がっこうぐらし!any%RTA 『最高の結末をその手に』獲得ルート (音佳霰里)
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設定集【ネタバレ注意】

本小説の主人公である『田無圭奈』ちゃんの能力や性格、経歴なんかを示した設定集となっております!

一応ネタバレとなる場所は透明文字にしてあるので、気になる方のみこの話を反転しながらお読みください!

1話投稿後からがっつりネタバレをしていくスタイルを身に着けたので初投稿です。


 ?? 圭奈→田無 圭奈

 1997年6月5日生まれ ♀

 

 ―――運命を揺さぶられ続けた少女。しかしその名を名乗り続ける限り、彼女と惨劇との戦いは終わらない。

 

【特徴】

 ・茶髪のショートボブ

 ・身長:161㎝

 ・平均的な体系

 ・ちょっとだけひんぬー

 ・可愛い あと表情がころころ変わるからかわいい

 ・セーラー服を常に着ている

 ・圭一とレナを足して2で割ったような外見(イメージしにくい方向け)

 

【経歴】

 片親で、親の名前は不明。

 五歳のころに実親が事故かなんか(特に決めてない)死亡し、田無美代子(雛見沢大災害を成功させ、暗殺もされていない世界線の鷹野三四)に引き取られ、名字を『田無』に変えた。

 その後、第二の『鷹野三四』として、軍事技術から薬学まで、ありとあらゆることを叩き込まれた。(ただし、その技術が扱えるのはⅬ5の時のみで、それ以外は知識として知っている)

 その際に雛見沢症候群の原因である微生物も、『実験』と称し鷹野に注入された。

 十歳の時に鷹野も死亡(『東京』に処理された)し、家族がいなくなる。それ以降、遠縁の親戚にもたらいまわしにされ、原作が始まるまでの八年間、ずっと一人暮らしを続けている。(一応学費や生活費だけは振り込んでもらっている)

 

 

【能力】※ただしステータスをここから変えることはできない

 体力:普通

 筋力:普通

 知力:普通

 直感:普通

 耐久力:普通

 

【性格】

 

 L1~L3時

 普通の女の子。

 かぁいい物に目が無く、今どきのアイドルや俳優なんかに興味津々。

 その辺にいる普通の優しいJK。

 

 L4時

 性格が男の子の様になり、一人称も『私』や『圭奈』から『俺』に変わる。

 また、このころから疑心暗鬼が始まる。というかバットを振り回し始める。

 この状態のまま生存者のグループ内で生活を続けていると、だんだんとグル内がギスギスしてくる。

 ゆきみたいな空気清涼剤がいると、若干は変わってくる。(ただし、もし全員が雛見沢症候群に感染していたら話は変わってくる)

 

 L5(ストレス値80以上、かつSAN値10未満の時に発症)時

 性格が一見すると戻ったように見えるが、一人称の中から『圭奈』が消え、『私』だけになる。

 また、ウインドウ内の名前が『圭奈』表示から『ケイナ』表示に変わり、ネームドキャラの立ち絵の目元部分が陰に覆い隠されて見えなくなる。

 この状態で生存者を全員同じ場所に集めると、強制バッドエンドに移行。

 ガスやらなんやらを使って全滅させる。相手と自分は死ぬ。

 この時、PCの名乗る名前や、ウインドウに表示される名前が『ケイナ』から『継七』へと変化する。(性格が皆殺し編の鷹野三四に似るとも言う)

 また生存者を集めなくても、L5発症中にランダルコーポレーションに行くと強制バッドエンドになる。(()()()圭奈ちゃんは核ミサイル投下のコードを知っていて、バッドエンド内では圭奈ちゃんがランダルの職員をなぎ倒し、核ミサイルを投下。そして世界滅亡のバッドエンドが見られる。コードを知ってる理由? 鷹野です)

 

【固有スキル】

 ・『雛見沢症候群』

 入手条件:最初から所持

 説明:……言わずもがな。

 ただちょっと違うのは、SANが減らないとL5にランクアップしない点。

 そんな枷があっても生存者グルを一瞬で壊滅に追い込める雛見沢症候群ってすごい。

 

 ・『青い炎』

 入手条件:雛見沢(現代)へと到着し、古手神社(現代)の祭具殿に入り、256分の1の確率で行ける雛見沢(過去)に飛び、古手神社境内(過去)にいる女性(フレデリカ・ベルンカステル)に話しかけることで取得。

 説明:前原圭一から見た竜宮レナの冷静さを表した言葉。

 今作では、自身を客観的に見ることによってストレス値の上昇、及びSAN値の減少を少し抑える効果がある。

 

 ・『赤い炎』

 入手条件:『青い炎』と同じ。

 説明:前原圭一が自身の周りをメラメラと燃え上がらせる元気さを表した言葉。

 今作では、周りの生存者(SAN値の減っている人物は除く)を奮い立たせ、ストレス値の減少、及び一時的な能力の上昇をさせる効果がある。

 

【アイテム】

 ・『何時かの注射器』

 入手条件:入江診療所のどこかの部屋で入手

 説明(ゲーム内テキスト):いつか子供のころ、どこかで見た記憶のある注射器。

 どこで見たのか、どうして見たのかはわからない。ただ、ひぐらしの声だけがやけに耳に残っていた、そんな記憶だけが残っている。

 

 ・『C120』

 入手条件:古出神社境内(過去)にいる女性から入手

 説明(ゲーム内テキスト):『C120』とだけ書かれている薬瓶。

 何に使うのかはわからないが、これによって何かが防げる、そんな感覚がする。それが気のせいかどうかは、これを渡してきた女性だけが知っていることだろう。

 

 ・『H173』『H173-2』

 入手条件:ランダルコーポレーション内、実験室で入手

 説明(ゲーム内テキスト):『H173』『H173-2』と書いてあるラベルの張られた2つの薬瓶。

 何故か冷凍庫の奥深くにあった隠し扉、そのまた向こうに隠すように置いてあったもの。

 これをあなたが使用するとき、そんなものが永遠に来ないことを願って。そう祈り続ける少女は、果たしていったいどこにいるのか。

 

 ・『謎の薬瓶』

 入手条件:PC自宅、地下室で入手

 説明(ゲーム内テキスト):ラベルも何も張られていない薬瓶。

 

 ・『未知のウイルス』

 入手条件:『謎の薬瓶』入手後、古手神社境内(過去)へ行き、女性に話しかけることで『謎の薬瓶』のテキストが変化し入手

 説明(ゲーム内テキスト):雛見沢症候群の原因となるウイルス。

 何かの因果であなたがこの薬瓶を他人に使用するとき、それはあなたが道を踏み外した時。



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RTA走者視点 (本編)
キャラクリ~OPまで


RTA物は初めて書いたかもしれない作者兼走者の音佳霰里です。
よろしくお願いします。

ちなみに走者はがっこうぐらしとひぐらしのどちらも原作知識はありません。大抵の物がハーメルンかwiki由来です。
ので、設定ガバ等があったら、それとなく指摘していただけるとありがたいです。せめて運対にならないように気をつけて米を下さるとありがたいです。


 ヤベー脚本(虚淵玄)ヤベーシナリオライター(竜騎士07)が手を組んでしまった世界線を走り抜けるRTA、はっじまっるよー! 

 

 と言う事で、今回はこちら、最近様々なハードでリメイクも発売され始めているゲームである『がっこうぐらし!』のRTAを走りたいと思います。

 

 では早速タイトル画面の『はじめから』を押して、キャラクリに入っていきたいと思います。ここのメニューやらなんやらが殆ど平仮名で書いてあるあたりが厭らしい……厭らしくない? 

 

 それではまず、今回のRTAでお世話になるPC(プレイアブルキャラクター)の性別を選択後、お名前を入力していこうと思います。

 本来ならば、ここは先駆者の皆様に習って、『入力速度を考慮して名前は「ほも」にしたいと思います』などと言うべきだったのでしょうが、今回はそれを行ってしまうとそもそもルートに入れないため、泣く泣く名前を入力したいと思います。それに今回のPCは女の子を選択しましたしね。

 

 今回のPCの名前はほm……では無くて、『田無圭奈(たなしけいな)』と入力します。この時、名前は平仮名だけでなく、漢字の1文字までも間違えてはいけません。ここで名前を間違えてしまうと、ルートのフラグ君が働いてくれないからです。それにしても『圭』に『奈』ですか……どこかで見た事のあるような名前ですね……いやー誰のことなんだろうなー(棒)

 

 そして次の行程である、キャラのステ振りですが、今回は行いません! なんとこのルートでは、ストーリー内での経験値入手量は上がる代わりに、()()()初期ステ、及び初期スキル等は固定となっております。その理由は後程……大体3階を開放しようと動き始める2、3日目にお話します。

 

 さて、わざわざキャラの厳選を行う必要が無いため、普段のプレイよりもボタンを押す回数が少ないことに感謝をしながら、親の顔より見たOPを眺めようと思います。

 言い忘れておりましたが、本RTAでの計測区間は、OPが終わり画面が暗転瞬間をタイマースタートとし、ED終了後のリザルト画面において、PERFECTの『T』の文字が表示され、演出が終了し、ボタンを押せるようになった瞬間をタイマーストップとしたいと思います。

 

 そんなことを話している間に、親の顔より見たOPが始まりました。()()()O()P()()()、アニメ版と大差は無く、精々がPCがOP内でうろちょろしてたりするくらいでしょうか。

 しかし、本ルートでのOPはちょっと違います。

 まず『がっこうぐらし!』のOPである『ふ・れ・ん・ど・し・た・い』のイントロが流れ―――

 

―――画面にノイズが走ります。

 

 そしてノイズによって画面が見えなくなり、急に画面が暗転したかと思ったら、今度はこんな声が聞こえてきます。

 

『ホッ……ハゲナラハゲデイイ』(※空耳歌詞です)

 

 この声を聞いて、もうピンと来た方もおられるのではないでしょうか。

 画面には、親の顔より見たOPの動画だけが流れていますね。音楽はもう完全にアレです。

 

 そんな解説をしている間にも、動画は進んでいきます。

 そして、夕焼けに染まった、物語の舞台でもある高校と、ノロノロと蠢く『彼ら』をバックに、画面に大きく『がっこうぐらし!』の文字が浮かび上がっています。

 その文字がクルクルと速度を上げながら回転し、ようやく止まったかと思うと、そこに浮かぶのは『がっこうぐらし!』の文字ではなく、ある有名なノベルゲームのタイトルロゴ。

 

 

 

 

 

『ひぐらしのく頃に』

 

 

 

 

 

 ―――と、言う訳で、改めましてご紹介しましょう。

 今回走るルートは、何故か虚淵と竜騎士07が手を組んだ(組んでしまった)結果、有料DLCとして配布されました『がっこうぐらし! ×ひぐらしのく頃に』ルートとなっております。誰だこんな世界線考えついたの。

 つまり、今OPとして流れているのは、ひぐらしのアニメのOPとして流れていた、『ひぐらしのなく頃に』である、という事なんですね。この曲は、最近(去年冬頃から)放送が開始された『ひぐらしのなく頃に業』の1話で流れた為、知っている方も多いのでは無いでしょうか? 

 うp主はアレ最初リメイクだと思ってましたよ。というかあれは全員そう思うでしょ、公式ホームページも(1話が終わるまでは)そう言ってましたし。

 

 と、そんな事を話している間にOPが終わっていましたね。

 それでは暗転が開けると同時にタイマースタートとしたいと思います。

 

 今回の動画はここまでにしたいと思います。

 次回は、このルートの特徴や、メリット・デメリット、及びに今回私の立てたチャートについて言及をしたいと思っております。

 それではまた次回の動画でお会いしましょう。ばいばーい。




がっこうぐらしの『奈落の花』MADを見て思いついてしまった。
よって私が実質世界一位ですね(支離滅裂な言動・思考)

続きは書けたら書きます。
首を長くしてお待ちください。


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バイオハザード開始前~一日目まで

その日のうちに2話目を投稿。
珍しい。
ただしその日の内には書き終わらなかった。
そんなことはよくあることなので初投稿です。


 はいどうもこんにちは。

 前回はOPと並行して、本チャートの軽い説明を行ったところでしたね。

 それでは今回はタイマースタート地点である、暗転後から始めて行きたいと思います。

 

 と言っても、このひぐらしコラボのDLCでゲームをプレイする際は、バイオハザードが始まるまではこれといった事をする必要は無いと思います。

 ですので、バイオハザード開始前にやることは

 ⒈交友関係の確認

 ⒉物資の確認・補給

 の2点です。本チャートではこれらを出来る限り早く済ませ、タイムの短縮を狙います。

 

 >不意に意識が覚醒する。

 あなたは通っている学校―――『私立巡ヶ丘学院高校』内にある教室の、自身の机に突っ伏して寝てしまっていたようだ。

 

 >あなたは変な体勢で凝り固まってしまった筋肉を解すように軽く伸びをする。

 すると、背骨の辺りからポキポキと子気味良い音が鳴り、辺り一帯へと響く、そんな感覚がした。

 

 >伸びをした体勢のまま、教室内を1周ぐるりと見回してみるが、教室内にはあなた以外には誰も居ないみたいだ。

 

 >そうしていると、あなたは何故か焦りを覚えた。

 何故なのだろうか……? 

