ポケモンではない、モンスターだ! (下手の横好き)
しおりを挟む

ポケモンではない、○○○だ!

ウルトラホールのホールがFallでアローラしてポケモン世界へGO


 ここはポケモンリーグ。そこに二人の男が対峙している。

 普段なら観客達の歓声が上がり、盛り上がっている筈の場所。しかし、今は誰もが固唾を呑んで見ていた。

「レッドから君のことは聞いていた。誰も見たことがないポケモンをたくさん持っていると」

 片方はジョウト地方出身、現カントー地方四天王の大将ワタル。マスターズエイトの第二位であり、無敵のドラゴン使いとして世界にその名を轟かせている。

「・・・」

 そのワタルに対峙する無口な男はかつてカントー地方にて最強の称号を手に入れたレッドと同じような服装をしている。帽子を深く被っているため表情はわからないが、漂う雰囲気から只者ではないという印象を与える。

「そして君がドラゴンタイプをエースにしていることもね。是が非でも君と戦いたくなったんだ。勿論、こんな強引な手段でバトルするようにしたのは悪いとは思っているさ」

「・・・」

 男は無口なのか黙ったままだ。

 ワタルはボールに手をかけると先程の雰囲気が嘘のような闘志に満ち溢れた表情になった。黙ってワタルの話を聞いていた男もワタルの闘志に反応し、構えた。

 歓声が上がり決戦のバトルフィールドは先程の静かさが嘘の様に盛り上がった。

『さあ皆さんお待たせいたしました!本日のバトルは四天王ワタルを筆頭に全国の猛者たちの希望により彼らがチャレンジャーとして手持ちのポケモン1体で戦う形式のバトルです!

 そして彼らがチャレンジャーとして挑む相手は無名のトレーナー!情報がない謎に包まれた人物でしたが、ガラル地方で未知のポケモンを使用していたことでその名が広まったようです。そんな彼は一体どのようなバトルをするのか!』

「もう何も言うことはない!レッドを倒した君の実力を見せてくれ!四天王の大将としてドラゴン使いのワタルいざ参る!」

デュエル!

 ワタルはモンスターボールを投げ、男はカードを腕につけている奇妙なディスクにセットした。

「いけっ!カイリュー!」

 ワタルは自身が最も信頼ているエースポケモンを出した。

 口から気炎を吐き出しやる気もコンディションも十分なカイリュー。その様子はかつてレッドのピカチュウと対峙していたあの時よりも張りつめていた。

 男が出したポケモンに観客や実況、そして対峙していたワタルも見惚れてしまった。

「これが……レッドが言っていたポケモン。なんて、なんて美しいんだ!」

 そのポケモンは白く美しい龍だった。現存するあらゆるポケモンを超越する力強さを感じる。

『これよりポケモン六番勝負、一人目はカントー地方ポケモンリーグ四天王の大将ワタルのカイリュー対謎のポケモントレーナーコナミのブルーアイズホワイトドラゴンの

ポケモンバトル開始ィィィ!!!

 史上例を見ないバトルが開始された。

 

 

 

 一方先程からずっと黙っていた男ことコナミ君はというと。

(え、なんで俺いつの間にかワタルと戦ってんの?そしてなんで控えにシロナとかガラルで飯奢ってくれた変な恰好のおっさんとかいんの?)

 困惑していた。




シロガネ山に転移
レッドになんやかんやで助けられる
なんやかんやでレッドと決闘する
レッドと別れた後地方を旅する
方向音痴なので迷ってるうちにガラルに辿り着く
路銀がなく餓死しかけてたところをダンデに助けてもらう
また餓死しかけてたところを妖夢に似てる(スゴクシツレイ)人に助けてもらう
レッドの話を聞いたワタル達と決闘することになる(今ココ)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

無敵のドラゴン使いワタル

クッソ短い一発ネタなのに読んでくれてありがとうございます

バトル描写は稚拙ながら頑張りましたがクッソ短いです


ポケモンバトル開始ィィィ!!!

 開始の合図と同時に仕掛けたのはワタルだ。

「カイリュー、りゅうのまい!」

 カイリューは見事な舞によって自身の力の向上とブルーアイズからくる圧倒的なプレッシャーを振り払った。

『おおっと、先に仕掛けてきたのはワタルだ!

