古城 奏の日々 (テンツク)
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バカタレ

ここはホロライブ事務所の中、今現在二人のスタッフが作業を行っていた。

 

「えーちゃんこっち終わった」

 

「こっちも終わりそう、そういえば例の件はどうなったの?」

 

「ああ、何となりそうだ、何もなければ順当に行けるはずだ」

 

「そう、それは良かった」

 

彼らのことは紹介しよう、片方はこの作品の主人公の古城 奏、この事務所の事務員をしている、もう片方は友人A、事務所内ではえーちゃんと呼ばれている女性だ、こちらも結城と同じく事務員として働いている。

 

ドン!

 

「こんにちはー!」

 

「ドアは静かに開けろ、あとうるせーぞ猫上」

 

「狐じゃい!あと白上ですよ!」

 

「まぁまぁ落ち着いてくださいよフブキ先輩」

 

「そうですよ、フブキ先輩は猫なんですから」

 

「わためー!」

 

とりあえず面倒くさいが「おい!」説明しておこう、まずいきなりドアを開けて来たのは猫の「狐じゃい!」・・・・・狐の「今考えたよね!?」白上フブキだ。

 

んで続いてがフブキをあやしていたのが「あたしは赤子が!」落ち着きのあるのがハーフエルフの不知火フレアだ、三人の中では一番お姉さん「一番は私じゃい!」にあたる人物?だ。

 

最後が・・・・・・非常食?

 

「待てーーーーーーーーーーーーい!!!!」

 

「わため?どうかしたの?」

 

「いやいや、私の説明だけおかしいでしょうよ!」

 

「なんか変なところあったか?」

 

「「「   」」」フルフル

 

「っだそうだが?」

 

「いやいや、おかしいでしょ!なんですか非常食って!」

 

「なんにもおかしくはないはずなんだがな」

 

えーっと、なんか訂正しないといけないみたいだから説明しておくと、こいつは非常、角巻わためで・・・・・・以上。

 

「雑!?」

 

「これでも結構頑張ったほうだぞ?」

 

「いや、もっと、こう、なんかあるでしょ!」

 

「とりあえず俺達一眠りするからあんまり騒がしくするなよ」

 

「聞けよ!」

 

「はーい」

 

「わためー、イライラしすぎだぞー、カルシウム足りてないんじゃないか?」

 

「フブキ先輩だって怒ってじゃないですか、フブキ先輩こそカルシウム足りてないんじゃないですか?」

 

「そうだそうだ!」

 

「おーーーん?なんだー?やるかー?」

 

「「やるかー?」」

 

ガシャン!ドカン!バリン!

 

 

「うるせぇーーーーーーー!!!!」

 

「「「!!!」」」

 

「俺は騒ぐなって言ったはずだよな?あぁ?」

 

「「「は、はい、言いました?」」」

 

「んで?言ったはずなのに何で部屋の中がめちゃくちゃになって、挙げ句には窓ガラスが割れてるんだ?あぁ?」

 

「「「ご、ごめんなさい」」」

 

「ごめんなさいじゃないよなー?どう落とし前つけるつもりだ?ん?」

 

「「「え、えっと」」」

 

「とりあえずフブキとフレアはデコピンな」

 

「「そ、それだけは!!」」

 

*ちなみに奏のデコピンはめちゃくちゃ痛いです*

 

「とりあえずフブキから」

 

「そ、それだけはおやめ」

 

バチン!

 

「     」シュー

 

「はーい、次はフレアー」

 

「待って!お待ちを」

 

バチン!

 

「     」シュー 

 

「さて、最後はわためだが」

 

「ゴクリ」

 

「あーあー、部屋がめちゃくちゃ」

 

「えーちゃんあの中でよく寝れたな」

 

「ああ、これをしてたからかな」

 

「耳栓」

 

「これ凄いんだよ、本当に何も聞こえないから」

 

「そんなに凄いんだな、あ!そうだ」

 

「どうかした?」

 

「確か今日はもうあがれたよな?」

 

「そうだね、あとちょこちょこっと作業すればあがれるはず」

 

「じゃあ今日焼肉食いに行かね?」

 

「あ、良いね、行こっか」

 

「わためも行くだろ?」

 

「行く!」

 

「「ちょっと待てい!!」」

 

「なんだよ」

 

「何で私とフレアはデコピンを食らったのに」

 

「わためーだけ焼肉なんですか!おかしいでしょうよ!」

 

「なんだよ悪いかよ」

 

「そうだそうだ!わためは何も悪くないよねー」

 

「「こ、こいつ!!」」

 

「しかたねーなー、お前らも連れて行ってやるよ、連れて行くだけな、金は自分で払えよ」

 

「「ぐぬぬ!!」」

 

「わためは?」

 

「二人は俺がだそう」

 

「「待てーーーーーーーーーーーーい!!」」

 

「うるせぇな」

 

「わためーだけってどう言うことだ!」

 

「そうだそうだ!」

 

「別に良いだろ?罰の代金ぐらいは払おうと思ってるだけだぞ」

 

「「「罰??」」」

 

「奏、予約取れたよ」

 

「サンキュー」

 

「あれ?えーちゃんはどこに行くか知ってるの?」

 

「そりゃあね、何回か古城と行ったことあるからね」

 

「そこって高いの?」

 

「流石に高い焼肉屋には行かないわよ」

 

「結構お手頃な値段だぞ」

 

「へー、この辺なの?」

 

「電車で一駅行ったところだ」

 

「へー、そんなところあったんだ」

 

「結構好き嫌いあるかもしれないがな」

 

「そうだねー」

 

「??焼肉だけなのに好き嫌いがあるの?」

 

「フレアナイス!そうそう、それにわためへの罰って・・・・・まさか!」

 

「?フブキ先輩なにか分かったんですか?」

 

「お?気づいたか、そうその焼肉屋は」

 

「「ジンギスカン屋だからな(だからね)♫」」

 

 

その後わためがどうなったかは誰も知らないのであった。



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ロボ子/癒月ちょこ/潤羽るしあ/白銀ノエル

 

「ちょっこー、ってあれ?ロボ子様だけ?って言うか何されてるんです?」

 

「いやー、最近メンテナンスを怠ってたせいで動かなくなっちゃって」

 

「全く動かせないの?」

 

「顔だけなら、ほら」

 

「怖い怖い、どうしたものかしら、私はこういうのはあんまりあのよね」

 

ガチャ

 

「こんにちはー」

 

「あ、るしあ様」

 

「ちょこ先生とロボ子先輩どうかしたんですか?」

 

「実はね」

 

 

「ってなことで困っていたところなのよ、るしあ様はどうかしら?」

 

「るしあもこれに関してはちょっと、死体をいじるのは得意なのですけど」

 

「こっちもこっちで怖いわね」

 

「うーん」

 

「どうしたものかしら」

 

「どうしよっかー」

 

「あ!そうなのです!」

 

「何かいい方法が思いついたの?」

 

「ちょっと待ってるのです」

 

バタン

 

「すごい勢いで行っちゃったね」

 

「ですわね」

 

バン!

 

「おまたせなのです!」

 

「こんまっする〜」

 

「あらノエル様」

 

「るしあー、なんでノエルを連れてきたの?」

 

「これなのです!」

 

「これです!」メイス

 

「えっと、一つ聞きたいんだけど、それをどうするつもりかな」

 

「お母さんが言ってたのです!機械が壊れたら叩いたら治るって!」

 

「ちょっと待って!それは流石に叩くとは言わないよ!」

 

「指摘するところはそこじゃないような気がするけど」

 

「大丈夫ですロボ子先輩、痛いのは一瞬だけなので!」

 

「それがダメなんだって〜!!」

 

ガチャ

 

「ちーす、ってお前ら何してんだ?」

 

「奏様良いところに」

 

「?」

 

 

「ってな事があって、今に至るのよね」

 

「なるほどな、とりあえずノエルそのメイスを置け」

 

「ふぁーい」

 

「お前!それ俺の昼飯!はぁー、まぁ良いやとりあえずロボ子もなんだが、るしあはいつまでそうしてるつもりだ?」

 

「それが、戻らなくなっちゃたのです」

 

「お前もかよ、ノエル」

 

「なんですか?」

 

「とりあえずルシアの方は任せるは、逆に曲げれば治るだろ」

 

「了解です!」

 

「ノエル、ゆっくりでお願いなのですよ」

 

「分かってるって、それじゃあ行くねせーの」

 

ゴキ

 

「う!」チーン

 

「あれ大丈夫かしら?」

 

「いや、おそらくダメだろ、音がおかしかったし、ちょこ見てやれ」

 

「こっちは大丈夫?」

 

「ああ、とりあえずはなんとかなるだろ、前回も同じことがあったしな」

 

「えへへー」

 

「褒めてねーよ」

 

「それじゃあ私はあっちに行くわね」

 

「ああ、ったくこのポンコツは」

 

「えへへー、いやーついつい忘れちゃうんだよね〜」

 

「その度に俺が苦労することになるだろうが」

 

「ごめんごめん」

 

「今回はタイミングが良かったから良かったものの、あのまま行ってたら木っ端微塵だったぞ?」

 

「う!?以後気おつけます」

 

「んで?今回はどこが行かれたんだ?」

 

「えーっと、ここと、ここと、ここと、ここだね」

 

「ほぼ全部じゃねーか、バーロー」

 

「いやー面目ない」

 

「ったく、それじゃあやっていくぞ?」

 

「お願いしまーす」

 

 

「ほれお終いっと」

 

「ありがとー、うん、良好良好」

 

「自分でも時々やれよ?」

 

「はーい」

 

「ったく、んで向こうわっと」

 

「るしあー大丈夫?」

 

「大丈夫じゃないのですよ!ゆっくりって言ったじゃないですか!」

 

「いやー、つい」

 

「ついじゃないのですよ!死んだかと思ったのですよ!」

 

「ごめんごめん」

 

「ちょこ先生ありがとうなのです」

 

「良いのよ、それより大丈夫そうかしら?」

 

「ハイなのです!」

 

「良かったわ」

 

「そっちも終わったか」

 

「ええ何とかって感じだけどね」

 

「これで一件落着だな、さて」

 

「どこか出かけるの?」

 

「ノエルのバカが俺の昼飯の牛丼食っちまったからな、買いに行くんだよ」

 

「えへへ」

 

「ほめてねーよ」

 

「あ!それだったら僕も行くー」

 

「るしあも行くのです!」

 

「私はもう用済みみたいだから帰ろっかな」

 

「お前は何しに来たんだよ」

 

「それじゃあ私は事務所で待ってるわね」

 

「もうちょっとしたらえーちゃんが来るはずだから留守番頼むわ」

 

「ええ」

 

「んじゃあ行ってくる」

 

「行ってくるね〜」

「行ってくるのです!」

 

「はーい、気をつけてね」

 

「なんか食いたいもんとかあるか?迷惑料としてこいつらに払わせるからよ」

 

「そこは払ってくれないんだ」

 

「主にちょこに迷惑かけたのはお前らなんだからな」

 

「「確かに」」

 

「それじゃあ何か甘いものでもいただこうかしら」

 

「OK」

「分かったのです!」

 

「それじゃあ行ってくるわ」

 

「ええ」

 

 

その後ちょこ、ロボ子、るしあの三人は買い物終了後事務所でプチパーティーをし、奏とAちゃんは仕事をしながらそのパーティーに参加したのだった。



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星街すいせい/戌亥とこ/雨宮こころ/ベルモンド・バンデラス

どうもこんにちは、古城 奏だ、今回俺がどこに来ているかと言うと。

 

「こんにちはー!」

 

「おせーぞ星街」

 

今日は星街に言われて外に出ている。

 

「いやー、お姉ちゃんが一緒に行くって聞かなくて、振り切るのに時間かかっちゃいました」

 

「姉街も一緒に来ればよかったんじゃねーのか?」

 

「いやーお姉ちゃんが一緒だとうるさくてー」

 

「お前もたいして変わんねーぞ」

 

「そんなことないですよ!すいちゃんのほうがお淑やかです!」

 

「はいはい、んじゃ行くか」

 

「あ!ちょっと待ってください!」

 

「んあ?買いもんに行くんじゃなかったのか?」

 

「そうなんですけど」

 

「?」

 

「すいちゃんお待たせー」

 

「あ!来た来た!」

 

「ん?戌亥じゃねーか」

 

「あ、古城さんやん、来てたんやねー」

 

「俺は星街に呼ばれたからな」

 

「なんやすいちゃん呼んでたんや」

 

「暇そうだったからねー」

 

「おいコラぺったんこ」

 

「誰がぺったんこじゃい!」

 

「誰が暇じゃこのあんぽんたん」

 

「まぁどうせすいちゃんが強引に連れてきたんやろ」

 

「ソンナコトナイヨー」

 

「片言になってんぞ」

 

「まぁまぁ良いじゃないの、せっかくなんだし」

 

「ベルさんもいるんだな」

 

「ベルさんはうちが誘ってん」

 

「だろうな、んで、天宮もいるのか」

 

「悪いか〜?」

 

「いや、迷子になるなよ」

 

「おー?誰が迷子になるって〜?おー?やるかー?」

 

「あまみゃはうちが暇そうやったから声かけて誘ってん」

 

「なるほどな、これで全員か?」

 

「そうやね」

 

「んじゃ行くか、って言ってもどこに行くかなんて全く知らんけどな」

 

「それはすいちゃんが考えているので大丈夫でーす!」

 

「お前」

 

「偉いでしょー!!」

 

「そんな事考えられる頭持ってんだな」

 

「それはどういう事だこの野郎!!」

 

「言葉のままだ馬鹿野郎」

 

「まぁまぁそれはもうええやん、はよ行こうや」

 

「そうだそうだー」

 

「それじゃあ行こう!」

 

そう言って三人は店へと入っていった。

 

「ベルさんも大変すね」

 

「まぁこういうのもたまにはいいんじゃないかな、それよりもさ、一つ気になってることあるだけどさ」

 

「あー、やっぱり気づいちゃいました?」

 

「まー、あれだけ俺達ではないけど熱い視線があればね」

 

「たぶん向こうは俺達が気づいてないと思ってるんでそのまま気づいてないふりしておきましょう」

 

「それが良さそうだね」

 

「俺達も行きましょっか」

 

「そうだね」

 

そう言って俺達も店へ入っていった。

 

「すいちゃんにGPSをつけといてよかった♪」

 

 

 

「んで?星街よ、まさかとは思うがこことか言わないよな?」

 

「え?ここですよ?」

 

「はぁー」

 

「なんですか!?その深い溜め息は!」

 

「いや、古城さんの思ってることのほうが正しいと思うで」

 

「とこちゃん!?」

 

「下着やって、アホなのかお前は、いやアホだったわ」

 

「な!?」

 

「ここじゃベルさんと奏さん入れないもんね」

 

「なんで男いるのにここに決めたんだよ、ったく」

 

「とりあえず俺達は待ってるから君達は行ってきなよ」

 

「はーい♪」

 

「なるべく時間かけへんようにするなー」

 

「いってきまーす」

 

「ったくあのアホ」

 

「まぁまぁ良いじゃないの、それよりも」

 

「ええ、何か増えてますね、知り合いだっけあの二人」

 

「いや、初めてじゃないかな」

 

「ですよね」

 

「これもあれかね」

 

「そうですね、ほっときましょう」

 

 

 

「すいちゃんが下着を」

「とこちゃんが下着を」

 

「お待たせー」

 

「ただいまー♪」

 

「お待たー」

 

「意外と早かったな」

 

「流石に二人を待たせてるのにゆっくりとは出来へんからなー」

 

「お前もちょっとこうやって気を使えるようになろうな?な?」

 

「すいちゃんは気をつけます!!」

 

「使えてねーからここに来てんだろ?」

 

「ナンノコトデスカネ〜」

 

「次はどうするの〜?」

 

「次はご飯を食べよー!!」

 

「まともなとこなんだろうな?」

 

「まぁここの中で変なとこはないでしょうよ」

 

「確かにそうか」

 

「それじゃあ行こう!」

 

「おー」

 

と言って星街と天宮が走り出した、っが次の瞬間。

 

「あ」

 

天宮が自分の靴に突っかかり転けそうになった、それを見た俺とベルさんが近づき。

 

 

ガシッ

 

「ったく気をつけろよ」

 

「大丈夫かい」

 

「ありがとう」ぷらーん

 

「なぁなぁ」

 

「ん?どうした?」」

 

「あまみゃがなんか囚われた宇宙人みたいになってんで」

 

「誰が宇宙人じゃい!」

 

そう、俺とベルさんは両方とも190あるので、お互いに天宮の片手ずつ掴んでいるので、天宮が宙に浮いてる状態になっているのだ。

 

「とりあえず、気をつけろよ」

 

「任せろ!」

 

「大丈夫かよ」

 

「まぁ大丈夫じゃないかな」

 

「あまみゃも気をつけると思うから大丈夫やと思うでー」

 

「それもそう・・・だと思いたいね」

 

「みんな早くー!!」

 

「そんじゃうちらもはよ行こっか」

 

「「そうだな」」

 

その後は何事もなく買い物や食事をたのしんだのであった。

 

何か最後らへんで変な視線感じたのは気のせいか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いにゅい〜!ベルさんと一緒に買い物なんて〜」号泣

 






活動報告も見てもらえるとありがたいです。


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ねぽらぼ

 

「あれー?何処行ったんだ?」

 

「奏どうかしたの?」

 

「ああ、昨日話していたオヤジたちに渡すための酒が無くなってんだよ」

 

「え?それって確かご両親の結婚記念日にいつも渡してたやつじゃなかったっけ?」

 

「ああ、そうなんだけどな、事務員用の冷蔵庫に入れておいて今通り道だから取りに来たんだけど見当たんなくてさ、探してんのよ」

 

「確かに昨日入れてたのは見たけど・・・・私じゃないよ?」

 

「それは分かってるよ、えーちゃんの場合は目の前で飲んでくるからな」

 

「あ、あれは悪かったって」

 

「まぁ今はそれは置いといて、どうしたものかな」

 

「あのお酒って確か奏でのお父さんの友達の人が作ってたんだよね?」

 

「ああ、でもあれは二人のために特別に作ってもらったやつだからな」

 

「あれって幾らぐらいするの?」

 

「一本○万円だよ」

 

「・・・・・・・・・」

 

「んー、どうしたもんかね、とりあえず謝りに行くか」

 

「・・・・・・・・・」

 

「えーちゃん、しっかり」

 

「は!いけないいけない、そそそ!そんな高価なものどうするの!?」

 

「とりあえず俺はオヤジたちに理由を説明しながら謝りに行ってくるよ」

 

「許してくれるの?」

 

「ああ、金さえ払えばやってくれると思う、まぁオヤジたちには悪いとは思うけどな」

 

「そうだよね、特別な日の楽しみだったんだもんね」

 

「まぁなんとかなるだろ」

 

ガチャ

 

「こんにちわー」

 

「おう、ぼたん配信しに来たのか」

 

「うん、もうそろそろ時間だからねー」

 

「お前は心配してなかったけど他は大丈夫なのか?」

 

「うーん、どうだろう、昨日結構飲んでたからねー」

 

「ん?なんだお前昨日飲んだのか?珍しいな」

 

「いや、私は飲んでないんだけど、ラミィちゃんが珍しいお酒を見つけたらしくて、それを三人が結構な勢いで飲んでたのを見たよ、私もちょっともらったけど、美味しかったよ、あれだったら私でも飲めそうだったよ」

 

「へー、珍しいなあんまり酒を好まないお前でも飲めるのか」

 

「うん、それより奏さんはどうしたの?今日休みだったでしょ?」

 

「ああ、ちょっと事務所に取りに来るものがあったんだが、それが見当たんなくてさ、探してたんだよ」

 

「何を探してるの?」

 

「ああ、酒なんだがな」

 

「お酒?昼間から飲むの?」

 

「俺のじゃねーよ、両親に渡すもんだよ」

 

「いつも奏でがご両親の結婚記念日にあげてるお酒なんだけど、昨日事務員用の冷蔵庫に入れてたんだけど、今日来たら無くなってたんだって」

 

「え?それって大変じゃん大丈夫なの?」

 

「まぁなんとかなると思いたいけどな」

 

バン!!

