もうひとつのドラゴンボール超 未来トランクス編 (ドラゴン ベリアム)
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未来に迫る脅威

破壊神シャンパ編後の物語。敵はピクシブ版同様、アイツが敵として立ちはだかる。
ピクシブ版とは異なる要所有り


これは人造人間、セル、バビディ一味を倒し平和を取り戻した未来トランクスの世界。その世界に新たな脅威が迫って来ていた。

 

トランクス「ハァ…ハァ…」

 

トランクスはある場所へ向かおうとしていた。

 

すると何者かがトランクスに攻撃を加える。

 

トランクス「くっ…」

 

??「今日こそ…俺をこんな時期に起こした恨みを晴らし、人間を滅ぼしてやる」

 

??はボサボサ頭にパジャマ、髭を蓄え、目元にクマがあり両耳に緑色の丸型のイヤリングをつけている。

 

トランクス「そんな事の為に人間を0にはさせない!」

 

トランクスは超サイヤ人に変身し、??に立ち向かう。

 

??「また金髪か…それも見飽きたな」

 

トランクス「ハアッ!!」

 

トランクスはパンチを仕掛けるが

 

??「ヌン!!」

 

??は念力でトランクスの動きを封じて操り、投げ飛ばす。

 

トランクス「ハアァァァ!!」

 

トランクスは気弾を交互に撃ち続け、そこにバスターキャノンを放った。

 

??「クワッ!!」

 

??はダメージすら受けておらず、右手からエネルギー弾を放った。

 

トランクス「フィニッシュバスター!!」

 

トランクスはフィニッシュバスターを放ち??のエネルギー弾と相打ちになった。

 

??「ホォ…」

 

トランクス「ギャリック砲!!」

 

トランクスはギャリック砲を放った。

 

??「どうした?それで終わりか?トランクス」

 

しかし??は平然と立っている。

 

トランクスは??を睨みつける。

 

??「ホォ…まだ俺に立ち向かう勇気があるとはな。いくら人間が抵抗したとて俺に勝つことなど出来ん!」

 

トランクスは??に向けて剣を投げつける。

 

??「こんな剣で俺をどうにかできると思ったか?」

 

??はトランクスの剣を受け止めた。

 

??「あの女や(???)の計画に乗るのも気にくわんがまぁいい…お前さえ殺せばこの星の人間は誰一人居なくなる。(???)の計画は今、ここで果たすのだ!自分の剣に刺されてあの世へ逝け!!」

 

トランクス「魔閃光!!」

 

トランクスは魔閃光を放った。

 

??「!?」

 

??は腕をクロスして防御した。

 

??「どこへ行きやがった?隠れても無駄だぞ」

 

するとタイムマシンが姿を現した。

 

??「あそこか…」

 

トランクスはタイムマシンに乗っているようだ。

 

??「そんな飛行機で逃げようとしても無駄だ!すぐに楽にしてやる」

 

??はエネルギー波をタイムマシンに向ける。

 

??「くたばれ!トランクス!!」

 

??はエネルギー波を放ったがタイムマシンは直撃する直前、消えてしまった。

 

??「!?」

 

トランクスが向かった先とは…



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未来からのHOPE

目を覚ました未来トランクス

 

未来トランクス「ここは?」

 

悟空「気がついたか?トランクス」

 

未来トランクス「悟空さん?母さんが生きてる!?」

 

ブルマ「生きてる?」

 

未来トランクス「無事過去に来れたんだ…」

 

トランクスが来たのは悟空達のいる現代だった。

 

孫悟空「一体未来で何があったんだ?」

 

ベジータ「魔人ブウか?」

 

未来トランクス「いいえ…魔人ブウの復活は界王神様と協力してバビディとダーブラを倒し復活を阻止しました。バビディ達を倒して数年後、恐ろしい敵が現れました」

 

孫悟空「恐ろしい敵?」

 

未来トランクス「日暮熟睡男(ねるお)という男です。俺を起こした恨みなどと訳のわからない事を言い出し人類を攻撃して来ました」

 

ベジータ「日暮?覚えがあるな…」

 

未来トランクス「知っているのですか!?日暮について」

 

ベジータ「ああ、あの警官に聞けば何か解るはずだ…今すぐ亀有へ行くぞ」

 

未来トランクス「はい」

 

「行く前に話がある…」そう割って入ったのはビルスだった。

 

ビルス「アンタ…トランクスとか言ってたがまさか未来から来た訳じゃないでしょうね?」

 

トランクス「はい…あなたは…」

 

ビルス「アタシを知らないだと…?ウイスから聞いてないのか?」

 

トランクス「はい」

 

ウイス「この方は第7宇宙の破壊神ビルス。私はこの方の付き人ばい」

 

トランクス「そうなんですか」

 

ウイス「それと気になったのですが…バビディとダーブラを倒す際に界王神様と協力したと言っていましたが…その界王神様はどうしてますか?」

 

トランクス「界王神様は…」

 

トランクスの世界から数年前

 

バビディ『ハーッハッハ!ザマァみろ!界王神!』

 

トランクスが暗黒魔界の王・ダーブラと戦っていた。

 

ダーブラに押されるトランクス。

 

トランクス『くっ…』

 

ダーブラ『そこの界王神どもと一緒に死ぬがいい!』

 

シン『ご、誤算だった。まさかあのダーブラがバビディの下についているとは』

 

ダーブラ『界王神どもと死ぬがいい!』

 

バビディ『プイプイは囮だ!馬鹿め!こっちとら魔人ブウの復活エネルギーを集めるのに10年以上かかってるんだぞ!お前達にボク達の計画を邪魔されてたまるか!』

 

シン『復活はさせない。この命にかえてでもお前を止める』

 

シンはバビディに向かってきたがダーブラがエネルギー弾でシンを狙撃し、シンを吹き飛ばした。

 

キビト『か、界王神様!貴方を死なせては…』

 

ダーブラがキビトの顔面に掌をかざしエネルギー波を放って消滅させた。

 

トランクス『キ、キビトさん!」

 

バビディ『お前もすぐに殺してやるからな界王神!!』

 

バビディはシンを踏みつけた後、魔術を使いシンの首をへし折ろうとする。

 

シン『グッ…』

 

トランクス『いい加減にしろよ…お前ら』

 

ダーブラ『ん?…!?』

 

トランクス『ようやく掴んだ平和をお前らなんかに奪われてたまるか!!』

 

トランクスは超サイヤ人2。トランクスはダーブラに猛攻を加える。

 

バビディ『あ、アイツ…さっきより強くなってないか』

 

ダーブラ『怒りでパワーアップする種族でしょう。安心して下さい…私の敵ではありまs…』

 

バビディ『!?』

 

ダーブラ『な、何だ…身体が…』

 

バビディとダーブラは動けなくなった。

 

『トランクスさん。早くトドメを!』

 

シンが金縛りで2人の動きを封じていた。

 

トランクスはバーニングアタックでバビディとダーブラを消滅させた。

 

シン『良かった…これでまた世界が平和に…』

 

トランクス「ダーブラを倒した際に死んでしまわれた」

 

ウイス「なるほど…そういう事でしたか」

 

ビルス「ということはアタシは既に死んでいたのね。そうよね…もしそうなら超サイヤ人ゴッド探しに起きていたしな…」

 

孫悟空「どういう事だ?」

 

ウイス「界王神と破壊神はセットなんです。片方が死ねばもう片方も死んでしまう関係なんです」

 

ビルス「アンタ…一番大事な事を…!」

 

ウイス「悟空さんなら…」

 

孫悟空「おっシャー今から界王神様をやっつけに行くぜー!」

 

ビルス「やめろー!!」

 

孫悟空「…でもそれだと面白くねぇ」

 

 

数分後

 

亀有へ来たトランクス達。

 

トランクス達が向かったのは派出所だった。

 

トランクス「あの…なぜ派出所なんです?」

 

ベジータ「いいから行くぞ」

 

ベジータ達は派出所の中へ入っていった。

 

ベジータ「おい!大原部長はいるか?」

 

孫悟空「えっ!?大原部長!オラそいつ苦手だな」

 

「大原部長ですか?ちょっとお待ち下さい」

 

秋本麗子は大原部長を呼びに行った。

 

大原「なんだ君達か?この私に何の用だ?」

 

トランクス「日暮という男を知っていますか?」

 

大原「日暮?ああ4年に一度しか目覚めない男だ。その日暮がどうかしたのか?」

 

トランクス「実は俺のいる未来で大暴れしているんです」

 

「何!日暮が未来で大暴れ!!」

 

そう叫んだのは珍しく真面目に仕事をしていた両津だった。

 

両津「お前何年後の未来から来たんだ?」

 

両津がトランクスに問うと「17年後」と答えたトランクス

 

大原「なるほど、要するに未来の日暮はオリンピック以外に両津に起こされ大暴れしたんだろう」

 

大原部長は日暮を起こしたのは両津だと推測する。

 

両津「そんなのわかりませんよ!他の奴が起こしたかもしれないでしょ」

 

そう反論する両津

 

トランクス「あの…日暮は4年に一度しか目覚めないんですか?」

 

両津「そうだ」

 

寺井(丸井)「ねぇ…空模様がおかしいんだけど…」

 

時空の裂け目が出現し、その中から日暮が現れた。

 

第3話へ続く



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日暮現る

色々忙しくて更新遅れて申し訳ありません。第3話です。
ピクシブ版とは少し内容が違うので御賞味あれ


公園前派出所前に現れた日暮。

 

日暮「両津に…大原部長…派出所の連中がここにいるという事はどうやらこの時の指輪で過去の世界へ来たようだな」

 

悟空「日暮ってのはお前だな?トランクスの世界で悪い事してるみたいじゃないか」

 

日暮「お前が孫悟空か。お前の力を見せてもらおう」

 

日暮はパワーボールを悟空に放った。

 

悟空「やる気みたいだな…ハアッ!」

 

悟空は超サイヤ人になった。

 

両津「ちょっと待て」

 

悟空「どうした?」

 

両津「無闇に日暮と戦う必要はねぇよ。麗子」

 

すると麗子が日暮の前に現れた。

 

麗子「日暮さん。どうかお怒りをお静め下さい」

 

ベジータ「あれで何とかなるのか?」

 

両津「アイツは女に弱い。女で説得すれば日暮も大人しくなるはずだ」

 

日暮は4年に一度目覚めるがそれ以外の歳に起こすと暴走してしまう。男が説得しても無意味だが女が説得すればすぐに治るのだ

 

日暮「クックックック…」

 

両津「?」

 

大原「お、治ったか…!」

 

日暮「ハッハッハッハ!愚かなり人間が!そんなもので俺をどうにか出来ると思ったか!!」

 

