親友を汚されない為にもとあなたの性欲を処理してくれる女の子の話 (みっくん)
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その1

箸休め的に書いてみました。

エロ内容
・ベロキス手コキ
・ごっくん
・騎乗位
・(男の)乳首責め


「おいお前、こっちに来るのです」

 

 何となく廊下を……いや、廊下の先にいる少女を見つめていたあなたの腕を掴んだのは小さな少女だった。

 

 艶のある黒髪は彼女が毎晩丁寧に手入れをしている証拠で、彼女に先導されるように物陰へと連れ込まれているとふわりとシャンプーの匂いが香る。

 

 朝の日課でシャワーを浴びる彼女は昼間の学校であったとしてもシャンプーの匂いを漂わせている。

 

「お前、またあーちゃんを見てたのですね?」

 

 詰め寄るようにグッと身を乗り出すように詰問してくる。物陰なこの場所は他の何処からも見られる事はないが、代わりに二人もいるとなると密着しなければいけないほどに狭い。

 

 親友のあーちゃんと比べて発育の遅い……もしかしたらこれ以上を望めないかもしれない身体は彼女のコンプレックスだ。彼女にとってはコンプレックスだとしても、年頃の男であるあなたにとっては女の子(異性)の身体だ。

 

 成長と共に角張っていく男の身体とは違い、貧相な身体だとしても柔っこい。その上良い匂いまでするので思わず腰を引いてしまう。

 

「……はぁ。やっぱりお前は最低です。こんな状況だというのにチンポおっ立てたのですか? 時間がないので手早く済ませますよ」

 

 無表情ではあるが、明らかに嫌悪感を出しながら彼女の手はあなたの股間へと伸びる。

 

 スカートの小さなポケットにはいつでもあなたがこうなっても良いようにと手袋が入れられている。それもただの手袋ではなく、あなたがより興奮出来るようにとツルツルとした肌触りの良い高級感のあるサテン生地の手袋だ。

 

 学校指定の制服を着てはいるが、黒が似合う彼女らしく黒い手袋を着け、手慣れたようにあなたのズボンのチャックを下ろす。事務的な動きではあるが、どこか温かみがある。

 

「もうこんなにしてるだなんて……まさかあーちゃんを見てたからだなんて言わないですよね?」

 

 そもそもあなたと彼女がこのような関係になったのはあーちゃんと先から彼女が呼んでいる少女が発端だ。

 

 あーちゃんと彼女――小雪は幼稚園以来の幼馴染であり、天然な性格である彼女の代わりに小雪が周りへと目を配っていた。

 

 小雪が自身の発育に乏しい身体にコンプレックスを抱くようになった原因は幼馴染でいつも隣にいるあーちゃんのせいだ。ボン・キュッ・ボンと高校生とは思えない身体付きは小雪の目を濁らせるほどの威力を持っていた。

 

 隣に立つと嫌でも比べられるが、それでも小雪はあーちゃんと一緒にいた。そんな時に出会ったのがあなただ。二年生に進級し、クラスメートとなったあなた達だが、優れた発育をした彼女を見て思わずといった感じにズボンの股間部分にテントを張ってしまったのを小雪にバレてしまったのだ。

 

 普段から無表情であり、あーちゃんと話す時かあーちゃんの事を話す時は饒舌になる彼女が近くにいなくとも分かるぐらいに嫌悪感丸出しな空気をあなたへとぶつけていた。負けじと、という訳ではないが、それからもあなたはあーちゃんを見ると勃起してしまい、あまりにも頻度が多いと逆に心配になってしまった小雪によって秘密裏に性欲を処理されるようになった。

 

「流石にローションは持って来てないので、代わりに私の唾を……んべぇー……これで準備は完了です。とっとと出して下さい」

 

 唾液によって濡れた手袋をグーパーと開いて馴染ませると、むんずといった感じであなたの肉棒は掴まれた。

 

 にゅっちっ、にっちゅっ♡ と卑猥な音楽を奏でながら前後に手が動く。親指と人差し指で作った指輪っかはカリ首と亀頭を責め、残った三本の指は肉竿を丁寧に扱き上げてくる。性処理を始めた当初は拙かったその動きも、今や熟練の域に達している。

 

 ぷっくりと傘を張ったカリ首を指が抜ける時は強めに力を入れ、ぐりゅっと肉を潰す。親指と人差し指の爪先にも力を込め、カリ首と同じかそれ以上の弱点でもある裏筋を責めるのも忘れない。

 

 一分もしない内に鈴口からは透明な汁――先走りがとろとろと漏れ出てくる。唾液に合わさり混ざったそれはより淫らな音を鳴らす。

 

「これも早く出させる為なのです……んっ……ぁむっ♡ んっ、ちゅっ♡ れろぉん♡ れろれろれろっっっ♡♡♡ ちゅぅぅぅぅぅ♡♡♡」

 

 ネクタイを引っ張られ、背の低い彼女が顔を上げて触れられる場所まであなたの顔を下げさせると、そのまま唇を奪われた。

 

 恋を夢見る少女がファーストキスをする時のように目を閉じる……なんて事はせず、無表情に無感情にあなたの瞳を映しながらのキス。出会ったばかりの頃であれば本当に彼女はあなたへ感情を向けていないと思ってしまうだろうが、こうして付き合いを深くしたあなただからこそ彼女が今興奮しているのだと分かる。

 

 手コキをしながらのキス、その合間合間に彼女は身を捩らせ、時折擦り付けるかのような身動ぎを見せる。

 

 そこに彼女の意識は介在してはおらず、無意識の内にあなたへと求愛アピールをしてしまっているのだ。性処理だなんて言ってはいるが、手コキだけで終わる関係ではない。

 

 互いの処女を童貞を捧げあった仲でもあるあなたたちはこうして二人っきりになるとどうしても相手の身体を頭に浮かべてしまう。どこに黒子があるのか数も大体は刻まれており、こうして制服越しであってもその体温を感じたくなるのだ。

 

 あなたにとって初めて抱いた女であり、未だにその数は彼女だけ一人と特別である。だが、それは彼女も同じだ。最初は心配から始まった小雪とあなたの関係ではあるが、触れ合っていく内に無表情がデフォな自分を、毒舌だと周りから敬遠されている自分を受け入れてくれるあなたへ小雪は心を許していた。

 

 身体も許し、心も許すとどうしても相手に無防備な部分を晒してしまう。故にこうしてスリスリと甘える猫のように身体を寄せてくる彼女をあなたからも抱き寄せ、小さく、しかし張りのある尻をスカートの上から鷲掴みにする。

 

「んっ……♡ 皺が出来たらアイロンを掛けるのが大変ですので、触るなら直接にしてください」

 

 はぁ、と彼女が吐いた吐息が鼻先を掠め、あなたは無意識にその息を吸い込む。同じ人間なのにどうして男と女とではこんなにも違うのだろうか。吐く息すらも甘く、その匂いはあなたの肺を満たしていく。

 

「お前は本当に変態です♡ 私のようにつまんない身体の女でも楽しげに触るんですから♡ んっ……そんなに強くされたら……っ♡」

 

 互いの吐息を感じる距離でも視線は逸らさず、文句にも似た言葉をあなたは聞く。

 

 彼女のその言葉が本心でありながらも喜びも含んでいるのをあなたは知っている。ぐにぐにと手のひらいっぱいに尻肉を感じながら谷間を開いたり、閉じたりと繰り返す。

 

 体育はせずとも暑くなってきた最近は男女共に股間部に熱を籠もらせてしまう。小雪の股間で蒸れた匂いが尻たぶを開かれる度に放出されていくのを幻視する。むわりとピンク色に染められたその匂いは男であれば誰であっても興奮させる匂いだろう。

 

 何せその匂いの元である小雪は、あーちゃんと呼ばれる少女と並んであなたたちの学校のアイドルなのだ。興奮するのは男として当然であり、これで興奮しない奴は男じゃないか或いは女ではなく男が好きな男だ。

 

 湯気みたいに蒸気のような匂いが出ていると幻視していると、股間にピリッとした快感が走った。

 

「何やら物思いに耽っているようですが、時間がないのです。あと少しで休憩時間が終わるのでさっさとザーメン、出しちゃってください」

 

 手の摩擦は増していき、それに比例するかのように肉棒も興奮で膨れ上がっていく。

 

 血管を竿の表面に浮かばせ、見る者に恐怖を与えるそれも小雪の手によって事務的に弄ばれるだけ。自慢の一品だと思っているあなたのそれは長くて太いが、射精させる為だと小雪の手コキの狙いは敏感な亀頭とカリ首だ。

 

 竿の根本まで指は降ろさず、亀頭とカリ首の間も行ったり来たり。快楽でパンパンに膨れた亀頭をもう片方の手で包み込み、頭を撫でるかのようにグリグリとする。

 

「うっ……くっ……」

 

 思わず声が漏れてしまうほどの快楽にあなたの腰は引けてしまうが、その隙間を埋めるかのように小雪がまた密着してくる。

 

「逃げるのは駄目なのです。ほら、またキスしますよ」

 

 ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ と唇同士を触れ合わされるだけのバードキス。

 

 唇を尖らせたキス待ち顔の小雪を見れるのはあなただけだ。彼女からキスするだけではなく、あなたも積極的に自身から顔を近付けて唇を奪う。

 

 小さな唇を舌で割り、熱い口内へと滑り込ませる。ネトネトな唾液の温かさや味を堪能しながら、知り尽くしている口内を探索するかのようにグルリと舌が這い回る。

 

 鼻で呼吸をし、さきまでの冷静な呼吸ではなく、ふーっ♡ ふーっ♡ とあなたの顔に吹き掛かる鼻息は荒い。彼女のそんな一面を見れるのも知っているのもあなただけであり、あなたの中にある独占欲を大いに満たす。

 

「出せ♡ 出しちゃえ♡ お前の臭くて苦いザーメン出せ♡」

 

 キスを終えて本格的に射精させようと手を動かした彼女は合間合間にそう囁く。

 

 無表情なのに目だけはトロンと蕩けており、体格差故に上目遣いで見てくるその仕草は男心を刺激する。

 

 気付けばセックスをする時のようにあなたの腰はへこっ、へこっと振られており、小雪の指輪っかをを膣に見立てていたようだ。

 

「出そうですね。良いですよ♡ お前がだらしなくザーメンを出す所を見てて……このままだと地面に散って迷惑ですね……。はぁ、仕方ありません。あーん♡ ほらおまへの(お前の)すひなたいみんふへ(好きなタイミングで)しゃへい(射精)してふたさい(してください)♡」

 

 その場に屈んだ小雪は大きく口を開き、真っ赤な舌をあなたの扱き上げられている肉棒の正面に出す。

 

 あと少しで触れ合いそうな、吐息のかかる距離で扱かれると我慢も出来そうにない。

小雪に導かれるがまま、あなたは精を解き放った。

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ ぶびるっ♡ ぶびゅるるるるるる♡♡♡

 

「んんっ♡ あっ……♡ でてまふ(出てます)……♡」

 

 真っ赤な舌を染めるような黄ばんだぷるぷるとしたタンパク質の塊。

 

 何億というあなたの遺伝子のおたまじゃくしが泳いでいるが、目的地である子宮へ行くことも出来ずに死んでいく。

 

 舌だけではなく、彼女の口内へと勢いの乗った精液は飛んでいく。

 

 顔にまで飛ばないようにしっかりと跳ね回るあなたの肉棒を小雪は巧みに操る。最初の頃はそれはもう酷かった。この場所で小雪に処理して貰うのは一度や二度ではなく、もう数えられない程だ。今回のように射精をさせるも地面に飛び散ると掃除が面倒だからと口で受け止めてはくれたのだが、目蓋や髪の毛まで飛ばしてしまい酷く怒られた。

 

 それ以来小雪は肉棒の操りを上手くし、自由に跳ねさせながらも吐き出す精液はしっかりと口内へ落とさせる。

 

 射精の勢い止まり、ぴっ、ぴっと小便を払うかのように肉棒を数度振って尿道内に残っていた精液までをも吐き出させた。

 

「こくっ♡ ごくっ♡ ん……っ♡ ちゅ、すぅ……はぁ♡ ごくんっ♡ けぷっ♡ はぁ……♡」

 

 小雪は喉を鳴らして、小さくゲップをした後、熱い息を吐いた。精液の臭いが漂ってくるかのようにも錯覚してしまう。

 

「相変わらずお前のザーメンは苦くて臭いのです♡ でも、全部飲んでやりました♡ 感謝してください」

 

 授業開始を告げるチャイムを聴いてあなたと小雪は急いで乱れた制服を直してその場を後にした。

 

 後にしたその場には栗の花とツンとするような女の残り香が置いてかれていた。

 

 ・

 ・

 ・

 

「お昼に抜いてやったのに、またおっ立てるだなんて本当にお前は性欲お化けですね」

 

 オレンジ色の夕陽が窓から差し込んでいる空き教室。偶然にもこの部屋の鍵を手に入れていたあなたたちは放課後に処理をするとなると決まって此処に集まっていた。

 

 時折換気を行ってはいるも埃っぽいが、どうせ直ぐに男と女の匂いで塗り替えられる。それに、これはこれで密会という雰囲気が高まって良い。

 

「お昼の手コキで手袋は汚れてますし、私も洗ってないあれをまた着けるのは嫌なのです。だから、仕方ないからお前に私のおマンコを貸してやるのです」

 

 二人でこの教室に持ち込んだレジャーシートに押し倒されたあなたの上に小雪が乗っていた。

 

 肉付きの薄い尻肉ではあるが、柔らかさがズボン越しに股間に伝わる。あなたの顔を覗き込みながら彼女は後ろ手に股間を撫で回してくる。

 

「お前はスケベで常にエッチな事しか考えてない発情猿な癖に、ここだけは本当に立派なのです。調べたらお前のチンポは平均よりも長くて、小さな私には苦しいのです。そこの所分かってますか?」

 

 無表情でジト目をされてあなたは詰問されるも、分かってる分かってるとその場しのぎで頷くしか出来ない。あなたが何か言葉を紡ごうとすると言い訳しか出ないとでも思っているのか、人質でもある股間を撫で回している手に力が込められる。

 

 スリスリと手のひらでテントを張らせ、今度は親指と人差し指で形をなぞるように弄る。もどかしい、背筋をゾクゾクと登っていく快楽のせいで息が詰まりそうになる。あなたの弱点を知り尽くしたその手は効果が抜群だった。

 

「ここまでにしてやるのです。お前のチンポも苦しそうですし、このまま私の膣内(なか)に入れてやるのです」

 

 片手をスカートの中に手を入れ、そのまま履いていたショーツのクロッチをズラす。その間ももう片方の手はあなたの股間に触れており、片手だというのに器用にチャックを下ろすと中で窮屈そうにしていた肉棒を引き摺り出した。

 

 ぶるんと湯気が立つように熱い肉棒が外気に晒されると部屋の中の温度が上がったかのように思う。あなたの肉棒の匂いを覚えるまで嗅いだ事のある小雪の鼻は無意識にその匂いを嗅ぎ分ける。

 

 女のフェロモンで男を誘惑するように、男のフェロモンもまた女を誘惑する。クロッチをズラされた秘所は受け止めてくれるものがなく、上に乗っているが為にそのままあなたの制服に愛液の染みを作る。

 

「私のおマンコももう濡れてるのでこのままいきます。……んっ……ふっ……おっきぃ……♡」

 

 少しだけを腰を浮かせ、取り出された肉棒の亀頭をぴったりと膣口に当てると、ゆっくりと腰を下ろす。

 

 ぬぷぷと肉棒にも負けない熱を持つ肉襞を掻き分けて膣へ収められていく。あなたの形を完全に覚え込んだ膣の収まりは良く、寒い冬に温かい飲み物を飲んだ時のようなホッとする安心感がある。

 

「んっ……くっ……うっ……ふーっ……♡ やっとお前のチンポを入れれたのです♡ ほら、感想でも言ってみたらどうです?」

 

 数えるのも億劫になるほど肌を重ねているのに何故かハジメテの時のように締め付けの強い膣。特に挿入時なんて奥歯を噛み締めなければつい射精をしたくなってしまうほどだ。

 

 おかげで小雪の質問をあなたは答えられず、彼女に無様に快楽に染まった顔を見せたくなくて腕で顔を覆う。

 

