転移後即死したら美醜逆転ロリ&ムチ肉長乳竜人族に保護されて主様(ヒモ)になりました。 (hentai提督)
しおりを挟む

#1 転移したと思ったら即死しました



貞操逆転にすると言ったな? あれは嘘だ。
ぼくもこんな素晴らしい世界に行きたいんですけどなんでさっさと行けないんですかねぇ……?(全ギレ)
まあ実際行ったら余裕で死んでそうやけども。




 

 

 気付いたら男はそこにいた。

 トラックに撥ね飛ばされたでもなく、隕石が頭上に落ちてきたわけでもない。死んだと思ったら光り輝く神様がご降臨あそばされてそれはもうご親切にチートを授けてくださった後、投げやりな説明を受けて異世界に放り出されたわけでもない。

 本当に、気付いたらそこにいたのだ。

 

 頭がどうにかなってしまってポル〇レフ状態なのか、白昼夢を見ているだけか、神隠しにでもあったか、そもこれは現実か。

 

 しかし、この肌に感じる空気、視界に広がる見慣れない、だだっ広い草原の景色、鼻腔をくすぐるどこか嗅ぎ慣れない澄んだ空気、鼓膜を揺する風と草の囁き、初めて聞く鳥の歌声――そして、額に大層立派な角を生やした馬鹿でかいウサギのような生き物が目の前にぽつんと1匹。

 

「……は?」

 

 男が目の前に現れたのはウサギ(?)にとっても突然の事だったのか。紫と白の体毛を逆立たせ、血のように真っ赤で獰猛な瞳を真っ直ぐ向けて喉を唸らせ威嚇しながらも、男の様子を伺うかのようにするだけで動かない。

 男も突然の意味不明な状況に全く理解が追い付かないでいた。しかも生まれて初めて浴びせられる明確な殺意に本能が警鐘を鳴らすが、身体はピクリとも動かせそうになかった。

 

 

 

 

 どれだけの間こうしているのか。いつになったら解放されるのか、この恐怖から。

 恐らく大した時間は経っていないだろうが、体感的にはもう何時間も過ぎているように思えた。照り付ける太陽の暑さと、超大型犬並にデカい野生の獣と対峙し、殺気を浴びせられ続けているこの状況に全身から汗が吹き出し、喉は乾き、今にも喚き叫んで逃げ出したい欲をすんでのところで抑えつけていた。

 

 死ぬ。動いたら死ぬ。声をあげれば死ぬ。目を反らそうものなら狩られる。食い殺される。

 

 現代日本という、死の実感からは随分と遠い世界でこれまで生きていた割には働く本能を感じながら、男にはどうすることもできないでいた。

 

(どうする……どうする……!? このままじっとしてても死ぬ……!)

 

 男は丸腰だ。銃なんぞ持っている筈もない。爪も牙も角も、身を護る鎧も毛皮も何もない。都合よく魔法でもなんでも使えないかと手に気を溜めるイメージをしてみるが、当然のように何も起きない。

 焦る男が気圧され僅かに後ずさった瞬間、獣の瞳が大きく見開かれ、弾けるような音とともに突っ込ん――

 

「――――がっ」

 

 凄まじい衝撃と聞こえてはいけないような音とともに、男は鮮血を噴き出しながら一瞬で10数メートル吹き飛ばされていた。全力で蹴り飛ばされたボールのように何度も何度も全身を地面に打ち付け、ようやく勢いが死んだ頃には、糸の切れた人形のようにピクリとも動かなくなっていた。

 

 

 

――

 

 

 

 

 

「――」

 

 下半身から来る妙にこそばゆい刺激に、男は微睡から意識が覚醒していくのを感じる。

 

「――、――っふ♡ んぉっ♡」

「な、ん――?」

 

 重い頭を上げて薄目に開くと、またしても信じ難いような光景が視界に飛び込んできたことに、男は困惑することになる。

 

「おっ♡ くぉっ♡♡ こ、こにょちんぽ♡ おちんぽぉ♡♡ すぅーーー♡♡♡ っはぁぁぁ~~~~♡♡ ぉォ゛っ♡♡ な、なんでこんにゃぁ♡♡♡ すけべ♡♡ えっろぉ♡♡♡ だ、だめ♡ ダメなのに♡♡ 竜人王の私がこんな無様なぁ♡ ぅっォ゛っまらイック♡♡♡ ちんぽのにおいだけでいっぐうぅぅぅっ♡♡♡♡」

(えぇ……)

 

 ぷしゅっ♡♡ ぷじゃっ♡♡ びちゃ♡♡ ぱたたたっ♡♡

 男は困惑した。いや、この状況で困惑するなという方が無理があるだろう。

 AVでよく聞いた水音が鼓膜を揺する。ぼやけた視界に映るのは、己の股間に頭を埋めてやたらめったら甘く品のない爛れ切った嬌声をあげている主の、若干黒みがかった美しい銀の長髪。俯いてビクついているだけの頭が上げられると、男の逸物に遮られてよく見えないが、随分と幼い輪郭と異様に長く艶やかな紅い舌――先端が二又に割れている――がちらつき目についた。しかも頭部には一対の立派な漆黒の角が生えていた。さらに言えば、恐らく女であろうこの幼女の頭越しに動き回る羽と尻尾のような物すら見えている。というか動きが激しすぎて自己主張が凄い。待ち侘びた飼い主が帰って来た時の犬以上の振りたくり様である。

 

「ふーーーっ♡♡ んふーーーーっ♡♡♡ ぉぉっ♡♡ ほぉぉ~~~♡♡♡ こ、こんにゃきけんなものぉ♡♡ やっぱりみんなに見せるわけにはぁ……ォ゛っ♡♡♡ ひゅっ♡♡ ぅっぉ゛っ♡♡ っ♡♡♡ し、しかたないの!♡♡ これは仕方なくこうしてるのぉォ゛っ?♡♡♡ ふぇっへ♡♡♡ へひっ♡♡ ひゅっ♡♡ ひっひっ♡♡ む、むり!♡♡ こんなのやめるなんてむーーーり♡♡♡ すぅぅぅ~~~~♡♡♡ んっほぉぉぉォ゛イクいぐイッギュ~~~っ♡♡♡」

「……」

 

 男は困惑した。いや、いったい何だこの状況。マジで頭がおかしくなったか。ていうか俺はさっき死んだんじゃなかったのか。一瞬ではあるが滅茶苦茶痛かったんだけど。全身に怠さは残っているが普通に呼吸できているし、動かそうと思えば全身もどうにか動かせそうだ。ただまあ、この状況下で動こうにも動いていいものなのか……なんか"王"って単語も聞こえた気がするし、向こうはこっちの意識が戻っていることに全く気付いていないのか、相も変わらず男の股間にあらゆる角度で小さな顔を押し付け、思いっきり息を吸い込んでは吊り上がった尻をへっこへこ♡ と情けなく振りたくって体液を撒き散らしているようだった。水音が聞こえると、それまで凄い勢いで振り回されていた美しい黒銀の羽と尻尾がぴーん♡ と伸びて硬直するのが見ていて面白い。そしてなにより――、

 

「ほっにょ♡♡ ふっへぇ♡♡ のォ゛っ♡♡♡ ひゅーーー♡♡ ひゅーーーー♡♡♡ ま、まひゃいっひゃ♡♡♡ こ、こんななさけないすがたをぉっ?♡♡ ぅっぐ♡ ぉいっく♡♡ か、かるイキすりゅ♡♡ くっふぅ~~~♡♡ こ、黒銀竜のこんな姿♡ だ、だれかに見られでもしたらぁ♡♡♡ ぅっぁみじめすぎ♡♡♡ っぉォ゛っ?♡♡ ぁっ♡ うそ♡ うそうそ♡♡ りゃめ♡♡ ひっ♡ ぅっォ゛っ♡♡ そうぞうしたりゃけでいっく♡♡ ぉォ゛いっぎゅっ♡♡♡ ぬおぉぉ~~~~♡♡♡」

(Oh……)

 

 このドラゴン幼女、まごうことなきドMである。しかも雄の饐えた匂いだけで褐色の美しい肌をほんのり桜色に染め上げるくらいに発情してえぐいガニ股でむち尻をヘコらせ潮を撒き散らすレベルの変態性癖持ちと来た。

 

「ぁ~~~~♡♡♡ りゃめ♡♡ こ、こんにゃぁ♡♡ ばかになりゅ♡♡ のうみしょおちんぽちゅうどくになりゅぅ♡♡♡ ぉっほ♡♡ ふっへ♡♡♡ ぉォ゛~~~~っ♡♡♡」

(もうとっくに中毒だと思うが……フムン)

 

 あえて言おう、ドスケベ人外幼女最高であると。

 

「ぉっぐ♡ くっひゅ♡♡ ふぉっ♡ ぁぇぇ♡ えへっ♡♡ ふっへ♡♡♡ ぉっぉっ♡♡ のぉォ~~~~っ♡♡♡」

 

 どうやらイキ過ぎて思考もあやふやになってきたらしい。羽も尻尾も先程までと比べて元気がなく、たまにぴん♡ と突っ張る以外は力なくへにゃっている。搗きたての餅のように柔らかい頬を男の太ももに預け、白目を剥いて汁だらけの顔はこれ以上ないくらいに情けなくアヘり散らかしていた。そんな状況にあってすらも、彫刻も顔負けのレベルで整ったまさしく絶世が如き美しさを全くと言っていい程隠しきれていないのは、この幼女がとんでもない美貌の持ち主であることを雄弁に物語っている。

 

(雄弁も何も性欲に溺れ切ってるけどな。だがそれがいい)

 

 そんな、まるで二次元の存在がそのまま飛び出してきたような美を持つ幼女が、己の逸物に散々に狂わされて乱れまくっているという事実が、今更ながらに異様な興奮を男に与えていた。というか、これまた今更だが己の分身をよく見るとやたらとデカいことに気づく。

 

(20cm軽く超えてない?)

 

 下手すれば30cmくらいありそうな息子にまたも困惑するが、人外幼女がちんぽでイキ散らかしてんだからそれくらいあるんやろ、とさらっと流すことにした。人類最大の武器の1つはその適応能力の高さである。その強みを遺憾なく発揮しながら、男はそろそろ好奇心を堪え切れなくなっていた。

 

(角も羽も尻尾も……。気になる……本物なのか? ちょっとくらい触ってもバレないか……?)

 

 日本人特有の空気を読むとかいう良くわからない特技をこちらも遺憾なく発揮し続けてはいるが、どうにもこの好奇心は抑えられそうになかった。しかしながら、目の前でぴくぴく痙攣して伸びている幼女はなにやら凄そうな肩書を持っているようだし、逆鱗にでも触れれば命の保証はないだろう。なんせウサギに瞬殺されたのだ。仮にこの幼女が本当にドラゴンに比する存在なら瞬きする間もなく消し炭にされるのがオチである。楽に殺してくれるだけマシなレベルかもしれない。でもまあ――、

 

(最悪息子で黙らせればイケるのでは……?)

 

 困惑し過ぎて本当に頭もおかしくなったらしいが、にしても妙な自信が男にはあった。この幼女は男のちんぽに首ったけだ。その溺れようは現状の痴態を見れば最早議論の余地はない。逝ける。いやイケる。

 

(ちょっとだけ。ちょっと触るだけだから)

 

 絶対にちょっとじゃ済まないフラグを立てながら男はそっと手を動かし、相変わらずビクついている人外幼女の角に触れ――

 

「――ふぉっ?」

(やば)

 

 た瞬間声を上げて幼女が反応したが、相変わらず意識が混濁しているようで襲ってくる気配はない。

 一息ついて、俺の逸物を散々弄繰り回しとったんやからこれぐらいええやろ、と訳の分からん理屈を都合良く頭の中に並べ立てながら、案外手触りの良いツルツルとした感触を恐る恐る楽しむ。

 

「ぉっ? ほっ? ほぉぉ♡ んにぃ♡ ぴっ♡ ぁっぁっ♡♡ んっきゅぅ♡♡ のぉ~~♡♡」

(あ、これ楽しいわ)

 

 触れれば触れる程に可愛らしく、それでいてやたらと色っぽい反応を返す幼女に気を良くしていく男。常識破りの連続で本能が麻痺しているのか、それとも別の要因か。男の警戒心は驚くほどに薄れ、遂に好奇心を抑えきれなくなり――、

 

(もう思いっ切り握ったろ)

「ぉぁっ♡♡ っ♡ ――っぉ?」

 

 ――撫でさするだけだったそれを一変させ、あろうことか思い切り握り締めてしまった。

 

「――ひっ?♡ な、なん――ぴっ!?」

「あ」

「にょおおぉぉぉ~~~?!♡♡♡ ふっへ?♡♡ あぇぇっ??♡♡ ――ぉっぁいっぎゅ!♡♡♡ にゃにこりぇ?!♡♡ ぉイッグ♡♡♡ くっほ♡♡ ほっひょ♡♡ ひっひっ♡♡ おぁぁイッグ!♡♡♡ まらいぐ♡♡ ひーーー♡♡ ひーーーー♡♡♡ や、やめっ♡ もうやめへぇ♡♡ ぬぉォ゛っ!?♡♡♡ し、しぬっ♡♡♡ のうみしょぶっこわれてイギしにゅううぅぅぅォ゛~~~~っ!!♡♡♡♡ もっやめぇ♡♡ ゆる♡♡♡ えへっ♡♡ ゆるひへぇ♡♡♡ ほっへ?♡♡ んのぉぉ~~~いぐいぐイッギュ~~~~♡♡♡♡」

(――――うん)

 

 目を見開いてはひっくり返り、長い舌を放り出し口を限界まで縦に開いて、喉からは絞り出すように喘ぎまくる幼女を眺めながら、男は憑りつかれたかのように彼女の角を弄り倒す。快楽信号の濁流に脳を焼き切られそうになり、許しを乞う為に媚びへつらってにへら♡ と笑う幼女に底意地の悪い笑みを浮かべながら、彼女が失神して反応を示さなくなるまで、男は容赦なく彼女の角を責め立て続けるのであった。

 

 






うん、じゃねぇよこの変態鬼畜ホモサピエンスがよぉ!(全ギレ)

次は1時間後に投稿されます。読んでください!(Vガン並感)



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#2 異世界で学ぶビジネスマナー



マナーって大事だよね(挨拶)




 

 

「ほ、本当に済まぬ! この通りじゃ! どうか! どうか非礼の限りを許してはくれぬだろうか……! どうか……どうかっ…………!!」

「え、えぇ……」

 

 男がドラゴン幼女の角をひたすらに弄り倒して失神させた後、ようやっと覚醒した彼女がとった行動は男の予想の遥か斜め上を行くものだった。

 ゆっくり目を開いて男と視線がかち合ったかと思えばかなりの時間固まった後、「…………ぁ」と蚊の鳴くような声を発したと思えば文字通り飛び上がって取り乱し、ベッドに投げ捨ててあった顔を隠す為の随分と煌びやかな布――中東のニカブみたいだが白基調で若干透け気味のやつ――に飛びついてあたふたと顔を隠して床に頭を強打する勢いで土下座してしまったのだ。なんならこっちが土下座でもなんでもして許しを乞おうと思っていたのにこの展開はあまりにも想像の埒外過ぎて男の思考はまたしても停止してしまう。

 

「そ、そなたをたまたま東の平原で見つけて。もう心の臓を貫かれておったがまだ時も浅かった故、無礼を承知で我が宝玉をもって蘇生を図った。なんとか一命をとりとめたが予断を許さぬ状況であったので、その……居城に招き我が魔力を注いでおったのだ。し、しかしそなたの……えっと……あ、あまりの性の色香にやられてあんな事を…………。済まぬ! 本当に済まぬ! しかしどうか……どうか! 今回の助命でもって我が蛮行を見逃してはもらえぬだろうか…………!!」

「…………え、っと」

 

 物凄い早口で捲し立てられ、さらにあまりの必死さにも圧倒され、さっぱり判断のつきかねる男は全く思考が纏まらずに意味のない言葉を発する。

 そんな男の様子に深く絶望の色を瞳に宿した彼女は力なく顔を伏せてしまい、絞り出すように声を発した。

 

「…………そ、そうじゃな。謝って済む話ではない。我が肉体の一部がそなたを犯しているも同然。僭越ながらそなたは我が霊角に興味がおありのようだ。これを持ってすれば強力な魔力の触媒にも、威光を示す手助けにもなろう。……あぁ。もう角だけと言わず、我が身の全てを捧げるが故、此度の対価とさせてはもらえぬだろうか。この身は贓物から爪先に至るまで、余すところなく相応の価値を生む。故にどうか、我が祖国に僅かばかりの救いを恵んでいただきたい――」

「ちょ、ちょっと待って。待って下さい」

 

 なにやら死ぬことを前提としたとんでもない事を言い出したので、流石の男も考えるのをやめベットから転げ落ちそうな勢いで件の彼女の傍に立つと、床に膝を付けて止めにかかるが――。

 

「まだ何か……。あ、そうだ、うちの城にある財宝も好きなだけ持って行って良いです。それなりに価値はあると思います、はい…………」

(アカン、目が死んでる……)

 

 恐ろしくネガティブな思考に沈むドラゴン幼女を目の前に、男は兎にも角にもまともに話ができるよう無い知恵を絞って元気付けるのであった。

 

 

――

 

 

「えっと、その……取り乱してしまって申し訳ありませんでした。つい……」

「いや、謝るのはこっちの方で……。ほんとすみませんでした。ほんの出来心だったんです」

「ああいや、それは全然……。寧ろ私――こほんっ。わ、妾の方が余程の無礼を……」

 

 あ、そのキャラで通すんだ。

 もうだいぶ手遅れなのではと思いつつ、またネガティブに陥っておっかないことを言い出されても困るので黙ることにする。無言は金なり。ていうか散々無礼を働いたのは自分の方だと思うんだがほんとに怒ってないんだろうか。ないみたいだからいいか。

 

「えーっと、それでは確認したいことがいくつかあるんですが……。というより、教えて頂きたいことが山ほど」

「……う、うむ」

 

 至極真っ当な罪悪感を抱きつつ、男は目の前の幼女を見据える。床に2人して正座で向かい合う奇妙な光景。しかも一方は角と羽と尻尾を生やし、最早神々しさすら感じられる美しさの褐色幼女だ。残念ながらそのご尊顔は瞳以外隠されてしまっているが。ていうか何故隠す。減るもんでもないだろう。是非とも余すことなく拝ませてくれたまえ、良い子だから。

 相も変わらず頭の悪い思考に耽られる程にこの訳の分からん状況にも幾分か順応してきた男は、

 

(にしても、商談でも始めるみたいな空気だな)

 

 なんて社畜思考で考えながら口を開いた。

 

「それではまず、この世界の事なんですが――」

「そ、その前に良いだろうか」

「はい?」

 

 とにかく現状を把握したいので質問しようとしたらいきなり遮られた。おいおい、相手の話はとりあえず最後まで聞くのがビジネスマナーってもんですぜ幼女の旦那。なんてアホなことを考えたが、そもどう考えても一生物としては彼女の方が圧倒的上位であることに疑いはない。比べる事すらおこがましいレベルである。死んだ生き物を蘇生できるとか一体全体どういうことなの……。

 すなわちこの目の前の、実に愛らしくちょこんと正座し、身を護るかのように長い尻尾で自分を囲い、心配そうな紅蓮の瞳で男を見遣るこの幼女は、まさしく雲の上の超常的存在である。そんな人物(?)を相手に相対して正座させていることがそもそも不敬に感じられてきた矢先に、それまでモジモジと言い淀んでいた件の幼女が口を開いた。

 

「話を遮ってしまい申し訳ない。しかし、どうにも気になって……」

 

 おお、しっかりマナーも弁えておられるではないか。流石ですね。なんて殊更アホなことを考えていたが、またしても黙りこくってしまった幼女にどうしたものかと悩んでいると、意を決したかのように男を見据え、震えながら言葉を紡ぐのじゃロリドラゴン。くっそ可愛い。

 

「ふ、服を着てもいいだろうか…………。あ、あと、そなたもどうかその……。そ、その逸物を隠していただきたい…………♡」

「…………失礼しました」

 

 マナーがどうとかってレベルじゃねーぞ。

 

 






全裸で正座待機ってこういうことだよ(白目)

次も1時間後に投稿されます。読んでください!(シャクティ並感)



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#3 上座と下座



アレめんどくさいよね。普通に判り辛いわ。




 

 

「う、うむ。それでは気を取り直して会談を――」

「いやいやいや待って待って待って」

「……? す、済まぬ、その程度の椅子ではお気に召さなかっただろうか……」

「逆逆逆。違うって。いやどう考えても逆やってこれ」

「えぇ……?」

「えぇ……?」

 

 思わず突っ込むわオウム返しするわしてしまったがこれはどう考えても俺が正しい。……だよな?

 

「なんで俺がこんな玉座みたいなのに座ってそっちが地べたなん?」

「えぇ……?」

「えぇ……?」

 

 あれ? もしかして俺がおかしい? 地球の常識通用しないやつこれ?

 

「あ、あの……とりあえず席換わってもらって良いですか……?」

「……妾に死ねと?」

「んーそのレベルかー」

 

 まずいですよこれは。貞操逆転とかそういう類の代物でしてよ。

 

「あ、いや、死ねと仰るならその通りにいたしますがその前に私のお話だけでも聞いていただけないでしょうかすみませんどうかお願いします何でもしますから……」

「ん? ――――じゃないじゃないじゃないあーいやこの椅子最高だなーいや完璧ですほんとにもうフッカフカですよフッカフカ! 是非とも座らせてくださいお願いします何でもしますから!!」

「そ、そうか、気に入っていただけたか。良かった……」

 

 いやーホッとした感じもほんとに可愛いなー。…………なんで自分よりよっぽど高位な存在を下座にさせる為になんでもせなあかんねんおかしいやろこの世界……。

 

 

 あ、ここ異世界やったわ。

 

 

――

 

 

「そ、それでは今度こそ気を取り直して。会談をお願いできるじゃろうか、主様」

「アッハイ。オネガイシマス」

 

 落ち着かねぇ……。ガチでとんでもなくふっかふかでくっそ良い匂いするのに全っ然落ち着かん……。所詮は一般庶民の俺がなんでこんな……。これがほんとの針の筵というやつですねわかります。

 

 ――――――。

 

 ――――。

 

 ――んん?

 

「あ、あの」

「なんじゃろう? 主様」

 

 至極当然のように言ってのけてくれるは頭を垂れ、見下ろす先では片膝をつき、こちらの様子をうやうやしく伺ってくれるのじゃ(偽)ロリドラゴン幼女様。可愛いね。これ以上は俺の常識と精神が持たんぞ。

 

「ア、アルジサマとは? アルマジロか何か?」

「あるまじろが何かは存じ上げませぬが……。無論、我ら竜人族の主、ということです」

「どちら様が?」

「……? あなた様ですが……」

「……」

「……」

 

 え、マジで言っちゃってんのこの子。ちょっと待って宗教勧誘とかおじさん怖い。あとのじゃキャラ普通にボロ出てんぞ。

 

「…………や、あの、それは流石に――」

「やはり私の命を捧げないと一族の主と仰がせては下さらな――」

「あーやっぱり良い響きだなぁアルジサマ! 素晴らしい! 感動した! 俺が! この俺が! アルジサマだ!! 最高に『ハイ!』ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ!」

「そ、そうか、気に入っていただけたか。良かった……」

 

 いやもうそんな愛くるしい形(なり)して涙浮かべて死にます宣言とかズルイやろそらなんだってしちゃりますわほんま。

 あとせめてちょっとくらいつっこんでください しんでしまいます 

 

「では主様。御承諾いただけたところで今後の子作りに関してなんじゃが」

 

 ちょっと奥さん、この子わざとやってません?

 あともうのじゃキャラやめろ。

 

 

――

 

 

「す、すみません。皆の前でなら慣れているので普通にできるんですが……」

「ふぉーん」

「うっ……」

 

 それ多分ボロ出るのも含めて皆さんが慣れてるってことじゃないですかね。まあでもさっきのマジで必死な時はしっかり出来てたから普段はほんとにあんな感じなのかもしれん。もしくは会議とかデカいイベントの時ならしっかりできるとか。追い詰められないと実力発揮しないタイプと見た。

 そういえば――、

 

「そもそもなんでたまたま俺を見つけられたんですか? 結構なんもない草原だったと思うんですけど」

「」

「もしもーし?」

「ちょ、ちょっと息抜きに兎狩りを……」

「…………」

「…………」

 

 息抜きにあのバケモノ兎を狩りって戦国時代の武士か何かかな?

 てかそれ外回り行ってきまーす、つっといてパチンコ行ったり漫喫行ったり駐車場で寝てたりするやつじゃねーか。人それをサボりという。こらもう確定だな。

 

「夏休みの宿題とか最後の1日で一気にやろうとするタイプ?」

「な、なぜそれを!?」

「…………」

「…………」

「あ、僕もです」

「威厳が……尊厳がぁ……」

「大丈夫、最初っからなかったよそんなもん」

「ぐっふぅ」

 

 エロさと可愛さと美と神々しさとポンコツしかないよ。ていうか今更だけど服着てる方がエロくない? この子。ほぼすっけすけで面積極狭なんですけどロケット貧乳も最高かよ殆ど見えてますやん。あと竜人族にも夏休みとか宿題とかあるんですね、勉強になるなぁ。

 ――――じゃなくて。じゃなくてだな。話が進まんぞ。

 

「えーっろ…………違う。えーっと……、そろそろお話伺わせていただいても?」

「あ、えと……はい。ど、どうぞ……」

「んじゃまずこの世界――」

「――あ、あのっ」

「んんっ。……な、なんでしょう?」

「わ、私、その、あの…………エロい、ですか……?」

「当たり前だろ何言ってんだブチ犯すぞ」

「ふっぎゅ♡♡♡」

 

 ぷしっ♡ ぷじゅ♡ ぴゅっぴゅ♡

 おぉーっとのじゃ(止)ろりドラゴン幼女様たったこれだけでクリティカルヒットぉ! 顔面から突っ伏して潮まで吹いてイってしまったー! いくらなんでもクソザコすぎる!! そこにシビれる! あこがれ……はせんな。これは今後の躾け(意味深)にも気合が入りますねー。

 …………マジ? 色々重なって頭バグって思わず口をついたとはいえ流石にドMすぎひん?

