アークナイツRTA『感染者は方舟の仲間と共に』 (量産型プレイヤー)
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キャラクリ

このサイトの小説を読み始める➔自分も投稿してみる➔書くの放棄して読むのに没頭してしまう➔放置したのを消したくなる➔新しいのを書いてみたくなる➔体が闘争と逃走を求める➔作者は古いのを消して新しいのを書く

そんな作者ですが馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前(天下無双)


はーい、よーいスタート。

 

 

ライン生命がお手軽強化施設となったRTAはーじまーるよー

 

今回私が走るのはオープンワールド版アークナイツトロフィー『感染者は方舟の仲間と共に』を獲得するRTAです。

なんだこのトロフィー⁉(驚愕)と思う読者のために紹介しますと、こちらは

 

・プレイヤーが鉱石病に掛かっている。

・ネームドキャラを特定の人数信頼度200にする。

 

となっております。こんなの簡単すぎて誰でもクリアできるだろwwwと草を生やす未プレイせっかちさんのホモ達は、是非ともこのRTAを走ってみて下さい。

 

何故かというと、ソシャゲ版のアークナイツと同じでクッッッッソ時間が掛かるからです。しかもこちらのオープンワールド版では周回はオートではないのでひたすらだるいです。それに加えて時間をかけすぎると再送案件となり、幾度もああ^~たまったもんじゃねえぜと真っ白に燃え尽きながらリセットする羽目になります。

 

これだけでも面倒極まりないのですが、これを更に後押しするように「特定の人数」とかいうガバガバ人数設定のせいでクリアが安定しません、悲しいなぁ。

 

しかしある程度楽になるチャートが、私が走るライン生命被験者ルートとなっております。

 

詳しい紹介は後回しにして早速キャラクリをしましょう。選択項目は『名前』『種族』『性別』『鉱石病』からそれぞれ設定します。

 

まずは名前です。ホントは入力速度を考慮してホモと入力したいのですが、Yostar迫真のNGワード設定で使えないので適当に『ロスト』君としましょう。

 

種族は必ず『■■■■』にします。そうすると何かしらの化物が高確率で生まれるようになります。なんで?(疑問)まあSKZ姉貴やSPKT姉貴とかも未公開なのでヘーキヘーキ、ヘーキだから(大噓)

 

性別は勿論ホモなので「男』にして、鉱石病は『感染者』にしましょう。

 

それでは早速始めてイキますよ~イクイク・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※目が覚めると、目が痛くなるほどの白い天井が視界に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

や  っ  た  ぜ  。

 

 

 

こちらの開始時メッセージはライン生命スタート確定時した際に表示されるので初期位置運ゲは完璧です...が、まだまだ運ゲ箇所はあるのでおう打ってこい打ってこい!

 

 

 

※...ここは収容室のようだ...誰かが近づき目の前の扉を開けた。

 

「手術の時間だ、被検体No.24」

 

 

24番、被験者です。主人公の身元確認ヨシ!ここで職員の場合はやり直しナス!被験者だったら?また運ゲですねぇ!

 

 

※そう言われて手術室に連れていかれた

 

※中には既に何人か待機していたようで、部屋の中央にある拘束具のついた診察台にのせられた

 

「これより被検体に手術を開始する」

 

 

またまた運ゲポイントです。只今ロスト君は手術を受けるのですが、何と操作開始前に、この手術を受けて死んでしまうケースが非常に多いです。

 

このゲーム初見の人がこのパターンを引いてプレイヤーを困惑させるのはもはや恒例行事と化しているので、みなさんの周りにいる未プレイのホモ達に是非プレイ、させよう!(提案)

 

あっそこの読者!いま「お前のRTA運ゲばっかじゃねえか(憤怒)」と思ったでしょうけど、最速タイム出す為には運ゲも必要ってそれ一番言われてるから、当たり前だよなぁ?とゆうわけでロスト君お願いします!手術に耐えて下さいなんでもしますから!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※痛い痛い痛い痛いイタイイタイイタイイタイ痛い痛い痛い痛いイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ痛い痛い痛い痛い痛い痛いイタイイタイイタイイタイ痛い痛い痛い痛い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

89.3分後……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・被検体のバイタルはどうだ?」

 

「・・・バイタル正常!やりましたよ■■さん!」

 

「やっとここの研究所で耐えられる奴が出たな。・・・こいつの治癒能力が他に比べて高かったのに目を付けて手術回数を多く、埋め込む量を少しずつにして成功だったな」

 

「これで上層部の要求している被検体ができましたし、早速報告して例の研究所に持って行きましょう」

 

「この実績でここに入る予算も増えるだろう。この被験者には感謝しないとな」

 

「まあ彼からしたらたまったもんじゃないでしょうかけどね。アハハハハハ!」

 




一話目だから短いのは許して下さい。その分は・・・ギャラ(次回)出すんで(棒読み


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実験体に、なろう!(提案)

UAが931を突破したので初投稿です。


工事完了です・・・(達成感)

 

序盤の連続運ゲを乗り越えてからやっと開始できるRTAはーじまーるよー

 

前回無事にロスト君が手術成功したので、別の研究所に移動する事になり、みんな大好きライン生命の皆様に会えるようになります。それにしても人の体勝手にいじくって金をもらうとか、人間の屑がこの野郎・・・きっと移動先では勝手なことはされないでしょう(手術しないとは言ってない)

 

ちなみに移動時間は長いのでキャンセルだします、只々待つだけとか見るに堪えないからねしょうがないね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロスト君移動中……

 

 

 

 

 

 

 

おっどうやら場面が切り替わったようです。

 

 

「被検体No.24、お前は今日からA-2と呼称する。中にいるA-1とは仲良くしろ、いいな?」

 

 

 

かしこまり!中にいるA-1とはいったい何リータなんですかね?

 

 

 

 

※そう言われて貴方は部屋の中に入った。

 

 

 

ほらいくどー、入って、どうぞ

 

 

 

※するとそこには、サルカズの少女とリーベリの女性がいた。

 

 

 

「ん?お前が新しく来たって奴か?随分とヒョロそうなやつだな」

 

「初対面の人に失礼よ、イフリータ。こんにちは、私はサイレンス。この子の主治医を担当しているわ。ほら、イフリータも彼に挨拶しなさい」

 

「わかったわかった、おいお前!オレサマはイフリータだ!このオレサマが名乗ってやったんだ、お前も名乗れ!」

 

 

 

こんにちは!イフリータちゃん!可愛いね!僕の名前はロストで~す。よろしくお願いさしすせそ!

 

 

 

「おいロスト!オレサマが先にこの部屋住んでたんだから、後から来たお前はオレ様の命令には絶対に従えよな?」

 

 

 

あっいいっすよ(快諾)

 

 

 

「お!お前は随分素直でいいやつだな!気にいった!今日からおれの下僕だな!」

 

「…ごめんなさいロスト、この子がわがままいって…」

 

 

 

(そんなこと)ないです。これぐらいわがままなほうがが丁度いいと思うんですけど?

 

 

 

「!?…そんなことを言ってくれたのは貴方が初めてね。これからイフリータと仲良くしてくれる?」

 

 

 

当たり前だルルォ!なんだか妹ができたみたいでうれしい…うれしい…

 

 

 

「サイレンス!こいつじゃなくて、オレサマが仲良くしてやるんだぞ!」

 

「うふふ、そうね、ロストと仲良くしてあげてね」

 

「あったりまえだろ?なんたってこのイフリータ様が直々に仲良くしてやるんだ、感謝しろよ?」

 

 

 

やっぱ~イフリータ姉貴のぉ~…上から目線の態度を…最高やな!これには思わずロスト君も「アムロ感激ィ!」となることでしょう。

 

 

 

「そろそろ他の仕事の時間ね…またね、イフリータ、ロスト」

 

 

 

※そう言って、サイレンスは部屋を後にした

 

 

 

サイレンス姉貴が部屋から出たようです。そうしたら、イフリータ姉貴とお話しましょう。彼女と仲がよいサイレンス姉貴について尋ねると、まるで自分のことのように話してくれますので、話を聞いてあげると信頼度を上げることができます。ついでにオプションからステータスを確認しましょう。

 

 

「なんだお前、サイレンスのことが気になるのか?しょうがねえなぁ、オレサマの下僕のせっかくのお願いだ、特別に教えてやるよ」

 

 

 

やったぜ。それにしてもイフリータ姉貴の下僕とか多分変態だと思うんですけど(名推理)ロスト君そこ代わってくれよな~頼むよ~(FBI OPEN UP!!)

 

 

 

 

少女お話中……

 

 

イフリータ姉貴の長いお話を聞きながらさっさくステータスを確認しましょう。現在のロスト君のステータスは

 

 

【物理強度】 標準

 

【戦場機動】 標準

 

【生理的耐性】 卓越

 

【戦術立案】 標準

 

【戦闘技術】 標準 

 

【アーツ適正】 ???

 

異常性

 

肉体再生が可能

■■■■■■■

 

能力はちょっと普通...3点!Wまあ欠落がないだけ良いでしょう。しかしロスト君は肉体再生可能という本来予定していた異常性の上位互換を獲得したので非常にうまあじです。因みにこれか予定していた肉体がかなり丈夫な系統である異常性を持たない場合はリセットです。悲しいなあ

 

異常性ってなんだよ(困惑)という読者向けに解説しますと、普通の肉体では有り得ない特性を持つ場合に表示されるステータスです。例えばマンティコア姉貴のような隠密性もこの欄に含まれます。

 

■■■■■■■に関しては、特定の条件を満たす事で解放される仕様なのですが、どうやらランダムのようでキャラによってはなかったりします。これはもう、偉大なるGO様による最速クリアしろってお告げかな?GO is GOD やっぱり神様じゃないか、たまげたなぁ

 

アーツが???なのは試したことがないんでわからないだけです。ですがライン生命にいるうちに使うことになるので、今は放置でいいですね。

 

 

 

「・・・・・・つー訳でサイレンスは他の白衣どもとはちげーんだ、分かったか?」

 

 

 

※イフリータの信頼度が上がった…

 

 

 

 

はえ^~すっごい・・・サイレンスが居たらきっと喜ぶでしょうねえ!

 

 

 

 

※誰か来たようだ。

 

 

 

 

※扉が開くと、そこにいたのは一人の男だった。

 

 

 

 

「やあ!君が新しく来たロスト君だねぇ?私はここの所長のアルバートだ!君の治療を担当するからよろしく頼むよ!」

 

 

 

 

なんだこのおっさん!?(驚愕)どうやらここの所長のようですね。とりあえずあいさつしましょう。

 

 

 

 

※あなたはアルバートに挨拶をした。

 

 

 

 

「いいねぇ!僕は挨拶ができる子は大好きなんだぁ!君とならうまくやっていけそうだ」

 

 

 

※アルバート所長の信頼度が上がった

 

 

 

信頼度上がるの)早くなぁ~い?まあ上がってもネームドキャラには入ってないので薄味ですね。

 

 

 

「早速で悪いんだけどね!今日から治療することになってるから、さっさく移動しようか!」

 

 

 

おっ?初日から治療を受けれるなんてさすがだぁ。(尊敬の眼差し)きっとここの所長さんは患者の状態を鑑みて、少しでも早く治療したいんでしょう(治すとは言ってない)

 

 

 

「おいテメェ!ロストに変な事するんじゃないだろうな!」

 

「どうしたんだいイフリータちゃん?僕はただ治療するだけだよ?別に変なことをしようとしているつもりはないよ?」

 

「うるせえ!そう言ってオレサマにいつも痛いことしただろ!それをこいつにもするつもりか!」

 

「おいおい、そんなに怒ることはないだろ?」

 

「こいつはオレサマの下僕なんだ!好き勝手なことはさせねえぞ!」

 

 

 

イフリータ姉貴迫真の抵抗ですが、ひとまず彼女を落ち着かせましょう。

 

 

 

※あなたは、彼はただ治療しに来ただけだろうし、イフリータのおかげで変なことはしないと伝えた

 

 

 

「そうそう、おかげで変なことする気無くなっちゃったよ!」

 

「やっぱり変なことする気だったんだな!言っといて正解だったぜ!」

 

「そういうことだから、行こうかロスト君!」

 

 

 

※あなたは、無事に戻ってくるから安心して、と伝えて部屋を出ようとする

 

 

 

「わかったよ…じゃあなロスト!また後でな!」

 

 

 

※その言葉を聞いてから貴方は部屋から離れた

 

 

 

 

「いやあ参った参った!どうして彼女はそんなに怒っていたんだろうか?不思議だなあ」

 

 

 

それは100%お前じゃい!とぼけちゃって・・・ ひとまずイフリータとサイレンスの関係性が判明したことにより、とある選択肢が表示されるようになったのでさっさく話しかけ・・・

 

 

 

「まあいいや!それよりも君、何か言いたそうな顔してるけど、なにかあるかい?」

 

 

 

ようとしていたんですが先にあちらが話しかけたようです。

 

そして解説です。主人公の治療担当は、ほぼこの施設の中で一番偉い人がすることになります。そして、あの二人の仲がよさそうな光景やイフリータとの会話、そして痛いことをされたと聞いて偉い人に頼むと言ったら一つしかないでしょう。

 

 

 

※あなたは、所長である彼に、イフリータの分まで実験体になるように説得しようと試みた。

 

※そうすると、今までにこやかだった男の表情が消えた。

 

 

 

「・・・・・・対価として、私は何が得られるんだいロスト君?」

 

 

 

 

そう、身代わりです。この選択を成功させるには条件があります。

 

一つ目に生理的耐性です。こちらは前回受けた手術を耐えたため大丈夫です。

 

問題は二つ目です。体が丈夫でイフリータよりも優秀であると証明出来なければなりません。だから、丈夫系統の異常性が必要だったんですねえ!それに肉体再生するんで、何かあっても貴重な被検体の数を無駄に減らさなくて、予算も少なくて済むと伝えておきましょう。

 

後はイフリータはサイレンス以外の白衣の人達に敵対心があるからとか言っておけば大体承認してくれます。

 

 

 

※あなたは、対価として得られるメリットを説明した。

 

 

 

「・・・分かった。君の要求を呑もう。イフリータちゃんには点滴投与や診察で済ませるとしようか」

 

「それにしても君はすごいね!どうしてそこまで自分を犠牲にできるんだい?」

 

 

 

※そういう彼は先ほどの表情の消えた顔ではなく、にこやかな表情に戻っていた。

 

※あなたは、彼女たちには幸せであってほしいことを伝えた

 

 

 

「それだけでかい!?・・・君とは上手くやっていけそうな気がさらにしてきたよ!しかし厄介なのはサイレンスちゃんだ。彼女は君と、イフリータちゃんのメディカルチェックも担当しているんだけども、どうするんだい?」

 

 

 

※あなたは、体などの検査はそちらで行い、体調や精神面の検査をサイレンスにさせ、今着ている短い袖の患者服を上下とも長く少し厚めの生地にすればいいと伝えた。

 

 

 

「驚いたよ!まさか初日の僅かな時間でここまで計画できるとは、僕の人生では君が初めてさ!改めて、よろしく頼むよ?ロスト君!」

 

 

 

そんな会話をしながら、目的の部屋についたようだ。

 

 

foo↑ 気持ちい~ 交渉成立です。丁度キリが良いので今回はここまでとしましょう。

 

 

 

 

 

 

 




一日でお気に入り12件、感想を一つもらえてうれしい今日この頃。激遅更新だから待ち時間を全部他の作者のRTA小説読んでいて待っていてください。

それとキャラや世界観の設定が分かりやすいサイトがあったら教えてください!何でもしますから!


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biim一族にあるまじき幸運

あ...ありのまま 作者の身に起こった事を話すぜ!
評価者・被お気に入り一覧を確認して、評価してくれた事に感激しつつ、お気に入り登録者様の欄の名前を確認すると見覚えのある名前が目に入った!
最初は何かの間違いだと思っていたが、恐る恐る確認してみた!
そしたらなんと、アークナイツ現RTA走者の字果さんと、ドルフロとアークナイツのとあるシリーズを書いているSiranuiさんがおらっしゃるじゃあないですか!
その事実理解した瞬間は、気持ち良かったですねえ。ほぼイキかけました(賢者タイム)自分が今まで読んでいた作品の作者様が、今度は私の作品を読んでいただけるとは思っていませんでした。本当にありがとうございます。勿論他の公開評価者様や公開お気に入り登録者様にも感謝しています。

そしてお待たせしました。色々あって遅れました。

原因はドルフロのディビジョンコラボやブルーアーカイブ、アークナイツの危機契約に遊戯王のアートコレクションと色々とやりたい事があったからです。読者さん許して…

あっそうだ(唐突)遊戯王の話になってしまいますが、私はアートコレクションでプリシク枠は、うららとライナとハネクリボーの別イラストでした!

友人とリモートで開封していて、この結果だったので今度会ったらお前を殺す(デデン)と言われました。

まあ作者の自分語りここまでとして、それではどうぞ、ご覧ください...


モルモット契約した主人公のRTAはーじまーるよー

 

前回は交渉して、イフリータ姉貴には何もしないことを条件にロスト君を弄ってもらうことになりました。

 

 

「それじゃあロスト君!君に手術を施すから、そこの診察台に横になってくれるかい?」

 

※あなたは目の前にある拘束具のついた診察台に横になった。

 

「よし、それじゃあ拘束具で固定するよ!」

 

※あなたは拘束具で固定された。

 

 

 

そしてここから始まるのが手術に耐えるミニゲームです。

 

内容は簡単で、某M○Sの蛇さんの拷問みたいにひたすらひたすら、只々ボタン連打すればいいだけです。

 

 

 

「それじゃあみんな!早速手術を開始しよう!」

 

 

それじゃあ早速連打しmもう始まってる!ホラホラホラホラ(連打)

 

 

 

走者連打中…・・・

 

 

 

ぬわあああああああああああん疲れたもおおおおおおおおおおおおおおおん。

やっと連打が終わりました。これにより今の手術含めて後10回分はしなくて済みます。

 

因みにベータ版だと手術一回ごとに連打要求されてリアル精神を削りに来ていたそうですよ?イヤだねぇ

 

 

あっそうだ(唐突)手術中の映像はただ連打するだけだし、生々しい光景が続いてあれだからカットします。申し訳ないが、グロはNGや

 

 

※…どうやら手術が終わったようだ。

 

※…今回は背中に源石の欠片が埋め込まれたようだ。

 

 

手術が終わると何をされたのかこの様に大まかに表示されます。詳しい詳細はステから確認できます。

 

 

「今回は初回だから少量だけど、これからどんどん増えていくし、それに比例して痛みも増してくる。精々一か月位は耐えてくれよロスト君?」

 

医者の癖にこれとか頭にきますよ!RTA的にさっさと強化したいからいいよ、来いよ!胸にかけて!胸に!(手のひら返し)

 

 

「今日はこれでおしまいだ。部屋に戻ろうか!」

 

※そう言われて所長に手を引かれて部屋に向かった。

 

 

ロスト君移動中……

 

 

「さあ!今日はもう遅い!部屋にあるご飯を食べて、明日に備えよう!じゃあね」

 

 

※そう言って所長は貴方を残して部屋を去った。

 

 

「おいロスト!大丈夫だったか!」

 

 

※イフリータがそう言って近づいてきた。

 

イフリータ姉貴のおかげで何もされなかったから安心しろよ~(大噓)きっとイフリータ姉貴が怖くて何も出来なかったんでしょう。

 

「フン、当たり前だ!このイフリータ様にできないことはないんだ!すげーだろ!!」

 

 

はえ^~すっごい・・・そんなイフリータ姉貴にお礼がしたいんだけど、いいかな?

 

 

「お礼!?ま、まあオレサマは偉いからな、特別に受け取ってやるよ」

 

 

許可を貰ったので早速イフリータ姉貴に近づいて……全力でハグしに行きましょう!

 

 

「うわっ!?なな、なにすんだよ!」

 

暴れんなよ…暴れんな…俺はいつも何かしてもらったらハグするんだって、オセアニアじゃあ常識なんだよ!ハグに加えて頭なでたいけどな~(強欲な壺)選択肢さんオナシャス!

 

 

※あなたは無性に頭をなでてあげたくなった

 

※頭をなでなでしますか?

 

 

YES!YES!YES!選択肢さんやめろォ(建前)ナイスゥ(本音)

 

 

「ひゃっ!?!?ああ、あ、頭なでるのやめろぉ!」

 

 

いいだろお前よぉ、初手術の日だぞぉお前。体は問題なくても精神壊れちゃ^~ぅ↑そのための癒し…癒し…あと、そのためのイフリータ姉貴・・・?精神擦り切れそうになったら癒しを得ればいい、古事記にもそう書かれている!

 

しかしあまり信頼度が高くない時やりすぎると下がる可能性がある為程々にしておきましょう

 

※あなたはイフリータの頭をなでるのをやめて、彼女から少し離れた。

 

「あっ」

 

※イフリータは少し残念がっているようだ

 

 

堕ちろ!・・・堕ちたな(確認)どうやら頭をなでられるのが気に入ったようで、名残惜しそうようです。イフリータ姉貴はライン生命の保護者枠の人達以外との友好関係を築くのがクソザコなため、彼女に対して友好的に接していれば勝手に信頼度が上がっていくうまあじキャラなので全力で甘やかしましょう。

 

そして何よりもおいしいのは、他のライン生命組の信頼度が上がる事です。イフリータ姉貴が他の人にプレイヤーのことを話してくれて、初対面でも初期信頼度が0%スタートではなくなります。

 

 

※ご飯を食べて寝ようとイフリータに提案した

 

 

「そ、そうだな!…意外とこいつになでられるの…悪くねぇな...

 

 

何故か動揺しているようですが気にせず食事をしましょう。

 

 

現在ライン生命で食べれる食事は『栄養だけの食料』のみです。見た目はゼリーのようなやつです、例としてエ〇ァQのシ〇ジ君が食べてたディストピア飯です。

 

味は当然まずいですが栄養値が高いです、我慢して食べましょう。

 

 

「うえぇ、いつも通りのマズイ味だ、お前よく食えるな?」

 

 

食べないと空腹と栄養のデバフをくらってしまうからねしょうがないね。つべこべ言わずに食えホイ

 

 

「おいやめろロスト!分かった!分かったから無理矢理口の中に突っ込もうとするのヤメロ!」

 

 

ホントぉ?(疑問)君コッソリご飯食べないでいて死んでしまう事が有るから不安なんでしっかり食べさせてしまいましょう。どうせしばらくしたら、しっかり調理された料理が食べれるようになるので

 

良お~~~~しよしよしよしよしよしよし(チョコラータ)しっかり食べてくれました。

 

 

「飯を食えたからって頭をなでるんじゃねぇ!オレサマは子供じゃねえんだぞ!」

 

 

ハイハイキミハコドモジャナイヨォ。でも出来た事に対して褒めるのは大事だって聞いたから…多少はね?

 

それは置いといてとにかく寝ましょうか。敷き布団を敷いておやすみサラバダー

 

「おい!まだ話は終わってねえぞ!」

 

残念ながら手術で疲れてロスト君はホモコロリ並みの速さで寝てしまいます。

 

 

「もう寝ちまってやがる…毛布位はかけてやるか」

 

 

優しい世界ですねえ!これからの展開が待ち遠しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※朝になった

 

 

朝になりました。イフリータ姉貴はまだ寝ているので起こしてあげましょう。起きろ!デトロイト市警だ!

 

「うわぁ!いきなり大声出すなよ!驚くだろ!」

 

 

RTA的には早く起きてもらうにはこれしかなかったので許して…許して…

 

後は飯を食べて終わり!所長兄貴が来るのを待ちましょう。そのあいだにサイレンス姉貴がきたようです。

 

 

「おはよう二人とも今日の体調はどうかしら?」

 

「おはようサイレンス、オレサマは元気だぜ!」

 

 

僕も元気ですねぇ!サイレンスはイフリータにご執心なので、ポーカーフェイスで手術の痛みをごまかしましょう。

 

一日のスケジュールは、朝にサイレンス姉貴のメディカルチェックをしながら食事、その後は手術を受け、夜にまた食事を取って寝るとゆう感じです。

 

手術に関して追加で説明しますよーするする

 

手術に成功すると主人公のアーツ適性が上がり、所属している研究所の予算が増やされます。逆に失敗するとアーツ適正は成功時ほどは上がらず、他のステが下がって行きます。最悪主人公が死ぬので、主人公の異常性が肉体関係に恩恵のあるものを必ず引いておきましょう。

 

ちなみにですが、イフリータ姉貴の身代わりで受ける手術を全て失敗して、ライン生命組を曇らせる展開が用意されているんですが、その時の表情は、あ^~たまらねぜ。気になる方は是非プレイしてみましょう、一度愉悦に浸るともう戻れなくなりますんで。

 

とゆうわけで手術結果以外はカットしましょう。

 

二回目...成功

 

三回目...成功

 

四回目...成功

 

五回目...成功

 

六回目...成功

 

七回目...成功

 

八回目...成功

 

九回目...成功

 

十回目...成功

 

うっそだろお前!(大草原)信じらんねぇ!十回成功してしまいました。8回成功を目安にしていたのですが幸先いいですねえ。

 

 

「やあロスト君!まさか10回もの手術に耐えるなんて流石じゃないか!君のおかげで計画を進めることができるよ」

 

 

これは手術に10回耐えると起きるイベントですね。

 

 

「これから君のアーツ適正を測らせてもらうよ」

 

※そう言われて訓練施設らしきところに連れていかれた

 

 

お待ちかねのアーツ適正検査のお時間です。ここの結果によってロスト君の戦闘スタイルが決まります。

 

 

「とりあえず片手を握りしめて、握りしめているものを飛ばす感じでやってくれ!」

 

 

えっ、それは・・・(困惑)そんな感じでアーツが使えるんですか?はい、使えるんです(自問自答)これで火とか氷とか治癒アーツが出てきます。出、出ますよ・・・

 

 

※...手から謎の物質が出てきたようだ。

 

 

…何だお前(素)いやちょっと待ってくださいこれもしかして…もしかするかもしれませんよ。

 

 

「どうやら君は物質を生成するアーツなのかな?」

 

万能アーツの「生成」君じゃないか(歓喜)このアーツ君は生もの以外は生成できる万能アーツ君です!

 

ロスト君はもしかしたらSSSレア並みの性能になりますねぇ!これならどんなガバをやらかしても何とかなりそうです。

 

 

「ちょっと生成する物質の形を想像しながらやってくれないかい?」

 

 

ホラ見とけよ見とけよ~とりあえず無難に棒状の物を物を出してみましょう。

 

※…想像通りの棒状の物ができた

 

 

ロスト君センスありスギィ!?これはアーツ適正優秀以上確定ですねこれ。

 

 

「凄いじゃないかロスト君!君のアーツはいろんな事に使えそうだ!ちょっとこのタブレットの資料の奴を作れないか試してくれないか?」

 

※そう言って、持っていたものを見せてきた

 

※そこには銃の設計図らしきものが表示されていた

 

 

ファッ!?なんでラテラーノにしかないはずの銃の設計図持っているんですかね(恐怖)これ下手すると執行人が来て殺される可能性が浮上してきました。ふざけんな!(声だけ迫真)

 

まあロスト君強化出来るのでいいゾ~コレ

 

 

※設計図に描いてある銃と『『弾丸』』を生成した

 

 

お^~無事作れましt…弾丸!?!?!?君弾丸作れたの!?!?!?これマジ?弾丸を生成できるとか強いですねこれは。ネームドキャラ以外なら楽々無双できそうですよこれ!?!?!?

 

 

暴れるなよ・・・暴れるな・・・とりあえずこれからのスケジュールに訓練が追加され、そこでステをあげることができるようになります。

 

とりあえず私の興奮が収まらないので今回はここまでとしておきましょう。

 

 

 




字果さんとSiranuiさんの小説を読んだことがない人はホームのユーザー検索で作者様方のお名前入れて調べて読んでみて下さい!

ホントはURLを貼らせてもらおうとしたんですが、何故か作者様方のページに飛ばず、ホームに飛んでしまうので貼りません。申し訳ナス!


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身体を売る(物理)

UAが2500超えそうでうれしみが深いので初投稿です...皆さんありがとナス!

皆さんは危機契約どうでしたか?私の頭では頑張っても16等級までが限界だったため、攻略動画をチラ見して何とか18等級をクリアする事が出来ました。

攻略動画をあさっていると、やはり25以上クリアできる人は相当変態(褒め言葉)だと改めて思いました。まさかウィーディーを使ってリスカム電池を作るとは思わなんだ...


投影開始のRTAはーじまーるよー

 

前回はロスト君が菌類作品に出てくる赤毛の男の子みたいなアーツを取得しました。でも無限の剣製入ってないやん!どうしてくれんのこれ(憤怒)テラに魔術はないからねしょうがないね。

 

 

「凄いじゃないか!ちょっと銃と弾丸を貸してくれるかい?」

 

※あなたは銃と弾丸を手渡した。

 

「スライドやハンマーにマガジンキャッチは正常に動くようだね・・・」

 

※そう言いながら弾丸をマガジンに込めている。

 

「弾丸のほうはどうかな?」

 

※所長が引き金を引いた。

 

※・・・弾丸は勢い良く飛んで行ったようだ。

 

「火薬まで生成出来るのかい!?たまげたねぇ、もっと何か作れそうかい?」

 

※今日はこれ以上アーツを使えそうにない...

 

 

所長が勝手にたまげているようですが興味ないね(KRUD兄貴)初めて使うアーツなので現状一つ二つしか作れませんが、練習すれば沢山作れるようになるので頑張りましょう!

 

 

「まあ初日だからこんなものか!これからアーツの練習を予定に組み込むから頑張ってくれ!それに10回も背中の手術の手術に成功した君に一つ試したいことがあるんだけどさぁ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君の肝臓を一つ取り出させてくれないかい?」

 

 

 

 

 

ほ、ほーっ、ホアアーッ!!ホアーッ!!臓器摘出イベントです。これに成功すればロスト君から様々な臓器が採取できるようになり、この研究所の資金が増やすことができます。

 

このお金を使ってライン生命を増やしたり、イフリータ姉貴とロスト君の食事環境を改善させることができるのでうま味があ^~ようしみる。

 

 

「いや君の体さ、異様に回復速度が速くてさ、手術中源石の破片を体内に埋め込むために入れた切込みがたちまち塞がりそうになってるのを毎回見てて思いついたのさ!どうだい、試してみないかい?」

 

 

おじさんやめちくり~(挑発)ちなみにもし成功して臓器沢山摘出したら売るんですか?

 

 

「ああもちろん!こっちでも使うと思うけど、大部分は売りに出すだろうね!それがどうしたんだい?」

 

 

そしたらその利益を職員の給料と研究資金とか、ロスト君たちの食事改善に回してほしいんですけど。多分これ行えばよりサイレンス姉貴に邪魔されにくくなるんじゃないんですかね?

 

 

「確かにサイレンスちゃんは勘がいいからねぇ。良いだろう!君の意見を取り入れようじゃないか!その代わり、手術に使う源石の量を増やすからちゃんと耐え抜いてくれよ?じゃないと意味がないからね!」

 

当たり前過ぎて笑っちゃうんすよね(強者の余裕)耐えれなきゃRTAになんないよ。まあこ↑こ↓まで耐えれたんだし大丈夫である事を意味していますよねぇ!

 

 

今日はもう予定がないので部屋に戻って寝ましょうか。(イフリータ姉貴との絡みは)キャンセルだ

 

 

 

 

 

 

※朝だ

 

 

「おーい、起きろロスト!朝だぞ」

 

 

 

オッハー!(クソデカボイス)イフリータ姉貴と仲が良さそうなのはいいんですけど...なんで一緒の布団で寝てるんでしょうかね?不安だ...逆レされないか心配ですね...

 

既プレイのホモ達には不要かもしれませんが一応解説しましょう

 

こちらのゲームR-18なんですよねえ...しかもエログロ入り混じってるほうの。それはともかく、信頼度とは別に好感度があるんですが、隠しステなので表示されないんですよねぇ。しかもこのステ実は、RTA的には非常に邪魔になります。

 

このステが高いと、そのキャラが主人公に対して積極的な行動(ここ重要)をするようになります。その為他キャラの信頼度上げがしにくくなってタイムが伸びてしまいます。

 

 

積極的に行動すると言いましたが、数値が並から少し高い程度なら遊びとかに誘われたりか、悪くてデート位で済みます。逆に高い場合盛り合う事になります。(マジギレ)

 

RTAに邪魔なんだから無視すればええやんけと思う人がいると思いますが、それはいけません。もれなく人付き合いが悪いと評判が広まり信頼度が上がりずらくなります。

 

好感度が高い相手は、これまた隠しステの嫉妬度が上がります。自分は相手にしてくれないのに他の人に絡んでいれば当たり前だルルォ?。そして嫉妬度がMAXになると逆レされます。なんで?(殺意)おい、てめえ何してんだよ、こんなことしてタナトス…タダで済むと思ってんのかよ!

 

ちなみにこのRTAですが、信頼度を上げる相手が女性陣だけのチャートなので非常に危険です。過去が重い設定のおかげで理論上はかなり早いのですが、幾つもの試走で走ったキャラたちが、無残にも逆レされて散ってしまい、泣く泣く再送した記憶しかありません。まさかサリア姉貴やグレースロート姉貴、メランサ姉貴とエクスカリバー(シージ)姉貴に襲われるとは思っていませんでしたよええ。やめたくなりますよ~RTA~

 

まあ、このRTAのタグはR18じゃないから大丈夫だって安心しろよ~(逆レされないとは言ってない)

 

 

そろそろ話を切り上げてほんへのほうを確認しtなんか姉貴が所長兄貴にキレてますね?お?どうしました?(煽り)

 

 

「あなたみたいな、いつもヘラヘラした態度の人を信用できる訳ないでしょう!」

 

「やあロスト君!すまないが彼女を説得してくれないかい?僕は勝手なことをしていないって!」

 

 

かしこまり!サイレンスさん大丈夫だって安心しろよ~。ヘーキヘーキ、ヘーキだから、ちょっと検査(源石身体に埋め込んだりして経過観察)してただけだったし。それにこれからは、二人とも運動する時間(ロスト君だけアーツの訓練と肉体を鍛える)が貰えるらしいし、何の問題ですか?(レ)

 

それにイフリータ姉貴が脅してくれたんで大丈夫っすよ

 

「そうだぞサイレンス、このオレさまがビビらせてやったから、何も変な事できねーんだぜ!すごいだろ!」

 

「...2人がそう言うなら信じましょう。でもあなたは信用していないですからね」

 

「ひどいな~サイレンスちゃんは。大丈夫だって!僕は無理矢理行う手術とかは絶対しないさ、そうだろ?ロスト君」

 

 

そうだよ(便乗)危険な事が勝手に行われたことはなかったゾ(なお同意の上ならやる)それにイフリータも何もされなかったって言ってますよ。絶対この人はいい人だゾ(人体実験してないとは以下略)

 

※渋々納得してくれたようで部屋を出て行ったようだ...。

 

サイレンス姉貴が居なくなったのでこちらも移動しましょう。11日目の手術(大噓)をしましょう。

 

内容は先ほど言ったように臓器摘出です。

 

 

「それじゃあ始めるよ!」

 

 

 

 

 

 

お前を芸術品に仕立てや・・・仕立てあげてやんだよ~

 

お前を芸術し、ひぃんにしてやっんだよ!

 

お前を芸術品にしてやるよ(妥協)

 

 

 

 

 

 

※...摘出には成功したようだ。

 

 

「...す、凄い!やっぱり僕の考えは正しかったんだ!君の身体は欠損が切り口から生えるように治るんだ!これなら、臓器を大量に仕入れることができる!ロスト君!やはり君は最高だ!」

 

 

ね理解った理解った理解ったよもう!!!無事に?臓器を売りさばける様になりました。なんかもう、バラマキ、されそうで怖いっすねなんかね(臓器)

 

後は同じ光景が続くので、進展があるまでカットしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

※11日目からしばらく経った...

 

※最初は酷い環境だったが、研究所の資金増えたおかげで施設を増築した際に、今まで生活していた部屋も改装し、複数の家具などが追加された。

 

※食事も粗末なものから、彩りのある食事に変わった。

 

※これにはイフリータやサイレンスが待遇が良くなったのに最初は驚いていたが、上層部の被験者に対しての認識がある程度変わったと思ったようで、その後は喜んでいた...。

 

お^~、ええやん。気にいったわ。しかし何故いきなり資金が増えたんでしょう?不思議ですね~。この様に研究所を増築などをすると、イフリータ姉貴とサイレンス姉貴以外のライン生命組と会える確率が高くなる恩恵があります。だから、臓器を売る必要があったんですね~。

 

 

 

 

 

増築ができたので今回はここまでとしましょう。

 

 




現在二つ目のRTAを走っていらっしゃる偉大なる先駆者様のお一人である凍洞=サンがこんな小説にお気に入り登録をしてくださっていました。

走者同士はひかれあう運命なんですかねえ(スタンド並感)もちろんほかの方もお気に入り登録をしてくださって頂きありがとナス!

凍洞=サンの小説を読んでいらっしゃらない方はいないと思いますが、読んだことがない人は是非チェックしてみてくれ!(謎目線)


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実習生(被検体)の内は何事も経験!

UAが3800目前で、お気に入り88件、感想7件に加えて評価バーに色がついていておっp...おっぱげた...!皆さんがこんな小説を読んでくださることに誠に感謝しております。ありがとナス!

また、誤字報告してくださった無限のヘリ製さん、ありがとナス!

もっと太いシーチキン(感想とか)が欲しい!至急感想くれや(強欲)まあ読んで頂けるだけでもうれしいんですけど、やっぱり感想をもらえるとモチベが割と上がります知らんけど。

それとアークナイツを絶賛エンジョイプレイしている偉大なる先駆者様のエヴォルヴ様が感想をくれました。凄く面白いので是非読んでみてください。設定がとても面白いから、このRTAを走りきれた時の次の作品で、設定を使用してみたいです(未定)。やっぱり僕は、王道を征く、ジムとかザクとかの、量産型、ですかね。



ロスト君解体ショーを始めたRTA、はーじまーるよー。

 

前回は部屋が豪華になったところで終わりました。ロスト君の犠牲の上で成り立つ贅沢はどうだ?感想を述べよ!

 

「スゲーぜサイレンス!机に本棚、おもちゃがあるし、ベッドが豪華になってるぜ!」

 

「うふふ、そうね。きっとイフリータとロストがいい子にしていたからかもね」

 

そうだよ、いい子(モルモット)にしていたからだゾ。今回の増築でメイヤー姉貴とマゼラン姉貴が来る予定なんですが、大丈夫ですかね?

 

※部屋に誰か近づいて来たようだ...

 

「「やっほ~イフちゃん、遊びに来たよ!」」

 

意外と早く来たなあ。召喚ユニット組のお二人さんが元気よくイフリータに挨拶しに来ましたね。

 

「その子がイフちゃんが言ってた新しい男の子?あたしはマゼラン!よろしくね!」

 

「私はメイヤー、よろしく!足元にいるのこの子は、あたしの作ったミーボ達だよ!」

 

ミーボが沢山いらっしゃる...ヒェッ(恐怖)自爆怖いんだよおおおおおおおおおおおお!!!!

 

※挨拶をした2人が頭をなでてきた...

 

「あっ!二人共、ロストにあんまりべたべたするな!こいつはオレ様の相棒なんだぞ!」

 

※そういいながらイフリータに手を引っ張られて二人から少し離れた...

