生まれ故郷と幼馴染から逃げた結果 (タキオンのモルモット)
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プロローグ:璃月脱走

どうも。胡桃にすっかり惚れ込んだ作者です。いやマジで可愛くない?妙なダンス踊ったりお化けをみょーんって伸ばした後のバイバイとか妙なダンス踊った後のポーズとか。

それまでの推しだった刻晴ちゃんはもう誰かが書いてるやろって思ったのもありますが。


胡桃ちゃんのヤンデレが書きたかったんです。許してください!!

という訳で、ヒロイン全員ヤンデレの原神はっじまるよー!

メインヒロインは胡桃です。


突然で申し訳ないのだが。少し嫌な思いをするかもしれないが思い出して欲しい。

 

皆は親や頭のイイお友達に学問を⋯⋯いや、運動でも構わない。自分が出来ないことを教わる時、こんなフレーズを口にされた事はあるか?

 

「なんでこんなのもわからないの?」

 

もしくは

 

「なんでこんなこともできないの?」

 

天才や親はこんなフレーズを口からよく吐く傾向にあると思う。

 

教える側からすれば、そこを通過するのは最低条件と解っているが故に出てくる発言なのかもしれないが、言われた方は少なくとも、いい思いはしない。

 

もしかしたら、勉強ができる人間が虐められる事が多いのは、無意識下にこんな発言をするからかもしれないね。まあ、だからと言って虐めは良くない⋯⋯というか下手したら犯罪だからやっていいなんて事にはならないんだけども。

 

で、問題はここから。

 

正直その言葉だけで済むならば、特に問題は無いのだ。そんな常識すら知らないほど不勉強、という事だったら出てきても可笑しくない単語かもしれないし。結局なんだかんだ教えてくれるならば有難いのだ。

 

だが、その基準を他人に強要するのはどうだろう?

 

例えば

 

『自分は宙返りができるのに、なんで皆はそれができないの?』

 

と言ったように、さも「それが出来て当然」というように勝手に基準を決められるのは。

 

当然の事ながら、人はそれぞれ違う。出来ることが違う。人それぞれに容量があり、それによって出来ることが違うのだ。

 

それが余りにも低すぎて、本当に子供でもできる事ならば、甘んじて先程の罵倒は飲み込もう。

 

だが、それが『ごく一部の者にしか出来ないこと』で、尚且つ、『常識では有り得ないこと』だった場合どうだろうか?

 

まあ、何が言いたいかと言うとだ────

 

 

「さも当たり前のように納期が一年後の仕事を、他人に残業を強要してまで進行させる頭おかしいと思うんだよ⋯⋯」

 

「うん、ファデュイでも100人中100人がおかしいと言うと思うよ」

 

だよね。

 

 

 

璃月のド深夜までやっている裏道の居酒屋。

 

そこで本来、仲良くできない立場に居るはずの二人が、愚痴り合いながら仲良く酒を飲んでいるという、見る人が見たら卒倒しそうな空間がそこに広がっていた。

 

ファデュイの執行官一人、タルタリヤ。少し前に璃月で暗躍した黒幕のそいつと、璃月七星の秘書が語り合っている。

 

「いや、俺も俺で中間管理職みたいなものだからさ、それなりに残業だったりあるけど、まさか納期が一年も先の仕事を進めるために残業させられるとか⋯⋯どんだけブラックなのさ」

 

「知らねーよそんなのぉ!!ただでさえお前のやらかした後始末でてんてこ舞いなのに何考えてんだよマジでよぉ!!納期が明日までの仕事終わらせてやっと一息つけると思ったのにさぁ!!」

 

「うん、なんて言うか本当に済まなかった。反省も後悔もしないけど」

 

「もうこの際お前の方はいいよ、何だかんだ魔人との戦いは楽しかったしさ。正直バチくそにストレス発散になったよ。その前々から残業続きだったし」

 

「⋯⋯一応聞くけど今何連勤?」

 

「えーと⋯⋯去年のいつからだ⋯⋯?一応休みって名目の日はあったけど何だかんだアイツに頼まれ事押し付けられて⋯⋯」

 

「少なくとも365連勤は確定じゃないのかそれ⋯⋯なんならファデュイに来るかい?君なら歓迎するよ?」

 

「え、それはヤダ⋯⋯」

 

「なんでさ」

 

「少なくとも誰かに忠誠を誓うとか無理無理の無理だから」

 

ファデュイのような『女王様バンザイ』は肌に合わない。

 

「⋯⋯まあ、それは冗談だとしてもだ。璃月から逃げるってのには賛成だと思うんだけどね。このままだとマジで死ぬよ?君のもう一人の幼馴染に、送って貰うつもりかい?」

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

 

「まあ、どうするかは君の自由だ。だけどもし、璃月から、彼女から逃走すると言うならば、手助けくらいはしてやるよ」

 

お代は俺が持ってやる、と言ってタルタリヤはモラが入った袋を置き、この場を去った。

 

 

 

一人になって、思い返す。

 

俺は元々、デスクワークが得意ではない。だからこそ、俺は千岩軍に所属するつもりだった。なのに、何故かアイツの秘書として、デスクワーク漬けの生活になっていた。

 

理由などこれっぽっちも知らないが、とにかくそれからが大変だった。アイツの最低ラインまで辿り着き、そこからあいつの求めている領域まで辿り着くのに死に物狂いで苦労して。

