アークナイツRPG トロフィー「救済の手を」取得RTA (星ねこ)
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キャラ設定とかifストーリーとかメタ話とか
キャラ設定のような何か その1


初めてまともにキャラ設定を書いたので初投稿です。
今回はシクスちゃんを書く予定でしたが……第一資料を書き始めたらアホみたいに長くなったので、今回はナシで。


【プロファイル】

 

 

【基礎情報】

 

 

【コードネーム】ソルス

 

【性別】女

 

【戦闘経験】5年

 

【出身地】非公開

 

【誕生日】6月13日

 

【種族】非公開

 

【身長】168cm

 

 

 

【鉱石病感染状況】

体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。

 

 

【能力測定】

 

 

【物理強度】優秀

 

【戦場機動】卓越

 

【生理的耐性】欠落

 

【戦術立案】優秀

 

【戦闘技術】□□

 

【アーツ適正】普通

 

 

 

【個人経歴】

 

 

ライン生命の元研究者。現在はロドスにて治療を受けながら、前衛オペレーターとして任務を行っている。

 

 

 

【健康診断】

 

 

造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から鉱石病感染者と判定。

 

 

 

【源石融合率】ERROR

 

右足関節下部、両腕関節上部に鉱石病巣あり。

 

 

【血液中源石密度】ERROR

 

何度やってもこうなるんだ、本当かどうか知りたいならケルシー先生に言ってくれよ!―――ガヴィル

 

 

 

【第一資料】

 

 

彼女が戦闘時に見せる【目】は人のようには思えないような【目】をしている。

本人は、そうなっていることに全く気付いていないらしいが、はてさて。

 

「目について?知らないね、気付いたら勝手になってるんだもの。どうにか変えられないのかって?ん……無理だね、自然現象を無理くり変えてしまったら、何処かで悪影響が出てしまうかもしれないでしょう?」

 

本項は本人の証言を記録。

 

 

 

【第二資料】

 

 

その【目】に引き摺られるように、彼女のアーツも一般的なアーツとは少々異なっている。

 

彼女のアーツは、【目】をレーダーのように使い、相手の居場所を探り出すというもののようだ。

これに関して制限はないらしく、微生物のものから、空に浮かぶ星々までも居場所を把握できるらしい。

 

 

無論、際限なくそんなことをすれば何かしらの副作用が出て、本人に反応があるに違いないが。

 

 

「【星々】を見た事はある?よく見るとね、あの光一つ一つに生命が宿ってるんだよ。生命が生まれて、膨張して、弾けて、消えて、また生まれる。【星】ってのは、そうやって見えるんだよ。上を見上げて見て、ほら。あなたの真上にもあるよ?」

 

 

こいつは何を言っているんだ?精神的にやられてるのかもしれない。それに、上を向いても【星】なんて、見えないが。

こいつは何者だ?――――医療オペレーター

 

 

 

【第二資料】

 

彼女がライン生命の研究者を辞めて、前衛オペレーターに成り代わったのにはそれなりの訳がある。

現在、ロドスにて開示されているのは、「守りたいものを守るために、私は剣を手に取った。」

という彼女自身の言葉のみだった。

 

 

「それで十分じゃない?え?足りないって?……うーん、そっか……でもね、人の考えってそんなもんじゃない?それとも、人じゃなければそれでいいのかな?」

 

 

 

【第三資料】

 

 

「ソルスさんか……なぁ旦那、あの人に無理はさせないでくださいよ。あの人、ただでさえ背負い込む人なんでな。……たまには魚団子でも奢りに行くか。旦那もどうですかい?」―――――ジェイ

 

 

 

「?ライ……いや、ソルスについてか?まぁ、アイツとは前に飲んだ事があるぐらいだよ。狭い部屋の中に入れられて、朝まで飲んだな。しかし、意外と酒に強かったな。ホシグマと同じレベルじゃないのか……?」―――――チェン

 

 

 

「彼女の事なんて、知る必要は無い。彼女は自ら話そうともしないし、何も言いたがらないだろうから。言えることがあるとしたら……私は彼女を許さない。許す気なんて元から無いけど、あの時の代償はきっちり払ってもらうつもりだよ。」――――サイレンス

 

 

 

【第四資料】

 

 

 

 

 

 

 

 

【権限記録】

 

 

彼女のアーツは【目】を使ったレーダー機能なんてものでは無い。

彼女は、この世に存在するものを創造できるアーツの持ち主だ。

 

それでこそ、【石棺】や【鉱石病を治す薬】なども制作出来るかもしれない。もしそれをしてしまったら、彼女に降り注ぐ天災は逃れられないだろう。

 

 

彼女はその【目】で何を見たのだろうか?

 

 

本項は、ドクターのみ閲覧可とする。

 

 

 

【昇進資料】

 

 

「私は長く生きすぎたんだ。多く知りすぎてしまった。私は本来、いてはならない存在なんだよ。もし私が、あなた達の目の前から消え去ったら……いや、違うな……えっと、そうだね、あなた達が暇になって、探すだけの時間があって、それで私が消えたら、その時は――――」

 

 

 

「私を、殺して欲しい。」

 

 

 

 

【あやつはああ言った。あれに対してどうするかはお前が決めろ、ロドスのドクターよ。】――――???

 

 

 

――――――――

 

 

 

【おまけ】走者のソルスちゃん使用時の反応(誰得)

こんな事があったので、本走では【作成】を使うのを諦めました。

 

 

「よーし脱出するかぁ!んじゃま、デェナマイトで壁ぶっ壊して脱出じゃあ!ってやべ、サリアネキ達に見つかっちゃったねぇ?ま、確定イベですし警備兵数体程度な……ら……

 

 

サリア相手でもキツイのに重装兵10体とかどう突破すればいいんですかねぇ!?よし!取り敢えず【作成】から…………(長考)深淵にもう飲まれてるからいけるだろ!よし、アーツ伝導が大きい【トライデント】を作成、これで―――

 

オォン!?まるで操作が効かないね!?何が起きたんだこれ……あ、硬質化かぁ!(遅すぎる思考)やだやめて叩かないで叩かないでよ!(必死)

 

 

 

 

あーっ!お客様ー!硬質化で固めてアーツで殴るのはおやめ下さい!素質が間に合わない!あーっお客様!あーーっ!!!(死)

 

 

 

 

……やってられないんd(発狂)(見苦しかったのでカット)

 

 

 

 

 

……【作成】はライン生命で使っちゃダメですね……」

 

 

こうして、本走に使った【剣製】チャートで行くことを決めたのでした……

 

 

――――――――――

 

【この子で使えそうなチャート】

 

 

アッサシーンチャートや、開幕ロドスからチャートがお勧めです。【作成】なので拠点防衛戦とかでも使えそうですね。

 

 

色んな兵器とか作れるのでね、防衛戦の時の武器には困らないはずです。

多分頼めば大砲やら、攻城兵器位までなら作ってくれます。便利だな?

 

後は前衛という事なので近距離戦が得意……のように思えますが、カテゴリはみんな大好き遠距離前衛なので気を付けよう!(例のアレ)

 

 

自らは攻めに行かないキャラなので、突っ込むと死にかけるから、皆はしないようにしようね!(3敗)

 

 

 

 




自由に使ってあげてください。この子のテラでの生き方は次のニキネキが決める番だ!(丸投げ)
RTAこの子で走って下さっても……いいので……RTA走者増えて(強欲)


【剣製】の元、【作成】アーツで走ってた時の子です。ライトちゃん改めコードネーム、ソルスちゃん。

走者は扱いが難しすぎてやめましたが、兄貴達なら……いけるでしょう。私には無理だ(諦め)


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キャラ設定のような何か その2

RTAをすると言ったな、あれは嘘だ。
監獄イベが始まって、ウッキウキでガチャ引いたらデストレッツァさんが出てきてしまったので初投稿です。特化3にはしました(隙自語)

という事で、久々のキャラ設定です。(シクスちゃんのキャラ設定は)ないです。
シクスちゃんのは少し先になるのでお待ちを……お待ちを……


【基礎情報】

 

 

【コードネーム】クアルト

 

【性別】男

 

【戦闘経験】2年

 

【出身地】非公開

 

【誕生日】記憶していない

 

【種族】非公開

 

【身長】166cm

 

【鉱石病感染状況】

体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。

 

 

【能力測定】

 

 

【物理強度】優秀

 

【戦場機動】普通

 

【生理的耐性】□□

 

【戦術立案】□□

 

【戦闘技術】欠落

 

【アーツ適正】卓越

 

 

【個人経歴】

 

ウルサス人の鉱石病専門医師。ヴィクトリアの大学で学んだ知識を元に鉱石病治療の研究を続けていた時、ライン生命にスカウトされ加入。その後、ライン生命を抜けロドスに。

現在はロドスにて、鉱石病治療を受ける代わりに、医療班への教育指導や研究補助などを行っている。

 

 

【健康診断】

 

造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から鉱石病感染者と判定。

 

 

【源石融合率】???

 

左腕関節下部、右足関節上部、右腹部下部に鉱石病巣あり。

 

【血液中源石密度】???

 

本項は医療班の判断の結果、非表示にしておくことにした。

 

 

 

【第一資料】

 

彼はアーツユニットによる治療を行わず、自らのアーツで味方を癒す。アーツユニットを通さずに。

 

彼は鉱石病専門でヴィクトリアの大学首席

だと自ら発言していた。だというのに、なぜこのような事をしているのだろうか?自らの命を削ってると知っている筈なのに、何故なのだろうか。

 

 

 

【第二資料】

 

彼の治療に対する関心や意欲は、妙な場所に喰いつく。相手が持っている症状になどは興味を示さず、その相手が暮らしていた環境、状態、交友関係など、一般人から見たら医療に到底必要とは思えないものを欲する。

 

 

「症状なんかはどんな人でも見れる。過程は関係ない。大切なことは、【何があったか】だ。その人の人生、その人の考えはそこでしか見ることの出来ない。それこそ、美しいものと俺は感じてしまったからな。」

 

 

【第三資料】

 

彼の友好関係というのは非常に複雑なものだ。

元レユニオン幹部のオペレーター、Wやフロストノヴァ、また龍門のウェイやフミヅキ、【展望塔33号】事件のオペレーター達、レインボーチームとも深い関わりを持っている。

 

どのようにして彼がこのような人物達と知り合ったかは、不明だ。

 

 

 

【第四資料】

 

「なぁ、アンタはこの言葉を知ってるか?どっかの本に書いてあってな、まぁどんな本かは忘れたが、【起きよ、光を放て】って言う言葉さ。

聞いた事は?あぁ、まぁないか。いやぁ、どの本だったか……

 

ん?なぜこの言葉を探しているかって?

そうだな、強いて言えば、この道を進む後輩のためにかな。光を知らぬ人間が光を唱えるとか、アイツに滑稽だなって言われそうだけどな。」

 

 

 

 

【昇進資料】

 

 

 

 

 

 

【権限記録】

 

 

・彼に暗殺依頼をしないでください。彼は研究者です。

 

 

・彼に聴力を使わせるような依頼をしないでください。

 

 

・彼に研究材料として【規制済み】を渡さないでください。

 

 

・彼に【削除されました】について聞くのはやめてください。

 

 

 

・彼に縺薙l莉・荳贋ココ谿コ縺励r縺輔○縺ェ縺?〒縺上□縺輔>縲ゅ♀鬘倥>縺励∪縺吶?

 

 

 

 

 

【これを見てる者よ、こやつについて知る必要は無い。知らなくてもいいこと、なんてのはよくあるだろう?

こやつについて言える事は、自らを「殺して」、化け物になることを望んだ、誰一人さえ救う事の出来ない亡霊の一つだ。それ以上でもそれ以下でもない、哀れな男だよ。】

 

 

 

 

【おまけ】走者の使用時の反応

 

 

 

「よっし、無事にここまで着いたな?まぁ医療オペ(笑)な戦い方してたからなぁ。さすが【深き者】、ツヨォイ!ライン生命でもガバは無かったし、今回は楽勝だな?」

 

 

「さぁ、タルラ戦ですねぇ!まぁサクッと終わらせるために【深き者】さんに力を借りましょ。力欲しい……欲しくない?ねぇクアルト君?お願いして?(上目遣い)

……ヨシ!力貸してくれって言ってますね、いいゾ〜これ。勝ったな、風呂食ってくる。」

 

 

「…………ちょっと待って!?【深き者】さん!?不味いですよ!?あかんこれじゃあ全員発狂するぅ!1d100のSAN値チェックさせようとしないで!サリア姉貴だって発狂したやつ振り回さないで!?

 

ちょ、やめてください本当に!クアルト君を肥大化させた肉塊にするのはやめてください!クアルト君もまぁいいかみたいな反応すな!!君のアーツ聴力関係だから肥大化しても使えるけども!」

 

 

「あーーーーっ!お客様!あーーっ困りますお客様困ります!やめろぉ(建前)やめろぉ(本音)!あーーーっ!チャートが、チャートが壊れるぅ!あーーーっお客様っ!あーーっ!!!」

 

 

 

(数分後)

 

 

 

「……黒蛇は殺せましたが……クアルト君これ元に戻れるの?あ、戻れるの。あ、そう…………ドクターは失語症、CEOと教官は発狂ですっげぇ早口で呟いてますね、二アールとAceさんは大丈夫……モブっ子の医療オペちゃんも発狂して……自殺癖を発症してますね……ダメだなこれ、再走しましょ。この後の展開は……予想つくけど、録画切って見ますか……」

 

 

 

 

 

【このキャラの使えるところ】

 

 

医療オペ()なので治療ならだいたい何でも出来ます。蘇生までは無理だけど死にかけから治す事は出来ますね。なんだコイツ(ドン引き)医療オペチャートも出来なくはないな?

 

後は、聴力関係のアーツなので敵の位置を探るソナーとか、敵の無線を探ってそこから位置を把握するとか出来ますね。これ使うのは明らかに上級者向けですが……

 

他にも、みんな大好き【深き者】が入っているので乱戦も出来なくは……ないです。ただ周りに与えるSAN値チェックがデカすぎて、試走だとどっかの看守Bさんも発狂するレベルなので極力戦闘は控えた方がいいですね。

 




【起きよ、光を放て】は聖書に書いてある奴ですね。持ってるニキネキがどれ程いるかは知りませんが、持ってたら探してみてください。

次回は……流石にRTAしていきます。やっと物語進むな?


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【災を呼ぶ者】



1人は、全てを見た。


1人は、表を見た。


1人は、過去を見た。




 

 

 

 

 

それを【知って】しまったのは、いつだっただろうか。

 

 

いつから、こんな事をしようとしてたのだったか。

 

まぁ、それはもういい。

 

 

 

【緊急天災防御システム起動中、防護壁を作動しています。中にいる研究者たちは今すぐ避難してください。】

 

 

 

ここにいる研究者は――――殺す。この場所は、全て消し飛ばす。それだけだ。

 

 

「行くよ、【深き者】。」

 

 

【あぁ、任せろ。全てのツケを払わせてやる。】

 

 

 

 

 

――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

初めて彼女を見たのは、あの大バカが連れてきた時だったと思う。

 

 

身体検査して、彼女の症状がどんなものかを本人に話していたと思う。普通だったらそんな事を話すはずだ。監視カメラから見ていただけだから、何を言っていたかは分からない。

 

 

あのバカが話している内容は知らないが、彼女の表情が固まったような、そんな気がした。

 

 

 

その後、私は監視カメラから離れてその日見に行くことは無かった。

 

後日、興味本位で監視カメラの続きを見返した。

 

 

 

よく見ると、彼女はあのバカから言われたことに震えているような、そんな感じでいた。

 

 

次の瞬間、大バカの身体がフッと消える。

 

 

何が起こったのか、よく分からない。思わずカメラの映像を止めてしまった。何故急に消えたんだろう。もう一度、映像を見返す。

 

 

 

あのバカが行った身体検査が終わったあとに、彼女がイフリータと同じ部屋にやってきた。

 

 

元気よく、彼女は「よろしくね!」と言ってきてくれた。イフリータより数個年が離れていそうな、サルカズの黒髪の少女。

赤目と1つの角が目立つ彼女の名前は、【シクス】というらしい。

 

 

イフリータと仲良くしてくれそうだった。あの時の彼女の素振りは、全く見せなかった。

 

 

 

 

 

 

それから、1ヶ月が過ぎた。

 

シクスも治療を受け、イフリータとも友好な交友関係を築いていた。

 

 

声をかけると、嬉しそうにこちらを向き無邪気に笑う。

 

 

少し、心が痛む。彼女は、この小さな部屋に閉じ込められてばかりであったからだ。

 

 

外に出して、思いっきり遊んで欲しいと思ってしまう。この思いは勝手なものだろうが、それでもやはりそう願ってしまう。

 

あぁ、どうか。

 

 

 

どうか、彼女達が、このまま平和で生きていられますように。

 

 

 

 

 

 

 

――――

 

 

 

 

 

 

この場所の、真実を知ったのは随分昔からだった。私の【本体】があの暗く核に近い場所に幽閉されてから、【本体】の一部を持ち出した人間によりこの場所に来た。

 

 

この場所はどうやら私に適合する人間を探していたらしい。

 

良い事だ、それをしていれば私が人の世に簡単に出る事が出来る。適合者を乗っ取って人の世に出歩ける。

 

 

未だに【海】で引きこもっている奴らより先に行動を成せる。

偉大なる古き先祖の悲願を、達成出来る。

 

 

 

そう、思っていた。

 

 

 

彼らは何を為した?私を持ち出した人間は、愚かにも私を【道具】として扱いそれを人に埋め込み、あまつさえ鉱石病とやらの進行を止めるという、反吐が出そうな事を思いついた。

 

 

私の【本体】さえあれば、すぐにこの者たちの鏖殺を始めようとしていた。

 

だがそれも叶わない。はてさて、どうしたものか。

 

 

実際、この者たちが同じことをしようとするならば、【海】の奴らも黙ってはいない。

この場所はどうやら様々ある研究所の中でも支部のようだ。他の場所にも似たようなのがあるはず。何とか【海】に知らせ、これらを破壊する手段があれば―――――

 

 

 

 

 

などと思考している最中。私の【本体】が、また人間に移植された。

 

幸運な事に、その者は適合者だった。私がこの場所に来てから初めての適合者だ。

 

 

私はその者に協力を求めた。その者はすんなりと承諾した。どうやらその者にも時間が無いらしい。【シクス】と名乗った適合者は、私が適合者の中にいる代わりに力を貸してくれと言ってきた。

 

 

本来なら人風情が烏滸がましい、内臓から滅ぼしてやると、考えるところだったのだが。

 

 

 

何故か、彼女がただの人間に思えなかった。いや、人ではない。人というより、こう、【無機物】によってこの生命体。適合者が作られたような。

 

何かの意思だけを持って生きている、運命に全てを縛られた存在。そう見えた。

 

 

結局、彼女に力を貸すことにし共に過ごすようにした。この者を放っておけば、世界も堕ちかねない。

 

 

 

 

色。

 

 

その、暗闇のように深く紅い目の色。

 

あの時のような、鮮やかな黒色の髪。

 

 

憎たらしいほど似ていた。その全てが。

色も、口調も、外見も、何もかもが。

 

 

 

今度は失わせない。失ってなるものか。

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある時だった。

 

 

いつものように、2人に朝食を渡しに行こうとしていた。

最近、やけに豪華になった2人分の朝食をトレイに置き、厨房から廊下に出て2人のいる部屋へと向かう。

 

 

今日も元気でいるだろうか。仲良くしているだろうか。そんな事を考えながら、通路を歩く。どこか人の通りが多い気がするが、気の所為だろう。

 

 

 

 

【緊急天災防御システム起動中、防護壁を作動しています。中にいる研究者たちは直ちに避難してください。】

 

 

聞き馴染みのない警報音が、通路に響く。それと同時に、辺りの研究員たちが一斉に荷物の支度を始める。本当に天災から逃げるような、そんな支度を。

 

 

しかし、天災が来る?ここの辺りには天災が来ないと昨晩天災トランスポーターのラジオで言っていたはずだ。きっと、誤作動だろう。

 

【繰り返します。緊急天災防御システム起動中、防護壁を作動しています。中にいる研究者たちは今すぐ避難してください。】

 

 

……どうやら誤作動ではなく本当のようだ。

 

不味い、防護壁が閉まる。確か、緊急の際の防護壁は研究棟から閉じていき、中にいる被験者達は出られないようになっているはずだ。

 

 

嫌な汗が背中を伝う。焦りと緊迫感が迫ってくる。

 

 

早く、早くイフリータとシクスを連れ出さなきゃ。

 

今度こそ、私は彼女たちを守ってみせる。

そう胸に秘め、走る。走る。走る。

 

 

すぐに息が上がりそうになるが、それでも走った。

 

 

 

【繰り……返し……ます。緊…………天災防御システ………ム起動中、防護壁を……しています。中にいる…………たちは今すぐ避難……ください。】

 

 

突如、周りから聞こえる避難勧告の警報が壊れたラジオのように変わり始める。

 

何かが、おかしい。この警報が壊れる事なんて無いはずだ。何者かによってスピーカー等を全て乗っ取られた可能性がありそうだ。

 

 

だが、それを呑気に考えられる思考は生憎と私は持ち合わせていない。

 

今はただ一つだけ。

早く、2人に合わなければ。早く……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

やっとの思いで目の前まで着いた。防護壁は何故か起動しておらず、すんなりとそのまま入ってこれた。

 

 

「イフリータ!シクス!大丈……夫……」

 

 

持っていたカードキーでドアの鍵を解除しバァンと大きな音を立てながらドアを開く。特に何も無ければ2人がここにいるはず―――だった。

 

 

「……オリ、ヴィア……!?」

 

 

「……サイレンス。なんでここに。」

 

 

「……サリア!?」

 

 

そこには、過去の同僚でもあり警備部主任のサリアと、おおよそ人とは思えないような目付きをし、そのサリアの首元を片手で掴みあげて締めているシクスがいた。

 

 

あの時見たような顔つきは何処へやら。今のシクスは、見たもの全てに平等に死を与えるような【ナニカ】に思えた。

 

人であるようには、微塵も思わなかった。

 

 

 

よく部屋をみてみれば、部屋の壁は穴が空いて廊下から繋がっており、戦闘によって部屋の壁一面をほとんど破壊して廊下と繋ぐようにしたのが分かる。

 

 

 

「なに、してるの、シクス。」

 

 

「何って……見ての通りだよ、サイレンス。襲われたから、反撃しただけ。それなりに仲は良かったけれど、私を止めようとするんだったら仕方がない。」

 

 

―――口を、開けない。恐怖によって、それもあるだろう。でも、それ以前に。

今まで彼女を見てきて、あそこまで怨嗟と復讐の念がこもっている姿を初めて見たという、驚きもあった。

 

 

「オリヴィア……ここ、から、早く離れろ。」

 

 

「五月蝿いな。」

 

 

「ぐっ……がぁっ……!」

 

 

「サリアっ!!」

 

 

思わず叫ぶ。確かに、サリアはあの時私達の前から逃げた。けれども、目の前に起きている行動に対して何も言い出さない訳にはいかなかった。

 

 

「お願い、シクス。彼女を離して……」

 

 

「……なんで?貴方まで、私の邪魔をするの?」

 

 

「違うっ……!もう彼女に、あなたを傷つける気力はない……離してあげて……お願い……」

 

 

縋り付くように彼女の腕を掴む。傍から見てもこの光景は滑稽に思えるだろう。ただの人間が何も行動を起こせずに、ひたすら縋り付くことしか出来ないのだから。

 

 

「……そう。」

 

 

彼女はこれに少し納得したのか、サリアの喉元を掴んでいた手をスっと放しサリアを解放する。

 

少し苦しそうに咳き込んだり足元が安定していなかったりしたが、一先ずは無事そうだ。一応寄り添って、様子を見てみる。

 

 

「はぁ……はぁ……ゲホッ、ゲホッ……」

 

 

「大丈夫?」

 

 

「あぁ、なんとか……な。ありがとう、助かった。」

 

 

少し、拍子抜けした。彼女が「ありがとう」と、「助かった」と言うとは思っていなかった。心まで鉄の如く……いや、彼女なりに言えば骨の如くか?全ての感情が冷酷に固まってしまったと思っていたが、どうやら違ったみたいだ。

 

 

「……」

 

 

「?どうか……したか?」

 

 

「……ううん、別に。」

 

 

この事は、取り敢えず置いておこう。それよりも、やるべき事は残っている。

 

 

 

「……シクス……」

 

 

「?何でここに留まっているの?早く外に出て。警報が鳴ったでしょ?」

 

 

「あんなの、誰かが意図的にやったんじゃ――――」

 

「いや、警報は本当。本当に、来るよ。ここら一帯は落ちた源石と炎で包まれるだろうね。」

 

 

不思議と、彼女の言う一つ一つの言葉には説得力があった。多分、本当に天災は来るのだろう。ここも崩壊……いや、消し飛ばされる。早く避難しないと、全員死んでしまうのは、何となくでも分かっていた。

 

 

「……サリア、まだ走れる?」

 

 

「ああ。……そういう事か?」

 

 

「うん、サリアが思ってる通りだよ。あ、あとこれ。また、何かに使えるはずだから。」

 

 

「これは……」

 

 

シクスは、サリアに何かを手渡しした。何かしらの記憶媒体だろうか。小さなものだが、シクスは大切に、壊さぬよう少しサリアの肩を叩きながら渡した。

 

 

「……じゃ、頼むよ。」

 

 

「……すまない。」

 

 

「いいんだって、ほら。防護壁閉まっちゃうから。」

 

 

「……分かった。」

 

 

 

ひょいっと、自分の体が持ち上がる感覚を覚える。持ち上がる、というより担がれている感じだ。

 

私を担いでいるのは―――――サリアだった。

 

 

 

私を担いだまま、サリアは部屋から、そしてこの通路から出ようとする。私を、外に逃がそうとしているようだ。

 

廊下の防護壁によって、少しずつシクスの体が見えなくなっていく。

 

 

 

 

 

 

一人、取り残されていた。

 

 

 

 

「……!サリアッ!離してッ!」

 

 

「……駄目だッ……」

 

 

「サリアッ!!!」

 

 

だって、このまま彼女を置いていったのなら彼女は天災に飲み込まれて――――

 

 

「そんなのダメ、絶対ダメ!サリア早く降ろして!」

 

 

「オリヴィア……」

 

 

 

「ねぇ、サイレンス。」

 

 

 

声が、かけられる。

 

 

黒髪赤目のサルカズの少女。

 

いつも笑顔でいて、どんな時でも明るく振舞っていた少女。

 

 

 

 

「―――イフリータを、よろしくね。」

 

 

「シクスッ!!!」

 

 

 

「ごめんね。……ありがとう。」

 

 

声を張り上げても、どんなに呼んでも、彼女はただ動きもせずに、その場で立ち止まっていた。

 

 

いつものように優しい声色で「ありがとう」と。

 

それだけ伝えて、彼女は消えてしまった。

 

 

 

防護壁の裏側。一人だけ、取り残されてしまった。

 

 

 

 

 

平和なんて、なかった。

 

 

 

この大地は、有り得ないほど残酷だ。

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

 

「さてさて……盤面は揃えたよ。」

 

 

 

【素晴らしいな。他の研究所の座標も分かったぞ。本部もだ。丁度いい、本部には特大の奴を呼んでやる。】

 

 

 

 

「良い感じだね。あとは私が耐えるだけ、か。……行けそう?」

 

 

【当たり前だ。この作戦開始前に言っただろう?「殺してでも守るから安心しろ」とな。まぁ無茶なのはそうなんだが。】

 

 

「ふふっ、確かにそう言ってたね。でもやるって言ったからには、ね?」

 

 

【分かっている。分かっているともさ。】

 

 

「そう……ところで、私達何処かで会った事無いかな?」

 

 

【……さぁ?私の記憶の中ではないが。】

 

 

「ん〜そうか、気のせいか。……なんか、懐かしい感じがしたからさ。体に声とかが馴染むというか。」

 

 

【そうか、まぁ気の所為なものは気の所為だろうよ。

 

さて、来るぞ。】

 

 

「うん……じゃあ、よろしく。」

 

 

【あいわかった。約束通りだ、死ぬ気で守るさ。我が主よ。】

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――

 

 

 

 

 

 

 

「ふーむ、龍門の支部はそうなったか……まぁ、しょうがないかな。あれは。」

 

 

 

自業自得と言ってしまえばそれきりだが、それはそれとしておいてもだ。あの存在はイレギュラーすぎる。国ではない、世界を、この大地を滅ぼしかねない【生物】だ。

 

 

「ひとまず上に、連絡しよう。」

 

 

【その必要は無い、既に片付けてあるのでな。】

 

 

見知らぬ、声が聞こえる。様々な人の声が入り交じった、複雑な声。女性のような声だが、その声に特筆すべきものはなかった。

 

声の方向に振り向いてみてもそこに人はいなく、声だけが聞こえるのみだった。

 

 

「……どういう事かな、侵入者さん。 」

 

 

【おや、我々のあの現場を影から全て見ておいて侵入者と申すか。貴様のそれが水を使った幻術でなければ殺していたところだ。】

 

 

「ジョークのつもり?」

 

 

【さて、な。】

 

 

軽口を叩いているその声の主は不敵に笑う。今の所、どのような人物が全く分からない、一体何者なんだ、この人は?

 

 

【本題に移ろう、研究者。今から貴様のいるこの場所は―――】

 

 

 

【天災が来る。】

 

 

 

「……一体、何を言い出すのかな?天災が来る予兆なんて1つもないけれど。」

 

 

【来るものは来るのだ。貴様にだけだぞ?これを伝えたのは。どう受け取るかは貴様次第だ。】

 

 

天災が、来る。

 

このクルビア、ライン生命の本部に。

そんな事は有り得ない。ここには専属の天災トランスポーターもいる。天災が近くに来た場合は逐一、天災襲来の状況を連絡してくるはずだ。

 

 

【……今、この場所の全ての機能を落とし、全てのバックアップを消去した。特殊な方法でな。全てのデータは我が保存しておく。】

 

 

「なっ…………本当だ、全てのデータが初期化されている。ログも……漁れない、か。」

 

 

【無いものには何も出来ないからな。

……おっと、そろそろ来るようだ。】

 

 

その言葉と同時に、内線で繋がっている天災トランスポーターからの言葉が耳に入る。

 

 

「緊急ッ!天災が………落ちて……!至急避難……を…………」

 

 

 

ブツン。

そう音がしてから、通信が途絶える。

 

 

どうやら本当に、天災が来るのだ。

 

 

「……嘘でしょ。」

 

 

【私は言ったぞ。おおっと、言い忘れていた。貴様はこの場にいない幻術だろうが、ここの建物からは一切出られないようにしておいた。あと、貴様の上にいる上司とやらを殺しておいた。気になるなら、見に行けばいい。惨めに死んで行ったぞ。】

 

 

何も、出来ずにいた。

 

 

何も――――動けなかった。

 

 

 

【ではさらばだ。生きていたら、また会おうではないか、研究者。】

 

 

声の主は、何処かへと消えてしまった。

生きていたらと言うが、この状況で生き残るのは難しいと思わないのだろうか。

 

 

―――さて。

 

 

 

 

 

 

「どうやって、生き残ったものかなぁ。」

 

 

 

 

 

 

 

――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

ロドス、天災被害記録にて。

 

 

×月△日

 

 

クルビア、ラテラーノ、龍門、ウルサス、リターニア、サルゴンのライン生命関係施設、また本部に天災が直撃。

 

 

 

死者数:不明。行方不明者:不明。

 

ライン生命という組織はこの日、この大地から消え去った。

 

 

 

おかしな話だ、同じタイミングで、同時に天災が発生したなど。よっぽど運が悪かったのか、それとも……ここに書くのはやめておく、憶測の域を過ぎないからだ。

 

 

又、クルビアのライン生命跡地には、大きな火の玉が出現。人力による消火は出来ず、人々が眠りにつき、迎えた翌日にはその場から居なくなっていた。

 

 

現地の人々は、この火の玉を【火の精】と呼んでいた。

 

 

 

当件について、閲覧可能なのは天災トランスポーターとドクターのみとする。

 

 

 

 

 

 

 





ifストーリー、「シクスちゃんがライン生命をぶっ壊した」の回でした。ほんへと繋がってる所があったりなかったり。まぁ、凝ってたら作るの遅くなりましたごめんなさい(謝罪)

次回こそは、RTAに行きます。ホントダヨ?


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キャラ設定のような何か その3

やっと主人公出たよ……あ、投稿間違い訂正してくれた方ありがとナス!キャラ設定もifストーリーも書いたり書かなかったりしてるから気長に待ってください……あと私割と疲れてる人間なので間違い多々あります、ごめんなさいね……


 

【基礎情報】

 

 

【コードネーム】シクス

 

【性別】女

 

【戦闘経験】さぁ?

 

【出身地】非公開

 

【誕生日】覚えていない。

 

【種族】非公開

 

【身長】168cm

 

【鉱石病感染状況】

体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。

 

 

【能力測定】

 

 

【物理強度】卓越

 

【戦場機動】優秀

 

【生理的耐性】卓越

 

【戦術立案】□□

 

【戦闘技術】優秀

 

【アーツ適正】□□

 

 

色々とおかしい気はするが……前からこんなだったか?こんなにあれだった記憶はないんだが……

 

――――Ace

 

 

 

【源石融合率】49%

両足関節下部、両腕関節上部、右肩に鉱石病巣あり。

 

 

……ノーコメントだ。私から特に言うことは出来ない。彼女を止めようとロドス全員でかかっても滅ぼされかねんからな。

 

 

――――ケルシー

 

 

【血液中源石密度】0.24u/L

循環器系の顆粒密度は低く、現在症状は安定している。

 

何故だ?

 

なぜ生きているんだ!?というかこのデータはなんだ!?なんでここまで低い!?色々とおかしいぞ!

一先ず彼女を病棟にぶち込め!話はそれからだ!戦闘オペレーターにさせた奴は頭がイカれてるのか!?

 

 

――――気が動転した医療オペレーター

 

 

 

【個人経歴】

 

 

サルカズの少女であり、元レユニオンメンバーの一人。

 

その力は幹部級クラスまでのものだが、本人曰くレユニオンになったつもりは無いらしい。あくまで協力関係を結んでいただけとの事だ。サルカズ傭兵団として一時期W等と活動していたらしいが、それを示す記録は不在。

 

龍門のスラム街に住んでおり、周りの人間を信用しないスラムの住人において、唯一信頼されてる人間。

 

 

現在はロドスにて、前衛オペレーターと教官として行動している。

 

 

「シクスさんですか?ええ、あの人は凄いですよ?私が本気で般若を使った所で、数分間耐えれるかどうか……と言った所でしょうか。向こうが本気を出してきたら、の話ですが。え?話を盛ってるって?そんなことないですよ、小官は本当のことを言っています!」―――――――ホシグマ

 

 

「ん?シクスについて?そうねぇ、アイツは、あれでも真面目で約束は守る奴よ。あと頭が回るわね。今のあんたと同じくらいなんじゃないかしら、戦術指揮に関しては。……?詳しいねって……まぁ、何度も殺しあったからねぇ。どう?聞きたい?アイツと殺しあった日々。」―――W

 

 

 

 

 

【第一資料】

 

元サルカズ傭兵団でもあり、レユニオンに所属していたシクスは、普段見せるような温厚そうな笑顔とは裏腹に、強力なアーツや刀を用いて戦う。

 

アーツは何も無いところから剣を作り出し撃ち出す、例を見ない奇っ怪なものだ。

材質はどうやら変更出来るようで、能力検査テスト時では、木刀のようなものから真刀のようなものまでさまざま発射していく。作られた刀は全て粉となり、何処かに消えてしまっている。

 

 

だが、その攻撃はとてつもないほどに強力であり、以前の作戦時、相手の居場所と座標を見せただけで殲滅してしまった程だ。アーツの範囲はかなり広いらしく、チェルノボーグ全域程度なら狙えるらしい。まぁ、彼女は【もうあんな作戦やりたくない、疲れる】と多少愚痴を零してはいたが。

また、このアーツといつも使用している刀で一小隊を丸ごと相手に出来る程、対多数に適しているようだ。事実行動予備隊A1は完璧に抑え込まれ負けてしまっている。

 

ただ、ここまで無茶苦茶にやるならば何かしらの代償がつくであろう。世の中はそうできているものだ。現状、そのような代償などは見受けられないが。

 

 

また、彼女が持っている刀はどうやら【妖刀】の類に入るらしく、ニェンやヴァルカンが異常な程にそれについて食いついた。

 

「ん!?おいおいなんだこれ、攻撃もできてアーツも伝わってるのか!?アーツはどんなものでも伝わるのか!しかも氷結も出来る!?おいおいおい詳しく見せてくれよ!」――――ニェン

 

 

「ふむ……電気、いや、雷か。刀身に【流す】のでは無く【纏う】のか。……興味深いな、何処で手に入れたんだ?え?なんだ……教えてくれないのか……」―――――ヴァルカン

 

 

 

【第二資料】

 

 

シクス本人に対し、幾つか問答を行ったが、彼女の過去について、これまでこれといった成果は得られなかった。本人自身はあまり過去について言及したくないらしく、口を閉ざされてしまった。

 

得られたものとしては、かつてサルカズの傭兵として生きていたこと。そして、龍門スラム街の内部にて生きており、龍門近衛局の一員であり、重装オペレーターのホシグマと友好関係にあることのみだ。

 

彼女の人柄などはそこで知ることができ、どうやら「どんな人でも必ず護ってくれる優しい人」とホシグマは語った。

 

……それが本当であるかは不明だが。

 

 

彼女の血縁関係や家族関係についても不明だ。ただ一つだけ彼女が語ってくれたことは、【レクサス】。

 

それだけだった。その後調査をかけてみたが、レクサスというのは【レクサス家】という一家のことらしく現在は一家ごと消息が不明になっているようだ。関連性は不明である。

 

 

 

「貴方たちが、私の過去になんて知る必要は無いじゃない。過去なんて知ったところで何にも面白くない。私がやる事は貴方たちに力を貸すこと。明日へ繋ぐ為に進む人間を手伝う事。そんな単純な事に、過去なんて必要?」

 

 

――――本人からの証言

 




シクスちゃんの資料はまた増えていきます。お話進んだら順序解放していく予定です!
じゃあ俺、ほんへとエンジョイプレイの方と自創作と、虹六コラボやってくるから……


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キャラ設定のような何か その4

本編とは関係が全くないとは言いきれない、シクスちゃんの異格です。要望あったのと、作りたかったので作りました。


 

【基礎情報】

 

 

【コードネーム】シクス

 

【性別】女

 

【戦闘経験】非公開

 

【出身地】非公開

 

【誕生日】記憶していない。

 

【種族】非公開

 

【身長】168cm

 

【鉱石病感染状況】

体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。

 

 

【能力測定】

 

 

【物理強度】卓越

 

【戦場機動】卓越

 

【生理的耐性】欠落

 

【戦術立案】□□

 

【戦闘技術】優秀

 

【アーツ適正】□□

 

 

 

 

【源石融合率】58%

両足関節下部、両腕関節上部、左腹下部、右肩に鉱石病巣あり。

 

あれは、人がしていい構造をしていない。ここにある数値なんか、当てにするなよ。

 

―――――ガヴィル

 

 

 

【血液中源石密度】0.26u/L

循環器系の顆粒密度は低く、現在症状は安定している。

 

 

異常だ。何処まで行ったのだろうか、判別がつかない。アレは、あの人は果たして本当に人なのだろうか。

 

 

――――――医療オペレーター

 

 

 

個人経歴

 

サルカズの少女。経歴はほぼ不明。最後に残されていた記録は、チェルノボーグでのドクター救出作戦の際、チェルノボーグの一部を文字通り〈海〉に沈めてしまった事だ。その後は倒れているところをロドスに保護され、今に至る。

また、数名の証言により彼女が元サルカズ傭兵団に所属していた事が判明。

 

現在は術師オペレーターとして、ロドスに駐在中。

 

 

「……ドクター、あれは危険よ。なるべく近づかない方がいいわ。あれは、私達がどうにかできる相手じゃない。〈海〉そのものよ。」

 

――――スカジ

 

「……何よ、感傷に浸ってただけよ。昔の知り合いが、あんなのになっちゃってると、思うところもあるのよ。悪い?

……まったく、帰ってこないのも、困りものね。」

 

――――W

 

 

 

 

【第一資料】

 

シクスの戦い方は少し異常かもしれない。アーツユニットを持たずにアーツを使い、空に数多の剣を作り出して打ち放つ。例え相手がもう動けないとしても、命を狩るまで撃ち続ける。残虐ではあるが、傭兵として戦場に出ていた彼女からすれば、当然の事なのだろう。

 

 

「異常なんてレベルじゃないですよ。あの人は……本当におかしくなってしまった。アレは、あの人は、私の知っているシクスさんじゃない。」

 

―――――ホシグマ

 

 

【第二資料】

 

 

【記録?私達についてか?ふむ、なら軽く語ってやろう。我々は6人目であり、あの一家に残された最後の者だ。私は復讐のために動くのではない。彼女はその為に動いているのかもしれぬが、私は彼女を守りたいだけなのだよ。

 

む?何故〈我々〉と言ったか、そして〈彼女〉とは誰……か?当たり前なことを聞くな。予想はできているのであろう?()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。ふむ……まぁ、あとは想像に任せるとしよう。】

 

 

――――本人からの証言

 

 

 

【第三資料】

 

シクスが我々に姿を見せたのは、ドクター救出作戦の時が初めてだ。記録には【チェルノボーグの一角を文字通り〈水で沈めた〉】とある。だがそれは間違いだ。彼女は間違いなく、【チェルノボーグ全域】を沈めることが出来ただろう。

 

それをしなかっただけに過ぎないのだ。というのも、沈んだ区域を調べた結果、【何かを守るように沈まれていた】事が判明した。

 

 

何を守ろうとしていたかは、不明である。

 

 

 

 

 

 

 

【一つの写真立て】

 

 

ボロボロであり、朽ちかけている木でできた写真立て。写真立てとしてはもう機能しないだろう。固定部分は朽ちてしまい、枠もガタガタだ。

 

例え、急になくなってしまうものだとしても。残されたものは、何も変わらず日々を過ごしていくのだ。

 

 

 

 

 

 

 

【昇進記録】

 

 

 

 

【権限記録】

 

 

彼女は、私の知っているシクスではない。

いいか、警戒しろ。そして、信じるな。

 

その発言が全て本物だとしても……持っていかれる。注意しておくように。

 

 

 

【酷いことを書くものだ、ケルシー女史は。持っていくほど暇ではないし、残念ながら興味もない。まぁ、そちらは信じなくてもいいさ。だが、私は確かに全てを見たのだ。事の始まりから、事の顛末まで。

 

なぁ、これを見てる者よ。

貴殿は、何を信じる?】

 

 

 

 

 

資格証

信じるな。サルカズの術師、シクス。

殺戮の限りを尽くす彼女を口で止めることは、推奨しない。巻き込まれてしまったら、もう何も言えないからだ。

 

 

ボイス

 

 

・秘書任命

【仕事か?いいだろう、手伝ってやる。】

 

・会話1

【お前はいつも座ってばかりだな。いつか死ぬぞ?その場所で。何?冗談だろ、と?さぁ、どうだろうな。】

 

・会話2

【よく知り、よく学ぶことだな。お前はこの世界に対し、何も知らないのだから。ただ、知り過ぎるな。これだけは頭に入れておけ。】

 

・会話3

私……私、私の名前……あれ、私って、なんだっけ……

 

・信頼度上昇後会話1

皆……皆消えていってしまった……何処か、遠いところに、沈めば楽になるのかな。

 

・信頼度上昇後会話2

【〈海〉?そんなことを聞くのか。やめておけ。以前言っただろう?知り過ぎるな、と。】

 

・信頼度上昇後会話3

【私の名前?それはシクスだと……いや、そういう事か。知りたいか?なら覚悟はしておけよ。】

 

・昇進後会話1

【願い事、か。……彼女を楽にしてやりたい。それだけだ。】

 

・昇進後会話2

【確かに私は死んでも死なない。不老でもある。だが、それは結局呪いのようなものだ。上位種共よりも永い時を過ごしていく、それがどれほど苦痛か、お前にはわかるまい。分かろうとする必要すらないのだぞ。】

 

・放置

ドクター……寝てるの、ね。私は起きたのに……沈むのは、まだ、早いのかしら。

 

・入職会話

【術師オペレーター、シクスだ。前々から言っている通り、力になろう。ああ、その前に。一つ約束してくれ、ドクター。私を、使い過ぎるな。】

 

・経験値上昇

【映像記録を見るのも、たまには良いか。】

 

・昇進1

【昇進か。なら有難く。】

 

・昇進2

海……そうだ……全て、沈めてしまえば……【おっと、まだ寝てていいんだぞ。……さて、ドクターは分かっているな?私も全力を出そう。その代わり、私に殺されるなよ?】

 

・編成

【了解。】

 

・隊長任命

【多少なら手伝うが、指揮はお前の仕事だからな、ドクター。】

 

・作戦準備

【 始めよう。】

 

・戦闘開始

敵……来たの……ね。

 

・選択時1

【どうした?】

 

・選択時2

【指示を。】

 

・配置時1

【全て吹き飛ばす。】

 

・配置時2

【行くとしよう。】

 

・作戦中1

【最大火力だ、足掻いてみせろ。】

 

・作戦中2

【死んでも後悔するなよ。】

 

・作戦中3

【頼む、死んでくれ。】

 

・作戦中4

……深く、遠いところに沈めよう。

 

・★4で作戦終了

【気色悪いほどに完璧な指揮だな。……?これでも褒めてるつもりだ、帰るぞ。】

 

・★3で作戦終了

【殲滅完了。】

 

・★2で作戦終了

【逃がすならそうしろ、まずは怪我人からだ。】

 

・作戦失敗

う、うぅ……許さ、ない……

 

・基地配属

【良い部屋だな、彼女も落ち着いて休めそうだ。】

 

・タッチ1

【なんだ?】

 

・信頼タッチ

触れた、のね……私に……

何が起こっても、知らないよ……

 

・タイトルコール

【アークナイツ。】

 

・挨拶

ドク、ター。おは、よう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

ハジマリ。そして訪れ。

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

「え」

 

 

 

思わず、体が止まった。それと共に、頭が白くなる。

 

 

ザクり。

 

 

赤い液体が飛び散る。

 

 

 

ザクり。

 

 

その者の、体が裂けていく。

 

 

 

ザクり。

 

 

臓物がチラリとこちらを覗いてくる。

 

 

 

 

 

 

ザクり。

 

 

もう、跡形も、面影もなくなった。

 

 

 

 

 

〈あぁ……シクスお嬢様……どうか、お逃げ、を〉

 

 

 

人だったそのモノが、言い残していた言葉が頭の中駆け巡り、反響する。

 

 

あぁ。これは、私達の家族。召使いたちの、残骸だった。

 

最後まで、彼らはここを守り続けた。家族が戻ってくると信じて。天災が、ここにも近づいてる中、何処にも行かずに。

 

でも、それは全てそこにいる狂った連中に崩された。非感染者だったというだけで。破壊された。全て無駄になった。

 

 

 

あぁ、殺さなきゃ。殺さなきゃ。

 

 

 

こんな奴ら、今すぐにでも殺さなきゃ。

 

 

そんな思考が頭をよぎる。過ぎるまでもない。体が、勝手に動いていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プツリ。

 

 

何処かで、何かが音を立てて切れた気がした。

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

【……シクス!何をしている!?】

 

 

虚ろな目をしている黒髪の少女。蒼色の鮮やかな色は、見る影もなく暗く、深く落ちていく。

 

 

赤々と輝く液体が、辺りに散らばっている。瓦礫や地面に、べっとりと。その中に、少女は佇んでいた。

 

 

「何っ、て。見ての通りだよ。いつも通り、殺した。それだけ。」

 

 

【違う!私が言いたいのはそこじゃない!今すぐ私の力を使うのをやめろ!】

 

 

協力者は止めようと、必死に声をかける。彼はそれしか出来ないのだから。

 

 

「やめろって、言われても。まだ、生きてる奴らもいるし。」

 

 

【もう、戻って来れなくなるぞ!お前にもそれは味わって欲しくないのだ!クソっ、接続を切ってるのにすぐに付け直して……いや、今なら無理やりやれば】

 

 

「【深き者】。」

 

 

その者の名を、ゆっくりと少女は口に出す。

名前を、確かめるように。

 

 

「私、少し疲れちゃった。身体、自由に使っていいからさ。私、寝ててもいいかな。」

 

 

少女は、不器用に笑う。少女を心配している協力者が、まるでそこにいるかのように笑みを絶やさない。

 

誰もいないのに、確かにいると。少女だけが分かる、その者に、安心させるように笑みを続ける。

 

 

 

【……分かった。好きなだけ、眠るといい。安心しろ。私が、お前の身体を生かし続けようではないか。】

 

 

「――――そっ、か。なら、安心……だね――――」

 

 

 

少女が、その場に倒れ込む。何処と無く、満足したかのように。

 

 

それと同時に、雨がポツリ。ポツリ。

 

 

 

降り始めた。最初は小雨の雨から、徐々に大粒の雨へと変化していく。

 

 

 

そして、地面に落ちていった雨が、少女の身体の周囲へと集まっていく。まるで何かを、溜めているかのように。

 

 

 

やがて、少女の身体は大きな水の中に覆われる。何処と無く、安らかそうな表情をしながら、少女はそこに浮かび続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと。

 

 

―――――――雨が止んだ。

 

 

その時だった。

 

 

廃都市と化した一体に、1つの水の塊が浮かび上がる。

 

 

都市一帯を沈めてしまいそうな大きさの水。

 

 

 

誰が見ても、わかるだろう。

 

これは、一種の天災。

 

 

辺りの生命を全て滅ぼしかねない、最悪の天災だと。

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

「―――――――続いて、臨時ニュースをお伝えします。レユニオン・ムーブメントという団体により崩壊した都市、チェルノボーグの一部地域が、突如として現れた水により、〈沈められた〉と……情報が入ってきました。専門家たちの分析では、これは天災ではないかとの情報が出ております。繰り返します――――――――」

 

 

 

 

 

 




皆さんはマルチとかEXとか終わりました?私は全部終わったので、マンガンと砥石掘りに戻っていきます。あと戦友41人まで行きました。マルチってすごい……前まで10何人とかだったのに……

あ、RTAは待っててください。イベント終わったら出ます。多分。


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ほんへ
キャラクリ


先駆者ニキに扇動されたので初投稿です。


はーい、よーいスタート(棒読み)

全てを運に委ねるゲームのrta、はっじまるよー。

 

早速スタートはしません。まぁまぁそう焦らないで。

 

今Partは説明から始めさせてもらいます。もう待ちきれないよ!早く出してくれ!っていう兄貴姉貴達は次Partに進んで、どうぞ。

 

 

あ、(淫夢要素は)ないです。ホントォ?(自問自答)

チャートもこの時のためにちゃーんと組んできたから、へーきへーき、へーきだから。(慢心)

一先ず、今回行うアークナイツRPG内のトロフィー、「救済の手を」の達成条件についてお話します。

 

 

この「救済の手を」を取得するには少し条件が存在します。

 

・源石融合率40%以上になること。

・ライン生命組の信頼度を3人以上200%にすること。

・テラを守ること。

 

この3点です。

……普通だな!源石融合率40%の時点で普通じゃない気がしますが、誤差だよ誤差!

人の形は保ってられるのでとりあえずヨシ!

それよりキツイのが信頼度です。信頼度稼ぎは時間がクッソかかるので早めに上げておきたいところさん。しかもライン生命組の誰か3名で固定と。何だこの仕様はたまげたなぁ。信頼度上げはライン生命の中の中(直喩)で上げ切るのは少々、いえかなりしんどいのでライン生命脱出後のロドスで合流し、信頼度を上げていこうと思っております。

 

 

まぁ、他の先駆者はもっとキツい条件で走ってたから、大丈夫やろ(慢心)気になる方は自分で調べて、どうぞ。

ちなみに、ライン生命チャートで進めていくからどう足掻いても道中で先駆者様と被ります。すいません許してください!何でもしますから!

 

(再走以外だったらやります)

先駆者ニキの作品はどの作品も面白いのでミンナミテ……ミテ……

 

 

そして最後の「テラを守る」、これに関してはその時がきたらお話しとうございます。

 

 

 

というわけで早速キャラクリをしたものがこちらです(3秒クッキング感)

 

【コードネーム】シクス

 

【性別】女

 

【戦闘経験】さぁ?

 

【出身地】不明

 

【誕生日】不明

 

【種族】サルカズ

 

【身長】165cm

 

【鉱石病感染状況】右腕に源石結晶の分布を確認。感染者に認定。

 

はい。今回はサルカズですね。どうせいつもの屑運だと思ってチャートはウルサスで行こうとしてましたが、今回はキャンセルだ()何故か今回はアーツ適応率が高く、戦闘メインで行くためサルカズを選びました。本番の時だけ運がいいのはなんなんでしょう……あ、ステータスは後で出てくるのでお待ちを。

 

 

キャラ設定は……ランダムでいいよな?んでも「テラの大地を研究してる身内がいる。」、これだけ入れときましょう。身内の性別は何でもイイデス(^p^)ランダムにしましょうね〜。今回はこの設定を加えておかないとまずチャートすら組めません。なんだこのルート!?(ドン引き)

 

 

さて、ここまでご覧になった懸命な兄貴達はこう思うでしょう。

 

性別女やん!?と。

 

 

まぁまぁそう焦らないで、今回こうしたのには理由があります。

ええ、本当にちゃんとしたものがございます。中の人が百合好きとかそういう事じゃないです。女にしておけばそういう展開になるとか、そうじゃないです。

本当にそういう事じゃないでs アッ

待って!許してください!お願いします!

 

あぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

失礼しました。というのも、性別が女だと男に比べイベントの数が少ないんですね。

これはRTA。少ない方を選ぶのは当たり前だよなぁ?

ちなみにこのゲームイベントをスキップ出来ません(デデドン!)なんならムービーもスキップ出来ません。

なので男の方だと本当に長くなるんですよね……大変だぁ……

 

だから、性別を女にする必要があったんですね(某構文)間違えて男にしないようにしましょう(4敗)

名前?それはもうランダムなので仕方ないね()

 

 

そしてアーツくんも説明し忘れていたので説明しましょう。

今回のアーツは「剣製」。

自らの体力を削って術ダメが入る剣を作れます。

 

……なんかどっかで聞いたことあるな?I am the bone of my sword……

まぁどっかの赤い弓を使わない弓兵みたいに無限には作れないし、最初のうちは燃費も物凄く悪すぎるので(キャラの個人差による)使いたくありません。

アーツ適性が高いと消費HPが少なくなるので、アーツ適正が高いキャラ推奨となっています。これ大事。

ですが戦闘時に毎回ダメージくらってたらやばいですよね?このゲームHP自然治癒くっっっっそ遅いので、こんなアーツ使ってたらいつか死んじまうよヤバイヤバイ……

 

 

な・の・で

 

不死のヤベー奴こと、スペクターネキのように自動HP再生の素質を手に入れる必要があります。あれ強いですよね(初心者並感)

しかし、素質を手に入れる方法はランダム性が高いので……

そうです、みんな大好き乱数要素ですね。

結局運ゲー(親譲りの屑運)を見せられるだけじゃねぇか!と思ったニキ、まぁまぁまだ焦らないで。

今回ライン生命ルート、というよりこのチャートを選んだのは少しでも乱数要素を減らすためなので。

ちなみに剣の作成に使うHPは強度で分かれてます。

強度が高くなるにつれて、より多くHPを消費するとお考えください。

 

まぁそれも本走が始まったら説明しましょう。

 

前語りが長くなりすぎましたね……

では、そろそろ始めましょう。

イクゾー!デッデッデデデカーン

 

 

 




次回投稿は未定ですが多分数日で出します、タブンダスヨタブン


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祈祷はガバの元

祈祷してる時大体ガバると気づいたので初投稿です。


ひたすら祈るrta、はっじまっるよー。

さて、前回はキャラクリまでで終わっていましたね。

 

今は長いロードがもうそろそろ終わりそうです。

出身地は不明にしておいたので、運が良ければ龍門スラムスタートです。龍門スラムはやはり最高やで。

 

 

ちなみにチェルノボーグを引いてしまったらリセです。(20敗)

あそこ寒いんだよォ!(ガチギレ)

 

龍門がいいですね、あそこは色んな敵もいてレベルが上がりやすいです。龍門スラムはレユニオンルートだと楽になったり、ライン生命に入りやすいというのが先駆者ニキをご視聴の方は分かると思います。が、後々今回の第4の目的、「テラを守る」も達成できるのでここにしてくれよな〜頼むよ〜(懇願)

今回はマジでステ振りもいいので通したいっ……!

 

頼む龍門来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い!!!!!

 

雨音で、目が覚めた。

いや、正確には自分に降りかかる大雨で、か。

 

 

……あります。まだあります。

 

 

寒い。何も考えられない。取り敢えず、身体を起こす。辺りのネオンが目に刺さって立ちくらみを起こした。

 

……おっ?

 

 

あぁ。いつまで経っても、この龍門は変わらない。

 

 

やったぜ。 投稿者 変態ガバ系走者

 

 

龍門をツモってくれました!

これはもろたで工藤(慢心)

まず辺りの水たまりを……ないので大人しくその辺にころがっているガラスで見ましょ。ちなみにこれはキャラクリの最終確認の場面です。場所と時間帯、気候によってキャラを見るものが変わったり変わらなかったりするらしいっすよ?全身確認したり、当たり判定もこの時決まる(らしい)のでちゃーんと確認、しよう!(今回は出来てないです)

 

前髪が邪魔だが、私の姿が写っている。

少し髪を手で退かして見る。

右頭にサルカズの角があって黒髪に赤目の顔が映る。私だ。

 

はぇ〜……すっごい美人。死んだような目をしている、か゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛

 

さて、アーツ確認のお時間です。剣はちゃんと作れるでしょうか。

 

……うん、ちゃんと作れてますね。中身も……はぇ〜よう出来てる。気に入ったわ、(HPの減り)なんぼなん?0.1!?うせやろ?0.1で済むとは思っていませんでした(白目)

これは……当たり過ぎて今後が怖いですねぇ……

やだ怖い……やめてください……アイアンマン……

ちなみにHP上限は1500でした。強くなーい?

 

あ、そうだ(唐突)

前回「強度によって消費HPが変わる」とありましたが、こんな感じで変わります。

 

 

消費 0.1 すぐ壊れる。地面にぶつかっただけで消える。

 

消費 1 多少は耐えてくれる。5回くらいならパリィできる。攻撃バフを盛られた攻撃を弾くと普通に消し飛ぶ。

 

消費 10 大体耐える。 25回程度ならパリィ可能。 攻撃バフを盛られても数回ならパリィできる。

 

消費 100 普通に使われる剣と同じものを作り出せる。耐久値も市販のと同じレベル。

 

消費 1000 名刀、又は妖刀レベルのものが作れる。

耐久値は言わずもがな高い。妖刀は作れるが、どんなものができるかは不明。

 

 

みたいな感じです。最初から妖刀が作れるとは、はぇ〜……すんごい……ちなみに戦闘では基本0.1の攻撃を使いながら、重装兵には10、ボスには物量でゴリ押しします。ま、ゴリ押し効かなくてもどうとでもなるでしょ(ド慢心)

 

さて、この話はここまでにしておいて。

とりあえずさっさとマップを開きましょう。位置確認は大事、古事記にも書かれている。

ふむふむ、完璧にスラムですね。理想通りだぁ(しみじみ)数百メートル歩けば龍門市街地に出るぐらいの所ですねぇ。

 

さてと、ステータスは……

開幕から【空腹】【寒気】がありますねぇ!

(全くよろしく)ないです。まずご飯を見つけましょう。最悪餓死するかもしれないので、タンパク質多い鼠かなんかが欲しいですねぇ!

 

え?病気とか大丈夫なのかって?

……1匹ぐらい……食べても、バレへんか……

と、いうのはしゃれにならない(病気発症からの死が有り得る)ので、アイテム欄にあったクッキー☆バーでも食べましょう。(深い意味は)ないです。美味すぎるっ!

 

さて【空腹】はこれでいいですが……問題は【寒気】です。これを取ってるとなんやかんやでスタンしてしまったり、行動が遅れてしまうので早めに解決したいところさん。

 

マップによるとシクスちゃんの家は近いようです。さっさと自分の家に戻って寝ましょう。ホライクドー

移動はカットで……

 

なんでカットしないんですか?

 

「おい、そこのお前。」

 

「そこのお前だよ、サルカズの女。」

 

 

「……おい!逃げんじゃねぇ!」

 

 

うるせぇよぉ!(ガチギレ)

仕方ないです、どうやら戦闘チュートリアルみたいなんでサクッとやりましょう。

お前を殺す(デデン!)

 

相手をロックオンして、アーツ展開して、パパパって撃って終わり!HP消費?うるせ〜知らね〜!

閉廷!君もう帰っていいよ!(土に)

 

 

……思わぬ邪魔がはいりましたが、気にせず行きましょう。血が跳ね返った気がしますが、まぁ気のせいだろ(白目)

 

はい、着きました。ここがシクスちゃんのハウスね。

ここで最悪なのが誰かと同棲してることです。今後ライン生命に行かなきゃならんのにイベ発生で行けないなんて事になりかねません。

祈りましょう。あ、お邪魔しまー^^*

 

 

投稿者祈祷中……

 

 

ヨシ!誰も居ないな!いい乱数です。

 

少し、右腕が痛む。まだ、あの石が馴染んでないみたいだ。アーツも使ったからだろうか?邪魔くさい。

 

はいここで走者、既にシクスちゃんが感染者になっていることに今気付きます。

やっぱり確認ガバってるじゃないか(呆れ)

本当ならここはすぐにステータス成長をさせなければ行けません。戦闘チュートリアル終えたところですし、私もそのつもりでした。

ですが、【寒気】のステータスは寝ないと治りません。呑気に成長どころじゃなくなるのでね(3敗)

さっさと寝て、明日から支度を進めていきましょう。

( ˘ω˘ ) スヤァ…

 

今回はここまで、短いですけどご視聴ありがとうございました!

 

 

「……おい、待てよ。」

 

「……?何?もう帰りたいんだけど。」

 

雨で濡れている黒髪を多少整えながら、そいつは足を止める。

 

「……なんで、殺さないんだよ。」

 

聞きたくなっただけだ。特に深い意味は無い。

好奇心、というものだろうか。【好奇心は猫を殺す】なんて言葉が極東にあった気がする。ま、もうすぐ死にそうだし、覚える必要も無いがな。

 

「じゃあ聞くけど、貴方は死にたいの?」

 

そいつは、その言葉を言い放つ。瞬間、首元にナイフを当てられたような殺気を感じ取った。

 

「……そりゃ、まだ死にたくないけどよ。」

 

「じゃあ、私が殺す意味なんてないじゃない?」

 

なるほどわかった。こいつはお人好しが過ぎるみたいだ。

こんなに弱ってて死にかけの人間を生かしておいて、そのまま帰るってか?笑えてくるぜ、スラムでそんなことし日にゃ、明日には惨殺死体で見つかるかもしれねぇのによ。

 

「……そうね、貴方どこのグループの人間よ。」

 

「は?」

 

「……ちょっと待って、もしかして、何の組織にも所属してない?」

 

 

「そうだが。」

 

あぁ、そうさ。おれは何にも所属してない。いやまぁ所属はしていたさ、数日だけだがな。数日前に所属してた所から追い出されて、そんでリンチにされたから、腹が立って八つ当たりとしてこいつに殴りかかっていったんだが……

 

「……大バカね、貴方。私が何処かに所属してて、この辺をアジトやナワバリにしてるって思わなかったの?」

 

「あぁ全く。残念ながらな。」

 

「はぁ、呆れた。」

 

そいつは頭を抱えながらため息混じりに呟く。そんなに俺のこの行動がおかしかったのか?

 

 

「んー……はいこれ。」

 

そいつは何か困ったような顔をしながらとある物を差し出してくる。布かなんかに包まれているらしいが、なんだろうか。

 

「これは……剣?」

 

「脆いから、気を付けて使ってね。身を守る程度には使えるだろうから。じゃ。」

 

「あ、おい!待ってくれ―――――――――」

 

彼女は消えてしまった。

スラムの奥深く、暗闇の奥底に。

 

 

手に残ったナイフは、電灯のように眩しく光り輝いていた。

 




シクスちゃん:お人好しな子。なんでこの世界で生きれてるのか、コレガワカラナイ
襲ってきた人:多分もう出てこない……と思ってる走者(なお現実は)


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溺れる!溺れる!(ガバに)

くっっっっっっそ今更0-11強襲を終わらせたので初投稿です(存在を忘れていた)


オッハーーー!(大声)

 

見どころさんが開幕から少なくなるRTA、もう始まってる!

