「何よ!峰!今取り込み中!」

 

バルキリーチーター

「あの大きい敵の身体!あそこの部分だけ赤く光ってない!?」

 

え?……本当だ!確かにあそこだけ…

 

バルキリーホーネット

「ゲームとかならああゆう場所が弱点になるけど…」

 

バルキリータイガー

「いくら何でも…それは単純すぎないかしら?」

 

1型

「いや!可能性はあるかもしれない!

あのキメラギーガは元々身体の中心にアークメギドがくっついてから他のが両腕と両足に取り込まれて出来上がったものだからな」

 

バルキリータイガー

「それはもう弱点じゃない!!よ〜し!!」

 

まさか…嵐珠!あんた一人で突っ込む気なの…?

 

バルキリータイガー

「行きなさい!希子!!」

 

その発言にあたしと峰とミャーちゃんはズッコケてしまった…

 

エクストリームバルキリー

「あたしかい!!一人で突っ込んで行くみたいな雰囲気出しといてそれはないでしょ!?」

 

バルキリータイガー

「だって希子が一番強そうな見た目してるじゃない?」

 

バルキリーチーター

「あ〜…それはわかるわね…」

 

バルキリーホーネット

「確かに…」

 

え〜…あたしに行かせる気満々じゃん…

あ〜もう!わかったわよ!やってやろうじゃ…

 

1型

「それなら私が行こう…!」

 

えっ!?明日飛のお父さん!?

 

《ロッキングスパーク!》

 

1型

「はぁ!」

 

高速移動してキメラギーガの身体を登って行ってから、

ジャンプして弱点と思う箇所に向かって体制を変えながら…

 

1型

「これを人間の身体でやるの…結構キツいんだが…

やらないとな!!」

 

《ロッキングジ・エンド》

 

1型

「はあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!でりゃぁぁぁ!!」

 

弱点に向けて蹴りを思いっきりくらわした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1型

「はぁ!!!」

 

《ロッキングジ・エンド!》

 

キメラギーガ

「ガァァァァァァン!!!!」

 

弱点と思われていた所が爆発して…

あのデカいキメラギーガがよろめいて、更に爆発した箇所の中にアークメギドが見えた!?

 

1型

「今だ!!!撃ち抜けぇぇ!!」

 

エクストリームバルキリー

「やってくれるじゃない…カッコ良すぎでしょ!!」

 

あたし達はそれぞれショットライザーを構えた!

 

《ダッシュ!》

 

《サンダー!》

 

《ファイヤー!》

 

《ブリッツシュトゥルムダッシュ!》

 

エクストリームバルキリー

「ちゃんと当てなさいよ〜!!」

 

バルキリーチーター

「そうゆう本人が外さないでよね!!」

 

バルキリーホーネット

「don't worry!!」

 

バルキリータイガー

「無問題ラ!!」

 

エクストリームバルキリー

「よ〜し必殺!!

フォースバルキリーブラスト!!!」

 

バルキリー(チーター)(ホーネット)(タイガー)

(何その技名!?)

 

あたし達は一斉に撃って、

四つの弾丸は一つになってキメラギーガの中のアークメギドにへと綺麗に命中してキメラギーガは弱点を破壊されたからか、光だして…大爆発した!

 

そして、倒す事に成功した!

 

エクストリームバルキリー

「よし!撃破!!」

 

バルキリーチーター

「唐突に必殺技を言うから外すと思ったわよ…」

 

バルキリーホーネット

「ごめん、ボクも…」

 

バルキリータイガー

「名前決めるなら嵐珠が決めたかったわよ〜!」

 

1型

「おっとと…無事倒せる事が出来たね…いい腕前だよ」

 

エクストリームバルキリー

「いや、そうゆう猛雄さん凄すぎ…あのデカいのがよろけるくらいの蹴りをくらわすんだもん」

 

1型

「まぁ…身体に負担が来るんだけどね…いたた…さて、まだこれからだよ…」

 

エクストリームバルキリー

「そうだったわね…行くわよ!みんな!」

 

あたし達は次の敵…アークに向かって行った!

アークを倒したら全てが終わる!

そしたらあたし達の勝ちよ!!

 

 

バルキリー視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

 

敵の数もだいぶ減ってきたな…

戦いもそろそろ終わりが近くなって来てるのかもな…

 

俺とゼロツーは移動しながらアークの所に向かっていると…突然目の前に何かが飛んできた!?確認すると…

 

 

エックスカリバー

『『「うぅ…」』』

 

ボロボロになったエックスカリバーだった!?

 

ゼロツー

「侑ちゃん!?大丈夫!!」

 

ゼロワン

「おい!侑利!何があっ…」

 

エックスカリバーから話しを聞こうとすると、

俺達の近くに攻撃が飛んできた!

 

アークエンドレス

「どうやら…残りのエデン、滅亡迅雷、ストリウスもやられたようだな…」

 

ゼロワン

「アーク!!」

 

アークエンドレス

「お前らはここで滅ぶ…」

 

「誰が滅ぶだ!!」

 

そう聞こえて周りを見ると…みんなこっちに集まって来てくれた。

 

ランペイジバルカン

「滅ぶのはお前だ!アーク!!」

 

バスター

「ぶっ飛ばしてやるぜ!!」

 

みんな一斉にアークエンドレスにへと向かって行った!

 

エックスカリバー

『『「ぐっ…うぅ…駄目だ…アークは…!!」』』

 

エックスカリバーが何かを伝えようとしたら…

 

アークエンドレス

「……愚かな……」

 

突然アークエンドレスが姿を消して…

気がつくと…俺達はいつの間にか攻撃をくらって…

 

かなりのダメージを受けてしまった…!?

 

いつの間に…?歩夢は!?

 

ゼロツーを確認すると…

 

LOGOUTとなって姿を消した…

そして…他の同好会のみんなも同じように姿を消した…

 

アルティメットサウザー

「ぐっ…一撃でLOGOUTだと…!?」

 

剣斬

「まったく見えなかったぞ…がっ…あぁ…」

 

ブレイズ

「おい…強くなってねぇか!?」

 

確かに圧倒的に以前より強くなっている…

どうなってんだ…?

 

エックスカリバー

『『「気をつけろ…アークは…仲間の仮面ライダーがいなくなった事で力が元に戻った…本来の強さに…」』』

 

本来の強さ…?

 

仲間の仮面ライダーがいなくなったから?

 

どうゆう事なんだ…!?

 

アークエンドレス

「エデン、ルシファー、滅亡迅雷、ストリウス…あいつらには私の力の一部を渡していた…お前達が奴らを倒した事によって私の力は宿主である私にへと戻っていった…」

 

エスパーダ

「何…!?」

 

スラッシュ

「つまり…俺達がルシファー達を倒したから…」

 

バスター

「元の強さに戻ったってのかよ…んなのありか…」

 

アークエンドレス

「私を倒したかったら…先に倒すべきだったな…」

 

エクストリームバルキリー

「んなのわかるわけないでしょ!!うっ…!」

 

1型

「これは…マズいぞ…」

 

アークエンドレス

「お前達が滅ぶのは…予測済みだ…」

 

『悪意』『恐怖』『憤怒』『憎悪』『絶望』

 

ヤバい…ぐっ…!

 

『闘争』『殺意』『破滅』『絶滅』『滅亡』

 

『ラーニングエンド』

 

《パーフェクトコンクルージョン!》

 

アークエンドレス

「消えろ…!!」

 

アークエンドレスは大剣を地面にへと突き立てた…

 

クロスセイバー

「ぐっ…うおぉぉ!!」

 

『刃王必殺リード!既読十聖剣!』

 

アークエンドレス

「無駄だ…終わりだ………」

 

俺達がいた所は…大爆発して………

 

その場は………ふっ飛んだ………

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

歩夢視点…

 

 

私達はいつの間にかやられちゃって、

慌てて再びLOGINをし始めた!

 

一体何が起こったの…!?

 

侑ちゃん…明日飛君…無事でいて…!!

 

再びLOGINに成功して、私達は変身した姿のままさっきの場所に来れた。

 

「うわ!?何が起こったんですか!?」

 

ゼロツー

「ここ…さっきの場所なの!?」

 

戻って来ると煙に包まれていた…暫くすると…

煙が晴れていって…周りを見ると…何かが爆発したみたいに荒れていた…私達がLOGOUTしてから何が…!?

 

ゼロツー

「ん?侑ちゃん!!?」

 

私達は変身した侑ちゃんを見つけて近寄った…

気を失ってるの…?

 

迅バーニング

「え…みなさん……」

 

せつ菜ちゃんが声を震わせていた…

何かあったのか周りを良く見ると……

 

 

変身が解けた明日飛君達が…

 

ボロボロになって倒れていた…

 

ファルシオン

「嘘…ですよね…?」

 

そんな…こんな事って…

 

私達は明日飛君達の様子を確認しに行こうとすると…

 

 

アークエンドレス

「まだ残っていたか…だが無駄だ…」

 

アークが私達に気づいてこっちにやって来た…!

 

デュランダル

「アーク…!!」

 

サーベラ

「ど、どうする…」

 

「朔太君達抜きでアークと戦えるのかな…」

 

「怖い……」

 

「うん…けど…!」

 

「かすみん達がやらないと…!」

 

バルキリーチーター

「はい…世界が壊されてしまう…!」

 

バルキリータイガー

「何時も希子に任せっぱなしだったんだもの!

嵐珠達だって!やれるわよ!!」

 

バルキリーホーネット

「声が震えてるよ…まぁ…言ってる事はわかるよ!」

 

ファルシオン

「諦めては駄目です!」

 

迅バーニング

「仮面ライダーはそうして来ました!私達も諦めません!」

 

ゼロツー

「うん…みんな…!頑張ろう!!」

 

私達は…怖い思いを必死で抑えながら、

アークに立ち向かう事を決めた!

 

アークエンドレス

「愚かな…勝ち目のない戦いに挑むか…」

 

ゼロツー

「私達は…諦めないよ…!絶対に…!」

 

 

覚悟を決めて、私達はアークにへと向かって行った!

 

 

 





次回 絶対絶命と最後の仲間


はいどうも作者です。

最後の一体、ストリウスを撃破!
これは自我があったら完全に詰んでいましたね…

本家に比べると見ててわかると思いますけど、
弱い方です。本家のストリウスのままだと本当にどうしようもありません…

そして今回セイバーのオリジナル形態、
クリスタルセイバーが登場しました!

エモーショナルドラゴンがクロスセイバーカラーになった感じですね、感情を現すなら宝石とかかな〜と思って名前をクリスタルにしました。

音声とかは上手い事考えてあんな感じにしました。

今回アークエンドレスの能力?について解説を…

このアークエンドレスのベルトはこれまでの戦闘データと、オムニフォースのライドブックを使って出来上がった物なので、カラドボルグの進化形態を出せたり、こうゆう特殊な能力が宿りました。

四機人が誕生した時に自分の力も一部渡していたので、
アークが言っていたように、一体倒される度に力が戻っていくのでどんどん強くなっていくようになってます。

アークエンドレスから先に倒して他の四機人を倒して残りの敵を倒したら無事に戦いが終わったかもしれません…

わかるかい!!ですけどね(汗)

残された同好会のみんな…
最後の仲間とは…?

それでは次回にて!




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第69話 絶対絶命と最後の仲間

 

涼牙視点…

 

 

ぐっ…何とか無事か…

 

咄嗟にみんなを十聖刃でアークの攻撃を防いで、

ダメージは減らしたけど…

 

みんな…気絶してるな…

 

俺も身体が動けないしな…何とかして起きないと…

 

同好会のみんな…菜々達が…戦ってる…

 

俺達も手を貸さないとアークには勝てない…

 

侑利は…あいつも気を失っているのか…?

 

頼む…起きてくれよ俺の身体…!

 

戦わないと…助けないと…

 

このままじゃ…最悪の結末になってしま…う…

 

 

涼牙視点…終

 

 

ゼロツー視点…

 

 

明日飛君達がボロボロになって気を失っても、

私達はそれでも諦める事はなかった。

 

だから私達だけでアークに戦いを挑んでいるけど…

 

アークエンドレス

「無駄だ…」

 

迅バーニング

「うわ!?」

 

アークは凄く素早く移動して私達の攻撃が読まれていて、

攻撃を当てられなかった…

 

私も素早く動いてゼロツーの能力で先読みをした。

 

だけど…

 

私が捉えたと思って攻撃した所にはアークはいなくて…

 

アークエンドレス

「最早お前の予測じゃ私は捉えられない…!」

 

私の背後に移動してて…何とか攻撃は防いだけど、

力が凄くて飛ばされちゃう…

 

「どうやって倒すんですか!!

こんなのチートすぎますよ!!」

 

サーベラ

「愛さん達の動きが読まれてるし…

何より速すぎて攻撃が当たらないよ…!」

 

「こんなとんでもない相手を…

朔太君達は戦っていたんだ…」

 

「速いだけじゃない…力も凄い…」

 

「空から攻撃しようとしても、先回りされて地面に叩き落とされちゃってどうしようもないよ…」

 

デュランダル

「私のこの仮面ライダーの能力でも駄目ね…

背後から攻めようとしたけど無理だったわ…」

 

ファルシオン

「とにかく攻撃を当てないとこちらに勝機はありませんよ。何とかしないと…」

 

迅バーニング

「勢いで向かいましたけど…駄目です…」

 

バルキリーチーター

「私達の攻撃は当たりましたけど、効いてません…」

 

バルキリーホーネット

「大きい技を当てようにも避けられたら意味ないよ…」

 

バルキリータイガー

「流石の嵐珠も…こんなのお手上げすぎるわよ…」

 

駄目…みんな弱気になってる…

対抗したくても対抗出来ないからどうしようもないよ…

 

私まで弱気になったら駄目!何とかしないと…

 

アークの動きを止められたら…

 

こうして考えていると…

 

アークエンドレス

「随分と余裕だな…?」

 

ゼロツー

「!?」

 

私の前にアークが現れて剣で攻撃しようとした!?

 

その時…何かがぶつかってアークの攻撃が防がれた。

 

アークエンドレス

「まだ抗うか…」

 

助けてくれたのは…

 

エックスカリバー

『『「抗うよ…!我らは最後まで!!」』』

 

ゼロツー

「侑ちゃん!!」

 

アークエンドレス

「お前は予測出来なくとも、力で捻じ伏せる事がわかった…」

 

アークは素早く動いて剣で攻撃していって、

侑ちゃん達は防ぐのが精一杯だった…

 

エックスカリバー

『『「ぐっ…!まだまだ…!ぐあ!!」』』

 

アークエンドレス

「最早お前など敵ではない…」

 

侑ちゃん達は剣で攻撃されてふっ飛ばされた…

この姿は強い筈なのに、

ここまでボロボロにされるなんて…

 

エックスカリバー

『『「はぁ…はぁ…」』』

 

サーベラ

「ゆうゆ!」

 

「侑先輩!!」

 

アークエンドレス

「消えるがいい…仮面ライダー…!!」

 

アークは私達に手を向けた…

何を…?……!!!?

 

「!!!??」

 

突然私達は頭に激痛が走り頭を抑えた。

 

迅バーニング

「な…何ですか…これ…!?」

 

デュランダル

「私達…アバターなのに…何で…!!?」

 

アークエンドレス

「お前達のアバターを通して、実態の脳波に干渉してハッキング攻撃をしている…このままお前達の脳を破壊して終わらせてやろう…」

 

脳に直接…!?

そんな…このままじゃまず…い……

 

み…ん…なも……意識が…

 

 

 

『ガアァァァ!!』

 

 

 

アークエンドレス

「!?」

 

「うぅ…解けた…?」

 

突然…大きな声が聞こえて、

アークも何かを確認する為に攻撃をやめて、

声が聞こえた方を振り向いた…

 

涼牙

「………」

 

迅バーニング

「涼牙さん…?」

 

デュランダル

「何だか…様子が…」

 

炎城君が立っていた…けど様子が…

もしかして…気絶してるままなの!?

 

《プリミティブドラゴン》

 

『グアァァァン!!』

 

「今…頭の中に声が…?」

 

バルキリーチーター

「この前は怖がらせてごめん…

今度は助けるよって…?」

 

迅バーニング

「この前?…はっ!?火炎剣烈火が!?」

 

せつ菜ちゃんが持っていた炎城君の聖剣が勝手に浮いて飛んでいって炎城君は聖剣を掴み取った!?

 

迅バーニング

「ん?…涼牙さんの手に何か…あの本…!?

そうですか…あなたは涼牙さんと私達を…」

 

涼牙

「ウゥ…!」

 

『プーリーミーティーブ!ドラゴーン!』

 

セイバー

「ガァ!!」

 

アークエンドレス

「!?」

 

変身した炎城君はアークに飛びかかって斬りかかったけど、アークは攻撃を防いだ。

 

セイバー

「ウゥゥ…!ガァァァ!!!」

 

アークエンドレス

「小賢しい…!」

 

お互いに斬撃を飛ばしあった後、

斬撃がぶつかって爆発して、

爆風が晴れると…

 

『クラッシュ必殺斬り!』

 

セイバー

「ガアァァァ!!!」

 

骨のドラゴンの腕が出てきて、アークは掴まれて地面に何回か叩きつけられた後に最後にアークを離して地面に思いっきり叩きつけるように殴った!

 

アークエンドレス

「ぐっ!…あぁ…!?」

 

バルキリーホーネット

「凄い…」

 

バルキリータイガー

「あの強いのをあんなにダメージを与えるなんて…」

 

セイバー

「ガアァァァ!!!!」

 

炎城君はアークに接近して攻撃しようとした。

 

アークエンドレス

「くっ…図に…乗るなぁ!!!」

 

アークは起き上がってベルトのキーを押し込んだ!

 

《エンドレスエクスティンクション…》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークエンドレス

「消えされ!!」

 

アークは近づいてきた炎城君を掴んで何回か殴った後に、右足にエネルギーを纏わせて炎城君を離してからお腹に回し蹴りをくらわせてから炎城君をふっ飛ばした。

 

 

《エンドレスエクスティンクション!》

 

セイバー

「ガアァァ……!ガァ……」

 

炎城君は変身が解けて、地面に転がっていった!

 

迅バーニング

「涼牙さん!!!」

 

せつ菜ちゃんは少しフラつきながらも、

炎城君の所へ向かった…大丈夫かな…

 

アークエンドレス

「ぐっ…おのれ…!厄介な奴め…だが完全に倒した。

今度こそ…お前達の終わ……!!?」

 

「何だかアークの様子がおかしくない…?」

 

再び腕を向けようとしたら、

突然腕が爆発して煙が出ていた…?

 

アークエンドレス

「何だ…これは?どうゆう事だ…?」

 

『それはこうゆう事だ…アーク…』

 

アークエンドレス

「その声は…まだ存在していたのか…シトイ…!!」

 

シトイさん?…よく見るとアークのベルトが何かが話してるように光って点滅している…

 

シトイ

『当たり前だ…私がそう簡単に飲み込まれて消えるとでも思っていたか?再び脳波に攻撃しようとしたようだが、私達で妨害させてもらったぞ。』

 

アークエンドレス

「お前如きが…待て私達だと…?」

 

『Hello〜!ワタシ達の事はお忘れ〜?』

 

今度はシトイさんと別の声が聞こえた…

 

「その声…!?」

 

デュランダル

「イリマ…!?」

 

イリマ

『えぇそうよ〜!元気〜?』

 

『まさかイリマとこうして一緒にいれるなんてね〜

あっ!僕もいるよ〜!』

 

迅バーニング

「ホムラさん!?」

 

『やかましい連中だ…

まぁ…この雑音は嫌いじゃないがな…』

 

ファルシオン

「リリィさん…」

 

『どうやらかなりマズい状況みたいね…

希子までやられてるじゃない…』

 

『この場合は仕方ありません。

それ程このアークの力が壮大なんですから…』

 

バルキリーチーター

「あれって…スノウさん…?」

 

サーベラ

「セインまで…」

 

アークエンドレス

「ぐっお前達…何故だ…?」

 

シトイ

『バックアップは消去するべきだったな…お前に乗っ取られた時に、ドライバーの中でデータだけになった私はこいつらのバックアップを探して見つけだして起動させた…時間はかかったが…今こうしてお前の妨害に成功した。私だけでは無理だが、みんなと協力した結果だ。アーク…お前の好きにはさせん…!』

 

アークエンドレス

「くっ…小賢しい真似を…!」

 

「何が起きてるんですか…?」

 

「もしかしてヒューマギアのみんながあのアークのベルトの中にいて、アークを妨害してるんじゃ?」

 

シトイ

『そうゆう事だ…我々でアークの妨害をする!

だがあくまでも能力を封じる程度でしかできない!

能力を封じている間は予測と脳波による干渉は使えないから、この隙にお前達は早くアークを倒せ!!長くは保たないぞ…!』

 

アークは苦しんでるように、

身体の動きがおかしそうだった…

確かに今ならアークに攻撃か当たるかもしれない…

 

けど…

 

ゼロツー

「待って…アークを倒したらあなた達は!?」

 

シトイ

『気にするな…私達は元々アークから生まれた存在…』

 

イリマ

『元は敵だったんだもの…罪は償うわ!』

 

ホムラ

『それに…こいつを倒さないと世界が終わるかもしれないからね…』

 

リリィ

『私達の犠牲で救えるなら本望だ…!』

 

スノウ

『早くしなさい!本当に長くは妨害出来ないわよ!』

 

セイン

『私達の覚悟は出来ています!早く!!』

 

ゼロツー

「そ、そんな…」

 

アークを倒したら…シトイさん達ヒューマギアのみんなが居なくなっちゃう…完全に死ぬって事になるんだよね…

 

迅バーニング

「……犠牲無くしての勝利は難しいって事なんでよね…」

 

エックスカリバー

『『「……やろう…辛いかもしれないが…ヒューマギア達の想いも無駄に出来ない…!!」』』

 

それは…わかるけど…何とか出来ないの…?

 

アークエンドレス

「ぐっ…おのれ…こんな妨害されたごときで…

私を倒せると思うな…!!」

 

アークは再び素早く移動してきたけど、

さっきまで違いまだ捉えられる素早さだった。

 

エックスカリバー

『『「この速さなら捉えられる…!」』』

 

侑ちゃん達は立ち上がってアークの攻撃を防いでから、

アークに反撃して攻撃を当てた!

 

アークエンドレス

「くっ…!!」

 

バルキリーホーネット

「効いてる!!」

 

バルキリータイガー

「一気に行くわよ!!」

 

侑ちゃん達に続くように、

私達もアークに攻撃をし始めた。

 

アークは倒すけど…何とかしてヒューマギア達を救う方法はないの?明日飛君達なら何かわかるのかな…?

 

ゼロツー視点…終

 

 

エックスカリバー視点…

 

 

ヒューマギア達がアークの動きを妨害してくれてるお陰で、我らの攻撃がさっきまでは避けられてばかりだったけど、動きが鈍くなって当たるようになった!

 

これなら…行け…!?

 

エックスカリバー

『『「うっ…!?」』』

 

何だ…身体の動きが…?

 

ユウ

『どうなってるの…?』

 

侑利

『まさか…侑!?』

 

『はぁ…はぁ…大…丈…夫…!!』

 

侑利

(俺達は幽体だから無事だが…

そもそもエックスカリバーに変身している時は、

侑の身体をメインに使っているからな…元々戦闘に慣れた身体じゃないんだ…無理がここで来たのかもな…)

 

まだ…やれる…戦える…!

 

ユウ

『侑!これ以上はもう危険よ!私達は離れた方が…』

 

『駄目だよ…!今ここで勝てるタイミングを逃したら…

負ける…絶対に…勝つ為に!!』

 

我らはアークに向かって剣を振った…

 

アークエンドレス

「まずはお前からだ…!」

 

エックスカリバー

『『「!!?」』』

 

我らの攻撃は避けられて…

アークの攻撃をくらって、我らはふっ飛ばされてしまい…

 

アークエンドレス

「妨害されようと…

お前を始末するのは何と言う事はない…!!」

 

アークは我らに接近してきて剣を振りかぶってきた…

 

マズい…これ…当たる…!

 

侑利

『侑!!!!』

 

突然突き飛ばされたような感覚がして…

この場が一瞬光りだした…

 

 

「うぅ…あれ?ダメージが通ってない…?」

 

私は確認すると…あれ?何でカリバーに戻ってる?

 

カリバー

「一体何が…?」

 

「侑!?」

 

え?…振り向くと最光…侑利がい…ん?

 

最光

「何で私…侑利君が変身した姿になってるの!?」

 

カリバー

「その声…もしかしてユウ!?」

 

何で!?どうなってるの!?

 

侑利は何処に!?

 

ゼロツー

「侑ちゃん!侑利君が!!」

 

カリバー

「侑利!?侑利がどう…!?」

 

私は確認すると…目の前の光景を疑った…

 

アークの剣によって侑利が…刺されていた…

 

カリバー

「侑利!!!」

 

侑利

「ぐっ…かは…!…無理矢理強制変身解除したからな…良かった…侑が無事で…無理矢理やったから最光の方にユウが宿ったか…」

 

アークエンドレス

「何だお前は…?」

 

侑利

「ただのくたばり損ないだ…!

最後に仕事はしないとな……」

 

侑利は私や倒れている明日飛達に手を向けて、

みんなを回復させて治療した…

 

明日飛

「うぅ…これは…」

 

涼牙

「侑利か…って!おい!!」

 

蒼希

「お前…!?」

 

アークエンドレス

「妙な奴め…だがお前はここまでのようだな…」

 

侑利の身体を見ると…透けてきて…

消滅しそうになっていた!?

 

カリバー

「侑利!そんな…嘘だよね…ねぇ!」

 

侑利

「エックスカリバーで力使いすぎた上での全員回復の治療はやっぱりこうなるか…俺も無茶しすぎたな…」

 

侑利の身体は足元からどんどん消えていっていた…

 

そんな…こんな事って…侑利が消える未来は…

 

変えられなかったの……こんな事って!!

 

侑利

「侑…自分を責めるなよ…これは…俺が望んだ結果だ…お前のせいじゃない……それに俺は元々…こうして生きていた事が奇跡だったんだ……本来は死んで終わってた筈だったからな…」

 

カリバー

「…だったら…生きてよ…!

まだ侑利からの答えを聞いてないよ!!」

 

侑利

「侑…答えを返す前に…こうなって…ごめんな……

……みんな……後は任せた……さよならだ…侑…」

 

侑利が笑顔で私に言い…光になって消えた…

 

 

カリバー

「侑利……侑利…!!

侑利ぃぃぃぃぃ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 





次回 戦いの結末を決める者


次回遂に決着…!

最後まで見届けてください。


それでは次回で…




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第70話 戦いの結末を決める者

 

明日飛視点…

 

俺達は重傷だったが、

侑利のお陰で傷が回復して立ち上がると…

 

侑利がアークエンドレスの大剣で貫かれて、

消滅寸前になっていた…!?

 

侑利

「侑…答えを返す前に…こうなって…ごめんな……

……みんな……後は任せた……さよならだ…侑…」

 

侑利が笑顔でカリバーにそう言い…光になって消えた…

 

カリバー

「侑利……侑利…!!

侑利ぃぃぃぃぃ!!!!!!」

 

希子

「嘘でしょ…あたし達が気絶してる間に色々と起こりすぎでしょ…」

 

雷斗

「侑利…最後に高咲さんを守ってから俺達を…」

 

アークエンドレス

「…またも厄介なのを始末に成功した…

お前達もすぐに…ぐっ…!」

 

シトイ

『させるか!!』

 

ホムラ

『これ以上好き勝手させないよ!!』

 

アークエンドレスから火花が飛び散って、

奴は苦しんでいた…てかこの声!?

 

イリマ

『早くアークを!!』

 

リリィ

「もう保たせられないぞ!!」

 

朔太

「イリマ達か!?」

 

一真

「お前ら無事だったのか!?」

 

スノウ

『私達の事より早く!!』

 

セイン

『今アークの能力を私達が使えないようにしてます!

