指輪の魔法使いがヒーローになる (バロンレモンアームズ)
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プロローグ

プロローグです。


ある日8歳の出久は両親と共に遠くの所にドライブしていたが交通事故により両親が瀕死の大怪我をし、病院に運ばれてたが搬送先で亡くなってしまう。

しかし母親が死ぬ前に弱々しく

「貴方が私達の最後の希望よ」

「貴方はヒーローになれる。」

と言い慰め出久はその言葉で元気を取り戻す。

そして出久はグラントリノに引き取ってもらい、

グラントリノは出久にヒーローになれるように中国拳法とエクストリームマーシャルアーツなどを教えた。

それから五年後帰宅途中でオールマイトに出会い

「無個性でもヒーローになれるか」と聞いてたが返ってきた言葉は

「夢を見る事は悪くないが相応の現実を見なくてはならない」だった。

この言葉に傷つき途方に暮れていると、突然黒いゲートの中からワイズマンが現れ、

「まさか別の世界にゲートがいるとはな」

と言いながら出久をを連れて行ってしまった。

出久が目を覚めるとそこは海辺で、自分の他にもたくさんの人がおり、出久がなんだろうと思っていると、いきなり空が暗くなり太陽が金冠日食の状態になり突然周りの人達が苦しみながら罅が入り体が弾け異形の姿へと変わった。

出久も身体中に罅が入りドラゴンの翼が背中から生えていたが抗い

「俺は絶望なんてしない!」

と言いながら太陽に手を伸ばしたすると出久の体が金色に光り罅がなくなっていき空も元に戻りファントム達も消えていた。

唖然とする出久の後ろから一体のファントムが襲い掛かろうとした瞬間魔法陣のような攻撃で吹っ飛んだ。

そこには白い魔法使いと抱かれらている一人の少女がおり、

「よく希望を捨てず生き残ったな」

「お前は魔法使いになる資格を得た」

「お前が最後の希望だ」

と言い少女とウィザードドライバーとウィザードリングを託す。

そしてファントムとゲートと魔法使いの事を出久に話し出久は自分がちゃんとゲートをを救えるのか、自分はヒーローになれるかと聞いたら「魔法使いにしかファントムは倒せないし、ゲートも救えない。お前が絶望を希望に変えろ」

「なれると思うぞ。お前が皆の希望となれ。」

それを言いながら去っていった。

そしてその後出久は沢山の人の絶望を希望に変え最後のファントムのグレムリンを倒し元の世界へと帰っていった。

そしてコヨミともう一人の魔法使いの仁藤攻介共にグラントリノの所に戻りグラントリノにいままで何があったか話してコヨミと仁藤もグラントリノの所で暮らし出久はこの力でヒーローになり再び「絶望」を「希望」に変えると決意する。また仁藤もヒーローになる決意をした。



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人物設定

人物設定です。あの人物が出久を認めます。


人物設定                  

緑谷出久年齢16歳好きな食べ物カツ丼とドーナツ(主にプレーンシュガー)個性魔法容姿原作のまま身長175㎝一人称俺

性格原作とはかけ離れたクールでやや感じの悪い性格で通しているが本性は責任感と使命感が強い性格。

原作と違いヒーローや個性に関するノートはまったく取っていない。

オールマイトに関しては夢を否定され絶望しかけたので尊敬はしているが嫌っている。言われて嫌な言葉は「その力が羨ましい」、「俺も魔法使いになれたらな」理由はウィザードになったばっかりの時に多くの人達が絶望しながらファントムを生んで死んだ光景を見て自分だけ生き残った為「こんな力を得るくらいなら無個性の方が良かった」と一回思った事があるからで、でも自分がゲートを救ったりファントムを倒さなくてはいけないから今は魔法を手に入れた事を後悔してはいない。ちなみに輪島繁に指輪作りを教えてもらっている為指輪作りも得意。自分が契約したファントムのドラゴンの事を自分の希望と言っている。