 

 >さて、何をしようか……? 

 

 おっ、このセリフが出たという事は、バイオハザードが始まるまであと2日ある、ということですね。

 ちなみに先程のように焦りを覚えるのが残り2日、『少しゆっくりと出来そう』といった記述があれば残り4日、『なんだかこの後大変なことが起きそうな気がする』といった記述があれば残り1日と言うように、テキストによってバイオハザードまでの日数が把握出来る、という事です。また、今のところ確認されているテキストは上記の三種類となっております。(これ以上増えたら攻略する側も作る側も大変になるから)ま、多少はね? 

 

 さて、まずは交友関係の確認です。

 ネームドキャラとの交友関係は、メニューを開き、『こうゆう』の欄を確認することで把握できます。

 幼馴染システムを使っている走者ニキはよくここで発狂したりしてなかったりしますが、今回のチャートではそんな心配は一切ありません! 

 何故かと言うと、このDLCを使用した状態でゲームを始めると、誰とも交友を持たない状態でゲームを始めることが出来るからです。

 これによって好感度ガバを防ぐことが出来ます。やっぱり(リアルは兎も角として)ぼっちは神、はっきりわかんだね。

 え、私ですか? んにゃぴ……(友達という概念が)よくわかんないですね。

 

 という訳で交友関係の確認をカットできたので、今度は圭奈ちゃんのお家を目指して歩きます。

 え? 地図? んなもん必要ねぇんだよ! 

 

 そんなこんなで移動している間、暇になったであろう皆様の為にぃ〜

 

(『プハー、キョウモイイテンキ♪』)

 

 ―――このひぐらしコラボDLCについて、お話します。

 皆は、『ひぐらしのく頃に』って、知ってるかな? 

 

 ―――『ひぐらしのく頃に』って言うのはね、おしっ(自主規制)

 

 ……ふぅ、失礼しました。謎の電波に当てられてしまったみたいですね。

 知らない方の為に説明しますと、『ひぐらしのく頃に』というゲームは、舞台となる村の村民全員が変な病気持ってるのに加えて、ヤベー奴らがじゃんじゃん絡んできて、村が滅亡する危険性があるので、主人公たちはそれをどうにかするために(疑心暗鬼に陥りながら)動いていく物語を読む、いわばノベルゲームです。もっと詳しく知りたかったら、ネタバレを食らう危険性を理解した上でggって、どうぞ。

 

 さて、そんなゲームとコラボしてしまった『がっこうぐらし!』ですが、ひぐらしコラボのDLCを使用しただけで難易度が段違いに高くなります。

 その理由は最初から圭奈ちゃんの持っているスキルにあるんですけど―――

 

 >あなたは自宅に到着した。

 

 >自宅で何をしようか……? 

 

 ―――っと、圭奈ちゃんが家に着いたみたいですね。

 それにしても、いつ見ても圭奈ちゃんの自宅、周りと比べたら浮いてますね……まるで富山県の白川郷にある白河クリーンセンターみたいだぁ(恍惚)

 

 自宅に着いたら、真っ先に家探しをしましょう。

 私は何十週くらいか試走でこのルートを走りましたが、()()()圭奈ちゃんが家にいる時は両親が自宅に居ないので、安心して備品を漁ることが出来ます。

 

 裏で家探しをしている圭奈ちゃんの映像(×1.919)を垂れ流しててもアレなので、先程話していた圭奈ちゃんのスキル―――ではなく、走っていた段階で見落としていた点についてお話します。

 

 先程私は『誰とも交友を持たない状態でゲームを始めることが出来る』と言ったな、あれは嘘だ。(コマンドー)

 ‹ウワァァァァ!!!!! 

 

 一応一人だけ、『こうゆう』の欄には載っていない隠しキャラとの関係があるのですが、それはまた追々。

 

 >あなたは自宅を捜索した結果、以下の物を手に入れることができた。

 

 おっ、家探s―――ゲフンゲフン、探索が終わったみたいですね。

 では戦利品を確認していきましょうか。

 

 まずは……『サバイバル用食料品』ですか、うまあじですね。(うまあじ派は賢い)

 このアイテムですが、名前からも分かるように普通のサバイバル用食料品です。

 非常時向けの缶詰なんかとは違って、極限状態でもしっかりと体を動かせるように、とタンパク質や脂質なんかを多く含んだ食料品が入っています。

 これくらいの知識は、ま、多少はね? *1(ゲーム内の説明をガン見しながら)

 

 次に……『ペットボトルの水×10』ですか、若干少なめですね。

 これはもう言わずもがな、スーパーで売っているような『富〇山の天然水』みたいな500mlのペットボトル飲料です。

 ここは2D10、つまり十面ダイスを二回振って出た数字がこのボトルの本数になります。

 この計算で行くと最大値が20になるので、今回はガバ運に見舞われた、ということになりますね。

 

 そして……おお、『少し大きめのリュックサック』ですか。ありがとうございます。

 リュックについてなのですが、()()()()()()PCの自宅に100%スポーンします。

 ただし、リュックの中にも三種類あり、それぞれが『少し小さめのリュックサック』、『普通のリュックサック』、そして今回手に入れた『少し大きめのリュックサック』となっております。

 そしてこれを手に入れる確率の割合が、小さいほうから順に4:5:1となっており、今回手に入れたものが一番レアなものとなっている、という訳ですね。

 やったぜ。投稿者 変態糞RTA走者 投稿日8月16日(水)7時14分22秒

 

 それと……? あれ? ちょっと待って! いなり(他の物資)が(家の中に)入ってないやん! いなり(他の物資)が食べた(欲し)かったから(圭奈ちゃんに家探しするよう)注文したのに! 

 

 ゲーム「すいません、僕が(乱数を)食べちゃいました……」

 

(乱数を)食べた!? この(ゲームの)中の(自宅の)中で!? 

 ハァー……(クソでか溜息) あ ほ く さ 辞めたらこの仕事(RTA走者)? 

 

 ―――すいません、少々取り乱して関西弁が入ってきてしまいました。

 さすがにこれ以外に物資が無いのはな……

 

 あっそうだ(池沼)

 じゃけんここでオリチャー発動しましょうねー

 

 本来ならば、バイオハザード一日目は自宅にこもって夜を明かした後、自宅で発見した物資を持って学校へ向かいながらりーさんの妹である『るーちゃん(本名不詳)』、そこで後の学園生活部と合流する、という流れが本来の私のチャートだったのですが、ここでオリチャーを発動し、一日目は自宅に籠らずにモールに向かい、そこで一晩を明かしたいと思います。

 あぁ逃れられない! (ガバから)

 

 ということで家探しを終えたので、次は交友関係ですね。

 ネームドキャラとは誰とも何もないことを確認して……(ごく稀に知り合いだったり、乱数の影響で幼馴染だったりする)

 ……ヨシ! (現場猫)

 

 隠しキャラ以外の、ネームドキャラ交友関係が無いことが確認できましたので、ベッドへ向かい、1日を終了したいと思います。

 お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

(少女就寝中……)

 

 

 

 

 

 

 オッハー! オッハーーー!!! (激寒)

 

 >あなたは自宅の自室のベッドの上で目覚めた。

 この後何か取り返しのつかないことが起きそうだ……。あなたはそんな感覚を覚えた。

 

 >さて、何をしようか……? 

 

 ということでバイオハザード前日です。

 今日は普通のルートなら何もすることが無いため、ベッドへ直帰なのでしょうが、このひぐらしコラボチャートでは違います! 

 バイオハザード前日、かつひぐらしコラボのPCである圭奈ちゃんを使ったときのみ、なんと富山の白川郷を模した『あの場所』に向かうことが出来るのです! 

 

 という訳でこれから駅へと向かいたいと思います。

 これから1.919倍速で圭奈ちゃんが駅(かなり遠い場所にある)へと向かう映像が流れるのですが、それだけだと暇になってしまうと思います。

 そんな み な さ ま の た め に ぃ ~ (迫りくるRU姉貴の顔面)

 

 このひぐらしチャートを使用したときにのみ見ることのできる、小ネタのようなものをいくつかご紹介したいと思います。

 残念ながらクッキー☆上映会は行いません。命拾いしたな……。

 

 まず一つ目の小ネタですが、『ストレス値によって性格が変動する』というものになっております。

 このゲーム『がっこうぐらし!』ですが、ストレス値、という概念があるのはご存じの方も多いと思います。

 本来ならば、ストレス値が高くなってもSAN値*2の減りが早くなったり、部活内、および所属しているグループ内でのギスギスの原因になるだけで済みます。(済まない)

 しかしこの圭奈ちゃんは、ストレス値が高くなればなるほど性格が変わっていってしまうのです。

 

 まず、0~100で分けられているストレス値が、0~50の時ですが、普通の女の子のような性格です。

 可愛い―――じゃなくてかぁいい物に目がなかったり、今どきのアイドルや俳優なんかに興味津々だったりと、まぁ普通のJKですね。

 

 しかしこれが50~80になってくると、性格がガラッと変わります。

 一人称が『私』や『圭奈』から、『俺』になり、性格も優しかったのが一変し、冷酷な表情をのぞかせるようになります。

 また、このころから段々と疑心暗鬼に陥り、仲間を疑うようになります。

 これは、圭奈ちゃんの持つ固有スキルによるのですが……初見プレイの時は皆さんもビックリされたのではないでしょうか? 

 私は『なんか両儀式に似てるなー』なんて思いながらプレイしてました。まぁそのあとストレス値とSAN値の管理ミスったせいでガメオベラになったんですけどね。

 

 そしてストレス値が81以上、なおかつ1~100で分けられるSAN値*3が10未満になってしまうとそれがさらに悪化し、大変なことになってしまいます。

 一人称は『俺』から『私』に戻り、一見すると性格も元に戻ったように見えます。

 しかし実際は元には戻っておらず、とある条件を満たしてしまうと強制バッドエンドへ直行することになります。

 その条件というのが、『所属しているグループのメンバー(生存者)を全員同じ場所に集める』というものになっております。

 これだけで? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、マジでこれだけで強制バッドです。初見でこのバッド行ったときは本当にコントローラー投げそうになりましたよ。

 また、この状態になると幻覚や幻聴が見え始めます。具体的には、後ろから誰かが歩いてついてくるような幻聴が聞こえたり、グループの仲間が自分を殺そうとしてくる、そんな幻覚が見えるようになったりです。

 それと、このゲームは喋っている人が分かりやすいようにと、ウインドウの上に名前と、立ち絵(ネームドキャラのみ)が表示されるのですが、この状態に陥ってしまうと、自分を含めたキャラクターの立ち絵の目元が陰に隠れて見えなくなったり、PCの名前の欄が『圭奈』から『ケイナ』に、バッドエンドに突入するとそれが『継七』に、徐々に変化していくといった特徴があります。

 これはひぐらしの本編内で、主人公である『前原圭一』を始めとした部活メンバーが、疑心暗鬼に陥り惨劇―――つまりは殺し合いを起こす原因となる『雛見沢症候群』という病気が圭奈ちゃんの固有スキルとなっているせいでもあるのですが、この雛見沢症候群については、隠しキャラの話と一緒に雛見沢に着いてからお話をしたいと思います。

 

 それでは次の小ネタですね。

 それは『PCの自宅にある仏壇と写真立て』の話となっております。

 PCである『田無圭奈』ちゃんの自宅なのですが、一階の居間らしき部屋に、簡素な仏壇が飾ってあるんですね。

 まぁ、仏壇といっても小さく、写真立てと位牌(故人の名前の書いてあるアレ)、線香立てにチャッカマン、それと仏花が置いてある程度の簡素なものですけどね。

 私はチャートを構築する段階でそれに気づきました。

 右枠にスクショを張っておきますね。

 

 位牌に書いてある内容としては、

『田無■■■ 平成十七年 一月四日 享年五十三歳』

 となっており、また写真立てには金髪の女性が薄く微笑んでいると思われる画像があります。

『と思われる』というのも、写真の大半の部分が光の反射のせいで見えなくなっているからです。

 いやー、いったい誰なんでしょうかね、この田無■■■さんって? (棒)

 

 そんなこんなでようやく駅に到着しました。

 普通なら駅についてもただのマップ(侵入可能)なだけなのですが、圭奈ちゃんを使用して券売機を調べると、このように『◇◇◇へ向かう』の選択肢が出てくるのです! 

