DARK SOULS ~転移者を添えて~ (不死の金冠ハンター蒼龍)
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北の不死院
出発点


どうも、はじめまして。
ドライバー蒼龍です。
初めての小説で、妄想を書き連ねました。
読みづらい、ご都合主義、など思うかもしれませんが、どうか見守ってください
評価や感想お願いします!


 ん?ここは?

 俺は…一体…

 ああ、そうだ。確か俺はダークソウルをしてて、グウィンを倒したときに、画面が光って…

 あたりを見回すと、汚いレンガの壁に、鉄格子が見える。

「もしかして…」

 見覚えがある、しかし全く安心できない

「ゆ、夢だよな?」頬をつねる、叩く、しっかり痛い

「まさか…本当にダークソウルの世界に来たのか?」

 だとしたら、とてもまずい。なぜなら俺は平和な日本でぬくぬくと育った現代人である。ステータスはともかく、戦いなど一度もしたことはなく、武器も実物は見たことが無い。

 しかし、興奮もしていた。

「まさかダークソウルの世界に来れるなんてなぁ。」

 (っと、装備は何なんだ?)

 装備は生命線である、山賊あたりが望ましいが…

 俺は自分の体を見る。シワだらけの腕、足、胴、そして申し訳程度に布で隠された股間…そう、それはまさに

「持たざるものかよ!転生だぞ!チートまで行かなくともさあ!もっと優しくていいじゃん!」

 …まあしょうがない、ステータスは開けるのか?

 念じて見ると、見慣れたステータス画面が映された。名前はやっていたダークソウルと同じsouryu、ステータスは持たざるもの

ただし、少し違うところもあった。

「まあ、設定画面はないよな…んで、持ってるもんは…お、何個かある!」これが優しさか、ありがとうございます!

「えーっと?」

 直剣の柄 知ってた 

 ダークリング 知ってた

 遠眼鏡 またすぐ手に入るじゃん…いらね

 ペンダント 復習の証一個だけ…いらね

 …老魔女の指輪 太陽虫捧げないくていいのはいいけど…使えねぇ…

 おかしな人形 早いな…でも今何できんだよ…

 

「終わりかよ!」優しさなんてなかったよ畜生!

「クソっ…まあいい、とりあえずここから…」

 あれ?さっき、鍵ってなかったよな?

 周りを探してみる

「あれ?鍵ねえじゃん」

 ま、まあまあ、これから来てくれるはずだし。その間検証でもしますか。

 

 

 スタミナ:走ったら少し疲れるくらい、しかしすぐに回復する

 

 ローリング:しようと思えばやり方がわかる不思議と痛みは感じなかった

 

 攻撃:ゲームのモーション通りにも、好きなようにもできる

 

 メニュー:自由にどかしたり消したりできる、体力やスタミナの消費も見える

 

 壁登り:壁は登ろうと思えば登れそう。だが取っ掛かりがないので無理だった

 

 扉を壊す:ビクともしねえ…

 

 悪臭などもしそうだがあまり感じない、これは救いである

 

 色々やっていたが、まだまだ来ない…

 

 

 なら、俺がここに来る直前のことでも思い出すか…

 俺の名前は蒼龍だ。

 俺は最近始めたダークソウルにハマっていた…そして、やり込むこと200時間、ついに初グウィン戦を終え、次に進むのである。

 俺はとても楽しかった。闇の王ルートを終え、次は火継ぎルートにしようか、とか今度はジークマイヤーを絶対に生かすぞ…などと考えていた。その時突然、画面が光り輝いた。そして、気がつくと…最初の場面だった…というわけだ。

 しかし、まだ来ないな…そろそろ退屈だ…

 

 

    〜一日後〜

 なんでまだ来ねえんだよっ!?もう一日だぞっ!?

「まさか…」もしかしたら、後何年か待たなければならないのか?い、いや、そんなことはないはずだ。

   カチャン

「!?」もしかして!

 地下牢の鍵

 よぉぉぉぉし!よし!よかった!最高!

 見上げると、アストラの上級騎士がいる。

ありがとう!愛してる!神!

 アストラの上級騎士は去っていった…

「よし、ようやくここから出られる!」

 




実は、今(一話執筆時点)は、まだグウィンを倒してないんですよね。
とりあえず主人公の説明をば
souryu
高校一年生
ダークソウルソウルプレイヤー プレイヤースキルは中ぐらい
まあそんなもんです


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不死院のデーモン(一戦目)

 俺は牢の扉を開ける。先にはメッセージがある通路があり、亡者がいた。そして、横を見るとはぐれデーモンもいる。はぐれデーモンからは、本能的な恐怖というか、格の違いのようなものが感じられた。

「とりあえず、戦ってみるか。」

 近くにいた亡者に向かって斬りつける。思っていたより感触は軽かった。

 そして、こちらを亡者が向いた。

「ウッ…!」

 亡者の顔は、同じ人なのかと疑うようなものだった。

「ガアァァァ!!」亡者が正気を失った声を出し襲いかかってくる。

 しかし、それでも斬りつける。不思議と元々人だったものを傷つけるという恐怖はあまりなかった。

「よし…!」

 そして、倒した亡者から何かが流れ込んでくる。

「これがソウルか…」

 もともとなかったはずのものが、元からあったように自分のものとしてある、とても不思議な感覚だ。 

「まあ、このままなら行けそうだな。」

 そして、道を進んでいく。デーモンのいる部屋の大扉の前についた。扉を開ける前に、まずは篝火だ。

 篝火を灯す。突然火がついたというより、もともとあった火が勢いを増したような感じだ。

 篝火からは、温かみと、優しさが感じられた。いくらでもここにいられそうだ。青ニートは暇じゃないのかと思っていたが、これなら納得だ。

「まあ、進まないという選択はないけどな。」

 篝火から離れ、扉に手をかける。

「!?おっも…!」全力で扉を開ける。苦労はしたが、扉は空いた。呼吸を整える。

(落ち着け、ゲームでは何度もやったじゃないか。)

 意を決して走る。中央に近づいたその時、上から不死院のデーモンが降ってきた。

「グルオオオオオオォォォォ!!!!」

 耳が壊れるかと思った。デーモンが降りてきた衝撃波で、危うく転びかけた。間近で見るデーモンは思っていたよりも大きく、皮膚からは硬さが感じ取れる。何よりあの大槌だ。迫力は凄じく、本当に倒せるのかという疑問が生まれる。

(逃げろ逃げろ逃げろ!)

