BanG Dream! 短編集 (ENDLICHERI)
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3月4日といえば?
ども~。
なんか浮かんじまったからノリと勢いで、30分ぐらいで書いた小説・・・・・・というより、短編です。まぁ、これを機に、この短編小説で思いっきりふざけたのを書こうと思いますw
公式に怒られたら即終了!では、本編どうぞ~!
「ってことで、今日は『紗夜の日』!おねーちゃんの日だよ~!」
「突然何?急に呼び出すなり唐突に『紗夜の日』だとか・・・・・・。そもそも、私の誕生日は3月20日よ?」
えーと・・・・・・初めまして、僕の名前は『
「ってか、ヒナも誕生日一緒でしょ?」
「チッチッチ~、リサちーも分かってないな~。今日は3月4日、『
「全国の『さよ』さんは違うんですか?」
「堂本さん、ツッコむとこはそこではないはずです・・・・・・。」
「ほらほら!ユウ君もお祝いしてよ~!」
「こんなに本人は納得してないのに・・・・・・?」
「アハハ・・・。」
日菜さん、ここで紗夜さんに会うなり嬉しそうにしているので、「何かありそう・・・。」と思ってしまった僕でしたが・・・・・・正解でしたね。どこでそんなネタを拾ったのやら・・・?
「ちなみに、昨日はあたしの日なんだよ~!」
「日菜の・・・?」
「・・・・・・あっ!もしかして、『
「せいか~い!さっすがリサちー!」
「アハハ・・・・・・当たっちゃった・・・。」
「リサさん、もしかして冗談で言いました?」
「掘り下げなくていいからね!」
それはフリですか?
まぁでも、昨日のTwitterでは『
「はぁ・・・。それで、私の日とかはさておいて、何が言いたいの?」
「ないよー。」
『・・・はい?』
「今日はおねーちゃんの日だね。以上!」
「それ、だけ・・・・・・?」
「うん!」
「紗夜さん、次は3月16日で、その次は20日。で、あとは9月10日ですね。」
「何故3日分あるんですか!?」
「だって、
「初耳です!!」
そりゃ初耳でしょうね。・・・・・・これで初耳学出れるかな?(※無理です)
・・・・・・以上ですが、何か?こんな内容、公式さんに見つかったら怒られる可能性ありだからね。「じゃあなんで書いた!?」って思ったでしょ?今日休みでさ、「今日は4日か~。・・・・・・4日。3月4日・・・・・・
では、さいなら~。
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モカだけど・・・・・・
カフェモカ飲んでたら思いついちゃったw
さぁ~、今回もふざけまくるぞ~!w
土日のバイトには、ちゃんと休憩時間を貰える。学校終わりは2~3時間しかないけど、まりなさんは「休憩行っていいよ」って言ってくれる。まぁ、休憩するぐらいなら早く仕事を覚えたいからしないんだけど。
で、今はカフェスペースで休憩中。
「およよ~、こんなところで休憩ですか~?」
「うん?・・・・・・あ、モカさん。それに
「ども~。」
「こんにちは。」
気の抜けた挨拶をしてくるのは、『
「今休憩です~?」
「はい。あと30分ぐらいしたら戻りますけどね。」
「じゃあ、あたしたちと一緒だ~。」
「えっ?・・・・・・あ、そっか。Afterglowも次の時間からでしたね。」
「そうなのよ~。ってことで蘭~、ちょっとお茶しよ~。」
「えっ?いやでも、悠貴さん休憩中でしょ?あたしたちがいたら、休憩にならないんじゃ・・・・・・?」
「だいじょぶ~。悠さんだってあたしたちと話して疲れることなんてないから~。ね~?」
君はどの立場で言ってるんですか?・・・・・・って言おうと思ったけど、面倒なことになりそうだから止めておこう・・・。
「よいしょ~。お隣失礼しま~す。」
「そういうのは座る前に言うものですよ。」
「モカったら・・・。ところで、悠貴さんは何を飲んでいるんですか?」
「僕は
「あたし~?」
「モカだけどモカじゃないよ・・・。」
「むしろ、君は『飲まれる』方じゃなくて『飲み込む』方でしょ?」
「でも悠さん、モカちゃん飲んでるんでしょ~?」
「言葉足らずですみませんね。僕が飲んでるのは『カフェモカ』です。」
「ちぇ~、悠さんノリ悪いですな~?」
「蘭さん、黙らせる方法は?」
「ない。」
即答されたよ・・・・・・。
「まぁ、そうですよね・・・・・・。」
「・・・・・・モカちゃん美味しい?」
「まだ言う?」
「そりゃ~言いますよ~。今、悠さんを弄るネタがそれしかないので~。」
「蘭さん、あと4人呼んでもらっていいですか?」
「えっ、3人じゃなくて・・・・・・?」
「4人ですよ。5つ子の、残り4人。」
「いや一人っ子だし!」
蘭さんは5つ子の4番目だと思ってたんだけどな~?