 

「あっそんなぁ、まだ撫でたいのに!もしかしてイフちゃん嫉妬してるの?かわいいなあ」

 

「マゼラン?そんなからかっちゃ駄目だよ。ねえロスト君!私のミーボどう?かわいいでしょ!」

 

かわ、いいのか?(困惑)それよりも誇った顔しながらこっちに突き出してこないでください!手がすべって爆発オチは!もうやだぁ・・・やだもうやだ・・・無理・・・むりもーむり・・・(幼児退行)

 

とゆうかイフリータ姉貴の下僕だったはずなんですが、いつの間にか相棒呼びになっていますね。イベントは全部スキップしちゃってたんで、どこかで信頼度上昇イベが入りましたかね?

 

「それにしても、いきなり研究が増えたのはなんでだろう?ここの研究所は大きいけど、そこまで利益が出るもなんてあったかなあ」

 

「そんなに深く考えなくてもいいでしょ。私は資金が増えたおかげで、新作のミーボを作れるようになったんだからさ!」

 

「そうね。確かにいきなり資金が増えたのは怪しいけど、二人の待遇が良くなったから、上層部には一応感謝しないと」

 

その資金がロスト君のおかげでだって気が付いたら、一体どんな表情をするんですかね?私、気になります!

 

後は手術して訓練する所までカットしましましょう。

 

 


 

 

 

「さあロスト君!今日も楽しい楽しいアーツ訓練の時間だよ!」

 

訓練する前にステを確認しておきましょう。えー只今ロスト君の使えるアーツは・・・

 

使用可能アーツ

 

※生成アーツ

 

金属や火薬等々の物質をある程度自由に作り出せる。

 

※医療アーツ

 

自身の肉体を瞬時に回復する。自分以外に使うと性能が落ちる。

 

※???

 

解放可能

 

 

 

 

となっております。つおい(確信)ロスト君の肉体再生の異常性は医療アーツのおかげらしいです。並みの奴なら楽に蹴散らせそうです。えっ?ネームドキャラはどうだって?・・・んまぁそう…よく分かんなかったです。

 

ネームドキャラに勝てるかはさておき、解放できる奴があるので解放してあげましょう

 

※背中にとてつもない痛みを感じ、倒れてしまった...

 

ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ンンッ… マ゜ッ!ア゛ッ!↑

 

 

 

 

 

 

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛も゛う゛や゛だ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!

 

あ^~体力が削れる音ォ!!

 

 

※...痛みが引いてきた、...

 

 

 

ハァ…!帰ってこれたんだ…生きて帰ってこれた!帰ってこれたよ~ア~ッハッハッハッハッハ!帰ってこれた~ハッハッハッハッハ!生きてる^~!

 

何故か死にかけましたよええ、具体的には体力が一割を切りました。

 

※...身体を起こそうとした時、それは視界に入った

 

※...それは、人型の形をした『ナニカ』だ

 

 

( ^ω^)・・・これもしかして…もしかするかもしれませんよ?

 

「...ロスト君、君は僕の予想を上回るのが趣味なのかい?まさかそんなのを出すなんて...君は本当に・・・僕を飽きさせないねぇ!!」

 

※人型の『ナニカ』の全身は黒色で、体に入っている赤いラインが僅かに光っている

 

 

※Di5rentを獲得しました。

 

なんだこの怪物!!神話生物かな?SANチェックしなきゃ(使命感)見た目はケルシー姉貴のMon3trの人型版みたいですね、あるいはファントム兄貴の虚影ですかね。

 

とにかく確認してみましょう。えーなになに?

 

 

 

『Di5rent』

 

自身の体力を10%減らすことで使用可能。体力以外本体と同じ能力になる。

 

 

 

...デメリット付きの召喚か壊れるなぁ。まああるだけで戦闘が楽になるのでママエアロ(回復アーツ)

 

 

「その人型の!動かすことできないかい!」

 

※『ナニカ』に動くように念じた...

 

動け!ポンコツが!動けってんだよ!(コマンドー)

 

※『ナニカ』は自分の念じた通りに動いてくれるようだ...

 

移動確認ヨシ!なんか自由に動かせるようですな、原理はんまぁそう…よく分かんなかったです。動けば問題ないでしょう(適当)深く考えて変にアイデアロール成功したらSAN値直葬しそうだからやめようね!(TRPG探索者並感)

 

「自由に動かすことができるのか...これはデータ取りする価値があるな!いったんその人型消すことってできるかい?」

 

※念じてみると、これまた素直に『ナニカ』は煙の様に消えいった・・・

 

「消すこともできるのか...これなら、上層部の期待以上の物が出来上がりそうだ!」

 

「人型のやつはいったん置いといて、アーツ訓練に戻ろうか。今日はこれと、これを作ってくれないかい?」

 

※そう言って、幾つかの資料を見せてきた・・・

 

なんかいろんな武器の設計図がありますね(困惑)まあ順番にやっていきましょう。

 

※一つ目

 

...アサルトライフルですね~

 

※二つ目

 

・・・サブマシンガンですね~

 

※三つ目

 

...短刀ですね~

 

※四つ目

 

・・・ロンギヌスの槍ですね~

 

 

 

 

 

 

 

ん?(チラ見)...ん?(二度見)...ん!?(迫真の三度見)

 

 

ロンギヌスの槍ィ!?

 

 

 

神を殺せってことかな(白目)ここはゴッドイーターの世界だった?殺そうとしたら(神の)鞭が入るぞ鞭が。

 

まあ見た目が同じだけで特殊効果とかはないんですけどね。某赤毛の子みたいに特殊能力の劣化コピーとかできませんし、そもそも神が敵として出るゲームじゃないですから。

 

「ちゃんと作れたようだね。それじゃあ、あの的に攻撃してくれるかな?」

 

※赤い人型のターゲットが出てきた...

 

 

赤い...人型...ロンギヌスの槍...弐号機...うっ頭が(みんなのトラウマ定期)

 

 

取り敢えず銃器はTDN射撃訓練ですね、普通に打ちましょう。精度は...ちょっと普通...3点!!

 

ロンギヌスどうしましょう、射撃用ターゲットなんですけど投げればいいのかな?まあやってみましょう。

 

※槍を空中に制止させてから、的に向かって飛ばした...

 

※まだ一つしか操れなさそうだ...

 

えっ...なにそれは(困惑)投げるんじゃなくて飛ばすのかたまげたなあ。ロスモンティス姉貴みたいですねロスト君。強化要素イイゾォ^~この調子で頑張って、ネームドキャラに善戦できるようになりましょう。

 

丁度訓練が終わりそうなので、今回はここまでとしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Di5rent

 

種類:召喚

 

それは鉱物で形成された生命、使役する者の目となり耳となり、そして武器となる。

 

斬撃や衝撃に強いが、連続した攻撃に爆発や破砕などに弱い。

 

彼が耐えられるのなら、それは一つの軍隊となり得るだろう。

 

これは彼が受けた度重なる手術に耐え抜いたことで得た産物

 

これはライン生命が創り上げた負の遺産の一つである。

 

これは彼の願いの一つである。

 

そして無知なる者たちの後悔するべき事の一つとなるだろう。

 




「すいませーん、読者ですけどぉ~。ま~だ(曇らせる)時間かかりそうですかねぇ~?」とゆう皆様、それっぽい布石をさせて頂きました。

活動報告ってどんな感じに使うのかわからないので誰か教えてください偉い人(他力本願)

いらないと思いますがわし(??歳)のIDを置いておきます。サポートの特化3とか済んでいないけど大丈夫だ、問題ないとゆう寛大な心をお持ちの方がいましたら、こんな、変態作者と戦友にならないか。ああ~~早くになろうぜ。

わしはID:55823048や。

戦友になりたいやつ、至急、申請くれや。(乞食)
ドクターの姿のまま理性回復剤をキメて、理性とかしてやろうや。

追記 活動報告を書いたので暇な人は覗いてみて下さい。

追記の追記 戦友枠が足りなくなりました(絶望)募集したら用意していた25名程の枠が直ぐに埋まってしまい、申請してくださった方々に感謝してますねぇ!

ただ承認待ちの方には申し訳ないのですが、運営が戦友枠を増やす日をお待ちしてもらうことになってしまいます。枠が増えたら承認するので許して下さい。オナシャス!


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(ライン生命を)で、出ますよ

色々やらかしたので初投稿です。

2話のお話の展開パックってしまいましたが、許可を得たので問題ないです(TAS並感)

...噓だよ(豹変)先駆者様に対して大変失礼なことしてしまい申し訳ございません。これからは気を付けていくので読者様方、すいません許してください!何でもしますから!

UAが6000を超え、お気に入り登録が170件を超え、感想も20件もらい、評価バーも伸びたのは、こんな小説を読んで下さる読者様方のおかげです。そんな皆様に大変失礼なことをしてしまい大変申し訳なく思っております。

偉大なる先駆者様の溶けかけ雪見大福様、イカ墨リゾット様がお気に入り登録をしていって下さり大変感激しています。特にイカ墨リゾット様は、この小説を書くきっかけとなった人達のお一人で、ライン生命のくだりはそこから来ています。しかし展開がそのままだった為もうし訳ないです。


長い前書きでしたが、それでもみて下さると嬉しいです。


主人公の強化が止まらないRTAはーじまーるよー

 

前回のあらすじ、なんか出た(分身)なんか出た(ロンギヌス)なんか飛んだ(ロンギヌス射出)分身はデメリット付きですが非常に万能なのでうま味です。ご立派ァ!

 

訓練が終わってやることがないので飛ばします。超スピードさん!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※特に予定もなく、イフリータが診察を受けているため部屋で一人過ごしていると、誰かが部屋を訪ねてきた・・・

 

テキストに名前が表示されてないので新しいキャラですね。誰だお前は!

 

※角の生えた気の強そうな女性がやってきた。

 

「こうして会うのは初めてだな。私はこの研究所の警備課主任のサリアだ」

 

あ、もしもし?サリア姉貴ですか?どうもこんにちはーっす

 

※イフリータの話しの中で出ていたのを思い出し、面識があるから聞いてみた。

 

「ああそうだ、彼女とは少々長い付き合いだ。どうやらお前にイフリータが世話になっていたようだな」

 

わざわざ会いに来たってことは何か用事があってきたんですかね?

 

「察しが良くて助かる、実は最近になっていきなり警備課に増員がされてな、余りにも不自然すぎたから何か企んでいると予測しているんだが、何か知っていることはないか?」

 

(知ら)ないです。しかし警備の増員ですか...これたぶんロスト君が暴走した際の対策じゃないですかね?ボブは訝しんだ。まあ真相は明らかになってないから知らないです、協力できなくて申し訳ナス!

 

「いやこちらこそ、こんな事を尋ねて来て済まなかった。それと...イフリータは少し乱暴だが、根はいい子なんだ...これからも仲良くしてあげてくれ」

 

かしこまり!言われなくても信頼度稼ぎの為に仲良くさせてもらうゾ(人間の屑)

 

※しばらく話し合った後、サリアは部屋を後にした・・・

 

※...暫くして、またもや誰かが部屋を訪ねに来たようだ...

 

ファッ!?またですか?こっちの事情も考えてよ(棒読み)

 

「捜索対象確認、フィリオプシス、ご挨拶致します。私はライン生命データアナリスト、フィリオプシスと言います。宜しくお願い致します」

 

...うせ(嘘)やろ?なんだれはたまげたなぁ。連続で会った事の無いキャラと会うなんて。さっさと面識作って話を進めようとする謎の力が働いてそうだぁ(直球)

 

「あなたのことはイフリータから良く聞いております。随分と仲が良いそうですね。出来れば彼女とはそのまま仲良くしていたただけないでしょうか」

 

あっ、おい、待てい(江戸っ子)それさっきサリア姉貴にも言われたゾ。やっぱみんなすきなんすね~イフリータ姉貴のこと。

 

「サリアさんも来ていましたか、あの人は戦闘技術が素晴らしく、素手で武装した集団相手に傷一つ負わずに鎮圧したそうです。...冗談です」

 

初対面の相手にいきなり冗談吹っ掛けるのか(困惑)でもサリア姉貴だから冗談じゃなさそう...なさそうじゃない?あの人硬いから傷が付かなかったのは事実だと思うんですけど。

 

※機械のような喋り方が気になるため、訪ねてみた。

 

「この喋り方ですか?これはオリジニウムの影響です。決して面白がっているということはございません」

 

信頼度上昇後の台詞を喋っていますねぇ!これがイフリータ姉貴と仲良くした産物や!やっぱ~イフリータ姉貴を…最高やな!

 

「話を変えてしまうのですが、一つ質問しても宜しいでしょうか?」

 

あっいいっすよ(快諾)知りたいこと何でも教えてあげよう(wiki調べ)

 

「貴方の身体に源石を埋め込んでいるのは事実でしょうか」

 

(大きく息を吸う)...これは...再送案件じゃな(名推理)狂いそう…(静かなる怒り)

 

一旦落ち着きましょう...そうだ、素数を数えよう、素数、それは1と自分自身のみで割れる数、1、3、何だっけ...

 

まだだ、まだ終わらんよ!フィリオプシス姉貴!確かにそうだけど、そのことは他の誰かに言いふらしました?

 

「いいえ、この事は手術に関わった人物達以外知りません」

 

fooooo!!↑ライン生命組に話をばら撒かれてたら再送案件でしたが、フィリオプシス姉貴だけなら何とかなりそうです

 

※この話を他の人には黙っていてほしいと伝えた...

 

「しかしこのままでは、貴方は死んでしまう可能性があります。一刻も早く上層部に伝えて、この様な非人道的行為を禁止しなければいけません」

 

その上層部に伝えても、肝心の上層部が指示している手術だから無理なんだよなぁ。そんなことしたらパパ(上層部)に怒られちゃうだろ!それにロスト君が身代わりにまらないとイフリータ姉貴に手を出すから、やめようね!(注意喚起)

 

「...では、他に何か私に出来ることは無いでしょうか...」

 

そうですねぇ…取り敢えずこの事は他の人に言わないでください、じゃないと再送案件なんで。それとロスト君に何かあったら実験データぱくって、イフリータ姉貴を守ってあげて下さい。

 

「...すみません、私にはそれしか出来なくて...」

 

大丈夫だって安心しろよ^~イフリータ姉貴やあなた達ライン生命のみんなが無事ならいいって、それ一番言われてるから(メンタルは無事とは言っていない)

 

「...ディープスリープモード、起動まで数十秒です。申し訳ございませんが、枕を用意してもらえないでしょうか...」

 

シリアスな展開中に寝るのか壊れるなぁ枕ならロスト君の膝枕しかないけど、いいかな?

 

「ではそれでお願いします。...すみません、私は鉱石病の影響で前兆がない異常な睡眠が発生してしまいます」

 

大丈夫だって安心しろよ~悪いのは鉱石病ゾ。じゃけんぐっすり寝ましょうね~

 

「ディープスリープモード、起動します...Zzzzz」

 

やっと…眠ったか(ご満悦)意外と早く落ちたなぁ。起きるまで暇なのでその間その頭に生えてる羽?を堪能させてもらおうかな?撫でてあげるのも追加で

 

 

 

 

ロスト君堪能中

 

 

 

 

 

「ディープスリープモード、解除。フィリオプシス、起動します...貴方のお陰で睡眠の質が上昇、フィリオプシスの感情の高まりを検知。ありがとうございます」

 

※そう言って、フィリオプシスは起き上がった。

 

「少々滞在時間が長くなってしまいました、これよりフィリオプシスは部屋を退出します、また会いましょう」

 

頭のあれはとても触り心地が良かった...また触りたいですね~。

 

取り敢えずライン生命組に会ったので次のステップに移行しましょう。次は待ちに待ったライン生命脱出です。

 

手順は簡単です。まずは手紙を誰かにバレないように書きましょう、この手紙を書かないと最悪誰かが死んでしまうので忘れずにしましょう。(3敗)

 

そしたらおまけで、ライン生命組をデフォルメした小さめのモニュメントを作りましょう。(別になくても問題)ないです。

 

最後にこれらを箱に入れて、誰かに預かってもらいましょう。丁度今いるのが...サリア姉貴ですね、早速渡しましょう。

 

「どうしたロスト?箱なんて持って...」

 

実はロスト君、暫くしたら居なくなるかもしれないんっすよ。だから、居なくなったら他の人たちと開けてください、オナシャス!

 

「ああ分かった。しかしお前が居なくなってしまうとは残念だ、イフリータやサイレンス達も落ちこんでしまうだろう」

 

だから居なくなることはイフリータ姉貴含め他の人達に言わないでください!何でもしますから!二人だけの秘密ゾ。

 

「そうだな、二人だけの秘密にしておこう」

 

よし!(現場猫)渡したら数日間を開けて、手術する時の連打する画面までカットします。

 

 

手術中の連打なんですが、TDN連打ゲーじゃないんです。実は隠しコマンドが存在してるんですねぇ!こんなの初見でわかるわけないだろ!いい加減にしろ!見つけた兄貴は一体何者なんですかね?

 

コマンドは上上下下左右左右です。なんか既視感がすごいありますが、多分気のせいでしょう(KONAMI並感)

 

そうすると...

 

 

「所長大変です!被検体A-2のアーツが暴走しています!このままでは危険な状態です!」

 

「今すぐに鎮静剤を投与しろ!何としても被検体の暴走化を止めるんだ!」

 

よし!じゃあぶち込んでやるぜ!(爆発)自爆するしかねぇ!!因みに自爆すると上空に放り出されてしまいます、もう助からないゾ♡

 

因みに自爆ですが、タイミングを合わせれば死なないので死ぬ気でタイミングを合わせましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイナマイッ!

 

 

無事に死にませんでしたが、このままだと地面にぶつかるので川に飛び込みましょう。マイ〇ラみたいに飛び込めば落下ダメージないからね。

 

でも水面におもクソぶつかるんですけど、大丈夫なんですかね?ロスト君はステ〇ーブだった可能性が微レ存?んなわけないか、あっちは空中にブロック配置できるし、溶岩をバケツ持ち歩けるからね。

 

※・・・運良く川に落ちた...

 

落ちたな(確信)そしたら浮き輪作ってそのまま流されます。そうすると河岸に流れ着くイベントが確定で起こるので、溺れる!溺れる!みたいなことは起こりません。

 

※川の流れに流されながら、意識が途切れてしまった...。

 

しっかりイベントが入りましたね...丁度キリがいいのでここまでとしましょう。

 




やらかしましたが僕は元気です(白目)これからは気を付けるので許して…

それと次回、遂に曇らせ展開かもしれませんよ!(未定)

文才のない作者なので、皆さんの満足出来る曇らせができるかどうか分かりません。ぶっちゃけ前書きで言っていてたイカ墨リゾット様みたいな感じの劣化コピーみたいな感じですしお寿司ちらし寿司。経過観察のデータ見せてロスト君がどんなことされたか見せるのが一番曇りそう...曇りそうじゃない?

取り敢えず頑張って書くゾ。


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幸せは続くと思っていた

その幸せは彼が用意した物だ。用意する彼がなくなった今、手元には絶望と後悔しか残らない。


 

初めて会った時、私は彼を少し変わっている子だと思っていた。

 

イフリータは、初めて会う子達に高圧的な態度をとってしまう...大体は彼女に怯えてしまうか反発してしまい、それに加えサルカズ種という理由だけでは皆彼女を毛嫌いしてきた。その為イフリータはいつも一人だった。

 

ある日のこと、イフリータの部屋に一人の少年がやって来た。

 

「ん?お前が新しく来たって奴か?随分とヒョロそうなやつだな」

 

「初対面の人に失礼よ、イフリータ。こんにちは、私はサイレンス。この子の主治医を担当しているわ。ほら、イフリータも彼に挨拶しなさい」

 

 

イフリータが新しく来た子を悪く言って、私が注意しながら彼女に挨拶をするように促す、毎度のように繰り返してきた流れだ。

 

 

「わかったわかった、おいお前!オレサマはイフリータだ!このオレサマが名乗ってやったんだ、お前も名乗れ!」

 

「こんにちはイフリータ!俺はロストって言うんだ、よろしくね!」

 

「おいロスト!オレサマが先にこの部屋住んでたんだから、後から来たお前はオレ様の命令には絶対に従えよな?」

 

イフリータが無茶苦茶な事を言ってしまう。大体の子はこの時点で文句を言うか、渋々といった感じに受け入れてしまうが...

 

「別にいいよー!」

 

彼はどうやら、その大体の子ではなかったようだ...

 

「お!お前は随分素直でいいやつだな!気にいった!今日からおれの下僕だな!」

 

...まさか初対面の人相手に、いきなり奴隷宣言には驚いてしまった。

 

「…ごめんなさいロスト、この子がわがままいって…」

 

流石に今の発言に彼も怒っているのではないだろうか、そんなことを思いながら一言詫びを述べていると

 

「そんなことないですよ。彼女ぐらいの年齢ならこれぐらいわがままなほうがが丁度いいと思うんですけど?」

 

「!?…そんなことを言ってくれたのは貴方が初めてね。これからイフリータと仲良くしてくれる?」

 

こんな変わっている子は初めてだった...だからこそ、彼なら彼女と仲良くしてくれると感じた。

 

「サイレンス!こいつじゃなくて、オレサマが仲良くしてやるんだぞ!」

 

「うふふ、そうね、ロストと仲良くしてあげてね」

 

「あったりまえだろ?なんたってこのイフリータ様が直々に仲良くしてやるんだ、感謝しろよ?」

 

イフリータの表情が、少し嬉しそうに見えた、...

 

「そろそろ他の仕事の時間ね…またね、イフリータ、ロスト」

 

二人の様子を見ていたいが、もうすぐ仕事の時間だ。私は2人後に、部屋を出た。

 

 

 

 

※次の日..

 

 

昨日、あの胡散臭い所長に、イフリータのメディカルチェックにロストも加える指示を伝えられた。

 

あの所長は、ハッキリ言って嫌いだ。人を馬鹿にしたような喋り方をしてるし、私の事をちゃん付で呼んでくる。

 

それに奴は、何か怪しい計画を企てているように感じるのだ。勿論確証はないが、前所長の様に、イフリータに手を出してこないように注意しておこう。

 

そう考えながら私は、二人が待つ部屋に入った。

 

「おはよう二人とも、今日の体調はどうかしら?」

 

「おはようサイレンス、オレサマは元気だぜ!」

 

「俺も元気ですよ!」

 

どうやら二人共元気そうで少し安心した。それに昨日と比べて、少し仲良くなった様に感じる、このままずっと仲良くしてくれるといいなぁ・・・

 

 

 

※10日後..

 

あの胡散臭い所長だが、どうやら怪しそうな動きはしていなさそうだ。イフリータは私の診察などを受けるだけで、他の職員が何か施す際は私が同行している。ロストのほうも診察などで済んでいるそうで、あの所長は見た目や言動はあれだが、少しはまともなのだろう。

 

そう思っていたが、二人の部屋にあいつが居たのを見て、私は焦ってしまった。

 

やはりあいつは信用ならない、きっと部屋に来ていたのは、二人を実験に使うつもりだろうと、根拠もなしにあいつに強く当たってしまった。

 

「あなたみたいな、いつもヘラヘラした態度の人を信用できる訳ないでしょう!」

 

「やあロスト君!すまないが彼女を説得してくれないかい?僕は勝手なことをしていないって!」

 

どうやらロストは今起きたようで、あいつから説得するように懇願されたようだ...

 

「サイレンスさん大丈夫だって落ち着いて、別に無理矢理変なことはされてないからさ。それに、これから自由時間が貰えるって昨日言ってたんで、そのことについて話しに来たんだと思いますよ。...後、イフリータのお陰で変なことはできませんよ」」

 

「そうだぞサイレンス、オレさまがビビらせてやったから、何も変な事できねーんだぜ!すごいだろ!」

 

「...2人がそう言うなら信じましょう。でもあなたは信用していないですからね」

 

「ひどいな~サイレンスちゃんは。大丈夫だって!僕は無理矢理行う手術とかは絶対しないさ、そうだろ?ロスト君」

 

やっぱりこいつは信用出来ない奴だが、二人は何もされていないようなので、渋々納得して私は部屋を出た。

 

 

※暫く経ったある日..

 

私は困惑していた。

 

知らない間に研究所の資金が増えていたようで、施設を増築したついでに二人の生活している部屋も改装され、やっと殺風景だった部屋が普通になった...。

 

食事もゼリー状の物ではなくなり、やっと二人は普通の部屋と食事を得ることが出来たので、私はとても嬉しかった。

 

「スゲーぜサイレンス!机に本棚、娯楽道具があるし、ベッドが豪華になってるぜ!」

 

「うふふ、そうね。きっとイフリータとロストがいい子にしていたからかもね」

 

きっとそうだ、二人共問題を起こさなかったからだろう。そう思いながら二人を眺めていると、聞き覚えのある声を聴いて後ろを振り返った。すると...

 

 

「「やっほ~イフちゃん、遊びに来たよ!」」

 

マゼランとメイヤーの二人がいた。彼女達は任務で少し離れていて、最近帰ってきたらしい。

 

「その子がイフちゃんが言ってた新しい男の子?あたしはマゼラン!よろしくね!」

 

「私はメイヤー、よろしく!足元にいるのこの子は、あたしの作ったミーボ達だよ!」

 

メイヤーの足元には、沢山のミーボたちがいた。

 

二人が挨拶をすると、ロストの頭をなでていた。

 

「あっ!二人共、ロストにあんまりべたべたするな!こいつはオレ様の相棒なんだぞ!」

 

「あっそんなぁ、まだ撫でたいのに!もしかしてイフちゃん嫉妬してるの?かわいいなあ」

 

「マゼラン?そんなからかっちゃ駄目だよ。ねえロスト君!私のミーボどう?かわいいでしょ!」

 

最初は奴隷とひどかったイフリータも、今では彼を相棒と呼ぶくらい仲が良い。彼と会ってからイフリータは随分と変わったようで、マゼランとメイヤーの2人に彼を独占されまいと、二人から引き離すなどの嫉妬心も覚えたようだ...

 

ロストが来てから、イフリータは良い意味で変わっていた。前まではそんな余裕は無かっただろう。

 

「それにしても、いきなり研究が増えたのはなんでだろう?ここの研究所は大きいけど、そこまで利益が出るもなんてあったかなあ」

 

「そんなに深く考えなくてもいいでしょ。私は資金が増えたおかげで、新作のミーボを作れるようになったんだからさ!」

 

「そうね。確かにいきなり資金が増えたのは怪しいけど、二人の待遇が良くなったから、上層部には一応感謝しないと」

 

確かに不思議だ。上層部やあの所長がこんな事をしそうにないが、実際に目の前の光景を見ると、その評価を改めざるを得ない。

 

 

その後は、サリアやフィリオプシスが、ロストに会ったりして暫く経った。

 

ある日のこと...

 

「なあサイレンス、せっかくロストと仲良くなってよ?あいつだけサイレンスの作ったアクセサリーを持ってないのはなんか仲間外れ嫌だからよぉ...そっその、お願いだサイレンス!あいつにも作ってやってくれねーか?」

 

少し恥ずかしそうに頬を赤らめながら、イフリータは伝えてきた。

 

「そうね、イフリータからのお願いだし、私もそろそろプレゼントしようと思っていたところよ」

 

「!?ほんとか?サンキューサイレンス!」

 

イフリータをここまで明るくしてくれた彼への、私ができる最大限のお礼だ。

 

しかし今日は、彼が私が来るより先に診察に行ってしまったようで、渡す事ができなかった。

 

「彼が戻ってきたら、一緒に渡しましょう?」

 

そう言って、イフリータと一緒に、彼が来るのを待っていた。

 

 

そして...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凄まじい轟音と共に、彼は帰らぬ人になってしまった。

 

そして私の、絶望と後悔の始まりの音だ。




UA7000超えたので初投稿です。語録挟んでいないお話書くのすっげえキツかったゾ~

6話の誤字報告してくれた、葛の葉キョウジさん、minotaurosさん、ありがとナス!

鬱展開の下地みたいな感じですが、こんな感じでいいんですかね?曇らせ展開初心者なんで、皆さんのご満足いただける曇らせ展開じゃないかも知れませんがお兄さん許して。

ローグライクのイベント、普通の難易度でも結構きつくないっすか?私にはドクター力が足りないようだ...

ユーネクテスことズゥママピックの初回10連で、☆6枠が3つ出て一つはユーネクテスで、他はすり抜けだと思ったら全員ユーネクテスでした(白目)...ピックアップ仕事しすぎ...どうせならWの時に仕事しろ(270連でウィーディ4人、W一人の順番で来た)何ならマドロックの時仕事してくれ。

証拠画像は後で貼れたら貼るので暫しお待ちを...


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少女の支えは消えた

オレサマは、無力だ。


施設の人間は、サイレンス達以外はみんな嫌いだ。

 

他の白衣の奴らはみんな、誰一人としてオレサマを人として見ていない。患者の奴らもオレサマの角を見て毛嫌いしてきやがる。

 

こんな施設の一番偉い白衣ヤローが変わったらしい。新しい白衣ヤローは、いつもニヤニヤしていやがって気持ちわりー、おまけにオレサマをちゃん付けで呼んできやがる、サイレンスも苦手そうだ。

 

そんな白衣ヤローが来て暫く経ったあの日、オレサマとサイレンスが部屋で話している時にあいつと初めて会った。

 

「ん?お前が新しく来たって奴か?随分とヒョロそうなやつだな」

 

サイレンスから新しい奴が来ると聞いていたが、オレサマが想像しているよりもだいぶ弱っちそうだった。

 

「初対面の人に失礼よ、イフリータ。こんにちは、私はサイレンス。この子の主治医を担当しているわ。ほら、イフリータも彼に挨拶しなさい」

 

「わかったわかった、おいお前!オレサマはイフリータだ!このオレサマが名乗ってやったんだ、お前も名乗れ!」

 

どうせ聞いたって、仲良くなんねーし直ぐに居なくなるだろうと、雑に挨拶をしてしまったからサイレンスに怒られちまった。

 

「こんにちはイフリータ!俺はロストって言うんだ、よろしくね!」

 

...あいつはオレサマの角を認識してなお、元気に挨拶してきやがった。

 

「おいロスト!オレサマが先にこの部屋住んでたんだから、後から来たお前はオレ様の命令には絶対に従えよな?」

 

そんなあいつに少しむかついたから、オレサマはあいつに無茶苦茶な事を言ってやった。これを言えば大体の奴らは文句を言うか、嫌々従おうとするが...

 

「別にいいよー!」

 

あっさりとあいつは返事しやがった。

 

「お!お前は随分素直でいいやつだな!気にいった!今日からおれの下僕だな!」

 

流石にこれだけ言えば、あいつも何か反抗してくると思ったが...

 

「そんなことないですよ。彼女ぐらいの年齢ならこれぐらいわがままなほうがが丁度いいと思うんですけど?」

 

保護者みたいな事を言いだしやがった!

 

「!?…そんなことを言ってくれたのは貴方が初めてね。これからイフリータと仲良くしてくれる?」

 

「サイレンス!こいつじゃなくて、オレサマが仲良くしてやるんだぞ!」

 

オレサマが先にここに居たんだ。あいつじゃなくて、オレサマがあいつに仲良くしてやってやる側なんだ!

 

「うふふ、そうね、ロストと仲良くしてあげてね」

 

「あったりまえだろ?なんたってこのイフリータ様が直々に仲良くしてやるんだ、感謝しろよ?」

 

そうだ、オレサマは一番強いんだ

 

「そろそろ他の仕事の時間ね…またね、イフリータ、ロスト」

 

そう言ってサイレンスが、部屋から出ていった。

 

するとあいつが、サイレンスについて聞いてきやがった。まあ?寛大な心を持っているこのオレサマは、あいつに特別に教えてやった。

 

「なんだお前、サイレンスのことが気になるのか?しょうがねえなぁ、オレサマの下僕のせっかくのお願いだ、特別に教えてやるよ」

 

 

 

オレサマお話中...

 

 

 

「・・・・・・つー訳でサイレンスは他の白衣どもとはちげーんだ、分かったか?」

 

オレサマは、サイレンスが他のやつとは違うことを話してやった。勿論サイレンス以外にも、サリアやフィリオプシス、マゼランにメイヤーの事も話した。

 

こうして喋ってみると、オレサマがサイレンス達以外とここまで話すのは初めてだと思った。こいつも他のやつと違うのか?

 

そう考えてるうちに、扉が開いた...

 

「やあ!君が新しく来たロスト君だねぇ?私はここの所長のアルバートだ!君の治療を担当するからよろしく頼むよ!」

 

いつもニヤニヤしてる新しい白衣ヤローがいた。

 

「早速で悪いんだけどね!今日から治療することになってるから、さっさく移動しようか!」

 

「おいテメェ!ロストに変な事するんじゃないだろうな!」

 

あの白衣ヤローのことだ、ここでオレサマが脅してやらないと、こいつに変なことをするに決まってる。

 

「どうしたんだいイフリータちゃん?僕はただ治療するだけだよ?別に変なことをしようとしているつもりはないよ?」

 

「うるせえ!そう言ってオレサマにいつも痛いことしただろ!それをこいつにもするつもりか!」

 

こいつも前の奴と何も変わらなかった。俺の体に痛いことしてくるやつを信用なんかできねぇ!

 

「おいおい、そんなに怒ることはないだろ?」

 

「こいつはオレサマの下僕なんだ!好き勝手なことはさせねえぞ!」

 

オレサマは強いんだ、こんな奴にあいつを好き勝手させてたまるか

 

オレサマが張り切っていいると、あいつが止めに来た。

 

「あの人はただ治療しに来ただけだろうし、イフリータのおかげで変なことはしないよ!」

 

「そうそう、おかげで変なことする気無くなったったよ!」

 

「やっぱり変なことする気だったんだな!言っといて正解だったぜ!」

 

脅しておいて正解だったぜ。これであいつにもオレサマの強さが伝わっただろう。

 

「そうゆうことだから、行こうかロスト君!」

 

そう言って白衣ヤローは、あいつを連れて部屋から出ようとした。

 

その時あいつが

 

「無事に戻ってくるから安心して」

 

って言って来た。だからオレサマは

 

「わかったよ…じゃあなロスト!また後でな!」

 

そう言い返してやった。

 

あいつが部屋を出る時の表情が、何故か決意に満ちていたのにオレサマは気が付かなかった。

 

 

 

 

 

 

それからしばらくして、あいつが帰って来た。

 

そしてあいつが何かされていないか聞く。どうやら何もされてないみたいだ。

 

少しほっとしていると、あいつがお礼をしたいと行ってきた。

 

「お礼!?ま、まあオレサマは偉いからな、特別に受け取ってやるよ」

 

他のやつから何かお礼をされるのが初めてだったオレサマは、少しワクワクしていた。

 

だからあいつが

 

「うわっ!?なな、なにすんだよ!」

 

いきなりハグをしてきたことに驚いてしまった。

 

そんでもって、少しハグしたと思っていたらあいつは!、オレサマを抱きしめながら頭をなでてきやがった!しかもこいつ!妙に手馴れていやがる!

 

「ひゃっ!?!?ああ、あ、頭なでるのやめろぉ!」

 

そう言うとあいつは、少し撫でてきた後離れてしまった。

 

「あっ」

 

離れてあいつは、飯を食って寝ようと言ってきた。

 

「そ、そうだな!…意外とこいつになでられるの…悪くねぇな...

 

 

始めは嫌だったが、いざ止められてしまうと何故か、名残惜しく感じた。

 

その後は、いつものクソマジー飯を食って寝た。飯を食う時に文句を言っていたら、あいつが無理矢理口に運んできたのに驚いたが、なぜか悪い気がしない。寝るときに何も掛けないと寒そうだったから、先にぐっすり寝ているあいつに毛布を掛けてやってから、オレサマは寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数日経ったある日、オレサマは夢を見た。いつも見る夢だ。

 

 

全てが白だ。

 

頭の上の空も足元の地面も目の届く範囲は全て白で染まっている。

 

真っ白で、静かで、空には何もない。

 

ただ炎だけがゆらゆらと燃えている。

 

ある時から静かに夢を侵食し、夢から覚めたら溶けて無くなる。

 

『ここはどこだ?』

 

誰も答えない。

 

『どうしてここにいるんだ?』

 

誰も答えない。

 

『どうやらればここから出られる?』

 

誰も答えない。

 

『…』

 

自分以外には誰もいない。

 

自分以外には何もない。

 

そして。

 

全ての困惑はただ一つだけ――。

 

『お前…何なんだ?』

 

そう問うと、目の前の奴が襲って来る。

 

そしてオレサマが苦しむ。

 

そんな時、誰かが後ろから抱きしめてくれた事を感じて目が覚める。

 

 

「...またあの夢か...」

 

そう、最後以外はいつもの夢だ。

 

意識がハッキリしてきたオレサマは、あることに気が付いた。

 

オレサマは、

 

 

ロストに後ろから抱き着かれながら一緒に寝ていた。

 

「ッ!!」

 

思わずあいつをたたき起こしてしまったが、オレサマは悪くないだろう。

 

「おっおお、おいっ!何でオレサマに抱き着いていたんだ!」

 

あいつが言うには、オレサマがうなされていたから、同じ様な子にやってあげた事をやったらしい

 

そう言ったあいつの体は、少し火傷を負っていた。

 

 

 

 

その日を境に、オレサマはあいつと、いや、ロストと仲良くなった。

 

ロストは、オレサマが何かを達成できたりするごとに頭を撫でたり、ハグをしてきた。

 

悪夢をあの夢を見た時も、あいつと寝ると恐怖しなくなったから、それ以降はロストに抱き着いて一緒に寝ている。

 

あいつは前までは下僕だったが、今では相棒だ。

 

 

 

こうして暫く経って...オレサマとロストの部屋が豪華になった。

 

今まで布団だけだった部屋が一変して、机や本棚が追加された。

 

そうして喜んでいると、少し前に帰って来たマゼランとメイヤーの二人が部屋に入ってきた。どうやら前に来た時に会えなかったロストに会いに来たらしい。

 

ロストにマゼランとメイヤーが、挨拶と一緒に頭を撫でられているのを見ていると、何故かオレサマの胸が痛かった。

 

「あっ!二人共、ロストにあんまりべたべたするな!こいつはオレ様の相棒なんだぞ!」

 

謎の痛みに耐えられなかったオレサマは二人からロストを引き離してしまった。

 

 

謎の痛みの正体はわからいまま。また暫く経った...

