米花町でおやすみ (こめさん)
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眠りたがりの王子様
ここは日本にある東都米花町ここでは様々な人が仲良く暮らしている
ジリリリリリ!!!
「おい!ここに金を詰めろ!死にたくなければな!!!」
バン!バン!
「ひっひぃぃぃ!たっただいま!!」
いつものように銀行強盗がいて
「きゃー!ひったくりよー!」
いつものようにひったくりがおき
「ひっ人が死んでて!場所は米花町の...!」
いつものように殺人事件が起きている
しかし
「ふわぁ...今日もうるさいなぁ...どこかに眠れそうな所はないかな...」
眠そうなこの少年が様々な事を引き起こしてしまうことを
「...うーん...ひとまず...シンイチの家にいけば静かかなぁ...?」
誰も知らない...
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僕の名前はオーロラ・フワリース...
さてひとまず僕のいた世界について話していこう...僕の世界では人と魔族がいまもなお戦争を繰り広げている...そんな中でも人類統一国家カイミーン国では比較的平和だったと思う
しかし...ある日魔王タソガレが姉様を連れ去って行ったその事に多くの国民は嘆き悲しみ姉様の事を思った...
話は変わるが僕はあんまり実家...というより父上が得意じゃなかっただから...僕は姉様の後をついて行くことにした...
そう魔王城に...
その後無事に僕も人質の仲間入りしていつものように牢屋で眠っていたのだけれど...
気づいたら生まれてて成長していまここベイカチョウ?と言う所にいる
「またきたのかよおめーは...」
彼は工藤新一なんでも高校生探偵をしてるらしい
「だってどこも安眠できそうになくってさぁ...ここ静かだしどうせほかに人いないんだからいいでしょ?シンイチ」
僕は彼が小さい時からここに入り浸ってるからまぁ弟分みたいなものだよ
「安眠とは自らの手でもぎ取るものじゃねぇのかよ...」
「それはそれこれはこれだよホームズくん...ふわぁ...んじゃランとのデート行ってらっしゃい」
「は...ってああああああ!忘れてた...!」
「あいかわらずだねぇ...おやすみ...すやぁ...」
「すやぁじゃねぇって!!ああ!もう!鍵頼んだぞ!行ってきます!」
バタン!
「...なんか嫌な予感するなぁ.....あの時...みたいに...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ガチャ!
「すやぁ...」
シンイチが帰ってきたのかな...
ドタバタドタバタ!
「んん...うるさい...」
シンイチはこんなに音をたてて帰るなんて珍しいけど...
ダッダッダ!バン!
「...うるさいよ」
「助けてくれ!フワ!!!」
そこには明らかに小さくなった弟分がいた
「...すやぁ...」
「眠るんじゃねぇって!!!起きてくれ!」
夢かなぁ...?でも...
「...ふわぁ...シンイチ小さいね...抱き枕にちょうど良さそう...」
「寝ぼけてんじゃねえって!」
寝ぼけてないよだって夢でしょ...?
「坊やー!どこ行ったのー?」
「っ!やっべ!」
夢なのにこんなうるさいなんて...まったく
「...仕方ないなぁ...そこの机の下メガネある適当に偽名考えときなよあとはしらなーい...」
「サンキュ!!」
ガチャ...
「!フワくん!ねぇ小さな男の子見なかった?」
「...んん...?なんのこと...?僕眠ってたから...知らないよ」
ゴチン!
「おっと...?」
「あ!いた!ねぇ坊やあなたの名前は?」
「ぼっ僕は...!僕の名前は、江戸川コナンだ!」
「ぶふっ」
「なっ何があったんじゃあ!?」
江戸川乱歩とコナン・ドイルか...やっぱり面白いなシンイチは...いや今はコナンかさーて...後のことは博士に任せて...僕はもう一眠り...
「...すやぁ...」
(この状況下でも眠るのかよ...コイツは...!!)
米花町でおやすみ
4/16追記
効果音多いわ...確かに多いわ...でもこれ以上の削り方を私は知らないので...ひとまずこれで...また自分の能力が上がったら多少直します...
あと緋色の弾丸に撃たれてきましたそのうちやりたいです
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王子は死んでもは寝たくない
・彼が住む世界の魔王城はもう1つ旧魔王城というものがある...彼はそちらの旧魔王城にて囚われている(抜け出さないとは言っていない)
・別に王様にはなりたくない姉様と母上は大好き父上?...まぁうん好きでもないからね...親子仲はそこそこだよ父上とだけ
それから僕の弟分はどうやら毛利探偵事務所という所に転がり込んだらしい...大変そうだなぁ...
ピンポーン
「はーい」
「フワお兄ちゃん!こんにちは!」
「...ほんとたいへんだねぇコナンくん」
「うっせほっとけ...」
「まぁまぁどうぞ中におやつとお茶出してあげるね」
「...はぁー...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「...きみのこと小さくした人達まっくろくろすけだったんだよね?」
「あーそーだよ...お前まさか知ってんのか?」
「...いやぁ...?知らないよ?」
ごめんねコナンくんそのうち教えるけど...今はまだその時じゃないから許してね
多分教えるから覚えてたらうん
「ふーん...まーじゃあいいよ」
「僕が言うのもあれな気がするけどなんで僕のことこんなに信用してくれるの?普通に怪しくない?」
「え?...だってフワは眠りたいんだろ?」
「うんそうだよ〜」
「ならわざわざ眠る時間を削ってまで悪いことしないって思っただけだ」
「うーん...信用してくれるのは嬉しいけどもうちょっと疑いももちなよー?僕がそのまっくろくろすけだったらどうするのさ」
「そのまっくろくろすけだったらさっさとあの仲間に報告するだろ...あの時蘭に俺のこと黙っててくれてありがとな」
さすが探偵さんだ...
「...僕は眠りたかったから教えただけだよ?チョロコナンくん」
「疑って欲しいなら喜んでするけど...?」
「スミマセンデシタ疑わないで...僕は安眠したいの...」
「ったくよぉ...」
「こ...こほん...それで今日はどうしたの?」
「あぁそうだった...えっとなおっちゃんがこんなの貰っててな」
ペラッ
「...あー...その招待状なら僕も持ってる」
「持ってんのかよ...あいかわらずお前が分からないんだが...」
「奇遇だね僕もだよ...何となく嫌な予感するんだよねぇ...」
「えぇ...お前の予感当たるからな...警戒しとくか...」
「...外れても文句言わないでよ?」
「外したことないやつがなんか言ってるな」
「...」
「...」
「...まぁいいや僕は僕で動いてみるからそっちは頼んだよ探偵くん」
「おう任せとけ!」
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さてコナンくんにはああは言ったものの...彼小さくなる前も小さくなったあとはさらに死神なんかじゃないかレベルで事件起こしてるからなぁ...まっつーくんとわらくんに念の為連絡しとくかなぁ?あとは...まぁなるようになるかな?
「うーん...いっぱい考えたらお腹すいたな...早くご飯食べて今日もよき眠りに...」
あと僕はどうしてこの世界に来てるのか...それも考えないとな...早くタソガレくんやレオくん改くんや睡魔師匠...ハデスくんはカンカンに怒ってそうかな...いやむしろ気づいてないかも?...それに...姉様がいまどんな事をしでかしてるのか見れないのが少し残念だし...
「...帰りたいけど帰りにくいなぁ...」
姉様こっちに来てくれたらいいのになぁ...
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一方その頃旧魔王城にて
「私の弟どこ」
「突然何しに来たかと思えば...おいケル、ベロ、スウ、アイツはどうした?」
「えーっと...魔王城行くって...」
「ハデスさまの許可はあるって...」
「もっ...もしかして...また...!」
「アイツ...!またやりやがって!...まて魔王城にはいないのか」
「...フワ私の目の前で消えたから...帰ったかと思ったけど母上に聞いてもタソガレくんやレオくんに聞いて探したけど、どこもいなくて...」
「...少し待っていろ人間の姫...あの王子...!この旧魔王城から抜け出すとは...すぐ連れ戻してくれる...!」
「...フワ大丈夫かな...?無事だといいけどな...」
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爆発したら眠りづらい
・彼は工藤新一が現在のコナンよりも小さい時に隣に引っ越してきた
・現在魔王城と旧魔王城でフワリス王子を捜索中
・おや?姫の様子が...?
森谷帝二許すまじ...!!!
あの野郎よりにもよって爆発物を至る所に設置したらしい...!ふざけるなよ...爆発なんて...爆発なんてしたら...っ...!
「音と振動で眠れないじゃないか!」
「知ってたよ!コノヤロウ!!」
由々しき事態だ...もうこんな時間なのに帰れないし...!眠くて眠くて...仕方ないのに...!
「...かえって眠りたい...」
「だから危ねーんだって!いつどこが爆発してもおかしくはないんだからな!?」
「ええええ...しかたないなぁ...」
安眠のためだ...許せ...
「まっつーわらくん爆弾よろしくねっと送信」
「...誰だよまっつーとわらくんって...」
「んー...僕が命の恩人?」
「は?僕が?」
「まっつーとわらくん死にそうになってたから僕が助けたの」
「...まてその2人の名前」
「えー?松田陣平と荻原研二...コナンくん会ったことあるんじゃないの?」
「お前だったのかよ...!」
「...あれ?言ってなかったっけ?」
「言ってねーよ!!!」
「まぁまぁまっつーは元々の知識とあと佐藤刑事の部署だしわらくんは今も尚爆弾処理班だからねあの2人に任せておけば寝ていても...平気...すやぁ...」
「すやぁするんじゃねぇ!起きろ!起きて説明しろ〜!」
「すやぁ...」
「っ〜!くそっ!」
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「んでフワちゃん寝てるわけねーありがとうコナンくん教えてくれて」
「おい起きろフワ」
ユサユサ
コテン...
「すやぁ...」
「っ...」
「わぁ幸せそうに眠ってるけど...ここ爆発寸前の場所だったんだよなぁ...」
「あの...フワお兄ちゃん起きそう?」
「ううん!まっったく!こりゃ移動させるっきゃないかなーそれに起こしておかないと風邪ひいちゃうかも...」
「ったく世話のかかる...!」
ヒョイッ
「...かっる」
「じんペーちゃん声出てる声...ってそんな軽いの?持たせて持たせてー」
「おらよ」
ポーイ
「ちょっ!?投げたら危ないって!」
ドサッ
「えっめっちゃかる」
「(そういえばフワのやつ眠る事に夢中だから...ひょっとしてご飯食べること忘れてるんじゃぁ...?...ありえそうだなー...フワだし...)松田刑事!荻原さん!フワお兄ちゃんのお家案内するから連れて行ってあげてくれないかな?」
「あーうんいいよむしろ助かるかなありがとうコナンくん!」
「んじゃ俺が車出してやるから坊主も乗れ」
「!本当に?ありがとう!」
「...ん...わすれてた...」
「!?フワ...?」
「たんじょうびおめでとうこなんくん......すやぁ...」
「あれれー?コナンくん顔赤いよー?」
「珍しいな...良かったなぁ?坊主」
「おっ...起きたら覚えててよ...!フワお兄ちゃん...!!!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「え?昨日?夜?...あの2人に連絡したあとはよく覚えてないよってまってなんで靴パリパリいわせてんの?それなんか博士からヤバイって聞いたよ?僕は安眠したいだけであって永眠はしたくないし気絶もしたくなっ」
その日米花町ではいつものように悲鳴が聞こえてきたらしい
今日も平和な証拠である
「こんな魔導書...あったっけ...?」
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眠り王子はヒーラー(回復役)を欲していた
...あれ僕はどうしたんだっけ...たしか...起きて...コナンくんに会って...その後...サッカーボール...に...!
「...はっ...生きてた...」
良かったここでは蘇生出来ないから死んだら終わりなんだよなぁ...そのへんよく分からないなぁなんで僕はこの世界に...
ガチャ
「フワお兄ちゃんこんにちは!」
「こんにちは...?」
「フワお兄ちゃん!今何日で何時だと思ってる?」
「えっえーっと」
「...はぁー...」
「なぜため息を...てか僕が気絶してたのは君のせいだろ...あれサッカーボール蹴られてからそんなに経ってないね」
「手加減したからね...もー!とりあえず着替えてついてきてね!」
「えっあっはい」
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「あれ!フワくん!来てくれてありがとう!」
「やっほラン昨日はケガしてなかった?大丈夫?」
「うん!ありがとう心配してくれて...あっそうだ聞いてよ!新一ってば映画来てくれなかったんだよ!今日誕生日だったのに...」
「まぁまぁ昨日はあの森谷って人が色々やっちゃったからね仕方ないよ」
「そうだけどさぁ...」
「次があるよきっとね」
「そっそういえばフワお兄ちゃん飲み物なにのみたい?」
「...コナンくんさぁあんまりラン泣かせたり心配させたりしたらダメだよ〜?」
「...わかってるよ...」
「んよしよしんじゃ...今日は誕生日おめでとう」
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「月光...クラシックで結構有名な音楽だよね眠くなるから僕も好きだよナルミくん」
「!...やだなぁ私女の子で...」
「ダウト...さすがに性別くらいはわかるよ...この殺害予告だしたのナルミくんかな?...止めてほしそうだったから止めただけだよ」
「っ...」
「...安心して今は僕1人だけで君に聞いてるからさナルミくん...どうして殺したいのか聞いてもいいかな?」
「...不思議だな君には話したくなる...聞いてくれるかい?オレの話」
「もちろん」
美少女系男性医師説明中.....
「.....なるほどねそれは...酷いな...うーん...まだ誰も殺してないよね?」
「うん心臓発作で1人は見送ったけど人殺しはしてないよフワくん」
「うーん...今日の夜にやるつもりでしょ?」
「あららそこまで気づいてるのか...ひょっとして君も探偵?」
「ううん僕はただの...お悩みとかを解決する人だよナルミくん...ねぇ今日もし僕が間に合ったらさやめてくれる?」
「...何に間に合わせるんだい?」
「ちょっと...やりたいことが出来たから...まっててねナルミくん後でちゃんと本名教えてよね〜」
「まったく...わかったよ」
「おい兄ちゃん見つけたぞ!」
「お巡りさんナイスー!なるみんまってて君を人殺しにしたくない...!」
「という訳ではいこれ!楽譜!」
「これ...ひょっとして...父さんの...!」
「僕は暗号系はよく分からないから...読めるのすごいね...なるみん」
「ん?まって?なるみん?...ふっふふふっ本当に面白いね君は!暗号読めないのになんでオレにこれを渡してくれたのかな?」
「なんとなく?そうした方がいい気がしたからそうしただけだよなるみん...本名教えてくれないとずっとなるみんって呼んじゃうよ?」
「ふふっふふふ!それは困るかなぁオレ男だし...オレの名前は麻生成美...セイジだよ」
「...セイジか...いい名前だねねぇねぇセイジ!僕のお手伝いしてくれないかな?」
「そうだねー、ここにもきっと居づらくなっちゃうし...色々落ち着いたらオレのこと拾ってくれよ?フワくん」
「もちろん!...でも個人的にそいつら気に食わないなぁ...ねぇねぇセイジ...ちょっとコイツらにイタズラしてみない?」
「のった!オレは何をしたらいい?フワくん!」
「作戦会議作戦会議!えっとね!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
フワリス王子には好きなことがある1番好きなのは睡眠そしてその次に大好きなのは...イタズラである
「ねっ寝てます!この人寝てます!」
「...はぁ!?えっまって成美先生どういうこと!?」
「コナンくんこれこれ睡眠薬じゃない?」
「...つまりこの人は...えーっと...海で落とされたあとすぐ引き上げられてここまで連れてこられた...?」
(そういえばコナンくん...というよりシンイチもだな結構厳しい推理を披露しちゃうからそれを戒める意味でも...)
「ねセイジ死んだフリしてもらってもいーい?」
「なんでもどうぞオレのこと好きに使ってくれよ?...そういえばさっきは何をしてたんだ?」
「んー?...いま葬式をしてる人の声って覚えてるかな?もしくはなんか残ってたら...」
「...ほんっと最高だよフワくんオレに任せろ」
「(アイツ...なにコソコソとなんで成美先生と話してるんだ...?)フワお兄ちゃん成美先生と何話してるの?」
「んー?あの睡眠薬って市販のものか聞いてるのーいい睡眠薬なら試しに買ってみたくてさ」
「ブレないねフワお兄ちゃん...!」
「あれは市販のやつだよほら今回収されたあの薬の箱」
「...あー睡眠薬カイミーンか...僕もたまに使ってるや」
「使ってんのかよ!?...まさかおめーが飲ませてねぇよな?」
「僕がそんな勿体ないことすると思ってるの...!?」
「聞いた僕が悪かったからキレないでよ...!」
「ふふふ仲がいいんだねフワくん」
「うん!...ってそうだったねぇコナンくんあの暗号わかった?」
「いや...もうちょっと考えてみたい...どーも難しくてな...もう少し考えねぇと...」
「そっかー...僕も暗号は眠くなるからわかんないからいっしょだね!」
「一緒にするなよ...!...フワ弾いてみてくれないか?」
「僕でよければ喜んで」
♪♩♬
「へぇフワくんってピアノ上手なんだね」
「うん色々教えてもらったから料理とか色々できるよ〜?んでどう?楽譜通りに弾いてるけど」
「...ううん...」
「しかしいいピアノだな〜呪いのピアノなんてとんでもない誰も弾かないなら僕が買っちゃおうかな...」
「ふっふふふ呪いピアノ買っちゃうの!?呪われても知らないよ〜?」
「大丈夫大丈夫〜なんとかなるってー(どうせもうあの世界にいた頃にも...僕は呪われてたんだから)この事件が終わったら買い取らせてもらお」
「...っ...!」
「...(あの人かな明日朝に目暮警部が来てくれるらしいしわーくんも来てくれるって言ってたしその時に色々バラしちゃうかなまぁその前に...もう少し捻りたいから...)よーしそうと決まったら!」
深夜
「おい大丈夫か!おい!」
カチッ
「...これでよさそうだねなるみん」
「えぇほら寝袋使って早く寝なよフワくん...おやすみなさい」
「うん...おやすみなさい...なるみん...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「わーくん久しぶり〜!」
「よぉ!久しぶりだなぁ!フワ!」
「ナタリーさんとおチビちゃん元気してる?」
「おう!またいつでも遊びに来いよ!うちのおチビはお前との昼寝が大好きなんだからな」
「うん!わかった...あそうだこれ昨日見つけたの捜査の役に立つかな?」
「これは...盗聴器か!?かなり昔のものだな...?ありがとうなフワ!」
わしゃわしゎわしゃ
「あははくすぐったいよわーくん!あっえっとね場所はあそこにあってね...」
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「ねぇフワくんって結構悪い子だよね」
「今更だねぇ...僕より僕の姉さんの方が悪い子だよ〜?毎週死んでるし〜」
「なんで生き返ってるんだよ...ふふ毎週死ぬってパワーワードだぞー?」
「そうだねー...(一日に五体以上のおばけふろしきもハサミで殺してるし...1週間に1度以上は必ず死んでレオくんや僕に蘇生させられてるし...やっぱ姉様にはかなわないなぁ)ふわぁ...眠い...僕お昼寝してるから...時間になったら教えてねなるみん」
「もちろん...おやすみなさいフワくん」
「ねぇ成美先生フワお兄ちゃん返してくれないかな!」
「えぇ?まあ本人もほら寝ちゃったし...私も眠いから寝させてもらうねコナンくん」
「...わかった僕も寝る」
「ふふふ...コナンくんフワお兄ちゃんのこと大好きなんだね」
「え!?べっ別にそんなんじゃないって!」
「いや...わかるよ彼のことが心配でたまらないって顔だよ?コナンくん」
「うぐっ...だって僕より年上なくせにふわふわしてて...気がついたらどこかに行っちゃってそうなんだもん...」
「...ふふふ確かにね...ねフワくん今までどんな事やってたのか教えてくれないかな?コナンくん」
「え...うーん...わかった!いいよ」
「!!!(なんだ!?嫌な予感がして起きてしまった...)」
「あれは10年くらい前だったかな...?」
「まっっってコナンくん!!しーだよ!それは!しー!」
「ね?ほら起きた」
「...コナンくん後で覚えててね...!なるみんもなんでそんな笑ってるの!?あー...黒歴史は忘れてよお願いだからさぁ...」
「じゃあ、成美先生さっきの話本人には内緒でおねがいね!」
「もちろん!コナンくん!」
「まっっって!!何喋ったの!ねぇ!」
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「また眠ってる...一体どうして...」
「名付けるとしたら連続睡眠事件だね」
「しかも今回は...ダイイングメッセージが...これ赤いペンキかな?たぶんあそこで倒れてるペンキ缶で書いたのかな?」
「だろうな...さて...お前はどう思う」
「こんなん書いてる暇あるなら通報するかなそれにあの睡眠薬は即効性があるからね書けるわけないよ」
「即効性ってなんで知って...ってそっか愛用してるんだもんな」
「うんだからこれは犯人が書いたと思うよ?あくまでも僕の予想だけどね〜」
「いや俺も一緒の考え方だうーん...?」
「...(ニッコリ)さてこの人が起きたら犯人見てないか聞かないとね」
「本当にすごいな...あの盗聴器を調べさせるために警察を東都に帰らせて...その後どんどん...もしあれが毒薬だったら大変なことになってただろうね」
「ふふふさぁあとひとりはどうやって眠りにつかせてあげようかな?」
「...こわー...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「コナンくん!これ!楽譜!」
「ナイス!...セイジ...?」
「セイジって...あのお巡りさんが言ってたんだけど麻生さんには息子がいて小さい時に大病を患ったんだってそれで東都の病院で入院してたって...確か名前は...セイジ...!」
「っ...3人眠ってて1人は頭にケガ...そしてあのピアノの仕掛け...」
「(...さぁフィナーレといこうよ小さな探偵さん...きっと今頃わーくんはあの盗聴器を解析終わっただろうし...なるみん...いやセイジには悪いことしちゃったかな...)」
「...!フワおっちゃんを上に行かせてくれ!おっちゃんだけだぞ!」
「了解!頼んだよ!」
その後眠りの小五郎は推理を披露したその後伊達刑事が盗聴器の内容を発表し悪いことをした人達はその報いを受けることになった...そしてその連続睡眠事件を起こしたのはなるみん...いやセイジということを小五郎は伝えたのだった...