「モカは弄らないの?」
「う~ん・・・・・・なんかあります?」
「えっと・・・・・・ヲタク?」
「以外あります?」
「ふっふっふ~、モカちゃんを弄るのは、至難の業だよ~。」
「・・・・・・僕、もう戻りますね。では。」
「あ、ちょっと!?」
もうネタ尽きたし、これで終わり。
ここまで他作品なり中の人ネタをやると、『公式から怒られない』ってルートが無くなりそう。そしてウチも亡くなりそうw
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髪型、同じでは?
仕事してたらふと思いついた!(←脳は働いてない)
ラウンジでの会話(ましろ・透子・つくし)を元ネタにしてま~す。
最近できたバンド『Morfonica』。彼女たちのバンドの特徴は、なんと言っても『バイオリン』という担当がいること。『DJ』なら2バンド知ってるけど、バイオリンが入ってるバンドは聞いたことがない。そして、その『Morfonica』は、よくCiRCLEに来る。
「こんにちは~・・・・・・。」
「こんにちは。どうしたの?元気ないようだけど。」
「実は、髪型がなかなか決まらなくて・・・・・・。」
「へ、へぇ・・・・・・。」
『Morfonica』の自称リーダーらしい『
「あ、スタジオならもう使えるよ。」
「ありがとうございます。はぁ・・・。」
「が、頑張って・・・・・・。」
目の前でため息つかれたら、下手に言葉かけれないじゃない・・・。
「悠さ~ん!」
「お、透子ちゃん。ましろちゃんも。」
「こんにちは・・・。」
「さっきそこで
「そうなんだ。つくしちゃんならもうスタジオ入ったよ。」
「りょーかいです!・・・・・・あ!そういえば、
「つくしちゃん?」
一応だけど、透子ちゃんはましろちゃんとつくしちゃんの呼び方がものすごく独特なんです。僕も最初聞いた時は犬や猫といったペットの名前かと思いましたよ・・・。
「なんだか悩んでいたよ。『髪型が決まらなくて』とか?」
「やっぱそうか~。」
「学校でも言ってたもんね・・・・・・。」
「で!で!」
「うん?」
「悠さんはふーすけの髪型の違い、分かりました?」
「僕?いや、分からないよ・・・。」
「ですよね~!女心を分かっていそうで分かっていない悠さんですもんね~!」
「ちょっと透子ちゃん・・・!」
この子、よくも躊躇わずにそんな事が言えるね~。後で説教してやろうかな・・・?
「あ、あの・・・!私たちも、分からなかったから、気にしないでください・・・!」
「うん、フォローありがとう、ましろちゃん。」
「それはそうと!ふーすけの髪型、どこがいつもと違いますかね~?」
『それはそうと』って、君が振ったんでしょ?責任持っていただけます!?ねぇ!?
「何度かほどいては結び直しているけど・・・・・・?」
「結ぶ位置が違うとか?」
「えぇ~?そんなミクロンサイズの違いですかね~?うーん・・・・・・あ!昨日と髪の量が違うとか!」
「だったらまず髪型より抜け毛の心配からだね。」
「そっか。」
毛の量が違うと思わせる人は、髪を切った人・抜けていってる人・育毛・カツラをしている人だけだから。
「桐ヶ谷さん、倉田さん、いつまで話しているの?」
「あ、ルイー!聞いてくれよー!ふーすけのやつがさ──」
「早く練習始めるわよ。」
「しろちゃん、とーこちゃん、行くよ~。」
「ななみも待ってくれよ~!」
「あ、えっと・・・・・・し、失礼します・・・!」
「はい、ごゆっくり~。」
・・・・・・やっぱり、Morfonicaのメンバーは互いの呼び方がおかしい気がする・・・。
この作品、いつものメンツがお気に入り登録してない。っというか、お気に入り登録しているユーザーが活動してない・・・w
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やらかした時って、敬語になるよね?