前回はなんか野生のおっさんに絡まれましたね、今回はその後のシクスちゃんのお家からです。

 

睡眠によって【寒気】のステータスは取れてますね、ヨシ!(指差し確認)

したらば今からステータスを成長させていきます。簡単に言えば雑魚狩りだな!

 

 

シクスちゃんのアーツなら、まず大体の敵は勝てるのでHP自然回復を使いながら戦いましょう。ちなみにゲーム内時間1年まで修行します。長くなーい?

 

 

修行というのも、その辺のギャングの場所に突撃隣の晩御飯してあるもん全部とって全員ぶち転がしていくだけです。

簡単だな?

 

 

このゲームのステータスは敵を倒せば倒すほど上がっていくので、ここ一体のギャングは潰しちゃいましょう。

 

 

ですが、こんな修行(雑魚リンチ)してるだけなんてつまらないですよね?しかも1年って割と長いです。1……(時間)か2(時間)くらいですかね……はい……

 

 

本当は1日1時間レベルなんですが、戦闘だけする→戦闘以外は倍速で飛ばすをするだけです。つまり絵面は地味だな?TDN通常プレイと変わりません。

ですのでぇ〜

 

 

み な さ ま の た め に ぃ 〜

 

 

 

現在のステをまず見ていただきましょう。

 

 

え?クッキー☆?(やりたく)ないです。見たい人は本編見に行って、どうぞ。

 

 

さて、シクスちゃんの成長前ですが……

 

 

【物理強度】が優秀、ですね。これを卓越まで伸ばします。先駆者ニキは拳闘士に弟子入りさせてもらってましたが、今回はキャンセルだ。

 

女の子だからね、ま、多少はね?

 

 

と、いうわけでなく。今回は戦い方を遠距離型前衛構築にしているので、無理にインファイトしかけてまで戦わなくてもいいのです。

咄嗟の近距離戦は有り得ますがね、それはまぁ必要経費と割り切るしかないですね。

 

 

次が【戦場機動】は……普通、と。

こいつも優秀にしておきたいですねぇ。

まぁ戦闘スタイルが前線バリバリ!って感じでは無いので……んにゃぴ、まぁそう、(どれがいいか)よく分かんなかったです……

 

 

次が【生理的耐性】ですね。卓越ですね。

 

……なんで?一体〜何を〜経験してきたんでしょうね〜(すっとぼけ)スラムにいたんだから多少は慣れるよなぁ?犯されてそう(問題発言)

 

 

【戦術立案】は………□□ですね……

 

はぇ〜すんごい……まるで何処かのドクター見たいだぁ(白目)

 

これが□□まであると何ができるかって、戦闘中でもザ・ワールド!しながら戦いができます。

 

原作やってるドクター向けに言うとですね、オペレーター選んでる時のあのスローモーションが行えます。まぁ安定するようになるよね。安定、ダイジ。

 

 

【戦闘技術】は優秀止まり。ですが、まだまだこちら伸びていきます。戦うだけ伸びてくからね、仕方ないね。

エンカクのニキや銀灰ニキに鍔迫り合い出来るくらいにはなって欲しいですね。

 

 

最後に【アーツ適正】ですが……何故か優秀と。何だこの強キャラ!?

完璧な遠距離前衛タイプですねクォレワ……

近接もできて剣は体力ある限り投げれる……

いよいよどこかの赤い弓兵じみてきました。

 

 

あ、ステータスは敵を倒せば倒すほど上がると言いましたが、お薬を中の中(意味深)にぶち込まれるとステータスが上がるものもございます。

 

お薬はライン生命君が打ってくれるので、後は何が上がるかに期待しましょ。

そうですねぇ……やっぱり僕は王道を征く、【アーツ適性】強化でしょうか……

お薬ぶち込まれて上がりやすい能力の1つですし、【アーツ適性】が上がるだけで出来る幅も増えます。なのでここリセポイントです。次点で【戦闘技術】か【戦場機動】ですね、個人的には【戦場機動】が来たらうま味。

 

 

 

さてさて、画面の方に戻りまして。

今は思いっきり最後のギャング拠点に侵入してますねぇ!

【剣製】は強化していくと、慢心王みたいに何処からでも出せるようになるので、もう待ちきれないよ!早く出してくれ!

 

とかなんとか、言ってたら制圧も終わったようで。

 

 

無事?に、【物理強度】が卓越になりました。

 

や っ た ぜ。

 

 

当初の目的は完遂出来ました。ちなみに【戦場機動】も【優秀】になりました。

んじゃ帰りましょ。ホライクドー

 

 

帰り道は特に面白みもないのでさっさと倍速しまsy

 

 

 

なんで等速に戻す必要があるんですか?

 

「おい、そこのお前。ちょっと金貸せや。」

 

 

はぁーーー……(クソデカため息)

ここでランダムイベのチンピラ遭遇ですか……

さっさと追い払いましょう。では1年かけて培ったシクスちゃんの火力、見とけ見とけよー?

 

 

はい、戦闘開始です。

 

 

まず【剣製】を発動しましょう。

 

これにより自身の攻撃力の80%で遠距離攻撃が出来ます。銀灰ニキやデストレッツァさんの初期状態みたいな感じですね。

そのまま攻撃しちゃいましょ。オラッ!こいつでも食っとけ!

 

 

「がっ……!」

 

 

剣がヒットして「出血」のデバフがつきましたね。いいゾ〜これ。

「出血」は強い。古事記にも書かれている。

動きが鈍くなってきたのでもっと投げていきましょう。これはッ!私が君に刺したッ!ナイフだァァァァァッッッッッッ!!!!(迫真)

 

ホラホラホラホラホラホラホラホラホラ 動くと当たらないだろぉ!?動くと当たらないだろぉ!?(ガバエイム)

 

少女投擲中……

 

 

無駄に避けますね……仕方が無いので剣をもって持ち手の方で攻撃しちゃいましょ!

オラァ!

 

 

男は辺りに倒れ込んだ。気絶したようだ。

 

 

掃除完了です……やっぱり、シクスちゃんのアーツを……最高やな!

 

さて、相手の持ち物奪ってさっさと帰りましょ。スラムだし、仕方ないよね?じゃあ自分の家に、イくよぉ!イく!

 

 

―――――――――

 

 

ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!辞めたくなりますよ〜RTA〜

ですがここからがRTA的に本番です。

まず荷物系をまとめときましょ。後で色々する用です。あとは……特にないな!(チャート確認)

 

さて、やることはやりました。

さっさと寝て明日からh

 

 

「おーい、誰かいないのか?」

 

 

……え?(困惑)

 

……あ、やべぇスルーしてぇ……

 

 

「おーーい。誰もいないのかー?」

 

 

クゥーン……駄目みたいですね……駄目みたい……

 

……ものすごく聞き覚えがあるような内容な声ですが、出てみましょう。

 

 

ハーイこちら一般感染者ですけども〜

 

 

「あ、やっと出た。探しましたよ、シクスさん。」

 

そこにはよく見慣れた、緑髪の鬼の彼女が立っていた。いつものように、大量の瓶を袋に入れながら。

 

 

…………

あぁ、知り合いなのねシクスちゃん?ふんふん……

 

 

 

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁもうやだぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁああぁああぁあ!!!!!!

 

 





シクスちゃん:人脈広いっすね(血涙)走者泣かせなキャラだぜ……

鬼の人:弊ロドスにはいません。欲しいなぁ……


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なんでこんなところにいるんですか?(電話猫)

感想がついてたことにおったまげた……!ので初投稿です。自己満のつもりが人に見て貰えるとは思わなんだ。感想ありがてぇ……!感謝っ……!
あと皆さん曇らせ展開大好きですね?曇らせ展開は……ご期待ください(マグロ並感)


チャート通りやないやん!?どうしてくれんのこれ。なRTA、はっじまるよー。

 

前回はホシグマさんがシクスちゃんのハウスに来て終わりましたね……

今回はその続きからです。

 

 

さて、ここで一応ホシグマネキについて補足を。

ホシグマネキは原作の方で重装オペの中でも最高レア、星6のキャラです。

龍門近衛局に所属しており、あの抜刀通り魔でお馴染みのチェンネキの部下の人です。

 

 

確率回避なんかも持っているので、まぁとにかく凄い強いひとと思っていただければ。

しかし、なんでこの人がシクスちゃんと関わっているんですかね???????

コレガワカラナイ。

 

 

「……久しぶり、ですね。本当に。」

 

 

おっそうなのシクスちゃん?そうらしいですね、おっそうだな(適当)

 

 

「取り敢えず、中に入っても?」

 

 

いいよ、こいよ!中に入って中に!

外は本当に寒いですからね、仕方ないね。

どうだ〜暖かいかぁ〜?

 

 

「ありがとうございます……ふぅ、暖かい……あ、そうだ。お酒買ってきたんですけど、いります?」

 

 

いりますねぇ!いりますいります。3本くらい買ってきてくれてるので1本残しておきましょう。何かあった時用の消毒代わりです。

 

色んなゲームに出てくるバッドステータスの【出血】対策ですね。モンスターをハントするゲームにも似たようなやつがありましたね?あれです。

これをしないとすぐ死ぬので気をつけよう!(810敗)

ちなみに飲むと、デバフの【酔い】がつきますが寒暖効果を防げるのでオヌヌメです。

 

 

え?シクスちゃんの年齢幾つだよって?

……合法だからへーきへーき、へーきだから(適当)

スラムに法なんてない、いいね?

 

 

さて、ホシグマネキはなんでこんなところに来たんですかね……?教えてくれよ〜頼むよ〜

 

 

「何故って、貴女がまた無理をして倒れてないか、ですよ。前からよく倒れてましたよね……本当に。」

 

 

はぇ〜……やっぱりシクスちゃんも、普通の女の子なんやなって……体は弱かったんやな、今【物理強度】卓越ですけどね(白目)

 

 

「そうですよ、そろそろ龍門の方に来たらどうです?清潔で綺麗ですし、飯も豪華ですよ?」

 

 

残念ながら龍門にはあまり敵がいないのでキャンセルだ。(断言)

戦ってもしょっぱいし、最悪ペンギン急便組に出会ってイベ入ってハイリセット、なんてありますからねぇ……(n敗)

 

しかも変に暴れでもしたらチェンさんに捕まるなんて見える見える……

 

 

「ハッハッハ!隊長はそこまではしませんよ!」

 

 

嘘つけ絶対そこまでするゾ。例の赤いアレ(ネタバレ防止)で切りつけてくるゾ。特化3で降りてきた瞬間やベー奴してくるゾ。それはホシグマネキだからそう思ってるだけゾ。私は詳しいんだ!

 

 

「そうでしょうか……」

 

 

そうだゾ。やっぱり……公式が認めてるホシチェンは……最高やな!

お前ノンケかよォ!って思ってるニキは1周年記念動画を見てきて、どうぞ。

 

 

んで、そろそろなんできたか本当の理由を、教えてくれるかな?

 

 

「……鉱石病に、なってしまったと。風の噂で。」

 

 

ファッ!?ホシグマネキにはバレてたんですね……ぶっちゃけシクスちゃんは誰とも話さないタイプだと思ってたんですけど、噂ってすごい(小並感)噂がどうかも怪しいですけどね、龍門だし(信頼度0)

 

 

「……感染者を、受け入れている企業がいると聞きます。確か名前は、ロドスとか。」

 

この時間軸的にはまだドクターが目覚めてない時なので、アーミヤCEOが頑張って色んなところに宣伝してる時ですね……やだ感動……優しい子すぎるっ……!

そしてここでちゃんと伝えてくれるホシグマネキ優しい……ノンケになっちゃう!

 

 

ヌッ! フーッフーッフーッフーッ……

落ち着きましょう。心の焦りはガバに繋がりますからね。落ち着いてイベをこなしましょう。

 

 

「シクスさんは、入らないんですか?ロドスに。」

 

 

(今はまだ、はいら)ないです。

まだ成すべきことが残っているからね、仕方ないね(隻狼並感)

 

 

「そう、ですか。」

 

 

心配すんなって、すべき事したらさっさと向かうからな〜頼むよ〜(大嘘)

 

 

「……貴女がそういうのなら、そうなのでしょうね。」

 

 

そうだよ(便乗)大丈夫だって安心しろよな〜?シクスちゃん今ならポンペイくらい1人で倒せるくらいには鍛えられてますし。

 

 

あ、そうだ(唐突)

取り敢えず、ホシグマネキ泊まってったら?ホラホラ時間見てよホラホラ、2:00やぞ2:00。

ここから家に帰ったら日が開けてるなんて有り得るでしょ、早くここで寝て休んで、どうぞ(親切)

 

 

「いいのですか?私がここを使っても。」

 

 

いいから早く使うんだよォ!眠いんだよォこっちはよォ!(必死)

長く起きすぎてもそれはそれでバットステータスの【疲労】がつくので、気をつけよう!(例のBGM)動きゆっくりになるからね、絶対つけないようにしましょう。

 

 

というよりホシグマネキ、私って自分の事言ってますね……なんなんでしょう、シクスちゃんは昔近衛局にいたんですかね?どっかで会ったのかな?

 

……いや、あの政治家の事気に食わなくて、辞めてそうだな(察し)

 

 

「はい……分かりました。」

 

 

……よし、ホシグマネキは布団に入りましたね。いやー危なかった。最悪ここからお酒使われて1日オールするかもしれませんでしたね……イベの起こる確率は乱数とはいえこれを引くとは、私の運ガバガバじゃないか(困惑)

 

 

えっとですね、本来なら知り合いが近衛局にいるという時点でもうリセット案件なのですが……

 

 

やめました。(やめたのか)ええ。

 

 

理由なのですが……ステが今現在充分に高く、ライン生命に行ったら何もかもを解決(ステ上がるお薬で)出来るので、まだ続行します。その時に来るガバ?チョットナニイッテルカワカラナイ(現実逃避)

 

 

 

さて、私も寝ましょう。明日は遂に待望のライン生命に殴り込みじゃ!行くぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!オェッ!

(寝る音)

 

 

 

 

 

―――――――――

 

 

 

何となくだった。

 

 

任務の帰りに、たまたま近くを通りかかったものだから。

久しぶりに、顔を出しに来てみた。いるかどうかなんてのは分からなかったけれど。

取り敢えず、少し錆びたドアをノックする。

 

 

「……はーい。」

 

よく聞きなれた声が、中から聞こえてくる。

それと同時にガチャり、とドアの開く音がする。

 

 

「……ホシグマ?」

 

 

「……久しぶり、ですね。本当に。」

 

 

彼女は、何も変わらないままだった。

あの時の、あの雨の日から。

 

 

「とりあえず、中に入っても?」

 

 

「うん。もちろん。」

 

 

中に入ると、少し汚れてはいるものの温かみのある心地よい部屋だった。

 

 

「お酒買ってきたんですけど、いります?」

 

 

「ん、いる。」

 

 

そう言うと少し古い冷蔵庫を、彼女は開けた。

 

中身は殆ど入ってない。最近は何も物を買っていないのかもしれない。

私が彼女に渡すと、彼女は手際よく冷蔵庫に入れていく。

昔から、よく使うらしい。

 

 

「それで?なんでこんなところに?」

 

 

「何故って、貴女がまた無理をして倒れてないか、ですよ。前からよく倒れてましたよね……本当に。」

 

 

「あの時はね。今は大丈夫だから。」

 

 

「そうですか……」

 

 

空白の時間が進む。どんな話題を振ればいいのかが分からない。そもそも、会う事自体が少なすぎて、何を話したらいいのか分からないのだ。

 

 

「そうだ、そういえばそろそろ龍門に来ないんですか?清潔で綺麗ですし、飯も豪華ですし。」

 

 

「いや、いいよ。私は、ここが故郷だし。ここで今まで生きてきたからさ。」

 

 

「そう、ですか。」

 

 

「あと、向こうに行ったら暴れられなさそうじゃない、貴女の上官の……チェン?だったっけ。すごく厳しく怒りそうで。」

 

 

「いやいや、隊長はそこまでしませんよ!」

 

思わず笑ってしまう。

 

隊長が怒る。あまり想像がつかない。

私の目の前で、隊長が、チェンが怒った姿は見たことがないから。

 

「……多分、ホシグマだから怒られてないんじゃない?」

 

 

「……そういうものですか……」

 

 

また、辺りが静まりかえる。

古びた時計の針は、そんな事をしり目に無機質に時間を刻んでいく。

 

 

「それで、なんで来たの?」

 

 

向こうから口を開いてくる。

 

 

「いえ、ですから――――」

 

 

「本当の理由。教えて欲しい。」

 

冷ややかな目で見られる。睨まれてるのでは無いのがわかるが、その紅い目は何処か恐怖を覚えそうな程に紅く光っている。

 

 

……私は、彼女に言えるだろうか。

昔、そうされたように。彼女を助けられるだろうか。

 

いいや、これは私のエゴなのかもしれない。多分そうなのだろう。実際、彼女は1人でも生きていけるし、彼女の人生に手を出すのは邪魔になるのかもしれない。

 

 

けれども。私は――――

 

【……大丈夫?貴女。】

 

 

あの時は、雨が降っていたか。

今では、止んだばかりだが。

未だに雨は止まらないものだ。

ならせめて。せめて私は。

 

 

「……鉱石病に、かかっていると」

 

 

傘を差し伸べたいと思ってしまうのだ。

 




シクスちゃん:その見た目で成人は無理があr(殴

ホシグマネキ:あの時のように、今度は私が。


ホシグマネキの喋り方考えてたら1日経ってました。うーん分からん!個人的には満足なのでヨシ!


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源石が無料(意味深)で入れられるって本当ですか!

8章が始まってしまったので初投稿です。
8章怖い……怖いなぁ……

あ、誤字訂正報告や感想、ありがとナス!
日本語が出来ない系作者なのでもっと誤字ると思いますが、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m


おっはーーー!!!!!!!!(大声)

 

 

自ら地獄の1歩を踏み歩いていくRTA、もう始まってる!

 

 

前回は何故かホシグマネキがシクスちゃんハウスに来ました。なんで?(困惑)

 

ぶっちゃけ初経験のイベントだったので怖い怖い……多分タイム的にはロスしてると……思います。多分ね。

(ロスが)痛いんだよォ!

 

 

まっまぁ、取り敢えず朝出かける支度をしましょう。ご飯を用意して、食べてから道具系をかき集めてバックに詰め込んどきましょう。

どうやら、ホシグマネキは寝ているみたいですね。そら(夜2時に家に来て寝たら)そう(なる)よ。

 

起こしてしまうとロスする可能性が有り得るので(無知)静かに移動しましょう。

 

 

あ、そうだ(唐突)

 

 

机に置き手紙を残しておきましょう、これなら変なフラグ立たずに終わるでしょうし(慢心)

 

 

え?逆にフラグが立ちそう?

いやそんなまさか、手紙如きでフラグは起きないでしょw(慢心)

 

 

 

……ヨシ!これでいいな!では外に出かけにイクゾー!

デッデッデデデ(略)

 

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

という訳で龍門から歩いて1時間くらいの、天災跡地にやって来ました。テーマパークに来たみたいだぜ、テンション上がるなー(棒)

 

 

周りに色んな人が横たわってますねぇ。遺品とか漁ったらいいのありそう(屑発言)

 

あら、頭からぶっ倒れてる人がいますね。おっ大丈夫か大丈夫か?

 

 

 

……返事は帰ってこない。

 

 

ダメみたいですね(諦め)、ダメみたい……(死亡確認)

 

 

まぁこれは、この場所ではひたすらに源石を食べまくります。融合率をあげるためですね、1番簡単な方法です。

よし、じゃあぶち込んでやるぜ!(口の中に)

うめ……うめ……源石うめ……美味いわけないだろッ!(ガチギレ)

 

 

実際源石ってどんな味してるんですかね?

砂利と石を合わせたみたいな味がしそう(偏見)

 

さて、ここでステータスチェック。

融合率……36……普通だな!(25です)

これだったらライン生命に行って充分目標量で行けるでしょう。

 

 

大丈夫だって〜安心しろよな〜(慢心)

へーきへーき、へーきだから。足りる足りる。足りなくてもどうにかなる!多分!(根拠はない)

 

 

あ、この辺にィ、そろそろライン生命の人達が来るらしいっすよ。じゃけん準備しましょうね〜

 

彼らは天災後の源石分布調査と冠して、身内がいない感染者を被検体にするためにさらってきます。

 

やっぱり犯罪者じゃないか(困惑)

 

 

なのでまるで身内がいないように振る舞う必要があります。だから、スラム育ちにして家族がいない設定にしたんですね(例の構文)

 

 

道具系はここに埋めておきます。お酒はここに源石と同じ場所に埋めます。

念の為マップにマークもつけておきましょ。

 

 

え?また取りに来るのかって?

 

すっごい終盤ですが、ここでないと詰む可能性があるのでしっかり埋めておきましょう。

全て埋めた……ヨシ!

 

 

したらばその辺歩いておきましょ。

ふぅ、今日もいい天気(クッキー☆感)

 

 

あ、そうだ(唐突)

前回、なんでロスするはずのホシグマネキのイベントを起こさせたのかですが……

 

 

 

信頼度上昇の為です。

 

 

「ライン生命以外の登場人物の信頼度上げとかいるん?ガバやんけ!再走して?」

 

と思われる視聴者諸兄の方々もいると思いますが、これはガバではありません。

 

 

色々あってややこしいので端的に言うと、このゲームにおける信頼度は後の戦闘に役立つ、ということです。

 

 

今回はレユニオンチャートを使わないのでね、敵対することは無いと思いますが、信頼度が高いと攻撃するのに手間取ったり、逆に味方の場合だとよく庇ってくれたり守ってくれたりします。まぁ有利になるって事ですね。

 

 

ちなみにカットしてましたが、ホシグマネキの信頼度は150。

 

 

 

……は?(素)150……おかしいよなぁ?って思いながらこのイベントを受けました。

本当はね?信頼度は150もあれば十分なんですが……

150と151の差ってデカいんですよ。信頼度が急に上げにくくなりますが、その代わりのバフだったり行動だったりが楽になるのでね。そういう……事だよ!

 

 

なのであの選択はガバではなかったわけです。これだけはハッキリと真実を伝えたかった。時間はロスしたかもしれませんが(白目)

 

 

いきなり、背後から声が聞こえてくる。

私を呼ぶ声だろうか。

振り返ると、そこには白衣を着た研究者らしき人達がいた。

 

 

お、出たわね。白衣の人達です。もう見飽きた(RTA走者並感)

さて、ここからは選択ミスをすると、ライン生命に入れないことがあります。なので失敗しないようにしようね(n敗)最悪ゆっくりでもいいんでちゃんと打ち込みましょう。チャートをちゃーんと、見よう!(例のBGM)

 

 

「やぁ、君。こんな所で何をしているんだい?」

 

 

見て分からないんですかねぇ……遺品漁ってるんだよ(テキトー)

 

 

「……君、両親は?」

 

 

(生きて)ないです。

 

 

「兄弟は?」

 

 

(いるけど)ないです。

 

 

「知り合いとかは?生きてないの?」

 

 

(しら)ないです。って言ってんだルルルォ!?ほら早く連れて行ってホラホラ(せっかち)

 

 

「ふむ……そうか……」

そうつぶやくと、白衣の人達は集まって話し始めた。

 

 

数分後に、また1人の男がやってきて、

「うん、よし!君、家とかないんでしょ?良かったら保護してあげるよ、来ない?」

 

と言ってきた。

 

 

オッスお願いしまーす。これでライン生命行きのフラグが経ちました。

 

や っ た ぜ

 

 

ですがここからが本番です。地獄の連打ゲーに耐えながら脱走する計画を練らなきゃなりません。連打ゲーは両手で数えられる数で終わらせる予定ですが……

ちなみにここで、運ばれる研究所がラテラーノ辺りなら当たりです。祈りましょう。

 

 

しばらく乗っていると、辺りが急に暗くなる。トンネルを通っているのだろうか。それと同時に何かを口元に押さえられる感覚がした。

 

瞬間、反撃しようとしたが―――叶わず意識が飛んでいった。

 

 

 

――――――――――――

 

 

ホシグマへ。

 

これを読んでるってことは、多分私はもうここに居ないと思う。

スラムからも少し離れて―――いや、龍門からもか。

 

とにかく、少し遠くの場所に出かける事にした。どこに行こうとかは決めてないけれども。

理由は……まぁ特にないけど、心配せずともまた戻ってくるよ。

 

 

この場所にいるのにも飽きてきたところだし。たまにはね。

 

それじゃあ、ホシグマ。生きてたら、また。

 

 

 

 

「嘘ばっかり。あんたは、いつもそうやってどこかへと行ってしまうな。」

 

手に取っていた手紙を、思わず握りつぶしそうになる。

あの人が理由もなくどこかへ行くというのは有り得ない。こう書くということは、何かしら理由があってどこかへと行ってしまった、という所だろう。今までの経験からしてそんな気がする。

 

 

「ただ―――」

 

 

探していいのか?

 

 

そんな疑問が生まれる。

 

あの人は1人で進むことを望んだ。

1人で、目的に突き進んでいる。

 

 

そんな人と探して会うなんて、道を邪魔している障害物に過ぎなくなる。

 

あの人のやっていることを妨害するだけになる。

 

 

私は―――

 

 

ふと、手元に置いてある通信機が鳴り響く。

手に取ってかけてきた相手を確認する。

 

通信相手は、周波数から見るにチェンのようだ。

 

「ホシグマ、いるか?」

 

「はい、なんでしょう隊長?」

 

「なに、中々起きてこない鬼を目覚めさせただけさ。」

 

すぐに辺りを見渡し時計を探す。

時計の針は無機質になりながらも、しっかりと9:00を指していた。

 

 

「す、すいません!今向かいます!」

 

 

「あぁ、待っているぞ【鬼の姉御】。」

 

 

「その言い方はやめてください……!」

 

 

急いで通信機を切って支度を始める。

 

私に悩んでいる時間などない。

 

 

だってここは眠らぬ町、龍門。

 

立ち止まる訳にはいかない、突き進むしかないのだ。

 

 




次からやっとライン生命編ってマジ?またガバりそうだなぁ(未来予知)
皆さんは星6交換券、何にします?
私はエイヤ持ってないので交換しに行きます。早くイラプが使いたい……!イグニッションもしたい……!


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なんだよ……結構ガバるじゃねぇか……

R8-8を星2クリアしたので初投稿です。エイヤもアッシュもいないのに良く突破出来たなーと思いました。早くエイヤ交換してきます……

あ、私はマドロックを引き当てました(隙自語)ロスモンティスは……ナオキです……(当たってない)


冷たい床の感覚に、目が覚める。

どこか慣れたような感覚を持ちながら、身体を起こす。

そこは、部屋一面が真っ白な壁で覆われている小さな部屋、だった。

 

 

おっはーー!!

 

気がついたらドナドナされてるRTA、はっじまるよ〜!

 

なんかよく見たような光景だなぁ?(だいたいここでリセする)

今回からここ、ライン生命で治療(人権無しの研究)をしていきます。

 

治療って何すんの?という兄貴たちに簡単に説明するとですね、連打ゲーです。連打しなければ死にます。簡単だな!

 

(机を叩く音)

指がおじいちゃんの走者に連打なんて出来るわけないだろ!いい加減にしろ!(ガチギレ)フザケンナ!

 

 

さて、気を取り直して。操作可能になったので部屋をうろつきましょう。

なんかねぇかなぁ?

 

 

よく見ると、部屋の中には監視カメラが付いている。レンズが動いており、誰かが見ているようだ。

 

 

おっ、監視カメラ。別チャートだと死ぬほど悩まされましたが、今回ではフヨウラ!

いぇーいみんな見てる〜?こっち見てんじゃねぇ!(豹変)

 

 

「お、起きてたね。おはよう、調子はどう?」

 

 

あ、研究者の人が来ましたね。こんちわーっす。

ってか、調子こんな環境でいいと思うんですかね……?

こんなんじゃRTAにならないよ(切実)

 

「まぁ、それは後々変えておくから。んで、ここに来たすぐあとに君の健康診断をさせて貰ったんだけど……」

 

おっ?おっおっ何があったんですかね?

詳しく教えろォルルァン?

……ってかもしかして勝手に身体見ました?

 

犯罪ですよ犯罪!ここはデリカシーもくそもないんd……

 

そういえばここ、人権もなければデリカシーもない会社でしたね(白目)

 

「まぁまぁそう急かさないで。えっとねぇ、君本当にサルカズ?なんだろ、サルカズと……他の血が混じってるみたいなんだよねぇ。」

 

ファッ!?ここで初めて知らされましたね……そして素質解放。

オニイサンタチちょっと待ってクレメンス……

……自己回復の素質が来ましたね……

 

 

や っ た ぜ (完全勝利UC)

 

 

今回のアーツとの相性が抜群な素質ですよコレ。自傷して攻撃するのに自己回復で打ち消されるの強すぎるッピ!

名前は【医者への手向け】だそうな。

長い……長くない?

お前の名前は【手向け】だよ!(変化薄)

 

 

というか、このタイミングで素質解放ですか……なんか素質ねぇな?って思ったらここかぁ!ええやん!気に入ったわ!

 

 

ちなみに今までこのチャート走ってきて、キャラが【キメラ】になったのは初めてですね。こういうこともあるらしいので(wikiを見た)チャートにちゃーんと書いておきましょう(鉄板ギャグ)

 

 

「うんうん、驚くのも無理ないよねぇ。なんか昔にされた記憶とか、ある?」

 

 

(多分きっと)ないです。ほらシクスちゃんもそう言ってる……ん?待てよ。何か違和感が……ん?

 

……何かが聞こえる。

 

 

……歌?いいや、違う。

 

 

 

 

呼ばれてる。

 

 

 

 

どこか遠いところから。

 

 

 

嗚呼、これは。

 

 

 

【海】

 

その言葉が、頭をよぎった。

 

 

 

 

あ、ふーん(察し)

 

 

「ないか〜。んー、ま!色んなもの体の中についでで入れさせてもらったから!キメラだし、何混ぜてもいいでしょ?あとついでに源石も数個(ボソッ)」

 

へ?

 

 

はぁぁぁぁぁぁ………………

あ ほ く さ(クソデカため息)

もしかして【アレ】入れたの!?この中の中(直喩)に!?ついさっき!?しかも源石も入れたんですね!?やめろォ(建前)ナイスゥ(本音)

ってことは……うわぁ、ロドスと戦いたくなくなりますねこれ……

 

「うん!そうさ!さっきここに来たあとこっそりね!あ、みんなには教えちゃダメだよ?」

 

白衣の男は笑顔でそう答える。その笑顔は、少し狂気を感じるような笑みだった。

 

……どうやらこのイベントはランダム要素っぽいですね。

こんなもの分かるわけないだろ!まぁここに来たのは医者にぶち込まれた「ソレ」を自分の中につうずるっこんでやる為だったんですけどね、初見さん。

 

 

ブラッドブルードチャート?

(安定性に欠けたので)キャンセルだ。

 

そもそもサルカズで行こうと思ってなかったからね、仕方ないね。ブラッドブルードチャートは成功したら楽なんですが失敗する確率がなぁ……

 

 

あ、なんかシクスちゃんが訴えてますね。

 

「え?取り除けられないのかって?うーん、無理だねぇ、だってもうそれ融合しているからね君!無理に切り離すと死んじゃうかもね!」

 

うーん無慈悲。【アレ】と融合してるってことは軽く人間やめてますよね、いいぞぉ……戦いが楽になっていくぞぉ……

 

……おや?シクスちゃんの様子が……?

 

 

「……?なんだ?」

 

 

あっ【剣製】発動してますね。あっ【医者への手向け】ってそういう(察し)

 

案の定ムービーに入りましたね……確かそこそこ長かったので、私は飲み物を取りに行ってきます。ホライクドー

 

 

その少女は、アイツの話を聞いた後少し様態が変化した。

震えているような、怯えているような。

しかし、それは一瞬の出来事に過ぎなかった。

彼女は急に殺意のようなものをアイツに向けた。

そして―――

 

 

瞬間、アイツの身体が、臓物が飛び出して四肢が弾け飛ぶように見えた。

無機質な白い壁は、紅く、どす黒く染まっていた。

少女、被験者番号「810」

彼女は―――

 

 

連れてきては行けなかったのかもしれない。

彼女は、「それ」をし終わったあと、静かにこちらを見つめていた。

 

監視カメラ越しからも伝わる、強烈な殺意。

来る前とは変わった、蒼い目をしながら。

 

 

……なんか帰ってきたら辺りが血まみれなんですけど(ドン引き)

ママエアロ(風魔法)

それよりこんなことして源石は埋め込んでくれるんですかね?危険人物として檻にでもぶち込まれそう(小並感)

埋めてくれないとどうにもならんからな〜頼むよ〜(運頼み)

 

 

身体が、重い。

それは殺った余韻に浸っている合間にやってきた。

急に立っていることすら、ままならなくなった。体が、固まっていくような感覚だ。

 

そして、何かに殴られるような感覚が襲う。

 

 

ふと、後ろを振り返る。

 

そこには、ひとつの盾を持った、女性がいた。

「……寝ていろ。」

 

アッハイ、( ˘ω˘)スヤァ…

 

 

 

また海が、呼んでいる。

 




シクスちゃん:まるでエ〇ァみたいな暴走具合だなぁ(小並感)
白衣の研究者:俗に言う死にキャラ。コラテラルで死ぬやつ。ゲームとかによくいるよね、主人公覚醒のために死ぬほど煽るくそ雑魚枠
実は副所長。フン、ザコガ!

???:盾持ったライン生命組といえば……

アレ:アークナイツ……【海】……あ、ふーん(察し)

気がついたらUA3000超えてて死ぬほど驚きました。ありがとナス!



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あーもうめちゃくちゃだよ〜(チャート)

UA4000超えてーら!?お気に入りも100超えてーら!?となったので初投稿です。あとたくさんの感想感謝っ……!みんな曇らせ好きですね、私も好きです(真顔)
ちなみに好きなキャラはライン生命組とアブサントです(隙自語)


 

おっはーーー!!!!!!!!(大声)

暴れんなよ……暴れんなよ……と祈るRTA、続いてる〜

昨日は散々でしたねぇ……っていうかさっきの大盾の人もしかしてあの硬質化しそうな人だったり……しそうだな、うん(血涙)

 

面倒ですね……あの人素質で、戦う時間が長くなるほどステータス上がるので……ま、その時にならないと分からないか。

 

しかしここはどこなんでしょうね?昨日暴れすぎたせいで、独房にぶち込まれてそうなもんですが……

 

 

貴方は以前と変わらない冷たい床に寝転がっていた。

 

辺りを見渡すと、以前と同じ真っ白な壁に監視カメラが付いてる部屋だ。相違点といえば、1つのベットが既に置いてある事ぐらいだ。誰かがここを使っていたようだ。

 

ベッドの端は、何故か燃えかけている。

 

 

燃やす事のできるライン生命組……アッ

これは……ロスりそうじゃな?

 

 

 

 

「あ!お前やっと起きたのかよ!遅かったな!」

「こら、イフリータ。起きたばかりの人なんだから……ごめんなさいね。そうだ、自己紹介しなくちゃ。私はサイレンス。好きに呼んで。この子はイフリータ。」

「おう!オレサマはイフリータだ!オマエの名前は?」

 

 

いきなり横から大きな声で呼ばれる。

見知らぬ顔だ。

 

イフリータと名乗る少女は手を差し伸べてきた。サイレンスと名乗った女性は貴方が取る行動を待っている。

 

oh......

 

あっ、シクスちゃんです。これから、よろしくな。

 

「シクス……うん、よろしくね、シクス。」

「ん!ヨロシクな!シクス!あ、オレサマが先にここにいたんだから、オレサマは先輩だぞ!オレサマの言うことは全部聞けよな!」

「もう……あ、シクスお腹すいてない?待っててね、ご飯貰ってくるから」

 

おっすお願いしまーす。飯は大事、私はSEK〇ROで学んだ()

 

 

……こんな物っ!(チャートの壊れる音)

こんなっ!ランダムにランダムがくるゲームのチャートなんてっ!こんなぁっ!(錯乱)

 

 

はい。仕方がないですがライン生命脱出まではノリと勢いで何とかします。

 

完璧に予想外でした。ま、信頼度上げられるしOKか……

 

起きたらイフリータと同じ場所にぶち込まれてるとか分かるわけないだろ!

 

 

後で新しいチャートを作っておきましょう……TDN通常プレイとか言わないでオニイサン!

 

「はい、これ。ごめんね、こんなものしか渡せなくて。」

 

これはっ!サァンドゥィッチ!?(滑舌)ありがてぇ……!キンッキンに冷えてやがる……!(物理)悪魔的美味さだぁ……(感動)

 

 

ということで今後はサイレンスネキからご飯を貰えます。これはうまあじ。

 

ちゃんと貰って食べないと餓死しかねないので(無敗)気を付けましょう。

ちなみにこれは手作りらしいっすよ?じゃけん全部食べましょうね〜

 

うん!美味しい!

 

 

というか優しいっすねふたりとも。怖くないんですかね……?昨日多分同僚(かはわからんけど)にあんなことしたんですけど(疑問)

 

 

 

「あぁ……うん、驚いたけれど貴方からはあの時のような―――いえ、やめておきましょう。とにかく、貴方は私たちを攻撃しないって、分かったことにして欲しいわ。」

 

イフリータちゃんが隣ではてなマークを浮かべてますね……可愛い……ノンケになっちゃう!

 

 

 

「収容番号、810番!外に来い。」

 

 

……ハッ!

 

おれは しょうきに もどった!

危うくノンケに飲み込まれかけましたね……

 

さて、収容番号810番。どうやらシクスちゃんのことを呼んでるみたいですね。

 

……つまり先輩は女の子説が(ないです)あ、ない。

どうしてこういう時のネタ乱数はいいんでしょう。ドウシテ……ドウシテ……

 

 

「あっ。もう行っちまうのか?」

 

タイムが大切dゲフンゲフン、呼ばれているからね仕方ないね。ホライクドー

 

 

「……そう、行ってらっしゃい。」

 

 

イテキマース、あ、出る前に軽く笑顔をしておきましょう(今後の展開的に)

 

 

「……っ!……貴方も……そうなのね……」

 

 

何かサイレンスネキが呟いてますが、さっさと無視して(無慈悲)ホライクドー

 

 

お外に出ると、なんか見たことある盾持ちの人が立ってました。なんで?(困惑)

 

 

「来たか。……私がお前を研究室まで連れていくことにしろと、上の判断だ。お前が暴走すると危険だというな。サリアという。よろしくな。」

 

 

ということでサリアネキでしたね、オッスオッス!

…………やっべ、面倒くさくなって来たぞ……(素)

 

まぁ確かに、大体の人はサリアネキに任せとけばどうにかなりそう(おい)硬質化もあわさって最強に見える。

 

ですがこれはRTA。サリアネキもぶっ倒して脱出しちゃいましょう。

 

 

あ、そうだ(唐突)

今のうちに融合率を確認しましょう。

 

 

32%!完璧ですね。ですがもう少しライン生命組(サイレンスとイフリータ、そしてサリア)の信頼度を上げておきたいのでまだ居ます。100%上げるまではいますよ〜いますいます。それに、融合率上げておくとアーツ強化が入るからね仕方ないね。

 

 

「ここだ。中に入ったら、体を消毒する所があるからそこで消毒しろ。そうしたら着替えが置いてあるからそこで着替えて真っ直ぐ進め。……変な気は起こすなよ?」

 

 

ヒェッ……やだ怖い……やめてください……

 

本当は、てめぇなんか怖かねぇっ!野郎オブクラッシャー!って言いたいところですが、今だと勝てないので(勝ちたくないので)仕方なく従いましょう。

 

 

 

少女消毒中……

 

 

 

服着た!ヨシ!じゃあ研究室にホライクドー

 

 

研究室につくと、そこは嫌に静まり返っていた。研究者もいるが、先日のアレの影響だろうか、怯えているような人も見かけた。

 

 

はぇ〜……すんごい狭い……狭くない?なんでこんな小さい所に10人はいるんですかね……?(純粋な疑問)

 

まいいか、手術台に横になりましょ〜

 

 

さて、ここから手術(源石の人体移植)のミニゲーム(連打ゲー)をする訳ですが……時間が無いのでカットだ(無慈悲)

 

ちなみに手術の前に身体機能向上のため(という名の実験に耐えてもらうためのアレ)のお薬を刺されますが、フヨウラ!

 

嘘ですアーツ適性上げてください(手のひらドリル)

 

 

 

 

……右腕に埋め込まれたようだ。

 

 

 

 

ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉん…………ビール飲みましょビール!(ないです)

 

 

源石は右腕にぶち込まれましたね……いいゾ〜これ。【剣製】は手から生み出す時もあるので、すぐ作れるように媒介があるのはベネッ!

 

 

あと研究者達、恨みかなんなのか知りませんけど、麻酔無しでシクスちゃんのモツを抜いてきました。

 

(嘘じゃ)ないです。私だって嘘だと思ったよ?せめて

 

「あ、腕からかな〜」

 

って思ったよ?「アレ」をあの人が混ぜたの知ってたとはいえ酷くない?

 

 

お前ら人間じゃねぇッ!(ブーメラン)

若干ゃ研究者達も引いてましたが、まぁシクスちゃん強いから。へーきへーき、ヘーキだから(テキトー)

素質の自己再生分の時間をかけてくれるだけ有情ですね……

 

 

連打ゲー?……ナオキです(しんどい)

連射コンは使わないようにしてます(レギュ的にも)が、これがなかなか、難しいねんな……

 

 

そういえば出る時に、シクスちゃんのカルテ置いてありましたが、なんか肝臓取り出したらしいっすよ?謎の触手も追加で、すぐに新しく生えてきた(物理)ようですけど。

ヒェッ……まるでどっかの石仮面被った人みたいだぁ(比喩)

 

「……終わったか。戻るぞ。」

 

あっ、サリアネキオッスオッス。

 

 

……なんか、眠たそうっすね?

さっきまでここで寝てました?絶対夜遅くまで起きてるやつゾ(走者への特大ブーメラン)目の下にクマが出来てんよ〜これ

 

 

「いやっ、寝てなどは…………ない(ボソッ)」

 

 

あるぅぇー?おかしいねなんか聴こえたね?

まま、えぇわ。警備は大変、古事記にも書かれている。だから無理はしないでクレメンス……(敵に塩を送る)

 

 

「……あ、ああ。分かった。」

 

 

ちょろ……

 

さてここで信頼度チェック。

45%……普通だな!いや高ぇよ(素に戻る)

サリアは必ず、ここから出るまでに信頼度100までにしておきます。

後で脱出する時に使えるからね、だから上げる必要があったんですね(例の構文)

それじゃあサリアネキとも別れたから自室にイクヨォ!イク!

 

帰ってくると、イフリータが布団にもう入っていた。時刻はp.m,11:00。仕方の無いことだろう。

 

 

…………oh……(語彙力低下)

 

なるほど……これは悪魔的な可愛さだな?

ほっぺたつんつんしてあげたい()

あっ、でもそろそろ保護者が見回りに来そうなので寝ましょう(自己防衛)

( ˘ω˘)スヤァ…

――――――――

 

 

ある日、いつもの様に新しい子がここに来た。またどこかで拾ってきたのだろう。多分、年齢はイフリータの5つ上くらいだろう。

傍に着くのはここでも最も位の高いあの馬鹿だが。少し不安だ。

いつか、私やイフリータとも出会うことがあるのだろうか。

 

 

 

イフリータと同じ部屋にして欲しいと、上から連絡が来た。

一体どういうつもりなのだろう。

 

 

その後、直ぐにとある映像が送られてきた。

そこには、あの馬鹿を一瞬で消し炭にした彼女が映っていた。声は入っていなかったが、声がなくても分かるくらいに殺意が溢れていた。

監視カメラ越しにこちらを見る蒼い目。血に塗れた彼女はまるで――――

 

 

 

この世のものとは思えなかった。

 

 

 

彼女が、イフリータの部屋にやってきた。同棲、という形になるらしい。彼女には、あの時のような殺意は無く、とても元気な少女の姿を見せた。

 

 

そして、慈愛に満ち溢れているような笑顔も見せてくれた。

 

痛いくらいに眩しい笑顔。

 

私は、この笑顔を――――

 

 

守りきれるのだろうか。

 




シクスちゃん:素質が強すぎて生物兵器になってる……!(歓喜)
体は無限の剣でできていたを体現してますね……バケモノじゃないか……(困惑)

サリアネキ:盾の人。警備だけをしてるので中で行われてる研究の内容は知らないらしい。ふーん(悪巧み)

サイレンスネキ:可愛い。絶望してくれ(本音)

イフリータ:可愛いその2。もっと元気になるんやで……ホンマにな……




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なんて素晴らしい日常なんだー(棒)

結局勝つためには真銀斬が必要と知ってしまったので初投稿です。
アッシュは先鋒、知りました(初心者)


おっはーーー!!!!!!!!(大声)

修羅の道を歩みだしそうなRTA、はっじまるよ〜!

 

さて、前回はシクスちゃんの初めてを奪われましたね(語弊のある言い方)今回はそんな日から1週間後の日から始まります。特にイベントもなかったし、いいよな?いいと言ってくれ(懇願)

 

 

冷たく硬い床の感触に目を覚ます。

貴方がいつもの様に身体を起こすと、横にはイフリータが未だ眠ったままだった。

 

 

……ここで選択肢ですか……

そりゃもちろん起こすに決まってるよなぁ?とりあえず揺らしましょう。ホラホラホラホラ

 

 

「んん……なんだよ……」

 

 

朝ですよ〜起きてクレメンス〜

 

 

「……オレサマはまだ眠いんだよ……」

 

 

……仕方がありません、ここは秘技、「耳元で叫ぶ」を行うしかありませんね。

コマンド選択して……よし、それではボタン連打して息を吸いましょう。ッスゥゥーーーー

 

 

「分かった分かった!起きるからそれはやめてくれ!」

 

 

彼女はそう言うと、飛び跳ねるように身体を起こした。

 

「ったく、なんだよ……あ、今日って研究?ってやつの日じゃなかったか……?」

 

はぇ〜そうなんですね。んじゃっ!頑張って!(無慈悲)私歯磨いてくるから!

 

「……あ!そうだ!シクス!オレサマの代わりに研究受けてくれよ!へへっ、先輩に従うのは後輩の役目だろ?」

 

えぇ……まぁ、いいですけどね?信頼度上がるイベなんでこれ。検査は受けた方がいいと思いm

 

 

ごめんなんでもない、ここそういえばライン生命だったわ。

 

あぁ分かったよ!俺が1人で行ってやるよ!行けばいいんだろ!

 

「本当か!ありがとな!シクス!」

 

あら笑顔可愛い。(本音)本当に可愛いなイフリータ……強く生きろよな……

 

「……?なんでそんな顔してるんだ?おい、シクス?」

 

あ、シクスちゃんめっちゃ優しい笑顔してる。まるでこれから死にに行くみたいな顔だぁ……ま、地獄を見ることは確かなんですけどね()

 

 

「……?訳わかんねぇ……」

 

 

困惑しながらもなんか嬉しそうにしてますね。あ^〜たまんねぇぞ!

 

ちなみに今現在の信頼度は……50%!早くなーい?

いいゾ〜これ。これからも、よろしくな。

 

「ん?おう!よろしくな!」

 

 

「あ、おはよう2人とも。もう起きてたのね。」

 

「サイレンス!」

 

 

オッスおはざーっす。

あ、イフリータがサイレンスに抱きつきましたね。……ん゛ん゛ッッ!

ふぅ、落ち着きましょう。んで、サイレンスネキは何故ここに?

 

 

「あぁ、2人ともぐっすり眠っちゃってるんじゃないかって。起こしに来ようかなって思ってたの。」

 

 

はぇ〜そうだったんですね〜。やっぱり優しい……優しくない?ライン生命組って全員基本的に優しい(当社比)と思うんですけど、サイレンスネキは本当にその中でも優しいっすね。優しさが身に染みるぜ……

 

 

「あぁ、あとシクス。えっと……貴方が外で呼ばれていたわよ。」

 

 

お、そうでしたか。情報提供ありがとナス!(満面の笑み)飯貰ったらさっさと外に、ホライクドー

 

 

「……っ、やっぱり……」

 

 

なんか呟いていた気がしましたが、気の所為だろ(白目)

 

それじゃあイクゾー!デッデッデデデ カーン

 

 

「……来たな。行くぞ。」

 

 

オッスお願いしまーす。と、行きたいところですが、まぁ前Partにやった事をもう一度繰り返すだけなので。残念ながらキャンセルだ。(クッキー☆上映会も)キャンセルだ。

え?見たい?そんな兄貴姉貴たちは大人しく本編見てきて、どうぞ。

 

 

 

1145141919秒後

 

ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん……

やめたくなりますよ〜連打ゲー〜

ですがちゃんとやらないと死んでしまうので(無敗)気をつけよう!(あのBGM)

 

 

あ、今回の実験内容ですがまたモツが取られた(すぐ治りましたが)のと右頭部に源石を埋め込まれました。ついでに左足にも。これ代わりに受けてなかったらイフリータちゃんに埋め込まれてたみたいですね……許せんっ!(蜘蛛男感)

 

しかしシクスちゃんはお強お強な人なので、源石なんてカスが効かねぇんだよ!(融合率が増えないとは言ってない)

 

 

ちなみに今回はフィリオプシスネキもいました。たま〜に実験途中で手が止まってましたが、何かあったんですかね〜。

多分眠くなって寝てたんでしょ(クソテキトー)

 

っていうか……

 

長いんだよ!!!!!!!

 

 

前回もそうですが、ゲーム内時間で一日の4分の3も実験()されてるんですけど。初めてなんですけどこんなチャート。

いやまぁ通常プレイの時もありましたけどね?今引くとは思わないじゃないですか。

 

 

信頼度上げはお昼とかにもできるのに……余計な事を……

 

 

ままええわ。取り敢えず研究室出ましょ。

 

 

「ふむ、戻ってきたか。なら帰るぞ。」

 

 

アッハイ。そういえば、サイレンスネキとかと知り合いなんですかね(すっとぼけその2)教えてくれよな〜頼むよ〜

 

「……サイレンス?あぁ、彼女とは……とある実験で共に研究をした、それだけだ。」

 

ほんとぉ?(知ってる民)絶対なにか隠してるゾ。私は詳しいんだ!

 

 

「……これ以上、お前に対して話すことは無い。もう着いたし、戻れ。」

 

 

アッハイ その殺意向けるのやめてもらっていいですか、やだ怖い……やめてください……

 

 

「……む、すまなかった。とりあえず、もう戻れ。」

 

 

ハイ!ワカリマシタ!

 

 

(無言で信頼度チェック)

 

……ファッ!?信頼度90になってる……

なんなんだこの人……

 

ま、これくらいにしておいてそろそろ部屋の中にイクゾォォォォォォォ!オエッ!

 

 

部屋に入ると、そこには眠たそうにしているイフリータが座り込んでいた。

 

 

「んん……帰ってきたのか?シクス、おか…え…り」

 

 

そう言い切ると、彼女は眠たそうにしながらこちらに倒れ込んできた。その後、小さな寝息が微かに聞こえてくる。

 

 

えっ(脳内停止)

 

 

 

……え?(現実を受け入れ中)

待っててくれたんですかね……?ヤダ優しいっ!と、とりあえず優しく布団に入れてあげましょう。

シクスちゃん?シクスちゃんに布団はフヨウラ!

今後も野宿する予定なんで硬い床には慣れてもらいます(鬼)

そんじゃおやすみと軽く声をかけて寝ましょう。( ˘ω˘)スヤァ…

―――――――――

 

 

フィリオプシスの日記

 

×月〇日

 

本日は収容番号、810番の被検体の研究を手伝う事になりました。

 

私は研究中のアシスタントをしていましたが……

 

あそこの光景は、異様なものでした。

 

 

データベースに照合……そう、不快感、恐怖感を覚えました。

 

 

あの彼女は、何者なのでしょう?

周囲の人々はこう言ってます、「神々によって生まれた」と。

 

【神々】をデータベースに照合。

 

……この大地、この世界を造りしもの、データベースにはそうあります。

彼女は、そんな創造者たちから生まれたのでしょうか。

 

 

私は、どうすれば良いのでしょうか。

 

 

この後の頁は、全て解読が出来ない。グチャグチャに書かれている。

 

 




フィリオプシス:無力なままだった。

シクスちゃん:アーツが暴走したらこの研究所壊れそうだなぁ(他人事)


フィリオの書き方これでいいのかね……?私には分からん(某博士風)



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ごめんね(走者が)弱くって……

8章をクリアしたので初投稿です。やはり戦友……!戦友のデストレッツァと真銀斬は全てを解決する……!


今回からペースを上げてくRTA、もう始まってる!

ということで、先程言った通りこれからペースを上げて行きます。信頼度を上げるイベントをしたり、融合率を上げたり、ですね。

 

具体的に言うと、ここからリアル時間1時間くらいここで取られてるのでカットしないと尺がやべぇやべぇよ……状態なんですね。

 

本当はイベント全てを紹介したいくらい魅力的なゲームなのですが、出来ないので大体のルートを説明します。見たい人はみんなもこのゲーム、やろう!

 

 

ではまず、イフリータとサイレンス。彼女らは大体一緒にいるので、イフリータを甘やかしたり優しくしてたりしたら信頼度は上がります。楽です。1番楽です。癒し。はぁぁぁぁてぇてぇなぁっ!?(クソデカ感情)

 

 

次、サリアネキ。彼女は死ぬ程激務で疲れているので労ってあげましょう。今回の場合だと毎回ミニゲーム(あの実験)が終わる度に話しかけられるイベントがあるのでそこで信頼度を上げましょう。上がり方は多いので最初のうちはそんなにしなくても良いかと。

ただここは乱数なのでこの動画は参考にしないでいただきたい(白目)

1週間であんなに上がるとは思わなかったんだよッ!(迫真)

 

 

ラスト、フィリオプシス。え?メイヤーとマゼランは、って?

 

 

まず今回エンカウント(出会ってない)してないから要らない……要らなくない?

 

あの二人はライン生命の中でもマトモ枠なんで、闇出さずに会話しとけば大丈夫です。(テキトー)どうせ後で闇を見る()

 

 

んでフィリオ。

彼女は口調がアレですが、人を思う気持ちは人一倍あります。なので、相談事とかによく乗ってくれます。つまりイベントが発生するんですね……そうですガバです。

引かないように祈りましょう。今回引きましたけどね(白目)

 

 

とまぁ、こんな感じです。簡単だな?

 

ですが、さっき言った方法で信頼度を上げながら源石をぶち込まれる(直喩)映像を見せられても「これっぽっちも面白くなかったな……」で終わりますよね?

 

ですので〜

 

 

み な さ ま の た め に 〜

 

 

現在のシクスちゃんにて、ご説明させていただきます。

 

 

え?クッキー☆?自分で見てきて、どうぞ。

 

ではアーツから。今のアーツ【剣製】はひたすらに剣を作って攻撃出来るだけですが、こいつが派生すると【兵器作成】、【銃器作成】などの強力なアーツに変わります。派生できるのは、融合率40%を超えたあたりから。

 

 

強いですからね、それくらいの解禁速度です。まぁ癖が強すぎたんで、本チャートではあんまり使わないんですけどね()

 

 

え?そこは滅茶苦茶使えって?走者だろお前って?

 

 

いやそんな、勘弁してください……

銃器作成は失敗するとジャムるし、兵器作成は連続で作るだけでスタンしちゃうんで、このアーツは連発出来ないんですよね……

 

 

(扱いが)ムズすぎるッピ!

 

ですが、勘のいいニキネキなら分かると思います。「連発」しなければ作れるんじゃんアゼルバイジャンと……!(激ウマギャグ)

なので1個ずつ作っていきますよ〜いくいく。

 

素質でスタン短縮でもあれば強いんですがねぇ……これがなかなか、難しいねんな……(ガバ運)

 

まぁ、高速回復の素質が来てるだけで当たりです、充分ね。

 

ということでいつも通りステータスチェックだ!

 

 

【物理強度】卓越

 

 

【戦場機動】普通

 

 

【生理的耐性】卓越

 

 

【戦術立案】□□

 

 

【戦闘技術】優秀

 

 

【アーツ適正】□□

 

 

おほ^〜いいステータスだ……(しみじみ)

戦場機動は相変わらず普通ですが……まぁどうにでもなるでしょ(慢心)

後々使うパリィや受け流しには戦闘技術でどうにでもなるので、OKか……(等と供述しており)

 

 

ってか、気がついたらアーツ適正まで□□になってますね……これが融合率40%の世界か……

最初のお薬の影響もありますねぇ!なかったら卓越止まりでした。【アレ】の影響もありそう。

 

……しかし、物理強度は【卓越】表記なんですね。パゥワとしては【□□】レベルなんですがねぇ……

 

 

あ、今確認したら融合率40%まで行っているので、使えるアーツが増えましたね。いいゾ〜これ。

 

 

できることなら今後のために「兵器作成」から生物兵器でも作っておきたいですねぇ。

まぁ、ここで作ったらさらに警備が増えるだけなんでやりませんけど。

監視カメラの存在を忘れてはならない(無敗)

 

 

しかしまぁ、倍速開始してからまた1週間経ちましたけど、何も起こりませんね……

結構あっさり突破できそうでタイムも縮みそうでs

 

 

なんで等速に戻す必要があるんですか?

 

 

貴方が普段通り部屋に戻ってくると、そこにはいつもの様にイフリータ―――ではなく、どこかで見たような研究者がいた。

少し痩せていて細身でありカルテを持っている研究者だ。

 

 

……なんだこのオッサン!?初めてみる人でやだ怖い……やめてください……

 

 

「おっと……驚かせてしまってすまない。悪いね、夜遅くに。君と面談できるのはこの時間しかなくて。」

 

 

誰が面談していいって言ったんだオラァ!?

ルール違反ですよルール違反!

 

 

「……あれ、伝わってなかったか……そうか、すまん。」

 

男は軽く頭を下げる。反省の意思は、しっかり汲み取れるだろう。

 

 

……まま、ええわ(寛大)で、なんの用で来たんですかね……?

 

 

「ああ、少し、君の鉱石病についてね。」

 

 

あれ、何かありましたっけ。いや特にないはず……どこかでなにかフラグ折ったか……?

 

 

「……君のね、鉱石病。進行していないようなんだ。」

 

 

………………ファッ!?

 

 

とある研究者の手記より 抜粋

 

 

あの少女、810番は得体の知れない何かに変わってしまっている。

我々はこの領域に踏み込んでしまっていいのだろうか……?

彼女は、神々によって生まれたのではないかと錯覚するほど強烈だ。

 

 

どんなに痛覚を刺激しようとも反応しない。どれほど源石を埋め込んでも。どんなに臓器を取っても痛がらない。すぐに新しいものが生まれる。謎の触手と共に。

今日は、肝臓を取ったが……彼女からの反応は、一切なかった。

 

 

これにより、彼女限定で臓器を増やせるようになった。臓器売買と言うやつだ。

確かにこの臓器売買が出来るようになったのは利点だろう。とてつもない利益を生むことになる。この研究室も全て新しい部品に変えられるだろう。

 

 

……だが。

 

 

私は不安で仕方がない。

この実験結果が世に出される?

違う。

脱走されると資金が苦しくなる?

違う。

彼女は―――

 

 

 

 

その気になったら。

この大地、テラでさえ破壊してしまうのではないか。

そう考えてしまっている。

 

 

追記:彼女のカルテに書いておくように。

彼女の中にある鉱石病の、進行が止まってしまった。

ますます不可解だ。本人に聞いてみても首を傾げるだけ。

もう、これについて触れるべきではないのかもしれない。

 

 

 

 

 




シクスちゃん:遂に鉱石病でさえ止めてしまったヤベー奴。お前がナンバーワンだよ本当に……


研究者:多分1番真実を知ってる人の1人。彼は、一体何を見たのでしょうね。


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あ^~チャートの壊れる音ぉ^〜

これ書いてたら寝落ちしてたので初投稿です。みんなも無理して書くのは、やめようね!



真実がいきなり語られたRTA、もう始まってる!

 

前回は、シクスちゃんの鉱石病の進行が止まっていることを研究者さんが教えてくれましたね。急展開過ぎんよ〜これ。しかもイベスキップできないし。チャートが壊れちゃ^〜う

 

ってかお前誰じゃい?

 

 

「……あぁ、私の名前はオメガだ。よろしくたのむよ。」

 

 

アーハン?なるほどなるほど……

とりあえずオメガ氏、オッスお願いしまーす!んで、鉱石病が止まってるってどういう事なんでぃすかね?

 

 

「そのままの意味さ。研究、という名の人体実験で埋め込まれた源石以外で、君の鉱石病は進行していないんだ。つまり君は、この症状を維持したまま生きることが出来る。」

 

 

はぇ〜……なんか凄そう(小並感)

まぁ治療する必要が無いのはいいですね、やったぜ(タイムを気にする走者の図)

ちょっとライン生命入ってからガバが多すぎるからね、仕方ないね。

 

あと、鉱石病進行しすぎてると行動にデバフかかりますからね……これは助かる。

 

……ってか珍しくイカれてない研究者だな?レアですねぇ……サイレンス達以外にいるとは思わなんだ。

 

 

「……で、だ。ここからは私個人的な話になるんだが。……君にはここから脱出して欲しい。」

 

 

ファッ!?まさか内部の人間からお願いされるとは思わなんだ……まま、ええわ。脱出する予定に変わりはないですし、協力してくれそうなんでさっさと行きましょう!もう待ちきれないよ!早く出してくれ!(せっかち)

 

 

「……まぁ待て。まだ君は支度も出来てないだろう?今日から1週間待つ。私が毎晩この時間帯にここを出るか聞きにくる。出ると決めたなら私は手伝おう。もちろん、1人で脱出しても構わない。私としては……君のような存在がこんな所にいてはいけないと思ったからね。」

 

 

なるほど?実はまだイフリータの回収するイベントをやっていないのでそれをしなきゃいけないんですよね(信頼度上げイベント)

あと、アーツの感覚も思い出すためにちゃんと1週間分支度しましょう。じゃあ、シクスちゃんもう寝るから……

 

 

「あぁ、良い夢を、我が主よ。」

 

 

……ん?なんか聞こえた気がしますが、気の所為だな!ヨシ!

では寝ましょう。イフリータちゃんは今日も寝てますね、可愛い()

( ˘ω˘)スヤァ…

 

 

おっはーー!!!!!!!(大声)

と、ここで補足を。

 

 

いまさっきWikiを見てきたんですが……鉱石病の停止は確率らしいです。

しかも低確率。上級コールが落ちるぐらいの確率だそうです。

何だこのガバ運は……たまげたなぁ……

 

いつも通り起きたのでイフリータを起こしたいところですが……ここからフラグ立てをします。

 

 

まず、寝ているイフリータを起こさないようにします。

 

 

 

もう一度言います、起こさないようにします。

 

 

こうでもしないとイベントが起きないねんな……何故か不服そうにしてるシクスちゃんを後目にお外に行きましょう。(すっとぼけ)イクゾー!デッデッデデデ カーン

 

 

「……珍しく早いな、今日は。」

 

 

サリア姐さんオッスオッス!いつもより1時間早いけど、いいよね?

 

 

「まぁ、悪くは無いが……その様子だと飯は食べてないな?」

 

 

(食べて)ないです。仕方ないね、タイムが1番だからね(テキトー)本当は飯を食わんと餓死しかねないのでダメなんですが、飯持ってきてくれる人(サイレンスネキ)が起きてないからね、仕方ないね。

どうせモツ引き抜かれるし、ママエアロ(風魔法)

 

 

「……ふむ、そういう訳ならこれでも食べてろ。」

 

 

そう言うと彼女はぶっきらぼうに1つのパンを差し出してきた。

 

あっありがてぇ……っ!キンキンに冷えて……無いやん!まま、ええわ(寛大)

もらう側ですしね、有難く頂きましょう。

美味い……悪魔的美味さだ……(しみじみ)

 

 

「どうだ?口にはあったか?」

 

 

ええやん!気に入ったわ!少し香辛料があって辛味がディ・モールト、ベネ!