そして一部を除いてヒーローが嫌い     

仮面ライダーウィザード容姿そのまんま  ウィザードリング劇中未登場の物も全部使う  

フレイムスタイル〜インフィニティスタイルまで全部使える     

仁藤攻介年齢16歳容姿そのまま仁藤攻介好きな物マヨネーズ身長175㎝一人称俺好きな文化考古学                     

性格いつもお調子者でいい加減なマイペースでポジティブ性格だが情に厚く研究熱心な所もある。将来の夢は考古学者だったがヒーロー社会の世界に来てからはヒーローになる事を目標にしている       

仮面ライダービースト容姿そのまま

魔法:劇中の登場の者なら全部使えるビーストハイパーにもなれる。 

コヨミ年齢16歳容姿そのまま身長166㎝      

性格いつも無口でクールだが出久と一緒にいると笑顔になるこちらでは賢者の石はグレムリンに取られはしたものの体は消滅してはいなかった為賢者の石をコヨミの体に戻したら蘇った 出久の事が好き。  

 出久が他の女の子と喋っているとヤキモチを焼く

爆豪勝己  年齢身長誕生日原作のまま 

性格こちらは出久の実力を認めており、今まで馬鹿にした事を詫びている。理由はヘドロ事件の後、勝負を挑むが出久に完膚なきまでに

ぼこぼこされる何故自分は勝てないと出久に問うと「人を見下しているその性格を治さない限り誰にも勝てない」「それを直せば今より強くなれる」といわれた為、ライバルとして認める呼び名も「デク」から「出久」に変えた。出久の過去や思いを知った後は出久を馬鹿する奴らはぼこぼこにしている。なので性格が少し柔らかくなっている。仁藤の事は出久がそう読んでいた為マヨネーズと呼ぶ          

グラントリノ

両親を亡くした出久を引き取った人。事情を知った後オールマイトを「俺の孫になんて事を言う!」と言い説教+地獄のトレーニングをさせた



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一話指輪の魔法使い登場

ヒーロー社会の世界に帰って来た出久は久しぶりに学校に行ったが爆豪が、驚いた顔をしていたがものの数秒でいつもの顔になった。

 

その日は進路調査を行っていた。

 

教師が「さて高校の進路希望調査だが、大体皆ヒーロー志望だよね」この言葉にクラス中が歓声が湧き出る。

 

その時、一人の金髪の少年が笑いながらこう言う

 

爆豪「せんせー俺はこんな没個性共と仲良く底辺なんて行かねーよ」

 

教師「あ〜確か爆豪は雄英校だったな。」

 

教師の言葉でクラス中が騒然となる何故なら雄英はNo.1ヒーロのオールマイトやNo.2ヒーロのエンヴァーがかつて入学していた。有名な国立学校だからだ。

 

教師「それはそうと緑谷来たばかりで悪いがお前も早く進路希望書を出してくれ。」

 

出久「すみません。あと3日ぐらい待ってください。」

 

と出久は気分が悪そうにそう答える

 

そしてそのまま下校の時間となり、爆豪は出久に話しかけようとするが、その前に出久がいち早く帰ってしまった。

 

そして出久は帰り道の傍ら文房具屋でノートと鉛筆を買い帰ろうとした時手前の田等院商店街から爆破音がし、

見てみるとそこにはヘドロのヴィランが爆破の個性で建物などを破壊していた。

 

ヒーローは何やってんだとヒーローの方を見るとヒーロー達は

 

「駄目だ誰か有利な個性のヒーローが来るまで待つしかない!」

 

「あの子には悪いがもう少しだけ耐えて貰おう」と言っていた。

 

さらに見てみるとヘドロヴィランに捕まっていたのは爆豪だった。

出久は近くのビルの屋上に登り変身の準備をする

 

    『ドライバーオーンプリーズ!』

 

出久が右手にはめていた手の形をしたバックルにかざすとベルトが出現するとベルトの左右のレバーを上下に動かし、出久は左手の薬指に赤い宝石のついた指輪を付け、指輪をスライドさせて顔の形にして再びベルトにかざして、

