ゆっくり英雄譚 (青海老ハルヤ)
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ゆっくりしていってね!

ゆっくり…東方Projectから派生した(以下略)
中にあんこが詰まった、頭だけのまんじゅう。それがゆっくりである。異論は認めるからコメントください。
「ゆっくり育てていってね!」をプレイしていない人には分かりづらい内容になっています。まだ遊んだことないよー!という方はぜひプレイしてみてください。

ゆっくりしていってね!


──かつて、英雄と呼ばれたゆっくりがいた。人間との対立が深まる中、そのゆっくりは紅く燃える剣を後頭部に紫に光る髪をなびかせ、弱きを助け強きをくじく。勇者と呼べるゆっくりであった。

 だが、時代は残酷であった。人とゆっくりは戦い、血をあんこで洗う大戦争となった。

 彼は戦争を止めた。時代を変え、世界を変えた。その代償は大きかった。

 彼は眠りについた。人とゆっくりが仲良く過ごす未来を夢見て──。

 

 

 

 

──300年後

 「オラァ歩けえ!足がねえなんて言い訳してんじゃねえ!」

 ドスッと蹴られ凹む頭に憲兵達は大笑いする。俺は早々に無視を決め、少し離れたところで見ていた。

「だははははは!へ、凹んだよがはははは!」

 きっと睨むが、どうせ対抗する手段なんてないんだ。ゆっくりは手も足もなく、人間に比べ圧倒的に非力だ。戦士の端くれである俺もその事実に何度も打ちのめされてきた。

「あ゛あ゛?なんだその目は」

 またそいつは蹴られた。何度も何度も。綺麗だった赤い髪はボロボロになっている。きっと今日そいつが寝室に帰ってくることはないだろう。

「はぁ…」

 思わずため息を着くも、捕まってしまった以上、どうすることも出来ない。みんなそうだろう。

 

 

 いくつかの村が一気に制圧されてしまった。抵抗したゆっくりは死に、無抵抗のゆっくりは捉えられ奴隷にされた。今はその働き口に移動させられている最中だ。

 どうせ今の状態で反抗しても殺されるだけなのに。今は耐えるしかない。死にたくない。

「はっ!てめーみてーにな、反抗するやつがこの先出ないようにするために見せしめにしてやってるんだよ。光栄に思いな!」

 もうダメだ。飛び出たあんこが泥に滲む。思わず目を背け進もうとした──

 

 その時だった。

 

 雷が落ちたような轟音と衝撃波。振り向いた時、そこにあるべきものがなく、隕石が落ちたかのように地面がえぐれ、深緑色のガスのようなものがそこにあった。その中心で一振の剣と1体のゆっくりが、赤い目を爛々と光らせ、笑っている。

「な、何が起きた!」

 何度か銃が発射されるが、その全てがそいつにに届く前にガスでドロドロに溶けてしまった。これでは何人憲兵が集まっても同じことだ。

 そのゆっくりは軽やかに宙に舞った。まずい。危険を感じ、急いで逃げだしたその瞬間、再びあの轟音が聞こえた。人だけでなく、近くにいたゆっくりまで巻き込んでいる。

 

 なんなんだ。あれは。

 

 あまりに圧倒的すぎる力に俺はただただ逃げるしか無かった。そいつがゆっくりであることは疑う余地などないにもかかわらず、その強さを希望として見ることは出来ない。涙を流しながらただただ逃げた。気がついた時、風が吹きつける草原の中にたった1人で立っていた。

 

 

 

──第四次饅頭戦争。その始まりである。

 

 




まあだいたいこの字数くらいで進みます。
ずっとこんなにシリアスな訳では無いのでご安心を。
このまま次のも読んでくれたら嬉しいなあー(チラッ)
それでは、また。


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ひとりぼっちは寂しいもんな

おっ来てくれたね( *¯ ¯*)ムフフ
だけど主人公の鬱描写が続くのは不安よな。
物語、動きます。
ゆっくりしていってね!


「はぁ、はぁ、……」

 もう夜か。寝床を探しているうちに何も見えなくなってしまった。遠くで狼かなにかの遠吠えが聞こえてきて心細い気持ちになる。

 何か少しでも食べないと。そう思って道端のヨモギを取ってみた。普段食べているヨモギ饅頭の味がしないかなーと期待して口に入れてみる。が、

「にっっっが!!!!」

 うえっと吐き出す。無理だ無理だ。アクが強いんだかなんだか分からないけど苦い。苦すぎる。

「お腹……空いたな……」

 そう呟いてみるが何もならない。

 ごろんと地面に寝そべってみた。曇っていて星は見えない。見えていてもどうせ楽しめるほど余裕はなかっただろうが。

 

 ……。

 