 ということで選択肢を選び、チケットを購入しましょう。この時、お金を一万円以上持っていないと、チケットが買えないためアウトです(五敗) 

 電車に乗り込んで◇◇◇へ、イクゾー! デッデッデデデデン(カーン)デデデデン

 

 それにしても街を丸々一個分作るだけじゃなくて、とうとう◇◇◇まで作りこむようになりましたよ。こんなんだから今回のDLCの容量が4.5GB行くんですよ。

 ヤメロォ! (建前)ナイスゥ! (本音)こういうのは楽しいからもっとやって、どうぞ。

 

 さて、そういうことで到着しました、こちら! ◇◇◇こと『雛見沢』です! 

 

 ……はい、という訳で雛見沢停留所に到着しました。

 なんかこういうのって妖怪〇ォッチ2に似てて良いですよね、懐かしさを感じます。

 

 ちなみにこの雛見沢ですが、あほみたいに広く作りこんであるうえに、全部の建物の中に入れます。頭おかしいニトロプラス……。

 

 さて、雛見沢に来た上で目指す所は二か所です。

 まずは『監督』こと『入江京介』が所長を務める『入江診療所』へ向かいましょう。

 

 

(少女移動中)

 

 

 ……はい、着きましたね。

 こちらが雛見沢村で唯一の診療所、『入江診療所』になっております。

 現実の白川郷にある、白川診療所はもう取り壊されてしまったみたいですね。個人的には現実世界でアニメの世界を体感できるような感じがして好きだったので、こういう聖地が取り壊されてしまうのは少し悲しいですね。

 まぁそれはそれとして(わかるマン)、今回の目的はこ↑こ↓の一室にあるこちらのアイテム、『何時かの注射器』です。

 他にもいろんなところで注射器自体は手に入るのですが、この注射器だけ名前が違うんですよね。ランダルの注射器も普通の注射器として認識されてましたし……・

 

 とりあえず考察は追々するとして、次の目的地である『古手神社』へ向かいます。

 それにしても古手って、『ふるで』って打っても出てこないんですよね、読み自体は『ふるで』なのに。

 

 さてここで、少し前にお話しした隠しキャラについて説明したいと思います。

 といっても、隠しキャラ事態にお名前はありません。今回説明するのは出現方法についてです。

 

 このひぐらしのDLCを使用していると雛見沢に行けるようになるということを今知った兄貴たちも多そうですが、このマップ、見ての通り何故か人が誰も居らず、周りにある建物も寂れていて、まるで廃村のような気配を醸し出しています。

 そう、ここは昭和58年、つまり1983年に、とある組織の引き起こした大災害によって壊滅させられてしまった後の雛見沢村を表したマップなんです。

 確かスマホでプレイできるソシャゲの『ひぐらしのく頃に命』の主人公のいた時代が平成5年、つまり1993年の事ですから、そこからさらに22年経ってしまっている*4、ということなんですよね。悲しいなぁ……。(諸行無常)

 

 さて、隠しキャラの話に戻りますが、そもそも居ることを知っている方は何人ぐらいいたんですかね……? 

 出現方法を考えると頭がおかしくなりそうですよ……。ただ今回のRTA、そうでなくてもその隠しキャラに会うことは必須になってくるんですよね……。

 

 ということで2つ目の目的地、『古手神社』に到着しました。

 草がボーボーですね。草wwwwwwwwww(HHEMギャグ)

 

 ではここで隠しキャラの出し方について説明します。

 簡単で

 す! (ワザップ構文)

 

 まずは『古手神社境内』に向かい、古手神社の祭具殿へと向かいます。

 次に、祭具殿の中に入り、出ます。

 こうすることで、256分の1の確率でとある場所に行くことが出来、そこにその隠しキャラがいる、という感じになっております。

 

 という訳で、隠しキャラが出るまで甥の木村、加速します。(3.64364倍速)

 

(少女出入中……)

 

 おっ! 来ましたね。

 今ちらっと画面の端で何かが光ったのが確認できたでしょうか? 

 一応わからなかった人のためにリプレイを右枠に流しておきますが、今のがその隠しキャラに会えるための乱数を引いたよ、という合図です。

 いや~、割と早く来ましたね。体感5分位でしょうか? 

 普段なら7、8分でようやく来たりするので、今回の乱数はなかなかにうまあじだといえるでしょう。(物資確認のガバをここで挽回するRTA走者の鏡)

 

 さて、ちらっと何かが光ったのが確認できたので、祭具殿の外に出てみると、そこは昭和58年の雛見沢であった。(川端康成並感)

 

 ということで、隠しマップその2である『雛見沢(過去)』にやってきました。

 ここは過去の古手神社の祭具殿、その前ですね。

 

 なぜここのマップの名前が『古手神社(過去)』じゃないのかというと、単純にここしか作られていないからです。

 しょうがないさ。(NYN姉貴)これ以上作りこんだらプレイヤーもハードも制作陣も大変なことになってしまいますからね。

 

 でもその代わりといっては何ですが、このマップ内には圭一や梨花ちゃまを始めとした部活メンバーや、詩音、悟史、大石といった主要メンバーが勢ぞろいしています。もちろんこの中には羽入も黒幕もいますよ。

 彼らに話しかけてみると、ほのぼのとしたひぐらしの世界観が体感できて、あ^~たまらねぇぜ。(変態糞土方)

 それと過去の雛見沢から現代に戻ると、いろいろな場所の地名の後ろに(現代)と付きます。なんかこういうのを見ると、隠しステータスを解放した感があっていいですね。

 

 またこの『雛見沢(過去)』のある場所では、ひぐらしのタイトル画面と同じ景色を見ることのできる場所もあります。鬼隠し編等で、お弁当争奪戦をしたところですね。

 こんなにきれいな村で、これから惨劇が起こることを考えると、(涙が)で、出ますよ……。

 

 いろいろと難易度は上がりますが、その分綺麗な景色をたくさん見ることが出来るので、ぜひDLCを買って、どうぞ。(唐突のダイマ)

 今なら2540円です。(お得感があって)うん、おいしい! 

 

 さて、RTAの方は『雛見沢(過去)』の隣にあるマップ、『古手神社境内(過去)』に到着しました。

 ここではBGMが流れず、ひぐらしの声が流れていて、なんだか郷愁を誘いますね。

 

 さて、全く人のいない古手神社境内(過去)ですが、本殿の方に向かうと、なぜか表示のない状態なのに話しかけられるNPCがいます。

 青い髪をロングにした、落ち着いた雰囲気の女性ですね。はて、この人どこかで見たことあるような……? 

 

 この人に話しかけると、現代に戻れると同時に、一つのアイテムと二つのスキルが手に入ります。

 早速話しかけて、さっさと帰還しましょう。

 ちなみに現代に戻ろうと祭具殿を調べても、当時はルールのおかげでカギがかかっていたので入れません。気を付けましょう。(十敗)

 

 >この人に話しかければ、なんだか元の場所に戻れそうな気がする……。

 どうしようか……? 

 

 → ・ 話しかける

 ・ 話しかけない

 

 >あなたは女性に向かって話しかけた。

 

「あら、あなた………………そう、そういうことね」

 

 >女性はどこか納得するような素振りを見せた後、あなたに向かって何かを手渡してきた。

 

「……さぁ、行きなさい田無圭奈。これを使って、惨劇に立ち向かう駒となるのよ―――」

 

 >女性がそういうと、あなたに眠気が降りかかってくる。

 あなたはその眠気に耐えきることが出来ず、目を閉じてしまった。

 

 >次にあなたが目を開くと、そこはあなたが入っていた2015年の古手神社の祭具殿だった。

 あれは夢だったのだろうか、そう思ったあなただったが、不意に手にある違和感に気付く。

 

 >そこには先程女性から渡された小瓶があった。

 ラベルには『C120』と印字してある。何かの薬だろうか……? 

 

 >あなたはアイテム『C120』を手に入れた。

 

 >あなたはスキル『青い炎』を手に入れた。

 

 >あなたはスキル『赤い炎』を手に入れた。

 

 はい、操作可能になりましたね。という訳で、ひぐらしコラボのアイテム『C120』、コラボスキルの『青い炎』『赤い炎』を手に入れることが出来ましたね。

 例のごとく倍速(1.919倍速)を使いながら、先程手に入れたスキル、アイテム、そして雛見沢症候群について、お話しします。(邪淫ではない)

 

 ではまずスキルの方の解説から。

 

『青い炎』ですが、こちらはひぐらし原作において、主人公の『前原圭一』が、ヒロインの一人である『竜宮レナ』の冷静さや頭の回転の速さを表す際に使われた言葉となっています。

 ゲーム内での効果は、自身を客観的に見ることによってストレス値の上昇、及びSAN値の減少を少し抑えるという効果があります。

 これによって、雛見沢症候群の発症を抑えることが出来る可能性が増えるわけですね。YATTA! (はっぱ隊)

 

 続いては『赤い炎』についてです。

『赤い炎』ですが、こちらは『青い炎』とは対照的に、前原圭一が自身の周りをメラメラと燃え上がらせる元気さを表した言葉となっています。

 ゲーム内効果は、周りの生存者(SAN値の減っている人物は除く)を奮い立たせ、ストレス値の減少、及び一時的な能力の上昇をさせる効果になっています。

 何故SAN値の減っている人物に効果が無いのかというと、宿題をやっている奴の隣で松〇修造の真似をしても意味が無いでしょう? そういうことです。

 しかしこのスキルによって、味方生存者のストレス値減少だけでなく、能力の一時向上も行えるため、シャベルゴリラとして有名な『恵飛須沢胡桃』姉貴の筋力をさらに向上することが出来るのです。

 前に何回かこのスキルを胡桃姉貴やめぐねえ等で検証したのですが、めぐねえは一部の『かれら』を一撃で倒せるようになり(要覚醒)、シャベルゴリラに至っては、その辺の車をシャベルだけで破壊することに成功していました。やっぱりVガンd……じゃなくて、筋力全キャラ中一位は伊達じゃない! 

 

 そして、『C120』についてなのですが、これは何と雛見沢症候群の発症を抑えることのできる唯一の薬となっております。

 そもそも雛見沢症候群というのは、雛見沢にのみ生息する微生物が引き起こす土着病でして、病状によってL1~L5の五段階に分けられています。*5

 

 L1~L3というのが、少し前に挙げた圭奈ちゃんの性格の話の一段階目のような状態の事を指していて、このレベルならまだ日常生活に支障が出ることはありません。

 

 L4になると、発症者は疑心暗鬼に陥り始め、物事をどんどんと悪い方向に捉えていってしまったり、感情的になりやすくなってしまいます。

 圭奈ちゃんの性格の二段階目の所ですね。

 

 そしてL5、つまりは末期症状になってしまうと妄想に支配されて錯乱してしまい、幻覚と被害妄想によって破壊行動を起こします。

 その後、リンパ腺(首のあたりにあるやつ)にとても強いかゆみを覚え、首を掻き切って自殺してしまう、という状態に陥ってしまいます。

 ひぐらし原作における惨劇の加害者側は、大抵がL5を発症していたりします。

 

 しかし、ここであの『C120』が活きてきます。

 なんと末期症状の患者に、一日複数回『C120』を投薬することで、L5だった患者をL3にまで抑えることが出来るのです。

 だから、スキルと合わせてこのアイテムを取りに行く必要があったんですね。(メガトンコイン構文)

 

 ……まぁ、一日2~3回の投薬を1日でも忘れると直ぐにL5に戻るんですけどね、初見さん。

 

 …………………………(話すことが無くなる走者)

 

 ……はい! 圭奈ちゃんの自宅到着! 倍速終わりっ! 閉廷! 

 

 という訳で、さっさと寝てアウトブレイク当日、イクゾー! デッデッデデデデ(カーン)デデデデン

 

 >何かやり残したことはないだろうか……? 