 

出久「変身」

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!』

『フレイムプリーズ!ヒーヒーヒーヒーヒー‼️』

 

左腕を横にかざし、そこに赤い魔法陣が現れ、魔法陣が身体を通り過ぎ

、出久は仮面ライダーウィザードフレイムスタイルに変身した。

 

ウィザードはテレポートの指輪を使い、ヘドロヴィランの所にワープする。

 

ウィザード「さぁショータイムだ!」

 

ウィザードはそう言うとウィザードソードガンでヘドロヴィランを切り裂き爆豪を助けるとウィザードソードガンのハンドオーサーを起動させ、ウィザードリングを翳した。

 

『キャモナ.スラッシュ.シェイクハンズ!キャモナ.スラッシュ・シェイクハンズ!フレイム!スラッシュストライク!ヒー!ヒー!ヒー!』

 

そしてソードガンを振り、炎の斬撃がヘドロヴィランにあたる。

 

ヘドロヴィランは気絶し、ウィザードはあっという間にテレポートで瞬間移動した。

 

 



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第二話雄英入試&古の魔法使い

遅れてすみません。今回は雄英入試と同時にタイトルの通りあの人物が登場します。


ヘドロ事件から数ヶ月後出久と仁藤は今雄英高校の前に居た。

爆豪「おいコラッ!邪魔だ!ボッーと立ってんなや。出久にマヨネーズ‼️」

出久「あっ勝己悪りぃ。あとおはよう!」

後ろから暴言じみた言葉をかけたのは出久の幼馴染の爆豪勝己である。

爆豪「おぅ」

出久「頑張ろうな。」

爆豪「けっ当たり前だこの俺を認めさせたんだから落ちるなよ出久❗️」

爆豪が出久の事を『デク』ではなく出久と呼んでいるのは出久がヘドロヴィランから爆豪を救って変身を解除し、帰ろうとしていたら

爆豪「デクゥーーー!!」

出久「あっ勝己!なんだよ。」

爆豪「とぼけんな!あの宝石顔お前だな?それにお前の左手の指輪❗️あいつがつけてたのと同じじゃねぇーか」

出久「そうだよ。俺がお前を助けたんだよ。で用件はお前がそれを聞きに俺を探してた訳がないだろ?」

爆豪「俺と勝負しろ❗️そして今まで何処でどうしてたのか吐いてもらうぞ。」

そうして近くの公園に行き勝負をすると出久は変身も魔法も使用せず爆豪を返り討ちにした。

爆豪「なんで、俺より下のお前が俺に圧勝してんだよ❗️なぁ教えてくれよ。なんで俺はお前に勝てない?俺の何処がいけない?」

出久「人を見下すその性格と考え方を直さない限りこの先お前は俺以外の誰にも勝てない。その性格を直せばお前は今より強くなれる。」

爆豪「そう言うことか。すまかった。俺はお前を無個性だからと言って馬鹿にして来た。許される事じゃないのは分かってる。ごめんなデク・

・・いや出久!俺にできることはあるか?あるならなんでもする。」

爆豪「あと出久俺がお前に勝つまで絶対に負けんじゃねーぞ❗️」

爆豪が出久の言葉を聞いた途端爆豪は土下座をし出久に今まで馬鹿にした事を詫びる。そして堂々と自分に勝つ事を宣言した。

出久「そうだな・・・そうだ勝己。マヨネーズに勉強を教えてやれ。」

爆豪「は?マヨネーズ?訳が分からんがそいつに勉強を教えてやればいいんだな?」

出久は携帯を取り出し仁藤を呼ぶ。そして10分後仁藤が来た。

仁藤「出久〜なんだよ。ランチタイムが遅れるだろ?」

出久「勝己。紹介するよ。こいつがマヨネーズだ。」

仁藤「だから〜俺はマヨネーズじゃなくて仁藤攻介だ!」