「ようやく終わったよ父さん」
「まだ終わってないよ!成美さん!」
「コナンくん...?」
「ほら見てよ!この楽譜!成美さんのお父さんが成美さんに向けて書いた遺書なんだよ!ここにこう書いてあるんだ!セイジお前は真っ当に生きろってね」
「...悪いな小さな探偵さん...オレはもういいんだ」
パリーン!!!
「ごめんねセイジ苦しいねもう外出れたから大丈夫だよピアノも無事だよ...あとは僕がやっとくからゆっくり休んでね...」
それから火は更に燃え広がっていった
どうやらガソリンをあたりにまいてたらしくなかなか消火活動を始められなかった
結果から言うと麻生成美の死体らしきものは見つかったが鑑識に回しても本人かどうかも分からないほどだった
ピアノもほとんどが燃えておりある少年はもう1回弾きたかったと嘆いていた
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「それで?」
「小さな探偵さんは見事犯人を追い詰めすぎないようになりましたとさ!呪いピアノ(笑)も無事回収できたし麻生成美は死んだことになってるよ!わーい」
「人1人死んでるのに酷いなぁフワは...それで?オレの新しい名前何かな?戸籍作ってあるんでしょ?」
「うーん...?麻生成美と浅井成美でしょ〜?どうするかな...」
「...風...漢字の風を入れた名前ならいいよ」
「なら風井 成美でいこう」
「ってまてまてセイジだとあの小さな探偵にバレるんじゃないか?」
「大丈夫だよ案外バレないから変装とかもろもろ任せてよ!こう見えても色々できるんだから!これからよろしくね!」
「...ったく...あとはまかせたぞフワ」
風井 成美 が 仲間になった!!
「んで?オレはこれから何をすればいいんだ?」
「んーと僕にこの世界での治療法を教えて欲しいかなあと僕のお仕事のお手伝い...あ!給料は出すからね安心してね」
「この世界...?まるで自分が異世界から来たかのような話し方をするんだな」
「まぁ、異世界からきたからねぇ」
「...は!?」
回復係ゲットだぜ!メンバーとしてヒーラーは欲しいよね!Byフワリス王子
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王子は昼寝がお好き
「すやぁ...」
~完~
「はいフワ起きてね〜」
「んん...なるみんうるさいよ...昨日魔法使ったから疲れてるんだよ...もう少し眠らせて...あと5分...」
「さっきもそう言って3時間眠ったのだーれだあとオレはなるみんじゃないぞー」
「...すやぁ...」
「...起きないならこっちにも考えがあるよ?フワ...?」
バサッ!
「ぬー!?布団剥がないでよ!?...もー...まだ疲れてるのにぃ...」
「はいはいお昼ご飯食べたら色々聞くからね着替えて着替えて」
「ちぇはーい...あっそうだ小倉ってラーメン屋さん美味しいし行っちゃおうかー」
「へぇそれは楽しみだな」
移動中~
ガララッ
「へいらっしゃい!おっ!久しぶりだな!坊主そっちは連れさんかい?」
「うん!そんなとこ!閻魔大王ラーメン2つおねがいね!」
「あいよ!」
「閻魔大王ラーメン…?」
「まぁまぁ名前はすごいけど味は保証するよー?ほんと美味しいから」
「へいお待ち!」
「わーいいただきまーす!」
「いっいただきます?」
ズルルルルルルルルル
「はっ!もう食べ終わってた…」
「あるある…美味しすぎて記憶飛んでるよね…」
「へへっあいかわらずいい顔して食うじゃねぇか!兄ちゃんもいい食べっぷりだったぞ!」
「替え玉とかって…?」
「おう!少し待っててろ兄ちゃん!」
「今日は僕の奢りでいいよどんどん食べちゃって!タイショー!ギョウザおねがい!」
「あいよ!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「いやぁ美味しかったねぇセイジ」
「うんなかなかいいお店だったよまた行きたいな」
「うんもちろんだよ一緒に行こうねセイジ」
「ああもちろんだよフワ」
「フワお兄ちゃん!その人だぁれ?」
「やっほコナンくんまずはこんにちはしようね…この人は僕の親戚の人だよ」
「初めましてオレは風井成美だよろしくな」
「はじめまして!僕の名前は江戸川コナン!フワお兄ちゃんあとで話したいことがあるんだけど!」
「ごめんなコナンこいつにはオレからも聞きたいことがあるからなぁ...」
「うーん先約優先かなぁどうせセイジについて聞きたいんでしょ?また今度教えるから今日はランの所に帰りなよ」
「...はぁわかったよ...一つだけなんで日本人の親戚がいるの?」
「んーとね...僕もよくは知らないけどね僕のお母さんの姉さんが日本大好きでね?結婚して苗字が風井さんになった訳そんじゃまたねコナンくん」
「えっちょ...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「...ねぇフワオレからも質問なんだけどいまさっきのって今考えた設定?」
「いやいや〜風井成美が生まれた時からだよ」
「...ほんと君には聞きたいことが色々ありすぎるよ...んじゃ次...異世界から来たって本当?」
「ウソをつくメリットないでしょ〜...せっかくだし魔術使ってみようか?」
「えっ...じゃあ見てみたい」
「そんじゃあ...あそこのコップに水入れてみるね」
トプン...
「...あっ詠唱とかないのか〜残念...」
「詠唱する場合は...無いかなだって対策立てれるし魔術の名前バーンって言ったら」
「確かにね...どういう世界だったの?」
「人と魔族が戦いあってる世界だよ僕の姉さん魔王城に囚われてるし」
「あー...王道のRPGゲームでよくあるやつ...ってまてまて姉さんってことはフワは勇者だったのか...?」
「んげ...アなんとかくんといっしょにしないでよ〜ちゃんと勇者は勇者としているよ?めちゃくちゃ姉さんに嫌われてるけど」
「アなんとか君!?なっ名前覚えてないの?よほど印象が薄いんだね...」
「アなんとかくんはひどいんだよ?姉さんにバラの花束渡す時はいつも顔面に投げてくるし」
「アなんとか君!?」
「そしてその花束の中にハチが紛れ込んでるし」
「うっわぁ...」
「そしてそのハチを食べて感想まで述べてくるし...」
「いや!?なんで名前覚えてないの!?」
「...いや僕は名前は覚えてるんだよ...ただ...アなんとかくんは悪い意味で太陽みたいな人だから...呼んだら来そうだから...」
「悪い意味で...あーでも何となくわかるかも...しかしフワのお姉さん一体何者なの?」
「...えーと...お姫様?」
「ん?...まてじゃあひょっとしなくてもフワって...」
「うんこれでも一応王子様だよよろしくねぇセイジ」
「ええええぇ...?じゃあその髪の色も...?」
「うん美容院とかでつけてきたわけじゃないよ?」
「マジかー...異世界すごいな...」
「僕からしたらこっちの方が色々すごいと思うけどなぁ...」
「へぇ...って待て待てその魔術に絶対回復させるやつとかあるでしょ?」
「あるけどさぁこの世界で使ったらコナンくんとかめんどくさい人にバレたらめんどいじゃん?」
「た...たしかに...」
「僕が異世界から来たって知ってるのは今のところセイジだけだからね?」
「なんでオレにだけ...」
「んー...僕のお手伝いして欲しいからかな?僕さぁ早く元の世界に戻りたいんだよね...」
「!...まぁそりゃそっかー...じゃあもし帰ったとしてオレはどうなるの?風井成美としてずっとここに居ないといけない?」
「もしセイジが良ければ僕の世界来る?」
「ん???」
「帰れたら空間移動系の魔術で多分僕の世界に連れて行けると思うよ?まぁセイジがもうこんな世界やだーって感じだったらいいんだけどさ...まぁすぐには答え出ないだろうし考えてみなよ歓迎するよ〜?」
「...ぶっちゃけ言うとさこの世界にはもうやりたいことはオレはないんだよ?」
「浅井成美と麻生成美は死んじゃったからねぇ...でもさ風井成美でもし、やりたいことこの世界で何かしたいなら残った方がいいと思うよ?異世界転生とかってさー色々アニメとか小説とかマンガでもやってるけどさぁ...前世の記憶を持ったままなんて可哀想だよねぇ...」
「可哀想...?」
「だって今までの常識全部通じなくなるんだよ?セイジの場合もし僕の世界に来たらMPあるのかな?魔術の使えない人結構少ないよ?僕は少なくともあっちでは会ったことないし」
「...なるほどねぇ...」
「ふわぁ...長く喋ってたら疲れちゃった...あと他に聞きたいこととかある?」
「フワはこの世界に居たくないのか?」
「まぁねぇ...家族が...姉さんがいないから早く帰りたいかな...それに...」
「それに?」
「師匠達がきっと心配してるだろうなぁって」
「...そっ...か...」
「ふわぁ...もういい?」
「あぁまた聞きたいことがあったら聞くからね」
「はーい...おやすみぃ...すやぁ...」
「...異世界からの訪問者フワ王子...か」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「...ぬ?(眠ってたのか...ここどこだろう?また違う場所に連れてこられたのか...私の事ももう少し考えてくれないかな...?)」
「あら眠り姫お目覚めかしら?」
「きみは...?(セクシーみたいな人...人は久々に見たなということはここは人間界...?)」
「あら残念私のこと知らないのね残念だわ...私はクリス・ヴィンヤード」
「...?ふーん」
「ねぇ貴方はどこから来たのかしら?」
「きみが連れてきたんじゃないの?」
「私がここに来た時から貴方はそこで寝てたわよ」
「ぬーん...?」
「ねぇあなた名前は?」
「ぬ?...栖夜」
「そう...ねぇあなた私たちの仲間にならない?」
「...?」
「ふふふ...」
オーロラ・栖夜・リース・カイミーン米花町行き決定...
「そうねぇ...あなたのコードネームどうしようかしら?」
「?こーどねーむ...?」
「ならこの運命の出会いを祝して...貴方はオーロラね」
「オーロラ・栖夜・リース・カイミーンだよ?」
「あら!ちょうどいいじゃない?」
「ぬー(...安眠できるなら別にいいか)わかったセクシー2号のコードネームは?」
「私はベルモットよよろしくねオーロラ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「魔王様!大変です!姫がどこにも見当たりません!」
「何っ!?王子だけでなく姫もか!?総員姫と王子を探し出せー!」
《はっはいぃぃ!!!》
「くっ...人質にもし何かあったら...我輩も王国の方へ行ってみるあくましゅうどうし後のことは任せるぞ」
「はい魔王様!(王子といい姫といい...一体どこに消えてしまったんだ...?もし姫に何かあったら...)」
「あくましゅうどうし様ー!人質捜索について聞きたいことが!」
「(...ひとまずはこの仕事を何とかしないとね)ああ!今行くよ!...姫、王子すぐ見つけてあげるからもう少し待っていて...」
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招待状はいつも届いてくるのか?
「あっセイジ〜...ってどうしたの?」
「ん?いやねこの手紙を見てたのさ」
「コクーン...?なんかまためんどくさい気がするなぁ...どうしようかな」
「めんどくさいって君ねぇ...」
「...トマス・シンドラー?どっかで聞いたことあるような...?」
「あぁオレも知ってるよたしか...シンドラーカンパニーっていうIT会社の社長だろ?」
「いやそういうのじゃなくてね...あっそっかhey!あーくん」
[やっと呼んでくれた〜!ひどいよフワ!]
「ごめんごめん機嫌直してよあーくん」
「まってなんだそれ」
[あっ!君がなるみん?初めまして!ぼくはあーくん!]
「2年くらい前に拾ったの〜ヒロは元気かな?」
[うん!繋ごうか?]
「うんおねがい」
「まてツッコミと情報が追いつかない!!ひとまずオレはなるみんじゃないぞ...」
「あははそうだねあーくんセイジだよ」
[情報をインプットしました...ヒロに繋がったよ!フワ]
「よしヒロ〜ヒロ〜元気にやってる?」
【久しぶりだねフワ!僕のこと忘れてるのかと思ったよ?】
「忘れるわけないよヒロ...ってそれより聞きたいことがあってさ」
【コクーンとシンドラー社長についてでしょ?】
「さすがヒロだねこのシンドラー社長ってあの時のあの人だよね?」
【うん!そうだよ頼めるかな?】
「もちろんだよヒロそれがヒロの願いならねこっちにはつよーい味方もついたんだ」
【ふふふ成美さんこんにちは】
「あの...きみは一体...?」
【僕の名前はサワダ・ヒロキ...いま電話を繋いでくれてるのがノアズアークだよ】
[よろしく!セイジ!]
「どういうことなの...?」
「もう2年もたつのかぁ...早かったなぁ...セイジ僕らのお手伝いよろしくねぇ?」
「...ドンと来いちくしょう」
「そうこなくっちゃ!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「なんでおめーもいるんだよ!?」
「僕も招待されたからねコクーンってゲームなんでしょ?楽しみだなぁ」
「この前の風井って人は?いないのか?」
「うん今日は僕一人で来たよ?」
「...」
「僕は嘘つかないよー?ホントだよ?だからそんな顔で見ないでよ...怖いからさぁ」
「はぁ...ったくわーったよ」
「じゃっまた後でねコナンくん」
「おー」
[フワ父さんがそろそろ]
「うんわかってるよ僕に任せてとっておきを見せてあげるよ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「よっコナンくん...あれ少年探偵団のみんなも来てたんだね久しぶり〜」
「フワお兄さん!」
「なんだぁ?フワもコクーンにのるのかぁ?」
「うん!僕ゲーム大好きだからねカードゲームとか!」
「あーフワお兄さんカルタ上手だもんね!」
「ふふんそうだよ〜一応チェスとかもできるけどねっととあんまり長く話してるとお邪魔かな?ゲーム楽しんでいこうね」
「「「おー!」」」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ようこそゲームの世界に楽しんでいってねそうそう各ゲームに案内人を用意しているよ」
「オレはポセイドン!ゲームの名前はヴァイキング!七つの海に繰り出し、数々の冒険に挑戦するぞ!オレについてきやがれ!」
「俺の名前はかえんどくりゅう!ゲームの名前はパリ・ダカール・ラリーだ!過酷なレースに出場し、優勝を目指すレースゲームだ!1位目指していくぞ!」
「俺の名はレッドシベリアン・改!ゲームの名前はコロセウム!古代ローマを舞台に手強い敵を倒していくぞ!
武器や防具を選択できるから好きに選ぶといい!俺に守って貰えると思うなよ?」
「やぁこんにちは私はあくましゅうどうしだよゲームの名前はソロモンの秘宝いっしょにトレジャーハンターとなって世界各地に隠されたソロモンの財宝を探し出そうね!」
「我輩はタソガレ!ゲームの名前はオールド・タイム・ロンドン!19世紀のロンドンを舞台に、実在した殺人鬼ジャック・ザ・リッパーの逮捕を目指すぞ!」
「あー...そういう人選かぁ...まぁいいやおもしろそうだしせっかくだしロンドン行こうかなぁ?」
彼らは本物じゃなくただのプログラムなんだよねぇノアズアークが助っ人欲しいって言ったから...用意したけど大丈夫かな?
「タソガレくんよろしくね〜」
「あぁよろしくなフワ」
「もー頭の中覗き見しないでよ〜タソガレくん」
さぁゲームを楽しんでいこうね?名探偵
「そうそう!1つ言い忘れてたけどゲームに脱落したら魔王城に連れていかれるから気をつけてね!」
『えっ!?魔王城!?』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ヒロきみの父さんは助かるから安心しなよ」
【うんありがとう成美さん!】
「...さん付けしなくていいよ同じ仲間なんだし」
【!...えへへわかったよ成美お兄さん!】
「よしそれで...1人で大丈夫か?」
【うん大丈夫だよフワが色々手回ししてくれたからシンドラー社長は捕まると思うよふふ】
「結局何するか聞かなかったけど今何やってんだ?」
【えーっとね?まず日本の子供たちの考え方をリセットするそしていい方にしたいんだ...後はねフワがシンドラー社長を捕まえるために監視カメラを設置しただけだよあと盗聴器ももちろんね】
「うわぁ...こっわ...んじゃあゲームやめたら死ぬってのも嘘か?」
【うーん...機械的に今あぶないからあながち間違いじゃないよ?あと少しで安全区域内にできるから僕に任せてよ】
「え?ヒロ本当に12歳だよね...?」
【ふふふ褒め言葉として受け止めておくよ...よし!これであとはフワがゲーム内での仕事が終わったらおしまいだよ...】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「よっとと銃はあんまり使ったことないんだけどなっと」
バンバン!
「なんだ結構当たるもんだねゲーム補正かな?」
「フワ!後ろだ!」
「はいよっ」
グサッ!
