medarot tue another world 2 medarot tue second contact Code name medarot kid (EVOLS)
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EP-01 謎の声

「…またあの夢か…」

朝日が窓に差し込み白瀬悟は目を覚ました

4月の半ばの事、 彼は完全に慣れた感じで朝食を済ませ身支度を整え登校した、

通学先は小田原市のとある高校、 住まいは同じく小田原市。

今日もバスに乗って揺ら揺ら揺れ、 高校近くのバス停で降りた、校門前に差し

掛かると其処で挨拶があった、 それも何時ものように挨拶して教室に入った。

因みにその高校の構造は一寸特殊で、 3~4建てで上から見ると二等編三角

形の様な形をしているその斜めに在るのが職員室でまたその校舎の一部は体

育館に繋がる通答になってる。 其れから数分後の昼休みの事だった

クラスの人が「白瀬君、 職員室の電話で君の事を読んでたよ」

「ハ~イ」とダルそうに返事をした、どうせあのパパアの電話だろうと思い職

員室に向かった。因みに通話を無視したり誰かが彼に成り済まし悪口を連発

した後からキツイ目にあったらしい、 (因みに成り済ましで悪口を言った子は

その子が成り済ましの犯人を判明した後その子もやられたらしい)

職員玄関前の所に着くと電話番をしていた職員が「ハイっ白瀬君貴方に電話

か在るよ」

と言って受話器を悟の前に出した。悟は其れを手に取り 「もしもしっ」といい

加減な口調で言った、 すると

「ア…あのっ…白瀬悟ですよね」

彼は全く知らない子の声が聞こえた。

「…ー寸、 あんた誰だよ」

「私…私の名前は…二宮…二宮純朱なの」

...

全く知らない人だった、 そのから程なく電話が切れた

「誰からだ?」近くに居たクラスの人が言った

「分からない」悟は其れしか言えなかった。

一体だれだアレは?自分の知らない何処かで何が起きてるんだ2悟はつくづく

自分の母親をこう恨んでた、

「あんなのに会ったのが、 己が不幸なのに自分はよくその不幸に遭う」

それは如何言う事か、 彼の母、 白瀬貴崎に出逢った者はその後不思議な出来事

が次から次へと転がり込んで来るのだそのお陰で其れに振り回された人達の

不幸は、最早ご愁傷様とした言いようが無い。

最早その縁を断ち切るには…

その日の夕方、 放課後、 彼は仲間と共にゲーセンで遊んだりした、

その彼のプレイスタイルだが、 戦場だったら死を恐れない所か死を望んだ様な、容赦も手加減も無い闘い方たった

だれかが言った『自分一人死ぬのは勝手だが仲間を巻きこむ奴は最低だ』

彼の戦い方は正にその通りとしか言いようが無い

その日の夜の事。

悟は家に居た、電話が掛かるのを待ってた。 そして来た、

「ごめ~ん、 母さんなんかカードを家に置き忘れた見たいだけど、 そっちに在

る?」

電話の向こうにの相手に対し悟は

「在るよ」 と短く言った、

「で、 何処で渡せは良い?」

「新松田駅から歩いて数分の所に研究施設があるから事務所の人に渡して」

電話の後、家を出て駅に向かい電電車に乗った

母はカードを置き忘れたと言ってたが、本当の所は、 昨日珍しく母が家に帰っ

た。

何か上機嫌だと言う事から『アルモノ』を研究開発をしている事は事実だと感

じたからだ、 今まで母とは音信不通が多かったのに、 それがある日を境に日本

に帰国していた事が分かった、 しかも EXESAS (エクサス) と言う会社で何

かの主任研究員としてだEXESAS 社は創立約 10年位の多国籍企業、 日本は勿論、 アジア、 フランス、

アメリカ、 ロシア、 ブラジル、 アフリカ、 と12カ国に会社を持つ企業なのだ

が。

その会社の長所は多国籍なだけで実績なら日本の場合は、 総合的な売上なら

『二宮グループ』には及ばず更には日本人に最も信頼されてる『神威グループ』

にも及はない

母は『アルモノ』のアイディア性に置いて彼女を超える者は居なかった。 あの

企業は其処に目を付けたのだ、 其処で彼は在る計画を立てた。

研究品を奪い信用を失座させる事でその『計画』とやらを中止にさせる事だっ

た、

その第一段階に母の鞄からカードを盗んだ、その第一一段階に成功した、次に第

二段階だ。

小田原駅から新松田駅へは電車で向かうのだが各駅停車から急行の (一部特

急を除く)電車が止まるのは分かってた。

新松田駅に着いた所で電車から降りた。

第二段階の為の物を尻ボケットに突っ込んだ、 母に内緒でクラスの人達に勤

めたバイトで稼いだ金で買った物だ。

駅を出て歩いて数分目的の建物を見つけた、出入り口前の看板には『EXESAS松田研究所』と書かれてた

出入り口前に居る警備員から 「君が白瀬王任のお子さんだねと言った」

フンッ何が白瀬主任だ大層な役職を付けやがって、 彼は心でそう想って、

「ハイ、 それで事務所は、 母は其処で会う約束をしていたんですが」と言った

警備員は「それならあそこの102棟ですが」 警備員が指差した建物を見た。

他のと比べそんなに高くは無いが平らで大き目の建物だと言う事が分かる、

彼は迷わずに其処へ向かった、

建物に入ると外に居た時とはその挙学動が違ってた。 まるで見つからない様に

潜入しているスパイの様だ

建物に入って4分も満た無い頃、 在る部屋を見つけチた。 男子更衣室た、 研究

所と言うだけに其処に有る物も当然。 彼は其処に入って誰かのロッカーから

白衣を一枚盗んだ、

これなら顔見知り意外なら気取られずに行ける、 それから2分が経過した。

漸くカードキーが必要な部屋の前を見つけた、 悟は扉の脇の差し込み口に入

れた。扉は音も無く開いた、 その部屋には『アルモノ』が置かれてた、

「やっぱりそうだったな!」 其れまでとは一変して凶暴な顔に変わった、

アルモノとは…そう『メダロット』の事で在る今から数十年前の事、 誰かがダ

ンジョン(何かの理由で廃棄された施設の事)の奥深くで回収されたデータを解析した結果、謎の貨幣石の想わぬ使い方があったのた、 今現在、 多くの人達

はもっぱら 「メタノイド」と読んでたが、 が、 EXESAS 社はそれの暴走事故

があった為に、それの開発権を剥奪されたにも関わらず研究していた事が今

此処で判明したのだ

彼は講踏う事無くボッケに入れた物を取り出した、 拳銃に似た其れは通称『メ

ダライザー』 と呼呼はれるメタノイド転送ツールだ

照準を試作機に合わせ引き金を引いた。試作機は光に包まれ消えた、 その後更

衣室の戻り白衣を戻した後事務所でカードを渡して、 何食わぬ顔で外へ出た。

その翌日に盗難が発生したのだが、

翌日

土曜日この日は4月に入って初の土日休みた

仲間と電話して酒句川の河川敷でメタノイドを使ったバトルを始める事にし

た。

西沢君のは神威グループ製の機体でやや旧式化してるものの機動カー辺倒の

機体で名称は『ィタテン』

一方の浪牙の機体はデュノア製の汎用性にとんだ奴だ、 これの名称は「グレイ

ズ」

で最後悟の機体は昨日盗んだ試作機、

仲間達とメタノィドを使ったバトルの結果、 惨敗だった、

まず試作機はグレイズに余裕で背後を取られた上に足を撃たれ動けなくなっ

た所をイダテンに拠って河川敷のプロックの壁に押し当てられそこから強く

押されて部品や腕が次々と吹き飛び最後は天高く持ち上げれら落とされた、

その後試作機は原型が分からない位にバラバラに砕けた、

因みに公式ルールだと『電磁偏向シールド』と呼ばれるバリヤが先に破れた方

が負け。

最早鉄塊の成れの果てに為った残骸を見て悟は言った、

「やはり EXESAS は多国籍がとりえか」

その場を後にする様に帰りながら借りたメダルを西沢に返すと彼はこう言っ

「そう言えば神威製の最新鋭機の発売は何時たっけ?」

「4月下旬だったよ確か名前は『ムラサメ』だったな」

浪牙は割り込む様に言った

「同じ可変型で神威製でも『イダテン』はまだまだイケると思うが」

「確かそれそいつの試作機が盗まれる事件か在って、 その試作機が大活躍し

た事で『ムラサメ』じゃなくて『ムラマサ』 と言われたな」

笑いあいながら歩いて行ったその日の夜の事、

如何言わけか悟は大破した試作機を回収しようとしていた。

本来だったら棄てる答なのに何故か其れをしなかった、

暗間の中懐中電灯を手に背中にリュックを背負い河川敷を限なく探した、

「あった」彼は短く言うと残骸の一つを背中のリュックに入れた。

幾つか部品を探し最後に胴体部の残骸を見つけ其れを持ち揚げた、 その時、 何

処からか轟音が聞こえて来た。

悟はそっちの方に視線を向けると川の水が多量に流れ始めた、ゲリラ豪雨だ

逃げようとしたがもう手遅れだ、 しかも背中のリュックは機械の残骸を入れ

てて重荷成る僅か数秒で悟は川に香みこまれた

死んで生まれ変わったらごく普通の夫婦に産まれごく普通の家庭で育ちたい、

彼はそう願った。

EP-01 End



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EP-02 夢の中

白瀬悟は昔の夢を見た。

知らない大人たちに連れられ見た事無い、施設に入れられ、其処で変な実験が

あった。

実験の詳しい内容がよく分からない、 ベットに仰向けに寝て頭に変なヘッド

ギアを被されてから実験が始まった、

頭の中が余りにも理解出来ない苦痛で満たされた。 今となればどんなものな

のかよく分かった、 自分の身体はちゃんと存在していて目が在って、 ロ口が在っ

て、顔が在って、 胴体があって、 腕がって、 足があった。 だがあの実験は自分

の身体とは違う体が在る感じがした、 その間隔は最早、幻肢痛に等しい痛みだ

った。実験を終えて子供たち数名が別室で座っていたが、 その殆どがあの実験

の被害者に等しかった、

「…なあ、脱走しないか?」 子供のー人がこう言った、

すると多くの子供たちが賛成するかのように領いた。 この部屋に居る全員分

の実験を終わらせたのか白衣を着た大人がドアを開けた瞬間、 子供たちが一

斉に突撃した。

白衣の男性はその勢いに押し流されてしまった、 直ぐに他の大人達は子供たちを取り抑えたが、 何人か逃がしてしまった。コレを気に親とは二度と逢って

無い人も居た、 中にはアレ以来学校にも行って無いので学力に致命的な問題

を抱えてる人も居た

そんな中、 悟は何故か一緒に着いて来た双子の兄弟と元に逃亡していた、 逃走

してからどれ位時間がたったのだろう。 何処からかバトカーの音が聞こえて

来た

また幼い悟はこう言った「俺が何処かの家で人質を取って立て篭もるから、ニ

人はその隙に」

「えっ…でも」 双子の内の一人が心配そうに言ったか

「いいから、 いそいで」 と悟は反論した

その次に、

「それより名前は?」

「エッ…?」

「名前」

「僕は…剣」

「…刃」

「俺の名は悟だ」

「じゃあな」

と言って悟は塀をよし登った

その家は大富薬の家がた、 塀のデザインといい外観といいどちらかと言うと

中世期のフランスの邸宅を想わせる雰囲気だ、 その家の窓に近づくと悟は途

中で拾いポッケにしまった大き目の石で窓ガラスを割った。 凄い音がした、割

れた窓ガラスから手を伸ばし鍵を開けた。 其処から中へ侵入したが床には割

れた窓ガラスが散乱してて転んで怪我しない様に気をつけながら着地した。

床に落ちてたガラス片の一つを手に取り奥へ進んだ

流石に大富豪の家だけ在って家が広いのか長い廊下と部屋がいっぱいあった

しかも気付いた時は既に真夜中なのか真っ暗だった、 怖い、帰りたい、 幼い悟

はそう想ってたに違い無い。 だが此比処であっさり捕まると仲間に被害が、 気付

けば上の階に進んだのか、 窓から地池面が見えない、 しかもこの日は雪が降って

る。しかし外の景色に目もくれず部屋に通しるドアの一つを開けた、 その部屋

は書斎なのだが誰も居ない、 居ない苦だった。 視線を右の本棚に向けて次に左

に向け直すと其処に人が居た、 見た感しからは女の子だたと言う事が分かる長

い髪にネグリジュらしきワンピを着ている

何時も間にか雪が止んだのか外の薄らと差し込む月明かりに照らされ人形に

も見えた。

女の子の目線は偶然、 悟と目が含った、

何か言おうとしたが後のドアが開いた瞬間、 悟はその子に向かって走った。

少女の後に取り手にしたガラス片を少女の喉元に付き付けた、

「動くな、其れ以上動くと」

「貴様は娘に何を」

「知れた事、 仲間を少しでも遠くへ逃がす為だ」

廊下の方から別の人の声が聞こえて来たが男は制止する様な仕草をした。

「そんな事をして君はただで済むと思ってるのか?」

男は一歩づつ前進した

「来るな!にれ以上来たら、 この子を殺すぞ」

「君がその子を殺殺すのなら私はその場で君を殺す事になる」

男は懐から何かを取り出した、 拳銃である、

「いいかよく聞け、 戦場で人を殺した兵士は『心の底から笑えなくなった』と

嘆いた人が居る、 たとえ犯罪者でも人の心がある限りは確実に同じ気持ちに

なる筈だ」

「だったら?」

「今から 30数える、 その子を殺すか、 凶器を棄てるかどちらかを選べ!」

暫しの沈黙が流れたがそうはいかなかった

「後 10だ!」

最後、少年は手にしたガラス片を床に投げ捨て両手を揚げる動作をした, と同

時に手にした拳流を廊下の向こうに居る従者に渡した、

女の子は泣きながら男性の所へ駆け込んだ。 少年は泣きそうな感じで言った

「何だよ、殺す気じゃ無かったのか!」

男性は、

「さっき言っただろう、 君が 『娘』を殺した時にだ」

男性は少年の頭を撫でながら次にこう言った

「さっきは済まなかった、 が君にはこれから遣らなければ為らない事がある」

「どんな事?」その少年は今に泣きそうだった、

「この後、警察が君の事を取り調べるが何を言われようと「僕は仲間を少しで

も遠くへ逃げる為に他所の家に侵入して其処で出逢った女の人を人質にした

と言って」

男性が指を指した方向に居た人はついさっき出逢った少女では無くメイドさ

んだ。

「えっ…この人を人質に?」

「そうだ、 そう言ってくれると有難い、 それからあの子の事は誰にも言わない

で欲しい」

何時の間にか女の子は居ない、 それから程無くしてバトカーの音が聞関こえてた。

悟はそのまま警察に連れて行かれ、取り調べがあったが。男性の言った通りの

言葉を言った、警察は其れに納得したのか。 それから彼の母親は珍しく署に来

てた、

多分其れからだろう、 『言ってはいけない事』の事が少しづつ薄れていた。

次に違う夢に為った

皆が笑いながら、

「悟、君は如何してそんなに男らしいんだ」 クラスの女子の一人である美貴が

こう言ったもう一人、 クラス委員長も同じ言葉を言った。 言われた白瀬悟本人

は、

「参ったな、そんなに男らしいんだ何ていわれたのは」

だが何処からか声が聞こえた

「いいえ、貴方は女らしいわ」

その声に悟は反応した

「お前は」

「貴方は自分の真実にまだ気付いていない」

「その顔は…」

その人の顔は『アノ夢』 と同じ人だった。

次に違う夢に為った、

全身黒尽くめに頭に角みたいなのを付けた集団と何故か戦っていた、 という

よりは戦争に似た状況だった

自分達は迷彩服に M4A1 を持ってるのに対し敵達は右腕に緑色の大砲の様な

筒を付けてた、倒到した敵兵の脇をすり抜け様としたその時何かが外れた音が

した。するとさっき倒れた敵兵の手に手稲弾が撮られてた、 誰かが

「逃げろっー」 と叫んだが無理だった、 『自分は死んだ』その認識をした

葬式の後、何処か研究施設の一室、 その部屋は沢山の巨大な水槽が在ってその

中に説明の出来ない位に色んな生物の内臓が蒸いていた、 その部屋には自衣

を着た人達とお偉いさんと言った感じの人達が届た、 その人達が何を言って

居るのか分からないかその中に『あの時の男』が居た。 すると突然、 建物が大

きく揺れた。地震かと思われたがそうでは無かった、 何かが床を突き破り凄い

勢いで天井をぶち抜いた時、 木の技や葉の様な物が急激に生えていき伸まし

出した、建物を覆い尽くさんとする巨木が生えた時あの部屋に異変が起きた、

沢山の生物の内臓が急速に変化しだして中から沢山の化け物が溢れ出てた。

部屋に居た人達は大パニックに陥った、 中には化け物を排除する様に命令し

た者も居た、

数時間荒れ狂った後、 巨木は枯れ崩れ静寂に包まれたその部屋に唯一残された水槽があった、 『あの時の男』は何可処からか悟の遺体をその水槽の天辺まで

運んだ。

そしてその人は遭体を水槽に入れた、すると水槽に入れられた悟の身体が急

速に変化した、 具体的に言えば、 ガッシリした体格か華者な体格に変化した

更にそれだけに留まらず。

胸は大きな膨らみを持ち腰は砂時計の様な細さになり尻は柔らかな膨らみを

出した、 最後に髪は脚の根元辺りまで伸はし顔付きが柔らかな形に為った所

で目が開き始めた。

その顔にまさかあれはと感じた時、 其処で目を覚まし慌てて起きた

其処が何処なのか分からないがベットの上だと言う事が分かった

…昨日ゲリラ豪市の飲み込まれ死んだ箸ではと悟は想った、 次に何を思った

のか急に視線を下に向けたあの夢の事を思い出したのだ。 もしかして自分の

身体は、

胸元が平らだった事で内心ホッとした。 もしかして体が女に変わったかと想

ったからだ。

悟が起きるのを待っていたかの様にドアが勢い良く開いた、

部屋に入ったのはもう見覚えが在るし粉れも無かった。

「お久し~起きるの遅かったね」

「アレから俺は何時寝ていた!?」

「ん~そうだね、 時刻が変わって日曜から~今は木曜だったね」

「だったね、 てっ、 お袋」

悟はベッドから飛び起き母の胸倉を曲んだ、 然し平然とした表情で貴崎はこ

う言った

「あっそうそう、 あんた今日からウチの専属のテストメンバーになったから」

「はぁ…!?なんだそれ、 冗談を言ってるのか?」

「ホントだったら窃盗犯という事で警察に逮捕される筈だったけど、 総合本

社の社長が内々で処理しろ、 と言われたからだよ、 そのお陰でウチの所の金ち

ゃんが楽い動揺してたんだよ」

因みに『総合本社』 とは、

EXESAS 社は多国籍企業で在るものの本社が幾っも在って、 日本の場合は

『日本本社』と呼ばれアメリカの場合は 『USA本社』と呼ばれてる、 その独

自のネットワークシステムに依って情報、 物資、 人材、 の伝達や流通が行い易

く為ってるのだ。

『総合本社』とは12ある内の一つとされていて、 その名の通り頂点で在り全

ての本社のコントロールや管理を統括する所で、 その特性上『総合本社』が何

処に在るのか極僅か、

つまり逆に考えれば、 『総合本社』の人間以外は誰も『総合本社』 の場所が分

からないのだ。

因みにさっきの事だが、 正確に言えま『総合本社』の社長と会長が密室で協議

した結果だったが、

「それよりさ」 ニヤけた顔で次にこう言った

「あんた負けたままで悔しく無い?」

悟は困惑して、一様にうなづいた

「だったらその手を離して案内するから」

胸倉を掴んだ手を離した。

貴崎はさっさと部屋から出ってしまう、 悟は後を追った

何処かのビルだという事は分かる、 すると何故か周りを用心深く確認すると

壁を押すと、 壁が忍者屋敷の枢扉の様に回転した、 回転しながら責崎は悟の手

を引っ張り扉の向こうに引っ張った。 その先に巨大な扉が在った、 貴崎はその

脇のスイッチを押すと、 扉が開いた

「…この先は?」 悟は思わず質問をした

「機密区画、ただし此処の事は皆には内緒だよ」

開いた先はエレベーターだと言う事は分かる。 其処に入った

エレベーターの扉が閉して、 作動した下に向かってる事が分かる。

エレベーターの扉が開いた、 その『機密区画』は幾っかの機械とコンピュータ

が置かれてた。母が何も言わず一人何処かへ歩いた、 悟は其れを追った。

着いた先にあったのは、 幾つかのケーブルに繋げられたメタノイドー体、

「コレ…てっ」

「そう前に悟が盗んで壊した奴を大幅に改造したんだよ」

「でもこんな壊され方をしたなんてコンピュータ達が悩んでたよ、 お陰で私

が残った部品を使ってそれ以外の部品を設計する羽目に為ったからね」

「ううっ…」

脱まれたのか言いようが無かった、

彼は改めて視線を問題の改造機に目を向けた。以前のタイプにも在ったが、 両

腕に武器が仕込んであったのは分かるが、 ただ腕に武器を仕込むそれを通称

『武器腕』と言われるらしいが、 普通は肘から先か、 もしくは肩から先が武器

なのに之の場合は、 肩、 上腕、 肘、 前腕、 手首、 と人間の腕をそのまま模した

腕の上にそのまま武器をくっ付ける形を取って要るのだ。 しかも頭の側面、人

で言えは耳にあたる所に銃身が生えてた。

悟はただ見ていた所を母はこう言った

「コレを見て感想は?悟ならどう思う?」

「…えっ…と、 何故?武器内臓型にしたのかな……と、 普通、 腕に内蔵式の奴は

肩は遣られてたら其処から先が使えないのに、 だからと言って胴体に内蔵さ

せたら射角に其れこそ制限を受けてしまうのに?」

「まあ…本来は、『存在しては為らない』存在なんだよ」

「えっ…」 その言葉に困惑した、 母は次にこう言った。

「コイッと後一体は、本来は戦闘用の機体で運用目的は『対メダロット用のメ

ダロット』 と想って貰えれば分かると思う」

悟は言葉が出無かった、

「悟も知ってるだろう?警官がメタノイドによく殺される事件が、 もしアイザ

ック=アシモフが生きてたなら悲しむだろうな、 しかもオマケに電磁偏向シー

ルドが相当艇子摺ると来たもんだ、」

それが今の現状だった、 しかし警察はバカでは無く創意工夫もする者もいた、

例えば、全体重を乗せた警棒を関節部やセンサーを狙って突き刺せばシール

ドを貫通して多少の効果が在るかも知れないが、 中には銃口を密着させて其

処から射撃して撃破した奴もいたらしい、 中には同じ事をして手を失う警官

が居た。

電磁偏向シールドに人体が触れても大丈夫かと思われるが、 手で触れても手

が失う事は無い、 精々、 ピリっと感電する位だ、

「当然公的機関向けのメタノイドがあるのは分かってが、 『ドールス』じゃ全

然ダメだ、しかも『企業』 の奴等は困り高性能な新型を開発したがるし、 しか

も『メタルキラー』の復活は事実と来たものだ」

序でに言うがドールスは二宮カンバニーが開発してた公的機関向けの量産型

機で、 外観上の特持徴は、 頭部が四角いモニターカメラが最大の特徴だ、 武装は

コストと整備面からか、 警棒を短く金属状にした物と同じく警官が持ってる

リボルバー拳銃の二つだ

「たしか、 警察は近い内に新型にアップデートするって話があったよな?」

彼のクラスの一人は自分の親が偶々階級が少し上の刑事だった事で、 分かっ

たのだ、

「神威製の『コテッ』だろ?」

「えっ…と?」

「止せよあんな自家開発に拘る連中の事なんか、 良い噂じゃ無いが、 どっかの

指定暴力団なんか其れより型の古い奴を好んで使ってる話らしいぞ、 その新

型を使いこなせないのが日本人となると絶対こう言われるだろうな 『貴様は

その日本人由りも劣る』 とな」

「だが此処ならそんな差別的な事は言わない、 というか言われない」

「直ぐに起動出来る?」

「ならば之を使え」黄崎は白衣のポッケからメダルを取り出した、 悟は其れを

受け取った。そのメタルの模様は見た事無かった、 何処かの昆虫を象った模様

だ。

悟は講諾う事無く新型改造機の背中に入れた、 ケーブルが外れ低いモーター

が聴りを揚げた、そして頭部のメインカメラが光りを灯ったと同時に人型の

機械から声が出た

「ん…ああっ」

その新型は、後に視練を感じたのかそっちの方に振り向いた

「んあっ、誰だお前は?」

「俺の名前は白頼悟だ、 君は?」

「そいつのコードネームは『サジタリウス』だ」

「ああんっ」 そう呼はれたメダロットは目線を貴崎に向けた、

「てめっ…また実験材料にする気だな」

「私じゃ無い、私の息子がお前のマスターだ」

「コイッが、 たくっ冗談しゃ無いぜ」

「何故?そう言う名前にした?」

悟の視線は母に向けた、 母はこう返事をした。

「昔はそいつを含む 12個のメダルを『ソディアックナンパー』と名付けたん

だ、」

「だったら…名前変えて良いかな?」

「どうぞ、ご自由に」

「オイっ、てめっ」

その新型は悟の胸倉を掴もうとしたが、悟は動じず、

「ーメタピー、はイメージが合わないから駄目だし、 カンタロスはややセンス

を問われるし、オメタは何か漢字で書けそうで変だから…為らば御前の名前

は『イオス』だ」

「何か…センス良いな」

「じゃ宜しくな」

責崎は息子の手に何かを持たせようとした、 一つはメダライザーと残り 2っ

は本、その本の内の一つは一部が破けて後が分からない、

「昔、悟か呼んでた小説『キノの旅』の一部分が掛けてて、 もしかしてコレが

最終巻と想っただろう?」

昔、古本屋『ブックオフ』でただで貰えた、 がだ、 ただで理由は、 『本の一部

分が欠けてた』

「そっちの方にホントの続きが描かれてると思う」

悟はその続きの方を読んだ、

その問題の続きの内容は、 主人公のキノが女の子を庇って撃たれ死んだ後の

事、ただで貰えた奴は其処から先が千切れてて分からなかったが、 何とその女

の子がその旅人『キノ』と名乗り旅を始めると言う。つまりまだ物語はまだ

続いていた。

その二つの本を返した後メダライザーを手に取り起動させた

銃口にあたる、認証カメラをイオスに合わせ作動させた、 電子音声でこう言っ

「ニンショウカンリョウ、 M-リンクスシステムオンライン、 スタンバイ」

開閉式のモニターパネルの表示に MPA つまり英文字でマルチ=パーパス

=アーマメントと表示されてるが画面が切り替わる直前 MPA の頭文字から

先の言葉が、

メダロット=プロトタイプ=アドバンスの表示に切り替わった。

次に変わったのは MPA-08 エアロバスターのシステム情報に変わった、

その後目の前の一体が光りと為って消えた、 その後日本本社にあっさり出ら

れた、

翌日、悟のクラスのクラス委員長はこう告げた。

「今日、悲しいお知らせがあります、 白瀬悟君は今日を持って転校になりまし

た、」

理由については間かれて無かった。

その日の夕方、 西沢と浪牙は何故か呼び出された、

「如何言う事だいきなり呼び出して」

悟は何も言わずメタライザーを二人に向けた

「何だやる気か」

「いくぞ」

二人が出したメタノイドは以前と同じだ、 だがその戦況は以前と大きく違っ

た。

浪牙はグレイズで接近戦で仕留めようとしが、 レーザーブレードの一関を巻

くかわされ、更には押さえこまれた時にはその力は桁外れだった。 互いの頭が

密着寸前の時、悟が出した新型の頭部側面、 人間でいう所の耳に当たる部分が

動いてその先端から銃声と同時に銃弾が放たれた時は相手の頭は一瞬で蜂の

素に為った、相手の手を投げ飛はす様に離したが相手はまだ動くのか「しつこ

い」と言って右腕の一部を向けると銃弾が放たれた、 だがその銃声等が特殊だ

った。曳光弾の光とは違い稲光に似た光が放たれその速度は普通と違った、 そ

して空薬英は同じだが銃口は火薬とは違う光を放った。

相手のメタノイドの胴体部が大きく吹き飛び倒れた、

一瞬の隙を突いて西尺はイダテンで背後に周り後を押さえた、 その後相手を

無理失理、高高度まで持ち揚げた。

「しまった」と悟は焦ったがモニターの表示を見たが、 ある機能を見つけた。

上空5000m 相手を押さえたイダテンは其処で離した、 普通なら飛行能力の無

いメタノイドはこの後地面に叩きつっけられ大破する、 がこの時の相手は違っ

た。相手が落下した後そのままスカイィダイビングに興じるかと想った瞬間、問

題の敵機、エアロバスターは人型から戦闘機に変形した、 イダテンも負け時と

戦闘機に変形しての空戦に入ったが。飛行特性の差はィダテンを上回り、その

後煙を噴いたイダテンが地面に叩きつけられ粉々に為った。

勝負は悟の勝利だった。

何も言わずに去っていく悟を尻目に二人は何か言ってたが聞かなかった、

「何か言わなくて良いのか?」 と悟の傍を戦闘機から人型に変形したイオスが

言ったが、

「いいんだ…もう」と短く言った後 「転送」 と言って、 イオスをその場で光に

して消した、 消したと言う表現はおかしいが転送と言った方が良いだろう、 彼

は空を見上げた。

空の色はただの昏では無かった、 雲は紅く染まり、 夜への境目の空はまだ着

く、日が沈む空は紫に染まった。

この後、家に帰ったら夕飯を済ませその後から持てるだけの日用品と服を持

ってって家を出た、 その日の内に引っ越すつもりだったのだ、家具類は引っ越

し先に在ると母が言ってたのだ。転校先の学校の場所は月曜日に使いの人が

案内するらしい、其れしか言われなかった。

EP-02 END



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EP-03 困惑の再会

「本当なの活に会えるのって?」

昨日の夜、模型店のスタッフルーム謙倉庫で店長の言葉に歓びを隠せずに居

た。

「本当だとも、 昨日、 碧の知り合いの…確か白瀬貴崎とか言ったけ?その人が

突然「来週の月曜に子供等を碧の高校に転校するから案内してやってくれ」と

言って。 玄関の鍵を渡されたんだ」

そう言うと店長の手には小さな金属の欠片、 基、 悟の家の鍵だ。碧はそれを受

け取りタイムカードを押して店を後にした。

その人の名は奈片碧、 白瀬悟の従姉妹の女性、

悟が小学卒業前に引っ越し先の生活は余りに酷かった。 預けてくれた小母は

彼女を大和撫子にしようとして時には虐待に近い仕打ちが在った、 しかも転

校先の学校では虐めも在った、 碧は約3年間耐え抜きそして小母には黙って

横浜に在る横浜市立みなと総合高校の入学試験に参加したのだ、 結果その試

験に見事合格したのだ、

当初、小母はそれに反対したが碧は頑なに其れを拒んだその代償として『今後

の授業料を支払わない』と言って来た、 ホントに支払わなかったので止む無くバイトする事にした。

其れから約3年彼皮と出会う何て、 喜ばしい事だろう、 彼女は浮かれた気分で

現在住んでるワンルームマンションに帰った。

今日の朝、悟の母貴崎から電話が在ってその時指示された場所へ一人向かっ

た、

連り着いた場所は二階建てのごく普通の一軒家だ、 碧は少し咳払いをして玄

関のインターホンを押した、

「悟っー久しぶりっー!」

返事が無い、 何度かインターホンを押したが返事が無い。碧は少し心配になり

鍵を使って玄関のドアを開けた、

「悟っ一何処一?」

家の隅々に探して二階の部屋着いた、

「悟っ一其処なの?」 と言いながら部屋のドアを開けた。

居た事は居た、だが明らかにおかしいのは一瞬で分かった

部屋に見知らぬ女性が居て悟がその人を押し倒したのだ、

碧は怒りに満ちた表情で彼の胸倉を掴みこう言った。

「さ~と~る、 くっ~ん」

悟は困惑な顔でこう言った

「えっ、えっと…?誰だっけ?」

「いやっつつつっつつつつつつっっああああああああああああああああああ

あ!!