 何もせずにいると、昼間の出来事を思い出す。

 

──なんだったんだ、あれは。一方的にやられていたはずのあの赤髪のゆっくりが、変な剣を使って人間を蹴散らしていた。

 高く飛んだ姿はまるで隕石のごとく地面を貫き、その衝撃波は命の痕跡を消し飛ばす。赤い髪に赤い目。そして、あの時は気づかなかったが、角があった。

 まるで、悪魔。かつて祖母に聞いた、あの怪物にそっくりだ。

 

 そんなことを考えながら立ち上がった。どうせこのままじゃ死ぬだけだ。だが、足取りは重い。クソッタレ。

 だが森へ入った途端、一気に当たりが暗くなり、何も見えなくなってしまった。月明かりもなく、遠くで狼か何がが遠吠えするのを聞いて心細くなる。

 村か、せめてどこかに家はないか。だが何も見つからない。獣道のような隙間を何とかすり抜けて歩いていく。

 

──と

「……誰か……いる?」

 なにかの気配が辺りをおおった。狼か、熊か、少なくともこんな時間に深く暗い森の中を出歩いていると言うだけで味方である線は薄い。

 くそう。死にたくない。

 近くにある頑丈そうな木の棒を拾って構えた。これでも一応剣士の端くれだ。腹が減っているとはいえ、いや、さすがにきついか。

 深く息を吐き、深呼吸をする。必殺技はまだ使えないが、村で剣において負けたことは無かった。前方に2つの気配がある。後ろにはひとつ。ならば

「後ろからだっ!」

振り向き気配の方向にダッシュする。

 狼だ。くそっ。

「おらああああ!!!」

 ゴンッといういい音がなった。獲物の突然の抵抗に反応できなかったようで、少しフラフラッとしてから倒れた。

 「よしっ」

 さっさと逃げよう。後ろのふたつの気配も狼だとしたらさすがにきつい。

だが、

「……あっ」

 疲労と空腹でまるで足がもつれているかのようだ。足がある訳では無いがふらふらする。

 やばいっ!

「……った!」

 木の根で転んでしまった。普通に歩く分にも険しい森の中、この状態で走って逃げること自体無茶だ。

「くっ!」

 急いで立ち上がる。逃げろ。逃げなきゃ死だ。だが体は心の思う通りに動いてくれない。

気配が近づいてきた。もうダメだ。

嫌だ、死にたくない!

目をつぶった。走馬燈が見え……

ない。

「大丈夫ですかぁ?」

「あんたさぁ、あんまりゆっくりに仲良くしちゃダメだよ。うち今何体いると思ってんの。ただでさえ……」

「なぁに?嫉妬?あら可愛いわねー盗賊ちゃん」

「……うっさい」

 恐る恐る目を開けると、そこには一体なゆっくりと……1人の人間がいた。




思ったよりも動かなかった?知らんな。
まあ3話目までは読んでやってください。
道端に生えているヨモギはヨモギじゃない可能性もあるのでお気をつけください。毒持ちもいますので。
次回予告 狂戦士は可愛い。異論は認めない。


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ここがうちの家。のんびりのどかなところなん。

狂戦士は可愛い。強い。つまり最強。異論は認めるが可愛さに関しては譲らん。
ゆっくりしていってね!


「大丈夫ですか?生きてますかー?」

恐る恐る目を開けると、一体のゆっくりと……1人の人間がいた。その瞬間、カッと身体が熱くなった。人間を憎しみの対象として。万全の状態だったら斬りかかっていただろう。

「人……間」

「はあ?姉さんをただの人間呼ばわりしないでもらえる?他の人間とは違うんだから」

暗くて良く見えないがゆっくりの方が何故か人間を庇う。洗脳されているのか。

「仕方ないわよー盗賊ちゃん。一応人間だしねー」

「ふん」

盗賊と呼ばれたゆっくりは不貞腐れているのかそっぽを向いた。帽子の上の猫耳も垂れている。ちょっと可愛いが、今はそれどころじゃない。それどころじゃない俺!

……なぜ人間がゆっくりと一緒にいるんだ。これがそう1番の疑問点だ。洗脳にしては感情が豊かだし、変な点は見られない。洗脳状態のやつにあったことは無いから分からないが。だが、意識が薄くなってきてよく考えられなくなって来てしまった。クソ。体力がもうない。

「とりあえずうち連れてきましょうか。盗賊ちゃんこれ持ってもらっていい?」

そう言って人間がゆっくりに何かを手渡すと、そのゆっくりは口をすぼめた。

「えー連れてくのー?」

「だってこのまま放置したら死んじゃうじゃない困った時はお互い様よ」

「んー!」

そこまでの会話を聞いて俺の意識は途絶えだ。ただ暖かい温もりに抱かれていたことだけは覚えている。

 

 

……。

 

 

 目を覚ますと、少し古ぼけた木の天井が目に入った。黒っぽく変色したような部分もある。

「あ、起きたー、ねーちゃーん!起きたよー!」

先程とは違う、子供っぽいゆっくりの声に目を向けると、オレンジ色の髪をしたゆっくりがいた。猫耳。可愛い。

「はーい。あ、起きたねー、良かった」

 思い出した!人間だがゆっくりといる!

