僕のヒーローアカデミアに青春スイッチオン! (EXE@(O8O))
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設定

・主人公【如月友太郎(きさらぎゆうたろう)】

 

この男は転生しヒロアカの世界に誕生した

友太郎は仮面ライダーとヒロアカの知識は持ち合わせず

ただただ友情を大事にしヒーローになる為に青春を謳歌する

家族は祖父との二人暮らし

両親は事故で他界

 

・ヒーロー名【仮面ライダーフォーゼ】

 

仮面ライダーは中学時代の友達の[野座間友子]が個性が生まれる前にあった都市伝説から引用

 

フォーゼはドライバーからである

 

・個性【コズミックエナジー】

 

身体からコズミックエナジーが流れていてこの個性だけだと

何の力も発揮しないそこで中学の時に出来た親友と仲間たちでとある物を造った

 

・サポートアイテム【フォーゼドライバー】

 

中学時代に親友である[歌星賢吾]が父である宇宙関係の科学者兼サポート開発者の[歌星緑郎]の元、仲間達と友太郎の為に開発された

友太郎にとってドライバーは友情の証であり友達とも思っている

 

【アストロスイッチ】

 

友太郎の個性を引き出し、物質化させるスイッチ

友太郎はドライバーなしで物質させられるが真の力はドライバーがあってこそ引き出せる

 

【マシンマッシグラー】

 

仮面ライダーフォーゼの愛用バイク

 

【パワーダイザー】

 

フォーゼをサポートするロボである

頑丈な身体と体力がないとまともに操作は困難

 

【フードロイド】

 

ファーストフード形状しており、特定のスイッチで変形・起動するフォーゼのサポート小型ロボ

 

・【天ノ川学園中高一貫校】

 

ヒーロー事務所[ホロスコープス]、元プロヒーロー[サジタリウス]である[我望光明]により創られた

 

そこで友太郎は賢吾を初め、多くの友情を深め

仮面ライダー部を創りフォーゼドライバーを開発する

 

・【仮面ライダー部】

 

学園で起きた事件・トラブルを解決するために創られた部活

(ジャンプのスケット団のような感じ)

あとは原作と変わり無し

 

行く高校、雄英○、天高△、別高□

 

部長(自称)風城美羽△

 

部員 如月友太郎 (仮面ライダーフォーゼ)○

 

歌星賢吾 (サポートアイテム開発担当兼親友)○

 

大文字隼 (パワーダイザー操縦者)△

 

城島ユウキ (幼馴染)△

 

JK(神宮海蔵) (諜報員)△

 

野座間友子 (諜報員)△

 

朔田流星 (仮面ライダーメテオ)□

 

   黒木蘭 △

 

顧問 大杉忠太

 

 

・ヒロイン 拳藤一佳 

 

 

【雄英でのパワーダイザー操縦者候補】

 

切島・鉄哲

 

 

【原作のフォーゼとこの作品のフォーゼの違い】

 

賢吾はコアチャイルドではなくただの人間です

 

賢吾の父親は生きてます

 

ホロスコープスもヒーロー側

(NARUTOの映画だって反転した世界で暁は味方だったしね)

 

【未定要素】

 

入試時のスイッチの数

 

なでしこ

 

ロケットスイッチスーパーワン

 

ロケットドリルステイツ

 

フュージョンスイッチ等など

 




設定で1000文字結構大変でした


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転・生・上・等

どうもEXEです。
どうしてもありふれ作品が気に乗らなくて
気分転換にもう一つ作ってみました。

こちらも途中ストップの可能性もありますが頑張っていきます 


友太郎site

 

俺、[如月友太郎]は目が覚めると真っ白な部屋に居た。

 

 

友「ここはどこだ?俺は確か…」

 

 

友太郎はここに居る前のことを思い出す。

 

彼はダチと学校帰りに信号でトラックに轢かれそうな親子を庇って轢かれたのを思い出した。

 

 

友「そうか、俺…死んだのか…」

 

?「その通りです。如月さん。」

 

 

何処からか女性の声が聞こえた。

 

 

友「アンタは?」

 

?「私はナーヤ、女神です。」

 

 

ナーヤと名乗る女神が現れた。

 

 

友「えぇ、女神様〜!?」

 

ナ「そうよ。わたし女神なのです。」フフン

 

 

ナーヤは得意気に言う。

 

 

友「女神様がなんで?」

 

ナ「君は今日まで善行を積んできました。そこで貴方には転生する権利を与えたいのです。」

 

友「転生?」

 

ナ「そう転生!世のオタクが羨ましくなる事です。」

 

友「面白そうだな、新しい世界でも多くのダチが出来そうだな。」

 

ナ「決まりですね!それでは転生場所と転生特典を決めましょう!」

 

友「なんだ、その特典ってのは?」

 

ナ「転生した場所で生きていく為に必要な力です。」

 

友「へーそんなのあるのか。」

 

ナ「何かご希望はありますか?」

 

友「そうだなぁ、ダチを多く作り、それを守れるのがいいなあと転生場所は青春っぽい所」

 

ナ「そうですね………」

 

 

ナーヤがしばらく考えた。

 

 

ナ「決まりました。」

 

友「おぉなんだ!」

 

ナ「はい、まずは特典からそれは…」

 

 

 

ナ「仮面ライダーフォーゼ」

 

 

友「フォーゼ?」

 

ナ「そう!仮面ライダー!フォーゼ!!」

 

 

ナーヤは力強く言う。

 

 

ナ「フォーゼ!高校生活で出来た友情の力で巨大な敵を倒したのよ!」

 

友「おぉ!友情の力!いいねぇ!それだ!」

 

ナ「わかりました!それでは次は転生場所です!」

 

 

 

ナ「僕のヒーローアカデミア!」

 

 

 

友「おぉ!それは名前だけ知ってる」

 

ナ「そうですか!この物語はヒーローを目指す高校が舞台です。なのでフォーゼとは近いものになるでしょう。」

 

友「いいな!そこにするぜ!」

 

ナ「決まりですね!それでは転生の準備しますね。」

 

友「よろしく頼む。」

 

 

しばらくすると床の一部が、円状に青く光りだす。

 

 

ナ「それでは、こちらの魔法陣に乗ってください。そこから転生できます。」

 

友「わかった。」

 

 

友太郎は魔法陣の前に立ち止まる

 

 

ナ「どうしました?」

 

友「ナーヤ、アンタってダチは居るんか?」

 

ナ「いきなり失礼ですねぇ。まぁ1人ぐらいしかいませんけど…」

 

友「こんな寂しいところだ、しょうがねぇ。」

 

ナ「だったらなんですか?」

 

友「だから俺とダチになってくれ。」

 

ナ「えっ?」

 

友「ダチは1人でも多い方がいいだろ。」

 

ナ「全く仕方ありませんね。」

 

 

そう言ってナーヤは右手を差し出した

 

 

友「ん?あぁ握手か。」

 

 

友太郎とナーヤは握手を交わすけどナーヤは不満そうだった

 

 

友「どうした?」

 

ナ「あっそっか、貴方フォーゼ知らないのでしたね。」

 

 

ナーヤは友太郎の手を取り数回握り直し、2回拳を上下交互に叩く

 

 

友「これは?」

 

ナ「友情の証です!」

 

友「友情の証?」

 

ナ「仮面ライダーフォーゼで行った友情を分かち合う為に必要な力です」

 

友「へぇ〜いいなそれは俺も使わせてもらうぜ」

 

ナ「はい、どうぞ使ってください。」

 

 

友太郎は魔法陣に乗った

 

 

友「じゃあなナーヤ、また会えたら友情の証しような」

 

ナ「はい、わかりました。」

 

 

友太郎は部屋から消えたいった

 

 

ナ「さようなら、友太郎さん。星の導きがあらんことを。」

 

 

 

 

 

 

宇宙、無限のコズミックエナジーを秘めた、神秘の世界。

若者たちは、アストロスイッチでその扉を開き、未来を作る。

"space on your hand"その手で宇宙を掴め!

 

 

 

【僕のヒーローアカデミアに青春スイッチオン!】スタート!

 

 




ヒロアカで仮面ライダーのクロスオーバーがありますけど
青春高校を舞台したフォーゼがないのは不思議でした。

少しでも他の作者が、フォーゼのクロスを書いて欲しいと思います


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入・試・変・身

スイッチはサイコロで十の位は0・1・2で決め、一の位はサイコロを2回振った合計で決めました。

それではどうぞ!