麗子「!?」

 

両津「う、嘘だろ!?アイツは女に弱い筈なのに…!」

 

トランクス「それでどうにか出来たら苦労はしませんよ。アイツは数年かけて俺たち人間を皆殺しにして来た!女子供を含めて俺以外は全員…!」

 

両津「お、女子供まで手に掛けてたのかよ…アイツ!」

 

すると今まで浮いていた日暮が地に降りて麗子の前に現れた。

 

日暮「いいショーを見せてくれたお礼だ。まずはお前からあの世に送ってやろう…秋本・カトリーヌ・麗子」

 

日暮が右手に気の刃を用いた。

 

日暮「死ねえぇぇ!!」

 

日暮が刃を振り下ろす。

 

日暮「ん?」

 

麗子「!?」

 

中川・寺井「あっ!?」

 

麗子「りょ、両ちゃん!?」

 

なんと両津が麗子を庇い、日暮の攻撃を受けた。

 

両津「ワ、ワシは大丈夫だ…」

 

日暮「流石は両津…なかなかしぶといじゃないか。だがその悪運も終わる」

 

すると日暮にエネルギー波が飛んできた。

 

日暮「ホォ…俺に立ち向かう気か?ベジータ」

 

ベジータ「ハアァッ!!」

 

ベジータは連続エネルギー弾を放ちまくった。

 

日暮「ヌゥゥゥ…ハアッ!!」

 

日暮はベジータの連続エネルギー弾を弾いてエネルギー弾が亀有の街の建物に直撃する。

 

悟空「かーめーはーめ…」

 

日暮「ハッハッハ!そんな所から俺を撃とうというのか?」

 

悟空は構えながら日暮の近くへ瞬間移動した。

 

日暮「!?」

 

悟空「波!!」

 

悟空は日暮にかめはめ波を放った。

 

寺井「ど、どうなったの…」

 

大原部長「まぁあの程度では死なんだろう」

 

日暮は腕をクロスしてガードしていた。

 

悟空「すげぇな…あの近距離のかめはめ波をガードするなんてよ」

 

日暮「俺も正直驚いているよ。トランクスよりは骨のあるようだな…まぁいずれはこの時空の人間…」

 

すると日暮は後ろへ引き下がっていく。

 

両津「ど、どうしたんだ!?」

 

寺井「み、見て。あの空間が日暮を引き寄せてるみたいだよ」

 

どうやら日暮がやって来た時の裂け目が日暮を引き寄せているのだ。

 

日暮「どうやら今回はここまでのようだ!だがいつの日か貴様らをあの世へ送ってやる!!」

 

日暮はそう告げて時の裂け目に吸い込まれてしまった。

 

両津「ど、どうなっているんだ…!」

 

トランクス「おそらく未来へ戻ったのでしょう」

 

日暮は未来の世界に帰還していた。

 

日暮「元の時代に帰ってきたのか…まぁいい!収穫が獲れたからな」

 

第4話へ続く




次回は遂にあのキャラが登場します。


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第10宇宙の界王神候補

カプセルコーポレーション

 

悟空達と両津ら派出所メンバーがカプセルコーポレーションに来ていた。

 

ビルス「4年に一度か…あたしと比べたら短いわね」

 

ウイス「両津さん…確か日暮さんとお知り合いでしたよね?」

 

両津「ああ、それに時の指輪という変な物を着けていたぞ」

 

ビルス「何!?時の指輪!!」

 

ビルスは突然驚いた。

 

悟空「なんだよビルス様そんなに驚いて」

 

大原「時の指輪について何か知っているのですか?」

 

ウイス「あれは界王神のみがつけることを許される道具…」

 

ベジータ「じゃあ日暮の正体は界王神…」

 

ビルス「まさか…界王神にあんなの居ないわよ」

 

トランクス「界王神?」

 

両津「どうした?まさか心当たりがあるのか?」

 

トランクス「日暮が言ってたんです…」

 

日暮『あの女やザマスの計画に乗るのも気にくわんがまぁいい…お前さえ殺せばこの星の人間は誰一人居なくなる。ザマスの計画は今、ここで果たすのだ!』

 

ウイス「ザマス…確か以前は第10宇宙で界王をしていたのですが…その天才的な戦闘の腕を買われ次期界王神として第10宇宙の界王神・ゴワス様の元で修行を受けているばい」

 

トランクス「そのザマスが日暮を…」

 

ビルス「まだ確信は無い…ひとまずあたしらで行く。アンタはここに居なさい」

 

数分後

トランクスはピッコロの所へ訪ねていた。

 

トランクス「悟飯さんは元気でしょうか?」

 

ピッコロ「未来へ連れて行くつもりならやめておけ」

 

トランクス「え…?」

 

ピッコロ「今は学者でな…学者になったおかげで今は武道から遠ざかっている」

 

トランクス「そうか…夢が叶ったんですね。おめでとうございます。悟飯さんは俺の師匠だったんです」

 

 

回想

 

トランクス『都が!』

 

未来悟飯『19号か…もう許せない!』

 

※未来世界の人造人間は19号という設定です

 

悟飯は超サイヤ人になった。

 

未来悟飯『トランクス。君はここにいるんだ!』

 

トランクス『嫌だ!悟飯さんが行くなら…』

 

悟飯はトランクスを気絶させ、単身で19号に立ち向かった。

 

現在

 

トランクス「気付いていた頃には悟飯さんは19号にやられていた…俺が最後まで戦えたのは悟飯さんのおかげなんです。それなのにお礼を言えなくて」

クリリン「じゃあ会いに行けよ。悟飯も喜ぶよ」

ピッコロ「確かあいつは学会にいるはずだ…」

トランクス「解りました」

 

第10宇宙の界王神界

 

ザマス「ゴワス様…お茶の用意が出来ました」

 

ゴワス「うむ、入れてくれ」

 

ザマスはお茶をコップに注いだ。

 

ゴワス「うむ。ほのかに甘い良い香りだ。心清き者が入れたお茶は濁りなく実に美味しい…心が澄んでいる証拠だ。慢心せずこれからも心身の鍛錬を続け、人間の営みを静かに見守り続けるのだ」

 

ザマス「人間の営みを数知れず見てきました。栄え、争い、滅び、それを永遠に繰り返す。そんな野蛮な人間を」

 

ゴワス「それが人間というものだ」

 

ザマス「愚かな過ちを繰り返すだけの存在を守る価値があるのでしょうか。いっそ我々の手で誤った営みを終わらせるべきではありませんか」

ゴワス「それでも見守るのだ…これが界王神の役目だ…客が来る。迎えるぞザマス」

 

ザマス「はい」

 

日暮を起こした経緯を探るべく第10宇宙へ向かう悟空達。ザマスと日暮の関係はいかに…

 

第5話へ続く

 



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人間への不信感

第10宇宙の界王神界

 

ゴワスはザマスに歩きながらこう話す

 

ゴワス「界王神や界王の役目は創造であり直接手を下す事ではない。手を下す事が許されるのはただ一つ…破壊神のみだ」

 

ザマス「はい」

 

その時、ビルス達がやって来た。

 

ゴワス「これはこれはビルス様。我が第10宇宙へ」

 

ビルス「うむ」

 

ゴワス「この第10宇宙に何の用ですか?」

 

ウイス「実は第7宇宙の地球にやってきたある者が時の指輪を身につけていたたい」

 

ビルス「第10宇宙の時の指輪は無事かしら?」

 

ゴワス「はい。この通り全て揃っております」

 

その時、「やめろ人間」とザマスの声がした。

 

悟空がザマスに不意打ちで攻撃をして来た。

 

孫悟空「あんた、戦闘の天才にしては大した事ないな…」

 

ザマス「なんだと…」

 

ビルスは悟空を大声で止め、ビルス達は第7宇宙の地球へと帰って行った。

 

結局、日暮を起こしたのはザマスという証拠が掴めなかった。

 

一方、ザマスは悟空が自分に不意打ちを仕掛けていた事からますます人間への不信感が強くなっていた。

 

ゴワスはザマスの人間への不信感を収めようと水晶玉を取り出し、ババリ星人の未来を見てみる事にした。

 

しかしそこに映し出していたのは長身の体育教師が生徒に悪戯される映像だった。

 

ゴワスは気を取り直してもう一度水晶に映像を映し出した。今度はぽっちゃりした生徒がスキンヘッドの教師にちょっかいを出している映像だった。ゴワスは次々と映像を出すも美形だが暴力的な生徒が下級生にちょっかいを出す映像だったり、海パン刑事が映っていたり、キンとギンが妖怪ウォッチを消滅させようと過去を変えたりドラえもんがタイムマシンで過去に向かう等、ザマスの人間への不信感が強くなる一方、青い衣装を纏った忍者の修行している映像ですら不信感を沸いてくるばかり

 

ゴワス「今度こそババリ星人の…」

 

ザマス「もういいです。はっきりしました。人間は排除すべき存在…」

 

その時ゴワスは怒鳴り口調でこう発した

 

「人間を排除する役目は破壊神の仕事だ!界王神の役目は人間を見守る事なのだ!!わかったか!?」

 

「はい。でもしかし…」ザマスは怯えているようにこう言った。

 

ゴワス「見てみろ、これがババリだ」

 

ゴワスはババリ星人の未来を映し出した。

 

ザマス「本当にこんな野蛮なやつ見守るべきでしょうか?」

 

ゴワス「1000年ほど見守ってみようではないか」

 

ザマス「しかし、1000年というのは…」

 

ゴワス「そこまで言うのなら見てみようではないか」

 

ザマス「どうやって1000年後の未来を見るとでも?」

 

ゴワス「この時の指輪を使うのだ…その名の通り時間を移動出来る指輪だよ」

 

ババリ星

 

ババリ星へと来たゴワスとザマス。

 

ババリ星人は民族同士が争っているのだ

 

ザマス「やっぱり排除すべきでは…」

 

ゴワス「なら1000年後にでも行ってみるか?」

 

ザマス「しかし、時空を移動できるというのは本当でしょうか?」

 

時の指輪の力を信じないザマス。

 

ゴワス「本当だ。ただし行けるのは未来だけだ」

 

ザマス「時間を遡り過去には出来たとしても厳しく禁じられている」

 

ゴワス「箱の中にあった色違いの指輪を覚えておるな?」

 

ザマス「はい」

 

ゴワス「あれは歴史を変えて別の世界が出来てしまった為に生まれたものだ…上の段の指輪は数年前に1つ増えたばかりでな…全くどこのバカ者の仕業やら」

 

ザマス「妖怪のせいなのでは?」

 

ゴワス「時間を変える妖怪なんて何処にいるんだ?それにドラえもんの仕業でも無いようだ…」

 

ザマス「はぁ…」

 