出久「と言う訳でこいつに教えてやってくれ、こいつ中学中退して

考古学の旅に出てたから」

その後爆豪は仁藤に勉強を鬼教官の如く教え仁藤に学力を身に付けさせた。

そして今雄英試験の演説にてプロヒーロープレゼントマイクが説明していた。

説明が終わり出久と仁藤が試験会場で準備していると

???「君達!指輪などのアクセサリー等はつけるのは禁止だぞ。分かっているのか?すぐに外したまえ!」

眼鏡をかけた長身の受験生が出久達に指輪を外す様に言う。

出久「あ〜すまん。これが俺達の個性の源だからはずすと個性使えないからあとその発言は場合によっちゃ人を不快にさせるから気をつけた方がいいぞ?」

???「はっすまないそう言わればそうだ。俺はなんて事を❗️」

プレゼントマイク「スタート」

この言葉に出久達は走り出す。

プレゼントマイク「どうした?本番にカウントなんてないぞ。あのリスナー二人を見習え。」

この言葉に他の受験生も走り出す、

出久はウィザードソードガンで仮想敵を切ったり撃ったりして次々と倒していき、仁藤もダイスサーベルとミラージュマグナムで仮想敵を攻撃していく。

レスキューポイントも多く取りながら仮想敵を倒していると

突然大きな0P仮想敵が出現した。受験生達は次々逃げていく。

出久は瓦礫に足を挟まれている女の子を見つけると女の子を瓦礫からどかし助ける。

出久「大丈夫か?」

???「うん大丈夫・・痛っ」

出久「おーいそこの堅物眼鏡くーん。この子を安全な所に運んでくれ」

???「あぁ分かった。でも君はどうするんだ?あと誰が堅物眼鏡だ!まさかあの仮想敵を倒すつもりか?よせ危険だ❗️」

出久はその言葉を無視して0P敵の所に向かう。

仁藤「おいおい。出久美味しいところを一人で持ってくつもりか?」

出久「はぁ仁藤あれを倒しても食える訳じゃないんだぞ?機械だし」

仁藤「皆まで言うな。」

出久と仁藤は変身の準備をする。

〈ドライバーオーンプリーズ!〉

出久「変身!」仁藤「変〜身!!」

〈シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!〉

〈フレイムプリーズヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!〉

〈セット!オープン!L.I.O.N.ライオーンッ!〉

出久は漆黒のローブに赤い宝石の様なボディアーマーで頭部が赤く丸いルービーの仮面ライダーウィザードフレイムスタイルに仁藤は左肩に金色のライオンのアーマーで頭部にもライオンを模したマスクの仮面ライダービーストに変身した。

受験生「えー⁉︎変身したー!!」

受験生が出久達が変身した事に驚いているが出久達はそれに気づかず

ウィザード「ちょっと早いがフィナーレだ!」

ビースト「さぁメインディッシュだ!」

ウィザードは右手のドライバーオンリングからキックストライクリングに付け替えウィザードドライバーのレバーを下げベルトにリングを翳す

ビーストは再びリングをドライバーに装填する。

〈チョーイイネ!キックストライク!サイコー!〉

〈ゴーキックストライク〉

ウィザードは足元の魔法陣を右足に纏い走りながら上空に飛び上がり足から何枚か重なった魔法陣が現れ

ビーストも飛び上がり同じく足から何枚か重なった魔法陣が現れ

仮想敵にダブルライダーキックを喰らわせる。

0P仮想敵は倒れながら爆発していった。

プレゼントマイク「終了〜‼️」

プレゼントマイクの号令で試験は終了した。

 



