戦姫絶唱シンフォギアC♪ (鞍部青葉)
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エルフナインとセレナの工作番組

皆様こんばんはそしてはじめまして、鞍部青葉と申します。たまには軽い気持ちというか頭を空っぽにして読めるような二次創作が読みたいなぁと思って書きました。楽しんでいただければ幸いです。ではどうぞ!


エ「みなさんこんにちは!エルフナインです」

 

セ「助手のセレナ・カデンツァヴナ・イヴです」

 

エ「今日はこの二人で工作していきたいと思います!」

 

セ「エルフナインさんはとっても手先が器用なんですよ〜。何を作ってくださるか楽しみですね!」

 

エ「そ、そんなに期待しないでください……。それじゃあ、早速ですけど今日作る物を発表します!」

「今日作る物はこちらです!」

 

(『ラピス・フィロソフィカス』と書かれたボードを出すエルフナイン)

 

マ「ストーーーップ!!!!」

 

エ「マリアさん!?」

 

セ「マリア姉さん!?いつからそこに!?」

 

マ「最初からよ!!」←変装してスタッフの中にいたマリアさん。他のスタッフは最初から気づいていたが二人は気づいてなかった

「それよりエルフナインは落ち着きなさい!!テレビの前の子ども達ポカーンとしてるわよ!?さては寝てないわね!?」

 

セ「あ、本当だクマが濃い!」

 

マ「そんな近くにいるんだからもっと早くきづいてほしかったわ……。とにかく!エルフナインはもう休みなさい!いいわね!?」

 

エ「で、でも番組は……」

 

マ「番組よりも自分の体を心配なさい!!」

 

ナレーション『次の番組が始まるまで、マリア・カデンツァヴナ・イヴの歌唱シーンを御覧ください』

 

(以後ずっとマリアが歌う映像が流れる)

 

気を取り直して。

 

エ「今度こそ!エルフナインです!」

 

セ「セレナ・カデンツァヴナ・イヴです。エルフナインさん、もう体は大丈夫なんですか?」

 

エ「はい!マリアさんに歌を歌っていただいたら気づいたら寝ていましたから」←ちなみにマリアが歌ったのは子守唄である。そのことに気づいていないエルフナイン

 

セ(わたしも今度マリア姉さんと一緒に寝よう)

「それで、今回は何を作るんですか?」

 

エ「今回はこちらです!」

 

(ダンボールで作ったダインスレイフを取り出すエルフナイン)

 

マ(良かった、今回は普通の工作番組っぽいわ……)←またスタッフに紛れ込んでるマリア

 

セ「わぁ、かっこいいです!どうやって作るんですか?」

 

エ「はい、こちらになります」

 

(材料の一覧と工程が書かれたボードを取り出すエルフナイン)

 

エ「ではセレナさん、実際に作ってみましょう!」

 

セ「はい!……えーっと、ここがこうで……?」

 

マ(あぁぁセレナそんなハサミの持ち方をしたら危ないわ……!今にも指を切りそうじゃない!)

 

セ「あ」

 

マ「セレナどうしたの!?」

 

エ「マリアさん!?」

 

セ「マリア姉さん!?いつからそこに!?」

 

マ「最初からよ!それよりセレナどうしたのまさか本当に指を切ったんじゃ……!?」

 

セ「だ、大丈夫だよマリア姉さん!ちょっと紙で指を切っただけだからーー」

 

マ「ダメじゃないセレナ!!怪我を甘く見ちゃいけないわ!!早く救急車を呼んでちょうだい、すぐに医者に見せるわよ!!」

 

セ「えぇ!?ほ、本当に大丈夫なのにぃぃぃ……」

(マリアによって連れて行かれるセレナ)

 

エ「……」

(一人残されるエルフナイン)

「えっと……ま、また来週!」

 




この二人が子供向け番組やってたら癒やされませんか?私は癒やされます。


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女子高生組の日常

切「それでノイズが飛んできたんデスよー」

 

調「あの動きにはびっくりした。でも良い訓練になった」

 

未「……」

 

響「あ、そうだ訓練といえばーー」

 

ガタッ!!

(突然立ち上がる未来)

 

ク「ん?どうした?」

 

響「未来、どうかしたの?」

 

未「……みんな口を開けば訓練か戦いのことばっかり!もっと平和な話がしたいのに!」

 

四人「うっ……」

 

切「たしかにアタシ達、いつも訓練の話ばかりデース……」

 

響「うん、未来の気持ち考えてなかった……」

 

ク「悪かったよ、じゃあどんな話がしたいんだ?」

 

未「え?えーっと……女子高生らしい話がしたいかな。ほら、わたし達華の女子高生なんだから!」

 

切「なんだか言い方がおじさんぽーーむぐっ」

 

調「切ちゃんしーっ」

 

ク「女子高生らしい話だぁ?」

 

響「あ、良いこと思いついた!どうせだからお嬢様みたいな話し方で話してみようよ!」

 

未「お嬢様みたいな話し方?」

 

響「うん!そうしたら話の内容もおしとやかな感じになるんじゃないかな?」

 

切「面白そうデース!」

 

調「やってみたいです」

 

ク「お嬢様言葉なぁ……」

 

未「あれ?クリスは参加しないの?」

 

ク「べ、別に参加しないとは言ってねぇよ」

 

響「よし!じゃあ今からスタートね!」

 

五人「……………」

 

ク「だ、誰かしゃべれよ」

 

調「クリス先輩、早速普通のしゃべり方になってますわ」

 

ク「わ、悪い……。だ、誰かしゃべりやがれですわ!!」

 

四人「ぶふぉっwww」

 

切「クリス先輩それはないデスわwww」

 

ク「うるさいですわよ!!今笑った奴らみんなド頭ぶち抜いてやりますわ!!」

 

響「上等ですわぶちのめしてやりますわ!!」

 

三人「wwwwww」

 

切「響さん乗っからないでwww」

 

調「お、お腹痛い……www」

 

未「こんなお嬢様嫌ですわwww」

 

ク「てめぇどこの組のモンですわ!?」

 

響「人に物聞く時は自分から名乗りやがれですわ!!」

 

ク「雪音組の鉄砲玉とはあたしのことですわ!!」

 

響「ご丁寧にどうもですわ!!立花組特攻隊長立花響ですわ!!」

 

調「どっちも突っ込んでいくのに変わりないですわwww」

 

ク「ツラ貸しやがれですわ!!」

 

響「上等ですわ返り討ちにしてやりますわ!!」

 

未「ふ、二人とももうやめてwww」

 

響「なんか楽しかったねw」

 

ク「なんであたし達メンチ切り合ってんだよ……」

 

切「元はと言えばクリス先輩がーーもがっ」

 

調「切ちゃんしーっ」

 

未「たしかに聞いてて楽しかったけど……会話の内容が物騒なのには変わりなかったね?」

 

四人「あっ……」

 




お嬢様言葉が一番似合うの未来さんだと思うの。


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キャロルとガリィの通販番組

キャ「……キャロルと」

 

ガ「ガリィちゃんの〜?」

 

二人「お値打ちショッピング〜」

 

ガ「えーこの番組では我らがマスターことキャロル・マールス・ディーンハイムと、そんなマスターの忠実なる僕、私達オートスコアラーが色んな商品を紹介していきますよはーと♡」

 

キャ「………おい」

 

ガ「どうしたんですかマスタァ?そ〜んな不機嫌そうなお顔で」

 

キャ「なぜオレがこんなことをしなければならん」

 

ガ「だからそんなしかめっ面はよしてくださいマスター?そのロリロリなお顔にシワつけたいんですか?」

 

キャ「誰がロリだ!!」

 

ガ「まぁ冗談は置いておいて。これも局長からの命令ですよぉ。資金調達が目的だそうで」

 

キャ「そんなに金を使うようなことしたか……?」

 

ガ「カリオストロが美容器具買い込んでしまったそうですよ」

 

キャ「馬鹿なのか!?あいつは馬鹿なのか!?」

 

ガ「過ぎたことをいちいちグチグチ言うのもアレですし、さっさと進めましょうよマスター」

 

キャ「はぁー………仕方がないな。それで、何を紹介する?」

 

ガ「こちらでーす」

(商品を隠していた布を取るガリィ。その下からは小顔ローラーが出てくる)

 

キャ「何だこれは」

 

ガ「これはあれですね、顎のあたりをコロコロするとあ〜ら不思議。いつの間にか小顔になってるってやつです」

 

キャ「意外と普通の物だな……。お前のことだから、もっと突飛な物を出すかと思ったが」

(小顔ローラーを手に取るキャロル)

「ん?何か書いてあるな。『カリオストロ』……」

「……お前まさか」

 

ガ「あ、気づいちゃいました?それカリオストロの私物です」

 

キャ「人の私物を平気で売ろうとするな!!」

 

ガ「えーでもお金使い込んだんですからー。こういうところで少しでも役に立ってもらわないと」

 

キャ「バレたらまた面倒なことになるだろ!!早く返してこい!!」

 

バリィィィン!!

(収録スタジオの窓ガラスの割れる音)

(全裸でボロボロのアダムがガラスの破片の山で倒れている)

 

キャ「今度は何だーーって局長ぉぉぉぉぉ!!」

 

ガ「局長が死んだ!」

 

キャ「この人でなし!って言ってる場合か!!」

 

カ「あらぁ?あーしの小顔ローラーこんなところにあったのね。てっきり局長が勝手に持ち出したのかと思ってたわ」

 

ガ「げっ、カリオストロ……」

 

カ「はぁいみんなのアイドル、カリオストロちゃんよ♪二人ともお元気そうで何よりだわ。……で、なんであーしの小顔ローラーがここにあるのか説明してもらえるかしら?」

 

キャ「探しに行く手間が省けたな……。おいガリィ、さっさと謝ーー」

 

(『後はマスターにおまかせしま〜す♡』と書かれた紙が残されている)

 

キャ「……」

 

カ「説明してもらえるわよねぇ……?」

 

キャ「あぁくそ!!部下の尻拭いくらいやってやる!!」

 

ガ「こうしてマスターはカリオストロに説明して許してもらったそうですよ〜?」

 

キャ「見てないで自分でやれ!!」

 



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エルフナインはじめてのおつかい

友「あら?……あれ、ない……?いやでもそんなはず……」

 

エ「どうかされましたか?」

 

友「あ、エルフナインちゃん。それがね、今近くのコンビニに買い物に行ったんだけど……そこに品物を一つ忘れてきちゃったみたい」

「どうしよう、今から戻ったら休憩終わっちゃうし……」

 