 

その結果が一年間ほぼ休み無し、残業まみれ。

 

まあ残業代は出てるからそこは救い⋯⋯でもないな。使える暇も無いわけだし。

 

でもまあそのせいでそこそこの地位にいるわけで。そう簡単に辞められないもんな⋯⋯。はぁ、次の仕事が終わったら無理にでも休みを取る方向で────

 

 

「にしても可哀想だよなあの人⋯⋯」

 

「ああ、刻晴様の秘書だろ?大変だよな⋯⋯」

 

「俺達の方は嘆願が受け入れられて残業減ったけどさ、あの人だけ量変わってないもんな⋯⋯⋯⋯」

 

「てかなんであの人だけ変わらないんだ?」

 

 

⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯やめるか。仕事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝五時。いつも通り、朝起きて。ご飯を食べて、仕事を開始する。何より素晴らしいのは彼と一緒に仕事が出来ることだ。彼となら例え一年中休みが無くても無限に仕事が出来るだろう。あの葬儀屋の娘との争いに勝って彼を手に入れたのだ。これほど嬉しいことは無い。さぁ、今日も一緒に仕事をしよう。私について来れる唯一の私の理解者────

 

「こ、刻晴様!!」

 

「何?どうしたのそんなに慌てて」

 

「これが刻晴様の机の上に!!」

 

 

 

 

 

退職届

身体や精神がもう限界なので退職させていただきます。

 

まあ刻晴なら俺がいなくてもどうにかなるだろ、頑張れよ。もう二度と会うことはないと思うけど陰ながら応援してるぜ。んじゃ

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯え」

 

 

 

 

 

 

憂鬱だ。毎朝起きて、誰もいない部屋を見る度に思う。彼があの女に盗られて以来、彼とはほぼ会えない。きっとあの女が彼を仕事で縛りつけているんだろう。

 

許せない。許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない!!

 

でも、私にはもうどうすることも出来ない。あの女には権力があるし、何だかんだ責任感がある彼はきっと自分で「辞める」という選択肢がない。どうしようもない。

 

「はぁ⋯⋯⋯⋯」

 

溜息をつきながらポストを確認する。いつもは何も入ってない筈なのだが、今日に限っては違った。手紙が入っている。

 

 

胡桃へ

突然いなくなる俺を許してください。仕事に追われる日々から逃げるには、名前も、生まれ育った土地も捨てるほかありませんでした。もう二度と会えないかもしれないけど、お前と過ごした日々は悪くなかったよ。んじゃ、元気でな。

 

創叡

 

 

「え⋯⋯そん、な────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「────って感じで退職届と置き手紙は残してきたから大丈夫!!髪も染めたし髪型も変えたし、あとはそれっぽい偽名だけなのよ、だからお願い知恵を貸してくれ蛍ちゃん、パイモン!!」

 

「それ⋯⋯本当に大丈夫なのか?」

 

 

 

 




胡桃ちゃんの聖遺物の正解を誰か教えてください。


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第一話:一ヶ月後

寝て起きて寝て起きたらめちゃくちゃ伸びてましたありがとうございます

あと遅れてごめんなさい。色々ありまして⋯⋯

まあ一番の理由は胡桃の聖遺物厳選とダイパのアルセウスバグの練習してたからですね、あれ最初が鬼門すぎない?

ちなみに聖遺物は火魔女4セット、武器は胡麻来なかったので田中になりました。今では行秋君と最近当てたウェンティ君と組み合わせてメインアタッカーです。アドバイスありがとうございました。

さて、とりあえず原神における真のヒロインがパイモン確定ということがわかったのでヤンデレパイモンありだと思います。


あれから一月。璃月はかなりの混乱に包まれていた。

 

と、いうのも。やはり優秀な人材が一人消えたのは痛手だったというか、創叡に回っていた仕事が刻晴とほぼ変わらなかったという事実が大きかったのだ。

 

端的に言うと、仕事が前より回ってない。

 

なので最近、千岩軍や役人の顔が心做しか生気を失っている。

 

そして業務に支障をきたし、有能な人材である創叡を辞職に追い込んだ刻晴を処分しようにも、刻晴を抜いたら抜いたで更に業務が回らなくなるという悪循環。その結果刻晴は何事もなく璃月七星の座に留まっている。

 

まあ彼女も彼女で創叡を探しに行けない状況なので、ある種拷問のような形にはなっているのだが。

 

まあ兎も角。ただでさえ海灯祭が近いのにこんな事になってしまい、誰も気づけなかったのだ。

 

往生堂の当主も行方不明になっている事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

第一話:一ヶ月後

 

「ジンさーん、こっちの書類片しておきましたよ」

 

「え、もう!?」

 

「いうて俺じゃ処理出来ないものが大多数でしたので。そちらはこっちに纏めてあります」

 

璃月から一ヶ月、俺はモンドに身を寄せていた。

 

最初冒険者協会に「偽名で登録できないか」って質問したら西風騎士団に拘束された時は終わったかと思ったが、理由を懇切丁寧に説明すると凄ぶる同情され、その話は通った。

 

で、たまたま近くに居て紹介された冒険者の蛍ちゃんと偽名を考え、今では「創叡」の名前を捨てて「ゼノン」と名乗っている。ついでに髪の色も染めて黒から銀に。

 

今日は偶々暇だったので西風騎士団に恩返しがてら書類仕事を手伝っていた。

 

