電撃ONLINE分室番外編:『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)! (MstaR☆(みすた))
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鬼畜!?指定タイプ以外使えま10(テン)!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

鬼畜!?指定タイプ以外使えま10(テン)!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

〜かすみ宅〜

 

 

 

かすみ「ん?新情、報……?」

 

 

『ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド&シャイニングパール、2021冬全世界同時発売!!』

 

 

かすみ「え……ええ〜!!??」

 

 

 

スマホ「プルルル…………」プルルル…

 

 

 

かすみ「電撃ONLINEさんから?……はい、中須です。……ニンテンドーダイレクトですか?はい、ちょうど見てたところですけど……え!?お仕事の依頼ですか!?……はい、喜んで♪」

 

 

 

 

 

 

〜連休初日〜

 

 

 

かすみ「おっはよーございまーす♪♪」

 

 

せつ菜「遅いですよかすみさん!!」

 

 

かすみ「いやいやまだ集合30分前ですけど!?」

 

 

果林「まったくよ。誰かさんのせいで寝不足だわ。ふぁ……。」

 

 

せつ菜「因みに1番乗りは果林さんです。」

 

 

果林「ちょっと、せつ菜!?」

 

 

 

スマホ「プルルル……」プルルル…

 

 

 

果林「こんな時間に、誰からかし

 

 

エマ『もしもし果林ちゃん今どこ!?』

 

 

果林「エマ!?えっと……今は電撃ONLINEさんの控え室よ?」

 

 

エマ『よかった〜……。お部屋に来ても居なかったから、てっきり悪い人に攫われちゃったのかと……。』

 

 

果林「一体私をなんだと思ってるのよ……。」

 

 

かすみ「え……!?じゃあ果林先輩、自分で起きたんですか!?」

 

 

果林「え……。」

 

 

せつ菜「あの果林さんが1人で早起きするなんて、それだけ今日を楽しみにしていたということですね!私たちも負けてられませんよ〜!」

 

 

果林「私って一体……。」

 

 

 

ドア「コンコン」コンコン

 

 

 

かすみせつ菜果林「はい!」

 

 

すたっふ「失礼しまーす。やっほ〜みんな、お久しぶり♪」

 

 

せつ菜「お久しぶりです!今回もすたっふさんが着いてくださるんですか!?」

 

 

すたっふ「そうそう。分室時代から引き続き、今回もばっちりサポートするからまたよろしくね♪」

 

 

かすみせつ菜果林「よろしくお願いします♪」

 

 

 

ドア「ガチャ…………」ガチャ…

 

 

 

果林「なんだか昔を思い出しちゃうわね♪」

 

 

かすみ「昔って、3人で分室やってたの結構最近じゃないですか……。」

 

 

 

ドア「ガチャ……」ガチャ…

 

 

 

すたっふ「そうそう、今回はちょっぴりハードかもだから、気合い入れてね♪」

 

 

 

ドア「ガチャ……」ガチャ…

 

 

 

かすみ「え、なに怖いんですけど!?」

 

 

 

 

 

 

〜集合時間、収録部屋〜

 

 

 

かすみせつ菜果林「よろしくお願いします!」

 

 

すたっふ「は〜いよろしく♪それじゃあ企画内容を説明するわね。……と思ったけど、番組の中で言った方が面白そうだから、早速だけど始めちゃいましょっか♪」

 

 

かすみせつ菜果林(ええ〜……。)

 

 

すたっふ「……♪」スッ…

 

 

 

[ここからは]

 

[私はカンペで]

 

[みんなをサポートしちゃいます♪]

 

[さあ ポケットモンスターの世界へ!]

 

 

 

 

 

 

〜収録開始〜

 

 

 

せつ菜「みなさん!

 

 

かすみせつ菜果林「こんにちは〜!」

 

 

かすみ「久しぶりにこの3人で集まれましたね!」

 

 

果林「ええ♪急に依頼が入ったからびっくりしちゃったけど。」

 

 

せつ菜「だってだって!あんな発表があったら、もうやるしかないじゃありませんか!!」

 

 

果林「あんな発表?……ああ、『あれ』のことね♪」

 

 

かすみ「2人とも、『あれ』じゃあ視聴者さんが置いてけぼりになっちゃいますよ〜……。今回の収録は映像形式なんですから、しっかり解説も入れないとですよ!」

 

 

せつ菜「これは失念してました。発表というのは、

 

 

果林「ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド、シャイニングパールの全世界一斉発売の発表ね。」

 

 

せつ菜「先に言われてしましました……。」シュン…

 

 

かすみ「でもでも、今回はこれをプレイするわけじゃありませんよね?」

 

 

果林「そうねえ、じゃあ今回は何を紹介するのかしら……?」

 

 

 

[気になっちゃいます?]

 

 

 

せつ菜「はい!」

 

 

かすみ「普通に会話に入ってくるんだ……。」

 

 

果林「このカンペ、視聴者さんには見えてるのかしら?」

 

 

 

[編集で表示します!]

 

 

 

かすみ(編集さん、お疲れ様です。)

 

 

せつ菜「それで、すたっふさん!今回は何を!?」

 

 

 

[そ、れ、は……?]

 

 

 

かすみせつ菜果林「それは……?」ゴクリ…

 

 

 

[こちらです♪]

 

 

 

パンッ!パンッ!

 

 

 

果林「へ?」

 

 

 

台車「ガラガラ…………」ガラガラ…

 

 

 

かすみ「布で隠してまで勿体ぶるの……。」

 

 

果林「運んでる人まで黒ローブ……。」

 

 

 

???「……、!」バサッ

 

 

???、???「……。」テワタシ

 

 

せつ菜「こ、これは……!?」

 

 

果林「ありが、とう?」

 

 

かすみ「……りな子だよね?」

 

 

???「……。」スタスタ

 

 

 

[というわけで]

 

[今回プレイして頂くのは〜?]

 

[ポケットモンスターダイヤモンド&パールで〜す♪]

 

 

 

せつ菜「キタキタキターーー!!!」ヤッター!

 

 

果林「なるほど。リメイクに合わせて原作をプレイしていくわけね♪」

 

 

かすみ「渡されたのは、かすみんがダイヤモンドで、

 

 

果林「私はパール、

 

 

せつ菜「私はダイヤモンドです!」

 

 

かすみ「…………で、

 

 

 

[かすみちゃん?]

 

 

 

かすみ「あのよく見知った黒ローブ三人衆と、バラエティ感満載なダーツセットはなんなんですか?」

 

 

 

[バレちゃあしょうがないですね……!]

 

 

 

バサッ!

 

 

 

歩夢「ここからは!」

 

 

愛「我々が!」

 

 

璃奈「説明しよう。」リナチャンボード、キリッ!

 

 

せつ菜「みなさんも来てたんですね!」

 

 

かすみ(仕事って大変なんだな……。)

 

 

果林「今回は3人も一緒なのね?」

 

 

歩夢「今回やって貰うのは『タイプ縛り』!」

 

 

せつ菜「おお!」

 

 

愛「最初に決めたタイプ以外のポケモンでの攻略を禁ずる!」

 

 

璃奈「もちろん、元気のかけらや戦闘用アイテムの使用も不可。」

 

 

果林「難易度高めなのね。」

 

 

歩夢「そこで我々はささやかながら、

 

 

愛「1人1匹、サポートポケモンを、

 

 

璃奈「(御三家と引き換えで)用意させてもらった!」

 

 

せつ菜「サポートポケモン!?」キラキラ

 

 

かすみ「最初のポケモン使えないんかい!」

 

 

歩夢「というわけでここからは、

 

 

愛「各々が使用するタイプを、

 

 

璃奈「このダーツで決めてもらう!」

 

 

 

 

ダーツ

[ノーマル

かくとう

エスパー

あく

はがね

ひこう

でんき

いわ

むし]

 

 

 

かすみ「最初のポケモン使わせる気ゼロじゃん……。」

 

 

果林「ダーツなんて久しぶりね。腕がなるわ!」

 

 

せつ菜「なるほど、本当の意味で、最初のポケモンを自分で決めるんですね!」

 

 

歩夢「さあ!

 

 

愛「トップバッターは!

 

 

璃奈「誰だ!

 

 

果林「このセリフ回しはお約束なのね……。」

 

 

せつ菜「よ〜し、ここは私が!」

 

 

璃奈「……。」コレツカッテネ

 

 

せつ菜「あ。ありがとうございます♪……、!いきます!!せつ菜、マッドレッド、バレッドーーー!!!」ビューン!

 

 

かすみ果林「おお!?」

 

 

 

ダーツ[かくとう]

 

 

 

せつ菜「格闘タイプです!」

 

 

歩夢「さあ!」

 

 

愛ちゃん「次は!

 

 

璃奈「誰だ!」

 

 

果林「私はがいくわ!」

 

 

璃奈「……。」コレツカッテネ

 

 

果林「ありがとう♪そうね、やっぱり私も何か言った方がいいのかしら……?」

 

 

[お願いしま〜す♪]

 

 

果林「仕方ないわね……、!」キッ

 

 

かすみ(え、私もやるの……?)

 

 

果林「セクシー、グラマラス、情熱ハイパーパワー、果林の愛を添えてぇ↑」ピューン!

 

 

 

ダーツ[ひこう]

 

 

 

果林「飛行タイプ……。せつ菜ちゃんに悪いことしちゃったかしら?」

 

 

せつ菜「負けませんよ〜!」メラメラ

 

 

かすみ「なんか燃えてる……!?」

 

 

チョイチョイ

 

 

かすみ「?」

 

 

璃奈「……。」コレツカッテネ

 

 

かすみ「そっか、かすみん最後だもんね。」

 

 

せつ菜「……。」キラキラ

 

 

 

[頑張ってくださいね♪]

 

 

 

かすみ「うっ。……、!フレッシュスパークリング、グレートかすみん!」ピューン!

 

 

 

ダーツ[あく]

 

 

 

かすみ「悪タイプ……。いいでしょう、かすみんが最☆高☆に悪可愛くプロデュースしてあげちゃいますよ♪」

 

 

 

歩夢「「ポケットモンスターの世界へようこそ!」」

 

 

 

かすみせつ菜果林「!?」ビクッ

 

 

愛「この世界にはポケットモンスター」

 

 

璃奈「縮めて『ポケモン』と呼ばれる、不思議ないきものが至る所にいるの!」

 

 

果林「急に来たわね……。」

 

 

歩夢「不思議な力を秘めているポケモンは、姿形も暮らしている場所も様々」

 

 

愛「そんなポケモンたちと、私たち人間は仲良く暮らしているの」

 

 

果林「どこか口調が気になるわね。」

 

 

せつ菜「この言い回しは、もしや……!?」

 

 

璃奈「一緒にいることでお互い満たされたり、力を合わせ助け合い大変な仕事をこなしたり」

 

 

かすみ「あ、これ無理矢理進めてくやつですね……。」

 

 

歩夢「中でも人気なのはポケモンどうしを戦わせて絆を深めることね」

 

 

せつ菜「やっぱり!ブラックホワイトの冒頭のやつです!」

 

 

かすみ「そこはダイヤモンドパールじゃないんかい!」

 

 

愛「「みんな!!」」

 

 

せつ菜「「はい!!」」

 

 

果林「張り合わんでよろしい。」

 

 

せつ菜「え〜……。」

 

 

璃奈「旅のパートナーとなるポケモンを選んだその時から、あなただけの物語が始まります」

 

 

歩夢「この旅であなたは数多くのポケモン、色んな考えの人と出会い、触れ合うでしょう!」

 

 

愛「その様々な出会いから、あなただけの大切なものをぜひ見つけてほしい……」

 

 

璃奈「そう!」

 

 

歩夢「沢山の人やポケモンと触れ合い自分自身を成長させる」

 

 

愛「それがこの冒険の最も大きな目的です」

 

 

愛「それでは行きましょう」

 

 

 

歩夢愛璃奈「「「ポケットモンスターの世界へ!」」」

 

 

 

かすみせつ菜果林「おお〜……。」パチパチ

 

 

せつ菜「いよいよ冒険の始まりですね!」

 

 

果林「ええ!なんだかわくわくしちゃうわね♪」

 

 

かすみ「かすみんが1番にクリアしてやりますよ〜!……というわけで、」

 

 

かすみせつ菜果林「「「いざ!」」」キドウ!

 

 

 

[いってらっしゃい♪」

 

 

 

 

 

 

〜シンジこ〜

 

 

 

かすみ「あれ?……そういえば、最初のポケモンは誰を選べば……。」

 

 

せつ菜「それはもう、インスピレーショ

 

 

 

[こちらで決めさせて頂きました☆]

 

 

 

かすみせつ菜果林「ええ〜!?」

 

 

 

[ライバル側に有利なポケモンを]

 

[押し付けられたりなんかしたら、]

 

[つまらないので♪]

 

 

 

果林「う……。」

 

 

 

[だから果林ちゃん?]

 

[ポッチャマから指を離しましょう?]

 

 

 

かすみせつ菜「じー……。」ジー…

 

 

果林「も、もう///、わかったわよ!」

 

 

 

[というわけで、]

 

[果林ちゃんはヒコザル]

 

[せつ菜ちゃんはポッチャマ]

 

[かすみちゃんはナエトルを]

 

[選んでくださいね?]

 

 

 

かすみ「げげ!?かすみんだけめっちゃハードじゃん……。」

 

 

果林「まさか最初のポケモンを選ぶ権利すらないとは……。」トホホ

 

 

 

[まあ、お仕事って大変!?]

 

 

 

かすみ「この人、絶対楽しんでかすみん達を苦しめに来てる……。」

 

 

 

 

 

 

〜というわけでマサゴタウン〜

 

 

 

せつ菜「最初のポケモンを選んで、研究所のある町まで来ました!」

 

 

果林「この町にはポケモンセンターがあるのね。」

 

 

かすみ「ということは……。」

 

 

 

歩夢「ま↑っていたよ!!」

 

 

愛「さあ、我々がプ↑ロデュースした」

 

 

璃奈「サポートポケモンを受↓け取るがいい!」

 

 

 

かすみ「突っ込んだら負け、突っ込んだら負け……。」

 

 

果林「それじゃ、早速受け取りましょうか。」

 

 

 

 

 

〜というわけで〜

 

 

 

せつ菜「うおおお!!生まれろおお!!!」ダダダ

 

 

果林「進行の都合で、せつ菜ちゃんには早速ランニングして貰ってるわ。」

 

 

かすみ「えっと……みんなの手持ちはこんな感じですね。」

 

 

 

 

かすみ

・ビッパ(どくどくだま)

・たまご

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・たまご

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・たまご

○ムックル

 

 

 

 

果林「せつ菜ちゃんだけキャモメなのね?」

 

 

かすみ「いや、もっと突っ込むべきところがあると思うんですけど……。」

 

 

 

[このゲームを進める上で]

 

[秘伝技は必須ですからね]

 

 

 

かすみ「秘伝技って確か『いあいぎり』や『そらをとぶ』みたいな、移動するときに使う技ですよね?」

 

 

 

[解説ありがとう、かすみちゃん♪]

 

 

 

果林「なるほど。格闘タイプで空を飛べる子ってシンオウ地方にはいないものね?」

 

 

 

[そういうことです♪]

 

 

 

『おや…………?』

 

 

 

せつ菜「き、来ました!!」

 

 

果林「確かせつ菜ちゃんは格闘タイプよね。どんなポケモンが生まれるのかしら?」

 

 

かすみ「あ、次かすみん走ってきますね。」テテテ

 

 

 

『たまごがかえってヘラクロスがうまれた!』

 

 

 

せつ菜「やりました♪」

 

 

果林「せつ菜ちゃん、あれはやらなくていいの?」

 

 

せつ菜「そうでした、コホン……。ヘラクロス、君に決めた!」

 

 

かすみ「ええ!?いきなりヘラクロス!?」テテテ

 

 

せつ菜「さっそく能力チェックで…………あれ?なんでキャモメがどくどくだまを?」

 

 

かすみ「やっと気づいた……。」テテテ

 

 

果林「そろそろ私も走って来ようかしら。」タッタッタッ

 

 

歩夢「説明しよう!」

 

 

愛「今回はタイプ縛り!たとえ秘伝技要員といえど、」

 

 

璃奈「別タイプのポケモンを戦闘に参加させるのはご法度なのである!」

 

 

歩夢「故に、我々は円滑に縛りプレイを進めて貰うべく、」

 

 

愛「どくどくだまを持たせることで、」

 

 

璃奈「自然にかつ速やかに、秘伝技要員を瀕死にさせることとした!」

 

 

かすみ「うっわ……。」テテテ

 

 

せつ菜「甘えは許されないということですね……!燃えてきました!」

 

 

 

『おや…………?』

 

 

 

せつ菜「さあ、生まれますよ……!」

 

 

かすみ「ごくり……。」ゴクリ…

 

 

果林「かすみちゃんは悪タイプだったわね。どんな子が生まれてくるのかしら?」

 

 

 

『たまごがかえってアブソルがうまれた!』

 

 

 

せつ菜「やりましたねかすみさん!」

 

 

かすみ「はい……!アブソル、君に決めた!」

 

 

せつ菜「さっそく能力を見ていきましょう!」

 

 

かすみ「わくわくしちゃいますね♪」

 

 

 

アブソル:きょううん

・ひっかく

・バトンタッチ

 

 

 

 

かすみ「ひっかくは攻撃技、バトンタッチは……色々と悪さができそうですね……!」ニヒヒ

 

 

せつ菜「この技が真価を発揮するのは、もうちょっと後になりそうですね。」

 

 

かすみ「せつ菜さんのヘラクロスも見せてくださいよ〜。」

 

 

せつ菜「そうでした。どれどれ……。」

 

 

果林「いいな〜……。」タッタッタッ

 

 

 

 

ヘラクロス:こんじょう

・つのでつく

・にらみつける

・こらえる

・リベンジ

 

 

 

せつ菜「なかなか良い技構成です!」

 

 

かすみ「ヘラクロス1匹でしばらく進めちゃいそうですね……。」

 

 

 

『おや…………?』

 

 

 

果林「さあ!来たわよ〜!!」

 

 

せつ菜「これで全員ですね!」

 

 

かすみ「確か、果林さんは飛行タイプでしたよね。」

 

 

 

『たまごがかえってエアームドがうまれた!』

 

 

 

果林「これは頼もしいわね♪」

 

 

かすみ(果林さん!)ヒソヒソ

 

 

果林「あ!忘れるところだったわ。コホン……、エアームド、君に決めた!」

 

 

せつ菜「果林さん果林さん!」ワクワク

 

 

果林「もう、急かさなくてもちゃんと見せてあげるわよ♪」

 

 

 

 

エアームド:がんじょう

・にらみつける

・つつく

・のろい

 

 

 

果林「にらみつけるとつつくは良いとして……のろいを覚えているのね?」

 

 

せつ菜「のろいは使うポケモンがゴーストタイプかそれ以外かで、効果が変わる面白い技なんですよ!」

 

 

かすみ「効果は使ってみてのお楽しみですね。」

 

 

せつ菜「さあ!みんな相棒を迎えたところで……いざ!」

 

 

かすみせつ菜果林「ポケットモンスターの世界

 

 

 

[は〜いここまでです♪]

 

 

 

かすみせつ菜果林「ええ〜!?」

 

 

 

[続きはpart2でお送りします♪]

 

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

かすみせつ菜果林「締めのやつ盗られた!?」ガーン

 



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鈍いのろいも好きのうち!?いざジム戦!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

新しい街、新しいアイテム、新しいポケモンとの出会いに胸を膨らませる3人。今回はそんな3人が初めてのジムに挑むようです。


 

鈍いのろいも好きのうち!?いざジム戦!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

せつ菜「さあ始まりました!ポケットモンスターダイヤモンドパール、part2です!」

 

 

果林「前回は最初のポケモンと引き換えに、縛りで使うポケモンを支給してもらったのよね。」

 

 

かすみ「まさかお仕事の場で、こんなひねくれたプレイを強いられるとは……。」

 

 

せつ菜「現在のみんなの手持ちはこんな感じです!」

 

 

 

 

 

かすみ

・ビッパ(どくどくだま)

・アブソル

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムックル

 

 

 

 

かすみ「そういえば前回触れてませんでしたけど、果林さんムックル捕まえてたんですね?」

 

 

果林「ええ。飛行タイプを使うなら、毎シリーズ恒例の序盤鳥は外せないわよね♪」

 

 

せつ菜「う〜、もう待てません!冒険に行きましょう!!」

 

 

かすみ果林「お〜!」

 

 

 

 

 

 

〜コトブキシティ〜

 

 

 

かすみ「前回のマサゴタウンからちょっと進んで、」

 

 

せつ菜「やってきましたコトブキシティ!」ピエロー!

 

 

果林「なんでピエロ……?」

 

 

かすみ「ピエロを探してクイズに答えると、ポケッチが貰えるみたいです。」

 

 

果林「ポケッチ……?」

 

 

せつ菜「ポケモンウォッチ、縮めてポケッチ!タッチ画面で色んなアプリケーションを使えちゃう、とっても便利なアイテムなんですよ♪」ポチポチポチポチ

 

 

かすみ「もう貰って来たんですか!?」

 

 

せつ菜「はい!カウンターとか計算機とか、便利な機能がいっぱいです♪」

 

 

果林「アプリケーションは後から増やすことができるのね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

果林「そろそろ次の町を目指しましょうか。」

 

 

 

『ド ン ッ ‼︎‼︎‼︎』

 

 

 

かすみ「あ、これライバル戦ですかね?」

 

 

せつ菜「目と目があったらポケモン勝負です!」

 

 

かすみ「いや、思いっきり背後からぶつかってきましたけど……。」

 

 

果林「有無を言わさず勝負なのね!?」

 

 

せつ菜「ポケットモンスターシリーズのライバルは、もともとこうでしたから♪」

 

 

 

 

『ポケモントレーナーのジュンがしょうぶをしかけてきた!』

 

『ジュンはムックルをくりだした!』

 

『いけ!ムックル』

 

 

 

果林「あら?これは……。」

 

 

せつ菜「負けられない戦いですね!」

 

 

 

『ムックルのつばさでうつ!』

 

『あいてのムックルのたいあたり!』

 

 

 

かすみ「ダメージレースは勝ってますよ、このまま押し切っちゃいましょう!」

 

 

 

『あいてのムックルのでんこうせっか!』

 

『ムックルのつばさでうつ!』

 

『あいてのムックルはたおれた!』

 

『ジュンはポッチャマをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「さあ、エースのお出ましです!」

 

 

果林「受けて立つわ!……と言いたいところだけど、」

 

 

 

『ムックルのなきごえ!』

 

『ポッチャマのはたく!』

 

 

 

かすみ「真っ向から戦わないんですね?」

 

 

果林「フフ。ポケモン勝負はみんなで勝つものよ!」

 

 

 

『もどれ!ムックル!』

 

『いけ!エアームド!』

 

 

 

せつ菜「エース対決、熱くなって来ました!」

 

 

かすみ「いや、これもうポッチャマが突破するの無理でしょ……。」

 

 

 

『ポッチャマのはたく!』

 

 

 

果林「フフ♪」

 

 

せつ菜「ぜ、全然効いてない……!?」

 

 

果林「さあ、ここからは……、」

 

 

かすみ「ただ果林さんが蹂躙してただけなのでカットです。」

 

 

果林「ええ!?」ガーン

 

 

せつ菜「生で放送事故を見るのは初めてです♪」ペカー

 

 

 

[カット!]

 

 

 

『ジュンとのしょうぶにかった!』

 

 

果林「なんでよ〜……。」

 

 

 

 

 

〜クロガネシティ〜

 

 

 

せつ菜「見てください!炭鉱ですよ、炭鉱!」キラキラ

 

 

かすみ「というわけで炭鉱の町、クロガネシティまでやってきました。」

 

 

果林「炭鉱、洞窟……。」ムムム

 

 

せつ菜「果林さん、どうかしましたか?」

 

 

果林「あ、いや……ね。洞窟といえば、シリーズ恒例の『あのポケモン』が出てくるんだろうけど……。」

 

 

かすみ「あ〜、超音波や怪しい光を使ってくる「あのポケモン』ですね。」

 

 

せつ菜「ズバットですね!仲間にしたら頼もしいこと請け合いです!」

 

 

果林「そうなんだけど……今回はパスかしらね。」

 

 

せつ菜「ええ!?なんでですか!?」

 

 

果林「いや、だってムックルにズバットまでいたら、2匹だけでクリアできちゃうじゃない。」

 

 

かすみ「あ〜、確かに。」

 

 

 

せつ菜「あ、ジムリーダーさんが秘伝マシンをくれましたよ。」アリガトウゴザイマス

 

 

かすみ「秘伝マシンは何回使ってもなくならない、ちょっとお得な技マシンです!」

 

 

果林「でも、忘れさせるのは大変なのよね。」

 

 

かすみ「アブソルに岩砕き覚えさせよっと。」

 

 

アブソル:きょううん

・でんこうせっか

・バトンタッチ

・ちょうはつ

・いわくだき ←new

 

 

 

 

 

せつ菜「あ、あ……あ〜!!!!」

 

 

果林「せつ菜?」

 

 

せつ菜「ワンリキーです!!初めて野生で格闘タイプのポケモンに会えました!」キラキラ

 

 

かすみ「いつのまに外に……。」

 

 

せつ菜「絶対捕まえます!!」

 

 

果林「それじゃあ私は、少しレベル上げをしようかしらね。」

 

 

かすみ「そういえば、ジム戦の実況はどうしましょうか?」

 

 

 

歩夢「よくぞ聞いてくれた!

 

愛「今回の実況形式は、

 

璃奈「ジム毎に1人ずつ、

 

歩夢「こちらが指名したプレーヤーに、

 

愛「挑戦してもらう!

 

璃奈「そして今回のクロガネジムは、

 

 

 

[果林ちゃんに挑戦してもらいます!]

 

 

 

果林「え、私?」

 

 

かすみ「あ、これ絶対不利なジムにぶつけられるパターンだ……。」

 

 

せつ菜「逆境なんて跳ね除けてやりましょう!」

 

 

 

[それではみなさん、]

 

[存分に準備してジムに挑みましょう♪]

 

 

 

かすみせつ菜果林「は〜い!」

 

 

せつ菜「あ、でもその間はどうやって繋ぎましょう?」

 

 

 

歩夢「心配ご無用!

 

愛「基本的にレベル上げが必要となるこのゲーム、

 

璃奈「レベル上げタイムは我々が、

 

歩夢「トークタイムで、

 

愛「この間を、

 

璃奈「ツナガルコネクト!」ピッ…

 

 

 

チガウスーガタ、チガウーカタチ♪

 

 

 

かすみ「さりげなく宣伝してきた……。」

 

 

果林「えっと、お願いね?」

 

 

 

 

 

〜ファミ通組トークタイム〜

 

 

 

歩夢「ここからは私たちがダイヤモンドパールのあれこれを思い思いにしゃべっていくよ。」

 

 

愛「や〜っと普通に喋れるよ〜……。」

 

 

璃奈「というわけでまずは、」

 

 

 

[思い出のシンオウポケモンは?]

 

 

 

歩夢「思い出のシンオウポケモン……。」

 

 

愛「はいはーい!愛さんは、レントラー!序盤で捕まえたコリンクがたくましく成長していく様子は、なんとも感慨深いものがあるよね〜!」

 

 

璃奈「ライバルのムクホークや、海パン野郎のギャラドスキラーに大活躍。」

 

 

歩夢「ボールから出て来た時に発光する演出もカッコよかったな。」

 

 

璃奈「歩夢さんの思い出のポケモンは?」

 

 

歩夢「私は……ゴンベかな?」

 

 

璃奈「え……、」

 

 

愛「ま、まさか歩夢……、」

 

 

璃奈「『あれ』を自力で捕まえたの……?」

 

 

愛「い……、いやいやまさか、そんな苦行をまともにやるわけ

 

 

歩夢「甘い蜜おじさんには、かなりお世話になったっけなあ……。」トオイメ

 

 

愛璃奈(この人、マジだ!?)

 

 

歩夢「フフ。クソゲークソゲー……。」トオイメ

 

 

愛「……、そうだ!りなりーは思い出のポケモンいる!?」

 

 

璃奈「わ、私の思い出のポケモンは!ケイコウオ!」

 

 

愛「意外なチョイスじゃん?」

 

 

璃奈「良い釣竿をもらって、初めて釣り上げた新ポケモンがケイコウオだった。」

 

 

歩夢「ボロの釣竿はコイキング専用だもんね。」

 

 

愛「アクアリングやとんぼ返りみたいな、使ってて楽しい技を沢山覚えるんだよね。」

 

 

璃奈「特性の呼び水や、霧払いを使ってダブルバトルするのも楽しい。」

 

 

歩夢「え!?ケイコウオって霧払い覚えるの!?」

 

 

璃奈「うん。なかなか面白い子でしょ?」

 

 

愛「思い出のポケモンってやっぱみんな違うんだね〜。」

 

 

璃奈「これから3人が、どんな思い出を作っていくのか楽しみ♪」

 

 

歩夢「それじゃあ私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

〜というわけで〜

 

 

 

果林「こっちは準備万端よ!」

 

 

せつ菜「私はもうジムバッジ取って来ちゃいました!」

 

 

かすみ「かすみんもです!」

 

 

果林「え……2人とも早くない?」

 

 

かすみ「せつ菜先輩は格闘タイプですし、かすみんには攻撃力おばけのアブソルがいますから!岩砕きで楽勝でした♪」

 

 

果林「2人ともいいわね……。私は飛行タイプだから、勝てるかしら……?」

 

 

せつ菜「ものは試しです!」

 

 

果林「た、たのもー!!」

 

 

かすみ「それじゃ、ジムリーダーまで……」

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

 

 

〜ジムリーダー戦!〜

 

 

 

『ジムリーダーのヒョウタがしょうぶをしかけてきた!』

 

『ヒョウタはイシツブテをくりだした!』

 

『いけ!ムックル!』

 

 

 

せつ菜「わかってはいましたが……。」

 

 

かすみ「不利な対面ですね。」

 

 

果林「勝算はあるわ!」

 

 

 

『ムックルのなきごえ!』

 

『イシツブテのステルスロック!』

 

 

 

かすみ「あれ?攻撃してこないんですね……?」

 

 

せつ菜「ステルスロックは、入れ替えで先頭に出てきたポケモンにダメージを与える、いわば地雷です!」

 

 

果林「これはチャンスね♪」

 

 

 

『ムックルのなきごえ!』

 

『イシツブテのいわおとし!』

 

 

 

かすみ「鳴き声をよく使うんで

 

 

果林「……。」ポチポチポチポチ

 

 

 

『ムックルのなきごえ!』

 

『イシツブテのいわおとし!』

 

 

 

せつ菜「デバフもりもりですね!」

 

 

果林「今度こそ、カットだけは……!」

 

 

 

『ムックルのなきごえ!』

 

『イシツブテのいわおとし!』

 

『ムックルはたおれた!』

 

 

 

果林「うおおお!!」ポチポチポチポチ

 

 

 

『いけ!エアームド!』

 

『エアームドにとがったいわがくいこんだ!』

 

 

 

せつ菜「ステルスロックが発動しました!」

 

 

かすみ「これ、サイクル戦になったら響きそうですね。」

 

 

果林「安心して!すぐに終わらせてオンエアさせてやるんだから!」ポチポチポチポチ

 

 

 

『エアームドののろい!』

 

『イシツブテのいわおとし!』

 

 

 

かすみ「果林先輩?もしかして……。」ジー…

 

 

果林「こ、こうでもしないと無理でしょう!?相性も悪いのに、数まで負けてるんだから……。」

 

 

かすみ「はあ……。というわけで、

 

 

果林「え、待って!それだけは……!?」

 

 

せつ菜「はい、放送事故です♪」ペカー

 

 

 

 

[カット!]

 

 

 

せつ菜「はい!というわけで今の状況は……。」

 

 

かすみ「こんな感じです……。」ハア…

 

 

エアームド

・HP:緑

・こうげき↑↑↑↑↑↑

・ぼうぎょ↑↑↑↑↑↑

・すばやさ↓↓↓↓↓↓

 

 

 

せつ菜「のろいという技は、素早さを下げる代わりに攻撃と防御が上がる変化技です!これを使って最大まで能力を上げました。」

 

 

かすみ「……で?果林先輩、何か言うことは?」ジー…

 

 

果林「今からわたしが見せるのは!一方的な蹂り

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

せつ菜「さあ果林さん!エアームド!やっておしまい!!」

 

 

果林「せっかく頑張ってるのに〜……。」

 

 

 

[そうですね〜、じゃ〜あ〜……]

 

 

 

果林「え、まさかご褒美!?それともサブチャンネ

 

 

 

[ダイジェスト〜♪]

 

 

 

果林「えっ……!?」

 

 

かすみせつ菜「当然です♪」

 

 

 

 

 

 

『イシツブテのいわおとし!』

 

『エアームドのいわくだき!』

 

『イシツブテはたおれた!』

 

『ヒョウタはイワークをくりだした!』

 

『イワークのいわおとし!』

 

『エアームドのいわくだき!』

 

『イワークはたおれた!』

 

『ヒョウタはズガイドスをくりだした!』

 

『ズガイドスのずつき!』

 

『エアームドはひるんでうごけなかった!』

 

 

 

かすみ「……お?」

 

 

せつ菜「1回くらいなんのその!あと10回以上耐えられますよ〜!」

 

 

果林「フフ♪このエアームドは突破不可能よ!」

 

 

かすみ「ズガイドスも大概攻撃力おばけなんですけど、エアームド相手だと霞んじゃいますね……。」

 

 

 

『ズガイドスのずつき!』

 

『エアームドのいわくだき!』

 

『ズガイドスはたおれた!』

 

『ジムリーダーのヒョウタとのしょうぶにかった!』

 

 

 

 

果林「やったわ……!」ゼェ…ハァ…

 

 

せつ菜「お疲れ様です♪」

 

 

かすみ「まさか初戦から相手に同情することになるとは……。」

 

 

 

歩夢「というわけで!

 

愛「無事1つ目のジムバッジをゲットした3人は、

 

璃奈「次の街へと歩みを進めるのであった!

 

 

 

かすみ「?……あ、もしかして休憩?」

 

 

 

[続きはpart3で!]

 

 

 

果林『それじゃあみんな、

 

 

かすみせつ菜果林「m

 

歩夢愛璃奈「「またね〜。」」バイバーイ

 

 

かすみせつ菜果林「またやられた!?」

 



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阿鼻叫喚!?唸れ筋肉!確率の壁を超えてゆけ!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

ポケットモンスターダイヤモンドパールに3人が挑戦!今回は格闘タイプ縛りのせつ菜ちゃんがギンガ団に挑むようですが、一筋縄ではいかないようで……!?


阿鼻叫喚!?唸れ筋肉!確率の壁を超えてゆけ!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

 

かすみ「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていきますよ♪」

 

 

せつ菜「part3です!」

 

 

果林「前回はこの朝香果林が、クールでセクシーでエレガントに、ジムバッジをゲットしたわ。」

 

 

かすみ(どこにセクシー要素が……?)

 

 

せつ菜「というわけで続きから

 

 

かすみ「の前に、みんなの手持ちをおさらいしておきましょう!」

 

 

 

 

かすみ

・ビッパ(どくどくだま)

・アブソル

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

・ワンリキー

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムックル

 

 

 

 

果林「こんなところね。」

 

 

せつ菜「さあ、ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

 

 

〜コトブキシティ〜

 

 

 

せつ菜「戻ってきました、コトブキシティ!」

 

 

果林「道が塞がってたから回り道してきたのよね。」

 

 

かすみ「早速岩砕きを使って北の洞窟を進みましょ……

 

 

 

めんどくさそうな人たち『……』

 

 

 

かすみ「ぜったいめんどう事ですねこれ……。」

 

 

せつ菜「きっと話せば道を開けてくれますよ!すみませーん!」

 

 

果林「ダッシュで突っ込んだ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

『ギンガだんのしたっぱとギンガだんのしたっぱがしょうぶをしかけてきた!』

 

 

 

果林「まあ、こうなるわよね……。」

 

 

かすみ「勝負はダブルバトルなんですね。」

 

 

果林「ポケモンがたくさんいると戦い方もうんと広がるわよね!」

 

 

せつ菜「協力して勝ちますよ!」

 

 

 

 

 

『コウキはナエトルをくりだした!』

 

『いけ!ワンリキー!』

 

 

 

ズバット ケムッソ

 

ワンリキー ナエトル

 

 

 

 

せつ菜「 」

 

 

かすみ「この対面は……。」

 

 

果林「泥試合確定ね……。」

 

 

かすみ「えっと……一応聞いておきますけど、有効打はありますか?」

 

 

せつ菜「……。」フルフル

 

 

果林「じゃあ……。」

 

 

せつ菜「そんな……いやです……。」ウルウル

 

 

かすみ「ここは……。」

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

せつ菜「そんなあ〜!?」

 

 

かすみ「それじゃあ、洞窟を進みましょうか。」

 

 

果林「ええ、次の町が待ってるわよ。」

 

 

せつな菜「ホウソウジコデス…。」グスン

 

 

 

歩夢「さあ、ここからは!

 

愛「我々がトークで、

 

璃奈「次の町まで行く間を、

 

歩夢愛璃奈「ツナガルコネクト!」ピッ…

 

 

チガウスーガタ、チガウーカタチ♪

 

 

 

かすみ「なんか揃ってきましたね。」

 

 

せつ菜「あれ私たちもやりたいです!」キラキラ

 

 

果林「はいはい、私たちは次の町へ急ぎましょう?」

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

歩夢「やってきました、トークタイム!」

 

 

愛「今回もダイヤモンドパールにちなんだテーマでお話していくよ!」

 

 

璃奈「気になるお題は……、」

 

 

 

[お気に入りのキャラクターは?]

 

 

 

歩夢「今回はキャラクターについてだね。」

 

 

愛「みんな一癖も二癖もあって魅力的だから、迷っちゃうよね〜。」

 

 

歩夢「璃奈ちゃんは一推しの人、いる?」

 

 

璃奈「うん!私の一推しはマキシマム仮面!」

 

 

愛「マキシマム仮面!?意外なチョイスだね〜。」

 

 

璃奈「強くて、明るくて、豪快な……私の憧れの人!私もいつかマキシマム仮面みたいに強い人になって、みんなを明るく照らしてあげたい!」

 

 

歩夢「ジムリーダーなんだけど本業はプロレスラーなんだよね。」

 

 

璃奈「そして、ファイトマネーをみんなのために寄付してる立派すぎる人!」

 

 

愛「もしかして、りなりーのボードって……。」

 

 

璃奈「えへへ……///参考にさせて貰った。」

 

 

歩夢「でも、憧れの人がいるって素敵だな。」

 

 

璃奈「歩夢さん、ありがとう。でも、憧れるだけじゃダメ。行動に移さなきゃ。」

 

 

愛「りなりーは立派にスクールアイドルやってるもんね!」

 

 

璃奈「ありがとう。それと、筋トレも始めた!私もマキシマム仮面みたいに強くなる!璃奈ちゃんボード、マキシマム!」リナチャンボード、マキシマム!

 

 

歩夢「一応聞いておくけど……どこまで鍛えるつもり?」

 

 

璃奈「目標は高く!無敵のプロレスラー!」

 

 

愛「だめだめだめ〜〜!!強くなるのもいいけど、りなりーは可愛くいて欲しいよ〜!!」

 

 

璃奈「そ、そう……?」

 

 

歩夢愛「うんうん!」コクコク

 

 

璃奈「じゃあ、しばらくは健康的なレベルで留めておく……。」リナチャンボード、シブシブ

 

 

 

 

せつ菜「次の町は…….すごい!一面のお花畑です!」

 

 

かすみ「随分とのどかな町ですね。」

 

 

果林「こういう町にも、たまには訪れてみたいものね。」

 

 

 

 

歩夢「みんな到着したみたいだね。」

 

 

愛「続きはまた後で、だね。」

 

 

璃奈「それじゃあ私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

〜ソノオタウン〜

 

 

 

かすみ「この町にジムはないみたいですね……。」

 

 

せつ菜「うおおお探索しましょう!」

 

 

果林「この建物は……フラワーショップかしら?」スミマセーン

 

 

かすみ「女の子に呼び止められましたね。」

 

 

 

 

 

〜たにまのはつでんしょ〜

 

 

 

果林「要約すると、ギンガだんが発電所を占拠していて、」

 

 

かすみ「職員さんが強制労働させられているみたいです。」

 

 

せつ菜「そんなの許せません!発電所に囚われたこの子のお父さんの為にも、ギンガだんのみなさんをやっつけましょう!」

 

 

せつ菜「こら……

 

 

ドア「ガチャ……ガチャガチャ…。」

 

 

せつ菜「カギが閉まってて入れません……。」シュン…

 

 

果林「近くにギンガ団がいないか探しましょう。」

 

 

 

 

 

〜再びソノオタウン〜

 

 

 

せつ菜「あ!ここ奥に進めるみたいです!」

 

 

かすみ「あのめんどくさそうな後ろ姿は……。」

 

 

せつ菜「ギンガ団の方々ですね!勝負です!」

 

 

 

『ギンガだんのしたっぱがしょうぶをしかけてきた!』

 

『ギンガだんのしたっぱはケムッソをくりだした!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

 

 

かすみ「今回はヘラクロスなんですね?」

 

 

せつ菜「うう、カットは嫌です……。」

 

 

 

『ヘラクロスのつばめがえし!』

 

『ケムッソはたおれた!』

 

『ギンガだんのしたっぱはカラサリスをくりだした!』

 

『ヘラクロスのつばめがえし!』

 

『カラサリスはたおれた!』

 

『ギンガだんのしたっぱとのしょうぶにかった!』

 

 

 

果林「あら?もう1人が……。」

 

 

かすみ「連戦みたいですね。」

 

 

 

『ギンガだんのしたっぱがしょうぶをしかけてきた!』

 

『ギンガだんのしたっぱはズバットをくりだした!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

 

 

せつ菜「また蹴散らしてやりましょう!」

 

 

 

『ヘラクロスのつのでつく!』

 

『ズバットはたおれた!』

 

『ギンガだんのしたっぱとのしょうぶにかった!』

 

 

 

せつ菜「勝利です!」ドヤ

 

 

かすみ「おや?したっぱが何か落としていきましたね……?」

 

 

 

『はつでんしょのカギをてにいれた!』

 

 

 

果林「これで発電所に入れるわね。」

 

 

せつ菜「職員さん、今助けに行きますよ〜!」ダダダ

 

 

 

 

 

 

〜たにまのはつでんしょ〜

 

 

 

せつ菜「こらーー!!」

 

 

 

 

歩夢「さあ、ここからは!」

 

 

 

せつ菜「……え?」

 

 

 

愛「お待たせしました!」

 

璃奈「トークタイムで、」

 

歩夢「ボスの所まで、」

 

愛「行くまでの間を!」

 

 

歩夢愛璃奈「ツナガルコネクト!」ピッ…

 

 

チガウスーガタ、チガウーカタチ♪

 

 

 

せつ菜「またカット……。」

 

 

果林「ほらほら、頑張って?」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

歩夢「やってきました、トークタイム!」

 

 

愛「お気に入りのキャラクターの続きだね。」

 

 

璃奈「歩夢さんは誰か、いる?」

 

 

歩夢「そうだな……私の一推しは、モミさんかな。」

 

 

愛「モミさんって、3人がもうすぐ向かうハクタイの森で出会う人だよね。」

 

 

璃奈「長いダンジョンを進む上で、ポケモンを回復してくれるありがたい人。歩くポケモンセンターとも呼ばれてる。」

 

 

歩夢「主人公以外のキャラクターと一緒にダンジョンを進むの、新鮮だったなあ。」

 

 

愛「あとこれはクリア後なんだけど、バトルタワーっていう施設でも一緒に戦えるんだよね。」

 

 

歩夢「その辺りは是非自分でプレイしてみてね。愛ちゃんは決まった?」

 

 

愛「難しいけど、愛さんの一推しは……ジュンくんかな〜。」

 

 

璃奈「どのシリーズでもライバルは魅力的。」

 

 

歩夢「ジュンくんはせっかちな所があって、ことあるごとに主人公に罰金を課すんだよね。」

 

 

愛「ちょw……その言い方は語弊が。」

 

 

璃奈「しかも大概、主人公の死角からぶつかってきて法外な金額を請求する。最安値で1000まん円から。」

 

 

歩夢「主人公の所持金は999万円しか持てないのにね。」

 

 

愛「ちょっとw……2人とも悪意ありすぎw」

 

 

璃奈「とまあ冗談はこのくらこのくらいにして……最強を目指して、お父さんを越えようと頑張ってる。」

 

 

歩夢「負けて落ち込んだり、自分にできることを必死に探してもがいたり……とっても人間味があって、好きな人も多いんじゃないかな?」

 

 

愛「そうそう!冒険の中で成長してるのは主人公だけじゃないんだ!って、応援したくなっちゃうよね〜!」

 

 

璃奈「……そろそろせつ菜ちゃんが到着するころかな?」

 

 

歩夢「それじゃあ私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

〜たにまのはつでんしょ、奥〜

 

 

 

せつ菜「親玉っぽい方のところまで来ました!」

 

 

かすみ「真っ赤な髪で、女性のようですけど……幹部の方でしょうかね?」

 

 

果林「さあ!職員の方々を解放するわよ〜!」

 

 

かすみせつ菜「お〜!」

 

 

 

『ギンガだんかんぶのマーズがしょうぶをしかけてきた!』

 

『マーズはズバットをくりだした!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

 

 

かすみ「悪の組織の人たちって、なんでこんなに毒とか悪タイプを使ってくるんでしょうね?」

 

 

果林「そういえば、そうねえ……?」

 

 

せつ菜「うう、ズバットばっかり……。」

 

 

 

『ヘラクロスのつのでつく!』

 

『ズバットのつばさでうつ!』

 

 

 

せつ菜「そ、それはダメです〜!?」

 

 

果林「……な、なんとか耐えてくれたみたいね。」

 

 

かすみ「でも次で倒せないと、確実にやられちゃいますねこれ。」

 

 

せつ菜「ダレカ ワタシニ テラキオン ヲ クダサイ…… ゼラオラ デモ イイデス……」

 

 

果林「しっかりしてせつ菜ちゃん!」

 

 

かすみ「どっちもシンオウにはいませんよ。」

 

 

せつ菜「トリさん いっぱい たのしいな……」

 

 

 

『ヘラクロスのつのでつく!』

 

『ズバットはたおれた!』

 

『マーズはブニャットをくりだした!』

 

 

 

果林「ほら、せつ菜ちゃん!ノーマルタイプよ!」

 

 

せつ菜「……はっ!?」

 

 

かすみ「この縛りの癒しポイントです!」

 

 

果林「カッコよく決めちゃって!」

 

 

せつ菜「はい!!うおお

 

 

 

『ブニャットのねこだまし!』

 

『ヘラクロスはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「 」チーン…

 

 

果林「せつ菜〜〜!?」

 

 

かすみ「えっと……ねこだましは、威力は低いけど、電光石火や神速よりも先に攻撃できちゃうお得な技です。」

 

 

果林「決まれば絶対に相手を怯ませちゃうところも強力よね。」

 

 

せつ菜「ひるませるまでも なかったみたい ですけど ね……」チーン…

 

 

 

『いけ!ワンリキー!』

 

 

 

果林「ま、まだ有利な対面よ!?」

 

 

かすみ「ほら、猫騙しはもう飛んできませんから!」

 

 

せつ菜「そ、そうですよね!?うおお

 

 

 

 

『ブニャットのつばめがえし!』

 

 

 

せつ菜「ア…。」

 

 

かすみ「た、耐えてる!耐えてますから!?」

 

 

果林「これでフィニッシュよ!?」

 

 

 

『ワンリキーのからてチョップ!』

 

『ブニャットはオボンのみでたいりょくをかいふくした!』

 

 

 

せつ菜「 」チーン…

 

 

 

『ブニャットのつばめがえし!』

 

『ワンリキーはたおれた!』

 

『マーズとのしょうぶにまけた!』

 

『めのまえがまっくらになった……』

 

 

 

せつ菜「 」サラサラ…

 

 

かすみ果林「せつ菜(先輩)〜〜!!」

 

 

 

 

 

 

『まずはポケモンをかいふくさせましょう』

 

 

 

せつ菜「あ、あんまりです……。」シュン…

 

 

かすみ「ガッツリ対策されてましたね……。」

 

 

果林「こっちも対策して、リベンジよ!」

 

 

 

 

 

〜テイク2!〜

 

 

 

『ギンガだんかんぶのマーズがしょうぶをしかけてきた!』

 

『マーズはズバットをくりだした!』

 

『いけ!ワンリキー!』

 

 

 

かすみ「今回はワンリキーなんですね?」

 

 

せつ菜「前回の敗因は、ヘラクロスが消耗していたからです!ワンリキーで削って、ヘラクロスでズバットをワンパンすれば!」

 

 

 

『ズバットのつばさでうつ!』

 

『ワンリキーはオレンのみでたいりょくをかいふくした!』

 

『ワンリキーのからてチョップ!』

 

『ズバットのつばさでうつ!』

 

『ワンリキーのからてチョップ!』

 

『ズバットのつばさでうつ!』

 

『ワンリキーはたおれた!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

『ヘラクロスのつのでつく!』

 

『ズバットはたおれた!』

 

 

 

かすみ「やりましたよ、せつ菜先輩!」

 

 

せつ菜「はい♪これで、今度こそ……!」

 

 

果林「いける……!」

 

 

 

『マーズはブニャットをくりだした!』

 

『ブニャットのつばめがえし!』

 

『ヘラクロスはたおれた!』

 

 

 

かすみ「いやワンパンかーい!?」

 

 

 

『マーズとのしょうぶにまけた!』

 

『めのまえがまっくらになった……』

 

 

 

 

 

〜テイク3!〜

 

 

 

果林「やっぱり、ブニャットに勝てる可能性があるのはワンリキーだけみたいね。」

 

 

せつ菜「こうなったら、空手チョップを急所に当てるしか……。」

 

 

かすみ「空手チョップは急所に当たりやすい技なんですよね。」

 

 

せつ菜「さっき通常ヒットで半分削れてたので、急所にさえ当たれば……。」

 

 

果林「でも、たった1回のチャンスで1/4の確率に賭けるのは……。」

 

 

せつ菜「なーんだ それなら 8かいいどめば 9わりのかくりつで かてるじゃないですか 」ハハハ

 

 

かすみ「本気でやる気ですか!?」

 

 

せつ菜「いまのわたしには たかすぎる かくりつ です」ハハハ

 

 

果林「大丈夫かしら……。」

 

 

 

『ギンガだんかんぶのマーズがしょうぶをしかけてきた!』

 

 

 

[ブニャットまでカット☆]

 

 

 

『マーズはブニャットをくりだした!』

 

『ブニャットのねこだまし!』

 

『ヘラクロスはたおれた!』

 

『いけーワンリキー!』

 

『ブニャットのつばめがえし!』

 

『ワンリキーのからてチョップ!』

 

 

 

せつ菜「アッ……。」

 

 

 

『ブニャットのつばめがえし!』

 

『ワンリキーはたおれた!』

 

『マーズとのしょうぶにまけた!』

 

『めのまえがまっくらになった……』

 

 

 

せつ菜「ま……まだ、まだまだ!」

 

 

 

 

 

〜テイク4!〜

 

 

『マーズはブニャットをくりだした!』

 

 

『ワンリキーのからてチョップ!』

 

 

 

果林「あ……。」

 

 

せつ菜「ソンナバカナー……。」チーン…

 

 

 

 

『ブニャットのつばめがえし!』

 

せつ菜「ハハハ。」

 

 

 

 

 

 

〜テイク5!〜

 

 

 

『ブニャットのつばめがえし!』

 

『ワンリキーのからてチョップ!』

 

 

 

せつ菜「まだまだ……次こそは……

 

 

 

『つ ば め が え し ☆』ニャー

 

 

 

せつ菜「次こそはああああ!!」ギャー!?

 

 

かすみ(こうやって人はダメになっていくんだろうな〜。)

 

 

 

 

 

〜テイク6!〜

 

 

 

せつ菜「ま、まだまだ……。」

 

 

果林「が、頑張って……!」

 

 

かすみ「あの〜……。」

 

 

せつ菜「どうなさいました?」

 

 

かすみ「どうせ試行回数重ねるんだったら、『せんせいのつめ』持たせたらいいんじゃないですか?」

 

 

せつ菜果林「……!!??」ハッ!?

 

 

かすみ「え、まさかネタとか抜きに気付いてなかったんですか……。」ジー…

 

 

果林「先制の爪ってあれよね?持たせると低確率で技を先に出せるっていう……。」

 

 

かすみ「はい。1ターン目で急所に当てられなくても、2ターン目にもう1回チャンスできますよね?」

 

 

せつ菜「…………、そ、それです!!今度こそ勝って見せます!!!」

 

 

 

 

 

 

『マーズはブニャットをくりだした!』

 

『ブニャットのねこだまし!』

 

『ヘラクロスはたおれた!』

 

『いけ!ワンリキー!』

 

 

 

せつ菜「さあ、いきますよ……!」ゴクリ

 

 

かすみ果林「……。」ゴクリ

 

 

愛「……、!」ヒラメイタ!

 

 

 

『ワンリキーはせんせいのつめでこうどうがはやくなった!』

 

 

 

せつ菜「おお!これは……来てますよ!!」

 

 

 

『ワンリキーのからてチョップ!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『ブニャットはたおれた!』

 

『ギンガだんかんぶのマーズとのしょうぶにかった!』

 

 

 

かすみ果林「やったーーー!!!」

 

 

せつ菜「な、なに……が……?」

 

 

果林「勝ったのよ!せつ菜ちゃん……勝ったの!おめでとう!!」ギュ…

 

 

せつ菜「勝っ……た?……うう……、」ウルウル

 

 

かすみ「せつ菜先輩、おめでとうございます♪」

 

 

せつ菜「ぅ……うわーーん!!」ウワーン!

 

 

果林「ちょっと、せつ菜ちゃん?泣くのもいいけど、ちゃんと進めましょ?女の子がパパの帰りを待ってるのよ?」

 

 

せつ菜「そうでした……。早く報告してあげないと……。」グスン

 

 

 

『バ タ ンッ ‼︎‼︎』

 

 

 

かすみ「女の子の方から来てくれましたね。」

 

 

せつ菜「……。」

 

 

果林「せつ菜……?」

 

 

せつ菜「はっ!?、失礼しました。……これでこの町の用も終わりましたし、先に進みましょうか。」

 

 

かすみ「はい♪」

 

 

果林「あ、ちょっと待って?」

 

 

かすみせつ菜「?」

 

 

果林「発電所の前……。」

 

 

かすみ「発電所の前?……ああ、あのポケモンですね!」

 

 

せつ菜「紫色の……ポケモン?でしょうか。シンボルエンカウントですかね?」

 

 

果林「きっと、女の子が言ってた『ふうせんのポケモンさん』よね?私ちょっと捕まえてくるけど、2人は先に進んでる?」

 

 

かすみ「そうですね……。レベル上げがてら、私たちは先に進みましょうか。」

 

 

せつ菜「はい♪」

 

 

 

 

歩夢「というわけで、

 

愛「苦戦の末、幾多の屍を乗り越え、

 

璃奈「なんとか勝利を掴み、

 

歩夢「発電所を解放した3人は、

 

愛「次なる町を目指して、

 

璃奈「歩みを進めるのであった!」

 

 

 

[続きはpart4で!]

 

 

 

歩夢「それじ

 

 

せつ菜「それではみなさん!」

 

かすみ「次はpart4で!」

 

果林「会いましょう♪」

 

 

璃奈「……。」アラン、キミニキメタ!

 

 

かすみせつ菜果林「ま

 

 

 

アラン『ニャーン♪』

 

 

 

果林「あら?なんでアランがここに

 

 

せつ菜「猫はもういやですぅぅうう!!」ギャー!?

 

 

かすみ「せつ菜先輩!?」

 

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」バイバーイ

 



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純情、根性、感無量!?ポケモンゲットでダイジョーブ!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

ポケットモンスターダイヤモンドパールに電撃ONLINE分室の3人が挑戦!今回は夜の森にジム戦に、新しい出会いも会ったようで……?


純情、根性、感無量!?ポケモンゲットでダイジョーブ!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

 

 

果林「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていくわよ♪」

 

 

かすみ「前回はなんとかギンガ団の幹部に勝って、発電所の職員さん達を解放したんですよね。」

 

 

せつ菜「ソノセツハゴメイワクヲオカケシマシタ……。」

 

 

果林「気を取り直して、2つ目のジムを目指しましょ?」

 

 

かすみ「の前に……、」

 

 

せつ菜「みなさんの手持ちをおさらいです!」

 

 

 

かすみ

・ビッパ(どくどくだま)

・アブソル

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

・ワンリキー

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムクバード

・フワンテ

 

 

 

かすみ「みなさん、着々とメンバーを増やしてますね……。」

 

 

果林「ま、まあ……飛行タイプは絶対数が多いから、ね!?」

 

 

せつ菜「きっとそのうち、かすみさんにも良い出会いがありますよ!」

 

 

かすみ「結構相談所みたいなこと言わないでくださいよ!?」

 

 

果林「まあまあ。戯れはこんなところで……、」

 

 

かすみせつ菜果林「さあ、ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

 

 

〜ハクタイのもり〜

 

 

 

せつ菜「森です!」

 

 

果林「誰か話しかけて来たわね。」

 

 

 

 

かすみ「要約すると、このモミさんって人は、1人で森を抜けるのが不安だから、一緒に行きたいって所ですね。」

 

 

果林「確かに、夜の森って不気味で、どこか不安な気持ちになるわよね。」

 

 

せつ菜「2人とも見てください!モミさんが後ろをピッタリ着いて来てます!」テクテク

 

 

果林「自由に連れまわせるのってなんだか新鮮ね。」

 

 

せつ菜「行きますよー!」ダダダ

 

 

 

モミ『!?……、〜!』テテテ

 

 

 

かすみ「挙動が可愛い……。」ムムム

 

 

 

『やせいのミミロルとカラサリスがあらわれた!』

 

『モミはラッキーをくりだした!』

 

『いけ!ワンリキー!』

 

 

 

果林「野生でダブルバトル!?」

 

 

せつ菜「共闘ですよ!」キラキラ

 

 

 

 

かすみ「あれ?せつ菜さん、いつのまにワンリキー回復させたんですか?」

 

 

せつ菜「森に入ってから回復なんてしてませんが……。」

 

 

果林「モミさんが戦闘後に回復してくれてるみたいね。」

 

 

せつ菜「ありがとうございます!」ペカー

 

 

 

かすみ「ああ〜〜!!??」

 

 

 

果林「かすみちゃん?」

 

 

かすみ「ヤ、ヤ、ヤミ……!」

 

 

せつ菜「やみ?」

 

 

かすみ「ヤミカラスです!!やっと悪タイプのポケモンが……!!」ウルウル

 

 

果林「仲間が増えて良かったわね♪」

 

 

せつ菜「絶対捕まえましょう!」

 

 

 

 

『ヤミカラスをつかまえた!』

 

 

 

かすみ「うぇ……。やっと仲間が……。」ウルウル

 

 

せつ菜「おめでとうございます♪」

 

 

果林「せっかくモミさんがいるんだし、ここでレベル上げていく?」

 

 

かすみ「はい♪」

 

 

せつ菜「私もワンリキー鍛えます!」

 

 

果林「じゃあ、ここからはそれぞれレベル上げね。」

 

 

せつ菜「さあ!行きますよ〜!」

 

 

 

愛「さあ、行きますよ……?」

 

 

 

果林「あら?いつもの流れじゃない……?」

 

 

 

璃奈「さあ、行こう!

 

歩夢「最高?

 

愛「我々のトークで、

 

歩夢「最高のひと時を!

 

璃奈「レッツ、プレイ!

 

歩夢愛璃奈「サイコーハート!」ピッ…

 

 

ターイーヨー、フリソソグヨ♪

 

 

かすみ「まさかの新パターン!?」

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

愛「やってきました!トークタイム!」

 

 

璃奈「今回は新しい導入でお送りしました。」

 

 

歩夢「も〜、2人ともいきなり変えてくるからびっくりしたよ〜……。」

 

 

 

[さすがにヒヤヒヤしちゃいました]

 

 

 

果林「え!?あれ、アドリブだったの……!?」

 

 

せつ菜「3人も着実に力をつけて来てますね……!私たちも負けていられません!」メラメラ

 

 

レベルアゲジャー!

 

 

璃奈「そういう歩夢さんも、完璧なレシーブだった。」

 

 

歩夢「えへへ……///」

 

 

愛「いや〜、2人ともすごいよ!!我ながら滑るの覚悟で突っ込んだのに。」

 

 

璃奈「……愛さんのやりそうなこと。」

 

 

歩夢「これからはやる前にちゃんと言ってくれると嬉しいな……。」アハハ

 

 

 

[嬉しいな〜?]

 

[音源のこともあるし……]

 

[ね、愛ちゃん?]ゴゴゴ…

 

 

 

愛「そ、そんなこんなで!気になるお題は〜!?」ダラダラ

 

 

 

[ダイヤモンドパール思い出の一曲は?]

 

 

 

愛「あれー?もしかして怒ってらっしゃる……?」

 

 

 

[ぜ〜んぜん♪]

 

 

 

愛「ひぇ!?……あ、愛さんの思い出の一曲はっ、地下通路のBGMかなー!?」

 

 

歩夢「初めて探検セットを使った時は、とってもワクワクしたよね♪」

 

 

璃奈「秘密基地やトラップ、発掘……。本編以上にやり込み要素があった。」

 

 

愛「発掘してる時にさ?曲のリズムに合わせてハンマー振ったりするのが楽しかったんだよね〜。」

 

 

璃奈「化石探してて飽きてくると、そういうプレイしたくなる。」

 

 

歩夢「ハンマーを受け切る黒くて硬いやつの甲高い音、今でも耳に残ってるなあ……。璃奈ちゃんの思い出の曲は決まった?」

 

 

璃奈「私の思い出の曲は、定番だけどチャンピオン戦のBGM。」

 

 

愛「全シリーズ通しても屈指の名曲だって評判だよね!」

 

 

歩夢「前奏に合わせて手持ちのモンスターボールアイコンが流れてくる所、無性に気持ちいい瞬間だったな。」

 

 

愛「それ!すっごくわかる〜!それと、なんといっても外せないのが……

 

 

璃奈「おんみょ〜ん。」リナチャンボード、オンミョーン

 

 

歩夢愛「あはは♪」

 

 

璃奈「あと、チャンピオンについては……お楽しみにしておいた方がいいかな?」

 

 

歩夢「最後は私かな?……と言いたいところだけど、

 

 

愛「あっちもぼちぼちレベル上げが終わりそうだし、

 

 

璃奈「私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

〜ハクタイの森〜

 

 

 

かすみ「かすみんはもっとガッツリレベル上げるので、2人で先に進んでもらってもいいですか?」

 

 

せつ菜「わかりました♪」

 

 

果林「フフ♪仲間が増えたのがよっぽど嬉しかったのね?」

 

 

かすみ「べ、別にそういうわけじゃ……///」

 

 

せつ菜「それでは失礼して……いざ、入国!」

 

 

 

 

 

〜ハクタイシティ〜

 

 

 

果林(入国って、国じゃあないんだけど……。)

 

 

せつ菜「見てください!なんだかすごそうな像がありますよ!」キラキラ

 

 

果林(指摘するのは野暮ってやつね……♪)ニコ

 

 

せつ菜「果林さん?」キョトン

 

 

果林「ごめんなさい、なんだか可愛いなって。」

 

 

せつ菜「ですよね!!この背中のエリマキとか、太くて短い尻尾とか、とってもキュートです♪」

 

 

果林(んん〜??)

 

 

せつ菜「果林さんも近くで見てみてくださいよ〜!」

 

 

果林「町の北西よね?……あら?」

 

 

せつ菜「どうしました?」

 

 

果林「せつ菜ちゃんの所のと、像が違う……?」

 

 

せつ菜「あ、ほんとですね……。」

 

 

果林「これも何か意味があるのかしらね?……まあ今考えても仕方ないわね。」

 

 

せつ菜「いざ、探索です!」ダダダ

 

 

ウオオオ

 

 

果林「あ、この町にはジムがあるのね。」

 

 

せつ菜「ででで、でたああ!?」

 

 

果林「……せつ菜?」

 

 

せつ菜「あ、あ、あさ……。」

 

 

果林「さっきのかすみちゃんみたいになってるわよ?」

 

 

せつ菜「アサナンです!!うう……、」ウルウル

 

 

果林「そんなに嬉しいの……?」

 

 

せつ菜「だってだって!!これで、もうズバットやゴルバットが来ても、カットされずに済むんですよ……!?」ウルウル

 

 

果林「た、確かに……今まではカットしてたけど、酷い泥試合だったものね……。」

 

 

せつ菜「絶ッッ対!!捕まえます!!!」

 

 

 

 

 

『アサナンをつかまえた!』

 

 

 

せつ菜「や、やりましたッ!うぅ、感無量です……!!」ウルウル

 

 

果林「そんなに嬉しかったのね……。じゃあ次はジムに挑戦、かしら?」

 

 

せつ菜「はい!……あ、今回は誰が挑戦するんでしょう?」

 

 

 

[ハクタイジムはせつ菜ちゃんに]

 

[挑戦してもらいます♪]

 

 

 

せつ菜「また私ですね。よ〜し、今度こそ1発勝利して見せますよ〜!」

 

 

果林「今回は草タイプ。私だと楽勝……かすみちゃんには有利タイプのヤミカラスがいるから、消去法でせつ菜ちゃんってわけね……。」

 

 

せつ菜「レベル上げして来ます!」

 

 

 

歩夢「さあ、ここからは!

 

愛「お待たせしました皆の衆!

 

璃奈「トークタイムでしっかり間を

 

歩夢愛璃奈「ツナガルコネクト!」ピッ…

 

 

チガウスーガタ、チガウーカタチ♪

 

 

 

果林「こっちもしっかり入れてくるのね……。」

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

歩夢「再びやってきました、トークタイム!

 

 

愛「お題は思い出の一曲で、

 

 

璃奈「続きと参りましょー。」

 

 

歩夢「最後は私だよね?私の思い出の一曲は、ズイタウンのBGMかな。」

 

 

愛「これまた意外なチョイスだね〜。」

 

 

璃奈「ズイタウンのBGMといえば、軽やかな導入とカントリーな曲調が、のどかな町の雰囲気とマッチしてる。」

 

 

愛「育て屋さんがあったから、よく立ち寄ってて印象に残ってる人も多いのかな?」

 

 

歩夢「真ん中の一本道でよく卵を孵してたっけ。」

 

 

璃奈「ポケッチの育て屋チェッカーをタッチしながら自転車を走らせたのはいい思い出。」

 

 

愛「あれ?2人とも中々やり込んでるじゃん?」

 

 

璃奈「……愛さんも大概。」リナチャンボード、ジー…

 

 

歩夢「私たちのレベルって、普通の人から見たらちょっと引くくらいやり込んでるもんね。」

 

 

愛「そうそう、そういえばさ?今回のサポートポケモン、愛さん達で用意したじゃん?」

 

 

璃奈「うん。タイプごとに話し合うとき、2人が当たり前のようにタマゴ技を把握してて驚いた。」

 

 

歩夢「あ!タマゴ技っていうのは、違うポケモン同士でタマゴを産ませることで子どもが覚える、ちょっと特別な技のことだよ。」

 

 

愛「そうそう。ヒコザルがブレイズキックを覚えて生まれたりするんだよね〜。」

 

 

璃奈「息をするようにタマゴ技の知識を披露するのはガチゲーマーの域。」

 

 

愛「いやいや、それをいうなら……って、思い出した!サポートポケモン用意するときの話だけど、

 

 

歩夢「結構楽しかったよね♪」

 

 

愛「うん♪……って、そうじゃなくて!なんで2人とも全部の性格のメタモン取り揃えてるのさ!?百貨店もびっくりの品揃えだよ!?」

 

 

璃奈「でも愛さんだって、メタモンの数は少なかったけど、

 

 

歩夢「全部のタマゴグループでタマゴ技用のポケモン性格全パターン揃えてたよね?」

 

 

愛「ギクゥ……!?」ギクゥ!?

 

 

 

[これ以上はディープな話題なので]

 

[カ ッ ト ☆]

 

 

 

愛「まさかここでもカットされるとは……。」

 

 

歩夢「まあ、純粋な子どもも見るわけだし、しょうがないよね?」

 

 

 

[まったくです!]

 

 

 

璃奈「ちょっと話が逸れちゃったけど、

 

 

歩夢「そろそろ3人の準備も終わりそうだし、

 

 

愛「愛さん達はいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

〜ハクタイシティ〜

 

 

 

せつ菜「さあ!ハクタイジムに挑戦です!」

 

 

かすみ「せつ菜先輩、ファイトです♪」

 

 

果林「かすみちゃんは……随分余裕そうね?」

 

 

かすみ「へへーん!かすみん、素敵なバッジ貰って来ちゃいました!」ドヤ

 

 

果林「へぇ……。これでやっと、私と対等ね?」ドヤ

 

 

かすみ「あ!?いつの間にバッジを……!」

 

 

せつ菜「わ、私だって……!」

 

 

果林「だから、頑張って♪」

 

 

せつ菜「はい!たのもーー!!」

 

 

かすみ「それじゃあジムリーダーまで、

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

せつ菜「やっとジムリーダーの所まで来れました……。」ゼエ…ハア…

 

 

果林「このジム、かなり歩かされるものね……。」

 

 

かすみ「あ……(察し)。」

 

 

せつ菜「それではナタネさん!お手合わせ、お願いします!!」

 

 

 

『ジムリーダーのナタネがしょうぶをしかけてきた!』

 

『ナタネはチェリンボをくりだした!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

 

 

かすみ「先頭はヘラクロスなんですね。」

 

 

果林「虫タイプなら有利に立ち回れるわね♪」

 

 

せつ菜「行きますよ〜!」

 

 

 

『ヘラクロスのつばめがえし!』

 

『チェリンボはたおれた!』

 

『ナタネはナエトルをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「まずは1勝です!」

 

 

 

『ヘラクロスのつばめがえし!』

 

『ナエトルのはっぱカッター!』

 

 

 

果林「さすがに硬いわね……。」

 

 

かすみ「亀系のポケモンってだいたい素早さを犠牲にして攻防が高いですよね。」

 

 

せつ菜「最近の亀の皆さんは、殻を破るを習得して素早くなりました!」

 

 

果林「今まで、のろいを使ってパワーを上げるのが主流だったのとは対照的よね。」

 

 

かすみ「ダイヤモンドパールに殻を破るは登場しませんけどね……。」

 

 

 

『ヘラクロスのつばめがえし!』

 

『ナエトルはたおれた!』

 

『ナタネはロズレイドをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「さあ、エースのお出ましです!」

 

 

 

『ロズレイドのどくばり!』

 

 

 

かすみ「流石に速いですね。」

 

 

果林「毒針は威力が低い技だけど……。」

 

 

 

『ヘラクロスはどくをあびた!』

 

 

 

果林「これがあるよのね。」

 

 

せつ菜「……。」ニヤリ

 

 

かすみ「せつ菜先輩が笑った……?」

 

 

 

『ヘラクロスのつばめがえし!』

 

『ロズレイドはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「やりました♪」

 

 

かすみ「ええ〜!?一撃!?」

 

 

果林「効果抜群とはいえ、流石に変ね……?」

 

 

せつ菜「ヘラクロスの『こんじょう』のお陰です!」

 

 

かすみ「根性?」

 

 

せつ菜「特性の根性は、毒や麻痺、火傷の時に攻撃力が2倍に跳ね上がる、とっても強い特性なんですよ♪」

 

 

果林「しかも、火傷の攻撃力半減を無視できるのよね。」

 

 

かすみ「す、すごい……!?」

 

 

せつ菜「これで2つ目のジムバッジ、ゲットです♪」

 

 

 

歩夢「というわけで!

 

愛「見事ジムバッジをゲットした3人は、

 

璃奈「次なる冒険へと歩みを進めるのであった!

 

 

 

[続きはpart5で!]

 

 

 

かすみ「それじゃあみなさ〜ん、

 

 

かすみせつ菜果林「ま

 

 

 

璃奈「次回の冒険は〜、

 

愛「これだ!!」ピッ…

 

 

1.2.3ーデトービコメー、イツカエガイタミーライガー♪

 

 

 

かすみせつ菜果林「え!?」

 

 

 

歩夢「2つ目のジムを攻略しハクタイシティを後にしようとした3人。

 

璃奈「そこに現れるミステリアスな女性、

 

愛「囚われたポケモンを解放するため、

 

歩夢「3人は強大な悪に立ち向かう!

 

愛「次回、ポケモットモンスターダイヤモンドパール!

 

歩夢愛璃奈「クールに、ヒールなデビュー戦!?掘って削ってポケモンバトル!」

 

 

 

果林「なんなのよ、そのタイトル……。」

 

かすみ「……!」キラキラ

 

 

 

璃奈「次回もポケモン、ゲットじゃぞ〜?」

 

アラン『ニャーン♪』

 

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 

 

 

 

かすみせつ菜果林「ああ!?またやられた!?」

 



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クールに、ヒールなデビュー戦!?掘って削ってポケモンバトル!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

電撃ONLINE分室の3人がポケットモンスターダイヤモンドパールに挑戦!今回の冒険は未知なる世界……!?


クールに、ヒールなデビュー戦!?掘って削ってポケモンバトル!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

 

 

かすみ「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていきます!」

 

 

果林「part5!」

 

 

せつ菜「前回は……前回はッ!……うぅ、」ウルウル

 

 

果林「せつ菜?」

 

 

せつ菜「ジムリーダーのナタネさんに、念願の1発勝利を……、」ウルウル

 

 

かすみ「泣くほどですか!?」

 

 

せつ菜「だって!その前はブニャット相手に5連敗、したっ、ですよ……!」ウワーン!

 

 

果林「有利タイプであんな目にあったら、そりゃトラウマにもなるわよね……。」

 

 

かすみ「ま、まあ!仲間も増えたことですし!これからはそんなことないですよ!……タブン。」

 

 

せつ菜「本当ですか……?」ウルウル

 

 

かすみ「!?……//////(無自覚で涙目上目遣いはズルい……!?)」

 

 

果林「新しい仲間も交えて、みんなの手持ちをおさらいよ♪」

 

 

 

かすみ

・ビッパ(どくどくだま)

・アブソル

・ヤミカラス

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

・ワンリキー

・アサナン

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムクバード

・フワンテ

・アゲハント  ←

 

 

 

 

かすみ「……ん?」

 

 

せつ菜「果林さん、いつの間にアゲハント捕まえてたんですか!?」

 

 

果林「え?ああ……この子は、ハクタイのもりをくまなく探索してたら出会ったのよ……。」メソラシ

 

 

かすみせつ菜(迷ってたんだな……。)ジー…

 

 

果林「さ、さあ!ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

 

 

 

〜ハクタイシティ〜

 

 

 

かすみ「あれ、止まった……?」

 

 

せつ菜「イベントでしょうか……?」

 

 

果林「誰かこっちに来るわね……。」

 

 

 

 

かすみ「えっと、要約すると……考古学者のシロナさんって人が秘伝マシンをくれました。」

 

 

果林「居合斬りって、細い木を切って道を開ける技よね?……ちょうどそこにあるような。」

 

 

せつ菜「早速覚えさせて進みましょう!」

 

 

かすみ「ラジャー!」

 

 

 

『ビッパのいあいぎり!』ズバッ!

 

 

 

かすみ「にしても、この建物なんなんですかね?トゲトゲしてて、厳つい外装ですけど……。」

 

 

果林「それに、入口をわざわざ塞いでいるなんて、まるで入られたくないみたいな……。」

 

 

せつ菜「ギンガ団のアジトだったりするかもしれませんよ!」

 

 

かすみ「ハハハ。まさか……。」

 

 

ウィーン…

 

 

 

 

 

 

 

〜ギンガ団アジト〜

 

 

 

ギンガ団『……。』ワラワラ

 

 

 

かすみ果林「そのまさかだった!?」

 

 

せつ菜「さあ!片っ端から倒していきましょう!」

 

 

かすみ果林「あ……。」

 

 

 

愛「さあ、いきましょう……?

 

璃奈「さあ、行こう!

 

歩夢「最高?

 

愛「我々のトークで、

 

歩夢「最高にハートフルなひと時を!

 

璃奈「レッツ、プレイ!

 

歩夢愛璃奈「サイコーハート!」ピッ…

 

 

ターイーヨー、フリソソグヨ♪

 

 

 

かすみ果林(ですよね〜……。)

 

 

せつ菜「うおおお!駆逐です!」ダダダ

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

璃奈「やってきました、トークタイム!」

 

 

愛「ポケモンにキャラに曲、」

 

 

歩夢「思い出トークは出尽くした感があるけど……。」

 

 

璃奈「今回のお題はなんだろう?」

 

 

 

[ダイヤモンドパールで苦労したポイントは?]ジャン!