如月友太郎が15年前に転生したこの世界は簡単に言うなら人類の総人口、その約8割が何らかの特異体質に目覚めた超人世界

 

特異体質に目覚めた人間の中には怪人のように能力を使い悪事を働く悪人、敵(ヴィラン)がおり、それと同じように能力を使い敵を倒したり人を救う英雄(ヒーロー)という職業が当たり前になった。

 

――超常が日常に、架空が現実になった――

 

そんな世界だった。

 

 

今から約15年前、彼は前世で人を助けて事故で死亡した。何を思ったのか神はとある力を与え、そして僕のヒーローアカデミアの世界に転生させた。友太郎はとある夫婦の元に産まれるが、小学3年になったその年に敵の攻撃で出来た被害に合い両親は死亡した。両親の死後、友太郎は祖父の家に預けられる。

 

 

それから数年、友太郎は中学3年になりそして今日雄英高校の入試テストがあるのだ

 

 

【雄英高校】

 

 

折れない心を育て弛まぬ努力に打ち込む事で限界の殻を打ち破る「Plus Ultra!!(プルス ウルトラ=更に 向こうへ)」の校訓の下、第四世代No.1ヒーローオールマイト並びにNo.2ヒーローエンデヴァーを筆頭に多数のスーパーヒーローを排出した実績とネームバリューで、ヒーローを目指す日本全国の中学生の憧れの的となっている名門中の名門。

 

しかし、念願叶ってヒーロー科への入学を掴み取ったとしても実戦前提、且つ高い結果を求められる各種実技訓練に耐え切れず自主退学を願い出る者、諸々の理由で教職員判断により除籍処分を受ける者もあるなど、名門の誉れに違わない厳しさも折り紙付き。

 

 

友太郎site

 

 

俺は雄英高校に向かうために髪型をセットする。

ワックスをつけリーゼントを作る。バイクチームのメカニックをしていた祖父の如月吾郎の影響もあり、中学の時から髪型はリーゼントにしている。

 

 

友「うっし、これでオッケー!」

 

 

そして80年代の不良をイメージした黒の短ラン&ボンタンを着た

その後、祖父に挨拶して出ていく。

 

 

友「じゃあ、五郎爺行ってくる」

 

五「おう、友の字頑張ってきな」

 

 

俺は扉を開ける「遅いぞ、友太郎!」

と玄関前に俺の名前を呼ぶやつが居た

 

 

友「わりぃ、わりぃ賢吾」

 

 

こいつの名前は[歌星賢吾]中学の時からの親友だ

 

 

賢「たく、そんなんで試験大丈夫なのか?」

 

友「あぁ、筆記試験は賢吾やみんなに手伝ってもらったからきっと大丈夫だ」

 

賢「そう願っているよ。その後の実技試験のために、ほら」

 

 

賢吾は2つのスイッチを友太郎に渡す。

スイッチには18と19の番号が描かれていられる

 

友「おぉ新しいスイッチか!」

 

賢「18番,シールド 19番,ガトリングだ」

 

友「サンキュ、賢吾」

 

賢「これを渡しといて落ちるようなら許さないからな」

 

 

俺と賢吾はこれから別々の学科を受ける

 

俺はヒーロー科を受ける

 

【ヒーロー科】

 

雄英高校の根幹を成すニューヒーロー養成学科。ヒーロー偏差値79、入試倍率300倍と言われる桁外れの難関を突破した者にのみ開かれる栄光の第一歩。

 

 

賢吾はサポート科

 

【サポート科】

 

コスチュームなどヒーローに必要なサポートアイテム一切の新造・調整・改造を主務とする技術者養成学科。今や熾烈な業績競争を繰り広げるサポートテクノロジー業界で少しでも有力な会社に就職するべく、折に触れて学校に訪れる各社スカウトへ向けたアピール活動は不可欠。

 

しばらくして雄英高校の門に着く。

 

 

賢「俺は父さんのようにサポート開発業になってお前をサポートする」

 

友「俺はヒーローになって多くのダチを作って、全員を守る!」

 

賢「負けるなよ、友太郎」

 

友「あぁ、賢吾もな」

 

 

俺たちは握手を数回、握り方を変え 拳を合わせ、上下に叩く

俺たちの[友情の証]をする。その後、俺たちは自分の学科の試験会場に向かった。

 

 

俺は筆記試験をなんとか終えたあと実技試験の説明をする会場に移動し、席に座る。その時に先に居た人に挨拶する。

 

 

友「うっす、隣座っていいか?」

 

 

俺が話しかけたのはオレンジ色のサイドテールが特徴的な女子だった。

 

 

?「大丈夫だよ、どうぞ。」

 

 

俺が座るとちょうど部屋は暗くなり、正面のスクリーンが光る。

 

 

?『今日は俺のライブにようこそー!エヴィバディセイヘイ!』

 

 

実技試験の説明はプロヒーローである、プレゼントマイクの騒音に近い挨拶から始まった。実技試験の内容は、これから始まる実技試験の会場で四体の仮想ヴィランを倒すという内容だった。プレゼントマイクが説明をしている途中で、いかにも真面目眼鏡君がブツブツ呟いていた緑色の髪の男子を大声で注意してたりと、一悶着あったが、実技試験の説明は無事に終わった。

 

 

 

プ『俺からは以上だ!最後にリスナーへ我が校『校訓』をプレゼントしよう。かの英雄ナポレオン・ボナパルトは言った!「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と!“Plus Ultra”!それでは皆、良い受難を!』

 

 

俺はプレゼントマイクの最後の言葉に感動した。

 

 

友「くぅ~、あの人めっちゃ良いこと言ってるぜ!よっしゃ頑張るぞ!」

 

 

俺は両腕を挙げ、叫ぶ。周りに見られて、クスクス笑われる声が聞こえたが気にしちゃいない

 

俺は試験会場に移動した。

 

 

?「へぇ〜すごいな、私も頑張ろ。」

 

 

オレンジ色のサイドテールの女子は友太郎の元気良さを見てやる気をだすことを決意。

 

しばらくして試験会場に着く。

 

 

会場には多くの受験生がおり、各々準備を行っている。

友太郎も、スタートしたあとに使うスイッチを選んでいる。

 

 

?「あっさっきぶりだね。」

 

 

そこに話しかける女子の声が聞こえる

その子はオレンジ色のサイドテールの女子だった

 

 

友「お、アンタ確か隣の席だったやつだな」

 

?「そうだよ、私[拳藤一佳]よろしくね。」

 

友「俺の名前は如月友太郎、ヒーローになって多くのダチを救う男だ!」ドンドンターン

 

 

友太郎は右手で胸を2回叩いて、人差し指を一佳に指す。

 

 

一「おもろいね、如月くん。」

 

友「俺のことは友太郎でいいぜ。」

 

一「わかった、私も一佳でいいよ。」

 

友「よろしくな、一佳。」

 

一「友太郎ってどんな個性なの?」

 

友「ん?あぁおれの個『ハイ、スタート!』あっ」

 

 

俺の言葉はプレゼントマイクによる、突然のスタート合図によりカットされた。

 

 

プ『どうしたどうしたあっ!実戦にカウントダウンなんざねえんだよ!!走れ走れ、賽は投げられてんだよ!!』

 

 

その言葉に次々と受験生は走っていく。

 

 

一「ごめん先に行くね。お互い頑張ろ!」と走っていった。

 

友「え、……あっ!」

 

 

気がつくと友太郎以下、全員入口から中へと走っていった

 

 

友「で、で、出遅れた!!!!!!!」

 

 

急いで友太郎は入口に入るとそこは密集地帯になっていた。

近くに居る仮想敵はほとんど倒させれていて、ポイントが獲得できない、なのでそこから抜けるためにあるスイッチを押す。

 

 

 

 

ROCKET ON

 

 

 

 

友太郎の右腕はオレンジ色のロケットに変化する。

 

友太郎が押したの[アストロスイッチ]

 

友太郎の個性「コズミックエナジー」の力を引き出し、マテリアライズ(物質化)させるスイッチ。

 

個性単体だとなんの力にもならないが賢吾の父親の助力もあり、賢吾が友太郎の為に創り出した物だ。

 

 

モブ受験生1「へっ、スタートダッシュで、出遅れたやつがいたな。」

 