だから早く!!』

 

「何だと!?」

 

アークエンドレス

「それが何だ…!!!」

 

アークエンドレスは見境なく斬撃を飛ばしてきて俺達は慌てて避けた!

 

「それでもパワーは変わんねぇのかよ!!」

 

志貴

「だけど、動きが以前より悪い…倒せるチャンスがあるって事じゃないですか!?」

 

猛雄

「彼女達のくれたチャンスを無駄にする訳にはいかんな…」

 

蒼希

「それなら…アークを早くぶっ倒すぞ!」

 

俺達はそれぞれベルトを着けると…

 

ゼロツー

「待って!何とかシトイさん達を救えないの!?

このままだとシトイさん達まで…」

 

確かにそうだ…

アークを倒してもこのままだとシトイ達が…

 

すると…

 

希子

「ん?待てよ…確か今のあいつらって…

あたしに名案がある…スノウ達は何とかしてみせるわ…」

 

明日飛

「名案?何だよそれ?」

 

希子

「言ったらアークにバレるから、まぁとりあえずあたしを信じて…」

 

蒼希

「やれんのか…希子…」

 

希子は何時も以上に真剣な表情をして頷いた…

こいつはやる時はやる奴だからな…

 

涼牙

「とりあえず…シトイ達は希子に任せて、

俺達もみんなと協力してアークを倒すぞ…!!」

 

「おう!(ええ!)」

 

カリバー

「侑利……」

 

最光

「侑…悲しむのは後よ…

まずは目の前の敵を倒さないと!」

 

カリバー

「……うん…そうだよね…そうしないと…

侑利に顔合わせられないよね…」

 

カリバーはゆっくりと立ち上がって剣を構えた。

 

カリバー

「ん?あれ?何!?」

 

突然カリバーが持っていた

ライドブックが光りだした!?

 

あれって合体する時に使っていた…

 

ライドブックは突然カリバーの手から離れて、

浮かび上がり、侑利が消滅した時に現れた光りを吸収して大きく輝いた!?

 

サーベラ

「うわ!?」

 

「何が起こるんですか!?」

 

ライドブックの光りが収まって…

涼牙に向かって飛んで行って、涼牙は掴み取った。

 

涼牙

「このライドブックは…?」

 

カリバー

「本の形が変わってる…炎城さん!

侑利の…侑利の世界のみんなが宿った力を!

《虹色の輝きを宿す者達》を使って!!」

 

涼牙

「《虹色の輝きを宿す者達》…あれ?タイトルが!?」

 

 

明日飛視点…終

 

 

涼牙視点…

 

 

《虹色の輝きを宿す者達》のライドブックを確認すると、

タイトルが変わった事に気づいた…すると…

 

頭の中に色々な記憶が流れ込んできた…

 

みんなの反応を見ると、みんなも記憶が流れ込んでるみたいだった…

 

これは…侑利の世界のスクールアイドル同好会の記憶か…

 

それと…見覚えのある記憶…

 

俺達と過ごした侑利の記憶も流れた…

 

この本には別世界のスクールアイドル同好会と、

侑利の力が宿っているんだな…

 

さっき侑利の光りを吸収したのは、

この本のみんなが侑利を助けたからか…

 

この本が俺に使えって言ってるみたいだな、

タイトルは《虹色の輝きを宿す者達》から変わってるな、

 

俺は開いた…

 

このワンダーライドブックの名は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《虹の元へ集結する仮面の戦士達》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑利

『個性豊かな虹の輝きを持つ少女達と、

仮面の戦士達が、』

 

歩夢・しずく・せつ菜

『互いに手を取り、協力して、力を合わせて、』

 

愛・果林

『様々な困難や絶望を乗り越えて、』

 

かすみ・エマ・彼方・璃奈

『時に笑って、一緒に悲しんだりもして、』

 

栞子・ランジュ・ミア

『最大の脅威を共に打ち破り、』

 

侑利

『虹の先へ輝く未来へと向かい…』

 

全員

『ときめきと一緒に、物語は続いていく!!』

 

 

俺はライドブックをベルトに装填してから、

聖剣を納刀して、他のみんなもライドブックとキーを取り出して構えた!

 

 

涼牙

「信じる未来のその先に!!」

 

明日飛

「平和を掴むぞ!!」

 

 

涼牙・明日飛・蒼希・希子・朔太・猛雄

志貴・雷斗・一真・恭

「「変身!!!!」」

 

『烈火全抜刀!』

A RAINBOW-COIORED STORY!

WONDER! WONDER! WONDER!

ALL ALL ALL ALLMIGHTY!

 

Just believe and go to the

future beyond the new rainbow

 

《リアライジングホッパー!》

 

《ランペイジガトリング!》

 

《エクストリームチーター!》

 

《アルティメットライズ!》

 

《ロッキングホッパー!》

 

『ライオン戦記〜♪』

 

『ランプドアランジーナ〜♪』

 

『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』

 

『風双剣翠風!』

 

『銃でGO!GO! 否!剣でいくぞ!音銃剣錫音!』

 

 

俺達は変身してから、同好会のみんなと一緒にアークエンドレスに向かった!

 

オールマイティセイバー

「はあぁぁぁ!!」

 

アークエンドレス

「ぐっ!…こんな人間如きが集結した力なんかで…!」

 

ゼロワン

「人間の力を侮るな!!」

 

アークエンドレスは俺達の攻撃を自分の凄まじいパワーで対抗しているが、俺達はお互いに連携してアークエンドレスに攻撃していってダメージを与えていった!

 

その後に俺は火炎剣烈火の刀身にワンダーライドブックをスキャンした。

 

『虹が奏でる調べ!』

 

俺達の背後に幾つかの本が出現した!

 

 

ランペイジバルカン

「行くぞ!!」

 

サーベラ

「オッケー!!」

 

デュランダル

「行くわよ!」

 

スラッシュ

「あぁ!」

 

『SUPER NOVA』

 

四人にロイヤルブルーと超オレンジのオーラが纏って、

アークエンドレスに接近して連続で攻撃していった!

 

アークエンドレス

「ぐっ!何だ…この力は…!?」

 

ランペイジバルカン

「うおっらぁ!!!!」

 

バルカンが思いっきりアークエンドレスを攻撃しようとした時に、大剣で防がれたけど、大剣にひびが入った。

 

「今度はかすみん達の番です!」

 

エスパーダ

「強力なの行くぞ!」

 

「行くよ〜!」

 

バスター

「とびっきりの行くぜ!!」

 

「決めてみせる…!」

 

剣斬

「頼もしい言葉だな璃奈!」

 

「みんなの力で行くよ〜!」

 

アルティメットサウザー

「アークに人間の底力を見せてやるぞ!!」

 

『Sing & Smile!!』

 

パステルイエローとペーパーホワイト、

すみれ色とライトグリーンのオーラが八人に纏って、

アークエンドレスに攻撃しようとしたが…

 

アークエンドレス

「図に乗るな!!」

 

『悪意』『恐怖』『憤怒』『憎悪』『絶望』 

 

『闘争』『殺意』『破滅』『絶滅』『滅亡』 

 

『ラーニングエンド』

 

《パーフェクトコンクルージョン!》

 

アークエンドレスは素早く大剣の機械を操作して、

大剣にドス黒いオーラが纏った!

 

アークエンドレス

「そんな力で悪意が劣るとでも言うか!?」

 

アークエンドレスは八人に向かって、

ドス黒い斬撃を飛ばしたが…

 

エスパーダ

「悪意なんかに!!」

 

バスター

「負けねぇよ!!」

 

剣斬

「俺達みんなの力を!!」

 

アルティメットサウザー

「甘く見るなぁ!!」

 

滅・亡・迅・雷

「はあぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

まずは四人が前に出て斬撃を打ち消してから、

後の同好会の四人が背後から飛び蹴りの体制でアークエンドレスに突っ込んでいって、アークエンドレスは大剣で防いだが…大剣にひびが入っていたせいで、その攻撃で大剣が粉々に砕け散った!

 

アークエンドレス

「そんな…馬鹿な…!!?」

 

1型

「お前は人間の悪意しか知らないから…

この力の凄まじさを知らないだろ…!!」

 

『Just Believe!!!』

 

アークエンドレス

「!?」

 

背後に周っていた1型がアークエンドレスに強烈な回し蹴りをくらわしてから高速移動をして接近して連続で攻撃してからアークエンドレスをぶっ飛ばした!

 

1型

「さぁ!次!!」

 

ブレイズ

「あれはもう年寄りとかのレベルじゃなく強すぎるだろ…」

 

ファルシオン

「行きますよ志貴君!」

 

迅バーニング

「一気に畳み掛けますよ!」

 

ゼロツー

「うん!」

 

アークエンドレス

「何故だ…!何故ここまで追い込まれる…!?

人間が私をここまで…!!?」

 

ゼロワン

「お前は…人間の事を良く知ったつもりかもしれないけど、全部をわかってる訳じゃない!お前は人間の悪意しかわかってないからな!!」

 

アークエンドレス

「それ以外に人間に何があると言う!!!」

 

オールマイティセイバー

「確かに人間は悪意もある…だけど!全部が悪意で出来てる人間ばかりじゃない!善意やどんな絶望的な状況でも乗り越える事だって出来るんだよ!!」

 

『Maze Town』

 

ライトピンク、ライトブルー、

スカーレットのオーラが俺達に纏って、

接近して攻撃を仕掛けた!

 

アークエンドレス

「そんな筈はない!人類こそ滅ぶ対象だ!」

 

《エンドレスエクスティンクション!》

 

アークエンドレスは対抗するように回し蹴りをして攻撃してきたが、まずは菜々達三人がアークエンドレスの回し蹴りに対抗してそれぞれ飛び蹴りの体制で攻撃してぶつかり合ってからアークエンドレスがよろけた隙に俺とブレイズが二人で斬りかかった後に最後にゼロワンの飛び蹴りが炸裂して、アークエンドレスに大きなダメージを与えた!

 

アークエンドレス

「ぐあ…ガガ…!ガァァァ!!」

 

カリバー

「お前を倒す!!」

 

最光

「私達の力で!!」

 

『TOKIMEKI_Runners』

 

『Love_U_my_friends』

 

カリバーと最光の聖剣にそれぞれ十二色のオーラが纏って、接近してそのままアークエンドレスを斬った!

 

アークエンドレス

「ガアァァァ…!!!ガガ……ガ…」

 

ここまで攻撃してアークエンドレスはかなりボロボロになった!さぁ…後はどうするんだ…希子!!

 

エクストリームバルキリー

「あんだけボロボロなら行けるでしょ!!」

 

バルキリーチーター

「何をするのかわからないけど!!」

 

バルキリーホーネット

「希子を信じるよ!!」

 

バルキリータイガー

「かましてきなさい!!」

 

『MONSTER_GIRLS』

 

翡翠、プラチナシルバー、ピンクゴールドのオーラが四人に纏ってから希子バルキリー以外の三人が構えて撃って、アークエンドレスに命中していってアークエンドレスが大きく怯んだ時に、希子バルキリーが接近して…

 

アルティメットサウザー

「ん?大神さん!?いつの間に取ったんだ!?」

 

エクストリームバルキリー

「借りたわよ!会長!!」

 

希子バルキリーが持っていた物をアークエンドレスのベルトに突き刺した!?アレは…

 

《ジャックライズ!》

 

エクストリームバルキリー

「この武器には散々データ取られたからね!!

これならデータを取り出せる!ほら!スノウ達!!!

今のアークはボロボロ状態よ!生きる気持ちがあるなら!

早く来なさいよ!!まぁ…強制なんだけどね!!」

 

おいおい…ん?武器に何かが吸収されたような…?

 

アークエンドレス

「ガ!…!ガガ…!邪魔ダ…!!」

 

エクストリームバルキリー

「おわぁ!?」

 

希子バルキリーはアークエンドレスに蹴られてしまい、

ぶっ飛ばされた!

 

ランペイジバルカン

「希子!!」

 

エクストリームバルキリー

「いてて…さて…どうなのよ…?

いたら返事しなさいよ…!!」

 

希子がサウザーの武器に話しかけると…

 

シトイ

『随分と無茶をするな…』

 

ホムラ

『ちょっとリリィ押さないでよ〜!』

 

リリィ

『狭いのよここ!!』

 

イリマ

『ちょっとあんた達、私の足踏んでるって!』

 

セイン

『これは…窮屈すぎます…』

 

スノウ

『よくもやってくれたわね…希子…!!』

 

エクストリームバルキリー

「よし!上手くいった!!」

 

バルキリーチーター

「もし成功しなかったらどうしてたの?」

 

エクストリームバルキリー

「さぁ?考えてなかったし、賭けただけ…

成功して良かった〜…」

 

スノウ

『ちょっと!?あなたって人は…!!』

 

エクストリームバルキリー

「成功したからいいでしょ!ほら!早くとどめを!!」

 

まぁ…希子らしいな…さて…

 

アークエンドレス

「ワタシが…また…人間ニマケルと言う…のか…!?」

 

ゼロワン

「お前を止めて!!」

 

オールマイティセイバー

「この物語の結末を決めるのは!!」

 

全員

「俺達(私達)だぁぁ!!!!」

 

 

『L!L!L!(Love_the_Life_We_Live)』

 

 

『オールマイティ必殺読破!』

(Save the world! Save the world!)

 

《リアライジングインパクト》

 

俺達全員高く飛び上がり!

アークエンドレスに向かって飛び蹴りの体制で突っ込んでいった!!

 

全員

「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

アークエンドレス

「ガガ…オノれ…ニンゲンゴトキ…ガァァァ!!」

 

 

《リアライジングインパクト!》

 

 

『オールマイティ必殺撃!』

 

 

アークエンドレス

「ガァァァァァァ!!!!!!」

 

 

俺達の渾身の攻撃は命中して…アークエンドレスは…

 

断末魔の叫びのように声を上げて爆散して…

 

俺達は…アークエンドレスを倒した…!

 

 

『ここに完結!!』

 

 

オールマイティセイバー

「はぁ…はぁ…」

 

ゼロワン

「勝った……」

 

カリバー

「やったんだ…ね…やった〜!!!」

 

ゼロワン

「おい…ちょっと待った…喜ぶ気持ちはわかるが…まずは帰ってからな…」

 

カリバー

「あぁ、そうだね…」

 

ゼロツー

「それじゃあ私達は待ってるね!」

 

同好会のみんなは先にLOGOUTして俺達は、

カリバーが闇黒剣月闇を振って空間を切って…

俺達は中に入って移動した。

 

 

セイバー視点…終

 

 

侑視点…

 

 

私達は移動して明日飛の家にへと帰って来ると…

みんなが出迎えて来てくれた。

 

歩夢

「お帰りなさい!」

 

明日飛

「あぁ…ただい…まぁ〜〜……」

 

「私も〜…」

 

歩夢

「わぁ!?二人共!?」

 

私達は…一気に疲れが出て倒れてしまった…

 

かすみ

「雷斗〜!」

 

雷斗

「はは…格好つかねぇ〜」

 

せつ菜

「お疲れ様です…涼牙さん!」

 

涼牙

「も〜暫く動けねぇ〜」

 

「蒼希はタフだね〜」

 

蒼希

「これでも結構フラフラなんだよ…」

 

エマ

「一真君〜お疲れ〜」

 

一真

「あ〜膝枕が心地良いぜ〜」

 

璃奈

「湊…お疲れ」

 

「思いっきり頑張ったぞ〜!」

 

彼方

「はい!朔太君!膝枕準備は良い…むにゃ…」

 

朔太

「お前が眠そうにしてるじゃないかよ…」

 

しずく

「お疲れ様です。」

 

志貴

「えぇ…しずくさんもお疲れ様です…」

 

果林

「カッコ良かったわよ恭…」

 

「そうか…あ〜ゆっくり休みたいな…」

 

「希子!?」

 

ミア

「ちょっ!大丈夫!?」

 

嵐珠

「早く手当てを!!」

 

希子

「いや…あたし疲れただけだから〜…あ〜…」

 

猛雄

「みんな頑張ったからな…あ痛たた…」

 

みんなもう疲れたよね…

 

「本当に終わったんだね…」

 

ユウ

「そうね〜…長かったような気がするわね…」

 

「うん…ん?……えぇ!?ユウ!!?」

 

私だけじゃなくみんなが驚いた!

だってユウが魂だけの存在だけじゃなくて実体化していたから!?

 

ユウ

「光の聖剣のお陰ね…ほら私がこっちに宿っちゃったからって…何ジロジロ見てるのよ…」

 

「いや…やっぱり何処か大人びてる感じがするな〜って…」

 

ユウの見た目は私に近いけど、

背は少し高いし、雰囲気がお姉さん感があった…

ちょっと羨ましい…

 

ユウ

「そんな事ないわよ!それよりも!侑利君が…」

 

「侑利…」

 

涼牙

「この本に侑利の光りが吸収されたけど…この中にいるって事はないよな…?」

 

「わからないよ…わかる事はそれには侑利の世界の同好会のみんなの魂が宿っているのは知っているけど…」

 

侑利は…どうなったんだろう…やっぱり消えたのかな…?

 

猛雄

「ん?おい…構えた方が良いぞ!!」

 

突然猛雄さんがそう言うと…突然空間に穴が開いた!?

 

闇黒剣月闇は使ってないよ…!?

 

一真

「おい…まさか…まだアークの野郎生きて…」

 

蒼希

「こんな状態で来られたら勝ち目ないぞ…!」

 

まだアークが生きていたなんて…

そう思っていると…穴から現れたのは…

 

「よっと…やれやれこうして別の世界に来るのは久しぶりだな…やぁ、高咲侑…久しぶりだね…」

 

現れたのはまさかすぎた人物だった…!?

 

私と同好会のみんなは出会った事がある…

 

「ご…ゴーザさん!!?」

 

それは私達同好会のみんなを崩壊の未来から過去の時間へ送ってくれた神様…ゴーザさんだった!?

 

明日飛

「ゴーザって…え!?この人が侑達が言ってた例の神様!?」

 

ゴーザ

「その通りだよ。蕾電明日飛、スクールアイドル同好会の諸君も久しぶりだね」

 

「神様…!?」

 

ミア

「もう何でもアリすぎだよ…!」

 

嵐珠

「もう驚く力もないわよ…」

 

希子

「それよりも…何で神様がやって来んのよ…?」

 

ゴーザ

「君達がアークを倒す所を見たのでな…

本来私はこうして他所の世界に来れる事が出来んのだが、知り合いの神に頼んでな、少しだがこの世界に滞在出来るのだよ。しかし…あやつも変わったな…例の全力全開戦隊に出会ってから変わっ…おっと脱線してしまったな…さて…本題を…」

 

ゴーザさんは服を整えてから私達に頭を下げてきた!?

 

ゴーザ

「この度は、私の部下の不手際により…君達に大変ご迷惑をおかけした…本当にすまなかった…!!」

 

「ちょっ!神様!?」

 

猛雄

「おいおい!神様がそんな頭を下げなくても!?」

 

ゴーザ

「上の立場に立つ者として当然だ。

本当にすまなかったな…」

 

涼牙

「俺達はそんなに気にしてませんよ…」

 

せつ菜

「はい!この出来事があったお陰で、仮面ライダーの皆さんとこうして仲良くなれる事が出来ましたから!」

 

しずく

「それに…助からない筈だった命も助ける事が出来ました…」

 

志貴

「しずくさん…」

 

朔太

「そもそも…悪いのは進藤由香子…あいつだ…」

 

ゴーザ

「あの女は本当とんでもない女だ…

この世界でアークに始末されてから、私の所に来た時に…勝手に倉庫に向かってそこにある物を取って私に歯向かってきて散々暴れてくれたよ…」

 

果林

「何て人なの…」

 

「その後は…?」

 

ゴーザ

「最早あいつに次の転生先も無ければ天国にも地獄にも行く事を拒否された身になった…だからあいつは神罰として完全に存在事消してしまったよ…最後まで改心しないとんでもない奴だったよ…」

 

一真

「自業自得だな…」

 

エマ

「本当だよ!」

 

璃奈

「エマさんが怒ってる…」

 

「まぁ…これで平和になったから良いんじゃないか?」

 

ゴーザ

「いや、まだ私はこの世界でしなければいけない事がある…はぁ!!」

 

ゴーザさんが手を前に出すと…

 

彼方

「ん?うわぁ!?ベルトとキーが!?」

 

彼方さん達が持っていたベルトやキー…

操られていた時に持っていた物とヒューマギア達が使っていた物と歩夢達が耳に付けていた機械も消滅していった!?

 

ゴーザ

「驚かせてすまんな…進藤由香子がアークを使って作り上げた物をこの世界に残す訳にはいかなかったんだよ。この世界はアークや、イザク、それと進藤由香子のせいでだいぶと歪んでしまったからな…あいつの関係する物は残して置く訳にはいかないんだ。あっ!君達の変身道具は私が用意した物だからこの世界には影響がない。ただし悪用はしないでくれよ。」

 

雷斗

「そんな事しませんよ…」

 

かすみ

「もちろん!」

 

希子

「んっ…待って!?それじゃあ…スノウ達も消滅するんじゃないの!?」

 

そうだ…シトイさん達もヒューマギアだ…

元々はアークによって作り上げられたから…

 

ゴーザ

「確かに…ヒューマギアは残せんな…それぇ!!」

 

希子

「何なのよその変な叫んでの呪文は!?って!?」

 

希子ちゃんが持っていた武器から何かが抜けたみたいに消滅した煙が出ていた…!?

 

歩夢

「そんな…せっかく助けたのに…!!」

 

希子

「ちょっと神様!!あんたね!あいつらはヒューマギアだけど意思はあるのよ!!何も言わずにさよならさせるとかどうゆう事なの!?」

 

ゴーザ

「ヒューマギアは…残せんと言ったぞ、だから…」

 

突然私達の目の前で煙が舞う爆発が起きて…

 

晴れるとそこには…

 

シトイ

「……これは…!?」

 

ホムラ

「えっ…嘘!?モジュールのピアスがないよ!!」

 

リリィ

「まさか…私達…!?」

 

ゴーザ

「そこに前の世界でヒューマギアだった男がいるからな、こうゆう事も可能だ。本当はこんな簡単に命を与えるのはいけないのだが…私からのお詫びだ…」

 

猛雄

「とゆう事は彼女達は私のように…!?」

 

イリマ

「人間に…なったのね…!!」

 

セイン

「不思議な感じですね…」

 

スノウ

「……まぁ…悪くはないんじゃない…」

 

まさかヒューマギア達が人間になるなんて…!?

 

ゴーザ

「次は君だ。もう一人の高咲侑…ユウと呼べばいいかな?君は良くやってくれた…だが!勝手にこの世界にへと転生した…言うなれば密入国みたいなものだから…」

 

ゴーザさんは手を前に出すと私達が過去に行った時と似たような扉が現れた。

 

ゴーザ

「この扉の先に転生してもらおう…済まないが、勝手に転生する事は許されない事だ。本来は直ぐにでも違法行為として地獄へと向かってもらうが、君の功績に免じて新たな世界での人生を歩んでもらおう!」

 

ユウ

「まぁ…仕方ないよね…侑!」

 

「え!?わっととと!!」

 

ユウは私に向けて光の聖剣を渡してきて、

私は受け取った…危ないよ…

 

ユウ

「残念だけど、みんなとあなたとも…お別れね…短いようで長いようだったけど、楽しかったよ!私はみんなに会えて!もう一人の私と出会えて良かったよ!!泣きながらのお別れは苦手だから!それじゃあね!バイバイ!!!」

 

ユウは笑顔で私達に伝えて、扉に向かって開いて入る前にもう一度私達に振り向いて…

 

ユウ

「本当に…ありがとう…!!」

 

少し目から涙を流して笑顔でお礼を言って扉の中に入って行き…扉は大きく光って消滅した…

 

「私こそ…ありがとう…もう一人の私…」

 

ゴーザ

「大丈夫だ…彼女が向かった世界は彼女にとって幸せな世界だからな…」

 

「え?」

 

ゴーザ

「おっと…力を使い過ぎたせいでそろそろ帰らなければ行かなくなってしまったな」

 

ゴーザさんの身体を見るとちょっと透けて見えた…

そうだ!

 

「ゴーザさん!聞きたい事が!」

 

ゴーザ

「ん?侑利…彼の事かね?」

 

「何で!?」

 

ゴーザ

「神様は何でもお見通しなのだよ。侑利は生きている…

そのライドブックの中に眠っている状態だ…

まぁ、そのうちにでも復活するだろう。それにあのライドブックの中には彼の世界のスクールアイドル同好会の魂が宿っているからな、心配せずとも良い結果になるであろう…」

 

ゴーザさんはそう言いながら、来た時と同じ空間に穴を開けてそこに進んで行って、最後に私達の方を見て…

 

ゴーザ

「この度は本当にすまなかった!!

この世界はもう平和だ…君達の幸せな未来に幸福を!

それではな…スクールアイドル同好会と仮面ライダー達…

さらばだ…!!!」

 

 

私達にそう言って空間の穴が消えて…

ゴーザさんは姿を消した…

 

涼牙

「神様って本当にいるんだな…」

 

明日飛

「さて…とりあえずお腹空かね?」

 

リリィ

「ん?腹が鳴った?…これが人間の証か…?」

 

シトイ

「むぅ…こうして人間になったのは良いが…

かのん達にどう説明するか…?」

 

ホムラ

「まぁ〜わかってくれるんじゃない?

クゥとすみれはびっくりしそうだけどね〜」

 

イリマ

「腰を抜かしそうね、特に恋とか」

 

セイン

「せっかく人間に慣れたんです…以前行った…

彼女の所にご挨拶に行きますか…え〜と…

北海道と言う場所に行くにはどうしたら?」

 

蒼希・愛

「北海道!!?」

 

希子

「ちょっとあんたの姉様!ポンコツ感出てない!?」

 

スノウ

「ぐぅ…姉様は戦い意外は…アレなのよ…」

 

せつ菜

「皆さんもお疲れですし、元ヒューマギアさん達の為に私が腕によりを掛けて料理を作りましょう!」

 

「いっ…!!?」

 

かすみ

「せつ菜先輩は!皆さんをケアしてください!!」

 

果林

「そ、そうよ!私も手伝うから!」

 

彼方

「お料理は彼方ちゃん達に任せて〜!!」

 

璃奈

「璃奈ちゃんボード、任せて!」

 

エマ

「そうそう!!」

 

雷斗

(必死に止めるな〜…)

 

一真

(まぁ…食った瞬間にさっきの神様に会うなんて勘弁だしな…)

 

志貴

(命が幾つあっても足りない感じがします…)

 

しずく

(志貴君が別の意味で亡くなるなんて嫌!)

 

(やべぇな…)

 

朔太

(彼方がいてくれて良かった…)

 

嵐珠

「あら?せつ菜の料理って美味しいのかしら?」

 

ミア

「ん〜…何か…ボクはやめた方が良いと思うかも…」

 

「希子から聞いた事あるわね…」

 

みんな楽しそうに話してるな〜……

 

(侑利……生きてるなら…私、待ってるよ…)

 

歩夢

「侑ちゃんどうしたの?」

 

「何でもないよ歩夢!」

 

私達の戦いは本当に終わったんだね…

さて…後は第二回スクールアイドルフェスティバルを、

成功させるだけ!!

 

ユウ…新しい世界で上手くやれてると良いな〜

 

 

侑視点…終

 

 

ユウ視点…

 

 

ここは何処だろう…

 

ユウ

「ん…?あれ…ここ…」

 

私が目を覚ましたのは飛行機の中だった…

何か…見覚えのある飛行機だ…あっ…これもしかして到着してる!?降りないと!!

 

私は慌てて飛行機から降りて、荷物を受け取って…

あれ…?

 

ユウ

「これデジャヴ?何か本当さっきから見覚えあるような…!?」

 

そうだ…これはあの日だ!!

スマホを確認すると…短期留学から帰って来た日だ!

 

私…まさか元の世界に帰って来たの!?