 

「こんねねー!!」

「こんにちわー!!ポルカだよー!!」

「こんラミィ!!」

 

「お前らえらいテンション高いな」

 

「えへへー、これから四人で配信だからね!元気も出るっしょ!」

 

「そうあるよ!」

 

「それに昨日美味しいお酒も飲めたので気分が良いんですよー」

 

「さっきぼたんも言ってたな」

 

「それより奏さんはどうしたある?今日はお休みだったと思うけど」

 

「ああ、ぼたん説明頼むわ」

 

「はーい、実は・・・・・・・ってな事があったみたいで」

 

「「「へーーー」」」

 

「ちなみに何だけど、どんなお酒なの?銘柄とか名前とか」

 

「銘柄はねーよ、オヤジたち専用の酒だからな、名前は二人の名前を取った」

 

 

 

「『桜勇気』って名前なんだけどな」

 

「「「・・・・・」」」

 

「え、えっとさ、そ、それってちなみに幾らぐらいするとか、わ、分かったりする?」ダラダラ

 

「ああ、一本○万円だよ」

 

「「「・・・・・・・・・」」」ダラダラ

 

「あのお酒ってそんなに高かったあるか?だからあんなに美味しかったあるね!!」

 

「「ん?」」

 

「「「ちょ!?」」」

 

「なんでねねがその事知ってるんだ?」

 

「え?昨日の四人で飲んだあるよ」満面の笑み

 

「「・・・・・・・」」

 

「「「・・・・・・」」」

 

「あれ?みんなどうしたあるか?」

 

「どうしたもこうしたもあるかーー!!」

 

「ちょっとおまるん落ち着くあるよ!」

 

「これが落ち着いていられるかー!!」

 

「てかラミィちゃん!?昨日お酒ラミィちゃんが持ってきたよね!?」

 

「ギクッ!!」

 

「あれって何処から持ってきたの?」

 

「えーーーーっと、知り合いの人からもらいました」

 

「奏さん、そのお酒って何処かで売ってたりするの?」

 

「残念だけど、世界に一つだけだ」

 

「「・・・・・・」」

「????」

「・・・・・」ダラダラ

 

「なんで未だにねねは分かってないんだ?」

 

「多分あれわざとじゃなくて本当に分かってないんだと思うよ」

 

「だよな、えーちゃん説明お願い出来る?」

 

「うん、分かった、ねね、ちょっと来て」

 

「??なにあるか?」

 

さて、お前ら、詳しい話を聞こうじゃないか

 

「えっと、ですね・・・・・って事です」

 

*説明するとこうだ、昨日最後事務所にえーちゃんだけが残って仕事していて、そのまま寝落ちしたらしい。

そこにラミィが忘れ物を取りに来たらしい、そこでラミィが事務員用の冷蔵庫が開いてることに気づいて、中を見たところ例の酒を見つけたらしい。

そのまま何の躊躇いもなく四人で飲むための酒として持っていったらしい、それで何も知らない三人はそのままラミィが持ってきたと思ってそのまま飲んだって言うのが今回の事の経緯らしい。*

 

「なるほど、とりあえずぼたん、ポルカ、ねねは何も知らなかったと」

 

「ラミィも何も知りません!」

 

「いや、お前事務員用の冷蔵庫って分かって持っていったんだろ?」

 

「そ、そうとも言いますね〜」

 

「こっち見て話せ」

 

「奏終わったよー」

 

「お疲れー」

 

「ラミィちゃんねね達大変だよ!!」

 

「ねねち遅いよ」

 

「ねねちゃんだから」

 

「??」

 

「はぁー、とりあえず終わったことをどうこうしろとは言わねーよ、ただな」

 

「「「ただ?」」」

 

「きちんと責任はとってもらわないとな?」

 

「「「責任とは・・・」」」

 

「それはな、まぁ言っても三人は何も知らなかったから今回はお咎め無しで良いぞ、それでだ、ラミィには罰を与える、まぁ俺も鬼じゃないからな」

 

「ですよね?」

 

「それで?ラミィへの罰は何にするの?」

 

「ああ、そうだな”禁酒一週間”だな、俺も鬼じゃないからな、これぐらいで許してやるよ」

 

「禁酒・・・・一週間・・・・お酒・・・・・飲めない?」

 

「「「ラミィちゃん?」」」

 

「ああああああああああ!!!!!」

 

「ラミィちゃんがお酒飲めないから暴れだした!!」

 

「お酒ーーーーーー!!!」

 

「なら、これからもう一本頼みに行くからその分の合計○十万円払うか?」

 

「さ、お酒の代わりになるもの探しに行こーっと」

 

「ラミィちゃんこれから配信だよー?」

 

「あ、そうだった」

 

「本当に良かったの?」

 

「まぁあんまり重くして配信に影響が出たらダメだからな」

 

「さぁー配信頑張ろー!!」ノ酒

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「だからダメって言ってんだろ(でしょ)ー!!」」」」」

 



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常闇トワ/桐生ココ/天音かなた

 

ある日の休日のこと俺が家でグダグダとしていると、携帯が鳴ったので見てみると。

 

”常闇トワ”

 

と表示されていた、俺は電話に出てみると。

 

『もしもし、私こっくりさん、今あなたの家の近くの駅にいるの』

 

などと言ってきた。

 

「そうか、ちなみにそれを言うならメリーさんな、こっくりさんは別もんだぞ」

 

『え!?嘘!?』

 

などと言って電話が切れた。

 

 

〜電話から数分後〜

 

『もしもし、私メリーさん、今・・・・えーっと、ここどこ?』

 

「俺が知るかよ」

 

『ちょっと待って!えーっと、あ!○○○にいるの』

 

「気をつけてこいよ」

 

『分かった!』

 

そう言って電話が切れた。

 

 

〜さらに数分後〜

 

『もしもし私メリーさん、今えっと、Aちゃんから教えてもらった住所ってここだよね・・・・うん、あってる、んん!今あなたの家の前にいるの』

 

そう言って電話が切れた、すると。

 

”ピンポーン”

 

っとチャイムが鳴ったで出てみると。

 

 

ガチャ

 

「はいはいっと」

 

「コンヤッピー!トワだよー」

 

「メリーさんじゃないのかよ」

 

「まぁまぁその続きは後でするから中入っても良い?」

 

「あいよ」

 

「お邪魔しまーす」

 

そう言ってトワを家の中に上げた、その後また気にせずグダグダしていると、電話が鳴ったので恐らく続きだろうと思い何も言わずに出てやった。

 

『「もしもし私メリーさん、今あなたの後ろにいるの〜」』

 

「二重に聞こえてるってーの」

 

「どうどう!?ビックリした?」

 

「あー、ビックリしたビックリした(棒)」

 

「ねぇー!もっとビックリしてよー!」

 

「いや、無理があるだろ、それより良いのか?」

 

「何が?」

 

「後ろだよ、う・し・ろ」

 

「後ろ?」

 

そう言ってトワが後ろを向くとそこには。

 

「おうおう!兄貴の休みを邪魔するったーいい度胸してんじゃねーかよ、なぁ?PP天使よ」

 

「そうっすね、兄貴の休みの邪魔をするったーいい度胸してますねー」

 

「うわぁ!ビックリした!!」

 

そう言ってトワは尻もちをついた。

 

「おうおう、この落とし前どうつけてくれようか?あ!?」

 

「どうすんだ!?あ!?」

 

「何で二人がここにいるのさ!?」

 

「兄貴をご奉仕するのうちら下っ端の仕事だからだよ!」

 

「そうともよ!」

 

 

ああ、紹介が遅れたな、今俺以外で話をしているのは、さっきの電話の主の常闇トワ、普段はいたずら好きの悪魔?らしいが、まぁ上手くわいってなく、最近終いには天使と呼ばれるようになっているのだ。

 

二人目は桐生ココ、一応ドラゴンでよくうちにもう一人と一緒にうちに転がり込んできて遊んでいる、何か知らんがめちゃめちゃ英語がすげーんだわ、語彙力なくてすまんな。

 

三人目は天音かなた、よくPP天使と言われていて桐生と一緒にうちに転がり込んでくるもう一人だ、握力が強くよくうちの備品を壊している。

 

何で今紹介するかって?・・・・・何でだろうな。

 

 

「兄貴!この不届き者はどうしやしょうか?」

 

「ん?特になにもないけど、お前らに任せるわ」

 

「「へい!承知いたしやした!」」

 

「兄貴!あそこの部屋借りても良いでしょうか?」

 

「良いけど物壊すなよ?」

 

「承知です!」

 

「おら!行くぞ!」

 

ミシミシ

 

「ちょ!痛い痛い!指めり込んでるって!」

 

「これでも手加減してんだよ?」

 

「これで手加減なの!?どんだけ馬鹿力n」

 

「あぁ!?なんつった今!?」

 

「ごめんごめん!」

 

「これは生かしちゃおけねーなー?」

 

「そうだなー」

 

「謝るから!ごめんって!ごーめーんー!」

 

「もっと誠心誠意謝れや!」

 

ギュ!

 

「ひにゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

 

ちなみにあいつらが入った部屋は防音機能がある部屋だが、扉の閉め忘れによって会話が丸聞こえなのであった。

[近所迷惑にならない程度の音量となっております]

 

 

「あいつ、生きてるといいな」

 

などと思いながらコーヒーを飲むのであった。











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AZKi

 

「ねぇねぇ奏さん、一緒にゲームしない?」

 

「ん?、AZKiかゲームか、良いぞ何をするんだ?」

 

「最近有名何だけどゲオゲッサーってゲームだよ」

 

「ゲオジッサー?」

 

「うん、ほらゴーグルマップにストリートビューがあるじゃん?」

 

「ああ」

 

「そのストリートビューとゴーグルマップを使って遊ぶゲーム何だけど、ゲームが始まったらストリートビューで日本のどこかに出てくるの」

 

「ほうほう」

 

「それでストリュートビューを移動して道路標識とかのヒントを見つけて今自分がどこにいるのかを探すの」

 

「ふんふん」

 

「それでそのヒントを辿りに今度はマップの方で今自分がどこにいるかをピンを指して見つけるってゲームだよ」

 

「ほうほう、それは面白そうだなやってみるか」

 

「ホント!」

 

「おお、面白そうだしやろうぜ、どれでやるんだ?」

 

「私のパソコンでやろう!」

 

「おう、それでAZKiのパソコンは?」

 

「あ、そういえば家だね、てへ」

 

「んー、パソコンで良いなら俺のパソコンでやるか」

 

「あ!そのてがあったね!それじゃあやろう」

 

「んで?どうやるんだ?」

 

「んっとね、これをこうして」

 

「ほう」

 

「あれをあーしてっと、出来たよ!」

 

「おう、それじゃあ早速始めるか」

 

「うん!」

 

「そんじゃあスタートっと」カチ

 

「ふー、えっと街中みたいだな」

 

「そうだね、こっちに行ってみよっか」

 

「どうするんだ?」

 

「行きたいところをクリックすると進むよ」

 

「ほいっと、おお進んだ進んだ」

 

「マウスを動かすと周りも見ることが出来るよ」

 

「なるほど、んー-っと何かヒントになりそうなのはっと」

 

「お店ばっかりだね」

 

「だな、もう少し大通りの方に出てみるか」

 

「そうだね」

 

「んーっと出てきたが・・・」

 

「あ!標識があるよ!」

 

「んーっと、これは天王寺だな、って事は大阪だな」

 

「そうだね」

 

「大阪っと、んで天王寺で・・・・大体この変だな、これを押せば良いのか?」

 

「あ!待って!今いる場所を指すんじゃなくて、一番最初に降りた場所にピンを指すの」

 

「ああ、そうなのか」

 

「この旗のマークで戻れるよ」

 

「ほいほいっと、んでここって事はさっきが恐らくここら辺だから」

 

「それじゃあこの辺じゃないかな」

 

「そうだな、それでこの店がこれって事は」

 

「ここら辺かな?」

 

「そうだな、じゃあここに刺すぞ?」

 

「うん」

 

「ぽちっとな・・・おおー!ほぼほぼ正解じゃねーか?」

 

「そうだね!次行ってみよう!」

 

「だな、ぽちっとな」

 

「どこだろう」

 

「ここは・・・あー」

 

 

「何かあったの?」

 

「んーっと、ここだな」

 

「え!?なんで分かるの?」

 

「ああ、ほらこの家あんじゃん?」

 

「うん、このお家がどうかしたの?」

 

「これうちの実家なんだよ」

 

「ええ!?奏さんのご実家!?ちょっと待って!!」

 

「ん?どうした?」

 

「待って!今メモ取るから!!」

 

「いや、とっても使い道ねーだろ」

 

「あるよ!!大いにあるよ!!」

 

「お、おうそうか」

 

「OKもう大丈夫」

 

「そ、そうか、それじゃあポチっと・・あってたな」

 

「これが奏さんのお父様お母様が住んでる、えへ、えへへ♪」

 

「???次行くぞ?」

 

「あ!うん大丈夫」

 

「次はっと」

 

「奏何やってんの?」

 

「あ、Aちゃんおかえり、今AZKiとゲームやってんだよ?」

 

「ゲーム?ゴーグルマップのストリュートビューで?」

 

「そそ」

 

「ふーん、あ、それ奏が住んでるマンションじゃない?」

 

「ん?ああホントだな、今俺が住んでるマンションじゃん」

 

「いいいい今住んでるマンション!?」

 

「ああ、このマンションに今住んでるんだよ」

 

「はぁはぁ!!このマンションに奏さんが!!」

 

「画面に張り付き過ぎだろ、目ぇ悪くすんぞ」

 

「それよりバレちゃったけど良かったの?」

 

「ん?ああ、さっき家の実家も出たから良いんじゃねーかな」

 

「ご実家ー!?」

 

「ああ、この前にな」

 

「何てこと、もう少し前に帰って来ていれば奏の実家を知ることが出来たのに」

 

「???先進めるぞ?」

 

こんな感じで最終的には三人で長い事ゲームで遊んだのであった。

 

あ、ちなみに仕事は全部終わってから遊んでるからな。



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ラプラス・ダークネス/鷹嶺ルイ

 

「あ!奏さん!待っ鷹嶺ー」

 

「45分遅刻だな」

 

「そこは今来たとこって言ってほしかったな~」

 

「俺が言うと思うか?」

 

「確かにないね」

 

今やってきたのは鷹嶺ルイ、holoxと言う組織の幹部をしてるライバーだ。

 

「それよりお前がこんなに遅れるなんて珍しいな」

 

「うん、ラプを起こすのに時間かかっちゃてー」

 

「あのちびっこ?今日来る予定だったか?」

 

「いや、どうせだったら一緒に食べようと思って昨日誘ったんだけど、案の定寝ちゃってて起こすのに時間かかっちゃった」

 

「奏よ!刮目せよ!」

 

「山田うるせーぞ」

 

「山田言うな!」

 

ルイの隣にいるちびっこはラプラスえー-っと・・・山田だ!以上!

 

「とりあえず店入ろうぜ」

 

「「賛成!」」

 

「いらっしゃいませ!ご家族でございましょうか?」

 

「ちが!」

 

「「はい、そうです!」」

 

「おい!お前ら!」

 

「それではご家族の方のお席にご案内いたします」

 

「お、おい!だから!」

 

「お店の中では静かにしなさい!」

 

「何でお前は母親面をしてるんだ!?」

 

「そうだぞ、店の中ぐらい静かにしないか」

 

「お前も何で父親面してるんだよ!?」

 

「「すみません、うるさくて」」

 

「いえいえ、元気なお子様ですね」

 

「うがー--!!」

 

「こちらメニュー表になりますので、お決まりになられましたらボタンでお呼びください」

 

「分かりました」

 

「それではごゆっくりどうぞ!」

 

「おいお前ら」

 

「「ん?」」

 

「何でお前らがそっちで私だけがこっちの席なんだ?」

 

「ああ、そうかすまんすまん、ルイを隣にしなきゃいけなかったな、面倒見なきゃいけなかったな」

 

「何言ってんのさラプー、私達は夫婦何だから隣なのは普通でしょ?」

 

「なんで私だけハブられなければいけないんだ!」

 

「まぁとりあえずうるさいからルイはあっちな」

 

「ぶー-、仕方ないなー」

 

「さて、何食おうか」

 

「何食べよっかなー、ラプはどれが良い?」

 

「私はそうだな」

 

「お子様ランチだね、分かった」

 

「馬鹿野郎!違うに決まってるだろ!」

 

「俺は決まったぞ」

 

「早いな!?」

 

「私もこれで良いかなー」

 

「お前もか!?」

 

「ラプはどうするの?」

 

「ま、待て!わ、わたしは!?あー--っとこれだ!」

 

「「お子様ランチだな」」

 

「しまっt」

 

ピンポーン

 

「ご注文はお決まりでしょうかー?」

 

「はい、俺はこれで」

 

「何で見せない!?」

 

「あ、私はこれで」

 

「お前もか!?」

 

「後お子様ランチを一つ」

 

「ちょ、ちが!」

 

「ハンバーグ定食をお一つと唐揚げ定食をお一つ、それとお子様ランチをお一つですね」

 

「全部言うんだな!?」

 

「以上でお決まりでしょうか?」

 

「「はい」」

 

「だからちが!」

 

「かしこまりました!それではもうしばらくお待ちください!それでは失礼いたします」

 

「本当に失礼だな」

 

「「何言ってんのお前/ラプ」」

 

「うがー---!!!!」

 

その後ラプラス・ダークネスはお子様ランチを超絶笑顔で頬張ってる姿がそこにはあったのであった。



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博衣こより/ときのそら/百鬼あやめ/風間いろは

 

こんこよ~!holoxの頭脳!博衣こよりだよー!今日はねー長年研究してきたやつがようやく完成したんだー、それは何かと言うと!・・そう!惚れ薬なのだ!これはねー誰に使うかと言うと、そう!奏さんに使うのだ!これで奏さんを・・ウへへへへへ///

 

「は!こうしちゃいられない!早く行かないと!」

 

今日買ってきたコーヒーにこれを入れてっと・・・よし!これを奏さんに渡して、このコーヒーを奏さんが飲めば・・・ウへへ//

 

 

「こんこよー!」

 

「んあ?こよりか、いきなりどうした?」

 

「今日は奏さんに差し入れを持ってきたんだ!」

 

「差し入れ?」

 

「はい!どうぞ!」

 

「お、コーヒーか今日急いで来たから飲み物買えてなかったんだよ、サンキュー」

 

「いえいえ、いつもお世話になっているお礼です!」

 

「そうか、それならありがたく頂こうかな」

 

「どうぞどうぞ!」

 

「それじゃあ頂こうかね・・・う!?」

 

ガク

 

「ふふふふ、ついに!ついにこの時が来たのだ!これで奏さんはこよの物に」

 

ガチャ

 

「おはようでござるー!」

「おはようだぞ!」

 

「な!?いろはちゃんとあやめ先輩!?」

 

「あれ?こよりちゃんだ~、何してんの?」

 

「奏殿もいるでござる、寝てるでござるか?」

 

「そ、そうなんだ!お仕事で疲れちゃったみたいで寝ちゃったんだ!」

 

「そうなんでござるか?」

 

「ふ、二人はなんで事務所に?」

 

「奏殿に稽古をつけてもらおうと思ったでござるよ」

 

「奏さんめっちゃ強いんだぞ!余なんて全く歯が立たなかったぞ!」

 

「風間も全然勝てないでござるよ」

 

「え?奏さんってそんなに強いの!?」

 

「強いぞ!!」

 

「う、うぅ」

 

「あ!奏さんが!」

 

「うー--」

 

「奏s!」

 

「奏さんおはようだぞ!」ドン!

「奏殿!おはようでござる!」ドン!

 

「ちょっと!こよが!ギャ!?」ドサ

 

「うぅ、あやめといろは?」

 

「余ーだ余!」

 

「おはようでござるよ!」

 

「お前ら・・・」

 

「「??」」

 

「お前らー、今日も可愛いなー!」ガバ!