 

 

 

歩夢「苦労したポイント……?ストーリーで苦戦した所ってことでいいのかな?」

 

 

 

[そうです♪]

 

 

 

愛「う〜ん、なんだろ?愛さんは縛りプレイとかしてなかったから、ぶっちゃけ初見で全部行けたけど……。」

 

 

歩夢「縛りプレイといえば、璃奈ちゃんは、ソード&シールドでも水タイプ縛りしてたよね?」

 

 

璃奈「うん。バージョン問わず、初見は水タイプで攻略するって決めてる!」

 

 

愛「じゃあやっぱりハクタイジムとか苦戦したん?」

 

 

璃奈「そうでもない。ここまで来れば、コイキングはギャラドスに進化してる。ブイゼルのソニックブームでも安定してダメージを出せる。」

 

 

歩夢「ダイヤモンドパールの時点で強かったんだね……。」

 

 

璃奈「……強いて言うなら、苦戦したのはチャンピオン戦。水タイプの技の通りが悪いのと、シンプルにレベルが高かった。」

 

 

愛「殿堂入り前からレベル60代のポケモンと戦わされるのはキツかったよね〜。」

 

 

歩夢「チャンピオンロードでレベル上げしたくても、野生のポケモンはレベル40代だから、『ちょっとだけ』時間がかかるもんね。」

 

 

愛璃奈(『ちょっとだけ』……!?)

 

 

愛「歩夢はどこか苦労したん?」

 

 

歩夢「私は……ストーリーとは関係ないけど、ヒンバスかな?」

 

 

璃奈「まさか……釣ったの?」

 

 

歩夢「うん♪ぜ〜んぜん釣れないもんだから、図鑑のバグを疑ったりもしたっけ……。」トオイメ

 

 

愛「ヒンバスって、進化させるのも大変だったよね。」

 

 

璃奈「コンテスト用の、美しさのパラメータを上げる必要があった。」

 

 

歩夢「ポフィン作りか、通信進化か、どっちが苦行かはその人次第だけどね。」

 

 

愛「お、そろそろ3人が最上階につくみたい。」

 

 

璃奈「それじゃあ私達はいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

〜ギンガ団アジト最上階〜

 

 

 

せつ菜「ここかーー!」

 

 

かすみ「また違うカッコの人がいますね。幹部の方でしょうか……?」

 

 

 

 

せつ菜「あ、やっぱり幹部の方みたいです。」

 

 

果林「2人続いて幹部が女性っていうのも珍しいわね。」

 

 

かすみ「後ろにいるのは……囚われたポケモン達みたいですね。」

 

 

せつ菜「勝って解放してあげましょう!」

 

 

 

 

 

『ギンガだんかんぶのジュピターがしょうぶをしかけてきた!』

 

『ジュピターはズバットをくりだした!』

 

『いけ!アブソル!』

 

 

 

かすみ「さあ!やっつけちゃいますよ!」

 

 

せつ菜「ファイトです!」

 

 

果林「今回はかすみちゃんなのね。」

 

 

かすみ「そろそろ出番をくれてもいいじゃないですか……。」ムー…

 

 

果林「そういえば、かすみちゃんのプレイは初出なのね……。」

 

 

 

『アブソルのおいうち!』

 

『ズバットのきゅうけつ!』

 

 

 

せつ菜「優勢ですよ!このまま押し切りましょう!」

 

 

かすみ「はい!」

 

 

 

『アブソルのおいうち!』

 

『ズバットはたおれた!』

 

『ジュピターはスカタンクをくりだした!』

 

 

 

かすみ「あ〜!!ズルい!!」

 

 

果林「え?」

 

 

かすみ「スカタンクなんて!いや、スカンプーですらまだ出てきてないのに!?」

 

 

果林「あ、そういう意味ね。」

 

 

せつ菜「スカタンクは毒、悪タイプのポケモンです!」

 

 

 

『アブソルのいわくだき!』

 

『スカタンクのえんまく!』

 

 

 

かすみ「な……!?」

 

 

せつ菜「命中が下がってしまいました!?」

 

 

果林「長期戦になると面倒ね……。」

 

 

 

『アブソルのいわくだき!』

 

『しかしアブソルのこうげきははずれた!』

 

『スカタンクのえんまく!』

 

 

 

かすみ「こ、これはまずいかも……!?」

 

 

果林「入れ替えた方がいいかもしれないわ

ね……。」

 

 

かすみ「ま、まだまだです!」

 

 

 

『アブソルのいわくだき!』

 

 

 

せつ菜「当たりましたよ!」

 

 

 

『スカタンクはオボンのみでたいりょくをかいふくした!』

 

 

 

かすみ「こ、こしゃくな……!」ワナワナ

 

 

 

『スカタンクのみだれひっかき!』

 

『4かいあたった!』

 

 

 

果林「このダメージ……下手したら撃ち負けかねないわね。」

 

 

かすみ「……そろそろですかね。」

 

 

せつ菜「何か秘策があるんですね!?」

 

 

かすみ「ニヒヒ……。まあ見ててくださいよ。」ニヒヒ…

 

 

 

『もどれ!アブソル!』

 

『いけ!ヤミカラス!』

 

 

 

せつ菜「なるほど!入れ替えてしまえば能力ダウンは恐るるに足らず、ですね!」

 

 

かすみ「そんなもの、全然秘策じゃありませんけどね♪」フフーン!

 

 

果林「妙に余裕があるわね……。」

 

 

 

『スカタンクのえんまく!』

 

 

 

かすみ「せいぜい頑張っちゃってください。」ニヒヒ

 

 

果林「なんか引っかかるわねえ。」ジー…

 

 

 

『ヤミカラスのつばさでうつ!』

 

『スカタンクのえんまく!』

 

 

 

かすみ「ニヒヒ……。」

 

 

せつ菜「スカタンクの体力が減ってきましたよ!このまま畳みかけましょう!」

 

 

かすみ「さあ〜、とどめです!!」

 

 

 

『ヤミカラスのくろいきり!』

 

『すべてのステータスがもとにもどった!』

 

 

 

果林「ここで黒い霧!?」

 

 

せつ菜「有無を言わさず全員の能力変化を無かったことにしてしまう、強力な技です!」

 

 

かすみ「アッハッハ!残念でした〜♪」

 

 

 

『スカタンクのみだれひっかき!』

 

『3かいあたった!』

 

 

 

かすみ「今更攻撃しても遅い遅い!チェックメイトです!」

 

 

 

『ヤミカラスのつばさでうつ!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『スカタンクはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「出ました!クリティカルヒットですよ!」

 

 

かすみ「ヤミカラスの特性『きょううん』は全ての攻撃技が急所に当たりやすくなっちゃう、と〜ってもお得な特性なんですよ♪」

 

 

果林「黒い霧で相手の能力ダウンを封じて、急所でとどめって、えげつないわね……。」

 

 

 

『ギンガだんかんぶのマーズとのしょうぶにかった!』

 

 

せつ菜「すごいですかすみさん!完全勝利ですよ!」

 

 

かすみ「ま、まあ?デビュー戦にしては上出来ですかね?」チラッ、チラッ…

 

 

 

 

せつ菜「無事にポケモン達を解放できましたね♪」

 

 

果林「ピィもおじさんの所に帰れて嬉しそうだったわね♪」

 

 

かすみ「お礼ってなんでしょうね……!?」

 

 

果林「もう、ガッツかないの。」

 

 

 

 

 

 

 

〜ハクタイシティ〜

 

 

 

かすみ「わーい!自転車貰っちゃいました♪」チャリーン♪

 

 

せつ菜「これでサイクリングロードを通れますね!」

 

 

果林「それじゃあ、そろそろ次の町を目指しましょうか。」

 

 

かすみせつ菜「お

 

 

 

歩夢愛璃奈「「まてーーーい!!!」」

 

 

 

かすみせつ菜果林「!!??」ビクゥ!?

 

 

 

歩夢「何かを忘れていないかね!?

 

愛「まだやり残したことがあるだろう!?

 

璃奈「まだ会ってない人がいるだろう!」

 

 

 

果林「え……、え!?」

 

 

せつ菜「やり残したこと……なんでしょう?」

 

 

かすみ「手持ちも増やしましたし、ジムバッジもギンガ団も済ませましたし……。」

 

 

 

歩夢「209ばんどうろにいけ!

 

愛「そしてちかつうろにいけ!

 

璃奈「いしのとうのこえをきけ!

 

歩夢愛璃奈「ちかでひとのこえをきけ!

 

 

 

かすみ「209番道路って随分先じゃないですか……。」

 

 

 

歩夢「そしてちかつうろにいけ!」

 

 

 

せつ菜「地下通路……?」

 

 

 

愛「……。」コッチダヨ

 

 

 

果林「あ、ありがとう?」

 

 

 

 

 

 

せつ菜「おじいさんから探検セットを貰えました!」ペカー

 

 

かすみ「これを使うと地下通路に行けるみたいですね。」

 

 

 

璃奈「ちかでひとのこえをきけ!」

 

 

 

果林「どうあっても地下通路に行かせる気みたいね……。」

 

 

せつ菜「物は試しです!さあ、まだ見ぬ世界へ!」シュポッ…

 

 

 

 

 

 

 

〜ちかつうろ〜

 

 

 

かすみ「あれ?誰かいますよ。」

 

 

せつ菜「この挙動は……もしかしてプレーヤー?」

 

 

果林「じゃあこの2人は、せつ菜ちゃんとかすみちゃんなのね。」

 

 

かすみ「こんな風に一緒に歩けるなんて、なんだか新鮮ですね♪」

 

 

せつ菜「すごいです!迷路ですよ!!」キラキラ

 

 

果林「へ、へえ〜……中々楽しめそうじゃない……。」

 

 

かすみ(あ……。)

 

 

璃奈「どこからでも出られるから安心して。」

 

 

果林「な、なるほど?結構便利じゃない。」

 

 

 

歩夢「みんな揃ったな!

 

愛「ここに集まって貰ったのは他でもない、

 

璃奈「君たちに探してほしい物があるのだ!

 

 

 

かすみ「え〜、自分たちでやってくださいよ……。」

 

 

 

歩夢「かすみくん!

 

 

 

かすみ「ひゃいっ!?」ビクッ!?

 

 

 

愛「探し物をするにしろしないにしろ、

 

璃奈「どちらにせよ君には来てもらう手筈だ。」

 

 

 

かすみ「なんでかすみんだけ……。」

 

 

 

歩夢「そして探して欲しいものとはずばり!

 

愛「ポケモンの化石である!

 

 

 

せつ菜「化石が発掘できるなんて、なんだかワクワクしてきました♪」

 

 

果林「でも私たち、誰も岩タイプ使えないのだけど……。」

 

 

 

璃奈「心配ご無用!

 

歩夢「君たちが見つけた化石は、

 

愛「我々が責任を持って譲り受ける!

 

 

 

かすみ「中間搾取じゃないですか……。」

 

 

 

璃奈「化石を譲ってくれた数だけ、

 

歩夢「ささやかながら我々から、

 

愛「素敵な返礼品を贈呈しよう!」

 

 

 

せつ菜「おお!?掘れば掘るほど、冒険に役立つアイテムが貰えちゃうんですね!?」

 

 

果林「なるほど?それじゃあ、手を抜くわけにはいかないわね♪」

 

 

かすみ「よ〜し!じゃあ何個掘れるか、競争です!」

 

 

せつ菜果林「おーー!!」

 

 

 

 

 

 

〜発掘タイム〜

 

 

 

せつ菜「この光る壁を調べれば……。」

 

 

果林「このハンマーとピッケルで掘るのね。」

 

 

かすみ「ま、待ってくださ〜

 

 

 

『こんにちは!』

 

『りなです なにをする?』

 

 

 

かすみ「ちょっと!?邪魔しないでよりな子〜!?」

 

 

 

『バイバイ!』

 

 

 

かすみ「こ、こんどこ

 

 

 

『こんにちは!』

 

 

 

かすみ「ぎにゃあ!?」

 

 

 

『あゆむです なにをする?』

 

 

 

かすみ「歩夢先輩まで!?……って、なんで3人ともかすみんを取り囲んでるんですか〜!?」

 

 

歩夢愛璃奈『……。』ワラワラ

 

『バイバイ!』

 

 

 

愛「……。」

 

 

かすみ「ええい、そこだ!!」ダッ‼︎

 

 

愛「なにぃ!?我々のジェットストリームアタックを、

 

 

歩夢「かわしただと!?」

 

 

璃奈「……。」リナチャンボード、ニヤリ

 

 

 

『カチッ』

 

 

 

かすみ「……かちっ?」

 

 

 

『こんらんトラップをふんでしまった!』

 

 

 

かすみ「な、なんなんですかこれ〜?」フラフラ

 

 

歩夢「……。」ワラワラ

 

 

愛「……。」ワラワラ

 

 

璃奈「……。」ワラワラ

 

 

 

『こんにちは!』

 

 

 

かすみ「こ……こんなの、あんまりですう〜〜!!??」

 

 

 

 

 

せつ菜「黒い鉄球?が掘れました!」

 

果林「こっちは炎の石が出たわ♪」

 

 

 

 

 

 

歩夢「さて、ここからは!

 

『こんにちは!』

 

愛「我々がトークで、

 

『バイバイ!』

 

璃奈「発掘タイムを、

 

『カチッ』

 

歩夢愛璃奈「ツナガルコネクト!」

 

チガウスーガタ、チガウーカタチ♪

 

 

かすみ「ぎゃあ〜!?」フキトバシトラップ

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

愛「やってきました、トークタイム!」

 

 

璃奈「『ダイヤモンドパールで苦労したポイント』の続きをお送りします。」

 

 

歩夢「確か、あとは愛ちゃんだったよね?」

 

 

愛「愛さんはね〜、結構迷ったけど……215番道路かな。」

 

 

璃奈「道路……?」

 

 

歩夢「ポケモンリーグの人でも、ギンガ団の人でもないんだ。ちょっと意外……。」

 

 

愛「いや〜、愛さん最初に選んだのがヒコザルだったからさ?ずっと雨が降ってる215番道路がキツかったな〜って。」

 

 

璃奈「確かに、メインウェポンの炎技が半減されるのは致命的。」

 

 

歩夢「ズイタウンから一気にトバリシティまで行こうとすると、意外と長くて消耗しちゃうんだよね。」

 

 

愛「しかも、最後のエリートトレーナーがダブルバトルで、ギャラドスやらルクシオやら使ってくるから……もう参っちゃったよ〜。」

 

 

璃奈「ダブルバトルでの威嚇は強い。今でも特性の威嚇はトレンド。」

 

 

歩夢「でもまだ、シングルよりは多様性があってマシじゃないかな?自分で考えて作ったパーティーが多い気がするよ。」

 

 

愛「いいね〜ダブルバトル。なんだか久しぶりにやりたくなっちゃったよ!」

 

 

璃奈「……じゃあ、私たちも手持ちのをタイプを統一して、3人と戦ってみる?」

 

 

 

[時間に余裕があったら]

 

[やってみるのも良いですね♪]

 

 

 

歩夢「え、いいんですか!?」

 

 

 

[ほどほどにいじめてあげてください♪]ニコ♪

 

 

 

かすみせつ菜果林(え……!?)ゾクッ

 

 

 

愛「やったーー!!じゃあ今度のトークタイムでタイプ決めよ?」

 

 

歩夢璃奈「お〜♪」

 

 

愛「というわけで、」

 

 

歩夢「私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩夢「……。」チラ

 

 

愛璃奈「……。」コクリ

 

 

歩夢愛璃奈「さらばッ!!」シュポーン

 

 

かすみ「はあ……一体なんだったんですか……。」

 

 

 

歩夢「それでは!

 

愛「化石を寄越せーい!

 

璃奈「ポケモンセンターで待っているぞ!」

 

 

 

 

 

 

果林「あおぞらプレート?……へえ、飛行タイプの技が強くなるのね。良いものを貰っちゃったわ♪」

 

 

かすみ「鋭い爪……持たせると急所に当てやすくなるんですね。これは中々、悪いことができちゃいそうです♪」

 

 

果林「かすみちゃん、あの中でよく化石見つけられたわね?」

 

 

かすみ「見てたなら助けてくださいよ〜……。」

 

 

せつ菜「素晴らしい回避っぷりでしたよ!」

 

 

かすみ「あはは……。」

 

 

せつ菜「私の返礼品は……気合いのハチマキ。瀕死のダメージをくらっても耐えることがある……これは面白そうです!」

 

 

果林「色々あったけど、今度こそ次の町を目指しましょうか。」

 

 

かすみせつ菜「おーー!!」

 

 

 

歩夢「というわけで!」

 

 

 

果林「え……!?」

 

 

 

愛「囚われたポケモンを解放し、

 

璃奈「自転車に探検セットで遊び尽くした一同は、

 

歩夢「次なる冒険の舞台へと漕ぎ出すのであった!」

 

 

 

[続きはpart6で!]

 

 

 

せつ菜「それでは皆さ

 

 

 

璃奈「次回の冒険は〜、

 

歩夢「これだ!」ピッ…

 

ウーイエ! ガンガンススメ カーゼキッテ♪

 

 

 

果林「え、また……!?」

 

 

 

愛「破竹の勢いで町を股にかける3人!

 

歩夢「新たな仲間、懐かしい背中、立ちはだかるジムリーダー!

 

璃奈「強くなったのはお前だけじゃない!

 

愛「見せてやろうぜ!成長した俺たちを!

 

歩夢「次回、ポケモットモンスターダイヤモンドパール!

 

 

歩夢愛璃奈「交わす友情、交わる拳!魂ぶつかるトバリジム!」

 

 

 

かすみ「なんだか次回はハードそうですね……。」

 

 

せつ菜「燃えてきました!」

 

 

 

璃奈「次か

 

 

 

果林「次回もポケモン、ゲットじゃぞ♡」

 

アラン『ニャーン♪』

 

 

 

璃奈「……、」プクー…

 

歩夢愛かすみせつ菜「最後持って行かれた!?」

 

 



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交わす友情、交わる拳!魂ぶつかるトバリジム!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

電撃ONLINE分室の3人がポケットモンスターダイヤモンドパールに挑戦!なにやら今回は息つく間もないくらい予定が盛り沢山なようで……?


交わす友情、交わる拳!魂ぶつかるトバリジム!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

 

 

 

せつ菜「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていきますよ〜!」

 

 

かすみ「part6です!」

 

 

果林「前回は……あれ?全然進んでなくない……?」

 

 

せつ菜「ギンガ団の方々と戦って、地下通路で遊びました♪」ペカー

 

 

かすみ「前回は散々でしたよ……。」

 

 

果林「じゃあ、いつものいっとく?」

 

 

せつ菜「はい!皆さんの手持ちをおさらいです!」

 

 

 

かすみ

・ビッパ(どくどくだま)

・アブソル

・ヤミカラス

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

・ワンリキー

・アサナン

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムクバード

・フワンテ

・アゲハント

 

 

 

 

かすみ「まあ……変わってませんよね。」

 

 

果林「これから増やしていけばいいわ。」

 

 

せつ菜「それではみなさん!

 

 

かすみせつ菜果林「さあ!ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

 

〜ハクタイシティ〜

 

 

 

 

かすみ「おや?いきなり呼び止められましたね?」

 

 

 

 

せつ菜「学習装置を頂きました!」

 

 

果林「戦闘に出なくても、持っているだけで経験値が貰えるのは嬉しいわね♪」

 

 

 

 

 

 

〜サイクリングロード〜

 

 

 

かすみせつ菜「ヒ↑ャッハーー!!」チャリーン

 

 

せつ菜「美味そうなカモどもがウヨウヨいやがるぜー!↑」チャリーン

 

 

 

果林「せ、せつ菜……?」オロオロ

 

 

 

かすみ「フォアグラにして食ってやろうかーー!↑」チャリーン

 

 

 

果林「かすみちゃんまで!?」

 

 

 

せつ菜「邪魔する豚野郎どもは埋めてやるぜーー!↑」チャリーン

 

 

かすみ「掘り出して、スライスして食ってやろうかーー!↑」チャリーン

 

 

 

果林「2人ともどうしちゃったの!?」オロオロ

 

 

 

せつ菜「ポケモンマスターの卵とは私のことよ!!」チャリーン

 

 

かすみ「チョウザメの卵とはかすみんのことよ!!」チャリーン

 

 

 

果林(……ん?)

 

 

 

せつ菜「優木せつ菜のお通りだああ!!!」チャリーン

 

 

かすみ「3大珍味のお祭りだああ!!!」チャリーン

 

 

 

璃奈「welcome to this crazy time!

 

歩夢「このイカレた時代にようこそ、

 

愛「時は正に世紀末!」

 

 

 

果林「じゃ な い か ら!」ビシッ

 

 

 

歩夢璃奈愛かすみせつ菜「え〜……。」ブーブー

 

 

 

果林「あんまり乱暴な言葉使うと放送コードに引っかかるでしょ?」

 

 

せつ菜「は〜い……。」シュン…

 

 

果林「かすみちゃんも、いちいち食べ物に例えて食べようとしないの!」

 

 

かすみ「は〜い……。」シュン…

 

 

果林「っていうか、3大珍味のお祭りって何なのよ……?」

 

 

かすみ「えっへっへ……///」

 

 

果林「トリュフとかわかりにくいし……それに、フォアグラは鴨じゃなくてアヒルよ?」

 

 

かすみ「ええ!?」

 

 

果林「しかも最後なんて、食べられる側だし。」

 

 

かすみ「ハッ……!?」ガビーン

 

 

果林「はあ……。とにかく、進みましょう。

なんだかどっと疲れちゃったわ……。」

 

 

 

 

 

 

 

〜206ばんどうろ〜

 

 

 

せつ菜「サイクリングロードの下にも来られるんですね。」

 

 

かすみ「探索しましょー!」

 

 

果林「やれやれ、ね……。」ヤレヤレ

 

 

 

 

せつ菜「うおおお!」チャリーン

 

 

シュポッ…

 

 

せつ菜「あれ?洞窟っぽい所に入ってしまいました!?」

 

 

かすみ「そんな横穴ありましたっけ?」

 

 

果林「ええ。真っ暗でよくわからないけど……。」

 

 

せつ菜「え?普通に明るいですよ?」

 

 

果林「そんなはずないわ。もう2、3歩先は見えないもの。」

 

 

かすみ「2人とも、ほんとに同じ所にいるんですか……?」ジー…

 

 

せつ菜「もしかして、横穴は1つじゃない……?」

 

 

シュポッ…

 

 

かすみ「あ、かすみんも入れました。普通に明るいですよ?」

 

 

果林「ええ!?嘘でしょ?」

 

 

かすみ「そういえば果林先輩、さっきから連れてる子誰ですか?」

 

 

せつ菜「可愛い女の子ですね♪」

 

 

果林「この子?確かミルって名乗ってたわね。迷子だから外まで案内して欲しいそうよ。」

 

 

かすみせつ菜(ミルさん、ご愁傷様です……。)

 

 

かすみ「あ、技マシン拾いました!……って、地震!?」

 

 

せつ菜「それ私も拾いました!序盤からあると頼もしい技ですよね♪」

 

 

果林「それどこにあったの?」マックラ

 

 

せつ菜「たぶん、そっちにはないと思います……。」

 

 

シュポッ…

 

 

かすみ「……なるほど。果林さん、こっちの横穴に入ってたんですね。」

 

 

シュポッ…

 

 

せつ菜「かすみさんは探索しないんですか?」

 

 

かすみ「いや、これすっごく時間食いますよね?」

 

 

せつ菜「……先、進みましょうか?」

 

 

かすみ「はい♪」

 

 

 

果林「出口どこ〜?」

 

 

 

 

 

『やせいのスカンプーがあらわれた!』

 

かすみ「あ!この子捕まえちゃいましょう。」

 

 

 

 

 

 

〜テンガンざん〜

 

 

 

せつ菜「止まってしまいました。」

 

 

かすみ「誰かこっちに来ますね……。」

 

 

 

 

せつ菜「アカギさん、不思議な雰囲気の人でしたね。」

 

 

かすみ「とりあえず、進みましょうか。」

 

 

 

 

 

〜206ばんどうろ〜

 

 

 

果林「やった!!出られたわ!!」

 

 

 

 

 

 

〜208ばんどうろ〜

 

 

 

 

 

『……だまってこれをもっていけ!』

 

『かなめいしをてにいれた!』

 

 

 

かすみ「かなめいし?」

 

 

せつ菜「要の石です!要とは、『要点』という言葉にあるように、ものをひとまとめにする重要な箇所という意味です。」

 

 

かすみ「へ、へえ〜……。」

 

 

せつ菜「要石はアーチ状の橋などに、最後の仕上げでてっぺんに打ち込む石のことですよ!」

 

 

かすみ「せつ菜先輩って博識ですね。」

 

 

せつ菜「なんてったって、生徒会ち……、」

 

 

かすみ「せつ菜先輩?」

 

 

せつ菜「ななな、なんでもないですよ〜!?」

 

 

かすみ「そこは別に隠すところでは……。」

 

 

せつ菜「優木せつ菜は謎多きスクールアイドルなんです!」

 

 

かすみ「……ま、別に構いませんけど……。」

 

 

 

『209ばんどうろにいけ! そしてちかつうろにいけ! いしのとうのこえをきけ! ちかでひとのこえをきけ!』

 

 

 

かすみ「ひいっ!?」ビクッ!?

 

 

せつ菜「かすみさん?」

 

 

かすみ「ジェットストリームアタックはもう嫌ですッ……!!」ガクブル

 

 

 

果林「……はあ、やっと追いついた……!!」

 

 

せつ菜「お疲れ様です♪」

 

 

 

 

 

 

〜ヨスガシティ〜

 

 

せつ菜「あれは……ミミロル?わわ!?こっちに来ます!?」

 

 

 

 

果林「トレーナーさんが追いついて来たわね。」

 

 

かすみ「お礼ってなんでしょう?」ワクワク

 

 

果林「こーら、ガッツがないの。」

 

 

かすみ「え〜……。」

 

 

せつ菜「コンテスト会場を目指しましょう!」

 

 

 

 

 

〜コンテストかいじょう〜

 

 

 

果林「さっきの人がいるわね。」

 

 

せつ菜「一緒にいるのは……おかあさん!?」

 

 

かすみ「こんなところまで来てたんですね?」

 

 

 

 

果林「シンオウ地方ではコンテストなんてものもあるのね。」

 

 

せつ菜「ドレスアップにダンスに、技を使ったアピール……面白そうです!」

 

 

かすみ「これはなかなかやり込み甲斐がありそうですね。」

 

 

せつ菜「よ〜し早速……いき

 

 

 

[言い忘れてましたけど]

 

[コンテストは]

 

[クリアとは関係ないので]

 

 

 

かすみ「え……。」

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

 

 

せつ菜「あんまりです……。」シュン…

 

 

果林「と、とりあえずジムに行ってみましょうか?」

 

 

 

 

かすみせつ菜果林「閉まってる(ます)……。」

 

 

果林「……え?じゃあもうこの町で出来ることって……。」

 

 

せつ菜「ない……?」

 

 

かすみ「……え?もうこの町終わりですか?」

 

 

果林「えっと……次の町に進みましょうか。」

 

 

 

 

『じゃーん!!まってたぜ!かすみ!!』

 

 

 

かすみ「げげ!?」

 

 

せつ菜「ライバルのジュンさんです!」

 

 

 

『おたがいどれだけつよくなったかここでくらべるぞ!』

 

『ポケモントレーナーならいつだってたたかえるようにしておくのあたりまえ!まったなしだぜー!!』

 

 

 

かすみ「不意打ちは卑怯です〜!?」

 

 

 

『ポケモントレーナーのジュンがしょうぶをしかけてきた!』

 

『ジュンはムックルをくりだした!』

 

『いけ!ヤミカラス!』

 

 

 

果林「ジュンくんってなんだか、いつも忙しないわよね。」

 

 

かすみ「こ、こうなったら、コテンパンにしてやります!」

 

 

せつ菜「頑張ってください♪」

 

 

 

『ヤミカラスのつばさでうつ!』

 

『ムックルのがむしゃら!』

 

 

 

かすみ「うっそお!?」

 

 

果林「こっちの方がレベルが高いのに、ダメージレースで負けた……!?」

 

 

せつ菜「いや、これは『がむしゃら』の効果です。」

 

 

果林「がむしゃら……?あんまり見かけない技だけど。」

 

 

せつ菜「我武者羅は自分や相手の能力に関係なく、無理やり相手のHPを自分と同じになるまで減らしてしまう恐ろしい技なんです……!」

 

 

かすみ「へ、へえ〜?少しはできるみたいですねえ?」

 

 

 

『ムックルのでんこうせっか!』

 

 

 

かすみ「あ、ずるい!?」

 

 

果林「……危なかったわね。」

 

 

せつ菜「がむせっかと呼ばれる強力なコンボです。もう少しヤミカラスの攻撃が高かったら負けてましたね。」

 

 

かすみ「ひ、ヒヤヒヤさせてくれちゃって……!これで終わりです!」

 

 

 

『ヤミカラスのおいうち!』

 

『ムックルはたおれた!』

 

 

 

かすみ「はっはっはー!おとといきやがれです♪」ドヤ

 

 

果林「トレーナーまで悪になり切らなくてもいいのよ?」

 

 

せつ菜「さすが腹黒系スクールアイドルです♪」ペカー

 

 

かすみ「だ、誰が腹黒系ですか!?」

 

 

 

『ジュンはブイゼルをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「次のポケモンはブイゼル、水タイプのポケモンです!」

 

 

かすみ「ぐぬぬ……。」

 

 

 

『もどれ!ヤミカラス!』

 

『いけ!アブソル!』

 

『ブイゼルのアクアジェット!』

 

 

 

かすみ「危な!?」

 

 

せつ菜「アクアジェットは相手よりも先に攻撃できる技です!」

 

 

果林「確実にヤミカラスを仕留めに来てたわね……。」

 

 

かすみ「相手賢過ぎでしょ!?」

 

 

 

『ブイゼルのアクアジェット!』

 

『アブソルのつるぎのまい!』

 

 

 

果林「アブソルの攻撃力が上がったわ。」

 

 

せつ菜「一気にごぼう抜きです!」

 

 

かすみ「……。」ニヒヒ…

 

 

 

『アブソルのおいうち!』

 

『ブイゼルはたおれた!』

 

『ジュンはモウカザルをくりだした!』

 

 

 

かすみ「来ましたね、対悪タイプ最強兵器……!」

 

 

果林「そこまで言わなくても……。」

 

 

せつ菜「いえ!高い素早さとパワーから繰り出されるタイプ一致格闘技は、悪タイプにとってものすごい脅威です!」

 

 

果林「かすみちゃん、大丈夫かしら……?」

 

 

 

『モウカザルのマッハパンチ!』

 

 

 

かすみ「!!……、よし、耐えた!」

 

 

果林「ミリ単位……ギリギリだったわね。」

 

 

せつ菜「いっけーー!!」

 

 

 

『アブソルのバトンタッチ!』

 

『いけ!スカンプー!』

 

 

 

果林「ええ!?ここで交替!?」

 

 

せつ菜「なるほど……流石ですかすみさん!」

 

 

果林「え?どういうこと?」

 

 

せつ菜「もう少し見てから解説しましょうか。」

 

 

果林「え、ええ……。」

 

 

 

『モウカザルのマッハパンチ!』

 

『スカンプーのきりさく!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『モウカザルはたおれた!』

 

 

 

果林「モウカザルをあっさり倒した!?」

 

 

かすみ「へへーん!これがかすみんのスーパー頭脳プレイです!」ドヤ

 

 

果林「スカンプーってそんなに攻撃力あったかしら……?」

 

 

せつ菜「バトンタッチです!」

 

 

果林「バトンタッチ……そういえば、さっきアブソルは技を使って交替してたわね。」

 

 

せつ菜「バトンタッチは、能力変化や様々な効果を次のポケモンに受け継ぐことができるテクニカルな技です!」

 

 

果林「つまりアブソルの剣の舞で上がった攻撃力を、スカンプーが受け継いでいたのね。」

 

 

かすみ「それだけじゃありませんよ?スカンプーには鋭い爪を持たせたので、『きりさく』と合わせて、急所を狙っちゃいました♪」ドヤ

 

 

せつ菜「今のスカンプーは止まりませんよ〜!」

 

 

 

『ジュンはロゼリアをくりだした!』

 

 

 

かすみ「もうかすみんの勝ちは揺るぎません!」

 

 

 

『ロゼリアのマジカルリーフ!』

 

『スカンプーのきりさく!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『ロゼリアはたおれた!』

 

『ポケモントレーナーのジュンとのしょうぶにかった!』

 

 

 

かすみ「完全勝利です♪」ドヤ

 

 

果林「す、すごい……!?」

 

 

せつ菜「さすがです!」

 

 

 

 

 

 

〜209ばんどうろ〜

 

 

 

せつ菜「新マップです!」ダダダ

 

 

かすみ「う……、」

 

 

果林「かすみちゃん?」

 

 

かすみ「絶対何かあるじゃないですかここ……。」

 

 

果林「何か……?」

 

 

 

(209バンドウロニイケ! ソシテチカツウロニイケ! イシノトウノコエヲキケ! チカデヒトノコエヲキケ!)

 

 

 

果林(そういえば何か言ってたような……。)

 

 

 

せつ菜「なんでしょうこれ?」

 

 

 

みたまのとう『……。』

 

 

 

せつ菜「かなめいしが丁度ハマりそう?…………、えーーい!!」カポッ…

 

 

 

『なにかしらけはいがする いまにもなにかでてきそうだ!』

 

 

 

かすみ「ほらやっぱり何かあった〜!!」ギニャアア⁉︎

 

 

 

『……』

 

 

 

せつ菜果林「……あれ?」

 

 

かすみ「って、何もないんか〜い!?」

 

 

果林「なんだか拍子抜けしちゃったわ……。」

 

 

かすみ「な〜んだ、何もないなら石だけはめてさっさと……

 

カポッ…

 

 

 

『ユラーッ!!』

 

 

 

かすみ「なんでかすみんだけ〜!?」ギニャアア⁉︎

 

 

果林「 」

 

 

 

『やせいのミカルゲがあらわれた!』

 

 

 

せつ菜「ミカルゲです!この子は悪タイプですよ、かすみさん!」

 

 

かすみ「だったら捕獲あるのみです!……あれ?でもなんでかすみんだけ……?」

 

 

 

歩夢「209ばんどうろにいけ!

 

愛「そしてちかつうろにいけ!

 

璃奈「いしのとうのこえをきけ!

 

歩夢愛璃奈「ちかでひとのこえをきけ!」

 

 

 

せつ菜「御三方がたびたび仰ってたセリフ……なるほど!かすみさん、ジェットストリームアタックですよ!」

 

 

かすみ「ひいッ!?その単語はもう聞きたくないです〜!」

 

 

せつ菜「ほら、歩夢さん達が執拗にかすみさんに話しかけてたのって……!」

 

 

かすみ「……もしかしてこれのため、ですか?」

 

 

 

歩夢愛璃奈「……、!」グッ…!

 

 

 

 

 

 

『ミカルゲをつかまえた!』

 

 

 

かすみ「やりました♪」

 

 

果林「おめでとう、かすみちゃん♪」

 

 

せつ菜「あ、果林さんお目覚めですね。」

 

 

果林「へ!?な、なんのことかしら!?そ、それよりも!次の町はもうすぐよ!?」ダラダラ

 

 

かすみ「じー……。」ジー…

 

 

 

 

 

 

〜ズイタウン〜

 

 

 

せつ菜「すごいです!牧場ですよー!」キラキラ

 

 

かすみ「牧場ってことは……。」

 

 

せつ菜「育て屋さんです!」

 

 

果林「育て屋さん?……預かり屋さんじゃなくて?」

 

 

かすみ「そっか、果林先輩はポケモンやり始めたの、ソード&シールドからでしたね。」

 

 

せつ菜「シンオウ地方では育て屋さんで、預けたポケモンは時間が経つと育っていくんですよ!」

 

 

果林「それは便利ね。せっかくだし私も預け……と思ったけど、やっぱり連れていこうかしら。」

 

 

せつ菜「連れていけないくらい、沢山仲間ができたらここに来ればいいですよ♪」

 

 

かすみ「あ、黒いサングラス貰えました♪」

 

 

せつ菜「よ〜し、どんどん探索

 

 

 

[次の町行きましょう]

 

 

 

かすみせつ菜果林「え!?」

 

 

 

[今日中に次のジムまで行かないとなので]

 

 

 

果林「かなりタイトなスケジュールなのね……。」

 

 

 

[頑張って皆さんに]

 

[徹夜してもらっても]

 

[いいんですけど〜、]

 

[そうすると私、]

 

[捕まっちゃうので☆]

 

 

 

かすみ「そこはしっかりしてるんですね……。」

 

 

せつ菜「あはは……。」

 

 

果林「それに夜更かしは美容の大敵だものね。」

 

 

せつ菜「それでは、早速次の町を目指しましょう!」

 

 

 

歩夢「さあここからは!」

 

愛「我々がトークで!

 

璃奈「次の町まで!

 

歩夢「繋ぎましょう!」

 

 

 

かすみせつ菜果林「 」ズコッ!?

 

 

かすみ「そこはいつものじゃないんですか……。」

 

 

 

愛「ちゃんとやりますトークタイム、

 

璃奈「お約束は守りましょう。

 

歩夢「約束?

 

愛「promise!

 

璃奈「あなたにchoice!

 

歩夢「レッツ、プレイ……

 

歩夢愛璃奈「Awaking Promise !!」ピッ…

 

アシターヘツヅク、ナミーキノミチ♪

 

 

 

せつ菜「またまた新パターンです!」

 

 

果林「なんだか、無理やり感が否めないんだけど……。」

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

歩夢「やってきました、トークタイム!」

 

 

愛「いや〜中々出番がないから、今回は無いのかと思っちゃったよ。」

 

 

璃奈「早速だけど、今回のお題は……。」

 

 

 

[3人のタイプを決めましょう!]

 

 

 

愛「待ってました!」

 

 

歩夢「今回は、最初に3人がやったダーツで選ばれてないタイプから、私たちが使うタイプを決めるんだよね。」

 

 

璃奈「私たちが用意したサポートポケモン、本当は沢山いる。」

 

 

愛「選ばれなかった子達も、また活躍のチャンスがあるってことだよね!」

 

 

歩夢「決め方は……またダーツでいいのかな?」チラッ

 

 

 

ダーツ

[ノーマル

かくとう ×

エスパー

あく ×

はがね

ひこう ×

でんき

いわ

むし]

 

 

 

愛「愛さんめっちゃ楽しみにしてたんだ〜!早くやろ!」

 

 

璃奈「じゃあ、一番手は愛さんから。」コレツカッテネ

 

 

愛「サンキュー、りなりー。よ〜し……。」ピタ…

 

 

歩夢「愛ちゃん?」

 

 

愛「……技名、叫ぶ?」

 

 

璃奈「え、いや……あれは……。」アタフタ

 

 

歩夢「……叫ばないの?」キョトン

 

 

愛「そうこなくっちゃ♪」

 

 

璃奈「 」

 

 

愛「よ〜し……、!サイキック、サンライズ、ダ↑イナマイト!愛、だけに☆!」ビューン!

 

 

 

 

ダーツ[でんき]

 

 

 

歩夢「でんきタイプだよ♪」

 

 

愛「やったーー!!レントラー使えるじゃん!」

 

 

璃奈「思い出のポケモンでも言ってた。好きなポケモンが使えると、テンション上がる!」コレツカッテネ

 

 

歩夢「次いいの?……ありがとう♪」

 

 

愛「気になる歩夢のタイプは……!」ゴクリ

 

 

歩夢「……運命は糾える縄の如く。宿命の輪廻は止めどなく。光を孕み、闇を抱き、描く螺旋は人の業。……イモータル、ストリーー、ムッ!!」ビューーンッ!

 

 

愛璃奈(思ったより本格的!?)

 

 

 

 

ダーツ[ノーマル]

 

 

 

璃奈「ノーマルタイプ!」

 

 

愛「良いタイプを引いたね♪ラッキー使えるじゃん!」

 

 

歩夢「この頃は『しんかのきせき』がないから、ハピナスにして使うことになりそうだけどね♪」

 

 

愛「じゃあ最後はりなりーだ!」ハイコレ!

 

 

 

璃奈「ありがとう。……ねえ、やっぱりやらなきゃダ

 

 

愛歩夢「……。」ワクワク

 

 

璃奈「……致し方なし。」

 

 

歩夢愛「〜!」ガンバレー!

 

 

璃奈「//////……、!君にセレクト、ハートにコネクト!……貫け!リナリウムスラスト!!」ピューン!

 

 

 

 

ダーツ[エスパー]

 

 

 

歩夢「エスパータイプだね♪」

 

 

愛「エスパータイプって、変化技が多彩だから使っていて楽しいよね〜。」

 

 

璃奈「頑張って使いこなす。」

 

 

歩夢「璃奈ちゃん位になると、もう使いこなすってレベルじゃないよね……。」

 

 

愛「あんまりいじめてあげるなよ〜?」

 

 

璃奈「3人は……もう少しかかりそうかな。2人は、今決めたタイプで使いたいポケモンはいる?」

 

 

歩夢「私はハピナス……はもう言ったから、ポリゴンZかな。」

 

 

愛「ポリゴンZの火力は凄まじいよね〜。」

 

 

璃奈「破壊光線で全てを蹴散らす快感は、言い表せない。」

 

 

歩夢「璃奈ちゃんは、どの子を使ってみたい?」

 

 

璃奈「私は、ドータクン。」

 

 

愛「ドータクンって、特性がどっちも弱点をカバーしてくるから、敵に出てくると圧力すごいよね〜。」

 

 

歩夢「ドータクンっていえば、硬い守りを活かして、ダブルバトルでサポート役をよくしてる印象があるよね。」

 

 

璃奈「うん。……それだけだと思ってる人は、痛い目をみるけどね。」リナチャンボード、ニヤリ

 

 

歩夢「最後は愛ちゃんかな?」

 

 

愛「愛さんはね〜、レントラー!……はもうわかってるだろうから、ピカチュウ !……とみせかけて……、

 

 

歩夢「あれ?ピカチュウじゃないんだ?……愛ちゃんってピカチュウ推しだからてっきりピカチュウを推してくるものだと思っちゃったよ。」

 

 

愛「ライチュウにしよっと!」

 

 

璃奈「……ライチュウ。オレンジ色のボディとコッペパンな手が可愛い。ピカチュウよりも決定力もある。」

 

 

歩夢「技のレパートリーも豊富だから色んな戦い方ができるよね。」

 

 

愛「そうそう!攻撃と特攻が同じだから攻撃型のカスタマイズ性も高いんだよね!」

 

 

璃奈「あ、そろそろ3人が次の町に着くみたい。」

 

 

歩夢「それじゃあ私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

〜トバリシティ〜

 

 

 

せつ菜「すご〜い!!大都会ですよ〜!!」キャッキャ

 

 

かすみ「流石に疲れました……。」

 

 

果林「かすみちゃんのパーティーは下準備をするタイプだから、一戦が長引いちゃうものね。」

 

 

せつ菜「デパート!デパートがありますよ2人とも〜!!」キラキラ

 

 

かすみ「いつになくテンション高いですねせつ菜先輩。」

 

 

果林「フフ♪そうね。にしても、この町は探索しがいがありそ

 

 

 

[ジム]

 

 

 

かすみ「……ん?」

 

 

せつ菜「お買いも

 

 

 

[ジム]

 

 

 

果林「ゲームコー

 

 

 

[ジム]

 

 

 

果林「……ん?」

 

 

 

[早く、ジムに……]プルプル…

 

 

 

せつ菜「え〜、少しくらい見て回ってからでも

 

 

 

[捕まるのは嫌です……]プルプル…

 

[お願い、早く……]プルプル…

 

 

 

かすみ「……ま、まあ、町を見るのは明日でも良いですかね?」

 

 

 

[かすみちゃん……!(泣)]ウルウル

 

 

 

果林「……こんな理由で捕まったなんて、笑い話にもならないものね。」

 

 

 

[果林ちゃん……(泣)]ウルウル

 

 

 

せつ菜「2人とも!すたっふさんの為にも早くバッジをゲットしちゃいましょう!」

 

 

 

[せつ菜ちゃん、みんな……(泣)]ウルウル

 

 

 

かすみ「このジムは格闘タイプっぽいですね。」

 

 

果林「じゃあ、1番早く終わらせるには私が……!」

 

 

 

[かすみちゃん、ファイト!]スッ…

 

 

 

せつ菜「あれ?かすみさんなんですか?」

 

 

果林「そこは譲らないのね……。」

 

 

かすみ「こ、この人は……。」

 

 

 

 

 

〜トバリジム〜

 

 

 

果林「じゃあかすみちゃん!道中のトレーナーは……、

 

 

かすみ「パパッとお掃除です♪」

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

 

 

〜ジムリーダー前〜

 

 

 

果林「あら?可愛い女の子なのね?」

 

 

せつ菜「筋肉隆々の殿方かと思ってました……ちょっと意外ですね。」

 

 

 

『ジムリーダーとしてあたしなりにしんけんにがんばるのでどこからでもかかってきてください!』

 

 

 

かすみ「か、かすみんの方が可愛くて強いんですから!……勝負です!」

 

 

 

『ジムリーダーのスモモがしょうぶをしかけてきた!』

 

『スモモはアサナンをくりだした!』

 

『いけ!ミカルゲ!』

 

 

 

せつ菜「これは有利対面ですよ!」

 

 

果林「ゴースト悪タイプのミカルゲには、アサナンの格闘技も、エスパー技も効かないものね。」

 

 

かすみ「さあ〜、恐れ慄くがいい〜!」ワッハッハ

 

 

 

『もどれ!アサナン!』

 

『いけ!ゴーリキー!』

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

『しかしミカルゲのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「ま、まあ?1ターンくらいくれてやりますよ!?せいぜい余生を楽しむといいです♪」

 

 

せつ菜「まだ有利対面ですよ!」

 

 

果林「にしても、何故ゴーリキー……?」

 

 

 

『ゴーリキーのみやぶる!』

 

『ゴーリキーはミカルゲのしょうたいをみやぶった!』

 

 

 

せつ菜「これは不味い、とっても不味いです……!」

 

 

果林「そうなの?」キョトン

 

 

せつ菜「『みやぶる』は、受けると本来効果がないはずの技が当たってしまうようになる技です!」

 

 

果林「つまり、これからはゴーストタイプのミカルゲに格闘タイプの技が当たるのね。」

 

 

せつ菜「しかも、ミカルゲは悪タイプなので……。」

 

 

果林「威力2倍の格闘技が飛んでくる、と。」

 

 

 

[かすみちゃぁん……]ウルウル

 

 

 

かすみ「大丈夫ですよ♪かすみんはサイキョー可愛い悪タイプ使いなんですから☆すたっふさんは安心して見ててください♪」

 

 

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

 

 

せつ菜「今度は当たりました!」

 

 

果林「これでしばらくは大丈夫そうね。……あれ?でもこれって長期戦……。」

 

 

 

[かすみちゃぁん……]ウルウル

 

[捕まりたくないよぉ……]ジワ…

 

 

 

かすみ「大丈夫!ぜ〜ったい、すたっふさんを捕まえさせたりなんかしません!そんなことになったらかすみん、夢見が悪いですし!」

 

 

 

『ゴーリキーはぐうぐうねむっている』

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

 

 

かすみ「あ、夢見が悪いのはお相手さんの方でしたね☆」キャピ

 

 

果林「ねえ、せつ菜?かすみちゃん……ちょっとテンション変じゃない?」ヒソヒソ

 

 

せつ菜「え?ジム戦だからヒートアップしてるんじゃないですかね?」キョトン

 

 

果林「そ、そうかしら……?」

 

 

 

『スモモはすごいきずぐすりをつかった!』

 

 

 

かすみ「せいぜい足掻けばいいですよ、どーせ後で枕を濡らすことになりますからね☆」

 

 

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

 

 

せつ菜「優勢です!良いですよかすみさ〜ん!」

 

 

かすみ「このまま蹂躙してやります!」

 

 

 

『ゴーリキーはぐうぐうねむっている』

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

『ゴーリキーはたおれた!』

 

『いけ!ルカリオ!』

 

 

 

せつ菜「エースのお出ましです!」

 

 

かすみ「無駄無駄無駄ァ!」

 

 

果林「……気のせい、なのかしら?」ボソ

 

 

 

『ルカリオのメタルクロー!』

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

 

 

かすみ「はっはっはー!貧弱過ぎます!」

 

 

せつ菜「いけます……!いけますよこれ!」

 

 

 

『もどれ!ミカルゲ!』

 

『いけ!アブソル!』

 

『ルカリオはぐうぐうねむっている』

 

 

 

果林「このタイミングで交替……?」

 

 

せつ菜「これは、ジュンさんとの戦いで見せた剣舞バトンの体制ですね!」

 

 

果林「あ、意外と冷静なのね。(やっぱり気のせい……?)」

 

 

 

『アブソルのつるぎのまい!』

 

『ルカリオはぐうぐうねむっている』

 

 

 

かすみ「さ〜あ!蹂躙タイムです!」

 

 

 

『アブソルのいわくだき!』

 

『ルカリオはたおれた!』

 

 

 

かすみ「ふははは!粉砕、玉砕、大喝采!!」アッハッハ

 

 

せつ菜「まさに強靭、無敵、最強です!」

 

 

果林「こ、これであとはアサナンだけね。」

 

 

 

『スモモはアサナンをくりだした!』

 

 

 

かすみ「アリが何匹群がったところで、恐竜には勝てませんよ!!」

 

 

 

『アブソルのおいうち!』

 

『アサナンはたおれた!』

 

『ジムリーダーのスモモとのしょうぶにかった!』

 

 

 

かすみ「ふっふーん!」ドヤドヤァ

 

 

 

[ありがとうかすみちゃん……!]ウルウル

 

 

 

かすみ「もっと褒めてくれちゃってもいいんですよ〜?」

 

 

せつ菜「すごいです!完全勝利です!」キラキラ

 

 

かすみ「えっへっへ///」

 

 

果林「お疲れ様♪」

 

 

かすみ「こんなの、かすみんにかかればぜ〜んぜん、余裕です♪」

 

 

せつ菜「これでジムバッジゲット、本日の目的達成ですね♪」

 

 

 

歩夢「というわけで!

 

愛「今回も無事ジムバッジをゲットした3人は!

 

璃奈「次の町へと……の前に、トバリシティを探索するのであった!

 

 

 

 

[続きはpart7で!]

 

 

 

かすみ「次回の冒険は〜、

 

 

璃奈「これだ!」ピッ…

 

ゴールデンスマイル♪ エンドシルバーティァズ♪

 

 

 

 

せつ菜「……、!」ワクワク

 

 

 

歩夢「トバリシティには見どころがいっぱい!?

 

愛「スロットにデパートに……ギンガ団まで!?

 

璃奈「ほんとにしつこい人たち。悪いヤツらはこのマキシマム仮面が成敗してくれる!

 

 

 

歩夢「次回、ポケットモンスターダイヤモンドパール!

 

 

 

歩夢愛璃奈「勧善懲悪!?水も滴るいいマスク!」

 

 

 

 

愛「次回もポケモン、ゲットだせ!!」ハクシン

 

アラン『ニャーン♪』

 

 

 

 

果林「結構似てるわね……。」

 

かすみ「感心してる場合じゃないですよ!」

 

せつ菜「ああ!?今回も持っていかれてしまいました!?」

 

 

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 

 

 

 

かすみ「ふにゃ……」zz Z

 

 

せつ菜「かすみさん?」

 

果林「疲れて寝ちゃったのね。少しだけこのまま寝かせてあげましょう♪」

 

せつ菜「はい♪……あ!もしかして、果林さんが感じてた違和感って……。」

 

果林「深夜テンションだったのね……。」



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勧善懲悪!?水も滴るいいマスク!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

電撃ONLINE分室の3人がポケットモンスターダイヤモンドパールに挑戦!今回の敵は正義の味方……!?


勧善懲悪!?水も滴るいいマスク!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

 

 

せつ菜「みなさん、おはようございます♪」

 

 

かすみ「夜も明けて、2日目です!」

 

 

果林「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしてくわ♪」

 

 

せつ菜「part7です!」

 

 

果林「前回は……かなりハイペースで町をめぐったのよね。流石に疲れちゃったわ。」

 

 

かすみ「かすみんのスーパー頭脳プレイが冴え渡って、トバリジムも1発クリアしちゃいました♪」

 

 

せつ菜「あらすじはこんなところで……皆さんの手持ちをおさらいです!」

 

 

 

 

かすみ

・ビッパ(どくどくだま)

・アブソル

・ヤミカラス

・スカンプー

・ミカルゲ

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

・ゴーリキー ←

・アサナン

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムクバード

・フワライド ←

・アゲハント

 

 

 

かすみ「なに2人ともしれっと進化しちゃってるんですか!?」

 

 

果林「いや〜、ほら……前回はかなり急ぎ足だったし……。」

 

 

せつ菜「取り上げる時間もありませんでしたもんね。」

 

 

かすみ「か、かすみんだって!もうすぐ進化ラッシュなんですから……!」

 

 

果林「それじゃあみんな!

 

 

かすみせつ菜果林「さあ!ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

 

 

〜トバリシティ〜

 

 

 

果林「今回はトバリシティの探索からね。」

 

 

せつ菜「私ちょっと気になるところがあったので、そこからいってきます!」

 

 

かすみ「気になるところ……?」

 

 

 

 

 

 

 

〜スロットコーナー〜

 

 

 

せつ菜「うおおお!」ダダダ、シュポ…

 

 

果林「ゲームセンターかしら?」

 

 

かすみ「急所チャレンジの時といい……もはや性なんですかね?」

 

 

 

せつ菜「うおお〜、当たれええ!!!」ポチポチ

 

 

 

果林「じゃ、じゃあ……私は、デパートにでも行ってこようかしら。」

 

 

かすみ「かすみんも探索してきます!」

 

 

 

 

 

かすみ「あ〜あ、また面倒くさそうな後ろ姿が……。」

 

 

 

『なんだおまえポケモンずかんをとりかえそうとふたりでやってきたのか?』

 

『おまえらふたりまとめてなかしちゃってもいいんだぞ?』

 

 

 

かすみ「あ、こっちは博士の助手くんですね。」

 

 

 

『あっ!かすみおねがいがあるんだけど……』

 

『うっかりおとしたポケモンずかんギンガだんにとられたんだよ……!』

 

『たのむ!いっしょにたたかってくれないか?』

 

 

 

かすみ「いやいや……あれ、うっかり落とすような物じゃありませんよね……?まあやるしかないんでしょうけど。」

 

 

 

 

『ギンガだんのしたっぱとギンガだんのしたっぱがしょうぶをしかけてきた!』

 

『コウキはピッピをくりだした!』

 

『いけ!ヤミカラス!』

 

 

 

ドクケイル アゲハント

 

ヤミカラス ピッピ

 

 

 

かすみ「さっさと蹴散らしてしまいましょう。」

 

 

 

『ヤミカラスのつばさでうつ!』

 

『ドクケイルはたおれた!』

 

『アゲハントのかぜおこし!』

 

『ピッピのゆびをふる!』

 

 

 

かすみ「ピッピといばこの技ですよね♪」

 

 

 

『いわなだれがでた!』

 

『アゲハントはたおれた!』

 

 

 

かすみ「これはラッキーです♪」

 

 

 

『したっぱはグレッグルをくりだした!』

 

「したっぱはスカンプーをくりだした!』

 

 

 

かすみ「まあ、この対面も問題ないですね。」

 

 

 

『ヤミカラスのつばさでうつ!』

 

『グレッグルはたおれた!』

 

『スカンプーのきりさく!』

 

『ピッピのゆびをふる!』

 

 

 

かすみ「今度は何が……!」ワクワク

 

 

 

『シードフレアがでた!』

 

 

 

かすみ「シードフレア……?効果は今ひとつみたいですね。エフェクト的に草タイプの技でしょうか?」

 

 

 

『ヤミカラスのつばさでうつ!』

 

『スカンプーのきりさく!』

 

『ピッピのゆびをふる!』

 

 

 

かすみ「え、また!?」

 

 

 

『ピッピのだいばくはつ!』

 

 

 

かすみ「え……!?」

 

 

 

ドッカァァアアンッッ……!!!!

 

 

 

『ヤミカラスはたおれた!』

 

『スカンプーはたおれた!』

 

『ピッピはたおれた!』

 

『ギンガだんのしたっぱとギンガだんのしたっぱとのしょうぶにかった!』

 

 

 

かすみ「爆発落ちなんてサイテーです〜!?」

 

 

 

 

 

かすみ「図鑑取り戻せて良かったですね……。」トホホ

 

 

 

 

かすみ「あ、これ秘伝マシンですね。」

 

『そらをとぶをてにいれた!』

 

 

 

果林「あら?かすみちゃん、それ秘伝マシンじゃない?倉庫の中にあったらわかりにくいわね……。」

 

 

かすみ「果林先輩!ショッピングはもういいんですか?」

 

 

果林「ええ。良いものが買えたわ♪」

 

 

かすみ「良いものってなんですか!?」ワクワク

 

 

果林「それは……おいおいわかるわ。」

 

 

かすみ「ええ〜、勿体ぶらないでくださいよ〜……。」

 

 

果林「そういえばせつ菜ちゃんは?」

 

 

 

せつ菜「うおおお!大爆発です!!」ポチポチ

 

 

 

かすみ「まだスロットやってますね……。」

 

 

せつ菜「すみません!ここは私に任せて、2人は先に行ってください!」

 

 

果林「え、そう?……じゃあお言葉に甘えようかしら。」

 

 

せつ菜「後で必ず追いつきますよ……。」フッ…

 

 

かすみ「死亡フラグ立っても知りませんよ……。」

 

 

せつ菜「I’ll be back です!」グッ…

 

 

 

 

歩夢「カジノで景品をゲットし、

 

愛「2人との再会の約束を交わしたせつ菜。

 

璃奈「約束?

 

歩夢「プロミス!

 

愛「目覚めよ誓い!

 

歩夢「ご唱和ください、皆の衆!

 

 

歩夢愛璃奈「Awaking Promise ! 」

 

アシターヘツヅク、ナミーキノミチ♪

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

璃奈「やってきました、トークタイム。」

 

 

歩夢「次に行くノモセシティの周りって道路が長くて、初見の時は苦労したな〜。」

 

 

愛「その分、面白い所がたくさんあるんだけどね♪」

 

 

璃奈「そんなこんなで、気になるお題は……、

 

 

 

[好きなポケモンの道具は?]

 

 

 

歩夢「道具……持ちもののことだね。」

 

 

愛「持ちもの1個で勝負がひっくり返ることもあるから、持ちもの選びは妥協できないよね!りなりーはどんな持ちものが好き?」

 

 

璃奈「ダイヤモンドパールに登場する持ちものだと、私はソクノの実。あと半減系の木の実。」

 

 

歩夢「弱点の技を受けたときに、1回だけダメージを軽減してくれるんだよね。」

 

 

璃奈「うん。読み合い、択を迫られるポケモンバトルで、読み負けた時の保険になるし、予想外の事故も減らせる。」

 

 

愛「ギャラドスとか使ってると変な所から電気技とんでくるもんね〜。」

 

 

歩夢「安定した試合展開が好きな璃奈ちゃんらしいね♪愛ちゃんはどんな持ちものが好き?」

 

 

愛「愛さんはね〜……せっつーにもあげたけど、気合いのハチマキだな〜。どんなに劣勢でも、奇跡が起こせるって熱くない!?」

 

 

璃奈「最後まで希望を持って戦えるのは魅力的。……相手からしたら嫌なことこの上ないけど。」

 

 

歩夢「クソゲー量産機……。」ボソ

 

 

愛「歩夢の一推しは?」

 

 

歩夢「え!?わ、私は……黒いヘドロ!」

 

 

愛「お、随分とピンポイントだね。」

 

 

璃奈「黒いヘドロは毒タイプが持つとターンの終わりにHPを回復する。他のポケモンが持つと逆にダメージを受ける。」

 

 

歩夢「毒タイプの特権だよね♪」

 

 

愛「毒タイプってあんまり弱点はつけないけど、優秀な耐性や変化技とかが充実してるよね!」

 

 

歩夢「上手く相手の手を読んで、徐々に追い詰めるのが楽しいんだ♪」

 

 

璃奈「3人は……もう少し時間がかかりそう。じゃあ……2人は、道具を使ったコンボって、する?」

 

 

愛「もち!愛さんはね、特性ちからずくのポケモンにいのちのたまを持たせてるよ。」

 

 

歩夢「力尽くって、技の追加効果がなくなる代わりに威力が上がる特性だよね。」

 

 

愛「そうそう!それと、技の威力を上げる代わりに少し体力が減る命の珠を持たせてるんだ〜。」

 

 

璃奈「命の珠のダメージは追加効果扱いだから、力尽くでデメリットを無くせる。」

 

 

歩夢「すごい!このコンボを使えば、10まんボルトみたいな安定技でも決定打になるね♪」

 

 

愛「歩夢はどんなコンボしてるの?」

 

 

歩夢「私は色々やってるけど……黒い鉄球かな?持たせると素早さが下がるのを利用して、トリックルームとかと合わせてるよ。」

 

 

璃奈「トリックルームは、使うと遅いポケモンの方が先に動けるトリッキーな技。」

 

 

愛「トリックルーム中に、ゴウカザルみたいな素早いポケモンに黒い鉄球を持たせると意表がつけて面白いよね!」

 

 

歩夢「あとね、黒い鉄球は投げつけることでもの凄いダメージを出せるんだ♪」

 

 

璃奈「投げつけるを使うと持ってる道具がなくなるから1発限り。だけどそのリターンはどれも大きい!」

 

 

愛「じゃあ最後はりなりーかな。言い出しっぺなんだから、すんごいの頼むよ〜?」

 

 

歩夢「もう、ハードル上げないの!」

 

 

愛「あっはっは。」

 

 

璃奈「ご期待に添えるかはわからないけど、たまに、メトロノーム持たせて転がってる。」

 

 

愛「確かメトロノームも、転がるも、同じ技を続けて使うことで威力が上がっていくんだよね?」

 

 

歩夢「そうだよ♪」

 

 

愛「ロマンはあるけど、そんなに何ターンも相手が待ってくれることって無いような……。」

 

 

璃奈「それはトレーナーの腕の問題。耐久を上げてから使ったり、ダブルバトルで相方にヘイトを集めれば良い。」

 

 

歩夢「転がるをみくびってかかって、ミルタンクに轢かれたトレーナーは数知らず、だね♪」ニコニコ

 

 

愛「そっか!タイプ一致に拘らなければうってつけのポケモンはいそうだね。」

 

 

璃奈「……そろそろ3人が着きそう。」

 

 

歩夢「それじゃあ私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

〜ノモセシティ〜

 

 

 

かすみ「とうちゃ〜く!」

 

 

果林「少し長かったわね……。」

 

 

かすみ「せつ菜先輩は……、

 

 

 

せつ菜「うおおお15連鎖です!!」ポチポチ

 

 

 

果林「あはは……。」

 

 

かすみ「これがゲームの健全なスロットで良かったですね……。」

 

 

果林「せつ菜ちゃんが追いつくまで、探索でもしましょうか。」

 

 

かすみ「そうですね。……あ、これってもしかしてサファリゾーン?」

 

 

果林「サファリ?」

 

 

かすみ「サファリゾーンは、ポケモンで戦うかわりにトレーナーが餌や泥を投げて、支給された専用のボールでポケモンを捕まえる施設です。」

 

 

果林「ここでしか手に入らないボールなんて、魅力的じゃない♪」

 

 

かすみ「ボールに拘るトレーナーさんもいますもんね。」

 

 

果林「せっかくだし挑戦してみましょうかしら。」

 

 

かすみ「はい♪」

 

 

 

 

 

 

〜サファリゾーン〜

 

 

 

『きりばらいをてにいれた!』

 

 

 

果林「これ、秘伝マシンよね?」

 

 

かすみ「そうですね。霧の深い場所なんてまだ見かけていませんけど……。」

 

 

 

『かりんはどろをなげつけた!』

 

『ウパーはにげだした!』

 

 

 

果林「なかなか難しいわね……。」

 

 

 

『スコルピをつかまえた!』

 

 

 

かすみ「スコルピ、ゲットです♪」

 

 

果林「こんなポケモンもいるのね……。」

 

 

かすみ「しかもしかも、この子は進化したら悪タイプがつくんですよ♪」

 

 

果林「じゃあ、この縛りでも使えるのかしら……?」

 

 

かすみ「あれ?どうなんでしょう……?」

 

 

 

[進化したら]

 

[使えます♪]

 

 

 

果林「スコルピのままじゃダメみたいね。」

 

 

かすみ「え〜……。」

 

 

 

『やせいのグレッグルがとびだしてきた!』

 

 

 

果林「あら?グレッグルって確か、格闘タイプだったわよね?」

 

 

かすみ「はい。せつ菜先輩なら使えますね。」

 

 

せつ菜「グレッグル!?どこ!どこにいました!?」

 

 

かすみ「サファリゾーンですけど……。」

 

 

せつ菜「うおおお!!待っててください、グレッグルーー!!!」チャリーン

 

 

果林「もうすぐ来るってことでいいのかしらね……。」

 

 

かすみ「あはは……。」

 

 

 

 

 

〜ノモセシティ〜

 

 

 

果林「さて、と。この町で行けるところはこんなものかしらね。」

 

 

かすみ「どうします?ジム行っちゃいましょうか?」

 

 

果林「今回は誰が挑戦するのかしら?」

 

 

 

[かすみちゃんです!]

 

 

 

かすみ「ええ!?またですか!?」

 

 

果林「えっと……頑張ってね!」

 

 

かすみ「じゃあせつ菜先輩がグレッグルを捕まえるまでの間に、ジムリーダー前まで進んでおきますね。」

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

 

 

 

〜ノモセジム〜

 

 

 

せつ菜「な、なんとか間に合いました……。」ゼェ…ハァ…

 

 

かすみ「まさかこの短時間で追いつくとは……。」

 

 

果林「グレッグルを仲間にできて良かったわね♪」

 

 

せつ菜「はい♪」

 

 

かすみ「にしても、そんなに長い間稼ぎまくって、何か欲しいものでもあったんですか?」

 

 

せつ菜「それは後のお楽しみです!」ドヤ

 

 

かすみ「せつ菜先輩まで勿体ぶるんですか……。」

 

 

果林「盛り上がってるところ悪いけど……2人とも、そろそろジムリーダーさんにも構ってあげたら?」

 

 

 

マキシマム仮面『……。』マチボウケ

 

 

 

かすみせつ菜「あ……。」

 

 

 

せつ菜「えっと、マキシマム仮面さんはジムリーダーですが、本業はプロレスラーだそうですよ!」

 

 

かすみ「それでマスクつけてるんですね。」

 

 

果林「トバリのジムリーダーがスモモちゃんだったのって、キャラ被りを意識したのもあるのかしら……?」

 

 

せつ菜「ウォーターストリームマスクマンの異名をお持ちで、ファイトマネーは全て人やポケモンのために使っていらっしゃるんだとか。」

 

 

果林「みんなのヒーローみたいな人なのね。……悪戯ばっかりの誰かさんとは違って。フフ♪」チラッ

 

 

かすみ「まるでこっちが悪者みたいに……ぐぬぬ。」グヌヌ…

 

 

果林「せつ菜ちゃん、よく調べたわね?」

 

 

せつ菜「聞き込みはRPGの基本です!」ドヤドヤァ

 

 

かすみ「ふんだ!ジムバッジもろとも、

そのマスクも頂戴してやりますよーだ!」

 

 

せつ菜「マスク狩りです!!」

 

 

果林「……本来の目的も忘れないでね?」

 

 

せつ菜「さあ、かすみさん!やーっておしまい!」

 

 

かすみ「アーラホーレサッサー!」

 

 

果林「あなた達、いくつなのよ……。」

 

 

 

『おれさまこそがノモセシティポケモンジムのジムリーダーでぇ』

 

『おまえのこうげきをぜんぶうけとめたうえでしょうりするからかかってこぉい!』

 

 

 

 

『ジムリーダーのマキシがしょうぶをしかけてきた!』

 

『マキシはギャラドスをくりだした!』

 

『いけ!ミカルゲ!』

 

『ギャラドスのいかくでミカルゲのこうげきがさがった!』

 

 

 

果林「いきなり不利なスタートね。」

 

 

せつ菜「やはり威嚇は強いです……!」

 

 

かすみ「まあ、ミカルゲにはそんなに痛手じゃありませんけどね。」

 

 

 

『ギャラドスのりゅうのいかり!』

 

 

 

かすみ「え、それはちょっとまず……

 

 

果林「耐久の高いミカルゲに40ダメージも!?」

 

 

せつ菜「龍の怒りは個体ダメージ技です!」

 

 

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

 

 

かすみ「ワーハッハッハ!いかに強いギャラドスといえど、眠らされては手も足も出まい!」

 

 

果林「いよいよ悪役が板についてきたわね……。」

 

 

 

『ギャラドスはぐうぐうねむっている』

 

『ミカルゲのあやしいかぜ!』

 

『ミカルゲののうりょくがあがった!』

 

 

 

かすみ「よくやったね天才だね流石だねえ♪」

 

 

せつ菜「私それやりたかったのに……。」シュン…

 

 

アラン『……。』テクテク

 

 

果林「……アラン?」

 

 

アラン『……。』ピタ…

 

 

せつ菜「アランさん、慰めてくれるんですか?」

 

 

アラン『ヒーンカワイソカワイソ。なぜなぜこの世に生まれたのお。ニャーン……。』

 

 

果林「しゃ、喋ったぁぁあ!!??」ガタッ!?

 

 

せつ菜「 」

 

 

アラン『……。』テクテク

 

 

 

『ギャラドスはぐうぐうねむっている』

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

 

 

かすみ「次でとどめです!」

 

 

せつ菜「や〜っておしまい!」ビシッ

 

 

果林「もう突っ込まないわよ……。」

 

 

せつ菜「やっと言えました!」キラキラ

 

 

 

『ギャラドスはめをさました!』

 

『ギャラドスのりゅうのいかり!』

 

 

 

かすみ「げ……。」

 

 

 

『ミカルゲのあやしいかぜ!』

 

『ギャラドスはたおれた!』

 

『マキシはフローゼルをくりだした!』

 

 

 

かすみ「このまま全抜きです!」

 

 

 

『フローゼルのこおりのキバ!』

 

『ミカルゲはこおりついた!』

 

『ミカルゲはこおってうごけない!』

 

 

 

かすみせつ菜「何やってんだいこのスカポンタン!」

 

 

 

『フローゼルのしおみず!』

 

『ミカルゲはたおれた!』

 

 

 

かすみせつ菜「あ〜れ〜!」

 

 

果林「やられ方まで完璧に悪役のそれね……。」

 

 

かすみ「な、なんの!こっちにはまだ使えるポケモンが3匹も残ってますもんね〜!」

 

 

 

『いけ!スカンプー!』

 

『フローゼルのしおみず!』

 

『スカンプーのえんまく!』

 

 

 

かすみ「これで何も見えまい!」

 

 

果林「やっぱり、かすみちゃんは『悪ポケモン使い』なのね……。」

 

 

 

『フローゼルのスピードスター!』

 

『スカンプーのえんまく!』

 

 

 

せつ菜「どうするんだいこのままじゃやられちまうよ〜!?」アタフタ

 

 

かすみ「大丈夫ですせつ菜さんこんな時のためにスカンプーにはオボンの実を持たせておきました。」ポチ

 

 

果林「気づいてないかもしれないけど、若い子はもう置いてけぼりよ?」アキレ

 

 

 

『フローゼルのしおみず!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『スカンプーはたおれた!』

 

 

 

かすみせつな菜「 」

 

 

 

果林「ほ〜ら、悪者っぽいことするからどんどん変な方向に向かってってるわよ?」

 

 

 

『いけ!アブソル!』

 

『フローゼルのしおみず!』

 

『しかしフローゼルのこうげきははずれた!』

 

『アブソルのつるぎのまい!』

 

 

 

果林「スカンプーの煙幕が生きたわね。」

 

 

かすみ「うう、スカンプー……。」ウルウル

 

 

果林「ポケモン達は真面目にやってるんだから、そろそろかすみちゃんも真面目に戦ってあげたら?」

 

 

かすみ「……そうですね!よ〜し、ここからは主人公補正マシマシで勝ちに行きますよ〜!」

 

 

せつ菜果林「おーー!!」

 

 

 

『フローゼルのしおみず!』

 

『しかしフローゼルのこうげきははずれた!』

 

『アブソルのかみつく!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『フローゼルはたおれた!』

 

 

 

果林「主人公モード、恐るべし……!」

 

 

かすみ「さっきまでさんざん凍らせたり急所に当ててたんだから、おあいこです♪」ヘヘーン!

 

 

せつ菜「流石ですかすみさん!ここからストレート勝ちもありますよ!?」

 

 

かすみ「かすみんが本気を出せばこんなもんです!」ドヤドヤァ

 

 

アラン『……。』テクテク

 

 

果林「アラン?……上にあげて欲しいの?」

 

 

アラン『……。』コクン

 

 

果林「よいしょっと。……これでいいかしら?」

 

 

かすみ「アランもかすみんのミラクルプレイを近くでみたいんですね?」

 

 

せつ菜「アランさんも一緒におうえ

 

 

 

アラン『猫もおだてりゃ木に登る、ニャーン♪』

 

 

 

かすみせつ菜果林「・・・・・・。」

 

 

 

アラン『……。』テクテク

 

 

 

『マキシはヌオーをくりだした!』

 

『アブソルのかみつく!』

 

『ヌオーのマッドショット!』

 

 

 

『ヌオーのだくりゅう!』

 

『アブソルはたおれた!』

 

 

 

 

歩夢愛璃奈「……w…ww」プルプル

 

 

かすみ「ちょっとりな子ぉぉおお!!??」ギャァア

 

 

果林「まあまあ……。」

 

 

せつ菜「お約束は絶対なんですね……。」

 

 

 

『いけ!ヤミカラス!』

 

『ヤミカラスのナイトヘッド!』

 

『ヌオーはたおれた!』

 

『ジムリーダーのマキシとのしょうぶにかった!』

 

 

 

 

かすみ「な……なんとか勝てました。」

 

 

せつ菜「今回のお仕置きは無しです♪」

 

 

かすみ「当たり前です!!」

 

 

果林「これで4個目のバッジゲットね。」

 

 

 

 

 

 

〜ノモセシティ〜

 

 

『……。』

 

 

せつ菜「あんな所にギンガ団の方なんていましたっけ……?」

 

 

果林「どうだったかしら……?」

 

 

かすみ「話しかけてみればいいじゃないですか?」オーイ!

 

 

 

『オレはみずうみにいくのにいそがしいのでサヨナラだ!』ピュー…

 

 

 

果林「なんだったのかしら……。」

 

 

せつ菜「追いかけてみましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

〜リッシこのほとり〜

 

 

 

『なんと……おいかけてきたのか しかたないポケモンでこてんぱんに……』

 

 

 

『ぎんがだんのしたっぱがしょうぶをしかけてきた!』

 

『したっぱはニャルマーをくりだした!』

 

『いけ!スカンプー!』

 

 

 

かすみ「めちゃくちゃ逃げてくれましたね……。」

 

 

せつ菜「いよいよここでチェックメイトです!」

 

 

 

『スカンプーのきりさく!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『ニャルマーはたおれた!』

 

『ギンガだんのしたっぱとのしょうぶにかった!』

 

 

 

果林「あっけなかったわね。」

 

 

 

『しかたないコレはかんぶにわたそう……』

 

 

 

かすみ「どっかにいっちゃいましたね。」

 

 

果林「進みましょうか。」

 

 

 

『おや?ひさしぶり ポケモンずかんのちょうしはどう?』

 

 

 

せつ菜「シロナさんです!」

 

 

 

『コダックたちにこれをつかうといいかもよ』

 

『ひでんのくすりをてにいれた!』

 

 

 

かすみ「210番道路にいたコダックのことですね。いってみましょうか。」

 

 

 

歩夢「というわけで、

 

璃奈「無事みんなのヒーローを倒し、

 

愛「ジムバッジを刈り取った3人は、」

 

 

 

かすみ「言い方に悪意が……。」

 

 

せつ菜「そうだそうだー!」

 

 

果林「あなた達、嬉々として悪役をやってたじゃない……。」

 

 

 

歩夢「次なる町へと向かう前に、

 

璃奈「悩めるコダックのもとに、

 

愛「駆けつけるのであった!」

 

 

 

[続きはpart8で!]

 

 

 

果林「次回の冒険は〜、

 

 

歩夢「これだ!」ピッ…

 

 

イクッキャナイ♪ ヤルッキャナイ♪ マケッコナイ♪ トマラナイ、サイゴマデ♪

 

 

 

 

歩夢「今度の相手は幽霊ポケモン!?