モブ受験生2「そういやいたな。1抜け確定!」

 

 

一「友太郎…」

 

 

受験生達は出遅れた友太郎は落ちたと確信した。

 

 

その時

 

 

友「よっしゃ!行くぞー!」

 

 

友太郎はロケットで受験生の上を飛んでいく。

 

 

モブ受験生「ウッソだろ!ロケット!?」

 

モブ受験生「あいつ、速すぎだろ。もう見えなくなった。」

 

 

友太郎はそのままエリア奥まで着く

 

 

友「よし、ここならポイント多く取れるな」

 

仮想敵『目標発見、ブッ殺ス』

 

 

友太郎はロケットのスイッチをオフにして、地面に着くと仮想敵に次々に見つかり、攻撃を仕掛けてきた。

 

 

友「おぉいっぱいキター全部纏めてタイマン張らせてもらうぜ!!」右手で拳を作り、仮想敵たちに言う。

 

襲ってくる仮想敵の攻撃を避け、2つのスイッチを使う。

 

 

シザースオン チェーンアレイオン

 

 

左腕には大きなハサミが右腕にはチェーンアレイが装備される。

 

 

友「おぉら!」ドーン、「そら!」ジャッキーン

 

 

距離のあるやつはチェーンアレイで殴り、近づいてくるやつはハサミで斬っていく。

 

しばらくすると他の受験生達もこちら側まで来てしまって、

周りは会場入口のようにあっちこっちで戦闘を行っている。

 

 

友「あーこんなに多いとガトリングが使い難いな…」

 

 

賢吾に新しく貰っといて使わないのは心苦しい。

そう考えながら戦っていると。

 

 

ドオォォォォォォン!!

 

 

大きな音と、ともに巨大な敵ロボット…通称[お邪魔虫]

 

巨大仮想敵は下半身にミサイルを取り付けて上半身は極太なアームバンドだ

 

巨大敵は暴れ、街を破壊する。

 

 

モブ'S『逃げろォォォォォ!!0ポイントが襲ってきたぞォォ!!』

 

 

友「これはまずいな…[アレ]使うか…」

 

一「きゃあ…!?」

 

友「え…今の声は」

 

 

声がした方を向くとそこには瓦礫に足が挟まり身動きが取れない状態にいる拳藤一佳がいた。

 

 

友「……最悪だ…」

 

「一佳、大丈夫か?」

 

一「うぅ…瓦礫をどかすことが出来ればなんとか…」

 

友「これか…ふん!…駄目だ、あと1人欲しい」

 

 

瓦礫は1人で頑張って動かそうとしてみるもわずかに動くが抜け出すには少し足りない。

 

 

?「おい、大丈夫か!?」

 

 

後ろから黒髪の男が走ってきた。

 

 

友「すまない、瓦礫を上げるの手伝ってくれ!」

 

?「おう、わかった!」

 

 

友・?『せーの!』

 

 

2人でようやく一佳は瓦礫から足を出すことが出来た

 

 

一「ありがとう。恩に着るわ…」

 

?「よし、急いで逃げるぞ!」

 

友「いや、俺はあいつを倒してくるぜ。」

 

 

友太郎は2人とは違い、[逃げる]ではなく[倒す]と言った

 

 

?「おい待て!あれは倒さなくてもいいんだぞ!」

 

一「そうだよ!」

 

友「いや、あのままだと被害が大きくなるだけだ。その前に止めないと。」

 

 

友太郎は巨大仮想敵に向かっていった。

 

 

友「よし、これの出番だ!」

 

 

友太郎が取り出したのは[フォーゼドライバー]

 

フォーゼドライバーは友太郎の個性、コズミックエナジーを通常時よりも活性化させ、アストロスイッチの性能をより多く引き出させる

 

 

友太郎はドライバーを腰に巻き付け、4つの赤いスイッチを入れ

左腕を前に、右手はドライバーのレバーを掴むとカウントダウンが鳴る。

 

 

【3】

 

 

 

【2】

 

 

 

【1】

 

 

 

友太郎【変身!!】

 

 

レバーを押して右手を上に上げる、すると友太郎の周りは光、白い煙が浮かぶ。

 

 

一「眩しい!」

 

?「何なんだ!」

 

 

光が収まり、煙が消えるとそこには四肢には○✕△□を付けた宇宙服のようなヒーローアーマーを着た友太郎が立っていた。

 

友太郎はしゃがみ込み。

 

 

友「宇〜宙〜」

 

 

大きく腕を上げ叫ぶ。

 

 

 

友【キター!!】

 

 

右手で拳を作り、巨大仮想敵に向ける

 

 

友「タイマン張らせてもらうぜ」

 

 

 

巨大仮想敵は下半身に取り付けたミサイルを友太郎に向けて放つ。

 

 

一「危ない!」

 

 

友太郎はドライバーについている4つのスイッチの1つを入れ替える。

 

そして3つスイッチを入れる。

 

 

 

ランチャーオン・ガトリングオン・レーダーオン

 

 

 

 

右足にはミサイルが付いた箱が現れ、左足はガトリングガンが

そして左腕にはレーダーが現れる。

 

 

 

友「よし!オラ!!」

 

 

敵が放ったミサイルをレーダーでロックオンしてこちらもミサイルを放ち、相殺させる。

 

数発、逃してしまうがガトリングで爆破させる。

 

 

?「すげぇ…」

 

 

友太郎はスイッチを全てオフにする、敵は殴りにかかり

友太郎は1つスイッチを入れる。

 

 

ロケットオン

 

 

ロケットが現れ、飛んで避ける。

 

 

友「これで終わりだ!」

 

 

ガトリングスイッチを黄色のスイッチに入れ替えオンにする

 

 

ドリルオン

 

 

左足にドリルが現れる。

 

 

左手でドライバーのレバーを押す

 

 

 

【リミットブレイク】

 

 

ロケット噴射で進み、ドリルを敵に向け友太郎は必殺技を叫ぶ

 

 

 

【ロケットドリルキッーク!!】

 

 

 

巨大仮想敵は友太郎に迎え撃つように殴る。

 

敵の拳はドリルとぶつかる、ドリルは拳に罅を入れていく。

 

そのまま敵を貫く、友太郎は地面にドリルを刺しグルグル回転して次第に回転が収まる。

 

回転が止まると敵は爆発して地面に倒れる

 

 

マイク『終━━━━━━了』

 

 

 

仮想敵が地面に倒れ終わるとプレゼントマイクからの終了の放送が入り、試験が終わった。

 

 

友「ふぅ~疲れた〜」

 

 

友太郎は変身時に入れたドライバーのスイッチを同時に切る。

すると少し光、変身が解け友太郎本人が現れる。

 

 

?「おぉーい」

 

一「友太郎〜」

 

 

先程まで一緒にいた2人がこちらに向かってくる。

 

 

友「おぉ一佳と…えぇと…」

 

?「あぁ自己紹介がまだだったな。俺の名前は切島鋭児郎」

 

友「おう、俺は如月友太郎、ヒーローになって多くのダチを救う男だ!」ドンドンターン

 

 

友太郎は右手で胸を2回叩いて、人差し指を鋭児郎に指す。

 

 

鋭「おぉいい目標じゃねぇか男らしいぜ!」

 

一「私、拳藤一佳よろしくね切島」

 

鋭「おう、よろしく」

 

 

 

その後、試験場から帰る際に2人からフォーゼの事を聞かれるのだが、

賢吾が試験が終わってから全然来ないから怒鳴り声で連絡してきたので、また雄英にお互い受かったら話すと約束して急いで賢吾が待つ所へと走っていった。

 

 

鋭「じゃあ、俺も帰るわ。」

 

一「わかった、お互い受かってるといいね。」

 

鋭「あぁ」

 

 

鋭児郎も帰ってた、一佳は巨大仮想敵を倒すと言ったときの顔を思い出した。

 

 

一「如月、友太郎か…真っ直ぐな目してたな…」

 

 

一佳はそう呟いて、帰路につくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友太郎 ヴィランポイント32 レスキューポイント43

 

合計ポイント75 2位通過 入試テスト14/21

 

 

 




初回のロケットだけ色文字使って見ました。
他もやろうにも大変そうなのでやめました。

ヴィラン側にホロスコープスを付けなかったので
あのとある組織を入れようかなと思っていますけど
色々と考えるの大変ですね。


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雄・英・合・格

かなりの期間、空いてしまった。

新年明けましておめでとう御座います。
今年はもっと頑張ります。

あと仮面ライダーフォーゼ、オーズ 10周年おめでとう㊗


 