 

「あの、大丈夫ですかね……?」

「ひっ♡ へひっ♡ ひゃい♡ ら、らいじょぅぶれすぅ♡♡ のぉっほぉ♡♡♡」

(アカン、目がイっちゃってる……)

 

 教えてくれごひ……俺はいつになったら話を聞けるんだ……このクソザコロリ雌ドラゴンは何も教えてくれない……。

 

 いやほんといつになったら話進むんだよいい加減にしろ。

 

 






ほんまに話全然進んでへんやんけいい加減にしろ。この娘の名前すら出てないんですけどどういうことなの……許して……許してクレメンス……。

明日も更新したい乞わぬご期待。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#4 自己紹介と美的感覚



常識は疑え。古事記にも書いてある。




 

 

「落ち着きました?」

「んっ♡ ぁっ♡ は、はい♡ 大丈夫です♡」

「あっそう……」

 

 いやもうそんな艶っぽい声で鳴かれたらこっちが全然大丈夫じゃないんですけどそこんとこわかってんですかねこのプリティー人外幼女様は。竜娘でレースゲーム出せば流行るんじゃね? どう考えても語呂が悪いから却下な。

 

「と、とりあえず自己紹介もしてなかったのでまずは俺から――」

「あ、それは大丈夫です」

「えっ」

「主様のお名前をお聞かせ願えるなど我が一族の名誉が極み、至上の喜びに他なりません。ですが主様は尊く強き雄であらせられます。すなわち御身の名は我が魂に刻まれ目を合わせるだけで屈服しきってお情けを乞うこととなりお話どころではなくなってしまいますのでそれはまた後日に是非とも」

「えっ」

 

 ちょっと待って話がぶっ飛びすぎてておじさんついていけない。あとなんやねん尊く強き雄て。

 

「……えーっと? つまりなんだ、俺の名前を聞いただけでさっきみたいになりかねないと?」

「比ではありません」

「お、おう……」

 

 なにそれこわい。さっきのアレもだいぶイキ散らかしてたけど思うですがそれは……。ていうかあんな姿見られといて随分ケロっとしてらっしゃいますね。見た目の割にタフだな。そもこの子人間じゃなかったわ。

 まずどういう世界情勢なんこれ。終末にハーレムしちゃう系か? なんとなくそんな気はしてきたな。そうでもなきゃこの上位種がただの人間如きにこんな扱いせんやろ。

 

「じゃあ逆にお名前をお聞かせいただいても……?」

「…………え、っと」

「あ、ダメでした?」

 

 え、なにこの間。この世界じゃ男女問わず名前聞くとなんか呪われたり刻まれたりするん? 先走ったか……いやまあ既に先走ってるモノは相当量あるんだけど。正直目の前の幼女がドスケベ過ぎて辛抱たまらんです。

 

「それは……命令でしょうか?」

 

 なぜそうなる。

 

「いや、命令というかお願いというか」

「お願い……」

「そうそう」

「主様が私にお願い…………つまり主様が私を頼って下さっている……? こ、これはやはり好機なのでは……! 私の素顔を見てもこんな風に普通に接してくれてしかも名前まで……私の名前を聞いてくれる殿方なんて主様が初めて……。――――イケる! 苦節800年、遂に私にも番を得る千載一遇のその時が!!」

「うーんこの……」

 

 ちょっとあなた、心の声が駄々洩れでしてよ。せめて隠す素振りぐらいは見せなさいなんかの王なんだろ君は。ていうか800年も生きててその容姿なんですね合法ロリとかマジでこの世界業が深いな最高かよ。

 

「わかりました! こうなれば我が真名も主様に捧げ奉りましょう!!」

「声でっか」

 

 鼓膜破れるわ肺活量凄いな。目もめっちゃクワッ! ってなっとるし。

 あとなんか真名とか言っちゃってますけど大丈夫なんこの子。

 

「私は竜人王。通名に黒銀竜。真名をネラ・アルジェントと申します。どうか末永く主様のお傍に立つことをお許しください。いかなる艱難辛苦も我が吐息が消し飛ばし、御身に尽くすことをこの血肉と魂と名誉にかけて誓いましょう」

 

 こいつはくせぇッー! 厨二病のにおいがプンプンするぜッーーーーーッ! これは封印されし右腕()が実に良く疼きますねぇ。あと急にかっこよくなるんやめーやキュンキュンするやろ。

 

「今のは威厳を感じた。にしても竜人王は無理があるでしょ」

「ほんとなんですってばぁ……」

 

 

――

 

 

「つまり――、この世界の男は早い段階で成長止まって年をとっても小さなままで、そもそもの数が極端に少なく希少価値が高いと?」

「主様にとってはおかしなことなのですか?」

「そりゃおかしいもなにも……」

 

 ようやっとこの世界のことが聞けたと思ったらとんでもすぎて頭おかしくなりますよ。色んな種族がいるらしいがどの種も男女比1:10000もないとかいくらなんでも歪すぎるだろどうなってんねん。

 しかもこの竜人族、現状1万程度の個体は皆女ばかりで男は1人もいないらしい。雌の遺伝子強すぎんか? それとも雄の遺伝子がクソザコ過ぎて淘汰されてるのか。なんにしろこのままじゃ滅亡待ったなしだった訳だ。

 

「なんか呪われてない? 神様がいていたずらしてるとか?」

「どうなのでしょう、我々にとってはこれが普通ですから。神と呼ばれる存在もいるにはいますがそうそう姿を現すものでもないのでよくわかりません」

 

 あ、マジでいるんだ神様やっぱ異世界凄い。是非とも会ってみたいけど出現率激レアっぽいし会うのは無理かな。そもそも神様って地球基準だと禄なのいないから会わない方がいいかもしれん。人殺した数ダントツで神>悪魔だったりするし。

 

「その……主様の世界では私のような者が、えっと……美しいとされるのは本当なのでしょうか…………?」

「地球だと綺麗とか可愛いってレベルじゃないからね君」

「ほっぎゅ……♡♡ くっふ♡ …………で、でもまだ信じられません」

 

 お、今度はちゃんと耐えれたね偉い偉い。って言うのすら反応して即イキアクメ決めちゃうから迂闊に褒められないんだよなこの竜人王様……。どんだけ酷い扱い受けて来たんだよ。

 

「他種族の殿方は皆、私達の素顔を見ると卒倒なさるか泣いて許しを乞われるかの2択でしたので…………」

「うわぁ……」

 

 なんやその2択えぐ過ぎるやろ……。

 

「じゃあどんな顔ならいけるんだよそいつら……」

「あ! では主様の脳内に今話題の方々を投影しますね、皆さんほんとに素敵な方ばかりで多種族女性誌の表紙も飾られてるんですよ!」

「えっ。あ、いや、ちょっと待っ――」

「このオークの女性なんてとってもガタイが良くって毛深くて皴が凄くって」

「」

「こちらのゴブリン族の方は妙齢なのにまだまだお綺麗で太ましくてお鼻がとっても大きくて羨ましいですよね!」

「」

「このコボルトの女性もまだお若いのにも眉毛と髭がとても立派で――」

「」

 

 りゅうじんおう ネラ の SAN値への ダイレクトアタック!

 きゅうしょに あたった! こうかは ばつぐんだ!

 きゅうしょに あたった! こうかは ばつぐんだ!

 きゅうしょに あたった! こうかは ばつぐんだ!

 おとこは めのまえが まっくらに なった!

 

 

――

 

 

「二度とやるな」

「え、でも――」

「二 度 と や る な」

「アッハイ」

 

 






異世界で生きていくって大変なんだなぁ(白目)
多分力強さ=美とかそんな感じ。知らんけど。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#5 即堕ち竜人王(済)



タイトル通りとしか言えませんねぇ!




 

 

「……信じられません、本当に真逆の感性をお持ちなのですね。こんなことがあるなんて……」

「あの……ガチの精神的ブラクラいきなり脳内に直接ぶち込むとかマジ止めていただけませんかね……うっぷ気持ち悪……」

「も、申し訳ありません……。ただ、その、主様の今の反応は、普段は私達に対して向けられるものですので……不思議な感覚です」

 

 こっちは2度味わいたくない感覚にボロクソにされてますがね!

 ていうかこんな超絶美少女見て吐きそうになる奴等とかどんな精神構造してんだよ全く理解できん。まあこの世界の男からしたら俺の方がよっぽど理解できんのだろうけども。あかん待ってマジで吐きそう……。

 

「ネラ……ちょっとこっち来て……」

「ひゃひ!? あ、主様、今私の真名を……?」

「い、いいから早く……頼むマジきつい……」

「――ふっぅ♡ は、はい♡ 主様の仰せのままに……♡」

 

 やけに戸惑うネラをとにかく急かす。やばいもうほんとにキラキラリバースしそう……精神の安定が必要なんだだからこれは仕方ないんだネラ早くこっち来いドスケベ衣装のザコメス幼女の甘ったるい臭いで脳みそ上書きしないと死ぬ。

 

「そ、それでは失礼します……。あの……主様? 私が触れて、その、殊更に気分を害されましたらすぐにお申し付けくださいね……?」

「……」

「あ、主様……?」

 

 ほんとに捨てられた子犬みたいな目してんな。んなこと天地がひっくり返ってもありえるかよなんかもうイライラしてきた。傍までトコトコ寄ってきたネラを抱き上げる。「ひゃわ!?」と見た目相応の反応を示した竜人王様を膝上に座らせると、吸い込まれそうなくらいに大きく透き通ったルビーの瞳があっちこっち泳ぎまくる様が見ていて実に愛らしい。

 

「あ、あの――」

「ネラ」

「ひっ♡ ひゃい♡」

「顔隠してるそれ取れ。邪魔だ」

「えっ。あっ、ぇっ、で、でも……」

「取れ」

「~~~~っ♡♡ んっぎゅ♡ は、はい、失礼します……♡」

 

 形容しがたい程に甘ったるく芳醇なネラの蜜臭で肺を満たし獣欲を刺激されながら、歯止めが利かなくなってきて語気が荒くなる。そんな俺の怒気すら孕んだ言葉にも従順に全身を震わせ悦ぶ手の内の圧倒的上位種の姿に、この上ない支配欲と征服感が湧き上がってきた。ゆっくりと不安げに顔布を取り払うネラの姿は、それだけで極上の官能作品に等しい。

 

「……と、取りました、主様」

「顔を良く見せろ」

「ひっ♡ お、お許しください♡ やっぱり怖い♡ 怖いのぉ♡♡」

「……」

「ぁっ♡ ゃっ♡ あぁぁ……♡ 主様……♡ 主様ぁ♡♡」

 

 俺の命令にもイヤイヤと俯き首を振るネラの、マシュマロのように柔らかな頬を片手で掴み、無理矢理こっちを向かせてやる。本来であれば力で負けようはずがないネラがなんの抵抗も見せずに下等種である俺に従わせられ、悲痛と歓喜の入り混じった恍惚の表情で俺を主と呼ぶ――。

 

「――最高だな」

「ひっ♡ ひっ♡ いやぁ♡♡」

 

 寒気すら感じる嗜虐の悦楽が背筋を駆け抜け、情けない悲鳴をあげるネラの美声が脳を揺すり、鳥肌が止まらない。

 涙を零して期待と失望の恐怖に揺れる宝石のような紅い瞳。もはや神秘的、計算し尽くされたかのように整った美しい顔立ち。絹のようにしなやかに流れる黒銀の長髪。一目で上位種と判る雄々しい漆黒の双角、双翼に長大な尾。沁み一つない肌理細やかな褐色の肌は発情に伴って仄かに桜色に色づいている。ボディラインを全く隠す気がない、最早服とすら呼べない銀の刺繡が施された透け気味の布切れを全身に貼り付ける様は度を越した蠱惑で繁殖欲を煽ってくる。小ぶりでありながら自己主張する長めの乳房も否応なく性欲を引き摺り出し、低く耳元で囁くだけでマゾ潮を撒き散らす幼い恥丘は産毛1本生えていない。

 

「あ、主様――んっむ!?」

 

 こんな極上の雌が雄に飢えて涎を垂らして待っているのに、この世界の雄は馬鹿か不能だ。その気がないなら遠慮なく俺が貪り尽くしてやる。

 

「ふっみゅ?♡ んっちゅ?♡ むぉっ♡ ぁ、ぁるひひゃまぁ♡♡ ちゅま♡ ちゅーー♡♡」

 

 強引に唇を奪い、甘い果実のようなそれを吸い上げる。頭が痺れるような柔らかさと弾力。

 最初は何をされたか理解できずに目を白黒させていたネラも、それが口づけだと認識した途端に強張る全身の力が抜け、俺の首に両手を回ししな垂れかかってきた。

 

「んっちゅ♡ ちゅっば!♡ ちゅっぱちゅっぱ♡♡ ふっむ♡ ふっもぉ♡♡ ちゅっちゅっちゅっちゅ♡♡ んむぉ~~~~~♡♡♡」

 

 瞬く間に虜になってしまったネラがキスしか頭にないかのようにがっついてくる。細い腰と、その割に豊かに実ったムチ尻は既に制御不能に陥ったらしく、出来の悪いブリキのようにカクつかせては尻を俺の太腿にたぱん♡ たっぱん♡ と叩きつけては快楽を貪り、延々とイキ潮を噴き続けている。お陰で俺の下半身はあっという間にマーキングし尽くされ、当分このロリ雌の臭いは取れそうにない。

 

「ちゅっばちゅぶりゅ♡♡ んっぱん~っぱぁ♡ フーーーッ♡♡ んふーーーーっ♡♡♡  んぐっっぽん♡♡ あっ♡ やだ♡♡ やぁだ♡♡ 主様♡♡ キス♡ ちゅー♡ もっと♡ もっろきしゅぅ♡♡」

「ネラ、舌出せ」

「ふひっ♡♡ ひっひっ♡ ひゃい♡ っべぇ~~~♡♡ んれろれれぇぇ~~~~~っ♡♡♡」

 

 窒息しそうなくらいに吸い付いてくるネラを引き剝がし、目にたっぷり♡を浮かべたロリ雌が目一杯に口を開け、恥など欠片もなく舌を差し出してくる。幅は人と同じくらいのサイズだが長さが異常なそれは、人間と違い先端が二又に分かれてそれぞれが別の生き物のようにウネウネと卑猥に蠢き、まさしく男の精を貪る為にあるかのようだ。目の前で管を巻いて媚び媚びに煽り散らかしてくるネラの舌に、俺は頭の中で何かが切れる音をはっきりと聞いた。

 

「黒銀竜に竜人王なんて立派な肩書あるくせに家畜みたいに媚びへつらって、恥ずかしくないのか? とんだマゾメスだな」

「ひっ♡ ひどい♡ 酷いです主様ぁ♡♡ ぉっ♡ ぅそ♡ ふっぎゅ♡♡ ぉイッグ♡♡♡ のぉっぎゅ!♡♡ ぅっォ゛いっっっぐ!!♡♡♡♡」

 

 ぶっし♡ ぶしゃっ♡ ぴゅっびゅびゅ♡ ぶしゅっ♡ ぶしゅっ♡

 わかってはいたがここまでクソザコだと変な笑いがでてくるな。「ひぎっ♡♡ ふっぎぃ♡♡」と腕の中で酷い顔して堪えるネラが愛おしくて堪らない。

 

「なあネラ、お前のせいで股がこの有様だ。どうしてくれるんだ?」

「ひっ♡ ふぎゅぅぉ♡♡ ご、ごめんなしゃ♡♡ おゆるし♡♡ おゆるしくだしゃぃ♡♡♡ あるじしゃまぁ♡♡ ネラ♡ ネラは悪い雌れすぅ♡♡ ザコメス許してぇ♡♡♡」

「媚びるしか能がないのか? さっさとなんとかしろ」

「ひっぎ!?♡♡♡ ふっぎぃ!!♡♡♡ ご、ごべんなしゃい♡♡ しましゅ♡ なんとかしましゅから角握らないでぇ♡♡ ほっひょぉ♡♡♡」

 

 覚えの悪いペットのようなネラを虐げる極上の愉悦に浸りながら、俺はネラの角を引っ掴んで股座に引き摺り堕としてやる。

 

「ぉォ゛っ♡♡♡ ふっぉ……ほっへ?」

 

 もうとっくに被虐の虜なネラの不思議そうなアホ面に自然と口角が上がる。ネラのマゾ潮と俺の我慢汁をたっぷり含んだ股間にこのクソザコ竜人王様が顔を埋めたらどうなるかなんて、そんなもん想像するだけでゾクゾクするじゃないか。

 

「ほおぉォ゛っ!?♡♡♡ くっさ♡♡♡ きっつ♡♡♡ ごれぎっっっづ♡♡♡♡ ほぎょぉぉ♡♡ ぁる♡ ぁぅじひゃまぁ♡♡ ふっぎゅくっさ♡♡♡ きちゅい♡♡ これきっちゅいのぉ♡♡♡」

「なあネラ」

「ほっひぇ?♡ ごぇんなしゃ♡ たしゅけてぇ♡♡」

「ほんっと可愛いよお前は」

「――へぇへ?♡ むっぐぉ!?」

 

 もっとだ。もっとこの愛らしいロリ雌の壊れていく姿が見たい。実に掴みやすい角を両手で握り締め、性臭で頭がバグったネラをズボン越しの股間に押し付けてやる。

 

「むおおぉぉぉォ゛ーーーーっ!?♡♡♡ ひっぎくっっさ♡♡ ほっぎゅほっぎゃ♡♡♡ のぉぁいっっぐ♡♡♡ すっはすっはすっはすーーーっっはぁ~きっく♡♡ ぉォ゛っぎゅ!!♡♡♡ っくんォ゛っ♡♡♡ ぐっぉ♡♡ イッギュイッギュ!! いっっっっぎゅ♡♡♡♡」

 

 ぶっしっ♡ ぶっしゃぶっしょ♡ びゅっばびゅっば♡ びゅっ♡ びゅーっ♡

 柔らかな顔を使って肉棒をマッサージするかのように押しける感触を楽しむ。ネラはもう全身の汗腺という汗腺から玉のような汗を噴き出し、羽と尻尾は天井に向かってビン立ちして雪崩のような快楽に震え、床にへたれていたはずの下半身は次から次へと襲ってくるマゾ快楽の暴力に耐えきれずに酷いガニ股を晒し、腰がへっこへこ♡ に暴れ回っては派手な音を立てて潮を吐き出す度に限界までムチ尻を釣り上げてマゾ快楽に溺れ切っている。

 

「ぉォ゛っ…………♡♡♡ へっひ……♡ 死にゅ♡ 死にゅぅ……♡♡」

「さて、次は――」

「お姉さま!? なんだか魔力がとんでもないことになって……る……ってえぇーーーーー!?」

「Oh..」

 

 ドッバァァァンッ!!! と馬鹿でかい豪勢な扉がとんでもない勢いでぶち破られたかと思えばこれまたとんでもない美しさの角羽尻尾付き金髪ロリが部屋に飛び込んできた。と思ったら絶叫して口開けたまま固まってしまった。なんだこれ。ていうかカッ飛んできた扉がもうちょいで直撃して死にかけたところを虫の息のネラがノールック尻尾でブッ飛ばしてくれたので助かった。あれ、やっぱネラって凄いんじゃね?

 

「えっ、と……?」

「な……な……」

「なな?」

「何羨ましい事やってんのよお姉さまもアンタもーーーーー!?」

「えぇ……」

「私のお姉さまにこんなことさせて羨ましいお姉さまも男捕まえてこんなことしてるなんて羨ましいズルイ悔しい大体誰よアンタなんなの人間!? なんで男がこんなデカいなんておかしくない男ってもっとチビでしょどうなってんの?!」

(元気やなコイツ)

 

 扉のあった場所でやたらとキャンキャン騒いでるのはどうにもネラの妹らしい。にしても姉妹にしてはネラは褐色なのにこの金髪ロリの肌は驚きの白さだ光反射してんぞどうなってんのそれ。そして何より身長の割に乳がめちゃくちゃデカい。デカくて長くて騒ぐたんびにぶるんぶるんしよるぞ。例によって服とすら呼べんような布はっつけてるだけやからもう視覚的にやかましいレベルで凄い。なにこれ下品すぎるやろ最高やな。またもや凄まじい美少女ロリドラゴンが現れてしまった。

 

「ちょっとアンタ聞いてんの!?」

「あ、あんまこっちに近づかない方が――」

「はあ? 何言ってんのよ人間如きにわたしが負ける訳ないでしょ舐めてんのふざけんふっぎゅ♡♡♡ ぉォ゛っ?♡♡ んのっほぉ~~~??♡♡♡」

「あーあーあー……」

 

 ちょっと竜人族さんちんぽの臭いに弱すぎやしませんかね……?

 

 






ちん嗅ぎシチュ流行れ……もっと流行れ……。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#6 緊急御前会議(未遂)



短いけど許して……許してクレメンス……。




 

 

「ではお集まり頂いたところで緊急御前会議を開きます。よろしいですね、王よ」

「うむ――ってこらゴルト! いい加減主様から離れんか貴様!」

「えーやだー♡ 主様ぁ♡♡ ゴルトのおっぱいおっきくて長いでしょぉ?♡ エロい?♡ 気持ち良い?♡ おっぱいで腕挟まれるの気持ち良いですかぁ?♡ お姉さまじゃこんなことできないもんねー♡♡」

「き、貴様妾の気にしていることを……」

「お姉さまこそさっさと離れてよ。さっき散々主様に可愛がってもらったんだからもういいでしょ? あ~んな情けないかっこで発情しちゃってさ♡」

「それは言うなとあれほど……! き、貴様こそ主様の色香に中てられただけでイキ散らかしておったじゃろうが!!」

「は、はぁ~~~~?? それをここで言っちゃうとか信じらんない……! この貧乳! なんちゃって竜人王!!」

「ひ……な……」

「お姉さま知ってる? 大は小を兼ねるんだよ?」

「よくわかった表出ろ。その脂肪の塊消し飛ばす」

「乳があったら即死だった。ぷふっ」

「ゴルトォ!!」

「さんをつけろよ貧乳野郎!!」

「Oh..」

 

 謁見の間にて。有無を言わさず玉座に座らされた俺を挟んでやたらと低レベルな言い争いを始めたと思ったら2人揃って外に飛び出していった。何を言ってるかわかると思うがとりあえず姉妹なんだなぁ、と思ってたら窓の向こうでとんでもない花火大会を始めたのでやっぱり種として格が違うらしい。なんかビームっぽいのが飛び交ってるんですけどドラゴンボ〇ルじゃねぇんだぞ。

 

「その……主様、誠に申し訳ありません。あのお2人は顔を合わせればいつも喧嘩ばかりでして……」

「ああいや、俺は良いんですけどほんとに大丈夫なんですかあれ。辺り一面クレーターまみれに……」

「問題ありません。何時もの事ですので」

「お、おう…………えっと」

「申し遅れました。私は四元竜が一柱、通名を紅炎竜、真名をローゼフラムと申します。以後お見知りおきください」

 

 うーんこの厨二感、イエスだね。ちなみに冒頭で取り仕切ってくれてたのも彼女、燃えるような赤髪の知的美人さんだ。丸の内で敏腕秘書やってそうだな、眼鏡とタイトなパンツルックスーツ着せたら似合いそう。ていうか出るとこ出て引っ込むとこはしっかり引っ込んでる抜群のプロポーションがヤバい。これもう完成されてるやろ。そして例によって服ともいえんドスケベ布切れと顔を覆うニカブもどきを身に着けている。もう顔隠れてる方がエロいんじゃないかとさえ思えてきましたよ。

 

「これはどうもご丁寧に。あの、やっぱり俺は名乗らない方が?」

「ええまあ……。王と妹君の前ではお控えいただければ幸甚にございます、主様」

「うん?」

 

 お、ローゼフラムさんはクソザコじゃない可能性が出て来たな。質問にしっかり答えてくれるかもしれん。

 

「あの、質問させて頂いても」

「なんなりと」

 

 いやもうこの対応の素晴らしさよ。どこかのロリ雌ドラゴン姉妹にも是非見習って欲しい。……うん、無理か。

 

「真名というのはそう簡単に名乗って良いものなんでしょうかね……?」

 

 今も姉とのハチャメチャバトルに興じている金髪ロリ巨乳ドラゴン妹ことゴルトちゃん。通名は白金竜、真名をシュネーヴァイス・ゴルトと言うらしい。イエスだね。つい先程警告を無視して無事即堕ちをキメたかと思えば復活した途端に秒で真名を告げられた後、すんごい猫撫で声でめっちゃ求愛されたのでクソザコっぷりは遺伝なのかもしれない。妹君さぁ……。

 

「いえ。真名は番か己が主と定めた相手、若しくは自分より余程の強者と認めた者にしか名乗りません。故に、我ら竜人族が真名を名乗ることは本来非常に稀です」

「えぇ……」

 

 もう割と聞いちゃったんですけど……。ていうかそれだと名乗っちゃって良かったんですかローゼさん。

 

「竜人族の、しかも格別に強い3人から真名を捧げられるなんて君が初めてなんじゃないかな? あ・る・じ・さ・ま」

「おぉう……」

 

 まるで重力など感じさせない跳躍で俺の目の前に降り立ったのはこれまた超絶美女でなんかもうどうしよう。吹き抜ける風のように爽やかなエメラルドの髪は基本ショートだが長めの後ろ髪がアクセントで女性らしさを失わず、かと思えば少し低めの声はボーイッシュというより王子様系だな。漂う色香とギャップにくらくらしてきた。そして例によっての布切れとニカブもどき。生地が薄くてひらひらだから唇が透けて見えてエロいんだよいい加減にしろ。あと前かがみでこっち覗き込まないでくれませんかねおっぱいぷるんぷるん!