あっ、そうだ(悪巧み)特に理由は無いですが、満面の笑みをしながら食べましょう。

 

 

「……っ!そうか、なら良かった。サイレンスに言えば、同じものを貰えるだろうよ……」

 

 

おっおっ?ぬぁーんか動揺してますねぇ!?なんでだろうなぁ(すっとぼけ)

ってか多分この味付けはサイレンスネキには出来ないと思うんですけど(凡推理)サイレンスネキは香辛料使わないからね仕方ないね(いつもご飯くれるのはサイレンスネキなので知ってる)

 

 

「……いや、くれるさ。必ずな。それより、飯を食ったならもう行くぞ。」

 

 

ヒェッ……視線が怖い……怖くない?おこなの?怒ってんの?

 

 

「何を止まっている?いいから行くぞ。」

 

 

アッハイ、行くぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!オェッ!!!!!!!!

 

 

ということでカットでいいよな?してもいいよな?ちゃっちゃと行こうぜちゃっちゃと。

 

え?ダメ?倍速にしろ?なんでそんなことしなきゃ行けないんでs

 

 

〜走者洗脳中〜

 

 

はい倍速にしましょう(傀儡国家チャンネル)

と言っても喋ることないんですよね……強いて言うならここの人体実験(物理)が苦手な人は連打コンを使ってくださいとしか……

 

 

連打のレベルは某蛇が主人公のメタルな歯車ゲーの拷問イベントレベルより下くらいで、初心者の方でも大丈夫だと思いますが、何せ長い。

いやほんとに。1分連打とかどうしろって言うんですかね(白目)

 

ただ今回は自己再生の素質があるので連打は少し優しくなってます。つまりここも運要素だな!(n敗)

 

 

ちなみに、チェックポイントが用意されているのでやり直しもできます。優しいには優しいですが、やり直ししないと普通に死ぬこともあります()

気をつけよう!(無敗)

 

 

 

とか言ってたら終わりましたね。早くなーい?(いつもに比べて)

 

ちなみに左腕に源石をぶち込まれました。もう許せるぞオイ!

ほいじゃさっさと出て帰りましょ。ホライクドー

 

―――――――――

 

 

「どうだった?」

 

 

「いいや、表情一つすら変えねぇ。どうなってるんだあいつ……」

 

 

例の彼女がいなくなった研究室で、カルテを片手に研究者たちが語り合う。

 

 

「今回取ったのは肺だぜ?しかも両方とも一気に取ったんだ、麻酔もしてない。なのに眉ひとつすら動かさねぇ。それに15秒もしたら、まず血管が生えてきて、謎の触手と骨が生えてきて、気がついたら元に戻ってやがる。」

 

 

少し陽気な研究者はそう話す。

 

 

「あぁ……あいつ本当に何者なんだろうな……副所長がよく分からん【アレと】を混ざたのは見たが、適合率が高すぎないか?まるで以前から……」

 

 

「ともかく、あいつは人に思えねぇな……」

寡黙な研究者はそれに対して答える。

 

 

「彼女は、ただの人間ですよ。」

 

 

研究者達の声が一瞬途絶える。彼らが声の方に振り返ると、そこには実験の手伝いをしていたフィリオプシスが立っていた。

 

 

「……そうかぁ?」

 

 

「ええ、彼女が取る行動、仕草、言葉遣いなどは一般の女性。少女と同じだと私のデータベースから参照しました。彼女は、ただの人間なのです。」

 

 

その一言で、他の周囲の研究者達の話し声でさえもが、途切れていった。

 

 

「……フィリオ、お前大丈夫か?」

 

 

「?何がでしょう。当機が導き出した答は出しましたが。」

 

 

「違う、そうじゃなくてな……」

 

 

「……こいつはな、あの彼女を【人智を超えたナニカ】だと思ってるんだよ。」

 

 

「……人智を、超えた……」

 

 

「あの再生能力。アイツを消し飛ばしたアーツのような何か。いや、あれは【アーツ】って括りを超えてるような……いや【アレ】を体に埋め込まれてるから、人なんてものじゃない、か。まぁ、ガワは人だろうけどな。」

 

 

「まぁ、お前が言いたいことはわかるが……それよりも、疲れているんじゃないかって心配してるんだよ、こいつは。」

 

「おい、そこまで言わなくてもいいだろう!」

 

 

「―――お気遣い感謝します。ですが、当機の疲労は検知できません、ご安心を。話を戻しますが、フィリオプシスは人ではないと、思いたくありません。彼女は人として思うべきだと、当機は答えます。」

 

 

「……そうかい。なら、フィリオはそのままでいろよ。」

 

 

寡黙な研究者は一言呟いてから、

 

 

「取り敢えず、今日はもう終わろう。みんなお疲れ様。フィリオもな。」

 

 

と、周りの研究者達に語りかける。それを聞いて、研究者達は徐々に片付けを開始した。

 

 

 

ただ、1人。フィリオプシスだけは、その手を動かそうともしなかった。

 

 

 

 

空白の時間が、流れていくだけだった。

 

 

 




フィリオプシス:手を伸ばせずにいた。救う事は、出来なかった。

シクスちゃん:多分もうすぐここを出ることになる。
強くなったねぇ!よぉしよしよしよしよしよしよしよしよしよし!偉いぞぉぉ!(スタンド使い並感)



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自己完結が、出来てたらなぁ(頭抱え)

マゼランが弊ロドスに来たので初投稿です。嬉しいけども……ライン生命組揃ったけどもさ……タイミング……

あ、UA6000↑お気に入り130↑ありがとナス!めっちゃ増えててびっくり。これからもマチマチ書いていくので、よろしくお願いします。


イベント回収をこなしていくだけのRTA、もう始まってる!

前回は今後どうするかってのと、さりげなくシクスちゃんが鉱石病に対して抗体みたいなものを持ってる、と知らされました。

今回はその後の、実験が終わったあとからです。

 

 

「ん、戻ったな。帰るぞ。」

 

 

サリアネキ、オッスオッス!それでは早速戻りにイクゾォォォォォォォォ!オェッ!

 

 

無機質な廊下を歩く。

コツリ、コツリと音が廊下の先まで響き渡る。

 

ふと、前を歩くサリアからいきなり声をかけられた。

 

 

「そういえば、お前のアーツはどんなものなんだ?」

 

 

うぇ?(素)なんか初めて見る選択肢が現れましたね……

理由でも聞きましょうか。なんで私の事そんなに根掘り葉掘り聞いてくるんだぁ!?(ギアッチョ並感)

 

 

「……好奇心というものだ。お前という人間に、少し興味を抱いただけだ。」

 

 

(無言の信頼度確認)

 

 

120!?うせやろ?この時点で100超えてるとこんなイベントがでるのか……(困惑)

 

 

まぁ、取り敢えず簡潔にアーツについて話しましょうか……

 

 

「……剣を作り出すアーツ、か。聞いた事ないな。」

 

 

でしょうね(レアアーツなので)。本編ですと……テキサスかな?よく分からんです。多分そう。博識ニキたち教えてクレメンス……

 

 

余談ですが、【剣製】はぶっちゃけレアアーツでは無いんですけど、自傷で死ぬってことを知らないと勝手に死んでいくのでね……強いけどデメリット分かるまで使いずらく、使用する人がほぼいないので……そういう意味ではレアアーツです。

 

 

話を戻しますが、どうやらシクスちゃんの周りでも、シクスちゃんと同じアーツを持ってる人を知らないようで。

やっぱり【アレ】の化身かなんかなんですかね(テキトー)かの深き海より参ってそうだなぁ。

 

 

「ふむ……少し、興味あるな。手合わせしてみたいとも思う」

 

 

ヒェッ……サリアネキとは(戦いたく)ないです。

硬いし強いし、時間経てば回復するし素質で強くなるし、どうやって勝てばいいんでぃすかね……?

 

 

「なに、私も弱点はあるさ。弱点がないものなんてこの世には無いからな。」

 

 

ほんとぉ?(疑念の目)嘘つけ絶対勝てないゾ。少なくとも正面からじゃマジで勝てないゾ。シクスちゃんの攻撃、術ダメなのはいいんですが、まぁキツイ。

硬質化と合わせられると勝てる気がしませんね……

 

 

まぁ、正面からだと勝てないだけなんですが。(大事なことなので以下略)

 

 

「……いつか、な。」

 

 

ん?なんか言いました?

 

 

「いや、何も言ってない。さ、もう戻れ。」

 

 

……ハイ!(^p^)ワカリマシタ!んじゃ帰りましょ。

あ、このイベントwikiに載っけとこ……(走る人がいるかは知りませんが)

 

 

部屋のドアを開けると、そこには少し不服そうなイフリータが座り込んでいた。

 

 

「……おう、戻ってきたのか。」

 

 

えっ目付き怖……怖いんですけど……ヤダヤメテニラマナイデ……

何?おこなの?怒ってんの?起こしてくれなかったの怒ってんの?おこだけにってな!!!!!!HAHAHA!!!!!!

 

 

 

 

 

 

すいませんでした。

 

 

 

 

「……いや、怒ってるわけじゃねぇよ。オレサマが言いたいのはな、なんで朝起こしてくれなかったんだよ!」

 

 

イフリータはそう言うと肩を掴んできて、体を揺すってくる。あまりにも強く揺らされ、少し立ちくらみを起こしてしまうだろう。

 

 

やっぱり起こしてくれなかったから怒ってるんじゃないか……(頭抱え)たまには自分で起きるということをしてみてはどうなんですかねぇ……他人に依存する生活は大変だって、古事記にも書かれてますよ?

 

 

「う……そうかもしれねぇけどよ!気が付いたら横にいなかったからよォ、オレサマは……その……」

 

あらかわいい(本音)おっとつい本音が……目の前にいなかったから、心配してくれたんですね?優しさが身に染みる……ありがてぇ……

やっぱりいい子じゃないか!(歓喜)おぉよしよし。

 

 

「うっうるせぇ!触んな!いいか!今後はオレサマのこともちゃんと起こせよな!あと、オレサマの目の前から勝手に消えんなよ!」

 

 

……oh……愛の告白でしょうか?

ということで、イフリータのイベントは回収出来ましたね。んじゃ寝る支度しましょ。ついでにオメガ氏との会話も済ませちゃいましょ。倍速で、いいよね?

 

 

オメガ氏はまだ支度すると言ったら、めっちゃ不安そうに帰っていきましたね。大丈夫だって安心しろよな〜?間に合わせるからへーきへーき、へーきだから。

 

 

ってかオメガ氏がシクスちゃんのところに来てるの、監視カメラで見られてるんじゃないですかね?どうやって誤魔化してるんでしょう……コレガワカラナイ

 

 

これでここにいる理由はもう、フヨウラ!あとはアーツの動作チェックとルート確認をしてから逃げます。

イフリータ、騙して悪いが状態になりますね、許せ……これもタイムのため……卑怯とは言うまいな……

 

 

脱出のルートは基本的変わりません。変わるものとすれば、周りに置いてあるものでしょうか。

 

叩けば謎のガスが飛び出すパイプとか、崩れやすそうな壁や天井。ま、あとは障害物になるものですかね。これがあるかないかで、この後が楽になります。じゃけん、明日確認しに行きましょうね〜。

 

 

まぁ!もうここまで来たんでね!もう特にこれといってイベントはないでしょう!さっさと寝て脱出してしm

 

 

なんで等速に戻る必要があるんですか?

 

 

いきなり、部屋のドアが開いた。

外から誰かが、1人。中に入ってくる。

誰だろうか。この時間だ、サリアでは無いはず。

 

 

少し警戒しながらも、部屋に置いてある小さな灯りをつける。本当に小さな灯りだが、ないよりはマシだろう。

 

 

つけてみると、そこには―――――――――

 

 

 

 

 

「……ごめんなさい、こんな時間に。少し、話がしたくて。」

 

 

 

見慣れたリーベリの女性、サイレンスが立っていた。

 

 

……………………ッスーーーー…………

 

(無言のwiki確認)

 

(ムービーイベント確定)

 

 

あぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁあぁあもうやだぁぁぁあぁあぁあああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

――――――――――――

 

 

彼女は、イフリータに接する人間の中で1番と言っていいほど好感触を得ている。

 

 

彼女がいれば、イフリータが暴走することはまず無いだろう。

 

 

実際、彼女が来てからというもの、イフリータは少しよく笑うようになった気がする。

 

 

けれども。

 

 

彼女には護衛がついてるらしい。

 

 

サリア。彼女が、あの子の護衛に。

 

 

いや、護衛というより「監視」だろう。何時暴れても大丈夫なように。

 

 

サリアは、あの子と何か話したりしているのだろうか。正直、サリアが何を話しているのかとかはどうでもいい。

 

 

ただ、私は―――――

 

 

 

またあの時みたいに、目の前から消えていくのが嫌だったから。

 

 

だから、ドアを開けた。

 

 

あの子とは、話をしなければならない。

 

 

またひとつ、閉じて忘れてしまうのは嫌だから。

 

 

 




シクスちゃん:眠そう。ひたすらに眠そう。 寝させてあげてよぉ!!!!(大声)

サイレンス:こんな所でイベントがあるなんて……オネエサンユルシテ

イフリータ:じゅんすいでとてもかわいいとおもいます!(幼稚園児の作文風)

走者:ガバガバ過ぎてタイム壊れちゃ^〜う
次はイベント回らしいっすよ?RTA殺しだぁ(白目)



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語り部

イベント回なので初投稿です。UA7000超えてておったまげた……(畏怖)


「……ごめんなさい、こんな時間に。ちょっと、話がしたくて。」

 

 

話がしたいと言い出した彼女――サイレンスは、いつになく真剣な眼差しをしてシクスを見つめていた。

 

 

「……話?」

 

 

「……そう。少しだけ、ね。」

 

 

そう言うと、彼女は「座っても?」と聞いてくる。

 

 

「勿論。」

 

 

シクスはそう答える。少し眠たそうにするが、直ぐに自らの舌を噛んで眠気を飛ばした。

 

 

「それで、話って?」

 

 

サイレンスが座ったのを見てから、シクスは聞く。彼女の紅い目は静かに傍観の姿勢を取っていた。

 

 

「……貴女の、護衛担当。いえ、監視担当と言いましょうか。私は、その担当者のことを知っているのだけれど。」

 

 

「……サリアのこと?」

 

 

その言葉に、サイレンスは深く頷く。

 

 

「ええ。サリアは、私の昔の同僚だったわ。いや、今も形式上はそうなのかもしれないけれど。」

 

 

研究者は含みを持たせたような言い方をする。

 

 

「……何かが、あったんだね。」

 

 

深く、しかししっかりと彼女は発言する。

 

 

「……ええ。私と、サリアは……なんと言ったらいいのかしら……いや、同僚でいいか。そう言っておきましょう。以前は彼女とも様々な研究をしていたわ。でもある時、私は彼女と対立したわ。彼女は……逃げたの。全てを捨てて。」

 

 

「……それは。」

 

 

それは違うとは言えなかった。全てを捨てていたなら、あんなに人間らしく生きようとは思わないだろうから。

 

 

でも―――

 

 

口には出せずにいた。

 

 

「だから、私たちは離れた。互いに。でも少し、後悔もしてるの。イフリータはサリアに懐いてるし、本当は会わせてあげたい。でも……」

 

 

「……出来ない、んだね。」

 

 

研究者はそれに対し頷く。少女は、その行為を見てから少し考えて、

 

 

「それを、相談するために来たの?」

 

 

と言った。

 

 

「半分は、あってる。もう半分、お願いしたくて。」

 

 

「……?えっ、と……」

 

 

歯切れの悪い回答に、少女は困惑する。

 

少女がそれについて聞く前に、女性は少女の手をとって言う。

 

 

「貴女には、イフリータの傍にいて欲しいの。」

 

 

「イフリータの、傍?」

 

 

「ええ。貴女が来てから、イフリータはよく笑うようになったから。毎日楽しそうに何があったのかを話してくれるし。勿論、貴女が良ければだけれども。」

 

 

少女は頭を掻きながら、少しの間考えて、答えを出した。

 

 

「……私が、イフリータの傍にいるのは構わない。」

 

 

その言葉に、女性は反応する。

 

 

「……っ、じゃあ「けれども、私は彼女の心の埋め合わせでしかないから。私は良くても、イフリータは良くないと思うはず。」

 

 

「そんなはずは……」

 

 

「ある。私は、あの子の心境がわかる。」

 

 

少し、辺りが静寂に包まれる。暗闇で染まる部屋の中、彼女の赤い目と灯りだけが輝いている。

 

 

口を切り始めたのは、少女の方だった。

 

 

「私には―――――」

 

 

 

「愛情というものが、注がれてなかったのだから。」

 

 

――――――

 

 

おまけ

走者のイベント中の反応

 

「不穏〜!!!!!!不穏なこと言うな君〜!!!!!!」(愉悦クッキー☆捕食中)

 

 

――――――

 

 

「愛情……?」

 

 

 

「そう。いや、イフリータは違うのかも。ただ、私は愛情というものを貰わなかった。」

 

 

少女は、軽く一息ついてから続ける。

 

 

「私は、とある一家の末っ子だったの。6人兄弟のね。有名な貴族一家で、一家全員他の一般人とは違うアーツを持っていたの。皆それぞれ個性あるアーツを持っていたわ。それを活かして、スポーツをやってたり傭兵をしていたりしてたはず。」

 

 

「一家全員……」

 

 

有り得るのだろうか。多少なりと、親のアーツが受け継がれるはず。血の繋がりがあるのなら、受け継がれないのはおかしいはずだ。

だが、彼女の目は真実を語っていた。

 

 

「うん。例えば……姉さんの【狂化】。自分を暴走状態にさせてアーツの全力を出させたり。あとは兄さんの【兆候】とか。少し先の未来を見たり。」

 

 

「【狂化】、か。」

 

 

そういえば、知り合いにそのアーツを持ってる人がいた気がする。

この子の関係者なのかな……いやまさか、そんなはずは。

 

 

研究者はそう思う。いや、そう信じたいだけだった。

 

「けれども。6つ子の末っ子として産まれた私には、アーツが無かった。」

 

 

「アーツが……無い?」

 

 

アーツが無いなんて有り得るのだろうか?

 

 

「有り得ないって、そう言われた。親にも、兄や姉にも。執事には……言われなかったか。でも皆、私を大切にしようとする気概すら見えなかった。親には無視され、兄妹にはいじめられていたの。」

 

 

彼女は懐かしむような目をしていたが、その話し方はからっぽのような、そんな気がした。

 

 

「唯一、1つ上の姉さんは私を守ってくれたりして、優しかったけれども。あと1番上の兄さんもか。でも、私の両親は私を愛してくれなかった。あそこの一家は、いらなくなったらすぐに切り捨てるところだったから、私も同じように切り捨てられた。」

 

 

「そん、な。」

 

 

いらなくなったから切り捨てられた。それじゃまるで―――――

 

 

「所詮、私はあの一家の道具でしか無かったの。あの一家は、色んなアーツの人材を集めて戦争に使うとか言ってて……なんだったっけな。私が産まれた時は、とあるアーツを欲しがっていたわ。アーツ名は……えーと、確か【剣製】?とかだったかしら。私たち兄妹は一家が欲したアーツを持つこと、又はそれを持ってる人物を探すことを目的としていたと聞いたわ。道具ってのはそういう事。」

 

 

 

どう声をかければいいか、分からなかった。

 

 

やがて、少女から口を切った。

 

 

「けれども、私はある街のスラムに捨てられたわ。結局、アーツは覚えなかったしね。」

 

 

「捨てられた……?天災が起きたところに住んでいたって、聞いていたけれど……」

 

 

「それは嘘。あの場所に兄妹の1人が住んでいたから。こう言っちゃあれだけど、死んでないかなぁ、って。見に行っただけ。」

 

 

少女は少し笑みを浮かべる。

狂気に満ちたような笑みだったが、決して目の色まで満ちてはいなかった。

 

 

「皮肉なものよね。使われなくなった道具みたいな人が、持ち主の欲していたモノを持つなんて。」

 

 

「……つまり、今のあなたはその【剣製】とやらが使えるって事?」

 

 

彼女はこくりと頷く。

 

 

これも運命か、そう呟きながら。

 

 

「……私には愛してくれる人というのがいなかった。だから、イフリータは私の傍にはいられない。教えてあげられないもの。それが、私の答え。イフリータ、いつも寂しそうにしていたから。サリアとサイレンスが、仲良くなってくれないかなって。」

 

 

「イフリータが……」

 

 

イフリータがそういうとは思っていなかった。イフリータは、表情によく喜怒哀楽が現れる子だ。けれどそんな彼女がそう思っていたとは知らなかった。

 

 

「だから、サイレンスが傍についてあげてほしいな。サイレンスは、イフリータにとって親のような存在なのでしょう?尚更私には出来ないよ。」

 

 

そんなはずはない。イフリータには友達という存在も必要だ。私やサリアでは出来ないような。

 

 

「そうだね。でも……イフリータは私と他人なのだから。」

 

その一言を言い切ると、彼女の目付きが変わる。

 

少し諦めていたような目付きから、穏やかな目に変わった。

 

 

私に言い聞かせるように。

 

 

「ねぇサイレンス。イフリータはね、私のような友達も求めているけどそうじゃない。家族を求めてるんだよ。」

 

 

手を取って、彼女は言った。

 

 

家族を。私は、イフリータの家族になれるのだろうか。

なる資格はないだろう。けれども、私にはそれをする義務がある。

ならなくてはいけないのだ。

 

 

私はもう、失いたくないから。

 

「そうだ、約束しましょ?私たちに何があっても、私達は助け合う仲間だって。何があっても、逃げることがないようにって。」

 

 

おまじないみたいなものだけれどね、そう彼女は呟きながら手を差し出した。

 

 

彼女にとってはこれも小さなものかもしれないけれど、私にとっては最大の「約束」だった。

 

 

「……ええ。私達は、助け合う仲間。逃げずに立ち向かう。約束しましょう。」

 

 

手を伸ばして、彼女の手を取った。

 

 

温かみのある手だったが、妙に冷たく感じてしまった。

 

 

「……色々、ありがとう。シクス。あと、こんな遅くにまでごめんなさい。」

 

 

「?……どういたしまして?相談なら、いつでも乗るから構わないけれどもね。」

 

 

少女は笑みを見せてくれた。

今日1番の笑顔を。それを見ると何故だろう、頬に涙が伝っていく。

 

 

「……大丈夫?」

 

 

「ええ……大丈夫よ……」

 

 

急いで涙を拭く。驚きで眼鏡を落としそうになった。

ふと、部屋に置かれてる時計を見る。もう深夜だ。新しい一日が始まっている。

 

早く戻ろう。

 

 

「じゃあ、おやすみなさい。」

 

 

「うん、おやすみなさい。」

 

 

彼女の顔をゆっくりと見てから、ドアから出ていく。

 

 

「……家族に、か。」

 

 

先程言われた言葉をもう一度口に出す。

 

 

家族になる。

私になれるだろうか。

 

 

「……大丈夫なはず」

 

そう呟く。

大丈夫だって。守ってみせるって。

いつものように、自分に言い聞かせた。

 

 

もう、逃げたりなんかはしない。

約束もしたのだから。

 

 

また、言い聞かせた。

 

 




シクス:選ばれなかった。生きることが許されなかった。それでも、諦めることは許されない。


この大地は、理不尽だ。


サイレンス:失いたくない。今度は守る。


そう、自分に言い聞かせてた。




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3人(大嘘)に勝てるわけないだろ!

筆者の誕生日が近いので初投稿です。ちなみにどうでもいいかもしれませんが明日です。はい。
あ、前回みたいなイベントパートがある時はタイトルがふざけてないのでそういうことだと思ってください()


くっそ長いイベントが終わってそろそろ脱出なRTA、はっじまるよ〜!

 

 

ということでやっとライン生命から出ます。もうチャートがない走りなんてしなくてもいいんや……!(歓喜)

 

チャートのない走りなんてフヨウラ!

 

 

んじゃさっさと出る支度しましょ。

一応、アーツのチェックは済んでます。ちなみに死ぬほど強化されてました。全部言ってしまうと長くなるのでやめますが、【剣製】発動時に出てくる剣の量が増えてます。強い……強くない?

 

まぁでも普通のキャラだったら死んでる実験耐えてるし、多少はね?

 

さて、このライン生命研究所ですが監視カメラがあると、最初の方でチェックしてますね。実はこれ、スタンするテーザー銃撃ってくるので迂闊に逃げれなかったんですよ。どっかの王室探偵の銃みたいだなぁ(白目)

こいつにスタンされて捕まって再走とか、よくやりました(810敗)

 

 

しかし!それもここまで!今回のアーツ、【剣製】により、今回はカメラ破壊ができます!

 

や っ た ぜ

 

なので見かけた監視カメラは全部壊していきます!

そのための下見、あとそのためのチャート?(息してないけど)

 

 

あ、そうだ(唐突)

オメガ氏が来るまでにイフリータ宛に手紙でも書いておきましょ。ここ書いとかないとトロフィーの為の信頼度イベ始まらないからね仕方ないね。丁寧な走り、いいゾ〜これ。(自画自賛)

 

 

 

ん、ムービー始まりましたね。では私は飲み物でも補給してきますか。

 

 

 

……また、呼ばれてる。

 

 

「そろそろ、うるさいんだけど。」

 

 

声がする方に声をかける。

 

 

【ほう、私の声を聞いても尚狂わないか、面白い。】

 

 

「あんた……誰?」

 

 

声がした方に問う。

 

 

【ふむ、そうさな。お前に融合した者だ。名前は……「深き者」とでも呼べ。】

 

 

「ふーん……で、あんた、なんで呼ぶの?」

 

 

【なに、気になっただけさ。私の声を聞くと大抵の者は発狂死してしまうからな。耐えられる人間というのが気になっただけだ。】

 

 

「……出ては、行けないんだよね。」

 

 

【そうだな、もう融合しきっている。本来ならありえない筈なんだがな。】

 

 

「そっか……」

 

 

【……ふむ、ならここは1つ、頼みを聞いてくれないか。】

 

 

「?頼み?」

 

 

【あぁ、お前には生きてもらいたい。お前が死ぬと、どうやら私という概念そのものも消えるみたいでな。私が死ぬのは構わないが、「概念」そのものが消えるのは困る。】

 

 

「んー……運命共同体、って事かな?」

 

 

【まぁ、そうなるな。】

 

 

「……私にとってのメリットは?」

 

 

【ふむ、力を貸そう。深き海からの贈り物、とでも言おうか。】

 

 

「……それは」

 

 

 

【む?】

 

 

「それは、人を守れる?」

 

 

【人、か?】

 

 

「うん。その力があれば、守れるかな。」

 

 

【そうさな、1つの世界は守れる力がある。まぁ、お前が大切にしている人は守れるだろうよ。】

 

 

「……そっか。」

 

 

 

【どうする?】

 

 

「いいよ、その提案。乗った。」

 

 

それを聞くと、【深き者】と名乗った者は気味が悪いほどの笑みを浮かべながら

 

 

【ハッハッハッハッ!あぁ聞き届けたとも!この力、お前のために貸しだそう。行け、シクス。お前の道は、私が見守っている。】

 

 

深く、深く、暗闇の空間に消えていく。

 

 

気が付いたら、いつもの天井が広がっていた。

 

 

もう、海から呼ぶ声は聞こえない。

 

 

……なるほど?【深き者】……これまた癖のある……

 

 

そして素質が変わってますね、【医者への手向け】から【深海なる者の祈り】になってますね。

効果は……お、ランダムで攻撃速度上昇か攻撃力アップ、それと障害物の触手出現。

攻撃力アップはまぁ、20%上がるくらいですね。攻撃速度は0.2上昇。でもそれも大事だったりします。有難く使いましょ。

 

 

おっと、オメガ氏来ましたね。それでは脱出しに行くぞぉぉぉぉぉぉ!!!!オェッ!!!

 

 

「支度はできたか?ふむ、では行くとしよう。」

 

 

ハイッ!ワカリマシタ(^p^)!ヤツニツヅケ!

 

 

さて、オメガ氏の後を追って脱出していきましょう。あ、そういえば、なんでオメガ氏はこんなに協力してくれるんですかね?ライン生命側からしたら逃がす意味もないと思うんですけど(凡推理)

教えてくれよな〜頼むよ〜。

 

 

「以前も言ったが、私は君がここにいてはならないと思っているからね。」

 

 

ほんとぉ?(疑心)ままええわ。大人しくついていきましょ。

あ、あとこれこのまま歩いてて大丈夫なんですかね?監視カメラに見つかっちまうよヤバイヤバイ……

 

 

「あぁ、監視カメラは壊してある。気にしないでくれ。」

 

 

……有能すぎひん?でも本当かどうか怪しいんで見つけ次第ぶち壊しましょうね〜

監視カメラに向かってシュゥゥゥゥ!!!!超!エキサイティング!

 

 

「……末恐ろしいな。」

 

 

ん?なんか呟いた気がしますねぇ……気のせいか、ヨシ!(慢心)

 

 

「ついたぞ、ここだ。」

 

 

彼が止まった先には大きな扉があった。固く閉ざされており、開くのかどうかすら分からない。

 

 

「ここを開けると外に出れる。さぁ、行くといい。」

 

 

あっ、ありがとナス!ん?何かシクスちゃんが言いたそうですね……どれどれ(選択肢チェック)

 

あっ、ふーん(察し)

 

 

――――――――

 

 

 

 

 

 

「で?私をここまで連れてきたのはなんで?」

 

 

「?いや、だからだな。私は君を―――」

 

 

「助けるつもりだったらこんなことしなくたっていいでしょ。そうね、あなたは私を処分したかった。だから助けるふりをして、ドアを開いて――――この焼却炉に入れようとした。違う?」

 

 

サルカズの少女が放った言葉に、研究者は酷く驚いた。

 

 

「……君は、分かっててそこまで乗っかるのか。」

 

 

「ええ。出るだけなら、私一人でも良かった。まぁ、監視してるサリアをどうにかしなきゃ行けないけれどね。貴方がずいぶんと楽しそうにしてたから、乗ってあげただけ。」

 

 

悪魔。その単語が頭をよぎった。これは。

 

目の前にいるのは、サルカズでも、ましてや少女なんてものでもない。

もはや人を越えた、【ナニカ】だ。

 

 

「それで?やるなら早くやろうよ。」

 

 

目の前の悪魔は戦いの姿勢をとる。

 

 

「……そうか。本当に恐ろしい子供だ。けれど、まだ行ってもらっては困るんだ。」

 

 

男は、「来い」と言って控えていた警備員たちを呼び出す。

 

 

「この大地――テラのためだ。許せ。」

 

 

「そう。でも私は倒れないわ、約束を果たせないもの。」

 

 

「全員、行けっ!」

 

 

「あなたの力を見せてみて、【深き者】」

 

 

 

 

……

 

知 っ て た

 

 

Wiki見に行ってましたが、これ強制発動戦闘のようですね。どれがひとつのステータスが卓越を超えていると確定で出るらしいです。通りでねぇ!

 

さて、オメガ戦(警備員戦)ですが(特にこれといって言うことは)ないです。

今までのキャラだとどうしても一対多数だと「真銀斬を持ってこい!」って状況になりかねなかったのですが、今回はフヨウラ!

 

 

まず、戦闘開始と同時に【剣製】を発動!

狙いを定めます。警備員の重装兵から殺りましょう!

 

お、触手使えますね。まぁここは置いておいて【剣製】だけで殺りましょう。後々……使えそうだしな?(悪巧み)

 

こ↑こ↓、重装兵を殺らないと、囲まれて詰みかねません。念には念を入れて10本ぐらいぶっ刺しましょう。消費?【深き者】でどうとでもなります!回復速度は変わってないけどね!ですが攻撃速度は素質で上がってます!

 

ダダダダダッ!(ケオベ並感)

 

「ぐぁぁっ!」

 

「がっっ……」

 

 

「くそ、重装が……」

 

「まだだっ!囲め!」

 

 

よしよしよしよし!ここまで来たら勝ちです。あとは術ダメがよく通るやつしか残ってないので、【剣製】からの範囲攻撃!

あ、攻撃はちゃんと避けましょう。普通に痛いです。カスが効かねぇんだよ!とはなりません。気をつけましょう(無敗)

 

 

っと、1人剣持ちが近づいてきましたね。

 

剣生成!からのパリィ!

 

Fooooo!気持ちぃい〜!この為にSEKI〇Oをプレイした甲斐がありました。

 

 

崩したらすぐさま【剣製】!

上と下から迫り来る剣!相手は死ぬ(無慈悲)

 

 

はい、戦闘終了です。ここめっちゃ早く終わったのウレシイ……ウレシイ……

 

 

ぶっちゃけここでガバの分がほぼ回収できます。2ターンで終わるとは思わなんだ……【剣製】じゃなかったらリタイア案件でしたね……あと【深海なる者の祈り】、これの攻撃速度上昇を引いたんですけど強い。普通に強い。これは……ロスの分まで巻き戻せるな?

 

 

「く…………そ……」

 

 

意識が、遠くなっていく。仲間たちは全員やられた。

 

やはり、私は正しかった!こんな化け物、外に出すべきじゃないのだ!

 

何かに頭を掴まれる。目を向ければ、そこにはこの世に存在してはならない、人をも超えた「ナニカ」がいた。

 

 

「ごめんなさいね。本当はもっと楽にしてあげられたのに。」

 

 

「……悪…………魔、め…………」

 

 

「悪魔?そうね、私はそうかも。……けれど、そうするしかない時もあるのよ。じゃあ、おやすみなさい。」

 

 

そこで、意識は途絶えた。

 

 

Foo!気持ちいぃ〜。さて、出口に向かって穴でも開けて出ますか!では倍速で全速前進ヨーソr

 

なんで等速に戻すんですか。なんでですか。

 

 

「……やはり、か。」

 

 

そこにはやけに悲しそうな目をする、盾を持ったサリアがいた。

 

…………オネエサンユルシテ!!!

 

 




サリア:止める。私にはそれしか出来ないのだから。

シクス:進む。あの時の約束を、守る為に。


【深き者】:強い。軽く世界救えるような力貸してる。なんだコイツ!?


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結局のところ自分の意見を押し付けるだけでは?

エイヤを昇進2にしたので初投稿です。特化しなきゃ……(使命感)


予知してたガバが来たRTA、はっじまるよ〜!

今回はいきなりムービーからです。前回の続きからなので、前回を見てない人は前回を、見よう!(露骨な宣伝)

 

 

「……やはり、か。」

 

 

血塗れになっている、サルカズの少女。そして辺りに散らばる惨死体の数々。どんな事が起きたなんてのは、容易に想像できた。

 

 

「あれ、サリア?どうしてここに。」

 

 

「あそこまで大きな音を出していたら、誰でも気付くさ。」

 

 

「ふーん……で、なんでここに?」

 

 

「お前を、止めに来た。」

 

 

何故だろう。自分の足が震える。恐怖しているのだろうか。思考ではない、身体が、本能が。

 

 

 

この、少女1人に。

 

 

「そっか。でも、ごめん。私出なきゃ行けないんだ。」

 

 

「何故、ここから出ようとする?」

 

 

「……私はね、ある人と約束したんだ。とっても大切な人と。また会って、助け合おうって。だからそれを邪魔するやつは、サリアであっても容赦しない。」

 

 

少女の目にはれっきとした意思が見えた。

ならば。

 

 

 

私も応えるしかないだろう。

 

 

「……そうか。」

 

 

「来い。」

 

 

はい、サリア戦です。硬いです。真正面からは勝てません。なので、戦わずして逃げます。にーげるんだよー!スモーキー!

 

 

え?逃げるな?この敗北者が、って?

 

うるせぇ勝てば官軍なんだよッ!ケッ!(必死)

 

 

幸いここは研究所なので、そのへん通ってる謎のパイプに【剣製】した剣をシュゥゥゥゥゥ!!!しましょう。超!エキサイティング!とはなりませんが、都合よくパイプから煙が出て目眩しになります。不思議ですねぇ〜。

これを使いながら出口まで向かいます。

 

 

ちなみになんですが、ここまででサリアの信頼度を100以上にしていると、攻撃がぬるくなります。

 

やっぱり心の奥底では躊躇ってるんですねぇ……出来るならこれをしておきましょう。

 

 

あ、こ↑こ↓距離離さないと硬質化使ってきて詰みます、気をつけましょう。

 

 

「凝固しろ。」

 

 

あっぶぇ!?言ってる側から使ってきましたね……危うくリセになりかけるところでした。やめてくれよ……

 

 

 

 

810秒後……

 

 

 

 

出口に着きました。1度向こうは硬質化を切ってるのでほぼほぼ勝ちですが……怯ませないと追ってくるよな?

 

 

【剣製】使っても……怯む未来が見えませんね、はい。

そろそろ妖刀でも作る頃合いでしょうか……

 

まぁとりあえず、ここでメニューを開きます(オリチャー発動)

そしてアーツ選択画面に行き、【兵器作成】を取ります。前々から言ってたヤツですね。

 

 

これで作るのは……フラバンや!

知らない人のためには、スタングレネードとでも言っておきましょう。敵をスタンさせます。名の通りですね。数個作って投げましょう。オラッ!怯めオラッ!足りなかったら触手使います。

 

 

ちなみに触手はアークナイツの術プリキュアこと、ナイチンゲール=サンの鳥籠のような感覚で使えます。

本人配置後自由にどこでも触手を出せるって訳ですね。

 

 

「……ッ!クソッ……」

 

 

ヨシ!成功しましたね。これ確率スタンで対策なんかを知られてると、効かない時もあるので祈ってました。

みんなはこんなチャート、作らないようにしようね!

 

んじゃ、逃げましょ。

 

 

あばよとっつぁん〜、俺はこんなところにいられるか!逃げさしてもらうぜ!俺……帰ったらガチャの為に石貯めるんだ……(フラグ)

 

 

「……ッ待て!」

 

 

待てと言って待つやつがいると思うんですかね……?

サリアネキは放っておいて、今のうちチャートを読みましょ。

 

 

あ、そうだ(思い出し)

ここが何処なのかも知らないので、とりあえず確認しましょ。

 

 

場所は…………んー?チェルノボーグ近くのウルサスの荒野ですか。普通ですね。……普通かなぁ?なんでここにライン生命があるのか、コレガワカラナイ。

 

 

いや、それよりもロドスいますかねぇ……

レユニオンルートのチャート使わなきゃ行けないかもですね、面倒だな(シージ)

 

 

ちなみに、ここで龍門が来てたら死んでました。

ペンギン急便と遭遇しやすいからですね。

ペンギン急便と鉢合わせなんてしたらリセットですよ、リセット。(イベントが多すぎて)無理に決まってんじゃんw(開き直り)

 

 

あ、あと、ここでライン生命の服にあるロゴは消しましょう(15敗)ロドスに行く前の時にゴタゴタが起きて死ぬほどタイムロスするのでね。

 

 

さて、ここからですが……おや?

 

 

「ん?そこのお前、ちょっと待て。」

 

 

とある男が声をかけてくる。

近くにある焚き火のような場所で温まっていたらしい。よく見ると、近くには廃墟ビルや倒壊した家などに人が沢山集まっている。

 

 

ハイッ(^p^)なんでしょう(プリュム)

 

 

「お前、感染者か?」

 

 

ソウデス(^p^)あ、今のシクスちゃんは右腹と両腕、両足、左肩に源石が出ています。一応衣服で右足と右腹、左腕は隠れてますね。融合率40%あるからもっと出てもおかしくないのに、不思議ですね〜(棒)

 

 

「……そうか、お前帰るところは?」

 

 

そんなもの有るわけないでしょw感染者ですよ、こちとら(真顔)

今、夜の2:00よ?もう寝たいです(バッドステータスつけたくない)。

 

 

「……そうだったな。とりあえず、ここで休んでかないか?野宿する装備もなさそうだし。」

 

 

おっ、マジか。これはうま味ですね……廃墟探すのもめんどくさいですし……ありがとナス!

 

 

「いいさ、ほれ。こっちに来い。」

 

 

男が言う通りにし、焚き火の近くに行く。

……よく男の顔を見てみれば、仮面を被っている。無機質だが、どこか感情があるような仮面だった。

 

 

 

………………これレユニオンじゃねぇかッッッ!!!!!

 

 

 

 




シクスちゃん:疲れてたのかすぐ寝た。寝顔可愛い(本音)

男:レユニオンメンバー。名前はまた出てくる。

サリア: 守ることは、出来なかった。

多分次はライン生命組のお話。


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始まりの終わり

「なに……これ。」

 

 

いつものように朝起きて、あの二人に朝用のご飯を持っていこうとする、そうするはずだった。廊下に出て向かおうとした私の目の前には、紅く染まった「ナニカ」が大量に捨てられていた。

 

 

「うっ…………」

 

 

その光景はあまりにも悲惨だった。

思わず、喉元から何かが出そうになる。

喉を抑えようとしてトレイが床に落ちる。

カラン、という無機質な音だけが鳴り響く。

 

何とか堪えて、「ナニカ」が転がっている廊下を歩き出す。

 

 

何が、起こったのだろう。

なぜだか、とても嫌な予感がした。

 

 

悪寒が走る。手に持っていたトレイを廊下に落としたまま、2人がいる部屋に向かった。

 

 

 

 

「2人とも!大丈、夫……」

 

 

いない。イフリータはここにいた。けれども、あの彼女は――――

 

 

 

 

ああ、私はまた、失敗した。

 

 

「……サイレンス?」

 

 

「イフリータ……」

 

 

思わず彼女を抱きしめる。幸運だったのはイフリータが残っていたことだ。

もしこの部屋に誰もいなかったら…………

 

 

そう考えるだけでゾッとする。

 

考えたくもない。

 

 

「な、なぁサイレンス。と、とりあえず離してくれ。苦しいよ……」

 

 

「……ごめん。……シクスがどこに行ったか、知ってる?」

 

 

「分からねぇ……あいつは……シクスは何処にいるんだ?また早くから研究?をしているのか?」

 

 

その言葉を聞きすぐさま部屋から離れる。

 

イフリータが私を止めようと声をかけた気がしたが、それは直ぐに消え去っていった。

 

 

 

研究。要は実験のことだろう。シクスが実験を受けていた場所……

 

確か、サリアが警備担当のところだったはずだ。

 

 

過呼吸気味になりながらも、走る。廊下を走っていると徐々に血の跡が増えていった。

 

 

実験棟のシクスが受けていた場所に着くと、中から聞き馴染みのある声が聞こえてくる。

 

 

「……これは……ふざけるな……こんなものが……」

 

 

サリアだった。

 

 

どうやらなにかの書類を見て、思わず机を叩いているようだ。

苛立ちのようなものが見えたが、同時に焦りの感情も見えた気がした。

 

 

「……サリア?」

 

 

「サイレンス!?」

 

 

彼女に声をかけると、サリアは驚いた様子で、見ていた資料を隠そうとした。

 

 

「……シクスは?」

 

 

「……君も、何となく察してはいるだろう。彼女は、脱走した。」

 

 

単純な言葉だった。けれども、私にその事実は受け止めきることは出来なかった。

 

 

嗚咽が出る。後日聞いたが、一種のパニック状態になっていたらしい。

 

 

サリアはそんな私を見て、肩を貸した。

 

 

「大丈夫か?」

 

 

「ええ、今は。……それで、貴女が先程まで見ていた資料だけど――――「見てはダメだ!!」

 

 

サリアは悪行をこなした子供を叱るように叫んだ。

それに私が少し怯んだのを見たのか、

 

 

「……すまない。」

 

 

と謝ってくる。

 

 

「こんなもの、君は見なくてもいい。真実を知るのは、私一人で十分だ。」

 

 

「いいえ、私も知るべきよ。」

 

 

「だが―――」

 

 

 

「決めたの。」

 

 

 

「もう、逃げないって。」

 

 

この時彼女が何を考えたのかは分からないが、サリアは黙って私に資料を渡してきた。

 

それは1つのカルテ。

 

研究対象者:被験者番号 810番

 

シクスのものだった。

 

そこには―――まるで非人道的な実験の数々が残されていた。

源石埋め込み、臓物の取り出し。そして【規制済み】の融合。

 

 

彼女はこんなにも苦痛を受けていた。

けれども、私たちを心配させないというためだけに、彼女は笑っていたというの?

 

 

あんなに元気そうだったのに。

 

 

カルテのページをめくる度、起きた事実がグサリと私に刺さっていく。

 

 

私が彼女を守ってみせるって、思っていたのに。

 

 

守られていたのは、私の方だったのね。

 

 

動悸が早くなる。カルテの一文一文に目を通す度に、目眩が起きそうになる。

 

吐き気がしてくる、事実は躊躇などせず私を突き刺してくる。

 

 

カルテに目を通す度に、どこからか声が聞こえてくる。

 

 

「お前は何も守れない」

 

 

やめて。

 

 

「結局、何も守ってくれなかった」

 

 

そんな顔しないで。

 

 

「大丈夫、私が何とかするから。」

 

 

やめて、そんな事言わないで。

 

 

「イフリータをよろしくね。」

 

 

待って。

 

 

「私はイフリータとは家族になれないからさ。」

 

 

待ってよ。

 

 

「イフリータは家族を求めてるんだよ、サイレンスみたいな。」

 

 

違う、あなたもイフリータには―――

 

 

「じゃあ―――――」

 

 

待って。

 

 

「?なんで泣いてるのさ。」

 

 

待ってってば。

 

 

「大丈夫、すぐ戻ってくるから。」

 

 

 

私を、置いて行かないでよ。

 

 

 

 

「――――――アルム」

 

 

 

何かがちぎれる音がした。

 

 

「―――――――あ、」

 

 

私の意識はそこで途絶えた。

 

 

 

 

「全く……なんなんだよ、サイレンスまで……ん?」

 

 

部屋の片隅に、見知らぬ紙が落ちていた。

何か書かれているが、内容はよくわからなかった。

 

 

「なんだこれ?……?後でサイレンスに聞くか。」

 

 

 

サイレンス、サリア、イフリータ、フィリオプシスへ。

 

 

ごめん。何も言わずに行っちゃって。

 

 

本当は、何か一言言えば良かったけれども。

言えなかった。

 

 

状況が状況でさ。本当はもうこれも書いてる余裕なんてないんだけれど。

私がいたら、皆まで危険になるかもしれない。だから、何も言わずに飛び出しちゃった。愚痴は……また会ったらちゃんと全部聞くよ。

 

 

サイレンス。イフリータをよろしく。

サリア。ちゃんと寝てね?

イフリータ。早寝早起きちゃんとしてね。

フィリオ。無理はしないでね。

 

 

またみんな、無事で会おう。

 

 

 

シクス

 

 

 




サイレンス:サリアにその後介抱され休む事に。
一時的に極度なパニック障害に陥るが数日で少し落ち着いたらしい。
数日間倒れたままで、目覚めた後はイフリータと一緒に脱出するための計画を立て始める。

また、救えなかった。守れなかった。

サリア:倒れたサイレンスに動揺を隠せずにいたが、直ぐに近寄り彼女の部屋まで運ぶ。
その後、イフリータの元へ向かう。

あと一歩、踏み出せていれば。結末は変わっていたのかもしれない。

イフリータ:朝目覚めた時にシクスが居ないことに気づいたが、以前と同じだと思い込む。が、様子が変なサイレンスと出会い、謎の紙を見つける(シクスの書いた手紙)
フィリオプシスがイフリータの様子を見に来た時には、もうシクスはいないと察していた。
その後はフィリオプシスと共に部屋に残る。


約束、守れなかった。

フィリオプシス:廊下の異常に気付き、警備員たちの惨死体から以前シクスが暴走した時と同じと推定し、2人の部屋に向かう。
が、そこには様子がおかしいイフリータしか残っていないことを確認し、彼女が脱出したと推測した。

手は、伸ばせたはずなのに。



???:螟ァ荳亥、ォ縺?繧医?√し繧、繝ャ繝ウ繧ケ縲らァ√?縺ゅ↑縺滄#縺ョ莠九r隕句ョ医▲縺ヲ縺?k縺九i縺

次回からはいつもの感じに戻ります。


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チャートぐらいは守って欲しかった(過去形)

帰ってきました、星ねこです。風邪気味になっていたので休ませてもらってました。1週間以内(2日)とは(白目)
今は治りましたがね。
なのでこれからチマチマ更新していきます。週2で……【暗黒時代】編まで行けたら行きます。その後は……ナオキです(まだ不明)
そんなわけで、本編どうぞ。


チャート通りに行こうか悩んでるRTA、続いてる〜

前回はライン生命から脱出したあと、レユニオンの所で眠らせてもらいました。

 

バッドステータスは消えましたが……ここでレユニオンかぁ……

信頼度上げはロドス行かないと出来ないんで、対立はしたくないんですけどねぇ……

 

 

「お、起きたか。ほれ、飯。」

 

 

寝る前に声をかけてきた男からパンを渡される。

水っけはなく細長いパンだ。少し叩くとコン、と軽い音が返ってくる。乾燥しているらしい。

 

 

もちろん手に取ります。びゃぁぁぁぁあ美味いィ〜!美味いわけないだろ(豹変)

 

 

「おうガツガツ食うなぁ!水もあるから落ち着いて食えよ……しかし、それ不味くないか?硬いし味ないしよ。」

 

 

お忘れかも知れませんが、シクスちゃんスラム育ちなんで食料だったらなんでもOKなんだよなぁ。あ、腐ってるものはナシで。このパンもねずみよりマシ(感覚マヒ)

 

 

「お、おう……そうか……」

 

 

なんか露骨に引かれましたね。流石に心が痛いですね……これは痛い……

 

 

「悪かった、悪かったって。あ、飯食ったら少し話したいんだけどいいか?」

 

 

別に食いながらでも、いいよ!こいよ!

 

 

「そうか?……んで、話ってのは…………あー、簡潔に言わせてもらう。お前、うちらのグループに入らないか?」

 

 

嫌です(食い気味)飯は貰ったけど、1つ目のロドスチャートで行くには邪魔でしかないんだよなぁ。

あ、もう1つはレユニオンチャートです。

 

 

………………(長考中)

あ、そうだ(唐突)

 

 

とりあえず、君達のグループから、教えてくれるかな?

 

 

「ん?あぁ説明してなかったな。俺たちはレユニオンムーブメントっていうチームに所属してるんだ。色んなことしてるんだが、【感染者を救う】というのをテーマにして動いているんだよ。お前も感染者だから、助けようとしてたわけさ。レユニオンに入ってくれりゃあ、俺たちが守ってやることが出来るからな。迫害させることもないし、飯に困ることも……無くはない。以上!」

 

 

話長くなーい?ままええわ。

 

はぇ〜思ったより大きそうなチームですねー(棒)

ちなみに、ここのリーダーとかっているんですかね?

 

 

「あぁ、いるぞ?待ってろ、少し呼んでみる。」

 

そういうと、男は少し小走り気味に歩いて何処かへと行ってしまった。手にトランシーバーを強く握りしめながら。

 

……この時期のチェルノボーグ近くのレユニオンって言ったら、だいたいクラスレさんなんですが……さてどうなる事やら。

あ、ロドスルートを走らないと決めた訳じゃないです。要はこの部隊のリーダー次第ですね。

 

 

タルラ……は、まぁありえないに等しいので除外、というか彼女は某呪い(笑)にかかってたり、かかってなかったりするので不安定です。

それ以外なら……今回だとW一択ですね、次いでで面識もあればGood。理由としては……ロドスルートより若干早いからですかね。ちなみに、キャラがウルサスならフロストノヴァとパトリオットが、良いですね!(ワザップ並感)

 

今回はW一択なので、そうじゃなければ大人しくロドスへ向かいましょ。レユニオンルートなら楽なんだけどなぁ(本音)

ま、そんなに上手く行かないのでロドスルートの支度しときましょ。

ロドスルートだと最初が1番面倒なんですがね。健康診断と身体測定、お前のことやぞ(ガチギレ)これ引っかかって、

 

 

……待ってる間暇なんで、アーツ強化しておきましょう。

メニューから飛んで、アーツの火力upと……【剣製】の出力スピードup……

こんなもんでしょう。

 

したらば元に戻って試してみましょう。

丁度そこら辺にいい的(オリジムシ)がいるのでそいつに向かってシュゥゥゥゥゥ!!!!!

超!エキサイティング!

 

そして次弾装填、と。早い……早くない?ヒーラーが一緒にいたら永遠と撃てるくらいには強いですねクォレワ……

 

 

あ、そうだ(唐突)(2度目)

ここで【剣製】について言い忘れてた事があったので、お話します。

 

まず【剣製】というアーツは派生アーツです。

元々は【作成】のアーツから派生して生まれたのが【剣製】なのです。

 

 

え?じゃあなんで【作成】の方使わないんだって?

それはですね……

 

 

 

 

ライン生命で死ぬほどロスるからです!

 

 

いやあの本当にそれだけなんです勘弁してくださいやめて許してオニイサンユルシテ

 

 

 

ロスって言ったって今回もロスってるし、既にロスりまくってるからから誤差だよ誤差!と思われるニキネキもいると思います。

 

ですが、【作成】で始めるとそのアーツを知った研究者たちが、主人公君ちゃんを思いっきり生物兵器のようなナニカにしようとするんですね。これだから倫理観ガバガバの研究者たちは……まぁ【作成】は万能ですからね〜。

 

でもそこまで固執しなくてもいいやろとは言ってはいけない、いいね?

 

ってかfallou〇の世界でも残れますよライン生命の皆さん(褒め言葉)

 

 

まぁそういうことなので、主人公を逃がさないために警備が増えます。普通に逃げにくいです。ここにサリアネキも加わってくると突破が許されませんでした。オニイサンタチユルシテ

 

だから、【剣製】で始める必要があったんですね。

 

 

まぁでもこの後【作成】を使った方が早いって気付いたんですけどね!

 

 

ねぇやだやめて叩かないで叩かないでよ!

すいません許してください!何でもはしないですけど!

 

 

え?再走?

なんでそんなことしなきゃ行けないんですか(真顔)まぁでも、再走は考えておきます。

結構悔しかったからね、仕方ないね。

 

 

とか色々雑談してたら帰ってきましたね。ん?隣にいるのは……

 

 

「あらあら、あんたがこんな所にいるなんて。これも何かの運命なのかしらね。」

 

 

「お前に紹介するぜ、この人はレユニオンの幹部の1人の―――」

 

 

「ああ、言わなくていいわよ。彼女、私のこと知ってるもの。下がってていいわよ。」

 

 

「……?はい……?」

 

 

……レユニオンチャートだな!(満面の笑み)

 

 

―――――――――

 

「……久しぶりね、W」

 

 

「そうねぇ、アンタ大分老けたんじゃない?シクス。」

 

 

シクスと呼ばれた少女は、その言葉に反応するかのように手からナイフを作り出しWの喉元に突き刺そうとする。

 

 

が、Wが咄嗟のところでナイフを取りだし受け流す。

 

 

傍から見たらただの殺し合いだろう。どちらかが殺し屋で、どちらかがターゲットか。

そう見えたはずだ。

 

 

「……老けたのは貴女もよ。今の、本気じゃなかったとはいえ緩みすぎなんじゃない?」

 

 

「そうかもね、久しぶりの親友にあったんだから、たまにはいいでしょ。」

 

 

―――――まぁ、彼女らはじゃれ合いのつもりだったらしいが。

 

 

そういうもんか、と少女はいいナイフを地面に落とす。ナイフが音を残さず消えていったのを見てから、Wはナイフをしまう。

 

 

Wとは元傭兵仲間だ。同じチームに所属しており、何度も背中を預けて―――

 

 

何回か殺しあった気がする。

 

 

 

「で、アンタ鉱石病にかかったんだって?丁度いいじゃない、レユニオンに入りなさいよ。手伝って欲しいことがあったのよ。」

 

 

と、ナイフをしまいながらWは話しかけてくる。

 

 

「……入らないわ。貴女の手伝いなんてロクなものじゃなさそうだし。それに、ロドスってところに誘われたのよ。」

 

 

「……そう、つまらないの。アンタ本当に変わったわね〜。ちなみに、この手伝いにはレクサス家に関係があるらしいけれど。」

 

レクサス家。その言葉を耳にしたシクスは雰囲気が変わった。殺意とも言いきれないような何かが溢れていた。

 

 

「……それは本当?」

 

 

「ええ。お姉さん、元気そうだったわよー?アンタの居場所聞かれたから雑に誤魔化したけれどね。」

 

 

ヘラヘラと笑いながらWは答える。レクサス家。私を捨てたあの家族。もし、本当に関わっているのなら、もし――――

 

 

【貴方は、貴方がしたいことをするのよ。シクス。】

 

 

 

「で、レユニオンに加入するの?」

 

 

「私は、加入する気は無い。」

 

 

「……そう。なら―――――」

 

 

 

「私が傭兵として扱われるなら、入っても構わない。いつでも抜けれて、いつでも敵側に行ってもいいなら。」

 

 

それを聞くと、Wはシクスの肩を軽く叩きながら言った。

 

 

「ふふっ……あんた、本当に老けたわね。まぁ構わないわ。いつでも敵対関係になっても、私達は傭兵。それだけだもの。傭兵ってそういうものでしょ?己の目的のためになんでもこなす。あんたも―――私もね。」

 

 

「……そうだね。」

 

 

突如、荒れた大地に笑い声が響き渡る。疲れているような笑い声と、狂っているような笑い声が響いた。

 

 

「アッハハハハハ!!真顔!!!真顔でそんなこと言うんじゃないわよ!!!」

 

 

「そういう奴だからね、私は。」

 

 

「はぁぁ……お腹痛い。なんだかすっごい疲れたわ〜、タルラにアンタが傭兵として入ったって伝えておかなきゃ行けないし、今日はもう戻るわ。詳しいことはさっきのやつに聞いて。」

 

 

「ん、タルラ……?……もしかして……いや、人違いかも。誰?」

 

 

「そうね、今のレユニオンのリーダーってところかしら。じゃ、私はもう行くわ。」

 

 

そう言うと、Wは踵を返して来た道を帰っていく。

 

 

ふと、Wが足を止める。

 

 

「そうそう、【ロドス】だけれど」

 

 

「どうかしたの?」

 

 

「あそこ、元はバベルよ。それだけね、じゃ。」

 

 

「……はぁ!?ちょ、え!?W!?」

 

 

一瞬思考し、それが本当なのか真偽を問いただそうとしたが、もう既にWはいなくなっていた。

 

 

―――――――――

 

……なるほど、昔の仲間だったのか。しかもバベルの事も知ってるのね……絶対ドクターに対する殺意あるじゃんね?やめてくれよ……

 

ドクターガチ勢に殺されかねませんからね、本当にやめてくれ(必死)

 

というか、一応先駆者ニキのRTAを見て、サルカズとウルサスキャラのレユニオンチャートは組んでましたが、チャート通り過ぎてやだ怖い……しかもWをツモるとは思わなんだ……(今画面の前にいるドクターでWがロドスにいる人は呪います←ウィーディしか来なかった男)

 

 

しかし、いい約束を作りましたねぇ……!これによって適当なところでロドスに行くことが出来ます。シクスちゃん本人のロドスに対する想い?……知らない子ですね。

 

 

フロストノヴァやパトリオットなど、他のリーダーだったらこうはならなかったでしょう。まず戦闘させてくれませんし、ロドスにも行かせてくれません。親譲りの豪運が光ってますねぇ、光ってる光ってる。

 

 

ま、ライン生命の部分で帳消しぐらいなんですけどね、初見さん。

 

これもそれもあれもそれも全て、【深き者】を無理やり流し込んできたアイツのせいなんだ(丸投げ)

 

 

「……君、凄いな。Wと対等に話せるなんて。っていうか怪我はしなかったか?」

 

 

お、さっきの人オッスオッス!へーきへーき、じゃれ合いみたいなものらしいんで、大丈夫だ、問題ない。

それに、シクスちゃんは【深き者】が入り込んでいるんで、誰が相手でも攻撃避けられると思いますし、素質で怪我しないと思うので……そういう……ことだよ!

 

 

「お、おう……そうか……で、手伝ってくれるんだろ?そりゃあいい!さっそくついてきてくれ。」

 

 

ハイ!ワカリマシタ!(^p^)

 

ではさっきの人の後をついて行きましょう。あ、ここでレユニオンを使うチャートに関して補足します。

 

 

レユニオンに入ってやる事として、

 

1.アーツ練度をMAXにする。

2.ロドス側に自らの存在をアピールする。

3.レユニオンからロドスに行く

 

の3つです。

 

アーツ練度は、戦ってれば勝手にあがります。まぁ、足りなさそうなら【兵器作成】でどうにでもなるので、どうにかしましょう(テキトー)

 

 

ロドス側に存在をアピールするのは、「なんだコイツ!?強いなやべぇなぁ……」というのを知らせるだけでOKです。簡単だな?

 

 

最後の、レユニオンからロドスに行く。これには条件、というよりタイミングが大事です。

 

 

タイミングとしてはレユニオンが龍門に入る頃。ほんへ勢の方向けですと、五章 【快刀乱麻】ですね、これに当たります。

 

 

このタイミングでロドスとして行くか、レユニオンとして行くかのルート分岐が始まるようです。つまりここでちゃんとロドスに行かないと、お疲れ様でした案件になりかねません。リセポイントってこったぁ!(空元気)

 

 

一応、ロドスに行かなくてもトロフィーはゲット出来ますが、クソムズイ上に運ゲーを強いられて安定性にかけます。安定を取るのは当たり前だよなぁ?

 

だから、ロドスに移動することにしたんですね。

 

 

と、説明やらなんやらで長くなりましたね。次回からはレユニオンに手伝う傭兵としてやっていくので、その生き様見とけ見とけよ〜?

 

 

 




W:同期らしい。はぇ〜?

シクスちゃん:傭兵でその見た目……雷〇かなんかなんですかね?サイボーグになりそう(小並感)

案内してくれた人:なんだコイツら……ってなってる。そら(初めて見る少女が急に殺し合いし始めたら)そう(思っても仕方ない)よ。


UA1万超えててoh……ってなってます、感謝。


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交渉(意味深)って大事だよな?

エイヤのイラプションを特化3にしたので初投稿です。強い……強いね、イラプション(初心者かな?)
お気に入り200↑ありがとナス!


レユニオンと仲良くやってくRTA、続いてる〜

さて、前回はW=サンと出会って傭兵としての参加を決めました。今回はレユニオンの人に連れてこられて(ドナドナされて)仕事をするところからです。

 

 

 

先程の人の後ろについて行くと、どこか見覚えがあるような雰囲気の場所に着いた。

 

 

よく見ると子供から老人まで幅広い人々がその辺にうずくまっている。飢えは無さそうだが、服装などはみすぼらしく、衛生管理もしているか怪しいくらいだ。

 

 

あのスラムのようだった。

 

 

「よーし着いた……あー、言いたいことがあるかもだが聞いてくれ。仕事って言ってもな、結構色々やってもらう。勿論戦いもしてもらいたいが、それより非戦闘員のケガの様子とかを見てやって欲しい。出来れば治療も頼めるか?」

 

 

あ、いいっすよ(即答)ケガを見るだけなら変にコマンド要求されたり、時間かかったりしませんからね。1周目は医療オペだった力、見たけりゃ見せてやるよ(武者震い)

 

 

「そうか!それは助かる。えっと、向こうのフェリーンの親子連れとあの爺さんだ。見ていってくれないか?何か足りなかったら言ってくれ。」

 

 

おっし行くぞ〜、全速前進ヨーソロー!

 

 

はい着きました。(移動はカット)親子の前ですね。

どうかぁ、しましたかぁ?

 

 

「ああ、この子怪我しちゃってて……右腕の方が骨折してるらしくて……どうにか出来ないかしら。」

 

 

ほい来た!このメッセージを確認したら直ぐにメニューからアーツ変化の画面にします。そして【剣製】を【作成】に変えましょう。

 

 

はいここでストップ。

「え?アーツって変えられるの?」というニキネキがいると思うので補足を。

 

 

アーツの変更に関しては、結構自由に変えられます。まぁ今回は派生元のアーツに戻しただけなんですが。

 

 

ですが、アーツを変更するのにはデメリットがございます。そら(自分の意思で何もデメリットなしに変えられたら強すぎるし)そう(なる)よ。

 

デメリットの内容はランダムですが、体力半分消し飛んだり、一時的にアーツ使用不可になったりします。連発はやめようね!(撮影外で2回連続体力が消し飛んだ人)

 

 

じゃあお前、ライン生命から出た時【兵器作成】に派生させたから、デメリットあったんか?というとですね……

 

 

 

特にございません。フザケンナ!(迫真)って思われるニキ達、まぁまぁそう焦んないで。どういう事????となってるニキネキ、大丈夫です。説明します。

 

 

というのも、アーツを「派生」させた時にはデメリット無いんですね。戻す時にデメリットがあるだけって感じです。つまり

 

 

【剣製】(派生したアーツ)【作成】(大元のアーツ)

 

の時にデメリットがあるという感じです。

【兵器作成】から戻す時は、派生したアーツのところに【兵器作成】。大元のアーツの場所に【剣製】、といった感じですね。

 

……複雑だな?でもこの仕様ないと【作成】のアーツを雑に使ってれば良くなりますからね……しょうがないさ。(レ)

 

 

では本編に戻りましょ。

ひとまず、これで医療品を作れるようになります。

デメリットとして今回は、制作時消費HPが2倍になりますが、ママエアロ(風魔法)。この後ちゃんとアーツは戻します。

 

 

さて、骨折ですか……普通の骨折ならいいのですが、(よくはない)内出血していると、【出血】のデバフがあって死んでしまうので危ないです。

 

が、その心配はなさそう。

なのでちゃちゃっと当て木を作って、パパパッと腕に固定させて、終わり!閉廷!以上!