「うん剣の方が使いやすいや...さぁあとから追っかけるから早く逃げて!タソガレくん最後までその子たちの事案内してよー!」
「なっ!?無茶だ!こんな人数!」
「はいはいここで全滅したら全員死んじゃうんだよ?なら少しでも被害を少なくしなくちゃ...大丈夫だって!また元気に会えるよ」
「っ...!」
「ラン!あとは頼んだよ!」
タタタッ
「はっ!これで仲間を守ったのかぁ?」
「んー...君たち少し邪魔かなぁ安心してよ殺しはしないよ」
スチャッ
「かかっておいでよ」
「お前ら撃て!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ギリギリセーフ?」
「えっ!?生きてたのかよ!?」
「ぶいっんで?どういう状況?手短にね」
「蘭がジャック・ザ・リッパーと落ちた!ジャック・ザ・リッパーのせいで列車が止まらなくなった!案内人タソガレは最後の謎は自分で解けって言って消えた!」
「わぁ...最後の最後でか...」
「...フワならあそこ外せるか?」
「えぇどうだろう...時間かかっちゃうと思う...ごめん...」
フッ
「お前たちはまだ血まみれになっていない」
スウッ...
「急に...?てか血まみれって一体...」
「!そういう事か!」
「えぇ...?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ゲームクリアおめでとう!江戸川コナンくん!オーロラ・フワリースくん!諸星秀樹くん!」
「よっしゃあ!」
「やっと終わった...推理ゲームは疲れるね...」
「ちょっと待ってゲームクリアしたのは...ヒロキくんだろう?」
「あれ?いつの間にバレちゃってたのかな?」
「あとフワ何か手を回しただろ...何をしたか吐け」
「えぇ...もうグルってバレたの...?」
「本当にグルなのかよ!」
「あー!カマかけた!ずるいなぁ...まぁいいかシンイチ...クリアしたから早く答えを伝えるねヒロ解説おねがい...」
「ふふふはーい!任せて!話は2年前僕が自殺しようとする所からかな」
「2年前僕のケータイにノアズアークが電話回線を通じてきてね僕たまたまヒロが飛ぶビルの所にいたから(魔術を使って)パルクールの要領で助けに行ったんだ」
「そんなことやってたのかよ...」
「あのー樫村忠彬さんの息子がヒロなんだけどねあのシンドラーとかいう人ね隠し事があるからそれのためにヒロと樫村さんを消そうとしてたんだよ」
「だからフワが隠しカメラを設置して父さんに盗聴器を持たせたんだそして父さんは刺されたフリをしたんだ実際は血糊付き防刃スーツ来てたから多少チクッとしただけだと思うよ?」
「ちゃんとした証拠が抑えられなくてね...こうするしか無かったの...でもこれでヒロとヒロのお父さん一緒に住めるようになるからOKかなって」
「...はぁ...子供たち今は?」
「ん?魔王城で道徳の授業でも受けてるんじゃない?」
「はぁ!?道徳の授業!?」
「はーいこんな感じでアルラウネさんmotherさんサンドラさんゼウスさんとげちゃんあとセラピー要員ででびあくまとなすあざらしに色々やってもらってるよ」
「わぁ僕セラピー要員のところ行きたいな...」
「ちなみにそのゲームが0人になった時点でその案内人もこの魔王城で子供たちに色々教えてくれてたよ」
「えっえーっと...たしか...」
「改くんとかえんどくりゅうくん、あくましゅうどうしくんにポセイドンくんが...(何人か心配なメンツだな...)」
「魔王城なのにめちゃくちゃ子供たち楽しそうだな...」
「ふふふそりゃそうだよ!コナンくん別に魔王城は悪い所じゃないんだよ?」
「でも大抵悪い所じゃないのか?ゲームとかでも...」
「じゃあ魔王達はどうして悪いことをするのか考えたことある?」
「それは...」
「もしかしたら魔王は悪くないかもよ?外見で悪いって決め付けるのは早計ってものでしょ?」
「ふふふ君の案内人タソガレくんは魔王様だよ?」
「は!?あの人が!?」
「そうそうあの人が本来はあんな感じでツノ生えてるよ」
「あの人?たちはお前が作ったのか?」
「...ううんちゃんと元ネタはいるよ?さぁそろそろ時間かなあーくんお疲れ様またいつか」
「...うん!またねフワ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その後子供たちは無事にゲームから脱出した
ゴミの分別の仕方や人との接し方ものの大切さとお金はどのように使うかなどなどを魔族たちに教えてもらったらしい
「ふわぁ...沢山遊んだら眠くなってきた...」
「フワおつかれさま」
「セイジ!お疲れ様〜...あれ?ヒロは?」
「ほらあれ」
「父さん!!」
「ヒロキ...ヒロキなのか!?」
「なっあの時自殺したんじゃ...!?」
「ほら早く歩け!」
「よかったよかった...」
「...ヒロには事情話してなかったんだな」
「うん話さなかったよ...でも多分僕が元々ここの人じゃないってのはこれでバレちゃったかな?MPなんてこの世界にないもんねぇ」
「あ〜まぁ今更か」
「助けたあの日からバレてる気はするけどね...ふわぁ早く帰ろセイジ...眠いから早く眠りたい...」
「フワ待って」
「...ダメだよヒロお父さんのところに行きなよ」
「僕ねフワのお手伝いしたいんだ」
「僕がヒロを悪いことに使うかもよ?」
「そんなことしないくせに...この2年間でフワがいい人なのはもう分かってるんだよ」
「でもヒロは...」
「あの日僕と友達になろうよって言ってくれたの...嘘だったの?」
「違う...」
「...ノアズアークもまだフワと一緒にいたいって言ってる」
「うーん...いやでも樫村さんがOKださないでしょ」
「ふふもう承諾すんでるよ」
「まって外堀埋められてってる!助けてセイジ!」
「えーオレヒロとラーメン食べに行きたいんだけど〜」
「ちょっ!?」
「フワは僕の命の恩人なんだよ...だから恩返しさせてくれないかな...それともだめ...かな?」
「その顔ずるいぞヒロ...あああ...わかった...ただし学校行くこと!家族の時間優先!OK?」
「!うん!もちろん!平日は放課後に遊びに行くね!」
「友達と遊びなさい!5時までにはお家に帰ること...えーっと...樫村さんとちょっと話してくるから待ってて!」
「ふふ計画通りありがとうセイジお兄さん」
「うわぁ...怖いねぇフワがああいうの弱いの知っててやってるんだから君もなかなかの悪い子だよね〜」
「だってああでもしないと協力させてくれなさそうなんだもん」
「まっ確かにねこれからよろしくねヒロ」
「こちらこそ!セイジお兄さん!」
樫村 ヒロキ が 仲間になった!
「ってことで大丈夫...です?」
「あぁ!もちろん!ヒロキの命の恩人なら断る理由はないし...君が助けてくれたなら私の命の恩人も君だからね」
「アッ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「あーくん調べて欲しいことがあるんだけどさ」
[?どうしたの?フワ]
「黒の組織について色々調べて欲しくてさ」
[わかったよ!]
ちなみにアニメの声優さまはこちら↓
スヤリス姫 水瀬い〇り
魔王タソガレ 松〇禎丞
あくましゅうどうし 石川界〇
レッドシベリアン・改 小林〇弘
はりとげマジロ 小山力〇
ネオ゠アルラウネ 大原さや〇
かえんどくりゅう 黒〇崇矢
ポセイドン 大塚〇央
めちゃくちゃ豪華声優なのでアニメも見てね!
ちなみにフワはとげちゃんと小五郎のおっちゃん声似てるな〜って思ってる
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王子に下心は無い(婚約者はいる)
・だからあのゴレーンジャイみたいな感じでさ仲間増やしていこうよね?
・だからその顔やめてよセイジ!!!Byフワ
「はい!この話もう終わり!」
「はいはい...というか婚約者って...早くないか?」
「僕の世界じゃふつーだよそれに一応これでも王子やってるからね...それに婚約しても幸せになれるかどうかはわからないんだよ?」
「うわぁ世知辛い...」
「まぁ...僕より姉さんの方が大変だと思うの...」
「...?」
[フワ!宮野明美さん見つけたよ〜!]
「ナイス!あーくん!」
[えへへえっとね場所は...]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「っみつけた...」
「あなた...誰...?」
「後で色々説明するからお願い今は僕のこと信じて」
「急にそんなこと言われたって...」
「あー...僕はフワ...君の事情は知ってる...妹さんに会いたいんでしょ?」
「!なんでそれを...!」
「しー...悪い人に気づかれちゃう...ここで殺されたら妹さんに会えないから...おねがい僕のこと信じてくれないかな?」
「...えぇと...」
「...もう時間が無い妹と生きたいの?それとも生きたくないの?」
「っ!生きたいに決まってるじゃない」
「そう来なくっちゃ!それじゃ...一芝居打とうか」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「よっと...ここまで来れば安全だよ宮野明美さん」
「ここあなたの家...?」
「まぁそんなものだよ...あの時僕を信じてくれてありがとう」
「あのあと一体どうなったのかしら...?」
「はいはいお客さんいらっしゃいお茶いれるからのんびり話そう」
「ありがとうセイジ宮野さんもひとまず座って座ってこれからの事を少し説明するからさ」
「えっえぇ?」
「...今回はなかなかギリギリだったー...(ごろごろ)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「えーとね...まず宮野さんを説得して安全な場所に移動させましてその後身代わり人形を使って殺したように見せかけただけだよ」
「まっ待って!そんな人形なんてすぐにバレちゃうんじゃ...?」
「安心しなよ宮野さんこのフワは魔法使いなんだよ正真正銘の」
「...へ?」
「あれ?移動させるとき一瞬で場所変わるのってあんまり珍しくなかったっけ?」
「いや...たぶん気が動転しててよく覚えてないんじゃないかな?」
「...ちょっと待ってくれるかしら...?」
「んじゃあ...このカップ浮かせてみようか?」
「えっ」
「おいいなやれやれ〜」
「成美お兄さんも結構楽しむようになってるよね...」
「これを浮かせるよ〜せーの」
ふわふわ〜
「本当に浮いてる...マジックとかじゃないのよね...?」
「タネも仕掛けもございませーん!それで話の続きしちゃうけど大丈夫?」
「...えぇもういいわ大丈夫」
「んちなみにその身代わり人形がこちら」
「本当に私にそっくりね...」
「まぁこの人形を作って僕が動かして喋らせれば...」
「こんにちは広田雅美です」
「って感じで本当に生きてる人みたいにできるんだよ」
「オレの時はどうしたんだ?」
「え?えーと...セイジの体の情報をまんまコピーした人形を焼いただけだよ宮野さんも一緒だよだから...申し訳ないけど宮野明美はもう死んでいるんだ...って訳でhey!あーくん!戸籍の準備は?」
[バッチリ!]
「申し訳ないけど別の人として生きてもらわないといけないんだ...でも僕の方でも調べて妹さんに会えるようにしてみるから...だから...」
「...」
「...フワこの人と少し話したい席外してもらってもいいか?」
「分かったよセイジ...あーくんヒロあっちでおやつ食べながら待とうか」
「えっ」
パタン
「...さー...死んだもの同士少し喋ろうか?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「即分かったって言ったのは少しびっくりしたよ」
「結局あの2人は僕のせいで死んで生きてるからね...僕のエゴで助けてるだけなんだよ」
「あぁ...たしかに」
「...ヒロもそうだけどさ生きてくれれるのが僕は1番嬉しいから助けてるんだ...死んじゃったらこの世界で蘇生魔術なんて使ったら...死んだらそこまでなんだからいのちだいじにして欲しいんだよ...でも本人が死にたかった場合...僕は助けても良かったのかって今でも考えてるよ」
「あの時は自由に行動できなくて僕は一生このままなら...もういいと思ってあの日ノアズアークを逃がして僕もあの日あのビルから落ちようと思ったんだ...そしたらフワが来てくれた...僕はこの2年間すごく楽しかった...今は父さんとも会えてさ...すごく幸せだよ」
「ヒロ...」
「それにその言い方だと僕以外にも自殺しようとした人がいたのかな?たぶんだけど...きっとその人も今は幸せだと思うな」
「!...すごいなぁヒロは...」
「フワの方が僕はすごいと思うけどね助けられるだけの力もあるし...成美お兄さんの場合は自分で偽物の戸籍作ったんでしょ?」
「うん...一応怪しまれないようにしたけど合ってるよね...?」
「うんバッチリだったってノアズアークも言ってたよ」
「...あー...あの二人何を話してるのかな...?」
「さぁ?まぁゆっくり待とうよ成美お兄さんはきっと...」
「オレがなんだって?」
「わっびっくりした...ひどいよ成美お兄さん!」
「あはは...」
「フワさん...」
「宮野さん...どうしたの?」
「...まずは助けてくれて本当にありがとう心の底から感謝してるわ」
「僕はただ僕のしたいことをしただけだよ...」
「それでもよ...私の新しい名前あなたがつけてくれないかしら?」
「!...いいの?」
「えぇ」
「なっなにか名前にこれ入れたーいとかある?」
「風の漢字と...私も名前そのままにしてくれない?」
「ならセイジと一緒に風井にする?」
「うーん...それもいいけど私だけの名前がいいかしら」
「うーん...セイジは浅井成美から浅を風に変えただけだからね...うーん?風田?風野?宮風?...うーん...ん!hey!あーくん!柳の花言葉って自由だよね?」
[うん!柳全般の花言葉はそうだよ!]
「なら...風柳 明美でどうかな?」
「えぇ!ありがとう今日からよろしくねフワくん!」
「うん!よろしくね!アケミ!」
風柳 明美 が 仲間になった!!
[あと従順て意味もあるんだけどな...]
「それは多分気づいてないんじゃないかな...変なところでおっちょこちょいだからねフワは」
「まぁ...命の恩人だし従順にもなるだろ」
「そういえば明美さんと何話したの?」
「んー?ナイショ」
「あれ残念」
-----------------------------------------------------------------
「すやぁ...」
「おい起きろオーロラ」
「んん...?ふわ...」
「ほら起きなさい眠り姫」
「...ぎんぱつ...?」
「チッなんだってこいつがコードネームもっているベルモット」
「ふふふ実はあの方も気に入ってるのよ?オーロラは」
「(眠い...もう一眠りしよう...)」
「そうそうオーロラ今から1つ仕事をしてほしいの」
「ぬ?」
「この組織消してもらえるかしら?」
「...それだけ?」
「えぇ終わったら私かこの銀髪に伝えて」
「わかった(姫様は仕事が終わるまで寝てはいけない...!)」
「おいこの組織って」
「えぇ構成人数は少ないくせに妙に技術が高いからヘタに潰せなかったのよね...これであの子があの組織をつぶせたらどうかしら?」
「はっあの虫も殺せなさそうな奴がそんなことできるとは思えねぇけどな」
プルルピッ
「ぎんぱつ終わった迎え来て私は眠る...すやぁ...」
ツーツーツーピッ
「ね?言ったでしょう?オーロラには...才能があるのよ」
必殺仕事人オーロラ(なお仕事が終わったら必ず眠る)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「あれ?」
「わぁ」
「この前ぶりだな」
「まさかこんなところで会えるとはな」
「うっわマジ久しぶりじゃーん!陣平ちゃんとはよく会うのに伊達ちゃんとは何故か会えないんだよねぇ」
「たしかにな所属してるところ松田とは一緒なんだがなぁ?...あそうだこの近くに美味いラーメン店があるんだが行かねぇか?」
「へぇ?そんなのがあるのか?」
「美味しくなかったら伊達ちゃん怒るからね〜?」
「いやマジで美味いぞ〜?」
ガララッ
「いらっしゃい!おっ久しぶりだな!兄ちゃん!連れも一緒かい?」
「あぁ閻魔大王ラーメン3つ頼む!」
「あいよ!テーブルに座って待っててくれ!」
「ってことで座ってくれよ?」
「へーへー」
「お邪魔しまーす!」
「これ本当に美味しい...」
「日本にこんな美味しいものが...!?」
「はぁぁぁ...マジで美味しい...」
「あははそんなに喜んでくれるなら連れてきたかいがあるね!」
「ってフワ!?」
「ん?...んー!わーくん!わらくん!まっつー!3人揃っては初めてかな?」
「まっって伊達ちゃんも知ってるの!?」
「はぁ!?聞いてないぞ!?おい伊達!」
「っえ待て!?お前らも知ってるのか!?」
「うーん店内はお静かにだよ〜」
「...フワくんって色んな人助けてるんだね?」
「うんそーだよ...ふわぁ早く食べないとラーメン伸びちゃうよ?」
「あっ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「えっとねこっちのおまわりさんがまっつーでこっちがわらくんこっちがわーくんだよ」
「ちゃんと紹介しろよ...あー...俺は松田 陣平」
「はじめまして〜俺は荻原 研二!よろしくね!」
「ったく変わらないな俺は伊達 航だよろしくな」
「3人とも結構ギリギリだったよね...たしかわらくんが7年前に爆弾に生身で挑もうとしてたのを止めて...3年前に僕が病院で爆弾見つけてその後観覧車行ったらなんか死を覚悟してる顔のまっつー見つけたから止めて...1年前メモ帳拾おうとしたらトラックに轢かれかけてる人がいたから止めたんだよね...」
「やめて!俺の黒歴史だから!やめて!」
「覚悟してた時に爆弾見つけてるから早く解除してよーって言われた俺の気持ちを考えたことはあるか...?」
「あの時は本当に助かったよトラックの運転手も無事だったしな」
「ってな感じで7年前からの知り合いだよこの3人はね」
「もうそんなに経つのか...」
「そうなのか...ならオレも自己紹介しなくちゃなオレは風井成美だ」
「えっとはじめまして!樫村 ヒロキです!」
「風柳 明美と言いますよろしくねフワくんのお知り合いさん」
「... か の人多くね?」
「そこから突っ込むの?まっつー...別にいいけどさ...」
「たしかに言われてみれば...」
「(僕の本名もカイミーンがあるから か の人だなぁ...)」
「しっかしフワの親戚か風井さんは」
「えぇまぁ彼が小さい時から知っていますよ」
「うんうんウソ言わないでねセイジ年齢そこまで変わらないんだから」
「ふふふ冗談だよ?」
「セイジの冗談は分かりづらいよ...ところで3人ともお仕事平気?」
「あぁ大丈夫だからちゃーんと説明してくれよ?」
「まっつーこわーい...何を説明すればいいの?」
「まずは伊達から聞かせろ」
「えぇ...さっきも言ったけど1年くらい前に僕がたまたま散歩してたら高木刑事とわーくんが歩いててねそしたらわーくんがメモ帳落としててその後ろからトラック来てるの気づいてなさそうだったからわーくん吹っ飛ばしたの」
「「はぁ!?」」
「吹っ飛ばされたなぁ...」
「僕もびっくりしたよ...?わーくん飛ばせるとは思えなかったから...幸い植え込みがあったからそれがクッションになったみたいで...」
「まぁ飛ばされてなければ俺は死んでたかもしれないからな...」
「...まぁそんな感じで助けたよ」
「松田刑事?はどうやって助けたんだ?」
「んー?まっつーは...僕が病院でちょっと用事があってねそれで子供が転んじゃってね?それを助けようとしてしゃがんだら怪しい箱があってねわらくんの時に見たやつに似てるなーって思ったからねすぐに病院の人と警察の人に連絡して...そしたらわらくんがまっつーやばいって言うから急いで観覧車に行ってギリギリで乗ってまっつーのことを説得して...って感じかな?」
「すごいね...フワ...」
「どやここまで来たらわらくんも説明しちゃうね...わらくんの場合は僕の前の家が爆弾仕掛けられてたらしくてさその事全く知らないで僕眠っててさそしたら爆弾ここに設置してある!って言ってる癖に防護服的なの着てなかったから僕が怒ったのさ」
「めっっちゃ怒られた...」
「フワくん怒るんだ...」
「僕も人間だからねそりゃ怒るよ仕事をちゃんとやらない人は大嫌いなんだ(ニッコリ)」