 

 

朝、オレサマはサイレンスにお願いがあった。

 

「なあサイレンス、せっかくロストと仲良くなってよ?あいつだけサイレンスの作ったアクセサリーを持ってないのはなんか仲間外れ嫌だからよぉ...そっその、お願いだサイレンス!あいつにも作ってやってくれねーか?」

 

この羽のアクセサリーは、サイレンスが仲の良い人にしか渡さないものだ。今の所ロスト以外はみんな持っていて、仲間外れなのが嫌だった。

 

「そうね、イフリータからのお願いだし、私もそろそろプレゼントしようと思っていたところよ」

 

「!?ほんとか?サンキューサイレンス!」

 

「彼が戻ってきたら、一緒に渡しましょう?」

 

いつもお礼ばかりされてきたオレサマが、初めてロストにするお礼だと考えると、興奮が止まらなかった。

 

今すぐにでも渡しに行きたいが、生憎今日ロストは珍しく、いつもより早い時間に行ってしまった。

 

止まらない興奮を何とか抑えながら、サイレンスと一緒に、ロストが戻って来るのを待った。

 

そして...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロストは、戻ってこなかった。




深夜テンションでハイになって一日で書いたので初投稿です。

深夜テンション故に、文として成り立っていない所さん!?が沢山あるかも知れないゾ。

後1か、2くらいこんな感じが続くので、気合!入れて!書きます!(比叡並感)

ブルーアーカイブの小説書きたくなっちゃうよやばいやばい。タイトルは迫真!ブルーアーカイブ部!教師の裏技!って感じですかねぇ?そんなことしたら、作者の頭お菓子なるので考え中です。


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隠された真実は、彼の消失と共にやって来る

彼を救えなかった


凄まじい轟音と共に、施設全体が響くように揺れた。

 

警報機が慌ただしく鳴り響く。

 

「イフリータ!そこで少し待っていて!」

 

私はそう言って、部屋を出た。何が起こったのか確認する為に管制室へ向かう。

 

管制室に近づくにつれて、通路を慌ただしく通る人が増えていくが、気にせず走り管制室についた。

 

中に入ると、数十人の職員と所長が切羽詰まった様子でいた。

 

「所長!何があったんです!」

 

「サイレンスちゃんかい!?どうやらIv5の研究室で爆発が起こったみたいなんだ。今消火班が駆けつけているから、そこまで慌てなくても済みそうだ」

 

                                                                                                Iv5研究室...そこなら私やイフリータ達の部屋が遠いからひとまずは大丈夫そうだ。

 

「何で爆発が起きたんですか?」

 

問題がないことを確認した私は疑問に思った。

 

「どうやら源石を使用した実験をしていたんだが失敗した...幸いにも職員の死傷者が出なかったようだけどね」

 

怪我人がいないなら私の仕事はなさそうだ。イフリータの部屋に戻ってロストを待とう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、彼は帰って来なかった。

 


 

 

 

 

 

 

次の日、私はイフリータを連れて管制室に向かった。ロストが戻らないことについて問い詰める予定だ。ホントは一人で向かいたかったけど、イフリータもついて行きたいと言っていたので渋々連れていく。こうして同伴者がいるなら部屋を出れるようになったのは、彼が気を聞かせてあの所長に伝えてくれたおかげだ。

 

管制室に向かうとそこには、サリアとマゼラン、メイヤーがいた。

 

「三人とも何か用事?」

 

「...うん。少し所長に聞きたいことがあって...」

 

「...あたしもメイヤーと同じ様に聞きたいことがあって...」

 

「...私は昨日の爆発についてだ」

 

「お、おい!どうして三人共暗い顔してんだよ!」

 

イフリータのいう通り、三人共表情が良くない...何か嫌な予感がする。

 

「イフリータ、ごめんなさい。...少しここで待っててね」

 

「なんでだよサイレンス!オレサマだけ仲間外れかよ!」

 

「少しだけだから、お願い」

 

「...しゃーねーな!あんまり文句を言うとロストに怒られちまうからな!その代わり、なるべく早めにしてくれよ?」

 

「ありがとうイフリータ。・・・三人とも行きましょう」

 

私たちは管制室に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「やあ四人とも...何か用かい?...」

 

中にいた所長は、いつもの様なニヤニヤした態度ではなく、どこか悲しんだ表情をしていた。

 

私が声を出す前に、サリアが話し始めた。

 

 

「Iv5研究室で何をやっていた?」

 

「あれ、言わなかったかい?あそこでは源石の「それを聞いているのではない」...」じゃあなんだい?」

 

「あの部屋にロストが入っていくのを見たぞ...お前たちは、ロストで一体何をしていたんだ?」

 

私は、サリアが言った事が信じられなかった。

 

続けてメイヤーとマゼランが

 

「あの増設した際に作った保管庫にあった大量の臓器は何なんですか!」

 

臓器?...どういうことなんだ。

 

このままここに居ては必ず後悔すると、私の中で警報がなっている。それでも私はこの場にとどまり、所長に尋ねた。

 

「あの子は...ロストは何処にいるんですか...」

 

「...はは、アハハ!どうやら隠し通るのはここまでのようだねぇ!それじゃあ話そうじゃないか、彼の、いや、ロスト君についてをさ!」

 

所長は、いきなり笑うと思うとそう告げた。

 

「彼に、ロストに何をしたの!!」

 

「いやー僕もまさかこうなるなんて!彼なら耐えられると思っていたが、惜しいことをしちゃったな~。というか、君たち気が付かなかったのかい?彼が凄い演技派だったのか、あるいは君たちの勘が悪かったのかな?」

 

所長が、いや奴が、いつもの人を馬鹿にするような口調で話し続ける。

 

「彼は死んじゃったよ~、源石の暴走でね。源石を肉体に埋め込みすぎちゃったのかな?」

 

その言葉を聞いて、私は頭が真っ白になった。

 

「あなたはやはり、無理矢理ロストに手術をしたんですね!!」

 

「ん?ちょっと待ってくれないかい?勘違いしないでくれないかいサイレンスちゃん~。手術は合意の上で行ったんだよ?本人の許可を得ているんだから、彼をどうしようが問題ないんじゃないかい?」

 

合意?口約束で無理矢理しただけで守るつもりなんてあいつにはない。それに、

 

「だからって非人道的な行為をするんですか!ロストの臓器を売ってお金儲けして、あなたに人の心はないんですか!」

 

「おいおい、君たちだってそのお金を使ったじゃないか」

 

何のことだ。私はそんなお金なんて使ってないはずだ。

 

「君たちの給料と研究資金、彼が来てからしばらくして増えてたよね...君たちはそのお金を好きに使っていたじゃないか」

 

「サイレンスちゃんはイフリータちゃんの為に、マゼランちゃんとメイヤーちゃんはドローンとミーボの新型開発に...サリアちゃんはちょっとわからなかったけど、君たちはその非人道的行為によって生じたお金を少なからず使っているんだよ?僕だけ仲間外れなんてひどいじゃないか~」

 

「ッ!!貴様!!どこまで外道に身を落とせば気が済むんだ!」

 

サリアがあいつに、鬼のような形相で問い詰めた。

 

「外道?じゃあ君たちは真剣に彼と向き合っていたのかい?」

 

「君たちはイフリータちゃんを守ろうとするばかりで、彼を見捨てていたんじゃあないのかい?」

 

そんなはずはない。私たちは彼とイフリータを守ろうとしていたんだ。

 

「僕の前任がやらかした事に対して警戒するのはいいけどさ、ロスト君もイフリータちゃんと同じ立場なのに、なんでイフリータちゃんだけ過保護になるんだい?彼のことはどうでもよかったんじゃないのかい?無関係だったら見捨てる様な君たちも、僕と同じ外道なんじゃないかい?ハハハ!」

 

「この外道がッ!!」

 

「メイヤーちゃん!?」

 

メイヤーがあいつに殴りかかろうとして、マゼランに止められた。

 

「お前のせいでロストが!お前のせいで!...」

 

「僕が殺したんじゃなくて、僕たちが殺したんだろ?確かに彼が死んじゃったのはみんな悲しいさ、せっかく順調だった計画がこれで白紙さ...そりゃあみんな悲しむだろうね」

 

「お、おい...ロストが死んだって...う、噓だよな?」

 

気が付くと、イフリータが部屋に入って来ていた

 

「イフリータ!なんで入ってきちゃったの!?」

 

「おい白衣ヤロー、ロストが死んだって...嘘だろ?噓なんだろ!?」

 

「嘘じゃないってば、彼は死んじゃったよ~君の身代わりになってね」

 

身代わり?イフリータの?なんで彼が...

 

「いやー人間の決意に満ちた時に起こす行動ってのはすごいね!人間ドラマみたいで良かったね~。おかげでしあわせに過ごせただろ?

 

 

 

 

 

 

 

ロスト君以外はさ?」

 

 

 

 

 

「嘘だ!!」

 

イフリータが叫ぶ。

 

「だってあいつはオレサマが守ってやったんだ、そんなことあるわけ「そんなわけがあるだよイフリータちゃん!」」

 

「だって君は、口だけでしか行動出来なかった臆病者じゃないか!何を勘違いしているんだい?」

 

「違う!!オレサマはちゃんとあいつを「あんなので守っているつもりだったのかい?」え?」

 

「彼は君の代わりに手術を受けて、痛みに耐えていたんだよ?わかるかい?」

 

もうやめて。

 

「君はそれと同じ位の行動をして、彼を守ってあげたかい?」

 

イフリータを追い詰めないで。

 

「だ、だったらショーコを見せてみろよ!じゃなきゃオレサマは信じ「ちゃんとあるに決まってるじゃないか」」

 

彼の手には、少し大きめのデータ媒体が保存されている装置があった。

 

「これをデータ管理室の機材に接続して、確かめてみるといい」

 

「...ッ!!」

 

イフリータは少しためらった後、あいつの持っていた装置を分捕って、部屋から慌ただしく出ていった。

 

「待ってイフリータ!」

 

「三人共後を追うぞ!」

 

「イフちゃん待って」

 

慌てて私たちは、やつのいる部屋から出て、イフリータの後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

データ管理室にたどり着いた私たちだったが、少し遅かったようでイフリータが機械に装置を接続し終えていた。

 

「ダメ!イフリータ!」

 

その声掛けも虚しく、機械に取り付けられていたモニターに映像が映る。そしてここにいる全員がその画面に注目してしまう。そこには...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の身体に行われた行為の記録が映し出されていた。

 

最初に映し出されたのは、彼の身体を写した写真だ。その写真に異常は無かった。

 

気が付くと私達は全員モニターの前に居て、次の画面に切り替えようとしていた。

 

次に進むと変化があった。

 

彼の背中に、源石が一つ埋め込まれていた。

 

次に進むと、また一つ埋め込まれていた。

 

その次も

 

またその次も

 

10回ほど進んだ途端、また変化があった。

 

今度は腕だ。右前腕に埋めまれていた。

 

右前腕に幾つか埋め込んだら、次は上腕だ。

 

それが済んだ後は、右腕と同様に左腕に源石が埋め込まれていた。

 

その次は足だ。こちらも両足埋め込まれていた。

 

「これが...ライン生命のやることなのか!」

 

サリアの言う通りだ。こんなことが出来るのは人間なんかじゃない。

 

「...これは」

 

一つの映像が保存されている事に気が付き、私はそれを開いた、そして開いたのを後悔した...だってそれは...

 

 

「凄いぞこいつ!摘出した部位から生えてきやがる!」

 

「ッッッ!?!?!?!?!?」

 

彼の内臓を取り出している映像だった

 

「けほっ、けほっ!!け..うおぇ..」

 

「イフリータ!?」

 

あまりの光景に、イフリータが吐き出してしまった。

 

当然だ、こんな映像を見てしまえば普通はみんなそうなる。私も込み上げてきた胃液が鼻に回って苦しい。マゼランもメイヤーも苦しそうだ。

 

「これが...ライン生命なの!?」

 

私は何も出来ていなかった。

 

やっと手に入れたと思っていた幸せは、彼が身を削って手に入れていたものだった。

 

イフリータと私達の幸せの中に、彼は入っていなかった。

 

本来守られる立場である彼に、私達は守られていた。

 

私は...私は...

 

 

「...少し聞いてくれ」

 

サリアが話し始めた。

 

「ロストにこの前、みんなでこの箱を開けてくれと頼まれていたんだ」

 

それは少し大きめの箱だった。

 

私達はその箱を開け、中身を確認する。

 

 

 

 

中には、私達を模しているであろうモニュメントのついたネックレスと、一通の手紙が入っていた。

 

 

 

 

ライン生命のみんなへ

 

この手紙を読んでいるということは、僕はいないと思います。

 

皆さんにとてもお世話になった僕は、少しでも恩を返したかったので、このネックレスを送りたいと思います。

 

僕が居なくなった後、きっとイフリータは寂しがると思うので、みんなで慰めてあげてください。

 

また会える日を待っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は...彼に何もしてあげれなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リーベリの羽根のアクセサリー」

 

 

とあるリーベリの女性とサルカズの少女が、ある少年のために作ったもの。

 

その名前とは裏腹に、あるいはその名を体現するが如く、今でも彼女らの心は、昏く空虚な喪失の中に囚われているのだ……。

 

――宿舎に飾れば、雰囲気を良くする。

 

 

緋彩鳥さんが感想欄で書いて下さいました。

 

 




曇らせ展開が書けないので初投稿です。

緋彩鳥さんがアイテムの解説文を書いてくれていました。ありがとナス!

こんな感じのアイテム説明が思い付く頭が欲しいゾ。だから読者様方!至急解説文のアイデアくれや(乞食)具体的にはロスト君が用意したネックレスです...

曇らせは...ナオキです...曇らせエリートである、読者の皆さんの満足いくようなお話が書けなくてすいません...これが精一杯なんです...。

後、来週忙しくて更新遅れそうですねぇ!お兄さん(読者の皆さん)許して…

ローグライクの難易度、しっかりがやっとクリアできたゾ^~でもきびしくは、駄目みたいですね(諦観)これ無理ゾ

ガチャの画像貼ろうと思ったら、大きすぎて駄目でした・・・自慢...したかったな...初回十連でズゥママ三体引いたやつ...

追記

活動報告ニテアイデア求ム


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わかる?この罪の重さ(哲学)

これまでのあらすじ

  (( ライン ))
 (( 生命組 ))

見て!ライン生命組が幸せそうだよ
かわいいね


    ライン
    生命組

他の科学者たちがロスト君に非人道的行為を沢山行って死なせてしまったので、ライン生命組が幸せではなくなってしまいました
お前達(科学者たちと、曇らせ展開を望んだ読者の皆さん)のせいです
あ~あ

なので初投稿です。


溺れる!溺れる!なRTAはーじまーるよー

 

前回のあらすじ、ロスト君がライン生命に、お前を芸術品に仕立ててや・・・仕立ててあげてやんだよ~お前を芸術し、ひぃんにしてやっんだよ!お前を芸術品にしてやるよ(妥協)って感じで芸術品になってからダイナミック脱出しました。

 

そして現在、意識を失った状態で川に流されています。この状態になると、ランダムな場所に流れ着くことになりますが、今回は何処に流れるんですかね。ウルサスだと感染者なので殺され、イェラグだと寒さで死ぬのでそれ以外が良いのですが...

 

 

※目が覚めると、ふかふかのベットで寝ていることに気が付いた。

 

ん?珍しいイベントを引いたようです。

 

川に流された場合、大体は河岸で起きるのですが、稀に流されているのを発見されて誰かに助けてもらえるイベントが稀に発生します。助けてもらったお礼に家の手伝いをすれば、暫くの間衣食住を手に入れることが出来るのでうん、おいC!今回のRTAは稀によくあるが沢山あるので勝ったな風呂入ってくる(フラグ)

 

※起きて少し経つと、一人のループスの女性が部屋にやって来た。

 

「あら、目が覚めたようね。大丈夫かしら、川に流されていたらしいのだけど」

 

(問題)ないです。助けてくれてありがとナス!

 

「感謝するなら娘に言ってちょうだい。あの子が散歩であなたを見つけて、家まで引き摺ってきたのよ?」

 

はえ^~すっごい...その子にお礼したいんですけど、いいかな?

 

「少し待っててね、あの子を呼んで来るわ」

 

※ループスの母親が部屋から出て少し経ち、娘らしきループスの少女がやって来た。

 

「おまたせ、この子があなたを助けた『ループスの少女』よ」

 

「目が覚めたんだね。私は『少女の少女』。大丈夫そうで良かった...」

 

解説!モブキャラの名前は大体『少女の名前』みたいに特徴で呼ばれます。レユニオン兵Aとか、○○族の男性とか

 

まあええか(適当)別にRTAには支障がないので。

 

ただし例外もあります、例のアレ(観光客の女性C)とか。一体どこの龍門近衛局特別督察隊の隊長なんだ...

 

そんなことはさておき、取り敢えず救ってもらったお礼をしましょう。

 

※救ってもらったお礼に、何か手伝いがしたいと伝えた。

 

「あなたは一応娘の客人扱いだし、目覚めたばかりだから余り無理はよくないし、そんなことしなくても大丈夫よ」

 

助けてもらったんだし、多少はね?仕事させて下さい!オナシャス!(ワーカホリック)

 

※必死になって説得を試みた...

 

「そこまで言うなら...そうねえ、じゃあちょっと家事を手伝ってもらえないかしら」

 

答えはYESって事やな?早速ちょっと(家事全て)お手伝いに、イクゾーデッデッデデデデ!(カーン)デデデデ!必死になって働こうとするロスト君可愛い...可愛くない?

 

作業はTDNリズムゲーだからキャンセルだ。

 

※上手く手伝うことができた。

 

成功であります!ちなみに失敗すると、短いムービーが入るので祈りましょう。祈祷力が試されます。ムービーは嫌だ!ムービーは嫌だ!

 

確率帽子「おぉ、失敗ムービーは嫌かね?」

 

お願い、どうか、失敗ムービーは挟まないで。失敗ムービーだけは!

 

確率帽子「そこまで嫌と言うなら、...それならば、

 

 

 

 

 

※拾ってくれたループスの少女に、お礼としてクッキーを焼こう。

 

特殊イベント!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てめぇぇぇぇぇぇ!!!(確率)何してんだァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

 

お礼は家事全般手伝うだけでいいだルルォ!そんなこと(特殊イベ)しなくていいから、KEN、どうにかしろ(他力本願)

 

まあひいちゃった物はしょうがないね♂さっさと焼こうぜ!日が暮れちまうよ!

 

※...上手く焼けたようだ。

 

※『ループスの少女』に渡しにいこう。

 

 

ロスト君移動中

 

 

※『ループスの少女』を見つけて、駆け寄った。

 

「ん?どうしたのロスト?」

 

モブループス姉貴オッスオッス!実は助けてくれた姉貴にお礼としてクッキー☆焼いたんですけど、あげるわあなたに。

 

「...ありがとう」

 

※少女は少し顔を赤らめて、作ったクッキーを受け取ってくれた。

 

...あら^~ウブな表情たまらねぇぜ。モブまでイベントが盛り込まれているのはさすがですねぇ...たぶん信頼度と好感度上昇してると思いますが、TDNモブ少女だから(信頼度上げの必要)ないです。悪いなのび太、このRTAネームドキャラだけ対象なんだ!

 

※...また作ってあげようかな?

 

※レシピ『懐かしいクッキー』を手に入れた・・・

 

...今更ですけど、料理できたんっすねロスト君...これならロドスでクッキー作って渡せば、信頼度稼ぎに役立つでしょう。

 

特殊イベントはこれぐらいにして、後は倍速しましょう。超スピードさん!?

 

 

 

 

 

ゲーム内で数日過ぎました...

 

あっそうだ(唐突)倍速中、あと数日過ごしたら、ロスト君がこの家から立ち去る趣旨を伝えたところ、色々アイテムをもらえました。

 

アイテムの量は、基本的に友好関係が良好なら割と多めにくれます。だから、手伝いを沢山する必要があったんですね~

 

※『ループスの少女』と今日、外に出て遊ぶ約束だ。服を着替えよう。

 

外で遊ぶ場合、スタミナが上がったりするのでさっさと着替えて部屋から出ましょう。

 

それにしてもこのお宅、かなりでかいので金持ちですねぇ!助けてくれた『ループスの少女』には感謝しかありません。これって、勲章ですよ…まあ、この先会わないと思いますけど。

 

 

それにしても...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか静かですね(詠唱開始)街の中にはギャラルホルンもいないし本部とはえらい違いだ。

 

いつもなら鳥の鳴き声が良く聞こえるんですけど、何故か今日は静かなんですよね。

 

 

 

※違和感を感じた直後...

 

 

 

 

 

 

※下の階で大きな爆発音が起こった

 

 

※それと同時に、爆発による揺れが襲う

 

※...揺れが収まったの途端に、慌ただしい足音がする。

 

※近くの階段から聞こえてくる

 

※階段を見るとそこには、武装した集団がいた。

 

 

 

...

 

 

 

 

 

 

あっ、やべぇ、110番だな!(棒読み)

 

 

そんなこと言ってる場合じゃねぇ!おい襲撃者ァ!もう許せるぞオイ!何が目的だ!物か!お金か!

 

「俺達は人を殺しに来たんだよ...おいガキ!ループス族の奴らはどこだ!」

 

なんてことを…(静かな怒り)助けてくれた家族を殺そうとするなんて、もう許さねぇからな(豹変)

 

あなたには死んでもらいます(無慈悲)戦闘不可避ですねこれは...

 

解説ゥ!ゲーム開始時から特定の日数が経つとチュートリアルとして、戦闘イベントが確定で発生します。

 

まあ所詮チュートリアルなんでサクッとクリアしましょう。二度とこの世界に居られないようにしてやる(魔王)

 

敵は...『傭兵』が5人ですね。今回の敵さんは遠距離武器がないので、槍を生成してアーツで飛ばしましょう。現在は三本まで同時に浮かせるようですね...射出!三本命中確殺!

 

残った二人が驚きつつもこちらに接近してきます。じっとしろお前!

 

「っ!?このガキ!」

 

後ろががら空きなんだよ!殺した傭兵に刺さってる槍を操って、後ろから刺します。

 

「「ぐふぅ」」

 

戦闘終わり!閉廷!以上!刺した槍を回収してループス親子を探しましょう。ほらいくーど。

 

移動!戦闘!戦闘終了!移動!戦闘!戦闘終了!

 

エンカウント多スギィ!そろそろ見つかってくれよなぁ~頼むよ~

 

※...ループスの親子と、その護衛らしき人物を見つけた。

 

CAPTURED、見つけました。

 

「あ、ロスト!無事だったんだね!」

 

※少女が泣きついてきた...どうやら心配させてしまったようだ。

 

※少女の頭を撫でて、落ち着かせようとした...泣き止んだようだ。

 

ループスの少女可愛スギィ!(ノンケアピール)こんなキャラがモブキャラとかお前(開発元)精神状態おかしいよ…

 

爆発の影響で屋敷の所々さん!?が燃えていて崩れそうなので、じゃけんすぐ出ましょうね~

 

チュートリアルの敵は一般戦闘員しか出てこないので、またまた倍速しましょう。

 

 

 

 

この後は屋敷から出て、追っ手を撒くだけなのでガバはなさそうd

 

 

 

 

 

 

な ん で 等 速 に 戻 す

 

必 要 が あ る ん で す か ?

 

 

 

 

※屋敷から出たとたん、凄まじい速度で矢が飛んできた。

 

QTEさん!?何で出てくるんですか、やめてくださいよ本当!(表示ボタン押しながら)

 

アーツで何とかそらせたようですね。この調子で頑張って行けば何とか

 

 

※威力が高いせいか、かなり疲れてしまうようだ。

 

...うせやろ?(いえ、本当です)

 

※矢が飛んできた方角を見るとそこには、コンパンド式ボウガンを携えた、凄まじい威圧感のある人物がいた。

 

うおっスッゲー威圧感、ボスかな?ボスだね!ボスかよぉ!

 

(登場が)はえーよ、はえーだよぉ!(半ギレ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「懐かしいクッキー」

 

彼の母親のレシピを元に作ったクッキー

 

一口食べれば、あの頃と同じ味が口の中に広がる

 

by作者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ネックレス(イフリータ)」

 

触れる度、喪失が少女の心を苛む。

 

だが、彼女は決してそれを手放さないだろう。

 

この胸の痛みだけが、喪ったモノとの最後の縁(よすが)なのだから。

 

一升生水さんが感想欄で書いてくれました。

 




お ま た せ、続き一話しか投稿できないけど、いいかな?

この作品を読んで下さる読者の皆様のお陰で、UAが一万超えることが出来ました。今後もこの小説をよろしくお願いしナス!

後、何かアイデアがございましたら、活動報告で至急メールくれや

追記

一升生水さんの意見で一部改変しました。これで自然な導入になりましたかね?働かしてくれよって頼み込む場面なんですけど...


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こんなんじゃRTAになんねぇんだよ(棒読み)

前回の前書きに誰も何も突っ込んで(意味深)くれなかったので初投稿です。

花粉症で鼻がずるずるして気持ち悪かったので投稿遅れてしまいました。読者の皆さんもちゃんと花粉症対策して、生きようね!


戦闘チュートリアル開始したばかりなのにボス級の敵が出てきて狂いそうなRTAはーじまーるよー

 

ふざけんな!(声だけ迫真)ボスに勝てるわけないだろ!馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!(徹底抗戦)噓です許して亭ゆるして。

 

ボス級のお名前は...『ボウガンを携えた傭兵』ですね。他の一般傭兵の場合『近接傭兵』とか『狙撃傭兵』のように役職で大まかに呼ばれたり呼ばれなかったりですが、ボス級の場合は、何を持った誰か、みたいに表示されるので、区別はしやすいですが...ここで出てくるのは想定外です、許してもらえるわけがな~い!

 

取り敢えず戦闘に邪魔なループス族の親子とその護衛を逃がしましょう。逃げるんだよあくしろよ

 

「何を言っている!子供を身代わりに出来るか!」

 

※少女の父親がそう言ってきた...

 

舐められてる・・・(静かなる怒り)冗談はよしてくれ、さっきの攻撃をそらしたのはロスト君のおかげですし、お前ら反応できてないやん!親方に連絡させてもらうね。お前(少女の父親)スキップしてたから、読者の方々からしたら初めて出てきた奴なんだぞ!

 

この場のメンバーでボス級と戦ったら、ロスト君以外無駄死にしちゃうだルルォ!護衛の人何とか言ってくれや。

 

「しかし・・・それでは君が・・・」

 

だから邪魔だって言ってるだルルォ。何が違うのか私には理解に苦しむね(ペチペチ)君たちもう帰っていいよ!

 

「...済まない少年。無事だったら何かおごらせてくれ」

 

おっそうだな、酒でも飲みましょうよ。まあ今後会うことはないでしょうけど。

 

「ま、待ってくれロスト!」

 

(少女の絶望顔)あぁ^~いいっすねぇ^~でも(待た)ないです。生きていたらまた会いましょうよ。取り敢えず持っている槍を構えておきましょう。傍から見たら子供囮にしてるだけなんで、事情知らない人から「人間の屑がこの野郎」と言われますね。

 

 

 

※護衛の1人が少女を抱えて、親子と他の護衛と共この場を離れようとする...ッ!?

 

QTEさん!?まあそう簡単に逃してくれませんよね。

 

槍とアーツを合わせて矢を弾き飛ばしましょう...弾けました。

 

ボウガンなんでそこまで連射速度がないのが不幸中のさいw...なんか一杯飛んできたぁ(白目)

 

矢を弾くのを、飛んできた矢の数繰り返します...一発でも弾くの大変なのに連射とかやめてくれよ(絶望)

 

36発…普通だな!このままじゃジリ貧なのであの人達そろそろいなくなってほしいのですが...

 

※後ろを見ると、どうやら目視出来る範囲からはいなくなったようだ...

 

後方確認ヨシ!それじゃあ自分とっておきいいすか?Di5rent君!君に決めたァ!

 

※...体力が減った。

 

Di5rentがビンビンでいらっしゃる。(戦闘に)加えて差し上げろ。

 

やってやる、やってやるぞ!(DC兵士並感)5体のDi5rentを召喚して、二体が槍で突撃、残り三体がアサルトライフルで牽制です。突っ込めって言ってんだよ!!!(特攻隊)

 

敵さんが接近するDi5rentに攻撃しますが、カスが効かねぇんだよ(無敵)TDN矢を数発当たったぐらいじゃ止まんねえからよぉ...なんだお前根性無しだな、そんなんじゃ甘いよ(棒読み)

 

アサルトライフルぶっぱしているDi5rent三体ですが、弾丸が当たってないですね。動くと当たらないだろ!動くと当たらないだろ!!!ちなみに使用している銃はIMIタボールAR21です。

 

Di5rent君に壁になってもらえればロスト君は死ななそうなので、一時はどうなるかと思いましたがなんとかリカバリー出来そうですね...ここで粘っていればその内相手が撤退してくれるので、それまで耐久するだけなのでこれ以上ガバはないでしょう。Here we go!

 

もっと、槍突き出してホラ!!(迫真)ちょっと夜勤(弾丸)入れてやるから来い!相手が死ぬか撤退してくれないとタイム狂う゛ぅ゛~膠着状態はやめロッテ!

 

※...傭兵が何故か逃げていく...

 

よぉ、ホモの兄ちゃん…もう終わりか?噓だよ(掌返し)そのまま撤退して、どうぞ。

 

※...何故か嫌な予感がする。

 

ん?なんかイベント始まったんですけど(困惑)関係ないイベントなんか必要ねぇんだよ!

 

※傭兵が逃げていった方向から、凄まじい速度で矢が飛んできた。

 

※その矢に当たったDi5rentの一体が砕け散った...

 

※飛んできた方向を見るとそこには、先ほどの傭兵がいた。

 

※大型弩砲らしきものを構えて、こちらを狙っている...

 

えっ、何それは…?(ドン引き)これはなんだぁ~?撤退したはずの敵が巨大なバリスタ担いでいるように見えるんですけど...

 

※こちらが慌てて反撃しようとした矢先、全てのDi5rentが倒されてしまった。

 

なんてことを…(静かな怒り)強制イベントで分身全滅ですか...痛ぁいですね…これは痛い。まあロスト君無事な限り生み出せるので問題ないと思います。

 

※...ッ!!こちらにもこちらにも飛んできた!

 

為替!ロスト君!

 

※あまりにも速かった矢を避ける事ができず、致命傷を負ってしまった...

 

 

ふざけんな!(声だけ迫真)強制負けイベかよ!?ロスト君何してんすか?やめてくださいよ本当に!

 

「...標的を逃がしたか...」

 

あっ少し顔が見えました!フェリーンですかね?銀髪で毛先が黒っぽいです。

 

ロスト君は瀕死ですが、人を助けることができたので(問題は)ないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけねえよボケェ!(ダメージ)太いわ!(ダメージ)太いわ!お兄さん許して!お兄さん許して!お兄さん許してロスト君壊れる!ロスト君壊れる!ウッ!ウッ!ウッ!ウッ!

 

僕はRTAしながら曇らせ展開が見たいんです!おじさんはねぇ、ロスト君みたいな可愛いねぇ、子の助けた人たちが曇る展開がが大好きなんだよ!

 

※傭兵が諦めた表情でこの場から去っていった...

 

撤退してくれたけどあかんこのままじゃロスト君死ぬゥ!何とかケガ直して復活してくださいよ。

 

※意識が遠のく...

 

気持ちよくRTAできましたか?出来ませんでした…(自問自答)

 

ダメみたいですね(冷静)冥土の土産に解説でもしましょうか...強制負けイベントですが二種類あり、よくある負けても話が進むパターンと、バットエンド直行の強制負けイベですが...なんで序盤に後者引き当てるんですかね?

 

いいキャラだっただけに走り切れなかったのが残念です...全部強制負けイベって奴が悪いんや・・・俺は悪くねぇ!俺は悪くんねぇ!

 

もう今回でRTAはおしまいか...よし!早く今回の記録残して、帰って図書館の司書で戦うゲームでもするか!少しトイレに用を足しに行きましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※目が覚めた

 

※辺りを見回すと、自分が水の上に立っていることに気が付いた。

 

※ここは何処なのか、何故水の上に立っていられるのかを考えている時に『ソレ』はやって来た。

 

※『ソレ』は水中からこちらを凝視したかと思うと、触手をこちらの足首に巻き付け、底に引きずり込もうとする...

 

※最初は抵抗したが、無駄なことだと察して諦めた。

 

※...ふと、あなたはあの日を思い出した。

 

※研究所の少女と、その周りの人達だ。

 

※あの人たちのようにつらい思いをしている人たちが、きっと沢山いるだろう。

 

※折角外に出ることができたんだ、出来る事ならより多くの人を助けをしたい。

 

※『ソレ』に話しかけた

 

「俺はまだそこには行けない...人を助けたい...だから元の所に戻してくれ」

 

※『ソレ』はその言葉を聞くと、思い悩んでいるようなしぐさをした後引っ張るのをやめ、今度は浮上させようと触手を使って体を押してきた。

 

※...ありがとう。これでまた、誰かを救うことが出来る。

 

 

 

 

 

 

 

なんかトイレから帰って来たらロスト君生きてるんですけど(困惑)

 

※トロフィー『深海を見たもの』獲得

 

 

 

 

 


 

 

彼と出会ったのはたまたまだった。

 

私が散歩に出かけていて、気まぐれで河辺を歩いているときに、打ち上げられているのを発見して、家まで引き摺ってきた。

 

家に帰ってきて、お父さんとお母さんが驚いていたけど、話を聞くとすぐさま彼の看病を手伝ってくれた。

 

二日経って、お母さんから目が覚めたことを聞いて急いで彼がいる部屋に向かった。

 

「目が覚めたんだね。私は■■■■。大丈夫そうで良かった...」

 

「助けてくれてありがとうね。俺はロストって言うんだ、よろしく」

 

ちょっとした挨拶をしたら彼は、ここで手伝いをさせてほしいと言ってきた。

 

「あなたは一応娘の客人扱いだし、目覚めたばかりだから余り無理はよくないし、そんなことしなくても大丈夫よ」

 

最初は遠慮していたお母さんだったけど、彼が熱心にお願いして止まらないので、渋々手伝いをさせてあげたみたいだ。

 

許可を得た途端に彼は部屋を飛び出し、服を着替えて家事の手伝いをした。

 

最初は家の掃除位だったけどだったけど、次第に量が増えていき、家の家事全ての手伝いをしていた。

 

ある日、彼の熱心な働きぶりを見て、私も何かできないかと思い彼の手伝いをした。そしたら彼は、お礼として頭を撫でてハグをしてきた。彼が言うには、渡せる物がない時はいつもこの行為をしているそうだ。

 

最初少し驚いたけど、暫くするととても心地よく感じている自分がいた。それから、彼の手伝いを良くするようになった。

 

そうして事あるごとに彼の手伝いをして、お礼に撫でられる日々が続いて、暫く経って...

 

「あっ■■■■!」

 

「ん?どうしたのロスト?」

 

彼が私を見つけると、彼が駆け寄って来た。

 

「今まで手伝ってくれたお礼にクッキーを焼いたんだ!良かったら食べてくれない?」

 

そう言いながら、手に持っていたクッキーの入っている袋を差し出してきた。

 

 

「...ありがとう」

 

初めて異性の男の子に、こうして贈り物をもらうのが初めてだった私は、少し恥ずかしかった。顔に出ていなかっただろうか?心配だ。

 

クッキーを受け取った私は、少し駆け足で自分の部屋に戻った。

 

彼の作ったクッキーは美味しかった。

 

 

 

 

 

 

 

その日から数日たった朝、私は、部屋で着替えていた。

 

お父さんとお母さんにお願いして今日は少し遠くまで遊びに行く予定だ。

 

わくわくした気持ちを抑えながら着替えを終えた途端

 

 

 

 

 

 

大きな爆発音と衝撃が私を襲った。

 

いきなりのことで怖くなってしまった私が部屋に籠っていると、お父さんとお母さんと、護衛の人が部屋にやって来た。

 

「■■■■!無事か!」

 

「旦那様、娘さんを連れて脱出しますよ!」

 

私たち親子は、護衛の人に守られながら家から脱出しようと通路を走っている。彼が無事なのか不安でソワソワしていると彼がこちらに向かって走ってきた。

 

「あ、ロスト!無事だったんだね!」

 

彼が無事だったのが嬉しくて、思わず彼に泣きついてしまった。

 

泣いてしまった私を見て、彼がいつものように私を撫でて泣き止ませようとしてくれた。

 

こうしてみんなで家から出た途端に、矢が飛んできた。

 

咄嗟に彼がアーツを使って防がなければ、誰かが殺されていただろう。

 

飛んできた方向には、とても威圧感がある人が、ボウガンを構えてこちらを狙っている。

 

絶体絶命な状況な中彼が

 

「俺が足止めをするので、皆さんは逃げてください!」

 

そう言って来た。一体何を言っているんだ彼は。

 

「何を言っている!子供を身代わりに出来るか!」

 

そうだ、こんな状況の中で一人になってしまえば死んでしまうのは火を見るよりも明らかだ

 

「あれを足止めできそうなのは俺だけです!先ほどの攻撃に気が付いたのも俺だけですよ!」

 

確かにそうだ、でも...

 

「しかし・・・それでは君が・・・」

 

「...この場に居ても邪魔なだけです、早く逃げてください」

 

「...済まない少年。無事だったら何かおごらせてくれ」

 

護衛の人が私達を連れて逃げようとした。嫌だ、彼をおいていくことはしたくない。

 

「ま、待ってくれロスト!」

 

彼のもとに行こうとしたが、護衛の人に担がれてしまい、そのまま私達はその場を離れた。

 

背後からは金属同士が激しくぶつかり合うような音がする。

 

 

 

 

 

 

 

こうして私は、彼を身代わりにして生き延びた。

 

 

 

 

 

 

 

 

あの日から何年か経った...

 

私は今愉快な仲間と共に、トランスポーターとして働いている。

 

私を助けてくれた彼を忘れないように、あの日の事に区切りを付けた当時の私は、彼を模した黒のイヤリングを作って、今もこうしてつけている。

 

いつまでも、あの頃の思い出を覚えていたい。

 


 

 

「黒のイヤリング」

 

痛み、くすんだ時代を感じる粗製なイヤリング。アーツによらない歪さは手作り故か。

 

積み重なる日常に埋もれてしまう淡い記憶。無情にも掠れゆくそれは跡形なく消え、偲ぶ術も無い彼の人に寄る為のもの。

 

 中には砂が入っている……耳に囁く擦過音は密かで内緒話を思わせる。変わらぬ声であの日から、彼女にだけ囁くのだ。

 

【ふりかけごはんおいちー】さんが書いて下さいました。

 




二つに分けるとなんかアレだったので少し長くなりました。

ふりかけごはんおいちーさん、素晴らしいフレーバーテキストありがとナス!

アイテムの他に、武器とか敵とかのフレーバーテキストを活動報告やメッセージで送ってくださると、作者が大変喜んで、もう気が狂うほど気持ちええので、至急メールくれや(乞食)敵又はキャラとロスト君関係のアイテムのアイデアが来ると最高や

わしのハーメルンのIDは249075や、気軽に変態的なアイデアをドバーと出してくれや


ループスの少女に謎の傭兵...いったい誰なんだ...


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やっちゃいましょうよ!(探索)

UA15000到達しそうなので初投稿です。お気に入りも270程に増えていて作者感激ィ!!

今回は短いゾ。


深海にハイエースされそうになったRTAはーじまーるよー

 

前回のあらすじ、強制負けイベでBADENDかと思ったらちゃんと生きてた。助けてくれた深海の人は一体何なんですかね?んまぁそう、よくわかんなかったです。

 

※...どうやら気を失っていたようだ。

 

ロスト君が目覚めたので、現在の状況を確認しましょう。ムービー中に敵の攻撃で削り取られた右脇腹は...再生したようですね。

 

※...あれは一体何だったんだ?今まで見たことがない

 

そら(深海の者だから)そうよ。そもそも普通に過ごしていれば一生拝むことはない存在なんだよなぁ。

 

覗いてしまったのはしょうがないのですが、深海の者を直視して恐怖に染まらないロスト君やっぱりおかしいよ。初めて深海を見た時に使用していたキャラが、発狂して自殺してENDになったときは驚きました。SAN値直葬怖スギィ!