 

 

「これで治るんでしょうか……」

 

 

へーきへーき、へーきだから。中の人もこれで治ってるしへーきへーき!(慢心)

実際この方法使えるので視聴者ニキネキも使ってみてください。結構大事ゾ。

 

 

「!ありがとうございます!」

 

 

いい笑顔だぁ。さて次は……おじいちゃんか。どうかぁ、しましたかぁ?

 

 

「ん……お嬢さん、あのリーシが言ってた嬢さんか。」

 

 

リーシ、とはさっきのレユニオンの人のようですね。

実は先程、彼とおじいちゃんが話していたのが確認できました。

 

平和だなぁ。そんな平和を崩すロドスめ、許せん!

ごめん嘘、許さないけど許すよタイムのために(手のひら高速ドリル)

 

 

「そりゃあいい!少し手伝って欲しくてな。 孫が負傷しているんだ。どうか、診てくれないか?」

 

 

(元医者じゃないけど)いいっすよ!いいよ!こいよ!

 

そう意気込むと、老人の後ろから小さく顔を出す子供が現れた。

 

 

「これ、出てお姉さんにどこを怪我しているか言いなさい。」

 

「……足。」

 

 

ん?足?あ、これは打撲してますね?

うーん……環境的に冷やしてたかも怪しいのでひとまず冷やしましょう。

 

 

というわけで、保冷剤を錬金術(意味深)して作りました。あとはタオルを作って巻いてあげるだけですね。え?HPが減ってるって?…………誤差だよ誤差!(素質が強すぎる)

 

これで放置しとけば大丈夫でしょう。お大事にな〜!

 

 

「おおお!ありがとうございます、ほれお前も。」

 

「……ありがとう、お姉ちゃん。」

 

 

おほ〜^

可愛い……可愛い笑顔ですね……地獄を見てくれ頼むその笑顔歪んでくれ(ド畜生)

 

 

さて最後は……あら?なんか騒がしいですねぇ。

 

「おーい!大変だ!ダースが大怪我して帰ってきたぞ〜!」

 

「なんだって!?」「あぁ、もう無茶するから……」「医療品残ってたか?」

 

 

おっと、これがラストみたいですね。見た感じ大きな怪我をおってますね。

とりあえず近寄って様子を見ましょう。

 

ふむ、意識は……あり!ヨシ!

 

んでケガは……えっと……骨折と打ち身、更に頭への殴打のケガ……

 

多い……多くない?

ですがちゃんと全部治療させます。傭兵として参加してるからね、依頼はちゃんと遂行しなきゃね仕方ないね。

 

 

「ん……あんた誰だ……?」

 

 

はーい病人は喋らない。誰が喋っていいって言った!?オォン!?(急変)

とりあえず、医療品の説明読みながら作っていきますね〜

 

 

チラチラ……チラチラ……

え?全部内容覚えてないのかって?

いやぁ……勘弁してください……

 

 

このRPG、実際にある医療品から存在しないものまで数が多すぎて、やってられないんだぜぇ!

全部覚えるとか、狂いそう……もう狂う……!

 

 

 

 

少女治療中

 

 

 

 

ヨシ!とりあえず処置は終わりました。よし、もう君帰っていいよ!

 

 

「……助かった。後で、名前を聞かせてくれ。」

 

 

おう考えといてやるよ。

んじゃ、リーシさんの元に向かいましょ。

 

移動はキング・クリムゾンしちゃいましょ(カット)

 

 

まいど〜無免許医で〜す。実際医者免許なんてないしね?

 

 

「おう、帰ってきたか。ダースのやつまで見てくれたんだって?ありがとな!」

 

 

いいってことよ!これくらいならへーきへーき、へーきだから。

んじゃ、シクスちゃん帰るから……もう眠いんだよォ!

 

 

日もう暮れてますよ?やめたくなりますよ〜仕事〜。

 

 

「あー、ちょっと待ってくれ。続けざまで悪いんだがまだ頼みたい任務があるんだ。」

 

 

……(要件を聞く)

 

 

「えっとな、食料品の補給をしに行くんだ。それの護衛をして欲しい。」

 

 

あぁなるほど護衛任務ですか〜……どこまで行くんですかね(棒)

 

 

「ん?……ああ、近くだよ。そんな距離はないさ。」

 

 

ほんとぉ?という事で確定イベントですね。あ、ちなみにこのイベントは内容固定です。カットで、いいよね?

え?だめ?紹介ぐらいはしろ?

 

しょうがねぇなぁ(某サイ〇人)

 

 

一応、内容としては非感染者から食糧を貰う(隠語)というものなのですが……面倒だな?

 

 

なんでそんな護衛しなきゃ行けないんですか(正論)まぁでも、一宿一飯の礼もありますし。大人しく手伝いましょう。

 

 

だが工程はカットだ(無慈悲)

 

 

 

傭兵護衛中

 

 

 

 

ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁあん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん……

やめたくなりますよ〜護衛〜

 

 

引き際を知らないし、引くことを覚えない人達ばかりで大変でした。引くこと覚えろks、と言いたいところですが、仕方ないね。

 

 

まぁ、食料は集まったので良しとしましょう。 じゃけん、後で分けてもらいましょうね。

 

 

「あー……その、なんだ。ありがとうな。いや、すまなかったと言うべきか……?」

 

 

いきなりリーシのおっさんに声をかけられましたね。なーんで謝ってるんですかねぇ?もっと顔上げてホラホラ。

 

 

「いや、だな。その、あれだ。君が傭兵として参加したとは聞いていたが、何も言わずに着いてきてくれたことにな。少し、困惑している。」

 

 

傭兵だからね、雇い主のところには言う事聞かなきゃだからね。カバーしてあげたし食料も貰えた()しウレシイダルルォ?

 

 

「そうか……先程の支援、助かったよ。感謝する。」

 

そんなにかしこまらなくていいから(良心)ちなみに先程の、とありますが戦闘になったのでアーツを【剣製】に戻して少し手伝いました。デメリットは発生してません。【作成】のアーツから【剣製】に派生させただけなのでね。

 

「分かった。とりあえず、今日はありがとう。寝泊まりとかは、専用のテントを用意しておいたからそこを使ってくれ。あの黄色のヤツだ。んじゃ、お疲れ様」

 

 

や っ た ぜ

 

 

プライベート空間!【兵器作成】のアーツで色々作ってもバレません!これはいいですねぇ、親譲りの豪運が続いています!

 

 

まぁ、ライン生命で死ぬほどロスってるし、良いよね?

 

 

というわけで早速黄色のテントにお邪魔しま〜

 

 

 

ここがシクスちゃんのテントの中ね。

はぇ〜。中は思ったより広いですね。ええやん!気に入ったわ!なんぼなんこれ。 14万!?(幻聴)

 

 

「あらぁ、帰ってきたのね。邪魔してるわよ。」

 

 

赤い服に身を纏ったWが、何故かテントの中にいた。中をよく見ると、彼女の私物らしきものが目に付く。

 

源石を使う起爆装置、愛用しているグレネードランチャー、山積みに置いてある本の塊……随分前から使っているようだ。

 

 

(wiki確認中)

 

 

…………なんでWネキがいるんですかねぇ?豪運とか思ってたらこれだよ!ちなみにwiki見たら低確率でって書いてありましたね……

 

 

なんだよ……結構あたんじゃねぇか(ガバ運)……

 

 

「なんでって。ここ広いじゃない。」

 

 

まぁテントの割にはそうっすね。……まさかそれだけか(察し)

 

 

「そうよ?別に構わないでしょ?」

 

 

いるのはいいんですが、下手にアーツ使ってるところ見られるとイベントが発生しそうなんですよね……(wikiチェック中)

 

 

 

ん〜……行けそうで行けなさそうだなぁ。

安定をとってやめておきますか……

とりあえず寝ましょ、( ˘ω˘ )スヤァ……

 

 

 

 

 

 

 

―――――――

 

 

 

 

 

「……なんでここにいるの?」

 

 

「あらぁ、帰ってきたのね。邪魔してるわよ。」

 

 

「質問に答えて。なんでここに?」

 

 

「なんでって。ここ広いじゃない。」

 

 

「……それだけ?」

 

 

「そうよ。別に構わないでしょ?」

 

 

「それだけか……まぁいいわ、好きにして。」

 

 

「そう?分かったわ〜。」

 

 

シクスが諦めたようにつぶやくと、Wは目の前に積み重なった本から適当に選んで読み始める。

 

 

「Wは、知ってたっけ。」

 

 

ふと、シクスが声をかけてくる。

 

 

「何が?」

 

 

「テレジア殿下が亡くなった事。」

 

 

その言葉を耳にした瞬間、何かに殴られたような頭痛が襲ってくる。まだ、あの時のことに対して決着はつけられていなかった。

 

 

「……ええ。知ってるわ。」

 

 

だって、アタシはあの所で――――

 

 

なーんて、口には出せなかった。

 

 

「そっか。」

 

 

シクスは淡々と返事を返す。そんな事が出来るのに対して、少し羨ましく思えてしまった。気にしていないのだろうか。

 

 

「イネスとへドリーは、元気?」

 

 

「さぁ?多分アイツらなら生きてるでしょ。頑丈さだけが取り柄だしね。」

 

 

適当に返す。実際、イネス達がどこにいるとかまでは知らないのだ。あの時以来、連絡すらとっていない。

 

 

「うーん……なるほどね。」

 

 

 

「しかしまぁ、今ではWもこんな事してるのね。時代の変化ってやつかしら。」

 

 

 

「あら、あんたが傭兵業辞めてから数年は経ってるのよ?多少なりとも変化はするわ。」

 

 

「そういうものか。」

 

 

何か思い詰めたような顔をしていたが、無視して本を読み続ける。

 

 

気が付くと、シクスはもう寝る体勢をとっていた。

 

 

「あら、もう眠るの?」

 

 

「眠い時に寝る、1番大事な事。……ってこれ前も言わなかった?」

 

 

「記憶になかったわね。覚えておくことにするわ、少しだけね。」

 

 

少し返事を期待したが、数秒後シクスからは寝息が聞こえてきた。

 

 

「……相変わらず、か。」

 

 

 

「ねぇ、あんたは死ぬんじゃないわよ。あんたのお姉さんとの約束、まだ続いているんだから。」

 

 

―――あの子を、お願いします。

 

 

 

 

「……死なせないわよ。絶対にね。」

 

 

 

 

そう心の中に思いを秘めた。

 

 

 

 

その瞬間、ふと、彼女のポケットから写真が滑り落ちてくる。

 

古びた写真だ。写真の端が欠けている。

そこには以前のW、シクス、そして―――――

 

 

「ッ!」

 

 

思わず息を飲む。何故あんたがこれを持っている?何故、あの人(殿下)の写真を持っているの?

 

 

思わず写真を手に取って見てみる。

 

そこには、ありえないほど顔をクシャクシャにしたWとシクス、その後ろにまだ生まれて間もない小鳥を見守るかのように微笑みながら、あの人はいた。

 

 

「……何よ、これ。こんなの、撮った記憶なんて―――――」

 

 

 

 

【ほら、2人とも並んで。】

 

 

【?は、はい?】

 

 

【えーと……殿下、これは……】

 

 

【シクス、殿下なんて付けなくてもいいのよ。あなた達の昇進祝い。撮っておいても損は無いでしょう?】

 

 

【そ、それはそうかも……しれませんが……】

 

 

【……いいの?】

 

 

【もちろん!あ、私も写った方がいいわよね。うん。】

 

 

【うぇ!?】

 

 

【殿下!?】

 

 

【あら、私は本気よ。その為にドクターを呼んだのですもの!】

 

 

【……なるほど、意図はわかった。休憩中だったし構わないが、時間が惜しいからもう撮ってもいいか?】

 

 

【あ、待ってドクター……うん、この位置かしら!ほら2人とも、笑って。】

 

 

【【……!】】

 

パシャリ。

 

 

【……うん、撮れたぞ。じゃあ、私は戻る。】

 

 

【ええ、ありがとうドクター!ほら、これ2人の写真よ。】

 

 

【……酷い顔ね、2人とも。】

 

 

【今回ばかりはあなた(W)と同じ意見ね。】

 

 

【あら……2人とも泣きそうよ?どうしたの?】

 

 

【……いえ、殿下と共にこうして写真を撮ることが出来たのは初めてなので……】

 

 

【感極まった、って感じかしらね。……まぁ、アタシもそうだけどさ。】

 

 

【……ふふ、2人とも。また、いつか写真を撮りましょ?】

 

 

【えぇ。】【はい!】

 

 

 

 

 

 

 

「――――はぁ。」

 

 

 

写真を静かに、ポケットの中に戻す。

あの写真……テレジアの写真だった。

 

 

テレシス(アイツ)が摂政王になってからテレジアの写真は無くなった。殿下に出会った事のあるサルカズですらも写真は持ってない、というより奪われたというのに。

 

 

シクスはあの時、確かに戦場にいた。しかも、アレが起きた後も1年は傭兵をやっていた。なのに―――――

 

 

 

 

「ねぇシクス。あんた――――――」

 

 

 

「本当に、何者?」

 

 




シクスちゃん:数年前から普通に傭兵してたらしい。あれ今何s(殴)


W:約束なんて、柄じゃないのに。
あんまり、遠くに行かないで。



長くなりましたが、今後は3000字程度で投稿していきます。長かったら……「あ、コイツ楽しんでんな?」って思ってください。


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全ては力で解決する……!

砥石が足らなすぎるので初投稿です。
素材どこ……ここ……?
フィリオ昇進2したいんですけど、砥石がね、無いんですよね。クゥーン……

あ、感想、お気に入り等々いつもありがとうございます。モチベがドゥンドゥン高くなっていくので、有難い限り……!
これからも頑張って投稿していきますので、どうぞよしなに。


おっはーーーー!!!!(大声)

暴力!暴力!って感じで全てを解決するRTA、はっじまるよー!

 

 

さて、前回は個人スペースをゲットしたもののW=サンの登場により使えなくされました。ちなみに今後もたまに来るらしいです。フザケンナ!(声だけ迫真)

 

 

まぁいいです。傭兵として参加してるのでリーシさんに仕事貰いに行きましょ。

 

 

「おう、おはよう。今日はどうしたんだ?あ、飯。」

 

 

あ、ありがてぇっ……!ちなみに尺の都合上、ご飯食べてる部分はカットしてます。

すっごいのほほんとしながら食べてますね……まぁ、ちょっとぐらい……カットしても、バレへんか……

 

 

ちなみにご飯はチャーハンみたいな何かになってます。塩っけがあるらしくうーん、ベネ!美味そうだな?

 

 

あ、でリーシ=サン、仕事ないですかねぇ?暇なんだよ頼むよ〜、無ければまぁテントで【兵器作成】とか色々作りますけども。

 

 

「ん〜……今日はないんだよな……」

 

 

「おーーーい!!!!!!!!誰か手伝ってくれ!!!!!!!!野犬がありえない量でこちらに向かってきてる!!!!!!!!」

 

 

「おい嘘だろ、あー……任せてもいいか?」

 

 

んじゃあ、任させて貰いましょうか。犬相手は任せろ〜バリバリ〜。

 

 

なんで早く撤退しないんですか?(電話猫)

……早く撤退するんだよ!あくしろよ!

巻き込むといけないですからね、信頼が下がるのはよろしくない(実体験)

 

 

「あ、あぁ。すまない。今撤退するよ。」

 

 

分かればいいんだよ分かれば……

さて、イッヌの襲撃イベントですが……何体いるかな?

 

 

下に残っていた一般人を別の場所に避難させ、適当な廃ビルの上から偵察を行う。

野犬……本当に荒野を漂っていたとは思えない量だが、まぁなんとかなるだろう。

 

 

うわぁ……50体ですって。……普通だな(感覚マヒ)

今回は1人ですが、このイベントがある時は大抵サポーターがいるのでもっと数が多いんですよね。

 

酷い時は2人で100匹とか行きましたよ(白目)

 

 

殲滅作戦じゃないんだよなぁ……

まぁ、愚痴を言ってても仕方ありません。さっさと終わらせて【兵器作成】をしましょう。やる事は沢山あるのでね。

 

 

さて、野犬戦ですが、トレインをして倒します。トレインって何やねん!っていう兄貴達に軽く解説すると、敵のヘイトを全部集めながら逃げて、塊になってきたら範囲技で潰す、あれです。

 

 

Co〇とかのゾンビモードでやった記憶のある諸兄たちもいるのではないでしょうか。原作をやってるニキ向けに言うと、直線に敵を貯めてイフリータで焼くあれです。分かりやすいダルルォ?

 

それでは、バトルスタートです。

まずは下に降りましょう。Fooooo!

ゴキィ!

 

 

アシクビヲクジキマシター!

 

ま、嘘なんですけどね。

物理耐性が【卓越】は格が違うぜ!

では最初に言った通り、ヘイトを集めましょう。

 

 

114!514!胸にかけて胸に!

 

おほ^〜全部来ましたね。ちょろすぎんよ〜これ。

 

 

では逃げながら【剣製】の使用準備を整えます。

発動して……範囲選択……物理強度、火力を調整したら……

 

ヨシ!今です!集中砲火!!!!

 

 

Fooooo!!!!気持ちいい〜!

野犬の体に剣がクリーンヒット!工事完了です……(全滅確認)

 

 

イッヌからはお肉と皮がはぎ取れます。じゃけん後で焼いて皆に渡しましょうね〜

自分で持ってもいいのですが、重く荷物にしかならないので、フヨウラ!

 

 

あ、リーシさんに終わったって言いに行きましょ。リーシさん、終わりましたよ〜

 

 

「……あ、あぁ。ありがとう、助かったよ。君のおかげでここにいる全員、怪我を負うことがなかった。本当にありがとう。」

 

 

傭兵ですからね、依頼はこなさなきゃでしょう。んじゃ、疲れたしテント行っても、いいかな?あ、これ余ったんであげますわ。

 

「あぁ、大丈夫さ。ゆっくり休んでくれ。あと肉、ありがとな。」

 

 

どっかの医療会社(表の顔は)とは大違いだぁ……あそこ朝の8:00から夜まで実験(意味深)させられますからね。きつすぎるっぴ!ブラック会社もびっくりだぜ?

まぁ帰りましょ。

 

 

 

 

ふぃぃぃ……疲れました……

今回はテントの中で1人ですね、Wネキはいません。今のうちにさっさと終わらせましょう。

さて、本当はビールでも飲んでリラックスしたいですが、その気持ちをぐっと堪えて【兵器作成】のお時間と行きましょう。

 

 

今回作るのは、これ。

 

 

テッテレー

【対生物用ミサイル】〜

 

 

え?ミサイルの時点で生物用だろって?

まぁまぁそう焦んないで。これですね、普通のミサイルとしても使えるのですが、ここに生物兵器をつうずるっこんで発射が出来ちゃうんです!

 

 

どっかのゾンビゲーでこんなんあったな?

ですが、今回は武器に属性を載っけて撃つ普通のミサイルにします。これがまた強いんだ……どうやってしてるかって?んにゃぴ……まぁそう、よく分かんなかったです。

誰か詳しい兄貴たち教えて♡(他人任せ)

 

 

【作成】系統のアーツを持ってて、アーツ適性が【卓越】以上だと作れますね。作るためのハードル高スギィ!

 

 

さて肝心の効果は……炎は確定なので、雷か氷……悩んだ結果(3秒)氷にしましょう。氷属性は、攻撃や移動速度の低速効果を期待できます。雷属性にすると効果はスタンなのですが、スタンはフラバンがあるし……十分か……(慢心)

 

 

決めたら作成!上手くできるかな?どうかな〜?

 

 

 

はい、出来ました。これをショトカに登録しておいて(3敗)、あとはフラバンを……3つにしておきましょうか、作ってショトカに登録!これで多少の戦闘はどうにでもなります。

ミサイルはまた後で作ります。今回は型を作っただけなのでね。

 

 

あ、おい、待てい。サンクタ人じゃないのにミサイル使えるのか?というニキ達からの視線を感じますが……使えます。

 

なんでか?私にもわからん(メタルマン並感)

 

んまぁ、多分仕組みとしてはグレランに近いんでしょう。ミサイルと言っても小型ですし。世の中にはショットガンでライフル弾が撃てる変わった銃もあるし、多少はね?確か、トリガーを引くだけで撃てる訳じゃなくて、トリガーにアーツやらなんやらを伝えて撃つはずです。詳しくは……知らん!(無知)

 

 

あ、言い忘れてましたが、アーツをこのあと【剣製】に戻したので、デメリットととしてHPが半分消し飛んでます。これマジ?

 

ですが素質、というより【深き者】が上手く作用してるので30秒あれば全回復します。

 

理論上は首から下吹っ飛ばされても、1分耐えれれば元に戻ります(なおこの時のシクスちゃんの疲労は考えないものとする)

 

 

本当はHPここまで持ってかれないんですけどねぇ……

素質にも関係してるんですかね……?コレガワカラナイ

 

では、【暗黒時代】編へ行く前の装備チェックを今からしとうございます……が、倍速で……いいよな?(カット面倒くさくなった)

 

 

 

走者色々と準備中……

 

 

 

ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁあん疲れたもぉぉぉぉぉぉん…………やめたくなりますよ〜傭兵〜。

いやぁ、準備面倒でした(本音)ですが、準備を怠るとそれこそタイムに響きます。ちゃんとやりましょう。

 

 

さて、何やかんやしてたらもう夜ですね。多分もうそろそろチェルノボーグに挨拶(深い意味は無い)にしにイクゾ!するので本当に最後のチェックをしましょう。ここガバったらリセですよリセ。

 

 

開発ヨシ!ショトカヨシ!食料……ヨシ!

 

 

あ、食料はもらいました。優しいですね……レーションですが(白目)

 

どっかの蛇もレーションはマズいと言うように死ぬほど美味しくないですが、保存食としては良品なので仕方なく持ち込みましょう。

 

 

あとは……ま、いいか(慢心)慢心せずして何が王か!ってどっかの金ピカさんも言ってたし、一般人(深き者が混じってる人)が慢心しても……いいよな?

んじゃま、今日は寝ましょ。

 

俺は寝るぞぉ……ライドォ……(幻覚)

 

 

 

 

――――――――

 

 

 

「大変だったわねぇ……」

 

 

「あぁ、あの子が居なきゃ皆喰われてたわい。」

 

 

「嫌な事言わないでくれよ、爺さん。確かにあの子がいなければそうなってたかもしれないけどさ。」

 

 

「おお、リーシ。お前も少しは戦えないのか?」

 

 

「無理だって。あの数を1人で捌けるのがすげぇんだよ。」

 

 

「サルカズの子……よね?」

 

 

「多分な。Wとも知り合いだとさ。」

 

 

「ほーう……まぁ、子供達を守ってくれたのはありがたいことさね……」

 

 

「そうだな、神に感謝ってところか。」

 

 

 

 

 




シクスちゃん:そろそろ戦場に行くのよ貴方。飯のほほんと食ってたから走者的には心配。


リーシさん:苦労人。犬の死骸を掃除すんの大変だったそうな。肉は美味かったらしい。


爺さん:前回の人。お爺さんっぽい喋り方の人です(名前つけるのめんどくさかった)


女性:前回の(以下略)子供は寝てるそうな。




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チェルノボーグに……遠足だな!

喧騒の掟を読んだので初投稿です。良いシナリオですねぇ!あとバイソン君手に入ってなかったので嬉しみ。exやらなきゃなぁ……


オッハーー!!!!!!!!(大声)

そろそろ地獄に行くRTA、もう始まってる!またの名を最初の山場とも言う。

 

 

さて、前回は犬が沢山来たのでとりあえず粉砕!玉砕!大喝采!したところまで行きましたね。今回もとりあえず、リーシさんの元へ行きましょう。

 

 

本来なら野犬イベが来た次の日くらいには、チェルノボーグに行く日が来るはずですが……

 

 

「お、起きてきたな。今日はなんかWから話があるらしいから、後でそこのテントに向かってくれ。赤いテントだぞ?あと飯な。」

 

 

あ、飯ありがとナス!赤いテントですね。

……嫌な予感しかしませんね?ひとまずご飯食いながら向かいましょ。面倒事来たら断ろ……((ボソッ))

 

 

「あらぁ、思ったより早いじゃない。」

 

 

中にはいつも通りの服を着て何かの支度をしているWがいた。机に置いてあるランチャーを見る限り、まだ支度は終わっていないようだ。

 

 

オッハーー!!!!!!!!(小声)

元気そうですね(棒読み) んで、何の用なんですかねぇ……?

 

 

「ん?あぁ、言ってなかったかしら。今からレユニオン、まぁアタシ達はチェルノボーグへ向かうわ。」

 

 

……来ましたね、チェルノボーグ。

ここを突破すれば―――――6割勝てます。なので死ぬ気で突破しましょう。

ここで何回も散ってはチャートを練ってきた走者の力、見たけりゃ見せてやるよ(武者震い)

 

 

「そう、そこで私達もついて行くことになったの。契約中だし、ついて行くのは当然でしょ?」

 

 

まぁ、そうですね?傭兵はなにか貰って言うこと聞く犬みたいな感じですから。……なんか犬っぽくねぇなぁ?(W=サンとシクスちゃんみながら)

 

「という訳で、あんたにも手伝って欲しいのよ。多分レクサス家の奴ら、いや、あんたの家族か。一人ぐらいはいると思うけれど、どうする?」

 

行きますねぇ!行きますよ〜、行きますよ〜イクイク。

 

 

ちなみにレクサス家。名前はランダムですが、これはキャラクリにて行った【テラの大地を研究している身内がいる】のフレーバーに関係しているイベントのやつです。

シクスちゃんのお家事情についてイベントが挟まってロスりそうですが、ここで行かないとロドスと出会うのが遅くなってしまうので行かなくてはなりません。

 

大人しくついていきましょう。クゥーン……

 

 

ちなみにですが、レクサス家イベはサブイベだったので本RTAでは無慈悲(カット)しました。サブイベはカットできる上に、フレーバー決まってれば内容同じだからね、仕方ないね。別撮りもあるから、安心してくれよな〜。

 

 

「ん、決まりね。じゃあこれ。」

 

 

そう言うと、乱雑に積んである荷物からバックを取り出し、1つのモノを引っ張り出してきて、

 

 

「これ、あんたのよ。チェルノボーグは寒いから、ちゃんと着てからいくわよ?」

 

 

1つの衣服を差し出してきた。

 

 

え、Wが優しい……怖い……(本音)

なんか裏がありそうなんですけど。大丈夫?自爆特攻させられたりしない?ヘーキ?

 

 

「何よ、あんたが傭兵辞めた時遺してったやつのままよ?返すだけよ、荷物になるからね。」

 

 

ほーん、ならなんで持ってたんですかねぇ……

 

 

「そりゃあ、あんたの墓の前にこれを飾ってやるためよ。良い趣味だと思わない?」

 

 

お、そうだな(テキトー)

やっぱり、Wはいつも通りだったよパトラッシュ……そんなに自ら狂いに行くのが楽しいですか、そうですか(謎解釈)

 

 

取り敢えず、受け取って情報を……

 

着慣れた服

 

何度目だろうか、この服に袖を通したのは。

数えられないほど着てきたもの。

Wの言う通り昔の、あの時のまま帰ってきた。なぜWが持っているかは、謎だが。

 

服に開けた穴を塞いだ跡も残っていた。

前と変わらず暖かい素材のままだ。

 

少し服が小さくなった気がする。以前はもっとブカブカだったはずだが、身体にピッタリなサイズに生まれ変わっている。

 

 

また、あの時を繰り返さない為にも、私は。

 

 

 

 

おほ^〜……服のデザインベースはWのものですね、その主体の色が黒になった感じですね。

オイオイオイ、オイオイオイオイオイ(語彙力死亡)

 

 

目立つ時は目立ちますが、暗闇だと隠密性抜群ですね。

柄もないので、これはいいものだぁ……

 

 

早速着替えましょ。

ここで着替えても、いいよね?

 

 

「勿論。支度が出来たら言いなさいよね、私も支度してるから。」

 

 

やったぜ。んじゃ着替えましょ。

 

 

―――――――――

 

 

 

 

ほほ^〜……いいですねぇ、似合ってる似合ってる。

え?着替えのシーン見せろって?

 

そんなノンケ兄貴達の意見は放っておいてですね。

 

これから、チェルノボーグに着いた後からのことをお話しとうございます。

 

 

というのもですね、この立ち位置。傭兵という立ち位置だと、基本自由行動です。

なので、やるべき事は2つ。

 

 

まず1つは、アーツの練度上げです。

【剣製】から派生して【兵器作成】にまで繋げたのはいいのですが、如何せん1度に作れる数が少なすぎる。

なので、沢山製造出来るように、アーツそのものを強化しなくてはなりません。

 

 

なんで沢山製造する必要があるんですか(疑問)というニキネキ達に対して答えますと、ざっくり言えば沢山製造できる=やり直しが効く=チャートが安定する。

 

それだけです。

 

 

……あれ?じゃあ別にやらなくても良くね?タイムガバやんけ!と思われたそこのニキネキ達。甘い!炭酸が抜けた2日目のコーラ並みに甘いんだなぁ!あれマジで甘いですよね。

 

 

話を戻しまして、このゲーム。命中率というものもございまして。

 

まぁ、基本的に攻撃は必ず当たる相手とやるんですが……少しだけ……イレギュラーがね……

 

 

そこで外してしまったら、それこそリセット案件になってしまうんですよ。しかもその場面が本当にラストor山場のどちらかに来るので……ね?(チキン)ということです。

 

 

ま、言いたいことをまとめますと、沢山製造できるだけ、チャートが安定してくるということです。簡単だな?

 

 

ですが、後のチャートの為に強化するには、【剣製】をめちゃくちゃ使わなければ行けません。

 

回数的には……100……か200ぐらいですか。発動してその回数分攻撃すればいいのですが……多い……多いなぁ……(素)

 

幸いチェルノボーグに行くと、暴徒化!したやべー学生たちや、なんもしてないのに撃ってくる警察官など、治安の悪さが某蜘蛛男がいるニューヨーク並になっています。

なので敵には困りません。間違えても、今はロドスに攻撃しないように、しよう!(5敗)

 

 

さて、もう1つの理由ですが……

まぁ、それは現地に行ったら話しましょうか。そこまでのお楽しみにしておいてください!いいですね!

 

 

あ、Wネキ〜終わりましたよ〜。

 

 

「ん、待ってなさい。まだ終わってないのよ。」

 

 

おう待ってるからあくしろよ(せっかち)

 

 

 

……すいませーん、木下なんですけれども〜、まぁだ時間かかりそうですかねぇ〜?もう鞄に荷物全部入れたんですけれども〜。

 

 

「急かさないで……よし、出来たわよ。」

 

 

お、終わったぽいですね。んじゃ、これから移動なんですが……長いし面倒だし、話すことも無いしカットで、いいよね?

いいよな?ちゃっちゃと行こうぜちゃっちゃと。

 

 

 

 

――――――――

 

 

はい、着きました。

 

途中、ポンペイクラスのオリジムシが襲ってきたり、また野犬の群れが来たり、強盗が来たので返り討ちにして身ぐるみ剥がしたりしましたが、ようやくです。

NKT……

 

 

「さて、と。じゃあシクス、アンタは行く途中話した通りにね?」

 

 

おう考えといてやるよ(3秒だけ)ちなみに途中で話した、とありますが「自由に動いていいけれど、助けのコールが来たら向かってあげて」だそうな。

 

 

……W=サンやっぱ優しくない?気のせい?こんな優しいキャラじゃないでしょ。

ま、アークナイツRPGだし多少はね?

RPGになれば性格が変わる、あると思います。

視聴者ニキネキもプレイして原作と違うキャラを見に、行こう!(露骨な宣伝)

 

 

さて、問題の助けのコールですが、程々に行きましょう。(遠いところにわざわざ助けに行く必要は)ないです。多少、死人が出ても……(天災あるから)バレへんか……

 

 

それじゃあチェルノボーグ(最初の山場)に、イクゾー!デッデッデデ(ry

 

 




シクスちゃん:かわいい(本音)やっと戦闘が出来そうな気配がしててうずうずしてる。やっぱ好きなんすねぇ?

W:なんで服持ってたの??????コレガワカラナイ。優しすぎて(当社比)走者的にはちょっと怖い。


テストの日程が徐々に近付いていく感覚が、1番生を実感する!(白目)課題に追われて更新遅れそうです。ユルシテ


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只今より遠足突入訓練(チェルノボーグ)を開始する!

精神状態が回復してきたので初投稿です。
TRPG沼とapexにハマっていました。沼だな?ちなみにこのRTAはTRPG沼にハマってから初めてました。クトゥルー要素はそっから入ってます。皆もクトゥルフ、しよう!(シノビガミもお勧めします)


ヤンデレ展開みたいな死亡をしないために敵をサクリファイスしていくRTA、続いてる〜

 

 

前回はなんやかんやありながらチェルノボーグに到着しました。

今回はチマチマ戦闘をこなしながら、チェルノボーグ探索と行きましょう。

まるで気分はぶらり旅だな?

それじゃあチェルノボーグに、イクゾー!デッデッデデデデ

カーン(謎の金属音)

 

 

 

 

 

錆び付くような血の匂い。辺りに広がる炎。崩れ落ちた廃都市。

 

 

 

―――――チェルノボーグ。

もう既にレユニオン達は攻撃を開始してるらしい。辺りを見渡すとちらほらとレユニオンの分隊が散らばっている。

 

 

まるで内戦―――それ以上の風を感じる。

 

 

でも何故だろう。この空気に対して、どこか懐かしさを感じた。

 

 

 

 

はい、着きました。したらば、前回言った第2の目的地に向かいましょ。ホライクドー

そうそう、そう言えばここでやることについて言いそびれてましたね。ここでは……って、おや……

 

 

 

ふと、廃都市と化した街中を歩いていると、背中から妙な気配を感じる。後ろを振り返ってみると、そこには大柄でひょろ長い男が立っていた。

 

 

少し目を合わせると、男はシクスに向かって手に持ったナイフを振りかざしてきた。

 

 

どうやら狂ってしまっているようだ、目に光が入っていないし、やけに震えている。会話も通じないだろう。

 

 

……さっそく戦闘ですね……はぇーよホセ。入ってから1分も経ってないぜ?キレそう(静かなる怒り)

 

 

仕方ありません、ちゃちゃっといきましょう。

まず【剣製】を発動して……あ、そうだ(唐突)

 

 

随分前のパートで話した強度変更を使って、妖刀でも作りましょうか。チャートにも書いてあるし、ちょっとくらい先にHP減らしても、バレへんか……

 

 

HPを1000消費して……あ、今のHPは2200とかです。……高くなーい?ってか遠距離前衛の平均HP超えてますよね?

 

それとも、星6とかならそれくらいなのかな?コレガワカラナイ(星6の遠距離前衛持ってないので)教えて視聴者諸兄♡(丸投げ)

 

 

 

お、出来たみたいですね。どれどれ……

 

 

 

妖刀:【蒼海】

 

 

初期属性として水を付与。攻撃時、相手に凍結効果を1.5秒付与。

攻撃はアーツ【剣製】の影響を色濃く受ける。攻撃時、相手に術ダメージを与える。

 

 

また、素質【??????】を発動中に使用すると剣自体の攻撃力を、自身の80%の攻撃力の値にして複製が可能。強度は【剣製】消費HP10のものになる(なお攻撃力は本体と同一)

 

 

使用時、素質【深海なる者の祈り】が30秒発動されない。(デメリット)(発動は戦闘開始から1度のみ)

 

 

 

【蒼海】は対象者を縛り付け苦難の道を差し出す。

 

力の代償という物は、昔から変わらないものだ。使用者に与えられる代償は、本人をも飲み込む大波になるだろう。

 

だが、その波を超えることが出来たその者は、とてつもない爆発力を身につけるはずだ。

 

もっとも、波を超えたとてこれを扱いきれるかどうかは別だが。

 

 

 

【海のような刀、か。まぁ、私と共に居て壊れないお前に言うことではないが……そいつに振り回されるなよ?シクス。】

 

 

 

 

……【深き者】のイベントシーンってあるんですね、こうやって……知らなかった……

で、この刀は蒼海(読みは【そうか】)ですか。

 

 

……いいですね、水属性だけど凍結が与えられるお強お強な刀になってます。これなら炎のヤベー奴こと、タルラ姉貴とも鍔迫り合いは出来るかな?かなー?

 

 

素質30秒封印はキツイですが……戦闘中1回だけで済むなら……ママエアロ(慢心)

じゃけん、被弾しないように立ち回りましょうね〜。

 

 

ってか1つめちゃくちゃ気になることがあるんですが……まだ解放されてない素質があるみたいですね。

 

そいつがあれば、【蒼海】の複製が可能と。

 

 

……強い、強くない……?

今の火力が【蒼海】含めてだいたい700くらいですから、それを投げられる……?攻撃は【剣製】がベースだから術ダメ?はぇ〜……

 

 

あ、言い忘れてましたが、【剣製】はどっかの慢心王のように、空中から剣を発射できるようになりました。こうなったタイミングは……イッヌ達を倒したところ辺りですね、そこで解放されてました。

 

 

ちなみに、お手軽範囲技の範囲を拡大して、作り出すスピードも上昇した感じです。範囲は……チェルノボーグ全域の4分の1くらいまでですかね?結構広いな?

 

 

 

では早速、【蒼海】使って試し斬りしましょう。の、前に素質封印の30秒間、耐えてみましょうか。

 

 

 

ボス戦とかでは必須になりそうですからね。ザコ敵相手にどこまで耐えられるか……

 

 

 

傭兵耐久中……

 

 

 

ふむふむ、パリィやガードとかしても、30秒カウントはされるみたいですね。ガードしてるとカウント速度は2分の1に落ちるそうですが。 まぁそれはね?

 

 

 

では早速斬ってみましょう、ズバッとね。

死ねっ!(スルト)

 

 

 

刀を振るう。体が、こう振るえば相手は死ぬだろうと理解する。その通りに手を動かす。

 

 

吸い込まれるように、相手に刀身が当たる。

相手を波のように穏やかに斬りつけた。すると、相手は少し体を震わせながら静かに息絶えた。

 

 

 

おほ^〜!良い切れ味だぁ(しみじみ)

しかしまぁ、中々悪くないですね。これは沢山使う機会がありそうです。

 

 

んじゃショトカに登録しましょ。ちなみにショトカは余裕を持って数個空けています。何かあった時の対応ができる、良いチャートだぁ(チャートが役に立ったとは言ってない)

お、専用ムービーですね。本走ではカットしたので別撮りを載せときますね〜。

 

 

 

 

【シクス、その刀の持ち手を握ってみろ。多少の力でいいからな。】

 

 

【蒼海】に着いた血を払い、刀を持つ手でギュッと握り込む。【深き者】に言われた通りにすると、刀は消え何処かに仕舞われた。

 

 

……まぁ、なんとなく想像はつくが。

 

 

【これは閉まっておく、使いたくなったら手を開いて、刀をイメージすれば出てくるはずだ。】

 

 

その言葉が本当かどうかを確認するため、手を開き、先程握った刀を思い浮かべる。

刀の感触、重み、そして祝福(呪い)など。

 

 

すると、手のひらにぼんやりと刀身が浮き出してくる。数秒も満たないうちに手には先程と同じ刀が握られていた。

 

 

 

Fooooo!かっこいいですねぇ!これは【深き者】専用エフェクトかな?いいゾ〜これ。

 

んじゃ、取り敢えず目的地に進みましょ。

 

あ、まだどこに向かってるか、邪魔されて言えてなかったですね。

 

 

 

今シクスちゃんが向かってるのは……ペテルヘイム高校です。

 

 

 

はい。ウルサスの子供たちイベを経験したドクターにとってはトラウマの場所でしょう。

私もそうです。あのイベントは……大変でしたね……(遠い目)

 

 

あそこは程よく襲ってくる(意味深)学生もいますし、何よりネームドのズィマーやイースチナ達、あと近場まで行くとアブサントとも遭遇出来ます。

 

 

彼女らと会っとくと、ロドスに行った時信頼されやすいです。信頼して貰えるように、周りの人達を説得してくれるんですね。

 

このRTA、何せ人との繋がりがないと成り立ちませんから。

 

 

これからも、よろしくな。ってしてくれないと、後々困る訳です。

 

んじゃ、さっさと行きましょ。

では、イクz

 

 

「ひっひぃ!こ、殺さないでくれぇ!」

 

 

うるせぇ!(迫真)

……目の前を通りかかっただけでこの言われよう……頭にきますよ!?

 

いやまぁ別に、変な殺生はしませんけど。何があったんですかね?

聞いてみましょ。

 

 

どうかぁ、しましたかぁ?

 

 

「……あんた、殺さないのか?あいつらの仲間じゃないのか?」

 

 

いや、確かに仲間ですけど。なんで貴方を殺す必要があるんですか(純粋)

 

 

「へ?」

 

 

私、何もしてない。あなたも、何もしてない。だから、殺さなくていい。あいつら(レユニオン)の仲間でも。OK?

 

 

「…………優しいな、あんた。」

 

 

それを言うってことはOKということで認識していいよな?いいよね?よし(自己完結)

 

そりゃまぁ、襲われなければ襲う必要ないですし。はいさっさと行った〜行った〜。

 

 

……お前邪魔なんだよっ!(声だけ迫真)タイム押してるんでぃすけど〜、どうしてくれんのこれ?

 

 

「あ、あぁ……ありがとう」

 

 

なんで感謝してるんですかね……取り敢えず、浮浪者っぽいおっさんは消えましたね。さっさと行きましょ。あーもうめちゃくちゃだよ〜(タイム)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……不思議な子だ。明らかに、アイツらと同じような殺意を感じたのに……」

 

 

 

 




シクスちゃん:別に猟奇的殺人を楽しんでるとかそういうのじゃない人。戦いは好き、否定はしない。



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唐突な遭遇

私「なんか肺の辺り痛いな?」
親「また肺気胸(肺に穴が空くアレ)(4月になってました)じゃないの?」
私「しんどいから嫌だなぁ……」
親「うーん、入院かな!」
私「嫌じゃ!まだ入院しとうない!」

死ぬほど親に駄々こねたので初投稿です。医者に診てもらったら、どうやら気胸は初期段階だったそうな。悪化したら入院されかねないですって。ヒェッ……
ま、投稿は続けられるだけ続けますので、安心して下さい、俺は止まんねぇからよぉ……



深淵をのぞく時、深淵もこちらを覗き返してくるRTA、続いてる〜

 

前回はなんか雑魚に絡まれましたが、妖刀【蒼海】を作って刺身(意味深)にしたところです。

三枚おろし……(ジェイ)

 

 

さて、今回も引き続きペテルヘイム高校に向かうとしましょう。

しかしまぁ、動画ではカットしてますがね、さっきからエンカウントが多いのなんの……まぁでも、これならアーツの練度上げも問題なく出来そうです。

 

 

というか【蒼海】が強い。

 

デメリットもありますが、そも相手がチェンさんとかじゃない限りはデメリット解除前に斬ってどうにでもなるので。凍結もついてますからね、実質スタンが入る斬撃とか、弱いわけがなかった。

これは勝ったな!ガハハ!

さっさと行ってライン生命の分のロスを取り戻しましょ。イクゾォォォォォォ!!!!!!オe

 

「―――応答してくれっ!誰か応答してくれっ!現在ブロックE-4にて交戦中!応援を求む!」

 

 

…………

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……(クソデカため息)

仕方ありません、行くとしますか。戦闘なら【剣製】使って【兵器作成】の練度上げ出来ますし……

 

 

一応目の前進んでいけば交戦してるらしいですしね。進行ルート的にどうせ戦闘起こるから、必要経費と割り切りましょ。E-4でしたっけ(ログ確認)よし、場所は分かりました。

 

それじゃあ救護に、イクゾッ!

 

 

 

 

 

 

うーっす、やってるか〜?どう?まだ行けそう?あ、無理?そう……(無関心)見たところ味方数人しかいないし、レユニオンの死体そこそこ転がってますけど、ボロ負けしすぎじゃありゃせんか?(赤犬)

 

 

「あぁ、君はWが言っていた……すまない、少し援護してくれ!」

 

 

なんだよじゃあ助けてやるか。しょうがねぇなぁ(本人)

 

あ、敵の位置とかは割れてるよな?な?

流石になかったら無能すぎて頭にきますよ!索敵し直しはタイム影響がデカいのでね。

 

 

「ああ、これだ!使ってくれ!」

 

うるせぇ!耳元で叫ばないでください、死んでしまいます(鼓膜が)ヘッドホホでプレイしてるプレイヤーなので、大きい音を出すのはやめちくり〜。

 

 

「あ……すまない……」

 

 

……まぁいいです、位置は割れてますね!相手は数人!なんで苦労してたのこの人達()

ま、ウルサス兵団ぽいし仕方ないか。硬い、強い、移動早いですからね。あのクソドローンを作った奴は許さない(私怨)

 

個人的な私怨は置いておいて、位置はわかってるので【剣製】発動!相手を視認したらドーンだYo!

 

 

 

空、壁、床から色とりどりの紋様が浮かび上がる。赤、青、緑、白、黒、紫。それぞれが光を放つ。統一性はない。

そこから無数の剣が姿を現す。形、大きさ、これにも統一性はない。あるとしたら、人を殺す為という目的だけだ。

標的を見つけ、そこに向かってありったけの剣を撃ち放つ。

 

 

数秒も立たぬうちに、辺りは更地と化し、標的はいなくなっていた。辺りには、赤々とした液体が【ヒト】だったモノから零れているだけだった。

 

 

 

ヨシ!片付けましたね。思ったよりグロいのでモザイクかけましょ。おっす(ウタゲ)、無事?どう?立てそう?

 

 

「あ、あぁ。支援に感謝する。おかげで助かったよ。」

 

 

おんおん、んじゃあ戦場の後始末、頼んでも……いいよね?

 

 

「勿論だ、任せてくれ。」

 

 

やったぜ。んじゃ行きましょ。では諸君!サラダバー!

 

 

 

 

「……凄まじいな……嵐のようだった……」

 

 

―――――――――

 

 

さて、気を取り直して前に進みましょ。止まるんじゃねぇぞ……

 

しかしまぁ、どこ見ても争ってますねぇ。

やはり人間は愚か……どの世界でもそうなのか……(モルカー世界線から来た男)

 

ほら、あのレユニオン兵とかマジで何もしてない感染者親子を殺そうとしてますよ?レユニオンの株も堕ちろ……!堕ちたな(確認)

見てるだけであーもう狂いそう……もう狂う……!

 

 

なんか腹立つので【剣製】で八つ裂きにしときましょ。練度は上がったので、何の問題もありません。何も無かったな!(満面の笑み)命に貴銭無しって、偉い人が言ってたし、多少はね?

 

 

ん?あの路地裏にいるのは……

 

 

ふと、とある裏路地に目がいく。何かあった、という訳では無い。

誰かがそこに倒れ込んでいた。

普段だったのなら、放置していただろう。今までの私なら。

だが、何故か無視できなかった。

 

少しだけ、警戒しながら倒れ込んでいる人に近づく。音を立てないよう、ゆっくり。

 

 

近くに寄って様子を見てみる。

 

そこには、うつらな目をして倒れ込んでいたウルサスの少女がいた。

灰色の髪が辺りの爆風によって靡いていた。

 

 

 

おお、アブサント姉貴ですねぇ!

 

やっぱりぶっ倒れてましたか。確か飢餓で倒れてたんだっけな?そいつはいけねぇ!取り敢えず持っていた荷物からレーションでも分け与えますか……口は開くかな〜?

 

 

少女に触れてみても、反応はない。というより、意識がなかったみたいだ。彼女の顔は酷くやつれていた。

 

 

 

あ、これやばい(素の反応)ヤヴァイですね……これはヤヴァイ……

このテキストが出たら、リアルタイム30分以内に救護行動を取らないと死んじゃうんですよね。何だこの仕様!?

運営の謎仕様を確認したところで、急いでロドスに保護させますか……

 

 

え?レユニオンに入れないのかって?

 

なんでそんなことしなきゃ行けないんですか(純粋な疑問)

 

そもそも、ロドスにシクスちゃんが入った時に少しでも信頼してくれるように助けてるんで。他のチャート使うんだったら見捨てても大丈夫です(屑発言)あと、走者がこのキャラ好きだからとかじゃゲフンゲフン。

 

 

まぁそういうことで、ロドスにさっさと渡しに行きましょ。

 

 

【ふむ……不味いな、早く何か食べさせないと死んでしまうぞ。だが、ここだと危険だ、離れるぞシクス。】

 

 

【深き者】も言ってますね。ではこのメッセージログを送ったら30分タイマー起動しましょ。念の為ね、タルラ姉貴とかに出会って応戦とかになったら、30分以上粘られますから(3敗)あの仕様ほんまひで。

 

 

 

……よし、行きましょう!ワカリマシタ(^p^)ヤツ(深き者)ニツヅケ!

 

 

さて、ロドスの分隊のひとつは……(移動しながらwikiチラ……チラ……)ああ、2ブロック先ですね。持ち上げていきましょ。ホライクドー

 

 

 

 

少女移動中……

 

 

 

あ、いました。10分もかかってないですね、タルラ姉貴とエンカウントしなくて本当に良かった……

じゃ、さくっと受け渡しましょ。

 

すいまへーん、ロドスですかぁ?保護してあげて欲しい子がいるんですけど〜

 

 

「!なんだ君は……感染者か?そしてその子は……」

 

 

バチくそ警戒されてますね……まぁ仕方ないか。

 

あ、私のことはいいんでその子の方見てあげてください。……早く見るんだよォ!(急変)死んじゃうかもしれないダルルォ!?

 

「……あ、あぁ。わかった。……飢餓状態だな、だいぶ深刻だ……」

 

 

あ、レーションあるんでこれ使って、どうぞ。私の分?予備はあるから、へーきへーき、へーきだから。口の中に放り込んどいてあげてくださいね?水もちゃんと飲ませといてくださいな。水置いとくから……(善意)

 

 

「助かる。……ところで、彼女は君の友達かい?」

 

 

いえ全然?知wらwなwいwよw

 

倒れてたから助けただけの一般人ですよ〜ほんとだって、嘘ついたことないから(大嘘)……信じてくれよォ!!!(迫真)…………嘘だよ(小声)

 

 

「ふむ……ひとまずありがとう。そうだ、君も……見たところ感染者だろう?私たちのいる所……あぁ、紹介がまだだったな。私たちはロドス・アイランドという所だ。

感染者を保護して治療もしてるんだが……ロドスに来ないか?」

 

 

(今はまだ行きたく)ないです(食い気味)

まだ成すべき事が残ってるんでね。ナスです……

 

 

「いや、しかしだね……」

 

 

いいからそっちの子の方見といてって言ってんダルルォ!?そっちの子の方が状態ヤバイダルルォ!?様態チェックしといてホラホラ。

 

救護者がいればここに助けてくれる人達がいるって、教えてくるから、な〜頼むよ〜(懇願)

 

 

「……分かった。そこまで言うなら止めないさ、支援に感謝するよ。」

 

 

 

ロドスを助けたつもりは無いんだけどなぁ……まぁ、取り敢えず行きましょ。さっさと高校にイクゾー!デッデッデ(ry

 

 

 

 

―――――――

 

 

【……ね…………た】

 

 

 

声が聞こえる。一体あれからどのくらいたっただろう。

 

おじさんと会って……そこから……

 

 

……父さん……

 

 

 

【聞こ…………える……?……め、か。】

 

 

声のする方に手を伸ばそうとする。だが、手を伸ばしても何も起きなかった。

 

 

 

【…………ん、そう…………よし。】

 

 

どうやら、声の主は何かを決めたようだ。

 

 

次の瞬間、身体が少し空中に持ち上げる感覚がする。声の主に、何か話そうとする。が、口は何も動かないし、相変わらず手は動かないままだった。

 

 

【大丈……夫、すぐに……く……ら】

 

 

所々途切れてはいるが、なんと言ってるかは何となくだけ分かった。その時、少しだけ目が開いた。世界がぼやけて見えるが、何も見えないよりはマシだろう。

 

声の主と目があった。いや、本人は気付いてないみたいだが。

 

声の主は、艶のある黒髪を靡かせながら走っていく。

 

その姿を見て、安堵したのかどうかは定かではないが、意識はゆっくりと落ちていった。

 

 

 

 

 

「……あれ、ここは」

 

 

「おや、目が覚めたかい?それは良かった……」

 

 

見知らぬ人だ。というより、ここは何処だろう。

 

 

……あれ、私なんでこんな所にいるんだろ。

 

 

 

「えーっとね、簡潔に君の状況を話すと……」

 

 

 

ぐるるるる〜……

 

 

「……そうか、そうだよな。少し待っててくれ、食べるもの渡すから。」

 

 

そういうと、見知らぬ人は缶詰か何かを取り出して私に差し出してきた。

 

 

「はい、これ。レーションだけど、ないよりはマシだと思う。」

 

 

……見ているだけで、食欲が唆られる。差し出してきたレーションを貪る。

気がついたら私はレーションの中身を食べ尽くしていた。

 

味は……まぁそこそこだったが、文句は言えなかった。

 

 

「ん、大丈夫そうだな。はい、水。」

 

 

水を受け取って1口、口をつける。

ふぅ、と一息ついて落ち着く。少しづつ、今の状況が読めてきた。

 

 

「さて、腹も満たされただろうし君の状況について話そうか。簡単に言うと君は、とある人に助けてもらったんだ。」

 

 

「とある人?あなたじゃなくて?」

 

 

「あぁ、ちょうど君よりひとつ上ぐらいの女性がね、君のことを担いでここまで運んできたんだ。黒髪のサルカズだったかな。」

 

 

「運んで……」

 

 

「あ、悪い。説明が遅れた。ここはロドス・アイランドの後方医療チーム、製薬会社の一拠点みたいなものだ。俺のことは……ま、今はAとでも呼んでおいてくれ。」

 

 

「……ロドス。」

 

 

 

名前だけなら、聞いた事はある。確か鉱石病治療を研究している製薬会社だっけ。でも、ただの製薬会社が何故こんなところにいるのだろう?

 

 

 

「聞きたいことは山ほどあると思う。だが、少し君について質問させてくれないか?」

 

 

 

「……私?」

 

 

 

 

 

 

 

「……なるほどな。すまん、聞くのは野暮だった。辛いことを思い出させたな。」

 

 

 

「……いえ。」

 

 

「……なぁ、良ければなんだが――――」

 

 

 

「君も、ロドスに来ないか?」

 

 

 

 




シクスちゃん:そろそろ戦闘飽きてきてそうな戦い方してる。強いやつがいなくて暇なんでしょ(テキトー)

アブサント:好きが詰まってる。声良イラスト良の術士。性能はバランス取れてて使いやすい。これが配布ってマ?
パッと見、持ってるものリボルバーっぽい見た目なのに、4連バースト出来るの強いなぁって思った(S2のお話)




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目的地に着くまで数PartかかるRTAがあるらしい

危機契約の初日18等級をクリア出来たので初投稿です。マドロック強すぎない?


そろそろキング・クリムゾン!していくRTA、はっじまるよ〜!

前回はアブサントネキをロドスに丸投げした所までで終わりました。

今回はその続き、ペテルヘイム高校に向かうところです。

 

 

いやぁしかし、アブサントネキと出会うの早かったな〜?(嬉しい誤算)

なんか今回結構早めに死にかけてたので良かったですが。

ま、過ぎた話はここまでにして、こっから集中していきましょ。

 

 

後5ブロック分進んだらペテルヘイム高校ですね。

テーマパークに来たみたいだぜ、テンション上がるな〜(白目)

 

 

道中はそこそこ長いので、倍速かけますね〜(白菜に聞こえたニキネキは病院に行って、どうぞ。)

 

 

さて、この合間にとあるもの?について説明しましょう。

 

今日はスペシャルゲストォ……大体分かってるだろうけど……まぁ……俺があんまり言うと……コレ(RTA)より目立つから……嫌なんだけど……

 

 

【操作キャラの実家イベ】!

 

 

はい。結局、「シクスちゃんの【レクサス家】ってなんやねん、犬神家の亜種か?」って思われたニキネキもいたかもしれません。

ぶっちゃけ今回のRTA、というよりトロフィー取得には使用キャラの一家が【必ず】深く関わってきます。なので今回、解説を入れとうございます。

 

 

結構前に、シクスちゃんがサイレンスネキとお話(意味深)してた回(ほぼ無編集)がありましたね?あそこでも軽く触れられてましたが、折角ですし、振り返りも兼ねて行きましょう。この辺はっきりさせないとストーリーとRTA出来なくなるからね、仕方ないね。

 

 

 

 

シクスちゃんはその昔、とある貴族の子供たちの末っ子でした。まぁレクサス家ですね。この一家、実はチェルノボーグにお家がございます。他のキャラではシエスタやラテラーノ、龍門や極東なんかもありましたね。ランダムみたいです。

RTA的には、龍門かチェルノボーグかどっちかを取らないともれなく詰みます。

こんな安定しないチャート、恥ずかしくないのかよ(自戒)

 

ちなみにお家には行くことも出来て、行くとサブイベント回収、トロフィー取得のためのルートがほぼ確定します。

 

 

RTAでも、もろちん行かなくては行けませんが、サブイベの為ムービーなどはスキップできます。要は本編ではムービー飛ばしちまうってこったぁ!

 

タイム的にはムービーなんて飛ばさないと行けないですが、ストーリー的にそこが抜けると「お前は何を言っているんだ?」状態になります。ソレハイケナイッ!なので、今回説明してる訳ですね。

 

 

さて、話を戻しまして。

 

 

どうやら、レクサス家はですね、一家の中で種類も派生も全て違うアーツを皆持ってたらしいです。 シクスちゃんがそう言ってました。

 

 

えぇ……(困惑)多分それ血が繋がってないと思うんですけど(凡推理)

 

まぁでも、シクスちゃんがそう言ってたのでそうなんでしょう。んで、シクスちゃんはそこの末っ子として生まれ……【アーツを持たずに】生まれてきました。

 

 

なんだこれはたまげたなぁ。

全員違うアーツを持って(諸説あり)生まれてきたのに、1人だけ持たずに生まれてきてしまったのです。カモだかなんかの御伽噺でそんなのがあった気がする、1人だけ色が違うやつ(記憶が曖昧)

 

 

そんなシクスちゃん。レクサス家の人間は【アーツを持ってして生まれる】事を第一目標としてた貴族だったらしく、1部の兄弟からはいじめられ、遂には龍門のスラムにポイッと捨てられてしまいます。お前ら人間じゃねぇ!

 

まるで家畜みたいな扱いを受けたシクスちゃんがレクサス家に向けた感情は……

 

まぁ、その辺は後々ストーリーに出てきます。一先ず、今まで出来たお話の内容はこんなもんです。

 

その後のシクスちゃんの時系列は不明ですが、龍門のスラムに来る(この段階で【剣製】が発動出来るようになった?)▶W達がいたサルカズ傭兵団に入る(どうやって出会ったかは不明)▶バベル加入、テレジア殿下の死亡により脱退?(この辺りも不明)▶龍門に戻りRTA開始まで生活。

 

 

の流れだと思われます。不明ばっかりだな?もっと話して欲しいんだけどなー、俺もなー。RTAじゃなければちゃんと何あったか調べてた(言い訳)

 

 

さて、そんなこんな話してたら倍速終わり!

ペテルヘイム高校に、着くぅ^〜

 

んじゃ早速中に入りましょ。開けろ!死刑だ!

 

 

 

 

廃都市を歩いていると、とある所から喧騒の音が聞こえてくる。そちらを向いてみると、どうやら場所は高校のようだ。

 

 

学校。私には縁もゆかりもなかったものだった。

 

 

……何となく様子が気になり、中を覗いてみる。

 

すると――――

 

 

 

 

 

――――暴徒と化した生徒たち、慣れないながらも互いに守り合い、殺し合う様が、見て取れた。

 

 

なんとも、愚かで。

 

 

なんとも懐かしい香りがするのは何故だろう。

 

 

 

 

oh......(下水道ピエロ)やってますねぇ!テーマパークに来たみたいだぜ、テンション上がるな〜(棒)

 

とある人はなんか死体に向けてブツブツ言いながら死体斬りしてますね。

 

どれ死体は……28箇所の刺傷だぞ!(テキトー)

確実に殺したかったんですね、間違いない。

 

 

さてさて、高校の中を覗いたらすぐさま出ます。エリチェンですエリチェン。

 

理由としては、居すぎると人が集まりまくる。これに限ります。

 

 

高校の中でアーツの練度を上げては行けません。

 

なんでぇ?という視聴者諸兄に例を上げてみますと……

 

どっかのエペなんちゃらっていうバトロワで、超激戦区にずっと居る見たいな苦行をするのと同じだと思ってください。武器はハンドガンだけです。クソしんどいです。

 

というか、中に入ってアーツを使い暴れ出すと、例に出したバトロワゲーみたいに漁夫する輩がめちゃくちゃ現れます。軽い気持ちで爆撃使ったら全部隊来るとか思わないでしょ(経験談)

 

 

最終的には生徒全員を相手しなきゃ行けないので……まぁめんどくさい!殺ればしますが……時間がね……

 

 

なので、高校の有り様を見てフラグを立てておきます。

そうすると、高校からでてきた生徒が

 

「お前さっき俺らの事チラチラ見てただろ。絶対そうだゾ」「そうだよ(便乗)」

 

 

って突っかかってきます。元空手部のヤンキーかな?ラーメン屋行ってそう(偏見)

 

 

高校から出た生徒に何しても、高校内の生徒には伝わらない(多分仕様)ようなので、これを使いながら漁夫を来ないようにして、個々誘い出してぶっ倒していくわけですね。

 

よし、じゃあ(剣を)ぶち込んでやるぜ!

 

立場の差ってやつ、理解らせなきゃ……(使命感)

 

 

と、今回はここまで。次回からはアーツの練度をあげてイクゾォォォォォォォ!オエッ!

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

「やっぱり、戦場の方がいいな。心地良い。」

 

 

【ほう?大抵の人間は、戦いにはすぐに疲れ、戦場にはいたくないと言い出すものだがな。】

 

 

「前に私を人じゃないって言ったのは、誰よ。」

 

 

【さて、誰だろうな?】

 

 

「とぼけて……」

 

 

【ところで、アレは覚えているな?】

 

 

「んと……レユニオンリーダーのタルラと接触、そして少しでいいから傷を負わせる、だっけ?いつ出てくるか分からないから、暫くはこの辺で待機だけど。」

 

 

【ふむ、良く覚えていたな。その通りだ。】

 

 

「子供じゃないんだから……それくらい覚えてるよ。」

 

 

【私にとっては、お前も子供に等しいがな。】

 

 

「ま、あなたからしたらそっか。……で、傷を負わせたらそれでいいんだよね?」

 

 

【あぁ、その後は私がやる。出来れば体を少し借りたいんだが……】

 

 

「ん、その時になったらいいよ。任せる。」

 

 

【そうか、助かる。この状態では不便でな……】

 

 

「あなたに、不便なんて感じられたんだね。」

 

 

【馬鹿にしすぎだ……】

 

 

「ふふっ、お返し。」

 

 

【はぁ……では】

「うん。」

 

 

 

【「始めようか」】

 




シクスちゃん:やっぱり戦場にいたからか知らんけど死の匂いが懐かしいとか思い出してる。やっぱ好きなんすねぇ?





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狂人よりも狂ってる奴がいるらしい


ロードローラーが強すぎたので初投稿です。いやね、8等級は出来たんですけど13とかどうするんですか()
スズランねぇ!ブレイズねぇ!シュヴァルツレベルが低すぎる!(昇進2Lv20くらい、ターミネートは特化してない)




 

 

調子に乗ってる生徒たちをシバいていくRTA、はっじまるよ〜!

 

 

前回はペテルヘイム高校にデトロ!開けロイト市警だ!しました(???)