 全力で走る。

「グラアアアアァァァ!!!」

 デーモンが槌を振るい、足先をかする。

「グッ…!」

 とても痛い。足首が折れた、いや、潰れたのではないか?と思うほど痛かった。しかし、なぜか走ることはできる。とにかくドアを抜ける。

「グアァっ…い、生きてる…」

 不死院のデーモンはまだこちらを見ている。こちらがもう少しあちらに行ったら潰されるだろう。とにかく、自分の足を見た。足の先は潰れ、足首から先がなくなっている。だが、血は出ていないし、痛みも少なくなった。

(どういうことだ?)

 前から思っていたが、ゲーム補正のようなものが働いているのだろうか。血が出ていないのは出血効果がないからかもしれない。しかし、部位欠損があるならまずい。特に、手を潰されるとほぼ何もできなくなる。

(…考えてもしょうがない。)

 とにかく、歩けてはいるので先へ進む。これからは痛みに耐える訓練をするべきだろうか…そう考えながら




評価、感想があると非常にモチベーションがわきます!お願いします!


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エストと武器

 まず通路を抜け、篝火にたどり着いた。

 

「ふう…」

 

篝火の温かみがしみる。そして、足の痛みが消えていることに気づいた。

 

(いつの間に?)

 

 全く治ったときがわからなかった。どういう仕組みなのだろう。篝火に触れているときは視界が一瞬霧で見えなくなる。しかし、どうなっているのだろう。今度機会があれば検証してみよう。

 

 篝火からはなれ、装備をとりに行く。

 

 

 

 ヒュン!

 

 

 

「ウオっと!?」

 

 弓が足元に突き刺さる。思っていたよりも早いが、狙いは甘い。よく見て避けながら行く。

 

「よし!盾だ!」鍵のときは、喜びのあまり気にしていなかったが、アイテムは謎のほわほわした光から取れる。不思議なことばかりである。

 

 しかし、持たざるものなので木板の盾。鎧とか装備したり金属盾とか剣とか持ってみたかった…まあ、そのうち手に入るだろう!

 

 そして、試してみたかったことがあった。

 

 地面に刺さっている矢を抜いてみる。抜くことができたが、アイテムとしては持てない。

 

 逃げる弓亡者に近づき、むりやり弓を奪ってみる。奪うことはできた。これもアイテムとしては持てない。弓亡者は腕を振り回して襲いかかってくる。弓に矢を番え射つが、全く飛ばず、当たってもダメージはない。弓や矢で直接殴ってもだめだった。つまり、アイテムとして所持しないと武器としては扱えないということだろう。

 

 弓亡者の攻撃を盾でパリィするという意思で受け流す。そうすると、ゲームのようなパリィが勝手にできた。その後、自己流でパリィのような動きをする。うまく受け流せなかった。しかし、位置や動きは自由なため、鍛えれば強くなりそうだ。

 

 試行錯誤すること10分、ようやく自己流でも亡者の攻撃を受け流し、致命ができるようになった。

 

「これはまだまだ使えないな…クラブあった!」

 

 早速クラブを装備する。持ちにくそうだったが、不思議とフィットする。やはり何らかの補正がかかっているんだろう。

 

 階段のところまでたどり着いた。まずはショートカットを開ける。そして階段を登り、転がってくる鉄球を避け…

 

 ゴロゴロゴロ!!

 

「いや結構早くね!?」

 

 ドガッシャーン!

 

 何とか避けることができた。アストラの上級騎士のもとへ向かう。

 

「…おお、君は…亡者じゃあないんだな…良かった…」

 

 良かった、英語じゃないみたいだ。

 

「さっきはありがとう、おかげで助かった。」

 

「…礼には…及ばない……私は、もうダメだ…もうすぐ死ぬ。死ねばもう、正気を保てない…」

 

 騎士は、本当に苦しそうだった。

 

「…だから、君に、願いがある…同じ不死の身だ…観念して、聞いてくれよ…」

 

 どうしますか?

 

  YES/NO

 

 そんなものは決まっている。

 

  YES

 

「もちろんだ。」

 

「…恥ずかしい話だが、願いは、私の使命だ…それを、見ず知らずの君に、託したい…私の家に、伝わっている…不死とは、使命の印である…その印、あらわれし者は… 不死院から…古い王たちの地にいたり…目覚ましの鐘を鳴らし、不死の使命を知れ…」

 

騎士からは、強い覚悟が感じられた。

 

「ああ、しっかり聞いたぜ」

 

「…ありがとう…よく、聞いてくれた…これで、希望を持って、死ねるよ…ああ、それと…これも、君に託しておこう…不死者の宝、エスト瓶だ…」

 

    エスト瓶  5

 

「…それと、これも…」

 

    不死院二階東の鍵  1

 

「…じゃあ、もう、さよならだ…死んだ後、君を襲いたくはない…いってくれ…ありがとうな」

 

「こちらこそ…本当に、ありがとう。」

 

 俺は部屋から出た。あの騎士の意志を無駄にしないために、進む。

 

 進んでしばらくすると…100ソウルが入ってきた…

 

 



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ゲーム≒現実 ゲーム≠現実

不死院はこれ…の次くらいで終わる(はず)!