「なにやってるんですか。お前が私のおマンコを好きなのは知ってます。それにお前は一度出したぐらいで萎えるような性欲じゃないでしょうに。我慢なんて無駄です。男のプライドだとか私には関係ないのでさっさと出してください」

 

 あなたは上に乗られているが故に力が入らず、小雪にされるがままに顔を隠していた腕を外される。

 

 まるで男が女を陵辱する時のような腕を上げて抵抗出来なくされたポーズだ。しかし、羞恥心を覚えるよりもマグマのようにグツグツと煮え滾っていた性欲の方が先にあなたを動かした。

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 あなたの腕を掴んだまま腰を横にグラインドさせ、咥え込んだ肉棒を刺激されてしまったあなたは為す術もなく射精してしまう。

 

 きゅっ、きゅっと肉竿だけではなく、肉棒全体を締め付けられそれに反抗するかのように尿道を押し広げて精液は出口へと登っていく。

 

 そう言えばこれゴムしてないとあなたが思ったとしても時既に遅し。遮るものもない精液はそのまま小雪の小さな子宮へと注がれていく。

 

「あっつ……♡ 昼にも出したのに勢いが変わってない♡ ん? なんですその顔。ゴム? これがハジメテという訳でもないし、いまさら膣内射精(なかだし)するのに悩むのは無駄です」

 

 射精中も膣は締め付けを継続しており、ビクン、ビクンと小雪の膣内で存在を主張するかのように跳ねている。

 

「んっ……終わりましたね。でも、まだまだこれからです。お前の性欲はこんなものではないですし、どうせおマンコを使うなら金玉の中が空っぽになるまで搾ってあげます」

 

 ペロリと舌で唇を舐めてそう言った小雪の顔は妖しく笑っていた。

 

 ・

 ・

 ・

 

 あれから何度搾られただろうか。

 

 射精感が込み上げれば、堪らえようとしても小雪は無慈悲に膣を締め付け射精を促してくる。萎えを一切見せず、寧ろ雄としての優秀さをあなたと小雪に訴えてくる肉棒はまだまだ健在だ。

 

 射精をしながら新たな精液を作っているのかと思うぐらい、あなたの射精量は衰えを見せない。

 

「お前は男で母乳も出ないのに乳首の感度だけは女の子顔負けですね」

 

 たんたんたんと腰を上下に動かされ、小雪の尻とあなたの恥骨が当たっては空き教室に響き渡る。

 

 あいも変わらず彼女はあなたの上に陣取り、そのまま精を搾ってくる。

 

 体格差故に彼女が身体を前に倒してもあなたの胸までしか届かず、それ故にあなたの(乳首)は彼女の玩具にされていた。

 

 クリクリクリと左の乳首を親指と人差し指で摘まれたり、グリグリグリと親指の腹で潰されたりしてくる。右の乳首は熱い口内に放り込まれ、真っ赤な舌でたっぷりと舐られる。

 

「またチンポが震えてきましたね♡ 我慢しないで射精()してください♡ イけ……イけっ……イっちゃえ♡」

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 連続の射精で敏感になり過ぎた肉棒は擦る回数を減らされても射精してしまう。

 

 ぷっくりと亀頭を膨らませ、本能がままに種を吐き出す。既にあなたの吐き出してきた精液でパンパンな子宮で中身を入れ替えるかのように精液が争い始める。子宮内の粘膜にべっとりと張り付いていたとしても、新たに製造された新鮮な精液にその場を追われる。

 

 哀れといった感じに結合部から溢れ落ちていくのは何度見ても悲しい。あなたが男だからか、まるで後から出てきたイケメンに彼女を寝取られたかのように思えてしまう。

 

「何を考えてる事やら。お前のチンポが絶倫過ぎて日が落ちてるのです。外も真っ暗だし、下校時間もとっくに過ぎてるのです。それでもまだしますか?」

 

 ぐっと身を乗り出してあなたの耳元で囁く吐息は熱く、言葉が染み込んでくるかのようだ。

 

 あなたは考えることもせず、そのままコクコクと頷いた。

 

「それなら仕方ないですね。お前があーちゃんに手を出さない為にもきっちりと私が性欲を発散させなければいけないのです。ほら、またしますよ♡」

 

 あなたが学校を後したのはそれから数時間も後のことだった。

 

 

 




前々からあなた(主人公)の事を「お前」って呼んでくれる子を書きたかった(唐突な暴露)

イメージ的にはアイマスの千夜ちゃんです。ただ、この作品を書こうと思った切っ掛けが別の方の作品でしたので。寧ろそっちに引っ張られているような……。

最初に嫌悪してるみたいなのを書いたけど途中で路線変更したのかラブラブっぽくなってるのはご愛敬です。

オリジナルをハーメルンで投稿するのって初めてなんですけど、タグって何を付ければ良いんですかね。オリジナル作品ですし、オリ主ってのも変ですし、R-18だけあれば良いのかしら。

無表情な女の子が事務的にしてくれるのって良いですよね。主に音声作品で欲望を発散させてるんですけど、我慢できませんでした。同級生で書きましたけど、メイドさんで書いてみるのもアリかなぁ。


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その2

エロ内容
・乳首責め
・腋舐め
・手コキ
・お腹にぶっかけ


「ねー、雪ちゃん?」

 

「はい? どうしたのですあーちゃん」

 

「最近雪ちゃんってあの人と一緒にいること多いよね。もしかして彼氏さん?」

 

「なっ!? な、ななっ……な、何を言うんですか!? あの人とはただのクラスメートです! わ、私の彼氏な訳ありません!」

 

「わぁ……雪ちゃんのお顔真っ赤になってるぅー」

 

 放課後、帰宅しようと校舎内を歩いていたあなたの耳に入ったのはそんな会話だった。あなたのよく知る小雪とその親友のあーちゃんの会話。

 

 天然な性格ながらも何でも卒なくこなせるあーちゃんは特定の部活には入らず、いつもどこかしらの助っ人に出ている。そんな彼女が放課後、それも結構遅めな時間に校舎にいるのは珍しい。

 

 あなたと親密……それなりな仲でもある小雪の声も聞こえて来たのであなたの足は止まった。

 

 聞き耳を立てるなんてと内なる声が聞こえてくるが人間、興味心には勝てないのだ。

 

「あーちゃん!!」

 

「図星だからって怒らないでよぉ」

 

 何やら珍しい事に小雪が大声を上げている。あなたと話す時は声に怒りが滲んでいたりするが、それでも彼女の大声を聞いたことがない。

 

 たとえ、それが情事の最中だったとしても、彼女は小さく噛み殺すような声で嬌声を上げている。

 

「でもさ、結構有名だよ? 雪ちゃんとあの人が一緒にいるって言うの」

 

「……」

 

「雪ちゃんって昔から私と一緒にいてくれるけど、男の人と楽しくお喋りしてるのって見たことないんだもん。だから雪ちゃんが親しく出来てる男の子を見てみたいなーって」

 

「ダメ!……です……」

 

「えぇー! なんでさぁ」

 

「だ、だって……」

 

「だって?」

 

「あーちゃんは私よりも綺麗で人も良くて……あの人だって無愛想な私よりもあーちゃんの方が……」

 

 あなたの事を話していたようで思わずガタンと音を立ててしまった。だって仕方がないだろう。学校でも注目を集めている二人が自分の事を話していたのだ。

 

 二人に見つかる前にあなたは早足、いや駆け足でその場を逃げ出した。

 

「今のって……」

 

「……」

 

 ・

 ・

 ・

 

 翌日の放課後。昨日の小雪とあーちゃんの話を聞いてしまい、結局一日寝れなかったあなたは急いで帰宅して眠ろうと教室を出た所を小雪に捕まった。

 

 流れるように手を引かれ、周りからの視線を無視して小雪とあなたはいつもの空き教室に入った。

 

 後ろ手に鍵を掛けるのが何とも言えず、静寂な教室に響く鍵音があなたをそそらせる。若い男女が二人っきり、しかも彼女から手を引いてとなると思考しなくとも無意識に股間に血を集めてしまう。

 

「お前という男は……」

 

 ジトッと怒りと呆れを混ぜたような声色をしながら睨まれた。

 

 しかし、許してほしいものだ。男であればたとえあなたじゃなかったとしても、このシチュエーションに小雪となったら勃起させてしまうだろう。そう弁解したかったが、小雪の絶対零度のような眼差しを前に口を開ける事は出来なかった。

 

「それよりも。お前、昨日私とあーちゃんの話を聞いてましたね?」

 

「……」

 

 昨日、話。それだけで小雪が何を言いたいのかをあなたは理解した。

 

 分かっている。自身のような一般人が小雪のような美少女と釣り合うはずもない。今の関係だって小雪から簡単に切り捨てられるものだ。

 

 勃起の頻度に心配したからと言って女の子が欲望の処理をしてくれる機会なんて自分にはこれっきりだろうとあなたは悟っている。だから小雪が何を言いたいのかをしっかりと理解していた。

 

 と、それを言おうと思ったらまた腕を引っ張られた。

 

「お前、またしょうもない事を考えてましたね? はぁ……まぁ、良いです。それよりもお前の顔、いつも不細工だっていうのに隈のせいでもっと酷い事になってますよ。そんな顔で下校したら通報されます。なので、ほら……膝を貸してやります」

 

 空き教室といえど机と椅子は置かれている。適当に机と椅子を動かして場所を確保すると、二つ繋げた椅子に座った小雪がぽんぽんと太腿を叩いた。

 

 あなたは小雪から関係を終わらせようと言われると思っていただけにぽかんと口を開いたまま固まってしまう。

 

 そんなあなたにまた一つ小雪は溜息を吐くと、無理やり横にさせてきた。

 

 ごろんと寝かされ、肉付きが薄い筈なのにあなたが普段から使っている枕よりも柔らかなモノに後頭部が触れる。

 

「放課後になったばかりですし、お前が多少寝ても日が完全に落ちるまではまだまだ時間があります。ほら、頭を撫でてやるから目を瞑れ」

 

 コクコクと色々な意味で思考が停止したあなたは素直に頷いた。有無を言わさずと言った雰囲気が小雪から醸し出ているのだ。

 

 断ったら更に冷たい目で見下されるのは想像に難くない。小さな手が頭の頂点から横を撫で、嗅ぎ慣れたようで嗅ぎ慣れていない匂いを感じながらあなたの意識は闇へと落ちていく。

 

「私だって、好意を抱いてない相手の世話なんてしませんよ」

 

 最後にそんな言葉が聞こえたかもしれない。それを確かめる術もなく、あなたは意識を手放した。

 

 ・

 ・

 ・

 

「お前、分かってるのですか? この後だって授業があるんですよ? だと言うのに体操服姿を見て勃起しただなんて良く言えましたね」

 

 体育の授業を終え、解散となったあなたは小雪の耳元でお願いと囁き、その場を去るとあーちゃんと別れた小雪が後ろから合流してきた。

 

 辺りを確認し、あなたたち二人は学校の中でも人気(ひとけ)の少ないトイレに潜り込んだ。

 

 お前に女子トイレを見せるのは勿体ないですとの事で男子トイレの一つしかない個室で密着した状態での二人っきり。

 

 小便のすえた匂いがする筈の個室には汗を掻いたばかりでフェロモンを振り撒かしている小雪の匂いが上書きするかのように広まっている。

 

「鼻をそんなに鳴らすなんて豚にでもなったつもりですか? 私が恥ずかしくなるので止めて下さい」

 

 鼻を鳴らすのを止めたあなたは視線を下に下げる。

 

 大柄ではないが、高校生として平均的な身長を持つあなたと比べても小雪という少女は小柄だ。ちみっこいと可愛く表現するのが妥当な具合に似合うのだが、もしそれを口にすれば最後、あなたは小雪に罵倒の嵐を浴びせられるだろう。

 

 あなたは知らない事だが、そんな対応を小雪がするのはあなただけだ。数少ない小雪の友人だとしても、小雪は自身のコンプレックスである身長の事を口にされれば相手を無視する。罵倒で済ませてくれるのはそれだけあなたへと心を開いている証拠なのだが、普段が普段なだけに伝わらない。

 

「それで? これから汗だくの私と変態なお前は何がしたいんですか?」

 

 つい最近、彼女との関係が終わると思っていた男の対応とは思えないが、彼もまた彼で開き直ったのだ。小雪から終わらせると言われれば素直に頷くつもりだし、それまでは折角の機会なのだから楽しもう。そう思ったのだ。

 

 無表情よりも近ごろはジト目ばかり見ている気はするが、そんな彼女の目を見ながらあなたは口を開いた。

 

「それでこれですか……。本当にお前の変態さ加減には驚くばかりです」

 

 個室のトイレに腰掛けたあなたはその上に小雪を乗せ、対面座位な体勢になっていた。

 

 そのまま彼女の体操服の中に頭を突っ込み、汗と女の匂いを顔いっぱいに感じながら口で乳首を食んでいた。

 

「んっ♡ 乳首噛むの強いっ♡ そんなにされたらっ♡」

 

 口に手を当て、妙に響くトイレの個室内で小雪は必死に嬌声を堪える。

 

 巨乳は感度が悪いという都市伝説があるが、それとは逆に貧乳な小雪は乳首の感度が非常に高い。平常時は擦れても問題はないのに、あなたの手によって勃起させられた乳首は息を吹き掛けられただけで反応してしまう。

 

 なだらかな胸の中で主張するかのようにビンビンに尖った乳首を唇で食み、舌で転がすと匂いも相まって頭がクラクラとしてしまう。体操服に頭を突っ込んでいる体勢故に小雪の顔は見えないが、その分小雪の身体が視界いっぱいに広がる。

 

 栄養はしっかり摂っているのに少食な為に線の細い身体。なのに香ってくる匂いは紛れもなく女のもので、あなたの中の本能の雄に訴えてくる。

 

「ちょ、ちょっと!」

 

 視界の外で手を動かし、小雪をバンザイの体勢にさせる。体操服の中でも腕が上がり、小雪の汗を溜め込んだ腋が顕になる。

 

 窪みはテラテラと汗で光り、余計に興奮を煽ってくる。

 

 乳首も良いが、そこに興味を抱いたあなたの顔は街灯に集まる虫のように自然と引き寄せられた。

 

「あっ♡ わ、腋舐めるなっ♡ 汚いんだからっ♡ へ、変態! 離せ♡」

 

 ジタバタとあなたの膝の上で暴れる彼女を男の力で抑え付け、そのまま腋汗の味と窪みの肉を味わう。

 

 はむはむと乳首にしていたように唇で食むと小雪の身体はピクン、ピクンと痙攣するように跳ね、悔しそうに、しかし気持ちよさそうに善がる。

 

「こ、こうなったら変態なお前はこうです!」

 

 ギュッとテントを張った股間を掴まれ、あなたの行動は停止してしまう。それを好機と見たのか、手慣れた手付きでチャックを下ろして肉棒を出させた。

 

 ぶるんと風を切って出てきた肉棒はべちんと小雪の腹に当たる。小雪の匂いで興奮したソレは既にダラダラと涎のように先走りを漏らし、ぶつかった小雪の腹にも跡を残す。

 

「お前が私を支えるのですよ。じゃないと私落ちますから」

 

 あなたの頭を抱えるように回していた腕が離れる。小雪の支えはあなたが彼女の後ろへ回している腕だけだ。

 

 そのまま両手は顕になったあなたの肉棒へ伸び、形を確かめるように、焦らしながらなぞっていく。

 

 白魚のような細指が汚液でしかない先走りを絡め取り、その手で肉棒を握る。

 

「お前のチンポは弱点ばかりです。亀頭を撫でるだけでも射精しますし、カリ首だけを触ってても射精。男としてのプライドはないのですか? 自身よりも非力な女の細い指であっさりとイかされるだなんて全く……」

 

 意地悪のような文句を口にしながらも、その手はしっかりと上下に動いている。

 

 左手で根本と肉幹を扱き、右手でカリ首と亀頭を指輪っかで只管に刺激する。そのあまりの快楽にあなたは身を捩らせようとするも、上に乗っている小雪が落ちる可能性があるからと寸のところで止まる。

 

 肛門に力を込めなければ彼女の言う通りにあっという間に射精してしまいそうだ。

 