「ありがとう創叡⋯⋯おっと、今はゼノンだったな。君のお陰で今日の業務は早く終わりそうだ」

 

「ジンさんもジンさんで俺並に社畜してるんだな⋯⋯⋯⋯」

 

若干過去の自分を見てるようで悲しくなってくる。

 

だがこの騎士団は想像以上にホワイトだ。どんなに遅くとも八時以降は見回りの騎士団以外、余程のことが無い限りは仕事が終わるのだ。璃月にいた頃ならば、信じられない程だ。

 

「しかし本当に良かったのか?ゼノンはこう言うのが嫌で璃月からこっちに来たのでは⋯⋯」

 

「それは違うぞ団長。俺は他の同じ役職⋯⋯ではないけど、立場だけなら同じはずの連中は少しばかり余裕があるのに、俺だけは仕事の量が明らかに多かったり、別口で仕事を増やされているって真実が解ったから、嫌になって逃げ出したんだ。別に元より割り振られた仕事だったり、しっかり休みを貰えるならちゃんと仕事するさ」

 

しかもよりによって部下の嘆願を無視してだ。どんな理由があったのかは知らないが、流石の俺だってそんな話を聞いたら我慢できなかっただけであって。

 

「だから全然問題は無いさ、これくらい恩返しさせてくれ」

 

「そ、そうか⋯⋯」

 

何か言いたげだがまあ気にしないでおこう。

 

「とにかく助かったよ。報酬は────」

 

「んじゃあランチ奢りで」

 

「それだけでいいのか?」

 

「お金には困ってないしねそもそも恩返しなのに報酬があること自体おかしい気もするけど⋯⋯まあ団長さんと二人きりでご飯が報酬で」

 

「ふむ⋯⋯まあ君がそう言うなら構わないが」

 

「?あ、ひょっとしてスキャンダルとかになりそうで駄目だった?」

 

「いや、そういう訳では無いんだが⋯⋯まあ大丈夫か」

 

「やったぜ!じゃあ外で待ってるね〜」

 

 

 

 

 

 

 

ゼノンが出ていった後、入れ替わりでガイアが入ってきた。

 

「ははは、大人気じゃあないか、団長」

 

「⋯⋯いつからそこに居た?」

 

「さて、何時だろう?」

 

笑って誤魔化すガイアを横目にさっさと片付けを始める。そんな私に「そういえば」と前置きをし、話しかけてきた。

 

「団長、さっき昼飯に誘われていた時何か考えていたが、あいつになんかあったのか?」

 

「ああ⋯⋯その事か」

 

何か、とはまあだいたい予想がつく。大方、「実は極悪人だった」なんて可能性を考えていたのだろう。だがさっき言い淀んでいたのはそうじゃない。

 

「いやな、私考えたんだよ。なんでゼノンが璃月で酷い扱いを受けていたんだろう、と」

 

「ふむ、それで?」

 

「聞けば彼を不当に束縛していた女性は幼馴染だったそうだ。更に聞けばもう一人幼馴染の女性が居たらしい」

 

「⋯⋯おっと?」

 

「しかも、そのもう一人の幼馴染は璃月で有名な自営業だったらしいんだ」

 

「⋯⋯つまりあれか?ゼノンを束縛してた奴はそのもう一人の幼馴染に盗られないように態々秘書として部下にしたと?」

 

「ああ、最初ゼノンは千岩軍志望だったそうだ。神の目も持ち、戦闘のセンスも相当あって将来有望だったらしい。だが、千岩軍の給料よりもその自営業の方が給金は良かった。だからそれよりも給料の良い秘書として金を吊るして束縛したというところだろう⋯⋯と一応調べた情報と彼の言葉からはこんな予測ができるわけだ」

「⋯⋯それで?団長は何を危惧してるんだ?」

 

「もし、もしだぞ。万が一ゼノン=創叡がバレて、その時偶々私と彼が二人で食事をしてたら────」

 

「あっ⋯⋯(察し)」

 

恐らく私は修羅場に巻き込まれるだろう。だがそんな事はどうでもいい。問題なのはゼノンにも危険があるというところだ。

 

「⋯⋯とりあえず情報を集めよう。万が一ゼノンに危機が迫っているようなら守ってやらねばなるまい⋯⋯⋯⋯ああ、ゼノン。安心してくれ。お前は私が命に替えても守ってやるからな⋯⋯」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回はもう少し早く更新出来たらなと思います。


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第二話:安全地帯皆無説

エウルアちゃん来ないよおおおおおおおおおおおおおお!!