 だが起き上がろうにも力が入らない。

「あー落ち着いて。別に私敵じゃないよ」

 人間が持ってきたお粥のようなものを一口だけ食べ、ニコッと笑った。毒味ということか。

「はい、あーん」

 抵抗する力もなく、口の中に押し込まれる。ほんのり甘いあんこの風味が口いっぱいに広がった。普通に食べるまんじゅうともまた違う美味しさがある。

「あー!食べさせてもらってるー赤ちゃんみたーい」

 さっきのオレンジの髪のゆっくりがコロコロと笑っている。可愛い。笑う理由はちょっと一言言いたいが。

「ね?美味しいでしょ?」

人間もニコッと笑う。くそう。

「ここにはね、私が連れてきたゆっくりがいっぱいいるのよ。今はお客さんもいるし、すごく賑やかで楽しいわよ」

 言われて隣の部屋から笑い声が聞こえてくることに気づいた。この声は人間じゃない。みんなゆっくりだ。

「安心して。体が回復するまではうちでゆっくりしてくといいわ」

 またニコッと笑って障子を開け、隣の部屋に行った。その瞬間、ゆっくりたちの笑い声が大きくなる。

「ねえ、ひとつ聞いてもいい?」

 猫耳のゆっくりに話しかけるとちょこちょこっとよってきた。可愛い。

「あの人間……君たちの『お姉ちゃん』って何者なの?」

 んー、と考える素振りを見せる。少し時間がたった頃ようやく口を開いた。

「分かんないけど、お姉ちゃんはお姉ちゃんだよ!私大好きだもん!」

 一生懸命考えたのだろうか、一気に喋った後、すーっと深呼吸をしていた。可愛い。

「そっか」

 まだ隣の部屋からは笑い声が聞こえる。するとまた障子が空いた。

「狂ちゃん?」

 そちらに向ける目はまるでスローモーションのように感じた。美しい金髪の髪の上には同じく金に光る輪っかが浮いていた。かつて祖母から聞いた、悪魔の双対にあるゆっくり。それは正しく、

「天……使……様……?」




ゆっくり天使って実際にいたらめちゃくちゃ綺麗な顔立ちしてそう。セラフィム強い。
この後はまあ1週間に1回頑張って投稿したい。1000字ちょいなら行けるっしょ(フラグ)
それではまた。


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少し、頭冷やそうか①

見に来てくれてありがとねー
ちなみに筆者は星4当てると大体天使ですどやあ
低才能九尾ほちい
ゆっくりしていってね!


「天……使……」

 

 金に輝く髪をなびかせ、さらに美しく光る輪はまさしくこの世の世界のものとは思えないほどに魅力的に見えた。思わずぼーっと見とれてしまう。

 だが、

「勇……者……さ……ま……?」

 え?俺?後ろを振り返るが誰もいない。なのにじっとこちらを見てくる。

「……生きでっ……おられたのですがっ!?」

 えちょ、ちょっと待って待って。わー待って跪いたりしないで!だが、俺の思いも虚しく天使様は言葉を続けた。

「あの時、貴方様がいなければ悪魔を止めることは出来ませんでした。あの魔剣で神は死に、私たちの戦力はっ!もう、負けるしか無かっだっ!」

 ご、号泣されても……。知らんし……。てかちょっと待って悪魔?

「貴方様が悪魔を倒してくださったおかげであの人間達との戦いを終わらせられた。あの戦いのおかげで悪魔と対等に戦えるようになりました。本当に、感謝してもしきれません。」

「待って、俺勇者じゃないです!てか待って悪魔って……」

「いえ、その紫の髪が何よりの証拠でございましょう。記憶を失ってしまったのですか?まあ数百年は眠られていましたしね。なら……」

「いやいやいや!俺ちゃんと親から生まれてきてますから!」

 ダメだ。話が通じない。と、急になんか怪しげな術を使いだしている。え、やばそう。

「セラフィムリング!!!」

 壁や障子をすり抜けて巨大な天使の輪っかが現れた。すると、

「あぁぁぁ……」

 めちゃくちゃ気持ちいい!なんだこれ、体が軽い!