 

「飄翠竜、無礼が過ぎるぞ」

「いいじゃないかローゼ。この"主様"とやらはこの程度で発狂するような器でもないらしい。僕らにとっても実に都合良く結構なことだろう」

「貴様に真名を許した覚えはない。それに、王と妹君が名を許されたのであれば疑う余地もなく、伴うのもまた臣下の務めだ」

「――まさか本気でそう思っている訳じゃないよな」

「……」

「それ見ろ。なあ水晶竜に沃震竜、お前たちはどう思う?」

「私は王の判断に従うだけです」

「……同じく」

「ということだそうだ。さて人間くん」

 

 どうやらこの場にいる4人が四元竜とかいう方々らしいんだけど四天王の親戚かなにか? くっそかっこいいんですが左眼が疼いちゃうぜ。あと俺の事をあのポンコツ姉妹みたいに速攻で好いたりはしない模様。まあそれが普通だよなあの2人がクソザコ過ぎておかしいんやってきっと。ついでに、ていうかこっちが本題なんだが全員目が据わってて正直ちびりそうです。

 

「詳しく話を聞かせてもらおうじゃないか。なあ?」

 

 






ごめんなさい今回はここまで……。
今日も仕事なので更新できるか怪しいですが気長にお待ちくださいお願いしますなんでも(ry



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#7 拷問に次ぐ拷問、相手は死ぬ(異世界基準)



エターナルフォースブリザードって最近聞かなくなったよね。




 

 

「で? どうやって王と妹君をたぶらかしたのかな。君は確かに姿形だけとっても恐ろしく稀有な存在だが、事と次第によっては死んだ方がマシな思いをしてもらうことになる。よく考えて発言してくれよ、人間くん」

 

 ヤバい。あの兎がトイプードルにしか思えんぐらいのレベルでガチなオーラを纏っておられる。なんかもう綺麗な翠色で可視化できてるんですけど。さらに言えばこの王子様系ドラゴンビューティー、口角が吊り上がってはいるものの目は全くもって笑ってないのが最高に怖い。

 

「……死んだほうがマシっていうのは」

「ふふふ、知りたいかい? それはもう、君にとっては拷問に次ぐ拷問になるだろう。二度と正気には戻れないだろうね」

「ま、まさか……」

 

 あの精神的ブラクラをまたやる気か!? 冗談じゃないあんなもんもう耐えられんぞ血反吐吐いて死ぬわアカン思い出しただけで吐き気が……きっっつ……。

 

「おい飄翠竜、流石にそれは……」

「ええ、少なくとも王と妹君の話を聞いてからでも――」

「残酷……」

 

 おいおいおいおいマジで勘弁してくれそんな哀れみの視線浴びせるレベルのブラクラ用意してんの!? 畜生ふざけやがって! この鬼! 悪魔! ドスケベドラゴン!!

 

「わかった! 全部話すからそれだけは勘弁してくださいお願いしますなんでもしますから!!」

「ん?」

「なんでもするっつってんだよ! いやします! させてくださいだからアレだけはやめてくれきっともう耐えられない!!」

「ふはは怖かろう! なんせ僕たち竜人族の女1万にひたすら犯されるんだしかも死ぬまで延々と! こんなに恐ろしいことはないだろう!? そうだろう!!」

「くっ……!」

 

 なんて卑劣な奴等だ信じらんねぇこれがドラゴンのやる事かよ! 殺せ! いっそ一思いに――――――ん?

 ちょい待て今なんつった?

 

「くっ……自分で言ってて泣きたくなってきた…………つらい」

「飄翠竜……いや、ネフライト。貴様を誤解していた、許せ」

「いいんだローゼフラム、王と妹君さえ無事ならそれで……」

「んん??」

「ネフライトさん……不肖この水晶竜、いえ、クォーツァイトもお供させていただきますわ」

「――ああすまない。心に深い傷を負うことになるだろうが……許してくれ」

「んんん???」

 

 え、ちょ、え、なんでそんな悲壮感たっぷりに盛り上がっちゃってんの何この空気おじさんちょっとついていけない。だめだもう、わけがわからないよ……。

 

「なにがそんなに疑問なの」

「うぉわ!?」

 

 もう混乱極まって頭抱えてたら急に耳元で声が聞こえたので飛び上がってしまった。

 

「えぇっと……」

「沃震竜。四元竜が一柱。土担当」

「あ、これはどうも」

 

 なにやらえらいマイペースそうなのが出て来たな。ネラやゴルト程ではないが低い身長に全体的な肉付きが良過ぎて大変むちむちしておられる。最高です。全身に貼り付けるように纏う服のような布切れはずぼらなのか所々ずれており、やわっこそうな肌色と健康的な日焼け跡とのコントラストが絶妙にエロい。そして柔らかそうに垂れた長乳の重量感が半端なく凄い。はねまくりのミディアムボブは茶髪だが優しい色合いで、彼女も例に漏れず透け気味の顔布で気怠げな瞳以外を覆っているが造形の美しさは全く色褪せないどころか際立ってすら見えるから美人は不思議だ。

 

「違和感はあった。人間はネラとゴルトに触れられても嫌そうじゃなかった。どうして?」

「どうしてって、そりゃあの2人はとんでもなく美少女だからな。両手に花は男の浪漫だろ?」

「理解できない。あの2人を美少女、花と称する雄なんて初めて。興味深い」

「俺は別の世界の人間でさ。価値観がこことじゃ真逆らしい」

「異世界から来た? 転移魔法にしても次元の壁を破るのは不可能とされてる。どうやって?」

「さあ、気付いたらいたんだよ。兎にやられたところをネラが助けてくれたらしくて」

「……ネラ、蘇生魔法を使ったの?」

「あー、なんだったか。宝玉ってのを使ってくれたみたいなんだけど……」

「…………そう、わかった」

「えっと……俺を生き返らせたのってかなりやばかったりするのかな」

「なんであれネラは貴方を助けた。それが答え」

「――そっか」

 

 やっぱ普通じゃないんだろういくらなんでも。流石に心配になってきたが今も外で派手にドンパチやらかしてるから大丈夫そうではある動き速すぎて目で追えねーよバケモン過ぎんだろ。――今度ちゃんと聞いとこう。

 

「あの――」

「ん?」

「貴方は価値観が違うと聞いた。つまり、その」

「心配しなくてもここにいる全員、俺の目にはとんでもない美人揃いでくらくらしてるよ」

「――――そっか」

 

 控え目だけど羽と尻尾の先がぴょこぴょこ動いててくっそ可愛いんだがなんだこの小動物衝撃的な愛くるしさだよなのに全身むっちむちのふかふか駄肉ボディとかこれもう犯罪だろ。いうて俺よりよっぽど年上なんだろうけど。

 

「イヴアール」

「ん?」

「私の真名。覚えてくれると嬉しい」

「あー……ありがとう?」

「こんな機会は多分、二度と来ない。だから心配いらない」

「そっか、じゃあよろしくな」

「第四夫人として尽くす。どんとこい」

「..What?」

 

 だいよ……なに?

 

「……? 妾(めかけ)か愛人の方が好みだった? いつでもどこでも呼んで、がんばる」

「」

「何を惚けているんだ人間くん、ここからが地獄の始まりだぞ!」

「貴様にだけ良い格好はさせん、いざ参る!」

「さあお覚悟を!」

「もうやだこのポンコツ美人ドラゴンズ……」

 

 






イヴアールちゃん可愛い。可愛くない?



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#8 竜人族の恋愛偏差値



お 待 た せ ♡(吐き気をry)

副題の実数値? お察しください。




 

 

「我らを美しいと思う雄の個体……? そ、そんなことが……いやでもそんな……しかし王と妹君が傍にいても……あれは確かに…………」

「――――いやいや、いやいやいやいや待て、待ってくれ。こんな都合の良い与太話が信じられる訳ないだろうローゼとにかく冷静になるんだそうさまだ慌てるような時間じゃない――…………え、マジ?」

「ちょ、ちょっとお二人ともおおお落ち着いてくださいこんなの上辺だけですわ! いつも通り! 醜いわたくし達を甘い言葉で誑かして結局己の利益にしか興味のないクズに違いありません! これまで散々痛い目を見ましたのにもうお忘れになられましたの!? 無意味な期待は絶望を生むだけですわ!」

「Oh..」

 

 この世界にも美人局みたいなのがいるのか勉強になるなぁ。……いや、ていうか水晶竜――クォーツァイトさんだったか? とびきり綺麗な水色の長髪と透き通るような純白の肌が深窓の令嬢、高嶺の花という表現がピッタリなのだが……俺の世界に生まれていれば蝶よ花よと愛でられ、その美貌だけで確実に世界に名を馳せる傾国レベルの美女なのにどうしてこうなった。色香に溢れる長乳も形が崩れることなく、艶やかに縊れた腰、豊かに実った桃尻から太ももへのラインと正に非の打ち所がない。そして例の如くの布切れとニカブもどきに加えて、彼女はすっけすけのローブみたいなのを羽織っていて高貴な感じが出ている。ドスケベの癖に気品すら醸し出すとはこれ如何に。美という点ではこれまで会った竜人族でも頭一つ抜けている気がする、のだが前述のセリフでどうしてこうなった感が余計に募る。要するに残念な美人異世界代表である――が必死過ぎて悲壮感が半端ないぞどんな仕打ち受けて来たんだよこの3人。でもまあ結局、揃いも揃ってチョロそうな気配を存分に出してるのがまた救いがないというかなんというか……。

 

「――なあイヴアール」

「仕方ない。あの3人は特に」

 

 目の前できゃんきゃん騒いでいる絶世の美女3人を眺めながら、俺の膝上にちょこんと座るイヴアールに尋ねるが何時ものことのように言ってのけるだけだった。どこもかしこもやわっこいしクッソ甘ったるい匂いはするしで頭おかしくなりそうなんですが密着は勘弁してもらえませんかねぇ……?

 

「ついこの間の多種族会議でもインキュバスのクソッタレに散々絆されて領地持ってかれたのをもうお忘れですのローゼフラムさん!?」

「な!? あ、あれはすまなかったと何度も謝罪しただろう! それを言うならクォーツァイト! 貴様こそホブゴブリンの将校に利用されるだけされて散々内情をバラしまわったのを忘れたのか!」

「あ、あんなの逆らえるはずがありませんわ! 200年ぶりに目を合わせてくださった殿方ですのよ!?」

「おい、2人とも少し落ちつい――」

「貴様もだネフライト! 嬉々として合コンを組んできたと思ったらコボルトとオーク共の引き立て役にされてどれだけ私とクォーツァイトが惨めだったと思っている!?」

「そうですわ! あの後はもう惨めやら情けないやらで寝室を蒼水晶で溢れさせてしまって『またかコイツ……』な目でメイドに見られてもう主人としての威厳なんて欠片もありませんのよ屋敷に居づらくて辛いんですの!」

「それは散々謝っただろうが今更蒸し返すなあとお前の家の事情なんざ知るか! それに僕の秘蔵の魔映すらくれてやったのをもう忘れたのか!? ていうかあの時は僕が一番惨めな思いをさせられたんだぞ幹事までしたのに一生懸命プランも練って!」

「それが利用されているだけだとなぜ気付かん?!」

「本当ですわもう何度同じことを繰り返すつもりですの!?」

「もちろん気付いてたけど今度こそもしかしてと思っちゃったんだよ! ていうかお前らも最初は毎度毎度ノリノリだろうがいい加減にしろ!!」

「おお……もう……」

 

 辛い……非モテ種族辛すぎる……。

 

「てかこんなガバガバ状態で良く国として維持できてるな……」

「大丈夫。竜人族はそこそこ強い」

「他種族と比較しても?」

「うん。末端でも山の一つや二つは軽く消し飛ばせる」

「ヒューッ!」

 

 そんなもん絶対そこそことは言わない気がするんですがそれは……マジで下手に逆らわんとこ生き物として格が違い過ぎる。膝上のこの愛くるしいぬいぐるみみたいなのがガチでヤバい奴な件について。てか末端でそれならここの四元竜とか、ネラにゴルトはどないなんねん……うん、まだ外で瞬間移動バトルしとるわあの2人。竜人族パイセンマジパネェっす。

 

「そろそろケンカしだすから止める」

「お、おう、ほんとに何時もの事なんだな……」

「ちゃんとできたら褒めてくれる?」

「んあ? ああ、もちろん」

 

 そう答えると、くしゃっと見た目相応の笑顔を浮かべ、相変わらず姦しい3人組にのんびり歩み寄って行くイヴアール。なんやねんコイツ可愛すぎんか後で犬のように撫でまわしてわやくちゃにしてやろう覚悟せぇよ。

 

「ローゼ、ネフ、クォーツ。そろそろやめないとダメ。ここでケンカしたら主様が死ぬ」

「おい」

「」

「」

「」

 

 俺がいるのを忘れて赤裸々な言い争いをしてしまったことに今更気付いたのか、3人揃って耳まで真っ赤になってしまった。ホンマにさっきからどいつもこいつも可愛すぎんか? なんかもう失礼だけどペット飼ってるみたいな感覚に思えて来たな尻尾あるし……、角と羽もあってアホみたいに強いらしいけど。

 

「主様は他の雄と違う。だから平気」

「……なぜそうだと言い切れる」

「そうだよイヴアール、理由を聞かせてくれないか。普段の君からすればらしくないくらいに言い切るから気にはなるが……」

「わたくしは何を言われても信じませんわよ……」

 

 彼女らからすれば長い長い付き合いであろうイヴアールがはっきり言うので、訝しむようにこちらを盗み見てくる美女3人。ローゼフラムさんとネフライトさんは困惑の色が濃いが、クォーツァイトさんに至っては疑心暗鬼MAXな視線を投げかけてくる。まあ彼女に関しては俺がこの別嬪揃いの中でも抜けて美人だと思うのだから、この世界だと…………うん、悲しくなるからやめよう泣けてくる。そして少しでも目が合いそうになるとふいっと顔を反らしてしまうクソつよドラゴン娘3人組。中学生か。

 

「そこは心配ない。主様は私に、その……欲情してくれたから」

「」

「」

「」

「」

 

 いきなりなんちゅうこと言うんやこの子は恥ずかしそうに俯いて可愛すぎるやろ。

 ……じゃないじゃない、てか他3人も首まで真っ赤にして固まってんぞ恋愛偏差値クソザコすぎんか。

 

「よ、よくじょう……?」

「浴場じゃなくて……?」

「翼状の間違いでは……?」

 

 アカンIQ下がり過ぎとる。

 

「主様のお膝の上に座ってたら、お尻に硬いものが当たってた。これって……そういうこと、だよね?」

「えっ」

「……?」

「どういうことですの」

「サーセン」

 

 






オイオイオイ 死ぬわアイツ

という訳で間が空いてすまんかった、反省も後悔もしている。
休日は仕事がない限りは更新、平日も1話くらいは更新したいと思ってますがあまり期待はしないように…………許して下さい何でもしますから!
お詫びと言ってはなんですが次も1時間後に投下されるので読んで……読んでみてクレメンス……。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#9 光の三原色竜(喪)



ちょっと一部のポンコツドラゴン拗らせ過ぎィ!!




 

 

「いやだってあんなむっちむちのドスケベボディで服ともいえんような布切れ貼っつけただけの超絶美少女に無防備で股の上に座られたら誰だってそうなるわ! 俺だってそうなるんですわかってくださいお願いします!!」

「え、えっ…………は?」

「冗談だろう……夢でも見ているのか僕は……」

「そんな雄はこの世に存在しないんです貴方はあのクソッタレインキュバスの類ですねそうなんですねそうと決まればブチ殺しますね」

「好き」

「ちょっと色んな感情が交錯し過ぎじゃありませんかねぇ……?」

 

 あとガチでブチ殺してきそうなオーラ本気で出すのやめてもらっていいですか死んでしまいます。

 クッソ良い笑顔で禍々しいDeepでDarkなBlueの気を放ちながらゆっくり近づいてくる傾国の美女がマジでヤバい目がイっちゃってる、周りに水晶生えてきてますよスペ〇スゴジラかお前は。いくらなんでも病み過ぎやろアカン死ぬ。

 

「四元竜が揃いも揃って何をしておるんじゃ……」

「ネラぁ!」

「ほわぁ!? あ、主様?!」

 

 クォーツァイトさんのガチの殺気にマジでビビり散らかしてたらいつの間にか戻ってきてたネラに抱きつく。ああこの匂いほんまに落ち着くわネラ最高、お前が竜人王だ。もうどこにも行くな。

 

「ネラ」

「ぴっ?♡ ひゃひ♡」

「ネラは俺のモノで、俺はネラのモノだ」

「ふぉっ?♡♡」

「だから助けてくださいお願いします」

「~~~~ぅうっぎゅ♡♡♡ ひぐ♡♡ ふぎゅ♡♡ ――――ひ、ひょうがにゃいあるひひゃまれひゅね……♡♡ ほっひゅ♡♡♡」

 

 凄い、ネラがここまでやっても潮吹かずに耐えてる。ほんとに王様やってたんだなこの子……。

 そして今のやり取りを見て完全に固まった四元竜の皆さん+妹君。こちらもいつの間に戻ってきたのか、顔を両手で覆ってはいるがバッチリ隙間を空けて俺がネラを抱きしめているのをガン見してぷるぷると震えるゴルトちゃん、おっぱいもぷるぷるですよ神。あと全員鼻血出てんぞ小学生か。それからこっちが本題なんですがローゼフラムさんは炎、ネフライトさんは鎌鼬みたいなの、クォーツァイトさんは水晶、イヴアールは岩撒き散らすのをやめてください死んでしまいます。

 

 

 

 

「ふへへぇ♡ 主様♡ あるじさまぁ♡♡」

「ちょ、ちょっとお姉さま! いつまで主様に抱きついてるのよズルい! ゴ、ゴルトだって、そ、その……んもぉ~! お姉さまのばかぁ!!」

「いやさっきまで普通に抱きついてたやん自分」

「ぅ……そ、それは、だってその……あんな匂い嗅がされたら誰だってああなっちゃうし……。でもほんとにゴルト達を綺麗だと思ってくれてるだなんて思いも寄らなくて……どうせ口だけなんだから手足切り落として精子サーバーにでもしてやろうと思ってたし……」

「ヒェッ」

 

 即堕ちしてたと思ったら可愛い顔して考えとる事えげつないわぁ。まあこの子はこの子で色々大変だったのかもしれない――――いや多分そうきっとそうむしろそうだと言ってよじゃないと怖すぎるよぉ!!

 

 てか改めてこの世界種族間の格差激し過ぎんか? いくら個体値としては強いいうても良く心が折れずに済んでるな……。

 

「ハァ……ハァ…………大丈夫、大丈夫だローゼフラム、落ち着け私の炎ッ……。こんな機会は二度とないんだ、さっきあの御方に真名だって告げたのだし……そうだ私は既に1歩先んじて――ああでもどうしよう、どうしよう! 大事な事なのに! 初めてだったのに! あんな、あんなにも適当にしてしまって……! なにが紅炎竜だ馬鹿バカ! なぜ肝心な時に私はいつもこうなのだぁ……」

「落ち着け、落ち着くんだ風の精達よ。ああそうさ、僕はいつも通りさ。この飄翠竜ともあろう者がたかが人間の雄1人どうとでも――え? 声震えまくってんぞ? あんな生意気な口きいたんだから相手になんてしてもらえない? ――……スゥー…………いや、うん、あれはほら、その、なんだ、ちょっと動揺してただけで――――嫌だイヤだそんなの無理無理どうすればいいんだ教えてくれよ頼むよぉっ! あぁっ、見捨てないでぇ!!」

「いやでもだってこれまでの1500年間ずっとそうだったじゃありませんか期待しては裏切られ希望を持てば上げて落とされええそうです今更こんな奇跡起きる筈がありませんわこれは罠です都合が良すぎますあの憎いモテ種族共の新たな陰謀に違いありませんわやはり邪魔な障害は排除しなければ王は既に洗脳されているのです妹君も他の四元竜もダメですねならばこの水晶竜クォーツァイトがタダシマス正さなければなりませんウフフフフフフフフ」

「3人とも落ち着いて。四元竜の名が泣く」

「3人目が泣くほど怖いんですがそれは」

 

 もう心折れちゃってる人いるじゃないですかやだー!

 

「ああもういい加減にしなさい! お姉さま! ローゼ! ネフ! クォーツ! 主様に対して失礼だからシャキっとしなさい! イヴもこっそり主様に座ろうとするな!」

『すみませんでした』

 

 ――うん、オカンかな?

 

 

――

 

 

「――と、いう訳で僕は異世界から来たので、少々価値観がこの世界の方々とは異なるんです、はい」

「主様のそれは少々とは言わんのじゃが」

「真逆だよ真逆ぅ~」

「……だ、そうです。まあその、うん、なんだ、俺から見れば皆さん失神しそうなくらいに美人で魅力的な方々ばかりなので正直たまらんですなんでアンタら揃いも揃ってそんなエロい恰好してんすかふざけてんすか視覚的に殺す気ですか?」

「エロ……ふっぐ♡♡ ――――こ、こほん。……この世界の雄の個体は発情すること自体が稀なので少しでも興奮してもらえるよう、雌の個体は大体このような服装が常なのです、主様」

「ただのぬのきれを服装と言う勇気よ……なんちゅうことや、性の乱れってレベルじゃねーぞ」

「主様が不快に思うのならすぐにでも変えられるよ、僕らみたいなのがこういう恰好は確かにちょっとね……すまない、見苦しいだろう? これらは全て各々の魔力で編んでいるから――」

「是非ともそのままで」

「えっ。いやでも――」

「そ の ま ま で」

「アッハイ」

 

 とんでも恵体のハイパー美人がこんなドスケベ衣装とか最高に決まっとるやろいい加減にしろ。

 ……いや、そもそも。

 

「万歩譲って見苦しいと思うのならやめればいいのでは?」

「着飾ることすら許されないというのか我々には……」

「いいじゃないかせめて流行にのるくらい許してくれたって……」

「あ、いや、うん……なんかすみません……良く似合ってますよほんとに……滅茶苦茶魅力的ですハイ……」

 

 いかんローゼさんとネフさんが死んだ魚の目に……。てかこんな服ともいえんようなドチャシコ衣装が流行りなのか異世界ヤバい。――――あのトラウマ共もこんな格好してたなそういやいかん思い出してまた吐きそう……。

 

「いやもうほんとに皆さん魅力的です蠱惑的です煽情的ですドスケベです目の保養になります最高です正直辛抱たまらんですExcellent!!」

「やっぱり主様は私達でも興奮してくれるんだね。嬉しい。本当に凄いこと。尊い」

「んえぁ? お、おう――――」

「証拠を見せてくださいませ」

『えっ』

 

 俺があれこれ説明している間も憮然としていたクォーツァイトさんの凛と発せられた言葉に、彼女以外の全員が声を重ねた。この人拗らせ具合が飛び抜けてんだよなぁ……、一番恐ろしいのはゴルトちゃんやけども。達磨→精子サーバーの極悪コンボは発想からしてヤバすぎる外道過ぎんか、怖い。いやまあ竜人族の現状からして精子が必須なのはわかるけど、わかるけども。そもそも人間と竜人族って交配できるんか? まあお互い人の形しとんやしイケるんやろ、知らんけど。

 

「し、証拠と言いますと……?」

「クォーツァイト、そなたいい加減に――」

「王は黙っていてください」

「…………くすん」

 

 竜人王ぇ……。

 

「殿方で、かつ本当にわたくし達に興奮なさっているのならば示していただける筈です」

「クォーツ……まさか!」

「ゴクリ……」

「そ、それは……ぼ、ぼぼ……」

「あっ(察し)」

「ぼ…………くっ! ――――勃起したおちんちんを見せていただきますわ! 今! ここでっ!!」

「な、なんという大胆不敵! かの現象は最早都市伝説ですわとか言ってた癖に! 貴様本当にクォーツァイトか!?」

「クォーツ……君を見直したよただの喪竜じゃなかったんだね……」

「もりゅうてなんやねん毬藻の親戚?」

 

 このポンコツ光の三原色竜共ええ加減にせえよホンマに。

 

 






光の三原色竜に喪竜とかいう意味不Wordが生み出される異世界怖い。

次でお詫びの3連続投稿は最後だよ1時間後にまた投下されるよ読んでねオナシャス☆センセンシャル。中々エロに辿り着かないのはこれも喪竜の呪いか何か……?



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#10 最強()の矛と盾



どの娘がお好き?

⒈ポンコツ銀髪褐色貧乳ロリ竜人王(仮)
⒉ポンコツ金髪メスガキ巨乳妹君(母)
⒊ポンコツ赤髪クールビューティ(疑)
⒋ポンコツ緑髪ボクっこ王子様(鰯)
⒌ポンコツ水色髪ヤンデレお嬢様(拗)
⒍ポンコツ茶髪ダウナーロリ巨乳(尊)
※全員単体性能が色々とチート過ぎて笑っちゃうんすよね。
 でもおちんぽ様には絶っっっ対に敵わないよわよわザコメス。

――結構、ますます好きになりますよ!
どうです? 余裕のポンコツ具合だ、チョロさが違いますよ(暗黒微笑)




 

 

「あのさぁ……」

「やっぱり証明できないんじゃありませんの…………よし殺そう」

「あ、この人ほんまにヤバいわ」

 

 男がいなくて種がマズい状況すら頭からすっぽ抜けるまでに拗らせてるところが特に。

 

「ちょっとクォーツ! いい加減にしなさいって言ったでしょ! 大丈夫よ主様はちゃんと勃起できるわこのお姉さまでさえイケたのよ!?」

「私でさえって……どうせ私は貧乳で侘しい身体だもん好きでこうなったんじゃないもんネラ悪くないもん…………」

「やめたげてよぉ!」

 

 あーあー隅っこで縮こまって床イジイジし出しちゃったよ竜人王様御年800歳。ほんとに大丈夫かこの国……大丈夫じゃないから雄がいないのか?

 

「ま、まあわたしが見たのもほんの少しだったし確証が欲しいのは確かね。あの時だけだった可能性も0じゃないし……」

「――ゴルトさん?」

「という訳で主様♡ ちょーっとだけ我慢してね?♡ 大丈夫痛くしないから♡」

「え、ちょ、ゴルトさーん!?」

「はーいバインドー♡」

「うおぉっ!?」

 

 くっそ玉座に両手両足縛られて動けん! てか何この光の輪っか拘束系の魔法? なにこれすっごぉい!

 ――――じゃなくてだな!!