 この世界に来て初めて会ったまともな人間の死…たった今話しただけなのに、かなり心に来る…しかし、進まなくてはならない。

「おらっ!」「グギャア…」 

 しかし、武器は便利だなぁ…とても楽だ。あと、もう一つわかったことがある。手足を潰したりしても体力を削りきらない限り死ぬことはないが、頭や心臓を潰したりすると、体力を削りきらなくても一撃で殺せることがわかった。自分もそうなる可能性が高い。ゲームよりも防具の重要性が上がっているということだ。

「…そうだ、もしかしたら錆びた鉄輪拾えるんじゃないか?」

 錆びた鉄輪があるところに向かう。

 少し高いところに光が見える。登ってみる。

「よいしょぉっと!?」

 滑って転んでしまった。少し登りにくいが、壁よりも登りやすいだろう。

「よっ、ほっ、よいしょっと!うわっ!」

 また滑り落ちてしまったが、何とか取れた。

「よくよく考えたら…これ戻る意味原盤以外あんまなくね?…まあいいか。」

 とりあえず、目的は達成したので、先へ進む。

「グガァ!」はい致命「アグァ!」はい致命

はいスタブ「グギャ…」

「単調だな…アシストがあるとはいえここまで楽とは…」

 俺は白い霧に入る前にその先の建物に入る。

「グアァァ…」「亡者兵士…」

 今までの亡者と違い、亡者兵士はしっかりした装備を持っている…これからはこれが普通だ、今のうちに体験しておこう。

「グルアァ!」ガギッ!

「…重い!」折れた剣とは大違いだ。

「ならこっちから攻める!」カアン!キン!

「やっぱ盾は硬いな、スタブを狙うべきか?」

 しかし、なかなか隙を見せる気配は無い…

「しょうが無い…」

 一旦盾をおろし、攻撃を誘う。

「グアァ!」攻撃が来る。

「…今だ!」ローリングをして回避する。

そして、がら空きの背中にスタブを決める。

「グア…ァ…」亡者兵士は力尽きた…

「これからはこんなのがわんさか居るのか…大丈夫か?」

 何はともあれ、倒すことができた。では、本命の不死院のデーモンへ挑戦する。白い霧を抜ける。この霧は、少しなら入ることができるが、一定以上は全く進むことはできない。しかし、ここを通ると念じれば、通ることができる。では、落下攻撃を決め…

「あれ?」不死院のデーモンがいない。一体どこに…

  ドゴォォン!!べシャッ

 何も見えなくなった。え?そう声を出そうとして、出せなかった。体全てが燃えているような激痛が一瞬走り、消えた。そして、目の前には

 YOU DIED

という文字が映し出された。




一体何なんだろうね?
あと2話はいるかも…


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再戦

 遅くなりました、すみません。
 こんな作品ですが、これからも見ていただけるとありがたいです。


 

 ………………………………………

 ここはどこだ?周りには何も見えない。暗いのか明るいのかもわからない

 気を抜くと自分はどこの誰だったかも思い出せなくなりそうだ…

 そう思っていると、光が見える…篝火だ。そう認識した瞬間、自分が篝火に引き寄せられて…

 

 

 

 

 

「うわっ!?…ここは?…篝火か。そうか、俺は死んだのか…」俺は、あのときのことを思い出す。

 あの時、聞こえた音は2つあった。とても大きな音と、潰れたような音だ。潰れたような音は、おそらく俺だろう。何も見えなくなったのも、潰されたのなら納得だ。あと、あの大きな音の正体は、俺を潰したものだろう。一体何が…

「まあ、とりあえず行ってみるか。」

 そういえば、死んだらどんどん亡者になるとかじゃなくてよかったな。

 白い霧の前にたどり着く。白い霧に入り…

「ここで振り返って上を見る!」見えたものは…

 上から落ちてくる不死院のデーモンだった。

「そんなんわかるかぁ!うおおおぉぉ!!」俺は全力でローリングする。

 ドゴォン!!

「グオオオオオ!!!」

 「いってぇ…」まさかこっちが落下攻撃をするはずがされるとは…

 俺はエストを飲む。…うわっエストって不思議な味だな…味がするようなしないような…そしてあっという間に体力回復…本当に不思議だな、じゃなくて、

「今度こそ本当にリベンジだ。」

 眼前の不死院のデーモンは避けられたことに苛立っているのか、持っている槌を振り回す。

「グルウウウウウウ!!!」

 俺は柱の裏を走る。

「グオォ!」

「薙ぎ払いっ!」ローリングで回避する。デーモンに隙ができる。

「食らえっ!」俺は足を重点的に攻撃する。

「グゥッ…!」デーモンは煩わしそうに体を大きく震わせる。

「まじかっ…」俺は吹き飛ばされる。そりゃそうだ。最初の時点でゲームと全然違う攻撃をしてたんだ。気をつけるべきだった。

「グラァッ!!」ドォン!!ドガン!!ゴォンッ!!

 デーモンは何度も槌を地面に打ち付ける。

「死ぬ死ぬ死ぬぅ!」何とか回避し、飛んでくる石の破片を盾でガードする。

「だが…チャンスだ!」デーモンはとても疲れているようで、槌を地面から引き抜けずにいる。

 俺は攻撃を続ける。そしてデーモンの足を潰し、体力も1割を切ったその時…!

「グアァァァ!!」デーモンは槌を諦め、足を潰されたその体でこちらに倒れ込んでくる。しかし、わかりやすいその攻撃の回避は容易だった。そしてなお、デーモンは短い手でこちらを捕まえようとする。

「これで、終わりだぁ!」俺はデーモンの頭にクラブを振り下ろし、デーモンの頭は潰れ、体力はゼロになった。

   VICTORY ACHIEVED

「勝った…!!よっしゃぁーー!!」

 

 

 

 

   VS 不死院のデーモン

  挑戦回数…3回

  逃亡…1回

  死亡…1回

  勝利…1回

 




次からロードラン!