 

愛「そんな……技が効かない!?

 

璃奈「こんな相手、どうやって勝てばいいの!?

 

歩夢「ならば見せてやろう!おれの奥義!!

 

愛「全身全霊の拳、受けてみよーー!!!

 

 

 

璃奈「次↑回!!ポケットモンスターダイヤモンドパーール!!

 

 

 

歩夢愛璃奈「勝↑ ち筋見たり!れ↑ いをも砕く、覇↑ 王 の 拳ッ!!!」シャウト

 

 

 

せつ菜「悪霊ども、おれが地獄へ背中を押してやろう……!」

 

 

 

 

かすみ「あれ?次回予告ってこんな感じでしたっけ……?」

 

 

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 

 

 

 

歩夢愛璃奈「……。」チューー…ゴクゴク

 

 

果林「あんまり無理しちゃダメよ?」

 



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勝ち筋見たり!霊をも砕く、覇王の拳ッ!!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

電撃ONLINE分室の3人がポケットモンスターダイヤモンドパールに挑戦!今回はゴーストタイプのジムに、格闘タイプ縛りのせつ菜ちゃんが挑むようです。この無謀ともいえる戦いに勝てるのでしょうか……?


勝ち筋見たり!霊をも砕く、覇王の拳ッ!!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

 

 

かすみ「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていきますよ♪」

 

 

果林「part8!」

 

 

せつ菜「前回はトバリシティを探索して、ノモセジムのバッジをゲットしました!」

 

 

かすみ「正義は勝つ!です♪」

 

 

果林「思いっきり悪役を楽しんでたけどね……。」

 

 

せつ菜「あらすじはこんなところで……皆さんの手持ちをおさらいです!」

 

 

 

 

かすみ

・ビッパ(どくどくだま)

・アブソル

・ヤミカラス

・スカンプー

・ミカルゲ

・スコルピ ×

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

・ゴーリキー

・アサナン

・グレッグル

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムクバード

・フワライド

・アゲハント

・キャモメ ←

 

 

 

せつ菜「果林さんもキャモメをゲットされたんですね!これでお揃いです♪」

 

 

果林「道中で偶然見かけて捕まえたのよね。私のパーティー、だいぶ炎タイプが辛かったから。」

 

 

かすみ「選択肢が多いとバランスよく手持ちを組めていいですね〜。」

 

 

果林「別に、かすみちゃんの手持ちもバランスが悪くは無いと思うけど……。」

 

 

せつ菜「強いて言えば、物理攻撃に偏ってるくらいですかね?」

 

 

かすみ「それですよ!!ハガネールとか出てきたらどうするんですか!?」

 

 

せつ菜「とか言いつつ、催眠術や剣舞バトン、どくどくで高耐久のポケモンもしっかりケアしていられるのは流石です♪」

 

 

かすみ「ま、まあ?このくらいとーぜんですけど!?」///

 

 

果林「おさらいはこんなものね。それじゃあみんな……、

 

 

 

かすみせつ菜果林「さあ!ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

 

 

 

〜210ばんどうろ〜

 

 

 

コダック『……。』アタマイタイ

 

 

 

せつ菜「さあ、コダックのみなさん!秘伝の薬です!」

 

 

 

『コダックたちのずつうがなおった!』

 

 

 

果林「みんなどこかへ行っちゃったわね。」

 

 

かすみ「元気になったみたいなので良しとしましょう♪」イイコトシタナー

 

 

 

『ひでんのくすりつかってあげたんだね』

 

 

 

果林「シロナさん?」

 

 

かすみ「どうせ来るなら自分で使えば良かったんじゃ……。」

 

 

せつ菜「お使いはRPGの基本です♪」

 

 

 

『そうだ!キミにおねがいしたいんだけどいいかな?』

 

『このおまもりをカンナギにいるおばあちゃんにとどけてほしいの』

 

『こだいのおまもりをてにいれた!』

 

 

 

果林「カンナギってシロナさんの故郷なのね。」

 

 

かすみ「ど〜せまたカンナギで会えますよ。」

 

 

せつ菜「初めてのお使いです!」

 

 

果林「……2回目だけどね。」アハハ

 

 

せつ菜「だ〜れにも♪な〜いしょ、で♪お〜か〜い〜も〜……うわああ!?」

 

 

果林「どうかしたの?」

 

 

かすみ「いつにもまして忙しないですね?」

 

 

 

モクモク……

 

 

 

せつ菜「霧が立ち込めて、辺りが真っ白です!?歩けない程ではありませんが……。」

 

 

かすみ「あれ?命中100のかみつくが外れた!?」スカッ

 

 

せつ菜「もしかして、霧のせいで技が当たりにくくなってるんでしょうか……?」

 

 

果林「霧?それなら!……と思ったけど、そんな効果があるなら私はパスね。」

 

 

かすみ「え?果林さん、霧払い使わないんですか?」

 

 

果林「ええ。飛行タイプのポケモンにはあの技があるからね♪」

 

 

せつ菜「なるほど、燕返しですね!」

 

 

果林「ピンポ〜ン、大正解♪燕返しは必中技だから、敵も味方も命中率が下がる霧はむしろ有利。使わない手はないわ♪」

 

 

かすみ「敵の攻撃だけ当たりにくくなるって、なんかズルいです……。」

 

 

果林「飛行タイプの特権よ♪」ウインク

 

 

せつ菜「私も、ゴーリキーの特性ノーガードのお陰で命中率は気にならないので、このまま行きましょう!」

 

 

果林「ノーガードってどんな効果なの?」

 

 

せつ菜「特性ノーガードのポケモンがいる限り、お互いの技が、飛んでいようが潜っていようが絶対に当たるんです!」

 

 

果林「なかなかシュールな特性ね……。」

 

 

 

かすみ「はあ……じゃあここはかすみんが……。」

 

 

『スカンプーはきりばらいをつかった!』

 

 

 

果林「ええ!?スカンプーって、霧払い覚えるの!?」

 

 

せつ菜「ポケモンは発見がいっぱいです♪」

 

 

かすみ「さあ、これでバッチリですよ♪さあ2人とも、次の町までいきますよ!」

 

 

せつ菜果林「おーー!!」

 

 

 

 

愛「さあ、行きますよ?」

 

璃奈「さあ、行こう!

 

歩夢「サイコー!

 

愛「我々のトークで、

 

璃奈「最高のひと時を!

 

歩夢「お聴きください、

 

歩夢愛璃奈「サイコーハート!」

 

ターイーヨー、フリソソグヨ♪

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

愛「やってきました、トークタイム!」

 

 

璃奈「霧払いを使わないのは意外だった。」

 

 

歩夢「縛りプレイをしていると思わぬ発見があって面白いよね♪」

 

 

愛「うんうん!おっと、そろそろお題を発表しなきゃだよね?」

 

 

璃奈「すたっふさん、今日のお題は……、」

 

 

 

[おすすめの寄り道スポットは?]

 

 

 

歩夢「ポケモンに限らず、寄り道はゲームの醍醐味だよね♪」

 

 

璃奈「こういう、本編とは直接関係ない要素がどこまで作り込まれているかで良いゲームかはわかる。」

 

 

愛「よ!ゲームレビュワー!」

 

 

歩夢璃奈「愛ちゃん(さん)もだよね?」

 

 

愛「あっはっは♪」

 

 

歩夢「それで、シンオウのおすすめだと……私はウラヤマさん家の自慢の裏庭かな?」

 

 

愛「懐かしい〜!確かクリア後に行くと、毎日違ったポケモンが追加で出てくるんだよね!?」

 

 

璃奈「イーブイやラッキー、ポリゴンみたいなレアポケモンも出てくる。」

 

 

歩夢「狙った子を出そうとするのは、ちょっとだけ大変だけどね。」

 

 

愛璃奈(『ちょっとだけ』……?)

 

 

歩夢「璃奈ちゃんのおすすめはどこかな?」

 

 

璃奈「私のおすすめは、サファリゾーン。」

 

 

愛「サファリゾーンってレアなポケモン出てくるから、つい入り浸っちゃうよね〜。」

 

 

歩夢「ダイヤモンドパールだと、マスキッパとかはサファリで粘る必要があったっけなあ……。」

 

 

璃奈「レアなポケモンだけじゃない。波乗りや釣り竿を使うと色々な水ポケモンをサファリボールで捕まえることができる。」

 

 

歩夢「最近のシリーズだとボールもエフェクトに反映されるようになったから、捕まえる時に迷っちゃうよね♪」

 

 

愛「サファリボールはここでしか使えないからレアだよね〜。」

 

 

璃奈「愛さんのおすすめの寄り道スポットは?」

 

 

愛「2人ともポケモン図鑑関係だから……、愛さんは、ズイの遺跡で!……って、これも図鑑関係か。」

 

 

歩夢「ズイの遺跡では色んなアンノーンを捕まえられるんだよね。」

 

 

璃奈「コンプリートするのは大変だけど、アンノーンを集めてボールカプセルのシールを貰えると達成感。」

 

 

愛「そうそう!文字シールを使って大好きをアピールできたのは楽しかったなあ……。」

 

 

璃奈「SUSHIとかKUSAとか、CATとか……。」

 

 

歩夢「ロケット団のポケモンにRのシールを貼ったりもしたよ。」

 

 

愛「凄いね!?2人とも、バトル以外もガッツリやり込んでるじゃん!」

 

 

璃奈「おすすめ寄り道スポットでアンノーン収集の話題を出す人も大概。」ジー…

 

 

歩夢「……右に同じ。」ジー…

 

 

愛「あはは……。そろそろ3人が次の町に着く頃かな?」

 

 

歩夢「それじゃあ私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

〜カンナギタウン〜

 

 

 

せつ菜「やっと着きました……。」

 

 

果林「あら?随分とお疲れのようね。」

 

 

かすみ「痩せ我慢して霧の中で戦うからですよ。」

 

 

せつ菜「ゴーリキー以外のポケモンは、普通に攻撃が当たらないのを失念していました……。」

 

 

かすみ「この町は随分と閑静な所なんですね。」

 

 

果林「真ん中にあるのは社かしら?」

 

 

かすみ「行ってみま……うわ。」

 

 

 

ギンガ団『……。』

 

 

 

果林「こんな所にまでいるのね。」

 

 

せつ菜「遠路遥々、お疲れ様です。」ガッショウ

 

 

かすみ「おばあちゃんが絡まれてるみたいですし、助けましょう!」

 

 

 

『ギンガだんのしたっぱがしょうぶをしかけてきた!』

 

『したっぱはアゲハントをくりだした!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

 

 

せつ菜「ご老人への不敬、見過ごせません!」

 

 

果林「せつ菜ちゃん、頑張ってね!」

 

 

かすみ「さっさと蹴散らしちゃいましょう。」

 

 

 

『ヘラクロスのつばめがえし!』

 

『アゲハントはたおれた!』

 

『したっぱはグレッグルをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「このまま完全勝利です!」

 

 

 

『もどれ!ヘラクロス!』

 

『いけ!アサナン!』

 

『グレッグルのだましうち!』

 

 

 

かすみ「ヘラクロスのままで良かったんじゃないですかね?」

 

 

せつ菜「ワンマンチームだと後々苦労しますからね。」

 

 

 

『アサナンのねんりき!』

 

『グレッグルはたおれた!』

 

『ギンガだんのしたっぱとのしょうぶにかった!』

 

 

 

果林「完全勝利ね♪」

 

 

 

『おや?その「おまもり」は……ちょいとみせてくれるかい』

 

 

 

かすみ「あ、この人がおばあちゃんだったんですね。」

 

 

せつ菜「初めてのお使い、達成です♪」

 

 

 

『そうじゃ!せっかくカンナギにきたんだ このいせきのなかをみていかんかね?』

 

 

 

かすみ「あ!?かすみんちょっと用事を思い出したので

 

 

果林「……。」ソソクサ

 

 

 

[いせき見ないと]

 

[ストーリー進みませんよ〜?]

 

[お ふ た り さん♪]

 

 

 

果林「ななな、なんのことかしら!?オホホ……。」ダラダラ

 

 

かすみ「ふえぇ、勉強は嫌いですぅ……。」

 

 

 

 

かすみ果林「疲れた〜……。」ヘナヘナ

 

 

せつ菜「要約すると、シンオウには神様と3匹のポケモンがいて、均衡を保っているようです!」

 

 

 

『そうじゃ!いいものをみつけたんだよ これをもっておいき!』

 

『なみのりをてにいれた!』

 

 

 

せつ菜「『情けは人の為ならず』とはよく言ったものです♪RPGの醍醐味ですね!」

 

 

果林「せつ菜ちゃ〜ん、次はどこへ向かうの〜……。」ヘナ~

 

 

かすみ「お勉強はもう嫌ですぅ〜……。」ヘナヘナ

 

 

せつ菜「次は、ヨスガジムに挑戦です!」

 

 

 

『キャモメはそらをとぶをつかった!』

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ヨスガシティ〜

 

 

 

かすみ「戻ってきました、ヨスガシティ!」

 

 

果林「さ〜あ、気合い入れていくわよ!」

 

 

せつ菜「お2人とも、急に元気になりましたね。」

 

 

かすみ「かすみんは専らポケモンバトルなので♪」

 

 

果林「私たちはポケモントレーナーだものね〜♪」

 

 

せつ菜「……あ!今回はどなたが挑戦するんでしょう?」

 

 

 

[せつ菜ちゃん、ファイト!]

 

 

 

せつ菜「私ですか!?では、行ってきます!」

 

 

かすみ果林「せつ菜先輩(ちゃん)ファイト!」

 

 

 

 

 

〜ヨスガジム〜

 

 

 

かすみ「わ〜いジムです♪バトルで

 

果林「フフ♪どんな敵でもかかって

 

 

 

『15+17=』

 

 

 

かすみ果林「 」チーン…

 

 

 

せつ菜「今回は頭の体操ですね!……あれ?2人とも?」

 

 

 

かすみ果林「 」サラサラ…

 

 

 

せつ菜「えっと……それじゃあ、ジムリーダーまで、

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

 

 

 

〜ジムリーダー前〜

 

 

 

せつ菜「ふう……ゴーストタイプを相手取るのは、流石にキツいですね……。」

 

 

 

かすみ「し、死ぬかと思った……。」

 

果林「なんて恐ろしいジムなの……。」

 

[※さんすうです]

 

 

 

せつ菜「もうひと踏ん張りです、さあ!気合入れていきますよ〜!」

 

 

 

 

『オーホッホッホ‼︎おまちしてました!』

 

『アタシこのくにきていっぱいべんきょーしました』

 

『ポケモンのこともべんきょーしました そしたらジムリーダーになりました』

 

『アタシかってみせます それがジムリーダー!』

 

 

 

かすみ「この人よく喋りますね〜。」

 

 

せつ菜「外国語でこんなに話せるなんて、よほど努力を重ねてきたんでしょう。」

 

 

果林「私たちの仲間にも留学生がいるけど、きっとあの子も並々ならぬ努力を重ねてきたのね……。」

 

 

せつ菜「これからも、たくさんの方が来たいと思って下さるような国にしていきたいですね。」

 

 

かすみ果林「はい(ええ)♪」

 

 

せつ菜「その為にも、お勉強!頑張りましょうね♪」

 

 

かすみ果林「え〜……。」ブーブー

 

 

 

 

『ジムリーダーのメリッサがしょうぶをしかけてきた!』

 

『メリッサはフワライドをくりだした!』

 

『いけ!アサナン!』

 

 

 

 

せつ菜「うわー、ふうせんのぽけもんさんだー……。」ポカーン

 

 

かすみ「さっきまでの知性はどこに!?」

 

 

果林「まあ、これは現実逃避したくもなるわね……。」

 

 

 

『フワライドのかぜおこし!』

 

『アサナンのめざめるパワー!』

 

『こうかはばつぐんだ!』

 

 

 

果林「ダメージレース負けてるわね。次の風起こしは耐えられなさそう……。」

 

 

かすみ「めざめるパワーが抜群で入りましたね。せつ菜先輩、この子のめざパっ何タイプ……

 

 

せつ菜「ふうせんのぽけもんさん、つよーい……。」ワーイ…

 

 

果林「今回大丈夫かしら……?」

 

 

 

 

『フワライドのかぜおこし!』

 

『アサナンはきあいのハチマキでもちこたえた!』

 

 

 

かすみ果林「やった!!」

 

 

 

『アサナンのめざめるパワー!』

 

『こうかはばつぐんだ!』

 

 

 

かすみ「おしい!もう少しだったのに……。」

 

 

果林「でもこの一撃は大きいわ。」

 

 

せつ菜「ふうせんのぽけもんさん、かたーい……。」ポカーン

 

 

 

『フワライドのおどろかす!』

 

『アサナンはたおれた!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

 

 

果林「頑張ってせつ菜!もう少しでふうせんのポケモンさんを倒せるわよ!」

 

 

せつ菜「ふうせんのぽけもんさん、つよーい……。」ポカーン

 

 

かすみ「あはは……。」

 

 

 

 

『メリッサはすごいきずぐすりをつかった!』

 

 

 

かすみ果林「 」

 

 

 

『ヘラクロスのつじぎり!』

 

 

 

かすみ「辻斬り!?いつの間にそんな技を……!?」

 

 

せつ菜「ふーせん、ちょきちょき……。」ポカーン

 

 

果林「えぇ……。」コンワク

 

 

愛「ああ、それノモセシティの技コレクターさんを使ったんだよ。」

 

 

璃奈「ハートのウロコをあげることで忘れていた技を思い出せる。」

 

 

歩夢「進化後のポケモンってレベル1習得技が強いから、積極的に使ってみるのがおすすめだよ♪」

 

 

果林「へえ、そうなの。今度寄ってみようかしら。」

 

 

かすみ「いよいよ進行に支障が……。

 

 

 

『ヘラクロスのつじぎり!』

 

『フワライドはたおれた!』

 

 

 

かすみ果林「やった!!」

 

 

 

『ヘラクロスはゆうばくでダメージをうけた!』

 

 

 

果林「ただではやられない辺り、流石は幽霊ポケモンね……。」

 

 

かすみ「やりましたよせつ菜先輩!ふうせんのポケモンさんはもういませんよ!」

 

 

せつ菜「ふうせんのぽけもんさん、やられちゃった……ええ!?あ!!ほんとです!?」ハッ!?

 

 

果林「せつ菜ちゃんがやったのよ?」

 

 

せつ菜「おお〜!!これなら勝機があります!」

 

 

 

『メリッサはゲンガーをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「ご迷惑をおかけしました!ここからはこの優木せつ菜、フルスロットルで参ります!!」メラメラ

 

 

 

『ゲンガーのどくづき!』

 

『ヘラクロスはどくをあびた!』

 

 

 

かすみ「ああ!?これは不味いですよ!?」

 

 

果林「あら?かすみちゃん、忘れちゃったの?……ヘラクロスの特性は……、」

 

 

せつ菜「……!」ニッ…!

 

 

 

『ヘラクロスのつじぎり!』

 

『ゲンガーはたおれた!』

 

 

 

かすみ「このパワー……、そうでした!ヘラクロスの特性は……!」

 

 

かすみ果林せつ菜「根性!!」

 

 

せつ菜「今のヘラクロスは止まりませんよ!!」

 

 

 

『ヘラクロスはどくのダメージをうけた!』

 

『メリッサはムウマージをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「もってあと1ターン……!ラスト1匹を倒すのに、2ターンもいりません!!」

 

 

かすみ「いけー!せつ菜せんぱーーい!」

 

 

果林「いける!これなら……!」

 

 

 

『ムウマージのサイケこうせん!』

 

『ヘラクロスはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「アッ……。」チーン…

 

 

かすみ果林「 」

 

 

 

「・・・・・・。」

 

 

 

『いけ!ゴーリキー!』

 

 

 

かすみ「どどど、どうするんですか!?ゴーリキー何も有効打ありませんよ〜!?」

 

 

果林「だだ、だだだ大丈夫よ。こっちにはあと2匹いるんだし!?」

 

 

せつ菜「おばけのぽけもんさんつよーい……。」ポカーン

 

 

 

璃奈「解説役のせつ菜さんが機能停止したのは痛い。」

 

 

歩夢「私たちが進行した方がいいかな?これ……。」

 

 

愛「……今回ダメだったら、次入ろっか。」

 

 

 

『ムウマージのサイケこうせん!』

 

『ゴーリキーはオボンのみでたいりょくをかいふくした!』

 

 

 

かすみ「こ、これでなんとか2回はう動けますね!」

 

 

果林「そして、ゴーリキーの技は……!?」

 

 

 

『ゴーリキーのみやぶる!』

 

『ゴーリキーはムウマージのしょうたいをみやぶった!』

 

 

 

果林「このコンボは……!?」

 

 

かすみ「トバリジムのスモモさんが使ってきたやつですね。」

 

 

 

せつ菜「……見えたッ!!」キッ…!

 

 

 

愛「せっつーの目に光が戻った!」

 

 

歩夢「……大丈夫そうだね、あの3人なら。」

 

 

璃奈「電撃ONLINE分室も安泰、かな。」

 

 

 

『ムウマージのサイケこうせん!』

 

 

 

せつ菜「止めてみせるッ!!」

 

 

かすみ果林「せつ菜先輩(ちゃん)!!?」

 

 

せつ菜「……!!」ニッ…!!

 

 

果林「やった!!」

 

 

かすみ「た、耐えました!」

 

 

 

せつ菜「今こそ好機、勝算あり!!……受けてみよ!このせつ菜の無敵の拳!!」ハァァァアア‼︎‼︎

 

 

 

かすみ果林「いっけーーー!!!」

 

 

せつ菜「リベンジ、アーーージッッ!!!!」

 

 

 

『ゴーリキーのリベンジ!』

 

 

 

璃奈「こ、これは……!?」

 

 

歩夢「これが、せつ菜ちゃんの切り札……!!」

 

 

愛「……頑張れ、せっつー。お前がナンバーワンだ……!」

 

 

 

ドッゴォォォオオオンッッ………!!!!!

 

 

 

せつ菜「貴方は凄いです、よく頑張りました。また勝負しましょう。……待っていますからね。私ももっともっと、腕を上げて。」

 

 

 

『ムウマージはたおれた!』

 

『ジムリーダーのメリッサとのしょうぶにかった!』

 

 

 

せつ菜「……、!!」ハァ…ハァ…!

 

 

かすみ「やった……!」

 

 

果林「勝った……。勝ったのよ私たち!!」

 

 

せつ菜「はあ、はあ……。やっと終わった……。」ヘナヘナ

 

 

かすみ「これで5つ目のジムバッジ、ゲットです♪」

 

 

果林「気づけば冒険も折り返し地点なのね。」

 

 

せつ菜「流石に、もうこんな苦境は無いと思いたいのですが……。」

 

 

果林「そういいつつ、顔が笑ってるわよ?」

 

 

かすみ「……根っからの戦闘民族ですね。」

 

 

せつ菜「いえ、それ程でも……ありますね♪」ペカー

 

 

 

歩夢「かくして、

 

璃奈「度重なる絶望の果てに、

 

愛「勝利を掴み5つ目のバッジをゲットした3人は、

 

歩夢「次なる強敵を求め、まだ見ぬ冒険の地へと、

 

璃奈「歩みを進めたのであった!」

 

 

 

[続きはpart9で!]

 

 

 

 

愛「次回の冒険は〜、

 

 

せつ菜「これだッ!!」ピッ…

 

 

 

 

 

歩夢「船乗りの町、ミオシティ!

 

璃奈「と思ったら……

 

愛「島に籠って武者修行!?

 

歩夢「俺はもっと強くなる!

 

璃奈「強くなったライバルに、ジムリーダー!

 

愛「うおー!負けらんねーぜ!

 

歩夢「次回、ポケットモンスターダイヤモンドパール!

 

 

歩夢愛璃奈「その意志は鋼より硬く!俺はもっと強くなる!!」

 

 

歩夢「来週も、見てくれよな!」

 

 

かすみ「1週間も空きませんよ……。」

 

 

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜



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その意志は鋼より硬く!俺はもっと強くなる!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

電撃ONLINE分室の3人がポケットモンスターダイヤモンドパールに挑戦!波乗りを手に入れて、意気揚々と水面に繰り出した3人に待ち受けるものは……


その意志は鋼より硬く!俺はもっと強くなる!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

 

せつ菜「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていきます!」

 

 

かすみ「part9ですよ♪」

 

 

果林「前回はゴーストポケモンを使うヨスガジムのバッジをゲットしたのよね。」

 

 

せつ菜「ポケモンをプレイしていて、あんなに絶望したのは初めてです……。」トホホ

 

 

かすみ「ほんと、よく勝てましたよね。」

 

 

果林「あらすじはこんなところで……みんなの手持ちをおさらいよ!」

 

 

 

 

 

かすみ

・ビーダル(どくどくだま) ←

・アブソル

・ヤミカラス

・スカタンク ←

・ミカルゲ

・スコルピ ×

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

・ゴーリキー

・アサナン

・グレッグル

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムクホーク ←

・フワライド

・アゲハント

・キャモメ 

 

 

 

せつ菜「おお!お2人とも、ポケモンを進化させられたんですね!」

 

 

 

かすみ「そうなんですよ〜!スカタンクなんか、ものすごい隠し球を覚えてくれちゃいました♪」

 

 

せつ菜「隠し球……!?楽しみにまっていますね!」

 

 

かすみ「果林さんのムクバードも進化してたんですね?」

 

 

果林「ええ。ムクホークだって、新しい必殺技を習得したわよ♪」

 

 

せつ菜「みなさんお強くなられているんですね!」

 

 

果林「クリアしたら是非1度手合わせ願いたい所ね。」

 

 

かすみ「それじゃあみなさ〜ん、

 

 

かすみせつ菜果林「さあ!ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

 

 

 

〜コトブキシティ〜

 

 

 

果林「あら?ヨスガシティからじゃないのね……?」

 

 

せつ菜「はい!今度はコトブキの西、ミオシティを目指します!」

 

 

 

 

 

 

〜218ばんどうろ〜

 

 

 

かすみ「この、ただの水辺だったところが……、」

 

 

 

『ビーダルはなみのりをつかった!』

 

 

 

せつ菜「ビッパを進化させたんですね!」

 

 

かすみ「かすみんの手持ちじゃあ誰も波乗り使えなかったんですよ……。こればっかりはご容赦願います……。」

 

 

果林「かすみちゃんも苦労してるのね。」

 

 

 

歩夢「さあ、ここからは!

 

愛「我々がトークで、

 

璃奈「次の町まで、

 

歩夢愛璃奈「ツナガルコネクト!」ピッ…

 

チガウスーガタ、チガウーカタチ♪

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

璃奈「やってきました、トークタイム!」

 

 

愛「波乗りゲットした直後って、行けるところが一気に増えて1番楽しい時だよね!」

 

 

歩夢「ついストーリーを忘れて寄り道しちゃうかも……。」

 

 

璃奈「水タイプ縛りなら、波乗りゲットはクリアを意味する。」

 

 

愛「いやいや、それは言い過ぎ

 

 

歩夢「じゃないよ。タイプ一致で威力90の安定技を全員が使えるんだから。」

 

 

愛「なるほど……。」

 

 

歩夢「等倍以上の相手にはまず負けないし、ここまで来る頃にはもう、露骨に不利な相手への対策は出来ていて当たり前……だよね?璃奈ちゃん♪」

 

 

璃奈「うん!」

 

 

愛「水タイプって強いんだな〜……。」

 

 

璃奈「えっへん!」リナチャンボード、ドヤドヤァ

 

 

歩夢「あ……お題発表の前に3人がミオシティに着いちゃうね。」

 

 

愛「この道路は短いし、こんなもんっしょ!」

 

 

璃奈「それに、後でいくらでも話す時間はある。……フフフ。」リナチャンボード、ニヤリ

 

 

歩夢「それじゃあ私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

〜ミオシティ〜

 

 

 

果林「随分と早く着いちゃったわね。」

 

 

かすみ「波乗りチュートリアルみたいなまのだったんでしょう。」

 

 

せつ菜「おお〜!!船です!図書館です!跳ね橋で

 

 

 

『おっと!かすみかよ!このさきのポケモンジムにちょうせんするつもりだな!』

 

 

 

かすみ「誰でしたっけ?この黄色いの。」

 

 

果林「ライバルのジュンくんよ……。って、そんなこと言ったら、かすみちゃんだって『黄色いの』よ?」

 

 

かすみ「わ、わざとですよわざと……。」

 

 

せつ菜「同族嫌悪ですね♪」ペカー

 

 

かすみ「あれと一緒にするな〜!!」

 

 

 

『じゃあオレがちょうせんできるかたしかめてやるよ!』

 

『ついさっきジムバッジをもらったばかりのオレがさ!』

 

 

 

果林「こうしてみると言動もかすみちゃんに似ている、かも……?」

 

 

かすみ「もう怒っちゃいました!コテンパンにしてやります……!!」

 

 

せつ菜「とばっちりです♪」

 

 

 

『ポケモントレーナーのジュンがしょうぶをしかけてきた!』

 

『ジュンはムクバードをくりだした!』

 

『いけ!ヤミカラス!』

 

 

 

かすみ「あれれ〜?果林先輩はムクホークに進化させたのに、ジュンくんはまだムクバードのままなんですか〜??」

 

 

果林「ここぞとばかりに煽り返してるわね……。」

 

 

せつ菜「争いは、同レベルの者同士でしか発生しません♪」

 

 

かすみ「ぐぬぬ……!!」グヌヌ

 

 

 

『ムクバードのでんこうせっか!』

 

『ヤミカラスのだましうち!』

 

 

 

かすみ「にゃーっはっは!技を超えた純粋な強さ、それがパワーだ!!」

 

 

せつ菜「こう見えて動物好きです!」

 

 

果林「ま〜た若い子置いてけぼりにして……。」

 

 

 

『ムクバードのでんこうせっか!』

 

『ヤミカラスのだましうち!』

 

『ムクバードはたおれた!』

 

 

 

 

せつ菜「甘い甘い甘い甘い!!!!」

 

 

かすみ「まあ20%くらいでもやれたでしょうが、なにせ臆病なもんでね。」クイッ

 

 

果林「……突っ込まないわよ?」

 

 

 

『ジュンはブイゼルをくりだした!』

 

『ブイゼルのアクアジェット!』

 

『ヤミカラスのそらをとぶ!』

 

『ヤミカラスはそらたかくとびあがった!』

 

『ブイゼルのスピードスター!』

 

『しかしブイゼルのこうげきははずれた!』

 

『ヤミカラスのそらをとぶ!』

 

『ブイゼルはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「凄いです!2人抜きですよ!」

 

かすみ「えっへっへ///」

 

 

 

『ジュンはモウカザルをくりだした!』

 

 

 

かすみ「来ましたね、対悪タイプ最終兵器!!」

 

 

果林「飛行タイプのヤミカラスなら勝てるはずよ。思いっきりやっちゃいなさい!」

 

 

 

『もどれ!ヤミカラス!』

 

『いけ!ミカルゲ!』

 

『モウカザルのマッハパンチ!』

 

『ミカルゲにはこうかがないようだ……』

 

 

 

せつ菜「ナイス交替です!」

 

 

果林「突っ込んでたらやられてたわね……。」

 

 

かすみ「本当ですよ……。」

 

 

 

『モウカザルのかんぐるま!』

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

 

 

かすみ「ニャーっはっはっはー!」

 

 

果林「お相手さんも涙目ね……。」

 

 

 

『モウカザルはぐうぐうねむっている』

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

 

 

かすみ「惨めったらしく泣き喚いてくれちゃってもいいんですよ?」

 

 

せつ菜「夜泣きはご近所さんの迷惑になるのでやめましょう!」

 

 

果林「ねえせつ菜、夜泣きって何か知ってるの……?」

 

 

せつ菜「へ?」キョトン

 

 

かすみ果林(なんでこういうとこばっかり抜けてるんだろう……。)

 

 

 

『モウカザルはぐうぐうねむっている』

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

『モウカザルはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「そんなことより、モウカザルを突破しましたよ!」

 

 

 

『ジュンはヘラクロスをくりだした!』

 

 

 

かすみ「ひいっ!?」ビクッ!?

 

 

果林「かすみちゃん?」

 

 

せつ菜「無理もありません。虫、格闘タイプのヘラクロスは悪タイプにとって脅威でしかありませんからね。」

 

 

果林「なるほど……。」

 

 

せつ菜「いつか果林さんにもわかる時が来ますよ……。」トオイメ

 

 

果林「是非とも遠慮願いたいわね……。」

 

 

せつ菜「フフ。ふーせんのポケモンさん……。」トオイメ

 

 

 

『ヘラクロスのつじぎり!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

 

 

かすみ「ア" ア" ァ" ァ"……。」

 

 

果林「とてもアイドルが出しちゃいけない声ね……。」

 

 

せつ菜「ま、まだミカルゲは戦えます!」

 

 

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

『しかしミカルゲのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「ァ…………。」サラサラ…

 

 

せつ菜「かすみさん、

 

 

せつ菜果林「ご愁傷様です。」ガッショウ

 

 

 

『ミカルゲのふいうち!』

 

『ヘラクロスのつじぎり!』

 

『ミカルゲはたおれた!』

 

 

 

 

かすみ「あァァんまりだァァアァ!!!」HEEEYYYY

 

 

せつ菜果林「かすみさん(ちゃん)!?」

 

 

アァァンマリダァァアァ!!!

 

 

せつ菜「ま、まあまあ……。」ナダメ

 

 

果林「泣きたくなる気持ちもわかるけど……。」ナダメ

 

 

かすみ「……。」スン…

 

 

果林「まだ負けたわけじゃ……、ん?」

 

 

かすみ「フーー、スッとしたぜ。」ケロッ

 

 

果林(ええぇぇ……。)

 

 

かすみ「かすみんがメンタル弱いのは自覚してるので、動揺した時は泣き喚いて頭を冷静にすることにしてるんです!」ドヤ

 

 

 

璃奈「なんというか……逞しい。」

 

愛「いいな〜、一発ギャグ……。」

 

歩夢「わ、私たちも何かあった方がいいかな……?」

 

 

 

かすみ「歩夢先輩は既に強烈なの持ってるじゃないですか……。」

 

 

 

歩夢「何か言った?」ニコニコ

 

かすみ「ひいっ!?なんでもないです……。」ガクブル

 

 

 

『いけ!ヤミカラス!』

 

 

 

せつ菜「いくら飛行タイプとはいえ、満身創痍ですよ!?」

 

 

かすみ「フ……。」ニヤリ

 

 

 

『ヤミカラスのそらをとぶ!』

 

『ヤミカラスはそらたかくとびあがった!』

 

『ヘラクロスのかわらわり!』

 

『しかしヘラクロスのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「当たらなければどうということはない。」キリッ

 

 

せつ菜「おお!!降下作戦です!」

 

 

果林「だ〜か〜ら〜、あなた達、一体いくつなのよ……。」

 

 

 

『ヤミカラスのそらをとぶ!』

 

『ヘラクロスはたおれた!』

 

『ジュンはロゼリアをくりだした!』

 

 

 

果林「ラスト1匹よ!」

 

 

かすみ「さあ!チェックメイトです!」

 

 

 

『ヤミカラスのそらをとぶ!』

 

『ヤミカラスはそらたかくとびあがった!』

 

『ロゼリアのくさぶえ!』

 

『しかしロゼリアのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「これで……、

 

 

かすみせつ菜果林「終わりです(よ)!!!」

 

 

 

『ヤミカラスのそらをとぶ!』

 

『ロゼリアはたおれた!』

 

『ポケモントレーナーのジュンとのしょうぶにかった!』

 

 

 

かすみ「な、長かった……。」

 

 

 

『ポケモンリーグにちょうせんしてチャンピオンになるのはこのオレだからな!』

 

『ま おまえらならここのジムリーダーにかてるだろ!さっさとしょうぶしてこいよ!』

 

 

 

かすみ「応援、してくれたんでしょうか……?」

 

 

せつ菜「やっぱりかすみさんとよく似た方のようですね♪」

 

 

かすみ「ええ!?かすみんあんなんじゃないですよ〜!」

 

 

果林「さて、と。ライバルにエールを貰っちゃった訳だし、ジムに挑せ

 

 

 

歩夢愛璃奈「まてーーーい!!!」

 

 

 

かすみせつ菜果林「ええ!?」ビクッ!?

 

 

 

歩夢「なにか大事なことを、

 

璃奈「忘れてはいないかね?

 

 

 

かすみ「いや、別に

 

 

 

愛「よもやよもやだ!!

 

歩夢「まだ探索が済んでいないだろう!

 

璃奈「そういうわけで、君たちは船に乗るのだ!

 

 

 

果林「船なんて乗れるの?」

 

 

せつ菜「カントーのサントアンヌ号やイッシュのロイヤルイッシュ号などなど!ポケットモンスターシリーズに登場する船はどれも魅力がいっぱいなんですよ!!とくにロイヤルイッシュ号から見る夜景は絶景なんです!」キラキラ

 

 

かすみ「どんな船か楽しみです♪」

 

 

果林「そういうことなら、早く行きましょう♪」

 

 

かすみせつ菜「おーー!!」

 

 

 

 

 

〜ミオシティ、埠頭〜

 

 

 

漁船『……。』チンマリ

 

 

 

かすみせつ菜果林「 」

 

 

 

かすみ「あの……、

 

 

せつ菜「ごうかきゃくせん……。

 

 

果林「夜景……。

 

 

 

歩夢「ええい!

 

璃奈「つべこべ言わず、

 

愛「さっさと、

 

歩夢愛璃奈「乗らんかぁい!!!」

 

 

 

漁船『……、!!』シュッコウ

 

 

 

かすみせつ菜果林「ええ〜!?」

 

 

 

 

 

 

〜こうてつじま〜

 

 

 

せつ菜「よくわからない島で降ろされてしまいました……。」

 

 

果林「なかなか険しそうな所ね……。」

 

 

かすみ「こんなの詐欺ですう〜!!」

 

 

 

『きみは?……そう かすみというのか わたしはゲン』

 

 

 

果林「誰かいるわね?」

 

 

 

『よかったらいっしょにいこう なにやらポケモンがさわがしい』

 

『かすみはゲンといっしょにこうどうすることになった!』

 

 

 

せつ菜「ここで仲間は心強いです!」

 

 

かすみ「それじゃあ一気に出口まで駆け抜けちゃいましょう!」

 

 

果林「ええ!みんないくわよ!」

 

 

 

 

歩夢「さあ、いこう!」

 

璃奈「最高?」

 

愛「サイコー!」

 

歩夢「我々のトークで、

 

璃奈「最高のひと時を!

 

愛「それではお聴きください、

 

歩夢愛璃奈「サイコーハート!」

 

ターイーヨー、フリソソグヨ♪

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

愛「またまたやってきました、トークタイム!」

 

 

璃奈「こんどは時間には困らない。」

 

 

歩夢「ガッツリレベル上げしてもらうからね♪」

 

 

 

かすみせつ菜果林「え〜……。」

 

 

 

歩夢「頑張ってね♪」

 

 

璃奈「早速だけど、気になるお題は……、

 

 

 

[シンオウに住むならどの町がいい?]

 

 

 

愛「お〜、今度は住むのか。」

 

 

歩夢「シンオウ地方は町も個性的だから迷っちゃうね。」

 

 

璃奈「キッサキシティ以外ならどこでも住めそうだけど……。」

 

 

愛「え〜、良いじゃんキッサキシティ!」

 

 

璃奈「寒いの、苦手……。」

 

 

歩夢愛「あ〜……。」

 

 

歩夢「じゃあ、璃奈ちゃんが住んでみたいのってどの町かな?」

 

 

璃奈「私が住むなら……トバリシティ!やっぱり大型モールは魅力的。」

 

 

愛「レジャースポットにも困らないしね〜。」

 

 

歩夢「ギンガ団が退去した後なら、是非住んでみたいね♪」

 

 

璃奈「歩夢さんは?」

 

 

歩夢「私は……マサゴタウンが良いな。」

 

 

愛「マサゴタウンって、研究所があるところだったよね。海が近くて、のどかで良い所だよね〜!」

 

 

璃奈「コトブキシティとのアクセスも良い。海風にさえ気をつければ言うことなし。」

 

 

愛「璃奈ちゃんボードにはキツいか〜……。」

 

 

歩夢「確かに、機械を扱うには向かなそうだね……。」

 

 

璃奈「あとは愛さん。」

 

 

愛「愛さんはね〜、……ヨスガシティかな〜。」

 

 

歩夢「コンテストが会場がある町だよね。」

 

 

愛「うんうん!それに、なんといってもポケモンだいすきクラブがあるからね〜!」

 

 

璃奈「ポケモンを愛でて自慢し合う人たち。ふれあい広場もあるから、ポケモンが大好きな人にとっては天国のような場所かも……!」

 

 

愛「そうそう!……って、言いたいこと先に言われちゃったな。」

 

 

歩夢「3人とも住みたい町が違ったね。」

 

 

璃奈「みんなバラけたのはちょっと意外だった。」

 

 

愛「それだけシンオウ地方は魅力的な所ってことでしょ!」

 

 

歩夢「……そろそろ3人が島を抜けそうだね。」

 

 

璃奈「それじゃあ私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

〜こうてつじま、埠頭〜

 

 

 

せつ菜「これでこの島ともお別れですね……。」

 

 

かすみ「……って、ここ最初に上陸した所じゃないですか〜!?」

 

 

果林「1周して戻ってきたのね。」

 

 

せつ菜「それでは、また船に乗ってミオジムに挑戦しましょう!」

 

 

 

 

 

 

〜ミオシティ、ジム〜

 

 

 

せつ菜「今度はどなたが挑戦するんでしょう?」

 

 

果林「まあわかってはいるけどね……!」チラッチラッ

 

 

 

[かすみちゃんファイト!]

 

 

 

果林「ええ!?」

 

 

かすみ「果林先輩じゃないんですか!?」

 

 

せつ菜「ということは、残り2つのジムは飛行タイプにとって更に過酷……?」

 

 

果林「ま、まあ!?主役は遅れてやって来るっていうし?……いいじゃないの。」

 

 

かすみ「こんなジム、かすみんがさっさと攻略して、果林先輩にバトンを渡しちゃいますよ♪」

 

 

せつ菜「ではかすみさん!よろしくお願いします♪」ペカー

 

 

かすみ「じゃあジムリーダーまで、

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

 

 

 

 

〜ジムリーダー前〜

 

 

 

果林「いよいよジムリーダー戦ね!」

 

 

かすみ「途中な〜ぜかマリルリとかいましたけど、この人はちゃんと鋼タイプ使いなんでしょうね……?」ジー…

 

 

せつ菜「いざ!尋常に……!」

 

 

 

『ほう!それはクロガネのジムバッジ なるほどなるほど!わたしのむすこをたおしたか』

 

 

 

せつ菜「息子……?」

 

 

かすみ「親子でジムリーダーをなさっていたんですね。」

 

 

せつ菜「……。」

 

 

果林「せつ菜?」

 

 

せつ菜「へ!?……あ、失礼しました!……さあ、今度こそ尋常に勝負です!」

 

 

かすみ(今回は私が頑張らないと……!)

 

 

 

『むすこのヒョウタにかわってこのトウガンが あいてをしてくれようぞ!』

 

 

 

 

『ジムリーダーのトウガンがしょうぶをしかけてきた!』

 

『トウガンはドーミラーをくりだした!』

 

『いけ!スカタンク!』

 

 

 

かすみ「さ〜あ!コテンパンにしてやりますよ!」ニヒヒ

 

 

果林「すごい自信ね……。」

 

 

せつ菜「……。」

 

 

果林(いつものキレがない……。せつ菜ちゃん、完全に気にしてるわね。今回は2人で回さないと……!)

 

 

 

『スカタンクのかえんほうしゃ!』

 

 

 

果林「火炎放射!?」

 

 

かすみ「燃やし尽くしてやります!」

 

 

せつ菜「……。」

 

 

 

『ドーミラーのラスターカノン!』

 

 

 

かすみ「次でとどめです!」

 

 

 

『スカタンクのかえんほうしゃ!』

 

『ドーミラーはたおれた!』

 

『トウガンはハガネールをくりだした!』

 

 

 

かすみ「ギニャァァアア!?」

 

 

果林「あらあら、いつか話してた天敵さんとのご対面ね♪」

 

 

 

『スカタンクのかえんほうしゃ!』

 

『ハガネールのジャイロボール!』

 

『スカタンクのかえんほうしゃ!』

 

『ハガネールはやけどをおった!』

 

 

 

果林「やったわ♪これでハガネールの攻撃力も半減よ。」

 

 

かすみ「はい!このまま畳みかけます!」

 

 

せつ菜「……、はっ!?……えっと、頑張ってください!」

 

 

 

『トウガンはすごいきずぐすりをつかった!』

 

『ハガネールのたいりょくがかいふくした!』

 

 

 

かすみ「 」サラサラ…

 

 

果林「一気に厳しくなったわね……。」

 

 

せつ菜「か!かすみさん!?まだチャンスはあります!」

 

 

 

『スカタンクのかえんほうしゃ!』

 

『ハガネールはやけどのダメージをうけた!』

 

 

 

果林「このまま撃ちあったら、スカタンクはやられちゃうわね……。」

 

 

せつ菜「ここはミカルゲに交替して、催眠術で……!」

 

 

果林「今ハガネールはやけど状態だから、眠らせることはできないわよ?」

 

 

せつ菜「あ、すみません!私としたことが……。」オロオロ

 

 

 

『スカタンクのかえんほうしゃ!』

 

『ハガネールのジャイロボール!』

 

『スカタンクはたおれた!』

 

『ハガネールはやけどのダメージをうけた!』

 

 

 

果林「スカタンクはやられちゃったけど、ハガネールの体力はあとわずかよ!このまま押し切れるわ!」

 

 

かすみ「押し切る?いや……!」ニッ

 

 

果林「何か策があるって顔ね?……かすみちゃんが頼もしい子で良かったわ。」

 

 

かすみ「果林先輩が良いリアクションくれるからですよ……!」ニヤ

 

 

果林「フフ♪」

 

 

 

『いけ!アブソル!』

 

 

 

果林「ここでアブソルってことは……あれをやるのね!」

 

 

かすみ「ご名答です!ラストのエースを突破するために、ハガネールを起点にしちゃいます!」

 

 

 

『アブソルのつるぎのまい!』

 

『ハガネールのこおりのキバ!』

 

『ハガネールはやけどのダメージをうけた!』

 

『アブソルのつるぎのまい!』

 

『ハガネールのジャイロボール!』

 

『ハガネールはやけどのダメージをうけた!』

 

 

 

かすみ「そろそろ火傷でダウンしそうですね。」

 

 

果林「ここまで積めば充分じゃない?」

 

 

せつ菜「次のポケモンで無双です、!」

 

 

 

『アブソルのバトンタッチ!』

 

『いけ!ドラピオン!』

 

 

 

果林「ドラピオン!?」

 

 

かすみ「スコルピが進化して悪タイプになったんです!」ドヤドヤァ

 

 

せつ菜「ドラピオンはスコルピが進化した姿で、接近戦と素早さに優れたポケモンです!」

 

 

 

『ハガネールのジャイロボール!』

 

『ハガネールはやけどのダメージをうけた!』

 

『ハガネールはたおれた!』

 

『トウガンはトリデプスをくりだした!』

 

 

 

かすみ「へっへーん!今更エースが出てきたところで、もう遅いですよーだ!」

 

 

せつ菜「ト、トリデプスは、遠近問わず守りに特化したポケモンです!」

 

 

果林「このフォルム……もしかして、前に見つけた盾の化石の復元ポケモンかしら?」

 

 

 

 

『ドラピオンのじしん!』

 

『トリデプスはたおれた!』

 

 

 

果林「ええ!?あんな堅そうなポケモンを一撃で!?」

 

 

かすみ「これが新生剣舞バトンの力です!」ドヤドヤァ

 

 

果林「そういえば、地震ってもしかして……。」

 

 

かすみ「はい♪サイクリングロードの下にあった洞窟で拾ったやつです。ね、せつ菜先輩!」

 

 

せつ菜「…………へ?……失礼しました!そ、そうですね!」

 

 

 

 

『ジムリーダーのトウガンとのしょうぶにかった!』

 

 

 

かすみ「これで6個目のバッジ、ゲットです!」

 

 

果林「それにしても、親子2代でジムリーダーなんてすごいわね。」

 

 

せつ菜「……。」

 

 

かすみ「そういえば息子のヒョウタさんは、地下通路で化石集めもしてましたよね?」

 

 

果林「親の期待を背負いつつ、好きなことも両立するなんて並大抵のことじゃないわ。」

 

 

かすみ「大好きな気持ちに正直な人は、最強なんです!」ドヤ

 

 

果林「なんでかすみちゃんが誇らしげなのよ?」

 

 

かすみ「かすみんは、そういう人をずっと近くで見てきましたから!」ニコ

 

 

果林「ええ、そうね!」

 

 

かすみ果林「あはは♪」

 

 

せつ菜「かすみさん、果林さん……。ありがとうございます♪さあ!次の町を目指しますよ〜!!」ペカー

 

 

果林「……まったく、手のかかる後輩なんだから♪」ヒソヒソ

 

 

かすみ「ほんと、お守りする方の身にもなってほしいです♪」ヒソヒソ

 

 

果林「あら?1番手がかかるのはかすみちゃんじゃなくて?」ヒソヒソ

 

 

かすみ「そ、そんなことありませんよ!?」ヒソヒソ

 

 

 

せつ菜「2人とも〜!!次の冒険が待っていますよ〜!!」

 

 

 

 

歩夢「かくして6個目のバッジをゲットした一行は、

 

愛「次なる冒険の一途へと、

 

璃奈「歩みを進めるのであった!」

 

 

 

 

歩夢「……フフ♪」ヒソヒソ

 

愛「どしたん?歩夢。」ヒソヒソ

 

歩夢「なんだか、あの3人って良い関係だなって♪」ヒソヒソ

 

璃奈「そう思う。でも、私たちも負けてない……はず。」ヒソヒソ

 

愛「……『はず』じゃないよ。友情の形は、人の数だけオンリーワンだもん♪」ヒソヒソ

 

 

 

[そうですね♪]

 

 

 

歩夢愛璃奈「ふぇ!?」ビクッ!?

 

 

 

[そろそろ進めてほしいな〜?]

 

[なんて☆]

 

 

 

歩夢愛璃奈「はいぃ!!」ビクゥ!?

 

 

 

 

璃奈「じ、次回の冒険は〜、

 

歩夢愛「これだ!!」

 

ミミヲスマーセーバー♪ ナツカーシイーコーエー♪

 

 

 

 

愛「博士に助手に、ライバルまで?

 

歩夢「図書館で同窓会!

 

璃奈「……と思ったら大地震!?

 

愛「動き出すギンガ団の陰謀、

 

歩夢「シンオウを揺るがす未曾有の危機が訪れる!

 

璃奈「次回、ポケットモンスターダイヤモンドパール!

 

 

歩夢愛璃奈「不幸な時代だ!心を暴力が支配する!?」

 

 

 

かすみ「タイトルめっちゃ不穏なんですけど……。」

 

 

せつ菜「次回もポケモン、ゲットだぜ!!」

 

アラン『ニャーン♪』

 

 

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 



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不幸な時代だ!心を暴力が支配する!?『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

電撃ONLINE分室の3人がポケットモンスターダイヤモンドパールに挑戦!いよいよ本格的に動き出したギンガ団!せつ菜ちゃんは無事トラウマを克服して打ち勝つことができるのか……!?


不幸な時代だ!心を暴力が支配する!?『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

かすみ「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていきますよ♪」

 

 

果林「part10♡」

 

 

果林「前回は、こうてつじまに更迭されたり、」

 

 

 

愛「……!」ピク…

 

 

 

かすみ「おやおや〜?果林先輩、ダジャレですか?」

 

 

果林「あ、いや別にそういうわけじゃ……///」

 

 

せつ菜「かすみさんが鋼タイプのミオジムを突破しました!」

 

 

かすみ「かすみんの、さいきょー可愛い所が存分に発揮されていましたね!」ドヤ

 

 

せつ菜「はい♪」

 

 

かすみ「そんなに素直に褒められるとやりづらいんですけど……。」

 

 

果林「あらすじはこんなところね。次は、みんなの手持ちをおさらいよ!」

 

 

 

 

 

かすみ

・ビーダル(どくどくだま) 

・アブソル

・ヤミカラス

・スカタンク 

・ミカルゲ

・ドラピオン

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

・カイリキー

・チャーレム ←

・ドクロッグ ←

・たまご ←

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムクホーク 

・フワライド

・アゲハント

・キャモメ 

 

 

 

果林「せつ菜の手持ちが大幅に強化されたわね。」

 

 

せつ菜「はい!これでゴーストタイプともある程度渡り合えるようになりました!」ペカー

 

 

かすみ「あれ?カイリキーって通信交換しないと進化しませんよね?一体だれと……。」

 

 

璃奈「……、!」グッ

 

 

果林「璃奈ちゃんに協力してもらったのね。」

 

 

かすみ「どうせ進化できるなら、カイリキーで挑めばもっと楽にヨスガジムを突破できたんじゃ……。」

 

 

せつ菜「ゴーリキーにも活躍して貰いたかったので♪」ペカー

 

 

かすみ「う、眩しい……。」

 

 

果林「強さばかりを追い求めていたら失ってしまう物よね……。」

 

 

せつ菜「おさらいもこんなところで、

 

 

かすみせつ菜果林「さあ!ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

 

 

 

〜ミオとしょかん〜

 

 

 

『ほら!かすみこっちだぜ!こっち!』

 

 

 

かすみ「ライバルの『黄色いの』くんですね。」

 

 

果林「ちゃんと名前覚えてあげたら……?」

 

 

 

『ほら!じいさん!かすみのやつつれてきたぜ』

 

 

 

せつ菜「博士と助手くんもいますね。」

 

 

 

『じゃあオレいくからさ!………………うう わかったよ』

 

 

 

果林「ジュンくんは博士が苦手みたいね。」

 

 

かすみ「そういえば研究所で、図鑑をもらう前に怒鳴られて飛び出してったんでしたっけ?w」

 

 

 

『うむ そろったな かすみたち ききなさい!』

 

 

 

 

せつ菜「要約すると、幻のポケモンに出会うために、3つの湖を手分けして探すようです!」

 

 

 

『!!!!!!!!』グラグラ

 

 

 

 

かすみ「地震ですか!?」

 

 

果林「……大きいわね。」

 

 

 

『…………とまったか』

 

『みんなだいじょうぶか』

 

『きをつけてそとにでるぞ まちのようすがきになる』

 

 

 

 

 

 

 

〜ミオシティ〜

 

 

 

『さっきのゆれ しぜんのものではないな』

 

 

 

かすみ「なんでそんなことわかるんですかね?」

 

 

せつ菜「あの大きな揺れが地面から伝わってきたものなら、町は無事では済んでいないはず、」

 

 

果林「つまり、あの揺れは空中を伝わってきた衝撃波によるもの。あり得るとすれば……

 

 

 

『じいさんたちたいへんだぜ!なんでもリッシこでだいばくはつがおきたそうだ!!』

 

 

 

せつ菜「そう、爆弾です♪」

 

 

かすみ「え、じゃあもしかしてリッシこの爆発は……。」

 

 

果林「人為的に起こされたものと考えるのが自然ね。」

 

 

 

『じいさん!オレみずうみにいくぜ!なんかやばいきがするんだ!』

 

 

 

『かすみ リッシこのことなんだかきになるのだ』

 

『くれぐれもむりはするなよ!』

 

 

 

せつ菜「はい!私たちもリッシこに向かいましょう!」

 

 

 

『キャモメはそらをとぶをつかった!』

 

 

 

 

 

 

〜リッシこ〜

 

 

 

果林「こ、これは……!」

 

 

せつ菜「湖が見る影もありません……。」

 

 

かすみ「しかも、ギンガ団がウヨウヨしてます……!」

 

 

せつ菜「とにかく、親玉を探して叩きましょう!」

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

 

 

 

『ミッションはじゅんちょう ボスもまんぞくなさるだろう』

 

 

 

かすみ「なにかぶつぶつ言ってますね。」

 

 

 

『ハクタイのギンガだんアジトにのりこんできたこどもだな!』

 

『ギンガだんをじゃまするならどんなかのうせいでもつぶす!!』

 

 

 

果林「受けて立つわ!」

 

 

 

『ギンガだんかんぶのサターンがしょうぶをしかけてきた!』

 

『サターンはユンゲラーをくりだした!』

 

『いけ!ドラピオン!』

 

 

 

せつ菜「有利対面ですよかすみさん!」

 

 

かすみ「楽勝です♪」

 

 

 

『ドラピオンのむしくい!』

 

『ユンゲラーはたおれた!』

 

『サターンはドーミラーをくりだした!』

 

 

 

果林「良い調子ね♪」

 

 

かすみ「このまま全抜きしてやります!」

 

 

 

『ドラピオンのむしくい!』

 

『ドーミラーのジャイロボール!』

 

『ドラピオンのむしくい!』

 

『ドーミラーのあやしいひかり!』

 

 

 

せつ菜「混乱しちゃいましたよ!?」

 

 

かすみ「これを待ってました!」

 

 

果林「え?」

 

 

 

『もどれ!ドラピオン!』

 

『いけ!スカタンク!』

 

『ドーミラーのジャイロボール!』

 

 

 

かすみ「既に混乱してるポケモンを前に、怪しい光は撃てませんよねえ?」ニヒヒ

 

 

果林「なるほど、安全にスカタンクを出せるタイミングを図っていたのね。」

 

 

 

『スカタンクのかえんほうしゃ!』

 

『ドーミラーはたおれた!』

 

『サターンはドクロッグをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「ドクロッグのタイプは毒、格闘で唯一無二なんですよ♪」

 

 

かすみ「そして特性『かんそうはだ』のドクロッグには……これがさぞかし効くでしょうねえ?」ニヒヒ

 

 

果林「また悪役モードになってるわね……。」

 

 

 

『スカタンクのかえんほうしゃ!』

 

『ドクロッグのどろばくだん!』

 

 

 

かすみ「え……。」

 

 

果林「なんだか、余裕で耐えられちゃったわね。」

 

 

せつ菜「この方のドクロッグは、特性が『きけんよち』の個体だったようですね!あ、因みに特性『かんそうはだ』のポケモンは水技を受けると回復して、代わりに炎技で受けるダメージが増えるんですよ!」

 

 

かすみ「なんで地面技を持ってるんですか……。」

 

 

果林「よりにもよって、スカタンクにとって唯一の弱点ね。」

 

 

 

『もどれ!スカタンク!』

 

『いけ!ヤミカラス!』

 

『ドクロッグのどろばくだん!』

 

『ヤミカラスにはこうかがないようだ……』

 

 

 

かすみ「タイプ相性をご存知でない!?」

 

 

果林「いや、それはかすみちゃんが交替したからでしょ……。」

 

 

せつ菜「素晴らしい采配です!」

 

 

 

『ヤミカラスのそらをとぶ!』

 

『ヤミカラスはそらたかくとびあがった!』

 

『ドクロッグのいばる!』

 

『しかしドクロッグのこうげきははずれた!』

 

『ヤミカラスのそらをとぶ!』

 

『ドクロッグはたおれた!』

 

『ギンガだんかんぶのサターンとのしょうぶにかった!』

 

 

 

かすみ「完全勝利です♪」

 

 

せつ菜「やりましたね!」

 

 

 

『まあいい!おまえのようなこどもがなにをしてもながれるじかんはとめられない!』

 

 

 

果林「さすが本業、見事な捨て台詞ね♪」

 

 

 

『いまごろなかまのマーズがシンジこでつぎのポケモンをとらえているだろう……』

 

 

 

かすみ「シンジこといえば……。」

 

 

果林「助手くんが向かった湖ね。」

 

 

せつ菜「救援に行きましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

〜シンジこ〜

 

 

 

ギンガ団『……。』ワラワラ

 

 

 

かすみ「またギンガ団でいっぱいです!?」

 

 

果林「あら?あそこにいるのは……。」

 

 

 

『おおっ!せつなよくきてくれた!せつな!コウキをたすけてやってくれい!』

 

 

 

せつ菜「ナナカマド博士です!」

 

 

果林「助手くんを助けに行くわよ!」

 

 

かすみ「了解です!」

 

 

 

 

 

マーズ『……。』

 

 

 

せつ菜「アノ、ワタシチョットヨウジヲ……。」

 

 

 

[こっちは仕事ですよ♪]

 

 

 

せつ菜「ジ、ジョウダンデスヨ。アハハ……。」

 

 

果林「まあ、あの時はトラウマものだったものね……。」

 

 

 

[気になる方はpart3へ!]

 

 

 

せつ菜「さ、さあかすみさん!コテンパンに……、」

 

 

かすみ「え〜……かすみん、さっきまで連戦で疲れちゃいました。」

 

 

せつ菜「そ、そうでした!じゃあ……果林さ

 

 

 

[だ〜め♡]

 

 

 

せつ菜「ソンナ……。」ゼツボウ

 

 

果林「が、頑張って!」

 

 

せつ菜「ふえぇ……。」

 

 

 

『あなたのかお!イヤなことおもいだしちゃった!』

 

 

 

せつ菜「それはこっちのセリフですよぉぉおお!!!!」ギャー

 

 

かすみ「まあまあ……。」ナダメ

 

 

 

『はつでんしょのことよ!!あなたのせいでひどいめにあったんだから』ギャー

 

 

 

せつ菜「なに被害者面してるんですかあ!!??」ギャー

 

 

 

『ゆるさない!ゆるさない!!とにかくあなたもやっつけるから!』ギャー

 

 

 

せつ菜「おまえらの血は、何色だぁぁああ!!!」

 

 

 

 

『ギンガだんかんぶのマーズがしょうぶをしかけてきた!』

 

 

 

果林「しかけてきたっていうか、完全にこっちからふっかけたんだけどね……。」

 

 

 

 

『マーズはゴルバットをくりだした!』

 

『いけ!チャーレム!』

 

 

 

せつ菜「……。」ニヤリ

 

 

かすみ「この対面は五分ってところでしょうかね?」

 

 

せつ菜「やっっっぱりなあ……!?お前ならゴルバット先頭に持ってくると読んでいたぜ!!」

 

 

果林かすみ「せつ菜(先輩)!?」

 

 

 

『ゴルバットのどくどく!』

 

 

 

せつ菜「しゃらくせえ!オラぁぁあ!!」

 

 

 

『チャーレムのかみなりパンチ!』

 

『ゴルバットはたおれた!』

 

『チャーレムはどくのダメージをうけた!』

 

 

 

せつ菜「……ケッ。」

 

 

かすみ「チャーレムは特性『ヨガパワー』で攻撃がステータスの2倍になりますけど……。」

 

 

果林「タイプ一致技でもないのにこのパワー……もはや異常ね。」

 

 

せつ菜「それだけじゃねえぜ。チャーレムにはいかずちプレート持たせてっから……クク。ゴルバットごときが、耐えられる訳がねえんだよなあ!wアッハッハッハ//////」

 

 

果林「あのトラウマがせつ菜を変えてしまったというの……!?」

 

 

 

 

愛「う〜ん、これは……。」

 

 

璃奈「第二の歩夢さんダークネス、如墓武(にょぽむ)が生まれようとしている……!?」

 

 

歩夢「ダークネス……?」キョトン

 

 

愛璃奈(この人無自覚なの!?)

 

 

 

 

『マーズはドーミラーをくりだした!』

 

『もどれ!チャーレム!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

『ドーミラーのジャイロボール!』

 

 

 

かすみ「交替……猛毒のダメージを減らす為ですかね?」

 

 

せつ菜「まあそんなところだ。」ニヤリ

 

 

果林(やりづらい……。)

 

 

 

『ヘラクロスのシャドークロー!』

 

『ドーミラーのあやしいひかり!』

 

『ヘラクロスはキーのみでこんらんがなおった!』

 

 

 

果林「キーのみは混乱だけを治す木の実だけど……。」

 

 

かすみ「ピンポイントで決まりましたね。」

 

 

せつ菜「根性の邪魔されたらたまんねえからなあ……!ゴルバット対策に持たせたが、ハッ!まさかこんな形で決まるとは!」

 

 

 

 

愛「似てる……。」

 

 

歩夢「え?」

 

 

璃奈「人を狂わせるのは執着心。いや、執念……もはや怨念。」

 

 

 

 

『ヘラクロスのシャドークロー!』

 

『ドーミラーはたおれた!』

 

 

 

 

せつ菜「これであとはデブ猫1匹だけだぜ!!」ヒャッハー‼︎

 

 

果林「えっと……もう少しで勝てそうね。これでトラウマともバイバイよ!」

 

 

せつ菜「……油断はしねえ。」ギラ

 

 

 

『マーズはブニャットをくりだした!』

 

 

 

かすみ「き、来ました……!?」ヒイ!?

 

 

 

『もどれ!ヘラクロス!』

 

『いけ!カイリキー!』

 

『ブニャットのねこだまし!』

 

 

 

せつ菜「……っぱ、そう来るよなあ!?」ニヤリ

 

 

かすみ「猫騙しは受けると必ず怯んでしまう技ですが、」

 

 

果林「威力が低いのを利用して、上手く交替できたわね。」

 

 

せつ菜「……。」ギラ

 

 

かすみ果林(黙られてもなんか怖い!?)

 

 

 

『ブニャットのつばめがえし!』

 

 

 

せつ菜「……。」

 

 

かすみ「ひい!?やっぱり来ました!?」

 

 

果林「……あの時とは違う、1発なら耐えられる!」

 

 

かすみ「た、耐えました!」

 

 

せつ菜「……終わりだ。」ニイ…

 

 

かすみ果林「……え?」

 

 

 

せつ菜「てめえが犯した罪を数えながら……逝きやがれぇぇぇえええ!!!」

 

 

 

かすみ「ふぇ……。」ウルウル

 

 

 

せつ菜「リベンジ、アーーーーー、ジッ!!!!!」オラァァアア!!!!

 

 

 

『カイリキーのリベンジ!』

 

 

 

ドッゴォォォオオオンッッ………!!!!!

 

 

 

『ブニャットはたおれた!』

 

『ギンガだんかんぶのマーズとのしょうぶにかった!』

 

 

 

 

せつ菜「やった……!ついに、あの忌まわしきデブ猫を、この手で葬ってやったぜ……!ハハ……アッハッハッハッハッハッハッハ//////ざまあ見ろ、雑魚があッ!!!!」

 

 

果林「……。」

 

 

かすみ「こんなせつ菜先輩、嫌ですぅぅう!!!」ポロポロ

 

 

せつ菜「……。」

 

 

かすみ「せつ菜先輩は……猪突猛進で、たまに周りが見えなくて、ちょっと抜けてる所があるけど!だけど!……とっても優しい人なんです!絶対に人や、人の大好きを侮辱するなんてこと、しないんです!!」ポロポロ

 

 

せつ菜「……。」

 

 

かすみ「いつもの優しいせつ菜先輩に戻ってください……!またかすみんに、いいこいいこってして下さい……!!」ポロポロ

 

 

せつ菜「かすみ、さん……?」

 

 

かすみ「せつ菜せんぱぃ……?」ポロポロ

 

 

果林「そうね。せつ菜の布教癖には振り回されっぱなしだけど……大好きな気持ちに正直で、無邪気に笑うあなたが好きだから、私たちはこうしてあなたの側にいるのよ?」

 

 

せつ菜「果林さん……。」

 

 

かすみ「……。」ポロポロ

 

 

せつ菜「……ごめんなさい。危うく憎しみに囚われて、大切なものを失う所でした。」イイコイイコ

 

 

かすみ「……!」パァ…

 

 

せつ菜「まったく私は……大好きでいっぱいな世界なんて、どの口が言うのやら……。」

 

 

果林「フフ♪」イイコイイコ

 

 

せつ菜「ちょ!?果林さん!?まだ収録中なんですよ//////」

 

 

果林「私たちに気を遣わせた罰よ。しばらく全世界に向けていいこいいこされてる所を晒しなさい。」イイコイイコ

 

 

せつ菜「うう……//////」

 

 

 

 

歩夢「私たち、何を見せられてるんだろう……。」

 

 

璃奈「これはこれで視聴率取れそう。」

 

 

愛「……ごめんね、歩夢。」

 

 

歩夢「え?」

 

 

愛「愛さん達も、もっと早く歩夢と分かり合えていたら……。」

 

 

璃奈「それは違う。」

 

 

愛「りなりー?」

 

 

璃奈「どんな人格だって、それは紛れもない歩夢さん。私たちは歩夢さんの友達なんだから、どんな歩夢さんも受け入れる。……友情のあり方は1つじゃない。」

 

 

愛「……ハハ、違いない。」

 

 

歩夢「ねえ、さっきから何を……?」

 

 

 

[みなさ〜ん?]

 

 

 

かすみせつ菜果林歩夢愛璃奈「!?」

 

 

 

[これ、どう収拾つけてくれるんですか♪]

 

 

 

かすみせつ菜果林歩夢愛璃奈「ひぃ!?」

 

 

 

 

果林「さささ、さあ!次はエイチ湖を目指すわよ!」

 

 

 

『ムクホークはそらをとぶをつかった!』

 

 

 

 

 

 

〜テンガンざん〜

 

 

 

かすみ「エイチ湖はめちゃくちゃ北にあるので、」

 

 

せつ菜「テンガン山から北上します!」

 

 

果林「タウンマップで見る限り、もの凄い距離ね……。」

 

 

せつ菜「ということは……、

 

 

 

 

歩夢「つまりそういうこと!

 

愛「我々がトークタイムで、

 

璃奈「移動時間を、

 

歩夢愛璃奈「ツナガルコネクト!」ピッ…

 

チガウスーガタ♪ チガウーカタチ♪

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

愛「やってきました!トークタイム!」

 

 

璃奈「エイチ湖の最寄り、キッサキシティまでの道のりは長い。……ちょっと引くほど長い。」

 

 

歩夢「トークタイムも長めに取れるね♪」

 

 

愛「そんじゃ!今回のお題、行ってみよ〜!」

 

 

 

[初めてのポケモンは?]

 

 

 

歩夢「初めてのポケモン……色んなソフトで、最初に選ぶ3匹のポケモンのことでいいのかな?」

 

 

 

[そうです!]

 

 

 

璃奈「このお題は楽しそう♪」

 

 

愛「これは盛り上がるよね!りなりーはやっぱり水タイプ?」

 

 

璃奈「私の初めてのポケモンは、ポッチャマ!」

 

 

歩夢「璃奈ちゃんはダイヤモンドパールから始めたんだね。」

 

 

璃奈「うん。その時の思い出を大事にしたいから、どのシリーズでも初見は水タイプで攻略するって決めてる!」リナチャンボード、ブイ!

 

 

愛「初めての思い出はかけがえのない物だもんね……。あ、そうそう、愛さんはヒトカゲだよ!」

 

 

歩夢「じゃあ、赤緑からなんだ。私と一緒だね♪」

 

 

愛「え!?歩夢もヒトカゲなの?」

 

 

歩夢「あ、いや私はゼニガメだよ。周りがみんなヒトカゲかフシギダネで、ゼニガメがなんだかかわいそうだったから……。」

 

 

璃奈「歩夢さん、優しいんだね。」

 

 

歩夢「ううん、そんな大それたものじゃないよ。好きになったポケモンが、みんなたまたまそういう境遇だっただけだから。」

 

 

愛「……いや、ポケモンのことを本当に好きな人じゃないとできないことだよ。」

 

 

璃奈「愛さんは、ヒトカゲのエピソードある?」

 

 

愛「う〜ん……こういうこと言うのもなんだけど、トキワの森で出会ったピカチュウに運命感じちゃってさ。あ!もちろんヒトカゲも最後まで連れてったよ?……でも、1番愛情を注いだのはピカチュウだったかな〜。」

 

 

歩夢「そのポケモンとの出会いは一度きりだから、大事にしたいよね♪」

 

 

璃奈「さて、3人は……。」

 

 

 

ユキデスヨ!

 

アラレジャナイデスカ!?

 

コオリタイプオオイワネ…

 

 

 

愛「まだまだかかりそうだね……。」

 

 

歩夢「え〜っと、じゃあ……初めてのポケモンにちなんで、2人は、対戦でもそのポケモンは使ってる?」

 

 

璃奈「もちろん!エンペルトはとっても強い!水タイプ統一だと草タイプやドラゴンタイプ相手に一役買ってくれる。」

 

 

愛「……というと、やっぱりあの技だね!」

 

 

璃奈「うん!」

 

 

歩夢愛璃奈「エンペルト、冷凍ビーム!」ハクシン

 

 

歩夢愛璃奈「あはは♪」

 

 

歩夢「映画のワンシーンだけど、真似せずにはいられなかったな〜。」

 

 

愛「エンペルト持ってる人が羨ましかった記憶あるな〜。」

 

 

璃奈「歩夢さんは、ゼニガメだったよね?」

 

 

歩夢「うん♪カメックスは技や型が豊富だから、色んなパーティーで活躍できるんだよ!」

 

 

愛「カメックスか〜……。前にりなりーと対戦した時は、高速スピンからの潮吹きで全抜きされたっけな……アハハ。」

 

 

璃奈「ソード&シールドで高速スピンが強化されて、タスキ潰しと起点作りを同時にできるようになった!」リナチャンボード、ドヤ!

 

 

歩夢「それだけじゃないよ。殻を破るを習得して、エースとしてのスペックが上がったりと、着実に力をつけてきているんだ♪」

 

 

愛「これじゃあリザードンもうかうかしていられないな……。」

 

 

璃奈「リザードンだって負けてない。ニトロチャージでの抜き性能や、熱砂の大地での技範囲拡張は熱い!」

 

 

歩夢「サトシくんとシゲルくんの対決もそうだけど、カメックスとリザードンって、永遠の好敵手って感じだよね。」

 

 

愛「きっとこの2匹の戦いの歴史は、ポケモンが愛され続ける限り終わらないね……。」

 

 

璃奈「……3匹。フシギバナだってかなり強化されて来た。気を抜いてるとすぐ負けるかもよ?」

 

 

歩夢「3匹のこれからに期待だね♪」

 

 

愛「お!そろそろ3人が次の街に着く頃じゃない?」

 

 

璃奈「うん。それじゃあ私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

〜キッサキシティ〜

 

 

 

せつ菜「着きました〜!!」ユキダー!

 

 

かすみ「あ、この町にもジムがあるんですね。」

 

 

果林「見た目的に、どう見ても氷タイプね。じゃあ今度こそ私が……!」

 

 

 

[は〜いここまで♪]

 

 

 

かすみせつ菜果林「ええ〜!?」

 

 

 

[すみません]

 

[3人のイチャイチャを撮ってたら]

 

[尺がなくなっちゃいました☆]

 

 

 

かすみせつ菜果林「ええ〜……。」

 

 

 

 

 

 

璃奈「というわけで!

 

愛「ギンガ団を倒した一同は、

 

歩夢「消えた湖のポケモンとライバルを追うべく、

 

璃奈「シンオウの最北端キッサキシティを、

 

愛「目指すのであった!」

 

 

 

[続きはpart11で☆]

 

 

 

歩夢「次回の冒険は〜、

 

愛「これだ!!」ピッ…

 

ア マ クナイ サ バト ル ハ イツダッテ♪

 

 

璃奈「止まらないギンガ団の陰謀!

 

歩夢「湖のポケモンは、ライバルは!?

 

愛「今明かされるギンガ団の野望!

 

璃奈「シンオウ創世の歴史に今、挑む!

 

歩夢「次回、ポケットモンスターダイヤモンドパール!

 

 

 

歩夢愛璃奈「完璧な世界を求めて!私は神をも超える者!!」

 

 

 

璃奈「次回もポケモン、ゲットだぜ。」

 

アラン『ニャーン♪』

 

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜



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完璧な世界を求めて!私は神をも超える者!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

本格的に動き出したギンガ団!湖のポケモンに赤い鎖……今、シンオウ創世の伝説が、再び……!!