「チンポイジメられるだけでいいんですか? ほら、お前の好きな私の乳首は前にあるんですよ? 私に男の強さを見せてくださいよ」

 

 はぁ、と体操服越しに耳に吹きかけられた吐息は熱い。

 

 小雪も興奮のスイッチが入ったのか、さきまでのが本気ではなかったかのように乳首が根本からビキビキと固く尖っている。シコシコと自慰の時に肉棒にしていたようにすると大きく跳ね、小雪の身体が落ちないように回している腕に力を込める。

 

 おかげで顔が更に肌に密着し、ゼロ距離で彼女の甘い雄を誘惑するフェロモンを嗅いでしまう。

 

「匂いを嗅いだだけでチンポ跳ねさせるなんて、この変態♡ 服の中にいると見えますか? お前のチンポは私のここまで届くのです♡ 女の子の一番大事な赤ちゃん部屋の子宮♡ しかもそこまで入っても満足しないって押し上げて♡ お前は最低の変態野郎です♡ そんなチンポは早くイっちゃえ♡」

 

 ヌチュヌチュヌチュと、先走りを絡めた指が激しく動く。

 

 ぶっとい幹に浮かんだ血管を指の腹で擦り潰し、傘の張ったカリ首と亀頭を執拗に指輪っかで行ったり来たりと繰り返す。跳ね回りは強くなり、鈴口からぷくーっと風船を作りながら漏れていた先走りがべったりと汗を掻いている肌に塗られていく。

 

 あなたもだんだんと余裕が無くなり、回している腕も、乳首を摘んでいる指にも力を込められていく。

 

 大きくはない、しかし低い声で善がる小雪の喘ぎ声をオカズにあなたの射精欲求は限界を超えた。

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 腹に亀頭が押し付けられたまま、あなたは射精を開始した。

 

 びゅる、びゅるるるっと飛び出していった精液は放物線を描く事なく、小雪の肌に付着していく。出したては粘度が高く、べったりと付いたそれは落ちる気配を見せない。

 

 むわーっと小雪の汗やフェロモンに交じるように広がる性臭は余計にあなたと小雪を興奮させていく。

 

「お腹……あっつい……♡ ザーメンだしすぎ……っ♡♡♡」

 

 くっ、と奥歯を噛み締めながら小雪もまた軽く果てる。

 

 直接秘部を触られた訳でもなく、乳首を責められていただけだが、あなたしか知らない小雪の女の身体は呆気なく絶頂してしまう。じんわりとショーツと体操服を濡らし、それはやがてあなたのズボンを濡らす。

 

「出したのにまだ固い……♡ これから授業ですけど、どうするのです?」

 

 何かを期待した瞳で見上げてくる彼女に、あなたは無言で肉棒を押し付けた。

 

 

 




段々と敬語キャラなのに「○○しろ」とかにブレていって困ってしまう。

前回の後書きにも書きましたが、小雪ちゃんのイメージは白雪千夜なのでそっちに引っ張られてるんだよなぁ。敬語キャラだからと「○○なのです」的な感じにしてたのに……。

そして私お得意の学校でのエッチって言ったら空き教室かトイレの個室。特にトイレの個室であれば合法的に? 密着できるんで想像しやすくて良いんですよね。

流石にその3はないかな? これ短編ですし。


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その3

そう言えばバレンタインがあったので書きました。

エロ内容
・授乳手コキ
・ごっくん


「ハッピーバレンタインなのでお前にもあげるのです」

 

 朝早くに今日は早く来いと小雪からメールを貰っていたあなたは、何時もよりも一時間も早く学校に登校した。

 

 教室にバッグを置き、誰もいなかったのでと何時もの空き教室に足を運んだあなたを出迎えたのはメールの送り主である小雪だった。

 

 いつもと同じ無表情、しかしあなたを見上げる瞳には若干の恥ずかしさが浮かんでいる。異性と碌に交流を持っていなかったと風の噂で小雪の事を聞いていた事から、男にチョコを上げることに恥ずかしさを覚えているのだろう。

 

 ありがとうと受け取ろうとするも、小雪はチョコを掴んだまま手を離さない。これでは受け取れないと小雪を見るも、俯いて何やら口元をもごもごとさせていた。こんなに近い距離にいるのに、彼女が何を呟いているのか聞こえてこない。

 

 俯いていた顔を上げ、あなたを見た瞳には何やら決心の炎が燃え上がっていた。

 

「お、お前に特別にチョコを食べさせてやるのです。か、感謝するのですよ」

 

 チョコに触れていたあなたの手からチョコを強引に奪うと、包装紙を丁寧に剥がして、中にあった箱からチョコを一つ摘んだ。

 

 コロコロと丸いそれは既製品ではなく、小雪による手作りだ。親友のあーちゃんにあげるついでと本人は誰に聞かれるまでもなく一人で口にしていたが、明らかについでと言えるレベルの代物ではない。

 

「ほ、ほら口を開けるのです。あ、あーん……」

 

 顔を真っ赤にし、震える手を伸ばす小雪。

 

 あーんなんてモノよりも世間的には恥ずかしい行為を繰り返ししているというのに、それよりも恥ずかしそうにする小雪にあなたは胸をやられつつも――あなたも決して小雪の事を指摘できるような顔ではない――ぱくりとチョコを食べた。

 

 なんの力も込めずに、口の中で溶けていくチョコ。甘過ぎず、苦すぎず。甘いものが嫌いではないが好きでもないあなたには絶妙なまでに口に合うチョコ。味わおうと思ったときにはもう口の中には残っていなかった。

 

「そんな顔をしなくてもまだお代わりはあるのです。ほら、あ、あーん」

 

 しょんぼりと肩を落としたあなたを見て、無表情ながらに機嫌を良くした小雪はまたあなたの口元にチョコを運ぶ。

 

 結局、箱の中に入っていた計八個のチョコ全てが小雪の手によってあなたの口へと送られた。

 

 ・

 ・

 ・

 

「で? 朝にあんな事をしたというのに、放課後になったらこれですか」

 

 朝に補給されたエネルギーによってあなたの股間はその日一番の張り切りを見せており、堪えるのが苦しくなったので小雪にメッセージを送った。帰りのホームルームの時、それとなく目で訴えただけなのだが、小雪はその意図を組んでくれたようだ。

 

 場所は珍しく屋上。昼間は昼食を食べる生徒たちに人気なこの場所も放課後となるとがらんと空いている。それでもと、一応唯一の出入り口から見えない位置にあなたと小雪はおり、小雪のジトッとした視線は遮るものもなくあなたを突き刺している。

 

 ごめんねと謝ると溜息を吐かれて終わった。小雪が溜息を吐くのも仕方の無いことだろう。ここ最近はほぼ毎日のように放課後にあなたは小雪にお願いをしているのだ。如何に寛容な彼女と言えども、これには怒るだろう。

 

「前はそうでもなかったのに、ここ最近勃起の頻度が多いですけど大丈夫ですか? 処理……どちらかと言えば搾ってる感じですけど、お前のは回復までが早すぎるのです」

 

 小雪にしてもらいたいからだなんてあなたに言える勇気もなく、またごめんと口から紡がれた。

 

 今度は呆れの溜息ではなく、仕方のない人だとばかりの溜息を一つ。

 

「ほら、謝るのも良いですけど、すっきりさせちゃいますよ。今日はどんな感じが良いです?」

 

 一昨日は手淫、昨日は口淫。連続で同じのは飽きが来るという小雪の持論からあなたは様々な奉仕を彼女から受けている。

 

 今まで受けてきた中でも、あなたが最高に興奮し、かつ最高に安心出来たものをあなたは口にした。

 

                     ☆

 

「レジャーシートを持ち込むなんて用意周到ですね。ほら、膝にどうぞ」

 

 青いレジャーシートを屋上に敷き、その上に小雪は腰を下ろした。

 

 足を揃えたまま前へと投げ出し、ぽんぽんと太腿を彼女は叩く。ゴクリと生唾を飲み込み、あなたは意を決してその柔らかな太腿に頭を乗せる。

 

 むにゅりと人肌で温かく、それでいて柔らかい感触が後頭部から伝わり幸せな気持ちが溢れる。

 

 ガサゴソと幸福感に身を委ねているあなたを余所に小雪は制服の上着を開けさせる。幸いにも壁があるので寒い風は当たらない。しかし、二月の夕方に肌を曝け出すとぶるりと震えてしまう。

 

 無言のままシャツを脱ぎ、その下に着けていたあーちゃんと一緒に買いに行ったお気に入りのブラを外すとやっと小雪は口を開いた。

 

「ほら、お前のご所望のおっぱいです。こんな小さくて慎ましやかなおっぱいを吸いたいだなんてお前は変わってる奴です」

 

 あなたが吸いやすいように上半身をあなたの方へと倒してくれる。

 

 白い肌の中での紅一点である淡い桜色の乳首。なだらかではあるが、僅かな起伏を見せている頂にあるそれは、あなたを興奮させるには十分な威力を持っていた。

 

 今朝にチョコを食べたように、ぱくりと口を開いて乳首をあなたは頬張った。

 

 ツンと上向きな乳首は小雪の性格を表しているかのようだ。そんな乳首は今、あなたの口の中にあり、舐めると小雪の口からの微かな甘い声が聞こえてくる。冬と言えども、教室移動などで動いて掻いたのか咥えた乳首は僅かにしょっぱい。

 

 聴覚的にも、味覚的にも、視覚的にも素晴らしい状態にあなたの愚息は跳ね回るかのように震える。早く俺にもその幸せを味あわせろ、お前だけはズルいぞと言っているかのようだ。

 

「あっ……♡ ん……っ♡ 舌で優しく舐めるのは反則です♡ お前が吸いたいって言ったから吸わせてるんですよ♡ ちゃんと吸うの……です……っ♡」

 

 ちゅうちゅうと童心に帰ったかのように吸いながらも、口の中で自己主張をするぷりぷりも蕾を舐めると堪らずといった感じに身を捩らせる小雪。

 

 反抗するかのように小雪の手はあなたのズボンへと伸び、チャックを下ろして肉棒を引きずり出した。ぶるんと空を切って飛び出したそれはやっと出番だと言わんばかりに膨張している。

 

「お前にヤラレっぱなしはムカつくのです。チンポも準備万端ですし、シゴきますね」

 

 以前(その1)のように休み時間に処理は頼んではおらず、今日はまだ使われていない手袋が小雪のスカートのポケットの中には入っている筈だ。

 

 だが、その存在を忘れたのか、或いはあなたへの反抗だからなのか小雪は素手で肉棒を握っている。細くしなやかな指は少しだけ冷たく、血を集めて熱くなっている肉棒には心地が良い。

 

 ダラダラと興奮と期待で溢れ出た先走りで汚れる事を気にせず、ゆっくりと快感を高めるようにシコシコと上下に指を動かした。

 

 ぐつぐつと陰囊の中で煮え滾っている精液が出たい出たいと暴れ回るのを抑えつけるかのように根本をキュッと締めると、涙の代わりに先走りがぴゅっと飛び出す。

 

「お前が早漏なのは知ってますが、もう少し我慢です。何事も我慢したあとの方が気持ち良いですから」

 

 体勢が体勢故にあなたの肉棒を扱いている左手とは違い、右手は完全に手持ち無沙汰だ。なので、手慰みとばかりに乳首に吸い付いているあなたの頭を撫でる。

 

 手淫で腰を震わせ、吸い付きの合間に善がるあなたを見下ろしながら手を動かす。

 

「ちょ……乳首を噛むのは聞いてませんよ♡ お前は黙って私の乳首を吸ってれば良いんです。右ばっかじゃなくてこっちもどうぞ」

 

 あなたの頭を左の乳首へ近付け、なすがままのあなたはそのまま口元にやって来た乳首をぱくりと食んだ。

 

 あなたの唾液でベトベトになり、小雪の味がしなくなった右の乳首とは違い、また汗のしょっぱさが口内に広がる。

 

 今度は乳首だけに固執するのではなく、ねっとりとその周辺に舌を這わせる。乳輪のぶつぶつとした僅かな凹凸さえも舌先で感じ取り、敢えてそれを舐めてるのだと小雪に伝えるかのようにチロチロと舌を動かすと、頭を撫でていた手が止まり、止めなさいと叩かれた。

 

 むぅと唸るあなたに呆れながら、小雪の手もあなたを追い詰めていく。精液の詰まった陰囊の下に手を潜らせ、たぷたぷとその重さで遊ぶと、その中の玉をコリコリと傷まない程度に刺激する。

 

 外からの刺激に驚いた陰囊は生物の本能で子孫を残そうと急ピッチでDNAの塊である精液を作り出す。

 

 根本を膨らませ、精液が尿道を登ろうとしているのを今度は遮らず、そのまま登るのを促すかのように扱く。

 

「良いですよ。さっき我慢した分、気持ちの良い射精が出るでしょうから、出しても良いです。あなたのザーメン、空になるまで出させてあげます」

 

 射精が近く、彼女に言われたように我慢していたあなたにその言葉は効いた。下半身に力ませていた力が抜け、狭く細い尿道をぶっとい精液が一瞬で登る。

 

そしてそのまま――

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 本来であれば肉棒の先は子宮口にぴったりと寄り添い、そのまま子宮が満タンになるまで精を注ぐ。しかし、今は小雪の手で射精させられており、飛び散った精液は役目を果たすことなく敷いているレジャーシートを汚す染みになるだけだ。

 

 くいっ、くいっと無意識に腰が前に突き出るが、カリ首に指が吸い付いてしまい、本能の動きが逆に大量射精を促してしまっている。

 

「んっ……勢いが凄いですね。そんなに私からのチョコで興奮したのですか? ふふっ、ならもっと出して良いですよ」

 

 射精中も扱かれ、勢いこそ弱まっていくも、口を開いた鈴口は断続的に精を噴き出していた。

 

 ・

 ・

 ・

 

「お疲れ様でした。スッキリしましたか? シートだけでなく、私の指もこんなに汚すまで出しちゃって本当にお前は変態です。あー……むっ♡ ちゅる、あむっ……んっ……はぁ♡ 苦い……あむっ……ちゅるるるっ♡♡♡」

 

 あなたに見せつけるように指の間で糸を引く精液を見せたかと思うと、そのまま口に運んだ。

 

 一本一本指を舐めしゃぶり、控えめだが下品な音を立てて掃除をする姿はあなたの股間に血液を集めるにはあまりにもアレな光景だった。

 

「……こんなに出したのにまだスッキリしてないんですか? ですが、学校ではここ迄です。ほら、空が暗くなってきてますし、続きはあなたの家でしましょう。明日は休みですし、少しぐらいなら遅くまで大丈夫ですから……♡」

 

 彼女も手淫で興奮したのかあなたへ囁いた息は熱かった。

 

 




こんな子にチョコ貰いたかった……。

本文中にあったその1は一番最初のですね。一応書いておきます。



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その4

性懲りもなく続く。

エロ内容
・授業中の手コキ
・フェラ
・ごっくん


「まさか席替えでお前が隣になるとは思いもしませんでした」

 

 朝のホームルームで担任からの指示であなたたちのクラスはくじ引きでの席替えが行われた。神の悪戯なのか、あなたの隣は小雪だった。

 

 机の隣に鞄を掛け、次の授業の教材を広げてあなたへと顔を向けている。二人のときに見せるジトッとした目であなたを見る。あなたと小雪の新たな席は窓際の最後列。しかも、あなたの左には窓しかなく、小雪のジト目を見られるのはあなただけだ。

 

「まぁ、良いです。授業中は静かにお願いしますね」

 

 それを言うとふいっと顔を黒板へと小雪は向けた。

 

 何だか楽しい事がありそうだと、あなたは柄でもなく心を弾ませた。

 

 ・

 ・

 ・

 

「モゾモゾとしていた思ったら……お前という奴は……」

 

 授業中にモゾモゾとしだしたあなたを見兼ねた小雪は教師に教科書をあなたが忘れていると言い、机をくっ付けた。机だけではなく、椅子も近くなりあなたと小雪はぴったりと寄り添っているようだ。

 

 しかし、授業中故に誰もあなたたちへ視線を集めることなく、そのまま授業は再開された。

 

「くっ……中々に難しいですね。視線を黒板に向けたままチンポを出すのは」

 