 

※...起き上がり、屋敷のあった方角を覗くと、そこには焼け崩れた瓦礫しかなかった。

 

※屋敷の残骸に辛うじて使えそうなものがありそうだ。

 

動けそうなので探索、しよう(提案)丁度ここには、襲撃者のせいで焼け落ちた屋敷跡がありますからね。

 

でも助けてくれた人の家漁るとか精神状態おかしいよ…でも生きるためには必要だから頼むよ~

 

※...何もない。

 

※...『少し焦げた保存食×10』だ。

 

※...何もない。

 

※...何もない。

 

※...『少し焦げたローブ』だ。

 

※...「少し焦げたリュックサック』だ。

 

ロスト君火事場泥棒中

 

 

 

 

 

焦げた系統のアイテムしかないじゃないか(憤怒)まあええか(妥協)火事現場だからねしょうがないね。今回拾った『少し焦げた保存食』は、袋の表面が少し焦げているだけなので普通の保存食と同じように数か月持ちます。

 

あっそうだ(唐突)このゲームのアイテムはフレーバーテキストを読むと、そのアイテムの状態がよく分かります。今回の『少し焦げた保存食』は大丈夫ですが、たまに穴が開いているので、気が付かないで腐らせてしまうのに注意しましょう。

 

焦げたローブとリュックサックも表面が焦げているだけなので、手に入れた物資をリュックサックにぶち込んで、じゃあロスト君にぃ、ローブ着せてリュック背負わせて、それで出発するってどうすか?

 

他にもアイテム拾ったけど、さぁなんのことか…(すっとぼけ)機会があれば解説しましょう。次行こうぜ!(イケボ)

 

現在地は...クルビアですね。ライン生命からはだいぶ離れていますが不安なのでさっさと移動しましょう。取り敢えずロスト君の能力強化をしながら『ラテラーノ』に行きましょう。はい、あの『ラテラーノ』です。

 

ここで「あっ、おぃ、待てぃ(江戸っ子)冗談はよしてくれ、お前ラテラーノ怖がってたじゃないか(「biim一族にあるまじき幸運」の最後)」と皆さん思うでしょうが、あれはロスト君が銃を作れるのが公証人役場にばれた際のお話なので、何の問題ですか?

 

でもロスト君サンクタ族じゃないのに、そこそこ銃を扱えるのが不思議なんですけど大丈夫ですかね...まああっちでは銃を使わなければええか...最悪槍を生成してアーツで射出すれば何とかなるでしょ。銃口は一つしかないから(名言)Di5rentが長物使うならいいんですけど、ロスト君の体格だと取り回しずらいんすよね。

 

ルートはクルビア➔カジミエーシュ➔リターニア➔ラテラーノの順番で行きます。ラテラーノに行く理由は、銃の設計図を閲覧して生成可能にするためです。テラの世界で、銃はオーパーツのような扱いですが、そんなオーパーツを何故サンクタしか扱えないのか、私には理解に苦しむね(ペチペチ)

 

設計図は複製品なら簡単に閲覧できます。資料館に保存されているのでそれを見て終わりです。この資料館には銃のレプリカも置いてあり、そこでサンクタ族は守護銃候補の銃を探すそうです。

 

銃の生成をラテラーノで行うのはやめようね!執行人が街に潜んでいるので捕まるか殺されます。ラテラーノのサンクタ族が技術も銃そのものもほぼ独占しているのに、ロスト君が色んな所に銃を売れてしまうからねしょうがないね。

 

解説はこれぐらいにして、ラテラーノ目指してイクゾー

 

 

ロスト君移動中

 

 

※...感染生物だ...

 

お?どうしました?敵とエンカウントしたみたいですね。相手は...TDNオリジムシですね。数は36・・・普通だな!何の能力もないオリジムシはクソ雑魚ナメクジなので倒しに行きましょう。今回は槍ではなく両刃の剣を使います。無駄に数が多いのでこちらの方が対処しやすいのと、素材確保のためです。金額は二束三文ですが、ないよりはましなぐらいには稼げます。それにこいつは食べれます。感染部位を避ければ鉱石病も悪化しないので、このRTAの序盤では大活躍です。

 

ほらほらほらほら(攻撃中)オリジムシの移動速度は遅いので、慌てず頭の部分にブスリ♂しましょう。そうすることで殻を傷つけず、一撃で済みます。

 

※...『オリジムシの身×36』『オリジムシの殻×36』を手に入れた。

 

数は多いのですが、如何せん単価が安すぎて虚しくなってきます。まあ食料としては大活躍ですけどね。うめ、うめ。

 

ついでに他のムシも解説しましょう。まずはエントリーナンバー1!自爆するしかねぇ!爆弾系ムシ!こいつらはマズ味です、当たり前だルルォ?こいつら絶命時に爆発して何も落としません。

 

続いてエントリーナンバー2!アシッドムシ!こいつの素材はムシにしてはそこそこ高いのはいいけど、あまり傷つけないように倒そうとすると溶解液が飛んでくるぞ!今は持っていませんが、特殊な容器を持っていれば溶解液が手に入ります。売るもよし!敵にかけるのもよし!唯一の欠点は手間がかかるだけ!

 

そしてラストのエントリーナンバー3!素材うま味食料マズ味ハガネガニ!体が金属なので高いです。食料としては身が少なすぎる。面倒要素は高耐久!でも金になるからちまちま削ろう!情けない格好恥ずかしくないの?(棒読み)30分で、5万!(大噓)

 

こんな感じですかね?

 

後は、スマホアプリ版にいたエイヤムシのような巨大感染生物がいます。ワーム型や獣型など、これ登場作品間違えてない?モン〇ンじゃない?といった感じの奴がわんさかいます。

 

解説のキリがいいので、今回はここまでとしましょう。

 

 

 


 

 

 

「懐かしいクッキー」

 

懐かしい匂いのする思い出の品。

 

作ってくれた母の顔が、優しかったことは覚えている。

 

それ以外は、もう思い出したくない。

 

Noceさんが書いて下さいました。作者が書いたやつと比べると、センスの良さが際立っているゾ。そのセンス作者にもくれ()

 

 

「ネックレス(イフリータ)」(アップデート版)

 

人を象ったモニュメントで装飾されたネックレス。造りの粗雑さにどこか暖かみを覚えるのは、製作者の心を映しているのか。

 

これに触れる度に、喪失が少女の心を苛む。

 

そして冷えた金具が指伝いに責め立てるのだ。

 

『無知は大罪なり』、と。

 

だがそれでも、彼女は決してこのネックレスを手放すことはないだろう。

 

この胸の痛みだけが、喪ったあの日々との、彼の人との最後の縁(よすが)なのだから。

 

一升生水さんがアップデート版を書いて下さいました。非常に新鮮で、非常に美味しい。そのセンス作者にもくれ()

 

 

 

 

 

 

今後の展開適当予告(消える可能性大)

 

???「銃口が一つじゃなければいいんだな?」

 

謎の人物???。何がとは言わないがヤバイ奴!

 

深海から帰って来たから、レム・ビリトン製のピザ切るやつみたいな丸鋸持ったお姉ちゃんがこちらをロックオンしてくるよ!やったねロスト君!深海を見た同類になったよ!

 

ねずみは二度死ぬ(精神的に)

 

約束を果たせず、空けられる機会を二度も失ったラム酒

 

彼は進む、後ろを振り返らず。

 

 




Noceさん、一升生水さんありがとナス!考えて下さったフレーバーテキストを読むのは気持ちがいい。ほかの人も至急アイデアくれや。

正直ライン生命出た後何でも出来るから何をさせようか迷うゾ。移動中に発生するイベントを何か入れたいけどな~どうすっかな~

あっそうだ(唐突)皆さんはスルト引けましたか?僕は70連して出ました。エリジウム君...君はWガチャの時に散々出てきたから、君もう来なくていいよ。今後のガチャにほしいキャラが複数いるから死ゾ。

後ロスト君のプロフィールはだいぶ先になりそう...ロドスに関わるタイミングで作ろうと思うので読者さん許して...


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何だお前!?(素)

戦闘描写が難しいのでは初投稿です。UAが15000超えました や っ た ぜ 。

お話の進行遅スギィ!多分次回位で円滑に進行すると思うので読者さん許して…


ラテラーノを目指すRTAはーじまーるよー

 

前回のあらすじ、屋敷跡漁ってオリジムシ剝ぎ取った。

 

開始早々ですが、イベントがあるまで倍速しましょう。歩いているだけのシーンを垂れ流すのはまずいですよ!

 

 

ロスト君移動中

 

 

※...何かが近づいてくる。

 

敵かな?敵だよね?嫌だねぇ。

 

※...『彷徨う者』が現れた。

 

今回は人型の敵ですねぇ!解説来いよオラァァン?

 

今回戦闘する敵は『彷徨う者』こいつは要するに感染者の死体です。TDNゾンビです。症状が悪化して死んだ人が放置された結果、こうなります。体に生えてる源石以外は(需要)ないです。頭をバァン!(大破)して差し上げろ。

 

取り敢えずロスト君が使えそうなハンドガン生成して...G18ですね。G17と見た目はほとんど同じですが、スライドにセミ/フルオートの切り替え用レバーがあるのが特徴です。今回、敵は一人しかいないのでセミにしましょう。フルオートブッパして、ロスト君反動制御できるんですかね?ままえあろ、取り敢えず撃ちましょう。あそれパンパンパン。

 

※...倒した。

 

へ な ち ょ こ 三撃必殺です。情けない格好恥ずかしくないの?取り敢えず源石いただいていくぜ。

 

※...『源石の結晶』を手に入れた。

 

※...せめて最後は安らかに。

 

※近くに穴を掘り、遺体を埋めて埋葬した。

 

人間の鏡がこの野郎!アアーイィ!アッイイヨイイヨイイヨ~。それじゃあ次行こうぜ、また移動だぁ!

 

 

 

ロスト君移動中

 

 

※...これは...何なんだ...

 

おっそうしました?何かアイテムでも見つけたんですかね?

 

 

※車が巨大な感染生物に追われている。

 

なぁにこれ(困惑)なんか中型ワームタイプの感染生物が車追っかけてるんですけど。

 

※...助けに行こう...

 

せやな(茜ちゃん並感)助けにイクゾー!

 

とその前にワーム君の解説

 

ワーム君は基本大きさで強さが変わります。小型は人ぐらいの大きさで普通の強さですが、大量発生した場合の気持ち悪さはラスボス級です...そりゃあ人ぐらいの大きさのミルワームが、視界一杯に入ってきたら...う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

 

中型は車ぐらいですね。移動速度がそこそこ速くてそこそこ強いです。単体なら問題ないですが、こいつも大量発生します(絶望)ただ小型よりは大量発生する確率が低いです。

 

大型はPompeiiみたいな感じの巨大感染生物扱いです。その巨体で暴れて、よく村を壊滅状態にして討伐を依頼されます。大量発生の確率は極めて低いです。こんなデカブツが大量発生するのか(困惑)と思い、何度か試してみましたが引けずにネットで探してみたら、記録として動画を出していた有志がいたので見てみたのですが...(トラウマで)溺れる!溺れる!これ作ったYostarお前精神状態おかしいよ…

 

解説終わったので戦闘方を映しましょう。槍を生成して...射出!こちらに注意を引き付けますよ~コッチヲミロ...こっち見た!

 

注意を引き付けたらDi5rent君召喚しますよ~するする...

 

※...体力が減った。

 

四体のDi5rent君と共に突撃します。

 

まず二体を使って足止めして...よし!上手く正面から押しとどめる事が出来ました。そしたらロスト君は、こいつを横一文字に切って...終わり!でもたまに生きてることがあるから、保険で二つに断ち切ったワーム君を、更に真っ二つに切ります。

 

動くな!殺されてぇかお前、オォン!?もう殺してんだよなあ(死亡確認)ワーム君の素材はお金になりますなります。でもこいつの素材を持って移動するのあーめんどくせぇマジで。

 

※...ワームを剝ぎ取っていると、追われていた車がこちらに近づいてきた。

 

誰だお前は!お前さっきロスト君がワーム君倒してる時、チラチラ見てただろ。

 

「いやーすまないねぇ!どうやらこいつの縄張りに入ってしまったらしくて追われてたんだ、助かったよ」

 

※そう言って、車の運転席から仮面を被った男が降りてきた。

 

「ん?君、そのワームをどうするんだい?」

 

剝ぎ取ったらどっかに売りに行くつもりですけど。

 

「その量を持っていくのは大変だろ?だったら俺が買い取ってやるよ。ただし渡すのは金じゃないがな」

 

※仮面の男は、車の荷台から『ソレ』を取り出してきた。

 

「俺はしがない武器商人でね。生憎いま提供出来るのはこの商品たちなんだが、どうだい?」

 

武器商人...FOO↑気持ちいい~武器は少々お太い値段なのでウレシイ、ウレシイ...しかも素材と交換とはたまげたなあ...オッスお願いしまーす!

 

「それじゃあ...この量の素材だと渡せる武器はこれだな」

 

仮面の男は渡せる武器を見せてきた。

 

それじゃあ一覧表を見て...あれ?この武器商人...

 

 

 

 

 

 

珍銃ばっかじゃねぇかよ⁉(迫真)

 

 

 

 

 

 

イ カ れ た 銃 を 紹 介 す る ぜ !

 

 

一つ目ぇ!

 

XM109ペイロード!

 

「バレットM82の反動吸収が思ったより優秀だぁ……もっと太いシーチキン(大口径弾)も撃てそうだな……あ、できちゃっ…たぁ!」という経緯で開発された口径25mmのクソデカ対物ライフル

 

通常弾以外にも徹甲弾、徹甲焼夷弾、多目的榴弾、徹甲榴弾、成形炸薬弾が使用出来るゾ。二キロぐらいの射程もある。

 

 

二つ目ぇ!

 

kord重機関銃!

 

12.7×108mm弾を使う機関銃

 

現実のロシアの軍人さんが重量25kgのこいつを歩きながら撃っているですよねぇ…

 

 

三つ目ぇ!

 

TKB-059!

 

銃口が三つもあるアサルトライフル

銃を二丁繋げて火力2倍なら三丁なら3倍って言いたいんですね?何わけわかんない事を...バカにしてんのか?

発射レート6000発/分らしいっすよ?これの元の銃も分間2000発で頭おかしい...

 

異常だ!(以上だ!)

 

数が多いから、次この人の武器を買いに来る機会があった場合に解説します。何なの、この人(ガンダムW並感)

 

とりあえず超遠距離を攻撃できるXM109ペイロードにしましょう。しばらく中~遠距離はこいつにお世話になるでしょう。

 

でも現物もらってもなぁ...あっそうだ(唐突)武器商人さん、設計図とかってあります?

 

「武器の整備用として用意してあるが...それがどうかしたか?」

 

見せてください、オナシャス!

 

「まあ、それぐらいは構わないが」

 

※...設計図を見せてもらった。

 

※...問題なく作れそうだ。

 

「...へぇ、それが君のアーツかい?設計図見ただけで作れるとか、商売上がったりだねぇ」

 

大丈夫だって安心しろよ~ちゃんとお金代わりの素材渡すから...

 

「それなら良かったよ。このまま設計図だけ見てお金儲けられなかったらどうしようかと思ったよ」

 

「そういえばさ、君って今までどんな銃を使ってんだ?」

 

タボールとグロックですね。それがどうかしましたか?

 

「グロック...確かにあそこにあれが...」

 

※...武器商人が荷台を漁って何か探している。

 

「おっ、あったあった!せっかくならおまけとしてこれを見せてあげるよ。君のそのアーツで作れるんだろ?」

 

※そう言って見せて来た設計図には...

 

「君の使うグロックの50連マガジンさ」

 

...ウッソだろお前ww何かと思ったらTDN変態マガジンじゃないか!なんで設計図持っているんですかね。まあいいや(思考放棄)ありがとナス!

 

「おまけの対価としてさ、君が良ければ名前を教えてくれないかい?」

 

あっいいすよ(快諾)ロストって名前です、よろしくお願いさしすせそ。

 

「OK!ロスト君ね。良ければ傭兵にならないかい?」

 

えぇっ!?傭兵ですか!?いきなり勧誘活動とはたまげた...傭兵訓練とかなさらないんですか?

 

「大丈夫さ。次に君と会う時に教官を連れてくるから、頼むよ~」

 

まあ教官用意してくれるなら...考えといてやるよ。

 

「本当かい!?それじゃあとっておきの教官を用意しておくよ。所で、君のアーツで物を作るのは手からしかできないのか?空中とかは?」

 

(そんなこと)ないです。一定範囲内なら離れた所からも生成できますよ。

 

「それじゃあ武器を作るなら、基本は手元からしか作らないようにした方がいいんじゃない?もしもの時、相手の死角から攻撃する隠し玉とかさ」

 

初見殺しスギィ!でもいいアイデアっすね。じゃあ手元オンリーで生成するのを徹底しますね。

 

「そうするといい...それじゃあまたね」

 

※けたたましいエンジン音が鳴らせながら、武器商人はこの場を去っていった...

 

 

今回はここまでにしましょう。

 

 


 

 

少し大きめのデータ媒体

 

ライン生命に遺された実験記録。

 

複数の写真と映像が収められている。

 

それは冒涜的で、決して許されざるものである。

 

だが医療の発展に、犠牲は付き物だろう?

 

ラウガメアさんが書いて下さった物の、写真と映像の数を改変したもの。『隠された真実は、彼の消失と共にやって来る』でライン生命組が見ていたやつ。このフレーバーテキスト、書いたの絶対所長だろ!正体見たりって感じだな!

 

 

 

 

 

銃(ロストの複製品)

 

喪失の名を冠する者により、図らずもかつての真価を取り戻した武器。

 

些細な設計の変更により、アーツの扱いに長けていない者でも容易に取扱いが可能となっている。

 

引き金を引く。それだけで、この銃はたちまち殺意を撃ち放つ。

 

アーツも恵まれた才覚も不要。殺したければ指を微動させるのみ。

 

これこそ銃の真髄。殺意の簡易化。殺しの簡易化。即ち、力の簡易化。

 

遠いかつて憎悪に汚濁し、そして今天使の手から溢れた力。

 

それは果たして、彼に福音を齎せるだろうか……

 

一升生水さんが書いて下さいました。if世界のロスト君が生成した銃で、フレーバーテキスト読むだけで妄想がはかどりますね。

 




前回の???登場。元ネタは作者に武器輸入(珍銃紹介)してくれてるとある人です。こんな感じのキャラで、本人からの苦情が来ないか心配。

それと朗報ですよ皆さん!近々曇らせ展開が来ますよ!(予定)ヒントはザラックで、危機契約#2でお世話になった人が多いであろう、あのキャラです。


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(再会の涙が)だいぶ溜まってんじゃんアゼルバイジャン

鴨肉とジャーキーとサラミが旨いので初投稿です。お気に入りが300行きそう...




助けた相手が変態武器商人だったRTAはーじまーるよー

 

前回のあらすじ、ワーム君の素材を銃と交換した。

 

もうすぐカジミエーシュに着きます。カジミエーシュに着いたら道中手に入れた素材を質屋に売り払って食料を買い、リターニアを目指しましょう。

 

あっそうだ(唐突)カジミエーシュの武器屋に寄って、大剣や盾も設計図も見に行きましょう。大きめの武器が、ロスト君のアーツで飛んで来るとか怖い...怖くない?後、スカジ姉貴みたいな大きな獲物ぶん回す相手にただの剣で切り合いとかきつそう。

 

道中で会う敵は代り映えがないからキャンセルだ。オリジムシか『彷徨う者』しか出てきませんからね。

 

 

ロスト君無双中

 

 

うん、おいC!。これぐらいあれば、次の国に向かう為の物資をそろえるのに十分足りそうですね。

 

※...この国は...

 

あれ?ロスト君どうしましたか?

 

※...懐かしい...まさかここに帰ってこれるなんて。

 

おっどうやらロスト君はカジミエーシュ出身みたいですね。もし攫われていなければ、カジミエーシュ騎士になっていたかもしれませんね。

 

カジミエーシュ騎士競技は現在感染者の場合参加できませんが、暫くすれば出場できるようになります。ですが...血騎士と黒騎士が強すぎて、優勝目的でキャラクリしないとこれ無理ゾ。シルバーアッシュ兄貴がカジミエーシュから黒騎士を雇用するのも納得の強さです。

 

話しているうちに都市郊外に着きました。この辺は小さな家が建っていて、都市中央の宿を使うよりこちらの方が安いです。まあその分宿の質は落ちますけどね。

 

素材を買い取ってくる質屋や武器屋は中央にあるので、買い物したら戻ってきましょうね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※雨の降る郊外を傘をさして歩いていると、ある光景が目に入った。

 

すいませんあのー(カジミエーシュ)入ったばかりなんで、いきなりイベントとはたまげたなぁ。

 

※人気のなさそうな公園に生えている一つの大きな木、その木の下に、一人の少女が座り込んで雨宿りをしているようだ。

 

※...あの少女には見覚えがある。

 

カジミエーシュと言ったら二アール姉貴かな?でもあの人は少女というよりも女性の気がするゾ。誰だお前は!

 

※...ザラックの耳と薄い桃色の髪、小麦色の肌...間違いない、彼女は...

 

※少女が座り込んでいる木へと、無意識に歩いていた。

 

※少女は、近づいて来る足音に気が付いたようで、こちらに視線を向けた。

 

「...私に何の用かしら~?」

 

※「...久しぶりだね、セノミー」

 

「ッ!!なんで私の本名を...それにその声、顔を見せなさい!!」

 

※「...そういえばフードを深く被ったままだった。...これなら分かる?」

 

「!?その顔は...なんで...貴方は、まさか...

 

 

 

 

 

 

ロスト...なの?」

 

※「...そうだよ、あの日の約束を守れなくてごめんね」

 

※...少女は相手が誰か判明した途端、少年に抱き着いた。

 

※...暫くは、彼女を落ち着かせる必要がありそうだ。

 

※再会を喜ぶ少女の目からは、大量の涙が流れていた。

 

※まるで長年ため込んでいたものを、吐き出すように。

 

※少女の泣き声は、雨音にかき消され、二人以外には聞こえないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザラック特有の耳が――――フタチマルゥ…(二つもある)中の人が大好きなキャラの一人、グラベル姉貴ことセノミー姉貴じゃないか(歓喜)泣き入ってる!スッゲー可愛い!

 

???「えっ 今日は久しぶりの再会をしたロストを味わっていいのか!!」

 

???「ああ…しっかり味わえ」

 

みたいな感じの展開であ~泣きそ...泣き顔グラベル姉貴イイゾォコレ!

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいあの日あなたを助けられなくてごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

...なんかグラベル姉貴がヒスってるように見えるのは私だけでしょうか?これ大丈夫かな?大丈夫だな!慰めの言葉いってれば泣き止むでしょ、ついでに頭を撫でながらよしよしをぶち込んでやるぜ!

 

※...少し落ち着いたようだ。

 

精神安定、ヨシ!

 

そういえばここロスト君の故郷ですよね?だったら実家があるんじゃ?グラベル姉貴~、ロスト君の家ってありますか?

 

「あの家は、もう何年か前に取り壊されちゃったわ...もしかして、泊まるところ探しているの?」

 

そうだよ。家が残存していたらよかったんですけどね~

 

「!な、なら、あたしの家に泊まらせてあげるわ」

 

そう言った彼女は泣いてしまったせいなのか、顔を赤らめていたような気がする。

 

※...いいの?

 

「ええもちろん!その代わりに、その...良ければ、昔のように一緒に料理を作りましょう?」

 

あっいいすよ(快諾)とゆうかロスト君自炊できたんですね...屋敷の時もクッキーとか作っていましたし、ロスト君料理得意みたいですね。

 

それじゃあ突撃!グラベル姉貴との晩御飯!をしに家にイクゾーじゃあ傘さして・・・なんでロスト君の傘に入ったんですか?

 

「いきなりの雨だったから傘がなくて・・・入れてもらえるかしら~」

 

※改めて彼女の服を眺めると、服装が少し濡れている。

 

セクシー…エロいッ!さすがキス魔ことグラベル姉貴だ!あざとい!あざと過ぎる!だがこれでいい!

 

グラベル姉貴をTDN淫乱だと思った奴は窓際行って、落ちろ!信頼度200にしてから戻ってこい!信頼度200ボイスで、もう顔中涙まみれや。

 

 

ロスト君とグラベル姉貴、相合傘で移動中

 

 

「我が家にいらっしゃい!歓迎するわ!」

 

※セノミーの家は、街から少し離れた場所に建っていた。

 

...女の子の部屋にしては、凄く殺風景なんですけど。これはグラベル姉貴に何があったのか気になる所さん!?ですね。

 

「雨で寒かっただろうし、お風呂を沸かしたわ~。先に入ってねぇ」

 

ぬわああああああん(カジミエーシュまでの移動で)疲れたもおおおおおおおん

 

風呂入ってさっぱりしましょうよ~

 

「あっ服はそこの籠に入れておいてね、洗っておくわ~」

 

かしこまり!じゃあ風呂にイクゾー

 

・・・そういえば、グラベル姉貴がロスト君の服を籠に入れる指示をしていた時の表情が、野獣の眼光じみていたんですけど。

 

 

今回はここまでにしましょう。

 

 


 

 

 

 

 

「これはどう見るべきか...」

 

先日ロドスに届けられた物資と資料を確認する。ライン生命が販売している臓器とその資料だ。

 

ライン生命が、医療施設に片っ端から声を掛けているという噂は本当だったようだな。健康な臓器が手に入るのは嬉しい限りだ。

 

しかし用意出来る数が多過ぎる。臓器一式をダース単位で用意できるのはどういう事だ。

 

「ワルファリン、念のためだがこの臓器を検査しておいてくれ。どうもきな臭過ぎる」

 

「わかっておるケルシー。あの組織は優秀であるが、裏がありそうなのはたしかだからな」

 

「結果が分かり次第連絡してくれ」

 

そう言って私は部屋を後にする...

 

 

 

数時間後・・・

 

 

 

「どうしたワルファリン」

 

「ケルシー遅いぞ!早くこのデータを見てくれ!」

 

見せてくれたのは、臓器を源石スキャナーで撮影した写真だ。感染部位がある場合は白くハッキリと写る。

 

「写真を見る限り、問題話なさそうだが?」

 

「問題はここだ!」

 

 

次に見せられたのは、臓器のDNAのデータだ。だが何故DNAなんだ。

 

「DNAがどうかしたのか」

 

「あのライン生命がよこした臓器全部が全て、このDNAの持ち主のものだ」

 

「...冗談はよせ、そんなことあり得るはずがないだろ」

 

一人の人間から、複数の臓器が取れるなど物理的に不可能だ。

 

「わしも最初は、何かの間違いかと思うて何度もやり直した。だが結果は何度も同じだ」

 

「奴らがクローンを作っているとでも言いたいのか」

 

「いくらライン生命とはいえ、そこまで進歩した技術を持っているとは考えられんが...奴ら、とんでもない事を隠しているのは確かじゃ」

 

 

 

これは、とある少年と、少年と深いかかわりを持つ者たちがロドスと関係を持つ前の出来事。

 

 

 


 

 

『真実』の歯車は一つずつ現れる。

 

そうして集まった複数の歯車は、やがて一つになる。

 

全ての歯車が合わさった時、『真実』は動き出す。

 

そうして現れる『真実』を、彼女達はどう受け止めるのか。

 

 

 

歯車は、まだ揃っていない。

 

 


 

 

年季の入った設計図面

 

ロストの所持していたたくさんの設計図面

 

保存状態がよくないうえ、拙い文字であちこちに注釈がなされている。

 

なんの変哲もない剣や盾から重火器、サンクタ銃、果ては人智の及びそうもないものまで様々。

 

これらを用いて何をしようというのか

 

※あくまで個人の感想ですさんが書いて下さいました。何をしようというのか?とぼけちゃって...

 


 

これより曇らせ展開(の下準備)を開始する!(予定)

 

 




どーも。誰とは言いませんが、某バウンティハンターをどういう展開で曇らせようか悩んでる作者です。やば...やば・・・(どうすればいいのか)わかんないね...今の所、深海絶対殺すマンの某バウンティハンターが、優しさの塊みたいなロスト君を殺すのをためらう感じを予定しているんですけど...

やっと登場させたかったキャラ出せた、やったぜ!なのでこの子も曇らせるゾ。ただ別れ方が強引なんですよね...今後の展開としては必要な展開なんですけど。

何か意見がありましたら、活動報告にどんどん書き込んでください、オナシャス!

今不足しているのは、グラベル姉貴のアイテム(ロスト君からもらったもの)や、敵キャラ『彷徨う者』、感染生物などの敵キャラのフレーバーテキストですねぇ!(隙あらば乞食)読者の皆さんが考えた敵キャラとかを、気軽にぶち込んでくれると気持ちがいい!







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まずいですよ!?

エクシア姉貴とモスティマ姉貴、スカジ姉貴にスペクター姉貴をロスト君と絡ませたいので初投稿です。どうやって曇らせ展開まで持ってこようか迷うゾ。


風呂入ってさっぱりするRTAはーじまーるよー

 

前回の〇らすじ、グラベル姉貴と出会った。

 

宿代節約出来るからうん、おいC!早速風呂に入るゾ^~。

 

 

ロスト君入浴中

 

 

あーさっぱりした!ん?お風呂に入る際に脱いだ服を入れていた籠が消えてます...ちょっと仕事早いんじゃないこんな所でー?取り敢えず服を着てリビングに向かいます。お風呂空きましたぜグラベル姉貴ィ!

 

 

※リビングには、先ほどまで着ていた服を抱きかかえているセノミーがいた。

 

※...何故か、この部屋に漂っていた女性特有の匂いが、風呂に入る前よりも強くなっている様な気がする。

 

※...ただの勘違いか?。

 

※...セノミーの顔も少し赤い...汗をかいているようだが、大丈夫だろうか。

 

ロスト君の脱ぎたての衣服...女性の匂いが強くなっている...顔が赤くて汗をかいて...あっ・・・(察し)ふ~ん(グラベル姉貴の第一資料を見ながら)

 

何訳分かんない事を...んな~ロスト君入浴中にぃ?脱いだ衣服持ち込んで?ね?リビングでオ〇ニーですか!バカにしてんのか?ん?(ペチペチ)

 

やけくそになって逆レしないでくれよ?...映像化できないからやめてくれ(絶望)

 

 

 

「あっあ、ああロスト!?いやこれは、その、そう!服のポケットに何か入っていないか確認していただけよ!」

 

まだ何も聞いてないんですけど...まあいいや、そういう事にしておきましょう。グラベル姉貴もお風呂入って、ご飯食べて寝ましょうよ。

 

「そ、そうね、じゃあさっさく入ってくるわ~」

 

グラベル姉貴が風呂入ってさっぱりしている間に、料理の下準備でもしておきましょう。ほらほらほらほら(包丁研ぎ)

 

 

ロスト君下準備中

 

 

「待たせたわ~あら?下準備してくれたのね、助かるわ~」

 

タイム短縮するためだからね、当たり前だルルォ?

 

それじゃあグラベル姉貴が来た所さん!?だし。デデドン!364分クッキングの開始です。こ↑こ↓は料理するだけだしカットする!

 

※...良い出来上がりの物が作れた。

 

ヨシ!じゃあさっさく頂きナス!...うん、おいC!生地がしっとりとして、それでいてべとつかない(大噓)

 

ごちそうさまでした。やっぱ~ロスト君の~料理を...最高やな!後は寝るだけですね、そういえば寝るところはどうすればいいんですかね。教えてグラベル姉貴!

 

「ごめんなさい、ベッドは私のしかないの...」

 

※「大丈夫、寝れればどこでもいいよ」

 

そうだよ(便乗)お外で寝るとはわけが違います。安定が確保された中で寝れるのがどんなにありがたいことか...物音がしたら即座に起きることの出来ないキャラだと死ゾ。

 

「そ、その、良ければ一緒に寝ないかしら。昔は良く二人で寝ていたでしょう?」

 

...ホントぉ?一緒に寝る(意味深)じゃないですよね?ボブは訝しんだ...

 

※「...それだとセノミーがゆっくり寝れないんじゃないの?」

 

「大丈夫、きっといつもよりぐっすり安眠できるわ。さあほら!」

 

ええ・・・(困惑)断りたいののですが、信頼度上げの為にもここは一緒に寝ましょう。大丈夫!最悪ロスト君の貞操奪われて修羅場になるだけですから。男なら、背負わないかん時はどない辛くても背負わにゃいかんぞ!

 

※・・・セノミーが、こちらの胸板に顔をうずめている。

 

「...出来れば、頭も撫でてくれないかしら?」

 

あっいいっすよ(快諾)信頼度が稼げるので撫でまわしてやるぜ!頭にきますよ!

 

「ああ~いいわぁ・・・こうして、昔も頭を撫でてもらっていたわね~」

 

ロリグラベル姉貴も見たいんだけどな~俺もなぁ...ロスト君の撫でテクはこの頃から上手だったんですかね?

 

暫くグラベル姉貴の頭を撫でていたら、ロスト君が眠くなったみたいなので寝ましょうか。・・・朝になったら、隣に裸のグラベル姉貴がいないことを願いましょう。

 

 

ロスト君睡眠中

 

 

朝だあ~さ~だ!ベッドから降り...グラベル姉貴がしっかり抱き着いている!(驚愕)一晩中抱き枕になっていただけで済んだようですね。起きろ!デトロイト市警だ!...起きましたね。

 

「ふぁ~おはよう、ロスト」

 

寝起きグラベル姉貴可愛い(小並感)朝食、食べよう!(提案)

 

※...何を作ろう?

 

無難にパンとスープと野菜にしましょう。そして出来上がった物がこちらになります。じゃけん温かいうちに食べましょうね~。

 

あっそうだ(唐突)グラベル姉貴、朝食食べたら買い物行ってきます。

 

「あら、ならあたしも一緒に行くわ~丁度食材を買い足しに行こうと思っていたところなのよ~」

 

これは、デートじゃな?Here we go!売却用の素材を持って早速イクゾー!

 

 

ロスト君とグラベル姉貴移動中

 

 

到着しました。さっさく武器屋に行きますよォ!いいですかぁ!

 

「いらっしゃい!なにをお求めで?」

 

あっその前に買取お願いしていいっすか?

 

「この量ですと...3000紙幣です」

 

まあこんなもんでしょう、これはおまけです。武器屋の人!武器の設計図ってもらえます?

 

「ああ勿論あるが...それがどうかしたんだい?」

 

その設計図俺にもちょっと回してくださいよォ

 

「一つ1000紙幣ならいいぞ」

 

どうしよっかな~カジミエーシュの武器屋は、THE騎士って感じの武器ばかりの品揃えです。嫌いじゃないし、むしろ好きだよ(隙自語)じゃけん大剣と盾の設計図をもらいましょうねぇ~。

 

「武器じゃなくて設計図なの?変わっているのね~」

 

いやそんなことないっすよ。いやそんなことあるか、普通設計図をわざわざ買いに来ませんし。

 

ロスト君の用事は済んだから、後は食材を買い足して戻りましょう

 

 

ロスト君とグラベル姉貴買い物中

 

 

「荷物を持ってくれる人がいて助かるわ~つい沢山買っちゃったわ~」

 

グラベル姉貴の信頼度稼ぎのためにも沢山料理しますねぇ!もうすぐお昼の時間ですし、さっそく振る舞ってあげましょう。

 

※セノミーの家に向かって歩いている...ッ!?

 

おっどうしたどうした?家が襲撃でもされましたかね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※足元に何かいる

 

※黒い渦の様な物から、『ソレ』はこちらを覗いている。

 

※『ソレ』は触手をこちらに伸ばし、渦に引きずり込もうとする。

 

 

ファッ!?

 

深海さん!?何やってるんっすか!?やめてくださいよ本当!?馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!ってグラベル姉貴も引っ張られてる!?やあめろお前。

 

「嫌ァ!?離して!?」

 

グラベル姉貴、じっとしろお前!

 

ロスト君はともかくグラベル姉貴だと、深海に引き込まれた際に死ぬor精神カミーユになります!せっかく信頼度がそこそこ高いのに、死なせるのはまずあじなので助けましょう。

 

この拘束時間が長引くほど脱出しずらくなります。現在は引っ張られながらもギリギリ動けるので、グラベル姉貴に絡みついている触手を切ったら、渦の範囲外に投げ飛ばしましょう。

 

「痛ッ、!?ロスト!つかまって!」

 

雑に投げ飛ばされて痛い中、ロスト君を助けようとする表情...いいねぇ、ぞくぞくする~。

 

でもダメです(即答)たぶん捕まったらグラベル姉貴も一緒に引きずり込まれます。グラベル姉貴!オタッシャデー

 

「嫌!ロスト!ロスト!!」

 

※セノミーが必死になってこちらに手を伸ばしたが、届かなかった。

 

※...彼女が無事なら、いいか。

 

※そう思いながら、暗い底に引きずり込まれた...

 

意外と早く落ちたなぁ・・・しかし計算外です。

 

おら!解説の時間だ!

 

深海に関わった際、一度目ならスカジ姉貴等に問い詰められる程度で済みますが、二度目、三度目となるとやばいものがやって来ます。

 

プレイヤーが一人の際、一定確率でヤバイ奴とエンカウントするようになります。ミ=ゴみたいな奴だったり、海洋生物の特徴を持った奴だったり。

 

 

※気が付くと、あの時の様に『ソレ』は水中にいた。

 

※『ソレ』は一本の触手をこちらに伸ばしてきた。

 

※触手の先には、一つの器があった。

 

※冒涜的な気配を漂わせる器を、触手が懐に潜り込ませてきた。これを渡したかったのだろう。

 

※満足そうな動きをしながら、触手は底に戻って行く。

 

※用が済んだのか、触手が身体を押し出してくる。

 

※...誰かか微笑んでいるように感じた

 

※...【深海への器】を手に入れた。

 

 

 

...なにこれ(困惑)

 

※トロフィー「深海からの贈り物」を獲得した。

 

 


 

 

深海への器

 

冒涜的な気配を纏う謎の器。どこかに捨てても気付けば懐に戻っている。

 

供物を捧げることによって、何かの力が宿る物を授かる。

 

授かる物も冒涜的な気配を纏っているが、力を手に入れることには変わりあるまい。何を恐れる必要があるのだろうか?

 

先駆者兄貴のエヴォルヴさんが書いて下さいました。持っているだけでSAN値削れそう(小並感)




序盤※グラベルさん!?まずいですよ!?(意味深)

終盤※グラベルさん!?まずいですよ!?(ハイエース的な意味で)

ロスト君と別れたので次回曇らせ展開DA!誰かグラベル姉貴のアイテム下さい(人任せ)

etymologyさん誤字報告ありがとナス!