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城下不死街
いざいざロードラン


遅れて申し訳ありません。
言い訳としては、この小説を書き始めたのがテストちょっと前で今ちょうどテストだったんです。これからは頻度上げるため頑張ります



「さて、これからロードランだ、どうなることやら…」

 俺は門を開け、進む。

「カラスの巣…いって!結構刺さる!」

 巣で丸まるとカラスが来る。

「爪食い込んでる!痛い!!」「…うわ、高過ぎる…怖い」「…これいつまで続くんだ?…」途中、つくまでの時間眠れることに気づき寝た。

 そして、10分ほど後に目が覚めた。

「…ん?そろそろか?どれどれっと、…おおっ!火継ぎの祭祀場だ!」カラスは地面の1メートルほど上で、掴んでいた足を離した。

「えっちょま…って!」ダメージはなかったが、痛かった。こいつなんなの…

「最悪の旅だった…でも、ようやくチュートリアル突破だぁ!」と喜んでいると、

「よう、あんた、よくきたな。新しいやつは、久しぶりだ。」声をかけてきたのは、心折れた戦士だった。

「どうも、よろしく、青ニート…ゲフンゲフン」まずい、いつもの癖で

「青ニートってなんだ?なんか馬鹿にされているような気がしたんだが…」

「ソンナコトナイヨ」

「おいおい…どうしたんだよ?…まあいい、どうせ、あれだろう?不死の使命がどうとか…皆一緒だ。」

「まあ、一応な。」

「…一応、ね…呪われた時点で終わってるんだ、不死院でじっとしていればいいものを…それくらいの理由で、ご苦労なことさ。」

 やっぱちょっとイラっとくるな…

「まあ、いい。暇なんだ、教えてやるよ。不死の使命に言う、目覚ましの鐘ってのは、ふたつある。ひとつは、この上にある、不死教会の鐘楼(しょうろう)に、もうひとつは、この遥か下にある、病み村の底の古い遺跡に。両方鳴らせば、何かが起こるって話だが…どうだろうね?」

 そういえばなんでこんなに知ってるんだろうか…

「少なくとも俺は、その先の話は、聞いたこともねえが…まあ、いい。さあ、行けよ。そのためにきたのだろう?この呪われた不死の地に…ハハハハハ」

「ああ、ありがとうな。じゃあ、とりあえず不死教会…の前に墓地と小ロンドに行ってくるよ」

「…おいおい、なんの冗談だよ?墓地はスケルトン共がうじゃうじゃいる。それに、小ロンド遺跡は亡霊がいる。あいつらには攻撃が効かない、自殺行為としか思えないぜ?…まあ、お前が馬鹿やって死のうと、どうでもいいことか…」

「じゃあな」

 思ったより青ニートは絶望感というか諦めた感じがあったな…

 じゃあ、次は火防女だ。

 と言っても、

「新しくここに来た。よろしくな。」

「……」

 で終わりだったが。

 これで火継ぎの祭祀場のNPCは今は全部か。

 え?ペトルス?奇跡教えてもらえるようにしただけだよ?

 



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スケルトンとレベルアップ

 では、一通り話したのでアイテム回収だ。また、気づいたことについて話す。

 ソウルについて:故も知らぬ不死のソウル等のアイテムとしてのソウルは、何かふわふわしているようなものだが、持つと妙な反発力がある。また、見ているととても砕きたくなってきたのでしまうことにした。これが不死としての本能だろうか。

 人間性について:ソウルのような感じだが、こちらは見ていると引き込まれる感じがする。そしてまた砕きたくなってきたのでしまった。

 帰還の骨片:骨。だけど、少しだけ篝火のような感じがする。

 宝箱:開けようとすると自動で開く感じ。

 新しいことはこれくらいである。あと、モーニングスターを持ってみたが、クラブよりずっしりとしていて安心感がある。

 では、これから墓地に挑む。今俺は宝箱が多いところにいて、下には起きる前のスケルトンがいる。意を決して俺は崖を滑り、それにスケルトンが反応する。

「カケカタカカ」

「ケタカタカタ」

 スケルトンは、今までの亡者よりも、感情はない感じがする。

「カカケカ!!」スケルトンが飛びかかって来る。

「これは回避っ…と!」カン!グシャア

 スケルトンが壁にあたりバラバラになる。そしてその間にもう一方が襲いかかってくる。

「カタカタ」ヒュン!ヒュン!スケルトンはシミターで切りかかる。亡者よりも技量は高い。

 カァン!

 パリィ!この隙に致命を、

「カタカタ」…まずいっ!もう一方が復活してる!パリィ中にも攻撃は食らう。俺はパリィしたスケルトンを蹴飛ばし、復活したスケルトンにぶつけた。

 ドン!カラカラ…

 これはまずい…何か策を考えねば……頭を潰すのはどうだ?

 俺はまだ崩れたままのスケルトンに近づき、モーニングスターを頭に振り下ろす。

 ガン!カラカラカラ…

 上手く行った。ならば、胴体を潰すのはどうだ?もう一方の胴体を潰す。しかし、

 …カタカタカタ

 スケルトンは砕かれた胴体も再生しようとする。…ならば、頭を崖に落としてみるのはどうだ?

 カタ…

 上手く行った。これは要検証である。

 スケルトンの死亡判定について:スケルトンは、体力をゼロにする、頭を潰すことで殺すことが可能。また、頭以外なら1センチほどの欠片からは再生が可能なようだ。それ以下は、再生したりしなかったりするが、再生するときは他のかけらにくっついているような感じだ。

 スケルトンの再生範囲:スケルトンの各部位を持って逃げたところ、スケルトンは胴体から再生し、基本的に胴体からの距離で再生できるかどうかが決まるようだ。 

 頭:約100メートル また、その場合は死ぬ

 腕や腿、脛に当たる部分:約75メートル

 手足や指:約50メートル

 肋骨など必要のない部分:約25メートル

 ぐらいが再生の限度のようだ。

 スケルトンの落下死:スケルトンは胴体か頭を崖から落とすことで死んだ。手足などは落ちても問題なかった。

 再生の妨害:スケルトンの手足を持ち、離れると、手足は胴体に戻ろうとするが、押さえ込むことは可能である。また、頭の場合、戻ろうとする力が強く、押さえ切れなかった。

 そういえば…何か忘れているような…そうだ、レベル上げてねえ!俺は急いで篝火に戻る。あーあったけー…2、いや3レベル上げられるな。では、とにかく筋力に3つ!

 俺の相棒を扱うためにはあと少し筋力を上げねば…

 では、今度こそ、墓地のアイテム回収するぞ!



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相棒との出会い

 スケルトンの音の差別化むずぃー…

 そういやステータスを書いてなかったんで、参考程度にのせます。
 レベル:9
 生命力:11
 記憶:11
 持久:11
 筋力:14
 技量:11
 耐久力:11
 理力:11
 信仰:11
 人間性:0



 さて、普通のスケルトンをいくつか倒したところで…

「ケタケタケタ……」ガシャッ…ガシャッ

 3メートルほどの骸骨が近づいてきた。…ていうか索敵範囲とかも広がってない?