「・・・・・・遅いですね。」
「そう・・・・・・ですね・・・・・・。」
「彩ちゃん、悠貴くんから連絡来た?」
「うーん・・・・・・あ、今来た!」
「ほんとなの?」
「うん。えっとね・・・・・・『先にお店に行っていてください。すぐ行きます。』だって。」
「敬語すぎませんか?」
今日は、悠貴さんと花咲川3年生の計6人で昼食を取ることになりました。ただ・・・・・・そんな悠貴さんが待ち合わせの時間に来なくて少し困っています・・・。
「あ、もう1個来たよ。」
「今度は・・・・・・どんな内容ですか・・・・・・?」
「えっとね、『本日はお詫びとして全て奢らせてください。お願いします。』だって。」
『・・・・・・。』
「それはそれで、困るわね・・・・・・。」
「えぇ・・・・・・。」
「どうします・・・・・・?」
「・・・・・・とりあえず、行こっか?」
丸山さんの一言で、私たちは昼食に行こうとしていた場所に行き、店員さんに「もう一人来る」と伝えておいて、先にメニューを選びました。
「あの・・・・・・?」
「白金さん?」
「よろしければなんですけど・・・・・・堂本さんには・・・・・・このお店だけ奢らせるのは・・・・・・どうでしょうか・・・・・・?」
「そうね、このお店だけでかなりの値段になるでしょうし・・・・・・。」
「そうしましょうか。」
この後行くかもしれない場所の会計までさせたら、私たちの方が罪悪感を持つということになり、このお店だけ奢らせる事を決めた時、私たちの中で話題の人物がやって来ました。
「あ、来たよ。」
「遅れてすみません・・・。」
「いえ、さほど影響はないので大丈夫ですけど・・・・・・。」
「何か、あったんですか・・・・・・?」
「実は・・・・・・寝坊しまして・・・・・・。」
「あはは・・・。」
松原さんが苦笑いした気持ちは分かります。私も口から出るのは苦笑いでしょうからね・・・・・・。
「もう本当に申し訳ないです・・・・・・。」
「あの・・・・・・聞くのも申し訳ないと思うんですが、何時に起きたんですか?」
「えーっと・・・・・・11時半ぐらいにー・・・・・・起きまして・・・・・・。」
「その頃には彩ちゃん以外はいたわね・・・・・・。」
「その5分後に来ました・・・。」
「もうね、お金もたくさん持ってきたので、もうなんでも買ってください。なんでも奢らせていただきますので。」
「いつもより敬語でいつもより腰が低いですね・・・・・・。」
「もうちょっと見ていたいけど、さすがにちょっと絡みづらいわね・・・。」
「は、はい・・・・・・。」
この後、この6人で出来る限りのウィンドウショッピングをしました。途中カフェに寄りましたが、ずっと堂本さんが「これ欲しいの?」と言ってきて、『全部払う気だ』と思いつつ、私は申し訳ない気持ちいっぱいでした・・・・・・。
皆さんは、寝坊だったりして遅刻したことあります?アタシはね・・・・・・無いです!もうね、あんまり乗り気ではない約束とかも最低5分前には集合場所に着くようにしてます。「乗り気ではない約束」っていうのは、高校時代に仲が良かった部活仲間ですね。今?今は・・・・・・察してw
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メイドの日だって。・・・・・・どこが?
Twitter見てたら思い付いた今回。たまには「まだ一応生きてます!」アピールしないとねw
んじゃどーぞ。
「おーい、悠さーん!」
「うん?透子ちゃん、こんにちは。Morfonicaのみんなもこんにちは。」
「こんにちは!」
「ねぇねぇ悠さん、今日『メイドの日』なんですって!」
「へぇ。」
「で?で!?」
「・・・・・・うん?」
この娘は突然何を言い出すのかと思えば、何を言ってるんだ?
「悠さんはどう思いますか?あたしたちのメイド服姿!」
「と、透子ちゃん!?」
「急に何を言うのかと思えば~?」
「すみません堂本さん。突然押しかけてしまって。」
「もう透子ちゃん!悠貴さんに謝りなさい!」
「えぇ~?だって気になるじゃん!悠貴さんってたくさん女の子の友達がいるのに『彼女がいる』って噂が微塵もないなんて!」
口で言うのも疲れるかれここで言うけど、さらっと失礼なことを言うね、この娘は。お兄さん、ちょっと怒るよ?