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あの日の約束

ごめんなさい


幼い頃、あたしは誘拐された。

 

誘拐されたあたしは、腕にバーコードの烙印を刻まれ、一つの『商品』として運ばれた。

 

運ばれた場所には、あたしの様に誘拐されて『商品』になった人が沢山いて、代表格の男が、あたし達を連れて都市を渡り歩いていた。

 

各都市を転々と移動して『商品』を売り回っていくうちに『商品』の数はだんだんと減っていくが、私は暫く売れ残った。

 

売れ残ったあたしに、食事は僅かながら用意されていたが、あたしが売れない事に腹を立てた商人が暴行をして、せっかくの食事も吐いてしまう事がほとんどだった。そんな日が毎日続いた。

 

 

 

 

カジミエーシュで売られていた時、あたしを買いに来た男がいた。

 

その人は、私に最低限の生活を与えてくれた。

 

最初は、この人のおかげであの場所から離れることが出来てうれしかったが、彼は決して善意であたしを助けてくれた訳ではなかった。

 

男の仲間内で賭け事をしていて、負けた彼が、嫌々売れ残りのあたしを買ったらしい。

 

男は、あたしをカジミエーシュ騎士訓練所に私を通わせた。その際に、あたしは名前を変えた。訓練所では訓練所の人達はあたしの腕に刻まれた刻印を見て、蔑んだ目でこちらを見てくる。そして口を揃えて、「お前の様な奴が騎士になれる訳がない」と言ってい来る。

 

騎士を目指すこと以外に選択肢がなかったあたしは、どんなに酷いことを言われても訓練を続けた。

 

最初の一年間は暴言を吐かれるだけだったので何とか耐えていたが、次第に行為がエスカレートしていき、次第に訓練と称したただの暴力を振るわれた。

 

訓練所が休みの日は、あの暴力から逃れることができる、あたしにとって唯一の癒しだった。しかし夜になって寝ようとすると、売れ残りの『商品』だった頃と同じような暴力を振るわれる日がやって来ると思うと、涙が止まらなかった。

 

誰もあたしの事を助けてくれない。誰もあたしの事を褒めてくれない。

 

誘拐される前のように、お父さんとお母さんと暮らしたい、友達と仲良くおしゃべりしたい、元気に走り回って遊びたい。

 

誘拐されなければ、この腕に刻まれた刻印さえなければ、あたしは幸せに暮らせたのだろうか?

 

そんなことを考えているうちに、気がつくと寝ていて、次の日がやって来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

訓練所が休みの日、気分転換にあたしは、町はずれにある近づいてはいけないとうわさされている森の中を歩いていた。

 

あたしを引き取った男は、家に帰ってくることは滅多にない。あたしの生活費のお金を家に置きに来る時ぐらいだ。訓練所通っていれば何も言われない。

 

ただ家で一日を過ごすより、こうして町はずれに足を運ぶのは、思っていたよりも心が安らぐ。訓練の怪我で、移動する時に少し痛いが、それだけの価値がある。

 

あたしは森の中を進んで行く。

 

あの時、気分転換であの森に行ったのは幸運だった。

 

私はその日『彼』と出会った。

 

「大丈夫ですか?怪我をしているようですけど...」

 

怪我の応急手当を自分で行ったが、体が痛む中やったため十分な処置が出来なかった。

 

「十分な処置ができてないようだし、家に効き目が良い傷薬があるから家に来ない?」

 

彼はあたしを家に招いてくれた。このカジミエーシュに来てから、あたしに対して初めて親切に接してくれた。

 

彼の家の周りには畑が広がっていて、作物が豊かに育っていた。家に着いた途端、彼はすぐさまあたしの傷の手当てをしてくれた。その際に気が付くとあたしは、自分の事を彼に話していた。初めて優しくしてくれたからなのか、自然と口が動いていた。

 

「そう...君はすごいね!どんなに酷いことをされても、騎士になる事を諦めない...俺にはできないよ」

 

彼はあたしを褒めてくれた。奴隷の身分だったあたしが騎士を目指す事に文句を言わなかった。

 

「よしよし、今まで頑張ってて偉かったね」

 

そう言いながら彼は、あたしの頭を撫でていた。誘拐される前にお父さんとお母さんがしてくれたように、優しく撫でてくれた彼の手のぬくもりを感じていると自然と、涙が出ていた。寝る前に流していた涙と違う、嬉しくて流す涙。咄嗟に彼に抱き着いてしまった。

 

最初は慌てていた彼だったが、あたしを慰めようと背中をさすってくれた。それがとても心地よく、泣きつかれてしまったせいか、彼に抱きしめられながら少し寝てしまった。

 

 

 

 

 

起きてから、自分が何をしてしまったのか気づいて彼に謝ったが、彼は怒ることなく、あたしを泣かせてしまったと逆に謝って来た。それからは、自分が悪いとお互いに主張し合い譲らず、そんな言い合いが少し続いた。次第に二人とも笑っていた。

 

夕方になって家に帰る前に、彼の名前を聞いていないことに気が付いたあたしは、改めて彼の名前を聞いた。ロストっていうのね...ロスト...ロスト...ええ!覚えたわ。

 

「ロスト...またあたしがここに来ても...いいかしら?」

 

そう言うと彼は、笑顔で「良いよ!」と笑顔で答えてくれた。

 

返事を貰って、彼と別れを告げて家に帰った。いつもはベッドに入って寝ようとすると泣いてしまっていたが、今日は違った。また休みの日、彼にあうために頑張ろうと決意して寝ていた。この日はいつもよりぐっすりと寝ることができた。

 

 

 

 

 

ロストと出会ってから、あたしはどんな酷いことをされても我慢することができた。休みの日になれば、彼が褒めてくれると思うと自然とやる気が出た。最初のうちはそれで満足出来たが、次第にもっと彼に会いたいと思うようになってしまった。家にほとんど一人でいるあたしは、彼の家に泊まれないか頼んでみた。ロストは嫌な顔一つせず許可してくれた。

 

訓練の日は、休みの日はロストに料理を教わったり、一緒に遊んだ後は、一緒に寝て一日が終わる生活はとても充実していた。...寝る時彼に抱き着いて寝ているのだけれど、ロストからはいいにおいがする。それに、彼の胸に顔をうずめると必ず頭をなでてくれるので幸せだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日、訓練所の訓練が午前で終わるので、お昼からロストと遊ぶ約束をした。その日の訓練は、その約束のことだけで頭がいっぱいだった。訓練が終われば、急いでロストの家に向かう。

 

家に着いたあたしは、彼の家の戸をたたいた...しかし返事がない。畑にいるのだろうか?確認しに行ったが、ロストの姿は見えない。

 

 

不安になったあたしは、家から少し遠く離れた場所を探した。暫く探し回って、遠くにロストの姿が見えた。彼に駆け寄ろうとした時、彼に近づく人物がいた。軽装備を身につけた男と、白衣を身につけた男がの二人組だ。

 

軽装備の男が彼を抑えようとして必死になっていた。ロストも負けじと抵抗するが、しびれを切らしたのか軽装備の男が、彼の頭を身に着けていた装備の柄で頭を殴打した。

 

殴られて悶えた隙に、白衣の男がロストに注射を打つと、その後彼はぐったりして動かなくなった。二人は近くに車を用意していて、彼を乗せてこの場を去っていった...。

 

その光景を、あたしはただ見ていることしか出来なかった。またあの時のように誘拐されてしまうのではないかと思うと、足がすくんで動くことが出来なかった。

 

車が去って、ようやく動けるようになったあたしは、助けを求めようとした。丁度あたしを買った男が家に帰って来ている。今のあたしが頼れるのは彼しかいなかった。男の家に急いで向かう。

 

 

家に着いて、早速男には事情を説明すると、彼は目を見開いた。

 

「それは本当か!?」

 

この反応を見て、あたしは男が彼を助けてくれると思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「よくやった!これであの土地はオレのもんだ!」

 

「...え?」

 

違った。男はむしろロストがいなくなった事に歓喜していた。

 

どうして

 

「あそこには感染者の拾い子が居て近づきたくなかったんだ。どうせあの子供も感染者だろうし、移されたらたまったもんじゃない」

 

なんで

 

「そうと分かれば早くしないとな。他の奴にバレる前に手に入れなければ」

 

あたしは家を飛び出し、彼の住んでいたあの家に向かった。

 

 

 

彼の家の中に入ると、一つの箱が置いてあった。気になったあたしは、その箱を開けて中身を確認した。

 

中にはブレスレットと一つの手紙が入っていた。

 

 

 

いつも一緒に居てくれてありがとう。

 

これはいつものお礼として受け取ってくれると嬉しいな。

 

訓練所の事、俺は応急手当しか出来なくてごめんね。

 

俺は騎士になるのを応援しているよ。

 

これからもよろしくね。

 

 

あたしはまた、前のように一人泣いていた。

 

 

 

 




お  ま  た  せ

(カジミエーシュ騎士の設定が分から)ないです。だから作者が考えた設定なので修正する可能性があるゾ。

ロスモンティスとマドロックの為に石をためていたけど、ブレミシャインに股間センサーが反応して70連回しました。結果は...ナオキです(星6演出来たと思ったらシュヴァルツとヘラグが同時に来た)

次回も曇らせ展開です。

アイデアは現在も絶賛募集中なので、気軽にぶち込んでください!何でもしますから!


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消え去る温もり

どれだけの力を手に入れても、より強大な力に淘汰されるだけだ


男は、彼が居なくなった事を利用して、あの土地を我が物顔で売り払った。

 

あれから、あたしはロストと会う前の生活に戻った。少し変化があるとしたら、寝る前に泣かなくなった。いや、泣けなくなったんだろう。

 

それからは、ひたすら訓練に明け暮れた。あれ程嫌だった嫌がらせも、今になっては何も感じなくなった。朝起きて、訓練所で訓練を行って、家に帰って、寝る。ひたすらあたしは、同じ行動をとり続けていた。

 

前と同じなのに、虚無感があたしの中を支配していた。それ程、彼のいる生活が充実していたからだろう。

 

彼はもういない。あたしが見捨てたからだ。あたしが弱かったからだ。

 

あたしはひたすら訓練を受け、見習い騎士になった。例え見習いでも、奴隷の身分だったあたしが騎士になった事が気に食わない連中からの嫌がらせが始まった。本来、階級に合った任務が充てられるはずだが、数段階上の任務を受けさせたり、任務を達成しても、昇格させまいと何かといちゃもんを付けてくる。何とか任務を達成したとしても、他の見習い騎士と比べてなかなか昇格できない...上の奴らが、昇格までの任務数を増やしているみたいだ。

 

それでもあたしは、何も言わずに任務に赴く。何度も死にそうになったが、それでも必死に生き残った。そんなことを繰り返していくうちに、あたしは一つ上に昇格した。階級が上がった分、危険な任務も増えたが、気にせずに任務にあたる。

 

 

 

 

 

あたしの階級が一つ、また一つと上がったある日、あたしを買った男が、何処か満足げな顔をしながら話しかけていた。

 

「おめでとう!階級が上がったんだって?お陰で仲間との賭けで大金が手に入ったよ。いや~君が正規の騎士になると皆思っていなかったから、負けを覚悟してお前に賭けてて正解だった!今とても気分がいいんだ、昇格祝いとして何かプレゼントをやるよ」

 

男が、こんな事を言うのは初めてだった。こいつの顔が見たくないあたしは、あるプレゼントを要求した。

 

カジミエーシュの都市郊外に一人で暮らすことだ。やけくそで言ってみたが、男はすんなりと了承して、家を用意した。

 

「あそこは都市中央から離れていて安いからな、お前がまた結果を出せたら、また何か貰えるかもな」

 

男はそう言っていたが、あたしにはこの家だけで十分だ。こいつの顔を見なくて済むならこれだけでいい。

 

こうして郊外で一人暮らしをする事になったが、住むところが変わっただけで、それ以外はいつものままだ。任務を受けて、報告をして、家に帰るだけ。

 

ここに居てもそれは変わらないと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

任務を達成したことを報告して家に帰ろうと歩いていると、雨が降ってきた。

 

 

傘を持っていなかったあたしは、人気のない公園に生えている、一つの大きな木の下で座り込んで雨宿りをした。

 

しばらくの間、ぼーっと雨が降る光景を眺めていると、こちらに近づいて来る足音が聞こえた。

 

足音のする方に顔を向けると、フードを被った謎の人物が立っていた。

 

「...私に何の用かしら~?」

 

「...久しぶりだね、セノミー」

 

あたしの本名を言われ、思わず立ち上がってしまう。本名を知っているのは片手で数えられる人数しかいない、それにあたしは、この声を聞いたことがある。なぜか安心感のある声にあたしは警戒する。

 

「ッ!!なんで私の本名を...それにその声、顔を見せなさい!!」

 

「...そういえばフードを深く被ったままだった。...これなら分かる?」

 

「!?その顔は...なんで...貴方は、まさか...」

 

忘れるはずがない。あたしに唯一優しくしてくれた。あたしの努力を認めてくれた。あたしにとっては、童話の王子さまの様な存在。

 

 

 

 

 

 

「ロスト...なの?」

 

「...そうだよ、あの日の約束を守れなくてごめんね」

 

謝るのはあたしのほうだ...あの日、彼を助けることが出来なかった。見捨てしまった。もう会えないと思っていた。

 

彼がいなくなって以降、流さなくなったはずの涙が、自然と湧き出てきた。

 

彼との再会が嬉しいのと同時に、彼が攫われてしまった後悔で一杯だったあたしは、思わず彼に抱き着いてしまった。

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいあの日あなたを助けられなくてごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

「大丈夫だよセノミー、だから泣かないで」

 

ロストは、昔のようにあたしを慰めようと抱きしめながら、優しく撫でてくれた。

 

あたしが泣き止むまで、ずっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あたしが泣き終えた事を確認したロストは、攫われる前に住んでいる家について聞いてきた。あの家がもうなくなってしまった事を伝えると、少し落ち込んでいた。どうやら泊まる場所を探しているようだ。

 

「!な、なら、あたしの家に泊まらせてあげるわ」

 

あの男と顔を合わせない事だけが良い点だった家が、こんな形で役に立つとは思わなかった。

 

「...いいの?」

 

「ええもちろん!その代わりに、その...良ければ、昔のように一緒に料理を作りましょう?」

 

泊まれる事を聞いた彼は、嬉しさの余り、あたしに抱き着いてきた。昔は同じ位の身長だったが、今では彼の方が高い。そのため自然と彼の胸の中に顔をうずめてしまう。泣いていた時は気にしていなかったが、彼からはとてもいい匂いがする。そんなことを考えていると、体が火照ってくるのを感じた。

 

彼が抱きしめるのをやめると、少し残念に思ってしまう。

 

彼は早速あたしの家に向かおうとするが、生憎あたしは傘を持っていない。

 

「いきなりの雨だったから傘がなくて・・・入れてもらえるかしら~」

 

そう言うとロストは、自分の傘の下にあたしを入れて、二人で雨の中を歩いた。

 

 

 

 

 

 

 

「我が家にいらっしゃい!歓迎するわ!」

 

彼は一言「お邪魔します」と言って家に上がっていく。あのころとは立場が逆転している。

 

「雨で寒かっただろうし、お風呂を沸かしたわ~。先に入ってねぇ」

 

先にお風呂に入ってもらうことを伝えた後、脱衣所で服が擦れる音がする。その際に、あたしは、邪な考えをしてしまった。彼はこれから服を脱ぐ...一日着ていた服は彼のにおいがとてもするだろう。人としそんなことをしてはいけないと理性が訴えかけるが、本能がそれを拒否していた。

 

「あっ服はそこの籠に入れておいてね、洗っておくわ~」

 

そう言った後、あたしは脱衣所の扉に耳をあてる。彼が服を脱ぎ終え、お風呂場に入りシャワーを浴びる音を確認したあたしは、ロストの服が入っている籠をリビングに持って行った。

 

 

 

 

 

 

「す、少しぐらいなら...大丈夫かしら?」

 

あたしは自分の欲望のままに身にまとっている服を脱ぎ、彼の服を使って■■行為をした。彼の服に顔を埋める。途端に、とてつもない幸福感が頭の中を駆け回り、下半身が熱くなる。

 

 

「ふっ♥ふっ♥ふーっ!?♥お゛っ!!♥♥お゛~~っ!!♥♥」

 

彼の雄の匂いを沢山吸った服を嗅ぎながら、あたしは達してしまった。

 

「すっ凄いっ♥ふっ♥ふっ♥もっと♥もっと嗅ぎたい♥」

 

それでも満足しなかったあたしは、そのまま■■行為を続けた。

 

気が付くと、彼がお風呂場から出て着替えている音が聞こえた。

 

あたしは慌てて服を着てごまかした。

 

「あっあ、ああロスト!?いやこれは、その、そう!服のポケットに何か入っていないか確認していただけよ!」

 

そう言うとロストは、あたしがお風呂に入る事をすすめてきた。

 

「そ、そうね、じゃあさっさく入ってくるわ~」

 

お風呂の中でもしてしまったのを、彼は知らないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「待たせたわ~あら?下準備してくれたのね、助かるわ~」

 

お風呂から出ると、彼が食事の下準備をしていてくれいた。後の作業は二人で行い、出来上がった食事を二人で食べ、その後寝ることになった。

 

しかしあたしの家には自分用の大きめのベッドしかない。

 

「ごめんなさい、ベッドは私のしかないの...」

 

それを聞いた彼は

 

「大丈夫、寝れればどこでもいいよ」

 

と言って床で寝ようとしたので慌てて止めた。

 

「そ、その、良ければ一緒に寝ないかしら。昔は良く二人で寝ていたでしょう?」

 

「...それだとセノミーがゆっくり寝れないんじゃないの?」

 

そんなわけない、むしろ今まで以上にぐっすり眠る事ができるだろう。

 

「大丈夫、きっといつもよりぐっすり安眠できるわ。さあほら!」

 

彼を強引にベッドに連れ込み、彼の胸板に顔をうずめる。

 

「...出来れば、頭も撫でてくれないかしら?」

 

ロストは、あたしのわがままに文句を言わずに撫でてくれた。

 

「ああ~いいわぁ・・・こうして、昔も頭を撫でてもらっていたわね~」

 

昔の事を思い出しながら、彼に撫でてもらっている。

 

昔は弱かったあたしだったが、今度は違う。少しだが力が付いた。この力で、今度こそはロストを守って見せる。あたしにとって忠誠を誓える唯一の相手。騎士としての自分を、余すことなく彼に捧げる。

 

 

 

心の中でそう誓いながら、瞳を閉じて眠る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝、目覚めると隣に彼がいない。台所から良い匂いがするので、朝ご飯を作っているのだろう。

 

「ふぁ~おはよう、ロスト」

 

彼に挨拶を済まして、朝食を頂く。食べている最中、彼が都市中央に行く事を話していた。

 

「あら、ならあたしも一緒に行くわ~丁度食材を買い足しに行こうと思っていたところなのよ~」

 

これなら合法的にデートが出来ると思って同行する事を伝えると、一緒に行ってくれるようだ。

 

朝食を食べ終え、身だしなみを整え二人で家を後にする。

 

 

 

都市中央に着いて、彼は武器屋に向かった。そこで所持していた素材を売却した後、武器の設計図を購入していた。

 

「武器じゃなくて設計図なの?変わっているのね~」

 

彼は鍛冶師なのにかしら?でも道具は持っていないみたいだし...まあ気にしなくてもいいかしら。

 

彼は用事が済んだようで、あたしにどこに向かうか聞いてきた。

 

あたし達は食品を買いに向かった。二人で何を作るか話しながら食材を選んでいる様子は、まるで夫婦のようだった。

 

 

 

 

粗方ほしいものを買ったあたしたちは、そのまま家に向かって歩いていた。

 

「荷物を持ってくれる人がいて助かるわ~つい沢山買っちゃったわ~」

 

そんなたわいのない会話をしている時、唐突に『ソレ』は現れた。

 

足元の黒い渦の様な物から、触手が伸びてきた。

 

触手はあたしの体に張り付き、引きずり込もうとしている。

 

「嫌ァ!?離して!?」

 

突然の事に、あたしはパニックに陥っていた。

 

すぐさま触手から逃れようともがくが、なかなか離れない。

 

「セノミー!!じっとしてて!!」

 

彼の声を聞いて、少し落ち着きを取り戻したあたしは、指示どうり動かないようにしていた。

 

するとロストは、何処からか取り出した素朴なデザインの剣で、あたしの周りの触手を切り飛ばした。

 

自由になったあたしを抱えた途端、黒い渦の外に放り投げた。

 

「痛ッ、!?ロスト!つかまって!」

 

地面にぶつかる痛みを感じつつ、すぐさま彼に手を伸ばそうと必死になっていたが、

 

「嫌!ロスト!ロスト!!」

 

あたしの手が届くことはなく、そのままロストは渦に飲み込まれていった。

 

 

 

忠誠を誓い、今度こそ守ろうと心に決めていた。

 

あたしはまた、何も出来なかった。




自分の性癖が漏れ出してしまったので初投稿です。あれぐらいの表現だったら大丈夫でしょ(適当)最悪書き直せばヘーキヘーキ。

uytrewqさん、誤字報告ありがとナス!

モスティマ姉貴の黒鎖と白鍵ってどこで手に入れたんですかね?ラテラーノにあったのかそれ以外なのかによって展開が少し変わるから誰か教えて(他力任せ)一応自分で調べたんですけど、んまぁ、そう、よくわからなかったです(無能)

あっそうだ(唐突)この小説を下さっている読者様方のお陰で、UAが二万、お気に入りが300を突破することが出来ました。これからも激遅更新で頑張らせていただくので、これからもよろしくお願いしナス!

一週間で3~4話ほど投稿出来る投稿者は一体どんな頭の中をしているんですかね?


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オペレーター ロスト

生放送でメインストーリーが二週間程の期間であることに驚愕したので初投稿です。

ロスト君のプロファイルが書きたくなったので書きました。まあ噓ですけど。ロスト君がもし本家にいた場合のステは追々更新予定。カッコイイスキル、素質名が思い浮かばいからお兄さん許して。

ホントはとある天災トランスポーターとの出会い方がいまいち思いつかなかったからです。それ以降は粗方決めれたのですけどね...

新しくしたら、前書きか後書きでお知らせします。やっぱり作者には技量が足りないので、ガバガバ資料と怪文書の詰め合わせ状態です。アドバイスがあったら、活動報告で言って頂けると嬉しいゾ^~。




基礎情報

 

【コードネーム】ロスト

 

【性別】男性

 

【戦闘経験】不明

 

【出身地】不明

 

【誕生日】不明

 

【種族】不明

 

【身長】163cm

 

【鉱石病感染状況】

 

メディカルチェックの結果、感染者に認定。

 


能力測定

 

【物理強度】標準

 

【戦場機動】優秀

 

【生理的耐性】■■

 

【戦術立案】優秀

 

【戦闘技術】優秀

 

【アーツ適正】■■

 


個人経歴

 

現在ロドスに所属しているオペレーター。自身のアーツによる、多種多様な戦術を駆使して戦う。彼の過去は、我々の想像を絶するものだ。

 


【健康診断】

 

造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められないが、骨には異常陰影が認められる。循環器系源石顆粒検査の結果において鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

 

【源石融合率】20%

 

源石は体表には露出せず、骨と融合している。

 

【血液中源石密度】0.6u/L

 

循環器系における結晶密度は非常に高い。

 

 

ここまで感染状況が深刻なのに、なぜ彼の身体は健康な状態を維持できているの?

ーー医療オペレーターA

 


第一資料

 

ロストに関する資料は一部の期間を除いてほとんど存在しません。

明らかになっている事は、彼は一時期、源石病の治療の名目でライン生命に所属していたことだけです。

 

彼は現在、知り合いであるイフリータと同様に、ロドス医療チームの重点治療対象者の一人とされており、主治医はサイレンス自らが担当している。現在ロドスに所属している元ライン生命職員達から提供されたライン生命の資料を閲覧すれば、彼の壮絶な過去の一部を覗き見る事ができるだろう。

 

彼の性格は温厚です。誰かが困っているのであれば、自ら率先して協力しようとします。その人柄の為か、ロドスでは人望が厚いと評判です。戦闘力は非常に高く、個人戦から集団戦まで幅広く対応する事が可能です。

 

彼はロドスに所属している一部のオペレーター達と面識があったようで、ロドス加入時には再会を喜ぶ余り泣いてしまうオペレーターが居ました。

 


第二資料

 

ロストの使用するアーツは、無機物を生成する特性を持ち、無機物であれば何でも生成する事ができます。生成する物質の形状は自由で、設計図さえあれば精密機械でさえ生成できてしまいます。また、無機物の生成は彼を中心とした半径5メートルであれば可能ですが、生成する物質の大きさ分の空間が確保されていない場合は生成することができません。

 

彼が武器に使う物質は、どの無機物にも該当するものが見つかっていない未知の素材である事が判明しています。これ以上の収穫は得られないと判断したため検査を終了しました。オペレーターヴァルカンにより、この物質の調査を継続するべきという趣旨の提案が出されましたが、優先順位が低いためこの提案は却下されました。

 


第三資料

 

ライン生命に所属していた際の資料には、彼に行われた数々の非人道的行為の全てが記録されています。麻酔を打つこともなく、身体をメスで切り開き多量の源石を埋め込むという実験の結果、彼は異常な身体能力と回復力を得てしまいました。異常な回復力に目をつけたライン生命職員が、彼の■■■■を■■し、■■し、■■■■■事がこの資料により判明しました。こうして手に入れた資金を基に、彼を完璧な■■■■■に仕立て上げる計画が動いていましたが、施設にて爆発事故が起こった際、彼は死亡したと判断されたためこの計画は失敗に終わり、これ以降は資料が作成されなかったようです。

 

死亡されたと判断された彼がこの場にいるということは、彼は何らかの方法で生き延びていたのでしょう。

 

ごめんなさい...ごめんなさい!!あの時頼りになれなくてごめんなさい!!そして...ありがとう、あなたが生きててくれて...私は...

 

■■■■■

 


第四資料

 

オペレーターロストについては不明な点が多く見られますが、特に不明なのは、サンクタ族ではないはずの彼が銃を使いこなしていることです。拳銃レベルであればサンクタ族でなくとも扱う事は可能ですが、それよりも遥かに扱うこと難しい大型の銃を複数も巧みに扱える事は普通ではあり得ません。本人も自分がなぜ扱う事が出来るのか分かっていない様子です。ロストは種族の身体的特徴が現れておらず、どの種族なのか判断出来ない状態のため、銃を扱える彼はサンクタ族ではないかと考察されています。しかし言葉を発すると共に出現するはずの光の輪が確認できないため、信憑性は低いです。

 

 


昇進記録

 

とある女性職員が落ち込んでいた際、ロストが職員を抱き寄せながら頭を撫でて慰めたお陰で職員は立ち直ることができましたが、これがきっかけで彼に癒しを求める人が続出しました。オペレーターロストは、誰かを慰める際は周りを確認して、他の人がいないことを確認してから行って下さい。でないと、今まで威厳のある人物たちが築いていたイメージ像が崩れ去ってしまう恐れがあります。

 

■■■■■■があのような姿を見せるとは思いませんでしたわ...

ーーとあるオペレーター

 

彼女があんなに甘えているのは新鮮だったな~。僕が彼を奪ったら、一体どんな表情を僕に見せてくれるのか気になるねぇ!

ーーとあるループスのオペレーター

 


 

「ロストの印」

 

散逸したロストの欠片。うち、現存する漬けられた背骨の一つ。数多の企業が彼の特異な人骨を欲した。ロドスもまた同様か。神秘に惹かれるのは人の性だがその先には何があると言うのか。轢殺された者の嘆きは何処へ向かうのだろう。

 

資格証(説明)

 

元ライン生命患者。特異なアーツと召喚。そして持ち前の生命力を駆使して戦う。

 

資格証(フレーバー)

 

どうしてそこまでするの?

元ライン生命治験者ロスト。仲間のためなら自分の犠牲も厭わない。彼は今もなお彼女たちの為に力を振るう。

 

印、資格証は、おじぎりさん、※あくまで個人の感想ですさん、ふりかけごはんおいちーさんのアイデアを混ぜてぶち込みました。ありがとナス!

 





マドロックとロスモンティス思っていたよりも実装早かった...石が...課金しなきゃ(使命感)でもWの時みたいに特殊な10連スカウト券に加えて一日一回無料で回せるのはウレシイ・・・ウレシイ・・・

後、誰かとは言いませんが曇らせ対象にとあるオペレーターが作者の中で追加されました。いったい誰なんでしょうかね?


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こっちにも衝撃が来たぁ!

20連でロスモンティス姉貴が来てくれたので初投稿です。マドロックもほしい...


深海は二度刺すRTAはーじまーるよー

 

ロスト君が気軽にハイエースされてますけど大丈夫ですかね?まあ贈り物()くれるから仲良くなりたいんでしょ(適当)お友達になるんぜよ!

 

※...誰かに揺さぶられている気がする。

 

気持ちいいですね(建前)あっ気持ちよくはない!(本音) 誰が揺さぶっているのでしょう?ほらロスト君起きて。

 

※...目を開けると、そこには...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、起きたみたいだね。大丈夫かい?気を失って倒れていたようだけど」

 

※長い蒼髪の女性が、こちらの顔を覗き込んでいる。彼女の頭上には、サンクタ族特有の発光する輪が浮かんでいる。

 

誰だお前は!

 

「人に名前を尋ねる際は、先に自分の名前を名乗ってくれないかい?」

 

おっそうだな。ロストです、よろしくお願いしナス!

 

「私はモスティマ。起きたばかりで悪いんだけど、君はどうしてそこで気絶していたんだい?」

 

ファッ!?モスティマ姉貴じゃないか!こんな所さんで出会えたのは嬉しいのですが、どう返答しましょうかねぇ?素直に深きものにハイエースされましたと言ったら、TDN基地外野郎判定喰らいそうですし...ここは無難に、旅をしていて、気が付いたら意識を失ったと伝えましょう。半分噓だけど半分事実だし怪しまれないでしょ(適当)

 

「そうかぁ...いつの間にか意識を失っていたのか~」

 

あらまあ素敵な微笑m...ヒェッ...助けて...この人、目の奥が笑ってない...

 

モスティマ姉貴の視線が怖いので話をそらしましょう。モスティマ姉貴!ここは何処なのだよ。

 

「ここかい?ラテラーノを少し離れた荒野だよ、まあ歩きで大体三日くらいかかるかな」

 

...なんだこれは、たまげたなぁ。だいぶ移動時間を減らせたみたいですね。そうとわかれば、早速ラテラーノ目指してイクゾー。じゃあオレ、ギャラもらってラテラーノ向かうから...

 

※起こして貰った事に礼を言いつつ、ラテラーノに向かおうと歩き始めようとした。

 

「まあまあ、そんなに焦らなくてもいいじゃないか。丁度私もラテラーノに帰る最中で、車で向かっていた。これも何かの縁だ、良かったら一緒に乗って行かないかい?」

 

※しかし、モスティマに肩を掴まれてしまった。

 

...これめちゃくちゃ不審がられてますね。でも車に乗せてくれるみたいなので、お言葉に甘えて乗車させてもらいましょう。

 

「それじゃあ助手席に乗って。シートベルトも着用した?それじゃあ出発するよ」

 

※シートベルトを着用したことを確認したモスティマはアクセルペダルを踏み、車を走らせる。

 

「君はどうしてラテラーノに行きたいんだい?」

 

資料館に置いてある銃の設計図ですねぇ!違法コピー目的だとばれたらやばいので適当に答えておきましょう。銃がどういう構造なのか気になったからなんっすよ(大噓)

 

「あの資料館にかい?あそこはサンクタ族が、自身の守護銃を決めるため以外には使われていない場所なんだけど...君...変わっているね」

 

(変わっているのは)お前じゃい!本家で意味深な事ばかり喋りやがって!

 

「そういえば旅をしているって言っていたけど、旅の道中での出来事を教えてくれない?」

 

あっいいっすよ(快諾)と言っても、最近旅をし始めたので余り話すことはないですけどね。

 

※ロストは、旅での出来事を、一部ぼかして話した。

 

 

ロスト君お話中

 

 

 

「オリジムシを食べたことがある?あんなゲテモノを食すなんて随分とぶっ飛んだ頭をしているね...それで、オリジムシの感想はどうだったんだい?詳しく聞かせてくれ」」

 

※彼女はこの話に興味があるようだ。

 

 

おっ?信頼度上昇イベですかね?でもモスティマ姉貴、こんな話に興味があるのか(困惑)ままええわ、詳しく説明したる!ついでにオリジムシの調理レシピをモスティマ姉貴にぶち込んでやるぜ!モスティマ姉貴、ルーズリーフ用紙あります?あっある。

 

それじゃあ、デデドン!(絶望)893分クッキング(解説編)はいよーいスタート。紙に書きながら説明するだけなのでカットしよう。

 

※...モスティマは楽しんでくれたようだ。信頼度が上がった。

 

モスティマ姉貴の信頼度を稼ぐのはいいんですけど、彼女とは喧騒の掟以外だと遭遇しにくいんですよね...

 

というかモスティマ姉貴、通常プレイでも信頼度が上がりずらいんですよね。その為、彼女を攻略するには幼馴染にならないとかなりシビアなので、モスティマ姉貴は期待しないでおきましょう。一応信頼度は出来るだけ上げておきますけどね。

 

この後は、ロスト君の話のネタが尽きてモスティマ姉貴の話をひたすら聞くだけだからキャンセルだ。

 

 

※車に乗って移動し始めてから数日後、やっとラテラーノにたどり着くことができた。

 

※既に日は沈んでおり、都市は人工的な灯りで街を照らしていた。

 

※ここまで乗せてくれたモスティマにお礼を伝え、これからラテラーノに滞在する為の宿を探そうとした所。

 

「今から泊まる場所を探すのは大変だろう?一人暮らしで丁度話し相手が欲しかったんだ、暫く私の家に泊まっていかないかい」

 

※流石にここまで迷惑をかけるわけにはいかないと断ろうとしたが、モスティマは逃がしてはくれず、結局彼女の家にお邪魔する事になった。

 

モスティマ姉貴、初対面の相手にここまで優しくしましたっけ?さては偽物だなてめー(ポプテピピック並)まあ宿代が節約出来るからヨシ!こいついっつも人の家に泊まってるな。

 

※モスティマが注いでくれたホットココアを飲みながら、夜遅い時間帯なのを忘れて話し合った。

 

※話しをしていと、徐々に瞼が重くなっていることに気が付いた。

 

※凄まじい睡魔がロストを襲い、テーブルに突っ伏してしまった。

 

ん?なんか雲行きが怪しくなってません?

 

 

「大丈夫かいロスト、長旅で疲れてしまったのかい?そこで寝るより、そこのソファーに横になった方がいいよ」

 

※そう言ってモスティマは、意識が朦朧としているロストの身体を支えて移動させ、ソファーの上に寝かせた。

 

※...瞳を完全に閉じる直前、彼女の口元が吊り上がっている様に見えた。

 

 

 

......これ中野くんのシーンに似ている気が...あっ(察し)

 

 

 

 

ヌゥン!ヘッ!ヘッ!

 

ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!

ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!

 

 

ロスト君解体ショー(意味深)はやめろォ!(建前)やめろォ(本音)消される!消される!かなりやばい!ああああああああああ!!なんでなんでなんでなんでなんでなんで!?

 

アイエエエエ! 逆レ!? 逆レナンデ!?そんな素振り見せなかっただろ!モスティマ姉貴一目惚れっすか?乙女っすね~(現実逃避)だからって「よっしゃじゃあ逆レしたろ!」にならんだろJK!たぶんコ↑コ↓アに睡眠薬盛られたと思うんですけど(名推理)

 

こんなことしてる場合じゃねぇ!早く規制しなきゃ(使命感)こんなんじゃRTAになんないよ。

 

 

 

 

 

 

 

※......朝だ。

 

※どうやら話の途中で寝てしまったようだ。

 

 

 

 

...逆レシーンが流れない?

 

...どうやら無事みたいですね。焦りすぎて疲れたので今回はここまでにしましょう。

 

 


 

 

「ヨレヨレの用紙」

 彼女が使っている軽トラックのグローブボックスに入っている数枚のルーズリーフ用紙。

 中にはオリジムシ等の感染生物を安全に食べる為のレシピが書かれている。

 彼女はこのレシピの内容を一言一句違えず覚えており、鼻歌交じりに調理する事ができる。得意料理と言っていいかもしれない。

  ヨレた紙が、レシピの内容を覚えているはずの彼女が、何度も何度もこのレシピを読み直していることを示唆している。

 それは、彼女も過ぎた日々に思いを馳せる事があるという証なのかもしれない。

 

「生きるって、そういうものだからね」

 

ソーシローさんが書いて下さいました。

 




minotaurosさん、ソーシローさん、ぬまぢぬさん、緋彩鳥さん、誤字報告ありがとナス!


モスティマ姉貴は、この小説ではオリジナル設定なので許して...

もしかしたら、気まぐれで新しく小説書くかもしれないです。投稿してすぐ消すかもしれない位の思いつきで書くので更新は(あまり期待でき)ないです。

後、アンケートの回答よろしくお願いしナス!


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チカレタ・・・(小声)

マドロックを70連で引くことが出来たので初投稿です。大陸で深海イベ来ましたね...敵キャラが完全にクトゥルフ系統の見た目しているのには驚きました。

あと、テレジア?らしき人物の録音音声が流れているPV...遂にテレジアについて触れられるんですかね?

アンケート結果で、この世界のドクターは女性となりました。これにより、ドクター含めて新たに数人が曇らせ組に加わりました。


逆レ○プされそうで焦ったRTAはーじまーるよー。

 

前回のあらすじ、ほんっっっとうに焦った。

 

いきなり眠気が襲ってきた場合、睡眠薬が盛られていることが確定なんですよねこのゲーム...そして大体が美味しく頂かれる(意味深)のですが、イベントシーンが流れなかったので無事です。

 

何故かと言うとこのゲーム...主人公と行為を致す際に必ずHシーンが流れ始めます(デデドン!)主人公の意識がなかろうと、一方田所といった感じでHシーンが流れます。このゲームはエロゲでもあるからね、しょうがないね。

 

※どうやらモスティマがソファーに運んでくれたようだ。

 

「おはようロスト、昨日は疲れてたみたいだね。話している途中で眠たそうにしていたからソファーに運んだんだけど、寝かせてあげたらすぐに眠っていたよ」

 

(眠たそうにしたのは)お前じゃい!モスティマ姉貴が四章の眠らせてくるやつと化していましたが、襲われていないのでまあ良しとしましょう。

 

朝食を食べて資料館にイクゾー。

 

※外へ出ようとした所、モスティマに手をつかまれてた。

 

「慌てない慌てない、一人で観光なんて寂しいじゃないか。折角なんだし私がラテラーノを案内してあげよう」

 

...おかのした(不服)一人のほうが動きやすいのですが、下手に断るとやばそうな雰囲気を出しているモスティマ姉貴には勝てなかったよ。大人しく案内されましょう。

 

モスティマ姉貴が案内をしているうちに、テラの銃についてお話しておきましょう。

 

イベント、戦地の逸話「射撃訓練」のリスカムが説明していたのですが

 

 

・銃器の動きをコントロールするアーツを使用する。

・腕と銃器内部を接続し、弾薬の装填具合を正確に感知し、銃身を活性化させて発火させる。

・オリジ二ウムアーツでトリガーを繊細に動かす。

 

といった行程を挟んでようやく発砲する事が出来ます。現実のように、ただトリガーを引いて撃つことができないため、サンクタ族以外は拳銃程度しか扱うことができません。

 

逆にサンクタ族の多くは、この行程を日常的に使用することができ、大型の銃を何丁も扱える人にとって携帯型の銃は子供のおもちゃみたいなものらしいです。

 

ではなぜ、サンクタ族ではないロスト君が割と気軽に銃をブッパ出来ているのか、自分なりに考察してみました。

 

まずは、ロスト君が設計図を記憶している事です。武器を生成するには、構造を正確に記憶しているほど質が良くなります。ロスト君はかなり記憶力が良いのか、かなり上質な物を生成することが出来ます。上質に作れるほど、銃の内部構造を理解しているため、アーツコントロールを素早く的確に行い射撃を行えていることが一つ。

 

もう一つは、自身のアーツで生成しているからです。これは考察の考察になってしまうのですが、生成した銃はロスト君のアーツになじんでいて、銃をコントロールしやすくなっているんじゃないですかね?