 ペンを持つ手とは反対の手である小雪の左手があなたの股間を弄る。

 

 やっとの思いでチャックを見つけると、そのままジジジっと下へ下ろされた。躊躇すること無く、そのまま空いた隙間に指を突っ込むと固く張り詰めた肉棒を取り出した。

 

 小雪が隣に居て、授業に集中しようにも香ってくる甘い体臭や朝のシャワーの時に使ったであろうシャンプーの爽やかな匂いを嗅いでいると、パブロフの犬が如くあなたの肉棒は自然と隆起していた。

 

 小雪にバレないようにと、どうにかして隠そうと身動ぎをしていた所を発見され、敢え無く御用となったのだ。

 

「一度サクッと抜きますからそれで今は我慢してください。休み時間にでも続きをしてあげますので」

 

 人に見られないように手のひらへ唾液を垂らし、その手であなたの肉棒をゆっくりと、しかし、的確に扱き始めた。

 

 カツカツと教師が黒板に板書する音と、それをメモするクラスメートの立てるペンの音。それらに混じるようにあなたの股間から聞こえてくる水音。

 

 授業中という日常での手淫は初めてで、その非日常感にあなたの興奮は更に高まってしまう。

 

 ビクビクと気持ち良さそうに震える肉棒からそれを小雪も感じ取ったのか、クスリと小さな笑い声が聞こえた気がした。ちらりと横へ視線を向けてみるも、彼女は口角すら上がってはおらず、黒板とノートへ視線が行ったり来たりしているだけ。

 

 聞き間違えだっただろうかとあなたは思うも、そんな事よりも折角扱いて貰えているのだから早く出そうと目を瞑って意識を股間へ集中させる。

 

「見られるかもしれないのに、すっごく固くなってますね。この変態」

 

 顔を正面に向けたまま、ボソリとあなただけに聞こえるように呟く小雪。

 

 静寂な教室に音が響かないようにと慎重に扱いているのに、そんな小雪の努力を嘲笑うかのように肉棒からは先走りが漏れ出る。そのまま肉棒の形に沿って垂れ、扱いている小雪の手に纏わり付く。おかげでにちゃにちゃと水音が鳴り、余計にバレる可能性が大きくなる。

 

「こうなったら短期決戦です。カリ首と裏筋を擦るので、出すときは言ってください。流石に教室の床に溢す訳にはいきませんし、嫌ですけど私のハンカチで受け止めますから」

 

 狭く作った指輪っかが亀頭に添えられたかと思うと、そのまま下へ滑り落ち、出っ張っているカリ首と裏筋を指の内側で刺激し始めた。

 

 にちゃにちゃと響くような水音から一転、辺りに先走りを撒き散らしそうなくちゅくちゅと激しく指輪っかが僅かな上下運動を見せる。

 

 途端にあなたは顔を上げていられなくなり、机に突っ伏してしまう。息を殺し、下半身から登ってくる快楽を堪える。堪えるのだが、今は溜まった精を吐き出させるのが小雪の目的な為、我慢するなと何回も呟かれる。

 

「ほら、こうやってハンカチを当ててやります。私のハンカチ、お前のザーメンの匂いを染み付かせて良いですよ。ほら、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅ~っ♡」

 

 射精をしそうになった瞬間、亀頭を覆うように花の模様が刺繍されたハンカチを被せ、教師の目を盗んで耳元で囁かれた。その声に従うかのように下半身に力が入り、我慢を解き放った。

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

ぱっくりと口を開いた鈴口から飛び出した精液は子宮でも、小雪の口でも、手でもなく覆われたハンカチへと吸われていく。

 

 薄いハンカチの生地はあっという間に精液を吸い、ハンカチを持っている小雪の手にすら跡を残す。

 

 机に突っ伏した上半身ではなく、下半身が跳ね、椅子の音を立てそうになるのを隣に座る小雪が目で止めろと止めてくる。奥歯を噛み締め、射精が終わるのをあなたは待つしかなかった。

 

「お前の射精するザーメンの量だと、私のハンカチが直ぐにドロドロになったのです。本当に匂いが染み付いちゃいますね、これ。洗うの私なんですよ? 分かってますか?」

 

 射精が漸く終わり、ハンカチを離すとにちゃぁ♡ と精液で出来た橋が肉棒との間に出来ていた。

 

 ・

 ・

 ・

 

「ここなら大丈夫そうですね。時間がないですけど、フェラなら直ぐに出せますよね?」

 

 授業中に手淫で抜いて貰ったあなただったが、それだけで収まるような性欲をしてはいない。

 

 終わるや否や教室をあなたは飛び出し、周りにはトイレが近かったのだろうと印象を与えた。

 

 あなたが飛び出してから小雪はゆっくりと教室を出て、少し先にいたあなたと合流するとそのまま校舎の外の物陰に二人で隠れた。

 

 周りは木々で囲まれており、天然の壁があるが万が一があるとあなたは立たされている。背中を木に預け、視線を下ろすと小雪があなたの股間に顔を埋めていた。

 

「すー……はー……ザーメン出したばっかりだからかすっこく臭いです……♡ 脳に染み付きしそうな酷い匂い♡」

 

 酷評をするも、その鼻はしきりに動いている。

 

 応急処置としてティッシュで拭いはしたが、まだまだベッタリと付着しており、小雪の鼻息が当たるだけでももどかしく感じられる。

 

 早く早くと急かすかのようにあなたの腰は自然と突き出され、小雪の顔に擦り付けるような形になってしまう。

 

「わぷっ……。分かりました、分かりましたから。そんなに顔に押し付けなくても直ぐにフェラしますよ」

 

 ズボンとパンツを下ろされ、一度射精した後とは思えないほどに張り詰めた肉棒が外気に晒される。

 

 所々白いのは拭い切れなかった精液であり、あなた自身でも臭うと思う匂いが肉棒からのぼってくる。

 

 だと言うのに小雪は顔を顰める事なく、そのまま口を大きく開いて亀頭をパクリと一口で咥え込んだ。

 

「あ……むっ♡ じゅるっ♡ ちゅ、む……っ♡ ずちゅっ♡ ちゅうぅぅっ♡ れろ、あむっ、あむ……っ♡」

 

 亀頭を咥えた吸い込んだかと思うと、一度亀頭から口を離し、ハーモニカを吹くように裏筋や肉竿を唇で食まれてスライドされる。

 

 射精をしたくなるような強い刺激はなく、だが小雪が口淫しているのが丸見えな構図だ。

 

 ジト目ばかりをあなたに向ける瞳は涙で濡れ、それだけで勃起させてしまうような色気を持っている。

 

 舌を動かし、付着している精液を掬うとそのまま唾液と混ぜ合わせて飲み込む。味わっている暇はなく、また次の精液が小雪の口内に舌を通してやってくる。

 

「ちゅぅぅぅっ♡ ぷぁ……♡ これでお掃除は完了です。ほら、お前のチンポ、私の唾液で光ってますがザーメンは無くなりました」

 

 んべっ♡ と舌を見せ、真っ赤な舌には精液の跡はない。チロチロと挑発するように見せ、また亀頭を咥えられた。

 

「じゅるっ♡ じゅっ♡ んちゅ♡ ずろろろろろっ♡」

 

 肉棒を喉の奥へと押し込み、大部分を飲み込んだかと思うと、次はまた頬粘膜に擦られて外へ放り出される。

 

 あなたは息が詰まるかのように息を吸い、何とか耐える。もしも耐えられなかったら、このまま射精()していた事だろう。

 

 頭が前後に激しく動き、あなたを逃さないとばかりに小雪の細腕は腰をがっちりと抱き締める。

 

 周りを確認するような余裕はなく、小雪に一言伝えるとあなたは精を解き放った。

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 事前に知らされていたため、中途半端な状態ではなく、肉棒全体を喉の奥まで飲み込んだまま射精する。

 

 頭の動きは止まり、しかし口内では射精で震える肉棒にさらなる射精を促すかのようにペロペロと舌で舐められている。

 

 気持ち良く射精出来るようにと頬の粘膜は隙間なく肉棒に密着し、そのおかげであなたから見える小雪の顔はひょっとこじみた顔になってしまっている。

 

「っ♡ ちゅっ♡ ふ……っ♡ ふ……っ♡  すぅ……っ♡」

  

 鼻で息をし、その鼻息があなたの陰毛を泳がせる。腰が何度か跳ね、その度に塊のような精液を吐き出しては小雪の口内を真っ白に染めあげる。

 

 やがて精液を飲み込む音が聞こえてきた。

 

「こくっ♡ んくっ♡ ん……っ♡ ふーっ……ふーっ♡ ごくんっ♡」

 

 何回も何回も喉を鳴らし、やっとの思いで飲み込む。二度目な筈なのにあなたの精液は一度目と同じように濃く、喉にへばりつくようだった。

 

 労るように口淫で乱れた髪の毛を払い、そのまま頭を撫でる。肉棒を咥えたまま小雪は大人しく撫でられ、暫くの間あなたは心地良い余韻に浸る。

 

「ちゅぅぅぅぅ♡ これで終わりです。スッキリしましたか?」

 

 スッキリしない筈もなく、力の抜けたあなたはズルズルと木の幹を背に地面に腰を下ろす。

 

「あまり時間はないですから休んでいられるのもちょっとだけですよ?」

 

 そんなあなたを見て、笑みをこぼし小雪は時間をスマホで確認していた。

 

 




イメージ的に抑揚のない声で「びゅ~っ♡ びゅ~っ♡」って言って欲しいです。

無表情系を音声作品で表現するのは難しく、代わりにダウナー系でも同じだと割り切って聞いていると興奮しちゃいます。

こんな子と隣の席になりたかった……。高木さんでも可。

次を書くとしたら感想にあった相互オナニーですかねぇ。女の子のオナニーを表現できるかどうか……。



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その5

まさかの7割越えが連載を望むとは……っ!?

エロ内容
・相互オナニー
・危険日ゴム付けセックス
・ゴム精飲



「久々にオナニーしたいからって、私をオカズにしたいってのはどうかと思うのです」

 

 放課後の空き教室。すっかりと慣れたそこにあなたと小雪はいた。

 

 机の上に腰を下ろした小雪と、そんな小雪を正面に立っているあなた。互いに制服は脱いでおり、生まれたままの姿を晒している。足をM字型に開脚し、秘部があなたの視線に晒されていても彼女の顔に羞恥の色は浮かんでいない。

 

「しかも私もオナニーしろって本当にお前という変態は最低です。私のオカズはオナニーしてるお前ですか?」

 

 コクリとあなたが頷くと溜息を一つ吐かれたが、彼女は承諾したらしく指を胸と股へと伸ばした。

 

 小雪に抜いて貰うことはあっても、小雪を気持ち良くさせられた覚えはあまりないあなた。今日はこれからの参考になればと彼女の自慰する姿を見たいが為に嘘を吐いた。少しの申し訳無さがあるが、それよりも小雪の自慰姿に興奮してしまう。

 

「んっ……♡ 見てるばかりではなく、お前も自分のチンポをシゴくのです。折角私がオカズになってあげてるんですから、早く♡」

 

 乳首を右手で、秘部を左手で弄る小雪。

 

 まだ柔らかく、勃起していない乳首を勃たせるように優しく撫でたり、親指と人差し指で挟んでクリクリと刺激すると次第に硬度が高まっていく。高校生なのに無毛な秘所はあなたの肉棒を何度も受け入れているのにぴっちりと口を閉じている。ふっくりと足の付根で肉が盛り上がり、そのせいで余計に秘所は強調されていてイヤらしい。

 

 口を閉じている秘所でも僅かに見えるものがある。いま小雪が弄っている陰核だ。あなたの肉棒が子供だった時のように包皮に身を包み、外部からの刺激にはめっぽう弱い。刺激が強すぎない程度に、こなれた力加減で乳首同様にクリクリと弄る。小さくて可愛らしい喘ぎ声が空き教室内で響く。

 

 彼女に言われたというのもあるが、それ以上に男としてこんな光景を見ているだけで股間が熱を持ってしまった。猛りを鎮める為にも一発は抜かなければならない。

 

 最近はしておらず、しかし長年やり続けて染み込んだ行為を小雪の前でする。交わるよりも妙な恥ずかしさがあなたの中で生まれるも、小雪に気にした様子はない。

 

「人のオナニーする姿を見るのって初めてですね。私がしてあげている時よりも息を荒くして激しく扱いて……必死で何だか可愛いですね」

 

 可愛い。

 

 小雪から一度もあなたへ向けられたことの無い言葉。あなたを馬鹿にする事はあっても、褒めたことはない小雪。勿論、彼女が恥ずかしがって本心とは逆のことを言っているのだと深い付き合いであるあなたは理解している。

 

 今のは馬鹿にするのではなく、本当に彼女はあなたの滑稽な姿を可愛いと思ったのだろう。いや、馬鹿にもしているかもしれない。

 

 オカズどころか、大人の玩具(オナホール)のように扱える女が目の前にいるのに、あなたが頼んだのはオカズになって欲しいだ。可愛いと馬鹿にしてしまうのも無理はないだろう。

 

「チンポすっごくおっきくなってるじゃないですか。なのに私に気持ち良くしてもらうんじゃなくて、自分の手でシコシコだなんて。気持ち良いですか?」

 

 はぁはぁと二人で呼吸を荒くし、イヤらしい水音を奏でる。

 

 あなたの肉棒からは先走りは駄々漏れ、小雪の秘部からは蛇口が壊れたかのように愛液が滴っている。くちゅくちゅと膣に指を突っ込み、そのまま中を掻き回す。床に愛液が飛び散ってしまうも、何度とあなたの精液を拭かされてきた小雪には慣れたもの。

 

 おかげでその心配はなく、存分に気持ち良くなれる。

 

「んっ♡ ふっ……もうイきそうですか? 分かりました。私もイきそうなので一緒にイきましょう」

 

 シュッシュッシュッとリズム良く肉棒を握り締めた手を上下に動かし、あなたは肉棒の先端を小雪へと向ける。目的は言わずもがな、小雪へのぶっかけだ。

 

 小雪もそれを分かったのか、あなたが掛けやすいように更に股を開いた。あなたの都合が良いように振る舞ってくれる彼女を見て、雄としての優越感に浸るも、彼女とは実際にはただのセフレでしかない現実に落ち込みそうになる。

 

 しかし、そんなあなたの気持ちとは裏腹に亀頭は膨らみ、精液を飛ばしやすいように腰も前へと突き出る。

 

「イく♡ イきますっ♡ んっ……んんんっっっ♡♡♡」

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 くぅっ、と殺した息が漏れ、小雪の絶頂に合わせるようにあなたは射精した。

 

 びゅるびゅると飛んだ精液は狙い通りに小雪へと放物線を描いて飛び散り、彼女の白い肌を汚す。

 

「あっ……ザーメン熱いです……匂いも濃くて……こんなにべっとりと掛けるだなんて……この変態」

 

 絶頂の余韻で肩で息をしながら付着した精液を掬ってあなたに見せてくる。

 

 ねちゃりと指の間で糸を引き、中々落ちそうにない欲望の塊。遺伝子の塊であるそれで小雪は少しの間遊ぶと、そのまま指を舐めて綺麗にする。

 

「お前のザーメンの味は覚えちゃいましたし、除菌シートで拭くのも勿体ないです。ぁむ……んっ……ちゅるるる……っ♡ ぷぁ……お前のも掃除してあげますからもうちょっとだけ待っててください」

 

 ポケットティッシュを片手に汚れた肉棒を拭こうとしたあなたをストップさせた小雪。

 

 その後、掃除とは言いつつもあなたはその日2回目の精を彼女の口の中で吐き出した。

 

 ・

 ・

 ・

 

「……んっ、おっきぃ……♡ この盛りに盛ったチンポ、私のおまんこのお肉をみっちりと広げちゃってます」

 

 今回は珍しく小雪が上ではなく、あなたが上の正常位で二人は繋がった。

 

 小雪が危険日だからとあなたのサイズにあった超極薄のゴムを付けられ、緑色に肉棒の半ばまでを変えたモノが飲み込まれている。

 

「入れただけで満足ですか? それとももう射精したいと? それなら射精じゃなくてお漏らしですね。良いですよ、お漏らしでも射精でもお好きにしてください」

 