 

 ・ ある

 → ・ ない

 

 >本当に寝る? 

 

 → ・ 寝る

 ・ 寝ない

 

 >あなたは布団に入った。

 その瞬間、なぜか胸騒ぎがしたが、気のせいだろうと結論付けたあなたは、意識を次第に落としていった……。

 

 

 

 

 

 

 オッハー! オッハーーー!!! (激寒)(2回目)

 えー今日は―、アウトブレイクとーじつですけれどもぉ……。見ての通り、スタート地点にはだれ一人、(生存者は)来ませんでした……。

 

 という訳で原作開始当日です。

 この日のみアウトブレイクの1時間前からスタートし、またスタート地点もランダムとなっております。

 一回ツイッターで見かけたことがあるのは、PCの名前を『ゴリラ・ゴリラ』にしてジャングルの奥地からスタートしたニキでした。

 こういうところまでしっかりと作りこまれている点が面白いですよね。

 

 さて、現在地がどの辺になるのかわかりませんので、ナレーションやマップ等を有効活用して行きましょうか。

 どうやら周りはホール……みたいな感じですけど……? 

 おっと、これを忘れるところでした。

 周りの景色を見るのと同時に、ちゃんと圭奈ちゃんがリュックを背負っているかどうかを確認しましょう。(35敗)下手すると数キロは離れているモールと自宅を往復する羽目になり、ゲーム内で少なくとも1日はロスします。

 そうすると、りーさんの精神安定剤こと『るーちゃん』や、内面乙女な『チョーカー姉貴』こと『柚村貴依』姉貴を助けに行くことが出来なくなり、チャートと学園生活部が一気に崩壊し、それに続くように圭奈ちゃんも雛見沢症候群の末期症状を発症する恐れがあります。気を付けましょう。(自分が気を付けられるとは言っていない)

 

 >あなたは今、『リバーシティ・トロン』というショッピングモールに、映画を見に来ていた。

 映画を見終わったため、あなたは映画館を後にした。さて、どうしようか……? 

 

 や っ た ぜ ! ( 迫 真 )

 

 初手からモールスタート、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 

 いやー、こんなにいい乱数を引けるとは思いませんでしたよ! 

 

 やっぱこれも物資ガバの揺り戻しなんやなって……! 

 

 ……(オヤシロ様とガバが来ていないかの後方確認)

 

 ……ヨシ! (現場猫)

 

 ということで、開始地点がモールとかいう幸先のいいスタートを切ることができました。

 これによって、予定よりも若干多めに物資を回収することが出来ます! 

 

 さて、買い物シーンはフヨウラ! してきたので、購入した物資の確認です。

 

 ・『ペンライト』×20

 

 ・『スニーカー』×1

 

 ・『鉈』×1

 

 ・『缶詰』×5

 

 ・『カップ麺』×10

 

 ・『お菓子』×10

 

 これにて買い物終了! 

 それでは買ったものの解説を。

 

 ・ペンライト→『かれら』を引き付けられるよ! 

 

 ・スニーカー→走りやすいよ! 

 

 ・鉈→ひぐらしと言えばの武器だよ! あと強いよ! 

 

 ・缶詰→保存が効いてバリエーションの多い食料だよ! 

 

 ・カップ麺→水と電気さえあれば食べられる! あと美味しい! 

 

 ・お菓子→メンタルケアや有効構築に便利だよ! 

 

 以上! 

 ……小学生でももう少しまともな紹介文書けそうですね(自虐ネタ)

 

 さて、それでは靴をスニーカーに履き替え、今まで履いていたローファーをゴミ箱へボッシュート。

 アウトブレイクが発生するまで三階で待機していましょう。

 

『きゃぁぁぁぁ!!!』

 

 >不意に、下の階から大きな悲鳴が聞こえてきた。

 

 >下を覗く? 

 

 → ・ 覗く

 ・ 覗かない

 

 ここは迷わず覗かせましょう。青い炎のスキルのお陰で、SAN減少が少なくてすみます。

 

 >あなたは下を覗いた。

 そこには、阿鼻叫喚の地獄が拡がっていた。

 

 >地面は1面真っ赤に染まり、その上ではかつて人だったモノ達が蠢いている。

 

 >人だったナニカは、逃げ惑う人々を付け狙い、無防備なその体躯に向けて狂気(狂気)を振るっている。

 

 >そんな光景を見て怯えているあなたは、すぐに気づくことが出来るだろう。

 

 >すぐそばまで迫っている『ナニカ』の姿に。

 

 はい、ムービー終了ですね。

 ただいまPCのSAN値は59/100となっております。

 死体とかだったらあまり下がらないのでしょうけど、今回は死体達(複数形)に加えて、さっきまで死体だった『かれら』まで見てしまったため、SAN値がゴリっと減ったみたいですね。

 そのお陰で一時的狂気の多弁症を引いてしまいました

 

 まぁ圭奈ちゃんにはこのあともバリバリ動いてもらうんですけどね。(ぐう畜)

 

 はい、そんなことを言っている間に戦闘です。

 まずはこちらにタゲを取っている『かれら』×19体だそうです。

 

 えぇ……(困惑)

 ちょっと多い……多くない? 

 

 まぁ今回の目的地は5Fのスタッフルームですので、取り敢えず主要キャラである『みーくん』こと『直樹美紀』、そして『けい』こと『祠堂圭』の2人の邪魔にならない様に『かれら』を引き付けつつ、ある程度時間が経ったらゾンビの頭をさしずめ鉄平の頭の様にかち割りながらレベリングをして、百合カッp……ゲフンゲフン、みーくんとけいに『待たせたな! (豪炎寺)』と凸をかましましょう。

 

 走者&タイマー「いつもお前は遅いんだよ! (タイム)」

 

 それでは戦闘開始です。

 まずは鉈を構え……ず、なるべく奥の方へと逃げ込みます。

 この時、みーくんとけいが逃げ込む方向とは逆の方向へ向かいましょう。

 

 ……? 

 なんかやけに釣られる『かれら』の量が多いですね……? 

 なんでさ? 

 

 ……あっ。

 あああああああああ!! (多弁症を)忘れてたああああ! 

 

 多弁症さん!? まずいですよ!? 

 

 むむむむむ……ええい、ここでオリチャー発動! 

 ここで全員撃退してしまいましょう! 

 

 まずは1番手前の三体に突撃、鉈を水平に構えてー……

 

 ……一気に薙ぎ払う! 

 

 するとなんということでしょう! (before)

 

 三体の『かれら』の頭が全て綺麗に吹き飛びました! (after)

 

 後はこれを繰り返すだけ! 

 スタミナとSAN値とストレス値に気を付けながら鉈をブンブン振るだけ! 

 ね、簡単でしょ? (チュウニペンギン)

 

 では、イクゾオオオオ! オエッ! 

 

 

(少女戦闘中)

 

 

 ……(タイム的にもキャラ的にも)死ぬかと思った……。

 

 何はともあれ、これで全滅させました。

 

 それでは早速5Fのスタッフルームに……ではなく。

 その前に服を確認しましょう。返り血なんかが着いていると初対面の心象が悪くなりますからね、しょうがないね。

 

 返り血……ナシ! (現場猫)

 

 また同じ理由から、足跡も少し気にするようにしましょう。

 

 足跡……ヨシ! (現場猫)

 

 さて、それでは5Fに向かい……

 

 

 

 

 

 ……ました。

 

 それではノックを……する前に、『かれら』が一体いたため、なるべく返り血の付かないように倒しましょう。

 

 倒したら、ゾンビにはできないようなノックをしましょう。

 

 今回は……三三七拍子でいっか。

 試走とかでは、バンドのドラムのように叩いたり、太鼓の○人のさいたま2000なんかを叩いたりして遊んでましたが、今回は本走なのでちゃんとしましょう。

 

 >あなたは『ナニカ』には出来ないような、裏拳を使って三三七拍子でノックをした。

 

 >ノックをしてから扉の向こうへ聞き耳を立ててみると、何やら小さい声でコソコソと会話しているのがあなたには聞こえた。

 

 >あなたが扉の前で少し待機していると、控えめな音を立ててドアが開いた。

 

 >あなたは少し空いた隙間に体を滑り込ませるようにして、部屋の中へと入った。

 

 ようやく原作メンバーと合流出来ましたね。

 それではこれからコミュを―――

 

 

 ―――今回はここまで。

 それでは次回の動画でお会いしましょう。

*1
リアルの方は知りません

*2
正気度の事

*3
0になると発狂し、GameOverになってしまうため、0は意図的に省いている

*4
この小説ではゲームの舞台を原作発売と同じ2015年ということにしている

*5
ほかにも初期症状(-)と末期症状(+)で分けられていて、それぞれの段階によって症状は変わってくるのだが、今回は割愛。気になる人はggって、どうぞ。




本来はここまで長くする予定はなかった(Byうp主)

次回はPC視点です。
心情を考えるのが面倒なので疾走します。

【システム解説】
・『こうゆう』
…この欄には、お互いがお互いを認識して、ようやくキャラが表示される。
 相手が一方的にこちらを知っているだけならば、この欄にキャラの名前が乗ることは無い。
 つまり過去の雛見沢であった女性や、教師、同じ3年生からどう思われているかは…?


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1日目 キャラコミュ~2日目まで

今更ながらがっこうぐらしの方が知識も何も無いので初投稿です。


 ひたすらに鉈で『かれら』と正気度をコロコロ……? したRTA、はっじまっるよー! 

 

 

 ―――と、言うわけで。

 今回は圭奈ちゃんの多弁症(もう治った)に引き寄せられた『かれら』ひたすらにコロコロして、『みーくん』こと『直樹美紀』と『けい』こと『祠堂圭』の所に逃げ込んだところからでしたね。

 

 という事で、(コミュニケーションを)取りますねぇ! 取ります取ります! 

 

 >やっと『ナニカ』から逃げることがという事で一息ついているあなたを、不安そうな瞳で見つめている二人の女の子がいた。

 

 >2人は共に同じ学校の制服を着ているが、あなたは制服のリボンの色等から、この二人が一学年下の後輩である事が分かった。

 

 さて、コミュパートの開始です。……特にやることなんてないんですけどね。

 

 取り敢えず基本はボタンをポチポチで、選択肢はバッドコミュニケーションにならない物以外を選択していけば大丈夫です。

 

(バッドコミュさえ取りまくらなければ)ま、多少はね? 

 この後でも多少は好感度を稼げる様に調整してますし。

 

「えっと……その、あなたは……? 私たちと同じ学校の制服……みたいですけど……」

 

 むっ、けいちゃんが話しかけてきましたね。流石対人関係がスムーズになる『話し上手』持ち。

 

 >茶色の肩にかかるくらいの長さの髪をハーフアップにした、ワインレッドの瞳を持つ女の子に話しかけられた。

 

 >あなたはどう返そうか……? 

 

 ・……、『田無圭奈』。

 → ・ごめんね、いきなり転がり込んできちゃって。

 ・えっと、ここは……? それにあなた達は……? 

 

 真ん中だよね。(即答)

 

 ここは真ん中以外有り得ません。

 というか1番上ェ……。何処ぞの水な柱を彷彿とさせるレベルのコミュ力の低さですね。

 

 >あなたはいきなり転がり込んで来てしまったことへの謝罪を行い、その後『田無圭奈』という自身の名前を告げた。

 

「! そうですか、あなたが……

 

 ん? なんか言ったかい? 

 今なんかみーくんの方がなんか小声で言ってましたね……。

 

 このゲームはテキスト外でも普通にボイスがついてるから、余計にPCの評価とかが分かんなくなるんですよね。

 こういうとこほんとひで。

 

 今の反応といい、ちらちら見えてた学校でのモブ達の反応と言い、なんかあるんですかね……? 