 

話しているうちにイベントが起こったようなので、画面に意識を戻しましょう。

 

 

 

「あ!モスティマが男連れてデートしてる!」

 

※そう言って、赤髮ロングヘアーのサンクタ族がこちらに勢い良く近づいてきた。

 

「デートじゃないよ。ロスト、彼女はエクシア、私の友達だよ」

 

「初めまして、あたしはエクシア!君はロストっていう名前なんだね?よろしく!」

 

※そう言って彼女は、こちらに手を伸ばして握手をして来た。

 

「丁度いい、銃に関しては私はあまり明るくないんだ。エクシアなら詳しいだろうし、この際三人で資料館に行かないかい?」

 

「資料館?もしかして君、銃に興味があるの?それならあたしに任せて!あそこにある、全ての弾丸と銃の解説をしてあげる!」

 

※やや興奮気味なエクシアが、ロストの手を引っ張りながら資料館目指して走って行く。

 

※二人の後を、モスティマが同じ速度でついてきている。

 

 

 

 

 

 

 

※資料館に着いた。

 

※聞いていた道理、館内には様々な銃が置いてあった。

 

※エクシアによる解説と、モスティマの補足説明を聞きながら、多数の銃と設計図を手に取る。

 

 

 

エクシア姉貴でしたね。ペンギン急便に就職する前のエクシア姉貴、髪型がロングヘアーでとても可愛い(ノンケ)しかし困りましたね...エクシア姉貴とモスティマ姉貴の仲が良いということは、ラテラーノの『騒動』はまだ起きていないようですね...まあ、ピンポイントでイベントが起こる確率は限りなく低いので、特に気にしなくても良いでしょう。

 

さて、資料館に着いたロスト君が、エクシア姉貴とモスティマ姉貴の説明を聞いているうちに、設計図に関して解説しておきましょう。

 

ロスト君は、設計図を閲覧する事によって、その設計図の物を生成することが出来ます。最低一つ、運が良ければ二つ覚えることが出来ます。資料館の設計図はコピーを取得することができないため、必然的にTDN作業になりますが、今後状況によって銃を使い分けていきたいのでしょうがないね。

 

※色んな銃を紹介してもらった...どれを覚えよう。

 

設計図はランダムで3~10個選出されます。一つ目を選択して、運が良ければもう一つ選ぶことができます。

 

つまり運ゲです(定期)最悪ラテラーノじゃなくても武器商人から購入すれば、引けなくても何とかなります。ほらいくどー

 

 

・6P62

・SIX12

・AF2011-A1

・GIAT ADR

 

 

 

 

 

 

ア!(スタッカート)ふざけんなてめぇ!まともな銃を紹介してくれよ(困惑)なんで困惑しているのかわからない人もいるでしょうし、そ ん な み な さ ん の た め に (やめてくれよ...)

 

 

♪~(親のBGMより聞いた神社BGM)

 

(ずずずっぞぞぞぞ~)ぷはー、今日もいい天気

 

エイシャァ!選択肢の銃の解説です。興味がない人は飛ばして、どうぞ。

 

・6P62

 

ロシアのGRAUが開発した……何これ?

12.7x108mmの大口径弾を反動制御システムで無理矢理反動を消し、その上でサプレッサーを搭載してかつフルオートで撃つ歩兵銃というウォッカを脳に注射したようなコンセプトで作られたナニカ。

やりたい放題しまくった結果、機関銃としては中途半端な装弾数の癖して18kgという下手な軽機関銃より重いゲテモノが誕生しました。狙撃しようにもめっちゃブレる、バトルライフルとして見るとやたら重い…と在り方もとても中途半端。

ただ、当初の注文である「大口径弾を消音しつつフルオート連射」という動作自体はちゃんとできているんです。おそロシア。

銃種が迷子過ぎてWikipediaの説明が「多分バトルライフル」「おそらくマシンガン」「一応軽機関銃じゃね?」「対物ライフルじゃねえかな…」と各国で違う。これもうわかんねぇな。

 

 

・SIX12

 

アメリカの新興銃器メーカー・Crye Precision(クライ・プレシジョン)が2016年に発表したブルパップリボルバーショットガン。

ストック部に馬鹿でかいシリンダーを内蔵、12ゲージ弾をセミオートの6連射でバラ撒く。無駄にロマンあふれるデザインをしているのがまたいやらしい…

マスターキーとしての運用も考慮されていて、発射機構まわりだけを取り外して突撃銃などの銃身下部にレールマウントで取り付けることもできるんです。この銃頭おかしい。

さらに言うならば、クライ社が公式に発表しているデモムービーが物凄くシュールで、具体的にどんな内容かというと、まず最初にクライ社のカッコいいロゴアニメーションが出てきた後、SIX12のモジュラー機構を説明するムービーが流れる。

ここまでは普通なんですが、画面が切り替わりいざ実射シーンに突入すると…少しずつ盛り上がっていく「山の魔王の宮殿にて」の伴奏と共に、だだっ広い射撃場に設けられた無数のドアをひたすらSIX12でぶち破り蹴破っていくという、新手の前衛芸術か何かみたいな映像が1分近く続く。えぇ…(困惑)

この会社にしてこの銃あり、と言ったところでしょうか?

一応アメリカ軍の方にも売り込みをかけていたらしいが、敢え無くトライアルで不採用。クライ社と本銃の将来やいかに…。

 

 

・AF2011-A1

 

銃を二丁繋げれば火力もry… お前ら精神状態おかしいよ…

イタリアのアーセナルファイアーアームズ社が作り出してしまった、コルトM1911を2丁横並びに繋げた化け物銃。

既存の銃2丁をコンバージョンキットで連結しただけのdouble devilやドッペルグロックと違い、3DCADを使ってわざわざフレームから新規に設計するなど手の込んだイロモノシロモノ。

トリガーは左右独立しているように見えるが内部では連結されており、片方を引くともう片方も自動で引かれる。横二列に並んだガバメントから2発同時に射撃できるという触れ込みの銃だが、ただでさえ.45ACP弾を収めるために太くなっているガバメントのグリップを二つも並べたもんだから常人ではまともに握ることすら困難な太さになり、まるで角材の上にスライドが乗っかっているかのような有り様。

 

 

・GIAT ADR

 

 

フランスのGIATインダストリーという会社が1980年代に試作したPDW。銃に関する知識があり、かつ初見の人がこいつを見たら困惑するであろう。なぜなら、前後にグリップとトリガーが2つついてるから。無論、PDWなのでどちらかがアドオンランチャーの発射機構であるということは無い。ではどういうことかと言うと、後ろ側の方は連射、前の方は単射という訳の判らない、意味不明な……というかセレクターレバーを使えと言いたくなる仕様となっている。なぜこの仕様になったのかは不明だが、この銃、上記のP90の競合相手だったのである。現在、P90が活躍していることから分かる通り、GIAT ADRはトライアルに落ちてしまっている。ちなみに、性能自体はP90とさほど変わらない出来であった。そりゃ性能が同じだったらセレクターレバーがあるP90の方を選ぶわな。

 

 

となっております。

 

まずはAF2011-A1お前はダメだ。ガバガバメント横並びとかロスト君どうやって握ったらいいんだよ...というわけでキャンセルだ。ワンチャンDi5rentに持たせれば...と思いましたが、よくよく考えてみれば普通にライフル持たせた方が強い...強くない?

 

GIAT ADRは...走者があまりこの見た目が好みじゃないからキャンセルだ。

 

6P62はゲテモノすぎるのでキャンセルだ。誰がこんなの使うんだよ(困惑)

 

一番まともそうなのSIX12しかないですね...丁度ショットガンが欲しかったのでこれにしましょう。

 

※そろそろ退館時間が近づいてきたのか、アナウンスが流れている。

 

※エクシアとモスティマの二人は解説で疲れていたが、どこか満足した表情をしていた。

 

...ほぼ一日資料館に滞在するとか、こいつらすげー変態だぜ?

 

「いやー銃にここまで関心がある人がなかなかいなくて...ついつい熱が入っちゃったよ!」

 

「ロストは、また明日も資料館に行くの?」

 

(資料館)イキますよ~イクイク・・・それがどうかしましたか?

 

「だったらさ、明日も銃について教えてあげるよ!今日だけじゃまだ紹介しきれてない銃がたくさんあるからさ、いいでしょ?」

 

あっいいすよ(快諾)ついでにエクシア姉貴の好感度も上げることができそうですし、いいよ!来いよ!

 

「モスティマの家に泊まっているんだっけ?それじゃあ明日のお昼過ぎにそっちに迎えに行くからね!忘れないでよ?」

 

「それじゃあまたね~」

 

※エクシアは、帰っていった。

 

「それじゃあ私達も帰ろうか」

 

(^q^)ハイ

 

今回はここまでにしましょう。

 

 




どうな展開にするかは決まっていても、それに至るまでのお話を書くのがなかなか難しいです。

あっそうだ(唐突)だいぶ先になるんでしょうけど、ifルートのお話を書こうと思っています。活動報告でどんな話が読みたいか、何かありましたらコメントしてくれると嬉しいゾ。

下のURLは銃器の説明の転載元サイトです。

https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/?cmd=word&word=%E5%A4%89%E6%85%8B%E9%8A%83&type=&pageid=36999



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(ガバ運)暴れるなよ・・・暴れるな・・・

ウマ娘にハマったので初投稿です。

テストが近いので来週は更新が遅れるかもしれません。

そういえば、13日の夜から14日でUAとお気に入り登録者がいきなり増えてて驚きました。何で?(素朴な疑問)


資料館で銃ガチャするRTAはーじまーるよー

 

前回はモスティマ姉貴の自宅に帰宅する所でしたね。

 

あっそうだ(唐突)モスティマ姉貴にエクシア姉貴の好物を聞いて、信頼度上昇イベを発生させましょう。

 

「エクシアの好物?ああ、それならアップルパイかな。それがどうかしたのかい?」

 

銃の解説のお礼で作るんですよ。勿論モスティマ姉貴にも何かお礼をしたいんですけど、何か要望あります?

 

「そうだねぇ...また今度の時に伝えるから、その時に私のお願いを聞いてくれるかい?」

 

あっいいすよ(快諾)ただ準備が必要なものはすぐに用意できないので許してくれよな~頼むよ~。

 

「大丈夫大丈夫、そんな無茶な事はお願いしないからさ」

 

 

※話しているうちに、モスティマの家に着いた。

 

※家に上がり二人は寝て、次の日を迎えた。

 

 

※...朝だ。モスティマはまだ起きていないようだ。

 

朝になりました。朝食を作るついでにアップルパイも焼いておきましょう。

 

そして焼き終わった物がこちらになります(料理番組並感)

 

※インターホンが鳴っている。誰か来たようだ。

 

※玄関を開けると、エクシアが立っていた。

 

「なにか良いにおいがするね!何作ってるの?」

 

アップルパイですねぇ!エクシア姉貴に解説してくれたお礼として焼いてたんで、良かったら焼きたて食べます?

 

「アップルパイ?食べる食べる!」

 

※三人で朝食を食べて、エクシアとモスティマの信頼度が上がった。

 

信頼度上昇確認、ヨシ!エクシア姉貴だけじゃなくモスティマ姉貴も上がっているのいいぞぉ^~

 

※モスティマは仕事があるようで、エクシアと二人で資料館に向かった。

 

この後はひたすら資料館で銃ガチャしまくるので倍速しておきましょう。エクシア姉貴も一緒なので、かなりの信頼度が稼げることでしょう。

 

 

 

倍速一日目...普通だな!

 

倍速二日目...あっ・・・(察し)

 

倍速三日目...あのさぁ・・・

 

倍速四日目...いいゾ~コレ、ついでにエクシア姉貴の信頼度が上がったゾ

 

倍速五日目...う、羽毛・・・

 

倍速六日目・・・お前の事が好きだったんだよ!

 

 

倍速なの、なんで等速に戻す必要があるんですか?

 

「そういえばロストはさ、このラテラーノの人達についてどう思ってる?」

 

※閉館時間になって外に出た途端に、エクシアは尋ねてきた。

 

おや?このイベントは初めてですね。何か意味深な事尋ねてきてやだ怖い…やめてください…!アイアンマン!

 

そうですね・・・ラテラーノの人達は幸せそうですね。主という存在を国民全員が信仰していて。信仰する者が同じだからこそ国民どうしで争わない。信じる者は救われると言われますし、いいと思いますよ。

 

「...そう、か。君はそう思うんだね。ごめんね!いきなりへんな事聞いちゃって。それじゃあまた明日!じゃあね!」

 

※エクシアは一瞬、暗い表情をしたが瞬時に切り替え、いつものような笑顔を浮かべて、帰って行った。

 

 

...これでよかったんですかね?まあ信頼度が下がったとは表示されていなかったのでよしとしましょう。

 

 

 

※夜道を暫く歩き、モスティマの家に着いた。

 

※家に入ると、モスティマが仕事から帰って来ていた。

 

「ただいま、ロスト。また資料館に通っていたのかい?随分と熱心なんだね~」

 

※たわいもない会話をした後、何時ものようにソファーに横になろうとした時、モスティマに止められた。

 

「ねえロスト、君はこのラテラーノの人達についてどう思っているだい?」

 

あっ…(察し)ふ~ん...これ、何か重要なイベントのフラグですかね?。

 

※先ほどのエクシアと同じ返答を、モスティマに伝えた。

 

「...私はさ、あまり物事に関心がないんだ。全てにおいて必要性を感じない。ラテラーノの市民ではあるけど、他の市民のように信仰深い信者でもない。何もかもがこの国と合わない...」

 

...モスティマ姉貴が信者じゃないならこれ言ってもいいですかね?

 

※『今のこの国は、信仰するものが一つだからまとまっているけど、もしラテラーノ国民の信仰する【主】に対して複数の捉え方をするようになった時、それぞれの考えを持つ者同士が対立して、大きな争いになってしまうかもしれない』

 

「...そうかそうか。思っていた通り君は、私と同じみたいだね」

 

※モスティマは、何か確信したような表情をしながら小さくうなずいている。

 

「そういえば、私はお願いを聞いてもらえる約束を君としていたけど、今ここでそれを使っていいかい?」

 

※モスティマはこちらの手を引いて、自身の寝室に連れ込んだ。

 

「今晩...私と一緒に寝てくれないかい?なに、別にやましいことはしないさ。」

 

 

 

えっ、何それは…?(ドン引き)

 

「それとも、君はこんな私と寝るのは嫌かい?」

 

えっ、何それは…?(ドン引き)断ったら後が怖いし、何よりお礼するって言ってしまったのでああ逃れられない!(カルマ)

 

※最初は戸惑っていたが、観念して彼女の願いを聞くことにした。

 

「そうそう、君は素直に私の言うことを聞けばいい」

 

※そう言って、彼女は自身の寝床にロストを連れ込み、彼の身体に抱き着いた。

 

「スゥー..はぁ~...これで、決心がつきそうだ」

 

※モスティマが何を考えているのかわからなかったが、抱き着いてきた彼女の頭を撫でながら、意識を手放した。

 

※モスティマの信頼度が上がった。

 

 

 

 

 

※朝起きると、既に彼女は居なかった。

 

...ただ一緒に寝ただけでしたね。それにしてもモスティマ姉貴、なんかロスト君にお熱なんですけど、何故でしょう...コレガワカラナイ!ままええわ、気にせず資料館に向かいましょう。

 

例にもよってエクシアが同伴しています。が、今回エクシア姉貴が

 

「勉強熱心なのはいいけど、偶には息抜きしたほうがいいんじゃない?一緒に商店街の方に行こうよ!」

 

と言われたので、街のほうに行きます。こういうお出掛けイベは信頼度が上がりやすいんですよね~

 

※二人で街を歩き回って、エクシアの信頼度が上がった。

 

 

ああ~いいっすね~順調に信頼度が上がってイキますよ~イクイク・・・これぞRTAだな!

 

※...エクシアと歩いていると、人通りが少ない路地に見覚えのある人物が歩いて行くのが見えた。

 

※どうしようか...

 

→「追いかける」

「追いかけない」

 

こういう選択肢は追いかける一択ダルルォ!?あっイベントだ...あっ…(察し)

 

 

 

 

 

 

※見覚えのある人物を追って、人通りが少ない路地に向かった。

 

「あっちょっとロスト!?どこ行くの~」

 

※少し後ろで、エクシアが後を追って来る。

 

※暫く追いかけていると、何度か発砲音が鳴り響いた・・・

 

音源を辿って行くと、そこには・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※血を流して倒れているサンクタ族らしき人物達と、銃口から煙が出ている銃を持っている、青髪のサンクタ族...モスティマがいた。

 

彼女はこちらに振り向き、銃を向けてきた。

 

「誰だ...て、君か。なんでこんな所に?」

 

※モスティマが歩いて行くのを見かけて追ってきたことを話し終えた後、遅れてエクシアがたどり着いた。

 

「さっきの銃声は...モスティマ?なんで銃を構えてるの?どうしてこの人達は血を流して倒れているの?」

 

※エクシアは辺り一面に広がる光景を見渡していると、何かを見つけたようだ。

 

「姉、さん?起きて!?返事してよ!?ねえ!?起きてよ!?...モスティマが、やったの?答えてよ...答えてモスティマ!!」

 

「そうだよ、これは私がやった。私の目的のためには、君のお姉さんを含めたこの人達を殺す必要があった」

 

※モスティマは、エクシアにそう告げこちらに歩みよって来た。

 

「もう私にはこいつは必要がない。それに、君が持っていたほうがよさそうだから、これは君に託しておくよ」

 

※モスティマは、手にしていた銃をこちらに投げ渡してきた

 

※【傷だらけの守護銃】を手に入れた...

 

「悪いけど、今二人を相手する時間も惜しいから、私は行かせてもらうよ」

 

※モスティマは、地面に落ちていたアタッシュケースの中から、二本のアーツユニットを取り出し、この場を去ろうとする。

 

※彼女の持つ二本のアーツユニットを見て、本能が「あれは危険なものだ」と訴えかけてくる。

 

※彼女の目的は分からないが、一つだけ分かることがある。

 

 

 

※彼女を止める...それだけだ。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

...えーいきなり始まりました。モスティマ戦です。まずは一言...

 

 

ドウシテコウナッタ\(^o^)/

 

えーモスティマ姉貴ですが、正直クソ強いです。彼女の使う白黒のアーツユニット、「黒き錠」と「白き鍵」と呼称しましょうか。「黒き錠」の方は範囲攻撃で、当たるとスタンします。「白き鍵」は移動デバフに加えて突き飛ばされます。それぞれのユニットに対応したスキル使用時は、効果が上昇します。さすが星六オペレーターと言うだけあって強いです。

 

取り敢えずラテラーノで銃をブッパはまずいので、近接武器で何とかするしかなさそうです。どうしてくれんのこれ(憤怒)

 

片手剣装備してイクゾー取り敢えず投擲して様子見します。あっ避けられた。能力の生成は隠さなくてもいいので、ガンガン投擲して距離を詰めましょう。幸いまだアーツユニットをモスティマ姉貴は使いこなせていないので、早めにけりをつけます。

 

ホラホラホラホラ(投擲)近づいて突くゥ^ーっておぶぇ!?(迫真)アーツが飛んできてこっちにも衝撃が来たぁ!まあそう簡単にこちらの間合いに入らせてくれませんよね...

 

アーツ攻撃やめロッテ!カスが効かねぇんだよ(無敵)ほら、横向くんだよ90度(ロスト君のアーツで、モスティマ姉貴の攻撃をずらす)コイツ(飛んできた攻撃)を斜めにすればいいわけだ。

 

...これは、泥仕合じゃな?(名推理)おい、てめえ何してんだよ、こんなことしてタナトス…タダで済むと思ってんのかよ!

 

 

 

ロスト君奮闘中

 

 

 

 

ぬわあああああああああああん疲れたもおおおおおおおおおおおおおおおん

 

ふざけんじゃねぇよお前これどうしてくれんだよ!お互い決め手にならなくて膠着状態なんですけど。

 

「なかなか耐えるね...けど、これはどうかな!」

 

ファッ!?もうアーツユニットに慣れやがった!さっきまでは片方ずつの攻撃だったのに、二本同時攻撃はやめちくり~(挑発)

 

二本同時攻撃はかなり危ないんですが、これ以上それをすると【アレ】が出てくる可能性が微レ存だから、モスティマ姉貴はアーツユニット同時使用は至急やめてくれや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※彼女の使用するアーツユニットの二つの力が重なった瞬間、彼女の背後それは現れた。

 

※しかしモスティマはその存在に気が付いていない。

 

※「黒き錠」と「白き鍵」が共鳴し合う度に、その姿は明確に現れてくる。

 

 

※見よ、火のように赤い大きな竜である。これには七つの頭と十本の角があって、その頭に七つの冠をかぶっていた。

 

※怪物が正体を現した途端、モスティマが倒れ込んだ。

 

※このままあの【怪物】の近くにいてはまずいと思い、エクシアとモスティマを抱えてこの場から素早く離れる。

 

※その直後、背後で凄まじい轟音が鳴り響いた。

 

 

 

 

 

 

 

あーもうめちゃくちゃだよ。今回はここまでにしましょう。

 

 


 

 

傷だらけの守護銃

 

かつて天使だった者が持ち、今は人と共に歩むモノ。大小の傷痕と汚れが年季の程を窺わせる。

ロストは基本的に、これをお守りとして持ち歩いているようだ。

 

――きっとこれは、今の私よりも君にこそ相応しいだろうから。

 

一升生水さんが書いて下さいました。

 

 

 

トロフィー「深海を見たもの」

 

深みのモノと触れ、生還した者に与えられる称号。

例え帰って来ることができたとしても、その者に安寧が訪れる事はない。

『ソレ』はいつでもこちらを見定めている、深く、さらに深い深淵へと引きずり込むためか、あるいは.....?

 

オルフェンズさんが書いて下さいました。

 

 

 

彷徨う者

 

彼らはただ周囲を徘徊し続けている。その体躯が腐り朽ちてゆくまでそれは生者に狂気をばら撒き続けるだろう。

 

-お前も見たか!?あの化け物どもの顔!死んだ目をしてんのにまるで何か無くし物を探し回ってるような.....ああ!駄目だ駄目だ!あの目を思い出すと夜もおちおち眠れねぇよ.....

 

オルフェンズさんが書いて下さいました。




ラ テ ラ ー ノ 壊 れ る 。

絶対壊れる(確信)

アイデアは常時受付中だから、何か思いついたら活動報告で気軽にどうぞ。メッセージでもいいゾ~。

やっべテスト勉強しなきゃ(焦り)


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頭いきますよ!

危機契約で初めて18等級を一週間でクリア出来たので初投稿です。テスト明けではしゃいでいて遅れました。

自分でマドロックのS2特化3持ってて良かった。イフリータつおい(小並感)ライン生命で唯一持っていないからほしいゾ。

あと、ロボトミーRTAの小説を書き始めてみたので興味のある方は読んでみて下さい。


怪物と戦う羽目になったRTAはーじまーるよー。

 

前回の○らすじ、モスティマ姉貴のアーツユニットから怪物が出てきた。何で?(殺意)

 

まあ原因は『深き者』と関わりすぎたからでしょうね...このゲームは『深き者』に会うと、キャラを強化する代わりに神話生物にエンカウントしやすくなる仕様です。

 

1~3回程度会った程度なら、一人で行動した際に一割の確率で下級の奴らに遭遇する...はずなんですが、RTAの神様が何をトチ狂ったのか、現段階では宝くじの一等が当選するレベルの確率でしか起こらないはずである、街中で神話生物とのエンカウントをさせてきやがりました。

 

正直今のロスト君では勝てるのかどうかは、んまぁ、そう、よくわかんなかったですね(クソ雑魚判断)

 

この場からさっさと逃げたいですが、このままだとラテラーノ壊れちゃ^~うし、モスティマ姉貴やエクシア姉貴、イグゼキュター兄貴とプリュム姉貴とアドナキエル兄貴にアンブリエル姉貴が死にそうですし、その勢いで怪物がテラの世界中を暴れまわりそうなので戦うしかねぇ!

 

ですがその前に、倒れ込んだモスティマ姉貴と、姉の亡骸の前で泣きじゃくっているエクシア姉貴を回収して、怪物から一旦距離を取りましょう。エクシア姉貴が抵抗してきますが関係ねぇんだよそんなの!(鬼畜)死んだらそれはもうTDN肉塊だってそれ一番言われてるから。

 

二人を回収することができたので全速力で離れます。足から何やら嫌な音がしていますが、ロスト君の自動回復でカバー出来る範囲なので気にしない方向で行きます。

 

走る~走る~おーれーたーtモスティマ姉貴!?ロスト君が運んでいたモスティマ姉貴がいきなり離れていきました...怪物召喚して倒れたはずなのによく元気が残ってますね。まあ軽くなったしままえやろ。

 

ある程度の距離を置くことができたので、エクシア姉貴を待機させておきましょう。ここまで怪物から離れていれば攻撃の届かないでしょうし、自分で避難もできるはずなので死亡することはなくなりそうですね。

 

じゃあオレ、エクシア姉貴置いて戦ってくるから。

 

「うぅ...いやだよぉ、いかないでよぉ、ひとりにしないでよぉ!?」

 

ってエクシアさん!?精神的ダメージがでかいようで軽くパニクっていますねコォレは。泣いても泣いてもオッパラディン(泣いてる泣いてるもっと泣け)(でも落ち着かせる時間は)ないです。ラテラーノ公証人役場やラテラーノ護衛隊の人たちが既に怪物と交戦しているのか、銃声音が聞こえてきます。ですが、通常の武器では歯が立たなそうなので、エクシア姉貴を置いて素早く来た道を戻ります。あっそうだ(唐突)もし戦闘で銃を使用した際にラテラーノの人達にサンクタ族ではないことがバレないように戦闘前にローブを装備しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

はえ^〜すっごい大きい(再確認)沢山のライフルやらショットガンやらハルバードの攻撃が怪物に向けられています。みんな一丸となって戦っていて感動的ですね、だが無意味だ(無慈悲)ハルバードで攻撃していた一般ラテラーノ護衛隊の人たちが吹き飛ばされていきます。攻撃を喰らってミンチになっていないので 生きてる証拠だよ(至言)でも死にそうなので戦闘に加わりましょう。俺も仲間に入れてくれよ^~(マジキチスマイル)

 

槍を生成し、竜の怪物の前足を攻撃します。Here we go!ロスト君には少し無理をしてでも全力で攻撃してもらいましょう。オォン、オォン、オォン、オォン、オォン、オォン、オォン!

 

※少し浅いが、攻撃が通りそうだ。

 

勝ったな(確信)少しでもダメージが通るなら、耐久性でロスト君の勝ちですねぇ!だから他の人に攻撃して?ラテラーノ公証人役場とラテラーノ護衛隊の人たちよりロスト君が厄介だと判断したのか、ロスト君にヘイトが集中してます。ヤメロー!ヤメロー!手数が足りなさそうなので、空中に槍を生成してアーツでぶち込んでやるぜ。

 

ロスト=サンのブキシャシュツ・ジツが炸裂!放たれた槍は、竜の眼球の一つに突き刺さった!ワザマエ!

 

しかしその代わりとして、ロスト君へのヘイトが爆上がりしました。頭やら爪やら頭やらがこちらに向かって来るのでひたすら避けます。因みに当たると体力が半分以上削り取られます(絶望)

 

槍だけで戦うのもあれなので、そろそろ他武器でも使いましょうかね。せや、カジミエーシュで手に入れた大剣使ったろ!

 

 

それは 剣と言うには あまりにも大きすぎた

大きく ぶ厚く 重く そして 大雑把すぎた

それは 正に 鉄塊だった

 

 

甲冑を着た兵士を一振りで両断したり、巨岩や大木も叩き斬る程の威力を誇ってそうな説明ですが、実際はTDN大剣です。見た目は某モンスターをハントするゲームのアイアンソードです。

 

ロスト君に持たせてあげたいですが、、今は回避を優先したいので射出するだけにとどめておきましょう。ホラホラホラホラホラホラ!あっ怪物のご立派ァ!な角♂が折れました。なんてことを・・・(憤怒)

 

ご自慢の角を折られた気分はどうだ、感想を述べよ。情けない恰好恥ずかしくないの?

 

おい、打って来い打って来い(挑発)今回の神話生物は形状がしっかりしていて戦いやすいですね。触手だらけの全身もじゃもじゃ系統は死ゾ(19敗)前足でひっかいてきますが余裕で避けれま...ん?なんかしっぽがこちらに向かって来て...ぶつかった!?まずいですよ!?

 

攻撃を喰らったロスト君が地面にバウンドして跳ね上がった所を攻撃してきますが、慌てず騒がず落ち着いて避けmひるんでて操作できない・・・あっ(察し)

 

※『ウグゥ!?』

 

※巨体から繰り出される攻撃によって吹き飛んだ・・・

 

 

痛い!もう痛いよねぇヤ↑ダ!イ゛タ゛イ゛も゛ぉ゛!!!

 

(攻撃をくらうなんて)聞いていません。角が突き刺さったのか、左肩から先が吹き飛んで血をドバーっと出しています。

 

...まずいですね。左腕がないと多分まともに防御できないですし、手持ち武器でダメージを与えられないです。武器を飛ばすにしても、あまり遠距離からだと勢いが弱まってしまいますしジリ貧ですね。

 

「ロスト、大丈夫!?ち、血が!早く、早く止血しないと!?」

 

アイエエエエ!エクシア姉貴!?エクシア姉貴ナンデ!?もしかして、避難しないでロスト君が戦闘しているのを見てたんですか?というかなんでピンポイントでエクシア姉貴の近くに吹き飛ばされるんですかね?

 

 

※エクシアが必死に止血しようと傷口を塞ごうとするが、溢れ出る血液は止まらない。

 

※まずい...このままでは彼女も巻き込まれる。しかし今の自分の力では『アレ』を倒す力が足りない。

 

※何か...何かこの状況を立て直す策は...

 

愛のパワーをください!(大声)

 

※そう考えた時、どこか見覚えのある物が目に入った。

 

 

...あっれ~?なんか見た事がある器があるぞ~...もしかしなくても【深海への器】ですかね(サブタイトル、まずいですよ!?を参照)

 

 

※その器を手に取った途端、異変が起きた。

 

※腕から流れる血液が、器の中へと吸い込まれていく。

 

※そして、意識だけが身体から抜き取られ、深い底へと引きずり込まれていく。

 

※下へ下へと引きずり込まれながら上を眺めるとそこには、未だ血を流している自分がいた。

 

 

 

 

※底には、あの時のように『ソレ』が待ち構えていた。

 

※触手の先には、薄暗く輝く結晶があった。

 

※その結晶を押し入れようとこちらに触手を伸ばしたその時、横から吸盤の着いた触手が伸びてきて、その結晶を横取りした。

 

※横から伸びてきた触手の方向には、もう一つ『ソレ』がいた。

 

※もう一つの『ソレ』は、結晶を少しいじったと思うとこちらに押し入れてきた。

 

※横取りされた方の『ソレ』は慌てていたようだが、もう一方はどこか満足した様子で、身体を上へと押し上げた。

 

※スキル【血の渇望】を手に入れました。

 

※スキル【???】を手に入れました。

 

 

 

 

 

 

 

や   っ   た   ぜ   。  

 

そのための...深海イベ?なんかスキル貰ったんで効果を確認しましょう。

 

えー【血の渇望】は発動中、攻撃力、移動速度、自然回復速度、被ダメージが上昇です。そしてなんと、神話生物特攻が付きます、強い(確信)しかし効果終了時、一定時間行動不能になるみたいですね。

 

因みにこの効果は、Di5rent君にも適応されるみたいです。先ほどまでは耐久性覚悟で戦っていましたが、これDi5rentも召喚して囲んで叩けばタイム短縮につながるのでは?走者は訝しんだ。

 

【???】は説明欄が隠されていたので分かりませんでした。なんなんでしょうかね?

 

そうと分かればホモ特有の一転攻勢をとくとご覧あれ。ローブ装備して正体隠してるからどんだけ暴れても大丈夫でしょ(適当)

 

 

 

 

...なんかロスト君がサンクタ族みたいになってる(困惑)なぜか短時間飛行できる...なんで?ままええか(思考停止)

 

※腕が凄まじい速度で再生している。

 

回復早いっすね。これで両手で武器を振るえますし、武器を生成しましょう。

 

...なんか生成した槍が真っ赤なんですけど(困惑)ロスト君人造人間とかじゃない?インパクト起こさないか不安なんですけど。Di5rent君も出してみましょう。

 

...ブルータス、お前もか。まあブルーじゃなくてレッドですけど。資料館で手に入れたMGのFN EVOLYSを装備しているのですが、なんか赤いです。そしてDi5rent君本体も赤いんですけど。

 

まあ気にしててもしょうがないのでさっさと怪物を倒しましょうか。イクゾー

 

取り敢えずDi5rent君は後方で支援に徹してもらいましょう。ロスト君は近接武器で攻撃です。

 

エイシャァ!エイシャァ!なんか凄い刺さっていきますね。スキル強すぎぃ!射出した武器もどんどんダメージを与えています。

 

竜の怪物も命の危機を感じたのか、激しく抵抗していますが、超強化されたロスト君に勝てるはずないだろ!いい加減にしろ!...いやホントに凄まじい速度で体力削っていてかなりやばいです。

 

※召喚した彼らが放った弾丸は、怪物の堅牢な鱗を削り、自身が振るい、射出した武器は怪物を突き刺し、切り裂いていく。

 

※気が付けば、怪物は地に倒れ、そこで意識を失った。

 

 

 

 


 

【血の渇望】

 

貴方が人の為に血を捧げるのなら、私は力を与えよう。

 

 

【???】

 

君に、多くの人たちを魅了する力を授ける。この力は、君を見た人たちに良くも悪くも影響するだろう。

 

 

鋼のアバドン(FN EVOLYS)

 

オペレーターロストによって生成された大型の銃器で、サンクタのオペレーターへの貸し出し用に用意されている。

姿に違わず取り回しは良くないものの、火力と制圧力はそれに見合ったものがある。

その大きさと構造の複雑さにも関わらず、サンクタであれば誰でも使いこなせる程度にまで操作が簡易化されているが、その理由は現在も不明。

-追記-

オペレーターエクシアは作戦中無闇にこの銃を乱射する事を禁止します。オペレーターロストが弾薬を複製できるとしてもです。

(メモ)

そんなぁー、折角でっかくてイカした銃なのに。←ロストさんは仮にも重症感染者ですよ?←ごめんなさい。

 

一升生水さんが書いて下さりました。




テストは悪い文明、でも部活がなくなるから好き(手のひら返し)

この小説のUAが三万、お気に入りが400を超えることが出来ました。こんな小説を読んでくださる読者のみなさんのおかげです。これからも頑張っていくので、引き続き読んでもらえるとありがたいです。

感想を書いてくれると作者は嬉しくてすぐに(当社比)反応するので気軽にどうぞ(乞食)

ラテラーノは作者のせいでやばいことになるぞ(予告)


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青い天使

私を生み出した罰を与えよう


私はどうしてこんな所にいるんだろうか。

 

時折聞こえてくる悲鳴、消毒液の匂い、『主』を信仰する施設の人たち。

 

物心つく前から私は、この白い部屋で暮らしていた。壁の一部はガラス張りになっていて、時折監視らしき人物がこちらの部屋をのぞいてきたり、私のように光る輪を浮かばせた人や、【∞の中に+と-が入った】紋章を腕に付けている白衣を着た人物たちが、私の身体を弄りに来る毎日が続いている。ここは何かの施設らしく、私のようなのが他に沢山いるみたいだ。

 

同じ事を繰り返す退屈な日々が過ぎていったある日、施設が何者かに襲われた。

 

銃をもち、頭に光の輪を浮かせている襲撃者達は、この施設の人たちを鏖殺しようと動いていた。

 

逃げ惑う人たち、段々と近づいてくる足音、大きな悲鳴、施設に響く銃声、漂ってくる血生臭いにおい。そんな中を必死に逃げ回り、施設の外へと逃げ出した。

 

外は既に日が沈んでいて、真っ暗闇の道をひたすら走る。

 

走る、走る、走る、走る。殺されまいと駆ける。そうしているうちに、今まで激しく動かしたことがなかった身体が耐えきれず、倒れこんでしまう。意識が遠のいていく感覚が襲ってくる。

 

 

気を失う直前に見えたのは、こちらに向かって来た赤い髪の女性だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚めた時、あたしはベッドの上に横たわっていた。暫くボーっとしていると、赤髪の女性がやって来た。彼女が私を保護してくれたらしい。

 

彼女の話によると、私のいた施設は違法な実験を行っており、ラテラーノ公証人役場法定が現場に執行人を送り込み、その場にいた人物とデータを全て抹消しようとしていたらしく、本来なら私も消されるはずだったが、目の前の女性が待ったをかけてくれたお陰で命拾いした事を話された。

 

私が寝ている間に起こった出来事を話し終えたのか、彼女は話の話題を変えてきた。私の今後について、どうやら彼女が私を引き取ってくれるらしい。彼女には妹が一人いるらしく、しばらくはその妹の話で一人盛り上がっていた。私は、ただ静かにその話を聞いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして彼女に引き取られ、彼女と、彼女の妹である『エクシア』と暮らすことになった。エクシアは彼女の話通りの人物だった。

 

何時も笑顔を浮かべ、誰にも優しく、主への信仰心が高く、アップルパイが好きなサンクタ族。一緒に暮らしていくうちに徐々に話すようになっていった。

 

そんな彼女たちと共に暮らしながらしばらくして、ラテラーノの学校に通えるようになった。数年間学生生活を送っていたが、友達と呼べるような仲の人は作らなかった。みんなありふれたような人ばかりで退屈だったし、何よりも私が求めている『何か』が決定的に違うと言ってくる。適当にあしらっていたらすぐに近づかなるような人ばっかりだった。

 

退屈だった学校を卒業してから、私はエクシアの姉が勤めているラテラーノ公証人役場で働くようになった。新人だったあたしは、エクシアのお姉さんが隊長の部隊に配属された。

 

そこでの仕事は荒事が多かった。ラテラーノ公証人役場の契約を違反を犯した相手を殺さずに無力化して連行したり、度重なる違反をした相手は『始末』をしたりと大変だったが次第に慣れていき、エクシアのお姉さんと、その友達とは戦友と呼べるくらいには一緒に仕事をした。けれども、私が求めている『何か』が満たされることはなかった。

連行したり、度重なる違反をした相手は『始末』をしたりと大変だったが次第に慣れていき、エクシアのお姉さんと、その友達とは戦友と呼べるくらいには一緒に仕事をした。けれども、私が求めている『何か』が満たされることはなかった。

 

ある時、任務でラテラーノを離れることがあった。行先はとある村の一つで、そこには独自の文化や秘話があった。それに何故か強く興味を惹かれた。

 

その日を境に、私はこのテラの各地に存在する文化や民話や景色を、この目で見て、この耳で聞いて、この口で味わいたいと思うようになった。

 

一人でも任務を受けることができるようになった私は、ラテラーノ外の多くの任務を受けて遠出し知識を蓄えていった。そうしているうちに、あることが思い浮かんだ。

 

私は、あの施設で『主』とやらを目指して生まれた。施設からでて、周りの人とは考え方が違っていることが分かった。身体能力や頭脳は優れていて、思うように手足が動くし、教わった事は直ぐに覚えることができる。しかし、何事も優れていて、大多数とは少し違うと、周りは嫉妬し妬む。

 

 

 

 

ある日、誰かが言った。『あいつは化け物だ』と。

 

 

ああそうだ。私はきっと化け物なんだろう。

 

 

ならこの化け物を生み出したのは誰だ。

 

 

それは施設の奴らだ。

 

 

なら施設の奴らが私を生む出す原因を作ったのはなんだ。

 

 

それは『主』とやらを信仰するラテラーノという国だ。

 

 

この国は皆、主を信仰している。

 

 

多くの人は、何もしていない。

 

 

だが、彼らが信じるものによって私は化け物として生まれてしまった。

 

 

君たちに罪はないけれども、『主』とやらを信じた代償を支払ってもらおう。

 

 

丁度、この国を脅かせる事が出来るであろう物がラテラーノに近々運ばれてくる。

 

 

それを奪うためには、少し決意を持たなければならないだろう。もしかしたら戦友に銃を向けることになる。

 

 

ならばその時を待とう。そんな考えを持って仕事に勤しんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

その日私は、車でラテラーノまで向かっていた。

 

 

見渡す限り、何もない景色が続いていた。だからこそ見つけられたんだろう。

 

 

何もなかったであろう場所から黒い渦が出現し、そこから一人の少年が表れた所を。

 

 

少年は黒い渦から伸びている触手によって優しく地面に寝かせられ、触手は黒い渦に戻り跡形もなく消えていった。

 

 

その光景を見た時、今まで満たされることの無かった『何か』が少しだけ満足した感覚が私を襲う。

 

急いで私は、その少年の元へ近づいた。

 

どうやら気を失っているらしい謎の少年の顔を覗き込んだ。少し揺さぶりながら、意識を取り戻すのを待つ。

 

私は何故か気分が高揚していた。彼は何処からきたのか、今までの人生とか、あの黒い渦と触手らしきものは何なのか。起きたらどんな質問をしようか何故かワクワクしていた。

 

今まで他人に抱かなかった感情に驚きつつも、私は彼が目覚めるのを待った。

 

 




遅くなりました(謝罪)お布団の魔力には勝てなかったよ...