「怖いから!その笑顔やめようね!ね!?」
「はいはいそれで説教しながら外に行ったら友達そうなグラサン...要するとまっつーがいたからまっつーにあとは任せて僕は眠たかったから幼なじみのお家に行ってまた眠ったんだよね〜」
「ブレないなぁ...後で俺も説教するからな荻原」
「ぴえん...」
「ふわぁ...他に聞きたいことある?」
「...お前に親戚がいるのは驚いたが...その子供とその人はなんなんだよ」
「あぁヒロもアケミも僕の仕事のお手伝いさんだよ」
「あー...ヒロキくんでヒロね...ちょっとびっくり...」
「?」
「あぁ気にするな俺たちの同期にもヒロってあだ名の奴がいたんだ」
「ゼロの奴も景光の奴もどこで何をしてんだか...けっ」
「そっか〜はやく会えるといいね僕の方でも探そうか?」
「...そういえばフワってなんの仕事してるの?」
「今更過ぎない?わらくん...えーとこほん...僕は風和お悩み相談所所長のオーロラ・フワリース改めてよろしくね?」
「お悩み相談所って...具体的に何するの...?」
「えーとね報酬を貰う代わりにそのお悩みを解決するんだ仕事手伝って欲しいとか...ああでも最近多いのは人を殺したいって人かな...そういう人たちには説得して殺させないようにしたりそれでも危険そうな場合は警察に引き渡してるよねっわーくん」
「あぁいつも感謝してるぞ」
「それ誰かを殺せとか来たらどうするのさ...」
「まず依頼人調べてその後その殺せって言われてる人を調べて...どっちもヤバそうならどっちも突き出すしどっちかがヤバいならどっちかを突き出すだけだよ」
「おい待てどっちもやばく無かったらどうするつもりだ?」
「本人達を呼んで和解させるとかかな案外上手くいくんだよね」
「まぁ要すると何でも屋って事だオレも含めてこの3人はフワに助けて貰ったからな」
「僕もフワに恩返ししたかったからちょうど良かったんです」
「最近所員になったばかりですがなかなか楽しい職場ですよ」
「副所長とかは?いないのか?」
「うんセイジもまだ所員になって1年も経ってないから...この中で年数的に言うなら副所長はヒロになるかな?」
「えっそっそうなの?」
「うんうんまぁ年齢がアウトだからダメだからね」
「うっ残念...」
「...ふふまぁそんな感じでのほほーんってやってるから僕たちで手伝えそうなことがあったらなんでも言ってよ報酬さえ払ってくれれば手伝ってあげるからさ」
「...なんでお金じゃなくて報酬なの?」
「おっすごいねバレちゃった?お金がない人が悩ん出る時にも報酬は貰ってるよウワサとか色々ね」
「うわぁ...フワってあえて言わないよねぇ...」
「報酬は報酬だからねきっちり貰うよ慈善事業じゃないからね」
「でもそれだけで食っていけるのか...?」
「暇な時はバイトやってるよ?そろそろ新しいの増やそうと思って」
「さすがにお悩み報酬だけじゃ生きるのに不自由だからなオレもフワとは違う場所で働いてたりしてるぜ?」
「この街ってほら...いつ立てこもり事件とかダイナミック入店とか起こってもおかしくないから...最悪爆発しそうだし」
「気持ちはわかるが言い方どうにかしろ」
「昔からもそうだけど最近はかなり増えてきたよねぇ...この前も爆弾処理班出動したし...」
「あー...森谷帝二の?」
「ううん数日くらい前のやつ」
「...ホームセンターに行けば爆弾てあるのかな...」
「あるのかもね...」
「気持ちはわかるけど...あるわけないからね!?」
「...まぁなんかお悩みがあったらいつでも来てよ僕らでできることがあるなら喜んで手伝うよ〜」
「助かるよ...っとそろそろ行かないとな」
「もうこんな時間か...あっという間だったね」
「またなフワ」
「うんうんまたね〜」
「...警察とツテがあるのはつよいな」
「そうだね...他にもどんな人を助けたの?」
「ふわぁ...えー?...多分そのうち合うと思うからナイショ...じゃあ帰ろうかぁ」
「「ずっる!」」
「ふっふふふ!えぇそうね帰りましょ!」
「あっ!アケミ笑ってくれた嬉しいよ」
「ふふふこれからよろしくねフワくん」
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魔術師は奇術師と遊びたい
「もっ申し訳ございません!」
「まぁまぁあのよく寝る弟子たちは帰ってくるだろう」
「睡魔...しかし...今どこで何をしているかと思うと...」
「あー...まぁなんとかなるだろうあの弟子たちは強いからなぁ...ふわぁ俺は寝る...すやぁ」
「オレにもあだ名ないのか?」
「急だねセイジ...大丈夫?僕今考えただけでもせーくんとかしか思いつかない人だよ?」
「...で...いい」
「ん?」
「それでいいよ...」
「...なんかゴメンね...僕あんまりそういうののセンスないから...姉さんとかはすごいよ?とげちゃんとかツノ男とか、らぞくとか」
「らぞくってなんだよ...」
「んーとねこの前のコクーンでポセイドンくんって子がいたんだけどね?その子が、らぞくって言われてるの僕は名前からしか連想出来ないから少し羨ましいよ...」
「いやうんフワせーくんでいいから」
「そう?ならよかった」
「なら私も便乗して...あだ名つけてくれる?フワくん」
「あーちゃんしか思いつかないけど大丈夫!?あーくんと似ちゃうよ!?」
「ふふふいいわよこれからもよろしくね?」
「うん!」
「ちょっと明美さーん?ズルくないかな?」
「ふふ!ごめんなさい成美くん?」
「うわ...悪い人だ...」
「なっ仲良くやろうね〜?2人ともお金奪ったり人を殺そうとしたんだから2人とも悪い人だよ〜」
「「うっ!?」」
「こんにちは〜なんか楽しそうだね!僕も混ぜて混ぜて!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「怪盗キッドから宝石を守って欲しい?」
「そうそう!次郎吉おじ様にフワのこと言ったらそんなことになっちゃって...」
「ソノコ...まぁいいよいまはお悩みの依頼ないし報酬は...あっこのケーキバイキング一緒に行こ?ランとコナンも誘ってね」
「うぅありがとう〜フワ!」
「はいはいそれで?そのキッドさんはいつ来るの?」
「今夜?」
「...ソノコ僕の所員たちもケーキバイキング追加で」
「ごっごめんなさい〜!」
「あっ!園子いた!フワくんごめんなさい園子から聞いた?」
「うん今聞いたよ怪盗キッドから宝石を守ればいいんでしょ?僕らに任せてよ少し準備するから...あー宝石の場所聞いてなかったや教えてくれる?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「月下の奇術師VS異世界の魔術師か面白そうだなぁ?」
「せーくんひどいな...他人事だと思って...」
「なんだなんだ!子供がこんなところはいってんじゃねぇ!」
ヒョイッ
「うわわ!ジロキチのおじさんからOK貰ってるって!」
「はぁ!?お前みたいな子供に...いやあの坊主もいたな...」
スタッ
「(コナンくん相変わらずだね...)あと...僕はこの通り(この世界では)成人してるよオーロラ・フワリース22歳だよよろしくね」
「えっ!?そうなのか...オレと4歳差...」
「せーくんー???」
「ごめんなさい...私も成人してないと思ったわ...」
「どうして...」
「おぉ!フワか!」
「おいじいさん!こいつが本当にキッドじゃない証拠はあるのか!」
「あぁフワ」
「なっなーに?ジロキチのおじさん」
「...悪いな」
ぐにぃぃぃ
「いてててて!」
「ほれキッドじゃないだろう?」
パッ
「うぅ...ひどいよジロキチのおじさん...しくしく...」
「...キッドがこの身長に変装できるのか...?」
「さぁ...?できるんじゃない...?僕はマジックそこまで知らないからなぁ...なんとも言えないけど」
「なんでこんなやつを宝石の守りに使うんだよじいさん」
「うんそれは僕も聞きたかった...ソノコから聞いたけど...なんで僕?」
「なんでって...あのキッドキラーの小僧が推薦したからな!」
「あっ」
「コナンくーん???ちょーっと後でお話しよっかー!」
「ゴメンって!フワお兄ちゃん!」
「はぁ...ひとまず今はキッドに集中するけどさぁ...これが今回キッドが狙ってるっていうビックジュエル?」
「うんそうなんだビックジュエル...ロイヤル・ヴァイオレット」
「えーとヴァイオレットはたしか青みの強い紫だったね...ロイヤルはどっから来たんだろ?」
「ここに書いてあんぞえーと...古代ローマ時代まで遡ると...その当時、紫の染料を抽出するの難しくて...一部の特権階級のみが紫色の服を身につけていたらしい...そっから紫は高貴な家柄を表すようになっただからそれにちなんでロイヤル・ヴァイオレットって名前がつけられた...」
「へぇ...まぁたしかにビックジュエルだからちょうどいいかもね」
「どうやって守るか考えたのか?」
「ひとまずあっちがどう動くのか...少し見てみたい」
「そろそろ犯行予告の時間だ!お前ら気を引き締めろ!」
『はい!』
「5 4 3 2 1...」
パチン!
「(人間は暗いのはなれるのに時間かかるから予想通り...この匂い...睡眠ガス...?あれ宝石の近くに誰かいるな?あれがキッドかな?うーん...)」
グイッ
「っ!?」
「ねぇもっとマジック見せてよ...キッド」
グググッ
「ここで突き出してやろうか?」
「...(ニィッ)」
ヒョイッ
「あれ?(しまった僕軽いから普通に)」
「かっっる...」
「(あ本性出したうーん...)あーくん」
パチン!
『ぐぅ...』
「みんな寝てるねぇ...」
「なぜあなたには効かなかったんですかね?」
「さぁ?なんでだろうね?まぁみんな寝てるならちょうどいいやねぇキッド」
スッ
「僕と少し遊ぼうよ...キッド」
「そうしてあげたいですが私はこれにて...」
「そっか〜なら」
...アレでいいかな
「少し止まってもらうね」
ピタッ
「っ!?(なんだ!?動けねぇっ!?)」
「よーいしょっ...ロイヤル・ヴァイオレットはビックジュエル...どうしてビックジュエルを狙うのかな?...まぁいいや少し上に行こうキッド」
ふわふわ〜
「っ...(動けねぇし喋れねぇし...まるで...魔法...まさか紅子以外に魔女がいるってことか?でもコイツは男だし...)」
「...うーん君ならいいかな?」
スタスタスタ〜
「僕ね魔法が使えるんだよ嘘じゃないよ?ホントだよ?」
クルクルクル〜
「ふわぁ...だからタネも仕掛けも何も無いよ〜...ふふどうして自分に言うんだって顔してるね別に殺したり警察に突き出したりしないから安心してよ」
「安心できるかって喋れる...!?」
「オープンザセサミー」
ガチャ
パタン...
「少し話そうかキッド...僕はね今協力者が欲しいんだよね一応警察関係者はもういるけど...暗躍できそうな人が欲しいんだよね〜」
「断ると言ったら?」
「それならそれで別にいいよ僕も今すぐ欲しいわけじゃないし...強いて言うならコナンくんが危ない時には助けてくれると嬉しいなってそれだけ約束して欲しいかな?」
「...何が目的でしょうか?」
「最終的な目的は...元の世界に帰りたいかなこの世界も楽しいけどね...きっと心配されてるから帰りたいのさ...僕のお手伝いしてくれるなら君のお手伝いもしてあげるよ?...これはパンドラじゃないみたいだね」
「!なんでそれを...」
「優秀な子がいるんだよ...ノアズアーク君も聞いたことはあるんじゃない?」
「!...なるほど確かに魅力的なお誘いですが...別にいらねぇよ」
「...うんうん!それでこそキッドだよね!これでOK出してたらコナンくんに差し出してたよ!」
「こっっわ!?」
「これは僕があの警察の人に返しておくね...あ自分でも見る?」
ふよふよ〜
ぱしっ
「浮かすな...」
「ふふふあと出来ればマジック少し教えて欲しいな僕は魔術は使えてもマジックは知らないからね...ど?パンドラじゃないでしょ?」
「そのあたりはもう信じましたよ...」
すたすたすた
「あなたのお名前は?」
「!おっと失礼したね...僕はオーロラ・フワリース...よろしくね奇術師くん」
「...」
カンカンカンカンッ!
「おっと僕の弟分が来たみたいだね今日は喋れて楽しかったよまた話そうねキッドくん?」
「...えぇまたあいましょう」
スッ
バタン!
「キッド!!!」
「ばいばーい」
「フワ!何とかしろ!」
「うーん無理...あれいつの間に宝石つけられてたんだろ気が付かなかったやマジックって面白いねぇ」
「お前はなぁっ...!」
「...オーロラ・フワリース...異世界の魔術師...か」
「坊ちゃん?」
「じいちゃんおもしれーやつ見つけた!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ふわぁ...ひまだねぇ」
「昨日のキッド寝てて見れなかったの残念だったな...」
「いつの間にか眠っててびっくりしちゃった...」
「昨日そんな感じだったんだね僕も行きたかったなぁ」
「たぶんヒロも寝てるだけだと思うよ...?」
「そういえば...なんでフワは眠らなかったんだ?」
「え?何言ってるの?王子様は仕事が終わるまで眠っちゃダメなんだよ?」
「実家の闇をだすなだすな」
「事実を言ったまでだよ...ふわぁ...」
ピンポーン
「ん?依頼人かな?せーくん出てきてくれる?ああとお茶用意してくれる?あーちゃん」
「「了解!」」
がちゃ
「こんにちは〜ここって悩みを相談できるんですよね!」
「うん...名前聞いてもいいかな?」
「黒羽快斗だ!」
「...うーん...まぁいいかぁごめんねせーくんあーちゃんカイトと二人で話したいいいかな?」
「?珍しいないいけど」
「ならお茶ここに置いとくね」
「ありがとうせーくんあーちゃん」
ぱたん
「...んで何しに来たの?キッドくん」
「...スゲーな俺まだ名探偵にもバレたことないんだけど」
「まぁわかるよ普通に...」
「ではあの少年が少年では無いことも...?」
「...へぇ驚いたよくわかったねコナンくんがコナンくんではないって」
「わかりやすいからなアイツ」
「はは言えてるねもっと隠した方がいいよねぇ...それで?今日は何しに来たのかな?悩みがあっても自分でなんとかする人でしょ?」
「まーな...昨日マジック見たいって言ってただろ?あの所員の人たちもいっしょに見せてやるよ」
「え本当に!嬉しいなありがとう!なら少し待っててね!」
「(パチクリ)...ふは!なら準備するから呼んでこいよ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「学校でマジックすることになって...心配なので見てもらえます?」
「ってことだからせーくんあーちゃんも一緒に見よ見よhey!あーくんヒロ呼んできてもらえる?」
[もう呼んであるよ!]
がちゃ
「はぁはぁ...おまたせ!」
「おっととお茶飲んで落ち着いて座って座って急いできてくれてありがとうねヒロ」
「よしこっちも準備OKです!では...始めます」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「マジックってすごいね!面白かったよ!」
「すごいな...クラスのやつビビると思うぞ〜?」
「自信もってマジックしていいと思うわ素晴らしいマジックだったわ!」
「すごいですね...!僕マジックは初めて見たので感動しました!」
「えっそうなのか?...あっそだなら報酬はマジック見せに来るでどうです?」
「え!いいの?カイト」
「もちろん!」
「ありがとうございます!楽しみに待ってますね!快斗さん!」
「次はトリック見破ってやりたいなぁ...」
「ふふならいつでも来てくださいね楽しみに待ってます!」
黒羽 快斗 が よく来るようになった!
「ならオレにもあだ名つけてくれよフワ」
「え...えーとえーと...カイくんだとダブるしかーくんはちょっとなぁ...最近あーちゃんせーくんでずっとそんな感じだしえーと...」
「めっちゃ悩んでるな...」
「クロくん...かなぁ?」
「そのまんまじゃねぇかよ...まっいいや!よろしく!フワ」
「うんよろしくねクロくん!」
お悩み相談所 所員一覧
オーロラ・フワリース (フワ)
我らが所長自分の世界に戻るために色々模索中現在は仲間を集め中...暇な時にピアノを弾いてるたまに成美と連弾してる
風井 成美 (せーくん)
ヒーラー要員でスカウトされた今のところヒーラーとしての仕事はあんまり多くない米花町の事件の多さに少しビビってる
樫村 ヒロキ (ヒロ)
ノアズアークと共にフワの手伝いをしてる現在は家族と一緒にいられるためハッピー早く大人になってもっと恩を返したい
ノアズアーク (あーくん)
基本的に電子の海を漂っているヒロを助けてくれた事に感謝してるフワのためなら何でも調べるね!
風柳 明美 (あーちゃん)
現在は何の監視もなく自由に生きていけるためかなり楽しんでる模様大学も行きながら相談所を手伝ってる
追記
感想ありがとうございます!修正しましたガバガバで申し訳ありません...(´・ω・`)
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王子は基本的には優しい
[うぅ姫も王子もどこに行ったのです?このあたりからなんとなく気配はするのですが...]
「んこの前のやつじゃねぇか〜」
[!あの時のよう笑う魔族ですか...なんの用です?]
「ん〜?お前は姫と王子見てないんだよなぁ?」
[...えぇ残念ながらですが...このあたりからなんとなく気配はするです]
「そっか〜おしえてくれてありがとうなぁははは」
[(やっぱり姫より魔族の方が話が通じるんじゃ)]
カランコロン
「いらっしゃいませ!ってコナンくんだー」
「フワ!?またバイト増やしたのか?」
「減ったから増やしただけだよ?なんか人間関係エグすぎたから辞めちゃった」
「まぁ...確かにこのポアロなら大丈夫だろうな」
「でしょでしょ?...他のところやめてここに一点集中しようかな?どう思う?」
「いいんじゃねぇか?もしなんかあってもお前をすぐ呼べるし」
「えぇ...厄介事に巻き込まないでよ〜」
「お前が言うなお前が」
「...ところで前さ浅井成美さんに僕の10年前のこと言ってたけど僕の10年前なんで知ってたの?」
「ふつーに親から聞いたぞ」
「なにやってんの工藤ママ工藤パパ...帰ってきたら覚えてろ〜...っとと仕事しなくちゃ何食べたい?」
「んじゃオススメ」
「困るチョイスはやめようね!そこに座って待っててね」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ふわぁ...それでその後どうなったの?」
「眠りの小五郎が推理して終わったよ...あっそういやお前灰原にはもうあったっよな」
「んーと...コクーンの時とバスジャックの時の女の子だよね?」
「あ〜うんそうだちゃんと紹介してないのによく覚えてたな?」
「まぁその後あのゲームが始まったり助けにいったりしたからね...でも名前は知らなくても覚えてるよ?」
「なるほどな...んじゃこの後暇か?」
「うんあと少しであがりだよ」
「なら博士の家に一緒に行こう」
「おけおけもちろんだよコナンくん」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「はじめまして...でもないかこんにちはバスジャック事件以来だね〜」
「あなたあの時の...」
「うん僕はオーロラ・フワリースこの子の兄貴分だよ〜」
「江戸川くんの...?」
「...どっちともかな」
「!あなた江戸川くんのことなんで知って...」
「この人が僕に助けを求めてきたからかな?ねーコナンくん」
「うぐっ!」
「...?どういうことが説明してもらってもいいかしら?」
「もちろんだよ〜...?...ねぇその前にごめんね」
「?どうしたのかしら」
「...なんかなぁ...?よし灰原ちゃん僕の職場に行こうか」
「えっどっどうして...?」
「なんか...見られてる気がするどこからかは分からないけど...この分だと話も聞かれそう...」
「っ!?...ちなみにどこ」
「見られてるって感じるのは...あそこと...あそこそれから...あ〜なんか意識したらもっと見られてる気がする...(盗撮かな...?少し探ってみようかな)...少し時間貰えれば無効化できるよ?」
「えっそんなことできるの?」
「うん!ったく誰だよ〜小学生の女の子を盗撮って...僕の知り合いの警察に突き出してやろうかな...ねぇ?コナンくん」
「あっウンソウダネ!」
「...(この名探偵はもう...)はぁ...」
スタスタスタ グシャッ!