エ「なら、ボクが代わりに取りに行きましょうか?ボクは今から休憩ですし」

 

友「え?」

(エルフナインちゃんに任せて大丈夫かな……。正直心配だわ。でも……)

 

エ「……」

 

(瞳を輝かせるエルフナイン)

 

友(すんごくやる気なのよねぇ……)

「……じゃあお願いしちゃおうかな。忘れたのは梅おにぎりよ。たぶん店員さんに聞けばすぐ見つかると思うわ」

 

エ「任せてください!」

 

友「それと、はい」

 

(財布から500円を取り出して渡すあおい)

 

エ「これは?」

 

友「お駄賃みたいなものかな。それで好きなの買ってきて良いからね」

 

エ「良いんですか?」

 

友「もちろん。エルフナインちゃんいつも頑張ってるし」

 

エ「ありがとうございます!それじゃあ行ってきます!」

 

……

 

エ「えっと、地図はこれですね。あまり行ったことがない方にありますね……。迷わないように気をつけないと」

 

警官「おや、お嬢ちゃん。こんなところでどうしたのかな?」

 

エ「あ、こんにちは!おつかいを頼まれまして」

 

警官「そっか、偉いねぇ。どこに行くの?」

 

エ「このコンビニです」

 

警官「あぁ、ここに行くならこっちの道をまっすぐ行った方が早いし迷いづらいよ」

 

エ「そうなんですか?ありがとうございます!」

「良いことを教えてもらいました。早く向かいましょう!」

 

しばらくして。

 

エ「わぁ、本当に早く着けました!あのお兄さんにまた会えたら、お礼を言わないとですね」

「これがコンビニ……。思ったより広いです。店員さんに聞く前に買い物をしましょう」

「えっと、これとこれで良いかな……。よし、店員さんに聞きましょう!」

「あの!」

 

店員「いらっしゃいませ。どうかされましたか?」

 

エ「さっきこのコンビニに来たお姉さんが、梅おにぎりを忘れたそうで。代わりに取りに来たのですが……」

 

店員「あぁ、もしかしてこれですか?」

 

エ「たぶんそれです!ありがとうございます」

 

(おにぎりを受け取るエルフナイン)

 

エ「よし、おつかい達成ですね。早く戻りましょう!」

 

警官「あ、さっきの。おつかいは達成できた?」

 

エ「はい!ありがとうございました。あ、お兄さんに渡したい物があるんです」

 

警官「え?何かな?」

 

エ「あったかいものどうぞです!」

 

(ホットコーヒーを差し出すエルフナイン)

 

エ「どういうコーヒーが好きかわからなかったので、周りの大人がよく飲んでる物にしましたが……これで良かったでしょうか?」

 

警官「いやいや、その気持ちが嬉しいよ。ありがとう」

 

エ「いえ、いつも町の平和を守ってくださってありがとうございます。これからも頑張ってください!」

 

(頭を下げて去っていくエルフナイン)

 

エ「ただいま戻りました!」

 

友「おかえりなさいエルフナインちゃん!何もなかった?変な人に声かけられなかった?転ばなかった?」

 

エ「だ、大丈夫ですよ。梅おにぎりこちらで合ってますか?」

 

友「うん、合ってる合ってる!ありがとうね。そういえば何か買ってきた?」

 

エ「はい!」

 

(お菓子の詰め合わせを取り出すエルフナイン)

 

エ「これなら皆さんで食べられますよね?」

 

友「エルフナインちゃん……!」

 

(涙ぐむあおい)

 

友「うん、皆で食べましょ!」

 




警官「……仕事頑張ろ」

フナちゃんに関わった人はきっとみんな笑顔になってる。


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SONG食堂へようこそ!

ここはどこかの町の片隅にある食堂「SONG」。そこでは今日も、バイトの女の子達がにぎやかに、そして楽しく働いています。

 

「こんにちはー!」

「こんにちはデース!およ?響さん、アタシ達が一番乗りみたいデスよ!」

「え?本当だ。誰もいないね」

 

元気いっぱいといった様子で食堂の引き戸を開けたのは、ホール担当の立花響と暁切歌です。二人は顔を見合わせると、いたずらっぽい笑顔を浮かべました。

 

「それなら冷蔵庫にあるお菓子ちょっと食べても」

「誰にも怒られないデース……!」

「んなわけあるかこのバカ二人」

 

にししっと笑いながら冷蔵庫に向かおうとした二人は、後ろから聞こえた怒気に満ちた声を耳にし、恐る恐る後ろを振り返りました。そこにはホールと厨房担当の雪音クリスが、指の骨をポキポキ鳴らしながら立っていました。

 

「く、クリスちゃん……。いつの間に?」

「お前ら二人より少し後にな。……それより、お前ら。お客さんに出すお菓子に手出そうとするなんざ、良い度胸してるな……?」

「クリス先輩、これは誤解デーー」

「問答無用だ!!」

 

アァーッ!!

 

二人に合掌。自業自得とも言いますがね……。

 

「ただいま戻った」

「翼さん、荷物を持ってもらってありがとうございます」

「良き鍛錬になった、気にするな。……で、立花と暁は何をしたのだ?」

 

クリスが響と切歌に説教をしていると、買い出しに出ていた風鳴翼と月読調が戻ってきました。

 

「あ、先輩」

「調ぇー、助けてほしいのデース……」

「ちょっとお菓子つまもうとしただけなのに……」

「それは響が良くないよ」

「そうね。クリス、もっと強く言ってあげてちょうだい」

 

翼・調と分かれて買い出しに出ていた小日向未来とマリア・カデンツァヴナ・イヴも戻ってきました。

 

「でもそろそろ準備しないと、開店に間に合わないです。だからクリス先輩、そろそろ二人を解放してあげてください」

「調ぇ〜!」

 

切歌は助かった……!と言わんばかりに目を輝かせています。

 

「お説教の続きは食堂閉めた後にお願いします」

「それもそうだな」

「調ちゃ〜ん!!」

「ほら、二人とも。座ってないで準備手伝ってね」

「「は〜い……」」

 

響と切歌は正座を解いて立ち上がろうとしますが、足がしびれたようでなかなかうまく立ち上がれません。それを後ろから見ていた翼は、気付かれないように気配を殺しーー

 

「とうっ」

 

と二人の足を突きました。

 

「「ぎゃあぁぁぁぁ!?」」

 

二人はその場で崩れ落ち、じたばた悶えています。

 

「翼もそんなイタズラするのね」

「すまん、つい……」

「調ちゃん、わたし達で準備進めてよっか」

「そうですね」

 

一方で厨房担当の未来と調は、もう我関せずといった態度で準備を進めています。親友のあんな姿を見ていられなかったとも言う。

なんとか復帰できた二人も加わると、準備はあっという間に進んでいきます。そして同時に開店時間も迫ってきました。

 

「今日もたくさんお客さん来てくれると良いね!」

「あぁ、立花の言うとおりだ」

「ま、悪い気はしねーしな」

「そういえば今日も奏とセレナが来てくれるみたいよ」

「なんデスと!?これは頑張らないとデス!」

「奏さんいつも切ちゃんにお菓子くれるもんね」

「あはは……」

 

そこにガララ、と引き戸を開けてお客さんが入ってきます。

 

『いらっしゃいませー!』

 

今日も食堂「SONG」は盛況です。

 




ホール担当→響、翼、切歌

厨房担当→マリア、調、未来

兼任(忙しさに応じてどっちかに入る)→クリス

といったイメージです。クリスは最後までどっちに入れるか迷いました。迷った結果どっちにもしました。
食堂パロはまだネタあるのでこれからも何話か書くつもりです。


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もしも二課組がスマホだったら?

立花響の場合

 

「ごしゅじーん!朝ですよ朝!」

 

うぐっ……。……響、朝から元気なのは良いことだけど、毎朝のように俺の布団を引っ剥がす必要あるのかな?

 

「え?うーんと……ないですね!」

 

自覚あるならやめようね。で、今何時?

 

「はい!五時ちょうどです!」

 

……あの、響さん?俺何時に目覚まし設定してた?

 

「八時ですね!」

 

また時計壊れた?

 

「早起きは三分の徳ですよ!」

 

三文の得ね。はぁ……寝直すのもあれだしもう起きようかな。今日の予定ってどうなってたっけ?

 

「その前にごしゅじーん。ごはんにしませーん?もうペコペコですよぉ……」

 

あぁもう張り切りすぎるから……。待ってて、今充電器探してくるから。

 

「ありがとうございまーす……」

 

※朝からエネルギッシュに行動したい人向け。ジョギングとか運動してれば健気に励ましてくれるし何なら一緒に運動してくれる。ただし燃費が悪いので一日に何度も充電しなければいけない。

 

 

 

風鳴翼の場合

 

「おはようございます、主。朝ですよ」

 

もうそんな時間か……。おはよう翼。いつもありがとう。

 

「いえ、これがわたしの役割ですから」

 

今日はたしか病院行く予定だったよね。何時に予約入れてたっけ?

 

「はい。10時に予約が入っています。ですが主がいつも利用している電車は、人身事故の影響でダイヤに乱れが生じているようです。そのため時間に余裕を持って家を出ることをおすすめします」

 

そうなんだ。ありがとう翼、教えてくれて。でもまぁ、その前に……この部屋を片付けないといけないね……。

 

「……申し訳ありません……」

 

※時間通りきっちり行動したい人向け。スケジュール管理や体調管理を完璧にこなすが、主のためにとしたことが裏目に出やすいので、そういうギャップも楽しめる方向けとも言われている。

 

 

雪音クリスの場合

 

「おら、朝だぞ」

 

おはようクリス。

 

「おはよう。今日大事な会議なんだろ?ちゃんと職場のパソコンに資料送っといたぞ」

 

ありがとう。やっぱりクリスは頼りになるね。

 

「なっ……!ほ、褒めても何も出ねぇからな!」

 

ただ俺が思ったことを口に出しただけだよ?

 

「〜〜〜っ!!ん、んなこと言ってる暇あったらさっさと支度しやがれ!遅れても知らねぇからな!?」

 

はいはい。

 

※一番売れてる、ベーシックなタイプのスマホ。乱暴な口調とは裏腹にちゃんと仕事をこなしてくれる真面目さが受けてるそうな。

 

 

 

おまけ。

 

天羽奏の場合

 

「おーい、起きろー。もう朝だぞ?」

 

ふわぁ……。おはよう奏。

 

「おはよう。ずいぶん熟睡してたな?アンタにしては珍しく、朝まで一度も起きなかったじゃないか」

 

え?あー、言われてみれば。昨日夜ふかししたわけでもないのにね。

 

「……ちょっと良いか?」

 

うわ、奏!?急におでこくっつけてどうしたの?