 

今回はそこの続きからで、【剣製】の練度上げをしていきとうございます。

 

 

んじゃさっそく、【剣製】の練度上げと行きましょう。

 

 

 

ワザッ〇【剣製】の練度上げの裏技!

 

 

 

簡単で

す!

 

 

 

まず学校の前でたむろします。この時間はRTA的にも休みなんでコントローラーから手を離してもイイデス(^p^)お茶でも飲んでましょ。今日も良い天気!(クッキー☆並感)

 

 

そして数秒ぐらいするとですね。

 

 

「……おいお前、さっき影から私がしてたこと見ただろ?」

 

 

と、中にいた学生が喧嘩を売ってきます。そうだよ(即答)

 

 

「そうか、見られたら困るんだよなぁ……じゃあ死ね!」

 

 

(死ぬのは)お前じゃい!

 

ということで戦闘入りです。【剣製】を発動して発動しまくるだけです。あ、死体撃ちはやめようね!

 

死体撃ちしても経験値は増えないので、落ち着いて息の根が止まるまで使い続けます。

 

 

ホラホラホラホラホラホラホラホラ。

 

 

(あの世に)堕ちろ!

 

……堕ちたな(生死確認)28箇所の刺傷だぞ!(テキトー)

 

 

 

これを、繰り返していくだけです。

 

 

結果【剣製】の練度上げ完了!

 

 

あ(唐突)、死体剥ぎ取りでご飯とか取れれば取っておきたいですね。使う前に死んじゃったから、使ってもらってウレシイダルルォ?

 

 

餓死はしないようにレーションはありますが、念の為にね?お酒があれば【出血】で死ぬことは無いですから、あれば嬉しいですねぇ。

消毒に使えるアルコールはいいゾ。

酔拳強いらしいので、皆さんも使ってみては?(訳:酔拳使いのキャラで走って下さい)

 

 

さて、これを数回連続殺ったらスキルメニューを開いて、練度を適宜チェックしましょう。

気がついたら止まるべきところを通り過ぎて、上限までいってたってならないようにしようね!(1敗)

 

 

今の練度が3なので、7まで行けば十分です。上がるのにはまだまだかかりそうですけどね……(残り50体とかマ?)

 

 

さて、もうここからはやる事も同じですし、同じ絵面を見せられても暇でしかないですよね?

 

 

ですので……

 

 

 

皆 様 の 為 に 〜 こ ん な 動 画 を ご 用 意 〜

 

 

 

 

したのですが(は?)

 

 

アーツの練度上げについて、説明しそびれていたことがあったので補足します。

 

 

ねぇヤダやめて叩かないで叩かないでよ!

お兄さんやめちくり〜。

 

上映会はまた今度やります……(あ、おい。待てい)え?しない方がいい?(そうだよ)

しょうがねぇなぁ(先輩)

 

 

では、気を取り直して補足をさせてもらいます。よく見といてください!

 

今回練度上げするアーツ、【兵器作成】ですが、

 

 

「【兵器作成】を強化したいんだったら【剣製】ではなくてそっちをたくさん使えば良いのでは……?なんで面倒くさい方法をしているのか、コレガワカラナイ」

 

となる方もいると思います。

 

 

実際はその方が正しいです。正攻法ですね、上昇値がとても多いです。そちらの方が早いし、簡単だし、楽なのですが……

 

 

今回はアーツの仕様上、その方法をしてると時間しかかからないんですよ。

 

 

最初のうちは一日数個しか作れないので……

1日数個作って、練度ちょっと上げて、また1日数個作って〜を繰り返すだけなのです。

こんなんじゃRTAになんないよ……

 

 

それをしてる暇なんて(RTAには)ないです。絵面も地味ですしね。

 

なので、戦闘で派生元の【剣製】を使いまくって余った練度を【兵器作成】に使うというチャートです。

 

 

多分これが1番楽だと思います!(このトロフィー獲得RTAでは)

 

 

……え?正攻法が1番早そうだし楽そう、だって?

 

 

 

 

……君のような勘のいいガキは嫌いだよ(半ギレ)

 

 

まぁ確かに、何もRTA最速を目指さない通常プレイならそっちの方がいいです。戦闘キャラじゃなくても出来ますしね。

今回はチャート作りながら「時間足んねぇなぁ!?」ってキレながら編み出した妥協案なのでオニイサンユルシテ。

 

 

およ、倍速が止まりましたね。終わったのかな……?

あ、シクスちゃんの寝顔可愛い(小声)

 

 

「おい、そこのお前。」

 

 

……ん?この人は……あ、イベだこれ(察し)

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

「そこにいるお前だよお前!サルカズの!」

 

 

朦朧としてる意識の中、誰かに声をかけられる。

まだ意識がハッキリしないが、すぐにひんやりとした風が吹いてきて目が覚める。

 

ゆっくりと顔を上げ、目の前に立つ誰かを見る。

目の前にいるのは、ウルサスの少女だろうか。多分目の前の学校から出てきたのだろう、確証はないが。手には小さな斧を持っている。人を殺すには十分な大きさだろう。

 

 

【……シクス、さっさと無視して立ち去ってもいいんだぞ?】

 

 

そうした方が面倒になりそうだからやめておくと、【深き者】に伝える。

 

 

【そうか、なら私は寝てるぞ……】

 

 

頭に響く声は徐々に小さくなり、やがて消えていった。少し慣れてきたとはいえ、まだ違和感がある。

 

 

「おい!聞いてんのか!?」

 

 

そんなことを思っていると、意識がこちら側に引っ張られる。胸ぐらを掴まれたようだ。振り払えるだろうが、面倒だからそのままにしておく。

 

 

「やめてください、ソニア。彼女は何にも持っていないかも知れないでしょう?」

 

 

本を片手に持った水色髪の少女が制止する 。彼女も生徒のようだ。勘だが。

会話から察するに、最初の少女はリーダー格のような人物らしい。

 

 

「そうだよ!いくら何でもそれは……!」

 

金属の……扉?だろうか。盾にしか見えないそれを持った少女も制止を手伝う。

 

この2人は、きっと少女の制止役だったんだろう。

 

 

「……けどなぁ。」

 

 

「おいおい、【冬将軍】もここまで来たか。こいつは傑作だな!」

 

 

「うるせぇ黙ってろ【夏将軍】!」

 

 

【夏将軍】と言われた彼女は笑いながら【冬将軍】と言われた少女を嘲笑する。

 

 

何となくだが、この光景を見て何が起きそうだったかくらいは察することは出来た。

 

私は持っている荷物全てを、あの生徒に奪われそうになったが、あの二人の制止により踏みとどまったということを。

 

 

「やはり、やめといた方が。」

 

「あー!うるせぇ、ここはアタシの好きなようにさせろよ!」

 

 

そう大きい独り言をつぶやくと少女は手斧を手にし、こちらに向かってくる。

 

 

「おいお前、怪我したくなきゃ持ってる荷物寄こしな。さもないと……」

 

 

……そろそろ、この茶番も終わりにしよう。このまま黙っているのも面白くない。

刀を取り出し、目の前に立ち向かう。

 

 

「っ……ふん、そんなもの、振る暇すら与えねぇよ!」

 

 

少女は少し怯むが、すぐに襲いかかってきた。

 

 

全く、死を恐れている者こそ面倒なものだ。

 

 

 

 

 

……やっぱりな(レ)

 

 

 

――――

 

 

 

【ところで、私は使わなくていいのか?】

 

 

「殺しちゃうかもしれないでしょ?」

 

 

【もう数えてないほど殺っといて、そう言うか。】

 

 

「狂ってないなら別よ。生きる理由すら忘れてしまったのなら、楽にしてあげた方がいいでしょう?大切な人を自分で殺させない為にも。」

 

 

【(お前が言うか)……ま、好きにするといい。行動権はお前にしかないのだからな。】

 

 

「……ありがと。」

 

【どういたしまして。さ、集中しろ。分かるか?死を恐れているものの方が―――】

 

 

 

 

「―――狂人よりも狂っている、気をつけろ、でしょ。よく知ってるよ。」

 

 

 

 

【……はん、よく分かってるじゃないか。】

 




シクスちゃん:ちょっとスイッチ入った。理解らせなきゃ(使命感)

ウルサス自警団:おうお前ら笑顔で生きろよ(テラ:ダメです)あぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!(錯乱)


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デュエリストと化したシクスちゃん

TF2を衝動買いしてキャンペーンモードをやっているので初投稿です。めっちゃくちゃ酔うけど楽しいですね……タイタンつおい……

危機契約は皆さん順調ですか?私?バッチェ毎日8等級と任務はクリアしてますよ。デイリー10等級以上?いやぁー、キツいっす。


 

おじさんのこと本気で怒らせちゃったRTA、もう始まってる!

前回はズィマーネキと愉快な仲間たちに遭遇しました。

 

なんか戦闘になった(すっとぼけ)ので今回は戦闘からです。

おじさんの事本気で怒らせちゃったね!?

 

 

 

理解らせましょう。じゃあオラオラ来いよオラァ!

 

 

 

 

はい、【ズィマー】戦、戦闘開始です。

 

 

え?今は時系列的にズィマーじゃなくてソニアだろ、って?

 

 

これは私が勝手に呼んでるので気にするな!(某魔王並感)呼びやすいし、多少はね?(個人差)

 

 

あ、今回は(アーツを使わ)ないです。

 

こんな相手にアーツはフヨウラ!という訳ではなくて。

 

 

ここで【剣製】を使っちゃうと相手を殺しかねないのでね、肉弾戦で終わらせます。ジェノサイドルート行くならさっさとアーツ使った方が早いです。やりませんけども。まぁ、アーツ使わなくてもどうにでもなるでしょ(慢心)

 

 

さて開幕からズィマーネキが手斧を振ってきますが、それを【蒼海】で弾きます。弾く時は相手の体勢を崩さない程度に弾きましょう。ちなみに、ズィマーネキはこちらから攻撃しないと攻撃してこないので、【蒼海】のデメリット、30秒間素質封印を無くせます。これで安心だぜ!

 

ホラホラ、打って514ホラホラ。

 

「ふん、やるな!」

 

 

このセリフが次の行動の合図です。

弾いたら、向こうがちょっと警戒してくるのか知りませんが、攻撃が2点バースト(多分違う)に切り替わります。

 

グムの包丁捌きはズィマーが教えていた可能性も微レ存……(ないです)あ、ない?そう……

 

 

さて、2点バーストになってもタイミングよく弾くだけです。気分はまるで音ゲーだな?

 

コツとしては相手の手首を見ることぐらいですかね。

ブラボやダクソをクリアしてる諸兄達ならそんな事しなくてもいいですが。

 

 

ホラホラ、ホラホラ、ホラホラ、アラ?

 

 

 

 

あなたが攻撃を凌いでいると、何処からか見られているような気配を感じる……

 

 

【……シクス、狙われているぞ。気をつけろ。】

 

 

 

んー?なんでしょ、漁夫でも狙ってる生徒がいるのかな?ママエアロ、【深き者】いるし多少はね?

 

 

 

 

少しだけ【深き者】の忠告を頭に残す。

狙われている。だが、今の意識は目の前の少女に向けられている。変なことを考えている暇は――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬。気を緩めたその瞬間に、大きな音と共に銛のようなものが飛んできた。

 

 

 

ファッ!?急すぎ無いですかねぇ!?

メッセージログが出てる間はザ・ワールド状態なので大丈夫ですが、すぐ避けなきゃ被弾しますね……

発砲音は左後ろから聞こえましたね。

 

……ここは安定をとって左に避けましょ。んじゃ、メッセージログをしまって……

 

 

 

 

 

 

 

回避ィィィィッ!!!!!!!!!(回避ボタン連打)

 

 

 

 

 

 

「…………はぁ。ったくあいつは……」

 

 

おっぶぇ!生きてる〜!あっはぁ生きてる!はっは!……まぁ食らっても死ぬことは無いですが、被弾しないのが一番だし早いので良いですねっ!(ワザップ並感)

 

 

さてと……撃ってきた主は想像つきますが、対策しなきゃ行けないな?仕方ありません、【剣製】を一時的に使用します。

場所は……視認できないし、発砲音からこの辺でいいか(テキトー)

 

あ、【深き者】場所特定できない?大まかならできる?やるやん(本田)。

 

 

じゃ、マップにその場所が出てきたので撃ちましょ。

ちょっとくらい、関係ない人に当たっても、バレへんか……上空から5本発射で。

オラァ!

 

 

 

「…………!」

 

 

 

およ、退いてくれたみたいですね?マップからマーカーが消えたし。

 

これは僥倖!また邪魔されないうちにさっさと続きをしましょう。

 

 

 

 

攻撃を弾いて……弾いて……弾い……て……

 

 

 

 

 

もた……もた……

 

 

 

 

 

すいませーん、木下なんですけども〜、(崩すのに)まーだ時間かかりそうですかねぇ〜?

 

 

 

「しまっ……」

 

 

お、やっと崩れました。

 

したらば、すかさず【蒼海】の柄の方でソォイ!間違えても刀身で切っては行けない(無敗)

 

 

「……がっ……」

 

 

ヨシ!(ヒット確認)1突き入りました。あと1発ぶち込んでやるぜぇ!ってしたら倒れます。

 

 

弱くなーい?よくそれで生き残れましたね……って言いたいけどシクスちゃんがおかしいだけですねコレ。一応彼女ら、あの高校(ペテルヘイム)から生き残ってますし。お前強すぎなんだよ!

 

 

はいここでオリチャー発動!わざと当たらないように【蒼海】を振るい、隙を作ってそこをついてくるズィマーネキの隙をつきます!

つまり裏の裏を取るってこったぁ!ニンジャだって裏の裏を読むって言ってたし、そういう……ことだよ!

ミスしても特にロスはないしね?

 

 

では、やりましょう。

 

ホラホラホラホラ当てちゃうぞ〜?切っちゃうぞ〜?

 

 

「やっと振ってきたな……だが、隙だらけだ!」

 

 

おお、隙をちゃんとついてきましたね。

素晴らしい斧の使い方だ、ちゃんと成長している。

 

感動的だな。

 

 

 

 

 

 

だが無意味だ(真顔)

 

 

かかったなアホが!見事に乗ってくれました!こんなんでも生き残れるってマ?どっかの獣の街に放り込んでみたいですねぇ、何分持つか分かったもんじゃないですが。

 

 

ということで、見事にオリチャーが成功しました!やったぜ(ねっとり)

 

時短成功です……

 

 

お、ズィマーネキがぶっ倒れましたね。

ここで戦闘終了です。チカレタ……チカレタ……

んじゃ、ムービー入りまーす。 飲み物補給してきましょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――

 

 

 

侮っていた。勝てると思っていたが、こいつ、強すぎた。

アタシの手斧を簡単に弾きやがる。そして体感が崩れたのを見てから柄の部分で攻撃。目一杯力を入れても、余裕で弾かれる、体制すら崩さねぇ。

 

 

「はは……どんだけ手馴れてるんだか。」

 

 

「ふぅ、もう終わりか。」

 

 

しかも反応を見る限り、少し疲れた程度かよ。

これは喧嘩を売る相手を間違えたな。アタシ最大の失敗だ。最大で最後の失敗がこれかよ。笑えねぇ。

 

 

 

もう体も動かない。動こうともできない。

考えるだけ疲れていく。眠ってしまいたいくらいだ。

 

 

「……殺せよ。」

 

 

「……何故?」

 

 

「アタシはお前を殺そうとしたんだぜ?殺される覚悟くらいできてるわ。」

 

 

 

「……本当に、貴女バカね。」

 

 

呆れたように言葉を返してくる。その言葉は嘲笑と哀れみに満ちたような声だった。

 

 

「あ?」

 

 

「貴女、自分勝手に行動して、勝手に負けて、それでいて覚悟ができてる?そうね、貴女は出来てるでしょう。」

 

 

覚悟だって?そんなもん、アタシはとっくに出来てる。

アイツらを守ってやるって、命に変えても守ってやるって覚悟は出来てるのに。

 

 

 

こいつは何を言い出すんだ?

 

 

 

「人との関係ってね、鎖で出来てるようなものなの。

例えるなら鎖と鎖で繋がった柵みたいなものね。柵で囲まれた所の中にいる人々を、自らの未来や人生。貴女の親友たちの未来だとしましょう。そうね……あとは周りに、大きいオリジムシがいるとでもしましょう。

凶暴で、手が付けられないような。」

 

「互いが互いと鎖で繋がってなければ、その柵は出来上がらない。侵入を妨害することも出来なく、中にいる人々も守られないでしょう。もしどこかの鎖が外れてしまえば、その辺にいる他の生物、もしくは賊にでも殺されてしまうかもしれない。」

 

 

 

 

「……何が言いたい?」

 

 

 

 

 

「貴女は覚悟が出来てるけど、周りの人間は貴女の死に覚悟が出来ていると思っているの?」

 

 

 

 

思わず、今までの戦い―――いや、一方的なリンチか?を見ていた全員の方を向く。

 

 

皆、アタシが目を向けると肩を竦めたりため息をついたりし始めた。

 

 

 

 

「貴女、リーダー気質はあるのに勿体ないわね。」

 

 

「……うるせぇ……」

 

 

 

 

何も言い返せなかった。

 

 

 

「……そうね、食料や居場所に困ってるなら、ここから南に2キロぐらいの場所に民間の救援部隊がいるわ。そこに行けば居場所も食料もあるわよ。」

 

 

そいつはアンナの元へ行き、丁寧に道を教えたようだった。なにやら紙のようなもので線も書いている。道標かなんかだろうか。

 

 

「あの、ご丁寧にありがとうございます。そして、その……すいません。」

 

 

 

「謝る必要は無いわ、気をつけて。」

 

 

すると、そいつはアタシを見ながら

 

 

 

「……運んでいこうかしら?ここ、そういえば天災が来るけれど?」

 

 

と言ってきやがった。あぁ腹が立つ。言動というか、あんな戦いしておいて特に疲れてもなくて、冷静でいられることに腹が立つ。

 

 

「いえ、大丈夫かと。ほら、起きてくださいソニア。」

 

 

「……あぁ分かったよ。……悪かったな。」

 

「いえもういいです、行きましょう。」

 

 

 

 

「あ、そうだ。」

 

 

「なんだよ?」

 

 

「貴女たちの中で、私に銛みたいなのを撃ってきた子はいない?」

 

 

サルカズの女は聞いてくる。銛みたいなものを使う奴。

 

……十中八九、ナターリアだろう。攻城兵器を人に撃つとか、アイツもやべぇなと思う。

 

 

「心当たり、ありそうね。その子の方に向けて、ちょっとアーツを使っちゃったから怪我してないか診てあげて。ごめんなさい、私もう時間が無いの。」

 

「あ、じゃあ私が見に行くよ!」

 

「私も。なんか心配だしな。」

 

 

「ありがとう。これ、医薬品とか。傷が出来てたら使ってあげて。」

 

 

「うん!ありがと、お姉ちゃん!」

 

 

ロザリンとラーダが見に行くらしい。

……まぁ、重傷じゃなければ大丈夫だろう。アイツもだいぶタフだし。体力はあるしな。

 

 

「なぁ、アンタ―――」

 

 

ふと、アイツの名前を聞くのを忘れていたことに気付く。強かった相手だ、名前が有名であればまた戦えるかもしれない。そう思って聞いてみる。

 

 

が、先程までそいつが居たところに顔を向けてみると、そこにはそいつが居なかった。

 

もう既に行ってしまったらしい。音ひとつ聞こえなかったが、さすがに早過ぎないか?

 

 

 

 

 

 

――――しかし、ありえないぐらい強い奴だった。

 

 

また、会えるのだろうか。

 

そうしたら――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次こそは、勝つ。」

 

 

 

 

 

密かにそう、呟いた。

 

 

 

 




シクスちゃん:少し気分がいい。実はアーツ使わない戦いは苦手。

ソニア(ズィマー):実は録画見返して戦闘時バフ盛られてた事が判明。だから弾くのが試走より大変だったのか〜(体感)
ウルサスの咆哮使われてたらしく、一時的に弾きづらくなったり、火力や防御力upしてるらしいっすよ?ま、一時的なので耐えればいいんですけどね、初見さん。

アンナ(イースチナ)
保護者枠その1。無茶しすぎてるソニアに対して、少しため息つきながらも裏で手伝ってあげてる。
昇進2のイラスト可愛い。ボイスもいい。可愛いな?(それしか言えんのかこの猿ぅ!)

ロザリン(リェータ)
保護者みたいなからかい役。
ただムードメーカーでもあるからいないとこのグループ崩壊しそう(小並感)
運営は早く追加してくれ、キャラ設定を知りたい(オタク)

ラーダ(グム)
保護者枠その2。この時期からあの金庫の扉(盾)持ってるらしいっすよ?
飯!作らずにはいられない!って言いながら厨房に立ってそう(偏見)。
あと持つのが盾じゃなくて、どっかの魚団子の兄ちゃんみたいにナイフだったらめちゃくちゃ強そう(小並感)サスガダァ……

ナターリア(ロサ)
陰ながらサポートする立場。貴族という立ち位置の関係で、生徒たちによく絡まれるので隠れていろとソニアから言われる。だから今回も、隠れていたがソニアが不利そうだったので良かれと思って撃ってた。汚いな、流石生徒会長汚い。

そんなことしてたら、急に目の前から剣が降ってきて危うく刺さりそうになった人。怪我はなかった。


ナターリアの行為だけは、到底許されるべき行為では無いと思う(憤慨)

決闘にちゃちゃ入れるとか、犯罪ですよ犯罪!



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廃家の名残

玄関のドアに人差し指を挟んだので初投稿です。痛すぎるっぴ!引きちぎれたと思ったゾ〜これ。
明らかに書きにくい……書きにくいね?って感じなので、投稿頻度落ちそうです。オニイサンユルシテ。


今回はムービー回です。なので、今回(RTA要素は)ないです。こんなムービー必要ねぇんだよ!って方は次のPartを見て、どうぞ。

 

んじゃ、映像垂れ流しときますね〜

内容はサブクエ「廃家の名残」です。シクスちゃんの実家、チェルノボーグにあるレクサス家に行ったお話。

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

「……はぁ、やっぱりあった。」

 

呆れるように声を出す。まだ残ってるとは思っていなかったからというのもあるが。

 

 

目の前にある廃墟と化した、だだっ広い屋敷の前に1つの名前が刻まれている。

 

【レクサス】

 

 

ここ、チェルノボーグでは名前の知らぬ人は――――殆ど居ないだろう。多分。

私がいた時は、少なくともそうだったはずだ。記憶は朧気だが、色んな人達がこの屋敷に来ていた。

 

 

レクサス家といえば超がつくほどの大金持ち、貴族の中でもトップクラスな一家と言われていた。

 

 

だが、ただ金持ちなだけでは有名にはならない。

有名になった原因は、【レクサス】の一族が持つアーツにある。

 

 

というのも、【レクサス家】は皆、所有しているアーツが違うのだ。

 

 

【身体増強】系統のアーツから、【作成】系統のアーツまで。その一つ一つに関係性や統一性は無かった。そう聞いてる。

 

レクサス家は今6人兄妹だが、一人一人違うアーツを持っていた。その人の性格や個性を表すような、そんなアーツを。

 

 

 

――――1人、私だけを除いて。

 

 

 

ドアのような何かから中を覗いてみる。ドアノブは変形しており、まともに曲げるのも難しかった。曲げる度にギィッと不快な音が鳴り響く。

勿論、人は確認できなかった。先日までいたような気配はしたが、もう中に人の気配はしなかった。

 

 

 

ドアを蹴破り、おそるおそる、廃墟の中に足を踏み入れる。中は、頭の中にあるうっすらとした昔の記憶通りだった。

 

とにかく周りのものは全部派手で、視界がうるさく、人も多い。メイドや執事はいつもバタバタしてて忙しなさそうにしていた。両親も毎日振り回されているような感じがしていた。

 

 

今思えば、元々そういうのが苦手だったから、龍門のスラムなんかにとどまっていたのかもしれない。

 

静かで、眩しくなく、辺りを照らすのは月の光だけ。人付き合いもほとんどない。

 

 

ま、なんやかんやあって色んな人と仲良くはなったし、信頼もされたがそれはそれとして。

 

 

【私】という人間は、そういう場所が好きなのだろう。

 

 

「ん、あった。」

 

 

数十分、廃墟に残っていた殆ど使われなかった私の部屋や、メイドの部屋なんかを周って漁り、ようやく目的のものを手に取る。

 

 

水色と白色が特徴のノート。表紙には何も書かれていない。が、この廃墟の様々な部屋に複数のノートが隠されていた。個数としては両手で数えられる程度ではあるが、姉さんに教えてもらわなかったら、辺りを壊しまくっても、ひとつも見つからなかっただろう。

 

 

軽く横からページが無事かを確認する。

数ページ、破られてはいるが欲しかったのものだった。

 

 

そこには――――

 

 

【レクサス家、育児放棄か】

【レクサスの主、武器密輸の疑い】

【レクサス、龍門と裏でのつながりが】

【大貴族レクサス家、裏社会と抗争】

【レクサス家人体を使っ――】

 

 

など、新聞の見出しがデカデカと載ってあった。これを書いた記者と年月も記されていた。見出し一つ一つを、新聞を切り抜いて貼ったのだろう。明らかに紙質が違かった。

 

 

そこに補足するかのように誰かの文字が横に並んでいる。

その内容は、おおよそ記事の内容を全て肯定するような文字列だった。

 

 

 

 

昔、私はこの一家から追放された。アルム姉さんや、ジョン兄さんは私に対して仲良くしてくれたが、ほかの人たちは皆私を毛嫌いした。

 

 

 

私には、アーツがなかったのだから。

 

 

 

親に求められたアーツを持って産まれてくる事を、あの家は当たり前だと思っていた。

 

 

だから、スラムに捨てられたんだ。

アーツの無い私に、価値なんて一切なかった。

 

 

 

でも、色んな人とも出会えたし、色んな所を見てきた。

 

龍門のホシグマとか、スラムの人達。あとはまぁ、鼠王とか、ペンギン急便の人達。

 

 

Wとかイネスやへドリー達のサルカズ傭兵人の達。

 

バベルの―――いや、今は【ロドス】だったか。そこのAceやscout、テレジア殿下やケルシー。……そして、ドクター。

 

 

 

色んな所を旅した。案外楽しかったものだ。

で、いつの間にか私も鉱石病にも感染して。

 

 

その時だったか、私にアーツが出てきて。

 

そして多分、親が求めてたアーツが今私のものになっている。

 

 

 

こうなると少し皮肉にも思える。

 

あの時、自分で用済みと捨てたものが、自分が一番欲しい宝物へと姿を変えたのだから。

 

ま、昔の事は今どうでもいい。取り敢えず、内容を確認しなくては。

 

 

このノートに書かれてる記事たちは、私が捨てられた時にレクサス家について様々洗いざらい調べられて、出てきた情報だ。

噂が広まったらしい。

 

 

「ウルサスの大貴族レクサス家は、子供を道具扱いしている」と。

 

 

そして様々な情報がどんどん出てきて、様々な記事が書かれた。

 

このノートに書かれている物はどれもデマでもガセでもない、正真正銘の真実を語ったものだった。

 

 

もちろんデマのものもあったかもしれない。けど、レクサス家を攻撃するには十分だった。

 

 

一応、ここに書いてある記事が正しいという証拠はある。以前調べた時だが、これらの記事が書かれた翌日に、それを書いた記者が行方不明になっている。大方、【レクサス家】によって消されたのがそうだろう。

そして大金を新聞会社に握らせ、記事の削除を行おうとした。

 

 

焦っていたのだろう。

 

 

 

 

が、これが裏目に出た。

新聞会社が削除を行わなかったのである。レクサス家が賄賂を送った新聞会社全てが。

しかも、このレクサス家の行動を新聞会社が世間に大きく報道した。やがて、ラジオなどにも伝わっていき殆どの人に真実が伝わっていった。

 

これによって、レクサス家に対する信頼が失われていったのだった。

 

 

 

どうやら、真の敵が身内にいることが分からなかったらしい。盲目とは、こういう事を言うのだろう。信頼ゆえの、というやつか。

 

 

その後、【レクサス家】という看板は残ったが、今までのような扱いは受けなくなり、普通の貴族と変わらなくなった。

 

 

 

私は、復讐をしたい訳では無い。だが、この真実をそのまま闇に放っておく訳にはいかない。

 

 

それに、このノートは執筆者、もとい所有者に渡さなくては行けない。随分前に、そういうやり取りをしたのだ。

 

 

 

ノートを鞄にしまい、屋敷から出る。

入った時は気付かなかったが、辺りには蜘蛛の巣が張り巡らされていた。

 

 

古びていたのか、床を歩くと軋む音が聞こえる。もう、あの頃の鮮やかで色とりどりな装飾は消えていた。個人的には、今の方がよっぽど心地よいが。

 

ガラスが無くなった窓からは、空を覆う雲を見た。

 

 

ふと、脳内にとある思考が過ぎる。

 

 

そうだ、アルム姉さんとジョン兄さんは何をしてるんだろう。

 

 

以前「テラのコアが〜」とか、「存続の危機が〜」とかなんとか言ってたような気がする。

 

アルム姉さんは研究者、ジョン兄さんは……地質学者になったはず。確か。

 

今度また色んなところ探して、訪れてみようかな。

 

 

そんなことを考えていると、後ろから大きな音が聞こえてくる。

家の看板が落ちた音だった。

 

【レクサス】の文字は、もう見えないほどに錆びて、薄れていた。

 

急いで離れよう、Wが待っている。

少し軽い足取りで、その場を離れた。雲の中から一瞬、光が漏れだした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある水色のノートより抜粋

 

 

 

 

 

 

シクスは、父さんが拾ってきた。

 

 

何処かの研究所に昔から……いや、そこで生まれ育ったらしい。

【生まれた】より【造られた】方が正しそうだが。

 

 

場所は分からなかった。というより、【その場所が消えていた】のだとか。何があったかは何となく想像がつく。彼女がどんな力を持っているかも、少しだけ。今は、それにストッパーがかかって使えなくなってるだけのようだ。

 

 

 

父さんは、シクスを貴族の元に留めてはならない。普通の生活を送って欲しいと、思っていた。

 

 

貴族の世界は汚いものだ。金が全てを握り、信頼も地位も全てそれだけで得られる。

 

 

時には殺しあったり潰し合い、裏切り蹴落とし合い、争いが絶えないところだ。

 

 

そんな世界を、見せたくはなかったのだろう。だからまず家の中から出さないで、適当に理由をつけて、貴族の生活から無理矢理離させた。

 

 

この事を知ってたのは、私たち兄妹と父さんだけだった。これ以上話を広げるのは、【レクサス】にとっても、【シクス】にとっても良くない状況になると考えたようで、こっそり夜中、皆が静まった時に手紙で伝えてくれた。

 

 

だからといって、龍門のスラムに放り出すのはどうかと思うが。

 

 

 

 

サルカズと、ウルサスの混合種。

 

生まれてはならなかったもの、存在してはいけない者。

それが彼女、シクス。

 

 

この話は私たち、父さんを含めた兄弟6人の秘密。

 

 

彼女―――世界を――――――――――

 

 

だが、それを―――――――――――――

 

 

 

何があっても、私は守る。

 

 

だって、彼女は私の―――――――

 

 

 

一部、文字が掠れており読む事ができなかった。

 

 

 

【……なるほど、「対象が意識しても気付かない」アーツ……いや、認識を歪ませるのか……?シクスは分からなかったが、私には理解出来たのはそういう事か。面白い。この現象、なんと言うのだったか、識字能力を汚染する……ミーム汚染だったか?よく覚えてないが、それを起こすアーツ……か。

 

うむ、これは何も伝えないようにしよう。いずれ、本人が知る事なのだからな。

 

 

……アーツに応用するのも、いいかもしれないな。】

 

 

 




次はRTA要素あるので安心してくれよな〜?RTAやりますよ〜やりますやります。ダイジョウブホントダッテ、信じて。(BT並感)


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RTAとは何か、コレガワカラナイ


私は帰ってきたァァァァァ!!!!!

という事でテストという名の戦場から帰ってきました。
テストモウヤダ……ヤダ……
何がキツイかって、普通に日程が危機契約とフル被りしてるんですよね。勉強の息抜きに危機契約してたら2時間過ぎるとかあってびっくりした()
皆さんは18等級↑行けましたでしょうか?私は21で終わりました(隙自語)ペェプ欲しい。



やる事なくなって暇になったRTA、続いてる〜

前回、ソニア(ズィマー)と殴り合い大宇宙ステージしていました(リンチとも言う)

今回はその続きからです。

 

 

さて、もう既にチェルノボーグでやる事は【殆ど】済ませたので撤退する準備しましょ。

もうすぐ天災が来ますからね……あ、ちなみに時系列的には、今ドクターが目を覚ましたぐらいでしょうか。

おっはーーーー!!!!!!!!!

 

 

どう、元気にしてそう?(味方めちゃ死んだけど生きてるよ)あ、そう……(無関心)

 

 

というか、さすがのシクスちゃんでも天災をまともに食らったら死ぬ……死ぬよな?

 

確かここで来る天災は確定で源石が降ってくるあれでしたね。キャラによっては撃ち落とすこともできます。

シクスちゃんは……多分可能ですが、面倒なのでやりません。壊したところでなんのメリットも無いし、(これやるの)なんの意味も無いよね〜。

 

 

というか、この世界のことだし死ぬ事すら許されなさそう(小並感)【深き者】もいますしね。

 

 

 

ん?なんか通信が来ましたね。開きましょ。……操作もたついてんなぁ(小声)

 

 

「もしもし〜、聞こえてる?ま、返事は返さなくていいわ、1度作戦会議をするから、場所はC-6に来てちょうだい。なるべく急いでね〜」

 

 

……Wネキからの連絡でしたね……遅くない?(チャートとタイムチラチラ)しかし、地区がC-6って遠い……

実数値にして13ブロックってマ?遠すぎんよ〜これ〜

 

ちなみに13ブロックは8kmぐらい先です。

 

えぇ……(困惑)隣町の間隔で1つの市が展開してるとかたまげたなぁ……

 

 

取り敢えず小走りぐらいで行きましょう。

走りすぎるとスタミナが無くなるからね、仕方ないね。

 

 

あ、唐突ですがここでサブイベのシクスちゃんのお家に寄ります。サブクエを受けるためですね、こいつ受けないとトロフィー取れません。何だこの仕様……(ドン引き)

 

ムービー?カット出来るからカットで(無慈悲)RTAだし、当たり前だよなぁ?

 

 

移動時に数人の浮浪者に絡まれたり、レユニオンの人達からの救援要請が来たりしましたが、パパパっと殺って、終わり!アーツの練度うめ……うめ……

 

ま、後は特に変わり映えもしないし、タカキも頑張ってたし、じゃけんカットしましょうね〜

 

 

 

 

 

 

―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら、ようやく来たのね。遅かったじゃない。」

 

 

文句は絡んでくる奴らや自分の事を守れないレユニオンに言ってください。

……(タイムロスが)痛いんだよォ!移動にかける時間の半分くらいこいつらの戦闘に取られてますからね、キレそう。

 

 

というか呼ぶならもっと前もって言って欲しいんですけど。作戦のブリーフィング出来てないやん!報連相が出来てへんやんけ〜!基本的なことが〜!(台パン)

 

 

「へぇ、人気者って感じね!」

 

 

……(イラッ)

あ、露骨にシクスちゃんもイラついてますね……ちょっとムスッとしてるのが可愛い(ノンケ)

 

 

「……おい、W。その子は何者だ。」

 

 

おっと?この妙に強制移動で皆のおもちゃとして振り回されてそうな声は……

 

 

「あぁ、話してなかったわね。紹介するわ、彼女はシクス。私の昔の同僚みたいなものね、強さはアンタと同等かそれ以上じゃないかしら。」

 

 

「……ほう。」

 

 

「んで、シクス。こっちはクラウンスレイヤーよ。レユニオンの幹部で、腕前は……まぁさっき言った通りね!仲良くするのよ?」

 

 

やっぱりクラウンスレイヤーでしたねぇ!オッスオッス!

ちなみにRPGでもクラスレの軽さは目立ちます。スタンがスキルにくっついてる強制移動キャラ(本家で言うウィーディのようなキャラ)を実機で使った日には、もうハメ殺しですよ。あれは酷かったなー(試走を思い出しながら)

 

 

「W、お前が腕前云々を言うと腹立つな……」

 

 

お、そうだな(同感)

でもこの腹立つ言い回しが好きな人、いると思います。

まぁ私的にはそこそこですけど。

 

 

「ま、それは置いといて。今回の説明を、じゃあクラウンスレイヤーから、よろしくね?」

 

 

お、頼みますぞー?3行で説明して?(せっかち)あ、嘘だよ(ホモは嘘つき)

 

「……はぁ。今回、私たちはチェルノボーグを崩壊させることを目的としていた。当初の目的通り、ウルサス帝国軍も殲滅できていた。だが、とある障害が発生してな。」

 

 

 

「それが、ロドス・アイランドという製薬会社だ。……実際に製薬会社かは知らないが、今現在奴らによって、レユニオンの複数の分隊が壊滅状態になっている。圧倒的な武力を持っていてな。」

 

 

……3行で出来てないやん!ままええわ(寛大)

しかしまぁ、早すぎないですかね……ゲーム内時間で30分も経ってないんやぞ。

やっぱりドクターの指揮ってやっぱ強いんですねぇ……あ、シラ切っておきましょ。

 

へぇー、なんか聞いたことある名前だなー(すっとぼけ)

 

 

「あぁ……そこでだ、Wの分隊と君……シクスに、力を借りたい。」

 

 

「あらぁ、珍しいわね?アンタが私に力を借りたいなんて言うとか、明日槍でも降るのかしら。」

 

どっかの親バカ愛国者さんかな?初見時のあれは到底許されるべき行為では無いと思う。あ、もちのろんですがRPGの方でも同じ技を撃ってきます。試走でも他のキャラで喰らったんですが……まぁ……うん……即死だよね……

1度目は確定のタイミングなので避けられるのですが、2度目からはムリムリムリ!タイミングも判定もバラバラの実並にバラバラなので死にます(経験談)

 

 

「こうでもしないと勝てないんだよ。実際今も仲間たちが前線でやられている。今回は真面目に手伝ってくれ。」

 

 

「……だ、そうだけど、アンタはどうする?」

 

 

あ、いいっすよ全然(即答)

やはり同士を傷つけるのは悪い文明……殺さなきゃ……嘘だよ。

 

 

受けといて特に損は無いですし、やってもやらなくてもタイムに影響はございません。経験値は貰えるので、出来るなら受けましょう。

 

というか、チェルノボーグでロドス相手にするのは、ここで遭遇して存在をアッピ!することだけなので。別に、ここで見に行かなくても龍門編で行けるのでいいんですが、まぁ誤差だよ誤差!

 

 

実際、脱出のタイミングはロドスを見に行かないルートと全くもって変わらないので、ママエアロ(風魔法)。それに、ここから離れるとWじゃない分隊に行く可能性が出てきてまたロスりそうなので、キャンセルだ(妥協)

 

 

「……!本当か!」

 

 

「ま、アンタならそう言うわよね。じゃあ、行きましょうか。」

 

 

イクゾ-!デッデッ(ry

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――

 

 

 

ウィィィィィィッス!どうも〜シャムでーす。まぁ現在はね、ロドスが通るであろう道で待機しているんですけども。えーとですね、マップに記載されてるブロックでいうE-7に来たんですけども、ただいまロドスが来るまでにイベント開始してから30分経ちました。

 

 

ほんでーかれこれまぁ、Wが罠を5箇所くらい、えーそれなりのもの(びっくり箱)を沢山設置して、なんなら天災の一段階目も降ってきて回避したんですけども、ロドスは誰一人、来ませんでした。誰一人来ることなかったです(マジ)

 

 

 

 

えぇ……(困惑)他の分隊やメッフィーが頑張ってるみたいですね……じゃあ、俺もう帰る(リセットする)から……

 

 

???「頑張れじゃねぇよお前、おめぇも頑張んだよ!」

 

 

なんだよじゃあ頑張ってやるか。しょうがねぇなぁ(本人)

 

 

ですが待っている合間暇すぎて向日葵になりそうなので(???)、チェルノボーグでやる最後の行動について、ご説明します。

 

えー、チェルノボーグ編最後にやることはですね、ロドスに存在をアッピする以外にもございまして……

 

 

 

 

【タルラ】と戦います。

 

 

あ、おい待てい。中身がバ美肉おじさん(だいたいこいつが悪い)とはいえ、レユニオンのリーダーと戦ったら反逆行為になりゃせんか?(赤犬)というニキネキもいらっしゃると思います。

 

 

ですが、今回のチャートだとこのタイミングでしかタルラネキと会えなく、トロフィー獲得の為にはここで戦っておくと、後々楽になるので【暗黒時代】編でやるしかないのです。しかも、ロドスとも遭遇できるのでね、やるしかないのです。もちろん1人で。クゥーン……

 

 

ちなみにこのチャート使う時は【深き者】のような深淵組が必要です。何だこのチャート!?酷すぎますね、誰だこのチャート作ったやつ(特大ブーメラン)

 

 

それに、「タルラネキと戦うとか無謀では?」

 

 

そう思われるニキネキもいらっしゃると思います。

タルラネキはアークナイツ本編でもあったような行動をちゃんとRPGの方でもしてきます。余計なことを……(本音)

 

敵の自分に対する与ダメ半減や、徐々にHP減らされるデバフ(名前は灼熱の息吹だったかな)や、アホみたいに痛い広範囲攻撃など、流石レユニオン編のラスボスと言ったところ。

 

そして対策ですが、普通のキャラならまずキツイです。火力と火力によるゴリ押しじゃないと勝てないですね、タルラネキ相手は。

シクスちゃんでも攻撃によるゴリ押しで勝てなくもないのですが……

 

 

 

私に良い考え(タイム短縮)がある。(コンボイ)考えというより、奥の手ですが。

 

要は、今タルラネキって【不死の黒蛇】が出てる訳です。

この黒蛇をどうにかしてやれば、タルラネキは解放されるわけです。

今回はその解放を狙うので、黒蛇をどうにかします。

 

 

方法?まぁそれは、後でのお楽しみってことで。

 

 

では、タルラネキが近くに来るまで待機……してる映像を流しても、暇なだけですよね?

 

なので、

 

皆 様 の 為 に 〜 こ ん な 動 画 を 〜

 

 

 

ご用意したのですが(は?)折角なので、先程カットしたお家訪問サブイベのムービーを撮ってきました。本来ならカットしなきゃいけないんですけどね、暇すぎるし仕方ないね(レ)

 

 

こんな何も起きない映像を見せられるよりは……マシか……本当に何も起きなかったからね、面白みすらもなかったよパトラッシュ……

 

 

という訳でサブイベのシクスちゃんのお家訪問の映像です。

 

ちなみにこれは別撮りのデータを使ってます。本走を終えた後に同じデータで撮りました。オートセーブ、ありがてぇ……んじゃ、どうぞ。

 

 

 

 




という事で、次回はムービー回でございます。
(RTA要素は)ないです。

周りの人達がNGSをめっちゃやっててやりたいけど、クラウド鯖が混雑してて始められないのクゥーン……なので、NGS出来るまで投稿が早くなったりいつも通りになったりするかもです。その辺、オナシャス!センセンシャル!


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いざチェルノボーグのKBSへ

ファークライ6が出ると聞き、5を衝動買いしたので初投稿です。また投稿頻度落ちそう(小並感)


シャム化してたけど、タイムに影響はなしなRTA、もう始まってる!

 

前回はロドスを待ち伏せしようとしましたがシャムと化しました。

誰一人来ることなかったです(マジ)なんででしょうね?コレガワカラナイ。

 

 

ま、時間もいい感じなので、さっさとタルラの元に向かいます。チェルノボーグ最後の戦闘ですね、イクゾー!デッデッデデデk

 

あ、(唐突)その前にクラスレさんに一人で行くって言っときましょ。仕様で、作戦中は戦場から勝手に出られないようになってますからねー。なんて面倒な仕様を……

 

仕様は仕様なので諦めて伝えましょ。

クラスレさんクラスレさん、私がロドス殺りに行ってくるので待っててくれよな〜。

 

 

「……いや、しかしだな。君一人に任せるには……」

 

 

大丈夫だって安心しろよ〜?RTAではカットしてますが、移動中にクラスレさんのとこの部隊に数個借りが出来てるのでね、信頼はされてるはずです……されてるよな?俺を信用しろっ!!!!(大声)

 

 

「確かに、君の実力は分かっているが……」

 

 

じゃあ大丈夫だな!な?大丈夫だよな?大丈夫だと言え(変貌)

 

 

「う……そこまで言われては、引き止められないな……分かった、だが無理はするなよ。危なくなったらすぐ下がれ。後ろでカバー出来るように控えているからな。」

 

 

大丈夫だって〜、へーきへーき、へーきだから(ド慢心)

 

 

それに、戦う相手はロドスじゃなくてタルラネキですからね。

一緒にいたらいたらで、色んな意味で怒られそうだったり誤解招いて面倒なことになりそうなので、着いてこられてもね……許せサスケ。

 

 

では、気を取り直して。

アイテムヨシ!回復ヨシ!HP満タンヨシ!ショトカ確認ヨシ!

 

……まぁとりあえず全部ヨシ!

 

タルラのところに行くぞォォォォォ!!!!!!!

 

デッデッデデデ カーン デデデ

 

デッデッデデデ カーン デデデ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

 

「ぐぅっ……!」

 

 

「駄目っ……!私が……!私が守るんですっ……!」

 

 

「私が……みんなを守らなくちゃ……!」

 

 

「アーミヤ、やめろ!それ以上やるとお前の指輪が……」

 

 

「たとえ、それでも―――――私は、もう大切な人を目の前で失いたくありません!」

 

 

アーミヤが、タルラと名乗る女のアーツを受け流す。

が、それは受け流してるだけに過ぎない。

時間が経てばやがてこのアーツも崩れてしまうだろう。あんなエネルギーは常人じゃなくとも耐えられ無いに等しいだろう。

 

 

何か、何か策を練れ。考えるんだ。

 

どうすれば、突破できる?

どうすれば、この怪物から逃れられる?

どうすれば、全員無事で、この都市から出られる?

 

 

考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。

 

 

この体はそれしかできない。何も覚えていなくても、私はアーミヤや二アールのように誰かを守ることなんて出来ない。

 

出来るのは考えて、それを指揮すること。

 

 

たったそれしか出来ないのだ。この私(ドクター)はそれしか出来ない。そういう体で、今までそう生きてきたのだろうから。

 

 

 

ふと、視線の端。意識が持っていかれる。何かが通ったような気がする。おもむろに【ナニカ】に目を向ける。

 

 

「……あなたがタルラ?」

 

 

「そういうお前は?」

 

 

「Wから聞いてはないの?新しく入った、サルカズの傭兵って。名乗るとしたら……【シクス】と呼んで。」

 

 

1人の少女――――

 

 

 

シクスと名乗った、黒髪の少女は目の前のタルラ(怪物)の前に立ち塞がる。

 

 

特に物怖じもしておらず、どことなく嫌な予感がする。

 

 

「……で、何か指示は?」

 

 

「目の前にいる、ロドスを殲滅しろ。」

 

 

不味い、嫌な予感がやはり当たった。

 

 

敵。新しい敵だ。

ここでタルラの方に援軍のようだ。辺りは、炎の燃える音以外、静まり返っていた。

 

 

どうする?相手はタルラ相手に物怖じしない精神力を持っている。

戦闘力も計り知れない。目の前から溢れる殺意が無ければ、一般人にしか見えないくらいだ。

 

 

「……そう。」

 

 

一言、ぽつりと呟くと少女はこちらに向かってくる。

 

 

不味い、今はアーミヤが何とかアーツを耐えてくれているのに。

 

 

 

近付けさせてはいけない、守らなくては、

でも私に何が――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思った時だった。

 

 

 

 

 

「……どういうつもりだ?」

 

 

「あれ、防がれたか。」

 

 

彼女の殺意の矛先は我々ロドス―――ではなく、タルラの方に向けられていた。

 

 

タルラは予想外の出来事に戸惑っていたのか、アーツを解除し剣で少女の振るった刀を弾いた。

 

 

アーツが収まったのか、周りに漂う焔も少しづつ小さくなっていく。

 

少し体をふらつかせたアーミヤの元に駆け寄り、肩を貸す。

 

「アーミヤ、大丈夫か?」

 

 

「ドクター……はい、大丈夫、です。それよりも、あの人は……」

 

 

「敵かどうかはまだ分からない。ひとまず君は1回休め。」

 

 

「……いえ、もう大丈夫です。ありがとうございます、ドクター。」

 

 

「……そうか。」

 

 

明らかに強がっているようにしか見えない。まだ足は震えている。腕も上がらず、息切れを起こしている。

 

でも、その目には歴然とした【覚悟】があった。

 

 

「しかし、あの人は……」

 

 

アーミヤは上がりきらない腕で、シクスと名乗った少女を指さす。

 

どうやら見ると、何か話しているようだ。

 

 

「……君は、敵か?」

 

 

「折角不意打ちしたのに……しかも体勢も……え?あぁ、分かってるって。取り敢えず、まだ休んでてよ。……はぁ?……ま、いいけどもさ。」

 

 

タルラはシクスに何かを問おうとしてるようだが、当のシクスは【何者】かに話しかけているようだ。

 

確かに、傭兵というくらいだから無線機を持っててもおかしくはないが、一体誰と話していたんだろう。

 

 

「……聞いてるのか?」

 

 

「ん?あぁ、ごめん。半分聞いてなかった。で、敵かどうかだっけ。」

 

 

「そうだね。私の答えは――――」

 

 

と、シクスは言い切る前に、いつの間にか取り出した刀をタルラに突きだす。

 

 

やはり一瞬の行動に動きが追いつかないらしく、タルラは弾いたはいいが、少し体勢を崩した。

 

それを見逃さぬ様にシクスは追い打ちを続ける。早すぎる斬撃。そんな斬撃を見てるだけしか出来なかった中、あることに気付く。

 

 

 

空や壁に、謎の紋様が描かれだし、色とりどりな光を放っているのだ。何とも奇妙な出来事だ。

 

 

ふと、何かが紋様から顔を覗かせているような気がした。

 

いや、気のせいではない。本当に起きているのだ。

 

 

その【何か】は、1秒、また1秒と時間が経つにつれ徐々に数を増やし、その形を表している。

 

 

 

それは、剣だった。

 

 

 

刀やナイフなども混じってはいるが、それらは剣だった。大きさや種類に統一性はなく、だが殺傷用としては十分に見えた。

 

 

全ての紋様に光が訪れた時、そこから無数の剣がタルラに向け発射される。

 

 

タルラに向かった剣は一直線に、壁や空、シクスと鍔迫り合いをしている背後や地面からもと迫っていく。

多方向からの攻撃、流石のタルラでもこれは―――

 

 

 

「……ふん」

 

 

――――が、それらは全て、タルラのアーツにより撃ち落とされた。今の攻撃を持ってしても、タルラには少し切り傷がついていたぐらいだった。

 

 

「ええ、勘弁してよ……」

 

 

そう言いながらも、シクスは刀を振るうことを辞めない。なんというか、戦いというか【殺し合い】をしてるような戦い方をしてる気がしない。これは私だけの気の所為だろうか。

 

 

 

「……シクス!」

 

 

突如、大きな男性の声が戦場に響き渡る。

 

Aceだ。彼は、少女がシクスだと分かるや否や、彼女に近づいていった。

 

 

「シクスお前、なんでそっち側にいるんだよ!?お前、ケルシー達には―――――」

 

 

「Ace、話は後。やるならここを出てから会えたらっで……どう!?今は……ふん!ちょっとキツイから。」

 

 

「なら、こちらも援護した方がいいか?」

 

 

「……いいや、必要ないよ。それより、早く避難して。帰り、待ってる子がいるんでしょ。」

 

 

「……そうか、ありが―――」

 

 

「礼はいいよ、後で生きてたら貰う。ほら、早く行って。今あなたがいても……邪魔なだけっ!だから!」

 

 

シクスが剣技を捌きながらそうキッパリ言い切ると、Aceはすぐさまこちら側に戻ってきた。

 

 

「……いきなり飛び出して、すまなかった。」

 

 

「次回から気をつけてくれれば、それでいいさ。それよりAce、知り合いだったのか?」

 

 

「そうだ、ドクター。アイツを覚えてるのは、今のロドスでもほんの一部の人間だけだが……俺は覚えているとも。」

 

 

「シクス……名前を聞いた事しかないな。」

 

 

「二アールでもそうだったか。ま、知らないのも無理はない。ひとまず、今のあいつは味方だ。」

 

 

その言葉は信じられなかったが、今起きているこの状況はそう捉えてもいいのかもしれない。

 

 

未だ激しい剣技と鍔迫り合いを繰り返しているシクスとタルラ。

 

シクス、彼女がいなければ、我々がどうなっていたかなど想像がつく。

 

 

が、そんな彼女も少々押されてきてるようだ。

 

 

「……そろそろ、っさ、倒れてくれない?しんどいんだけど。」

 

 

「無理な相談だ。貴様の力もその程度か?なら貴様も沈めてやる。」

 

 

「そう。さて……やることはやったからね。」

 

 

シクスが、ぽつりと呟く。その身体に、隙ありと言うが如く、剣が振るわれる。シクスは刀を使おうとはしなかった。彼女の動きは、人形のように固まっていく。

 

 

「後は任せるよ、【深き者】」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シクスに刃が当たる、その瞬間だった。

 

 

彼女の持つ刀が、【何か】を纏う。

 

包み込むような青白いモノ。冷ややかとした感触が、辺りを覆い尽くす。

纏われた【何か】によって、シクスが剣を弾き返す。

 

 

「【ふむ……久方ぶりだ。どれ、肩慣らしとでもいこうか、蛇よ。】」

 

 

 

 

辺りの、空気が変わる。

 

 

 

 

シクスがそう言い放つと、目に見えぬ早さで刀を振るった。

彼女の目は真紅の紅から碧く輝き、目の前にいる獲物(タルラ)に全て注がれていた。

 

 

「……ッ! 貴様……いや、【貴方】は……!」

 

 

「【ハハハ、ようやく気が付いたか、蛇よ!だが遅い。お前は居すぎた、余りにも長く。その体にな。よって、お前は消す。シクス(我が主)の為だ、赦せよ?】」

 

 

口調が、いや、全てが明らかに変わっている。

 

 

このように、多くは話さなかった。こんなに偉大さというか、迫力があるようなオーラをしていなかった。人が変わったというか、もう既に人じゃないような―――

 

 

 

「【さて、そこの戦士達よ。】」

 

 

こちらに振り返り、声をかけてくる。

姿形は特に変わっていないが、言葉言葉に挟まる圧と碧くなった目に圧倒されそうだ。

 

 

「っあ……!」

 

 

「アーミヤ!?」

 

 

突然だった。

 

シクスが振り向きこちらを向いた瞬間、アーミヤが苦しみ始めた。

 

当たり前だが、近くにいた二アールが傍に近寄り肩を貸す。私も近くに寄り添い状態を確認する。

 

 

「落ち着け、アーミヤ!私を見ろ!」

 

 

「なん、で……なんで……!あなたは……本当に……っ!うぁっ……」

 

 

 

「アーミヤ!」

 

 

「違う、違うんです、なんで、なんであなたはこんな事を、しかも1人で、なんで……っ!」

 

 

声をかけても、彼女には届いていないようだ。

 

 

 

「【こちらを見よ、コータス。】」

 

 

「……うう……」

 

 

その場に居合わせた、全ての人間が声の主の方を向く。

 

気が付けば、アーミヤの傍にはシクスがいた。碧く深い目をして、宥めるように声をかけていく。

 

 

「【良いか?恐れることは無い。元より、この者はこう生きると自ら決めているのだ、お前はこの者の業を背負う必要なぞない。】」

 

 

「です、がっ……!それは、それでも!あなた(彼女)はそれを――――」

 

「【聞け、コータス。】」

 

 

 

 

「【お前は、心優しき者だ。そのままでいるかどうかはお前が決めるものだが、【私】としてはそのままでいて欲しい。そして、我々の事は気にするな。お前が見たものが何であれ、シクスは生きることを決めたのだから。お前はお前の道を行け、こちらまで見なくても良いのだ。】」

 

 

 

宥めるような声。優しく、人のような声。

少し、恐ろしくも思えるくらい、慈愛に溢れている声だった。

 

その言葉をかけられたアーミヤは、徐々に呼吸が落ち着き、元の状態に戻っていった。

 

 

「……すいません。」

 

 

「【構わない、小さきコータスよ。さぁ、早くここから離れよ。ここにいても、戦いの邪魔になるだけだ。】」

 

 

「……だが、シクスはどうなる?」

 

 

「【安心しろ、Aceとやら。我が主(シクス)は殺させはせん。ましてや捕まりもさせん。だからお前らは早くここから離れよ。もう一度、天災が来るぞ。】」

 

 

「すまない、最後に。

 

貴方は、敵か?」

 

 

「【ふむ……そうさな、カジミエージュの騎士よ、今は貴殿らを傷つけることはないと誓おう。それを決めるのは我が主だからな。それに、何度言わせる気だ?早う離れよ。】」

 

 

「……助かる。ロドス全隊、撤退せよ!これより帰還する!」

 

 

直ぐに撤退しようと、周りに声をかけた。

あと数十秒もしたら、全員無事で脱出できるだろう。

 

 

「【あぁ、悪い。少し待て。ロドスのドクターよ。】」

 

 

「……なんだ?」

 

 

「【―――今は生きよ。貴殿を殺しに来る者もいるだろうが、抗い続けよ。以上だ。】」

 

 

「……?分かった。」

 

 

いまいち、彼女が何を言っているかは分からなかったが、それが私に出来るなら――――

 

 

私は抗い続けよう。

 

 

少しだけ、胸の奥で誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「【さて、邪魔者共は消え去った。覚悟は出来てるのだろうな?蛇よ。】」

 

 

「……くっ……」

 

 

戦場には、1匹の【蛇】と【ナニカ】が残されていた。

 

彼らは武器を取り、事を始める。

 

そのスピードは明らかに早かった。常人でも追いつくのが精一杯だろう。

 

 

【ナニカ】が【蛇】を斬り、斬り、剣を放つ。それの繰り返し。【蛇】は防ぐことしか出来ない。

 

至ってシンプルな循環だが、【蛇】は徐々に押されていった。やがて、その体ごと引き裂かれるだろう。

 

 

「【ふむ……中々に良いな。心地よい。ああそうだ、少し試したいことがあったのだった。】」

 

 

そう言うと、【ナニカ】の本体の姿が歪みはじめ、やがて消えていった。【蛇】はそれに酷く動揺し、辺りをキョロキョロと探し始める。

 

 

「なに……姿が……消えた……?」

 

 

「【そうさな、消えたように見えただろう。私は1歩として動いていないんだがな。】」

 

 

【蛇】の背後から、剣が飛び出す。何とか反応し、弾き返そうとしたが不意をつかれたのもあり、【ナニカ】が振るう刀が【蛇】に突き刺さった。

 

 

「があっ……!」

 

 

「【やはり、こういう使い方もありか。認識不可とは面白いものだな……

あぁ、そうだ。貴様はもう既にこの刀で傷を負っているのだったな。だとしたら……これで、どうだ?】」

 

 

「なっ……!私が……蝕まれていく……!?体には何事もないのに、消えていく!!!塗りつぶされていく!!!私という存在が!!!何故だ、何故!?」

 

 

「【ふむ、知らなかったか?そもそも、私という存在は誰かを傷つけ、【傷つけた人間の中】に【私】を刷り込む事ができるのだぞ?そして耐性のない人間の精神を操ることも出来る。まぁ滅多にしないが。

 

 

今、私はこの者と繋がっていてな。我が主が成したことは、【私】が成したことと同じなのだよ。

我が主が傷をつけた相手なのだとしたら、

私がお前を傷つけたことのと定義は変わらん。

理論上、我が主がお前に負わせた傷でも、お前の中に【私】を刷り込むことも出来よう?

 

 

要は、お前がやった事と似たようなことをしているだけだ、蛇。】」

 

 

「あぁあ……!あぁぁぁあぁあ……!!!」

 

 

 

「【本当は形が無くなるまでなぶってやりたかったが、まぁ仕方ない。その体の方に影響が出てしまうからな。】」

 

 

 

「何故っ!何故貴方は邪魔をするのです!あの時のように!私、はぁ!……この、ウルサスを……」

 

 

【蛇】は【ナニカ】に跪き、ドラゴの体からゆっくりと消えていく。それが残した最期の悲惨な叫びも、風によってすぐに消え去った。

 

 

 

「【……やっと、消えたか。不死の黒蛇(大馬鹿者)め。さて、シクスよ。これからどうする?】」

 

 

「……ん、取り敢えず、この街から出よう。天災も来るし、タルラを介抱しなきゃ。ひとまず、お疲れ様。」

 

 

【……ふっ、そうだな。シクスもだぞ、この街から出たら、しっかりと休めよ。】

 

 

「もちろん、休むよ。でも、今は取り敢えず出ないとね。あ、クラウンスレイヤーやWにも連絡しなきゃ。」

 

 

【あぁ、しておくといい。】

 

 

 

 

 

 

【さて、借りが出来たな、若き焔の龍よ。次こそは過ちを犯すなよ。】

 

 

 

 

 




半分にしようか悩みましたが、話数増やしたところで……ねぇ……
次回もシリアスが続きます。次の次からはRTA要素が出てくると思うので、お待ちを……


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選択

シリアスを書こうとして迷走しまくったので初投稿です。シリアスシーンって……書けねぇな……


「……ここ、は……」

 

 

目が覚めた。意識が朦朧としていて思考がまとまらない。何処にいるんだろう。

 

ひとまず、寝ている身体を起こそうとする。

が、上手く思い通りに身体は動かせない。

 

徐々に、思考がはっきりとしてくる。辺りを見渡して確認してみるに、ここはテントかなんかの中だろう。誰かが少し前までここにいたような気配を感じる。

 

 

「あ、起きた。」

 

 

テントの入口方面から声がする。

女性の声だ、どちらかと言うと少女のような声のようだ。

 

 

何とか顔を上げ、声の主の顔を見ようとする。無理に動こうとしたせいか、身体のあちこちが痛む。

 

 

「あぁ、無理しないで。結構派手にやったからね、まだ傷は癒えてないと思う。」

 

 

少女はこちらに近づき、何かを差し出してくる。パッと見害はなさそうなものだ。

 

 

「水。ひとまず飲んで、落ち着いたら話を始めよう。」

 

 

渡されたのは水だった。

 

濁ってはなく、透き通ったような綺麗な水だった。口に含むと、冷ややかな感覚が身体中を通り抜けていく。それと同時に意識が覚醒していく。

いつの間にか、身体が動かせるようになった。

 

 

「ん、大丈夫みたいだね。身体を起こす時はゆっくりね。じゃあ、話そうか。」

 

 

軽く頷き、少女の方を向く。少女の言う通りに身体をゆっくりと起こす。

身体の痛みも、少しずつ引いていったような気がしてくる。

 

 

「……君は?」

 

 

「んー……覚えてない、か。そうだね、【シクス】って呼んで。」

 

 

「シクス……か。」

 

 

どこかで聞いたような名前だ。どこで聞いたのだったか。思い出すには、まだ時間がかかりそうな気がしてくる。

 

そんなことを思っていると、シクスは少し考えてから、口を開いた。

 

 

 

「……なるほど、じゃあ、要点から話そうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「貴方がリーダーであるレユニオンは、ウルサスの都市、チェルノボーグを崩壊させた。貴方が率いてね、タルラ。」

 

 

 

 

――――は?何を言っているんだ?

 

 

私が、いつレユニオンを率いてチェルノボーグを襲ったと?そんな覚えはない。というか、やろうとも考えたことがなかった。何故?何故私がチェルノボーグを?私は―――――

 

 

 

「……ふーん、なるほど。あなたに覚えはないみたいだけれど、事実は事実。チェルノボーグはレユニオン・ムーブメントによって崩壊……罪なき一般人も殺されたり、暴行されたり。色んなことが起きた。レユニオンも、ここから変わらないで進めば、崩壊するはず。

そして、チェルノボーグはその後天災が降り注いだ。

 

これが、チェルノボーグで起きたこと。ざっくりとは、まぁしているけどね。」

 

 

「天……災。」

 

 

彼女の言うことに嘘偽りはないように思える。彼女の目がそう言ってくるようだ。嘘や夢だと信じたいくらいだが、何故そんなことが起きたのだ?

