Return : あの時の空はきっと、幻じゃない (Σφ【4月から失踪予定】)
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番外編
ときのそらについての考察


旧小説から移植しました

内容は変わってません


~『ときのそら』についての考察~

 

 

 

 

【第1章:ときのそらについての基礎知識】

 

【第2章:ときのそらと音楽】

 

【第3章:ときのそらとホラーゲーム】

 

 

 

 

【前書き】

 題名にある通りこの論文は、いわゆるVTuberの一人である『ときのそら』についての考察をしている。

彼女はVTuberという一つの世界の住人としてどういった心境を持っているのか、

また今までのそしてこれからの活動について1人のそらともである私が勝手に考察、分析、解説している。

 

 

 

 

【第1章:ときのそらについての基礎知識】

 そもそも、ときのそらとはどういった人物なのか私なりにまとめてみた。

 

誕生日:2000/5/19 / 身長:160cm / 配信開始日:2017/12/12(YouTube)

所属事務所:ホロライブ(hololive) / 出身&育ち:東京都

特技:歌、ピアノ、ダンス、etc... / 苦手:暗記モノ、大喜利

リスナー名:そらとも

 

※初配信は事務所独自提供の動画配信サービス「hololive(当時)」にて行われた。(2017/9/7)

 

 

 

人物像…非常に温厚で元気かつ物腰が優しい。上記にある通り、歌やピアノが得意で

    歌関連の動画が大変よく目立つ。以外にもホラーゲームが好き(耐性有)と公言しており

「魔女の家」、「深夜廻」、「Five Night's at Freddy's」など多くの動画がある。

彼女にとって、女性の悲鳴は食料である。

 

ママ属性、姉属性など彼女からにじみ出る包容力は計り知れない。

彼女は現在の地位が確立されるまで多くのことに悩んでおり、無個性なのではないか?と

思う時期もあったという。しかし、先のことを認知しリスナーにも浸透するなど、

個性を獲得した一面もある。

 

ネットミームに疎い面もあり、一部真意を知らずにレスポンスしていることもある。

動画内のコメントにて流れた「止まるんじゃねぇぞ…」という有名なものでさえも知らず、

「止まらねぇぞ!」と返答した。今となってはお約束となっている。

この「止まらねぇぞ!」が『ノンストップ・ストーリー ~止まらないホロライブ~』

の元となったのは言うまでもない。エヘ顔ダブルピースは我々の負の遺産である。

 

以上のことから彼女に庇護されるのではなく、我々『そらとも』が彼女を守るべきという意見もある。

彼女は周りのVTuverと比べると、突出したものがないわけではないがインパクトが薄い。

しかし、他の者にはない『真の清楚』、『正統派』ともいうべきオーラが溢れ出ている。

そういった彼女をこれからも創造し、守りたい今日この頃である。

 

 

 

とにかく、見ればわかる。君も今日からそらともの仲間入りだ。

 

 

 

※彼女を決してダークサイドに引きずり込んではいけない。(戒め)

 

 

 

 

【第2章:ときのそらと音楽】

 ここからは題名の通り彼女について深く考察していく。まず一つ目は彼女と音楽との関係についてである。

上記の通り彼女は音楽関係を嗜んでいる。彼女の身体からから発せられる歌声はまさに聖母が抱擁しているかのように

優しく透き通った美しさがある。しかし、ロック系・ボカロ系の歌に関しても優れた才能を発揮し、

声の抑揚、高音ボイスなど我々を感動させる素材をいくつも持ち合わせている。

さらにはピアノを用いた弾き語りなども行っている。(実際にピアノでアメイジンググレイスを弾き語りしている)

 

 これだけには留まらず、hololiveを飛び越えて外部チャンネルである『富士葵』氏とも交流を重ね、

ついにはユニットを組むまでに発展した。彼女たち「そらあお」が歌った『ライオン(カバー曲)』に関しては

200万回再生など偉業を成し遂げている。「そらあお」はまさに勝利の方程式そのもので、歌唱力に元々定評のある

2人が出会ったことは奇跡かつ必然である。ときのそら自身も富士葵氏のことを〈真のバディ〉と公言しており

彼女らの今後の活躍を期待する。

 

 ここで彼女が今までに歌ってきた曲について分析していく。

 

 

 

そらともどうぶつようちえん

『 https://www.youtube.com/watch?v=D7qezulISyU 』

 

これは夢色アスタリスクとは打って変わって、柔らかい曲調である。

幼稚園や保育園など、小さい子供たちが歌うような手遊び感覚のこの曲は

多くのそらともを幼児退行させる事案が発生。多くの尊死者を出した。

 

また、彼女が歌っている際は猫耳、肉球手袋を装着するなど完全にそらともを殺しにかかってきている。

曲中にある動物たちの鳴き声であるオノマトペも魅力的だ。

 

 

ライオン(富士葵×ときのそら)

『 https://www.youtube.com/watch?v=rn54OXCuTZs 』

 

富士葵氏とのコラボカバー曲である。先ほども紹介したが2人とも歌が上手である。

透き通った歌声が時として力強く、まさにライオンのようである。

ときのそらの高音ボイス、富士葵氏のコーラス、素晴らしい化学反応である。

ラスサビにて手をつないで歌っている部分は語彙力が消失してしまった。

 

あん肝やキクノジョー氏もちゃっかり出演している。ぜひ見てほしい。

 

 

ロストワンの号哭

『 https://www.youtube.com/watch?v=NmICr8Iu7AA 』

 

言わずと知れたボカロ曲。ただただ難しい曲にも関わらず、彼女はいつものように原キーで歌った。

可愛いが自ら寄ってくる彼女からは想像できないようなクールさがある。

なぜこんな歌が原キーで歌えるのか知りたいものである。

彼女の凄さをすぐに分かりたいのなら、この曲を聴くだけで充分であろうと思えるほど

完成度がすごい。

 

3:02のキリっとした表情から素顔に戻って笑顔になるところはもうヤバい(n回目の語彙力消失)

 

 

ナユタン星人シリーズ

彼女は『ナユタン星人』氏の曲を多数カバーしている。氏の曲は高音が目立つが、

彼女は難なく歌っている。その素晴らしい歌声で我々を驚かしてくれた。

特に素晴らしい点は「太陽系デスコ」の転調部分も原曲キーで歌っている点だ。

恐ろしくハイトーンだが、ブレることなく正確に歌っている。

もはや、彼女は人間なのだろうか…。

 

因みに、この動画では新旧衣装(+α)を着た2人のときのそらが歌って踊っている。

また、コーラスにはときのそらの親友で裏方の『友人A』氏も出演している。

 

 

檄!帝国華撃団(富士葵×ときのそら×燦鳥ノム)

『 https://www.youtube.com/watch?v=35fKzdDH654 』

 

今回は富士葵氏に続き、燦鳥ノム氏ともコラボ。燦鳥ノム氏も歌がうまく化学反応の触媒のような

存在である。サビ部分では3人のパートがうまく一つになり一体感が増した。

 

もともと戦う乙女たちが歌う曲であり彼女たちも戦うのだが、かっこよさと可愛さのギャップにより

さらに目立った曲と感じている。てぇてぇなぁ。

因みに、燦鳥ノム氏はときのそらとのホラゲーコラボにて餌食となっている。

 

 

Shiny Smily Story

コール練習用(Full ver.)→『 https://www.youtube.com/watch?v=xyXKJAZH_Pw 』

 

この曲はhololiveメンバー全員(一部除く)で歌った初めての曲である。

歌詞からは、最初期でのときのそらの想い、並びに後続組の憧れが読み取れる。

また、常に変動するVTuber業界において自分の希望や苦しみ、それらへの勇気が

ひしひしと伝わってくる。これらの曲は彼女たちだけでなく、我々へメッセージを伝えている曲

ではないかと私は考える。

 

以下、一部歌詞を抜粋する

「諦めの文字 デリーとして進む」、「君の笑顔は 保存して進む」、「一緒に作ろう 終わらない夢を」、

「それぞれ違ったココロで 走れGO」、「それぞれ違ったココロで 作るWORLD」

 

この歌詞の意味をあなたはどう解釈するだろうか?

また、曲名中の〔Smily〕は本来〔Smiley〕であり"e"が抜けている。

これは意図的に抜いてあるので、読者の皆様も深く考えてもらいたい。

 

コール練習動画も配布されている。友人A氏がただのオタクにしか見えないが、

この場合適役なのかもしれない。

星街すいせい氏がコール練習曲を歌っている。こちらのバージョンもぜひ聴いてもらいたい。

 

 

 

    ===================ここから特別編『Dreaming!』&『My Loving』収録曲についての分析===================

 

 

Victor Entertainment 「Dreaming!」Trailer→『 https://www.youtube.com/watch?v=HWRyclm_qhg 』

 

 

 

 

Dream☆Story(通常 & Dreaming!_01)

『 https://www.youtube.com/watch?v=rbd-m8r5Ujs 』

 

キノシタ氏が提供したそらソングの一つ。

特徴としてはサビのコールにて『富士葵』、『響木アオ』、『かしこまり』、『YuNi』

の4名が登場している。こちらの曲も非常に元気が出る曲である。

また、この曲はノンストップ・ストーリーでも歌われた。メンバーは

『ときのそら』、『AZKi』、『星街すいせい』、『さくらみこ』、『ロボ子さん』。

サビ部分の「こんにちは せーの! ときのそらだよ!」から

「こんにちは せーの! ホロライブだよ!」に変更された。素晴らしい曲である。

 

 

ヒロイック・ヒロイン(Dreaming!_2)

典型的なライブで盛り上がりそうな曲である。作詞作曲は彼女ではないが、彼女自身の意思が

この曲に込められていると思う。「大きく歌って 立って 君に届けたいよ」、

「デタラメだっていいよ 君と一緒に歌いたいんだよ」。

横浜アリーナでライブがしたいという彼女の目標に向かって、日々努力する姿。

「辛いことがあってもみんなに助けられてきた。今度は私がみんなに歌で感謝を伝える!」

という(勝手な)想像が思い浮かぶ。

 

彼女がステージの上でみんなのヒロインとして歌う時、そこからはどういった景色が見えるのだろう。

 

 

コトバカゼ(Dreaming!_3)

『 https://www.youtube.com/watch?v=rfONeeXgdCA 』

 

恋について語られており、コーラスと高音が綺麗に目立つ曲。

2番の「時に消えた物語 あたしだけに話してね」、「つながりにくい電話だけ ちょっと気になってる」

からは彼女の小さな嫉妬心や独占欲が芽生え始めているのがわかる。彼女も人間であり

1人では生きられないのだ。

 

また「好きだよと書いてみたディスプレイ そのまま」からは

言いたいのに恥ずかしさなどの感情から素直に言えない甘酸っぱい恋愛の模様がうかがえる。

 

 

ほしのふるにわ(Dreaming!_4)

他の曲と比べると2:45という短い曲。また個人的に表現が特に難しい曲であると感じる。

曲調はゆったりしていて、まるで彼女が囁いているかのような曲である。

(これ以上コメントできないなんて言えない...すまぬ orz)

 

 

冴えない自分にラブソングを(Dreaming!_5)

イントロが特徴的な曲。歌詞からは疲れた我々に応援する彼女の姿が想像できる。

サビの「冴えない君に向けなよ」、「嫌いな君に向けなよ」は自分が嫌いな人や

周りとの劣等感を感じている人に、自分という個性の素晴らしさを彼女が訴えている。

 

今ここで諦めたらいったい何が残るのか?