 

完璧な世界を求めて!私は神をも超える者!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

 

 

果林「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていくわよ♪」

 

 

せつ菜「part11です!」

 

 

かすみ「前回は、ギンガ団の幹部の方と連戦しました!……あれ?もしかして、あんまり進んでない?」

 

 

せつ菜「すみません、私がご迷惑をかけてしまったばっかりに……。」

 

 

果林「そんなことないわよ?2人ともいい戦いを見せてくれたじゃない♪」

 

 

かすみ「えっへっへ///」

 

 

せつ菜「はい♪」ペカー

 

 

果林「あらすじもこんなところで……次は、みんなの手持ちをおさらいよ!」

 

 

 

 

 

かすみ

・ビーダル(どくどくだま) 

・アブソル

・ヤミカラス

・スカタンク 

・ミカルゲ

・ドラピオン

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

・カイリキー

・チャーレム 

・ドクロッグ 

・リオル ←

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムクホーク 

・フワライド

・アゲハント

・キャモメ 

 

 

 

かすみ「こうてつじまで貰ったたまご、リオルだったんですね。」

 

 

せつ菜「はい♪これで私も手持ちが揃いました!」

 

 

果林「これでみんな手持ちが完成されたってわけね。」

 

 

かすみ「そういえば、果林先輩はキャモメ進化させないんですか?」

 

 

せつ菜「レベル的にはとっくに進化していてもいいはずなのですが……。」

 

 

果林「ああ、これね?私も進化させたいんだけど、璃奈ちゃんに止められてて……。」

 

 

 

璃奈「進化ダメ、絶対。」リナチャンボード、NG

 

 

 

かすみ「果林先輩も苦労してるんですね。」

 

 

せつ菜「おさらいもこんなところで、

 

 

 

かすみせつ菜果林「さあ!ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

 

 

〜キッサキシティ〜

 

 

 

果林「今回は予定が盛りだくさんらしいから、ちゃっちゃとジムを攻略するわよ!」

 

 

かすみ「また、遅くまで働かせるとすたっふさんが捕まる〜!?のくだりですか……。」

 

 

せつ菜「法律は守りましょう♪」ペカー

 

 

 

[よろしくお願いします]ペコリ

 

 

 

 

 

 

〜キッサキジム〜

 

 

 

せつ菜「今回はどなたが挑戦するんでしょう?」

 

 

果林「そりゃあもちろん……!」

 

 

 

[果林ちゃんです♪]

 

 

 

果林「っしゃぁぁあ!!」ガッツポーズ

 

 

かすみ「そんなに待ち侘びてたんですか……。」

 

 

せつ菜「果林さんのパートは、最初のジム以来ですからね。」

 

 

果林「まったくよ……。しかも、エアームドでのろいを積んで全抜きっていう放送事故しか見せ場なかったのよ……?」

 

 

かすみ「それは自業自得なんじゃ……。」

 

 

せつ菜「とにかく、活躍のチャンスですよ果林さん!ジムリーダーまで一気に駆け抜けちゃいましょう!」

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

 

 

 

〜ジムリーダー前〜

 

 

 

『スズナにちょうせん?いいよ!つよいひとまってたし』

 

 

 

せつ菜「スズナさんというのですね!」

 

 

 

『ポケモンもオシャレもれんあいもぜんぶきあいなのッ!』

 

『そこんとこみせたげるからかくごしちゃってよね!』

 

 

 

かすみ「根性論の権化のような方ですね……。」

 

 

果林「あら?嫌いじゃないわよ、そういうの!」

 

 

かすみ「果林先輩テンション高いですね……。」

 

 

せつ菜「久々の出番で、きっと嬉しいんでしょう!」

 

 

 

『ジムリーダーのスズナがしょうぶをしかけてきた!』

 

『スズナはユキカブリをくりだした!』

 

『いけ!フワライド!』

 

 

 

果林「さあ!かかってらっしゃい!強くなった私たちを見せてあげるわ!」

 

 

せつ菜「ファイトです♪」

 

 

 

『ユキカブリのゆきふらし』

 

『あられがふりはじめた!』

 

 

 

かすみ「最初から霰で始まるなんて、ズルくないですか?」

 

 

せつ菜「特性『ゆきふらし』は戦闘にでた時点で霰にする、強力な特性です!」

 

 

 

『フワライドのたくわえる!』

 

『ユキカブリのねをはる!』

 

『あられがフワライドをおそう!』

 

 

 

果林「ふうん……そっちもその気なら、こっちだって……!」

 

 

かすみ「なんだか嫌な予感がするのはかすみんだけでしょうか……。」

 

 

せつ菜「奇遇ですね!私もです♪」

 

 

 

 

『ユキカブリのこおりのつぶて!』

 

『フワライドのちいさくなる!』

 

『あられがフワライドをおそう!』

 

 

 

『ユキカブリのこおりのつぶて!』

 

『しかしユキカブリのこうげきははずれた!』

 

『フワライドのちいさくなる!』

 

『あられがフワライドをおそう!』

 

 

 

 

『ユキカブリのこおりのつぶて!』

 

『フワライドのちいさくなる!』

 

『あられがフワライドをおそう!』

 

 

 

かすみ「あ〜、やっぱり……。」

 

 

せつ菜「これはもしかしなくても……。」

 

 

果林「根を張って自ら起点になったこと、後悔させてあげるんだから♪」

 

 

 

『ユキカブリのこおりのつぶて!』

 

『しかしユキカブリのこうげきははずれた!』

 

『フワライドのバトンタッチ!』

 

『いけ!エアームド!』

 

『あられがエアームドをおそう!』

 

 

 

かすみ「またやりましたよこの人!?」

 

 

せつ菜「歴史は繰り返す、とはよく言ったものです♪」

 

 

果林「まだまだ!下準備その2、いくわよ!」

 

 

かすみ「この期に及んで『下準備』って言いましたよこの人!?」ヒエエ

 

 

 

『ユキカブリのこおりのつぶて!』

 

『エアームドののろい!』

 

『あられがエアームドをおそう!』

 

 

 

かすみ「霰の方がダメージ大きいってどういうことですか……。」

 

 

せつ菜「さすが放送事故を愛し、放送事故に愛された女です♪」

 

 

 

『ユキカブリのこおりのつぶて!』

 

『しかしユキカブリのこうげきははずれた!』

 

『エアームドののろい!』

 

『あられがエアームドをおそう!』

 

 

 

果林「まだまだいくわよ!」

 

 

 

[エアームドに、]ニコ

 

 

 

歩夢「ん?」

 

璃奈「すたっふさん?」

 

愛「どしたん?」

 

 

 

[のろい覚えさせたの……]ニコニコ

 

 

 

歩夢愛璃奈「え……。」

 

 

 

[だ〜れだ♡]ゴゴゴゴ…

 

 

 

歩夢愛璃奈「ひいぃッ!!??」ビクゥ!?

 

 

 

[おん?]ゴゴゴゴ…

 

 

 

歩夢「え、エアームドを用意したのは愛ちゃんですッ!!」ビシッ!

 

愛「あああ、愛さんはタマゴ技ブレイブバードがいいって言ったし!エアームドを提案したのはりなりーでしょ!?」ビシッ!

 

璃奈「岩タイプを等倍で受けられないと、序盤のクロガネジムで詰む。だからエアームドを提案するのは至極真っ当。」

 

愛「そりゃそうだけどさ〜……。」

 

璃奈「それよりも、のろいを考案した歩夢さんの方がギルティ。」ビシッ!

 

歩夢「ええ!?飛行タイプ統一でエアームドを生かすなら、耐久力を強化する方向に行くのは自然の流れじゃん!」

 

璃奈「裏を返せば、わざわざ能力を上げなくても物理受けができる。ドリルくちばしを覚えさせて対面性能を上げる道もあった。」

 

歩夢「うう、それはそうだけど……ほら、1回くらい……放送事故があった方が美味しいじゃん……?」

 

愛璃奈「確信犯じゃねーか(じゃん)!?」

 

 

 

 

かすみ「あっちも色々あったんですね……。」

 

 

果林「……そろそろかしらね。」

 

 

せつ菜「もう充分過ぎるくらいですけどね……。」

 

 

 

エアームド HP:緑

・こうげき↑↑↑

・ぼうぎょ↑↑↑↑

・とくぼう↑

・すばやさ↓↓↓

・かいひ↑↑↑

 

 

 

果林「さあ!蹂躙するわよ!」

 

 

 

『ユキカブリのこおりのつぶて!』

 

『しかしユキカブリのこうげきははずれた!』

 

『エアームドのはがねのつばさ!』

 

『ユキカブリはたおれた!』

 

『スズナはチャーレムをくりだした!』

 

『チャーレムのとびひざげり!』

 

 

 

かすみ「ええ……。」ドンビキ

 

 

せつ菜「今、HP……減りました?」ヒキ

 

 

かすみ「チャーレムの特性って、ヨガパワーですよね……こうげきが2倍になるっていう。」

 

 

せつ菜「はい。しかも飛び膝蹴りの威力は100あるのですが……。」

 

 

果林「……今、何かしたかしら?」ニヤリ

 

 

 

『エアームドのついばむ!』

 

『チャーレムはたおれた!』

 

『スズナはニューラをくりだした!』

 

『ニューラのこおりのつぶて!』

 

『しかしニューラのこうげきははずれた!』

 

『エアームドのはがねのつばさ!』

 

『ニューラはたおれた!』

 

『スズナはユキノオーをくりだした!』

 

『エアームドのはがねのつばさ!』

 

『ユキノオーはたおれた!』

 

『ジムリーダーのスズナとのしょうぶにかった!』

 

 

 

果林「ま〜私にかかればこんなものね♪」

 

 

かすみ「あはは……。」

 

 

せつ菜「7つ目のバッジ、ゲットです!」

 

 

果林「それじゃあ、エイチ湖へ向かうわよ!」

 

 

 

 

 

 

 

〜エイチ湖〜

 

 

 

せつ菜「あそこにいるのはジュピターさんと……ライバルのジュンさんですね。」

 

 

 

『ちくしょう!ギンガだんめッ!!』

 

『ふぅーん もうおわり?あなたのポケモンはまあまあでも あなたがよわいものね』

 

 

 

かすみ「ギンガだんに負けてしまったみたいですね。」

 

 

果林「強くなっているのは私たちだけじゃないのね。」

 

 

 

『あら?あなたハクタイであったわね いい? これからギンガだんはみんなのためにすごいことをする』

 

『トバリのアジトにのりこんできてもいみないのよ ではしつれい』

 

 

 

かすみ「ご丁寧に次の目的地を教えてくれしたね。」

 

 

せつ菜「ジュンさんは大丈夫でしょうか……?」

 

 

 

『…………そーだよ!ギンガだんあいてに なにもできなかったんだよ!』

 

『オレ つよくなる……なんかかちまけとか そーゆーのじゃなくて つよくならないとダメなんだ……』

 

 

 

果林「なんだかちょっと心配ね。」

 

 

せつ菜「闇堕ちしなければいいのですが……。」

 

 

かすみ「今ここで悩んでいてもしょうがないですよ。とりあえずトバリのアジトとやらに乗り込みましょう!」

 

 

 

『ドンカラスはそらをとぶをつかった!』

 

 

 

 

 

 

 

〜トバリシティ〜

 

 

 

せつ菜「いよいよこの、トゲトゲの建物にはいるんですね……!」

 

 

果林「片っ端から片付けるわよ!」

 

 

かすみ「というわけで、

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

 

 

 

〜ボス前〜

 

 

 

『……そうか きみがほうこくにあった ギンガだんにさからっているポケモントレーナーか』

 

 

 

かすみ「あれ?この人は……。」

 

 

せつ菜「テンガン山であった方です!」

 

 

 

『ここにきたりゆうはわかる エムリットアグノムユクシーの3びきのポケモンのことだろう』

 

 

 

果林「結構話が速いのね。」

 

 

 

『あのポケモンたちはもうひつようない きみがひきとってくれるなら しょぶんするてまがはぶける じゆうにしたまえ』

 

 

 

かすみ「処分って、ポケモンを道具みたいに見てる感じで好かないです!」

 

 

 

『だがそのまえに ギンガだんにたてつくキミのちから みせてもらいたい』

 

 

 

せつ菜「望み通り、コテンパンにしてやりましょう!」

 

 

 

『ギンガだんボスのアカギがしょうぶをしかけてきた!』

 

『アカギはヤミカラスをくりだした!』

 

『いけ!ムクホーク!』

 

『ムクホークのいかくでヤミカラスのこうげきがさがった!』

 

 

 

果林「さあ、いくわよ!」

 

 

 

『ムクホークのおんがえし!』

 

『ヤミカラスはたおれた!』

 

 

 

かすみ「ええ〜、つよ!?」

 

 

せつ菜「挨拶代わりの1発KO、やりますね!……あれ?果林さん、いつのまにスロットなんてやってたんですか?」

 

 

かすみ「スロット?」

 

 

せつ菜「おんがえしの技マシンはカジノの景品コーナーで交換できるものなんです。」

 

 

果林「え?ああ、それは……ちょっと、ね?」

 

 

 

歩夢「それはそれは涙ぐましい努力でした。

 

璃奈「寝る間を惜しんでピッピと格闘、

 

愛「果林って負けず嫌いなところあるよね〜!」

 

 

 

果林「なんでバレ……!?」

 

 

かすみ「へえ〜?」ニヤニヤ

 

 

せつ菜「夜更かしは美容の大敵だもの!」キリッ

 

 

果林「ちょ、からかうな!」マッカッカ

 

 

 

『アカギはニューラをくりだした!』

 

 

 

かすみ「ほらほら、次のポケモンが来ましたよ?」ニヤニヤ

 

 

果林「覚えてなさいよ……///」プルプル

 

 

 

『ムクホークのインファイト!』

 

『ニューラはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「氷、悪タイプのニューラに格闘技は4倍のダメージ、耐えられるはずがありません!」

 

 

果林「ラスト1匹、目指すは完全勝利よ!」

 

 

 

『アカギはゴルバットをくりだした!』

 

『ムクホークのおんがえし!』

 

『ゴルバットのあやしいひかり!』

 

 

 

果林「流石に耐えるわね……。」

 

 

 

『もどれ!ムクホーク!』

 

『いけ!エアームド!』

 

『ゴルバットのどくどく』

 

『エアームドにはこうかがないようだ……』

 

 

 

かすみ「これは上手いです♪」

 

 

せつ菜「はがねタイプのエアームドなら毒は効きません!」

 

 

 

『エアームドのはがねのつばさ!』

 

『ゴルバットはたおれた!』

 

『ギンガだんボスのアカギとのしょうぶにかった!』

 

 

 

果林「まあ、こんなものね♪」ドヤ

 

 

 

『なるほどつよい そしてちからのみなもとはポケモンへのやさしさというわけだ』

 

 

 

せつ菜「最高威力の恩返しは正に絆の賜物です!」ドヤ

 

 

 

『……もったいない そんなものはまやかしだ』

 

 

 

果林「へえ……。」

 

 

 

『みえないものは ゆらぎきえてしまうものだ しんでしまえばなくなるものだ だからわたしはすべてのかんじょうをころした』

 

 

 

かすみ「……この人、お友達いるんですかね?」カチン

 

 

せつ菜「別に、いいじゃあありませんか。私たちは絶対に負けませんよ。…………絆を否定するような人には、絶対に。」

 

 

 

『……まあいい きみとはわかりあえないだろう ただ ひとりできたキミのつよさとゆうきをみとめ これをしんていしよう』

 

 

 

『マスターボールをてにいれた!』

 

 

 

果林「なんだかすごそうなボールね。」

 

 

せつ菜「投げれば絶対に捕まえられる、究極のボールです!」

 

 

 

『わたしはポケモンのちからを わたしじしんのちからとする』

 

『みずうみのポケモンをたすけるなら このさきのワープパネルにのるがいい』

 

 

 

かすみ「用済みになったらどうでもいい……と。」ム…

 

 

 

『ではわたしはテンガンざんにむかう そう キミとはじめてであったばしょ……』

 

『そこからちょうじょうにのぼりすべてをおわらせる……いや すべてをはじめよう』

 

 

 

せつ菜「そんなところで、何をするつもりなのでしょう?」

 

 

果林「ただの山登り、じゃなさそうよね。」

 

 

かすみ「あ、この機会っぽいやつを調べればいいんでしょうか?」

 

 

果林「ボタンがあるわね。」

 

 

 

『かりんはボタンをおしてポケモンたちをたすけてあげた!』

 

 

 

 

せつ菜「この人は……サターンさんです!」

 

 

 

『ボスは3びきのからだからうみだしたけっしょうであかいくさりをつくりだした』

 

『それこそがテンガンざんでなにかをつなぎとめるためにひつようなものらしい……』

 

『もっともボスがテンガンざんでなにをするつもりなのかわたしもしらないがな』

 

 

 

果林「アカギさんは、部下のこともあまり信用していないのかしら……?」

 

 

せつ菜「ギンガ団全員が彼の理解者、というわけではなさそうですが……。」

 

 

かすみ「テンガン山に行ってみればわかりますよ!」

 

 

 

『ドンカラスはそらをとぶをつかった!』

 

 

 

 

 

 

 

〜テンガンざん〜

 

 

 

せつ菜「思い返せば、初めてここに来た時よりも随分と強くなりました……。」

 

 

果林「そうね。」

 

 

かすみ「……頂上まで登っちゃいましょうか。」

 

 

果林「さあ、いくわよ!」

 

 

 

歩夢「さあ、いくわよ?

 

璃奈「さあ、行こう!

 

愛「サイコー!

 

歩夢「私たちのトークで、

 

璃奈「最高のひと時を!

 

愛「それではお聴きください、

 

 

歩夢愛璃奈「サイコーハート!」ピッ…

 

ターイーヨー♪ フリソソグヨ♪

 

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

璃奈「やってきました、トークタイム。」

 

 

歩夢「いよいよダイヤモンドパールの山場だね!」

 

 

愛「山だけに?」

 

 

歩夢「そ、そういうわけじゃ///」

 

 

璃奈「お戯れはこんなところで、今回のお題は……、

 

 

 

[ダイヤモンドパールも佳境ということで……]

 

[好きな伝説のポケモンは?]

 

 

 

愛「おお!このテーマはアガるね♪」

 

 

歩夢「幻のポケモンは入るのかな?」

 

 

 

[OKですよ♪]

 

 

 

璃奈「このお題も、世代で分かれそう。歩夢さんはどのポケモンが好き?」

 

 

歩夢「私はね、シェイミだよ♪」

 

 

愛「感謝ポケモンのシェイミだね。そうそう!このポケモンはフォルムチェンジするんだよね!」

 

 

歩夢「うん、それにね?フォルムチェンジに使うグラシデアの花には、記念日や誕生日に贈ることで感謝の気持ちを伝える伝統があるんだ。」

 

 

璃奈「こういう小ネタのひとつひとつが、ポケットモンスターの世界に息を吹き込む。ポケットモンスターは世界観をとても大切にしてる良い作品だって伝わってくる。」

 

 

愛「うんうん!それと、フォルムチェンジ後のスカイフォルムもカッコかわいいよね〜!」

 

 

歩夢「うん!スカイフォルムになると、飛行タイプがついたり、素早さが上がったり、タイプ一致エアスラッシュが撃てるようになるんだよ!」

 

 

璃奈「そして特性はランド、スカイフォルムの両方とも、追加効果が出やすくなる『てんのめぐみ』。そこから導き出されるのは……、

 

 

歩夢「スカーフエアスラ。」スン…

 

 

愛「ちょっとwりなりーww」バンバン!

 

 

歩夢「もう、璃奈ちゃんったら何言わせるの///」

 

 

璃奈「やっぱり歩夢さんは歩夢さんだった。」

 

 

愛「そういうりなりーはどんなポケモンが好きなん?」

 

 

璃奈「私は、ミュウツー。」

 

 

歩夢「ミュウツーはよく『最強』って言われるくらい、強力なポケモンだよね。」

 

 

愛「赤緑の時は、『入れれば勝てる』ってくらいチートじみたスペックしてたからな〜。」

 

 

璃奈「私がミュウツーを選んだのは、『強いから』じゃない。」

 

 

愛「え、そうなの?」

 

 

璃奈「ミュウツーは、ミュウの遺伝子を使って、意図的に強く作られたポケモン。人間の業の深さを訴える存在。」

 

 

歩夢「凶暴に作られた性格のせいで暴走して、自らハナダの洞窟に籠ったんだよね……。」

 

 

璃奈「そして主人公はそんなミュウツーを追って、洞窟の最深部まで侵入して捕らえるわけだけど……。」

 

 

愛「うう、そんなこといったら愛さんたち悪いことしてる見たいじゃん……。」

 

 

璃奈「違わない。図鑑コンプも対戦も、突き詰めれば人間の自己満足だし、エゴイズム。無理やり伝説のポケモンを捕まえて使役しようとする、悪の組織と大差ないと思ってる。」

 

 

歩夢愛「う……。」

 

 

璃奈「ポケモンとの向き合い方を考える上で、ミュウツーはポケットモンスターに必要な存在。だから、私はミュウツーを選んだ。」

 

 

愛「そっか……。」

 

 

歩夢「えっと、愛ちゃんはどのポケモンにするか決めた?」

 

 

愛「うん。といっても、この流れで言うのは躊躇われるんだけど……ゼクロムかな。」

 

 

歩夢「ゼクロムは、理想と真実をそれぞれ追い求めた2人の英雄に、1匹のポケモンが寄り添おうとして、身体を別った片割れの1匹だよね。」

 

 

璃奈「うん。もともとは1匹のポケモンだった。ベースのキュレムとフォルムチェンジをすることで、本来の姿に近づく。」

 

 

愛「愛さんが言いたかったのは単色デザインと造形のカッコよさとか、条件を満たすと変化する専用技の演出とかだったんだけど……この流れじゃあ、ねえ?」

 

 

歩夢「登場作品のブラックホワイトだと、主人公とプラズマ団の王が違う信念を掲げて戦うんだけど、どっちも正しくて……。高揚したけど、どこか虚しさもあったよね……。」

 

 

璃奈「なんというか……その、ごめん。」リナチャンボード、シュン…

 

 

愛「いやいや!りなりーが言ってることは間違いじゃないし、ポケットモンスターは色んな思いが込められた作品だから!」

 

 

歩夢「語ってたらいつかは当たる話題だよね。」

 

 

愛「……そろそろ3人が頂上に着くね。」

 

 

璃奈「果たして、ダイヤモンドパールに登場する伝説のポケモンは、どんな運命を背負うのか……。」

 

 

歩夢「それじゃあ私たちはいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

〜やりのはしら〜

 

 

 

かすみ「なんだか重苦しい雰囲気の場所ですね。」

 

 

果林「いよいよ決着って感じね……。」

 

 

せつ菜「アカギさんは一体何をするつもりなのでしょうか……?」

 

 

 

アカギ『いますべてがおわり そしてすべてがはじまる このあかいくさりをつかい いじげんのとびらをひらいてやる』

 

 

 

かすみ「いじげん?この人は何を言っているんでしょうかね?」ムス…

 

 

 

『そしてわたしのためにそのちからをつかえ

 くうかんをつかさどるしんわのポケモン パルキアよ』

 

 

 

せつ菜「オーラのようなものが!?」

 

 

 

 

『……これですべてがはかいされる すべてがなくなりあらそいもなくなる』

 

『このねじれていくくうかん わたしにしかとめられない』

 

『これがシンオウをうみだしたしんわにのこっているポケモン くうかんのかみパルキア!』

 

 

 

果林「これが伝説のポケモン……!」

 

 

 

パルキア『ガギャギャァッ!』

 

 

 

『いまのせかいを わたしがのぞむきゅうきょくのせかいにするより! あたらしいせかいを つくりだす!』

 

 

 

果林「なるほど。みんなに認めさせるより、認めない奴がいない世界にすれば良い、と。」

 

 

せつ菜「そんな世界……虚しいだけなのに。」

 

 

かすみ「……。」

 

 

 

『そしてわたしはそのせかいでのかみとなる!』

 

 

 

かすみ「いや、普通に神とかイタイですよ?」ムス…

 

 

果林「とにかく止めなきゃ、ね。」

 

 

 

マーズ『そんなにいそがないで ボスとたたかいたいきもち なんとなくわかるけど さきにあたしが あいてさせてもらうわ!』

 

ジュピター『あなたつよいかもしれないけど あたしたちもほんきだすよ!』

 

 

 

せつ菜「く、幹部のお二方が……!」

 

 

 

ジュン『まてってんだよ! オレがいないのに かってにおもしろそうなこと はじめるな』

 

 

 

かすみ「『黄色いの』!」

 

 

果林「この状況で助っ人は頼もしいわね♪」

 

 

 

ジュピター『ふん!だれかとおもえば エイチこでないてたおとこのこじゃない ちょっとはつよくなったの? いいわ!2vs2でたたかいましょ!』

 

 

 

せつ菜「2人でなら負ける気がしません!ジュンさん、背中預けます!!」

 

 

 

『ギンガだんかんぶのマーズとジュピターがしょうぶをしかけてきた!』

 

『ポケモントレーナーのジュンはゴンベをくりだした!』

 

『いけ!チャーレム!』

 

 

 

ドーミラー ドーミラー

 

チャーレム ゴンベ

 

 

 

『チャーレムのほのおのパンチ!』

→ドーミラー

 

『ドーミラーはたおれた!』

 

『ドーミラーのじんつうりき!』

→ゴンベ

 

『ゴンベのたくわえる!』

 

『マーズはゴルバットをくりだした!』

 

 

 

かすみ「やっぱり、流石の火力ですね……!」

 

 

果林「絶好調じゃない♪」

 

 

せつ菜「はい!仲間がいれば……、1+1は無限大です!」

 

 

 

『ゴルバットのエアカッター!』

 

『チャーレムのかみなりパンチ!』

→ゴルバット

 

『ゴルバットはたおれた!』

 

『ドーミラーのあやしいひかり!』

→チャーレム

 

『ゴンベのたくわえる!』

 

『マーズはブニャットをくりだした!』

 

 

 

かすみ「やっぱり、ものすごいパワーですね……。」

 

 

せつ菜「チャーレムにはタウリンをたくさん使ってあげましたので♪」

 

 

果林「そのお金、一体どこから……。」

 

 

せつ菜「お金ですか?地下通路でハートのウロコを集めてたら、いつのまにか溜まってました!」

 

 

 

璃奈「一晩中掘ってたのは、流石に驚いた。」

 

愛「せっつー、やり込み要素とか好きだもんね〜。」

 

歩夢「今朝、大量の頭蓋の化石を見せられた時は何事かと思っちゃったよ……。」

 

 

 

[あ!強制はしてませんし、依頼もしてませんよ(汗)]

 

[本当に]

 

[だから]

 

[捕まえないで(泣)]

 

 

 

果林「切実ね……。」

 

 

せつ菜「深夜労働させたら警察の方々のお世話になってしまいますからね!」

 

 

かすみ「やった本人がそれ言います……?」

 

 

 

『ブニャットのつばめがえし!』

→チャーレム

 

『チャーレムはこんらんしている!』

 

『わけもわからずじぶんをこうげきした!』

 

『ドーミラーのじんつうりき!』

→チャーレム

 

『チャーレムはたおれた!』

 

『ゴンベののしかかり!』

→ブニャット

 

『ブニャットはまひしてわざがでにくくなった!』

 

 

 

せつ菜「くッ……すみません、チャーレム……!」

 

 

かすみ「あわわ!?せつ菜先輩……!?」アタフタ

 

 

せつ菜「……。」

 

 

果林「……せつ菜、大丈夫?」

 

 

せつ菜「……はい!戦っているのは私だけじゃありませんから!」

 

 

 

『いけ!カイリキー!』

 

 

 

果林「……じゃあ最後まで、頼むわよ!」

 

 

せつ菜「……はい!」

 

 

 

『カイリキーのクロスチョップ!』

→ブニャット

 

『ブニャットはたおれた!』

 

 

 

かすみ「やった、やりましたよせつ菜先輩!」

 

 

せつ菜「はい♪ブニャットを麻痺させてくれたゴンベのお陰です。」

 

 

 

『ドーミラーのあやしいひかり!』

→カイリキー

 

『ゴンベののしかかり!』

→ドーミラー

 

 

 

果林「これで2vs1の状況ができたわね。」

 

 

せつ菜「たたみかけます!」

 

 

 

『もどれ!カイリキー!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

『ドーミラーのじんつうりき!』

→ヘラクロス

 

『ゴンベののしかかり!』

 

 

 

かすみ「このまま数の利を活かしていきましょう!」

 

 

 

『ヘラクロスのシャドークロー!』

→ドーミラー

 

『ドーミラーはたおれた!』

 

『ゴンベののしかかり!』

 

『しかしうまくきまらなかった!』

 

『ジュピターはゴルバットをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「残り2匹、このまま押し切ります!」

 

 

 

『ヘラクロスのシャドークロー!』

→ゴルバット

 

『ゴルバットのエアカッター!』

 

『ヘラクロスはたおれた!』

 

『ゴンベののみこむ!』

 

 

 

かすみ「ああ!?ヘラクロスが!?」

 

 

せつ菜「……大丈夫、仲間はまだいます!」

 

 

 

『いけ!カイリキー!』

 

 

 

果林『ゴルバットは格闘技を1/4まで軽減してくるけど……何か策はあるのかしら?」

 

 

せつ菜「……はい!」

 

 

 

『ゴルバットのエアカッター!』

 

『カイリキーのいわなだれ!』

 

『ゴルバットはたおれた!』

 

『ゴンベのたくわえる!』

 

『ジュピターはスカタンクをくりだした!』

 

 

 

かすみ「やった!ラスト1匹ですよ!?」

 

 

せつ菜「このまま勝ちますよ〜!」

 

 

果林「ええ。頑張って!」

 

 

 

『スカタンクのどくづき!』

→カイリキー

 

『ゴンベののしかかり!』

→スカタンク

 

 

 

果林「あら?ゴンベの方が先に動いたわね。……ということは、」

 

 

せつ菜「さあ、決めますよ……!!」

 

 

かすみ「思いっきりやっちゃってください!」

 

 

せつ菜「はあぁぁ……、!リベンジ、アーーー、ジッ!!!!」

 

 

 

『カイリキーのリベンジ!』

→スカタンク

 

 

 

ドッゴォォォオオオンッ……!!!!!

 

 

 

『スカタンクはたおれた!』

 

『ギンガだんかんぶのマーズとジュピターとのしょうぶにかった!』

 

 

 

せつ菜「やりました……!」ハァ、ハァ…

 

 

果林「お疲れ様、よく頑張ったわね。」

 

 

 

ジュン『……へっ オレのポケモンつよいだろ! オレもつよくなれるんだよ!:

 

『……とはいえ いまはこれがげんかいかな…… せつな これつかってやる!』

 

 

 

『せつなのポケモンをかいふくしてくれた!』

 

 

 

『おいせつな! あとはまかせるからな!』ピュー…

 

 

 

果林「いっちゃったわね……。」

 

 

せつ菜「ジュンさん……ありがとうございます。」

 

 

かすみ「それじゃあ、次は……!!」

 

 

 

パルキア『……!!』

 

 

 

アカギ『おお!パルキアこれは……!!すばらしい!うつくしい!』

 

『まさにあたらしいギンガの!うちゅうのたんじょうだ!』

 

 

 

かすみ「……あれ?」

 

 

果林「オーラが……。」

 

 

せつ菜「とまっ、た……?」

 

 

 

『……なんだ?』

 

 

 

ユクシー&エムリット&アグノム『ピーッ!!』

 

 

 

アカギ『……!!あかいくさりが……!くずれなくなってしまった……!?』

 

『……ゆるさん あの3びきをもういちどとらえあかいくさりをつくりだしてやるッ!』

 

『そのまえにッ!おまえをたたきのめそう!!』

 

 

 

果林「受けてたと

 

 

かすみ「ここは私の出番です……!!」

 

 

果林「え……?」

 

 

 

『ギンガだんボスのアカギがしょうぶをしかけてきた!』

 

『アカギはドンカラスをくりだした!』

 

『いけ!ドラピオン!』

 

 

 

かすみ「その腐りきった性根、かすみんが直々に叩きのめしてやります!知ってました?人は感情の生き物なんですよ?」

 

 

果林「いつにもまして饒舌ね……。」

 

 

せつ菜「何か思うところがあるんでしょうか……?」

 

 

 

『ドラピオンのこおりのキバ!』

 

『ドンカラスのさしおさえ!』

 

 

 

かすみ「そうやって何もかも押さえつけて無かったことにするなんて、可哀想な人のやることです!」

 

 

果林「そ、そうね。」

 

 

かすみ「感情を殺した!?……ありのままの自分を出すのが怖いだけでしょう!」

 

 

 

『ドラピオンのこおりのキバ!』

 

『ドンカラスはたおれた!』

 

『アカギはギャラドスをくりだした!』

 

『ギャラドスのいかくでドラピオンのこうげきがさがった!』

 

 

 

かすみ「……また。」

 

 

せつ菜「1匹目を突破しました!」

 

 

果林「いい調子ね♪」

 

 

かすみ「ろくに自分を出しもしないくせに、気に食わないものは力で押さえつける……。そんなことするから、誰ともわかりあえないんです!人が離れていくんです!!」

 

 

果林(やけに生々しいわね……。)

 

 

せつ菜(これは、他人へのバッシングというより……)

 

 

 

『もどれ!ドラピオン!』

 

『いけ!ミカルゲ!』

 

『ギャラドスのハイドロポンプ!』

 

 

 

果林「ここでミカルゲってことは、あれをやるのね?」

 

 

かすみ「はい、ポケモンだって1人で戦うものじゃないってこと、見せてやります!」

 

 

せつ菜「はい!その通りです♪」

 

 

かすみ「……わかりあえなくたっていい、わからないから人は歩み寄るんです。知ろうとするから、人は成長できるんです!」

 

 

果林「あら、良いこと言うじゃない?」

 

 

かすみ「……自分を出すのも、歩み寄ることも放棄してしまったら、人はそこで終わりなんです……!!」

 

 

果林(褒めても乗ってこない……これはそうとう根が深いわね。)

 

 

 

『ギャラドスのハイドロポンプ!』

 

『しかしギャラドスのこうげきははずれた!』

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

 

 

果林「命中したわ!」

 

 

かすみ「力でねじ伏せるだけがポケモンじゃないんです!……人も同じです。」

 

 

せつ菜「そうだそうだー!」

 

 

 

『もどれ!ミカルゲ!』

 

『いけ!アブソル!』

 

『ギャラドスはぐうぐうねむっている』

 

 

 

かすみ「やっぱり、戻さないんですね……。」ボソ

 

 

 

『アブソルのつるぎのまい!』

 

『ギャラドスはぐうぐうねむっている』

 

 

 

かすみ「どんどん状況が悪くなっていくのに……。」ボソ

 

 

 

『アブソルのつじぎり!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『ギャラドスはたおれた!』

 

『アカギはマニューラをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「ギャラドスを突破しました!やりましたねかすみさん!」

 

 

かすみ「……ギャラドスを戻していれば、結果は違ったのに。」

 

 

果林「え?」

 

 

かすみ「困った時は逃げてもいいんです……誰かに頼って、助けてもらって……また今度助けてあげれば、それでいい。……1人で潰れるより、ずっと。」

 

 

 

果林「ねえ、せつ菜。かすみちゃん……私が加入する前に何かあったの?」ヒソヒソ

 

せつ菜「昔の同好会の時とは、また事情が違いそうですが……。」ヒソヒソ

 

 

 

 

『マニューラのれいとうパンチ!』

 

『アブソルのバトンタッチ!』

 

『いけ!ドラピオン!』

 

 

 

かすみ「このバトンこそ、あなたに足りないもの……『繋がる』強さです!」

 

 

果林「上手くバトンが繋がったわね。」

 

 

せつ菜「これで無双できます!」

 

 

 

『マニューラのれいとうパンチ!』

 

『ドラピオンのクロスポイズン!』

 

『マニューラはたおれた!』

 

『アカギはクロバットをくりだした!』

 

 

 

かすみ「クロバット……。」

 

 

せつ菜「クロバットは、ゴルバットが懐いた状態でレベルアップすると進化するポケモンです!」

 

 

果林「ということは……。」

 

 

かすみ「ポケモンに愛情を注げるなら……本当はできるはずなんです。」

 

 

 

『クロバットのエアスラッシュ!』

 

『ドラピオンはひるんでうごけなかった!』

 

『クロバットのエアスラッシュ!』

 

『ドラピオンはたおれた!』

 

『いけ!アブソル!』

 

 

 

せつ菜「ああ!?ドラピオンが!?」

 

 

果林「ここにきて本気ってわけね……。」

 

 

かすみ「愛情を持って接すれば、相手はちゃんと応えてくれるんです。その逆も……。」

 

 

 

『アブソルのふいうち!』

 

『クロバットのエアスラッシュ!』

 

『アブソルのふいうち!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『クロバットはたおれた!』

 

『ギンガだんボスのアカギとのしょうぶにかった!』

 

 

 

かすみ「相手に変わって欲しければ、自分が変われば良い……伝説のポケモンなんかに頼らなくたって、世界はいくらでも変えられるんですよ……。」

 

 

 

アカギ『おまえにとってほんとうのきゅうきょくとはなんだ?』

 

『ほんとうにうつくしくかがやくしあわせをしっているのか?』

 

『……まあいい わたしはいつかかならずかみとなってみせる』

 

『そしてきゅうきょくのものをじぶんのものとしてやる……』

 

 

 

せつ菜「改心する様子は無さそうですね……。」

 

 

果林「また同じことを繰り返さなければいいのだけど……。」

 

 

かすみ「……。」

 

 

せつ菜「かすみさん?」

 

 

かすみ「…………かすみん、なんだかちょっとだけ、疲れちゃいました。」

 

 

果林「……かすみちゃんはよくやったわよ。」

 

 

せつ菜「かすみさん、もしかして……昔、なにかあっ

 

 

かすみ「今をときめくかすみんは、大好きな先輩達と一緒で幸せ者です♪」ニコ♪

 

 

果林「……かすみちゃんって、とっても強いのね。」

 

 

かすみ「今更気づいたんですか〜?、そうです!かすみんは可愛いだけじゃなくて、最強なんですよ☆」キャピ

 

 

 

せつ菜「……これでよかったんでしょうか?」ヒソヒソ

 

果林「かすみちゃんが幸せなら、それで充分。それ以上でもそれ以下でもないでしょ?」ヒソヒソ

 

せつ菜「はい♪」

 

 

 

ナナカマド『おお! くうかんのかみパルキアか…… おこっているのか かなしんでいるのか……』

 

 

 

かすみ「あ、ナナカマド博士です!」

 

 

 

『ただわたしには かりんをまっているようにみえる…… なにをためそうというのか……』

 

 

 

果林「そういえば、まだあの子が残ってたわね。」

 

 

せつ菜「このシリーズの目玉なんだから、忘れないであげましょうよ……。」

 

 

 

『ゆけいかりん パルキアとむきあうのだ! そのこころのこえをきけ! おもいをたしかめろ』

 

『そうすればあかいくさりでむりやりよびだされちからをつかわされたパルキアのぼうそうもとまる……』

 

 

 

果林「向き合うって、戦えばいいのよね?いいわ!私の全力、見せてあげ

 

 

 

コウキ『かりん さっきジュンにあったぜ』

 

 

 

果林「 」ズコッ!?

 

 

かすみ「思いっきりタイミング外されましたね。」

 

 

果林「もう!決まらないじゃない///」

 

 

せつ菜「果林さんらしくて好きですよ?」

 

 

 

『かりんのことしんじてるって おまえならだいじょうぶだからって』

 

 

 

果林「へえ、良いこと言ってくれるじゃない?」

 

 

かすみ「『黄色いの』……!」

 

 

せつ菜「そこは譲らないんですね……。」

 

 

 

『ボクもおなじ だからあのポケモンたすけてよ! ギンガだんにむりやりよびだされ くるしんでいるポケモンを!』

 

 

 

せつ菜「いよいよですね……!」

 

 

果林「……さて。最後の大仕事といきましょうか!!」

 

 

かすみせつ菜「おーー!!」

 

 

 

 

パルキア『ガギャギャァッ!!!』

 

 

 

『パルキアがあらわれた!』

 

『いけ!フワライド!』

 

『パルキアはプレッシャーをはなっている!』

 

 

 

果林「プレッシャー?」

 

 

せつ菜「相手のPPの減りを2倍にする特性です!」

 

 

かすみ「じゃあ長期戦は不利ですね。」

 

 

果林「……別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」キリッ

 

 

 

 

『パルキアのドラゴンクロー!』

 

『フワライドはオボンのみでたいりょくをかいふくした!』

 

『フワライドのちいさくなる!』

 

 

 

果林「クッ……!流石に、一撃が重い……!?」」

 

 

かすみ「とんでもないパワーじゃないですか!?」

 

 

せつ菜「流石は、伝説になったポケモンです……!」

 

 

 

 

『パルキアのげんしのちから!』

 

『しかしパルキアのこうげきははずれた!』

 

『フワライドのバトンタッチ!』

 

『いけ!アゲハント!』

 

 

 

せつ菜「このタイミングでバトンタッチ……。」

 

 

かすみ「そうせざるを得ないだけのパワーと圧力がパルキアにはある、ってことですね……!」

 

 

果林「……!」

 

 

 

『パルキアのみずのはどう!』

 

『アゲハントのしびれごな!』

 

 

 

かすみ「やった!パルキアが麻痺しました!」

 

 

せつ菜「これなら勝機が!」

 

 

果林「いや、ここからが正念場よ……!」

 

 

 

『アゲハントのギガドレイン!』

 

『パルキアはしびれてうごけない』

 

 

 

果林「わかってはいたけど、流石に硬いわね……。」

 

 

かすみ「ギガドレインで受けるのは無理がありそうです……。」

 

 

果林「ギガドレインだけなら、ね。」

 

 

せつ菜「果林さん、何か策が……?」

 

 

 

『アゲハントのギガドレイン!』

 

『パルキアのドラゴンクロー!』

 

 

 

かすみ「あわわ!?次食らったらダウンしちゃいますよ〜!?」

 

 

 

『アゲハントのあさのひざし!』

 

 

 

かすみ「アゲハントが回復しました!」

 

 

せつ菜「なるほど!朝の日差しなら最大HPの半分を安定して回復できます!ギガドレインや麻痺、フワライドの回避upと組み合わせれば……!」

 

 

果林「そういうこと♪」

 

 

 

『パルキアのあくうせつだん!』

 

『アゲハントはたおれた!』

 

 

 

果林「そんなバカな!?」

 

 

かすみ「あれだけ手を尽くしたのに、こうもあっさり……!?」

 

 

せつ菜「ここに来て本気、というわけですか……!」

 

 

 

『いけ!ムクホーク!』

 

『ムクホークのいかくでパルキアのこうげきがさがった!』

 

 

 

かすみ「これでパルキアもパワーダウンですね♪」

 

 

せつ菜「いえ、亜空切断は特殊技……攻撃downでは弱体化しません!」

 

 

果林「……まだ、終わってない!」

 

 

 

『ムクホークのおんがえし!』

 

『パルキアはしびれてうごけない』

 

 

かすみ「パルキアのHPが……半分を割りました!」

 

 

せつ菜「これなら……これなら!」

 

 

果林「削り切ってみせる!」

 

 

 

『ムクホークのおんがえし!』

 

『パルキアのあくうせつだん!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『ムクホークはたおれた!』

 

 

 

果林「そんな!?」

 

 

せつ菜「亜空切断は特殊技でありながら、急所に当たりやすい効果を持ちます……!」

 

 

かすみ「接触するリスクを負わずにきゅうしょにも当たるって……強すぎじゃないですか!?」

 

 

果林『…………。』

 

 

 

 

『いけ!ペリッパー !』

 

 

 

せつ菜「キャモメが進化したんですね!」

 

 

果林「ここに来る途中で、やっと璃奈ちゃんから許可を貰えたのよ。」

 

 

 

璃奈『……、!』グッ

 

 

 

かすみ「ここで新戦力は心強いです!」

 

 

果林「さあ……あなたの力、存分に見せてきなさい!!』

 

 

 

『ペリッパーのエアスラッシュ!』

 

『パルキアはひるんでうごけなかった!』

 

 

 

せつ菜「エアスラッシュは当たるとたまに相手を怯ませる、飛行タイプのリーサルウェポンです!」

 

 

果林「進化を我慢して覚えさせた甲斐があった……そうよね、璃奈ちゃん?」

 

 

 

璃奈「エアスラッシュは、キャモメのまま育てないと覚えない。だから、覚えるまで進化を禁止してた。……役に立って良かった♪」リナチャンボード、ニッコリン♪

 

 

 

果林「パルキアはもう虫の息……これで、とどめよ!!!」

 

 

せつ菜「次で最後です!」

 

 

かすみ「思いっきり決めちゃってください!」

 

 

 

果林「ええ。……、!!巻き起こせ!ウイニングブロー!!……アルティメット、ウインドーーーッ!!!」

 

 

 

『ペリッパーのエアスラッシュ!』

 

 

 

かすみせつ菜「いっけぇぇえええ!!!」

 

 

 

ズバズバズバッッ……!!!!

 

 

 

パルキア『……、!!』

 

 

 

かすみ「や……、

 

 

せつ菜「や……、

 

 

 

『パルキアはたおれた!』

 

 

 

 

かすみせつ菜「やったーーー!!!」

 

 

果林『……、……。』ハァ…ハァ…

 

 

かすみ「果林さん、

 

 

せつ菜「やりましたね♪」

 

 

果林「……ええ。なんとか、ね……。でも、流石に、疲れたわ……。」

 

 

 

『パルキアはもといたせかいにもどっていった……』

 

 

 

せつ菜「終わりましたね……。これでやっと。」

 

 

かすみ「終わってませんよ、何も。……ここから始まるんです!」

 

 

果林「……そうね。」

 

 

 

ナナカマド『かりん!おまえはなんという……』

 

 

 

かすみ「あ、はかせ。」

 

 

 

『よくやってくれた!ほんとうによくやってくれた!』

 

『これほどドキドキしたことは60ねんのじんせいではじめてだ!』

 

 

 

果林「この人60歳だったのね……。」

 

 

せつ菜「生涯現役です♪」

 

 

 

コウキ『はかせったらあのあといろいろしらべて……』

 

『それでかりんのことすっごいしんぱいしてさ こんなところまできたんだ……』

 

 

 

かすみ「助手くんもきましたね。」

 

 

 

『それにしてもかりん ぶじでよかった よかったよ』

 

 

 

せつ菜「たくさんの方に心配して、応援してもらえて……主人公も幸せ者ですね。」

 

 

かすみ果林「はい(ええ)♪」

 

 

 

『さ かえろう!』

 

 

 

かすみ「帰ったらまた冒険しましょ!」

 

 

果林「ちょっとくらい休ませてくれてもいいんじゃない……?」

 

 

せつ菜「旅は一期一会、モタモタしていたら素敵な出会いを逃してしまいますよ!」

 

 

果林「え〜……。」

 

 

かすみ「ほらほら!早く来ないと置いてっちゃいますよ〜!」

 

 

 

 

ナナカマド『だれのみらいも……だれのせかいも……なにものかによってうばわれるものではないのだ』

 

 

 

 

璃奈「……というわけで、

 

歩夢「ギンガ団の野望を打ち砕き、

 

愛「未来を勝ち取った3人の、

 

歩夢愛璃奈「冒険は、まだまだ続く……。」

 

 

 

[続きはpart12で!]

 

 

 

かすみ「次回の冒険は〜、

 

かすみ果林せつ菜「これだ!!」ピッ…

 

キミーニキーメタ!

 

ミーラーイコネークション♪ アターラシーイキョオーカラハージメヨウ♪

 

 

 

璃奈「取り戻した日常を噛み締め、

 

愛「新たなスタートを踏み出した!

 

歩夢「はずが……、ジムがやってない!?

 

璃奈「やる気を無くしたジムリーダーに喝をいれるのは、

 

愛「かつての親友であった!

 

歩夢「今のオレは……最高に手強いぜ?

 

璃奈「次回、ポケットモンスターダイヤモンドパール!

 

 

歩夢愛璃奈「電撃走る!目覚めた友情、盟友(とも)よ!高みで待っていろ!!」

 

 

 

かすみせつ菜果林「次回もポケモン、ゲットだぜ!!!」

 

アラン『ニャーン♪』

 

 

 

かすみせつ菜果林「……やっと言えた!!」

 

 

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 

 



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電撃走る!目覚めた友情、盟友(とも)よ!高みで待っていろ!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

電撃ONLINE分室の3人がポケットモンスターダイヤモンドパールに挑戦!日常を取り戻した3人……のはずが、早速事件が発生したようで……?


電撃走る!目覚めた友情、盟友(とも)よ!高みで待っていろ!!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

 

 

 

せつ菜「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていきますよ〜!」

 

 

果林「part12!」

 

 

せつ菜「前回は、ギンガ団と決着をつけて、伝説のポケモンに見事勝利しました!」

 

 

果林「なかなかに手応えがあったわよね……。」

 

 

かすみ「そんなこんなで、収録もいよいよ3日目です!」

 

 

果林「あら?そういえばまだ続くのね?……やること何かあったかしら?」

 

 

かすみ「ラスボス戦も盛り上がりましたね♪」

 

 

せつ菜「こらーー!!」

 

 

かすみ果林「!?」ビクッ!?

 

 

せつ菜「まだやり残したことがあるでしょう!私たちは何のために旅に出たんですか!?」

 

 

かすみ「ポケモン図鑑完成のためですよね?……え、まさか……。」

 

 

果林「490匹揃えるまで、帰れま10(テン)……!?」

 

 

せつ菜「違います!あ、いやそれもそうなんですけど……。ポケモンリーグですよ!」

 

 

かすみ果林「!?」ハッ!?

 

 

せつ菜「え……?本当に忘れてたんですか……。」

 

 

かすみ「ええっと……あらすじもこんなところで、次は、みんなの手持ちをおさらいです!」

 

 

 

 

 

かすみ

・ビーダル(どくどくだま) 

・アブソル

・ドンカラス ←

・スカタンク 

・ミカルゲ

・ドラピオン

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

・カイリキー

・チャーレム 

・ドクロッグ 

・ルカリオ ←

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムクホーク 

・フワライド

・アゲハント

・ペリッパー ←

 

 

 

 

せつ菜「果林さんのペリッパー、大活躍でしたね!」

 

 

果林「ええ。苦労して育てた甲斐があったわ♪……そういえば、かすみちゃんのヤミカラスもいつの間にか進化してたわね?」

 

 

かすみ「ドンカラスですか?ギンガ団のアジトに乗り込んだとき、拾った闇の石をあげたら進化しましたよ。」

 

 

せつ菜「こうしてみると、皆さんの手持ちも頼もしくなりましたね。」

 

 

果林「……ルカリオは?」

 

 

せつ菜「……、おさらいもこんなところで

 

 

かすみ「……ルカリオ。」

 

 

せつ菜「……さあ、ポケットモンスターの世界へ

 

 

かすみ果林「いかせません(ないわ)よ?」

 

 

かすみ「せつ菜先輩……また徹夜しましたね?」

 

 

せつ菜「さ、さあ!?何のことでしょうか。」ダラダラ

 

 

かすみ「あれれ〜、おかしいぞ〜??」

 

 

果林「どうしたのがきんちょ。」

 

 

せつ菜「が、がきんちょ!?果林さん、一体どうし

 

 

かすみ「あ、果林お姉ちゃん!昨日はレベル10代だったリオルがね?さっき見たらルカリオに進化してて、レベルも50まで上がってたんだ!」

 

 

果林「確かに……ちょっと不自然ね?」

 

 

かすみ「こんな急成長……徹夜でもしない限り、あり得ないよね。」キリッ

 

 

せつ菜「や、やですね〜かすみさん。リオルはレベルアップで普通に進化しましたし、余っていた不思議なアメでレベルを上げたんですよ……!?」

 

 

かすみ「そ〜なんだ!せつ菜お姉ちゃん、疑ってごめんなさい……。」

 

 

せつ菜「お姉!?……まあ、わかってくださったならいいんです♪」

 

 

かすみ「ねえねえせつ菜お姉ちゃん、リオルって何レベル位で進化したの?」

 

 

せつ菜「え?不思議なアメ連打してたので正確には覚えていませんが、40レベル位で進化しましたよ。」

 

 

かすみ「あれ?そんなに早くアメを使いはじめたら、アメ足りないんじゃない?」

 

 

せつ菜「進化したら一気に強くなったので、そこからは自力でレベル上げしました!格上相手にも引けを取らない強さでしたよ♪」

 

 

かすみ「そうなんだ〜。ありがとうせつ菜お姉ちゃん♪」

 

 

果林「騙されちゃダメよ、がきんちょ!」

 

 

かすみ「へ?」

 

 

果林「せつ菜は確実に、昨日徹夜しているわ!」

 

 

かすみ(まさか、果林……気づいてたのか!)

 

 

せつ菜「そ、そんなの言いがかりです!?証拠はあるんですか証拠は!?」

 

 

果林「そんなのちょっと見りゃわかるでしょ!」

 

 

せつ菜「な……!?」

 

 

果林(いいぞ、そのまま証拠を……!)

 

 

果林「しらばっくれても無駄よ!前回は槍の柱で終わったのに、ゲームを起動していきなりノモセシティから始まってるのが何よりのしょ

 

 

かすみ(ハハ、だ〜めだこりゃ。)ピシッ…!

 

 

 

果林「グハッ……。」バタッ

 

 

せつ菜「果林さん!?」

 

 

果林「……。」キゼツ

 

 

かすみ「!」シュバッ

 

 

 

果林?『ねえせつ菜、リオルの進化条件、確認してもいいかしら?』

 

 

せつ菜「はい。レベルアップで進化しましたが……。」

 

 

果林?『そう、リオルはレベルアップで進化する。でもそれだけじゃ進化はできないの。』

 

 

せつ菜「果林さん?言ってることの意味が……。」

 

 

果林?『まあ、知らなくても進化はできるから、無理はないわね。リオルの本当の進化条件は……「充分に懐いた状態でレベルアップ」よ。』

 

 

せつ菜「!?」

 

 

果林?『ねえせつ菜……リオル、いや、ルカリオは進化してから自力でレベル上げしたのよね?』

 

 

せつ菜「は、はい。そうですが……。」

 

 

果林?『ダウト。』

 

 

せつ菜「な、なにを言うんですか!?」

 

 

果林?『それじゃあどうやってリオルはあなたに懐いたのかしら?』

 

 

せつ菜「そ、それは……歩数で……。」

 

 

果林?『へえ……安らぎの鈴も持たせないで?』

 

 

せつ菜「!!?……で、でも!テンガン山は長い道のりでしたし……。」

 

 

果林?『懐き進化なめんじゃないわよ!!』

 

 

せつ菜「!?」ビクッ!?

 

 

果林?『いくら道のりが長いといっても、隅々まで探索してせいぜい2、3000歩が良いところ。バトルも、ドーピングもせずにそんな歩数で懐き進化は成立しないのよ!」

 

 

せつ菜「ぐッ……!?」

 

 

果林?『ほら、わかったらさっさとゲロっちゃいなさ

 

 

せつ菜「認めますよ、『私が懐き進化を知っていた』ことはねえ!」

 

 

かすみ「……!」モノカゲ

 

 

せつ菜「だから、ドーピングをしたんですよ!リゾチウムやザロクの実をしこたま与えてねえ!!」

 

 

果林?『じゃあ聞くけど……リゾチウム代はどこから湧いて出たのかしら?』

 

 

せつ菜「それは、一昨日の地下通路で

 

 

果林?『ダウト。昨日のギンガ団戦であなた、「チャーレムにタウリンをたくさんあげた」と言ってたわね?だったらリゾチウムを更に買い込むお金なんて残らない。』

 

 

せつ菜「え、ええ。リゾチウムは少量でした。メインはザロクの実でしたからね……。」

 

 

果林?『……そう、疑って悪かったわね。』

 

 

せつ菜「いえ、意固地になって隠し事をしていた私にも非はありますから。」

 

 

果林?『それじゃあ、念のためにレポートを書いて、今日の冒険を始めましょうか。』

 

 

せつ菜「はい♪」

 

 

 

『レポートにかきこんでいます』

 

 

 

せつ菜「……!?」

 

かすみ「……。」ニヤリ

 

 

 

『レポートにしっかりかきのこした!』

 

 

 

 

果林?『ねえせつ菜、貴方のソフトのプレイ時間……何時間だったかしら?』

 

 

せつ菜「……36時間です。」

 

 

かすみ「あれれ〜??2日間しか収録してないのに、おかしいぞ〜??」ヒョコ

 

 

果林?『そう。今までの収録時間は、休憩を入れてもせいぜい1日10時間。あなたが1日目に徹夜したとしても、2日の収録と合わせてプレイできるのは28時間がいいところね。』

 

 

せつ菜「……!?」

 

 

かすみ「わかった〜!、つまり、36時間から28時間を引いた残りの8時間は……。」ササッ

 

 

果林?『そう、2日目の収録後から今までの間、しかもそんな長時間とあれば……徹夜でもしない限りあり得ないのよ!』

 

 

せつ菜「!?そんな、ばかな……!?」

 

 

果林?『ばかな、と思うなら……各地に回って木の実ポイントを確認してみる?あなたの大好きなオボンの実がたくさんなってると思うけど。』

 

 

かすみ「そっか〜、育ちきったオボンの実がたくさんあったら……ザロクの実なんて育てるスペースはなかったことになるもんね。」キリッ

 

 

せつ菜「!?」

 

 

かすみ「さっすが果林お姉ちゃん!すっご〜い!」

 

 

せつ菜「ハハ……まさか、ドーピングの嘘まで完全に見破られていたなんて……私の完敗です。」

 

 

かすみ「……。」

 

 

せつ菜「しょうがないじゃないですか……ジムもほとんど周り終わっているのに、手持ちに入れておいてクリア後まで使わないなんてこと、許されないじゃないですか!!……うぅ、」

 

 

果林?『固定経験値となつき進化の仕様が起こした悲しい事件、ね……。』

 

 

せつ菜「うぅ、……!」

 

 

 

「・・・・・・。」

 

 

 

果林「……終わった?」

 

 

かすみ「はい、もう良いですよ。」

 

 

せつ菜「いや〜、まさかあれ程突っ込みに回っていた果林さんがノリノリで茶番に付き合われるとは……。」

 

 

果林「べ、別にいいじゃない///」

 

 

かすみ「かすみんの声マネも冴えてましたよね?」

 

 

せつ菜「おさらいもこんなところで、

 

 

かすみ「え、スルーですか!?」

 

 

せつ菜果林「さあ!ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

かすみ「もう少し褒めてくれてもいいじゃないですか〜……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜リッシこのほとり〜

 

 

 

せつ菜「この脇道からスタートです!」

 

 

果林「この道からナギサシティを目指すのね。」

 

 

かすみ「よ〜し!ナギサシティまで競走ですよ!」

 

 

 

 

歩夢「ここからは、

 

愛「我々が、

 

璃奈「次の町まで、

 

歩夢愛璃奈「ツナガルコネクト!」ピッ…

 

チガウスーガタ♪ チガウーカタチ♪

 

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

愛「今回は早いね〜。」

 

 

璃奈「冒頭の茶番で時間を使ったから……。」

 

 

歩夢「昨日はシリアスな展開が続いたからね。」

 

 

愛「暗いのばっかでもしょーがないし、すたっふさん!盛り上がるお題、頼むよ〜!」

 

 

 

[今回のお題は〜]

 

[みんなの好きな技!]ジャン!

 

 

 

歩夢「好きな技……沢山あって迷っちゃうね!」

 

 

愛「へへ、愛さんはもう決まってるよ〜。」

 

 

璃奈「流石、早い。じゃあ愛さんからお願い。」

 

 

愛「オッケー。愛さんのイチ推しは、なんといっても『わるだくみ』!」

 

 

歩夢「ソード&シールドのレビューでも使ってたよね。」

 

 

愛「パワーアップって効果がシンプルでわかりやすいし、何より一発逆転の展開は燃えるっしょ!」

 

 

璃奈「ポケモンは劣勢になっても逆転できる手段が多く用意されてる。将棋やチェスとはまた違った魅力。」

 

 

歩夢「私や璃奈ちゃんは堅実に場を整えるのが得意だから、こういう一発逆転的な技は脅威だよね……。」

 

 

璃奈「まったくもってその通り。」

 

 

愛「え〜……、もっとロマン感じていこ〜よ〜。」

 

 

歩夢「そろそろ3人がナギサシティに着くね。」

 

 

璃奈「この道路は短いから。」

 

 

愛「そんじゃ、愛さん達はいったんここで。」

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

〜ナギサシティ〜

 

 

 

かすみ「つきました!」

 

 

せつ菜「このBGM良いですね!」

 

 

果林「この空中廊下、全部ソーラーパネルなのかしら?随分と手の込んだことするのね。」

 

 

せつ菜「探索しましょう!」ダダダ

 

 

かすみ「あ、この建物シール買えますね。」コレクダサイ

 

 

果林「砂浜もあるのね。……あら?」

 

 

 

ミカン『……あ あのう わたしジムリーダーのミカンといいます』

 

 

 

果林「この女の人が次のお相手さんなのね。負けないわ

 

 

 

『このまちじゃなくてですね ジョウトちほうってところで……』

 

 

 

果林「 」ズコッ!?

 

 

 

『……あ あのう ジョウトちほうってごぞんじだと あたしうれしいです……』

 

 

 

果林「ジョウト地方……エマが好きって言ってた所ね。」

 

 

 

せつ菜「ええ〜!?」

 

 

果林「せつ菜、どうしたの?」

 

 

せつ菜「それが、ジムリーダーさんがいらっしゃらないようで……。」

 

 

 

かすみ「いけ!ドンカラス!……違うな……。」ウ~ン…

 

 

 

果林「ちょっと見て来ようかしら。」

 

 

 

 

 

 

 

〜ナギサジム前〜

 

 

 

『おっ!ポケモントレーナー!ボールのなかのポケモンつよそうなのがつたわってくるぜ!』

 

 

 

果林「えっと……ありがとう?」

 

 

 

『おっとじこしょうかい!』

 

オーバ『オレのなまえはオーバ!ポケモンリーグのしてんのうさ!』

 

 

 

果林「四天王?」

 

 

せつ菜「ポケモンリーグでは四天王という強いトレーナー4人と戦ってチャンピオンになるんですよ!」

 

 

果林「へえ〜。」

 

 

 

『そうだな!きみならできるかもな!』

 

『このまちのジムリーダーだけど ひさしくてごわいちょうせんしゃがこないからって ポケモンジムのかいぞうばかり』

 

 

 

果林「え、じゃあ今まで停電で通れなかったのって……。」

 

 

 

『あげくにていでんだからな ったくせわがやけるぜ!』

 

 

 

せつ菜「はい、この町のジムリーダーさんの仕業のようです……。」

 

 

果林「え〜……。」

 

 

 

『きみ!あついポケモンしょうぶで あいつのハートをがんがんにもやしてくれよ! たのむぜ!』

 

 

 

果林「今回はジムリーダーさんを探す所からなのね……。」

 

 

せつ菜「そのようですね。」

 

 

かすみ「あれ?2人とももうジムに来てたんですか?」

 

 

せつ菜「そういうかすみさんは今までどちらに?」

 

 

かすみ「ポケモンセンターでボールカプセル弄ってました!……ところで、挑戦しないんですか?」

 

 

果林「ジムリーダーさん、留守なのよ。」

 

 

かすみ「え〜……。」

 

 

せつ菜「というわけで、探しに行きましょう!」

 

 

かすみ「町はくまなく回りましたけど、それっぽい人はみませんでしたよ?」

 

 

果林「となると……。」

 

 

せつ菜「……上?」

 

 

 

 

 

 

 

〜とうだい〜

 

 

 

『……ポケモントレーナー ナギサジムへのちょうせんしゃか』

 

 

 

かすみ「あ、この人じゃないですか?」

 

 

せつ菜「どうやらそのようです!」

 

 

 

『きめた!きみがよわければオレはポケモンリーグでたたかわせてもらうとしよう』

 

『ポケモンジムのかいぞうはおわったしなによりポケモントレーナーとしてしびれるしょうぶをのぞむからね!』

 

『シンオウちほうさいきょうのジムリーダーとしてのじつりょくぞんぶんにふるまわせてもらうよ』

 

 

 

果林「これでやっとジムに挑戦できるわね♪」

 

 

せつ菜「それでは早速、ジムにいきましょう!」

 

 

 

 

 

 

〜ナギサジム〜

 

 

 

せつ菜「ジムリーダーさんも戻られたので、早速挑戦です!」

 

 

果林「いちいち移動するのに秘伝技が必要な町って……。」

 

 

かすみ「今回は誰が挑戦するんですかね?このジム、どう見ても電気タイプなので見当はつきますけど……。」

 

 

 

[果林ちゃんファイト!]

 

 

 

果林「そうこなくっちゃ♪」

 

 

せつ菜「電気タイプはこちらの飛行技を半減、電気技でこちらの弱点をついてきます!ご検討を。」

 

 

かすみ「それじゃあ道中は、

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

 

 

 

〜ジムリーダー前〜

 

 

 

『……さて ちょうせんしゃ』

 

 

 

かすみ「随分とテンション低めですね。」

 

 

せつ菜「ジムの改装直後らしいですし、きっとお疲れなんでしょう。」

 

 

 

『たまにオレとたたかえるトレーナーがいるけど みんなつまらないというか てごたえがないんだよ……』

 

 

 

果林「どうやら改装は関係なさそうね。」

 

 

かすみ「弱い挑戦者ばっかりでつまらない、ってことみたいですね。」

 

 

果林「まあ、それなら私が解決してあげれば良いわね♪」

 

 

 

デンジ『……ふう ジムリーダーのデンジ シンオウでいちばんのジムリーダーといわれるが……』

 

『まあいいや オレにポケモンしょうぶのたのしさをおもいださせてくれる トレーナーであってくれ!』

 

 

 

せつ菜「さあ果林さん!デンジさんを楽しませてあげてください!」

 

 

果林「ええ♪とびっきり情熱的で、刺激的で、愉しいこと……教えてあ、げ、る♡」

 

 

せつ菜「かかか、果林さん!?なんだか意味が……、」

 

 

果林「あら?せつ菜ちゃんは、どんなこと想像しちゃったのかしら?」ニヤニヤ

 

 

かすみ「ハイハイヤリマスヨー。」

 

 

 

『ジムリーダーのデンジがしょうぶをしかけてきた!』

 

『デンジはライチュウをくりだした!』

 

『いけ!ムクホーク!』

 

『ムクホークのいかくでライチュウのこうげきがさがった!』

 

 

 

果林「さあ、どこからでもかかって来なさいい!」

 

 

かすみ「不利な対面なのにすごい自信ですね……。」

 

 

せつ菜「きっと何か策があるんでしょう!」

 

 

 

『ムクホークのおんがえし!』

 

 

 

かすみ「……さすがに一撃、とはいきませんよね。」

 

 

 

『ライチュウの10まんボルト!』

 

 

 

かすみせつ菜「アッ……。」サラサラ…

 

 

 

『ソクノのみはでんきわざのいりょくをよわめた!』

 

 

 

せつ菜「ソクノの実!?……なるほど!流石です♪」

 

 

かすみ「す、すごい!?耐えちゃいましたよ!」

 

 

果林「……さすがに一撃、とはいかないわよねえ……♪」ニヤ

 

 

 

『ムクホークのでんこうせっか!』

 

『ライチュウはたおれた!』

 

『デンジはオクタンをくりだした!』

 

 

 

かすみせつ菜果林「…………は?」ポカン…

 

 

 

愛「おーっと!こ こ でデンジ選手、電気タイプではないポケモンを選出だーー!!」

 

 

歩夢「こ〜れは由々しき事態ですよ。解説の天王寺さん、タイプ統一の第一人者としてこれをどう思いますか。」

 

 

璃奈「甘え。論外。不誠実。」

 

 

歩夢「なかなか手厳しい言葉をならべますねえ。」

 

 

璃奈「ポケモンの種類が足りなくて、仕方なく選出……ならまだ理解はできますよ?カントーのワタルさんとかは、ドラゴンタイプが1系統しかいないのに、頑張ってドラゴン統一感だしてますからねえ。」

 

 

歩夢「リザードンやプテラをはじめ、ドラゴン感のあるポケモンと、カイリュー3匹選出という涙ぐましい努力が伺えますからねえ。」

 

 

璃奈「他にもジョウトのマツバさんなんか、ゴース系統の3匹選出のみという、大好きなゴーストポケモンに真摯に向き合う姿勢がつたわってきますからねえ。」

 

 

歩夢「それに比べてデンジさんは……?」

 

 

璃奈「パチリスやロトムもいるシンオウ地方という恵まれた環境でありながら、『地面タイプに完封されるのが嫌だ』と言わんばかりのオクタン選出。……正直、ここまで来ると見苦しいと言わざるを得ません。」

 

 

 

かすみ「なんかバッシングされてる……。」

 

 

せつ菜「一応、手持ちの揃え方は人それぞれなんですけどね……あはは。」

 

 

愛「愛さんも混ざりたかった……。」シュン…

 

 

果林「えっと……そろそろバトルに戻ってもいいかしら?」

 

 

愛「……。」コクン

 

 

 

 

『ムクホークのそらをとぶ!』

 

『ムクホークはそらたかくとびあがった!』

 

『オクタンのチャージビーム!』

 

『しかしオクタンのこうげきははずれた!』

 

 

 

せつ菜「あれ……?恩返しの方がダメージが出るのでは?」

 

 

果林「ええ。ダメージを出したいなら、恩返しが正解ね。」

 

 

かすみ「?」キョトン

 

 

 

『ムクホークのそらをとぶ!』

 

『オクタンのオーロラビーム!』

 

『ムクホークはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「あ!?ムクホークがやられてしまいました……。」

 

 

果林「ありがとうムクホーク。……これで勝ち筋が見えたわ!」

 

 

 

『いけ!フワライド!』

 

 

 

かすみ「ええ!?氷にも電気にも弱いフワライドを出すんですか!?」

 

 

果林「だからこそ……よ。ここでペリッパーやエアームドを出して、チャージビームのとくこうupを積まれたら、それこそ詰みかねないわ。」

 

 

せつ菜「なるほど、オーロラビームを誘って後続への負担を減らすんですね!」

 

 

かすみ「後続?……あ。」

 

 

 

[あ(察し)]

 

 

 

歩夢愛璃奈「あ……。」

 

 

 

『フワライドのちいさくなる!』

 

『オクタンのチャージビーム!』

 

『しかしオクタンのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「デスヨネー。」

 

 

 

『フワライドのちいさくなる!』

 

『オクタンのオーロラビーム!』

 

『しかしオクタンのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「それにしても、よく避けますね?」

 

 

果林「相手の技が当たりにくくなる『ひかりのこな』を持たせたお陰ね♪」

 

 

 

歩夢愛璃奈せつ菜(この人、手慣れて来てる……。)

 

 

 

『フワライドのちいさくなる!』

 

『オクタンのオーロラビーム!』

 

 

 

果林「あら、もう少し愉しみたかったのだけど……仕方ないわね。」

 

 

 

『フワライドのたくわえる!』

 

『オクタンのチャージビーム!』

 

『しかしオクタンのこうげきははずれた!』

 

 

 

果林「これであと1発は耐えられるわね。さあ、続行といきましょうか♪」ニコニコ

 

 

 

『フワライドのちいさくなる!』

 

『オクタンのオーロラビーム!』

 

『しかしオクタンのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「こんなことされたら、そりゃジムリーダーも嫌になりますよね……。」アハハ

 

 

 

『フワライドのたくわえる!』

 

『オクタンのオーロラビーム!』

 

 

 

果林「さて、と。こんなものかしら?」

 

 

せつ菜「いよいよ、繋ぐんですね……!」

 

 

果林「ええ♪」

 

 

 

『フワライドのバトンタッチ!』

 

『いけ!アゲハント!』

 

『オクタンのチャージビーム!』

 

『しかしオクタンのこうげきははずれた!』

 

 

 

せつ菜「ここでアゲハント……?」

 

 

果林「じゃあ……下準備その2、いくわよ!」

 

 

かすみ「この人、この期に及んで『下準備』って言いましたよ!?」

 

 

 

『アゲハントのぎんいろのかぜ!』

 

『オクタンのチャージビーム!』

 

『しかしオクタンのこうげきははずれた!』

 

 

 

果林「フフ♪……あと7回。」

 

 

かすみせつ菜歩夢愛璃奈「え"!?」

 

 

 

[カット☆]カイサーン

 

 

 

 

 

 

 

果林「みんな、待たせたわ……あら?」

 

 

 

かすみ「ここはフラワーシール……いや違う……。」イケ!スカタンク!

 

 

せつ菜「レベル上げです!」ダダダ

 

 

歩夢「基礎ポイントは……で……。」ブツブツ

 

 

璃奈「……♪」チャリンコ

 

 

愛「やっぱり気合いのハチマキ……いや……。」ブツブツ

 

 

 

 

果林「ちょっと、みんな!?」

 

 

かすみ「あ、終わりました?」

 

 

愛「お!どれどれ〜。」

 

 

せつ菜「ジムバッジ、とれました?」

 

 

果林「いや、まだよ……。」

 

 

 

かすみせつ菜歩夢愛璃奈「 」キョウガク

 

 

 

果林「え、いやそんなに驚く?」

 

 

 

[はいはーい、再開しますよー]シュウゴー

 

 

 

みんな「はーい。」ゾロゾロ

 

 

 

果林「なんでこんな扱いに……。」

 

 

璃奈「……因果応報。」

 

 

果林「 」

 

 

 

せつ菜「アゲハントの能力はどうなりました?」

 

 

果林「えっと……こんな感じね。」

 

 

 

アゲハント

・こうげき↑

・ぼうぎょ↑↑↑

・とくこう↑

・とくぼう↑↑↑

・すばやさ↑

・かいひ ↑↑↑↑

 

 

 

果林「あとは……そうそう、エテボースっていう猿みたいなポケモンを倒したわ。」

 

 

せつ菜「エテボースって、ノーマルタイプじゃないですか。」

 

 

果林「あら、そうだったの?『でんげきは』ばっかり撃ってくるから、てっきり電気タイプかと思ってスルーしちゃったわ……。」

 

 

かすみ「回避率上げまくったからですね……。」

 

 

果林「どういうこと?」

 

せつ菜「電撃波は必中技といって……燕返しの電気技バージョンといえばわかりやすいでしょうか。」

 

 

果林「な〜るほど、それで全弾命中されたわけね。」

 

 

かすみ「……で、今対峙しているのが、」

 

 

 

レントラー

 

アゲハント

 

 

 

果林「レントラーね。レベル的に、この子がエースポケモンで間違いなさそうね。」

 

 

せつ菜「では、早速蹴散らしていきましょう!」

 

 

 

『アゲハントのしびれごな!』

 

『レントラーのかみなりのキバ!』

 

『しかしレントラーのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「こ、この期に及んで……!?」

 

 

果林「私ともあろうお方が、逆転ホームランなんて許すと思って?」ニヤリ

 

 

せつ菜「おお!もの凄い自信です!」

 

 

かすみ「自分で『お方』って……。」

 

 

 

『アゲハントのぎんいろのかぜ!』

 

『レントラーはオボンのみでたいりょくをかいふくした!』

 

 

 

果林「……まあ、持ってるわよね?」

 

 

かすみ「今までの主要なトレーナーさんもそうでしたもんね。」

 

 

 

『アゲハントのぎんいろのかぜ!』

 

『レントラーはたおれた!』

 

『ジムリーダーのデンジとのしょうぶにかった!』

 

 

 

果林「まあ、相手が悪かったわね。」ドヤドヤァ

 

 

せつ菜「おめでとうございます♪」

 

 

かすみ「あっけない……。」

 

 

 

『フッフッフ』

 

 

 

かすみ「あ〜あ、あんまり虐めるから壊れちゃいましたよ?」

 

 

果林「あら、なんだか申し訳ないことしちゃったわね……。」

 

 

 

『ハッハッハ……ひさびさにたのしいポケモンしょうぶだった!』

 

 

 

せつ菜「あ、なんだか大丈夫そうですよ。」

 

 

かすみ「あれだけ虐め抜かれて『たのしかった』も、これはこれで問題だと思うんですけど……。」

 

 

 

『そしてこれからもポケモンが!きみが!』

 

『どんなたたかいかたをするのかたのしみでたまらない』

 

 

 

果林「愉しめたなら良かったんじゃない?」

 

 

せつ菜「ともかく、これで全てのジムを制覇しました!」

 

 

かすみ「え〜っと……ここからは、223番水道とチャンピオンロードを抜けて、ポケモンリーグを目指すみたいですね。」

 

 

果林「え、マップもの凄く長くない……?」

 

 

せつ菜「とりあえずチャンピオンロードを目指しましょう!」

 

 

 

 

歩夢「というわけで、

 

璃奈「……終わると思った?

 

愛「残念!まだ我々のトークタイムが、

 

歩夢「残っているのだ!

 

璃奈「出されたお題は全員答える、

 

愛「これお約束!

 

歩夢「約束?

 

璃奈「promise!

 

愛「この曲をchoice!