 

「おいこらやめーやゴルト! 直で確認とか絶対碌なことにならんぞ!」

「ふっぎゅ……♡♡ し、真名呼び捨ての威力やっばぁ……♡ ――でもだーめ♡ こ~んなクソよわバインドでも身動き取れなくなっちゃう主様がいけないんだよ?♡ くっふふ♡ ざーこざーこぉ♡♡」

 

 こ、こんのクソガキ……ただの人間がドラゴンボ〇ルばりにバトれる人外相手に勝てる訳ないやろいい加減にしろ! 絶対後でひーひー言わせちゃるからな。

 

「ほらほらこっち来て、みんなで主様を誘惑しなくちゃ♡」

「ぐっ……主様、申し訳ありません。しかし私もまだ不安で……」

「ま、まあ? 僕も興味がないわけじゃないし? し、仕方なくお相手しようじゃないか」

「…………これでピクリともしなければ本気で死んだ方がマシな思いをしていただきますわよ」

「主様。私のおっぱい、おっきいほうだと思う。エッチな気分になれそう? なってくれると嬉しい」

「う、おおぉ……」

 

 ここが桃源郷、人類最後の希望、肉林、夢の最果て、理想郷か…………視界一杯にたっぷりぽいんぽいんのおっぱいしかないです素晴らしいです絶景です最の高です甘ったるい至高の香りが最早媚薬じみてますこれで勃起せん男がこの世に存在し得ましょうか。いや、ありえん(鋼の意思)

 ――今更なんだが我がドラゴンキラーめっちゃギンギンの筈なのに何故ズボンにテントすら張れないんだ、俺の息子くっそデカくなってなかった?

 

「……んー? 主様の服、なんか魔力込められてる?」

「へ? んなわけ――」

「ま、いっか。それじゃあ主様♡ ごたいめーん♡」

「え、あ、ちょ」

 

 疑問も拭えぬまま、ゴルトが悪戯心満々な笑みで俺の股間に光を込めた指先で触れたかと思えば、パァン! とズボンに下着、ついでにTシャツまで弾け飛び、抑えを失ったマイサンが勢いよく飛び出し――、

 

「ふえ?」

 

 顔を近づけていたゴルトの鼻っ面を引っ叩いてしまった。

 

「こ、これが殿方の……♡」

「お、大きすぎやしないか……こんなの魔映でも見たことない……♡」

「あわわわわわわ……♡」

「主様……凄い♡ かっこいい♡ 好き♡」

「なんやこの拷問」

 

 全裸で見世物になるってこんな気持ちなんやな。こんな美人に蕩けた表情で囲まれとる状況やから別に悪い気はせんけども……。

 ところで妹君は大丈夫なんだろうか黙りこくってうんともすんとも言わなくなったんですが――、

 

「おーいゴルトさー……ん……」

「――――ほっひぇ?♡♡♡」

 

 あ、アカンわこれ。

 

「ふっぎゅ?♡♡ ぅっぎゅ♡♡ ふおぉ??♡♡♡ くっさ♡♡ おォ゛っ? キッツぅぉイッグ♡♡♡ いくいくいくいく♡♡♡♡ ぅぉ゛~~~~♡♡♡」

「ご、ゴルト様!? 一体どうし――ふぉっ?♡ おっぐ?♡♡ のっぉいっぎゅ♡♡♡」

「え、ちょ、なん――あっぐ♡ ぇぁ?♡♡ ほっ?♡♡ くっほぉ~♡♡♡」

「あわっ!? ぇ、ゃっ♡ くっさ♡♡ ぅっォ゛クッサっ♡♡♡」

「すんすん♡ ふぎゅ♡♡ んっぎ♡♡ ぃっきゅ♡♡ ~~~っオぉ゛♡♡♡」

「あーあーあー……」

 

 結局いつぞやと同じ結果に。てかゴルトは一回経験したやろ学習能力ないんかこの妹君は。

 これで竜人族はまずちんぽの臭いに勝てないことがほぼ確定した訳なんやけど……なんなんこれ? 俺のおにんにんはガチもんのドラゴンキラー的な伝説の武器なん? 山すら消し飛ばせる人外余裕で屈服させるとか戦略兵器か何かかな?

 

「おーいゴルトさーん、この拘束解いていただけませんかねぇ……?」

「ふっぉ♡♡ ォ゛っ♡♡♡ ふんっぎゅ♡♡ くっほぉ♡♡♡」

「ああもうクソ強いくせにクソザコすぎる……」

「こうなるとわかっていたから、主様の衣服を私の魔力で編んでおいたのですが……」

「ネラ」

「はい、主様のネラはここに」

 

 ふわっ、と天使のように微笑み、控えめに俺の斜め後ろに佇むネラ。さっきまで隅っこでいじけていたのはもういいんだろうか、ていうか気配すらせんかったぞ。案外ちゃっかりしてそうだしやっぱ凄いんじゃねこの竜人王様(仮)。

 

「魔力で編んだ、っていうのは?」

「はい、主様。主様の男性器の香りはそれはもう天上の果実が齎す芳醇なそれで、私たちにとってはもはや恐ろしく強力な媚薬の類です。私ですら何ら抵抗できずに屈服させられたのですから。そもそも我々竜人族に毒や麻薬などまず効きはしないのですが……。とにかく危険ですので、無礼を承知で聳立(しょうりつ)と香りを抑えられるよう、遮断の魔法を付与した魔糸で編ませていただきました。ゴルトが木端微塵にしてしまいましたが」

「はー……。じゃあネラが今なんともないのも――」

「御明察です、主様。この顔布もそれで編んでおります」

 

 言いながら俺の脇に立ったネラは両手をかざし、ぼう、と光ったかと思えば全身を暖かな黒銀の光が包んでいく。綺麗な糸のようにも見えるそれは無数に絡まりながら首元から足首にまで届き、一際強く輝いたかと思えば、先程消し飛んだ衣服が何事もなかったかのように元に戻っている。ついでにゴルトに掛けられた拘束魔法にもネラがちょん、と触れると粉々に砕けてしまった。

 

「おぉ…………凄いもんだな」

「えへへ。結構得意なんですよ、魔力結縫」

 

 この世界では花嫁修業として必須の技能です、とドヤ顔でちっぱい胸を張るネラ。かわいい。

 

「主様の身に万が一もあってはなりませんから。絶対攻性防御に竜人王の加護、殺傷魔法の反射、索敵回避に迷彩魔法、身体能力の強化、あらゆる汚れと寒暖対策に、ヒーリングと虫除け、衣服がダメージを受けても時間経過で再生する効果も付与しております」

「えっ」

「見た目はそのままですから、その、勝手をして申し訳ございません。ですが、どうか私の編んだ服を、あの……着てやってはいただけないでしょうか?」

「あー、いや…………うん。それはもう、有難く着させてもらうよ。ありがとう、ネラ」

「ほ、本当ですか!? わぁ……ありがとうございます、主様!」

 

 まるで大輪の花のような眩しい笑顔を咲き誇らせて、深々と頭を下げるネラ。

 そんなネラを尻目に、俺は全身から冷や汗が噴き出すのを抑えられないでいた。なんだ今のとんでも効果の数々、ユニク〇一式のお手軽ファッションが一瞬で伝説級のスーパーチート防具に生まれ変わったくさい。絶対攻性防御って何? リアクティブアーマー? 索敵回避はつまりステルスってこと? 迷彩魔法は光学迷彩か? 装備者への全ステバフとヒーリング効果に耐久値自動回復て。かいた冷や汗も即座に吸収速乾で着心地も抜群。サ終寸前のバランスブレイカーですらここまでしねーよ売ったらいくらするんだろこれ……。

 

「これで結構得意とは……結構とは、得意とはいったい……うごごご!!」

「かなり大盤振る舞いはしました、はい」

「ですよねー」

 

 これくらい普通ですよ、とか言われたら俺の常識が持たんかった。インフレにも程があるわ。

 

「――そういえば」

「はい。なんなりと、主様」

 

 俺のふとした問いかけにもニッコニコで応対してくれる竜人王様。もう(仮)とは言いません、この娘マジもんに凄いわ。そしてかわいい。なにはともあれかわいい。

 

「ネラが俺を助けてくれたことなんだけど」

「……そうですね、一度ちゃんとお話しさせていただいた方が良いでしょう。ですがその前に――」

 

 一瞬目を細めたネラは一息つくと、どこか神妙な面持ちで頷いた。そんな彼女の横顔があまりに神々しくて、俺は思わず息を呑んで目が離せなくなる。

 

「そこで伸びているのを、とりあえずどうにかさせましょうか」

 

 ネラがその小さな指で宙に円を描くと、今まで会ってきた6人よりも幾分か露出の少ない竜人族達が足音も立てずに玉座の間に入ってきた。召使かなにかだろうか、彼女らも例外なくニカブもどきで顔を隠してはいるが、それでもやはりその美貌は隠しようもないようで皆が皆、絵物語からそのまま表れたかのような美しさである。こんな世界の価値観でなければこの世の春を謳歌していたであろうに……なんともやるせない気持ちになるなぁ……。

 

「すまぬが、それらを各々の居にまで運んでやってくれ」

『王の仰せのままに』

 

 文面だけ見れば大層仰々しい感じなのだが、運び方が……普通に脚引っ掴んで引き摺ってるんですがそれは……。

 

「雑ぅ……」

「主様の前で無様な姿を晒したのですから当然です」

「それ、ネラが言う?」

「知りません。ふふっ」

 

 ああもうかわいいなぁ!!

 

「それでは主様。邪魔者もいなくなったことですし、私の寝室に参りましょうか」

「――案外図太いんだな、ネラは」

「伊達に王はやっておりませんよ。今なら信じていただけますか?」

「さあ、どうだかな」

 

 肩をすくめて見せると、悪戯っぽい笑みを浮かべてしな垂れかかってくるネラ。

 

「主様は私のものなのですから、これから存分に構っていただきます。嫌と仰られても、もう離れませんよ?」

 

 見た目不相応にもほどがある、そんな老獪な笑みを零して俺の目を覗き込んでくるネラに対して、これはなんだかんで一生頭が上がらなくなりそうだと、確信めいた予感に駆られるのであった。

 

 






こ の 竜 人 王 様 か わ い い な ぁ ! !



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#11 竜人族の王



個人的な外見年齢設定:ネラもゴルトも10~11歳くらいのイメージで、イヴアールは13くらい、他は大学生~新卒くらいな感じ。




 

 

「もう……主様は椅子にお掛けになって構わないんですよ」

「勘弁してくれ、庶民の俺には逆に疲れるんだ」

「そういうものなのですか?」

「そういうものなんです」

 

 俺の必死の説得になんとか了承してくれたネラと並んで、彼女のベッドの縁に腰掛けている。大の大人と、見た目は精々〇学校高学年くらいの幼女とで居座るのがデカい天蓋付きの寝床というのはなんとも背徳感というか、犯罪臭が凄い。まあその幼女はただの人間ではないんだけれども。

 

 ネラの寝室。初めての時はそれはもう色々あり過ぎて部屋の内装なんざ気にする余裕もなかったが、今は違う。この幼女1人が住まうことを考えれば随分広いと感じる室内は、金銀財宝をちりばめたような華美な部屋――元の世界の中東王族なイメージ――ではなく、なんとも落ち着いた雰囲気だ。調度品などの類は殆ど置かれておらず、キングサイズのベッドは確かに豪華な造りだがシンプルでそれはもうフッカフカであり、化粧台もテーブルも椅子も全て、俺のような一般人が一目見てわかるくらいに質の良いものばかりだが厭味ったらしい絢爛さは欠片も感じられなかった。一言でいえば非常に居心地が良い。唯一あるとすれば、最早小さな庭と見間違えるようなバルコニーには見たこともない植物達が陽光と風をたっぷり浴びては気持ち良さそうに花弁や葉を揺らし、美しい水晶が控え目に彩を加え、そしてその中央には水浴び用であろう大きな浴槽が添えられていることくらいか。水道の類は見当たらないので、恐らく魔法で水でもお湯でも汲むのだろう。便利だなぁおい。

 

「お風呂が気になりますか?」

「随分立派なバルコニーだなと思って」

「私もとっても気に入っているんです。四元竜の皆が誂えてくれたんですよ。後で湯浴みもいたしましょう、お背中お流ししますね」

「それは楽しみだな」

 

 私もです、と鈴が鳴るように小首を傾げ、目一杯羽を広げて見上げてくるネラ。かわいいがゲシュタルト崩壊するわ。今した。

 

「それでは主様。お話を始めさせていただきますので、少々お時間を賜ります」

「ああ、よろしく」

 

 そう答えると居住まいを正し、キュッと握り締めた小さな両手を太腿に置き、羽を畳んで俺を真っ直ぐ見据えるネラ。その佇まいは十二分に、上に立つ者としての意思の強さを伺い知れるものだった。

 

「主様。先にもお伝えしました通り、我ら竜人族には既に雄の個体はおらず、最早緩やかに滅びを待つより他にありませんでした」

「本当に1人もいないのか?」

「方々を100年以上探し回りましたが……絶望的と言わざるを得ません」

「他の種族の雄と、交配は望めない?」

「はい。そもそもこの世界においては雄が発情し、精を残す時宜自体が稀であること。加えて種族も違い、醜悪とすら呼べる我ら竜人族にそのような機会はまずありえません」

 

 こんな可愛いの化身みたいな子が自分を醜悪とか、やっぱり信じられんな。他種族間でも子を生せるは生せるっぽいけど……。まあ価値観の違いなんて中々受け入れられるものじゃないか。地球もそれで散々戦争してるし。

 

「そんな折に、私は東の平原で主様を見つけました。微かですが血の臭いを嗅ぎ取り、そこに倒れられていたのが主様でした」

「あれはビビった、ほんとに」

「ええ、私も驚きました。雄の個体というのはどの種族も小さく、まず子どもの姿からは成長せずにそのまま老いていくのが常でしたから。そして何より……」

 

 ネラは深く一息つくと、ゆっくり噛み締めるように言葉を紡いでいく。

 

「信じられないような生命力を感じました。もう命も尽き欠けておられましたが、それでも雄の個体としては有り得ない程に。伝説にあった、力のあるインキュバスの個体が倒れているのかと勘違いをした程でした」

「伝説って……。インキュバスっていうのはやっぱり雄?」

「はい。雄ではありますが主様と同じように大人の姿にまで成長する珍しい種族で、魔族の1種です。しかしながら、身体の成長と引き換えにか生まれた時から生殖能力を失っている場合が殆どで、仮に残っていたとしても子を成すにはとても足りないのだそうです。遥か昔には、強い生命力を有したインキュバスの個体も存在したそうなのですが……」

「は~……それで伝説なのか。でもなんでまたそんな」

「それは魔族にもわからないそうです。元からそういう種族だとしか。ですが、大きくなる雄の個体というのはそれだけでもう稀有な存在なので。外交や交渉の場では重宝されていますね」

「ああ、さっきの話ってそういう……」

「お恥ずかしながら……かくいう私も何度も……。生殖とは最早無縁であるからか、私達のような種族の者にもそれなりに接してくれるので……」

 

 この話の流れからすると、魔族は外交以外にもインキュバスをホストとして外貨なんかを大量に稼いでいそうだ。この世界の経済がどんなものかはわからないし、竜人族のような種族がどれくらいいるのかが問題だが。まあそれは今考える事じゃないか、気にはなるけども。

 

「何より大人の姿をした雄っていうのが珍しくて、俺を助けてくれたってことか」

「…………仰る通りでございます、主様。我々の滅亡を、回避する術があるのではないか。藁にも縋るとはまさしく、外道である事は承知の上で蘇生の魔法を施させていただきました。私の宝玉を触媒として」

「そう、それだ」

「――主様?」

 

 ずっと聞きたかった話にやっと辿り着いたな。ほんとに話進まなかったけど。正直すまんかった。

 

「ネラは大丈夫なのか? 蘇生魔法なんていくらネラでも凄いことなんだろ。宝玉っていうのも。イヴアールが気にするぐらいには」

「……主様は、私の心配をしてくださっているのですか?」

「当たり前だろ。俺の命の恩人だぞ、ネラは。それもとびきりの別嬪さんときたもんだ」

「そんな……」

 

 俺の価値観からしたら当たり前でも、ネラには相当予想外の言葉だったのだろうか。困惑するばかりで目を泳がせ、力なく俯いてしまう。

 

「ネラはまだ、俺に恐ろしい事をしたんだって後悔してくれてるのかもしれない。でもな、俺は本当に感謝してるんだ。こっちの世界じゃそりゃおかしいのかもしれないけど、竜人族の人達は俺にとっちゃとんでもない美人揃いでさ、ほんとに頭がおかしくなりそうなんだぞ」

「…………」

「――参ったな」

 

 正直、これを言うのはかなーり気恥ずかしかったりするんだが……しかも相手は姿形だけで見れば幼女だし、合法ロリとはいえロリコンはロリコン。いい歳こいたおっさんがこれだ。中学生どころか小学生は俺だったな。

 ――もうちょい意地悪してやろう、またネガティブになっちゃってるし。

 

「なあネラ、さっきの随分積極的だったのはどこ行ったんだ」

「う…………。えと、あの……すみません。先程は、これで主様と2人きりになれると思って気分が高揚してしまって……。あぁっ、恥ずかしい……」

 

 あー、これを素でやってそうなのがな。ほんとにこの竜人王様は。

 

「……だーもう! わかったわかった。観念するよ、俺の負けだ」

「え。あの、あるじさ――まぁ!?」

 

 急に大声を挙げた俺に驚くネラをむんずと抱きかかえ、ドデカいベッドに寝かせて覆い被さる。いい歳して、といってもこの娘らにとっちゃガキも同然だったな人間の俺なんざ。ああダメだ、こっ恥ずかしくてかなわん。

 

「いいかネラ。俺はな、人間にしてみりゃそれなりに生きたおっさんで、元の世界じゃ10年は社会人やったんだ」

「え、ぇと……あ、はい……」

「そんな俺がな、歳はともあれ見た目がこんな小さい女の子に一目惚れして欲情してんだぞ? そりゃ気恥ずかしくもなるだろ」

「ぇ、ぁ、あの…………ひとめぼ……――――うえぇ!?」

 

 俺の大分、相当に、かな~~~り情けない告白を理解しようとしているのか、身動きも取れない――実際は俺を押しのけることなんざ造作もないだろうが――ネラはあたふたと愛らしい顔を右往左往させるだけで殊更に困惑していた。控え目な胸の前で不安そうに握り締めている両手も、耳の裏からうなじまで、彼女の褐色の肌が判り易いくらいに色づいていて、これがまた実にエロい。

 

「ぇ、そ、そんな……主様が私をなんて……で、でも、ひどいこともいっぱいしちゃったし…………こんなのって――んむっ!?」

 

 この期に及んで、まだグダグダ言ってくれるネラの唇を無理矢理塞いでやる。

 

「んんっ!? ふっぅ?♡ ちゅ♡ んちゅ♡ っは♡ あぁ♡ ぁ♡ ぁっ♡ ちゅ♡ ちゅぱ♡ ある♡ あるじさまぁ♡」

 

 軽くバードキスをしただけでトロットロに蕩けてしまうネラが、俺の服をか細い手で控え目に掴んでくる。うん、こんな可愛い生き物に勝てるわけないだろいい加減にしろ。

 

「ネラ」

「うぅっ……♡ ……は、はい」

「ネラは俺のもので、俺はネラのものだ。覚えてるな?」

「はい……」

「俺はな、抱けもしない女にキスできる程図太くないんだ。例えばあのバケモノ共とかな!」

「す、すみません……」

 

 ああいかん、思わずあのトラウマを思い出してしまった。そしてまたネラがネガティブってる。――――ど、どうしよう。

 

「…………主様」

「うん?」

 

 殆ど消え入るような声で俺を呼ぶネラの、その大きな紅い瞳からは今にも涙が溢れてしまいそうだった。恐怖と微かな期待を両目に宿して、俺の服を握る力が俄かに強張っていく。

 

「主様は本当に……私を……。――…………好いてくださるのですか?」

「ああ」

「本当は、騙そうとしたりしていませんか?」

「しないしない」

「……ずっとお傍に置いていただけますか?」

「むしろこっちからお願いしたい」

「…………ネラを」

「うん」

「――愛して、くださいますか?」

「もちろん」

 

 俺がそう答えると、ネラはぽろぽろと大粒の涙を零して泣き始めてしまった。

 

 

――

 

 

竜の涙:竜人族が誠に感情を揺り動かされ流した涙が、宝石となって残ったもの。

    高純度の魔力の結晶であり、滅多に世に出回らない貴重品。

    魔法の触媒、武器・防具への加護、装飾品と、どれをとっても稀有な効果を発揮する。

    あまりに希少である為か、手にした者への逸話や伝説が絶えることがない。

    一説に依れば、所有者に”永遠”を約束するという。

 

 






あ、あるぇ?
全然エロくない……それどころかシリアル……。
どういうことなの……どうしてこうなった♪ どうしてこうなった♪

つ、次はちゃんとエロくなるから! ほんとほんと! 多分! きっと!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#12 ネラ 1



(遅れたうえになんかアレで)すまない……本当にすまない……。




 

 

「――――申し訳ありません、主様。赤子のように泣いてしまって……」

 

 あの後、本当に赤ん坊のように泣きじゃくってしまったネラをあやしていたら、それなりの時間が経ってしまっていた。陽はなだらかに傾いて、綺麗な紅の夕日がバルコニーから室内を真っ赤に染め上げている。

 

「いえいえ。本当に大丈夫なのですか、泣き虫竜人王様?」

「……もう、意地悪なのですね」

 

 俺の腕を枕にしていたネラが頬を膨らませて起き上がり、いそいそと馬乗りになって見下ろしてくる。幾度か逡巡した後に、ネラは自分から顔布を取り払ってしまった。差し込む夕陽がネラの曝け出された横顔を暖かく照らし、まるで神話の天使か女神かのように、その美貌を殊更に際立たせている。

 そんな彼女に思わず見惚れていると、暫し黙りこくっていたネラはこくりと1人頷き、意を決したかのように目を瞑ると、その愛らしい唇を俺に押し付けて来た。

 

「んっ――。ふっ……はふ♡ ん、ちゅ♡」

 

 たどたどしい、只々己の唇を相手にお押し付けるだけの、子どもじみた口づけ。

 

「んんっ♡ は、ぁ♡ ちゅ♡ ちゅま♡ はぷ♡ ん~……♡」

 

 たったそれだけのことでも、彼女にとってはとても勇気のいることであっただろう。多分、いやきっと――――800年越しの、初めての、彼女自身からの、異性へのキス。

 そんな竜人王様の、身震いするほどに貴重で有難いファーストキスを2つも奪ってしまった俺は、もしかしなくても地獄に落ちるんだろうな。おうとも、俺は一向に構わん。何ならあの世で閻魔様相手に、これでもかと自慢してやろう。

 俺は! こんな二次元からそのまま飛び出してきたレベルの美少女の初めてを! それはもう全部いただいちゃったんだぜ、ってなぁ! そうです! 嫉妬に怒り狂う覚悟をしておいてください! いいですね!? Yeeeeee-haaaawww!!