ゴワス「時の指輪を使って時間を移動できるのは界王神の資格を許された者だけだ。まだ見習い中のお前は行くことができない」

 

ゴワスは今だけ界王神に昇格だとザマスにポタラを渡した。

 

ゴワス「左耳につけるんだぞ。間違えるなよ」

 

ザマス「右耳と左耳だと我々は合体してしまって元には戻れないんですよね?」

 

ゴワス「その通りだ。なんなら私と合体してみるか」

 

ザマス「うっ…」

 

突然、ザマスが吐き気を催した。

 

ゴワス「大丈夫か?」

 

ザマス「はい。合体はまた次の機会で」

 

ゴワス「そうか…では行くぞ」

 

ザマスとゴワスは1000年と唱える。

 

1000年後のババリ星

 

ゴワス「どれ…ババリ人はどうしているかな?」

 

ババリ人は争いを繰り返すばかりだった。

 

しかもザマスの人間への不信感は増すばかりだった。

 

地球

 

未来トランクスは超サイヤ人ブルーになったベジータと修行をしていた。

 

ベジータにかすりもしない未来トランクス

 

ベジータ「言っとくが最初に日暮と闘った時はカカロットは本気では無かった」

 

未来トランクス「(そうか。じゃあ悟空さんと父さんがいれば日暮は倒せる。俺が強くなる必要なんてなかったんだ)」

 

ベジータはバカヤローとトランクスを叱った。

 

ベジータ「日暮を倒す。それが貴様のゴールなのか!?」

 

未来トランクス「は…?」

 

ベジータ「その先を見ろ。まだ見ぬ敵をお前が誇り高きサイヤ人の血を引く者ならば俺の息子なら誰にも負ける事は許さん!分かったか!?」

 

未来トランクス「はい…」

 

一方、ビルスの星ではウイスが野菜炒めを作っていた

 

ビルス「まだ〜?」

 

ウイス「しばらくお待ちを」

 

その時、ウイスの杖に着信が入った

 

ビルス「ウイス、着信が来てるわよ」

 

ウイス「ビルスが出てください」

 

ビルス「しょうがないわね」

 

ビルスは出た

 

ビルス「取り込み中よ。掛け直せ」

 

掛けた相手は12の宇宙を司る王である全王だった。

 

全王「なんなんだ?今の態度は…?」

 

ビルス「申し訳ありません」

 

ウイス「これはこれは全王様。ご機嫌はいかがですか?」

 

全王「ちょっと用があって来たんだ」

 

ビルス・ウイス「用?」

 

全王「孫悟空に会いたいのね」

 

ビルス・ウイス「えー!!」

 

悟空に会いたいと言い出した全王。



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全王ご対面

1000年後のババリ星

 

1000年後のババリ星人の凶暴さは変わらなかった。

 

争いまくるババリ星人。

 

ゴワス「な…なんという事だ…!!」

 

ザマス「これが現実ですよ。本質は何も変わっていません。むしろ前より酷くなっている。やはり…人間は不要だ」

 

ゴワス「何度も言わすな!界王神の役目は…」

 

ザマス「はいはい。人間を見守る事でしょ?」

 

ゴワス「解れば。良い」

 

その時、ババリ星人の一人がザマスとゴワスに襲いかかった。

 

ザマスは気の刃でババリ星人の一人を両断した。

 

ザマスは正気に戻った。

 

ゴワス「私のポタラを返しなさい」

 

ザマス「今ここで返すのですか!?」

 

ゴワス「そうだ」

 

ザマスはポタラをゴワスに返した。

 

ゴワス「お前にテストをしてやろう。ここでババリ人と共に過ごすがいい。後で私が迎えに来てやる」

 

ザマス「わかりました」

 

ザマスはババリ星に残った。

 

地球

 

孫悟空「ビルス様、オラになんか用か?」

 

ビルス「全王様がアンタに会いたいんだとさ」

 

孫悟空「全王様がオラに?格闘試合なら後にしてくれないかな…」

 

ビルス「行けと言ったら行くのよ!!

 

孫悟空「わかったよ」

 

ビルス「ウイス!ついて行ってやれ」

 

ウイス「わかりました」

 

孫悟空「どのくらいかかるんだ?」

 

ウイス「界王神様に連れて行ってもらいましょう…私でも2日程かかるので」

 

ビルス「界王神に死ぬなよと伝えておきなさい」

 

ウイス「ビルス様は行かないのですか?」

 

ビルス「行くわけないでしょ!」

 

 

全王の星

 

悟空とウイスは界王神を連れ、全王の元へと向かった。

 

悟空達の前に現れたのは大神官だった。

 

大神官「ようこそ。あなたが孫悟空さんですね」

 

孫悟空「ああ」

 

大神官「お待ちしておりました。さぁこちらへ」

 

全王の元へと向かう悟空達

 

大神官「孫悟空さんを連れて来ました」

 

全王「御機嫌よう…孫悟空」

 

孫悟空「オッス…じゃなくてこんにちは。オラに用って何だ?」

 

全王「あのさ。僕ね。友達が欲しかったんだ」

 

ウイス・界王神「え?」

 

大神官「フフッ」

 

全王「お前の事気に入ったから友達になって欲しいんだ。まさか嫌とは言わないよね」

 

孫悟空「友達になってもいいけど…その為に呼んだのか?」

 

全王「悪い?」

 

全王は暗い声色でこう言った。

 

界王神「滅相もございません。この悟空は全王様とお友達になりこの上ない幸せを噛み締めて…」

 

全王「黙れ無能界王神…」

 

界王神「は…はぁ」

 

全王「ところで孫悟空」

 

孫悟空「悟空だけでいいぞ」

 

全王「悟空か…じゃあ僕の事はなんて呼んでくれる?」

 

孫悟空「全ちゃんかな?」

 

全王「全ちゃんか…いいね。じゃあ何して遊ぶ?」

 

孫悟空「悪い。忙しいから後にしてくれねぇかな」

 

付き人「口の利き方に気をつけろ!!」

 

全王「うるせぇ!ぶっ殺すぞ」

 

付き人「申し訳ありません」

 

全王は悟空とちょっとだけ遊んだ

 

全王は悟空にボタンを渡した

 

全王「このボタンを押したらすぐに僕が行くよ」

 

ボタンを悟空に渡した全王。悟空達は全王と別れ、地球へ戻った。

 

数日後

 

悟空、ベジータ、未来トランクス、両津達は修理したタイムマシンで未来へ向かった。

 

トランクス達は日暮の元へと向かった。

 

日暮「お帰り。今日こそ此処がお前達の墓場となるのだ…両津、まずお前から八つ裂きにしてやる。行くぞ」

 

日暮が両津をターゲットに定め、襲い掛かる!




ピクシブ版ではここで未来世界のザマスが登場しますがこちらではもうちょっと長く続きます。
色々と忙しいので少々時間がかかると思います。


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日暮の覚醒!?

日暮「死ねぇぇ!!」

 

日暮は両津に狙いを定めて襲いかかってくるが、そこに防御する者が!

 

日暮「!?」

 

ベジータ「貴様の相手はこの俺だ!」

 

ベジータがブルーの状態で迎え撃つ。

 

日暮「フン…雑魚が何匹いようが無駄な事」

 

ベジータ「でりゃああ!!」

 

ベジータはラッシュを仕掛けるが日暮は余裕の表情だ。そして岩盤に叩きつけられる日暮。

 

日暮「雑魚にしてはやるな…だがあの女の力で得た俺の前では無力に過ぎん」

 

ベジータ「?。貴様…一体何を言ってやがる?」

 

日暮「そう急かすな。今、見せてやる!!」

 

日暮「はあぁぁぁ!!」

 

日暮は新たな姿へと覚醒した。

 

両津「な、なんだありゃあ!?」

 

麗子「髪がピンクに…!」

 

大原「一体どういう術を使ったんだ?」

 

麗子「日暮さんってあんな技使えたの?」

 

両津「知らねぇよ!そんな事!ワシに聞くな!」

 

日暮「クックック…奴の力によって俺は神の力をモノにした!」

 

ベジータ「神の力をモノにしただと!?図に乗るな!!」

 

ベジータが再び立ち向かうが日暮がベジータの心臓に手刀を貫いた。

 

ベジータ「ゴゥッ…!」

 

日暮「サイヤ人の王子とか言ったが…所詮雑魚は雑魚だな」

 

ベジータ「な、なんだと…」

 

日暮「事実を言ったまでだ!所詮貴様は雑魚だ」

 

ベジータ「こうなれば貴様もろとも葬ってやろう!!」

 

両津「なっ!?」

 

大原「お、おい!バカな事はよせ!日暮を殺すつもりか!?」

 

ベジータ「心配するな。この程度なら奴だって死にはせん!!」

 

日暮「ん?」

 

ベジータ「くらえ!!ファイナルフラッシュ!!」

 

ベジータはファイナルフラッシュを放った。

 

大原「おぉっ!?」

 

両津「ど、どうなった?」

 

日暮「クックック…やはりゴミだな」

 

ベジータ「バ、バカな!?俺のファイナルフラッシュが!!」

 

日暮「ハッハッハ!死ねえぇぇい!!」

 

日暮はそう叫ぶとベジータに気の刃を突き刺した。

 

日暮「ベジータ…とか言ったっけ?サイヤ人の王子らしいが貴様に相応しい言葉を送ってやろう。お前は前菜だ。いい味のな」

 

ベジータは日暮に貫かれて倒れた。

 

日暮「さて。邪魔なゴミは消えた…」

 

日暮「残りのゴミどもを始末してさらなる高みへ登るとするか。貴様らを始末すれば俺は美しさの頂点に登れるのだ!」

 

両津「美しさの頂点だと!?4年寝てばかりで不潔さ全開のお前にそんなセリフを言う資格は無いぞ!」

 

中川「先輩がいいますか」

 

麗子「不潔さだけならいい勝負よ」

 

日暮「俺の美しさを理解出来ぬ人間風情が。まぁいい…両津みたいなただの体力バカ、いや人間如きに俺が奏でる言葉の気高さを理解出来る訳がないからな」

 

両津「急に厨二病拗らせたようなセリフいいやがって!」

 

日暮「何とでも言うがいい。原始的な猿が!俺の志も美しさも俺の存在の全てがただひたすらに孤高なのだ!」

 

日暮「愚かな人間は俺の手でまとめて消し飛ばしてやる!!」

 

日暮は右手からエネルギー弾を編み出す。

 

日暮「くたばれ!!」

 

???「そこまでです」

 

日暮「!?」

 

両津達「!?」

 

???「それ以上勝手な行いは許しませんよ」

 

突如、現れたのはザマスだった。

 