「どうでしょうか。セラフィムリングは使用者の周囲にいる生き物に限界を超えた癒しをもたらします。おそらくこれで記憶が戻るはずですが……いかがでしょう。」

 グイッと顔を近づけられると思わず照れてしまう。だけど今後勇者に位置づけられる責任とかを考えると、勝手に口が動いた。

「えー……と、天使様。俺は……勇者ではありません。そこら辺にいるただの戦士です。捕虜から逃げてきた、本当にただのゆっくりなんです」

「え?そんなわけないでしょう。セラフィムリングもう1回発動します。しばらく待っていただくことになりますが、少し時間を置けば……!」

「天使様!」

「天ちゃーん……遊ぼうよー……」

 助かった!赤い猫耳のゆっくり──狂戦士──がいつまでたっても遊んでくれないことに少しいじけている。可愛い。

「ああっ!ごめんねキョウちゃん!勇者様失礼します!」

 急いで狂戦士の方に向かっていく天使に少し寂しい気もしたが、最後まで俺が勇者だと信じていたままだったな。よいしょと布団に戻る。さっきのセラフィムリング?でだいぶ体力回復したからもういい気もするが。

 それよりも、

『悪魔を止めることは出来ませんでしたっ!』『悪魔を倒してくださったおかげであの人間達との戦いを終わらせられた』

 悪魔は、ゆっくりじゃないのか?何故悪魔を倒して人間との戦いを止められたんだ?仲間じゃないのか?

 多くの謎を残しつつ、再び暗い夜を迎えた。




ゆっくりに勇者はいませんねー誰なんでしょう?ちなみにゲームに全く出てこないゆっくりは出ませんよー
人はさすがに出ますけどねー
天使の言う神ももちろんそうです。誰だと思いますかー?
ヒントは京都でーす。それ以上は言わん。
次も見てねー


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少し、頭冷やそうか②

ちょっとリアルが忙しいので字数少ないのは勘弁してくだせえ
ゆっくりしていってね!


 夜更けに目を覚ますと、目の前に天使がいた。金髪の髪は月明かりもないのにまるで輝いているようだ。あまりの美しさに少しぼーっとしてしまう。

「……勇者様。少し」

 無声音で語られる内容はまだ誤解しているようだが、何か、期待してもいいよね?なんてちょっと期待してしまう。ゆっくりだからしょうがないよね!と都合のいい時の言い訳を心の中でつぶやく。

「分かりました。すぐ起きます」

 同じく無声音で返し、急いで立ち上がる。セラフィムリングのおかげか疲れは完全に取れていた。

「こっちへ。縁側なら誰も寝てませんし、多少声を出しても大丈夫です」

 抜き足差し足で音を立てないように進む。足ないけど。言葉の綾と言うやつだ。

 襖をあけ、縁側に出ると、月がないためほとんど何も見えなかった。ぼおっと天使が輝いているように見えるのは気のせいだろうか。

「……それで、天使様。お話とはどのような──」

「その前に、ひとつ聞きたいことがあります」

 めっちゃ被せるやん……と内心引きつつそちらに顔を向ける。さすがに突っ込むほどの余裕はない。

「先程、貴方様から悪魔の気を感じました。さすがに有り得ないと思われますが、まさか、悪魔に接触したのですか?」

「……悪魔?」

 名前を聞いた途端恐怖がありありと思い浮かんだ。少し体が震えている。トラウマになっているかもしれない。セラフィムリングは精神までは回復してくれないようだ。

「勇者様?」

「ああ、会いましたよ。普通のゆっくりだと思っていたのに、そのまま殺されるだけだと思っていたのに、急に、……あの変な剣を──」

 顔を上げて天使を見ると、暗い中でもはっきりと分かるほど顔を引き攣らせていた。その顔にまた驚く。

「……魔剣リアルゴ……。悪魔が、まさか……?」

 目を見開き、何かを考えている様子の天使に、俺は何も出来ず少しだけ後ずさりしていた。その表情はどんどん険しくなっていく。

「なぜ……悪魔は人間と九尾に封印されたはずなのに……それが……」

 バッと天使が顔を上げた。その真剣な眼差しに、体が硬直する。

「勇者様。あの時……いえ、記憶を無くしていらっしゃるんでしたね。なら……」

「いえ、だから俺は──」

 全く聞いていない。完全に自分の世界に入っている。

「では、勇者様。とりあえず今までについてお話させて頂きましょう。約束。守っていただきますよ」

 なんだよ……約束って……

 他人の約束を押し付けられ不満だが、そんなことはお構い無しに天使の話が始まった。




はい、早速過去パート、というかゆく育界の歴史いっちゃいます。
割とここの設定細かいから褒めてww
またねー


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結合せよ 反発せよ 地に満ち己の無力を知れ①

やっと過去パートですよ。もうね、めっちゃ歴史だから!頑張って作ったから!ね?(笑)
まあ生暖かい、いや冷たくてもいいから最後まで読んでくだせえよ。
ゆっくりしていってね!