 

「はぁっ♡ ちゅ♡ ちゅっぱ♡ んんっ! んむ? はっむ!♡」

 

 そんなお子様キスに夢中の竜人王様だが、その長い舌を使って俺の口を抉じ開け、もっと深くとせっついてくる。が、案の定、歯がカチカチと当たってしまって上手くいかない御様子だった。

 

「ふっ♡ んっ? んん! うぅ~~~~!」

「――ネラはキスも下手なんだな」

「う……。主様は本当に意地悪です……――――ふっむ!?」

 

 俺の言葉にピクリと反応し、顔を真っ赤にしてそっぽを向くネラがそれはもう可愛くて。俺は上半身を起こして抱き締めると、驚く少女を無視してその艶やかな唇を奪ってやる。

 

「んっふ!? ふっぅぅ?♡ あふ♡ ふぁ♡ んっちゅ♡ ちゅま♡ ちゅっぱ♡ はぷ♡ んっんっ♡♡ んっく♡ んひゅ♡ ぷぁ♡ ぁぅ♡ あっぃ♡ いく♡ いっひゅ♡ っはあぁ♡♡」

 

 極上に甘く弾力に富んだ唇を吸い上げ、舌を絡ませ、唾液を流し込み、歯茎から上顎の裏、口内の隅々まで舐ってやる。

 

「ふっぎゅ♡♡ ぉォ゛っ♡♡♡ ぁぅ♡ ふっぁ♡ あひゅ♡ んっちゅ!♡ くっぷ♡ ある♡ あぅじしゃまぁ♡♡ ちゅぷ♡ ちゅっぱちゅっぱ!♡♡ んーま♡ ふっぎゅ?♡♡ ぉォ゛っグ!♡♡♡ はっぁィグ!♡♡ いっくいっきゅ!♡♡ うっぉ゛♡ っふぅう~~~~ォ゛っ♡♡♡」

 

 ディープキスだけであっけなく達し、ビクつくネラをきつく抱きとめて追い打ちをかけてやれば、あっという間にトロットロの雌顔に仕上がってしまう。俺に逆らえないのか逆らうまいとしているのか、とにかく身動きの取れないネラには襲い来る快楽の波に抗えずにひたすら絶頂を迎えるしかない。

 そんな圧倒的上位種の姿に、ぞくぞくと背筋を駆け抜ける寒気と危険な脳内物質が溢れ出て止まらなくなる。

 

「んっぱぁっ!♡♡ っはっは♡ んっひゅ♡♡ ぅっぅぅ゛っぎゅ♡♡♡ っぃぅ゛~~~~♡♡♡」

「……ほんとにどうしようもないな、ネラは」

「ぁっぇ♡♡ ひぅ♡ しゅみ♡ しゅみませ♡♡ あるじしゃま♡♡♡ はっひゅ♡♡ ぅっぎゅ♡ ――ぁぃっ!?」

 

 もう我慢する必要もない。たった数分のキスでここまで乱れる幼い少女の痴態。下半身はネラのキスハメ潮でいつぞやのように濡れそぼってしまっている。

 立ち昇ってくる極上の雌の発情臭と蕩け切ったアクメ顔に、人としての理性など欠片も残さず消し飛ばされてしまい、ネラの控え目な、それでもしっかりと実った乳房を片手で摘まんで捏ね繰り回す。

 

「ぉぁっ?♡ ぁっぃ♡♡ お、おっぱ♡ つぶれ♡♡ ちゅぶれちゃう♡♡♡ ぅっぎ♡♡ ひぎゅ♡♡ ほっぎゅ♡♡♡ あぅじひゃま♡♡ やめへっ♡ ちゅよ♡♡ ――っふおォ゛っ?♡♡♡ ちっ♡♡ ぢぐびぃ♡♡♡ ふっぎゅ♡♡ つま♡ ぅっォ゛っ♡♡♡ ちゅまんじゃりゃめぇぇ!! ほっひゅ♡♡ ぉ♡ ぉ♡ ぉ♡ お゛っ?♡♡ ぉォ゛イッグっ♡♡ いくいくいくイク!! ぁ゛ーーーー?♡♡ ぅっォ゛っ♡♡♡ っほぉぉォ゛っ?♡♡」

 

 まさしく赤子の肌のようなその柔らかさは、少し力を籠めれば容易く指が乳房に沈み込み、胸の割に肥大化した乳首を摘まみ上げれば卑猥に形を伸ばし繁殖欲を煽ってくる。性的感覚に対して異常に敏感らしいネラには、最早拷問に近い加虐を緩めれば忽ち元の姿を取り戻し、卑猥な形の良さを主張してくるエロ乳を無造作に弄ぶ。延々とイキ潮を噴いては情けないアヘ顔を晒すネラの反応が楽しくてしょうがない。

 

「なあネラ。なんでこんなに乳首がデカくなってるんだ?」

「ひっ♡ ひっ♡ ふっぎ♡♡ ぅぉっぎゅ♡♡♡ し、しら♡♡ はっへ♡ しりましぇん♡♡♡ ふぎぃ♡♡」

「――あぁ?」

「ひゅっ♡ あ♡ え、えと♡ あの♡ ご、ごめ♡♡ ごめんなさい♡ えへっ♡♡ ウソです♡ ちゃ、ちゃんと答えま……す……?」

 

 どうにもこのザコメスはまだ立場がわかってないらしい。

 

「ぉォ゛っ?♡♡ ふっほ♡♡ ぁぃィ゛ッ♡♡♡ くっほおぉォ゛~~~~っ♡♡♡」

「乳首だけじゃないよな? このアホみたいに育ったクリトリスもなんなんだ?」

「うっぎぃィーーーー♡♡♡ や、やべへぇ♡♡ かりかりっ♡ こりこりだっめっぉう゛イッグイッグ!! ォっ♡ ひゅっ♡ ふーーーー♡♡ フーーーーーッ♡♡♡ く、くり♡ しょこ♡ ザコクリいじめにゃいでぇ♡♡」

「鳴いてないでさっさと答えろ」

「ーーーーっぎゅ!!♡♡♡」

 

 ぴーぴー喚いてばかりで埒の明かないネラにイラついた俺は、撫でるだけで過敏に反応してイキまくるネラの肉芽を感情の赴くままに捻り上げてやる。

 

「ふぎょおぉぉォ゛っ!?♡♡♡ ほっぎゅほっぎゃ♡♡♡ ぅっォ゛イッグっ♡♡♡ っぎぃぃぃっ! ひっひにゅ! 死にゅ!♡ ぉーーーー♡♡ ぬっォ゛いっぎゅっ♡♡♡ イグイグイグイグ!!♡♡♡ しゅびばしぇ♡♡ おにゃ♡ じゅっとおにゃにーしてまじだぁ♡♡ じぶんでだくさんシコシコじでまじだぁっ!♡♡♡ ぉォ゛っ!?♡♡ にゃんで?♡ ちゃんと言ったのに♡♡ もうやめへぇ♡♡♡ ふっほぉォ゛~~~~っ♡♡♡」

 

 顔中が涙と鼻水、そして涎の汁という汁に塗れ、愛らしい口を限界まで縦に割って長い舌を放り出しては目の前でイキまくるネラに心が躍る。もっとだ、もっと。この愛くるしい少女が、人間なんぞ片手間で虫けらのように殺せる筈の上位種族の王が、俺の手で快楽に狂ってどこまでも堕ちていく様が見たい。

 

「自分だけ気持ち良くなって、主様の質問にも答えないような反抗的な雌犬にはお仕置きが必要だよなぁ、ネラ?」

「ひっ♡ ぅっぎ♡ ぉっぅ♡ やっ♡ やだっ♡ むりっ♡ もう無理♡ もうむーり♡♡ しゅみましぇ♡ あるじさま♡ ゆるして♡ ゆるしてぇ♡ えへっ♡♡ おゆるしくだしゃい♡♡ おねがいしま――ぉォ゛~~~~っ?♡♡♡ 死ぬっ♡♡ ほんろにしんじゃぅっォ゛イッッッグっ♡♡♡」

 

 






あぁ^~頭がおかしくなるんじゃ^~



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#13 ネラ 2



全然話が進まないの笑っちゃうんすよね(いつもの)




 

 

「ふっぎゅ♡♡ ぅぅっぎゅ♡♡ ぉっ♡ ぉっ♡ ぉっほ?♡ ぅぉ゛!♡♡ ぁぃ♡ ぉォ゛~~~~♡♡♡」

 

 たっぱたっぽ♡ たっぱん! だっぱん♡ へっこへっこ♡♡

 口内と胸に乳首、そしてクリトリスを散々虐められたネラが、情けないアヘ顔を晒して俺の背中を掻き抱いて必死にしがみつき、なんとか動かせる下半身で全身を駆けずり回っているであろう暴力的な快楽を逃がそうと必死に尻を振りたくっている。

 

「ひー♡ はへーー♡ ぅぃィっ!?♡ ぅっぉぐりゅ♡ なにもしでない♡♡ さわっでないのにいっぎゅ!♡♡♡ ぉォ゛っ!?♡♡♡ ぁぅっ♡♡ うぅ゛~~~~ッ♡♡♡」

 

 ぶっしゅ♡♡ ぶしっ♡ ぷしゅ♡ ぴゅ♡ びゅびゅ♡♡

 少し手が疲れたので抱き着かせるままにしていたら、放っておいても勝手にイキ散らかすクソザコ竜人王様に乾いた笑みすら零れる。絶頂の揺り戻しでもあったのか、俺の胸の中で彫刻のように美しい顔を見る影もなく歪ませてイキ狂うネラが甘イキによる潮吹きを繰り返していた。

 

「おぉォ゛っ♡♡♡ ぅっォ゛っ…………♡♡ ひ……ぐっ♡ えひ♡♡ ぅ~~~~っぎゅ♡♡♡」

「……いつまで1人で楽しんでるんだ?」

「ほっひょ?♡♡♡ ぁっぃ!♡♡ あぎゃっ!?♡♡♡ ゃめ! ゃめへぇ!♡ つのっ♡♡ ちゅのぉォ゛っ!?♡♡♡ ほっ♡ ほっ♡ ちゅかまにゃいで♡♡ ごべ♡♡ ごべんなしゃいぃ♡♡♡」

 

 待てども待てどもトリップ状態から帰ってこないネラに対して無限に湧いてくる支配欲を持て余しながら、出来の悪い飼い犬に言い聞かせるように低い声で窘め、角を掴んで顔を上げさせてやる。

 俺の声で鼓膜を揺すられただけで感じているんじゃないかと疑えるくらいに過敏に反応するネラに、ドス黒い感情が脳と思考を支配していくようだった。

 

「謝るだけじゃなくて考えろ。まさか自分の主に奉仕させて終わり、じゃないだろうな?」

「ひっひっ♡ ごべっ♡ ぁっぁっあぁっ♡♡ つのきっちゅ♡♡♡ しゅみましぇ♡♡ ほっ♡ ほっへ♡ ぅっぎゅ……♡♡ ほーし♡♡ ごほーししましゅぅっぉ゛♡♡♡」

 

 目を白黒させて涙と鼻水、涎をぼろぼろ零しながらもなんとか受け答えするネラ。ディープキスでアヘり、乳首とクリトリスで潮を撒き散らして跳ねまわり、絶対強者の証たる角を掴んだだけでここまで乱れて俺に媚びへつらって許しを乞う。

 

「――こっちまで狂っちまうな」

「はへぇ?♡ あるじしゃまぁ?♡♡」

「いいからさっさとしろ」

「ふぉっぎゅ!?♡♡♡ ぁぎゃ♡♡ ほぉっひょ♡♡♡ ごべんなしゃ♡♡ おゆるしっ♡♡♡ ぉォ゛っ…………♡♡」

 

 最早知性なぞ欠片も残していなさそうな目で覗き見てくるネラを、引っ掴んだ角ごと俺の股間に押し付けてやる。それだけでまた尻と尻尾を突き上げ、ぷじゅっ♡ と情けない音とともに潮を噴くネラ。

 イってもイっても収まらないらしい地獄のような快楽に心と身体をもみくちゃにされながら、それでもなんとか俺の股間にその小さな顔を埋めながらも辿り着き、ぷるぷる震える小さな手にたどたどしく光を溜めていく。例の遮断の魔法でも解除しているのだろうか。どういう仕組みかさっぱりわからないが、少しずつ俺のデカくなり過ぎた分身の形が下着とズボンを押し上げて浮かび上がってくる。

 

「ぅぅっ♡ んっ……♡ んん~~♡ はーーーっ♡ んふーーーーっ♡♡ そ、それでは主、様♡ お待たせして申し訳っ♡ ぉぉ゛っ!♡♡ ごじゃいましぇん♡♡♡ おちんぽ様♡♡ イライラさせてごめんなさい♡♡ ほっほっ♡ し、失礼しましゅ…………♡♡」

 

 ネラが力を籠める――という表現が正しいかはわからないが――ごとに、凶悪な大きさを衣服越しでも誇示する怒張。それを間近で見るネラの大きな紅い瞳が、これまでよりも一層深く淫蕩一色に染まっていくのが見て取れた。

 

「ぁっぁっ……♡ ぉォっ?♡ すん♡ すんすん♡ ~~~~っほぉ゛♡♡ っぎゅ♡ んぇ……♡ ぉっふ♡♡ フーーーーッ!♡♡♡ へっへっ♡♡ あぇ~~っ♡♡ んれろれぇ~~~~♡♡♡」

 

 遮る力が弱まっているらしく、下腹部から漂う性臭は加速度的に強まっていき、吸い寄せられるように鼻を鳴らして伸びていく少女の小さな唇と、まろびでていく舌の、その煽情極まりない眼下の光景に背筋の震えが止まらない。

 

「はーーー♡♡ はあぁ~~~~っ♡♡♡ お♡ おぉっ♡ 臭いすっご♡♡ ぅっぉくっさ♡♡♡ 匂い♡♡ 主様♡ 主様の匂いぃ♡♡ すき♡ しゅきぃ~~~ッふっぎゅ♡♡ ぉいっぎゅ♡♡ いぃ~~~~っ――――ぁ」

 

 段々と強くなる雄の性臭に完全に頭をやられたのか、思いっきり顔を股間に押し付けて頻りに臭いを嗅ぎまくるネラ。奉仕をするとはなんだったのか、すっかりそんなことも忘れて夢中で這い蹲り、浅ましく尻と尻尾を振りたくって発情しまくるダメなペットに呆れていると、急に発せられた殊更に間抜けな声。

 

「ふおっ?」

 

 いつぞやの妹のように、ちん嗅ぎイキで力を誤ったのかズボンを下着ごと吹っ飛ばしてしまったネラの鼻っ面を、抑えが効かなくなった長大で幹がでっぷりと太った肉槍が引っ叩いた。

 

「――――お゛ォ゛゛~~~ッ!?♡♡ ぉ゛ふっ♡♡ くんォぉ゛っ?♡♡ くっさ♡♡ す~~~っ♡♡ んぐっぎゅ♡♡ おち♡ おちんぽぉ♡♡ ふちゅ♡ んっちゅ♡ くっさふっぎゃ♡♡ ぅっぉ゛キッツ♡♡ きっく♡♡ これきっっっく!!♡♡♡ 濃っ!♡♡ おまんこくりゅ♡♡ ぉォ゛グリュッ♡♡ 潮噴くッ!! ぉいっぎゅ♡♡ イッグイッグ!! くっほィ゛い゛゛っっっぎゅん♡♡♡」

 

 鼻に押し付けられた雄そのものの臭いに絶頂し、鈴口から垂れる我慢汁を舐ってイキ、濁流のような快感を逃がすために吊り上がっていくムチ尻とは対照的に沈む顔は竿の付け根――最も臭いの貯まった部分に埋められ、限界まで開いた下品にも程があるガニ股からは鉄砲水のように品なく潮とも嬉ションともつかない屈服の証を、ネラはひたすらに噴き出し続けていた。

 

 






中途半端で誠に申し訳ないんですが今日はここまでで……(土下座)
いつになったら挿入までいくんやこれ……てかそれまでに生きとるんかこの竜人王様は……(震え声)



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#14 ネラ 3



眠い。




 

 

「あっへ♡♡ ひっ♡ ひっ♡ ぅっォ゛っ♡♡♡ ほっひゅ♡ んぎゅ♡♡ のぉ~~~~っ♡♡♡」

 

 そのデカさと凶悪っぷりでなら元の世界のあらゆる人種相手でも余裕で勝てそうなレベルの肉の塊が、芸術品すら霞んで見えるネラの小顔にのしかかって我が物顔で蹂躙している。こっちの世界に来た影響なのかいっぺん死んだからなのか、とにかくわからんが普通の女性相手ならエグ過ぎて危険極まりない極悪兵器と化した息子に若干引くが、そんな躊躇も遠慮も今更にも程があった。

 今の俺にあるのは、主の股座でチン嗅ぎしてちょっと引っ叩かれただけで無様イキしまくって死にかけているクソザコ竜人王様のネラを堕ちるところまで堕としたい。そんな畜生極まりないゲスな思考だけ――のはず、なんだが……。

 

「まあ死にはせんやろあんだけ強いんやし。なあネラ?」

「ぁぇ?♡♡ おっへ♡♡♡ ぉっ♡ はっひゅ♡♡ はひ♡ はひぃ♡♡ にゃ♡ にゃんでしょう♡♡ ぁぅ♡ ほっ?♡♡ ぅっォ゛イグっ♡♡♡ いっぎゅいっぎゅ!♡♡♡ ふォ゛っぎゅぃ♡♡♡ ぁるじしゃまぁ♡♡」

「……ほんとに大丈夫なのかコレ」

 

 万能といって差し支えない魔法を使えて、姉妹喧嘩で辺りを月面状態にできるくらいにチートな種族……だったよな? ほんとに死なないよな? 挿入なんざしようもんなら本気で戻ってこれなさそうな気もする。クソザコすぎるのも考え物だな……ま、いっか。山の1つや2つ軽く消し飛ばせる種族が頑丈じゃない訳ないやろ。そろそろ俺も気持ちよくなりたいし。

 

「ほら、口開けろ」

「――ほっひぇ?♡ んんっぐ!? ふごぉ?♡♡ んっぐんっぐ……こきゅ♡ こきゅん♡」

 

 ベッド脇のサイドテーブルにこれ見よがしに添えられていた水瓶の中身を口に含み、イキっぱなしで役に立たないネラの驚異的に柔らかな頬を掴み、口移しで強引に水を飲ませてやる。一生触ってられそうな手触りの良さに改めて感動しながら、まるで雛鳥に餌をやる親鳥みたいな自分に変な笑いが出そうになる。が、同時に俺のイライラもそろそろ限界だ。

 

「こくっこく♡ けほっ♡ あ、主様♡♡ ありがとうございま――んぼっぎゅ!?」

 

 水分を取り込んで少しばかり落ち着いたネラの頭を掴み、巨砲のように聳え立つ肉棒の、異常にエラ張った亀頭を、その小さな口に無理矢理咥えさせてやる。

 

「ふっご?! おおっ? ごっぉ♡ んぼぉ♡♡ んぉっふ♡ ふーーーーっ♡♡ ンフーーーーーーっ♡♡♡ んっちゅ♡ ちゅ♡ ちゅるちゅる♡♡ ぷぁっ♡♡♡」

 

 人心地ついたと思った途端の凶行に目を白黒させるネラ。あまりのサイズ差で咥えられるか気になったが、驚くほど柔軟に開いていく口内があっさり亀頭を飲み込んでしまうと、嬉しそうに目を細めて俺を見上げながらフェラチオを始めた。

 

「んんっむ♡♡ ちゅっぱちゅっぱ♡♡ んっまんっま♡♡♡ んれぇ~~~~♡♡♡ れろりゅろりゅろりゅのおぉ♡♡♡ ほっぎゅ!♡♡ ンぎゅ♡♡ ちゅっこちゅっこちゅっこちゅっこ♡♡♡ ちゅっぶ! ちゅぼぼ!♡♡ んっの♡♡♡ ぉィっきゅ!♡♡ ぉォ゛~~~~っ♡♡♡ しゅき♡ ちんぽ♡♡ おちんぽ♡♡ あるじさまのおちんぽぉ♡♡♡ ずろろろっろろぉ!!♡♡♡」

「うっお……! ぐっ! ネラ……おまっ……」

「んっふふ♡♡♡」

 

 下半身から襲い来る異様な快感がのたうち回って脊髄を這い上がり、突き上げられた脳みそが快楽信号以外を受け付けなくなる。眼下で繰り広げられる背徳的にも程がある痴態と、冒涜的なまでに卑猥で、粘着質な音の数々。えげつないくらいに淫蕩な口淫に思わず声が漏れ、腰が引けてしまう。

 が、ネラは軽イキしながらも俺の反応に嬉しそうにニヤつき、長い舌を蛇のように竿に纏わりつかせてエグイ吸引で引き寄せてくる。

 

「じゅっぞ!♡ じゅぞぞぞぞぞ!!♡♡ くっぽくっぽくっぽくっぽ♡♡♡ んっも♡♡ はっも♡♡ んっぐ♡ 我慢汁おいひ♡♡ ちゅっちゅ♡♡ ちゅーー♡♡♡」

「がっ……! おまえほんとに……これ、初めて……うっあ!」

「あぁ♡ 主様が私でこんなに♡♡ ぉイッグ♡♡♡ ぅっォ゛っ♡♡♡」

 

 ぶっしゅ! ぷしょ♡ ぴゅっ♡ びゅば♡♡

 予想外な反撃に面食らってしまい、しかもそれがとんでもない手管で腰が抜けてしまった。そんな俺の姿を見て嬉しそうに潮を噴きながら、その幼い見た目からはかけ離れた蠱惑な紅い瞳が俺を捉えて離さない。

 

「はあぁーーーっ♡♡♡ ふふ♡ ずっとずっと練習♡ してましたから♡♡ いつかこんな日が来るのを夢見て……♡♡ それでは主様♡ ご奉仕♡ 続けさせていただきますね……?♡ ネラのはしたないスッポンフェラ顔♡♡ た~~~っぷりご堪能くださいませ♡♡♡」

 

 淫魔もかくやな振る舞い。僅かな時間で確実に頭に刻み込まれてしまった極上の口淫を早く味わいたい一心で、俺は無言でネラの媚びた誘いに頷いてしまう。

 

「んっふ♡♡ んれぇ~~~~♡♡♡ んっもぉ♡♡ ぶっぽぶっぽぶっぽぶっぽ!!♡♡♡ ぬろねろぬろろろぉ♡♡ ちゅっこちゅっぽ♡♡ にゅっこにゅっこにゅっこにゅっこ♡♡♡ くっぽくっぽ♡♡ はっも♡♡ んっぽんっぽんっもんっもぉ♡♡♡ ずりゅりゅろるれろろろぉ~~~~~♡♡♡」

「お……! っ! っぐぅ! こ、こんのフェラ豚がぁ……!」

「♡♡♡」

 

 顎が外れてもおかしくないくらいの大きさにも関わらず、なんら気にも留めずに咥え込み、下品にもほどがあるひょっとこフェラ顔を晒すネラ。伸びきった鼻の下と口吻、もちもちの柔っこい頬も見る影もなくコケて窄められ、蛇のように長い舌が肉竿へとにゅるっにゅる♡ に巻きつき、裏スジからあろうことか金玉までも舐めしゃぶって舐り回し、射精欲をこれでもかと煽ってくる。

 

「ぶじゅるるろれるれぇ♡♡♡ んっごんっぼ♡♡ ほっぉォ゛っ♡♡♡ ほっご♡♡ ぉ~~~~イッグ♡♡♡ ぐっぼぐっぼぐっぼがっぼ♡♡♡ ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡♡ んぐぉれろるるれぇ~~~~♡♡♡ じゅっぞじゅっぞじゅるぶじゅるるるるるっ!!」

「あっが! 射精る……! っぐぅ!!」

「ほっびょ♡♡♡」

 

 ぶびゅるるるる!! ぼっびゅぼっびゅ♡♡ びゅぐっびゅぐっ!! どりゅりゅりゅりゅん!!♡♡ びゅっぼどぼぼぼっ♡♡♡ ぼびゅぐりゅるるるるッ!!

 

「んおごぉォ゛~~~~~っ!?♡♡♡ うっぉごぼぼぉ♡♡ ぬぉ゛゛♡♡♡ ほおぉぉ?

♡♡ んごっきゅごっきゅ!! ぼっへ♡♡ おぉォ゛っ♡♡♡ ぉおっぎゅいっぎゅ!! イッグ♡♡♡ イグイグイグイグ!! ぬお゛ぉ゛ォ゛゛ーーーーーっ゛♡♡♡」

 

 まるで決壊したダムのように、金玉から殆ど固形物のようなザーメンが尿道を掻き分けていき、次から次へとネラの口内へと吐き出されていく。味わったことのない強烈な快楽が腰から脳髄を犯し、頭に電流が走って視界がぼやける。

 それでももっと、もっともっとこの快楽を貪りたい。殆ど無意識にネラの頭に手を伸ばし、手頃な位置にある角を掴んで思いっきり引き寄せて夢中で腰を振る。

 

「ほっぎゅぅぉオ゛ッ♡♡♡ ほっぎゃほっぎゃ♡♡♡ うっォ゛っ♡♡♡ ごぼおおぉぉぉォ゛っ!?♡♡♡ ごっぎゅごっぎゅ!! んごっっっっぎゅん!!♡♡♡ ぐっべ♡♡ ごげえぇぇ!!♡♡♡ ひぬっ♡♡ ふぎゃ♡♡ おっきゅしにゅ♡♡ ほんろにしにゅ!! おおイッグ!!♡♡♡ ぃっくぃっくふっォ゛んぎゅ♡♡♡ んごっきゅ! ぅおォ゛っ?♡♡♡ のぉっほおおぉぉ゛ぉ゛ォ゛゛ーーーーーッ!!♡♡♡」

 

 

 一体何分経ったのだろうか。

 ふと気づくと、まるでボロ切れのようにぐっちゃぐちゃのネラが鼻から口から精液を垂れ流し、腹を妊婦のように膨らませて気を失っていたのだった。

 

 






ちょっとこのホモサピエンス鬼畜過ぎんよ~(白目)



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#15 ネラ 4



※ちょいキツめの描写がありますので閲覧注意。

昨日は更新できなくてすまない……。
今日は2話分投下するので許して……許してクレメンス……。




 

 

「はぁっ……はっ……!」

 

 上背を反らして天井を仰ぎ、暫く何も考えられないくらいの多幸感と至福の疲労感に思わず声が漏れてしまう。

 

(――ヤバい、ほとんど意識持ってかれてた)

 

 元から大してある訳ではない自制心が、ネラの極上すっぽんフェラで精液ごと根こそぎ吸い上げられた気分だった。

 この竜人王様め、とんでもないスキルを隠し持ってたな。アレのどこがクソザコだよ――。

 

「ぉ゛…………♡ ぉっきゅ……♡♡ ぅっォ♡ ふぎゅ♡♡ ぁぃっ……くぅ♡♡ のっぉ♡ ぅっぎゅ♡♡ おぉ~~~~…………♡♡」

(――…………やっぱクソザコだわ、うん)

 

 ぶっしゃ♡ ぷぴゅっ! ぴゅくっぴゅくっ♡♡ ぷしっ! ぷっじゅ♡♡ 

 大きな紅い瞳が殆ど裏返ってしまっているネラは気をやっているのか、ベッドに放り出された俺の脚に全身を預けきっており、うわ言のように甘い声を発しながら嬉潮を噴いている。そして何より――、

 

(おいおいガチでネラの腹膨れてんぞ……どんだけ射精したんだよ……)

 

 端正な顔立ちが台無しにも程があるアヘ顔で、しかも鼻と口から精液を垂れ流しているのも相当アレだが、なにより目を引くのがその腹だった。幼年期にありがちな栄養を蓄える為のイカ腹とは訳が違う、ぽっこり膨れて妊婦のようになってしまったネラの腹部が異様に目立って仕方がない。

 

(これ全部俺の精液……? 1回で、しかも口から? …………俺ヤバくね?)