ザマス「約束した筈ですよ…孫悟空と両津勘吉のトドメは私が刺すと」

突如、悟空達の前に現れたザマス。

 

日暮とザマスとの関係は…

 

次回へ続く



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未来世界に現る神・ザマス降臨

悟空「ザマス…お前が日暮の仲間だったとはな」

 

ザマス「仲間?違う…日暮は私の下僕といったとこザマス」

 

大原「ゴワス様…何故日暮に化けてこんな事を」

 

ザマス「ゴワスが日暮に化けたですって…バカめこの世界のゴワスはこの私が殺したザマス」

 

両津「じゃあ日暮はどこの界王神が化けてるんだ?」

 

ザマス「日暮に化けた化けたとうるさい奴らめ…この日暮は本物の日暮だ」

 

両津「本物!?時の指輪は界王神しか扱えない筈だぞ」

 

ザマス「もしもの時の為に時の指輪を貸していたのでザマス」

 

トランクス「じゃあ日暮はお前が起こしたのか?ザマス」

 

ザマス「何故私が敵に回すような事を…いいだろう。日暮を起こした経緯を教えてやろう。日暮を起こしたのは…超ドラゴンボールザマス」

 

悟空「超ドラゴンボール!?」

 

ザマス「私はある者に教えられ、神チューブで超ドラゴンボールと日暮熟睡男の存在を知りゴワスを殺した…そして超ドラゴンボールの願いで日暮熟睡男の居場所を教えて貰い二つ目の願いで日暮熟睡男を目覚めさせ不眠不休にし、そして三つ目の願いでこの私を不死身の体にして貰ったのでザマスよ」

 

悟空「不死身!?」

 

トランクス「(じゃあザマスを倒すことは出来ないのか)」

 

日暮「ザマス…飛行機がこっちに来るぞ」

 

飛行機が飛んできた。

 

両津「あれは…まさか」

 

飛行機の中からセーラー服を来た二人の中年が現れた

 

????「華麗な変身伊達じゃない…月のエナジー背中に浴びて!!正義のスティックが闇を裂く!!空の事件なら任せてもらおう!!月よりの使者・月光刑事只今参上!!!」

 

「同じくアシスタントの美茄子刑事も宜しく」

 

現れたのは月光刑事と美茄子刑事だった。

 

両津「月光刑事じゃねぇか。よく来てくれたな」

 

ベジータ「知り合いか?」

 

両津「まぁ…そんな感じだ」

 

月光刑事「勘k…両津。死んだと聞いていたがまさか生きていたとはな」

 

大原「両津が死んだ?何をバカな事を言っているのかね?ゴキブリみたいな生命力を持つ両津が死んだなどと…」

 

両津「お前!まさか勘兵衛!!なんで月光刑事に化けてんだ?」

 

月光刑事「勘兵衛…?お前の爺さんだな。だが人違いだ」

 

両津「じゃあ何で下の名前で言いかけたんだよ」

 

ザマス「声優ネタだろ…それよりこの世界の両津勘吉がどうなったか教えてやるザマス」

 

両津「未来世界のワシ…ほう聞かせて貰おうじゃねぇか」

 

ザマス「死んだのだ…君の上司によってね」

 

両津「ワシは部長に殺されたと言うのか?」

 

ザマス「君の上司大原大次郎は君の問題行動に頭を抱えていたらしい…そこで大原大次郎はドラゴンボールと全く違う願い玉で願ったのでザマス…両津勘吉をこの世から消してくれとな」

 

両津「部長は部下を消す程、性根が腐っていたのか…?」

 

大原「何を言う両津。それは未来のワシであって今のワシはお前を大事に思っているぞ」

 

ザマス「だがその願い玉は人を殺すという願いはタブーにあたる。つまり両津勘吉だけで無く願いを言った大原大次郎、その場にいた中川圭一と秋本麗子も一緒に消されたんザマス」

 

寺井「あれ?僕は…?」

 

ザマス「そして花山リカ…お前たちでいうところの罰当たりジジイからその後の事も聞いた。お前達四人はあらざるの地へ行ったザマス」

 

両津「あらざるの地?」

 

ザマス「天国も地獄も受け入れ拒否された者がいく場所で何も無い空間。すなわち精神と時と部屋と似たような場所と言ったところか」

 

大原「つまり、両津と一緒に来たからワシらもあらざるの地へやらに行ったのか」

 

ザマス「この世界の亀有は好都合だった。亀有公園前派出所には寺井洋一だっけか…それと戸塚金次の二人しか居なかったからな。そして私の正義に火を付けた特殊刑事課の連中も不在だったらしいしな…月光刑事、美茄子刑事。お前ら二人に罪は無い…だがサブリナ王女の誘拐騒動におけるお前らの扱いが可哀想だったから口上は待ってあげたんだ。有り難いと思うザマス…」

 

ザマスは気の刃を連射し、月光刑事に攻撃した。

 

ザマス「次はお前達の番だ」

 

日暮は両津達を襲った。だがミサイルが日暮を襲った。

 

プロペラをつけた潜水艦が舞い降りて来た。

 

両津「まさか、今度は…」

 

ザマス「フッ」

 

???????「海を愛し、正義を守る!誰が呼んだかポセイドン、タンスに入れるはタンスにコン。お茶目なヤシの木カットがトレードマークのドルフィン刑事だ」

 

「ハァーイ。少女漫画刑事ことルリリンもいるわよ」

 

両津「少女漫画刑事も一緒だったとは…」

 

次に現れたのはドルフィン刑事と美少女漫画刑事だった。

 

ザマス「少女漫画刑事か…こんな奴もいたものだ。私の正義に火を付けたドルフィン刑事!!お前だけは生かしては返さんザマスよ」

 

トランクス「ドルフィン刑事…全てはお前が元凶だったのか…?」

 

ドルフィン刑事「待て!私は世界に平和を取り戻しに来たのだ。今日は海では無いのでドルフィン達はお休みだ…今日は強力な助っ人を呼んでおいた」

 

ドルフィン刑事は助っ人を呼んだ。

 

そこに現れたのは風早、服部平次、土井の三人。

 

両津「いかにも頼り無さそうな助っ人だな…」

 

ドルフィン刑事「頼り無さそうだと…甘いぞ両津。三人のうち土井はボクサーだ。ザマスなどコケにしてくれるわ」

 

ザマス「私の正義に火をつけた挙句、平和面か…それにボクサーが私に敵うと思うのか。無謀な…ただの世界チャンピオンが人造人間・セルに挑むような者ザマス」

 

ザマスは気の刃を繰り出した。

 

ドルフィン刑事の助っ人三人は逃げ出した。

 

ザマスの気の刃は土井に命中。

 

平次「土井!!」

 

目の前に日暮が現れた。

 

日暮「逃げられると思うのか…?この俺から」

 

日暮はエネルギー波を繰り出した。

 

両津「やめろ日暮!!」

 

だが悟空が間一髪で助けた。

 

両津「おお!やるじゃねぇか!」

 

悟空「だが…服部平次は救えなかった」

 

悟空が助けたのは風早だけだった。

 

一方少女漫画刑事はザマスに突進した。

 

美少女漫画刑事「死ねバイキン!」

 

ザマスは少女漫画刑事の攻撃を受け止めた。

 

ザマス「バイキン?…私はザマスだ」

 

ザマスは少女漫画刑事の腹に気功波を撃った。

 

ドルフィン刑事「少女漫画刑事!!」

 

ザマス「消えろ!」

 

ザマスはドルフィン刑事を斬撃した。

 

両津「ドルフィン刑事!!」

 

ザマス「これで憎き存在が消えた…だが現れるのは解っているぞ。口上は待ってやるから出てこい」

 

すると海パン一丁にネクタイを締めた男が現れた。

 

?????「股間のもっこり伊達じゃない…陸に事件が起きた時海パン一つで全て解決!特殊刑事課三羽烏のリーダー・海パン刑事!只今参上!!」

 

両津「やっぱり来たか!海パン刑事」

 

海パン刑事「両津…そうかザマスを倒しに過去から来たようだな」

 

両津「まぁそういう事だ」

 

海パン刑事「ザマスよ…」

 

ザマス「ん?」

 

海パン刑事は海パンを脱ぎ始めた。

 

海パン刑事「さぁ君も裸になって話し合おうではないか」

 

ザマス「くっ…汚らわしい!お前みたいな輩がいるから私の正義に火をつけ人間0計画へと走らせたのザマス」

 

日暮「そして特に特殊刑事の中で最も汚らわしい…」

 

日暮・ザマス「ドルフィン刑事という名の汚らわしい存在が招いたものに他ならない」

 

ザマス「特殊刑事課はお前が率いているのだろう…よって人間はお前達特殊刑事課によって殺されたと言っても過言でもないのザマス!やれ日暮!!」

 

日暮「命令するな…」

 

日暮はナイフを取り出し、海パン刑事を切り裂いた。

 

海パン刑事「ナイフの攻撃では私の体に傷一つ負わせることは…イヤーン恥ずかしい」

 

日暮が切り裂いたのは海パン刑事のネクタイだった。海パン刑事はネクタイを取られると恥ずかしくなる弱点があった。そしてザマスは気の刃で海パン刑事を真っ二つにした。

 

両津「くそ!海パン刑事までやられるとは…お前ら!ザマスと日暮はワシが食い止める。お前らは過去に戻ってザマス達を倒す方法を探ってくれ」

 

悟空「わかった」

 

トランクス「両津さん。俺も此処に戻って闘います」

 

両津「大丈夫か?」

 

トランクス「此処は俺たちが生きていく世界です。なんとかしてみせます」

 

両津「そうか…」

 

タイムマシンに乗る悟空達。

 

大原「両津!ワシらが戻ってくるまでなんとか生き残るんだぞ」

 

両津「任せてください」

 

日暮「そんな飛行機で逃げようとしても無駄だ…」

 

撃ち落そうとする日暮。だがザマスの「攻撃するな…奴らはまた戻ってくる」と言い攻撃を止めた。

 

悟空達は両津とトランクスを残し、過去へ帰って行った。

 

次回へ続く



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未来を変えろ!ザマスの破壊

現代へ帰還し、全てをビルス達に話した悟空達。

ウイスは界王神・ゴワスの命が危ないと思い、ビルス・ウイス・界王神・悟空の四人はゴワスを救う為、第10宇宙の界王神界へ。

寺井は悟空に助けられ、仙豆で生き延びた風早を元の世界に送り届けに行った。

 

第10宇宙の界王神界

 

第10宇宙の界王神界へ向かった悟空達。

 

そこにゴワスが出迎えていなかった。

 

ビルス「ゴワス!居ないのか!?」

 

界王神「まさか。ザマスに殺されて…」

 