「巨人スケルトン…」木板の盾であの攻撃を受けきれるか?それに、頭を狙うのも困難だ。

 そんなことを考えていると、

 ブォン!

「とりあえず回避!」

 ドゴオン!

「うっわ…威力上がってない?」

「ケタケタケタ…」巨人スケルトンは剣をガードの姿勢で構え、迫ってくる。

「一旦退却して落下攻撃を狙うか…」

 俺は階段まで戻り、崖の上でスケルトンの攻撃を待つ。

「ケタケタ…」ガキィン!

 スケルトンが崖に攻撃し、バランスが崩れる。

「喰らえやっ!」俺はスケルトンの首にクラブを引っ掛け、自分の体重を乗せた。

 バゴッ!スケルトンの頭が外れる。離してみると、距離的には200メートルくらいは動くようである。普通のスケルトンの倍…落とすか潰すべきだな。

 ガン!ガン!グシャッ

 無防備な頭を潰すのに3発も必要だった…硬いな…

 何はともあれ、巨人スケルトンは倒した。そして、俺のお目当てが…

「来たぜ!ツヴァイヘンダー!」

 俺の相棒である。

「筋力足りないから装備はできないけど…一度筋力が足りない感覚ってのを覚えて見るか…」

 ツヴァイヘンダーを装備する。

「よ…うぉぉ!?重い!思っていたよりも重い!」持ち上げられない程ではないが…とても疲れる。

 両手持ちにしてみる。

「まだ重い…けど、さっきよりはマシだ。さっさと筋力上げてしまおう。」

 ツヴァイヘンダーを外す。

「ソウルも溜まったし、レベル上げるか…」

 篝火に戻る

「さーてレベル上げ…?」

 しかし、ステータスを見ると、おかしなことになっていた。

レベル:9→11(9+2)

 生命力:11

 記憶:11

 持久:11

 筋力:14→15(14+1)

 技量:11→12(11+1)

 耐久力:11

 理力:11

 信仰:11

「なんだこれ…?」勝手にステータスが上がっている。

「でも、必要なソウル量は10レベに上がるときのままだ…」

 もしかして…これ、経験でステータスを上げられる?

「マシで!?よっしゃ!これはチートじゃね!?…でも、どれだけ上がるんだろうか…」このことに気づいた俺は、とりあえず自分を鍛えてみることにした。とりあえず一日鍛えてみたが…

レベル:11(9+2)

 生命力:11

 記憶:11

 持久:11

 筋力:15(14+1)

 技量:12(11+1)

 耐久力:11

 理力:11

 信仰:11

「上がってねえ…」

 やはり世界は厳しかった。

「ま、まあ、実戦しないとだめなやつかもしれないし…鍛え方が悪かっただけかも、うん、そうだ、落ち込むことはない、そうであってくれ。」仕方ない、普通にレベルを上げるか…




チートにならずにステータス上げるのむずぃー…


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鍛えれば実る…コスパ悪いけど

 遅れてすみません!言い訳としては、卒業やら、機種変してたとかで大変で、それでモチベ下がった、ていうかやる気無くなってただけですねすみません。あと、UA1000突破ありがとうございます!始まった頃はこんなに行くと思ってなかったのでとても嬉しいです。これからもよろしくお願いします。


 筋力 が あがった!

「これで、ツヴァイヘンダーが装備できる!」

 装備

「片手おっも‥よいしょっと!やっぱ筋力足りてると楽だ!」そうだ、片手で攻撃したら筋力伸びるかも?うん、両手で上まで持っていってから、手を離して調整すれば、いける!それに、いざって時の対策にもなるしな。

 さーて、スケルトンたちを潰しに行くかぁ!

「オラァ!」ここで左手を離して、重っ!?調整!

 グシャッ!

「よし!片手でも一発で頭を潰せるのはいいな!」

 巨人スケルトンにも効くかな?

「カタカ「喰らえやぁ!」ゴシャア!

「うーん…流石に届かないか…」

「…カタカ「もういっちょー」グシャッ

「命中!」まあまあいい感じだな。

 

「練習しますか!」それでは残りのアイテム回収っと

「次は小ロンド…亡霊だるいなぁ…でも、エストは強化すべきだし、早めに行っとこう。」

 

 

「…エレベーター思ったより揺れ少ないんだな」

 〜小ロンド遺跡〜

「暗い…なんか空気も変な感じだし…さっさと出よう。」

「アァァ…」「ウゥ…ウゥ…」亡者がひしめいてる…!

「ほっといてアイテム回収するか…」

 うわっ一時の呪いキッモ!?腕みたいなのにベタベタするというか(ろう)みたい…ていうか屍蝋(しろう)

 そうだ、リッケルトに会いに行くか…

 

 

 

「驚くほど何も変わらなかったな…」

 ではレッツ亡霊

「あぁ気持ち悪い…我慢するしかないけど」一時の呪いを使うと、何かがまとわりつくような、そして同時に何か吸われていくような、気持ち悪い感覚があった。

「さっさと済ませよう。」

「「ヴェアァァ…」」亡霊が近づいてくる。

 亡者のような顔だ。そして鎖鎌?亡霊の刃?を振りかざしてくる。

「盾受けっと」カンカン!

「なんか変な感じだなっと!」うわ、亡霊ってこんな感触なの?白い霧に不快感を混ぜたような感じと吸われる感じがする。あと、何かが抵抗する感じもするような…?たぶん一時の呪いだろう。

「「ヴァァァ…」」急所はなさそうだ、厄介だな。まあ、それでも、

「二体程度なら余裕!」

「ヴェアァァ…」「アァァァァ…」(火守女の魂に向かう通路から現れる2体の亡霊)(あっよく見るとスタンバイしてるんですね)

「4体はまずいぃ!?」調子乗ったのは謝るからぁ!