 

「かかかか奏さん!?」

「かかか奏殿!?」

 

「お前らって本当に可愛いよな、もう我慢しなくて良いよな?」

 

「な、なにをするでござるか?」

 

「俺と結婚してくれ!」

 

「ほ、本当か!?」

「本当でござるか!?」

 

「ああ、今までスタッフとライバーだから我慢してきたが、もう我慢の限界だ!お前ら!俺と付き合って結婚してくれ!」

 

「ついに余の願いが!」

「つ、ついにこの時が来たでござるか!」

 

「あ、でもさすがに二人と付き合うのはさすがにダメだよな」

 

「余はいろはちゃんと一緒で全然良いぞ!」

 

「風間も!あやめ先輩と奏殿と三人で幸せになりたいでござる!」

 

「本当か!?それなら今から式の準備とか、三人で住む家とかを選びに今から行こう!」

 

「「おー!」」

 

バタン

 

「いたたー、もー!さっきのはこよが言ってもらうはずだったのに!」

 

「何を言ってもらうつもりだったの?」

 

「それは奏さんに『こより、俺と結婚しよう』って言われるはずだったんだよ!?」

 

「普段の奏さんなら言わないと思うけどなー」

 

「それはこよが作った惚れ薬を奏さんが飲んだからね!本当だったらこよに惚れて・・・・え?」

 

「へー、さっき奏さんとあめちゃんといろはちゃんが三人仲良く手を繋いで楽しそうに出て行ったから少しおかしいと思ったんだけど、そう言う事だったんだね」

 

「そ、そら先輩!?」

 

「なんて事してくれたのかな?」

 

「こ、これには深い訳が(バキッ)ッヒ!?」

 

「こよりちゃんは私が奏さんの事好きなの知ってるよね?」

 

「は、はい!!存じております!」

 

「へぇ、それを知ってて惚れ薬なんて使ったんだ?」

 

「そ、それはですね」

 

「これで本当にあの三人が結婚しちゃったらどうしてくれるのかな?」

 

「で、でも!三人で結婚なんて日本では出来な(バキッ)ッヒ!?」

 

「そう言う事を聞いてるんじゃないの、もしあのままどちらかと付き合ったらどうしてくれるのかって聞いてるの」

 

「そ、それは」

 

「私もね、奏さんが本当に考えて誰かと付き合うのだったら諦めてお祝いするの、でもね」

 

スパンッ!!

 

「惚れ薬なんてくだらないもので、奏さんが責任を取るって形で二人と付き合ったら」

 

コツ、コツ、コツ

 

「本当に許さないから」ジャキン

 

 

「も、申し訳ございませんでしたー----!!」

 

 

 

その後こよりが解除薬を作って奏をもとに戻し、今回の事の経緯を聞き、こよりはしばらくの間研究室への立ち入り禁止と奏への接触を禁止となり、奏はあやめ、いろは、そらに今回の件での謝罪?で買い物などに一緒に行く約束をしてこの件は終了となったのであった。

 

 




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夏色まつり/夜空メル

 

「こーんばーんわっしょーい!!」ドカッ

 

「グハッ!?」ガシャン

 

「やーやー奏さん元気かい!ってあれ?どうかしたの?」

 

「いてて、たった今お前がぶっ飛ばしたんだろうが」

 

「あはは、勢いつきすぎちゃった?」

 

「勢いつきすぎちゃった?じゃねーよ、挨拶するのにタックルしてくる奴なんざ普通いねーよ!このタコ!」ググググググ

 

「痛い痛い!めり込んでる!まつりの頭が割れちゃう!アイアンクローは勘弁してー!」

 

「おめぇはいつもいつも挨拶の度にタックルしてくるのやめろって何回言えば気が済むんだ?」ググググ

 

「ごめんなさい!もうしませんからー!」

 

「それ何回目か言ってみろ」

 

「えーっと、五回目とか?」

 

「残念二十回目だ」グッ

 

「ギャーーー!!あ・・・」

 

「ん?どうした、反省したか?」

 

「何か目覚めそう//」

 

「何でだよ!」グッ

 

「ギャーー!・・・」

 

「あ、やり過ぎた」パッ

 

ドサ

 

「・・・・」

 

「・・・ほっとくか」

 

ガチャ

 

「こんかぷこんかぷ~メルだよ~」

 

「おおメルか、どうかしたか?」

 

「あ!奏さーん!」カプッ

 

「っ!お前毎度毎度」

 

「チューー・・・プハーご馳走様でした!」

 

「これやられたら結構痛いんだからな、後お前の噛み跡消えるのに結構時間かかるんだからな」

 

「えへへ、奏さんがメルの物だって証を残しておかないといけないからね」

 

「俺は物じゃねーっての」

 

「あー!メルちん何してんのさー!」

 

「お前いつの間に起きたんだよ」

 

「メルちんが奏さんに噛みついたところだよ?」

 

「そこからかよ

 

「後メルちん!奏さんはまつりの物だよ!」

 

「だから俺は物じゃねーっつーの」

 

「へへーん!奏さんにはメルの証を刻んであるからもう奏さんはメルのものだよーだ」

 

「じゃあまつりも奏さんにまつりのものだって証を付ける!」

 

「やめい」ビシッ

 

「あう、何でメルちんは良くてまつりはダメなの!?」

 

「いや、別にメルに許可した覚えもねーよ、会うたびに噛みつかれて血を吸われる側にもなれっつーの」

 

「じゃあ代わりにまつりとS〇Xしてよ!」

 

「意味が分かんねーよ、何がどうしてそうなったんだよ後S〇X言うな」

 

「だってそうしてくれれば奏さんはまつりのものって証明が出来るでしょ?」

 

「それは違うよ!」某学級裁判ゲームの主人公風

 

「言い方が何か違和感あるがまぁ良い、それより言ってやれ」

 

「奏さんはメルとエッチするんだから!」

 

「いやどっちともしねーよ」

 

「まつりと!」

 

「メルと!」

 

「「どっちとするの!!」」

 

「しねーつってんだろうが!」ガン

 

「「うぎゃ!?」」

 

「ったく、それよりお前ら用事があって事務所に来たんじゃなかったのかよ?」

 

「・・・・えっと何だっけ?」

 

「メルはもう終わったから良いよ♪」

 

「あれだけやりにわざわざ事務所にくるなっつーの」

 

「いやー、ムラムラしちゃって」

 

「意味が分かんねーよ、それより用が済んだんならさっさと帰りなもう10時過ぎてんだからよ」

 

「「はーい」」

 

ガチャ

 

「ふー・・・・一体何だったんだ?俺がダメージくらっただけじゃねーか」

 

・・・・

 

「まぁいっか、んー・・・ふー、俺も仕事終われせて帰るかな」

 

 

 

明日は休みだからゆっくり・・・・出来ると良いが。



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小雀とと/如月れん

 

今日は仕事が休みなので、町へと出かけているところだ。

 

「何かAちゃんが電話の向こうで叫び声をあげてたけど大丈夫かね?」

 

まぁ今はそんな事を考えても仕方ないから休日を楽しむとしますか。

 

「えーっと、服買いに行って、後は・・そういやヘッドホンももうそろそろ買い替えたかったから後で見に行くか、まずは服からだな」

 

俺はそう思い立ってDUに行くことにした。

 

「あ!奏さ~ん!」

 

っと思ったんだが、何やら聞き覚えのあるゆる~い声が聞こえてきた。

 

「奏さん奇遇だね(家を出たところから後ろついて行ってたんだけどね)」

 

「ととか、奇遇だな」

 

彼女は小雀とと、ホロライブとはまた別の企業のぶいすぽに所属している女の子だ

「今日はお仕事はお休み?」

 

「ああ、だから色々と買い物をしようかと思ってな」

 

「そうなんだ、私も一緒について行っても良いかな?」

 

「どっか遊びにでも行くんじゃなかったのか?」

 

「私もお買い物に来たから全然大丈夫!」

 

「そうか?でも俺の買い物についてきても特に面白みもないぞ?」

 

「私がしたいだけだから」

 

「そうか?まぁ別に構わないが、別に自分の買い物がしたかったら勝手に行ってくれて良いからな?」

 

「うん、その時は奏さんに言うから」

 

「そうか、それなら行くか」

 

「まずはどこに行くの?」

 

「DUだよ」

 

「奏さんもDUに行くんだね」

 

「結構行くぞ?安いし大きいサイズがあるからな」

 

「奏さん大きいもんね」

 

「だから普通にはあんまりないんだよなー」

 

「大きいと大変だね」

 

「まぁな、とりあえず行くか」

 

「うん!」

 

・・・・・・・・

 

「さて、着いたけど」

 

「何を見に来たの?」

 

「パーカーとズボンだな」

 

「そっか、パーカーはこっちだね」

 

「場所分かってんだな」

 

俺はととの後について行った。

 

「ここだね」

 

「だな、さて・・・」

 

「もう買うものは決まってるの?」

 

「まぁ一応アプリで見てある程度決めてはいるんだが、一応他も見ておきたくてな」

 

「そうなんだ」

 

「っと思ってたんだが、あんまり色々見ちまうと決めかねないから、やっぱり最初に考えてたやつを買うかね」

 

「赤色?珍しいね」

 

「ああ、いつもは黒とかネイビーとかだからな、たまには明るい系のやつを買ってみようと思ったんだが、変か?」

 

「ううん!良いと思うよ!」

 

「そうか?ならこれにするかな」

 

「後はズボンだね」

 

「ああ」

 

「それじゃあ行こっか」

 

「だな」

 

・・・・・・

 

「ズボンはここだけど、スウェットを買いに来たの?」

 

「いや、ジーンズを買いに来たんだよ、何か最近スキニー?ってのが流行ってんだろ?それを買ってみようかと思ってな」

 

「奏さんジーンズ持ってなかったの?」

 

「持ってはいるんだが、少し大きめの幅が広いやつしか持ってないから、スキニーってのに挑戦してみようかなって思ったんだよ」

 

「凄く良いと思うよ!!」

 

「そ、そうか」

 

「それならこれが良いと思うよ!」

 

「黒色のやつか、他にも色があるが?」

 

「ととはこれをおすすめするよ!」

 

「そうか、ならそのおすすめを買うとするかね」

 

「もう大丈夫そう?」

 

「ああ、俺は大丈夫だがととは何も買わなくて良いのか?」

 

「うーん、私もちょっとだけ見よっかな」

 

「それなら見に行こうぜ」

 

・・・・・・

 

「女性用はここだな、何か良いのありそうか?」

 

「んー、あ!これかわいいかも!」

 

「ワンピースか、良いんじゃねーか?」

 

「ちょっとだけ試着しても良いかな?」

 

「ああ、構わんぞ」

 

「それじゃあ試着してくるね」

 

「ああ、待ってる」

 

そう言うと、ととは試着室に入って行った、とりあえず待っていると。

 

「あれ?奏さん?」

 

っと声をかけられたので見て見ると。

 

「あ!やっぱり奏さんだ!」

 

「れんか」

 

俺に声をかけてきたのは、ととと同じぶいすぽに属している、如月れんと言う女の子だ。

 

「珍しいね奏さんがこんなとこにいるなんて」

 

「ああ、今日は休みだから買い物に来たんだよ」

 

「そうだったんだ(まさかこんなところで奏さんに会えるなんて、ヤバいニヤニヤしそう)」

 

「れんも買い物か?」

 

「まぁ見に来たって感じかな」

 

「そうなんだな」

 

「奏さんはもう買い終わったの?」

 

「いや、まだ買ってはないぞ」

 

「じゃあ今から試着するところ?」

 

「いや俺は」

 

「奏さんお待たせ!」シャ

 

「お、終わったか」

 

「うん、どうかな?」

 

「ああ、似合ってるぞ」

 

「そうかな?えへへ」

 

「あ、そういえばってどうした、れん?」

 

「え?れん君いるの?」

 

「なんでとと先輩が奏さんといるの?」

 

「ふっふっふー!それはととが奏さんの彼女だからだよ!」

 

「いや、俺の買い物について来ただけだからな」

 

「ふっ、フラれちゃいましたねとと先輩」

 

「あれ?君達仲良かったよね?」

 

「「ふふふふふふふふふ」」

 

「何か怖いんだけど、とりあえず買うもん買って出ようぜ」

 

「「分かった」」

 

 

・・・・・・

 

その後何とか?買い物を済ませ今は公園でクレープを食べてるところだ。

 

「ふー、何かいきなり不穏な空気になったな、あん」

 

「ねぇ奏さん」

 

「ん?どうした?れん?」

 

「あん!」

 

「あ!お前俺のクレープ!」

 

「ん、ん・・・これも美味しいね」

 

「俺のクレープが」

 

「奏さん!」

 

「何だ?とと」

 

「あん!」

 

「あ!お前も!」

 

「お前ら~」

 

「代わりに私の食べかけをどうぞ」

 

「あ!とと先輩ズルい!それなら私のを!」

 

「いや俺のを食うなよ、ったくそれよりれん」

 

「ん?」

 

「ほっぺたにクリームついてんぞっと」

 

俺はそう言ってれんのほっぺたについているクリームを指で取ってそれを食べた。

 

「お前にしては珍しいな」

 

「・・・・・////」

 

「ん?どうかしたか?おーい」

 

「むぅー!奏さん!」

 

「ん?」

 

「はい!」

 

「いや、どんな食べ方したらそうなるんだよ、ったくほれ拭いてやるからこっちゃこい」

 

「ん!食べて!」

 

「これをか?」

 

「ん!れん君だけズルい!」

 

「ズルいって、お前のは量が多すぎだから却下だ、ほれ」フキフキ

 

「ん、ん」

 

「ほれ綺麗になった」

 

「むー!」

 

「とと先輩、奏さんに迷惑かけちゃだめですよ」

 

「はーい」

 

「ごめんね奏さん、そのハンカチ貸して」

 

「ん?ほい」

 

「これ私が洗って返すね」

 

「え?別にそんな事しなくても良いんだぞ?」

 

「私がしたいだけだから」

 

「そうか?なら頼もうかね」

 

「うん任せて」

 

「それじゃあ帰るK」

 

「どうしたの?」

 

「いや、携帯の通知が・・・」

 

「誰から?」

 

「えっと、うるはからだな」

 

「「うるはちゃん?/先輩?」」

 

「えっと、また今度家に遊びに来てだってよ」

 

『うるはちゃんしれっと奏さんを』

『まさかうるは先輩家に呼ぶなんて、ズルい』

 

「とりあえず部屋片づけてから言えっと」

 

『『うるはちゃん/先輩ドンマイ』』

 

 

その後は何事もなく解散をし、家へと帰ったのであった。

 

 

 

「ヘッドホン忘れてた、また今度だな」



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シスター・クレア/ドーラ

 

今日は用事があってとある教会へと来ている、俺が教会へと近づくと。

 

「あ!奏さんだ!クレアさん奏さんが来てくれたよ!」

 

「奏さんだー!!おーい!」

 

等々と教会に遊びに来ている子供達がこちらに気づいて声をかけてくる。

何故俺が教会へと来ているかと言うと、少し前に子供達からこの教会で遊んでいることを聞き、一度来たところ他の子供達から気に入られたまに遊びに来ている。

 

「え!嘘!?心の準備が!?」

 

「おっすクレアさん、遊びに来させてもらったわ」

 

「こ、こんにちわ奏さん!」

 

彼女の名前はシスター・クレアさん、この教会でシスターをしている傍ら、にじさんじと言う企業にも所属している可愛い女性だ。

 

「いきなり来てすみませんね」

 

「い、いえ・・・私も会いたかったですし」

 

「ん?どうかしましたか?」

 

「いえ!?な何でもないですよ!」

 

「そうですか?」

 

「奏さんお菓子頂戴ー!」

 

「おお、わーったわーったみんなの分買ってきてるからみんなで仲良く食べるんだぞ」

 

「「「「「はー-い!」」」」」」

 

そう言うと子供達は俺が持ってきたお菓子とジュースを持って教会の中へと入って行った。

 

「いつもすみません」

 

「気にしないでください、俺が好きでやってることなので」

 

「ありがとうございます」

 

そんなことを言っていると中からおしとやかな女性がこっちにやって来た。

 

「いつもありがとうございます奏さん」

 

「気にしないでくださいよマリアさん」

 

この人はマリアさん、この教会の責任者をされている女性だ。

 

「子供達も奏さんが来てくれるといつも以上に喜んでいるのが分かります、後クレアちゃんもね」

 

「マ、マリアさん!?」

 

「そうなんですか?」

 

「そ、それは・・・・もちろん嬉しいですよ」

 

「??」

 

「それより奏さんあれから彼女は出来たかしら?」

 

「いえ、いませんよ」

 

「良かった」

 

「?何か言いました?」

 

「い、いえ!?何でもないです!?」

 

「それじゃあ私がもらっちゃおうかしら」

 

「ダ、ダメです!!」

 

「あらあら、早くしないと私が貰っちゃうわよ♪」

 

「そ、その前に私が手に入れます!」

 

クレアさんとマリアさんが二人で何か話しているが何を話しているのかは分からない、俺が待ちぼうけていると。

 

「おー!奏じゃんかー」バシ

 

「いて!?誰だ!?」

 

いきなり声をかけられたかと思ったらいきなり頭をしばかれた、俺はそっちの方を見て見ると。

 

「おーっす、久しぶりじゃの」

 

「ドーラだったのか」

 

俺の頭をしばいた奴はドーラと言ってクレアさんと同じにじさんじに所属居ている人、ではなくファイアードレイクっと言う種族の女性だ、見た目は人間の女性みたいなかんじだが頭には角が生えてたりする、自分で仕舞ったり出来るらしく今は仕舞っている状態だ。

 

「何じゃ?わしの胸でも揉みたいのか?奏ならいくらでもかまわんぞ!」

 

「いや、胸を見てもねーし揉みもしねーよ」

 

「そうか?それは残念じゃな」

 

「残念じゃねーよ、ったく」

 

 

「それよりこんなところで何をしてるんじゃ?」

 

「俺は遊びに来てたんだよ、ドーラこそ何でここにいるんだ?」

 

「わしもクレアに呼ばれて遊びに来たんじゃよ」

 

「そうだったのか」

 

「あ、あの奏さん」

 

「どうしましたかクレアさん?」

 

「ドーラと仲がよろしいのですね」

 

「ええ、仲良くさせてもらってますよ」

 

「ふふん!!」ドヤ

 

「!?」

 

「どうかしましたか?」

 

「ド、ドーラは呼び捨てなんですね」

 

「ええ、前まではさん付けで呼んでたんですけど本人から呼び捨てで呼んでくれと言われたので呼び捨てで呼んでるんです」

 

「何じゃ?クレアはまだ呼び捨てで呼ばれておらんのか?」ニヤ

 

「!?奏さん!」

 

「はい」

 

「わ、私も呼び捨てで呼んでください!」

 

「えっと、クレア・・・これで良いですか?」

 

「・・・////は、はい後敬語なしでお願いします///」

 

「お、おう分かった」

 

「むー!クレアばっかりかまっとらんとわしも構え!」

 

「いや、両方とも相手してるだろ」

 

「そんな事よりいつになったらわしの婿になるんじゃ?」

 

「いや、ならんが?」

 

「そうですよ!奏さんは私の旦那さんになるんですから!」

 

「いや、まだなる気はないですよ?」

 

「まだって事はいずれなってくれるんですよね?」

 

「そうとらえちゃうの?」

 

「残念じゃったなクレア!もう奏はわしと愛の誓いを交わしておるからあきらめるんじゃな!」

 

「いや、してないからな」

 

「やっぱりおっぱいが大きい方が良いんですか!?」

 

「いや、そこまで気にしないがな」

 

「奏にはもう何回も揉まれておるからの、身も心も奏のものじゃ」

 

「捏造すんのやめような?」

 

「そんな事言ったら私だって奏さんにおっぱいぐらい揉まれた事ありますよ!?」

 

「いや、両方とも揉んだことなんてないからな?妄想で揉まれたことにするのやめような?」

 

「奏さん、クレアさんのお胸触ったの?」

 

「触ってないからな、触ろうとしたことすらないしな」

 

「そうなんだ~」

 

「これじゃあ埒が明かんわい!そうじゃ!奏!」

 

「ん?どうした?」

 

「今からホテルに行ってヤるぞ!」

 

「やるって何を?」

 

「何をってそれはS〇Xじゃが?」

 

「何言ってんの?みたいに言うのやめような?」

 

「なに、今からヤってしまえば問題ない事じゃ]

 

[お前は教会でなんちゅう会話をしてるんだ」

 

「それだったら私が今から教会の空き部屋があるのでそこでやります!」

 

「シスターとあろう人が何を言っちゃってるんだよ」

 

「わしと!」

 

「私と!」

 

「「ううううー--!!」」

 

「ほれ、子供達も食い終わったみたいだし、下らん事言ってないで子供たちの遊び相手するぞ」

 

「「はー-い・・・」」

 

「何で二人で不貞腐れないで準備するぞ」

 

「はーい」

 

その後子供達がぞくぞくと中から出てきたので話を終わらし、子供たちの方に向かったのであった。



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3バカ/花畑チャイカ

 

「奏さんこんにちわ!」

 

そう元気よく挨拶をしてきたのはにじさんじ所属のリゼ・ヘルエスタちゃん、ヘルエスタ王国?の第二皇女でたまにお城に招待をしてくれたりする。

 

「さぁさぁ!早く中に行きましょう!父上と母上にご挨拶をしないといけないので!」

 

そう言って勢いよく俺の服の袖を引っ張って中へ案内をしようとしてくるリゼちゃん、伸びるからやめてほしいかな。

 

「ちょいちょい!そんなに引っ張ったら奏さんが危ないから!」

 

そう言ってリゼちゃんに注意をしたのはリゼちゃんと同じグループのアンジュ・カトリーナさん、にじさんじ所属の自称美少女錬金術師の女の子だ。

 

「何アンジュ?私の邪魔するの?」

 

「奏さんが絡むと暴走するのやめようね!?」

 

「大丈夫だよ、邪魔さえしなければアンジュには何もしないから」

 

「何をしようとしてんの!?」

 

そんなコントみたいな感じで二人で会話をしている。

 

「俺達置いてけぼりだな」

 

「そうやねー♪」

 

そう言って返事してくれたのは前にも登場した戌亥とこちゃん、二人と同じグループに所属しているケルベロスらしいんだけどケルベロスって犬みたいな感じじゃなかったっけ?