 

歩夢「お聴きください、

 

歩夢愛璃奈「Awakening Promise!」ピッ…

 

アシターヘツヅク♪ ナミーキノミチ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

歩夢「やってきました、トークタイム!」

 

 

璃奈「お題は引き続き、好きな技。」

 

 

歩夢「私と璃奈ちゃんがまだ答えてなかったかな?」

 

 

愛「ポケモンはトレーナーの数だけバトルスタイルがあるから、どんな技が来るか楽しみ〜!」

 

 

璃奈「歩夢さんはどんな技が好き?」

 

 

歩夢「私?私はね、『たくわえる』だよ♪」

 

 

愛「な〜んだ、歩夢も変化技じゃん!やっぱりロマン感じちゃう?」

 

 

歩夢「ロマンは感じないけど、蓄えるだけで相手の攻撃を受けたり、『のみこむ』を使って緊急回復もできたりして、色んな状況に対応できる所が好き……かな?」

 

 

璃奈「最大まで蓄えて、威力300の『はきだす』をお見舞いするのも面白い。」

 

 

愛「300!?すっごいロマン砲じゃん!!」

 

 

歩夢「発動に4ターンかかるけどね……。」

 

 

愛「残るはりなりーだけど、りなりーの好きな技は?」

 

 

璃奈「私は、『みずびたし』を推したい!」

 

 

歩夢「水浸しって、相手のを強制的に水タイプだけにする技だよね?」

 

 

愛「これは意外なチョイスだね〜。」

 

 

璃奈「私もバトルでそんなに使うわけじゃ無いけど、この技にはポケットモンスターの面白さが集約されてる。」

 

 

愛「力だけがポケモンじゃないってやつだね!」

 

 

歩夢「タイプを変えることで、相手のタイプ一致技の火力を削いだり、無理矢理後続のポケモンで弱点を突いたりできる……とか?」

 

 

璃奈「ピンポンピンポーン♪ポケモンbw2のポケウッドでは、この技を上手く使わないと攻略できないセットが出てきて、面白かったのを覚えてる。」

 

 

愛「あ、思い出した!確か、ゴースト悪タイプで特性が『ふしぎなまもり』だったよね。」

 

 

歩夢「当時はフェアリータイプがいなかったから、正攻法じゃ絶対に勝てなかったんだよね……。」

 

 

璃奈「……。」ポカーン

 

 

愛「りなりー?」

 

 

璃奈「……ごめん。2人がそこまでポケモンをやり込んでくれてたのが嬉しくて。」

 

 

歩夢「確かに、あそこまでポケウッドを進めた人は多くない、のかな……?」

 

 

愛「開発の人たちが命かけて作ってるんだもん!こっちだって全身全霊で楽しまなきゃ♪」ニシシ

 

 

璃奈「……はっ!?技の話をしてたはずなのに、いつの間にか脱線してた。」

 

 

歩夢「共通の思い出があると、つい話し込みたくなっちゃうもんね。」

 

 

愛「ちょうど3人がチャンピオンロードに着きそうだし、結果オーライ!ってことで。それじゃあ……、

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

〜チャンピオンロード〜

 

 

 

かすみ「なんとかここまで来れましたね……。」

 

 

果林「波乗りだと移動がゆったりだから、どうしても時間がかかっちゃうわよね。」

 

 

せつ菜「ポケモンセンターで回復したら、早速チャンピオンロードです!最後のダンジョン……2人とも、気合を入れていきましょう!!」

 

 

かすみ果林「お

 

 

 

[は〜いここまで♪]

 

 

 

かすみせつ菜果林「 」ズコッ!?

 

 

 

 

歩夢「というわけで、

 

璃奈「シンオウ地方の全てのジムを制し、

 

愛「長い旅路に終止符を打つべく3人は、

 

歩夢「チャンピオンロードへと足を進めるのであった!」

 

 

 

[続きはpart13で!]

 

 

 

璃奈「次回の冒険は〜、

 

歩夢愛「これだ!!」ピッ…

 

アノコロスッゴクハヤッテイタカラカイニハシッタ♪ アノスニーカーモ♪

 

 

 

愛「ついに来たぜ、ポケモンリーグ!

 

璃奈「冒険の果てに待ち受けるのは、

 

歩夢「四天王にチャンピオン、そして強くなったあいつまで!?

 

愛「次回、ポケットモンスターダイヤモンドパール!

 

 

 

歩夢愛璃奈「高みへ!!俺はとことん止まらない!」

 

 

 

 

かすみ「次回もポケモン、ゲットじゃぞ☆」キャピ

 

アラン『ニャーン……。』

 

かすみ「テンション低!?」

 

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 

 



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高みへ!!俺はとことん止まらない!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

電撃ONLINE分室の3人がポケットモンスターダイヤモンドパールに挑戦!目前に迫ったポケモンリーグ。決戦に備えてレベル上げに勤しむ3人。今回はトークタイム盛り盛りでお届けします!


 

高みへ!!俺はとことん止まらない!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

 

 

果林「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていくわよ♪」

 

 

かすみ「part13です♪」

 

 

せつ菜「前回は、ナギサジムを攻略してチャンピオンロードの前まで来ました!」

 

 

果林「ジムリーダーのデンジさんも、ポケモンバトルを愉しんでくれて良かったわ♪」

 

 

かすみ「またジムをばっくれたら果林先輩のせいですね……。」

 

 

せつ菜「あらすじもこんなところで……次は、みんなの手持ちをおさらいです!」

 

 

果林「……といきたいけど、それはまた後で詳しくやっていくわ。」

 

 

かすみ「そろそろポケモンリーグですもんね。」

 

 

せつ菜「みなさんの手持ちを詳しく見る機会はなかったので、楽しみです♪」ペカー

 

 

果林「じゃあ……みんないくわよ!

 

 

かすみせつ菜果林「さあ!ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

 

 

〜チャンピオンロード〜

 

 

 

せつ菜「いよいよラストダンジョンです!」

 

 

果林「ロードって言うから一本道を想像したけど……入り組んだ洞窟なのね?」

 

 

かすみ「トレーナーさんもたくさんいるので、気合いを入れていきましょう!」

 

 

 

 

 

歩夢「ちょっと早いけど、

 

愛「ここからは我々が、

 

璃奈「トークタイムで、

 

歩夢愛璃奈「ツナガルコネクト!」ピッ…

 

チガウスーガタ♪ チガウーカタチ♪

 

 

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

璃奈「やってきました、トークタイム!」

 

 

歩夢「突然始まったね。」

 

 

愛「今回はさっさと始めて、トークタイムを長めに取らないとだからね〜。」

 

 

歩夢「え、なんで?」キョトン

 

 

璃奈「ダイヤモンドパール、チャンピオン……これだけ言えば、わかるよね?」

 

 

歩夢「あ、あ〜……なるほど。」

 

 

愛「歩夢だって薄々勘づいてたんじゃない?今の3人じゃチャンピオンに勝つのは無理ゲーってことくらい。」

 

 

歩夢「うん。今のままじゃあドーピングも復活も無しだと……1発クリアは無理だよね。」

 

 

 

 

果林「ええ!?そんなに強いの!?」

 

 

せつ菜「これは燃えてきました!」

 

 

かすみ「まあかすみんが軽くねじ伏せてあげますけどね♪」

 

 

 

 

愛「こらこら、勝手に出てこない!」

 

 

璃奈「果林さんはソード&シールドデビュー……ダンデさんとしか戦ったことないから、驚くのも無理はない。」

 

 

歩夢「体感的には、ダンデさんよりも強いと思うよ♪」

 

 

愛「というか……体感だけなら歴代最強なんじゃないかな?」

 

 

璃奈「というわけで3人はしっかりレベルを上げておくこと。平均56くらいあればなんとかなるかな?」

 

 

歩夢「うん。それだけあれば新人さんでも善戦できると思うよ♪」

 

 

 

かすみせつ菜果林「え、ええ〜!?」

 

 

 

 

 

 

愛「というわけで、気を取り直して……。」

 

 

歩夢「今回のお題は……、」

 

 

 

[好きなポケモンの特性は?]ジャン!

 

 

 

璃奈「今度は特性で来た。」

 

 

愛「特性ってのは、ポケモンがそれぞれ1つずつ持ってる能力のことだよ!」

 

 

歩夢「『ふゆう』みたいに常に発動しているものや、『むしのしらせ』みたいに特定の条件を満たすことで発動するものもあるよ。」

 

 

璃奈「特性1つでそのポケモンの戦い方も大きく変わる。どう使うかでトレーナーの手腕が問われる!」

 

 

愛「んで、好きな特性だけど……これは迷うな〜……。」

 

 

歩夢「私はもう決まったよ♪」

 

 

璃奈「速い!?じゃあ、歩夢さんからお願い。」

 

 

歩夢「私の一推しの特性は『ほおぶくろ』!木の実を食べると、追加でHPを回復してくれる特性だよ。」

 

 

璃奈「デデンネやヨクバリスがこの特性を持ってる。」

 

 

愛「ヨクバリス……HAHA……。」

 

 

歩夢「オボンの実みたいな回復系の木の実と合わせて一気に大回復する使い方がメジャーかな?」

 

 

璃奈「他には、タラプの実みたいな、被弾をトリガーにして有利な効果を発揮する実と合わせても強い。」

 

 

愛「ヨクバリス……タラプの実……う、頭が……。」

 

 

歩夢「テクニカルな戦いをしたいなら、カムラの実や身代わりと合わせてみるのもおすすめだよ♪」

 

 

璃奈「こうしてみると、木の実を使った戦い方っていっぱいある……!」

 

 

歩夢「イバンの実やナゾの実みたいな、特殊な木の実もあるから、色々研究してみよう!」

 

 

璃奈「愛さんは好きな特性、決まった?」

 

 

愛「……へ!?あ、うん!決まった決まった!」

 

 

歩夢璃奈(トレーナーの数だけトラウマがあるんだな〜……。)

 

 

愛「愛さんの一推しは、『ちからもち』!こうげきが2倍になる特性だよ!」

 

 

璃奈「シンプル……故に強い。」

 

 

歩夢「マリルリやホルードが持ってる特性だね。」

 

 

愛「難しいことは考えない、その圧倒的なパワーでねじ伏せる!……これがまた爽快なんだよね♪」

 

 

璃奈「さっきの頬袋とは違って、持ちものの縛りがないから使いやすい。」

 

 

歩夢「相手にいたら対処に困るよね……。」

 

 

愛「拘り鉢巻や命の珠みたいなパワーアップ系の持ちものと合わせて、目の前の敵を薙ぎ倒せ!」

 

 

璃奈「……正に『脳筋』を体現した特性。」

 

 

愛「あれ?2人はあんまり好きじゃない……?」

 

 

璃奈「そんなことはない。私もマリルリは使うから。……受けるときは困るけど。」

 

 

歩夢「力持ちは私も好きだよ?特性頼りのポケモンはスキルスワップや仲間作りみたいな、対処法がちゃんとあるから(てんめぐや変幻よりは遥かにマシだし……)。」フフ…

 

 

愛「なんだろうこのアウェイ感……。」

 

 

歩夢「あとは璃奈ちゃんだね。」

 

 

璃奈「私も、決まった!私の一推しは、『ビビッドボディ』!自分と味方を、相手の先制技から守ってくれる。『じょおうのいげん』も同じ効果。」

 

 

歩夢「ビビッドボディって、ハギギシリが持ってる特性だよね。」

 

 

愛「んで、女王の威厳は同じくアローラ出身のアマージョが持ってる!」

 

 

璃奈「うん!ターン制のポケモンバトルにおいて先制技はとっても重要。」

 

 

愛「先制技の電光石火やアクアジェットで勝敗が決まるシーンも多いよね。」

 

 

璃奈「だから、一方的に相手の先制技を封じられるこの特性はとっても強力!」

 

 

歩夢「先制技を撃たれそうな味方を下げて、味方を守りつつハギギシリを無傷降臨……なんて動きもできるよね♪」

 

 

愛「守った味方は後で活躍してくれるし、アマージョだったら、グラススライダーで一方的に先制攻撃!なんてこともできて面白いよね〜。」

 

 

 

歩夢「というわけで、

 

 

璃奈「次のお題、いってみよ〜。」

 

 

愛「これみんな引っかかったっしょ!?」

 

 

歩夢「3人にはまだまだレベル上げしてもらわないとだもんね♪」

 

 

 

かすみせつ菜果林「え〜……。」

 

 

 

璃奈「それじゃすたっふさん、お題カモン!」

 

 

 

[思い出の秘伝技は?]ジャン!

 

 

 

璃奈「……ネタ切れ?」ボソ

 

 

 

[思い出の秘伝技は?]ジャン!!

 

 

 

愛「まあこれだけやってると……、」ヒソヒソ

 

 

歩夢「しょうがないか……。」ヒソヒソ

 

 

 

[おら早く喋  ア、ヤベッ…

 

[思い出の秘伝技は?]オラハヤクシャベレ?

 

 

 

歩夢愛璃奈「はいぃッ!?」ビクゥ!?

 

 

 

愛「ととと、というわけで、思い出の秘伝技!」

 

 

歩夢「さ、最新作の!ソード&シールドでは廃止されちゃったけど……!」

 

 

璃奈「ささ、作品ごとに、微妙に性能やラインナップが、変わってる……!」

 

 

愛「歩夢は、どんな秘伝技が印象的だった!?」

 

 

歩夢「私は、やっぱり『いあいぎり』かなあ!?」

 

 

璃奈「居合斬りは、栄誉ある『ひでんマシン01』。カントー地方で、船長さんの背中をさすってあげたお礼に貰ったエピソードは印象的。」チラッ…

 

 

 

すたっふ「……。」〜♪

 

 

 

歩夢璃奈愛(ふう〜……。)

 

 

愛「居合斬りはバトルで使うと、相手の急所に当たりやすい効果があるんだよね〜。」

 

 

歩夢「その代わり、最初に貰える秘伝技なせいか、威力が低かったり、外すことも多くて……。」

 

 

璃奈「序盤で居合斬りをメインに戦って、振り回された経験のある人は多いと思う。」

 

 

愛「なんで命中100じゃないんだろうね……。」

 

 

歩夢愛璃奈「はぁ……。」タメイキ

 

 

歩夢「璃奈ちゃんの思い出の秘伝技は?」

 

 

璃奈「私は……『うずしお』!」

 

 

愛「渦潮?……あ〜、そっか!ジョウト地方の秘伝マシンで登場してたね〜。」

 

 

歩夢「ストーリーのメインウェポンとしては使えない技だけど、竜の穴や渦巻き島みたいな要所要所で使うんだよね。何度も詰まって引き返したっけ……。」フフ

 

 

璃奈「確かに、連戦になる以上、先手の1発KOが重宝されるストーリーでは弱いかもしれない。けど、ほとんどの水ポケモンがタイプ一致のバインド技を簡単に使える環境は良かった……!」

 

 

愛「バインド技っていうのは、渦潮や砂地獄みたいに、受けたポケモンを交代できなくしつつ持続ダメージを与える技だよ!」

 

 

璃奈「愛さん、解説ありがとう。しかも非接触の渦潮は自分が交代してもバインド状態が続く。サイクル戦ではとっても便利!」

 

 

歩夢「渦潮自体のダメージは低くても、後で無理やり有利な対面を押しつけられるのはとっても良いよね♪」

 

 

愛「く、何でここではサイクル戦派ばっかりなんだ……!」グヌヌ

 

 

歩夢「あ〜あ、ドヒドイデも渦潮が使えたらなあ〜……。」タメイキ

 

 

愛璃奈「それは流石にまずいって……。」

 

 

璃奈「愛さんの思い出の秘伝技は?」

 

 

愛「愛さんはね〜、やっぱ『ロッククライム』かな!」

 

 

歩夢「ロッククライムはシンオウ地方の秘伝技だよね?……『かいりき』じゃなくて?」

 

 

愛「うん♪確かに怪力の方が命中率が安定してるけど、ロッククライムは威力が高いし、追加効果の混乱が強力だからね〜!」

 

 

璃奈「恩返しや八つ当たりを除くと、ノーマルタイプの安定物理技では最高威力。特性の『すてみ』を考えなければ、『とっしん』の上位互換でもある。」

 

 

歩夢「そうやって聞くと強そう……!?」

 

 

愛「ストーリーだったら、特性ノーガードのカイリキーに使わせると必中で撃てるよ〜♪」

 

 

歩夢「そっか!特性『ノーガード』ならどんな技でも当てられるんだ!だったら、夜ルガルガンとかにも応用できそうだね♪」

 

 

璃奈「夜ルガルガン!」キラキラ

 

 

愛「ありゃ……?」

 

 

璃奈「ロッククライム以外にも、特性ノーガードを使ったタイプ一致ストーンエッジが撃てるから侮れない!アローラで猛威を振るったカプ・テテフだって、『とつげきチョッキ』や『すなあらし』で特防を上げておけば、アイアンテールで返り討ちにできる!」リナチャンボード、メラメラ

 

 

歩夢「璃奈ちゃん、夜ルガルガン好きなんだね。」

 

 

璃奈「もちろん!ルガルガン昼、夜、黄昏の中ではトップのタフネスに、全技必中のノーガード!あとぺろっと出した舌がキュート。」リナチャンボード、ペロッ

 

 

歩夢「耐久力があるポケモンは、それだけで頼もしいもんね♪」

 

 

璃奈「うん♪高速アタッカーを並べるだけがポケモンじゃない!」

 

 

歩夢「許すまじ、ゲッコウガ……。」ボソ

璃奈「許すまじ、エースバーン……。」ボソ

 

 

愛「世の中の大多数は、派手な技を撃ち合って純粋に楽しんでるだけだからね!?」アタフタ

 

 

歩夢「……そろそろ一通りチャンピオンロードを抜けたころかな?」

 

 

 

果林「あ……。」ヤバ…

 

 

 

璃奈「……果林さんがやらかした。」

 

 

愛「あ〜あ、レポート書いてないだろうし、このままライバル戦やってもらうしかないか〜。」

 

 

 

 

果林「いや、その……ちょっと魔がさしただけなのよ?故意ではなかったのよ!?」アタフタ

 

 

 

 

歩夢「じゃあ、わたしたちは『い っ た ん』ここで♪」

 

 

果林「え、なにちょっと怖いんだけど……!?」

 

 

 

歩夢愛璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

 

 

〜ポケモンリーグ〜

 

 

 

歩夢「というわけで、

 

 

愛「ここで予定を変更して、

 

 

璃奈「ライバルのジュンさんです。」

 

 

 

『まてー! ポケモンリーグ ちょうせん だろ』

 

『オレも その つもりで ここまで やってきたぜ!』

 

『さあ どっちが ふさわしいか ポケモンしょうぶで きめるぞ!』

 

 

 

果林「あ〜、もう!こうなったらやってやろうじゃない!」

 

 

かすみ「あ、黄色いの来たんですね。」

 

 

せつ菜「これはこっちも気合いを入れてレベル上げしないとですね!」

 

 

 

『ポケモントレーナーのジュンがしょうぶをしかけてきた!』

 

『ジュンはムクホークをくりだした!』

 

『いけ!ムクホーク!』

 

 

 

愛「お?ミラーじゃん!」

 

 

歩夢「ミラーっていうのは同じポケモンが対面することだよ。」

 

 

璃奈「レベルは果林さんの方が高い。」

 

 

果林「さあ、実力の差を見せてあげ……って、今回は愛達が進行なの?」

 

 

歩夢「2人はレベル上げ中だから。」

 

 

愛璃奈「じー。」ジー…

 

 

果林「そ、そうだったわね。あはは……。』

 

 

 

『ムクホークのいかくでムクホークのこうげきがさがった!』

 

『ムクホークのいかくでムクホークのこうげきがさがった!』

 

 

 

璃奈「テロップが大変なことになりそう。」

 

 

 

[あはは]ヤッベ…

 

 

 

愛「そういばミラー対面は初めてだったね。」

 

 

果林「しょうがないわね……。」

 

 

 

『ムクホークのとんぼがえり!』

 

『ムクホークはかりんのもとにもどっていく!』

 

『いけ!エアームド!』

 

『ムクホークのブレイブバード!』

 

 

 

果林「これでいい?」

 

 

 

[グッジョブ☆]

 

 

 

歩夢「果林さんのムクホークがとんぼ返りで戻って来たね。」

 

 

璃奈「『とんぼがえり』は攻撃しつつ交代もできちゃうお得な技。むしタイプだから無効化されないのも嬉しい!」

 

 

愛「対戦でもよく見かけるよね♪」

 

 

璃奈「みんなむしタイプのポケモンは使わない癖に……。」ボソッ

 

 

歩夢「ほんと、どこもかしこも鋼や炎タイプばっかりでうんざりする……。」ボソ…

 

 

愛「ちょっ!?今解説中なんだけど!?」アタフタ

 

 

歩夢「一生壁這い回ってればいいのに。」ボソ…

 

 

果林「壁?」キョトン

 

 

愛「果林はバトルに集中してて!?」

 

 

果林「そう?」

 

 

璃奈「交替技がタイプ一致以外使えなくなればいいのに……。」ボソ…

 

 

愛「ああもう!!……出て来たのはエアームド!いかくで攻撃が下がったムクホークじゃ突破は至難の技か!?」

 

 

果林「……いいえ、『詰み』よ。」ニヤリ

 

 

 

『ムクホークのインファイト!』

 

『ムクホークのぼうぎょととくぼうがさがった!』

 

 

 

愛「全然効いてない!?」

 

 

果林「オーッホッホッホ!!まったく罪ねぇ?無力ってのは。」

 

 

歩夢璃奈「『つみ』だけに……!?」

 

 

愛「あ〜!愛さんそれ言いたかった〜!」ダダッコ

 

 

 

『ムクホークのインファイト!』

 

『ムクホークのぼうぎょととくぼうがさがった!』

 

『エアームドのはねやすめ!』

 

『エアームドのたいりょくがかいふくした!』

 

 

 

果林「愉しいわねぇ……一方的に追い込むってのは!」

 

 

愛「完全に『はいっちゃって』るね……。」

 

 

果林「ええ♪……最高に『ハ↑イ』ってやつよ!』

 

 

璃奈「はいはい、ツギイクヨー。」

 

 

歩夢「もしかしなくてもここからは……、」

 

 

 

 

『エアームドののろい!』

 

 

 

『エアームドののろい!』

 

 

 

 

[放送事故☆]モウヤダ…

 

 

 

エアームド

・こうげき↑↑↑↑

・ぼうぎょ↑↑↑↑

・すばやさ↓↓↓↓

 

 

ムクホーク

・こうげき↓

・ぼうぎょ↓↓↓↓↓

・とくぼう↓↓↓↓↓

 

 

 

璃奈「何か言うことある?」

 

 

果林「すみません調子に乗りました。」セイザ

 

 

歩夢「もう積まなくてもいいよね?」ポン

 

 

果林「はい……。」シュン

 

 

愛璃奈(エアームドにのろい覚えさせたの歩夢(さん)だよね?)

 

 

歩夢「じゃあここからは、

 

 

 

[ダイジェスト☆]

 

 

 

 

『エアームドのはがねのつばさ!』

 

『カビゴンはたおれた!』

 

 

 

 

『ギャロップのだいもんじ!』

 

 

 

果林「まってまってまってまってまってぇぇええ!?」

 

 

愛「な、なんとか耐えたね。」

 

 

璃奈「全快じゃなかったら今頃消し炭。」

 

 

 

『エアームドのついばむ!』

 

『ギャロップはたおれた!』

 

 

 

果林「ふぅ……。」

 

 

 

 

 

『エアームドのはがねのつばさ!』

 

『ロズレイドはたおれた!』

 

 

『エアームドのついばむ!』

 

『ヘラクロスはたおれた!』

 

 

『エアームドのはがねのつばさ!』

 

『エンペルトはたおれた!』

 

『ジュンとのしょうぶにかった!』

 

 

 

歩夢「はい、よくできました♪」イイコイイコ

 

 

果林「うぅ……。」シクシク

 

 

愛璃奈(シクシクって泣く人初めて見た)

 

 

 

 

『おまえに まけるようじゃ まだ ポケモンリーグは はやいってか!』

 

『ちくしょう! もっと つよくなって ポケモンリーグ かちぬいてやる!』

 

『なんたって オレは さいきょうの ポケモントレーナー チャンピオンに なるからな!』

 

『かりん! オレに まけるまで だれにも まけるんじゃねーぞ!!』

 

 

 

かすみ「黄色いの……!」ニコ

 

果林「彼なりのエール……なのかしら?」

 

せつ菜「ジュンさん、まだまだ強くなりそうですね♪」

 

かすみ「ソレハチョットコマル。」

 

果林「フフ♪」

 

 

 

 

 

歩夢「というわけで、

 

愛「ここからはまた、

 

璃奈「トークターイム!」

 

 

 

 

 

〜トークタイム〜

 

 

 

璃奈「やってきました、トークタイム!」

 

 

愛「ここにきてたくさん入れてくれるねえ。」

 

 

歩夢「この頃のレベル上げって大変だから……。」アハハ

 

 

璃奈「じゃあすたっふさん、お題カモン!」

 

 

 

すたっふ「!?……、〜!」アタフタ

 

 

 

歩夢愛璃奈(あれ?)

 

 

 

『1匹だけ一緒に暮らせるならどのポケモン?』ジャン!

 

 

 

歩夢愛璃奈(今考えたな)

 

 

歩夢「ポケットモンスターシリーズをやったことある人なら誰もが1度は考えたことあるよね♪」

 

 

愛「うんうん!ゲームでもポケモン達が人を助けたり、一緒に遊んだりしてていいな〜って思っちゃうよね♪」

 

 

璃奈「可愛い、便利、頼もしい……好みも選ぶ基準も人それぞれ。愛さんはどんなポケモンが良い?」

 

 

愛「愛さんはね〜、やっぱロトムかな!」

 

 

歩夢「ロトムは色んな家電に入り込めるポケモンだよね。」

 

 

愛「そうそう!家電によってバトルから移動までなんでもこなせちゃうすっごい子なんだよね♪」

 

 

璃奈「水陸両用のロトム自転車……乗ってみたい!」リナチャンボード、キラキラ~

 

 

愛「歩夢はもう決まった?」

 

 

歩夢「うん。私はトロピウス!」

 

 

璃奈「これは意外なチョイス……!?トロピウスの魅力といえば、やっぱり首元のフルーツ?」

 

 

歩夢「うん。とっても甘くて、トロピウスもみんなに配っちゃう優しい性格のポケモンなんだ♪」

 

 

愛「あの首のフルーツ、トロピウスがフルーツ食べ続けたらいつの間にか実るようになったんだって。なんだか可愛いよね!」

 

 

璃奈「いつか食べてみたい……!」

 

 

歩夢「璃奈ちゃんはどの子と暮らしてみたい?」

 

 

璃奈「私だったら、バリヤードかな?」

 

 

愛「バリヤード?意外なチョイスだね!?」

 

 

歩夢「バリヤードって、見えない壁をつくったり、パントマイムでコミニュケーションを取るポケモンだよね?」

 

 

愛「そうそう!名探偵ピカチュウの映画でも印象的だっよね〜!」

 

 

璃奈「うん。それにバリヤードは家事もできる!」リナチャンボード、ドヤァ~

 

 

歩夢「それはアニメのバリちゃんが凄いだけなんじゃ……。」

 

 

璃奈「でも家政婦さん、憧れる……!」リナチャンボード、キラキラ

 

 

 

アガレ~……ヤッター!

 

ヤットオワリマシタ……

 

デグチデクチ……アナヌケノヒモデイッカ

 

 

 

 

愛「あれ?なんだかもうレベル上げ終わってそう……?」

 

 

璃奈「じゃあそろそろ、

 

 

歩夢「またね〜。」

 

 

 

 

 

〜ポケモンリーグ〜

 

 

 

かすみ「いよいよですね……!」ゴクリ

 

 

せつ菜「みなさん準備はいいですか!?」

 

 

果林「誰に聞いてるのかしら?私ともあろうお方がそんな遅れをとるとでも?」キリッ

 

 

かすみ「既に1人倒してますもんね。」

 

 

果林「あら?なんのことかしら!?」オホホ

 

 

かすみせつ菜(あ、誤魔化した)ジー

 

 

果林「さささ、さあ2人とも!この長かった冒険に決着をつけるわよ!」

 

 

かすみせつ菜「お

 

 

 

[は〜いここまで♪]

 

 

 

かすみ果林せつ菜「 」ズッコォオーー

 

 

歩夢「ライバル戦入って尺が伸びちゃったからね……。」

 

 

璃奈「ほんとは今回のラストに持っていきたかったけど。」チラッ

 

 

果林「もう!悪かったわね!///」

 

 

愛「ってなわけで、

 

 

璃奈「シンオウ地方の旅の終着点、

 

 

歩夢「ポケモンリーグにたどり着いた3人は、

 

 

歩夢「最後の高みへと歩みを進めるのであった!」

 

 

 

[続きはpart14で!]

 

 

 

かすみせつ菜果林「次回の冒険は〜?」

 

 

歩夢愛璃奈「これだ!!」ピッ…

 

 

 

 

璃奈「たとえ火の中

 

歩夢「水の中

 

愛「草の中

 

かすみ「森の中!

 

果林「土の中

 

[雲の中]

 

せつ菜「あの子のスカートの中!」

 

 

[キャー///]

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

[すみません(泣)]シュン

 

 

 

せつ菜「あはは……。」

 

 

歩夢「鍛えた技で勝ちまくり、

 

璃奈「仲間を増やして次の町へ。」

 

愛「いつもいつでも上手くいくなんて、

 

歩夢「保証はどこにもないけど……、」

 

璃奈「いつでもいつも本気で生きてる

 

愛「コイツたちがいる!」

 

 

 

歩夢「次回!

 

璃奈「ポケットモンスター

 

愛「ダイヤモンドパール!」

 

 

歩夢愛璃奈「めざせ!ポケモンマスター!」

 

 

 

 

かすみ果林せつ菜「次回もポケモン、ゲットだぜ!」

 

アラン『ニャーン♪』

 

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 

 



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めざせ!ポケモンマスター!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!もいよいよ大詰め、3人がポケモンリーグに挑戦するようです。


 

めざせ!ポケモンマスター!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

かすみ「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしちゃいますよ☆」

 

 

果林「part14ッ!」

 

 

せつ菜「……。」

 

 

かすみ果林「せつ菜(先輩)?」

 

 

せつ菜「あ!?す、すみません!」

 

 

果林「終わっちゃうのが寂しい?」

 

 

せつ菜「…………いえ!そんなこと言ってたらチャンピオンにボコボコにされてしまいますから♪」ペカー

 

 

かすみ「その意気ですよせつ菜先輩♪逆にこっちが足腰立たなくしてやりましょう!」

 

 

せつ菜「はい♪奥歯ガタガタいわしてやります!」

 

 

果林(チャンピオンさん、逃げて……)

 

 

せつ菜「まずはみなさんの手持ちをおさらいです!」

 

 

 

 

かすみ

・ビーダル(どくどくだま) 

・アブソル

・ドンカラス 

・スカタンク 

・ミカルゲ

・ドラピオン

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

・ヘラクロス

・カイリキー

・チャーレム 

・ドクロッグ 

・ルカリオ

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

・エアームド

・ムクホーク 

・フワライド

・アゲハント

・ペリッパー

 

 

 

 

果林「これでやっとビッパ達も解放されるのね……。」ハハハ

 

 

かすみ「ソノオタウン辺りから瀕死になった回数数えるのやめちゃいました……。」トオイメ

 

 

せつ菜「チャンピオンに勝って、キャモメ達も殿堂入りさせてあげましょう!」

 

 

かすみ果林「おー!」

 

 

せつ菜「じゃあ皆さん……、気合入れていきますよーー!!」

 

 

かすみ「はい(ええ)!!」

 

 

かすみ果林せつ菜「さあ!ポケットモンスターの世界へ!!」

 

 

 

 

 

 

〜ポケモンリーグ〜

 

 

 

かすみ「エレベーターで上がっていくみたいですね。」

 

 

果林「じゃあ誰から挑むか選べないのね。」

 

 

せつ菜「はい、カントーからシンオウまではこの形式がメジャーでしたから。」

 

 

かすみ「……で、誰から挑めばいいんでしょう?」

 

 

 

[1R 果林ちゃんカモン!]

 

 

 

果林「例に漏れず指名してくれるみたいね。」

 

 

せつ菜「ファイトですよー!」

 

 

かすみ「かすみんたちも裏でやるんですよ。」

 

 

せつ菜「ソウデシタ。」

 

 

果林「あら?おかしいわね……。」

 

 

かすみ「どうかしました?」

 

 

果林「いや、ね?もう岩も氷も電気タイプも相手したじゃない?」

 

 

せつ菜「そうですね。鋼タイプもかすみさんがお相手しましたし……。」

 

 

かすみ「そっか。タイプ被りが無いなら、もう飛行タイプが不利な相手はいないはず……。」ムムム

 

 

果林「まあ、戦ってみればわかるかしら。」

 

 

 

 

『ハーイ! ようこそ! ポケモンリーグへ!』

 

『ぼくは してんのうの リョウです ヨロシク!』

 

『あっ ボク むしポケモン すきなんで!』

 

 

 

果林「今回はむしタイプなのね。」

 

 

せつ菜「おお!有利タイプですよ!」

 

 

かすみ「やった!これなら

 

 

璃奈「『のろい』を積まなくて済む。」

 

 

歩夢「そっか!これで、やっと放送事故にならないですむんだね……!」ウルウル

 

 

愛「いやお前が言うな!」ビシッ!

 

 

 

『だって むしポケモン かっこいいしきれいでしょ!』

 

 

 

せつ菜「ゲノセクトやクワガノンにはロマンを感じます!」

 

 

歩夢「カイロスやグソクムシャみたいな渋いデザインも良いよね♪」

 

 

璃奈「オニシズクモやアメモースみたいなキュート系もいる。」

 

 

かすみ「一部からものすごい反響!?」

 

 

 

『そう! ボク むしポケモンの ように パーフェクトに なるため ここで』

 

『ちょうせんしゃと たたかっています!』

 

『では あいて させてもらいます!』

 

 

 

果林「フフ。いざ、尋常に勝負よ!」

 

 

 

『してんのうのリョウがしょうぶをしかけてきた!』

 

『リョウはドクケイルをくりだした!』

 

『いけ!ペリッパー!』

 

 

 

せつ菜「これは……今までにない、強気な対面です!」

 

 

かすみ「今までだと、不利な相手に勝つためにフワライドやエアームド、アゲハントで能力を上げてましたからね。」

 

 

果林「自然の節理をわからせてあげる!!」

 

 

 

『ペリッパーのエアスラッシュ!』

 

『ドクケイルはたおれた!』

 

 

 

かすみ「1発KOです♪」

 

 

せつ菜「いいですよ果林さーん!」

 

 

 

『リョウはビークインをくりだした!』

 

 

 

果林「女王蜂?……ああ!ミツハニーが進化した子ね。」

 

 

 

『ビークインはプレッシャーをはなっている』

 

 

 

果林「プレッシャー?」

 

 

かすみ「相手のPPの減りが倍になる、厄介な特性です!粘られると後が厳しくなっちゃうかもです……!?」

 

 

せつ菜「しかもビークインは耐久よりのステータスなんですよね……。」ムムム

 

 

果林「じゃあ……。」

 

 

 

『ペリッパーのたきのぼり!』

 

『ビークインのパワージェム!』

 

 

 

せつ菜「さすが四天王……岩技でむしポケモンが苦手な飛行タイプのケアもバッチリ、というわけですか……。」

 

 

かすみ「でもでも〜、あっちはタイプ不一致、こっちは先制してタイプ一致のエアスラッシュや滝登りを撃てちゃうから〜、

 

 

せつ菜「はい!タイプ一致で怯ませられる技を撃ちわけできるペリッパーが有利です!」

 

 

果林「このまま殴り合えば勝てるわね♪」

 

 

 

『ペリッパーのたきのぼり!』

 

『ビークインはひるんでうごけなかった!』

 

『ペリッパーのエアスラッシュ!』

 

『ビークインはたおれた!』

 

 

 

果林「ま、ざっとこんなものかしら?」

 

 

 

『リョウはアゲハントをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「ドクケイルがいるなら、

 

 

かすみ「アゲハントも当然いますよね。」

 

 

果林「なかなかいい趣味してるじゃない♪」

 

 

 

『もどれ!ペリッパー!』

 

『いけ!エアームド!』

 

『アゲハントのギガドレイン!』

 

 

 

せつ菜「ここで相棒の登場です!」

 

 

かすみ「はがね・ひこうタイプのエアームドなら虫も飛行も草も半減で受けられま……ん?……受け……?」

 

 

 

歩夢愛璃奈せつ菜「あ"……。」

 

 

 

『アゲハントのシャドーボール!』

 

『エアームドのはがねのつばさ!』

 

 

 

かすみ「あれ……?」

 

 

果林「まったく……積まなくても勝てる相手に、わざわざ時間かけてあれこれするわけないでしょ?この後もあるんだし。」ヤレヤレ

 

 

 

歩夢愛璃奈かすみせつ菜「おお〜!!」キラキラ

 

[おお〜!]キラキラ

 

 

 

果林「私って一体……。」トホホ

 

 

 

『アゲハントのシャドーボール!』

 

『エアームドのついばむ!』

 

『アゲハントはたおれた!』

 

 

 

かすみ「残り2匹、折り返しです!」

 

 

 

『リョウはヘラクロスをくりだした!』

 

 

 

果林「ここは風船のポケモンさんでいきたいけど……、!」

 

 

 

『もどれ!エアームド!』

 

『いけ!ムクホーク!』

 

『ムクホークのいかくでヘラクロスのこうげきがさがった!』

 

 

 

せつ菜「ムクホークの威嚇がはいりました!」

 

 

かすみ「これで少しは受けやすくなりましたね。」

 

 

『ヘラクロスのインファイト!』

 

 

 

果林「フフ♪痒い痒い。」

 

 

せつ菜「ん?いくら威嚇があるからとはいえ……果林さんのムクホーク、硬すぎません?」

 

 

果林「ええ、この子はよく物理アタッカー相手に後出しするから、ブロムへキシンを多めにあげてるのよ♪」

 

 

かすみ「せつ菜さんのタウリン漬けチャーレムもですけど、2人ともガチすぎません……?」

 

 

せつ菜「そうですかね?」キョトン

 

 

果林「そんなことないわよ?かすみちゃんだって、裏でデパートのインドメタシンを買い込んでたものねえ?」チラッ

 

 

かすみ「そそそそ!?そんなことよりも、バトルを進めましょう!」

 

 

果林せつ菜「……。」ジー…

 

 

 

『ムクホークのとんぼがえり!』

 

『ムクホークはかりんのもとへもどっていく!』

 

『いけ!ペリッパー!』

 

 

 

かすみ「また交替!?」

 

 

せつ菜「しかも良いダメージが入りました♪」ペカー

 

 

 

『ヘラクロスのストーンエッジ!』

 

 

 

果林「嘘でしょ!?」

 

 

せつ菜「……、な、なんとか耐えてくれましたね。」フウ

 

 

かすみ「この異様な耐久力、もしかしてこの子にも……。」

 

 

果林「ペリッパーにブロムへキシンはあげてないわよ?」

 

 

かすみ「ブロムへキシン……『は』?」ジー…

 

 

果林「ほ、ほらほら!後もつかえてるし早く終わらせちゃいましょ!?」アタフタ

 

 

 

『ペリッパーのエアスラッシュ!』

 

『ヘラクロスはたおれた!』

 

 

 

果林「やりぃ♪」

 

 

せつ菜「インファイトで特防がさがったところに4倍弱点、耐えられるはずがありません!」

 

 

果林「さっきのは流石にヒヤヒヤしたけどね。」

 

 

かすみ「ペリッパーが耐えてくれなかったらと思うと、恐ろしいですね……。」

 

 

果林「ええ。マックスアップを買い込んだ甲斐があったわ♪」

 

 

かすみせつ菜「ん?」

 

 

果林「あ"……。」ダラダラ

 

 

 

『リョウはドラピオンをくりだした!』

 

 

 

かすみ果林せつ菜「え……?」

 

 

せつ菜「かすみさん。あれ……ドラピオンですよね?」

 

 

果林「ドラピオンってあれよね?確か、むしタイプが入ってない……。」

 

 

かすみ「はい。どく・あくタイプのドラピオンですね。」

 

 

 

『ペリッパーはどうする?』

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

愛「これは……ま〜たまたやってしまいましたねぇ。」ジッキョウ

 

 

歩夢「オクタン使いのデンジさんといい、シンオウリーグでは不正が横行しているようですねえ。」ジッキョウ

 

 

璃奈「カントーのタケシさんはイワーク使ってるので、スコルピがむしタイプという言い訳はできませんが……。」ジッキョウ

 

 

 

かすみ「何か始まったんだけど。」

 

 

せつ菜「ポケモン歴が長い人には思うところがあるのでしょう。」

 

 

果林「……あれには容赦しなくていいわよね?」

 

 

歩夢愛璃奈「……。」コクリ

 

 

 

[カット☆]

 

 

 

『ドラピオンはたおれた!』

 

『してんのうのリョウとのしょうぶにかった!』

 

 

 

かすみ「これはひどい……。」

 

 

せつ菜「エアームド単騎で純粋な殴り勝ちでした♪」

 

 

 

 

『いちばん うつくしく いちばん つよい むしポケモンで まけたのは ボクが あまいからだ』

 

『よし! きたえなおします! ということで おうえん ヨロシクです!』

 

『じゃなかった…… つぎの へやに どうぞ!』

 

『あと3にん ボクよりも つよい トレーナーが まってますから!』

 

 

 

果林「あら、素直な子は大好きよ?」

 

 

かすみ「いやいや、ルール通り勝ったのにゴネる人なんていませんよ。」

 

 

 

せつ菜歩夢璃奈愛「…………。」

 

 

 

 

 

〜回想〜

 

 

アカネ『わーん‼︎ わーん‼︎』

 

イブキ『わたしは みとめないわ あなたの かんがえかたでは ポケモンリーグに ちょうせんなんて ムリに きまってるわよ』

 

 

〜回想終わり〜

 

 

 

せつ菜歩夢璃奈愛「HAHAHA……。」

 

 

かすみ「……え、なんですかその乾いた笑い。」

 

 

せつ菜「ほ、ほら。エレベーター……行きましょ。」ハハハ

 

 

かすみ「なんか怖いんですけど。」

 

 

せつ菜「つ、次のお相手は……聡明そうなお婆さんですね。あれ?誰かと似ているような……?」ダレダッタッケ?

 

 

かすみ「無理やり流された!?」ガビーン

 

 

果林「まあいいじゃない。次は誰が行くのかしら?私でも構わないわよ?」キリッ

 

 

かすみ「格闘も虫もいなくなった今、誰でも来いですよ☆」

 

 

せつ菜「お2人とも、心強いです!」

 

 

 

[2R せつ菜ちゃんカモン!]

 

 

 

かすみ果林「 」ズコーッ!

 

せつ菜「はーい。」

 

 

 

『おほほ! わたしは キクノ とくに だいじに しているのは じめんタイプの ポケモンね』

 

 

 

かすみ「そうういえば地面タイプはまだでしたね。」

 

 

 

『ほほほ! じゃあ おばあさんが どれだけ やれるか みてあげますよ』

 

 

 

せつ菜「タイプが互角なら実力勝負です!負けませんよ〜!」

 

 

 

『してんのうのキクノがしょうぶをしかけてきた!』

 

『キクノはヌオーをくりだした!』

 

『いけ!チャーレム!』

 

 

 

果林「みず・じめんのヌオーと、エスパー・かくとうのチャーレム……お互いに弱点はつけなさそうね。」

 

 

せつ菜「水・地面の複合は弱点が草だけですもんね。」

 

 

 

『チャーレムのれいとうパンチ!』

 

『ヌオーのすなあらし!』

 

『すなあらしがチャーレムをおそう!』

 

 

 

果林「砂嵐……こっちにはダメージを防げる岩、地面、鋼のポケモンがルカリオしかいないから、長引くと不利ね。」

 

 

せつ菜「なら先に相手を倒すまでです!」

 

 

 

『ヌオーのまもる!』

 

 

 

せつ菜「ア……。」サラサラ…

 

 

果林「せつ菜?」

 

 

かすみ「まさか……。」

 

 

 

『チャーレムのとびひざげり!』

 

『ヌオーはこうげきからみをまもった!』

 

『チャーレムはいきおいあまってじめんにぶつかった!』

 

『すなあらしがチャーレムをおそう!』

 

 

 

かすみ「踏んだり蹴ったりですね。」

 

 

果林「蹴ろうとしたのはこっちだけどね。」

 

 

せつ菜「 」チーン

 

 

かすみ「せつ菜せんぱ〜い?いけそうですか?」

 

 

せつ菜「はっ!?……大丈夫です!『まもる』は連続では使えません!この隙を突くまでです!」

 

 

果林「ファイトよせつ菜♪」

 

 

せつ菜「はい♪、……。」

 

 

 

『もどれ!チャーレム!』

 

 

 

かすみ「ええ!?」

 

 

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

『ヌオーのまもる!』

 

『しかしうまくきまらなかった!』

 

『すなあらしがヘラクロスをおそう!』

 

 

 

果林「危なかったわね、もし突っ込んでたら……。」

 

 

せつ菜「手加減する余裕は無さそうですね……!」

 

 

 

璃奈「せつ菜さんが覚醒しつつある……?」

 

 

愛「勝負師の勘ってやつだね!」

 

 

歩夢「フフ。サイクル戦は良いよ〜♪」

 

 

 

『ヘラクロスのメガホーン!』

 

『ヌオーはたおれた!』

 

『すなあらしがヘラクロスをおそう!』

 

 

 

せつ菜「やりました♪」ペカー

 

 

かすみ「流石ヘラクロス、ものすごいパワーですね……。」

 

 

果林「これに根性が合わさったら手がつけられなさそうね。」

 

 

 

『キクノはナマズンをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「ナマズン……またみず・じめんタイプのポケモンですね。」

 

 

かすみ「ナマズンはヌオーと違って竜の舞や電気技を使えちゃうんですよ☆」

 

 

果林「でんきうな

 

 

璃奈「それ以上はいけない。」

 

 

果林「え?だってモチーフに入ってるでしょ?でん

 

 

愛「やめるビビ。」

 

 

果林「え、なに怖いんだけど……!?私でんきう

 

 

歩夢「だまルドン♪」

 

 

果林「 」

 

 

璃奈「でんきうなぎといえばシビビールなのシラス。」

 

 

せつ菜かすみ(なにこの新興宗教……)

 

 

 

『ヘラクロスのインファイト!』

 

 

 

果林「今度は命中安定のインファイトを選んだのね。」

 

 

かすみ「でも耐えられちゃいましたよ!?」

 

 

 

『ヘラクロスのぼうぎょととくぼうがさがった!』

 

『ナマズンのしねんのずつき!』

 

『すなあらしがヘラクロスをおそう!』

 

 

 

せつ菜「くっ……!」

 

 

果林「防御ダウンに弱点のエスパー技は痛いわね……。」

 

 

かすみ「でも次のターンで倒せそうですよ!」

 

 

 

『ヘラクロスのじしん!』

 

『ナマズンはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「これでナマズン突破です!」

 

 

 

『キクノはウソッキーをくりだした!』

 

『すなあらしがやんだ!』

 

 

 

果林「ここで岩タイプのウソッキー?」チラッ

 

 

 

歩夢愛璃奈「……」スン

 

 

 

かすみ「ウソッキーはセーフなんだ……。」

 

 

せつ菜「砂嵐を軸に戦う『砂パ』ではタイプ混合のパーティーもみられますからね。」

 

 

愛「それに、岩タイプは砂嵐のときになんと!能力ランクとは別に特防が上がっちゃうんだよ!」

 

 

璃奈「砂嵐を1番活かせるのは岩タイプ。」

 

 

歩夢「弱点が多いからこそ許される特権だよね♪」

 

 

愛「そゆこと♪」

 

 

璃奈「それバンギラスの前で言える?」

 

 

愛歩夢「……。」

 

 

 

『もどれ!ヘラクロス!』

 

『いけ!ルカリオ!』

 

『ウソッキーのふいうち!』

 

『しかしうまくきまらなかった!』

 

 

 

せつ菜「やはり……。」

 

 

果林「え?」

 

 

せつ菜「耐久力のあるナマズンを等倍で瀕死寸前まで追い込む火力を目の当たりにしてわざわざ弱点を突かれるウソッキーをだすなんて、何か裏があると思いました♪」

 

 

かすみ「ウソッキーもそんなに素早いポケモンじゃないですもんね。」

 

 

果林「で、選んだのが先制技の『ふいうち』。瀕死寸前で防御まで下がったヘラクロスを確実に仕留めに来た……ってわけね?」

 

 

せつ菜「さすが四天王……心得てますね!」メラメラ

 

 

かすみ「これ相手AIですよね……?」

 

 

 

『ルカリオのはどうだん!』

 

『ウソッキーはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「1発KOです♪」

 

 

かすみ「砂嵐止んでて良かったですね。」

 

 

果林「ナマズンとの対面で入れ替えてなかったら、砂嵐のままウソッキーと戦うことになってたものね……。」

 

 

 

『キクノはゴローニャをくりだした!』

 

 

 

果林「やっぱり岩タイプ多いわね。」

 

 

かすみ「ゴローニャは地面タイプも持ってますよ☆」

 

 

せつ菜「……やれる、か?」ボソ…

 

 

 

『もどれ!ルカリオ!』

 

『いけ!カイリキー!』

 

 

 

かすみ「また交替!?」

 

 

 

『ゴローニャのじしん!』

 

 

 

せつ菜「よし!これなら勝てます!」

 

 

果林「別にルカリオで突っ込んでも良かったんじゃ……?」

 

 

せつ菜「甘いですよ果林さん!ルカリオはスピードアタッカーなので耐久は低いんです。もし波動弾で倒しきれなかったら、地震をくらって倒れてたのはこっちです!」

 

 

果林「そ、そうなのね……。」

 

 

歩夢愛「ソーナノ~♪」モノマネ

 

せつ菜「ソナノ♪」モノマネ

 

 

かすみ「懐かし!?」

 

 

璃奈「……ナンッッス!」リナチャンボード、ソーナンス

 

 

かすみ「ちょっと似てるの腹立つ……。」

 

 

 

『ゴローニャのじしん!』

 

 

 

果林「ゴローニャが先制した!?」

 

 

かすみ「ということは……!」

 

 

せつ菜「……。」ニヤリ

 

 

 

『カイリキーのリベンジ!』

 

『ゴローニャはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「決まりました♪」

 

 

 

『キクノはカバルドンをくりだした!』

 

『カバルドンのすなおこしですなあらしがまきおこった!』

 

 

 

果林「技を使ってないのに砂嵐が!?」

 

 

せつ菜「カバルドンの特性『すなおこし』は、先頭にでたら問答無用で天気を砂嵐にしてしまう強力な特性です!」

 

 

 

『カイリキーのばくれつパンチ!』

 

『カバルドンはこんらんした!』

 

 

 

かすみ「カバルドンが混乱しました!」

 

 

せつ菜「『ばくれつパンチ』は命中が低い代わりに、当たれば必ず相手を混乱にしてしまうんですよ♪」

 

 

果林「特性『ノーガード』で全部の技が必中になるカイリキーには相性抜群ね♪」

 

 

 

『カバルドンはこんらんしている』

 

『カバルドンのじしん!』

 

『すなあらしがカイリキーをおそう!』

 

 

 

せつ菜「……!!、次は耐えられないか……!」

 

 

かすみ「でもダメージレースなら……っていいたい所ですけど、混乱のダメージ込みでHPがやっと半分期待できるかって……硬すぎません?」

 

 

 

璃奈「それがカバルドン。」

 

 

歩夢愛「うむ。」ウンウン

 

 

 

かすみ「ふえぇ……かすみん、あっち側には行きたくないです〜。」

 

 

歩夢愛璃奈「……。」オイデオイデ

 

 

果林「ま、まあ?ポケモンの楽しみ方は人それぞれよね。」

 

 

 

『カイリキーのばくれつパンチ!』

 

『カバルドンはこんらんしている』

 

『カバルドンのじしん!』

 

『カイリキーはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「……!!」

 

 

かすみ「わわ!?なんで突っ込んじゃったんですか!?」

 

 

果林「……そうせざるを得なかったのよ。」

 

 

かすみ「へ?」

 

 

果林「せつ菜ちゃんのポケモン達は今までの戦いで消耗し過ぎた……。カバルドンの攻撃を耐え切るだけの体力が残ってなかったのよ。」

 

 

かすみ「そんな……。」

 

 

果林「だから、カイリキーを犠牲にして次のポケモンを安全に出す必要があったの。」

 

 

 

歩夢「果林さんが『死に出し』の解説を……!?」

 

 

愛「染まってるね〜。」ウンウン

 

 

璃奈「ポケットモンスターのせかいへようこそ……フフ。」

 

 

 

 

せつ菜「ごめんなさいカイリキー……。でも、これで勝機ができました!」

 

 

 

『いけ!チャーレム!』

 

『チャーレムのれいとうパンチ!』

 

『カバルドンはたおれた!』

 

『キクノとのしょうぶにかった!』

 

 

 

せつ菜「完全勝利とはいきませんでしたが、なんとか勝てました。」

 

 

 

『たいした もの ね 』

 

『ポケモンと ひとが ちからをあわせて かちとった しょうりって いいわね』

 

『それこそが つよさね』

 

 

 

せつ菜「はい♪1人じゃないから……仲間がいれば、最強です!」

 

 

 

『おほほほ! あなたたちなら どこまででも いけますよ』

 

 

 

果林「2人目でこの強さ……ラストはどれだけ強いのかしら?」

 

 

かすみ「会いに行けばわかりますよ!早速次の階に上がりましょう!」

 

 

せつ菜「はい!」

 

 

かすみ「今度の相手は何タイプかな〜♪」

 

 

せつ菜「かすみさん張り切ってますね!」

 

 

果林「順番的にはそろそろかすみちゃんの番だものね。」

 

 

 

『よっ! トレーナー』

 

 

 

かすみ「げげ!?ほのおタイプ……。」

 

果林「まだそうときまったわけじゃ……といいたいけど、

 

 

 

『いつ やってくるのか ゆびおり かぞえて まって いたぜ』

 

『ナギサでの ことは デンジの やろうから きいたぜ』

 

 

 

せつ菜「この出立ちと熱血キャラな言動は、

 

かすみ「絶対ほのおタイプじゃないですか〜!?」

 

 

 

『あいつの こころに ひをつけるとは きたいが たかまって しかたねぇ!』

 

 

 

かすみ「ほらぁぁあ!!『火』っていったも〜ん!!??」ギニャァア⁉︎

 

 

果林「まあまあ、ほのおタイプでも良いじゃない?」

 

 

せつ菜「別に、ほのおタイプならあくタイプで挑んでも不利ではないのでは?」

 

 

かすみ「はぁ……。シンオウ地方を旅してて、出会った炎ポケモンって何がいました?」ゲンナリ

 

 

果林「ポニータとヒコザル、その進化した子たちが……あら?」

 

 

せつ菜「こうしてみると少ないですね?」

 

 

かすみ「つまり……。」

 

 

せつ菜「『対あくタイプ最終兵器』は確定ですね♪」ペカー

 

 

かすみ「ハハハ。」

 

 

 

[というわけで]

 

[3R かすみちゃんカモン!]

 

 

 

かすみ「 」チーン…

 

 

せつ菜果林「かすみ(さ〜ん)ちゃ〜ん!!?」

 

 

 

『してんのうのオーバがしょうぶをしかけてきた!』

 

『オーバはギャロップをくりだした!』

 

『いけ!アブソル!』

 

 

 

せつ菜「ギャロップ、早速来ましたね。」

 

 

かすみ「 」チーン…

 

 

果林「この調子で大丈夫かしら……?」

 

 

かすみ「 」ポチ

 

 

 

『ギャロップのとびはねる!』

 

『ギャロップはそらたかくとびあがった!』

 

『アブソルのつるぎのまい!』

 

『アブソルのこうげきがぐーんとあがった!』

 

 

 

せつ菜「これはうまいです!」

 

 

果林「良かった、普通にバトルできてるわね。」

 

 

かすみ「 」ポチ

 

 

 

『ギャロップのとびはねる!』

 

『アブソルはまひしてわざがでにくくなった』

 

 

 

かすみ「 」ゴフッ!?

 

 

果林「ま、まだ攻撃できる可能性はあるから……。」

 

 

 

『アブソルのサイコカッター!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『ギャロップはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「この急所は大きいですよ!」

 

 

 

『オーバはハガネールをくりだした!』

 

 

 

かすみ「 」ピクピク…

 

 

果林「最悪の相手ね。」

 

 

せつ菜「ハガネールの防御はとてつもないのに、悪もエスパーも半減されますからね。」

 

 

果林「……炎要素は?」アレ?

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

『アブソルはしびれてうごけない』

 

 

 

かすみ「 」チーン…

 

 

 

『ハガネールのにほんぼれ!』

 

 

 

せつ菜「炎タイプの技を使ってきましたね。」

 

 

果林「もしかして、シンオウの炎ポケモンって本当にポニータとヒコザルしかいないのかしら……?」

 

 

 

『ハガネールのほのおのキバ!』

 

『アブソルはたおれた!』

 

 

 

かすみ「 」グハ…

 

 

せつ菜「ああ、日本晴れでパワーアップした炎技がもろに……。」

 

 

果林「……でも、炎技がパワーアップするのはこっちも同じよね?」ウインク

 

 

かすみ「そうです!フライドハガネールにしてやります!」

 

 

果林「揚げてどうするのよ!」ビシッ

 

 

せつ菜「素焼きは英語で『baked』ですよ♪」

 

 

愛「美味しく調理するなら『baked』、焦がすと『burnt』だよ!」

 

 

歩夢「あれを食べるつもりなのは変わらないんだね……。」ニガワライ

 

 

璃奈「硬そう……。」リナチャンボード、オエー

 

 

 

『いけ!スカタンク!』

 

『スカタンクのかえんほうしゃ!』

 

『ハガネールはたおれた!』

 

 

 

かすみ「へっへーん!かすみんにかかればざっとこんなもんです♪」ドヤドヤァ…

 

 

果林「サスガカスミチャンネ。」

 

 

せつ菜「上手に焼けました♪」

 

 

 

『オーバはミミロップをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「やっぱり炎タイプ少なかったんですね。」

 

 

 

『スカタンクのどくづき!』

 

『ミミロップのほのおのパンチ!』

 

 

 

かすみ「日本晴れ強すぎません!?」グハッ!?

 

 

せつ菜「でも次で殴り勝てますよ!頑張ってください♪」

 

 

 

『スカタンクのどくづき!』

 

『ミミロップはたおれた!』

 

『オーバはフワライドをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「ふうせんのぽけもんさん……。」

 

 

かすみ「まだ引きずってますね。」

 

 

果林「トラウマが抜けきるのはまだ先ね。」

 

 

 

『スカタンクのつじぎり!』

 

 

 

かすみ「た、耐えた!?」

 

 

 

『フワライドのおにび!』

 

『スカタンクはやけどをおった!』

 

『スカタンクはやけどのダメージをうけた』

 

 

 

果林「次の攻撃でフワライドは倒せそうだけど……。」

 

 

かすみ「フワライドには『ゆうばく』がありますからね。」

 

 

果林「ミミロップ戦のダメージがここに来て響くわね。」

 

 

かすみ「かといってやけどをばら撒かれるのも嫌だし……えーい!」

 

 

せつ菜「ふうせんのぽけもんさん、つよーい……。」

 

 

 

『スカタンクのつじぎり!』

 

『スカタンクはゆうばくのダメージをうけた!』

 

『フワライドはたおれた!』

 

『スカタンクはやけどのダメージをうけた』

 

『スカタンクはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「ふうせんのポケモンさん、つよーい……。」

 

 

果林「ほらしっかりして?もう風船のポケモンさんはいないわよ!?」

 

 

せつ菜「……はっ!?すみません、私としたことが。」

 

 

かすみ「まったくですよ!?もうお相手さんもラスト1匹なんですから、かすみんの完全勝利を盛り上げちゃってください☆」

 

 

果林(さっきまで気絶してたわよね……?)

 

 

かすみ「フィニッシュはこの子で!」

 

 

 

『いけ!ドンカラス!』

 

 

 

せつ菜「いよいよ相手もエースのお出ましですね!気合いいれていきますよ〜!」

 

かすみ「お

 

 

 

『オーバはゴウカザルをくりだした!』

 

 

 

かすみ「 」チーン…

 

 

果林「かすみちゃーーん!?」

 

 

せつ菜「ゴウカザルはほのお・かくとうタイプ……しかも素早く、インファイトやフレアドライブなどの高火力技を放ってきます!」

 

 

果林「正に『対あくタイプ最終兵器』って訳ね……。」

 

 

 

『ゴウカザルのかみなりパンチ!』

 

 

 

かすみ「 」

 

せつ菜果林「かすみさ(ちゃ)ぁぁあん!?」

 

 

 

『ドンカラスのそらをとぶ!』

 

『ドンカラスはそらたかくとびあがった!』

 

 

 

果林「なんとか耐えて行動できたわね……。」フゥ

 

 

 

『ゴウカザルのフレアドライブ!』

 

『しかしゴウカザルのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「これで仕留める!カッコよく決めちゃいますよ、ドンカラス!」

 

 

 

『ドンカラスのそらをとぶ!』

 

 

 

せつ菜「惜しい!?あと一歩のところなのですが……!」

 

 

果林「けど、ドンカラスも次の攻撃を耐え切るHPは残ってないわよ?」

 

 

かすみ「 」

 

 

 

『ゴウカザルのマッハパンチ!』

 

『ドンカラスはたおれた!』

 

『いけ!ドラピオン!』

 

 

 

せつ菜「ドラピオンなら格闘技で弱点を突かれません!」

 

 

果林「1回攻撃できればなんとか倒しきれそうね♪」

 

 

 

『ゴウカザルのフレアドライブ!』

 

『ドラピオンのじしん!』

 

『ゴウカザルはたおれた!』

 

『オーバとのしょうぶにかった!』

 

 

 

かすみ「な、なんとか勝てました〜……。」ヘナヘナ

 

 

せつ菜「お疲れ様です♪」

 

 

 

『……‼︎』

 

『まさか まさかの はいぼくだ! みくびっていた わけじゃない!』

 

『だけど まけるとは みじんにも おもってなかった!』

 

『すごい! きみと きみの ポケモン すごいぜ‼︎』

 

 

 

かすみ「負けても熱い人なんですね。」

 

 

果林「四天王になるまで勝ち上がる人って、そういう人なのかもしれないわね♪」

 

 

 

『…… …… …… …… …… ……』

 

『……フゥ もえつきちまったぜい』

 

 

 

せつ菜「最後まで炎のような方でしたね。」

 

 

果林「ええ。でもこれで、いよいよ最後の四天王ね。」

 

 

かすみ「このまま4人抜きしてチャンピオンです!」

 

 

 

 

 

ゴヨウ『……。』

 

 

 

せつ菜「斬新な出立ちの方ですね♪」

 

 

かすみ「帰って良いですか……?」

 

 

果林「帰れないわよ?」

 

 

かすみ「え〜!?あんな変なお面つけた人、絶対関わってもろくなことにならないじゃないですか〜……。」

 

 

璃奈「かすみちゃん、ひどい……。」リナチャンボード、ウルウル

 

 

かすみ「え!?あ、そういうつもりじゃ……。」オロオロ

 

 

歩夢「ひどいぞー。」ロイヤルマスク

 

愛「そうだそうだー。」オニオン

 

 

 

果林(どこから持ってきたのかしら……)

 

 

璃奈「……。」コレツカッテネ

 

 

ジーナ&デクシオの仮面 デーン

 

 

せつ菜「へ?」

 

果林「ありがとう……?」

 

 

歩夢「謝れー?」ロイヤルマスク

 

愛「謝れー。」オニオン

 

 

果林「えっと、謝れー……?」デクシオノカメン

 

せつ菜「謝れー♪」ジーナノカメン

 

 

かすみ「あーもう!わかりましたよ!す みま せ ん で し た!」

 

 

璃奈「わかればよろしい。」マキシマムカメン

 

 

かすみ「はぁ……。」

 

 

せつ菜「さあ、この人に勝ってチャンピオン戦です!」

 

 

 

 

『これは いい タイミング ちょうど ほんを よみおえた ところでした では じこしょうかいを』

 

『わたしは ゴヨウ つかうのは エスパータイプ』

 

 

 

果林「今回はエスパータイプ、ということは……。」

 

 

 

[4R せつ菜ちゃんカモン!]

 

 

 

せつ菜「ま、まあ……ヘラクロスのむし技である程度はなんとかなるでしょう。」

 

 

 

『それにしても ここまで くるとは そうとうな じつりょくの もちぬし』

 

『してんのう さいきょうと いわれる わたしも ぜんりょくで たたかわせて いただきましょう』

 

 

 

かすみ「人は見た目によらないんですね。」

 

 

 

愛「……。」カポッ

 

歩夢「……。」カブリ

 

 

 

かすみ「ああもう!?わかりましたから!!」

 

 

せつ菜「最強の相手……だったら私も、最初からクライマックスです!」オレ、サンジョウ!

 

 

果林「応えは聞いてないのね……。」アハハ

 

 

 

『してんのうのゴヨウがしょうぶをしかけてきた!』

 

『ゴヨウはバリヤードをくりだした!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

 

 

せつ菜「飛ばしますよ〜!!」

 

 

 

『ヘラクロスのメガホーン!』

 

『しかしヘラクロスのこうげきははずれた!』

 

『バリヤードのリフレクター!』

 

『あいてはぶつりにつよくなった!』

 

 

 

せつ菜「ア…。」サラサラ…

 

 

 

かすみ「今の外しは痛いですね〜。」

 

 

果林「エスパー技がとんでくるのとどっちが良かったのかしらね?」

 

 

 

『もどれ!ヘラクロス!』

 

『いけ!ルカリオ!』

 

 

 

果林「特殊技メインのルカリオならリフレクターを気にしないですむわね♪」

 

 

 

『バリヤードのサイコキネシス!』

 

 

 

せつ菜「しかもルカリオは鋼タイプなので、エスパー技で弱点を突かれません!」ドヤ

 

 

かすみ「こっちは、あと2回耐えられるか……ってところですかね?」

 

 

 

『ルカリオのシャドーボール!』

 

『バリヤードはたおれた!』

 

『ゴヨウはチャーレムをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「ここで来ましたか……!」

 

 

かすみ「あ、せつ菜先輩とチャーレム被りましたね。」

 

 

果林「チャーレムはエスパー・かくとうタイプで、特性『ヨガパワー』のお陰で攻撃が2倍になるのよね。」

 

 

せつ菜「敵に回すと厄介ですね……。」

 

 

 

『ルカリオのシャドーボール!』

 

 

 

果林「惜しい!あとちょっとだったのに……。」

 

 

 

『チャーレムのドレインパンチ!』

 

 

 

せつ菜「ハ?」

 

 

 

『チャーレムはルカリオからたいりょくをすいとった!』

 

『ルカリオはたおれた!』

 

 

 

かすみ「HP緑に戻っちゃいましたね。」

 

 

せつ菜「 」チーン…

 

 

果林「せつ菜ーー!?」

 

 

 

『いけ!カイリキー!』

 

 

 

かすみ「ここでカイリキー!?チャーレムじゃなくて!?」

 

 

果林「……せつ菜ちゃんの手持ち、覚えてる?」

 

 

かすみ「え?確かヘラクロスにカイリキー、チャーレムとドクロッグにルカリオですよね?」

 

 

果林「そうよ。で、エスパー技で弱点を突かれないのはもうチャーレムだけ。」

 

 

かすみ「だからチャーレムで

 

 

果林「あっちはまだエスパータイプのポケモンが4匹残ってるのに、ここでいたずらに消耗したら勝てる勝負も勝てなくなるわ。」

 

 

かすみ「た、確かに……!」ムムム

 

 

 

『カイリキーのロッククライム!』

 

『チャーレムはこんらんした!』

 

 

 

かすみ果林「やった!」

 

 

 

『チャーレムはこんらんしている』

 

『わけもわからずじぶんをこうげきした!』

 

『チャーレムはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「やったぁぁあ!!♪やりました!チャーレム撃破です!」ピョンピョン

 

 

果林「よっぽど嬉しかったのね……。」

 

 

かすみ「せつ菜先輩の手持ちだと、チャーレムって考え得る最大の脅威ですもんね。」

 

 

せつ菜「これでもう勝ったも同然です♪さあ!消化試合といきまs

 

 

『ゴヨウはフーディンをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「sssショォォオ↑ウッ!!??」ビクゥッ!?

 

 

かすみ「変な声出てますよ……。」

 

 

果林「ゴウカザルが対あくタイプ最終兵器なら、フーディンは対かくとうタイプ最終兵器って感じよね。」

 

 

かすみ「……あれ?でもこれ、どうやってフーディンを止めるんですか?」

 

 

せつ菜「……。」

 

 

 

『フーディンのサイコキネシス!』

 

 

 

かすみ「ぎゃぁあ!?やばいやばいやばいやばい!?絶対やばいですって〜!?」ギニャァア

 

 

果林「まままま、まあ!?4匹がかりでいけばなんとかなるでしょ!?」ダラダラ

 

 

 

せつ菜「……、♪』ニヤリ

 

 

 

『ウタンのみはエスパーわざのいりょくをよわめた!』

 

 

 

かすみ果林「え……?」

 

 

せつ菜「決めますよカイリキー!……、響け、轟け、打ち鳴らせ!!荒ぶる大地の雄叫びを!クエイク、シャウトーーッ!!」

 

 

『カイリキーのストーンエッジ!』

 

『フーディンはたおれた!』

 

 

 

歩夢「おお〜。」

 

 

璃奈「Z技みたい……!」リナチャンボード、キラキラ~

 

 

愛「やるね〜せっつー。」

 

 

 

せつ菜「やりました♪」

 

 

かすみ「まさか、エスパー技の威力を弱める『ウタンのみ』で無理やり耐えちゃうとは……やりますねぇ。」

 

 

せつ菜「ウタンの実が無かったら詰んでました……。ありがとう、きのみじいさん。」ガッショウ

 

 

果林「まだご存命でしょう。」

 

 

 

『ゴヨウはドータクンをくりだした!』

 

 

果林「エスパー・はがねタイプのドータクンなら格闘技でゴリ押せるわね♪」

 

 

せつ菜「押し切ってみせます!」

 

 

 

『カイリキーのばくれつパンチ!』

 

『ドータクンはこんらんした!』

 

『ドータクンはこんらんしている』

 

『ドータクンのめいそう!』

 

『ドータクンのとくこうととくぼうがあがった!』

 

 

 

かすみ「能力を上げてる時間なんて与えませんよ☆」

 

 

せつ菜「これがカイリキーのパワーです!」

 

 

 

『カイリキーのばくれつパンチ!』

 

『ドータクンはたおれた!』

 

『してんのうのゴヨウとのしょうぶにかった!』

 

 

せつ菜「やりました!これで四天王制覇です♪」

 

 

 

『これで あなたは してんのう ぜんいんに かったわけですが まだ おわりでは ありません』

 

 

 

果林「え、そうなの!?」

 

 

かすみ「かすみん達みたいに、昔、四天王を倒してチャンピオンになった人がいるんでしょうかね?」

 

 

 

『ポケモンリーグには わたしたち してんのう よりも はるかに つよい チャンピオンが います』

 

『さあ とびらを くぐりぬけ さいごの たたかいに いどみなさい』

 

 

 

せつ菜「やはり先代がいるようです!」

 

 

果林「じゃあ……そのチャンピオンさんを倒せば、私達が新たなチャンピオンってわけね?」

 

 

かすみ「さあ!この冒険に決着をつけましょう!」

 

 

せつ菜果林「おーー!!」

 

 

 

歩夢「かくして、四天王を見事撃破し

 

 

璃奈「ポケモンリーグチャンピオンへの挑戦権を得た3人は

 

 

愛「長かったシンオウ地方の冒険の日々を噛み締めつつ

 

 

歩夢「最後の戦いへと指揮を高めるのであった。」

 

 

 

[続きはpart15で!]

 

 

 

歩夢愛璃奈「次回の冒険は〜?」

 

 

かすみせつ菜果林「これだ!!」ピッ…

 

 

 

歩夢「スゥ…………。」

 

 

 

果林「ん?」

 

 

 

 

 

歩夢「始まるんだ new stories♪」

 

愛「あの日芽生えた勇気♪」

 

 

 

かすみ「いきなり歌いだした!?」

 

せつ菜「シッ!です。」シー…

 

 

 

璃奈「時を超えて今♪」

 

 

愛璃奈「大きく咲いていくよ♪」

 

 

歩夢「遠く!

 

愛「響け♪

 

璃奈「届け♪

 

 

歩夢愛璃奈「君の思い♪ ほら♪」

 

 

愛「夢で 

 

歩夢「開く 

 

璃奈「新しいページ♪」

 

 

歩夢愛璃奈「踏み出そうよnew stage♪」

 

 

歩夢「きっと大丈夫だよ♪」

 

璃奈「誰より知ってる

 

愛「願いは叶うよ!」

 

 

璃奈「新しい 

 

愛璃奈「明日へと

 

 

歩夢愛璃奈「さあ夢が ここから始まるよ♪」

 

 

 

 

歩夢「次回!

 

愛「ポケットモンスター

 

璃奈「ダイヤモンドパール。

 

 

歩夢愛璃奈「『みんなの夢が叶う場所』。」

 

 

 

 

 

歩夢愛璃奈かすみ果林せつ菜「次回もポケモン、ゲットだぜ!」

 

アラン『ニャーン♪』

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 

 

 

 

[さすがスクールアイドルですね]

 

 

歩夢璃奈「えへへ///」テレテレ

 

愛「よせやい!褒めてもなんにも出ないぞ///」テレテレ

 

 

 

かすみせつ菜果林「最後に全部持ってかれた……。」



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『みんなの夢が叶う場所』『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!〜sideせつ菜&歩夢〜

電撃ONLINE分室の3人がポケットモンスターダイヤモンドアンドパールに挑戦!なんと今回は全員がチャンピオンに挑戦するようです……!


『みんなの夢が叶う場所』『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!〜sideせつ菜&歩夢〜

 

 

 

 

 

果林「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていくわよ♪」

 

 

せつ菜かすみ「part15ッ!」

 

 

果林「いよいよね。」

 

 

せつ菜「ええ。思えば長い旅路でした。」

 

 

かすみ「2泊3日ですけどね。」

 

 

せつ菜「流石に二徹はキツいですぅ〜……。」グッタリ

 

 

かすみ「それは自業自得なんじゃ……。」

 

 

果林「ここまで来たら長ったらしいのは要らないわよね?」

 

 

かすみせつ菜「はい!」

 

 

果林「じゃあ、これまでの冒険を共にしてきたポケモン達を、おさらいし

 

 

 

 

歩夢愛璃奈「待てーーーい!!!」

 

 

 

 

かすみせつ菜果林「!?」ビクッ!?

 

 

かすみ「もう!いきなり脅かさないでくださいよ!?」

 

 

璃奈「ぬるいッ!!」

 

 

歩夢「どうせ挑戦するのは1人だし、テキトーに実況しておわろ〜っと♪」

 

 

愛「とか思ってるんだろう!!?」

 

 

かすみ「いやいやそんなこと

 

 

璃奈「というわけでラストバトルは3人とも挑戦してもらいます。」

 

 

 

かすみせつ菜果林「ええ〜!?」

 

 

 

歩夢「『え〜』じゃありません!」メッ!

 

 

せつ菜「でも、同時にやったら番組がまとまりませんし、順番にやったら視聴者さんが飽きてしまいますよね?」

 

 

かすみ果林「うんうん。」

 

 

愛「というわけで!3人とも別室で収録してもらう!!かすみんカモン!」グイ

 

 

かすみ「あ〜れ〜……。」ア~レ~

 

 

 

 

璃奈「……。」クイ

 

 

果林「え、私?」

 

 

璃奈「……。」コクン

 

 

果林「じゃあ……せつ菜、頑張ってね。」

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

せつ菜「では歩夢さん!サポートお願いします!」

 

 

歩夢「うん♪頑張ろうね!えっと、まずは

 

 

せつ菜「私の手持ちをおさらいです!」ペカー

 

 

 

 

せつ菜

・キャモメ(どくどくだま)

 

・ヘラクロス

 リベンジ じしん

 インファイト メガホーン

 

・カイリキー

 リベンジ ロッククライム

 岩雪崩 ばくれつパンチ

 

・チャーレム 

 かみなりパンチ 飛び膝蹴り

 サイコキネシス れいとうパンチ

 

・ドクロッグ 

 ヘドロばくだん わるだくみ

 どろばくだん どくどく

 

・ルカリオ

 シャドーボール ラスターカノン

 はどうだん しんそく

 

 

 

せつ菜「どうです!?自慢の仲間たちですよ♪」

 

 

歩夢「ふむふむ……、うん!格闘タイプだけで組んだとは思えないくらい、バランスの良いチームだね♪」

 

 

せつ菜「えへへ///」テレテレ

 

 

歩夢「きちんと物理も特殊も攻められるし、状態異常や先制技も揃ってるから、色んな状況に対応できるね。」

 

 

せつ菜「もう、照れちゃいますよ〜///」テレテレ

 

 

歩夢「……ただ、能力を上げる手段が乏しいから、相手が『受け』てくるとドクロッグ以外での突破は厳しいかも……。」

 

 

せつ菜「な、なるほど……!」

 

 

歩夢「それじゃあおさらいはこの辺にして、早速チャンピオンに挑もっか。」

 

 

せつ菜「はい!」

 

 

 

 

 

〜ポケモンリーグ〜

 

 

 

『げんきに してた?』

 

 

 

せつ菜「あ!シロナさんお久しぶりです♪」

 

 

 

『そう テンガンざんの こと かんしゃ しています』

 

 

 

せつ菜「えへへ///」テレテレ

 

 

歩夢「意外な所で意外な人だね。」

 

 

 

『どんな こんなんに ぶつかっても ポケモンと のりこえてきたのね』

 

 

 

せつ菜「照れちゃいますよ〜///」テレテレ

 

 

歩夢「感動の再会……?」

 

 

 

 

『それは どんなときでも じぶんに かってきた ということ』

 

『そうして まなんできた つよさ きみたちから つたわってくる!』

 

 

 

せつ菜「もう、なんなんですか〜///」テレテレ

 

 

歩夢「でもここにいるってことは……。」

 

 

 

『さてと! ここにきた もくてきは わかってます!