 

「はぁ…はぁ…なんとか倒せた。」数は力だな。ほんと。

「かぼたまとってさっさと帰ろう。」

 火守女の魂が見える。俺は武器をモーニングスターに持ち替える。

「……ふう、ダーッシュ!」火守女の魂に向かって走り出す

「「ヴェアァァ」」亡霊が攻撃してくる。

「ガードっ…あっ…!」ジャボン

 バランスが崩れる。そしてそのまま俺は水の中に落下する、もがいても沈んでいき死…死に…死なない?俺は水の中を泳いでいた。

「あっリアル部分…ありがとう!」「「ヴェアァァ」」「そうだった早く上にあがらないと、邪魔すんな!」しかし、亡霊は水の上に上がるのを邪魔してくる。

「クソっ!なら水の中からでも倒してやるよ!」俺は泳ぎながら、必死にモーニングスターを振るう。

「ヴァァァ…」よし、まず一体、そしてそれによって、妨害の手が緩む。俺は水の上にあがり、難なく亡霊を倒して、火守女の魂をてにいれるのであった。




 本編で書かないという新しいやり方です(?)
 火守女の魂
 持っているとくすぐったい感じがする。人間性とソウルの中間のような感覚がし、また篝火のような感じもある。


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ピッキング

 ようやく10話!
 ペース上げたい…でもゼノブレイド2もしたいしフォートナイトもしたいしにゃんこ大戦争もしたい…一体どうすれば?(ちゃんと書け)


「さて帰りますか。」今は小ロンドに用はない。

「万能鍵さえあればなぁ…飛龍の谷いけるのになぁ…」そしてふと思った。水に沈まないならば、鍵がなくてもできるのでは?

「善は急げだ。」できるかどうかを確認しておこう。

 鉄の扉がある。

「直剣の柄で鍵回せたり…しないよな」その後、俺は牢屋の鍵とかスピアとか色々試してみたが、だめだった。わかったことは、開く可能性はありそうだということと、技量が足りないと思ったように扱えないということであった。

「仕方ない、これはあんまりしたくなかったが…」ツヴァイヘンダーを取り出す。

「オラァ!力技だぁ!」バゴッ!扉が凹む。「もっとだ!」バゴッ!ドゴッ!「狭くてやりづらいなぁ…でも、あとちょっとだ!」ドガッ!ガッシャァン!

「おっしゃあ!…あっぶねぇぇー!」もう少しで落ちるところだったな…しかし、扉は開いた、というよりひしゃげたな…。

「なんか変な匂いするなぁ…病み村」臭い…あそこ行かないといけないんだよなぁ…

「はぁ…対策もまた考えないとな」気が重いぜ…

「アストラの直剣とか取りに行くか」遠目にはドラゴンゾンビが見えるしかし、はぐれデーモンのような感覚はない。腐っているからか、寝ているからか、しかし、今のところ勝ち目はなさそうである。ビョォォ

「ヒェっ…風が強い…気をつけて進もう。」

 ドラゴンゾンビの目の前まで来た。臭い…

「どうやって回収するかなぁ…起こしたら即死だろうしな…」俺は考えた結果、死体の方を引き寄せることにした。

「ウィングドスピア装備…そーっと…よし、まずアストラの直剣っと、そして、高名な騎士のソウルゲット。」

 あとは今のところ1番欲しい竜紋章の盾だけど…ドラゴンゾンビに近いんだよな。

「うぎぎぎぎ…だめかぁ、」体を伸ばすが、届かない。

「仕方ない、近づいてとろう。」

 俺は呼吸を整え、少しづつ近づいて行く。

 サクッ

「よし、回収完り『バサッ』えっ」ズドォン‼︎

 ドラゴンゾンビが起き上がり、腕?前足?を振り下ろす。そして俺は、

「あーほんとに距離とっといて良かったぁぁー!逃げろ逃げろ逃げろぉ!」なんとか直撃は免れたが、体力は8割ほど持っていかれた、やっぱ強いわ

 ドシン………ドシン………

 あいつ遅いけど追ってきてる!?

「こんな時にリアル仕事しやがって!」しかし、こちらの方が早い。なんとか、逃げ切ることができた。

 「あー助かったー、火継ぎの祭祀場戻るか…」

 

 〜火継ぎの祭祀場〜

 

 篝火久しぶりな気がする…半日もたってないのにな…

 さて、ステータス更新…

 レベル:12→20(10+10)

 生命力:11→12(11+1)

 記憶:11

 持久:11→12(11+1)

 筋力:16→18(15+3)

 技量:12→14(11+3)

 耐久力:11→12(11+1)

 理力:11

 信仰:11→12(11+1)

「……why?」えちょっと待て上がりすぎでは?




 篝火でレベルアップを見ると更新されます。そして上がったのには理由がもちろんあります。
というか、基準として、
 生命力:攻撃を受ける等
 記憶:いろいろなものを記憶する、■■■■■(高難易度)等
 持久:とにかくスタミナを使う、装備重量を超えた状態で活動する等
 筋力:筋トレ、力を使うことをする、筋力が足りない武器を使う等
 技量:技術を高める、技量が足りない武器を使う等
 耐久力:攻撃を受ける、状態異常の蓄積、状態異常になる(比率高め等
 理力:魔術を使う、魔術についての知識を深める、■■■■■■■(高難易度)、■■■■■■■(超高難易度)等
 信仰: 実際に何かを信仰する、何かに感謝する奇跡を使う、奇跡についての知識を深める、■■■■■■■(高難易度)等
 こんなもんです。
 今回は、ドラゴンゾンビの攻撃で体力、水泳で持久力、ツヴァイヘンダーや扉破りで筋力、ウィングドスピアやピッキング?で技量、ドラゴンゾンビの攻撃で耐久力、神(世界のシステム)への感謝で信仰が成長しました。記憶と理力はしばらく難しいですかねー
 あと、体力、記憶、耐久力は比較的努力で99にするのが簡単です。人によって難しくもあり簡単なのが信仰、とにかく努力し続けないといけないのがが持久、筋力、技量、理力です。まあ、これらは目安みたいなもんですが。次から章タイトル回収します。


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城下不死街と火炎壺

 モンハンライズ…(察して?)
 初モンハンで大丈夫かなと思っていたけど慣れると楽しいですね。


 動揺は収まった。

 その後、信仰を追加で2上げて、アストラの直剣と、竜紋章の盾を装備した。やっぱ金属盾だと今までと違う感じがするな。

「さて、本格的に攻略開始だ。」

 そして、城下不死街に向かって歩き始める。

「ヴァァァ」「アァァ…」亡者戦士たちがいる。

「とりあえず、一体づつ処理していこう。」

「アァァァァ‼︎」ブゥン!亡者戦士が飛びかかってくる…がスケルトンに比べればマシである。

「避けて、一撃!」アストラの直剣本当に序盤は助かるなぁ…。

 そして、もう一体も撃破した。が、その次には…

「火炎壺大丈夫かなぁ?」火炎壺を投げてくる亡者がいる。火、それは生きる者にとって天敵と言っていいだろう。不死とはいえ、初めての炎だ、どれくらいのものなのかわからない。と考え込んでいると、

 パリン!