 

「後しれっと腕に抱きつくのやめような?」

 

「それなら堂々と抱き着いたら良かったん?」

 

「そう言う事じゃないんだが」

 

「とこちゃん!何で奏さんに抱き着いてるの!?羨ましい!」

 

「戌亥!?」

 

「とりあえず案内頼めない?」

 

「そうですね、それでは私の部屋に行きましょうこっちです」

 

「両親に挨拶するって言ってなかった?」

 

「さっきそう言ってたはずだけど」

 

「アハー↑」

 

とりあえず俺達はそれ以上考える事をやめて後をついて行った。

 

「ここが私の部屋です!」

 

ガチャ

 

「遅かったわね!」ドドン!

 

「「「「・・・・」」」」

 

リゼちゃんが部屋の扉を開けると、中に変な格好をしたオカマがそこにはいた。

 

「チャイカ、何してんだ?」

 

そのオカマはにじさんじ所属の花畑チャイカ、元々酒場の店主をしていたらしい、が今は喫茶店のオーナーをしているらしい。

 

「あら奏じゃない、久しぶりね」

 

「まぁ久しぶりなのは久しぶりなんだが、こんなところで何してんだ?」

 

「それはここが私の家でもあるからね!」

 

「あれ?ここってリゼちゃんのところの城じゃなかったっけ?チャイカ関係なくないか?」

 

「何を言う、この私花畑チャイカはこのヘルエスタ王国の第一第二第三皇女でリゼ・ヘルエスタの兄になるのだからな!」

 

「リゼちゃんのお兄さんってもっとイケメンだったよな?いつの間にオネエになったんだ?」

 

「ふ、それはその兄上と勝負をしてどちらが本物の兄なのかを決着をつけたからだ!」

 

「いや、両親が納得しないだろそれ」

 

カツカツカツ

 

さっきからうつむいていたリゼちゃんが急に歩き出しチャイカに近づき。

 

「うむ、どうした妹よ」

 

などとまだ兄もどきをしているチャイカを。

 

「・・・」ガシッ

 

チャイカの顔を鷲掴みにして。

 

「ここで何をしてるんですかチャイカさん」

 

「ど、どうしたのだ我妹よ、何やらただならぬ雰囲気が出ているが」

 

「明らかにお前のせいだと思うぞ?」

 

「そ、そんな事よりなぜ奏がここにおるのだ?」

 

「俺は」

 

「奏さんは今日父上と母上に私の旦那様だとお伝えするために来てもらったのですよ」

 

「何!?そんな事兄である私が認めんぞ!」

 

「良くこの状況であの設定を続けられるよな?」

 

「別にあなたに認めてもらう必要なんてないんですよ」グググ

 

「痛い痛い!食い込んでる食い込んでる!?」

 

「そもそもいつまでその設定続けているつもりですか?イタイですよ?」

 

「な、何を言う私はお前の兄上である花畑チャイカなのだぞ!?」

 

「私の兄上はお前ではない!!」グッ!

 

「ああああああああ!!」

 

「リゼちゃんって意外と力強いんだな、いやこの場合は握力か?」

 

「確かにあんなリゼを見たの久しぶりかも、私も一回やられたからなー」

 

「そんなことより止めなくて良いの?」

 

「あ!そうだった、リゼストップ!」

 

「とこちゃんは行かなくてい」

 

「アハー♡↑」

 

「半目でアハーって言うのやめようね、怖いから」

 

「そんな事よりリゼはんの旦那さんってのはどういうこと何?説明してくれる?」

 

「いや、俺も知らないんだが?」

 

「そうやんね、だって奏はんは私の彼氏なんやからね」

 

「いや、違うからな?」

 

「何も遠慮する事なんてあらへんよ」近づき

 

「別に遠慮はしてないんだがな」後ずさり

 

「大丈夫やで、時間さえ経てばどんどんいぬいすきになるから」カツカツ

 

「そ、そうか、まぁそれはその時になったらお願いするとするよ、ほら俺にも色々と事情があるからな?」スッスッ

 

「大丈夫やで、その時はうちの喫茶で一生お世話してあげるからね」

 

「奏さん手伝って!っていにゅい何してんの!?」

 

「何やんじゅはん、うちの邪魔するんか?」

 

「今それどころじゃないんだけど!?」

 

「そうだよとこちゃん、奏さんのお世話は私がするんだから」

 

「あれ!?チャイカさんは!?」

 

「・・・・」チーン

 

「死んだー!?」

 

「リゼはんはいつもお世話してもらってる側やろ?お世話はうちがするから気にせんでええよ」

 

「でもとこちゃんはあの喫茶でやとわれの身でしょ?そんな事したらダメじゃん、それに比べてうちの場合はこのお城で何不自由なく過ごす事が出来るんだから」

 

「こんなお城に奏はんを住まわしたら窮屈になってまうやないの」

 

「うふふふ」

「ふふふ」

 

「「あはははははは!!」」

 

「二人と怖いんだけど!?」

 

「って事でアンジュ後は任せた」スタコラサッサ

「ちょっと奏さん!?」

 

バタン!

 

「これをどうしろって言うんのy」

 

ガシッ

 

「ん?」

 

肩を掴まれたアンジュが振り向くとそこには。

 

「「奏さん/はんをど~こ~にやった~~」」ハイライトオフ

 

「勘弁して~~!!」

 

その後アンジュカトリーナがどうなったのかは誰にも分からないのであった。



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世怜女

 

「ハッ!・・ハッ!」

 

みなさんこんにちわ!世怜音女学院高等部2年の西園チグサです!今私はある人に追われています!その人物とは!

 

「アハハハハ!!まってよチグちゃ~~ん!お話しようって言ってるだけじゃ~ん」

 

「お話するだけだったらその包丁いらないよね!?」

 

「何もしないって~」

 

「とりあえず目のハイライトを元に戻してから言おうよ!?」

 

そう!私西園チグサは今、北小路ヒスイに追われているんです!って!今はこんなことしてる余裕がないんですよ!とりあえず。

 

「ここに隠れよう!」

 

私は空いている教室に入り、教室の物置の中に入って息をひそめた。

 

「・・・・・」

 

「チグちゃ~~ん、どこ行ったの~?」

 

来た!?

 

「ここかな~?」

 

嘘!?バレた!?

 

ガン!!

 

「・・・」

 

「あれ~?いないか~、あっちかな?」

 

かつ、かつ、かつ

 

「・・・」

 

行った・・・かな、何で今は私がヒスピに追われているのかと言うと。

 

~~~~~~~~~~~

 

「奏さん!こんにちわ!」

 

「おう西園か、久しぶりだな」

 

「ホントですよ!全然会いに来てくれなかったじゃないですか!」

 

「そりゃあお前俺はホロライブのスタッフ何だから頻繁にこっちに顔出してたらおかしいだろうよ」

 

「そうですけど!西園はもっと会いたいですよ~」

 

「揺らすな揺らすな」

 

「そうだ!そしたら奏さんがにじさんじのスタッフになれば良いんですよ!そしたら会えるじゃないですか!」

 

「アホか」ビシッ

 

「痛い!良い案だと思うんだけどな~」

 

「どこが良い案なんだよ、ったく」

 

「そしたら西園のマネージャーになってくださいよ!」グイッ

 

「お前すでにマネージャーいるだろ!ってうわ!?」

 

「キャ!?」

 

ドスン!

 

私が勢いよく飛びついたせいで奏さんがバランスを崩して倒れちゃった。

 

「いてて!頭打った」

 

「・・・・」

 

あれ?何か唇に感触が・・・

 

「・・・・」

 

「大丈夫か?」

 

「・・・」

 

「西園?」

 

「うひゃ!?だ、大丈夫です!?」

 

「ったく、気をつけろよ?」

 

「は、はい!」

 

ドサッ

 

「ん?」

「え?」

 

私達が音のなる方を見て見ると、そこにはヒスピが立っていた。

 

「おう、北小路」

 

「か、な、で、さん?」ハイライトオフ

 

「おう」

 

「何してるんですか?」

 

「何って、朝日南に呼ばれたから来たんだが、聞いてないのか?」

 

「そうなんですか、それよりチグちゃん」

 

「な、何か?」

 

「今何したの?」

 

「な、何の話かな~」目逸らし

 

「は?とぼける気?キス、したよね?」

 

「何かあったのか?」

 

「奏さん気づいてなかったの?」

 

「痛さでそれどころじゃなかったからな」

 

「そうなんだ、チグちゃん」

 

「な、何ヒスピ」

 

「最後に言い残すことはあるかな?♪」

 

「仲が良いのは分かってるがあんまり物騒な事とかするなよ?」

 

「大丈夫♪お話するだけだから♪」

 

「そうか?それなら良いが」

 

「それじゃあお話しよっか?・・・チグちゃん♪」

 

「!!」ザッ

 

「逃げるなんてひどいな~、お話するだけじゃんか~」とことこ

 

「何だったんだ?」

 

西園はダッシュで走っていき、その後を追うように北小路が歩いて行った。

 

「一体何だったんだ?」

 

「あ!奏さーん!」

 

「ん?あー、朝日南か」

 

「もー!いくら待っても来ないから心配しちゃったじゃんか」

 

「ああすまん、色々あってな」

 

「まぁ無事だったから良かったよ!」

 

「すまんすまん」

 

「みなさまー--!!」

 

「俺しかいないがな」

 

「ンゴちゃん、それは今じゃないと思うよ」

 

「まぁ周央の挨拶みたいなもんだから、あんまり気にしてやるな東堂」

 

「まぁ奏さんがそう言うなら」

 

「それより朝日南、今日は何で呼ばれたんだ?」

 

「あ!そうそう!今日はみんなでカラオケに行こうと思って呼んだんだ!」

 

「それだけ?」

 

「それだけ!」

 

「だったらわざわざこっちに来てもらわなくても、お店に集合でも良かったんじゃない?」

 

「えへへ~、早く奏さんに会いたかったからこっちに来てもらっちゃった」

 

「そんだけかよ」

 

「あはは、あーこらしいね」

 

「でもコハクちゃんもずっとそわそわしてたよね?」

 

「サンゴちゃん!?」

 

「そう言うンゴはどうなの?」

 

「ンゴは待ち遠しかったです!!」

 

「声でけぇよ」

 

「それより行くなら早く行こうぜ」

 

「そうなんだけど、チグちゃんとヒスピがまだきてないんだよね」

 

「西園と北小路ならさっき向こうに行ったぞ」

 

「そうだったんだ」

 

「それじゃあ私達だけで行っちゃおっか」

 

「そうだね」

 

「さんせーい!」

 

「なら早く行こうぜ」

 

「「「はーい!」」」

 

<奏さん一緒に歌おうよ!

<あ!ズルい!私とも!

<ンゴとも!

 

「「「・・・・」」」

 

「どうしましょうか」

 

「まぁ奏さんだから間違いは起きないと思いますけど」

 

「どっちかと言えば彼女達の方が心配ですけど」

 

「「確かにな~」」

 

「私達も何か食べに行きます?」

 

「そうですね」

 

「それじゃあ自分予約してきますね」

 

奏達はカラオケに行き、マネージャー達も食事に行くのでした。

 

~~~~~~~~~~~

 

「何それ!?私知らないんだけど!?は!?」

 

「今ここからチグちゃんの声が聞こえた気がしたんだけどな~」

 

「・・・!!」

 

「ど~こかな~」

 

お願い!見つからないで!」

 

「ここかな~、違うな~」

 

ドクッ!ドクッ!ドクッ!

 

「最後はここだね」

 

「!!」

 

ギィィィィィ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見~~つけた♪♪」



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ぶいすぽ

 

べに「ひなーの!それ私の!」

 

ひな「うるさい!これは私の!」

 

すみ「なずちゃん何やってるの?」

 

なず「奏さんの枕の匂い嗅いでるの」

 

すみ「いいな~私も嗅ぎたい!」

 

なず「すーちゃんも嗅ぐ?」

 

すみ「うん!」

 

きゅ「あっちは凄いことになってるねー」

 

うる「きゅぴちゃんは行かなくて良いの?」

 

きゅ「私は良いかなー、ってうるは先輩は何してるの?」

 

うる「ん?奏さんの服を鞄に詰めてるんだけど?」

 

きゅ「しれっと凄い事言ってるけどダメでしょ」

 

うる「何で?」

 

きゅ「なんでって、ええー?」

 

べに「ひなーの!そのパンツは私の!」

 

ひな「ひなーの言うな!このパンツは私が貰って帰るの!」

 

うる「あ!そのパンツはうちが持って帰るやつ!」

 