 まぁ今は特に何もなさそうなので放置しましょう。

 

 という事で、(ただただ好感度を稼ぐだけの時間は)キャンセルだ。

 

 今は寝るために布団に入った所です。

 けいちゃんとみーくんとは別の布団です。

 悲しいなぁ……(諸行無常)

 

 けいちゃんとみーくんは同じ布団です。

 良いですわぞ^〜これ(お嬢様部)

 

 さて、ゆるゆり(なお世界観)を横目に見ながら、私は1人寂しくポインヨを降っていきます。

 忙しくて振れなかったからね、しょうがないさ。(NYN姉貴)

 

『かれら』×(n×10)*1体を倒すことが出来たので、今日だけでも手に入れたポインヨは23となります。

 

 美味しいけど、美味しい(Syamu_games並感)

 

 このポインヨ達はルートの都合上ステータスに割り振れないので、(ものによっては)優秀なスキル達を取っていきたいと思います。

 

 という訳で、今回取るスキルは『剣術』です。

 こちらのスキルなのですが、能力は『剣(または刃物類)を使っての攻撃に、プラス補正がかかる』というものになっております。

 

 現在圭奈ちゃんが使っている武器は鉈。つまり、勿論補正がかかる、という訳です。

 だから、このスキルを取っておく必要があったんですね。(メガトンコイン構文)

 

 という事で、早速『剣術』を取得、そしてレベルを1から最高レベル1歩手前の4にまで上げます。

 

 こうすることで、先程のように複数体、もっと言ってしまえば数十体の『かれら』に囲まれても、ノー被弾で皆殺し編が出来る様になります。

 

 これって……勲章ですよ。(自画自賛)

 

 ……さて、やる事もしっかりやり切ったし、スキルにポインヨも割り振ったので、睡眠を取って一日目を終了したいと思います。

 

 お疲れ様でした。

 

 

 

 

 オッハー! オッハーーー!!! (激寒)(三度目の正直)

 

 はい、おはようございます。

 というわけで2日目に入りました。

 

 今日はモール内の物資をパk……ゲフンゲフン、拝借……はしません! 

 何故ならいつか言った通り、今日のうちにもう(未来の)学園生活部の人たちと合流をしてしまうからです! 

 

 という事で、現在()()()置いてあった携帯食料品や、圭奈ちゃんが持ってきていたサバイバル用食料品を朝食として食べている最中なのですが、2人が食べ終わった段階でそれとなーく告げましょう。

 

 >あなたは祠堂さんと直樹さんに、ここを出て学校へ向かう事を告げた。

 

「えっ……!? き、危険ですよ……」

 

「はい。けいの言う通り、外はまだ危険だと思います。もし先輩になにかあったら……」

 

 >そう渋る2人に、あなたは『なら、2人が良ければ私と一緒に着いてくるか』と話した。

 

 あれー……? 割と好感度が高め……? 

 

 コミュの時の会話シーン見返しても、これといって好感度が急激に上昇するなんてことは無いと思うんですけどね……? 

 

 もしかして圭奈ちゃんが寝ている間に2人の間でなんかあった……? 

 

 まぁ考えが頭の中でぐるぐるしていても仕方が無いので、今の会話を適当な所で切り上げて、学校への移動の間にそれとなーく聞いてみましょうかね……? 

 

 という訳で会話終わり! 閉廷! 皆(一時的に)解散! 

 

 さて、3人がそれぞれ脱出の準備をしている間に、『こうゆう』の欄を見ていきたいと思います。

 ここには知り合いになったキャラの好感度が表示されるのですが、(ぶっちゃけ好感度が高くなった理由は)……ナオキです。

 

 好感度は0~10の10段階で表示されるのですが、

 ・0で知らない人(むしろ好感度的にはマイナスに近い)

 ・1で顔なじみ

 ・2で軽く話す程度

 ・3で知り合い

 ・4で友達

 ・5で友達以上親友未満

 ・6で親友

 ・7で家族か幼馴染レベル

 ・8で(性別とか家族だとか関係無しに)相手を恋愛感情をもって意識し出すレベル

 ・9で恋人とかそのレベル

 ・10でヤンデレになるレベルです。もう一度言います。病んでます。

 みたいな感じに分けられています。

 

 まぁこれも公式のものではなく、このゲームの攻略班の体感みたいな所があるんですけどね。

 割とその通りだったりするので助かってます。

 

 さて、それではここで2人の好感度を確認したいと思います。

 

『直樹美紀』

 好感度:5/10

 

『祠堂圭』

 好感度:5/10

 

 ―――何で??? 

 

(少女混乱中……)

 

 ……失礼しました。

 少々『アイエエエエ! コウカンド!? コウカンドナンデ!?』と、ニンジャスレイヤーじみた発言をしておりましたので、カット致しました。

 

 マジでなんでなんですか……? 

 初対面でちょっと警戒されてましたよね……。

 

 それがどうしたら友達近くになるんですか……。(困惑)

 

 ママエアロ(諦め)

 考えても仕方ないので、この問題は後回しにしましょう。

 

 なんかしらイベントが来るでしょ(適当)

 

 という訳で学校に、イクゾー! デッデッデデデデ(カーン)デデデデ

 

 >あなたは祠堂さんと直樹さんの二人を連れてショッピングモールを出た。

 

 >周りにはかなりの数の『ナニカ』が居るが、こちらに気づいたような様子は見せていない。

 

 >あなた達は最低限の戦闘回数でショッピングモールを脱出すると、自分達の通う学校を目指して歩き始めた。

 

 あっ、そうだ(唐突)

 今更ながら、小学校の事を伝え忘れてましたね。

 いやー、うっかりです。

 

 そう言えば小学校にぃ、圭奈ちゃんの知り合いが来てるらしいっすよ? じゃけん今から行きましょうね^〜。

 

「え……? 知り合い、ですか……?」

 

 そうだよ。(大嘘)

 だから行くんだよあくしろよ。(豹変)

 

「うーん……どうしようかな……。美樹は?」

 

「私は……大丈夫だと思う」

 

 こマ? 

 やったぜ。投稿者 初心者糞RTA走者

 

 首尾よく二人を説得(説得したとは言っていない)ので、まずはこれからのルートについて、(二人にも)お話します。

 

 >あなたはこれからの行動予定について二人に知らせた。

 

 >まずは小学校へ向かい、そこで知り合いを捜索する。

 そして、小学校の近くかつ学校への通り道にある自宅で一夜を明かし、その後再び学校へ向かう。

 

 >『このルートで構わないか』と二人に聞いたところ、共に肯定の返事が返ってきた為、そのルートで動く事とした。

 

 いやー、みーくんにけいちゃんに、るーちゃんも一日で回収、その後また一日で学園生活部と合流! 

 これ以上ない速さだぁ……(恍惚)

 いいゾ^〜これ。

 

 という訳で『鞣河小学校』にイキますよ~イキますよ~イクイク……

 

 

 ……ヌッ! (到着)

 

 という訳で、こちら『鞣河小学校』に到着しました。

 移動シーン? なんのこったよ(すっとぼけ)

 

 まぁマジレスすると、圭奈ちゃんが鉈をぶんぶんしてるだけの移動映像なんて誰が見るんですか。(正論)

 というかなんで見る必要があるんですか。(ホモ特有の隙を生じさせない二段構え)

 

 ちっちゃい子供の『かれら』がいっぱい居ますねー。

 可愛いなー。(サイコぺド)

 

「っ……!」

 

「……」

 

 畜生……! (正気度を)持って行かれた……! 

 圭奈ちゃんは大丈夫だったんですけどね、残りの二人がね……。というか圭奈ちゃんの『青い炎』の効果強すぎんよ^〜。何だよ正気度減少量が3って……。(困惑)

 

 取り敢えず二人には後でそれとなくメンタルケアをしたげましょう。

 そうしよう。

 

 それでは、校舎内に入り……ました。

 という事で校舎のどこかに居る(多分)るーちゃんを探しに……ん? コメント欄が……? 

 

 ・交通事故のこと忘れてたなコイツ

 ・またガバかぁ壊れるなぁ……(困惑)

 ・またガバだ! またガバだ! (ピネガキ)

 ・デトロ! ガバロイド警察だ! 

 ・あ ほ く さ

 

 ああああああああ! (交通事故を)忘れてたぁぁぁぁ!!! 

 

 はい。

 動画ではプレイヤーが混乱したせいで、圭奈ちゃんが同じ場所をぐるぐるしてます。

 

 そんな圭奈ちゃんをジト目で見つめるみーくん可愛い。(kawaii)

 

 ……なぜこんなにも走者が慌てているのかと言うとですね、このゲーム『がっこうぐらし!』内では、るーちゃんはアウトブレイク開始前に交通事故(しかもりーさんの前で起きてる)で死亡しているという設定になっていて*2、この事故を防げなかった場合はりーさんの正気度が初めから低空飛行、そしてゆきちゃんの精神が『ゆきちゃん化』してしまった場合にはこれに加えて メ ガ ト ン コ イ ン してしまうから、助けておく必要があったんですね。(メガトンコイン構文)

 

 ……本当にそれは出来ましたか……? (小声)

 

 む、むぅ……(北条悟史並感)

 こうなっては仕方がない。他のオリキャラである『せーちゃん』こと『月日星夜』ちゃん*3等を探しに……って? 

 

 今画面の端になにか映りましたね。

 しかもエネミー表示も付いていなかったため、人間のキャラかもしれませんよ……? 

 

 とりあえず焦ってもしょうがないので(タイムは死ぬが)、鉈を構えながら廊下の曲がり角へと移動しましょう。

 ここで乙ってまた再走は嫌ですからね。

 

 では曲がり角から奥を覗くようにチラチラと。このゲームはマッピングしてない所さんはマップが表示されませんからね、RTA走者殺しやでお前は……。

 

 ……ヨシ! (現場猫)

 

 特に『かれら』もいなかったみたいですし、さっき謎のキャラクターが走っていった方向へと追いかけましょう。

 この時、みーくんやけいちゃんの事を忘れて突っ走ると勝手に二人が『かれら』化しているので気を付けましょう。(n敗)

 

 さて、ゆったりたっぷりのーんびりとホテル三日月の歌*4の様に移動してきたのですが……

 

「こんにちは、田無圭奈」

 

 なんかこう、すっごいZUN帽っぽい帽子を被ってる金髪ロリが『るーちゃん(本名不詳)』と一緒に立ってますね。

 

 ……誰? 

 

 いや待って、マジで誰? 

 こんな金髪ロリとか今までの試走で一回も登場してないんですけど????? 

 

 >金髪の少女は名を『高野三四』と名乗った。

 

 ふーん……『高野』ですか……。

 どっかで聞いたことのあるような名前に容姿ですね……。

 

 んで? るーちゃんとその三四ちゃんが一緒に立ってるって? 

 しかも? 正気度の減少が少ない正常な状態の人の前に? 

 

 ……なんで????? 

 

 なんでるーちゃん生きてんの? 

 いやまぁ事故を忘れてた私にも非はありますけど? というかそのせいで毎回りーさんのSAN値が減ってみんなが疑心暗鬼になって圭奈ちゃんがL5発症してガメオベラってましたけど? (錯乱)

 

 ……今までの私の苦労(試走)は何だったんだ……。

 

 まぁなんにせよ、(りーさん限定の)正気度安定剤であるるーちゃんが生きていてくれたことはありがたいですね! (謎から目を背ける)

 

 というか結果的に探すシーンと追いかけっこするシーンがカットされたのはうまあじでは? 

 やはりうまあじ派は賢い。そう決めた。今決めた。私が決めた。

 

 なぜ私がこんなにも喜んでいるのかというと、るーちゃんが生存していて、なおかつアウトブレイク後に鞣河小学校に向かうと、一応るーちゃんは生きているんですけど、PCもしくはパーティーメンバーが殺傷武器を所持(装備ではなく所持。ストレージに入っている時点でアウト)していると、一目散に逃げだしてしまい、リアル時間で十分くらいかかる追いかけっこが始まるんですよね……。

 なおゲーム時間では5、6時間はかかっている模様。

 

 レアなNPCが生成されていたのならこれは今と同じようにカットされるのですが……。

 

 そういう理由で今回の三四ちゃんとの遭遇はうまあじだった、というわけなんですね。

(タイム的にも編集的にも)ありがてぇ……ありがてぇ……! 

 

 ウォッチ! 今何時? 

 →そうね大体ね~*5/一大事~! *6/ゲーム内時計「14:30やで」

 

 なるほど、なんか変な電波が入ってきていた気もしますが、今は14:30だということが分かりました。

 ……特に取り残したものも無い(そもそも小学校内はアイテムが少ない)と思うので、ササっと圭奈ちゃんのお家へ向かって二日目を終了したいと思います。

 

 まだ若干顔色の悪いみーくんとけいのメンタルケアもしてあげたいですしね。

 というか今見たら好感度が5→4に若干下がってましたし。

 このゲームでの好感度下降は氏に直結しますからね、気を付けましょう。*7

 

 それでは移動を……オッブエ!? 

 なんでバットなんかがここに落ちてるんだ……? 