 

「やっぱりな。顔赤いからまさかと思ったけど、あたしより熱く感じる。熱あるんじゃないか?ちゃんと測ってきた方が良いぞ」

 

え、そんなに高い?わかった、測ってくる。

 

たしかに平熱より二度くらい高かったよ。奏の言う通りだったな。

 

「だろ?今日はさっさと病院行ってきた方が良い。職場には連絡済みだし、病院の予約ももうとってあるから安心しな」

 

あ、ありがとう……。

 

※何でも完璧にこなしたい人向け。何から何まで面倒見てくれるし何なら主人の言動とか前もって汲んで行動する。その分値段がお高めだが、それに見合った働きをしてくれる。

 

 

 

小日向未来の場合

 

「おはようございます、もう朝ですよ?」

 

うーん、おはよう未来……。

 

「ふふ、まだ眠そうですね?昨日夜遅くまでお仕事してましたもんね。お疲れさまです」

 

ありがとう……。

 

「でも、ちゃんと起きないと。今日はお部屋の掃除をするんでしょう?わたしも手伝いますから」

 

ありがとう、助かるよ。あ、でもその前にちょっとツイッターの確認をーー

 

「ご主人様?」

 

ど、どうしましたか未来さん。なんか怖いですよ?

 

「ご主人様昨日言ってましたよね?掃除に集中できなくなるから、明日はなるべくツイッター見ないって」

 

そ、そうでした……。

 

「わかったら早く身支度してください。それから掃除。良いですね?」

 

はい……。

 

※クリスの次に売れてる、ベーシックなタイプのスマホ。柔らかな物腰に癒やされる人が続出しているそうだが、決まりを守らない主人には強く出ることもあるとか。

 




前にしぶでこんな感じのパロ見かけたなぁって。


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女子高生組の日常2

ク「……」

 

(顔をしかめてスマホを見ているクリス)

 

切「クリスせんぱーい。何してるデスか?」

 

ク「うおっ!?……何だよ、お前らか。びっくりさせるなよ」

 

調「ごめんなさい。でもクリス先輩、何回呼びかけても反応なかったから」

 

未「そんなに集中して何してたの?」

 

ク「クラスメイトのやつらにゲームのアプリを勧められてな……。それやってたんだよ」

 

響「ずいぶん集中してたけど、面白いの?」

 

ク「普通だ普通」

 

四人(その割にはかなり楽しそうだったけど……)

 

未「アプリと言えば、みんなはどんなアプリを使ってる?」

 

響「わたしはもちろん音楽聞けるやつ!翼さんの曲全曲入れてるよ〜」

 

切「アタシもデス!アタシはマリアの曲全曲入れてるデース!」

 

調「わたしも」

 

未「二人とも世界的なアーティストだもんね。そんな二人と知り合いだなんて、今でも少し信じられないかも」

 

ク「今更そんなかしこまんなよ。二人とも傷つくぞ?」

 

未「そうだよね、気をつけるよ」

 

調「あとわたしは猫をただ集めるゲームもやったりしてる」

 

響「猫を集めるゲーム?」

 

ク「それ楽しいのか?」

 

調「楽しいというか、癒やされます。ちょっと見てみますか?」

 

(スマホの画面を見せる調)

 

未「へぇ〜……たしかにこれは癒やされるかも」

 

切「一時期調はそれにハマりすぎてアタシに構ってくれなかったデース……」

 

ク「ハマりすぎだろ……」

 

調「これの切ちゃんバージョンがあったらもっとハマってた」

 

響「切歌ちゃんバージョン?」

 

調「色んな切ちゃんを集めて遊ぶゲーム、題して『きりあつめ』です」

 

ク「需要がピンポイントすぎんだろ……」

 

響「それ良いー!じゃあわたしは『みくあつめ』やりたいな!」

 

未「わたしは『ひびあつめ』やりたいかも」

 

切「じゃあアタシは『しらあつめ』デース!」

 

ク(何だこの流れ……)

 

切「クリス先輩は何あつめが良いデスか?」

 

ク「あたしにも振るのかよ……」

 

(期待に満ちた目でクリスを見る四人)

 

ク「……う……」

 

四人「う?」

 

ク「『うさあつめ』……とか………」

 

(真っ赤な顔で答えるクリス)

(黙ってクリスの頭を撫でる四人)

 

ク「何かしゃべれよお前ら!!」

 

響「いやーだってクリスちゃん可愛かったから」

 

未「うん、クリス可愛かった」

 

調「ギャップ萌えってやつですね」

 

切「クリス先輩可愛いのデース!」

 

ク「か、からかうんじゃねぇー!!」

 

この会話が行われた後日。エルフナインにスマホのアプリが作れないか尋ねる女子高生組の姿があったそうななかったそうな……。

 




きりあつめやりたい。


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SONG食堂へようこそ!2

サ「次の案件は……これね。締切はいつだったか……?」

 

カ&プ「……」

 

カ「今日もサンジェルマン忙しそうねぇ」

 

プ「まともな食事もとらずに仕事詰めなワケダ」

 

カ「うーん心配だわ。このままじゃいつかバタンキューよッ!」

 

プ「いつそうなってもおかしくないワケダ。そこで相談だが」

 

(カリオストロにかがむよう指示するプレラーティ)

 

カ「え、なになに?……たしかにそれは良さそうね。善は急げとも言うし、今度のオフにでも行動に移しましょう!」

 

プ「賛成なワケダ」

 

後日。

 

サ(二人に今日出かけるから準備しておくように言われたけど……何の用だ?)

 

カ「サンジェルマーン!準備はオーケーかしらん?」

 

プ「こちらの準備は万端なワケダ」

 

サ「あ、あぁ……。二人とも、一体どこに連れて行くつもり?」

 

カ「それは着いてからのお楽しみよ!」

 

プ「楽しみにすると良いワケダ」

 

サ(二人のことだから何か考えがあってのことだと思うが……少し心配だ)

 

カ「さッ!着いたわよ!」

 

サ「『食堂SONG』……?近くにこんなところがあったなんて……」

 

プ「最近、サンジェルマンはまともな食事をとっていないワケダ」

 

カ「ちゃんとした食事が美を形成していくのよッ!ということで、ここに連れてきたのよ。ここ最近評判なのよ〜?料理が美味しいだけじゃなく、店員さんも可愛いって」

 

サ(カリオストロが言うと怪しい店に聞こえるな……)

 

プ「早速入るワケダ」

 

(引き戸を開けるプレラーティ)

 

響&切「いらっしゃいませー!」

 

翼「お客様は何名でしょうか?」

 

カ「三人よ!」

 

翼「かしこまりました。ではこちらの席にどうぞ」

 

(席に案内する翼)

 

プ「なかなか風情のある店なワケダ」

 

サ「二人も初めて来たのか?」

 

カ「えぇ、前から来たいと思ってたんだけどね。どうせなら三人で行きたかったもの」

 

プ「メニューを見つけたワケダ」

 

カ「サンジェルマンにはこの野菜炒め定食が良いんじゃない?最近野菜とれてないでしょ?」

 

プ「私は生姜焼き定食にするワケダ」

 

カ「あーしはどれにしようかな〜。あ、そうだ!すみませーん」

 

響「はい、何ですか?」

 

カ「おすすめとか聞いても良いかしらん?」

 

響「はい、ご飯です!!」

 

ク「このバカ!!」

 

(響の頭を叩くクリス)

 

ク「お前の好物を答えてどうする!?見ろ、お客さんポカーンとしてんぞ!?」

 

響「えー、だって本当に美味しいし……」

 

切「アタシはハンバーグ定食おすすめデース!」

 

カ「ハンバーグ……。ソースは何かしら?」

 

翼「本日は和風おろしソースとなっています」

 

切「近くのスーパーで大根が安かったのデス!」

 

ク「そういうのは言わなくて良いんだよ!!」

 

カ「ふふっ、仲が良いのねぇ。じゃああーしはハンバーグ定食にするわ。ついでに注文良いかしら?」

 

響「はい、どうぞ!」

 

サ「私はこの野菜炒め定食を」

 

カ「あーしはハンバーグ定食ね」

 

プ「私は生姜焼き定食にするワケダ」

 

響「野菜炒め定食に、ハンバーグ定食。生姜焼き定食ですね!かしこまりましたー!」

 

(厨房にオーダーを伝える響)

 

しばらくして。

 

切「お待たせしたのデス!」

 

翼「ご注文以上でお揃いでしょうか?」

 

サ「あぁ、ありがとう」

 

カ「早速食べましょッ!うーんいい匂いだわぁ」

 

プ「……ッ!この生姜焼き、タレの甘辛さが絶妙なワケダ。これはご飯が進むワケダ……!」

 

カ「ハンバーグのソースも最高よッ!良い感じにあっさりしてて、ハンバーグの重さを全然感じさせないわ〜」

 

サ「……」

 

(無言で箸を動かすサンジェルマン)

 

カ(サンジェルマン夢中になって食べてるわ……)

 

サ「……はっ!もう無くなってる……!?」

 

プ「サンジェルマンがっつきすぎなワケダ」

 

カ「それくらい美味しかったってことよね?」

 

サ「あぁ、来て正解だった。二人ともありがとう」

 

カ「あーしもここ来て良かったわ〜!また三人で来ましょ!」

 

プ「同意なワケダ。……さて、ここを出るワケダ」

 

カ「長居するのも良くないしねん」

 

サ「そうだな。その前に、少し良いだろうか?」

 

響「はい?」

 

翼「どうかされましたか?」

 

サ「大したことではない。ここの食事が良かったから、礼を言いたいだけだ。また来ようと思う」

 

響「へへ、そうでしょう!」

 

切「調達に伝えておくデース!」

 

翼「こちらこそありがとうございます。またのお越しをお待ちしてます」

 

(食堂を出る三人)

 

サ「二人とも、本当にありがとう。……また三人で来よう」

 

カ「ええ、もちろんよ!」

 

プ「当然なワケダ」

 




こうして食堂SONGは常連を新たに獲得したのでした。


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女子高生組の日常3

響「おぉ〜……」

 

切「雪デース!!」

 

(駆け出す響と切歌)

 

ク「お前ら走るなよ!危ねーだろ!」

 

未「そうだよ、転んでも知らないよ?」

 

調「でも、こんなに積もってるとテンションが上がります」

 

未(あ、調ちゃんもなんだかそわそわしてる……)

 

ク「いくらテンションが上がるっつっても、限度があるだろ。あたし達もう子どもじゃーー」

 