ウイス「もうちょっと大きな声で叫んではいかがでしょうか…?」

 

ビルス「うむ…」

 

一方、ゴワスは

 

ゴワス (うむ。この女性の肉体美…素晴らしい。女体の美しさと女同士の巧妙な絡みがまた素晴らしいでゴワス)

 

「ゴワス!居るなら返事しろ」と大声で怒鳴るビルス。ゴワスは慌ててビルスの元へ向かった。

 

ゴワス「やぁビルス様」

 

ビルス「居るならちゃんと返事しなさいよ…」

 

ゴワス「出迎えるのが遅くなって申し訳ありません…今回はどういったご用件で?」

 

ビルス「ザマス居るかしら?」

 

ゴワス「いえ。ザマスはテストとして1000年後のババリ星にいるでゴワスよ。そろそろザマスを迎えに行きましょう」

 

ビルス「悟空ちゃんとウイスちゃんは此処に残ってなさい!人間が時空を越えていくのは罪に当たる。本当はあたしも時空を越えていくのはシャクだが…」

 

ウイス「わかったばい」

 

ゴワス、ビルス、界王神は時の指輪で1000年後のババリ星へ飛んだ。しかしザマスの姿は無く、ババリ星人は全滅していた。

 

ゴワス「何て事を…」

 

ビルス「お前〇〇に夢中になってザマスの監視を怠っていたわね」

 

ゴワス「うっ…」

 

ビルス「図星か…」

 

界王神「しかしザマスがいないんじゃあ手の施しようがありませんね…」

 

ゴワス「いやまだ手はある…この磁力(マグネティックホース)というカードがあればすぐにザマスの元へ飛んでいけるぞ」

 

界王神「まさかそれはGI(グリードアイランド)に存在する呪文(スペル)カード!?」

 

ゴワス「その通りだ…ゲームをクリアすれば現実でも指定ポケットカードと呪文スペルカードを使えるようになるのだ」

 

ビルス「GI(グリードアイランド)のプレーヤーにゲンスルーって奴が居たわね?」

 

ゴワス「ええ。人間を無差別に殺す愚か者は私が成敗したでゴワス」

 

ビルス「ほう…ってこうしている暇は無い!一刻も早くザマスの元へ向かうぞ!!」

 

ゴワス「では、私の肩に乗せたまえ。磁力(マグネティックホース)発動(オン)!!我が世界のザマス !!」

 

ゴワス達は磁力を使ってザマスの元へ向かった。

 

そこに辿り着いたのは平穏な世界だった。

 

ゴワス「はて、こんなとこにザマスがいるものか」

 

???「あっ、破壊神ビルス様がいる!!」

 

ビルス「!?」

 

そこに現れたのは源静香と骨川スネ夫だった。

 

静香「ビルス様…ドラちゃんが殺されそうなの。助けて!!」

 

スネ夫「助けてくれたらおフランス製のご馳走を食べさせてあげる」

 

ビルス「ご馳走!!いいだろう案内しなさい」

 

界王神「チョロ…(小声)」

 

ビルス「あ?(怒)」

 

界王神「いえ、なんでも」

 

一方、ドラえもんは敵に応戦していた。その敵こそザマスだった。

 

ザマス「時間を移動して過去を変えた愚か者に罰を与えよう」

 

ドラえもん「僕は野比家の未来を良い世界にしたかっただけだ」

 

ザマス「フン、セワシとかいう人間が借金をなんとかするという欲の為にのび太の元へ送り込んだタヌ…ネコ型ロボットが!ロボットとはいえ歴史を変えるのは重罪なんだ…死ねザマス!!」

 

ザマスは気の刃を振り下ろそうとした。

 

すると、「やめるんだ!バイキンマン!!」というアンパンマンの声がしたのだ。

 

ザマス「バイキン…?この私に向かって何という人間風情が!!」

 

悟空「バイキンマンってフリーザみたいな奴だよな」

 

ウイス「まぁそう言っておくばい」

 

ザマスは気の刃をアンパンマンに振り下ろしたが間一髪の所でビルスが止めた。

 

ザマス「ビルス…様」

 

ゴワス「ザマス!ババリ星人を殺し、ドラえもんを殺そうとするとは何という愚かな事を…故に人間を殺そうとまでしてるそうではないでゴワスか!」

ザマス「ゴワスも一緒とはな…今頃になって迎えに来たのか。だが私は神の正義に従っt…」

 

するとビルスはザマスの左腕を折った。

 

ビルス「図に乗るんじゃないわよ…」

 

ザマス「ま、待て!まだ台詞の途中…」

 

ビルスは手を開き「破壊」と唱えた。

 

するとザマスは消滅してしまった。

 

破壊神の破壊は並行世界の人物をも消滅させる。果たして未来は変わったのか…



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現代への帰還

大原「ザマスを破壊したですって!?」

 

ビルス「ああ、跡形も無くな…これで未来の世界に平和が訪れる」

 

ブルマ「本当に戻ったのかしら…人造人間の時もトランクスの未来は何も変わらなかったのよ…!」

 

ビルス「それはお前達人間の理屈よ…破壊神の破壊は時空を…」

 

ウイス「それはそうでしょうね。未来世界の映像を映し出しましたが…」

 

なんと未来世界のザマスは生きていた。

 

破壊神の破壊が通用しなかった事に唖然とするビルス。

 

麗子「問題なのは日暮さんとザマスをどう対処するかよね」

 

大原「ザマスは不死身だし、日暮も我が署員だから殺すわけにはいかんしな」

 

????「どちらかを魔封波で封じ込めばよかろう」

 

そこに現れたのはピッコロだった。

 

大原「なんだ?その魔封波ってのは?」

 

ピッコロ「その昔…武天老師が電子ジャーで我が父・ピッコロ大魔王を封じ込めたと言われる」

 

中川「倒すより封印するって事ですね」

 

麗子「そうね。ザマスは時の指輪を付けている筈…時の指輪を破壊したらビルス様の破壊効果が適用される」

 

大原「日暮の封印はワシがやってやろう」

 

ピッコロ「孫。武天老師の所へ連れて行ってやれ」

 

悟空「分かった」

 

ビルス「あたしらはちょっと用事がある」

 

カメハウス

 

亀仙人「何?魔封波の事を教えてほしいじゃと?」

 

大原「是非!」

 

亀仙人「魔封波を使って敵を封印するには術師の体力も必要になる。ワシの師匠もかつてピッコロ大魔王を封じた時に命を落としたぐらい危険な技じゃ。それでもやるか?」

 

大原「ええ。封印できるならこの命が燃え尽きる覚悟です!」

 

一方、トランクスはザマス、両津は日暮と戦っていた。

 

トランクス「たああぁぁぁぁっ!!」

 

トランクスはザマスを両断する。しかしザマスは立ち上がり、すぐにくっつける。

 

ザマス「無駄だ。私は不死身ザマス」

 

両津は日暮と対峙していたが日暮に苦戦している。

 

日暮「流石の始末書警官もここまでのようだな」

 

両津「くそっ!このまま終われるか!!」

 

日暮「お前のゴキブリ並みの生命力はなかなかだぞ。ザマスの不死身に匹敵すると言っていい…だがそんな生命力を持ったとしても俺に勝てる確率は0に近い。諦めるんだな」

 

大原「両津!無事だったか!」

 

両津「部長!?」

 

日暮「大原巡査部長だと?という事は孫悟空達が再びタイムマシンから戻ってきたようだな」

 

大原「あとはワシに任せろ!魔封波の練習の成果を見せてやる」

 

第10宇宙の界王神界

 

ビルス、ウイスは第10宇宙の界王神界に居た。

 

ゴワス「未来は変わらなかったのでゴワスか!?」

 

ビルス「うるさいわね。これ以上言うとぶつわよ」

 

ゴワス「あの…私何か失礼な事言いましたか?」

 

ウイス「その事でみなさんに責められて責任を感じているたい」

 

ビルス「あたしが自ら破壊してもいいのだが…破壊神が時空を越える訳には…」

 

ゴワス「解りました。なんとか致しましょう。全ては私がザマスを第10宇宙の界王神見習いとして選んだのが原因でゴワスから」

 

次回へ続く




遅くなって申し訳ありません。多分、次回の更新も遅くなると思います。


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大原部長の魔封波

両津「部長!お気持ちはわかりますが暴走した日暮を止めるのは無謀に等しい。ましては魔封波などに…」

 

大原部長は両津に魔封波の事を話して電子ジャーを渡し、悟空とベジータはザマスを倒す事にした。

 

その時、「やめるんだ!バイキンマン」とアンパンマンが飛んできた。

 

ゴワス「またお前か…」

 

アンパンマンと同時に未来へ来たゴワス。

 

悟空「パターンが読めてきたぞ」

 

ザマス「バイキン…?この私に向かってなんという人間風情が!!」

 

ザマスは気の刃でアンパンマンを殺そうとしたがそこで割って入ったのはゴワスだった。

 

ゴワス「やめるのでゴワス…ザマス」

 

ザマス「誰ザマスか…お前は?」

 

ゴワス「我が師の名前を忘れるとは情けないでゴワス」

 

ゴワスは時の指輪を見せた。

 

ザマス「なるほど…そちらの世界のゴワスだな。時の指輪で来たのでザマスか…?」

 

ゴワス「そうだ。破壊神ビルス…様から全て聞いたぞ。情けないぞザマス。何故こんな恐ろしい事をした?」

 

ザマス「何が恐ろしいと?人間がくち腐れば真の美しい世界が蘇るのだ…その為に全宇宙の神を殺した…お前らの知っている破壊神シャンパもな」

 

悟空「神様全部殺したのか?」

 

両津「ウイスさんも死んだのか?」

 

界王神「いいえ両津さん。天使は仕えるべき神が死ぬと機能を停止し、無力化されるのです」

 

悟空「ウイスさん天使だったんか。羽生えてねぇし」

 

両津「そっちではないと思うぞ」

 

ザマス「ゴワスよ…二度も殺す事になるとは」

 

ザマスはゴワスに気弾を撃った。

 

ザマス「神は一人でいい…」

 

ゴワスは無事だった。悟空とベジータが助けたのだ。

 

悟空「ホラなんで来たんだよ闘いの邪魔じゃないか」

 

界王神「ゴワス様がどうしてもと仰るもので」

 

ゴワス「今からでも遅くはない…この世界のドラゴンボールでお前達の犠牲になった者達を生き返らせてあげるのでゴワス」

 

ザマス「ドラゴンボールは今までの願いを覆される事が無いように全て破壊した。もう二度と揃うことは無いザマス」

 

ゴワス「なんだと」

 

悟空「二人の界王神様。もういいかな…?」

 

ベジータ「気が済んだら帰るんだな」

 

ゴワス「いや。こうなったら愚かになった我が弟子の最期を見届けるでゴワス」

 

界王神「え!?」

 

悟空「第7(うちらの)宇宙の界王神様はどうするんだ」

 

界王神「も…もちろん…わ…わ…私も…の…の…残ります」

 

悟空「いかにも帰りたそうだな…」

 

界王神「悟空さん。私に対するそういうイメージはよくありませんよ」

 

悟空 (大原部長。日暮はおめぇに任せたぞ)

 

日暮「フン。大原部長が俺に敵うと思っているのか…?」

 

大原「いくぞ、両津!!」

 

両津「はい!」

 

両津は電子ジャーを開いた。

 

日暮「そんな装置で俺に挑もうというのか?」

 

大原「魔封波!!」

 

日暮「?」

 

大原は魔封波を繰り出し、日暮を襲う。

 

日暮 (なんだ!この技は…!?)