 りゅうのまいによってカイリューの攻撃と素早さが増したぁ!これに対してコナミはどう出るか!?』

「・・・」

 コナミはりゅうのまいをするカイリューを一瞥するだけでブルーアイズに何かを指示することなく黙って見ているままだった。その不気味さに実況や観客、ワタル達は困惑した。

(一体何を考えている。静観しているだけなのか?それとも既に道具か特性で仕込みをしているのか?だが既にカイリューは限界までりゅうのまいを終えている!ならば)

「カイリュー、れいとうパンチだ!」

 能力の限界まで舞をしたカイリューが音を置き去りにし、ブルーアイズに渾身のれいとうパンチを決めた。あまりの威力により砂埃が舞い上がり、ポケモンの様子が見えなくなった。

『おおーっと、りゅうのまいによって限界を超えたれいとうパンチがブルーアイズに突き刺さる!これは流石にひとたまりもないか!?』

(短絡的な考えだがレッドの話と実際に見た印象としてブルーアイズホワイトドラゴンのタイプは恐らくドラゴン・ひこう。例え他のタイプだとしても限界を超えたれいとうパンチをまともに受けたのだから少しは効いてほしいが…)

 カイリューが砂煙から脱し、バトル開始の時と同じ位置に戻るがその表情は良くない。よく見ると、ブルーアイズを殴った手を抑えている。対してブルーアイズは砂煙を翼で一振りし、無傷の状態で出てきた。

『なんとれいとうパンチがクリーンヒットしたのにも関わらず無傷の状態で立っている!?まさに強靭、無敵、最強を体現している!!』

 ワタルには目の前にいるポケモンが別のナニかに見えてきた。

「・・・ブルーアイズ」

 静観していたコナミがブルーアイズに呼びかけた。

「青き眼の威光」

「っ!?」

 ブルーアイズから放たれるプレッシャーが一気に高まり、時が止まったと錯覚してしまったのかのようにカイリューは動けなくなった。

「滅びの爆裂疾風弾(バーストストリーム)!」

 ブルーアイズの口に圧倒的なエネルギーが集まり、カイリューに向かって一気に放出された。

「っ!かわせ、カイリュー!」

 ハッとなったワタルが回避を指示するがカイリューは回避をしようとするが、技が直撃しスタジアムの端へと吹き飛ばされた。

「カイリュー!?」

『コナミのブルーアイズ、なんて強力無比な攻撃だ!一撃でカイリューダウン!果たして立てるか!?』

 カイリューは戦闘不能にはなっていないがギリギリ意識を繋いでいるだけで今すぐにでも倒れてしまいそうにフラフラしている。だがその目に闘志が燃えている。カイリューの闘志はまだ死んでいない。

「そうだ。そうだよな、カイリュー!まだバトルは終わっていないよな!!いくぞ、コナミ!!

 カイリュー、限界までそらをとぶ!」

 ワタルが何をするか汲み取ったカイリューは最後の技を使うため力を振り絞り空を飛んだ。

 カイリューが空を飛び少しの間静寂が訪れたが、ワタルは思い切り息を吸い込むと指示を出した。

「これが最後の技だ!カイリュー、

アルティメットドラゴンバーンだ!!!

 宇宙に近い場所まで飛んだカイリューは隕石のようにスタジアムにいるブルーアイズ目掛けて進む。

『ワタルが最後の技と宣言したドラゴンダイブのZ技、もはや隕石の落下だ!というかこれスタジアムがヤバいんじゃないか!?会場の皆さん!至急対ショック姿勢かポケモンの技によるバリアー、何かお近くの物にお掴まりください!!』

 実況の声に観客は慌てて椅子の裏に隠れたり、ポケモンの技でこれから起こることに対策した。

(さあコナミ、これが正真正銘最後の技だ!どう仕掛ける!?)

「ブルーアイズ、カオス・フォームだ」

 瞬間、ブルーアイズが変化した。そこには先程までの白く美しい龍ではなく蒼く雄々しい龍がそこにいた。

(まさかフォルムチェンジを備えているというのか!?)

 ワタルの驚愕をよそにコナミも最後の技を指示した。

「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン!これが最後の攻撃だ!

混沌のマキシマムバースト!!!

 先程の無口さが嘘の様に声を出したコナミに呼応するように全身から強烈な光を発したブルーアイズ。否、カオス・MAX・ドラゴンの攻撃がカイリューを迎撃するために放たれた。拮抗しているかのように見えているが滅びの爆裂疾風弾のダメージが響いているのか押され始め、最終的に光に飲まれた。

 放たれた光が収まると、そこには戦闘不能になったカイリューと無傷のブルーアイズが鎮座していた。

「カイリュー戦闘不能。勝者、コナミのブルーアイズホワイトドラゴン!」




そりゃ攻撃力3000のブルーアイズが攻撃すれば確一ですもんね
カイリューは1回は気合で耐えましたけど2回目は無理でした

なおレッドはこれを初見は6縦されたが2回目はカビゴンで相討ち

技解説
青き眼の威光
相手(トレーナーも)威圧し、次の技を必中にする

カオス・フォーム
カオス・MAXになる

たぶん次書くとしたら掲示板形式で6番勝負終わった後になると思います
掲示板形式じゃなかったらギルガルドVSアンティークギアゴーレムやってます


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3話

30秒くらいで読み終えるくらい短いです
そしてネタが尽きました(はやい)


ポケモン六番勝負part246

 

61:名無しのトレーナー

【悲報】ポケモン六番勝負虐殺場になる

 

67:名無しのトレーナー

いやあれ本当にポケモン?