 

ポケモンリーグ チャンピオンとして きみと たたかいます!』

 

 

 

せつ菜「そういうことです!」ジンジョウニ、ショウブ!

 

 

 

『チャンピオンのシロナがしょうぶをしかけてきた!』

 

『シロナはミカルゲをくりだした!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

 

 

歩夢「むし・かくとうタイプのヘラクロスとゴースト・あくタイプのミカルゲじゃ相性良くないね……。」

 

 

せつ菜「ですが弱点を突けないのはあちらも同じ!真っ向勝負です!」

 

 

 

『ヘラクロスのじしん!』

 

 

 

歩夢「4割くらいしか減ってない……。」

 

 

せつ菜「かすみさんのミカルゲもそうでしたが、やはり硬い……!」

 

 

 

『ミカルゲのさしおさえ!』

 

『ヘラクロスにはどうぐがつかえなくなった!』

 

 

 

歩夢「傷薬や戦闘用アイテムが使えなくなっちゃったけど、

 

 

せつ菜「どうせ使わないので問題無しです♪」

 

 

 

『ヘラクロスのメガホーン!』

 

『ミカルゲはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「やりました♪」

 

 

歩夢「うん♪ヘラクロスを温存できたのは大きいよ!」

 

 

 

『シロナはルカリオをくりだした!』

 

 

 

歩夢「ここでルカリオ?ルカリオは色んなタイプの技を覚えられるけど……。」

 

 

せつ菜「ルカリオはヘラクロスより素早いです!何か裏がありそうですね。」

 

 

歩夢「じゃあここは交替

 

 

せつ菜「否!勝負あるのみです!」

 

 

歩夢「ええ!?」

 

 

 

『ルカリオのサイコキネシス!』

 

 

 

せつ菜「くっ、ヘラクロスは虫の息、でも……!」

 

 

 

『ヘラクロスのインファイト!』

 

『ルカリオはたおれた!』

 

 

 

歩夢「殴り勝った!?さすがの耐久力だね。」

 

 

せつ菜「はい!ヘラクロスって意外と特防が高いんですよ♪」

 

 

歩夢「特殊耐久ならドータクンにも負けない硬さだもんね!」

 

 

せつ菜「それに、交替してもエスパーや炎技を半減で受けられるポケモンがいないので、突っ込んで正解でした♪」ペカー

 

 

 

『シロナはロズレイドをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「流石にヘラクロスで突破するのはキツいか……。」ボソッ

 

 

歩夢「くさ・どくタイプのロズレイドに弱点をつける技がないもんね。」

 

 

せつ菜「だったらここは!」

 

 

 

『ロズレイドのじんつうりき!』

 

『ヘラクロスはたおれた!』

 

 

 

歩夢「ヘラクロスが!?」

 

 

せつ菜「この犠牲は無駄にしません!」

 

 

 

『いけ!チャーレム!』

 

『ロズレイドのシャドーボール!』

 

 

 

せつ菜「先手を取られた!?」

 

 

歩夢「HPが黄色に……!?これじゃあチャーレムが先に倒れちゃう!?」

 

 

せつ菜「……大丈夫。」

 

 

歩夢「え?」

 

 

せつ菜「まだ慌てるような時間じゃありません……!」

 

 

 

『チャーレムはオボンのみでたいりょくをかいふくした!』

 

 

 

せつ菜「これでもう1発耐えられます!そして、くらえーー!!」

 

 

 

『チャーレムのれいとうパンチ!』

 

 

 

歩夢「良いダメージ!これなら次のターンでロズレイドを倒せるよ!」

 

 

せつ菜「このまま、畳みかけます!」

 

 

 

『ロズレイドのシャドーボール!』

 

『チャーレムのれいとうパンチ!』

 

『ロズレイドはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「これで半分です♪」

 

 

歩夢「対してこっちは5匹、サイクル戦もしやすくなってきたね♪」

 

 

せつ菜「ポケモンが初めての方も見る場で『サイクル戦』という言葉を使うのもなんですが……そうですね!」

 

 

 

『シロナはトリトドンをくりだした!』

 

 

 

歩夢「ポワー♪」

 

 

せつ菜「歩夢さん?」

 

 

歩夢「あ!?ごめん、つい……///」

 

 

せつ菜「でもなんだかトリトドンの鳴き声って、つい真似したくなってしまうものがありますよね。」

 

 

歩夢「だよね♪」

 

 

せつ菜「トリトドンはみず・じめんタイプで耐久に優れたポケモンです!」

 

 

歩夢「カウンターとミラーコートが両方使えたり、クリアスモッグで相手の上がった能力をリセットできたり、テクニカルな戦い方も得意だよ♪」

 

 

せつ菜「可愛い見た目なのに、対面するともの凄い圧力です……!?」

 

 

歩夢「HPが少ないチャーレムだと突破するのは厳しそうだね……。」

 

 

せつ菜「ですがここは行くしかありません!」

 

 

 

『チャーレムのれいとうパンチ!』

 

 

 

せつ菜「うおおお凍れぇぇええ!!!」ポチポチポチポチ

 

 

歩夢「……。」カチン…

 

 

 

『トリトドンはこおりついた!』

 

 

 

せつ菜「っしゃぁあ!」

 

歩夢「ハンザイシャガ……。」ボソ…

 

 

 

『トリトドンのこおりがとけた!』

 

『トリトドンのじしん!』

 

『チャーレムはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「ア……。」サラサラ…

 

 

歩夢「まあこうなるよね♪」ルンルン

 

 

せつ菜「なんで凄く嬉しそうなんですか!?」

 

 

歩夢「ヘ?キ、キノセイダヨー。」ダラダラ

 

 

せつ菜「この裏切り者ぉぉお!!」

 

 

 

ガシッ……!

 

 

 

歩夢「……。」

 

 

せつ菜「……歩夢さん?」

 

 

歩夢「……いい、せつ菜ちゃん。」ゴゴゴ…

 

 

せつ菜「え、なんですか急に……。」

 

 

歩夢「確率10%は不正なの!なんなら50%未満の事象は全部犯罪なの!!」

 

 

せつ菜「いや、それは言い過

 

 

歩夢「いい?ポケモンバトルは平等でなくちゃいけないの!同じ手数の中でお互いが勝利の為にベストを尽くすから、ポケモン勝負は熱いの!楽しいの!!」

 

 

せつ菜「歩夢さん?さっきからなにを

 

 

歩夢「それを2連守るや苦し紛れの一撃必殺や冷凍パンチの凍り、ムーンフォースのCダウンなんかで踏み躙っちゃいけないの!!」

 

 

せつ菜「それは極論

 

 

歩夢「じゃないの!!……いい?例えば、お互いダイマ前提で、バクガメスで特化メタグロスの珠ダイアース(じしん)を確定3発、返しのダイバーン(トラップシェル)で確定2発調整したとするよ?」

 

 

せつ菜「ちょっ!?それ以上は純粋な視聴者さんが

 

 

歩夢「いいから聞いて!!」

 

 

せつ菜「ハ、ハイ……。」

 

 

歩夢「この調整をする為に、バクガメスは性格補正かけてHぶっぱしたうえに、116もBに振らなきゃいけないの!メタグロスは思考放棄でASぶっぱしてるだけのに!!」

 

 

せつ菜「へ、へー……。」

 

 

歩夢「それでいざ対面して、たまたまメタグロスのダイアースが急所に当たってバクガメスの方が倒れるなんてこと、あっちゃいけないの!!それはバクガメスを育てたトレーナーの全ての努力を否定することなんだよ!!??」

 

 

せつ菜「な、なるほど……。」

 

 

歩夢「ねえ、覚えてる?さっきせつ菜ちゃんが言ったこと……。」

 

 

せつ菜「あ、いやその、さっきのあれは誤解というか、勢いと言いますか……

 

 

歩夢「『うおおお凍れぇぇええ!!!』だよ!?真摯にポケモンと向き合う人に対して、そんな……酷いよ……。」ポロポロ

 

 

せつ菜「わわ!?す、すみません!?そんなつもりじゃ……、も、もう不正には手を染めませんから〜!!」

 

 

歩夢「そう?良かった♪」ケロッ

 

 

せつ菜「…………へ?」

 

 

歩夢「じゃあせつ菜ちゃんも反省したことだし、続きやろっか♪」

 

 

せつ菜「 」

 

 

 

『いけ!カイリキー!』

 

 

 

せつ菜「カイリキーは最後まで取っておきたかったのですが……!」

 

 

歩夢「残ったドクロッグとルカリオだと弱点を突かれちゃうからしょうがないね……。」

 

 

 

『カイリキーのばくれつパンチ!』

 

『トリトドンはたおれた!』

 

『シロナはミロカロスをくりだした!』

 

 

 

せつ菜「ええ!?ここでミロカロスですか!?」

 

 

歩夢「ミロカロスはみずタイプで弱点が突けないうえに、速さも耐久も高くておまけに回復技も充実してる。……単純な力押しは通らないかも。」

 

 

せつ菜「だったら……!」

 

 

 

『もどれ!カイリキー!』

 

『いけ!ドクロッグ!』

 

『ミロカロスのアクアリング!』

 

『ミロカロスはみずのリングをまとった!』

 

 

 

歩夢「アクアリング……永続で毎ターン少しずつHPを回復する技だね。」

 

 

せつ菜「ですが、突破口はあります!」

 

 

 

『ミロカロスのなみのり!』

 

 

 

歩夢「速い!?」

 

 

せつ菜「……。」ニヤリ

 

 

『ドクロッグにはこうかがないようだ……』

 

 

 

歩夢「これは!?」

 

 

せつ菜「へへ……やっとお見せできました。これがドクロッグの特性、『かんそうはだ』!炎や日差しに弱くなる代わりに、水や雨で回復する特性です!」ドヤ!

 

 

歩夢「すごい……後出しなのに、有利にバトルを進めてる!」

 

 

せつ菜「そしてこれからもたらされる勝利は、必然になる!」

 

 

 

『ドクロッグのどくどく!』

 

『ミロカロスはもうどくをあびた!』

 

『ミロカロスはもうどくのダメージをうけた』

 

『ミロカロスはみずのリングでかいふくした!』

 

 

 

歩夢「どくタイプの『どくどく』は必中なんだよ♪」

 

 

せつ菜『さあ、これで『受け』は崩壊……あとは力でねじ伏せる!』

 

 

 

『もどれ!ドクロッグ!』

 

『いけ!ルカリオ!』

 

『ミロカロスのれいとうビーム!』

 

 

 

せつ菜「れいとうビーム……水タイプのサブウェポンとして、これ以上の技はありませんよねぇ……?メインの水技が無効化されたとあっては撃ちたくて仕方がないでしょう。」ニヤリ

 

 

 

『ミロカロスはもうどくのダメージをうけた』

 

『ミロカロスはみずのリングでかいふくした!』

 

 

 

歩夢「ダメージが回復量を上回った!」

 

 

 

『もどれ!ルカリオ!』

 

『いけ!ドクロッグ!』

 

『ミロカロスのなみのり!』

 

『ドクロッグにはこうかがないようだ……』

 

 

 

歩夢「すごい!すごいよせつ菜ちゃん!完全に読み勝ってる!

 

 

せつ菜「手は緩めません!」

 

 

 

『ドクロッグのわるだくみ!』

 

『ドクロッグのとくこうがぐーんとあがった!』

 

『ミロカロスのミラーコート!』

 

『しかしうまくきまらなかった!』

 

『ミロカロスはもうどくのダメージをうけた』

 

『ミロカロスはみずのリングでかいふくした!』

 

 

 

歩夢「反射技まで完備してるなんて!?」

 

 

せつ菜「ですがその択が取れるのもこのターンが最後……これで終わりです。」

 

 

 

『ドクロッグのヘドロばくだん!』

 

『ミロカロスはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「これであと1匹!いよいよエースのお出ましです!」

 

 

歩夢「頑張って!」

 

 

 

『シロナはガブリアスをくりだした!』

 

 

 

『ここまで おいつめられたの いついらい かしら!』

 

 

 

せつ菜歩夢「ガブリアス!?」

 

 

せつ菜「ま、まさか……そんな、こんなことって……。」

 

 

歩夢「せつ菜ちゃん!?」

 

 

せつ菜「私の手持ちにはガブリアスを一撃で倒せる手段が無い……ガブリアスより速いポケモンはいない……!」

 

 

歩夢「まだ終わってないもん!せつ菜ちゃんなら勝てる!私、信じてるもん!だから諦めないで!!」

 

 

せつ菜「……歩夢さん。」

 

 

歩夢「ねえせつ菜ちゃん。ポケモンの最大の長所、知ってる?」

 

 

せつ菜「……え?」

 

 

歩夢「それはね?『最後の1ターンまで何が起こるかわからない』ことだよ。何が起こるかわからないから、トレーナーもポケモンも最後まで全力で戦えるんだ。」

 

 

せつ菜「『最後の1ターンまで何が起こるかわからない』…………、そうです!マーズさんやメリッサさんとのバトルだってそうだった……」キッ

 

 

歩夢「(目に光が戻った……!)さあ、行って。この冒険に決着をつけよう!」

 

 

せつ菜「はい!!」

 

 

 

『ガブリアスのじしん!』

 

 

 

歩夢「そんな……、た、耐えた!!」

 

 

 

『ドクロッグはきあいのハチマキでもちこたえた!』

 

 

 

せつ菜「……ほんと、何が起こるかわからないものですね。ポケモンというものは!」ニッ

 

 

歩夢「いっけーー!」

 

 

 

『ドクロッグのドロばくだん!』

 

『しかしドクロッグのこうげきははずれた!』

 

 

 

せつ菜「……!!」

 

 

歩夢「こっちは気合いの鉢巻の10%を、あっちはドロばくだん外しの15%を……負けてないよ!せつ菜ちゃん!」

 

 

せつ菜「大丈夫、負ける気はありません!!」

 

 

 

『ガブリアスのじしん!』

 

『ドクロッグはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「ドクロッグ…………ありがとう。」

 

 

歩夢「ここにきて命中安定の地震……。さすが、常にベストな択を取って来てる……!」

 

 

せつ菜「当たり前です!お互い全力の勝負!ベストを出し尽くして、勝ちをもぎ取ります!!」

 

 

 

『いけ!カイリキー!』

 

 

 

歩夢「頑張れーー!」

 

 

 

『ガブリアスのドラゴンダイブ!』

 

『カイリキーのばくれつパンチ!』

 

『ガブリアスはこんらんした!』

 

 

 

歩夢「お互いHPはギリギリ緑……素早さで負けてるけどガブリアスは混乱してる、

 

 

せつ菜歩夢「まだまだぁぁあ!!」

 

 

 

『ガブリアスはこんらんしている』

 

『ガブリアスのドラゴンダイブ!』

 

『カイリキーはひるんでうごけなかった!』

 

 

 

歩夢「カイリキーのノーガードを利用して命中不安のドラゴンダイブを連打してくる……!このままだと次のターンで……

 

 

せつ菜「まだ……手はあります!」

 

 

 

『もどれ!カイリキー!』

 

『いけ!ルカリオ!』

 

 

 

歩夢「ここでルカリオ!?いくら先制技があるからって、ここで出すのは……!?」

 

 

せつ菜「ええ。完全に賭けです……。でも、そうでもしないと、どんなに無謀な愚策でも!……対等に、いや、超える為に縋って勝つのがトレーナーです!!」

 

 

歩夢「……!?」

 

 

(???「…………。そんなやつには、こうでもしなきゃ、危険すぎる奇策でも取らなきゃ……対等に渡り合えねえんだよ……。」)

 

 

歩夢「……。」ツー…

 

 

 

『ガブリアスはこんらんしている』

 

『ガブリアスのドラゴンダイブ!』

 

『しかしガブリアスのこうげきははずれた!』

 

 

 

せつ菜「さあ!ここからで………歩夢さん?」

 

 

歩夢「へ?」ポロ…

 

 

せつ菜「わわ!?なんで泣いてるんですか!?私何か酷いことしてしまいましたか!?」アタフタ

 

 

歩夢「……、違うよ。」フキフキ

 

 

せつ菜「じゃあどこか痛いんですか!?はっ!?まさか差し入れのポケモンパンに毒が……!」

 

 

歩夢「もう、違うってば。……ほら。越えて勝つんでしょ?」ポン

 

 

せつ菜「ああ!?そうでした!?」ガビーン

 

 

歩夢「ちゃんと見てるから。……ファイト♪」ポン

 

 

せつ菜「///…………、ッ!?……、!!」

 

 

 

『ルカリオのしんそく!』

 

 

 

歩夢「ガブリアスにダメージが入った!このHPなら、

 

 

歩夢せつ菜「あと1発

 

 

『ガブリアスはこんらんしている』

 

『ガブリアスのじしん!』

 

『ルカリオはたおれた!』

 

 

 

歩夢「そん、な……。」ガクッ

 

 

せつ菜「…………、まだ……!」

 

 

歩夢「……え?」

 

 

せつ菜「まだ終わってない!!!」

 

 

歩夢「せつ菜ちゃん……?」

 

 

せつ菜「歩夢さんが教えてくれた!……ポケモンは、『最後の1ターンまで何が起こるかわからない』!何が起こるかわからないから、トレーナーもポケモンも最後まで全力で戦えるんだ!!」

 

 

 

せつ菜「いっけぇぇえ!

 

『いけ!

 

 

せつ菜「『カイリキー!』」

 

 

 

『まだまだよ! こんなに たのしい しょうぶ かんたんに おわらせない!』

 

 

せつ菜「そうです……。ポケモン勝負は、楽しいんだ!最後まで、全力で……楽しんで勝つ!!」

 

 

歩夢「せつ菜ちゃん……!」

 

 

 

『ガブリアスはこんらんしている』

 

 

 

せつ菜「確率は収束するものです!仲間達が稼いだ時間、ここに収束させてみせます!」

 

 

歩夢「奇跡の応酬は……積み重なれば必然になる!」

 

 

せつ菜歩夢「いっけーー!」

 

 

 

『わけもわからずじぶんをこうげきした!』

 

 

 

歩夢「やった!」

 

 

せつ菜「……この拳に全てを込める!!」

 

 

 

せつ菜「…………、!!」キッ

 

 

 

せつ菜「剛拳爆砕、剛力無双!!……マキシムバルク、プローーー、ジョンッッ!!!」

 

 

 

『カイリキーのばくれつパンチ!』

 

 

 

せつ菜歩夢「いっけぇぇぇええ!!!」

 

 

 

 

『きゅうしょにあたった!』

 

 

 

 

『ガブリアスはたおれた!』

 

 

 

 

歩夢「………………。やっ、た……?」

 

 

 

『シロナとのしょうぶにかった!』

 

 

 

『……さっきまでの きみは さいきょうの チャレンジャー』

 

『そして たったいま さいこうの ポケモントレーナーとして チャンピオンに なったのね』

 

 

 

せつ菜歩夢「やったーーー!♪」

 

 

歩夢「おめでとう、せつ菜ちゃん!」

 

 

せつ菜「はい!歩夢さんが応援してくださったお陰で、なんとか勝利をもぎ取れました♪」

 

 

 

『おみごとです すばらしい たたかい だったわ』

 

 

 

せつ菜「もう、まったまた〜///」テレテレ

 

 

 

『ポケモンが さいだいげん ちからを はっき できるよう おうえんしつつ』

 

『れいせいな はんだんで みごと しょうりした……』

 

 

 

せつ菜「過大評価ですよ〜///」デレデレ

 

 

 

『その じょうねつと おちつき ふたつを あわせもつ』

 

 

 

せつ菜「も〜///」デレデレ

 

 

歩夢(落ち着き……?)

 

 

 

 

『きみと ポケモンなら いつだって どこでだって どんなことでも のりこえられる』

 

『たたかっていて そう おもったの! シンオウちほうの あたらしい チャンピオン たんじょう ね』

 

 

 

せつ菜「はっ!?そうでした!歩夢さん!チャンピオンですよ!?チャンピオン!」キャッキャ

 

 

歩夢「お、おめでとー。」アハハ

 

 

 

『さあ! リフトに のって!』

 

 

 

 

 

〜でんどういりのま〜

 

 

 

 

『さて せつな さん この でんどういりの へやに きじむのは きみたちのなまえ!』

 

『のこすのは ここに くるまでの たびの おもいで!』

 

 

『さあ! ポケモンリーグの きびしい たたかいを かちぬいた 』

 

『きみと! ともに たたかった パートナーの ポケモンを!』

 

『この マシンに きろく しましょう!』

 

 

 

 

せつ菜「本当に終わってしまうんですね……。」シンミリ

 

 

歩夢「……ううん、違うよ。」

 

 

せつ菜「え?でもポケットモンスターシリーズのストーリーは、チャンピオンを倒して殿堂入りするところでエンディングを迎えるものですが……。」

 

 

歩夢「うん。ポケットモンスターダイヤモンドのストーリーはここでお終い。……ここからは、せつ菜ちゃんだけの、ポケモン達との物語が始まるんだよ♪」

 

 

せつ菜「…………、そうでしたね。ポケットモンスターに終わりなし!まだまだ相棒達と強くなってみせますよ〜!目指せ、

 

 

せつ菜歩夢「ポケモンマスター!!」

 

 

 

\ ポケモン、ゲットダゼ! /

 

 

 

せつ菜歩夢「フフ♪」

 

 

 

タトエヒノナカミズノナカクサノナカ モーリーノナーカー♪

 

 

 

せつ菜「そろそろエンディングですね。」

 

 

歩夢「本当ならじっくり観たかったんだけど……。」

 

 

せつ菜「え"!?」ゼツボウ

 

 

歩夢「ここからはアフタートークをお送りします!エンディングはワイプでお楽しみください♪」

 

 

せつ菜「……。」ウルウル

 

 

歩夢「ごめんね?これもお仕事だから。」

 

 

せつ菜「そんなご無体な……。」

 

 

歩夢「というわけで……せつ菜ちゃんはポケモン経験者みたいだったけど、シンオウ地方……楽しかった?」

 

 

せつ菜「はい♪冒険の途中で何度も立ち寄るテンガン山や、冒険の要となる始まりの湖とそのポケモン達、ジムリーダーさんも個性豊かな方々で、新鮮さとノスタルジーが共存する良い舞台でした!」ペカー

 

 

歩夢「そうだね♪……その中でもせつ菜ちゃんの印象に強く残ったことってある?」

 

 

せつ菜「そうですね、やはりゲームコー……コホン。シンオウのポケモンはたくましかったです!」

 

 

歩夢「たくましい?」

 

 

せつ菜「はい♪私が仲間にしたのはドクロッグとルカリオですが、カイリキーのような殴り合いではなく、個性的な戦い方で冒険をサポートしてくれました。」

 

 

歩夢「そっか。変化技や先制技を駆使して戦う格闘タイプって、シンオウより前だとあんまりいなかったもんね。」

 

 

せつ菜「はい。それから、果林さんのフワライドやかすみさんのスカタンクも。この子達が入ることでパーティー全体が強くなっている印象を受けました!」

 

 

歩夢「だよね♪ポケモンは世代が進むにつれて個性的な立ち回りが得意な子が増えていくけど、テクニカルなポケモン達の活躍はシンオウから一気に広がっていくんだよね。」

 

 

せつ菜「はい♪……はっ!?すみません話が脱線してしまいました!?」

 

 

歩夢「いいよ、せつ菜ちゃんらしい感想が聞けたから♪」

 

 

せつ菜「ありがとうございます……///」

 

 

歩夢「というわけで次回は、

 

 

せつ菜「え、次回?」

 

 

 

歩夢「『みんなの夢が叶う場所』!side果林&璃奈をお送りします♪」

 

 

 

せつ菜「そうでした!?お2人はチャンピオンになれたのでしょうか……。」ムムム

 

 

歩夢「大丈夫だよ。愛ちゃんと璃奈ちゃんもついてるし。」

 

 

せつ菜「そうですね。信じて見守りましょう!……それじゃあ、

 

 

せつ菜歩夢「またね〜♪」

 

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 



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『みんなの夢が叶う場所』『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)! side果林&璃奈

電撃ONLINE分室の3人がポケットモンスターダイヤモンド&パールに挑戦!今回はいよいよラストバトルへ……!挑戦するのはら果林ちゃんと璃奈ちゃん!?


『みんなの夢が叶う場所』『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)! side果林&璃奈

 

 

 

 

 

璃奈「……前回のあらすじ。」

 

 

 

 

〜あらすじ〜

 

 

歩夢「どうせ挑戦するのは1人だし、テキトーに実況しておわろ〜っと♪」

 

 

愛「とか思ってるんだろう!!?」

 

 

かすみ「いやいやそんなこと

 

 

璃奈「というわけでラストバトルは3人とも挑戦してもらいます。」

 

 

かすみせつ菜果林「ええ〜!?」

 

 

歩夢「『え〜』じゃありません!」メッ!

 

 

せつ菜「でも、同時にやったら番組がまとまりませんし、順番にやったら視聴者さんが飽きてしまいますよね?」

 

 

かすみ果林「うんうん。」

 

 

愛「というわけで!3人とも別室で収録してもらう!!かすみんカモン!」グイ

 

 

かすみ「あ〜れ〜……。」

 

 

 

璃奈「……。」クイ

 

 

果林「え、私?」

 

 

璃奈「……。」コクン

 

 

果林「じゃあ……せつ菜、頑張ってね。」

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

せつ菜「では歩夢さん!サポートお願いします!」

 

 

 

 

〜あらすじ終わり〜

 

 

 

 

果林「急に始まって急に終わった!?」

 

 

璃奈「……♪」タッセイカン

 

 

果林「えっと……補足すると、私たちは四天王を突破して、それぞれチャンピオンに挑戦することになってるわ。」

 

 

璃奈「……。」クイ

 

 

果林「璃奈ちゃん?」

 

 

璃奈「いつものやつ。」

 

 

果林「いつもの……ああ、あれね♪」

 

 

璃奈「!」リナチャンボード、マカセタ!

 

 

果林「今回もポケットモンスターダイヤモンドパールをプレイしていくわよ♪」

 

 

璃奈「part15!」

 

 

果林「……あら?15ってもう

 

 

璃奈「うん。だからこれは、言うなれば……!」

 

 

果林「言うなれば……!」ゴクリ

 

 

璃奈「『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10 part 15、side 果林&璃奈!」

 

 

果林「おぉ……。」カンシン

 

 

璃奈「というわけで、チャンピオン戦の前にまずは果林さんの手持ちをチェック!」

 

 

果林「私の手持ちはこんな感じね。」

 

 

 

 

果林

・ビッパ(どくどくだま)

 

・エアームド

 のろい はがねのつばさ

 羽休め ついばむ

 

・ムクホーク

 とんぼ返り インファイト

 ブレイブバード 電光石火

 

・フワライド

 たくわえる 小さくなる

 バトンタッチ シャドーボール

 

・アゲハント

 銀色の風 朝の日差し

 ギガドレイン 虫のさざめき

 

・ペリッパー

 波乗り 滝登り

 エアスラッシュ 空を飛ぶ

 

 

 

 

果林「どう?璃奈ちゃんの目から見て、勝てそうかしら?」

 

 

璃奈「うん。負ける方が難しい。」

 

 

果林「そこまで言われると、なんだか逆に不安になるわね……。」

 

 

璃奈「ちゃんと評価、する?」

 

 

果林「……、お手柔らかにお願いするわ。」アハハ

 

 

璃奈「了解!」リナチャンボード、イエッサ!

 

 

果林「それにしてもバリエーション増えたわね。」

 

 

 

璃奈「まず目につくのは……タイプ縛りだから当たり前だけど、みんな飛行タイプ。電気技が全員の弱点だから喰らわないようにケアしたい。」

 

 

果林「前に璃奈ちゃんがトークで話してた『ソクノのみ』を持たせておけばオーケーね♪」

 

 

璃奈「うん。(チャンピオンに限ってはいらないんだけど)……それと、能力を上げるポケモンが多い。」

 

 

果林「そうね。フワライドのバトンタッチが決まればこっちのものよ♪」

 

 

璃奈「裏を返せば、『ふきとばし』みたいな強制交替や『くろいきり』みたいなリセット技が弱点になる。」

 

 

果林「バトンに固執しない立ち回りも必要……ってことね。」

 

 

璃奈「今日はストーリーのレビューだから、そこまで対策しなくても勝てると思う。」

 

 

果林「そう?じゃあ早速、確かめてみましょうか♪」

 

 

璃奈「それではみなさん、ご唱和ください!

 

 

 

果林璃奈「さあ、ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

〜ポケモンリーグ〜

 

 

 

果林「この入り口を進めばいよいよチャンピオンね……、」

 

 

璃奈「いけいけファイト♪ゴーゴー果林♪」フレー、フレー!

 

 

果林「璃奈ちゃんなんだかテンション高くない……?」

 

 

璃奈「もうすぐ『あれ』が聴ける!」リナチャンボード、キラキラ~

 

 

果林「『あれ?』…………今考えても仕方ないし、いくわよ!」

 

 

璃奈「おー♪」

 

 

 

 

〜ポケモンリーグ〜

 

 

 

 

『げんきに してた?』

 

『そう テンガンざんの こと かんしゃ しています』

 

『どんな こんなんに ぶつかっても ポケモンと のりこえてきたのね』

 

『それは どんなときでも じぶんに かってきた ということ』

 

『そうして まなんできた つよさ きみたちから つたわってくる!』

 

『さてと! ここにきた もくてきは わかってます!

 

ポケモンリーグ チャンピオンとして きみと たたかいます!』

 

 

 

果林「……って、チャンピオンはシロナさん!?」

 

 

璃奈「今まで冒険を助けてくれた先輩と、最強の座を賭けて頂点でぶつかる!……燃える!」リナチャンボード、メラメラ

 

 

果林「そうね!最高に熱い勝負にしましょう!」

 

 

 

〜♪(BGM:VSシロナ)

 

 

 

『チャンピオンのシロナがしょうぶをしかけてきた!』

 

『シロナはミカルゲをくりだした!』

 

 

 

璃奈(来る……!)ソワソワ

 

 

果林「ん?」

 

 

 

『オンミョ~ン!』

 

 

 

璃奈(久々の生『オンミョ~ン!』!!)キラキラ

 

 

果林「これが聴きたかったのね。」

 

 

 

『いけ!ムクホーク!』

 

『ムクホークのいかくでミカルゲのこうげきがさがった!』

 

 

 

璃奈「あれ?フワライドじゃない。」

 

 

果林「先発からゲンガーみたいな子が来たら辛そうだったから。」

 

 

璃奈「ゴースト・あくタイプで弱点がないミカルゲにどう立ち向かう……!」

 

 

果林「そうねぇ……こうかしら?」

 

 

 

『ムクホークのとんぼがえり!』

 

『ムクホークはかりんのもとへもどっていく!』

 

『いけ!エアームド!』

 

『ミカルゲのあくのはどう!』

 

 

 

璃奈「鋼タイプのエアームドならゴーストも悪も半減、羽休めで後出しのダメージも気にならない……強くなったね、果林さん。」

 

 

果林「え!?ま、まあそんなことも……ちょっとはあるのかしら?」キリッ

 

 

璃奈「……。」リナチャンボード、スン

 

 

果林「ちょっと、反応してくれないとただ恥ずかしいだけじゃない!?///」アタフタ

 

 

璃奈「それじゃ、後はテキトーに勝っといて。」

 

 

果林「えぇぇ……。そんなこと言われたら、また『のろい』積みまくっちゃうわよ?」

 

 

 

『エアームドののろい!』

 

『エアームドのすばやさがさがった!』

 

『エアームドのこうげきとぼうぎょがあがった!』

 

 

 

璃奈「それで良い。……というか、現状勝てる手段がそれしかない。」

 

 

果林「いやいや流石にそれは……

 

 

 

『ミカルゲのぎんいろのかぜ!』

 

 

 

璃奈「大丈夫!こんなこともあろうかと、秘策を考えてある!」リナチャンボード、ドヤ!

 

 

果林「秘策?それってつまり、鈍いを積んでる時間を何かで繋ぐ……あ。

 

 

璃奈「そう!トークでこの場を

 

 

 

璃奈果林「ツナガルコネクト!」ビシッ…!

 

 

 

璃奈「よいしょ。」ピッ…

 

チガウスーガタ♪ チガウーカタチ♪

 

 

 

璃奈「というわけで?」

 

 

果林「やってきましたトークタイム……。まさか本当にねじ込むなんて。」

 

 

璃奈「エンディングのアフタートークも兼ねて、どんどん喋っちゃおう♪」

 

 

果林「もう勝った気でいるのね……。」トホホ

 

 

璃奈「それじゃあ最初のテーマは〜、これだ!」

 

 

 

璃奈「……ヨイショ。」

 

[ポケモンをやってみて驚いたこと]

 

 

 

果林「なるほど、ポケモン歴が浅い私ならではのテーマね。(自分でやるのね……)」

 

 

璃奈「沢山いる、レポートが面倒、育成が楽しい!なんでもウェルカム、果林さんのファーストコンタクトはどんなだった?」

 

 

果林「そうね……ゲームに触れる前は、ポケモンって戦わせるだけのバチバチしたゲームだとおもっていたけど、

 

 

璃奈「けど?」

 

 

果林「連れ歩いたり、触れ合ったり、ポケモンとの向き合い方も色々で、なんというか……

 

 

璃奈「うんうん。」

 

 

果林「ポケットモンスターの世界観が持つ力って、そういう自由なところから来てるのかなって。」

 

 

璃奈「……そうなんだ。」リナチャンボード、ニコ♪

 

 

果林「ごめんなさいね。あんまり上手くまとめられなくて……///」

 

 

璃奈「ううん。最高のレビューをありがとう、果林さん♪」

 

 

 

『トリトドンはたおれた!』

 

 

 

果林「……っと。ミカルゲにミロカロス、トリトドン。これで半分だけど、そろそろ実況した方がいいかしら?」

 

 

璃奈「そうだね。」

 

 

果林「えっと、今の状況はこんな感じね。」

 

 

 

 

エアームド

・こうげき↑↑↑↑↑

・ぼうぎょ↑↑↑↑↑↑

・すばやさ↓↓↓↓↓

 

撃破

×ミカルゲ

×ミロカロス

×トリトドン

 

 

 

 

璃奈「……。」リナチャンボード、コレハヒドイ

 

 

果林「べ、別に良いじゃない!?これが私の全力なんだから!///」

 

 

璃奈「ソダネ。」

 

 

果林「今までの傾向だと、シロナさんって耐久に優れたポケモンが好きなのかしら?」

 

 

璃奈「それはどうだろう?守ってるだけじゃ勝てないことは知ってる人だけど……。」リナチャンボード、ニヤリ

 

 

果林「なんだか不気味……!?」

 

 

璃奈「それじゃ次のテーマ、いってみよー!」

 

 

 

璃奈「……ヨイショ。」

 

[お気に入りのシンオウポケモンは?]

 

 

 

果林「これは迷うわね……。」

 

 

璃奈「150匹もいるから、迷うのは当然。時間はたっぷりあるからじっくり考えて?」

 

 

 

『エアームドのついばむ!』

 

『ルカリオはたおれた!』

 

 

 

果林「そうね……甲乙つけがたいけど、私のお気に入りは『ふうせんのポケモンさん』かしら♪」

 

 

璃奈「フワンテとフワライド、今回のレビューで果林さんが連れてたポケモン。」

 

 

果林「ええ。『ちいさくなる』や『たくわえる』で冒険をサポートしてくれたわ。」

 

 

璃奈「幸か不幸か、歩夢さんが生み出したエアームドとも噛み合ってた。」

 

 

果林「ステータス画面で気づいたんだけど、この子って攻撃面もなかなか良さそうなのよね。」

 

 

璃奈「フワライドは技のレパートリーがたくさんあるから、色々できる。」

 

 

果林「また別の技を覚えさせてアタッカーにするのも悪くないかしら♪」

 

 

璃奈「うん。優秀な特性が揃っててそれぞれに合う型があるから、カスタマイズも楽しい!」

 

 

果林「じゃあ……またふうせんのポケモンさんでせつ菜ちゃんをいじめてあげちゃおっかな〜?」

 

 

璃奈「〜!」リナチャンボード、ヤッチマエー!

 

 

 

『エアームドのついばむ!』

 

『ロズレイドはたおれた!』

 

『シロナはガブリアスをくりだした!』

 

 

 

『ここまで おいつめられたの いついらい かしら!』

 

 

 

果林「ラスト1匹、この子がチャンピオンのエースってわけね……ドラゴンタイプかしら?」

 

 

璃奈「そのとーり!ガブリアスはじめん・ドラゴンタイプという珍しい

 

 

果林「フライゴンと同じか……。」ボソ

 

 

璃奈(フライゴンさん……)トオイメ

 

 

果林「?」キョトン

 

 

璃奈「果林さん!!」クワッ!

 

 

果林「へ!?」

 

 

璃奈「フライゴンは弱くない!」

 

 

果林「へ?なんでフライゴンの話

 

 

璃奈「いいから聞く!」リナチャンボード、オレノハナシヲキケェ~♪

 

 

果林「え、ええぇ……。」

 

 

璃奈「まずフライゴンのタイプはじめん・ドラゴン。これに特性『ふゆう』が入ることで……

 

 

果林「電気と地面を両方無効化できてお得ね♪」

 

 

璃奈「ピンポンピンポン♪そしてそして、ガブリアスには無い『とんぼがえり』を覚える。味方のポケモンと交替しながら戦うことで相手の技を無効化しながらダメージを稼げる、お得!」

 

 

果林「そうやって聞くと強そうね……!」ムムム

 

 

璃奈「そしてそして、『ワイドブレイカー』や『いわなだれ』でダブルバトルもバッチリこなすし、『ギガドレイン』で回復もできちゃう!」

 

 

果林「すごい、なんでもできちゃうのね。あと欲しいのは先制技くらい

 

 

璃奈「『フェイント』があるから『でんこうせっか』よりも早く動けるよ?」

 

 

果林「なんでもできるのね……。」カンシン

 

 

璃奈「フライゴンはとっても器用さんなのです!」リナチャンボード、ドヤ!

 

 

 

『エアームドはどうする?』

 

 

 

果林「……そろそろ続けていいかしら?」

 

 

璃奈「あ、ごめん。」

 

 

 

『ガブリアスのドラゴンダイブ!』

 

『エアームドはひるんでうごけなかった!』

 

 

 

璃奈「あれ?当たった、よね……?」

 

 

果林「ええ。当たったわね。」

 

 

 

璃奈果林(全ッッッ然効いてない……)

 

 

 

果林「といっても、このまま怯ませられ続けると流石にまずいかしら?」

 

 

璃奈「順当にいけばドラゴンダイブのPPが先に切れる。」

 

 

果林「……つまり、

 

 

璃奈「天文学的な確率でも引かない限り負けない。」

 

 

果林「やっぱりラストバトルでこれは……。」

 

 

璃奈「そこは大丈夫。せつ菜さんと愛さん辺りが盛り上げてくれる。」

 

 

果林「た、他力本願!?」

 

 

璃奈「というわけで次のテーマは〜?」

 

 

 

璃奈「……ヨイショ。」

 

[次にプレイしてみたいポケモンのゲームは?]

 

 

 

果林「こ、これはお仕事の予感!?慎重に選ばないと……!」

 

 

璃奈「これ私が考えてるからそういうのないよ。」

 

 

果林「 」ズコーッ!

 

 

璃奈「肩の力を抜いて答えてね?」

 

 

果林「そ、そうね……。といっても、とても1つには決められないわ。」

 

 

璃奈「1つじゃなくてもいいよ?」

 

 

果林「なんとなく知ってたけど手をつけてなかったゲームが多すぎて。本家がこれだけ面白いなら、きっとどのゲームも新しいときめきが待っているはず

 

 

璃奈「……。」リナチャンボード、ソウカナ?

 

 

果林「なんだか不安になる反応ね?」

 

 

璃奈「か、果林さんがやってみたいタイトルって?」

 

 

果林「(流された……)ちょっと前に『ポケモンスクランブル』ってゲームがあったわよね?あれが気になるわ。」

 

 

璃奈「スクランブルシリーズ、とってもおすすめ!可愛いデフォルメキャラになってみんなでワイワイ戦うのが楽しい。」

 

 

果林「あれって協力もできるのね。それと、『不思議のダンジョン』も興味あるのよね。」

 

 

璃奈「不思議のダンジョンシリーズは自分がポケモンになって、ポケモン達の日常に触れられるのが魅力。」

 

 

果林「人間はでてこないの?」

 

 

璃奈「…………黙秘します。」リナチャンボード、コタエルヒツヨウハナイ

 

 

果林「ええ!?そんなこと言われたら気になるじゃない!?」

 

 

璃奈「ストーリーもハートフルで、プレイしてたら思わず涙がポロリ……なんてことも。」

 

 

果林「む〜!」プクー

 

 

璃奈「あと、私のおすすめは『ポケモンスナップ』!」

 

 

果林「ポケモンスナップ?」

 

 

璃奈「本家をプレイしてて『このポケモンが野生で動いてるとこ見たいな〜』って思ったこと、ない?」

 

 

果林「そうね。洞窟を這い回るイワークや群れを成して飛ぶミツハニーとか、見てみたいかも……!」ムムム

 

 

璃奈「そんなあなたにポケモンスナップ!大自然の中でのびのびと暮らすポケモン達に触れ合える。知ってるポケモンでも新しい発見の日々が待ってる!……かも?」

 

 

果林「なるほど、『ポケモン』に特化したゲームなのね。……でも、これだけ色々あると迷っちゃうわね。」

 

 

璃奈「ポケモンの歴史は深いのです!」リナチャンボード、ドヤ!

 

 

果林「これからも色んなゲームが出るんでしょ?これは一生のお付き合いになっちゃうかも……!」ムムム

 

 

璃奈「フフ、ポケットモンスターの世界へようこそ♪」

 

 

 

『エアームドはどうする?』

 

 

 

璃奈「それじゃ、とどめさしちゃおー♪」

 

 

果林「おー♪(ラストバトルがこんなノリでいいのかしら……?)」

 

 

 

『エアームドのはがねのつばさ!』

 

『ガブリアスはたおれた!』

 

『シロナとのしょうぶにかった!』

 

 

 

『……さっきまでの きみは さいきょうの チャレンジャー』

 

『そして たったいま さいこうの ポケモントレーナーとして チャンピオンに なったのね』

 

 

 

果林「ほとんどエアームドしか出てないけど、これで良かったのかしら……?」

 

 

璃奈「勝てば良かろうなのだ。」リナチャンボード、WRRRRY

 

 

 

『おみごとです すばらしい たたかい だったわ』

 

 

 

果林「素晴らしい戦い……。」ニガワライ

 

 

 

『ポケモンが さいだいげん ちからを はっき できるよう おうえんしつつ』

 

 

 

果林(ほとんどトークしてたような……)ハハ…

 

 

 

『れいせいな はんだんで みごと しょうりした……』

 

『その じょうねつと おちつき ふたつを あわせもつ』

 

『きみと ポケモンなら いつだって どこでだって どんなことでも のりこえられる』

 

『たたかっていて そう おもったの! シンオウちほうの あたらしい チャンピオン たんじょう ね』

 

『さあ! リフトに のって!』

 

 

 

果林「なんだか罪悪感すらおぼえるわね……。」

 

 

璃奈「戦い方なんて人それぞれ。」

 

 

 

 

〜でんどういりのま〜

 

 

 

 

『さて せつな さん この でんどういりの へやに きじむのは きみたちのなまえ!』

 

『のこすのは ここに くるまでの たびの おもいで!』

 

 

『さあ! ポケモンリーグの きびしい たたかいを かちぬいた 』

 

『きみと! ともに たたかった パートナーの ポケモンを!』

 

『この マシンに きろく しましょう!』

 

 

 

果林「マシンって、このポケモンセンターにあるやつのことかしら?」

 

 

璃奈「そだよ。」

 

 

果林「なんだか、こういうのって新鮮ね。」

 

 

璃奈「やっぱり、ガラルみたいにギャラリーがいないと寂しい?」

 

 

果林「ちょっと……ね。でも、悪くない気分ね。」

 

 

璃奈「果林さん。」

 

 

果林「なあに?璃奈ちゃん。」

 

 

璃奈「…………お疲れ様♪」

 

 

果林「ありがと♪……これでシンオウ地方の冒険も一段落、か。」

 

 

璃奈「シンオウ地方は楽しかった?」

 

 

果林「ええ♪ポケモンも人もとっても魅力的で、虜になっちゃったかも……?」

 

 

璃奈「良かった♪」

 

 

果林「今回の冒険はここで終わっちゃうけど、またすぐにでも次の冒険をしてみたいわね♪」

 

 

璃奈「うん!ポケットモンスターの世界は不滅!冒険はどこまでも続いていくのです!」リナチャンボード、フンス

 

 

果林「あなたにはどんな冒険が待っているのかしら?」

 

 

璃奈「君だけの出会いが、バトルが、冒険が……!君を待っている!

 

 

果林「さあ、あなたも……、

 

 

 

 

果林璃奈「ポケットモンスターの世界へ♪」

 

 

 

 

果林「というわけで次回は……ええっと、せつ菜ちゃん?かすみちゃん?」

 

 

璃奈「『みんなの夢が叶う場所』!sideかすみ&愛をお送りします!」

 

 

果林「今度はかすみちゃんの番なのね。」

 

 

璃奈「サポートは愛さん。愛さんがいれば大丈夫……といいたいところだけど、愛さんのプレイは危なっかしいから心配……。」リナチャンボード、ショボン

 

 

果林「でもなんだかんだで進行はできる2人だから、期待して見守りましょう。」

 

 

璃奈「うん!」

 

 

果林「それじゃあみんな、またどこかで!

 

 

果林璃奈「またね〜。」

 

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜



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『みんなの夢が叶う場所』『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)! sideかすみ&愛

ポケットモンスターダイヤモンド&パールに電撃ONLINE分室の3人が挑戦!3人揃ってシンオウチャンピオンになれる日は来るのだろうか……!?


『みんなの夢が叶う場所』『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)! sideかすみ&愛

 

 

 

 

 

愛「ポケモーニン♪愛さんだよ!」

 

 

かすみ「か、かすみんもいます!?」

 

 

愛「そんじゃ、あらすじ行ってみよ〜。」

 

 

かすみ(急に始まった……!?)

 

 

 

 

〜あらすじ〜

 

 

 

 

歩夢「どうせ挑戦するのは1人だし、テキトーに実況しておわろ〜っと♪」

 

 

愛「とか思ってるんだろう!!?」

 

 

かすみ「いやいやそんなこと

 

 

璃奈「というわけでラストバトルは3人とも挑戦してもらいます。」

 

 

かすみせつ菜果林「ええ〜!?」

 

 

歩夢「『え〜』じゃありません!」

 

 

せつ菜「でも、同時にやったら番組がまとまりませんし、順番にやったら視聴者さんが飽きてしまいますよね?」

 

 

かすみ果林「うんうん。」

 

 

愛「というわけで!3人とも別室で収録してもらう!!かすみんカモン!」グイ

 

 

かすみ「あ〜れ〜……。」

 

 

 

璃奈「……。」クイ

 

 

果林「え、私?」

 

 

璃奈「……。」コクン

 

 

果林「じゃあ……せつ菜、頑張ってね。」

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

せつ菜「では歩夢さん!サポートお願いします!」

 

 

 

 

〜あらすじ終わり〜

 

 

 

 

愛「ざっとこんなもんだよね☆」

 

 

かすみ「そ、そうですね。」

 

 

愛「じゃあ……いつものいっとく?」

 

 

 

[いっちゃいましょう!]

 

 

 

かすみ「いつもの?……ああ、あれですね!かすみんの手持ちをおさらいです☆」

 

 

 

[よろしくお願いします]

 

 

 

かすみ「スタッフさんはこっちに来たんですね。」

 

 

 

[ですです]

 

 

 

 

かすみ

・ビーダル(どくどくだま) 

 

・アブソル

 バトンタッチ 剣の舞

 ふいうち サイコカッター

 

・ドンカラス 

 空を飛ぶ 黒い霧

 ちょうはつ あくのはどう

 

・スカタンク 

 火炎放射 つじぎり

 どくどく どくづき

 

・ミカルゲ

 催眠術 夢食い

 不意打ち シャドーボール

 

・ドラピオン

 じしん こおりのキバ

 かみくだく クロスポイズン

 

 

 

 

かすみ「かすみん自慢のメンバーです☆」

 

 

愛「ふむふむ……。」ムムム

 

 

かすみ「愛さん?」

 

 

愛「ああ、ごめんごめん。かすみん、なかなか良いチーム作るじゃん!」

 

 

かすみ「えっへっへ///それほどでも……ありますけど?」ドヤ

 

 

愛「うんうん。ちゃんと物理も特殊も揃ってるし、『くろいきり』と『ちょうはつ』で相手の全抜き阻止もできてる。」

 

 

かすみ「も〜///やめてくださいよ〜///」デレデレ

 

 

愛「『どくどく』や『つるぎのまい』、『バトンタッチ』で耐久力の高い相手への対抗手段もバッチリだね♪」

 

 

かすみ「いや〜ん照れちゃいますぅ〜///」クネクネ

 

 

 

[しいていうなら?]

 

 

 

愛「まず、素早いポケモンがいないから相手のエースが速いとなにもできずに半壊するかもでしょ?」

 

 

かすみ「う"っ……!?」グサッ

 

 

愛「それに、技の最高威力がタイプ不一致の『じしん』で100ってのも弱いかな……。やっぱ先手取られることを考えたら返しの一撃で落としきりたいよね。」

 

 

かすみ「グハッ!?」グサグサッ

 

 

愛「あとは……、あ!そうそう、急所狙いが運ゲーだからパフォーマンスが安定しないのも弱点かも……!?」ムムム

 

 

かすみ「 」チーン…

 

 

愛「あれ?かすみんどしたん?」

 

 

かすみ「 」

 

 

愛「ま、そのうち戻るっしょ!……ってなわけで早速挑戦!……したいけど、かすみんが復活するまでチャンピオンの紹介だよ♪」

 

 

かすみ「 」

 

 

愛「驚くべきシンオウチャンピオンの正体は……うん。ここまで見てくれた人達は知ってるよね?ミステリアス系考古学女子!シロナさんだよ!」

 

 

 

[最初にくるかもなのにバラしちゃうんですね]

 

 

 

愛「え?いやいやだって他は、歩夢とせっつーにりなりーと果林だよ?オーソドックスに熱いのを最初にやって、りなりー達でゆる〜くトークして、んでもって愛さん達がエンタメ担当!……ならやっぱりトリだよね☆」

 

 

 

[心得てますね]

 

 

 

愛「つーわけでシロナさんのキャラ紹介!カンナギタウン出身のお婆ちゃんっ子で、考古学を研究してるんだって!」

 

 

 

[ひでんのくすりとか持ってましたね]

 

 

 

愛「そうそう!漢方薬愛用してたりミロカロスが波乗り使ってくるところからも、故郷への愛情を感じるよね〜♪ま、波乗りの技マシンはお婆ちゃんが勝手に持ち出したんだけど。」

 

 

 

[HAHAHA]

 

 

 

愛「あ!あとお婆ちゃん大事にしてるとこポイント高いと思うよ?うん。」ウンウン

 

 

 

[なるほど……]

 

 

 

愛「シロナさんはポケモン界でも屈指の人気キャラで、他のタイトルにも裏ボス的な感じで登場してくれるんだよね〜。」

 

 

 

[※めちゃめちゃ強いです]

 

 

 

愛「はは♪そうだね。シロナさんの相棒ポケモンはガブリアスで、とってもタフネス!速いし硬いしパワーもあるしで、流石600ぞ……コホン。仲間にしたら頼もしい子だから、ゲットしたい人はサイクリングロードの真下へGO!」

 

 

 

[『じしん』の技マシンが落ちてたとこですね]

 

 

 

かすみ「………、はっ!?」ガバッ

 

 

愛「あ、かすみん起きた?」

 

 

かすみ「酷いですよ愛さん!?人が気にしてる所をぜ〜んぶピンポイントで指摘するなんて!」プンスコ

 

 

愛「いや〜///」テレテレ

 

 

かすみ「褒めてません!」プンスコ

 

 

愛「まあまあ、チャンピオン倒して落ち着こ?」

 

 

かすみ「む〜……。」プクー

 

 

 

 

 

〜ポケモンリーグ〜

 

 

 

『げんきに してた?』

 

『そう テンガンざんの こと かんしゃ しています』

 

『どんな こんなんに ぶつかっても ポケモンと のりこえてきたのね』

 

『それは どんなときでも じぶんに かってきた ということ』

 

『そうして まなんできた つよさ きみたちから つたわってくる!』

 

『さてと! ここにきた もくてきは わかってます!

 

ポケモンリーグ チャンピオンとして きみと たたかいます!』

 

 

 

かすみ「チャンピオンってシロナさんだったんですね。」

 

 

愛「そだよ♪」

 

 

かすみ「……。」ムムム

 

 

愛「どしたん?」

 

 

かすみ「あ、いや。シロナさんってスタイル良いし、大人びてるし、なんだか憧れちゃうな〜って……///」

 

 

愛「お?かすみんの好みってああいう感じ?なるほど、果林にゾッコンなわけだ♪」ニシシ

 

 

かすみ「シロナさんは迷子になったりしなさそうですけどね。」

 

 

愛「あっはっは!こりゃ手厳しいね。じゃあここに、同じ金髪お婆ちゃんっ子属性のナイスバディな

 

 

かすみ「でも笑いのセンスは欲しいですよねぇ……。」ボソ

 

 

愛「 」グサッ

 

 

かすみ「あれ?」

 

 

愛「ぬぬぬ……言ったな〜!?そういうナチュラルな奴が1番傷つくんだぞ〜!」プンスコ

 

 

かすみ「あ、もしかして聞こえてました?」ニヤニヤ

 

 

愛「あ〜!絶対確信犯だ!もう愛さん怒っちゃ

 

 

 

[そろそろ始めません?]

 

 

 

かすみ愛「はい……。」

 

 

 

 

『チャンピオンのシロナがしょうぶをしかけてきた!』

 

『シロナはミカルゲをくりだした!』

 

『いけ!ドンカラス!』

 

 

 

愛「お、かすみんの先発はドンカラスか〜。」

 

 

かすみ「はい!ラストバトルは、絶対この子で勝つって決めてましたから♪」

 

 

愛「トキワのもりからだよね?この子と冒険始めたの。」

 

 

かすみ「はい♪初めて自分の力でゲットした、かすみん自慢の相棒ですよ☆」

 

 

 

 

(かすみ「ああ〜〜!!??」

 

果林「かすみちゃん?」

 

かすみ「ヤ、ヤ、ヤミ……!」

せつ菜「やみ?」

 

かすみ「ヤミカラスです!!やっと悪タイプ

 

のポケモンが……!!」ウルウル)

 

 

 

 

(かすみ「うぇ……。やっと仲間が……。」ウルウル)

 

 

 

 

愛「……、♪(かすみん、泣くほど嬉しがってたもんね。)」ニコ

 

 

かすみ「?、愛先輩?」

 

 

愛「え、ああ〜、ごめんごめん!ほらほら、ラストバトル、始めるよ〜!」

 

 

 

かすみ「はい♪まずはVSミカルゲです!」

 

 

 

愛「へ〜、あっちもミカルゲ使ってるんだ?」

 

 

かすみ「ミカルゲの弱点なら知り尽くしてますよ〜♪」

 

 

愛「ミカルゲって弱点タイプないよね?」

 

 

かすみ「そーゆーのじゃありません!見てればわかりますよー。」

 

 

 

『ドンカラスのちょうはつ!』

 

『ミカルゲはちょうはつにのってしまった!』

 

『ミカルゲはちょうはつされてさしおさえがだせない!』

 

 

 

かすみ「にゃーっはっはっはー♪」

 

 

愛「なるほど、ミカルゲは耐久力を活かして変化技で悪さするポケモンだもんね!」

 

 

かすみ「だから『ちょうはつ』で変化技を封じれば脅威じゃありません♪」ドヤ

 

 

愛「いや〜、急に弱点とかいいだすからタイプ相性を忘れたのかと思っちゃったよ。」

 

 

かすみ「流石にそこまでポンコツじゃありません!」プンスコ

 

 

 

『ドンカラスのあくのはどう!』

 

『ミカルゲはひるんでうごけなかった!』

 

 

 

愛「『あくのはどう』の追加効果で怯んだ!これはラッキーだね♪」

 

 

かすみ「ドンカラスにするどいキバを持たせたかいがありました♪」

 

 

愛「お〜。技を受けたポケモンがたまに怯む『するどいキバ』と、確率で怯ませる『あくのはどう』のコンボとは……!?」

 

 

かすみ「これがかすみん流です!」ドヤドヤァ

 

 

愛「『人事を尽くして天命を待つ』って奴だね!」

 

 

かすみ「?……、ですね☆」

 

 

 

[知ったかぶり?]

 

 

 

かすみ「し、知ってますもん!?」ダラダラ

 

 

愛「最善を尽くして、上手くいくように祈ること!……だよね☆」ウインク

 

 

かすみ「そそ、そうですそうです!これくらい知ってて当然ですよー。」

 

 

 

 

『ドンカラスのそらをとぶ!』

 

『ドンカラスはそらたかくとびあがった!』

 

『ミカルゲのぎんいろのかぜ!』

 

『しかしミカルゲのこうげきははずれた!』

 

『ドンカラスのそらをとぶ!』

 

『ミカルゲはたおれた!』

 

 

 

かすみ「これが天命です!(たぶん……)」

 

 

愛「よ!かすみんナイス天命w!」

 

 

[ナイス天命w]

 

 

かすみ「なんですかその『w』は!?」

 

 

 

『シロナはミロカロスをくりだした!』

 

 

 

愛「ああ……この感じは

 

 

かすみ「ドンカラスに効果抜群の『れいとうビーム』撃ちに来てますね。ここは……!」

 

 

 

『もどれ!ドンカラス!』

 

『いけ!ミカルゲ!』

 

 

 

愛「お!?ここで耐久力に定評のあるミカルゲ!」

 

 

 

『ミロカロスのれいとうビーム!』

 

 

 

かすみ「やっぱり持ってましたね。」

 

 

愛「いやしかし流石の耐久だね〜。」

 

 

かすみ「このままミロカロスを突破しちゃいますよ〜!」

 

 

 

 

『ミロカロスのアクアリング!』

 

『ミロカロスはみずのリングをまとった!』

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

『しかしミカルゲのこうげきははずれた!』

 

 

 

愛「これは……泥試合、覚悟しないとかな〜。」

 

 

かすみ「こんなの、かすみんがすぐに終わらせてあげちゃいますよ☆」

 

 

 

『ミロカロスのなみのり!』

 

 

 

愛「おお!?けっこう効いた〜!」

 

 

かすみ「次耐えるのは厳しそうですね。でもここで……!」

 

 

愛(あ、フラグだ。)

 

 

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

『ミロカロスはねむってしまった!』

 

 

 

愛「当たった!?」

 

 

かすみ「なんですか?その『外すのを期待してました』みたいな反応は。」ジトー…

 

 

 

[うそやろ……!?]

 

 

 

かすみ「無理に入ってきてまでイジるのやめてくれません!?」

 

 

 

[え〜]

 

 

 

『ミロカロスはぐうぐうねむっている』

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

『ミカルゲはたいりょくをかいふくした!』

 

 

 

愛「あちゃ〜……。」

 

 

かすみ「こ、これは……。」

 

 

 

[時間かかるやつですね]

 

 

 

かすみ「だいたい5、6回ってとこですかね。」

 

 

愛「ええ!?そんなにやってたら間がもたないよ〜!?」

 

 

かすみ「じゃあ何かテーマでも決めて話します?」

 

 

愛「お!いいねかすみん♪それ最高!……ん?最高……?」

 

 

かすみ「サイコー!トークタイムで

 

 

愛「ハートフルなひと時を!

 

 

かすみ「everybody listen !」

 

 

かすみ愛「サイコーハート!」ピッ…

 

 

 

ターイーヨー♪ フリソソグヨ♪

 

 

 

愛「そんじゃ早速だけど、スタッフさんお題カモン!」

 

 

 

[かすみちゃんの推しキャラプレゼンツ!]

 

 

 

かすみ「え?かすみんの推しキャラですか?」

 

 

愛「そそ♪かすみんはどんな人がお気に入りなのかな〜?」

 

 

かすみ「う〜ん………………。スキゾーさんですかね?」

 

 

愛「ちょwwwなんて所から選んでるのwww」

 

 

かすみ「いいじゃないですか、ポケモンだいすきクラブの会長さんを選んだって!」

 

 

愛「ごめんごめん。いきなりものすごい変化球で来るもんだから、つい。」

 

 

かすみ「スキゾーさんはポケモンコンテストの審査員としてアニメに登場してますよ☆」

 

 

愛「んで、口癖は

 

 

かすみ愛「好きですねぇ〜……。」モノマネ

 

 

かすみ愛「あはは♪」

 

 

かすみ「なんだ、愛さんもスキゾーさんのこと知ってるんじゃないですか。」

 

 

愛「まあね♪」

 

 

かすみ「あと、たま〜に『好きなんですけどねぇ……』が飛んでくるのも高ポイントです☆」

 

 

愛「ちょっと変化つけてくるの面白いよね。」

 

 

かすみ「あとあと、不正する人にはちゃんと『好きじゃないですねぇ』ってバッサリ言っちゃう所もイチ推しですよ☆」

 

 

愛「ロケット団のニャースが変身を披露した時だよね?けっこう衝撃だったなぁ〜。」

 

 

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

『ミロカロスはたおれた!』

 

 

 

かすみ「あ、なんかいい感じのタイミングで倒せましたね。」

 

 

愛「さあ、次のポケモンは……!?」

 

 

 

『シロナはルカリオをくりだした!』

 

 

 

かすみ「シロナさんも徹夜してたんですかね?」

 

 

愛「はは♪せっつーみたいにインドメタシンとか、しこたまドーピングしてたりして?」

 

 

 

『ルカリオのじしん!』

 

 

 

かすみ「へっへーん!そんなの効きませんよ〜だ♪」

 

 

愛「このちょうしだと次も耐えられそうだね!」

 

 

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

『ルカリオはねむってしまった!』

 

 

 

かすみ「よっし!これで3匹目突破です☆」

 

 

愛「や〜い催眠厨〜。」

 

 

かすみ「なっ!?べ、別にいいじゃないですか!?そういうプレイスタイルなんですから!」

 

 

愛「複数催眠は犯罪だぞ〜♪」

 

 

かすみ「そんな死語使ってまで煽ります!?」

 

 

 

『ルカリオはぐうぐうねむっている』

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

『ミカルゲはたいりょくをかいふくした!』

 

『ルカリオはたおれた!』

 

 

 

かすみ「ふん、勝てば良いんですよぉ勝てば!」

 

 

愛「お〜、悪だね〜。」

 

 

 

[負けないで、シロナさ〜ん!]ガンバレー

 

愛「シロナさん頑張って〜!」ガンバレー

 

 

 

かすみ「2人とも……サポートで来てくれてるんですよね……?」

 

 

 

『シロナはトリトドンをくりだした!』

 

 

 

かすみ「ふーん!いいですよ〜だ!チャンピオンごとき何匹かかってきても一捻り

 

 

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

『しかしミカルゲのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「……ま、まだまだ!トリトドンの火力はそんなに高くないですし?』

 

 

 

『トリトドンのだくりゅう!』

 

 

 

かすみ「余裕で耐えて夢喰いで回復

 

 

 

『ミカルゲのめいちゅうりつがさがった!』

 

 

 

かすみ「ぁ"ぁ"あ"……

 

 

 

愛「おお……かすみん『もってる』ねえ。」

 

 

かすみ「全然嬉しくありません!」ギャー!

 

 

 

『もどれ!ミカルゲ!』

 

 

 

愛「おろ?」

 

 

 

『いけ!ドンカラス!』

 

『トリトドンのじしん!』

 

『ドンカラスにはこうかがないようだ……』

 

 

 

かすみ「にゃーっはっはっはー♪これはラッキーです☆」

 

 

愛「無傷降臨成功だね。」

 

 

かすみ「ドンカラスはひこうタイプだから地面技が効きません!さらにさらに、あくタイプの弱点のかくとうとむしタイプもばっちりカバーしちゃってます☆」

 

 

愛「かすみんの手持ちにいるスカタンクとドラピオンはじめんタイプだけが弱点だから、ドンカラスを後出ししやすいよね。」

 

 

かすみ「そうなんですよ〜☆もう、わかってるじゃないですか〜♪ドンカラスは序盤からず〜っとかすみんのチームを支えてくれた、名実ともにエースなんです!」

 

 

愛「ドンカラスのこと、大好きなんだね……♪」シミジミ

 

 

かすみ「もちろんです♪殿堂入り画面で隣に並ぶために、わざわざ先発にしたくらいですから☆」

 

 

愛「む〜。」

 

 

かすみ「愛さん?」

 

 

愛「そんなこと言われたら応援したくなっちゃうじゃないか〜。」

 

 

かすみ「応援してくださいよ!?」

 

 

 

『ドンカラスのそらをとぶ!』

 

『ドンカラスはそらたかくとびあがった!』

 

 

 

愛「お、あっちは交替なしか。」

 

 

かすみ「このまま仕留めますッ!」

 

 

 

『トリトドンのストーンエッジ!』

 

『しかしトリトドンのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「 」

 

 

愛「めっちゃ対策されてるね〜。」

 

 

 

[さすがチャンピオン……!]

 

 

 

『ドンカラスのそらをとぶ!』

 

 

 

かすみ「な、なんとか半分……!」

 

 

 

『トリトドンのストーンエッジ!』

 

 

 

愛「お!直撃。」

 

 

かすみ「いや、まだ……!タイプ不一致の弱点くらいなら1発耐え

 

 

 

『きゅうしょにあたった!』

 

 

 

かすみ「あ、ァ"ァ"……。」ゼック

 

 

 

『ドンカラスはたおれた!』

 

 

 

かすみ「 」

 

 

愛「あちゃ〜。これは想定外だったね。」

 

 

かすみ「……………。」

 

 

愛「……かすみん?」オーイ

 

 

 

 

かすみ「……………………フフ。」

 

 

 

 

『いけ!ミカルゲ!』

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

『トリトドンはねむってしまった!』

 

『トリトドンはぐうぐうねむっている』

 

 

 

かすみ「エッジ急所とかいう舐めたマネするからこうなるんですよぉ……。」フフ…

 

 

愛「かすみん?」

 

 

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

『ミカルゲはたいりょくをかいふくした!』

 

『トリトドンはぐうぐうねむっている』

 

 

 

かすみ「ヤミカラスは、初めてゲットした仲間だったのに……!」ギリ…

 

 

 

[アブソルの次に古株でしたもんね]

 

 

 

かすみ「勝たせてあげられた勝負だったのに……!」

 

 

愛「……。」

 

 

 

 

かすみ「…………さない。」ボソッ

 

 

 

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

『ミカルゲはたいりょくをかいふくした!』

 

『トリトドンはたおれた!』

 

 

 

かすみ「クク、犯罪者には当然の報いです……♪」

 

 

愛「ねえ、かすみん

 

 

 

『シロナはロズレイドをくりだした!』

 

 

 

かすみ「そんな雑草、踏み潰してやる……!」ボソ

 

愛「……。」

 

 

 

 

(歩夢「うん、ポケモンの怨みはポケモンで晴らさないとね。」)

 

(愛「人の好きなポケモンをさんざん侮辱しておいて、被害者面も大概にしなよ……!」)

 

 

愛「かすみん……。」シュン

 

 

 

 

『ロズレイドのシャドーボール!』

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

『しかしミカルゲのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「ここまでは確率通り……次で当てる!」

 

 

 

『ロズレイドのシャドーボール!』

 

 

 

愛「ミカルゲのHPが……!?」

 

 

 

『ミカルゲのさいみんじゅつ!』

 

『ロズレイドはねむってしまった!』

 

 

 

愛「当たった!」

 

 

かすみ「……フフ。」

 

 

 

『ロズレイドはぐうぐうねむっている』

 

『ミカルゲのゆめくい!』

 

『ミカルゲはたいりょくをかいふくした!』

 

『ロズレイドはたおれた!』

 

 

 

かすみ「……リーチ。」ニヤリ

 

 

愛「……、いよいよエースのお出ましだね。」

 

 

 

『シロナはガブリアスをくりだした!』

 

 

 

かすみ「ガブリアス……?」

 

 

愛「じめん・ドラゴンタイプで速くてタフなポケモンだよ!」

 

 

かすみ「へぇ……。」

 

 

 

『ガブリアスのドラゴンダイブ!』

 

『ミカルゲはひるんでうごけなかった!』

 

 

 

かすみ「……チッ、犯罪者が……!」ボソ

 

 

愛「ま、まだ1回は耐えられるよ!」

 

 

 

『ガブリアスのじしん!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

『ミカルゲはたおれた!』

 

 

 

かすみ「……足りない。」ボソ

 

 

愛「え?」

 

 

かすみ「……いや、なんでもないですよ〜☆こっちはまだあと4匹も仲間がいます!あんなおでこ星マーク、すぐに片付けちゃいますからね☆」キャピ

 

 

 

[おでこ星マーク……]

 

愛「ビーダルは瀕死だけどね……。」

 

 

 

『いけ!スカタンク!』

 

 

 

かすみ「チェックメイトです!」

 

 

愛「いやいや流石に早いって。」

 

 

 

『ガブリアスのじしん!』

 

 

 

愛「これはまずいよ!?」

 

 

 

『シュカのみはじめんわざのいりょくをよわめた!』

 

 

 

愛「おお!?シュカのみで耐えた!?」

 

 

 

かすみ「調子乗んなよ犯罪者が……。」ボソッ

 

 

 

『スカタンクのどくどく!』

 

『ガブリアスはもうどくをあびた!』

 

『ガブリアスはもうどくのダメージをうけた!』

 

 

 

愛「これで一気に優勢になった!」

 

 

かすみ「残り1匹で猛毒をくらった時点で、あのトカゲの出来損ないの命運は尽きた……。フフ。」

 

 

 

[トカゲ……]

 

 

 

『ガブリアスのじしん!』

 

『スカタンクはたおれた!』

 

 

 

かすみ「スカタンク……よくやってくれました♪」

 

 

愛「チャンピオン戦もいよいよ佳境だね!」

 

 

 

『いけ!ドラピオン!』

 

『ガブリアスのじしん!』

 

 

 

愛「シュカの実無しで耐えた!?」

 

 

かすみ「ドラピオンだって、早くてタフなポケモンなんですよ☆」

 

 

愛「いよ〜っし、反撃だ〜!」

 

 

かすみ「……。」

 

 

 

『ドラピオンのこおりのキバ!』

 

『ガブリアスはたおれた!』

 

 

 

『シロナとのしょうぶにかった!』

 

 

 

愛「おめでとうかすみ〜

 

 

 

 

かすみ「……ふん、負けて当然の犯罪者が。」ボソ

 

 

 

 

愛「え……?」

 

 

かすみ「やりましたよ愛さん!これでかすみんがシンオウチャンピオンです☆」ヤッター!

 

 

愛「う、うん!そしてここからはシリーズ恒例の……、

 

 

かすみ「殿堂入りです♪」

 

 

 

 

 

 

 

〜でんどういりのま〜

 

 

 

『さて かすみ さん この でんどういりの へやに きじむのは きみたちのなまえ!』

 

『のこすのは ここに くるまでの たびの おもいで!』

 

 

『さあ! ポケモンリーグの きびしい たたかいを かちぬいた 』

 

『きみと! ともに たたかった パートナーの ポケモンを!』

 

『この マシンに きろく しましょう!』

 

 

 

 

愛「いや〜、ここまで色々あったね〜。」

 

 

かすみ「でも、楽しかったです♪」

 

 

愛「でしょでしょ〜?たまには一風変わった遊び方も悪くないっしょ!?」

 

 

かすみ「そうですね☆普通にプレイしてたら、同じタイプのポケモンもせいぜい2匹くらいしか連れていきませんもんね。」

 

 

愛「せっかく150匹もいるんだもん!み〜んなのこと知りたいよね!」

 

 

かすみ「はい!前よりもあくタイプのポケモン達を好きになれました♪」

 

 

愛「うん……。それじゃあ、名残惜しいけど。」

 

 

かすみ「シンオウ地方の冒険は一区切りですね。」

 

 

愛「そう、一区切り。……ここからは!」

 

 

かすみ「バトルにコンテストに、ゲームから飛び出してアニメやカードやグッズに……イベントも!」

 

 

 

[ポケットモンスターに終わり無し!]

 

 

 

かすみ「次の冒険は……、

 

 

 

かすみ愛「君に決めた!」

 

 

 

愛「というわけで次回は!」

 

 

かすみ「次回?」キョトン

 

 

愛「え?対戦、するでしょ?」

 

 

かすみ「……あ。もしかしてトークタイムでやってたダーツのやつですか?」

 

 

愛「そゆこと☆」

 

 

かすみ「じゃあ、ラストバトルで無理やり組分けしたのって……

 

 

愛「勘のいい子は嫌いじゃないぞ☆というわけで、次回はみんなでマルチバトルだー!」

 

 

かすみ「おー!………って、もう夕方だし、連休終わっちゃいますけど……。」

 

 

[来週末ももちろん、来るよね?]

 

 

かすみ「え?来週……

 

 

[よね?]

 

 

かすみ「拒否権無しですか……。」

 

 

愛「そんじゃ1週間後、シャボンディ諸島d

 

 

かすみ「どこですかそれ?」

 

 

愛「え〜、ノリ悪いなぁ。」

 

 

かすみ「ほらほら、ダレる前に締めますよ?」

 

 

愛「ちぇ〜。」

 

 

かすみ「それじゃあみなさ〜ん!」

 

 

かすみ愛「まったね〜♪」

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 

 

 

 

 

〜収録後〜

 

 

 

かすみ「愛さんッ!!」

 

 

愛「うおお、どしたん?すごい気迫だね。」

 

 

かすみ「かすみんに、ポケモンを教えてください!!」ペコーッ!

 

 

愛「えええ!?そんな、頭あげてよ〜!?」

 

 

かすみ「お願いします!」

 

 

愛「うぅ、わかったよ〜。」

 

 

かすみ「ほんとですか!?」パァ…

 

 

愛「まあ、ポケモン教える分には良いんだけどさ、えらいやる気だね?やっぱ電撃ONLINE分室で1番に

 

 

かすみ「そんなのいいんです!」

 

 

愛「へ?」

 

 

かすみ「……さっきのバトルでわかったんです。私は……弱い……!!」ギリ…

 

 

愛「いやいや!?そんなことないよ〜。現にさっきもチャンピオンに勝って

 

 

かすみ「あんなの勝ったうちに入りません!!かすみんが弱いから……ドンカラスを勝たせてあげられなかった!!勝たせてあげられた勝負だったのに……!!」ウル…

 

 

愛「…………そっか。」

 

 

かすみ「今のままじゃあ、みんなと戦っても大好きな子たちを無様に倒されるだけだから……!ちゃんと、勝たせてあげたいんです!!」ポロ…

 

 

愛(かすみん……口ではふざけてたけど、そんなに悔しかったんだ……それだけ、ポケモンたちのことが……。)

 

 

かすみ「だから!『誰に』勝つかなんて関係ない、ポケモン達に勝たせてあげられるようになりたいんです!!」

 

 

愛「…………ん。いいよ。」

 

 

かすみ「ありがとうござ

 

 

愛「でも本当にいいの?」

 

 

かすみ「…………へ?」

 

 

愛「一度足を突っ込めばもう戻れないよ。」

 

 

かすみ「……………………。」

 

 

愛「もう、今までみたいに、初めて当たるポケモンの「未知」を楽しんだり、「奇跡」に感動することはできないよ?」

 

 

かすみ「なんでそんなこと……。」

 

 

愛「『勝つ』だけなら勝てるポケモンを集めて、定石を学べばそれなりに望みは叶う。」

 

 

かすみ「それは……。」

 

 

愛「そんなこと、かすみんだってわかってるよね?そこそこポケモン歴あるみたいだし。」

 

 

かすみ「……。」コクン

 

 

愛「でもそうしないで、好きなポケモンで戦うってのは『わがまま』なことなんだよ?」

 

 

かすみ「……。」

 

 

愛「その『わがまま』を貫く為には、色んなものを捨てなきゃいけない。…………その覚悟、ある?」

 

 

かすみ「私は……大好きな子たちに勝たせてあげられるなら、それでいい。純粋に楽しめなくなったって、ポケモン達との出会いは、思い出は無くならない。…………たとえ外道と蔑まれたって、かすみんが愛してあげれば、私が信じてあげられればそれでいい!だから!私は強くなりたいんです!!」ポロポロ

 

 

愛「……そっか。」

 

 

かすみ「……。」ポロポロ

 

 

愛「その意志、汲むよ。」

 

 

 

 

〜物陰〜

 

すたっふ(あわわ……なんか、ヤバいこと聞いちゃった〜!?)