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第三話話個性把握テスト

こちらの方の投稿を遅れてしまってすみません。



雄英入試から数日後出久と仁藤は雄英の制服を身につけていた。

グラントリノ「小僧共しっかりやってこい。まぁお前らなら平気か」

コヨミ「出久行ってらしゃい気をつけてね」

仁藤「皆まで言うな爺さん、コヨミちゃん」

出久「お前はほんといつも通りだなまぁコヨミそういわけだから行ってきます。」

仁藤と出久は二人の言葉を聞きながら自転車とマシンウィンガーに乗り

雄英に向かう。

雄英につき一年A組の教室に向かい扉を開けると

???「机に足をかけるな!先輩達や机の製作者さん達に申し訳ないと思わないのか」

爆豪「おもわねぇよテメェどこ中だぁ?」

飯田「俺は聡明中学出身飯田天哉だ。」

爆豪「聡明〜?クソエリートじゃねぇかぶっ潰し甲斐がありそうだな」

飯田「ぶっ潰しがい!?君本当に雄英志望か❗️」

堅物眼鏡くんこと飯田天哉と爆豪が言い争っていた。

出久「はぁ勝己相手に悪い印象与えてどうするだ?」

飯田「はっ君達はあの時の指輪の人達!俺は私立聡明中学の飯田天哉だよろしく!!」

飯田「君達は実技試験の構造に気づいていたのか・・・」

出久「俺達はそんな物はなから気付いてねぇよただ助けたいと言う気持ちだけでやったたんだから」

飯田と出久がそんな会話をしていると廊下の方からこえがした

???「お友達ごっこがしたいなら他所へ行け。ここはヒーロー科だぞ」

三人「なんかいる」

相澤「はい、静かになるまで8秒かかりました。君達は合理性に欠くね、担任の相澤消太だよろしくね。」

そういうと相澤は寝袋から出ながら体操服を全員に渡す

着替えた出久達はグラウンドに集合する

「「「「「個性把握テスト?」」」」」」

???「入学式は?ガイダンスは?」

相澤「ヒーローになるならそんな暇はないよ。時間が勿体ない。さっさとやるぞ。主席の緑谷、お前中学の時のハンドボールの記録は何メートルだった?」

出久「すみません。俺途中から休学になっていたので分かりません。」

相澤「何!?まぁいいか。これを使って思いっきり投げてみろ。勿論個性を使ってな。」

相澤は出久にボールのような機械を手渡す。

出久は円の中に入り一旦ボールを下に置き右手をバックルに翳す。

『ドライバーオーンープリーズ』

そして出現したベルトのレバーを動かし左手の薬指にフレイムウィザードリングをはめる。

出久「変身」

『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!』

『フレイム!プリーズ!ヒー!ヒー!ヒーヒーヒーヒー』

爆豪、仁藤、飯田以外の全員がウィザードの姿を見て驚いていた。

ウィザードはボールを拾い思いっきり投げる。

計量機には記録♾と表示されていた。

そして桃色の肌の女子が「面白そうだと」言うと

相澤「面白そうか・・・ヒーローになる為の三年間を面白半分で過ごすつもりかい?ではこうしよう。最下位の奴は見込みなしと見なし除籍としよう。」

相澤がそう言う。

この言葉にA組全員は除籍にならないように個性を全力で出し切った。

その後無事にテストは終わり結果は一位が出久、二位が仁藤と言う結果になった。

 

 



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第四話戦闘訓練

午前中はプレゼントマイクの英語の授業中であったがいったって普通であった。

 

そして午後の授業はヒーロー基礎学であり担当で受け持ちするのは平和の象徴でNo.1ヒーローのオールマイトである。

 

オ「わーたーしーがー!普通にドアから来た!」

 

「すげ〜オールマイトだ!本当に教師やってんだ!」

 

「あれ確かシルバーメイジのコスチュームよね。」

 

出久「ちっ!耳障りな声だな(小声)」

 

クラスメイト達が騒ぎ立てる中出久だけが真逆の反応をする。

 

オ「私の担当はヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作るために様々な訓練を行う科目だ。当然、単価は最も多い。今日の訓練はこれ!」

 

オールマイトは戦闘訓練と書かれたプレートを掲げる。

 

オ「そしてそれに伴いこちら!入学前に送ってもらった個性届けと要望に合わせて作られたコスチュームだ。着替えたらグランドベータに集合だ。」

 