響は悟の胸倉を掘んた左手とは逆の手、 右手で悟の顔面を何度も何度も何度

も何度も何度も何度も何度も何度も何度も殴った。

殴り終えた碧は手を離してこう言いなからまだベッドの上で座ってる純朱に

指を指した

「一体ど一言う事!あの子誰?何で悟の家にいるの?」

碧に殴られフラフラに為った悟はこう返事をした

「い…いや…実は…あの」

悟は全てを話した、 そして次にこう言った

「如何やら…実の『妹』らしい」

碧はげげんそうに純牛を見た後再び悟に目を向けた、 その後こう言って部屋

を出た。

「悟君の馬鹿!そんな信じられるもんか」

「まっ待ってくれ、 ホント何だって」

外へでた碧を追いかけた、 無論鞄も忘れずに

因みにさっきの理由についてたが、 悟が早く起きて着替えた後に部屋に入り、

純朱を起こそうとして手を近づけたらいきなりその手を掴んだのだ、 何とか

離そうとしても離れない、 因みに純朱の父、二宮零斗は似た状況に陥った場合

は耳元で嘱くと起きるのだが。 無論、 悟は知らないので如何すれば良いのか解

らなかったのだ。

其れで試行錯誤した結果、 あの状態になった、

二人に目を向けず一人先にさっさと行こうとする碧を追い掛けながら、 悟は

こう言った、

「ご…誤解なんです…碧さん、 触ろうとして手を触ろうとして手を掴まれて」

すると、 碧の足が止まったかと思ったら、 歩くペースを速めた、

「碧っー!」

学校の校門前に着いても悟は 「俺の話を聞いてくれ」とそれを連呼していた、

碧は無言で校門に入った、 結局追いかけて入った。

碧と悟と純朱の内、 悟と純朱の年齢と学年が同じに対し碧は一個上の学年と

年齢の為。碧は二年の教室に入ったが、 二人は一年の教室に入った

教室に入ると同時に教壇の上に居た教師は黒板に字を描きこう言った、

「今日から君達のクラスに居る事に為った、 白瀬悟君と二宮純朱さんだ」次に

こう言った

「そうだな二人は此処だな」 と指を指した所に机が二つ並んで開いた所が在った。

「えっー」とクラスの皆の声が聞こえる中、 座る事に為った、 悟が座った隣に、

「悟、久しぶり」

「俺だよ、幼稚園じ以来、 たな」

「……私」

「そう其れだよ!何か久しぶりだな」

純生は二人の会話に入れそうに無かった、

午前の授業、 純朱は上の空だった。 あの時彼女が見たあのメダロットの着い瞳、

テレビやラジオ等でよく言ってたメタノイドの目、 基カメラアイは一つが基

本だったりする、

たがアレは違った、あの蒼い目は人間の碧眼に近かった、 今も彼女を見てたの

ではと思うと授業の内容に耳が入らなかった。

昼休み、教室に碧が入って来て悟に弁当を渡しながらこいう言った

「悟…ねえあの子の事だけど」

「ああ…純朱の事か」

「何故悟君に御父さんが居ないのか何となく分かった気がしたけど·…」

「?」

「この後純朱と一緒に暮らすの?」

「流石にずっとって訳じゃ無いが、 なんか成り行きで」

少し剣れた表情で、

「悟君が良いなら其れで仕方ないけど」

その後、 碧は教室を出た

渡された弁当は二人分、本当は碧と悟の分だったが。 もう一人が居た何て子想

外だった、二人は弁当を食べてる最中、 同し様にサンドイッチを食べてる茶野

は何故かニヤニヤした顔をした、 悟は茶野に質問した。

「如何したんだ?」

茶野はこう答えた、

「…フフッ、 これで色付き四名家もこれで五名家に」

「?なにそれ?」

純朱が質問して見た、

「色付き四名家は、俺が勝手に付けた名前だけどな、此処に居る茶野弘と後、

横浜市立総合高等学校に居る、 黒沢と灰野に憶黄の三人、」

悟は白けた表情で、

「ふ~ん、で俺を入れれは五人になると」

「その通り!」

二人は碧に渡された弁当を食べ終えた、

悟は弁当に蓋をして包みを結んだ後返しに行った。

その日の放課後、

碧は一人何時もの模型店へバイトへ向かった所見知らぬ男性にこう声を掛け

られた、

「ヘイ、彼女!今日は暇?だったら飲みに行かない?」

すると碧は、

「行きません」

「つれない事を言うなよ、 一寸位なら良いじゃ無いか?なあ」

「断ります」

「たっく…人が大人しくしてれば、 いい気になりやがって」

男が何かを取り出した

「自称なら脅しに屈しません」

「テメエ俺が自称に見えるか!俺は本物のメタロッターだ」

「転送!」

そう言って男のメダライザーから出て来たのは蛇をモデルにしたメタノイド

だった。

「やれ!」

そのメタノイドは虫蛇の姿そのままの如くの動きをして碧に近づいて来た。

そしてその蛇の如く飛びかかって来たが碧は辛うじてかわせたが、 次の飛び

かかりで脚を噛まれた

「このっ!このっ!」

碧は片方の足で蹴っ飛ばした、 相手が離れた瞬間、 碧は走って逃げた

「逃げるな!」

男と蛇型メタノイドは追いかけた

その近くに碧と同し高校の制服を着た少女が見た、 その子は男と同じ物を取

り出した。

その数分後、

碧は次の曲がり角を左にすれは良かったと思った、 右に曲がった先にあった

のが行き止まりだった、 とうとう男に追い詰められた

「へっヘっへっ…逃がしはしないぜ」

男の目は最早完全に行ってしまった。

「安心しな…何も殺しはしないぜ」

メタライザーの銃花口は碧に向けられた

蛇型メタノイドは地面を高速で滑る様に移動して碧に飛びかかった、 次の瞬

間、蛇型メタノイドの上半身と下半身が真っ二つに斬られた。

「なっ…」

男は亜然とした、二人は周りを見回すと、 其処に見慣れないメタノイドを見つ

けた。

暗くて少し分かりにくいが、その機体は紅白に塗られて、 その目にあたる部分

は単眼やゴーグル式では無く双眼、 しかもその色は蒼、 そしてさっきの蛇型メ

タノイドを切り裂いた刃は右手の先端から生える様に飛び出てる、 蛇型メタ

ノィドは残った両腕で何とか動こうとしたが、 背中を右手の刃で刺し貫かれ、

動かなくなった。

男は大慌てて逃げて行った。

「一体誰が?」 と碧は思った瞬間、 男と入れ違いで純朱が出て来た

「あんた…」

「先輩大丈夫でしょうか?」

「あの蛇モドキの牙に噛まれると対メタノイド用のウイルスが強引に送られ

るが、人間には効果が無いの」

「でも脚の怪我は」

歯まれた所に血が出てる

「これ位なら応急で」

そう言うと鞄からバンドエイドを取り出し慣れた手つきで傷口に被せた、

「其れより純朱」

「はい…?」

「貴方の御父さんは確か二宮カンパニーの」

「先週お亡くなりに為られたけど」

「私は、あんな外国勢に尻尾を振る連中何か信用できない、 勿論その子供でも

在る貴方もよ」

「え…?」

その一言に純朱は困惑した。

EP-03 END



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EP-04 イレギュラー

…何故、俺が女の子に暴力を揮えていたのか

昨日、気が動転しそうになった純朱の耳元で撃が何かを嘱き更に動揺しよう

とした時、要に蹴りを食らわそうとしが逆に避けられ勢い余って純朱を蹴っ

飛ばした。謝罪する間が無く険悪な状態に為った、 その日の夜ちゃんと純純朱に

謝ったが、グレイがまだ許していない状態だった、

何故、 女の子に暴力を揮っていたのか。 茶野に再会した事で思いだした

茶野に出会ったのは幼稚園に入った時だった、 そしてそのきっかけを与えた

子も一緒たった、 その女の子は何故か男の子に(之は男の先生も含む) 怯えて

いた、 同じ女の子同士なら笑ってたりはしゃいでいた。

だが在る時、その子は突然同じ組の男の子を悲鳴を上げながら殴った。しかも

被害に遭った子はいじめっ子では無い、 本当に何もして無かったのだ

その後判明したのは彼女の父親の教育の仕方に大問題が在って其れが原因で

男性恐怖症になったのだ、

まだ其れを知らない俺はあの日からだろうが、 あの子が殴った時は俺が殴り、

俺が殴った時はあの子が殴る、 先生方によく 「女の子に優しくして」とよく言

われたが、 結局の所、 喧嘩は卒園まで続いたらしい。

それからあの子とは連絡は途絶えた、 と言うより連絡の使用がなかったのだ。

卒園直後の親族会議で女の子に暴力を揮う子の将来の事を真剣に話し合って

た、親族の中には保護者以外の人とは連絡する事も会うも一切出来ない、 色ん

な意味で有名な『出雲学園』に入学し様と考えている人が居た、 そう申し立て

た人が俺の保護者と成るつもりだ。 結局の所、 滅多に連絡の取れ無い母に変わ

って紗恵小母さん (碧の母) が必死に弁明していた

「そもそもその子は男性恐怖症で以前は男の人に怯えていたが、 悟があの子

を殴ったのは他の子が殴られた時からよ」

何とか納得した親族達は去っていたが、 まだ一人身に近かった。

序でに思いだした事が在った、 其れから数年後のある日の夜何かのパーティ

で出席した時名前は分からす顔も忘れたが豪華なドレスを着ていた事と背格

好から同い年かそれ位の子だと言う事が分かる

その子と俺が何を言ってたか忘れたが、如何やら親の事かも知れない。 如何し

てかと言うと自分を産んでくれた母親なのに、 イレギュラー呼はわりしたか

らだ、その子が何を言ったのかが、 アヤフヤで分からなかったが、其れでカッ

と為ってその子の顔を思いっ切りぶ人殴ったのだろう、 殴られた子の鼻から

血が流れたいた、勿論大人達に吐られた。

…因みに彼はこの時一度だけ彼を同い年の少年と出会っていた事にまだ思い

だせなかった。

翌日、

二人で登校中に翌に出くわした

「…!!御前は!」

悟は要を脱んだ、 脱まれた聖はこう言った。

「お~怖っ!怖いね~」

となんかプリっ子みたいな事を言った

純朱は悟の後に隠れた、 昨日のアレを怯えていた。

「ん~何怯えてるのかな?」

昨日の関西弁を喋喋って無い、

二人は要と距離を取りながら歩いた、

学校に着いた後、要とは学年は同じだがクラスが違うので授業中に会う事は

無かった。

次の授業と授業に中休みの事、 悟は茶野に翌の事を話した。 茶野はこう言った、

「あの子の事か?」

「そうだ、御前の知ってる範囲で教えてくれないか」

「愛苦しさとキュートな所が魅力的な所があって、 男性に人気があったが」

「…本当か?」

悟は茶野をじっと見て言った。

「…何を知ってる?」

「あの子は関西弁で喋ってるし如何やらテレバシーを使ってんだ」

「…え?」

「しかもメダロッターとしては相当な腕…」

と言い切る直前また純朱は頭を抱えてしゃがみ込んだ、

「…っ!」

「…純朱?」

茶野は心配して声を掛けようとしたら、

「…………ああああああああああああっっつつつつっつつっ止めて止めて止め

て止めて止めて止めて止めて止めててててててててててっっつつっつつうつ

つつつっ!!!!!

それは魂の叫びに似た絶叫の後、 純朱は気絶をした、

その後、純朱は保健室で寝ていた。

「…比処は?」

「あの後、純牛が突然、 頭を抱えてしゃがみ込んで、気絶したんだよ」

「一体あの時何が在った?」

ペットで寝ていた純朱の傍らで悟と茶野は近くの椅子で座ってた

「…あの子が私の記憶を覗かれて来て、頭の中でベラベラ喋って来て」

完全に怯えていた、

「覗かれるのを恐れていたのか」

悟はそう想っていた。

其れから時間が過き。 帰り道、

また翠に出くわす事の無い様に早めに下校した、 学校に居残ると何時出くわ

すのか分からないのだ。

下校時の帰り道タ日が空を糧色に染め上げやがては夜になる頃、 街角の何処

かで口論している男女の声が聞こえた

何事かと思い悟と純朱の二名は声がする方に近づいていた、 曲がり角の所で

声が一番聞こえたので覗いていた。其処で見たものは、 言い合いをしている翌

と見知らぬ男性だ、 横顔しか見えないのでよく分からないがよく見ると翌に

似ている事が分かった、

口論の最中突然男性が翠の腹を思いっ切り殴り気絶した、

気絶した翠を背中の鞄から出した大きな袋に入れて肩で担ぐ様に抱えて運ん

だので、 如何言う訳か純牛が飛び出そうとした所を悟が止めた。

「何で止めるの?」

飛び出そうとした純朱の手を押さえながら悟がこう言った、

「そう言う御前だって、 人に頭の中を覗かれて嫌な思いにあったんじゃない

のか」

誰だって自分の考えてる事を覗かれるのを嫌う筈だ、しかし純朱は、

「でも、その時あの子の事も一瞬で分かったの!あの子の両親はあの力が在っ

たお陰で冷たくされあの力の無い弟に愛情を注いでいて、 其れに嫉妬して拓

んでいたの!」

「な…!」

その事に唾然とした悟を尻眼に純朱は、

「そんなアンタは、 その両親にカづくで連れ戻せと命令されて来たんでしょ!

水季玲二」

その声に反応したのか、 相手は曲がり角の向こうでこう答えた

「さすがはごめいそっだ、 一ヶ月にも経って無いのに悪姉にお友達が出来た

何てな、だろ…イレギュラーの諸君」

悟に腕を掴まれてるのにも関わらす純朱は姿を見せる様に飛び出した、

「翠を如何する気?」

「.…知れた事を」

担まれてる方の腕を振り払いメタラィザーを手に取った、

「自称か?」

玲二の問いに対して純朱は首を横に振った

「何処で手に入れた?」

「…エクサス」

「…えくさす?…ああ、 あの多国籍が取り柄の、 たが日本人には神威製かお似

合いだ!?」

そう言うと水季は片方の手からメダライザーを取り出し引き金を引いた

転送して来たのはイダテンとは違う機体、 その機体を見て悟は言った

「アレは…ムラマサ!何時の間にロールアウトした?」

「…フッ、 親父に無理言って貰ったのさ、 もっとも運用データ回収が条件だと

言ったが、 其れに之はムラマサじゃ無いムラサメだ」

水季の指示に沿ってムラサメは手にしたライフルを向けた、 其れに合わせ純

朱はメダライザーの引き金を引いた、一瞬の光の後グレイが現れ右腕から刃

が出て来た。

純朱に手を振り払われた悟は地面にメタライザーが落ちてあったので拾った、

二体が対決する中無視された悟は拾ったメタライザーのデータを見ていた。

最初にグレイが接近戦を仕掛けようとしたが、 それをムラサメが悪く避けた。

ムラサメは距離を取りながらライフルを撃った、 グレイは左右にステップし

ながらかわした、

一方のムラサメはイタテンと同様、 腰側面の可動式式サイドバインダーと服歴

のバーニアで距離を取った、 その動きを見て水季は、

「何だそれ、まともに動けないのか」 と見下した

人型タイプのメタノイドは脚の裏のローラーで走行か脚や腰に内蔵されたバ

ーニアでのホバリングが多かった、 其れに対しグレイは脚にローラーは内臓

されておらず脚に内蔵されたバーニアはホバリングする程の推力は無い、

距離を取ってばっかのムラマサだが、 背中に手を伸ばし手を前に振るとその

手には刀が出て来た、 長さはグレイの右腕の剣の倍は在るだろう、

ムラマサが斬りかかるが、 グレイは辛うじて其れを交わし、 グレイが反撃に転

じるが、受け流された。 近接戦ではムラマサが有利と思われたその時、 互いが距離を取った瞬間、ムラマサの周りと頭上から爆弾が降り注ぎ、 次に横から撃

たれた。

「なっ…」突然の事に水季は亜然とした、 周りを見渡すとメダライザーを二丁

構えている悟が届た、 二つある内の一つは悟本人の物だが、 もう一方は…

戦況は悟達が有利に為って来た、 幾ら機動性に優れたムラマサであっても3

体1は余りに無理があった。

爆風と銃撃、 更に近接攻撃によりバーニアと脚が破損して、立つ事がまま為ら

ない所に腕を斬り飛ばされ、 最後メタルを収寄している背中を撃ち抜かれム

ラサメが大破した、

翌と違いテレバシーやテレキネシスといった超能力を持たない水季玲二は 3

体のメダロットに脱まれ大破したムラマサを放置して逃げた、

2体のメタロットを其々転送させた後、 悟はこう言った。

「…そう言えば知らなかったけど、アイツはどうやって MPA ナンバーの一体

を手に入れたんだろうか?」

MPA-06 スティヤー、 今、 山田梨は所有しているツレの型式番号と名称だ。

「えっ…一寸待て悟君か持ってるのが MPA-08 で私が持ってるのが MPA-

09だから」

すると突然地面に落ちてた袋がモゴモゴと動き始めた、

「そう言えはコイッもいたっけ」

袋の口が紐で結んであったので解いた、 袋の口が在る程度大きく拡げた所か

ら翠が顔を出した。「ブハッ」 と息を吐いた所に自分の喉元に刃物が突き付け

られてると感した瞬間言葉を詰まった

「えっ…と?」

「さて…残る問題は」

「ああ…どうやってソレを手に入れたかだ」

悟の手には翠が落としたメダライザーが在った

少し呼吸を置いてこう言った。

「エクサスの平社員だが何だか知らんが新型のモニターに成れる『メタノイ

下を初めて手に入れる十代後半辺りの高校生』を探してる、 とあいつ等の頭の

中を覗いていたからや、 そんでその人を賜してもらったんや」

素直にこう白状した、喉元近くの刃物が引っ込んだ、 瞬間、 袋の口を更に大き

く拡げ、

MPA-06 のデータが入った、 メタライザーを鷲掴みして少し捻らせてそれを

手にした悟が碑くと、 直ぐに取り返した。

取り返した直後, 翠の身体が宙に浮き始め、 「ほなさいならー」 と言って、

次に「飛行機所か鳥や蜂やないけど飛びます、 飛びますー」と言って夕暮れの空へ消えてっしまった。

後日、翌のクラスに転校生がやって来た、 名前が、

「水季玲二です」

響は亜然とした、 その日の放課後。

テレパシーで純朱に今日の事を伝えて、 零時を街角に連れて来た

玲二を壁に押し付けて翠はこう言った。

「一寸、何で此処へ転校して来た訳2」

「何って両親に一寸無理言って転校して貰ったんだよ、 最もアンタを監視す

事が目的だけどな」

「な…!!」

僅かな隙を突いて玲二はメダライザーを取り出すと、

「転送」と叫んだ、

転送して出て来たのが潜水艦ににた形状の機体だった。

「何だ?ソレは?」

「何処で手に入れたかったって、 さあな」

要やその両親には知らないが実は玲二は之でもテレバシーが使えるので、 エ

クサスのスカウトを賜しエクサス型の新型を手に入れた。

その理由が、

…エクサス社は昔、 白瀬貴崎が来るまでは之でもメダロットの開発、 販売をし

...

ていたが、 ある事故でその開発権を剥奪された、 それから長い月日が流れた。

状況が変わったのが日本本社のメンバーが変わったからだ、 幹部を含む何割

かが神威グループと二宮カンパニーの元社員が入ったからだ、 (現に萩本金一

は神威グループの元幹部) そして最後に白瀬貴崎が入った事で剥奪されたに

も関わらず、ほぼ独断で開発が始まった。 EP-04 END

 



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EP-5 闇

この所り日々が減茶苦来に為ってた。

ます最初にドイッに行ったきり帰ってこない母の帰国が事実だった事

しかも exesas (エクサス) と呼ばれた多国籍企業に入社していたらしい

白瀬悟はその事実を確かめた、 その最中あのメーカーは『ある事件』を期に『メ

タロット』の開発権は剥奪された筈だ。それなのに秘密裏に関発をしていたと

言う事

その計画を中止にさせようと僅かな障を突いてセキュリティカードを盗んで

忘れ物を届けるフリをして計画の中核の一体を盗む事に成功したが

その試作機を壊したのにも関わらず何故か棄てられず、 ゲリラ薬雨に遭い比

処で死んだら、本望だと思ったが、救助されたらしくその後何か罪を償なえと

暖された。

その後母から新型を渡されしかも転校をされる破目に

転居先と成る横浜の新居で見知らぬ女性と出逢った

男としての性の欲情が…とした瞬間悲鳴を上げながらジタバタしてた

その時無我夢中でその人純牛の名を言った。

そしたら何故その名をと言われたがよく解らなかった、

翌日母に電話で横浜の町を散策しろと言われたので言った。

散策に出かけた日にテロの襲撃に遭いその上彼女が知らない真実を知った、

明後日、

3年ぶりに出逢った碧とは最悪の形で再会した。

更にその次に出逢った女性はエスパーだ

そんなこんなで四月最後の週の事。

神奈川県立図書館にて、

歴史の資料となる文献を探してた。

俺は中々見つからず途中で探すのを止めてライトノベルのコーナーを探して

ラノベのコーナーに辿りつき一寸興味ありそうなヤツを探して数分、 純朱が

知らない子と本を持って来た、

その子は背が低く可愛らしいのが特徴だ、 身長は茶野よりもっと低いだろう

推定で140か130位だろう、 後その可愛らしさは女の子に問違えられそうだ。

「…その子は誰?」

「えっ?…え…と」 純朱は自分の近くに居た子に気付き言った。

「探してた本の場所を…教えてくたの」

するとその子が自己紹介をした、

その人の名は億黄 孝俊と言う

彼の父は比処の館長だと言う

近くのテーブルの椅子に三人で腰かけた

純朱は歴史の本を真剣に読んでる中俺はラノベの一つを見つけ呼んでた、

純朱は一瞬だけだが視線を本から外したが気にしなかった、

視線を憶識に向けた、 憶黄は何か本を読んでた結構難しそうな本だ

視線をまた純朱に向けた、 すると少ししかめっ面な表情をした、 もしやと想っ

た、またあのプリっ子関西弁エスバー女性にテレパシーで覗かれてるなと、 し

かめっ面な表情をした純朱が更に険しい表情をした、その後表情が元に戻っ

た。突然純牛に本を取られ、 本の背表紙で頭を殴られた

「痛って~な!何すんだよ」

「其れよりも勉強するんじゃのかたったの?」

純牛に脱まれた、

「あの…」可愛らしい少年が声を掛けた

「「む」」二人同時に覗んだ

「本で殴らないで下さい」

「君は!」さっきと同様二人同時に言った

「ぼ…僕は、憶葬孝俊です」

(もしやコイツが来野が言ってた 『色付き四名家』の一人か)

「あっ御免なさい」

純朱が謝った。

「其れで使黄君、 君の父親は何してる人」

「僕の御父さんは、 この図書館の館長をしています」

「…そうなんだ」

悟はそう言った

憶童はその後何処かへと行った、

その翌日の事、 こんな噂が騒かれてた、 何でも人を操る能力を持った人がいる

と言う噂だった、

その噂に周りは暗雲を立ち込めた、 一体誰がそんな能力を

その噂話に純朱、 水季、 聖と話をしていたら。

「どうしたの?」

悟達のクラスの大原先生が声を掛けた、

「いえ、 なんでもありません」

4人の内誰かが言ったらしいが誰なのか分からないのでそのまま逃げた、

暫く走った後、 純朱に誰かに話しかけれた様な感じがした、

次の日の事、

今日は何もする事が無いので何となく外へ出歩いていた時の事

「白瀬く~ん」

後から誰かが声を掛けた、 その子の名は樫伊綾、 横浜女学院に通う子である時

日直の為に急いで行こうとした時出会い頭に出逢い正面から頭をごっつんご

した、 其処からで会った、 会うなりいきなり抱いて来た

「いきなりなんだ」

「…あたしとあの子…ホントはどっちが本命なの」

「なっ…如何言う事だ」

「如何言う事…それはね、 あの子はほら本当の生き別れの『妹』じゃ無い」

「それはそうだか」

「するとその子はその内『お兄ちゃん子』に成るんしゃないの?」

「いや…それは無いな」

「どうして?」

「何故なら…グッ、 きつく抱くな、純末は父親好きなんだ…ただその人が死ぬ

までは」

すると何処からか声が聞こえた

視練を声のする方へ向けたら綾にそっくりな子が居た

抱き付いて来た綾はその場を離れた。

「「一体如何言う事だ!」」

「実は」

耳二つな綾の内の一人がこう言った。

「この子の名は藍ちゃんで私の双子の姉なの」

悟と純朱は亜然とした、

「如何してそんな事を」

藍と言われた女性生は、

「なんでって…そりゃ悟と綾の中が中々進展してないから、 それで·…私が恋

の鞘当てをしようと」

悟の表情が約変した

「ほう…」少し問を開けて言った、

「一寸でも触った見ろ、 ただでは済まさないぞ」

「どれ?」

藍が悟を触ろうとしたら、 悟の手は藍の手首を掴み内側から何かが折れた様

な音がした。

その途端藍の右手が糸が切れた人形の様に為った、

「ワッー」

「!!」

悟の視線は既にそっぽを向いてた

女性3人の内2人が手首を折れた1人の手当てに戸惑い悟も加わり漸く折れ

た手首を直した、

直して貰った藍は悟に対しこう言った

「も~酷いな、冗説のつもりなのに」

悟の視線はまたそっぽを向いた

「そっちが冗談のつもりだろうけと、 こっちは冗談しゃないからな」

親切のつもりだったか綾が

「あっ待って肩にゴミが」

その途端悟は後から綾の首を絞めた、 しかもほんの一一瞬の出来事だった

それはまるでプロの技に近かった、

「一体何処で憶えた訳?そんな技」

「昔、母に教わったからな」

悟の母が言ったきりの理由は其処で特殊部隊の技術顧問をしていた事が理由

だ、

ただ技術顧問と言ってもその大半が備品整備や修理が多いが、 悟の持つ近接

格闘術は母に教わった事に拠るものだと言う

その日の夜、

道路建設に反対していた人の家が突然放火に遭ったと NHKのニュース番組

の連報で流れた、 元々その家は新しく立てる構に半分程が指かるらしく、 その

お陰で建設はストップ。橋は今も中断されたままだった、 放火したのはその反

対運動のお陰で大変不便していた地元の人らしいが、 やった本人は『記憶に無

い』の一点張りだった。 警察はその被告を建造物放火罪、 器物指壊罪の罪で有

罪にしたとの事。

その日たまたま母は家に居て、 そのニュースを見て時にこう言った

「警官は造られ易いのに犯罪を調べるのは相変わらす 『二流』だもんな」

「…如何言う事?」

「50年前の『メタルキラー戦乱』以来科学技術が軒並み低下してな、 それは

警察の科学捜査にも影響を受けてな、一時期は1900年代位に下がったらしい

だから捜査の仕方は今も昔と同じ聞き込みが主流なんだ、」

「…そうなんだ」

「だがその科学捜査の中で『DNA 捜査』は凄いいい加減でな、 その精度は導

入した頃以上にいい加減でな、 50年前は相当正確だが今は5人に1人は的中

する位の豪快さだ、」

一十間を空けて、

「その滅茶苦茶でいい加減な捜査のお陰で、 間違えて犯人にされた人が多数

にふえたんだ、一つ聞くけど、 純朱、関係無い人を捕まえて後から真犯人が捕

まったらその人はどう為る?」

突然の質問に純牛はやや困惑しながらも言った

「其れって発罪の可能性有り?」

「法的にはそうだ」貴崎がそう答えた。 が

「だが世間の目はその人を恰も犯罪者の様に見て来るんだ、」

「えっ…」

「更にそれたけしゃ無い、 殺人事件の被害者の遺族で遭っても周りは好奇の

眼差しで見られるんだ、 其れに絶えかね何処かへ遠い所へ進けてしまう人も

いるんだ」

テレビで次のニュースが映った中、 母はこう言った

「…悪者の世代…てっ知ってる?」

「其れは何?」

「純朱には知らないかも知れないが、 解り易い例えで言うと『交渉の意味を成

さず力付くで物を欲し様とする人間』と言う事だ、 そのお陰で·…いや何でも無

い」

貴崎は遠い目で見ていた

昔、悟が小学生の頃の授業参観日で教師は生徒に将来の職業はと言う質問で生徒の一人が『傭兵』と答えた人が居た、 直ぐに先生がこう答えた、 その生徒

の名を忘れたが。(因みに悟では無い)

「…君ソレはね、小説『フルメタルバニック』やゲーム『アーマードコア』と

言った傭兵を主役にした作品を何処で知ったか解らないけど…彼等は殺し屋

と同じ金で人を殺す連中です!しかも PMC通称『民間軍事会社』の様に『戦

...