 

 

 

 

to be continued ……

 



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もっと!電撃ONLINE分室番外編:『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

ポケットモンスターダイヤモンド&パールのストーリーを無事クリアした3人。クリアするだけじゃもったいない!?というわけで、どうやらファミ通組も交えて何かするようです……!


もっと!電撃ONLINE分室番外編:『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

かすみ「やっほー☆」

歩夢「みんなー!」

せつ菜「みなさーん!」

璃奈「『もっと!』、」

果林「は〜い♡」

愛「ポケモーニン♪」

 

 

 

[壊滅的なスタート……]

 

 

 

かすみ「みなさん主張し過ぎですよ〜……。」

 

 

せつ菜「久しぶりの収録が楽しみで、つい……///」テレテレ

 

 

果林「そういうかすみちゃんも思いっきり被ってたけどね?」

 

 

かすみ「あそこはかすみんがいく所でした!」プンスコ

 

 

璃奈「まずはみんなでタイトルコールするべき。」

 

 

歩夢「あはは……。」

 

 

愛「いーじゃんいーじゃん!らしくてさ。ってなわけで今回からは、

 

 

 

かすみせつ菜果林歩夢愛璃奈「『もっと!』電撃ONLINE分室番外編!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)〜!」

 

 

 

[揃った……!?]

 

 

 

歩夢「もうクリアはしたんだけどね。」

 

 

せつ菜「甘い!マゴのみくらい甘いですよ歩夢さん!」

 

 

璃奈「ストーリーだけがポケモンじゃない!」

 

 

愛「そう、やり込み要素は無限大!」

 

 

かすみ「むしろここからがスタートです☆」

 

 

果林「クリア後のやり込み要素、ポケモンといったら……わかるわよね?」

 

 

せつ菜「そう!目と目があったら

 

 

かすみせつ菜果林歩夢愛璃奈「ポケモンバトル!」

 

 

歩夢「というわけで、みんなでマルチバトルをしていくよ♪」

 

 

果林「マルチバトル?」

 

 

璃奈「マルチバトルは、ポケモンを2匹ずつだして戦うダブルバトル!」

 

 

愛「2人で組んで、1人1匹ずつくりだして戦うチーム戦だよ!」

 

 

かすみ「ストーリーのバトルとは違って、だれを狙うか、ガンガン攻めるのかサポートするのか……考えることがいっぱいです……!」ムムム

 

 

せつ菜「相手の行動を読むだけでなく、味方とも息を合わせて戦う新感覚バトルです!」

 

 

果林「チーム分けはどうするのかしら?」

 

 

璃奈「チャンピオン戦のペアで戦う。果林さん、よろしく。」リナチャンボード、ムン!

 

 

果林「フフ。頼もしいわね♪」

 

 

歩夢「じゃあ私はせつ菜ちゃんとで……、

 

 

せつ菜「よろしくお願いします♪」ペカー

 

 

かすみ「かすみんは愛さんとですね。」

 

 

愛「よろしく〜♪」

 

 

璃奈「……で、どの順番で戦うの?」

 

 

せつ菜「はいはい!私トップかいいです!」キラキラ

 

 

果林「あら。燃えてるわね。」

 

 

愛「いいねせっつー、そんじゃ愛さん達が…………やっぱ最後でいいや。」

 

 

璃奈「愛さんが乗って来ない……!?」リナチャンボード、キョウガク

 

 

歩夢「あれ?珍しいね。」

 

 

愛「楽しみは最後にってことよ☆」

 

 

果林「そう?なら私たちがいこうかしら?」

 

 

璃奈「うん!」

 

 

 

[決まったみたいですね]

 

 

 

かすみ「かすみん達は実況でもします?」

 

 

愛「そだね。」

 

 

 

 

〜せつ菜&歩夢 VS 果林&璃奈〜

 

 

 

 

愛「さあやってまいりました!ポケットモンスターダイヤモンドパールエキシビジョン!」

 

 

かすみ「そんな名前あったんですか。」

 

 

愛「今考えた♪」ニッシッシ

 

 

かすみ「……。」

 

 

愛「歩夢&せつ菜ペアは両者ともにポケモン歴長めの対戦経験者!」

 

 

かすみ「対して、りな子はともかく果林さんは剣盾からなので、ポケモン経験では劣っちゃいますね。」

 

 

 

『いけ!カイリキー!』

『いけ!ピクシー!』

 

『いけ!ネンドール!』

『いけ!フワライド!』

 

 

 

愛「両者のポケモンが出揃った〜っ!」

 

 

かすみ「この対面だと……カイリキーの攻撃があんまり通らなそうですね。」

 

 

愛「カイリキーは持ち前のパワーとタフネスで殴り合うのが得意なポケモンだよ!等倍以上で殴れれば相手は確実に深傷を負っちゃうね。だけど……、

 

 

かすみ「純粋な強さを売りにしてるぶん、タイプで不利になっちゃうと痛いんですよね。」

 

 

愛「特にりなりーのネンドールは素の耐久が高いし、格闘タイプがよくもってる岩や地面技まで半減しちゃうからね〜。」

 

 

かすみ「歩夢さんのピクシーは……なんでもできるから、何してくるかわからないですね……。」

 

 

愛「耐久してもいいし、能力上げてアタッカーもできるし!特性を活かして相手を詰ませるのが得意なポケモンだよ。」

 

 

かすみ「あとはフワライド、ストーリー攻略ではバトンタッチが強かったですね。」

 

 

愛「フワライドも特性で型がガラッと変わる面白いポケモンなんだよね〜。」

 

 

 

[解説することが、ない……!?]

 

 

 

かすみ「1ターン目が始まりますね。」

 

 

 

[あれ?私の存在意義……]

 

 

 

 

 

〜ターン1〜

 

 

 

『ピクシーのこのゆびとまれ!』

 

 

 

愛「おっと、これは……!?」

 

 

 

『フワライドのおにび!』→ピクシー

 

『ピクシーはやけどをおった!』

 

 

 

果林「……くっ!」

 

歩夢「……♪」ニヤリ

 

 

 

かすみ「上手くカイリキーを守りましたね。」

 

 

愛「むしろピクシーがどの特性でも、火傷は美味しい!これは爆アドだぁぁあ!」

 

 

 

『ネンドールのリフレクター!』

 

『みかたはぶつりにつよくなった!』

 

 

 

璃奈「……よし!」

 

 

愛「やっぱりなりーは堅実だね〜。」

 

 

 

『カイリキーのメロメロ!』→フワライド

 

『フワライドはメロメロになった!』

 

 

 

璃奈「……、!」

 

 

かすみ果林「ええええ!?」

 

 

愛「ちょっwww絵面www」

 

 

 

かすみ「っていうか、このターンは誰も攻撃しませんでしたね。」

 

 

愛「みんなプレイがいやらし過ぎるんだけどwwwこれ収録なのにwww」

 

 

 

[また放送事故に……]

 

[もうやだこの子ら]

 

 

 

かすみ「2匹目を見るのが怖いんですけど……。あれ?」

 

 

愛「どしたん?」

 

 

かすみ「やけどしたのにピクシーがダメージを受けてない……?」

 

 

愛「あ。それね〜、ピクシーの特性『マジックガード』の効果だよ。」

 

 

かすみ「マジックガード?」

 

 

愛「そそ。この特性を持ってるポケモンはね、物理か特殊の技以外で受ける全てのダメージを0にしちゃうんだ!」

 

 

かすみ「凄い特性ですね!?それなら、相手の『やどりぎのたね』やゴーストタイプの『のろい』に後出ししたり、わざと『どくびし』を踏んで他の状態異常を防いだりもできちゃいますね。」

 

 

愛「……。」ポカーン…

 

 

かすみ「愛さん?」

 

 

愛「あ、ごめんごめん!かすみん、この1週間でもの凄く勉強してきたんだね〜。」

 

 

かすみ「対戦で無様な姿を晒すわけにはいきませんからね☆」エッヘン

 

 

 

 

 

 

〜ターン2〜

 

 

 

 

『カイリキーのまもる!』

 

 

 

かすみ「これは?」

 

 

愛「お互いに『あれ』を意識してるね〜。」

 

 

かすみ「『あれ』?」

 

 

愛「まだ教えるわけにはいかないな〜?」ニヤニヤ

 

 

かすみ「……まあいいです。メロメロと合わせることで生存力が凄いことになってますね。」

 

 

 

『フワライドはカイリキーにメロメロだ!』

 

 

 

愛「だめだお腹痛いwww」

 

 

かすみ「ポケモンって不思議な生き物ですね……。」トオイメ

 

 

 

『フワライドのたくわえる!』

 

『フワライドのぼうぎょととくぼうがあがった!』

 

 

 

愛「動けるんかい!?」

 

 

かすみ「「まもる』を消費させた分、してやったりですね♪」

 

 

 

『ネンドールのじしん!』→全体

 

『フワライドにはこうかがないようだ……』

 

『カイリキーはこうげきからみをまもった!』

 

 

 

かすみ「ピクシーにだけダメージが通りました。」

 

 

愛「初めてまともな攻撃したね。」

 

 

かすみ「そうですよ!みなさん長期戦する気まんまんじゃないですか!?」

 

 

 

歩夢果林璃奈せつ菜「そう(だよ)(よ)(だけど)(ですが)?」

 

 

 

かすみ「ええぇぇ……。」

 

 

 

[もうやだ帰りたい]

 

 

 

 

『ピクシーのどくどく!』→ネンドール

 

『ネンドールはもうどくをあびた!』

 

 

 

歩夢「フフ♪」

 

璃奈「……。」

 

 

 

愛「耐久型のネンドールに「どくどく』が入った!これは痛い!?」

 

 

 

『ネンドールはラムのみでもうどくをなおした!』

 

 

 

璃奈「……フフ♪」

 

歩夢「くっ……!」

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン3〜

 

 

 

 

『フワライドはカイリキーにメロメロだ!』

 

『フワライドのみがわり!』

 

『みがわりがあらわれた!』

 

 

 

かすみ「また動いた!?」

 

 

果林「よし!これでカイリキー相手でも粘れそうね♪」

 

 

歩夢「……!?」

 

 

璃奈「粘るだけじゃない。」

 

 

 

『ネンドールのしねんのずつき!』→カイリキー

 

 

 

せつ菜「!!??」

 

 

かすみ「ええ!?」

 

 

歩夢「うそ!?」

 

 

愛「一気に7割もってった!?」

 

 

せつ菜「なんなんですかこのパワー!?」

 

 

果林「あら?ネンドールって案外パワフルなのね♪」

 

 

 

『ピクシーのどくどく!』→フワライド

 

『しかしうまくきまらなかった!』

 

 

 

果林「これは美味しいわね♪」

 

 

愛「おおっと!これは会心の一撃だぁぁあ!!」

 

 

かすみ「殴ってませんけどね。」

 

 

果林「今まであれだけバトンタッチを見せてきたんだもの。妨害したくもなるわよねぇ?」ニヤリ

 

 

歩夢「くっ……!」

 

 

せつ菜「相手は歩夢さんだけじゃありませんよ〜!」

 

 

『カイリキーのかみなりパンチ!』→フワライド

 

『みがわりはきえてしまった……』

 

 

 

果林「まさか有効打を持ってるなんて……これは気が抜けないわね。」

 

 

 

かすみ「このターンはりな子と果林さんが読み勝ちましたね。」

 

 

愛「果林もしっかり弱点を対策してるし、成長が感じられる良いバトルだね♪」

 

 

かすみ「まさかネンドールをゴリゴリのアタッカーにするなんて……。」

 

 

愛「そんなネンドールの地震を軽傷ですませちゃう歩夢のピクシーもヤバいよね〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン4〜

 

 

 

 

『もどれ!カイリキー!』

 

 

 

かすみ「ここで入れ替え?」

 

 

愛「無理もないっしょ。ネンドールには格闘技もかみなりパンチも効かない、おまけに性別もないからメロメロも効かないんだもん。」オテアゲ

 

 

かすみ「ネンドールでこんなにも相手に圧力かけられるんですね。」

 

 

璃奈「えっへん!」リナチャンボード、ドヤ~

 

 

 

『いけ!キノガッサ!』

 

 

 

璃奈「キノガッサ!?」リナチャンボード、⁉︎

 

 

果林「このポケモン初めて見るけど……可愛いわね♪」

 

 

せつ菜「はい♪でも可愛いからってナメてかかると、痛い目見ますよ〜!」

 

 

歩夢「まだまだ、ここからだよ!」

 

 

愛「新しい仲間、燃えるね〜!」

 

 

かすみ「キノガッサ……良いポケモンですよねぇ。キノガッサほど『らしさ』を押しつけて勝つのが得意なポケモンはいませんし。」

 

 

愛「……。」

 

 

 

『フワライドのみがわり!』

 

『みがわりがあらわれた!』

 

 

 

『ネンドールのじしん!』→全体

 

『フワライドにはこうかがないようだ……』

 

 

 

せつ菜「くさ・かくとうタイプのキノガッサには今ひとつです!」

 

 

果林「ピクシーのHPも残り半分……もう少しで手が届くわね♪」

 

 

歩夢「ま、まだ耐えられるもん……!」

 

 

果林「あら?オボンのみは持ってないのね?」

 

 

 

『ピクシーのれいとうビーム!』→ネンドール

 

 

 

愛「おお!歩夢も攻撃に出たね。」

 

 

璃奈「でも効かないよ〜♪」

 

 

せつ菜「半分も入らないなんて、ネンドール……。攻撃型にしても、流石に硬い……!」

 

 

 

 

果林「キノガッサ……何してくるかわからないのは不気味ね……。」

 

 

璃奈「キノガッサは相手を状態異常にして詰ませるのが得意。素早くはないけど、上を取られたらほぼ勝てない!気をつけて。」

 

 

せつ菜「さあさあ!新メンバーのお披露目ですよ!」

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン5〜

 

 

 

『もどれ!ネンドール!』

 

 

せつ菜「ええ!?」

 

歩夢「まあ、そうくるよね。」

 

 

 

『いけ!キリンリキ!』

 

 

 

かすみ「キリンリキ……。なんでそんなポケモンを?」ボソ

 

 

愛「……。」

 

 

果林「キリンリキ!」キラキラ

 

 

璃奈「あれ?キリンリキは剣盾に出て来ないのに、知ってるの?」

 

 

果林「ええ♪親友のぬいぐるみコレクションの中にいたわよ。」

 

 

歩夢「あ!確かに、好きそう。」

 

 

 

『フワライドのそらをとぶ!』

 

『フワライドはそらたかくとびあがった!』

 

 

 

愛「ダブルバトルで1ターン避けられるのは大きいね!」

 

 

かすみ「でも、前のターンではネンドールがヘイトを集めてましたから……。」

 

 

 

『キノガッサのキノコのほうし!』

 

『キリンリキはねむってしまった!』

 

 

 

果林「『さいみんじゅつ』じゃないのに眠った!?」

 

 

せつ菜「『キノコのほうし』は命中100の眠り技です!」

 

 

果林「そんな……。こんなのどうしたら

 

 

 

『キリンリキはカゴのみでめをさました!』

 

 

 

璃奈「まさかとは思ったけど……用心しておいてよかった。」

 

 

果林「さすが璃奈ちゃんね♪」

 

 

愛「おおっと!?これはメタっている!!完全にキノガッサを意識した対策ポケモンだぁぁあ!!」

 

 

 

『ピクシーのつきのひかり!』

 

 

 

果林「え"っ!?」

 

 

かすみ「地震で蓄積したダメージを回復してきましたね。」

 

 

愛「ほとんど全快だね!」

 

 

歩夢「攻めるだけがポケモンじゃないからね♪」ニコ

 

 

 

 

かすみ「愛先輩。キリンリキがキノガッサの対策ポケモンっていうのはどういうことですか?格闘技も半減できないのに。」

 

 

愛「フッフッフ〜。見てればわかるよ☆」

 

 

 

 

 

〜ターン6〜

 

 

 

果林「これでキノガッサを仕留める!いくわよ!」

 

 

歩夢「させない!」

 

 

 

『ピクシーのこのゆびとまれ!』

 

『フワライドのそらをとぶ!』→ピクシー

 

 

 

果林「しまった!?」

 

 

せつ菜「ありがとうございます、歩夢さん♪」ペカー

 

 

 

『キリンリキのサイコキネシス!』→ピクシー

 

 

 

璃奈「やっぱり……硬い!」

 

 

歩夢「フフ♪1つ良いことを教えてあげる。戦いにおいて1番強いのはね?『敵を倒せる者』じゃなくて、『最後まで生き残れる者』なんだよ。」ニヤリ

 

 

愛「あのダメージ量……こりゃ耐久に振り切ってるな〜。」

 

 

歩夢「ちょっと、愛ちゃん!バラしちゃダメだよ!?」

 

 

愛「あ!?ごめんごめん!」

 

 

歩夢「もう!」プンスコ

 

 

 

『キノガッサのキノコのほうし!』→キリンリキ

 

『キリンリキはねむってしまった!』

 

 

 

せつ菜「持ち物で防げるのは1回まで、ならば何度でも眠らせるまでです!」

 

 

璃奈「……そうだね。」リナチャンボード、ニヤリ

 

 

 

愛「う〜ん……これは、りなりーと果林が優勢かと思ったけど……

 

 

かすみ「ピクシーの耐久力と『このゆびとまれ』のせいでなかなかダメージが入りませんね。」

 

 

愛「タイプ相性だけがポケモンじゃないとはよく言ったもんだ〜。」

 

 

 

 

 

 

〜ターン7〜

 

 

 

せつ菜「今度は果林さん!いきますよ〜!」

 

 

果林「身代わりがあるのに?」クス

 

 

せつ菜「だったら壊して攻撃を通すまで

 

 

 

『フワライドのおにび!』→キノガッサ

 

『キノガッサはやけどをおった!』

 

 

 

せつ菜「ア……。」サラサラ…

 

 

歩夢璃奈「あ〜あ。」(リナチャンボード、)ヤッチマッタナ

 

 

 

『キリンリキはぐうぐうねむっている』

 

 

 

璃奈「すやぁ……。」リナチャンボード、スヤピ

 

 

 

『キノガッサのがんせきふうじ!』→フワライド

 

せつ菜「いっけぇぇえ!」

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

せつ菜「壊せませんでした……。」シュン

 

 

果林「ドンマイよ、せつ菜♪」

 

 

歩夢「ううん。充分!」

 

 

 

『ピクシーのれいとうビーム!』→フワライド

 

『みがわりはきえてしまった……』

 

 

 

果林「うそ!?」

 

 

せつ菜「……そうでした。私は1人で戦ってるんじゃありません!歩夢さん!背中は預けますッ!!」

 

 

歩夢「うん!」

 

 

 

 

かすみ「フワライドがだいぶキツくなってきましたね。」

 

 

愛「そうだね。身代わり連打でHPももう半分。唯一の攻撃技の『そらをとぶ』も、後出しの『このゆびとまれ』で受け止められちゃうし……。」

 

 

かすみ「けど、せつ菜先輩の格闘技に対しては抑止力として健在ですよね。」

 

 

愛「こりゃまだまだ長引くぞ……。」

 

 

 

[おうち帰りたい……]

 

 

 

『キノガッサはやけどのダメージをうけた!』

 

 

 

 

 

 

〜ターン8〜

 

 

 

 

『キリンリキはめをさました!』

 

 

 

愛「……。」ニヤリ

 

 

歩夢果林せつ菜かすみ「え!?」

 

 

璃奈「いくよキリンリキ!」

 

 

愛「おっけー、じゃあいつものよろしく☆」

 

 

璃奈「 」ゼツボウ

 

 

 

[よろしく☆]サムズアップ

 

 

 

璃奈「//////…………しかたない。」プルプル

 

 

 

せつ菜「ワッハッハ!きさまがどのような策を弄しようと、ワタシは不滅だぁぁあ!!」

 

 

歩夢「あ、諦めろこわっぱー!」オドオド

 

 

 

璃奈「……、!世界を闇が包もうと、必ず正義が追いつき照らす!この世に悪は栄えない!シャイニングドーン、アライブ!!」

 

 

 

『キリンリキのサイコキネシス!』→キノガッサ

 

 

 

歩夢「しまった!?」

 

 

愛「おおっとぉお!!ここでついに、ついにキノガッサに弱点タイプの技が通ったぁぁあ!!!」

 

 

せつ菜「ば、ばかな……!このワタシが、キサマごときにぃぃぃいい!!」ドッカーン

 

 

 

『キノガッサはたおれた!』

 

 

 

璃奈「……しゅたっ。」リナチャンボード、シャキーン♢

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

かすみ「……なんですかこれ。」

 

 

愛「いや〜盛り上がったね☆」

 

 

せつ菜「特撮同好会のみなさんと鍛えたかいがありました♪」ペカー

 

 

かすみ「そういえばヒーローショーやってましたもんね。」

 

 

歩夢「そん、な……。2ターン目なのに……、このターンで目覚めるなんて、絶対にありえな……。……まさか!?」

 

 

璃奈「フフ。これがキリンリキの力、特性『はやおき』なのだ!」リナチャンボード、キリッ

 

 

かすみ「こっちはこっちでノリノリだし……。」

 

 

愛「『はやおき』は眠りの経過ターン数が2倍になる特性だよ!」

 

 

かすみ「だから本来起きるはずのないこのターンで目覚めたんですね。」カンシン

 

 

果林「すごいじゃない璃奈ちゃん!」

 

 

璃奈「いえい♪」リナチャンボード、テレテレ

 

 

果林「このままいくわよ!」

 

 

 

『フワライドのそらをとぶ!』

 

『フワライドはそらたかくとびあがった!』

 

 

 

歩夢「……!?」

 

 

かすみ「ここで『そらをとぶ』?またピクシーに受け止められるんじゃ……

 

 

璃奈「……いや、それでいい。それがいい!」リナチャンボード、ソレガベスト‼︎

 

 

かすみ「え?なんでですか?」

 

 

愛「まだまだ蒼いねぇ、かすみんは。」ヤレヤレ

 

 

かすみ「なんか腹立つんですけど。」

 

 

愛「いいかい?まず、キノガッサが倒れて次に出てくるのは?」

 

 

かすみ「カイリキーですよね?……あ!」

 

 

愛「そゆこと♪カイリキーはネンドールの攻撃で満身創痍。いくらタフでもあのHPでフワライドの『そらをとぶ』なんて受けたら……

 

 

かすみ「確実にやられちゃいますね。しかもそうなったら歩夢さんは2対1……!」

 

 

愛「そそ。だから『そらをとぶ』は絶対に食らっちゃいけない。そのためには?」

 

 

かすみ「ピクシーの『このゆびとまれ』か、カイリキーの『まもる』で防ぎますよね。」

 

 

愛「お!いいぞいいぞ〜。」

 

 

かすみ「あれ?でも2人ともこれを選んだら……、

 

 

璃奈「私たちは安全にピクシーを追い詰められる。」

 

 

果林「で、2人ともこれを避けるようなら、確実にカイリキーは仕留められちゃうわね♪」

 

 

 

『ピクシーのれいとうビーム!』→フワライド

 

『しかしピクシーのこうげきははずれた!』

 

 

 

かすみ「最後の身代わりを剥がしてフワライドを追い詰めようとしたみたいですけど、

 

 

愛「ここでの『そらをとぶ』は予想外だったみたいだね。」

 

 

 

せつ菜「まだ勝負はついてません!」

 

『いけ!カイリキー!』

 

 

 

 

 

 

〜ターン9〜

 

 

 

 

『カイリキーはしゅうちゅうをたかめている!』

 

 

 

璃奈「はわわ!?」

 

 

果林「これも技なの?『きあいだめ』とは違うみたいだけど……。」

 

 

愛「来た!」キラキラ

 

 

かすみ「まもるやメロメロで読み合いに持ち込んだのはこれの為ってわけですね。」

 

 

歩夢「ベストチョイスだよ、せつ菜ちゃんッ!」

 

 

 

『ピクシーのこのゆびとまれ!』

 

 

 

愛「そしてピクシーが自分に攻撃を向けたぁぁあ!」

 

 

 

『キリンリキのサイコキネシス!』→ピクシー

 

『フワライドのそらをとぶ!』→ピクシー

 

 

 

果林「あら、防がれちゃったわね。」

 

 

歩夢「えへへ、またまたやらせて頂きました♪」テレテレ

 

 

璃奈「ここここ、コレハマズイ。」リナチャンボード、コレハマズイ

 

 

 

せつ菜「これで決めます!」

 

 

歩夢「いけーー!せつ菜ちゃーん!カイリキー!」ガンバレー!

 

 

 

せつ菜「……、!全力全開!剛力無双!!いきますよカイリキー!!、マッスル、インフィニティーーーーッ!!!」

 

 

 

『カイリキーのきあいパンチ!』→キリンリキ

 

 

 

せつ菜歩夢「いっけぇぇぇえ!!!」

 

 

 

『キリンリキはたおれた!』

 

 

 

璃奈「ウワー、ヤラレターー!」リナチャンボード、ドッカーン

 

 

せつ菜「got you……!」シャキーン♢

 

 

かすみ「ありがとーぼくたちのひーろー。」ワーワー

 

 

愛「演技ド下手か!?」

 

 

果林「HP満タンから一撃で……。こんな技があるなんて……!?」

 

 

愛「今の技は『きあいパンチ』。威力150を誇る最高威力のかくとう技だよ!」

 

 

かすみ「その代わりに、技を出すのは1番最後になっちゃいますし、技を出す前に技のダメージを受けても失敗しちゃうから、決めるのはかなり難しいです。」

 

 

果林「技を食らっちゃいけない……なるほど?それで『まもる』や『メロメロ』を使ってまで被弾を減らそうとしてきたのね。」

 

 

 

璃奈「キリンリキ、無双させてあげられなかった……。ごめんね。」

 

 

歩夢「ううん。早く眠りが回復する特性『はやおき』を使ったキノガッサ対策、すごかったよ。」

 

 

愛「きあいパンチを耐えられれば、『ねむる』で回復できたんだけどね〜。」

 

 

璃奈「ここからはこの子で勝つ!」

 

 

 

『いけ!ネンドール!』

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン10〜

 

 

 

 

[ああ、いよいよ2ケタの王台に……]ガクブル

 

 

 

果林「どんなに強い一撃でも、『一撃』なら脅威じゃないわ♪」

 

 

 

『フワライドのみがわり!』

 

『フワライドのみがわりがあらわれた!』

 

 

 

かすみ「最後の身代わり……!」

 

 

愛「今回のフワライドは生存力に特化して、やけどのダメージを稼ぐ型みたいだけど……、

 

 

歩夢「残念だったね♪ピクシーの特性『マジックガード』は攻撃技以外の弱点を防げるんだよ。」

 

 

果林「そうね。ピクシーには無力だけど……ここまで気合いパンチを封じられるのは痛手じゃなくて?」

 

 

 

『ネンドールのじしん!』→全体

 

 

 

せつ菜「……くっ、!」

 

 

 

『カイリキーはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「すみません、歩夢……さん……。どうやら、私は……ここ……ま……で……。」バタッ

 

 

歩夢「せつ菜ちゃぁあん!!」

 

 

 

かすみ「まあ、ここは『じしん』ですよね。」

 

 

璃奈「うん。『きあいパンチ』は絶対阻止。ピクシーの『このゆびとまれ』を掻い潜れるのは『じしん』だけ。カイリキーに防がれても次のターンで確実に仕留められる。」

 

 

果林「パートナーながら恐ろしいわね……。」

 

 

璃奈「ううん。フワライドがここまで粘ってくれたからカイリキーを倒せた。」

 

 

果林「そ、そうかしら?///」テレテレ

 

 

璃奈「それに、パートナーがひこうタイプ統一の果林さんじゃなかったら、こんなに『じしん』を撃てなかった。」

 

 

果林「もう!照れちゃうじゃない///」テレテレ

 

 

歩夢「まだ終わってない!」

 

 

 

『ピクシーのつきのひかり!』

 

 

 

果林「この期に及んで!?」

 

 

璃奈「しつこ過ぎる……!」

 

 

 

かすみ「最初からここまで生き残ってるって、なんなんですかこのポケモンは!?」

 

 

愛「……それがピクシーの強さだよ。歩夢とピクシーなら、読み合いの結果次第でほんとに逆転しちゃいそうだし☆」

 

 

歩夢「あきらめるもんか!」

 

 

 

 

 

 

〜ターン11〜

 

 

 

 

『フワライドのそらをとぶ!』

 

『フワライドはそらたかくとびあがった!』

 

『ネンドールのしねんのずつき!』→ピクシー

 

 

 

歩夢「ぐっ……!」

 

 

 

『ピクシーのれいとうビーム!』→ネンドール

 

 

 

愛「ピクシーも応戦!ネンドールにはこうかばつぐんだーー!」

 

 

璃奈「まだHPは気色、このダメージなら次もなんとか……!」

 

 

 

 

 

 

〜ターン12〜

 

 

 

『フワライドのそらをとぶ!』→ピクシー

 

『ネンドールのじしん!』

 

『ピクシーはたおれた!』

 

 

 

歩夢「そんな!?」

 

 

 

果林「これで、最後の1匹……!」ハァ…ハァ…

 

 

璃奈「でも、全快で出てくる。相手次第だと……、」

 

 

歩夢「まだ、まだ勝算はある……!!」

 

 

 

『いけ!オオスバメ!』

 

 

 

果林「カッコいいポケモンね。ひこうタイプかしら?」

 

 

璃奈「うん。……ここでオオスバメは、マズい!」

 

 

果林「……え?」

 

 

 

 

 

 

〜ターン13〜

 

 

 

 

『フワライドのおにび!』→オオスバメ

 

 

 

璃奈「!!?」リナチャンボード、コレハマズイ

 

 

 

『しかしフワライドのこうげきははずれた!』

 

 

 

歩夢「……。」ニヤリ

 

 

果林「ここでの外しは痛いわね……!」

 

 

璃奈「……なんとも言えない。」

 

 

愛かすみ「アハハ……。」

 

 

 

『ネンドールのリフレクター!』

 

 

 

歩夢「ここでリフレクター……!」

 

 

かすみ「これでオオスバメの物理技は威力半減ですね。」

 

 

果林「そして私たちのポケモンは残り3匹。フワライドには身代わりもあるわ。」

 

 

愛「いよいよ万事休すか!?」

 

 

歩夢「……でも!あきらめない!!」

 

 

 

『オオスバメのふきとばし!』→フワライド

 

『プテラはせんとうにひきずりだされた!』

 

 

 

果林「ちょっと!?身代わりは!?」

 

 

璃奈「『ふきとばし』は『みがわり』貫通。」

 

 

歩夢「そして、後攻になっちゃうけど、相手を強制的に交替させる!これで実質あと2匹!」

 

 

 

せつ菜「さすがです歩夢さん!」

 

 

かすみ「あ。復活したんですね。」

 

 

せつ菜「いつまでも倒れてるのは退屈だったので……///」テレテレ

 

 

愛「オオスバメは本来素早いポケモンだから、満身創痍のフワライドだけになったら負けかな……。」

 

 

せつ菜「代わりに出てきたプテラも素早いポケモンです!果林さん、新しい仲間をゲットなされたんですね!?」キラキラ

 

 

 

 

『オオスバメはやけどをおった!』

 

 

 

果林「え……『おにび』は外れたわよ?」

 

 

歩夢「オオスバメの持ち物は『かえんだま』!持ってると火傷しちゃうんだ♪」

 

 

果林「なんでわざわざ不利になるようなどうぐを……。」

 

 

歩夢「……フフ。」

 

 

 

 

『オオスバメはやけどのダメージをうけた』

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン14〜

 

 

 

『オオスバメのからげんき!』→ネンドール

 

『ネンドールはたおれた!』

 

 

 

璃奈「そん……な……ガクっ。」リナチャンボード、バタンキュ

 

 

果林「璃奈ちゃん!?……そんな……。消耗してたとはいえ、効果抜群の冷凍ビームを半分以下で抑えてたネンドールが、等倍の技で倒されるなんて……!?」

 

 

かすみ「ピクシーがまったく攻撃面に振ってなかったのもありますけどね。」

 

 

せつ菜「ネンドールもアタッカーでしたからね。」

 

 

 

果林「いくらパワーがあってもひこうタイプ、これで終わらせる!」

 

 

 

『プテラのいわなだれ!』

 

『しかしプテラのこうげきははずれた!』

 

 

 

果林「ア……。」サラサラ…

 

せつ菜「それ私のやつですよ!?」

 

 

 

璃奈「まだリフレクターがある!次のターンで決めよう。」

 

 

果林「……、そうね。次のターンで決着よ!!」

 

 

歩夢「臨むところ!」

 

 

せつ菜「頑張ってください、歩夢さん!」

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン15〜

 

 

 

 

『オオスバメのからげんき!』→プテラ

 

 

 

歩夢せつ菜「いっけぇぇえ!!」

 

 

 

果林「ぐうぅッ……!?」

 

 

璃奈「大丈夫!リフレクターがある!」

 

 

 

愛「これは…………。耐えた!耐えきったぁぁああ!!!」

 

 

 

果林璃奈「これで決める!!」

 

 

 

果林「……、!宇宙に想いを、星に願いを……。煌めけ運命(ほし)よ!!ロイヤルブルー、スターフォーーールッ!!!

 

 

 

『プテラのいわなだれ!』→オオスバメ

 

『オオスバメはたおれた!』

 

 

 

 

かすみ「おわっ……た?」パチクリ

 

 

愛「決まったぁぁぁああ!!勝者、りなりー&果林!!堅実な試合運びで勝利をもぎとったーー!」

 

 

果林「やったわ!ありがとう、璃奈ちゃん♪」

 

 

璃奈「果林さんがフワライドを生き延びさせてくれたお陰。ふうせんのポケモンさんは強かった!」

 

 

せつ菜「ふうせんのぽけもんさん……。」ポケー

 

 

歩夢「1000匹近くいれば、誰でもトラウマはできるよね……アハハ。」

 

 

愛「いっや〜〜!いいバトルだったよみんな!」

 

 

 

[長かったけど]

 

 

 

かすみ「色んな意味でハラハラドキドキさせられましたけどね……。」

 

 

 

 

 

果林「それじゃあ次は、

 

 

 

[は〜いここまで♪]

 

[続きは次回☆]

 

 

 

歩夢せつ菜果林璃奈愛かすみ「え〜……。」

 

 

 

[え〜じゃありません!]

 

[長引かせたの、だれだっけ?]ゴゴゴゴ

 

 

 

歩夢せつ菜果林璃奈愛かすみ「ひいっ!?」

 

 

 

[というわけで次回は]

 

 

 

愛「はいはーい!愛さん、りなりー達とやりたい!」

 

 

果林「そう?……売られた勝負は、受けないわけにはいかないわよね?璃奈ちゃん。」

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード、やったるでー!」リナチャンボード、ヤッタルデー

 

 

歩夢「というわけで次回は、

 

 

かすみ「『もっと!』電撃ONLINE分室番外編!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!!」

 

 

せつ菜「果林さん、璃奈さんVSかすみさん、愛さんでお送りします!」

 

 

歩夢「ちゃんと解説できるかな……!?」ドキドキ

 

 

せつ菜「実況は任せてください!」

 

 

かすみ「盛り上げるのは大得意ですもんね……。」

 

 

 

歩夢「それじゃあみんな!」

 

 

 

せつ菜歩夢果林璃奈かすみ愛「またね〜♪」

 

 

 

〜ご視聴ありがとうございました〜

 

 

 

 

 

 

〜フリータイム〜

 

 

 

ワイワイ

 

ガヤガヤ

 

 

愛「……りなりー。」

 

 

璃奈「愛さん?」

 

 

愛「…………頼みがある。」

 

 

璃奈「わかってる。手加減はしない、最高のバトルにしよう!」リナチャンボード、ケッショウデアオウ!

 

 

愛「…………。」

 

 

璃奈「……訳あり?」

 

 

愛「…………、。」コクン

 

 

璃奈「それで、どんな?」

 

 

愛「お願い。かすみんを……………………とめて。」

 

 

 

 

to be continued ……



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もっと!!電撃ONLINE分室番外編:『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

ポケットモンスターダイヤモンド&パールをもっと楽しもう!今回も分室混合のマルチバトルで盛り上がる……はずでしたが、なにやら様子がおかしいようです。


もっと!!電撃ONLINE分室番外編:『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

〜収録再開〜

 

 

 

 

果林「今回はかすみちゃんと愛が相手してくれるのよね?」

 

 

かすみ「はい☆2人が頑張ってくれたら〜、かすみん、ちょっとだけ本気出しちゃうかもですよ☆」キャピ

 

 

果林「フフ。そんな見栄張らなくても、最初から全力で来ていいのよ?」

 

 

かすみ「…………フフ。」

 

 

果林「?」

 

 

かすみ「そうですか。…………知りませんよ?後悔しても。」マガオ

 

 

璃奈果林「……ッ!」ゾクッ

 

 

愛「りなりー!」

 

 

璃奈「……愛さん?」

 

 

愛「………全力で、来て……!!」

 

 

璃奈「………………、わかった。」リナチャンボード、マジ

 

 

 

 

 

 

〜 果林&璃奈 VS かすみ&愛〜

 

 

 

せつ菜「さ〜あ、やってきました!ポケットモンスターダイヤモンドパール延長戦!各々が背負った宿命(タイプ)を恨み、賛美し、ときにはデスり……。」

 

 

かすみ果林(自分のこと言ってるな……。)

 

 

せつ菜「共に歩んで幾星霜!育んだ絆は無限大!!その絆を力を技術を、知恵を!今解き放て、ポケモンマスターどもぉぉお!!」ウオー!

 

 

璃奈「いえー!」リナチャンボード、ヤッタルデー

 

愛「よっしゃー!」

 

歩夢「お、おー!」

 

 

 

[今回はそういう感じなんですね]

 

 

 

かすみ「まぁまぁいいじゃないですか(……今くらい楽しませてあげても)。」

 

 

果林「あら?珍しく達観してるのね?」

 

 

かすみ「1週間前のかすみんとは同じと思わない方がいいですよ〜?」

 

 

せつ菜「うるせえぞ野郎どもー!いいからさっさと、マルチバトルの、開幕だあーーッ!」

 

 

歩夢果林璃奈かすみ愛「お、おー!」

 

 

 

[進行はできてるし、良いか……]

 

 

 

 

『いけ!ヤドラン!』

『いけ!グライオン』

 

『いけ!ミカルゲ!』

『いけ!エレキブル!』

 

 

 

 

せつ菜「両者のポケモンが出揃いました!歩夢さん。この対面をどう見ますか?」

 

 

歩夢「グライオンはじめんタイプだから電気技が効かない……。愛ちゃん対策はバッチリだね!」

 

 

せつ菜「対して璃奈さんはみずタイプのヤドラン。電気も悪も弱点ですが……。」

 

 

歩夢「ヤドランは弱点を突かれたからって、容易に突破できるポケモンじゃないよ。それに璃奈ちゃん、水タイプ大好きだし♪」

 

 

せつ菜「そうなんですか?確かに、ペリッパーのトークでは熱が入ってましたね。」

 

 

歩夢「だからきっと、意地でも入れたかったんじゃないかな?」

 

 

せつ菜「なるほど!好きを貫くのもまた強さですからね♪」

 

 

歩夢「そして愛ちゃん達は……エレキブルにミカルゲ。」

 

 

せつ菜「エレキブルは殴り合いができるタフネスを持ちつつ、エレブー同様に色んなタイプの攻撃技や変化技が使えて器用なんですよ♪」

 

 

歩夢「ダブルバトルだと何してくるかわからないよね。かすみちゃんが選出したミカルゲは……、

 

 

せつ菜「ミカルゲは弱点がないのと耐久力の高さ、変化技のレパートリーが強みです!」

 

 

歩夢「ストーリーだと『さいみんじゅつ』で味方をサポートしてくれたね。」

 

 

せつ菜「この対面だと……やはり璃奈さんが不利なんでしょうか。」

 

 

歩夢「そうだね。私だったらあんまり居座りたくないかも……。」

 

 

せつ菜「……おおっと!早速動きがあったようです!」

 

 

 

 

 

 

〜ターン1〜

 

 

 

 

果林「早速狩らせてもらうわ!」

 

 

 

『もどれ!エレキブル!』

 

『いけ!ロトム!』

 

 

 

果林「逃げられた!?」

 

 

愛「へへ♪」

 

 

 

『グライオンのじしん!』→全体

 

『ロトムにはこうかがないようだ……』

 

 

 

璃奈「ぐえー。」リナチャンボード、イタイヨー

 

 

かすみ「いったーい☆」キャピ

 

 

せつ菜「愛選手!地面技を無効化する、特性『ふゆう』のロトムに交替してダメージを防いだー!!」

 

 

愛「弱点対策、当然……やるよね?」ニヤリ

 

 

果林「くっ……!」

 

 

歩夢「それにしても、ヤドランとミカルゲ硬いね。」

 

 

せつ菜「2匹とも、4分の1も効いてないんじゃないですか?」

 

 

璃奈「えっへん!」

 

 

かすみ「そんなの全然痛くありませんよ。……まあ、もう食らわないから意味ないんですけど。」

 

 

 

『ミカルゲのみがわり!』

 

『みがわりがあらわれた!』

 

 

 

せつ菜「かすみさんも『みがわり』!?」

 

 

果林「あら?二番煎じでいいのかしら?」クス

 

 

かすみ「……『あんなの』と一緒にしないでください。」

 

 

せつ菜「『あんなの』……これは、果林さんを挑発しているのでしょうか?…………でもなんだか今日のかすみさん、らしくないです……。」シュン

 

 

璃奈「かすみちゃん、ポケモンの型は人それぞれ。そこに優劣なんて無い……!」

 

 

かすみ「『ポケモンを生かすも殺すもトレーナー次第』ってやつ?やだなーりな子、そんなのもうわかってるよ☆」キャピ

 

 

璃奈「……なら、いい。」

 

 

かすみ「……だから『わからせる』んだよ。」

 

 

愛「……。」

 

 

 

『ヤドランのしんぴのまもり!』

 

『みかたはしんぴのベールにつつまれた!』

 

 

 

歩夢「これは上手い!しばらくの間『しんぴのまもり』のお陰で状態異常を防げるよ!」

 

 

せつ菜「『さいみんじゅつ』対策はバッチリですね!」

 

 

歩夢「でも愛ちゃん達も負けてない。地面技を無効化してヤドランの弱点もつけるカットロトムの動かし方が重要だね。」

 

 

せつ菜「ロトムはフォルムチェンジでタイプも変わるんですよ!芝刈り機に取り憑いたカットロトムはくさタイプが付きます!」

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン2〜

 

 

 

果林「『みがわり』も所詮は一時凌ぎ、起点にさせて貰うわよ!」

 

 

かすみ「……。」

 

 

 

『ミカルゲのまもる!』

 

『グライオンのはがねのつばさ!』→ミカルゲ

 

 

 

果林「『まもる』まで使えるの!?」

 

 

かすみ「当然。『みがわり』を見たら2人がかりで崩しにくるのはわかってますから。」

 

 

愛「次はこっちの番だー!」

 

 

 

『ロトムのめざめるパワー!』→グライオン

 

 

 

果林「え、ちょっと待って、何このダメージ!?」

 

 

かすみ「あ、ちゃんとめざパ厳選してきたんですね。」

 

 

愛「え、ああ、うん!アハハ……。」

 

 

果林「いやいやいやいや、ちょっと!?待って待って待って!!??」

 

 

 

『グライオンはたおれた!』

 

 

 

果林「 」チーン…

 

 

愛「っしゃ!」

 

 

 

『ヤドランのサイコキネシス!』→ロトム

 

 

 

愛「うおお!?」

 

 

璃奈「確かにロトムは強い。でも回復手段がないなら殴り続ければ倒せるのは同じ。フフ……あと2発。」

 

 

 

 

歩夢「それにしても、グライオンへのあのダメージ量は……間違い無いね。」

 

 

せつ菜「『めざめるパワー・氷』です!」

 

 

愛「バレちったか///」テレテレ

 

 

璃奈「ものすごい気合いの入り様……。」

 

 

果林「ねえ璃奈ちゃん。せつ菜が言ってた『氷』って?さっき厳選って言葉も聞こえたのだけど……。」

 

 

璃奈「『めざめるパワー』はソード&シールドにはない技だけど、ポケモンの個体によって威力やタイプが変わる技!」

 

 

果林「じゃあつまり、目覚めるパワーのタイプ次第ではピカチュウが炎技を撃てたりしちゃう……ってわけ?」

 

 

璃奈「ピンポンピンポン♪そして愛さんのカットロトムは氷タイプの目覚めるパワーでグライオンをワンキルしたのです!」

 

 

果林「色んな可能性ができて面白い技ね。」

 

 

 

 

せつ菜「解説したかったです……。」シュン

 

 

歩夢「ゆっくりやればいいよ。」ポン

 

 

 

[解説することないと暇ですよね〜]

 

 

 

 

 

『いけ!エアームド!』

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン3〜

 

 

 

歩夢「果林さんの2匹目はエアームド、

 

 

せつ菜「made in 歩夢さんです!」

 

 

歩夢「ソ、ソウダッタカナー?」ダラダラ

 

 

せつ菜「ストーリーでは圧倒的な耐久力と『のろい』ガン積みで数多の放送事故を生み出しました!」ペカー

 

 

歩夢「へー、スゴーイ。」

 

 

愛璃奈「じー……。」ジー…

 

 

歩夢「バトルが始まるよ!?ハハッ↑」ウラゴエ

 

 

 

『もどれ!ヤドラン!』

 

 

 

愛「おお!?」

 

 

かすみ「……ふぅん?」

 

 

 

『いけ!エルレイド!』

 

 

 

璃奈「全力でいく。それが友情だと信じてる……!」

 

 

愛「……来い、なりー!」

 

 

果林「え?そういう、少年漫画みたいなノリなの……?」

 

 

 

『ロトムの10まんボルト!』→エルレイド

 

 

 

璃奈「まだ平気……!」

 

 

愛「特殊技での突破はキツいか……!」

 

 

 

果林「私の切り札、見せてあげる!!」

 

 

 

『エアームドのちょうはつ!』→ミカルゲ

 

『ミカルゲはちょうはつにのってしまった!』

 

『ミカルゲはちょうはつされてかげぶんしんがだせない!』

 

 

 

かすみ「、小賢しい真似を……!」ギリ…

 

 

 

 

せつ菜「これは……『ちょつはつ』!?果林選手、見事にミカルゲの影分身を防いだぁぁあ!!」

 

 

歩夢「『みがわり』に『まもる』に『かげぶんしん』。これでミカルゲの立ち回りがわかったけど、居座るなら残り1つの技で戦わなきゃだね。」

 

 

せつ菜「かすみ選手、これは厳しいーー!」

 

 

かすみ「『厳しい』?こんなもの、逆境でもなんでもありませんよ。……『理不尽』に比べたら……ッ!!」

 

 

璃奈「……。」ジッ…

 

 

せつ菜「そういえば、『ちょうはつ』って変化技なのに『みがわり』の上から決まるんですね?」

 

 

歩夢「そうだよ。『みがわり』はとっても強力な技だけど、今の『ちょうはつ』や前回の『ふきとばし』みたいに、突破口がちゃんとあるんだ♪」

 

 

せつ菜「それで果林さんは『切り札』と言ったわけですね。」

 

 

かすみ「エルレイド……。」

 

 

 

せつ菜「エルレイドはエスパー・かくとうタイプです。豊富な大技で決定力があるのはもちろん、変化技によってエースもサポートもこなせる面白いポケモンなんですよ!」

 

 

歩夢「ヒーローみたいなカッコよさと、ラルトス系のあどけなさを醸し出すデザインも人気だよね♪」

 

 

 

かすみ「へぇ〜、そんなにかすみんのあくポケモンが怖いんだ〜?」ニヤニヤ

 

 

璃奈「今のかすみちゃんは、怖い……!」

 

 

かすみ「怖がっちゃや〜ん☆」キャピ

 

 

璃奈「……だから私が、ポケモンバトルの楽しさを教える!ポケモンバトルは、怖いものなんかじゃない……!」

 

 

かすみ「楽しさ?も〜、かすみんは可愛がられる担当なんですけど〜、」キャピ

 

 

 

 

かすみ「…………あんまり舐めたこと言ってると、可愛がっちゃうよ?」ギロ…

 

 

 

 

璃奈「!?…………負けない!」

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン4〜

 

 

 

愛「まずは弱点をつける方から!」

 

 

 

『ロトムの10まんボルト!』→エアームド

 

 

 

愛「……あれ?このエアームド、『脆い』!?」

 

 

 

『エアームドはカムラのみですばやさがあがった!』

 

 

 

果林「フフ♪エアームドはこんなこともできるのよ?」

 

 

 

『エアームドのはねやすめ!』

 

 

 

かすみ「とかいいつつ、チグハグじゃないですか。」

 

 

果林「色々できる方が応用が効くものよ♪」

 

 

璃奈「うん。それでいい!」

 

 

 

『エルレイドのインファイト!』→ロトム

 

『エルレイドのぼうぎょととくぼうがさがった!』

 

『ロトムはたおれた!』

 

 

 

愛「く、ヤドランのサイコキネシスが無ければ耐えたのに……!」

 

 

璃奈「ポケモンは1人で戦うものじゃない。」

 

 

かすみ「……。」

 

 

 

(かすみ「はい、ポケモンだって1人で戦うものじゃないってこと、見せてやります!」)

 

 

 

かすみ「……当てつけのつもり?」

 

 

璃奈「ポケモンもトレーナーも、1人で勝てない相手が出てきたとき、仲間と協力して、仲間に託して乗り越える。これが『繋がる』強さ。」

 

 

 

(かすみ「このバトンこそ、あなたに足りないもの……『繋がる』強さです!」)

 

 

 

かすみ「……だったら証明してみなよ。」ギリ…

 

 

 

『ミカルゲのあくのはどう!』→エルレイド

 

 

 

璃奈「!?」

 

 

せつ菜「特防downのエルレイドにミカルゲのタイプ一致技が突き刺さったーー!辛うじて耐えたものの、これはエルレイド万事休すか!?」

 

 

かすみ「ここで急所がでてたら、りな子はどんな顔を見せてくれたのかな?……フフ♪」

 

 

果林(対戦が始まってからかすみちゃんの様子がおかしい。)

 

 

愛「……、」

 

 

果林(それに愛ちゃんも、いつものキレがないような……。何かあったの?)

 

 

 

 

『いけ!エレキブル!』

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン5〜

 

 

 

 

果林「うだうだ言っても仕方ない、ここは攻撃あるのみよ!」

 

 

 

『エアームドのいわなだれ!』→相手2匹

 

 

 

『ミカルゲにはあたらなかった!』

 

 

 

かすみ「この外しは大きいですよぉ……♪まあ、どっちにしろエルレイドを守れないことに変わりはありませんけど。」ニヤァ

 

 

璃奈「大丈夫。守られようなんて、側から思ってない!」

 

 

 

『エルレイドのみちづれ!』

 

『エルレイドはあいてをみちづれにしようとしている!』

 

 

 

かすみ「……なっ!?」

 

 

 

『エレキブルはひるんでうごけなかった!』

 

 

 

愛「あちゃ〜。」

 

 

果林「フフ。この怯みは大きいわよ♪」

 

 

 

かすみ「……。」ギリッ…!

 

 

 

『ミカルゲのあくのはどう!』→エルレイド

 

『エルレイドはミカルゲをみちづれにした!』

 

『ミカルゲはたおれた!』

 

『エルレイドはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「こ、これは……!?一体なにが起こって……

 

 

歩夢「エルレイドの『みちづれ』の効果だよ。」

 

 

せつ菜「確か『相手を道連れにしようとしている』って……。」

 

 

歩夢「そう。それが『みちづれ』状態。この状態の自分を倒した相手を、文字通り『道連れ』にできちゃう凄い技なの!」

 

 

せつ菜「この技も『みがわり』貫通ですか……!?」

 

 

璃奈「ピンポンピンポン♪『絶対に一撃は耐えられる』状態の相手を身代わりごと一掃できちゃう凄い技なのです!」リナチャンボード、ドヤ!

 

 

かすみ「やってくれるじゃん……!!」ゴゴゴ…

 

 

愛「まさかこんな形で対策されるとは

 

 

かすみ「もう、手加減はしない……。」

 

 

果林「これで全員ラスト1匹、最終ラウンドよ!」

 

 

璃奈「うん、絶対に負けない!」

 

 

 

 

『いけ!ヤドラン!』

 

 

 

 

愛「こっちだって、最後まで全力でだよ……!」

 

 

かすみ「愛さんはヤドランを処理してくだい。あの鳥はこっちで落とします。」

 

 

愛「処理って……。」

 

 

かすみ「愛さんともあろうお方なら、できますよね?」

 

 

愛「…………わかった。」

 

 

かすみ「…………。じゃあ、終わらせますね。」

 

 

 

『いけ!バンギラス!』

 

『すなおこしですなあらしがまきおこった!』

 

 

 

 

せつ菜「これで全てのポケモンが出揃いましたが……ここでバンギラスですか。」

 

 

歩夢「いわ・あくタイプのポケモンだよ。砂嵐を起こす特性『すなおこし』のお陰でステータス以上の耐久を誇るんだ。」

 

 

せつ菜「あくタイプの中だと、純粋な強さでは最高峰です!

 

 

歩夢「そうだね。」

 

 

せつ菜「かすみさんが『終わらせる』といったように、等倍の殴り合いではほとんどのポケモンに勝ち目がありません……!」

 

 

 

 

 

 

〜ターン6〜

 

 

 

果林「そうやすやすと落とされるもんですか!」

 

 

 

『エアームドのいわなだれ!』→相手2匹

 

 

 

愛「あっぶな!?」

 

 

歩夢「ギリギリで耐えたね。」

 

 

愛「今度こそ!」

 

 

 

『エレキブルのかみなりパンチ!』→ヤドラン

 

 

 

璃奈「ま、まだ……!倒れるもんか!」

 

 

せつ菜「おおっと!!ヤドラン、意地で踏みとどまったーー!出たな妖怪『ミリ残し』!!」

 

 

歩夢「あはは……。やっぱりヤドランは頼もしいね。」

 

 

 

『バンギラスのだいもんじ!』→エアームド

 

 

 

果林「ええ!?」

 

 

 

『しかしバンギラスのこうげきははずれた!』

 

 

 

果林「ふぅ……。」ホッ

 

 

かすみ「まだ大丈夫……。」

 

 

 

『ヤドランのなまける!』

 

 

 

璃奈「まだ、戦える……!!」

 

 

 

 

せつ菜「全員が常に死と隣り合わせ……。なかなか熱い展開になってきましたね〜!」

 

 

歩夢「うん!愛ちゃんとかすみちゃんがタイプでは有利だけど、

 

 

せつ菜「果林さんと璃奈さんは回復技でヘイトをコントロールしつつ、上手く助け合っている印象ですね!」

 

 

歩夢「……次のターンでほとんど決まり、かな。」

 

 

 

 

 

 

〜ターン7〜

 

 

 

 

果林「ごめんね璃奈ちゃん。後は頼むわよ!」

 

 

璃奈「え……?」

 

 

 

 

 

果林「……、!燃やすぜ、命!思いのままに!!ブレイブヒート、フェニックス!!!」

 

 

 

 

『エアームドのブレイブバード!』→エレキブル

 

 

 

 

 

璃奈「果林さーーん!!」

 

 

 

『エレキブルはたおれた!』

 

 

 

愛「そん、な……グハッ!?」バタッ

 

 

果林「これで……勝機はできた、わ……!」ボロ…

 

 

 

せつ菜「決まったーー!!エアームド捨て身の『ブレイブバード』!!!自分も反動ダメージを受ける代わりに超威力の大技を叩き込み、見事相性不利のエレキブルを撃破ぁぁあ!!!」

 

 

歩夢「『いわなだれ』は相手をまとめて攻撃できるけどたまに外しちゃうんだよね……。命中安定の『ブレイブバード』を、果林さんは最後まで隠し持ってたんだ。」

 

 

 

かすみ「……。」

 

 

 

『バンギラスのだいもんじ!』→エアームド

 

 

 

せつ菜「おおーっとぉ!?こっちも特大の隠し玉だぁー!」

 

 

果林「な、何このパワーは……!?バンギラスは物理のポケモンじゃ……!?」

 

 

 

『エアームドはたおれた!』

 

 

 

かすみ「そうですよ?でも、物理特殊の片方しかこなせない底辺どもとは違うんです。」

 

 

璃奈「ポケモンに底辺も頂点も無い……!!」

 

 

愛「か、片方を極めて活躍してるポケモンもいるけどね!?」オロオロ

 

 

かすみ「……。」

 

 

 

『ヤドランのなまける!』

 

 

 

歩夢「これでヤドランとバンギラスのタイマンだね……!」ゴクリ

 

 

せつ菜「相性的には……どちらも弱点をつけるので互角でしょうか?」

 

 

歩夢「ヤドランには『なまける』があるけど、バンギラスには砂嵐のとくぼうupがある。こればっかりはやってみないとわからない……!」

 

 

 

 

 

 

〜ターン8〜

 

 

 

 

璃奈「果林さんの覚悟も、愛さんの想いも……無駄にはしない!」リナチャンボード、マジ!

 

 

かすみ「……。」

 

 

璃奈「かすみちゃん。……全力で楽しもう、ポケモンバトルを!」

 

 

かすみ「……そうだね。全身全霊で『愉しませて』もらうよ、りな子。」ニヤ…

 

 

 

『バンギラスのでんじは!』

 

『ヤドランはまひしてわざがでにくくなった!』

 

 

 

せつ菜「ここに来て『でんじは』!?」

 

 

歩夢「これは……まずいね。」

 

 

せつ菜「確かに、タイマンではすばやさが下がってしまう麻痺は致命的です……!」

 

 

歩夢「それだけじゃない。バンギラスみたいな『いわ』や『あく』タイプのポケモンのメインウェポンは……、

 

 

せつ菜「ミカルゲが使った『あくのはどう』や、エアームドが使ってた『いわなだれ』……、!?」

 

 

歩夢「璃奈ちゃん……勝ってとは言わない。どうか、折れないで……!」

 

 

 

 

『ヤドランのしおみず!』

 

 

 

果林「ダメージは3割くらい……。倒すにはあと3発!」

 

 

愛「いや、2発。」

 

 

果林「え?」

 

 

せつ菜「ああ……愛さん、聡明な方だと思ってたのに、エレキブルがやられたのがショックで算数までできなくなってしまうなんて……!?」

 

 

歩夢「いや、2発であってるよ。」

 

 

せつ菜「だって、0.3を3倍しても1には届きませんよ!?」

 

 

歩夢「お、落ち着いてせつ菜ちゃん。『しおみず』はもともと威力が高い技じゃないけど、HPが半分以下の相手には威力が2倍になるの!」

 

 

せつ菜「なるほど……すごくダブルバトル向きな技ですね!」

 

 

歩夢「うん♪仲間が削った相手に止めを刺すのにはピッタリな技だよ!」

 

 

せつ菜「これで、あと2発でバンギラスを仕留められます!」

 

 

歩夢「『撃てれば』の話だけどね……。」

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン9〜

 

 

 

 

かすみ「どうしたのりな子。ほら、スマイルスマイル☆」

 

 

璃奈「……諦めない!」

 

 

 

『バンギラスのいわなだれ!』

 

 

 

愛「このダメージなら、確定4、5発ってところか……。」

 

 

果林「2回に1回動けば勝ちよ!」

 

 

 

『ヤドランはひるんでうごけなかった!』

 

璃奈「……!」

 

 

 

せつ菜「これは……。持ってない!あくタイプの技を切ってます!だったら……最大打点が等倍の物理技なら、いけますよ!」

 

 

歩夢「そうかな……?私には、かすみちゃんはまだ『何か隠してる』ように見える。」

 

 

せつ菜「も〜、心配し過ぎですよ。とにかく、これでまだ勝負は分かりません!!」

 

 

 

 

 

 

〜ターン10〜

 

 

 

 

『バンギラスのいわなだれ!』

 

 

 

果林「まだHPは緑……、頑張って璃奈ちゃん!ヤドラン!」

 

 

璃奈「ありがとう果林さん。仲間の応援があれば、まだまだ頑張れる!」

 

 

 

『ヤドランのなまける!』

 

 

 

せつ菜「おおっとーー!ヤドランには『なまける』があったー!これで全快、一気にヤドラン有利です!!」

 

 

 

かすみ「……せいぜい足掻けば?」ボソ

 

 

 

 

 

 

〜ターン11〜

 

 

 

『バンギラスのいわなだれ!』

 

『ヤドランのなまける!』

 

 

 

 

〜ターン12〜

 

 

『バンギラスのいわなだれ!』

 

『ヤドランのなまける!』

 

 

 

〜ターン13〜

 

『バンギラスのいわなだれ!』

 

『ヤドランはひるんでうごけなかった!』

 

 

〜ターン14〜

 

 

『バンギラスのいわなだれ!』

 

『ヤドランのなまける!』

 

 

 

 

〜ターン15〜

 

 

『バンギラスのいわなだれ!』

 

『ヤドランのしおみず!』

 

『きゅうしょにあたった!』

 

 

 

 

かすみ「…………!!??」

 

果林「やった!」

 

 

 

せつ菜「はいっ、た……?はいった!バンギラスに会心の一撃!!これで『しおみず』の威力は2倍!一撃圏内だぁぁあ!!!」

 

 

歩夢「まさか、こんなことが……!?璃奈ちゃん……。」

 

 

かすみ「……。」プルプル

 

 

愛「まだいけるよ!1発で落とせなくても、このまま怯ませまくって完勝d

 

 

かすみ「さない。」ボソ

 

 

璃奈「……!」

 

 

かすみ「許さない。また、そうやって否定する……。勝たせてあげられる勝負なのに!」

 

 

愛「……。」

 

 

 

(かすみ「勝たせてあげられた勝負だったのに……!」)

 

 

 

愛「かすみん……。」

 

 

 

かすみ「ユルサナイユルサナイユルサナイゆるさない許さない!!」

 

 

果林「ちょっと!?どうしたのよかすみちゃん!?」

 

 

せつ菜「かすみさん!?」

 

 

 

歩夢「……。」

 

 

 

璃奈「来る……!」

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン16〜

 

 

 

 

かすみ「……。もう、『愉しむ』のはやめた。…………『潰す』!!」

 

 

璃奈「ポケモンバトルは相手を否定する為にやるものじゃない!」

 

 

かすみ「うるさいよ……。でも、いっか。もう、終わったことだし。」

 

 

璃奈「まだ終わってな

 

 

 

『バンギラスのあくのはどう!』

 

『ヤドランはたおれた!』

 

 

 

璃奈「そん……な…………。」ガクッ

 

 

かすみ「わかった?……これが『ポケモン』だよ。」

 

 

果林「……え?」

 

 

愛「…………ごめん。」

 

 

璃奈「…… …… …… ……」

 

 

 

 

せつ菜「…………へ?……あく、技?なんで……

 

 

歩夢「やっぱり……かすみちゃんは、わざと『あくのはどう』を撃たなかったんだ。」 

 

 

せつ菜「なんで

 

 

歩夢「敢えてダメージの少ない『いわなだれ』で運ゲーをしかけ……いや、仕掛けているように見せて、『勝てるかもしれない』と思わせてた。」

 

 

せつ菜「なんでそんなこと、なんの為に……!?」

 

 

歩夢「……半分は、足掻く璃奈ちゃんを見て、絶対的な勝利を『愉しむ』為。」

 

 

せつ菜「なんですか、それ……。璃奈さんは本気で戦ってたのに!そんな弄ぶような真似、失礼です!」

 

 

歩夢「残りの半分は……、

 

 

せつ菜「半分は……!?」

 

 

歩夢「…………。」ウツムキ

 

 

せつ菜「…………言ってください。」

 

 

歩夢「……『絶望』させる為。」

 

 

せつ菜「絶望させるって、かすみさんは何がしたいんですか……ッ!」

 

 

歩夢「璃奈ちゃんのあの言葉が、かすみちゃんの逆鱗に触れたんだろうね……。」

 

 

せつ菜「あの言葉……?」

 

 

歩夢「ねえ、覚えてる?璃奈ちゃんがエルレイドを出したときに言ったこと。」

 

 

せつ菜「えっと、確か……、

 

 

 

 

(璃奈「……だから私が、ポケモンバトルの楽しさを教える!」

 

かすみ「楽しさ?…………あんまり舐めたこと言ってると、可愛がっちゃうよ?」)

 

 

 

 

せつ菜「ポケモンバトルは楽しいものだと言ってました。」

 

 

歩夢「そう。そして事あるごとに、璃奈ちゃんはポケモンバトルが楽しいものだって、憎しみをぶつける道具じゃないって、かすみちゃんに訴えてた。」

 

 

せつ菜「そうです!今日のかすみさん、おかしいです!あんなに、あんなに楽しそうにポケモンしてたのに……。」グス…

 

 

歩夢「何があったのかはわからないけど、今のかすみちゃんはポケモンへの憎しみ……いや、歪んだ愛情に飲まれてる。」

 

 

せつ菜「……。」

 

 

 

 

(せつ菜「やった……!ついに、あの忌まわしきデブ猫を、この手で葬ってやったぜ……!ハハ……アッハッハッハッハッハッハッハ//////ざまあ見ろ、雑魚があッ!!!!」)

 

 

 

 

せつ菜「そんなの……ダメです!!」

 

 

歩夢「せつ菜ちゃん……?」

 

 

 

 

(かすみ「せつ菜先輩は……猪突猛進で、たまに周りが見えなくて、ちょっと抜けてる所があるけど!だけど!……とっても優しい人なんです!絶対に人や、人の大好きを侮辱するなんてこと、しないんです!!」ポロポロ)

 

 

 

 

せつ菜「憎しみに囚われて大切なものを見失いそうになったとき、呼び戻してくれたのは……かすみさん、あなたじゃないですか……!」プルプル

 

 

歩夢「……。」コクン

 

 

 

 

(果林「そうね。せつ菜の布教癖には振り回されっぱなしだけど……大好きな気持ちに正直で、無邪気に笑うあなたが好きだから、私たちはこうしてあなたの側にいるのよ?」)

 

 

 

 

せつ菜「あのとき私は、私には……!あなた達がいてくれたから……!!」プルプル

 

 

 

 

(かすみ「今をときめくかすみんは、大好きな先輩達と一緒で幸せ者です♪」ニコ♪)

 

 

 

 

せつ菜「……今度は、私が!!…………もう、大好きな人を、泣かせはしない!二度と……!!」

 

 

歩夢「……覚悟、決まったみたいだね。」

 

 

せつ菜「はい…………歩夢さん。頼みがあります……!」

 

 

 

to be continued ……



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もっと!!!電撃ONLINE分室番外編:『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

電撃ONLINE分室番外編:『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!がついに、堂々の完結!?

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もっと!!!電撃ONLINE分室番外編:『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!

 

 

 

 

〜休憩時間?〜

 

 

 

 

璃奈「今回は、せつ菜&歩夢VS果林&璃奈、かすみ&愛VS果林&璃奈に引き続き、せつ菜&歩夢VSかすみ&愛をお送りします。」

 

 

果林「凄い急な進行ね。」

 

 

璃奈「今回もどうせ長期戦になるから、尺調整。落ち着いて喋れるうちに進行は撮っておく。」

 

 

果林「それってカメラ回ってないところで言うものじゃ……でも、そうね。収録が再開したら、もう落ち着いてなんていられなさそうだもの。」

 

 

璃奈「ありがとう。」

 

 

果林「璃奈ちゃんは本当に強い人なのね。……それじゃ、進行してくわよ!」

 

 

璃奈「ルールは1人につき2匹を持ち寄ってのマルチバトル。そしてもう一つのルールが、

 

 

果林「『タイプ縛り』、よね♪1つのタイプのポケモンしか使えない特別ルールよ。」

 

 

璃奈「みんなのタイプをまとめるとこんな感じ。」

 

 

 

ダーツ

[ノーマル × 歩夢

かくとう × せつ菜

エスパー × 璃奈

あく × かすみ

はがね

ひこう × 果林

でんき × 愛

いわ

むし]

 

 

 

果林「私たちは冒険の初めにダーツで決めたけど……璃奈ちゃん達もやってたのね?」

 

 

璃奈「果林さん達がトバリシティに着く前くらいに。」

 

 

果林「気づかなかった……。」

 

 

璃奈「そして現在の戦績は、せつ菜さん達が1敗、かすみちゃん達が1勝、

 

 

果林「私と璃奈ちゃんが1勝1敗ね。」

 

 

璃奈「負けられないバトルだったのに……。」リナチャンボード、シュン…

 

 

果林「そうね。かすみちゃん達とのバトルでは、珍しく熱くなっていたようだけど……。やっぱりかすみちゃんの様子と関係ありかしら?」

 

 

璃奈「……うん。なんだか、2人のことを思い出しちゃって。」

 

 

果林「2人?」

 

 

璃奈「愛さんと、歩夢さん。ソード&シールドのレビューのとき。」

 

 

果林「ああ、あれね。ピカチュウとドリュウズの対決は凄まじかったわね……。」ハハ…

 

 

 

[くわしくは]

 

[ファミ通App分室番外編:戦場は大荒れ!?要塞怪獣を攻略せよ!『ポケットモンスターソード&シールド』に3人が挑戦!]

 

[を見てね!]

 

すたっふ(ファミ通のスタッフさん、ご愁傷様です……)

 

 

 

 

 

璃奈「……かすみちゃん、顔は笑ってるのに……怖かった。冷たい目……いや、静かだけど、煉獄みたいに燃えてた。……前の歩夢さんとはまた違う、哀しい目。」

 

 

果林「『哀しい』……?」

 

 

璃奈「うん。あれはポケモンに絶望した人の目。だから、本気でポケモンバトルして、ポケモンの楽しさを思い出して欲しかった。けど……、

 

 

果林「……。」

 

 

璃奈「だめだった……!私が、もっと、愛さんや歩夢さんみたいに、強ければ……!!」ウルウル

 

 

果林「……それは違うわよ。」

 

 

璃奈「え……?」

 

 

果林「『勝った者が正しい』って考えの人に力で勝って認めさても、それって自分も『勝った者が正しい』って言ってるだけじゃない?」

 

 

璃奈「…………果林さん、たまに鋭いこと言う。」

 

 

果林「『たまに』は余計よ。」ナデナデ

 

 

璃奈「ふぇ!?///」リナチャンボード、⁉︎///

 

 

果林「……よく頑張ったわね、璃奈ちゃん。」

 

 

璃奈「かりんさん……、」ポロポロ

 

 

果林「次はその歩夢と愛の対決なんでしょ?だったらきっと悪いことにはならないわ。」

 

 

璃奈「……うん!」

 

 

果林「そろそろみんな戻って来る頃ね。」

 

 

璃奈「うん。準備はバッチリ!実況解説は天王寺璃奈と、

 

 

果林「朝香果林でお送りするわよ♪」

 

 

 

[お送りします!] ワスレンナヨ?

 

 

 

璃奈「さあ、

 

 

璃奈果林「ポケットモンスターの世界へ!」

 

 

 

 

 

 

 

璃奈果林「『もっと!』電撃ONLINE分室番外編!『ポケットモンスターダイヤモンドパール』クリアするまで帰れま10(テン)!」

 

 

 

 

ピッ…

 

 

 

果林「それじゃあ、みんなと合流しましょうか。」

 

 

璃奈「……うん。」

 

 

果林「まだ調子出ない?」

 

 

璃奈「果林さん。」

 

 

果林「なに?」ニコ

 

 

璃奈「…………ごめんなさい。」

 

 

果林「どうしたの急に?バトルで負けたことなんて、全く

 

 

璃奈「そうじゃない。その……たぶん、いや、確実に……。」

 

 

果林「?」

 

 

璃奈「これから果林さんが目にするものは、ポケットモンスターの……いや、ポケットモンスターに魅せられた人の闇。」

 

 

果林「闇?」

 

 

璃奈「本当は見せたくなかった。……ポケモンに触れて間もない今が、1番楽しい時期になるはずだったのに……。」

 

 

果林「もう、大げさね。心配しないで?……いつも見栄張ってる癖して人一倍劣等感と自己嫌悪が強い、あの手のかかる後輩のことでしょ?もう、嫌というほど知ってるわよ。」

 

 

璃奈「気づいてたの……?」

 

 

果林「ま、まあね……。」

 

 

璃奈「ポケモンは楽しいゲームだけど、人の心の闇の部分を如実に映し出す恐ろしさももってる。」

 

 

果林「魅力的ゆえに……ね。」

 

 

璃奈「いつか、その闇にぶつかっても……乗り越えた先には、きっと暖かい未来がまってるから……ポケモンを嫌いにならないでほしい。」

 

 

果林「ええ。いつかその時が来たら……よろしくね。」ニコ

 

 

璃奈「うん!」

 

 

果林「さあ、

 

 

果林璃奈「いくわよ(こう)!」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜1週間前、某所〜〜

 

 

 

愛「じゃあ、とりあえず今の中須かすみを見せてもらうよ。」

 

 

かすみ「へ?」

 

 

愛「どのバージョンでも構わない。1番自信のあるロムでかかってきな……!」

 

 

かすみ「……。」コクン

 

 

 

 

 

〜愛VSかすみ〜

 

 

 

かすみ「……本気でいきますッ!」

 

『いけ!ミミッキュ!』

 

 

 

愛「……なるほど?」

 

『いけ!クレベース!』

 

 

 

 

かすみ「…….!」

 

『ミミッキュのつるぎのまい!』

 

 

 

愛「……。」

 

『クレベースのアイアンヘッド!』

 

『ミミッキュのばけのかわがはがれた!』

 

 

 

かすみ「まだまだ!」

 

『ミミッキュのドレインパンチ!』

 

『ミミッキュのいのちがけずられた!』

 

 

 

かすみ「半分削りきりました!次で仕留め

 

 

愛「『次』なんてない。だから弱いんだよ……。」ハァ…

 

 

 

『クレベースのゆきなだれ!』

 

『ミミッキュはたおれた!』

 

 

 

かすみ「…………へ?」

 

 

愛「狼狽えてる時間はないよ……。」ゴゴゴ…

 

 

かすみ「そ、そうだ!満身創痍のデクノボウなんて起点にしてやります!」

 

 

 

『いけ!パッチラゴン!』

 

 

愛「……。」

 

 

かすみ「いっけぇぇえ!ダイマックス!』

 

 

 

『パ ッ チ ラ ゴ ン……』ガオー

 

 

 

愛「……愚策。」

 

 

 

『パッチラゴンのダイジェット!』

 

『パッチラゴンのすばやさがあがった!』

 

 

愛「……はぁ。」タメイキ

 

 

かすみ「……た、耐えた!?そんな、バカな!!?」

 

 

愛「……貧弱すぎる。」

 

『クレベースのゆきなだれ!』

 

 

 

かすみ「!!?……よし、耐えた!次でとどめ!」

 

 

 

『パッチラゴンのダイサンダー!』

 

『あしもとにでんきがかけめぐった!』

 

『クレベースはたおれた!』

 

 

 

かすみ「これでイーブンです!」

 

 

愛「……いや、終 わ りだよ。」

 

 

『いけ!サザンドラ!』

 

 

 

かすみ「……よし!ダイマックスは無し!なら素早さの上がったパッチラゴンが先に

 

 

 

『サザンドラのだいちのちから!』

 

『パッチラゴンはたおれた!』

 

 

 

かすみ「え……?なんで……。」

 

 

愛「……だしな、次のポケモンを……!」

 

 

かすみ「まだ!まだ終わってない!!」

 

『いけ!ロトム!』

 

 

愛「ヒートロトム……。諦めた方がポケモンのためだよ。」

 

 

かすみ「そんなの、やってみなきゃわかんないじゃないですか!?」

 

 

 

愛「だったら、思う存分やりゃいいさ。」

 

 

 

『もどれ!サザンドラ!』

 

 

『サ ザ ン ド ラ……』ガオー

 

 

かすみ「!?……、!』

 

 

 

 

 

かすみ「…… ……」ガクッ

 

 

愛「あたしの勝ち……いや、あんたの負けだよ。」

 

 

かすみ「……なんで、なんで勝てない!なんで、こんな負け方……!!」ギリ…

 

 

愛「……かすみん。強くなるってのはこういうことなんだ。」

 

 

かすみ「……。」

 

 

愛「『勝つため』にポケモンをやると、必然的に相手の勝機を絶って『詰ませる』戦い方になる。それは、少なからず相手を絶望させることなんだよ……!?」ウル…

 

 

かすみ「だから何ですか。私は諦めません!強くならなきゃダメなんです!!」

 

 

愛「バトルで強くなることだけがポケモンじゃない!…………今なら間に合う!」ジワ…

 

 

かすみ「……嫌です。」

 

 

愛「…………愛さん、今のかすみんにポケモン教えるのやだよ。こんなふうになって欲しくない……!」ポロ…

 

 

かすみ「……。」

 

 

愛「……かすみん、そんな苦しそうな目してなかったじゃん!ねえ、いつものかすみんに戻ってよ!また

 

 

かすみ「すみません、もう……戻れないんです。愛さんが教えてくれないなら、独りでも強くなってみせる……!」クルッ

 

 

愛「まって!」

 

 

 

 

 

 

 

〜〜収録前、朝〜〜

 

 

 

かすみ「愛さん!おっはよ〜ございま〜す♪」

 

 

愛「かすみん……。」

 

 

かすみ「もう!なに辛気臭い顔してるんですか!?今日は待ちに待った対戦レビューなんですよ?」

 

 

愛「かすみん。……ごめんね。愛さん、かすみんにポケモンの楽しさを忘れてほしくなくて、わざと辛く当たっちゃった……。」

 

 

かすみ「いいんですよそんなこと。それより!準備運動、しません!?」ウズウズ

 

 

愛「準備運動……?」

 

 

かすみ「決まってるじゃないですか〜、目と目があったら……、

 

 

かすみ愛「ポケモンバトル!」

 

 

かすみ「……。」ニヤ…

 

 

 

『いけ!デンチュラ !』

 

『いけ!テッカグヤ!』

 

 

 

『もどれ!デンチュラ !』

 

『デ ン チュ ラ ……』ガオー

 

 

 

『もどれ!テッカグヤ!』

 

『テッ カ グ ヤ……』ガオー

 

 

 

『デンチュラのダイウォール!』

 

『テッカグヤのダイロック!』

 

『デンチュラはこうげきからみをまもった!』

 

 

 

かすみ「……!」

 

 

 

『デンチュラのダイサンダー!』

 

『あしもとにでんきがかけめぐった!』

 

『テッカグヤのダイロック!』

 

『すなあらしがまきおこった!』

 

 

 

愛「……!?(耐えた……?このデンチュラ、何か変だ)」

 

 

かすみ「どうしたんですか?『先輩』が大切にしてた、楽しいポケモンバトルですよ?もっとたのしみましょう?」ニコ

 

 

愛「……!?」ゾクッ…

 

 

愛(笑顔なのに、なんて気迫してんのさ……!?準備運動なんて気概じゃない、何か、怨念のような凄み……!)