せっかく病み適性が高いキャラが二人も来てくれたと思ったら刻晴ちゃんすり抜けるしほんまもう()

誰かiTunesカードください、ついったで待ってまs(殴

あと今更だけど地の文では創叡で統一しようと思います。理由は僕がこんがらがったからです。




『璃月にて祭がある』。この情報を聞きつけた蛍はウッキウキで準備を始めていた。

 

準備と言っても大したものは無い。精々荷物を纏めてちょっと挨拶してから行くだけである。

 

だが生まれて初めて、彼女は後悔していた。

 

「おい、早く材料持ってこい!!」

 

「ちょっと!!全然足りてないじゃない!!」

 

「クソっ!!やっぱ創叡さんが居ないとダメだ!!早く帰ってきてくれぇぇぇぇ!!」

 

そこにあったのは地獄絵図。運営が右往左往してはアレが足りないコレがまだ提出されてないと怒号が飛び交っていた。

 

「⋯⋯⋯⋯パイモン」

 

「ど、どうした蛍?」

 

何時になく真剣な声色のパートナーに、パイモンはそれでもおそるおそる尋ねた。

 

そのパートナーは満面の笑みを浮かべ─────

 

 

 

 

 

 

「帰ろっか!!」

 

「そうだな!!」

 

「ちょっと待てええええええええええええ!!」

 

「クソっ離せキャサリンッ!!私はモンドに戻る!!」

 

帰ろうとした瞬間、思いっきり腕をつかまれてた。

 

「大体なんの騒ぎなのさ!!私は祭りがあるって聞いたから来たんだぞ!!雑用を手伝わせる気か!?」

 

「その祭りが開催の危機なんですよ!!祭りの実行委員を勤めてた重役の一人が一ヶ月前に失踪してから刻晴様は仕事に身が入らないのかペースダウン、そのせいで仕事が回らなくなって大変なんです!!」

 

「たったそれだけで回らなくなる方が悪いだろそれは!!」

 

「くそっ、正論が痛い!!」

 

 

────────閑話休題────────

 

「はぁ、わかった、わかったから⋯⋯⋯⋯でも冒険者の領分を超えるような手伝いはしないからね」

 

「それだけでも助かります⋯⋯!!全く、創叡さんどこへ行ってしまったのかしら⋯⋯」

 

(モンドに名前も姿も変えて暮らして居ます、なんて口が裂けても言えない⋯⋯)

 

まあ、そんなこんなで。結局冒険者の領分を出ないような手伝いを引き受け、地獄を見る羽目になった。

 

 

 

 

 

 

さて、自分がいなくなったことによる影響など露知らず(というよりかは引き継ぎ書類だけはしっかり残して来たから大丈夫だと思っている)創叡はドラゴンスパインに来ていた。

 

というのも鹿狩りのサラからの依頼でドラゴンスパインにいる巨大イノシシの肉を依頼されたのだ。

 

正直そんな奴がいるのか半信半疑の極みなのだがまあ最初にそいつを見つけ、討伐したのが蛍ちゃんらしいので少なくとも存在は確立されているのだろう。突然変異体が群れを生しているのかは知らないが日を開けたらいるレベルらしい。どういう事なんだろうね。

 

まあそれは考えない事として。

 

いくら俺の評価が高くても一回も登ったことの無い山に一人で登らせるのは⋯⋯と心配してくれた団長が案内人を用意してくれたらしい。

 

「で、アンバーちゃんか。俺がモンドに来て以来だな」

 

「まあ暇だったしね!!」

 

「それでいいのか偵察騎士」

 

「い、今のモンドは平和だから!!」

 

まあジン団長の好意なので素直に受け取っておこう。

 

彼女はアンバー。西風騎士団の偵察騎士、らしい。最初聞いた時はどんな脳筋が来るかとヒヤヒヤした。考えてみ?偵察騎士ってなんだよ。そんなの聞いたことないじゃん?だからテキトーな役職名をを与えられた鉄砲玉みたいなのだと思ったんだよ。許してほしい。

 

 

 

 

 

「で、件のでっかいイノシシが居るってのはどこよ?」

 

「蛍に貰った地図があるからそれ見ながらになるけど⋯⋯あ、飛ぶ事になるね」

 

「⋯⋯この寒空の中を?」

 

「大丈夫だって!!いざとなったら私が温めてあげるから!!」

 

「物理的に温められるのかぁ⋯⋯」

 

「そんなんじゃないからね!?」

 

無駄口を叩きながらも、二人はモンド方面から、正規ルートでドラゴンスパインに足を踏み入れた。

 

 

 

 

その同時刻。璃月側、瑠璃浜に近い場所にて。

 

蛍は窮地に陥っていた。

 

本来ならば、彼女は璃月で海灯祭の準備をしている筈だった。

 

数えるのが馬鹿らしくなるくらいの書類輸送、灯の準備、その他諸々を手伝って、一段落着いた頃。

 

本当に突然だった。後ろから何者かに抱きつかれたのだ。

 

痴漢、セクハラ、性犯罪者。

 

そんな単語が脳裏を過ったが、同時に柔らかな感触。

 

それは同性特有の、胸の感触。恐る恐る振り返ると、そこには見知った顔がいた。

 

「⋯⋯⋯⋯か、甘雨?」

 

そう、そこに居たのは璃月に存在する仙人の一人。璃月七星の秘書である甘雨だった。

 

普段は仕事大好きな事以外は理知的で聡明な女性なのだが、今回ばかりは何かがおかしい。

 

突然抱きついたかと思えば、くんくん、と匂いを嗅いで、ブツブツと何かを言っているのだ。

 

「あ、あのー⋯⋯?」

 

状況が飲み込めず惚けていると、後ろからさらに二人分の足音が聞こえてきた。

 

「しょ、鍾離と⋯⋯魈?」

 

「む、旅人か。久しぶりだな」

 

「すまないな、そこの甘雨を追ってきたんだが⋯⋯おい、お前何してるんだ?」

 

魈は私から無理矢理甘雨を引き剥がす。彼女はボソボソと何かを言っていた。そして──────

 

「創叡の匂いがする⋯⋯!!」

 