 キュッ、キュッと膣肉を締め付けて挑発されるとあなたの中の雄が怒り狂う。この()を屈服させたい、服従させたいと本能がままに腰を動かさせる。

 

 極薄だとパッケージには書いてあったが、日頃から生でしてきたあなたには物足りなさがある。

 

 腰を限界ギリギリまで引き、亀頭が膣から出るまでを見極めると体重を乗せて勢い良く前へ振る。ばちゅんっ♡ ばちゅんっ♡ と鈍い水音と肉と肉のぶつかる音。これぞまさにまぐわいと言ったもの。手と手は繋がり、指の間までを絡め合う。

 

 自然と二人の顔の距離は近くなり、そのまま口付けを交わす。

 

「はむっ♡ んふ♡ ちゅっ……♡ んぇ、ろぉ……っ♡ ちゅぅっ♡ れりょ♡ ちゅむ♡ はぁ、んぅ……っ♡」

 

 口付けに夢中になっている間もあなたの身体は無意識に腰振りを続けており、膣肉、膣襞をカリ首がこそぐ。

 

 身体は前のめりになり、小雪の小さな身体はあなたという男に潰される。

 

 重い、しかしあなたを全身で感じる感覚に小雪は切なく吐息を漏らし、次は彼女から口付けをする。

 

「やっ♡ ぁっ♡ だめ……ですっ♡ セックスだけではなく、おっぱいもイジめる……なんてぇっ♡」

 

 恋人繋ぎを片方離し、そのまま小雪の小さくて鋭く尖った乳首を指で弄ぶ。

 

 人差し指と中指の間に挟み、上へ下へとズラすとそれだけで小雪が善がる。あなたの性欲の処理をし、澄ました態度の小雪があなたが与える快楽によって善がっているのは男冥利に尽きる。

 

 髪を振り回し、額に滲んだ汗が髪の毛を張り付かせる。口付けの合間にそれを剥がしてやると、熱に浮かされ、涙を浮かべた小雪の目と視線が合う。

 

「んっ……♡ ちゅっ……んちゅ……♡ ……はぁ♡ お前のチンポ、私の膣内(なか)で出したいって暴れてるのです。危険日なのでゴムにですけど、出して良いですよ。ちゃんと受け止めてあげますから」

 

 ぎゅっとあなたを抱き締め、あなたも彼女の匂いを嗅ぎながらラストパートへと移る。

 

 肉と肉のぶつかる音よりも水音の方が強くなり、下半身は体液でぐちゃぐちゃだ。ぱちっ、ぱちぱちと目の前で火花が散り、もう限界が近い。

 

 ぷっくりと膨れ上がった亀頭が膣の最奥である子宮口を突く度に子宮口が吸い付きゴムを持っていきそうになる。剥がれないように慎重に腰を引き抜き、また膣内へ肉棒を収める。

 

 狭い膣内は完全にあなたの肉棒の形を覚え、亀頭だけでなく、カリ首や裏筋にすら小雪が気持ち良くなるポイントが当たる。抽挿の度に潰すように擦るとおよそ普段の小雪からは想像も出来ない低い声で喘ぐ。

 

 それを聞くと満足し、腰を止めそうになるも、小雪の足が逃さないとばかりに腰に絡む。もうあなたは振るしか出来なくなり、遂には――

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

「ぁ、ぉ、お゛っ――~~……♡♡♡」

 

 精液でゴムが急激に膨らみ、子宮にめり込むように当たる。ゴム越しでも伝わる熱に小雪は思わず大声をあげてしまう。全身の穴という穴から汗を噴き出し、頭を真っ白に染めて小雪も果てた。

 

 ビクン、ビクンと大きく身体を痙攣させ、絶頂で膣肉を強く締め付ける。膣の上にある尿道から潮を噴き出し、それがあなたの下半身を汚す。

 

「はっ……♡ あっ……♡ はぁ、ぁぁあ……っ♡♡」

 

 澄ました顔も絶頂で緩み、蕩けたものになっている。

 

 ゴムを付けているのに、グリグリと子宮口に亀頭を擦り付ける雄の本能による腰遣いを堪能する。迎え腰になり、暫くの間二人は絶頂後の幸せな時間を楽しんだ。

 

「あっ……やっ……♡ すっごく膨らんじゃってますね。これ、どうして欲しいですか?」

 

 引き抜いたあなたの肉棒からゴムを取り、ぷらぷらと揺らす。たっぷりと精を吐き出されたそれは風船のように丸い。全体的に濡れているのは小雪の愛液のせいだろう。

 

 あなたが何も言えずにいると、彼女は顔の上へとゴムを運ぶと、そのまま口を下にした。

 

「あー……♡ んむ……んく……んく……♡ はぁ……ゴム臭くてドロドロとしてて飲み辛かったです。ふふっ、私がザーメンを飲んでる所を見てまた勃起させてますよ? ほら、またゴムを付けるなら使って良いですよ」

 

 足を開き、あなたへと身を任せる。

 

 その汗ばんだ女体を前に我慢出来る筈もなく、慌ててゴムを付けてまた行為に溺れた。

 

 




危険日なのに生エッチを書く予定でしたが、ゴム精飲が浮かんだので急遽変更となりました。ゴムに出した後の精液を飲んでくれる子って良いですよね。現実では嬢でも中々してはくれなさそうですが。

連載を望んでくださるのは書き手として大変に喜ばしい事なんですが、如何せんボキャ貧な人間でしてシチュやプレイ内容に困ってしまうんですよね。

今回のその5で私が浮かんだものは書き尽くしました……いや、貧乳のパイズリが残ってるか。まぁ、それぐらいしかないんです。

良ければ感想欄ではなく、活動報告の方に新たな枠を設けるので其方の方でアイデアを下さると助かります。ただ、全部が全部採用という訳にはいかないことをご了承ください。



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その6

エロを挟める空気ではなかったのでとても短いです。

エロ内容
・なし


 あなたは朝一で小雪にメールでデートを申し込んだ。嫌嫌とした顔が目に浮かぶような返信だったが、彼女は了承してくれた。

 

 その日の昼休み、雨だからと教室で弁当を食べていたあなたの前から声が聞こえてきた。

 

 小雪と隣の席になったあなただが、彼女は昼休みになると教室の最前列の席になったあーちゃんと一緒に昼食を取っている。

 

「雪ちゃん何だか嬉しそうだけど、何かあったの?」

 

「べ、別に何でもないですよ? あーちゃんから見てそんなに私嬉しそうですか?」

 

「うん、すっごく嬉しそう」

 

「……あぅ」

 

人気者であるあーちゃんの周りには人が集まり、小雪と二人っきりで食事とはいかない。

 

 あーちゃんの言葉を聞いて周りの生徒たちが小雪に質問をするも、彼女はわたわたと顔を赤らめて否定するしか出来ない。

 

 映画を楽しみにしてくれているのだろうかと頬張った米を飲み込みながらあなたは思った。

 

 ・

 ・

 ・

 

 そして迎えた週末。

 

 待ち合わせ場所である駅前広場に予定よりも三十分早く着いたので、彼女が来るまでどうしようかと思ったあなたの視界には小雪の姿が映った。駆け足で彼女の下へ駆け付け、早いねと声を掛ける。

 

「お前と用事を入れてたので他に何もなかったから早く来てただけです。お前こそ早いじゃないですか」

 

 ぷいっと視線を逸した彼女の頬はほんのりと赤い。

 

 可愛らしいその態度にほっこりとした雰囲気を出しそうになるが堪える。彼女は直ぐにあなたの雰囲気を察知し、烈火の如く怒ってしまう。大抵は彼女の羞恥を隠すための怒りのようだが。

 

「入場までまだ時間がありますし、少し歩きませんか?」

 

 時間をどう潰そうかと思っていたあなただったので頷いた。

 

「これとかあーちゃんに良さそうですね。お前はどう思います?」

 

 やはり小雪の思考の中心は親友のあーちゃんなのか小物を見ていても彼女に合うかどうかあなたは尋ねられる。クラスメートとしての付き合いしかない為、表面上の彼女しかあなたは知らないので雰囲気で頷いたり首を振ったりする。

 

 そんな風に彼女の後ろを歩いて店の中を見ていたあなただったが、視界の端に見事な髪飾りが目に映った。小雪が付けると良さそうだ。

 

 後で時間があったら買っておこう。バイトをしているだけに軍資金がそれなりにあるので多少値が張っても買えるだろう。

 

 時計を見るとあと少しで映画が始まりそうだ。小雪に声を掛け、あなたと小雪は映画館へと足を向けた。

 

 ・

 ・

 ・

 

「結構面白かったですね。特に最後の……」

 

 映画を見終わり、映画館近くにあったハンバーガーチェーン店であなたたちは感想を言い合っていた。

 

 最初はよくあるラブロマンスものかと思ったが、だんだんと激しいアクションが入り、結局何の映画だったのかは分からないが、見ていてとても面白かった。

 

 どうやら小雪も同じらしく、ポテトを片手に口を開く彼女は楽しそうだ。

 

「そう言えば、途中でトイレに行ってましたけど大丈夫ですか?」

 

 映画の中盤、物語がこれから佳境へ迫るといった辺りであなたは一度席を外した。

 

 目的は告げた通りにトイレではなく、髪飾りだった。安すぎず高すぎずな値段だったそれは、彼女は受け取ってくれるだろうか。

 

 大切にバッグにしまったそれを取り出し、はいプレゼントとあなたは彼女に渡す。

 

 なんでプレゼント? と首を傾げる彼女の顔は見ていて面白い。澄ました顔でも、蕩けた顔でもないそれは目を丸くしていた。

 

 明日誕生日なんでしょと言うと納得がいったようで首を縦に振った。

 

「なるほど。これはお前から私への誕生日プレゼントでしたか……開けても?」

 

 どうぞと手を向けると手に持っていたポテトを咀嚼し、ナプキンで拭ってから包装を丁寧に剥がしていく。

 

 細くしなやかな指が油でテカっていたのが見れなくなるのは残念と思いつつも、彼女は喜んでくれるだろうかと鼓動が早くなる。

 

 そもそも、こうして小雪と交流を持つまであなたに碌な女性経験はない。今日のコーディネートだってネットの情報をフル動員してやっとの思いでしたものだ。

 

 それとなく互いの服装を褒めあったが、これが正解なのかすら分からない。センスにも自信がなく、もし突き返されたらどうしようと暗い感情が湧くも、これまで付き合ってきた彼女はそんな事はしないと持ち直す。

 

「髪飾り……綺麗ですね。手が汚れてますし……すみませんが着けて貰えますか?」

 

 あなたに髪飾りを手渡すとそのままずいっと顔を近づける。

 

 ぷるんとした潤いに満ちた唇はポテトの油で余計に光っており、口付けをしたくなってしまう。上目遣いがちに顔を見られ、行為中ならまだしも人の目があるチェーン店の中。キスをするような勇気もなく、そのまま彼女の髪に着けた。

 

「……似合い、ますか?」

 

 あなたの見立て通りに髪飾りは彼女の魅力を更に引き上げてくれた。頬を染めた無表情なその佇まいは周りの客を魅力する。

 

 何も言えずにいるあなたを見て似合っていないと思ったのか外そうと手を伸ばすのを止める。

 

 見惚れてたとあなたが言うと、ぼんっと爆発したかのように顔を真っ赤に染めた。周りの客からの視線が痛く、急いで残りを食べた。

 

 掴んだ手はそのまま、帰るまで繋がれていた。

 

 




髪飾りを付ける。着ける。どっちが正解なんですかね。加えるという意味なら付けるですし、身につけるという意味なら着けるの方が適切そう。日本語って難しいですね。

最初は映画を見ながら手コキにしようと思ってましたが、髪飾りを見つけただなんて文を増やしたのでそっちに話が行っちゃいましたね。短いけど満足できたので個人的には良き。

ただ、やっぱり文字数が気になるなぁ。最初の短編として挙げたその1が長く、そっから段々と文字数が減少中。

連載に合わせて前書きにエロ内容を書き加えました。


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その7

こんな風に女の子と下校したかったなぁ。

エロ内容
・パイズリ
・亀頭フェラ


 

 家を出る前に母親に今日は帰り雨降るかもしれないから傘持ったかと聞かれたが、持っていると適当に返事した事をあなたは後悔していた。

 

 バッグの奥底に折りたたみの傘を入れていると思ったのに、それはなく、現実は無情にも大雨だ。

 

 同じように玄関で雨が止むのを待つ生徒たちもいるが、次第に諦めて駆け出して行く数が増えている。溜息を吐き、素直に母親の言葉に従うのだったと戒めつつ、あなたも彼らに続くように土砂降りの雨の中駆け出した。

 

 あなたの家は学校から近く、そもそもこの高校に応募したのだって家から近いからというものだ。バシャバシャと水溜りを蹴散らし、走っていると見慣れた背中が見えてきた。

 

「お前、雨なのに傘もささないで走ってるのですか? あぁ、傘を忘れたのですね」

 

 後ろから聞こえてきた足音が静まり、不審に思った小雪が振り向くと全身を濡らしたあなたと目があった。制服は雨を吸って重くなり、体温が下がってきて止まると歯がガチガチと鳴る。

 

「はぁ……仕方ないです。お前が傘を持つなら隣に入れてあげます。寒そうですし、このまま家に寄ってお風呂にでも序に入って行くと良いです。どーせまだ雨は降りますし、風邪を引くよりは良いでしょう」

 

 渡りに船とは正にこの事で、あなたは何かを考えるまでもなく彼女の言葉に頷いた。

 

「うわっ、お前本当にびしょ濡れですね。手も冷たいですし、駆け足で帰りますよ」

 

 自分の制服が濡れるというのに彼女はあなたを傘の中に招き入れる。

 

 傘を受け取る時に手が触れ合う時にどきりとしたのは秘密だ。気温が低いからなのか彼女の頬も赤かったが、それにあなたが気付きはしなかった。

 

 ・

 ・

 ・

 

「ホットミルクです、どうぞ」

 

 シャワーを借りたあなたを待っていたのは鍋で牛乳を温めていた小雪だった。カップに注ぐと、それを見ていたあなたに渡してくれた。

 

 礼を言って飲むと、じんわりと身体の内側から温まっていくようで心地が良い。濡れた制服を乾燥機にかけている間は彼女の父親が昔に着て以来、出番のないスウェットを貸してもらっている。

 

「……ふぅ。久々に飲むと美味しいですね」

 

 あなたが小雪の家に訪れた時はいつも彼女の部屋へ招かれる。リビングにいるのは初めての事もあり、新鮮な気分だ。

 

「そんなにキョロキョロしても不思議なモノや真新しいモノは別にありませんよ。普通の家ですし」

 

 彼女の両親は共働きであり、こうして放課後に足を踏み入れたのは一度や二度ではない。

 

「……お前、親切にしてやった私に何興奮してるんですか。そこ、テント張っちゃってますよ」

 

 だからだろうか。何時もとは違う場所に彼女と二人っきりという事実に改めてあなたは気付いてしまい、しまったと思っても生理現象は抑えられなかった。

 

 慣れてきた彼女の部屋であれば自制が効くが、小雪の家のリビングは初めて。もしも彼女と同棲していたらと考えてしまった時には血液が集まっていた。

 

 彼女のジト目を浴び、ごめんと謝るも鎮まる気配はない。ビクン、ビクンとスウェットの下で暴れる度にあなたは彼女から隠すように身を縮まらせる。

 

「ほら、こっちに来なさい。お前の事ですから隠そうとしたのですが、無駄です。苦しいならさっさと抜いた方が楽になりますよ」

 

 彼女に手を引かれ、そのままソファに腰を下ろされた。沈みゆくソファは柔らかい。

 

 あなたの足を開かせ、その中に潜った小雪の顔がちょうどあなたの股間と重なる。

 

「このまま口で抜きますが良いですか? え? パイズリ? それは嫌味ですか。私の胸はパイズリが出来る程無いと知ってるでしょうに……。本気ですか? ……この変態」

 

 毎度の恒例のように小雪は溜息を吐くと、あなたがシャワー借りている間に部屋着に着替えていた上着を再度脱ぐ。

 

 家の中だからか下着は着けてはいなかったようで、上着を脱ぐと彼女の慎ましやかな乳房が顕になる。

 