「ゆっくりと人、ふたつの種族の争いの歴史は今から、そう、1000年以上前に遡ります」

 天使がそう切り出すと、なにか映像のようなものが頭の中を流れてきた。天使の力なんだろうか。

「その時代については全く分かっていませんが、謎の技術や魔法によって作られた古代のオーパーツと呼べるゆくせさりが発掘されました」

 いくつかの本や刀、立方体の何かがまた頭の中に浮かんだ。その中で3冊の本が一際存在感を発している。

「これが、その中でも重要な3冊です。ネクロノミコン、エイボンの書、セラエノ断章。これらは間違いなく1000年以上前に書かれた本で、正確な内容は分からないものの、1000年前を知る重要な手がかりとして、およそ300年前に研究が進められていました」

 ぱっと映像が変わった。見たことも無いゆっくりと天使が川辺を歩いている。

「彼はユカミノタマ。神に最も近づき、そして、……。」

 天使の口が止まった。それと共に映像が止まる。その時、俺はなにかの恐怖を覚えた。これは。

「すいません……、私の思考が入ってしまったようです」

 啜り泣く声とともに天使が謝ってきた。だが、暗闇のせいで良く見えない。

「大丈夫ですよ。キツかったなら話は明日に──」

「いえ、今日話してしまいます。すいません」

 つくづくゆっくりの話を遮る天使だなーと変なことを考えつつ映像に集中を向ける。

「すいませんでした。この後、人間が突如ゆっくりに対し宣戦布告を行い、瞬く間にゆっくり達の3分の1が殺されました」

 映像は草原に入れ替わる。だが、そこには血と餡子で汚され緑が全く見えない。しかし、その中心で一体のゆっくりが項垂れている。それが見えた途端、思わず口が開いた。

「悪魔……」

「そう、悪魔はゆっくりを裏切り人間側に着きました。悪魔はゆっくりの中でも圧倒的な力を有しており、人の技術力も合わさって、まさに無敵の存在でした」

 また映像が切り替わる。黒く禍々しい弾幕のようなものを次々と飛ばし、近づくものを完全に排除している。ゆっくりだけでなく、人も近づけさせないようだった。

「そこで、ユカノミタマが神々のゆっくりに危機を訴え、その中でも強大な力を持つスサノーというゆっくりが地に舞い降りました。さらに剣豪や風神、雷神などの強豪と呼ばれたゆっくりも数多く参戦し、そこで貴方様が現れたのです」

 映像がある一体のゆっくりを映し出し、その瞬間、俺の体に衝撃が走った。紫に光る髪は剣士にも見えるが、少しだけ違う。これは正しく、

「俺だ……」

 思わず出てしまった声を天使は聞き取ってしまったようだったが、俺にとってはそれどころではない。

「……なんで?俺が生まれたのは17年前で、親は居なかったけどおばあちゃんがいて……」

 しかし、急に頭の中の映像が肥大化する。天使を見ると、少し疲れているようだ。

「すいません……あまり時間が空くと思い出してしまって……」

「……ああ、すいません、どうぞ」

「申し訳ないです……。そうして、だんだん奪われたゆっくりの土地も取り返していき、勝てると思いました。しかし、その矢先、」

 そこで天使はもったいぶるかのように息を吸った。しかし、その時間は俺にとって必要だったかもしれない。

「悪魔が、最終兵器を使用しました」

 映像が流れる。それは、俺が見たものとは次元が全く違った。まるでひとつの星程の巨大さが宙に浮いている。

「これが魔剣リアルゴ。悪魔の持つ、最強で最悪の兵器です」




うーん、まあまた直すってことで(笑)
魔剣リアルゴ、名前めっちゃかっこいいっすよね!(厨二病)
今はロアー悪魔に隠れちゃってますけどもっと強くなって欲しい今日この頃。
あ、次も見てねー!


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結合せよ 反発せよ 地に満ち己の無力を知れ②

ちょっと今日は眠かったんでテキト( ‘д‘⊂=͟͟͞͞☆))
すいません遊んでましたっ!申し訳ねえ!
もうね、グダグダですよ。どっかで直そ
ゆっくりしていってね!