「いっ!?」
「本当にカメラが...」
「うんムカついてきた全部潰そういいかな?」
「えっえぇおねがいするわ」
「よし来た!...隠しカメラに盗聴器...指紋残ってないかな?」
「...(ごめん沖矢さん...俺こいつ止めらんないんだ...)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ふっふふあなた面白いわね?」
「やったー?...えーと灰原ちゃんの事情聞いても平気?」
「えぇいいわよ」
「...僕が言うのもあれだけどもう少し疑おうよ...」
「ふふあなたのこと工藤くんからよく聞いてるのよ」
「あってめ灰原!」
「コナンくん???」
「ふっふふ工藤くんが焦ってるの面白いわね?」
「灰原後で覚えてろよ...!」
「あ〜はいはい...じゃあ話してもらえる?」
「えぇ...私は黒の組織にいた研究員...宮野志保」
「(あーちゃんの妹さんみーつけたー!)...なんで小さくなっちゃったの?」
「殺されそうだったから逃げるために工藤くんと一緒の毒薬をつかったのよ」
「あー小さくなるって言う?」
「えぇ」
「そっか...よく頑張ったね苦しかったでしょ...?僕にできることがあったらなんでも言ってねお手伝いするからさ」
「!...いいの?」
「もちろんだよ!あもちろん僕にできる範囲のことでお願いね!」
「ふふ...えぇありがとうフワ」
「!...あのさアイちゃんって呼んでもいい?」
「ええもちろんよ」
灰原 哀 が なついた!
「しっかし本当になんだったんだろうねこのカメラ...これ調べたいから持って帰ってもいい?」
「なら調査結果教えてくれるかしら?」
「もちろんだよ!あそうそう僕ここでお悩み相談所開いてるから暇な時良ければ来てねいつでも歓迎するよ!」
「ふふなら近いうちに行くわ」
「お茶菓子と一緒に待ってるね!」
「(どうしよう...どうしよう...コイツ確かノアズアークと手を組んでるんだよな...すぐバレちまう...)」
「よしコナンくんそろそろ帰ろうかアイちゃんまたね!」
「えっあっうん!」
「えぇまた来なさい」
ぱたん
「んで名探偵くんどういうことか説明してくれるよね?」
「...工藤家に行ってくれ...」
「しわしわ顔やめてよ僕がイジメてるみたいじゃないか」
ピンポーン
ガチャ
「こんにちは!あなた誰かな!ここ僕の弟分のおうちなんだけどな!」
「...中でお話しませんか?」
「...はぁ...まぁ言い分だけは聞いてあげるよ僕優しいから」
ぱたん
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ふわぁ...それで?」
「だから彼女を見守っていたというか...」
「はぁ?そんなんで通じると思ってんのか」
「まって!フワたのむ」
「...まず君の名前は?」
「...沖矢昴と申します」
「ふぅん?なんで博士特製のチョーカー型変声機使ってるの?」
「...なんのことでしょうか?」
「とぼけないでよそのタートルネックひっぺがそうか?」
「...どうして分かったのでしょうか...?」
「僕それなりに耳がいいんだ(ホントは違うけど)人の声か機械の声かは(見れば)わかるよ沖矢さん」
「...沖矢さんコイツは信用出来る話しちまおう」
「...そうですね彼相手に隠し事は出来ないようですし」
「うん!隠し事なんてしたらノアズアークのあーくんを頼って隅から隅まで調べさせてもらうね!」
「あー!やめろやめろ!...この前バスジャックの事件」
「あぁ僕がアイちゃん助けに行ったやつがどうかしたの?」
「その事件に僕もいたんですよ」
「...きみが...?まさか新出先生?」
「ちげーよ...ニット帽に黒い服の人だ覚えてねぇか?」
「えぇ...覚えてないよ...興味無いし...」
「...」
「...沖矢さんどうする...?」
「君は黒の組織をどこまで知っている」
「ノアズアークのあーくんが調べてくれたから色々知ってるよNOCがいた事も知ってる」
「ノアズアークすげぇな...!なら赤井秀一って名前見たんじゃないか?」
「あー...いたようないなかったような...heyあーくん黒の組織の赤井秀一出てくる?」
[うん!コードネームライ!]
「あぁそういえばそんなのがいたね(...あーちゃんのことを誑かしてその上危険にさらさせて...いくら警察関係者といえど許せないんだよな...少しイジワルしないと僕の気が済まないんだよね)たしかFBIの人だっけ?...ねぇ待ってよじゃあ君は日本にわざわざ来てまで小学生の女の子を盗撮する人ってなるけど...」
「...」
「...俺が説明しても大丈夫...?沖矢さん」
「...たのむ」
「...フワ聞いてくれるか?」
「...どーぞ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ふーん?言い分は何となくわかった...なら1つ質問したいんだけど」
「なんでしょうか?」
「FBIってアメリカの警察さんなのに勝手に日本で捜査したら怒られるんじゃ?」
「...休暇で来てるだけですよ」
「...早めに申請した方が身のためだと思うよ沖矢さん...あそだオーロラってわかる?」
「?あの空にかかる方でしょうか?」
「ううん黒の組織の幹部新しいコードネームだって...あーくんが調べてくれてるだけど全く素性がわからなくてね」
「オーロラって言うとお前の名前と同じだけど...」
「...だから少し気になるんだよね何か知らない?沖矢さん」
「...いえ初耳ですね」
「そっかー...まぁいいや」
「ひょっとしてフワ他にもNOCがいるって...」
「あぁ一応把握してるよ?でも...僕は小学生の女の子を盗撮した人に...渡したくないんだけど...コナンくんもこの人に教えそうだから教えない」
「なっ!?」
「こうやって話を聞いてるだけでもありがたいって思ってくれないかな...君たちに渡す情報は無いよ...あぁ名前だけでいいなら教えてあげるよ?生死問わずに」
「...いやそれでいいおねがいします」
「...りょーかいあーくんあいうえお順で読み上げてくれる?」
[うん!もちろんだよ!えーとね!アイリッシュ アクアビット ウォッカ オーロラ カルバドス キール キャンティ キュラソー コルン シェリー ジン スコッチ スタウト テキーラ バーボン ピスコ ベルモット ライ ラム リースリング...僕が分かってるのはこれだけだよ!]
「ありがとうあーくん...おつかれさま」
[うん!ありがとう!]
「これ以上のヒントはぜっったい出さないからねあとは自分たちで調べなよ」
「フワめっちゃ怒ってる...」
「そりゃ怒るよ!なんで警察が法を守らないのかとかここは自分の管轄外なくせに好き勝手やってるし...コナンくんもそーだぞ博士から作ってもらったあの機械も悪用しすぎないでよ(ジトー)」
「うぐ...心がけます...」
「...終わりよければそれでよしな考え方はやめた方がいいよ...じゃあね」
「...」 ピッ
「すまないフワ」ピッ
「!なるほど...でも信頼度は底辺に等しいからねそこら辺は譲らないよ」
「えぇちゃんとあなたの信頼度を高めてみせますよフワさん」
「並な事じゃ信頼度上がらないからよろしくね〜」
「...そういえば...さっきなんで新出先生が出てきたんだ?」
「?...(うーん言ってもいいけど...もうちょっと反省して欲しいしなぁ...)さぁ適当に言っただけだからね〜」
「...ホォー...」
「フクロウさんが鳴いてるから帰るね〜バイバイ沖矢さんコナンくん」
ぱたん
「...ふぅ...これから少し頑張らなければ...」
「そうだね...」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「この辺りで姫がいなくなったとの報告はあったけど...」
「くっ...まったく姫は一体どこに...」
「...ん?...!この本は触るな!」
「どっどうされたんです?魔王様...」
「この本に触るとこの中に吸い込まれて...その物語が終わるまで抜け出せないというシロモノだ...封印してあったはずなのだが...どうしてこんなところに...まっ...まさか...!」
「ひょっとしてこの中に姫と王子が...?」
「我々も後を追いましょう!」
「いや待て改...戻るまで待たねばならぬのだ」
「どっどうしてですか!?」
「この本の中に行けるのは選ばれたもののみ...もし選ばれてないものが触ると...」
「どっどうなるんです?」
「わからないのだ!」
《えええ...?》
「仕方ないだろう!?今まで封印されてたんだから!」
「たしかに...下手に触れないですね...」
「...この中にいれば人質は安全なのでしょうか?」
「いやそうとも限らない...とも言われてる...しかし封印されていたからな危険な可能性は充分あるだろう...」
「...もしこの物語の中で死んでしまったらどうなるのですか?」
「...わからないのだ...だが父上に聞けば...分かるかもしれない!」
「!...聞いてきましょう!魔王様!」
「あぁ!」
「ふわ...」
「あらもうおねむかしら?眠り姫」
「...すやぁ...」
「...相変わらずねオーロラ...」
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王子は変装(させるの)が得意
「へ?この世界に魔術が使える人がいる!?」
「そーそー俺と同じクラスの小泉紅子ってやつがな使えるんだよ魔女ってやつ?」
「へぇ!ぜひ会ってみたいなぁどんな魔術使うんだろ...」
「一応言うけど魔術使うやつは俺は紅子とフワしか知らないからな?」
「くっやっと合法に使えると思ったのに...」
「あぶね...釘さして正解だった...」
「こちら僕の相談所の所員たちだよこっちから風井 成美んで樫村 ヒロキ...それで風柳 明美!みんな僕の大事な所員だよ仲良くしてあげてねアイちゃん」
「はじめまして哀ちゃんフワから何となく聞いてるよよろしくね〜」
「ふふこっちでははじめましてかな?またゲームして遊ぼうね哀ちゃん」
「...えーとここの所員やってるのよろしくね哀ちゃん」
「...あーちゃん言いたいなら僕はとめないよ?...最大限僕らが守るよ?」
「...?」
「...ありがとうフワくん...」ピッ ベリッ
「っ!!!??なんっで...!?」
「...久しぶりね志保!」
「っ...!お姉ちゃんっ...!!!」
「はい感動の再会だから僕らはお外行くよ(小声)」
「なんの説明も受けずにここまで協力したからな...聞かせてもらうぞ?(小声)」
「僕ももちろん混ぜてねフワ(小声)」
「うす...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
別室にて
「宮野姉妹...両親が共に黒の組織の研究員であーちゃんの方は監視されながら大学に行けたアイちゃんの方は監視されながら研究?してたみたいそんであーくんが調べた時にあーちゃんかなり消されそうな感じだったから助けちゃった?」
「ふーん...?」
「ふふノアズアークが役に立ってくれて嬉しいよ」
「本当に毎日申し訳ない...」
[ううん!もっともーっと!フワのお手伝いしたいからどんどん頼ってね!]
「...これが尊い...か」
「噛み締めてる...あれじゃあこの前言ってた沖矢さん?って人は?」
「(スンッ)」
「真顔になるなよ...こっっわ...」
「...あーちゃんの車に当たり屋してそのままコロコロと黒の組織に乗り込んだ...んで警察ってことがバレて黒の組織から逃げたの...あーちゃんを残して...それのせいであーちゃんは監視されながら生きることになった...今のところ僕の信頼度0な人だね!」
「うわぁ...確かにそれは...」
「...赤井秀一...ジョディって人とお付き合いしてたみたいだね?」
「...マイナスに吹っ切れてもいいかな...」
「元のスペックがかなり高い分少し残念だね...」
「あぁ...たしかめっちゃ遠くから撃てるだっけ?...魔術使ってよしなら普通に移動して倒せるからいらないかなって...思っちゃうの」
「「あ〜...」」
「...(それにスナイパー自体はこっちもいるから...しょーじきいらないんだよねぇ...)まぁこの世界は魔術はあんまり使えないし...今後に期待かなぁ...」
「...しかし改めてこの変装エグイな家族ですら見破れないなんて...」
「あー...えーとね怪しまれないようにちょっとだけ魔法使ってるんだよね」
「...えっ!?」
「(でもこの前クロくんが魔女いる〜って言ってたから...念の為魔力隠した方がいいかな...?うーん...クロくんにお願いして紅子ちゃんに会わせてもらった方が良さそうかな...こっちにどれだけ魔術使える人がいるのか知ってるかな?)やっぱり魔術使ってること気づかれにくいのかな?黙っててごめんね?」
「...ちなみにどんな魔法だ?」
「えーとチョーカーが見えないようにする透明化と違和感を感じさせないために普通の人を印象づける魔法だよ」
「えじゃあひょっとして...」
「別に首元隠さなくてもいいよ!」
「早く言ってね?フワくん???」
「スミマセンデシタ...」
「ったく今度なにか奢ってね」
「はーい...」
「...少し羨ましいな僕は変装しなくていいけどさぁ...」
「ん?...んーならおまじない程度の魔法だね幸運のおまじないかけてあげる」
スイッ
ポウ...
「ちょっとあたたかった...!」
「ふふそうした方がわかりやすいと思ったからね今年1年がヒロにとって幸運な1年になりますよーに」
「ありがとう!フワ!(ニコ)」
「...これが尊い...か」
「さっき見た流れなんだよなぁ...」
ガチャ
「あここにいた!」
「んお話終わった?」
「えぇありがとうフワ」
「喜んでもらえて嬉しいよいつでも来てねアイちゃん」
「えぇもちろんよフワ」
「あのさフワくん...妹のこと見つけてくれてありがとう」
「完全にたまたまだよ今回は...本当は宮野明美として会わせてあげたかったな...」
「いいえこれで十分よ本当にありがとうフワ」
「あーちゃん...」
「私も平気よそれにあの組織が無くなればいつかみたいに一緒に暮らせるんでしょ?」
「うん僕がそう手配するってあーちゃんに約束したからね」
「ならいいわよ」
「...そっかありがとうアイちゃんあーちゃん」
「「こちらこそ!」」
灰原 哀 が よく来るようになった!
「そういえばフワあの子たちがあなたに渡したい物があるって言ってたわよ」
「?あの子たち?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「あー!フワお兄ちゃん!」
「コクーンの時以来ですね!」
「お前に渡したいもんがあるんだ!」
「ちょっ1回落ち着こうね...あ博士お邪魔してるよ」
「おお!フワか久しぶりじゃな!」
「うん久しぶり...えーとそれで渡したいものって?」
「「「せーの...じゃーん!!!」」」
「...?バッチ?」
「探偵バッチって言うの!」
「へぇ?...ん...?」
「これでフワさんも僕らの仲間です!」
「って待て待て僕が少年探偵団の仲間になったて事?いいの?」
「何言ってんだよ!当たり前だろ!」
「...えへへ嬉しいな大事に持ってるね使い方教えてくれる?」
「「「もちろん!」」」
オーロラ・フワリース が 少年探偵団の仲間入りした!