 

 

IMAGE source(Dreaming!_6)

クール系の曲調である。歌詞の「不器用なフレーズで~」が特にかっこいい。

普段の彼女からは想像できないようなクールさがにじみ出ており、ギャップが凄まじい。

サビの「存在なら示すよ source 目の前のまなざしで」が特にエモい。

自身の存在を彼女の真剣な「眼差し」とその「歌声」で世界に響かせるというのであるから、

もう鳥肌ものである。

 

 

ブレンドキャラバン(Dreaming!_7)

『 https://www.youtube.com/watch?v=4w-etiVgAno 』

 

ドラムロールから始まり、ミュージカルかと思う曲。

とにかく楽しく、彼女のポジティブさがぴったりな曲である。

 

歌詞を分析するとこの曲はときのそら自身、またはホロライブを表しているのではないだろうか。

歌詞中の「未開拓でも前を向いて 小さな進行 重ねた」とある。

これはときのそらがVTuberとして初めて世界に降り立った時のことだろう。

VTuber自体が未開拓の世界で自身も右も左も分からない最初期。とにかく前を向いて

小さな努力の積み重ねや支え合いにより今の彼女そして仲間たちがいる。

 

「ずっと永遠に 褪せることのない 時を君にくれる」ぜひ欲しいものである。

 

 

未練レコード(Dreaming!_8)

『 https://www.youtube.com/watch?v=yVxmv4oqPzs 』

 

イントロから楽しいステップが聴こえてくるような曲だが、タイトルの通り

想い人に未練を語る難しい曲である。楽しい曲調だが、歌詞は未練を語るという

ギャップでだんだんと彼女の歌声に惹かれていく不思議な曲である。

 

そらちゃんをその気にさせておいて未練を残すような輩は何処の誰じゃ!ウラヤマシイ...

 

 

海より深い空の下(Dreaming!_9)

『 https://www.youtube.com/watch?v=nP5mhWX2i0Q 』

 

よくあるタイトルだけ見てもどんな曲か分からない曲。あとギターの主張が激しい。

実際に曲を聴くと、目の前に青空が広がって彼女がのびのびと歌っている情景が思い浮かぶ。

または、夕日をバックに堤防沿いを歩いいている彼女も思い浮かぶ。(個人感)

 

また、YouTube版とCD版では若干違うので両方とも聴いてほしい。

 

 

そんな雨の日には(Dreaming!_10)

『 https://www.youtube.com/watch?v=MjkDaUwPzkU 』

 

穏やかでゆったっりした曲調で、最初こそ落ち着いているもののサビ前で

底上げしてくるインパクトがある意味強い曲。

タイトル通り雨の日を題材とした曲で、雨の時この曲を聴くと憂鬱な感情が

不思議と和らいでくる。これも彼女が歌った影響なのだろうか。ぜひ聴いてみてほしい。

 

 

メトロナイト(Dreaming!_11)

イントロがメトロノームの曲で、ディジタルミュージック感がある。

自然と体がビートを刻んでいる不思議な曲で、とにかく楽しい曲。

曲の音域が他のものより狭く、彼女基準では低音に分類されるだろうが

安定して歌っている。

 

 

Wandering Days(Dreaming!_12)

『 https://www.youtube.com/watch?v=Z9oZ4r0cxME 』

 

ゆったりしている曲調で日常感が感じられる。抑揚が多いのが特徴的で、

ときのそらと日常を過ごしていたら、きっとこんな感じなんだろうなと想像が膨らんでくる。

とにかく彼女が近くにいる感じがする曲である。サビが比較的ハイトーンで綺麗である。

 

4分の曲があっという間に過ぎてしまい、「いかないで」状態になること間違いなしである。

 

 

好き、泣いちゃいそうだ(Dreaming!_13)

比較的落ち着いた曲調でサビで感動させに来るタイプ。

サビの終わりの「好き、泣いちゃうくらい」の好きの部分が何とも切なく

彼女の思いを感じることができる。特にラスサビの同じ部分ではもう泣いている。

 

青春真っただ中の人たちにとっては思い当たる節がいくつか挙がるだろう。

 

 

おかえり(Dreaming!_14)

『 https://www.youtube.com/watch?v=owwXwGXUm0g 』

 

この曲の第一印象は落ち着いた曲調で、疲れ切った心を癒してくれる。

彼女の包容力がこの曲から大いに感じることができる。

サビの「おかえり~ 私は待ってるよ」で涙腺が崩壊してしまった。

 

私たちが日常に疲れ切ったとき、ふとこの曲を聴くことによって彼女から元気づけられている

気持ちになり、明日からも頑張ろうという心が芽生えてきそうな曲である。

 

 

夢色アスタリスク(初期 / Dreaming! ver._15)

『 https://www.youtube.com/watch?v=kTV6uSmiXEw 』

 

この曲は作曲者の『ていくる』氏がときのそらに特別に作った曲である。

この曲の特徴はやはり高音ボイスだろう。一般的に歌がうまい女性でも、

これだけ高音な曲は無理がある。しかし、彼女にとっては許容範囲内であるため、

ワンマンライブの際でも問題なく歌った。そらともからは一時、喉への心配の声も上がったが

本人が大丈夫と宣言した。(ムキにはなっていない)

 

※彼女の音域はA4~A6とのこと(ソース…【歌ってみた】夢色アスタリスク)

 

また、この歌詞の中には〔あの、時の空(ときのそら)へ~♪〕と粋な演出がなされている。

 

 

 

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

SoraCh. 「My Loving」Trailer→『 https://www.youtube.com/watch?v=Ai4dXfgfb5I』

 

 

 

 

Equation of Love(My Loving_01)

楽しそうな曲調であるが時々クールというギャップがある曲。

天音かなた氏曰く、オタクのアクセルを踏ませてくれるような曲とのこと。

サビの「恋の方程式~」でガチ恋勢となった私。ぜひ解きたいものである。

ときのそらとそらともの恋の方程式は1つ以上実数解のを持つ。Q.E.D.

 

 

Wonderland(My Loving_02)

『 https://www.youtube.com/watch?v=fR9g-xdFt2Q 』

 

非常にに明るいアップテンポな曲。

曲中に10拍子を含み雰囲気が少し変わるという不思議な曲だが、かっこかわいく仕上がっている。

サビの「駆け抜けて」の部分はもう可愛い(語彙力)。限界オタクになるのもわかる。

天音かなた氏曰く、サビ前の「ジャーンプ!」が天才的に可愛く可愛かったらしい。(NO誤字)

2番目の「It's a Wonderland~」のIt's aの部分でロリっぽいと彼女は分析したが、

私は3番目のWonderland~が質感がよく、カッコよさも兼ね備えていると感じている。

 

 

サヨナラブロッサム(My Loving_03)

今までの曲調とは打って変わって、ピアノのイントロから始まるしんみりした曲調。

こちらは感動系アニメのEDで流れてくるように切なく、本当の感動の涙が流れてきそうだ。

転調部分では若干であるが枯れそうな雰囲気をしており、追い打ちをかけてくる。

天音かなた氏曰く、サビでimaginary満開桜が見えてきたとのこと。

 

 

刹那ティックコード(My Loving_04)

『 https://www.youtube.com/watch?v=tiTnyZ5QLao 』

 

ときのそらと『AZKi』のコラボ曲。いわゆるSorAZ(そらあず)。

胸熱系アニメで流れてくるようなインパクトの強い曲。

2人とも声が透き通っていて、なおかつ力強く歌えるという素晴らしい声の持ち主であることが

よくわかる曲だと感じる。サビでは「君のために歌うよ 君に届くようにと」の部分が

特に気持ちをこめて歌っていると感じる。

 

2番では「静寂を断ち切って叫びたい声を 歌に変えた」が非常にクールである。

AZKi氏も2番のサビの「言葉だけじゃ足りない 歌じゃなくちゃ届かない」が非常に良き。

天音かなた氏曰く、歌の力強さがすごく普段の優しく可愛いときのそらとの

ギャップで混乱したとのこと。

 

 

フレーフレーLOVE(My Loving_05)

『 https://www.youtube.com/watch?v=ahsAXmCt2rU 』

 

ワンマンライブでも歌われたこの曲。アイドル曲の風潮がうかがえる。

サビの「フレーフレーフレー」はコールとしてもよくできていて、盛り上がる曲である。

また「他の誰でもない君らしさが 大好き」のところでまたも限界オタク化。

 

天音かなた氏曰く、大好きの部分で全員死んだらしいとのことだが、全くその通りである。

肯定しかない。ときのそらの歌声は病をも治す効果があると信じたい。

 

 

ゆっくり走れば風は吹く(My Loving_06)

CD最後の曲。他の曲とは違い、低音の部分が多いように感じられる。しかし、サビでは

高音も目立つようになる。低音でもブレずに歌うのは至難の業で、

高音も低音も歌うことができるのはかなりの強みである。

挫折しそうになったときもこの曲を思い出して、明るく生きていきたいと思えるようになる。

 

間奏部分で、初期の動画にて発せられたときのそらの願望や目標が綴られており

ここでも限界オタクとなってしまった。何回泣かせに来るんですか!ありがとう!

天音かなた氏曰く、今までの曲の集大成として、あぁ終わらないでくれぇ...(懇願)とのこと。

 

 

 

いつか、一緒に横浜アリーナでワンマンライブをしよう。その夢はいつか叶う。

 

 

 

=====================================================================================================

 

 

 

 

【第3章:ときのそらとホラーゲーム】

 ときのそらは好きなものとしてゲームの中でもホラーゲームを挙げている。その好き具合は異常なほどであり、

女の子の悲鳴を聴いて楽しみ、そしてそれを食べているかのようだ。

 百聞は一見に如かず。ぜひ見てもらいたい。以下にその動画と解説事項を記す。因みに全編音量注意。

 

 

①【女子2人実況】ホラゲで親友を絶叫させてみたのそら【ホノボノ】

『 https://www.youtube.com/watch?v=4CsVqFqxBb4 』

恐らくときのそらチャンネル初のホラーゲーム関連の動画である。(真偽不明)

この動画では旧衣装のときのそらと画面外にいない友人A氏がホラーゲームを

実況している。プレイヤーは友人A氏で、ときのそらに至っては

オペレーター役になっている。友人A氏はホラーゲームが苦手であり、数秒間隔で

悲鳴を拝聴できる。相も変わらずときのそらは余裕の態度でゲームと悲鳴を楽しんでいる。

 

約10分であるが内容の濃い動画であったため、ホラーゲーム実況のスタートとしては

完成度が高くなっている。

 

0:57

初手、友人A氏の詰みです。

 

1:22

友人A氏の初絶叫。まだタイトルなんだけど...。

流石にときのそらも苦笑気味。

 

2:17

二回目の絶叫。思わず抱き着いてしまう友人A氏。

抱き着く、だと...!?あわよくば変わってほしい。

 

6:32

前回通り過ぎたNPCに話しかけ続ける友人A氏。何故かジト目のときのそら。

これはもしや...。「別に最後まで話し手とは言ってないも~ん♪」

その後に「もう離してやんな~い」てぇてぇなぁ。

 

8:30

「二次関数?」いいえ違います。二次関数とは例として『f(x)=ax^2+bx+c (a!=0)』

のような字数が2の多項式によってあらわされる関数である。因みに『9y』は1次式。

 

9:19

若干放心状態の友人A氏、ときのそらに引っ張られてエンディングトーク。

お姉さん味が出ている。

 

9:45

最後も気を抜かずに。

 

 

②魔女の家シリーズ

#1→『 https://www.youtube.com/watch?v=Z9hACmKn83Y 』

 

衣装が新衣装になり、なんと友人A氏も「えー豆」として登場した。

プレイヤー、オペレーター配役はホノボノと変わらない。

なお、このゲーム【魔女の家】はそらともからのリクエスト1位として選ばれたもので

期待が高まった実況の一つだ。

 

このシリーズのおすすめポイントは以下の通りである。

 

MV#2の11:15

敵に追われていたものの、本棚に挟まったことにより

敵が行動不能に。そしてそれを煽る友人A氏。しかし敵は時間回復で再びA氏を襲う。

 

MV#3の7:36

突然出てきた敵に驚く友人A氏。あまりにも声が大きすぎたため

 ときのそらも驚いてしまう。ホラゲー回の動画にて貴重なときのそら悲鳴がここで聴くことができる。

 

MV#6の19:00

ゲームシナリオを朗読中のときのそら。

ときのそらがここで「〇ねよ」と発言する。普段の彼女からは聞くことのできないセリフだ。

超絶ドM向けである。

 

 

③【最恐コラボ動画・・?!】そらちゃんとホラーゲームしてみたら・・(泣)(※12:17~鼓膜注意※)

『 https://www.youtube.com/watch?v=R1B6kQtjvAo 』

 

元々そらちゃん大好き侍(?)であったアズマリム氏がときのそらとコラボした動画。

ホラー耐性カンストのときのそらと皆無のアズマリム氏である。

ホラーゲームを始めるにあたってアズマリム氏が怖がり、ときのそらが慰めるという

てぇてぇ展開の始まり始まり。ごく一般的なコミュ障オタクに見えてしまうのはご愛嬌。

「頑張ったらそらちゃんの一番大事なものをください」といって張り切っていたものの...。

案の定怖がるアズリム。それを慰める(n回目)ときのそら。

 

2:10

最初のビデオメッセージでゲームキャラクターのミアが登場するシーンでも怖がった。

大丈夫なのか?