 体育倉庫はもっと遠くにあるのに……。(困惑)

 

「……」

 

 ? 

 なんか三四ちゃんが立ち止まって、バットの方を見てますね……? 

 おい三四あくしろー。(池沼)

 

「……ごめんね?」

 

 まあええわ(即答)

 

 割と直ぐに戻って来ましたね。

 まったく、NPCは少し目を離してるとすぐこういう行動をとるんですから。

 

 

(少女達移動中……)

 

 

 ……はい、ということで移動時間をキングクリムゾン(カット)したおかげで、一瞬で圭奈ちゃんの自宅へと到着することができました。

 どのくらい時間をカットしたのか気になる人は、右下にあるタイマー(ないです)かさっきから左上にチラチラ写ってるゲーム内の時計(ないです)を参考にしましょう。

 

 それではさっき下がってしまった好感度を取り戻すために、けいとみーくんの所に行ってコミュしましょう。

 

 へーい、お二人さん! 好感度よこせや! (本音)

 

「ぁ……田無、先輩……」

 

 ふむ……見たところグロシーンの見過ぎによる食欲減退なのでしょうが、一応本人たちから聞いておきましょう。

 どしたん? 

 

「いえ……ただちょっと気持ち悪くって……」

 

 んー、みーくんは所見通りみたいですが……けいの方がなぁ……

 

「その……」

 

 んぇ? (めちゃめちゃ気を抜いていた)

 

「先輩は、怖くないの? その、『アレ』を……殺すとき、とか……」

「ちょっとけい!」

 

 ん、大丈夫だって安心しろよ~。

 大体、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、へーきへーき! 

 

「……そうですか……」

 

 むぅ、なんか反応が芳しくないですねぇ……。

 私、何かやっちゃいました? (なろう系)

 

 まぁでも好感度は取り戻せたので良しとしましょう。

 

 >あなたは先の質問に対して、特に気にしていないことを告げると、直樹さんと祠堂さんのところから立ち去った。

 

 それでは諸君、サラダバー! 

 

 さて、ドアから出ましたけど……ここ圭奈ちゃんの部屋の向かいなんですね。

 

 ……子供の部屋の向かいに客間のある家とは……? (純粋な疑問)

 

 ……はい、到着しますはリビングですね。

 リビングにはるーちゃんと三四ちゃんが居るみたいです。

 

「……!」

「あら、圭奈じゃない。どうしたの?」

 

 なんやメスガキ(高野三四)、喧嘩売ってるんか? 

 

 とまぁ冗談はさておき、改めて自己紹介でもしときましょう。

 こんちわー。

 

「……!」

 

 なんかるーちゃんは手をパタパタとしてますね、可愛い。

 んで三四ちゃんは……聞く必要もないとばかりに目を閉じてますね。

 ますますわからせが捗りそう。大人をナメたらどうなるのか教えてやるよ……! 

 

 今チラッとggったのですが、るーちゃんは手話で『よろしくお願いします』と言っているみたいですね。

 やっぱり生死を問わずに言語障害は患ってしまうみたいですね……。

 今後は小学校スタートでどう動くのかも考察の余地がありそう。(小並感)

 

 んでなんか言いたいことあります、お二人さん? 

 

 ……ダメみたいですね。(好感度不足)

 

 それじゃあ二階にいる二人を呼んできて、夕食にして、早めの就寝と致しましょうか。

 お風呂シーン? (水が使えないので)キャンセルだ。

 

 という訳でみんな踊れ(集まれ)ー! (YTR)

 

(少女達食事中……)

 

 はい、夕食も食べ終わったことですし、あとはもう寝るだけですね。なおこの時しっかりと歯磨きをしておくようにしましょう。バッドステータスである『虫歯』を患ってしまうと、戦闘時などに高確率で歯の痛みによるスタンが入りますからね、気をつけましょう。(n敗)

 

 ……まぁ結局虫歯を引くのも確率なんですけどね、初見さん。

 

 それじゃああとは寝るだけ……? みーくんにけいじゃないですか、なんかありました? 

 

「いえ、その……先輩。少し前の質問の事なんですけど……」

 

 む、アレですか。あのー、はい。(忘れた)

 

「その、先輩は……えっと、その……」

「とにかく、先輩は一人で抱え込まなくても良いんだからね!」

「そっ、そういう事です! 私たちに出来ることなら、なんでも言ってください!」

 

 ん? 今なんでもするって……。

 

 とまぁそれはさておき、これは素直にありがたいですね。

 お礼はきちんと言っておきましょう。こういう細やかな好感度稼ぎを忘れると(ry

 

 >あなたは励ましてくれた二人にお礼の言葉を告げた。

 それを聞いた二人は輝かんばかりの笑顔を見せた後、その場から去っていった。

 

 あら^〜。(百合豚)

 

 三人で微笑み合う1枚絵がバンと表示されてセクシー、エロいっ! (褒めてる)

 

 さて、イベントも特にないようですし、今日はここまでですかね。

 それでは一日を終了させますか。

 

 >あなたはベッドの前に立った。

 どうしようか……? 

 

 → ・ 寝る

 ・ 何もしない

 

 それでは『寝る』を選択して、さっさと二日目を終わらせましょう。

 お疲れ様でした。

 

 

*1
1≦n≦5とする

*2
様々ながっこうぐらし二次作者様方を参照

*3
『木端妖精』兄貴の『モールスタートめぐねえエンドSランク縛り』を参照

*4
知っているのか、もしくは覚えている人がいるのかが気になる。作者は一度だけ竜宮城のホテル三日月に行ったことがある。

*5
サザンオールスターズ『勝手にシンドバッド』の歌詞より

*6
妖怪ウォッチED『ようかい体操第一』より

*7
少なくとも、これまでさんざん空気を冷やした挙句雛見沢症候群を発症させた走者の言う言葉ではない。確実に。




結局予定よりも一日分短く切ることになったので失踪します。

あと毎回文章量が多くなるのは許し亭許して。


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迷失し編 ~出題編~
迷失し編 其の壱『スタート』


『がっこうぐらし!』と『ひぐらしのなく頃に』のクロスオーバー。
これから始まるのは、ただのプロローグです。
難易度はベリーハードですが、それなりにお楽しみいただける内容になっていると思います。
それではどうぞ、何も知らない哀しい少女の非日常をお楽しみ下さい…。


忘れ物は何だろうか。

 

そう少女は考えた。

 

忘れ物は本当にあるのだろうか? 

 

そう少女は考えた。

 

考え続け、大人になった少女はこう言った。

 

『忘れてきてしまったのは、今まで無駄に浪費してしまった時間では無いのか』と。

 

─── Frederica Bernkastel

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 ―――ぶおん。

 

 誰かが何かを振る音がする。

 

 ―――ぶおん。

 

 誰かが謝っている声がする。

 

 ―――ぶおん。

 

 誰かが泣き叫んでいる声が聞こえる。

 

 ―――ぶおん。

 

 誰かが謝っている声がする。

 

 ―――ぶおん。

 

 誰かがもう駄目だ、と絶望する声が聞こえる。

 

 ―――ぶおん。

 

 誰かが何かを振る音がする。

 

 ―――ぶおん。

 

 誰かがもうやめて、と懇願する声が聞こえる。

 

 ―――ぶおん。

 

 誰かが謝っている声がする。

 

 ―――ぶおん。

 

 誰かが何かを振る音がする。

 

 ―――ぶおん。

 

 ―――ぶおん。

 

 ―――ぶおん。

 

 ―――ぶおん。

 

 ―――ぶおん。

 

 誰かが謝っている声がする。

 

 ―――ぶおん。

 

 もう謝る声は誰にも聞こえない。

 

 ―――ぶおん。

 

 もう叫ぶ声は何も聞こえない。

 

 ―――ぶおん。

 

 ただ聞こえてくるのは、誰かが何かを振る音と、雨の音。

 

 ―――ぶおん。

 

 あぁ。私に悪い事が起きる時は、決まって雨が降っていた、そんな事を思い出す。

 

 ―――ぶおん。

 

 耳に残る雨の音。記憶に残る雨の音。

 

 ―――ぶおん。

 

 ―――ああ、なんだ。

 謝りたかったのは、私の方なのではないだろうか―――。

 

 嫌な記憶を振り払うかのように、最後に一振だけ、勢い良く誰かが何かを振る音がした―――。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 私―――『田無圭奈』は今、寝転がって天井を見上げている。

 

 蛍光灯とコンクリートで覆い固められた、無機質な天井だ。

 

 私はそこの向こうにある『ナニカ』を掴み取るように手を伸ばし、握りしめる。

 

 無意識の内にやってしまっていたそんな行動に気付き、私は数時間の内に、自分自身が創り替えられてしまったかのような気持ちに陥り、戦慄する。

 

 そうして私は、人生のターニングポイントとなった、数時間前の出来事を思い出していた―――。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

『数時間前』

 

 

 

 ―――不意に意識が覚醒する。

 

 

 

 寝起きの、少しぼーっとしている頭を回して周りを見渡してみると、通っている学校―――『私立巡ヶ丘学院高校』内にある教室の、自分の机に突っ伏して寝てしまっていたようだ。

 

 私は変な体勢で凝り固まってしまった筋肉を解すように軽く伸びをする。

 すると、背骨の辺りからポキポキと子気味良い音が鳴り、辺り一帯へと響く、そんな感覚がした。

 

 伸びをした体勢のまま、教室内を1周ぐるりと見回してみるが、教室内には私以外には誰も居ないみたいだ。

 

 夕焼けだけが教室内を照らしていて、どことなく薄気味悪さを感じさせる光景が拡がっていた。

 

 そんな光景に焦りと少しの恐怖を覚えた私は、鞄をひったくるようにして掴み、足早に教室を出ていった。

 

 

 

 

 

 玄関口まで来ると先程の恐怖も薄れてきて、自分の周りを見る余裕も出来てきた。

 

 未だに多くの靴が残っている下駄箱の近くでは、複数の生徒がお喋りを続けていて、何だか少し邪魔くさい。

 遠くの方に見えるグラウンドでは、陸上部や野球部が、大声を出しながら練習をしている。

 

 そんな彼らを避ける様にして、私は家路に着いたのであった。

 

 

 

 

 

 そうして無心で足を動かしていたら、私は自宅に着いていた。

 白い壁に、山の稜線の様な黒い屋根。

 都会にしてはかなり大きい方の家だと思っている。

 

 

 

 手早く玄関の鍵を開け、家の中に入った私は、真っ先に居間へと向かった。

 家には誰も居ない。

 親が仕事だとかそういうのではなく、文字通り『誰も居ない』のだ。

 

 居間に入ると、机の上にメモが置いてあるのに気が付いた。

 そこには私の字で、

『買い物行く @16:00』

 との文字が、でかでかと主張していた。

 近くにあるデジタル時計を見てみると、もう15:30を示している。

 

 それに気がついた私は、急いでバッグを用意しながら玄関へ向かう。

 荷物を用意している最中に、義母の写真等が飾ってある仏壇が目に付いたが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、私はさっさと玄関へと走っていった。

 

 玄関に着き、ローファーとスニーカーのどちらを履くかを悩んだが、結局機能性を選んでスニーカーに落ち着いてしまった。

 

 スニーカーを履き、電気等を全て消したことをもう一度思い返し、私は玄関を出て鍵を閉める。

 

 そんないつもの行動を流れるように行ってから、私は向かった。

 

 普段ならば近場の、それも良く行き慣れたスーパーへ向かったのかもしれない。

 

 だが何故だろうか。

 たまたま他の店に行く用があったからかもしれない。

 学校が普段よりも少し早めに終わったからなのかもしれない。

 だが、今となってはそれももう意味を成さない問答だ。

 

 この時の私は、無意識的にそちらの方角を目指して進んでしまっていた。

 この地獄の舞台となる、『リバーシティ・トロン』へ―――。

 

 

 

 

 

 

 私の住む『巡ヶ丘市』にある大型ショッピングモール、『リバーシティ・トロン』は、かなり多くの店舗数が並んでいて、『ここに行けばなんでも揃う』とまで言われるくらいの店舗数を誇っている。

 

 その為必然的に来る客の数は多くなり、更に夕飯前のお買い物タイムの時なんて、都会の満員電車も目じゃない位の混雑度を誇るのだ。

 

 そうして理由で、買い物を終わらせるよりも早くへとへとになってしまった私が、ついベンチの方へ行き、へたり込むように座ってしまうのも無理はないことだろう。

 