「で、どうです?あたしたちのメイドは?」
「うーん・・・・・・はっきり言うといらない。」
「「「えぇ~!?」」」
こら誰だ?透子ちゃんに混じって『えぇ~!?』言うたの?
「わ、私でもダメですか!?」
「つくしちゃんは抜けてるところがちょいちょいあるから却下。」
「うっ!?」
「七深ちゃんはほぼ確実に感性の違いでアウト。」
「そ、そうかな~?」
「で、言い出しっぺの透子ちゃんは見た目と性格でアウト。」
「見た目と性格って!?」
「瑠唯ちゃんは・・・・・・そんなこと起きないって言って現実突きつけるでしょ?」
「そうですね。」
「ましろちゃんは・・・・・・論外だね。」
「ろ、論外・・・・・・!?」
むしろ『バンドリ』というコンテンツ内で見た目&中身でメイドが似合う人がいるのか怪しいもんね。
「論外・・・・・・そうですよね、私なんて月ノ森に入れただけでも奇跡なのに、メイドなんて論外ですよね・・・・・・。」(※ましろです。)
「じゃ、じゃあ誰がメイド似合うんですか!?」
「うーん・・・・・・『マーメイド』の『日高ひまり』さん?」
「「誰!?」」
「あれ、知らない?治安が悪いことで有名な『Merm4id』のDJ担当のひまりさん。どうやらメイドのバイトをしているしいけど。」
「そんな名前のバンド、知ってる?」
「知らな~い。」
「広町も知らない・・・。」
「そりゃそうでしょ。だってバンドじゃなくてDJユニットなんだから。」
「分かるかい!?」
「堂本さん、せめてバンドリ内での会話にしてください。同会社のコンテンツといえど、別コンテンツを加えるのはバンドリのガイドラインに反することなので。」
「善処しま~す。」
ところで、ましろちゃんはいつまで沈んでるのさ?
で、なんで5月10日ですメイドの日なの?・・・・・・もしかして、『5月→英語でMay→メイ』『10日→とおか→
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あの時から・・・・・・。
pixiv見てたら、「そういや、この前は
あ、今回は大半がシリアス寄りなので・・・・・・面白展開を期待しなから見るのは止めてください。
んじゃ、どぞ~。
私たちRoseliaは、どんなに辛いことがあっても、この5人の絆で乗り越えてきた。これまでも、そして、これからも・・・・・・。
「友~希那~!」
「?・・・・・・リサ、どうしたの?」
「うん?いや~、偶然友希那を見かけたからさ~!」
「そう・・・。」
「そういえば、最近何かあった?」
「最近?」
「そそ!Roseliaで何かあったかな~?って。」
「Roseliaで体験したことは、リサだって知ってるでしょ?」
「あ。そ、そうなんだけどさ!その~・・・・・・『友希那から見てどうだったかな~?』って。えへへ・・・。」
何かしら?今日のリサはリサではない気がする。まるで、リサの姿をした誰かのような・・・・・・?
でも・・・・・・姿や声、性格はリサだから、そんな違和感が消えていってしまう。
「そうね・・・・・・最近だと、リサの家にRoseliaのみんなで泊まったことが印象的かもしれないわね。」
「あー、そういえばそんなことあったねー。」
「あなた、噂と勘違いとはいえ、ずっと怯えていたのよ?まぁ、逆に忘れたい記憶なのかもしれないけど。」
「まぁねー。ねぇ、他には?」
「えっ?えっと・・・・・・そうね。RoseliaでF.W.Fに出場したわね。」
「っ!?」
「それも、予選で一番の成績で。あの時はリサが書いた詞で予選を突破したわね。あの歌詞は昔見たシロツメクサの花畑の景色を思い出させてくれるわね。」
「・・・・・・そっか。目標にたどり着けたんだね。」
「リサ?」
「えっ?ううん、なんでもないよ・・・。あ!アタシ用事あったんだった!じゃあまたね!」
「え、えぇ・・・。」
何なのかしら?やっぱり、今日のリサは少し様子がおかしいわね・・・。
旅立った
でも、たまにはアタシたちを思い出して、話をしに来てくれると嬉しいな~。
「また逢えるその日まで・・・・・・たくさん笑いあえるその日まで・・・・・・どうか、Roseliaを続けていってね・・・・・・。」
できるなら、またあの
「リサ、あなたにこれをあげるわ。」
「友希那から!?珍しいね~!ありがと──って、何?この本何?」
「記憶力が良くなる本よ。安心して、燐子と選んだ本だから。」
「いやいやいやいや、安心できませんよ!何、この前から何かあったの!?」
それからリサは、5月13日になると記憶力に関係する物を貰っていくのであった・・・・・・。
いかがでした?まぁ・・・・・・5月13日の
では、また~。・・・・・・泣いた人いる?
