外伝 VOICEROIDの子達と友達になる話の裏側 (キョウヤ)
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番外編 0話 暁家の大黒柱の正体

前書きです。
本編であるVOICEROIDと仲良くなる話の主人公 響夜と咲夜のおじいさんです

書き方の変更も兼ねて書いてみました。


ん?ここは?

ふと目が覚めて周囲を確認する。

「ワシは確かに大切な孫たちの前で生涯を終えて眠ったはずだが?」

 

目を覚ました老人は不思議そうに自分の記憶、身体の状態を確認する。

 

「そうじゃ新聞かカレンダーで今の日付けを確認してみるか」

 

老人は落ち着いた様子で状況を確認して行く

 

「ふむ、どうやらワシが孫たちに看取られた月よりも、もっと前の時間にいるみたいじゃな」

 

「ワシの記憶は残ったままで過去に蘇ったという感じじゃな」

「さて、今のワシになにか出来ることはあるのかのぅ、とりあえず喉が渇いたし茶でも飲もうかのぅ」

 

老人は落ち着いた様子でお茶を淹れる為に移動する。

自分の経営している喫茶店の厨房でお茶を淹れる準備をしていると1人のお客が入口から入ってくる。

見た目は175cm程度の普通の体型で真っ黒なコートに黒い帽子を深く被っているため顔は見えない

 

「いらっしゃい、すまんがまだ準備中での、あと1時間もすれば孫たちも帰ってきて店を開けるからその時また来てくれますかね?」

 

老人は柔らかい物腰で語りかける

 

「おじいさん、貴方のチカラを貸していただけますか?」

入口にいる人は静かな声で尋ねてくる

20代くらいの青年という感じの声だ

 

「ワシのチカラ?見ての通り隠居して孫たちと細々と店をやっている爺のチカラなど必要ないと思いますが?」

「いきなりの頼みなのは承知しています、ですが貴方にしか頼めないのです、なんども転生を繰り返している貴方にしか·····」

 

入口の人はそう告げた。

何度も転生を繰り返している?ワシが?

老人は不思議そうに首を傾げている、確かに今のワシの状態は俗に言う転生物と条件も状態も一致している、なにか知っていそうなこの人の話を聞くだけ聞いてみるか。老人はそう考えた。

 

「いいでしょう、ワシの記憶も少し曖昧での、詳しく話してはいただけませんか?お茶くらいならご馳走しますので」

 

「ありがとうございます!突拍子もない話かも知れませんが聞いてください、私はケイというものです、よろしくお願いします。」

 

「おぉ、これはどうもご丁寧に、ワシは暁 夏夜皆からはナツ爺と呼ばれております」

 

「では夏夜様、早速ですが今の状況と記憶の状態から確認させて頂いてもいいですか?まず前世の記憶はどこまで覚えていますか?」ケイと名乗った青年は尋ねる。

 

「そうじゃのう、今のとこはワシの大事な家族である響夜と咲夜に看取られながら眠ったとこまでは覚えておるのぉ、確か膵臓の癌が原因で死んだしもうたんじゃ、あの子達には悪いことしたのぅ、遺産は使い切れないくらい遺してやれたから大丈夫だと、思うのじゃが·····」

夏夜は少し寂しそうな顔になる。

 

「そうですか、では亡くなる時の状態と今の状態の違いは分かりますか?」続けてケイが質問する

 

夏夜は自分の身体を鏡で確認して驚愕する

「?!これは·····ワシの体が若くなっておるではないか!体感20代の頃の全盛期ではないか」夏夜の身体は24.5歳くらいまで若くなっていた。

 

「そうです、夏夜様が1番お金を稼いでいた時の体まで戻っているのです。その状態の貴方になら今からお願いする依頼も全てこなすことが出来るはずです。私の依頼を受けていただけますか?」ケイは緊張した面持ちで伝える

 

「ふむ、確かに体が若ければ依頼を受けることもチカラを貸すことも出来よう、だがなぜワシなんじゃ?理由をはなしてくれんか?」夏夜は昔の様にスムーズに動ける体に感動しながら、ケイの言う依頼に興味が沸いた。

 

「ありがとうございます、では私からの依頼内容をお伝えします、私と一緒に未来へ来ていただけませんか?」

ケイが頼んできた依頼は凄く突飛な依頼だった。

 




後書きです。
読んでいただきありがとうございます、本編8話以降に考えている内容の補完や伏線として書きました。
書き方も少し変えてみました、本編8話は今回の短編みたいな書き方で書いてみようと思っています、もし良ければ本編も見て頂けたら嬉しいです。
後書きまで読んでいただきありがとうございました!