(クリスに雪玉がぶつかる)

 

響「あ……。ご、ごめんクリスちゃーー」

 

ク「……上等だ、あたしが相手になってやらぁッ!!」

 

(クリスも雪合戦に参戦する)

 

未「あはは……。クリス負けず嫌いだもんね」

 

調「わたし達は静かに遊んでましょう」

 

未「そうだね」

 

エ「うんしょ、うんしょ……」

 

未「あ、エルフナインちゃん」

 

エ「未来さんに調さん。こんなところでどうしたんですか?」

 

調「こんなに雪が降ってるのは珍しいから、雪遊びをしようとしてたところ」

 

エ「雪遊び……?」

 

未「エルフナインちゃん、もしかして雪遊び知らない?」

 

エ「初耳です」

 

調「それならエルフナインも一緒に遊べば良い」

 

エ「え、でもボクにはお仕事がーー」

 

友「それなら私が代わってあげるから大丈夫よ。この資料を運べば良いんでしょう?」

 

エ「そ、そんなの悪いです!」

 

友「エルフナインちゃんいつも働いてばかりなんだし、たまには遊んでらっしゃい。気分転換だって立派な仕事のうちなんだから」

 

(去っていくあおい)

 

未「じゃ、エルフナインちゃんも一緒に遊ぼ?」

 

調「何をして遊びたい?」

 

エ「とは言っても……」

 

調「なら、雪うさぎは?」

 

エ「雪うさぎ、ですか?」

 

未「うん、良いね!雪うさぎならすぐ作れそうだし」

 

エ「雪うさぎとは一体……」

 

調「こういうの。目は石を代用したけど」

 

未「調ちゃん器用だね。すぐに作れるなんて」

 

エ「なるほど、雪をうさぎの形にするわけですね。これならボクでも作れそうです!」

 

未「じゃあ作ってみよっか」

 

(雪うさぎを作る三人)

 

一方。

 

切「デッデデース♪デッデデース♪」

 

響「ふんふふんふーん♪」

 

ク「お前らよくそんな動いてバテないな……。雪合戦の次は雪だるまかよ」

 

響「かまくらも作りたいよね!」

 

切「賛成デース!」

 

ク「この雪の量じゃ作れないだろ……。……あれ、いつの間にあっちにエルフナイン混ざってんだ?」

「よぉ、何してんだ?」

 

未「あ、クリス。雪合戦は終わったの?」

 

ク「もうとっくに雪だるま作りに移ってるよ。で、お前らは作ってんのは……雪うさぎか?」

 

エ「はい、そうです!見てくださいクリスさん、キャロルみたいな雪うさぎができました!」

 

(不格好な雪うさぎを見せるエルフナイン)

 

ク「キャロルみたい……?どのあたりがだ?」

 

エ「三つ編みをつけてみたのですが……。わかりづらかったでしょうか?」

 

調「エルフナイン。眉毛をつけたらもっとキャロルっぽくなる」

 

エ「眉毛、ですか?」

 

調「うん。あと、ここをこうして……ほら」

 

(不機嫌そうな表情の雪うさぎができる)

 

ク「ぶふっ!!」

 

エ「わぁ、よりキャロルみたいになりました!ありがとうございます、調さん!」

 

未(それで良いの?エルフナインちゃん……)

 




雪のニュースが続いているので書いてみました。


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セーラー服が着たいきりしら

切&調「……」

 

(制服のカタログを見るきりしら)

 

切「日本って本当に色んな制服があるデスねー」

 

調「そうだね切ちゃん。……あ、この制服可愛い」

 

切「フリルが付いてるデスッ!?最近の制服はオシャレすぎるデス……」

 

調「すごいよね……。でもわたしはセーラー服着てみたい」

 

切「セーラー服、デスか?」

 

調「うん。わたし達、中学校の時もブレザーだったでしょ?」

 

切「言われてみるとそうデース……。リディアンもブレザーデスしね〜」

 

調「ブレザーも可愛いけど、セーラー服には憧れる」

 

切「同意なのデス!でも、アタシ達もうリディアンの生徒だから、別の学校の制服は着れないのデス……」

 

調「そうだね……」

 

(ため息を吐くきりしら)

 

マ「……」

 

後日。

 

マ「切歌、調。今時間良いかしら?」

 

切「およ?」

 

調「なに?マリア」

 

マ「二人に見せたい物があるの」

 

切&調「見せたい物?」

 

(顔を見合わせながらもマリアについて行く二人)

 

セ「あ、暁さんに月読さん!」

 

切「セレナ?」

 

調「それにその格好……。セーラー服?」

 

マ「二人とも前に、セーラー服が着たいと言っていたでしょう?セレナも着たがっていたから、コスプレの衣装だけど用意してみたのよ」

 

切「なんデスと!?」

 

調「マリア……!」

 

マ「ちゃんとした制服を用意できなくてごめんなさいね」

 

切「無問題デス!」

 

調「こっちのセーラー服の方が可愛い」

 

セ「マリア姉さん、ありがとう!」

 

(笑顔の三人)

 

マ(くッ……三人とも可愛い……ッ!!)

「さ、早速着てみてちょうだい」

 

切&調「はーい」

 

しばらくして。

 

切「おぉーッ!調可愛いのデース!」

 

調「切ちゃんも可愛いよ」

 

セ「お二人とも可愛いです!」

 

マ「セレナも可愛いわよ。さ、記念写真でも撮りましょ!」

 

切「およ?マリアは着ないデスか?」

 

マ「え?」

 

調「マリアのセーラー服姿も見たい」

 

マ「わ、わたしは良いわよ。そういう歳じゃないもの」

 

セ「……マリア姉さんとおそろいしたかったな……」

 

マ「うッ!!……仕方ないわね、今度用意するわ」

 

三人「やったー!!」

 

また後日。

 

マ「……」

 

翼「どうしたマリア。やけに嬉しそうだな」

 

マ「べ、別に何でもないわよ?」

 

翼「そうか。ところでチラッと見えたのだが……あれはセーラー●ーンのコスプレか?」

 

マ「ぶっ!?な、み、見てたの!?」

 

翼「すまない、盗み見るつもりはなかったのだが……」

 

マ「あ、あれはただ、あの子達がセーラー服着たいって言うから!!」

 

翼「いや、それよりもだな……」

 

マ「?な、なに、どうしたの?」

 

翼「……今度わたしも混ぜてくれないか?」

 

マ「え?」

 




その後翼さん経由で響達にもセー●ームーンのコスプレをしてたことが伝わり、響達も混ざってみんなでコスプレしたそうな。

さすが美少女戦士。女子のあこがれ。


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ぎあっこぐらし

響達が人●は衰●しましたの妖精さんみたいな見た目になってると思って読んでください。


「ひびー!ひびー!」

 

……ん?あぁ、もう朝か。おはようひびき。

 

「ひび!」

 

はいはい、今ごはん用意するから。

 

「ひび〜♪」

 

手を差し伸べると一気に肩まで駆け上り、僕の頬に嬉しそうにすりすりと頬擦りする小人。彼女ーー見た目で判断したけど本当にメスかはわからないーーの名前はひびき。つい一ヶ月前、台風で僕の部屋のベランダに飛ばされてきた。どうやら葉っぱの傘を差してお散歩していたところ、風に乗せられて僕の部屋まで飛ばされたみたいだ。

怪我をしていたのもあって、手当てのついでにと面倒を見ているうちに、彼女に懐かれてしまったらしく。すっかりこの部屋のもう一人の住人と化している。

 

「ひびっ!」

 

うん?ひびき、どうしたの?ごはん足りなかった?

 

「ひび〜、ひび!」

 

……あぁ、そういうことか。お友達を探しに行きたいんだね。

 

「ひび!」

 

ひびきは頷いた。

僕は考える。たしかにひびきの怪我は良くなってきたし、そろそろ外に出しても大丈夫だろう。でも懸念材料がある。

それは、ひびきが能天気すぎるということだ。そもそも台風の日におでかけしてる時点で、危機感がないというのは十分に伝わるだろう。そんなひびきを一人で外に出して何かあったらと思うと……っていうのは考えすぎなんだろうか。

 

あぁ、そうだ。ひびき、僕もお友達探しについていったらだめかな?

 

「ひび?」

 

ほら、僕今日お休みだし。たまには一緒に出かけようよ。

 

「ひびっ!?ひび〜〜〜っ♪」

 

ひびきは嬉しそうに僕の手にすりすりと頬擦りしてくる。よほど僕と出かけられるのが嬉しいみたいだ。

僕は手早く出かける準備を済ませると、ひびきを手に乗せて部屋を出た。

 

……

 

良い天気だねひびき。

 

「ひびっ!」

 

最近寒くなってきたし、外出るの少しおっくうだったけど……こんな暖かい日に外出ないのはもったいないよね。

 

「ひび〜」

 

ああひびき、そんなに身を乗り出したら危ないよ。落ちないように気をつけてね。

 

「ひび!」

 

ふふ、それは敬礼のつもりかな?うん、よくできてるよ。

 

僕が頭を撫でると、ひびきは嬉しそうに目を細めた。

 

「お、○○。何してんだ?」

 

こんなところで会うなんて珍しいね。そっちこそ何してるの?

 

「ちょっと買い物にな。今日そこのスーパーでセールやってるらしいから」

 

そうなんだ。僕も後で行ってみようかな。

 

「ところで……その手の上のやつは?」

 

あぁ、前に言ってた台風の時に飛ばされてきた小人だよ。ひびきって言うんだけど。

 

「みくっ!?」

 

…………みく?

 

「あぁもう紹介する前に出てくるなよ……。まぁいいや。紹介するよ、○○。こいつはみく。ボロボロで歩き回ってたところを、オレが保護した」

 

そう言って、彼はポケットから飛び出しそうになっている小人を手に乗せた。その瞬間、手の上のひびきがぴょーんと飛び跳ねた。

 

「ひびーっ!」

「みくーっ!」

 

ひびきとみくは抱き合い、再会を喜ぶかのように踊っている。

 

ひびき良かったね。お友達と再会できて。

 

「ひび♪」

「みくも良かったな」

「みく♪」

 

それにしても、まさか君がひびきの友達を保護してたなんてね。

 

「世界って狭いよな。ま、何にせよ再会できて良かったってことで良いんじゃね?」

 

うん、そうだね。

 

……

 

で、ひびき。これからどうするの?

 

「ひび?」

 

みくと再会できたし、怪我も治った。これ以上僕のところに居続ける理由なんてないと思ーー

 

「ひびーっ!!」

 

うわっ!?ひ、ひびき?いきなり僕の顔に張り付いてどうしたの?