 

友太郎サイド

 

友太郎が雄英高校の入試試験を受けてから数日、自宅に雄英の試験の通知が届いた。

 

その通知を確認した後、都心にあるビルに赴いた。

 

【スペーシア・ホッパー】(スペホパ Sp.hp)

 

ここは賢吾の父、[歌星緑郎]が宇宙開発兼サポートアイテムを開発を行っている会社に今来ている。

 

入口に入るとその近くのソファに賢吾が座っているのが確認できた。

 

友「よっ、賢吾。」

 

賢「友太郎、来たか。」

 

友「こんなとこでなにしてんだ。」

 

賢「いや、ユウキがここでお前と待っとけって言ったから。」

 

友「ユウキが?」

 

 

ユウキとは友太郎の幼馴染みで宇宙のことが大好きな女子である。

 

それから、友太郎も少し待つとユウキが俺たちの元へ来た。

 

 

ユ「やぁやぁお二人さんおまたせしました。」

 

友「おっす、ユウキ。」

 

賢「遅いぞ、一体何してたんだか。」

 

ユ「ごめん、ごめん、それじゃあお二人さん【ラビット・ハッチ】へと向かいましょう!」

 

 

【ラビット・ハッチ】

 

歌星緑郎のコズミックエナジー研究によりスペホパの一室と天校と月面基地をつなぐことに成功する。

ただし成功したのはここの三箇所のみ。

 

月面基地にして仮面ライダー部の拠点。普段は歌星賢吾による新しいアストロスイッチの調整やモジュールの試験が行われている。

 

基地内には通信機能も完備されており、フォーゼのレーダーモジュールやアストロスイッチカバンで会話が出来る。宇宙服が少なくとも6着存在し、月面へ出る事も可能。

 

 

友太郎と賢吾を先頭にラビットハッチの扉をくぐると

 

 

パンパン

 

 

とクラッカーの音がなり響く。

 

 

?「「「友太郎(さん・先輩)賢吾(さん・先輩)雄英合格おめでとう!!」」」

 

 

友太郎と賢吾を祝う声が届く。その声の正体は中学の時に色々な垣根を乗り越えた部活のメンバーの美羽・隼・JK・友子・蘭がいた。

 

その後友太郎と賢吾そしてライダー部は席に着く、よく机を見るとケーキやジュース、様々な食べ物が並んでいた。

 

 

J「さぁさぁ皆さん、グラスは持ちましたか?」

 

 「それでは友太郎さんと賢吾さんの雄英高校、合格を祝して乾杯!」

 

 

 

 

ライダー部「乾杯!!」

 

 

 

みんなでグラスを付け合い、二人を祝してくれた。

 

 

美「でもびっくりよ。賢吾ならともかく友太郎が合格とはねぇ。」

 

 

隼「いや、筆記がなんとかなれば実技でどうとなるだろ。」

 

 

JK「これも賢吾さんや美羽先輩、隼先輩が勉強、手伝ったかいがあったんじゃないスッカ。」

 

 

賢「そうだな。だがこれで油断して成績が落ちるような事がないようにしてほしいものだ。」

 

 

友「わ、わかってるて……」

 

 

ユ「まぁまぁ、今日はそんなことは忘れて楽しもうじゃないか!」

 

 

友子「流星さんも今日来れたら良かったのですけどね。」

 

 

友「あれ、流星来れなかったのか。」

 

 

蘭「朔田先輩は高校の合格が決まってそれに合わせた引っ越し作業で来れないそうです。」

 

 

流星は友太郎とは違い、雄英高校には行かず、とある高校に入学が決まった。

 

そんなことを話して、しばらくすると友太郎と賢吾の合格通知が見たいと言う話になった。

 

雄英の通知は立体映像となっていてそこから雄英の先生が合格を言う形になっている。

 

最初は賢吾が映像を付けるとパワーローダーというヒーローが賢吾の成績について評価をする。

 

サポート課の試験は筆記試験と自作のサポートアイテムの紹介

それの合計値で結果が決まる。

 

賢吾は筆記の結果とても良く、サポートアイテムについてもかなりの物だった。

 

次に友太郎の番になる、友太郎の結果通知にもヒーローが映るのは、以外な人物だった。

 

 

 

「わ〜たしが投影された~!!」

 

 

ライダー部「「「え〜オールマイト!!」」」

 

 

オールマイト「HAHAHA!驚かせたかい?実は私がこの街に来たのはね他でもない雄英に勤めることになったからなんだ!!」

 

オールマイト「筆記は見事合格…そして実技試験だが…敵を破壊して合計で32ポイント!!しかし先の入試!!!見ていたのは、敵ヴィランPのみにあらず!!!救助活動レスキューP!!しかも審査制!!我々雄英が見ていたもうひとつの基礎能力!!、如月友太郎 43P!!合計で75P!!しかも2位での合格だってさ、来いよ…如月少年!雄英ここがキミのヒーローアカデミアだ!」

 

 

映像が終わると驚いたライダー部のみんな、話し始める。

 

 

美「Whoops、まさかオールマイトが雄英に…」

 

JK「もうこれは大ニュースですよ。」

 

隼「そうだな、それにしても友太郎が2位か。」

 

賢「試験開始の時に出遅れてなかったら1位だったのにな。」

 

友「いやぁ〜新しき友情が生まれたんだ、」

 

友子「相変わらずの友達作りの早さ…」

 

ユ「それで落ちちゃったら元も子もないよ…」

 

蘭「まぁ受かったのですから良いのではないですか…」

 

 

友太郎の能天気さに呆れながらもその後はみんなでパーティーで盛り上がり、お開きになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

     

     大杉【俺!まだ出てないのですが!】 

 

 

      バシン!!

 

 

ライダー部の顧問の大杉は作者のこれ以上キャラを増やすのが面倒くさいとの理由で話しに出せなかったので悔しさに自慢のサスペンダーを引っ張り鳴らした。

 

いつか出れるといいね(≧∇≦)b

  

 

 

 




やっと書けた…本編とは違うオリジナルだけだと頭ではできても文章にすると長くなるのでまとめるのが大変でした。

これから本編に入るので少しは早く出来そうかな?

これからもよろしくおねがいします!


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雄・英・入・学

お久しぶりです。

半年もサボりました。すみませんでした




雄英高校、入学式当日

 

友太郎サイド

 

 

雄英高校に着いてから俺は指定されたクラス【1年A組】を目指して、合否通知と共に送られてきた地図を見ながら自分の教室へと向かった。校内のあっちこっちを見ながら、長く広い廊下を歩いていると【1年A組】と書かれている表札が見えてきた。

 

 

友「デカイな…」

 

 

校内に入ってからしばらくして、1年A組の教室の前に到着した。教室のドアの大きさに感心しながら、教室の中に入った。

教室の中にはすでに複数の生徒がおり、俺に話しかける人が一人。

 

 

鋭「おぉ! 如月、お前も同じクラスか!」

 

 

俺に話しかけたのは真っ赤な髪の毛が逆立った男だった。

 

 

友「ん?すまん誰だ?」

 

 

今まででダチになったやつで赤髪のやついないしと頭を悩ますと。

 

 

鋭「あっそっか、俺 切島鋭児郎。入試であっただろ。」

 

 

なんと入試であった切島だった

あの時は黒髪だったからイメチェンかな?