「あっつぁー!?」隙だらけだったのだろう。火炎壺が直撃する。

 とても熱い。篝火とは全く違う熱さに悶絶する。皮膚が溶けるような感覚がし始め、急いで炎から離れる。

「くそ、あいつ移動してきてる…」移動すれば遠くまで届くのだ、当然移動するだろう。それを亡者が考えられるのは少し驚いたが。

「仕方ねえ、さっさと狩るか。」幸い移動してきたので、他の亡者に邪魔されずに倒せた。そして、他の亡者も狩り、橋の下のアイテムも回収した。落下を心配したが、大股で歩くだけで行けたのでだいぶ簡単だった。そして、亡者兵士の鎧がドロップした。

 そう、鎧である。今までずっと裸だったのがようやく服に類するものを身につけられるのである。これは大きな進歩だ。意外とフィットするし、少し着心地は悪いが、我慢できないほどではない。それに変な感じもしなかった。

「これは嬉しい、他のも欲しいな。まあ、そのうち手に入るだろう。」

 階段を登り、通路に入る。

「ヂュギィ…」ネズミか…結構気持ち悪いな。

「おらっ!」「ギィィィ…」最下層ではこんなのがわんさか…うん、その時考えよう。

 そして、行き止まりにつく。

「この扉も壊せるかな?」ツヴァイヘンダーで攻撃する。

 カン!

「硬っ!?」全く壊せる感じがしない。何度か試したがダメだった。強度はあまりなさそうなのに、いったいどういうことだ?…もしかして、システム的に無理なのか?ここは、飛龍の谷とは違い、向こうから開けないと出られない。その差だろうか。でも、それでここまで変わるのか?…考えても仕方ない、今は諦めよう。

 通路を抜けると、そこには街が広がっていた。ゲームで見た光景と同じで、少し興奮してしまう。

「とりあえず探索して、違いを探してみるか。」




 こいつ、いままでずっと裸だったんですよ、覚えてました?
 いちいち全部書くのは大変なんで変わったところだけ書きます。
 レベル:20→22(12+10)
 信仰:12→14(13+1)
 追加でちょっとだけ近況書きます
 4月6日15時14分、ラスボス(ネタバレのため名前は伏せさせていただきます。)撃破ぁ!
 4月7日、高校入学しました、中高一貫って楽ですね。これからペース増やしたいですね。宿題?終わりました!
 ガコウ、イキタクナイ


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エリア境界

お待たせしましたお待たせしすぎたかもしれません(確実に待たせすぎ)(遅い)(オロミドロ玉落とせ(落ちた))(にゃんこ未来編第3章)(護石…護石…)(弱特2スロ11…これはもしかして痛風)(嘘だろ、嘘だと言ってくれ、せめて輪廻で弱と特超会心よこせ)(このままだと思ってる終わりになるまで1、2年はかかるのでは…?)(マンネリ化起きそう)(ゼノブレ2のも書きたいな)(アプデ神イィィーー!!)(もっと更新遅くなるな)(もう…3週間…⁉︎)(リモート授業だぜサイコー)(オンライン楽しすぎん?)(にゃんこレジェむずい)(ゲシュタルト、崩壊)(ひさびさにDeemoでもやろうかな…)(にゃんこレジェできたー)(もうオンライン終わりか…)(終わってしまった…な)(Deemoムズすぎぃ)


 探索してみて一つわかったことがある。

 それは、エリア境界についてだ。

 一見、エリア境界がないように見えるのだが、壁を乗り越えたりして進むと、いつのまにか元の場所に戻っているのだ。ゲーム的なものか、リアルになっても神が云々とかいう仕様なのかはわからないが、進む道はゲームと同じなようだ。

「アァッ!」ブン!階段を登ると背後から亡者が攻撃してくる。また少し変わっている。

ザシュッ!

「とはいえ、まだ亡者だし、大して苦戦するわけでもないけどな。」

 

 アイテム回収

 

「ソウル回収してーっと」

 橋の横に亡者がぶら下がっている。

「しっかりぶら下がってるな…お、」俺は落ちていた石を拾い投げ、投げる。

「アアァァァァ…」亡者が落ちてゆく、しかし、他の亡者が反応し、登ってくる。

「でもまだまだ弱いな。」ザクッ!

 

 そして白い霧を抜ける。

ここから本格的にキツくなってくるし、気を引き締めていこう。

 

 霧を抜けたあと、建物の外に出る。そしてここでは…

 

「グオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!」ブァサァ!!ドォン!

 赤い飛竜、ヘルカイトが飛んでくる。

 わかってはいたが、実際に目にすると、

「ッッッ……!」

 動けない、巨大な爬虫類のような、しかしそれと全く違うように思える瞳、赤く巨大な盾よりも硬そうな鱗、鎧を紙のように引き裂けそうな爪、たやすく俺を飲み込み砕けそうな顎、とんでもない迫力がある。はぐれデーモンとはまた違う、飛竜の谷のドラゴンゾンビのような感じだ。

 飛竜でもゾンビでも龍というところで繋がっているということだろうか。

 そして、何もできないまま、

「グオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!」ブァサァ!!