カ』や『戦闘行為』等を『商品』として紛争地帯で売り込入む人達が居るんです

その様な危険性を知らないからそんな事を言えるんです、…後、最後にあるア

メリカの帰還兵がこう言ったそうです『人を殺した時…なんでだろう心の底

から笑えなくなった』っと、だが傭兵達は其れでも金さえ貰えればイイやと笑

う連中かも知れません」

その教師の教えは周りの人達に凄く熱く感したそうだ、

如何してそう言えたかと言うと、 その教師の…彼女の彼氏はフリーのジャーナリストで扮装地域の取材中、 傭兵に撃たれて死んだそうだ

その次の日の夜に為った頃

二人の周りの人達童が何故か突然様子がおかしい、 まるで何かに操られてる様

な、

二人はその人達から逃げるが逃げても逃げても後から何かに操られる人達が

増えて来た。 「こいつ等は一体加何言う事だ」

その時、純朱は何か思い当たる節か在った

「もしかして…」 と思わず声に出してしまった

「何か知ってるのか?」

それによると放火事件が起きる前の日の事、 純朱が一人帰宅途中の時、 道の脇

の狭い路地に男性が誰かと話をしていた、 危険を感じ反対方向へ走って逃げ

た。

「犯人に気付かれたと」

「如何すれば良いの?その事警察に言う?」

「言って効果が有った試しがあったのか?信用できるか!」

「もしかして」

「その事件の真犯人を排除すれば良い、 それだけだ」

本来だったらそれは余りにもおかしな事だった。 犯罪者を排除するなんて、だ

が現時点ではそれは適切かもしれない『自己防衛』と称して言い訳すればいい

のだからだ、

「そうと決まれば」

白瀬悟は向きを変えた。

何かに操られる人達に向かって走った、

互いが手の届く範囲に来ると悟はその人の顔面を思いっ切り殴った、 殴られた人はその場で倒れたが、 其れだけに留まらす二人目、 三人目と殴る蹴る、 更

に相手の腕や足を折った、 物の数秒で何かに操られる人達は倒れた

「さて…そろそろ出て来たらどうだ?」

何処かで笑い声が聞こえた、 聞こえた方向に振り向いた、其処には体全身をロ

ープで覆い顔を仮面で隠した。 その仮面の人はこう言った、

「フハハハハハハハハ、 そうだとも、 私がやったのだ」

悟がその人に指差して言った、

「御前だな、 人を操ったのは」

「そうとも、 その通りだ」

仮面の人は体を宙に浮かして、 何処かへ行った

二人同時に、

「「待てっ!!」

追い掛けた途中で要と水季に会った、 二人が何を考えてるのか解らないが、

追い掛けた先は学校の屋上だ

その屋上に仮面の人が届た

4人は息を切らしながら、 水手はこう言った 「その能力で人を操って何の罪の

無い人を犯罪者に仕立て上げたのは、·この『ニンゲンモドキ』が」

その言葉に駆は横目で水学を睨んだ。

純朱は言わなくても翠は化け物扱いされる事が酷く嫌ってた、

「そうなんやろ、大原さん」

「えっ…?先生が?」

「はぁ?純牛は其れでもしらんのかいな?」

仮面の人が仮面を外す様な仕草を見せて、

「如何やらばれた様だな」

そう言って仮面を外した、 「そうとも私が遣ったのだ」

「なら…正体が分かったのなら、 此比処でお得だ」

悟が突進したが突然転んだ、 しかも何故か立てそうに無い。

「クソっ…動かん」

「女子にも平然と暴力を貫える者には少しお仕置きが居る様ね」

悟の身体が突然浮きあがった、 しかも本人はとう為ってるのか理解出来ない

その直後悟はフェンスに叩きつけられた、 しかも1回や2回じゃ無く何回も

ぶつけて来た、

3人は回避するしか無かった

が最後にフェンスをぶつけられた時は完全にフェンスが壊れ高い所へ悟が落

とされた。

「「「危ない!!!!」」」

純朱、 翠、 水季の3人が落とされそうに為った悟を必死に支えようとした。

3人の内、純朱、型は右腕を掴んで水季は左腕を掴んだ、

しかし支えるのに必死で持ち上げる事がまま為らない、

このままだと、 そう思った水季はメタライザーを手に取った、

「転送」と叫んだ後、 悟の身体に何やらワィヤーらしき物が巻き付いた。

3人の近くに MPA-03 こと 『プラスタ』が居た、 但し脚部は MPA-03 では無

く機動力を重視してか神威製に為ってる、 (MPA-03 の脚部は潜水艦みたいだ

ったから、因みに MPA シリーズの中で完全な人型しているのは MPA-07 か

ら09 の3体のみ)

其れでも持ち上げる事が出来ない、 このままではと思ったその時。

何か強い力で無理失理引っ張られった、 引っ張った後、誰に引っ張ったのか其

処で解った、 「えっ…グレイ何故其処に?」

純朱は意図的に転送した憶えが無い

「何でって、純朱が落っこちそうに為ったからじゃ?」

「いえ、私じゃ無くて」

その近くにワイャーで巻き付けられた悟が居た

「ああ…痛いな、誰だあんなに力任せに引っ張ったのは」

「!!」

悟は自分が覗まれるのが分かった、 直ぐに向きを変えた、

「さっきはとんでもない事をしたな、 いくぞ!」

白瀬はメタライザーを手にした、 其れを見た大原は何やら念じた様な気だ。

すると何処からか大小様々な石が空中に浮かんだ、 それらが悟達に向かって

飛んだ、

悟は引き金を引いた、 翌も同時にメタライザーの引き金を引いた、

「イオス」「グレイ」「スティヤー」 「ブラスタ」

4体のメタロット達は飛んでくる石を次々と破懐した

それらの石を全て破懐した後、 大原は次の手に出た、何処からか碧が現れた、

次に彼女はこう言った。

「この子が殺されたくなければ、 貴方達は此処から飛び降りなさい」

碧の身体が宙に浮き首を絞められてる様な苦しい表情をした

其れを見た悟は、 「分かった」 と言ってイオスを転送した後メタライザーを地

面に置いて柵が壊れた所へ歩いた、 そして飛び降りると、 想った次の瞬間、 悟

は大原へ突進を掛けた

相手は不意打ちに気付かす視界を悟に向いていたら、 後の3人が突進して来

た、

大原は3人の動きを封したが、 悟にまで意識が向けそうに無かった、 視練を変える直前、悟のパンチが大原に命中した

さっきまで苦しんだ表情の碧は地面に倒れ意識が戻り始め、

動きを封じられた3人は自由に動けた

殴られた大原はにう言った。

「流石イレギュラーね、 もう二度と貴方達に会う事も無いでしょうね…サョ

ナラ」

包然と大原の姿が消えた

意識が完全に戻った碧が、

「アレ?此処は?」

自分が何故此処に居るのか理解出来ない

「あっ…悟君?」

状況を把握する前に行き成り何処かへ連れて行かれた

学校へ外へ逃げた後、

其処で碧は大原友恵が超能力者でしかもその能力で人を操って犯罪を起こし

た事、

碧は在り得ないと反発したが、 翌、 水季は本当だと完全に口論と為った、

そんな中、純牛は何故かメタライザーを横のボッケから尻ポッケに入れ替え

た。

翌日

学校の人達は誰もその人の事を知らない

周りの人達もその人の事を知らない

その為か悟達のクラスの担任は大原から青木と言う 40 手前の嫌な人に為っ

た。

但し5人は彼女の事を知ってる

そしてある事を知った。 彼女は以前、 誰かと出会い愛し合ったらしい、 だが彼

女が自信の能力をその人に打ち明けた時、 その人が彼女を化け物扱いした。彼

女は絶望してその人を殺した

其れからだったのだろう、 人間不信に陥った

EP-05 END



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EP-06 出会いと過去と別れ

億は休み時間の時折屋上近くもしくは屋上に居た、

あの子と出会ったのはアレから数日前の事だった。

ある日の昼休みの時、 屋上へ誰かか行くのを見かけた、 あの時は止めようとし

たのだろうか、直ぐに追い掛けた、 屋上に通じる所へ着いたものの誰も居なか

った。

もしかしたら…睡霊?

何て想ったその時近くの窓に誰かが居る事に、 如何やらその窓から無理矢理

潜り抜けて屋上へ入った、 その窓だが横長で縦が小さくヒンジが上にあるタ

イプだ、屋上に通じるドアが有るけどあの時の件以来、壊れた柵は取り払われ

立ち入り不可にした、当然ドアはカギが掛かってる。

因みに『あの件』とは今は比処には居ない大原友恵が超能力者でしかもその能

力で人を操って犯罪を起こした事、 そして其処が決戦の場所に為った事、

「まさか探偵か?」と想い何とか体を器用に援じらせながら窓から屋上に侵入

した。

尻餅を突きながら屋上に入れた、 すると其処に居たのは何だか可愛らしい少

女だ、 来ている制服から此処の生徒だと言う事は分かったが、

「…君は?」

悟の存在に気付いた少女は、

「ひゃっ!」

「あっ…別に悪気は無いから」

「あ~あ見つかっちゃたか」

「其れより何で此処に?此処は立ち入り出来ない筈なのに」

「実はここあたしに取っての秘密の場所なのに、 突然立ち入り禁止にした事

に納得行かなくて」

「そりゃ柵が取り払われてるからに決まってんじゃんか」

少女の近くに御菓子類が入った袋を置いてあったのでその辺の所を突っ込ん

だ、

「それ…持ち出し禁止じゃ」

「いいの」

「へ?」

「いいの、 あたしのだから」

「幾らなんでもばれたら大目玉を食らうぞ」

無視された。

「知らんぞ」

そう言って悟はさっきの窓から何とか無理失理潜り抜けた

次の日の昼休みの事

また屋上に又あの子が入る気配がした、

「全く、面倒を掛ける」

と言って後を追った、

昨日と同じ様に窓から侵入した

「また居たか」

「昨日の」

「君はよく比処に来るけど何か理由でもある訳」

「此処に?此処に入れは、 あの青い空を見ていたら、 何時か誰かに会えるかも」

よく見ると手に本を持ってる事に気付いた

「それどんな本?」

「絵本なの」

その絵本の内容はある島国のおはなしらしい、 その島に住む人達は皆平等に

暮らしてて皆は幸せに生きてたが、 そんなある日の事、 島に悪い宇宙人がやっ

て来た、 みんなは島を守る為に戦ったが。 勝てなかった、 困った島国のお偉い

さん達は悪い宇宙人をやっつけられる唯一の方法があった、 それはその島に

隠されたロボットに乗り込み戦う事、 だがそれには大きな問題があった、乗れば乗るほど『死』に近づく物らしい、 その事を島の皆に伝えたら、 乗りたくな

いと言う多く居た中で一人だけ乗ると言った少年が居た。

その子は生まれ付き体が弱く皆に迷惑掛けてはかりいたが、 其れでも邪魔者

扱いされる事は無かった。 少年はこれでその思を還せると想った、 皆が心配す

る中、少年はロボットに乗り込んだ、 悪い宇宙人と戦いそしてやっつけた、 皆

は喜んだけど、 少年は二度と目を覚ます事は無かった。

「『対価と代償』の絵本だね、 それ」

「うん」

昔、悟はそれを碧に読み聞かせして貰った事があった、 因みにソレの作者は名

は伏せられてたが、 実は純牛の父親が描いた物だ。

「そう言えば悟君だっけ、 女子に暴力を揮う男子って」

「えっ…」

まだ余り話していないのにもう知ってる

「…そうだけど」

「山田さんは、何かと嫌な人なのよね、 あっ!」

「何だ!」

「自己紹介はまだだったね、 あたしは室井恵美、」

「恵美さんか、」

「と言う訳で宜しく」

と言って恵美は窓から中へ入った、

其れからだろう恵美との交流があったのは、 それからある日の夜の事、

急な依頼が来た、 内容はエクサス社の幹部を乗せた車を安全地帯への誘導、

あんまりに急だったもんで悟と純朱は大急ぎで走った、

途中誰かに注意された気がしたが、 それ所では無い。

暫く走り指定された場所に辿り着いた、 其処は何の変哲も無い道路だ暗くて

見えないが左右の壁は民家の壁が在った

「そろそろ時間の筈だが、 そう言えば今回の幹部は誰だっけ?」

「もしかして見て無いの?」

「大凡の内容だけで後は…」

悟は携帯のメールが届く音が聞こえた、 ただその音楽が

「…その曲てっ確か…『星間飛行』だったよね?」

「えっ?」

悟は在る事を思い出した、 あの時一度盗んだ物を棄てたが、 何故かそれき回収

しようとしてゲリラ薬雨に遭い、 それから…確か母が、 携帯帯やメダライザーが

壊れたから全部新調して貰ったな。 悟は音楽を無視規してメールの内容を確認

した、

今回の護衛対象の人の名は石塚、 エクサスに入社以前は地球連邦軍戦略情報

部の士官だったらしいが、 食い意地を張ってた事が原因で辞めさせられた過

去が在った、が其れでもその人を慕う人達が居たのでその人脈と経験からエ

クサスに入社後は情報関連の幹部をしている。

時間だ、そう想った時、 闇を裂く様に車のヘッドライトが煙々と地面を照らし

出す。

それに続き車が相当なスピードで走ってる、 その車を譲る様に外装の何割か

が損壊したメタノイドが居た、 そしてその車追う様に、二槻の戦闘機の様な機

械が現れた、戦闘機にしては小さい、 その答えは直ぐに分かった、 二機の内の

青い方、正確には水色をベースにして所々に青に塗られているが、 が変形して

人型に為った、もう一機の黄色をペースに青いメタノイドと似たような箇所

を赤く塗られた機体が人型に変形した。

「あの二体は…年間傭兵メダロッダーa2のメタノイドだ」

何処からか声が聞こえた、

「貴方は」悟は声がする方と思しき方向へ訪ねた、

「ああ…失礼、俺の名は黒沢和輝だ、宜しくな」「其れよりあのニ体は?」純朱は全く見た事無いメタノィドを見て疑間に為っ

た。

「あの二体はメーカーは隠してたが、『ムラマサ』の盗難機を独自に改造した

機体だ」

「其れよりも転送だ」

「あっ…てっ転送」

二体のメダロットを転送した後イオスがこう言った

「何だ?あのふざけた単眼は?」

「アレを隻眼と呼はれてたな」 悟がそう返事をした

青いメタノイドは左目にあたる部分のバイザーの上下の幅が低くなってて光

が灯らず、右目が着、 但しその蒼はグレイのと違い少し暗めの青に為ってる、

一方、赤いメタノイドは右目に当たる部分等は青いメタノイドとは左右逆だ

が、左目が赤、しかもその朱はまるで色素を無くした生物の眼の赤に似ている。

後装備も違ってる、 青いメタノイドは両肩に2枚の羽根を持ち、 手に独特の

形状の刀を持ってた、 戦闘機形態に変形した時その刀を機首にしていた。

赤いメタノイドは両肩に長く大きい銃を付けていた、 またその両腕にも銃を

装備している。一体は近接戦を得意としてもう一体はその逆、中~遠距離戦を

得意としていた、

青いメタノイドは手にした剣でグレイと接近戦を始めようとした、 青いメタ

ノイドは縦に大きく振ったが、 グレイは其れを右にステップしてかわした。グ

レイが水平に右腕の刃を振ったら、 青いメタノイドは両肩の羽根を大きく動

かし後へ移動してかわした

赤いメタノイドとイオスは距離を取っての撃ち合いに為った、 赤いメタノイ

ドの両腕のバルカンと両肩のレーザーの連射、 対するイオスは両腕のライフ

ルとマシンガン、 頭部のバルカンの連射、 どちらも当たれはただで済まないが、

それらを回避しながらの撃ち合いだ、 その最中、 黒沢が、

「敵機車線軸上に補足、 砲撃を行う」と言ったので、 悟は 「避けろ」と叫んだ

次の瞬間。

外装を何割か損壊したメタノイドから砲撃が来た。

イオスとグレイはギリギリの所で回避したが青い機体と赤い機体は回避出来

ず直撃した、

が青いメタノイドは左腕の盾で塞いだが其れでも盾が粉々に成り、 赤いメタ

ノイドは両腕の銃と一緒に二枚の盾で塞いだが、 結果は同じだった

すると何処からかバトカーのサイレンの音が聞こえた、 青いメタノイドの剣

を先端をこっちに向けた、 すると其処から銃弾が飛んだ、一方赤いメタノイド

は向きを変え、両肩のレーザー砲の砲身を音のする方へ向けた、 悟はヤバイと感じたのかイオスにある命令を出した、 イオスは二体のメタノイドを無視し

て戦闘機形態に変形して音のする方へ飛んだ、

音のする方へ飛気と其処には一台のバトカーが走ってた、 パトカーの存在を

確認するとイオスは人型に変形して右手を素早く右に向かう様に合図をした、

合図をした後、イオスは直ぐその場を後にした、 その直後、 パトカーの前方に

光が一瞬見えたと思った時バトカーに運転していた警官が左に急ハンドルを

切りパトカーを左に動いた、 次の瞬間、二条の光線がバトカーの左側を飛んだ

が、パトカーの左タイヤとバンバーの左側が吹き飛んだ。 (左側に座ってた警

官は無事だが)

その後左前方を破懐されたパトカーは体制を立て直せずそのまま右の壁に携

る様に激突、右側則のサイドミラー、 パトカーの右側の外装類が次々と摩擦で吹

き飛び壊れながらも止まらず、 最後は電柱にぶつかりその電柱を折って右側

のバンパーが壊れ大きく半回転して再度壁にぶつかり其処で止まった、 中に

居た警官は無事だが、 気絶している。

二体のメタノイドは突然逃げた、 如何やら護衛対象は無事に逃げれたようだ、

三人はその場を後にした。

次の日の休日の事、 メタルキラーと開い重傷を負った在る人の見舞に悟は訪

れたが、部屋を間違えたのか、 開けたら行き成り老人が 「こらっー」と怒鳴り声が聞こえた

悟はそれで驚いたが、 老人が

「間違えもうた、 またあの子かと思ったわい」

悟はやや唾然としながら

「あの~すいません間違えました!」と部屋を出ようとしたが、

「まあ、そう言うな、 少し話をしないか?」

「はあ…」

...

「そう言えばお主、 時折来る事が有るが、 何か理由が有るじゃろ?」

「実は…お見舞いに来てたのですが…そう言えばお爺さん?」

「何じゃ?」

「『あの子』とは….誰ですか」

「.…お主、 室井恵美を知ってるか?」

「学校で会いましたが、学校の屋上で『あの青い空に居れは何時か誰かに出達

えるかと』と言ってましたか、 誰の事ですか?」

老人は少し考え、

「恵美の言う誰かは…恵美の兄しゃ、その兄は恵美にも家族に隠したまま虐

めを苦に自殺したのじゃ」

悟は沈黙した。

「それからじゃ、時折彼女の兄のクラスメイトが慰めに来るのじゃが」老人が

途中から言葉を温した。

悟はある事を思い出した、 久しぶりに家に帰った母とニュースを見ていた時、

純朱に兎罪の話をしていた、 その話の中で、 『事件の被害者の周りの人達は好

奇心の目で被害者を見て来る』

それを思いだしにう言った、 「まさか虐めの加害者も来たのでは?」

老人が「そうじか.」間を空けて言った。

「そいつ等が恵美の所へ来て、 アィッの事を『デキソコナイ『タメニンゲン』

と罵って来たのじゃ。 其れが原因で雫が精神的に追い詰められ…」

話の中で分からない事を言ってしまったので老人は

「雫は恵美の母親しゃ、学校に訴えても学校側は『虐めがあった何て知らない』

と誤魔化すに決まってる。 それで誰にも言わすに夜逃げに近い形で横浜に引

っ越したのじゃ」

「そうだったんですか…失礼します」 悟は部屋を出た

病院を出て家に帰る途中情はこう考えた

「『知ってはイケナィ真実』かそう言えば、 純牛の御父さんは最後まで皆に隠

して続けてた時は、 何処まで辛かったんだろうな」

4月中頃、

詳しい詳細は不明だが。二宮カンパニーの社長、 二宮零十が死亡した。 人が死

ぬのなら他人を巻き込む困り一人寂しく死ぬのは少し辛いかも知れないがで

もその時は『死』はもう直ぐだと言う認識が在ったのかも知れない。誰かにそ

の最後を見届ける時は其処に『永遠の別れ』がもう直ぐ来る、 事かも知れない。

…だが一番の大問題はその人の残した物だ、 借金だったら、残された人達をも

っと苦しませるし、遺産として莫大な金が在るのならそれを巡っての問題が

起きる。

二宮等斗のケースの場合は彼に隠し子が居た事、

その隠し子を誰が引き取るか、 多分数時間に及ぶ大協議に成るだろう、 下手す

れば施設に入れられるかも知れない。 だがその時、 母が告別式に現れて、 純朱

を引き取った。

其れが今に至る大まかな出来事の一っだった。

次の日の事、又屋上で恵美と話をしていたら、 恵美の方から 「今度の日曜にデ

ートしない」 と誘われた、 個は 「何処へ?」 と答えたら、

「無くした答えを探しに」 と言った。

数日後、土曜日の夜、

日曜にデートに行く事に為った、 その日の夜デート向けに衣装の通別をして

いるとグレイが部屋に入って来てこう言った。

「よっう、何してんだ?」

「何って、 明日なデートなんだ」

グレイが脱んで来たので、

「ちっ違うよグレイ、 そっそのデートの相手は室井恵美てっ言う子なんだ」

「ああ…あの子か、 身長は茶野と碧の中間程度で、 血液型はA型で生年月日

は6月14日、出身は埼玉県さいたま市、 クラスは一年C組、出席番号 25 番、

短めの髪の一部をリボンでツインテールにして、 胸は狙板のその明るさでク

ラスの癒し系な惑しのあの子か」

「一すまて、 一体そんな情報を何処で手に入れた?」 悟は果然と慌ての両方が

混在した表情で見た、 グレイはこう返事をした

「貴崎博士は、アンタと純朱に近づく男、 女の情報なら何でも知ってるって」

「怖いわ!!」

因みに悟達の身長の情報だけど、 一番背が高いのは黒沢で次が翌、 その次が悟

と純朱、その次が綾と藍、 その次が碧、 その次が茶野、 一番背が低いのが憶黄、

…後男なら見逃せない情報でも在る、 女性五人の胸の大きさだが、一番小さい

のから順に翌、、 同じ大きさで後、藍、 で最も大きいのが純朱、 具体的な大

きさで言うと、 翠はまな板で、 純朱は 92位はあると想う。

翌日

悟は待ち合わせの場所で恵美が来るのを待ってた、 待ってる中こう考えてた。

「そう言えば『無くした答えを探しに』って言ってたが何処へ行くんだ」

疑間は其れだった。

そう考えてる内にその思考を進る様に誰かが行き成り視界に急に現れたので

反射的にバンチをかました, 相手が吹き飛び其れで相手が誰なのか其処で分

かった。

「何だ、藍か」

一撃を食らい吹き飛んだ藍が、 「何だは無いでしょ、 と言うか何処でそんな実

力を持ってる訳?」「ああ…アレはな、 俺が昔、 誘拐に遭ってな」

「ゆ…誘拐!」

まだ彼が9歳の時だった、 つくば市を離れ二年の時の事、 学校での帰り道、

一人で歩いている時突然何者かが後から布巾着で視界を塞がれ、 体を押さえ

られ、気が付けば何処かの建物に閉じ込められた、 その後から分かった事は犯

人の目的は白瀬貴崎の持つ技術力を提供する事、 其れが目的だった、 だがこの

時、母が所属していた特殊部隊に拠りその場所が簡抜け成っていて、犯人達は

全滅、悟はパワードスーツを纏った母に助けられた

あの事件以来、 悟は母から格闘術を学んだ、 親族の誰かが『出雲学園』に入れ

た方が良いんじゃないかと言ってたが貴崎は其れを良しとせず、 別の方法を取った、

其れが今に至る理由だった

その後、藍は慌てて逃げた、 其れから数分後、 恵美が来た、 恵美は

「遅れちゃた~ごめ~ん」

「イヤ、今来たとこ」 悟は一丁嘘をついた

「其れより何処へ行くんだ?」

すると恵美は別の方向へ走りだし、 直く止まって振り向き 「こっちこっち」と

言ってので悟は慌てて 「あっ待って」 と言って走った。

最初は何だか適当な方向へあっち行ったり、 こっち行ったりしていた

そうしている内に何だか住宅街に入ったみたいだがその途中、 地面に鳥の羽

根が散らばってた、 そしてその先に二人が見たのは鳥が鳥を食べてる光景だ

った

恵美はその光景に怯え悟の後に隠れ、 悟は亜然としていた、捕食している鳥は

此方に気付いたのか威嚇して来た、 数秒の脱みあいの末捕食した鳥がその場

を去った、

その後恵美が突然泣き崩れた、 悟は心配そうに、

「如何したんだ?」

「…あのね、 あたし…思いだしたの」

そのまま彼女を悟達の家に連れて行った

家のリビングで床にしゃがみ込んだ恵美の傍で悟はこう言った

「あの時、一体何を思いだしたんだ?」

「…あのね…あのね、 昔、 あたしのお兄ちゃんが」

まさかと想った、 昔の事を思いだしたとは、

「よくあたしに…絵本を読み聞かせしてくれていた、 優しいお兄ちゃん、だけ

どある日、 あたしにこう言ったの「悪い事は全部 『ある日、 突然なんだ』例え

ばある日、飛行機がピルに突っ込んで沢山の人が死ぬ事も、 ある日ある場所で

地震が来てその次に大津波が来て街が津波に飲み込まれるのも、 だからふせ

きようが無いんだ」と言ってた、 その日、 そのお兄ちゃんがあたしが住んで

たマンションの屋上から飛び降りたのを見てしまった」

その瞬間、 悟はさいたま市で起きた虐めを苦にした自殺事件の話を思い出し

た。

もしやその子はその事件の遺族だ何て、次の瞬間、 恵美の様子がおかしくなっ

た、

「ねえ…お兄ちゃん…あたしを置いて死んだり…しないよね」 と言いながら

...