 

 

友「あぁ、切島か!イメ むっ」

 

 

そうすると切島は俺に近づき、口を抑え小声で話す。

 

 

鋭「頼む。俺がイメチェンしたことは他の奴らには黙ってれないか。」

 

 

なるほど切島はイメチェンしたことはバレたくないようだ。

 

 

友「オケオケ。大丈夫だ」

 

 

こんな話をしていると後ろから女の子が話しかけてきた。

 

 

?「切島!知り合い?」

 

 

女の子は桃色の髪をし、触角のようなのを生やした子だった。

 

 

切「おう、芦戸。こいつは如月友太郎、実技試験の会場が一緒だったんだ。」

 

 「そんで如月。彼女は芦戸三奈、同じ中学の同級生だ。」

 

芦「あたし、芦戸三奈。よろしくね!」

 

友「おう、よろしくな。」

 

 

その後、少し会話していると、一人の男子生徒の声が聞こえる。

 

 

眼鏡男子「机に足を掛けるのを止めたまえ!雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないのか!」

 

白髪男子「思わねぇよ、テメェどこ中だよ?」 

 

眼鏡男子「ぼ…俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ!」 

 

白髪男子「聡明だあ?クソエリートじゃねか。ぶっ壊し甲斐があるな!」

 

眼鏡男子「ぶ!?君酷いな!本当にヒーロー志望なのか!」

 

 

何とも騒々しい、我が道を行き自分に絶対的な自信を持っており気に入らなければぶっ飛ばすと言わんばかりの自尊心。そして規律を重んじて正しく誠実であろうとする飯田とは相性は酷く悪いだろう、これから彼が何をしようと飯田は注意をし、逆に煩いと一蹴されながら罵倒する未来が一瞬で見える。兎も角自分の席に着く事にした。その後、飯田は自分の席周辺に来た生徒に真面目にあいさつ回りをし続けていた。そして間もなく8時半になろうとした時にやって来た緑髪の少年の元へと駆け寄っていった。

 

 

「(友達、とかかな)」

 

 

そんな事を想っていたのだが、直後にそんな思考を吹き飛ばされた。

 

 

?「お友達ごっこがしたいなら余所へ行け。ここは……ヒーロー科だぞ」

 

 

余りにもズボラすぎる風貌をした男が寝袋から顔を出しながら忠告めいた事を呟いていた、警告なのだろうか……しかし高校にいる人間としても相応しくない恰好では説得力が余りにもないと言わざるを得ない。

 

 

 

相「ハイ、静かになるまで八秒かかりました。時間は有限。君達は合理性に欠けるね」

 

 

 

その男は自分が担任である相澤 消太であると伝える。それに思わず先生で担任!?と驚きの反応が出来るがそれを切り捨てるかのように新しい言葉を飛ばす。それは酷く簡単な指示だった、体操服に着替えてグラウンドに出ろというものだった。

 

 

飯「質問宜しいでしょうか!?」

 

相「却下、指示に従え」

 

 

飯田の問いかけも一蹴。教室に残ったのは教壇に置かれた全員分の体操服、突然すぎる事だが今はそれに従うしかないので皆は手を伸ばしながら更衣室へと移動していく。

 

 

 

 

    「「「個性把握…テストォ!?」」」

 

 

 

 

 

 

 





改めてお久しぶりです

ほんと、何故か教室でのやり取りが思いつかなったです。
次回からは早めれるように頑張ります。


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個・性・把・握

早めに投稿できたことに喜びがあるぜ。



 

 

 

『個性把握テスト!?』

 

 

 

グラウンドに集まった俺達に、担任はクラスメイト全員の個性を把握する為に個性把握テストを行うと言った。入学式には行かず、個性把握テストを行う事に、クラスメイト達が口を揃えて驚いていた。

 

 

 

茶髪女子「入学式は!?ガイダンスは!?」 

 

 

 

相「ヒーローになるなら、そんな悠長な行事出る時間ないよ。雄英は自由な校風が売り文句、そしてそれは先生側もまた然り」

 

 

 

入学式もガイダンスも飛ばして、いきなりの個性把握テストに不満を持った女子生徒が抗議したが、担任に言いくるめられ何も言えなくなり静かになった。

 

 

 

相「納得した所で話を進めるよ。お前達は中学の頃からやってるだろ?個性使用禁止の体力テスト」

 

 

 

担任はポケットから端末を取り出した。取り出された端末にはは50m走やハンドボール投げといった、体力テストの項目が列記されていた。

 

 

相「爆豪。中学の時、ソフトボール投げ何mメートルだった?」

 

 

 

相澤先生はあの白髪の男子に話しかけた

 

 

 

爆「67m」

 

 

 

 爆豪のぶっきらぼうな返事に、

 

 

 

相「じゃあ“個性”を使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ。思いっきりな」

 

 

 

 相澤先生はそう言って爆豪にボールを投げ渡す。

 

 爆豪は右手でボールを持ち大きく振りかぶり、

 

 

 

爆「死ねえ!!!」

 

 

 

 と言いながら投げた。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・死ね??

 

 生で見ると訳わからない叫びだな。

 

 

 

「まず、自分の『最大限』を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

 

 

 

 相澤先生はそう言って記録器(スマホ?)をこちらに見せてきた。

 

 そこには、

 

 

 

[705.2m]

 

 

 

 と表示されていた。

 

 

 

「なんだこれ!! すげー面白そう・・・・!」

 

 

 

「705mメートルってマジかよ」

 

 

 

「“個性”思いっきり使えるんだ!! さすがヒーロー科!!」

 

 

 

クラスメイト達は、新しいおもちゃを買ってもらった子供のように騒ぎ出した。個性を自由に使って、個性把握テストができる事に浮かれているクラスメイト達を担任は鋭い目で見ていた。

 

 

 

相「・・・・・・・・・面白そう・・・か。ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい? よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう」

 

 

 

 

「「「「「「はあああああ!?」」」」」」

 

 

 

相「生徒の如何いかんは先生おれたちの“自由”。ようこそ。これが、雄英高校ヒーロー科だ」

 

 

 

 

茶髪女子「最下位除籍って…入学初日ですよ!?いや、初日じゃなくても理不尽過ぎる!!」

 

 

 

クラスメイトの一人が上げた抗議を筆頭に、不満を持つクラスメイト達が抗議をあげようとするが、クラスメイト達の抗議を聞き流して担任は話し始めた。

 

 

 

相「自然災害、大事故…そして身勝手な敵たち。いつどこから来るかわからない厄災…日本は理不尽に塗れている。そういう危機を覆していくのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったのならお生憎、これから三年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。更に向こうへ…Plus Ultraさ。全力で乗り越えて来い」

 

 

 

担任の言葉に、俺は笑みがこぼれた。

この人の目は本気で落とそうとしているとわかる。

それが逆に俺の中の闘志が熱く燃え滾り始めた。他のクラスメイト達も覚悟が決まった様で、気の引き締まった表情になっていた。

 

 

第1種目:50m走

 

 

 

「さてと、50mだとこれを使うか・・・」

 

 

 

『ロケット!』

 

 

 

と俺はロケットスイッチを使った。

 

 

 

黄色髪「すげぇ、腕にロケット出てきた!」

 

 

 

鋭「おぉ、試験会場で見たやつ!」

 

 

 

友「さーてと、行くかな!!」

 

 

 

俺はそう言い50mを飛ぶ。

 

 

 

『0.98秒!』

 

 

 

とこれが俺のタイムだった。

 

 

 

第2種目:握力

 

 

握力を上げるスイッチはねぇ。

なら、体内のCE(コズミックエナジー)を右手に力を流す。

 

 

『119kg!』

 

 

第3種目:立ち幅跳び

 

 

 

友「今度もこれだ!!」

 

 

 

『ロケット・オン!』

 

 

ロケットを出して空中に移動、その場をグルグルと回る。

 

相澤先生に何時まで持つかを聞かれるので体内のCE的に1.2時間は保つをので先生は、相澤の判断で記録無限となった。

 

 

 

「うおぉぉぉ!!早くも測定不能が出たー!!」

 

 

 

「スゲェェェェ!!!」

 

 

 

第4種目:反復横跳び

 

 

 

友「うーん、普通にやるか・・・」

 

 

 

俺は反復横跳びでも使えるスイッチが無いため普通にやった結果

 

 

 

『記録89回』

 

 

 

でクラスでは5位の記録だった。

 

 

 

第5種目:持久走

 

 

 

友「持久走もこれで行くか!!」

 

 

 

「ロケット・オン!」

 

 

 

と俺はロケットモジュールでスピードをパワーアップさせた結果・・・

 

 

 

『タイム 39秒』

 

 

 

でクラスで1位の記録になった。

 

 

 

第6種目:ハンドボール投げ 

 

 

 

ボールをどう投げようと考えながら、他のクラスメイトの個性を見ていると。

 

 

次々にとんでもない記録を出して行く中他のクラスメイト達がボール投げでなかなかの好記録を出していた。

 

 

 

相「…無限」

 

 

「無限!?」

 

 

そんな中、茶髪少女が無限と言う記録を出していた。

 

 

しばらくすると俺の番になる。

無限は無理だなぁと考えてると相澤先生に。

 

 

相「おい、如月」

 

 