 ヘルカイトは去っていった。

 そして俺は…とても興奮していた。

「やっぱすげえよ、この世界、あんなのがいて、それに、俺はそれを倒せるかもしれないんだぜ?ワクワクしかねえじゃねえかよ…!」

 橋を渡り、商人のところへ向かう。

「とりあえず亡者倒して、槍亡者…槍は初めてだな」

 初めての長い間合いである、巨人スケルトンとか不死院のデーモンはノーカン、あれは重すぎだし長物でもないし

「アァァ!」シュッ!キン!

「あれっ?」うまく弾けず、姿勢を崩される。すぐに立て直したが、これが槍と剣の違いか。なかなか難しいな、慣れるしかないが、あんまり数もいないしな…

 それに、一体だけなら余裕なのだが、二体いるので、

「アァァ!」シュッ!カン!「ァアァァ!」シュッ!カン!

「連続してくるのがうざい…!」

 盾を構えながら攻撃できれば…あれ?できるんじゃね?

 試してみる。

カン!ザシュッ!カン!

「意外といけるな!」ザシュッ!

「ァァァ…」 

 なぜ今まで思いつかなかったんだろうか、不思議なくらいである。

 では、木箱壊して

 バガァン!

「ローリングで壊れるってよく考えたら不思議だよな」

 階段を下り、棚の前に立ち、ツヴァイヘンダーを装備して、

「くらえや!」バァン!ザン!

「ァアァア…!」亡者戦士は何もできず倒れた。

 では、不死商人からなんか買うかな…

「ああ、あんた、どうやらまともみたいだな…?だったら、俺のお客様だ、ソウルと交換だ、いいもの揃えてるぜ。」

 …亡者に見えるやつが喋ってるのは不思議な感じだな。




盾構えながら攻撃ができるってことは、もっと賢い敵なら…?
闇霊とかどうなっちゃうのかね、


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買い物、弓

遅れてすいません
ライズもやりたいがストーリーズもやりたいというジレンマ(?)
体験版後→ストーリーズやりまくろう!金冠なんていーや
もう七月!?
ストーリーズ楽しい、まだまだやりこむ
なつやすみぃ
俺の心の場所、ライズで金冠集め再開ー
あと29!限界最大最小は知らん!
もう8月!?
やっだよお゛!なががっだよお゛!!(8月10日金冠コンプ)
限界金冠楽しいな(マジ)



 色々と買いたいのだが、鍵や弓を買うと考えると、ソウルにそこまで余裕はない。ショートボウと民家の鍵ぐらいだな。一応、変わってるものがないか見るか。

「品揃えを確認したいんだが…見せてくれないか?」

「ああ、いいぜ。ただ、ちゃんと買ってくれるんだろうな。」

「勿論だ。」

「なら、いいぜ。イヒヒヒヒヒッ。」

 そして、ゲームと同じウィンドウが表示される。商人も品物どうするのかと思っていたが、ゲームシステムで対応してくるか。

 品揃えを確認したが、特に変わったこともない。しかし、在庫が表示されている。鎧系は10個くらいあるが、兜が他よりも少ない。矢は高いものほど少なく、ボルトはより少ない。武器に関しては、クラブやダガーなどは多いが、レイピアやシミターは少し少ない。また、ロイドの護符は3個しかない。傾向はなんとなくわかる。まあ、今買うものは問題ない。

「この鍵と、この弓、あと木の矢を100本くれ。」

「毎度あり、またたんまりソウルを集めて来てくれよ?イヒヒヒヒヒッ。」

 そういうと、不死商人は視線を横に向け、何もない空間を撫で始めた。きっとユリアだろう。放っておこう。

 階段を登り、通路を抜ける。

「グァア!」

 亡者戦士が襲ってくるが、

ブン!「アァァ…」

「たいしたことないんだよなぁ…」まあ、こんなの言ってられるのも今のうちか。アノロン…大矢…落下…結晶…クリスタルゴーレム…落下…ウッ頭が……落下ばかりだな

 そんなこんなで篝火到着

「あー生き返るー」

 今はやること特にないよな、では出発するか。

「まずあの橋を抜けなきゃなー…」

 周りの亡者を倒し、考えるが、とにかく走ることにする。

「おらぁぁ!」

 カシャン!ボォッ!

 火炎壺が投げられる中を走り抜け、入り口まで来たところで止まる。

 そして、盾を構えながら亡者たちの隙を伺って…

 カシャン!

「熱っ!?」背後ギリギリで火炎壺が割れ、熱が伝わってくる。この世界では火炎壺はダメージ以上にきつい。なんとか前に進みたいが…

「「アアッ!」」カン!キン!亡者たちは何度も武器を振ってくる。反撃するが、その時には下がるか、盾を構えるか、他のやつが攻撃するかだ。

「クッソ…!」狭い場所で、それも後ろには引けないと言う状況では、たとえ相手がそこまで強くなくても、3対1という差は大きかった。

 このままでは埒が開かない。

「ああうざってえ!」多少のダメージは覚悟し、このまま切り込むことにする。とりあえず亡者兵士は後回しだ。戦士から倒す。

「アアッ!」ザシュッ!「っつあ…!」盾で受けられない、防具もないので直接傷ができる。よくよく考えたらあまり無い状況だった。ドラゴンゾンビの時よりダメージは小さいはずなのに、こちらの方が格段に痛い。普通なら怯んだだろう。しかし、ゲームシステムはしっかり仕事をしてくれる。亡者戦士に向かってローリング

「アァァ!」斧を振ってくるが、

「ふっ!」カン!

 振ってくる斧をパリィ、亡者戦は硬直する。致命を決めたいが、隙が大きすぎて周りによる攻撃でやられてしまうだろう。なので、システムに頼らず、自分で切る。アストラの直剣なら、一撃で決めることができるだろう。

 ザシュッ!「アァァ…」

 しかし、まだ2体残っている。

 だが、前に進んだので、まだ簡単だ。これなら普通にいける。盾で槍を捌きつつ、もう一方の攻撃を避け、一撃、そして、残った亡者兵士が槍を突くが、避けて盾で防ぐ前に一撃。「アァァ…」

「これがもっと増えると考えると憂鬱だな…」しかし、抜けることはできた。気を引き締めて進もう。

 




不死商人に関してはセリフわからなかったんでうろ覚えなんですよねー出来るだけ原作のままがいいんですけど
アノロンは大鷲の盾で乗り越えました


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