 

 

「そう。それで―――ここからが本題。」

 

 

「貴方、自分の親を自分で殺したこと、ある?」

 

 

息を飲む。親を、殺した。

あの時、あの時だ、私がこの手でコシチェイを殺した。

なぜ知っているのかを問いただしたいが、今はやめておく。だが、奴を殺したことになんの関係があるのだ?理由は分からない。

ただ、もしかしたら……

 

 

「……ある、父を殺した。コシチェイって名前だ。」

 

 

「……なるほど、じゃあ貴方に降りかかった【呪い】は分かる?」

 

 

呪い?なんの呪いだ?あの男が私にかけた呪、い。

 

―――まさか。

 

 

「……何となく、貴方は自分がどうだったか予想がついたみたいね。」

 

 

「あ、あぁ……」

 

 

私は、なんということをしたのだろうか。

一体、何人殺した?何十人殺した?いや、何百、何千もの救える命を。どれほど殺したのだろうか、想像もつかない。

 

 

では私は、燃やしたのか?全てを、復讐に燃えて。

 

 

「私、私は何をした?一体、どれほどの人々を、私は、私はっ……!」

 

 

「すま、ない。入っても、構わない、か?」

 

聞いたことのある声が、テントの外から響いてくる。懐かしいような声だ。

 

「ん、どうぞ。」

 

少女が、テントの入口を開ける。よく見ると、シクスの体には源石があった。彼女もまた鉱石病にかかってしまった感染者なのだろう。

 

 

「助かる。さて、やっと、起きた、か?タルラよ。」

 

そこには、兜を被り盾を持つ感染者の盾、パトリオットがいた。

 

「……パトリ、オット。何故ここに?」

 

 

「起きてるか、どうか、確認を、しに来た、のだ。それと、感謝を、な。」

 

 

そう言うと、パトリオットは少女―――シクスの方を向いて、言葉を紡ぐ。

 

「シクス殿、助かった。貴殿が、いなかったら、我々は、死んでいた、そして、この指導者も、朽ちていた、だろう。」

 

 

パトリオットは指をこちらに指して、言葉を紡いだ。

 

 

「あはは……なんだか照れるな……うん、礼は嬉しいけど、私が動いたのは、死んじゃうはずの感染者を自らの命を顧みないでほとんど救った、将軍がいてくれたから。そんな姿を見て、多少は私も守ってあげたくなった。それだけだよ。こちらこそ、ありがとう。」

 

 

「将軍、か。懐かしい、響きだ。」

 

 

「殿ってつけるんだったら、私もこう呼ぶからね。」

 

 

「ふっ、仕方が、ない、か。」

 

 

少し、和やかな空気がテントの中を回る。が、直ぐにひりつくような空気に変わった。

 

 

「さてと、じゃあ将軍も来たし、本題に入ろうか。」

 

「あぁ、頼む。」

 

パトリオットが彼女の言葉に頷くと、シクスは、こちらを見ながら、はっきりと言った。

 

 

「タルラ、貴方には今、出来る選択肢が沢山ある。それを選んで欲しい。

 

1つは、レユニオンの活動をここまで広げたのだから、まだ暴動を起こし続けるか。

 

 

または、今すぐでも暴徒と化してるレユニオンを止めて、昔の通りにやっていくか。それとも、新しくレユニオンを作って、感染者の辛さを伝えるか。

 

 

もう、その武器を捨てて、今更普通に生きようとするか。」

 

 

選択。

 

あまりにも多く、大きな選択ばかりだった。

個人的には、もう戦いなんてしたくない。

だが、それは許されるのだろうか?

 

 

 

私が、何もせず生きることは、死んでいった者たちに―――――

 

 

 

「好きに、選ぶと、いい。選択は、お前次第、だ。指導者よ。」

 

 

 

パトリオットが口を開く。いつものような、重々しい言葉ではなく、どこか温かみがあるような声だった。

 

 

選択は私たち次第、か。だが、私が指導者だと?

 

 

そんな事はないはずだ、私は過ちを犯した、無関係な人を殺した、選択を誤ったんだ。そのせいで、救えた命が……アリーナ達が……

 

 

 

そんな人間が、人を率いる者になんてなれはしないだろう。

 

 

 

「【……人は過ちを繰り返すものだ。人々が生きる中で、争いというのは避けられぬ運命だ。今回の一回、自らがやってないとはいえ、その体で起こした争いに対して、深く考えるな。お前がすべきは、死んでいった者たちを忘れない。それだけでいいのだ。

 

お前は優しい。全ての感染者を、救おうと動いた。だから、お前は蛇なんぞに囚われ(喰われ)たのだよ。】」

 

 

 

シクスの方から、声が聞こえる。

 

 

その声は、確かに先程まで聞いていた声だった。が、口調や言葉一つ一つの重み等が変わっていた。なんというか、迫力が大きくなったというか……

 

 

まるで、全く見知らぬ別人に変わってしまったかのような気がした。

 

 

「【愛国者が言った通り、お前は指導者だ。一度過ちを犯したとて、次はならないようにすれば良いのだよ。お前は不死の黒蛇(あの大馬鹿者)では無い。お前は、1人のドラゴなのだから。】」

 

 

「……そんな事が、許されるのだろうか。私に。」

 

「勿論、だ。お前を、傷つける、者は、私が、仕留める。」

 

 

「……うん、彼も言ってたけど、二度過ちを犯さなければ大丈夫だよ。また間違ってたら、今度は殺すかもしれないけれどさ。」

 

 

シクスやパトリオットの声に、嘘偽りはないように聞こえた。謎に自信が出てくるくらいには。

シクスの声、というより喋り方も変わっていた。元の少女のような声に戻っていた。

 

 

 

 

「……分かった。なら、私は――――――」

 

 

 

 

自分の中で固まった、その思考の全てを口に出す。

 

どうすれば、死んでいった者たちの想いを無駄に出来ないか。どうすれば、もう二度と過ちを繰り返さないか。

 

その全てを、吐き出すように口に出した。

 

 

 

過ちを繰り返さないのは無理かもしれない。人は過ちを繰り返すものだから。

 

 

 

「……そっか、じゃあ私はそれに従おう。Wにも話してみる。将軍は?」

 

 

 

「……あぁ、従おう。今度は、道を、踏み外さぬ、ようにな。」

 

 

 

2人の言葉に、涙が溢れそうになる。何故だろうか、理由は分からない。

 

 

多分、内心何処かで断られる、見捨てられると思っていたのだろう。結局1人になって、また始めていくと思っていた。

 

 

あの時の高原のように。

 

 

 

でも、2人は違った。

 

 

 

あの時とは違って、受け入れてくれた。こんな私の、馬鹿みたいな理想を。

 

 

 

あぁ。

 

 

 

 

 

とても、救われたような気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

???にて。

 

 

 

 

【蛇は消えた、また現れるかもしれんが、ひとまずは、安泰か。さて……】

 

 

 

【ん、コアの出力が落ちてきているな。これでは沈むのも……いや、何を言っているんだ、俺。間に合わせるのだ。間に合わせるしか方法はないだろう?あぁそうだ。やるしかないんだ。】

 

 

 

【……あぁ、五月蝿い。貴様ら深淵の引きこもり共に、この気持ちは分かるまい。我々には感情など無いに等しいがな。】

 

 

 

【シクスは渡さん。貴様ら深淵風情には、勿体ない存在だ。俺が崩壊しようが、どうなろうが、彼女は渡さない。】

 

 

 

 

【妹を守るのは、兄としての責務だ。】

 

 

 




次からはRTAに戻ります。シリアスは疲れるので、当分は……無いかな……


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あったかハイム(龍門)が待っている

アケトンが美味すぎてウマ娘始めたので初投稿です。
無課金の初めて1週間で育成評価A乗ったのでアークナイツしますがね。


まぁそんなことはどうでもよくて。そろそろifストーリー書きたい……書きたくない?って事なので後ほどアンケートを設置します。良ければどうぞ。


やっと新天地、ストーリーが進むRTAはっじまるよ〜!

 

前回はTS黒蛇おじさんをシバいてチェルノボーグからサラバダーしました。今回はその続きからになります。

 

 

んで、あれから数日経ちまして、今はなんと!シクスちゃんの故郷、龍門に来ております。パスポートなんざないし、鉱石病かかってるから不正入国ですが、ママエアロ(風魔法)

 

 

帰って来れるとは……(チャート通り)

いやぁ、帰ってくるまで長かったな〜

 

 

3ヶ月程度でしょうか?(確認中)

ん!ピッタリ3ヶ月くらい!

 

二ヶ月分はライン生命、一月分はレユニオンに傭兵としていて。

 

 

NKT……

 

 

 

「お、お前もいたのかシクス。今回も頼むぜ?」

 

リーシさんオッスオッス!懐かしいな?チェルノボーグに行ってて、しかも生存してたみたいですね。

強い……強くない?

 

マトモ枠ですし割と優しく接してくれてたので、長く生きてくれよな〜頼むよ〜。

 

 

「ははは、生き残れたのは裏方だったからな。お前は前を突き進め、カバーは俺に任せろよ。」

 

 

おう考えといてやるよ(テキトー)

 

んじゃ、 とりあえずWに合流しましょ。

現地集合って言われてたからね、仕方ないね。

 

 

それじゃあ龍門移動しにイクゾー!デッデッ(ry

 

 

 

―――――――

 

 

 

 

 

 

場所は……この辺ですね。スラムギリギリだな?お、いた。

 

 

 

「来たわね。じゃあ取り敢えず、アンタにはある人に会ってもらうわ。」

 

 

へぇー誰なんでしょうねぇー楽しみだなぁー(棒)

 

 

「この辺にいるはず……あぁ、いたわね。」

 

 

「来るのが遅いぞ、W。観光でもしてたのか?」

 

 

「私がすると思う?」

 

 

「……ないな。あったとしても武器屋だろう」

 

 

「あら失礼ね。私だってファッションくらいするわよ。」

 

 

……話のスピードがコントのそれなんですけど。置いていかないで?(コミュ障)

 

あ、W=サン。この人誰ですかね?教えて……教えて?(懇願)

 

 

「ああ、こいつはスカルシュレッダーよ。今回の作戦概要はこいつに聞いて。あぁ、実力はあるわ、仲良くしてあげてね?」

 

 

「ふむ、その子が例の?」

 

 

「そう、シクスよ。実力は……まぁ、調べたきゃ戦えば?どうなっても知らないけどね。」

 

 

はい、やはりスカルシュレッダーですか。

あ、察しの早いホモのニキ達は分かったかもしれませんが、今回行う行動はですn

 

 

「まぁ、それはいいさ。取り敢えず、作戦について話そう。みんな、来てくれ。」

 

 

スカルシュレッダーが声をかけると、辺りにちらばっていた人々が集まってくる。スカルシュレッダーの部隊員だろう。

種族に統一はなく、全員同じ目的のために動いているのだと何となく分かった。

 

 

流石のカリスマ。サスガダァ……

どうやら説明してくれるみたいです。よく聞いとけよ〜?

 

 

「今回の作戦だが……とある感染者を保護する。名はミーシャ、この子だ。」

 

スカルシュレッダーは、目の前に1つの写真を差し出す。

灰色髪の少女が、そこには写っていた。

 

 

 

 

という事で、ミーシャ奪還作戦ですねぇ!

今回はレユニオン側にいますから、スカルシュレッダー=サンに自爆特攻なんてさせません。

アーミヤネキに「カスが効かねぇんだよ(無敵)」されかねないのでね、仕方ないね。

 

私は2人をちゃんと守って、てぇてぇ兄妹愛を見るんだ……!(使命感)

 

 

「このミーシャは、今我々レユニオン以外にも龍門が捜索をしている。今回の目的は奴らにミーシャを渡さず、レユニオン側で保護することだ。いいか?」

 

 

バッチェ大丈夫です。親の説明文より見た説明文なので、これ以上の補足はフヨウラ!

 

 

「……そうか、わかった。他に質問のある者は?……ならこれ以上は深く言わなくてもいいな。」

 

 

 

「……いいか、レユニオンは過ちを冒した。許されるべき行為ではなかった。だが、今回は龍門もそうだ。ミーシャは俺の、唯一の家族だ。必ず、取り戻してみせる。」

 

 

「「「「おおおおっ!!!!!」」」」

 

 

「以上だ。じゃあ各自自由行動になる。えーと、シクスは後で俺のところに来てくれ。」

 

 

かしこまり!

という訳でスカルシュレッダーの所に行きましょ。すると、着いてこい的な事を言われるので着いていきます。特に異常はないし倍速で。超スピード!?

 

 

 

 

――――――――

 

 

 

 

 

 

「……この辺でいいだろう。それじゃあ、テストをさせてくれ。あそこに小さな細木があるだろ?あれを好きなように倒してくれないか?方法は自由にしてくれ。」

 

 

お、テスト系ですね。毎回何かしらイベントがあるのですが、テスト系統は早いイベントです。

では、【剣製】を発動してサクッと切りましょう。

 

ひとつ剣を作ってシュゥゥゥゥ!!!!!!!!!

 

 

 

……木は簡単に倒れた。

 

 

 

超!エキサイティング!

気分はまるで、ダーツをしてるみたいだぁ……(小並感)

 

 

「これは……凄まじいな。このアーツならば……」

 

 

ぬぁぁぁんか呟き始めましたね?ま、いいか。んじゃ、私戻るから……

 

 

「あ?ああ、分かった。俺も後で戻るよ。」

 

 

帰り道は3倍速で流しときましょ。

 

あ、そうだ(唐突)

 

 

 

これから、今回の作戦におけるシクスちゃんの行動の流れを説明します。

 

今回シクスちゃんは陽動ではなく、奪還部隊として加わります。まぁ限りなく陽動に近い奪還なんですけど。

 

 

ミーシャはロドスに保護(意味深)されてるので、ロドスを何とかしないと奪還は出来ません。チェルノボーグでお前助けてやったのになんて事を……(失望)

 

 

まぁ、連れ出すのはスカルシュレッダーなんでそこはいいのですが、問題はロドスをどう相手するかです。

 

というのも、ロドスの部隊は死ぬほどバランスが上手く取れてます。

先鋒、医療、狙撃、術士、重装、補助が2人ずつ。

 

 

先鋒でも、ヴィグナのような撃破型とクーリエのような防御型から1人ずつ選ばれたり、医療はスースロのような単体回復とパフューマーのような範囲回復を1人ずつ、狙撃や術も単体と範囲を1人ずつだったりと、まぁバランスが取れてます。

 

 

……なんでそんなにバランスが取れる編成が出来るんですか(電話猫)

 

んでこの部隊メンバー。

 

 

完全ランダムです。

 

 

 

 

完 全 ラ ン ダ ム です。

 

 

 

あぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあもうやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁあ!!!!!!!!!(拒絶反応)

 

 

 

 

……まぁ救いはあります。

星6は1人、多くても2人しかいませんし、星5も3人?2人までだったかな?ぐらいしか入りません。

 

 

上手いこと祈ってシクスちゃんでも対処可能なキャラが来ることを祈ります。

 

 

真銀斬やイラプなどが来たら詰みです。やる前にはセーブしておきましょう。キャラ決まるのは作戦開始後だからね。RTAとはいえ、キャラやイベが良くタイムに余裕があるならリセしてリトライしても大丈夫です。

 

ファントムやヒーラー達など対処可能なやつが来ることを祈りましょう。シャイニング?来たら死にます(経験談)

 

 

んで、シクスちゃんはそんなロドスの気を出来るだけ引く必要があります。

 

そして、ここで弊害が……

 

 

 

そう、みんな大好きペンギン急便とBSWの皆さんがロドスの仲間になってるんですよ。

 

BSWは……まぁ、フランカとリスカムに気をつければどうとでもなります。が、問題はテキサスとエクシアのペンギン急便組。

 

エクシアは【オーバーロード】してきませんが、【バーストモード】はしてきます。

アップルパイ!と戦場で聞こえたら死を悟ってもいいです。痛すぎるんだよなぁ!(1563敗)

しかも味方のレユニオンはあの銃がなんなのか分からず突っ込むので、TDNおやつと化します。

 

 

あ ほ く さ

 

 

やめたらこの仕事(傭兵)ぉ!?

 

そしてテキサスも。【剣雨】は食らうだけで死ぬほど痛いのに【バーストモード】と併せて使ってきたりします。

普通に死ぬので、気をつけよう!(15敗)

そして攻撃も早く強いというおまけ付き。上手く弾いて起点を作って行きましょう。

 

 

……え?勝てるのかって?

正直な話、このままだと無理です。

 

じゃがいもの芽取りをせずそのまま丸かじりするくらい無謀です。死ぬな?

それではやばいので、あるものを使います。

 

 

それについてはその時になったら、話しましょうかね。

 

 

……お、倍速も終わりました。言いたいこと言えたので僕、満足!

 

 

んじゃ、今回はここまで。

 

次回は準備して行きますよ〜しますします。

 

 

 

 




という事で、相思相殺編に入っていくのですが……戦闘シーン多すぎて投稿遅くなりそうです。遅くなったらゴメンナサイ。ユルシテ。

シクスちゃん:【剣製】使ったダーツもありだなって思い始めてる。暇だし仕方ないね(レ)


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ガバは回り回ってくるもの

危機契約#4の告知が来てしまったので初投稿です。はぇーよホセ。いや本当に早くないです?大陸版に追いつきそうなんですがそれは。大陸版……9章……ヴィクトリア編……殿下……うっ頭が……


 

リセポイントが近いRTA、もう始まってる!

前回はスカルシュレッダーさんとお話(深い理由はない)をしました。

今回はその続きから、奪還作戦の続きしていきますよ〜イクイク!

 

 

で、奪還作戦に使うものを今から用意するんですが……

実はほとんど用意出来てます。やるやん(自画自賛)

 

ですが、まだ出来ていないところもあるのでそこを補給しますよ〜しますします。

 

 

という訳で楽しい楽しい【兵器作成】の時間だ!

 

まずはスタングレネード。フラバンですね、こいつを……7つ作っておきましょ。

これで前もって作ってたのと併せて10個あるはずです。

 

 

あ、そうだ(唐突)

 

武器のショトカ登録はこ⬆︎こ⬇でしか出来ません。というか今回の作戦中にショトカできるのは今しかないので、最終確認をちゃんとしましょう。ヨシ!(指差し確認)

 

 

取り敢えず、スタングレネードはOKです。次は……こいつ【対生物用ミサイル】です。炎と氷属性をつけた、例のアレですね。ミサイルの時点で対生物用じゃんとか、言ってはいけない。いいね?

 

 

これはペンギン急便対策です。これ撃っとけばあの二人は下がってくれます。簡単だなぁ?

 

なんかあった時用に、5発ぐらい作っときましょ。多くはいりません。フヨウラ!

そして念願の本体も作成!

 

 

や っ た ぜ

 

 

したらばすぐにショトカ登録。これ大事。

戦闘で使おうと思って、登録してなくて死んだとか死ぬほどやりました(45敗)

 

 

最後は……やべぇどうしよ、何も考えてない……

 

 

制作時に来るダメージの自然回復を待ちながら考えますか。

 

 

 

……(長考)あ、スモークグレネードでも作りましょ。

 

味方支援用ですね。射線切ってくれるのは大事です。

これは5つ作っておきましょ。

 

 

そして忘れずにショトカ登録と。あ、スタングレネードをショトカ登録するの忘れてました。あっぶぇ!?

 

 

登録……と。あと作り忘れは〜(チャートチラチラ……チラチラ……)

 

 

あ、あった。

 

パリィ用の小型ナイフですね。これは普通の強度でいいでしょう。

HP100消費して制作、と。

 

 

ヨシ!作成完了。

そしてこれもショトカ登録。

 

 

……完璧だぁ(自画自賛)

ここまでミスらしいミスしてないじゃないか!これは!タイム更新!あるのでは!?

 

さて、準備が出来たので本日は寝ましょう。決戦は明日からです。

( ˘ω˘ ) スヤァ……

 

 

 

――――――

 

 

 

 

おっはーーーー!!!!!!!!!(クソデカ大声)

さて、朝になったんでもう行きましょ。移動やご飯とかはカットで、いいよね?

 

 

 

 

1919分後……

 

 

 

 

ヨシ!ガバなし!(指差し確認)

行きましょう、スカルシュレッダーに声をかけます。

 

 

「ん、準備は出来たか?」

 

 

出来ましたねぇ!

 

 

「そうか。……では今から、ミーシャ奪還作戦を開始する。行くぞ。」

 

 

デッデッデデデッ カーン(謎の金属音)

 

 

―――――――――

 

 

ウィィィィィィッス!どうも〜シャムでーす。まぁ現在はね、ロドスが通るであろうスラム近くで待機しているんですけども。えーとですね、大体スラム近くの龍門八番街(テキトー)にいて、ただいまロドスを確認するまで30分経ちました。

 

 

ほんでーかれこれまぁ、Wが罠を5箇所くらい、そしてシクスちゃんが何故か現場指揮を執ることになって、えーそれなりの場所にそれなりの人員を設置したんですけども、ロドスは誰一人来ませんでした。誰一人来ること無かったです(ガチ)

 

 

これマジ?ロドス確認するまででどんだけ時間かけるんですかね……

 

 

「伝令、ロドスがターゲットと接触しました。」

 

 

お、いた。廃墟ビルにいますねぇ!いますいます。いつもの不審者格好ドクターと……あとはアーミヤが見えますね。

 

 

ちなみに、あのビルに周辺には囲うように人員を設置しています。何かあった時用、スカルシュレッダー=サンがオタッシャ!しそうになった時の予備部隊ですね。

 

 

編成は術士少なめ弓兵そこそこ、守るための重装多め、あと何かあった時の突撃兵?にしてます。私がしくっても、まぁどうにかなるでしょ(投げやり)

 

 

こちらの援護はもちろんしてもらいますが、術士は控えてもらいます。あとスカルシュレッダー君のグレラン。

 

捕獲対象(ド直球)がいるのに範囲攻撃はしては行けない(戒め)

 

 

そして私がやるのは、救出までの時間稼ぎをすることです。簡単だな!

 

 

「……よし、始めるぞ。シクス、頼めるか。」

 

 

もう待ちきれないよ!早く行かせてくれ!

の、前に。ちゃんとロドスの人員をチェックしましょ。

 

先鋒は……ヴィグナとクーリエ。

ちょっと普通、3点!ヴィグナはスキル発動されたら死にかけるので気を付けよう!(例のアレ)

次、狙撃はメテオとクルースですか。範囲狙撃は今回いないんですね、ありがてぇ……!ここだよ〜(幻聴)

メテオの攻撃も受けないようにしましょうね。防御下がってアップルパイからのボコボコのボコは勘弁してくれよ……

 

 

医療は…………サイ、レンス……oh……(頭抱え)

 

絶対イベント来ますね……何で?

もう1人はパフューマー……これは固いですね……これは固い。ドローン撃ち落とせないからなぁ、仕様上。落とせたら楽なんですけどねぇ……

 

 

さて術は……アーミヤと……ん?あれはラヴァかな?多分そうだな、髪型と色がそれだ(老眼)ズームチェックしたらラヴァでしたね、ヨシ!

 

 

最後に重装は……ビーグルとホシグマ……

 

 

…………ン?ホシグマ…………

 

 

あぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁああぁもうやだぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁあぁあああぁ!!!!!!!!!

 

 

 

 

〜走者発狂中〜

 

 

 

 

 

 

 

……はい、失礼しました。気を取り直して、ホシグマとビーグルが重装ですね。

 

……サイレンス関係でイベ確定みたいなのに、絶対ホシグマ関係でもイベント起こるじゃないですか!やだー!

 

 

あ、一応補足ですがシクスちゃんはホシグマネキと昔から仲良いみたいですよ?それを描写するかのように最初の方でイベントが起きましたからね。

 

 

クゥーン……ガバ確定じゃないか……

 

 

まぁ仕方ありません。大人しく受け入れていきましょ。

さて、後は突撃のタイミングですが……

 

 

「よし、今だな。シクス、合わせてくれ。」

 

ハイ!(^p^)ワカリマシタ(^p^)

と、このように行くタイミングはスカルシュレッダー君が決めてくれます。

なんて初心者に優しいんだ……(今からやることは鬼畜だけど)

 

 

ちなみにタイミングとしてはビルから出た所で行きます。

 

それじゃあ襲撃しに、イクヨォイク!here we go!

 

 

 

(上から)こんばんわ〜!

 

【剣製】発動して、剣落としながら突っ込みましょう。

手には【蒼海】!1発ぶち込んでやるぜぇ!突っ込めてって言ってんだyo!

 

 

あ、スモークもスカルシュレッダー君の方に投げて起きましょ。ちなみにスカルシュレッダー君の方には護衛として重装兵、通常兵、あと術士を数名行かせてます。なるべくヘイト買うから、頑張ってくれよな〜。

 

 

「……!ビーグル、何が来ます!準備を!」

 

「は、はい!」

 

 

……防がれますよと。まぁこれは織り込み済みです、葦名城でのラスト弦ちゃん戦で最初にだいたい突き攻撃してくる事ぐらい織り込み済みです。サマーセールで安いからみんなも葦名に行こうね(唐突のステマ)

 

では挨拶しましょ。まいど〜勇者(大嘘)で〜す。ホシグマネキオッスオッス!元気してた?どう?

 

 

「……!貴方は……何故……」

 

 

……返事は返してくれないんですか、そう……(哀しみ)

なんか分かりやすく動揺してるな?これは付け入る隙になりそうですねぇ(暗黒微笑)

 

 

【2人とも!無事だったか!】

 

「あ、ドクター!私達は無事です!」

 

 

お、ドクターはこ↑こ↓からは見えない範囲で指揮をとってるようですね。通信してますねぇしてるしてる。狙ってもいいですが、まぁ今はいいでしょう。

 

 

「……やっと、見つけた……」

 

 

「……あなたは……?」

 

 

「今は関係ないさ、さぁ行こう。ここは危ない。」

 

 

お、無事拾えたみたいですね?じゃ、私ここで時間稼いどくから……

 

 

「……!助かる、W!ミーシャを!」

 

 

「はいはい、分かったわよ。場所は前もって決まった通りの、あそこね?」

 

 

「あぁ、俺はシクスを助けに行く。あとアレは?」

 

 

「持ってきてるわよ、これアンタの。……あとでそれ見せなさいよ?」

 

 

「考えといてやる、いいから行け!」

 

 

「待って!あなたは……もしかして「ミーシャ、また会えるから。待っててくれよ。」

 

 

終わった?終わったよな?もう行ってもいいよな?

あ、自爆特攻はオニイサンユルサナイカラネ。クソ長ムービーを流すのはNG。

 

 

「……あ、あぁ。分かってる。」

 

 

……ほんとぉ?(疑心)ままええわ(寛大)よし、こっちも行くとしましょう。ホラホラホラホラ、ボケっとしてると切っちゃうよォ?

 

 

こちらの狙いはホシグマです、ビーグルは後回しで。

じゃあ死ね!(ド直球)

 

 

「ホシグマッ!来るぞ!」

 

 

「……!」

 

 

アラ?防いできましたね。放心してたら楽だったのに(屑発言)

 

あ、ちなみにスカルシュレッダー君にはビーグルの方を頼んでます。オーバーキル過ぎない?と思ったけどスキル発動させれば耐えられますね、普通に。ヒーラーもいれば。まぁそれはいいか。

 

 

さて、そろそろスモークグレネードのピンを外して用意しておきましょうか。嫌な予感がするので……

 

 

「ヴィグナとクーリエはビーグルの援護!ラヴァとメテオは遠距離兵をやれ!パフューマーとサイレンスは治療の準備! 出番だ、テキサス、エクシア!ホシグマの援護を!」

 

 

「了解した。」

 

 

「アップルパイ!」

 

 

ちょ、【バーストモード】!?不味いですよ!早すぎる!戦場出てからすぐ発動してるじゃねぇか!ふざけy痛ってぇ!オイ!(被弾)

 

急いでスモークを投げます。出来るだけエクシアの方に!

 

 

「斬り尽くす!」

 

 

んほぉぉぉ!!【剣雨】も来ました!やめてオネエサンタチユルシテ!

【剣雨】はできるだけ【蒼海】で受け流しながら遮蔽へ!スタングレネードも炊きながら行きましょ!

 

 

「!前が……ゴホッゴホッ、見えない!」

 

 

「……煙か。エクシア、援護頼む。」

 

 

「無茶苦茶言うね!?やるけどさぁ!」

 

 

何とか耐えきりました、キツすぎるな?

HPバーは素質のおかげで回復してってます。やっぱ……これつえぇわ……(そらつえぇでしょ)

 

 

さてさて、形勢逆転といきましょう。ここで【対生物用ミサイル】の出番ですね。

 

あ、ちなみにロドスが来るまであまりにも暇だったんでデジスコつけておきました。

 

デジスコはデジタルスレッドスコープ、つまり煙にいても相手の位置がわかるってこったぁ!

 

 

やり方は【兵器作成】で作った【対生物用ミサイル】をメニューから開いてパパパッと型を改造するだけ!簡単だな(尚アーツ適正優秀以上が求められる模様)

 

 

ではエクシアに向かって、ミサイルをシュゥゥゥゥ!!!!!!!!!

 

 

「!エクシア!退け!」

 

 

「え?」

 

その瞬間、辺りに爆音が響き渡る。煙と同時に、複数の破片がその辺に散らばる。ミサイルが何かに当たって弾け飛んだような音が聞こえた。

 

 

 

超!エキサイティング!

デジスコ確認……ヨシ!見えませんね、撤退しました!多分!

 

 

「エクシアさん、無事ですか?」

 

「助かった〜、サンキューホシグマ。ってかあれロケットランチャー!?あの人あんなの持ってたよ!」

 

 

ヨシ!大分楽になりました。これでエクシアは戦場に一時的に消えましたね。ってかホシグマネキが庇ったんですね……なんだまだ戦えるな!(満面の笑み)

あとはテキサスとホシグマネキをどうにかするだけだな?

 

 

「行くぞ。」

 

 

「ええ、危なくなったらすぐに退いてください!」

 

 

じゃあオラオラ来いよオラァ!(おじさんON)

 

んじゃまずテキサスの攻撃を弾きましょ。テキサスの動きはわかりやすいので初心者の人でも弾けるでしょう。

フンッ!ザコガ!(パリィ成功の音)

 

 

「なっ……!」

 

 

「小官が援護します!下がって!」

 

 

おっと左から来ましたね。左手は剣がないし【般若】は弾き返せないな〜やばいな〜(棒)

 

カバーが早いですが、【剣製】で誤魔化します。左手には剣がないと言ったな?あれは嘘だ。

 

「くっ……やはり早い。」

 

 

「何?こいつ、いつの間に剣を……まさかっ」

 

 

したらばショトカからスタングレネード使います。手榴弾だぁ!!!!!!(大声)逃げろぉぉぉ!!!!!!(迫真の大声)

 

 

「!?正気か!?」

 

 

「ッ!駄目です、貴女は―――」

 

 

ドーンだyo!両方にスタン入ったので、テキサスの方を押さえつけます。

そして……そうですね、右腕外しときましょ。ポンッとね。

 

 

「ぐぁっ……」

 

 

おほ^〜いい顔しますねぇ(愉悦)

痛そうですねぇ〜大丈夫ですかぁ〜?(他人事)あ、ついでに貴女が落とした剣足に刺しときますね〜

 

 

「貴、様……」

 

 

【テキサス!くそ、やられたか……

パフューマー!急いで彼女に医療アーツを!慌てるなよ!】

 

 

医療アーツ(よく分からないお香)でもするんですかね(白目)ってか腕外してるのに医療アーツは効かんでしょ(凡推理)

 

 

さて、テキサスはこれで放置してホシグマの方に行きましょ。んまぁスタンは切れてますよね。

 

ってかそろそろ近衛局が来そうなんですよねぇ……

スカルシュレッダー君もまーだかかりそうですね。ってかパフューマーが厄介ですね、ビーグルの硬さを増してますねしてるしてる。次にでも落とすか……?

っていうか早くしてクレメンス……(疲労困憊)

 

 

あ、イベだ(遺言)

 




ということで次回はイベント回です。……なんで、だろうね……(白目)


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それでも、私は

たとえ世界が貴方を嫌っても。貴方を恨んでも。貴方を忘れても。

私は、貴方を守り続ける。貴方を救ってみせる。
あの時から、この意志は変わらない。


 

 

 

「……何故。」

 

何故。

 

「何故、お前がそちら側にいる……!シクス!」

 

 

何故だ?何故なんだ?

何故、彼女が目の前にいる?

数ヶ月前は何ともなかったのに、なんで。

 

 

 

【何だって!?シクスと言ったか!?】

 

 

無線越しからドクターが驚いたように聞いてくる。どこかで、彼らも出会ったのだろうか?いや、今はいい。シクスが何故レユニオンにいるか、それを聞ければそれでいい気がした。

 

 

「……?何故レユニオンにつくかってこと?」

 

 

そうだ、何か理由があるはずだ。

 

黙って頷く。般若に添えた手は有り得ないくらいに震えていた。

 

 

「……そうだね、強いて言えば【様々な物を見た】からかな。」

 

 

「様々な……?」

 

 

「うん。私はレユニオンで、色々な物を見てきた。彼らの生き方、彼等なりのルール、彼らの思想。それらをそれなりに見た上で、ここにいる。」

 

 

思想、生き方、ルールだって?

それはロドスも同じはずだ。

 

「……それは、ロドスも同じはずだ。ロドスだって、ルールや生き方、思想が―――」

 

 

「あるだろうね、何となくわかるよ。」

 

 

そうやって返すのを知ってたように、言葉を遮られた。

 

 

「そうだね、ホシグマ。貴女はレユニオンについて何も知らないもの。」

 

 

彼女は続ける。

 

 

「レユニオンにはね、感染者という理由だけで迫害された家族や、老人。子供なんかもいた。」

 

 

「多分、ロドスにもいるはず。そういう人が。でも、何かが違うの。こう、根本的に違う。

……言葉にするのは難しいけど、言えることと言ったら、みんなとある数人の人を信じ続けて感染者の地位を上げようとしている、まぁそんな感じ。みんな、そんな思想で固められていたよ。軍隊みたいだったね、懐かしさを感じるくらいにはそれっぽかった。んで、私はあれを見て―――」

 

 

「確かに、レユニオンにも思想やそれぞれの思いがあるのは分かっている。だが!ロドスにも思想は、私にも思想は、願いはある!私は、お前を救いたい。お前に、鉱石病で苦しんで欲しくない!この行動がお前の邪魔になったとしてもだ。」

 

 

遮ってまで、そう言い切る。

 

 

彼女にとっては邪魔かもしれないけれど、私はそうしたいのだ。あの時、ずぶ濡れで横たわってた私に傘を差してくれたように。

 

 

「じゃあ、貴女は何を為した?いや、龍門は?あのロドスは?何を感染者のために為した?」

 

 

「……」

 

 

「鉱石病の治療?それは時間をかければ自ずと発展していく。まぁ、それを加速させてるのは確かにロドスかもしれないけどさ。それより問題は、感染者と非感染者の溝をどうするかでしょ。薬が出来たとて、その溝って思ったより深いものだよ。」

 

 

 

言い返せなかった。

 

龍門が行った感染者に対する行動は、良いとは言えない状態だった。

そんな状態だったからスラムができた。そして、この人と出会った。

 

 

私は、結局なにも出来なかったのだ。

あの時、必死に何か人のために為そうと考えてたのに。

 

 

「病気ってのはね、心も弱くなるもの。体だけじゃなくてね。私自身もそうだったし、私もそれをレユニオンで見た。あの人達の死んだような目をね。体は元気だったのに、心が弱っていた。そんな人たちを見てきた。その人たちは、結局体も弱っていって死んでったよ。」

 

 

人の、死んだような目。隊員の葬式で遺体を見送っている部下たちの目。戦場に捨てられ、何も出来ずに味方や周りの人々だけが殺されていった者の目。

 

 

思い返すほど、そんな【目】はよく見ていた気がする。酷い時は、1週間に1回くらい。

 

 

「これは他人を傷つける仕事なのだから、仕方の無い行為だ」と、自分に言い聞かせて解決したつもりになっていた。

まだ放心状態の隊員たちに何も出来ずにいたあの時を、無力だったあの日を、鮮明に思い出した。

 

 

 

「今の【ロドス】は信用出来ない。【感染者と非感染者との溝】に何も為していないから。だから、私はレユニオンにつく。たとえ滅びゆく時が早くとも、こっちの方が幾分かマシだ。多分みんなそう思うよ。」

 

 

滅びゆく、時。

 

もう、レユニオンは解体するのだろうか。そんな感じを思わせるような言葉だった。だとしても、彼女はまだ向こう側に着くようだ。

 

彼女の目には迷いはなく、信念を貫こうとしていた。

 

 

「……なら、私は私のできることを貫く。たとえ、お前が敵になろうとも私はこの街を守る。お前を殴ってでも、吹き飛ばしてでも救ってみせる、守ってみせる。それが、私だ!」

 

 

すると、彼女は少し悩んでから

 

 

「ふぅ……争いとは自分の思想を押し付けるものとは、よく言ったもんだね―――いや、これについて議論しても無駄、か。」

 

と言いきった。

 

 

 

それに続いて、彼女はいつの間にか握っていた刀を抜刀しながら言った。

 

 

「さ、ソレを持って。結局のところ、私達は戦うことしか出来ないのだから。だってここは戦場だもの、ねぇ?」

 

 

「……っ!それでも私は、お前とは――」

 

 

「……そっか。なら―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「【何も出来ずに無様に死ね。】」

 

 

あまりに一瞬の出来事だった。

 

 

本当に目の前、顔スレスレの所から生えてくるように剣が飛んできた。

 

が、何とか反応して防ぐことが出来た。

 

 

少し体勢を崩す。多少よろめき、身体がほんの少しだけ無防備になった。

 

 

それを狙ってたかのように、シクスが一歩、また一歩強く踏み込み一瞬で傍に近づき、刀を突き出す。気が付いたら、すぐそこにシクスがいた。

 

 

急いで体を捻らせ、般若で刀の突きを防ぐ。その衝撃は、大きく響き渡るような感覚を私に与えてきた。

 

 

 

ふと、先程目の前から飛んできて間一髪で防いだ剣を見ようと、顔を下に向ける。

が、視線の先に落ちたはずの剣はなく消え去っていった。

 

 

「ふーん、これを防ぐんだ。じゃあ、まだまだいけそうだね。」

 

 

その言葉に影響を受けたように、また目の前、今度は頭上、真横からと剣が飛んでくる。

何とか今は防げてはいるが、これ以上ペースが上がると防ぎ切る事は不可能に近いだろう。

 

 

これも彼女のアーツか?

それにしては少し妙な気がする。

 

 

数が多い、数ヶ月前に見た時よりも、明らかに手数が増えている。普通の刀と組み合わせて隙を見せないように襲ってくる。こんなトリッキーにアーツを使わなかったはずだ。まるで何かの制限が外れた兵器みたいに――――

 

 

 

 

急に、猛攻が止まる。

それと同時に、彼女が喋り出す。

 

「貴女は、そういう人だものね。」

 

 

「そうだ、ホシグマ。約束をしましょう。これで私が負けたら、私はロドスに行く。私が勝ったら―――それは少しお預け。」

 

 

「それは……!」

 

 

 

「ただ、わざと負けるつもりはさらさら無いよ。ここは戦場だから。」

 

 

「本気でかかってきて、ホシグマ。私に、あなたの言う思想を見せてみてよ。」

 

 

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

龍門郊外 レユニオン仮拠点にて。

 

 

「ふむふむ……まぁ、シクスらしいっちゃらしいかな?」

 

 

「……なんでいるの?」

 

 

「あらW、久しぶり。シクスが世話になってるからここに見に来たの、どう?」

 

 

「どうって言われても……まずその前に、足元に倒れてるこいつらはどうしたのよ。」

 

 

「あぁこれ?なーんか知らないけど、レユニオンの仮面付けてたからさ、シクスがどこにいるか聞いたらロドスの奴らか〜って言われてさ。襲われたからテキトーに【対応】しただけだよ。」

 

 

「殺してはないわよね?そいつら割と有用だから死んでちゃ困るのだけど。」

 

 

「あぁ、生きてるよ。まぁ、それなりに【対応】したからいつ起きるかは保証出来ないけどね〜。」

 

 

「……はぁ、ミーシャを連れてこなくて良かったわ。」

 

 

「あぁ、あのスカルシュレッダーだっけ?あの子の姉みたいな子よね。」

 

 

「なんで知っ……って、まぁあんたなら知ってるか。」

 

 

「まぁね。見たいものも見れたし、私は帰るわね〜」

 

 

「ん。で、次は何処に行くつもり?」

 

 

「そうだねぇ……」

 

 

 

「1人で頑張ってる弟に逢いに行くかな!」

 

 

 




次はRTA回になる……はずです。はい。


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どんだけ固くても殴れば勝てる

次イベの告知が来たので初投稿です。サイレンスネキのコーデ可愛い……可愛くない?これがイベントすれば貰えるって、勲章ものですよ……(感動)



勝てるかな?勝てるかな?なRTA、はっじまるよ〜。

 

前回はホシグマネキを殺す(デデン!)した所まで行きました。大体あってるな?今回はその続き、【ホシグマ】戦にいきましょう。

 

 

さて【ホシグマ】戦ですが、この戦いは一定時間まで耐えると進む系の強制イベントです。タイムは……3分くらい?(wiki確認)ん、3分ぴったりくらい!

 

RTA的にはガバですね。強制イベントは避けられないですし、短縮もないですから。フザケンナ!(声だけ迫真)

どうしようもないのでテキトーにあしらいましょう。いいよ!こいよ!

 

 

「……いくぞ!」

 

 

ほほ^〜般若が来ましたねぇ、回転に合わせて【蒼海】で弾きます。カスが効かねぇんだよ(無敵)

 

 

「っ!ならばこれはどうだ!?」

 

 

ん?回転してる……待って徐々に早くなってない?ちょっと、ミンチ展開は不味いですよ!?フザケンナ、ヤメロバカ!(必死)

 

リョナは性癖では無いのでNG、サクッと弾き……弾きます。

……弾けるよな?(不安)

 

 

「今だ!アーミヤ!」

 

 

「はい、皆さんが私のことを信じてくれてますから……!」

 

 

痛い痛い痛い!痛いんだよォ!よく分からないそのアーツやめろォ(建前)やめろォ(本音)!

 

 

とりあえず遮蔽に隠れましょ。

……Foo!避けれましたね。あまり触れてませんでしたが、【蒼海】使うと30秒間高速回復使えないんですよね。【蒼海】握ってから30秒たったんで回復出来ますね。……この素質やっぱりキツくないか(白目)

 

 

したらばアーミヤの所にスタングレネード巻いてからスモークグレネード。これで数分は攻撃が来ないはずです。

 

 

「っ……!目が……わっ、煙が……!」

 

 

楽しそうですね(他人事)ヨシ!これで遠距離は放置……

 

んー、ホシグマだけならいいんですが、煙が無くなったあとのアーミヤは絶対鬱陶しいですね……もう1人の術のラヴァは、スカルシュレッダー君のところ行ってるので……

 

 

「ゲームオーバーだ。」

 

 

お、スキル発動した。……あ、いいこと思いつきました。よし、オリチャー発動!

 

 

ラヴァを撤退させてスカルシュレッダー君の方にアーミヤを誘導させます!スカルシュレッダー君の方は部下も沢山いるしわざと重装兵多めにしてあるし……

 

 

……それで、いいですか……?(恐る恐る)タイマンじゃなきゃキツいんだよォ!

 

 

「ああ!任せろ、そっちは頼んだぞ!」

 

 

かしこまり!まずは邪魔なホシグマをテケトーに弾いて崩しまして……

 

 

 

もた……もた……

 

 

 

「ぐっ……!」

 

 

ヨシ!【対生物用ミサイル】、発射!狙いはラヴァ一点狙い!イテキマーーース!!!!!!

 

 

「……っ!ラヴァ!撤退しろ!」

 

 

「なっ……!」

 

 

着弾確認……ヨシ!

 

……あれ?ちょっと待って?ミニマップ見たけど撤退してないやん、どうしてくれんのこれ。

 

 

「お前の相手は、私だ!」

 

 

 

ホシグマァァァァァ!!!!!!てめぇぇぇぇぇ!!!!!!何してんだよォォォォォ!!!!!!

 

 

 

はい、見事に防がれましたね……目の前で止められるとか、頭にきますよ!仕方ありません、代償は払ってもらいましょ。

 

 

まず【蒼海】で斬りつけます。そして同時に【剣製】からの3方向からの剣!

これは食らうだろ、勝ったなガハハ!当てたら【深き者】が使える精神汚染かなんかで洗脳しちゃいましょ。当たって?当たるでしょ?当たってよ?

 

 

「舐めるなっ……と!」

 

 

……全部弾かれましたね。蹴りでも対応してるし、なんだお前!?(ドン引き)

 

仕方ありません、もう一度【蒼海】で斬りつけて弾きを誘発します。ホラホラ早く打ってこい打ってこい。

 

 

「何度やっても同じこと……!」

 

 

今じゃ!俺はショトカから【対生物用ミサイル】を取り出してダイレクトアタック!ドーンだyo!

 

 

「!まずっ……!」

Fooooo!!!!!!気持ちいい〜

ゼロ距離でミサイルをぶち込んでやりました。たまらねぇぜ。向こうのHPもごっつり減りましたね。半分消し飛んでます。

 

 

あ、ちなみにこっちのHPは死ぬほど削れてます。赤く光ってんぜ?これ〜。

なんなら下半身吹っ飛んでます。あは^〜生きてる!生きてる!アッハッハッ!

ライダー助けてっ!(必死)お慈悲っ、お慈悲^〜

 

「シクス!?お前……クソッ、ロドスめ!やはり貴様らは我々感染者達の裏切り者だッ!」

 

 

「させま……せん!この先には通しません!」

 

 

「ロドス!何故貴様らは我々同胞の邪魔をするのだ!」

 

 

「あなた達が非感染者の人々や関係の無い人々まで巻き込むからです!一体、何人もの死者があなた達によって出てたと思っているんですか!あなた達の行動で悲しむ人々がいるんですよ!」

 

 

「非感染者は非感染者だッ!そこは変わりはしないッ……!それに、貴様らロドスが戦場で生み出した死者達にも同じことが言えるだろう!」

 

 

あ、スカルシュレッダー君がシクスちゃんの現状を見て激おこモードですね。HPまだ4分の3だぜぇ?これ。

 

ま、この怪我はほとんど自己犠牲した結果なんですけどね、初見さん。

 

 

「サイレンス!治療に向かえ!ホシグマ、医療オペレーターが来るまで耐えててくれ!アーミヤ、クルース!あの兵士に攻撃させないようにしろ!油断するな、相手はホシグマと対等にやり合っているぞ!」

 

「……分かった、行って。」

 

「ここだよ〜」

 

 

クゥーン……タゲがこっちに来ました。しかもサイレンスネキのドローンまで来ましたね……ツラミ。

スタングレネード投げてクルースとアーミヤをスタンさせます。時間稼いで……よし、下半身復活!

 

 

お ま た せ 。

 

 

今のうちにスカルシュレッダー君にはビーグルを何とかしてもらいたいですねぇ……何とかして?(懇願)

あ、ホシグマネキまだ動けるみたいですよ?えぇ……(困惑)

 

 

「まだ……負けてませんよ……!ぐうっ!?」

 

 

おっ大丈夫か大丈夫か?右腕は使い物にならなくなってるみたいですね。足元もおぼついてますし。ってかロケラン直でくらってあそこまで耐えるとか、硬すぎないですかねぇ……?

本当は四肢吹き飛んでもおかしくないんだけどな?

 

 

ちなみにシクスちゃんの下半身再生の所は向こうの誰にも見られてません。つまり、今ロドス側は「テキトーに腕取ったら無力化して倒せるやろwww」みたいな感じで油断しています。その油断を上手く活用していきましょう。

 

 

「そこまでだ、ホシグマ。」

 

 

「ッ!隊長ッ……!」

 

 

「近衛局だ、大人しく投降しろ……などと言ってももう無駄か。怪我は?」

 

 

「軽度です、ですが……」

 

 

「その動きで軽度なんてよく言えたな、休んでいろ。」

 

 

oh......(某排水溝ピエロ)

 

近衛局が来てしまいましたね……一応、【ホシグマ】戦終了の合図です。撤退可能になったので、とりあえず装甲弱すぎの遠距離兵に外にいるはずの予備部隊へ撤退命令を出してもらいましょ。

 

 

あ、我々は予備部隊が撤退できるように最後までヘイトを集めます。

 

さてと、予備部隊の場所は〜?

 

 

 

……ンン?あれぇ?丘people?!なんで止まったまま……しかも戦闘状態なんですかね……?

 

 

ペンギン急便組は潰した、全員のヘイトはこちらに向いてるはず……じゃあ何かが邪魔を……あ(察し)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

謎の正体はBSWでしたね……そういえばいたわ(白目)存在を忘れてましたね、疲労が溜まってんよ〜これ。

 

 

BSWの相手するのは……リスカムとフランカいるもんな、退いてもらいましょ。何気ジェシカもキツイのでね。

 

 

 

撤退命令はスカルシュレッダー君に出してもらいましょ。どう?出せそう?(撤退命令)

 

 

「あ、あぁ!分かった!すまない、頼む!」

 

 

「任せろ!そらよっと!」

 

 

 

お、撤退用のフレアガンが放たれましたね。それを確認したのか予備部隊たちも撤退中ですね、よしよし。BSWの追撃は……してこなくてこっち向かってますね。合流する感じですか。

 

 

……ってか突撃兵いたのに突破できなかったんですか。リスカムくらい落とせるダルルォ!?

もっと頑張ってホラホラ。

 

 

まぁいいです。NPCに期待しすぎるのも悪いですからね〜。

それじゃ、私達も撤退するワヨ〜

 

 

「それを私が見逃すと思ったのか?」

 

 

 

 

知 っ て た 。

 

 

 

 

一応怯ませ用にスタングレネード持って待っときましょ。気分は霧の森に迷い込んだレオンだな?

 

「隊長、あの人は……」

 

 

「あぁ、分かってる。殺しはしないさ。お前は退いて休め。」

 

 

ほんとぉ?多分手が滑ったとか言いながら殺すと思うんですけど(凡推理)

 

 

「ふむ、ドクターから聞いた通りだな。部下が貴様によって傷つけられた。その仇、取らせてもらうぞ」

 

チョットナニイッテルカワカラナイ。ホシグマネキが勝手に防いで勝手に怪我したんだから私は関係ないダルルォ!?あれは避ければいいと思った(無茶)

 

 

「黙れ、貴様は何があっても拘束する。」

 

 

来いよベネット。銃(赤霄)なんて捨てて、かかってこい。

 

 

さて、チェンですが()()()()だと【赤霄・抜刀】を使ってきます。どうやら舐められてるみたいですね?攻撃は直線なので【蒼海】で上手いこと弾き返しちゃいましょ。

 

 

「そうか、なら行くぞ。」

 

 

さてと、弾けるかな〜?出来なさそうならガード安定で行きたいところさん。

 

 

ん?ちょっと待って!?スカルシュレッダー君の部隊員数名射線に被ってるよね?

ちょっと、不味いですよ!突き飛ばす……間に合わないですね、【剣製】で剣作って柄の部分で吹き飛ばすか……?

 

それが良さそう、オラァ!お前吹き飛ぶんだよォ!お前もだよ!

 

 

「!?ちょ、アンタ!?」「シクス!?」

 

 

ちょっと吹っ飛んでろお前!お前らはこの技受けちゃダメなんだよォ!

 

 

「【赤霄・抜刀】!」

 

 

やっべやべやべ弾けるかこれ!?間に合え【蒼海】!

 

 

「斬ッ!」

 

 

全然余裕でした(手のひらくるくる)普通に1秒くらい間があった……よかった……【蒼海】による逆袈裟斬りと【剣製】で何とか弾けました。

フン、ザコガ!(死ぬほど焦った)

 

 

「なっ、【赤霄】を弾くのか……!?お前は一体……!」

 

 

撤退するなら今しかねぇ!退きますよスカルシュレッダー君!スタングレネードを投げて怯んでもらいます。ひるひるひるひる怯めオラァ!(はよ怯んでくれの意)

 

 

「!クソ、閃光か……」

 

 

逃げるんだよォ!スモーキー!

ほら早く逃げるわよスカルシュレッダー君!

 

 

「……あ、あぁ!帰ろう!」

 

 

お、そうだな(快諾)

 

……撤退完了、これにてミーシャ奪還作戦終了です……

 

 

 

 

 

 

――――

 

 

 

 

 

 

 

「おい、ドクター。話がある。」

 

 

「ホシグマの件か?」

 

 

「それもあるが……先程私が遭遇した相手だ。アイツは強すぎる、恐らくレユニオンの中でも幹部クラスだろう。」

 

 

「……何故、そう感じたんだ?」

 

 

「私の【赤霄】を弾いてきた、というのもある。傷一つすら付けられなかったからな。それに加えて……いや、これはやめておこう。ともかく、アレの相手は危険だ。むやみやたらに攻撃するなよ、それだけ伝えておく。」

 

 

「ふむ……分かった。情報伝達助かるよ、チェン。あぁそうだ、ホシグマの様態は少しづつ良くなっている。腕や足の骨、肋骨なんかは折れてるがな。数日もすれば動けるようにはなるだろう。」

 

 

「……そうか、わかった。」

 

 

 

 

 

 

 

「……あの殺意、そしてアイツが使っていたあの刀……アイツはまだ、本気を出してないということか……?」

 

 

 




シクスちゃん:ボロっボロだけどなんか生還した。えぇ……(困惑)
本気は出してます。……ウソだよ()
シクスちゃんの本気はライン生命でやらかした、あのアーツ暴走ぐらいです。

スカルシュレッダー君:シクスちゃん1人に、明らか強そうで昔からの友人らしき人と戦わせたことに後悔している。あと一人に任せすぎた感も否めず、反省する。いいぞもっと強くなれ……




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ここまででやっと半分ってマ?

蓄音機に親を殺されたので初投稿です。凍霊シャーマンとかもう見たくないですね(白目)あとあのクソ強像と危機契約で蓄音機なしで殴り合うってマ?これ無理ゾ。


ただ進み続けるだけでいいRTA、はっじまるよ〜。

止まるんじゃねぇぞ……

 

前回はホシグマネキの目の前でゼロ距離ロケランしたり【赤霄・抜刀】を死ぬ気で弾いて撤退しました。今回はその続きからです。

 

 

 

 

ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんつかれたもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん……やめたくなりますよ〜陽動〜

ですがおかげでスカルシュレッダー君も死なず、ミーシャ姉貴と会えてイチャイチャしてます。いいぞもっとやれ。(本音)これが、これが見たかったの!

 

 

「そう、こいつの持ち方はそうだ。グリップを握って……しっかり支えて持って、トリガーを引く。」

 

 

「……こう?うわっ!びっくりした……」

 

 

「ハハハ。まぁ、これはいつか慣れるさ。」

 

 

微笑ましいですねぇ、てぇてぇ……こんな笑顔を潰そうとするロドスめ……許せん!(蜘蛛男)

 

 

さてさて、ここからは白うさぎさんの方に行くことになるんですが……まだフラグが立ってないんですよね。丘people?!

 

 

なんででしょう……とりあえず、次のお仕事でもWに聞きに行きましょ。

 

 

 

 

 

―――――

 

 

 

 

 

 

あ、いた。

ウィィィィィィッス!W=サンオッスオッス!

 

 

「あら、帰ってきたのね。どうかした?」

 

 

W、次は何をすればいい?(三日月並感)

 

 

「そうねぇ……まだタルラからの指示が来てないし、とりあえず待機ね。アンタも休んでおきなさい?それと、後でアンタが使ったミサイル、見せなさいよ。」

 

 

アッハイ。ってか見てたのか……しょうがねぇなぁ(先輩)ロケラン、見たけりゃ見せてやるよ!

 

 

はい、こいつです。あ、下手に触らないでくださいね?自爆しても知りませn……いや、Wは自爆しねぇな?

 

 

 

「あら、よく分かってるじゃない。……ふーん、これ弾は源石製のもの?」

 

 

まぁそうっすね。弾も本体も加工したものなんでシクスちゃんしか作れませんが、欲しけりゃくれてやるッ!

 

 

「……いいの?」

 

 

イイヨォ!どうせシクスちゃん近距離で殴り合う形ですから。近距離ロケランはもう出来ないですよ、これからのチャートだと。

 

 

ええ、まぁ先駆者ニキの動画を見てくださってる方は何となくわかると思いますが……【深き者】関係でね……

 

 

 

ということで自由時間なのですが、特にこれといって(やることは)無いです。トイレ休憩に行ってもいいくらいです。

 

 

ですが、ミーシャ姉貴をロドスに持ってかれずに奪還するとですね……

 

 

 

「た、大変だぁッ!」

 

 

「あら、どうしたの?」

 

 

「W!ミーシャを避難させろ!ロドスが、追ってきやがった!」

 

 

はい、このようにロドスが近衛局と一緒にもっかい追ってくるんですね。こっち来んな!(声だけ迫真)

 

 

「シクス!ここにいたか。」

 

 

お、スカルシュレッダー君も来ましたね。んで、これどうします?

 

 

「あぁ、食い止める。ミーシャ達が逃げるまで。……W、ミーシャを頼む。」

 

 

「はいはい、分かったわよ。あ、シクス、アンタにこれ渡しとくわ。使い方は分かるでしょ?ミサイルの礼よ。」

 

 

お、これはリモ爆!アーツを込めると爆発する爆弾ですねぇ!威力は高いですが、範囲もでかいので気をつけながら使いましょ。

 

 

「あなた……」

 

 

「大丈夫だ。あの時も戻ってきたろ?今回も戻ってくるさ。安心しててくれ。」

 

 

死亡フラグかな?ですが死んでは困ります。生きてもらいましょ。

 

 

ひとまず、スカルシュレッダー君と共に戦況を見に行きましょ。戦える人は……ふむ、ほとんど奪還作戦の時の人数が残ってますね。これで行きましょう。

 

 

伐採者……突撃兵……重装兵と術士、弓兵……ヨシ!編成は大丈夫でしょう、んじゃ戦場にイクゾー!デッデッデデデデ カーン(謎の金属音)

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

 

おお、見える見える……現在、先程までいたところから少し離れて、ビルの屋上から偵察中です。

 

 

ロドスは龍門とちゃーんと足並み揃ってますね。……揃ってて欲しくなかったなぁ……

 

 

さて、ロドス側の人員は……ん、ホシグマ以外は先程と同じで、ホシグマの代わりに……

 

 

……ンン?クオーラかな?多分そうか……

クオーラは硬いですからねぇ、あれシクスちゃんが相手するとして、問題はチェンさんですね。

 

 

今回は【赤霄・抜刀】がシクスちゃん相手に効かないことを知ってるので、【赤霄・絶刀】を使ってくる可能性があります。

 

さすがに十回位の目に見えない斬撃を弾くのはムリムリムリ!

 

 

 

いやまぁ、タイミングは固定なんでスキル発動からタイミング合わせれば弾けますけれども。フレーム単位でズレると確定ヒットする仕様なので、大人しくガードしましょう。なんでそんな仕様にしたんですか?(電話猫)

 

 

今回は避けません。戦場機動低いからね、仕方ないね。

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

 

と、いうことで。

戦闘前の支度や人員配置などはバッサリカットして、【チェン】戦(withロドス)です。

 

 

ロドス側のメンバーで変わったのはホシグマがクオーラに、あとなんかサイレンスネキがススーロネキに変わったぐらいなので、大きな変化はありません。術でゴリ押しましょう。忘れてるかもですが【剣製】ってダメージ的には術ですからね。頑張って削り切りましょう。間違ってもススーロネキのスキル中に削りきるとか思ってはいけない(戒め)

 

 

さてさて、それでは上からI can flyと行きましょう。here we go!

 

 

 

(エルシャダイのBGM)

 

 

 

では前回と同じく上から攻撃……というのを呼んでそうなので【剣製】で横から攻撃しつつ【蒼海】を振ります。死ねっ!(ド直球)

 

 

「!クオーラ、左後ろに避けながら上を守れ!」

 

 

「はーい!」

 

 

「わ、私も続きます!」

 

 

……はい、防がれましたね……【剣製】に至っては躱されましたし……

 

 

もうドクター狙った方が早いんじゃないかな(真理)まぁここは殺したい欲をグッと我慢して、クオーラとチェン姉貴の相手をします。スカルシュレッダー君、そっち任せたわよ〜

 

 

「あぁ、任せろ!行くぞお前ら。」

 

 

「「「「「「「おぉぉぉぉお!!!」」」」」」」

 

 

「全員、武器を下ろして投降しろ!」

 

 

「貴様らに誰がすると思っているんだ!裏切り者どもが!」

 

 

うるせぇ!声だした分人数がバレるでしょうが!ままええわ(寛大)士気を高くするのは大事ですからね。

 

 

突撃兵もいるし、特にこれといって向こうの心配は何しなくても……okか……

 

危なそうなら手伝ってやりましょう。

 

 

「さて……また会ったな。」

 

 

サテナンノコトデショウカ(すっとぼけ)

 

 

「とぼけるな、次は仕留める。」

 

 

あっれれ〜?殺さないでとか瀕死の部下に言われといて殺すんですか〜?近衛局の株も墜ちろ!……墜ちたな(2度目)

 

 

「ふん、貴様が一般人より硬いのはあいつから聞いてる。なら……【赤霄】」

 

ま、最初は流石に【赤霄・抜刀】でしょうし効かんだろ〜、弾いて崩してヴォコヴォコにしましょ。勝ったなガハハ!風呂食ってくる!

 

 

……ん?待って?なんで二刀流になってるんですか(察し)

 

あ、待って!オネエサンユルシテ!死んじゃう、死んじゃうチンジャオロース(支離滅裂な発言)

やだやめて!

 

 

「耐えてみせろ。【絶影】。」

 

 

超スピード!?とか言ってる場合じゃねぇ!んほぉぉぉおぉぉお!用意してた小型ナイフと【蒼海】でガード!

 

避けれるわけねぇ!受けて耐える!

耐えてクレメンス!んほぉぉぉおHPの削れる音ぉ!

あ、これは弾ける(冷静になる)

 

あでもこれ無理だわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……生きてる、生きてる!あっはっは!生きてる〜!HP2桁とか久々に見ましたね……HPが真っ赤っかだぜ?(回復素質)咥えて差し上げろ。

 

 

……(脳内処理中)ん?んん?……あれぇ?おかしいねぇ、首と胴体離れてるねぇ。なんで生きてるんですかねぇ……?(低速理解)

 

どんだけ固くてもさすがに首元飛んでたら死ぬんじゃ……

 

 

ま、いいか(テキトー)

しかし許せませんね、仕方が無いのでここは【剣製】とフラバンで時間稼ぎながら耐えましょ。刺さってくれたらうま味。

 

 

「何!?貴様、一体――――」

 

 

うるせえ!ちょっと眠ってろ(スタン)お前!あとついでに【剣製】食らっとけ!

 

 

「なっ―――……貴様ァッ!?」

 

あ、当たってる。おほ^〜痛そうっすねぇ〜。どう?自分の腹に剣刺さってる感覚。耐えられそう?それが今までレユニオンの人達が味わってた苦しみなんだよ、お前も受けとれやオルルァ!(豹変)

 

 

HPバー満タン!よし、復活。露骨に動き鈍くなったし、サクッと行動不能に―――

 

 

「ッ!こんなもので動けなくなると思ったか!【赤霄】ッ!」

 

 

ちょっとぉ!?ウッソだろお前w、また【赤霄・絶影】打ってくる気ですよコイツ。傷口開きすぎて血流れたら死ぬって分からないんですかねぇ。

 

 

「五月蝿いッ!【赤霄】」

 

 

oh......(某排水溝ピエロ)

仕方が無いので奥義を使わせてもらいますか……

 

 

えー、奥義と言っても色々種類があるんですが、今回は【アーツの暴走】を使います。

そうですね、ライン生命で1回研究者さんを吹き飛ばしましたよね?アレを意図的に起こします。多分やばい事になると思うんですけど(凡推理)

 

 

 

さて、アーツを暴走させるのには様々な方法がありますが、今回は簡単な【HPを減らす】で暴走させます。

 

 

今回は自傷系アーツの1つなので、HPが一定値まで下がると、自然回復に間に合うように普通はアーツが一時的にストップします。なんて優しいゲームスタイルなんだ……!