息抜きに番外編書きたい欲求が出てきたので一応アンケート取ります。書くかは不明ですけど。

活動報告でアイデアくれても、ええんやで。てかください。


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番外編:ロドス薬品爆発事件

※注意!このお話は、レユニオンとの抗争とかが終わった後のお話です。

※この世界線のドクターは男です。

※このお話のロスト君の性格は適当です。

※番外編ってこんな感じのノリでいいんですかね?

※色んなキャラが語録を使います。「あの子はこんな事言わない」と思うなら読むのを、やめようね!


これはもしもの話。方舟に乗る彼らの戦いが一時的に終わり、何気ない日常を送っている。

 

一滴の血も流れ落ちない平和な日々を過ごしていたある日、それは起こった。

 

その日はロドスにとって、とても長い1日になった。

 

 


 

 

ロドスの長い通路を、一人の少年が歩いている。

 

ここで哀れな目に合う登場人物を説明しよう!まずは一人目ェ!この小説の主人公ロスト君!作者の力量がないせいで大体深海にハイエースされて舞台移動されられるゾ!仲良くなった相手絶対に曇らせマンだけど、(今回のお話では働か)ないです。

 

どうやら資料を運んでいるようですね。行き先は黒幕おばさん(お姉さんダルルォ!?)ことケルシー先生の研究室みたいです。そんな彼に近づく影が一つ。

 

「やあロスト、その資料はもしかしてケルシー先生に持って行くのかい?」

 

二人目ェ!我らがドクター!理性無くなるまで働いたと思ったら理性回復剤をキメて働くゾ。耐久0にならなければどんな敵も葬り去れる(と言う噂)のやべーやつ。

 

「あっドクターこんにちは。ドクターもケルシー先生に用が?」

 

「ああ、昨日保護した感染者のメディカルチェックの結果を報告しに行くところだ」

 

行き先が同じということで、暫くドクターと会話をしながら歩いていくうちに、目的地の研究室にたどり着いた。

 

ノックをしてから一言断りを入れてから研究室に入った。中には大量の機材が所狭しと置いてあり、ケルシーは何やら真剣な表情で薬品を調合している。余程集中しているのか、こちらが近づいていることに気が付いていないようだ。

 

「ケルシー先生?おーい...ダメだな、反応がない」

 

ドクターはケルシーに話しかけるが反応がない。そのため彼はケルシーの肩を叩こうとした。

 

しかし、この行動がまずかった。

 

「ッッッ!」

 

ケルシーも人だ。集中していると所を背後からいきなり肩を叩かれて、思わず調合するために手に持ってい薬品を逆さまに傾けてしまった。

 

「しまったッ!」

 

その時!不思議な事が起こった!

 

机に置いてあった他の薬品と混ざり合い、なんかすごい化学反応が起こった。しかし薬品の量が多かったのか、一部が霧状となって研究室内に散布されてしまった。

 

「ゲホッゲホッ、おいドクター!いきなり何をするんだ!一言声をかけろ」

 

「ゲホッ、いや俺声かけたぞ!気が付かなかったのはそっちじゃないか!」

 

「調合作業は繊細なんだ、ひと段落するまで待っていてもいいだろう」

 

 

二人がこうして言い争っていると、ある変化が訪れた。

 

 

「フーッ♡フーッ♡...もういい、ドクターには失敗した責任を取ってもらおうか♡」

 

ケルシーの息が段々と荒くなり、顔が赤く高揚していくのをロストは見た。しかしドクターは言い争いに夢中になっていたため気が付いていない。

 

「俺は悪くねぇ!俺は悪くねぇ!」

 

「うるさい♡!ひとまずドクター、お前には個室に来てもらおうか♡」

 

ケルシーはそう言うと、ドクターににじり寄って行く。ここでドクターはケルシーの異変に気が付くが時すでにお寿司。

 

「おっおい!俺をどうする気だ!」

 

「心配するな♡お前に少し説教(意味)をするだけだ♡」

 

「顔を赤らめ息を荒げてこっちに来るな!オレの!オレのッ!

オレのそばに近寄るなああーッ

 

ケルシーはドクターの足首を掴み、研究室内にある個室目指して歩き始めた。ドクターは引きずられている。

 

「頼むロスト! 助けてくれ!このままだと俺の人工ゲル(意味深)がケルシーに搾り取られる!ケルシーの加工所(意味深)で融合ゲル(意味深)にされる!」

 

これからナニをされるのかを察したドクターは、ロストに助け舟を出す。しかし...

 

「ごめんドクター...俺にはケルシー先生の拘束を解くことはできない。後で腰痛に効く薬を服用する事をお勧めするよ」

 

ケルシーはその体格からは想像できないほどの怪力を発揮することがある。それが今この時だ。下手に抑えようものなら、顔面に強烈なアッパーを与えてそのままノックアウトされる。ワルファリンがノックアウトした場面を目撃したことがあるロストは、ただ静かに黙禱を捧げることしかできなかった。

 

 

 

「えっそれは・・・(困惑)ヤメローシニタクナーイ!シニタクナーイ!シニタクナーーーイ!」

 

バタンと音を立てて、個室の扉がしまった。

 

研究室には沈黙に包まれた。

 

ロストは一言も喋らず、ただ静かに研究室から退出し、鍵を閉めた。

 

「ドクター...R.I.P。ひとまず今日は他に仕事はないし自室に籠っておこうかな」

 

自室へ足を運ぼうとした時、誰かが近づいて来た。

 

「あっロストさん!こんにちは」

 

そう、我らがCEOアーミヤである。

 

「ドクターは見かけませんでした?研究室に向かうといっていたんですけど」

 

「ドクターはケルシー先生と大事なお話し中らしい。かなり重要な話しらしいし時間もかかると思うから、また後で来るといいよ」

 

いきなり話しかけられてしまった為、思わず返事をしまったロストは慌てていた。

 

アーミヤがドクターに好意を向けているというのに、その少女の心をもてあそぶ様な事はならないと直ぐに逃走出来る様に身構えていると・・・

 

「そうですか・・・ですが、ドクターとケルシー先生が忙しいならしょうがないですね!時間を置いてまた来てみます」

 

ロストの考えとは違い、アーミヤがこの場を離れようと通路を歩いていく。

 

「...効かないの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーミヤに何故効かなかったのか疑問に思いつつ、ロストは自室に向かう。

 

なるべく人が少ないルートで向かっていたが、テキサスとモスティマ、グラベルと会ってしまった。

 

「あら~ロスト。こんな所で会うなんて奇遇ね~」

 

そう言いながらグラベルが駆け寄り、ロストに抱きつく。顔をこすりつけてくるグラベルの頭を、ロストは優しく撫でる。

 

「...ロスト、私も頼む」

 

ループス特有の尻尾を立たせているテキサスに、グラベルと同じようにしてあげると、先程までピンと張っていた尻尾が左右に揺れ始めた。

 

「せっかく長い仕事を終えて帰ってきたのに女の子とイチャイチャするとは感心しないな~」

 

そう言ってモスティマは、ロストの背後に回り込み、腕を伸ばす。

 

グラベルに抱き着かれて動けないロストは、後の二人に囲まれて囲まれてしまった。そして...

 

「あらあら?何だか身体が熱くなって来ちゃったわ~♡」

 

「...ふーっ♡」

 

「......」ニコッ

 

ここに来てやっとロストは、自身の貞操の危機に気が付いた。

 

身体に回されている三人の手を一旦はがしたロストは、勢い良く自室に向けて走り出した。

 

ただひたすら逃げるだけに必死だったロストは、気が付くことはなかった。

 

 

「...あたしから逃げられると思っているの?」

 

「...出発する」

 

「...たまには刺激を求めてみるのも悪くないね」

 

三人からロストが離れた途端、彼女たちのハイライトさんがオフになっていたのを...

 

 

ロスト君逃走中

 

 

走り続けて数分。やっとの思いで自室に着いたロストは、部屋に入ると勢い良く扉を閉めて鍵を掛けた。

 

ひとまず安心できるだろうとベッドに倒れこむ。先程まで走っていたため、疲れが出て来た。

 

横になってゆっくり休んでおこうと考えていると

 

 

 

部屋のロックが解除され、テキサスとモスティマがロストの横になっているベッドに向かって来た。

 

 

 

ロスト「ゲッホゲッホ(迫真)」

 

ロスト「何だお前!?」

 

モスティマ「動くんじゃない!押さえろ!(オロナイン控えろ!)」

 

ロスト「何すんだモスティマ!」

 

ロスト「流行らせコラ!(離せコラ)」

 

モスティマ「しっかりそっち押さえて!(〆鯖ァ!)」

 

ロスト「あ何するんだ二人共?!ドロヘドロ!(どぉけこの)」

 

ロスト「やあめろお前・・・あーご・・・」

 

モスティマ「抵抗しても無駄だよ!」

 

テキサス「大 人 し く し ろ ...」

 

ロスト「ムーミン野郎(ペンギン急便)お前離せコラ!」

 

 

 

二人を振りほどこうと抵抗していると、部屋の天井からグラベルがやって来た。

 

 

「あたしはあなたの影(鼠の縄張り発動)」

 

ロスト「何だお前!?(素)」

 

モスティマ「グラベルはそっち押さえて!」

 

ロスト「オラどけコラ!」

 

モスティマ「三人に勝てるわけないでしょ!」

 

ロスト「馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!(天下無双)」

 

ロスト「どけゴラ!!シッ…アァッ・・・」

 

モスティマ「フル焼きそば!(ひっくり返すよ!)」

 

ロスト「ゲッホゲッホ(迫真)」「オァンやめろ!!あぁも!ア゛ァ…」

 

ロスト「お前らの言うとおりなんかなんねえぞお前コラ!(ニュートリノだからな)」

 

モスティマ「そっち持って!」

 

ロスト「離せコラ!」

 

モスティマ「シュバルゴ!(縛るよ!)」「あぁもう…もう抵抗しても無駄だよ!」

 

ロスト「チッ、どけや!」

 

ロスト「やめろォ(建前)ナイスゥ(本音)」

 

ロスト「うあーやめろお前どこ触ってんでぃ!(江戸っ子)どこ触ってんでいお前!(二度目)」

 

なんて事だ!もう助からないゾ♡哀れロストは、野獣と化した三人にむさぼられるがこの先を描写するのはキャンセルだ。ここからは製品版(R18版)で、見よう(提案)代わりに三人がどうやって侵入したか、お話します...

 

テキサス姉貴とモスティマ姉貴の二人は、「白鍵」で時間を操りロスト君の部屋の鍵がかかっていない状態にして入りました。何やってるんだこいつら(困惑)

 

グラベル姉貴は普通に天井裏から来ましたね。不法侵入ですよ不法侵入!

 

ケルシー先生や三人組の行為は非常にエッチコンロが点火しやすくなってしまうので、結果だけ伝えましょう

 

次の日、ケルシー先生と三人組は揃って艶やかになっていたそうだ。また、被害者の二人は揃って腰痛の薬を求めていたという。

 

ついでにドクターのロドスでの業務に支障が生じたので詳しく調査された結果、ケルシー先生の尊厳が死んだ。

 

 


 

 

一升生水

 

 

レディーキラー

 

調合中の事故で偶然出来上がったというピンク色の香料。女性を惹きつける芳香を漂わせる。

出来栄えは素晴らしいが、未だ生成法の再現には成功していない。

 

-追記-

ケルシー女史がこの香料を使用した後、彼女によってドクターが丸一日に渡り監禁されるというインシデントが発生。ロドスの業務に重大な支障が生じました。

その後の調査により、この香料には何らかの興奮作用があることが判明した為、以降の使用は一切禁じられます。

また万が一流出した場合、ロドス内の風紀が著しく崩壊することが予想される為、現在廃棄処分の方法が検討されています。

(メモ)

ケルシーさんって意外と……←違う!あんなのは私じゃない!!

 

一升生水さんが書いて下さりました。こういう感じでお話に関わるアイテムあるとネタが考えやすいですね。




ドクターの人工ゲル(意味深)をケルシー先生の加工所(意味深)で融合ゲル(意味深)に加工すると、ゴールドエクスペリエンスみたいに生命が生まれるゾ。

次の番外編は曇らせ展開でも書こうかな。番外編とか書いたことないからこれでいいんですかね?正直暴走しすぎたと思う(後の祭り)

またテストあるから次回投稿遅れると思いますけどユルシテ…


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天使と少年は出逢う

私がここまで他人に興味を持ったのは、君が初めてだ。


暫くの間、彼を揺さぶっていると彼が目を覚ました。

 

「あ、起きたみたいだね。大丈夫かい?気を失って倒れていたようだけど」

 

寝ていた身体を起こし、一度辺りを見回した後、こちらの顔を覗いていた。

 

「あの...貴女は?...」

 

「人に名前を尋ねる際は、先に自分の名前を名乗ってくれないかい?」

 

「...ロスト、です」

 

「私はモスティマ。起きたばかりで悪いんだけど、君はどうしてそこで気絶していたんだい?」

 

「自分は旅をしていて、気が付いたら意識を失っていた...」

 

「そうかぁ...いつの間にか意識を失っていたのか~」

 

噓はついていないようだ。...さっき見た『アレ』については何も知らないのかな?まあ出会ったばかりであまり質問するのもあれだし、今は触れないでおこう。

 

「あの、ここはどこですか?」

 

「ここかい?ラテラーノを少し離れた荒野だよ、まあ歩きで大体三日くらいかかるかな」

 

「そうですか。助けてくれありがとうございます。俺はラテラーノに向かう予定なのでこれで失礼します・・・?」

 

感謝を伝えてすぐさま離れようとした、彼の肩を後ろから掴んで引き留める。

 

「まあまあ、そんなに焦らなくてもいいじゃないか。丁度私もラテラーノに帰る最中で、車で向かっていた。これも何かの縁だ、良かったら一緒に乗って行かないかい?」

 

「...いいんですか?」

 

「勿論。丁度話し相手が欲しかったんだ」

 

「ありがとうございます、モスティマさん」

 

「さんはつけなくていいよ。それと敬語も」

 

「...ありがとう、モスティマ」

 

「それじゃあ助手席に乗って。シートベルトも着用した?それじゃあ出発するよ」

 

彼を乗せ、車のエンジン音をと共にこの場を去った...

 

 

 

 

 

ラテラーノに向かう道中、私は彼の旅での出来事を聞いていた。旅を始めてわずかしか経っていないらしく話の数は少なかったが、とても楽しかった。

 

聞いていて驚いたのが、オリジムシを食していることだった。

 

「オリジムシを食べたことがある?あんなゲテモノを食すなんて随分とぶっ飛んだ頭をしているね...それで、オリジムシの感想はどうだったんだい?詳しく聞かせてくれ」

 

そう言うと彼は、紙にオリジムシの調理方法を書き込んでいった。

 

最初はふざけていると思っていたが、あまりにも真面目に解説していて、彼は本当にオリジムシを食した事が伝わった。

 

少し変わっている彼と話しながら、車はラテラーノに向かっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラテラーノに着いたのは、既に日が沈んだ夜中だった。

 

ロストは私にお礼を伝え、すぐさま車から降りようとしたので彼の手を掴んで引き留める

 

「今から泊まる場所を探すのは大変だろう?一人暮らしで丁度話し相手が欲しかったんだ、暫く私の家に泊まっていかないかい?」

 

最初は遠慮していた彼だったが、私が笑顔で説得したのが功を奏したのか渋々といった表情で泊まっていく事になった。...私が説得している間、終始ひきつった表情をしていたが、私の後ろに何かあったのかな?

 

再びロストを乗せ、自宅へ向けて車を走らせる。

 

 

 

 

数十分程経って、私の住んでいる家にたどり着いた。一人暮らしでは少々持て余し、しかし2人暮らしでは少々手狭な広さの家だ。

 

彼を自宅に招き入れ、お互いにシャワーを浴びて汗を流し、リビングで談笑していた。彼について一つ確認したかった私は、マグカップに注いだホットココアに睡眠薬を混入させて彼に差し出した。マグカップを受け取ったロストは疑う事無く、睡眠薬入りのココアを吞んでくれた。

 

リビングで話していると、彼は睡魔に襲われたようで、テーブルに突っ伏した。

 

「大丈夫かいロスト、長旅で疲れてしまったのかい?そこで寝るより、そこのソファーに横になった方がいいよ」

 

私はロストの肩を支えてソファーに寝かせると、瞼を閉じ、規則正しい呼吸をして眠った。

 

「...会って数日しか経ってない人を信用するのは不用心すぎないかい?」

 

まあおかげで、彼をじっくりと観察することができる。私は熟睡しているロストの身体に触れる。

 

細いながらも、引き締まった筋肉をしている。

 

そして、身体からアーツが微弱ながらも放出されていることがわかった。普通の人間だったなら、このわずかに漏れ出ているアーツを感じ取ることは不可能だが、あいにく私は普通じゃない。彼はどうやら感染者のようだ。

 

全身を隈なく触れていると、あることに気が付いた。彼は全身に源石が埋まっている。ただ触れた限りでは体内には結晶が発生していないようだが、彼の骨のある部分に指をを押し込むと、漏れ出ているアーツを先ほどよりも強く感じることができた。

 

そして、アーツの放出量が常に一定を保っている。体を徐々に蝕んでいく鉱石病、人の体内で肥大化していく結晶は総じて不安定な状態が多い。安定するのはサルカズ族のやつらでもごく少数だ。自然に安定する可能性はないに等しい。

 

そうなれば彼は、人の手によって生み出されたことになる。そう自分の中で結論付けると、胸の高鳴った。

 

彼は私と同じ。誰かの目的の為に生まれた存在。彼なら私の事を理解してくれるだろうか?彼なら私の理想に共感してくれるだろうか?そんな考えで頭の中が埋め尽くされた。

 

ひとまず確認することは済んだので、乱れれてしまった彼の服装を整える。

 

改めて彼の顔を拝む。安心しきった柔らかい表情で、スヤスヤと寝息を立てている。不思議と彼の寝顔を眺めていたい衝動に駆られたが、明日は彼にラテラーノを案内しようと考えていたので大人しく自室に戻る。

 

 

 

 

 

翌日、ロストより一足早く起きた私は、いつもの朝食を1人分多く作った。ある程度準備が済んだ私は、ソファーで未だに寝ているロストを起こそうと一声かけようとしたが、どうやら起きていたようだ。

 

「おはようロスト、昨日は疲れてたみたいだね。話している途中で眠たそうにしていたからソファーに運んだんだけど、寝かせてあげたらすぐに眠っていたよ」

 

寝ぼけているロストの手を引いて椅子に座らせて、二人で朝食を取った。

 

食べた後、二人で使った食器を洗い終えると、すぐさま着替えて一人で都市に向かおうとしたので、彼の手をつかんだ。

 

君はすぐに一人で動こうとする...折角私と同じ人を見つけたんだ、君の趣味嗜好を知るためにも二人で出かけるべきだ。

 

「慌てない慌てない、一人で観光なんて寂しいじゃないか。折角なんだし私がラテラーノを案内してあげよう」

 

君に選択肢はない。

 

に が さ な い 。




不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったので初投稿です。高齢ドライバーにはきおつけよう!危うく足を持ってかれる所でした。

誤字報告してくださった方、ありがとうございます!サンクタ族のメンバーが足りていないというドクターにあるまじき行為をしてしまいました。ユルシテ

投稿遅くなって申し訳ナス!部活の大会が近かったりでヘロヘロだったり、ラオルで遊びまくっていたので遅くなりました。

危機契約#4来ましたね...皆さん頑張りましょう!

後、お気に入り登録が499件と、夢の500まで残り1と寸止め状態です。ウレシイ・・・ウレシイ・・・でもキリが悪いから(500)イかせてください!オナシャス!

ロボトミーの方を少し書きたくなったので次回の更新は遅くなるかもしれないです。


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迷い

私に勇気をくれないか


街の人々が行きかう中、私はロストにラテラーノを案内した。

 

サンクタ族の頭の輪っか模したドーナッツ屋、銃のカスタムパーツ専門店、観光客向けの商店街を回っていると...

 

 

 

「あ!モスティマが男連れてデートしてる!」

 

ロングヘアーで赤髪が特徴的なエクシアが、私達の方へと駆け寄ってきた。

 

「デートじゃないよ。ロスト、彼女はエクシア、私の友達だよ」

 

「初めまして、あたしはエクシア!君はロストっていう名前なんだね?よろしく!」

 

そう言ってエクシアはロストと握手し、手を上下にブンブンと振り回していた。

 

そういえば、彼は資料館行きたがっていた。銃の解説するならエクシアに任せた方が良さそうだ。

 

「丁度いい、銃に関しては私はあまり明るくないんだ。エクシアなら詳しいだろうし、この際三人で資料館に行かないかい?」

 

「資料館?もしかして君、銃に興味があるの?それならあたしに任せて!あそこにある、全ての弾丸と銃の解説をしてあげる!」

 

興奮気味なエクシアが、ロストの手を引っ張りながら資料館目指して走って行く。

 

...失敗したかな?エクシアは誰にでもフレンドリーで、誰とでも仲良く出来てしまう。ロストを取られてしまうかもしれないという不安に駆られるが、私は彼にとっては命の恩人だ。彼は恩を律儀に返そうとする人柄なのは分かっている。最悪それをだしにすれば何とかなるだろうと自分を落ち着かせながら、二人の後を追う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資料館には、膨大な数の銃のサンプルと設計図が保存されている。サンクタ族の多くは、この資料館で自身の守護銃を見つける。

 

そんな場所で私達は...

 

 

 

 

 

 

「見て見てロスト!この銃なんだけどさ」

 

ロストにまともな銃の解説をしようと思っていたんだけどな~

 

事の発端は、資料館で初心者でも分かりやすい銃を幾つか見繕っていた時。私より一足先にエクシアが銃の解説をしていたのだが、選んできたものがマニアックすぎていた。

 

カテゴリーがよくわからないやつ(6P62)だったり、ハンドガンを横並びに繋げた化け物銃(AF2011-A1)だったりと、明らかに初心者向けのものじゃなかったけれど、エクシアが熱心に話しているところを止めに入るのは気が引ける。

 

仕方がない。エクシアが解説漏れした部分を補足する役に回ろう。私が選んだやつは、暇な時に見てもらえればいいか。

 

こうして私とエクシアによる解説は、退館を促すアナウンスが流れるまで続いた。

 

「いやー銃にここまで関心がある人がなかなかいなくて...ついつい熱が入っちゃったよ!」

 

真剣な表情で聞いているロストに、私もエクシアもついつい熱が入ってしまい少し話し疲れてしまったが、お互いに満足感で満たされていた。

 

「ロストは、また明日も資料館に行くの?」

 

エクシアがそう尋ねると、彼は明日も行くと答えた。

 

「だったらさ、明日も銃について教えてあげるよ!今日だけじゃまだ紹介しきれてない銃がたくさんあるからさ、いいでしょ?」

 

今日はエクシアが持ってきた銃を紹介したんだ、明日も行くなら、次は私のお薦めの銃を紹介させてもらおうじゃないか。

 

「モスティマの家に泊まっているんだっけ?それじゃあ明日のお昼過ぎにそっちに迎えに行くからね!忘れないでよ?それじゃあまたね~」

 

別れの挨拶を告げて、エクシアは去っていった。

 

「それじゃあ私達も帰ろうか」

 

エクシアの去っていった方向へ手を振っている彼にそう伝え、私の家へと歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もまた、二人で話している際に渡した睡眠薬入りのココアを吞んでぐっすりと寝ているロストに近寄る。

 

彼は帰る際、エクシアの好物を聞いてきた。律儀な彼はどうやらお礼がしたかったらしい。エクシアはコミュ力が高く、誰とでも仲良くできる。きっと彼ともすぐに良い関係になるだろう。

 

私はそれにとてつもない嫌悪感を覚えた。彼は私にとって唯一の理解者になってくれるかもしれない人だ。そんな彼をエクシアに取られてしまう光景を想像すると、酷い喪失感が私を襲った。

 

耐え切れなくなった私は、ソファーで熟睡しているロストに抱き着いた。決して誰にも渡さないと言わんばかりに、彼を強く抱きしめる。こうしている間は、この気持ちを和らげてくれる。

 

彼はエクシアと同様に、私のお願いを聞いてくれるそうだ。『自分の可能な範囲でならなんでも』と言っていたが、あまり『なんでも』とは言わない方がいいと思うよ?

 

そろそろ離れようか?いやしかしもう少しだけ、もう少しだけこのままでと離れるのを躊躇していると、懐に入れていた『仕事用』の端末が微かに揺れた。

 

その揺れに気が付いた私は、先ほどとは違い、すぐさま彼から離れて端末を確認する。どうやらメールが届いていたようだ。

 

「...そうか、遺跡は見つかったんだね」

 

どうやら明日からはお仕事のようだ。捜査班が見つけた『アレ』が実在するものなら、私はラテラーノという国を亡ぼせるかもしれない。私をこんな風にした仕返しをさせてもらおうじゃないか。

 

私はすぐさま自室に戻り、荷物の準備をしてから寝た。

 

 

 

 

 

 

 

朝、私はアップルパイの良い匂いに釣られて目を覚ました。リビングに向かうと、何故かエクシアがロストと一緒にいた。

 

「あっ!おはようモスティマ!」

 

「あれ?何でエクシアがここに?」

 

「いや~たまたまモスティマの家に寄ったらアップルパイのいい匂いがしてね。尋ねてみたら、ロストが私の為に焼いてくれてるじゃん?、せっかくだから焼きたてをいただこうとね~。お?きたきた!おいしそーなアップルパイ!モスティマも早く食べなよ!」

 

そう言ってエクシアは、ロストがテーブルに置いた出来立てのアップルパイを頬張る。見ていると空腹感が刺激されたので、私もテーブルの前に座り、朝食を取ることにした。

 

「うーんおいしい!アップルパイは出来立てが一番だね!」

 

「こらエクシア、そんなに慌てて食べなくてもアップルパイは逃げないよ。そうだ二人共。実は急に仕事が入っちゃて、一週間位帰ってこれないんだ」

 

「え、そうなの?お仕事頑張ってね!」

 

家を離れることを伝え、朝食を済ませた私は車に乗り込み、ラテラーノを出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事は思っていたよりは短い期間で済んだ。遺跡に眠っていると言われていた『アレ』は確かに存在していて、遺跡に派遣されていたラテラーノ公証人役場の私たちが回収した。しかし情報が漏れていたのか、どこぞの武装集団が襲い掛かってくるアクシデントに見舞われたが、精鋭部隊でも何でもない襲撃者達は私達にいとも簡単に屠られた。

 

ラテラーノから離れて六日目の夜、私は家に帰って来た。家に明かりはついておらず、まだロストは帰ってきていないようだ。温かいココアを入れて待っていると、彼が帰って来た。

 

「ただいま、ロスト。また資料館に通っていたのかい?随分と熱心なんだね~」

 

私が家を留守にしていた間の出来事を話し合い、前のように彼はソファーの横になろうとしている。

 

 

 

 

その前に私は、ロストに一つ尋ねた。

 

「ねえロスト、君はこのラテラーノの人達についてどう思っているだい?」

 

私は明日、多くの人を巻き込む大きな騒動をおこす。前から計画はしていたが、いざ前日となると少し迷いが生じていた。

 

「...私はさ、あまり物事に関心がないんだ。全てにおいて必要性を感じない。ラテラーノの市民ではあるけど、他の市民のように信仰深い信者でもない。何もかもがこの国と合わない...」

 

唯一の理解者であろう君の答えによっては、揺らいでいる意思が断固たる決意になる。

 

 

だから答えてくれ。

 

 

君の考えを。

 

 

 

ロストは

 

『今のこの国は、信仰するものが一つだからまとまっているけど、もしラテラーノ国民の信仰する【主】に対して複数の捉え方をするようになった時、それぞれの考えを持つ者同士が対立して、大きな争いになってしまうかもしれない』と答えた。

 

 

「...そうかそうか。思っていた通り君は、私と同じみたいだね」

 

 

やっぱり君は、私を理解者してくれた。希望は既に確信へと変わった。そうなってくれたのが非常に嬉しかった。

 

 

「そういえば、私はお願いを聞いてもらえる約束を君としていたけど、今ここでそれを使っていいかい?」

 

 

『なんでも』って言ったのは君だ。存分に使わせてもらうよ。

 

 

「今晩...私と一緒に寝てくれないかい?なに、別にやましいことはしないさ。」

 

 

「それとも、君はこんな私と寝るのは嫌かい?」

 

 

彼が押しに弱いのはこの数日間で分かっている。最初は戸惑っていたが、次第に観念したようだ。

 

 

「そうそう、君は素直に私の言うことを聞けばいい」

 

 

彼を寝室に連れ込み押し倒す。

 

 

(私の計画を君が知ってしまったら、私は嫌われてしまうだろう。)

 

 

彼の身体に力ずよく抱きつく。

 

 

(だからせめて、最後に甘えさせてもらうよ)

 

 

「スゥー..はぁ~...これで、決心がつきそうだ」

 

 

(ああ、でも)

 

 

(これが最後だと思うと)

 

 

(少し、悲しい...かな)

 

 

ロストに心地よく頭を撫でられながら、私は静かに眠りについた。




夏休みでダラダラしていて遅くなったので初投稿です。(遅くはなっても失踪は多分)ないです。するときは失踪タグ付ける。

部活から帰ってくるとすぐに寝てたり、七月の誕生日にPS3とACfa買って遊んでました(隙自語)某forあんさぁ…投稿者の動画見ていてやりたくなって買ったけど面白いっすね。投稿者はオーダーマッチをプレイしていてフラジールが範囲外で自滅してて盛大に吹いた。

次回は明日か...明後日ぐらいじゃないですかね?(適当)最近ネタが思いついても文字に起こすことができない状態でしたが、何とか自分の中の火が再点火したんで安心しろよ~。

シージコラボ、作者は身内に他のドクターがいないのでいや~きついっす。知らない人と共同は下手くそだからプレッシャー半端ない。本家シージもそれであまりやらないです。やっぱBF4を...最高だな!


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変化が訪れた日

それは決して、忘れる事の出来ない出来事


予定していたどうり、朝日が昇り始めた頃に目が覚める。

 

今もなお、私を優しく包んでくれていた彼から離れる。もう迷いはない、後はただ行動に移すだけだ。

 

ロストを起こさないよう静かに家から出る。

 

さあ、始めようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数台の液晶モニターと幾つかの装備品が置いてあるとある一室。前もって借りていた部屋で私は、モニターを食い入るようにして監視していた。

 

『アレ』を運んでいる部隊の通る運搬ルートの至る所に配置した監視カメラの映像を確認し、映り込むのを静かに待っていると、仕掛けていたカメラの一つに動きがあった。

 

そのカメラの映像に注目すると、10人程の規模で人気のない裏道を警戒しながら移動している集団が映り込んでいた。

 

記憶しているルートのパターンから該当ものを見つけた私は、装備を身に付け、それを隠すように薄いマントを被り、部屋を後にした。

 

外は混雑するほどではないが、大勢の人で賑わっていた。人混みに飲まれないように避け、小さな小路から裏路地に入る。

 

薄暗く複雑な道を歩き、部隊の進行方向から私は姿をあらわした。

 

 

 

 

 

「やあ、数日ぶりだね『   』?」

 

 

 

『   』...彼女は戦友であり、エクシアの姉であり、私の...命の恩人だ。

 

 

 

「実は私ね、やっとやりたいことが見つかったんだ」

 

 

 

その彼女を

 

 

 

「だからさ、『   』には悪いんだけど」

 

 

 

私は

 

 

 

「ここで君たちには死んでもらうよ」

 

 

躊躇いもなく守護銃で撃ち殺した。

 

 

 

 

 

辺りに散らばるのは、血液と加熱された空薬莢。

 

後は目的だった『アレ』が使えるかどうか試そうかと考えていた最中、

 

「誰だ...て、君か。なんでこんな所に?」

 

後ろからの気配を感じ、とっさに銃を背後に向けると、今は一番会いたくなかった彼...ロストがいた。

 

どうやら商店街から小路に入った所を偶然見られてしまったらしい。

 

「さっきの銃声は...モスティマ?なんで銃を構えてるの?どうしてこの人達は血を流して倒れているの?」

 

少し遅れて、エクシアがやって来た。

 

「姉、さん?起きて!?返事してよ!?ねえ!?起きてよ!?...モスティマが、やったの?答えてよ...答えてモスティマ!!」

 

「そうだよ、これは私がやった。私の目的のためには、君のお姉さんを含めたこの人達を殺す必要があった」

 

涙を流すエクシアからの鋭い視線を感じながら、困惑しているロストに歩み寄る。

 

「もう私にはこいつは必要がない。それに、君が持っていたほうがよさそうだから、これは君に託しておくよ」

 

今まで愛用していた守護銃を、エクシアの姉を殺した銃を投げ渡した。

 

「悪いけど、今二人を相手する時間も惜しいから、私は行かせてもらうよ」

 

地面に落ちていたアタッシュケースの中から、二本のアーツユニットを取り出し、この場を去ろうとした。その瞬間。

 

「ッ!」

 

背後から投擲された剣を避け、ロストに目をやると。

 

武器を手にし、必死な表情でこちらに向かってきていた。

 

彼の周囲の何もない空間から出現してこちらに向かってくる武器を避けながら、二本のアーツユニットを使用し攻撃する。

 

...このアーツユニットを使っていると、どこからか声が聞こえる気がする。

 

謎の声はアーツユニットを私に教えてくれているようだ。

 

黒い方は当たると相手を硬直させ、白い方は動きを鈍くさせて吹き飛ばすらしい。

 

声の主は二本を同時に使えと言ってくるが、今は片方どちらかに集中して使用しなければまともに攻撃することができない。無茶だと考えていると。もう直ぐ慣れると返事をして来た。

 

するとどうだろうか、不思議と使い方が身体になじんできている不思議な感覚に陥った。

 

「なかなか耐えるね...けど、これはどうかな!」

 

そのおかげで先ほどよりも手数を増やすことができ、幾つかの有効打を与えられたように思った。しかしロストにアーツ攻撃が当たる寸前、原理は不明だがいきなり彼の横へとそれてしまった。

 

攻撃がそれるたびに、ロストの顔から疲労しているのが見て取れた。

 

そうと分かれば、手数を増やす事に集中しよう。

 

このまま攻めれば勝てるとアーツを放つ、アーツを放つ。放つ放つ放つ放つ放つ。

 

二本のアーツユニットを使用すればするほど、今まで背後に無かった『ナニカ』に力を吸われていたが、今の私は興奮していて気が付かなかった。

 

そして

 

 

私は意識を失った。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

気が付くと、エクシアと私はロストに抱えられて街を全速力で駆け回っていた。

 

背後を振り向くと、そこには赤い大きな竜がいた。

 

七つの頭と十本の角があり、頭に七つの冠をかぶっていた。

 

その姿は、この二本のアーツユニットにまつわる伝承どうりだった。

 

ロストの腕をどかし、彼から離れて目の前の怪物を眺める。

 

怪物は周囲の建造物を壊しながら歩き回っている。騒ぎに駆け付けたラテラーノ護衛隊や公証人役場の人たちが交戦しているが、明らかに劣勢のようだ。重厚な鱗には傷一つつけることが出来ていない。

 

そうだ、もっと暴れろ。お前たちのせいで私はあんな目にあった。やっと復讐することが出来た。後は怪物が暴れ回る光景を眺めているだけだ。

 

ハルバードを手にして交戦していたラテラーノ護衛隊の隊員が、攻撃を喰らって吹き飛んで行き、段々とその数を減らしていく。

 

向かってくる弾丸を物ともせず、怪物は暴れまわっている。

 

彼らが一方的になぶられている所を眺めてると、先程のように猛スピードで、今度は怪物の方へ向かうロストが見えた。どうやらエクシアを避難させたようだ。

 

怪物から繰り出される攻撃を避け、近づいた際に切る付けると、浅くではあるが確かに傷を与えていた。

 

小さな傷ではあるが、着々と傷を負わせてくるロストを脅威と認識したのか、彼に攻撃が集中する。

 

数分後だろうか。彼が投擲した大剣が、怪物の角をへし折った。それが決定的だったのだろう。ロストが自らの命を脅かす存在と判断した途端、攻撃の過激さが増していった。ロストも次第に押されていき、向かってくる前足を避けた隙を狙われ尻尾を叩き込まれた。

 

受け身を取ることが出来なかったロストは地面にたたきつけられ、バウンドした所に追撃が入り吹き飛んでいく。

 

飛んで行くロストを見て、どこか落胆している私がいた。

 

どこか私の中の片隅で、彼があの怪物を倒すことが出来ると期待していたのかもしれない。

 

だがそんな期待は無意味だ。あの攻撃をまともに食らったんだ。良くて重症、最悪そのまま死んだだろう。そう自分に言い聞かせる。これでいい、これでいいんだ。

 

彼はいなくなるが、私は願いをかなえたんだ。なのにどうしてこんなにも苦しいのか。

 

こんな事をして、唯一の理解者のロストを殺さなくても、ただ彼と共に居るだけでも良かったんじゃないか?そんな後悔をしていると

 

 

 

 

 

 

 

ラテラーノ全域を照らす程の、暖かな光が私を包んだ気がした。

 

光が差す方へ目を向ける・・・するとそこには、サンクタ族のような大きな輪と、数々の銃が集まって出来た、一対の輝く翼を携えたロストが空中を浮かんでいた。

 

彼の背後からは、鉱物らしき物体で形成されている赤い人型の物体が、銃を手にして現れてくる。これもまた、ロストよりは小さいが頭上の輪と翼を持ってる。

 

ロストの手には、今までとは違って赤く染まった槍が握られていた。武器を構えた彼らは、怪物に向かっていく。

 

そこには、先程まで一方的だった立場が逆転していた。

 

放たれた弾丸は堅牢な鱗を削りとり、段々と鎧としての意味を無くしていく。

 

ロストが武器を振るい射出すると、怪物を切り裂き、身体の体の奥深くまで突き刺さっていく。

 

もはや怪物には勝ち目は無かった。必死の抵抗も虚しく、怪物は地に伏した。

 

 

 

「...アハハ!あっははははははは!凄いじゃないか!やはり君は私と同じだ!」

 

違うとしたら、彼は完成品で、私はただの出来損ないだ。

 

これから君は、このラテラーノという一つの国を救った英雄として人々に広まる。

 

多くの人に尊敬され、恐れられるだろう。君は一生英雄という色眼鏡を付けて見られるだろう。

 

英雄としてのロストではなく、ただのロストとして接することができるのは私だけだ。君はきっと心苦しい思いをして、誰かにすがりたくなる。

 

そんな時、私は君が伸ばす手を掴み、君を支えてあげる。そして私だけでは生きていけないようにしてあげよう。

 

「...お前が、モスティマだな?」

 

私の周りは、銃をこちらに向けた公証人役場の職員で囲まれていた。

 

「お前は同胞を殺した。こちらに同行してもらおうか」

 

体を拘束され、連行される。

 

ロストの輪と翼は消えて、地面へ落下していく。落下地点には、彼と初めて出会ったときと同じ様に黒い渦が浮かんでいた。

 

あの渦も中に入って旅立ってしまうのだろう。だけど私はあきらめないよ。必ずロストを探し出して手に入れて見せる。

 

そんなことを思いながら、黒い渦へ向かって落ちていくロストから目を離してしまった。だから見逃してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

自分の背丈程の大きさを持つ大剣を背に携え、低く、ゆったりとしていて、どこか感傷的な歌を歌いながら、渦に飲み込まれる彼の後を追うように飛び込んでいくのを。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

モスティマに強奪されたアーツロッドの暴走によって引き起こされた『ラテラーノ騒動』。突如として現れた怪物は、一人の少年によって倒され、都市に平穏が訪れたに見えた。

 

しかし、この出来事が、多くの火種を生むこととなってしまった。

 

 

 

 

ある人が言った。

 

彼は主、或いはその使いであると。

 

彼の強大な力が手に入れれば、全ての願いが叶うと。

 

彼こそが救世主であると。

 

 

ある人が言った。

 

あの怪物こそが主の使いであり、それを倒した彼は悪しき者であると。

 

主を信仰する我らが、この悪しき者を討たなければならないと。

 

 

ある人が言った。

 

彼は我々と同じ存在であると。

 

彼こそが人類の到達点であると。

 

彼を捕獲し解剖して研究すれば、全ての人々が彼のようになれると。

 

 

 

数々の思想を掲げた人達は、大規模な2つと中・小規模の数多くの組織を作り上げた。

 

異なる思想を持つ組織群だが、一つだけ共通する部分がある。

 

怪物を倒した彼を手に入れる、ただそれだけだ。

 

怪物の居た場所には、真紅に染まった無数の槍が色褪せる事なく、このラテラーノの大地に突き刺さっていた。

 

持ち主が離れてもなお、化け物を討つ力が残ったその槍は、各組織に分け与えられた。

 

こうして、ロストという名の少年によって救われた人々は、彼に対する解釈の違いから対立を生み、やがて大きな争いとなっていく。

 

 

 

こうして生まれた火種は、やがて大きな炎となり、方舟に乗る者たちに襲い掛かるであろう。

 

問われる選択肢は二つ

 

襲い掛かる火を払いのけるか、彼をその火に贄として捧げるか

 

この選択からは、決して逃れる事は出来ない。

 

 

 

 

 

 


 

おまけ

 

 

・ロスト君信仰派

 

大規模な派閥のうちの一つ。ロスト君手に入れて国を自らの手中に収めようとしている。否定派を敵視している。

 

 

・ロスト君否定派

 

大規模な派閥のうちの一つ。主に関係あるのは怪物の方で、ロスト君は悪い存在と考えている人の集まり。ロスト君手に入れてみんなの前で処刑しようとしている。

 

 

・進化派

 

ラテラーノで秘密裏に行われていた研究所の思想がもとになっている。モスティマをいじった生き残りを中心に次第に中規模ぐらいの人が集まった。ロスト君手に入れて解剖したいと思っている。

 

 




思っていたよりも悩んだので初投稿です。

シージコラボの協力するやつ、相方さんに迷惑かけそうで怖くて触ってないです。気軽にやっても大丈夫なんですかね?