友「はい」

 

 

相「いつになったら、アレ使うんだ。」

 

 

友「あれ?」

 

 

 

相澤先生にアレと言われてもなんのことだかサッパリわからなかった。

 

すると切島が何かわかったのか答える。

 

 

鋭「如月、あれだよ! ほら、実技試験のときに使ったアレ!」

 

 

友「あぁ~アレか!」

 

 

切島に言われ、ようやく相澤先生の言いたいことがわかった。

 

他のクラスメイトは何なことだかサッパリだろう。

 

 

相「俺はあん時に見てんだよ。本気でやんねぇと除籍にすんぞ。」

 

 

俺は急いで懐からドライバーを取り出し、装着する。

 

切島以外のクラスメイトはなんだなんだと俺を見る。

 

4つの赤いスイッチを入れ左腕を前に、右手はドライバーのレバーを掴むとカウントダウンが鳴る。

 

 

 

 

 

【3】

 

 

 

 

 

 

 

【2】

 

 

 

 

 

 

 

【1】

 

 

 

 

 

 

 

友太郎【変身!!】

 

 

 

 

 

レバーを押して右手を上に上げる、すると友太郎の周りは光、白い煙が浮かぶ。

 

 

そして光から実技試験でなった、あの白い姿になる。

 

 

友太郎はしゃがみ込み。

 

 

 

友「宇〜宙〜」

 

 

 

大きく腕を上げ叫ぶ。

 

 

 

友【キター!!】

 

 

 

友太郎の叫びはグラウンドに響く。

 

 

 

「なんだ、あのコスチューム!?」

 

 

「えっ?宇宙?」

 

 

「先程のロケットもそうだけど今度は宇宙服?」

 

 

相「よし、さっさと始めろ」

 

 

最初はこのまま投げる。

 

 

 

『1063m』

 

 

 

友「まぁ、最初はこんなもんかな」

 

 

今度は左手でドライバーのレバーを押す

 

 

 

【リミットブレイク】

 

 

投げるときにCEが腕から右手にそして人差し指に流れる。

 

すると先程よりも高く遠くへと飛んでいった。

 

 

 

『4153m』

 

変身を解除して、

その後緑谷ってやつが相澤先生の個性『抹消』を使われた。

 

緑谷は2回目の投球で個性を使い、やっとヒーローらしい成績を出した。彼はこれまで普通に個性を使わずに、テストを受けていた。

 

 

個性を使ったことで緑谷の人差し指はボロボロになっていた。

これが使えなかった、理由なのだろうなぁと感じた。

 

緑谷が個性を使ったことで何故か爆豪は緑谷を襲おうとした。

俺がマジックハンドスイッチで止めようとしたがその前に、

相澤先生の特殊な捕縛布で爆豪は止められる。

 

その時に相澤先生はドライアイだと発覚、いい個性なのにもったいない。

 

 

 

第7種目:上体起こし

 

 

 

 

友「よし、切島組もうぜ!!」

 

 

 

鋭「おう!!」

 

 

 

と普通に切島と共に上体起こしをやり

 

 

 

『61回』

 

 

 

記録は61回だった。

 

 

 

第8種目:長座体前屈

 

 

 

友「長座体前屈はこれで行くか」

 

 

 

「マジックハンド・オン!!」

 

 

右腕にマジックハンドモジュールを出して、測定機を押していく。

 

 

 

『100m』

 

 

友「よし!」

 

 

 

「「「セコッ!!」」」

 

 

 

しょうがない。使えるものは使わないと。ウンウン

 

 

 

 

相「はい、じゃあぱっぱと順位発表するね」

 

 

 

全ての種目が終わり合計記録と順位が簡潔に発表された。

 

 

 

1位 如月 友太郎

 

2位 八百万 百(ポニーテール女子)

 

3位 轟 焦凍 (紅白ヘアー男子)

 

 

 

 

 

 

21位 緑谷 出久

 

 

 

 

緑「僕が最下位…」

 

 

 

緑谷が絶望してると相澤先生が声をあげた。

 

 

 

相「ちなみに除籍は嘘ね」

 

 

 

「「「「はああああ!!!?」」」」

 

 

 

その言葉にクラスのほとんどが驚愕の声を上げる。

 

 

 

八「そんなの少し考えれば予想が着きますわ」

 

 

 

俺的にはあの先生の目は本気だと思うんだけどな、 

最下位の緑谷の何らかの理由でそれが免れたんだろうな。

 

 

相「じゃあ各自教室に戻って机の中に置いてある参考資料を読んでおくように。以上、解散」

 

 

 

その一言で解散した。

教室へ戻り、体操着から制服へと着替えた。この日は個性把握テストと明日から始まる授業に必要な教材を渡されて、職員室にて相澤先生に必要な書類を書き込み、その日を終えた。

 

 

 

 




今回のテストで合うスイッチが無さすぎる。
次回は訓練の前に一回日常系混ぜようかな。
拳藤の絡みを少しずつでも入れておかないといけないからね。

それではまた


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友・情・増・加 前編


今月から投稿ペース上げてるけど、ちゃんとした文章になってるか不安です。

今回はペース上げてのためセリフを多め、描写説明少なめ。

どうぞ



 

俺、友太郎は職員室で明日から使う書類を書き込んだあと、教室に鞄を取りに行った。

教室に戻ると数名クラスメイトが残っていた。

その中には切島も居た。

 

 

鋭「おぉ、如月もまだ残ってたのか!」

 

 

友「職員室にちょっとな、もう帰るけどな」

 

 

鋭「なら一緒に帰ろうぜ!」

 

 

友「いいぜ!他クラスのダチと一緒だけど大丈夫か?」

 

 

鋭「おう、問題ないぜ!」

 

 

友「じゃあ、校門行こうぜ。」

 

 

 

二人はこのまま、校門に向かう。校門には賢吾が待っていた。

 

 

 

友「おまたせ、賢吾」

 

 

賢「遅ぇよ、隣のは?」

 

 

鋭「俺、切島鋭児郎。如月と同じ試験会場が一緒であと同じクラスだ、よろしくな」

 

 

賢「歌星賢吾だ、友太郎とは中学からの仲だ。」

 

 「友太郎、ちゃんとあの申請書は書いてきたんだよな。」

 

 

友「もちろんだ。」

 

 

鋭「何の話だ。そういや職員室にようがあったって言ってたな!」

 

 

友「明日から登校に使いたい物があってなそれでな」

 

 

賢「あとはスペホパの研究所で最終チェックだ。」

 

 

鋭「おぉ、スペホパって有名なサポート会社じゃねぇか!でもなんで!?

 

 

友太郎は賢吾の父親の会社だと答える。

 

 

鋭「すげえな、じゃあ友太郎のあのアイテムも親父さんが!」

 

 

賢「あぁ、そうだ」

 

 

友「ドライバーはそうだがほとんどのスイッチの開発は賢吾がやってくれてさ。すげぇんだぜ!」

 

 

歌星親子がすごいという話をしていると。

 

 

一「おぉい、友太郎!」

 

 

俺たちに近づく女子、実技試験の時に、助けた子『拳藤一佳』

 

 

 

友「一佳 お前も受かってたのか、良かった!」

 

 

一「良かった!じゃないよ、入学式に友太郎居なかったし、それどころかA組すら居なかった!」

 

 

友「まぁ色々とあったんだよ。」

 

 

鋭「いや、体力テストを色々で片付けるなよ」ビシッ

 

 

 

友太郎は切島にツッコまれた。その後しっかり説明をした。

ついでに一佳に賢吾の紹介もした。

 

 

一「はぁ!体力テスト!?いきなり過ぎない!しかも除籍って」

 

 

鋭「まぁ、嘘だったんだしいいじゃねぇか!」

 

 

賢「そんなことより早く行くぞ、時間が押してる。」

 

 

友「おう、ユウキたちももう集まってるだろうしな。」

 

 

鋭「なぁ俺もついて行かせてくれないか?」

 

 

賢「は?」

 

 

 

賢吾の顔が険しくなる

 

 

 

 

一「だったら私も行きたい!サポート会社って一度見てみたかったよね。」

 

 

賢「はぁ?なぜ、君たちを連れて行かないといけない。」

 

 

友「まぁまぁ、いいじゃねぇか。今後のアイテム開発に色々とデータ取れるじゃねぇか?切島なら、アレ、動かせるじゃねえか?」

 