『きゃぁぁぁっ!!!』

 

 ―――と、私が力を抜いた瞬間、どこからともなく悲鳴が聞こえてきた。

 

 ここ巡ヶ丘市は犯罪が起こることは少ない都市であり、こうして街中で悲鳴が上がること自体がまれだった。

 

 だから、私は好奇心に釣られ、階下を覗き込むようにして見た―――否、()()()()()()

 

 

 ―――そこには、阿鼻叫喚の地獄が拡がっていた。

 

 

 地面は1面真っ赤に染まり、その上ではかつて人だったモノ達が蠢いている。

 

 人だったナニカは、逃げ惑う人々を付け狙い、無防備なその体躯に向けて狂気狂気を振るっている。

 

「何……これ……?」

 

 正気を保っている人間の行う事としては、絶対にありえない様な、そんな光景が目の前に広がっている。

 

 そんな冒涜的な光景を見て怯えてしまっていた私は、すぐに気づくことが出来なかった。

 

 ―――すぐそばまで迫っている『ナニカ』の姿に。

 

「っ、ひっ……!」

 

 目の前に迫る『ナニカ』は焦点の合わぬ目でこちらを見つめ、ノロノロとした動きでこちらとの距離を詰めてくる。

 

 私が恐怖で体を硬直させていると、ようやく獲物に辿り着いた『ナニカ』は、獲物()に向かって、その黒くくすんだ手を伸ばしてくる。

 

 段々と近づいてくる手。

 

 周りには、私という獲物を逃がすまいと取り囲む『ナニカ』。

 

 目の前にいる『ナニカ』の手が、私の目と鼻の先にまで近づいて来て―――。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 ―――そこからのことはよく覚えていない。

 

 一体何を犠牲にしたのか、何を見捨ててきたのか。

 

 どう逃げてきたのか、どう立ち向かってきたのか。

 

 そんな事も一切思い出せないくらい、先までの私はパニックに陥っていたのだろう。

 

 気がついた時にはもう、スタッフルームと思しき場所の扉の前に立っていた。

 

 そうしてその部屋の中に入り、元からその部屋にいた先客である『祠堂圭』と『直樹美紀』―――私の後輩らしいが―――と軽く挨拶を交わし、その後はこれといった会話も無いまま、今の状況に至っている。

 

「……」

 

 私は自身の無気力さを呪うかのように、天井に備え付けられている電灯を、力の限り睨んでみる。

 

 そんなことをしているうちに、こんな行動を何だか馬鹿らしく感じてしまった私は、体の力を抜く。

 

 こうしてゆったりしてみると、私の体にはどれ程までの無駄な力が入っていたのかがよく分かる。

 

「くぁ……」

 

 気の緩みと疲労が重なり合った為か重くなってきた瞼を受け入れながら、私はこの辛い現実から目を背けるように毛布を頭から被り、夢の世界へと旅立って行った―――。




タロットにおいて

『迷』→『月』
:嫌な予感が現実になったり、虫の知らせや胸騒ぎを感じることや相手のハッキリしない気持ちや態度から疑いを持ち始めること、人の行動や人間関係に幻滅すること等を示している。
 また、混乱した状況に身を置き、精神的に疲れ果てることや、曖昧なままの状況や心境になり、不満を積み重ねていることを示している。

『失』→『太陽(逆)』
:目的に向かって着実に進んでいても、忍耐が続かず挫折してしまったり、自分のことしか考えられずに周囲から孤立してしまうこと等を示している。




キャラ視点がガチのシリアスしかなさそうなので次回はTIPSになります。
それはそうとRTA視点との差異に気づいた人はどれくらいいるんですかね…?


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TIPS集
TIPS #01


評価バーが赤色に行きましたよ!
ありがたいことやでほんま…

これからもエタらないように頑張るぞい!
ぞいって何やねん…>



Information

 

 TIPS 01 「田無圭奈という少女」を入手しました。

 

 TIPS 02 「とある少女の日記 ①」を入手しました。

 

 TIPS 03 「とある掲示板サイトにて」を入手しました。

 


 

 

 

 

 TIPS 01 「田無圭奈という少女」

 

 

 

 

 

 ある女性教師に、また別の女性教師が話しかける。

 

「えっと、田無さんについて、ですか……?」

 

「えぇ、そうよ。慈はあの子の担当でしょう?」

 

『慈』と呼ばれた女性教師は、少し考える素振りを見せてから話し出す。

 

「えぇと……まずは、『皆のムードメーカー』みたいな所かしらね……?」

 

「そうね、それは私の方でも確認できているわ」

 

「後は……かわいい、じゃなくて『かぁいい物が絡むと性格が変わる』点、とかかしら?」

 

「それもよく見かけるわね……ねぇ慈、もう少し込み入った所は無いかしら……?」

 

「うぅん……あっ、一個思い出したわ。一回あの子が1人で窓際に佇んでる所を見たのだけれど、『何を考えているのか分からない』ような表情をしてたわね……」

 

 そう言うと『慈』と呼ばれた女性教師は、当時の表情を思い出したのか、少しだけ困ったような、深刻そうな顔をする。

 

「ならそれが素の性格なのかもしれないわね……」

 

「えぇ、そうね……。……確か彼女って両親が居ないんだったかしら?」

 

「えぇ、そうよ。前に家庭訪問に向かった時は親戚の方がいらっしゃったけど、何だかぎこちなかったもの」

 

「成程ね……。確か彼女の母親……『田無■■■』さん、だったかしら? その方についても調べてみるわね」

 

「えぇ……。それは分かったけど、程々にしてね?」

 

「分かってるわよ、少なくともあなたよりはしっかりとしているつもりだし」

 

 そう言って、『慈』と呼ばれた女性教師に話しかけた方の女性教師は、もう片方の女性教師の使っているデスクから離れていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 TIPS 02 「とある少女の日記 ①」

 

 

 

 

 

 △月 ×日 天気:晴れ

 今日の出来事:

 今日から三年生! 新しいクラスで、新しい友達といっぱい出会えるきせつ! 

 どんな子がいるのか楽しみだな〜!

 

 

 

 △月 ○日 天気:晴れ

 今日の出来事:

 今日はあたらしい友だちが一人ふえたよ!

『田無圭奈』ちゃんって言うみたい!

 とってもかわいくって、お人形さんとかが好きみたい!

 『かぁいい物』って圭奈ちゃんは言ってたけど、ダリオマンとかは好きなのかな……?

 

 

 

 △月 □日 天気:雨

 今日の出来事:

 さいきん圭奈ちゃんがなんだか怖い。

 ちょっと前までブツブツ何かをつぶやいてると思ったら、パッとむひょーじょーになったり、いきなりバットですぶりとかをはじめ出したり。

 それに、前までは自分のことは『私は』とか『圭奈は』とかいってたのに、さいきんは『俺は』ってなんだか男の子みたい。

 本当にどうしちゃったのかな…?

 

 

 

 

それはそうと、最近学校が好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TIPS 03 「とある掲示板サイトにて」

 

 

 

 

 

785:名無しの学園生活部員

最近またRTAの記録が更新されたらしいな……

 

786:名無しの学園生活部員

>>785

確かあれだっけ?

あの普通に全員生存ルートのやつ

 

787:名無しの学園生活部員

>>786

せやせや

 

788:名無しの学園生活部員

あのーすみません

 

789:名無しの学園生活部

>>786

確か一時間近く更新してた希ガス

 

790:名無しの学園生活部員

>>788

どうした?

俺らで良ければ話聞くぞ?

 

791:>>788

>>790

本当ですか!?

ありがとうございます!

 

792:名無しの学園生活部員

>>791

めっちゃ食いつき良いなw

何があったしw

 

793:名無しの学園生活部員

>>792

それなw

 

794:>>788

>>792

それがですね、ひぐらしのなく頃にとコラボしたDLCあるじゃないですか

 

795:名無しの学園生活部員

>>794

あぁ、あの4GBのあれな

 

796:名無しの学園生活部員

アレは本当に頭おかしいと思った(小並感)

 

797:名無しの学園生活部員

それで?

>>788は何があったんや

 

798:>>788

その…雛見沢(過去)には行けたんですけど、何故かフレデリカっぽい人が居ないんですよね…

 

799:名無しの学園生活部員

>>798

ファッ!?

 

800:名無しの学園生活部員

>>798

なんだそれはたまげたなぁ…

 

801:名無しの学園生活部員

>>798

こマ?

ちゃんとPCのネームを『田無圭奈』にしたか?

 

802:>>788

>>801

一応しました

本来なら行けるはずなんですけど、何故かフレデリカっぽい人が居なくて、代わりに金髪の幼女がいるんですよね…

 

803:名無しの学園生活部員

>>802

?????

 

804:名無しの学園生活部員

>>802

これもうわかんねぇな

 

805:名無しの学園生活部員

>>802

ん?ちょっと待って?

金髪幼女…?ひぐらし…?

 

806:名無しの学園生活部員

>>805

あっ(察し)

 

807:名無しの学園生活部員

>>805

一体誰なんだ…!?

 

808:名無しの学園生活部員

>>805

あの孤独なsilhouetteは…?

 

809:>>788

>>805

まさか…皆さん知って…?

 

810:名無しの学園生活部員

そう、そいつは―――!

 

811:名無しの学園生活部員

>>810

コーブラー♪ 撃ち抜くーコーブラー

 

812:名無しの学園生活部員

>>811

コブラじゃねーか!

 

813:名無しの学園生活部員

>>811

コブラじゃねーか!

 

814:名無しの学園生活部員

>>811

コブラじゃねーか!

 

815:>>788

>>811

コブラじゃねーか!

 

816:名無しの学園生活部員

コブラって誰ですか?

 

817:名無しの学園生活部員

>>816

・金髪

・宇宙海賊

 

818:名無しの学園生活部員

>>810

で、結局誰なんですかヤダー!

 

 

 

 

 

 




金髪の幼女…一体何ダリリス何ですかね…(すっとぼけ)

頑張って明日くらいにはRTA視点に戻りたいけど、ほかの小説も書きたい今日この頃

そういうことで失踪します


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3日目 前半

ひぐらし奉をようやく買うことができたので初投稿です。


 おっはよーございまーす! (某ニュース番組の天の声のように)

 

 

 

 ということで、無事に再走にもならずに3日目を迎えることができましたね。

 

 ›意識を現世へと浮上させたあなたの視界に、見慣れた天井が飛び込んできた。

 

 ›今までの平穏な日常の中では何も感じることはなかったが、この惨劇の日々が始まってからはこの光景すらも懐かしく思えるようになるあなただった。

 

 はい。

 なんかメッセが入りますが、こう微妙に長いメッセはA連打で飛ばすのが若干ゃきついのでやめてほしいですね、本当に。

 

 さて、それではみーくんとけいちゃんの百合カップルと、三四ちゃんとるーちゃんの小学生組を叩き起こしに移動を開始しましょう。

 移動の間、おそらくお暇になるであろう 皆 さ ん の た め に ぃ ~ 

 

(バス停に座るRU姉貴)(親の顔より見た光景)(もっと親の顔見てホラホラ)(大量の赤米)(流れ出すほのぼの神社)(とりあえずなんか書いとけ)(ズズズッ……ズゾッ……)(プハー☆)(今日もいいペンキ☆)

 

 ……ではなくて、今日と明日あたりに消費する行うイベント等について説明をいたします。

 

 3日目である今日は、まず学園生活部(現時点ではまだイベントフラグが立っていないため出来てはないですが)が籠城をしている、高校へと向かいたいと思います。

 時系列的に見れば、そろそろ屋上にいた彼女たちも3階の制圧を始める頃と考えられます。

 

 ので、今回のRTAではは『かれら』を1階側から掃討しつつ、学園生活部の面々と合流出来次第、3階の制圧作業に移る、といったチャートを立てました。

 ……あれこれプレイヤー側が一番負担多い……多くない? 

 

 んにゃぴ……よくわかんなかったです(思考放棄)

んにゃぴ警察だ! ›

 

(ひぐらし二次をハーメルンでも)流行らせコラ! ……というのはさておき、実際問題、プレイヤーにとって一番厳しいのはここなんじゃないですかね、マジで。

 

 戦闘不可の要介護を4人ほど抱えながら? 一番『かれら』の数が多い1階から順に上りながら? ノーダメで全員を学園生活部のいるところまで送り届ける??? 