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番外編1話 皆の好感度や信頼度など

前書きです。
少し設定や好感度関係文字にしたくて書いてみました
実は作者も迷走中
書きたい種類がよく分からんくなりました


「こんばんは、ケイです。響夜君と咲夜ちゃんがお世話になってます、ここは番外編という事でメタ発言から何やら色々話せたらなって思います。本編の僕と番外編の僕は≠なのでその辺の理解をして頂けたら嬉しいです。では番外編どうぞ。」

 

暁 響夜 職業 高校生兼喫茶店ノワールのマスター

 

身長は175cm程度成長期なのでまだ伸びる余地あり

髪は黒の短髪 身体に火傷の後があり半袖など着ると火傷跡が見えるので基本的には長袖を好んできている

咲夜は大事な家族、ゆかりさん達は大事な友達兼家族という認識で誰か特定の子に好意があるわけじゃなく皆を大事にしている、そのため恋心を向けられてもちゃんと理解が出来ていない、料理とゲームのスキルはほぼカンスト済み、武道もそれなりに嗜んでいるため喧嘩や自己防衛力は強い

「響夜君は優しいからねぇ滅多なことでは怒らないけど友人や家族に害をなす人には徹底的に冷たいし冷酷なんだよねぇ、本編ではその辺は見ないままで終わりそうだねぇ、ねぇ?響夜君?」

「本編だと最初の方に少しだけ片鱗を出してた感じでしたからね、これから先も平和が1番ですよ。」響夜が答える

「はい、響夜君ありがとう、次は咲夜ちゃんかな」

 

暁 咲夜 職業高校生兼喫茶店ノワールの副店長

身長152cm 髪は黒髪ロングで腰あたりまで伸ばしているスタイルはゆかりさん以上マキさん未満

身体に響夜と同じく火傷の跡あり、響夜より大きくはないが左肩の肩甲骨あたりから背中側の腰当たりまでの火傷跡がある、髪の毛のおかげで少し目立たないがお風呂等ではやはり目立つ、響夜と同じく料理とゲームのステがほぼカンスト済み、護身術として武道も嗜んでいるため身体能力も高め、本人が基本的に怒らないため作中でもその能力が発揮されるかは未定、響夜には恋心というより大事な家族という認識

「咲夜ちゃんがは何時も明るくて素敵だねぇ、響夜君が羨ましいよ」

「えへへー響夜と居るのは楽しいし居心地いいからね、ケイさんも沢山ノワールに遊びに来てもいいんだよ!またねー!」咲夜は手を振りながら去っていく

「はい、咲夜ちゃんありがとうーあとは響夜君の友人達だね僕の茶々も今日はこれくらいで終わるね、後は友人の説明と簡単に1話話を書いてお別れにしようかな、それじゃまた本編であいましょうさようならー」

 

結月ゆかり

響夜と咲夜のクラスメイト

好感度は75 ショッピングモールで庇って貰ったり周りを気にせず普通に接してくれる響夜に好意を抱いている

最近は料理を教えて貰いながらゲームも教わっている

最初の頃の塩対応は何処へ行ったのやら

ちなみに作者の推しなので今後メインヒロイン枠になれるかも?

 

弦巻マキ

響夜と咲夜のクラスメイト

好感度は50響夜はとても面白くて話しやすい友達という感じ登場人物の中で1番スタイルがいい

ゆかりさんが響夜のおかげで昔のように明るくなっているのがとても嬉しい

 

琴葉茜

響夜と咲夜のクラスメイト

好感度は50響夜は話しやすい友達という感じ、響夜より咲夜との方が話も合ってテンションも近いのでなんだかんだ仲がいい、ちなみに咲夜への好感度は70これはタワー建てるか…

 

琴葉葵

響夜と咲夜のクラスメイト

あかねちゃんの妹、最初期はお姉ちゃんLoveだったが咲夜や響夜に出会って少し考えが変わりつつある

響夜へ60咲夜へ55と割と高め

 

紲星あかり

響夜と咲夜のクラスメイト

一時期不登校で学校にいなかったが響夜達と出会い学校に復学する。響夜への好感度は70恩人というのもあるが沢山食べても怒らないし話も沢山聞いてくれるためだいぶ心を許している

マキさんに負けないくらい1部分スタイルがいい

 

東北ずん子

響夜と咲夜のクラスメイト

好感度は50不登校な妹や友人の事で悩んでいたが響夜との出会いで解決、たまにノワールへ手伝いに来る

 