「これが魔剣リアルゴ。悪魔の持つ、最強で最悪の兵器です」

 あまりにも巨大なそれは、隕石と読んだ方がしっくりくる。その迫力に俺は言葉を失った。

「不利になった人間勢に悪魔がキレ、双方を消し飛ばす気で悪魔はそれを発動しました。当然、これほどの大きさでは人間側の兵器はまるで聞かず、ゆっくり側にも手はありませんでした」

 雲をぬけ、ゆっくりとその赤黒い姿を現した。まるで血を流しているようなその姿はこの世のものとは思えない。

「しかし、スサノーが悪魔との直接対決に持ち込むことに成功し、リアルゴは一時その動きを止めます。もちろんこれが落ちてきた時点で地球の生物は完全に絶滅してしまうので、逃げ場はありません。そこでユカミノタマを筆頭に多くの有力なゆっくりが神となり、そのリアルゴを止めるという一か八かの手に出ました」

 そこで映像が少しぶれた。天使が少し息切れをしている。

「申し訳……ありません……。今日はもう無理そうです……」

「大丈夫です!時間はありますし、そんな急に話さなくても」

「いえ、悪魔が復活したということはまた何か起こるはずです。ならば、出来るだけ早く……」

 そこで天使の言葉が途切れた。

「天使様!」と慌てて駆け寄ると、天使は小さな寝息をたてている。映像の受信はその精神状態も少しだけ伝わって来るようで、それを見てさすがに驚いた。

 恐怖屈辱絶望後悔。ありとあらゆるネガティブな感情が感情の中心に渦巻いている。おそらく俺に伝わってきてるのはほんのわずかだろうに、ここまで伝わってくるということは本当にとんでもないことだったのだろう。

 実際、映像としてみた魔剣リアルゴは見た瞬間恐怖をかなり強く感じた。前に見たものとは全く違うものとして認識したからかもしれないが、トラウマは起きない。でも、もしこんなものを実際に見たらどれだけの傷を負うのか。俺には全く想像出来なかった。

 

 

「グヘッ!」

 目を覚ますと、狂ちゃんと呼ばれていたオレンジの髪に猫耳のゆっくりが目の前に立っていた。どうやら俺はドロップキックを食らったらしい。いてて……とつぶやくとえへ〜と満面の笑みでこちらを見やがった。可愛い。

「おはよっ!朝ごはん出来てるって!」

 たたたっと台所の方に走っていく狂ちゃんを見送り、ゆっくりと布団から這い出た。あの後天使を担いで寝室に戻り、何とかバレないように天使のベットに送り届け、それから寝たので、布団に入った時にはもう3時になっていた。だから今めちゃくちゃ眠い。

 よっこらしょ、と立ち、狂ちゃんを追って台所に行く。

 ──とりあえず昨日の事はまだ考えなくて言いたろう。また今度、天使に聞こう。

 その時聞きに行こうとしなかった自分を、未来の俺は恨むことになる。




内容薄っww
もうね、もう本当に申し訳ございませんでした(迫真)
何とか着いてきてくれると嬉しい……(´・ω・`)
5月7日追記
申し訳ないです。ちょっと忙しくて今週出せない…
来週は出すので、少し待っていただけると嬉しいです!
ゆっくり待っててn⊂( ・∀・)彡ガッ☆`Д゚)


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その程度でわしに挑むとは、片腹痛いわ

出やがります。ゆっくり史上最も嫌われたキャラと言っても過言ではないアイツです。
きさま──
いったい何体の狂戦士ちゃんをその妖術で倒しやがった……
投稿遅れてすいません!
ゆっくりしていってね!


「よかった、回復してるみたいね」

 

 あの人間の女はリナというらしい。お姉ちゃんだったり姉御だったり、それかリナちゃんだったり、色んな呼び方をされている。なんて呼べばいいか分からないのでとりあえずリナさんと呼ぶことにした。

 

「よし、じゃあ君も色々手伝ってもらおっかな!」

 

 すくっと立ち上がり、リナさんは手招きした。ついて行くと細い廊下みたいなところに入っていく。

 

「うちもねーそこまで裕福じゃないからみんなをタダで食べされられないんだ」

 

 進むにつれあんこの匂いが濃くなってきた。これは、まさか。

 

「ようこそ、あん工場へ!」

 

 ハートが着きそうな感じで意味ありげなセリフを言い、突き当たりの戸をガラガラと音を立てて開けた。

 お、おう……というのが素直な感想である。数十匹ものゆっくり達がめちゃくちゃ汗を流しながらでっかいあんこの鍋をかき混ぜていた。みんなふやけていてさすがにうわあ……となる。

 

「あんこ、工場、あんこ、工場」

 

 ネタをわかって欲しかったのかずっと言い続けるリナさんを無視して戸の中に1歩踏み入れた。その瞬間、湿気で体がふにゃっとする。

あ、なるほど。やべ。

 

「あ大丈夫大丈夫ー、すぐ慣れるからー」

 

 若干棒読みなのに不安を感じて振り返ると無視された。くそう。

 