 

「お前わかってねぇなぁ。そいつはお前と一緒にいたいんだろ」

 

……そうなの?

 

「ひび、ひび……」

 

……そっか。ごめんね、泣かせちゃって。うん、僕もひびきと一緒にいたいな。

 

「ひび!?」

 

これからも、僕と一緒にいてくれる?

 

「ひび!」

 

僕らの同居生活はまだまだ続きそうです。

 



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おめかししよう!キャロル一派編

ファ「うーん……」

 

レ「どうしたファラ」

 

ファ「前から思っていましたが、マスターのお洋服少なすぎじゃありません?」

 

ガ「あーそれあたしも思ってましたー。いっつも同じ服で飽きないんですかね?」

 

ミ「どうせなら色んな服を着たマスターが見たいんだゾ!」

 

レ「そうだな。派手に着飾ってほしいものだ」

 

ファ「こうなったら、私達でマスターのお洋服を買いに行きません?」

 

ミ「おぉー!名案なんだゾ!」

 

ガ「でもぉ、あたし達が選ぶような服をマスターが着てくれるんですかねぇ?」

 

レ「地味に問題だなそれは」

 

ミ「それなら、アタシに任せるんだゾ!」

 

ファ「え、ミカが選ぶんですか?」

 

ミ「アタシじゃなくて、違うやつだゾ!まぁとにかく任せるんだゾ〜」

 

後日。

 

ク「……で、あたし達を頼ったってわけか」

 

切「都合合わなくて、アタシと調とクリス先輩しか来れなかったけど、それでも良いんデスか?」

 

ガ「ま、あたし達で選ぶよりはマシでしょー」

 

切「む、なんか嫌な言い方デス」

 

調「でもこうして頼られた以上、やれるだけのことはやる」

 

ファ「あら、心強いですわね」

 

レ「ミカ、地味に良い判断だ」

 

ミ「アタシにかかればこんなものなんだゾ!」

 

調「ところでなんだけど」

 

オートスコアラー「?」

 

調「キャロルは小柄だよね?」

 

レ「そうだな」

 

ミ「それがどうかしたのカ?」

 

調「あのサイズの服って、大体あんな感じしかないけど良いの?」

 

(店先に飾られている服を指差す調)

 

オートスコアラー「……」

 

レ「……フリフリだな」

 

ファ「フリフリですわね」

 

ガ「フリフリですねぇ」

 

ミ「フリフリなんだゾ」

 

ク「キャロルがああいう服着てるところ、想像できるか?」

 

レ「できないな」

 

ファ「できませんわね」

 

ガ「できないですねぇ」

 

ミ「できないんだゾ……」

 

切「じゃあどうするデスか?まさか作るわけにもいかないデスし……」

 

ガ「え、良いんじゃないですか?作るの」

 

ミ「アタシは作れないんだゾ?」

 

ファ「それに作り方を知りませんわよ?」

 

ガ「そこら辺は教えてもらえば良いんですよ。あんた達学校で裁縫のやり方とか習ってんでしょ?」

 

ク「習ってはいるけどよ」

 

調「さすがに服の縫い方はわからない」

 

ガ「基礎さえわかれば、後はこっちで地道にやりますよ。あんたらもそれで良いわよね?」

 

レ「地味なのは好まない……が、マスターのためならば」

 

ファ「とびきり派手なデザインにすれば良いんですわよ、レイア」

 

ミ「アタシも頑張るんだゾ!」

 

ク「ま、やる気あるなら水を差すようなことはしねーよ」

 

切「応援してるデス!」

 

調「わたしもできることなら協力するから」

 

しばらくして。

 

キャ「一体何の用だ?オレをいきなり呼び出すなど」

 

レ「時間をとらせてしまい申し訳ありません」

 

ファ「実はマスターに贈り物がございまして」

 

キャ「贈り物?」

 

ガ「これで〜す」

 

ミ「アタシ達の手作りなんだゾ!」

 

キャ「手作り?……これを、お前達が?」

 

ガ「開けてみてくださいな」

 

キャ「あ、あぁ」

 

(袋の中からエルフナインとお揃いの服が出てくる)

 

キャ「これは……?」

 

ガ「本当は、あたし達でデザインしたのを作るつもりだったんですけどー」

 

ファ「なかなかうまく裁縫することができず、シンプルなものになってしまいました」

 

レ「マスターには派手なものが似合うと思っていたのですが……」

 

ミ「アタシ達じゃ作れなかったんだゾ……」

 

キャ「……いや、これで良い。これを着れば、あいつはさぞ喜ぶことだろう。……その、礼を言うぞ」

 

オートスコアラー「!」

 

また後日。

 

エ「♪」

 

友「エルフナインちゃんずいぶんご機嫌ね」

 

エ「はい!」

 

(キャロルとエルフナインがお揃いの服を着ている写真)

 




なんかフナちゃん出しすぎてる気がする。


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女子高生組の日常4

(同じイヤホンを分け合って付けている響と未来)

 

響「はぁー……翼さんの新曲良い……」

 

未「行列並んで良かったね響」

 

切「翼さんの人気はものすごいのデス」

 

調「今日出た新曲はマリアとのデュエットだから、あの行列も仕方ない」

 

響「前から思ってたんだけど、翼さんももっと色んな曲歌えば良いのにね」

 

切「色んな曲、デスか?」

 

ク「たとえばどんなのだよ?」

 

響「そうだなぁ……。演歌、は前に聞いたことあるし。これぞアイドル!って曲とか?」

 

ク「ぶふっ!せ、先輩がそんな曲歌うのか!?……まあたしかに聞いてみたい気もするな……」

 

切「絶対可愛いのデス!」

 

調「ギャップ萌えだね切ちゃん」

 

未「逆に切歌ちゃんと調ちゃんは、マリアさんに歌ってほしい曲とかある?」

 

調「マリアに?」

 

切「はいはいはーい!アタシもマリアにアイドル系の曲歌ってほしいのデス!」

 

調「うん、絶対可愛い」

 

響「翼さんもマリアさんももっと可愛い路線でも売れると思うんだよね〜」

 

調「二人ともそういう系の衣装を着ても良いと思います」

 

ク(あの二人がこの会話聞いたら、恥ずかしさのあまり悶えそうだな……)

 

響「あ、そうだ!これからカラオケ行ってギャップカラオケ大会やらない!?」

 

未「ギャップカラオケ大会?」

 

ク「何だそれ」

 

響「一番意外性のある曲を歌った人が優勝!ってやつなんだけど。今考えた!」

 

調「意外性のある曲ですか」

 

切「面白そうデース!」

 

響「じゃ、行ってみよー!」

 

……

 

響「じゃあわたしからね!曲は……そうだなぁ。よし、これにしよ!」

 

(『天城越え』と表示されるモニター)

 

ク「たしかに意外だな」

 

未「よく演歌なんて知ってたね?」

 

響「え?あはは、うん、まあね!」

(まさか未来がいつか歌いそうな曲だな、って思ってたなんて言えない……)

 

(歌い終わる響)

 

響「演歌って難しいね……」

 

未「上手だったよ」

 

切「じゃあ次はアタシ行くデス!アタシは……これにするデス!」

 

(『なんでもないや』と表示されるモニター)

 

ク「あぁ、あのアニメ映画のやつか」

 

未「あれすごい話題になってたよね」

 

調「切ちゃんのバラード、たしかに新鮮かも」

 

(歌い終わる切歌)

 

響「切歌ちゃん良かったよー!わたし泣きそうになっちゃった」

 

ク「お前の声に合ってたな」

 

切「ふふん、どんなものデス!」

 

未「じゃあ次はわたしね」

 

(『ポリリズム』と表示されるモニター)

 

調「未来さんのテクノ?」

 

響「わたしも聞いたことないなぁ」

 

ク「合いそうだけどな」

 

(歌い終わる未来)

 

響「未来お疲れー!良かったよー!」

 

調「可愛かったです」

 

未「えへへ、ありがとう。じゃあ次はーー」

 

調「わたし最後でも良いですか?」

 

ク「まあ良いけどよ……。じゃああたしか。うーん、どれが良いかな……」

 

(『あいのうた』と表示されるモニター)

 

未「これって……」

 

響「ピ●ミンだ!」

 

切「ギャップ萌えなのデス」

 

ク「うるせー!!」

 

(歌い終わるクリス)

 

響「クリスちゃん良かったよー!」

 

未「うん。さすがだね」

 

ク「う、うるせぇよ……」

 

切「調は何歌うデス?」

 

調「最初から決めてる」

 

(『紅』と表示されるモニター)

 

四人「ぶふぅっ!!」

 

調「最初から全開で行く」

 

(歌い終わる調)

 

調「……ふぅ」

 

ク「全部持ってかれた感があるな……」

 

響「優勝調ちゃんで間違いないね……」

 




茅野さんのお声でなんでもないや聞いてみたい。


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装者イケメン選手権

未「さあ始まりました装者イケメン選手権。今回は実況のわたし小日向未来と」

 

翼「解説の風鳴翼でお送りする」

 

未「始まってしまいましたね翼さん」

 

翼「ああ。どれだけ新たな扉を開く者が出ることか」

 

未「今回のエントリーは立花響選手と天羽奏選手の二名となっております」

 

(写真を出す未来)

 

翼「ぐっ……。スーツ姿の破壊力半端ないな……」

 

未「わかります、わたしもちょっとぐらっと来ました」

「この選手権では、わたし達が目撃した二人のイケメンなしぐさを発表し、どちらがよりイケメンかを決めていきます」

 

翼「負けないぞ小日向」

 

未「こっちだってそう簡単には負けませんからね」

「では翼さんからどうぞ」

 

翼「あぁ」

 

(以下、翼の回想)

 

これはつい先日のことだ。わたしと奏でSONGの任務に出ていた帰りなのだが……。

 

「よっ。お疲れ翼」

「奏こそお疲れ様」

「はーっ……。それにしても暑いな。ここ暖房効きすぎじゃないか?」

 

(腕まくりする奏)

 

「そう?わたしはちょうどいいけど」

「翼は寒がりだからなー。あたしにはちょっと暑いよ」

 

(ネクタイを緩める奏)

 

(以上、翼の回想終わり)

 

翼「腕まくり+ネクタイ緩めだぞ!これでキュンと来ずして女子とは名乗れまい!」

 

未「うぅぅ、わたしもキュンと来ました……!奏さん恐るべし……」

 

翼「これをすべて無意識にやってるから奏は恐ろしいんだ……。今日もわたしが見ていないどこかで、見知らぬ女子を落としているのではないかと思うと……!」

 