 

大原「は!!」

 

日暮が電子ジャーに入っていく

 

日暮「こんな…こんな形で終わるだと」

 

両津達は日暮を電子ジャーに入れ、お札を張り封印した。

 

一方、悟空とベジータはザマスに挑んでいた。

 

不死身の体を持つザマスに苦戦する悟空達。

 

悟空「いくらやってもキリがねぇ」

 

ザマス「私は不死身ザマス!!」

 

悟空とベジータを一網打尽にするザマス。

 

両津「大丈夫か?」

 

大原「仙豆だ」

 

悟空とベジータに仙豆に与える部長。

 

ザマス「ちっ、日暮がやられたか…こんな奴らに…私の本気を出してやるザマス !!」

 

悟空「ザマスの気が大きく膨れ上がっている」

 

ザマス「我が姿は正義。我が姿は世界、崇めよ、讃えよ、不死にして最強の神・ザマスを」

 

さらなる進化を遂げたザマス。このザマスを倒し、平和を取り戻す事が出来るのか?



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不死にして最強の神・超(スーパー)ザマス降臨

この小説では合体ザマスに該当する形態を超ザマスとしています。ピクシブ版とは少し加筆しています。


ゴワス「なんて事だ…ザマスが」

 

「クックック…感じるザマスよ。我が身に宿し大いなる力を…!この姿をあえて名乗るなら(スーパー)ザマスって所か」

 

悟空「界王神様や両さん達は安全なところへ隠れてくれ。ここはオラ達が食い止める」

 

超ザマス「逃さん…」

 

ズンッ

 

「グオォーーッ!!」

 

両津・中川・麗子・寺井「部長!?」

 

超ザマス「まずはお前からザマス…大原大次郎」

 

超ザマスが大原の腹に気の刃をぶち抜いた。

 

ゴワス「ザマス!何という事を…!」

 

超ザマス「そう焦る事はないザマス…この絶対の制裁によってすぐにでも上司の後を追わせてやる。寺井洋一、お前もその制裁の例外ではない…だが両津勘吉、安心しろ。人間0計画は今日、残る全ての命を消し去る事で完成する。人間を消し去った後、お前もじっくり料理してやる」

 

寺井「何か僕ついで扱いにされてない?おまけ的な」

 

両津「そう易々と殺されてたまるか!テメェの方こそボコボコにしてやる!」

 

トランクス「タアッ!」

 

トランクスが剣を用いて超ザマスに向かってきた。しかし超ザマスには効いていないどころか剣が真っ二つに折れてしまった。

 

超ザマス「フン…」

 

さらに悟空とベジータもブルーの状態になり、ザマスに突進していく。

 

超ザマス「裁きの刃!!」

 

超ザマスは裁きの刃を放った。

 

超ザマス「滅びよ!人間!!!」

 

ザマスはひたすら攻撃を繰り返す。

 

超ザマス「どうした。その程度か!!」

 

悟空「まだ終わりじゃないぞ…」

 

ベジータ「貴様をぶっ倒すまでは死なん!」

 

超ザマス「ホォ…」

 

悟空とベジータはブルーで超ザマスに向かってくる。

 

超ザマス「愚かな…裁きの刃!!」

 

超ザマスは裁きの刃を放つ。

 

超ザマス「?」

 

超ザマスは悟空とベジータが挟み撃ちの如く攻撃を仕掛けてきた事に気付いた。

 

超ザマスはそれぞれ攻撃に防御した。

 

超ザマス「神に触れようとするその卑しい心根。それが罪ザマス」

 

ザマスは悟空らを振り回して、なぎ払う。

 

超ザマス「さぁ…終焉の時ザマス。聖なる逆鱗!!」

 

超ザマスは聖なる逆鱗を放った。

 

トランクス「俺はまだ諦めない…ハアッ!」

 

トランクスは超サイヤ人に変身し、構える。

 

トランクス「この一撃を込める!ギャリック砲!!」

 

トランクスはギャリック砲を放った。しかしトランクスのギャリック砲は超ザマスに押されている。

 

ベジータ「トランクス!」

 

トランクス「父さん!」

 

ベジータ「くらえ!ギャリック砲!!」

 

ベジータはギャリック砲を放った。

 

超ザマス「いくら人間が集まろうと無駄ザマス!」

 

ベジータ「トランクス!力を出し切れ!」

 

トランクス「はい!」

 

ベジータ・トランクス「はあっ!!」

 

超ザマス「何っ!?」

 

2人のギャリック砲が超ザマスの聖なる逆鱗を破り、超ザマスにギャリック砲が命中する。

 

ベジータ「やったな」

 

トランクス「は、はい…。!?」

 

「お、おのれ…」

 

超ザマスは無傷だった。

 

両津「あんだけ食らって無傷かよ!?」

 

トランクス「くそ…ザマスを倒せる方法はあるのか…?」

 

ゴワス「ザマスは完全無欠の不死身な超人と化している。唯一の方法は時の指輪を破壊する事だ…破壊神の破壊効果は並行世界の人物にも影響する。私達の世界のザマスがビルスにはk…言い直そう。私達の世界のザマスがビルス様に破壊されても此方のザマスが消えなかったのは時の指輪の効果が強かったのだ」

 

悟空「ベジータ…オラと合体するぞ」

 

ベジータ「なっ!?」

 

界王神「そうか」

 

トランクス「父さんと悟空さんが合体」

 

界王神はポタラを外し、悟空に渡した。

 

ベジータ「貴様との合体はごめんと言ったはずだ!!」

 

悟空「しかし、ベジータ…」

 

ベジータ「ごめんと言ったらごめんだ」

 

悟空「そういや前に合体した時にもう戻れないって聞いたが…」

 

ゴワス「界王神ではない者同士の合体効果は1時間まででゴワス」

 

悟空「1時間との勝負だな」

 

ベジータ「1時間耐えてやる」

 

悟空とベジータはポタラで合体し、ベジットになった。

 

次回へ続く



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合体戦士ベジット爆誕!そして結末

超ザマス「?。何者ザマス?」

 

ベジット「変身したお前に太刀打ち出来ないのでこっちは合体で対抗するぜ…そしてこれがベジットブルーだ!!」

 

超ザマス「そんな変身で神に敵うと思うな!!」

 

ザマスは大きな気弾を撃った。

 

ベジットは片手で受け止め、気弾をかき消した。

 

ザマス「!?…」

 

ベジット「さぁ…決着をつけようぜ」

 

トランクス (父さんと悟空さんの合体…何という気の高まりだ)

 

ザマス「またか…人間よまたなのか…人間は常に神を模倣する。何故だ…神が偉大な故か…神が美しすぎる故か…しかし悲しきかな…哀れぬべきかな…神が行えば善となることも人間が行えば悪となり罪となるのだ」

 

するとベジットはザマスに不意を突いて攻撃した。

 

ベジット「すまねぇな…ガラ空きなもんだったんでな…さぁ来いよ神様。お前の理屈は聞き飽きた」

 

ザマス「懺悔は聞かぬぞ!人間!!」

 

ベジットとザマスは激しい攻防を繰り返した。

 

ベジットの方が優勢のようだ。

 

ベジット「どうした!神の力はそんなものか!!」

 

ザマス「思い上がるな!」

 

ベジットとザマスは拳と拳でぶつかり合った。

 

ザマスがベジットに打ち勝った。倒れるベジット。

 

ザマス「終わりザマスね…人間」

 

ザマスは気の刃を繰り出した。

 

ザマス「これでトドメだ!死ね!!」

 

その時、ベジットの気の刃がザマスを貫く。

 

ザマス「ぐっ…」

 

ベジット「俺もこの攻撃ぐらいは出来るんだぜ…あれお前痛いのか?不死身の筈だろ?」

 

ザマス「そうだ、我は不死身ザマス。不死身の我に敗北は無い…お前を倒し、全ての人間を消し去り、永遠に汚れる事の無い夜明けをもたらすのザマス!」

 

ベジット「それはどうかな?」

 

ザマス「!?」

 

ベジット「人間を0にする事は出来ないぜ…何故ならとっておきの最終兵器でここがお前の墓場となるのだからな」

 

ザマス「ここが我の墓場だと…我は不死身なのだぞ…人間よ滅ぶべし…!全てはザマスの元に!」

 

ザマスは巨大化した。

 

ベジット「させるかよ!」

 

ベジットとザマスは拳と拳でぶつかり合った。

 

界王神「ザマス…回復しないどころか壊れてる…?」

 

ゴワス「あの醜い姿…ザマスの複雑な思いそのものだ…」

 

界王神「思い?」

 

ゴワス「ザマスは人と神との矛盾にとらわれ過ぎたのだ。何故に人は過ちを犯し、争うのか…神々は人を許すのか…何故に人と神は似た姿なのか。しかしザマスよ…その怒りと憎しみに満ちた姿…それがお前の望んでいた姿なのか…?人間を滅ぼせばその想いは満たされるのか?」

 

トランクス「…」

 

ベジット「これで終わりだ…ファイナルかめはめ波!!」

 

ファイナルかめはめ波はザマスに命中した。

 

だがザマスは「これこそ…神だ!!」

 

ベジットは瞬間移動でザマスの元へ行き、攻撃しようとしたが合体が溶けてしまう。

 

界王神「まだ1時間経ってませんよ」

 

ゴワス「合体を維持する力を使い果たしたでゴワスか…」

 

ザマス「消えろ!人ge…」

 

するとザマスが消え掛かっている。

 

トランクス「?」

 

ザマス「なんだこれは…我の身体が消え掛かっていく」

 

界王神「ザマスの身体が消え掛かっていきますよ」

 

ゴワス「まさかビルス様の破壊効果が今頃になって効いてきたのでゴワスか…?」

 

ザマス「こんな…事が…あっていいのか」

 

ザマスは消滅した。

 

実はファイナルかめはめ波を繰り出す前にベジットはあらかじめ懐にしまっていた全王ボタンを押していた。そして(未来世界の)全王が現れザマスを消したのだ。

 

悟空達はトランクスに別れを告げ、タイムマシンで現代に戻っていった。

 

封印された日暮は未来トランクスの世界で保管される事になった。

 

数日後

界王神界へ戻っていたゴワスは時の指輪をしまい、ザマスをそうさせてしまった自分を悔やんでいた。



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アラレちゃんがやって来た!