「当番制で働いてるからね。今ウチゆっくりがーえーと……多分102匹かな?いるから、10匹ずつで班組んでんだ。で、君はA班!11匹目!ガンバ!」

 

 Goodポーズをしてなんかグイグイ来た。その後軽く説明を受ける。

 

 AからI班の9組あり、そのうち3組が入れ替わりで働いてるそうだ。病気だったり、まだ子供のゆっくりは除いて計91匹。一日に300個以上必要で、しかもこの先に備えて一日500個作っているという。

「詳しいことはA班のゆっくりに聞いてねー」とレノさんは無責任に言って台所に行ってしまった。

 

 誰がA班なのかも教えて貰えなかったのでフラフラとA班のゆっくりを探してみる。

 

「あのーA班のゆっくりー、いませんかー」

 

 誰も答えない。うわぁ、最悪。

 と思ったら、

 

「あー君ですかー!A班こっちですよー!」

 

とめちゃくちゃでかい声で廊下から呼ばれた。すぐに行き、そのゆっくりを見上げる。

 

 見上げる……?

 

「あーあたし、天狗なんで。上にいないと気が済まないんすよー、まーね、飛べない誰かさんとは違うんで」

 

 ヒハハなんて悪役みたいな笑い方をする。うん。嫌いだ。

 

「おっと失礼。自分も嫌になっちゃうんですけどねー、まあ他の生き物より上にいたくなっちゃうんですよ。天狗だからww」

 

「wwって……」

 

 まずい。この記号小説でありなのか。

 メタいことを考えつつ、天狗に従って廊下をまた歩いていった。殴ってやろうかと思った。




天狗許すまじ
早く許してください何でもしますからーを書きたい
でもまだまだ先なんすよねクソッタレ
先に何かしら貶めてやろうかな
来週テストど真ん中なんで多分投稿出来ません
再来週お会いしましょう


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働きたくないでござる!絶対に働きたくないでござる!

本っ当に遅れて申し訳ない!!!!!
再来週に会いましょうとか言っておいて3週間も開けちゃって……1000字程度なんだから頑張れば1時間ちょいで書けるのに……
ま、まあしょうがないね!ゆっくりだもの!⊂( ・∀・)彡ガッ☆`Д゚)
ゆ、ゆっくりしていってね……


「よっわ‪w‪w、力無さすぎんじゃないですか?‪w‪w」

 

「ざけんな! 俺だってやってやらあ!」

 

 思い切り力を込めてそれを振り下ろすと、「おわあ!」と天狗は手を引っ込めた。

 

「危ないじゃないですかぁ!」

 

「くそっ当たらなかったか……」

 

「ひいい! 恐ろしい子!」

 

 ちょっとだけスカッとしたが、それでも目の前でずっとニマニマ笑われて居るのは本当にムカつく。そして俺はまたそれを振り下ろした。

 

 ぺたん

 

「あーほらまだ弱くなってますよォ?そんなんじゃ美味しい餅は出来ませんよォ」

 

「うっせえこんにゃろ! だったらお前がやれ!」

 

 所属したA班の今週の当番は餅つきだった。もちろん饅頭とは何も関係がないが、来週新年ということで臨時当番ということらしい。

 

「ひっくり返す方が難しいんですよーいいんですかー? もしかしたら、手ぇ打っちゃうかも!ウヒヒ!」

 

「ウヒヒ! じゃねえよ……」

 

 相変わらずイライラする。なんなんだこいつ。

 

「さってと。やーっと出来上がりましたねー、全く。どんだけ力弱いんすか。俺ら最後っすよ?」

 

「うるせえ!」

 

 本当はここにもう1人いるらしいのだが、今日は別の用事で休んでいるらしい。もう1匹天狗みたいなのが来ないことを祈るけど。

 

「お昼できたよー!」とちょうどいいタイミングでリナさんの声が聞こえてきた。

 

 せっせと作られた饅頭がお盆で運ばれてくると、30個程はあったであろう饅頭がいっせいになくなった。怖っ。

 3つ取って作業中に見つけていたあった隙間に体を入れて座る。

  口に入れると、あっさりした、少しだけある塩味がいい味を出しているのを感じる。めちゃくちゃ美味しい!