 

彼女はそう呟いた。

 

 

 

知らなかったのだ。彼女までそっち側だったなんて。

 

知らなかったのだ。彼が仙人達と深い繋がりがあったなんて。

 

 

 

 

「全く、母に内緒で家出するなんて悪い子ですねもう!!しかもあんなに辛い思いをして相談してこないだなんて⋯⋯⋯⋯!!優しいところは貴方のいいところですが母にはしっかり頼るものなんですよ、その辺を全く理解してないのが本当に悲しいです!!後百年くらいはしっかり家で母が二十四時間付きっきりでその身体に教えこんであげますからね⋯⋯!!」

 

 

 

 

 

知らなかったのだ。彼が仙人と人間のハーフだったなんて。

 

「⋯⋯一応言うが、創叡は甘雨の子供ではない。我々の旧友の忘れ形見だ」

 

「だとしてもだよ、てか逆にそっちの方がやばいでしょ」

 

普通ないだろう、子供として接していた人を、異性としてみるのは。いくら血が繋がってないとしても。

 

あと匂いとかいう曖昧なもので察知するな、怖い。

 

そして気づいたら璃月側のドラゴンスパインの麓まできてしまった。

 

彼は今や冒険者。例え姿と名を変えていたとしても匂いなんて不確かなもので、少なくともモンド方面に居ると把握した甘雨の探知能力はある種本物かもしれない。

 

と、なると。もしかしたら依頼でここに来ている可能性もあるのだ。

 

 

──────────どうか、彼がいませんように。

 

蛍はそう祈り、仕方なく仙人達と山登りに向かった。




お願い見つからないで創叡!!貴方がここで見つかったらヤンデレヒロインたちとの間で戦争が起こってこの辺が焼け野原になっちゃう!!手段はまだ残ってる!!ここを凌げば割とどうにかなるんだから!!


次回:創叡、見つかる!!

デュエルスタンバイ!!


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閑話:キャラクタープロフィール ゼノン

エウルア··········エウルア··········コナカッタヨ··········(´;ω;`)

どうも、変態先輩改め、タキオンのモルモットです。そういうことだ。

待ってお気に入り991!?すごくビックリですありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします!!

因みに今回はこれは深夜テンションの産物なので読まなくてもストーリーは全然問題ありません。なんなら寧ろちょっとネタバレ入ってます。まあ多分みんなの予想範囲内だし大丈夫だとおもいます。

でもやっぱ深夜テンションで設定考えたらダメだね。ぶっ壊れキャラしかできねえ。




ゼノン(創叡)

 

誕生日:10月10日

 

所属:西風騎士団(仮)、モンド冒険者協会

 

神の目:水

 

命ノ星座:金盞花

 

装備可能武器:両手剣

 

オリジナル料理:揚げ魚大盛りあんかけご飯

 

ひとこと紹介

璃月七星が一人刻晴の元秘書。刻晴の理想の通りに仕事が出来た唯一の超人。しかし本人は精神的苦痛、疲労を抱えており、それが部下の話を盗み聞きした時に爆発。退職届と遺書まがいの手紙を刻晴と胡桃に書き残し璃月から逃走した。そして名前と髪色、髪型を変え、現在はモンドで冒険者をしている。

 

ステータス(Lv90時)

基礎HP:12,400

基礎防御力:300

基礎攻撃力:350

会心ダメージ:40.5%

 

命ノ星座

第一重:情け無用

水泡の付着した敵に攻撃した時、ゼノンの物理ダメージ、会心率、会心ダメージ+10%、継続時間7秒。最大4重。

 

第二重:岩王帝君の教え

水糸縛泡(すいしばくほう)の長押しのクールタイムを短縮し、継続時間が3秒増える。

 

第三重:仙人の血

水渦縛絶(すいかばくぜつ)のスキルLv+3。最大Lv15まで。

 

第四重:社会の歯車

HPが50%以上の時、敵に対する水渦縛絶のダメージ+25%

 

第五重:毒思想教育の末路

水糸縛泡のスキルLv+3。最大15まで。

 

第六重:目が覚めた者

水渦縛絶の効果時間+3秒。水渦縛絶発動時、会心ダメージ、物理ダメージ、水元素ダメージ+30%。効果終了時の10秒間攻撃力低下が-50%に増加する。

 

天賦

通常攻撃・我流剣術

通常攻撃:最大5段の連続攻撃を行う。

重撃、落下攻撃は本家通り。

ステータス詳細(Lv11時)

1段ダメージ:193.5(%)

2段:200.6

3段:130.5%+130.5%

4段250.9%

5段:159.3%+159.3%

連続重撃ダメージ:150.8%

重撃終了ダメージ:290%

重撃スタミナ消費40/秒

最大継続時間5.5秒

落下期間のダメージ:160.5%

低空/高空落下攻撃ダメージ:320.5%/400.9%

 

戦闘天賦(元素スキル)

水糸縛泡

決して逃れられない、水の糸。

 

1回押し:敵に水元素の塊を放出する。敵に命中すると水泡状態となり、ゼノンに水の糸が伸び、もう一度押すことで敵をゼノンの近くまで引き寄せる。継続時間6秒(最大9秒)。戦闘時以外で長押しで発動すると効果範囲内の壁まで糸が伸び、そこまで高速移動することが出来る。

 