 

賢「全く、わかったよ。」

 

 

友「なら決まりだな。よしふたりとも行こうぜ!」

 

 

鋭「如月、すまねぇな。」

 

 

一「なんかごめんね。」

 

 

友「気にするな。賢吾は初対面なやつにはいつもこうだ。」

 

 

賢「おい!」

 

 

友「それに切島には少し手伝ってほしいことあるしな!」

 

 

鋭「おう、俺にできることなら何だやるぜ!」

 

 

友「よし行くぞ!」

 

 

 

 

こうして友太郎、賢吾は切島と一佳を連れてスペホパに向かった。

 

 





なるべく前編から一佳との距離縮めたかったけど流石に早すぎるなぁと思った。

まぁ文章力の無さもあるけど。

後編やなるべく早い段階で縮めたい


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友・情・増・加 後半


2ヶ月あきました。Dアニメストアでハイキュー.一気観てしてました。

音駒戦早く観てぇ。


 

一佳サイド

 

 

私は友太郎たちについて行き、サポートアイテムを手掛け宇宙開発にも力を入れている会社。

 

スペーシア・ホッパー、通称 スペホパに来ていた。

 

 

鋭「ここがスペホパか。」

 

 

友「おう、入ろうぜ。」

 

 

そういい、友太郎はスペホパに入っていった。

 

それに歌星が続き、切島、私の順に入る。

 

中に入ると大きなロビーがあり、歌星がロビーにある受付に行き私と切島にゲスト用のカードキーと名札を渡した。

 

 

賢「こっちだ、他のみんなはもう集まっている。」

 

 

他のみんなとは友太郎と歌星が中学時代に共に部活を歩んだ友人らしい、今でも交流はあり、友太郎が使ってるスイッチの開発にも手伝っているのだとか、そんな中に居ても良いのだろうかも思う。

 

そんなことを考えながらついて行き、目的の部屋に到着した。

 

扉に入ると複数の人が居た。

 

 

この人達が『仮面ライダー部』。

 

 

私達は夫々自己紹介をしたのは良かったがこの今居る部屋はなんと…

 

 

一「ここが月って全然実感が沸かないな~」

 

 

鋭「あぁ、俺もだ。」

 

 

ユ「友ちゃん、初めてここ来たときは地球を見て涙流してたもんね。」

 

 

友「ちょっユウキ。」

 

 

美「へぇ〜友太郎もちょっとはロマンチックなんじゃない?」

 

 

確かに、ここからの眺めはとても感動的だった。

友太郎が泣くのもわかる気がする。

 

 

 

賢「よし、友太郎。そろそろ次のスイッチを試すぞ。」

 

 

そうだったここに来たのは友太郎達のアイテム開発を見学に来たためだった。

 

 

友「よし、来た!」

 

 

友太郎は小さな部屋に入り、入試で見た例のスーツに変わる。

 

 

次に赤い色のスイッチ取り出し、ベルトにセットする。

 

 

賢「今回は20番、[ファイヤースイッチ]だ。」

 

 

『ファイヤー』

 

 

友「行くぞ!」

 

 

『ファイヤー・オン』

 

友太郎は赤いスイッチの輪っかの取手を引っ張り、起動させると

右手が赤くなると同時に炎がでる。

 

 

友「おぉ エレキと同じか、なら。」

 

 

エレキが何なのかわからないけど友太郎のスイッチに似たようなのがあるのだろう。

 

次第に炎は友太郎の全身を覆う。

 

次第にスーツは赤くなっていく。

 

 

JK「やった、成功ですね。」

 

 

賢「あぁファイヤーステi『ドォォオオオン!!』!?」

 

 

スーツの変化が終わろうとしたとき、友太郎は爆発した。

 

 

一「友太郎!?」

 

 

友太郎は変身が解けると同時に後ろの壁に吹き飛びぶつかった。

 

 

切島と隼さんが部屋から担ぎ出し、床に寝かす。

 

 

鋭「おい、歌星今のは何だ!」

 

 

賢「多分だが、CE(コズミックエネルギー)の暴走だと思う。」

 

 

一「暴走…」

 

 

賢「友太郎の体内で生成させれるCEはファイヤーステイツを維持するために必要なエネルギー量が全然足りなかったからだ。」

 

 

鋭「こんな危ないこと、いつもやってんのか!」

 

 

賢「いや、今回が初めてだ。」

 

「このコズミックスイッチは40番で形成されていて、その中で10,20,30,40番はとてつもないパワーを秘めている。」

 

 

一「そんなにすごいんだ…」

 

 

 

賢「だが今の友太郎ならファイヤーステイツでの戦闘は無理でも維持ならできる筈だ…」

 

「切島、個性使用の体力テストをしたと言っていたな。友太郎は何してた。」

 

 

 

鋭「あぁ、それなら…」

 

 

切島が個性把握テストでの出来事を説明する。

 

 

賢「大体、わかった、原因はLIMITBREAKだ。」

 

 

一「リミット…ブレイク?」

 

 

意味的には限界突破だけど?

 

 

賢「そのまま意味だ、友太郎の個性を最大限までに引き出し繰り出す。まぁいわゆる必殺技だ」

 

「その必殺技の反動で体内のCEがほとんど足りていないんだ。」

 

「友太郎の野郎、ちゃんとしっかりと報告してくれたら別の日にしたのに」

 

 

ユ「しょうがないよ、友ちゃんはきっと賢吾くんの開発を二人に見せたかったんだよ。」

 

 

友「そうゆうことだ」

 

 

一「ちょっと友太郎大丈夫なの!?」

 

 

友「おう、少し寝たからな!」

 

 

美「全く、相変わらず心配されるんだから。」

 

 

友「賢吾、すまん。」

「賢吾のすごい開発を二人に見せたかった。」

「俺のダチのすごいとこ。」

 

 

賢「……ふん、次からはちゃんと報告しろ…」

 

 

JK「賢吾さん、相変わらずのツンデレですよね。」

 

 

友子「うん、素直じゃない。」

 

 

賢「そこ、聞こえてるぞ!」

 

 

 

友「一佳、切島は悪かったな。心配かけたな。」

 

 

一「ホントだよ。」

 

 

鋭「全くだ、流石にあれは男らしくねぇ。」

 

 

友「すまんな、気をつけるよ。」

 

 

友太郎はすごいな、私にも何か手伝えないかな…

 

 

ユ「じゃあ、ちょうどお昼過ぎだし、まずはエネルギー回復のためにご飯いっぱい食べないとね。私、何か作ってくるよ!」

 

 

鋭「飯でそのコズミック…エナジーだったかを回復できるか?」

 

 

賢「友太郎の個性は大体が三大欲求によって回復する。だからさっきの気絶でも一応回復している。」

 

 

そっかだからご飯なんだ。なら…

 

 

一「城島さん、私も手伝います。」

 

 

ユ「わかった、じゃあついてきて。」

 

 

賢「なら飯のあとに、切島。少し手伝ってもらうことがあるがいいか?」

 

 

鋭「何だ、如月みたいに危なくないよな!」

 

 

賢「あぁ、だいぶ体力仕事だが命に関わることはない。」

 

 

鋭「なら、いいぜ!」

 

 

私は城島さんについて行き、ご飯の準備をするのだった。

 

 

 





おまたせしました。
待ってくれた人はいてくれたかな?

いよいよ、戦闘訓練編。

まだまだ先だけどオリジナルスイッチでも考えないと
一応活動報告の方で募集します。

新しいステイツでも良いです。
なんならメテオもフォーゼのエレキやファイヤーでのフォームチェンジ出来たらなと思います。
その時に武器があったらいいなと思うのですが何かありませんかね?