 

4:50

車の中にあった雑誌(?)の裏に書かれた「ようこそ」という文字に対してアズリムは

血ではないかと疑問に思ったが、ときのそらはペンキと言う。そういうところだよね。

 

5:45

道を進むにつれ後ろに何かあったというときのそら。振り返ったものの何もない。

彼女は何を見たのか?それともただ単に怖がらせたかったのか?謎である。ジト目いいよね。

 

6:32

建物に入り鍋を開けるときのそら一行。開けた途端Gが出てきて引くときのそら。

これでも可愛いのだが、その後アズリムが暴言を吐いたことに対してちゃんと指摘する。

あぁ、そうか。これがバブみか…。謎ムーブも可愛い。

 

6:47

何でもないところで笑うときのそら。私も怖くなってきたよ。うん。

 

10:08

ビデオをみてリタイアしたアズリム。何度でも慰めるときのそら。

てぇてぇ展開だが、アズリムが頑張るためにご褒美を請求。

「アズリムちゃんのためだけに歌ってあげる」のもそらともとしては羨ましいかぎりであるが、

「ハグや膝枕」も要求。罪が深いねぇ。その罪を償うためにバイオは続行してください。

 

12:59

アズリム2回目のリタイア。またも慰めるときのそら(n回目)。

プレイヤーを交代するといいデレるアズリム。アズリムも可愛い。

しかし、モニター前に人がいないのはなかなかシュールである。

 

13:49

「くたばれぇ~」うん、可愛い。

 

14:04

ミアと戦うときのそら。恐怖するわけでもなく、淡々と攻撃を続ける。

モクヒョウヲセンターニイレテスイッチ...。

キャラクターにも声をかけて応援する姿、まさに聖母である。

 

16:32

手に工具が刺さろうが、チェーンソーで腕がなくなろうが狼狽えないときのそら。

手はとれるものだし、ミアちゃんの顔は変わるモノだからね。

 

17:34

アズリムに膝枕するときのそら。アズリムソコカワレ。

はぁ羨ま~。まぁ、これはこれでてぇてぇだしいいか。

 

17:57

「2人で共同作業だよ!」…ん!?共同作業だと!?

ヤッパリソコカワレ!

 

 

④Five Nights at Freddy'sシリーズ

#1→『 https://www.youtube.com/watch?v=u4GbCD5XDVE 』

 

FNaFはときのそら一人の実況動画。初回動画にてクマのぬいぐるみこと『あん肝』が登場。

あん肝ってヴァしか言わないと思ったけど、日本語しゃべれるんか。英語は理解できない模様。

本編は4:11~。因みに2nd Nightからのスタート。

 

#1の4:23

「実はこれそんなに怖いゲームじゃなくて」アッハイ。

 

#1の5:30

ときのそらFNaF情報

 

・ライトをつける×2

・10秒か20秒に1回「1C」カメラを見る

 

 以上

 

#1の5:50

フレディーくんの鼻を押して「ぷぅ♪」 うん、可愛い。

そして「~と言ってくれます!」の「くれます」!の部分が超すこ。

 

#1の7:18

「やっほー」そして「もうやることがない」

 

#1の7:54

「ホラーゲームっていう感じではちょっとないかもしれない」

頼もしい限りだが、FNaF運営が涙目である。

 

#1の9:07

「あたしが好きなのはチカちゃんなのにぃ!」チカちゃんそこ変わって。

 

#1の11:12

ボニーとエンカウント。もはや手練れである。

 

 

と#1だけでも見どころ満載である。もっと知りたいという方は#2以降もぜひ見てほしい。



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シリアス編
第1話 : 望まぬ出会い


詳細はあらすじをご覧ください。

いきなりですが、シリアス章です。

内容の変更(誤字脱字、表現方法の相違を除く)は受け付けないつもりです。

あくまで、自分の妄想の具現化なので。




多少、見るのがつらくなるかもしれません。覚悟してお読みください。


 私は、ときのそら.ホロライブというアイドルグループに所属している。

 

 今は、運営さんから大事な話があると聞いて、事務所に向かうところ。

 

 そら(一体、どんなお話なんだろう?)

 

 今は、特にライブの予定も入ってないし、私の誕生日もあと3ヶ月はある。

 ホロライブのみんなに何かあったっていうことも聞いてないし。

 ってことは、これから何かのイベント企画があって、その相談とかかな? 

 

 と、かる〜く思考を巡らせながら、事務所へと足を運んだ。

 

 

 

 

 

 

 事務所に着いた。

 スタッフさんに挨拶しながら、会議室へと向かう。

 

 そら(なんか、スタッフさん忙しそうだったな〜)

 

 やはり、比較的大きなイベントの企画でもあるのだろうか? 

 もしそうならば、これまで以上にレッスンに励もう。

 

 と自分を律しつつ、会議室の扉を開けると、

 

 

 

 A「あ、そらおはよ~」

 

 中にはAちゃんがいた。

 Aちゃんは私の幼馴染で、何かと一緒にいることが多い親友の一人だ。

 今はホロライブの運営側として、私たちを支えてくれている。

 

 

 そら「Aちゃんおはよ~。今日はなんで集められたか知ってる?」

 

 A「実は私も知らないんだよね。他ののスタッフさんは忙しそうにしてたから、極秘プロジェクトでもあるんじゃない?」

 

 そら「あ、それ私も思った! そうだったらいいね!」

 

 

 

 どうやらAちゃんも知らないらしい。

 しかし、Aちゃんは経験も豊富だから、知らないなんてことあるのだろうか? 

 極力秘密にしたいプロジェクトなのだろうか? 

 

 そんなことを考えていると……

 

 

 YAGOO「お待たせして、すみません」

 

 

 ホロライブを運営している、カバー株式会社のCEOである谷郷さんが入ってきた。

 みんなからは親しみ(?)を込めてYAGOO(さん)と呼ばれている。

 

 

 

 YAGOO「この度はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます」

 

 そら「今回は何があって呼ばれたんでしょう?」

 

 YAGOO「今回は、そらさんににお伝えしなければならないことがあって、お越しいただきました」

 

 

 

 

 

 

 

 ...何やら、谷郷さんの表情がどことなく暗い。

 いつも明るいイメージがあるので、いいニュースではなさそうだ。

 Aちゃんも雰囲気を感じ取ったのか、息を呑んでいる。

 

 YAGOO「実は…」

 

 

 

 

 緊張した面持ちで谷郷さんを見る。いったいどう言った内容なのか...? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 谷郷さんの言葉を聞いて、私は絶句した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何しろ非現実的で、受け入れることができない。

 

 

 

 

 

 Aちゃんも、信じられないのか押し黙ってしまった。

 言葉を掛けようにも、適切な言葉が見つからないし、掛ける勇気もない。

 何故こんなことになってしまったのか。

 

 

 

 

 

 

 

 結論は至極単純である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たった数十文字程度の文章に、計り知れないほどの恐怖が宿っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何しろ、()()()()()かもしれないことなんて、今まで考えたこともなかった。

 

 

 

 

 

 むしろ、受け入れられずに、ドッキリなのではないかと考える自分がいる。

 いや、正確にはドッキリであると信じたいのかもしれない...

 

 

 

 

 

 

 A「た、谷郷さん。それって何かのジョークですよね...?」

 

 

 

 

 

 

 Aちゃんが動揺しつつも、谷郷さんに質問した。

 確かに、こういった類のものはドッキリである可能性もある。

 

 しかし、

 

 

 

 

 YAGOO「残念ながら、現実に起きてしまったことです...」

 

 

 

 

 唯一の望みが絶たれてしまった.

 Aちゃんもドッキリを仕掛ける側ならまだ望みはあるかもしれないが、

 Aちゃんは顔が青ざめてしまっている。

 

 どうやら、不覚にも現実味を帯びてきてしまった。

 

 

 

 

 YAGOO「これを受けて我々は、あなた方を守るために、警護を雇うことにしました。詳細は彼が来てから説明します」

 

 

 

 これからは、恐怖と隣り合わせの生活を送ることになるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数分後、事務所の受付係の人が入ってきた。

 どうやら、私を守ってくれる人が来たようだ。

 しかし、その人が信頼できるのかどうかは今のところ判断できない。

 

 

 おそらく、私を気にかけてくれて、優しい言葉でも書けるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ???「いきなり呼び出しておいて、何なんですか? ()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 開口一番は、予想外の言葉だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 YAGOO「紹介しよう、彼がそらさんを守ってくれる加賀榛翔(かが はると)さんです」

 

 

 

 

 彼は、加賀榛翔というらしい。

 

 

 眼鏡をかけていて、きっちりとスーツを着こなしている。

 何やら、左手には黒いアタッシュケースを持っている。仕事道具でも入っているのだろうか?手錠が掛けられているのが気になるが…

 一眼見た感じ、好青年ではあると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、これはあくまで外見上の話である。

 

 

 

 

 

 

 

 内面的な意味での第一印象は、嫌悪の二文字が似合うだろう。

 彼から発せられた言葉は、私への心配を懸念したものではなかった。

 それよりも、面倒くさい語気が含まれている気がする。

 

 

 

 

 加賀「あの、無視しないでもらえますか? あと、仕事についてはお断りします」

 

 

 

 

 どうやら彼は、私のことなど心配していないかのように言葉を発する。

 本当に彼は信頼できるのだろうか? 

 

 

 

 YAGOO「そうだったかな? てっきり仕事を受ける感じだとおもっていたんだけど」

 

 加賀「話を捏造しないでください。明らかに嫌味を込めて話していたんですが」

 

 YAGOO「まぁまぁ、そう言わずに。とりあえず座って」

 

 加賀「いえ結構。すぐに帰る予定なんで」

 

 

 

 ……彼は私を守る気はないらしいが。

 では一体どうすればいいのか? 頭の中がぐちゃぐちゃになってきた。

 

 

 

 加賀「それと、なぜ2人がここにいるのですか?」

 

 

 

 私たちのことについて話が振られた。

 しかし、私たちがここにいることはさほど不思議ではないと思う。

 ここはホロライブの事務所であるのだから。

 

 

 

 YAGOO「彼女たちに状況の説明と、君のことを紹介するためだよ」

 

 加賀「そういうこと言ってんじゃねぇですよ。被害を被る可能性のある人物を、安易に外に出すことについてです。おわかりですか?」

 

 YAGOO「あぁ、その可能性については考えてなかったな~ははっ」

 

 加賀「あなた、それでも一会社の社長ですか……?」

 

 そら「あの~……」

 

 加賀「……何用でしょう?」

 

 そら「あなたは、私たちを守る気はあるんですか?」

 

 

 

 思い切って、彼に聞いてみた。私たちを守る気はあるのかを。

 彼は面倒くさがっているが、私としては守ってもらいたい。

 死ぬのは怖いし、こういったことを扱えるのは限られた人だけだと思う。

 そういえば、こういったことは普通、警察の人に相談すると思う。

 彼は警察官なのだろうか? 

 

 

 

 加賀「……状況によりけりですが、今のところありません」

 

 YAGOO「こらこら加賀君。今一番不安を抱えている彼女に、かける言葉はそれじゃないだろう?」

 

 加賀「本心なので。こういった状況下では素直に発言するべきかと」

 

 YAGOO「全く、君という人は……」

 

 加賀「……ここにいても何もないので、失礼しm」

 

 

 

 

 と、その時、彼の携帯が鳴った。メッセージが届いたのだろう。

 

 

 

 

 彼がその携帯の画面を見たとき、一瞬ではあるが驚いた表情を見せた。

 何が書いてあるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 加賀「どうやら、向こうの行動は意外とは早いようですね」

 

 YAGOO「何かあったのかい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 加賀「()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 



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第2話 : 緊急事態

シリアス編2話目です。

今のところ、構想はあるのですが万人受けするとは思っていません。

なにしろ、1話目で命の危険が迫っているので。

あくまでも、個人の妄想の具現化なのでご承知ください。





それではどうぞ。


 加賀()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 この言葉を聞いて、更に恐怖した。

 

 

 何しろ、犯人が近くにいるということは自分が今死んでもおかしくない状況になったということだ。

 

 

 しかし、それに加えて疑問が残る。

 

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()? 