 

 ……はーつっかえ! (堪えられない怒り)

 狂いそう……! (静かなる怒り)

 

 ……ふぅ……(賢者タイム)

 失礼、取り乱してしまいました。

 

 まぁ、当たらなければどうということはないですからね。(震え声)

 

 と、そうしている間に高校の近くまでやって来ましたね。

 それでは、ここでゲームを閉じ、5秒ほどホーム画面で休憩を取ります。

 

 ……。(話す事が無い)

 

 はい。

 それではホーム画面からゲームを再び開き、コントローラーをグッと握っておきましょう。

 

 ……テーピングの用意、ヨシ! 

 

 さて、皆さん。

 今はゲーム内時間ではちょうど正午頃です。

 そして、私達は今、高校の正門近くにいます。

 

 私たちが何をするか……お分かりですね? 

(プレイヤー側の)覚悟の準備をしておいて下さい! 近いうちに凸ります。再走も検討しておきます。新しい作品も問答無用で書いていただきます! 書きだめの準備をしておいて下さい! 私はRTA風小説の作者です(唐突の自己紹介)! 新規SSをぶち込まれる楽しみにしておいて下さい! 良いですねッ!! 

 

 という訳で、イクゾー! デッデッデデデデ(カーン)デデデデ

(カーンが入っている+114514点)

 

 >あなたは無惨にも壊され、打ち捨てられた正門の扉を横目に、4人を連れてグラウンドへと進んだ。

 

 突撃ー! バンザーイ!!! (万歳突撃)

 

「ちょっ、先輩……!?」

 

 ふはははははは!!! たかだか数百のゾンビがなんだぁ! 私はその何倍もの試走を繰り返してきたんだ、こんなところで負けるわけないだろ、いい加減にしろ! 

 

 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーッ!!! 

 

 とまあ、このようにボタンをガチャガチャしながら、群がってくる大量の『かれら』を倒し続ける必要があるんです。

 

 だから、テーピングや休憩時間の用意をする必要があったんですね。(メガトンコイン)

 

 まぁ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()が、こんなところで負ける理由がありまs―――

 

 ―――って、ちょ、ちょっと待ってください! (背後からの掴みかかり)

 

 待って! 助けて! (鉈を取り落とす)

 

 待って下さい! お願いします! アアアアアアアア! (発狂)

 

「大丈夫ですか、先輩!?」

 

 オッブエ! 

 セーフ、まじセーフ! 噛まれかける瞬間に、けーちゃんが助けてくれましたね。

 ナイスゥ! (建前)ナイスゥ! (本音)

 

 なんかHPバーが真っ赤になってますけど、取り敢えずは生きてりゃなんとかなるので、さっさと屋上にいるであろう学園生活部(安全に生活しているとは言っていない)の所まで向かいましょう。

 

 

 という訳で、キング・クリムゾンをしてやって来ましたのは高校の三階と屋上を繋ぐあの階段です。

 

 勿論ここまで来るのはノーダメです。

 こんな所でHPを減らすやつとかおりゅwww? 

 ワイだよ()

 なぁに、かえって免疫がつく、と言うやつさ。(お目目グルグル)

 

 取り敢えず、なんとか屋上までは来れたので、ストレス値の確認とコミュを並行して行っていきたいと思います。

 

 あー、やっぱりちょっとるーちゃんとみーくんのストレス値が高めですねクォレは……。

 7割まで行っちゃってるので、後でコミュをとって減らしておきましょう。

 

 その点圭奈ちゃんはつよつよですね……。

 ストレス値が50も超えていません。これって……勲章ですよ? 

 

 とまぁネタは置いておいて。

 ……三四ちゃん? メスガキ? 

 

ストレス値/ZeroのSAN値100ってどういうことなんですかねぇ? 

 

(走者混乱中……)

 

 はい。いやはいじゃないけど。

 取り乱してしまい、申し訳ありませんでした。

 

 取り敢えずタイマーはそのまま止めずに、インターネットを使って調べてたんですけど、一切情報がなかったのでこの場は保留という事にしておこうと思います。

 ……持ってかれた5分返せ。

 

 さて、扉の前に着いたので開けますかね。

 

 >あなたは、いつかと同じように『ナニカ』には出来ないようなリズムでノックをした。

 

 デトろ! 開けロイド市警だ! ()

 

『誰か……いるんですか?』

 

 >中からは若い女性の声が、少しの警戒の色を孕んでこちらへと届く。

 

 >あなたはその言葉に『安心して欲しい、私達はここの生徒だ』と声をかけると、向こうからホッとした様な声と同時に、ゆっくりと鍵を開ける鈍い金属音が飛んできた。

 

 お邪魔するわy「るーちゃん!?」うるせぇ! 

 

 ……りーさん!? りーさんジャマイカ!? (仕切り直しB+)

 ストレス値とSAN値の管理の難易度が、ゲームのクリア難易度よりも難しいりーさんジャナイデスカヤダー。

 

 >あなたが最後にドアの向こうへと歩みを進めた時、そこにあった光景は、おそらく同学年であろう女子が、高野三四に『るーちゃん』と呼ばれていた少女に抱きついている光景だった。

 

 >るーちゃんが抱擁を嫌がっていないことから、あなたは目の前の2人が血縁関係、もしくはそれに近しい程親しい関係である事を察した。

 

 あら^〜(百合豚)

 それにしても察しの良い圭奈ちゃん、嫌いじゃないし好きじゃないよ。

 

「その……あなたがるーちゃんを助けてくれたの?」

 

 >そうだとあなたが言うと、飛び出してきた生徒は『ありがとう』と何度も深く頭を下げた。

 

(助けないと走者のガバに繋がるし)ま、多少はね? 

 それに一緒に居たのは圭奈ちゃんじゃなくって三四ちゃんなんで、感謝するならそっちに行って、どうぞ。

 

「ねぇ、確か田無さん……で良かったのよね?」

 

 おっ、めぐねえじゃーん! (KBSトリオ)

 そうだよ(肯定)

 

「ねぇ田無さん、私たちと協力しないかしら? あなた達がいれば、この状況も少しは改善出来るかもしれないの」

 

 あなるほどね。*1

 このイベントはまだ学園生活部が出来ておらず、脱落者もまだ居ないという条件下で起こるイベントですね。

 

 ただイベントと言っても、学校の外からやってきた主人公くんちゃん達を、ストーリーの軸にねじ込むための大義名分に過ぎないんですがね、初見さん。

 

 >あなたはこの教師の提案を……

 → ・受ける

 ・ 受けない

 ・ 保留する

 

(この選択肢は)もちろん、上だよね。

(下二つは結局イベントが長くなるだけで結果は変わらないので)やめようね! しないように……しようね! 

 

 >あなたはこの提案を受けることにした。

 どのようにこの状況を切り抜ければ良いかは朧気ながら分かっているあなただが、この状況がなぜ引き起こされたのか、そして自宅の地下の資料とどんな関係があるのかについては分かっていない為、少しでも人ではあった方がいい、との考えからだった。

 

 ハイ、ヨロシクゥ! 

 という感じで、圭奈ちゃん達は学園生活部(仮)へと入部を果たしましたね。

 

 それではこれから、1人1回以上はコミュを行っていきたいと思います。

 まず1人目の犠牲者……もとい、キャラクターは、っと。おっ、ちょうどいい所にいますね! 

 それでは投稿者、イキます! (イキM@S)

 

 

 ウイイイイイイイッッッッス。どうも、田無圭奈でーす。

 じゃあまず、年齢を教えてくれるかな? 

 

「え、えぇ……? なんで年齢なんだよ……。……17歳だけど」

 

 あっ、17? もう働いてるの? 

 

「いや、学生だけど……?」

 

 学生? あっ、ふーん……。(察し)

 

「なんなんだよ、あんた……」

 

 >そう言うと、目の前の生徒はその頭に着いているツインテールが萎むのかと言わんばかりの勢いで脱力していく。

 

 大丈夫? 疲れてるの? お菓子いる? 

 

「アンタのせいだろ! ……でも、お菓子は貰っとく。ありがと」

 

 ええんやで(ニッコリ)

 という訳で、1人目のコミュ相手は『ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ(恵飛須沢胡桃)』こと恵飛須沢胡桃(ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ)ちゃんですね。

 

 輝く朝日(輝いてない)にきらりと光る(光ってない)、綺麗なシャベルが眩しいぜ(血に汚れている)。

 

 さて、お次は……。

 

「こんにちはーっ!」

 

 >あなたが学校の屋上をうろちょろしていると、ピンク色の髪をして、頭にニット帽を被った、小動物のような雰囲気をした生徒に話しかけられた。

 

 おうこんにちは。

 画面外……というか画面下から、ゆきちゃんこと『丈槍由紀(たけやゆき)』が、ダイナミックエントリーを果たしてきましたね。

 

下から来るぞ、気をつけろ! >

 

「私、丈槍由紀! あなたの名前は? ……田無圭奈ちゃんだね!」

 

 kawaii.(小動物系には弱い主)

 やっぱりロリとホンワカ系は世界を救うって、はっきりわかんだね。

 

 ……あぁ、メスガキ(高野三四)? 

 あれは例外だよ。そうに決まってるさ、大人を舐め腐っているやつにろくなガキはいない。見てろよ、今に目にもの見せてやる(フラグ)

 

 とまぁ茶番はさておき、ゆきちゃんにもお菓子をあげます。

 

 Q,お菓子好きかい? 

 A,うん、大好きSA☆

 

 そんでもってあと話しかけてないのは……。あぁ、あの子がいましたね。

 

 >あなたは、先程るーちゃんを預けた女生徒の所へと足を向けた。

 そこには家族の空間、と言うより特有の空気感が広がっていて、なんだか邪魔をしてしまった様な、そんな罪悪感があなたの心には去来した。

 

「……!」

「あっ、るーちゃん?」

 

 む。さっきからるーちゃんには気づかれていたみたいですが、りーさんは何だかんだで気づいていなかったみたいですね。

 ようRIM! 遊びに来たぜ! 

 

「あっ、あなたは……。さっきはありがとう、るーちゃんを、私の唯一の妹を助けてくれて」

 

 大丈夫だ、問題ない。(イーノック)

 それに、このセリフを見る限りはりーさんが家族兵器リー=サンへと変貌する可能性は薄いみたいですね。

 

……まぁこの後るーちゃんが死ねば思考がジェノサイドする可能性はあるわけですが。(小声)

 

 自己紹介も済ませたことですし、2人にもお菓子を配ってから、めぐねえの所へと向かうとしましょう。

 

「―――私には何もないの?」

 

 うるせぇメスガキ。

 つ 三 おいしい棒*2

 

「……なんでおいしい棒? いや好きだけど……」

 

 さて今のうちに避難避難。

 ドーモ、メグ=ネエサン。ケイナデス。

 

「あら? 田無さん、どうしたの?」

 

 >あなたは……

 ・話をしたい

 → ・頼みたいことがある

 ・特に用はない

 

 真ん中です。

 通常プレイであれば上も選択肢に入るのですが、残念ながら今回はRTAなので、キャンセルダ。

 

「頼みたいこと……?」

 

 そっすね。

 この辺にぃ、上手い経験値の屋台(学校の3階)ぃ、来てるらしいっすよ? じゃけん夜行きましょうね^〜。

 

「夜? それは、別に構いませんが……。なぜ夜にやる必要があるんですか?」

 

(理由は)ないです。アッナイ……。

 と正直に言うと却下される可能性が高いので、それっぽい理由を(PCたる圭奈ちゃんに)付け(てもらい)ます。

 納得してくれよなー頼むよー。

 

 >あなたは、夜間と昼間にこの街を移動してきた経験から、『ナニカ』の数は昼は多く夜は少ない、という法則を聞かせた。

 

「なるほど、『彼ら』にそんな習性が……。それなら、ぜひ早速今夜からやりましょう」

 

 FOO↑気持ちいい↑

 ありがとナス! 

 

 それでは諸君、楽しみに(3F解放を)待っていてくれ! では、サラダバー! 

 

 と約束を取り付けたところまでで今回の動画は終了です。

 ご視聴ありがとうございました。

*1
心が汚れている兄貴たちは、この文がどう読めているんですかね……? (すっとぼけ)

*2
1本10円というお手軽な値段で、全国のスーパーやコンビニで売られている。勿論この商品も例に漏れず食べると口の中がパサつく。




(時間かかりすぎてて)笑っちゃうんすよね。

この話を書いている途中に原作ひぐらしである鬼隠し編~祭囃し編までを読み切ってしまったので失踪します。

追記
・ひぐらし奉、全クリいたしました。


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