 

それを強引に止めずにHPを一定のラインまで減らして暴走させます。

 

 

 

どうするかって?簡単です、アーツを沢山使うのを防ぐために発動するのだとしたら、1回の発動だけでアーツを沢山使うレベルのHPを削ればいいのです。

 

 

今回は……妖刀を1本作ればちょうど良くなります。現在HP1230。1000消費したら230になるので程よいですね、暴走が始まります。ちなみにここで暴走させるのはチャート通りです。なんならチェンが2回目の攻撃で【赤霄・絶影】を使ってくると予想してたので。完璧か?(自画自賛)

 

 

ま、1回目に来るとは思わなかったんですけどね、初見さん。

 

 

 

とかなんとか言ってたらできた。妖刀【津雲】。

 

 

「つぐも」と読むそうです。属性は……お、雷だ。

 

 

 

効果はこんな感じ。

 

 

 

 

初期属性として雷を付与。

 

 

攻撃はアーツ【剣製】の影響を色濃く受ける。

 

 

また、素質「??????」を発動中に使用すると80%の攻撃力の値で複製が可能(強度は【剣製】消費HP0.1のものになる)

 

 

使用時、持ち主のHPを100削る(戦闘中1度のみ)

 

 

 

ん、まぁまぁ使えますね。【蒼海】と共に使うのは特性的に難しいかな?一応【蒼海】戦闘開始から30秒間、【深き者】使えませんし。刀と言うより小刀って感じですね、指詰める時のアレみたい(一般走者並感)

 

 

サブ武器としては充分な火力です。【剣製】を使うと術効果がつくところもグッド!

 

 

んじゃ【津雲】作ったところですし、暴走させましょ。

 

 

 

マ゜ァァァァァァァッッッッッッッ!!!!!!!! (暴走する時の声)

 

あ、ちなみに初めて暴走を意図的に起こすとムービーが入ります。

ですがこれもチャート安定のため……卑怯とは言うまいな……

ムービータイム中にチャート見ておきましょ。チラチラ……チラチラ……

 

 

 




新キャラは…………ナオキです……(当たらなかった)
でもイベステージ走りきれたのでヨシ!
工作員は許さない(憤怒)


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衝突

 

 

 

【……何をしているのだ?】

 

 

「【深き者】なら、何となく分かってるんでしょ?彼女にこれ以上の深い怪我もさせたくないし、レユニオンの皆にもさっさと退いて欲しいし。争っても何もならないでしょう?私に、力を貸して。」

 

 

【ふむ、なるほどなるほど。我が主は一度ならず二度までも鍔迫り合いをした敵にも慈悲深く、心優しい事で何よりだ。】

 

 

「……貶した?」

 

 

【さて、どうだろうな。どう思うかはお前次第だ。私は良い感情で言ったつもりだがな。】

 

 

「私には感情っていう概念がない〜って、最初に言ったのは誰だったっけ。」

 

 

【ハハハ、一体誰だろうな。私は知らんぞ。】

 

 

「もう……で、どうなの。」

 

 

【あぁ、誰でもない我が主(シクス)の願いだ。勿論、力を貸そう。その代わり、絶対に死なせないからそのつもりでいろよ?】

 

 

「ふふっ、過保護な保護者みたいだね。」

 

 

【私から見たら、人なぞ皆赤子同然だからな。それに世にも珍しい適合者だ、多少過保護になるのも仕方ないだろう?】

 

 

「うーん……理屈は分からなくもない……かも?」

 

 

【まぁ、いずれ分かるはずだ。あぁそうだ、本来ならお前の思考も切った方が楽なんだが、区別がつかんと困るのでな。殺しても構わないやつと駄目なやつとを、しっかりと区別してくれよ?】

 

 

「うん、分かった。じゃあ、よろしく。」

 

 

【あいわかった。深き海の力、やつらに見せつけてやろう。】

 

 

 

 

―――――――――

 

 

 

 

 

瞬間、地獄のような景色を見た気がする。

 

 

目の前の少女に、周りの人間全てが殺されている絵面。敵味方関係なく、動き回るものを殺す行動。死んだような、全てを悟ったような目。

 

 

そんな景色が少し脳裏をよぎった。

 

 

 

今思えば、ここでやめておけば良かったのかもしれない。

 

 

私が【赤霄】を振るおうとしたその時、そいつの目が紅い目からどす黒く蒼くなり、辺りの空気を変えていった。

 

 

重く。重く。更に重く。暗く。暗く。更に暗く。

 

 

 

まるで、今から大きなものに潰される―――そんな空気が漂う。

 

緊張感が増す。何が起こるか、本当に分からない。不安と逃げ出してしまいたいくらいの恐怖に襲われていた。

 

 

 

 

ふと、どこからか悲鳴が聞こえる。

 

 

思わずそちらへ振り返ると、近衛局の人間が【ナニカ】によって無惨に殺されていた。1人ではなく、2人、3人、4人、5人。

 

 

一人一人、その殺された死体に寄り添うように隊員が死体を抱える。だが抱えている隊員たちは皆壊れたラジオのように、小刻みに動いたり震えたり、何かをブツブツ呟くようなことを繰り返していた。

 

 

 

「おいどうした!?何があった!?」

 

 

その死体を抱えてる1人に声をかける。

 

 

「た、た、た、隊長あぁ隊長いやだそんな俺はまだ死にたくないこんな所で死にたくない嫌だまだ死にたくない嫌だまだ死にたくない嫌だまだ死にたくない」

 

 

「落ち着いて話せ!一体何が起きた!」

 

 

「分からない、分からないんです気付いたらこいつが目の前でぶった斬られたように紅く染ってて、でも周りに切れるやつなんて誰一人居なくて」

 

 

斬られた?そんなバカな、あいつは後方支援担当だぞ?近衛局の装備はたとえ後方支援担当とはいえ、前線と同じ装備をつけている。並大抵の武器では、それも普通の刀の刃なぞ、通らないもののはずだ。それに近衛局の近くにレユニオンは見渡した限りいない、なのに何故――――

 

 

「まずい、チェン!そこを離れろッ!君も同じ目に遭うぞッ!」

 

 

通信越しからロドスのドクターの声が聞こえてくる。酷く焦ったような声色でこちらに話しかけてきた。

 

 

「おいドクター!近衛局の人間が謎の攻撃を受けている、何か―――」

 

 

「原因はわかっている、だから今は早く……あぁクソ!取り敢えずそこから逃げろッ!」

 

 

 

 

 

 

「遅い。」

 

 

先程聞いたような声が後ろから放たれる。

思わず振り向く。

 

 

 

その声に慈悲はなく。

 

 

 

その声に光はなく。

 

 

 

その目に生はなく。

 

 

 

そこにあるのは、【殺意】。

 

 

 

 

紛れもない、死を味あわせてくるような【殺意】だった。

 

 

よく見ると、奴の右腕が復活していることに気付いた。

先ほど切り飛ばしたはずの右腕が再生している。通りで、腕を殺したような感触がなかったわけだ。

 

 

「嫌だ、まだ死にたくないまだ死にたくない誰か助けぐわぁぁ!!!」

 

 

先程までパニックになっていた隊員も、【ナニカ】によって切られたような傷をみせ、言葉を発さなくなった。あまりにも残酷に、隊員は死んだ。

 

 

「チェン!君も早く撤退しろ!その場にいるロドスのオペレーター全員もだ!聞こえてるな!?」

 

 

分かっている。聞こえているとも。

 

だが、こいつ―――いや、この生命体を相手に背を向けた瞬間、死ぬという未来が見える。

 

 

さて、どうやってまだ生きている隊員達を連れて逃げたものか。ロドスは、我々が言わなくても全員撤退出来るだろう。

 

今は近衛局全員をどう生きて逃がすかだが。

 

 

「……レユニオン各員、撤退。ここは私がやる、あなた達がいても邪魔なだけ。」

 

 

「シクス……!だが、お前1人に―――」

 

 

「……まぁ、死にたいのなら構わない。でもスカルシュレッダー、あなたはダメ。ミーシャにはあなたが必要でしょう。さぁ、早く行って。」

 

 

「……!すまないっ……!帰還を、待っている!」

 

 

「……そう。戻る保証は、しないけどね。」

 

 

どういう事だ?レユニオンが撤退していく……?彼女は普通の兵士達だけではない。ロドスから幹部候補と伝えられていた、あのスカルシュレッダーにも撤退の指示を出した。

 

 

奴はどうやら、レユニオンの中でも相当の位についているようだ。

 

先程の腕を戻した能力も相まって、立ち位置は上なのだろう。

 

 

「さて、【邪魔は消えた。次はお前の番だ。】」

 

 

 

――――此奴は、本当に一体何者なんだ!?人が変わったみたいな言葉を此奴は吐いた。

 

 

人じゃない。人以上、いやまたは人以下のよく分からない何かのような―――

 

 

 

いや、今はそんなことを考えている暇はない。

奴が迫ってくる。【赤霄】で反撃出来るか……?いや、受け流されて通されるな。どうする……?

 

 

「……させませんッ!」

 

 

「こーこーだーよ〜」

 

 

さらに不味いことになった、彼女らを行かせたのは誰だ!?ドクターか?

 

 

いや、ドクターならこの状況を理解しているはずだ。普通なら撤退命令を入れてもおかしくない。なら、独断で……?

 

 

「駄目だ!こっちに来るな、アーミヤ!」

 

 

「嫌です!チェンさん1人を置いてくなんて出来ません!」

 

 

「【……ほう?】」

 

 

頑固な奴だ……しかし、攻撃を合わせてる今なら多少の時間は稼げるか……?いや、やるなら今しかない、か。

 

 

「……いくぞ、【赤霄】。」

 

 

「……」

 

 

奴は【赤霄】を【普通の刀】で受け流してる。超人的な行動だが、受け流しの時の隙はちゃんとできている。奴は今刀を持っているが、構えは出来てない。奇襲して隙を作り、そこをついて、アーミヤ達と協力し総攻撃を仕掛け、怯ませて撤退する。やるなら今しかない。

 

 

「斬ッ!」

 

 

 

奴の体に、刃は当たったはずだ。

感触もあった。確実に斬ったはずだ。前の腕の時の感触じゃない。ちゃんと、殺した。当たったのは首、または胸元だろうか。深く、抉りとった感覚が手元に残った。

 

 

 

―――が、奴の身体に傷はついていなかった。外からは外傷が全くもって見えなかった。つまり、やつは弾いた素振りを見せずに【赤霄】を逸らしたというのか……?

 

 

そう考える暇もなく、状況はいともわかりやすく進んでいった。

 

 

 

 

 

 

ピキ。

 

 

聞きなれない音が聞こえる。すぐ近くからだ。自らの手元あたりから聞こえた気がする。

 

でも、一体どこから―――――

 

 

 

そう思考した瞬間、身体に強い衝撃が飛んできた。殴られたような蹴られたような、よく分からないがとても強力な、そんな感触が。

 

 

「がァっ……」

 

 

「チェンさん!」

 

 

思わずその場に倒れ込んでしまう。この隙に襲いかかってくることを想定して、手に握っている【赤霄】を使ってすぐ立ち上がろうと―――

 

 

 

「【これで、お前は武器をひとつ無くした。さて、次はどうする?】」

 

 

「……貴様ッ……」

 

 

 

戦場に、鮮やかな紅い塵が舞い散る。

それと同時に、力がフッと抜けていく。

 

足をつく。そして、そのままその場に倒れ込んでしまう。もう、戦う事は出来ないというのは何となく理解ができていた。

 

 

あぁ、私はここで終わりなんだろうか。

何も出来ず、何も残せず、あの時の約束も守れずに。

 

 

だんだん意識が遠くなっていく。

 

無線機で、誰かが大きな声でこちらに呼びかけている。多分、ドクターだろう。逃げろと言ってるのかもしれない

 

が、生憎もう動けない。腕もまともに動かせないのだ。先程の攻撃で骨も、折れているであろう。

 

 

 

そんな朦朧としかける意識の中、チラッと自らの手元を見てみる。

 

 

 

そこには、役目を果たしたと言わんばかりに、鮮やかな紅い塵が付着した【赤霄】であった【もの】の柄の部分だけが残されていた。

 

 

まるで、人生の終わり際のような、それくらい綺麗な色を彩っていた――――

 

 

 

「【…………悪いな。】」

 

 

 

 

 

何かが、頭の上から振り下ろされた気がした。

 

 

 

 




そろそろシリアスシーン作るの疲れてきたな?
RTA要素を増やすと思います。あと、ifルートのやつもぼちぼち作っています。ですが、私個人的の一次創作とまだ書くものが沢山あるので投稿は遅れそうです。

本当に、申し訳ない(メタルマン)


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部位破壊(隠語)

危機契約#4、初週21行ったので初投稿です。うーん、アンジェ最強!マドロック最強!ボブおじは生きてて欲しいけど、死んでくれ頼む(敗北しまくった一般ドクターの叫び)


 

ヒャッハー!製薬会社と近衛局は消毒だぁー!なRTA、はっじまるよ〜。

 

前回はアーツを暴走させてチェン姉貴の【赤霄】を破壊(物理)した所で終わりましたね。イベントで破壊してくれたのはうま味。いいゾ〜これ。

 

今回はその続きから色々やって行くゾ。

 

 

しかしまぁ、アーツの暴走は強いですねぇ。前走で使った、クアルト君もウーヌスちゃんもやりましたが【深き者】がいると、火力が普通のキャラより高くて良いですねっ!(ワザップ)【深き者】ツヨォイ!

 

 

「な……」

 

 

お〜、ちゃんと戦意喪失してますね。1番めんどくさい相手がチェンネキなんでこれはうまあじ、そりゃ【赤霄】が簡単に壊されるとは思わんよなぁ!?でもこっちも【蒼海】使ってるから……卑怯とは言うまいな?

 

 

「……貴様ッ……」

 

 

おほ^〜いい顔で睨みつけるじゃないですか(不敵な笑み)

 

じゃ、戦闘早く終わらせるために殺りますか。悪いが君には死んでもらおう(研究者風)

 

 

「させま……せん!」

 

 

うん、まぁ、予想通りの行動ですね。

……ンン?アーミヤがソウルバースト使ってますねぇ?弾きやすい技でいいゾ〜これ。

 

タゲは……あ、こっち向いてるな。弾くだけ弾いときましょ。カスが効かねぇんだよ(無敵)じゃあ死ねっ!(剣製発動して攻撃)

 

 

「そんな、アーツが効かない……?わっ!?」

 

 

【いい、アーミヤ一旦引け!テキサス!チェンを護衛しながら撤退!フランカとリスカム、エクシアはあの敵を足止めしろ!】

 

 

「了解した。……さて、担いで運ぶが、構わないな?」

 

 

 

「……いや、私は別に必要な……い」

 

 

「……骨が折れているな、大人しくしていろ。エクシア、援護を。」

 

 

 

「オッケー、バラージュ!」

 

 

「攻撃は専門外なんだけどなぁ〜。」

 

 

「サンダーストーム!」

 

 

ちょちょちょちょ!いきなり火力注ぎ込まないで貰えますかねぇ!確かに戦場だからすぐに撃ててそりゃ当然だけど早すぎるっぴ!あかんこれじゃあシクスちゃんが死ぬぅ!

 

超再生は出来るけど硬くなった訳じゃないのでね。

 

 

BSW組は何とかなりますがエクシアはどうにもなりません!

ってかあのアップルパイこの段階で【オーバーロード】使ってやがる!?うせやろ?早ぇーよホセ!5点バーストは流石にムリムリムリ!1回分しか弾けません!

 

仕方ないのでロケランで全てを解決しましょう。

 

 

まずはスモークを炊いて(不発)……(無言の台パン)

 

スモークを炊いて(2回目)、中からロケランで狙います。

 

 

ロケランはWに渡しちゃったんで、作り直します。型はあるのでね、これ作るとHPヤバい事になるけど……まぁ……どうにかなるやろ(テキトー)

 

 

 

 

 

〜少女(?)作成中〜

 

 

 

 

 

 

よし、作れましたね。ちなみに制作コストがアホほど重いのでHP2桁ですね。あかんこれじゃあシクスちゃんが死ぬぅ!

 

 

まぁでも、エクシアさえ吹き飛ばせればオッケィ!

 

デジスコ確認ヨシ!あの孤独なシィルウェット(滑舌)はエクシア!シュゥゥゥゥゥゥウ!!!!!!!!!

 

 

「……ん?って、うわうわうわ!?あっぶな〜……ドクターごめん、位置変える!相手からバレてる!」

 

 

「分かった!ジェシカとラヴァ、フランカ達の救援に行け!」

 

 

「は、はい……」

 

 

「ん、分かった。」

 

 

ちぃっ、避けましたか。まぁいいです、本来の目的は達成しているので。

 

さてさて、フランカとリスカムは……面倒だな?防御貫通はいいとしてスタン範囲攻撃はキツめです。

 

 

なので、こちらも範囲攻撃でサクッと行きましょ。【剣製】からの攻撃!ドーンだyo!スタグレも添えておきましょ。

 

 

「ッ!フランカ、無事!?」

 

 

「何とかね〜。しかしこの子、面倒臭いわねぇ。」

 

 

「そう思ってるんだったら早く攻撃当てて!」

 

 

「はいはい。」

 

 

……夫婦漫才見に来てる訳じゃないんですけど(憤慨)誰がイチャついていいって言ったんだオラァ!?

腹が立つのでサクッと殺りましょ。まぁ殺しはしないんですけど。盾ぐらいは剥がしましょうか。

 

 

ちなみに今のシクスちゃんの状況ですが、

目に見えないレベルの速さ(チェンさんは)の刀さばきで超スピード!?で動いて壁や床からも剣が出てくる上に本人も刀で攻撃するヤベー奴です。ちなみに、攻撃全部術ダメージです。さらに高速回復持ち。

 

なんだこれはたまげたなぁ。クソボスって言われてもおかしくないですよ、これ。

 

 

ただ代償としてアーツの暴走が収まったらぶっ倒れるんですけどね、初見さん。HPがMAXであろうが、1桁であろうがどうなってても行動不能になります。ちなみに、アーツの暴走は今後も使うのでその都度シクスちゃんはぶっ倒れます。しょうがないさ。これは所謂、コラテラルダメージというものに過ぎn(ry

 

 

ぶっ倒れる前に多少の怪我くらいは負わせたいんですけどね、今後の展開的に。

 

 

 

 

……すみませーん、木下ですけれども〜、(突破するの)まーだ時間かかりそうですかねぇ〜。

 

 

 

……スタグレ使ってるのに回避されてますね……早く当たって?

 

 

 

「くっ、やっぱり早い……防ぐ事しか出来ない……!」

 

 

逆にこの攻撃防げて盾剥がされないのは凄いと思うんですけど(凡推理)何だお前!?

 

 

「……ねぇ、もしかしてあなたって私たちを傷つけるつもりは無いのかしら?」

 

 

「え、フランカ!?」

 

 

ファッ!?お前は何を言っているんだ……?ちょっと何言ってるか分からないんで、もうやってもいいだろ?いいよな?ちゃっちゃと殺ろうぜちゃっちゃと(殺意ON)。

 

 

「傷つけるつもりならすぐに出来るでしょうし、あなたその気になれば、ここにいる全ての人を殺せたでしょ?何故殺さないの?さっきのチェン?って人も含めて。」

 

 

そりゃタイムのために決まってるだろ、いい加減にしろ!(迫真)アンタらが攻撃してこなかったらもっと早く済んだんだよォ!(叫び)

 

 

この展開は予想外過ぎて超困惑してます……チャートにないよこんなもの!(キレ気味)

 

 

……そういえば今まだ3章なんですよね……早くロドス行きてぇなぁ(届かぬ思い)(6章にならないと行けない

 

)

 

 

今回は仕方なくノリでその場を乗り切りましょ。んで殺さない理由ですか……まぁ、これでしょ。シクスちゃんならこう言う(選択肢ポチ)

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【……不味い。】

 

 

「ん?どうかした?」

 

 

【とある奴らに気付かれた。……ああクソ、あのバカども今向かってくるか……!】

 

 

「ええっと……【深き者】?」

 

 

【すまんシクス、アーツの暴走を切るぞ。面倒な奴らに見つかった。痛覚は落としておくし傷は私が治しておくが……代償として今すぐに意識が落ちるだろう。すまないな、このまま私がお前の体を使うと、詳細は省くがここ一帯が一瞬にして滅ぶかもしれん。】

 

 

「……うん、分かった。あんまり深くは聞かないでおくよ。でも、一つだけ。奴らが来るって?」

 

 

【あぁ、まぁなんだ……その……因縁があるやつが、な……あー……信じてくれる……か?】

 

 

「あぁ……うん、大丈夫。信じるよ。全員巻き添えになるのは、私も嫌だし。」

 

 

【……すまない、助かる。】

 

 

「……ふふっ、お互い様、だよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――

 

 

 

 

 

 

「あなた、その気ならここにいる全ての人を殺せたでしょ?何故殺さないの?さっきのチェン?って人も含めて。」

 

 

「……私はあなた達に勝手に攻撃されたから返してるだけ。違う?」

 

 

間違ってはない。我々が攻撃しているからその自己防衛として反撃してくるのは。

 

間違ってはいないのだが……それは、それは本当に彼女の本心なのだろうか……?

 

 

「……ッ!ガァッ……」

 

 

その瞬間、【シクス】とレユニオンに呼ばれていた少女は足を震わせながらその場で膝をついた。それと同時に大きく咳き込み、血反吐を吐く。誰から見ても、もう彼女は限界であると分かる程であった。

 

青く澄んでいたドス黒い瞳が、元の紅色に戻っていた。

 

 

「もう、あなた限界なんじゃないの?」

 

 

「……そう……だね、ゲホッ……あぁもう、【彼】もあと少しでいいから、頑張ってくれたら良かったのになぁ……今回ばかりは、私の方が持たなかった、みたいだ。ハハッ……慣れないこと……したから、かぁ。」

 

 

 

そう言い残すと、少女から【殺意】のような【ナニカ】は消えさり、その場にバタリと倒れ込んでしまった。

 

どうやらやっと、意識を失ったみたいだ。

 

 

「……凌いだ、って事でいいのよね?」

 

 

【ああ、そうだな。その子はしばらく動けないだろう。】

 

 

「一応聞くけどさ、リーダー。トドメ刺さなくていいんだよね?」

 

 

おずおずと通信越しのドクターに、エクシアは聞いた。

 

 

 

【あぁ、殺しはしないでくれ。彼女、大分酷い怪我をしているみたいだし、彼女は一先ずこのままここで治療して、ロドスでもっとレベルの高い治療を―――】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふーん、別にいいんじゃない?ってか、お人好しもここまで来ると迷惑の域になりそうよね〜。ま、今はさせないけれどもね。」

 

 

どこからか声が聞こえてくる。それに反応するかのように辺り一体が何かの爆発によって壊され、共鳴していき、崩されていく。

 

 

「誰!?」

 

 

「あら怖い、そんなもので突き刺そうとしないでよ。」

 

 

目の前には、サルカズの女性。源石爆弾の起爆スイッチを持ちながら不気味に笑うレユニオンの幹部がいた。フランカが警戒しながら女性にレイピアを構える。

 

 

「皆さん!即刻撤退してください!あの人は、レユニオンの幹部の1人です!」

 

 

「説明ご苦労。んじゃ、ちょっとそこに倒れてるそいつ、返してもらうわよ。」

 

 

白髪のサルカズの女性はこちらを睨みながらそう言ってくる。ロドスや近衛局はレユニオンの少女救援部隊に備えながら、臨戦態勢を敷き続ける。

 

 

「……返す?返すだって?なら、あいつが奪っていった俺たちの仲間も返しやがれ!この【龍門スラング】!」

 

 

震えながらその場に立ち尽くしていた近衛局の隊員の1人が、サルカズの女性にそう叫ぶ。見るに堪えない悲惨な遺体と化した元隊員の【ソレ】を手に抱きながら。

 

 

「……アハ、アハハハハハハッ!あなた達、戦いに来てるのに死の覚悟すら出来てないっていうの?愚かね、そしてものすごく脆いわ。近衛局ってのはその程度のものなのね。確かに、シクスが嫌う理由もわかるわ〜。あいつ嫌いだものね、こういう人間。

 

覚えときなさい、戦場に出るなら死を覚悟しろって……こと。っと、うわ軽いわね。痩せすぎじゃないかしら。飯食べてないでしょう、これ。」

 

 

サルカズの女性は近衛局の隊員を嘲笑いながら、先程の爆発の影響かヒビが入った地面に倒れた少女を抱えていく。ロドスは、そのサルカズを止めることはしなかった。

 

 

「……!?何故だ、何故止めないロドス!相手は一人だ、今やれば―――」

 

 

「互いに消耗してるのにまだ戦う奴がいるとでも?まあ、別に追ってきても構わないけど、そこまで武器も戦闘員も消耗した状態で、【アタシたち】に勝てるとでも?」

 

 

 

【……勝てないだろうな。向こうは向こうで戦力を残してる筈だ。実際、私たちはこの少女一人に抑え込まれていたんだ。今ここで突っ込んでも、全員無事で勝てる確率は低い。】

 

 

「やっぱり、そうですか。ドクター。これは罠、ですよね。」

 

 

「……クソっ!俺は……仇も取れないってのかよ……!」

 

 

近衛局の隊員は声を震わせながらおもむろに地面を叩く。悔しそうに、ただひたすら自分の無力感を感じていた。

 

 

「あら、賢明な判断ね。…………そうね、じゃあロドス、ほら。」

 

 

サルカズの女性は、何かを判断したかと思うと、こちらに抱えている少女、シクスを雑にポイッと放り投げてきた。

 

 

「うわわっ……と!?危ないな〜。」

 

 

その場にいたエクシアが、上手いことシクスをキャッチする。慌てていたが、しっかりと拾えたようだ。

 

 

「シクスは渡すわ。あんた達の好きなようにしなさい。拷問してもいいし、治療しても、ね?」

 

 

「……しかし、いいのですか?」

 

 

「もちろん、子うさぎちゃん。別にシクスを渡したから、この場からアタシを見逃せって言ってる訳じゃないわ。殺りたければ殺りなさいな。これはある人からの依頼でね。依頼を守るのは、傭兵の成すべき事でしょう?ねぇ?」

 

 

「……そうね。」「ええ、そうですね。」

 

 

フランカとリスカムがサルカズの傭兵の発言に頷く。彼女らも傭兵に当たる人間だ、分かるところもあるのだろう。

 

 

「それじゃあね、ロドス。お互いどうにか生き残って、また会いましょう?」

 

 

サルカズの女性はそう言い残すと、土産とばかりに手榴弾を置いて何処かへと消えていった。

 

 

「!まずっ……」

 

 

【フランカ!?リスカム!?】

 

 

咄嗟に2人は身を固める―――が、それは破裂手榴弾ではなく、目くらまし用の閃光手榴弾だった。

 

 

「……うっ、徹底してるわね……ごめんなさいドクター、敵の位置を見失ったわ。」

 

 

 

【そうか……取り敢えず、今回は戻ろう。味方への被害が大きすぎる。ロドスも……近衛局も。】

 

 

 

「……えぇ、戻りましょう。ロドスに。」

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……シクス、なぁんで向こうにいたのかなぁ。」

 

 

ただ一人、戦場でサンクタの女は過去の旧友でありながら、先程まで全力を尽くし戦っていた敵を抱き抱えながら呟く。先程の戦闘で大荒れしたらしく、辺りの建物は廃墟と化し、一部では瓦礫の山が積み上げられていた。

 

 

「ふらっと何処かへ行ったと思ったらさ、レユニオンの方にいるなんて。あたし、思わなかったよ。」

 

 

 

久々に出会った友に語りかけるように、女は話す。それに対して、特に返事が返って来ないことを理解しながら。

 

 

 

「君をさ、待ってる人もいるんだよ。ほら、ライン生命?だっけ。あそこから来た医者さんとかさ。」

 

 

 

「……うん、まぁ、聞こえてるわけないよね。そりゃそうだよね、気を失ってるんだからさ、はは……

 

……はぁ、あたし何やってるんだろ……」

 

 

 

 

 

「……ねぇ、聞こえていなくてもいいけどさ―――」

 

 

 

「シクス、君は――――今、苦しい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あぁ、主よ。この者にも救いがあらんことを。」

 

 

 

サンクタの女は、()であるサルカズの少女へ祈りを捧げる。

 

 

その祈りは少女に届くことは決してない。この者が生きている限り。

 

 

 

だが。

 

 

女は未だ、祈りを続けたままであった。

 

 

 

 

 

 

 

 




こいついっつもシリアス書いてんな(白目)

シリアスはまだ続く予定です。多分次はとある鬼とリーベリのお話です。


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【知る】という事、【理解する】という事

知らない方がいいことも、世の中には存在する。
【知る】という行為そのものが、禁忌に触れてしまうことと同義になってしまうからである。


これは、【知った者】と【知らなかった者】のお話。


 

P.M.1:00。

 

龍門スラム街 ロドス医療班、応急処置テント内にて。

 

 

 

「……よし、どうかな。少しでいいから、腕は動かせる?」

 

 

「はい……ん、大丈夫みたいです。」

 

 

「うん、じゃあ当て木入れて固定して、動かさないでおいてね。あと一先ず数日は動けないことを分かっててね。骨は折れてるから。」

 

 

目の前にいる、丸椅子に腰掛けカルテを書きながら私を治療してくれた人は、ロドスの医療オペレーターである、サイレンスという人らしい。

 

なんでも、ライン生命からロドスに入った源石研究者のようだ。今回のロドス側の医療オペレーターとして作戦に参加したらしい。すっごい今更事ではあるが、普通の研究員を戦場に出すのは正気の沙汰では無いなと思う。武装のひとつぐらい持たせるべきだとは思うのだが……

 

 

「はい、ありがとうございます。では、私はもう出ますので―――――」

 

まぁ、いいだろう。まだ仕事は残ってるのだから。

身体を起こして動こうとする。

その瞬間、全身に激痛が走る。痺れるような痛みが節々を走っていった。

 

 

「っ……!あだだだだ!?」

 

 

「あ、まだ痛むだろうから動くのはやめた方がいい……って、言うのは遅かったか。」

 

 

はぁ、と1つため息をつきながらサイレンスさんがカルテを置きながらこちらを向く。

 

 

「うん、やっぱり数日は動けないね。ロドスでしっかり治療を受けてもらうのをオススメしておくよ。治療設備は整っているから。」

 

 

「……ありがとう、ございます。」

 

 

少し一礼し顔を上げると、サイレンスさんはどことなく嬉しそうにしていた。意図は分からない。

 

 

「……少し、貴女と話したいのだけれども構わない?」

 

 

「ええ、勿論。私に答えられることなら何でも大丈夫です。」

 

 

「何でも……か。」

 

 

サイレンスさんはその一言に少し頭を悩ませる。ふと、どこかへ行ったかと思うと、コーヒーカップにコーヒーを注ぎ私に手渡しし、言葉を紡がせていった。

 

 

「……長くなりそうだし、コーヒー、入れてきたわ。嫌いじゃなければいいんだけど……」

 

 

「あぁ、お気遣いどうも。……うん、美味しいですね。」

 

 

ブラックコーヒーのようだが、苦味がいつものより少し柔らかく、溶けていくような感触が舌を通り抜けていく。どう感想しようか迷うが、一重に美味いと言っておきたいくらいには美味しいものであった。

 

 

 

「良かった……じゃあ、一つ。」

 

コーヒーに浸っていると、どうやら向こうは決心がついたみたいだ。彼女は切り出すように、こちらをハッキリと向いて質問を始める。

 

 

「なんでしょう。」

 

 

「貴女が、今回こんな大怪我を負った原因とも言えるレユニオン隊員……いや、幹部?ともかく、貴女はあの人と知り合いなの?」

 

 

「それは――――」

 

 

サイレンスさんが睨むようにこちらを見てくる。

すぐに、「はいそうです、知り合いです」とは言い出しにくかった。でも言わなくては、なにか語弊をうみそうな状況に陥りそうではあった。

掌に収まっているコーヒーが、じわりじわりと熱さを増して行った気がした。

 

 

「そう、です。あの人と、私は知り合いです。」

 

 

結局口に出す。

 

 

「……なるほど。じゃあ、もう一つだけ。」

 

 

 

「あの場所にいた、貴女の知り合い。もしかしてだけど、シクスだった?」

 

「……へ?」

 

 

変な声が思わずでた。確かに、今回戦ったのはシクスさんだ。間違いはない。どこか以前よりおかしな点はいくつかあったけれども、あの人の顔や声は鮮明に覚えている。

 

 

だが、何故シクスさんをサイレンスさんが知っているんだろう?

サイレンスさんと昔からの知り合いだった?それも有り得る。それか最近出会ったのだろうか?よく分からないが、ひとまず答えよう。

 

 

「ええ、あの人はシクスさんでした。」

 

 

「……!そん、な……」

 

 

その瞬間、サイレンスさんがその場に膝をついた。手に持っていた黒く暖かいコーヒーも手放し床に散らかる。項垂れるように膝をつき、表現するならば、それは放心状態に近いものだった。

 

 

「サイレンスさん!?」

 

 

慌てて立たせようとするが、自らの怪我の影響もあり、激痛を含めて身体が思うように動かせない。

 

なんとか無理やりサイレンスさんを立たせようとした時、彼女の口が少し開き呟き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は何も出来なかった、ただ見ているだけだった、あの時救えるはずだったのに、何も出来ずにいつも通り過ごそうって愚かな考えをしていた。その間にもシクスは辛い思いをしていたはずだ、でもシクスは何も言わずに笑顔でいてくれた。だから安心していられたんだ。でもシクスは結果的にあの場所から出ていってしまって私たちは残されたんだ。あぁ、あの時しっかり何があったら知れていれば私でもどうにかできたはずなのに あぁごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいどうか許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……極度のパニック、いや発狂とも言えなくもないような口調でサイレンスさんは呟き続ける。手で頭を抑え、その場にかがみこんでしまった。彼女の精神状態は見るからに良くない、一旦落ち着かせないと。

 

 

「サイレンスさん、落ち着いてください!」

 

 

「私はいくらあの時の罪を懺悔したところで足りないくらい罪深い者なんだ許されるべきことではなかったんだ許されるだろうっていうその考えが甘かったんだ」

 

 

「……私はあなたとシクスさんの間に何があったか知りません。ですがひとつ言えます、あの人はちゃんと許してくれますよ。」

 

 

「何も知らない人はそう言えるでしょう、私はどれだけ許されても罪を負い続けるべき人なんだから。」

 

 

「……そうですね、私は何も知りません。何が起こったとか、何をあの人が選択したとか。だからこそ、言えるんです。あの人とはそれなりに長い付き合いをしてますから。」

 

「あの人にとって、許す許されないの概念なんて無い。基本的に、勝手にしていてっていう人ですから。自分のやった事の責任は、シクスさんはちゃんと分かっているはずですし、本人と話せばそのへんも解決するはずです。」

 

 

少し落ち着いてきたのか、サイレンスさんは大きな深呼吸をしながら、テント内にある丸椅子に腰を掛けた。

 

 

「……ありがとう、ございます。それと、酷いことを言ってしまって、ごめんなさい。」

 

 

「いえいえ、私は慣れてますから。落ち着いてきたら、少しだけいいですか。私も聞きたいことがあるんです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――

 

 

 

 

 

 

「……そろそろ、いいですか?」

 

 

「……ああ、大丈夫。ありがとう。」

 

 

「いえいえ。では、質問を。シクスさんとサイレンスさん……一体、何があったんです?」

 

 

「……詳しくは、言えないけれど。それでいいなら。」

 

 

あの人の手がかりが何かしら掴めればそれでいい。それでいいんだ。あの人はスラムにいた時より変わりすぎている、サイレンスさんのさっきの様子から分かるに、何かあったんだろう。

 

あんな感じで狂気に陥ってしまうような原因が。

 

 

「……私は、ライン生命に所属していた。そこで源石の研究をしていたわ。鉱石病の根絶を目指して。」

 

 

「はい。」

 

 

「ある時、ライン生命の研究棟に一人の人が来たの。それが、シクス。」

 

 

「ライン生命に……」

 

 

ライン生命に行っていたのか。いつ行ったのかは分からないが、行ったタイミングとしてはスラムで別れた時だろうか。その辺なら辻褄が合いそうだが……

 

 

「うん……そこで、えっと……」

 

 

「……言い出しにくかったら、言わなくても良いですよ。」

 

 

「そっか。……でも、これだけは話さなきゃ。私は許されない事を知った。禁忌とも言える、ね。貴方が言う、彼女が変になったのもこの事に関係してるかも。」

 

 

「許されない事……」

 

 

どんな事が起きたのかは、やっぱり分からない。詳しく話したがらない素振りから、どれくらいのものだったかは分かるが。

 

 

「……なるほど、ありがとうございます。」

 

 

少しだけ、手がかりを掴めた気がした。目の前からすぐに消えていきそうではあるが。

 

 

「ううん、こちらこそ。私もだいぶスッキリしたよ……思ってたよりも、溜め込んでいたみたい。」

 

 

「そうでしたか……なら、良かったです。」

 

 

そう言うと、サイレンスさんは少しばかり微笑んで

 

「うん、ありがとう。」

 

 

そう言ってくれた。

何だか、自分の口角も釣られて上がっていく。

 

先程のゴタゴタで結局あまり飲めてなかったコーヒーに、口をつける。

 

ほんのりとした温かみが、自らの舌にじんわりと残っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻、???にて。

 

 

 

【……ったく、演算装置も機能しねぇか……演算形態にはなれるからいいが。

あぁくそ、なんでこんな時に出てこねぇんだアイツ……】

 

 

「やっほー、ジョン。どう?上手くやってる?」

 

 

【おい、ジョンって呼ぶなって言ったろ?それはもう昔の名前だ。】

 

 

「ごめんごめん、つい癖で……ってか、その格好何?なんというかこう……いや、その前に一応聞くけどここ数日寝てる?」

 

 

【あ?寝てるわけねぇだろ、1週間は寝てねぇな。飯食わなくても過ごせるのはこの形態のいい点だよな。演算形態いいわぁ。】

 

 

「…………バッッッカじゃないの!?」

 

 

 

【……ッだぁ!?痛ってぇ!!お前、ふざけんなお前!久しぶりの再会で雷流す馬鹿がいるかよお前っ!ってか俺耳いいの知ってるよな!?なんで耳に電流流した!?死ぬかと思ったんだが!】

 

 

「知ってるに決まってるじゃない。私達兄妹よ?全部わかってるし耐えると思って撃ったから。加減はしといてあげたからね〜。」

 

 

【くっそ、たち悪ぃ……】

 

 

「む〜……何のために医療免許取ったと思ってるの?皆の健康見るためだよ?これでも私、クルビアの医療会社で仕事してたし。健康管理はしっかりするんだよ?体に大切な要素だからね。」

 

 

【いやマジいってぇ……ん、あぁなるほど、お前の中に「アレ」が入れられたのもその時か?】

 

 

「勘がいいね。そうだよ、まぁ【アレ】は全部自分で入れたけどね。いやぁ、死ぬかと思ったよ〜。」

 

 

【……やっぱお前アレだな。アホだろ。】

 

 

「は?」

 

【ゴメンナサイ。】

 

 

 

【んで、なんか用事があったんだろ?】

 

 

「うん、やぁっとあの設計図できたから持ってきたの、試作だけどね。大変だったんだよー?演算。」

 

 

【演算やってるのは「深き者」達だがな。】

 

 

「彼らは暇だからいいの。ほら、これみて。」

 

 

【……確かに図面はいいが、コア壊すにはなんか足りない気がするな。】

 

 

 

 

「そりゃあ、これ撃つ人必要だからね。」

 

 

【……はぁ!?自動じゃねぇのかよ!】

 

 

 

「だって!無理なものは無理なんだもん!」

 

 

【お、おう……そうか……やっぱり、シクスを待つしかないか。】

 

 

 

「父さんを待ってもいいんだけどねぇ……あの人、どこにいるか分からないし。ふらっとどこかに旅しに行っちゃう人だしさ。私たちが起動すると、間違いなく四肢吹き飛ぶし死にかねないからね。」

 

 

【そんなのをあいつ一人に任せるのもどうかと思うがな……】

 

 

 

「ははは……あのアーツ使えるのはシクスだけだからね……まぁ、実際にやってもらうのは【深き者】の予定だし、シクスがやらないって言うなら私たちでやるだけだよ。たとえ死んでも、大丈夫でしょ?」

 

 

【あぁ。とっくの昔に覚悟は出来てるんでね。

さて、と。じゃあもしものための支度を、始めるとするかな。】

 

 

 

 

 

「その前に、ジョンは寝なさい。」

 

 

【いや、俺は―――――わぁったよ、わあった。寝るから、寝るからそのアーツを構えるのはやめてくれ、死ぬほど痛かったから……】

 

 

「わかればよろしい。ちゃんと寝るんだよ?布団置いてあったから勝手に敷いといたよ。それ使って寝てね。その肉団子みたいな演算形態は解除しておきなよ?そうじゃないと寝れないだろうから。じゃ、おやすみ〜」

 

 

「……おう……」

 

 

 

 

 

 

 

「んー……どうしても、難しいな。自動化は出来ない……それに、使う時には源石を大量に消費する。

物云々は、私の【深き者】に任せるとして……出来るよね?……うん、任せるよ。

問題は……鉱石病、か。リスクは……うん、高いね。」

 

 

「まぁ、私達が使う時になったらこの問題は意味無いな。数年前に、本当はもう死んでいた命だ。鉱石病にまだなってないとはいえ、かかってもそこまで周りに影響は与えないはず。……シクスへの精神的ダメージっていうところを除けば。」

 

 

 

「……うん、分かってるよ。今呟いたのは最終手段だし。それに、死にそうになってもあなた達は必死で助けるでしょ?じゃないと死んでしまうから。……ふふっ、ごめんね。脅すようなこと言って。でも、それくらいシクスは大切にしたいんだよ。」

 

 

「彼女は命の恩人で、私の大好きで可愛い妹だからさ。妹を守るのは、姉の責任でしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……いつまでそうしてる気だ、父さん。」

 

 

 

「……ジョン」

 

 

 

「その名前は……いや、言っても無駄だな、好きに呼んでくれ。で、アンタはいつ動くんだ?」

 

 

 

「……もう、夜も深い。寝なさい。」

 

 

 

「話を聞けよ……で、また傍観者のままでいる気か?」

 

 

 

「違う。もう、事は成した。私のすべき事は、終わりを告げたんだよ。」

 

 

 

「【だから座して待て】、ね。へいへい、従っとくよ。」

 

 

 

 

「んで、シクスにどう説明するつもりだ?アンタに対する恨みMAXだと思うんだが。」

 

 

 

「……皆が、説明してくれないか?」

 

 

「なんでだよ!面と向かって話すんだろ!?前言ってたじゃないか!?いつまでも縮こまってないで、ちゃんと動いてくれよ!」

 

 

「ははは……分かった、動いてみる。すまんな、こんな父で。」

 

 

 

「はぁ……父さん、トリースは。」

 

 

「……シクスと出会う、だと。コアで会うとも言っていたな。」

 

 

 

「OK、なら計画に変更無しだな。じゃ、父さんはいつも通りに動くんだな?傍観者として。」

 

 

「あぁ。私は、皆の人生に残ることのない人間だったからな。本当はここで、消えても良かったんだが。」

 

 

「子供の脳から、父親は消えねぇよバカ。残るべき存在なんだよ…………で、やるんだろ?」

 

 

 

「ああ、【傍観】をしてから【行動】する。そこにいて、そこに居ない。それが私という者だからな。寝てからでいい、支援頼むぞ、私の息子。」

 

 

 

「わぁってるよ父さん。アンタの存在は俺が消して、俺が覚えててやる。」

 




次こそはRTAします。ウソジャナイヨ。

文章量長くなったのは、楽しく書いてたからです。暖かい目で見てあげてください……

なんか出てきた人をまとめてみた

シクスちゃんの姉:情報として、過去に出てきてはいます。出てるはず。探せばあるかも。

ジョン君:関係者っぽい。お兄ちゃんらしいですね?演算形態とやらになれるらしい。絶対ろくな姿してないゾ。

【父さん】と呼ばれた人:誰だよ(ピネガキ)なんか存在消せるらしい。なんだお前!?

トリース:どんな人物か、コレガワカラナイ。(情報なし)


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なんでロドスなんかにいなきゃ行けないんですか(真顔)

サガを引いてみたら本当に飯の事しか言わなくて驚いたのと、エペ新シーズンが来てしまったのと、妖精國でマスターしていたので初投稿です。

上記三つもそうなんですけど、投稿遅れた理由として、いつもの1.5倍くらいの量を数話書きだめしていたからです。今後数Part分は長いかもだけどオニイサンユルシテ。


 

目が、覚める。

 

意識がまだ朦朧としている状態だが、それでも何となく辺りの状況を確認する。

 

 

ぼやける視界で辺りを見てみれば――――

 

 

 

 

 

 

狂った人々の怒号。巻き込まれ悲惨に死んでいく者たち。逃げ惑う白衣を着た者たち。それを許さんと迫り、命を奪う者。

 

 

赤々とした血に塗れ、死体と瓦礫に埋もれて廃墟と化した建物の数々。

 

 

炎が辺りを包みこみ、人々の怨嗟が積もり、積もり、そして爆発を起こす。

 

 

 

 

また、新たな戦いを生む。

 

 

 

何故か懐かしくて、何故か暖かくて。

 

 

何故か、心地よい気がした。

 

 

 

 

 

 

 

ふと、誰かが近づいてくる事に気がつく。

 

顔は、分からない。少し大柄な男性、深く帽子を被っているくらいだった。

 

 

ギョロリと、その男はこちらに顔を向ける。嫌な汗が背筋を伝う。全身から漂う殺意のオーラがこちらに全て向けられる。

 

 

どうにかして対抗しなくては。じゃないと私は……でもどうしたらいい!?

 

 

剣を作ってみようと手を伸ばしても、何も起こらず、【深き者】の声もしない。

 

 

 

どうかしようと足掻いていた時。

 

その男と、目が合う。

 

 

片方は明るい青色で、もう片方はドス黒い赤色の目をした男。

 

帽子からチラッとはみ出ている髪色は、海の底のように深い、紺色をしていた。

 

 

 

私は、この人を。この人間を知っている。

 

 

 

 

忘れもしない。この人は、この人は間違いなく――――

 

 

 

 

「父……さん?」

 

 

 

 

 

 

 

――――

 

 

 

 

 

 

 

「ん……」

 

 

目が覚める。仰向けで寝ていたようだ、ベットか何かに寝かされていることが感覚で分かる。点滴などは確認できない。

 

 

天井から眩しい光で照らされ、思わず目を閉じようとする。が、とある声によってもう一度目を開けることにした。

 

 

「ん、目覚めたか。」

 

 

「……ケルシー?」

 

 

声をかけてきたのは、フェリーンのケルシー。最後に会ったのは、私がまだあの最悪な場所にいた時だったか。

 

 

あの場所……バベルが、例の【ロドス】になっているとすれば、ケルシーは【ロドス】の人間なのだろう。

 

 

つまりここは――――

 

 

「ここ、ロドスの中か。治療室か何か?」

 

 

「ふむ、正解だ。君の健康状態の確認を、ここでしていた。君の頭は良く回るな、その状態で。」

 

 

ケルシーの言った私の状態……

 

 

ふと、体―――主に腹の辺り―――に、ずっしりとした感触を覚える。

 

 

首を何とかして自分の体の方へ向けようとすると、そこには少し見慣れた黒い鉄塊のようなものが重りのように乗っかっていた。

 

 

奇妙な鳴き声を、それは発する。

 

 

なんとなく、この黒い塊の正体がわかった気がした。

 

 

「……Mon3ter、か。大きくなった?」

 

 

軽く乗っかっている頭を撫でながら、ケルシーに聞いてみる。ただの好奇心だった。

 

Mon3terは、よく分からない声を出しながら撫でている手に頭を合わせようとする。少し嬉しそうに、Mon3terは甘えてきた。

 

バベルの時もまぁまぁ甘えてはきたが、今回ここまで甘えの頻度というか、嬉しそうにするのは初めてだった。

 

 

 

……ペットは飼い主に似ると言うが、そういうあれなのだろうか。いや、まさかそんな。うん。有り得そうではあるが、今のケルシーなら自制ぐらい出来てるだろう。多分だけど。

 

 

「さぁ、測ってないから分からんな。」

 

 

あっさりと、返事を返された。まぁなんというか、ケルシーらしいというか、変わらないというか。人はそう簡単には変化できないものなのだと、その時自分の中で納得した。

 

 

 

 

【……シクス。】

 

 

ふと、鮮明としていた意識が、ぼんやりとした意識に切り替わる。周囲の景色が、蒼い海のような色をした一つの部屋に変化していく。それと共に、聞き馴染みのある声が聞こえてくる。【深き者】の声だ。

 

 

(どうかした?)

 

 

【この黒いもの……Mon3terとか言ったか。こいつは何だ?】

 

 

(んーと、ケルシー……あの医者の脊椎から出てくる黒い鉱石状の見た目をした生き物……かな。詳細は不明。)

 

 

【なるほど。そうだ、これからお前はどうするつもりだ?】

 

 

(どうすると言っても……)

 

 

 

どうするべきなのだろうか。多分、ケルシーには考えがあるはず。でないと、私を生かしておく必要が無い。ただの医者として、私の体に対し好奇心をそそられたかもしれないが、ケルシーに至ってそれは無いだろう。

 

レユニオンやWに、現状を伝える連絡手段もない。大人しくしといた方がいいのだろうか?でも、勝手に寝ていれば無理やり助けに来そうではある気がする。ただの勘だけど。

 

 

 

……実の所、やる事はある。一つだけ。会わなければ行けない人がいる。レクサス家の長女、アルム姉さん。私の姉。ライン生命に行っても、レユニオンに入っても、見つからなかった人。

 

何処にいるか分からないけれど、あの人を探しに行かないと。届けるべきもの、廃屋と化していたあの家に残っていたノートを届けに行かなくては。

 

 

その為には――――うん、この部屋から出た方がいい。

 

でも今は面倒な事にケルシーがいる。ケルシー1人じゃ話は通じないし、話すならあの不審者格好(ドクター)と共にいる時がいい。だから今は待機、もしくはひとまずこの部屋から強行して出る―――ま、Mon3terという最強の見張りがいる時点でほとんど不可能だが。

 

 

 

(やる事、あるにはあるけど……まず、お腹の上にいるMon3terをどうにか出来たら……かなぁ……)

 

 

【ふむ……数分時間をくれ、乗っ取れるかもしれん。】

 

 

 

 

 

 

 

(マジ?)

 

【マジだ。】

 

 

(……難しかったら、複製とかでもいいからね。そっちの方が、簡単にできるでしょ?)

 

 

【出来るが……折角、というやつだ。お前は休んでいろよ?シクス。】

 

 

(分かった、任せるね。)

 

 

 

スっと、意識が何かに引っ張られたかのように元の方に戻っていく。

 

気が付いたら、治療室のような部屋にまた戻ってきていた。

 

 

「どうした?」

 

 

「ん……少し、眠いだけ。最近、寝れてなかったからさ。」

 

 

これは事実だ。最近のレユニオンは忙しすぎて、ろくに夜も寝れてもない。多分スカルシュレッダーやパトリオットは寝れてないだろうし、Wは――――いや、寝てる筈だ、隙を見て上手く休んでいるだろう。Wだし。

 

 

「……身体の健康状態は良好だったがな。良く龍門の感染者スラム街で生きれたものだ。」

 

 

「ん、まぁ慣れだよ。あの時の【龍門スラング】みたいな指揮をとっていたアイツの作戦に比べれば、全然無理難題でもないし、快適だよ。……?」

 

 

心の中で積もりに積もっていた感情を思わず吐き出す。が、どこか違和感を覚える。何処がおかしいんだろう……少し思考を張り巡らせてみる。

 

 

 

 

 

 

あ。

 

 

 

 

「なんで私が龍門のスラム街にいたって知ってるの……知られてないと思ったんだけど。」

 

 

「君の事について詳しい人間が、ロドスに多くいるものでね。そこから得た情報を全て纏め、推測したのみだ。」

 

 

サラッととんでもないことを言われた気がする。まぁ、情報を流した相手はホシグマだろう。彼女なら言いそうである。勘だけど。

 

 

「そう。……で、そろそろこの状況から離してくれない?寝てばかりなのも疲れるんだけど。」

 

 

「それが不可能であるということを知っていながらも、そう聞くのか?」

 

「人間ってそんなものでしょ、諦めが悪い生き物だし。そっちは、どうせ聞くのわかってたんでしょう?で、いつになったらこの子離してくれる?」

 

 

掌を乗せ撫でているMon3terを見ながら問いかける。何故かは知らないけど、相も変わらず懐いている様子だった。

 

 

「……いや、まだそのままだ。私はこの後予定がありこの場から離れる。その時にMon3terから解放しよう、すぐに戻ってくる。」

 

 

「……あの時も、そう言ったよね。また何かするつもり?」

 

 

「……本当だ。あの時とは、違う。何もせずに戻ってくる。」

 

 

嘘つき、そうぽつりと呟く。まぁ、自らの中にある空虚の中で一人呟いただけなのだから、聞こえる訳もないが。

 

 

気が付けば、ケルシーは既に部屋から退出しており、この部屋には残されたのは私と掌に頭を擦りつけてくるMon3terだけであった。

 

 

「さて……どうしたものかな。」

 

 

 

―――――

 

 

 

 

唐突にイベントから始まったRTA、はっじまるよ〜!

今回もイベント回だと思ったな?ねぇねぇイベントだけだと思った?あれは嘘だ()

 

 

前回はロドスにドナドナされた(直接)ので、今回はその続きでロドス艦内に運ばれましたね〜。まるで信頼出来ないな(シクスちゃん目線)

 

 

……さて、どうしましょ(案/zero)

 

いやね?方法はあるんですよ?今のところ一つだけ。でもどれくらい時間かかるか分からないのでなぁ……って感じなので、違うチャートの方法で脱出しますか……

 

 

タイム的には、それでも短縮にはなりますね。なので続行します、色んなイベント過程吹っ飛ばせたのがデカすぎるのでね!

 

 

6章からじゃないとロドス行けねぇかな〜とか思ってたので、3章の時点で来れてるのはうまあじですわよ!?(お嬢様)

 

 

 

【おいシクス、解析完了だ。そのMon3terとやら、操れるぞ。あの医者(ケルシー)には勘ぐられてないはずだ。】

 

 

 

……マジで?マジで言ってます?もしかしてタイム短縮ができるの……か……うわぁ本当に動かせるよ、なんなんだコイツ(ドン引き)

 

 

攻撃はできないみたいですが……移動はできるので、万が一の時の壁にはなりますね……ってか、一々掌頭に乗せると頭擦り付けて来るの、可愛いな?……可愛いかよ(撫でる)

 

 

【あと、こやつの存在から先程の医者の場所も把握した。向かいたければ向かうといい。私は……疲れた。少し……寝る……ぞ……】

 

 

あら、おやすみなさい。

 

うーん、【深き者】使用不可になりましたね……ま、Mon3ter操れるようになった弊害でしょう。仕方ないねレ

 

 

さてMon3ter君。アホみたいに硬いのは周知の事実ですので、じゃけん急に囲まれたら使いましょうね〜。前もって用意していたタイム短縮チャートにはこの子の存在が危惧されてたんですが、その心配はもうフヨウラ!

 

 

 

ではこれより!タイム短縮を開始する!

 

 

まずマップを開きます。するとですね、ロドス艦内に1つのピンが立っています。

 

立っていますね?そうここ。ここが、ケルシーがいる場所です。ちなみに固定です。今行くとしたら会議ぐらいしかありえんので、会議途中をデトロイト市警(動詞)しましょう。

 

 

えー、中にいると思われる人ですが……ドクター、アーミヤ、ケルシーのロドス三銃士とBSW組。ワンワン教官と、あとは護衛のCVが裏切ってきそうだけどドクター大好きな人と、何処にでも使われる個人的最強星4特殊(異論は認める)(ジェイも強いよね)(ショウも好き)デコイの人、赤いスタン系わんわんおですかね。後は……なんでしょ、龍門チームはありえないですし……そんなもんですかね。ああ、Aceさんは今回生きてますね。居そうだな?

 

 

えー、この人数……12人かな?の相手にまず喧嘩を売ります。お前正気の沙汰じゃないよ……って思われた兄貴姉貴、正しい反応です。今からやるのはヤバい事なので。オススメはしません。こんなチャート参考にもならないので(白目)

 

ケルシー先生と格好が不審者(ドクター)は圧をかければ大人しく引いてくれるんですよ。主人公が此処を滅ぼせるくらいの力、またはなにか仕出かしてきそうだなってのを知ってるので。知らない時もありますが、その時は見せつけやるのもありでしょう。

 

絶望してたケルシー先生の顔すっごい良かったゾ(満面の笑み)

 

 

と、話は逸れましたが。あの二人は引くのに他がそうしてくれないんですよね。

 

 

いつもなら引かなかった人達をちょっと【深き者】で理解せるのですが、今回は【Mon3ter】という、どっかの強欲そうな壺みたいな禁止級カードを持っていますので、それで圧をかけます。圧かけは大事、古事記にも書かれている。

 

 

え?結局お前は何がしたいんだ?だって?

 

 

そうですねぇ……まぁ、それは見たらわかると思います。

 

 

 

んじゃ、早速移動しにイクヨォイク!

 

 

 

 

 

〜少女艦内移動中〜

 

 

 

 

 

 

 

おーここか。ええ感じの扉やん、気に入ったわ!なんぼなん?……14万!?(幻聴)

 

 

と、お約束は置いておいて。

特にガバもなく目的地に着きましたね。

 

なんか通りすがりに最近大陸の方で水着コーデの発表された、お酒をジュースと言い張りながら飲んでそうな小さな医者さんに声掛けられましたが、無視しました。なんか必死そうに声掛けてきたけど、多分些細なことやろ(テキトー)

 

 

では、会議の最中でしょうがダイナミックお邪魔しますと行きましょう。

 

 

ッスゥーーーーーーーーーー……

 

 

 

 

開けろっ!デトロイト市警だ!(ドア蹴破り)

 




シリアス続きで死にそうなのでエンジョイプレイに逃げるかもです。逃げたらよろしくお願いします(書きだめしてる)


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ロドス大脱出のお時間です

どうも、久しぶりですね。エンジョイプレイから帰ってきてました。

ま、待たせたのは今入院してたり色々あるからなんですが、まぁそれはそれとして。
明日か明後日にエンジョイプレイ投稿します、RTAはまた合間少し空きそうですがちゃんと終わらせるので、オニイサン待っててクレセリア……


 

その日、私は悩んでいた。

 

 

というのも、先日まで戦って、今も何処かにいるはずのレユニオンの痕跡が、綺麗さっぱりと無くなっていたからである。

 

 

「先程まで視認していたが、急に霧に紛れて消えたかのように、痕跡が不明になった」と、龍門近衛局の通信兵は伝えてくれた。

 

 

どこに行ったかは分からないが、これでひとまずレユニオン問題は区切りがついた。……と思いたい。警戒は続けていくつもりだが、すぐには始まらないだろう。

 

 

レユニオン問題が終わったから、何も悩むことないじゃないかと思うかもしれないが……

 

 

それが一区切りついたのを待っていたかのように押し寄せる圧倒的、激務……

 

 

いや、激務と言っても傍から見たらという事で、私自身は慣れているいつもの量だったが。まぁそれでも量は普段よりも多かった。案の定徹夜もした。普通に辛いから、早く終わらせたいが……無慈悲にも仕事はドンドン増えてくばかり。悲しい事だ……

 

 

山積みになっている仕事をこなしていく中、秘書であったレッドが教えてくれた内容だと、どうやらケルシーやアーミヤ、クロージャも回ってくる仕事に追われていて休めていないらしい。

 

 

彼女たちに倒れられる方がロドスとして非常に困るのだが、まともに言っても聞かないだろうし。どうしたものか……いっその事全員休む日が欲しいくらいだ……

 

 

と、私は非常に悩んでいた。

 

 

 

 

だが、そんな事を思っていても仕事はあるし、会議室で週に一回の定期会議は行われる。何があったか、今後何をするかを決める会議―――私としては、皆で休みに行きたい。寝ていたいくらいだ。だがケルシー達はそれを良しとしないだろうな……ま、提案してみるだけならいいだろう。

 

そんなことを思いながら、壁に架かってる時計を見る。もうすぐ、会議の時間だ。向かわねば。

 

 

デスクの上に積み重なった、まだまだ残っている仕事の資料を尻目に、部屋を出て会議室へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会議室。

 

 

ドクター、ケルシー、アーミヤ、ドーベルマン、二アール、フランカ、リスカム、ジェシカ、バニラ、Ace。

計10名が会議室に集まる。

 

全員、最近の激務で疲労困憊のようで目の下に隈が出来ていたり、うつらうつらとしていたりと、誰がどう見ても休息が必要そうだとパッと見でもわかるだろう。

 

 

「ドクター……大丈夫……ですか?」

 

 

「アーミヤこそ……無理しなくてもいいのだからな?」

 

 

「いえ、これはやるべき事ですから……」

 

 

明らか無理してるようにしか見えないが、引き止めるのは野暮かなとドクターは思考した。記憶が無くなってる昔の自分がなんでこんな小さな子供に重荷を背負わせているのか、少し首を傾げながらも会議の支度を始める。もうすぐ開始時刻になるところだった。

 

 

「全員集まったな?では、これより定例会議を―――――」

 

 

ケルシーが席を立ち、開会の声をかける。ひとまず、今は会議に集中しよう。ドクターはそう思いながら意識をケルシーの方向へ向ける。

 

ケルシーがいつものように会議開始の一言目を紡ごうとした―――――

 

 

 

その時。

 

 

 

 

とてつもない爆音が部屋中に響き渡る。かと思うと、ドクターの眼前に何かが飛んでくる。

 

まるで、何か鉄の塊のような―――

 

 

ドガンと、鈍く重い音が会議室内に鳴り響く。一斉に辺りの空気に緊張感が走る。何かが―――――――――――来る。

 

ドクターはというと、飛んできた鉄の塊を避けるため赤いループスのレッドに突き飛ばされ、床に転がりながらも何とか怪我なく済んだ。

 

 

「あ、ありがとうレッド。」

 

 

「ん。それより、来る。」

 

 

ドクターは背中に回ってきた衝撃に少し手を当て擦りながら、レッドが指し示す方を向く。ついでに周囲を確認してみれば、皆レッドが指し示した方向、会議室入口のドアに各々の武器具を持ち身構えている。

 

 

コツコツと、歩く音が聞こえる。誰かが、こっちに来ているのがドクターには分かった。

 

 

 

「……そこで止まれ。」

 

 

ケルシーが音の主に忠告する。ケルシーも充分に警戒しているようで、この場にいる全ての人間が今まで見た事のないような目をしていた。

 

 

ケルシーが声をかけた人物は足を止めたようだ。その隙に、ドクターはいつも戦場で使う空間把握能力を使い、足を止めている人物を確認する。

 

相手は1人。この人物の名は―――

 

 

「おい、嘘だろ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コツコツ、歩き始め、結局その音の主は会議室入口まで顔を見せる。その人物は、この場にいる全ての人間が、よく知っている人物であった。

 

 

「なんだ、ここに勢ぞろいしてるのか。丁度いい。」

 

 

「何をしに来た……?」

 

 

「何って、そうだね……交渉、しに来たんだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

「なるほど、話の大方は理解した。君の兄弟を探す代わりに力を貸す、と?」

 

 

「そうだよ、何回も言わせないで欲しいな。まぁ信用されてないのは……仕方ないけどさ、いつまでも横で凶器突きつけられてるの少し嫌なんだけど?」

 

 

 

さて、現状の説明をしよう。先程より少し時間が経っているのでね。

 

会議室入口のドアを蹴破った犯人、そしてこちらに交渉をしかけてきた人物。現在フランカに剣を突きつけられて、それに対し愚痴を零しているのがシクス。皆ご存知な元レユニオン幹部の人間だ。

 

 

彼女はこちら側にひとつの交渉を持ちかけた。【力を貸す代わりに人探しをして欲しい。】と。

 

要約すればそんなところだ。Mon3terが何故かシクスに懐いていて、ドクター達を威圧してきたり、取り抑えようとしたBSWのフランカ達を思い切り吹き飛ばして、あわや全面戦争になりかけたりと。様々なことがあったが、内容としてはこれで終わりだ。分かりやすいだろう?