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戦・闘・準・備

 

友太郎サイド

 

ファイヤースイッチのテストから翌日…。

 

今日から普通に授業が始まり、改めて新たな学校生活がスタートした。ヒーロー科の授業カリキュラムは午前中に一般科目の授業を行い、午後からはヒーロー基礎学の授業が行われる。

 

一般科目の授業は雄英高校に勤めている、現役のプロヒーロー達が担当する教科の授業を行っていたが俺は…

 

 

友「プシュ~」

 

 

俺は燃え尽きていた…

 

 

鋭「おいおい、大丈夫か如月。」

 

 

友「おう、俺 勉強苦手でさ。」

 

 

鋭「まぁわかるが案外普通だったな。だがよ午後からはヒーロー基礎学だぜ。楽しいでしょうがない!」

 

 

友「そうだな、まずは腹ごしらえだ!行くぞ!切島!」グゥゥ

 

 

切島「おい、待てよ!」

 

 

 

─昼休み──

 

 

 

俺達は食堂に向かい、プロヒーローのランチラッシュに昼飯を注文する。ランチラッシュの料理の味は一流で、雄英高校の食堂で安価で提供をしてくれると雄英高校入学前に送られてきていた【雄英高校入学案内】に書かれていた。

 

 

 

友「ランチラッシュ!海鮮丼定食で特盛で!」グゥゥ

 

 

 

ラ「いいね!若い子は、いっぱい食べて次の授業頑張ってね!」

 

 

特盛海鮮丼がお盆の上に置かれた。ランチラッシュから特盛海鮮丼定食を受け取ってから空いている席に座った。グゥゥ

 

 

鋭「おぉ、如月のもうまそう。」

 

 

海鮮丼はマグロやサーモンにいくら、えび ホタテなど色々な海鮮物があり、そもそも学校で海鮮物があるのは以上なのにとても豪華で美味しそうなので腹の音が鳴り止まない。グゥゥ

 

 

友「よし、いただきます。」ガツガツガツガツガツガツガツガツ

 

 

鋭「すげーな、ランチラッシュの料理!」

 

 

友「ホフハナ、オウナホフヒ、ヒィヒィヒョウフラヒハ。」

 

(そうだな、こんな料理、理事長以来だ。)

 

鋭「如月、口ん中無くなってから喋れ!」

 

 

友「ング、わりぃわりぃ。」

 

 

鋭「んで、なっていった。」

 

 

友「こんな料理、理事長以来だ」

 

 

鋭「理事長?」

 

 

友「天校のな。」

 

 

鋭「天校な理事って確か、【射手座ヒーロー サジタリウス】だよな。」

 

 

【射手座ヒーロー サジタリウス】

 

天校の理事長である[我望光明]は、ヒーロー事務所[ホロスコープス]、元プロヒーロー[サジタリウス]である。

 

そして、ヒーローの中で初めて月に降り立った人である。

 

 

ヒーローは引退しているが何か有事の際には手を貸してくれる。

 

 

 

友「あぁ、我望理事長は偶に生徒に料理を振る舞ってくれるかな。」

 

 

鋭「へぇー俺も食ってみたいぜ。ごちそうさま。」

 

 

友「俺もまた食いっていぜ。ごちそうさん。」

 

 

鋭「よし、教室戻ろうか。」

 

 

友「おう、ヒーロー学 楽しみだぜ!」

 

 

あの世界NO.1ヒーローが俺たちに教えてくれのだから。

そんな楽しみを胸に教室に戻る、二人であった。

 



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戦・闘・開・始 前編


明けましておめでとうございます。
今年も気長に今作品をお待ちください。


 

 

昼も終わり午後の授業

 

 

 

昼ごはんを食べ終えた後の授業は一番眠くなる時間帯だが…誰も寝る素振りすら見せない。

 

 

 

その理由は今から始まる授業と担当の教師にある。

 

 

 

ガラッ!

 

(((((来たっ!)))))

 

A組のドアが勢いよく開かれそこから入ってきたのは…

 

 

 

オ「わ―――た―――し――――が―――」

 

「普通にドアから来た――!!」

 

 

1組「「「「「オールマイト!!!」」」」」

 

 

 

筋骨隆々の男漢No.1ヒーローオールマイトだ。

 

 

 

「すげーオールマイトだ!」

 

 

 

「一人だけ画風が違う!」

 

 

 

「本当に雄英で教師やってんだ!」

 

 

 

「あれは銀シルバー時代のコスチューム!」

 

A組のクラスメイトはオールマイトの教師姿に驚きながら各々の反応をみせる。

 

 

 

 

 

オ「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作るのに必要な科目だ!1年を通して一番単位数が多いぞ?さっそくだが今日は…これ!」

 

そう言いながらオールマイトが持ってきた箱に手を入れて1枚のカードを取り出す。

 

そのカードには、『BATTLE』と書かれていた。

 

 

 

オ「戦闘訓練!」

 

「それに伴いこれだ!」

 

そう言うと壁の一部が突き出て番号の書かれたケースが合計21個出てくる。

 

 

 

オ「入学前に送って貰った個性届と要望にそって誂えたコスチューム!着替えたら順次グラウンドβに集まるように!恰好から入ることも重要なんだぜ?少年少女たちよ!自覚するんだ、今日から自分達は…ヒーローなんだってな!」

 

 

 

俺達は更衣室にて着替える。俺のコスチュームは至ってシンプル、天校にいた時に着ていた学ランをヒーロー用の素材に変えて耐久性の強化、歌星博士作のスイッチ転送ブレスレットがコスチューム一式だ。

 

あとは懐にフォーゼドライバー所持

 

 

 

 

 

オ「さあ戦闘訓練のお時間だ!」

 

飯「先生!」

 

 

オールマイトの言葉に反応して騎士とロボットを合体させたようなコスチュームを纏った飯田が手を挙げて質問する。

 

飯「ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか?」

 

オ「いいやもう二歩先に踏み込む!」

 

 

 

飯田の質問にオールマイトが答える。

 

 

オ「敵ヴィラン退治は主に屋外で見られるが統計で言えば屋内の方が凶悪敵ヴィランの出現率が高いんだ。監禁、軟禁、裏商売!このヒーロー飽和社会…真の賢しい敵ヴィランは闇に潜む。君達には今から敵ヴィラン組とヒーロー組に分かれて屋内戦を行って貰う」

 

蛙「基礎訓練、なしに?」

 

オ「その基礎を知るための実践さ!ただし今度はぶっ壊せばO.Kなロボじゃないのがミソだ」

 

 

 

八「勝敗のシステムはどうなります?」

 

爆「ぶっ飛ばしていいのか?」

 

麗「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか?」

 

飯「分かれるとはどのような別れかたをすればよろしいですか?」

 

青「このマントヤバくない?」

 

友「全力を出していいのか?」

 

オールマイトの説明に友太郎を含め一気に質問が投げかけられる。

 

 

 

オ「う~ん…聖徳太子!」

 

一気に来た質問を捌ききる事も出来ずカンペを取り出し訓練の説明を始めた。

 

 

 

オ「状況設定は敵ヴィランがアジトのどこかに核兵器(張りぼて)を隠していてヒーローはそれを処理しようとしている。ヒーロー側の勝利条件は時間内に敵ヴィランを捕まえるか核兵器を回収すること敵ヴィラン側の勝利条件は時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえること」

 

 

 

オ「コンビ及び対戦相手はくじ引きで決める!」

 

飯「適当なのですか!?」

 

緑「プロは他事務所のヒーローと急増チームアップすることが多いしそういうことじゃないかな?」

 

飯「そうか、先を見据えた計らい…失礼いたしました!」

 

オールマイトの言葉に飯田が疑問を抱いたが緑谷の言葉で納得した。

 

オ「いいよ、早くやろう!」

 

「だが、このクラスは21人で1人余ってしまうなので1組だけ3人チームになってもらうぞ!そのチームは悪いが自動的に敵チームになってもらう!」

 

 

蛙「でもそれだとヒーローチームは不利じゃないかしら?」

 

 

オ「いつ、如何なるときもヒーローが不利になるものだ。だがそれをも覆すのもヒーローだ!」

 

 

 

 A 緑谷&麗日

 

 B 轟&障子

 

 C 八百万&峰田

 

 D 爆豪&飯田

 

 E 芦戸&如月

 

 F 佐藤&口田&青山

 

 G 上鳴&耳郎

 

 H 常闇&蛙吹

 

 I 尾白&葉隠

 

 J 瀬呂&切島

 

 

 

佐「くそ〜敵チームか〜」

 

口「………」アセアセ

 

青「まぁ、僕の輝きは誰にも負けないよ!」✨✨

 

 

 

戦闘訓練

 

最初はAチームとDチームで始まった。結果ではAチームなのだが、緑谷はボロボロで麗日もなんかグッタリしている。

 

次の戦闘は轟がビルを凍らせて即終了だ

 

他のチームもとても良い活躍を見せる。そして俺達だ。 

 

 

 

芦「頑張ろ!如月!」

 

友「おう!」

 

 

 

後編へ

 

 



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