いろいろおかしくない

 

69:名無しのトレーナー

そもりゅうまい6積みしたカイリューの攻撃ノーガードで受けて無傷の段階でおかしいでしょ

 

72:名無しのトレーナー

ブルーアイズホワイトドラゴンってポケモンの名前じゃなくて見た目まんまの名前で草生やしてた頃が懐かしい

 

73:名無しのトレーナー

あのポケモンに勝てるトレーナーいる?

 

74:名無しのトレーナー

無理

 

75:名無しのトレーナー

バトルフロンティアの上位勢とかシンオウ地方で優勝したタクトならいけるんじゃね?

 

76:名無しのトレーナー

レッドなら倒せるんじゃないの?

 

80:名無しのトレーナー

>>76 関係者の話だとレッドは前にそのポケモンに6縦されたらしい

 

85:名無しのトレーナー

マ?

 

89:名無しのトレーナー

ウッソだろお前wwwww

 

90:名無しのトレーナー

レッドが6縦されたなら勝てるトレーナーもういなくね?

 

97:名無しのトレーナー

なおリベンジした時は倒して勝ったらしい

 

100:名無しのトレーナー

さすがレッドだわ

けど勝てる気しねぇw

 

103:名無しのトレーナー

>>100 なにわろとんねん

でも勝てる気しないのは禿同

 

117:名無しのトレーナー

というかブルーアイズを突破しても残りの手持ち5体どう対処すればいいんだよ

 

120:名無しのトレーナー

>>117 それな

なんだよあの理不尽の塊みたいなの

シロナのガブリアスを瞬殺したレッドアイズとかいうリザードンの色違いのパチモンみたいなやつ

 

125:名無しのトレーナー

レッドアイズもそうだけどガンドラもヤバいでしょアイリスのオノノクスが何もできないままやられたし

 

130:名無しのトレーナー

>>125 あの試合でアイリスの応援スレ滅茶苦茶荒れてたわ…まぁ中にはアイリスが涙目になってるのに興奮してる変態もいたけど

 

133:名無しのトレーナー

変態は相変わらずブレないなぁ

 

137:名無しのトレーナー

どの選手の応援スレも荒れてるかお通夜状態だよ。唯一相勝ったレッドのスレは盛り上がってたけどな

 

145:名無しのトレーナー

けどレッドが倒したのって他のと比べるとしょぼくね?

 

149:名無しのトレーナー

確かクリボーってポケモンだっけ?あれもあれでヤバいでしょ。分身で攪乱したと思ったら一気にじばくしたり、フォルムチェンジして最終的にひっさつのピカチュートと拮抗できるって控えめに言って頭おかしい

 

150:名無しのトレーナー

訂正、全部のポケモンヤバいわ

 

151:名無しのトレーナー

ヤバいヤバい言ってるが特にヤバいのいるでしょ

 

155:名無しのトレーナー

ラーとかいうデカイきんのたまかと思ったらクソカッコイ技名と攻撃してくるやつか

 

156:名無しのトレーナー

ゴッドブレイズキャノンは確かにかっこよかった

 

157:名無しのトレーナー

あれもよかったけど個人的にはきんのたまから違う姿になるところかな

 

159:名無しのトレーナー

あーわかる。あのシーン見た時初めてロボットアニメでロボットが合体するシーン見たのと同じくらい興奮したわ

 

161:名無しのトレーナー

ワイら「なんやあのデカイきんのたまwww」

変身

ワイら「クソかっけぇ」

コナミ「ゴッドブレイズキャノン!」

レジギガス「イワーーーーーーーーーーク!!」

 

165:名無しのトレーナー

>>161 え、なんでイワーク?




六番勝負は
1 カイリューvs青眼の白龍
2 ガブリアスvs真紅眼の黒竜
3 オノノクスvs破壊竜ガンドラ
4 レジギガスvsラーの翼神竜
5 リザードンvsE・HEROネオス
6 ピカチュウvsクリボー

ダンデのエースをギルガルドだと思ってました
ダンデファンの人申し訳ない


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。