それなら…もうみんなは…

 

ユウ

「いや…まだアイツに殺される前のみんなだけでも!」

 

私は急いで空港から出ようとすると…

 

「あっ!お姉ちゃん!!!」

 

ユウ

「え…!?」

 

聞き覚えのある声が聞こえて振り向くと…

そこには同好会のみんなと…優恵がいた…!?

 

同好会みんな

「お帰り!!」

 

優恵

「短期留学お疲れ様!!サプライズだよ!…

いてててて!!?」

 

私は優恵の両頬を引っ張った!

この偽物悪魔め〜!!!

 

あれ?良く見ると…

愛ちゃん…果林さん…栞子ちゃんがいる…

ランジュちゃんとミアちゃんも!?

みんな揃っている…!?

 

優恵

「ちょっとお姉ちゃん!!いきなり何すんの!?」

 

ユウ

「え…あんた本物の優恵…?」

 

優恵

「何よ本物って!?私はお姉ちゃんの双子の妹!

バンドマンでもある!高咲優恵よ!!!」

 

ランジュ

「おバカだけどね…いた!?」

 

優恵

「うるさいわよ!ランジュ!!」

 

ランジュ

「いきなり叩かないでよ!」

 

優恵

「おバカなんて言うからでしょ!」

 

ランジュ

「何よ…やる気なの?」

 

優恵

「やってやろうじゃない…!」

 

栞子

「二人共!落ち着いてください!」

 

ミア

「本当、喧嘩ばかりしてるけど仲良いんだから…

あっ!テレビ電話で話した以来だね。」

 

「ゆうゆ〜お帰り〜!!」

 

果林

「ちょっと背が伸びたかしら?」

 

エマ

「気の所為…あれ?本当に?」

 

璃奈

「お帰りなさい。」

 

かすみ

「侑先輩〜寂しかったですよ〜!」

 

彼方

「ケーキ作ったから早く部室に行こ〜」

 

せつ菜

「見せたい漫画やアニメもいっぱいあるんです!」

 

しずく

「向こうの事教えてくださいね先輩!」

 

歩夢

「みんなはしゃぎすぎだよ〜!」

 

間違いなく…みんなだ…あれ?

スマホにメッセージ?これは…あの神様から!?

 

『君が新たに転生した世界は、

君がかつていた世界だ。君は過去に遡ったんだよ。

以前と少し違うのは…

私が進藤由香子の存在そのものを消したから、

この世界には進藤由香子はいない…そのお陰で、

君の世界のスクールアイドル同好会は悲劇が起こる事もなかったから、君は本来歩むべき日常に帰って来たんだ。

短期留学を終えてからの新たな同好会と過ごす日々を…

君の未来に幸運あれ…ゴーザより』

 

そうなんだ…私はまたみんなと…

 

ユウ

「うっ…ぐすっ…!」

 

歩夢

「どうしたの侑ちゃん!?」

 

ユウ

「何でもない…みんなと会えて嬉しかったから…

みんな…優恵…また会えて良かった…!!

それと…ただいま!!」

 

私は笑顔だったけど…涙が止まらなかった…

 

こうしてみんなとまた出会えた事…

 

妹の優恵とまた一緒に過ごせる事に!!

 

 

侑…こっちで私は上手くやれるよ…!

 

そっちの世界の出来事…

 

絶対に忘れない…!!

 

そっちも上手くやってよね!!

 

 

 

 

 

 





私達が守った世界…

何度も絶望しそうになったけど、

こうして乗り越える事が出来た…

最終話 虹の先へとたどり着いたときめき




どうも作者です!

まずはスーパースター二期完結お疲れ様です!
そして三期制作決定!おめでとうございます!!



さて…遂にアークを撃破して平和を掴み取りました!
今回出た今作品のオールマイティセイバー!
使用したのはこの作品と同じタイトル
《虹の元へ集結する仮面の戦士達》です!

英訳が…
ただ信じて新たな虹の先の未来へです。
曲はJust believeをチョイスしたのはライブでも終盤に歌っていて疾走感が感じたので採用しました!
能力は本家だとワンダーライドブックを色々使っていましたが、今作では同好会の曲の力を使って戦いました!

虹ヶ咲の仮面ライダーが一緒に戦うならこれだと思いこのようにしました。

そして…まさかのゴーザの登場
ゴーザが言っていた知り合いの神様?それは…
まぁ、これは置いといて…
ヒューマギア達をこのように人間にしたのは…

本来は全滅して終わりにしようか…
シトイだけ消えて他は生き残るか…
最後の最後まで考えた結果…

このように猛雄のように人間にして人生を歩んでもらうになりました。流石に全滅だと報われ無さすぎる感があったので…本家のゼロワンを見ていたら尚更…

最後にユウとの別れ…
ユウは闇黒剣月闇に取り憑いて転生した状態だったので密入国に近い状態でした。
それで本来いるべき世界へとゴーザの計らいで帰る事になって彼女の新たな歩むべき未来へと進み、彼女の物語はここにて終わりました。

残るは侑と侑利…

それは次回の本編最終話にて…

それでは次回!













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最終話 虹の先へとたどり着いたときめき

 

最初は絶望から始まった…

 

第一回スクールアイドルフェスティバルの時、

転生者のせいで脅威に襲われてしまい、

私達は一度死んでしまって全てが終わったと思った…

 

けど、嘘みたいだと思うけど、神様と出会って、

過去に戻って…脅威に対抗する者達、

仮面ライダーと出会ったお陰で私達は運命を変えた。

 

 

だけどその後も何回も絶望に襲われた…

仲間とのすれ違いや新しい仲間との出会いもあって、

何度も乗り越えていき、ようやく私達は、

全てを終わらせる事に成功した…

 

けど…

 

まだ私の前には…彼が戻って来てない…

 

彼の名前は…高咲侑利…

 

別の世界の私で…大切な人…

 

最後の戦いから数週間…

 

まだ戻って来てない…

 

 

明日飛視点…

 

 

アークとの戦いが終わって数週間後…

 

俺達は第二回スクールアイドルフェスティバルの準備をしてきた。参加する学校との打合せも順調に終わらせて、気がつくと前日となっていてみんなで準備していた。

 

明日飛

「しかし…場所大きすぎた感あるな…」

 

内心こっちで用意しといた会場とはいえ…

デカいなと思っていた。

 

猛雄

「年末開催って言うから、年越しライブって言ったらド派手なのが良いと思ってな…やりすぎたか?」

 

明日飛

「まぁ…結果良かったかもな…参加する学校多いし…観客も多そうだからな…それより父さん仕事は?」

 

猛雄

「療養休暇だ…まだ身体中痛むからな…無茶し過ぎたな…」

 

少し腰を痛そうに抑えていた…

希子が言うにはめちゃくちゃデカいギーガ倒したらしいし…元々…父さんのベルトは人間が使う代物じゃないしな…てか腰の痛みは元々だろ…俺達一回最後の戦いの時に侑利に治療されてるのによ…

 

猛雄

「とりあえず彼女達のライブ見て元気でも貰おうかな…

それにシトイ達の身分の作成の手続きもしないといけないから丁度良かったかもしれんしな」

 

シトイ達ヒューマギア…いや元ヒューマギア達か…

人間になったから彼女達の保護者として父さんがなって、

名字も一応蕾電になったから…義理の兄妹関係になったって事になるのか…俺とは?何だかまだ慣れないな…

 

シトイ

「明日飛、猛雄…」

 

噂をしていればシトイがこっちにやって来た。

 

明日飛

「何だシトイ?」

 

シトイ

「歩夢がお前を探していたぞ。」

 

明日飛

「そうなのか、わかった!行って来るよ。教えてくれてありがとな!」

 

俺はシトイに礼を言ってからその場を後にした。

 

 

明日飛視点…終

 

 

シトイ視点…

 

 

猛雄

「どうだね?人間になってからは?」

 

シトイ

「まだ妙な感じだな…自分に鼓動を感じるのは…

それにまだ夢でも見ているんじゃないかと思うよ…」

 

まさか私達がこうして奇跡が起きたように、

人間になれるなんてな…思っても見なかった事だ。

 

猛雄

「私の場合は前の世界の記憶が蘇ってからあらためて思っていたが…時期に慣れると思うよ。人間とはそうゆうものだからな」

 

シトイ

「そうか…」

 

猛雄

「それよりもLiellaの子達…残念だったね…」

 

シトイ

「あぁ、ラブライブの本選を決める大会には負けてしまったが…彼女達は寧ろやる気が満ち溢れていたさ、次は勝つとな…負けて何かを得たのかもな、イリマが朔太に負けて得たように…人間はやはり面白いな、まぁ私も今は人間なんだがな…」

 

猛雄

「君は…何かしてみたい事はないのかね?良ければ手配しよう」

 

シトイ

「私達の身分だけで満足だよ…本当に感謝している。

だが…やってみたい事か…Liellaを最後まで見届ける事ぐらいかな…」

 

猛雄

「それなら…彼女達の教師になってみたらどうだ?

あそこの学校は新設だし、もしかしたら教師の人数も募集とかしているんじゃないか?」

 

シトイ

「何?…私が教師だと…?」

 

猛雄

「見届けるなら近い所にいた方がいいんじゃないか?」

 

シトイ

「………少し考えさせてくれ…」

 

教師か…私が誰かに教えるなど…

ん?いや…だけどアイツはメギドだったが…

 

まぁ考えておくか…

 

私の人生というのはこれから始まる事だしな…

 

 

シトイ視点…終

 

 

涼牙視点…

 

 

俺達は同好会のみんなと明日の本番の準備を終えてから、それぞれ話していた。上原さんは明日飛に会いに何処かへ行ってしまった。そういえば…高咲さんも見ないな、みんなの前では元気に振る舞っていたけど…やっぱり侑利の事気にしてるよな…

 

朔太

「てりゃあぁぁぁ!!!よし…達筆…!」

 

蒼希

「なんてもの書いてんだよあんたは…」

 

朔太

「ラブリー彼方かラブリー遥を一つずつ書くのではなく、

ラブリー近江姉妹と書いてみた!」

 

うわ…会長マジで達筆だな…

ご丁寧に筆で書いてるからこれはまた…

 

彼方

「さ、朔太君〜これは…ちょっと…//

せめて遥ちゃんのだけで…//」

 

希子

「会長あんたね〜…あっそうだ。

もう会長じゃなかったわね…」

 

そうだった…会長…いや天宮さんか、

この前生徒会長を任期を終えたんだったな…

 

ちなみに新しい生徒会長は…

 

「本当に私で良かったんですか…?」

 

「ほらな、俺が言った通りになったな、峰ちゃんは未来の生徒会長だってな」

 

天宮さんの後任で生徒会選挙の結果、

峰ちゃんとなった。やっぱりそうゆう運命だったのかもしれないな、別の世界でも峰ちゃんは生徒会長してるしな。

 

せつ菜

「もし、うちの学校でも峰さんがいたら後任になっていたかもしれませんね。」

 

「言いすぎですよ…せつ菜さん…//」

 

ミア

「まぁボクも生徒会に入ったから、

そんなに一人で背負わないで」

 

「お前も生徒会か〜…立派になったな…」

 

璃奈

「湊、泣いてる?」

 

「んな事ねぇよ…まぁちょっとな…」

 

一真

「もし心配だったら俺みたいに手伝いにいったら良いんだよ。」

 

嵐珠

「そうよ!嵐珠は毎日遊びに行くわよ!」

 

希子

「いや!遊びには邪魔になるでしょ!!」

 

俺達はその光景に笑いあって話していた。

 

「明日はお姉ちゃんも来てくれるし本当楽しみだよ!」

 

蒼希

「美里さんも来てくれるんだな。」

 

「うん!そうだ!もし愛さんが手を離せない状況になったら…」

 

蒼希

「わかってるよ、ちゃんとエスコートしてやるよ。」

 

「ありがとう蒼希!!//」

 

エマ

「世界中にもライブ配信するから私の家族も見てくれるんだ〜」

 

一真

「スイスの家族か…いつか会ってみたいな〜」

 

エマ

「そう言うと思ってね、近いうちに一度帰国するから一真君も良かったら来る?私も…一真君の事紹介したくて…//」

 

一真

「も、もちろんだ!!お前の為なら地球の反対側だって行くぞ!!」

 

果林

「みんな一度故郷に帰るのね」

 

「俺達もこのフェスが終わったら島に里帰りだしな」

 

嵐珠

「嵐珠はとくに帰る事ないわね…折角だから希子達と新年を過ごしたいわ!」

 

希子

「よし!フェスが終わったら峰の家に突撃よ!!」

 

ミア

「賛成!!」

 

「何で…と言いたいけど、どうせそんな事だろうと思って用意してるわよ。」

 

希子

「わかってるわね〜!」

 

彼方

「ライブが終わったら新年だね〜」

 

朔太

「そうだな…今年は色々と有りすぎたな」

 

彼方

「ふふ、確かに色々とあったけど、朔太君と恋人同士になれたから良い年だったよ〜//」

 

朔太

「うっ…//…新年は二人でどっか軽い旅行に行くのも有りかもな…//」

 

「新年のとりあえずの目標はゲームの腕を上げないとな〜最近じっくりと出来なかったしな」

 

璃奈

「相手なら、ここにいるよ。」

 

「おう、望むところだ…けど…

ちょっとお手柔らかに頼むぞ…」

 

璃奈

「それは…璃奈ちゃんボード、にやり…」

 

「待って!本当に頼むって!璃奈は容赦なく強いから!

頼む〜!!」

 

雷斗

「みんなそれぞれ恋人と過ごすみたいだな…

かすみ、俺達も一緒に新年過ごすか?」

 

かすみ

「ふぇ!?//そ、そんなの当然!//」

 

雷斗

「(かすみはまだまだウブで可愛いな〜)」

 

かすみ

「何ほっこりした顔してるの!?//」

 

しずく

「それだったら私も志貴君の家にお邪魔していいかな?」

 

志貴

「えぇ!?い、いやそれは…//」

 

しずく

「駄目かな…?」

 

志貴

「うぅ…家族に話しておきます…//」

 

そういえば…新年か…俺は原稿も書き終えているし、

新年からは少し暇になるか…ん?

 

せつ菜

「あの…涼牙さん…//」

 

涼牙

「どうしたんだ菜々?」

 

せつ菜

「私も…涼牙さんの家に行っていいですか…?

せっかくですから一緒に過ごしたい…です…//」

 

菜々からその言葉を聞くなんてな…//

それはもちろん…!

 

涼牙

「良いよ、むしろ丁度良いかもしれない、

次の作品を書く参考の為にアニメとか漫画を買ったから、

菜々にも解説とかしてもらいたいかな。」

 

せつ菜

「本当ですか!?因みにどんな作品を買ったんですか!?

ヒーローとかファンタジー!?それとも流行りのバディものとかですか!?」

 

本当…目をきらつかせて可愛いな…

 

これは今後も菜々と過ごす日々が楽しくなりそうだな。

 

俺達は戦いを終えた。

 

だから、

 

それぞれの新しい自分達の物語が、

 

これから始まるんだな。

 

 

涼牙視点…終

 

 

明日飛視点…

 

 

あの後連絡を取り合ってから歩夢と合流して、

俺達はある場所に向かった。

 

それは…音楽室だ。

 

入ると中にはピアノを眺めていた侑がいた。

 

歩夢

「侑ちゃん」

 

「あ、歩夢に明日飛…どうしたの?」

 

明日飛

「明日遂に第二回スクールアイドルフェスティバルが始まるのに元気がないって聞いたからだよ。」

 

「元気がないって!そんな事は………ごめん………

嘘…第二回スクールアイドルフェスティバルは楽しみだよ…けどね…やっぱりさ…」

 

歩夢

「侑利君の事?」

 

「…うん…待つ事にしたけどさ…やっぱり私は侑利とも一緒に見たかった…あ〜あ…本当侑利は罪だよね、こんなに心配している子がいるのに、まだ眠っているなんてさ…」

 

侑は少し無理して笑いながらライドブックを眺めていた…

 

明日飛

「あれからまったく変化はないのか?」

 

「ないよ…あぁ〜もう…本当…今日までは本当元気だして準備を進んで来たのにさ…前日になってこんな気持ちになるなんて…何だかごめんね…」

 

歩夢

「侑ちゃんが謝る事じゃないよ」

 

明日飛

「そうだぞ…たく…侑利、お前本当にそのままそこで寝ているつもりなのかよ…ちょっとは無理してでも復活したらどうなんだ?侑は…いや、俺達もお前が復活するのを待ってるんだ。」

 

俺は侑利の魂が眠っているライドブックに話しかけた…

 

やっぱり何の変化もない…本当に復活するのか…?

 

「私も声かけたけど…復活する気が感じないんだよね…

いいよ…もう侑利が後悔するぐらい私だけ楽しんじゃうから…だからもう落ち込むのは終わり!私もみんなの所へ行こ…」

 

歩夢

「侑ちゃん!?」

 

明日飛

「ん?おい!侑!!本が!?」

 

「え!?」

 

ライドブックを見ると突然光り始めて、

しかも勝手に開いて中から何かが飛び出してきた!?

 

侑利

「おわぁ!?ふげ!……たく…みんな急に突き飛ばしやがって…もうちょい優しくしろよ…」

 

明日飛・歩夢・侑

「侑利(君)!!?」

 

侑利

「え?あっ!?明日飛!歩夢!侑!そうだ!?

戦いはどうなったんだ!?俺さっき目が覚めて!

みんながいて、さっさと行って来いって言われて突き飛ばされて…」

 

慌てて俺達に説明してると侑が侑利に抱き着いた。

 

「遅いよ…侑利…!」

 

侑利

「…あぁ…ごめん…心配かけたな…」

 

明日飛

「戦いなら終わったよ…そのライドブックとみんなが力を合わせたお陰でな、その後に例の神様が来て色々としてくれた。」

 

侑利

「例の神様…?まさかゴーザ!?

あいつがここに来たのか!?本当にどうゆう事!?」

 

歩夢

「あはは…これは…説明しないとね。」

 

「本当だよ…もう…」

 

その後、俺達は侑利を連れてみんなの所へ向かうと、

みんな驚いた。まぁ…そりゃそうか…

 

まぁこれで侑も笑顔になったしな、

これで安心してみんなで第二回スクールアイドルフェスティバルを開催出来るな。

 

歩夢

「良かった…侑利君が戻って来てくれて…」

 

明日飛

「せっかくの大イベントに一人だけ、心の底から笑顔になれないなんてのも嫌だしな」

 

歩夢

「私も侑ちゃんが元気になってくれたし、

明日は頑張れるよ!」

 

明日飛

「そうか、頑張れよ。歩夢!」

 

この世界で俺達仮面ライダーの役目は、

終えたのかもしれない…

 

だから今度は歩夢達…

 

スクールアイドル達の出番だ。

 

俺達も観客として応援するからな!

 

 

明日飛視点…終

 

 

侑視点…

 

 

侑利が帰ってきて翌日…

 

遂に第二回スクールアイドルフェスティバルが開催された!

 

みんなで準備して、最高の時間が始まったんだ!

 

「会場も明日飛のお陰で大きいし、

以前より凄く盛り上がってるな〜」

 

会場を移動しながら見ていた時…

 

「あっ、いたいた。高咲さん」

 

「え?希子ちゃん?」

 

希子ちゃんが突然私を見つけて話しかけてきた。

 

希子

「ちょっと話しておきたくてね。」

 

「何?」

 

希子

「最近さ…また夢を見たのよ、優恵の夢を…」

 

「!?」

 

優恵って…ユウの妹の…もしかしてまた何か!?

 

希子

「あぁそんなに警戒しなくてもいいわよ、

向こうのもう一人の高咲さんがどうなったか知らせた方が良いかなって思って、向こうは同好会のみんながいて、優恵も向こうの高咲さんも笑顔で幸せになっていたわよ。」

 

「そうなの!?」

 

希子

「ん〜…多分向こうの世界でも神様が何かしてくれたんじゃない?よくわかんないけどさ、まぁ向こうの世界の高咲さんも幸せになったって事だと思うわよ。一応どうなったのか気にしてるかと思って伝えた方が良いと思ったから」

 

「そうなんだ。ありがとう希子ちゃん!

ユウは幸せになってるんだね。」

 

希子

「えぇ、それじゃあそろそろ行くわね!あたしのステージも楽しみににしててね!」

 

希子ちゃんは手を振って、行ってしまった。

そっか…ユウはちゃんと幸せになったんだ…

 

「良かった…」

 

向こうでもユウはみんなと笑いあっていて良かった…

ちゃんと上手くやれてて…

 

侑利

「お〜い侑…どうした!?」

 

「ぐす…ごめん…ちょっとね…」

 

私は侑利に説明した…

 

侑利

「そっか…ユウは幸せになったのか…」

 

「ごめんね、急に泣いて…」

 

侑利

「いや、そりゃ泣きたくもなるよ、もう一人の自分の事になるんだからな…俺だってユウが幸せになってくれた事は自分の事のように嬉しいよ。」

 

「それじゃあ…次は侑利が幸せになる番だね…」

 

侑利

「……本当に俺は…幸せになっていい…」

 

「侑利!!そんな暗い顔しない!!ほら!丁度今Liellaがライブを披露する時間だから行くよ!!」

 

侑利

「えっ、ちょっ…おい!?」

 

私は侑利の手を握ってステージを見に行った。

 

 

 

 

 

侑利

「うおぉぉ〜流石ラブライブに参加しているだけあって凄いな…」

 

「本当そうだよね!!あっ!次は同好会のみんなだよ!」

 

侑利

「こっちの世界のみんなのユニット曲か〜楽しみだ!」

 

 

私は侑利と一緒にステージのライブを見ていた。

 

みんなのライブを見て私達は最高にときめいていた!

 

観客のみんなも私達も笑顔だ。

 

今この瞬間は本当の幸せな瞬間なんだ…!

 

 

本当に……最後まで…

 

あれ…楽しんでるのに…何で……?

 

涙が…

 

侑利

「本当に俺達は…最後まで頑張ったんだ…

俺も…絶望から始まって…今日まで来た…

今この瞬間は…俺達が守ってきたこれまでが、

作り上げたんだ…!!」

 

「うん…そうだね…この瞬間は本当に最高だよ!!」

 

私達がこの世界を守って作りあげた今日のこのライブは…

 

絶対に忘れない…この最高のときめきを!!

 

 

「あっ、そろそろ最後か…けど、この最後に歌う曲は本当に最高の出来だよ!」

 

参加したスクールアイドルのみんながステージ上に立って…曲名をみんなで言った…曲の名前は…

 

 

「「LIVE with a smile! 」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当に最高だったよ!!」

 

侑利

「あぁ本当ときめいたな!!」

 

 

私と侑利はライブが終わってから、

みんなに会いに行く為に移動してると…

 

 

『侑利君!』

 

侑利

「え…?」

 

誰かが侑利を呼んで、振り向くと…

そこには同好会のみんながいた…けど…

 

何か様子が…透けている幽霊のようにも見えた…

 

もしかして…

 

侑利

「みんな…どうして…?」

 

歩夢

『最後にこの世界の私達のライブを見ておきたくてね』

 

最後…?あっ!?ライドブックが!?

 

「侑利これ!?」

 

みんなが宿ったライドブックが透けてきていた…

 

侑利

「何で…どうゆう事なんだ!?」

 

歩夢

『侑利君をこの本の中に入れた時にみんなで決めたんだ。

侑利君を助けようって…だから今の侑利君は半分幽霊とかじゃなくて完全に実態を持った人間だよ。』

 

侑利

「え!?何で…はっ!?まさか…みんな俺を救う為に自分の魂のエネルギーを俺に!?何でそんな事を!!?」

 

かすみ

『侑利先輩には笑顔でいてほしいからです!』

 

せつ菜

『あなたは私達を支えてくれました。』

 

しずく

『だから私達からの恩返しですよ。』

 

彼方

『うんうん。その通りだよ〜』

 

侑利

「恩返しって…俺はみんなを!!」

 

『あ〜!!まだそんな事言うの〜!?』

 

果林

『私達はあなたに散々迷惑かけたんだから気にしてないわよ』

 

エマ

『それに私達にした事は侑利君のせいじゃないよ、私達は全然気にしてないからね』

 

璃奈

『うん。だから侑利さんは胸を張って生きててほしい』

 

侑利

「みんな……」

 

栞子

『私達はあなたに凄く感謝しているんです…だから私達はあなたには幸せになってほしいんです。』

 

ミア

『そこにいるベイビーちゃんと一緒にいたいんでしょ?』

 

ランジュ

『だったらちゃんと幸せにしてあげなさい!それがランジュ達みんなのお願いなんだから!』

 

歩夢

『侑ちゃん…』

 

歩夢は私に話しかけてきた…

 

歩夢

『侑利君の事…お願いね、侑利君は結構無茶するから…

私達のぶんまでお願い…』

 

「うん…もちろんだよ…約束する!」

 

歩夢

『良かった…』

 

みんなは笑顔になり、そして…消えそうになっていた…

 

歩夢

『侑利君!色々と大変な事ばかりになったけど…

最後にこれだけはみんなで言わせて!!』

 

侑利

「……?」

 

同好会みんな

『私達をこれまで支えてくれてありがとう!!』

 

侑利

「みんな……!!」

 

同好会のみんなは笑顔で侑利にそう言って…

消えていった…それと同時にライドブックも消えてしまった…

 

侑利

「……こっちこそありがとうだよ…みんなのお陰で俺は…自分の夢や音楽を始められたんだぞ……」

 

「侑利…」

 

私は侑利を後ろから抱きついた…

 

「みんなの想い…ちゃんと答えないとね…

まだ自分が幸せになったら駄目だと思う?」

 

侑利

「……いや、俺は自分の事を許せないかもしれない…

けど…みんなの想いには答えないとな…これからも生きていくよ…ちゃんと最後までな…」

 

「うん…私も…これからも侑利を支えるね…」

 

侑利

「ありがとう…」

 

それから私達はお互いの手を握って…

 

みんなの所へ向かっていると…

 

侑利

「そういえば…ちゃんと答えを言ってなかったな…」

 

「あっ…//」

 

侑利が答えを言おうとすると…花火が打ち上がった!

そうか…新年迎えたんだね……

 

侑利

「侑…あらためて言う…俺はお前の事………!!」

 

「………!!………うん…!//」

 

花火の音は大きかったけど…

 

侑利の答えはちゃんと聞こえた…//

 

もちろん私は頷いた…!//

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日飛

「おっ!侑!侑利!遅かったな!」

 

歩夢

「もうみんな集まって新年のお祝いと打ち上げをしているよ!」

 

かすみ

「あ〜!それかすみんの!!」

 

雷斗

「早いもん勝ちだ!!」

 

せつ菜

「私の料理が出来ましたよ〜!!」

 

涼牙

「うわ!?俺が食う!!!」

 

「楽しかった〜!!」

 

蒼希

「あぁ!良いライブだったぞ!!」

 

エマ

「家族からメールが来たよ!!

楽しいライブをありがとうだって!!」

 

一真

「良かったなエマ!!」

 

璃奈

「湊…勝負」

 

「今から対戦ゲーム!?よ、よしやってやるよ!!」

 

彼方

「も〜朔太君〜!張り切りすぎだよ〜!//」

 

朔太

「アイラブ・カナタ!!本当最高だ〜!!」

 

しずく

「志貴君それ本当!?」

 

志貴

「はい、是非家に来てと家族が…//」

 

果林

「島の人達から連絡きたんだけど、見てたって…//」

 

「良かったじゃないか!これは島代表のアイドルは果林で決まりだな!!」

 

希子

「ぶふ!?誰よあたしの飲み物に苦いの混ぜたの!?」

 

「さぁ〜?」

 

ミア

「だ、誰だ〜?」

 

嵐珠

「嵐珠じゃないわよ!?本当だからね!!」

 

みんな大騒ぎしてる…あはは、楽しそう!!

 

侑利

「これは楽しまないと損だな!行くぞ侑!」

 

「うん!侑利!!」

 

私は笑顔で答えた!