 

 彼は携帯に送られてきたメッセージ(?)を見て、状況を知った。

 

 普通、こういったものはスパイ映画でありそうな光景だが、どうにも疑問が残る。

 

 

 

 

 少なくとも、彼は一般人ではないことはすぐに分かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 YAGOO「そうか。それはまた厄介なことになったね」

 

 

 

 

 谷郷さんは、比較的落ち着いているように見える。

 

 が、緊張しているのか若干震えている。

 

 

 

 加賀「それに加えて、こちらに向かってきているようです」

 

 

 

 どうやら、死へのカウントダウンが始まったようだ。

 

 

 

 YAGOO「そ、それでこれからどうする?」

 

 

 

 加賀「今回は致し方ありません。状況に対処するしかないでしょう」

 

 

 YAGOO「しかし、一体どうやって?」

 

 

 加賀「私が片づけます」

 

 

 そういって彼は、持っていた黒のアタッシュケースを開いた。

 

 

 

 

 

 

 加賀「...あの、失礼ですが目を閉じてもらってもよろしいでしょうか?」

 

 

 そら「あっ、はい...」

 

 

 

 彼に言われ目を閉じた。

 

 

 なにやらカチャカチャと音がする。

 

 

 何かの道具でも入っているのだろうか? 

 

 

 

 

 

 数十秒後、

 

 

 

 加賀「目を開けてもらって大丈夫です」

 

 

 

 目を開けた。特に変わったことはないが、先ほどまでより左肩が若干下がっている気がした。

 

 

 

 

 

 YAGOO「片づけるっていっても、あまり大事にしないでほしいなぁ」

 

 

 加賀「ご安心を。()()()()()()()()()()

 

 

 加賀「それと、ここに人が入れそうな空気ダクトや配線ダクトはありますか?」

 

 

 YAGOO「あるにはあるが...」

 

 

 加賀「結構。数分後に大きな音がしますので耳を塞いでおいてください」

 

 

 

 そういった彼は、天井にある空気ダクトの中に入っていった。

 

 

 

 

 さながら、何かの映画を見ているようだった。

 

 

 

 これからいったい何が起きるのか、見当もつかない。

 

 大きな音がするといったが、何をするのだろう? 

 

 彼曰く、耳を塞いでおかないと大変なことになるといったが.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数分後、

 

 

 

 

 

 バァン! 

 

 

 

 

 と、彼の警告通りに大きな音がした。

 

 

 

 一体何が起きているのか、私たちは音のする方へ確認に行ってみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 加賀「全く、なぜ私がこんなことをしなければならないのでしょう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこにいた彼は、愚痴を溢しながらも犯人らしき人物を取り押さえていた。

 

 

 

 

 

 加賀「ん、そちらは大丈夫ですか?」

 

 

 

 そら「は、はい。一応大丈夫です...」

 

 

 

 加賀「もう面倒ごとは懲り懲りです。早く対処して帰りたいものです」

 

 

 

 そら「あの~、さっきの大きな音は……?」

 

 

 

 加賀「あぁ、フラッシュバンというものです。閃光手りゅう弾とも言いますが。ご存じありませんか?」

 

 

 

 そら「いえ、知りません」

 

 

 

 さっきの大きな音は、フラッシュバンというものらしい。確か、ホロライブのみんながFPS系のゲームで使ってたり、使ってなかったり(?)。

 

 

 

 彼はいつの間にか携帯を取り出し、どこかと連絡を取っていた。

 

 

 

 加賀「この方の身柄はこちらで預からせていただきますが、よろしいですね?」

 

 

 YAGOO「あぁ、頼むよ。こちらとしては何もできないからね」

 

 

 

 身柄は彼が引き取るらしいが、引き取ったところでどうするのだろうか? 

 気になる。

 

 

 そら「この方を引き取って、どうするつもりですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 加賀「...ときのさん。この世の中には知ってもいいことと、()()()()()()()()()()()()()()()。今回は後者に当たります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼は含みを込めた言い方ではぐらかしたが、それよりも彼の顔はより暗さを増した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 聞いてはいけなかったことだと、今更ながらにして()()()()()()()()()()()を感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼が犯人と思われる人を制圧し、身柄を誰かに引き渡してから、私たちのところに戻ってきた。

 

 

 

 

 加賀「はぁ。疲れました。あなた方のせいですね」

 

 

 YAGOO「我々は特に何もしてないんだけどなぁ~」

 

 

 加賀「結果的には、あなた方も関与しているでしょう? 勝手に仕事を増やしたのは、どこの誰でしたっけ?」

 

 

 YAGOO「いやぁ、君には本当に感謝しきれないよ」

 

 

 加賀「それ本心ですか?」

 

 

 YAGOO「それはもちろん」

 

 

 そら「でもこれで、不安を抱えなくて済むんですよね……?」

 

 

 これで恐らく、また平穏な生活が遅れると思う。

 

 しかし、

 

 

 

 

 

 加賀「それはどうでしょう? 確かに犯人は確保しましたが、犯人が1人とは限りません」

 

 

 

 またしても、予想していない回答が返ってきた。

 

 

 

 

 YAGOO「そうだねぇ。まだ、完全に危機を脱したわけではないからね」

 

 

 A「...これからどうしますか?」

 

 

 加賀「...とりあえず私は帰ります」

 

 

 YAGOO「っ! それは困るなぁ。君にはまだ働いてもらわないと」

 

 

 加賀「? 仕事はこれで終わりですよね? まぁ、その仕事も勝手に増やされたんですが」

 

 

 YAGOO「まだ、彼女たちの警護任務が残っているじゃないか」

 

 

 加賀「そんなのわたしの知ったことではありません。適当に警備会社にでも頼めばよいのでは?」

 

 

 YAGOO「それができたら苦労しないんだよねぇ。こういった状況に民間で対応できる人は少ないし、わが社の事情を知っている人に頼みたいんだけどな~?」

 

 

 加賀「私思ったんですけど、それなら警察にでも頼めば良いのでは? 私は警察ではありませんが」

 

 

 

 

 なんと、彼は警察の人ではないらしい。

 

 では、彼は何者なのか? 

 

 しかし、先ほどと同じように質問しては禁忌に触れるかもしれない。

 

 

 

 

 YAGOO「一応警察にも相談したよ? けど、こんな中小企業に掛け合ってもらえはしなかったから」

 

 

 加賀「ではなおさら、民間警備会社の特殊事案部門にでも頼むことです」

 

 

 YAGOO「これまで言っても分からない君ではないと思うんだけどな?」

 

 

 

 

 谷郷さんの口調が若干強くなった。

 

 まさか、本当に彼に警護任務を依頼したいのかな? 

 

 

 

 

 

 加賀「私、あなたと違って高学歴ではないんで。分かりかねますね」

 

 

 YAGOO「謙遜だなぁ。こういうことはつべこべ言わずに受けるべきだよ?」

 

 

 加賀「それって、私にメリットあるんですか?」

 

 

 YAGOO「それはもちろんあるよ。報酬の価値はいつもの倍でどうかな?」

 

 

 

 谷郷さんが、仕事の報酬について話した。

 

 いったいどれくらいのお金を払うのだろうか?

 

 

 

 加賀「はぁ、分かりましたよ。どうせ、そっちは最初から折れる気はないんでしょう?」

 

 

 YAGOO「そうそう、いやぁ話が分かってもらえて助かるよ」

 

 

 

 

 彼はどうやら仕事を受けるらしい。

 

 相当な駆け引きが水面下で繰り広げられていたが、彼のほうが折れたようだ。

 

 

 

 

 YAGOO「Aさんはまだ仕事が残っていると思うから、とりあえずそらさんを自宅まで警護してくれないかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 加賀「...了解。小官はこれより対象を警護します」

 

 

 

 

 

 彼は、谷郷さんに対してきっちりと敬礼をした。

 

 私としても、この状況下で私を守ってくれる存在がいるのはありがたいことだと思う。

 

 

 加賀「それでは行きましょうか」

 

 

 そら「はい。よろしくお願いします!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうして、私たちは事務所を後にするのだった。




はい。愚行を冒しました。

反省してません。




いやぁ、長文書くほうが良いのか、ショートにまとめるべきか迷いますね。

どっちがいいんですかね?



感想お待ちしてます!

アンケートにも是非ご協力ください!


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第3話 : 帰宅

3話目です。

自分でもこれでいいの分かりません。

自問自答が永遠に続いています。

なにしろ、客観的評価が少なすぎて...

そのため、感想、評価、アンケートお願いします!






今回は、事務所から自宅へ帰るシーンです。


 

 事務所で色々あってから、私は帰る事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 加賀さんを連れて...

 

 

 

 不思議な感覚だ。

 

 

 今までは家に帰るときは大抵1人か、Aちゃんとだけであった。

 

 

 まだ見知って間もない、しかも異性の彼と一緒に家に帰るのは新鮮であるが、複雑な気持ちにもなる。

 

 たとえ形式上だったとしても、どこか()()()()()()()()()...

 

 

 

 

 

 

 そら(って、どうして彼のことを意識してるの私!?)

 

 

 

 

 

 

 

 何故、彼を意識しているのか? 彼のどこを意識しているのか? 

 

 自分でさえも分からない。

 

 

 

 

 後なぜか、体が火照っている

 

 色々とあって、体が状況に適応するのに耐えられなかったのか、

 

 それとも、考えすぎて頭がオーバーヒートしそうなのか、

 

 

 

 

 この状況を打開する(ついでに煩悩も消す?)ために、彼に話しかけてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そら「あの〜、加賀さんってどんなお仕事をしているんですか?」

 

 

 

 

 

 言ってから後悔した。

 

 彼にしてみれば、禁忌とも捉えることができる質問をしてしまった。

 

 どうやら、私の学習能力は案外低いようだ。

 

 

 

 

 

 

 彼の回答に身構えていると、

 

 

 

 

 加賀「普段は普通に働いています。まぁ、内容は普通ではありませんが」

 

 

 

 

 

 

 

 

 意外と素直に答えてくれた。

 

 しかし、()()()()()()()()()()()

 

 彼は、自分のことを隠そうとする傾向がある。何故かは知らないが。

 

 私は何をを思ったのか、彼のことをさらに知りたいという気持ちが、いつの間にか芽生えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そら「内容というと、警備のお仕事ですか?」

 

 

 加賀「違います。警備業は谷郷さんから依頼されただけであって、人を直接守るのはこれが初めてです」

 

 

 そら「でも、直接はないってことは、やっぱり人を守る仕事ですか?」

 

 

 加賀「...なかなか突っ込んでくるんですね」

 

 

 そら「あっ、ごめんなさい...」

 

 

 

 

 

 

 彼に興味を惹かれるあまり、つい深掘りしてしまった。

 

 また、何か言われるかもしれない。

 

 しかし、

 

 

 

 

 

 加賀「いえ、気にしていません。まぁ、守るというという観点においては同じですね」

 

 

 

 今まで私は彼のことについて、マイナスなイメージしかなかったが、

 

 意外と寛容な部分もあるようだ。(今のところは)

 

 

 

 そら「というと...?」

 

 

 加賀「セキュリティ関係といえばいいのでしょうか」

 

 

 そら「ハッカーってことですか?」

 

 

 加賀「...ハッカーにも種類がありますので、一概には言えませんががそんなところです」

 

 

 そら「へ〜、かっこいいですね」

 

 

 加賀「そうでしょうか? 一歩間違えば犯罪の巣窟ですよ?」

 

 

 そら「でも、それこそ専門的な知識とか技術とか持っているんですよね? かっこいいなぁ〜」

 

 

 加賀「...」

 

 

 そら「あっ、ということは、IT系のお仕事でホロライブと関わりがあるんですか?」

 

 

 加賀「...そうですね。まぁ、谷郷さんとは色々とあるので」

 

 

 そら「色々というのは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 さらに気になって仕方がない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 加賀「仕事をいきなり押し付けられたんですよ。今回と同じように」

 

 

 そら「谷郷さんって、そんな人だったかなぁ?」

 

 

 加賀「人は、外見だけでは計り知ることができませんよ」

 

 

 そら「そういうものなんですかね?」

 

 

 加賀「...さっきから質問ばかりされているので、逆に質問してもよろしいでしょうか?」

 

 

 そら「え、ええいいですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 なんと、彼の方から質問してくるらしい。