悟に纏わり着く様に抱き付き始めた、 悟は、

「まてっ止めろ、俺はあんたの兄しゃ無い!」其れでも恵美は静止を効かなかった、

「止めろと言ってる」其れでも静止は聞きそうに無かったのか遂には。

「止めんか!」 悟は右手の拳で恵美の顔を殴った、 殴られた恵美は、

「ーお兄ちゃんが…殴った…」

その後リピングに入ってきた純朱に拠って恵美を彼女の家に連れて帰った。

其れ以来恵美とは会わなかった

別の日、自宅にて。

この日も珍しく母が帰ったので今回の経緯を離した (因みに捕食された鳥の

遺体は茶野が遺体に重りを付けて海毎に沈めた)

すると母が重い口を開く様に言った

「恵美って子は『死』を直面すると記憶の混満を起こすらしくて今迄だったら

数日掛かるのを数週間続いたみたいで、 今回の件で問題に為ったみたいで。 あ

の子は『青空女学院』に転校する事に為った様なんだ」

其処は純牛が以前通ってた学校だ

「後…あっちの学校側は秘密にしていたらしいけど何処からか漏れ掛けてた

らしく、 あの学校は女子校から共学育高化するみたい何だよ」

「え…その話は聞いて無いよ」 純が困惑した、 母が真剣な表情で、

「『あの人』が生きていれば何か『手』を打つに決まってるし第一共学校化だって攻め守りで言ったら無謀な攻めに成るって」『あの人』とは純朱の父親の

事だ、

「何時実施するか分からないけど·話は横にすれるが、純牛…アンタ、『南真

夜』を知ってるか?」

「知ってるけど何?」

「その子は男に恐怖を感じるけど昔知り合ってた子の事を言って無かった?」

「あ…」

純牛は昔の記憶を思い出した、

「『ちゃんと反撃してくれる』からと言ってた、」その言葉を聞いて女子の中に

は驚きを隠せない人も居た。

その言葉を聞いた母が悟に親指を指して言った

「その『反撃してくれる』人は悟だからだよ」と言った困みに茶野も同じ幼馴

染の様な関係だった。

数日後、

恵美は車に換ねられた、 運転手は如何も脱法ハーブを吸ってた事に拠る錯乱

だったらしく、正常な状態では無かった。車に様かれた恵美は病院に運ばれた

ものの間も無く死亡が確認された

車に搬わられ地面に叩き付けれてた直後、 傍に駆け寄った眼鏡を掛けてた子が(魔華が男性型メタノイドを手に入れる事に凄く怒ってた子の事)助けが来

るからとだから大丈夫だからと言ってた中で、 恵美はこう言った。

「……あた…し…個君に…謝れ…無か…た……彼に…会ったら… 「ご…め

ん…なさい」…と言…て·…ね」 其れが最後の言葉だった。

EP-06 END



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EP-07 警察

この日悟達は警察署の取調室に居た

理由は純朱が警察官の簡単な誘導間にひっかかったのであった。

経緯はこうだった、 外車ぬの車が何者かに依って BB 弾で撃たれたのだ、 そ

の時偶然近くに居た悟達を見つけ直ぐに持ち物検査された、 持ち物の中にェ

アガンを二丁持ってたので、 其処で嫌疑を掛けられたのだ。

目の前に居る警官を見て悟は視界に入れながらも決して目を合わせる事は無

かった

目の前の警察官は明らかに日本人では無い事は明確だった、

新西暦に入って地球連邦を発足時の時加盟国同士の国境線の意味はやや暖味

なものだった、 それ以前は海外旅行はパスポートを発行して旅行会社から旅

行のプランを立てたりと、 何かと面倒が多かった

別の取り調べ室で純牛は自分のせいで此処へ連れて行かれた事から言葉を満

す事が多かった、 その中で彼女は想った

「ああ…問違い無く偶々近くに居た少し怪しい人を犯人に仕立て上げてるん

だ」と、

持ち物検査の時にメタライザーを取り上げられたが、 起動にロックが施されたので、外す事は出来ない

結局事件現場の BB 弾の直径を悟悟達の持ってるエアガンの BB 弾の直径の違

った事で誤認逮捕捕に等しい状態だったので解放された、 因みにエアガンを持

ってた理由は現場とは違う場所で射撃練習に使う為だった。

裏口から外へ出る直前、 女性の刑事に突然止められた。 一体何かと言うと、

「御免ね~内の上司があんなのだけど、 誰よりも正義と秩序を重んじる人何

だけどね」

その言葉に悟が、

「本当か?あのフランス人に?…所で貴方の名前は?」

「本官は本多香苗と申します、 と言ってみたけど貴方が白瀬悟だっけ?」

「!何故俺の名を」

「あの誘拐事件の話を知ってたから」

「…そうだったんだ」 本多の視練を悟から外し

「確か貴方は二宮純朱だっけ?」

「はい…そうですけど…あの本多さん、 階級を言って無かった気がしますが」

「ええ、 之でも『キャリア』ですから数か月位で検事に成る身に成る訳」

少し間を空けて言った

「其れにしても、 射撃練習だ何て貴方はまだ訓練を意る気は無いのね」

「そうだが」

「あの…本多さん、 白瀬貴崎とか言う人は彼に何を」

「噂だけど、彼に軍事訓練レベルの練習をさせたらしいの、 後一つ」

「貴方達、黒沢和輝と言う人を知らない」

「この前会いましたが」 悟がそう返事をした。

「あの子の父親は警視官をしているの·…もしこれで出世したら警視総監に成

るけどね」

「そうなんですか」 純朱がそう言った、

「そのお陰で、 少々ピリピリしてる事は有るけど、 ホントは彼の父親の様な人

に憧れとかを感してるらしいけど」

「そうですか」 悟はそう言った後会話は終わり裏口から外へ出た、

翌日の事、

公園のペンチで偶然その人を見かけた、 二人はその人を見てこう会話をした、

「あれ…?確か黒沢君だったよね?」

「そう言えばそうだか」

黒沢の手にしている本を見て言った

「どんな本を読んでるのかな?ビリピリしている馬鹿が変な本じゃないだろ「そうだが」

「あの…本多さん、 白瀬貴崎とか言う人は彼に何を」

「噂だけど、彼に軍事訓練レベルの練習をさせたらしいの、 後一つ」

「貴方達、黒沢和輝と言う人を知らない」

「この前会いましたが」 悟がそう返事をした。

「あの子の父親は警視官をしているの·…もしこれで出世したら警視総監に成

るけどね」

「そうなんですか」 純朱がそう言った、

「そのお陰で、 少々ピリピリしてる事は有るけど、 ホントは彼の父親の様な人

に憧れとかを感してるらしいけど」

「そうですか」 悟はそう言った後会話は終わり裏口から外へ出た、

翌日の事、

公園のペンチで偶然その人を見かけた、 二人はその人を見てこう会話をした、

「あれ…?確か黒沢君だったよね?」

「そう言えばそうだか」

黒沢の手にしている本を見て言った

「どんな本を読んでるのかな?ビリピリしている馬鹿が変な本じゃないだろうな~」

そう言ってたら、

「聞こえてるぞ、 馬鹿が」

「馬鹿が御前だ、挨拶代わりにメタロットの砲身をコッチに向けるな」

「ふんっ」手で何か合図をすると、 砲身を向け直した。

「貴様はこの前ウチの生徒を馬鹿にしただろう」

数日前の事、

着ている制服から横浜市立高等学校の生徒だと言う事は分かるそんな奴がア

ッチから挑んだ。 対戦の結果、 ルールに沿って悟が勝ったが。 相手は納得して

無いのか再戦を挑んだ、 二度目は其れを無視してその生徒のメタノイドは大

破した。

その生徒を馬鹿にした人が横浜市立みなと総合高校だと言う事は分かったが、

その人の使ってたメタノイドは白と青に塗装されてる事は分かるが、 其れ以

上は分からないが、 あの日の夜で、 一体誰なのか其処で分かった

「…親がアレのお陰で、 俺は皆の見本に為らなければ為らないが。 如何も気に

入らない事が在る、

「何だ言ってみろ」

「ます一つ目、 考える依り先に体を動かす 『行動派』だ」

「…まあそんな奴も居るんじゃないか」

「まず二つ目、浅はかな考えで実行に移す馬鹿だ」

「長く考えすぎたら頭から煙を吹くんじゃないのか?それ」

「最後に三つ目、 女子に暴力を揮う茨城県筑波氏出身の大馬鹿野郎」

「細かいよ、其れに殆ど俺じゃ無いか」

気付けば二人はいつの間にか脱みあいに為った。

「黙ってれば、ぶちぶち文句言いやがって、 馬鹿が」

「何だと暴力馬施」

「堅物馬鹿が」

「鉄塊馬施」

「メガ馬典」

「ギガ馬典」

その二人を見て純栄はこう想った。

「何か、悪口の言い合いに為ってるけど、 大丈夫なんでしょうか?…はっもしか

してその内同時かは」この時何を考えたのか分からないが悟が「色目で見る

な」と言ってた事かう。

大凡菌女子向けな光景をイメージしたのだろう。

その後彼とは離れた、

別の日、

その日の夜、夜の横浜の町で『メタルキラー』の襲撃に遭った

彼等の目的は50年以上前と同じだ

『ロボットの根絶』

だが、50年前とは違い雇用は其れなりに確保しつつあるので、 50年前の様な

事は無かった、つまり…今のメタルキラーの目的は単に『破懐の快楽』に目覚

めただけ。

都市は大混乱に陥った、 警察は来ては直ぐ遣られてしまい中には其れに粉れ

逃げた警官が居た、 そんな中、 悟と純朱はその中に居た

何とかして襲撃現場から逃げようとするものの敵は容赦無かった、 悟は相手

があくまでもロボットを破壊する事、其れなので既にイオスを出してる、其れ

に対し純朱はグレイを出して無い、

既にこの襲撃で相手の銃を数丁数台分のパワードスーツの補助動力部の損傷

出来るだけ殺害を裂けてるが、 それも難しい状況だった。

その最中あの刑事を出会った

「又か」悟はそう言ったら

「又は無いだろうが、 少年」

「少年って言うな」

「其れより早く逃げた方が」

「そうはいかない、 民間人の君達の安全を確保する為にだ」

「そうなのですか」

「そうだ」

前に本多が言ってた誰よりも正義と秩序を重んじる人だと言ってた。

「其れよりコッチだ」

「はっはい」純朱が返事をした、

三人が指定した方向へ逃げた、

右に左に逃げ惑うがその途中、 本多と出逢った

その途中、 その刑事は、 「此処から別行動を取った方が良いな」

「えっ…」純はやや困惑した顔で言った、

「君等に警察は雑魚呼ばわりしているが、其れは無い。 警察に志す者は誰も軽

い気持ちで入らない」

そうこうしている内に何処かで鋭い音を聞こえた、

「私は此処で奴等を引き付ける、 君等はその間に逃げろ」

そう言うと曲がり角から飛び出して拳銃を構え撃った、数発撃った後、 向きを

コッチに向けた後、敬礼した、 その直後相手の手にした刃物で刑事の首を切ら

れた、新り飛ばされた頭は何処かへ飛ばされ、 残りの身体が前のめりに倒れた。

「やったな」 純朱は何処か怒りゃ憎しみにした声で言った

既にメダライザーを手にして、 引き金を引いた、 「やって、 成るべく気絶のみ

で」

そう言われたグレイは一瞬で敵との距離を詰めて左腕のスタンガンで相手の

腹を殴った。殴られた相手が痩れてその場で倒れた

イオスは援護に回った、 曲がり角から出た後、 突然、 狼の形をしたメタノイド

に遭遇した、 「なっ…何」

「何アレ」

今迄のメタノイドじゃ考えられない俊敏な動きと機動性で翻弄される中誰か

の声が聞こえた。

「貴様らか我々に危害を座える者達は」

「御前が」

「か…快人」

「知ってるの?本多さん」

「快人は私の弟だったの、」

「だが今はそんなロボットは嫌いだ、」

快人の手にしている銃は此方に向けた瞬間、 早苗は拳銃を向けた、其れに連動して悟と純朱はその場で逃げた

数日後、

母から本田は体の彼方此方を撃たれ重傷を負って現在入院中との事、 不幸中

の幸い欠損に成程の怪我に成らなかった

母から入院している病院に見舞いに行き、 お見舞いをすんだ後、純牛は何か違

和感を感じる扉に気付いた、 悟は

「如何したんだ?」

純牛は何か無言で何かを感じた

扉の近くに普通は入院患者が居る場合は其処に名前が描かれてた、 が何も書

かれて無い、 が其れでも違和感を感した、 悟は扉のドアノプに手を掛けながら

言った。

「開けるけど良いか?」

純牛は領いた、 悟は純朱が『ハイ』 と確認してドアを空けた、

開けた先に在るのはペットで眠りについてる少年だった、 年齢は悟と同い年

位だろう、 違和感の理由は何か、 悟と純朱がその少年に手で触れた瞬間、 理由

が解った。

息をして無い、肌の温もりを感し難い、 心臓が辛うじて動いてる、 もう生きて

るのか死んでるのか分からない。 二人は恐怖に感じて慌てて逃げる様に病室

を病院を後にした、

病院を抜けて外へ出ると悟の携帯に電話が鳴った、 悟は息を切らしながら電

話に出た、

「…もし…もし…?」

「悟~もしかしてあの患者さんのおへ·や·に入ったのね?」

「…誤解を招く言い方するなっー!」

「悪い冗談たよ」

「冗談にしてくれ」

「此処からが本題、近くに純朱が居るなら一緒に聞いといた方が良いと思う」

悟は手で純朱に近くに依る様に言った、

「純朱、 聞こえてるなら返事して」

「はい」

「良し良い返事だ、」電話の向こうで咳払いが聞こえた所で母は言った

「…君達…『停帯』を知ってる?」

「「は?」

「知らないなら知らないで良い、 正式は名称は在るけど、 兎に角『停滞』とは

解り易く言うと。 何かしらの超強烈な精神性ショックの影響だか影響じゃな

いのか、そこんとこ良く分からないけど体の成長が止まってしまう特異な病気なんだよ」

「…それ如何言う事ですか?」 純が疑間に感じた

「人ってさ、 良く余りにも強烈な精神ショックを受けるとその精神に障害を

負う前にその出来事に対し一時的な蓋をするしゃ無い、それに対し『停滞』を

発症する人ってさ、 蓋をする余裕が無い位の精神ショックを与えるとそうな

るらしいんだよ」

「其れだけの事が」 悟は岳前とした、

「そのメカニズムはよく分かって無いから具体的な対処は取れないけど、 如

ン何も『停滞』に遭うのは大体思春期位の子が多いと聞かされてるよ、 後君達が

見たあの子の場合は虐めが原因らしいけど、 その過程で超強烈は精神ショッ

クを受けた見たいで、 カレコレもう 50年は立ってると思うよ」

「そんなに」 悟は果然とした。

「…うん」

其処で電話か切られた、

二人は暫く考えた後、有る事をした、

悟はソーラーバネル、 モーターと配線、 数枚のプラ板、針を色んな所から買い

込み、

純生は折り紙と糸を買った。

二人は其々何かを作った

そして面会終了時間を過ぎた病院に侵入した、 目的を達成してその場で脱出

した。

夜道に二人で走ってる時イオスは

「一体二人で何をしていた訳?」

すると悟は

「ふふっ一すね、 幾らなんでも待ち続けられる程健気じゃ無いからね」

その後あの病室に千羽鶴と簡単なレコードが置かれてた、 親族は其れで大バ

ニックに為った、誰もあの部屋に入った憶えが無いのだ

其れから数日後、母から電話か在った、 電話の内容はこうだった

「あんたらが前に見たあの子漸く目覚めた見たいで、 それからあの子は『出雲

学園』に入学する事に為ったて、 あ…後言い忘れてたけど、あの子の名前は『青

木隼大』だってよ」その人青木里大が目覚めるまでの間毎日決まった時間に悟

が作ったレコードに付けたソーラーパネルに日が入るとポイスチェンジャー

を使っているものの悟の声でこう言っていたと言う

「…君が目覚める時、 君の知ってる者は皆過去の物に為った。 貴方を育ててく

れた家族、 友情を育んでくれた友達、 尊敬しているかも知れない大人達、 もし

かしたら誰かと出会い愛を知ったかも知れない、 だがそれらは全て無い。 そして今の君の回りは全て未知なるモノでいっぱいある、 …昨日までの苦しみは

君が眠りについた時から、 未知なる明日は君が目覚めた時から」

EP-07 END



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EP-08 アンドロイド

それはある日の事だった

悟達の所に見知らぬ宅配業者から荷物が届けられた、 恐らくは何処かの地方

のローカルな宅配業者なのだろう。

「判子お願いします」

「はーい」と悟は家に在った判子を押した。見に憶えの無い上に宛先不明の物

だったら断るかも知れないが、 届け先の人の名が『白瀬悟』と記入されてた。

兎に角家に届けられた荷物を仲に運ぶ事にした

「ねえ···一体何が入ってるのかしら?」 純朱が質問した

「知らねえな」 と悟はそう返事をした。

『出逢ってしまったのが己か不幸』 それが白瀬貴崎に在った人達の共通の答

えだった、

具体的にどんな不幸かと言うと

不思議な出来事が次から次へと向こうから転がりこんで来る、 多くの人達は

そのお陰で今迄の『日常』 が一気に崩壊したのだ

しかもこれが感染症の様に他の人にも影響を与えるらしい、

そう言う訳で悟達に届けられた荷物は如何もやたら大きい、 大凡の大きさは

高槻純玲が骨董品屋で手に入れた棺に匹敵するほどだった (本来は売り物で

は無いらしいが、 あの事件の後、 彼女は今度は自分が之に入る番だと言った)

このまま放置しても何も始まらないので仕方なく開ける事にした、

外側の段ボールを空けると、 次に出て来たのは大きな箱だった、次にその箱の

蓋を開けた。中を見て驚得した、 中には見知らぬ女の人が居た、 体格は全体的

に細身で華者な体型で身長は推定で 190cm 程だろう、

青緑のショートへアにミルク色の肌、 怖ろしく整った顔立ち、 青みがかったワ

ンピを来ていた。

「なっ…」悟は驚きを隠せなっかった、 純朱は悟の腕にしがみ付いた、 退かし

た箱の蓋に紙切れが貼って在った事に気が付いた、 目を凝らして其れを見た、

紙切れにこう書かれてた

「白瀬貴崎の子へ、

お願い、『コレ』を何としてもあの人の所へ届けて置いて下さい、 片瀬」

其れだけだった、

『コレ』とはもしやその女の人の事だろう?でも何故『この子』では無く『コ

レ』と言ったのだろう?

視線を再び女の人の方へ向けた

息をして無いし生気を感じない、 もしゃと思い悟は直接触ろうとしたその時。

その女の人は突然目を明けた、 その目の色は髪の毛と同し青緑色をしていた

何も言わずに箱から座る様に起き上がるとその女の人は悟と純朱を交互に見

て、

突然抱き付いた。

「一寸行き成り何だ」

「く…苦しい」

その細い腕から想像が付かない程の怪力できつく抱きしめられた、 二人は何

とか解こうにも解解けない、 その時

窓越しに碧が此方を見ていた、足元に弁当箱を落としていた、 そういや今日は

三人で勉強会をする予定だった、 保然か唾然か言葉で言い表せない表情で三

人を見て碧はその場を去った。

(ああ…何としてでも誤解を解かなければ)悟はそう想ってた

悟は果然してる中純牛は何度か 「苦しい、 離して」 と何度か言った

何度か言った成果からか離してくれた

二人は咳き込みながら話した、

「こ…この子··一体…何者?」

「し…知らねえ…よ」

女性は心配そうに二人を見つめる、 悟は女性が座った状態なのを確認してから質問して見た、

「まず最初に聞く、 君の名前は?」

「…」女性は答えない

「…げんなりかもしくは?」 悟は払いしてこう言った。

Your name?] [?] lhr name? ? [?su nombre? [?] bawe nmr?] [?]

il tuo nome? ?] Votre nom ?

悟は頭を掻き亀りながら言った、 「一体何処の人だ?」

「其れより、 悟君は一体6ヵ国語を使えるなんて驚いた~」

「簡単なモノなら話せるが、 一体何故喋らない?」

「私はこの子が『聾亜者』 なのかと思うけど」

「何だソレ?」

「聴覚障害に似たアレで、 自分で声を発する事が出来ない人の事を指すの、 も

しかしたら悟の言ってる事の意味を知らないのは其れかも知れない」

もし其れが理由なら仕方ないだろう、

「それにしても」悟は何か言いだした、

「あの手紙には、母の名前で『コレ』をって書いてあるからな如何やらこの手

紙と一緒にコイツッをババアの所へ連れて行けば何か分かるんじゃないのか?」

「貴方、実の母に何て口を言うの」

「悪い、冗談だ、で名前は如何する」

「名前?」

悟が指差した方向に、 あの女性が居る

「名前ねえ」

何処からか腹の虫の音がした

二人は確認したが自分達では無い、 と為ると謎の女性が自分のお腹に手を当

てた。

「何だ御前なのか」

「お昼はまだだったね」

借は碧が落とした弁当箱に手間取っている途中、 純朱が謎の女性に何かを食

べさせてるのを窓越しに見えた。 部屋に戻って言った、

「おーい、何を食べさせた?」

「メロンパンをで、 そっちはどうなの」

「コッチは問題無い」

テーブルを吹いて三人分の弁当をテーブルに置いて、 いざ

「「いただきます」」「*23%&@¥」

謎の女性が意味不明な言葉を言った、

「喋れた」二人は驚いた、 食事をして直ぐに問題が発生した、 どうやらこの人は著の使い方所かフォークやスプーンの使い方も分からないみたいた。

まさかと想うが生活能力が破綻しているのでは、 と疑いたくなる。

昼食の後テーブルと床の大掃除を終えた所で純牛が

「ねえ、この子名前如何する?」

「そうだな確かに名前が無いのは在る意味問題だもんな」

二人は少し考えた謎の女性の二人の真似をした、 すると純牛がこう言った、

「…エリンと言うのは如何かな?」

「えりん?何か理由は在るのか?」

「私が昔見ていた小説の主人公の女の子の名前が確かそんな名前だった」

そう単純で良いのかな、 何て悟がそう思ってたら純牛がエリンに指差して、 ま

るで貴方の名前は今日から何て感しで進めている

昼食を取って時間が経って悟は、 「さてお袋の所へエリンを連れて行くか」

手紙の主の意図が分からない以上、 現時点はその要求に従った方が良いのか

も知れない。

手紙には『コレ』を何としてもあの人の所へ届ける、 と書かれてた事から、 手

紙の主は母貴崎の所へ連れて行かせる事、 其れだけらしい手紙の主は『コレ』

呼ばわりでまだ名前を付けて無いらしく『エリン』と名付けたのは後からと言

う事になる。

「兎に角外へ出よう」 そう言って身支度を整えた

玄関にて、此処で一つ問題が出た、 足のサイズだ、 二人の足の大きさとエリン

の足の大きさを比べるとエリンの方が大きいのでそのままでは合う靴が無い

のは目に見えてる、 仕方なく悟は夏用のピーチサンダルを履かせて見た、 ギリ

ギリはみ出ているが無い依りはマシだった

三人は外へ出た

静かな午後、 日の光が程良く地上に在る物を全て真上に近い状態で照らし三

人に短い影を映した。

悟と純朱は其々の片手にエリンの右手と左手を確り繋いだ、 こうでもしない

と迷子になる危険が高いからだ。 周り視練が痛い気がするが今はこうするし

か無いのだ

次の曲がり角から広い通りに出たその時

行き成り銃声が誓いた。 それも何回もだ、

「奴等か!こんな時に」

「悟今回はかりは逃げた方が良いよ」

「そうだな、 よし逃げるぞ、 エリン」

「グレイ、イオス、 悪いけど、 如何しても連れて行かなければならない事があ

るから、メタルキラーの相手をして」

既に手にメダライザーを持ってた。

「分かった」そう言って二体のメダロットは違う方向へ行った。

エクサス日本本社までの道のりは遠く無いが、 彼方此方の銃声と爆発音が間

こえるせいで中々迫り着けない、 次の十字路に誰も居ないと思って飛びだし

たが、右には誰も居なかったが、 左には拳銃を持った 30代中頃の男性が現れ

た。この男性は自称か如何か分からないが今にも引鉄を引きそうになった、 そ

の男性は遂に引き金を引いて銃口から銃声と同時に銃弾が飛んだ、

撃たれる、そう想った瞬間、

エリンが庇い、

胸を撃たれ、

後へ跳ばされ、

爪先から先に着地して最後は後頭部を打ち付ける様に、

倒れた。

「エリン」純朱が叫んだ

撃った犯人は恐怖に怯え逃げた。

悟を純生はエリンを抱えた、 エリンが何かを言おうとした、

二人にそう言った後静かに目を咲った。

「…悟…まさか」

純朱はエリンが撃たれた所を指差した

ついさっき火花の音がしてその先には金属が顔の覗かせた、

「…アンドロイドか」

手紙の意味が分かった

片瀬と言った人は何かの理由で自分の作ったアンドロイドを白瀬貴崎に届け

て欲しいと頼んだのだろう

それからほんの少し後、 イオスとグレイと合流した

三体共彼方此方に傷がいっぱいだった、 塗装が剥げ、 角が挟れて、 イオスはパ

イザーに縛が入った程度かも知れないがクレイはそのバイザーを保護獲するゴ

ーグルの一部が吹き飛び、 バイザーの一部が砕けてた。

「その傷は」純朱が心配そうに言ったら

「ああ…コレか、 あの快人の部下のメタノイドに遣られた」

「悟…まさか」イオスは其れ以上言わなかった

暫くしてエクサス日本本社正面玄関に到着した

悟達は中に入って受付の人に向かって悟はこう言った。

「すいません、 計画課7課、 課長の有田さんは居ませんでしょうか?」

受付の人は「ハイ、 確認します」

受付の人は受話器を手に取り番号を入力した、

「繋がりました」

悟は受話器と取って何かを話した

受話器を返して豊くすると着なれたスーツの 40 過ぎの男性と白瀬費崎が来

た、

「一体何があった?」 責崎が突然の事で慌ててた

「あのその人は?」純朱は男性を見て言った。

「あ、ああ…この人が 『計画課7課』課長の有田だ」

「こんにちは」

「…こんにちは」

さっきから悟の背中に背負ってる人を見て、 有田課長は

「担架の用意を」部下の社員にそう命令すると何処からか、担架が出されてエ

リンを其処に乗せるとそのまま別の場所に向かった

日本本社の一室にて

テーブルの上に動かなくなったエリンを載せ間に挟む様に悟と純朱、 向こう

側に貴崎が居た、

まず最初から責崎が言いだした

「…片瀬と言う人は私の弟子でな、 どちらかと言うと医学や生物学に精通しているがな」

そう言いながら責崎はエリンの腕を歯みながら

「片瀬の成果として残せた物が、 この『人工筋繊維』 と 『人工皮膚』と『人エ

職器』の三った、」

「その人もう連絡が付かないの?」 純朱が質問したら

「数年前からもう音信不通でな」

「その片瀬と言った人が何故こんな事を?」

「…彼女は自分の技術をロストテクノロジー化されるのを恐れてた、 と考え

れば解り易いかもな」

「その医学や生物学に精通しているその人が、 何故アンドロイドを?」

「さっき言った『人工筋繊維』 と『人工皮膚』と『人工議器』は元々皮膚移植

や欠損した人に応し難い上に諜器に異常のある人の為に、 高精度の義士と

人工の職器として開発されたんだ」

少し問を空けて言った。

「…まあ…エリンは内の方で預けて置くとしよう、 傷だらけに為ったイオス

とグレイは直ぐ修理しておくよ」

貴崎にアンドロイドー体とメタロットニ体を預けられ、 暫くした後二体のメ

ダロットの修理を終えて返された。 二体はメダライザーで転送され二人は帰路へついた。

その日の夜、

悟と純朱は、月灯りが見える暗い部屋にて

「エリンはあの後、如何為るのかな?」

純朱の問いに悟はこう答えた

「人に困っては修理してくれるかも知れないけど、 人に依っては解体されて

他所の技術を恰も自分の発明と偽る人が居るからな」

「…そうなんだ」

「…お袋なら多分大丈夫だと思う」

二人が居る部屋とは違う部屋にて、イオスとクレイは窓越しに夜空を見た、

言葉を発さないが、 言いたい事は分かっていた

翌日

二人は学校で碧に会い事情を言った (勿論嘘だけど)