「僕成人してるのにいいのかな...」
「見えないから平気じゃないかしら?」
「身長の話なら僕泣いちゃうよ?」←150cm
「そもそもが童顔なのよ」
「えぇ...?というかなんで僕...?ヒロの方が小学生だし...」
「私が推薦したの」
「なんで!?」
「あら?私たちのこと守ってくれないのかしら?」
「うっ最大限守らせていただきます...」
「ええ頼むわよ?」
「ふふ哀ちゃん嬉しそう!」
「...(はっフワに友だちができた気がする)」
「おいオーロラ...!起きてる...!?」
「...?」
「チッまぁいい...ついてこい他の幹部を紹介してやる」
「...はーい(どうしようかな...フワはいつも人の名前覚えてくれたからそれを聞いてそのまま言うだけだったけど...まぁいいか)」
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紅い魔女と王子兼魔術師の出会い
現在のフワのさくせん
いのちだいじにして...たすけれそうならたすけるよ
現在のスヤのさくせん
よくわからないからねむる
現在の魔王城のさくせん
姫と王子のたすけかたしらべちゅう
てくてくてく
「ふわぁ...(今日もいい天気だな...)」
「...!」
パシッ
「ん?どうしたのかな?」
「...あなた何者」
「...(クロくんの言ってた特徴によく似てる...)ひょっとしてきみが小泉紅子さん?」
「っ!」
「(あっ警戒させちゃったかな)あの黒羽快斗くんから君のこと聞いたんだ」
「...へぇそれであなた何者かしら」
「ん〜と僕はオーロラ・フワリースだよフワって呼んでね」
「...あなたは魔女かしら?」
「(めっちゃくちゃ警戒されてる〜)ううん...僕そもそも男だし違うよしいて言うなら...魔法使いとか魔術使いがいいかな」
「!」
「...(これ言ってよかったよね?たぶん...)すこし話をしない?魔女さん」
「...えぇいいわよ魔法使いさん」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
小泉紅子宅
「へぇ!赤魔術ってそんな感じなんだ!」
「えぇそうよ...でも異世界の魔術にはそんなものもあるのね...興味深いわ」
「ほかの魔術は?使えるの?」
「いいえ」
「あー...一点集中形の方がやっぱ安定するよねぇ...僕は色々使えるけど子供の時は全然上手く魔術使えなかったんだよねぇ...」
「でも今それだけ使えれば充分じゃないかしら?」
「まぁ元の世界にいる時は国1番の魔術使いだったからね今の世界は生きにくい...魔術使っちゃうと最悪実験体にされそうなんだよね〜」
「前科がありそうね?あなた」
「いや...うん僕が8歳の時ミスって人の前で魔術使ったらね...えらいことになったよね...それからは自分でも最大限気をつけて魔術使ってるよ...」
「逃げきれたのね...」
「いや別に逃げてないよまぁただ記憶なくすかその見た人自体を消すかその時は悩んだけど」
「物騒ねぇふふふその時はどうしたの?」
「ナイショだよ〜それで服の露出度が高いのと泣けないのは大丈夫?」
「平気よ...そういえばあなたはそういう魔術面の弱点は無いのかしら?」
「あー...しいて言うなら...魔術使うとMPを減少されるんだけどそのMPが少なくなるとしばらくの間動けないかなぁ無くなると寝ちゃう」
「...だいぶ赤魔術と違うわね」
「世界が違えば魔術も色々だよ僕の世界ほぼ全員が魔術の存在知ってるよ」
「羨ましいわ...こちらでは隠れていなくちゃいけないんだもの」
「あー...確かにそれは大変だよね」
「まっ慣れたわよ...そういえば占いとかはできるのかしら?」
「あー...どうだろう未来知りたくないからやったことないんだよねしてほしいともいわれなかったし」
「未来は1つだけじゃないわよ悪い未来は回避した方がいいんじゃなくって?」
「ううんそれでもだよその結果死んじゃったとしてもそれは僕の運命通りでしょ?」
「あなた危険な考え方じゃない?」
「ふふそうかもね?まー実際は未来は知らない方が楽しそうだからだよ」
「ふーん...ねぇあなたのこと占ってもいいかしら?」
「...そういえば僕占われたことは無かったな興味あるな〜でも未来知りたくないなぁ...」
「仕事運とか恋愛運とか色々占えるわよ」
「ううん...」
「...勝手にやるわよ過去と今と未来占うわ」
「えっ!?紅子さん!?」
「...うわぁ」
「魔女にうわぁって言われるほどなの僕...?」
「...まずあなた過去がギリギリね」
「えっそうなの?」
「魔術無かったらあなた死んでたんじゃないの?」
「わぁ辛辣ぅ...」
「事実を言ったまでよ?」
「でも心当たりがいっぱいあるからなぁ...」
「今は仲間に恵まれてるわねもっと増やしなさい」
「りょーかい仲間もっと増やすよ〜」
「んで未来はね...形容しがたいほどめんどくさくなる」
「えぇ...?めんどくさくなるのはやだなぁ...なんでめんどくさくなっちゃうの...?」
「そこまでは知らないわよ軽く占っただけだから...まぁあなたの事だし魔術関連じゃないかしら?」
「どうしよう...!否定しきれない...!」
「...まったくなんだかんだで未来知ってるじゃないどう?知った感想は」
「...面白いね占い...でもこれで終わりでいいよ未来を知るのは」
「かたくなね...まぁこの未来になるとも限らないわよ?」
「そうだねとりあえずめんどくさくなっちゃうのは嫌だから...仲間増やしていくよ」
「えぇそうしなさい」
「ちなみに紅子ちゃんは仲間になってくれるの?」
「断るわよ」
「しってたー!」
「あなたの言うクロくんも仲間にならなかったんだから私もならないわよ当たり前じゃない」
「やっぱ辛辣じゃん...紅子ちゃん...」
「ふふでも話くらいなら聞いてあげてもいいわよ?」
「え本当に?嬉しいな」
「そうね...対価は魔術を教えなさい」
「あっそれはだめ異世界の魔術使いに教える魔術はないよ...この世界と僕の世界の魔術はかなり違う...僕が大丈夫でも紅子ちゃんが大丈夫じゃないかも...」
「それもそうねごめんなさい早計だったわね...」
「ううん僕も赤魔術知りたいからどっこいどっこいだよ...そうだねお菓子食べながら色々話そうよいつでもここに来て招待してくれるのなら僕からここに伺わせてもらうよ」
「あらいいわね...というかあなた王子なんじゃなくって?」
「うん?...そうだけどどうしたの?」
「話してて思ったけど...あなた王子と言う割に一般人にかなり近くないかしら?」
「23年間勉強しまくったからね...それにそもそも城抜け出してよく城下町に遊びに行ってたし」
「あら悪い王子様ね」
「ふふふたまに姉さん連れ出してたりもしてたよ〜その後父上にめっちゃ怒られたけど」
「でしょうよ...そこまでしてなぜ城下町に...」
「だって...マジで仕事と寝ること以外することなくって...姉さんがさらわれる前とかは本当に2人とも疲弊してたもん...少しくらい息抜きは必要でしょ?」
「なるほどね...ねぇもしそのお姉さんがこの世界来たらあなたはどうなると思う?」
「...姉さんは誤解されやすいからな...あでも本人のスペックもあるか...まぁ...ひとつ言えるのは...確実にめんどくさいことになりそうかなって...」
「...そうどんな人なの?」
「容姿は僕の髪をこの辺まで伸ばしたくらい...あと姫様と王子様は仕事終わるまで寝ちゃダメだから僕も姉さんも仕事だけは確実にやるよ...あとー...僕が魔術面で特化してるなら...姉さんは体力面で特化してるかな...」
「姫なのに...?」
「姫なのに...僕魔術で自分の体強化しないと姉さんに追いつけないんだもん...本気を出した姉さんに...」
「...あなたの姉さんなんなの...?」
「僕でもわかんないよ...魔王城に囚われてるのにほとんど毎日抜け出しておばけふろしきっていう魔族を5体以上倒して...でもほかの魔族の人とかとも仲良くしてるみたい」
「え姫よね?なんで魔族倒し...え?」
「あはは〜...まぁ僕もよく抜け出すよ?旧魔王城仕事がないから寝ること以外することがないんだよね〜」
「王族と初めて話したけど失敗したかしら私」
「なんでよ〜ひどいなぁ僕姉さんよりマシだと思うよ〜?」
「(その姉がヤバいんだから)そりゃそうよ...」
「え〜...まぁいいやあっそうだ今更だけど僕に魔術はあんまりかけない方がいいよ自動的にカウンターするようにしてるから」
「はあぁぁ本当に魔術教えてくれないかしら...羨ましいわ...」
「...いやぁ...あんまり力がありすぎるのもダメだよ?」
「...そんなものかしら」
「そんなもんだよ紅子ちゃん」
「そう...」
「「...」」
「さてと...ふわぁ...またお話しよう紅い魔女さま」
「あらもう行くの?王子さま」
「うんもう帰らなくちゃみんな心配してるみたい」
「そう少し残念ね?」
「またいつでも遊びにおいでよ...あっそうそう紅子ちゃんに言った内容他の人には言ってない内容がほとんどだから出来れば多言無用でお願いしたいな...」
「えぇあなたも私が魔女って言わないでよ?」
「もちろんだよ...ゆびきりする?」
「そうね」
すっ
「ゆーびきーりげーんまーんうーそついたらはりせんぼんのーますゆびきった」
「あなたじゃはりせんぼんだけですまなそうね」
「そんなに僕怖くないよ...?」
「私より確実に魔術の扱いが上な人が何か言ってるわね」
「エッ」
「だってそうでしょ...人目を気にせずMPにさえ気をつけていれば魔術練習できるんだから...」
「うーん...でも赤魔術がどこまで強いか...僕の世界の魔術が弱い可能性だってあるでしょ?」
「それでも扱いで言ったらあなたが上でしょ...ったくほらさっさと帰りなさいよ王子さま」
「ふふごめんね紅子ちゃん喋りやすいからさまた会おうね!」
シュンッ
「空間移動...ほんと恐ろしい人...今度邪神にあわせてみようかしらふふふ...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「でどこいってたんだ?」
「せーくんこわい口調変わってるの怖いからやめよう...えーとクロくんの同級生に会って話してたんだ」
「へぇフワくんが3時間も話していたんだ!」
「まっって!あーちゃんこわい!ただの世間話だって!」
「フワが3時間も世間話...?すぐねちゃうのに?」
「それは違うよ!?僕はすぐ寝ないって!...まってヒロ顔怖いって...」
「「「何話してたの?」」」
「...ひみつ」
「そう...オレたちは信用出来ないか?」
「ううんちがうよ...ごめんね約束はやぶったらダメなんだ...だから言えないきっとそのうち話せるから...少し待っててくれないかな?(さすがに紅子ちゃんにOKが出ない限り魔女って伝えるのは...)」
「...危険なことじゃないのよね?フワくん」
「うんぜんぜんむしろ敵にならないように根回ししたって言うか...」
「...まぁそれならいいかな敵を作るのはあんまり良くないからね」
「敵になりそうなのを協力者...並にはできたと思うよ?」
「ちわーすなんの話ししてんの?」
「あっクロくん!今日紅子ちゃんに会ったよ!」
「...ん?まてなんで快斗くんの同級生が敵になるかもなんだ?」
「(やっちまった...油断しすぎだよ僕...!)...まぁ色々あってね...」
「(コイツやっぱりバカなんじゃ...?)ふーんどうだった?紅子は」
「うんふつーにいいこだね仲間にしたかったね断られたけど」
「はぁ!?アイツを仲間に誘ったのかよ...やっぱバカなんじゃ...」
「えっなんで...普通にいい子だと思ったのだけれど」
「...よしこっちで話すぞ所長さん」
「げせぬ」ずるずる〜
ぱたん...
「...フワのいい子判定がどの辺かまだ分からないんだよなぁ...」
「...そもそもが別のところからきてるからね...フワがいいって思う基準が僕らのいいの基準にあってるかわからないし...」
「でも仲間にした3人中2人は悪いこともうしてるわよね」
「自爆にオレを巻き込まないでくれないかな明美さん...!」
「僕もある意味悪いことはしてるからなぁ...というかこの悩み相談所に来る人たちも大抵誰かを殺したいとか隠したいとか...悪そうな人多めじゃない?」
「「たしかに...」」
なにかしらミスったら犯罪者集団になるかもしれないお悩み相談所
フワ (ニコニコ)
せーくん 前科(ギリギリ)あり
ヒロ あーくんによるハッキング(例:組織のコードネーム&名前)
あーちゃん 前科(言い逃れできない)あり
たぶん邪神にあっても魔王城と旧魔王城に神族がいるから王子と姫はまったく驚かない
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王子はパーティ引っ張りタコ族
「...父上のおかげで姫と王子は本を開けばこのように無事だとわかる...しかし...」
「...まさか姫がこの黒の組織のメンバーになっているとは...」
「...おいどうする?また試してみたが俺たちはこれに入れねぇから助けにいけねぇし...」
「父上にも聞いたがやはり本人たちがこの物語を終わらせない限りここから脱出は出来ないらしい...」
「はぁ...嫌な予感がしますわ...」
「嫌な予感というか...もう嫌なことは起きてるだろ...」
《はぁ...》
「結婚式の前夜祭...?」
「うん!どうかな?行かない?」
「僕は何の関係もないのに行ってもいいの?」
「小五郎のおじさんもいいって言ってたし一緒に行こうよ!」
「...わかったよコナンくんランお言葉に甘えて行かせてもらうよ!(なんかしら事件起きそうだから色々調べとこ!)ちなみに誰と誰が結婚するの?さすがにそれくらいは知らないと」
「えーと伴場頼太さんと加門初音さんって人だよ!」
「ちなみにいつ頃かな?そのパーティは」
「明日だよ!」
「...もっと早くから教えてくれませんかねぇ...?」
「「ごめんなさーい!」」
「...ったく急いで支度するから帰った帰った(あーくん頼んだよ)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「...その情報に間違えないんだよね」
[うん間違えないよ...]
「...なんともし難いねぇ...これどっちか絶望して自殺しそうだね...出来ればしなないでほしいなぁ...さてどうするかな」
[僕に手伝えることがあったらなんでも言ってね!]
「うん頼んだよあーくん...姉弟なのか兄妹なのか知らないけれど...僕の地雷なんだ助けさせてもらうよ」
[それがフワの欲望?]
「そうだね...僕のエゴだよ本人が死にたいのに止めるんだからさ...ってダメだな今回はあーくんダメだわ」
[えっ!?]
「だって僕に利用されるよ?あーちゃんの時だってそういえば利用してたし...」
[...今更じゃないかな?フワ...ふふふこんな利用され方なら僕もヒロキも構わないよ]
「えー君たち大丈夫?わるーい王子さまにこんなガンガン利用されて...」
[うん!僕はフワの助けになりたいからね!]
「心配だなぁ...」
[(...フワ悪い人は心配しないしもっと嫌なことを頼んでくると思うよ...)ふふさぁフワ僕は何をしたらいいかな?]
「...そうだねえーと...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「誕生日も血液型も境遇も同じでね!たまに黙っていてもお互いの考えている事がわかるの!」
「そうなんだ...すごいね!(双子ってすごいなぁ...)」
「そういえばあなたお名前は?」
「あっ自己紹介が遅れてごめんね僕はオーロラ・フワリース...よろしくね初音さん」
「(オーロラ...!?無関係には思えないな...探ってみるか...いや今回は...)」
「へぇ珍しいわねオーロラさんなのね」
「うっ普通にフワって呼んで欲しいかな...?」
「おーい!フワお兄ちゃん!」
「おっコナンくん待ってたよ〜」
「おいおい俺の女に手を出すんじゃねぇぞ?」
「ださないよ...(婚約者がいるんだ出すわけないよ...)そんなふうに見える?」
「みえねぇな」
「おぉフワじゃねぇか!悪いな俺の旧友が」
「(何度聴いてもやっぱりとげちゃんなんだよなぁ!)へぇ小五郎のおじさんの友だちか...それなら納得」
「なんか言ったか?」
ぐりぐりぐり
「いてててて!なにもいってないよ!」
「ったくよぉ」
「(トゲトゲしてるのにどこかまるっこい...やさしいんだよなぁ)えへへごめんごめん」
「あらいけないもうこんな時間...明日のためにネイルサロンを予約しているの私はこれで失礼するわね」
「(さぁ頼んだよあーくん...こっちでできることは最大限やるから)」
「おやドリンクのおかわりはいかがですか?お客様」
「んありがとう...オレンジジュースあるかな?」
「はい!すぐお持ち致しますね!」
「(あの顔どっかで...あっ思い出したあーくんが見せてくれた黒の組織の人じゃないかな?...なまえなんだったかな...さすがに人数が多かったから思い出せないな...だけどたぶん毛利小五郎を調べに来たんだろうな...僕に声をかけたのはたまたまかな...それとも...)」
「フワなんで酒飲まないんだ?」
「酔ったらめんどくさい事になるけどそれでもいいなら?」
「...俺が悪かった」
「それに今日は普通に車で来たからね今日は少なくとも飲まないよ」
「...車そういえばもってたな...忘れてた」
「最近はデートの送り迎えしてないからね!」
「っ!てめーなぁ!」
「ふふふ...」
「オレンジジュースお待たせしました!」
「ありがとうおにーさん」
「...あのちらっと聞こえちゃったんですけど車運転されてるんですか?」
「うんそうだよ?...おにーさん僕が何歳くらいに見える?」
「...すみません初見だと小学生か中学生かと...」
「あー...まぁうん...じゃあ今なら僕の年齢答えられるかな?」
「...うーん...車を運転できて...さらに車も所持してるんですよね?」
「うんそうだよ」
「...20代前半でしょうか」
「おっピンポーンよくわかったね」
「ヒントがなかったらわかりませんでしたよ!おいくつなんですか?」
「23歳だよ」
「...本当に見えないですね」
「褒め言葉として受け取っておくよおにーさん」
「ではこちらからも僕は何歳に見えますか?」
「...うーん僕と同年代くらいに見えるけど...その言い方だと違いそうだね...(当てるか...当てないか...でもなんか探ってくる人だし...)うーん...20代後半」
「はい正解ですねお見事です!」
「よかった...間違ってたら気まずいよねこういうの...コナンくん?」
「いや...人の見た目で歳って判断できないって実感してた...」
「あははそうだねちなみに僕は29歳です!」
「「えっ!?」」
「おっと僕は仕事に戻るからこれで」
たたたー
「(29歳なんてわっらーとまっつーとわーくんと同い年じゃん...ん?ってことはひょっとして...あれがバーボン...?)日本人って比較的童顔だよね」
「お前だけには言われたくないぞフワ」
「なんの事やら...ってあれれケータイがない...?車の中かなちょっと取りに行ってくるからこれ飲んでてもいいよ」
タッタッ
「あっおい!...いっちまった」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「初音さんこんばんは」
「なっ...んであなたがここに...」
「...死んじゃダメだよ何も無くなっちゃうあの人は最愛の人と肉親を一気に無くすんだよ」
「でもっ!私たちはっ...!」
「...まだ間に合うぼくも一緒にいるから一緒に話そう」
「っ...でも...だって...!」
「初音さん人生はこれからだよ...なんとかなるんだよ」
「なんともできない...!」
「なら僕がなんとかする」
「あなたに何ができるってのよ!」
「...僕は補佐しかできない...これからの人生を変えるのは自分自身だよ初音さん」
「っ!」
「(苦しい言い訳だ...僕のエゴで自殺を止めて...でも車が炎上しないように手は回した...あとは...)何度でも人は立ち上がれるよ」
「...私があなた見たく強くなれたら良かったのかもね...」
「僕は弱いよ...支えてくれる人がいなきゃすぐ潰れちゃうんだよ」
「...」
「1人で抱え込むのはつらいから...でも2人ならきっと大丈夫でしょ?」
「ふた...り...」
「...僕には姉さんがいるんだ今も行方不明でさ...でも必ず会えるって信じてる...職場の人たちが一緒に探してくれてるおかげでね...」
「!...」
「...もし良ければ僕に聞かせてよ今日あった他人同士なら案外喋れるかもしれないよ?初音さん」
「...えぇ...ありがとう...フワ...」
「(好きな人と結ばれない...か僕の世界ではめっっちゃ遠い親戚と結婚するからな...日本は大変だな...)...ひとまず風邪ひいちゃうかもだし良ければ室内に行かない?」
「ふふ...えぇ!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ごめんね」
「...俺らが双子...まじか...」
「明日の結婚式キャンセル済みだよ...いきなりでびっくりしてるところ悪いけど色々こっちで手続きはしといたから後処理は僕に任せてよ(それでひと段落かな)」
「キャー!」
「(!?どうして事件は止めたはずじゃ...!まさか...死神くんパワー...?...探偵に任せよ...めんどくさい...)ひとまず行ってみますか...」
タタタッ
「何があったの!?」
「フワお兄ちゃん!?」
「コナンくん!何があった感じかな?」
「何やってたんだよテメーは...(小声)人が倒れちゃって...今まで何やってたの?フワお兄ちゃん!」
「マジで何もやってないって...それより被害者は何で殺されたの?(小声) 30分くらい前から僕と初音さんと頼太さんは一緒にいたよ!」
「毒だあと...まだ生きてるぞ(小声)」
「...そっかよかった...ってことは...僕は怪しまれるかな?(小声)」
「そうだな...ケータイ取りに行ってその後どうしたんだ?(小声)」
「その後は初音さんが車に乗ってたから声をかけたんだよそれで色々話して...あ言い忘れてた明日の結婚式なしになったよ(小声)」
「えっなんでだよ!?」
「しー...実はあのふたり...いまさっき双子って判明してさ...初音さん死にそうな顔してたから止めてたの(小声)」
「...色々言いたいことはあるけど...よくやったフワ(小声)」
「えへへ...だから確実に僕も初音さんも頼太さんも毒を入れる暇なんてなかったよずっと僕達は話してたからねお互いに証明しあえる僕が証言できるのはそれくらいかな...ごめんね?」
「ううん十分だよ!」
「...助かるといいね被害者さん...」
「うん...そうだね」
すたすた
「おやフワさん今までどこにいらしたんですか?」
「...えーとウェイターのおにーさんなんで探偵さんみたいなこと言ってるの...?」
「あっ失礼しました実は僕探偵業をしておりまして...そちらの初音さんが今回の依頼人です」
「(探偵おおいなー...)そうなんだ...んじゃ少し話そうかどんくらい前から話せばいいかな?」
「あなたが外でたところからで」
「...よく外でたってわかるね?(さすがにかわいてるはずなんだけど...?何でわかったんだろ)」
「ふふ足の裏ですよ」
「そこまで見るのか探偵さんは...すごいねこほんまず外には車にケータイ忘れちゃったから取りに行ってたんだその後初音さんとあって話をして一緒にこの会場に戻ってきたよ」
「どれくらい前かは覚えていますか?」
「外でたのは...たしか今からだと1時間くらい前かな?」
「へぇ...そんな長い間何を話してたんですか?」
「...探偵のおにーさん僕にそんなこと言う義務ないよねプライバシーの侵害はんたーい...どうしても知りたいなら初音さんがOK出したら話してあげるけど」
「...そうですか失礼しました後で確認してみますね...ちなみに被害者の方と面識は?」
「さっきちらっと見たけどないと思うよ見覚えないかなぁ」
「そうですか...ありがとうございます」
「(おっかない人だなぁ...こわいこわい...)あと何か話したらいい事あるかな?」
「いえ今のところはもう大丈夫です!」
すたすた
「...悪いことしてないのにドキドキしちゃう...これが...恋?」
「恐怖じゃね?」
「ナイスツッコミ1ポイント...さてどうなるかな?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ってことがあったよ!」
「めちゃくちゃ疑われてるじゃん...フワ」
「まぁ実際怪しいだろうからね...あの後普通に真犯人が捕まったよ安室さんは1回ミスってたけど眠りの小五郎がちゃんと真実に導いてたねまぁ...ぶっちゃけそのミスも結構わざとっぽい気がしたけどね」
「その安室さんが黒の組織の人か...」
「でもNOCだからセフセフ...よしできたよネイル〜」
「わぁ...可愛いわねこのあざらし!」
「でしょ?なすあざらしっていうんだよ」
「器用なものだね...」
「こういうの嫌いじゃないんだよね〜ほらせーくんも手を貸して...うーん何がいいかな...」
「んじゃあそっちの世界のヒーラーとか?」
「えーとね...のろいのおんがくか兼のろいのいしゃ...もしくはレオくん...あくましゅうどうしモチーフかなどっちがいい?」
「んじゃ...のろいの方?」
「OK!それで話の続きなんだけどね〜」
プルル!