 

 意外すぎて、少し驚いてしまった。

 

 

 

 

 

 

 加賀「あなたはなぜ、この活動を続けいているのでしょうか?」

 

 

 そら「え?」

 

 

 加賀「この際、VTuber活動を芸能活動と称しますが、芸能活動は楽しいものばかりではないと思います」

 

 

 そら「...」

 

 

 加賀「むしろ、辛いことの方が多いのかもしれません。特に、誹謗中傷といったことは日常茶飯事だと思います」

 

 

 加賀「何故、芸能活動を続けるのでしょうか? ほかにも適した環境や仕事はあると思いますが?」

 

 

 そら「...私も適切な答えは出せませんが、強いて言うのなら、()()()()()()()()んだと思います」

 

 

 加賀「これしかなかった?」

 

 

 そら「私には他のお仕事に活かせるような取柄とか特技があまりないんです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、私には取柄や特技が少ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 あったとしても、ピアノやお歌くらいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 ピアノやお歌の勉強は今までもしてきたし、今だって続けている。

 

 

 しかし、これが簡単にお仕事に活かせるとは限らない。

 

 

 プロのピアニストや、有名な歌手の人なんかは私よりも計り知れないほどに努力を重ねている。

 

 

 天性の才能が必要な時も多々あるだろう。

 

 

 しかし、私にはその才能がない。

 

 

 私が同じ土俵に立っても、すぐに負かされてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そら「でも私は、好きな歌やピアノを通して輝きたいし、たくさんの人を笑顔にしたい

 

 

 

 

 

 

 

 確かに、辛いことだって実際にある。

 

 

 泣きたくても我慢しなければならない時だって、一度や二度じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 でも、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 才能がなくとも、努力だけでものし上がれるこの世界。

 

 

 私の努力を評価してくれる人たち(そらとも)がいるこの世界。

 

 

 私は、この世界で生きていきたい(輝きたい)

 

 

 

 

 

 

 そら「だから私は、アイドルとして活動をしています」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 加賀「...あなたはアイドルとして、実際に生き生きしていて、輝いていますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そら「えっ⁉」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼から、私を称賛する言葉が出てくるなんて想像していなかった。

 

 

 今日はいろいろと驚かされてばかりだ。

 

 

 

 

 加賀「ということで、ご自宅に到着しました」

 

 

 そら「あっ」

 

 

 

 

 

 

 話し込んでいたら、いつの間にか家に着いていた。

 

 

 

 

 加賀「それでは私はこれにて失礼します。外に出るときはお気をつけて」

 

 

 

 そら「はい...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼への印象は【嫌悪】から【不思議】へと変わりつつあった。




妄想の具現化って、こんなにも難しいんですね。

自分の思っていることを文章として書く際、いろいろと注意を払わなければならないのですが、その労力が凄まじく...



(脳内での表現を分析すると、あまりにもダークでオープンソースに出せないレベルということが判明したので、実際よりかなりオブラートに包んでいます。)





語彙力が欲しい!

あと、気力維持のためにも感想、評価お願いします!


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第4話 : 話し合い

シリアス編第4話です。

相変わらず、シリアス要素の需要って少ないんですね。

やはり、推しには安全に過ごしてほしいという保護欲の現れでしょうか?
(例外もありますが。特に私!

でも、あくまで妄想の中であり、実際に行動を起こすことは決してありませんのでご安心を。

今回は、そらちゃんの描写はほとんどありません。

ご了承ください。


(視点:YAGOO)

 

 

 

 

 

 

「ときのそら」さんを自宅まで護送したと、加賀君から通知が来た

 

 私は感謝の言葉と共に、彼に再び事務所まで帰ってくるようメッセージを送った

 

 彼には往復させるようで申し訳ないが、事情が故に2人でも話したかったからだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 YAGOO「君は、何を思う...?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________________________________________

 

 

 

 

 

【事務所にて】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 YAGOO「いやぁ、どうしても2人で話さなければならなかったものだから。すまないね」

 

 

 榛翔「まったくです。お陰で往復する羽目になりました。それで、話というのは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼はいつも私に対して皮肉を言うが、私は全然気にしない

 

 むしろ、彼なりの挨拶みたいなものだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 YAGOO「ズバリ君は、今回の犯人につてどう思う?」

 

 

 

 

 

 

 

 話の切り口は、今回の犯人について

 

 私としてもある程度考えはあるが、彼の意見も聞きたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「その議題における犯人の定義は何ですか? 本日、私が拘束した者ですか? 全体的な意味ですか?」

 

 

 YAGOO「どちらもだね。特に、動機の面について知りたいかな」

 

 

 榛翔「可能性はいくつか考えられますが、『産業スパイ』とかそこらへんでは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 可能性として挙げられるのは、第一に『産業スパイ』だった

 

 この事務所(会社)はバーチャルYouTuber界隈でも、屈指の有名度と人気度がある

 

 これに関しては、私としても自信を持って言えるだろう

 

 そんな企業に対して、よからぬことを考えている人や組織などは少なからずいると思う

 

 エンターテインメント界に進出し、経歴が浅いにも関わらず、覇権を掌握する力があるのは厄介なことだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 YAGOO「簡単に言うんだね...。まぁ、それが君の良いところでもあるんだがね。それで?」

 

 

 榛翔「私もすべては分かりません。可能性を提示しただけです。目的はあなた方の保有する技術の盗取、もしくは会社自体の影響力の崩壊、と言ったところですか」

 

 

 YAGOO「オーソドックスな考えだね。他の可能性としてはどんなものが挙げられるかな?」

 

 

 榛翔「後は愉快犯ですね。いわゆる厄介オタクの分類です。それか、本物の犯罪利益集団ですかね? 後者の可能性は少ないですが、存在はします」

 

 

 YAGOO「後者の場合は本当に難しい内容だね...対応もより慎重にしないといけない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 エンターテインメント界には、愉快犯なるものが存在する

 

 ファンの中でも、倫理的にも法律的にも超えてはいけない発言・行動をしてしまう人が一定数はいる

 

 我々もその存在を知りつつ、活動していかなければならないことは承知している

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、それが犯罪利益集団とは話が違ってくる

 

 利益を目的としたプロの犯行は、とても厄介だ

 

 思考能力も、手法も段違いだ

 

 対応が一層難しくなる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「...ふと気になったのですが、犯行予告はどのようにして送られてきたのですか?」

 

 

 YAGOO「会社のホームページの問い合わせフォームからだったはずだよ」

 

 

 榛翔「なるほど。でしたら何かしらのデータが残っているはずですね」

 

 

 YAGOO「おっ、君の本来の仕事を依頼する時かな?」

 

 

 榛翔「面倒くさいので、そっちでやってもらえませんか? 私、こう見えても忙しいんですよ」

 

 

 YAGOO「忙しいって言っても、与えられた仕事はすぐに片づけて暇そうにしてるのはどこの誰かな?」

 

 

 榛翔「専門分野ではありますが、だからといって追加の仕事を押し付けるのはどうなんでしょうか? 第一、私に仕事をさせるなら本部に掛け合ってください」

 

 

 YAGOO「君の上官は、私となかなか反りが合わないんだよね」

 

 

 榛翔「でしたら、なおさらご自分で何とかされてみては?」

 

 

 YAGOO「しかし、我々は今目に見えるものの対応で忙しい。近々ライブの予定だってある。これ以上人員を割くことはできないんだ」

 

 

 榛翔「...はぁ。分かりましたよ。やればいいんでしょう?」

 

 

 YAGOO「君も大人になったねぇ」

 

 

 榛翔「無理やり押し付けておいて、何を言う...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼個人の調査能力は目を見張るものがある

 

 彼のおかげで、この会社は成長することができたといっても過言ではない

 

 彼にたよりっぱなしではあるが、最適解はこれしかないのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「あともう一つ。何故『ときのそら』さんだけ事務所に呼んだのですか?」

 

 

 YAGOO「より詳しく言うと?」

 

 

 榛翔「今時、リモート会議システムを使えばいい話ですが、()()()()()()()()()()()()()という理由についてです」

 

 

 YAGOO「あぁそれについてだが、これを見てほしい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 そういって、彼に紙を渡した

 

 書かれた内容は、犯行予告の全文だ

 

 

 

 

 

 

 

 内容としては、ネットの掲示板にあるような犯行予告

 

 

 

 

 

 しかし、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「なるほど。爆破以外にも殺害。ついでに『ときのそら』さんを()()()ですか。ご丁寧に強調表現まで。だから直接伝えたと...」

 

 

 YAGOO「この文面を信じるとして、被害を一番にこうむるのは彼女だからね。我々の象徴でもあるから影響は大きい」

 

 

 榛翔「しかし、無茶な行動です。外には出すべきではない。他の方々にも危険が付きまといます」

 

 

 YAGOO「それについては、申し訳なかったと思っている。しかし、こうも大々的にやられるのは初めてなもんだから、対応の仕方が分からなくてね...」

 

 

 榛翔「まぁ、過ぎたことは致し方ありません。今後の対応について検討していくだけです」

 

 

 YAGOO「そうだね。で、どうする?」

 

 

 榛翔「彼女らには、外出を自粛してもらう他ないでしょう。これで、最低の安全は確保できます」

 

 

 YAGOO「後はどうする? 自粛以外にも対策は必要だろう?」

 

 

 榛翔「監視はこっちでやるので、お気になさらず」

 

 

 YAGOO「そうだな。君たちお得意の『監視』に頼ることにしよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「話は変わりますが、今回の件、爆破に関しては些か疑問が残ります」

 

 

 YAGOO「というと?」

 

 

 榛翔「爆発物を輸送するには、2つのルートがあります。郵送もしくは直接運ぶかの違いです」

 

 

 YAGOO「具体的に説明してもらえるかな」

 

 

 榛翔「郵送の場合、ほぼ確実に郵便局等でチェックが入るはずです。郵送はしてこないでしょう」

 

 

 YAGOO「直接の場合はどうなるんだい?」

 

 

 榛翔「直接の場合は文字通り、犯人がこの事務所に直接輸送することです。しかし、この可能性も低いでしょう」

 

 

 YAGOO「どうしてそう考える?」

 

 

 榛翔「この事務所を発破解体するには、主要構造物の中枢に配置する必要があります。だがこの時、あなた方は()()を受け取らない」

 

 

 YAGOO「つまり、直接輸送しても満足のいく被害は出せないということかな?」

 

 

 榛翔「その通りです。まぁ、爆発物の威力が大きければ話は別ですが。あと内通者の存在は例外です」

 

 

 YAGOO「この中に裏切者がいると?」

 

 

 榛翔「あくまでの話です。あと、前者の可能性があるのならば、()()()()()()がとっくに調査しているはずです」

 

 

 YAGOO「なるほど。君たちもなかなかのやり手だね」

 

 

 榛翔「まぁ。対策しておいて損はありません」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「あぁそれと、本日拘束し、連行した者の情報が来ました」

 

 

 

 

 

 YAGOO「何かわかったのかい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いつもより少し多めに書きました。

小説家の方々って、どうしてそんなに発想が豊かなのでしょうか?

当方、感情表現が苦手なものでなかなか難しいです...




突貫工事で毎回制作しているので、話がかみ合わない場合もあります。

前程として、話が面白くないこともあります。ユルシテクダサイ!






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ほのぼの / 日常編 (雑学要素含む)
① 0th.ときのそら ver.【QRA?】


要望の多かった「ほのぼの編」です。

はじめは、我らが女神様【ときのそら】ちゃんです!



「ホロオルタMV」に関係したものは、とりあえず見送ります。
自分としても構想もできてない上に、下手に動くと大変なことになるので...
とりあえず静観することにします。


それとシリアスが好きな人って、意外と少ないんですかね。
まぁ気持ちもわかりますが、個人的には一番好きな部門なので、まだまだ書き足りないですね。

一応ラストの展開は構想としてあるのですが、如何せんどうやってその状況にもっていくのかが大変です。複雑すぎて処理しきれません。

数話程度と言ったな。あれは嘘だ!

→いつも平気でやってることだろうが!今更御託を並べるな!









というわけで、ほのぼの編スタートです!(どういうわけ?





なお、ほのぼの編では加賀榛翔とホロメンの関係は当初から良好となっております。

ほのぼの編ですし、シリアス編での堅苦しい関係ではありません。

加賀榛翔の性格や口調は相変わらずですが。

ホロメンの加賀榛翔の呼び方については、独自に決めております。


 みなさん、こんにちは! 