長押し:最大敵5体に水元素の塊を放出する。敵に命中すると水泡状態となり、ゼノンに水の糸が伸び、もう一度押すことで敵をゼノンの近くまで引き寄せる。

 

ステータス詳細(Lv13時)

1回押しダメージ:200%

長押しダメージ:1体あたり150%

1回押しクールタイム:5秒

長押しクールタイム:11秒

 

戦闘天賦(元素爆発)

水渦縛絶

待機中から水を集め、前方に巨大な渦潮を生成する。渦潮は敵を巻き込み水元素ダメージを継続的に与え、巻き込んだ敵の防御力を10%低下させ、全員を水泡状態にする。

 

元素追加

水渦縛絶のスキル発動中、氷/火/雷/岩/風/水元素に接触すると以下の特性を獲得する。

 

氷:敵が渦ごと凍結状態になる。その後炎元素で攻撃しても効果時間終了時まで継続的に凍結させる。

 

火:水が熱湯に変化し、湿潤と炎上を繰り返し、蒸発ダメージを継続的に与える。ただし効果時間が2秒減少する。

 

雷:感電ダメージが1秒毎に入る。

 

岩:極小の石の礫が巻き込まれ岩元素ダメージを継続的に与える。

 

風:渦の回転が強くなり、水元素ダメージのスパンが短くなる。

 

水:効果時間延長(+4秒)

 

ステータス詳細(Lv14時)

継続ダメージ:84.6%

付加元素ダメージ:43.3%

継続時間:8秒

クールタイム:15.0秒

元素エネルギー:65

 

固有天賦

岩王帝君の過保護:水糸縛泡を戦以外で使用した時クールタイムが4秒減少する。キャラ突破Lv1で解放。

 

仙人の英才教育:元素スキル、元素爆発を使用した時、自分以外のチーム全員の元素エネルギーが15回復する。キャラ突破Lv4で解放。

 

女難の相:移動速度が5.3%上昇するが女性キャラから受けるダメージが2%上昇する。

 

物語

キャラクターストーリー1

鍾離、魈、甘雨の共通の友人であった仙人の孫。母親は人間で創叡を出産したと同時に死去。父親と仙人である祖父は、創叡が物心つく前に何者かによって殺害された。それ故、彼は岩王帝君と仙人二人に厳しく、しかし自由に、何不自由なく育て上げられた。尚、厳しくと言ったがそれは主に甘雨の価値観、「残業万歳精神」の刷り込みである。これに関しては鍾離と魈の二人に五日間ぶっ通しで説教を食らったが時すでに遅く、この頃から社畜根性が形成されてしまった。だから事実上年中無休に耐える事ができ、刻晴の行動にも追いつけるようになってしまった。

 

キャラクターストーリー2

創叡は才能に満ち溢れた子供だった。学問では一を聞いて百を知り、だがそれでも戦闘に関してはそれ以上にずば抜けていた。手加減していたとはいえ鍾離魈、甘雨の三人を相手取り、勝ちを掴み取った。当時10歳の出来事である。更にそれでいて努力を怠らず··········というよりは相手していたのが化け物級だった為、驕りもせず、ひたすら強くなっていき、15歳になる頃にはとうとう三人が本気を出してやっと五分、という所まできてしまった。頭おかしいよお前。尚、これに関して三人は大層喜んでおり、彼らが打ち負かされた日は盛大に宴会をしたという。

 

キャラクターストーリー3

刻晴や胡桃とは幼少期からの中。名門である刻晴、往生堂の跡取り胡桃、仙人と岩王帝君に育て上げられたこと以外は一般人の創叡。一見何も接点がないように見えるが、全員神の目持ちで戦闘が出来る。つまるところ二人にフラグをたてたのはここ。以来三人はお互いに切磋琢磨し、高め合う関係となった。(創叡視点)

傍から見たら2人の好意は死ぬほどわかりやすく、それを見た育ての親三人は三者三様の反応を見せた。

甘雨「わかってますよ、創叡は母を性的に好きですもんね。ハジメテはあんな小娘達に譲りません」

鍾離「誰と結ばれるにしてもハジメテというのは失敗しやすいからな、ここは俺が女体になり女性の扱いというものをしっかり教えた上で清く正しく健全な付き合いをさせるべきだな。うん」

魈「ダメだ··········こいつら全員手遅れだ··········俺が何とかしないと··········」

 

キャラクターストーリー4

そんな彼だが、先に社会人になった刻晴の思惑により千岩軍ではなく、璃月七星の秘書となりデスクワークの日々を送ったわけなのだが、実はヤンデレの束縛だけが理由ではない。当時デスクワークに関しての研修を行っていたのだが、刻晴は自分基準で一般人には無理難題を押し付けていた。そんな誰もついていけなかった刻晴の行動に、平気な顔で追いつき、仕事をこなし(第三者からはそう見えただけで実際はついて行くのだけで精一杯だった。それでも凄いことに変わりは無いのだが)、人格的にも問題が全くない彼を見て、「もうこの人しかいねえ!!」と他の刻晴の部下が決断したのだ。その働ぶりは上からも外からも下からも評価されており、部下の間で男女問わずファンクラブができ、タルタリヤが部下にヘッドハンティングしたり、「特別扱いはしない」と言い、他の秘書と同じ金額しか渡していなかった刻晴に内緒で凝光直々にこっそり給金が上乗せされていた。だからこそ、実は創叡が逃げた後の璃月における刻晴の立場は、割と地獄だったりする。