 

 

私達の始まりは絶望からだった…

 

けどこうして最後まで諦めなかったから!

 

今この最高の日々を掴み取った!

 

大切な人も戻って、みんなは笑顔で溢れてる!

 

 

このときめきは永遠に忘れない!

 

 

何時までも!!これからも!!

 

 

私達のときめきの物語は始まったばかりだから!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終部 虹の先へ輝く未来へ 終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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エピローグ

 

 

こうして…彼女と彼らの物語は幕を閉じたのでした…

 

まさか私が直接出て来ると思わなかっただろ?

 

まぁ世界の監視者であり、神でもあるからな、

何でもありだ。

 

ここまでこの世界の物語の事を聞いてくれてありがとう。

 

 

私にとっても彼女と彼らは思い入れがあってね…

偶にこうして…思い出すのだよ。

 

 

ん?何だって?

 

少し語り足りない部分もあるんじゃないかって?

 

確かに彼女と彼らの物語には、

日常の合間がある。

 

そりゃ高校生だからね、遊んでいる時間だってあるさ…

 

この話しは…ん〜整理しないといかんな…

すまんな、纏めて整理したら話すよ。

 

シトイ達はどうなっただって?

 

彼女達は実に興味深いよ…

作られた存在だったがこうして意思を持ったのだからな、

シトイ達ヒューマギアの物語は…

 

私も今調べていて見たいのでな、

これも少し時間を待ってくれ…

 

待たせてばかりで済まないな、私も少し忙しいのだよ。

 

え?何でだって?

 

実は新しい部下を用意したいがな…

 

今回の事があるからちゃんとした奴を見つけるのに時間をかけて見つけたいからな、私一人で大掃除してる最中なんだよ。

 

何の大掃除?

 

それは倉庫の大掃除だよ…進藤由香子め…

 

こんなに派手に暴れてくれて!

 

この倉庫内で戦ったなんて始めてだ!

本当厄介な奴だったよ…

 

しかもまた大変な事にね……

 

奴が暴れまわってくれたせいで、

倉庫に封印していた奴とか逃げ出そうになったりと大変な事になってしまって大変なんだよ…

 

やれやれ…本当参ってしまったよ…

 

それに、侑利の世界の彼女達の転生先の手配や、

私をあの世界に送る為に力を貸してくれた知り合いの神にも、お中元を送る為に用意して探しに行って渡しに行ったりなどな、他にも天国や地獄の連絡とかなどね…

 

因みに問題を起こしたイルダは地獄で、

みっちりと教育されておる…

 

ふぅ…世界の監視者の神様は多忙なんだ。

 

ん?何?

 

大掃除をサボって自分達に話しを聞かせてたのかって?

 

……まぁまぁまぁ、気にしないでくれ…

 

それはツッコんではいけない所だからね。

 

休憩して息抜きは大事だからね!

 

オッホン!あらためて言わせてほしい…

 

この世界の物語の事を聞いてくれて、

 

本当にありがとう。

 

この物語が君達の記憶に覚えててくれたら、

嬉しいよ、もしこの物語を再び思い出して、

聞きたくなったら、

 

また私がこの物語を聞かせよう…

 

さて、私はそろそろ大掃除の続きをしないとね、

サボってないから!本当だよ!!

 

え?私の名前は何だって?

 

それでは…あらためて名乗ろう…

 

 

私の名前はゴーザ…

 

世界の監視者であり神…

 

それでは…

 

何れまた会おう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      虹の元へ集結する仮面の戦士達

 

                      完

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





長い期間読んでくれてありがとうございました!!

これにて本編は完結です!

続いての外伝や番外編などは、
この作品内で更新していきます!

更新する日は活動報告にて報告します。
それまで暫くお休みします。

あらためて!本当にありがとうございました!!

Barukannより



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外伝 ヒューマギアメモリーズ
ep1 今の私とあの日の私



お久しぶりです!
それでは外伝スタートです!


 

シトイ視点

 

 

アークとの戦いから数ヶ月後…

 

私達ヒューマギアは神と名乗る者によって、

奇跡的に人間として生まれ変わった…

 

今でも信じられない、これは夢なんじゃないかと思う

 

だが、実際にこうして生きている…

 

鼓動を感じ…食事をとり…眠り…

 

笑い合うような日々…これが幸せと言うのかもな…

 

 

さて、私達はそれからどうなったのかを言うと…

 

明日飛の家で世話になり、みんなそれぞれやりたい事を見つけて行動している。

 

遠くに行った奴もいるが…偶に連絡がきて楽しそうにしている。

 

身分は猛雄の養子となって、名字は蕾電となった。

だからみんなは蕾電の名字を使って過ごしている。

 

今だに少し慣れないがな…

まぁ…私は特に慣れない呼ばれ方をされてる…

 

それは…

 

「シトイさん!」

 

シトイ

「ん?」

 

突然誰かに呼ばれて振り向くと…

そこにいたのは…

 

シトイ

「恋か…おっと、どうした葉月?」

 

「あっ…すいません。遂、何時もの呼び方をしてしまって…」

 

シトイ

「私だって何時もの呼び方をしてしまうさ、それより何か用でもあるのか?」

 

「えっと、まぁ…そうなんですが…」

 

シトイ

「ん?何だ?またゲームの相手をすれば良いのか?別にそれは構わないぞ、私自身結構面白かったし、気に入ったからな」

 

そう言うと少し嬉しそうな表情になった。

恋はいつの間にかゲームが気に入ったようだな

 

まぁ…確かに私も結構楽しめたしな…

 

「それでしたら!是非放課後に!!」

 

シトイ

「あぁ、仕事が終わり次第向かう。」

 

「はっ!?この事はかのんさん達には内密にお願いします!」

 

シトイ

「え?あ、あぁ…わかった…」

 

そう言いながら恋は行ってしまった…

 

何故他のみんなには内密なんだ?

ゲームは大勢でやれば楽しいものなのでは?

 

むぅ…まだ人間にはわからない事があるな…

 

って…今の私も人間だな…

毎度自分でツッコんでしまうな…

 

シトイ

「ん?考えてみれば…もうすぐラブライブが近いんじゃなかったのか?大丈夫なのか作曲の用意とかしなくて…部室でも可可とメイが熱く語っていたが…」

 

あれか?息抜きと言うやつか?

 

シトイ

「ならば仕方ないな…ん?予鈴が鳴ったか、次のクラスに移動しないとな…」

 

私は少し早歩きでクラスに向かった。

 

今の私がしている事は…この結ヶ丘女子高等学校で、

教師をしている。Liella達を最後まで見届けたいと思って、少し考えたが、より大勢の人と関われて知れるのなら良いと思い、猛雄が手配してくれて、私は教師となった。

 

周りは蕾電先生と呼んでくるから…

 

その呼ばれ方は今だに慣れないと言う訳だ…

 

Liella達は学校外では名前で呼び合うが、校内では流石に名字で呼ぶようにしている。平等に見る為にな、それも慣れないが…

 

しかし…Liella達も増えたな…

 

私が知った時は恋が入ったばかりの時で、

五人だったのが今は九人になった。

 

そのうちの一人が、セインとスノウの知り合いだった事には驚いたな…

 

五人の頃のLiellaか…

 

今思い返すと…その頃だったか…私が、

いや、私達が作られて目覚めたのは…

 

今思い返すと…懐かしいと思うものだな…

 

 

回想……

 

 

私達は進藤由香子…アークとイザクにより作られ…

 

ある人間達を始末する為に命令を命じられた。

 

始末対象は仮面ライダー達と、

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会と鴻神学園のスクールアイドルだ。

 

当時の私達は今と違い人間に興味なんてものはなく、

滅ぶべき存在と脳内に進藤由香子とイザクにより命じられていた。

 

だが私は…目覚める前…

 

夢?と言うのか…?

 

そこで不思議な者と出会った…

 

 

「お前はアークによって生まれた新たな滅亡迅雷か?」

 

その者は突然私にそう問いかけてきた…

 

何者かを聞くと…

 

「俺はただの残留思念みたいなものだ…かつてアークの意思に従い復活させてから、人間と共にアークを倒した存在だ…」

 

この時の私はどうゆう事かは全くわからなかった…

今わかるのは、この者は私達と同じヒューマギアだ。

ただ身体はなく、アークに僅かなデータが残っていて、それが私に話しかけてきたのだろう…

 

「アークを倒したが…それから俺は自分の中に芽生えた心に戸惑いと恐れを抱き…人類を滅ぼそうとした。」

 

私はこの者の話しを聞いていた。

理解が出来ずだった…ヒューマギアに心宿ると言う事に…

 

「それから…ある人間との戦いによって、戦いが終わって俺は息子と共にアークが二度と復活しないように世界を見守っていた…まぁ、その後暫くして俺達は意思を託して滅んだがな…」

 

この者は話していると…

少しずつ身体が薄くなっていっていた…

 

「お前に言う。人間は確かに悪意がある…だが中には悪くない連中も存在する。お前がどうするかは好きにすると良い…全てをその目で見てから決めろ。それから人間を滅ぼすか滅ばさないか決める事だな…」

 

最後にそう言いながら、この者は消えようとした…

 

消える前に何者か聞いたが…

 

俺は滅…?俺は滅びる?と言ったのか?

 

それともホロビと言う名前だったのか?

今も謎の存在だった事は私の記憶に存在する…

 

それから私は他の連中と一緒に目覚めた。

 

私はあの者の言葉が少し気になり

人間を観察する為に外に出て人間を見に行った…

 

何処か行く場所を決めた訳でもなく、

適当に歩いてて街中を見ていった。

 

その時偶然にも大きな家の近くを通り過ぎた時…

 

何か物音が聞こえ、私は様子を見ると…

そこには男がナイフを持って少女に襲い掛かろうとしていた光景だった。

 

何故だろうな…私は咄嗟に身体が動いて、

男を蹴り飛ばして気絶させて少女を助けた。

 

どうやらこの男は泥棒…盗人…?

まぁ悪人らしいな…

 

「ありがとうございます!危ない所を助けていただいて!」

 

少女がお礼を言ってくる…

 

そうだ…これが彼女との…

 

葉月恋との出会いだったな。

 

この時私は恋との出会いから人間に深く興味を持っていくとは思ってもみなかったな…

 

 

 

 

 

 





次回 私が彼女達に興味を持ち教師をする理由


どうもお久しぶりです。
始まりました外伝物語、主にシトイ達が現在を生きる姿と過去にこうなっていたのを語る感じになっていきます。

シトイは結ヶ丘の教師をしています。
後の元ヒューマギア達もそれぞれやりたい事をしているので、色々と明らかになっていきます。

シトイが目覚める為に話した人物…
その正体はゼロワンの滅です。
本家のアークドライバーを使っていたので、僅かにデータが残っていてそれがシトイに話しかけてきたって事です。

さて…本編が終わってから現在まで…
色々な事が起きましたね、一番の衝撃は…
やっぱりせつ菜の事ですね…
まぁそれでも!これまでの事がなくなる事じゃありません!最後まで応援し続けて、これから新しくなっても応援は続けます!


それでは次回にて!


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ep2 私が彼女達に興味を持ち教師をする理由


すいません!遅れました!


 

シトイ視点…

 

シトイ

「(今考えると…かなり物騒な出会い方だったな…)」

 

昔の事を少し思い出しながら、恋の家でゲームをして遊んでいた。

 

むっ!これは中々…面白いな…

 

シトイ

「しかし…いつの間にこの家にこれだけのゲーム機が…これだとまるでゲームセンターだぞ…」

 

暫く通っていた時に比べるとこの部屋に、

これだけの数のゲームがなかったぞ…

 

ちなみに…ゲームで遊んでいるのは私と恋だけじゃなく…

 

「蕾電先生!よそ見していたらやられるぞ!」

 

シトイ

「何!?うわぁ!?」

 

しまった…遂、よそ見してしまった…

 

「先生にも意外とうっかりな所もあるんだな…」

 

シトイ

「こうゆうのはあまりやった事なくてな…米女…」

 

私に話しかけてきたのは、米女メイ…

新しくLiellaに入ったメンバーの一人だ。

 

「一度お茶でも飲みませんか?」

 

シトイ

「そうだな、頂こう」

 

私達三人は椅子に座ってテーブルに置いてあった紅茶を飲む…美味い物だな…

 

「不思議な感じですね、シトイさんがこうして飲み物を飲む姿を見るのは」

 

シトイ

「自分でも不思議な気分だよ…まだ慣れないものだ。」

 

メイ

「?、何言ってるんだ?ただ飲み物飲んでるのが不思議って?」

 

シトイ・恋

「!!?」

 

「えっと!あの!これは!!」

 

シトイ

「実は私は最近まで熱い飲み物が苦手だったんだ…ちょっと猫舌に近い感じでな、それで今は克服して飲めるようになったと言う事だ。」

 

メイ

「?」

 

いかん…メイには私が元々ヒューマギアだった事は内密にしとかなくてはな…混乱してしまう…

 

シトイ

「そ、それよりも、こうして最近息抜きしてゲームしてるが、作曲とか大丈夫なのか恋?…って!?」

 

私が作曲と言うと崩れ落ちるように膝をついた…!?

 

な、何だ…一体どうした?

 

メイ

「あ〜蕾電先生はひょっとして知らないんですね…」

 

シトイ

「何がだ?」

 

メイ

「実は…恋先輩…」

 

私はメイから話しを聞いた…

 

シトイ

「何と…ゲームにハマッてしまって作曲が出来ずで、

米女にはバレてしまったが他のみんなには言えずとゆう事か…」

 

「はい…そうなんです…」

 

シトイ

「何とも意外だな…けど、別にかのん達に話しても大丈夫なんじゃないか?」

 

メイ

「私もそう言ったんですけど…」

 

「皆さんにバレたら何と言われるか〜……」

 

メイ

「とまあ…ご覧の通りで…」

 

シトイ

「なるほどな…」

 

しかし…恋もこんなに表情がころころ変わるくらいに変わったな…やはりLiellaに入ってからだな…

そういえばその頃か…私が人間の為に行動し始めたのは…

 

 

回想…

 

 

泥棒から恋を助けて以降、

当時の私は偶々助けただけに過ぎない程度の存在だったが…少し気になり再び恋の家に向かって、会う度に話しをする関係となっていた。

 

当時の私は無自覚だったが、この時から人間に少しずつ興味を持っていっていたのかもな…

 

そんなある日…

 

シトイ

「随分と人が大勢いるな…」

 

私は恋に学園祭と言うのに来てくれと言われた…

より大勢の人間が集まっている…

 

シトイ

「(少し身を潜めて見てみるか…)」

 

人間達を観察する為、見つからないようにこっそりと建物の屋上へと登って、色んな人間達を眺めた…

 

アークとイザクによって内蔵されたデータでは、

人間は醜く悪意しかなく滅ぼす対象として内蔵されていたが…この時の私が見た光景は…データとは逆の光景だった…

 

シトイ

「とても…何と言うんだ…笑顔?と言うのか…」

 

恋と話している時は…微笑んではいたが…

何処か悲しいと言う表情をしていた。

 

シトイ

「本当にこれが…滅ぼす対象なのか…?」

 

私の中で…僅かだが滅ぼすべきかどうかの選択と言う考えをするようになっていた…

 

そう考えていると、恋が見て欲しいと言っていた。

ステージが始まった。

 

それこそが…私が始めて聴いたLiellaの曲だった…

 

『Wish Song』

 

シトイ

「これは…何だ……?」

 

何かわからない…

けど、確かに何かが私の胸に感じた…

スクールアイドル…私達ヒューマギアは、

最優先に始末対象として、仮面ライダー達と

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会と

鴻神学園のスクールアイドル達を始末するようにプログラムされていた。

 

恋達、Liellaもスクールアイドルだ…

だからもしかしたら始末する事になるんじゃないか?

 

そう考えてしまった……

 

シトイ

「私は……」

 

そんな時に滅の言葉を思い出した…

 

『お前に言う。人間は確かに悪意がある…だが中には悪くない連中も存在する。お前がどうするかは好きにすると良い…全てをその目で見てから決めろ。それから人間を滅ぼすか滅ばさないか決める事だな…』

 

シトイ

「全てをその目で見てから決めろ…か…ならば…そうさせてもらおう…」

 

私達は幸いにもアークとイザクには遠隔で何かをされる装置的なのはなかった…この時私の考えは…

 

全ての人間を見た訳じゃない…

 

だが彼女達、Liellaには滅ぼす理由はない…

 

それだけじゃない、始末対象の連中も滅ぼす理由はない…

 

真に滅ぼすべき相手は…

 

シトイ

「イザク…アーク…奴らこそ真に滅ぼすべき対象…」

 

ならば直ぐに連中を滅ぼすと考えたが…

そうなると私は反逆の理由で他のヒューマギアの仲間達と戦わなくてはならない…それは嫌だな…

 

シトイ

「待てよ…確か近々、仮面ライダー達と虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の連中に襲撃すると言っていたな…」

 

データで頭には入っていたが、当時、私はまだどんな奴らなのかは知らない…そこで私は…

 

シトイ

「一度会ってみるか…」

 

そして、この翌日…私は遊園地でリリィとホムラがやられそうになっていた所に接触した…仮面ライダー達と虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の連中に…

 

連中にアークとイザクを倒してもらう為に私はこの時から行動した。

 

そしてまだこの時は他のヒューマギアの仲間達は、

人間に興味を抱いていないが、後に興味を抱いて共に行動して、辛い展開にもなったが、私はこの時行動して良かったと今でも思う…

 

 

回想…終

 

 

現在…

 

 

シトイ

「随分懐かしいと思うな…」

 

私は恋の家から出て帰宅していた。

とりあえず恋には勇気を持ってかのん達に全て打ち明けても大丈夫だと言っておいたが…

 

シトイ

「まぁ、何とかなるか?かのん達なら笑って許してくれそうだと思うがな」

 

考えていると、家に到着して中に入ると…

 

「あら?お帰りなさいシトイ」

 

シトイ

「ただいまイリマ、ん?お前だけか?」

 

イリマ

「えぇ、あっ、今日は明日飛は歩夢の家に泊まりですって、猛雄も暫く海外にいて帰って来ないし、ホムラはもう寝てるし、リリィとスノウも泊まりよ。」

 

シトイ

「そうか、それなら晩飯は二人だけだな」

 

イリマ

「用意してあるわよ、早く食べましょ」

 

荷物を部屋に置いてから、私とイリマは食卓で晩飯を食べていた。

 

イリマ

「しかし、シトイが本当に教師になるなんてね」

 

シトイ

「まぁ悪くはないと思ってる、そうゆうお前は…確か喫茶店を経営するとか言ってなかったか?」

 

イリマ

「えぇ、何だか色んな所で働いたりしてるとね、人間が笑顔になっているのを見てると嬉しくてね、ホムラと協力して、今も勉強中」

 

シトイ

「大丈夫なのかホムラは…あいつは言うがアホだろ…」

 

イリマ

「まぁ結構本気で頑張ってくれてるわよ、意外と料理が上手で驚いたわ…今食べてる料理だってホムラが作った物なのよ」

 

な、何…?むぅ人間になってからそれぞれ意外な才能が発覚する事が多いな…

 

イリマ

「それにしてもシトイはどうして教師になったの?

すみれ達を見守りたいって言ってたのは知ってるけど、誰かに教える事なんて経験あったの?」

 

シトイ

「その事は、半分は猛雄に勧められてのと、実はある人物に教えた事をあるんだ。勉学じゃなく、戦い方をな…」

 

イリマ

「え!?誰なの!?」

 

もっとも…アレは人ではなかったがな…

 

 

再び回想…

 

 

私が行動するようになってから暫くして、

街の裏通りで…戦っていた…

 

シトイ

「ふん…」

 

「ぐっ…!ハハッ!良いねぇ…お前は随分と手応えあるな〜」

 

シトイ

「お前の事は知っている…突然姿を消したメギド…

名前は…デザスト、何故私に襲いかかってくる?」

 

戦っていたのはメギドのデザストだ。

突然何者かに着けられてると思ったら襲いかかってきた。

 

デザスト

「戦いの本能か…お前からは強い気配を感じた…俺は更に強くなってアイツと戦いたいんだよ…」

 

シトイ

「お前の言うアイツとは誰かは知らんが…下手に動けばお前は死ぬぞ?」

 

私は手に持っていたデザストのアルターブックを見せつけた。

 

デザスト

「んな!?お前いつの間に…!」

 

シトイ

「これが壊ればいくらお前が不死身でも倒せるんだろ?」

 

デザスト

「ぐっ…」

 

ここでこのアルターブックを壊そうとしたが…

私は少し考えた…そして…

 

シトイ

「取り引きだ…デザスト」

 

デザスト

「何?」

 

私はアルターブックを返す代わりにデザストに協力関係を望んだ。もちろんそう簡単に要件を呑む訳がないのがわかっていた。だから私は強さを求めているのなら、私がお前の相手をして鍛えてやると言った。

 

デザストは少し考えた後…

 

デザスト

「フハハハハ!変わった奴だお前は…だが面白い奴だ…

良いだろう。お前の要件、受けてやるよ…」

 

これが私とデザストの協力関係の始まりだった。

もちろんちゃんと鍛えてやって、新しい技も覚えたりした。案外こうして誰かに教えてやるのも悪くはないと少しだが思っていた。

 

 

回想…終

 

 

再び現在…

 

 

イリマ

「デザストと一緒に行動してたのね…まさかすぎるわよ」

 

シトイ

「私も今だに奇妙だと思っているさ、始めて何かを教えたりしたのがメギドだからな、まぁそれがきっかけでもあるから、こうして教師をしてるんだ。」

 

イリマ

「(始めての生徒的なのが怪物だなんて…

ある意味衝撃ね…)」

 

こう考えると…あいつはきっかけをくれた?

流石にそれは考えすぎか…?

 

まぁ良いか、しかし…美味いなこの料理は…

 

 

 

 

 





次回 今の私がする事とあの日得たもの


どうも作者です。
少し今後の更新について…

外伝からは週一でなくなる場合があります。

上手くいけば番外編も更新出来ればしたいと思っています。

そうゆう訳で今後も宜しくお願いします。

それでは次回で…


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虹と仮面の戦士達の日常
激突!?希子VSせつ菜!?



ほんの日常の一つです。
どうぞ!


 

明日飛視点…

 

とある日…

 

せつ菜・希子

「むむむむむっ!」

 

ゴゴゴっとオーラを出しながら…

優木さんと希子がバチバチしていた…

 

明日飛

「何があったんだ…」

 

俺は放課後、涼牙と蒼希と一緒に部室に来たら…

こうなっていた…

 

歩夢

「実はね…」

 

俺達は歩夢から事情を聞いた…

どうやら優木さんが涼牙に手料理でも作りたいと近江さんに相談していたら、希子が…

 

希子

『優木さんが手料理?そんなもん食べたら小説家があの世に行くわよ』

 

せつ菜

『むっ!どうゆう意味ですか!?』

 

との事で…睨み合いが始まったのであった…

爆弾発言しやがったのか…

 

涼牙

「(希子の奴…何て事言うんだよ!間違ってはいないが…くぅ…菜々が俺の為にと考えると…)」

 

蒼希

「(希子も人の事言えねぇだろうが…)」

 

エマ

「ふ、二人共〜!喧嘩は駄目だよ〜…」

 

せつ菜

「喧嘩なんてしませんよ…」

 

希子

「えぇ…実際あたしが戦ったら勝ち目ないじゃない…だから、この際優木さんの料理の実力をはっきりさせる為に…」

 

何か嫌な予感が…

 

希子

「料理勝負よ!!」

 

せつ菜

「望む所ですよ!!」

 

せつ菜・希子以外みんな

「「(げっ…!?)」」

 

この言葉を聞いた時に二人以外顔が真っ青になった…

 

「(まずいよ蒼希!ねこっちの手料理は本気でまずいよ!)」

 

蒼希

「(マジでヤバいぞ…しかもせつ菜の手料理って事は合宿の時のアレだろ…)」

 

果林

「ごめんなさい。私ちょっとモデルの打ち合わせがあるんだったわ!」

 

しずく

「私も演劇部に呼ばれました!!」

 

璃奈

「湊と約束が…」

 

かすみ

「かすみんも今日は家の用事が…」

 

「え!?ちょっと…!」

 

と言いつつ…四人は逃げるように部室から出て行った…

 

彼方

「(あちゃ〜…逃げちゃった…)」

 

せつ菜

「それなら仕方ありません!残りの方々でジャッジをお願いします!!」

 

涼牙

「わ、わかった!(今日薬局寄って帰らないとな…)」

 

最早俺達に止められなく…二人は料理を作りに行った…

 

歩夢

「そういえば…希子ちゃんの料理ってどんなのなの?」

 

「地獄…」

 

蒼希

「この世の物じゃねぇ…」

 

明日飛

「死ぬ…」

 

エマ

「えぇ〜!!?」

 

「こ、怖いよ…どんなのなの…!?」

 

それから暫くして…希子と優木さんが戻ってきた…

 

せつ菜

「さぁ!」

 

希子

「判定して!!」

 

二人が机の上に置いた手料理…

まず…優木さんは合宿の時に見た変な紫色のスープ?みたいな物…何を入れたらこんなのになるんだ?

 

そして…希子のは…

 

せつ菜・希子以外みんな

「(アレは何だ…!?)」

 

最早物体なのか?食えるのか?

何かよくわからない物がお皿に乗っていた…

 

彼方

「えっと…希子ちゃん…これは一体?」

 

希子

「これ?ケーキだけど見ればわからない?」

 

絶対違う!!!この時みんなが思った…

どう作ったらこんな訳わかんねぇ物が出来んだよ!?

 

せつ菜

「それよりも皆さん!早くジャッジを!!」

 

これを…食うのか…

流石のヴェルデさんも近江さんも青ざめてるぞ…

 

涼牙は何か複雑そうな顔してるし…

 

歩夢と侑と宮下さんはガタガタと若干震えてるし…

 

蒼希は何か俯いていた…

 

とゆうより…俺達生きれるか…?

 

そんな時…

 

蒼希

「……涼牙…先に謝っておくぞ…」

 

涼牙

「え?どうゆう事だ…?」

 

蒼希

「てやあぁぁぁ!!!!」

 

蒼希は両手にフォークとスプーンを持って素早く動き、

希子のケーキ?をフォークで刺して、

優木さんのスープ?スプーンで掬って、二人のお互いの口に突っ込んだ!?

 

希子

「ちょっ!?兄……!?」

 

せつ菜

「むぐっ!?………!?」

 

口に突っ込まれた二人は顔を真っ青にしていき…

 

せつ菜・希子

「ぐは……!」

 

バタリと倒れて気絶した…

 

蒼希

「悪く思うな…これしか手はなかったんだ…」

 

「蒼希…思いきった行動したね…」

 

蒼希

「すまん…涼牙、せつ菜をこんな目にしちまって…」

 

涼牙

「いや…今回はしょうがない…とりあえず二人を介抱しよう…」

 

こうして蒼希の行動によって…俺達は難を逃れた…

 

この後起きた二人は記憶が飛んでおり、

対決した事も忘れていた…

 

記憶が飛ぶレベルとかヤバすぎだろ!

 

まぁ二人も無事で良かったかな…?

 

しかし…この後…涼牙だけは帰る時に優木さんが手料理を作りに行くと言い、二人は帰っていった…

 

翌日涼牙は晩飯の時だけ記憶が飛んだとか…

 

とりあえず…どんまいとしか言えねぇ…

 

 

 




とりあえず番外編です。

こんな感じで本編ではシリアスな一面が強かったので、
ギャグに近い感じでやっていきます。

それでは!