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マーキング
KinKi Kidsさんの『Dandelion』っていう曲を聴いてから「書きたいな~。」と思っていてなかなか書けずにいたENDLICHERIです♪
タイトルがこんなふざけてる理由は、本編見て察して。
それは、ある日の学校帰り。僕はたまたま帰り道で会った美咲と共に、美咲の家に立ち寄った。
「どうぞー。」
「お邪魔しまーす・・・・・・って、どうしたの?」
「いやー、色々忙しくてさ・・・。」
すぐに美咲の部屋に招かれ、部屋主が僕を部屋に入れようとしたけど、僕はその部屋の中の・・・・・・き、汚さに驚いてしまった。もちろん、『散らかってる』って意味だよ!!
「片付けようとは思ってるんだけど、疲れに負けちゃって・・・・・・。」
「まぁ、分からなくはないよ。とりあえず、部屋片付けよっか?」
「そう・・・・・・だね。二人なら早く終わるか。」
「じゃあ、手をつけてもいい場所ってどこ?」
「・・・・・・へっ?」
「ほら、仮にも女の子の部屋なんだから、男に見られたくないものだって、あるでしょ・・・・・・?」
「・・・・・・あぁ~!そういうことね。確かに見られたら困るものはあるけど、悠斗になら別にいいかなって。」
「いや、それはどうかと・・・・・・。」
「今まで、まるで家族かのように接してきたんだからさ。」
「・・・・・・そう。」
僕たちは美咲の部屋の片付けを始めた。僕は美咲に指示された場所から片付けを始めてる。
ふと美咲を見た。西日が微かに射し込む部屋で、美咲の髪が黄金の
「ふぅ~。」
「やっぱり疲れるの?」
「まぁね~。普段は他人といる時より手抜きだから、イメージ保つのもなかなかだな~って。」
「僕の前でなら、その
「まぁね。出会った時から親友・・・・・・というか兄弟って感じで接してきたからね。」
「兄弟、ね・・・。」
「えっ?・・・・・・もしかして、恋人が良かった?」
「いや、まだそんなのには・・・・・・!」
「『まだ』?」
「あっ。」
ちょっと口を滑らしてしまい、美咲の部屋の中は気まずい空気が漂い始めた。
そんな空気を消そうと言葉を発したのは、美咲だった。
「・・・・・・ねぇ。」
「な、なに・・・・・・?」
「その・・・・・・あたしと、恋人になりたいの・・・・・・?」
「・・・・・・で、出来れば・・・・・・なりたいなぁ~って・・・・・・。」
「ふーん・・・・・・。」
そこからまた、沈黙が部屋を支配した。
「悠斗。」
「うん──んっ!?」
名前を呼ばれて美咲の方を振り返ったら、美咲の顔が目の前にあって、唇が何か柔らかい感触に襲われた。僕は何も理解できなかった。
唇に当たる柔らかい感触・・・・・・。
目に映るのは目を閉じて頬を赤らめてる美咲の顔・・・・・・。
何が起きているのかようやく理解できた時には、美咲の顔は僕から離れていた。
「み、美咲・・・・・・!?」
「この先、ハロハピの活動もどうなるか分からないから・・・・・・今はこれで我慢して・・・。」///
「う、うん・・・。でも、今──」
「今のは・・・・・・マーキング、かな?」///
照れ隠しのように頬を赤らめて笑う美咲を見て、僕は彼女から離れることは一生出来ないと思った・・・。
どうでした?誰かさんが散々『美咲小説を出してくれー!』ってリクエストしてくれたから、ちょっと頑張って書きました。
ちなみに、こういう曲名あるんだよ。花園たえの声優『大塚紗英』さんの曲です。
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