 

キャラクターストーリー5

そんな彼だが、とうとう耐えきれなくなり逃げ出した。故郷を捨て、名前と髪型を変え、モンドで暮らし始めた。だがそれでも「あいつもなにか理由があって俺に酷い扱いしてたんだろうな··········」と考えるくらいにはお人好しである。因みにその理由が頭の中にあったからこそ、彼は胡桃も置いて璃月を出たのだが。曰く「胡桃と刻晴ってさ··········多分デキてるんだよ。よく俺ハブって内緒話したり、顔見合せてたりしてたし··········でも俺胡桃と仲良くしてたからな··········刻晴嫉妬しちまったんだろ」だそうです。もちろんそんなことは無い。繰り返す。そんなことは無い。因みに彼は基本的に寛容なので、「まあ同性愛でもいいんじゃね?好きになったらしょうがないでしょ」と酒の席で話した。それを聞いてガッツポーズする吟遊詩人が居たとか居ないとか。

 

大剣

さて、彼の育ての親である三人に両手剣使いはおらず、槍と弓なのだが、なぜ彼は両手剣を使っているのか。それはシンプルに「これなら敵を一網打尽に出来る!!」と思ったからである。戦闘は天才的だが思考は脳筋に近い彼は、ちまちま削る弓と基本的に一人一人確実に倒していく槍を使いながら「非効率的じゃね?」と思い至り、その結果が我流両手剣に行き着いた。なので実は彼は槍と弓の方が強かったりする。もし彼がこのままその2つ、もしくはどれかを選んでいたら──────

まあ多分手加減した三人を一桁年齢で倒していただろう。

 

神の目

彼もまた神の目に敬意を全く払っていない者の一人である。本人は神の目をちょっと便利なモノ、としか思っておらず、現に神の目に頼らずともどんな敵も屠れる経験を積んでいる。そして極めつけに「まあでも脱水症状で死ぬ可能性が少ないって大きなメリットだよな!!」とのこと。これを聞いた鍾離は苦笑いだったそうだ。

 

ボイス

初めまして·····

「初めまして。俺の名前はそ·····じゃなかった危ない。ゼノンだ。よろしくな」

 

世間話・璃月

「璃月か。いい所だぞ。でも働くなら冒険者か飲食店とかにしな。間違ってもあの街の中枢で働くべきじゃないぜ」

 

世間話・戦闘

「え?剣技?我流だよ我流。一応師匠っぽいのは居たんだけど槍と弓だったな··········」

 

世間話・モンド

「ここの仕事は凄くホワイトなんだな··········騎士団ですら見回り以外は8時に終わるなんて··········」

 

雨の日

「うわ··········洗濯物取り込んだっけ··········?」

 

雷の日

「雷かぁ··········なんかなぁ、聞くだけで身体がちょっと震えるんだよな··········」

 

晴れの日

「いい天気だな··········こういう時は草原で昼寝してえな··········よし行くか!!」

 

おはよう

「おはよー··········こんなに眠れるなんてあっちじゃ考えられなかったな··········」

 

こんにちは

「おいっす、良かったら一緒に飯食うか?奢るぜ?」

 

こんばんは

「ばんはー。危なくなる前に拠点帰りなよ?」

 

おやすみ

「おやすみ、いい夢を」

 

ゼノン自身について・趣味

「趣味?うーん料理かな。あとボードゲームも好きだぜ。ファルケンとかヒュペリオンとか··········え?知らない?」

 

ゼノン自身について・趣味その2

「おう、笛とか琴とかも趣味で弾いてたぜ。え、聞きたいの?しょーがないなぁー」

 

ゼノン自身について・好きな異性のタイプ

「んー·········まあ適度に愛してくれて束縛がそこまできつくなけりゃ·····あ、小さかったり太腿が健康的な子は好きだぜ!!いや年齢的じゃねえよ、背丈的な小さいだよ!!」

 

ゼノン自身について・家族

「良い家族だったよ。血は繋がってないけどね。あとたまに暴走が酷くて··········あれ?まともな家族一人しかいねえな··········まあでも俺の事育ててくれたしな。感謝はしてるぜ。そして黙って出ていった事に関しては反省も後悔もしてない。だって色んな意味で怖いんだもん」

 

「神の目」について

「なんかさぁ、神の目って言うくらいだから目に模様とか浮かび上がって欲しいんだけどわかる人いない?」

 

シェアしたいこと・酒

「酒は心を豊かにする。仕事で二徹キメたあとの酒とか最高だったぞ!!··········え、ちょっと、なんで泣き出すの?」

 

シェアしたいこと・謎の遊び

「よく分からんけど俺の本当の家族が遺してったものらしい。という訳で遊んでみない?」

 

興味のある事

「なんかカバディって遊びがあるらしいぜ。人数いないとできないらしいんだよね··········やってみてえな··········」

 

アンバーについて

「元気はつらつ素敵な子。いやぁ本当に可愛いと思うよ!!妹にしたい!!」

 

ノエルについて

「リアルメイドさん··········(ゴクリ」

 

ジンについて

「なんて言うか··········昔の俺を客観的に見たらこんな感じだったのかな··········放っておけないや」

 

リサについて

「あの人とてつもない知識量だな。璃月にも1人居たなぁ·····本の虫」

 