コスチュームに着替えた出久達はグランドβに移動する。

 

麗日「出久君!魔法使いみたい!仁藤君は私服みたいやけど・・・・」

 

出久はロングコートに胸に飾りをつけた魔法使いのような格好をしていた。

 

仁藤「麗日ちゃん、こんなんだけどこの服は火も水も刃も通さない特別性なんだぜ。」

 

出久「つまり防刃、防火、防水に特化した服っていいt「あーあー皆まで言うな。」はぁ・・まぁその方がお前らしいか。」

 

オ「いいじゃないか!皆かっこいいぜ!」

 

?「先生!ここは入試で使用された演習場ですが入試の時みたいにやるのですか?」

 

オ「いいや!もう二歩へと行く。今回は室内での戦闘訓練だ」

 

次々に生徒達に質問責めにされるとカンペを取り出し説明を開始する。

 

オ「内容はこうだ。ヒーローチームと敵チームに別れて敵チームが核爆弾を室内に隠している。それをヒーローが回収し敵を拘束すればヒーローチームの勝ちで、敵は核爆弾を守りながらヒーローを拘束すれば敵チームの勝ちだ。それじゃあくじ引きで決めよう」

 

くじ引きをし最初は出久・麗日がヒーローチームのA、爆豪、飯田が敵チームのDと言う結果になった。

 

そして出久と麗日は室内へと入りしばらくすると爆豪が奇襲しに来る。 

出久「麗日さん、此処は俺に任せて、先へ」

 

出久は麗日を先に行かせて戦闘態勢をとる。

 

爆豪「出久❗️さっさと変身しろ!さっきから戦いたくてウズウズしてんだ」

 

出久「分かった・・・・変身!」

 

『ドライバーオン!プリーズ!』

 

『フレイム!ヒーヒーヒーヒーヒーヒー』

 

出久がウィザードへと変身すると爆豪はニヤリと笑いながら突っ込んできた。

 

ウィザードはマーシャルアーツで応戦し爆豪は押され気味であった。

 

爆豪は手甲のピンを外し最大火力でウィザードを襲おうとするがバインドで動きを封じられそのまま拘束される。

 

やがてオールマイトによる終了の号令がかかりウィザードは変身解除する。

 

 

 




出久のコスチューム
黒のロングコートにゲイツウィザードアーマーの胸部のようなものと白い魔法使いみたいにウィザードリングのようなものがホルダー式についている。
背中にはウィザードのエンブレムが描かれている。


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第五話学級委員長決め

次の日出久と仁藤が教室に入ると爆豪が何処か疲れたような表情をしながら席に座っていた。

 

出久と仁藤が何かを察したような顔をすると席についた。

 

するとチャイムが鳴り相澤先生が来てHRが始まる。

 

相澤「おはよう。昨日の訓練お疲れ様。VTRと成績見させてもらった。」

 

相澤「まずは爆豪。今回は緑谷が止めたからいいがあの籠手のビルを半壊させるほどの威力を人に向けようとするな。もし緑谷が避けたとしてもビルが崩れて麗日達が瓦礫に潰されて死んでたかもしれないんだ。次は反省文じゃすまさないからな。あの行動は少なくともガキのやった事じゃ許されないぞ。分かったな?」

 

爆豪「わっーたよ。」

 

相澤「で、緑谷は、あんまり手を抜くな。訓練だからいいが本番だと本気を出していかなきゃいけない。それにあんまり手を抜くと場合によっては相手を下に見てると思われるぞ。」

 

出久「はい」

相澤「さて、HRの本題といこう。急で悪いが今日は君達に・・・・」

 

相澤先生がそう言うと教室が緊張に包まれる。

 

相澤「学級委員長を決めてもらう。」

 

((学校っぽいの来たー!!そしてよかったぁテストじゃなくて))

 

その言葉を聞くとクラス全員が一気に安心したと思ったら今度は騒がしくなった。

 