 

 ときのそらです! 

 

 

 

 

 

 

 

 突然ですが今私は、人生最大の危機に直面しています...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そら「...な、なんでこんなことになったんだろう?」

 

 

 榛翔「どれもこれも、あなたのせいですよね?」

 

 

 そら「わ、わたしは何も悪くないもん!」

 

 

 榛翔「悪足搔きはそれまでにしてもらえませんかねぇ?」

 

 

 そら「っ! そ、そんなこと言わないでよぉ~...」

 

 

 榛翔「と言いながらあなたを動揺させるのが、私の戦術です」

 

 

 そら「もぉ~~!!!」

 

 

 榛翔「はいはい。さっきからあなたの番なのに、手が止まっていますよ?」

 

 

 そら「わかったよぉ。揺らさないでね?」

 

 

 榛翔「そんな姑息なことはしませんよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そら「ん~~、よしっ!」

 

 

 榛翔「ようやくですか。時間かかりすぎでは?」

 

 

 そら「だって、榛くんがいろいろ妨害してくるからでしょ~?」

 

 

 榛翔「妨害はしてないつもりなんですがね」

 

 

 そら「ぜ~ったい妨害してるもん!」

 

 

 榛翔「怒っていながらも笑顔で、感情の起伏が激しいとなると、あなたさては百面相の達人ですか?」

 

 

 そら「はぐらかしても無駄っ! って、はぁもういいやぁ。次どうぞ」

 

 

 榛翔「おや、今回は何もないんですか。ではいきますかね。もうブロックが崩壊しそうですが...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 察した人もいるかもしれませんが、私たちは今、()()()()をしています。

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、お題付きのジェンガ。

 

 

 

 

 何故こんなことになったかというと...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 レッスン終わりに休んでいると、榛くんがやってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「面白そうなものを見つけました」

 

 

 そら「おもしろそうなものって?」

 

 

 榛翔「ジェンガですよ。お題付きの」

 

 

 そら「お題付き?」

 

 

 榛翔「システムは普通のジェンガと変わりませんが、ブロックを引き抜いたときに書かれているお題をするそうです」

 

 

 そら「へぇ~、やってみる?」

 

 

 榛翔「いえ、スキンシップのために他のメンバーの方々とやってみては?」

 

 

 そら「もぉ、察しが悪いな~」

 

 

 榛翔「感情を察するなんて、超能力者にでもなってから言ってください」

 

 

 そら「つべこべ言わずやるよ!」

 

 

 榛翔「...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 という訳でジェンガをやることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「お題は...【雑学を1つ紹介】ですか」

 

 

 榛翔「では、そらさんに体の免疫について話しましょう」

 

 

 そら「免疫って、白血球とか?」

 

 

 榛翔「その解釈で大丈夫です。まぁ、今から話すのはNK細胞という免疫についてですが」

 

 

 そら「NK細胞?聞いたことがあるようなないような…」

 

 

 榛翔「白血球のほうが比較的有名なので、知っていなくても致し方ありませんね」

 

 

 そら「それでNK細胞ってどんな免疫なの?」

 

 

 榛翔「NK細胞のNKはナチュラルキラーと言います。このNK細胞の特徴はウイルス感染細胞はもとより、がん細胞を攻撃するところです」

 

 

 そら「がん細胞も攻撃するんだね」

 

 

 榛翔「そのがん細胞を攻撃する際、NK細胞は人間のとある行動によって活性化し、よりがん細胞を攻撃してくれます」

 

 

 そら「とある行動?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「笑うことらしいです。らしいというのは自分としても科学的に説明するのが難しいからです」

 

 

 榛翔「しかし実際に実験した結果、笑うことによってNK細が活性化したのは確認済みとのことです」

 

 

 榛翔「そのために、()()()()()()()()()()()()らしいですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そら「へ~、意外と勉強になった!榛くんって何でも知ってるんだね」

 

 

 榛翔「何でもではありませんがねぇ。では、次はそらさんです」

 

 

 そら「うん!」

 

 

 

 

 

 

 ここまでは良いんです。

 

 

 

 ここまでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 問題はここからで...

 

 

 

 

 

 

 

 意気揚々としてブロックを引き抜いた私。

 

 

 そこに書かれていたのは...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そら「は、ハピハピニャンニャン⁉」

 

 

 榛翔「おや、アタリですね」

 

 

 そら「限定的すぎない⁉なんで⁉」

 

 

 榛翔「ではどうぞ」

 

 

 そら「は、恥ずかしいよぉ///」

 

 

 榛翔「では、やめますか?」

 

 

 そら「スーッ、や、やればいいんでしょ!」

 

 

 榛翔「では改めてどうぞ」

 

 

 そら「...ハピハピニャンニャンにゃんこの日~///」

 

 

 榛翔「恥ずかしくないんですか?」

 

 

 そら「恥ずかしいに決まってるじゃん⁉」

 

 

 榛翔「では次は私です」

 

 

 そら「無視しないでよ~!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

回想終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 と、こういったことが何度もがあった。

 

 私はブロックを引き抜くたびに恥ずかしい思いをした。

 

 彼は特に何もなく、平静を保っている。

 

 先ほど、ようやく私の番で特に何もなく榛くんに番を渡すことができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここで、私は疑問に思った。

 

 彼に対して指定されたお題は、『雑学披露』や『()()()()()()()()』、はたまた『パス』といった彼にとっては何ら問題はないお題。

 

 対して私は『ハピニャン』をはじめとして()()()()()お題。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、この勝負、()()()()()()()()()()()()()? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そら「ねぇ、私このジェンガに嵌められてない?」

 

 

 榛翔「ようやく気付いたんですか?」

 

 

 そら「やっぱり!」

 

 

 榛翔「本来は私とではなく、メンバーの方々とやっていただきたかったのですが」

 

 

 そら「あぁ、だからやる前にそう言ってたんだね」

 

 

 榛翔「私がハピニャンをするわけにもいかないので」

 

 

 そら「ん~、でもなんで榛くんは問題ないのばっかり引いてるの?」

 

 

 榛翔「さっきも言った通り、私がやるわけにはいかないモノもあったので、ブロックの位置とお題を全て関連付けて記憶しました」

 

 

 そら「何気に凄いこと言うよね。でもそれって不正じゃないの?」

 

 

 榛翔「不正も何も、これ私が作ったのでそれ以前の問題ですね」

 

 

 そら「だから、私に関係のあるお題だったの⁉」

 

 

 榛翔「あなたの恥じらう姿は絵になりますね」

 

 

 そら「他人事みたいに言わないでよぉ///」

 

 

 榛翔「そんなこと言いつつも、楽しんでいたように思えますが?」

 

 

 そら「...っ!」

 

 

 榛翔「次はあなたの番ですが...もう引き抜くところないのでは?」

 

 

 そら「う~ん、そうだねぇ。ってことは私が負けなの⁉」

 

 

 榛翔「勝負としてはそうなりますね。罰ゲームでもしますか?」

 

 

 そら「お、お手柔らかにお願いします...///」

 

 

 榛翔「ツンデレボイスをTwit〇erで公開してください」

 

 

 そら「きつ過ぎないその罰⁉」

 

 

 榛翔「そろそろ私は戻ります。谷郷さんからの指令が飛んでくる頃合なので」

 

 

 そら「つ、次は榛くんにハピニャンやってもらうからね!」

 

 

 榛翔「さて、いつになるやら楽しみですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、私はツンデレボイスを公開し、1万いいねをもらうことになる。




偶然にも、企画としてお題付きジェンガをやっている動画を見る機会がありました。

こちらとしても、2人にやってもらいたい!と思い、執筆した次第です。




因みに医学的知識は『はた〇く細胞』で身につけました。要するにその程度です。

でも、あのアニメ意外と勉強になるので。




あと、加賀榛翔がハピニャンをする日は一生来ないと思ってください。


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② 0th.ロボ子さん ver.【QRD?】

当方初の「ときのそら」さん以外の作品となります。

如何せん、キャラの口調や性格等の錯誤が発生してないか心配です。

私は「ときのそら」さん以外のメンバーの動画や配信は比較的見ない傾向にあるので、贔屓かもしれませんが、ときのそらさんメインになるのは致し方ないことなのです。

全く見ない訳ではありませんが、最新情報が遅れて入ってくる状況です。

雰囲気が違う、こんなこと言わないといった不快点につきましては、優しくご指摘ください。



今回は『ロボ子さん』になります。(ロボ子さんまでが正式名称?)

ロボットに関するお話です。





ほのぼのなのか日常なのか曖昧な内容ですが、ご理解ください。


 

 

 

 

ボクは今、非常に困っている。

 

 

 

ロボ子「だ、だれか~、助けてぇ...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんということだ。()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

ボクは、人間ではない。ロボットだ。

 

だがロボットと言っても、人間より優れているかと言われたら、そうでもない。

 

人間と同じく食べ物を食べてエネルギー源にし、夜には寝る。

 

風邪をひくことだってある。

 

ボクは、ロボットでありながら、人間のような活動をしている

 

だからこそ、()()()()()()()()()()が必要なのだ。

 

人間でいうところの、健康診断みたいなものだ。

 

最近は配信や企画などでメンテナンスがおろそかになっていた。

 

その付けが回ったのか、今は首以外動かすことができない。

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほど助けを呼んだが、誰もいないのだろうか?

 

今私は事務所にいるので、誰かいるはずだが...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A「ん?ロボ子さん、おはようございます」

 

 

ロボ子「あ、Aちゃんおはよ~。早速だけど、助けてくれない?」

 

 

A「...何があったんですか?」

 

 

ロボ子「実は~...」

 

 

 

 

 

 

 

Aちゃんに事の経緯を説明した。

 

 

 

 

 

 

 

A「なるほど、そういうことでしたか。ですが私はあいにく、ロボット系には疎いもので...」

 

 

ロボ子「ん~、困ったなぁ。これじゃぁ、配信もままならないよぉ...」

 

 

A「体の構造でしたら、ちょこ先生を呼べばいいのですが」

 

 

ロボ子「中身は機械だから、どうにもならないと思うなぁ」

 

 

A「う~ん、あっ榛翔さん呼べばいいのでは?」

 

 

ロボ子「あ~、確かに加賀さんなら治せるかも」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「それで、私が呼ばれたんですね」

 

 

ロボ子「ごめんねぇ。今頼れるのが君しかいなくてさぁ~」

 

 

榛翔「理解しています。しかしながら、いくらロボットとはいえ、男性である私が女性の体を触るのは些か問題では?」

 

 

ロボ子「大丈夫だよ。ボクは気にしないし、君がそんなことをするはずもないでしょ?」

 

 

榛翔「その謎の信頼は、後々後悔するかもしれませんよ?」

 

 

ロボ子「そうかなぁ?いざとなれば実力行使もできるよ?」

 

 

榛翔「そうならないように、お互い祈るばかりですね。早速ですが、始めても?」

 

 

ロボ子「頼んだよ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

そういって彼は作業を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「内部構造は初めて見ましたが、やはり複雑ですね」

 

 

ロボ子「そうなんだよぉ。だから、自分でメンテナンスするときはいつも苦労するんだよねぇ」

 

 

榛翔「ふむ。ふと思ったのですが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

 

ロボ子「ん~、気になる?