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二人の馴れ初め


ここ最近仕事が落ち着いたので…
久しぶりの更新です…



 

朔太視点…

 

今日は三年生で集まって俺の家で勉強していた。

 

「ほら頑張れ果林、あと一問」

 

果林

「ちょっと難しすぎない?」

 

一真

「これ二年生で習う問題だぞ…お前本当大丈夫なのかよ…」

 

エマ

「そろそろ休憩しない?」

 

彼方

「美味しいお菓子とお茶も用意出来たしね」

 

「甘いぞ二人共!果林にはちゃんと勉強をだな…って!こら!何もう手につけてんだ!?」

 

果林

「少しは休憩しないと私の身がもたないわよ〜」

 

「お前な〜…」

 

朔太

「まぁ…少し集中力が落ちてる気がしたからな…

休憩は大事だ。」

 

恭を説得して、俺達は休憩する事にした。

 

彼方

「朔太君が教えてくれた通りにしたら、

美味しいお茶が出来たよ〜」

 

朔太

「流石彼方だな、もう俺よりも美味いよ。」

 

彼方

「えへへ〜//」

 

「付き合ってからすっかりラブラブだな」

 

果林

「本当ね、まるで夫婦みたいね」

 

朔太・彼方

「ぶっ!?//」

 

俺と彼方はお茶を吹き出しそうになった!?

 

彼方

「ふ、ふふふ夫婦はまだ…早いよ…//」

 

朔太

「そ、そそそうだぞ!//」

 

一真

「めちゃくちゃ慌ててんじゃねぇか…」

 

朔太

「そ、そうゆう恭と朝香さんだって夫婦に見えるぞ!」

 

恭・果林

「夫婦じゃねぇ!(ないわよ!)//」

 

エマ

「わぁ、息ぴったり…」

 

一真

「お似合いだな〜」

 

「いやいや待て!お似合いなのは嬉しいが、この中で一番夫婦感凄いのはお前とエマだからな!」

 

恭の言う言葉に俺と彼方も納得した。

 

果林

「考えてみれば…私達とかは最近付き合い始めたとかだけど…」

 

彼方

「二人は二年間も付き合ってるんだよね〜」

 

朔太

「長いよな、そもそもどうゆう出会いをしたんだ?」

 

考えてみれば…一真とヴェルデさんはどうゆう出会いをして今の関係になったんだ?詳しく聞いた事なかったな…

 

一真

「出会いか…あれは何と言うかおかしい出会いだったよな」

 

エマ

「本当だよね〜」

 

一真

「まぁ聞きたいんなら教えるよ、俺とエマはな…」

 

一真は特に恥ずかしがらずに話してくれた。

 

 

朔太視点…終

 

 

一真視点…回想…

 

あれは一年生の時、その時には生徒会の仕事の手伝いをするようになっていて、用事で虹ヶ咲に向かって、用件を終わらせて帰ろうとしていたら、何か困ってる人がいてな、それがエマだったんだよ。それで話しかけて聞いてみたんだよ…

 

一真

「なぁ、何か困ってる…?」

 

エマ

「?」

 

一真

「(やべぇ…外人さんじゃねぇか…英語で話さないとな…

って!俺英語話せね〜)え〜と…ハウドゥワートゥー…」

 

エマ

「え!?(どうしよう何処の国の人なんだろう…)

え〜と…アイアムエー…」

 

一真

「だ〜!やっぱり通じてねぇ〜!」

 

エマ

「わからないよ〜!」

 

一真

「わからないのはこっちだ!……って!?」

 

一真・エマ

「日本語喋れる(のかよ!?)(の!?)」

 

それからお互い笑ってな…それで困ってた事を聞くと、

美味しい卵かけご飯のお店を何処かわからないとかで、住所見せてもらうと、俺は場所を知ってたからな、ついでに俺も腹減ったとこだったから一緒に食いに行って、そこで何か仲良くなっちまってな、それからお互い会って遊ぶようになって…

 

半年後くらいかな…

 

一真

「え、エマ!俺はお、お前の事が…!!」

 

エマ

「私!一真君の事が好きです!付き合ってください!!//」

 

俺から告白しようと思ったらエマからされて、

それから付き合うようになったと言う訳だな!

 

 

回想…終

 

 

朔太

「な、何と言うか…お前、本当ヴェルデさんとは運命の出会いレベル過ぎやしないか?」

 

一真

「確かにそうかもな、まぁあの時出会えたお蔭でこうして、エマと今も付き合って仲良いしな」

 

エマ

「卵かけご飯が私達の出会いの始まりだね〜」

 

果林

「それはそれでどうなの…?」

 

エマ

「実はを言うと…あの時始めて二人で卵かけご飯を食べた時に一真君を一目惚れしたんだよ//話していて落ち着くし良い人だったから//」

 

一真

「エマ…//」

 

「おい!二人共!完全に二人の世界に入ってるぞ!?」

 

彼方

「こうなったら駄目だね〜」

 

朔太

「そうだな…まぁ良いんじゃないか」

 

果林

「それじゃあ、話しを聞いてたらその卵かけご飯が気になってきたから食べに…」

 

「そうはさせんぞ果林!さぁ休憩終わり!

勉強を再開するぞ!」

 

果林

「えぇ!?え、エマ!助けて〜!!」

 

エマ

「一真君〜♪」

 

「諦めろ、完全に二人の世界に入ってるからな」

 

果林

「そんな〜〜!!」

 

何か果林の悲鳴が聞こえたが…

俺とエマはしばらく二人だけの世界に入っていた…

 

気がつくと、果林が頭から煙を出してノックアウト寸前になっていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





実はエマちゃんが一年生から虹ヶ咲にいたんじゃないかっての自分の勘違いでそう思っていたので、気づいた時にはしまったとなりましたね(笑)

それでは!…また後で!


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ゲーム対決でツボに入る?

 

湊視点

 

璃奈の家に集まってゲームでの対決をする事になった。

 

集まったのは、志貴、しずく、かすみ、

俺と璃奈を合わせての五人だ。

 

ニャン子達はなんだっけ…え〜と…

Liella!だっけか?そのスクールアイドルのグループの子達の所に遊びに行ってるらしい。

 

かすみ

「ふっふっふっ…かすみんが一番強いのを証明してあげますよ!」

 

「そうやって言う奴が一番負けフラグなんだよな〜」

 

かすみ

「何ですって!?」

 

しずく

「まぁまぁ、落ち着いてください。かすみさん」

 

志貴

「しかし…対決するゲームは…これは?」

 

璃奈

「押入れを整理していたら出て来た。」

 

今日遊ぶのは昔のキューブ状の形のゲーム機だ。

せっかくだから、みんなでやってみようとの事で、今回はこいつを使って対決しようとなったんだ。

 

「璃奈からやるって聞いて、俺も持ってるから、俺の家から対決出来るソフト持って来たんだよ。とりあえずこの髭の有名なキャラや仲間達が集まったパーティゲームでもしようぜ、これならミニゲームもいっぱいあるし交代しながら遊べるしな」

 

しずく

「そうなんですね、さっそく始めましょう!」

 

璃奈

「負けない、璃奈ちゃんボード『メラメラ』」

 

かすみ

「かすみんの凄い所見せちゃいますよ〜!」

 

それから暫くして…

 

かすみ

「あぁ!きゃー!!ああああ!!」

 

「見事なフラグ回収したな…」

 

かすみは見事にフラグ回収の如く…

連続で負け続きとなっていた…

 

志貴

「かすみさんはズルしようとして失敗ばかりしてますから負けるんですよ。」

 

かすみ

「うぅ…だっで〜〜!みんな上手すぎるもん!!」

 

しずく

「そんな事ありませんよ、操作もそんなに難しくないから簡単だもん。」

 

「それなら、次一対一のルールあるからこれで対決してみるか?」

 

かすみ

「むぐぐぐ!絶対に勝つもん!」

 

メニュー画面から選らんで、とりあえず、

俺とかすみが対決する事になった。

 

璃奈

「制限時間以内にお猿さんから逃げきれたら勝ち、捕まれば負けだって」

 

「楽勝じゃねぇか、やるぞかすみ!」

 

それからスタートボタンを押して、

ゲームを始めた。

 

「うわ!結構出て来るな!?」

 

璃奈

「あれ?でも…」

 

しずく

「何だか…かすみさんに集中してません?」

 

志貴

「本当ですね…時間が経つ度に猿が増えるのはわかりますけど、かすみさんにばかり多く集中してますね」

 

「よっしゃ!この勝負俺の勝…」

 

かすみ

「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!?」

 

「ぶっ!」

 

ただでさえ、かすみに猿が集中して面白いのに…

突然叫んで、しかもめちゃくちゃ避けるの難しい状況なのに華麗に避けて行くし…それを見て余計に笑けてしまう…

 

「ちょっ!ちょっと待って…くはは…!

あぁ!?やべぇ!はは…!」

 

俺は笑けてしまい、俺が猿に捕まってしまい、

勝負はかすみが勝ちとなった…

 

かすみ

「か…勝った〜!やった〜!!」

 

「おい…かすみ、笑かすなよ!操作ミスっちまったじゃねぇか!!ぷふ…!」

 

志貴

「湊、笑いすぎじゃない?」

 

「いやいや!あれを笑うなは無理だろ!」

 

しずく

「確かに面白かったですけど…」

 

璃奈

「湊、笑いすぎ」

 

「くそ〜!ツボになっちまったじゃねぇよ〜!!」

 

かすみ

「勝ちは勝ちですよ〜!」

 

「リベンジだ!もう一回!!」

 

それから何度か対決したが…

 

かすみ

「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!?」

 

「ぶっ!ちょっ!かすみ…また…!あぁ!?」

 

何故か一対一の対決のミニゲームの時に、

かすみは叫び…俺はすっかりツボに入って笑けてしまい、

ミス連発で負け続けてしまった…

 

「くぅ〜…くく…くそ…!!」

 

志貴

「笑ってしまって勝負にならないみたいですね…」

 

璃奈

「かすみちゃんって追い込まれたら凄くプレイが上手くなるのかも?」

 

しずく

「人間追い込まれると信じられない力を発揮するって聞きますしね…」

 

かすみ

「かすみん!大勝利です〜!!」

 

「くぅ〜…ちくしょ〜〜〜!!!!!!」

 

かすみにボロボロに負けてしまった…

駄目だ…笑けてしまって…これは勝てん…

 

しかし…後日…

 

かすみは勢いに乗って他の同好会のみんなとゲームをして対決したが…追い込まれてもボロ負けしてしまったらしい…

 

内心ちょっとだけガッツポーズをしたのは、

ここだけの話だ…

 

 

 

 

 

 





湊がかすみの叫び声で笑けて負けたは、
自分の実体験です(笑)

次も連続でいきます。

次の回は特別回みたいな感じです。

それでは!


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これまでもこれからも


時間軸は本編の後日談です。


 

涼牙視点…

 

戦いが終わって新年を迎えて…

 

新しい日々が始まった。

 

そんな今日は奈々とのデートの日だ。

 

せつ菜

「涼牙さん!」

 

待ち合わせ場所に待っていると、

菜々が俺を見つけてこっちに走ってやって来た。

 

せつ菜

「すいません!お待たせしましたか?」

 

涼牙

「いや、まだ約束の時間まで余裕あったし、そんなに待ってもいないよ。」

 

せつ菜

「そうですか…良かった…」

 

うっ…あらためて思うけど…

やっぱり可愛いな…//

 

特に何時も元気な子がこんなに可愛い表情するとドキッとする…まぁ菜々は何時も可愛いだけどな…

 

涼牙

「そ、それより、ちょっと早いけど行こうか!//」

 

せつ菜

「そうですね!行きましょう!!」

 

俺と菜々は目的地にへと向かった。

 

向かった場所は映画館だ。

正月の時に一緒に見たアニメがタイミング良く映画も始まるらしく、一緒に観に行く事になった。

 

それから映画を観終わってから…

 

せつ菜

「もう最高です!凄くないですか!?劇場ならではの、

音響と映像!そして物語の完璧さ!」

 

目を輝かせながら菜々は映画の感想を語っていた。

 

涼牙

「確かに映画館ならではの良さもあったけど、

物語の内容も良かったな〜これは良い刺激にもなったな」

 

せつ菜

「そうですか!それはまた楽しみです!

あぁでも…」

 

ん?どうした?

 

せつ菜

「この映画の物語も良かったですけど…私が一番大好きなのは涼牙さんの作品の物語ですからね!」

 

うおう!?そんな満面の笑みで嬉しい事言わないで〜!

めちゃくちゃ嬉しいけど!

 

涼牙

「そ、そうか…ありがとう…//と!とりあえず!今日はまだ時間がいっぱいあるし!遊ぶぞ!!」

 

せつ菜

「はい!!」

 

俺は菜々を連れて、色々な所へ行った。

ゲーセンで遊んで、服とかも軽く見たり、

本屋で菜々がおすすめの漫画を教えてもらってそれを買ったりもした。

 

涼牙

「随分面白そうな内容だな〜」

 

せつ菜

「そうなんですよ!これは多分ですけど、

時間をループする物語で、新たに時間をループしたら前とは全く違った出来事が起こったりして見知らぬ人物もいて展開が見逃せない内容なんです!」

 

涼牙

「ループ…繰り返しか…

繰り返しって言ったら何だか俺達みたいだな…」

 

せつ菜

「そう言われてみれば…そうかもしれませんね…

私達、スクールアイドル同好会のみんなは一度繰り返して今に至りますからね…」

 

涼牙

「あっ…」

 

菜々は少し怯えた表情をした…

ちょっとまずかったな…この話題は…

 

涼牙

「菜々…ごめん。嫌な事思い出させて…」

 

せつ菜

「いえ、気にしないでください!確かに…あの時…一度死んでしまった時の事は今でも忘れられません…今でもまだ少し怖いです…けど、この出来事があったからこそ…私は涼牙さんとより仲良くなって、お付き合いする関係になれて…良かったと思います…//」

 

涼牙

「菜々…」

 

せつ菜

「みんなで乗り越えて…最後の戦いに私も変身して、

大好きな炎の剣士…涼牙さんと一緒にも戦えました。

私はあの時の出来事も今日これまでの出来事も大事な日々だと思ってます。あらためてその…お礼を言わせてください!ありがとうございます!」

 

菜々は俺に向かって、満面の笑顔でお礼を言ってきた…

 

涼牙

「…そう言ってくれると嬉しいよ。けど、それなら俺からもあらためて言わせて欲しい。」

 

せつ菜

「何ですか?」

 

涼牙

「俺は菜々…優木せつ菜の大ファンとしてもこれからも

ずっと応援させて欲しい。これは…

これまでの気持ちも変わらずこれからも変わらない、

ずっとお前を大好きでいても良いかな…//」

 

それを言うと菜々は少し驚いていた…

けど直ぐに顔を赤くしながら…

 

せつ菜

「もちろんですよ、ずっと大好きでいてくださいね//

……涼牙…//」

 

珍しく…さん呼びじゃなく呼び捨てで俺の名前を呼んで、

菜々は俺に抱き着いてきて俺も抱きしめ返した。

 

せつ菜

「うぅ…呼び捨てで呼んでしまいました…//」

 

涼牙

「めちゃくちゃ嬉しいんだけど…//

これからもそう呼んでくれる?」

 

せつ菜

「それは…その…気持ちが落ち着いたら…//」

 

涼牙

「そっか…それじゃあ、

あらためてこれからも宜しくな、菜々」

 

せつ菜

「はい…!//」

 

それから暫くお互い顔を真っ赤にしながら…

少し熱くなりすぎたのでアイスを食べた…

 

ヤバい恥ずかしい事言ったな…

 

まぁ…でも…

 

本当にこれまでもこれからも…

 

宜しくな…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでの優木せつ菜に感謝を込めて!

 

そして、

 

これからの優木せつ菜の新たな始まりに祝福を!

 

 

             作者 Barukannより

 

 

 

 

 

 

 





はい作者です。

今日が優木せつ菜・中川菜々役、楠木ともりさんが、
降板する日なので…何かしないといけないと思ったので今回の話しを書きました。

ここで少し自分の気持ちを…

ラブライブで始めての声優さんが交代と聞いた時は…
かなりショックですね…けど一番辛いのは演じた声優さんです…だからファンとして出来る事はこれまでもこれからも大事にしていく事だと思います!

楠木ともりさんは声優さんを引退する訳じゃなく、
これまで演じた優木せつ菜・中川菜々が無くなるわけではありません!

新しく後任となった。
林鼓子さんのこれからの優木せつ菜・中川菜々も全力で
応援していきます!

以上が自分の気持ちです!

それでは連続となりましたが今回は以上です!

最後に活動報告にてお知らせがあります。

それではまた!








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ある日の同好会の様子


今回はリクエストされた物語が三つもありましたので、

まずはリクエスト回、第一回です!



 

侑視点…

 

これはある日の同好会の様子…

 

事の始まりは、かすみちゃんからだった。

 

 

かすみ

「♪〜〜」

 

彼方

「かすみちゃん。何だか嬉しそうだね〜」

 

しずく

「何かありました?」

 

かすみ

「ん〜?気になる〜?それはね〜!」

 

かすみちゃんはスマホを取り出して画像を見せてきた。

画像には…藤宮さんとかすみちゃんがとても楽しそうに映っていた。

 

かすみ

「昨日の雷斗とのデート〜//雷斗ってば〜//

かすみんが可愛いからって甘々になって〜!

わかります?この写真の雷斗のこのかすみんの肩を抱き寄せてる手!ものすごく力強いんですよ〜//お前は離さない…だって言うんですから〜!!//」

 

かすみちゃん…凄い嬉しそう…

けど、彼氏とこうベッタリか〜//

ちょっと羨ましい…

 

果林

「あら?藤宮君が尽くしてくれる彼氏なら、

私の恭だって負けてないわよ。」

 

かすみ

「むむ!どうゆう事ですか!?」

 

エマ

「そういえば果林ちゃん。この前恭君とお泊りデートに行ったって言ってたね。」

 

果林

「えぇ、恭ったら…ずっと私と行動する時肩を抱き寄せて絶対に離さないし、何だったら…//ふ、布団で一緒に寝る時にまで手を繋いでくれるのよ!//」

 

かすみ

「それって…行動する時は果林先輩が迷子にならないようにとかじゃ?確かこの前、音坂先輩が…果林先輩は一緒に寝る時に手を繋いであげないと拗ねるからとか言ってましたけど〜?」

 

果林

「んな!?//恭〜!!//けど!それでも尽くしてくれるわよ!!//」

 

「な、何だか彼氏の自慢対決みたいになってるね…」

 

彼方

「おやおや〜?それなら彼方ちゃんだって〜

朔太君とは毎日一緒にお料理してるよ〜」

 

かすみ・果林

「「一緒に料理!?」」

 

彼方

「それで隙を見て〜朔太君の頬にチュッとしちゃったり〜//そうすると朔太君は恥ずかしがるけど、お返しに彼方ちゃんの頬か口にチュッってしてくるよ〜//…つい話しちゃったけど恥ずかしいね…//」

 

かすみ

「ひゃ〜//」

 

果林

「や…やるわね…//」

 

エマ

「私だって一真君は尽くしてくれるよ。何時も私をぽかぽかと包んでくれるし、最近だと……よく私からキスをお願いしたり膝枕をお願いするから…//一真君は全部やってくれるよ//」

 

彼方

「エマちゃんを包容力で癒すなんて〜一真君やるね〜」

 

エマ

「いざ話すと恥ずかしいね…//」

 

あれ?何だかこれ次々と話していくパターンになってない?そう考えていると…

 

璃奈

「次、私、湊は何時も私を楽しませようと頑張ってくれる。最近だと一緒にゲームを作ったりするから、その時退屈しないかどうか聞いてみたら…私といるから退屈何かしないし、より好きになったって……璃奈ちゃんボード…照れり…//」

 

「湊〜やる〜!!」

 

せつ菜

「何だか素敵ですね//」

 

しずく

「はい!わ、私も志貴君とはよく、演技の練習の時に相手役をやってもらうんですけど…//」

 

歩夢

「しずくちゃん?どうしたの?」

 

しずく

「その…志貴君って変身したら肉食タイプみたいになるじゃないですか…演技の練習の時に偶に変身しなくても肉食タイプみたいになって…//ギャップが凄すぎて…//」

 

両手を頬に当てて湯気が出るくらいにしずくちゃんは顔を真っ赤にしていた…てか!一年生みんな話しちゃったよ!?三年生も…話てる!?これ…マズいかも…

 

「それは〜…確かにヤバいよね…//」

 

果林

「そうゆう愛は大神君とはどうなのよ?」

 

「うぇ!?//そ、蒼希はその〜…//天然なのかわからないけど…結構色々普通にしてくるかな…//」

 

愛以外みんな

「色々?」

 

「えっと…頭撫でてきたり、アタシの肩にもたれかかったりさ…恥ずかしくて聞いてみたら、愛さんだから甘えるって…//だから愛さんも蒼希にはベッタリ甘えちゃう…//え〜と…だ、駄目だ〜ダジャレが思い浮かばないよ〜//」

 

せつ菜

「愛さんがこんなに慌てるなんて…

やっぱり恋は凄いですね…」

 

かすみ

「そうゆうせつ菜先輩はどうなんですか〜?」

 

せつ菜

「私はその…涼牙は元々素敵な人ですし…お家デートの時も私が大好きな漫画を用意してくれたり、お料理とかも作ってくれたりします//いつかは私も涼牙に手作りのお料理を作ってあげたいんですけど…何故か何時も気持ちだけで充分って言われるので、いつかは作ってみたいです!」

 

せつ菜以外みんな

「(どんまい…)」

 

「そういえばせつ菜ちゃん。炎城さんの事呼び捨てで呼ぶようになったんだね。」

 

せつ菜

「せっかくお付き合いしたので…もっと親しみをもって呼び合いたいと思って…えへへ…//」

 

せつ菜ちゃん可愛い!

てか!後話してないのって…

 

歩夢

「この流れだと話さないとだよね//

けど、明日飛君とは至って普通だと思うよ。」

 

「普通?」

 

歩夢

「うん。毎朝おはようのメッセージが届いたり、毎日出会ってお互い何があったか話したり、デートの時もお互いリードしたりだし、毎回寝る前に電話してお話ししてからおやすみって言ったりと、それぐらいだよ。」

 

かすみ

「それを毎日ですか…!?」

 

「そういえば明日飛って…歩夢の事色々詳しいよね…幼馴染みなのはわかるけど…」

 

「明日飛と歩夢はお互いの好きな事とか苦手な事を、昔から隠さずに話してるから…(考えてみれば…明日飛ってもしかして歩夢に対しての愛情凄く重い?)」

 

そう考えていると…

 

しずく

「それじゃあ侑先輩!最後はあなたですよ!」

 

やっぱりそうだよね〜!!//

う〜…みんな興味津々だよ〜…え〜い…もう!

どうにでもなれ〜!!//

 

「正直…侑利はやっぱり別世界の自分になるから、私の好みとかもわかってるし…お互い何考えているかもわかるし…//まぁ…だからお互いに甘えられる…かな…//」

 

侑以外みんな

「〜〜♪」(微笑ましい表情)

 

「もう〜!みんなそんな笑顔でみないでよ〜!!//」

 

かすみ

「むむ〜皆さんやりますね〜…けど一番尽くしてくれるのは雷斗が一番なんですから!//」

 

せつ菜

「いえ!涼牙!涼牙ですよ!//」

 

しずく

「志貴君だって負けてません!//」

 

歩夢

「む〜!明日飛君だよ!//」

 

果林

「恭よ!//」

 

「蒼希が一番だよ!//」

 

彼方

「朔太君〜!//」

 

璃奈

「湊〜!//」

 

エマ

「間を取って、一真君〜!//」

 

「何だか負けたくないかも!侑利が一番!!//」

 

かすみ

「こうなったら二回戦です!もう一回です!

もう一回彼氏自慢の披露です!」

 

こうしてまたも彼氏自慢が始まってしまった…

さっきとは違ってみんなサラッと恥ずかしい事ばかりや暴露する事までも言い続けてしまった…

 

そして…この話しをしていた時…部室の外に…

 

明日飛

「あいつら…何話してんだよ…//」

 

明日飛達みんながいて…

 

後日、今回の彼氏自慢の話しを聞いていた事を聞かされて…私達全員暫く直視出来なかったのであった…

 

 

 

 

 





リクエストをくれたジオンショッカーさん!
ありがとうございます!

これは第一回ですので、
現在第二回と第三回を書いてます!

お楽しみに!


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バレンタイン特別編!


イベントの日に書くのは始めてです。
甘々イチャコラしてろ〜!


 

侑視点…

 

2月13日…

 

今日私達は集まっていた。

大勢で集まるから、しずくちゃんの家に集まってる。

 

もちろんやる事は…

 

かすみ

「へっへっへっ…これで雷斗を〜…」

 

しずく

「ふっふっふっ…志貴君〜…」

 

璃奈

「湊…璃奈ちゃんボード、にやり…」

 

果林

「何でそんな怪しい雰囲気出してるの?」

 

みんなでバレンタインのチョコを作っていた。

もちろん渡す相手はそれぞれ大事な人…//

 

彼方

「よし、遥ちゃんと朔太君の完成〜」

 

せつ菜

「もう完成したんですか!?あの…彼方さん…

良ければ見てくれますか…?//」

 

彼方

「もちろんだよ〜(確認しないと炎城君大変だよね…)」

 

エマ

「一真君…喜んでくれるかな〜?」

 

果林

「一真なら喜んでくれるわよ。」

 

エマ

「それなら果林ちゃんのも、恭君喜んでくれるね!」

 

果林

「そうだと良いわね…ふふ//」

 

「果林、ご機嫌だね!まぁ愛さんも明日は〜♪//」

 

歩夢

「自信作が出来たかも、侑ちゃんはどう?」

 

「ん〜…まぁ一応出来た…かな?」

 

こうゆうの始めてだから…

上手く出来たかな…侑利…喜んでくれるかな?

 

みんなそれぞれチョコを作って、

翌日、渡す日が来るのであった!

 

き、緊張する…//

 

侑視点…終

 

 

侑利視点…

 

2月14日…

今日はバレンタインデーだ…

 

俺達はそれぞれ彼女からメッセージが来ていた…

とりあえず言う…

 

侑利

「おい…凄く緊張するんだが…//」

 

一真

「何言ってやがる。どーんとした気持ちで貰えば良いんだ!」

 

朔太

「そう!バシッとな!!」

 

明日飛

「普通に感謝の気持ちを受け取る感じだ。」

 

くそう…慣れてる連中め…!!

 

蒼希

「お前らは慣れてるな…彼女になってから貰うのは…

始めてだな…」

 

「ん〜…俺もだな…」

 

雷斗

「同じくです。」

 

「あはは…俺もそうかも…」

 

お前らも慣れてるな〜!!

何か悔しいぞ!!

 

志貴

「しずくさんから…しずくさんから…チョコ…//」

 

涼牙

「こんなに緊張するなんてな…」

 

こっちの二人と俺だけか!!

俺は確かに前の世界でも貰ったよ!!

けどな!彼女!彼女からは始めてなんだよ!!!

 

希子

「ん?何やってんのあんたら?」

 

侑利

「おわっ!?ね、希子か…」

 

希子

「何驚いてんの…ん?はは〜ん…さては彼女からのチョコが楽しみ過ぎてそわそわしてるのかしら〜?」

 

くっ…感の鋭い奴め…!

 

希子

「とりあえず、はいこれ、

あたしと峰と嵐珠とミャーちゃんから!」

 

希子は俺達の前に袋を置いた。

中には人数分のチョコが入ってた。

 

希子

「ホワイトデー楽しみにしてるわね〜!

ハッピーバレンタイン〜!じゃっ!」

 

希子はそう言いながら行ってしまった…

 

明日飛

「希子ってさ…普段が普段過ぎるからあんまり思わないけどさ…こうやってさり気なくドキッとさせる事したりすると反則だよな…」

 

蒼希

「あいつ…あれでもめちゃくちゃモテるってのが信じられないよな…」

 

朔太

「まぁ…これはちゃんと貰って…みんな!それぞれ行こうじゃないか…戦場へ…!」

 

一真

「そんな覚悟決まった顔で言うんじゃねぇ!!」

 

希子達からのチョコを貰い…

俺達はそれぞれ戦場…じゃない!