未「その気持ちすごくわかります」

「じゃあ次はわたしいきますね」

 

(以下、未来の回想)

 

これはこの前の日曜日、響とお出かけした時のことです。

 

「未来とお出かけなんて久々だねー!」

「そうだね響」

「それにしてもすごい人ごみだねー。はぐれないように手つないでよっか?」

「うん」

 

(手をつなぐ響と未来。そのまま電車に乗る)

 

「うわー、電車もすごい人乗ってるよー」

「押しつぶされないように気をつけないと、だね」

「大丈夫だよッ!未来はわたしが守るから……って、うわ!」

 

(人に押されて未来に壁ドンをしているような体勢になる響)

 

「ご、ごめん未来!怪我とかしてない!?」

「う、うん大丈夫だよ。大丈夫だから、響その体勢のままでいなくても良いんだよ?」

「うーん……こっちの体勢の方が、未来の可愛い顔が見れるからなぁ。なんちゃって!」

 

(以上、未来の回想終わり)

 

未「本当に……本当に、もう!!」

 

(顔を赤くして悶える未来)

 

翼「聞いているこっちも赤くなりそうだ……」

 

(顔をほんのり赤くしてる翼)

 

未「わたしの親友イケメンすぎませんか……?」

 

翼「そうだな。奏に同じことをやられたら、爆発してしまいそうだ……」

 

未「奏さんもかっこいいですけど、響も負けてないと思うんです」

 

翼「奏にイケメン度で並び立つ者がこう身近にいるとはな……」

 

未「それで、優勝どうします?」

 

翼「甲乙つけがたいな……。どちらも優勝で良いのではないか?」

 

未「そうですね、そうしましょうか」

 




響と奏さんはイケメン。異論は認める。


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ぎあっこぐらし2

……うーん。

 

「どうしたー○○。そんな難しい顔して。ひびきとみくはこんなにも楽しそうなのに」

「ひびー♪」

「みくー♪」

 

前から思ってたんだけどさ。

 

「うん」

 

ひびきとみくって何なんだろうね?

 

「というと?」

 

この町には色んな人達とか、動物が住んでるけどさ。ひびきとみくはただの小人じゃないと思うんだよね。

 

「ただの小人じゃない、ねぇ。じゃあ何なんだ?」

 

それがわからないから、こうやって頭を悩ませてるんだよ。

 

「まぁたしかに、普通の小人ではなさそうだよな。前にうちにGが出た時の話なんだがな?」

 

……

 

「うわ、出やがったなG。みく、お前は下がってろよ。オレがやるかーー」

「みくみくみっくー、みくみーく」

「どうしたみく、いきなり歌いだしてーーって、なんで姿変わっーー」

 

ジュッ!

 

「……」

「みくー♪」

「……みくお前……やるなぁ!」

「みくー♪」

 

……

 

「てことがあったんだよなぁ」

 

いやビーム出してる時点でツッコもうよ!?

 

「だってビーム出せるなんざ便利以外の何物でもねぇだろ。Gに触ることなく対処できんだぞ?」

 

それはたしかにそうかも……じゃないよ!ビーム出せる時点でおかしいよ!

 

「そうは言ってもなぁ。ひびきはビーム出せねぇの?」

 

出してるところ見たこと無いし、そもそも出ないであってほしい……。

 

「ひび?」

 

ひびき、君はビームとか出せないよね?

 

「ひび?ひび!」

 

なら良いんだけどね……。

 

「そういやみく。お前らの他に仲間っていんのか?」

「みく!」

「いるみたいだな」

 

なんでそんなこと聞いたの?

 

「ひびきもみくもやけに人に慣れてるからな。もしかしたら、前から人と共存しながら暮らしてるタイプの小人かと思ったんだよ。その割にはこいつらの存在聞いたこともないけどな」

 

僕ら以外にも、ひびきとみくみたいな小人と暮らしてる人がいるかもしれないってこと?

 

「そういうこった。もしいるなら、探して話聞いてみるのも良いんじゃないか?」

 

そうだね。でもどうやって探そっか?

 

「前にSNSで呼びかけてみたら、反応があってな。今度会いに行ってみるつもりなんだが……お前も行くか?」

 

うん、行くよ。

 

「決まりだな。んじゃ、日程決まったら連絡するわ」

 

じゃーなー、と彼はみくを連れて帰っていった。

 

ひびき、もしかしたらお友達が増えるかもしれないね。

 

「ひび♪……ひび?」

 

ん?どうしたのひびき……って、うわ!ベランダで育ててるトマト、カラスに食べられてるじゃないか!こら!あっち行け!

 

「ひびひっびーひっびーひっびーひびー」

 

て、どうしたのひびきいきなり歌ってーーって、あれ?そんな姿だったっけ?

 

「ひびぃ!」

「カァーッ!」

 

……。

え、カラスを……パンチで、追い払った……?

 

「ひび♪」

 

……ひびき。

すごいじゃないか!これならカラスの心配することなく、家庭菜園続けられるよ!

 

「ひびー♪」

 




飼い主二人はどちらもちょっとズレてます。


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女子高生組の日常5

響「わー!このクレープ美味しそ〜!」

 

切「写真撮っておくデス!」

 

響「切歌ちゃん一緒に写真撮ろ!」

 

切「良いデスね!」

 

(自撮りをする響と切歌)

 

ク「あいつらよく自撮りしてるよな」

 

調「女子高生らしいですね」

 

未「写真撮る時って色んなポーズがあるよね」

 

ク「色んなポーズ?モデルがするようなやつか?」

 

未「そういう本格的なやつじゃなくて。たとえばこれとか」

 

(親指と人差し指が交差するように重ねる未来)

 

ク「……なんだそれ?」

 

響「わたしそれ知ってる!指ハートだよね?」

 

切「指ハート、デスか?」

 

未「うん。ハートマークみたいに見えるから、指ハートって言われてるの。可愛いよね」

 

調「指ハート……。たしかにそう見えますね」

 

響「前に流行ったポーズみたいだよ」

 

切「ハートマーク一つとっても、色んなポーズがあるデスね〜」

 

(スマホでポーズを調べてる切歌)

 

調「自撮りする時でも、色んなポーズしてる人見かける」

 

響「どうせだから色々試してみようよ!えーっと、なになに……。小顔に見えるポーズが……こんな感じ?」

 

(顎をピースで挟んで上目遣いで自撮りする響)

 

未「んんっ!!……響、その写真わたしにも送って?」

 

響「?うん、良いよ!」

 

ク(今おっさんみたいな声聞こえたぞ……)

 

響「じゃあ未来もやって!」

 

未「え?……えーっと、こ、こう?」

 

(響の真似をする未来)

 

調「これで小顔に見えるのかな?」

 

切「よくわからないデスけど、女子高生ぽいのデス!クリス先輩もやるデスよ!」

 

ク「あたしも?ったく、しょうがねぇな……」

 

(三人で小顔ポーズを自撮りする切歌と調とクリス)

 

響「えーっと、後はどんなポーズが……。イケメンがやりがちなポーズ?」

 

ク「イケメンがやりがちなポーズ?」

 

調「どんなのがあるんですか?」

 

響「えーっとねー……首を痛めたイケメンのポーズとか」

 

(実際にやってみる響)

 

未「んんぅっ!!」

 

ク(またおっさんみたいな声出してやがる……。しかも気づかれないように、何回も撮ってるし……)

 

切「たしかに雑誌のモデルとか、よくやってる気がするデス」

 

調「そうだね切ちゃん」

 

響「首を痛めたイケメンのポーズっていう名前がしっくりくるのがすごいよね〜。……で、未来はなんで泣いてるの?」

 

未「なんでもないよ響。ちょっと目にゴミが入っただけだから」

(響の色んなポーズを収められた……今日は良い日だ……)

 

その後。

 

翼「ん?奏がSNSを更新してる……。見てみるか」

 

『後輩から色んなポーズを教えてもらった。どっちのあたしが好みだ?』

 

(小顔ポーズをして笑ってる奏の写真と、だるそうな雰囲気の首を痛めたイケメンのポーズをしてる奏の写真が並べられている)

 

翼「……スゥーーーッ、はぁーーーーーっ…………。どっちもに決まってる!!」

(即保存する翼)

 




おちゃめな奏さんも、イケメンな奏さんも良いですよね……。


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もしFIS組がスマホだったら?

マリア・カデンツァヴナ・イヴの場合

 

「おはよう。そろそろ起きなさい」

 

うぅ〜ん……。おはようマリア。今日も良い天気だね。

 

「今は晴れているけれど、午後から雨が降るみたいよ。傘を持っていくのを忘れないようにね」

 

ん、わかったよ。

 

「それから、最近肉料理が続いているから、今日はあっさりしたものをとることをオススメするわ。そうね、魚料理なんか良いんじゃない?会社の近くに魚料理がおいしい店がないか探しておくわ」

 

ず、ずいぶん強引だなぁ……。

 

「これもあなたのためを思ってのことなのだけど」

 

それはわかってるよ、母さん。……あ。

 

「わ、わたしはあなたの母親じゃないわ!」

 

ご、ごめんってマリア。俺が悪かったから、そんな落ち込むなよ……。

 

※何から何まで卒なくこなす。しかし面倒見が良すぎて少し持ち主に過干渉気味。ちょっとのことで凹んでしまうので、口には気をつけましょう。

 

 

 

暁切歌の場合

 

「おっはようデース!」

 

おはよう切歌。朝から元気だね……。

 

「当然デス!アタシはいつでも元気いっぱいなのデス!」

 

はは、そりゃそうだ。そうだ、近所のスーパーのチラシ調べてもらえる?

 

「了解デス!えーっと、今日はひき肉が安いデスね〜」

 

ひき肉かぁ。なら今日はハンバーグにしようかな?最近食べてないし。

 

「なんデスと!?あ、あの美味しそうな匂いのやつを作るデスか!?」

 

うん。……あげないからね?前に一口食べて壊れそうになったの覚えてるよね?

 

「うぅ〜、アタシがスマホなばっかりに〜!」

 

※元気な気持ちになりたい人向け。何に対しても好奇心旺盛なので、よく壊れそうになる。目を離さないように気をつけましょう。

 

 

 

 

月読調の場合

 

「おはよう」

 

おはよう調。……ふわぁ。

 

「大きいあくび。寝不足?」

 

うーんそうかもしれない。昨日色々と立て込んでたしなぁ。

 

「今日はお休みだし、ゆっくり休んだ方が良い」

 

そういうわけにはいかないよ。今日こそは撮り溜めたアニメ消化するんだ……!