 あなたからの視線に慣れたからか、それともあなたを男として認識していないからなのか少し気になる。家の中といえども、今は男と二人っきりなのだ万が一があったら、とあなたは思ったが、彼女はあなただからと気を許していた。

 

 今更見られた所で恥ずかしがる事はないし、乳房を見ようが見まいがあなたの股間は勃つのだ。大したものではない。

 

「……何ですか? 言いたいことでも?」

 

 あなたの視線が気になった小雪が若干低い声(彼女は自分の小さな胸を馬鹿にされたのかと思った)で聞いてくるもあなたは慌てて首を振った。

 

 ツンと上向きなそれはあなたが幾ら吸ってもその姿を変えない。少し触るだけで直ぐに固くし、弾くだけでも彼女を多大な多幸感へと導く魅惑の蕾。

 

「家にはローションのような便利な道具はないので私の唾で我慢して下さい。痛かったりしたら遠慮しないで言ってください」

 

 モゴモゴと口を動かし、溜めた唾液をタラリと直立している肉棒と乳房へと垂らす。

 

 乳房を寄せ、僅かに擦れる部分に唾液を馴染ませ、そのままあなたの肉棒と触れ合わせる。

 

 ふにょりと柔らかな感触だが、やはり接触面積は少ない。

 

 挟んで刺激するというよりも、擦り付けて刺激するという小雪の愛撫。普通ならあまり感じられるものではないのだが、小雪の容姿や頑張りが興奮を煽ってあなたを気持ち良くさせてくる。肉竿にコリコリとした乳首が触れると彼女も感じるのかんっ……♡ ふっ……ん♡ と小さく吐息を漏らしている。

 

「どう……ですか? あんまり気持ち良いものとは思えませんけど……」

 

 小雪が頑張っている姿だけで気持ち良いとあなたが答えると何ですかそれと小さく呟かれる。

 

 乳房を揺らして挟んだ肉棒を刺激するのではなく、身体を上下に揺らして刺激する。快楽で溢れた先走りは肉棒を伝い小雪の乳房へ、そしてそのまま身体に跡を残しながら重力に従って垂れていく。

 

 潤滑油と小雪が垂らした唾液は乾燥するかあなたの肉棒に吸収され、ともなれば肉棒と乳房が触れ合うたびに痛いかと言えばそうでもない。あなたの先走りのおかげで滑りは良く、彼女もあなたの顔色をうかがいながら動いているのだ。おかげで痛みとは無縁でただただ快楽だけを享受出来ている。

 

「んしょっ……んしょっ……♡ こんななだらかな胸だというのにお前のチンポは気持ち良さそうに跳ねてます。何だか生意気……あ……むっ♡ あむ、あむっ……ちゅ……ちゅるるるっ♡ れぇ……ろっ♡」

 

 温かな口内粘膜に包まれた亀頭はそのまま表面をなぞるように舐められ、先走りを溢れさせている鈴口を穿るように弄られる。穴を広げようと尖らせた舌先でほじほじと弄り、堪らずといった感じに出てきた先走りを唇を尖らせて吸い付いて啜る。

 

 下半身から登ってくる快楽には勝てず、あなたは天井を見上げてソファに身を委ねるしか出来ない。

 

「シャワーを浴びたというのにお前のチンポ匂いがキツいです……まぁ、嗅ぎなれたので嫌な訳ではないですけど……」

 

 ちゅぽんと小気味よく口から肉棒が解放されると、ぶるんとバネのように揺れる。先走りで濡れていた亀頭は先よりもイヤらしく光を放っている。

 

「震えが激しいですし、我慢しないで出してくださいね。んしょっ……んしょっ」

 

 忘れた頃にズリズリと柔らかな乳肉を当てられると思わず声が漏れてしまう。

 

 小雪が意識をして勃起した乳首を当ててくるので抑揚がついている。何も考えたくないと頭は思考を停止し、ピンク色に染まっている。そんな頭で我慢なんて出来る筈もなく(そもそも小雪の前で出来た試しがない。)だらけていた全身に力を込め、小雪の方へと視線を落として彼女に射精()ると告げた。

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

「んぷっ!? おっぱいの中でチンポが暴れ回ってます。どくん、どくんって脈打ってザーメン出して……♡ 全然勢い止まらないじゃないですか。そんなに私のおっぱいでのパイズリ、気持ち良かったですか?」

 

 噴き出した精液によって顔を汚し、小首を傾げてあなたへ聞いてくる。こんな自分の乳房でも喜んで射精してくれるんだなんて少し喜びつつ、あなたの口から直接聞きたいという乙女心。それを表に出さずにいつもどおりに聞いてくるのは流石と言うべきか。

 

 射精してるんだから気持ち良いのは明白であり、今も尚続く射精であなたは幸せの真っ只中だ。さしたる疑問も持たず、あなたは頷いて口にした。気持ち良かったと。

 

「ふふっ、そうですか。なら良かったです。……だったら最後の一滴まで出しちゃいましょう。出てる間もしててあげますから」

 

 一番敏感な射精中の肉棒を追い立てるかのように追加で刺激されると、降参しますとばかりに噴き出す精液の量が増す。

 

 ・

 ・

 ・

 

 きっちり搾られたあなたはぐったりとソファに身を沈めていた。

 

「制服乾きましたよ。雨も弱くなってきてますし今なら帰れますよ」

 

 そういえば此処は自宅ではないとリラックスしていた身体を起こす。制服を受け取り、借りていたスウェットを脱いであなたは玄関で彼女に別れを告げる。

 

「傘は後日に返してくれれば良いです。……えっと……その、ではまた明日」

 

 うん、また明日と言葉を交わし、すっかりと日が落ちた道をあなたは借りた傘を片手に歩いた。

 




いただいたアイデアの中に風邪を引いて看病してもらうがありましたが、そこから発想して書きました。ありがとうございます。

ここまで書いてきて気になったのは、その1と比べるとだいぶ地の文が『あなた』よりになっちゃってるんですよね。拙く適当ですが一応は三人称にしてるつもりだけど、これは酷い。

小雪ちゃんの内面に沿った話でも一話書こうかなぁ。書けるかは別ですけど……。


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その8

長い間の応援、ありがとうございました。次回作にご期待ください(嘘)

エロ内容
・クンニ
・後背位


 

 その日あなたは小雪の親友であり幼馴染であるあーちゃんと学校の廊下を歩いていた。

 

 あなたと彼女に共通する話題といえば小雪の事で、あーちゃんは実に楽しそうに小雪とのエピソードを語ってくれる。そもそも彼女が声を掛けたのも最近あなたと小雪が仲が良いからというものだ。

 

 隣の席になり、前以上に二人っきり以外でも話すようになったあなたたち。朝の挨拶から始まりそのまま席に座っての談笑。昨日どんなテレビを見たとか他愛のない話から宿題をやって来たかのと学生らしい話題まで話す。

 

 それはクラスメートたちからも見られており、二人っきりの世界に入っているあなたたちは気付かない。その内嫌でも気付くのだが、今はまだ気付かない。

 

「あの時の雪ちゃんったらね本当に可愛かったんだ~」

 

 へぇ、と普段の小雪からも処理をしてもらっている時の小雪からも想像の付かない彼女の過去の面白エピソードにあなたは相槌をうつ。

 

 今のあなたたちは傍目から見れば仲の良い男女であり、普段は小雪と仲が良いのに今度はあーちゃんかと周りから見られている。そんなあなたたちを偶然見かけたある少女は何もやましい事をしてないのに、あなたたちから隠れるように廊下の角に姿を隠した。

 

「何で私は……。別にあいつがあーちゃんと仲が良くても……いえ、あいつはあーちゃんを見て勃起してましたね。何か不埒な事を考えているかもしれません。後で問い詰めなくては」

 

 幸いにも小さく呟いていた為、小雪が勃起などと口にしていた事を耳にした者はいなかった。

 

 ・

 ・

 ・

 

 珍しく小雪からメールを貰ってあなたは空き教室へとやって来た。内容は簡素で教室に来いと命令口調だったが、普段が普段なだけに気には止めなかった。

 

 ガラガラと扉を横に開き、中へ踏み出すと横から何者かに倒された。偶然なのかその拍子にカチャリと扉に鍵がかかったのは幸運なことなのだろうか。

 

 誰がと思うも、この教室に足を踏み入れるのは鍵を持っている小雪しかいない。仰向けに倒れ、首だけを動かすとしがみ付くようにしている小雪が見えた。

 

 名前を呼んでも反応はせず、何かを口にする事も無くグリグリとあなたの胸に頭を擦り付けてくる。

 

「……お前もやっぱりあーちゃんの方が良いんですか?」

 

 やっと顔を上げたと思ったらその瞳は涙で揺れていた。

 

 小雪が休み時間に偶然目にしたあれは彼女のコンプレックスを刺激するには十分な威力を持っていた。幼馴染で親友だと胸張って言えるが、過去に暗いものぐらいはある。

 

 小雪も優秀だがあーちゃんもまた優秀だ。勉学は人よりも出来るが運動は並な小雪と勉学も運動も優れている上に簡単に人の輪に入れる明るい性格。なんであの子があーちゃんと一緒にいるのだろう、あーちゃんの隣に相応しくないんじゃないかと同級生たちの心無い言葉を彼女は過去に突き付けられてきた。

 

 慣れたとは思っていた。それでも彼女は小雪にとって大事な人だし、縁を切るだなんて一度も思った事はない。だが、そんな彼女とあなたが仲良く歩いているのを見た時、胸が締め付けられるように苦しかったのだ。

 

 問い詰めるだなんてその場を凌ぐ為に口にしたが、本当は聞きたくもない。もしも自分よりもやっぱりあーちゃんの方が良いだなんて言われたらどうなるか小雪自身にも分からないのだ。

 

 小雪の涙に呆気に取られたあなたの無言を彼女は肯定とみなしたのだろう。涙を腕で拭うとあなたの上から離れようとした。

 

 ここで別れたら終わると直感的に思ったあなたは離れようとした腕を掴んだ。

 

「離して下さい! 無愛想で子供のような私よりもあーちゃんの方がお前も好きなんでしょ! 放って置いて下さい……」

 

 大声を上げられるもあなたは臆することなく彼女をそのまま抱き締める。床に座った状態なので不格好なのだがそれを指摘する者はいない。

 

 無言のまま抱き締め、彼女が落ち着くまでそのままでいる。

 

 やがて落ち着いたのか小雪が口を開いた。

 

「……お前は何がしたいんですか? 嫌だって言う私を引き止めるだなんて」

 

 いつものような言葉を出せるまでは回復したのだろうか。笑みを零しながらあなたは彼女の耳元に口を持っていく。

 

 俺はあーちゃんよりも小雪の方が好きだよ、とあなた的には精一杯な気持ちを伝えた。

 

 男女的なものもあるし、相性的な意味でもある。明るく誰とでも仲良くなれる彼女だが、あなたからすれば少し騒がしい。それと比べると小雪は静かで、あなたに合わせて話してくれる。

 

「……お前何を言ってるのですか? こ、告白……です……か?」

 

 うん、と返事するとまた小雪は泣き始めた。泣くほどに嫌だったのだろうかと慌ててしまうあなたを涙声で彼女は止めた。

 

「い、嫌だから涙が出たんじゃないです。こ、これは……その……嬉し涙……です。私もお前の事が好き、です。勿論、人間としてではなく、男としてですよ」

 

 くるりと振り返った彼女は無表情ではなく、内心の喜びを隠しきれない笑顔だった。涙が頬を伝い、跡を残しているのをあなたは指で掬う。彼女には涙は似合わない。いつものように軽口を叩いて欲しいのだ。

 

 先程とは違う理由であなたの胸に顔を埋める彼女の頭をあなたは撫でた。

 

 ・

 ・

 ・

 

 あの日から恋人になったあなたたち二人だったが、生活が大きく変わることはなかった。

 

 ただ、窓際の席で、その隣が彼女で助かった。授業中やホームルーム中の何気ない時にあなたの方を向いて、穏やかな笑みを向けてくるのだ。その顔をあなた以外見ていなくて本当に良かった。

 

 独占欲とあなたは言われても良いと思うが、彼女のあの笑みを見れば印象が180度変わるだろう。それぐらいに美しく、可愛い笑みなのだ。

 

 そしてもう一つ変わったものがある。いままではあなたの性欲を処理するという名目でエッチをしていたが、恋人との甘い感じになった。

 

「んっ……そんなに啜らないで♡ クリ吸うのヤ……ぁ♡」

 

 お昼の休憩時間。目配せで教室を時間差で出たあなたたちは人通りの少ない場所にあるトイレの個室にいた。休み時間は五十分もあり、昼食をゆっくり食べてもまだ二十分以上は残っている。

 

 個室の扉に背を預け、スカートをたくし上げたままの体勢で小雪は身体を小刻みに震わせている。

 

 開いた足の間にあなたは陣取り、そのまま股の付け根の筋を舐めていた。舌で掻き出しても掻き出しても溢れてくる女の蜜。喉に絡むような粘度がありながらもゴクゴクと飲み干してしまう。

 

 飽きる事はなく、舌を奥まで差し込んでもっと欲しいと強請ると小雪の身体が大きく震える。

 

「イく……っ♡ イっちゃいます……♡ んっ♡ んっ♡ んんんんっっっ♡♡♡」

 

 ぎゅぅぅぅとあなたの頭をグリグリと口を半開きの縦筋に押し付けながら小雪は果てた。

 

 ビクン、ビクンと痙攣しながら半開きな縦筋はヒクヒクと男を誘うかのように蠢いている。始めた当初は包皮を被っていた陰核もズル剥けになり、敏感な性感帯を剥き出しにしている。

 

 正常位も後背位も騎乗位も恋人になる前から許していた彼女だったが、クンニだけは許してはくれなかった。あなた相手に羞恥を感じるのが少ない小雪だったが、大事な部分をマジマジと至近距離で見られながら愛撫されるのは流石に恥ずかしかったようだ。

 

 そんな恥ずかしい行為を今は許してくれている。絶頂の可愛い声を聞きながらあなたは満たされていた。

 

「私ばっかり気持ち良くなるのは不公平ですから、入れて良いですよ♡ ほら、扉に手を付けば後ろから出来ますし」

 

 フリフリと扉に手を付いて絶頂で震える尻を左右へと揺らしてくる。まだ余韻に浸っているのか、紡がれる言葉は甘い。

 

 小雪と性に溺れるのは不味いと恋人になってから実感したあなたは、腕時計をちらりと確認してから肉棒を突き出して挿入していく。

 

 身体の相性が良すぎて時間を忘れて媚肉を貪ってしまいそうになるのだ。今までは小雪がそれとなく制限を掛けてくれていたが、恋人になってからは甘くなった。その分、自分が頑張らないとと思うが、こうして呆気なく彼女からの誘惑に負けてしまう。

 

 細く括れた腰を掴み、最奥まで肉棒はみっちりと収まる。

 

 掻き分けられた膣肉はうねってはあなたの肉棒を刺激し、愛液を表面に滲ませる。

 

「奥まで……おっきぃのが……ぁ♡」

 

 ずるるるっと膣肉を巻き込んで引きずりだすように肉棒を引き抜き、勢いと体重を乗せて押し込む。

 

 ガタガタと扉を揺らしながらあなたと小雪は人間を超えて獣のように性を貪りあう。

 

 扉を鳴らすも、声だけは聞かれたくないのか指を咥えて漏れるのは僅かな嬌声。あなたも他の誰かに彼女の女としての声を聞かれたくはないので、それを止めることはなく腰だけを動かしながら鼻先を髪に埋める。

 

 汗の匂いにシャンプーの匂い、それらに混じる彼女の体臭にあなたの肉棒は膣内で暴れ跳ねる。お゛っ♡ などと低い声を耳にしながらスパートを掛けていく。

 

 最初は固かったのに、肌を重ねあう内に解れたリング状の子宮口を亀頭で何度も叩き、傘の張ったカリ首のぶ厚めな肉で小雪の性感帯をすり潰す。彼女だけではなく、あなたも気持ち良くなれるその行為は簡単に絶頂へと導いていく。

 