それぞれ彼女達の所へ向かった。

 

侑利視点…終

 

 

恭視点…

 

待ち合わせ場所に来て俺は果林と合流した…

 

果林

「……はい…//」

 

「お、おう…//」

 

俺は果林からチョコを受け取った。

 

果林

「…食べないの?//」

 

「いただく…//」

 

貰ったチョコを開けて、早速食べた…

 

果林

「上手く出来た方だけど…美味しい?」

 

「うん…正直に言うぞ…めちゃくちゃ美味い!!」

 

果林

「何の溜めよもう!//…ありがとう…//」

 

あぁ〜…ヤバい!

幸せだ〜!!!!

 

恭視点…終

 

志貴視点…

 

しずく

「は、はい!志貴君!//」

 

志貴

「はい!受け取ります!!//」

 

お互いガチガチな感じで…

僕はしずくさんからチョコを受け取った。

 

しずく

「……食べて!!//」

 

志貴

「いただきます!!//」

 

直ぐに貰ったチョコを開けて、

口に入れた……あ〜…美味しい…

 

志貴

「とても美味しいですよ!しずくさん!!」

 

しずく

「本当に!?よ…良かった〜…」

 

志貴

「あぁ〜!しずくさん!?」

 

しずくさんは腰が抜けたように座り込んでしまった。

緊張が解けたのかな…あはは…

 

志貴視点…終

 

朔太視点…

 

朔太

「美味い!!!」

 

俺は彼方からチョコを貰って、

直ぐに食べた!めちゃくちゃ美味い!!

最高のチョコだ!!

 

彼方

「そんなに喜んでくれて嬉しいよ〜」

 

朔太

「ホワイトデーは最高のお返しをするぞ!」

 

彼方

「期待してるね〜…

ねぇ、もっと甘くしてあげようか〜?」

 

朔太

「もっと甘く…?今でも充分な甘…ん!?」

 

彼方は不意にキスをしてきた…!?

 

彼方

「その…あはは…恥ずかしいね…//」

 

朔太

「…彼方…甘すぎ…//」

 

彼方

「うん…ごめん。やりすぎちゃった…//」

 

暫くお互いに顔を合わせられなかった…//

 

朔太視点…終

 

湊視点…

 

璃奈

「湊、ハッピーバレンタイン」

 

「ありがとう璃奈!お〜美味そ〜!」

 

俺は早速チョコを食べた。

ん〜…美味いな〜…

 

「めちゃくちゃ俺好みの味だな〜」

 

璃奈

「湊の好みに合わせて作った。」

 

「最高!本当にありがとう!」

 

璃奈

「うん…良かった。」

 

璃奈は柔らかく微笑んだ……

気がつくと俺は璃奈を抱き締めていた…

 

璃奈

「湊?」

 

「ごめん…笑顔に我慢出来なかった…//」

 

璃奈

「ん…良いよ…//」

 

これが幸せか…

マジでホワイトデーのお返し考えよ…

 

湊視点…終

 

一真視点…

 

一真

「ん〜美味いな〜」

 

エマ

「ん〜!ボーノ〜」

 

エマからチョコを貰って、

二人で一緒に食べていた。

 

エマ

「はっ!一真君のなのに一緒に食べちゃった!」

 

一真

「良いんだよ。俺がエマと一緒に食べたかったからなっと!」

 

俺はエマの膝に頭を乗せた。

 

エマ

「ふふ…何だか久しぶりに膝枕してあげたね//」

 

一真

「最近は俺がしてあげたからな…」

 

エマ

「それじゃあ今日は久しぶりにぽかぽかしてあげるね//」

 

一真

「あぁ…頼む…」

 

エマに頭を少し撫でられて、

気がつくと俺は眠っていた…

 

一真視点…終

 

蒼希視点…

 

愛から貰うなら何時もみたいに明るく…

かと思っていた…

 

「はい…蒼希…//」

 

めちゃくちゃ顔を赤くして、

恥ずかしそうに渡してきた…

 

蒼希

「お、おう…//」

 

意外だったから不意をくらった…

この表情の愛…可愛すぎなんだよな…

 

俺は貰ったチョコを開けて、

食べ始めた。

 

「どう?//」

 

蒼希

「美味い、てかよ…何そんなに顔赤くしてんだ…」

 

「あはは…友達の頃は気軽に渡せたんだけどさ…

やっぱり彼氏に渡すとなると恥ずかしいかな//」

 

うん…ちょっとヤバいな…

この愛…//

チョコを食ってると、不意に愛がくっついてきて、

顔を俺の胸に埋めてきた…

 

「ごめん…//めちゃくちゃ恥ずかしい顔してるからこうさせて…//」

 

蒼希

「好きなだけしてろ…//」

 

愛の頭をくしゃくしゃと撫でながら、

俺はチョコを食ってた…あっま…//

 

蒼希視点…終

 

涼牙視点…

 

せつ菜

「はい!涼牙!私の…大好きを受け取ってください!//」

 

俺は菜々からチョコを受け取る…

手作りらしいな…

む〜…覚悟を決めろ俺!!

 

涼牙

「ありがとう菜々、早速食べてみるよ。」

 

俺は箱を開けた…

見た目は普通…味だな………ん?

ん!?これは!?

 

涼牙

「美味い!!」

 

せつ菜

「本当ですか!?良かった〜…

彼方さんに見てもらいながらでしたから…

上手に出来て良かったです…」

 

近江さん…ありがとうございます…!

てか…見てもらったらちゃんと出来るんだな…

 

涼牙

「これはホワイトデーには、

それ相当のお返しをしないとな」

 

せつ菜

「そんなに無理はしなくて良いですよ。」

 

涼牙

「無理はしないよ。それに…その…

俺だってさ…大好きのお返しをしたいからさ…//」

 

せつ菜

「はぅ!!//…そ…そうですか…//」

顔から湯気を出すくらい真っ赤にする菜々…

可愛すぎだな…//俺は遂、頭を撫でる…

 

撫でてあげると、恥ずかしながらも、

気持ち良さそうに笑顔になる菜々だった。

 

涼牙視点…終

 

雷斗視点…

 

かすみ

「はい雷斗、ハッピバレンタイン!」

 

雷斗

「ありがとな、かすみ。」

 

俺はかすみからチョコを受け取る。

すると何かそわそわしてる?

 

雷斗

「どうした?」

 

かすみ

「え!?いや〜…べつに〜…?」

 

何かして欲しい時にこんな感じになるな…

よ〜し…それなら…

俺はかすみを抱き寄せて頭を撫でてやった。

 

かすみ

「!?……えへへ〜//雷斗〜♪//」

 

小動物みたいに笑顔になりながら、

胸に顔を埋めてくるかすみ…//

 

めちゃくちゃ可愛すぎんだろ…!//

 

ちなみにこの後、チョコも最大級に美味く、

愛でてあげたのであった。

 

雷斗視点…終

 

明日飛視点…

 

歩夢

「はい、明日飛君。」

 

歩夢からチョコを受け取り、

俺はチョコを早速食べていた。

 

明日飛

「ん〜…美味いな〜…」

 

歩夢

「やった♪このチョコ、

凄く美味しく出来たから自信作なんだ〜」

 

明日飛

「そうなのか、あ〜甘くて美味いな〜」

 

歩夢

「……ねぇ、明日飛君…//受け取るの…

チョコだけで良いのかな〜?//」

 

何かわざとらしく…

アピールしてくる歩夢…

大体こうゆう甘えてくる時はわかる…//

 

明日飛

「そ、それじゃあ…そっちもいただくかな…//」

 

歩夢

「うん…//ん〜……//」

 

俺と歩夢はそのままキスをした…

まぁこの後お互い顔を真っ赤にして目を合わせられないのであった…//今日のバレンタインは一段と甘いな〜…//

 

明日飛視点…終

 

侑利視点…

 

「はい…//」

 

侑利

「おう…//」

 

お互いに顔を真っ赤にしながら…

俺は侑からチョコを受け取った…

 

「こうゆうの始めてだから…その〜…

美味しいとは思うよ…//」

 

侑利

「気にするな…とりあえず…いただきます…//」

 

侑から受け取ったチョコの箱を開けて、

食べ始めた…うん…これは…

 

「何かその反応…もしかして不味い?」

 

侑利

「いや…凄く好みの味だ。美味い!」

 

「本当?良かった〜…って…考えてみれば、

侑利って別世界の私になるから味の好みも似てるよね。」

 

侑利

「確かにそうだな、侑、チョコありがとな」

 

「どういたしまして//」

 

ぐふ!……

こ…この笑顔だけでクリティカルヒットだ…

これが本当の…ハッピーバレンタイン…てか…

 

侑のチョコを味わいながら、

俺は食い続けるのであった…

 

ホワイトデー…最高のお返しをしてやるぞ〜!!

 

 

 

 

 

 

 

 





ハッピーバレンタイン!

急遽書いたので間に合って良かったです…

ホワイトデーの話しも出来れたら書きたいですね。



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ホワイトデー特別編!


イチャコラめ〜!


 

侑利視点…

 

3月13日…

 

俺達は明日飛の家に集まっていた。

 

何故集まったのかと言うと…

 

朔太

「さて…今回集まってもらったの他でもない、

いよいよ明日…いだっ!?」

 

一真

「何怪しい野郎みたいな雰囲気だしてやがるんだ!?」

 

一真はツッコミを入れるように朔太をしばいていた。

朔太って何かキャラ変わってないか?

 

朔太

「いでで…と、とにかく!

明日はホワイトデーだ!みんなちゃんとお返し用意したか大丈夫か?」

 

明日飛

「大丈夫。俺は歩夢にはマカロンを買ってる。」

 

涼牙

「俺もお菓子なんだけど…菜々に念押しされてな…」

 

侑利

「念押し?」

 

涼牙

「ここ最近、この食玩良いですよねとかこれカッコ良いですよねとかジーッと見つめてきたから…その食玩を箱買いした。」

 

何と言うかせつ菜らしいな…

 

蒼希

「俺は愛には…ブレスレットかな、この前一緒に出掛けた時にずっと店で眺めていたからそれをな、あと、希子達にはクッキー買ってる。」

 

「やりますね〜蒼希先輩、俺は璃奈にチョコを買いました。ミアのぶんと一緒に結構良いのを」

 

そういえばこの前…何か高そうなお菓子屋に入って行くの見えたな、かなり気合い入ってんな…

 

「アクセサリー渡すのは俺だけじゃなかったか、

俺は果林にネックレスを渡すつもりだ。」

 

一真

「お前、めちゃくちゃ真剣に悩んでたな…

俺はエマにはパンとかお菓子とかの詰め合わせだ。

毎年悩んじまうから、思いついたの全部渡してる。」

 

雷斗

「土門さんもですか、俺もかすみにアクセサリーとマカロンと両方…」

 

一真

「お互い彼女には甘いな〜」

 

志貴

「皆さん凄いですね…僕は感謝も込めてしずくさんが好きなチョコを買いましたけど、もっと買うべきですかね?」

 

侑利

「いやいや、そんな数があれば良いってもんじゃないだろ。俺も侑にはクッキー買ったしな。」

 

朔太

「みんなちゃんと用意してるな…」

 

一真

「ん?ちょっと待て、お前はどうなんだ?」

 

朔太

「俺は彼方にはマカロンと…」

 

朔太以外みんな

「マカロンと…?」

 

朔太

「安眠出来る特製枕を用意した!!」

 

朔太以外みんな

「「(何で枕なんだよ!?)」」

 

朔太

「何故枕だってか?…彼方には俺のあげた枕を使ってほしいからだ!それだけだ!!」

 

みんなはその言葉を聞いて苦笑いをしていた…

やっぱり朔太キャラ変わったよな?

それとも彼方関係になるとこうなるのか?

 

とまあお互いのホワイトデーのお返しを、

みんなでそれぞれ確認して…遂に次の日、

 

ホワイトデー当日となり、

みんなそれぞれ彼女達の所へ向かった。

 

侑利視点…終

 

 

果林視点…

 

「ほら果林これ…」

 

果林

「あら、ありがとう。」

 

ホワイトデーのお返し…

これ、何かしら?

箱を開けてみると、ネックレスだった。

 

「それなら、モデル仕事にも使えるだろ。

身につけておけるしよ…//」

 

果林

「………」

 

「な、何だよ、何か言えよ、気に入らなかったか?」

 

果林

「ううん…すっごく嬉しいわ!

ありがとう恭!」

 

「驚かせるなよ…まぁ良かった。」

 

照れくさく頭をかく恭、

ふふ…本当に嬉しい//

大事に使うわね。

 

果林視点…終

 

 

しずく視点…

 

志貴

「しずくさん!!これホワイトデーですけど!

お返しです!!」

 

しずく

「は、はい!」

 

まだぎごちないな〜私達…

志貴君から受け取ったのは私の好きなチョコレートだった。

 

志貴

「その〜ホワイトデーなのにお返しがチョコって何だか逆バレンタインみたいになってすいません…真っ先に何を渡すのか思いついたのがこれだったので…」

 

しずく

「ふふ、志貴君の優しさは凄い嬉しいよ。

これから一緒に食べよ//」

 

志貴

「はい!喜んで!!」

 

大切な人からのお返し…

どうしよう…すっごく嬉しい//

胸がドキドキしてばかりだよ〜!

 

しずく視点…終

 

 

彼方視点…

 

朔太

「んな…そ、そんな…」

 

朔太君はガクッと落ち込んでしまった…

まさか、彼方ちゃんが新しく枕を買ったばかりのタイミングで朔太君がもってきてくれるなんてね〜

 

朔太

「俺の馬鹿〜…彼方、忘れてくれ…

あぁ…マカロンは良いお店で買ったから美味しいぞ…は、ははは…」

 

も〜朔太君は仕方ないな〜

 

彼方

「それじゃあ、朔太君の枕と彼方ちゃんの枕を交換しよ。そしたら朔太君の枕使えるね。」

 

朔太

「い、良いのか…!?」

 

彼方

「うん。朔太君の用意してくれた枕使ってみたいよ〜」

 

朔太

「彼方〜ありがとう〜〜」

 

彼方

「よしよし…」

 

朔太君、表情豊かになったね〜

この枕で寝る時、ちょっとドキドキしちゃうかも、

好きな人の匂い…がするから…ね//

 

彼方視点…終

 

 

璃奈視点…

 

璃奈

「湊〜…このチョコレートとろけるように美味し〜

璃奈ちゃんボード、とろとろ〜」

 

湊からもらったホワイトデーのお返しを、

一緒に食べて幸せな気持ちになってる〜

 

「これ…ヤバいな〜うま〜」

 

私と湊はお互いにとろけて、

幸せでふわわ〜となっていた所を狙って…

 

璃奈

「ふわわ〜…んっ//」

 

「!?//」

 

不意に湊の口元にチュッとした…//

 

璃奈

「ありがとう…//」

 

「あぁ…いや…どうも…//」

 

やっぱりちょっと…

恥ずかしい…//…キュンっ…//

 

璃奈視点…終

 

 

エマ視点…

 

エマ

「ボーノ〜」

 

一真君から今年もお返しの詰め合わせを貰って、

一緒に食べていた。

 

一真

「何か…何時もこんなに渡して悪いな…」

 

エマ

「私は全然気にしないよ。一真君の気持ちをいっぱい貰ってるみたいで凄く嬉しい//」

 

一真

「ぐお〜!天使!本当天使過ぎんだろ〜!」

 

エマ

「大げさだよ〜。あっ、そうだ。せっかくだから…

よいしょ〜」

 

私は一真君のお膝に頭を乗せた。

 

エマ

「今日は甘えさせてね//」

 

一真君は照れながら、私の頭を撫でてくる。

恥ずかしいけど…幸せ…//

 

エマ視点…終

 

 

愛視点…

 

「蒼希…これ…!?」

 

蒼希はホワイトデーのお返しに、

この前欲しいと思っていたブレスレットをくれた!?

 

蒼希

「それだったろ?欲しかったの?」

 

「そうだけど、これ高かったんじゃ!?」

 

蒼希

「これでも貯金はあんだよ。

彼女にこうゆうお返しは始めてだったからな、

思いきった。」

 

「思いきり過ぎだよ…けど、ありがとう!//」

 

蒼希

「おわっ!?たく…喜んでくれて良かった…」

 

アタシは蒼希に抱き着いた!

えへへ…本当嬉しい!//

大事にするからね!蒼希!

 

愛視点…終

 

 

せつ菜視点…

 

せつ菜

「おぉ〜!!!これは!?

欲しかった食玩です!!」

 

涼牙はホワイトデーのお返しに、

ずっと欲しかった食玩ロボをくれました!

 

涼牙

「ずっと言ってて念押ししてたからな、

満足か?」

 

せつ菜

「うん!ありがとう!!//」

 

涼牙

「お…おぉ…//(不意に敬語無しはドキッとする…)」

 

本当カッコ良いです!

素晴らしいですよこれは!

 

涼牙

「ところで思ったんだけど作った事あるのか?」

 

せつ菜

「へっ……」

 

涼牙

「んな事だろうと思ったよ。一緒に作ろ。」

 

せつ菜

「ごめん…お願い〜〜!!」

 

涼牙

「あぁほら、はいはい」

 

私と涼牙は二人で協力しながら…

苦戦しつつも食玩ロボは完成した。

あ〜…本当素晴らしい…ありがとう涼牙〜

 

せつ菜視点…終

 

 

かすみ視点…

 

かすみ

「このアクセサリー可愛い〜」

 

ホワイトデーのお返しのマカロンを食べながら、

一緒に貰ったアクセサリーを眺めていた。

 

かすみ

「流石は雷斗、かすみんのセンスわかってる〜」

 

雷斗

「良かった。結構悩んだんだぞ」

 

かすみ

「じゃん!可愛いかすみんですよ!」

 

私はアクセサリーを着けて雷斗に見せた。

まぁ似合って当然なんだけどね!

 

雷斗

「本当お前は…可愛いな〜!!」

 

かすみ

「あわわ〜!//」

 

雷斗は頭を撫でてくる。

も〜!けど、今日は特別だから許す!

……ありがと…//

 

かすみ視点…終

 

 

歩夢視点…

 

歩夢

「マカロン美味しいね〜」

 

明日飛

「そう言ってくれて嬉しいよ。」

 

明日飛君からもらったホワイトデーのお返し、

凄く美味しい、けど、これじゃあいつものホワイトデーと同じかな…そうだ!ちょっと意地悪しちゃお…

 

歩夢

「ところで明日飛君の事だから、

マカロン以外もあったりして…?」

 

明日飛

「えぇ!?あぁ…いやその…」

 

歩夢

「ないのかな〜?」

 

明日飛

「え〜と…ごめん!今度埋め合わせするから許して!」

 

歩夢

「ふふ、冗談だよ。びっくりした?」

 

明日飛

「へっ…冗談…びっくりした…」

 

歩夢

「ごめんね。いつもと同じホワイトデーの雰囲気だったから、ちょっと意地悪しちゃった。」

 

明日飛

「いつもと同じ?あぁ〜確かにそうだな…」

 

歩夢

「恋人同士になっても変わらずだね、

だから、これは恋人同士って事の証明…//」

 

私は明日飛君にキスをした…//

恋人同士だもん。これくらいわね…//

この後、お互いに顔を真っ赤にしちゃった…//

やっぱり恥ずかしいね…//

 

歩夢視点…終

 

 

侑視点…

 

「ん〜♪流石侑利〜このクッキー凄い好みだよ」

 

侑利

「おぉそうか!」

 

侑利は何だかホッとしながら喜んでいた。

 

侑利

「侑、実はさ…もう一つ!」

 

「え!?」

 

侑利は何かを渡してきた…

これって…

 

侑利

「手作りのアクセサリーだ。

前の世界じゃみんなに作ったりしてたんだよ。」

 

侑利からもらったのは…

音符の形をしたキーホルダーだった。

 

「ありがとう侑利、可愛いねこれ//」

 

侑利

「久しぶりに作ったからな…変じゃないか?」

 

「全然、最高にときめくアクセサリーだよ。」

 

私は嬉しくて侑利に抱き着いちゃった。

本当に嬉しいな〜

最高のホワイトデーだよ。ありがとう侑利//

 

 

おまけ…

 

希子視点…

 

希子

「いや〜兄貴達からのホワイトデーのお返し美味しいわね〜」

 

「それはわかるんだけど…」

 

ミア

「希子…貰いすぎじゃない?」

 

嵐珠

「むぅ〜羨ましいわよ〜!」

 

あたしは兄貴達以外からも大量にホワイトデーのお返しを貰っていた…何で!?

 

希子

「いや…あたし言っとくけど、兄貴達以外にはチョコ配ってないからね!何でこんなに貰ったのかわかんないのよ!?」

 

「ん〜…やっぱり希子の人気ですかね?」

 

ミア

「そうだよね。」

 

嵐珠

「悔しいけど…納得ね。」

 

希子

「え!?ちょっとどうゆう事!?」

 

峰・ミア・嵐珠

「(本人は自覚がないのよね…)」

 

 

 

 

 

 

 





学校では実は超人気者の希子です。
本人は自覚無し、困った困った(笑)

希子
「こら〜!!」

それでは!!


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アフターストーリー
特別第一回! 新たな敵!と機界戦隊?



お久しぶりです。
え〜それではこの方からご挨拶を…

セッちゃん
「今回の〜ゼンカイジャーはぁぁぁぁ!!!
並行世界を旅するオイラ達はこの世界にやって来て、
そこで新しい出会いをするチュン!」

ありがとうございます!




 

侑視点…

 

あの戦いから数ヶ月後、

新年を迎えてから冬休みも終えて、

私達は新しい日々を過ごしている。

 

そして今日は新年初の同好会のライブを始めていた。

 

「今日もみんなときめいちゃうよ〜!」

 

侑利

「あぁ!全くだ!最高にときめくな〜!!」

 

隣で侑利が喜びながら言う、

侑利とはあれから正式に付き合う事になり、

毎日が幸せの日々を過ごしている。

 

侑利は現在、明日飛の家でお世話になっていて、

鴻神学園に転入生として入って音楽を勉強しながら日々を過ごしている。

 

後、元ヒューマギアの子達も一緒に暮らしてるみたい。

明日飛は突然の大家族になったって笑ってた。

 

みんなもそれぞれの事を考えながら、

今を平和に過ごしている…

 

本当に平和になったんだね。

ちょっと前まであんな激しい戦いがあったなんて信じられないよね…

 

侑利

「どうした?侑?」

 

「ん?いや、平和になったな〜って思ってね。」

 

侑利

「はは、そうだな。ん?おい侑…あれ」

 

侑利は何かに気づいて言う。

何だろう…ん?

 

「すっげ〜!キラキラ全開だ〜!!」

 

「アイドルのライブチュン!」

 

「この世界じゃアイドルが普通にこうやっているのか?」

 

「スクールアイドルって言うみたいですよ。

中々興味深くて好奇心のエンジンがブルンブルンです!」

 

「可愛い人間ちゅわ〜んが輝いてるよ〜!」

 

「こうゆうの見てて憧れるっす!」

 

え…!?な…なんだか凄く派手な人達がいる…

一人は鳥を抱えた人で後の四人は…ロボっぽい?

コスプレかな…?それにしても凄くカラフル…

 

侑利

「何か派手な人達だな…」

 

「そ…そうだね…」

 

それからライブが無事に終わり、

私と侑利はみんなに会いに向かうと…

 

「歩夢〜!みんな〜!」

 

歩夢

「あっ、侑ちゃん。侑利君。」

 

ライブを終えた同好会のみんなと…

 

「あぁ…サインありがとうっす〜!」

 

さっきの派手な人達が同好会のみんなからサインを貰っていた!?

 

「さっ…さっきの観客にいたカラフルで派手な人達!?」

 

「ん?よう嬢ちゃん〜俺達そんなに派手か?」

 

侑利

「(いや…どう見ても派手だろ…)」

 

かすみ

「変わった人達…ですよね…?」

 

せつ菜

「とゆうよりロボットみたいですね。」

 

「私達はキカイノイドと言います。」

 

璃奈

「キカイノイド?」

 

しずく

「なるほど…そうゆう設定なんですね…」

 

「そ、そうなのかな〜…

本当にロボットみたいに見えるけど…」

 

果林

「まぁ…とにかく、そうゆう人達って事じゃないかしら?」

 

彼方

「うんうん」

 

エマ

「けど、このピンクの人可愛いよね〜」

 

「ぬぬ、て、照れるっすよ〜//」

 

確かに可愛いかも…じゃなくて、

何だか変わった人達だな〜

 

そう思っていると…さっきライブをしていた所から悲鳴が聞こえた!?

 

侑利

「何だ!?」

 

私達は気になって、様子を見に行った!

 

「何かあったみたいだな…」

 

「俺達も行こう!」

 

って!あれ〜…あの人達も着いて来ちゃった!

 

それから悲鳴が聞こえた所に到着すると…

 

そこには…

 

「グゥゥゥ……」

 

「え!?あれって!?」

 

侑利

「マギアと…シミー達か!?何で!?」

 

もういない筈のマギアとシミー達が暴れていた!?

何で…もうアークはいない筈なのに!?

 

侑利

「何でか知らないが、倒すだけだ!」

 

《金の武器 銀の武器》

 

『GOLD or SILVER』

 

侑利

「変身!………あれ?」

 

かすみ

「侑利先輩どうしたんですか?」

 

侑利

「変身できない!?何で!?」

 

侑利は最光に変身しようとしたら出来なかった!?

 

侑利

「あっ!そうだ…俺完全に実体持ったから…

普通の最光には変身出来ないのかも…」

 

同好会みんな

「えぇ〜〜!!?」

 

侑利

「ヤバいヤバいヤバい!!明日飛か誰かに連絡!?」

 

みんなは慌ててそれぞれ連絡をし始めた!

私は侑利が本当に変身出来ないか確認した。

 

すると…

 

「何か変な怪物と…ロボットがいる!?」

 

「な〜んかヤバそうじゃねぇか?介人!

あの子達助けてやろうぜ!」

 

さっきのカラフルな人達!

危ないと言おうとしたら…変わった銃を取り出して、

銃に何か歯車?みたいなのを入れて銃のレバーを回した…?

 

「「「「「チェンジ全開!!」」」」」

 

『45バーン!』『16バーン!』『25バーン!』

『29バーン!』『30バーン!』

♪♪♪バンバーン!♪♪♪バンバーン!

 

「「「「「はぁっ!!」」」」」

 

ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!

 

『ゼーーーンカイザー!』

 

『ゼーンカイジュゥラァン!』

 

『ゼーンカイガッオーン!』

 

『ゼーンカイマッジーヌゥ!』

 

『ゼーンカイブゥルゥゥーン!』

 

「え!?な…何なの!?」

 

「秘密のパワー!ゼンカイザー!」

 

「恐竜パワー!ゼンカイジュラン!」

 

「百獣パワー!ゼンカイガオーン!」

 

「魔法パワー!ゼンカイマジーヌ!」

 

「轟轟パワー!ゼンカイブルーン!」

 

「五人揃って!」

 

「「「「「機界戦隊ゼンカイジャー!!」」」」」

 

ぜ…ゼンカイジャー…?

何?仮面ライダー…には見えないけど…?

 

せつ菜

「何ですか!?カッコ良いです!」

 

しずく

「決めポーズが決まってますね!」

 

せつ菜ちゃんは安定で、しずくちゃんまで…

他のみんなはポカーンとしている…

い…一体何なのこの人達…

 

ゼンカイザー

「全力全開〜!!ちょあ〜!!!」

 

五人のカラフルな人達はマギアやシミー達に向かって行って戦ってくれた…悪い人達…じゃないよね?

 

「この世界じゃスーパー戦隊はいないみたいチュン。」

 

何処からか声が聞こえて上を見ると…

機械の鳥が飛んで喋っていた!?

 

「鳥が喋ってる!?」

 

「オイラはセッちゃんチュン!」

 

璃奈

「可愛い…」

 

セッちゃん

「照れるチュン〜」

 

何だか不思議な人達だな〜…

とゆうよりも!