ペンギン村

 

アラレ「んちゃ!アラレだよ」

 

ガッちゃんズ「クピポー」

 

アラレ「ほよ?博士何処か行くの?」

 

家の前で則巻千兵衛博士が車に乗って出掛けようとした。

 

千兵衛「ちょっと西の都にな」

 

アラレ「うほほーい!私も行くー!」

 

ガッちゃんズ「クピポー」

 

千兵衛「駄目!良い子でお留守番してるんだぞ」

 

アラレ「ほよ?」

 

西の都

 

西の都では世界の優れた科学者が集まる世界発明品アワードが開催されている。

 

発表者はミスターサタン。

 

ベジータ「何故俺がこんな事を…」

 

ブルマ「今日ぐらい笑顔で付き合ってよ。私が受賞されるおめでたい事なんだから」

 

ベジータ「ちっ…」

 

一方会場の外にはガードマンのアルバイトとして来ていた悟空がいた。

 

悟空「アルバイトって退屈だな。チチの奴が「せっかくサタンさんがガードマンのアルバイトを回してくれたから働け。髪型をきちんとして行け」って言われてもなぁ。だいたいおめぇが働けって言いたいよ」

 

悟空が腕を伸ばしていると袖が破けてセットした髪も元に戻っていた。

 

悟空「ダメだこりゃ」

 

アルバイト「あの…ちょっと」

 

サタン「それでは最優秀賞の発表です」

 

ついに最優秀賞が発表される。

 

サタン「最優秀賞はペンギン村の則巻千兵衛博士の発明品・ホンモノマシーンマーク2です」

 

なんと最優秀賞は則巻千兵衛だった。

 

千兵衛「えっ!ワシ?やったー!」

 

サタン「千兵衛博士。前へ」

 

千兵衛はマイクで喋った。

 

千兵衛「ご紹介預かりました則巻千兵衛です。口の悪い連中からはドクタースランプつまり不調博士とも呼ばれています。しかし、これを見れば私が天才という事がご理解頂けるでしょう。その名もホンモノマシーンマーク2です」

 

マーク2「はい。拍手」

 

サタン「千兵衛博士。これはどういった発明で」

 

千兵衛「ふふふ。それでは早速お見せいたしましょう。蓋を開けるとはいご覧の通り中は空っぽです」

 

千兵衛が手をかざすとマーク2の中からH本が出てきた。

 

千兵衛「どうです」

 

サタンは本を読みながら「すごいですね」と言った。

 

千兵衛「そうじゃなくてこのピチピチギャルの写真集は何もない所から生み出されたんです」

 

サタン「え?」

 

千兵衛「つまりマシーンが私の願いを受信し空気からこれを作り出したのです」

 

科学者達「へぇー」

 

千兵衛「怖い。私は自分の才能が怖い」

 

サタン「しかし何故あえてここでピチピチギャルの写真集を?」

 

千兵衛「このマシン。死ぬ程強い願いしか受信しないんですよ」

 

サタン「どれだけピチピチギャルが好きなんですか。あなた」

 

千兵衛「ミスターサタンもやってみませんか?」

 

一方何者かが会場に近付いてくる。

 

マーク2からサタンのストラップが出てきた事に関心したサタンは「皆さん。千兵衛博士の発明品に依存ありませんね」と言い科学者達は拍手した。

 

しかし、「異議あり」と謎の霊体の男が姿を現した。

 

千兵衛「なんだあいつ。まさかあれがザマス?」

 

ベジータ「ザマスだと…」

 

???????「ザマスだと…?世界最高の天才科学者にして則巻千兵衛の永遠のライバル。このドクターマシリトの名を忘れるとは」

 

そこに現れたのはドクターマシリトだった。

 

しかし千兵衛はマシリトは死んでこの世におらずここに居るマシリトはザマスが化けていると推測する。

 

ドクターマシリト「確かに私は裏切り者のキャラメルマン4号に破壊され、死んだ。だが科学者が集まるこの式に呼ばれなかったのが悔しくてな…地獄から脱走して来たのだ」

 

千兵衛「どうやら本物のマシリトのようだな。科学者の癖に非科学的な事抜かしおって」

 

マシリト「出てこい」

 

マシリトに呼ばれて現れたのはアラレとガッちゃんズだった。

 

千兵衛「アラレ!それにガッちゃん達も」

 

マシリト「留守番をしているこいつらにこれを混ぜさせてもらった。その名もストリームX!子供の遊びたい心を限界以上に引き出せる薬だ。さぁ!則巻アラレとガッちゃんズ。この者達と遊んでやれ。私を無視するこんな賞は認めん。没だ。没」

 

アラレとガッちゃんズは暴れ出した。

 

サタン「(くそ…このままではこの小説初登場の私の見せ場が台無しでは無いか。よし)お嬢さん達。このミスターサタンが遊んでやろう。だが今は式の最中だからね。もう少しだk」

 

アラレ「うほほーい」

 

アラレはサタンを押し倒しサタンは壁に激突した。

 

ベジータ「全くしつけのなってないガキだ。親の顔が見てみたいとはこの事だ」

 

千兵衛 (ワシがその親なんだがな…)

 

ベジータ「おい。そこのガキンチョ」

 

アラレ「ほよ?」

 

ベジータ「俺様が遊んでやろう」

 

アラレ「ベジータ君強い?」

 

ベジータ「(なんで俺の名を知っているんだコイツ)ああ強いぞ」

 

アラレ「キーーン」

 

アラレは走り出した。

 

ベジータ「フン」

 

一方、悟空は寝ていた。

 

その時、衝撃するような音がして目覚める悟空。

 

悟空「ベジータ」

 

ベジータ「あの出鱈目な強さ…恐らくギャグキャラクターだ」

 

悟空「ギャグキャラクター?」

 

アラレは悟空達のいる所に向かって歩き出した。

 

悟空「おめぇアラレじゃねぇか」

 

アラレ「ほよ…孫悟空君」

 

ブルマ「孫君。ベジータをぶっ飛ばしたのはその子よ」

 

悟空「へぇ。相変わらず強いんだな」

 

サタン「悟空さん。止めてくれるんですよね」

 

悟空「あいつ、滅茶苦茶強いからな」

 

サタン「世界の終わりだ。悟空さんでも止められないあの子を誰が止めるというんだ」

 

ブルマ「いるわ。一人だけ」

 

数分後

 

ウイス「成る程。それは大変ですね」

 

ブルマ「お願い。ビルス様を今すぐこっちに派遣してきて」

 

ウイス「神様を派遣社員みたいに言わないで下さい。しかし一足遅かったですね。流石の私でも寝入り場を起こす訳にはあしからず」

 

ブルマ「ちょっと」

 

サタン「こうなったらマシリトを捕まえてあの子を止めるしか」

 

しかし千兵衛はマシリトを捕まえれずバテている。

 

ブルマ「駄目みたいね」

 

千兵衛「そうだ。マーク2行くぞ」

 

マーク2はウンチを生み出した。

 

サタン・ブルマ「ゲゲッ」

 

千兵衛「それをアラレに。少しは時間が稼げる筈です」

 

サタン「ブルマさんどうぞ」

 

ブルマ「あんたが持って行きなさいよ」

 

一方、ブルーになりかめはめ波を打とうとしている悟空とんちゃ砲を撃とうとしているアラレ。

 

するとジャンケンに負けたサタンがウンチを投げ出した。

 

アラレはウンチをツンツンしている。

 

マシリト「つまらん時間稼ぎを。ウンチへの興味が消えた時が貴様らの最後だ」

 

サタン「ウンチの他に何か無いんですか?」

 

千兵衛「マーク2何か無いのか!?」

 

マーク2「そんな事言われてもイメージして貰わないと何も出ないぜ」

 

ブルマ「イメージ…そうだ」

 

ブルマはたまたま世界発明アワードが生中継している事を思い出し置いてあったカメラに向かってテレビを見ている者に世界で一番美味しい物を想像して欲しいと呼びかけカメラをマーク2へ向けた。

 

マシリト「こんな時に美味しい物を作ってどうするつもりだ?」

 

マーク2が美味しい物を生み出した。

 

それはボール型だった。

 

サタン「これが世界で一番美味しい物?」

 

千兵衛「なんか不味そうに見えるんだが…」

 

ブルマ「それはどうかしら」

 

するとビルスとウイスがやって来た。

 

ウイス「ここまでスピードを出したのは初めてです」

 

ビルスは美味しい物を手に取った。

 

マシリト「(なんだコイツは。コイツを呼ぶ為に美味い物を作ったというのか?)おいお前」

 

マシリトはビルスに近付く

 

マシリト「誰だか知らんが空気読めボツにするぞ。今日の話は私が主y…」

 

ビルスはマシリトに手をかざした。

 

するとマシリトは消えかかっている。

 

ウイス「幽霊だろうと何だろうとビルス様に破壊出来ないものはないんですよ」

 

マシリト「バーカーな」

 

マシリトは消滅した。

 

ビルスは美味しい物を口にした。ビルスはとても歓喜した。

 

アラレ「ガリシャンパ様だ」

 

ビルス「あ?」

 

アラレ「かっくいー。ねぇガリシャンパ様遊ぼ」

 

ビルス「何よこのガキンチョ失礼しちゃうわね。あんなデブ野郎と間違えるとはね」

 

ビルスはアラレを破壊しようとしている。

 

ブルマ「ビルス様。気絶させるだけで十分」

 

千兵衛「やめろー」

 

するとビルスに異変が起きた。

 

ビルス「ウイス。帰るわよ」

 

ウイス「はい?」

 

ビルス「大至急よー」

 

ビルスは腹を壊し、ウイスと共に去っていった。

 

サタン「今のは?」

 

千兵衛「色んな物が混ざり過ぎて化学反応起こしたとかじゃないでしょうか」

 

数時間後

千兵衛「すみません。こんなにボロボロにして」

 

サタン「このくらい私の力でなんとでもなりますから安心して下さい」

 

アラレ「博士。気をつけようね」

 

千兵衛「お前達がやったんだろうが。効き目の短い薬だったからよかったがそうじゃなかったら大変な事になっとったわい」

 