「……んっ……くっ……ぅん♡ イ……くっ♡ もうイきますっ♡ お前も一緒、にっ♡ はっ♡ あっ♡ んんっ♡♡ イ――――――っっっ♡♡♡」

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 小雪の絶頂で膣内がうねり、僅かに遅れてあなたは射精した。

 

 びゅるびゅると尿道から抜けていく精液が一直線に口の開いた子宮の中へと流れていく。小柄な小雪と同様に小さなそこはあっという間に満たされ、受け止めきれなかった精液が結合部まで逆流してくる。

 

 膣を締め、漏れるのを抑えようとしても絶頂で痙攣する膣肉は思うようにはいかない。

 

 心地の良い射精に疲れたあなたは小雪の身体を抱え上げ、個室内の便器に腰掛けた。

 

「あ―――っ♡」

 

 ずりゅっ♡ と動いたが故に膣内での肉棒の当たる箇所が変わって声にはならない嬌声を上げる。はぁ、はぁと乱れた呼吸を整えようとあなたたちは肩で息をする。

 

「お腹いっぱい……です♡ お前のチンポも満足して小さくなってきましたね。んっ♡ はぁ♡ ゃ、おマンコからザーメンが漏れてくる……んっ♡」

 

 腰を浮かし、萎えた肉棒を抜くと下品な音と共に膣内射精(なかだし)された精液が出ていく。

 

 教室までの移動時間を考えるとそろそろ出たほうが良いが、今のままだと何をしていたのか第三者からでも丸わかりだ。息が整い、乱れた衣服を直し、出された精液を少し掻き出してからあなたたちは手を繋いでトイレを後にした。

 

 勿論、まだ周りには付き合っている事を内緒にしている為、人が増えてくる辺りで手を離した。

 

 

 




遂に二人が付き合ってしまった……、これが勝手にキャラが動くというものなのか? 本当は嫉妬した小雪が独占欲丸出しで騎乗位で搾ってくるみたいな感じを書くはずだったのに気が付けば告白してた。な、何を言っているかと(以下略)

とまぁ、二人が付き合いましたがもう少し話は続きます。折角アイデアも貰ってますし、二人が性処理関係の初めたてとか頑張って書いてみたいですし。

そしてついに始まった横文字。あんまり地の文でチンポとかマンコとかって使いたくないんですけど、クンニだけは漢字が出なかったのでそのまま使いました。でもセックスって書いた方が楽なんですよね。いつも交わりとか情事とかって書いてるので。


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その9

全部で10話とキリも良いですし、暫定で完結ですかね。


 小雪と恋人になってから最初の内は変化はなかった。

 

 しかし、彼女の中で箍が外れたのか、今まで貯めてきた想いをぶつけるかのようにあなたを求めるようになった。まずは情事、次は平時にと彼女からの行動が多くなってきた。

 

 今だってそうだ。前までは絶対にあーちゃんと昼食を取っていたのが、空き教室で二人っきりで食べるようになっていた。

 

 あなたの両親も共働きで忙しく、家事に合わせてお昼の弁当も自作だった。それに気付いた小雪はあなたの分も作ってくると言い出し、お昼は彼女お手製の弁当を食べていた。

 

「今日は少し味を濃くしてみましたがどうですか?」

 

 おかずを箸で掴み、咀嚼していたあなたに遠慮がちに聞いてくる。

 

 前はあまり見せなかったその態度に笑みが浮かびそうになるのを堪える。付き合っても彼女の勘の良さは変わらず、ここで笑みを見せようものなら何を言われるか分かったものではない。

 

 飲み込み、これぐらいが丁度いいかもと口にするとあなたからは見えない角度で小さくガッツポーズをしていた。

 

「でしたら今度からはこれぐらいの濃さにしてきます。あーちゃん以外にお弁当を作って食べて貰うだなんて思っても見ませんでした」

 

 彼女にとってあーちゃんが全てであり、あーちゃん以外に興味は抱かなかった小雪の中にあなたはするりと潜り込んだ。あまり好感的とは言えない始まりから良くここまでこれたものだ。小雪もあなたも口にはしないがそう思っている。

 

 食事が終わり、食後の茶で一息を付いていると彼女の方からあなたへと近付いてきた。

 

「あの……お腹もいっぱいになりましたし、今度はこっちをしませんか」

 

 ヒラリとスカートをたくし上げ、履いている真っ白なショーツを見せる。

 

 およそ女子高生が履くにはまだ早いと言われるような薄い大人の女性向けのショーツ。未だに小学生に間違えられそうな背丈をしている彼女が着けているとなると背徳感が増す。その気はなかったあなたをその気にさせるには十分な威力を持っていた。

 

 ・

 ・

 ・

 

「何だか不思議な格好です。お前のチンポが私の顔の前にあるのはいつもの事なのに、お前の顔に私のおマンコがあるというのは……ひゃぅ!? 驚くのでいきなり息を吹きかけないで下さい!」

 

 今日はあなたの部屋に小雪が訪れていた。

 

 両親は職場結婚した仲であり、今もその職場に勤めている。今日は泊まり込みでやらなきゃいけない仕事があるから家を頼んだと父親からメールが届いたのは放課後になる少し前。

 

 授業中にスマホを弄る人間(とは言っても退屈な授業だけだが)だったが、小雪が隣になってからは止めた。いや、正しく言うのであれば止めさせられた。お前が注目されると私も見られるので止めて下さいと一蹴され、どの道授業中に弄るのは良くないなと納得して止めた。

 

「この格好……シックスナインでしたか? やってみると結構恥ずかしいですね。おマンコを弄られながらチンポを弄るだなんて……♡」

 

 そうは言いながらも、勃起した肉棒を指で上下に扱きながら亀頭をチロチロと焦らすように舌先で舐めてくる。

 

 跨ぐのは疲れるからと、ベッドに横になりながら互いの股間にあなたと小雪は埋めている。

 

 普段はぴっちりと口を閉じている秘部も期待と興奮で濡れ、僅かにだが口を開いている。指でしっかりと広げ、震える舌を伸ばして肉を舐める。女の味と匂いにあなたの頭はクラクラとしてしまう。

 

「いつも一方的に私が気持ち良くさせてるのに、こうして一緒にされると……っ♡」

 

 ビクンと腰を震わせ、愛撫する手が止まる。

 

 小雪はあなたの性欲を処理すると責め手ばかりで受け手に周った経験は少ない。少しの刺激で腰を震わせ手を止めてしまう。

 

 こぷりと奥から愛液を滲ませ、あなたの手と舌、そして顔を汚す。ペロリと舐め取り、また弄り始める。指を曲げ、中から掻き出すと膣肉がうねる。吸い付き離さない膣肉を引っ掻いてイジめ堪らず逃げようとするのをまた弄る。こぷこぷと溢れ出てくる愛液は量を増していき、指を伝って腕までを汚していく。

 

「や……っ♡ お前ばっかり……っ♡ んっ……あっ、あっ♡ ゃだ……私だけ先にイくのや……です♡ お前も一緒に……っ♡」

 

 絶頂しそうなのを堪え、あむあむと唇で亀頭を食みながら激しく手を動かす。

 

 先走りと唾液でベトベトな肉竿はくっきりと血管を浮かばせ、指が擦る度に潰されていく。脈を打ちながらも、まだ余裕そうに見えるそれを睨みつけ、今度は亀頭だけではなく半ばまでを飲み込む。熱い口の中に包まれ、舌がベロベロと舐め回す。

 

 肉竿を扱いていた指は離れ、今度は玉をふにふにと揉み解すように弄られる。精液を作っているそこは外部からの刺激に弱く、中で渦巻いている精液がだんだんと尿道を上っていく。

 

 狭い喉肉で丸い形をした亀頭を挟まれ刺激され、カリ首を丹念に舌に舐め回される。堪えて小雪を先にイかせてやろうだなんて考えていたあなたの意志とは裏腹に肉棒は射精の準備を整えていく。

 

 その証拠に先走りは滝のように溢れ、コクコクと小さく喉を鳴らして飲まないと小雪の口の中は直ぐにいっぱいになってしまう。

 

 しかも喉奥からは声にならない嬌声が秘部を弄られる度に発し、それがさらなる快楽を与えてくる。

 

 俺も出ると声を掛け、彼女が望むように自分と一緒に果てるようにと秘部で一番敏感な陰核を指の腹で擦るように潰す。

 

「~~~っっっ♡♡♡」

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

 声にならない声をあげながら彼女の身体は大きく跳ねる。口の中に含んだままの肉棒も脈を打っては尿道を上ってきた精液を吐き出していく。

 

 喉奥に容赦なく掛かり、勢いに任せて小雪は必死になって飲み込む。ダマのように濃い精液は一度に多くは飲めず、飲み切れなかった精液が逆流して鼻から垂れてしまう。異性どころか同性に見せるのすら躊躇する不細工な顔になりながらも彼女は精液を受け止める。

 

 頭の中はスパークしたかのようにバチバチと快楽の火花が散っており、文字通り鼻から抜けていく精液の青臭さに酔ってしまいそうだ。

 

「んきゅ……んく……うぶっ。……ふぅ……♡ だ、出し過ぎです。一緒にイきたいとは言いましたが、こんなに出すなんてこの変態♡ お前のザーメンが私のお腹の中でちゃぷちゃぷ言ってそうなぐらい出すだなんて、全く」

 

 不満そうに愚痴るも、尿道内に精液が残っていないか根本から力を込めて上へと握った指を上げていく。ぴゅる、ぴゅるるっと情けなく噴き出した精液を指で掬い、最後の一滴までを彼女は胃に収めた。

 

「まだ固いままですね。お前の性欲は多分、世界一です。ほら、私が手伝ってあげますからスッキリしましょう? 今ならイきたてのおマンコで気持ち良くなれますよ」

 

 コロンと体勢を変え、股を大きく開いてあなたを誘う。数を数えるのも億劫なぐらいに肌を重ねてきたが、飽きは来ない。

 

その後、互いに息も絶え絶えになるまであなたは有り余る性欲を彼女にぶつけた。

 

 




前回の後書きにもあった性欲処理の初めたてを書いてみたところ、イマイチな出来だったのでちょっと遅れてしまいました。

最近は敬語キャラからギャル系へと意識がズレて来てるので惰性で書くよりかは一度完結させた方が良いと思い簡潔にさせていただきます。もちろん、小雪とあなたのお話がこれで終わるのではなく、気が向いた時にまた書きたいと思ってます。

短い間でしたが、日間一位になったりお気に入りが2000人弱になったりと嬉しいばかりです。また何処かでお会いしましょう。読んでいただきありがとうございました。


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番外編
もしもあーちゃんに関係がバレていたら


感想であーちゃんの事を書いていたら何となく書いてみた。天然とは一体……?

エロ内容
・パイズリ
・亀頭フェラ


 最近、一つの噂が学校に流れている。それは綾――通称あーちゃんに彼氏が出来たというもの。

 

 誰一人として彼女が彼氏と思わしき人物と一緒にいるのを見てはおらず、その真偽は定かではない。本人に直接尋ねてみても、上手くはぐらかされてしまう。

 

 噂が立つほどに最近の綾は色っぽいのだ。ふとした時に見せる笑みは普段からクラスメートや友人たちに見せるものではなく、心から幸せ、楽しみといった感情で作り出されたもの。

 

 皆……特に男子たちは血眼になって彼氏と思わしき人物を探すも依然として成果は出ていない。

 

 ・

 ・

 ・

 

「こうならないように気を付けていたのにお前という奴は……っ!」

 

 怒りを浮かばせた瞳で小雪があなたを睨む。その隣には噂の彼女――綾が怒りの真っ只中の小雪を宥めるようにまぁまぁと彼女の頭を撫でている。

 

 次第に小雪の怒りは収まり、もう時既に遅しなので仕方ないといった感じだ。

 

「悪いのは彼じゃなくて私だから雪ちゃんも許してあげて」

 

 こうしてあなたが綾と交流を持つに至ったのは簡単な理由だ。小雪と致している所を見られた。それだけだ。

 

 天然で明るく誰とでも直ぐに仲良くなれる綾だが、良くも悪くも浅く広くの関係だ。もちろん、休日に共に出掛けるような相談しあえるような友人はいる。

 

 だが、小雪という唯一無二の友人があそこまで乱れ、心を開いているのを見て羨んでしまった。

 

 小雪と親しくなったあなたへ嫉妬するのではなく、二人の関係性を羨んだ辺りに綾の性格の良さが表れている。そんな訳であなたと小雪は二人っきりになろうとした所を尾行され、こうして関係を持つに至った。

 

「それで? 今日もするのですか?」

 

「私もネットを色々と見たから頑張るね」

 

 ジト目で、だけどあなたに何かを期待するかのように見てくる小雪と、年不相応な色気を醸し出す綾にあなたは詰め寄られた。

 

                      ☆

 

「くっ……あーちゃんにさせるだなんて……っ!」

 

 もう何度も目かも分からないのに、小雪は毎回そう口にする。

 

 綾と友人になったが、それと同時に身体の関係も持ってしまった。あなたと小雪、そして綾の三人は彼氏彼女ではなく、セックスフレンドと称するのが相応しい関係だ。

 

 制服の上着を脱ぎ、学校の誰よりも発育した乳房であなたの肉棒を挟んでいる。ネットで男の人はこういうのが好きなんでしょと始めたそれは、触覚的にも視覚的にもあなたを大いに興奮、刺激する。

 

「おっぱいで彼のおちんちん気持ち良さそう♡ でも、先っぽの亀さんは寂しそうにおっぱいの中からお顔を出しちゃってるね♡ ん、雪ちゃんおいで♡」

 

 たぱん、たぱんと重量、質量共にある乳房を上下に揺らし、それを唇を噛むかのように見ていた小雪を綾は招く。彼女の小さな頭を一度撫で、そのまま自身の胸元へと導く。

 

 小雪も綾が何をさせたいのかを理解し、先走りで濡れているあなたの肉棒に溜息を一つ吹き掛けるとぱくりと咥えられた。

 

 口を窄め、温かな頬肉が肉棒に密着する。そのまま唾液でヌメリを帯びた舌が――小雪があなたに見せる態度とは180度も違う――優しく亀頭をあやすように舐める。

 

 亀頭を覆うように漏れ出た先走りを舌先で掬い、飲む。代わりに唾液を塗られた亀頭は僅かな息が当たるだけでも震えるぐらいに敏感になってしまう。

 

「すっごく気持ち良さそう……♡ やっぱり雪ちゃんって上手いんだねぇ♡ で・もぉ、私も負けてはいられないよ♡ んふふ~、ほらほら、君が好きなおっぱいだよ~♡ こうやって交互にいっちにいっちにって上下に動かしたり、おっぱいをぶつけるように横に動かしたりしてあげる♡」

 

 亀頭は小雪が、肉竿の部分は綾に愛撫され、快楽に溺れてしまったあなたは満足な返事も出来ずに腰を震わせるしかない。

 

 だんだんと腰が持ち上がり、射精したいと本能が訴えるも、懸命に堪える。小雪にはバレてしまっているが、まだ綾にはあなたが早漏だとバレてはいないはずだ。

 

 一人で寂しく肉棒を慰めている時は早漏ではないと思っていたが、現実とは厳しく、慣れていない自分の手以外の刺激を受けると降参とばかりに呆気なく射精してしまう。

 

 恨めしく思いながらも、背筋を駆け抜ける快楽を堪えるしかない。そんなあなたをお見通しだったのか、亀頭だけを咥えた小雪はじゅぽじゅぽと音を立ててまで追いたてる。

 

「わぁ……♡ 雪ちゃんすっごいエッチな顔してる♡ そんなにおちんちん美味しいの?」

 

 綾は小雪と変わらず乳房を使ってあなたを責め立てるのは止めずに、小雪の奉仕を見て興味を抱いたようだ。

 

 頭を激しく上下に振ると小雪の手入れされた黒髪が宙を舞う。頬を朱色に染め、綾に見られているのを恥ずかしながらも奉仕の手は緩みを見せない。

 

 亀頭は唇と頬粘膜を使って磨くも、まだ残っている敏感な部分に舌が這う。昨晩の風呂の時に綺麗にしたと言えど、学生生活の一日で掻いた汗などの老廃物が溜まったカリ首は端的に言って汚い。だというのに小雪は舌を伸ばし、カリ首の段差の溝までを舌先でなぞる。チロチロと尖らせた舌先で恥垢を取り、唾液と一緒に嚥下する。あなたと二人っきりの状況であればワザとあなたを煽る為だけに音を鳴らして飲み込むが、親友の綾がいるが故に控えめに音を鳴らさないように努めて飲み込む。