「あの子の名前は『エリン』 と言ってな以前は OL をしていたらしいけど、

母の知人の知り合いの話だとある日家族旅行中に事故に遭い彼女の目の前で

彼女の両親が惨い死に様をしてそのせいで精神に影響を来たしてね、 それで

母は引き取り手と合流するまでの間は預ける事になってな」 と悟はそう嘘を

言った。

「…そうなんだ、 私はてっきり」 碧はそう言うと純朱が、

「それより碧さんはもう少し状況を分析しておいた方が良いかと」

純朱の本音だった、

数ヵ月後、

二人の元へ配達が来た、 前と違いヤマト運輸とハッキリした宅配業者と其処

は分かった、 間題は届けられる物だ、

大きな箱。

悟と純朱は前に似た事を思い出した、 しかも差出人は不明。

是が直ぐに開けてはいけないと分かった、 しかし

二人は真剣な眼差しで互いの顔を見て、

「どうぞどうぞ」 「いや、 そっちからどうぞどうぞ」 「いえいえ」

真剣な眼差して見つめあい

「「ジャンケンボン!!」」 「「アッチ向いてホイ!」」 「「ジャンケンボン!!」」 「「アッ

チ向いてホイ!」」

こんなに真剣な事は無いだろう

「…何、真剣に為ってんだろうな?~」

「…さあね」

イオスとグレイはリピングのソファーでうだうだしていた。

ー寸した弾みで箱の蓋がすれて中が見えかけた時

吃監箱の様に蓋が宙に輝い天井に当たって角が壁にぶつかり最後は玄関に着

地した。

蓋が外れたと同時に二本の細く長い腕が二人の首に優しく、 力強く抱きすく

められた

「御二人に会えて、 私は凄く嬉しいです」

言ったのは箱から出て来た女性の方だ

その顔立ち等からエリンなのは分かるが、 目の色は以前と同し青緑だが、 髪の

毛の色は赤紫色 (これは眉毛と同じ色)をしていた

「この時が来るのを今か、 今かと、 待ち望んでいたのか」

飼い王にじゃれ付く子犬の様に何度か二人の頬に擦りつけて来る、

そんな時に、

また碧は開いた玄関のドアの向こうで唾然とした表情で見た

「あ…碧」

「ホントに誤解何です」

碧は無言でその場を去って、 純牛料は、

「本当に誤解何だってばっー!!」

と魂の叫びを言った、

「…ああ…碧は何時だって、 誤解を招く人何だ」 と悟はそう想った

次に

「其れよりさ、」悟はエリンの腕を触りながら

「離してくれない」

何て言った時、 類と頬の間に何か冷令たいものを感じた、

純朱は悟のけつを常った、

「痛っ」 と感じた、 相手は 「馬鹿っ」 と想いたいだろう、

「イヤっ…離れたくない、 離れたくない」

と言いながら首を掴まれた腕を下に引っ張り、 悟達は以前のエリンに無かっ

た巨大で柔らかい何かに押しつけられた、 二人は如何する事も出来すずに手を

ジタバタするしか無かった。 がエリンは突然動かなくなり、 うつ伏せに倒れた

二人は何とか首を掴んだ腕を解き抜け出せた、 二人は動かなくなったエリン

の服装を見てこう言った

「…メイド…さん」

正にそんな感じだった、 赤紫のロングの三つ網ポニーテールに黒のワンピの

ロングスカートのドレス、 彼方此方にフリルとヒラヒラのエプロン、 同じ様に

頭にヒラヒラの付いた帽子、

悟は動かない原因を直く分かった、

「…単なる電池切れだな」

次にエリンの入った大きな箱を調べた、箱は二つ在って、一つはエリンが入っ

ていた事は分かる、 もう一つは洋服類と、 充電用のアダプター等が置かれてい

た、充電用アダプターは幾っかのパーツを組み合わせる方式みたいで、 コンセ

ントからソーラーバネル2の様な物まであった、 次に洋服類だが、 夏用から冬

用の私服から恐らく予備用のメイド服まで在った、 幸いか如何か分からない

が、学生服は無い事から、 学校まで付きまとわれる事無いだろう。

「其れよりこの子を如何するの?」 純朱が質問すると、 悟は、

「一階の押し入れの中に入れる」

「えっ…でも」

「これ以上誤解を招いたら如何する!!」

二人は動かないエリンを持ち上げ一階の使って無い和室に運んだ、

和室に入ると悟は押し入れを明け上にエリンを入れて下に二つの箱を入れた、

押し入れを閉じると、 何事も無かったかの様に振舞った。

その日の夜、純朱は忍足で一階の和室に入った、 音を立てない様に慎重に押し

入れを明け箱の蓋を開けた、 充電用のアダプターの内乾電池を使って充電す

るやつが在ったので、 其処に乾電池を入れ押し入れの上に登った後内側から

押し入れを閉めた、

押し入れの中は暗かったので懐中電灯を使いエリンの位置を確認すると下半

身を馬乗りした、 また暴れて騒きを起こすのは良く無かったからだ。

次に純朱は充電用の差しこみ口を調べた、 すると耳の上側にそれらしい室み

を見つけた、其処に差しこんだ、 何の違和感も無くスムーズに入り電池バック

に充電開始を示すランプが灯った、 充電が開始されたと同時に目が開き青緑

色の瞳が純朱を見つめてる

「あっ…」 とエリンは何か言いたげだったが、 純朱は、

「しっー」と口の前に指を立てて言った

エリンは起きようとしたが脚を押さえられ上半身を起こした。 起こした後次

にこう言った、 「あの時は本当に申し訳ありません」 流な日本語で喋った

「まさかとは思わなかったけど·…エリン、 一つ聞いて言い」

「はい、 何でしょうか?」

「もしかしてその服はただ着飾っただけでは無いよね?」

「はいっ!私は暫くの間、 鬼原と言う人に『その為』の訓練を受けたんです」

純先は鬼原と言う名で何が在ったのか分かった、 鬼原と女の人は純朱が昔屋

敷に住んでた時に居たメイドにそんな名前の人を居た事を思い出した、

つまりこの数力月の間はエリンは鬼原と言う人の元でメイドの修行をしてい

た事が判明したのだ。

体型の方は貴崎が後から修理がてら改造したのだろう、

「あの…一つよろしいでしょうか」

「…何?」

「せめて名前で言っても宜しいでしょうか」

「…分かった」

「長まりました」そう言うエリンの表情が今迄に無く純粋な笑顔で言ったの

で、純朱は流石にドキッとした

一瞬ドキッとしたが純失は次にこう言った

「朝私達が学校に行った後部屋の掃除をして貰えない」

「異まりました」

その後純朱は押し入れの外へ出た

翌朝、

悟は純朱が外へ出るのに少し遅れてるが別に気に掛けて無かった。

学校に着くと碧にあの時の嘘を言って、 本当の事を言った、 碧は。

「…まあ小母さんの知り合いのだから総かもしれないけどね」

碧はこの所機嫌が悪い、 受験や進路格の事での事では無く何処と無く機兼が悪

「だったら」

「だったら、 何?」

「今晩、悟君の家に泊りに来て良い」

「なっ…何で」

「何でも」

「如何してさ」

「ベットの下に青年向けの雑誌とか隠して無いのか、 一寸エロい深夜アニメ

のDVD を他の DVD や CD のケースに隠して無いか調べるの!」

「待った、 幾らなんでもそんなの持ってる訳無いだろ!」

「あ~や~し~い」暮は悟を脱みながら言った

「と言う訳で私は今日悟君の家に泊るの、 オーケー?」

「…わ…分かった」

「わ~余計に大変な事になりそう」純牛はそう想った

その日の夕方

悟、 純牛、 碧は二人の家の玄関前に着いた

純牛は何か隠してるが、 悟られない様にしているがもう直ぐ終わる、悟は門を

開けその先の玄関のドアに手を触れた、

悟は変な違和感を感じた、 感しつつもドアを開けると。

「お帰りなさいませ」

玄関を開けると、 メイド服を長身の女性が居た、 服で長くほっそりとした隠れ

ているが。胸は隠せない程柔らかく突き出て、 尻は同様の大きさを持ち、 腰は

外側を締めないと分からない位細く括れてた。 髪は赤紫の三つ網のボニーテ

ールを飼い主に懐くかの様に揺らした

「」在り得ない事が起きた、 悟は仰向けに倒れて気絶した。

「きゃー!!悟君一!!」

「なっ…悟様一っ!!」

...