バーバラについて

「マジ可愛い··········推せる··········あの子のグッズ買っちゃったよ全部··········」

 

ロサリアについて

「あの人短髪だったのか··········あれ髪の毛かと思ってた··········」

 

蛍について

「いい子すぎて不安になるよマジで··········見ず知らずの人の偽名考えるの手伝ってくれるんだぜ?天使か?」

 

パイモンについて

「あいつマジで何者だ?人間にしては小さいから精霊かなんか?」

 

ウェンティについて

「·········アレで男ってまじ???」

 

レザーについて

「パワーが凄まじいな··········」

 

スクロースについて

「こんなこと言うなもあれだけど··········本当にいるんだな。絵に書いたようなドジっ娘って。可愛いからOK」

 

アルベドについて

「あの人がスクロースのお師匠さんか。へぇ··········面白そうな人だな」

 

ディルックについて

「あの人ワイナリーのオーナーなんだって?すげー人だな··········あんな美味しい酒作れるんだもんな··········」

 

ディオナについて

「あの猫耳とシッポ触ってみたい··········みたくない?」

 

クレーについて

「··········可愛い顔してあんな怖いもの使ってんのまじ??」

 

ガイアについて

「なんかなぁ、信用出来ねえんだよなイマイチ··········」

 

フィッシュルについて

「悠久の時を越え出会ったソウルメイト」

 

ベネットについて

「なんだろうな··········あいつ本当に不幸の子··········」

 

モナについて

「この間食べ物分けてあげたら泣いて感謝されたんだけど··········あの子どうしたのまじで」

 

エウルアについて

「この街にもあんな事あるんだな··········別にあいつが罪犯したわけでもないだろうに。まあ本人が背負って生きるってなら応援するだけだけどね」

 

刻晴について

「昔は良い奴··········というか今でも良い奴なんだけどね。俺には当たり強いんだよ。まあ百合の間に挟まっちまったから当然の報いかなぁ··········え?勘違い?」

 

胡桃について

「俺が太腿フェチになった全ての元凶··········え?変態っぽい?ははっ、黙れ小僧」

 

行秋について

「あいつもアレで男って本当に信じらんねえよ··········昔ガチでときめいて告りそうに··········なんでもない。忘れろ」

 

煙緋について

「なんか偶に俺にボディーガード任せてくるんだよね。なんでかは知らんけど··········まあ可愛いし話弾むしでなんだかんだ仲いいんだけどね」

 

タルタリヤについて

「命の恩人。あいつが居なきゃ多分ゼノンは生まれてないよ。うん」

 

北斗について

「酒飲み友達!!」

 

重雲について

「実はあいつの両手剣捌きをこっそり覗いてたんだよね··········いやぁ参考になったよ!!」

 

香菱について

「やめろ!!唐辛子を持って俺に近寄るなア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」

 

七七について

「不思議だよな··········死んでるのか生きてるのかその境にいるって」

 

辛炎について

「音楽仲間!!そういやあいつに手紙出すの忘れてたな··········」

 

凝光について

「めっっっっっっっちゃいい人」

 

甘雨について

「ヤベー奴。休みの日も仕事するとか正気の沙汰じゃねえよ」

 

鍾離について

「いや、いい人なんだけどな··········なんでか知らないけど偶に女体化するんだよね··········なんで??」

 

魈について

「まじ唯一の常識人。そのまま変わらずにいてくれ··········!!」

 

ゼノンを知る・1

「俺の事?つってもなぁ·····話せること··········本当の家族が死んでて、仙人の血が流れてるってことくらいしか自分で自分のこと知らないんだよね。いやマジで」

 

ゼノンを知る・2

「女の子は好きか?そりゃ勿論。余りにもな束縛が嫌なだけで普通に真正面から告白してくれる女の子は好きだよ」

 

ゼノンを知る・3

「死にそうになったことか。あるぞ。7徹した時は流石に三途の川が見えたぜ··········」

 

ゼノンを知る・4

「アイツについていけたのは俺くらいだったからな。因みに7徹した後4時間しか寝れなかったぜ!!········なんでそんなに物を与えてくるんだ、いや貰うけども」

 

ゼノンを知る・5

「正直、仙人の血が流れてなかったら7徹で死んでたかもな。うん。だからお前は適当に休むんだぞ?俺との約束だ」

 

ゼノンの趣味

「戦い!!心がスカッとするぞ!!」

 

ゼノンの悩み

「なんでだろうな。ずっと視線を感じるんだよね··········誰かに見られてる訳でもないはずなのに··········」

 

好きな食べ物

「肉とか揚げ物とか甘い物とかこの辺は好きだよ」

 

嫌いな食べ物

「辛いものダメなんだよね。いや本当に無理。マジ」

 

誕生日

「おめでとう。この先、お前が辛い目に遭わないことを祈ってるよ。特に仕事とか気をつけるんだぞ?」

 

 




なんで徹夜してこんなもん書き上げてるんだ??おやすみ

最後に創叡とゼノンの名前由来秘話を置いておきます。

創叡に関しては賢そうな名前をつけたかったからです。一応刻晴の仕事についていけるほど優秀なので。










ゼノンという偽名はたまたま二話執筆中目の前にあったのが金色のガッシュ!!でたまたまファーウード編でゼオンが表紙だったからです。アニメリメイクしてゼオンと和解してクリア・ノートまでやって欲しいよ··········


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