 

 

榛翔「...いえ、やめておきます。首を突っ込みすぎると、ろくなことがないので」

 

 

ロボ子「そんなことないよ。ボクのこと、君にもっと知ってもらいたいんだけどな~?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「...話を変えましょう。あなたはあくまでも、【人間に酷似したロボット】という解釈でいいんですよね?」

 

 

ロボ子「そうだよ。それがなにかあるの?」

 

 

榛翔「つまり、あなたには()()()()()()()()()が適用されるはずです。この原則に聞き覚えは?」

 

 

ロボ子「聞いたことはあるけど、内容までは知らないなぁ」

 

 

榛翔「SF作家のアイザック・アシモフ氏が提唱した原則です」

 

 

 

 

_______________________________________________________________

 

 

 

第1条:

ロボットは人間に危害を加えてはならない。

また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

 

 

第2条:

ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。

ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

 

 

第3条:

ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、

自己をまもらなければならない。

 

 

 

_______________________________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「このような定義になっています」

 

 

ロボ子「なんとなく理解はしたよ」

 

 

榛翔「先ほど私は、あなたに対して【人間に酷似したロボット】と言いました。私は、これにおいて矛盾するものと考えています」

 

 

ロボ子「どうして矛盾してるの?」

 

 

榛翔「ロボットとしては、人間の命令により先ほどの原則に従って行動します」

 

 

榛翔「しかしながら、あなたは人間と同等の思考能力を保有しています。ほぼ人間と言っても過言ではありません」

 

 

ロボ子「そうだね。それで?」

 

 

榛翔「この場合、あなたがロボットとして人間を守るためには、自己破壊もやむを得ないことになります」

 

 

榛翔「同時に、あなたを人間として見ることもできる。人間としての防衛機制により、矛盾することになります」

 

 

ロボ子「簡単にまとめると?」

 

 

榛翔「自己を人間として捉えるか、ロボットとして捉えるかによって致命的な思考矛盾に陥ることになりかねないということです」

 

 

ロボ子「あ~、言われてみればそうかもしれないねぇ」

 

 

榛翔「あなたは、自分をどのような立場として認識していますか?」

 

 

ロボ子「ボクとしては、ボクに命令する人間がいないから、何とも言えないねぇ」

 

 

ロボ子「それに、考えることは人と同じだから、体はロボット、精神は人間じゃないのかな?」

 

 

榛翔「あなたにしては、明晰な回答ですね」

 

 

ロボ子「ボクは頭いいんだよ?」

 

 

榛翔「そうでしょうか。時々、ポンコツロボットになるのはどう説明されますか?」

 

 

ロボ子「うっ...」

 

 

榛翔「まぁ、あなたが自分のことをしっかり理解していればそれでいいのです。ついでに、メンテナンスも終わりました」

 

 

ロボ子「お~、ありがとぉ!」

 

 

榛翔「いえ、私もなかなかためになる作業でした。それではこれにて失礼します」

 

 

ロボ子「うん。ありがと~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか考えさせられる話題だったなぁ~...




私は何をしているのでしょう...?

これがほのぼの?日常?

明らかにおかしい...こんなお勉強会にするはずではなかったのに...




と、今更後悔しています。

導入部分はお察しの通り、「ホロぐら」からです。

まぁ、話題としては触れたかったのですが、趣旨とずれている気がして...

彼女にとって、自分の立ち位置は人間なのか?ロボットなのか?

それとも別の存在なのか?



是非、読者様各位で妄想を膨らませてください!


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③ 0th.さくらみこ ver.【FAQ?】

ほのぼの/日常編の3作品目です。

今までの作品は、はたして『ほのぼの/日常』として分類できるのでしょうか?

内容をご覧になれば分かりますが、当作品は雑学系が多いことに気づきました。



ほのぼの・日常編に沿っているつもりなのですが、良いアイデアが浮かばず...




今回は【スーパーエリート最強巫女兼アイドル】の方です。


 私の名前は『さくらみこ』

 

 以前はとある神社で巫女をしていたが、神様の遣いで日本に訪れた。

 

 そこで、バーチャルYouTuberというものに憧れを抱き、バーチャル巫女アイドルになろうと決めた。

 

 あと、つよつよエリートになりたい!

 

 今は、ホロライブというアイドル事務所でお世話になっている。

 

 

 

 

 

 

 

_______________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「エリートになりたい...?」

 

 

 みこ「そう! みこはつよつよエリートになりたいの!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 エリートになるにはどうしたらいいか考えた結果、私たちホロライブのサポートをしてくれている加賀榛翔くんに聞いた方がいいという結論に至った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「エリートになりたいというのは前々から聞いていましたが、何故私にその話を?」

 

 

 みこ「だって、榛くんエリートっぽいんだもん!」

 

 

 榛翔「曖昧過ぎて、脳が処理しきれません。そもそも私エリートではないんで」

 

 

 みこ「でも、頭はいいんでしょ?」

 

 

 榛翔「頭がいいことと、エリートであるのとでは似て非なるモノがあります。あと私は、己は頭がいいと思っていません」

 

 

 みこ「みこ的には榛くん頭良さそうだよ? それと、頭いいのとエリートの違いって何?」

 

 

 榛翔「頭がいいというのは、よく高度な知識と技術等を会得していることと言われます。エリートというのは社会の中で、優秀とされている人や集団のことを指します。定義は各々曖昧ですが」

 

 

 みこ「いまいち違いがわからないにぇ...」

 

 

 榛翔「極端な話、エリートというのは高学歴で人や社会の役に立っているということです」

 

 

 榛翔「頭がいいというのは、先ほども申し上げた通り、自らが持つ高度な知識や技術等を扱うことです。それが人や社会のためだろうが、犯罪のためだろうがは考慮しません」

 

 

 みこ「なんとなくわかった気がしなくもない...」

 

 

 榛翔「要するに、知識系の犯罪もあるでしょう? 知能犯とか、ハッカーグループとか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なるほどぉ~。言われてみれば確かに違いがあるにぇ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 みこ「なるほどにぇ~。でも、榛くんは()()()()()()()()()()()でしょ? だったら、それはもうエリートだよ!」

 

 

 榛翔「もう、それでいいです...」

 

 

 みこ「それで、話は戻るんだけどどうやったらエリートになれるの?」

 

 

 榛翔「そもそもの話、あなたが思い描いているエリート像というのは何ですか?」

 

 

 みこ「う~ん、頭がつよつよで、お金持ちで、だれからも羨望の眼差しで見られる人かなぁ」

 

 

 榛翔「いかにもみこさんらしい回答ですが、少々欲張りすぎでは?」

 

 

 みこ「そんなことないにぇ。エリートは全てが完璧なんだにぇ」

 

 

 榛翔「まぁ、深くは問いません。そういった目標があるのなら、それに向かって進めばいいのでは?」

 

 

 みこ「それができれば苦労しないんだよぉ。少なくとも兎田には負けたくない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、兎田にだけは絶対に負けたくない!そのためにエリートになるんだにぇ!!!

 

 

 

 だけど、エリートになる方法が分からない...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「原動力があるのは分かりました。しかし、その方法が分からないということでよろしいですか?」

 

 

 みこ「そうなんだよにぇ...」

 

 

 榛翔「ふむ。保証はしませんが『論理的思考』ができれば、少なくともみこさんのいうエリート像に近づくと思います」

 

 

 みこ「論理的思考ってなに?」

 

 

 榛翔「簡単に言えば、物事を根拠と結果に分け、論理的なつながりを意識しながら事象を理解することです」

 

 

 みこ「ん~、難しいにぇ...」

 

 

 榛翔「慣れればそんなに苦労しません。具体例としては、相手もしくは自分の話に説得力があるかどうかということです」

 

 

 みこ「なるほどにぇ~。その論理的思考をすれば兎田を論破できるんだにぇ!」

 

 

 榛翔「...まぁ、その解釈もありますが」

 

 

 みこ「それで、何をすればできるの?」

 

 

 榛翔「では、例を挙げてみましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

【夏になると、頭痛を感じる人が多くなる】

 

 

 

 

 

 

 

 

 榛翔「という事象があったとします。これだけであなたは理解できますか?」

 

 

 みこ「いや、わからないにぇ」

 

 

 榛翔「私としても、これだけでは分かりません。なにしろ抽象的過ぎるので」

 

 

 榛翔「ここで、夏という言葉について分析します。あなたにとって夏と言えば、何が思い浮かびますか?」

 

 

 みこ「ん~。暑いとか、かなぁ」

 

 

 榛翔「いいですね。他には?」

 

 

 みこ「あっ、アイスがおいしい!」

 

 

 榛翔「それです。夏と言えば、アイスがおいしい季節。だれもが共感しそうなことですね」

 

 

 榛翔「そこで、『夏』と『アイス』、『頭痛』について関連付けてみます」

 

 

 みこ「どうやって関連付けるの?」

 

 

 榛翔「『夏』は暑いので『アイス』が食べたい気分になるという事象が成立します」

 

 

 榛翔「この際、アイスにもいろいろありますが『かき氷』とした方が分かりやすいでしょう」

 

 

 みこ「...あっ、わかった!」

 

 

 榛翔「おそらくその考えで合っています。『かき氷』を食べると、『頭が痛くなる』」

 

 

 榛翔「まとめると、『夏』には『アイス(特にかき氷)』が食べたくなるが、その時に『頭痛』が起こる」

 

 

 みこ「だから、【夏になると、頭痛を感じる人が多くなる】が成り立つんだにぇ」

 

 

 榛翔「これが、簡易的な論理的思考です。要は与えられた問題に対して、具体的な根拠を提出し関連付け、その問題に解答をすることでしょうか」

 

 

 みこ「なるほど~、勉強になったにぇ!次に兎田に会ったら論破してやるにぇ!」

 

 

 榛翔「...まぁ、あなたが満足しているならそれでいいです」

 

 

 みこ「これでみこも、頭がつよつよなスーパーエリートになれるにぇ!」

 

 

 榛翔「あなたの将来を期待しています(遠い目)」

 

 

 みこ「榛くんありがとにぇ~」

 

 

 榛翔「はい。気を付けて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんか、ほのぼの・日常要素よりも、雑学要素の方が強い気が...

ということで、「雑学要素」も追加します!

本筋とズレるかもしれませんが、ご容赦ください。

まぁ、個人の妄想の具現化なので自分か、物好きな読者様しか読まないと思いますが。







こんな稚拙な作品をお読みくださり、本当にありがとうございます!




感想、評価等待ってます!リクエストも受け付けております!

アンケート、誤字脱字の指摘にもどうぞご協力ください!


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④ 0th.星街すいせい ver.【QTW?】

ソロデビュー組の4人目は、サイコパ彗星こと星街すいせいさんです!

4月までにAZKi先生までは書きたいと思っています。

間に合うのか...





読者様は、タイトルの後にある、毎回違う3文字のアルファベットの意味はご存じでしょうか?


検索すれば分かりますが、こちらにもちゃんと意味があります。
(今のところ『さくらみこ』さんは例外でネタとなっておりますw)




今回はガチャに関するお話です。



もはや、雑学メインとなりつつある現状...


 私は星街すいせい!

 

 彗星のごとく現れたスターの原石!すいちゃんは~?

 

 

 

今日も可愛い!

 

 

 

 と自分で言っているものの、みんなからはサイコパス(サイコパ彗星)と言われています...

 

 

 すいちゃんはアイドルなのに~!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

 すい「...」

 

 

 

 

 

 

 

 私は今、とっても機嫌が悪い

 

 もう、立ち直れそうにない

 

 この先、どうしたらいいんだ...

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「...世界の終焉を見ている表情をしていますが、如何されました?」

 

すい「...ガチャで爆死した。カードも止まった...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、ガチャで爆死した

 

 

 

 

 

 しょうがないじゃん!推しがピックアップで排出確率も2倍だったんだもん!

 

 これはもう引くしかないじゃん!

 

 天井近くまで回しても出なかったことが不機嫌の要因の一つだが、カードが止まったことは予想外だった

 

 今までにカードが止まったことは何度もあるが(これでも一般的には異常だが)、天井手前で止まったことは初めてだった

 

 あと少しで確実にゲットできたのに...

 

 モウヤッテランネェ!(錯乱

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「そうですか。因みに排出率はどれくらいだったんですか?」

 

すい「普通は0.5%なんだけど、イベント期間中だったから1.0%かな」

 

榛翔「私はガチャが絡むゲームはあまりしませんが、その確率で引いたんですか...」

 

すい「だって、排出率2倍だよ?それに、1.0%だから100回引けば当たると思うじゃん!」

 

榛翔「あぁ、ここにも愚かな人がいるとは...」

 

すい「何!?すいちゃんには最初から望みがないって言いたいの!?」

 

榛翔「望みがないとは言っていませんが、先ほどの解釈は理論的に間違っています」

 

すい「どこが間違ってるの?」

 

榛翔「そもそもです。通常表示されるスマホゲーのガチャ排出率はそのままの数字ではありません」

 

すい「詳しく説明して!!!」

 

榛翔「まぁ、落ち着いてください。1.0%というのは100回云々ではなく、1()()()()()()()()()()()()()です」

 

すい「100回引けば100%じゃないの?」

 

榛翔「違います。結論を先に提示しますが、1.0%の排出率で100回引いた場合はアタリ確率は約63.3%です」

 

すい「...ってことは100回引いても外れる確率が36%くらいあるの!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 信じられない...