 

 

 

実際のところ、ロドス側は人材が未だ不足している。シクスの力は確かに強大だ。だが彼女に対して傷つけられた人間も多い。

信用し難いのは事実だが……果たしてどうするのだろうね。

 

 

ん?私?私について触れようとした?「お前誰だよ」って?あぁ、そう怪しまなくていいよ。いや怪しくないから。本当だよ?本当。んでも、私の事を君たちに全く言ってなかったし、しょうがないよね。

 

 

そうだね、端的に言えばシクスの家族だよ。そうそう、みんなご存知レクサス家の人間だよ。ホントホント。嘘なんかついてないからさ。えー?明らかに怪しいって?全くもってそんなことは無いね!うん!断言しよう!私はシクスの味方さ!君たちとの関係性?知らないね、そもそも私も君たちも【傍観者】なのだろう?だから君たちと私は変わらないし、私は君たちの方が怪しく思えるよ?ねぇ?

 

 

 

 

そこで見てる君。

 

 

 

 

 

ま、いいや。些細なことだし!

 

いずれまた、君たちと会えるかもね。

 

 

 

まぁそれはいいんだ。で、ロドス側の考えとしては―――

 

 

 

「……分かった。受け入れよう。」

 

 

「ドクター!?」「正気ですか!?」「本気で言ってるのか?」「えぇ!?」

 

 

 

とまぁ、こんな感じだ。可哀想なことにボロボロに言われているが、上が決めたことはその通りだ。反論があれとはいえ、その後ケルシーもドクターの発言に対し賛成の意を示している。この時点でシクスはロドスの仲間となった。

 

 

さてさて、これにて無事シクスはロドス入りを果たした訳だが……苦難というのは続くもののようだ。彼女の話も終わりに近い。滅びの時間も1つ、また1つと、足音を立ててやってくる。永遠なんてものは、残念ながらないからね。

 

 

私もそろそろ、あの場所に向かう時期かな……おっと失礼、それではここまで見ている……えーと、そこの諸君。どうか、私の家族をよろしく頼むよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――

 

 

 

なんだかんだタイム短縮できてしまったRTA、もう始まってる!

 

という事でね、前回は開けロイト市警(動詞)をし、無事にロドス入りできたので今回はロドス内の人員の信頼度を適当に上げておきます。

 

ライン生命組には会わないのかって?今は会いに行かなくてもいいです。この段階だと会いに行けないとも言っていいかもですね。ホントダヨ

 

 

今は自室なので、どこか出歩いてその辺のオペの信頼度上げと行きましょう。

 

あ、ロドスのオペレーターとして振られた職業はですね、何故か教官です。前衛オペでもあるんですよ?過労死させる気かよ(愚痴)

 

 

 

そうそう、実はライン生命組にもこの段階で会えるんですよ?会いに行かないだけで。トロフィー獲得にはライン生命組の信頼度、200必要なんですよ。で、多分今100とかそこらなので、早く200まで上げに行きたいんですが……

 

 

ほら、フィリオとサイレンスネキって医療班ですよね。シクスちゃんのアーツ暴走って、効果は終わったら問答無用で倒れるんですよ、HPが低い高い関係なしに。んで、倒れたら医療班に運ばれて治療させられますよね。

 

 

……はい、そういう事です。自分からマッチポンプ作って、信頼度上げに行きます。

ぶっ倒れて治療されたら、専用の会話出来て信頼度上がったりするのでね。改めて見ると酷いな?このチャート。今回はたまたま教官なのでちょっとぐらい訓練で本気使って暴走させても……バレへんか……

 

 

なので今のフリー行動で信頼度上げに行くとしたら、サリアとイフリータですね。イフリータ上げるともれなくサイレンスも上がりますが。やはり家族じゃないか(歓喜)

 

 

で★す★が

 

 

(今回はし)ないです。

 

 

今回はですね、チェルノボーグで色々あったおかげでそこそこ信頼度ありそうなウルサス自警団組に挨拶しに行きますよ〜行きます行きます。出来ればなんかしら関係性が欲しい所さん。関係性作ると、それだけで後半のクソ長イベントがカットされますからね、嬉しみ。

 

 

まぁまずはフリータイムの前に仕事なんですけどね、初見さん。なので訓練室に向かいます。相手は多分行動予備隊とかでしょうかね?それが一番楽なんですが……取り敢えず行きましょう!新人教官、ガンバルゾー(棒読み)

 

 

 

 

少女艦内移動中〜

 

 

 

 

おー着いた着いた。本当に入り組んでますね〜ここ。ロドスチャートはこれだから使いたくないんだよなぁ……

 

ま、いいや。訓練室着いたので入りましょ。ハイミナサンオハヨーゴザイマス!

 

 

 

と、ここでコマンド入力。……

 

……はい、ムービーカット完了です……

 

訓練室だけの仕様みたいなのですが、訓練室入ると周り見渡すムービー入るんですね。そしてワンワン教官さんから説明とかのムービー入るんですが、そこそこ長いです。

が、とあるコマンドを打ち込むとカット出来るんですよね、これ。コマンドはwiki見て確認してください(丸投げ)

 

発見者は私じゃないのですが、5ガバくらいまでは短縮できるのでうまあじです。

 

 

さてさてまずメンバーチェックですね。教官オペだと、教えるメンバーによってメニュー変わってくるので……ね……は?(ガチギレ)

 

 

行動予備隊A1、A4、A6の全員じゃねぇかおい!どうしてくれんのこれ?丸一日使いそうなんですがそれは……誰やこれ組んだやつ……うぉい!?フェンやメランサ、オーキッドの隊長たちじゃねぇか!?どうなってやがる!?Aceの名前も書いてあるが。レアケースすぎてちょっと驚きですね……こんな事あるんだ……wikiに入れとこ。

 

普通の場合、1番初めの教官任務だとランダムで指導担当一小隊選ばれるんですけど……どうして?(電話猫)

 

 

こっちはさっさと終わらしてウルサス自警団と挨拶しに行きたかったの!本当にどうしてくれんのこれ?ガバガバじゃねぇかよこのチャート(自戒)

 

 

……ここのメニューは、A1、A4、A6にまず1チームとして挑んできてもらって、反省点割り出して、他のチームと組んでもらって(A1とA4が1つのチームになる感じ)、返り討ちにして反省点算出……

 

 

それで行こう!うん!それしか道はねぇんだ!俺は止まらねぇからよ……!お前らが止まらねぇ限り、その先に俺はいるぞォ……!

 

 

という事で次回はサクッと訓練して信頼度上げに戻る予定です!多分!

 

 

……再走したくねぇなこれ……(小声)

 

 

 




こんなことを書いているが、筆者は翌日全身麻酔を打つことになるのです……クゥーン……数日後に、お会いしましょう……


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あかんシクスちゃんが過労死するぅ!

虹六コラボキャラを全員引いてマルチも殆ど終わらせたので、初投稿です。マルチまだやる予定なんで、戦友の方は是非。一応残しておきますが、私の名前もハーメルンと変わらないので、探される方は星ねこでよろしくお願いします。





しんどい思いをしながら苦行連戦していくRTA、はっじまるよ〜!俺が修羅になろう……これも葦名のため……

 

という事で、前回教官として初仕事しようとしたら、実装されてる行動予備隊全員を任されたので適度に全員分相手します。馬鹿げてるぜ!まずは前回決めた通り、A1から戦います。武器は……木刀で。というか武器は木刀系に固定になってます。【剣製】も何故か木刀に置き変わってます。【深き者】の粋な計らいが分かるな?

 

 

A1の攻略法、というかこのゲームのどの戦闘でも言えることですが、ヒーラーから狙いましょう。ヒーラー潰せばあとは時間の問題です、崩れやすくなりますからね。その次に高台。その次に先鋒or前衛。最後に重装って感じで行きましょう。

 

 

なのでA1は殺人栄養食の生産者さんから倒していきます。ヒーラー、お前はコロス(殺意)

 

 

それじゃあ、はーいよーいスタート(デュエル開始)

 

 

「……行きます!皆!私に続け!」「うん〜援護するよぉ〜」

 

 

お、フェンが突っ込んできましたね。でもその突っ込みは甘いわゾ〜?重装と一緒に行かなきゃダメでしょう、槍の先ずらして吹き飛ばします。

 

ヤクザキックだ!そぉい!

 

 

「……ガッ!?」

 

あらぁ、いい声しますね。なんだか盛り上がっt……おっと失礼、つい本音が(隠そうとはしない)

 

 

でー、飛ばして追い討ちしようとするとどうせビーグルが守りに来るので〜……来るよね?仲良しだもんね?

 

 

 

「隊長っ……!ここから先は行かせません!」

「こーこーだーよ〜」「ここは安全です!」

 

 

来たね?ここは安全じゃないゾ♡

 

なので、木刀で殴りかかると見せかけて【剣製】でハイビスカス……いや、クルースかな?さっきからちまちま狙撃されてて鬱陶しいのでまずクルースから潰します。適度にヘイト貯めて……貯めて……ヨシ!今です【剣製】!

 

 

「ん?わっ、痛〜い……」

 

「カバーする、下がってクルース。ゲームオーバーだ。」

 

 

ヨシ!(電話猫)ヒット!こうなったら勝ちです。ハイビスカスに当てて、落としたらラヴァ→ビーグルの順でオワオワリデース!

 

しかしラヴァの良いカバーの事……後ろに引く時間までよく稼いでくれますね。これが部隊員との友情の力ですか……なんて素敵な友情だ、感動的だな。

 

 

 

 

だが無意味だ(ハイビスをソゲキ)

 

 

「うわぁっ!?」

 

 

「姉さん!」

 

 

OK、倒しました。じゃ、あとはどうにでも出来るしテキトーに倍速でいいよね?

 

一応解説、範囲術は範囲外からチマチマチマチマ撃ってれば勝てます。重装?術でどうにかしてどうぞ(雑)

 

 

 

―――――――――――

 

 

 

という事で、戦闘終了です。そんな時間はかかんなかったかな?戦闘時間3分ほどですね。これをあと2回、A4とA6の単体と、A1とA4、A4とA6、A1とA6のタッグチーム戦を1回ずつ。合計3回行って終わりですが……

 

長ぇよホセ!!!(大声)馬鹿じゃないんですかねこんな訓練にしたの。誰だ一体(特大ブーメラン)

 

 

こんなもの1回1回ちゃんと移してたら死ぬほどPart数食うことになるので今後はカットで行きます。仕方ないね?許してクレメンス。いや本当に許して。許すと言え(脅迫)

 

じゃあ、キング・クリムゾン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、全部終わりました〜。お疲れ様でした〜(某サークライ)(謎の拍手音)

 

 

今回のお仕事オワオワリ!剣聖さん(メランサ)に危うく討ち取られそうでしたが本気出して何とかなったし、特に変哲もない対戦でしたね。まぁ、これっぽっちも、面白くなかったがな……(鉄華団)

時間帯、確認してみたら昼少し過ぎたぐらいなので食堂にイクゾー!デッデッデデデ カーン!(謎の鐘の音)

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

「はぁ……はぁ……」

 

 

「うん、そこまで。お疲れ様メランサ。A1とA4は次タッグ組んでもらって私と打ち合ってもらうけど、少し休んでて。あ、あと出来ればでいいから、A4の皆はなんで負けたかの理由、考えてて欲しいな。終わったらちょっと聞きたいから。次、A6!」

 

 

 

レユニオンとの戦いから数日。

 

一旦はレユニオンとの戦闘は無くなり、普段通りの日常になろうとしていた。

 

 

 

 

―――目の前で一小隊相手に一人、余裕で勝つこの人、元レユニオンのシクス教官がいること以外は、以前の日々と変わらない。

 

 

そう、このシクス教官。最近所属したばかりの新人教官らしく、私達予備隊の訓練担当となった。指名したのはAceさんらしい。

最初、皆が彼女を見た時は、大抵の人物が「ドーベルマン教官よりなんか優しそう」みたいな印象を持った。私もそうだった。

 

実際訓練が始まってみれば、シクス教官が行う訓練は実技訓練のみだった。基礎訓練などはドーベルマン教官達がいつも通りしてくれるようだ。

 

では実技訓練はどれほどのものか。シクス教官の行う実技訓練は、今まで行っていた訓練のこれまでの常識を覆すようなものだった。

 

 

「……そこ、重装ならもっと前に詰める!もっと相手を注目させる!後ろの方が目立つ、部隊壊滅するよ!」

 

 

「……これで、どうだ。」

 

 

「まだ甘い。そんなんじゃ……ほら、スコーンって。」

 

 

「あだっ!?木刀が……飛んできた……」

 

 

「ね?もっと重装なら相手に存在を注目させないと。こうなりかねないよ?」

 

 

「それを一人で出来るのはあんただけだろう……」「わわわ……ミッドナイトお兄さんとカタパルトお姉さんに続いてオーキッドお姉さんまで……わわ……」

 

 

 

一小隊で、シクス教官と戦う。もちろん武器は練習用だし、シクス教官が使うものも木刀などで安全なものだ。当たると気を失うくらいには痛いが。

限りなく本当の戦闘に近い訓練を、教官は教えてくれるのだ。変わっているなぁと、底をつきそうな水筒に手を伸ばしながら思う。

 

 

普通に考えたら、遠距離オペレーターも重装オペレーターも、アーツを使うオペレーターもいるのだから、時間をかければ勝てるはず。医療オペレーターもいるのだ、絶対に勝てるはずなのだ。

 

 

でも、この人はそんな考えがそう通用しない。シクス教官はアーツを使って私達と実技訓練をしているが、そのアーツが大分変わっているのだ。

 

 

木刀のようなものを何処からか作り出して発射するアーツ―――つまり、シクス教官は遠距離攻撃もしてくるのだ。何の予備動作もなく。しかも、後ろにいる狙撃手相手にも。

 

遠距離攻撃の幅は広く、訓練室の床、壁、天井から何処と無く現れて飛んでくる。気がついた時には、スコーンだ。……今のポプカルや、さっきのクルースみたいに。私は普通に教官に蹴飛ばされたが、そのキックも中々の威力をしていた。全くもって油断出来ない相手だ。

 

 

 

「……そこまで!全員休憩、5分入れよう。A6はゆっくり休んでて、A1とA4は5分後すぐにやるよ。」

 

 

パッと見た感じ、疲れてる様子も無さそうだ。何だか爽やかそうな感じがするぐらいに思える。こういう訓練に慣れているというか、訓練を楽しんでいるというか。不思議な人だ。

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

その後、A1とA4でチームを組んで挑んだりもしたが、結局勝つことは出来なかった。どうやら本気の教官だったらしく、為す術なくやられてしまった。視覚外からの木刀で。

 

 

 

「……うん、皆お疲れ様。色々言いたいことはあるけど……ひとまず、A1から今回の反省点聞いておこうかな。何かある?」

 

 

「はい。」

 

 

「ん、えーとフェン。今回の反省点は?」

 

 

「まず全体の陣形が崩れやすいものだった、最前線に立つ私達が注目を引けておらず、狙撃オペレーターや術士オペレーター、医療オペレーターに攻撃が行ってしまっていた。あとはチームワーク、戦闘の連携が足りていなかった……でしょうか。」

 

 

目にかかった黒髪をはらいながら、赤目の教官はそれを全て聞いた。しっかりと、確かめるように。

 

 

「うん……そうだね、大体その通りだ。どこの部隊でも言える事だけど、重装オペレーターの人は相手の注目を出来る限り集めること。そしたら、攻撃が自分のところに沢山来るって思うかもしれないけれど、後ろには、君たちを支える仲間たちがいる。だから、前に1歩でも踏み出して、相手の視界に入り続けること。味方を守り、誰も失わないならこれを徹底する事ね。」

 

「陣形について。まぁ、それぞれをカバーできるところにいればそれでいいわ。チームワークについて私からは何も言えないし……チームワークが良ければ私も倒されてたかもだし。各々、今後のこの練習とかでそこは磨いていって欲しいかな。じゃあ次はA4。誰か言える人はいる?」

 

 

チームワークは、自分達で磨いていく……

 

 

こんなに強い人でも、チームワークというものには勝てないのか。それでもこの人なら勝てそうではあるが……何処と無く、違和感を覚えた。

 

 

A4の方を、教官はチラッと見る。メランサちゃんが静かに手を上げた。

 

 

「メランサ、何があったかな?」

 

 

「あ、えっと……まず、相手にバレやすい奇襲をしてしまったことと、私個人としては振りが遅かったというのと……あと、作戦が崩された後のことを考えていなかったから……です……」

 

 

「うんうん……そうだね、確かにメランサの奇襲はちょっとわかりやすいかも。作戦自体は良かったと思うよ、私も少し命の危機感じて本気出したし。でも、その後の事まで考えてないとね。メランサ、君は全体の司令官じゃない。その場で皆を率いるリーダーだ。アドリブに強くならないと、皆引っ張られて負けてしまう。あとは自信だね、自分はそこそこ強い、ってぐらいの自信は持ちなさい。剣筋は……うん、本気で打ち合いたいなら付き合うよ。それは個別でね。じゃあ次、A6!」

 

 

オーキッドさんがはいと、手を軽く上げる。だいぶ疲れているようで、結構目からハイライトが消えかけてる。……大丈夫なのだろうか。

 

 

「まず私のアーツの当て感が悪かった、チーム全体の統率が取れていなかった、挟撃意識が出来ていなかった……かしら。」

 

 

「うんうん、いい振り返り。アーツの当て感に関しては練習あるのみかな。挟撃に関しては、今回1番良かったと思うよ。多対一で戦う時は、相手に何もさせないように動くこと。動かせない、これ一番だからね。これを意識すれば多分勝ってたと思う。チーム連携とかは、まぁ自分達で頑張ってね。」

 

 

「じゃ、一先ず今日は解散で。お疲れ様!」

 

 

 

「「「「はい!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

……終わった?終わったよな?イベント終わったね?さっさと食堂行こうぜさっさt……

 

 

オォン……

 

……なんで、なんで暗転する必要があるんですか?(ムービー開始)

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

「……で、いつから見てたの?ケルシー。」

 

 

先程まで訓練室にいたオペレーター、シクスは何故か訓練室に訪れていたケルシーに声をかける。彼女は仕事があるはずだが、何故だろうか。

 

 

「君がA4との実技訓練を開始した時だな。素晴らしい剣技だったぞ。」

 

 

「え、何急に。気味が悪いというか、気色悪い。やめて欲しいんだけど。」

 

 

「……そこまで、言うか。」

 

 

「あっそう。傷ついた?」

 

 

「……」

 

 

ケルシーは少し目を逸らす。シクスはそんなケルシーの顔を覗き込もうとするが、結局顔まで逸らされて見ることは出来なかった。

 

 

 

「で……他に何か用があったんじゃないの?」

 

「……あるとも。レユニオン問題だ。」

 

 

「え?レユニオン問題って、一時的に解決したんじゃないの?」

 

 

「解決はした……が、また現れ始めたのだ。場所は廃都市に変わり果てた、チェルノボーグだ。」

 

 

「……行けって?」

 

「まぁ、可能なら。」

 

「珍しいね、そんな中途半端な事を言うなんて。いいよ、行こう。」

 

 

 

 

「……そうだ」

 

 

「ん?どうかした?」

 

 

「……君の家族の消息、掴めそうだ。」

 

「……龍門郊外の地下。そこにいると、情報が来た。」

 

 

 

 

どこで仕入れたか分からない情報に首を傾げつつも、シクスはそれに対し一つ呟くように、

 

 

「ありがと。任務ついでに龍門に寄ってくるよ。後で詳しい場所、情報端末に送っておいて欲しい。」

 

じゃあ。と、彼女は感謝を込めながらその場を後にした。

 

 

 

 

 

【シクスを、お願いします。】

 

 

「……彼女の父が、ここに来るとはな。どうなる事やら。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

同時刻、???にて

 

 

 

 

【……だぁっ、くっそ!強すぎだろ!】

 

 

「そっちが甘い行動するからだろう。あと一歩引くことだな。演算しかしていないツケが回ってきたなぁ?クアルト。」

 

 

【ふぅ……ウヌスに比べればだよ。……いや兄さんって呼んだ方がいいか?一応レクサス家の長男だし。】

 

 

「いい、ウヌスで呼んでくれ。……弟にそう言われるのも違和感あるな、まぁいい。5分休憩入れてから、もう一戦やるぞ。」

 

 

【おーす……】

 

 

 

「やっほー、二人とも!差し入れ持ってきたよ、飲み物と軽食…………もしかしなくても、私が目を離した合間に凄い戦ったよね?」

 

 

「戦ったな。」【割とガッツリに。】

 

 

 

「――――――――――あと10分は休憩入れて。ジョン……じゃなくて、クアルトを鍛えるためにウヌスが合流してくれたのはいいけど、休む事も訓練だからね?休息できる時間、10分でもいいからとって、それで全快させるくらいでいなきゃ。」

 

「忠告助かるよ。うんうん、兄ちゃんは献身的な妹がいて嬉しいなぁ。あ、この軽食美味い。サンドイッチ美味い。」

 

 

「え、何急に怖い。ちょっと近寄らないで、怖い。気味悪いというか気色悪い。」

 

「酷くない?これでも茶化し無しでマジで褒めてるんだよ?酷……」

 

 

【ははは、何だか昔を思い出すなぁ……アルムとウヌスがこうやって喋ってるの見ると、あの時を思い出すよ。】

 

 

「……そうだねー、またあんな感じで五人集まるのかな。」

 

 

「どうだかな。トリースは先にコア行ってどのくらい保つか見てんだろ?デオは戦場行ってから連絡ねぇし……」

 

 

【トリース姉ってもう居るのか?あの人、ヴィクトリアにいたろ?】

 

 

「そりゃあまぁ、【深き者】でしょ。」

 

 

「便利だなぁ、アイツら。」

 

 

【はぁー……そいや、ウヌスは【深き者】使ってねぇんだもんな。それでその腕前はやっぱりすげぇよ……さすが兄だわ。】

 

 

「いやいや、慣れってだけだ。この中で一番年上なんだぞ?その分だけ経験があるんだよ……じゃ、もう始めるぞ。」

 

 

【お、分かった。今度こそ、勝ってやる……】

 

 

「二人とも頑張れ〜!終わったらなんか軽食作ってあげるけど、何がいい?」

 

 

「【肉!】」

 

 

 

「……ふふっ、昔っから変わんないねぇ……うん、作ってくるか。」

 




マルチ、アタイ、ガンバル(第3ステージ危急が一向にクリア出来ない)エンジョイプレイも、良ければ是非。向こうの世界は平和だよ!ホントダヨ!


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お米食べろっ!!!!(迫真)

ブレイズさんがやっと来たので、ワクワクさんを体内にドバーッとぶち込んで特化3にしてました。初投稿です。


米食いてー(でも完走したい)なRTA、はっじまるよー!

 

という事で、なんかケルシー先生からシクスちゃんの家族について言われてましたが……何処で仕入れたんだあの情報。どうせ触手出してる変な貿易商さんとかでしょうけど!ママエアロ(風魔法)

 

 

それより、ご飯を食べに行きたいんですよこっちは。お家事情は後で説明があるでしょうし、今はいいんです。お米食べに行きましょう。お米食べないかもしれないけど。お米食べろっ!!!(手のひらクルクル)

 

時間的にはお昼ご飯ですね、ここで食べに行かないとチャートが壊れちゃ^ーう(未来視)ので早く行きましょう。イクヨォイク!

 

 

 

 

という事で、移動全カットで来ました。食堂です。

一応説明入れますが、アークナイツRPGの食事にはバフがつきます。攻撃力upとか、防御upとか、攻撃速度upとか。割と壊れです。ご飯摂ってれば、基本的に死ぬ事は無いでしょう。ヤバいですね!

今回は、その中でもスピードupの食事を取っていきます。シクスちゃん火力はあるし、攻撃速度十分だし、防御は殆ど無限みたいなものだし。

 

だから、スピードupバフの食事を取る必要があったんですね。

 

 

じゃあサクッと注文しましょ。お、相手はマッターホルン兄貴じゃないですか。いいですね、キャラクターがどんな異形な形しててもなんだかんだで受け入れてくれるので、これは嬉しいですね。グム姉貴だとたまに食べようとしてくるので。食欲旺盛ってレベルじゃねぇぞ!?

 

あ、注文はもうしました。1番上にスピードupの冷やし中華あったんでそれにしました、リアルでも食べたいですねぇ……

 

 

と、もう出てきましたね。ハヤァイ!美味しそうですし、どこか席を取りたいですがその前に確認……

 

 

チラ……チラ…………見っけました。アブサントかな? や っ た ぜ 

 

ラッキーですね、安定火力術師は頼りになります。

 

あ、今何をしているかと言うとですね、ここでチェルノボーグで出会ったウルサス組と仲良くなっておきたいんですよ。だから食堂内を探してました。

 

理由としては、ウルサス組は【深き者】を使用した後の強制ダウンに気付いて、そのまま担いで医療班に持って行ってくれるんですよね。

 

 

そこで、何故か知りませんが信頼度が上がります。……なんで?まぁウルサス人は力が強いって聞きますし……そういう事なんでしょう。

 

信頼度が上がる仕組みはわかりませんが……利用しない手はありません。だから、仲良くなっておく必要があったんですね。

 

 

と、ここで聡明な兄貴姉貴達は思うでしょう。

 

「……あれ、トロフィー取得にはライン生命組の信頼度上げればいいんだから、ウルサス組は上げなくていいのでは?ガバじゃね?再走して♡」と。

 

 

違います。ガバじゃないです。細かい説明はその時になったらやりますが、信頼度が一定値以上あると、戦闘に乱入してくれて助けてくれるんですよ。それがあるとないとでは、安定性にかけて、尚且つタイムも若干長引くのでこうしてます。ガバじゃあないんです。これだけは、これだけはハッキリと真実を伝えたかった。

 

 

という事でね、アブサントのお隣にいって仲良くなりに行きましょ。選択肢さえガバらなければ大丈夫です!つまり安心して見ててくれよな〜?大丈夫だって安心しろよ〜、ここはRTA世界線だから、選択肢ではガバしませんって!【選択肢】は!

 

 

 

じゃ、同じ選択肢を取った別撮りのイベントシーン流しとくんで見て、どうぞ。視点はシクスちゃんじゃありませんが、なんかイベント見た回数が、2回目からはこうなるんですよね。不思議。

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

「ごめんなさい、隣いいですか?」

 

 

後ろから、声をかけられた。聞き覚えのない女性の声。振り向いて、声の主を見てみれば黒髪で赤目の女性、というか少女。年齢は私と同じくらいのような少女が、そこにいた。

 

 

「えっと、はい。どうぞ。」

 

 

ここ最近は一人で食べていたものだから、こうやって声をかけられたのは久しぶりでどうしたらいいか分からなかった。取り敢えず、ここに座るだろうと思って横の席を引っ張り出した。

 

 

それを見ていたらしく、彼女は引っ張り出した席に、今から食べるであろう冷やし中華をその机に置いてから、ちょこんとそこの席に座った。

 

 

ふと。彼女が昼食を摂るために邪魔な髪を払おうとした時だった。

 

 

彼女の横顔が、視線の中に映る。

 

 

 

突然、脳内にある日の記憶が甦ってくる。暴徒に溢れ、廃都市と化したチェルノボーグ。

 

そこで、この人にそっくりな、赤色の目と黒髪の女性を見た。あの時は意識も朦朧としていて、あまり確証はないが、後にロドスの医療班の人からそんな容姿だったと聞いた。

 

死にかけていた私を助けてくれた人。なのかもしれない。

 

 

その人に驚くほどそっくりだった。気味が悪い程に。

 

 

「……ん?何やら考えてるようですけど、食べないんですか?」

 

 

どうやら、私の昼食に手が伸びてないことに気が付いたようで、向こうから声をかけられた。

 

どうしたものかと悩んだはいいが、これといって良さそうな案が思い浮かばない。もう思い切って、聞いてみることにする。

 

「あ、あの。」

 

「はい?」

 

 

 

「貴方って、もしかして――――――」

 

 

 

 

 

 

 

プツリ。

 

 

 

おっとストップ。1回、ここの映像はここまで。え?その辺のゴタゴタが見たかった?いやー残念だね!ちょっと茶番やってる暇が無くなってきたんだよ。事態は思ったより切迫しててね。まぁそれは後でわかるからいいとして。

 

映像の続きを見る前に、君たちに見てほしいものがあってねー。あ、私は以前君たちと出会ったことがある人間だよ。覚えてるよね?ね?覚えてるでしょ?

 

 

まぁ見てってよ!大丈夫、終わったらさっきの続き、ちゃんとみせてあげるから!

 

……さて、何処まで保つかな。

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

「8年前、龍門。10年前、クルビア。12年前、ウルサス。14年前、ヴィクトリア……何故だ?何故2年おきに【レクサス】の名が出てくる?しかも主要都市に。あの家族はなんなんだ……?」

 

 

【……それについて知りたいか?ケルシー殿。】

 

 

「っ!Mon3t……いや、貴方か。私の事を殿と呼ぶのはやめてもらいたいですね、【偉大なる古き者】。」

 

 

【ん、すまなかった。ケルシー先生と呼ばせて頂こう。あと私は〈深き者〉だ。そんな名ではない。】

 

 

「そうですか。で、そんな貴方が私に何の用ですか?」

 

 

【〈レクサス〉について目星がついた。先生には伝えておくべきと思ってな。】

 

 

「〈レクサス家〉に?」

 

 

【あぁ。〈レクサス家〉は、もう崩壊しているのだよ。】

 

 

「崩壊の件については存じていますが……それが問題だと。」

 

 

【……〈レクサス〉は、文字通りの大貴族だった。内部にもう人間が残っていないことを除けば、他に類を見ない程の貴族だっただろう。】

 

 

人間が、いない?どういう事なんですか?」

 

 

【そもそもの話だ。私がレクサス家について調べあげていた時、〈海〉の連中にも話を通していた。】

 

【その時に、その中の一人がこう言った、レクサスは乗っ取られている。一人の男、いや造られた人間によって

 

 

「……なんだって。それはおかしい。ウルサスの落ちぶれていたとはいえ貴族が、そこまで簡単に、しかもたった一人に陥落させられるなど有り得ない。」

 

 

 

 

【だがそうだったのだ。……先程、そいつは造られたと言ったな?あれは比喩ではない。〈LTP〉……これがレクサス家を人ではないと裏付けられる大きな理由だ。〈LTP〉については省くが、要は人の意志を持つ人造人間の事を指す。同じ個体はいない、全て異なっているのだ。人に作られた生命だよ。】

 

 

「……もしかして、シクスの正体は――――」

 

 

【いいか、ケルシー先生。〈LTP-00〉には気を付けろ。それがレクサス家を乗っ取った張本人だ、何を考えてるかも分からん。ひとまず警戒を――――――】

 

 

 

 

 

 

バツン。

 

 

あぁーーーーくっそ!【※スラング※】!ちゃんと見てたか……面倒臭い親父だこと……しかもしっかり情報妨害されてるし。クアルトめ……

 

 

 

ああ、ごめんごめん。いやぁ、本当はもうちょい長く見せれたはずなんだけどね?しかも結構大事な事だったんだけど……どっかの自己犠牲第一親バカのせいで、見せられなかったね……傍観者として悔しいなぁ……

 

ま、皆が見たい方を取り敢えず見せるよ。じゃ、どーぞ!

 

 

 

 

 

さてと、次は……

 

――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

「貴方って、もしかしてチェルノボーグにいたりしました……?」

 

 

少女は目を丸くして驚いたようにして、手に持っていた箸を皿の上に起きこちらへ向いた。

 

 

「あれ、私貴方と会ったことあるっけ……いやないはず……ウルサス人の知り合いとかはいないはずなんだけど……あれぇ?」

 

 

「あ、えっと、その」

 

人間違えだったのだろうか。だとしたら、私はだいぶ失礼な事を言った気がするが……

 

 

「……なんてね。うん、覚えてるよ。会ったことある。特徴的な髪色してたし、貴方を助けたのは私だったし。それに、あの時と変わらない服装してるもの。」

 

 

先程までの、全くもって何も知らない反応は何処へやら。彼女は訳が分からずキョトンとしている私に片手を差し伸べて、こう名乗った。

 

 

「ふふっ、その反応面白いね!私の名前はシクス、好きなように呼んで。今は傭兵兼教官オペレーターだよ。」

 

 

「シクス、さん。」

 

 

「そ。さん付けは……まぁいいか。好きに呼んでって言ったのは私だしね。そうだ、貴方の名前は?」

 

「私の名前は……」

 

 

少し差し伸べられた手に触れるのを躊躇っていると、向こうは首を傾げてくる。何か困惑しているように見えた。

 

「どうかした?」

 

「いや……私の名前はアブサント、です。」

 

「アブサントちゃんかぁ。なるほど、今後ともよろしくね。」

 

「はい、是非。」

 

 

私がそう返し、差し出された手を握ったらシクスさんは嬉しそうに笑みを浮かべていた。つられて笑ってしまいそうだ。笑い方なんて、もうとっくの昔に忘れてしまったけれど。

 

そんなことを思っていれば、ふむふむ、と言いながら、シクスさんがこちらをじっと見つめてきた。誰でも分かりそうだが、何かを探っているように感じた。

 

 

「……あの、それ食べないんですか?」

 

「ん?あぁ食べるよ、ごめんごめん考え事しててさ。」

 

 

 

 

 

「……単刀直入でアブサントちゃんに聞くけど、何か悩んでたりする?或いは……何か考え込んでいるとか。」

 

「え。」

 

思わず口に出る。

心の中を見透かされてるような赤い眼が、痛い程刺さるような気がしてならなかった。

 

 

「それで、どうなの?今あったばかりで凄い馴れ馴れしいけどさ、何かあるんだったら話くらいなら聞くよ。」

 

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

「なる、ほどね……」

 

途切れ途切れな答えを、シクスは口に出す。少し気まずそうな顔をしながら、残っていた冷やし中華を全て口の中に放り込んだ。

 

「……その、なんかすいません」

 

「謝らなくていいよ、こっちこそ謝りたいくらい。無理して聞いちゃって、ごめんね。」

 

 

「いや、私は別に……」

 

 

 

 

「……それで、貴方はそのお父さんの事。どう思ってる?」

 

 

「どう、って……」

 

 

反応に困る。どう思ってると言われても、上手く言葉に出せそうもない。それらしい単語を頭の中で組み合わせたが、結局何も思いつかなかった。言語化するのは難しい。

 

 

「―――――そっか。それが答えなんだね。」

 

少し頷いたかと思うと、シクスは口を開き呟くように静かに言った。

 

 

「アブサントちゃんはその想いを捨てないでね。」

 

「え?」

 

アブサントは思わず声が出る。まるで自分は経験したかのようなその反応には、驚かざるを得なかった。

 

「えっと、それってどういう――――」

 

 

「あ、そいえば私午後からも仕事あった気がするな……ごめんね、私先に行くね!何かあれば、今日は訓練所の方にいるからよろしくね!」

 

 

行ってしまった。もう、シクスの後ろ姿は見えなかった。

 

彼女も昔なにかがあったのだろうと、心の内で少し考えながら先程汲んできた水を啜る。

 

 

ふぅ、と一息つく。冷たい水によって脳を少しずつクリアにしていくような感覚を覚えた。

 

 

「その想いを捨てないで、かぁ」

 

 

言われたことを口に出す。出してみても、何なのかは分からない。けれど一つだけ理解は出来た。

 

「苦しそうだったなぁ、あの人」

 

 

 

「……私に、なにか出来ないのかな。」

 

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、いつまでそうしてる気?リーシ」

 

「別にいいだろ。時は来た、言われなくてもそろそろ向かうさ。」

 

「ふぅん……しかしまぁ、あんたからシクスをロドスに渡してくれって言われた時は、耳を疑ったわ。あんたにそうするメリットは無いはずだけれど……今なら合点が行くわね。」

 

「だろ?まぁお前にはそこまで関係の無い話だ、俺たちが今後しくじれば、この世界が滅ぶだけ。突発的で在り来りだが、分かりやすいだろ?」

 

「面倒ねぇ……」

 

 

「嫌なら無視しててもいいんだぞ?あれならロドス行っとけロドス。多少なら快適に暮らせるだろ。」

 

「あんたねぇ、ロドスがどんな所か知っててそれ言ってるの?」

 

「勿論。お前がへドリーやイネスとかと共にいた時から知っている。その時の名はバベルだったな。あの時だったか、俺達がお前ら傭兵部隊とコンタクトを取り始めたのは。」

 

「そうねぇ、ちょうどその時かしら。……って、やけに詳しいわね。」

 

 

「ウチの諜報班(家族)のお陰だな、というか裏方か。何かしても大抵揉み消してくれるし俺たちの存在を一時的に消せる、有能な家族だよ。」

 

「あっそう。興味無いわね……ほら、早く行ったら?そろそろ来るわよ。」

 

「あぁそうだな。じゃ、行くとするかね。」

 

 

 

 

「はぁ、ようやく行った。デオは変わらないわねぇ……」

 

 

 

「ウヌス、デオ、トリース、クアルト、アルム、そしてシクスねぇ……ねぇ、見てるんでしょ?トリース。そろそろあんたも動きなさいよね。見られてる、ってのも神経使うんだから。」

 

 

 

……はいはい、行きますよ〜。去ればいいんでしょ去れば。しっかし、勘づくのも早いねぇ〜、もしかしてWにも【海】系の何か……は入ってないよね。そりゃそうだ。傭兵の勘は恐ろしいねぇ。

 

さて……【※咳払い※】

 

 

 

 

 

さぁさぁ、今から始まりますは世界の破滅。終わりゆくこの大地に抗ってみせるは一つの家族。物語はいよいよ佳境。どうか最後まで御照覧あれ。

 

おっと、ひとつ言い忘れていました。

 

【くれぐれも、上映中はお静かに。】

 

 

 

 

 




皆々様、お久しぶりですね。何してたかって?構成考えながらTRPGのシナリオ制作してました。許せサスケ……

また少しづつやっていきます。気長にお待ちを。


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遭遇

気がついたら2ヶ月経っていたってマ?帰ってきました、ねこです。
真銀斬と我らが光とケルシー先生とスカジにオマケでWを手に入れたので初投稿です。NKT……


「……なんだ、これは。」

 

口からその言葉が零れ落ちる。そう言いたくなるほど、現状は混乱に満ちていた。

 

辺りはもう日が落ち、夕暮れがうっすらと伸びていた。

 

 

その場には、謎の不定形の塊と、それから溢れ出している体液のような粘ついた何かが散らばっている。はっきりいって、ここで何が起こったのか理解不能だ。

 

 

「お?これはこれは、例のロドスのお医者様じゃないか。」

 

奥の方から、声が聞こえてきた。見てみれば、何か大きなものを担いでいる男が現れた。巨大な鉄の塊のような、武器。剣のようではあるが鈍器としても使えそうだ。ボロボロな服の肩側には見慣れたロゴが縫い付けられている。どうやらケルシーのことを知っているようだ。

 

 

「……レユニオンか、何故ここにいる?」

 

「それは俺のセリフなんだけどなぁ。ロドスは表向きには製薬会社の名を呈してる、ならば何故そのトップがここに来る必要があるのか……その物騒な護衛を連れてね。」

 

男は後ろにいたループスのレッドを指さしてそう言う。見ずとも、レッドが彼に対して殺意をむき出しにしている事はわかった。

 

「レッド、下がれ。」

 

「そいつ、危険。殺した方が、安全。」

 

「レッド。」

 

 

少し不満そうに唸り声をあげながらも、大人しく後ろに戻った。未だナイフを手に取り警戒を続けている。

 

 

「おーおー、賢いねぇ……ま、話をしようか。製薬会社にいる一端の医者が、何しにここに来た?」

 

「君には関係の無い事だ。無視してくれても構わない。」

 

「冷たいねぇ。だがスラム街に来ることなんて普通の医者じゃありえないことだろう?そうだな、【次、レユニオンが動いても大事ないように偵察】とかか?」

 

 

「……スラム街の一角に当たるここを事前に取っておくべきだと考えてここに来た。それと、ここに来ていたとある人間を連れ戻しにな。」

 

「へぇ……」

 

 

男は、探るかのようにこちらを見つめる。その後、どっしりと瓦礫の山に座り込んだ。

とてつもないプレッシャーが、ケルシーを押し潰そうとしてくる。ドス黒い感覚はないが、雪が降ったあの日を思い出すような気配だった。

 

「まぁ、とある人ってのが誰だか知らんが……ここから先は立ち入り禁止なものでね。分かるだろ?迂回して貰えると助かるんだが。」

 

「ほう?なぜそうする必要が?」

 

 

「……『好奇心は猫を殺す』という言葉を知っているか?」

 

 

「それは脅しのつもりか?生憎と、その程度じゃ止まるつもりは無いが。」

 

「そうかい、行きたきゃ行けばいい。そこの震えているループスはどうするか知らんが、アンタは行きたいんだろう?」

 

 

再び、男はケルシーの後ろを指す。少し震えており、なにかに脅えているかのような、恐れているかのような様子を伺うことが出来た。

 

「レッド、どうした。」

 

「……怖い、この先。進みたく、ない。」

 

「何?」

 

 

その時。男の背後から、何かがこちらに向けられた気配を感じ取れた。敵意とも言い難い、少し薄い何かが。

 

 

「……っ!Mon3tr!」

 

「(警戒するような唸り声)」

 

低く、唸り声を上げながらソレが現れる。瞬間、弾けるような勢いでMon3trが後方に吹き飛ぶ。無事かどうかを確認すれば、Mon3trは不機嫌そうな声を出しながら頷いた。

 

「おお、あれ防ぐのか。流石といったところだ。」

 

男が何か呟いた気がしたが、ケルシーには分からなかった。というより思考が固まらなかった。だがそれは当然とも言えるだろう、彼女の思考を埋めつくすには充分な状況が揃っていたからだ。

 

 

目の前から現れる、不定形の生き物達。いや、それを【生命】と名付けるのも嫌悪感が生まれそうな程に気味の悪い見た目をしている。どこかで見た事あるような花、いや植物とも言い難いそれが、蠢いている一つ一つのどこかしらに咲いている。

 

ソレが、何十もの数を連れ、ゾロゾロと現れてきた。ここにいる生命体全てを、埋めつくし、押しつぶすかのように。思わず、ケルシーもレッドも交戦態勢を取る。

 

 

「これは、君が仕向けたものなのか?」

 

「疑いたくなる気持ちもわかるが、俺は何もしていない。ただ、『海』がある所にこいつらが寄ってくるのは知っているだろう?」

 

 

『海』

 

その単語が、頭の中で繰り返される。思考して結論を出すまでもない、何が起きているのか。全て、瞬時に理解した。

 

……理解し難いものであったが。

 

 

「……一体、何がここで―――」

 

「まぁそう焦るなよ、【ケルシー医師】。

あんたが慌てふためくのは珍しいな。……知りたいなら教えてやろう。俺の知ってる限りのことを。だが、その前にまずこいつらを片付けるとしよう。」

 

男は携えていた巨大な剣をぶっきらぼうに構え、雑に振るう。

だが、『ソレ』を消し飛ばすには十分な威力だったようで、大群の群れが少し吹き飛んだ。

 

少し思考が止まった後、ケルシーもMon3trに指示を出し戦いを始める。レッドも、それに続くように戦闘を開始した。

 

「へぇ、中々いい動きをするじゃないかそのループス。ウヌスと同等……それかそれ以上か?早いな。」

 

「君は喋っている暇があるのか?」

 

「そりゃあまぁ、慣れてるからな。だが、よそ見してると怪我するぞ?」

 

そう言うと、男は持っていた剣をケルシーの方に向け思い切りソレを振るった。

 

 

「!?何を―――」

 

咄嗟に防御態勢を取ろうとする、がそう思考する前に直撃した。

 

 

 

響くような、切り裂く音がすぐそこで聞こえた。だが、痛みはない。不思議に思い辺りを見渡せば、ケルシーの左側には先程現れた生命体が二つに切断されピクピクと痙攣を起こしていた。すぐ目の前まで迫っていたのに、それに気が付けなかった。だが、この男はそれにいち早く気付き攻撃した。

 

この男は本当に何者なのだろう……

 

「な?言った通りだったろ?あぁ、礼はいらないぞ。もう次が湧いてるからな。」

 

 

「……あ、あぁ。」

 

 

 

 

「なぁ、ひとつ聞いていいか?」

 

「……」

 

「黙ってるってことは聞いていいんだな?OK聞くとしよう。」

 

 

 

「【ケルシー】、あんたは誰の為に動いているんだ?何の為にここに来た?何の為に生にしがみつく?この大地は残酷で、まともに生きられる奴も少ない。守れそうな小さな存在でさえ守れない。本っ当に【最高】の世界だ。あぁ【最高】だよ。そんな世界で、あんたはどうするんだ?」

 

「……唐突だな、何故今それを聞く?」

 

「あぁ、今聞きたいから、というのは駄目なのか?」

 

「……私に、それを答える義務は客観的視点から見ても存在はしないだろう。」

 

「おいおい、ひでぇなぁ。まぁそうだけど……なっ。」

 

 

また1つの集団、また1つの集団を吹き飛ばしていく。ケルシーもMon3trも少しずつだがこの戦いに慣れてきた。だがそれでも【ソレ】の数は徐々に徐々にと増していく。不利になっていくのは、誰が見ても分かるだろう。

 

「こいつら、何処まで増えて……」

 

「ま、前からそんな奴らだ。気にすんなよ……それより、今から俺は独り言を言う、割と大きな声でな。聞き流しておいてくれよ、これに対する質問なら後で受け付けてやるから。」

 

 

男はその鉄の塊を軽々と振るいながら、ケルシーにそう語りかける。ケルシーは、目の前の『ソレ』を処理するのに精一杯であったが、耳は傾けていた。何故今それをするのかという疑問はさておき。

 

 

「……シクス、あいつはまだ人として生きていられる。あいつは特殊なんだ、マスターが残した最後のモノ。アルム特性の源石化合物やD32鋼を数十個吹き飛ばした時は、流石に笑えなかったけどな。それほどまでにアイツは強すぎた。お陰で【対『0』用決戦兵器】みたいな扱いを他の人間からされていたが、そんな扱いを受けても俺たちの家族なのは間違いなかった。」

 

「……」

 

「……はん、まぁいいさ。それはいつか分かる事だしな。あんたなら真相に辿り着くさ、【ケルシー医師】。

 

話を変えよう、裏であんたがレクサスについて調べていたのは知っている。おかしいだろ?昔から居た小さな貴族が、いつの間にかウルサスを象徴する大貴族の1つになった。当時の富も権力も、何もかも手に入れていた。そんな大きな存在となっていながら、自分が不利になるような真実を権力を使って揉み消そうとせず、そのままニュースとして世の中に公開した。なんなら否定もしなかった。傍から見たら、狂っているって思われてもおかしくないだろうな。」

 

「だがその行為も、大貴族に仕立てあげたのも、シクスがそっちに行って、あんたに会いに行ったのも、あんたと直接話したのも。全て、一人の男の計画の内さ。その男は未来が見えているのかもしれんな?」

 

 

男は『ソレ』に咲いている花をもぎ取り、手に持っている鈍器で殴打しながら会話を続けた。

 

 

『あんたと直接話した』

その言葉に、ケルシーはいつの日か見た光景を、思い出した。

 

 

ロドスでの医務室、シクスが運ばれてきた日だった。

 

 

【貴方は?】

 

何者かが、医務室にいた。ロドスの人間とは思えないその風貌に、ケルシーは警戒を欠かさなかった。

黒いボロボロのローブを被った男が、部屋の中にいた。眠っているシクスを、じっくりと見つめ何かを考えているかのようだった。

 

【私は、そこで寝ていたシクスの父だ。貴殿に言伝をしに来た。】

 

【……一体どこから?ここは完全なる密室に近いのですが。】

 

【私は、最初からシクスに付き添っていた。貴殿なら理解していたと、思ったのだがな。】

 

【(……存在に気が付かなかった。Mon3trも反応を示さなかったという事は、本当に最初から居たのか?それともその存在が実証されていなかった……?)】

 

 

【……まぁいい。では言伝だ。

私と貴殿はいずれ再会する―――本来ならば、深き遠き、海の底……だが、貴殿は特別だ。都市の下、大地を司るもの。その目の前で、私は待っている。】

 

 

 

「――――!危ない!」

 

レッドの声で正気に戻る。が、少し遅かった。目の前まで迫ってきていた生命体が、ケルシーの首をつかみ取ろうとその触手を唸らせ、首目掛けて伸ばし―――――

 

 

だが。

 

 

「お?なんか思い出したか?ん?」

 

「……あぁ、まぁ。」

 

「あぁ、そりゃ結構。だが、もう寝ている暇はないぞ?」

 

先程まで振るっていた巨大な鉄の塊とも言い難い剣の柄の部分で、伸ばした触手を叩き落とす。男は、地面に落とし足で押さえつけ、そのまま触手を切断した。生命体は悲惨な声を上げながらその形を崩していった。

 

だがその声に呼び寄せられるかのように、未だ生命体はこの場に現れてくる。

ケルシーも構え直す。Mon3trを呼び出し、戦闘態勢に入る。

 

じっと、生命体が向かってくるのを見つめていた。

 

 

「すまない、助かった。礼を言わせてくれ。」

 

「それを言うのは少し早いが、まぁ受け取っておこう。それより、これを捌けば一先ずは落ち着けるはずだ。」

 

「根拠は?」

 

「勘。……じゃあダメそうだな、まぁなんだ、もう追加が来ないのを見ただけだよ。 」

 

ケルシーは何か考えた後、Mon3trに指示を出す。

 

【指令。メルトダウン。】

 

「(嬉しそうな唸り声)」

 

 

Mon3trは嬉しそうに生命体へ殺意を向け、殲滅を開始した。それに続くように男やレッドも動く。

 

『殲滅』が始まろうとしていた。

 

 

 



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これより!RTA後半戦を開始する!

星6用の育成素材が足りなさすぎるので初投稿です。作戦記録……!作戦記録が足りないっ……!


 

大幅カットした(過去形)RTA、はっじまるよー!

 

前回はご飯を食べてましたね。速度バフがうん、美味しい!

さて、ここからなんですが少し動きを変えます。具体的に言うとですね、ここからバグを使ってショトカしまくります。許せサスケ……タイムが惜しいんや……ということで説明しましょう。

 

 

まず、これから白うさぎさんことフロストノヴァさんと戦う(戦わない)予定なんですが、そこまで間が5日あります。すくねぇな?なので、この期間は、

午前はひたすらに教官オペレーターとして働く▶ご飯食べついでにウルサス自警団(アブサントも含めて)と仲良くなる▶午後は任務に出かけてアーツ暴走させて気絶して医務室にぶち込まれる覚悟をしておく

 

という、作業量の多いとち狂ったループをやります。大変すぎるッピ!これだから信頼度上げ作業は……

 

ですが、何故かここから特定のコマンド入力とメニュー開閉連打を行うことで、【そこで行うべき行動を行ったと判定する】ことが出来ます。

 

 

えーつまりですね、【午前は教官オペレーターとして働く】って所を、【もう既に働いたし今はお昼丁度である】という感じの判定にすることが出来るんですね。ちなみに入力すべきコマンドは固定です。コマンドはこんな感じ。

 

その場でジャンプ▶しゃがみ▶軽く左にむく▶アーツ攻撃を構える▶近接攻撃で構えを解除▶近くの壁によじ登る

 

で何故か行きます。不思議ですねぇ〜。

先駆者ニキがこのコマンドを発掘してくれていたんですよね。なんでこんなの見つかるんだって話になるんですが(まぁそれは↑それ↑と↓して)ありがとう先駆者ニキ……【教官として働く】、【オペレーターとして動く】、両方やらなくちゃあ行けないのが走者の辛い所ですね(凄み風)

 

 

という事で今から画面には白菜かけますね(難聴)

 

 

はい、2倍速にして流してます。やることもう言いましたし、この後の作業は単調で代わり映えしないですからね。

 

ですが、それでは皆さんが飽きてしまいますよね?

 

ですので〜、皆 様 の た め に 〜

 

 

【フロストノヴァと戦わない】という選択を何故取るか。ということについてお話します。

 

……え?なんですか、クッキー☆は無いですよ?クッキー☆見たかった?何言ってるんですか、ここはRTA動画ですよ?(マジレス)

 

とまぁそれはさておき。本題に戻って話すとですね、この後シクスちゃんの家族と再会できます。やったね!たえちゃん!家族と会えるぞ!

 

というのも前回ケルシー先生が言ったように、シクスちゃんの家族は龍門に居ます。

で、ここでストーリー的に色々補足してくれます。ついでに、トロフィーの為のイベントが進みます。え?物語展開のネタバレだって?だってここに関しては固定で話されますしキャラクターが違うだけで話してる内容同じですし……(早口言い訳)

 

ですが、この後ストーリーは4章に入って行きまして、ロドス陣営に属しているとチェルノボーグでフロストノヴァと遭遇し戦闘をすることになるんですよ。

 

通常プレイはいいとして、RTAでは非常に邪魔くさいものです、戦闘が長いのでどうにか途中で抜け出したい……さっさと龍門に行きたい……謎に戦闘中専用ムービーありますしね。キレそう(キレ気味)

 

だが傭兵と同じような感じの立場にいるシクスちゃんに、勝手に単独行動はちょっと難しい……

 

 

では、ここで皆様に思い返していただきましょう。チェルノボーグでのフロストノヴァ戦、地面に埋め込んだ源石を起爆してドクターが地下にドナドナされたのを覚えているでしょうか。あれね、飴食わされた所です。いやー懐かしいですね。

 

 

ここでフロストノヴァが使った源石をこちらが先に利用します。ちなみに、源石の位置は固定されていないんですよ。完全ランダム……なのですが、アーツ適正が卓越を超えているので、源石探知が可能になってます。ソナーみたいなものかな、うーん万能。卓越超えてたら誰でも出来るので、みんなもソナー、しよう!(提案)ちなみにそんな事しなくても脳死でボタン連打してれば反応することに走った後気付きました。なんで?(憤怒)

 

 

つまりまとめるとですね!チェルノボーグ行ったら源石起爆して、色々したら龍門行けるよやったねたえちゃん(動詞)!という事です!わかりやすいな?

 

 

 

さてさて、話したいことも話してたら倍速が終わりましたね。途中でなーんか黒いファイルが医務室に置いてありましたが、アレハナンダロウナー。あれの正体もいつか分かりますよ、多分ですが。

 

 

では、倍速も終わったのでこれから【シクスちゃんの家族と再会する】を実行する!

 

まずはロドスの面々と共にチェルノボーグに行きます。行かないとCEOに探されてなんならめちゃくちゃに心配されます。専用ムービー付きで。……なんで????

 

 

まぁこうなる理由としたら、短期間で何度も医務室を使用しているって所でしょうかね……(原因に関しては)んにゃぴ……まぁそう、よくわかんなかったです……

 

あ、言い忘れてましたがサイレンスネキとは再開しました。アーツ暴走させて医務室運ばれてたら殆ど対応してくれましたね。うーん優しい!なんかやけに対応が過保護でしたが、まぁ気の所為でしょう。うんうん気の所為だな!(白目)

 

と、話を戻して。チェルノボーグに行ったら……行った、ら……もた……もた……遅くなーい?あくしろよ(ロード中)

 

 

 

はい、着きました。廃墟とか瓦礫とかが多いせいでロードが長いねんな……着いたらですね、フロストノヴァと戦闘までそのまま進めます。

 

「あぁ言っておいて、結局戦闘するやんけぇ!!!戦闘しないんじゃないんですか???(電話猫)」と思われたニキネキ。まぁまだ慌てないで。

 

 

とりあえずカットしまして……はい、戦闘前まで来ました。

 

 

ここから少しシビアな事をします……戦闘開始と同時にポーズ。そこからポーズ連打で下に照準を向けて……探知。ドクターと白うさぎさんが巻き込まれるような位置を確認します。確認したらアーツで埋まっている源石を起動!ドクターと白うさぎさんを下に落として戦闘を発生させません!探知して確認から起動までの猶予は10fあるくらいなので、これと似たようなルートを走る方は気合いでどうにかしましょう。戦闘なんてなかった、いいね?

 

 

ということで、無事成功しましたね、ヨシ!(指差し確認)そしたら、CEOに龍門に行く事を伝えます。理由ですか?選択肢下の、【傭兵の勘】だと伝えましょう。だいぶ悩んだ後、

 

「……分かりました、ケルシー先生に向かう事を一応伝えておきます、気を付けてくださいね。」

 

と言われます。……はい、めちゃくそ余計なことをされましたね。予定通りなのでいいですが。

 

余計な事、というのもですよ?龍門にシクスちゃんの家族がいるとシクスちゃんに伝えたのはケルシー先生です。そんな人が、重要な任務そっちのけで【深き者】に関係している家族のいる、龍門にわざわざ向かう人を止めるだろうか、いやない(断言)ということですね。

 

 

………はい、つまり、ケルシーがこちらを追ってきます……オネエサンヤメチクリ〜(懇願)

 

まぁ8割ぐらいシクスちゃんに追いついてこないので平気でしょう!今のうちにさっさと龍門に行きます。

 

ちなみに移動ですが、tasさんレベルの腕前のプレイヤーでは【剣製】の作って撃った剣に乗って移動するらしいですが、残念ながら私は一般Peopleなのでその辺にある使えそうな車を借りパクします。(永遠に)借りていくだけだからセーフだよセーフ。

 

 

そんじゃ移動は特になんも……ないと思いましたが、だいぶ昔に埋めていたお酒を取りに行く必要がありました。もしものための対策です、ここから先は普通に有り得ますからね。んじゃ、取れたので他の道中は

カットで。到着場所はスラム街です!

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――

 

いやぁ、NKT……

大変でしたね〜、なんか龍門郊外のどっかで建物爆発事故?があったらしく、少しルート取りをミスりました。こんなのチャートにないよ……

 

ですが、目的地には着きましたし、ケルシーも見回したところいません!これは勝ったな!ガハハ!

 

あ、そうだ(唐突)

ここに着くと、固定でムービーが入るんですが、実はカット出来るんですよね。ムービーカットできないとは()

変な確率を引かなければカット出来ます!!変な確率ってなんぞやって思うかもですが、取り敢えずムービーカットしてからですね。

 

んじゃ、ここでしゃがんでコマンド入力……ピーチクパーチクアホイホイホイ!ヨシ!(現場猫)

 

これでムービー…………(画面暗転)

 

 

 

 

スキップされてないやん!?これは……余っ程の確率を引いたようで……

 

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!(ビーバー)

 

 

 

 

――――――――――――

 

 

 

「……よう。」

 

「リーシ?」

 

思わず、首を傾げた。ひと月も経っていないが、随分と期間が空いたように感じた。

ボロボロになっている服装や、剥がれかけているレユニオンのワッペンを見れば、どれ程過酷な目にあったか位は想像が付く。

付けている仮面にはヒビが入っており、少しの衝撃で簡単に壊れてしまいそうだ。

 

 

【……成程、道理でここにいる訳だ。】

 

【深き者】が何かを呟いている。だが、目の前の存在に意識を全て持っていかれる。なんだか、目を逸らしたらいけないような、そんな気がする。

 

 

「リーシ……チェルノボーグであの時別れた以来だけれど、どうして今ここに?ここの場所なんて知ってる人少ないはず――――」

 

「はぁ……待ってたんだぜ?お前の事を。皆な。さ、時は満ちた。早く進みな。」

 

リーシは、私の問いには何も答えなかった。それが正しい行いだとでも言うかのように。

彼は自らの後ろを指さす。その方向には一つの重層感が感じられる扉がついていた。鉄の塊とも言っていいほど迫力のある扉だ、開けれるかどうかも怪しい程に。

 

 

 

「……待ってたって、どういう事?レユニオンがこれに関係してるって?」

 

純粋な疑問を彼にぶつける。すると、彼はこう聞いてくると知っていたかのようにほんの少しため息をついたと思えば口を開いて答えた。

 

「レユニオンは関係してねぇよ。これは俺の独断だ。あぁ、一応Wには話通してあるぜ?【万が一、ここで戦闘があっても気にするな】ってな。」

 

 

……戦闘と言っても、こちらからはやろうと思っていないのに。何のことを言うのだろうか。ここに来そうなのは……ケルシーくらいだろうけれど、そこまでする必要は無いように思える。

 

そんなことを考えていた折。

 

 

 

「!ガッ……!?」

 

どこからか鋭い触手のようなものが飛んできて、喉を突き刺した。燃えるように痛い。触手は喉を貫通させた後、体に巻き付くようにそれを伸ばしてくる。

一先ず、アーツを使って貫いた触手を切り落とす。幸い、触手のようなものは柔らかくすぐに落とすことが出来た。

 

 

ふと、触手が出てきた方向を向き直す。すると、

 

「な、に……あ、れ……」

 

「おーおー、もうやってきやがったな。はぇーんだよ全く……」

 

【こいつら……何故ここに!?】

 

暗闇の中に、一つの何かが浮かび上がる。

不定形の塊、生きようと蠢いている一つの生命体。ゴムのような皮膚を持つそれが、そこに居た。……あまり長く凝視したくはない見た目をしている。

 

すると、何かいい案でも考え付いたのかリーシが

「シクス、首の怪我は大丈夫だな?」

 

と聞いてきた。

 

「え、あうん。そこは、何とか。」

 

首元を押さえながらそう答える。少し治癒に時間はかかったが何とか傷口は塞がっている。【深き者】の回復能力の早さに感謝しながら、どうしたものかと思考を巡らせた。

 

「じゃあほら、早く扉の奥に行きな。こいつ一人なら俺だけで充分だ。」

 

 

リーシは指で先程も指した扉を指す。早くしろと言わんばかりに、それを指す指の動きは少しずつ早くなっていった。

 

「ほら早くしろ、俺の心配する暇あったら自分の心配しとけ。俺にはこいつもあるから、心配すんな。」

 

 

そう言うと、リーシは巨大な鈍器とも形容しがたい剣を何処かから取り出し、目の前の存在に構える。その後ろ姿は、どこか安心感が持てる後ろ姿であった。

 

 

「……分かった。無理、しないで。」

 

それだけ伝えて、扉を開けようとする。

 

見た目とは裏腹に思っていたより軽く、その扉は開き、中に吸い込まれていくかのような感覚と共に意識がそこで落ちた。

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――

 

 

「……はっ、『無理しないで』だとさ。俺がそう言われるか。なぁどう思う?この話。面白くないか?……へいへい、分かってるよ集中する。それより――――」

 

 

「なんで父さんは出てこなかったんだ?久しぶりだけどさ。」

 

 

男は目の前の不定形な奇々怪々の生命体に、手に持っていたソレを振り回しながら先程まで隠れて見ていた者に問いただす。

 

 

「……しょうがないだろ。デオなら、絶対父さんがシクスにアレで嫌われてるのは分かるだろう?あ、あと久しぶり。元気そうでなによりだ。」

 

 

「まぁ、だろうな!俺もあの話持ちかけられた時は絶交してやろうかと思ったぐらいだし!」

 

 

「あ、そう……だよな……すまん……」

 

「……いやマジ、さっき意気揚々と1つの施設吹き飛ばしてきた人間とは思えないな!テンションの落差よ……っと危な。」

 

「……それはそれだ、ほら頑張れ。」

 

 

「えぇ?父さん手伝ってくんねぇのかよ?」

 

「さっき力を使いすぎたんだよ……これも、老いだな。」

 

「老いというか……『賞味期限』?」

 

「お菓子じゃないぞ。」

 

「似たようなもんだろ、奴らはそう思ってそうだけどな……っとあぶねぇ。」

 

「彼らは分かっているさ、自分の置かれている状況ぐらいは理解できるだろう。」

 

「それもそう……だな!」

 

振り下ろした剣が、生命体を消し飛ばす。

 

が、辺りからまたウヨウヨと新しい生命体が現れてくる。どれも先程のように不定形の気味悪い存在だ。その辺を自らの体から零れ落ちる体液のような何かで埋めつくしながらこちらに向かってくる。

 

 

「うっへぇ……なぁ、シクスに何でこうなってしまうのか、理由を教えとけよ。

まぁ、クアルトやアルムから伝えた方が良さそうだがな。ほら、自分の家族がまた目の前で触手の串刺しになるのは嫌だろ〜?」

 

 

その言葉を聞いた途端。男が掌から何かを取りだし、生命体にそれを振り払う。すると、そこに居た生命体が全て跡形もなく、静かに消滅していた。

 

「お〜……さっすが。やっと本気出してくれるのか?」

 

 

「出さないよ。ただ、家族を傷つける者は誰であれ許さないだけだ。 」

 

「……本っ当に、家族想いな事で……」

 

「あぁ、そうだデオ。この後ロドスのとある医者が来る。名は、ケルシーだ。彼女を――――――」

 

「対応しろって?あぁ分かったよ。なら、早くこれを片付けないとな。」

 

 

 




なんだか文章のノリが戻ってきた気がする。まるで誰得なんだみたいなストーリーになってますが、ちゃんと完結はさせる予定でいます。次RTAするならもっと短いやつにしよう(提案)


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