東北きりたん

響夜と咲夜のネトゲでのフレンドだった

ずん子経由でリアルで出会い、不登校の理由を響夜達に相談して解決に向かっている

好感度は75元々ネトゲ内でも頼りにしていたがリアルでも相当助けて貰った為好感度は高め

響夜がノワールで営業している時は手伝いやお客さんとして外出の練習として顔を出している

 

「さぁ今日書くことはこれくらいかな続きはまた時間が出来た時にでも随時書いていこうかな、あれ?まだ僕の声が入っているねまた細かい所はその都度書いていくことにするからね、では皆さんまた会いましょう」

 

プツン…電源が落ちる音がする。

 

 

 

ブゥン…ゲームの起動音で目が覚める

 

「いけないいけない、寝落ちをしていた…」

「寝過ぎてゲーム再起動してしまったか、とりあえず少し素材集めにまわるか」

 

タイトル画面にはドラゴンハントと書かれている

次回、番外編ドラゴンハント編突入します。




後書きです。
番外編なので気楽に追加していきます。
暇な時に見てやってくださいませ
後書きまで読んでいただきありがとうございました。


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異伝 新しい仕事の始まり

お久しぶりです、ひとまず完結させた後に書きたい事が分からなくなって休憩していました。
クロスオーバー物も考えましたけど上手く纏めることが出来るか不安になりましたので今まで通りオリジナル路線で書きたい事を文章にするようにしました

週に1話更新を守れるようにのんびり書いていきますのでまた目に止まりましたら時間潰し程度にでも見て頂けたら嬉しいです


ゆかりさん達の手術も無事に終わって、記憶などにも特に異常もなく皆と過ごしていたある日のこと、ナツ爺さんが仕事に興味がないか聞いてきた

 

「響夜、少しいいか?」

「ん?ナツ爺?仕込みが終わったらそっち行くから少し待っててくれ」

 

「わかった、居間におるからの」

ナツ爺は居間に向かって行った

 

「ナツ爺から呼ばれるとは珍しいな、仕込み終わったし向かうか」

仕込みを終えて居間に向かう

 

居間につくとナツ爺はお茶を飲んでいた

「来たか、響夜、まぁそこに座るといい」

 

ナツ爺の前に座る

「今日はどうしたんだ?ナツ爺から俺に用事って珍しいよな」

 

「お主の祖父がどんな仕事をしていたか興味はないか?今のお主になら教えることも可能なんじゃが、興味がないならこの話は仕舞いにするがどうじゃ?」

 

爺さんの仕事か…確かに飲食だけじゃあれだけの資金は稼げないだろうし気にはなる…俺にもできる仕事なら皆の為にもなるから聞いておこうかな…

 

「俺にもできる仕事なのか?興味あるから聞かせてくれ」

 

「わかった、少し突飛な話になるが、この仕事はこことは異なる世界に行き、そこでの問題を解決することで報酬を貰うというものじゃ」

 

「え!?急にどうしたナツ爺?ボケたのか?」

あまりに突飛な話過ぎてナツ爺がボケたのか不安になってしまって口を挟んでしまった

 

「違うわ、バカモン、ケイを知っておるじゃろう、彼奴が主な依頼主じゃ」

 

「ケイさんもグルで俺を騙してんのか?流石にゲームみたいな話過ぎてついていけないんだが…」

 

「まぁそうじゃろうな。証拠として異界のチカラを見せてやるかの、庭で組手でもしてみようかの」

 

「まぁ実際そういう話なら実物見せてもらおうかな」

 

ナツ爺と庭に行く

 

「怪我しても治してやるからの、本気で来るとよい」

「俺も組手久しぶりだからな、少し本気で行くぜ」

 

異界のチカラか、よく分からんけどまずはシンプルにボディーブローしてみるか

ナツ爺に向けてブローを放つ

 

「ふむ、まずは様子見に来たか、踏み込みもしっかりしておるの、鍛錬は怠っていなくてなにより、まずはこれから行くかの、ライズ」

ブローを捌いてナツ爺が何かを唱える

 

目の前からナツ爺が消える

「っ!?消えた!?」横から風が吹く

「っ!?そっちか!」風が吹いてきた方にナツ爺がいると思い回し蹴りを入れる

 

「いい読みじゃが、ハズレで後ろじゃよ、ふっ!」ナツ爺が後ろから掌底を背中に撃ってくる

反応出来ずに響夜は吹っ飛んでいく

 

「がっ!」後ろから掌底を受けて体が浮く、焦らず受身をとる

「いってぇ…衝撃逃がせなかったら骨が折れるとこだったぜ」

 

「ふむ、咄嗟の反応もいいのぉ、感心感心」

「その人間離れした能力が異界のチカラってやつか?」

 