 

「美味しいでしょ」

 

 振り返ると、そこにはリナさんが居た。

 

「あれねー、うちのおばあちゃんの味なんだ。まだまだ実力不足だけど」

 

 てへっと舌を出して遠慮がちに笑う。

 

「いやーでもすごい美味しいです。俺のばあちゃんはもうあっまいのが好きだったんで、正直ちょっと飽きてて……」

 

「あはは、そうなんだ、実は私のお母さんもそうでね、──」

 

 話が弾み、気づいたら休憩時間が終わっていた。その後もひたすら餅つきしつつ、天狗の悪態を受けつつ、といった感じで、ようやく一日が終わった頃にはヘトヘトになっていた。

 意外と働くのも悪くないかもしれない。

 

 

「──そうですか」

 

 襖を閉める。今日は天使は起きなかったそうだ。数百年生きている(そのうち何十年か眠りにつく期間があるらしい)天使は、さすがにほかのゆっくりと同じ生活を続けると健康状態に影響があるようだ。

  少し、申し訳ないことをしたのかもしれない。そう思った時、

 

 屋根が、吹き飛んだ。

 

 あの、ルビーのような、紅い目。

 

「あっ……悪……魔……」

 

「見つけたぞ。天使。──死ね」




悪魔襲来!
つーわけでタイトルちょっと悩んだけどね。
まあ来週も頑張って出しますよ。うん。
ちなみに自分はあっまい饅頭がもちょっとしょっぱい饅頭もどっちも好きです。
てーか小説で‪wって使っていいんだろうか。まあいいか。
次もー、お楽しみにー、待っててー、ねー?(´・ω・`)


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私の戦闘力は53です

遂に悪魔VS天使軍ですよ!
あんまり戦闘描写書きなれてないので下手くそなのは許してね
ちなみに必殺技2個使ってたりしますけど、これも後々話すつもりやでえ!
てなわけでゆっくりして言ってね!


「見つけたぞ。天使。死ね」

 

 やばい。体の震えが止まらない。

 剣を取りに行かなければ──

 動け!俺!

 だが、そうこうしている間に腰が抜けてしまった。

 やはり俺は相当なトラウマを──

 

「キョウちゃん!」

 

 キンッ!という金属のような音が響いた時、キョウちゃん──狂戦士が巨大な剣を悪魔にぶつけていた。

 

「待って!ダメ……」

 

 天使が止めようと叫んでいるが、全く聞いていない。先程までのあの可愛いキョウちゃんとはまるで別人のようだ。

 

 弾かれた狂戦士は俺の少し後方で壁を蹴り、そして再び悪魔にぶつかっていく。

 

「バーサーカー……」

 

 正しく狂戦士(バーサーカー)だ。彼女は完全に我を失っているにもかかわらず笑みを零し、目を悪魔に負けじと光らせている。

 

「雑魚が……」

 

 悪魔が黒い弾幕を乱射するも、狂戦士は剣で斬り裂いた。その瞬間爆発するが、狂戦士は全て剣で薙ぎ払ってしまう。だが

 

「リアルゴ」

 

 一瞬、悪魔が動いたかと思うと──狂戦士が真っ二つにされていた。突っ込んできた勢いのままその死体が転がる。

 

「あ゛あ゛あ゛キョウちゃん!せっ、セラフィムリング!」

 

 上空に天使の輪が出現すると、狂戦士の体が元に戻る。狂戦士はまたその剣を握りしめて悪魔へと足を進めた。

 

 どんな傷でも治し、どんな病気でも復活させる。たとえ死んでいても。それがセラフィムリングだ。

 

『悪魔は個。天使は軍。──は従。この三体のゆっくりはの、人間を遥かに超える力を持っている。だが、今は皆封じられているんじゃ。いつか彼らが蘇った時、人間を滅ぼしてくれると、わしはそう信じておる』

 

 ばあちゃんの言葉が蘇った。ばあちゃんホントはそんなんじゃなかったよ。悪魔はやっぱり敵だった。

 

「くっそ天使の加護!」

 

 天使が叫ぶと上空から光が降ってきて狂戦士と何匹かのゆっくりたちを包んだ。その瞬間、莫大なエネルギーが彼らに与えられたのがこちらからも分かる。それどころか直接光に当たっていない俺らさえなんだか暖かいものが感じられた。

 

「小癪な……!」

 

 再び悪魔は禍々しい黒い玉を辺り一面に発射する。だが何匹かの騎士が全て受け止め、

 

「ウ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛」

 

雄叫びのような声を上げて狂戦士が突っ込む。そして

 

「ヘビー、スラァッシュ!」

 

 振り下ろされた巨大な剣は悪魔が()()()()()()()()を完全に捉えた。

 

 

──────。

 

「遅い」

 

 真上に、紅黒い剣が浮かんでいる。

 

 恐怖屈辱絶望後悔

 

──死

 

 

「魔剣、リアルゴ」

 

 死に……たく……ない!




悪魔ちゃん強スギィ!
蒼悪魔は今んとこ出すつもりは無いんですけど、やっぱ何とか入れたいですねー、好きなんすよ。
さて、来週も気長にお待ちくださいな


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