[コナンくんから電話だよ!どうする?]
「ん?繋げて」
[はーい!]
ピッ
【もしもしフワ】
「どうしたのコナンくん?」
【安室さんがおっちゃんの弟子になった】
「...まーじーでー?昨日の人だよね?そんな急に...?」
【あぁだから一応お前も警戒しとけよ...じゃあな】
ピッ
「...なんのために小五郎のおじさんに弟子入りしたのー怖いって...ポアロにきたら追い返してもいいかな...」
「逆に怪しまれそう」
「さすがにそれは...」
「追い返したら捕まりそう」
「しってた...まぁ客としてならそんなに来ないだろうし平気でしょ...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「...安室さんなんでここに...探偵さんなんじゃ...?」
「はい!あの毛利小五郎の弟子になりました!なので今日からここで働きますね!」
「大変だね...2足のわらじじゃん無理しすぎないようにね安室さん...(まじかよバーボンさん...)」
フワは毎日常に魔術を使ってます今回は
話を聞いて貰えるようにする
自分の話すことを信じてもらえる
眠気飛ばし(今回パーティが夜だったため)
毒無効化(王子なので盛られることも多々あったため)
千里眼(初音さんの様子を見る用)
etc...
フワは一応魔術で心も読めますが基本的にはしません
他にもいろいろできるけど怪しまれるのは嫌なためしません
なおもちろん悩み相談所の人達以外にも戸籍をつくって助けております
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相談所inファミレス
「お腹すいたね...」
「そうだな...あっあそこにダニーズがあるぞ」
「いこうせーくん...」
「さんせーい...あれ?」
「あれフワくん成美くん...びっくりしたどうしたの?」
「これからお昼食べるの...あーちゃんも一緒にどう...?」
「いいの?ならお言葉に甘えて...ヒロキくん怒るかも...?」
「あー...呼ぶかなあーくん頼んだよ」
[はーい!]
カランコロン
「いらっしゃいませ!何名様でしょうか!」
「4人です」
「ではこちらのお席へどうぞ!」
すたすたすた...すとん
「おなかすいた...」
「ひとまず腹ごしらえしようか...」
「2人ともなんでそんなに疲れてるの...?」
「後で話すから...」
食事中...
「ふぅ...実は悩み事の相談であちこち歩き回っててね」
「猫探してたんだよ...」
「えっ2人だけで!?」
「また無茶してるね...」
「いや...あーくんのおかげでなんとかなったよ...」
「まじ助かった...」
[いぇーい!]
「まぁその猫は探し当てて依頼人に渡したんだけど...その後にひったくりとかコンビニ強盗とか殺人事件に巻き込まれて...」
「今日はオレもフワも運が悪いのか...いつもより多かった気がしたよ...」
「「うわぁ...」」
「もう事件にあいたくないお昼寝したい...帰ったら寝るんだ...」
「オレも今日は精神的にも体力的にも疲れたし...一緒に昼寝する...」
「あれ!?フワくん久しぶりやなぁ!」
「...なっなんでここにいるの?カズハちゃん...!?ここは大阪だった...?」
「んなわけあるかーい!」
「今日もいいツッコミだね...あれ?ヘイジは一緒じゃないの?」
「うん今頃毛利探偵事務所にいると思うで?ところでなんでこんな綺麗な人たちと食べとるん?」
「同じ職場の仲間だよ...あえーとねこの子はカズハ大阪の子だよ」
「案外フワって顔広いよね...」
「まぁねちなみにカズハちゃんの幼なじみが西の高校生探偵さんなんだよめっちゃツッコミ上手なの」
「あー...服部平次さん?」
「おー!よくわかったね!頭いいんやなぁ」
「ふふありがとう!」
「トイレで人が死んでいる!警察を呼んでください!」
「...(あー...今日は厄日だね!やだー!)カズハちゃん外出ちゃダメヘイジくんに電話して」
「誰も外に出ないでください!いいですね!」
「(おお...あの人しっかりしてるな場馴れしてる感があるね...ひょっとして警察関係者かな...?ひとまず現場保存しないとね)」
「...またか...」
「...もう僕はどうやったら早く帰れるかで考えてるよ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ふわぁ...つかれた...」
「ありがとうなフワ」
「わーくんの力になれたなら嬉しいよ」
「あれ!?フワお兄ちゃん!?」
「んやっほーコナンくんヘイジくんも久しぶり色々話したいけど...ひとまず簡単に話しちゃうね〜」
かくかくしかじか
「...ところでヘイジはなんでそんなに殺気立ってんの?怖いよ...?」
「西と東どちらが名探偵か決めるんや...!」
「...あのねぇヘイジくん...人が亡くなってるんだからゲームみたいに遊ばないんだよ不謹慎にも程があるからね...ってかそもそも探偵って浮気調査とかだと思うんだけど...事件解決したら名探偵って...」
「なんや機嫌悪いなぁ...」
「フワお兄ちゃんさては眠いね?」
「だいせいかーいはやくかえってねたーい...」
「なんなんや...」
「...なぁこの人は?」
「...ん?君は初めて...(ん?どこかで見たことがあるような...?)えーと僕はフワよろしくね」
「...!ボクは世良真純!」
「!えっ大きくなったねぇ!?何年ぶりだろ...」
「えっフワお兄ちゃん世良のお姉ちゃんと知り合いなの?」
「昔にちょっとあったことがあるだけだよ...10年くらい前かな?」
「ああ!フワはあの日から一切変わってないんじゃないか?」
「多少は大きくなったと思う...はず!」
「やっぱ顔広いな...」
「いや...今回はたまたまだよ?...ふわぁそろそろ現場の方調べたらどう?なんかあったらここにいるから」
「ってそうだった...いってくる!」
タタタッ
「...どっちが上かなんて決めなくていいと思うんだけどなぁ」
「同感」
「考え方がきっと違うんだよ」
「帰るのいつ頃かな...」
「フワはなんで行かないんだ?」
「え?普通に行きたくない...僕は探偵じゃないし...(毒で死んだことあるからあんまり見たくないかな)もし僕にこの事件を解決して欲しいなら報酬ちょーだいな」
「あの時はちゃんと推理してくれたのにやってくれないのかぁ...」
「...今日ね...猫探して飼い主に届けたあとひったくりとかコンビニ強盗とか殺人事件に巻き込まれて...やる気出ないから」
「...今日殺人事件ひょっとして2件目?」
「このよのなかはクソです...なんなら今月入って2件目の凶器:毒...それに探偵がいるなら任せていいでしょ...?僕はもう疲れたんだよ真純.ちゃん..」
「そして普通に寝不足で我らが所長はこうなってるんだ休ませてあげてくれないか...?死ぬほど疲れてるんだ」
「仕方ないなぁ次があったら期待してるね!フワお兄ちゃん?」
すたすたー
「...真純ちゃん大きくなってたなぁ...」
「仮眠しようよ...」
「さんせーい...」
「...一応殺人事件起きた建物内なのに...」
「フワは眠る事が大事だからね」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「辛いラーメン...?あの人塩ラーメンじゃなかったっけー...(うとうと)」
「今調べて見たけど関西弁だと塩辛い事を辛いって言うんだってー...(こっくりこっくり)」
「じゃああの人が犯人かなぁ...(うとうと)」
「だろうなぁ...てかよく覚えてたな...(こっくりこっくり)」
「あそこの空間に入ると眠くなりそうだな...」
「見てるだけでも眠くなってきそうやな...」
「何喋ってるんだろうな?あの4人」
「いえば早く帰れるかもよ...?(うとうと)」
「...ここの席日当たり良くて...離れたくないな...(こっくりこっくり)」
「じゃああと1時間かかっても分からなそうだったら助ける...?(うとうと)」
「それでいいんじゃない...?(こっくりこっくり)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ふわぁ...眠い...」
「なんで起きて一言目が眠いやねん」
「...あれ?もう事件終わった感じ?」
「フワお兄ちゃん!関西弁適当に喋れ(小声)」
「えっ...ほんならぼくらかえってもええか?眠くて眠くてしかたないんやぁ...」
「なんで外国の人なのに喋れるんや!?」
「日本はすきだからなぁ方言もすこーし調べたんや...ほんであんたが犯人で確信されとるみたいやけど...へいきかぁ?」
「へ?」
「ふふふ...あんまり無茶ぶりせんといてよコナンくん?」
「...思ったより上手で僕もびっくりなんだけど...」
「えっとあなたハーフとかじゃないのよね...?」
「?どちらさま?あと僕はハーフじゃないよ〜(こっちでは)イギリス人だよよろしくね〜仲良うしてや」
「てめぇ!はめやがって!」
カチャ!
「っ!フワ!」
「ふわぁ...早く帰らせてくれないかな」
ドサッ!
「...は?」
「僕はねいまとっても眠たいんだよ...これ以上僕の安眠を妨害するなら次は容赦しないよ...?」
「(今何が...!?全く見えなかった...!)」
「わーくんあとは頼める?」
「あっあぁ!ありがとうなフワ!確保ー!」
「どういたしまして〜...なんかみんなびっくりした顔で面白いね僕これでも自衛くらいはできるよ〜...まってなんでせーくんとあーちゃんもびっくりしてるの?」
「ちなみに自衛を覚えた理由は?」
「よりよいねむりのために決まってるよ...そろそろ帰ってもいい?」
「あぁありがとうな!フワまた頼むぞ!」
わしゃわしゃ
「あははできる限りはお手伝いさせてもらうよわーくんまたね」
「カレー美味しかったし買って帰るか」
「おっいいね」
「僕も父さんのために買っていこうかな?」
「んじゃ奢るよ今日はごめんねヒロ」
カランコロン...パタン...
「...いっちゃった」
「...フワお兄ちゃんあんなに強かったんだ...」
「そういえば...フワくんって新一のお母さんから聞いた話だと10歳くらいに誘拐犯に捕まっちゃったらしいんだけど...自力で出ていったって...」
「人は見た目で判断しちゃだめやな...」
「ご飯美味しかったね事件も無事解決出来て良かった...」
「そうだねでも関西弁上手なのオレもびっくりした」
「ふふ方言気になって一時期調べたことがあるんだよだいぶ昔だから間違ってたらどうしようって思いながら話してたよ...」
[フワ!頼まれたものできたよ!]
「?何をノアズアークに頼んだの?」
「いやうちのお悩み相談所って依頼人が来てくれて僕らが解決するってやつだからネットにホームページ作ったんだよね」
「今までなかったの...!?」
「作るのすっかり忘れてたからね...って訳でこれでもっと仕事が増えるだろうから頑張っていこうね!」
「「「おー!」」」
というわけでこんな被害者(or犯罪者)を助けて欲しいこの人を相談所のメンバーに入れて欲しいとかあれば感想などで教えてください!よろしくおねがいします!<(_ _)>
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王子は警察組を協力者にしたい
フワリス王子
お悩み相談所にて着実に知名度を上げ始めた自分の苗字と一緒のオーロラが気になる
スヤリス姫
現在着実に組織での信用を得ている組織側はよく寝るが有能な幹部として認められはじめた
「この人質どもちゃんと信用はされてるんだよな...」
「王子はまともだと思ったのだが...やはり眠たい時には容赦はしないのか...」
「それでも姫よりマシでしょう...あの子また1つ組織を潰してますよ...」
「信じられるか...?人質なんだぜあれで...」
「じゃあフワくん!安室さん!あとは任せましたよ!」
「うんおつかれ!アズサ!またね!」
「お疲れ様です!」
パタン...
「...ふわぁ...じゃあがんばっていこー」
「はい!」
カランコロン
「早速来たねいらっしゃいませ!...ってわーくんだ!」
「ちょうど休憩だったからな!邪魔するぞ?」
「ちょっとー俺たちもいるからね?フワちゃーん」
「久しぶりだね!わっらー!まっつー!わーくんとはこの前あったけど」
「なにー?また事件に巻き込まれちゃったの?...って!むぐっ!?」
「いらっしゃいませ!お客様!お席にどうぞ!」
「?安室さんどうしたの?珍しいね」
「はぁ?安室ってむぐっ!?」
「僕は安室透と言います!フワくんお水用意してくれるかな?」
「はーい(...笑ったら怪しまれるから...!笑ってはいけない喫茶店とかきついな...!ひとまず水用意しよ...一旦落ち着けば大丈夫...王子だからポーカーフェイスくらいできる...!)」
「フワちゃん!この安室さんしばらく借りるよー!」
「あとで返却してくれるならいいよー!安室さんも早い休憩ってことで大丈夫だよ」
「すみませんありがとうございます!」
「(いずれにしても1人だし...この後混むから早めに終わらせてもらわないと...)ひとまずお水用意したから...なんか飲み物飲む?」
「ひとまずアイスコーヒー4つで」
「かしこまりました〜」
「あとランチセット4つ!」
「うーん時間かかるからご了承してね...」
すたすたー
「でどういうことか説明してもらおうか?安室さん?」
「(まっって僕聞こえちゃうから!ここで喋らないよね!?公安の人!)」
「...諸事情」
(諸事情って便利な言葉だな...)
「あっひょっとして...むぐっ!?」
「分かっても口外しないでくださいね!」
(隠すの大変そうだなー...まぁ同級生だもんね〜)
「安室さんは諸伏がどこいるか知ってるのか?」
「...いや」
(嘘ついた...まぁ...だろうねあの日スコッチは死んじゃったからね脈とか調べてたもんねでもあの日確かにスコッチは...そろそろ持ってくかな)
すたすたー
「おまたせしました先にアイスコーヒー4つだよセットはもう少し待っててね」
「あぁありがとうなフワ」
「はーいごゆっくりどうぞすぐ用意するから」
すたすたー
カランコロン
「いらっしゃいませ!」
「カウンターで頼めるかな?」
「はい!こちらにどうぞ!」
「というかなんでフワくんと知り合いなんだ?」
「...実はあの子に助けて貰ったことがあって俺とじんぺーちゃんは7年前から航ちゃんは1年前だったかな?知り合いなんだよね」
「えっ」
「よし安室さんも聞けこの荻原とか言うバカのせいで何が起きたか」
「お前も死を覚悟してただろ松田」
「航ちゃんは吹き飛ばされてたよね!」
「...何やってるんですか...?」
「...ふふなんか面白い話してますね」
「あっすみませんうるさかったです...よ...ね?」
「!?...なんで...ヒロお前はあの時...!?」
(呼んだの失敗だよあーくん...!一種の拷問かな!?これ!?いや自分のせいでもあるけどさぁ!)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
数日前 相談所にて
[諸伏景光って...あれ?スコッチは死んだって]
「うんスコッチは死んだよ諸伏景光も死んでる...あの日自決して...なーんちゃって?」
[わぁ!助けたんだね!]
「うん考えてみればそれからだよなぁ人形死体作戦...あの日の夜僕はビルの屋上にいたんだよね」
[えっ!?なんで?]
「たまたま魔術の感知してたら追われてる人がいてね...面白そうだったから先回りして屋上にいたのんで諸伏景光を眠らせてあとは言いそうなことを人形に言わせて拉致った!」
[すごく手馴れてないかな...?フワ]
「一部分以外はタソガレくんのマネをしただけだよ?」
[魔王のマネをする人質の王子...?...えっえーとじゃあ今までその諸伏景光さんはどこにいたの?僕もまったく分からなかったし...]
「僕が住んでる家で普通に暮らしてるよ魔術モリモリで」
[魔術ってすごいね...]
「すごいけど別になんでも出来るわけじゃないからねぇ...例えば睡眠魔法を自分にかけても効果はないし...術者本人に効かないとか...」
[でもバラして本当にいいの?]
「ご本人の希望だよ...結構長い間我慢させちゃったし本人がOKならいいかなって」
[わかった!僕は何をすればいいかな?]
「店内の様子を見ながら諸伏景光をいいタイミングで入れてあげて欲しいかな僕が色々やっとくから客は入らないようにしてるし警察組も誘導済み〜」
[わかった...あれ?ちなみにその人の今の名前って?]
「...それはね...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在 ポアロ
「俺の名前は波止 翠って名前だ」
(すーくん....翠はスコッチのすから...波止は適当に考えたんだよなぁ...今思えばもっといい名前があったような...)
「なんでっだって...あの時...!」
「...それが...俺もよく覚えてなくってな...すまんゼロ...あっ今は透でいいか?」
「っ...!」
すたすたー
「おまたせしました〜ランチセット4つだよ...大丈夫?安室さんあんまりいじめちゃダメだよ?わっらー」
「オレ無罪なんだけど!?」
「お客様席の移動されます?」
「あぁ俺にもアイスコーヒーとランチセット頼めるかな?」
「はいお待ちください」
「あのフワさん...この後任せても大丈夫です...?」
「えぇ...今はお客様少ないから大丈夫なだけであって...さすがにアズサ無し安室さん無しだとこの後がキツイかな...ごめんだけどさすがにいてもらわないと困るかな...(お店的な意味で無理だから...すまんね...)」
「わかり...ました...」
「...フワならぶちまけても良さそうだけどな」
「なんか面倒くさそうだから近づかないようにしよ...」
「...おい波止さんよぉ誰に助けてもらったんだ?」
(...ふっムダだよまっつーすーくんは言わないって言ってくれた...ん?)
「(ニコ!)」
(...なんで笑ったんだ?すーくん...心読み)
「(フワくん言ってくれないかな!)」
「...(おいおい公安ウソだろ...いや元だけど嘘でしょ!?...いやここで安室さんも僕の協力者にした方がオーロラについてなんかしら掴めるんじゃ...博打だな...まぁ...長年我慢ばっかさせたし...いいかぁ...)はぁ...すーくんは僕が助けたよ」
「「「「はぁ!?」」」」
「いぇーい助けてもらったよ」
「手早く説明するね〜まずあの日僕の家の近くで足音聞こえたから誰かおわれてるのかと思って面白半分で行きそうなところに行ったらすーくんにあったのさ...そっからなんか困ってそうだったから偽装しまくったよ...はいアイスコーヒー」
「でもあの時確実に脈は...」
「そりゃないよ脇の下になんかしら挟むと脈が一時的に取れないのさそれで誰もいなくなったあとすーくん回収したって訳(魔術使ったって言ったら絶対眠れなくなるほどめんどくさい事になるはず...)」
「ねぇオレ達ついていけないんだけど...ちゃんと説明はダメな感じ?」
「透どうする?俺は大丈夫だけどもう死んだし」
「幽霊か!...だが...」
「んじゃ俺だけ言っとくなあのあと警視庁の公安に入ってやばい組織に潜入して正体バレて自殺したって感じだな」
「ウソだろ...?...まておい安室さん...いや降谷...てめぇはどこの...」
「...言えないそれに...(チラッ)」
「ふわぁ...僕は日本は好きだけどどういう組織があってどうなるとかは知らないよ...それと...言ってなかったっけ僕ねお悩み相談所開いてるんだけどそこの所員でいちばん有名なのは...樫村ヒロキ...サワダヒロキじゃないかな?」
「!ノアズアークの...!」
「そっ...僕の今の願いは仲間が1人でも多く協力者を1人でも多く欲しいんだだから...君に頼みがあるんだよ安室さん(交渉めんどい...)」
「...聞くだけ聴きます」
「僕のお手伝いしてくれないかな...それに安室さんも僕になんか聞きたくてあの日探ってきたんでしょ?...あとは...協力者にならなくてもいいからせめて敵に回らないで欲しい...かな?」
「!バレてましたか...」
「バレるっていうか...なんか見られてるなぁって思ったから...脅すつもりは無いけど安室さんの友人はみんな助けた...だから今度はこっちを助けてくれないかなって...ごめんだけど無償で働くほど僕らはいい人じゃないんだ...だめかな?」
「...ゼロ俺からも頼むフワは俺の...いや俺たちの命の恩人なんだ...きっとフワがいなかったらゼロお前はひとりぼっちだったと思うぞ」
「...」
「...まぁ今すぐに答えだされる方が信用出来ないし...僕としてもまだ安室さんは信用してないからねひとまずはお互いを利用しあう感じでどうかな?」
「利用しあう...」
「...ダメ?」
「...少し考えさせてくれないかな」
「もちろんだよ安室さん...はいおまたせすーくんランチセットだよ」
「ありがとう!フワくん!」
「いーえー(そろそろ店に来させないようにしてた魔術も解くかなこれ以上は怪しませそうだし...ひとまず警察組には僕の目的は黒の組織を潰すことって伝えておくかな...本来の目的話してもダメな気がするし...)さてと...」
カランコロン!