「これは身体能力を上げる基礎みたいなものじゃよ」

 

「マジか…マトモに目で追えなかったのに、これが基礎かよ」

 

「異界のチカラと言えば魔法じゃろ?1つ魔法を使うから頑張って避けてみるといい、なに死にはしないから」

 

「魔法ってマジかよ、死なないにも痛みはあるんだろ?勘弁してくれよ…」

 

「ほっほ、まぁ加減はするから頑張ってみるといい」

「汝、わが呼び声に答え顕現せよ、全てを吹き飛ばす突風よ吹け、エリアルブラスト!」ナツ爺が詠唱を終えると辺り一面に風が吹き出してきた

 

「マジかよ…これほんとに現実か?って!このレベルの風ぶつけてくるのかよ!」吹き出した風が1つの塊になるとこっちに向かって飛んでくる

 

「受身はしっかりとるんじゃぞー」ナツ爺は笑っている

風が一塊の砲弾のようになって響夜に向かって飛んでいく

 

「くっ!後で覚えてろクソジジイー!」響夜は風に吹き飛ばされて庭の塀に激突する

 

どごっ!と鈍い音がするとそこには響夜が気絶していた

 

「ふむ、少し強くしすぎたかの?」

 

大きな音を聞きつけて咲夜とゆかりさんが駆けつける

「なに!?今の大きな音!」

「風も凄く吹いたと思いますけど」

 

「おおーお嬢ちゃん達良いとこに、そこで響夜が寝とるから部屋まで連れて行ってくれんかの?」

 

「え?響夜!?どうしたのその怪我!部屋で手当するからね!」咲夜は慌てて響夜に近づく

 

「貴方が響夜さんに怪我させたんですか?」ゆかりさんは珍しく怒った眼差しで夏夜を睨む

「少し仕事の話をしていての、仕事で向き合う必要のある危険な相手が使ってくる戦法の模擬戦をしておったのじゃ、響夜が目覚めたら本人から直接聞くと良い、手荒な真似してすまんかったの」

 

 

「そうですか…だとしても響夜さんを傷つけていい理由にはなりません、響夜さんから話を聞いたらまた改めてお話させて頂きますね。」

 

「強い眼じゃのう、響夜も良い女子に好かれたものじゃ、ほっほ」ナツ爺は嬉しそに居間に帰って行った

 

咲夜とゆかりさんが響夜を介抱してから1時間くらいたった頃

 

「っ!?いってぇ…ここは?」目を覚ますと客間だった

「あ!起きた?ナツ爺と何してたの?体ボロボロだったよ?」咲夜が声をかけてくれた

 

「咲夜が介抱してくれたのか?ありがとう」

「私とゆかりちゃんの2人で手当したんだよ、今ゆかりちゃん呼んでくるね」そういうとゆかりさんを呼びに行った

 

「なるほど…あれが異界のチカラね…あんなの相手に仕事するのか、すげぇな爺さん、ああいう能力相手に何年も仕事してたのか」しばらく考えてるとゆかりさん咲夜に連れられて帰ってくる

「響夜さん、良かった、目が覚めたんですね」

 

「ごめん2人とも、迷惑かけた」

 

「ホントだよ、それにしてもなんであんなことになってたの?」

俺は2人に庭で組手をすることになった経緯を説明した

 

「なるほどねー、おじいちゃんそんな仕事してたんだねー」

 

「それにしても怪我するのはやり過ぎです!」

 

咲夜は感心しているけどゆかりさんは怒っている

「まぁ言い出したのは俺だし、実際相手するまではナツ爺がボケたようにしか感じれなくてね、でも実際目で見て体で受けて思ったよ、もう少し詳しく話を聞きたいって」

 

「また怪我しますよ?」

 

「それでもさ、もしかしたら爺さんみたいに沢山の大切な人達を守れるようになれるかもしれないからね」

 

「全く、お話を聞く時は私もついて行きますからね、私から少し話しておきたいこともありますから」

 

「ありがとう、ゆかりさん、また行く時は連絡するよ」

「面白そうだし私も一緒にいくー」

 

「わかった次は3人で聞きに行こう」

 

後日ナツ爺の所に3人で話を聞きに行くことにした。




後書きです。
少し超能力っぽい話になりましたけど見切り発車です
異なる世界とかで冒険してみるお話とかいろいろ書いてみたくなったので書いてみました。導入はこっちの番外編で書いて本編は新しく連載で書く予定です。また目に止まった時にでも見て頂けたら嬉しいです
後書きまで読んでいただきありがとうございました。


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