きゅ「私もあっち行ってこよー」

~~~~~~~~~~~~~~~

 

「あいつらは人の家にいきなり乱入してきてあいつらは何をやってんだ?」

 

るな「先輩たち奏さんの事になるといつもこうですよ~」

 

のあ「そうだよねー、あ!唐揚げ美味しそう!」

 

るな「のあ先輩はあんまり変わらないですよね」

 

「まぁ暴走するよりかはましだけどな、ふー、ほらよ」

 

のあ「あーん♪んー!美味しいー♪」

 

「それは何よりで」

 

エマ「奏さん~だこちて~」

 

「お前今の状況分かってる?料理中なんですけど?」

 

とと「エマちゃん危ないからダメだよ?」

 

エマ「とと先輩はやってほしくないんですか?」

 

とと「そりゃあやって欲しいけど今は危ないからね」

 

エマ「やだやだー!!」

 

「暴れるなら出て行けよ?」

 

エマ「やっぱり我慢しないといけないよね!」

 

るな「れんせんぱ~い♪一緒にお風呂入りましょうよ♪」

 

れん「え?嫌だけど、奏さんとなら喜んで入るけど」

 

「いや、入んねーからな?」

 

るな「それにしてもさっきののあ先輩と奏さんのやり取りってなんだかカップルみたいでしたね」

 

「そんなやり取りあったか?」

 

のあ「さっき僕に食べさせてくれたやつじゃない?」

 

「ああ、あれか毒見で食わしたんだがな」

 

のあ「それでもぼくは嬉しかったけどねー♪」

 

れん「奏さん」

 

「あ?」

 

れん「あ」

 

「食わせろってか、ほれ熱いぞ」

 

れん「あふあふ・・・ん!美味しい」

 

とと「奏さん、こっち出来上がりましたよ」

 

「ん?そうか、相変わらず手際が良いなととは」

 

とと「はい!あーん♪」

 

「んっと・・・・うんOKだな、てか何で俺が作る料理の味を知ってるんだ?教えた事ないはずだが」

 

とと「それは、うふふ♪」

 

「何か恐いんだが」

 

れん「ぶいすぽメンバーは全員知ってるよ?」

 

「・・・・は?」

 

きゅ「何かぶいすぽ内でこの味を覚えられてないとダメだって言われたんだけど、違ったの?」

 

「きゅぴか、あっちは良いのか?」

 

きゅ「何かついて行けなさそうだからこっちに来ちゃった」

 

「そうか」

 

きゅ「てかあっちのみんな奏さんの衣類とか持って帰ろうとしてるけど大丈夫?」

 

「まぁ・・・多分」

 

きゅ「あはは、奏さんも大変だね」

 

「まぁ今に始まったことじゃないからな」

 

きゅ「あ!この唐揚げ美味しそう!もらっても良い!?」

 

「俺の飯なんだがな、ほら」

 

きゅ「あーん!んんー-!美味しいー!」

 

「それよりお前ら」

 

「「「「「ん?」」」」」

 

「この荷物は何なんだ?」

 

「「「「え?泊まるための準備だけど?」」」」」

 

「・・・・はぁ」

 

頭痛くなってきたのであった。



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大神ミオ/大空すばる/猫又おかゆ

 

「・・きて・・お!・・」

 

何やら寝ているところ誰かに起こされているようだ、一人ぐらしのはずなんだがな。

 

「ん」

 

「あ!起きた!おはよう奏さん!」

 

「ん・・・ミオ?」

 

ミオ「うちやで!」

 

「うーんっと」

 

ミオ「どうかした?」

 

「いや、携帯どこだっけって思ってな」

 

ミオ「携帯、はい!」

 

「ありがとう」

 

ミオ「どこに連絡するん?」

 

「ああ、警察にな」

 

ミオ「警察?もしかして強盗!?」

 

「あー-うん、まぁ良いや」

 

prrr

 

「ちわーす!大空警察っす!」

 

「あ、警察ですか不法侵入者がいるのでひっ捕らえてもらえますか?」

 

「不法侵入!?分かりました!今から行くっす!」

 

ブツ

 

「不法侵入しか言ってないから普通は警察に連絡しろって言うんだけどな」

 

ミオ「どうだった!?」

 

「ああ、来てくれるってよ」

 

ミオ「そうなん!良かったー」

 

ピンポーン

 

「え?はや」

 

ミオ「あ!来てくれたみたいやね!」

 

ガチャ

 

スバル「奏さん!不法侵入者はどこっすか!?」

 

「ここ」

 

スバル「ここって・・・ミオしゃ!?」

 

「あれ?スバルじゃん?どうしたん?」

 

スバル「いや、奏さんから不法侵入者が居るって連絡もらったから来たんだけど、もしかしてミオしゃの事っすか?」

 

「うん、そう」

 

ミオ「うちが不法侵入?」

 

「何で何言ってんのみたいな反応なんだよ」

 

ミオ「だってここはうちと奏さんとの愛の巣なんよ?」

 

「違うからな、ここは俺の家であってお前の家ではないからな」

 

スバル「とりあえずミオしゃを連れて帰れば良いっすか?」

 

「そうだな」

 

スバル「了解っす!ほらミオしゃ帰るっすよ!」

 

ミオ「あ?もしかしてスバルはうちと奏さんとの仲を邪魔する気?」ハイライトオフ

 

「怖いって!?」

 

「もー朝からうるさいな~」

 

スバル「いや、お前どっから出てきた!?」

 

「あれ?スバルちゃんじゃん?なんでいるの~?」

 

スバル「それはこっちのセリフだ!何でおかゆが奏さんの家にいるんだよ!」

 

おかゆ「そりゃあだって僕は奏さんの従順なペットだからね」

 

スバル「え!?」

 

「いや、俺が知るわけないからな?」

 

スバル「そ、そうっすよねおかゆの虚言っすよね」

 

「てかお前どうやって入ったの?カギは閉めてたはずなんだけど」

 

ミオ「うちは合鍵で入ったけど?」

 

「何か変な事でもありました?みたいな感じやめような」

 

スバル「おかゆはどうやって入ったんだよ」

 

おかゆ「僕は窓から入ったよ~」

 

スバル「窓からって」

 

おかゆ「奏さんいつも出掛ける時に換気のために窓を開けていくんだよね~そこから入ったんだよ」

 

「ここ4階何だけどな」

 

スバル「そうっすよね」

 

ミオ「それより奏さん、早く朝ごはん食べないと冷めちゃうよ?」

 

「冷めちゃうよ?じゃなくて自分の家に帰ろうな?」

 

ミオ「??ここがうちの家だけど?」

 

「あ、ダメだこの子」

 

スバル「ほら二人とも!帰るっすよ!!」

 

「「あぁ?邪魔すんなよ」」ハイライトオフ

 

スバル「何かスバルにだけあたり強くない!?」

 

おかゆ「あ、もしかしてスバルちゃん、奏さんの事狙ってるんじゃ」ハイライトオフ

 

ミオ「そうなん?だからうちらに帰れって言うん?」ハイライトオフ

 

スバル「そこはスバルの意思じゃなくて奏さんの意思だからね!?」

 

ミオ「そんなことないないよね?奏さん?」

 

「早く帰ろうな」

 

ミオ「ほら、奏さんだって良いって言うてるよ」

 

スバル「一言もそんな事言ってなかったよね!?」

 

おかゆ「そうだよスバルちゃん、僕たちは奏さんの了承のもとここにいるんだから」

 

「了承した覚えはないからな?」

 

スバル「ほら!奏さんの言う事聞いて帰るっすよ!」

 

「すまんなスバル」

 

スバル「大丈夫っすよ!」

 

ミオ「何でスバルだけ褒められてるん?」

 

おかゆ「そうだよね?スバルちゃんより僕たちの方が褒められるはずなのにね」

 

「何でお前らは不法侵入しておいて褒められると思ってるんだよ」

 

ミオ「何でって、そりゃあ奏さんのために美味しい愛情ご飯を作ってるから」

 

おかゆ「僕は癒しを届けてるからだけど~?ほら僕おっぱい大きいし」

 

スバル「何言ってんだお前は、何で二人はそれで褒められると思ったのか分からんのだけど」

 

ミオ「それより何でうちらを褒めないでスバルだけを褒めたん?」ハイライトオフ

 

「何で俺が怒られてるんだ?」

 

おかゆ「もしかしてスバルちゃん奏さんに色目を使ってるんじゃ」

 

スバル「何でそうなるんだよ!?てか色目使ってるのはどっちかと言えばお前の方だろうが!!」

 

ミオ「そうなんだ、スバルが奏さんに色目使ってるんだ」ハイライトオフ

 

スバル「何でそうなるの!?」

 

「「それじゃあスバル/ちゃん、少しお話しに行こっか?」」ハイライトオフ

 

スバル「スバル何も悪くないよね!?奏さん助け!」

 

バタン

 

「・・・捨てるのもったいないし食べるか」

 

俺はスバルの無事を心の片隅で願いながらミオが用意した飯を食うのであった。



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holoX

「刮目せよ!」

 

「YAMADA~、Yes My Dark」

 

「お前らちゃんと言えよ!」

 

「え〜別に良いじゃんか〜」

 

「インターン!お前な!」

 

「ラプうるさいよ、奏さんの仕事の邪魔になるでしょ」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「イヒヒ!怒られてやんの」

 

「てめぇ!この野郎!」

 

「何だー!やるのかー!」

 

ジャキ

 

「二人共さっきルイ姉が言ったこと聞こえていなかったでござるか?奏殿の仕事の邪魔になると言っていたでござろう?」

 

「「ヒッ!?ゴメンナサーイ!!」」

 

「てかお前ら何しに来たんだよ、後俺じゃなくてAちゃんがキレるぞ」

 

「・・・」

 

「無言の圧が凄いでござる」

 

「てかこよりはどうしたんだ?」

 

「こよりなら」

 

バン!

 

「こんこよ〜!!」

 

「ドアは静かに開けましょうね」圧

 

「ぴ!?ご、ごめんなさい」

 

「まぁ何でも良いけど、何か用があって来たんじゃないのか?」

 

「ああ!その事だった!」

 

「忘れてたの?」

 

「い、いや〜そんなことはないぞ〜」

 

「忘れてたのね」

 

「んで?俺に用とは?」

 

「奏!holoXに入らないか!」

 

「却下で」

 

「即答かよ!」

 

「あたりまえだろ、俺はスタッフ何だから、抜けたらワンチャン崩壊するぞ」

 

「別に仕事をやめろってことではないぞ」

 

「そうなのか?」

 

「ああ!住むところを私達と同じにしようって話だ!」

 

「何でまた?」

 

「我々はみな奏の事が大好きだからだ!」

 

「そうなんだ、でも却下」

 

「何でだ?」

 

「え?だって風呂はいらない奴いるし」

 

「沙花叉が悪いの!?」

 

「当たり前だろ?一緒に住む奴が風呂に入らない奴と誰が同棲したいと思うんだよ」

 

「えぇ〜良いじゃん良いじゃん!ほら沙花叉別に臭くないし」

 

「いや、生理的に無理」

 

「それじゃあ沙花叉が居なければ良いってこと?」

 

「一つの要素ってだけだ、アイドルの家に男が住む訳にはいかねーだろうが」

 

「確かにそれはそうでござるな、何か語弊があっては奏殿に迷惑をかけてしまうでござるな」

 

「じゃあさ!じゃあさ!奏さんが沙花叉と一緒にお風呂入ってよ!そしたら毎日お風呂入るからさ!」

 

「さ、あっちに行くでござるよ」

 

「このインターンどう調理してやろうか」

 

「シャチって食べられるの?」

 

「流石に無理じゃない、それよりこより、このバカがお風呂に入るような薬を作って頂戴」

 

「後はいくら切っても死なない薬もお願いするでござる」

 

「何かみんな沙花叉に対してひどくない!?沙花叉今回が出番初めてなんだけど!?ねぇ聞いてる!?」

 

「お邪魔してすみません、我々はこれで失礼しますね」

 

バタン

 

「「・・・・」」

 

「結局何がしたかったんだ?」

 

「さぁ?」

 

「Aちゃん仕事終わりそ?」

 

「ええ、もう少しで終わるわ」

 

「んじゃ久々に飲みに行こっか」

 

「良いわね、行きましょうか」

 

 

その後基地に戻ったholoXメンバーは無理やり沙花叉をお風呂に入れるのであった。

 

「沙花叉の初登場これで終わりなの!?」

 



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健屋花那/早瀬走

 

「なぁ早瀬さんや」

 

「ん?どないしたん?」

 

「いきなり着いてきてくれって家に突撃してきて、目的の場所はここなのか?」

 

「そうやで!サプライズしたくてな!」

 

「あきらかにマンションだが、誰か住んでるのか?」

 

「それは秘密や!まぁあんまり気にせんと行こうや!」

 

「はぁ、分かったよ」

 

彼女の名前は早瀬走、にじさんじ所属のライバーでみんなからはランねーちゃんと呼ばれている女子である。

 

「ここやここや!」

 

「誰の家なんだ?」

 

「それは今から分かるで!」

 

そう言うと早瀬は呼び鈴を鳴らした。

 

ピンポーン

 

「はーい!」

 

ガチャ

 

「来たでー」

 

「あ!ランねーちゃん!今回もよろしくね!」

 

「はいよ!今日は助っ人も呼んできたで!」

 

「助っ人?」

 

「おっす」

 

「bdっkdんs!!」

 

俺が挨拶をすると部屋の主は意味不明な言葉を発した。

 

「ちょっとランねーちゃん来て!!」

 

グイッ! 

バタン!

 

部屋の主は早瀬の腕を掴むと凄い勢いで中に入っていき、俺は締め出される形になってしまった。

 

待ってる間にここの部屋主の名前は健屋花那、彼女もにじさんじ所属のライバーで医療関係にも従事している女の子だ、え?何で分かったのかって?そりゃあ顔が見えたからな、しかしどうしたものか、そんな事を思っていると。

 

ガチャ

 

「いやーごめんなー!入って入って!」

 

はたしてそんな簡単に女性の家に入って良いものだろうかと思ったがめんどくさくなったので考える事をやめて入る事にした。

 

「お邪魔しまー・・」

 

俺は中に入って絶句した、何故なら家の中がほぼゴミ屋敷となっていたのだったからだ。

 

「ビックリしたやろ?これがこの子の本性やで」

 

「ちょっとランねーちゃん!奏さんが来るなんて聞いてないんだけど!」

 

「当たり前やないか!あんたのこの現状を見てもらわなアカンやろ!」

 

「奏さん連れてくるんだったら先に言っておいてよー!」

 

「はっは!そんなんライバルを減らすために決まってるやないか!」

 

「ぐぬぬ!」

 

「えーっと早瀬、一つ聞きたいことがあるんだが」

 

「ん?どうしたん?」

 

「もしかしてだけど、これを掃除するために俺を連れてきたのか?」

 

「まぁ半分はあってるよ」

 

「半分?」

 

「うん、元々は二人で片付ける想定でいたからね」

 

「じゃあ何で俺を連れてきたんだ?」

 

「奏さんにこの現状を知ってもらおうと思ってな!」

 

「まぁ、確かにこれは・・・な」

 

「そうやろ?」

 

「奏さん見ちゃだめー!」

 

「まぁ連れてきたのはこれだけのためやってんけど、どうする?ついでに一緒にやっていく?」

 

「え!?ヤッて行くの!?」

 

「違うはバカタレ!片付けに決まってるやろ!」

 

「まぁそうだな、この量二人は流石に厳しいだろうから手伝ってやるよ」

 

「ホンマ!?それは助かるわー」

 

「とっとと始めちまおうぜ」

 

「そうやな!」

 

そんな感じで健屋花那の家の大掃除を開始したのであった。

 

「あんたこれなんや?」

 

「ああそれは”ピー”だよ」

 

「何でこんなもんがあるねん!!」

 

「そりゃあいつでも奏さんに襲われて良いように」

 

「アホか!こんなもんは捨てや捨て!」

 

「これはなんだ?」

 

「それはマッサージ機だよ、ほら一人で」

 

「いらんこと言わんでええねん!」

 

「とりあえずゴミをゴミ袋に入れようぜ、ゴミ袋はどこだ?」

 

「ああ、それなら買ってきたで!」

 

「なんで早瀬が買ってるんだ?」

 

「この子家にないからやで」

 

「お前なー」

 

その後も何やかんやあったはしたが無事に掃除を終えることが出来たのであった。

 

「これからはこまめに掃除しろよ?」

 

「いやー、引っ越ししたてだったから散らかっちゃんだよね〜」

 

(何で引っ越ししたてでここまで汚くなるんだよ)

 

「嘘つくなや!前もそう言ってめちゃくちゃ散らかってやないか!」

 

「いや〜、そうだったかな〜」

 

「ちゃんと目を見て話さんかい」

 

「お前もいろいろ大変なんだな」

 

「分かってくれるか」

 

「てかあの量だったら業者呼んだ方が早くなかったか?」

 

「私も最初はそう思ってんけど、何か業者の人たちが可愛そうと思ってもうてな」

 

「なるほど」

 

「なぁ奏さん」

 

「ん?どうした?」

 

「この後時間あるかな?」

 

「ああ、あるぞ」

 

「それじゃあさ!この後一緒にご飯行かへん?」

 

「えー!ランねーちゃんだけズルい!」

 

「うるさいわ!掃除のお礼をするだけや」

 

「そんな事言って、そのままワンチャン狙ってるんじゃないの〜?」

 

「そ、そんな事あらへんで」

 

「目を逸らしながら言われても説得力ないよ」

 

「健屋は行かねーのか?」

 

「花那って呼んで♪」

 

「気が向いたらな」

 

「この子この後配信あるねん」

 

「・・・もしかしてさっきの状態でやろうとしてたのか?」

 

「そうだよ!」

 

「・・・はぁ」

 

「ならさ!三人で一緒に配信しない!それが良いと思うよ!」

 

「アホか!奏さんがあんたの配信に出たら色々と大変なことになるやろ!それこそ炎上しかねるで!」

 

「えー、良い案だと思ったんだけどなー」

 

「そんな事言ってないで早く配信の準備しいや!」

 

「はーい」

 

「それじゃああたし等は帰るからな」

 

「ランねーちゃんは帰っていいよー」

 

「何であたしだけやねん!」

 

「奏さんは家に居てもらおうと思って♪」

 

「思って♪やないっての!何言ってんのあんたは」

 

ギャー!ギャー!

 

言い争いをしている二人をよそに、近所迷惑になってんじゃねーのかだけが不安なのであった。



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春先のどか/樋口楓

みなさんこんばんは!この度ホロライブの新人スタッフとして働くことになりました!春先のどかと言います!みなさんこれからよろしくお願いいたしますね!

 

「ふいー、のどかさん一休みしよっか」

 

「はい!」

 

この方は先輩スタッフのえーちゃんさんです!とてもお仕事が出来て新人の私にも優しくしてくれて色々勉強になっています!私も将来こんな人みたいになれたらなと思っています!

 

「のどかちゃん仕事はなれた?」

 

「はい!まだまだ分からないことだらけですけど、先輩や古城先輩が優しく教えていただけてるので何とかなってます!」

 

「そっか、それは良かった分からないことがあったら私か奏でに聞いてね」

 

「はい!」

 

やっぱり先輩は優しいです、先輩とお話していた時の事です。

 

バンッ!!

 

「!!」

 

突然事務所の扉が勢いよく開いたのです。

 

「邪魔するでー」

 

「邪魔するなら帰ってくださいね」

 

「あいよー」

 

バタン

 

・・・一体何だったのでしょうか?

 

バンッ!!

 

「ってちゃうやろ!」

 

「扉壊れちゃいますから静かに開けてくださいよ」

 

「いやー悪い悪い」

 

「まったく」

 

「あ、あの先輩」

 

「あ、のどかちゃんは会うの初めてだったね、この人はにじさんじの樋口楓さん」

 

「え!?あのにじさんじですか!?」

 

「そうやで!あのにじさんじ所属の樋口楓様やで!」

 

「そ、そんな方が何でいきなり事務所に」

 

「それはな!・・・」ズズズ

 

「な、何でしょうか」

 

「自分、誰や?」

 

「この子は最近新しく入った春先のどかちゃん、うちのスタッフとして働いてくれてる子だよ」

 

「ほほー、自分春先のどかっちゅうんか」

 

「は、はい!」

 

「自分は奏さんとはどう言う関係なんや?あ?」

 

「ヒィ!?」

 

「うちの新人スタッフを何怖がらせてんだバカタレ」スパーン!

 

あまりの勢いに怖がってしまった私でしたが、樋口さんの後ろから頭を勢いよく叩く人物が現れました。

 

「いったー!何すんねん!」

 

「それはこっちのセリフだスカポンタン、怖がってんじゃねーか」

 

「あ!奏さんやん!待ってたでー!」

 

「おかえり、大丈夫だった?」

 

「ああ、向こうさんともいい感じでいけたよ」

 

「それは良かった」

 

「なぁーなぁー、仕事の話ばっかしてやんとあたしと話そうやー」

 

「こっちとら仕事中だっつーの」

 

「えー!?せっかく遊びに来たのにー」

 

「お前の都合じゃねーか、うちの新人を怖がらせるやつとは話しません」

 

「あ?やっぱり自分が原因何か?」

 

「!?」

 

「だから怖がらせるなっつってんだろうが」スパーン!

 

「いで!?」

 

「ったく、大丈夫か春先」

 

「は、はい、何とか」

 

嘘です、今でもすごく怖いです。

 

「無理するなよ」

 

「は、はい」

 

「なーなー、奏さんとこの子はどう言う関係なん?」

 

「普通に事務所の先輩後輩の関係だ」

 

「ほんまに?」

 

「そこを嘘ついてどうするんだよ」

 

「奏さんがそう言うんやったらそうなんやろうな!」

 

「あ、あの先輩」

 

「どうかした?」

 

「樋口さんと古城先輩の関係って」

 

「あー、それは」

 

「奏さんはあたしの旦那やで!」

 

「え!?そうだったんですか!?」

 

「嘘ついてんじゃねー」スパーン!

 

「いて!?でも後々そうなる予定やん!」

 

「そんな予定はねーよったく、仕事の邪魔しに来たんならさっさと帰んな、こっちは仕事があるんだからよ」

 