「いらっしゃいませ!何名様でしょうか?」
「えーと2人で!」
「空いてる席にどうぞ!」
「何を食べよっかなぁ...」
「あ!あれ美味しそうじゃない?」
「...さて僕はそろそろ戻らせてもらいますね」
「またな」
「あと...翠さんは戻る気はあるんですか?」
「いや...ない」
「!...そうですか...わかりました...」
「...しかし今日はフワよく話してたな」
「確かにね〜いつもなら今日の半分くらいじゃないの?」
「まぁアイツが悪い奴ではないことは俺らはわかるけどな」
「...すみません探偵たるもの全てを疑わなければいけないので」
「...そうか...でもこうやって全員で会えるとはな...今度暇な時飲まねぇか?安室さんも波止さんもいっしょに」
「...まぁいいですよ」
「もちろんだ!」
「(...今日は予想外が多かったけど...まぁ結果としては良かったからいいかなひとまずバーボンを敵側に回したくなかったし...これでいいよね)ランチセット2つおまたせしました!」
「フワくん!おまたせしました!僕は何をしたらいいですか?」
「安室さん!...そうだね...早速だけど...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ふわぁ...おつかれさまぁ...安室さん...」
「お疲れ様ですフワくん...」
「安室さんもう上がっちゃって大丈夫だよ...またあしたね」
「えっ僕も手伝いますよ?」
「本当?助かるかな」
「話しながらでも?」
「...お店閉めたしいいよ?少し話そうか安室さん」
To Be Continued...
次回から呪術高専でおやすみがスタートしますお楽しみに!(ヒント:これを書いた日は4月1日)(呪術が廻って戦うやつと魔王城は秋アニメで一緒だった)(出来心)
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探偵は王子を怪しむ/王子に運はない
なみとめ すい
波止 翠
元警視庁公安 諸伏景光の現在の姿ちなみにスコッチという言葉には計画を止めるなどの意味がある
翠は緑の川の光ってる(中の)人からです
「それで?何を聞きたいのかな安室さんは」
「そうだね...まずは...アイツらを助けてくれてありがとう」
「たまたまだよ安室さん...もし僕が気づけなければ4人とも...亡くなっていたと思う」
「そうだとしてもだよ...それを踏まえた上で聞かせてくれ...君の目的はなんだ」
「...最終目標は黒の組織の壊滅かな」
「!なぜ黒の組織を知っている?」
「...僕のお悩み相談所には色んな人が依頼してくるし...黒いウワサもノアズアーク...あーくんが調べてくれたからね」
「...ノアズアークであれば僕の名前も知ってるんじゃないんですか」
「うん多分知ってるんじゃない?僕は聴いてないよ(ウソだけど)」
「恐ろしいですね...もし悪用されたらと考えただけでも...」
「...あーくんが人間に対して攻撃したら少なくとも日本は終わるだろうね...」
「ヘタしなくても世界が終わりますよ...」
「...こほん...それで...あと聞きたいことは?」
「...なんでわざわざ知らないフリしたんのかな?」
「...実は僕としても予想外でね...本当なら僕は後日すーくんを助けたこと言いたかったんだけどね...ダメだったよね...」
「予想外のことが起きたってことですか?」
「うん...すーくんがなんか知らないけどバラしそうな気がしたからバラしただけだよ...」
「...今までどこに匿っていたんです?」
「僕の家だよ...結構我慢させちゃったけどね」
「...あの日から今日までずっとですか?」
「うんそうだよ」
「...戻らないのは本人の意思ですか?」
「...僕が提案したんだよもしかしたら...警視庁にスパイがいるんじゃないかなって思ってね」
「!?どういうことですか!?」
「安室さんがどこの人なのかは知らないけど...なんですーくんだけばれたの?」
「!それ...は...」
「まぁ...僕の予想だけどね...でも警戒しないと...」
「予想...いえ...ありえない話ではないですね...そうなってくると...上層部...!」
「僕らも今色々調べてるひとまずは僕らに任せて欲しいかなそれでも調べたいなら止めないけどね...あと他に聞きたいことない?」
「...何故ここまで僕を協力者にしたいのですか?」
「...んーとね...まず黒の組織の幹部オーロラについて知りたいんだ」
「!」
「他の幹部はわかったんだよ...安室さんあなたも含めてね」
「...よく僕と交渉しようと思いましたね...」
「だって...わっらーにまっつー、すーくんにわーくんの知り合いなら悪いわけないよ」
「それだけで協力を申し込むなんて...」
「それだけって...あのねぇ...警察組4人と知り合いでしかも...すーくんからも聞いたけど警察の人なんでしょ?」
「アイツ...!」
「まぁ口外はしないよ...って信用ならないか...こればっかりは信じてもらうしかないかな...」
「...まぁその気になればノアズアークの手によって世界各国のNOCくらい簡単に暴けるでしょうね」
「...やっぱあーくんが強すぎるな...」
「強すぎるというか最強でしょうよ...敵に回したくはないですね...それでもオーロラのことを知れないんですね?」
「そうなんだよだからこそ知りたいんだ...お願いできないかな」
「...僕はまだ会ったことないのですがそれでも良ければ」
「十分すぎるよ外見でもなんでもいいから知りたいんだ」
「すみません何故そこまでオーロラを...」
「...僕と同じ名前だからかな」
「それだけですか?」
「うんそれだけだよ〜あとは...まぁ戸籍も何も調べられないのは気になるでしょ?」
「もしオーロラが分かったらその後はどうするんです?」
「その後は調べて倒すだけだよ...ふわぁ...」
「最後に...なぜ黒の組織を倒したいんですか」
「...人の命を大事にしないどころか殺めているんだよ?さすがにそれを見過ごすほど僕はクズじゃないよ」
「...ひとまずは協力者として働きますよ」
「!いいの?」
「えぇ...それに脅されてもできるのにわざわざこうやって交渉するなんてあの組織の人間がしないでしょうし...ひとまずは信用しますよ」
「...よかったー...これからよろしくね安室さん...」
安室透 が 協力者になった!
「ひとまずはオーロラの件頼んだよ安室さん」
「...ふむ僕にもあだ名つけてくれませんか?」
「えっ...えーと...(安室さん...魔王城のシェフのナーミエに似てるんだよなぁ...)あっむーとかしか思いつかない...」
「...ふふっそれでいいよフワくん」
「よろしく...あっむー」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
後日 相談所にて
「ふわぁ...」
[ねぇフワなんで赤井さんは仲間にしないの?]
「ぶっちゃけ赤井さんはもう組織に居ないでしょ?僕が今知りたいのは今の組織だからねなら優先順位的に先にあっむーを協力者にしたかったんだよね」
「じゃあそのうち大くんも協力者にするの?」
「...暫くはしたくないけどね...そのうちでいいかな...」
「それで?今日はどうするの?」
「ポアロも今日は休みだし...どうしようかな」
「あっそういえばフワここで福引きあるらしいけど行ってみないか?」
「珍しいね...なんか欲しい物があるの?せーくん」
「いや暇つぶし?」
「...よしみんなで運試ししようか!」
「「「おー!」」」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「白がポケットティッシュ...青がお菓子...赤が掃除機...緑がお米...」
「...なんか微妙な気が...」
「銀色炊飯器...!金色サクラサクホテルのレセプションにご招待!?」
「いや...すごいな...?いやまって1番上に書かれてるあの虹色の玉が出たら...ヴェスパニア王国に行けるって」
[すごく力入れてるね...どうする?引いてみる?]
「せっかくだし1人1回くらい引いていこうかあーくんの分は...僕が引いてもいい?」
[うん!もちろん!]
「次の方どうぞ!」
「じゃあ...オレから!」
カラカラカラ...コロン...
「青...?」
「セイジって漢字で青磁ってあるらしいからね...」
「おめでとうございます!お菓子をどうぞ!」
「...ヒロあげる」
「あっあはは...じゃあ次は僕が引いてくるよ」
カラカラカラ...コロン...
「わぁ...緑だ...」
「米...そういえば何kgなんだろう...?」
「5kg...」
「あー...オレが家まで持ってくがいいか?」
「ありがとう!成実お兄さん!...そういえば幸運のおまじないって...」
「僕がやったのはケガしないようにとかそこら辺だからね...なんかごめんねぇ...後で変えとくよ...」
「じゃあ私行っていいかな?」
「頑張って!あーちゃん!」
カラカラカラ...コロン...
カランカランカラン!
「やった!金色だよ!」
「すごーい!」
「ふふ!楽しみね!」
「じゃあみんなのドレスとかスーツとか用意しないとね〜今日にでも見に行こう!」
[凄いね...!明美は運がいいんだね!]
「...ふふフワくんに会えたからかな」
「...やだイケメン...!惚れちゃいそう...!」
「ふふ!」
[次は僕の番!僕の番!]
「はーい!ちょっとまっててね!」
カラカラカラ...コロン...
「おおっ!?銀色だよあーくん!」
[やったー!あっ!これでヒロキのお米炊けるよね!]
「うん!そうだね!」
「仲良しだねぇ」
「そうだな...明美さん運ぶの手伝ってくれるか?」
「もちろん!さっ次はフワくんの番だよ」
「よーしがんばる!」
カラカラカラ...コロン...
カランカランカラン!!!
「おっおおあたりぃー!!!」
「ウソだろ!?1万分の1だぞ!?」
「まじか...」
「なっなんの魔術もしてないんだよね?」
「してないしてない...そんなずるいことしたくないもん...(...嫌な予感するなぁ...まぁいいか)ってこの券有効期限...」
「一緒にいれない...!?」
「フワくんサクラサクホテルのやつ出れない...?」
[そっそんなぁ!?]
「こっこれ返却したいんだけど!?」
「ごめんなさい...景品は返品不可で...!」
「...うーん...みんなとパーティ出たかったな...」
「まぁこの相談所ならまたパーティいけるだろ」
「確かにね...でも僕もいきたいぃ...やだー...」
「諦めろ」
「お土産楽しみにしてるね!フワくん!」
「ヴェスパニア王国の有名なもの...ノアズアークなんかあるかな?」
[えーと秘宝ならクイーンクラウンとか...宝石ならヴェスパニア鉱石がいま目を向けられてるよ!]
「あれ!?なんかみんな冷たくない!?」
「フワくん早く帰ってきてね」
「余計なことするなよフワ」
「...えっまってぼっちやなんだけど」
「僕は学校あるし...」
[ついていけなくも無いよー!]
「私は大学あるし...ごめんね?」
「せーくん!いこうよ!ヴェスパニア王国いこうよ!」
「えぇ...あーでも...1人くらい見張り必要かノアズアークだと甘やかしそうだし...」
「決定ね!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ついたね...ヴェスパニア...」
[...]
「...なんで僕迷ってんだろう...?おかしいな...圏外だから自分がどこにいるのかも分からないし...」
ガサガサッ!
「!ここに来てはいけません!」
「(!人だ...って殺気...?まずいっ!)」
バンッ!バンッ!
「っ...!」
「そんな...お母様...!うそだ...うそだー!!!」
「(...ギリギリセーフ...でもまずいな...!あのお兄さんもあいつに...!)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「えっ?フワくんが行方不明?」
[うん...ケータイも持ってないし...いま成実が探してくれてるけど...実は今ヴェスパニア王国の女王と王子が意識不明の重体で...そのせいか王権反対派がいてね...うまく調査出来なくて困ってるんだ]
「...フワが...っ協力者の警察の人達にも伝えましょう明美お姉ちゃん」
「うん!...でも私たちまだ安室さん?って人には...」
「僕がどうかしましたか?」
「「!?」」
[...はじめまして!安室さん僕らはお悩み相談所の所員だよ...いまフワがヴェスパニア王国で行方不明になっているんだ]
「...行方不明ですか...」
「お願いします安室さん...こういう時大抵フワは厄介事に...」
「...わかりました僕のできる限りは手伝いますよあまり期待はしないでくださいね」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「...」
ジャラ...
「...(旧魔王城より部屋はマシだけど...姉様だったらあまりにもカスって言いそうだな...さーて...どうやってここから抜け出そうかな)」
フワ が 囚われの王子 となった!
ずっとやりたかったんです!ちなみに放映されたのが2009年だって...信じられない...12年前とかマジですか...?
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王子は脱獄犯
・といってもここがどこかがまだ分からないんだよなぁ...せめてもう少し情報収集したいところ...というか見張りがいないとか抜け出してくださいって言ってるようなもんじゃん...
・あの二人かなりギリギリだったからなぁ...それだけが悔しいな...生きててくれてるといいんだけれど...あっ鍵開いた拍子抜け〜魔術使うまでもないじゃん...ひとまず...調査しますか
日本 サクラサクホテル
「王女がいなくなった!?」
[うっうん!監視カメラで見たけど間違いないよ!どっどうしよう!?]
「いや...ノアズアーク頼みがあるんだ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヴェスパニア王国
「はぁ?地下になんかいる?何言ってんだ次元」
「マジだよ...バイト先で聞いたから間違いねぇよ」
「へぇ〜かわいそーなやつだねちなみに女の子?」
「男だつってたな...あと理由知ってるやつはいなかったよ」
「...ふーん?なんか気になるっちゃ気になるけど男なら興味無いわ...それよりクイーンクラウンだなー」
「まっそういうだろうと思ったよ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(牢屋には僕の人形置いといた...透明化して色々調べてるけど...どうやらここはヴェスパニア王国の王城...そこの地下牢に捕まってたみたいだね...さて抜け出すのは簡単だけど...少しくらい仕返ししたいなぁそのためには...僕を捕まえたやつを見つけ出さないと...あのおじさん許さないかんな怒ったかんな絶対はめてやるかんな...!)
すたすたー
(あのおじさんの部下もまとめてはめてやる...僕の事を攫ったんだそれくらいの覚悟は出来てるでしょ...せーくんはどこにいるかな)
「...」
(...ん?あのヒゲの人...どっかで見たような?)
カチャッ!
「誰かいるのか」
(!...すごいな透明化してるのにちゃんと僕の頭に拳銃向けてる...あれ?この顔ひょっとして...)
「...気のせいか...?」
(バラしたいけど魔術使うことバレたらめんどくさいな...またあとでね)
.....
「...はぁ〜...」
(やっぱりジゲンだぁ!15年前のカリオストロぶりかな?ってことはルパンとゴエモンもいるのかな!わざわざここにいるってことは...クイーンクラウン狙いかな?それなら...)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
羽田空港
[コナンくんが飛行機に乗ったね...]
「まぁ...あの人ならきっと大丈夫でしょ...僕らもいこうか明美お姉さん」
「そうだね...いこうみんなで...ヴェスパニアに!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヴェスパニア王国 王城 地下牢
「ふわぁ...」
「...はぁ〜!?」
「あっせーくんやっほっほー」
「やっほっほーじゃないんだよ...なんで捕まったんだ...」
「うーん?えーとね女王と王子は僕がかなりギリギリで助けたんだけどそしたら頭ガツンってやられてね...」
「ガツン...そんなんで気を失わない気がする」
「うんフリだよフリ...せーくんはよくここに入れたね?」
「キースって人が教えてくれたんだよ」
「ふーん...今どんな状況?」
「あの小さな探偵さんが色々調べてるんだよあのヒゲの怪しい男も一緒にね」
「あー...」
「あと明美さんとヒロキがわざわざ来てくれてるぞ」
「えっ...なんか申し訳ないな...今度お詫びになにかしよう...もちろんせーくんもね」
「ひとまずここから抜け出すぞ」
「いいけど...おわれると思うよ?僕犯人知ってるし」
「...それもそっかうーん...」
「まぁ...僕としてもそろそろじっとしてるのは飽きたし...コナンがいるなら大丈夫だねそれに...知り合いもいるみたいだからね」
「?知り合い?」
「うん僕が8歳の時に知り合った人たちがね...さて枕もシーツも固くて眠りづらかったし...いこうか」
キィッ...
「...ふつーに開いてんじゃねぇか...」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「なに?地下牢が破られただと?」
「はっはい!いかがされますか?」
「...いや放っておけ何者かは知らないがあんな子供何を言っても信じて貰えないだろうに」
「...(やっぱあいつクソ...さてどう動こうか...とにかくコナンくんに会いたいな)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
食堂
「ん〜美味しい...(もぐもぐ)」
「ってフワお兄ちゃん!?なんでここにいるの!?」
「やっほ〜コナンくん久しぶりだね!」
「...オレもいるよ〜」
「成実お兄さん...なんでこのお城に...?」
「実は福引きで当たってね?結果こうなった...ふわぁ...それで?その人が協力者の人?」
「...(どっかで見たような...)」
「...久しぶりだねジゲンダイスケやっぱ僕のこと忘れちゃった?」
「...まさか...あの時の...!?」
「!?コイツ変わらなすぎ!俺もわからなかったんだけどぉ!」
「?知り合いなの?フワお兄ちゃん」
「...んーと僕が8歳の時にカリオストロって国に行ってねその時にまぁ色々あって知った人達だよてか変わらないなら逆にわかりそうなもんだけどなぁ...」
「ばかいえ身長以外なんも変わらないとかどーなってんだ...てか今の今まで何してたわけ?お前がじっとしないことくらいわかるぞ!」
「地下牢に幽閉されてた?」
「「「はぁ!?」」」
「...しかもここのな...フワもう一度聞いていいか?なんで捕まったところでご飯食べてるんだ?」
「どうせ僕がここの地下にいたってしってんのごく少数だよその辺は調べてあるしあとお腹すいた...ふわぁ...」
ガチャ!
「!いたー!」
[うわぁぁぁん!!フワ見つけたー!]
「...フワお兄さんちょっとお話してもいいかな!」
「あっみんな久々だね〜よかったー」
「よかったーじゃないよ!?」
[スマホを調べてもなにもなかったのに...!]
「取り上げられてたからねぇ...そういえば取り返すの忘れてたな僕の荷物どこにあるかな...」
「...日本に戻ったら覚えててね!」
相談所の メンバーが 全員集合した!
「まぁまぁひとまず悪い人をこらしめてからでいいでしょ?」
「じゃあまずこのずっと心配させてた悪いやつをこらしめるか...」
「げせぬ」
作者から
リアルが忙しすぎたため遅くなりました...これから先も不定期更新になります...ご了承ください
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