後、また活動報告でアイデアを募集します。後半のロスト君関係の組織名です。こういうのカッコイイ名前浮かばなくて募集しました。

何なら作者が出した三つの組織とは他の組織のアイデアがあったらウレシイ・・・ウレシイ・・・。名前とどういう思想を基に行動しているか教えてほしいゾ...お待ちしてナス!


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ロストくんは海(ファミリー)みたいなもんやし

失踪しかけたので初投稿です。小説書かないでゲームしてて遅れました。許して。


光の輪と翼は消え、彼はテラの大地へと墜ちる。

 

しかし、血肉をまき散らすはずだったその身は、黒い渦へと吸い込まれる。

 

そこは海だった。何かに惹かれるように身体が沈んでいく。冷たくて暗い水底へ。

 

最初は明るかった水中は徐々に光を失い、やがて暗闇に包まれた。

 

・・・声が聞こえる。誰かが呼んでいる。身体は声の元へと沈んでいく。

 

...底が見えてきた。平らで何もない様に見えたが、一か所だけ大きな穴がポツンと開いていた。

 

穴へと向かって沈もうとした時、後ろから何かが急接近して来た。

 

大きな背びれを持つそれは、彼の身体を咥えると海面へと浮上していく。

 

 

 

 

穴の中から触手が伸びてきているのを最後に、視界が黒く染まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

メガトンコインから始まるRTA、はーじまーるよー。なぜか凄い久しぶりに感じるのは私だけでしょうか?久しぶりなので前回のおさらいでもしますかぁ!

 

え?そんなの必要ないって?...つべこべ言わずに来いホイ!

 

 

前回の○らすじ

 

 

 

深海の力で卍解してメガトンコイン。チ ャ ー ト こ わ れ る 。○らすじ終わり!閉廷!以上!ロスト君結構高い所から落下したんですけど無事ですかね?

 

 

 

※...どうやら気を失っていたようだ。誰かに背負われている。

 

「あら、起きたのね」

 

※自分を背負っていた人物が声をかけてくる。

 

ん?この声は...アッ!

 

※声の主は、青と黒を基調とした服装を纏い、テンガロンハットをかぶっていた。

 

※歩くのを止め、自分を近くの岩にに座らせた。

 

※膝まで届くほどの長い銀色の髪をなびかせ、深紅の瞳を女性がこちらに向ける。

 

※『...貴女は?』

 

「私はスカジ、バウンティハンターよ」

 

 

 

スカジ姉貴ィ!?ウッソだろお前!?最悪な相手に出会いましたねコォレは。

 

スカジ姉貴は、このゲームでは最強格の一人です。巨大な剣を力任せに振り回すゴリラです。アーツ適性をを犠牲にしているだけあってステが近接戦に特化しています。

 

深海スレイヤー=サンでもあるスカジ姉貴は、深き者と関わっているキャラとの初期信頼度が低くなります。下手したら死ゾ。ふざけんな!(声だけ迫真)

 

というかここどこゾ?薄暗いはずなのに何故か明るいんですが・・・マップ確認しますか。

 

 

【????】

 

 

駄目みたいですね(落胆)スカジ姉貴なら知っていますかね?スカジ姉貴ーここどこー

 

「...それは言えないわ。ただ一つ、ここは貴方が居てはならない場所よ」

 

※スカジが答えると、こちらに携帯食料を差し出した。

 

「起きた直後で悪いけど、これを食べたら移動するわよ。あまり長く同じ場所にとどまっていると気づかれるわ」

 

...えっ、なんすかそれ(wiki確認)...あーはいはい、なるほどね。つまりここは・・・

 

 

 

 

 

 

 

深き狭間...深海マップですね。お前、凄いなあ!(嫌味)深海マップは、主にエーギルキャラが行くことが出来る場所で、海洋生物みたいな敵がわらわらと出現します。早くここから撤退しなきゃ(使命感)飯を食って移動しましょう。

 

※身体が重い...思うように動けなさそうだ。

 

…いや~キツイっす(素)血の渇望のデバフですかね。ステータス欄から状態異常を確認しましょう。

 

 

 

※代償(ダッシュ不可)

 

※代償(回避時硬直延長)

 

※代償(アーツ弱体化)

 

※代償(移動速度低下)

 

※代償(体力低下)

 

※代償(攻撃力低下)

 

※代償(防御力低下)

 

※招かれた者

 

なんだこのデバフ!?多い...多くない?(深海マップでこれは)いやーキツいっす。ロスト君がほぼお荷物と化しているのでスカジ姉貴だけが頼りになりますね。スカジ姉貴!護衛オナシャス!

 

「食べ終わったかしら?なら先に進むわよ」

 

かしこまり!少なくとも出会って5秒で即殺はなさそうなので着いて行きましょう。ご機嫌取りもかねて積極的に話しかけます。

 

※スカジに話しかけた。

 

「あなたのために言っておくけど、私からは少なくとも2メートル以上離れることね。勿論話しかけてくるのもなしよ」

 

秘書任命時のボイスを話してきますが無視して話しかけ続けましょう。このゲームでのスカジ姉貴はなんと、話しかけ続けるだけで仲良くなれます(条件付き)

 

スカジ姉貴の信頼度には他のキャラよりかなり低い上限が設けられており、話しかけると低確率で発生するイベントを発生させないといつまで経っても信頼度200になりません。そのイベントの発生確率ですが...んまぁそう…よく分かんなかったです(調査不足)あくまで上限解放させてからは上げやすいだけだからね、しょうがないね。

 

※スカジに話しかけた。

 

※...信頼度は上がらなかった

 

※スカジに話しかけた。

 

※...信頼度は上がらなかった

 

※スカジに話しかけた。

 

※...信頼度は上がらなかった

 

※スカジにry

 

駄目みたいですね(諦観)最悪殺されなきゃいいんでヘーキヘーキ、へーきだから(震え声)

 

 

『二日目』

 

※スカジに話しかけた。

 

※...信頼度は上がらなかった

 

※スカジに話しかけた。

 

※...信頼度は上がらなかった

 

※スカジに話しかけた。

 

※...信頼度は上がらなかった

 

※スカジにry

 

 

おっ・・・おーキッツいなぁお前!

 

 

『三日目』

 

※スカジに話しかけた。

 

※...信頼度は上がらなかった

 

※スカジに話しかけた。

 

※...信頼度は上がらなかった

 

※スカジに話しかけた。

 

※...信頼度は少し上がった

 

※スカジにry

 

 

おぶぇ!?(迫真)少し上がりました。

 

『四日目』

 

 

※スカジに話しかけた。

 

※...信頼度は上がらなかった

 

※スカジに話しかけた。

 

※...信頼度は少し上がった

 

※スカジに話しかけた。

 

「...貴方、よくもまあ飽きもせずに私に話しかけるのね。こんなのと会話して、何が楽しいのかしら」

 

 

ああ^~出ちゃった^~(信頼度上限解放)これがあるないでだいぶ変わりますね。

 

 

スカジ姉貴の上限解放は、彼女から話を振られる事によって発生しますが、どれぐらい上限が上がるかはランダムです。正直通常プレイでもスカジ姉貴の信頼度マックスは難しいです。ですが、最低値を引いたとしても余程のことをしでかさなければ殺されなくなります。生きてる証拠だよ(至言)

 

「...ねえ、教えてくれるかしら。あなたは一体、何のために生きているの?」

 

主要キャラをまもるっことですかねぇ信頼度稼ぎたいですし。

 

「...そう。でも余り自分の力を過信しない方がいいわ。いずれ力に飲まれてしまう...そんな人たちを、私は何人も見てきたわ」

 

※スカジは思いつめた様な表情をしている。

 

「その人達の最期は、ッ!!」

 

※スカジが何かを言いかけた時、突然彼女に身体を引っ張られた。

 

※自分が先ほどいた場所には、触手が通り過ぎていた。

 

「見つかってしまったのね」

 

※彼女が睨み付ける視線の先には

 

 

 

 

 

 

大きな触手の塊が漂っていた。

 

 

 

 

...

 

( ^ω^)・・・

 

糞だよ糞、ハハハ、ハハハハ(SANチェック失敗)

 

ハ↑アァァッ~~~・・・ァアハンッ・・・ア゛ア゛ウ゛ン・・・

 

後退せよ!(日本兵)

 

スカジ姉貴で運使い果たしましたねこれ。(深き者が出てくるなんて)聞いていません。

 

※無数の触手はスカジを無視して、こちらに向かってくる。

 

ああああああああああああああああああああ!!!タゲ取ってスカジ姉貴ィィ!?とにかく時間を稼いでスカジ姉貴に倒してもらわないとこれ無理ゾ。じゃけん回避しましょうね~ってあれ?

 

 

な ん で こ ん な に 動 き が 鈍 い ん で す か ね ?

 

 

あっそうだ(アイデアロール成功)

 

 

 

『代償』(無数のデバフ)『招かれた者』あっ...ダメみたいですね(冷静)

 

※触手に拘束された。

 

ふ・ざ・け・ん・な!ヤ・メ・ロ・バ・カ!やめろォ!(建前)やめろォ!(本音)剣生成して触手切らないと、(ロスト君解体ショーへのカウントダウンが)もう始まってるゥ!!

 

ホラホラホラホラ!(ボタン連打)駄目だ解けねえ!?せっかく好タイムが出そうな状態なんですお兄さん許して走者壊れる。嫌だぁ!ここまで来たのに再送は嫌だぁ!

 

?<そんなに好タイムが欲しいか

 

ワシ<ハイッ!

 

?< あ げ ま せ ん !

 

パイパイパーイパパイニ゙ チーッチッチッチッチッチッズオォ!!(連打)

 

※剣を投げた。

 

スカジ姉貴助けて(切実)

 

※スカジは触手を断ち切りながらこちらに向かおうとしている。

 

「邪魔よ!そこをどきなさい!」

 

※しかし、あまりの触手の多さに中々進めないでいた。

 

※触手の塊は、いつの間にか背後に現れた黒い渦の中に自身を引きずりこもうとしている。

 

「ッ!?待って!行かないで!私は、またッ!」

 

※渦に飲み込まれる感覚がつい最近あったなと思いつつ、触手の拘束されながら飲まれていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...あっムービーだ。スキップしなきゃ(白目)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

景色が見える。知らない誰かの声が。知らない誰かの記憶が。

 

鉱石病、迫害、搾取、裏切り、強奪、略奪、様々な理由で死んでいった人達の記憶が。

 

人の悪意によって殺された怨念が。

 

何故こんなにも世界は残酷なのか。

 

何故彼らは静かに暮らせないのか。

 

何故彼らは簡単に人を殺すのか。

 

 

 

『ナニカ』が問いかけてくる。

 

 

このテラ全ての大地に眠る憎しみを、人を陥れる悪意に直面した自分は...

 

 

 


 

 

→「今も変わりなく、手の届く範囲で守り続ける」

 

「迫害されている感染者達を救う」

 

「この世界は苦痛に満ちている。苦しみを感じるならば死という救済を。悪意には断罪を。」

 

 

 

 

生きてる~!




次回の投稿は新しく書き始める、デモンエクスマキナとアークナイツかもしれません。

RTAは正直ゴールがストーリークリアじゃないので、やりたい事をやりつくしたら終わるかもしれない。まあ投稿頻度遅すぎて、まだやりたい事だらけなんですけどね。


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バッドエンド
バッドエンド1‐1「突然変異」


少し前に上級エリートタグ単品でやっとイフリータを手に入れることができたので初投稿です。

なので記念にライン生命を曇らせます。


少年が手術台に横たわると拘束され、それを囲う様に手術用ガウンを着たライン生命の医者たちが立っていた。

 

「A-2への手術を開始しろ」

 

部屋に設置されたスピーカーから発せられる声を皮切りに、医者たちは少年の体に切り込みを入れ始める。肉を裂き骨が見えてくると、医者たちは手に持っていた器具を持ち替えた。露出した骨を切断し、切り出した骨を取り除くと、空いたスペースに源石を埋め込み骨と結合させ、切り口を縫いで塞いだ。

 

毎度手術の度に、こうして少量の源石が埋め込まれていたが、彼には異常なペースでそれが行なわれていた。

 

普通の被検体なら、埋め込まれた源石に拒絶反応を起こしてそのうち死亡するか、何度かは耐えて体に源石を蓄え、理性を失って暴れ回るかのどちらかだったが、彼は違った。全部位に源石を埋め込まれても拒絶反応を起こさず、知性を保ち行動することができてしまった。

 

そして何よりも、感染者である彼は自身の体の損傷をすぐさま再生させてしまう特異なアーツを使うことができた。被験者の負荷が大きいため本来週に一度のペースで行なわれていた手術だったが、彼への手術は止まる事無く連日行われた。

 

研究者達は、一つのミスを犯していた。傷が治るなら負荷は軽いと考えていたが、実際の所治るのに数日を要する傷を瞬時に再生させてるために、彼の体にはかなりの負荷がかかっていた。

 

今まで研究者達はが気が付けなかったのは、被検体である少年の化け物じみた精神力によって徹底的に表に出さなかったからである。そんな少年だがやはり人間である為、限界が近づいてきていた。

 

流れ出るアーツのコントロールが徐々に難しくなり、体には常に激痛が走っていた。並みの人間ならば、この日まで耐えることなく発狂していただろう。そうならなかったのは、一人の少女を守ろうとする強い意志だった。

 

 


 

 

彼はライン生命のとある支部に誘拐されていた。そこには彼と同じく誘拐されたか、親に捨てられた子供たちが集められていた。子供をモルモットのように扱う研究者達は、彼を含めた子供全員に手術を行った。激しい痛みに苛まれたが、年長者である数人の子供が、他の子供達の支えようとした。その結果として、彼は生きる希望を捨てずに済んだ。

 

しかし、段々と子供達は手術によって数を減らしていった。全体を支えていた年長者達は、率先して手術を受けて他の子を庇い続け、真っ先に全員死んだ。支えてくれる者はいなくなってしまった。だから彼は考えた。今度は自分が、他の子供を守る番だと。

 

こうして彼は、自分が犠牲になることで、誰かの命を延命させようとした。励まそうとした。しかし結果は、多くの命を救おうとして、自分だけが生き残ってしまった。彼は途方もない無力感に苛まれた。

 

一人残った後、クルビアのライン生命にて出会ったのが

 

 

 

 

「ん?お前が新しく来たって奴か?随分とヒョロそうなやつだな」

 

サルカズの少女イフリータと、リーベリの女性サイレンスだった。

 

最初は少年をイフリータは警戒し、それをサイレンスが宥めていた。サイレンスが居なくなった後、彼は、サイレンスについてイフリータに尋ねると、彼女はまるで自分の事のように意気揚々と話し始めた。どうやらサイレンスや他数人の職員と仲が良いみたいだ。話を聞くほど、イフリータはサイレンス達に愛されていると感じ取ることができ、彼はイフリータ達の関係が輝いて見えた。

 

そして少年は決心した。これはチャンスだ。あの時は多くを救おうとしたから失敗した。なら今度は、自分と同じ被検体であるイフリータ一人を救えばいい。彼女が無事なら、サイレンス達も喜ぶだろう。

 

イフリータと会話中に現れた所長に連れられて廊下に出た際、彼は賭けに出た。ベッドするのは勿論自身の命、報酬は彼女達の平穏。自身の肉体再生を利用し、安全な手術を見つけ出す方が良いという旨を伝えた。結果として、彼はその賭けに勝つことが出来た。

 

こうして彼は、ライン生命の闇の側面である、手術という名の残酷な実験をその身一つで受け止めた。

 

※そして身体に限界が訪れた時、彼の未来は大きく二つに別れた。

 

 

 

 

「所長大変です!被検体A-2のアーツが暴走しています!このままでは危険な状態です!」

 

「今すぐに鎮静剤を投与しろ!何としても被検体の暴走化を止めるんだ!」

 

「了解!鎮静剤投与急げ!」

 

慌ただしく用意された鎮静剤は、少年に間違いなく投与されたが、暴走が収まることはなく。

 

「...まずいな。直ちに手術を中止、医者は退避しろ」

 

部屋に取り付けられたスピーカーから流れる所長の命令どうり、すぐさま医者たちは部屋を後にして、扉を閉鎖した。

 

 

※本来なら、爆発に乗じてライン生命の施設外へと脱出することが出来た。しかしここでの彼は

 

 

 

 

その直後、少年が残された部屋は大きな爆発を起こし、閉鎖していた扉を吹き飛ばした。

 

部屋の中に残された少年は、手術台から落ちて倒れていた。

 

意識を失っている少年をよそに、その体には変化が訪れていた。

 

制御不能となったアーツにより、体内に埋め込まれた源石が急速に成長し始めた。

 

 

※鳥籠から逃れることができず、身体を這い廻る病が抑えきれず、徐々にその肉体を異形へと変化し始めた。

 

 

 

ぽつぽつと肌の表面から生えだした結晶は、やがて少年の身を包み込むように広がっていく。成長が止まると少年の意思とは関係なく倒れていた身体を起こし、立ちあがった。左腕と脚は肥大化し、腕は棍棒のようになっていた。、

 

『ソレ』は歩み始めた。それは少年としてではなく、無残な化け物として。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

施設全体に警報が鳴り響く。

 

『緊急事態発生、緊急事態発生。非戦闘員は避難してください』

 

「ライン生命警備課鎮圧隊、AからE部隊は直ちに脱走者を鎮圧しろ」

 

メインルームのモニターから見ていた所長は、すぐさま指示を出した。

 

「最悪殺してしまってもいい。もはやああなっては再収容しても使い物にならないだろう」

 

マイクが切られると、鎮圧部隊はA-2を鎮圧又は始末する為に動いた。

 

 

 

 

 

「こちらC01、対象を確認、エンゲージ!」

 

いち早く駆け付けたC部隊が、最初に交戦し始めた。

C

「C01から07はボウガンで援護、C08から10は突撃」

 

射線を遮らないように『ソレ』に突撃する隊員を、後方からボウガンで援護射撃をしたC部隊。決して少なくない数の脱走者を、今回のように始末していたC部隊だったが、今回は相手が悪かった。

 

何度も源石の投与から耐えぬいた『ソレ』は、肥大化し源石で覆われた左腕を盾にしてボウガンから一斉掃射された矢を防ぎ、近づいて来た三人を殴り殺した。

 

「何!?こちらC01、C08からC10がやられた!」

 

「くそっ!死にやがれバケモンがぁぁぁっ!」

 

「おい05!無暗に突っ込むんじゃない!」

 

焦った隊員C05がボウガンを片手に、空いているもう片方に剣を構え突っ込み、

 

グシャァッ!

 

一瞬でその上半身をミンチにされた。

 

「後退しながら打ちまくれ!源石を纏っていない部分を狙うんだ!」

 

近接戦闘では危険と判断したC01は、すぐさま下がり距離を置きながら攻撃を続けようとした。『ソレ』は先ほどのように左腕で防いでいたが

 

 

「おい、あいつ突っ込んできてないk」

 

『ソレ』から一番近くにいた隊員が、高速で近づいてくるのに対応しきれず、纏めて薙ぎ払われた。

 

「マズイマズイマズイ!?こちらC01、既に七名やられた!早く!早く来てくれ!」

 

「ヒィッ!?嫌だ、やめr」

 

「死にたくない!死にたくn」

 

他の部隊に連絡を取った間、残りは隊長恪の隊員1人となった。

 

最後に無線機から聞こえたのは、何かが潰れる音だった。




次回でこのお話は終わる予定。熱が入ったんで次はすぐ出せる気がする。

シージコラボの協力プレイ意外とワイワイ楽しめる感じでもっと早くやればよかった(小並感)フレンドの方とかと一緒にやりたかったなと後悔中。

最近シリアスもどきばっかり書いてて、ほんへRTAが全く進んでおりません。本編開始までどれだけ時間かかるんですかねこの小説。

活動報告でアイデアは常時募集しているので、よろしければそちらに何か書いてくれると嬉しいゾ。


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バッドエンド1‐2「突然変異」

お待たせしました。文才ないせいで一通り書けても色々悩んで遅くなりました。ユルシテ

次はロボトミーの方が先に更新するかも


警報が鳴り始めて暫くすぎた頃。

 

「イフリータ!どこにいるのー!?」

 

サイレンスは焦っていた。警報が鳴り、イフリータに部屋で待っている様に伝えてその場を離れ、原因を確認しすぐさま部屋の戻るとイフリータの姿が見えなかった。

 

慌てたサイレンスは、素早くイフリータを発見するため、施設全体の監視カメラの映像が見れるメインルームへと急いで向かった。最近走ることが少なかったサイレンスは、若干息を荒げながらも目的であるメインルームに着くと、サリアが今まさに部屋に入ろうとしていた。

 

「どうしたサイレンス、何があった?」

 

「はあ…はあ…ッイフリータがいないの!部屋から抜け出したみたいで...サリア、貴女は?」

 

「どうやら脱走した奴が相当厄介らしい。私に指名が入った」

 

そう言って二人は、メインルームに入室した。中にはあの忌々しい所長がいた。

 

「やあやあよく来たね!早速で悪いんだけど「イフリータはどこ!?」まあ少し落ち着いてくれ」

 

「それで所長、脱走して暴れまわっているやつはどこにいる?」

 

「実は現在第○○区域にいるんだけどさ...これを見てよ」

 

映し出された画面には、逃げ惑うイフリータとそれを追いかける『ナニカ』がいた。

 

「イフリータ!」

 

「なんてことだ...すぐに向k「待ってくれサリア君」なんだ!?」

 

「ライン生命警備課の主任として、奴を必ず殺せ。いいな?」

 

「ああもちろんだ!イフリータを危険な目に合わせた奴は必ず殺してやる」

 

「私も行くわ。イフリータを保護するから、『アレ』はお願い」

 

「了解した、いくぞ」

 

サリアとサイレンスは、駆け足でメインルームから飛び出していった。

 

「あーあ、行っちゃった。いやーそれにしても楽しみだね^~

 

 

 

 

あれが【彼】だったなんて、いつになったら気が付くのかな~?」

 

 


 

 

 

サイレンス言われて、オレサマは1人あいつに渡す小さな箱を手に持って部屋で待っていた。

 

「サイレンスが帰ってこないし、どうすっかなー」

 

改めて部屋を見渡すと、扉が開いているのに気が付いた。

 

「...アイツを探しに行くぐらいなら大丈夫だろ」

 

一刻も早くアイツにこの箱を渡したかったオレサマは、部屋を出る。どうせこの警報も、いつものようにすぐ解決するだろう。

 

部屋の外はいつものように静かだったが、何故かそれが不気味に感じた。気のせいか、普段よりも人気がない気がする。とりあえず探しに回るか。

 

無機質な通路を歩く。自分の足音だけが、コツコツと鳴り響く。

 

誰もいない通路をしばらく歩いていると、

 

 

離せ!助けくれッ!

 

少し遠くの方から、誰かの声と何かが破裂する様な音が聞こえてきた。

 

「おーい!誰かいるのか~?」

 

サイレンスの居場所を聞こうと、声の聞えた通路に向かった。すると

 

 

 

 

「ア“ア“ア“ッ“」

 

 

 

 

顔を拘束具で覆い、肥大化した下半身と左腕の【ナニカ】がいた。周りには血の池が広がっていて、上半身と下半身が別れた奴や、原型を保てずただの肉塊になった者がいた。目の前の光景に理解が追い付かなかった。

 

「...!」

 

こちらに気づいた【ナニカ】は、オレサマの方にゆっくりと近づいて来た。

 

「ヒッ!?お、おい..近づくな!こっちに来るんじゃねぇ!?」

 

このまま立っていると目の前の【ナニカ】に殺されると理解したオレは、全速力で【ナニカ】から逃げた。

 

「ア”!...ア“ア“」

 

逃げたオレを、後ろから【ナニカ】は追ってきた。

 

「っはぁ...クソッ!なんでついてくんだよ!?」

 

しばらく逃げ続けても一向に距離が開かず、徐々に差が縮まっていく。

 

「はぁ、はぁ...あそこは!」

 

たどり着いたのは薬品保管庫の部屋。危険な物質を保管するこの部屋は、扉も頑丈な作りになっている。何よりも、この部屋は内側からも錠をかけることが出来ることを、サイレンスとここに来た際に知ったイフリータは、急いでその部屋に入り、内側から鍵を閉めた。

 

「...っはーっ!これなら大丈夫だろ」

 

無事に部屋へと駆け込むことが出来たイフリータは安藤していた。しかし

 

ガンッ!...ガンッ!

 

「ん?なんだこの音」

 

部屋の外から僅かに漏れる謎の音。

 

ガンッ!ガンッ!

 

次第に音は、扉の外からきこえてくる音だとわかり、

 

ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン!!

 

「う、うそだろ!?」

 

やがて部屋中にうるさく鳴り響くようになり、部屋の扉は目に見えて凹んでいた。

 

ガキン!

 

何かが外れた音とともに、丈夫なはずだった扉は叩き壊されてしまった。【ナニカ】は変わらず、イフリータに近づいていた。

 

この部屋を脱する扉は、目の前の【ナニカ】によって塞がれてしまったイフリータは、へたり込み、

 

「あ、ああ。ああああああああ!」

 

ただひたすらに叫んだ。

 

【ナニカ】は近づいてくる。

 

来るな来来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来ルナ来ルナ来ルナ来ルナ来ルナ来ルナ来ルナ来ルナ来ルナ来ルナ来ルナ来ルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナ。

 

少女は後ずさりながらも、箱を大事に抱えながら必死になって自身のアーツで目の前の【ナニカ】に火を放って抵抗した。

 

放った火は、顔に装着した拘束具を焼く以外は目立った効果はなかった。それでも少女は我武者羅に火を放つ。

 

放たれた火は【ナニカ】の肌を焼くか、体の源石によって明後日の方向に跳ね返っていた。その日は【ナニカ】には無意味だったが、部屋に配置されていた薬品棚の足を溶かすには十分だった。

 

支えが一部なくなった棚は、イフリータ目掛けて傾いていた。

 

混乱状態だったイフリータは、それに気が付かず、今も火を【ナニカ】に向けてはなってた。回避出来ない距離までこちらに倒れてきた時、やっと気が付いたがどうすることもできないイフリータは、これから来る痛みに備えようと目を閉じた。

 

 

ガシャン!

 

棚がぶつかる音がした。しかし一向に痛みは来なく、誰かに抱かれている感触だけがイフリータを包んだ。

 

その抱擁は【彼】のようにとても優しかった。恐る恐る目を開く。

 

 

 

 

「ダ..イジョウブ?イフリータ」

 

顔の拘束具は焼け落ち、現れた素顔は、酷くなじみのある顔だった。

 

「な、んで?どう、して?お前なのか!?どうしたんだよロスト!?」

 

声質こそ少し変わってしまったが、聴くとどこか安心するようなその声は、紛れもなく彼の声だ。

 

「ゴメンネイフリータ、モウナニモシテアラレナイ

 

「どうしてこんな姿になっちまったんだよぉ!あいつらに何かされてたのか!?なんで!なんでなんだよ!?何とか言ってくれよ!?」

 

「オレのせいで、オレのせいで!お前はこんな姿になっちまった!オレは、何にもできなかった!全部!全部オレのせいで!」

 

「...ダイジョリータハナニモワルイヨ」

 

そう言う彼に生えている源石は、今もなお成長している。徐々にその素顔が源石で隠れ始めていた。

 

「...モウオワカノジカンダ。コノママダトアバレテシマ

 

変わり果てた姿の彼は、床に転がっていた薬品を近くに置いてあった布にしみこませ、イフリータの顔に押し当てた。

 

「んグゥ!?んー!?んー!?」

 

サイレンスタチガイルカラコワナイヨ」

 

イフリータは急激に襲い掛かってくる睡魔に耐えられず意識を手放した。

 

最後に見たのは、源石の成長によって完全に覆われてしまったロストの顔だった。

 

眠った事を確認したロストは、イフリータを安全な場所に寝かせようとした。

 

 

 

「イフリータから離れろ」

 

次の瞬間、ロストはイフリータから離れた壁際に吹き飛ばされた。

 

「イフちゃーん!どこー!?あっいた!あそこあそこ!」

 

「大丈夫イフリータ!?...良かった無事みたい、意識を失っているだけみたいね」

 

「イフリータに手を出したのはこいつ?」

 

「化け物め、覚悟しろ」

 

見知った人達に憎悪の目で見られるのが想像よりキツイと思いながらも、彼女たちのほうを見る。そこにはサイレンス、サリア、マゼラン、メイヤーが、イフリータを守る様に囲んでいた。

 

意識が朦朧とする。体が【ナニカ】に操られそうになりながらも、それを押さえつける。彼女たちを傷つけないように。

 

サリアが近づき、拳を振るう。少年の意識と違い、【ナニカ】は生き延びようと、肥大化した左腕を盾にした。しかしそれは、カルシウムアーツによって強化されたサリアの拳を完全に防ぎ切ることが出来ず、次第に腕に穴があく。その穴から抉られ、削り取られた左腕は、肩から切り離され、体制を崩した。

 

その隙をサリアは逃さず、今度は胴体に一撃を加える。内蔵が傷つき、血を吐きながら後ろに倒れた。

 

痛みに悶えている内に、今度は足をつぶそうとした。サリアは次にこぶしから脚にアーツを使い、振り下ろした。

 

一つ一つ丁寧に繰り出された蹴りは、骨を粉砕し、肉の繊維を断ち切りミンチにしていった。

 

サリアは殺気立っていた。大切な娘のような存在のイフリータを危険な目に合わせた奴を、決して楽に殺そうとはしなかった。普通の生物なら、既にこの状態では死亡していただろう。

 

しかし彼の身体は、簡単に死ぬ事を許してくれなかった。自身の持つ再生能力によって生き延びようとしまい、延々と身体を壊される痛みを感じ続けなければならなかった。

 

蹴る。

 

血肉が飛び散る。

 

ゆっくりと再生する。

 

蹴る。

 

また血肉が飛び散る。

 

 

また治る。

 

蹴る。

 

また治る。

 

蹴る。

 

蹴る。

 

蹴る。

 

蹴る。

 

蹴る。

 

蹴る。

 

ただひたすら蹴り続けた。

 

サリアが一方的な蹂躙を始めて数十分。

 

「(あ...れ?オレはどうして眠って...)」

 

 

彼女が幸運だったのは、ロストが傷つ付いていく光景を見なくて済んだことだ。

 

しかし不幸にも、吸引させた薬品の量が少なかったためイフリータは目覚めてしまった。

 

「イフリータ!大丈夫?ケガはない?」

 

「イフちゃん大丈夫?」

 

サイレンス達が声を掛ける。

 

「(そうだ。確かあいつが布を押し当てて...どこに行ったんだ)...あいつは?」

 

「大丈夫、倒したからもう大丈夫よ」

 

「...え?」

 

部屋を見渡す。いるのはサイレンス、サリア、マゼラン、メイヤー、そして

 

 

 

 

 

 

両脚と左腕の原型が無くなり横たわる物体しか無かった。

 

 

 

イフリータはその光景を理解できなかった。【ナニカ】の正体を知っているからこそ、彼がサイレンス達に助けを求めればきっと助けてくれるはずだと思っていたから。

 

しかしあそこで倒れているのは、間違いなく意識を失う前の彼だ。

 

彼は助けを求めなかった。自分が生き延びることよりも、サイレンス達を傷つける事を嫌い、死を受け入れた。

 

気が付くと、イフリータはロストの亡骸に駆け寄り、手を取った。そして彼女は1人話し始めた。

 

「なあ。オレサマ、お前がきてから毎日が楽しかったんだよ」

 

「サイレンス達がいない時、一人で怖くて泣いたとき慰めてくれただろ?」

 

「何度もアーツが暴走しちまった時も、怒らずにまた暴走しないように手伝ってくれただろ?」

 

「そこまで真剣にオレと向き合ってくれるやつ、初めてだったんだよ」

 

「だからさ、日頃のお礼したかったんだぜ?」

 

イフリータは、ロストの手を握る

 

だからよ、返事してくれよロスト

 

手には、縞模様の羽で作られたアクセサリーが握られていた。

 

その一言を聞いた他の四人は表情を変え、場の空気が凍り付いた。

 

「イフリータ、何を、言っているの?」

 

サイレンスが尋ねるが、イフリータは答えない。

 

「...リーりがとう

 

イフリータの手は、わずかながら握りしめられた。

 

あとは、たのみま...す...』

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は願う、彼女たちの幸せを。

 

彼女たちは願う、私たちの幸せを。

 

思い描いた未来、幸せな日々。限りなく同じな彼と、彼女達の願い。

 

 

一つ違うなら、少年の願いは、彼が遺した彼女達を模倣したモニュメントのアクセサリーのように

 

 

少年の姿だけが存在しなかった。

 

 

 

 

こうしてライン生命の闇は、根強い爪痕を遺した。

 

とあるループスの少女は家族を失った。

 

ザラックの騎士である少女の後悔は消えず、再会は叶わなかった。

 

サンクタの少女は、理解者と出会えなかった。

 

方舟に乗る一部の人達は、救われなかった。

 

 

 

BAD END1 「突然変異」


 

 

 

おまけ

 

 

 

 

ロスト異形変異体(バッドエンド1版)」

 

アーツの暴走により爆発を起こすが施設から脱出しない+源石の成長を抑制出来なくなった世界線の彼のなれの果て。

 

身体は源石に侵され、下半身と左腕が肥大化した。奇跡的に意識を保てていた瞬間があったが、いずれにせよ殺戮衝動は止められないと悟り死を望んだが、実験のせいで直ぐに死ねずに地獄を味わった。




工事完了です...(シワシワ)やっとRTAが出来る(ほんへ)一区切り終わる際に毎回別視点書くから本編まで進まないってそれ一...アンケートしますわ。

アイデアは常時募集中なんで、気軽に活動報告に書いて、どうぞ。

至急感想くれや。返信するのも一つの楽しみなんで。

https://twitter.com/mptplayer25/with_replies今更Twitter始めました。戯れにフォローしてくれても、ええんやで(ニッコリ)


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