 

 確かにとんでもない快感だった。出しても出しても収まらず、脳みその細胞があまりの快楽にブチブチとちぎられている感覚すらあったのだ。あまりの刺激に我を忘れて、その間に何をしたのかすら少々曖昧なレベルで凄まじかった。極めつけに、何分と続いたであろう吐精をしたにも関わらず、もはや人外な俺の息子は萎えるどころか更に隆起し獲物を求めてバッキバキに血管を浮かび上がらせている。

 そんな下半身の状況を認識した途端、あまりのマジカルちんぽっぷりにドン引きしていた思考が一瞬で頭の隅に押しのけられ、またしても強烈な性欲が腹の底から沸々と沸き立ってきた。

 

 そうだ、手元に手頃な雌が転がっているのに引いてる場合じゃない。しかもこの雌は極上の獲物だ。ご馳走だ。姿形は天女のように、立ち振る舞いはポンコツ淑女の癖に、性技の腕前は遊女も真っ青な一級品ときた。幼い見た目と己の剛直の対比が異常な背徳感を与え、さきの行為でもそうだったが、普通なら本気で死にかねない蛮行もこの小娘なら嬉々として受け入れ、しかも快楽に溺れてイキ狂える頑丈さも兼ね備えているときたもんだ。

 

「やっぱ最高だなこの竜人王様は」

「ぉっぅ……♡♡ ふご♡ ふっきゅぃっきゅん♡♡ ぉっぉイッく!♡ いっぐイッグ♡♡♡ ぅあ? えへ♡ あぅじしゃま♡♡ あるじさまぁ♡♡♡ ふおぉッ!?♡♡♡」

 

 相変わらず伸びきって間抜け面を晒すネラを抱き上げ、彼女の二の腕ほどもある肉竿の上に座らせ、俺に背中を預けさせる。たったそれだけで逸物からくる熱が柔らかな割れ目に伝わり、彼女自ら育ててしまったクリトリスが擦れて快感になったらしく、なお反り返る雌殺しの亀頭にイキ潮を噴きかけて達してしまった。いくらなんでも弱すぎるだろ、色々壊れるわ。

 

「そんなんだと虐めるのが癖になっちまうぞ?」

「ふぉっ?♡♡ あぇ?♡ しょ、しょんにゃ……ぉいっぐ♡♡ ぅっぎひっぎゅ!♡♡♡ うぎゅっぉ♡♡♡ あっ♡ あっ♡ りゃめ♡ 主様♡ 乳首♡ ちくびいじっちゃぅっきゅん♡♡ お♡ お♡ ほっ♡♡ ほっ♡♡ ほおぉぉ~~~~~~ッ♡♡♡」

 

 手慰みに乳首を軽く弄ってやれば忽ち顎を跳ね上げて腰が躍り、意図せず素股のようになってしまって即イキしてしまうネラに、嗜虐心が加速していく。

 

「なあネラ、この腹に溜まってるのは俺の精液で合ってるんだよな?」

「うぉォ゛っ!?♡ ほぎょ♡♡ しょ♡ しょうれしゅ♡♡ あるじしゃまのせーし♡ ざーめん♡♡ 子種汁ぅ♡♡♡ いっぱい飲ませていただきましたぁ♡♡ ぉォ゛っ?♡ やめへっ♡♡ おにゃかなでなでしないでぇ♡♡♡」

「イラマチオまでして胃に流し込んでた気がするんだけど、ネラは丈夫なんだな。人間だったら死んでるぞ」

「へひっ♡ ふひゅ♡ おぉっ♡♡ あ、あぃっ♡ ありがとごじゃいましゅ♡♡ ネラ、これでもりゅうじんおーでしゅかりゃ♡♡♡ ぉォ゛っふ♡♡ つよつよなんれしゅぅっォ゛いっぎゅ!♡♡ イッギュイッギュン♡♡♡ やめでっ♡♡ おにゃかおしゃないでぇ!♡♡♡ ほっぎょぉ!?♡♡」

「ちょっと撫でられただけでイキ散らかしてる奴のなにが強いって?」

「のぉォ゛っ♡♡♡ っ♡♡ ♡♡♡ んぎぃ♡♡ ほっぎゃ♡♡♡ ごべ♡ ごめんなさい!♡♡ あるじしゃまのほうがちゅよちゅよれしゅ!♡♡♡ ネラはよわよわドラゴンでしたぁ!♡♡ りゃからゆるじで!♡♡♡ おにゃかおしゅのやめへくりゃしゃい!♡♡ おぉォ゛っ♡♡♡ ふっぎゅぉォ゛~~~~~ッ♡♡♡」

 

 まさしく掌の上でよがり狂うネラの姿に愉悦が止まらない。

 

「俺の精子は美味かったか? 大事な赤ちゃんの素なのに上の口でたらふく飲みやがって。胃で妊娠する気かお前は」

「おぉォ゛っ!?♡♡♡ しゅみましぇ♡♡ おゆるしっ♡♡ おゆるしくだしゃい♡♡♡ おいしかったれしゅ!♡♡ おちんぽもおせーしもぉ♡♡♡ もうしゃいっこぉれしたぁ♡♡ おいしくっておいしくってぇ♡♡♡ ぜ~んぶ搾り取っちゃいましたぁ♡♡♡ えへっ♡♡」

「あぁ?」

「ぬおォ゛ッ!?♡♡♡ やっば♡♡♡ やめてぇ♡♡ ちゅよい♡♡ でりゅ♡♡♡ せっかく飲んだのに戻しちゃうぉっォ゛っ♡♡♡」

 

 なんだかんだで舐めてんな……。今以上に虐めてほしくてワザとやってんのか?

 

「ごめんなしゃ♡♡♡ 主様のせーし♡♡ ざーめん♡♡♡ お口とお腹でもぐもぐしてしゅみましぇん♡♡♡ 貴重なお子種様♡♡ ネラが消化しちゃうの許してください♡♡♡」

 

 ……割とサイコなこと言ってんなこのクソザコドラゴン、腐っても上位種ってことなのか…………正直ちょっと怖いです。

 

「しょれにこのおせーし様♡♡♡ なんか魔力みなぎっててしゅごいの――おぉぉォ゛っーーーーー!?♡♡♡」

「ふざけやがってちょっとビビったじゃねぇか。お仕置きだな」

「ふっぎゃほっぎゃ!!♡♡♡ にゃんれ♡♡ あやまった♡ ごめんなさいしたのぉォ゛っ?♡♡♡ ぉイッグ♡♡♡ でりゅ!♡♡ ぅぼぉっぇ!?」

 

 なんかむかついたのでとりあえず、天然なのか計算なのかわからん小娘のみっともなく膨らんだ腹を思いっきり締め上げてやる。決して恥ずかしかったからじゃないぞ、ほんとだぞ。

 

「ごっぼ!? ほっぎょ?! ごっぇ♡♡ ぅっぶ♡♡ ~~~~~っ♡♡♡ ――――ごぼぇぇぇえええッッ!!♡♡♡ がっぼ♡♡ ふっぎゃ♡♡♡ うごぉ♡♡ ぅっォ゛っ♡♡♡ おぉォ゛っ?♡♡♡ いく♡ ぅぼぉイッギュ♡♡ もどじでイギュ!! ぬおぉォ゛っ♡♡♡ ふぉっぎゅ!?♡♡ ~~~~っぐぇぇぇっぷ♡♡♡」

 

 なんら抵抗できずにザーゲロを撒き散らして無様イキしまくる竜人王様。はみ出た羽と尻尾の先端が快感にのたうち回り、小さな足を限界までぴーん♡ と突っ張らせてバタつき、非常識な快楽の濁流にのみ込まれつつも必死に無駄な抵抗をする様がなんとも愛おしい。

 絶頂に次ぐ絶頂で腰をかっくかく♡ にヘコらせ噴水のように潮を噴き、最後の最後で耳を疑うよう濁音を喉から発したネラの痴態極まりない姿に、益々怒張の収まりがつかなくなる。

 

「ひっ♡ へひっ♡ ひゅーーー♡ かひゅーーーー……♡」

「すっきりしたか? じゃあまた詰め込んでやるからな」

「ぁぇっ?♡ ぅひゅ?♡ ひっひっ♡♡ し、しぬ♡ ほんろに♡ ころしゃれるぅ♡♡ ゆるじて♡ えへっ♡♡ おゆるしぃぅっぉォ゛イッッッグ♡♡♡」

 

 






ザーメンげっぷ無様過ぎてほんますこ。

次は2~3時間後に投稿する予定なので読んでねオナシャス☆センセンシャル。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#16 ネラ 5



平日は朝書かないと、仕事終わりは疲れてて頭働かんよね(言い訳)




 

 

「おごぉ……♡♡ くっぶ♡ けぷ♡♡ ぁっぐ♡ も、申し訳ございません主様ぁ♡♡ お聞き苦しい音をぉっ?♡ んふっぎゅ♡♡ ――ぐごぉぇぇッ゛♡♡♡ うぅ~~~~っ♡♡♡」

 

 身体をこちらに向けて寄せ、謝っておきながらも白々しくザーメン臭いげっぷを繰り返すネラに下半身が猛烈にイラつく。

 煽ってんのかコイツ。

 

「ひっ♡ ご、ごめんなさい♡♡ 主様♡ お顔が怖いです♡♡ でもカッコいいのぉ♡♡♡ すきぃ♡♡♡ ――あっあっ♡ 違うんです♡♡ 舐めてないです♡ あっ♡ で、でもぉ……♡ お、おちんぽ様ならいくらでも舐めます♡♡ んべぇぇ~~♡♡ んれりゅれりょれりょ~~~~♡♡♡ ねるっ♡ ぬりょっ♡ ろうれふか?♡♡ えへっ♡ ネラのなっがい舌♡ 気持ち良くなっていただけそうですかぁ?♡♡♡ へっへっへっ♡♡」

 

 どう考えても舐め腐っているとしか思えない態度と言動に自然と口角が吊り上がっていく。それを見たネラが歓喜に震えて犬のように媚びへつらい、アホみたいに長く卑猥で、先端が二又に割れた舌先を器用に捏ね繰り回しながら目の前で煽り散らかしてくる。

 やっぱ煽ってんじゃねぇかコイツ。

 

「えへへっ♡ 主様さえよろしければいつでもどこでもおしゃぶりします♡♡ お気軽にお使いくださ――いぃィっ!? ぅっほォ゛っ?♡♡♡ のぉっきゅ♡♡ ほぎょおぉぉ~~~~??♡♡♡」

 

 見事に生意気しくさってくださった竜人王様の、それはもうぐっちゅぐちゅでぷにっぷにな無毛の土手を無遠慮に摘まんで好き勝手に弄んでやる。癖になりそうな柔らかさと弾力が素晴らしい。

 いやもうどんだけ煽るんだよコイツ。

 

「おぉォ゛っ♡♡♡ あるじしゃま♡♡ やめっ♡ ちゅよ♡ 力強いですぅ♡♡ ぉっぉっぉっ♡♡ ふォ゛っ?♡♡♡ ぅっォ゛っ♡♡♡ くっほおぉ~~~~~?♡♡♡」

 

 押せば跳ね返ってくるレベルの柔軟なもりマンの割れ目をなぞり、指を少しずつ膣内に沈みこませる。みっちりと肉の詰まった膣壁が異物の侵入に驚いて押し出そうとしてくるが、僅かに力を籠めればあっけなく道を開いて丹念に吸いあげてきた。

 まん肉までクソザコなんかコイツ。

 

「ふっぉぐっひぃ?♡♡♡ は、はいっ♡♡ はいってます♡♡♡ あるじしゃまぁ♡♡ おま♡ おまんこぉ♡♡ しゅご♡ しゅごいのぉ♡♡ こ、こんにゃぁっぉォ゛~~~っ♡♡♡」

「いちいち喚くな」

「ふっほぉっ?!」

 

 自覚があるのかないのか知らんが散々煽ってきた癖にちょっと弄ってやれば瞬で屈服し、膣内の柔肉すらあっけなく降参してへつらうネラに、嗜虐心と支配欲が滅茶苦茶にされる。

 

「あぎゅ! ほっぎゅ♡ はきゅ♡ ふひぃ♡ おまんこ♡ なかぁ♡♡ つぽつぽ♡ ちゅぽちゅぽってへぇ♡♡ きもち♡ きもちいいれす♡♡ ぉォ゛っ!?♡ しゅき♡♡ あるじさましゅきぃ♡♡♡ あへぇっ?!」

 

 狭い肉壷の中は指がやけどしそうなほどに出来上がっており、まるで別の生き物のように媚肉がのたうちまわって奥へ奥へと生意気にも引き込もうとする。そのまま思い通りになってやるのも癪なので、膣の上側にあるしこりのような部分――いわゆるGスポットを指の腹で引っ掻いてやった。

 

「ふぅぉぎゅ!?♡♡♡ ほっっひゅ!♡♡ ぬっォ゛そごっ♡♡♡ しょごおぉォ゛ッッ?♡♡♡ おっおっ♡♡ ほっぎゃほっぎゃ!♡♡♡ おっほ♡♡ ぅっぁ♡ ぁ゛゛ーーーーーーーっ♡♡♡」

「指1本でこれじゃあほんとに死ぬぞー」

「あえぇぇ゛ッ?♡♡ しゅみましぇ♡♡ ふほぉ♡ ぉっぎゅ♡♡ おゆるじぃ゛っっぐぉ!? うお゛お゛?!♡♡ ゆびっ♡ ふえっ♡♡ ふえてう♡♡♡ あるじしゃま♡ まっひぇ♡♡ やめへっ♡♡ ふきゃあぁぁ♡♡♡ ふっぐォ゛ぅう~~~~~~っっ♡♡♡」

「Gスポ挟んで潰してやろうか?」

「ほぎゃあぁぁッ!?♡♡♡ ぅっォ゛っォ゛っ♡♡♡ ふォ゛っぎゅ♡♡♡ しょれりゃめ!! ぁいッッ!♡♡ しぬッ♡♡♡ しぬしぬ! ひぬぅぉイッギュイッギュ!! イッッッグ♡♡♡ ぉ♡ ぉ♡ っのほぉん♡♡ まらいぎゅッッ♡♡ ふっほぉ゛~~~~~ッ♡♡♡」

 

 1本でもきつかったものを、大人の男の指2本で更にこじ開けられ、幼い膣内を好き勝手にほじくりまわされるネラ。まだ奥まで弄ってはいないが、それでも好いた雄の愛撫に頭がぶっ飛んでいるらしく舌が口内に戻る気配もなく涎を垂れ流し、全身を紅潮させて痙攣しがら延々とイキ潮を噴き上げ続けている。

 

「ぁぎゅっ!♡♡ ふっひょ♡♡ ぉォ゛~~~~~~っ♡♡♡ ぅっ♡ きゅ♡ ひへっ♡ ぅぅっ♡♡ ほっへぇっ♡♡♡ ぷぎゅ♡♡ ふっふっ♡ んぉイッグ♡♡ イッッギ♡♡♡ ンフーーーーーッ♡♡♡」

 

 絶頂し過ぎて流石に堪えられなくなったのか、しがみつくため必死に俺の首に回していた両手が離れ、ぽすんとベッドに倒れ込んでしまったネラ。

 女神も裸足で逃げだしそうな愛くるしい童顔はそれはもう酷い有様であり、放り出されたもちすべの両脚は情けなく開ききり、イった余韻でまたイっては腰を中空に突き上げてはヘコらせ、雪崩のような快楽を逃がすためにカックカク♡ の無様な腰振りダンスを披露してくれる。

 

「ふいっ♡ ひっ♡ へひっ♡ ひっぐ♡♡ ぅぁ゛ーーーー♡♡♡ ぃっきゅ♡♡ ふっほぉ♡♡ ぁいっくイっ――ぎゅぅ゛!? ふっごぉ?!♡♡♡」

 

 まるで誘うように腰をカクつかせ、惜しげもなくぴっちり閉じた幼まんこ。身体は未成熟でありながら雄を誘う色香は十分すぎるほどに漂わせ、あまりの濃密さに湯気すら可視化できそうなそれに魅せられ、腰を掴んでむしゃぶりつく。

 

「おォ゛っ??♡♡ ?♡ やっ♡ なん♡♡ ふみゅっ!♡ ぅやあぁぁっ♡♡」

 

 これまで味わったことのない、ネラの唾液かそれ以上に乳臭くて甘ったるい蜜を啜り上げる。不快な臭いなど欠片もなく、それどころか品の良い香水か芳香剤もかくやといった香りが鼻腔をくすぐり、大脳辺縁系の嗅球に達し極上だと断じて肺を満たしていく。

 

「あぁっ?!♡♡ ぁぃっ♡ あ、主様! そ、そんなとこおぉォ゛っ?♡♡♡ りゃめ!♡ らめらめぇ!! きたな♡ 汚いですからぁ♡♡ ほんとに――っふおぉォ゛ッ!?♡♡♡ にゃんれぇ?♡♡ 食べちゃりゃめ♡♡♡ あォ゛っ?♡♡♡ のぉっぎゅ♡♡♡ ふっぐぎぃぃっ♡♡♡」

 

 ネラが信じられないものを見るかのようにその大きな瞳を開いて俺を見る。いやいや頭を振って押しのけようとしてくるが、その実全く力が入っていない。そんな抵抗など一切構わず、搗きたての餅のような口触りの土手を咥え込み、舌で割れ目をなぞり、クリトリスを転がして瑞々しい果実のようなそれを貪っていく。

 

「おっぎゅぅォ゛っ!?♡♡♡ らめ! やだぁっ!♡ なんれ♡ ある♡ あるじしゃまぁ♡♡ やだやだぁ!! くっほぉォ゛っ??♡♡♡ ほんとにたべてるぅ♡♡ うっぉ無理♡♡ 無理ムリむーり♡♡♡ もう我慢むりぃ!♡♡ でりゅっ♡ お潮でひゃぁ♡♡ ふっぎゅぉ♡♡♡ ぎひぃ!♡ ぁっきゅ♡ ぁぅ♡ ぁぅじしゃまぁ♡♡ ほんろにやめへぇ♡♡♡ マーキングしちゃう♡♡ あるじさまのお顔にぃ♡♡♡」

 

 珍しく駄々をこねてはいるが、生まれて初めてであろうクンニリングスの破壊力は絶大なようで、嫌とか無理とかほざいているが全く説得力がない。

 それでも主である俺の顔に潮をぶっかけるのは流石に憚られるのか、もう本当に可愛い顔が台無しな酷い面で歯を食いしばって耐えているのは感心する。ほんのちょっとだが。……確かに顔にはまだないが、それ以外は最早引っかけられていない所を探す方が困難なレベルだぞ何を今更。

 なんて思ってたら最後にとんでもないこと言い出したので流石にビビる。こいつ潮かけるのをマーキングだと思ってんのか。お仕置きだな。

 

「ひーーーっ♡ もっ……ぅ♡♡ ほんろにむ、りぃ…………ぃイ゛゛!?」

 

 幼い体付きに反して随分自己主張の激しい感度過多のクリトリスを噛んだらどうなるかなんて、そりゃあもうゾクゾクするよな。

 

「~~~~~~ッッッ?!?♡♡♡ あ゛っが!?♡♡♡ ふっごお゛ッぎゅっ♡♡♡ ぴっ?♡♡♡ ひゅお♡♡ ――――ぬぉォ゛ッッ!!♡♡♡ んっの?♡♡ ほっぎゅほっぎゃ♡♡♡ あ゛゛ーーーーーっ♡♡♡ ぅぉ゛ォ゛゛ッ♡♡♡♡ ほッ♡♡ ォほッ♡♡ ~~~ッグ!!♡♡ いくいくいくいく!! ぉイッグ♡♡♡ いっぎゅいっぎゅ!!♡♡♡ 死っ♡♡ ひにゅッ!! しにゅぃクい゛ぃ゛っっっぎゅん!!♡♡♡」

 

 ぶっっしゅ!! ぶしッ!♡♡ ぷしッ♡♡ びゅっくびゅっば♡♡ ぶっしゃぶっしょ♡♡ ぴゅく♡ ぷじゅじゅ♡♡ ちょろろろろろ♡♡♡

 あーあーあー……。もう完全にマーキングされたよ。

 俺はネラのものだし、それはいいんだけどな?

 

「おーいネラー? そろそろ挿入れたいんだけど、まだ生きてる?」

「おォ゛っ…………♡♡♡ ぅっォ゛っ……♡♡ ふっぎゅ……♡♡ ふっほ?♡♡ っくぉぉ!?♡♡♡ ぉイッグ♡♡♡ イぃ゛ぃ゛゛ッッっ♡♡♡ のっぉ♡♡ ぅぉ~~~~~♡♡♡」

 

 …………ほんとに死ぬかもしれんな。

 まあ挿入れるんですけどね。えぇ。

 

 






あ た り ま え だ よ な ぁ ?
りゅうじんおーさまのあしたはどっちだ!!
いつまで引き延ばしてんだよいい加減にしろ(全ギレ)

狂はいっぱい書いたよたくさん褒めて♡(マジキチスマイル)



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#17 ネラ 6



俺今日気付いたんすよ。最近書いた話ってなんか単調で書いてても読み返しても面白くねぇなって。なんでかって?

頭 の 悪 い 淫 語 が 足 ら な い ん だ よ ぉ 全 然 ! !(全ギレ)

なぁにお上品ぶってたんですかねぇボクは……そら伸びないのは当たり前だよなぁ?(マジキチスマイル)




 

 

「ぅっきゅ♡ ォ゛っ! ォ゛っ! ふーーーーっ♡ フーーーーーッ♡♡」

「おーいネラー? そろそろ挿入れるぞー?」

「ふぃっ?♡ ほっへ♡ ほっほっ♡♡ んのぉ~~~~っ♡♡♡」

「挿入れるっつってんだろ腰上げろ」

「ひょっほっ!? ぷぎィ゛っ♡ ふっぎょおォ゛゛ッ?♡♡♡」

 

 ぎりゅりゅ♡♡ ぎゅち! ミチミチィ♡♡

 もう何度目か知れない雌イキで脳みそぐっちゃぐちゃ♡ にキマっているであろうネラの卑猥に肥えたクリちんぽを、つまみでも回すかのように気軽に抓り上げ、その感触を楽しむ。

 

「ぅっォ゛ちゅぶれぅっ!!♡♡♡ いぐいぐ!! めすちんぽイグッ!!」

 

 ようやく落ち着き始めていた表情が一瞬で酷いアヘ顔に歪み、顎と腰がバネでも仕込んであるかのように跳ね上がってヘコヘコ♡ カクカク♡ とくっそ情けないマゾ乞い腰振りが再開されてしまう。

 

「おいコラ、そんなに腰揺すってちゃ挿入れらんねーだろ」

「ふおぉ!! ふんぎゅぉ♡ じゃ、じゃあやめへ!♡ お豆ちゅまみゅの禁止!!♡♡ 腰ヘコとめるの無理ッ♡ むーーっり♡♡ にょおぉ!?」

「はあ……。じゃあちゃんと支えてろよ」

「は、はひ♡ 支えましゅ♡ しゃしゃえましゅかりゃ抓るのダメ!! めすちんぽ虐め反対っ!♡ おっおイッグ♡♡♡ ほぎゃぎゃ♡♡♡ うぅ~~~~~っ♡♡♡」

 

 もうどうしようもない雑魚雌っぷりを発揮するネラの突起を捻じり潰しながら放してやる。派手にマゾ潮をぶっびょ♡ と噴出させ、生まれたての小鹿みたく全身をビクつかせながら、180度開陳された下品なガニ股ちん媚びポーズをなんとか維持しようとする。

 

「ぅっ……ひ♡ ぁぇぇ……♡ ぅっぉきっちゅ……♡ このカッコきちゅいぃ♡♡」

「よっこいせ」

「ほっへぇ?♡」

 

 背に回した両手でカクつく腰を必死に支え、雌の弱点を晒し続けるという被虐にマゾ性癖を刺激されまくるネラのイカ腹に、でっぷり太った肉竿を乗せ、たおやかな感触を楽しむ。

 腹の脂肪を突き抜ける熱で子宮を撫でられ、あまりに長大な雄の象徴に目を見開いて涎を飲み込むザコメスは、「ほっ♡ ほっ♡」と言葉にならない渇望の吐息を吐き出し、生意気にも腹をグイグイと押し上げてくる。ぶっ濃い精液が猛って渦巻く金玉袋におまんこを擦り付けてくる様が、1匹の雌を征服しているという高揚を否応なく感じさせてくれる。

 散々に虐め弄ばれた結果、幼い蜜壷は白濁に粘ついた本気汁がとろっとろ♡ に溢れ続け、ちんぽの付け根と睾丸はあっという間にネラの分泌液でぬらぬらにコーティングされてしまった。

 

「凄いなネラ。これぶち込んだら心臓まで届くんじゃないか?」

「ぉォ゛っ?♡♡ は、はひ♡ 届きましゅ♡ 主様のデカマラ♡♡ おちんぽ様♡♡ 子宮ごとブチ抜かれてネラ死んじゃいましゅ♡♡」

「だよな。じゃあやめとくか」

「えっえっ!? ぁ、ゃっ♡ だ、大丈夫です♡♡ ネラ竜人族ですから♡ 簡単には死なないんです♡♡ ねっねっ?♡ 主様♡ 主様っ♡♡ 犯して♡♡ 気にせずおまんこ犯してください♡♡」

「じゃあなんで嘘つくんだよ」

「ほぉっぎゅっ♡♡♡ しゅみましぇ♡♡ お゛っお゛っお゛っ!! クリちゃんごりゅごりゅやべへっ!! おまんこ削れりゅッ♡♡ ぅぉォ゛っ♡♡♡ ビビっでましゅ!! こんにゃのじぇんぶ入んない! デカ雄ちんぽ凄すぎるのぉ♡♡♡」

 

 イキ過ぎて頭がバグりっぱなしのネラはもう言ってることが滅茶苦茶だ。なのに身体はちんぽに媚びまくって爪先立ちのヘコヘコ♡ まんずりが止むことはなく、その滑稽さにこっちまで頭がおかしくなってくる。

 

「俺は別にネラじゃなくても良いんだぞ。ゴルトでも四元竜の皆でも、なんだったら召使の人たちでも良い」

「あっや! ヤダヤダ! ご、ごめんなさい主様♡ 肉人形のくせに逆らってすみません♡♡ お願いします♡ おちんぽ挿入れてぇ♡♡♡」

 

 俺の言葉に駄々っ子のように首を振り、へらへら笑って腰を突き上げ、必死におまんこアピールするネラ。

 

「もっと品なく媚びろ」

「ひぐぅ…………♡♡」

 

 それでも足りないと突き放される宣告にすら悦ぶクソザコドラゴンは、ぷじゅっ♡♡ と潮を吐き出すと、その立派な尻尾と羽を使って器用に身体を支え、小さな手でぷるぷる震えながら未成熟まんこをくぱぁ♡ と開き、ニタァ♡ とニヤけて媚びついてきた。

 

「あ、主様♡ 発情しきって子宮も降り切ったクソザコマンコの分際でお手を煩わせてしまい申し訳ございません♡♡ もう膣内はぐっずぐずのとろっとろ♡♡ 狭くて浅くて窮屈かもしれませんが♡♡ 主様のつよつよおちんぽで遠慮なくどつきまわしてください♡♡ 主様専用苗床いっぱい掘って耕して♡♡ 犯していただけたら嬉しくてすぐに卵プチュっちゃいます♡♡ とっくに卵巣は準備万端♡♡ クソザコ卵子をつよつよおせーし様で輪姦して♡♡ よわよわおまんこ孕ませて♡♡♡ 主様の大事なお子種汁でぇ♡♡♡ ネラの赤ちゃん袋たっぷたぷにしてぇ♡♡♡♡」

 

 クチュ…………ぬりゅ、みちゅ。

 

「おォっ?」

 

 ミヂッ! めりゅっ! むりゅりゅりゅりゅ♡♡

 

「ふごっ!! ほんっぎゅ♡」

 

 ぬっちゅ♡ のっちゅッ♡♡

 

「ほぉ゛ォ゛~~~~~~…………っ♡♡♡」

 

 とっちゅ♡ ………………ぬ゛ぢゅぢゅぢゅんッ゛゛!!!♡♡♡♡♡

 