数分後の事

悟は気が付くと自分のペットで目を覚ました

「……?アレ?」

「気が付いて、 良かったです」

「昨日は機能停止している筈なのに如何して動いてる」そう言いながら悟は

エリンの頬を摘まんだ

「ふにっ!痛いです」

「止めなよ悟君、 エリンが可哀想だよ」純が止めた

悟は手を離した、 次にこう言った

「では聞くぞ、何で!メイド服を着てるんだ」

エリンはもじもじしながら

「其れは二人に御芳志をする為です」 と笑顔で言った、 次にエリンは、

「キッチンに夕飯の支度がしてあります、 冷めない内に行きましょう」

三人は部屋を出て部屋を出る前にこう想った、

「今迄の日常を返せっー!」

魂の叫びだった。

EP-08 END



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EP-09 特殊部隊の来襲

白瀬悟は何処か不機嫌な状態だった。

その理由は昨日の夢だ

その問題の夢の中で悟は何処かの建建物の中に居た事は分かった、 ただその建物は壁や天井はコンクリ剥き出しでは無く何か壁紙、 みたいな物で貼られて

た、床はカーベットみたいな物で壁の根元まで貼られてた

その中を歩いている事は分かる、 自分の意思では無く誰かの意識の中の視点

から見ているのだと、 ドアの前に立っと手でドアをノックした、 その手は男の

手だと言う事は分かる、 大凡年齢は 50代辺りだろう、

ドアの辺りから電子的は音が鳴った

「どうぞ、 入れ」 とスピーカー越しで男性の声が聞こえた。

電子的なドアのロックが外れ、 ドアが開いた

ドアの向こうの部屋は比較的シンプルな作りの部屋だ、 大きな窓とそれを被

うカーテン、

部屋の真ん中に、 机を椅子か在る。 其処に男性が居る見た目は 50 代辺りだ、

「おう、何だ石ちゃん、 態々比処へ来るなんて、 何時もは使いの部下に報告す

る事が多いのに」

「はい、幾つか厄介は事がありまして」

石ちゃんと言われた男性はその男性の机の前まで歩いて手にした資料を机の

上で広げた。「最初に一つ、 警察は自殺と決定した事件の事ですが。 それは間

違いと判明しました」

幾つかある資料の内の二枚の写真を指差して言った

「これは事件当日のコンピニ前の防犯カメラに映った映像です、 ます一枚目

の写真、 これは自殺したらしい女子高生の後姿が見えます。次に二枚目の写真、

その直後にその後を追う二人の後姿の写真です」

後姿なので顔は分からないが、 問題のその後を追うニ名の体格から男性と解

った。

その写真を見て男性は

「…でやったのは誰だか見当はついてるのか?」

「はい、流石に苦労はしましたが新興求人サイト『コンコード』の裏サイトを

ハッキングをして調べたら、 どうやら彼女の母親が実の娘を殺す様に依頼を

持ち込んだと」

「『イレギュラー』の排除か」

「その通りです」 間を空けて次に言った

「次に厄介な問題は、 ドイツの特殊部隊。通称『黒猫部隊』の隊長の姿が目撃されたと」

男性は龍得の表情になった、 体全身は震えてた。 演技では無くだ

「それは本当か!!」

「はい…」

「何処だ、 何処に居る!!」

「関西国際空港の防犯カメラに映しだされてました…えっと、 之です」

如何にも空港らしい建物の中の写真だった、 沢山の人の中で一部拡大映像の

写真があった。 目元は眼鏡で隠されてるが、 その鋭い眼光は隠し切れて無い

「それで·…その後の足取りは?」

「不明です、 恐らく何処かで変装したのでしょう」

男性は一度落ちついた後椅子に掛け直した、

「…目的は行方知れずの『ゾディアックナンバー』 の所有者か」

そう言うと男性は机の上に置かれてるパネルを押した、 すると机の横から笑

然アームが飛び出した。 そのアームの先端は薄型のモニターバネルだった、が

モニターパネルの右端が本の様に開くと次に左端もさっきと同様に開き、 開

き終えると、 指でタッチしてスライドして、 調べた。

「…その人の事だ絶対に純朱を見つけるに違いない、 で、 一つ聞く。 何時?彼

女は横浜市へ着く?」

「それ以降の行方が解らないので見当は付きませんが、早くても24時間以内、

遅くても5日までかと」

「何だ、 その時間の差は?」

「偽名を使っていましたが旅行会社からは5泊7日のフリープランのデータ

が在りました」 「招かれざる客の到来か」

其処で悟は目を覚ました。

予知夢にしては酷くリアル過ぎる、 しかも映像所かその感覚までもがそのま

ま感しる所に気持ち悪さに拍車を掛けた

「…そう言えは前にこんな事が在ったな」

数日前の事、 悟達がエリンと出逢って別れた日の夜の事だ。

何処かの誰かの家の中だ、 廊下を誰かが走ってる、 誰かは分からない、 廊下を

走り、階段を駆け上がり部屋のドアを急いで開ける。 開いた先にある部屋は勉

強机とベットの在る之またシンプルな部屋だ、 布団の模様、 机のデザインがから

女の子の部屋なのだろう

迷わずに机の上の置いて在る封筒を破く、 中から CD-ROM とマイクロ SDカ

ードが入ってた。その小さなてがSDカードを手に取って携帯電話に入れた、

携帯電話を操作して動画再生機能で、 「メッセージ」と表示されたファイルを

再生した。

映ったのは椅子に座っている白衣を着た女性の姿だ、 髪型は前を切り揃えた

パッツンでおかっぱ頭に似てるが後は幾つか伸ばしていて其れを髪ゴムか何

かで纏めた、

年齢は30後半か40前半位の歳だろうするとその人は手を振りながら笑顔で

言った、

「やっぽ~姫ちっ~御母さんだよ~お久しぶり~中井町の暮らしはどうじゃ

よ~」

実の娘へのピデオメッセージなのだろう。 だが次にその人の表情が笑顔が消

えるとこう言い出した、

「…御母さんはね…もう二度と婚に会う事が出来ないの、 だから姫にして貰

う事が在るの」 映像に映った姫の母は自分の前に在るディスクを手に取って

言った、

「このディスクは私の研究成果が収めてあってな、 内容は『人工皮膚』と『人

工義士』と後『人工業器』の情報が一杯詰まってるの。 之を医療器具メーカー

の人に渡せは姫ちっはその人達に感謝されると思うの、 出来ればコレを手土

産に医療器具メーカーに入れは安全は確保できるかも知れないが其れじゃあ

皆に迷惑を掛ける事になってな、其れじゃイケナィとわかったからな…·今迄

疑問に思った事があったのじゃろ? 『何で皆に在って「私」に無いものの答え』

を確かに思ってた事が在ったよね?今答える、 確かに貴方に 『父親』は居た。

だがその人は産業スパイなんだ、 目的は私の技術目当てだろう、 私は在る人の

ツテで表向きは単なる病院の清掃員の仕事をしている、 彼はその病院の購買

の店員の仕事をしている、 表向きはだ。 だが秘密を聞き出そうと親密に為って

く内に禁断の関係を持ってな、 彼は自分の任務を果たせなく為ってな、最後は

自殺したの、だが最後の別れの直前、 知り合いの知り合いが中井町に移り住む

事になった爺さんがその話を言ったら引き取ってくれるらしいのでな引き取

って貰えたの、 後一つ何でもう二度と会う事が出来ないかと言うと、 その技術

をロストテクノロジー化する者達…つまり奴等に気付かれたの…そう反ロボ

ットテロ組織 『メタルキラー』にね、 最後に一つディスクは二枚在ってね一つ

は姫ちっの手に、 もう一つは在る人…つまり病院の院長さんの手に渡してあ

るもしそのディスクの持ち主の身に万が一の事が起きた時の為にそして

『在る物』を私の師匠に…正確にはその師匠の子供に届けようと思ってな」す

るとその白衣に女性の手が画面の端に向かって伸ばした、 画面全体が動いた

歩く音と共に、 大きな箱に近づいた、 画面は箱の中を覗いた

中は人形の様に動かない女の人が在った、 長身だかほっそりした四肢、 青緑色

のショートヘア整った顔立ち、 画面外から姫の母の声がした

「どうじゃよ、 中々の美人さんじゃろ、 実はわ姫っちをモデルに制作したの」

そう言うと画面は椅子に座った時と同じ状態になった。

「…もう之で最後に成るのは確実に成る、 だから姫、 お母さんの事は忘れない

で。 私も最後まで姫の事は忘れない·…愛してるよ」 そう言うと再び手が画面の

一番下に手を伸ました。 其処で動画は止まった

一度のみ為らず二度までも、 その気持ち悪さはいい加加減にして貰いたい、

そう考えてたその時、 教室に見知らぬ女性が入って来た。制服を来てないから

学生では無いし教師でも無い、 銀髪に似た白く長い髪。 白い肌に見事なまでの

空色の目、誰が如何見ても外国人なのは明確だった、 そしてその人が純朱の前

に立つと行き成り平手打ちして

「リーオーを返して貰おうか」 と言い出した

平手打ちを受けた純朱は突然の事にただ動揺するばかりだ、 その直後、 風紀委

員の人達が次々と教室に上がり込んで言った

「一寸其処の貴方、行き成り教室に侵入して何なのです」

風紀委員長がそう怒鳴ったが

「私はコイツに用が在るたけた」

と風紀委員を無視する様な言い草だったので

「捕えて追い出しなさい!!」 と風紀委員長は部下にそう命令すると、 部下の男

性二名が取り押さえに掛かったが、 逆にものの数秒で返り打ちに遭った。

「なっ…」風紀委員長は動揺した、 ここの学校の一番の不良でも2.3人で押

さえられたのにそれを数秒で返り打ちにしてしまう何て、 だが此処で引き下

がる訳にはいかずスカートのポッケからメタライザーを取り出すと

「総員用意して何としても捕えるのよ」

「ふん…面白い」と言ってその人はメタライザーを手に取って、

「「転送」」と同時に叫んだ

風紀委員長のメタノイドは『イダテン』をベースに『対象の捕獲』を主目的に

したのか、 両椀部は別のメーカーのパーツを装備していた、 両腕の先端にハー

ケンが顔を覗かせる、 其れに対し謎の女性のメタノイドは最早鉄塊と言える

程大い手足、日本の大鎧に似た大型の肩装甲、 平たく小さい頭部に対し大き目

の胴体。

「掛ってこい」と女性は挑発した、 教室の生徒達はいつの間にか廊下に出てた、

「後悔しても知りませんわよ」と鼻息荒く為った、風紀委員長のメタノイドは

ハーケンを発射したが、 謎の女性のメタノイドの胴体胸部が一部展開すると

ハーケンが突然止まった

MPA-08 同 09 でも引っ掛かり巻きつけられたら動きを封じられるハーケン

をだ。

「なっ…」

謎の女性はほくそ笑んだ

「だか…」風紀委員長は部下にこう命した

「やれ」

ハーケンが床に落ちたと同時に部下のメタノイド二体が突撃した、 機種は可

変機構を採用して無いイダテン、 通称『シラヌイ』だ、手には対メタノイド用

のメイスを手にしていた。 それらが当たる直前、謎の女性のメタノイドの両腕

が降り下ろされた瞬間『シラヌイ』二機が胴体を逆装染に斬られ大破した、 そ

のメタノイドの手にしている物は棒状の光輝く物だった、熱量を持った棒状

の空間で焼き切る『レーザーブレード』と違いそれは正に『ピームサーベル』

に等しい物だった、 その振った刃の軌跡に机や椅子が斬られたが

「まだまだっ!!」

生徒達は廊下越しで色んな音が聞にえる、 爆発音や衝突音等が聞こえる中追

い出された生徒が、

「オイっ阿やってんだよ、 入れろよ」

「そーだ!」

一体何故騒いでいるかと言うと。 机の中に教科書や棚に体操着を入れたバッ

ク等が入ってる、 それらが壊されるのを嫌なのだろう、

「開けろよ!」生徒の一人がドアを開けようとしたが開かない、

内側から鍵が掛かった。

恐らく風紀委員が掛けたのだろう

生徒が何度も開けろと連呼したが、 開けない

激突音と同時に生徒の一人が後ろに吹き飛び同時にドアが膨らむ様に変形し

た、

その時純朱はその変形したドアを転送したメタロットで斜めに斬った。

壊れたドアの先に在ったのは沢山の机や椅子が吹き飛び壊れた、

その部屋の真ん中には大破したイダテンを鷲担みをしたメタノイドが在った

「.…来たか」女性は誇らしげに言った、

「…許せない」 純朱はこの時怒りを露わにした

「やって」彼女が短く言うと、 グレイは右腕の刃を出し挑んだ、が相手のメタ

ノイドの目に見えないシールドに阻まれ恰もバントマイムな状態に為った

「その新型は其れだけか」 と女性は言うとその人のメタノイドは両腕にビームサーベルを振り下ろしたがグレイは其れを交わし距離を取ったが、 今度は

その両腕の一部が変形して黒い砲身を向けた。砲身から砲声と同時に弾が発

射された、 グレイは何とか回避を続けたがその流れ弾で教室の壁が次々と砕

けて言った。

砲撃の合間を縫ってグレイは又突撃したが塞がれた

実体剣とビームサーベルの調迫り合いを起こし決着がつかない

その後教員等か教室に入ると同時に謎の女性は逃げたが、

この騒ぎの原因に純牛は悩んでいたが、 部外者を侵入させた教員達の責任だ

と言ってた、 この日の授業は中止になり生徒達は急な家時に不満を持ちなが

らも帰路に着いた。

なんせ其処の教室が滅茶苦茶に為った上被害が他の教室や生徒に及んだから

だ、

当然そのまま真っ直ぐ帰る人はいないかも知れない

戦場と為った高校を遠くから責崎は見上げなから 「Kiss Me Sunlights」 を口

ずさんだ時

その人が現れた

「博士其処にいましたか」 と少し感情的に言った。

「…フィオナか、 久しぶりだな」 責崎は見向きもせずに言った

「其れより何故突然抜けだしてあんな多国籍が取り柄の企業に入る様な事を」

貴崎は少し息を吐いて言った

「其れにしても教室をあんな滅茶苦茶にして」

「戻るつもりはないんのですか?」

「無いね」

「しかし、貴方が失った筈の『リーオー』があんな子の元に居るなんて」

「フィオナから見て悟ならまだしも、 純朱の存在に我慢出来ないだろうが、

元々あの子と私はどちらかと言うと他人同士なんだ」

問を開けてこう言った

「何れにしても、 貴方はアイツの様な事は絶対に出来ない、 其れだけだ」

そう言った後貴崎はその場を去った、

フィオナは最後にこう言った、

「私は絶対に取り返す!!」

横浜市某所の模型店にて

純朱は店員である碧に向けこう言った、

「あの…この店で売れてる物は?」

即座に碧が、

「ガンプラ」 と答えた。

その答えに純牛は拍子抜けした

「メダ…じゃなくてメタノイドのパーツは販売してる筈では」

「其れならあちらです」 と無表情で在る方向に指差した

指差した方向に在ったので色々品定めをした

パーツ本体だと結構値を張る、小さい部品だと多少安めかも知れないが、

「其れにしても」純朱は疑問に感じた事が在った

「アレは何?見た事無いけど」

「そう言えばそうだな GA 社にはあんなのは無かったな」 茶野は同じく疑問

に感した。

「…アイゼンゾルタード」

「「「えっ!」」」 悟の言葉に3人が驚いた、

「ドイツに在る特殊部隊 『黒猫部隊』のメダロットの名称だ」

「それは一体」碧は質問した。

「FI社と Z&R社の共同開発の機体だ」

「それはどちらもドイツに在るメーカーの名じゃ無いか?」

「俺が昔誘拐事件の後其処の教官をしていた人に戦闘技術等を学んだ事があ

ってなその時開発途中の話を聞いた事か在った、 まさか完成していたなんて」

「··そうなんだ」 それを聞いた茶野が心配そうに言った。

「だからあそこまで強いなんて」 純朱は樫伊藍や綾が遣られた事を思い出し

た、

「一つ聞くけど、悟君、 対策は在るのか?」

「詳しい事は分からないが、 正攻法では無理だ、 が一つだけ方法がある」

「それは…何?」純牛は質問した。

「胸部に在る慣性制御技術を応用した空間干渉シールドは一定以下なら押さ

える事が出来るが」

「慣性制御は FI社の得意技術だったな」 茶野はそう言った、

「もし超えたら?」

「間違い無く貫通する」

方法は其れしか無いと 3人はそう思った。

「…でどうやってシールド賞通を遣るんだ?」

「其れはな茶野」

悟は間を空けて言った。

「3人で連携しておけば効果があると思うんだ」

茶野は話を変えて一言、

「其れよりさ、 碧はもう二度と遺らないのかな?」

碧は無言だった、

「失礼、話は変わるが何故神威製のメダロットはこうも独自の部品が多いん

だ?」

「殆がブラックボックスだらけね」 純朱がそう言った。

昔、衰退した日本をだれが救った?のかそんなアンケートを日本人百人に聞い

たら半分以上が『神威グループ』と答えた者が居た、 その多くの理由が日本人が日本人で居られるのが大凡の理由らしい、 一部の者は『二宮カンバニー』 と

答えた人達の理由は地球連邦政府の制定により今以上に国際化が進む為、 国

際的な企業が良いと答えた者も居た。

だが少数は『地球連邦政府』と答えた人達の理由は国境の存在理由が昔と違い

多少機味に成り加盟したことで返還所か共有化が期待出来ると昔の人達はそ

う想った

話は変わるが、 神威製の製品の部品の大半がブラックボックス化している理

由は、

昔一部の国に技術指導した事により日本が技術大国の看板を掲げる事が出来

なくなった。 その為神威グループはソビルエト連邦の秘密主義の其れに習い全

ての部品、 素材、 設計については軍事機密並みの機密した、 また部品の大半は

国際規格の部品では無くメーカー独自の企画で使われてる。 蝶子一本から配

線まで全てが同じメーカーでしか使えない事が多い、 その為語外国の人達は

『機械工学のガラパゴス諸島』 と言われた

後、神威製のメダロットが機動力重視なのは、 二宮製の物と性能差で負けたが

他国の企業製のメダロットはまだ機動力重視が無いので機動力重視の方向へ

開発方針に向けた、

FI製のも機動力重視だが、 『世界一の機動力重視のメダロットは『神威製』とギネスレコードに描かれてた』

その日の夜、 自宅にて

二人は其々自分の部屋に居た

悟は窓を開け夜風を浴びながら訓練の日々を思い出した

誘拐が遭ったあの日。

親族達がこぞって『出雲学園』に転入すべきだと主張しているのに対し母は其れを真っ向から拒んだ、 その理由はよく分からなかった、母と共にドイツに行

き其処で訓練を受けた。

余りに厳しく、 辛く、 辛い日々だった。

あの時は自分が弱いからだと、 弱いせいで母に迷惑を掛けたのだと、 想った

今となれば親族達の主張に従った方が良かったのではと感した

一方

純牛は着替えをしながらグレイに質問をした

「あの人とは如何いう関係だったの?」

「…昔のパートナーみたいな関係だったさ」

「…だった?」

「相性の点から『フィオナとは合わない』と二宮零斗の判断でパートナーとは

解散したが、それを相当気にしてね」

「!!」純朱が驚くのは無理も無かった、二宮零斗は彼女の父親の名だ。 純朱の

知ってるその人は『当時の二宮カンバニーの社長』でもあって、 心優しい父親

でもあった。

よく漫画やライトノベルに出て来る大富楽の大人は倣慢な人が多く子の将来

さえも歪ませてる事が多かった、 そもそも。その金は何時頃か分からないか、

ただ働いて得ただけでは無く何かをしてそして成功した事で得られた金でも

ある。それを引き継ぐかのように譲り受けたのだ、そんな醜い大人達はそれを

忘れてたのだろう。

だがその人、二宮帯斗は当てはま無かった、

其れ以上過去を設索するのは止めておこうと思った、

「…あの時から、まさか貴方がすっと傍に居た何て思いもしなかった」

「如何言う意味だ、俺が純朱の事を知ったのはついさい…」

純先は短く悲鳴を上げた、 まだ着替えてる途中だった、 グレイの視続はある所

をみて唾然とした、

「…腰が…細い」

「え?」

腰に何か特殊なものを使ったのではと思う位細いのだ、

「そう言えばまだ誰にも言って無かったけど、 実は昔、 私の甘祖母の若い頃の

写真を見つけてね。 あの頃は『私も何時かナイスパディになりたい』なんて想

ってたの」

その時の写真に写った官祖母の若い頃の姿だが。 その当時は本当に日本人?と

想う位日本人離れした体型をしていた、身長は高すきすかといって低すきな

いが、細身の体に以つかわしく無い位の大きな胸に大きな尻、痛々しそうな位

細く括れた腰。

その当時、その体型を得られた理由は 「想像出来ない位の努力の結果」 だと言

ってたが、 それ以降の子の体型は曾祖母程の体型を得られなかったが、 純朱の

時に為って漸くその体型を得られたのだ

頬を赤らめながら着替え終えた後、純牛はグレイを自分の腰の辺りにあて頭

に手を触れながら言った

「出来れば今も一緒にいたいね」

グレイは無言で純朱を抱き付いた、 その細い腰に艶は無い滑らかな形状では

無いが金属で出来た機械の腕が巻き付く、 下手すればその腰の骨を折ってし

まうのでは無いか?と思う位抱き付いた。

翌朝

修理が終わってるか如何か判らないが一応学校に登校しようかと思った時、

玄関のポストに何か入っていた、

悟は何だ之はと思い開けて取り出すと、 一枚の紙が在った、

内容を見た後それをボッケにしまって学校へ向かった、

昨日減茶苦茶に為った教室は使えす空き教室で授業を受ける事に為った。

放課後、

悟は屋上に通しる踊り場に純朱と茶野を連れて話をした

「今日家のポストにこんなのが届いた」 と言ってポッケに入れた紙を取り出

して二人に見せた、

内容は鮮やかな日本語でフィオナ%3Dリヒターなる人からの挑戦状だった、 し

かも純朱の対戦を望んでいた事が描いて在った

「フィオナって人は昨日の」 純朱は昨日の事を思い出した、

「ああ…そうだ」悟は短めに答えた

「内容は?」 茶野は質問をした

「挑戦状だ、場所は…」

数分後、

野毛山公園にて、

3人は目的の場所に辿り着いた

其処には既にフィオナが腕組みして待ってた

風で長い髪が扉く中フィオナはこう言った、

「引き渡すに為ったか?」 と純朱に質問した

「残念だけどその気は無いよ」 と返事をした

互いの手にメダラィザーを取って引き金を引いた

二人の間に二体のメダロットが出現した

インターグレイは右腕の実体剰で突進をした、 が其れをアイゼンゾルダード

の空間干渉シールドが防いだ、突然横から光線が飛んだ、その光線がアイゼン

ゾルタードに命中した、 その光線に因り空間干渉シールドが完全に貫通した

その一瞬、グレイはシールド発生機を切り裂いた。次に違う方向から銃弾が飛

んだ

「購し打ちか!」 フィオナが怒りに駆られるのは当然だ

一体一と思わせて三方向から連携して来たのだ

三機の同時攻撃に大破寸前の時、 フィオナの頭の中で声が聞こえた

「サラチルチカラガ"ホシイカ?」その意味に理解しようと考えたか、 頭が突然痛くなった。

気付くと自分がロボットに為った、 そんな感覚を感した。

フィオナが突然倒れアイゼンゾルダードの各部が粘土の様に変形した。

「一体何だ!!」

三人は驚得した、

その状況下の中、 グレイは武器を構え突撃しようとした。

「まっ…」純朱が言い切る前にグレイか突撃をした

粘土の様に変形したアイゼンゾルタードの右手からピームサーベルの一関が、

グレイは何とか回避したもののサーベルを持った腕で思いっ切って殴られ一

回転して吹き飛ばされた

「グッ…」グレイはお腹を押さえヨロヨロしていた

「何なんだよ一体」 茶野が戸惑った、

「…あの動きは、 まさか」 悟が何かを思い出した、

「何か知ってるの」純牛が其処を尋ねようとしたが。 悟は其れ以上を言わなか

った

「だがそんな事より、 あの動きは訓東をした日々の時とほぼ同じだ」 悟は完全

に感情的に為った

「だが如何するの?」 純牛が困惑した

「こうするんだ」 と悟はメタライザーでタッチバネルを操作して引き金を引

いた。

出てきたのは別のメダロットだった、 悟が悟がグレイに向け、 メタライザーの

拳銃だと撃鉄部分に当たる所のボタンを押してトリガーを引いた、 指示され

た別のメダロットは右手に何か淡い光を放ちグレイに当てた、 するとお腹を

押さえ無くなり普通に立てれた状態に為ってる。

「今、何をした訳?」 純朱の問いに悟は

「回復用の特殊なャツを使った、 一回では完全では無いようたが」

「だが之位なら充分た」

「…グレイ、余り無理しないでね」

「分かった」

そう言うとグレイは右腕の剣をだした、 相手は右手のピームの刃を構えた、ニ

体がゆっくりと左右に歩いた

勝負は一瞬だった、 アイゼンゾルターードはビームサーベルのグリップを両手

に構え大きく振りかぶろうとしたが、 グレイは素早く内懐に突っ込み手にし

たナイフで人を指す様に下から攻めた

敵機の背中から刃が飛び出た、 飛び出た所と刺した所から血の様にオイルが

流れ出た、

敵の手にした棒の様な物からピームの刃が消えると、 糸の切れた人形の様に

腕はだらけて前のめりに倒れそうに為ったがグレイはもう片方の手で押して

仰向けに倒した、

粘土の様に変形したアイゼンゾルタードは元の形に戻った、 ただし刺された

所はそのままだった。

暫くしてフィオナは何処かの病院のベッドの上で目覚めた、

「…此処は」あの時の出来事に混乱仕掛けていた時

「お目覚めか?」貴崎が語り掛けた

「私は…あの時一体」

「まあ…落ち付けなよ、 如何やら貴方の頭の中に『クオンタムチップ』が埋め

込まれてる様だな」

「…え?」

「更には『CLS (サイバティニックリンクシステム)』が在るとは悟を苦しま

せたあのシステムがまだ在ったとは」冷ややかだがその裏にある静かな怒り

が在った

「その…CLS とは何なのですか?」フィオナが珍しく質問した

「元々は『人と機械の相互理解』をデテーマした研究の結果らしい、 まっ私はど

ちらかと言うと 『器』つまり形状をテーマにした研究をしていたけどな」

フィオナは唾を飲みながら話を聞いた、

「システムの基礎自体は完全に『あの人』の頭の中に丸暗記してあるんだ、其

れを連邦軍が知ってるとは同夜って聞き出したんだ」

「…まさか『桜の乱世代』は」

「そうだよフィオナ、 その人の名前『標井電蔵』の『模』から取って名付けら

れたんだ」

間を開け窓を見ながら言った

「『何れにしても、 貴方はアイツの様な事は絶対に出来ない』その本当の理由

を教えて遣ろうか?」 この質問ならフィオナは『ハイ』と答えるだろう分かっ

たのか次にこう言った

「あの子の父親、 二宮零斗は『リーオー』のメタルをくれないかと尋ねたから

な、其れを渡した後、ベンダントの中に入れて純朱に恰も形見の品と思わせ彼

女に与えた。其れ以来肌見離さす持ち続けたんだ、 そう魂の身と成りし『封

印されし魔獣』は唯一無二の相棒と為ったからさ」

その理由にフィオナは果然とした、

一方、 Z&R社と FI 社の幹部達は困惑した、 大破した『アィゼンゾルダード』

正確にはアイゼンゾルタード mk1 は直ちに返還されたがその損傷に言葉は

出なかった、

幹部の一人が刺し傷を指差してこう言った

「…之は熱で斬ったのでは無くかと言って高周波の剣で無い様です」

「…では何で遣ったのだ」

「彼女は昔在る物の問題点からある一つの『答え』を厚き出したのでしょう」

少し間を開けて言った

「相転移装甲の技術を刀身に使ったのでしょう」

幹部達はざわめき立った

「理論上は並大抵の物理衝撃や爆風にも耐えられる物を何故其れに使ったの

だ?」

「詳しくは分かりませんがアレだって無敵ではありません、 其れにコストの

問題がある」損傷する度に交換する必要のある外装よりも消耗し易い刃物に

使ったのだろう

「本気でそんな事を考えてるのか·…萩本よ」

『メタノイド』では無く『メダロット』を開発計画を立ち上げしかもそれを使

った犯罪が在った時其れを排除する為の物があったとは、

その後、白頼貴崎は大破したアイゼンソゾルタード mk1に変わり其れの予備品

と製造元のZ&R社の製品と FIの製品のメタノイトを幾つか取寄せ其れを解

体して組み合わせて置いた後其れをアィゼンソルダード『mk.1 (マークライィ

ン)』と名付けて黒猫部隊の所へ届けた、 製造元の幹部達は mk.1の分析をし

たがエクサスのひいては MPA シリーズの技術が使われてるかと思ったが全

く無かった、

外観は以前と同じだが両肩に可動式の大型砲身に両足の前に大型シールド、

脚の外側に腰の側面と後にパーニアが増設されてる、

因みにドイツ語の『ライン』は英語で言えば『ピュア』に当てはまり日本語で『純粋』と読む、

EP-09 END

 



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EP-10 メダフォース

この日悟は引き龍りに為った、

理由は数日前の事、

メタルキラーの現リーダーの部下のメタノイドと闘った後、

成果としては充分だったが、 白瀬貴崎崎は在る事を言い出した。

「ならばメダフォースを使える様にしておこう」

その事に悟は表情を曇らせた、

無言で脱む悟に母は、

「まあ脱むのは仕方ないな」

少し間を開けて言った。

「だが之からは其れが居るからな」

貴崎はパソコンに目を通して見ながら言った、

「でも問題は物体の構成をどうやるかだ」

悩みながら画面を見て、

画面では何度かシミュレーションをしていたが

その画面を見ていた純牛はこう言った

「この角材みたいな物は何です?」

「ああ…これね MF ドライブの材料と言える物なんだよ、 ただある特定の組

み合わせでいかないと上手く専用の燃料電池に為らなくてな」

画面を暫く見て純朱はシャープペンとボールペンを4本持ってこう言った、

「…同じ長さの棒を2本平行に揃え更に同じ長さの棒を端っこ同士を合わせ

て揃えておけば『井戸』 の『井』の文字に為る」

「それ誰から教わった?」 悟は質問した

「昔、お父様から教わったの」

その言葉を聞いて貴崎は驚いた様に言った

「そう!其れだよ後はその四角い空洞の形を六角形の形にすれば良いんだよ」

純牛は知らなかったがこの暗号は MF ドライブの構成物の最良の基礎に成り

えたのだ、

貴崎はご機嫌な表情で

「之で完成までスムーズにいけそうね」

悟は昔の思い出を思い出してしまった、 あまり好い思い出では無い。

昔つくは市で MF ドライブの実験があってあの時は本当だったら現場の人間

に任せれば良かったものを如何言う問違いか諸外国から其れに詳しい人間が

来て、

「私の指揮下に入って貰う」的な感しで進められていた。 だがその人は『メダル』については通信教育程度で習って無かったのだ、

当然現場の人達は懸念たった

そして実験が始まった。

ドライブは作動したがまた機械を動かす程の出力は得られず、 次の作動実験

の時その人はこう言った

「次にリミッターを外して作動しろ」

直ぐに現場の人達は反論したが、 「命令だ」 と言って強引に進めた

起動した瞬間最初は順調に作動したかと思えば突然機械は暴走を始めた、

昔、旧ソ連のチェルノブイリ原発での事故は元々十分な放射能対策の設計が

成されて無い上に指揮をした人間が通信教育しかして無い上にガイドライン

を無視した行動の末に、 炉が暴走を起こし、 事故が起きた。

そして其れと同じ様な事故が起きた、一部の機械を付けたまま念力で外れ、そ

の機械から光る羽根を生やし本能で動く生物の様に暴れ暴走した、 その後こ

の事実を隠す為か、

表向きは新型原子炉の事故としてつくは市市民は街から離れた、 それ以降地

図につくは市の名前が消えた

「ちょちょいのちょーいとね!」 と貴崎は御機嫌そうに組み立てた、

「じゃーん、 こんなん出来ました」 とあっという間に完成した。

その形状は六角形の箱だった

「じゃ早連組み込んで試してみようか」

と貴崎は MF ドライブを大きな機械の中に入れてスイッチを入れた、

すると機械が作動を開始した、 中で機械を分解、組み立てをしている音が聞こ

えた、途中から大きな機械が圧力鍋の調圧便の様に音を立てた、何度か音を立

て続けた後大きな機械が物凄い蒸気と煙を噴き上げ MFドライブを入れた所

から煙と一緒に何か出てきた

埋から出て来たのは既に六角形の箱を組み込まれたティンペットだった、

「まさかそれ」悟が不快な表情で言った

「そっ…コイツが MF ドライブだ」と責崎は笑顔でそう答えると、

「言っとくけど、 お、俺はそんなの使うつもりは無いからな」 と足早に機密区

画を去った

一人外へ出た悟は不機嫌そうにこう岐いた

「…全く何っだってあんなのを使うんだ」と昔の事を思い出した、本当だった

らトラウマな出来事だ

其れが原因で碧はメダロットを嫌い、 悟は自分の母親を恨んでいた。

他の子を羨ましかった、

翌日。

朝のHRにて、 こんな噂で持ち切りだった

「ねえっ、 聞いた?」 「ああ アレだろ」 「そうだってよ」 「ホントかよ」

「…何の話だ?」 悟がクラスの一人に疑問を言った

その疑間の答えは直ぐに分かった

教室のドアが開いて出て来たのは、 知らない女の人だ、

荷麗に斬り揃えた黒髪のロングへアーに着た手の良い来た手の良い服装、

その女の人は黒板に字を書きこう言った

「は~い今日からこのクラスを受け持つ事に成りました芳幸明日奈、 で~す

担当は美術ですので、 皆さん宜しく~」

…本当にこの人は教師か?と悟はそう想った

...

3時限目、 美術

この日は鉛筆を使ってのデッサンだったが

「この授業はモデルを使いますが、 私がモデルを引き受けます」と言って何時

の間にか頭から下は全身を覆うロープを脱いた

ヒラヒラした長袖と同じくヒラヒラしたロングスカートのワンピースだ、

幾ら何でも描き辛いにも程がある、 悟はそう想った。

流石にこのデッサンは不評過ぎたのかその後校長に叱られたらしい、

その日のHRで、 こんな話が在った。

「え~突然ですけど、 今週の金曜日に横浜市の各高校の合同 RB (ロボットバ

トル)大会が始まります~ので参加希望は今から配るプリントに注意事項を

良く読んでから名前を書いて提出して下さいね」 その後プリントを見て生徒

の一人がこう言った、

「一寸!何でこんな奴の為に『ヤラセ』みたいな事をするんですか?」

その文章にはこう書かれていた

『我が校最強のメタロッター宮内玲二の優勝を確実にする為に君達はその露

払いをして貰います』

そーだ、そーだと生徒達が抗議する中、 芳幸はこう言った

「これは学校側からの『命令です』!!」 と教壇を手で強く叩いた、

「…既に他の高校も同じ事をしています、 之は内外のアピールを狙った行為

なのですが、 先生は流石に反対を考えましたが。それも許せない状態なのです」

因みに宮内玲二はメダロッターだが、彼が持ってるのは半分を AIで動いてい

る『メタノイド』だ、 実戦経験も個達と比べ酷く乏しい

例えで言うと訓練東用のレシプロ機に乗って航空機免許を取ったとしても軍事

用の戦闘機を乗りこなせる訳が無く、 同じ航空機乗りでも訓練や演習、更には

実戦経験と積んだエースパイロットとではその差に違いが有り過ぎた。

言うなれば経験の差と言う事、

宮内はどちらかと言うとコンピュータの分野に秀でているが、 自作のos を

作ったり他人のコンピュータにハッキングする程の腕は無い

プリントの文章の最後の方に『それでも参加する場合は、 『ハイ』今所に囲ん

で下さい』

と書かれてた

「参加しなーい」 と誰かが言った

数分後、

誰が参加して誰が参加しないのか別れた

翌日、

横浜市立みなと総合高校の BR大会が始まった

ルールは三人1チームのトーナメント方式の大会だった

参加者は 18人、 つまり6チームだ。

大凡のルールはリーターが遣られとそのチームの負けと為る、 後の細かな点

は『レフリー』が決めるらしい

『レフリー』は大規模な BR 大会で審判を行う人だがただメタノイド同士の

戦闘は突発的に目っ何処で行われてるか分からないので、 例えは墓地が戦場

に成ったり軍基地手前の策で発生する事も、 その為人材募集していたのだが。

『レフリー』の資格を取得してレフリーと為ったら緊急時を除き BR 大会に参加出来ない、

その為、レフリーの数は非常に少ない

そんなこんなで大会は始まった。

宮内のチームの一回戦に勝ったが、 それは相手が加成してたからだ。

悟達のチームは自瀬悟、 二宮純牛、 茶野弘、

チームリーダーは白瀬悟。

相手チームはこう宣言した

「ヴァルキリア聖女隊の栄光の為に踏み台に為ってもらうわ」 横浜市立みな

と総合高校の女生徒の制服を来た3人の女子生徒はこう言った

すると純牛は上着のボタンを外し腰に手を外し当てワイシャツが食い込みこ

う挑発した

「掛かってこい寸胴共」

相手チームの三人は唾然として相手チームのリーダーはこう言い返した、

「黙りなさい!この砂時計女!!」

相手チーム三人の目線は純朱に向いた、 その視線は拓と羨望の眼差しで挑

んだ、

一回戦は悟達のチームの勝利だった

二回戦は宮内のチームは決勝までシードと為った、

悟達のチームの二回戦の相手は 『M-1 グラップラーズ』 と言うグループで数

名のメンバーの存在する、 メンバーの大半は格闘家を目指す物が大半で在っ

た。

当然メタノイドでの戦い方は力任せの格闘戦オンリーと言う事、

二回線目結果は悟達の勝利だ、

決勝戦数分前、

悟達は突然教頭に呼びとめられ何処かへ連れて行かれた。

場所は会議室、

教頭は切実な願いでこう言った。

「お願いです、 負けて下さい」

悟達は無言だった。

「確かに君達に八百長を強いられてる私達の責任です」 次に教頭はこう言っ

た。

「ですがこの試合に負けてくれたら今後の授業料を免除するのを約束しよう」

「…それは、出来ません」 悟は反論した。

「なっ…」教頭が年然とした。

「全力を封じて負けをヤレと言うなら全力をだして負けた方が良いです」

そう言われた教頭は暗く恨みがましい声を言った、

「愚かな…為らばその愚かさを悔やむと良い」 少し間を開けてこういった、

「もう良い出なさい、 その愚かさも兼と言う程感して来なさい」

3人は部屋を後にした

廊下を歩いている途中純牛は悟にこう言った

「そう言えば悟君は何であんな事を言ったの?」

「…最初は負けてしまえはお袋の顔に泥を塗るかと思ったが、 もう如何でも

良い」

「…そうなんだ」

「あつ、 でも!メダフォースは使わないからな」

「…悟·…其れって」

「ああ…お袋が使えるようにしようと言い出しな、 コィツが、 いや正確にはコ

イツの父親の残した暗号でな使える様になったらしい」

「…道理で自動アップデートが突然始まったと思ったら」

悟と弘は既にこの世に居ない在る人を恨んだ

決勝戦、

悟達三人はメタロットを転送したが、

宮内達のメタノイィドは一回戦とは違う物を出して来た。

特に宮内のは…

「おいっアレは?」

メタルキラー現リーダーのメタノイド『ウルフォス』が何故宮内が?

「後の二体は『ムラマサ』 よ」

そして試合が始まった

学校から数メートル離れた所に一台の車が在った、 乗ってる人は大人三人だ

が後の席の二人が特殊だった

「いいね、いいね、 こうやって他企業のメダロットと貴方と我々のメダロット

の本気のぶつけ合いは」男性は手にした液晶モニターの画像を見た、映像は車

に内蔵された凧型ロボットに内蔵されたカメラから撮ったものだ、

「お褒めに預かり光栄です萩本社長、 最もこの車の開発には建設途中の厚木

支社の機密区画程の大きさが無ければ、 戦闘機一機分の大きさの ATB (オー

トマチックビルダー) が作れませんから」

「まあそう言うなよ、 おっと之は苦戦中の様だね。 相手のは『ウルフォス』

...

か?」

相手チームに追い詰められてる様だ

「まだ MF ドライプはジュネレータ程度しか機能して無い様だな」

「エネルギーを注入しなければ発揮しません、 と如何やら MPA-04 が遣られ

た様ですね」

「如何やら其の様だな」 映像には火花を上げ大破した 4脚のメダロットが映

った、

「…む?」男性はしかめっ面で映像を見た

「…如何しました?」 女性は不可思議そうに言った

「何か中から光始めたのは気のせいしゃ無いよな?絶対?」

「エネルギー注入を確認、…いよいよです」女性はモニターの表示を見て言っ

そして映像には青と白の機体と赤と白の機体が光りのオーラを放ち反撃に出

た。

青としろの機体は正面近くに光りの球体を次々と浮かはせ、 それが一斉に矢

の様に放つとムラマサの一機が穴だらけに為って大破した、 もう一体のムラ

マサも偶々射線に入ったせ

いで前の一体程では無いが穴だらけに為った

赤と白の機体は握り拳で自信の胸をあて其処から光の剣を出した

その光はビームサーベルの光とは違うまるで青白い炎の様な光だ、 その光の

剣を構えたまま走りだし途中で横に一回転したかと思えば、 其処から横に光

りの衝撃はが飛んだ、

半壊したムラマサとウルフォスはその光に香まれムラマサは大破してウルフォスは大きな損傷を受けた、

止めと言わんばかりに光りの剣は縦に振って、 ウルフォスは叩き砕けた、

「おおっー!」 男性は歓びの声を揚げたら車の外で誰かが叩く音がなた、 何だ

と重い男性は窓の外を見ようとしたら、 外に居た男が

「有明紫苑!」と叫ぶ声が聞こえ運転手が何かを外へ投げると同時に車が急発

進した。

萩本と責崎が後うに押され萩本がこう文句を言った

「ぼっ…危ないしゃ無いか、 何するんだ!」

「すいません、 まさかあそこで警察に出くわす何て。それに白瀬研究主任のド

イツ在籍時の名前を知ってた人がか居たとは」

液晶モニターは既に真っ黒しか映って無かった、 型ロボットが何処かで壊

れたのだろう。 そして現在、

純朱がドアを叩いても開く様子は無かった、 其処にチャイムの音が鳴った。 純

先は玄関の方へ走った、

玄関のドアを開けると芳幸先生が来ていた

「今晩は」

「あっ、今晩は先生」

「アレから悟君の方は?」

「一向に出る気配が無くて困ってます」

彼女は芳幸先生を二階の悟の部屋の前に案内させた

「此処です」

「悟君開けなさい」そう言って二人は部屋のドアを叩いたが、一向に反応が無

い。

「困りましたね」 と芳幸先生はそう言ったら

またチャイムが聞こえたので純牛は玄関の方へ走った

暫くして星川先生が来た、

「ああ…申し遅れた僕の名は星川品、 横浜市立高等の教師をしている」

「他校の生徒が何故内の生徒に用が在って」

「一す在る事で内の生徒に世話に為ってね」 少し間を空けて純牛に言った

「アレから悟君の様子は」

「ハイっ返事一つしません」

ドアを何回か叩いても反応がしない、星川は何か嫌な子感がしたのか

「二人元ドアから離れて」

「「エッ?」」

そう言うと星川は左腕のビームガンでドアノブを破懐した

ドアを強引に開けて気付いた、 悟か居ない。 机には一枚の紙切れが置いて在っ

て其処には英語で 「good-by forever」 と書かれてた、 窓が開いて在って其処

から逃げたのだ。

EP-10 END



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EP-11 逃走中の最中

引き龍ったフリをして身支度を密かに整えメダライザーを置いた後描き起き

を残して深夜に家出をした

顔にマスクを付け帽子を目深に被り荷物を持ってその屈で横浜市中区山下町

2産業賀易センターに向かう

理由は一つだ、 此処·つまり日本を葉て何処かへ安住の地へと行こう…其れ

だけだ。

目当ての建物に着いた時は時刻は既に午前6時

幾ら眠たいとはいえ途中精々バスや電車の中で数秒程度なので気休めしか為

らない

到着したとは言えまだ開いて無い。暫く近くて時間を潰す事にした

数分後、神奈川県パスポートセンターの営業時間に入ると同時に悟は其処に

入った。

センターの職員にパスポートの申請をした、 追手の存在に知らない訳眠が無い

ので学生で在る事を隠し偽名を使った

数分間、

この数分間が凄く長く感じた、

何時捕まるか分からない

眠気と恐怖を闘いながら待った

その時。

「蒼井さん、 蒼井カイルさん」

来た!

「はっ、 はいっ!」

窓口に居る職員からパスポートが手渡されられた、 代金は支払った訳だから

後は、

『蒼井カイル』と名乗った悟は足早にバスポートセンターを出た

未だに眠気と闘いながら横浜港大さん構国際客船ターミナルへと向かった、

ターミナルへ着くと其処で手続きを済ませ其処の職員が、

「観光でしょうか?」 と訊ねたので、

「そうです」 と言った、 (嘘だけど)

「ではお気を付けて」 とその人を見送った。

目当ての中国へ向かうフェリーを見つけると其処に乗った、 何故悟は旅客機

じゃ無くて客船を選んだのかと言うと。 離陸から着陸までの間はほぼ密室状

態の中もし逃走している事が管制塔を通じて発覚したら最悪逃げ場が無い、

それに比べ客船は海の上を航行している訳だから、もし追手が来ても機転を

利かせて適当に乗客を人質にして本来は非常用の救命ボートで脱出する事が

出来る。最悪の場合は海へ飛び込めはいい

その為に折ったズボンの裾に針を仕込んで在ったのだ、

地球にある国家のほぼ全てか地球連邦政府の管轄下とは言え海外への渡航は

パスポートが必須なのは当然だが、 悟は違う国へ辿りついたら即座にパスポートを捨て複数の偽名を使い分ける事にした

最終的な目的は地球の何処か、 世界情勢に全く無縁な何処かの地、其処を安住

の地へ向かう事だけだ、 もし其処へ到着したらその後如何するか。其処は考え

てからにしよう、

船が出港を開始した、悟は指名された客室のベットで少し寝る事にした、 まだ

油断出来ない

「…何故、 俺はあんなイレギュラーの子供なんだ」 そう小さく吹いた

出港してから数時間後、

予定だともう日本海に入るだろうと想ったその時

今まで無かった笛の奇妙な気配を感惑じた

悟はそれに気づいて急いで起き上かると、 見知らぬ男性が居た大凡の外観は

40代後半か 50代前半だろう

その服装から船のクルーで無い事は一目で分かる。 鍵は掛けてあるから侵入される事は無い筈だ

悟は折ったズポンの裾から針を取り出し

「だれだ貴様は!」と針の先端を相手に向けた

「名乗る時はまず自分からでは無いか?」 と男性はそう言ったその時。

悟は手に針を持ったまま突進をした、 手に一本づつ持ってるからどちらかで

相手の急所に人刺しすれは

だが男性は突然姿が消えた、 それはまるでテレポートの様に消え気付いた

気付いた時には男性は既に後ろに居て手刀で首の後ろを叩かれ気絶した

…気絶してからどれ位時間が掛かったか解らないが、 意識が戻った時は既に

夜に為ってた

「…いたたっ…何だったんだ?」 悟は回りを見回したが、 やはりあの男性が居

た、しかもパスボートを持ってる、

「…蒼井カイルと言うのは君の偽名か、 『白瀬悟』」

その一言に亜然と為った

「名は存在を現すもの、 もしその名か偽りならそれ其の物が偽りになる」

「ああ、 そうだよ!その通りだよ」 個は半は自葉に為った、 ばれたのだこの見

知らぬ男性に、 「それでこの俺を何する気だ」

「…少し話をしようと思ってな、 私の名は玄史玲、 エクサス総合本社社長だ」

エクサス総合本社、

多国籍企業エクサスには 12の本社施設が在ってその中でも総合本社は 11の

国の本社を束ねる存在で在った。 ただ問題なのはその細総合本社は何処に在る

のかが分からないと言う事、 精々知ってるのは総合本社社員しか知らないら

しい、同じエクサス社所属の最高幹部でも総合本社社員は誰なのか分からな

いと言う事、

「…まず最初はあの MFの件だ君は何故其れを使うのを拒む」

悟は中々言いたくないが、 言うしか無かった、

「…あの日皆が酷い目に遭った、もうあんな事は起きたく無い」

「あの件を擦り付けられたとしてもか?」

「あんたには関係無いたろう!」 悟は感情的に言った、

「トラウマから逃げてる者は『彼女』には勝てない!!」

「…誰だよ…それ?」

「貴様が昔、剣と刃を逃かす為の回役を買って出た時に出会った子だ」

昔の記憶を手繰り寄せようとしたか思い出せない、 その様子を見て玄史は少

し笑う様に言った、

「今が無理なら何時かは思い出すだろう」

玄史は次に話をした

「あの誘拐事件の後、 君の母は如何して親族の反対を押し切ってドイッの特

殊部隊の訓練をさせたと思う?」

「あの頃は良く分からない、 だが今となれば親族の意見は正しいと思う」

「…そうか、だがその気になれば『出雲学園』に転入する事が出来た筈だが、

しない理由は何だと思う?」

悟は考えたが解らない。

「分かりません」としか言えない、

「為らば答えよう、 その理由は勝ち組と負け組を取り違える様な人間に為っ

ては為らないからだ。…知ってるかあの学校に通う生徒の大半は所謂『訳在り』

な人間や、 その子供達が大半だ。 その学校の全生徒数の約 90%以上が言わは

虐めや何らかの事件の被害者、 引きこもりが大半で、 その残り 10%未満が国

籍不明と聞いた、」

「なっ…」

「だが小学生達はまだ良い、 如何してか?大半の理由は親の仕事上転勤はかり

が多いからだ。子供がその親のせいで転校を繰り返す事に為るからだ、 だが中

学生や高校生為るともっと深刻になる」

悟は完全に話を聞き言った、

「しかしあそこの理事長、 神威想一郎は良い事を思い付いたな、 流石まともな

青春を送って無い人間が此処まで考え着くとは」

「と…言うと?」

「あの学園は元々廃村だった所を進んだ、 小中高全寮制の共学校で携帯電話

所かあらゆる電波を一切通さない特殊なシールド、 自社の最新型のセキュリ

ティーシステムを採用せず諸外国の地上地設総合警備システムを採用すると

は」

「」悟はたかが公共施設である学枚にそんなセキュリティーシステムを使

う何て前代見門にも程が在る

「しかし…其処まで徹底してるのに何故、 勝ち組と負け組を履き間違える人

....