飯田「皆!!今すぐ静粛にするんだ!!」

 

飯田「多を牽引する責任が問われる役割だ。そうやすやすと「やりたい人』ができるわけじゃない。民主主義に測り真のリーダーをこの中から決めるのであればこれは投票で決めるべきだ!!」

 

飯田はそう言ってはいるが自分が一番そびえ立っていた。

 

それから投票の結果出久に四票、飯田が二票と言う事で出久が委員長、飯田が副委員長となった。

 

出久「いやまさか、俺が委員長ねぇ。俺に務まるかな?」

 

昼休憩で出久達はメシ処で昼飯を食べていた。

 

飯田「務まるさ。君の胆力と判断力は皆を引っ張っていけるからな。だから僕は君に投票したんだ。」

 

出久「そうか。でもお前もやりたそうな顔してたけどな。それに俺は勝己と仁藤、あの赤い頭の切島とお前以外ははっきり言ってまだ信用していない。というか今僕って言ってたか?」

 

出久はカツカレーを食べながら言うと

 

飯田「あっいや、実はお坊ちゃんって言われるのが嫌で一人称を変えていたんだ。俺はあるヒーロー一家なんだ。俺はその次男だ。あとさっきから気になるんだが何故仁藤君は焼きそばにマヨネーズをかけている!?」

 

仁藤「おぉ、マヨネーズは世界で一番偉大な食いもんだ。今度から飯田も食ってみろよ。美味いぞ。」

 

そんな会話をしていると警報が鳴り

 

『セキリティ3が突破されました。生徒の皆さんは直ちに避難してください。』

 

アナウンスが流れると同時に生徒全員が一気に避難しようとする。

『ガルーダ』

 

「ガルーダ外の様子を見てきてくれ。」

 

出久はプラモンスターのガルーダを召喚し外の様子を見に行かせる。

すぐに戻ってきたガルーダは出久に説明する。

 

「え?ただのマスコミ?ただのマスコミがどうやって?」

 

出久がそんな事を考えていると飯田が突然浮き出し生徒達を落ち着かせる。



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第六話USJに敵襲撃

マスコミが雄英の中に入ったトラブルから翌日

 

相澤「今日のヒーロー基礎学だが俺とオールマイトともう一人の三人体制で行うことになった。」

 

「ハーイ!!何やるんですか?」

 

相澤「災害水難なんでもござれ。レスキュー訓練だ」

 

相澤先生はクラスメイトの質問に対して答えるようにrescueと書かれたプレートを見せた。

 

「これこそヒーローの本分だぜ!!鳴るぜ!!腕が」

 

「水難なら私の独檀上、ケロケロ」

 

「おい、まだ途中だ。勝手に話をしだすな。今日はコスチュームの着用は個人の判断に任せる。中には活動を制限してしまうものもあるからな。これで以上だ。準備開始」

 

出久はコスチュームに着替え相澤先生に

 

出久「相澤先生。俺委員長なので先にバイクで目的地に向かっていいですか?色々と準備をしようと思うので。何より全員がバスに乗ってる時に何か起こってしまうかもしれないので」

 

相澤「あぁ構わない。そっちの方が合理的かもしれんからな。13号に色々と伝えておいてくれ。」

 

出久「皆。このバスは観光バスじゃなく都内バスタイプだから適当に座っても大丈夫だ。但し副委員長の飯田はいつでも相澤先生の指示が聞けるように近くか後ろの席に座るように。俺は万が一に備えて先に向かうから」

 

出久はクラスメイトにそう伝えマシンウィンガーに乗ろうとすると

 

「あの〜ちょっといいかな?緑谷?」

 

出久「なんだ?確か耳郎さんだっけ?バスの乗り方については今説明したんだが何か他に聞きたいことでもあるの?」

 

耳郎「そのバイクに乗せてもらってもいい?実は前からバイクに乗るの憧れてて幼少期はオッサンに乗せてほしいって頼んだら危ないって断れて一ヶ月前はまだ早いって言われちゃって」