 

「侑利!何とか出来ないの!?」

 

侑利

「そう言われても、うんともすんとも何だよ!

やっぱり実体持ったから剣と一体化出来ないのか!?

あれ?けど回復能力はあるのにな〜…」

 

能力はあるのに変身出来ないって…

どうすれば良いんだろう…ん〜……

 

ゼンカイジャー達が戦ってくれていると…

 

「ふはははは!現れたなゼンカイジャー!」

 

同好会みんな

「誰!?」

 

セッちゃん

「あぁぁぁぁぁ!!!?あいつは〜!!?」

 

セッちゃんとゼンカイジャーのみんなは突然現れた人物に姿を見て驚いていた…何だろう銀色のローブを羽織って…黄金のキツネみたいなお面、けど半分壊れて機械みたいになってる…

 

ゼンカイザー

「お前は!?Dr.イオカル!?」

 

ゼンカイジュラン

「何でお前生きてんだ!?」

 

ゼンカイブルーン

「貴方は確かキラメイジャー達と一緒に倒した筈では!?」

 

Dr.イオカル

「かろうじて私は生き残ったんだよ!

お陰で半分機械のサイボーグとなってしまった…

これも貴様らのせいだ!!」

 

ゼンカイマジーヌ

「自業自得じゃないっすか?」

 

ゼンカイガオーン

「うんうん」

 

Dr.イオカル

「やかましい!私は貴様らに復讐する為!

新たに仮面ライダーが戦ったこのマギアとシミー達を研究してこの怪人ギアを使って出せるようになった!」

 

突然現れたイオカルって人は、

何か歯車みたいな物とゼンカイジャー達の持ってる銃に似た物を出した。

 

ゼンカイザー

「あぁ!それ俺達のギアトリンガーのパクりじゃん!?」

 

Dr.イオカル

「やかましい!パクって何が悪い!?」

 

かすみ

「何か最低ですねあの人…」

 

彼方

「パクりはちょっとね〜…」

 

Dr.イオカル

「そこの外野うるさいぞ!!まぁ良い…

貴様らを追ってこの世界で襲撃したのは、ここにはスーパー戦隊が一切いない…これで他のスーパー戦隊の邪魔はない!貴様らだけなら数で圧倒出来る!」

 

イオカルは銃を撃ってマギアとシミー達を召喚した!?

 

ゼンカイジュラン

「おいおい!せこくないかそれ!?」

 

Dr.イオカル

「これで終わりだゼンカイジャー!!」

 

ゼンカイジャー達が数で圧倒されそうになって、

ピンチになりそうになると…

 

 

《プログライズ!》

 

《飛び上がライズ!》

 

《ライジングホッパー!》

"A jump to the sky turns to a rider kick."

 

 

『烈火抜刀!』

 

『ブレイブドラゴン〜♪』

 

 

ゼロワン・セイバー

「「はぁ!!」」

 

歩夢

「明日飛君!!」

 

せつ菜

「涼牙!…さん!!」

 

Dr.イオカル

「な、何ぃ!?」

 

変身した明日飛と炎城さんが現れてマギアとシミー達に攻撃して、ゼンカイジャー達の前に現れた!

 

セッちゃん

「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?

仮面ライダーだチュン!!」

 

ゼロワン

「みんな無事か!?」

 

セイバー

「まさか…マギアとシミーがまた現れるなんて!」

 

ゼンカイザー

「あれ?飛羽真!?お〜い飛羽真〜!久しぶり〜!」

 

セイバー

「飛羽真?誰の事だって…あんたら誰!?」

 

ゼンカイザー

「あれ?飛羽真じゃないの?」

 

ゼンカイブルーン

「もしかして、この世界の仮面ライダーセイバーさんではないでしょうか?」

 

ゼンカイジュラン

「あぁ〜並行世界だとよくある事か〜」

 

ゼロワン

「ヒューマギア…?じゃない…え?この人達何?」

 

歩夢

「え〜と…ゼンカイジャーさんって言う人達みたい…」

 

セイバー

「てか、侑利!何やってんだお前!?」

 

侑利

「実体持ったから変身出来ないんだよ!」

 

セイバー

「何言ってんだお前?実体持ったからって、あの派手な姿になったら良いんじゃないか?それも変身出来ないのか?」

 

侑利

「え…あぁ〜…」

 

侑利はもう一つのワンダーライドブックを取り出して、

それを使うと…

 

《エックスソードマン》

 

『最光発光!』

 

『Get all Colors!エックスソードマン!』

 

『エピソード1!フルカラーで参上!ババババーン!』

 

最光

「あっ…変身出来た…」

 

同好会みんな

「侑利〜!(君!)(さん!)(先輩!)」

 

最光

「ごめ〜ん!久しぶりだから忘れてた!

俺も行ってきま〜す!!」

 

ゼンカイジュラン

「何か派手なの増えたぞ」

 

セッちゃん

「仮面ライダーのデータもあるチュン!

これは仮面ライダー最光!エックスソードマンだチュン!

そして仮面ライダーセイバー!ブレイブドラゴン!

最後に仮面ライダーゼロワン!ライジング…ホッパァァァァァァァァァァァァァだチュン!あれ?何でホッパーだけ叫んだチュンか?何故か叫ばなきゃいけかったような気が…?」

 

Dr.イオカル

「くっ!仮面ライダーが三人増えた所で勝った気に…」

 

「おりゃあぁぁぁぁ!!!!」

 

Dr.イオカル

「え…えぇぇぇぇぇ!!!?」

 

他のみんなもやって来て、マギアとシミー達を次々と倒していった!

 

バルキリー

「マギアとシミーと…何かカラフルなのがいるんだけど!?」

 

バルカン

「新たなヒューマギアか何かか?」

 

サウザー

「あんなカラフルなのは見た事ないが…」

 

ブレイズ

「おう!無事か!?」

 

エスパーダ

「一体どうゆう状況だ!?」

 

バスター

「見た感じあのキツネのお面被った奴が敵なんじゃねぇか!?」

 

剣斬

「だったらあいつを倒すぞ!!」

 

スラッシュ

「あぁ!!」

 

Dr.イオカル

「こんなに仮面ライダーがいるのかこの世界は…!?

くぅ…こうなれば来い!!」

 

ゼンカイジュラン

「あいつ何か呼んだぞ!」

 

イオカルは何かを呼び寄せて、

背後から現れたのは…え?何あれ…?

 

Dr.イオカル

「貴様らが相手にした事がない新たなワルドを作り出した!行け!アイドルワルド!!」

 

ゼンカイジャー達

「アイドルワルド…?」

 

イオカルの背後から現れたのは…

えっと…何かへんな怪人?なのかな…?

 

スラッシュ

「何か妙な奴だな…」

 

アイドルワルド

「ふっふっふっ…ご機嫌よう〜!

ゼンカイジャー達アイドル!」

 

かすみ

「何か喋り方独特過ぎません!?」

 

アイドルワルド

「ワテークシは!アイドルワルド!アイドル!

見よ!ワテクシのアイドルパワーをアイドル〜!!」

 

変な敵は両手に力を貯めると光り輝いた!

何が起こるの!?

 

バルキリー

「何かヤバい事起きないこれ!?」

 

アイドルワルド

「さぁ〜!始めますわよ〜!

華麗なるアイドルステージを〜!アイドル〜!」

 

「わ〜!!」

 

最光

「これどうなるんだ!?」

 

みんな

「うわ〜〜!!!!?」

 

 

私達は相手の光に包まれてしまった…

 

この後…私達は変な敵、アイドルワルドにより…

頭を悩ます事になるのであった…

 

 

Dr.イオカル

「ふっふっふっ…邪魔者はワルドに任せて、

私はこの世界の支配を…」

 

「させると思っているのか…?」

 

Dr.イオカル

「!?」

 

 

 

特別第二回に続く!

 

 

 

 

 





お久しぶりのこちらでの新作です。

本当は早くあげたかったんですが、
ちょっと最近のスーパー戦隊絡みのある事があって立ち直れませんでした…(好きなヒーローだったので…)

おっと!すいません!それじゃあ切り替えて…

遂にやりましたよゼンカイジャーコラボ!
放送していた時は毎週爆笑して元気を貰っていました!

何故ゼンカイジャーコラボをしたのか?

スーパーヒーロー戦記関係もありますし、
並行世界を自由に移動出来る事もできて、
今後助けて欲しいと言ったら来てくれそうなのと、
単純に自分が好きだからです!

通りすがりの仮面の方とのコラボ案もありましたけど…
本編がシリアスな所が多かったのでコメディにしたいとなってどっちにするかでゼンカイジャーになりました。

ワルドを書いててやっぱり独特な口調ですね(笑)
ちなみにアイドルワルドの声は鎧武のシャルモンのあの方をイメージしてます(笑)

次回 カオスな展開に…まぁワルドが出たら毎回そうなんですけどね(笑)

異次元フェスを配信にて参加しました。
あれは…とんでもないフェスでしたね…

配信期間中に何回も見ます!

それでは次回!







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特別第二回! 何ぃー!?ステージで四苦八苦!?


新年初の更新です。

セッちゃん
「前回の〜ゼンカイジャー達はぁぁぁ!!
生きていたDr.イオカルと新たなワルドによって、
オイラ達は何処かへと飛ばされたチュン!
これは〜…またもカオスな予感チュン…」

それではどうぞ!




 

シトイ視点…

 

何やら近くで騒ぎが聞こえて来てみれば、

明日飛達が何か妙な奴によって姿を消されてしまったぞ…

 

Dr.イオカル

「ふっふっふっ…邪魔者はワルドに任せて、

私はこの世界の支配を…」

 

あいつがボスか…?

世界を支配だと…

 

シトイ

「させると思っているのか…?」

 

Dr.イオカル

「!?」

 

シトイ

「はぁ!」

 

私は接近して妙なキツネのお面を被った奴に蹴りをくらわした!

 

Dr.イオカル

「ぐあ!?な、何だお前は!?」

 

シトイ

「それはこっちの台詞だ。明日飛達を何処にやった!?

答えろ!!」

 

Dr.イオカル

「くっ…何者かは知らんが!邪魔をするなら容赦はせんぞ!」

 

キツネのお面の奴は何か変わった銃を構えて、

銃のハンドルを回した?何だ…?

 

《マーギアー!》《シーミー!》

 

奴が銃を撃つとマギアとシミーが召喚されたように、

奴の周りに現れて私に襲いかかってきた!?

 

シトイ

「マギアとシミーだと!?何なんだお前は!?」

 

奴に問いかけながら素手でマギアとシミーに迎え撃った…

くっ…やはり人間になったからパワーが落ちたな…

 

Dr.イオカル

「な…何なんだ貴様は…素手でマギアとシミー達を圧倒してるだと…!?」

 

何処に消えたかは知らんが、早く戻って来い!

長くは持たないぞ!!

 

 

シトイ視点…終

 

 

侑視点…

 

 

「うわ〜〜……あれ?ここ何処…?」

 

私達は光に包まれて、光が晴れると…

 

明日飛

「何処だここって…何でステージ?」

 

私達の目の前にはステージがあった…?

何で…?

 

アイドルワルド

「ここはワテークシの特性アイドルステージアイドル!」

 

蒼希

「何訳のわかんねぇ事言ってやがる!?」

 

大神さんが撃って攻撃すると、

相手の目の前で攻撃が防がれた!?

 

ブルーン

「やや!?」

 

ジュラン

「これ攻撃効かねぇパターンか!?」

 

アイドルワルド

「正解よアイドル。あなーた達はこのワテクシのアイドル空間でこのワテクシをこのステージで歌って踊って満足させてみなさい!そうすればこの空間から出してあげるアイドル…」

 

雷斗

「な…なんだそのふざけた条件は…」

 

ガオーン

「ワルドは何時もこんなのだよ。」

 

マジーヌ

「毎度のパターンっすね。」

 

何だかゼンカイジャーさん達は慣れてるみたい…

 

介人

「満足すれば出してくれるんだな!?」

 

アイドルワルド

「ワテクシ嘘はつきませんアイドル!

さぁ!あなーた達の華麗なるステージ!

見せてアイドル!!」

 

アイドルワルドは椅子に座ってそう言った…

 

介人

「それじゃあ…」

 

ジュラン

「え!お、おい介人?」

 

ゼンカイジャーさんの一人がステージに向かって…

 

介人

「みんなで歌って踊るぞ〜!!」

 

希子

「ちょっ!あんたそんな簡単に受け入れ…」

 

ジュラン

「おし!やるぞ!」

 

ガオーン

「歌って踊るぞ〜!!」

 

マジーヌ

「こうゆうの憧れてたっす〜!!」

 

ブルーン

「踊りなら本で見た事あります!!」

 

セッちゃん

「やるしかないチュン!!」

 

希子

「って!?全員受け入れるの〜!?」

 

かすみ

「この人達…凄くこうゆう状況に慣れてますよね…」

 

介人

「歌って!踊って全開〜!!!!」

 

数分後…

 

ジュラン

「あぁ〜駄目だ…おじさんにはきつかった…」

 

ガオーン

「介人〜!ジュランがダウンした!!」

 

介人

「ジュラン!しっかりして!!」

 

マジーヌ

「大丈夫っすか!?」

 

ブルーン

「誰かお医者さんを〜!!」

 

セッちゃん

「無念チュン…」

 

一真

「おい!早速駄目じゃねぇか!?」

 

アイドルワルド

「むぅ〜情熱は素晴らしかったけど駄目ねアイドル」

 

侑利

「おいアイドルワルド!それなら今度は最高のステージを見せてやる!!」

 

「まさか!侑利がやるの!?」

 

侑利

「馬鹿言うな!お忘れか…こっちにはスクールアイドルのみんながいるって事を!歌って踊るなんてお手の物だぞ!」

 

「あっ!そっか!みんなお願い〜!!」

 

そうだ!みんないるから満足させるなんて直ぐだよね!

 

涼牙

「何か申し訳ないけど…お願い!」

 

果林

「仕方ないわね」

 

せつ菜

「私達の力でこの空間から脱出しましょう!」

 

かすみ

「何だか変な感じですけど…いきますよ〜!」

 

同好会のみんなはステージに上がって、

何時も通り、ライブを披露した。

 

ブルーン

「おぉ!これは素晴らしいですよ!!」

 

マジーヌ

「最高っす〜!!」

 

ジュラン

「うぅ…これはいけただろ…」

 

これで確実にこの空間から…

 

アイドルワルド

「素晴らしい…けど…駄目よアイドル!!」

 

みんな

「「えぇ!!?」」

 

しずく

「ミスはなかったと思うんですけど…」

 

「確かに手応えあったと思ったんだけど!」

 

璃奈

「どうしてなんだろう?」

 

アイドルワルド

「確かに!あなーた達は素晴…あっ!!」

 

明日飛

「このヘンテコ野郎!!」

 

涼牙

「お前!菜…せつ菜のライブの何処がおかしかったんだ!?」

 

歩夢

「明日飛君!?」

 

「え!?」

 

結果に怒った明日飛と炎城さんが座っていたアイドルワルドを蹴っ飛ばしてそのまま…

 

朔太

「貴様〜!!!

彼方の何処が悪かったって言うんだゴラぁぁぁぁ!!」

 

一真

「エマの癒やしが駄目なのか!?あぁ!?」

 

「果林を駄目とは言わせんぞぉ!!」

 

蒼希

「愛を否定したならぶっ潰してやらぁ!!」

 

雷斗

「かすみの可愛さがわからないのかゴラぁ!?」

 

「俺の璃奈をコケにしやがったなぁ!!!」

 

志貴

「しずくはミスしてねぇぞゴラぁ!!!!」

 

希子

「バチボコよ!バチボコにしてやんのよ!!!」

 

アイドルワルド

「あっ!ちょっ!は、話しを聞きなサーイアイドール!」

 

侑利

「まぁ…怒るよな…彼女馬鹿にされたようなもんだからな…」

 

怒ったみんなはアイドルワルドをひたすらボコボコにしまくっていた…あれ攻撃効かないんじゃ…?

 

数分後…

 

アイドルワルド

「うぅ…か…彼女達のステージは素晴らしかったアイドル…」

 

彼方

「それじゃあ何で駄目だったの〜?」

 

侑利

「めちゃくちゃボコボコにされたなこいつ…」

 

アイドルワルド

「せ…せっかくだから彼らの歌って踊るステージも観てみたいアイドル…」

 

アイドルワルドは明日飛達を指しながら言った…

ん…えぇ!?

 

明日飛達

「「な、何ぃ!?」」

 

同好会みんな

「「賛成!!」」

 

明日飛達

「「おい!?」」

 

蒼希

「何でみんな乗り気なんだよ!?」

 

「いや〜…だって見たいじゃん。」

 

エマ

「一真君がステージに立ってる所見たいな〜」

 

一真

「わかったぁ!任せとけぇ!!」

 

「おいおい!流石に無茶言うなよ!?」

 

朔太

「まったくだ…俺は踊りが下手なんだぞ!!」

 

雷斗

「え?朔太先輩、運動神経良かったんじゃ?」

 

「朔太はリズム感取るの下手なんだよ。だから音ゲーとか一番レベルが低いのもクリア出来ないくらい…」

 

希子

「え、雑魚じゃん!」

 

朔太

「やかましい!!!//」

 

侑利

「え…ちょっと待って俺も含まれてるパターン?」

 

「もちろん!侑利も入って…」

 

アイドルワルド

「あなーた…中々可愛いわねアイドル…

せっかくだからあなーたもステージに立ちなさいアイドル!」

 

「え…えぇぇぇぇぇ!!!?」

 

せつ菜

「こうなったら全力で皆さんをお手伝いしましょう!」

 

歩夢

「侑ちゃん!頑張ろう!!」

 

「ちょっと!みんな何か更に乗り気になってない!?」

 

ガオーン

「僕達も手伝おう!!」

 

セッちゃん

「そうするチュン!」

 

同好会のみんなとゼンカイジャーさん達のお手伝いがあって、そのまま私と明日飛達はそれぞれチーム分けをして披露する事になった…まさか私までなんて…

 

暫くしてから練習が終わって…

 

チームAメンバー

涼牙・志貴・雷斗・湊・侑利

 

涼牙

「こうなりゃヤケだ!!」

 

志貴

「息は揃ってますから大丈夫ですよ!」

 

雷斗

「恥なんて捨てるぞ!!」

 

「良かった…女装されなくて…」

 

侑利

「もうやるからには最高なのを見せてやるよ!!」

 

チームBメンバー

明日飛・蒼希・朔太・一真・恭

 

明日飛

「ちょっと先輩達大丈夫なんですか!?」

 

蒼希

「俺と明日飛は大丈夫だったけど、

三人共…歌は何とかなっても、踊りが最悪過ぎだろ!」

 

朔太

「頑張った方なんだぞ!!」

 

一真

「くそう!!意外とムズい!!」

 

「返す言葉もない…」

 

 

チームC

侑・希子

 

「これ…順番的に私達がラストなの!?」

 

希子

「やってやるわよ!!」

 

「ひぃ〜!!!」

 

アイドルワルド

「それじゃあまずはチームAからスタートアイドル!」

 

は、始まっちゃったよ〜!!

 

チームAが先に披露を始めた。

うわ〜…息ピッタリ、こうゆうアイドルいるよ…

 

それからあっという間にチームAのライブは終わった。

 

アイドルワルド

「ブラーボーー!!!!素晴らしいアイドル!!」

 

涼牙

「よし!!」

 

志貴

「何とかなりましたね…」

 

雷斗

「これはもう勘弁だな…」

 

「女装よりマシだ!!」

 

侑利

「や…やりきったぜ…」

 

せつ菜

「すいません…ちょっと涼牙を直視出来ません…//」

 

しずく

「私もです…//」

 

かすみ

「………//」コクコク

 

璃奈

「……うん…//璃奈ちゃんボード、キュンっ」

 

確かにわかる…侑利をちょっと直視出来ないかも…//

みんなカッコ良かったからね…//

 

次!次はチームBだね!

 

明日飛

「おい…一つ言わせてくれ…

これ俺達無理かも…」

 

蒼希

「同感だ…」

 

「う〜ん…確かに蒼希や明日飛は練習の時良かったんだけどね…」

 

果林

「朔太が信じられないくらい下手だったわね…

一真、恭…貴方達もね…」

 

グサッ!

 

「グハ!…ふっ、ふははは…歌は何とかなったが…ダンスがこうも難しいなんてな…」

 

一真

「な…情けねぇぜ…」

 

エマ

「うわ〜!一真君!大丈夫だよ!確かにちょっと上手じゃなかったけど!」

 

グサッン!!

 

一真

「ガハァ!!…」チーン…

 

果林

「トドメ刺してどうするのよエマ!?」

 

エマ

「一真君〜!!」

 

朔太

「ふっ…彼方の前で生き恥をさらすなら…俺はもうくたばってもいい!!誰か俺の息の根を止めろ〜!!」

 

彼方

「朔太君!?駄目だよ!しっかりして〜!!」

 

凄い重傷だね…けどこれはマズいよ…

 

すると…

 

セッちゃん

「そうだチュン!!介人!ゴーオンジャーのセンタイギアを使うチュン!!」

 

介人

「よし!わかった!」

 

希子

「何する気?」

 

え〜と、介人さんが突然変身する時に使った銃に、

歯車みたいな物を入れて銃のレバーを回して引き金を引いた。

 

『32バーン!』

 

『ゴーーーオンジャー!!』

 

すると、赤・青・黄・緑・黒・金・銀色の七人が現れて、

赤・青・緑・黒・金色の五人は明日飛達に向かって、

残りの黄・銀色の二人は私と希子ちゃんの前に来た!?

 

そして、光になって私達の身体に纏った!?

 

な…何が起きるの!?

 

朔太

「むっ!?何だか行ける気がするぞ!!

ブレイク限界だ!!」

 

一真

「おう!!ダッシュ豪快だぜ!!」

 

「行くぞ〜!!!ドキドキ愉快〜!!」

 

蒼希

「ズバリ正解で行くぞ!!」

 

明日飛

「うお~!マッハ全開だ〜!!」

 

歩夢

「何だか凄いやる気が満ちてる!?」

 

チームBはステージの上に立って…

 

明日飛・蒼希・恭・一真・朔太

「「G5プリンス!!」」

 

とユニット名を言うとライブを始めた!

 

さっきのチームAに負けずに凄い!

 

セッちゃん

「炎神戦隊ゴーオンジャーの男性陣で結成されたユニットチュン!センタイギアの能力で久しぶりの登場チュン!」

 

ジュラン

「そんなパイセンいるんだな〜」

 

マジーヌ

「カッコ良いっすよ〜!」

 

歩夢

「これは凄いね…明日飛君〜//」

 

「蒼希…//ちょっとこれヤバいかも…//」

 

果林

「同感よ愛…//」

 

エマ

「一真君〜!//」

 

彼方

「朔太君〜!//」

 

アイドルワルド

「素晴らしい…素晴らしいアイドル…!!

ワテクシの心はブラーボよアイドル〜!!!」

 

チームBのライブが終わった!

それじゃあ最後は〜〜!!

 

希子

「さぁ!行くわよ高咲さん!!」

 

「うん!行こう希子ちゃん!!」

 

歩夢

「あれ?ゆ、侑ちゃん?」

 

せつ菜

「何だかさっきと違ってやる気になってません?」

 

私と希子ちゃんはステージに立って…

 

希子

「キラキラ世界で満たしてあげるわ!!」

 

「スマイル満開のトキメキを披露するよ〜!!」

 

侑利

「グハ!…国宝級笑顔だ…侑…」

 

セッちゃん

「あぁぁぁぁ!!まだゴーオンジャーの能力が続いてるチュン!!あれは女性陣で結成されたG3プリンセスチュン!!」

 

ブルーン

「G3?はて、後一人は何ですか?」

 

セッちゃん

「後一人は悪者の幹部の一人みたいチュン…」

 

ガオーン

「えっ!?敵と一緒に歌って踊った先輩達なの!?」

 

かすみ

「それよりも!侑先輩と希子のライブが始まりましたよ!何ですかあれ!可愛すぎますよ!!」

 

璃奈

「侑さん…隠れた才能が…」

 

何だか身体が羽みたいに軽いよ〜

歌ってて気持ち良い〜!みんな何時もこんな気分なんだ〜!楽しい〜!!

 

そして…チーム全員でのライブは終わった。

 

「うぅぅぅ〜//」

 

希子

「能力のお陰で恥じらいもなく歌えてたみたいね…

けど、良かったわよ高咲さん!このままスクールアイドルもやりましょうよ!!」

 

「もう恥ずかしいよぉ〜〜!!//」

 

歩夢

「侑ちゃん可愛かったよ!!」

 

せつ菜

「良かったですよ侑さん!!」

 

うぅ…とりあえず、ライブを披露したけど…

これで…

 

アイドルワルド

「見事アイドル……間もなくこのアイドル空間は崩壊して元の場所に戻るアイドル…さぁ!ワテクシはもう満足したアイドル!煮るなり焼くなり好きにするアイドル!!」

 

まったく抵抗する事なく、アイドルワルドは倒されようと覚悟していた…

 

ジュラン

「閉じ込められたが…こいつ何か悪い事したか?」

 

介人

「アイドルワルド、お前誰か襲ったりした?」

 

アイドルワルド

「ワテクシはあなーた達を閉じ込めるだけの役目アイドル、誰も襲ったりしてないどころかこれが始めての戦闘だったアイドル」

 

マジーヌ

「え?じゃあ悪い事何もしてないっすよね?」

 

ブルーン

「このまま倒すのはちょっとアレじゃないですか?」

 

介人

「ここ出てイオカル倒したらさ、トジテンドで面倒見てくれるようにステイシーに頼んでみない?」

 

ガオーン

「それ良いアイディア!!」

 

アイドルワルド

「あなーた達…ワテクシを倒さないつもりアイドル?

ワテクシはあなーた達を閉じ込めたのよアイドル」

 

介人

「けど何か楽しかったしさ、もう良いじゃん!

みんなもそう思わない?」

 

介人さんがみんなに聞いてきた。

まぁ…確かに…

 

明日飛

「確かに…楽しかったな。」

 

涼牙

「このまま倒すなんてしたら、俺達が悪者だな。」

 

かすみ

「このアイドルワルドのお陰で雷斗のカッコ良いライブ姿や侑先輩のライブしてる姿を見れましたからね〜」

 

アイドルワルド

「あなーた達…泣かせるじゃないアイドル!

さぁアイドル空間が崩壊するアイドル!

Dr.イオカルを思いっきりやっつけておしまいアイドル!」

 

周りが崩壊していき再び私達は再び光に包まれた…

 

 

侑 

「ん〜…はっ!ここは!?」

 

光が晴れると元の場所に戻っていた!

 

シトイ

「ん?お前達!何処行ってたんだ!?」

 

「シトイさん!?何でここに?」

 

明日飛

「って!おわぁ!?」

 

シトイさんの周りには倒されたマギアの残骸だらけになっていた…

 

シトイ

「とりあえず助かった…流石にちょっと疲れてきてな…

交代を頼む…人間になると弱くなってしまってな…」

 

同好会みんな・明日飛達

「(いやこれの何処が弱いの!?)」

 

ジュラン

「あの姉ちゃん…生身でこんだけの数を一人で倒したのか…!?」

 

マジーヌ

「めちゃくちゃ強いっすよ…!?」

 

Dr.イオカル

「うぅ…おのれぇ…アイドルワルド!

そいつらを始末しろ!!」

 

イオカル…何だか凄いボロボロだよね…

シトイさん相手だとわかるけど…

 

アイドルワルド

「断るアイドル!!」

 

Dr.イオカル

「何だと!?」

 

アイドルワルド

「ワテクシはもうあなーたの部下じゃないアイドル!

これからは素晴らしいアイドル達をもっと知っていくアイドル!」 

 

Dr.イオカル

「貴様〜!!私に作られた分際で〜!!