間になるって如何言う事ですか?」

「ふむ…教えよう」そう言うと玄史は懐からボイスレコーターを取り出した、

再生された音声はこうだった

「君…学校は何処かね?」

「…神山高校です」

二人の男性の声だ一人は歳が進んだ様だもう一人は若い…恐らく悟達と同じ

年齢だろうか、 「もう一度聞くけど学校は何処かね」

「だから言ったでしょう、 神山高校ですって!」

数分間の沈黙の後、

「もう良い外へ出なさい、 其れから出来るだけ家に早く帰るんだぞ」

「はい、申し訳ありません」戸が何か開く音がして走る音がした

残った男性が息を吐く様な音を立てその男性に声を掛けた人が居た、

「良いんですか?巡査部長、 逃がしちゃってそれにあの子は」

「ああ…問違い無く出雲学園の生徒だ」

「しかし何でこんな時間に一人で」

「里帰りか、 もしくは着替えを取りに帰って来ただけだろう。何れにしてもこ

の町はアノ子には長く居たくないからな」

ポイスレコーダーは其処で止まった

「この話を聞いて如何思う?」

「嘘をつき続けないといけない、 そう言う事?」

「そうだ、 そして」玄史は少し問を開けて言った

「昔、誰かが言った『勝者が正義で敗者が悪』と言った人が居た、 歴史は正に

そうであった、一番身近な悪が『イレギュラー』でそのイレギュラーを狩る犯

罪者が出て来た」

最早見事な演説なだった、 と悟は想った

「だがもしその『イレギュラー』が一つ残らず世界から消えたら如何為る?…

そして『イレギュラー』しか居ないセカイがあったら如何為る?か考えて無い

だろう」

「!」悟は驚得した、 今まで考えて無かったからだ

玄史は悟に手を差し伸べて言った

「知りたければ其れをイメージしてこの手に触れろ、 分かったか?」

悟は玄史の手に触れた

「まず最初はイレギュラーが居なくなったセカイだ」

そう言うと周りの風景が一瞬で変わった。 派手な光に包まれるとか吐き気の

しそうな空間に包まれるように入ってからでは無い、一瞬で景色が変わった

「…此処は?」

「所調イレギュラーの居ないセカイだ」

周りにはビルが立ち並ぶ、 大都市である事は直ぐ分かった、だが違和感が在っ

た。 その違和感の答えが直ぐ分かった

人の気配が何一っして無い。 辺りには倒れた車や放置された装甲車等が散ら

ばって居る、

「そう…この世界には嘗て人が居た、 但しある時帰国した一人の人間に懸か

ったウイルスに因り瞬く問に大流行になりその結果多くの死亡者が出た」

「それって」

「気付くのに遅れたのだよ、 悪い事は始めようと思えば気付くのに時間が掛

かり気付いた時には既に手遅れだ、 後一つ、 その問題のウイルスは既に死滅し

てる」

玄史は悟に向け手を出して言った、

「次は『イレギュラー』 しか居ないセカイだ」

悟は講著わず手を触れた、 周りの景色がまた変わった、 変わったと言っても他

の人から見ればテレポートの様に消えてる様に見えたのだろう。

次に見えたのは何処かの丘の上だ

「見ておけ」と玄史は何時の間にか手に双眼鏡を持ってた、悟は其れを借りて

覗いた。

双眼鏡越しに見える光景に悟は驚いた、 石造りの町並み、 行き交う人達、 その

身形は…

正に王道ファンタジー世界の光景だ。 だが比処で在る言葉に疑問を感じた

『イレギュラーしか居ないセカイ』の意味、 それはもう直ぐ分かった。

街の住人の中には、身体の彼方比方に錯を付け更には盾と剣を持った人にた

まに顔が辛うじて見えるか見えないか分からない位に全身を覆うロープを羽

織った人も、

余り大きな声で言えないけど全裸に近いって訳じゃ無いけど体の線に合い尚且つ露出した服に合うスタイル抜群な女の人を見た。

大凡ゴロッキと言える人達が通りすがりの人から物を無理矢理奪おうとして

いた、

そして止めに入った人達と剣を抜いて乱戦に為った、 乱戦の直ぐ近くに居る

人達は知妹の子散らす様に逃げたが少し離れた人達は何事か?の様な感じだ

がただ其れだけ見たいな状態だった、 更に離れた人達童は無関心だった、

悟は昔治安の悪い国の近況を撮影された映像を見た、 人の多い都市部でも銃

の発砲は日常茶判事だった、 更に都部市から一歩でも出ると其処には武装勢力

のはこびる無法地帯だ

『イレギュラーしか居ないセカイ』の意味は其処で分かった、 殺し合いが日常

の一部と為ったセカイだと言うことだ

「戻りたいなら戻ろうではないか」 そう言って玄史は手を差し伸べた、 3度目

で景色は客室に変わった、 戻れたんだ

と思った時には玄史玲の姿が見えない、 夢か幻か分からない。 だがそんな事考

える事が出来なかった事が発生した、

ドアが勢い良く開くと其処には MP5 を手にした警察の特殊部隊が雪崩込む

様に押し寄せて来た

「手を上げろ!青井カイル、 貴様は麻薬密輸容疑で即刻逮捕だ」

は?と悟は想った、 核?自分が何時そんなの持ってるんだ?一体何が如何為って

るのか解らず多数の警察に銃を突きつけられた状況を打開する事が出来すそ

のまま逮捕された。

外へ連れて行かれる途中

「爆弾確保」の声か聞こえた

行きは移動に申請に時間がかかり更に移動のかかる船舶なのに帰りは警察に

捕まって甲板に待機してあったへリに乗っての移動だった、 日本に到着する

のはあっという間だった。

署に連行されたが如何も誤認逮捕だった見たいで警察はアタッシュケースに入った麻薬をの入ったアタッシュケース確保したが中身はただ布しかないアタッシュケースだった。

で、結局そのまま釈放されたが、 疑間が一つ残った、 持ってたパスポートの事

だ。

最初は『蒼井カィル』と偽名を使い正体を隠してたが、 警察に捕まって釈放さ

れ返された時には『白瀬悟』に変わってた

外で碧と純朱と茶野が待ってた

「悟」碧は悟を見る成り突然掛けより抱き付いた。 値は反射的に身構えたが

其れ以上の事をしなかった、 そのまま抱き付かれた、 碧に抱き付いたのは何時

なのか今はもう思い出せない、 翌日の夜海浜公園園、

悟は碧に呼び出された、 悟は公園に着くと水辺で碧が件んでた、 碧は悟の気配

に気づいたのか振り向いて一言言った

「悟」

「碧…」

二人は水辺を見ながら碧は悟のメダライザーを悟の前に見せてこう言った、

「返そうと思ったけど、 悟…もう止めにしない?」

悟か暫く考える、 フリをして取り返してこう言った、

「残念だけど止めない」

暮が感情的に為って言った、

「貴方は分かってて言ってるの?私達は大人達にどれだけ振り回されてるの

か?私はもうそんな事は終わりにしようと決めたのに」

碧の偽ざらぬ本音だった、 悟はメダライザーの銃ロを碧に向けて言った、

「変わらない筈の明日を譲る為に私は戦う」 悟は夜の闇に消えた

悟が見えなくなった後碧は。

「悟の馬鹿っ!もう知らない」

EP-11 END



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EP-12 目覚めの

この日白瀬悟は墓参りに来た

墓地に行く途中花屋で花を買った、 彼は墓石の近くに在る花瓶みたいな物に

花を一輪差した。その墓石に 『室井』と書かれてた

手を合わせた、 その近くに見知らぬ女性が居た、

「貴方は」 その人を見て震えていた、

「…こんにちは」 悟が挨拶をすると、 女性は手にナイフを抜いた。

「恵美が…貴方に…出会わなければ、 こんな事に為らずに!」

室井恵美の記憶が混濁している時に殴った事で記憶の混濁が今迄以上に長く

続いていた事で転校せざるおえなかった。

しかし悟は動しずに静かに言った、

「確かに恵美を殴ったのは私だ、 だが私は恵美の兄の様に成れない」

そう言うと恵美の母親の傍を通りすきた、 ナイフを構えたまま動かなかった、

悟は去った後その人は立て膝ついて泣いてしまった。

同時刻、横浜市某所の公園にて、 白瀬貴崎と片瀬間宵の二人は公園のベンチに

座りこんな話をしていた

「…確かこんなだったな、 私が病院の清掃員に成り済ましていた日のある日

の事だった」片瀬は今から約5年前の話を話した

その日病院で急患が来た、 如何やら事故らしい被害者の名は高田愛利、 青空女

学院の高等部一年生、 堂々と学校を抜け出し道路に飛び出た所を車に換ねら

れたらしい、

直ちに医師達は患者の怪我の具合を調べた

「…内臓の損傷が激しすぎる、 …三日持って助かるか如何か」

助からないのは確実だった、 だが医師の一人が

「為らば仕方ない」 と言って一人病室を出た

高田の母親は娘の無事を祈っている中、 その人の前に一人の女性が現れた。

「娘は、娘は助かるんですか?」 と高田の母親は泣きそうだった

「…結論から言うと、 このままでは助かりませんが…」

泣きだし始めた時に、

「だが方法は一つだけ在ります」

高田の母親は白衣の女性の腕を掴みながら言った

「如何言う方法です!答えて下さい」

「…損傷した体の大部分を機械化するしかないのですが、 非難をかわす為に

表向きは、 死亡したと。 しないと成りません」

高田の母親は了承した、 直ちに高田愛利の身体の機械化手術を開始した

損傷した内臓、 筋肉を人工的な機械に置き換えた、 人工内臓の素材、 構造は人

工的な構造を覗いてその構造は生物に似ていた、 筋肉は人工筋繊維を使った、

基本素材や構造はメダロットに使用される『マッスルケーブル』に似ていた、

神経も光学神経に置き換えて。 事故で折れた骨格に沿ってカーボンワィヤー

が挿し込まれた、

機械化手術をした後、 高田愛利は目覚めなかった。

…全力を尽くした、 片瀬はそう思った

...

「…そうまだ実働動テストもしてない『YXRS-00』 の技術を初めて使った」

因みに『YXRS-00』は後に貴崎の子供達に依り『エリン』 と名付けられた

「今の話をエリンが知ったら悲しむだろうね、 『私に使われた技術で人を助け

ようとしてが自分は再起動が出来て、 その人は目覚めなかったなんて』と」

暫しの沈黙の後責崎はこう言った、 既に誰か居る事を知ってるかのように

「オイっスーパーシルフ!今の会話忘れろっ!」

後の茂みから紺色のロボットが出来てた、 大凡の形状は以前悟が盗んだ

MPA-08 の幾つかのパーツを偵察機器に交換してある、 情報収集に特化して

ある、 それ自体は喋らないが誰かの声を録音したものをそのまま流したり

MPA-08 と MPA-08R に当たる頭部カメラバイザーから撮影した映像をその

ままバイザーからディスプレイとして映した

そのスーパーシルフは責崎の傍をゆっくりと歩いて、 彼女の前に立ち止まる

と、

バイザーに一本線が映ったかと思ったが、 急にギザギザに成り誰かの声をそ

のまま言った、『悟様宛の手紙が来てますが、 誰なのでしょうか?』エリンの声

だ、

「誰彼構わず盗聴してるのか」 貴崎がそう言うと、

『え~とっ、 何々『明日の夜9時に会いに来て下さい、私の王子様、 尚強制

はしませんがその時は誰かを王子様様にします。 高田愛利』たってよ』悟の声で

こう言ってた、次に、

『別別の紙に明日の午後6時から7時までの間だけ横浜駅西口に迎えの車が来

るみたいたが其れ以上は待てないみたいた』

『如何するの?』純朱の声で尋ねた

『…引き受ける』

『『『え』』』 複数の声が聞こえた

『ただし、 高田の王子様に為るつもりは無い』

その会話を聞いた後責崎は携帯電話話を取り出し電話を掛けた、

「あっもしもし、 石ちゃん、 あの話をアンタのメタロットに関かせたぞ。 えっ

既に主催者側に話をしてあって、 もし宜しければゲストとして参加出来るって、で何人まで参加出来る?其処は主催者側と話をしてからにする?そうだな

人数は4人だ、 誰と誰だって?口頭でも良いのか?其れじゃあ言うぞ…」

翌日

「其れじゃあ、入って来る」 と言ってタキシードを着てた悟は外へ出た

悟が家を出たのを確認すると今度は貴崎が、

「しゃあ着替えましょう」

着替え中

「私、こういう服には慣れてません」とエリンは頬を赤らめながら言ったら、

「大凡三種類位だろうけど、 似合ってると思うぞ」と責崎は着替えながら着慣

れないパーティドレスに着替えてるエリンを見て言った、

「そ、 れ、 と」 貴崎は視線を在る所に向けて言った、

「今回は主役様の為に胸元は余り見えない方が良いかもな」

因みに大凡三種類としたがエリンは普段どんな服を着てるのかと言うと、

メイド服、 カジェアルな洋服、 OLが着てそうな女性物のスーツの三種類、 後

二つは正体を隠す意味合いで着ている事が在った。 表向きはエリンは相性で

あって、『エリーナ=H=エマーソン』と言う設定になってる、 Hは『ハセガ

ワ』の頭文字で合って。 赤毛緑目の割に顔立ちが日本人みたいな顔をしていた

為そう言う名前にしてある、 日本語がやたら上手そうに思われるのは日本に滞在している期間が長かったからという事にしている

が本当の所はエリンはアンドロイドな訳であって、 日本人みたいな顔立ちは

製作者の子供をモデルにしていたのが理由だ、 但し体格が日本人離れしてい

るのは修理がてらの改造の為。

着替え終えた後、悟が外へ出て数分後に来た碧が家に来た

「様は何ですか?」と碧は疑問を言いながらドアを開けたら、一寸亜然とした

「…」少し無言に為った、

「ああ、碧か姫子ちゃんを預けといて」 と貴崎はそう言って4人はドレスを

着飾った姿で外へ出てその直後にタクシーが来た、

一体何が在った?と碧は思考が回転した後、 玄関から片瀬の一人娘の姫子が来

て、

無言で手紙を碧に向けてた、 碧はそれを取ると大凡の内容を理解した

また自分は貧乏籖を引いた気分だった。

数分後

悟は横浜駅西口で待ち合わせの車を待ってた、 すると、

「あっ、 悟」茶野が声を掛けて来た、

「御前もか?」

「そうだ」

「ふんっ…貴様等もか」 如何やら黒沢も来ていた

「ええ…と、 こんにちは」 灰野もだ

「そう言えば憶黄は如何した?」 茶野が悟と和輝が文句を言い合う中灰野に質

問した。

「断ったそうです」

「そうか、 アイツは加瀬と付き合ってるからな」

加瀬は以前、 中々人に近づく事は無い、 だがアレ以来、憶黄と手を繋いで歩い

てる事が多い。背格好や容姿は憶黄に似ていたが、 背の割に胸は大きい方なの

で一応区別が出来るらしい

そしたら車は二台来ていた、 ので悟と茶野、 黒沢と灰野ので其々車に乗った。

午後8時の事、

問題のバーティー会場は東京都某所のとあるビルが会場と為ってた、

其処には 10代から 20代の、正確には年齢的に 15歳歳から 30手前辺りの人達

が沢山居た、多くの男達が何処と無くライバル感情を添め出ていた、 そんな中、

壁を背にして、高田の母親と最上の母親が居た、二人の女性の母親はどちらも

夫を死に別れた母子家庭だった、たた唯 違ったのは、高田の母親は生活費と

娘の授業料を支払うのに必死に働いていた、 が最上桐工の母親は政治家だっ

た、得られる給料の額は高田の母親と比べ大きな開きが在った、 そして子供の心情に大きな違いが生まれた

それを的確に射抜く様に会場に貴崎に出会った時、 貴崎はこう言った。

「こんな所でお会い出来るなんて光栄で在ります最上由利子議員様」

「そう言う貴方は?」最上議員はそう言うと、

懐から名刺を取り出して返事した。

「私の名は白瀬貴崎と申します、 現在はエクサス社の研究主任をしています

そして片瀬間宵の師匠でもあったりする」

そう言うと同時に女の人が来たタイミング良くでて来た、

「貴方が…」高田の母親はそう言った

「ええ…師匠と皆に迷惑を掛けてしまって」

「それと」責崎が最上議員に指を指して言った

「『紅桜』でも在る貴方の娘、 最上桐江も来ていたとはね」

その一言に会場内内に居た、 男性の一部の視線が一人の女性に集中していた、

「一寸?何言ってるの?貴方は!」 桐江は反発したが、 責崎崎は其れを無視して更

に一言。

「『貴方の娘さん』は何の問題は在りませんと学校側は言ってたが、 それは勿

論大嘘さ、本当は議員の存在に恐れていたからだ、 私としては別にこの行動が

政治的な意味でやった訳じゃ無いからな」

「つまり…それは」

「ああ…学校側の隠蔵と考えれば良い、 ただ『紅桜』の正体を知ろうとして飛

ばされた教師も居れば、 芳幸先生の様に密かに被害を受けて無い生徒に有る

種の『警告』を言ってたからな」 貴崎日く女の勘、 と言える位、 的格だった。

「そして学校から突然逃げた理由は」 貴崎は桐江に指差して言った

「虐めグループの主犯格と知った時から絶望に包まれた、 最初は仲間だと信

してくれたと思った、 だがそれが問違いだと遊び道具にされてると」そう言っ

た後、

「其れでは失礼します」と一言言ってその場を後にした、

その後最上母子は別々の場所に来た、 最上議員は控え室で、 ふとある事を思い

出した。

「…確か『白瀬貴崎に会ったのが己が不幸』と言った人がいたとおっしゃてた

わ」其れがどんな意味を持つのか今其処で知った、 恐らく之からもっと酷い事

が怒る、そんな気がした。

一方最上桐江は女子トイレにいた、 猫被って遣りたい放題だった過去がまさ

か第三者に告発される何て、 胃に熱い物を押し込められたかのように気持ち

悪く成り吐きそうに為ったがそれを堪えた後視線を鏡に向けると、 自分以外

の誰かが居た。

愛利?

まさか?

彼女は死んでる答、

振りかえったが自分以外誰も居ない

…気のせい

そう想いたかった

会場ではいよいよメインイベントが始まった、 人一人が余裕で入る程の箱に

その近くに男性が岐払いしてこう言った

「5年前に残された遺書に依りますと『私の王子様に為ってくれる人が居るの

ならは水遠の愛と共に財産を貴方に差し上げます』と記載されました、 尚之は

強制では無いと」

「5年前…」

「一寸待て学校を飛び出して車に捺ねられたのって」

「如何言う事だ、 俺の妹は青空女学院に通ってんだぞ?」

「つーか死後5年の死体なんて無理じゃねえ?」

「馬鹿げた事だったな、 帰るぞ」

そんな中、 悟は茶野に質問をした、

「如何するんだ?永水遠の愛を誓うか?」

茶野は無言だが、その表情に悩んでいる事は分かった。

「其処の君」悟は誰かに呼ばれてる気がした

「あ…俺か」

「白瀬責崎に似ているが貴方は?」

「白瀬悟だ、 そう言う御前は」

「私の名はシリウス=フォンシュタイン、 私の父は FI 社の社長をしている」

と整った顔立ちと見事な金髪碧眼の男性は鮮やかな日本語でそう言った、

「つまりあんたは御曹司って奴か」

「少々無礼な言い草だが、 此処でお手合わせ願おうか」

「喜んで」

そう言うと二人はまメダライザーを手に取った、 その様子を見ていた純朱は、

「止めなきゃ」 と思ったが、 黒人の男性に、

「よおっ其処の君、一回だけ踊らない?」 と声を掛けられた、が二人の間を貴

崎が割り込んで言った

「身の程知らずも良いけどこの子が誰なのか知ってるのか?二宮零斗の一人

娘、二宮純朱だよ」

「えっ?まさかあの二宮の、 嘘っ」

「本当だよ、ただその人は死んだけとな」と言ってメタラィザーの引き金を引いてた、

「えっ…」

「また家に置いて来ただろ」と言って純朱のメダライザーを返した、黒人男性

も同じ様にメダライザーの引き金を引いた

会場内に突然現れた4体のメタノイドの戦闘は実に鮮やかだった、 周りに配

慮しながらの戦闘だった、 赤と白に塗装された機体と中世の騎士を真似たソ

レはどちらも近接戦闘を得意としたが推力の強化も軽量化もせすに機動力を

強化した機体のすれ違いざまの一関で相手のメタノイドは倒れた、

青と白に塗装された機体と銃角的な形状をした FI 社の新型の戦闘は室内を

縦横無尽に飛び回ったが、 どちらも可変機で有り人型でも在ったが、 青と白に

塗装された機体の人間と同じ駆動性能を持ったそれの運動性に翻弄され FI

社の新型は天井を背に撃ち落とされた。

会場は一時騒然と為ったが、 直ぐに収まった

人一人が入る箱の蓋が開くと、 透明のガラスケースの中に傷所か腐敗すら何

一つ見当たらない少女の姿だ

その光景に会場内の男性達は唾然とした

最初に誰がその人にキスをするのか節引きで決める事に為った、 悟が一番を

引いたが。

「之は、 貴方にあげると」 言って、 他の男性に渡した。 男性は物まい喜んでい

た、

透明のガラスケースの蓋が外れ男性が愛利にキスをしようとしている時こう

想った、それは祈りに近かった

『…そうよ、 あの子は死んだの…目覚める事何て、 たかがキス位で』

だが願い空しく愛利は目を開け起き上がった、 桐江に近づきながら、 そして恨

みとも怒り共言えない表情でこう言った、

「…誰も助けてくれなかった…貴方の事を信じて居たのに…貴方が裏切るか

ら、貴方が、 裏切るから、 だ、 か、 ら、 今度はあたしが、 貴方がして来た同じ

目に遭わせてやるから」 そう言うと愛利の手は桐江の首を掴んだ、 苦しいと桐

江は愛利の腕を囲んだが、 機械化した愛利の腕はそんな簡単に離れない

「苦しいでしょう…たったら、 もっ~と、 もっ~と苦しませてあげる」声に殺

意が込み上げて来た、 桐江の身体が持ち上げていき首がどんどん締上げられ

て来た。

男性達が取り抑えに掛かったが、 力では到底及ばない。

シリウスは怖ろしい出来ことに腰を抜かし黒人男性は愛利を押さえに掛かっ

たが、裏拳を一発食らい助骨に嫌な音を立てた

余りに怖ろしい光景にエリンは怯えている最中悟が届ない事に気付いた、 突然居なくなった理由を貴崎博士に問うと

「まあっ…アイツはこうなる事を予測したんじゃ無いのかな?私等も退散し

た方が良いな」 そう言って女性4人と男性一人は会場を後にした

首を掴まれながらも一瞬の隙を付き手を振り解き、 床に尻餅を付いて着地し

た。

手足をジタバタさせながら逃げる桐江は愛利に向けにう暴言を吐いた

「ばっ…化け物!」

「そう言う桐江だって、 とんでもないろくで無ししゃ無いの人を信しながら裏

切って。飽きたら子分に遭らせて貴方は遠くでニヤニヤとしていたくせに」口

角かつり上がり人成らさる笑みを見せた、 恨みと怒りと僧悪が混さった笑顔

だった、 桐江は窓際に逃げ

「く、来るな、 来ないで、 来ないで、 来ないて、 来ないで、 来ないで、 来ない

でっっつつつっつっええええええええええええ! 」

運身の力を込めてガラスを叩いた、 ガラスが割れ桐江は地面に向け真っ逆さ

まに落ちた。割れた窓を覗き桐江が無残な死体になったのを確認した後、 愛利

は立て膝を突き笑った、 何かを失った、 そんな感しがした。

ビルの外では女性が地面に即きつけられ内臓の彼方比方が飛び出しその上に

大量のガラス片にズタズタに刺きり。 周りが総然とする中、 人混みに紛れ悟は歩いていた。

「あっ持って下さいよお~悟様~」エリンが慌てて駆け寄る、 その後直ぐに

責崎、片瀬、純朱、 茶野が追って来た

「しかし本当にとんだ日だったな」 貴崎が福息をついてそう言った

6人が集まった所に、 もう一人誰かが走って来た、 その人の顔を見てエリンは

怯えた、

愛利が追って来たのだ、 追いつくなり悟に行き成りこう言った。

「貴方あの時、『キスする権利』を誰かに誤ったらしいけど一体如何言う訳な

の?」

あの騒ぎの後男性がハッキリと之までの事を包み隠さずに言った

「如何してかって?…そりゃ、 『誰かを護りながら戦う』何て器用な事は俺には

難しいんだよ、 もし出来たとしても。 その時には『死ぬ事でしか護れない』事

に為るからな」

ドイツでの訓練時代での影響からそう言う考えを持つに至った

「じゃあな、 お幸せに」 背を向けながら手を上げ都会の夜の間に消えた

数ヵ月後の事だった、 高田の母親は最上桐工の墓参りに来ていた。娘は行くな

と言われたが、内密で来ていた、 その墓地は誰かが其処でバトルロワイヤルの

真似毎をしていたのか墓石の一部が倒れ角が何かで削り取られた中には文字が半分砕け名前が判別出来ない、 花瓶が割れ花が踏みにじられ、お供え物が踏

みにじられた。何か強い力で振り回したのか、 塔婆が折れた、 その中で目的の

墓場見つけた、『紅桜』のせいで今まで辛い日々を背負ってた人達はその正体

を発覚した直後したのか半壊した他の墓地と比べペンキで落書きされ金植よ

り大きなハンマーで叩いたのか、 一部分が粉々に砕けた

「…議員、お久しぶりです」高田の母親はその墓場の前で深々と祈ってる女の

...