 

出久「まぁ大丈夫だけど・・・・いいか?バスで八百万さん達と話さなくて、随分と仲がよさそうだが?それに途中で事故にあって怪我するかもしれないよ?それでもいいの?」

 

耳郎「大丈夫だと思うよ。緑谷危ない運転しなさそうだし。それにバイクに乗った時の風を感じてみたくてだめかな?」

 

出久「分かった。そこまで言うならいいよ。但ししっかり掴まっててね。バイクの事故って意外と多いから。あと耳郎さんが言ってるオッサンってもしかして耳郎のお父さんの事?素直にお父さんって呼んであげなよ・・・・・まぁ親の呼び方は人それぞれだからいいけど」

 

クラスメイトの一人の耳郎響香に頼まれるとヘルメットを渡すと出久がそう言い耳郎さんとマシンウィンガーに乗り発進させた。

 

そうしていち早く目的地に辿り着き13号に挨拶をする。

 

出久「なんかいやな悪寒がして来たな。まぁ気のせいか・・・・・それより13号先生一体此処はどこですか?まるで大阪にあるテーマパークみたいなんですが・・・・それとオールマイトは何処ですか?現地集合って相澤先生から聞いているんですが、まさか遅刻してると言うことはないですよね?」

 

13「いや顔が怖いよ?緑谷君・・・・あぁ此処は僕が作った『嘘や災害の事故ルーム』ことUSJだよ。あぁその大阪にあるテーマパークと思いっきり名前被ってるけどちゃんと許可はとってるから大丈夫だよ。ごめんね。オールマイトの事については詳しくは言えないけど相澤先生には疲労で仮眠室で休んでると言っておいてくれ」

 

出久「ちっ(いよいよ老いたか。まぁあの男も神じゃないただの人間だからな。それにしてもたかが過労で休むか?あの男は全く休まないと聞いてはいるんだが何かあるな)それじゃあ俺は何かあった時に備えておきます。それと万が一の為に外部に連絡できるようにしておいてください」

 

出久「変身」

 

『フレイム!プリーズ!ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!!』

 

出久はウィザードに変身すると同時にバスが来て出久と耳郎を除くクラスメイトと相澤先生が合流する。

 

そして13号先生の長い話が終わると突然広場の方から黒い霧のようなものが現れそこから顔に手のようなものをつけた男達が出てきた。

 

「なんだあれ!?また入試の時みたいなもう始まってるパターンか?」

 

ウィザード「いや違う!!それと全員その場から動くな。

入試と同じようなパターンならロボットの筈だ。なのに生身の人間それも大勢・・・あれは正真正銘の敵だ。13号先生と相澤先生皆を安全な所へ避難させてください。俺はここでアイツらを」

 

相澤「待て!!いくら首席合格者で多彩な技を使えるとはいえお前は生徒だ。戦わせるわけにはいかん。ここは俺一人で十分だ。お前は13号と一緒に他の奴らを守れ」

 

ウィザードが敵の所に向かおうとすると相澤先生はそれを止めるとウィザードにそう指示した。

 

ウィザードが皆と一緒に避難しようとすると先程の霧のような敵が入口の前に現れた。

 

「初めまして。私達は敵連合と申します。僭越ながらこの度ヒーロー育成の最高峰雄英高校に侵入させて頂いたのは平和の象徴である。オールマイトに本日限りで息絶えてもらう為です。そして私の役目h」

霧の敵がそう話しているとそれを遮るように爆豪と切島が敵に攻撃を仕掛ける。

 

「危ない、危ない。流石は生徒とはいえ優秀な金の卵。油断は禁物ですね。それにオールマイトの他にも息絶えてもらうべき魔法使いがいますね・・・・」

「それではあなた方をバラバラに散らして嬲り殺す!!」

 

ウィザードは二人に離れるように言うが時既に遅く霧の敵によりそれぞれ別々の所に飛ばされてしまった。



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