「ちぇしゃーないなー、ほんなら仕事終わるまで待ってるわ」

 

「いや帰れよ」

 

「えー!?せっかく来たんやからご飯でも行こうやー」

 

「はいはい、行ってやるから終わるまで静かにしてろよ」

 

「はーい」

 

そう言うと樋口さんはソファーに座ってくつろいだのです。

 

「さ、仕事再開しよっか」

 

「え!?あれは良いんですか!?」

 

「気にしなくて良いよ、あーなったらもう突っかかって来ないから」

 

「は、はー」

 

「早くやんねーと仕事終わらなくなっちまうぜ」

 

「そ、そうですね!頑張ります!」

 

その後はお仕事を何とか終わらし、古城先輩のご馳走でお食事をご馳走になったのでした。



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鈴木勝/緑仙/童田明治

「盟友諸君、良い夜をお過ごしだろうか、俺様がにじさんじ所属天才イケメンバーチャルライバー、漆黒の捕食者Darkness Eater即ちD.E.こと鈴木勝です!そして!」

 

「はーいどうも〜、新緑の”緑”にべガルタ仙台の”仙”と書いて緑仙です」

 

「はい!今回は緑仙とコラボだよ!」

 

「今日は勝の家に来ていまーす」

 

・始まった!

・勝きゅん今日も可愛い!

・緑くーん!

 

「と言う事で今回はコラボ配信何だけど、今回はもう一人います!」

 

・誰だ?

・力一とか?

・分かんねー

 

「みんな悩んでるみたいだね、それでは正解行くよー!正解は!」

 

バン!

 

「がぶがぶ〜!童田明治だよ〜!」

 

・童田だ!

・童田ちゃんだ!

・がぶがぶー!

・明治ちゃんだったんだな

 

「ちょっと!?何でいきなり入ってきてんの!?呼んでないはずだけど!?」

 

「あれ?童田じゃん」

 

「何で緑仙はそんなに落ち着いてんの!?」

 

・何か違うっぽいぞ?

・突撃してきたっぽいwww

・緑君落ち着きすぎ

・興味なさそうww

 

「もう!童田のせいで紹介出来なかったじゃんか!」

 

「えー!童田のせいなの!?」

 

「もー、それじゃあ仕切り直して!今回僕と緑仙のコラボのゲストとして来てもらったのはこの人!」

 

「飯出来たぞー」

 

・誰だ?

・聞いたことない声だけど

・もしかして外部のゲストか?

・ベルさんとは少し違う気がする

 

「はい!っと言う事で今回僕達のゲストとして来てもらったのは!ホロライブのスタッフとして働いている古城奏さんだよ!」

 

・古城さんだ!

・イケおじだ!

・VTuberから狙われてる人だ

・飯出来たって聞こえたけど、料理出来るの?

 

「何か一人増えてんだけど、今日って童田も居たのか?」

 

「いや、さっき突撃してきた」

 

「3人分しか作ってねーけど、まぁ俺の分をやれば良いか」

 

「もう!童田のせいで古城さんに迷惑かけちゃったじゃんか!」

 

「やったー!奏さんのご飯が食べられるー!」

 

・童田ちゃんめっちゃ喜んでる

・もしかして古城さんって料理めちゃめちゃ美味い?

 

「みんなの思ってることは分かるけど、奏さんの料理はめちゃくちゃ美味いよ」

 

「本当に美味しいんだよ!今回どうしても食べたかったからお誘いしたんだ!」

 

「童田は毎日でも奏さんのお料理食べたいな!」

 

・明治ちゃんはもう攻略されてるみたいだ

・俺達も食ってみてー!

・仕事も出来て料理も出来るだなんて

・チートやチート!!

 

「何やらコメントが盛り上がってるけど、ほい、勝ご注文の煮込みハンバーグと栄養も考えてのサラダな、そんでデザートにプリンを作ってるからな」

 

「うわー!美味しそう!」

 

「いつ見ても美味しそうだよね、お店とか出したら?」

 

「それだったら童田毎日通っちゃうよ!」

 

「やだよ、色々衛生面やら手続きやらがめんどくさいし」

 

・店に出せるレベルなんだ

・にじさんじとホロライブの全員おちてそう

・俺にも食わせてくれーー!

・デザートも作れるとかww

・何でもありだなこの人

 

「それじゃあ食べよっか」

 

「古城さんは良いの?」

 

「ああ、俺は大丈夫だ」

 

「童田があ〜んしてあげるね♪」

 

「童田のせいでこうなってるんだからな!」

 

「はいはい、勝も怒るのはそこまでな、飯が不味くなっちまうぞ」

 

「そうそ」

 

「むー!分かったよ」

 

「それじゃあ手を合わせて」

 

「「「いただきます!」」」

 

「「「あーん・・・」」」

 

・どうなんだ?

・どんな味がするんだろ

・美味しいのかな?

・誰も喋らない

 

「「うまーい!」」

「美味しー!」

 

「めちゃくちゃ美味しいよ!古城さん!」

 

「それは何よりだ」

 

「サラダもめっちゃ美味い」

 

「一応お手製のドレッシングを作ってみたけど大丈夫みたいだな」

 

「「・・・」」ガツガツ!

 

「そんなに急いで食わなくても飯は逃げねーよ、ほらソース付いてんぞ」フキフキ

 

「モグモグ・・ありがとう」

 

・お母さんだ

・母親だww

・母親と子供のやり取りだな

・男なのにお母ちゃんww

・子供の面倒を見る親だな

 

「「ごちそうさま!!」」

 

・早!

・もう食ったの!?

・そんなに美味かったんだな

 

「お粗末さまでした、プリンは今食べるか?それとも後で食べるか?」

 

「「今!!」」

 

「はいはい、緑仙はそのままゆっくり食べてて良いからな」

 

「ふぁーい」

 

「今日はこんな感じでのんびりとやっていくからねー」

 

その後も四人ののんびりとした雑談配信は続くのであった。

 

 

 

 



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角巻わため/その他

こんばんドドドー!やっほーみんなー!わためだよー!今日はねこよりちゃんに作ってもらったやつで奏さんに突撃して行くよ!今回こそ奏さんをわための・・・ぐへへ、おっといけないいけない、今回こよりちゃんに作ってもらったのは精力剤なんだよ!しかも超強力なやつ!って事で早速。

 

バン!

 

「こんばんわ!」

 

「わため?どうしたの今日は休みでしょ?」

 

「今日はね!差し入れを持ってきたんだ!」

 

「わためが差し入れ?珍しいわね」

 

「えっへん!わためだって出来るんだよ!それよりAちゃんだけ?」

 

「のどかちゃんはもう帰ってるわ、奏は」

 

「俺がどうかしたか?」

 

「あ、おかえり」

 

「ただいま、いやー疲れた疲れた」

 

「奏さん!」

 

「わため?何でいるんだ?」

 

「今日は差し入れを持ってきたの!」

 

「差し入れ?」

 

「そう!これ!」

 

わためは持ってきた精力剤とAちゃん用にエナドリを前に出して。

 

「はい!どうぞ!」

 

「これは?」

 

「エナドリだよ!」

 

「エナドリかよ」

 

「まぁ良いじゃない、せっかくわためが持ってきてくれたんだし」

 

「それもそうだな、ほい」

 

「あ!そっちは!」

 

「ありがと・・・」

 

「俺もっと・・」

 

やばい!奏さんがAちゃんに渡したのが精力剤何だけど!ここは」

 

「そ、それじゃあ渡したからわためは帰るね」

 

「ああ、ありがとな」

 

「ど、どういたしまして、それじゃあね」

 

バタン

 

Aちゃんどうした?っておい!?マジでどうした!?正気に戻れって!てか力強いな!?いきなりどうしたんだよ!?まさか!

 

「・・・わためは悪くないよね〜」

 

『ギリギリわるくないわた』

 

「何してるのかな?」

 

「え!?」

 

外で中の状況を聞いてたわための後ろから声が聞こえたので振り返るとそこには。

 

「そんな所で何をしてるの?わためちゃん」

 

「そ、そら先輩」

 

「そんな所でなにをしてるの?」

 

「い、いや、ちょっと・・・」

 

「ちなみに中で何が起こっているのかな?」ハイライトオフ

 

「な、何もないですよ」

 

「嘘わいけないねー」

 

「し、ししろん」

 

「ちなみにこよりから全部聞いてるからな」

 

「ス、スバルちゃん」

 

「わためせんぱ〜い」

 

「こよりちゃん」

 

「こよりちゃんから聞いたよ?強力な精力剤をこよりちゃんに作ってもらってそれを奏さんに飲まそうとしたんだよね?」

 

「そ、それは」

 

「こよりちゃんいわく飲んだ人は精力が尽きるまで元に戻れないみたいだね」

 

「えっと、あのー、そのー」

 

超ピンチ何だけど!?ここをどう乗り切ろうか考えないと。

 

「変な気を起こさないほうが良いよ?これ見たら分かると思うけど」

 

すいせい:斧 いろは:刀 スバル:拳 ぼたん:銃 ラミィ:酒瓶 その他色々

 

わため生きて帰れるかな、今はそんな事考えてる暇じゃない!今はこの場どうにかしないと、ここは。

 

「すみませんでし」

 

バン!

 

「ぐはぁ!?」

 

「え?何か当たったか?てかお前らこんな所でなにやって」

 

「奏ーーー!!」

 

「って!?今はそれどころじゃなかった、何かAちゃんがいきなりおかしくなったんだよ!手伝ってくれ」

 

「はぁー、はぁー、私もう我慢できない」

 

「だから落ち着けって!?」

 

「Aちゃん」

 

「そら、そこをどいて」

 

「Aちゃん、これ飲んで」

 

「そんなのは後よ!今は奏を!」

 

「良いから飲めやごらぁー!」

 

「んぐ!?・・・・あれ?私はいったい」

 

「大丈夫?」

 

「そら、それにみんなも」

 

「おう、戻ったか」

 

「奏、あれ?何かさっきまでの記憶がないんだけど」

 

「思い出さないほうが良いと思うぞ、あんまり良い気はしないから」

 

「そう?そう言えばわため見てない?」

 

「わためちゃんなら出ていっちゃったよ」

 

「そう?」

 

「さ、戻って仕事の続きしようぜ」

 

「そうね」

 

バタン

 

「さて、それじゃあ」

 

「「「「「覚悟は出来てるよね?/出来てるよな?」」」」」」

 

「わ、わためは悪くないよね〜」

 



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AZKI/星街すいせい/戌亥とこ/メリッサ・キンレンカ/橘ひなの/一ノ瀬うるは

「こんあずき〜!左手にナイフ右手に地図、あなたのお家をゼロゲッサー!」

 

「言ってることサイコパス何だが」

 

「すいちゃんの事呼んだ!?」

 

「呼んでねーよ、サイコパスって言ったんだよ」

 

「やっぱりすいちゃんの事じゃん」

 

「お前はそれで良いのかよ」

 

「ふっふっふー!私は奏さんのお家を知っています!なのでゼロゲッサー出来るのです!」

 

「嘘!?あずきちも奏さんのお家知ってるの!?」

 

「え?すいちゃんも知ってるの?」

 

「うん」

 

「「・・・」」

 

「ちなみにだが今の俺の家の事か?」

 

「「え?」」

 

「ちなみにだが俺は引っ越ししてるからな」

 

「「はぁぁーーーー!?聞いてないんですけど!?」」

 

「当たり前だろ、言ってないんだからな」

 

「「!!」」バッ!

 

「ちなみにAちゃんにも言ってないから聞いても無駄だぞ」

 

「え?本当に引っ越ししたの?」

 

「うん」

 

「私も聞いてないんだけど」

 

「だってAちゃんだけに言っちゃうとAちゃん大変なことになるぞ」

 

「そ、そうね」

 

「なので新しい家は俺しか知らねーよ」

 

「「は!YAGOOに!」」

 

「同じ理由で言ってないからな」

 

「何で引っ越してもうたん?」

 

「そりゃあお前らが勝手に家に上がり込んで好き放題するからな・・・って何でお前が居るんだ戌亥」

 

「いややな〜、とこって呼んで〜や〜」

 

「気が向いたらな」

 

「とこちゃんどうかしたの?」

 

「遊びに来たで〜」

 

「うちの事務所は遊び場じゃないんだが」

 

「細かいことはええやんか」

 

「良くねーよ」

 

「こんにちわー」

 

「ん?こりゃあ珍しい奴が来たな」

 

「あ!古城さんこんにちわ」

 

「メリッサ、久しぶりだな」

 

「ホントですよ〜、全然来てくれないんですもん」

 

「そりゃあ箱が違うからな」

 

「あれ?メリッサって奏はんの事知ってたん?」

 

「ええ!にじさんじ内でも結構有名な方でしょ?なのでどんな人なのかなーと思って色々とお話したんです」

 

「お前らと違ってめっちゃいい子だったぞ」

 

「その言い方だとすいちゃんがいい子じゃないみたいじゃん」

 

「サイコパスを認めてる時点でいい子ではないだろ」

 

「私は?」

 

「冒頭の挨拶を思い出してみろ」

 

「私は?」

 

「人の私物を勝手に持って帰る奴がいい子だと思うか?」

 

「うちは?」

 

「掃除も出来ないやつが何をほざいてやがる、って何でいる」

 

「「遊びに来た!後うちに引き抜きに来た!」」

 

「行かねーよあほんだら」

 

「そうだ!そうだ!奏さんはすいちゃんのだからね!」

「そうだ!そうだ!奏さんはAZKIのだからね!」

 

「違うで!奏はんはにじさんじでこそ輝くんやで!」

 

「「「「「グルルルル!!」」」」」

 

「いつもこんな感じなんですか?」

 

「まぁ大体こんな感じだな、なぁ?」

 

「そうだねいつもこんな感じですよ、人が違うってだけで」

 

「色々大変なんですね」

 

「ああ、だからメリッサみたいな常識人が居てくれてすげぇ助かってるよ」

 

「そうですか?エヘヘへ///」

 

「それより今日は何か用事があってうちに来たんじゃなかったのか?」

 

「あ、そうだった、実は今度合同でコラボしないかって話に来たんだ」

 

「合同のコラボ?」

 

「そう、ほらにじさんじって結構歌を歌う人多いじゃん?」

 

「そうだな」

 

「ホロライブの子達も結構歌を歌ったりしてるでしょ?」

 

「まぁ確かにそうですね」

 

「だから合同で何か出来ないかなって思って」

 

「面白そうではあるな」

 

「それで何か対決とかデュエットとか出来たら良いかなって思って相談に来たんだ」

 

「良いんじゃないか?まぁやる分には全然良いんだが」

 

「何か問題?」

 

「そうだな、スケジュールが合うかどうかだな」

 

「確かにそうかも」

 

「それが調整出来るようだったら全然良いんだが」

 

「それってうちらは除け者って事?」

 

「うるは、お前あっちで争ってたんじゃなかったのか?」

 

「何か疲れたからこっちに来た、奏さんと喋ってる方が楽しいもん」

 

「理由がお前らしいな」

 

「それよりさっきの話なんだけど」

 

「僕たちは全然良いんですけど」

 

「お前人前で歌えるのか?」

 

「・・・・無理かも」

 

「お前らのとこで歌えそうなのって、ひなのときゅぴと藍沢と後はれんぐらいか?」

 

「どうだろ、のあちゃんとかも結構うまいと思うけど、いっぱい居たらどうなんだろう」

 

「後は小森ぐらいか?」

 

「あー、めとちゃんなら何かやってくれそう・・・いやどうだろ」

 

「そう言う事で諦めろ」

 

「ぐぬぬ、そう言う奏さんはどうなのさ」

 

「俺?俺は歌うだけなら特にって感じだな」

 

「古城さんって上手なんです?」

 

「どうだろうな?どう思うAちゃん」

 

「私は上手いと思うわよ、むしろあれで下手だったらほとんどの人が下手になっちゃうわよ」

 

「古城さんの歌聞いてみたいな」

 

「うちも聞いてみたーい」

 

「お前も歌うんなら考えるが」

 

「ぐぬぬ、背に腹は変えられないか」

 

「じゃあこれ終わったら行くか、Aちゃんはどうする?」

 

「私も久しぶりに行こうっかな」

 

「うし、そんじゃあ四人で行くか」

 

「あそこの人達はどうします?」

 

「だから!奏さんはホロライブのスタッフなの!だから引き抜きなんて出来ないって言ってるじゃん!」

 

「そんなんは奏はんが決めることやろ!すいちゃんが決めることやないやろ!」

 

「すいちゃんが決めます!なんたってすいちゃんは奏さんの彼女ですから!」

 

「はぁ?何言ってんの?奏はんはうちの彼氏に決まってるやん!」

 

「やるか!?いくらとこちゃんでもこの斧で殺っちゃうよ!」

 

「上等や!つよつよケルベロスをなめんなや!」

 

「歌姫だか何だか知らないけど、奏さんは私達ぶいすぽのスタッフ件あたしの旦那としてやっていくから邪魔しないでくれる?」

 

「違うよ、奏さんはAZKIと一緒に仮想世界で私と二人きりで一生を過ごすんだよ」

 

「は!そんなので奏さんが喜ぶとでも思ってんのかね!」

 

「当たり前じゃん、衣食住全部揃って家事も炊事も洗濯も全部AZKIがやってあげるからね、奏さんは毎日AZKIの歌を聞くだけで良いからね、こんな幸せな事はないでしょ」」

 

「まぁほっとけば良いんじゃなねーか、かまっててもキリねーし」

 

「そうね」

 

「それじゃあ奏さん達の仕事が終わるまでメリッサさんとお話してても良い?」

 

「メリッサが良いなら良いぞ」

 

「どうかな?」

 

「ボクで良いの?」

 

「こうして初めて会ったわけだし、仲良くしたいじゃん?」

 

「うん!よろしく!えっと」

 

「うちの名前は一ノ瀬うるはっての」

 

「じゃあ一ノ瀬さん」

 

「んー、他からはうるはさんとかうるはちゃんとかのせさんって言われてるからちょっとむず痒いかも」

 

「じゃあうるはちゃんで」

 

「うん!よろしくねメリッサちゃん!」

 

「うん!」

 

「こっちは大丈夫そうだな、Aちゃんは終わりそう?」

 

「ええ、大丈夫」

 

「それじゃあこっちは何とか終わらせますか」

 

「そうね」

 

その後二人は仕事を見事に終わらし四人で一緒にカラオケに行ったのであった、え?他の四人はどうしたかって?それはみなさんのご想像におまかせします、それでは。



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大神ミオ/癒月ちょこ/桜凛月/獅子堂あかり/如月れん/空澄セナ

「こんばんみぉーん!大神ミオだよー!そんでもって!こっちは」

 

「は〜い、癒月ちょこでーす」

 

「それともう一人居るんだけど、今は別の部屋に行ってて今はいません、今日は何をするかと言いますと」

 

「ホロライブ、にじさんじ、ぶいすぽの合同でクリスマスパーティーをやっていくの〜」

 

「今日は12月25日!そう!クリスマスです!クリスマスと言えばパーティー!パーティーと言えば料理!そんでもってケーキ!そんでもって乱◯パー!」

 

「ミオ様がちょっと暴走しちゃったからちょこから説明するわね、今日はさっきも言ったんだけど合同でクリスマスパーティーをするの、それに伴ってお料理とケーキを作ってみんなで食べようって事なの、それで今から先にちょことミオ様、それに奏様の三人で先にお料理を作っちゃおうって感じになってるわ」

 

「何か聞こえちゃいけない言葉が聞こえた気がするんだが」

 

「すこしミオ様が暴走しちゃったみたいなの」

 

「こいつって本当はマリンよりそっち系が好きなんじゃねーのか」

 

「ちょこも詳しいわよ♪」

 

「聞いてねーよ、さっさと始めちまおうぜ、他の連中も来ちまうからな」

 

「は〜い」

 

「おい淫乱オオカミ、調理始めるぞ」

 

「グヘヘヘ・・・あ、はーい」

 

「それじゃあ始めていくわね、今回作る料理は唐揚げとローストビーフとポテトのオードブルみたいな感じのやつと、簡単なサラダよ」

 

「それと後は頼んであるケンタッキーとさっきもらったこいつで刺し身だな」

 

「これどうしたの?」

 

「さっき家で使うようの魚を買いに行った時に何かおまけでくれたんだよ」

 

「おまけでそんなにもらったの?」

 

「そう思うよな、俺も思ったもん」

 

「お刺し身は奏様に任せて、ちょことミオ様でそれ以外をやっていきましょうか」

 

「そうだね、じゃあうちはローストビーフをするね」

 

「じゃあちょこは唐揚げをやろっかな」

 

「じゃあ俺も取り掛かるかな」

 

ピンポーン

 

「お、来たみたいだな」

 

「お邪魔しまーす!」

 

「お、お邪魔します」

 

「いらっしゃい、あれ?」

 

「こんりつき〜ん!にじさんじ所属バーチャルライバーの桜凛月だよ〜!古城奏さんの彼女で〜す!」

 

「「あぁ?」」

 

「嘘をつくな嘘を、それでその子は?」

 

「嘘やないもん!この子は新人ライバーの獅子堂あかりちゃん!」

 

「確か小野町を呼んだはずなんだが?」

 

「春香ちゃん旅館の方が忙しくなって来れなくなっちゃったんだよねー」

 

「それは良いが、何でその子が居るんだ?」

 

「春香ちゃんの代わりを探してる時にたまたま見つけたの!」

 

「たまたま見つけただけで連れてくるなよ、えっと君は」

 

「あ、獅子堂あかりです、にじさんじ所属の新人ライバーです」

 

「獅子堂さんね、俺はホロライブでスタッフをやってる古城奏だ、よろしく」

 

「よ、よろしくお願いします」

 

「まぁ来ちまったもんは仕方ねーか、今から料理を作るからソファーでゆっくりしてておくれ」

 

「あ、はい」

 

「あかりちゃん行こう!」

 

「え?うわぁ!?」

 

「危ねーぞ、ったく」

 

ガチャ

 

「こんばんわー」

 

「来たか」

 

「「お邪魔しまーす」」

 

「いらっしゃい、っと言っても俺の家ではないけどな」

 

「奏さーーん!」

 

「ぐはぁ!?空澄てめぇ危ねーだろうが!」

 

「だってー!久しぶりに会えたんだもーん」

 

「セナちゃん離れろーー!」

 

「やーーだーー!」

 

「離ろっての!料理出来ねーじゃねーか!」

 

「ぶー!仕方ないなー」

 