「ーーーーーーーッ゛ゥ゛っオ゛゛ォ゛ッ゛ッ゛゛?!?♡♡♡♡♡♡」

 

 みっぢゅ♡♡ ぶっちゅ♡♡♡ ぐちゅぎゅちゅぐっちゅうぅ…………♡♡♡♡

 

「ゥっぐぉ……??♡ っぴぎゅ!! ぉ゛っ゛ィ゛ほっぎゃほっぎゃ!?♡♡ のぉ♡♡♡ ぬっほ♡♡ ~~~~ッッギュ!! ィっギュッィっギュッ!!!♡♡♡♡」

 

 明らかにオーバーサイズのそれを、ネラのおまんこは悲鳴をあげながらもじゅっるじゅる♡ に舐り上げながら呑み込んでいった。

 異常にエラ張った雁首に膣壁の肉粒をぞりゅぞりゅ♡ とめくり上げられ、呆気なく到達されたグズグズの子宮口は、鈴口にぬちゅ♡ とキスされた途端に陥落して押し潰され、内蔵器すら押しのけられて道を開いた結果先端は鳩尾にまで届き、幼いイカ腹には蹂躙の証がくっきりと浮かび上がってしまっていた。

 

「がっ……っは…………!」

 

 挿入しただけで脳天を貫かれる快感に余裕でイかされそうになって動きを止めざるを得なくなる。ミミズ千匹だのイソギンチャクだの言う名器ってのは、正にこの肉壷の為にある言葉に違いない。

 

「フーーーーーッッ!! ンフーーーーーッッッ゛゛!!!♡♡♡」

「うっお……! これ…………!!」

 

 が、そんな表現など生易しいにも程があるということをすぐに思い知らされた。

 

「ふォ゛っ♡♡♡ おぉっぎゅ!! ちんぽ! ちんぽぉ!♡ っォ゛ッしゅっご♡♡ おっおっおっオッ゛゛!! びっだり!♡ おぢんぼびっだりはまっでゅッ!! ッ゛ぉン゛イギュイギュっっ!!!♡♡♡」

「ネラ……! おま……待っ…………!」

「ほぎょぉォ゛~~~~~っ♡♡♡ おまんこけじゅれりゅッ! かたぢがわっでぇっへえ♡♡♡」

 

 膣内にみっちり詰まった肉ヒダが、僅かに時間を置いただけでちんぽに馴染み始めて絡みついてくる。ウネウネグネグネと蠢き舐り回して中身を最適化していくかのようで、あっという間に限界を迎えさせられた。

 

「がっぁ……! も、射精るっ!! おおっ!?」

「ふっごぉ??♡♡♡ にげひゃりゃめぇ♡♡♡」

 

 異常にハメ心地の良すぎる肉便器と、グツグツに煮え滾った固形物かと疑うような精液が尿道を飛び出していく地獄のような快楽に抗せず、無意識に腰を引こうとしてしまう。

 が、小さな脚と長い尾でがっしり俺の腰をホールドしてきたネラに引き寄せられ、一層舐り締め付け吸い上げてくる肉壷に引き込まれたちんぽが爆発したかのように吐精を始め、思考が爆ぜて飛び散った。

 

 どぶりゅりゅるるるるッ!! ぼっびゅぼっびゅ!! ごぼぼぼぼっ♡ どっぼどっぼ♡♡ びゅーーーーーッッ♡♡ ぶびゅーーーーーーッ!!! どっくどっくどっぐどっぐ♡♡♡ どりゅりゅりゅりゅん!!♡♡♡♡

 

「お゛゛ーーーーーーッッ!! あっぎゃ!? ふっぎょ??♡♡♡ ぅっォ゛あっちゅっ♡♡ あっちゅあっちゅ♡♡♡ ざーめんあっぢゅ゛!! ~~~~~っイギュ゛゛!!! ぅっォ゛おっもっ♡♡♡ せーし重っ♡♡♡」

「がアぁっ!! ぐっぅ…………! おぉっ…………!!」

「どぼどぼはいっでぐりゅうううぅぅっっ♡♡♡ ほぎゃ♡♡ 死ぬッ!! もう入りゃな……ほげっ♡♡♡ 膨らみゅ……♡♡ おなか破裂しゅぅ♡♡♡ ふっぎいぐいぐ!! イグイグイグイッ゛ッ゛グ♡♡♡ ぅおぉ~~~…………???」

 

 ぴくっ♡ ぷるぷる……♡♡

 

「ぁっゃ……らめ♡ いま出ちゃだめぇ♡ 死ぬ♡ ほんひょに死んじゃう♡♡」

 

 ビグッ! びぐびぐっ…………♡♡

 

「おぉ~~~~~ッ゛゛♡♡♡ りゃめ♡ 排卵しちゃめっ!! 今出たらレイプ♡♡ つよつよせーしにボコボコレイプされちゃうのぉ♡♡♡」

「…………いいからさっさと出せ」

「っぴぎゅ?!☆」

 

 ぐりゅっ♡ こりゅっ♡ ぷっ…………ちゅん♡♡♡

 

「ッ゛ッ゛ゥ゛゛ォ゛~~~~~~ッ゛゛!?!?♡♡♡♡♡ 卵巣おしゃないでぇ!?♡♡♡ ふっぎゃほっぎゃ♡♡♡ ふごぉぉ?!? ぷちゅっだぁ♡♡♡ メス卵♡ クソザコ卵子♡♡ 排卵アクメじまじだぁ♡♡ ォ゛イグっ♡♡♡ いぎゅいぎゅいぎゅ!! ぉイッッッギュン♡♡♡♡」

 

 つんっ♡ つんつん♡

 

「ひゅっ!? ひっひっ♡♡♡」

 

 ぐりゅ! くりゅくりゅこりゅ♡♡

 

「おぉっ?? ま、膜……♡♡ 卵のまくがぁ…………ぅっひ♡♡♡」

 

 ぶりゅ♡ …………………ぶっちゅん♡♡♡

 

「ぁっぇ…………?? ――――ぉォ゛~~~~っ???♡♡♡ は、はいっだ…………♡♡ ぁぅ♡ ぁぅじしゃみゃぁ…………♡♡ じゅせ♡♡♡ うひっ♡ 受精しまひひゃぁ…………えへっ♡ えへへっ♡♡」

「…………」

「ぁ、ぁるじしゃま?♡」

 

 イライラが収まらない。そもそもまだ挿入れただけだぞ。この無自覚クソザコ肉便器が…………徹底的に立場というものをわからせなければならない。

 

「えっ? えっ? あ、主様? なんで腰掴んで……私もう孕ん――――」

 

 ぐどっっっぢゅぢゅん!!!!!

 

「――――ほぎょおおぉぉォォ゛ッ゛゛?!!?」

 

 ぼっぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっぢゅ!!! どちゅっ!♡ ばちゅっ!♡ どちゅっ!♡

 

「オ゛ッオ゛ッオ゛ッオ゛ッ?? ほぎゃ♡♡♡ ふぎゃ♡♡ ほぎゃ♡♡♡」

 

 だしッ!! だしッ! だしッ! ごりゅっぼりゅんッ♡♡ のっちゅのっちゅのっちゅのっちゅ!!!♡♡♡

 

「ほげっ♡♡♡ はぎゅ♡♡♡ ぐっぉぅっォ゛っ♡♡♡ 死ッ!! ぁるっ♡♡ 死ぬ死ぬ死ぬッッ!!!♡♡♡♡」

「そういって死んだやつはいねぇんだよ! 何が挿入れたらすぐプチュるだ? あぁ? さっさと子宮ン中も寄こせネラぁ!!」

「ほぎゃッ!!♡♡♡ 無理ッッ!!♡♡ そんにゃの入んなぁァ゛ッ゛゛!?」

 

 ごちゅッ!! どちゅッ!! ぼちゅのちゅごっっっちゅッッ!!! 

 

「やべッ!♡ やべへぇ!!♡♡ そんなの無理れす♡♡♡ 無理無理むーーりっ♡♡♡ おぎゃ♡♡ ふォ゛っ??♡♡ ほぉぉォ゛っ???♡♡♡」

 

 くぽっ……♡ ちゅぽ♡ かぱぁ…………♡♡

 

「あっぇ!? 嘘……♡ 開いて……♡♡ やっ♡♡ なんれ♡♡♡ わらひの身体がぁ♡♡♡ ふへっ♡♡♡」

「また嘘つきやがったな……?」

「ひっ♡ ち、ちがっ♡♡ ゆるっ♡ おゆるしっ♡♡ ――――ぁ♡♡♡」

 

 ずろろろろろろぉ~~~…………♡♡

 

「――ほぉぉォ゛~~~~っ♡♡ ぬ、抜けりゅ……♡♡ おっおっおっ♡♡ ぉなっが♡♡ おちんぽなっがぁ……♡♡♡ 中身出ぢゃあぁ~~~~――――♡♡」

 

 ………………ぐっドッッ――――ぢゅぼぢゅぢゅんん゛ッ゛ッ゛ッ゛!!!!

 

「ふぉっ…………………???」

 

 ミヂッ……♡ めりゅめりゅ……!♡ ガボっ♡ ぢゅぼぼ…………♡♡

 

「うっぎいぃぃィ゛イ゛イ゛゛ッ゛゛ッ゛゛?!!? ほぎゃぎゃ!!♡♡♡ ぬ゛っ゛ぉお゛ぉォ゛ッ゛゛♡♡♡♡ まっで♡♡♡ やべッ♡♡ やめへぇ!! ごわれりゅ♡♡♡ しぎゅうごわれちゃあぁァ゛~~~~~ッ♡♡♡♡」

「頑丈なんだろ? ならさっさと次の卵出せネラぁ!!」

「ふぎょお゛ォ゛ーーーーーーッッ?!?♡♡♡ しょんなしゅぐむり!! いっぱいプチュったりしにゃいにょぉ♡♡♡ ぉォ゛イグッイグっ♡♡ いっぎゅいっぎゅいっぎゅいっぎゅ!!♡♡♡ ぁぃイ゛゛?! りゃめ!! 卵巣おしゃないで♡♡♡ 大事なとこ♡♡ しょこ乱暴しちゃりゃめにゃのぉ♡♡♡ のぎょぉォ゛オ゛゛っ?!♡♡♡ っ♡♡ ッッ♡♡♡」

 

 ぷっちゅ♡♡♡ ぽちゅちゅっ♡♡♡

 

「ほぎゃ?! ぅぞ♡♡ 出ひゃ♡♡ しゅぐ出ひゃったぁ♡♡♡ しょんにゃぁ♡♡ あるじしゃまにおしゃれたりゃ出ちゃうのぉ……?? よわよわすぎゅ♡♡♡ ネラ♡♡ クソザコしゅぎりゅのぉ♡♡♡♡ えへぇ♡♡♡ ぅっォ゛イグイグッ゛ッ゛゛♡♡♡」

「はなっからわかってただろうがんなことぉ! ぐっ……! ネラッ!! また射精すぞ!!」

「ひっ♡ ひっ♡ しょんな♡ 主様♡ みへくらしゃい♡ ネラのお腹♡♡ 子宮ぅ♡♡♡ ぽっこり膨らんでゅの♡♡♡ もういっぱいなんれひゅ♡♡♡ ぱんぱんなの♡♡ ざーめん出しすぎ!♡ 子宮虐めは断固拒否しましゅ!♡♡♡ ――のっぉガチハメやっば♡♡♡ ぴしゅとんきっっく!♡♡♡ ぃくぃくイグッ!!♡♡♡」

「ぐっぉ締まる……!! 射精るッッ…………!!!」

「ひゅぎぃ!?♡♡♡ にゃんれぇ♡♡ どうしておまんこしめちゃうのぉ?♡♡♡ めっ!♡ 死ぬってば♡♡ ネラほんとに殺されちゃ…………ぅぃおぉ゛ォ゛゛~~~~~っっ♡♡♡ ッンイッギュ!! いっぎゅぃいっぎゅん♡♡♡ いぎゅイくイ゛ッ゛ギュ゛゛ーーーーーーッ゛ッ゛゛!!!♡♡♡♡」

 

 






サブタイは"駆け抜ける嵐"とかの方が良いのでは? 変態は訝しんだ。
にしてもこの主人公優しいのか鬼畜なのか極端過ぎんだろはっきりすんだよあくしろよ。
とりあえずネラちゃんをぐっちょんぐっちょんにできてボクは大満足ですねぇ……(ほっこり)



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#18 お前が言うな



この度は誠に目出度き日にて候云々。




 

 

「私、ママになりました♡」

「」

 

 相変わらず玉座以外座ることを許されない俺の膝上に、もう幸せいっぱいニッコニコな満面の笑みで陣取り、愛おしそうにお腹を撫でさすってぽえりまくっているゆるゆる竜人王様。昨夜あんだけ死ぬ死ぬ言うとったくせに元気やなぁ腹もすっかりへっこんで……。いやまあ俺も大概なんですけどね?

 

「ずるいわお姉さまが一番最初だなんて!! でもまあ、その……と、とりあえず、えっと…………お、おめでとうくらいは言ってあげるわ! 感謝してよねお姉さま!!」

「うん♡ ありがとうゴルト♡」

「ムキー!! なによお姉さまのくせに余裕ぶってムカつくーー!!」

「おめでとうございます、我が王よ。既に祝賀祭の準備を進めておりますゆえ今暫くはご安静になさってください」

「ああ、こんなにめでたいことはない。一体何百年ぶりになるんだ?」

「ええとかれこれ……ひぃ、ふぅ、みぃ……4、500年ぶりくらいですわね。床屋のシエイナが確かそれくらいでしょう」

「そういえばそうだったな。あの時もまあ大騒ぎしたもんだったが」

「凄い。本当に凄いこと。ネラおめでとう。主様素敵。抱いて」

 

 漬物石のゆるキャラと化したネラに食って掛かるゴルトを筆頭に、各々が祝いの言葉を述べる。中には願望駄々洩れなのもいたがとりあえずスルーしとこうそうしよう。

 

「君ら思ったより驚かないんだなぁ……。あと床屋もあるんすね」

「我ら竜人族も、普段の生活は主様の人種の其れとそこまで変わりはありませんよ。多少力があるくらいで」

「絶対多少なんかじゃ済まないんだよなぁ……」

 

 両手を器にポポンっ! っと小さめの炎を20個ほど生み出し、尻尾に羽まで使って器用にお手玉しだしたローゼさん。案外お茶目だなこの人も。

 

「ていうか今の話だと、一番若い竜人族の方でも4、500歳ってことになりません?」

「ん? ああ、そうだね。僕たちは長生きだからあまり気にすることはないんだが――」

「例え1000年生きていようが、人で言えばようやっと10歳を迎えたぐらいのものですわ。わたくし達もまだまだ未熟者にございます、ぁ……ぁる……ぁぅ……ゴニョゴニョ……」

「アカン……種としてスケールが違い過ぎる……。てかクォーツさんどしたんすか」

「ああ、意識しだしたら止まらないアレさ」

「ネフライトさん!?」

「やっぱ小学生じゃねーか……」

 

 ネラと一緒にそれはもうぐっちょんぐっちょんになってからの翌朝。

 ベッドは目も当てられないくらいに酷い有様だしネラはどこにそんなに詰まってんだってくらいに腹が膨れてとんでもないことになってるし気を失うくらい盛っても寝て起きたらまた普通に回復してたマイサン含めて色んな惨状にドン引きした。いやこれマジな。

 途方に暮れて盛大にテンパり、とりあえず誰か呼ぼうなんてアホなことを思いついて寝室を出ようとデカい扉の取っ手を引いて開くと、折れ重なって小山みたいになった召使さん達が雪崩のように崩れ落ちてきて下敷きになった。何を言ってるかわからねーと思うが俺にもわからん。発情しまくった雌臭とか大洪水とかそんなもんじゃ断じて済まねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……。

 それで割と真面目に死にかけてたら駆け付けて来たゴルト+四元竜の皆さんがあっという間に汚れも死屍累々も綺麗にしてしまったのには助かったし驚いた。魔法とはいえいくらなんでも便利すぎんだろ。

 ていうか散らばった精液なんか回収してなかった? 魔法でフヨフヨ集めてたよね? そんなもん何に使う気なんです?

 

「あの……部屋を片してしていただいた時なんですけど……」

「あれは本当に申し訳ございませんでした主様。全ては管理者である私、ローゼフラムの不徳のいたすところでございます」

「あ、いや、そこは全然良いんです死にそうにはなったけd「全くもってこのような体たらくでは方々に示しがつきませんのでどうか主様より直々に罰を与えていただきたく例えば昨晩の王に対する其れのような感じで是非とも何卒この紅炎竜ローゼフラムにもお願いしますそれはもう遠慮なく容赦なく情など欠片も残さず嬲ってなじっていたぶってボッコボコにキメちゃってくださいさあ、さあ!!」

「」

「おいこらローゼ! 抜け駆けはやめようと何度も話しただろうが!」

「そうよそうよ! そもそも次は妹君である私であるべきでしょう!?」

「あの……その……できればわたくしにも温情を賜りたくゴニョゴニョ……」

「主様。イヴ、主様のためならなんでもするよ。ネラみたいに沢山赤ちゃん仕込んで欲しい」

「」

「そなたら少しは落ち着かんか……」

 

 玉座の間できゃんきゃん騒ぎ出し、興奮して例のオーラを纏いだしたクソつよドラゴンズに盛大にビビってたら、ネラが溜め息ついて声をあげてくれた。ひたすら幸せオーラばら撒くだけのポンコツ置物になっちゃった訳ではなかったらしい。

 

「王よ! 貴方はもう主様にあのように愛していただけたからそのように冷静でいられるのです!」

(愛して……? いや、うん、愛してはいるんだけどアレは……ねぇ?)

「そうよそうよ! 私だって主様の……そ、その……あ、赤ちゃんとか欲しいし……」

(可愛いかよ)

「全くだよ! あんなにボッコボコに犯してもらえるなんてもうほんっっっとに羨ま……んんっ! け、けしからんことこの上ないじゃないか!!」

(漏れてる漏れてる)

「わたくしも殿方にあのように組み伏せられて、言葉で殴られ、ひたすらに貪られたいですわ……♡ ああっ! こんなことを願って叶う日が来るだなんて……生きてて良かった……」

(えらいこと望んで泣き出しちゃったよこの人……)

「イヴ、いっぱい卵出せるように頑張るよ。あ、でもネラみたいに虐めて欲しいな。……どうしよう」

(可愛い顔してなんてこと言うのこの子は)

「心配無用じゃ。主様には我ら竜人族、その全てを孕ませていただくのだからな。案ずる必要はない」

(やっぱなんだかんだでネラは王様やってんだよなぁ。クソザコだけど)

 

――――――。

――――。

――。

ん?

 

「確かに、昨日あんだけ出してたのにピンピンしてるんだもの。主様ってほんっとうに凄いのね! ゴルト惚れ直しちゃった……♡」

「えっ」

「なんという……。主様、このローゼフラムの見る目のなさをどうかお許しください」

「えっ」

「素晴らしいよ……。君は僕たち竜人族の英雄だ。歴史に刻まないとね」

「えっ」

「ああっ……主様……あんなにも後光が差して……なんて神々しい……」

「えっ」

「主様。イヴの全てを捧げます。ありがとう。神。尊い」

「えっ。…………えっ?」

 

 え、ちょ、またなんか勝手に盛り上がってらっしゃいません? えぇ……?

 

「あと気になったんじゃがな。何故そなたらが昨夜の情事の内容を知っておるのだ、ん?」

「」

「」

「」

「」

「クォーツの水晶通して見てた。凄かった」

「」

「うーんこの……」

 

 

盗撮中の5大竜の皆さん。

 

『ほわわわ……♡』

『はわわわ……♡』

『うわわわ……♡』

『あわわわ……♡』

『はふ♡ 主様♡ 好き♡』

 

 

「そなたら……もう少し竜人族としての誇りをだな……」

「お姉さまにだけは言われたくない!」

「なんでじゃ?!」

「アヘりすぎです王よ」

「うぐっ!?」

「よく干物にならなかったね」

「あうっ?!」

「それはもう見事な種乞いでしたわ」

「はうっ!!」

「ドスケベ竜人王」

「ひぎぃ!!」

「もうやめたげてよぉ!!」

 

 酷いよ……! こんなのってないよっ……!!

 

「しょうがないもん……皆だって主様に犯されたらああなるもん……ネラ悪くないもん……」

「あーあーあー……」

 

 ほーらまた隅っこでイジイジ始めちゃったよりゅーじんおーさま……。

 

「あの、もうちょっと加減というものをですね――」

『…………』

「アッハイ。私が戦犯でございます」

 

 






今日のおまいうスレはここですか?



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#19 ちんまくてでっかい



なんだろう、ロリ巨乳とか最高に決まってるネタぶち込むのやめてもらっていいですか?
陰茎が苛立つ……!!(南瓜並感)




 

 

「とにかく! 次は私なんだからね! これは絶対!! 妹君権限!!」

『えぇ……』

「……横暴」

 

 結局、今晩の俺の相手はゴルトが権限を濫用して無理矢理丸め込んでしまった。

 

 

――

 

 

 その後の夕食。異世界に来て初めてまともに食べた食事はそれはもう旨いなんてものじゃなかった。ファイヤリザードのヒレ肉ステーキにマンドラゴラと海王エビのサラダ、コカトリスのもも焼きにクリスタルベリーのジェラートなどなど。見たことも聞いたこともないが超豪勢なのが一目でわかるレベルの料理が次々と運ばれてきた。それらをペロリと平らげてしまう銀金四元竜6人に恐れおののきながらもその味に舌鼓を打ち、盛り付けの華やかさも素晴らしいご馳走の数々は絶品の一言。明らかに人間1人では食べきれない分量のそれらはネラやゴルト達に食べてもらったが、存分に腹も膨れて大満足だった。クォーツァイトさんなんかは、「殿方とこんなに楽しく食事ができるなんて……生きてて良かった……」と泣きながらもっしゃもっしゃと喰いまくってた。思ったより涙腺が弱いお嬢様系ドラゴンらしい。……お嬢様とは。

 あと、俺が食べるところを実に心配そうに伺っていた料理と給仕担当の竜人族さん達に、大変美味しかったと礼を述べたらヘブン状態で失神してしまったので申し訳ないことをしたかもしれない。……いやまあ皆幸せそうな顔してぶっ倒れてたのであれで良かったんだろう、うん。もう何も言うまい。

 

 

 そんなこんなで食後、ゴルトに誘われ彼女の寝室にお招きいただいた――んだけど。

 

「――ご、ゴルトの寝室へようこそ! 主様♡」

「あ、あぁ、お邪魔します」

「おじゃましまーす」

「はい、主様♡ 主様はこっちの椅子に座って待っててね♡ ――ねぇちょっと! なんでアンタまでいるのよイヴアール!」

 

 こめかみに青筋浮かべながら俺を立派な椅子に座らせると、いつの間にやらついて来ていたイヴアールに掴みかからんばかりの勢いで一直線に詰め寄り、またきゃんきゃん騒ぎ出した妹君。

 竜人族には男を立派な椅子に座らせないといけない掟でもあるのか……? まあありそうではある。慣れるしかないのね……。

 

「気にしなくていい。私も一緒に孕ませてもらうだけだから安心して」

「できるか! 何勝手なこと言ってんのよ妹君権限って言ったでしょ!」

「そんなの知らない。ゴルトだけズルは良くない」

「ず……! じゃ、じゃあお姉さまはどうなるのよ!」

「ネラは最初に主様を見つけたから良い。それに王様だから」

「私だって妹君なんですけど!?」

「そうだね。……それで?」

「ムキー!!」

 

 そしていつも通りにあっけらかんと言ってのけ、ゴルトの猛抗議もどこ吹く風なイヴアール。相変わらずマイペースなやっちゃなぁ……。

 

 そんな2人を尻目に室内を見回してみるが、なんとも女の子らしいというかなんというか。価値観がさっぱり違うはずの異世界なのに俺がそんな感想を抱いてしまうほど、ゴルトの寝室は可愛らしい内装だった。この世界の愛玩動物だろうか、それらを模した愛くるしいクッションの数々に、パステルカラーを基調にしたカーテンや絨毯、調度品の数々は可愛らしくも品を失うことなく、広大な寝室を明るく彩っている。そして一際デカい天蓋付きのキングサイズベッド。まああれなら3人だろうがその倍だろうが余裕そうではある。何がって? そりゃナニですよ旦那ァ!

 

「主様からもなんとか言ってよぉ!」

「へ? うっおおぉぉ……お、俺?」

 

 喧噪を余所に室内を眺めていたら、いつの間にか俺の胸元に飛び込んできたゴルトが大きなサファイアの瞳に涙をためて見上げて来た。当たり前のように瞬間移動するなほんとに……。

 あとこっちのがまっこと大変で重要なんですけどね? うんやっぱゴルトのおっぱいやっべぇ! でっっっか!! やわっこむにゅむにゅのぽいんぽいんで乳臭い甘ったるさが最高ですよ神!! こんなドスケベロリ巨乳が許されていいんですか? いいですともッ!!!

 

「――んふっ♡ 主様のエッチ♡ やっぱりゴルトのおっぱい好きなんだぁ……♡ ほぉ~らむにゅむにゅぅ~♡♡ んひゅ♡ っ♡ っはぁ♡ ――いひひっ♡」

「うぐ……あ、いや……まあ、多少はね?」

 

 しかし、しかしだ。散々ネラをブチ犯しまくった挙句に即☆妊☆娠させ今更弁解の余地なんざ欠片も残されちゃいないが、俺にはまだ元の世界の常識が幾分か残されている。いやほんと今更なんですけどね? やっぱりこんな2次元にしかいないようなデカ乳むちケツぷにゅロリメスガキでしかも角羽尻尾付の金髪碧眼色白美白超絶美少女とか属性森杉先輩も真っ青なドスケベの権化とは言え、見た目は幼女なんですよ。一応まだちょっと罪悪感沸くよね? ――うんまあそれが背徳感とかいう業の深いアレに直結するからもう救いようがないんだけどSA☆ ちなみにこんだけ年がら年中発情してる動物、他に中々いないらしい。流石は万年発情期ホモサピエンス、繁殖猿なだけはあるぜ……。

 

「……」

「うおぉっ……!?」

「あ、ちょっとイヴ!」

 

 とかなんとか脳内で高速詠唱してたら後頭部にこれまたとんでも柔らかもちもち感触が襲ってきてもうどうしましょうおいちゃん幸せ過ぎて死んじゃう。

 

「わたしのおっぱいも負けてない。主様、気持ち良い? ……んっ♡ ぁっ♡」

「おぉぉ……」

「~~~~っ! わ、わたしだって!」

「うぶっ!? ちょっ……まっ……!」

 

 この世の極楽全部ひっくるめたようなおっぱいサンドを堪能してたら顔真っ赤にしたゴルトが滅茶苦茶おっぱい顔に押し付けてきた。

 いや待ってこれ嬉しいけど息……! 息できなっ……おぼぼぼ!