 

 いままで、100回引けば確実にゲットできると思っていた

 

 それって違うの!?

 

 なんか、さっきより気力を失った気がする...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「えぇ、そうです。そのような不安定な状態であなたはガチャを引きまくって、爆死したことになります」

 

すい「追い打ちしないで!」

 

榛翔「これは失礼。しかし事実となりますので受け止めてください」

 

すい「...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 確かに、彼の言っていることは事実

 

 何も反論できない...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すい「...でも、なんで36%なの」

 

榛翔「それではご説明します」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【排出率『1.0%』のガチャがあると仮定する】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「この仮定は、すいせいさんの状況と同じです」

 

榛翔「すいせいさんは、数学の中でも『確率論』について学習したことはありますか?」

 

すい「すいちゃん数学きら~い」

 

榛翔「だからこのような状況になったのです。少しは勉強してください」

 

すい「は~い...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数学は大の苦手だ

 

 何を言っているのかさっぱり分からない

 

 数学が将来役に立つとは思わなかったが、ここにきて関わってくるとは...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「話を戻しますが、数学嫌いなすいせいさんのために、簡単に話しましょう」

 

 

 

 

 

 

榛翔「先ほど私は、『1.0%』は1回引いたときに当たる確率と言いました。では1回引いたときに()()()()()は?」

 

すい「ん~...99%かな」

 

榛翔「そうです。そしてこのガチャを100回引きます」

 

榛翔「計算式では(0.99)( 100) となり『0.366...』という数字を得ることができます」

 

すい「あぁ~、もうわからなくなってきた...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すいちゃんにも、理解できる力が欲しい...!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「0.99という数字は、99%を少数に変換しただけです。この式は0.99という数字を100回掛けたことになります」

 

すい「いまいちピンとこないなぁ。特に100回掛けるところ。足すんじゃないの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数学は大の苦手なので、さっきから彼の言っていることがさっぱり分からない...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「こう考えればいいでしょう。ガチャを2回引いたときのハズレの確率を求めます」

 

すい「随分少なくなったね」

 

榛翔「分かりやすく確率も変えてしまいましょう。しかし、基礎的な部分なのでご注意を」

 

すい「OK!」

 

榛翔「1回目のアタリの確率は25%とします。仮にキャラが4パターンあったとして目的のキャラは1人。残り3パターンはハズレです」

 

榛翔「2回目も同様です。少し変換すると、ハズレの確率は各1回につき3/4という分数で表せます」

 

すい「ここまでは私でも分かる!」

 

榛翔「確率論ではここで『AかつB』と『AまたはB』というキーワードがカギとなります。AとBは今回で言う1回目と2回目の事象の確率です」

 

すい「『かつ』と『または』の違いって何?」

 

榛翔「『かつ』はAとBの事象が同時に発生しなければならないことです。どちらかが条件を満たさなければ成立しません」

 

榛翔「対して『または』というのは同時に発生しなくてもいいことです。どちらかの条件を満たせば成立します」

 

すい「なんとなくわかる気がしなくもない...」

 

榛翔「今回は『かつ』に該当します。理由は分かりますか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

すい「...『または』の場合だと、1回目か2回目のどこかでアタリが出ることもあるからってこと?」

 

榛翔「その通りです。今回は2回ともハズレである必要がある。その為、『かつ』に該当します。樹形図を描けば分かりやすいでしょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「このように、『かつ』の場合それぞれの確率を掛け合わせます」

 

すい「それで求められた結果が、56.25%ってこと?」

 

榛翔「そうです。足した場合、数値がおかしくなってしまいます」

 

すい「だから、掛けてるんだね。それにしても、100回引いても36%の確率で爆死するんだ...」

 

榛翔「ですから、あなたは賭けをして負けたのです。そろそろ自重してください」

 

すい「それでも私はやめられない!なぜなら、推しが私を呼んでいるから!」

 

榛翔「()()()0().()5()%()()()()6()0()%()()()()()()()するんですよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すい「...」

 

 

 

 

 

 

 

 




すいちゃんと言えば『ガチャによる爆死』だったので、書かせていただきました。
(個人的な偏見過多)






すいちゃんって、数学得意なんですかね?

実際得意であれば、無謀な賭けはしないはずですが...




当方は学校教育の中で、数学が一番得意かつ好きな教科でした。

それでも、数値や考え方が間違っている可能性もあります。

ご承知おきください。




AZKi先生は書けるかどうか分かりませんが、今しばらくお待ちください。


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⑤ 0th.AZKi ver.【QRB?】

?「4月までに投稿するといったな?」

?「そ、そうだ大佐!助けてくれ...」

?「あれは嘘だ!」

ウアアアアァァ…

ということで、お久しぶりです。4月から失踪していましたシグマファイです。

実は、リアルの事情でとても忙しい日々を送っており、4月から最近までは執筆はおろかホロライブメンバーの配信を見る時間さえ作れない状況でした。加えて、ネタが中々思いつかずここまで来てしまいました。
気がついたら6期生までがデビューしてるし…

(この小説の新話を待っている方がいらっしゃるかは分かりませんが、)遅れてしまい大変申し訳ございません。

今後も執筆から投稿までに多くの時間を要することになります。
最短でも1話/月はかかると思います。

今しばらくお待ちください。


今回は「AZKi」こと、あずきちになります。
歌に関する雑学でも良かったのですが、今回は料理を導入部分としております。


こんあずき~AZKiです!

 

私はホロライブ・イノナカミュージックというところで歌手活動をしています!

いつもは配信したり、作曲したり、ライブしたりいろいろしてます。

私の趣味は料理をすること。時々、Twit○erで自作料理をアップするくらいには上手いと(自分では)思ってます。

 

 

今は作曲で息詰まってしまって、気分転換に料理でもして思考をリフレッシュしようとしているところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AZKi「♪~、なんかいいフレーズないかな~?」

 

 

 

何の料理を作ろうかネット上にあるレシピ集を見つつ、頭の片隅で曲のフレーズを考える。

ずっと1つのことを考えてても、アイデアが浮かばないときは浮かばない。

 

反対になにか別の作業をしているときに、不意に思い出したかのように思いつくこともある。

経験から導き出した行動。

 

 

 

 

 

 

AZKi「私一人分の料理作ってもなぁ。だれか誘って食事しながら意見聞いてみるのも...ありかな?」

 

私の分だけ食事を作っても億劫だから、結局作らなさそう。

だけど、誰かのために作るんだったらやる気もでるし、その人にアイデアをもらえればまさに一石二鳥だろう。

 

 

 

 

 

 

 

そう思い立ったら、いい意見が聞けそうな人に電話をする。

 

その人はあまり乗り気ではなかったが、私の必死な説得でどうにか来てくれそうだ。

 

やっぱり、持つべきものは友達だね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、作る料理を決め材料を揃えようとしたところ、

 

 

AZKi「えっと、小麦粉、小麦粉...」

 

 

 

 

 

 

調理するのに使う小麦粉を取り出そうと、袋を持ち上げたとき...

 

AZKi「…あっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Boooon!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「_______で、()()()()()()()()()()()()()()()()()()ことについては後ほど聞くとして、この惨状は何です?」

 

AZKi「うぅ...小麦粉取ろうとしたら手が滑っちゃって...」

 

榛翔「なるほど。しかしまぁ、派手にやらかしましたね。床は当然ですが、空気中にも粉塵が漂っています」

 

AZKi「とりあえず換気するよ...」

 

榛翔「あぁそれと、コンロの火は消しましたか?」

 

AZKi「うん、消したよ」

 

榛翔「電化製品も全てですか?」

 

AZKi「電気も消す必要ある?」

 

 

 

コンロから離れることになるから、火の始末はしたけど…

電気はなんでだろう?

 

 

 

榛翔「説明は後です。早急にブレーカーを落としたほうが良い。その後に換気と掃除です」

 

AZKi「わ、わかった!」

 

 

 

 

彼に促されるまま、私はブレーカーを慌てて落とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「危なかったですね。私の到着が遅れていれば今頃この部屋は木っ端微塵でした」

 

AZKi「えっ!?どういうこと?」

 

 

 

 

私は彼が何故そんなことを言っているのか理解できない。

 

 

 

榛翔「私も手伝いますので、掃除をしながらご説明しましょう。【粉塵爆発】という言葉に聞き覚えは?」

 

AZKi「聞いたことはあるけど、詳しくは...」

 

榛翔「ふむ。では前程知識として、物体が燃焼する3要素は分かりますか?」

 

AZKi「紙とか『燃えやすいモノ』と、そのモノを『燃やす火』でしょ?あとは...『酸素』とか?」

 

榛翔「正解です。さすがAZKiさんは博識ですね」

 

AZKi「なんか君に言われると、どうしても嫌味にしか聞こえないんだけどなぁ」

 

 

 

 

彼は私より頭は確実に良いから、どうしても嫌味に聞こえちゃうんだよね。

でもこの空気感が、彼との関係を保つ上でちょうどいいと思う。

 

 

 

 

榛翔「一応褒めてるんですがね。ま、先ほどおっしゃった通りの3要素で物体は燃焼します。これら全てが揃わない限り、基本的に燃焼しません」

 

AZKi「でもさ、それと今回の件は関係あるの?酸素に関してはまだしも、()()()()()()()()()?」

 

榛翔「確かに、小麦粉は通常燃えません。何故だかわかりますか?」

 

AZKi「わかってたら苦労しないよ...」

 

榛翔「それもそうですね。通常小麦粉は袋などに保管されています。小麦粉を粒子レベルを基準として見たとき、袋には大量の粒子が集まっています」

 

榛翔「大量の粒子が集まっているということは、粒子間の密度が高いとも言えます」

 

AZKi「そこまでは私でも分かるよ」

 

榛翔「ここで酸素が関わってきます。物体(粒子)を燃焼させるには一定以上の酸素量が必要です。物体(粒子)の密度が高いと、酸素濃度が低くなります」

 

AZKi「だから燃えないんだね。でも空気中では燃えるの?」

 

榛翔「極論を言うのなら燃えますね。空気中に粉塵(粒子)が漂っている場合、先ほどとは違い物体(粒子)間の密度は低くなります。その分酸素濃度が高くなるので個々の粒子が燃えます」

 

AZKi「______ってことはさっきは()()()()()()()()()()()ってこと!?」

 

榛翔「先ほど申し上げたではないですか。ブレーカーを落としてもらった理由は、火花や静電気でも爆発するのでその安全化のためですね」

 

AZKi「」

 

榛翔「まぁ、結果として無事に済んだので。死ななくてよかった」

 

 

 

死の危機がすぐ目の前に迫っていたというのに、彼は何事もなかったかのように片付けていった。

 

ここでふと疑問に思う。何故彼はこんなにも冷静でいられるのか?

 

知識があるからこそ対処できるのは私でもわかるけど、妙に冷静すぎやしないか…?

 

 

 

 

 

 

 

 

榛翔「…AZKiさん、大丈夫ですか?」

 

 

 

 

いや考えすぎか。何でもそつなくこなす彼のことだ。この程度のことはどうってことないのだろう。

 

 

 

 

AZKi「ん、何でもない!」

 

榛翔「そうですか。それより私を読んだ本当の理由を聞いていませんね」

 

AZKI「あぁ、そうだった。実は作曲に困ってて…」

 

榛翔「作曲ですか。しかし私は経験ありませんよ?」

 

AZKi「いやぁ、経験ないからこそ素人目線の意見が欲しくてね〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…こんな感じの日常がいつまでも続けばいいな




こんな感じで友達と日常を過ごしたかったシグマです

粉塵爆発についてですが、実際に事故例があります。
調べれば出てきますが、海外の某所や我が国においても大爆発が発生しています。

原因は様々ですが、人的要因が大半を占めています。小麦粉等の粉塵物の管理は十分ご注意ください。

※筆者は科学者でもなければ、発破技師でもありません。素人であることをご了承ください。



正直言って今回は個人的に難産でした。終着点が思うようにいかず、この結果です。

誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

日常系のネタが思いつかず、自分の持ちうる知識を総動員した結果雑学ネタに走ってしまうのです。
他の小説からネタを引用してもいいのですが、二番煎じとなってしまう気がして…

読者の皆様、希望されるシチュをご提案していただけると嬉しいです。


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