「ちょこ先生、どうも」

 

「あ、れん様!久しぶりー♪」

 

「ちょこ先知ってるの?」

 

「ええ、この方はぶいすぽ所属の如月れん様!」

 

「初めまして、如月れんと言います」

 

「これはこれは、ホロライブ所属の大神ミオです」

 

「こっちは同じぶいすぽ所属の空澄セナです」

 

「空澄セナです!奏さんにゾッコンです!」

 

「「む!」」

 

「あ!れん君だー!」

 

「りっちゃん!」

 

「やっほー!」

 

「りっりゃんも呼ばれてたんだ」

 

「うん!れん君もお呼ばれしてたんだね!」

 

「あ、奏さん頼まれてたケンタッキーです」

 

「おうすまんな」

 

「全然良いですよ」

 

「これで全員なんですか?」

 

「ああ、呼んだのはこれで全員だ」

 

「奏様、このメンツを呼んだ理由はあるの?」

 

「え?箱ごとにまともなやつを集めただけ、ほんとはミオを呼ぶ予定はなかったけどな」

 

「そうなの!?」

 

「ああ、最初はルイを呼ぶ予定だったからな」

 

「ルイちゃんを呼ばなかった理由はあるの?」

 

「出場機会がおお」

 

「ストップストップ、メタイメタイ」

 

「じゃあその次にミオ様がまともって判断したってこと?」

 

「いや、次にいろはだなまぁ呼んでない理由は同じだ、その次がぼたんかミオでミオにしたって感じだな」

 

「私と春香ちゃんも同じ理由?」

 

「そうだぞ」

 

「わたしとセナちゃんも?」

 

「お前らは迷ったよなー、れんは確定してたんだけどあと一人どうしよっかって思ったんだよ、そんで空澄にした」

 

「ねぇねぇ」

 

「ん?あたしもみんなみたいに下の名前で呼ばれたい!」

 

「良いぞ」

 

「やったー!」

 

「良かったね、てか奏さん凄いね」

 

「良い魚だろ?刺し身にしたけど美味そうだよな、そっちはどうだ?」

 

「後はポテトを揚げたら終わりだよー」

 

「そんじゃあ俺はケーキの用意をするか、お前らもうすぐ出来上がるから先に座っててくれ」

 

「「「はーい」」」

 

 

 

 

「完成っと、これは冷蔵庫に入れておけば良いな、おし!そんじゃあ食うとしますか」

 

「奏様、こっちの準備は終わったわよ」

 

「あいよー・・・座るとこねーな、そこぐらいか」

 

「「「「「それなら私の膝の上に・・・・あ?」」」」」

 

「何で争ってんだよ、獅子堂さん横失礼するね」

 

「あ、どうぞ」

 

「あかりちゃん!私と場所交換しよう!」

 

「座ってろ、そんじゃあ始めるぞー、全員コップ持ったか?」

 

「「「「「はーい」」」」」

「はい」

 

「それじゃあ乾杯ー!」

 

「「「「「乾杯ーー!」」」」」

 

「そんじゃあ各々好きなもん食っていこうぜ」

 

「「「「「はーい!」」」」」

 

「あーん!お刺し身おいしー!」

 

「唐揚げもすごく美味しいで!」

 

「このサラダも美味しい!」

 

「・・・」

 

「ん?獅子堂さんもしかして食欲ない?」

 

「あ、いえ、何か緊張しちゃって」

 

「気にしなくても大丈夫だよ、っと言ってもいきなりこんな所に連れてこられたらそうなるか・・・そんじゃあ獅子堂さん」

 

「え?はい」

 

「口開けて、あーん」

 

「あ、あーん」モグモグ

 

「「「「「あーーーーーー!!!!!」」」」」

 

「うるせぇ」

 

「あかりちゃんだけあーんするなんてズルいやん!」

 

「うるせぇ、元を辿ればお前が原因何だからな」

 

「な、何のことやろうな〜」

 

「良いから黙って食えっての、黙らなくても良いが、どうだった?美味しいかい?」

 

「はい、美味しいです」

 

「それは良かった、いっぱい食べて良いからな」

 

「はい!」

 

モグモグガツガツ

 

「「「「「「ご馳走様でした!」」」」」」

 

「お粗末様、ケーキもあるからなー」

 

「そう言えば普通にご飯食べてたけど今日ってクリスマスなんだよね」

 

「ご飯美味しすぎてその事忘れてたよ」

 

「ほい、おまっとさん」

 

「「「「「「うわぁーーー!!」」」」」」

 

「流石奏様!」

 

「うちこんなん初めて見たかも!」

 

「めっちゃ美味しそー!」

 

「凄く美味しそう」

 

「これを作れって言われたら絶対に無理だよね」

 

「空澄もこんなの初めて見た」

 

「切り分けるぞー、ほいちょこ」

 

「ありがと〜」

 

「んでミオ」

 

「はーい!」

 

「次は凛月だな」

 

「頂戴頂戴!!」

 

「そんで獅子堂さん」

 

「ありがとうございます」

 

「れん」

 

「頂きます」

 

「最後に空澄・・・セナ」

 

「やったー!」

 

「全員いったな、そんじゃあ食べてくれ」

 

「「「「「「あーーん・・・」」」」」」

 

「凄く美味しい!」

 

「こんなんうち初めて食べた!」

 

「めっちゃ美味しい!」

 

「これは凄いね」

 

「これならいくらでも食べられるね!」

 

「ご満足いただけて何よりだ」

 

「あん・・・あん」

 

「獅子堂さん美味しい?」

 

「はい!とっても美味しいです」

 

「それは良かった」ニコ

 

「!!///」

 

「クリーム付いてるよ」ヒョイ

 

パク

 

「!!////」

 

「取れた」ニヒ

 

「「「「「奏さん!!」」」」」

 

「ん?」

 

「「「「「私のも取って!」」」」」

 

「こえーよお前ら、特に凛月とセナ、パックじゃねーんだぞ」

 

「あはは!・・・は!?」

 

「緊張は解けたかい?」

 

「はい、もう大丈夫です!」

 

「それは良かった」

 

「あ、あの」

 

「ん?どした?」

 

「あかりの事もみなさんみたいに呼んでもらえませんか?」

 

「・・・ああ、これからよろしくな、あかり」

 

「!!・・はい//」

 

「「「「「奏さん!!」」」」」

 

「お前らはもう少し落ち着きを持ちやがれ!」

 

 

終わり。

 



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みこめっと/ときのそら

「やっとみこの出番だにぇ!」

 

「どうした?頭でも打ったか?」

 

「みこちは元々だよ奏さん」

 

「それもそうか、元々ポンコツか」

 

「誰がポンコツだ!」

 

「お前」

「みこち」

 

「うきーーー!」

 

「猿は動物園に帰ってなさい」

 

「猿の方が賢いかもしれないよ?」

 

「そんな事より!」

 

「「ん?」」

 

「奏さんはいつになったらみこの彼氏になってくれるの!!」

 

「あぁ?」ハイライトオフ

 

「いつになってもならねーよ」

 

「毎回毎回そればっかじゃん!」

 

「あたりまえだろ」

 

「もう怒った!そっちがその気ならこっちにも方法あるもんね!」

 

「っと言ってるが?相方さんがよ」

 

「どうせ碌でもない事でしょ、失敗するからやめといた方が良いよみこち」

 

「うるさい!うるさい!みこは本気だもんね!」

 

「んで?その方法とやらは何なんだ?」

 

「ふっふーん!それは!奏さんがみこの彼氏になってくれないんだったら!ホロライブを辞める!」ババン

 

「そうか、それは残念だな」

 

「分かってくれた!?」

 

「Aちゃんみこが辞めるってさ」

 

「え?」

 

「みたいだね、YAGOOには後で言っておくわ」

 

「え?」

 

「みこち・・・残念だよ、これからもみこめっととしてやっていけると思ってたのに」

 

「止めてくれないの!?」

 

「だってそりゃー」

 

「え?」

 

「ライバルが一人減るんだから、こっちとしてはありがたい限りだよ」ニタァ

 

「そんなー!?」

 

「いつ辞めるのかは後で連絡くれな?」

 

「止めてよ!?」

 

「みこが辞めるって言ったんじゃん」

 

「そ、そうだけどさ!そこはみこを辞めさせないために奏さんが彼氏になってくれるとこじゃん!?」

 

「いや、意味分かんねーよ」

 

「こんそめー!」

 

「お前それ配信の時の挨拶だろ」

 

「えへへ〜間違えちゃった」

 

「間違える要素あるのか?」

 

「それより何だか騒がしいけど何かあったの?」

 

「ああ、みこがホロライブを辞めるんだと」

 

「え?みこちゃん辞めちゃうの!?」

 

「違うの!違わないけど違うの!」

 

「どう言う事?」

 

「みこちが奏さんに彼氏になってくれないんだったらホロライブを辞めるって言ったの」

 

「へー」ハイライトオフ

 

「それで誰も止めてくれないからこうやって騒いでるの」

 

「そうなんだ」

 

「そらちゃんはみこに残って欲しいよね!?」

 

「そうだね」

 

「そらty」

 

「でも」

 

「え?」

 

「言っちゃったんなら辞めるしかないね」

 

「そらちゃん?そらちゃんはみこが居なくなっても良いの!?」

 

「うん、だってライバルが減るんだもん」

 

「俺が言うのもあれだけど、こいつらひどくね?」

 

「奏だって辞める方向で話してたじゃん」

 

「ノリでな?まぁ本当に辞めるって言うんだったら止めはしねーが、しかしAちゃんも結構辛辣だよな」

 

「そうかしら?だってライバルが減るんですもん、こんな機会ないもの」

 

「さいですか」

 

「のどかちゃーーーん!!みんながいじめてくるー!」

 

「え!?えっと!?」

 

「のどかちゃんは今仕事で忙しいんだから邪魔しちゃダメだよ」

 

「そうだぞみこち、お仕事の邪魔をしちゃーいけねーよ」

 

「え?何で二人共みこの腕を掴んでるの?」

 

「そりゃあ今から配信をしないと」

 

「え?今日みこお休み何だけど」

 

「そりゃあ緊急でまわさないと、辞める報告は急いでやらないと決心が鈍っちゃうからね」

 

「みこはまだ辞めないけど!?ちょ!?離して!助けて!?奏さん助け!」

 

バタン

 

「「「・・・・」」」」

 

「え、えっとみこ先輩大丈夫何でしょうか?」

 

「後で俺があの二人に言っておくから大丈夫だ」

 

「のどかちゃんは心配しないでそのまま続けてて良いよ」

 

「は、はい」

 

春先のどかは二人を怒らせることはないようにしようと思ったのであった。

 

 

「みこの初登場がこんな仕打ちなの納得いかねーー!あっちゅ!?」



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黒上フブキ

「今年もようやく終わりだな」

 

今年も色々あったが無事に年を越す事が出来た訳だが、え?一体何をやってるのかって?そりゃあ家で年越しをするんだけど?え?仕事は良いのかって?そりゃあもちろん終わらせてますけど?

 

ピンポーン

 

ん?誰か来たみたいだけど、ライバーはみんな配信で忙しいだろうし、Aちゃんかな?

 

「はーい」

 

ガチャ

 

「よう!」

 

「黒」

 

家にやって来たのは白上フブキの家に同居人として住んでいる黒上フブキだった、こいつはフブキのもう一つの人格みたいな感じらしく(フブキ談)フブキとは性格は違ってよく毒舌を吐いている(特にフブキに)でも俺にはあんまり毒を吐かないんだよな、たまに家に来ては酒を嗜んでいる、ちなみに俺はこいつの事を黒と呼んでいる。

 

「よう奏!来てやったぜ!」

 

「別に呼んではないんだがな」

 

「まぁそう硬いこと言うなって!一緒に酒飲みながら年越ししようぜ!」

 

「はぁ、家に来ることフブキは知ってるのか?」

 

「いんや?知らないぜ」

 

「せめて言っておけよ」

 

「まぁ大丈夫だって!あいつは配信で忙しいだろうしな!」

 

「はぁ分かったよ」

 

「お!そうこなくっちゃな!」

 

俺は黒を家に招き入れる事にした。

 

「ほら!土産の酒だぜ!」

 

「お前が飲みたいだけだろ、つまみ作ってやるから少し待ってろ」

 

「お!良いね!奏での作る飯は上手いからな!」

 

「それはどうも」

 

俺は酒に合いそうなつまみを冷蔵庫の中を確認して作ることにした。

 

「ほいよ」

 

「おぉ!!美味そうだな!」

 

「そりゃあどうも」

 

「なぁなぁ!早く飲もうぜ!食おうぜ!」

 

「先に食ってて良いぞ」

 

「それじゃあつまらねーじゃんか、何のために来たと思ってるんだよ」

 

「何で俺が怒られてんだろ、へいへい」

 

何でか知らないが黒に怒られたので俺も酒を用意することにした。

 

「おまっとさん」

 

「それじゃあさっそく!」

 

「「乾杯!」」

 

「ん!ん!・・プハーッ!うんめぇー!」

 

「相変わらず美味そうに飲むねー」

 

「やっぱこれに限るよな!奏は何飲んでるんだ?」

 

「俺はピーチウーロンだな、別名?レゲエパンチだな」

 

「相変わらず甘そうなもん飲んでるな」

 

「あんまり酒強くないからな、これぐらいのやつをちびちび飲むのが好きなんだよ」

 

「私はパーッといきたいがな」

 

「それで毎回酔いつぶれてフブキに怒られてるのにな」

 

「な!?言うんじゃねーよ!」

 

「そう思うなら少しは控えめにするんだな」

 

「それは、奏が悪いんだからな!」

 

「何で俺が悪いんだよ」

 

「そりゃあ奏の作る飯が美味すぎて酒が止まらねーんだよ」

 

「なら作るのやめるか?」

 

「そ、それは!?」

 

「俺が作るのがダメなんだろ?それじゃあ作らなければ黒の酒の量を減らせる訳だ」

 

「だ、だめだ!」

 

「何が?」

 

「お、お前の料理が食えなくなるのはダメだ」

 

「それじゃあ少しは抑えられるようにしないとな」

 

「ぐ!?仕方ない、奏の料理が食えなくなるぐらいなら酒の量を減らしてやらー!」

 

〜数十分後〜

 

「きゃなで〜〜!相変わらず抱き心地がいいにゃ〜〜」

 

「・・・」

 

「なんだ〜?私の顔になにか付いてるのか〜?それとも私とキスでもしたいのか〜?」

 

「やっぱりダメだったか」

 

あの後しばらくの間は酒の飲む量を抑えていたのだが、その後徐々に徐々に量が増えていきそのまま酔いつぶれて今に至る。

 

「だから量を減らせと言っただろうに」

 

「しょんなこと言って〜、本当は私の事をこうしたかったんだりょ〜?」

 

「お前が勝手に飲んで酔いつぶれてるだけだがな」

 

「えへへへへ〜〜、奏〜〜」

 

「へいへい」

 

「きゃなで〜・・・zzzz」

 

「寝ちまったか、相変わらずだなこいつは」

 

俺はそう言って黒を抱え上げベットに連れていき寝かせることにした。

 

「むにゃ、zzzz」

 

「幸せそうに寝てやがるなこいつ」

 

俺は幸せそうに寝ている黒をベットに寝かせて再度飲み直すことにした。

 

「しっかしこいつはどうやって俺の家の場所が分かったんだ?誰にも教えてないはずなんだが・・・まぁ黒が起きてから聞けば良いか」

 

少し引っかかるところがあったが今気にしても仕方ないと思いリビングに戻ることにしたのだった。

 

「・・・」

 

奏は行ったか?スーーーッハーーーー!ふふふこの匂いだこの匂いが私を狂わせる、私がいつも奏の前で酔い潰れるのは計算だ(実際には酔っていない)こうしておけばいつも奏が抱きかかえてくれるからな、まぁ何回かフブキを呼ばれてめんどくさいことになったがな、本当は毎日来たいのだが、そうすると奏に気持ち悪がられるからな、この家も奏をストーゲフンゲフンたまたま奏を見つけて知ったからな、ここはフブキも他のライバーも知らないらしい、は!は!は!ここを知っているのは私だけ!そう!奏の家に来れるのは私だけになったのだ!はぁーーはっはっは!!ゼッタイニテニイレテミセルカラナ。

 

「奏」




年末年始だからと言ってお酒の飲みすぎには注意しましょう!(もう遅い)



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ふわもこ/あやふぶみ

「「BAUBAU!!」」

 

「かまぼこじゃないよ!フワワだよ!」

 

「黒豆じゃないよ!モココだよ!」

 

「ホロライブアドベントの「魔界乃番犬」シスターズ、二人合わせて!」

 

「「FUWAMOCOでーーす!」」

 

「「BAUBAU〜!!」」

 

白『はーい!っと言う事でフワモコのお二人でーす!」

 

大『可愛い〜!』

 

百『かわいいすぎ!』

 

「「あけましておめでとうございまーす!」」

 

『『『あけましておめでとー!』』』

 

大『何でかまぼこと黒豆をチョイスなの?』

 

フ「かまぼこと黒豆が好きだから」

 

白『あ、そうなんだ〜』

 

「「おせち!おせち!」」

 

大『二人はおせち食べたことはあるの?』

 

フ「一回くらいあります」

 

白『そうなんだ〜』

 

モ「でもでも!」

 

大『どうしたの?』

 

モ「今からおせちを食べられるんです〜!」

 

百『え〜!?いいな〜』

 

大『それはデパートとかに売ってるおせち?』

 

フ「作ってくれたんです〜!」

 

白『そうなの?誰に作ってもらったの?』

 

フ「それはですね〜!」

 

おーい出来たぞー

 

『『『え!?』』』

 

白『今男の人の声が聞こえたぞ!』

 

大『おいおい!大丈夫なのか!?』

 

百『でも何か余聞いたことある声だったぞ?』

 

モ「コジョウさんが作ってくれたんです〜!」

 

『『『なぁ!?』』』

 

「何してんだ?」

 

フ「今フブキ先輩達とお話してたんです〜」

 

「そうなのか?それじゃあ終わったらリビングにな」

 

「「ハ〜イ!!」」

 

白『ちょっと!どう言う事なんですか!?』

 

大『何でフワモコの二人が奏さんと一緒に居るの!?』

 

百『そんな事より!今奏さんの家にいないか!?』

 

フ「そうなんです!」

 

モ「ワタシたちニホンにアソビにきたんですど」

 

フ「ホテルが一杯でスタッフさんに相談したら奏さんがお家に泊めてくれたんです〜」

 

白『な、なに〜!?』

 

大『うちらも泊まったことないのに〜!?』

 

百『ズルいぞ〜!!』

 

フ「センパイ達はコジョウさんのお家しらないんですか?」

 

『『『知らない!!』』』

 

フ「じゃあフワモコしかしらないんだ〜!」

 

モ「やったね!」

 

白『教えろ〜!?今どこだ!どこに居る!?』

 

大『今すぐにハッキングを!』

 

百『許せない!ユルセナイヨナー!』

 

まだか?

 

フ「あ!今からいきますー!」

 

モ「それではみなさんしつれいします〜!」

 

「「BAUBAU〜!!」」

 

『『『待てー!?』』』

 

ピコン

 

「終わったか?」

 

「「ハイ!」」

 

「そんじゃあ食うか」

 

「「ハ〜イ!」」

 

ドン

 

「「・・・」」

 

フ「コジョウさんの隣はフワワのだよ!」

 

モ「ちがうよ!モココのだよ!」

 

「「・・・」」

 

「「ガルルルル!!」」

 

「二人共そっちに座ればいいだろうが、冷めちまうぞ」

 

フ「しかたないね」

 

モ「そうだね」

 

「座ったな、それじゃあいただきます」

 

「「いただきま〜す!!」」

 

「雑煮もあるからな」

 

「「ハーイ!」」

 

・・・・

 

「「「こんな事してる場合じゃねーーーーー!!」」」



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ReGLOSS

「「「「「こんばんわーー!!」」」」」

 

「可愛い女の子かと思った?じゃじゃーん!青くんでした!hololive DEV_ISのReGLOSSの火威 青と」

 

「はーい!ドレミファソラシド!ReGLOSSの音楽の卵ー!音乃瀬 奏と!」

 

「はーい!可愛い、ポジティブ、ジーニアス!一条莉々華だよー!そして!」

 

「はーーーい!儒烏風亭は前座見習い!あーー!儒烏風亭らでんでございますー!最後に!」

 

「はーい、ぶんぶんぶん!(以下略)轟はじめ!」

 

青「番長挨拶省略されたね」

 

ら「たぶん長いから入れられなかったんだろうね」

 

一「まぁ良いじゃん!早速始めようよ!」

 

音「今日はなーにするの〜?」

 

は「今日は!ホロライブのスタッフさんにちゅいて話していこうと思います」

 

音「はいはーい!」

 

ら「奏何かあるの?」

 

音「スタッフさんに奏と名前が同じの人がいるの!」

 

一「あ!そうそう!確か古城さんだっけ?」

 

音「そうそう!それで名前が一緒ですね〜ってお話ししたの!」

 

ら「らでんも話したよ!ヤニ仲間なんだー!」

 

一「えー!?莉々華話したことないんだけど!」

 

青「僕はあの人を許さない!!」

 

一「うわ!?ビックリした!青くんどうしたの?」

 

音「青さん何かあったの?」

 

青「僕はあの人が許せないんだ!」

 

は「何で?」

 

青「だって!ホロライブってアイドル事務所でしょ!」

 

ら「そうだね」

 

青「それなのに男の人がいるっておかしいでしょ!」

 

音「でもYAGOOも男の人だよ?」

 

青「社長だから良いの!でもあの人はスタッフでしょ!」

 

一「何でダメなの?先輩方はみんな信頼してるみたいだよ?」

 

は「しぇんぱい達はみんな古城しゃんの事好きらしいよ」

 

青「そこだよ!」

 

「「「「え?」」」」

 

青「先輩達はみんなあの人にたぶらかされてるんだよ!」

 

一「それって青くんの妄想じゃないの?」

 

青「違うよ!先輩達はみんなあの人に騙されてるんだ!」

 

ら「でも全然悪い人には見えないけど?」

 

音「奏もそう思う!古城さんはいい人だよ?」

 

青「そこだよ!そうやってみんなに優しくしていろんな人を騙してるんだ!」

 