 

 

かすみ「愛さん?」キョトン

 

 

愛「あ〜、ごめんごめん!続けよ?(私の目の前にいるのは、本当に『あの』かすみんなの……!?)」

 

 

 

『すなあらしがデンチュラをおそう!』

 

 

 

『もどれ!テッカグヤ!』

 

『いけ!ガラガラ!』

 

 

 

かすみ「……リージョンフォーム。まあ、ここはテッカグヤを下げざるを得ませんよねぇ……♪」

 

 

 

『デンチュラのダイアーク!』

 

『ガラガラのとくぼうがさがった!』

 

 

 

愛「そんな!?」

 

 

かすみ「フフ。これでテッカグヤもガラガラも、デンチュラの一撃圏内ですねぇ♪」

 

 

 

『すなあらしがポケモンたちをおそう!』

 

 

 

『デンチュラのまもる!』

 

『ガラガラのフレアドライブ!』

 

『デンチュラはこうげきからみをまもった!』

 

 

 

かすみ「愛先輩……。ロマンやエンターテイメント、ポケモンの楽しさを大切にする人。…………虫唾が走る。」ボソッ

 

 

愛「……!?」

 

 

 

『すなあらしがポケモンたちをおそう!』

 

 

 

『デンチュラのふいうち!』

 

『ガラガラはたおれた!』

 

 

 

『すなあらしがデンチュラをおそう!』

 

 

『いけ!ボルトロス!』

 

 

 

かすみ「純粋な強さと型の多さを誇るテッカグヤを『ちくでん』の霊獣ボルトロスで相性補完……それが、『強くなる』ってことなんですか?」

 

 

愛「……そっちだって、『準備運動』にしては気合い入り過ぎじゃない……ッ!?」

 

 

 

『もどれ!デンチュラ !』

 

『いけ!ピクシー!』

 

『ボルトロスのわるだくみ!

 

 

 

かすみ「……。」

 

 

愛「へえ?なかなか強気じゃん?(かすみんはこんな、ブラフや策を弄するようなプレイスタイルじゃなかったのに……!?)」

 

 

 

『すなあらしがポケモンたちをおそう!』

 

 

 

『ボルトロスのヘドロウェーブ!』

 

『ボルトロスのいのちがけずられた!』

 

『ピクシーのアンコール!』

 

 

 

愛「……くっ、」

 

 

 

『すなあらしがやんだ!』

 

 

 

『もどれ!ボルトロス!』

 

『いけ!テッカグヤ!』

 

 

『もどれ!ピクシー!』

 

『いけ!シャンデラ!』

 

 

 

愛「!?(交替読み……!?)」

 

 

 

 

かすみ「シャンデラのもちものは『こだわりスカーフです。デンチュラには『ふいうち』があります。……『詰み』です♪」

 

 

 

『シャンデラのだいもんじ!』

 

『テッカグヤはたおれた!』

 

 

 

愛「……いや、まだ!ボルトロスには『わるだくみ』がある!」

 

 

 

『いけ!ボルトロス!』

 

 

 

かすみ「『ふいうち』のPPが切れるまで『わるだくみ』を積む……その勇気、ありますか?」ニコ

 

 

愛「上等だ、やってやろうじゃん!!(私は一体、誰と戦ってるの……!?)」

 

 

 

『シャンデラのだいもんじ!』

 

 

 

かすみ「あらら。耐久無振りなら最低乱数でしょうか……耐えられちゃいましたねえ。」

 

 

 

『ボルトロスのあくのはどう!』

 

『ボルトロスのいのちがけずられた!』

 

 

 

愛「…………な、」

 

 

 

『シャンデラはたおれた!』

 

『いけ!ピクシー!』

 

 

かすみ「『ふいうち』と『わるだくみ』の読み合いを、させてもらえるとでも?……フフ、残念です……♪」

 

 

愛「…………、」

 

 

かすみ「『先輩』ともあろうお方なら、もう可能性なんて残ってないことくらい、気づいているものかと思ってたんですけど。」

 

 

愛「………………、くそっ!」ダンッ!

 

 

かすみ「『だいもんじ』をしのげば勝てるって思いました?……自分のポケモンのHP管理くらい、できるようにしたいものですね。」ニコ

 

 

『ボルトロスのヘドロウェーブ!』

 

『ピクシーはたおれた!』

 

『ボルトロスのいのちがけずられた!』

 

 

 

『ボルトロスはたおれた!』

 

 

 

愛「……クソッ、ちくしょう……!」ガクッ

 

 

かすみ「勝つためにポケモンをやるのは、相手の勝機を絶って詰ませて、少なからず相手を絶望させること。でしたよね?」

 

 

愛「なんで……!」

 

 

かすみ「愛さん。……かすみん、独りでも強くなれましたよ……♪」ニコ♪

 

 

愛「…………。」

 

 

かすみ「……じゃあ、今日もよろしくお願いしますね♪といっても、本気を出すようなことにはなりませんけど。」スタスタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜現在、収録ルーム〜〜

 

 

 

 

果林「……というわけで、いきなりだけどチームの紹介よ!」

 

 

せつ菜歩夢愛かすみ「おーっ!」

 

 

 

果林「まずはせつ菜&歩夢チーム!勇気を、夢を、感動を!その拳で明日へ繋げ!ハッスルマッスルがんバルク!優木せつ菜!」

 

 

せつ菜「いきます……ッ!」

 

 

璃奈「そして相棒は……、甘く、重く、狂おしく!愛が全てさ、僕らの時代はここから始まる!上原歩夢!!」

 

 

歩夢「……この戦いは、負けられない……ッ!」

 

 

 

果林「対するはかすみ&愛チーム!悪賢さと圧倒的なパワーのギャップが光る!中須ーー、かすみ!」

 

 

かすみ「も〜、なんだか照れちゃいますねぇ///」テレテレ

 

 

璃奈「もう1人は……、いつだってそこにある愛という光……。僕らを導く心の絆!宮下愛!」

 

 

愛「勝つだけじゃだめなんだ……。もう、負けない……!!勝ち負けよりも大事なものを、この戦いで取り戻す!」

 

 

 

 

 

[ちょっと、みなさん?]

 

[これゲームレビューですよ?]アタフタ

 

[面白おかしく、楽しくやるやつですよ!?]

 

[なんでそんなマジな雰囲気なんですか!?]

 

 

 

果林「これで全員ね。じゃあ早速、みんな位置についてちょうだい。」

 

 

 

[無視された……]

 

[しゅん]

 

すたっふ(ああぁぁ、杞憂が杞憂じゃなくなった……)

 

 

 

かすみ「かすみんいっちばーん♪」

 

 

せつ菜「……、」チラッ

 

歩夢「……、」コクン

 

 

愛「じゃあ愛さんもそっち

 

 

せつ菜「うおお〜!」

 

 

かすみ「ちょっ!?なんでせつ菜先輩がこっちくるんですか!!」

 

 

愛「かすみんのパートナーは愛さん……って、歩夢なんでブロックすんの!?」ガシガシ

 

歩夢「まあまあ♪」ガシガシ

 

 

せつ菜「愛さん、失礼を承知でお願いです。………どうか、本気で戦ってください!!」

 

 

愛「言われなくても本気

 

 

歩夢「嘘はだめだよ。さっきまでの愛ちゃん……本気じゃなかったでしょ?」

 

 

かすみ「そうなんですか?」キョトン

 

 

歩夢「う〜ん……正確には、かすみちゃんと一緒じゃ戦いにくいって感じかな?」

 

 

愛「そんなこと!」

 

 

せつ菜「ないというなら、証明してください!かすみさんと本気で向き合うことで……!!」

 

 

愛「……。」

 

 

せつ菜「かすみさんと向き合うのは任せます。……でも、並び立つのは、同じ冒険を共にした私の役目です!!」

 

 

愛「せっつー……。」ウル…

 

 

歩夢「愛ちゃんは独りじゃないよ?それとも……私じゃ背中を預けるの、不安?」

 

 

愛「……いや、そんなことない。」ジワ…

 

 

 

愛「……………………。」グシグシ

 

 

 

愛「歩夢が相棒なら、誰が相手でも負ける気しないね!」ニッ

 

 

歩夢「うん!私たちのコンビなら、

 

 

歩夢愛「「最強で最高だ!」」

 

 

 

 

 

璃奈「これ、は…………?」アゼン

 

 

果林「まったく……最後の最後でめちゃくちゃしてくれるわね。」クス

 

 

 

[もう戦績だしても意味ないですね〜]

 

すたっふ(なんとしてもお蔵だけは……!)

 

 

 

果林「別にいいんじゃない?あの4人はみんな、戦績なんかよりもっと大事なものの為に戦ってるんだから。」

 

 

 

[はは……もうどにでもっちゃえばいいんだ]

 

すたっふ(確かに、かすみちゃんをどうにかするにはこれがベスト、か……?)ムムム

 

 

 

璃奈「普段はちゃんと進行してくれる癖に、ラストバトルはいつもめちゃくちゃ。……まったく、こっちの苦労も考えて欲しい。」リナチャンボード、ヤレヤレ

 

 

果林「……顔がにやけてるわよ?」

 

 

璃奈「そんなことない……///」リナチャンボード、スン

 

 

 

 

 

かすみ「かすみんは別に誰とでも良いですけど。」

 

 

せつ菜「私はかすみさんが良いです!」ペカー

 

 

かすみ「ほんっっと、そういうところですよ……。」

 

 

せつ菜「?」キョトン

 

 

 

 

 

 

 

〜 歩夢&愛 VS かすみ&せつ菜 〜

 

 

 

 

 

 

『いけ!ポリゴンZ!』

 

『いけ!レントラー!』

 

『いけ!ヘラクロス!』

 

『いけ!ドンカラス!』

 

 

 

『レントラーのいかくでヘラクロスとドンカラスのこうげきがさがった!』

 

 

 

かすみ「げげ!?」

 

 

せつ菜「とばしてきますね……!」

 

 

歩夢「さっすが愛ちゃん、頼もしいね♪」

 

 

愛「その言葉、そっくりそのまま返すよ。」ニヤリ

 

 

 

 

 

果林「はじまったわね……!」ゴクリ

 

 

璃奈「うん。物理メインになりやすいヘラクロスとドンカラスには、レントラーの『いかく』の影響が大きい……、対面は愛さん達が有利!」

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン1〜

 

 

 

 

かすみ「ここは……!!」

 

 

『もどれ!ドンカラス!』

 

『いけ!バンギラス!』☆

 

『バンギラスのすなおこしですなあらしがまきおこった!』

 

 

 

 

 

果林「あれもバンギラスなの!?身体が金ピカなんだけど……。」

 

 

璃奈「ポケモンはものすご〜く低い確率で色違いになるのです!」リナチャンボード、キラーン

 

 

 

 

 

歩夢「金色のバンギラスだ!」

 

 

愛「緑もいいけど、金色だとこの、『いかにも』って感じの怪獣感がたまらないよね〜!」

 

 

かすみ「み〜んなかすみん色に染めちゃいますよ☆」キャピ

 

 

 

 

 

果林「物凄くレアなら、強さも違うのかしら?」

 

 

璃奈「違うのは色だけ。でも狙って出すのはものすご〜く大変。だから、人によってはポケモンへの愛を示す手段にしてる。」

 

 

果林「そうなのね。それにしても、いきなり交替するなんて、なかなか思い切ったことするのね?」

 

 

璃奈「ポリゴンZがドンカラスより速いことを知ってる人の動き。かすみちゃん、この短期間でもの凄く知識をつけてきてる……!」

 

 

果林「そんなこと言ったって、1発耐えてドンカラスが得意な急所を決めれば……

 

 

璃奈「ポリゴンZの火力は異次元。」

 

 

果林「ノーマル技じゃ弱点はつけないし、弱点ついてもタイプ不一致だから、流石に耐えられるんじゃないかしら?」

 

 

璃奈「もう一度言う。ポリゴンZの火力は異次元。」

 

 

果林「え、いやまさか……。」アハハ

 

 

 

 

『もどれ!レントラー!』

 

『いけ!ライチュウ!』☆

 

 

 

 

 

愛「へっへっへ♪スーパーオレンジで決めちゃうよ〜!(この勝負で、かすみんにポケモンの楽しさを思い出させる……!)」

 

 

 

 

果林「愛ちゃんも交替なの!?しかも、ライチュウも光った!?」

 

 

璃奈「色違いのライチュウはスーパーオレンジ!おててのコッペパンもこんがり♪」

 

 

果林「あれってコッペパンなの……?」

 

 

 

[おいしそうですね]

 

すたっふ(色違い……愛ちゃんの『本気』の証……!)

 

 

 

果林「え……。もしかしてツッコミ……私だけ?」

 

 

 

歩夢「うわぁすごい!すごいよ愛ちゃん!可愛い〜♡おててのコッペパンもこんがりだよ〜♪」キラキラ

 

 

せつ菜「ドット絵のライチュウってお腹がポチャッとしてて愛らしいですよね♪」キラキラ

 

 

かすみ「ピカチュウじゃなくてライチュウにするあたり、ポケモンへのラブを感じますね☆」

 

 

愛「えっへっへ、頑張っちゃいました。」テレテレ

 

 

 

 

 

果林「レントラー目線ならかなり良い対面なのに、交替しちゃうのね?」

 

 

璃奈「うん、「レントラー目線なら』ね。」

 

 

果林「何か含みのある言い方ね?それなら、愛ちゃんには他の意図がある……?」

 

 

璃奈「……いずれわかる。」

 

 

 

 

 

歩夢「さすが愛ちゃん!ナイスアシスト♪」

 

愛「えへへよせやい///」テレテレ

 

 

 

 

 

果林「歩夢ちゃんはその意図を汲んでるようね。」

 

 

璃奈「ポケモンのことなら2人は以心伝心。」

 

 

 

 

 

『ヘラクロスはしゅうちゅうしている!』

 

 

 

果林「せつ菜ちゃんは、また『きあいパンチ』!?」

 

 

璃奈「上手い……!」

 

 

果林「どういうこと?」

 

 

璃奈「特性『こんじょう』のポケモンは状態異常でパワーアップする。」

 

 

果林「そうね。」

 

 

璃奈「歩夢さんのオオスバメはそれをどうやって発動させた?」

 

 

果林「『まもる』で1ターン凌いで、『かえんだま』の効果でやけどにしてたわね。」

 

 

璃奈「そう。初手『まもる』は根性型の常套手段。知ってる人ならまず1ターン目の攻撃は避けてくる。」

 

 

果林「なるほど♪せつ菜は歩夢と愛が、『根性型のヘラクロスが守ってくることを読んで攻撃してこない』……ことを読んで、気合いパンチを選んだのね!」

 

 

璃奈「ピンポンピンポン♪」

 

 

果林「……もしかしてこのバトル、こんなペースで解説していくの……?」オソルオソル

 

 

璃奈「もちろん。本気の歩夢さんと愛さんに渡り合うつもりなら、これくらいしてもらわないと困る。」

 

 

果林「えぇぇ……。」コンワク

 

 

 

 

 

歩夢「やるねせつ菜ちゃん。でも

 

 

愛「それは悠長じゃない?」ニヤリ

 

 

歩夢「これで決める!」

 

 

せつ菜「え!?いきなり!?」

 

 

歩夢「……。」

 

 

歩夢「……夢に惑いし哀れな焔。もがき、抗い、貶めて。闇に溺れし業の魂。」

 

 

かすみ「この人急に何か唱え始めましたけど!?」

 

 

歩夢「フフ♪」

 

 

 

歩夢「…………いっぺん、死○でみる?」ニコ♪

 

 

 

[自主規制]シュババッ

 

すたっふ(これ以上編集の手間を増やされてたまるかぁぁあ!!)

 

 

 

歩夢「カタストロフ、ギャラクシス!!」

 

 

 

 

『ポリゴンZのはかいこうせん!』

 

『ヘラクロスはたおれた!』

 

 

 

 

 

[危なかった……]

 

 

 

璃奈「見事な早業。」リナチャンボード、アッパレ!

 

 

果林「別に今から規制しなくても、後から編集すればいいんじゃ……。」

 

 

璃奈「 」リナチャンボード、ハッ!?

 

 

 

[はっ!?]

 

すたっふ(その結果が8連勤&エブリデイ残業ハッピーセットなんだよなぁ……)

 

 

 

 

 

せつ菜「……………………へ?」ポカーン

 

 

かすみ「はぁ……。」タメイキ

 

 

せつ菜「すみませんかすみさん、見事にしてやられちゃいました。」アハハ

 

 

かすみ「……あははって、悔しくないんですか?そんなにヘラヘラして。」

 

 

せつ菜「それは……。」

 

 

かすみ「大好きな子がゴミクズ同然に消し飛ばされたら、かすみんは悔しいって思いますけど?」

 

 

せつ菜「ゴミクズって……!!」ギリ…

 

 

かすみ「だってそうじゃないですか。ゴミ同然に見られるヘラクロスがかわいそうです。」

 

 

せつ菜「悪いのはヘラクロスを活躍させられなかった私です!けど!ヘラクロスはゴミなんかじゃありません!!」

 

 

かすみ「どうでしょうね……。少なくとも、この戦いで『ヘラクロスは弱い』って思われても文句は言えませんよ?」

 

 

せつ菜「……!」

 

 

かすみ「……それをヘラヘラして流すようなトレーナーなんて、たかが知れてますね。」

 

 

 

 

 

果林「ちょっと、どうしちゃったのよ!?かすみちゃん、そんなこと言うような子じゃなかったのに……。」オロオロ

 

 

 

[かすみちゃんの身に一体何が……!?]

 

すたっふ(お蔵は嫌だ、お蔵は嫌だ……!)ガクブル

 

 

 

璃奈「……だいたいわかった。」

 

 

果林「わかったって?」

 

 

璃奈「かすみちゃんのポケモンへの愛情は、何一つ変わってない。ただ、何かのきっかけで、その愛情が歪んじゃった……。」

 

 

 

 

 

『いけ!ゴウカザル!』☆

 

 

 

果林「せつ菜も色違い!?」

 

 

 

 

歩夢「色違いのゴウカザル、しかも♀。……せつ菜ちゃん、頑張ったんだね。」

 

 

せつ菜「はい!今回のレビューに呼ばれたときから、ずっと心に決めてました。……最後のバトルは、最初のポケモンで、絶対この子で戦うって!」

 

 

愛「へ〜?なかなか粋なことするじゃん♪」

 

 

歩夢「最初のポケモンはポケモントレーナーみんなにとってのかけがえのない思い出だもんね。」ニコ

 

 

かすみ「……。」

 

 

歩夢(今、一瞬笑った……?)

 

 

かすみ「!……、だったら、勝ってその心意気を示してください。」

 

 

 

『すなあらしがふきあれる』

 

 

 

 

 

果林「やっぱり、最初のポケモンって……うまく言えないけど、特別な思い入れがあるわよね。」

 

 

 

[ですね!]

 

すたっふ(さっき、一瞬だけどかすみちゃんが笑顔を取り戻した。……みんななら、なんとかしてくれるか……!?)

 

 

 

 

 

 

〜ターン2〜

 

 

 

 

せつ菜「ポリゴンZは破壊光線の反動で動けません!今がチャンスです!」

 

 

愛「させるかぁあ!」

 

 

 

『ライチュウのねこだまし!』→ゴウカザル

 

『ゴウカザルはひるんでうごけなかった!』

 

 

 

せつ菜「なっ……!?」

 

 

歩夢「ありがとう愛ちゃん!」

 

 

愛「まったく……初手破壊光線に合わせる方の身にもなってほしいね。」ニヤリ

 

 

歩夢「速攻で入れ替え押してた癖に。」ニヤリ

 

 

愛「あ、バレてた……?///」

 

 

 

 

 

果林「『はかいこうせん』は強力だけど、次のターンは隙ができちゃうのよね。」

 

 

璃奈「それをライチュウの『ねこだまし』でカバーした。」

 

 

果林「これを打ち合わせ無しに決めてくるなんて……まさに以心伝心ね♪」

 

 

 

 

 

『ポリゴンZははんどうでうごけない!』

 

 

 

かすみ「……別にこのターンはいいです。ポリゴンZが次動くまでに仕留めれば充分なので。」

 

 

 

『バンギラスのストーンエッジ!』→ポリゴンZ

 

 

 

せつ菜「かすみさん、ナイスフォロ

 

 

 

『ポリゴンZはカムラのみですばやさがあがった!』

 

 

 

かすみ「なっ……!?」

 

 

せつ菜「そんな……これも、読まれてた……!?」

 

 

 

 

 

果林「『カムラのみ』はHPが少なくなると素早さをあげてくれる木の実よ。」

 

 

璃奈「前のバトルで果林さんも使ってた。」

 

 

果林「ええ。決定力はあるけど、相手に先制で2回攻撃されるとやられちゃう……なんて時に持たせてあげれば、効果は抜群ね♪」

 

 

 

 

『すなあらしがふきあれる』

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン3〜

 

 

 

 

『もどれ!ライチュウ!』

 

『いけ!レントラー!』

 

『レントラーのいかくでゴウカザルとバンギラスのこうげきがさがった!』

 

 

 

歩夢「ナイスだよ愛ちゃん。1番欲しいところで『いかく』が入った……!」

 

 

愛「へへ、パートナーとの連携はマルチバトルでしか味わえないサイッコーのエンタメだからね……!」ニッ

 

 

 

 

 

果林「『1番欲しいところ』?」

 

 

璃奈「ゴウカザルもバンギラスも物理が得意なポケモン。しかもせつ菜さんはもう入れ替えができないから……、

 

 

果林「ライチュウの『ねこだまし』とレントラーの『いかく』でドツボ……ってわけね。」

 

 

璃奈「ピンポンピンポン♪」

 

 

 

 

 

かすみ「ま、まあ……お膳立てはしたんです。ゴウカザルお得意の『あれ』でさっさと倒しちゃってください。」

 

 

せつ菜「あ、え〜っと……。」

 

 

 

『ポリゴンZのはかいこうせん!』→バンギラス

 

 

 

歩夢愛かすみ「……………………え?」ポカーン

 

 

 

かすみ「なんで先制技使わないんですか!?『マッハパンチ』か『しんくうは』は入れといてくださいよ!!」ギャー

 

 

せつ菜「すみません。技スペース、足りませんでした///」テヘペロ

 

 

かすみ「 」ゼック

 

 

せつ菜「で、でもでも!ストーンエッジを耐えてたし、もしかしたら素早さには降ってないのかな〜って……///」

 

 

 

『ゴウカザルのねっぷう!』→相手2匹

 

『レントラーにはあたらなかった!』

 

『ポリゴンZはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「………………結果オーライです☆」

 

 

かすみ「オーライじゃないですよぉお!!何してくれてるんですかぁ!?バンギラス削られたらもうレントラーに勝てないじゃいですか!!?」

 

 

 

 

 

果林「ごめんなさい璃奈ちゃん、私には今の状況がわからないのだけど。」

 

 

璃奈「えっと……。まず、ゴウカザルは『マッハパンチ』と『しんくうは』を覚えられる。」

 

 

果林「『マッハパンチ』はストーリーで見たけど、『しんくうは』はどんな技なのかしら?」

 

 

璃奈「格闘技で、先制できる。マッハパンチと同じ効果。」

 

 

果林「まったく同じなら2種類なくても良いんじゃない?」

 

 

璃奈「ごめん。厳密に言うと、『マッハパンチ』は物理技で『しんくうは』は特殊技。ゴウカザルはどっちも得意だから型で使い分ける。」

 

 

果林「ゴウカザルは先制技を使った時点で物理型か特殊型かわかるってことね。」

 

 

璃奈「そのとーり!」

 

 

果林「でもこのターンはポリゴンZが先制した……。」

 

 

璃奈「そう。ゴウカザル側は絶対にポリゴンZを落としたい場面。『カムラのみ』で素早さが逆転されてるから……

 

 

果林「ポリゴンZに技を出させないためには、『マッハパンチ』か『しんくうは』で倒す必要があるのね。」

 

 

璃奈「いぇすいぇす。ポリゴンZが技を出したってことは、ゴウカザルは先制技を持ってないってことになる。だから3人は驚いてた。」

 

 

果林「なるほどね……。そしてポリゴンZは『はかいこうせん』を撃って退場……と。でもあそこだったらゴウカザルを攻撃した方が良いんじゃ……。」ムムム

 

 

璃奈「………………。」

 

 

すたっふ(もしかして、あの2人目的は勝つことじゃないのか……?)

 

 

果林「璃奈ちゃん?」

 

 

璃奈「……効果いまひとつだとしても、バンギラスを削ることに意味がある。」

 

 

果林「そういえばかすみちゃんも言ってたわね?レントラーに勝てなくなるって。」

 

 

璃奈「………….。そう、レントラーがバンギラスを一撃で倒せれば、ライチュウも動きやすくなる。『居座る』っていう択をより強く押しつけられる。」

 

 

果林「なるほど。それでポリゴンZは見事に撃ち逃げしてみせたってわけね。」

 

 

 

 

 

 

かすみ「このままじゃ……!」

 

 

 

『バンギラスのかみくだく!』→レントラー

 

 

 

愛「余裕余裕♪レントラーの耐久なめんなよ☆これがレントラーの『らしさ』だ!」

 

 

 

 

 

果林「……ということは、」

 

 

璃奈「果林さん、どうかした?」リナチャンボード、キョトン

 

 

果林「歩夢ちゃんも愛ちゃんも、ポリゴンZはこのターンで倒されるものと考えて行動してて……。」ムムム

 

 

璃奈「うん。2人とも、歩夢さんの2匹目のポケモンで『受ける』ことを考えてる。だからポリゴンZが倒されても狼狽えない。」

 

 

果林「じゃあ、またピクシーが出てくる……?」オソルオソル

 

 

璃奈「……もっと凄いのが出てくる。」

 

 

果林「もっと凄いの?」

 

 

璃奈「そう。歩夢さんがポケモンを始めた頃からずっと……ずっとずっと目をかけて、ポケットモンスターを一緒に見届けてきた、あの子が。」

 

 

 

 

 

歩夢「頼んだよ。……私の相棒!!」

 

 

『いけ!ハピナス!』☆

 

 

 

 

 

果林「ハピナスも色違い!?」

 

 

 

[色違いのバーゲンセールですね]

 

すたっふ(やっぱりあの子ら、マジだ……!?)

 

 

 

 

愛「じゃあ……いきますか!」

 

 

歩夢「うん!」

 

 

 

 

 

果林「もはや誰も驚かないのね……。」

 

 

璃奈「だって『あの』歩夢さんだよ?」

 

 

果林「ん?」

 

 

璃奈「歩夢さんは、頑なにプロフィールの趣味を『???』にしてるくせして、秘密裏にクソゲーハンターをするような人。」

 

 

果林「クソゲーハンター……。」

 

 

璃奈「そんな理不尽と虚無とフラストレーションに取り憑かれた人間なら……当然、『やる』。」

 

 

果林「ときどき歩夢ちゃんがわからなくなるわ……。」

 

 

 

『すなあらしがふきあれる』

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン4〜

 

 

 

 

愛「……!」

 

 

 

『もどれ!レントラー!』

 

『いけ!ライチュウ!』

 

 

 

 

 

果林「ええ!?また入れ替えなの!?」

 

 

璃奈「この交替は……愛さんの読み勝ち。」

 

 

果林「読み?一体誰と……

 

 

 

 

 

かすみ「くっ……!」

 

 

 

『もどれ!バンギラス!』

 

『いけ!ドンカラス!』

 

 

 

愛「このターンは……あたしの勝ちだ。」ニッ

 

 

かすみ「……。」

 

 

愛(今のかすみんが本気なのか、わざと読み負けたのかもわからない……!けど、ハッタリでも笑顔を絶やすな、宮下愛!)

 

 

 

 

 

果林「読み合いの相手はかすみちゃん?」

 

 

璃奈「うん。レントラーは物理攻撃が得意で、格闘技でバンギラスの弱点を突くこともできる。」

 

 

果林「『いかく』もあるし、バンギラス側からしたら嫌な相手ね。」

 

 

璃奈「そしてかすみちゃんの控えのドンカラスは、レントラーよりも速いし、格闘技で弱点を突かれない。」

 

 

果林「1発耐えて致命傷……急所なら倒すこともできちゃうのね。」

 

 

璃奈「ピンポンピンポン♪だからかすみちゃんはドンカラスに入れ替えたのです!」

 

 

果林「で、愛が出したのは……

 

 

璃奈「ライチュウ。ドンカラスよりさらに速くて、電気技で弱点をつける。」

 

 

果林「ドンカラスにとって最悪の相手ね。」

 

 

璃奈「ライチュウは特殊技を使うことが多いから、バンギラスなら対面で有利。」

 

 

果林「これが『サイクル戦』、ってやつなのね……。」ナルホド

 

 

璃奈「けど、愛さんが本当に戦っているのは……。」

 

 

果林「へ?」キョトン

 

 

璃奈「いや、なんでもない。」

 

 

果林「そう?……あ、バトルに動きが!」

 

 

 

 

 

せつ菜「威嚇でゴウカザルを機能停止するつもりだったようですが……そうはいきませんよ〜!」

 

 

 

『ゴウカザルのねっぷう!』→相手2匹

 

 

 

歩夢「よかった、火傷はしてない。」フゥ

 

 

愛「うおっ!?確定3発くらいか……やってくれるじゃん!」

 

 

せつ菜「レントラーで『いかく』を入れてくれてもいいんですよ?ゴウカザルで上から叩いてあげますから……!」ニヤリ

 

 

愛「へっ、言ってくれるじゃん……!」

 

 

歩夢「盛り上がってる所で悪いけど……私もいるの、忘れてない?」

 

 

せつ菜「え

 

 

 

『ハピナスのなげつける!』→ゴウカザル

 

『ハピナスはでんきだまをなげつけた!』

 

「ゴウカザルはまひしてわざがでにくくなった!』

 

 

 

せつ菜「しまった!?」

 

 

歩夢「フフ。これで上から叩けなくなっちゃったね♪」

 

 

愛「歩夢、ピカチュウは嫌いなんじゃなかったっけ?」ニヤリ

 

 

歩夢「好きなポケモンも憎いポケモンも、そんなの人の勝手、でしょ?」

 

 

愛「違いない……!」ニッ

 

 

歩夢「私、決めたんだ。好きなポケモン達に胸を張って好きだって言うために…………憎いポケモンがいるポケットモンスターの世界ごと、全部まとめて愛してやるって!」ニッ

 

 

 

 

 

璃奈「歩夢さん……。」ツー…

 

 

果林「どうしたの、璃奈ちゃん!?」

 

 

璃奈「あ……ごめん。なんだか、嬉しくて……。」フキフキ

 

 

果林「……そうね。」ニコ

 

 

[らぶあんどぴーす]

 

すたっふ(そのフレーズ、どこかで……)ウ~ン

 

 

 

 

 

かすみ「へぇ……。それはそれは、ご立派な志ですね。」

 

 

せつ菜「はい!」

 

 

歩夢「受け売りだけどね♪」

 

 

愛「あたし達の親友の言葉……、愛さん達の心にすっごく響いた!だから、今度は私たちが紡ぐ!……ポケモンバトルは、楽しいものなんだ!みんなが自由にポケモンへの好きをぶつけ合う、サイコーのエンターテイメントなんだ!」

 

 

せつ菜「全力でお応えします!」

 

 

かすみ「現実を知ってる癖に……自分に嘘ついて何になるんですかね。」ボソッ…

 

 

 

 

『すなあらしがふきあれる』

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン5〜

 

 

 

 

果林「……、愛ちゃんもかすみちゃんも交替はなし!」

 

 

 

 

 

愛「もらったぁぁあ!!」

 

かすみ「……!」

 

 

 

『ライチュウのねこだまし!』→ドンカラス

 

『ドンカラスはひるんでうごけなかった!』

 

 

 

 

 

璃奈「このターンも愛さんが読み勝った。」

 

 

果林「交替ばっかりするものだからダメージレースで不利になるかと思ったけど……ここにきて押してるわね。」

 

 

 

 

 

歩夢「私達もいくよ!」

 

 

 

『ハピナスのサイコキネシス!』→ゴウカザル

 

 

 

 

 

璃奈「このパワーは……!?」

 

 

 

 

 

せつ菜「大丈夫、ゴウカザルなら……耐えられる!!」

 

 

かすみ「耐えた!?……まったく、いつもいつも危なっかしいんですから。」

 

 

せつ菜「えへへ……///」テレテレ

 

 

 

 

 

果林「ハピナスってこんなに攻撃的なポケモンだったのね。てっきり回復特化のポケモンかと思ってたわ。」

 

 

璃奈「いや、これはおそらく……とくこうに振り切ってる。」

 

 

 

 

かすみ「C特化ハピナスとか、とんだ変態型ですね。」

 

 

歩夢「えへへ。ありがとう、かすみちゃん♪」

 

 

かすみ「……へ?」ポカーン…

 

 

愛「にっしっし♪『変態型』ってのは、大好きなポケモンを、自分だけのやり方で愛してやろうって思いの結晶なのだ〜!」

 

 

歩夢「たとえ『最適』な型じゃなくたって、自分なりの愛情表現で、そのチームだけの活躍ができたら、それは『最高』なんだよ?だから……ありがとう♪」

 

 

 

 

 

果林「変態型なんて型もあるのね。」

 

 

璃奈「いぇすいぇす。剣舞ドククラゲや特殊ギャラドスみたいに、最適な『らしさ』とはまた別の、『らしさ』を追求したポケモンの、ことなのです!」

 

 

[ポケモンって奥が深い!?]

 

 

 

 

 

かすみ「……それで、勝てなくても満足なんですか!……大好きなポケモンが自分のせいで負けるなんて、私は嫌だ……ッ!!」

 

 

せつ菜「……。」

 

 

歩夢「かすみちゃん……。」

 

 

かすみ「『胸を張って好きだって言うため』?……『最適じゃなくても最高』?…………綺麗事並べたって、そこにある現実は覆せませんよ?勝ちか負けか……それだけなんです。」

 

 

 

 

 

せつ菜「…………………、……。」カチン…

 

 

 

 

 

愛「……最強を目指すのも悪いとは言わないけど

 

 

かすみ「だから私は、勝って愛を証明したい!!……勝って勝って、この子たちを頂点に立たたせる!!」

 

 

 

 

 

せつ菜「『頂点に立たせて』?あなたはどうしたいんです……。」ボソ…

 

 

 

 

 

かすみ「だから言ったじゃないですか……!大好きなポケモン達が1番だって、証明する!そうすることでしか、もう私はポケモン達に愛を示せないッ!!」

 

 

せつ菜「ふざけるな……!!!」プルプル…

 

 

歩夢「せつ菜ちゃん!?」アワワ!?

 

 

せつ菜「愛を示すのに、方法も何もあってたまるか!!そんな不純な動機で戦うお前を、私は許さないッ!!!」

 

 

愛「せっつー!?」

 

 

かすみ「……………………。せつ菜先輩まで、私を否定するんだ。」

 

 

せつ菜「私はただ、安易に自分の幸せを放棄するなと言ってるだけです!」

 

 

かすみ「……さすが、何も選べず捨てる覚悟のない人は言うことが違いますね。」

 

 

せつ菜「いつも、うんざりするほど自分が1番だって言ってきた癖に……!そうやって自分の幸せから逃げるから!かすみさんは……!!」

 

 

かすみ「そんなことありません!私は、私の幸せは!!大好きな子達が幸せになることなんです!!その気持ちに嘘はない!!!」

 

 

 

歩夢「あわわわ!?2人とも

 

 

ポンッ…………

 

 

歩夢「愛、ちゃん……?」

 

 

愛「いいじゃん。思いっきりやらせよ?」

 

 

 

 

せつ菜「人もポケモンも、自分の幸せを放棄してまで、幸せにしてもらいたいなんて思いません!!」

 

 

かすみ「そんな、こと……。」

 

 

せつ菜「確かに、相手の幸せを第一に考えらるのは立派なことだし、相手を幸せにしたいと思う気持ちは人を強くします……!でも!!それだけじゃ足りないんです……。」

 

 

かすみ「足りなくなんてない!愛情さえあれば、人はどこまでも強くなれるんです!!」

 

 

せつ菜「……誰だって、自分の幸せを願ってくれる相手には、幸せになってほしいって、報われてほしいって思うんです!」

 

 

かすみ「だったらなんですか!?」

 

 

せつ菜「だから!幸せにしたいと思う相手への、1番の愛情は…………あなたの笑顔なんです。」ニコ

 

 

かすみ「……!?」

 

 

せつ菜「……見ていてください。『私の』覚悟を。私に力をくれるものを!」

 

 

かすみ「……。」

 

 

せつ菜「1番強い者は……自分のことを1番最後に考えられる者なんだ……!!そして、大事なもの全部幸せにした後で、最後に1番大きな幸せを掴むんだぁぁあ!!!」

 

 

 

せつ菜「ゴウカザル!……、ビビッド、モーーーッド!!」

 

 

 

 

 

果林「ビビッドモード……?」

 

 

璃奈「ゴウカザルは…………いや、冒険の最初のポケモンは、ピンチになるとほのお、みず、くさのそれぞれがもってるタイプの技が、格段にパワーアップする!」

 

 

果林「HPが残り少なくなって、特性『もうか』の発動ね!」

 

 

璃奈「勝負は最後までわからない……ポケットモンスターの面白さ、可能性が集約された特性!」

 

 

果林「その強さは、ポケモンと冒険をともにした人なら、誰もが知ってる……!」

 

 

 

[いっけー!]

 

すたっふ(編集どうすんだこれ…….)ハァ…

 

 

 

 

せつ菜「2人が全てを愛すると言うのなら……かすみさんが全てを愛に捧ぐなら……!私は、全てを諦めない!!歩夢さんも愛さんもかすみさんも、そして私も!全員の大好きを肯定して、みんな幸せにして勝利を掴む!!!」

 

 

せつ菜「…………、!」キッ

 

 

せつ菜「世界は愛で満ちている 十人十色の大好きで 無限に輝く愛の渦……宇宙を彩る星々に 負けないくらい、大きく、眩く!!……私色に染め上げろッ!宇宙(せかい)を照らす大好きの輝き!!」

 

 

せつ菜「バイオレット、ビックバン!!!」

 

 

 

 

『ゴウカザルのブレイズキック!』→ハピナス

 

 

 

愛「歩夢ッ!?」

 

 

歩夢「大丈夫、レントラーの『いかく』でパワーは下がってる!ぼうぎょ特化のハピナスなら、余裕で耐えられる!」

 

 

 

せつ菜「いっけぇぇぇぇええ!!!」

 

 

かすみ「……!?HPの減りが、止まらない……!?」

 

 

歩夢「そんな、まさか……これは!?」

 

 

 

『きゅうしょにあたった!』

 

 

 

愛「な……!?そんな、ばかな……!?」

 

 

歩夢「……はは、やられちゃった。ごめん、ね……。最後まで一緒に、戦えなくて…………

 

 

 

『ハピナスはたおれた!』

 

 

 

歩夢「……。」バタッ…

 

 

愛「歩夢ーーーッ!!!」

 

 

かすみ「いくら『ブレイズキック』が急所に当たりやすい技だからって、こんな……勝負そのものを左右するような場面で……。」

 

 

せつ菜「へへ……『するどいツメ』。やっと、役に立ちました……。」ハァ…ハァ…

 

 

かすみ「…………これが、せつ菜先輩を突き動かすもの……。」

 

 

歩夢「なるほど?『ねっぷう』で執拗に全体攻撃してたのは、急所の試行回数を増やすためだったんだね♪」ケロッ

 

 

愛「そっかぁ、ダブルバトルだと『するどいツメ』にもそんな強みがねぇ……。」ナルホド

 

 

かすみ「…………なんで2人とも平気なんですか。」

 

 

愛歩夢「え?」キョトン

 

 

かすみ「ハピナスは歩夢さんの相棒なんですよね……?それも、色違いを粘るくらい、変態型にしてオンリーワンを目指すくらい、頑張って愛情を注いだ子なのに……!!」

 

 

歩夢「……そうだね。」

 

 

かすみ「せっかく『歩夢さんの』ハピナスが、活躍できる勝負だったのに!……急所さえ出なければ、勝たせてあげられた勝負だったのに……!!!」

 

 

 

 

(かすみ「初めてゲットした仲間だったのに……!」)

 

(かすみ「勝たせてあげられた勝負だったのに……!」)

 

 

 

(かすみ「…………許さない。」)

 

 

 

愛「かすみん……。」

 

 

 

かすみ「そんな大好きなパートナーが、こんな理不尽なやられ方して、悔しくないんですか!!?」

 

 

歩夢「…………悔しいよ?」

 

 

かすみ「だったら!!」

 

 

歩夢「でもね?…………もう、絶望するのはやめたの。」

 

 

かすみ「なんですかそれ?自分の弱さから目を逸らしてるだけじゃないですか!?」

 

 

愛「いや、その逆だよ。」

 

 

歩夢「……どんな勝負にも勝てちゃう最強のポケモンなんていたら、つまらない。」

 

 

かすみ「だからみんな試行錯誤して強くなるんじゃないですか!」

 

 

愛「そう。どんな技を使おうか、誰を活躍させようか、誰も思いつかない方法で勝ってやろう……ってね。」

 

 

歩夢「いつもいつでも上手くいくなんて保証はないけど……そうやって試行錯誤する時間って、

 

 

愛「心踊るよね♪」

 

 

せつ菜「はい♪そうやってポケモンマスターを目指す時間や、目標を同じくする仲間と目見える瞬間は……かけがえのないものです。」

 

 

かすみ「それは……。」

 

 

せつ菜「かすみさん。あなたにだって、あった筈です。かけがえのないときめきに心躍らせた瞬間が……。」

 

 

かすみ「……、」

 

 

せつ菜「進化後のドラピオンに期待で胸を膨らませて、サファリゾーンでボールをひたすらに投げていたかすみさん……輝いてましたよ。」

 

 

かすみ「…………、嫌味ですか……?」

 

 

せつ菜「地下通路のトラウマを克服して、数多のピンチを切り抜けるミカルゲに向けられた、あなたの信頼と期待の目……大好きでした。」

 

 

かすみ「それは、ミカルゲが優秀なポケモンだったから……!」

 

 

せつ菜「ミオジムで、秘密平気と言わんばかりにスカタンクの火炎放射器で無双してたかすみさんの得意げな顔、今でも鮮明に覚えてます♪」

 

 

かすみ「それは……スカタンクを活躍させてあげられる場面、だったから……!」ウル…

 

 

せつ菜「あなたがアブソルを孵したとき、『バトンタッチ』を使ってどんなバトルをしようかと、ワクワクしていましたよね。」

 

 

かすみ「当たり前じゃないですかッ!?誰だって、ポケモンとの出会いにはワクワクするんです!!たった一度の出会いに、もう2度と来ない瞬間に!笑って怒って驚いて泣いて……、何が悪いんですか!!」ツー…

 

 

せつ菜「そして…………私と果林さんに出遅れたと焦るさなか、ハクタイの森でヤミカラスと出会って、目に涙を浮かべて喜んで

 

 

かすみ「もういい!!もう、やめてください……!」ポロポロ

 

 

せつ菜「あなたの大好きなポケモン達を1番近くに感じたとき、決まってあなたは笑っていたはずです。」

 

 

かすみ「もう、あの時の純粋な私はいない……!!もう、あの時には戻れないんです……!」ポロポロ

 

 

歩夢「かすみちゃん……。」

 

 

かすみ「もう、手遅れなの……。強くなることでしか、勝つことでしか!愛を示せない……!大好きなポケモン達に向き合うには、それしか……。」ポロポロ

 

 

せつ菜「…………なら、それでも良い。」

 

 

かすみ「…………へ?」

 

 

せつ菜「愛を示すために、強くありたいと願い努力する……それがかすみさんの『大好き』なら、貫けばいい。」

 

 

かすみ「……。」

 

 

せつ菜「……ただ、あなたの『大好き』の源はかすみさん自身で、相対時する方もまた同じように、それぞれの『大好き』の源であることを見失わなければ。」

 

 

かすみ「そんな、虫がいいこと許されるわけがない!あれから、私は!私は……!何度も酷いことを……!こんなの、愛情なんかじゃない……!」ポロ…

 

 

せつ菜「身代わり分身ミカルゲも、まひるみバンギラスも、あなたがポケモン達と本気で向き合った賜物です。」

 

 

かすみ「だからって!もう勝負は決まってたのに、あんな風に弄んで、りな子の心を折ろうとした!!……こんなの、愛じゃない……!」ホロポロ

 

 

せつ菜「そうですね。全力の相手に全力で向き合わないのは失礼ですが……私はかすみさんのポケモン達、好きでしたよ?」

 

 

かすみ「…………、」

 

 

せつ菜「弱点がなくて耐久も高いミカルゲだからこそ、身代わりと影分身を両立するだけの時間が作れる……。」

 

 

愛「ありゃ対策してないと絶対詰むよね。」

 

 

せつ菜「相手の攻撃を耐えて、2つの怯み技をタイプ一致で撃ち分けられるバンギラスだから、自由に戦い方を変えられる……。」

 

 

歩夢「ポケモンの数で有利だとしても、常に逆転の可能性があるのは脅威だよね。」

 

 

せつ菜「あなたが本気で向き合った結果なら、それは誰がなんと言おうと、『愛』なんです!自慢のポケモン達を、ポケモン達へのあなたの愛を誇ってください♪」

 

 

かすみ「……、」

 

 

せつ菜「…………だから、自分を卑下しないでください。あなたのポケモン達のトレーナーはこの世界にたった1人……『かすみさん』だけなんですから♪」ニコ♪

 

 

かすみ「………、………、」ポロ…

 

 

せつ菜「さて……と。かすみさん。」

 

 

かすみ「……なんですか?」ポロポロ

 

 

せつ菜「次のターン、確実に、私は愛さんに倒されるでしょう。ここからはかすみさんと愛さんの全力バトルです。……最後まで戦えないのは残念ですが、今のかすみさんなら、もう大丈夫。」ニコ

 

 

かすみ「そんな、せつ菜先ぱ

 

 

せつ菜「忘れないで。ポケモンバトルはポケモンやトレーナーの優劣を決める場ではないことを。ポケモンバトルにはいつも、支え合い、高め合う仲間がいることを。そして、そこに挫くべき仇なんて、悪者なんていないことを。…………そう、あなたも。」ニコ

 

 

かすみ「……。」ポロポロ

 

 

せつ菜「さあ、決着をつけましょう。」グッ…!

 

 

愛「……、!」グッ…!

 

 

 

 

 

 

璃奈「良かった。もう大丈夫そう……♪」

 

 

 

[ですね]

 

すたっふ(良かったぁぁぁあ〜!!これで

、放送できる……。)

 

 

 

果林「そ〜ね〜。せつ菜に美味しいとこ、ぜぇ〜んぶ持ってかれたけど。」

 

 

璃奈「心配ご無用!」

 

 

果林「え?」

 

 

璃奈「世の中にはワイプというものがありまして、」

 

 

果林「画面の端っこでキャストさん達のリアクションを流すやつよね?」

 

 

すたっふ(え、ちょっ、まさか……)

 

 

 

璃奈「いぇすいぇす。解説席はずっと収録中。ぶつかり合う2人に、ソワソワしたりうるっと来てた果林さん……充分美味しい。」リナチャンボード、$

 

 

果林「ふぁっ!?///」

 

 

 

[商魂たくましいですね]

 

すたっふ(残 業 確 定)チーン…

 

 

 

璃奈「ギャップ萌えとはやりますな

 

 

果林「歩夢ちゃんが脱落して状況はせつ菜ちゃんとかすみちゃんが優勢かしら?」シャン…

 

 

璃奈「恐ろしく速い変わり身……私でなきゃ見逃しちゃうね。」

 

 

果林「ここらで今の状況をおさらいよー!///」ホホホ

 

 

すたっふ(もうこいつらのトーク全カットしてやろうか)

 

 

 

 

歩夢

ポリゴンZ   ×

ハピナス   ×

 

レントラー  75% 

ライチュウ  60%

 

せつ菜

ヘラクロス  ×

ゴウカザル  20%

 

かすみ

ドンカラス  50%

バンギラス  45%

 

 

 

果林「細かい数値は確認できないけど、だいたいこんなものよね?」

 

 

璃奈「うん。最大HPとか見せると基礎ポイントがバレちゃうから、これでいいと思う。」

 

 

 

[バトルもいよいよ佳境ですね!]

 

すたっふ(え……、これだけやってまだ半分以上生きてんの……?)ゼツボウ

 

 

 

 

 

 

〜ターン6〜

 

 

 

 

かすみ「せつ菜先輩がくれた時間、無駄にはしません!」

 

 

 

『もどれ!ドンカラス!』

 

『いけ!バンギラス!』

 

 

 

せつ菜「そうです。それでいい……!」

 

 

愛「盛り上がってるとこ悪いけどさ?全力なのは愛さんも一緒だよ?」

 

 

 

『ライチュウの10まんボルト!』→バンギラス

 

 

 

かすみせつ菜「!?」

 

 

愛「これで、次の『きあいだま』で手が届く……!」ニヤリ

 

 

 

 

果林「ここでかすみちゃんを攻撃!?まさか愛ちゃんはかすみちゃんの交替をまた読んだの?ゴウカザルが攻撃してくるリスクもあるのに……。」

 

 

璃奈「…………。愛さんは勝負師だから。」

 

 

 

せつ菜「私に時間を与えたこと、後悔しても知りませ

 

 

歩夢「そんなこと、させない!」

 

 

 

『ゴウカザルはしびれてうごけない』

 

 

 

せつ菜「ハゥ……。」シュン…

 

 

愛「仲間の想い背負ってんのは、こっちだって同じだよ……!」ニッ

 

 

 

『すなあらしがふきあれる』

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン7〜

 

 

 

 

愛「これで、とどめd

 

 

せつ菜「まってましたよ、この瞬間(とき)を!!」

 

 

 

『ゴウカザルのしんくうは!』→ライチュウ

 

 

 

かすみ「へ?」

 

愛「なっ……!?」

 

歩夢「そんな!?」

 

 

 

『きゅうしょにあたった!』

 

 

 

せつ菜「……踏み留まりますか。今度こそ最後の大仕事……と思ったんですけどね?はは……。」

 

 

 

 

 

果林「え……?ポリゴンZのとき、先制技は持ってない……って。」

 

 

璃奈「せつ菜さんも勝負師だった。」

 

 

果林「まさか、ここに来るまでわざと『しんくうは』を使わなかったっていうの……!?」

 

 

璃奈「せつ菜さんは『この瞬間を待っていた』って言った。」

 

 

果林「せつ菜ちゃん以外の全員が、『ゴウカザルが先制技を持っていない』ことを確信して、想定から完全に消し去る時を……?」

 

 

璃奈「ターン制のポケモンバトルにおいて、先制技、行動順は勝敗に大きく影響する。だから、想定外の先制技は大きな脅威になる……!」

 

 

果林「なるほど……ん?そういえば璃奈ちゃん、いつものはやらないのね?」

 

 

璃奈「…………あ。ピンポンピンポン♪」

 

 

果林「いや、遅いわよ……。」

 

 

 

 

 

愛「流石に面食らったけど、これでバンギラスを仕留める!!」

 

 

かすみ「命中不安の『きあいだま』なら……避けてみせる!」

 

 

愛「……、!」

 

 

愛「轟け雷鳴!駆けろイナズマ!煌めけ勝利の稲光!!ライトニングロード、ビクトリー!!!」

 

 

 

『ライチュウのボルテッカー!』→バンギラス

 

 

 

かすみせつ菜「『きあいだま』じゃ、ない!?」

 

 

 

愛「…………、」サムズアップ

 

 

 

『バンギラスはたおれた!』

 

 

 

『ライチュウはこうげきのはんどうをうけた!』

 

 

 

愛「……ゴハッ!?」

 

 

歩夢「愛ちゃん!!」

 

 

愛「あ〜あ、してやられたな……。」

 

 

 

『ライチュウはたおれた!』

 

 

 

 

 

果林「えっと……ライチュウがあの要塞みたいなバンギラスを倒した!?」

 

 

璃奈「『ボルテッカー』はでんきタイプ最高威力の物理技。砂嵐の特防upの影響は受けないけど、大きな反動ダメージを受ける。ピチューとその進化系だけが使える、いわばファイナルウェポン。」

 

 

果林「『きあいだま』より、命中安定をえらんだわけね。……ねえ。もしかしてだけど、

 

 

璃奈「なに?」

 

 

果林「もし、バンギラスがポリゴンZの『はかいこうせん』を受けてなかったら……

 

 

璃奈「バンギラスはボルテッカーを耐えて、返しの一撃でライチュウだけが倒れてた。」

 

 

 

 

愛「…………でも、サンキュー。歩夢……。」ハァ…ハァ…

 

 

歩夢「お役に立てて光栄だよ♪」ニコ

 

 

 

かすみ「……………………。」

 

 

せつ菜「かすみさん?」

 

 

かすみ「……もし、あの時ポリゴンZに『しんくうは』を撃っていれば、バンギラスは倒されなかった……。でも!今『しんくうは』を読まれていたら、バンギラスだけが倒れてた……!」

 

 

 

 

 

果林「難儀なものね……。」

 

 

璃奈「『バタフライエフェクト』とは言うけど、運命はそう単純じゃないのかもしれない。」

 

 

 

[事実は小説よりも奇なり、ですね!]

 

すたっふ(早く終わんないかな〜)

 

 

 

 

 

 

かすみ「……もう、何が正しいのかわかんなくなっちゃいました。」

 

 

歩夢「…………いいんじゃない?それで。」

 

 

かすみ「え?」

 

 

歩夢「どんなに強くポケモンを育てたって、どんなにベストな手を選んだって、想定外は起こるし負ける時は負ける。」

 

 

かすみ「……。」

 

 

歩夢「ポケモンに絶対はない。正解もない。もし、正解があるとすればそれは……『好きにやる』ことだから♪」ニコ

 

 

かすみ「はは。なんですかそれ……。もう、あれこれ考えるのがバカらしくなっちゃいましたよ。」

 

 

せつ菜「……なら、一緒にバカしましょう!かすみさん!」

 

 

かすみ「…………しょうがないですね。世界一のおバカさんに言われたら……やるしかないじゃないですか!」

 

 

歩夢「……♪」ウンウン

 

 

愛「はぁ……まったく、歩夢はどっちの味方なのさ?」ヤレヤレ

 

 

歩夢「?」キョトン

 

 

愛「うわ、とぼけるつもりだこの人……。」

 

 

歩夢「私はただ、『全力で』ポケモンを楽しんでるだけだよ♪」

 

 

愛「へいへい……ったく、しょうがないね!」

 

 

 

 

 

 

〜ターン8〜

 

 

 

かすみ「さあ……いきますよ、ポケモンバカども!!」

 

 

愛「自分も、でしょ!」

 

 

かすみ愛「ドンカラス(レントラー)!君に、決めたっ!!」

 

 

 

『いけ!ドンカラス!』

 

『いけ!レントラー!』

 

 

 

『レントラーのいかくでドンカラスとゴウカザルのこうげきがさがった!』

 

 

 

 

 

果林「かすみちゃん、完全復活ね。」

 

 

璃奈「バカは風邪ひかない。でも、感染る。」リナチャンボード、ヤレヤレ

 

 

 

[やれやれですね]

 

すたっふ(バカのパンデミック…….。)

 

 

果林「ボードって、ほんと便利よね?璃奈ちゃん♪」ポンポン

 

 

璃奈「……便利だから使ってる。他意はない///」フイッ

 

 

 

すたっふ(あれ?安心したらなんだか腹が立ってきたぞ……?)ン?

 

 

果林「ん?」

 

 

 

 

 

かすみ愛「……!」ニッ

 

 

せつ菜「うおおお!世界一のポケモンバカは、私で

 

 

 

『ゴウカザルはしびれてうごけない』

 

 

 

せつ菜「ハウッ……。」シュン…

 

 

歩夢「水さしちゃ、めっ!だよ?」

 

 

 

かすみ「これで決めます!」

 

 

『ドンカラスのつじぎり!』

 

 

 

 

璃奈「急所なら決まる……!」ゴクリ

 

 

 

愛「!……、っとと。危ない危ない♪」ニヤリ

 

 

かすみ「確定4発って……。フレンド戦でHB特化するとか、放送事故狙いですか!?」

 

 

愛「悪いねぇ?愛さん……バカだから放送事故とかわかんないや。」ニッ

 

 

 

 

 

すたっふ(そもそも私が10連勤してんの、この子らが放送事故しまくるせいだよな?)ウーム

 

 

すたっふ「…………。」ボー

 

 

璃奈「すたっふさん?」

 

 

 

[よし、あの子ら〆て来るわ]ヨッコラ

 

 

 

果林璃奈「いやいやいやいや!!??」ガシッ…!

 

 

 

[離して、ください……ッ!]ググ…!

 

 

 

果林「いやいや、突然『〆る』とかどうしたんですか!?」ググ…!

 

 

[自分らの胸に、聞いてみな……!」ググ…!

 

 

璃奈「今いいところだからッ、邪魔ッ、しないで……!」ググ…!

 

 

[私の連休&睡眠時間を返せ〜!]グググッ…!

 

 

果林璃奈「お疲れ様ですッッ!!」グググッ…!

 

 

 

[鈍いエアームドに]

 

[ブニャット急所チャレンジ、]

 

[ミカルゲ召喚、]

 

[トバリのパチプロ、]

 

[催眠バトン、]

 

[身代わり分身、]

 

[ま怯みバンギラス、]

 

[物理受けでんきだま投げハピナス、]

 

[威嚇ねこだまサイクル!!]

 

[編集どんだけ時間かかると]

 

[思ってんだちくしょぉお!!]

 

 

 

璃奈果林「ひいぃっ!?」ビクッ!?

 

 

 

 

 

 

 

愛「いっくよ〜!愛さんのとっておき!」

 

 

 

『レントラーのスピードスター!』→相手2匹

 

『ゴウカザルはたおれた!』

 

 

 

せつ菜「そんな!?」

 

 

かすみ「ここにきて全体攻撃……、やりますね!」

 

 

 

歩夢(最初から出せばよかったんじゃ……)

 

 

 

 

 

 

[まだpart12も編集終わってないんだぞ……!!]ゴゴゴ

 

 

 

璃奈「part12も含めて1番時間食ってるのは果林さん。」ボソ

 

 

果林「…………は?」

 

 

 

[キラーン]ゴゴゴ

 

 

 

果林「ちょっと?質の悪い冗談はやめ

 

 

璃奈「冗談じゃない。フワライドやアゲハントも加担してた。」

 

 

 

[万死!!]

 

 

 

果林「ひいっ!?なんでこっちに矛先向けるのよ!?」

 

 

璃奈「それじゃ、ワン・フォア・オール!」リナチャンボード、グッドラック!

 

 

果林「そもそも誰かが、タイプ縛りやろうなんていうからでしょ!?」

 

 

璃奈「なんで知って…………あ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ターン9〜

 

 

 

かすみ「ここまで来たら!」

 

 

愛「ステゴロだ〜!!」

 

 

 

 

 

璃奈「璃奈ちゃんボード、『死にたくないよ〜!』」リナチャンボード、シニタクナイヨ~!

 

 

果林「ちょっ、なんでこっちに来る

 

 

璃奈「璃奈の『みがわり』!」スッ

 

 

果林「私の後ろに隠れないで!」

 

 

璃奈「ほ〜れほれ。」

 

 

 

 

せつ菜「なんだか、あっちも盛り上がってますね。」

 

 

歩夢「あはは……。」

 

 

 

 

果林「くっ、こうなったら……『みちづれ』!」ガシッ…!

 

 

璃奈「はなして〜!?」リナチャンボード、⁉︎

 

 

果林「オーッホッホッホ!『みちづれ』は『みがわり』貫通よ〜♪」

 

 

 

 

歩夢「果林さん、着実にポケモンの知識つけてるね。」

 

 

せつ菜「末恐ろしいです♪」

 

 

 

 

 

璃奈「ぐぬぬ、だったら……!『おさきにどうぞ』。」クルッ

 

 

果林「え!?なにその技、私知らないんだけど!?」

 

 

璃奈「『おさきにどうぞ』は強制的に相手に行動順を譲る。『みちづれ』は効果が切れる。」リナチャンボード、ドヤ!

 

 

果林「く、……かくなる上は……!」

 

 

璃奈「諦めて先に逝くといい。ほらほら、『おさきにどうぞ』。」ススス

 

 

果林「あきらめるもんですか!」ヒラッ…

 

 

璃奈「おっとっと。」

 

 

果林「秘技、『おきみやげ』。」ダダダ…

 

 

璃奈「 」

 

 

 

歩夢せつ菜(後輩置いて1人で逃げたよあの人!?)

 

 

 

[あのダーツ作んの大変だったんだぞ!]

 

 

 

璃奈「うわー、しにたくないよー。」タタタ…

 

 

 

 

せつ菜「……3人とも出ていってしまいましたね。」

 

 

歩夢「はは………って!進行しなきゃ!?」

 

 

せつ菜「ああ!?すっかり忘れてました!?」

 

 

歩夢「えっと、2人の今の状況は……、」

 

 

 

 

レントラー  35% 

ライチュウ  ×

 

かすみ

ドンカラス  30%

バンギラス  ×

 

 

 

 

せつ菜「このターンは、お互い最大打点をぶつけることになるでしょう……!」

 

 

歩夢「ドンカラスの『つじぎり』が急所に当たればかすみちゃんが、

 

 

せつ菜「急所に当たらなければ、愛さんの勝ち……!」

 

 

 

 

 

愛「……わかってるよねかすみん。」

 

 

かすみ「……はい!」

 

 

愛「このターンで全てが決まる。」

 

 

かすみ「もう、お互い小細工する時間はありません。」

 

 

愛「…………全部、ぶつけよう!!」

 

 

かすみ「…………、はい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ラストターン(ターン9)〜

 

 

 

 

かすみ愛「……、!」

 

 

 

かすみ「どんなに闇を孕んでも、どんなに愛が歪もうと!!愛も強さも光も闇も、全部まとめて私なんだ……!」キッ

 

 

 

愛「……来いッ!!かすみん!!!」

 

 

 

かすみ「絶対勝つ!今度は、一緒に……!!これが……私の、私と私のポケモンだけの、『ポケットモンスター』だぁぁあ!!!」

 

 

かすみ「イノセント、イーーーービルッ!!」

 

 

 

『ドンカラスのつじぎり!』

 

 

 

愛「こちとら、潜って来た修羅場の数が違うんだ!!お祈り上等!……耐えろ、レントラー!!」

 

 

 

歩夢「……!」

 

 

 

せつ菜「……!?」

 

 

 

 

 

愛「…………………………。よくやった。」ニッ

 

 

 

 

 

『きゅうしょにあたった!』

 

 

 

 

 

『レントラーはたおれた!』

 

 

 

 

かすみ「……や、」

 

 

せつ菜「やりましたね♪かすみさん!!」ダッ

 

 

かすみ「っ、た……?」

 

 

せつ菜「はい!かすみさんのドンカラスが!初めて捕まえた相棒が!またやってくれました!…………あなたと、一緒に掴んだ勝利です♪」

 

 

かすみ「かすみん、勝てたんだ……やっと。」ウル…

 

 

せつ菜「……はい♪かすみさんは弱くなんてない。ポケモンへの愛情と、一緒に勝つという覚悟を併せ持ったあなたは…………最高で、最強です!」ペカー

 

 

かすみ「………!!」ジワ…

 

 

せつ菜「……♪」ヨシヨシ

 

 

かすみ「せつ菜先輩……、うわぁぁあん!!」ウワ~ン

 

 

愛「負けちゃったか……。強くなったね、かすみん。」

 

 

ポンッ

 

 

歩夢「お疲れ様♪」

 

 

愛「やめてよ。『お疲れ』なんてらしくない。」

 

 

歩夢「そうかもね。…………でも、

 

 

愛歩夢「楽しかった♪」

 

 

歩夢「……プ」

 

 

愛「……フフ」

 

 

歩夢愛「あははは♪」

 

 

 

かすみ「な〜んで負けたのにそっちが勝ちました感出してるんですか?」

 

 

 

愛「え?いやだって、

 

 

歩夢「勝負には負けちゃったけど、

 

 

愛「愛さん達のが目一杯ポケモン楽しんだもん!」

 

 

せつ菜「わ、私たちだって……!そっちも負けてません!」

 

 

 

ドア「バァァアン!!」バァァアン!!

 

 

 

歩夢愛せつ菜かすみ「!?」

 

 

璃奈「はぁ……、はぁ……。」

 

 

せつ菜「璃奈さん!?」

 

 

愛「もう、そんなに急がなくても愛さんは逃げないぞ〜。」

 

 

璃奈「そんなことより、勝負は……!?」

 

 

愛「ソンナコト……。」サラサラ…

 

 

せつ菜「愛さん!?お気をしっかり!」

 

 

歩夢「…………負けちゃった。」

 

 

璃奈「そん、な……。」ガクッ

 

 

せつ菜「璃奈さん!?」

 

 

璃奈「ごめんなさい……ごめんなさい……。また、ポケモンで友情を失う人が……。」ツー…

 

 

愛「うわわ!?ちょっと待ってよ!?」アタフタ

 

 

璃奈「かすみちゃんは、ただポケモンを愛してただけなのに……愛したかっただけなのに……。私が、弱いせいで……!」ポタポタ

 

 

かすみ「いや……りな子は、強かったよ。」

 

 

璃奈「……、」ポタポタ

 

 

歩夢「その言い方だと、誤解されちゃうんじゃないかな……。」アハハ

 

 

璃奈「誤解……?」

 

 

かすみ「ええっと、その……だから、りな子が心配してたようなことにはなってなくて、というか……。」モジモジ

 

 

せつ菜「はっきり言ってあげないと璃奈さんがかわいそうです。」キッパリ

 

 

愛「そうだそうだー。」

 

 

璃奈「……?」

 

 

かすみ「……んああもう!!だから!……その、ごめんね、りな子。心配かけて……///」モジモジ

 

 

璃奈「……。」

 

 

かすみ「その、みんなが、ポケモンの楽しみ方……というか、向き合い方?みたいなの、教えてくれて……、なんか、そういうの、良いなって……///」モジモジ

 

 

歩夢愛せつ菜「えへへへへ///」テレテレ

 

 

かすみ「だから、もうあんなことしない……、から……さ?また、りな子と一緒にポケモン……しても、良いかな///」

 

 

璃奈「…………、」プルプル

 

 

かすみ「……。」ドキドキ

 

 

璃奈「か"す"み"ち"ゃ"…………、」ポロポロ

 

 

かすみ「泣くほど嫌なの!?」

 

 

璃奈「!」ブンブン

 

 

かすみ「ええっと……。」

 

 

璃奈「……………………良かった。」ポロポロ

 

 

かすみ「へ!?あ、うん。」

 

 

璃奈「本当に、良かった……!また、ポケモンやろう……!」ポロポロ

 

 

かすみ「……うん。」ヨシヨシ

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

せつ菜「なんだかしんみりしちゃいましたね。」

 

 

歩夢「結果発表……したいけど、組み合わせ変えちゃったから戦績も意味ないし……。」

 

 

せつ菜「すたっふさんも果林さんも帰って来ませんし……。」

 

 

愛「このまま締めちゃおっか!」

 

 

せつ菜「では……コホン。というわけで!

 

 

歩夢「ポケモンバトルの世界は甘くないけど、笑って怒ってぶつかって泣いて……

 

 

 

愛「!」ピコーン!

 

 

 

歩夢「なんだか波瀾万丈だったけど、

 

 

 

愛「あまくな いさ バトルはい つだって♪」チラッ

 

 

歩夢「!?(いきなり歌うの!?)」

 

 

せつ菜「からいに がいしぶいすっ ぱいね♪」チラッ

 

 

歩夢(せつ菜ちゃんまで!?はぁ……。)

 

 

歩夢「いきて るんだ だか らかんじ よう♪ い っしょに♪」ヤケクソ

 

 

歩夢愛せつ菜「イエイ イエイ イエイ イエ‼︎」

 

 

 

 

愛「みんな♪」チラッ

 

 

愛歩夢せつ菜「GOOD GOOD SMILE ♪」

 

 

 

 

 

歩夢「もう!急に振らないでよ!?」プンスコ

 

 

せつ菜「すみません、つい……///(そのわりには1番ノッていたような気が)」

 

 

愛「ごめんごめん、そういう振りかと思っちゃって。」ニッシッシ

 

 

せつ菜「振り?……ああ!?なるほど。そう言うことですか!」

 

 

歩夢「?」

 

 

愛「ヒントは『493』だよ♪」

 

 

歩夢「『493』?なんだろう……シンオウ地方の全国図鑑くらいしか

 

 

愛「さっすが歩夢!大正解♪」

 

 

せつ菜「シンオウ地方といえば……?」

 

 

歩夢「あ、今度の新作ソフト!」

 

 

愛「そのとーり!今度の主役は、その493匹のポケモン達だー!」

 

 

せつ菜「はい♪493匹……いや、これからもきっと増えていくポケモン達と、

 

 

愛「ハラハラドキドキワクワクな、君だけの冒険をしよう!」

 

 

歩夢「次の主役は……

 

 

愛歩夢せつ菜「君に決めた!」

 

 

 

 

 

『ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド』

 

『ポケットモンスターシャイニングパール』

 

『全世界同時発売!』

 

 

 

 

歩夢愛せつ菜「まったね〜♪」バイバイ

 

 

 

〜収録終わり〜

 

 

 

 

 

 

〜おまけ〜

 

 

 

歩夢愛せつ菜「終わった〜〜〜!!」

 

 

愛「は〜、ドッと疲れが来たわ〜。」グデ~

 

 

 

カリカリ…

 

 

 

せつ菜「愛さん達は良いじゃないですか〜、私なんか7徹ですよ〜。」クタ~

 

 

愛「『菜々』だけに〜?」グデ~

 

 

歩夢「それ勝手にやっただけでしょ〜。」ヘニャ~

 

 

 

カリカリ…

 

 

 

愛「愛さん達なんか、サポートポケモン厳選に、対戦用の色厳選までしたんだぞ〜。」グデ~

 

 

せつ菜「だれですか『のろい』エアームドなんてもの生み出したの〜。」クタ~

 

 

 

カリカリ…

 

 

 

歩夢「そもそも縛りでやろうって言ったの璃奈ちゃんだも〜ん。」ヘニャ~

 

 

愛「……っていうかこのカリカリ音、何〜?」グデ~

 

 

せつ菜「璃奈さんとかすみさんがゲームやってる音ですね〜。」クタ~

 

 

愛「ゲーム?ねぇりなりー、何やってんの〜?」

 

 

 

璃奈「ポケモンダッシュ。」

 

 

かすみ「う〜、りな子の嘘つき〜!」

 

 

璃奈「嘘はついてない。」

 

 

かすみ「りな子さっき、『スキンシップでポケモンをもっと好きになれる』って言ったじゃん!タッチペンで走らせるのはスキンシップじゃないも〜ん!」プンスコ

 

 

璃奈「タイトル画面。」

 

 

かすみ「……え?」

 

 

璃奈「スキンシップできるのはタイトル画面。飛ばすかすみちゃんが悪い。」

 

 

かすみ「…………。いや、まだ!まだあるもん!」

 

 

璃奈「?」リナチャンボード、キョトン

 

 

かすみ「りな子さっき、『好きなポケモンで走れる』って言ったもん!実質ピカチュウ縛りなんて聞いてないもん!」プンスコ

 

 

璃奈「タイトル画面でピカチュウを好きになれば、何一つ違わない。」

 

 

かすみ「も〜やだ〜!!」ダダッコ

 

 

歩夢「フフ。クソゲー万歳……♪」

 

 

 

 

 

 

〜某所〜

 

 

ザザァ…

 

 

[逃げられた…….]

 

 

ザザァ…

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

すたっふ「……。」

 

 

[よし、

 

 

すたっふ「……。」

 

 

ポイッ

 

 

すたっふ「帰って寝るか……。」スッキリ

 

 

 

 

 

 

〜またまた某所〜

 

 

ホーホー、ホッホー

 

 

果林「……………………。」

 

 

ホーホー、ホッホー

 

 

果林(こ こ ど こ ……!?)

 

 

 

 

 

 

 

〜FIN〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜夜、???の部屋〜

 

 

 

 

???「……。」

 

 

 

(ふざけるな……!!!)

 

 

(愛を示すのに、方法も何もあってたまるか!!そんな不純な動機で戦うお前を、私は許さないッ!!!)

 

 

 

???「…… ……。」

 

 

 

(私はただ、安易に自分の幸せを放棄するなと言ってるだけです!)

 

 

 

???「…… …… ……。」

 

 

 

(いつも、うんざりするほど自分が1番だって言ってきた癖に……!そうやって自分の幸せから逃げるから!)

 

 

(そんなことありません!私は、私の幸せは!!大好きな子達が幸せになることなんです!!その気持ちに嘘はない!!!)

 

 

 

???「…… 自分の幸せくらい、自分で決められる。」

 

 

 

(確かに、相手の幸せを第一に考えらるのは立派なことだし、相手を幸せにしたいと思う気持ちは人を強くします……!でも!!それだけじゃ足りないんです……。)

 

 

(足りなくなんてない!愛情さえあれば、人はどこまでも強くなれるんです!!)

 

 

(……誰だって、自分の幸せを願ってくれる相手には、幸せになってほしいって、報われてほしいって思うんです!)

 

 

 

???「…… いくら思ったところで、示せなければ思っていないのと変わらないのに。」フフ…

 

 

 

(……見ていてください。『私の』覚悟を。私に力をくれるものを!)

 

 

(1番強い者は……自分のことを1番最後に考えられる者なんだ……!!そして、大事なもの全部幸せにした後で、最後に1番大きな幸せを掴むんだぁぁあ!!!)

 

 

 

???「…… …… …… …… 平行線、か。」



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