こうしてアラレ達はペンギン村へ帰って行った。



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悟空とクリリンの修行

ピクシブ版ではマイピク公開にしていた話を多少の修正を加えてエピソード化


悟空は畑で気弾を撃って修行している。

 

チチ「どうだ悟飯。修行修行言うからああやって耕して貰っているんだ」

 

悟飯「どうして僕を呼んだんです?」

 

悟天「お父さん相手がいなくてつまんないだって」

 

悟飯「相手ならウイスさんがいるだろ」

 

悟天「でもさ破壊神と界王神の合同サミットに出掛けていないんだって。ベジータさんは鋭い目つきで睨まれたんだって」

 

悟飯「ベジータさんの目つきならいつも通りかもしれないけどブルマさんとの間に何かあったのかな…」

 

チチ「絶対夫婦喧嘩だべ」

 

悟飯「ピッコロさんは?」

 

悟天「デンデさんとこに用事あるって。兄ちゃん相手にしてやってよ」

 

悟飯「僕より悟天が…」

 

チチ「そうはいかねぇだ」

 

悟飯「ですよねー。でも僕は闘いから離れているし…あっ。いますよ相手が」

 

???「困っているようだね。孫悟空君」

 

悟空「何やってんだ?悟飯」

 

???「私は悟飯では無い。グレートサイヤマンだ」

 

悟空「だから悟飯だろ」

 

グレートサイヤマン「誰かと勘違いしているようだが私はグレートサイヤマンだ」

 

悟空「お前オラの相手してくれるのか?」

 

グレートサイヤマン「当然だ。かかってきたまえ」

 

チチ「やめれ!やるならよそでやるだ」

 

数分後

 

悟空「あーあ。誰か相手してくれないかな」

 

悟天「ねぇ。クリリンさんは」

 

チチ「ありゃあ警官という職業があるだ」

 

一方

 

強盗「来るんじゃないぞ」

 

強盗は拳銃を撃ちまくる。

 

警官「くそ!キレてやがる」

 

クリリン「俺に任せろ」

 

クリリンは向かった途端、拳銃に撃たれてしまった。

 

警官「大丈夫か?」

 

クリリン「ああ。大したことないよ」

 

その時、笑い声が聞こえ姿を現した

 

「股間のもっこり伊達じゃない…」

 

悟空「よぉクリリン」

 

クリリン「そいつら強盗だ!」

 

強盗「警官の仲間か?なら穴だらけにしてやる」

 

悟空は拳銃をへし折った。

 

強盗「ば、化け物だ!」

 

悟空「オラ化け物じゃないぞ」

 

警官「ご協力感謝します」

 

悟空「ああ…」

 

「海パン刑事!只今参上…あれ?」

 

警官「あ、強盗なら確保しました」

 

クリリン「悟空。俺を助けに来たわけじゃないよな」

 

悟空「修行だよ!オラの相手してくれないかな」

 

クリリン「修行だって…」

 

悟空「お前ケガしてるんじゃないか」

 

クリリン「大したことないよ」

 

数分後

 

クリリン「なぁ悟空。今更俺が相手しても物足りなく感じるぞ。それに俺は武道家を辞めてタダの警官なんだよ」

 

悟空「ちょっと付き合ってもらうだけでいいんだ。それにばいきんまん…じゃなかったフリーザが復活した時闘ったらしいじゃないか」

 

クリリン「あの時は皆がいたから…」

 

マーロン「ねぇねぇパパもおじさんも遊ぼうよ」

 

18号がマーロンを抱えて「お風呂入ろうね」と言った。

 

18号「まさか拳銃に撃たれたくらいでケガするなんてね」

 

クリリン「普通ケガするもんだろ」

 

18号「何その面。私が惚れた男はそんな弱い男じゃなかったんだけどね」

 

マーロン「へぇーパパ弱いんだ。私強いパパがいい」

 

クリリン「そうだな。パパも強くなりたい。相手してくれ悟空」

 

悟空「相手探してたのオラなんだけど」

 

数分後、悟空とクリリンは組手をした。

 

クリリン「思い出すな。こうして見ると武天老師様の修行を思い出すな…どうせ修行するなら」

 

悟空「亀仙人のじっちゃんの所だ」

 

 

カメハウス

 

悟空とクリリンは亀仙人の所に居た。

 

亀仙人「なんじゃお前ら朝っぱらから」

 

クリリン「このクリリンを鍛え直してください」

 

クリリンはエッチ本を取り出し、亀仙人に渡した。

 

亀仙人はエッチ本を読むと興奮していた。

 

悟空「クリリン。お前前もそんな事してたよな」

 

亀仙人「悟空!お前も挨拶ぐらいせんか!二児の父で孫もいるんじゃから」

 

悟空「オラもよろしくお願いします」

 

亀仙人「うむ」

 

悟空「後で組手してくれよ」

 

亀仙人「神の力を得たお前にワシなんかが相手してもつまらんじゃろ」

 

悟空「じっちゃんもクリリンと同じ事言うのか」

 

クリリン「ですから私を悟空の相手となるべく鍛え上げれば私自身も大きく強くなるというもの警官という職にも大いに役に立つと思うのです」

 

亀仙人「じゃあ外で自由に組手してみぃ」

 

悟空「なぁ。なんでオラだけこんな格好なんだ?」

 

悟空はかなり重い亀の道着を着ている。

 

クリリン「お前にハンデ付けないとな。それ着て超サイヤ人も舞空術も禁止な。でないと俺死んじまうもん」

 

悟空とクリリンは組手を始めた。水面を走りながら組手をする二人。悟空は余裕でかわしていく。

 

クリリン「あんな格好でも関係無いなんて…」

 

悟空「じゃあこっちからも行くぞ」

 

亀仙人「それまで」

 

亀仙人「次の修行はおつかいじゃ。歳には勝てんでな…お前達にとってきて欲しいんじゃ」

 

悟空「とってくる?買ってくるんじゃないのか?」

 

亀仙人「店では売ってない」

 

亀仙人は草を取り出した。

 

亀仙人「その名も極楽草といってな。とある島の深い深い森の中にだけ生息するありがたくも貴重な薬草じゃ。先に持ち帰ったものにはなんと…この水着写真集を贈呈じゃ」

 

悟空「もっといいものくれよ」

 

亀仙人「もっといいものとはなんじゃ。この水着写真集が気に入らないのか」

 

悟空「だってそんなものいらねぇもん。なぁ」

 

クリリン「ああ」

 

亀仙人「せっかくの副賞に超激レアエロ写真集をやろうと思ったんじゃがな」

 

悟空・クリリン「おーーっ!」

 

悟空「絶対欲しいぞ」

 

クリリン「だな」

 

亀仙人「頑張って来い」

 

数時間後、悟空とクリリンは島に着いた。

 

悟空「こんな森の中探すのかよ」

 

クリリン「何か出がかりがあればいいんだけど」

 

????「あいやしばらく」

 

クリリン「あなたは確かバカボンのパパさん」

 

悟空「いや確かうれないババだっけか」

 

「占いババじゃ!」

 

悟空「なんでココにいるんだよ」

 

占いババ「あやつに頼まれてな…この水晶玉でお前達の競走を見届ける役目じゃ」

 

クリリン「極楽草はこの中にあるんですか?」

 

悟空「薬草の場所知ってるなら教えてくれよ。バカボンのパパ」

 

占いババ「占いババじゃ。それでは修行にならん。さぁ進むが良い。極楽草はこの奥じゃ」

 

悟空「こっから競走だ。クリリン」

 

占いババ「よーい。ドン」

 

悟空「競走は競走でもこれじゃマラソンみたいだな」

 

クリリン「当てもなく探してるからきついぞこれは」

 

悪魔の便所に似たような場所に着いた。

 

クリリン「悪魔の便所みたいだな」

 

占いババ「ここから本番じゃ。入るが良い」

 

悟空とクリリンは歩いていた。

 

悟空「なんか薄気味悪いな」

 

その時、煙からセルが出てきた。

 

クリリン「う、嘘だろ…なんでこいつらが」

 

セルの他にフリーザ、魔人ブウ、バビディ、プイプイ、スポポビッチ、ヤムー、ギニュー特戦隊、ドドリア、ザーボン、キュイ、ベジータ、ナッパ、ラディッツ、ピッコロ大魔王、人造人間13号からドクターゲロ、ガーリックジュニアと三人衆、ドクターウイローとコーチン、バイオ戦士達、ターレスとクラッシャーターレス軍団、スラッグ一味、クウラとクウラ機甲戦隊、ボージャック一味、ブロリー、パラガス、特殊刑事課三羽烏が出てきた。

 

クリリン「こいつら本物じゃないよな」

 

悟空「それにベジータがここに居るわけが無い。こうなったら一気にやるぞ」

 

悟空とクリリンはかめはめ波を撃った。幻影達は消滅した。

だが今度はドミグラ、プティン、グレイビー、トワ、ミラ、ダーブラ、キョアックマンが現れた。

 

クリリン「また変なのが出て来た。可愛いのいるけど」

 

悟空「こいつらを倒せないと極楽草は取りに行けない。一気に片付けるぞ」

 

カメハウス

 

亀仙人「姉ちゃん」

 

占いババ「手伝い料1000万ゼニーじゃ」

 

亀仙人「相変わらずがめついのお」

 

その時、18号とマーロンがやって来た。

 

18号「なんだこれは」

 

亀仙人「ここはおそろしの森」

 

占いババ「あの世とこの世にある狭間から敵を創り出すのだ。過去の強敵達もな」

 

悟空「一気に蹴りをつけるぞ」

 

悟空は超サイヤ人3に変身した。

 

するとドミグラ、グレイビー、ミラ、ダーブラ、キョアックマンは巨大化した。

 

悟空「!」

 

クリリン「太陽拳!!」

 

トワ、プティンは巨大化した。

 

クリリン「もしかして…俺の気で動いてる…」

 

亀仙人「どうやら二人共気付いたようじゃな」

 

占いババ「それじゃあ仕上げといこうかの」

 

悟空とクリリンの前にビルス、ヴァドス、日暮、ザマスが現れた。

 

クリリン「ビルス様にウイスさんのお姉さん。そしてトランクスの世界を襲った日暮ってか。日暮って奴を先に倒した方が良いな」

 

悟空「あのビルス様達は本物じゃねぇ。落ち着いていけば倒せるぞ」

 

悟空とクリリンは友情のかめはめ波でビルス達を倒した。すると極楽草が出て来た。

 

悟空「おーっ」

 

クリリン「これでじっちゃんも喜ぶぞ」

 

その後、悟空達は極楽草を亀仙人の元へ届けた。

 

そしてクリリンは娘を守るため髪型を剃り、武道家を続ける事になった。

 

次回は宇宙サバイバル編スタート。

 



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