は「じゃあどうするの?」

 

青「僕が先輩方の呪いを解いてそれから僕にメロメロになってもらうんだ!」

 

一「具体的にはどうやるの?まぁ確かに古城さんって多分おじさんでしょ?wもう少し若い男の人だったら良かったなー」

 

ら「そんな事言って怒られても知らないからね、古城さんまだ30歳らしいよ」

 

一「嘘ー!?もっと年言ってると思ってた!」

 

は「ほんとに怒られるぞ?」

 

音「でも古城さんってイケおじだよね〜」

 

ら「だからおじさんではないって」

 

青「とにかく!僕が社長に掛け合ってあの人を辞めるように説得します!」

 

一「でもそれが出来たとしても青くんに惚れるってならなくない?」

 

青「大丈夫!僕イケメンだからみんなすぐに好きになってくれるよ」

 

は「どこからその自信が出てくりゅんだろ」

 

青「だって!あんなおじさんを好きになるんだから!僕みたいなイケメンに惚れないなんてありえないよ!」

 

ら「さっきたぶらかされてるって言ってなかった?」

 

音「奏は古城さんの事好きだよ〜?」

 

ら「らでんも好きかどうかは分からないけど、いい人だと思うけど?」

 

は「はじめは話したことないから分からない」

 

青「二人共すでに毒されてるの!?ダメだよ!正気に戻って!」

 

一「青くんさっきから言いたい放題だね」

 

青「大丈夫!僕が何とかしてあげるからね!」

 

ら「えー、っと言う事で今日は青くんが何か訳の分からない事を言っておりますが、どうなるのでしょうか!」

 

は「えーっと次のコーナーはこちら!」




・おいおい、あいつ死んだぞ
・青くん喧嘩売っちゃいけない人に売っちゃったね
・社長も危ない発言してなかったか?
・逆にスタッフ辞めてもらってライバーとしてやってもらうか?
・それ良いかもな!
・古城さんが辞めた世界線も見てみたいかもな
・崩壊するんじゃねーか?
・流石に辞めさせねーだろ
・ライバーとしての古城さんも見てみたいけどな
・Aちゃんが大激怒するんじゃねーか?
・Aちゃんだけじゃないだろ?
・ライバーみんな古城さんの事好きだから何が何でも辞めさせないだろ?
・これって俺等が燃えさせなければ古城さんは辞めずに済むのか?
・燃えさす理由がないけどな
・俺はあの人好きだけどな
・俺も、逆にもっといろんな所に出て欲しい
・あ、それ分かる
・まぁ確かに青くんの言ってることも分からなくもない?
・んーーーどうなんだろうな
・YAGOOが男だから別にスタッフが男でも良いんじゃね?
・てか古城さんってYAGOOがスカウトしたんだろ?
・え!?そうなの!?
・Aちゃんが何かそんな事言ってたような気がする
・違うぞ、Aちゃんが幼馴染みだからって事でYAGOOに頼み込んだんだぞ!
・そうだったんだ
・初めて知ったわ!
・どうなるんだろうな?
・おい!賭けしようぜ!俺失敗に賭けるな!
・じゃあ俺は失敗に賭けるぜ!
・仕方ねーな、失敗に賭けてやるよ
・全員失敗じゃねーかww
・賭けになってねーか?こんなん失敗にしかならねーだろ
・もし成功したら古城さんどうするんだろうな?
・にじさんじかぶいすぽが速攻でアタックするんじゃね?
・それが実現したら本当に青くん終わるんじゃねww
・てか古城さんって30歳何だな
・確かに声は渋めではあるかもな
・Aちゃんが言うには歌めっちゃ上手いらしいぞ、本人は否定してるみたいだけど
・マジで?めっちゃ聞いてみたいな
・本気でライバーとしてやっていったりして

等などコメント欄はコメント欄盛り上がっていたのであった。


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藍沢エマ/猫汰つな

こんばんわみなさん藍沢エマと言います、ぶいすぽに所属している清楚担当何です!最近は年末年始の配信が忙しくて奏さんに会えてないんだよね、あ!奏さんって言うのはホロライブのスタッフさんで私の運命の相手なの、奏さんにあったら色々したいなー・・うへへへ、は!?んん!そんな事は置いといて、今はお買い物に来てるの新年も明けたし新しいお洋服が欲しいなって思ったの、今までは清楚な感じでお洋服も買ってたんだけど、今度はべにちゃんみたいなエッ!な感じなお洋服を買おっかな、それで奏さんを・・・グヘヘ。

 

「どんなお洋服買おっかな〜」

 

どんなお洋服を買おうか考えながら歩いていると、前に見知った人を発見したの。

 

「あ!あれは奏さん!」

 

私は走り出し奏さんに声をかけようとした瞬間だった。

 

「奏さ!」

 

「奏さーーん!!」

 

「グハァ!?」

 

声をかけようとした瞬間に誰かが奏さんに勢いよく飛びついたの。

 

「いってー!!」

 

「むふふ♪」

 

「つなてめぇ!毎回毎回そのタックルみたいな突撃やめろって言ってんだろ!」

 

「いや〜、奏さん見つけるとどうしても抱きつきたくなっちゃうんだよね〜♪」スリスリ

 

「限度があるだろ限度が」

 

奏さんに抱きついたのは同じぶいすぽ所属の猫汰つなちゃんだった。

 

「頬を擦り付けるなっての」

 

「むふ〜♪」

 

「聞いちゃいねーし」

 

「奏さん大丈夫ですか?」

 

「ん?あぁエマか」

 

「あ!エマちゃんだ!」

 

「お前は良いから離れろ!」

 

「やだ〜♪」

 

むぅー!つなちゃんだけ奏さんに抱きついててズルい!私も抱きつきたいのに!

 

「そんで?お前らは何しに来たんだ?」

 

「私は新しいお洋服を買いに来たんです」

 

「つなはおっぱいがキツくったから新しいの買いに来たの」

 

「下着を買いに来ただけで良いだろったく」

 

「奏さんは何をされてたんですか?」

 

「俺は用事を済ませて帰る途中だよ」

 

「じゃあこれから暇だよね!」

 

「暇じゃねーよ、帰って色々やらなきゃいけねーんだよ」

 

「イイじゃんイイじゃん!アソビに行こうよー!!」

 

「お前は下着買いに行くだけだろうが、それにエマが居るんだからエマと一緒に買いに行けば良いだろうが」

 

「え〜、エマちゃん私よりおっぱい小さいしな〜」

 

「関係ないだろそれは、しかも知らねーよ」

 

「これからいっぱい奏さんに揉んでもらうんだもん!それでつなちゃんより大きくなるもん!」

 

「やる訳ねーだろド変態やろうが」

 

「つながモミモミしてもらうんだよ!」

 

「だからしねーっつってんだろ、こいつら人の話し全く聞かねーじゃねーか」

 

「「むーー!!」」

 

「それだったら今からどっちが奏さんを誘惑できるか勝負だ!」

 

「良いよ!絶対につなちゃんには負けないから!」

 

「「それで良いよね!!」」

 

・・・・

 

「あれ?奏さんは?」

 

「もしかして帰っちゃった?」

 

「むー!つな達をほって帰っちゃったの!」

 

「そうみたい」

 

「それじゃあ今からお洋服を買いに行ってどっちが奏さんの好みか勝負しようよ!」

 

「望むところだよ!どうせだったら下着も全部含めて奏さんに判断してもらおうよ!」

 

「「絶対に負けないから!」」

 

こうして私はつなちゃんと一緒に奏さんを悩殺するためのお洋服を買いに行ったのでした。

 



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静凛/獅子堂あかり

高評価、お気に入りをよろしくお願いします!


今日はにじさんじの事務所に来ている、何故居るかと言うと新しくライバーも増えそれに伴いマネージャーも新しく増やしたらしくそれで色々とノウハウを教えてやってくれとのこと呼ばれて来たんだけど俺マネージャーじゃなくてただのスタッフ何だけどな、そんな事を思いながら事務所に来たんだが、着いて中に入った瞬間だった。

 

「かーなでさん♪」

 

ダキッ

 

っと誰かに抱きつかれたのでそちらを向いてみると。

 

「凛か」

 

にじさんじ所属の静凛だった、彼女はにじさんじ内でも最初期にデビューをした一人だ、他にはこの前事務所に邪魔をしにきた樋口楓とまだ出てきたことはないが月ノ美兎ってのがいる、その中の一人だ。

 

「久しぶりですね♪」

 

「そうだな」

 

「何で今まで会いに来てくれなかったんですか?私ずーーっと待ってたんですよ?私の事嫌いになっちゃいましたか?ねぇ?ねぇ?どうなんですか?」ハイライトオフ

 

「いちいち来る理由がないからな、俺とお前は事務所が違うんだからな」

 

「でも今日こうして会いに来てくれたんですよね?♪」

 

「違うぞ」

 

「は?」ハイライトオフ

 

「だーから、今日は誰かに会いにここに来た訳じゃねーよ」

 

「じゃあ何で来たの」

 

「お前らの所も新人が増えただろ?それでマネージャーが新しく増えたから色々とノウハウを教えてやってくれって言われてきたんだよ、陸にな」

 

「そう言えばそうだったね、でも奏さんってスタッフでしょ?」

 

「そうなんだよな」

 

「でも奏さんなら大丈夫ですよ♪」

 

「だと良いがな」

 

そんな会話をしていると。

 

「あ!古城さん!」

 

っと誰かに呼ばれたので見てみると、あかりがこちらにトテトテと走ってきた。

 

「おうあかり、久しぶりだな」

 

「うん!」

 

「あれ?奏さんあかりちゃんと知り合いなの?」

 

「ああ、前にホロとにじとぶいで合同でクリスマスパーティーだったかな?をやったんだがその時に凛月に連行されてあかりが来たんだよ、その時に知り合ったんだよ」

 

「そうだったんですか、それで何で奏さんはあかりちゃんを撫でてるんですか?」

 

「何か小動物みたいで可愛いだろ?」

 

「えへへ〜///」

 

「それだったら私の事も撫でてくださいよ!」

 

「だって言われなかったからな、これで良いか?」

 

「グヘヘヘ///良いですね〜」

 

「笑い方どうなってんだよ」

 

「それより!あかりちゃん!」

 

「は、はい!?何でしょうか」

 

「あかりちゃんは奏さんの事好きなの?」

 

「ん〜好きですけど、なんて言うか今はお兄ちゃんみたいな感じです、でも話してると何だかポワポワするんです///」

 

「!!(これは!またライバルが増えた!これは早く奏さんを私の物にしないと!)」

 

「何で古城さんはにじさんじの事務所にいるの?」

 

「ああ、陸・・社長に呼ばれてな」

 

「そうなんだ」

 

「しばらくはこっちに世話になるからよろしくな」

 

「え?今日だけじゃないの?」

 

「ああ、一週間こっちに居ることになってる」

 

「そうなんだ!じゃあいっぱい会えるね!」

 

「そうだな、配信はしっかりやるんだぞ」

 

「うん!あ!そうだ!」

 

「ん?どうした?」

 

「一緒にあかりと配信しよ!」

 

「!?」

 

「俺が出て何をするんだよ、それに俺は違う用事で来てるんだからな」

 

「にじさんじのライバーさん達と仲良くなりに来たんじゃないの?」

 

「新しい子達はあれだが昔からの奴らはほとんど仲良いぞ」

 

「そうなんだ、それじゃあ!イディオスの他の子達とも仲良くなろうよ!」

 

「機会があればな」

 

「むー!約束だからね!」

 

「へいへい」

 

「それよりあかりは何か用事があったんじゃなかったのか?」

 

「あ!そうだった!今から配信だった!じゃあまたね古城さん!」

 

「おう、頑張れよー、さてと俺も行くかな」

 

あかりと別れて俺も向かうことにした、何か忘れてるような気がするがまぁ良いか。

 

「・・・あれ?私の事忘れられてる?奏さん待ってーーー!!」



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緑仙/倉持めると

ピンポーン

 

「奏さーん!」

 

ん?家に誰か来たみたいだけど、誰だ?今日誰か来る予定あったか?

 

「はーい」

 

ガチャ

 

はいはいっと、ん?緑じゃねーか、どうしたんだ?」

 

「来たよー」

 

「来たよーって言われてもな」

 

「あれ?力ちゃんから話し聞いてない?」

 

「力一から?何も聞いてないが?」

 

「あれ?そうなんだ」

 

「何で力一の名前が出てくるんだ?」

 

「実はこの前にじさんじ麻雀杯があったんだけど、その優勝商品が奏さんの手料理だったんだけど」

 

「俺はそんな話し一度も聞いてないんだが」

 

「そうなんだ」

 

「まぁせっかく来たんだし、何か作ろうか?」

 

「え!?良いの!?」

 

「ああ、何でも良いのならな」

 

「お願いお願い!」

 

「あいよ、それとその子は?」

 

「あ!初めまして!あたしは倉持めるとと言います!よろしくお願いします!」

 

「倉持さんね、初めまして俺はホロライブでスタッフをやってる古城奏だ、よろしく」

 

「はい!よろしくお願いします」

 

「君も食べていくかい?」

 

「え!?私も良いんですか!?」

 

「緑が連れてきたんだ、何かあるんだろ?」

 

「うん、実は・・・・って事があったんだけど、僕達は全然良いって言ってるんだけど、倉持が全然納得してくれなくさ〜」

 

「だって〜〜!!」

 

「面白かったから良いんだって!」

 

「とりあえず中に入らねーか?」

 

「「あ、はい」」

 

俺はとりあえず二人を中に入れることにした。

 

「二人はゆっくりしといてくれ、オムライスでも良いか?」

 

「僕あのふわふわのやつが良い!」

 

「了解、倉持さんもそれで良いかな?」

 

「あ、はい!」

 

俺は二人の回答を聞いてオムライスを作り始めた。

 

「そういや奏さん今にじさんじに来てるんでしょ?」

 

「ああ、新人のマネージャーが入ったから色々とノウハウを教えてくれって」

 

「でも奏さんスタッフだよね?」

 

「そうだぞ、まぁ俺も思ったんだけどな」

 

「いつまでいるの?」

 

「日曜日までだな」

 

「それじゃあ一緒に配信出来るね!」

 

「やらねー」

 

「ぶー!」

 

「それあかりにも言われたな」

 

「あかりって獅子堂の事?」

 

「ああ」

 

「あれ?奏さんって獅子堂と知り合いだったの?」

 

「前にちょっと色々あって知り合ったんだよ、それから仲良くなったな」

 

「そうなんだ、ふ〜〜ん」

 

「どうかしたか?」

 

「どうもしませんよ〜〜だ」

 

「何なんだ」

 

「緑仙先輩は古城さんと仲が良いんですね」

 

「そうだよ〜、奏さんって気さくでめっちゃいい人何だよね〜、後カッコイイし」

 

「確かにカッコイイですね!ベルモンドさんみたいんです!」

 

「ほいお待ちっと」

 

「うっひょー!美味そー!」

 

「うわーー!美味しそうです!これってお店で見るやつですよね!写真撮ってもいいですか!」

 

「ふふ、良いよ好きなだけ撮りな」

 

「すごーい!ふわふわでぷるぷるだ!」

 

「これって真ん中から割れば良いんだよね?」

 

「おう、倉持さんも写真はその辺にしといて食おうか」

 

「あ!ごめんなさい!」

 

「ふふ、元気出たみたいで何よりだ」

 

「あ///」

 

「さ、食おうか」

 

「「はーい!いただきます!」」

 

「いただきます」

 

「うわー!これスゴ!」

 

「んー!美味し〜!」

 

「ふふ、喜んでもらえて何よりだ」

 

「「!!!」」ガツガツ

 

「そんな急いで食わなくても逃げたりしねーっての」

 

「古城さん!このオムライスめっちゃ美味しいです!毎日食べたいです!」

 

「倉持それ結婚してください的な事言ってる事になるけど」

 

「・・・あ///えっと違うんです!違うわけではないですけど違うんです!」

 

「焦るな焦るな、分かってるから」

 

「あう///」

 

「あはは!倉持顔真っ赤じゃん!」

 

「緑もあんまり後輩いじめてやるなよ」

 

「そうですよ!」

 

「やっぱ倉持は面白いなー」

 

「もー!」

 

「ふ」クス

 

その後は三人でわいわいしながら過ごしたのだった。




緑仙の呼び方を緑に変えました。


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兎田ぺこら/桐生ココ/夏色まつり/大空スバル

バタン

 

「おはようございまーす!」

 

「あ、まつりさんおはようございます!」

 

「のどかちゃんおはよう!」

 

「元気なのは良いことだけど、扉はもう少し丁寧に開けてね」

 

「えー!?だって勢いよく入ったほうが元気が」

 

「あ・け・て・ね?」ゴゴゴ

 

「ご、ごめんなさい」

 

「まったく、いつも扉壊れて困るのは奏何だからね」

 

「え?そうなの?」

 

「そうよ、いつも業者には奏が連絡してくれてるんだからね」

 

「そうなんだ、それよりさ」

 

「ん?」

「はい?」

 

「あれはどう言う状況なの?」

 

事務所の中の一部では兎田ぺこらと桐生ココが睨み合っていた。

 

「ああ、あれはね」

 

「今年の干支ってわかりますか?」

 

「うん分かるよ、確か辰年だよね」

 

「正解、それじゃあ去年の干支は?」

 

「確か卯年じゃなかったっけ?確かぺこらが年明けすぐに「今年はぺこらの年だぺこー!ファ!ファ!ファ!」って言ってたの覚えてるけど?」

 

「正解です!」

 

「それがどうしてこんな状況になってるの?」

 

「ぺこらの見た目は?」

 

「うさぎだよね」

 

「ココさんはどうでしょうか?」

 

「ドラゴンだよね」

 

「そう言う事」

 

「パイセン!まーだ去年を引きずってるんですかー?」

 

「うるさいぺこ!まだ卯年は終わってねーぺこ!ぺこらが認めない限りはこのホロライブ事務所はぺこらの権限で卯年なんだよ!」

 

「は!何を訳の分からないことを、今はもう2024年何ですよ!もう卯年は終わったんですよ!いい加減認めたらどうっすか」

 

「認めねーぺこ!まだぺこらの時代は終わっちゃいねーぺこ!」

 

「もう辰年に変わってるんっすよ!辰!つまりドラゴン!そう!ドラゴンと言えば私桐生ココ!これからは私の時代何ですよ!」

 

「はん!認めてほしけりゃぺこらを倒してからにしな!」

 

「あたしとやろうってことですかい」

 

「やーってやろうじゃねーか!」

 

「「・・・」」

 

ガシッ

 

「パイセンがあたしに勝てるとでも?」

 

「は!後輩に負けるぺこら様じゃねーぺこよ」

 

「何かあっち大変な事になりそうだけど大丈夫?」

 

「まぁ大丈夫でしょ」

 

「おらー!これでもくらいな!」

 

ぺえこらはココに勢いよく蹴りを放った、しかし。

 

ガシッ

 

「そんなへんてこな蹴りあたしには効かないっすよ」

 

「ちょ!?離すぺこ!」

 

「いーやですね!それじゃあ反撃いーきますよー!せーの!」

 

グルン

 

ぺこらの足を掴んで抱えたココは素早く自分の身体を内側に捻り倒れ込んだ。

 

「えー!?何今の!?」

 

「あれはプロレス技の一種でドラゴンスクリューって技っすね!」

 

「スバルちゃんどこから現れたの!?」

 

「いったーい!足が!足が取れた!足が取れたペコ!」

 

「いや、取れてないけど」

 

「パイセーン!そんな寝転んでていいんですか〜?次いっちゃいますよ〜」

 

「ま、待つぺこ!ちょ、ちょっとタンマぺこ」

 

「仕方ないですね〜、それじゃあパイセンが復活するまであっちで」

 

「へ!隙ありぺこ!」

 

バシッ

 

「どうせそんなことだろうと思いましたよ」

 

「な!?・・・あはは、冗談ぺこよ」

 

「そんな冗談は私には通じないですよ〜?」

 

「あ、あはは」

 

「おらー!くらいやがれー!」

 

「ぺこーー!死ぬ!?死んじゃうぺこ!」

 

「これぐらいじゃ死にやーしないっすよ」

 

「あれ大丈夫なの?」

 

「大丈夫っすよ!あれはドラゴンスリーパーって技なんっすけど、痛いだけですから!」

 

ドサッ

 

「ぺ、ぺこ〜〜」

 

「パイセンそろそろ終わりにしましょうか」

 

「ぺ、ぺこ」

 

「ほら、立ってくださいよ」

 

「も、もうぺこらの負でいい」

 

「それじゃあいくぞー!」

 

「「おーー!!」」

 

「何でまつりまでのっかってるのよ」

 

「は!?つい」

 

「せい!」

 

「ぺ、ぺこーー!?」

 

ドカン!

 

「この技は!ドラゴンスープレックスっす!」

 

「レフリー!カウント!」

 

「1!2!3!!」

 

カンカンカン

 

「え?どこからそのSE出てきたの?」

 

「あ、これっすか?これ良いでしょ!」

 

「いや、うんまぁ」

 

「WINNER!」

 

「目が回るぺこ〜〜」

 

「はいはい、終わったのならそこ片付けといてよね」

 

「わっかりましたー!」

 

「ほらぺこら帰るぞー」ズルズル

 

「ス、スバル先輩い、痛いぺこ」

 

「そう言えばまつりは何しに来たの?」

 

「あ!そうだった!忘れてた!Aちゃんに聞きたいことがあったんだった!」

 

「私に?」

 

「うん!Aちゃんって奏さんと幼馴染みなの?」

 

「え?違うけど?」

 

「違うの?ほら前にリグロスのみんなの配信の時に奏さんは30歳でAちゃんと幼馴染みって言ってたけど」

 

「全然違うわよ、たしかに奏は30歳だけど親戚よ」

 

「そうなの!?」

 

「奏と幼馴染みだったら私とそらも30になっちゃうわよ」

 

「確かに、そうかも」

 

「そう言う事」

 

「なーんだそうだったんだ〜」

 

「何か嬉しそうね」

 

「だってさー、Aちゃんと奏さんが幼馴染みだったら勝ち目ないと思ったからさー」

 

「ほう、それは私への挑戦ととっても良いのかな」

 

「さ〜、どうだろうね〜」

 

「「フッフッフ!!」」

 

「な、何か怖いです〜」

 

今日も平和なホロライブなのでした。



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