レーヴァテイン(の側のトカゲ)が可笑しい (神撃のカツウォヌス)
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レーヴァテイン(の側のトカゲ)が可笑しい

 ディスラプターズ。

 どこの国にも属さない抵抗軍であり、所属するキル姫にはそれぞれオートアバターと言う相棒のような存在がいる。

 普段は超マサラ人の肩に乗る電気ネズミくらいの大きさだが、戦闘になるとその姿を大きく変え、キル姫を乗せて行動する。

 ディスラプターズに所属するキル姫は、

 レーヴァテイン・獣刻・バハムート

 ヘレナ・D.plug・ロキ

 ソロモン・聖鎖・アテナ

 カリス・聖鎖・アザゼル

の4人であり、レーヴァテインがリーダーである。

 ヘレナにはニール、ソロモンにはグラウ、カリスにはキプルというオートアバターが側にいる。

 

 何故そんなに詳しいのかって?

 それは俺が「ファントムオブキル」通称“ファンキル"の世界に転生したからさ。

 神様に会った記憶は無いし、死んだ記憶もない。生前最期の記憶は普通に寝たのが最後だ。

 もしかしたら突然の心停止とか地震とかで〜、て言うのはあったかも知れないが、もう終わった事なので全然気にしてない。

 物心ついた頃には、この世界がファンキルの世界だと気付いた。聞こえてくる会話の中で「異族」とか「ラグナロク協会」などの単語が出てきたからだ。

 だったらやる事はひとつ、マスターになるしか無いだろう。

 そうと決まれば早速マスターを目指し、教会で洗礼を受け、無事にマスターになる事が出来た。そこまでは良かったのだが、バイブスと共鳴したキル姫を見て直ぐにおかしいことに気付いた。

 多分もうお分かりだろう。そのキル姫が、レーヴァテイン・獣刻・バハムートだった。

 

 ディスラプターズとは本来、失われた千年王国編に登場するのだ。

 ストーリー的には第2章になるので、まだ第1章の途中かそれ以前の現在に彼女が登場する筈がない。もちろん、原作の話を全部読んだわけでも覚えているわけでも無いので、あり得ないとは言い切れなくもないが。

 と思考を巡らせていたのだが、ここで一つ思い当たった。

 ファンキルには本編のストーリーとは関係ない、いわゆるifの世界線、アナザーストーリーが存在する。

 ファンキル学園と呼ばれる学校を舞台に青春をテーマにした話だったり、海上編という南国でのバカンスを彷彿させる話だったり。ある意味、コラボもifの物語である。

 そしてもう一つ、キャラクタークエスト。

 キル姫一人一人に用意されており3話で構成されている。その内容は、殆どがキル姫のコンプレックスや性格などの悩みとその解決で構成されており、展開の都合でショッピングに行ったりだったりパーティをしたりとほのぼのした話もある。

 それも本編とは殆ど関係なしに。

 本編のストーリー終盤に出てくる敵キル姫が普通に部隊に加入してたりもするので、多分if日常回的な感じなのだろう。

 

 ここまで考えて、ディスラプターズのレーヴァテインと出逢ったのはこの世界が完全なif世界、二次創作なら日常に焦点を当てた、という事なのだろう。

 まぁ、異族が普通に居るので危険だが仕事には困らないし、推しキャラでもあるレーヴァテインと一緒に居られるのだから万事OKだ。

 

 …少し話を戻すが、ディスラプターズの話はしたよな?キル姫それぞれにオートアバターがついてるって。

 で、本来レーヴァテインにはムーと言うオートアバターが側にいるのだが、どういう訳か俺の相棒になったこのレーヴァテインのオートアバターは名前も容姿も完全に違う。と言うか別のキャラになってるし、この世界には過ぎた力を持っている。

 

「レーヴァテイン・獣刻・バハムート。そしてこっちが…」

 

 赤い身体に小さな翼。

 そして表情が殆ど変わらず、ボールや歯車に変形したり溶けたり、しまいにはパワー特化型だのスピード特化型だの…。

 

「オイラはビィ!ドラゴンだ!」

 

 

 

 深 い 闇 だ

 




ビィくん
・グランブルーファンタジーの公式4コマ漫画「ぐらぶるっ!」に登場。後にエイプリルフール限定でイベントボスになる。
 ネタボスかと思いきやかなり強い。そこら辺のボスより普通に強く、バトルの元となったボス戦BGMを特別にアレンジされるなど破格の待遇。


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