 

 小雪の奉仕だけで射精したいと頭の中が埋め尽くされたあなたに、新たな刺激が加わった。

 

「そう言えば雪ちゃんが言ってたなぁ。あなたはおちんちんだけじゃなくて乳首も感じちゃう人だって。どう? 私の指で固くした乳首触られるの気持ち良い?」

 

 涎を垂らし、奥歯を噛み締める事で凌いでいたあなたに口を開ける筈もない。代わりとばかりに腰が浮き、そんなあなたを見て綾は鈴を転がすように微笑む。

 

 カリカリカリと小さく尖った乳首を弄ったり、根本からクニクニと左右へと揺らしたり、微妙な力加減で弾くように触れられるなどバリエーションが豊かだ。

 

「じゅるるるるっっっ♡♡♡ ……ぷぁ♡ むぅ……」

 

 小雪の愛撫ではなく、綾の愛撫であなたが感じでいると悟った小雪は不満そうな唸り声を上げた。

 

 あなたからは見えないがパンパンに頬を膨らませ、視線だけで綾へと抗議を上げている。そんな小雪の姿が愛らしくてまた綾は微笑む。

 

 小雪と綾は幼馴染であり、親友だ。互いの欠点を知ってるし、その上で今日まで付き合っている。彼女(小雪)があなたへどのような想いを寄せているのかはある程度は分かるし、だからといって興味を抱いたあなたを放置することが綾には出来ない。

 

 小雪の全てを知っていたと自負していた綾でも知らない小雪の一面。それを男が見つけたとなるとどうしても気になるのだ。小雪の知らない一面を開花させたように、自分もまた自分ですら知らない一面が開けるかもしれない。そう思うと、綾の奉仕には熱が入っていく。

 

 そしてそれは致命的であり、限界ぎりぎりまで堪えていたあなたは止めとばかりに柔らかく大きな乳肉で肉棒を擦られ、ぷっくりと膨らませた亀頭は爆発したかのように震えた。

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

「きゃっ!? わ、わわっ。おちんちんがすっごく震えちゃってる♡ 先っぽから真っ白いモノ出してる、これが精液?」

 

「よりにもよってあーちゃんのおっぱいで出しやがって。やっぱりお前も他の男と一緒でおっぱい星人で変態です」

 

 堰を切ったかのように飛び出していく精液は真っ直ぐ上へ行くと、そのまま重力に引かれて綾の乳肌へと着地していく。

 

 むわりと広がる栗の花に似た匂いは精液の匂いであり、間近でそれを嗅いでしまった二人の頬は羞恥とは違う朱色に染まる。モジモジと下半身を擦り合わせ、トロリと蕩けた瞳であなたの顔を見つめてくる。

 

「……お前のチンポもまだまだガチガチですし、お前がしたいなら私は良いですよ?」

 

「雪ちゃんほど上手くはないけど、次は私も気持ち良くなりたいな♡」

 

 学年を代表する美少女二人からのお願いにあなたが断れる筈もなく、枯れるまで搾られた。

 




ランキングに乗っている時にこそ人が来るので、ついつい続きを書いてしまう。

今回はIFにしましたが、もしも続くのであれば小雪とのお話ですかねぇ。さすがに今回みたいなのはタイトル的に詐欺ですし。



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もしもあなたがあーちゃんと恋人であり、そのあとに小雪と出会ったら

エロを書けなかった……。


 

「……少しいいですか」

 

 教室の窓際の自席でボーッと外を眺めていたあなたに声が掛かった。そちらへ顔を向けると、あなたにとっては見慣れたような見慣れていないような顔があった。

 

 何を言いたいのか、或いは聞きたいのか分からないが、少なくとも教室で話すような内容ではないだろう。何となく彼女が纏う空気からそう結論づけたあなたは席を立つと彼女を引き連れて教室を後にした。

 

 半年前から付き合うようになった彼女、綾――通称あーちゃんの親友である彼女の名は小雪。親友には伝えたいらしく、あなたと付き合うようになってからは一度だけ挨拶をした覚えがある。

 

 その時に言われたのは今でも思い出せる。まるで娘を嫁にくださいと父親に会いに行った時のようにあーちゃんを泣かせたら殺すと鋭い眼光と共に言われたそれは、今でも脳裏に焼き付いている。

 

「まどろっこしいのは苦手ですので、単刀直入に聞きます。お前、先週の放課後、あーちゃんと教室で何をしてましたか? いえ、怒っている訳ではありません。お前とあーちゃんが恋人なのは理解してます。ですが、幾ら何でも手を出すのが早くないですか? そう言うのはもっと……」

 

 何を聞かれるのだろうかと身構えていたあなた。心当たりはあった。

 

 まさにそれを聞かれたのだが、くどくどと高説を垂れる彼女に白目を剥きたくなってきた。

 

「……聞いてるのですか? はぁ……なんでこんな愚鈍な男をあーちゃんは気に入ったのでしょうか……」

 

 ジト目をあなたへよこし、これみよがしに溜息をつく小雪を見ていると流石のあなたも怒りが沸いてくる。

 

 いや、彼女は綾の親友なのだ。綾の為を思っているのだと理性が必死に言い聞かせてくる。

 

「とにかく、私が言いたいのはああいうエッチなのはまだあーちゃんには早いということです。したければ一人でシコってて下さい。いいですね?」

 

 小雪は確かに綾の親友だ。だが、だからといって恋人同士の関係に口を挟まれる謂れはない。あなたは断固として首を振った。

 

 そんなあなたを見て彼女もまた怒りが沸いたのか、あなたはその怒り故にそのまま壁に押しやられてしまった。

 

 人も普段から通ることのないこの場所は密会にはうってつけの場所だ。昼休みということもあり、人がやってくる気配はない。

 

「お前、あーちゃんと付き合って調子に乗ってないですか? あーちゃんから告白されたからって、お前が偉くなった訳じゃないんですよ?」

 

 顔を近づけ、彼女的には凄んでいるのだろう。だが、あなたからすれば可愛らしい顔が近付いてきただけだ。

 

 怒りとは別に思わず顔を赤らめてしまう。仕方ないだろう。綾の親友である小雪もまた顔立ちは美しく、日本人形めいた魅力が彼女にはある。しかも、体格差故にあなたの顔を覗き込むように近付けてきた彼女は上目遣いになっている。

 

 大きな瞳があなたを映している。

 

「……照れてるんですか? ……はぁ、あーちゃんの彼氏だと言うのに他の女にも現を抜かすとは」

 

 綾と付き合うまでは女子と話すなんて殆どなかったあなただが、綾と過ごすようになってからはそれなりに話せるようになった。

 

 だからこそ、つい小雪が可愛いからなと怒っていたのも忘れて、思ったことを溢してしまった。

 

「は? な、何を言ってるのですか!? わ、私が可愛いだなんて、ありえないです! そう言うのは、あーちゃんに言ってあげて下さい」

 

 凄みから一転、慌てたように顔を真っ赤にして視線をあちらこちらへと彷徨わせる小雪。照れていると自分でも分かっているのか、熱くなった顔の火照りを冷まそうと手をパタパタとしているのがまた何とも可愛らしい。

 

 彼女の親友であり、あなたの彼女である綾は天然と呼ばれる性格であるが、小雪もまた同じなのだろうか。

 

「お、お前私を揶揄ってるのですか? 覚えとくのです!」

 

 休み時間が終わったことを知らせるチャイムが校舎内に鳴り響き、それを聞いた小雪は我に返るとあなたをまた一睨みし、捨て台詞のような言葉を吐いて去っていった。

 

 気持ち大股気味に、明らかに私怒ってますなポーズで去っていく彼女の後ろ姿を眺めた後、あなたも駆け足で教室へと戻った。

 

 ・

 ・

 ・

 

 それからというものの、小雪と絡む事が多くなった。

 

 綾と一緒にいる時であれば、綾があなたへ視線を向けていない時に敵意剥き出しな視線を向けてくるし、学校の廊下ですれ違うとあっかんべーと舌を出してあなたを挑発してくる。学校で有名なクールな彼女はどこにいったのかと言わんばかりの行動だ。

 

 が、あなたは苦笑いするだけで彼女へ悪意は抱かなかった。彼女がまるで親を取られた子供みたいで可愛いのだから仕方がない。

 

 そんなあなたたちの関係が変わる出来事があった。彼女――小雪は綾と一緒に行動する事が多く、その姿から学年の二大アイドルとまで言われていた。

 

 本当の彼女を知った今のあなたであれば首を傾げてしまうが、クールで物静かで天然なあーちゃんの世話をせっせと焼く、男子生徒たちからの憧れになるのも無理はなかった。

 

 一月前、彼女は一つ年上の先輩、それもサッカー部のエースでありキャプテンで、王子とまで言われている生徒から告白された。当然、彼女は異性に興味はなく、断った。王子はそっかと笑って謝ってから去ったらしいが、問題はその後だった。

 

 王子を好きだという一部の生徒たちによってイジメにあったのだ。で、そんな場面をあなたは偶然、目撃してしまった。特別親しいという訳ではないが、彼女の親友な上に敵意を持たれてはいるが話す仲だ。彼女を助けるのに躊躇はなかった。

 

「……お前は馬鹿です。そういうカッコつけはあーちゃんにしてやるべきなのです」

 

 助けたあと、彼女はあなたにそう口にした。棘のある言葉とは裏腹に、温かみがあった。

 

「……ありがとうございます。正直、助かりました」

 

 根本的な解決にはなってないが、少なくともあなたという目撃者が現れた以上、小雪がイジメられる確率は減るだろう。あなたはホッと胸を撫で下ろした。

 

 礼を口にしながら微笑む彼女を見て、初めて彼女が自分に笑いを向けてくれたと思うと胸が熱くなるのを隠せなかった。

 

「……顔が赤いようですが、風邪ですか? 私はもう大丈夫ですので、早く帰って休んだ方が良いですよ」

 

 都合よく誤魔化せる言葉を貰ったので、あなたは頷くと小雪の傍から去った。

 

「……あーちゃん……」

 

 彼女の言葉は風にのって聞こえなかった。

 




リクエストを消化しようと書いてみたけど、いまいち筆が乗らなかったですねぇ。


どうしてもこんなストーリーになるとドロドロとしたものになるか、小雪のあーちゃん第一主義な性格からすると身を大人しく引くの2パターンしか想像できないんですよね。

小雪と最初に関係があり、そのあとにあーちゃんだったら簡単なんですが、逆だととんでもなく難しい。性格と言うのは大事だと身に滲みましたね。


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メイド小雪

お久しぶりです。

突発的なので短いです。


 

「ズボン、脱がしますよ」

 

 夜の暗い教室の椅子に座ったあなたの足元にいるのは彼女の小雪だ。時間が違っても浮かべている表情は無愛想だ。

 

 が、付き合いが長く深いあなたからすればその表情の中にも愛情が浮かんでいるのが丸わかりだ。

 

「……なんです……?」

 

 メイド服、可愛いと口にすると知ってますと彼女はぶっきらぼうに答えた。

 

 小雪が今着ているのは文化祭で着るメイド服だ。クラシカルなメイド服は小雪に似合っており、彼女の親友のあーちゃんからの評価も高い。

 

 メイド服を着た彼女の前でぴょんぴょんと跳ねては男子の視線を集めていた。小柄で貧相な小雪とは対照的に肉感的な彼女が跳ねるとそれはもう揺れる揺れる。

 

「はぁ……確かにお前と私は恋人ですが、ここまで節操なしなのはどうかと。ま、まぁ恋人のお前がおっ勃てて廊下を歩いていたなんて噂になったら私も困りますから」

 

 口では否定的な事を言うが、既に彼女の手はあなたの勃起した肉棒をサテン生地の手袋に包んだ手で触っていた。

 

 小雪の処女を奪い、小雪だけの味を知っている肉棒はいつも通りに熱く固い。

 

 メイド服の小雪を見た時から興奮していたが、ひと目があって懸命に堪えた。が、夜遅くまで残って作業をし、ひと目のない廊下で出会っては仕方がない。誰にでも言うまでもなく言い訳を内心で呟く。

 

「時間を置きすぎると周りから何を言われるか分かりませんから手コキだけですからね。それと、この服借り物ですから出す時は咥えますから」

 

 扱かれている内に先走りが垂れ、しゅっ♡ しゅっ♡ とリズミカルな手淫の音ににちゃ♡ にちゅ♡ と淫らな水音が混ざる。

 

 カリ首の肉を指で作った輪っかで擦り潰して上下する手と、亀頭を手のひらで包み込んでなぞる手。以前の小雪であれば上下運動だけだったのに、今ではあなたの弱点を只管に突いてくるようになった。おかげで早漏気味だ。

 

「チンポビクビクしてますね。良いですよ、もっと気持ちよくなって下さい♡ ん、ちゅっ♡ ちゅっ♡ れぇ……ん、しょっぱい♡」

 

 亀頭に口づけをお見舞いされ、そのまま先走りを真っ赤なベロで舐め取られる。ザラリとした感触が背筋を抜けていく。

 

 ぷるんとした潤いのある唇と交互に舐められ、ゾクゾクと背筋を抜けていく波が引いてくれない。

 

 あなたの興奮度を表す先走りを出ると直ぐに舐め取られるので代わりに亀頭を濡らすのは小雪の唾液だ。

 

 味なんてしない筈の唾液なのに、彼女と深い口づけをして唾液交換をすると甘さを感じる。いつまでも飲んでいたくなる甘さでついつい口づけの時間を長くしてしまう。前に一度、酸欠になるまでしてしまい怒られたのは笑い話だ。

 

「膨らんでおっきぃ♡ ザーメン出るんですね? 飲んであげますからぴゅっ、ぴゅっして下さい♡ ちゅ、ちゅぅぅぅぅ♡♡♡」

 

 頬を凹まし、尿道から精液を吸い出すようにされると堪らない。男のプライドで耐えていた我慢が解かれてしまった。

 

―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡

 

「んんんっ……♡ ちゅっ……♡ ん、ちゅ……♡ んくっ、んぅっ、んっく……♡ ん゛ん゛っ……♡」

 

 身体を大袈裟に仰け反らせるようにしながら射精するあなたを上目遣いで見ながらも彼女は手を緩めない。

 

 精液を肉棒へと送り込んでいる陰囊を空いた手で揉み込み、より多く濃い精液を出させてくる。

 

 射精の時にカリ首まで咥えられ、ぷりぷりの唇で適度に締め付けられて必要以上に精液を搾り取られてしまう。噴き出す精液は舌が受け止め、真っ赤な舌と口内が真っ白に染め上げられる。

 

「ちゅぅぅぅぅぅ……っぷぁ♡ ふーっ、ふーっ♡ あーっ♡ みえまふか(見えますか)あなたふぁだふぃた(あなたが出した)さーめんでふ(ザーメンです)♡ ん、んく……っ♡ ん、んんっ……んく、んく……はぁ♡ ごちそうさまでした♡」

 

 尿道の奥に残っていた精液を吸い取られ、剰え射精した精液をプールした口内を見せられて飲み込まれた。

 

 そんなのを見せられて興奮しない男はいないだろう。たとえそれが射精直後だとしても。

 

「ティッシュでチンポを拭くので……きゃっ!? す、スカートをまくっちゃ……♡」

 

 捲り上げたスカートの奥は茹だっているように熱い。触れるまでもなくぐっしょりと濡れたショーツが暗がりでも見える。

 

 ゴクリと唾を飲み、片手で握った肉棒を擦り当てる。

 

「お、お前! 一回したんだから落ち着いて……っ♡ ゃ、あ……♡ 擦っちゃ……ぁ♡ 」

 

 声色は甘く、本気では嫌がっていない。

 

 あなたと彼女が作業途中の教室に戻ったのはそれから30分も後の事だった。

 




急にメイドと手コキとフェラチオが書きたくなり小雪ちゃんにさせました。

イメージではデレステの千夜ちゃんなのに、アズレンのシェフィールドも被るんですよね。渋で画像見てたらつい。


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