 

「……♪〜♪〜♪」

 

あれ、調?急に歌い出してどうし……ぐぅ。

 

「おやすみなさい」

 

※物静かだしおとなしいけど、常に持ち主のためを考えた行動をとる。そのためならば大胆な行動をとることも。

 

 

 

おまけ

 

セレナ・カデンツァヴナ・イヴの場合

 

「おはようございます。朝ですよ」

 

おはようセレナ。今日も良い天気だね。

 

「そうですね。気温も小春日和みたいですし、お散歩なんていかがでしょう?」

 

良いね。後で行ってみようかな。

 

「近くの公園でお弁当を食べるのも良いと思いますよ。ピクニック気分を味わえますし」

 

そうだね。セレナも一緒に行く?

 

「はい。お供させていただきますね」

 

じゃあついでにセレナに似合いそうなカバーでも探しに行こうか。今使ってるやつ、ちょっとボロボロになってきたし。

 

「そんな、わたしのことなんていいんですよ。ご主人様がゆっくりできたら一番ですから」

 

良いんだって、俺が好きでやってるんだから。……それにセレナを大事に扱わないと、兄貴が使ってるマリアモデルに怒られかねないし……。

 

「あはは……」

 

※小さい体で献身的に尽くしてくれる。ただしセコムという名の姉妹モデルマリアの目が厳しく、大事に扱わないとマリアモデルに怒られる。

 




セレナモデルください。


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SONG食堂へようこそ!3

ガ「マスター、今日もお忙しそうですねぇ」

 

キャ「うるさい話しかけるな気が散る」

 

レ「しかし食事もろくにとらず仕事をするというのは、逆に非効率かと」

 

ファ「そうですわマスター。その調子ではいつ倒れてもおかしくありませんわよ?」

 

キャ「……後でとる」

 

ミ「う〜ん、マスター強情なんだゾ」

 

ファ「私達が食事を作れたら良いんですけどねぇ」

 

ガ「あたし達味わからないしねぇ」

 

レ「どうしたものか……」

 

 

エ「……」

 

……

 

未「ここで働きたい?」

 

エ「はい!」

 

調「どうして働きたいの?」

 

エ「料理について学びたいからです!」

 

マ「それなら学校で習わないかしら?」

 

エ「ボクは一刻も早く料理の腕を上達させたいんです!」

 

ク「て言われてもなぁ……」

 

響「どうします?翼さん」

 

翼「やる気は買いたいのだが……。そもそも保護者から許可はもらっているのか?」

 

エ「う、それは……。……できれば内緒にしたいんです。あまり心配はかけたくありません」

 

マ(黙って働く方が心配かけるんじゃないかしら……)

 

エ「……ボクのお姉さん、いつも働いてて……。ろくに食事もとらないんです。その人のために美味しい料理を作ってあげたくて……。この食堂は優しい人が多くて、料理も美味しいと聞いたので、もしかしたらと思ったんです。だから、お願いします!」

 

響「うう、良い子だね……。採用!」

 

未「響!?」

 

ク「そんな簡単に決めるなバカ!」

 

調「でもできるだけ力になってあげたいです」

 

マ「そうね。働かせるのは難しいけど、料理を教えるくらいのことはできると思うわ。それでも良い?」

 

エ「!はい!」

 

……

 

ミ「なーんか最近、エルフナインが怪しいんだゾ?」

 

ファ「そうね、休日になるといつも出かけているし」

 

レ「友人と遊んでいるのではないか?」

 

ガ「それでも毎週のように出かけるのはないでしょ。後つけてみます?」

 

(頷くオートスコアラー)

 

ミ「あそこって……」

 

ファ「食堂ですわね」

 

ガ「何してるんですかねぇ」

 

レ「入ってみるか」

 

響「いらっしゃいませー!」

 

ガ「ふーん、中は普通の食堂みたいですねぇ」

 

ミ「エルフナインはいるカ?」

 

切「エルフナインの知り合いデスか?」

 

ファ「そうですわね」

 

翼「エルフナイン、知り合いが来ているぞ」

 

エ「え?一体誰が……って、どうしてここに!?」

 

レ「毎週のように出かけているのでな。心配になってつけてきた」

 

エ「うっ……心配をおかけしてすみません……」

 

ガ「それより、こんなところで何してるんです?」

 

エ「料理を習っていたんです。いつも働いてばかりいるキャロルに、美味しい食事をとってほしくて……」

 

ファ「なるほど……。でもそれなら、私達には言っても良かったのでは?」

 

ミ「そうだゾ!隠し事は水臭いんだゾ〜」

 

エ「そうですよね、すみません……」

 

レ「だが、これで憂いは晴れた。これからは遠慮なく私達も頼ってほしい」

 

エ「……はい!」

 

後日。

 

エ「あの!キャ、キャロル!」

 

キャ「なんだエルフナイン。用なら手短に……なんだこの匂いは?」

 

エ「その、ボクが料理を作ってみたんです。よ、良かったら食べてください!」

 

(料理の乗ったお盆を置いて去っていくエルフナイン)

 

キャ「……料理?あいつが?」

 

(レタスの入ったチャーハンと卵スープが置かれている)

 

キャ「……」

 

(無言で食べ始めるキャロル)

 

キャ「……味が全体的に濃いな。レタスもざく切りが過ぎて食べづらい。……だが、悪くはない」

 




オートスコアラーはキャロルとエルフナインの身の回りをお世話するアンドロイドです。ちなみにこのSONG食堂の話に出てくるキャロルは大人の姿です。


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おめかししよう!パヴァリア組編

カ「見て見て〜♪新しいお洋服買っちゃった〜♪」

 

プ「またか。よく飽きないワケダ」

 

カ「だ〜って一期一会って言うじゃない?一度出会いを逃したら、二度と会えないかもしれないのよ?なら、買うしかないじゃないッ!」

 

プ「力説しなくて良いワケダ」

 

サ「ただいま戻ったわ」

 

カ「おっかえりぃサンジェルマ〜ン!」

 

プ「どこへ行っていたワケダ?」

 

サ「ちょっとご飯を買いにね」

 

カ「そう言って、またサプリとかじゃないでしょうね?」

 

サ「……」

 

カ&プ(図星か……)

 

カ「あ、そーだ!サンジェルマン、今度一緒に出かけましょ?」

 

サ「出かける?どこに?」

 

カ「どこでも良いのよ!美味しいもの食べたり、色んなお洋服着たり……。たまにはパーッと気晴らしに出かけましょ?」

 

プ「そういうことなら、私もついていくワケダ」

 

サ「プレラーティまで?いやでも私はーー」

 

カ「決まりね!楽しみだわ〜♪」

 

プ「諦めるワケダ、サンジェルマン。こうなったカリオストロはテコでも動かないワケダ」

 

サ「……」

 

後日。

 

カ「さ、お出かけよー!」

 

プ「下調べは万全なワケダ」

 

サ(まぁ、二人が楽しそうだから良いか……)

 

響「あれ?サンジェルマンさん達だ!おでかけですか?」

 

サ「立花響?こんなところで何を?」

 

響「迷子のお母さん探してたらこんなとこに来てまして……」

 

カ「あなたらしいわねぇ。そうだ、暇なら一緒についてきてくれない?これからサンジェルマンをコーデするのよ!」

 

響「えぇ!?良いんですか!?ぜひご一緒したいです!」

 

プ「どんどん逃げ場がなくなっていくワケダ」

 

サ「くっ……!」

 

響「サンジェルマンさんスタイル良いから、わたしじゃ似合わない服とかも似合いそうですよね!」

 

カ「どんどん着せていきましょ!」

 

(イエーイとハイタッチする響とカリオストロ)

 

サ「なぜこの短時間であんなにも意気投合しているの……?」

 

プ「諦めるワケダ、サンジェルマン」

 

響「サンジェルマンさん、これとかどうですか!?」

 

サ「な、なにそのフリフリは!?」

 

カ「良いわね〜!サンジェルマン、次はこれ着てみてちょうだい!」

 

サ「む、無理よ似合わなーー」

 

(無理矢理試着室に押し込められるサンジェルマン)

 

プ「次はこれが良いワケダ」

 

カ「あーしはこれも良いと思うわ!」

 

響「じゃあわたしはこれー!」

 

サ「なんであなた達の方が楽しそうなのよ……」

 

響「おおー!サンジェルマンさん可愛いー!」

 

カ「なかなか良い見立てね!」

 

響「いや〜それほどでも〜」

 

プ「これもいただくワケダ」

 

店員「ありがとうございまーす♪」

 

サ「も、もう良いでしょう?」

 

カ「まだまだいくわよー!」

 

サ「そ、そんなぁぁぁぁ……」

 

……

 

響「んー♪美味しい〜」

 

カ「好きなだけ食べて良いわよ〜」

 

響「ありがとうございます!いやー今日は良い日ですね!美味しいものたくさん食べられて、サンジェルマンさんの色んな姿が見られて!」

 

プ「それに関しては同感なワケダ」

 

サ「……」

 

響「あれ?サンジェルマンさんお疲れですか?」

 

サ「そうだな……」

 

響「そういう時は甘いものですよ!こっちのパンケーキとか美味しいですよ?」

 

サ「あ、あぁ……」

 

カ「サンジェルマンだいぶお疲れねぇ」

 

プ(誰のせいなワケダ……)

 

サ「でも、そうね。三人ともありがとう。良いリフレッシュになったわ」

 

響「へへ、どういたしましてです!」

 

カ「それなら良かったわ!」

 

プ「どういたしましてなワケダ」

 




もっと敵味方関係なくわちゃわちゃさせたいんですけどねぇ……。難しい。


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女子高生組の日常6

切「早く大人になりたいデス……」

 

調「そうだね切ちゃん……」

 

(うなだれてる切歌と調)

 

響「えーっと……。二人とも何かあったの?」

 

未「さっき映画観に行った時、わたし達とは別の映画観に行ったでしょ?」

 

ク「そうだな」

 

未「それでチケット買いに行った時、中学生と間違えられたみたいで……」

 

ク「なんだ、そんなことかよ」

 

切「クリス先輩はもし中学生に間違われたらショックじゃないデスか!?」

 

ク「あたしは間違われたことねぇし」

 

切&調「ぐぬぬ……」

 

響「ま、まあ落ち着いてよー。この際だから、切歌ちゃんも調ちゃんもイメチェンしてみるのはどうかな?そうしたら大人っぽく見えるかも!」

 

調「イメチェン……」

 

切「たしかに良いかもしれないのデス!」

 