裏切り者め!貴様も始末…ぐあ!?」

 

シトイ

「作られただろうが命は命だ…

粗末になんてするな…!!」

 

シトイさんがイオカルの前にものすごいスピードで近寄って顔を思いっきりパンチしてふっ飛ばしちゃった…

 

シトイ

「交代だ…後は頼む…」

 

明日飛

「お、おう!任せろ!!」

 

涼牙

「みんなは離れてて!!」

 

介人

「よ〜し行くぞ!!」

 

私と同好会のみんなとアイドルワルドはシトイさん達と一緒にこの場から離れた。

 

頑張って!仮面ライダーとゼンカイジャー達!

 

 

特別第三回に続く!

 

 

 

 

 

 

 





新年明けましておめでとうございます!

ゼンカイジャー達がいるとカオス差が増します(笑)
今作でゼンカイジャーを始めて知ると言う人もいると思うのでざっくり言うと、全ての並行世界が悪の帝国トジテンドにギアによって閉じ込められた世界を救っていく内容です。

ゼンカイジャーは歴代のスーパー戦隊の能力が使えるセンタイギアを使い、戦っていくんですけど、その能力がマニアックなのが多いのと自由度が高いんです(笑)
ですから今回のゴーオンジャーのもセンタイギアならまぁやりかねないと思って使ってみました。
今回の能力のG5プリンスG3プリンセスは調べたら本当にあります。

そして今回の敵アイドルワルドを倒さない事にしたのは、書いててこいつ何も悪い事してないような…となったのと、ワルドを倒さないのも有りなんじゃないか?

本来のワルドは倒せば閉じ込められた世界が解放されるんですけど、今作のDr.イオカルが作ったワルドはイオカルがトジテンドの幹部のをパクって作ったやつなので倒しても世界が解放される事とかはないんです。

だったら倒さないパターンも有りじゃん!
となって倒さない結果になりました。

Dr.イオカルに関しては、
ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャーをご覧になればわかります!あの作品もまぁ…カオスです(笑)

ちなみにセッちゃんの声優さんは、
仮面ライダーガッチャードのホッパー1と同じ人です。

今回の映画を観てて、まんまセッちゃんじゃねぇか!
ってなりましたね(笑)

自分の好きなスーパー戦隊は幾つもありますけど、
今自分的に展開が熱いのは現在放送している。
王様戦隊キングオージャーですね。

めちゃくちゃハマってます。
早くメモリアル版が欲しいです。
(まだ予約出来てない!)

今回の話しで侑ちゃんにライブをさせたのは、
去年現地のライブに参加した6thライブを観たからです。
にじよんの主題歌の時で楽しすぎてテンションがおかしくなってしまいました(笑)その結果今回やろう!とゆう事でやりました。

今年の6thライブも現地参加します!

次回は現在制作中です。
完成次第早めに載せます!

それでは次回!






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特別第三回! 決着!世界全開!オールオッケー!


セッちゃん
「前回の〜ゼンカイジャー達はぁぁぁ!!
アイドルワルドが作り出したアイドル空間で、
歌って踊ってアイドルワルドを満足させたオイラ達は、
相手と和解した後、無事に空間を脱出したチュン!
さぁ〜いよいよイオカルに反撃チュン!」

序盤ゼンカイジャー達の名乗りに注目です(笑)



 

明日飛視点…

 

シトイ

「交代だ…後は頼む…」

 

明日飛

「お、おう!任せろ!」

 

涼牙

「みんなは離れてて!」

 

シトイと歩夢達とアイドルワルドはこの場から離れていって、俺達はイオカルに向き合った。

 

しかし…シトイ…あいつヤバすぎだろ…

ヒューマギアから人間になっても強さはあんまり変わらないのか…

 

介人

「よ〜し行くぞ!!」

 

俺達はそれぞれベルトを着けて、

キーやライドブックを取り出した!

 

《ジャンプ!》

 

《バレット!》

 

《ダッシュ!》

 

《ゼツメツ!Evolution!》

《ブレイクホーン!》

 

《ブレイブドラゴン》

 

《ライオン戦記》

 

《ランプドアランジーナ》

 

《玄武神話》

 

《猿飛忍者伝》

 

《ヘンゼルナッツとグレーテル》

 

《金の武器 銀の武器》

『GOLD or SILVER』》

 

《エックスソードマン》

 

介人・ジュラン・ガオーン・マジーヌ・ブルーン

「「「「「チェンジ全開!!」」」」」

 

『45バーン!』『16バーン!』『25バーン!』

『29バーン!』『30バーン!』

♪♪♪バンバーン!♪♪♪バンバーン!

 

介人・ジュラン・ガオーン・マジーヌ・ブルーン

「「「「「はぁっ!!」」」」」

 

ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!

 

『ゼーーーンカイザー!』

 

『ゼーンカイジュゥラァン!』

 

『ゼーンカイガッオーン!』

 

『ゼーンカイマッジーヌゥ!』

 

『ゼーンカイブゥルゥゥーン!』

 

明日飛・蒼希・希子・朔太

涼牙・志貴・雷斗・湊・一真・恭・侑利

「「「「「「「「「「変身!!」」」」」」」」」」

 

《プログライズ!》

 

《飛び上がライズ!》

 

《ライジングホッパー!》

"A jump to the sky turns to a rider kick."

 

《ショットライズ!》

 

《シューティングウルフ!》

"The elevation increases as the bullet is fired."

 

《ラッシングチーター!》

"Try to outrun this demon to get left in the dust."

 

《パーフェクトライズ!》

When the five horns cross,

  the golden soldier THOUSER is born.

 

 "Presented by ZAIA."

 

『烈火抜刀!』

 

『ブレイブドラゴン〜♪』

 

『流水抜刀!』

 

『ライオン戦記〜♪』

 

『黄雷抜刀!』

 

『ランプドアランジーナ〜♪』

 

『玄武神話!』

 

『一刀両断!ブッた斬れ!』

 

『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』

 

『猿飛忍者伝!』

 

『双刀分断!壱の手、手裏剣!』

 

『弐の手、二刀流!』

 

『風双剣翠風!』

 

『ヘンゼルナッツとグレーテル!』

 

『銃剣撃弾!』

 

『銃でGO!GO! 否!剣でいくぞ!音銃剣錫音!』

 

『最光発光!』

 

『Get all Colors!エックスソードマン!』

 

『エピソード1!フルカラーで参上!ババババーン!』

 

ゼロワン

「仮面ライダーゼロワン!」

 

バルカン

「仮面ライダーバルカン!」

 

バルキリー

「仮面ライダーバルキリー!」

 

サウザー

「仮面ライダーサウザー!」

 

セイバー

「炎の剣士!仮面ライダーセイバー!」

 

ブレイズ

「水の剣士!仮面ライダーブレイズ!」

 

エスパーダ

「雷の剣士!仮面ライダーエスパーダ!」

 

バスター

「土の剣士!仮面ライダーバスター!」

 

剣斬

「風の剣士!仮面ライダー剣斬!」

 

スラッシュ

「音の剣士!仮面ライダースラッシュ!」

 

 

「「「我ら!仮面ライダー!!!」」」

 

 

ゼンカイザー

「トキメキの推しパワー!一人だけなんて選べない!

ゼンカイザー!」

 

ゼンカイジュラン 

「本気系推しパワー!おじさんだって大好きを叫ぶよ!

ゼンカイジュラン!」

 

ゼンカイガオーン

「小悪魔系推しパワー!可愛いは正義!

ゼンカイガオーン!」

 

ゼンカイマジーヌ

「まごころ推しパワー!愛情重くてもそれが良い!

ゼンカイマジーヌ!」

 

ゼンカイブルーン

「演技派推しパワー!演技は知識が豊富です!

ゼンカイブルーン!」

 

ゼンカイザー

「五人揃って!」

 

 

「「「「「機界戦隊ゼンカイジャー!!」」」」」

 

ゼンカイジュラン

「俺達ニジガク全力で推すよー!!」

 

 

仮面ライダー達

「「ちょっと待てぇぇぇぇ!!!?」」

 

ゼンカイザー

「え?どうしたの?」

 

バルキリー

「待ちなさいよ!!何今の名乗り!?」

 

ゼロワン

「こっちは真面目にやったぞ!!

歩夢の事を推しって言ってくれたのは良いけど」

 

セイバー

「締まらないだろ!!

せつ菜の事推しって言ってくれたのは良いけど」

 

バルカン

「おい!そんな事で揉めてる場合か!?

愛を推しって呼ばなかったのはどうゆう事かは後で聞くとして!」

 

 

ちょっとこれは話し合いが必要だぞ!

歩夢の事は推しなのはわかってくれてるがな!

 

「ちょっ!ちょっと何してるの!?」

 

セッちゃん

「今揉めてる場合じゃないチュン!!」

 

シトイ

「ーーー!!ふっ…くっ…!」

 

「シトイさん!?」

 

歩夢

「シトイさん…凄くウケて笑いを堪えてる…」

 

シトイ

「何だ…あのカラフル達…くっ!あははは!!!」

 

シトイ!?何かめちゃくちゃ爆笑してるぞ!?

そんなにさっきのゼンカイジャー達の名乗りがウケたのか!?

 

Dr.イオカル

「き、貴様ら〜!ふざけるな!!」

 

ゼンカイザー

「って!あぁみんな!イオカル!イオカル!!」

 

イオカルを見ると、ゼンカイジャー達と似た銃を取り出して、ギアみたいなのを入れて銃のハンドルを回した。

 

Dr.イオカル

「とある世界で手に入れたデータで作ったギアだ…

覚悟するが良い!!」

 

《ギーフジューニア!》《デッードマーン!》

 

イオカルは見慣れない怪人を召喚した!?

何だ?骸骨みたいな黒ずくめのゾンビみたいなの兵隊達と、恐竜とバッタと蜘蛛をモチーフにした怪人が現れた。

 

セイバー

「見た事ない奴らだな…」

 

Dr.イオカル

「やれ!ギフジュニア達よ!

レックス・デッドマン!バッタ・デッドマン!

スパイダー・デッドマン!」

 

ゼロワン

「話し合いは後だ!お前を止めて!」

 

セイバー

「物語の結末を!」

 

ゼンカイザー

「全力全開で!!」

 

仮面ライダー達

「「「「「決めるのは俺達だ!!」」」」」

 

ゼンカイジャー達

「「「「「行くぞー!!!」」」」」

 

何か被った気がして締まらないが…

もう良い!!俺達はそれぞれ敵に向かって行った!

 

 

明日飛あらため

ゼロワン視点…終

 

 

セイバー視点…

 

セイバー

「何か不気味な連中だな!」

 

ブレイズ

「だがこのギフジュニアって奴ら!多いのは数だけだ!」

 

ゼンカイザー

「みんな剣士が多いな〜それじゃあ俺も!

この前ゾックスに貰ったこのギアで!」

 

ゼンカイザーはまた何かのギアを銃に入れて、

ハンドルを回した。今度は何だ?

 

『カーーメンライダーーー!!』

 

銃を撃つと…え!?セイバー!?

仮面ライダーセイバーが現れて、光になってゼンカイザーに纏うと、火炎剣烈火を持ってギフジュニア達に攻撃し始めた。

 

エスパーダ

「そんな事も出来るのか!?」

 

剣斬

「何でもありじゃねぇかよ!!」

 

最光

「そいつは言えてるな!」

 

ゼンカイザー

「センタイギアあらためライダーギア!

烈火抜刀!!」

 

ゼンカイジュラン

「っと!この恐竜野郎!結構やるじゃねぇか!」

 

レックス・デッドマン

「グウゥゥゥ!!!!」

 

セイバー

「だが、所詮は呼び出した存在だ!俺達の敵じゃない!」

 

ゼンカイジュラン

「良いね〜!それじゃあこいつで決めようぜ!」

 

『33バーン!』

 

『シーーーンケンジャー!!』

 

セイバー

「え!?何!?侍!?」

 

何か顔に火の文字の人が二人と、

残りの水と木と土と天と光の七人の侍みたいなのが現れて、光となって俺達に纏うと、俺達とゼンカイザーとゼンカイジュランの武器に恐らくさっきの侍達の顔に描かれた文字の能力が纏った!?

 

セッちゃん

「侍戦隊シンケンジャーの能力チュン!

レッドが男女二人いる理由は…ネタバレになるから詳しくは言えないチュン!」

 

セイバー

「どうゆう事!?」

 

ゼンカイザー

「それじゃあみんな一緒に!!」

 

セイバー

「あ、あぁ!」

 

俺達はそれぞれ構えながら敵に突っ込んで行った!!

 

「「シンケン七連斬り!!」」

 

連続でギフジュニアとレックス・デッドマンを斬っていってから最後にレックス・デッドマンに全員で一閃をくらわした!

 

レックス・デッドマン

「グウォォォォォ!!!」

 

レックス・デッドマンとギフジュニア達はそれぞれ爆発していった。

 

セイバー

「不思議な感覚だったけど…凄い力だ…」

 

ゼンカイザー

「やったー!!」

 

ゼンカイジュラン

「ちょいちょい!介人!まだ残ってるぞ!」

 

最光

「一番恐ろしいのはこいつらのノリかもな…」

 

セイバー

「あはは…」

 

 

セイバー視点…終

 

 

ゼロワン視点…

 

 

ゼンカイブルーン

「あちらも凄いですね〜!私達もやりますよ!!」

 

ゼンカイガオーン

「ブルーンやっちゃえ〜!!」

 

何だ何だ?また何か変なの出すのか!?

 

『36バーン!』

 

『ゴーーーバスターーズ!!』

 

今度は特殊部隊?みたいな…

赤と青と黄と金と銀色のが五人現れた!?

 

バスター

「また何か出たぞ!?」

 

スラッシュ

「おい!この黄色の奴何でぶっぶーって、

手でやってんだ!?」

 

バルカン

「今度はどうなんだ!?」

 

五人は光になって俺達に纏った!

どうなるんた…?

 

サウザー

「ん?何か頭が冴えてきた気が…?」

 

ゼロワン

「頭よくなる奴なのか…?いや…何か身体が軽い?」

 

バッタ・デッドマン

「グウゥゥゥ!!!」

 

バッタ・デッドマンが襲いかかってきたと同時に俺は避けると…高速移動したように素早く動けた!?

 

ゼロワン

「何時もより速い!?何かよくわかんねぇけど!!」

 

高速移動をして次々とギフジュニア達を攻撃していった!

 

バルカン

「スピードが上がったのか…?俺の場合は…

うおっらぁ!!!」

 

バルカンはギフジュニアを思いっきり殴ると、

相手は一発くらっただけで吹っ飛んでしまった!?

 

バルカン

「パワーが上がってやがるな!

纏めてぶっ潰してやるよ!」

 

あいつは…ただパワー上がっただけで何時も通りだな…

 

スラッシュ

「はぁ!!」

 

スラッシュは高くジャンプしてから撃ちまくってギフジュニア達とバッタ・デッドマンを攻撃していった!

 

スラッシュ

「ジャンプ力が上がってるな…朔太!一真!お前らはどうだ?」

 

サウザー

「俺はあんまり変わらな…」

 

バスター

「変わんねぇぞ!!」

 

サウザー

「おい!一真!何で俺の前に立つんだ!?」

 

バスター

「え?あれ!?何時もこんな事しねぇのに!?」

 

サウザー

「俺も何か不意にツッコんでしまったぞ!?」

 

セッちゃん

「特命戦隊ゴーバスターズの能力チュン!

レッドはスピード、ブルーはパワー、

イエローはジャンプ、それぞれを得意としてるチュン!」

 

サウザー

「それじゃあ俺達は何の能力だ?」

 

セッちゃん

「え〜と、ビートバスターは天才エンジニアで〜

スタッグバスターは…目立ちたがり?チュン」

 

バスター

「何だよその能力は!!?」

 

セッちゃん

「ちなみに〜イエローは別の世界じゃ〜…」

 

最光

「ん?チラッと見えたが…恭に宿った戦隊…

何か…ダイヤを思い出したのは何でだ?」

 

ゼンカイガオーン

「それじゃあ今度は僕だー!!」

 

『カーーメンライダーーー!!』

 

ゼロワン

「え!?俺!?」

 

仮面ライダーゼロワンが現れて、

光になってゼンカイガオーンに纏った。

 

ゼンカイガオーン

「明日飛ー!!決めちゃおう!!」

 

ゼロワン

「お、おう!!」

 

《ライジングインパクト》

 

俺とゼンカイガオーンは高速移動しながらバッタ・デッドマンに攻撃していって、最後に飛び蹴りの体勢で突っ込んだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロワン・ゼンカイガオーン

「「はあぁぁぁぁぁ!!!!」」

 

バッタ・デッドマン

「グウォォォォ!!!」

 

バッタ・デッドマンに命中して、

そのまま吹っ飛んで爆発した。

 

 

《ライジングインパクト!!》

 

 

ゼロワン

「仮面ライダーの能力も使えるのかよ…」

 

ゼンカイブルーン

「今度は私も使ってみたいで〜す!」

 

 

ゼロワン視点…終

 

 

バルキリー視点…

 

 

たく、何よこのスパイダー・デッドマンだったかしら…

気味が悪いわね…こうゆう奴は早めにぶっ倒してやるわよ!他の連中も倒していってるし…

 

バルキリー

「負けてられないわよ!マジマジ子ちゃん!

あたし達もやってやるわよ!!」

 

ゼンカイマジーヌ

「マジーヌっすよ〜!」

 

ゼンカイマジーヌはギアを銃に入れて、

ハンドルを回す…何が来るのかしら…?

 

『39バーン!』

 

『ニーーンニンジャーーー!!』

 

バルキリー

「忍者!?って!あれ!他の何処行くのよ〜!?」

 

現れたのは、赤、青、黄、白、桃、金…じゃなくて星?

の忍者達が現れて、何故か赤と青と黄と星の忍者達は離れて…何かあたし達応援してる?そして…白と桃の忍者が光になって私達に纏った!こ…これは…!?

 

 

希子

「超手裏剣忍法奥義!!」

 

マジーヌ

「忍タリティ爆裂破っす〜!!」

 

あたしとマジーヌは手を繋いで開いてる手にエネルギーを溜めていくと手の先にシュリケン型のマークが出現した!

 

希子・マジーヌ

「「はぁ!!」」

 

そしてエネルギーを溜めた手を相手に向けて、

白と桃の2色ビームを思いっきり放った!!

 

スパイダー・デッドマン

「グウ!?グ…グウォォォォ!!!」

 

スパイダー・デッドマンとギフジュニア達は、

あたしとマジーヌの連携必殺技によって消し飛んでいった…

 

希子・マジーヌ

「「忍ばすWIN!!」」

 

決まったわね…

ん?って!?ちょっと待ってぇ!!?

 

バルキリー

「はっ!?何がどうなったの!?」

 

ゼンカイマジーヌ

「ぬぬ〜…今の凄かったっすね…」

 

セッちゃん

「手裏剣戦隊ニンニンジャーの能力チュン!

女性陣から誕生したニンニンガールズの必殺技チュン!」

 

せつ菜

「今の凄いですよ!私も!私も使ってみたいです!!」

 

しずく

「私もです!!」

 

かすみ

「二人共落ち着いて〜!!」

 

「とゆうより…何で一瞬だけ気のせいか…

変身解けてなかった?」

 

バルキリー

「何か知らないけど…やったわ〜!!」

 

バルキリー視点…終

 

ゼロワン視点…

 

Dr.イオカル

「ば、馬鹿な!あれだけの数をあっという間に…!?」

 

ゼロワン

「後はお前だけだ!!」

 

Dr.イオカル

「ぐぬぬ!ならば再び召喚すれば…ってあれ!?」

 

イオカルは再び召喚しようと銃を構えたが…

銃から煙が出て爆発した!?

 

シトイ

「ん?さっき私と戦った時に咄嗟に蹴りが当たったから、その時に負担がかかったのかもな」

 

Dr.イオカル

「おのれぇ〜!!」

 

シトイ…あらためて思ったけど、

お前人間になっても強すぎだろ…

 

Dr.イオカル

「こうなれば一度逃げ…」

 

アイドルワルド

「逃がさないわよアイドル!!」

 

アイドルワルドが逃げようとしたイオカルの前に立ちはだかり、攻撃して妨害した!

 

アイドルワルド

「今よアイドル!!」

 

ゼンカイジュラン

「まさかワルドに助けられるなんてな!」

 

ゼンカイジャー達は並んで再度銃のハンドルを回して構えた!

 

『ヒーロー(キカーイ)!スーパーゼンカイタイム!』

『ゴッゴー!バンバン!』

 

エネルギーを銃口と頭上に集結させていき…

頭上に巨大な…ロゴか!?形成していった!?

 

ゼンカイジャー達

「「「「「ゼンカイフィニッシュバスター!はぁ!」」」」」

 

『ダーーイゼンカーーイ!!!!』

 

イオカルに向けて強力なビームを発射してくらわした後に…頭上からさっき形成したロゴを叩き落とした!?

 

Dr.イオカル

「ぐあぁぁ!!これで…私の野望が…終わりか…!」

 

最後にいかにも悪役らしい台詞を言いながら、

倒れ…イオカルは爆発して倒された…

 

ゼンカイザー

「世界全開!オールオッケー!」

 

ゼロワン

「終わったか…」

 

セイバー

「だな…」

 

久々の戦いだったけど…何とかなったな…

こうしてイオカルとの戦いは幕を閉じたのであった…

 

ゼロワン視点…終

 

侑視点…

 

イオカルとの戦いも終わって、色々あったけど、

ゼンカイジャーさん達ともこれでお別れなんだね…

 

介人

「それじゃあ!また遊びに来るよ!!」

 

私達は最後にゼンカイジャーさん達とアイドルワルドを見送る事にした。

 

希子

「しかし別の並行世界を旅ね〜…

ちょっと行ってみたいかな〜」

 

蒼希

「何言ってんだ。」

 

希子

「良いじゃん。そうすれば優恵の世界とかも見てみたいとか思わない?」

 

優恵の世界…そういえばユウは元気かな〜?

確かに他の並行世界とかも気になるかも…

 

セッちゃん

「それじゃあそろそろ並行世界間ゲートを開けるチュン!まずはトジテンドに向かうチュン!」

 

アイドルワルド

「お世話になるアイドル」

 

マジーヌ

「ぬぬ…」

 

ジュラン

「何だマジーヌ?どうした?」

 

マジーヌ

「いや…せっかくだからもっとステージでみんなと歌って踊りたかったっす…」

 

せつ菜

「私は賛成ですよ!」

 

涼牙

「こらこら、ゼンカイジャー達は次に色々と別の並行世界に行くんだから引き止めるのは…」

 

希子

「ん?峰からメッセージ………えぇ〜!!!?」

 

突然希子ちゃんが大声を出して叫んだ!?

 

かすみ

「どうしたの!?」

 

希子

「あ…アイドルワルド!あんた…もしかしてあたし達のステージを配信してた!?」

 

全員

「「……えぇ!?」」

 

アイドルワルド

「あぁ〜せっかくカッコ良すぎるから他の人達にも見てもらいたくて配信してたアイドル〜」

 

希子

「今、峰から連絡来て…めちゃくちゃバズったらしくて、見たい人が沢山いるらしいのよ!!」

 

アイドルワルド

「あら!素敵じゃないアイドル!!

これはライブしなくてはいけないアイドル!!」

 

涼牙

「ちょっ!ちょっと待て!まさか俺達もまた…?」

 

せつ菜

「涼牙!これはしょうがないですね!」

 

歩夢

「うん!明日飛君と侑ちゃんも一緒にね!」

 

「えぇ!?またぁ!?」

 

明日飛

「マジか!?」

 

介人

「何か面白そう!もうちょっとこっちの世界にいようよ!」

 

ジュラン

「今度は踊りきるぜ〜!」

 

希子

「それじゃあ、あたしの仲間も呼ぼ!」

 

ガオーン

「他の人間ちゅわ〜んも来るんだ〜!」

 

シトイ

「よし、それならかのん達にも連絡してみるか…」

 

ブルーン

「何だか私の好奇心のエンジンがブルンブルンです!」

 

マジーヌ

「やるっすよ〜!!」

 

セッちゃん

「これは賑やかな事になりそうチュン!」

 

侑利

「逃げれそうにないな…」

 

仮面ライダー達(希子以外)

「「もう歌って踊るのは!勘弁だ〜!!!!!」」

 

「それを言うなら私もダヨーーー!!!!」

 

私達が叫んでも変わることなく…

 

その後…虹ヶ咲学園で、

ゼンカイ&ライダー&スクールアイドルスーパーライブが開催されたのであった。

 

 

 

      仮面ライダー&ゼンカイジャー

       特別回!これにて終わり!!

 

 

   (注)戦隊映画でよくあるエンディングダンスは、

       脳内再生でお願いします!

 

    エンディングはゼンカイジャーのOPです!

      仮面ライダーとゼンカイジャーと、

    同好会のみんなで踊ってる姿は脳内再生で!

 

                   作者より。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やぁ、久しぶりだね、私だよゴーザだ。

 

みんな元気かね?私は元気…と言いたいが…

 

実は…とんでもない事になってしまったのだよ…

 

私のいる場所に色んな世界の物がある倉庫、

覚えてるかね?

 

その倉庫内で突然大爆発が起きてしまって、

ダークライダー達のベルトやアイテムが殆どなくなってしまったのだよ!!

 

しかも…妙なのが、仮面ライダーリバイスに現れた敵、

『ギフ』そのスタンプの力がなくなって壊れてしまっていた…それと同じ力を持つ『ディアブロ』のスタンプも力がなくなってしまっていた…

 

何者かが侵入したのか…いや、以前ここで暴れたあやつの事もあるから警備は厳重だ。イルダに至ってはまだ地獄で教育中だ…

 

となると…この倉庫内で何者かが目覚めたのかもしれん…

 

しかも…爆発に紛れて仮面ライダーオーズのとある敵も逃げ出してしまった…

 

せっかく彼らの世界が平和になったが…

 

何者かが逃げ出した先の世界に、

この爆発を起こした者が現れたせいで、

再び各並行世界がバグになってしまう…!

 

私は今すぐバグを修正しなくてはならん!

 

そして、何者かが逃げ出した世界!

そこにもかつて仮面ライダーだった者がおるかもしれん!

今回は緊急事態だから直接送らなくては…

 

これは…マズい事になってしまうぞ…

 

                    続く…?

 

 

 

 




二年の月日が流れ…

彼らは再び戦う…

この世界を守る為に…

そして彼女はもう一つの世界に向かい、
新たな仮面ライダー達と出会う…

次回 アフターストーリー
二年後…新たなる危機

そして、繰り返した世界の仮面の戦士達にへと… 

はい!どうも作者です!
特別回、今回で完結して…次は二年後の物語です!

二年後のみんなの様子と、
もう一つの作品、繰り返した世界の仮面の戦士達に繋がる物語にもなります!現在あっちの作品の2ndシーズンと共に制作中です。お楽しみに!

さて、ゼンカイジャーコラボを終えて…
まずはあのとんでもな名乗りですね(笑)
ゼンカイジャー本家でもこんなとんでもない名乗りが毎回あるんですよ!嘘かもしれないですけど、マジなんです(笑)


今回のセンタイギア能力チョイスは、
まぁ色んな小ネタがありますね(笑)

一つ目シンケンジャーは、
本家セイバーのマスロゴ繋がりです。
(演じてた俳優さんが追加戦士役の人)
それと初代カリバー繋がりもあります。
(敵の幹部クラス役です。)

二つ目ゴーバスターズは、
これはイエローが…はいそうです。
ぶっぶーですわ!Aqoursのダイヤ役の人繋がりです。
だからAqoursのメンバーになった時は本当に驚きましたね…

三つ目ニンニンジャーは、
単純です。やりたかっただけです!(笑)

ニジガクは…今後も盛り上がっていきますね〜
6thライブで得た情報量が凄かったです…
それとライブはもうね…とんでもなかった…

正直現地で参加して何回…
魂が抜けそうになったか…もうヤバいです…

ニジガクは永遠不滅だ〜!!!
まだまだ自分も頑張るぞ〜!!!

それでは!次回!もう一つの作品でも!














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