人に向け言った、

「…こんにちは高田さん、 アレから私はもう議員を引退しました」

振り向いて返事をした

「…本当に不思議な事ね、 同じ母子家庭なのにこうも違う何て」元議員はそう

言うと。

「…ええ、そうですね」と高田の母親は言った、 二人は笑ったが、 嬉しくも無

く、心の其処からでも無い、 ただ大事な何かを失った感覚を持った

EP-12 END

 



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EP-13 決戦

総ての物語には終が在る、

大古の昔から遥かな未来まで

人間以外の生物やロボットが主役でも

平穏の時代でも戦乱の世でさえ

一つの物語が終わった時、

次の物語の糧にされるか消されるか。

それは誰も分からない

神様でさえ

終わりに達した物語はやがて歴史となる

だがその物語を語る者が居なければ闇に捨てられる。

自分の物語は自らの死を持って終を迎える、

7月上旬、 多くにとってそれは突然起こった

反ロボットテロ組織『メタルキラー』に困る同時多発通信インフラの破懐、

基地局、光ケーブルの配線等に仕掛けた爆弾が爆発して多くが大混乱に陥っ

た。

後の世に言う『天の川の池艦』と称したこの事件は人々は警察や病院への通報がままならず自己の身を護る事で精一杯だった、 技術者達は天の川を拝めな

い位に通信インフラの復旧に勤しんだ

午後の昼下がり、

芳幸先生は偶然自瀬貴崎に出逢った。

「こんにちは」

「こんにちは」

二人は挨拶をした後をした後こんな話をした

「そう言えは貴方は純朱さんと悟君の親御さんでしたっけ?」

「そうだが」

「学校からの御知らせがあって一学期の終業式を早めまして」

「ほう…如何してだ?」

「全ての通信機能が破損して復旧の目処が立たす、 この状況で生徒等にもし

もの事が起きると不味いので早める必要が在ると、 教育委員会からの通知が

ありまして」

「其れで二学期は何時からだ?」

「9月を予定しているのですが、 正直検討がつきません」

そう話をしている内に、 貴崎の近くに車が通り過ぎるかと思ったが突然止ま

りドアが開き、 其処から伸びた腕が責崎に絡みつく様様に捕まり、 貴崎が手を伸

ばして芳幸先生はその手を掴んだが、 突然離れ貴崎は車の中に入れられ車の

ドアが閉じ車が急発進した。

芳幸先生は自分の手に何時の間にか金属の板を持ってる事に気付いた、

数分後、

悟達が芳幸先生に会った時、 明らかにおかしい事に気付いた。

芳幸先生が二人の存在に気付き、 こっちに向かって走った、

「あっ…御二人さんっ!!」

互いの顔が解るほどの距離に為った時、 芳幸先生の顔は涙目に為ってた、

「あの…先生、 一体何が」 純失がそう言うと、

「其れが…其れが、 悟君の御母さんが、誘拐されたの」

「…冗談だろ」悟が悦けて言った。

「冗談では無いです!見知らぬ車が止まった途端ドアが開いて貴崎さんを其

処に押し込めて急発進したんです」

明らかに只事では無いと分かった、 そして純朱が。

「まさか彼等が…急がないと」

「何か知ってるのか?」

「御免、此処では言えないの」

純朱が何処かへ走って悟はその後後を追った、

夏の炎天下で走って数分、 着いたのはエクサス日本本社だ。

其処に入って直ぐのエントランスで有野課長と会った、

「2人共待ってたよ」 まるで来る事を予測してたかの様に。

「あの…」

「ああ…あいつ等、 想わぬ所を衝いたな。 詳しくは衝いて来い」

案内された場所で茶野、 水季、 憶黄、 黒沢、 灰野、 型、の6人が集合してい

た、

「全員を此処に集めたのは理由が在る」

そう言うと手に紙切れを取りだした、 内容は

「我々、メタルキラーは白瀬貴崎を誘拐した、 全ての通信インフラの破懐は警

察の対応を混乱させ停止状態にさせる為だ。 返して欲しけれは白瀬貴崎を直

ちに解雇して『計画』を中止せよ!」

「その為にだけに…」

「そうた、しかも要求の期限が明日の午後11時と書かれてる」

間を空けて言った。

「だが奴等のアジトの居所はもう解明した、 今までは防戦一方だったが」

其処に萩本社長が来てこう言った、

「対メタルキラー掃討作戦の説明を行う」

作戦内容を言おうとしたその時

「一寸何考えてるんですか!」

碧が乱入して来た。

「何処から入って来た、 君は部外者だろうが」

「こんなのは絶対に可笑しい筈です、 テロリストを殺す何て。 彼等だって人間

の筈です!!」 「だが、 お嬢ちゃん『タリバン』を知ってるか?」

萩本が碧に当たり前な質問をした、

「イスラム過敷派組織の名でしょうが、 何よ」

「本来のイスラムの教えに人殺しは禁する筈だが、 被等は其れを破った。彼

等に『正しい教え』 を言っても理解出来ると思うか?」

「…そ、 それは」

「残念だが理解出来るとは思えない、 現に警察の科学捜査の精度はガタ落ち

もいい所だ、そしたら如何するか?答えは簡単た。 法律の乗間、人の心の障を

突くそうやって逃げのびた犯人がどれ程いるか、 更にある意味嬉しい事に時

効が復活している時が来るまでひた隠し続けた。 今更アジトの場所を警察に

伝えて如何する行っても全滅がオチだ」

「でもその為に連邦軍が」

「実戦経験の質と量なら PMC の方が上だ、 核兵器全面禁止条約が可決され

たとは言え、 核兵器以外の兵器は最早飾りに近い」

「くっ…」

「言いたい事は其れだけか」

碧は完全に沈黙した、 萩本は手を叩き一言言った

「直ちに追い出せ」

警備員2名が来て碧を捕まえ部屋を追い出した、 追い出す前に萩本は碧の耳

元で何か言った様だが。

碧が部屋から追い出された後、 萩本は

「ます説明を有野君」

「ハッ!ます君達が先行して気付かれない様に潜入を行い入り口を見つける

事、 見つけた後に突入部隊が血路を開く。場合に困っては君等もその支援を行

う、説明は以上だ」

純牛はあの人達に突入させるんだと思った

「あの…一つ質問してもいいでしょうか?」 憶黄が質問をした

「何だ?」

「日本のメタルキラーの拠点が解ったと言ってましたが、 何処何です」

「星空ヶ丘村、 元々あそこは渓谷地帯だった所を埋め立てて村にしたからな。

穴が掘り易く秘密基地を作るにはこれ程までに好条件な所は無かったからな」

「あっ!でも、 此処からだと其れなりの時間が掛かるのに何故?メタルギキラー

は横浜市を襲撃して来るんですか?」

水季の質問に対して。

「少しは頭を使え、 奴等は言わば中継地点でアジトから武器弾薬、 人員を運ん

でいるんだ」 「つまりは、 中継地点を辿ったらさかい、 アジトが特定できたや

と?」

「そうだ、 そしてこの作戦名を『プリズムメモリーズ』と…」

「あの…」純朱が挙手をした、

「何だ?」 萩本が挙手した純朱を指名した

「作戦名は『月触』と言うのは如何でしょうか?」

「如何言う意味でだ」

純牛が上を、 空を見上げる様な感じで言った

「月の満ち欠け、 夜空に浮かぶ星々と一緒に月が出てるのは何だか締麗に思

えませんか?」その場に居た全員が首を傾げた

「月の満ち欠けは色んな明日を物語ってる気がしたんです、 でも月も星々が

全く見えない夜は何か不安だらけと私は思えます」

普通の人だったら夢見がちなこ女と想われるだろうが

「…成程、 星空、 月、 そして星座か。 七月上旬とゾディアックナンバーか、 確かに此処まで相応しい作戦名は無いな」

萩本は間を空けて言った、

「之より月蝕作戦を開始する」

一方部屋を碧は追い出され何処かへと連れて行かれた、 連れて行かれた先は

単なる行き止まりだった

碧は萩本に耳元で言った言葉を思い出した

「鍵は開けてある、 其処にある『人形』を取れ、 最後の一つだ」

碧は行き止まりの壁を調べた、

気のせいと想ったか違和感か在った。 そして違和惑の正体に気付いた

周りに人が居ないのを確認してその壁に触れた。

壁がその場で回転して気付けは違う部屋に為ってた

「忍者屋敷の枢扉か…成程ね」

部屋と言ってもその先は長い下り階段、彼女は『人形を取れ』の意味を知る為

に只管階段を下りた、

下りた先に在ったのは扉だった。 扉の脇に在る機械を見て言った

「…成程、パスワード方式とは、 小母さんも考える事」

指紋や網膜を使った生体認証方式だと鍵であるその人のもしもの事が遭った

ら、最悪の場合は、 水遠に開けられない。だからと言って金属版を加工した鍵は複製される危険性がある、 だからパスワードを憶えて無ければ開ける事が

出来ないし間違えると開けられない

当然碧は知らないので開けられない。

『鍵は開けてある』

の言葉に沿って触れた。

簡単にドアが開いた、

中は完全に研究室なのは分かる、 組み立て用のテーブルの上に、一体の人型の

メタノイドが置いて在った

碧は近くにのコンソールに『起動準備』のボタンを押した

置いて在ったメタノイドが起き上がった、

上半身を起き上がった機械は寝起きの様な仕草をした。

「ふあ~…何処でしょうか?此処は?」

見た事無いメタノイドだ、 しかも自分で喋った事から、

「…メカニクスピーイング…」

碧がそう咳いた時、

「アレ…誰なんですか?」

ソレが碧の存在に気付いた

「私の名は…」 簡素に答えようとしたが。

「ああ…貴崎博士でしょうか?」

郡は首を横に振った、

「そしたら零斗さんだっけ」

完全な天然系だ、それ何処ろか最早天然信けだ。完全に貴乏くじを引いた気が

した。

一方悟達は目的地近くをワンボックスの自動車に乗って来た、

完全な夜道の途中で車が止まった、

「比処から先は奴等の警戒網と想定される、 歩いて行ける距離だから何とか

気付かれずに行ける箸だ」

「一つ聞いていいか」

「何だ?」

黒崎は手にしたモノを周りに見せて言った。

「まさか本物じゃ無いだろうな?」

「そうだ」

周りに緊張が走った。

だが参加した以上後戻りが出来ない、 此処へ着く前に着せられた服も市販の

照では無いと分かった。

自動車は向きを変えて夜の闇に消えた、

其処から歩いて数分。 少し開けた所に民家がちらほらと存在した

「…なあ此処に奴等のアジトがあるのか?…俺はそうは見えんぞ」

水季が不思議がるのは仕方ない

悟が何かに気付いたのか手にした銃が何処かに向け一言言った

「危ない」向こうからの銃声と悟の銃が火を噴くのは同時だった

その途端銃を手にした人達が次から次へと湧いて来た、

「出て来たな、 各貝戦闘準備。 転送急げ!」

一人一人が所有した『ゾディアックナンバー』のメタロットが転送した、

そうしている内に敵がどんどん出て来た。

撃ちあいに為った間、 問題の『アジトの入り口』が見つからない、

『星空々丘の村』にメタルキラーの拠点が解ったが入り口が無けれは意味が

無い。

家の数と人の数が合わない事からアジトが在るのは間違いない

「あっちや!!」聖が突然叫んだ。

「突然何だ!」

「いいから、 早く」

翠に案内された5人は少し大き目の建物の前に辿り着いた、

「此処かい?」 灰野が珍しく喋った、

「そうや」

悟が窓硝子を撃ち抜こうとしたが小さな球になった。

一番怪しい感じがした、

「ドアが在ったぞ」水季が叫んだ。

鍵が掛かっている事は当然だ、

「壊しておけ」茶野が言った、 茶野のメダロットのレーザー砲がドアを破懐し

た、

中は至って普通の建物だ、だが部屋を幾つか調べたら怪しい床を見つけた。其

れを調べたら階段を見つけた、 敵が勘付かれたのか建物に近づきだし始めた、

憶黄は低い新調だけど窓を何とか開けた。 一人一人に渡された信号弾を誰が

使ったか分からなかったが使った事は確かだ

その頃、村の外では、

信号弾の光を見た人達は、

「総員、合戦用意!!」 萩本社長はメガホンを手に叫んだ

その合図と同時に男達は一斉に突撃を開始した、

その日の夜、 小さな村が炎に包まれた

互いが銃を持ってるが、 テロの所有している銃とは違いヤクザ側が所有して

いる銃はその性能に違いがあった、 テロ側は単なる実弾の銃だが、 ヤクザ側のは発射された弾は全く違ったオレンジ色に近い色の光とは違い、 青白い光の

光線だ。

その為かテロの中には防弾チョッキを着てたが、 意味をなさなかった、

彼等が装備している銃は元は軍が試験的に採用していたが、 あくまで試験的

で本格的に採用されて無い、 他にも IDロック制等。 色んな 『新製品』や『新

提案』があったが、 どれも限りある資金や資源の関係上か、 どれも『試験的』

『実験的』がつきまとってた。

レーザーライフルはその内の一つ、

互いが撃ち合いの状況下の最中、

入り口を見つけた純朱達は侵入路の確保を行うとしたが、 中からの敵が次か

ら次へと沸いて来たので中に入れすに居た。

銃を何発か撃っても中々減らない、 遂には弾切れを頻発した、

「このままじゃ…」

「為らは俺が壁をぶち壊す!」

黒沢が自信のメダロットで壁を破懐した、

アジトに通じる建物の壁が壊れた事でメタルキラー側はアジトの入り口を知

らてた、

敵が遂には切り札を投入した、 村の近くに在る倉庫のシャッターが開き其処から二本足で歩く鉄塊が姿を現した、 その数は3台。

攻めに言った者達はその恐怖で逃げだそうとしたが、

「逃げるな正義が消え失せた時代には、 悪は悪でも、 許されざる悪は同じ悪

で駆逐しろ!」「ですが…どうやって」

誰かが萩本に言った、

「作戦通り侵入路を発見次第突入、 残りは VT (バーティカルタンク)の破懐

だ」

危険を死を罪を承知で激を飛ばした、

「カメラやベリスコープにペイント弾を当てろ、 関節に対物ライフルやロケ

ット弾を撃ち込め!穴を開けられないなら焼夷弾で中の奴等を蒸し焼きにし

ろ、戦車砲に向けマシンガンの弾を当てろ、 暴発を狙え!」

此処までの的確な指示が出るのは彼も有野と同し元軍人だからだ、 此処に至

る経緯を語ると長く為る、 だが今言えるのは荻本金ーはエクサス日本本社社

長だと言う事だ。

地上に残った者達は目の前で仲間が死んでも尚も逃げずに銃弾を浴びせた

懸命の攻撃の末、 敵 VT の関節か悲鳴を上げ倒れて戦車砲の機関部が爆発を

起こしエンジン部分に引火を起こし上げくには爆発を起こした

敵の残存は次から次へと建物の中へ入った、 身を隠してる訳では無い事は確かだ、

チャンスと感じたのか、 萩本は凶頼な顔つきのままこう言った、

「総員突入、 この機を逃すな!テロリストを日本から追追い出せ!!」

一方

先行した人達と共に内部に侵入した純朱達は奇妙な扉を見つける

「如何したんだ悟」何かに気付いた悟をイオスは訪ねた、

外観は他の扉を変わらない筈なのに、 『停滞』に遭い約 50年も眠り続けた少

年の時と同じ感覚がした、

悟と純朱が二人で扉を破懐した

壊した扉の先にあったのは多数の牢屋だった

その中の牢屋には一人一人、 人が居るがその人達は生きる気力を失った様な

抜けがらになった。 其処に居る人達の中に悟は何処か見覚えがありそうな気

がした、

「…娘は元気か」

その女の人は今にも命の火が消そうになりながも誰かの安否を気遣った、

「この人は…」悟語が言いかけようとしたその時

「矢張り気付いたのね」

冷たい女の人の声が聞こえた、

聞こえた方に視線を向けた

「大原!!」

悟の一言にこう返事された

「久しぶりね」

「一体何故貴方が此処に!」

不気味な笑みを浮かべて言った

「あの後、此処のリーターにその能力を買われてね、 捕えた技術者達の記憶を

消す仕事をね」

「じゃあまさか」

そのまさかだ。

牢屋に居る人達は殆どが技術者だ、 全員が大原に向け銃を向けたらその途端、

数名の人達が銃を向け合い同士討ちを起こした

数名のヤクザ達が倒れた。

悟達が引き金を引にうとしたが体が動かない

更に体が宙に浮き絞められる様な痛みが

大原は高笑いをした

「グオオオ !!」 野が雄たけびを上げて引き金を引いた、

発射されたレーザー光線は大原に掠った

大原短く悲鳴を上げた後、 目に見えない拘束を解けた

だが其れでも大原は怯ますこう言った

「一つ良い事を言ってあげる、 私が死ねばこいつ等の封印した記憶は永遠に

戻らない」

そう言って、手にした拳銃を頭に向けた。止めに入った者も居たが、 止めれず。

大原は引き金を引いた、 銃声と同時に頭か砕けた。

一瞬の静戦、残ったのは多数の死骸、牢屋に閉し込められた嘗て技術者だった

人達。

静寂は長く続かない、 直ぐに他の人達が、

「如何した、 大丈夫か」

「はい、僕等は大丈夫ですか、 早くこの人達を」

憶黄が牢屋に閉じ込められた人達をさして言った

男達は牢屋の鍵を次から次へと破懐され閉し込められた人達を外へ連れ出し

た、

牢屋に居た人の中に白制貴崎を見つけた

余り大きな拷間を受けて無い様た。

「まさか、 助けに来るとは」

「今度は俺が助ける番になったな」

意識が今にも途絶えそうな女性の目線は貴崎に向いてる、

「…問宵」

名前を言われた間宵は微かたが反応した

「…アイツの方は記憶を封印されたが、 私の方は危うくもっと酷い目に遭う

所だった」

「封印された記憶は何?」 グレイが質問をした、

「『ロボットの研究開発』に関する物だ」

「そう言えばもっと酷い目に遭う所とは何ですか?」

「9末式と呼はれる麻薬を使う特殊な薬た、 アレに打たれると意識の無いただ

の人形に為ってしまう物だ」

何人か外へ連れ出されてる状況を見て言った

「…私等も逃げた方が良いかな」

...

貴崎と間育は外へ逃げる事にした

「之から如何するの?」 純牛が悟にそう言うと

「決まってる、 奴を倒す」

廊下に出るとあの時の二体が居た

「久しぶりね」二体の内ビンク色に注装された方が言った。

「協力する気か?」悟がそう質問すると

「そのつもりよ」 と返事をした

「そう言えば名前は?」 茶野が質問したら

「私の名はヴァルゴ、 でこっちの名はスコルピオ」

自己紹介の直後に何処からか声がした、

「こっちに奴等のリーダーが居たぞー」

此処まで居たら後戻り出来ない事は解ってた、 為らは遣る事は一つ

声が聞こえた方、つまりアジトの中枢だ

地下深くのもっと深くその最も深い地下に扉が在った

そのドアを開けると広い部屋が在った、 部屋の周りにはメタノイドの残骸が

彼方此方転がってる、

その部屋の中央に伴む男性はこう言った

「貴方が来るのを待ってました」 とても悪い奴には見えない丁寧な口調で答

えた。

「私がメタルキラー四天王、 通称『四聖の怨』が一人『禁忌のカエルレウス』

その人の脇にメタノイドが置かれてる、 見た事無い形状だが色は名と同じ青、

「ロボットを嫌う筈の組織が何故?ロボットを持つ?」 和輝がとうびょしも無

い質問をした。

「そうですね、 それは考えの違いからです。 我々は機械の原点である『道具』

と認識しているのに対し君達は違う其れだけです」

青いメタノイドが襲って来た、 その形状は見た事無いけど、 細身の形状から機

動性重視なのは分かるが。 其れ以上の事は分からない、

相手は先手を取って来た、 機動性を活かした、 攻撃を仕掛けて来た。

最初に人を狙って来た、 ガーラムが割って入った時は、 胴体を固い金属の槍が

貫いた

金属の槍を抜いた時はガーラムは大破した、 僅かな弾を突かれ、 床が爆業破され

吹き飛んだ時、 集中攻撃された。

青いメタノイドが大破した時、 禁忌のカエルレウスの頭が抱えて来た、

「まさかアレは、早く接続を立ち切れ」悟の叫びは空しく、 禁忌のカエルレウ

スの頭は頭を抱えたまま倒れた。

「一体如何為ってるんだ之は?」

黒沢の質問に対し悟は、

「·…クォンタムチップと CLS」

「え?」翠が然とした表情で言った、

悟は禁忌のカエルレウスの頭を掴んで言った。

「コイツの頭の性格には脳に CLS が描きこまれたクォンタムチップが入っていたんだ」

「其れは何の為に?」 誰かの質問に対し悟はこう返事をした

「『人と機械を繋がる為のシステム』 CLS はそんな受け売りの物だった、 だが

現実は特有の拒他反応から結局其れは無理があったとされる物だ」

「そしたらこの人は如何して倒れたんですか?」 憶黄の質問に対し

「機械にとっての断末魔、 つまり多量の情報が脳に流れたからだ」

それがあの状態だった

「…もう助からないのその人?」

純牛の質問に悟はこう返事をした、

「確実にな」

次の部屋に続く扉が在ったので扉を開け先に進んだ、

次の部屋はさっきと同じメタノイドの残骸が散らはった広い部屋だ。

その部屋の中央にも人が居た、 今度は女の人だ、 その人はこう言った

「私がメタルキラー四天王の一人、 『四間の怨』 の一人『大罪のコッキヌス』」

その脇にもメタノイドが置かれてる、 色は名と同じ赤だ、 その形状は重量級な

のは直く分かった。

最初に相手はこう言った

「私は過去を探れは白瀬貴崎の子と同じ『黒猫部隊』の所で訓練されていた」

その人は敢えて名ざしはしなかったが、 白瀬悟の事を言ったのだろう。

紅いメタノイドは銃口を向けたが、 黒沢のメタノイドは其処に向けた。 互いが

撃ち合った、その結果、 相打ちに為った。 大罪のコッキヌスは禁忌のカエルレ

ウスと同じ様に頭を抱えて倒れた。

その遺体を見て悟はほくそ笑む様に、

「あんたの様な可愛いだけの黒猫何か居なかった」

次の部屋に行く扉が在った、 当然其処に進んだ、 その部屋は数は減っている物

のメタノイドの残骸が散らばっていた、

その部屋の中央にも人は居た。 次は眼鏡を掛けた怪しい神士風の男性だ、

「ヒャッヒャッヒャッ!今更でも無いがようこそメタルキラー日本支部へ、 僕

の名はメタルキラー四天王 『四聖の怨』が一人『東博のアルプス』

少し間を空けて言った

「しかし可哀想だね君達は、 こんな馬鹿な作戦に参加して碧君の様に警察に

通報すれば良かったのに」

間を空けて高笑いしながら言った、

「まさかヤクザと手を組んで攻めようなんて馬鹿げてる」

近くに在る白いメタノイドにこう指示を出した

「君達の情報を完に集めた僕には勝てない、 ゆけ!」

そのメタノイドは珍しく汎用性に富んだ。

最初に悟か相手にしたがライフルの射撃だけでなく胸部に仕込んだビームガンに当たりその度に部品が吹き飛ぶ

純朱も加勢したが、 至近でショットガンの直撃を受け外装が大きく接接がれる、

数をモノともしない戦闘能力に苦戦していたが

其処に頭上の爆弾、 違う方向からの光線、 連携は想定されて無いらしいが、

「くっ…紙めるなっー」

素早く接近してクラッドの胴体に固め撃ちを行い爆発を起こして、 次に高く

跳んでステルバーに斬りかかろうとしたが、 互いの刃が胴体に深く刺さった。

両者は其処で大破した、

禁忌のカエルレウス、 大罪のコッキヌス同様、 東縛のアルブスは頭を抱えて倒

れた

次の部屋に通しる扉が在った、 次の部屋もメタノイドの残骸が散らはってる

が更に少ないそして部屋の真人中に居る者は虚ろな目でこう言った

「…メタルキラー四天王 『四聖の怨」、『矛盾のチョールヌィ』」

.....

暫く間を空けて言った。

「…戦え…闘え…たたかえっ!」

狂った様に言った後倒れた、 近くに在った黒いメタノイドが襲って来た。

巻かれたトラップに脚を取られ更ににワイヤーで押さえられたにも関わらず強

引に力任せに振り回されて憶黄と水季のメダロットはぶつかり大破した、

あの時の二体が正面から銃撃したが弾き返し完全に凌愛いだ

黒いメタノイドは手にした双振りの刃を取り出し素早く近づき二体の胸部を

指した、

一体は糸の切れた人形の様に動かなくなった、 がもう一体は右腕の銃口を黒

いメタノイドの頭に向けて、 撃った。

頭を吹き飛ばされた黒いメタノイドはうつ伏せに倒れた、

次の部屋に通じる扉が在ったが行けそうに無い、理由は 10機のメダロットの

内8機が大破した。

「如何するんだ?まさか銃一丁で挑むつもりか?」 野がそう質問したら、

「…なら俺の部品を使え」赤色のメダロットがそう言った、

胸部に刺された痕が在る、 しかも MPA-08 や MPA-09 の系統に属したのか、

胸部はキャノピー状のセンサーだ。

「いいのか?」悟がそう訊ねると、

「構わん」と言って機能停止した、

悟は懐から工具類を取り出して叫んだ

「まだ使える MPA シリーズのパーツを無理矢理繋ぎ合わせる、 急げ!」

大破したとは言え部品類は機能していた

部品を取り外しコードやケーブルを繋いだ。

1機に4機分の部品を繋き合わせた後、 再起動し様としたが動かない。

「為らば之なら」と言って悟は大破してもまた機能していた MF ドラィブを

強引に繋いた、 外部からエネルギーが供給されて繋いだコードとケーブルが

縮み部品同士が連結し合った。 MPA-09R に MPA-01 の装甲 MPA-03 のセン

サー類 MPA-06 の刀剣 MPA-09a1の大型砲、

MPA-08Rに MAP-04 のレーザー砲 MPA-05の反重力発生装置 MPA-02 大砲

MPA-08a1 の狙撃銃とガトリング砲、

急造の装備でバランスを考えない装装備の為肝心な所で作動不良を起こす危険

があったが、 損傷したままよりはマシだ。

その装備のままドアを開けた、 最深部、

その部屋は今までと違い何も置いて無かった、 リーダーの海斗が住んでいた

事以外そのままだった、

「よく来たな」海斗が短く言った

「ええ」純朱が返事をした

「一つ間かせろ、 何故テロに為った?」

悟の質問に対しこう言った

「両親は何時も、 何時も研究で忙しく一人で居る事が多過ぎた、 そんな時ロボ

ットを今度こそ架空の存在にすべきとする人達の噂を聞き付けた」

それが理由だ、孤独の寂しさを破懐で埋める為だった。

「言葉は不要か…為らば」

最終決戦が始まった、

海斗が所有しているメタノイドは以前の 「ウルフェス」を参考にした感じがす

るが何処か違う、

解り易く言えば『人浪』をモデルにした感じがした。

そのメタノイドは変形した、 それは正に人の形から獣の形に変わる様に、

四足動物型のメタノイドは壁や床を蹴って縦横無尽に駆け回った

イオスは応戦したが無理矢理装備を繋いだ影響で、 狙いが定まらず様々な砲

弾、銃弾が壁や床に天井に当たってばっかだ、

相手の反撃が来た、 金属の牙が砲身に食い込む、 噛まれたイオスは背中に付け

た砲身を外した、次に金属の爪はグレイに引っ掛かれた深く傷を付けられた

装甲は外した。

防戦一方の状態に為った時、 正面からの跳びかかりに対しイオスは無理矢理

繋げた追加装備をその場で全て外した、 宙に舞った装備にぶつかり動きが止

まった瞬間。

グレイは両腕の天刃で胴体を真っ二つに斬った、

決着がついた事を悟った海斗は、

「この先に我等の資金源と為る物が沢山あるが、 誰にも渡さない」

そう言うと何処からか小さな機械を取り出してスイッチを押した

地響きが聞こえて来た。海斗は何も言わずにその場に座った、 言わなくても分

かった。

その場で脱出した、 異変は地上に及んだ、地面に縛が入り建物が崩れ始めた。

元々渓谷地帯だった所を埋め立てて居たので彼等は何処かで水を引き積止め

ダムを作り遠隔式の爆弾で爆発させれば決壊して後はその勢いで崩壊する様

にしたのだ

悟達が外へ出た時は崩壊が進んでいた、 村の外へ逃げた男達は用意された車

で渓谷を後にした者も居た、 死者と機械の残骸がそのまま崩壊する地面に香

まれて埋もれた。

地面が崩れる最中、 悟の背中に誰かが捕り付いた悟は身動きが取れずそのま

ま崩壊する村の地面に香まれた。

純先達が何とか脱出出来たが合流した責崎に悟が居ない事を指摘された、

「何とか外へ出た時に何者かに後から捕まって動きを封じられてそのまま巻

き込まれて、如何します?レスキューでも呼んで」

「そんな事は出来るか。 私達は戦争したんだぞ、 確実に豚箱行きだ」少々感情

的に貴崎は言った、

言われた純朱は委縮した、

少し落ちついた責崎は冷静にある事に気付き言った、

「そう言えば純朱」

「…はい」

「御前、テレパシーみたいな事が出来たよな?」

「何するきや」 翠は何をする気か解ってた

「悟の居場所をこの子のテレパスで把握する」

「すみちゃんにそんな無理強いさせなくてもアタイの能力なら」

「直ぐに把握できるのか関西人!」

貴崎にそう言われた山田は首を縦に振れなかった、

純朱は目を腹り念し始めたが、 根を上げて言った

「すいません出来ません!」

「甘えないで、そんなんしゃ貴方の御父さんが今までして来た事が無駄にな

っちゃうじゃ無いの」

その一言に反論出来なかった

愛情を持って育ててくれた彼女の父親、 時には色んな事を覚える為に努力も

した。掃除に料理、 買い物までと、その総ては 『契約』の関係上。 一人立ちを

自立させる為の事だった。 彼女はるとある事を思い出した、

一人何処かへ向かおうとした

「何処へ行く気だ」茶野の質問に対し純牛は

「居場所を見つけたそれだけなの」

グレイが追い掛けようとしたが、 貴崎に止められた、

「何故止める」

「その状態で追い掛けたら余計迷惑に成る、 今は彼女を信じろ」

そう言われたグレイは追いかけるのを止めた、

決壊した積止めタムの水のせいで酷く柔らかく為ったが、 何とか歩いて行け

る。

ある程度進んだ所で足を止めた、 膝を曲げてしゃがんで手で穴を掘った

掘った所に悟を見つけた、 純朱は悟を抱きしめた、 悟は意識を取り戻した。

「…良かった、 本当に良かった」

「…助かったのか?」

「ええ…そうよ」

悟は抱き付かれてる事に気付き振り解くと、

「まだ…まだ遣る事がある」 そう言うと、 悟は酷く柔らかい地面を歩いた

歩いた先に在る地面を掘ると、 其処に海斗が埋もれていた

「コイツを交番に連れていく」 そう言って引っ張り上げた。

「そうね」

数時間後の深夜

深夜の交番、眼気を隠し交番前に居る警官は二人の男女に出くわす、 顔はどち

らも似ているが二人が何かを抱えてる事に気付いた

「オイっ何た其れは?」 そう問いただすと。

意識の無い男性が倒れてた、 警官は壁に貼られたポスターを見て思い出した

声に為らない叫びを上げ二人の男女を探そうとしたが、 既に居ない

こうしてメタルギキラー日本支部が壊滅した

翌朝、

貴崎は珍しく帰宅していた、 本人は拷間を受けたりとか記憶を封印される事

は無かった、ただ被害者の中に片湘間育が居た事、 しかも記憶を封印されただ

けで無く心に大きな傷を与え一歩間違えたら自殺する危険が在った、 予断を

許さない状態だ、

「やれやれ私も休めないな」 有線、 無線を含む全ての通信インフラの破壊に因

り連絡すらまま為らない、 貴崎は悟の部屋に入った、 部屋に入って其処のペッ

トに二人が寝ている。 性別の違いで多少の違いが在るけど、 似ている。

「ホント、よく似ている事」

貴崎は部屋を出た。

二人が目を覚まして顔を向け合い話した、

「…ねえ」

「…何だ?」

「…昔一度だけ会ったよね」

「…そうだっけ?」

「…あ、今思い出した」

「ね」

「あのさ」

「何?」

「変な夢見てたな」

「見てたね」

そう言い終えると二人は起きた、

夢の内容はこうだった、

顔の上半分が見えない謎の男性が『間違った正義を挫け、 間違った悪を止めろ。

アレは間違いだと』と語り掛けて来た

高校卒業後、白頼悟の行方を知る物は身内を含め誰一人知る物は居ませんで

した。

母と同じ科学者の道に歩んだのではと噂があった様ですが、 はたまた偶然と

しか言い様が無い事故に遭い死亡したのではと嘱かれていた事もあったよう

ですが、

ですが短期的、長期的ですが確かに『存在』しております

その後の事を知る事等もうありません

EP-13 END

 



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