未「イメチェンするにしても、たとえば何を変えるの?」

 

響「うーん……髪型とか?あとメイクしてみるのも良いかも!」

 

ク「メイクなぁ。あたししたことねぇけど」

 

未「わたしも」

 

響「実はわたしも……」

 

ク「じゃあどうすんだ?」

 

響「こういう時は、大人に頼ろう!」

 

……

 

友「それで私のところに来たのね」

 

未「すみません、お忙しいところを邪魔してしまって」

 

友「良いの良いの。気持ちはわかるから。それで、私は何をすれば良いの?」

 

切「メイクしてほしいのデス!」

 

調「あと髪型も変えたい」

 

友「メイクなら力になれるけど、髪の方はあまり力になれないかも。ほら、私髪が短いから」

 

響「あっ……。そのこと忘れてました」

 

ク「じゃあどうすんだ?」

 

友「髪型なら、マリアさんに頼んだらどうかな?いつもセットしてるし、手慣れてそうだから」

 

切「それもそうデス!」

 

調「たしかにマリアなら力になってくれそう」

 

未「じゃあわたし達は待ってる間、マリアさんに連絡とっておくね」

 

ク「……なぁ、ちょっと良いこと思いついたんだけどさ。この際先輩もイメチェンするのはどうだ?」

 

響「それ良いかも!未来ー、翼さんも呼ぼー!」

 

未「翼さんも?うん、わかった」

 

……

 

翼「……それで、なぜわたしまでイメチェンすることになっている?」

 

響「えー、だっていつもと違う翼さん見たいです!」

 

ク「後輩のわがまま、聞いてくれますよね先輩?」

 

翼「くっ……。わかった、好きにすると良い」

 

響「どういう路線が良いかなぁ?」

 

未「翼さんはかっこいいイメージがあるから、可愛い路線とか良いんじゃない?」

 

ク「こういうワンピースとかどうすか?先輩」

 

翼「い、いささか可愛すぎないか……?」

 

響「だから良いんですよ!」

 

切「おー!翼さんもイメチェン中デスか!」

 

調「わたし達も参加させてほしいです」

 

マ「ふふっ、良いじゃない翼」

 

翼「面白がるなマリア!」

 

しばらくして。

 

響「切歌ちゃんも調ちゃんも、だいぶ雰囲気変わったね!」

 

未「翼さんも似合ってますよ」

 

翼「お世辞はよせ、小日向……」

 

切「イメチェン楽しいのデース!今度は響さん達もやるデス!」

 

調「それ良い。マリアにも色々着せたい」

 

ク「はいはい、また今度な」

 




そうしてクリスは軽い気持ちで了承してしまったことを後々後悔するのであった……。


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ぎあっこぐらし3

ここ?待ち合わせの場所って。

 

「あぁ、そのはずなんだが……」

 

……ずいぶん年季入ったカフェだね。

 

「それな……」

「ひび?」

 

あぁ、ひびき。まだ出てきちゃダメだよ。もう少し待っててね。

 

「ひび!」

「とりま入ってみるか?」

 

あまり待たせるのも悪いしね。こんにちはー。

 

「いらっしゃいませ。お客様は何名でしょうか?」

「オレ達は二名ですけど、待ち合わせしてまして」

「あぁ、それでしたらお相手の方もういらしてますよ。奥へどうぞ」

 

ありがとうございます。

なんだか優しそうなマスターだね。

 

「それな。……って、ん?なぁ、あそこにいるのって……天羽奏とマリア・カデンツァヴナ・イヴじゃね?」

 

え?まっさかぁ……って、本当だ……。世界的トップアーティストがどうしてこんなところに?

 

「まさか、あの二人が待ち合わせ相手ってことは……」

 

いやいやそれは……。

 

「ひび?」

「みく?」

 

あぁひびき、どこ行くの!?

 

「おいみく!」

「……あら、見たことのないぎあっこね」

「よーしよーし。遊んでほしいのかー?」

 

ポケットから飛び出していったひびきとみくを追いかけると、二人はあろうことか天羽さんとイヴさんのもとへ行ってしまった。慌てて僕たちはその後を追いかけた。

 

ひびき、いきなり飛び出したら危ないよ。

 

「みくもだぞ」

「お、もしかしてあんたらがこいつらの飼い主か?」

「待っていたわ」

 

え、っと……本当にお二人が待ち合わせ相手で間違いないんですか……?

 

「ええ、そうよ」

 

イヴさんは優雅に紅茶を飲みながらそう答えた。

 

「なんだ、信じられないか?なら証拠見せてやるよ。ほれ、出てこい」

 

天羽さんはテーブルに置いていたバスケットを開いた。すると中から何人もの小人が出てきた。

 

「つば!」

「寂しい思いさせて悪かったなつばさ。ほれ」

「つば〜」

 

天羽さんは青い髪の小人に指を差し出した。小人は天羽さんの指に抱きつくと、すりすりと頬ずりしている。

 

「先に紹介しなさい奏。こっちの小人……わたし達はぎあっこと呼んでいるのだけどは、左からきりか、しらべ、せれなよ。……あら、くりすがいないわね。くりす、出てきなさい」

「……くり」

 

くりすと呼ばれた小人ーーいやぎあっこかーーは、イヴさんがバスケットを傾けるところころ転がって出てきた。僕達と目が合うと、すぐに他のぎあっこの後ろに隠れてしまったけど。

 

「紹介遅れてすんません。オレは××。そっちの黒髪のぎあっこ、みくの飼い主っす」

 

僕は○○です。そこの茶髪のぎあっこ、ひびきの飼い主です。

 

「ふーん、こいつがひびきでこいつがみくか。良い名前だな」

 

ありがとうございます。って言っても、二人とも自分から名乗ってくれたんですけど。

 

「ひび!」

 

ひびきは誇らしげに胸を張っている。僕が頭を撫でてやれば、ひびきは嬉しそうに頬を緩めた。

 

「それで、こいつら……ぎあっこって一体何すか?」

「それはわたし達もよくわかっていないの。わかっているのはぎあっこという種族名と、姿を変えると驚くほどの力を見せるということよ」

「あぁー……あのビーム出した時のことか」

「みくはビーム出せんのか。こっちのつばさは空飛べるぞ」

 

空飛べる個体もいるんですね……。ますますこの子達がわからなくなってきました。

 

「そう距離をとろうとしないでちょうだい。基本的にこの子達が人を傷つけようとすることはないわ。そのことは、これまで生活してきてわかっていることでしょう?」

 

そうですね。それは間違いないです。

 

「なら、無闇矢鱈に怖がることもすんなよ。今まで通り接してやれば良い。で、ついでにあたし達にどういう行動してたか教えてくれると助かる」

「わたし達もこの子達のことが知りたいの。少しでも協力者がいるとありがたいわ」

「えーっと……お、お二人が良ければ……」

 

そ、そうですね……。

 

トップアーティストがこんな安々と連絡先渡して良いの?とは思いつつも、僕達もひびきとみくのことはよく知りたいし、と連絡先を交換することにした。

 

……

 

「あいつら二人とも良いやつそうで良かったな」

「ええ。それに……ひびきもみくもすごく可愛かったわッ!あの子達の写真も見れるかと思うと……!」

「はいはい落ち着こうなー」

 




マリアさんも奏さんも最初はぎあっこで出すつもりでしたが、全員分の飼い主のキャラ設定考えるの大変だなと思い、年長の二人は飼い主ということにしました。


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出動!マリアを寝かせ隊

マ「えっと、こっちの資料これで合ってたかしら……?……うん、合ってたわ。じゃあ次は……」

 

切&調「……」

 

切「マリア今日も忙しそうなのデス」

 

調「SONGの活動に加えて、アーティスト活動もしてるから」

 

切「それはわかってるデス!でも、いつもあんなに忙しそうでしかも寝る時間だって遅いと、ゆっくり休めてるわけがないのデス!」

 

調「そうだね切ちゃん」

 

切「それで調に提案があるのデスがーー」

 

(調に耳打ちする切歌)

 

調「……うん、良いと思う。それならわたしも協力する」

 

切「じゃあ早速準備開始デス!」

 

……

 

マ「やっとオフだわ……。ようやく休める……」

 

切「ようやく来たデスね、マリア!」

 

調「待ってた」

 

(もこもこパジャマに身を包んだ切歌と調)

 

マ「切歌に調?こんな時間まで起きていたの?ダメじゃない早く寝ないと」

 

切「それはこっちのセリフなのデス!」

 

調「マリアだって早く寝ないと」

 

マ「うっ……そ、それはそうだけど」

 

切「だから今日は、マリアをアタシ達が寝かしつけるデス!」

 

マ「わたしを?」

 

調「うん。覚悟して」

 

マ(二人とも気持ちは嬉しいけど、慣れない夜ふかししてるせいで目がしぱしぱしてるわよ……)

(……でも、そうね。二人の気持ちをむげにするのも良くないし……)

「なら、お願いしようかしら。お手柔らかにお願いするわね」

 

切「もちろんデス!」

 

調「まかせて。それじゃあ、マリアはこっちに座ってて」

 

(マリアをソファに座らせる切歌と調。ブランケットを肩と膝にかける)

 

切「まずはぬくぬく作戦デス!」

 

調「体を温めて眠気を増す」

 

切「どうデスか?眠くなってきたデスか?」

 

マ「え、ええそうね」

(そんなすぐには眠くならないわ……)

 

調「次はホットミルクを淹れる」

 

切「できるまで待っててほしいのデス!」

 

(部屋を出る切歌と調)

 

切「調ー、このマグカップデスか?」

 

調「うん。それは耐熱のやつだから」

 

切「……チンできたデース!これをお盆に乗せて……熱いのデス!」

 

調「切ちゃん、ミトンつけて」

 

切「調ありがとうなのデース」

 

マ(だ、大丈夫かしら……)

 

調「お待たせマリア」

 

切「温かいうちに飲んでほしいのデス!」

 

マ「ええ、いただくわ。……うん、美味しい」

 

切「やったデス調ー!」

 

調「そうだね切ちゃん」

 

(ハイタッチする切歌と調)

 

切「そろそろ眠くなってきた頃じゃないデスか?」

 

調「お布団行こう」

 

マ「そうね」

(眠いのは二人の方じゃないかしら……。もうカクカクいってるの隠せてないわよ……)

「……とは思っていたけど、まさかわたしの部屋のベッドを見るなり倒れ込むなんてね……」

 

切&調「すぅー、すぅー……」

 

マ「まったく、無茶するわね……。でも、嬉しかったわ。二人ともありがとう」

 




前に描いたイラストを元に考えたネタです。


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