 

「んんっ! ふっぅ♡ ぁっ♡ ぁんっ♡ 主様どう? ゴルトのおっぱいのほうが気持ち良いでしょっ? んぁっ♡♡ はっ♡ はひゅ♡」

「そんなことない♡ ぁぅっ♡ い、イヴのだって気持ち良いから♡ 主様♡ イヴ、なんでもするよ……♡ 主様のためならなんだってする……♡ んぅ♡」

「――うぅ~~~~っ! わ、わたしだって! 主様のお願いならなんでも……聞いちゃうんだから!」

「……♡ 必死なゴルトかわいい♡ 無理しちゃって♡」

「してない! してないもん! んぁっ♡ んゅぅ♡」

「ちょ……ほん…………し、死ぬ……」

 

 これヤバ……渡っちゃダメな川が……いやでもめっちゃ気持ち良くていい匂いなんだけど酸欠きっっつコレ…………あ、死ぬ。

 

「え? …………あ、あれ?」

「……ゴルト、ヤり過ぎ」

「えっえっ!? ど、どどどどうしようどうしよう?! お兄様が死んじゃう!!」

「大丈夫。こういう時はショック療法って相場が決まってる」

「そ、そっか! わたしの雷で!」

「――――ぁっちょっまっギリギリ大丈夫だったからああぁぁぁっ!?」

 

 

――

 

 

『ごめんなさい』

「ごめんで済めば警察はいらないんだよ?」

「……けいさつ?」

「……?」

「んーそもそも統治機構がないかー」

 

 そりゃまあこんだけ個々が強けりゃ要らんか。竜人族の国で盗み働くとかそれもうアホか自殺志願者でしょ。他の種族がどれだけ強いか知らんけども。

 てかネラの作ったユニ〇ロのTシャツマジですげぇなおっぱい酸欠にもサンダーボルトにも耐えられて回復してくれる素敵仕様ですよ避雷針の罠カード常時発動中かな?

 

「やっぱりお姉さまが編んだんだ……」

「流石ネラ。ゴルトの防御貫通魔法も防いでみせるなんて。凄い」

「え、アレ貫通効果あんの?」

「ゴルトの攻撃は基本的に防御系統の魔法や能力が効かない」

「えへへ~」

「……そんなもんブチ込んだら普通の人間は死ぬんですよ?」

『ごめんなさい』

 

 ちょっと種族の違いってものをわからせてあげる必要がありますねぇ……。いやもうこっちは散々わからされた後なんですけどもね、ええ。

 

「――ゴルト」

「な、なによ……」

「さっき主様のこと、変な呼び方してた」

「ぎくぅっ!!」

「うーんまた古典的な反応を……」

 

 口に出して言うやつ中々おらんやろ……、ほんま愉快やなこの娘ら。実際はめっちゃ年上っぽいけども。まあ人間年齢に換算したら今んとこ俺より皆年下くさいしええんか? ええか。

 

「ナ、ナンノコトカナー?」

『お兄様が死んじゃう!!』

「おいバカヤメロォ!?」

「イヴ、モノマネ上手いんだな……」

「ふんす」

 

 ああー! もうヤダーー!! と顔を隠して転げまわるゴルトと、褒められて思いっきりドヤりまくるイヴアール。どっちもおっぱい暴れまわってえらいことになっとる。

 2人とも可愛いが過ぎません? おいちゃん頭おかしなるでほんま。

 

 

 






やはりおっぱい……! おっぱいはすべてを解決する……!!

Twitter(@hentai16852860)で過去作のちょっとした後日談や思いついたネタを1日1個は投稿してるのでフォローを……フォローしてクレメンス……。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#20 ちんまくてでっかい 2



週一更新になってしまっていてすまない……本当にすまない……。
しかも次の土曜も仕事なんだすまない……社畜で本当にすまない……。
でもお仕事楽しいんだなこれが。




 

 

「いいもん……どうせわたしなんておっぱいくらいしかお姉さまに勝ってるとこないもん……」

「こらイヴアール、妹君拗ねちゃったぞどうすんだこれ」

「大丈夫。いつものことだから」

「えぇ……」

 

 デカいベッドの上にぬいぐるみ抱きかかえて丸まっちゃったゴルト。最早どっちがぬいぐるみなのかわからんくらいに可愛いな。

 しかし慰めようにもベッドの周りが雷の壁みたいなのに完全に包囲されてて近づこうに近づけん。いやほんとコレどうなってんの凄くないこれ? マジで魔法なんでもアリやな……。

 

「ねえゴルト。なんで主様のことお兄様って呼んだの?」

「アンタってほんっっと遠慮ないわよね!?」

「何を今更」

「うぐっ……」

「やっぱつえーわこの娘」

 

 基本的に何に対しても我関せずなところが特に。

 

「……のよ」

「聞こえない」

「うっさいわね! お兄様が欲しかったんだから仕方ないでしょ!!」

「どうして?」

「どうしてって……そんなの、ずっと憧れてたんだもん……」

「かわいい」

「わかる」

「2人してイジめたいわけ?!」

 

 いやもう可愛いに決まってますやんこんなクソザコツンデレくそちょろ金髪ロリ巨乳。イヴアールも中々見る目があるな。

 

「もういい! イヴアールもおに……主様も嫌い!」

「かわいいがすぎる」

「禿同」

「いい加減にしなさいよね!?」

 

 くりくりまんまるなサファイアのお目目に涙をたっぷり浮かべて威嚇してくるゴルトが可愛くて愛くるしくてしょうがない。

 俺とイヴアールは努めて真顔で目を見合わせ頷き合う。やはり同志、言葉は不要か……。

 そうして俺は極めて自然な動きでイヴアールの後ろに回り込み、むにむにの脇を掴んでそのちんまい身体を抱き上げる。

 

「よし、征くぞイヴアール」

「うん」

「え、ちょ、なにし――」

「――壁よどけッ!! 俺がお兄様だぞッッ!!!」

「突破はわたしにまかせろーばりばりー」

「やめてっ!?」

 

 イヴアールを掲げたまま強引に雷の壁を突破していく。

 何やらビリビリバリバリと痛いし辛いしやかましいがそんなことはどうでもいい。

 

「今お兄様が優しく抱き締めてめったくたに可愛がってやるからな覚悟しとけよゴルトォ!!」

「そうだぞ観念しろゴルトぉ」

「流石に怖いんですけど!? てかイヴも普通に突破してくんなー?!」

「雷ごときが土の四元竜たるこの沃震竜に勝てるとでも? 片腹痛いわ」

「やかましいわ!!」

 

 

――

 

 

「ネラの服が無ければ即死だった」

「流石はネラ。私たちの王」

「うぅ~~~~……♡」

 

 所々焼け焦げてプスプスいってた身体も少し経てばこの通り、余裕の回復力だ、(作り手の)格が違いますよ。やはりりゅーじんおーさまは竜人王様だった。

 ていうかマジでネラ特製ユ〇クロ一式チート防具とイヴアールがいなきゃ死んでたと思う。このお2人には加減というモノを覚えていただかないとその内ガチで死んでしまいますねぇ……。

 ま、いっか。今そんなことはどうでもいい。

 

「うゅ♡ ちょ……やめて……♡ おに……主様撫ですぎ……♡」

「ほ~れ素直にならないと一生こうして撫でくり回すぞ~ゴロゴロ~」

「ふぅ♡ はっはっ♡ ぁ、ゃっ♡ も、もぉやめへぇ♡♡」

「ゴルトばっかりズルい。主様、わたしも撫でて、いっぱい褒めて」

「ああ、イヴアールがいなきゃ死んでたよ、ありがとな」

「♡♡ ……んっ♡」

 

 竜の巣かよと言いたくなるような雷の壁を見事突破した俺とイヴアール。

 実際竜の巣であるゴルトのベッド中央に陣取って胡坐をかき、右足にゴルトを、左足にイヴアールを侍らせて存分に2人のもちもちほっぺを堪能し、さらっさらの髪を撫でといてやっている。アカンこれ癖になるわどこもかしこも触り心地が良すぎる。

 口では嫌々言いながらも身体は完全に弛緩しきって俺にされるがままのゴルトと、せっついて求愛してくるイヴアールの顎を転がすようにあやしてやれば、とろん♡ と目にハートを浮かべて吐息が熱を帯び始めた。

 

「いつまで意地張ってるつもりなんだゴルト。んー?」

「うぅ……♡ だって、だってぇ……♡ ――はひゅっ?♡ ふわぁ……♡♡」

 

 沁み一つない綺麗なうなじから首筋に優しく線を引くように触れ敏感な反応を楽しむが、案外しぶとい妹君にどうしたものかと考えていると、イヴアールがじっとこちらを見つめていることに気づく。目を合わせてやれば、いつもの気だるげな瞳に僅かだが不満の色が宿っているようで、途端に悪戯っ子のように目を細めると微かに口角が吊り上がった。

 

「ゴルトがそんなに嫌なら、わたしのお兄様になってもらう」

「……ふえ?」

 

 普段の無表情とは違う、外見相応に子どもっぽい、しかしどこか蠱惑的な笑みは駄々をこねるゴルトに向けられる。そんなイヴアールの言葉に鳩が豆鉄砲を食ったかのように固まり、言葉の意味を理解できず反芻するゴルトを余所に、俺もイヴアールの思惑に乗っかることにした。

 

「そうだな、俺もイヴアールみたいな可愛い妹がいると嬉しいぞ」

「あ、えと……」

「♡♡ わたしも嬉しい♡ イヴのお兄様になってくれるの?」

「ああ、ゴルトはなんだか嫌がってるみたいだしな」

「ち、ちがっ――」

「イヴアール、こっち向け」

「……♡♡ はっ♡ ふっ♡ ん♡」

「ぁ、ゃっ……」

 

 演技なのか、それとも本気なのかさっぱり見当のつかない小麦色の美少女の色香に中てられながら、俺はゴルトを横目に見つつ、イヴアールの顎を掴んで唇を奪う。それにつられて豊満な乳房が胸板に当たって押しのけようとしてくる弾力が堪らない。

 

「んふっ♡ ちゅ♡ ちゅむ♡ ちゅま♡ ふっふっ♡ んれ♡ ちゅっちゅ♡♡ ふぐ♡ はむ♡ んべ♡ れろにゅろ♡♡ れりょれりょれりょれりょりょぉ♡♡♡ ぺろれりょんにゅろぉ~♡♡♡ ちゅ~♡ ぢゅるるるろぉ♡♡ ちゅま♡ ちゅっぱぁ♡♡ ぷはっ……♡♡ んぁ~……♡♡」

「ぁっ……」

 

 困惑するゴルトの目の前で交わすイヴアールとの口づけは情熱的で、とても初めてとは思えないほど巧みに唇を擦り合わせて啄み、長い舌で俺の口内を余すところなく舐り回しては唾液を啜り上げてきた。しかも俺からこそぎ取って口内に溜め込んだそれをゴルトに見せびらかすように、にちゃ♡ くちゃ♡ と口をめいっぱい開いて舌で転がす有様だった。

 

「んぐっ♡ こくっ♡ こくんっ♡ ……けぷっ♡ ――お兄様のよだれ♡ おいし……♡♡」

「~~~~っ!」

 

 終いにはゴルトの顔の真ん前で俺の唾液を飲み干し、わざとらしく嚥下音すら立てて、可愛らしいげっぷまで響かせて煽り散らかした。

 澄ました顔してなんちゅうエロガキやコイツ……。

 

「い、イヴアールゥ……!」

「ゴルト、欲しいモノは力ずくで奪わなきゃダメ」

「……わかってるわよ!」

 

 そんな同族の舐め腐った態度にいくらなんでも頭に来たのか、さっきまでのしおらしさが一変してス〇パ〇サイヤ人めいた金ぴかオーラをバッチバチに放ちまくるゴルト。怖いしなんか痛いです。

 

「わたしだって負けない……! ――んむっ!」

「うぉっ……」

 

 あまりの強者オーラにビビってたら今にも泣き出しそうな顔のゴルトが俺の首に小さな手を回し、一瞬泳いだ目をぎゅっと瞑って、小さく瑞々しい唇を押し付けて来た。ついでに俺とゴルトの身体に挟まれ潰されぐっにゅぐにゅ♡ に形を変えるおっぱいがまさに至福の感触である。ロリぷにゅおっぱい最高ですよ神。

 

「んっ! ちゅ……♡ ――んんっ!? ふむっ! んれ……? ぁぅ……。んっ! んーーっ!! ――ひぐっ、ふぐっ……ぐすっ。なんでよぉ……こんなんじゃ嫌われちゃう…………」

 

 イヴアールと違って気が空回りしているのか単純に下手なだけか、満足にバードキスもできず、ディープキスをしようにも歯が当たってしまい上手くいかないご様子。ついにはポロポロと大粒の涙を零して泣き出してしまった。

 流石は姉妹、こんなところまで似ているとは……。だが可愛いから許す。当たり前だよなぁ?

 

「あー……ゴルト。悪かった、意地悪しすぎたな」

「ひっ……ひぐっ……。ゴルトのこと、嫌いになったの……?」

「そんなわけあるか。可愛いからつい意地悪しただけだよ、ごめんな」

「……ほんと?」

「ほんとほんと」

「じゃ、じゃあ……ゴルトも…………お、お兄様って、呼んでいい……?」

「ああ、もちろん」

 

 泣きじゃくっていたのが安心したのか、俺の胸元に顔を押し付けてぐりぐりしてくる妹君。まるで天使のような義妹の頭を撫でてやると、嬉しそうに羽がぴょんぴょん跳ね回り、美しい純白の尻尾が俺の胴に巻き付いてきた。仕返しなのか正直ちょっと苦しいんですがそれは……。ち、力入れすぎじゃありませんかねぇ? ――ぐぇっ。

 

「良かったね、ゴルト」

「……ほんっと性悪ねこの土トカゲは」

「今更今更」

「ふんっ」

「ちょ……ゴルト、尻尾苦し……」

「お兄様もこれぐらい我慢して」

「わ、悪かったって……ぐっほ!?」

「これはお仕置きなんだから。いっひひ♡」

「ずるい。わたしもひっつく」

「ちょ、まっ……う、おぉ……?」

 

 巻き付く尻尾が2本に増えてしかもそれが絶妙な力加減で締め上げられたり緩められたりで変な性癖目覚めそう。しかも前はゴルトのふわふわやわらかマシュマロおっぱい、後ろはイヴアールのむちむち弾力ゴムまりおっぱいの爆乳サンドイッチ状態。

 なんやこれここが天国か。でもなんか足んねぇよなぁ?

 

「んっ♡ 主様、気付いた……?♡」

「わたしとイヴはね、乳首が引っ込んじゃってるんだぁ……♡」

「……は?」

「だからぁ♡♡」

「誰かにほじくってもらわないと……♡♡」

「恥ずかしがって出て来れないんだよぉ♡♡ ね、お兄様……?♡」

 

 






ロリ巨乳ってだけでもアレやのに更に追加で陥没乳首とか業が深すぎて草。

Twitter(@hentai16852860)もよろしくオナシャス!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#21 ちんまくてでっかい 3



イヴアールの肌の色の表現は褐色じゃなくて小麦色だった……。
アホですまない……本当にすまない……。




 

 

「わたしも主様じゃなくて別の呼び方が良い」

「えぇ……」

「今そういう流れじゃなかったでしょ……」

「ゴルトだけ特別なんてずるい」

 

 あ、そういう問題?

 

「特別……――ふふん! そりゃまあ? わたしは妹君なんだから特別なのは当たり前よね!」

「そんなに特別なこと……だったな、うん」

 

 ゴルトにとってはまさしくそうだろう。

 そもそもこの世界では元の世界の一般的な成人男性であれば特別なんてもんじゃないレベルの希少性が発揮されるわけだから無論そうなる。――きっと、多分、Maybe.

 

「――うん。やっぱりご主人様が良い」

「主様と何が違うってのよ……」

「こっちの方が飼われてる感があって良い」

「えぇ……」

「Oh..」

 

 沃震竜様さぁ……。

 

「主様の世界にもドラゴンはいた?」

「んぁ? あぁ、空想上の生き物としてだけどな」

「空想上……」

「え、ドラゴンいないの!?」

「イナイヨーイナイヨー」

 

 いてたまるかこんなクソ強とんでもチート生物。世界のバランスおかしなるで。あの米軍ですらこの竜人族×1万相手にしたら勝てるか相当怪しいぞ。

 

 Q.死者の蘇生すら可能な生物()相手に現代兵器は通用すると思いますか?

 A.なんか無理そう。

 Q.では核の炎での滅却ならばいかがですか?

 A.ハリウ〇ド映画の見過ぎですねクォレハ……。

 

「――じゃあトカゲは?」

「んぇぁ? ――あぁ、いるよ。爬虫類って元の世界じゃ分類されてる。ヤモリとか可愛いよな」

「可愛い……」

「えへへ……」

「なんでそこで喜んでるんですかねぇ……」

 

 君らはどう間違っても爬虫類なんてカテゴリーには収まりきらないんですがそれは……。というか比べるのもおこがましいレベルの上位種様だろ。

 でもまあ本当に今更なんだけど、竜人族の皆さんの眼球は爬虫類のそれっぽい見た目をしている。ゴルトもイヴもそうだが、そのくりっくりで愛らしい瞳はヤモリのそれに似てるかと言われれば……うん、まあ似ている、のか……?

 何はともあれヤモリは普通に可愛い。風呂場の明かりに吸い寄せられて集まった虫をハントするヤモリを窓越しに眺めるとか田舎の夏じゃよくある話だ。触るのは流石に勇気がいるけども。

 

「やっぱり私はご主人様が良い。そう呼んでも平気?」

「――うん、いや、まあ……今更かぁ……」

「ご主人様はトカゲと多分同種のはちゅうるい? であるやもり? が可愛いって言った。つまり、わたしたちと似た種を愛玩用として飼うような価値観も持ち合わせてる。違う?」

「……色々言いたいことはあるけど、爬虫類をペットにする人間は確かにいるな」

 

 あまりに価値観が違い過ぎてふざけてるように思いがちだけど、やっぱ知能も相当高いんだよな、竜人族。普通に考えて人類より頭良さそう。ますます米軍、というか人類に勝ち目無いな……。

 ――そんな訳だからね、君らと爬虫類を同種扱いするのはどう考えても無理だっての。恐竜なんかよりよっぽどおっかないんだからな。……あれ、恐竜って今は鳥類として考えられてるんだっけ? ああもう頭がこんがらがってきたぞ。

 

「……お兄様の世界の人間って凄いのね。私達竜人族の容姿を好ましく思ってくれるだけじゃなくて、ファイヤリザードとかフレアワイヴァーンなんかもペットにしてるってことでしょ?」

「――ん?」

「その通り。やっぱりご主人様は凄い。好き。だからイヴも飼って」

「――んん??」

 

 なんかまた変な方向に話が飛躍してません? この世界のトカゲってもしかしなくてもヤバい奴しかいないのでは?

 あと飼うって本気で言ってんすかこの沃震竜様は。

 ……イヴアールのことだから本気なんだろうなぁ。

 

「あのねイヴアール……飼ってもらうってアンタ、いくらなんでもペットじゃないんだから――」

「ペットが良い」

「えっ」

「うーんこの――」

「その方が、ご主人様はたくさん可愛がってくれそうだから……♡♡」

 

 イヴアールが放ったその意味するところに、俺とゴルトは一瞬言葉を失ってしまった。

 

「え……えぇっ!?」

「…………」

「……♡♡ ご主人様……♡ 最強種の一角と呼ばれる竜人族、その上位に位置するこの沃震竜イヴアールを、飼い慣らしてはいただけませんか……?♡♡」

 

 いっそ底冷えしそうなくらいに蠱惑的で、どこか挑発するかのような瞳と声音。胸の内を見透かされているような寒気と、どうなるかわかったうえで誘うように媚びる圧倒的強者の姿。そして、匂いをマーキングするかのように俺にしな垂れかかってくる彼女の情欲に火照った柔らかな恵体――。

 全てがまるで濃密な媚薬のごとく、俺の全身に流れる血を一瞬で沸騰させ、倫理やら理性やらを吹き飛ばされた。

 

 

――

 

 

「ふぐっ♡ ぅぉっ……?♡♡ ぁぃっ!♡ ほっ♡ ほっ♡ おぉ~~~~~♡♡♡」

「はっひゅ♡ んむっ♡♡ ……?♡ ちゅま♡ んちゅ♡ ふーーっ♡ ンフーーーーーッッ♡♡♡ ぉっ♡ ぉっ♡ ちゅむ♡ ちゅば♡ おに♡♡ お兄様ぁ♡♡♡ ちゅっぱちゅっぱ♡ ちゅぶ♡ ぴちゃりゅろれりょ♡♡ ちゅっちゅ♡ れろれりょべろれれぇ~~~♡♡♡」

「……んっ。――んぃっ?!♡♡ ふっぎ!♡ おォ゛っ♡♡ のほぉ♡♡♡」

 

 右手でゴルトの嫋(たお)やかな長い乳房を、左手でイヴアールの弾力豊かな爆乳を無造作に弄びながら、ゴルトの唇を貪り、甘い蜜のような唾液が溢れる口内を舌で舐め回してやる。

 座高も低い妹君は必死に顎を反らし、俺を迎えられるよう愛らしい顔を差し出してくる。胴に巻き付いていた純白の美しい尾は、初めての深い口づけに圧倒されて力なくへたり込んでしまっていた。

 対照的に、豊かな土壌のように優しい土色の尾が、控えめだが不満気に俺の左手に巻き付いてくる。

 

「ふっぎゅ♡♡ ご主人様……♡ おっぱい潰れちゃ……ひぎぃ?!♡♡♡ ぁぃっ♡♡ ぅっォ゛っ♡♡♡ あ゛ーーーー♡♡♡」

「……ふー。ペットのくせにご主人様に口答えするのか? ゴルトももっと舌使え」

「ぁっ♡ やっ♡ ごめんなさいお兄様♡♡ する!♡ ちゃんとするからちゅう♡ もっとちゅーしてぇ♡♡ はぶっ? んんっ♡♡ ぁは♡ ちゅまっちゅま♡♡ べろべろれろれろぉ♡♡♡ ちゅーぱちゅーーっぱぁ♡♡♡ ぉォ゛いぐっ!♡♡ いっきゅいっきゅ♡♡♡」

「ふぎっ!?♡♡ ぉォ゛っ?♡♡ ご、ごめんなさい!♡ イヴはだめなペットですっ♡♡ はぎゅ?!♡♡♡ ォ゛っなんれ♡♡ 力ちゅよ♡♡♡ ひっひっ♡♡ ふごぉ♡♡♡ いぃ゛~~~~♡♡♡ ――っぐ♡♡ イッギュ!!♡♡♡」

 

 ぶしっ♡ ぷしゃっぷしゃっ! ぶしゅっ♡ ぴゅっぴゅ♡ ぶしっぶしッ!!♡♡

 右手の白金竜様は、少し力を籠めるだけでぐにゅ♡ ぎにゅ♡ と卑猥に形を歪める長乳と甘い蜜壷のような口内を。左手の沃震竜様は無造作に鷲掴みにされ、握り潰そうにも跳ねっ返るほどに虐げられる爆乳で、呆気なく潮を噴いてイってしまった。

 2人揃って俺の膝上に落ち着いていた腰が刺激を与えるたびに未知の快楽を逃がそうとくねり、情けなくくいっ♡ くいっ♡ と揺すらせてずり落ちていき、終いには股が開き切って迎え腰のガニ股ちん媚びポーズをとってしまう。顎は完全に反り返って瞳をひん剥き、雄が与えてくれた初めての潮吹きアクメに陶酔しきった顔は発情で崩れ、蛇のように長い二又の舌がだらしなくまろび出て力なく垂れ下がりぴくっ♡ ひくっ♡ と小刻みに跳ねる様が堪らない。

 

「――ぷぁっ♡♡ ……ぉっ♡ ふぎゅ♡ ふっふっ♡ しゅ♡ しゅごかった……♡♡ ぉイッグ♡ ぁぇぇ……♡♡」

「っぎゅ♡ ほぎゅ♡♡ はへぇ♡ ほっひゅ♡ ご主人様……♡ ご主人様ぁ♡♡ ぅっォ゛っ……ぎゅん♡♡」

「ほじくってやるから陥没乳首見せろ」

「ふぎゅ……♡♡ は、はい……♡♡」

「……♡♡ わかりました、ご主人様……♡♡」

 

 初めて雄に嬲られたことによるマゾアクメからようやく戻ってきた2人に語気を強く命令すると、嬉しそうにぷしゃっ♡ とザコ潮を噴いてふらつきながら俺の前で膝立ちになった。

 

「ぅ……♡ や、やっぱり恥ずかしい……お兄様ぁ……♡♡」

「ふっ……ふっ……♡ ぁぅ……♡ こ、こんな気持ち初めて……♡♡」

「……さっさとしろ」

「んぎゅ……♡♡ ――のォ゛っ♡♡♡」

「ご、ごめんなさい……ぉィック♡♡♡」

 

 普段から服とすら呼べんような前張り張ってるだけのドスケベどもが今更何を恥ずかしがっているのかさっぱりわからん。

 苛立ちが言葉に現れ、俺の怒りに軽く触れただけでまたマゾ潮を吐き出してイキ散らかすクソザコ雌ガキに益々抑えが効かなくなってきた。

 

「はー……♡ はー……♡♡ んんっ♡ はふっ……♡ あぁ……取っちゃった……♡♡」

「ふーっ♡ フーーッ♡♡ ……♡ はがすだけでこんなぁ……♡♡ ぉ゛っ♡♡」

 

 普通ならどう足掻いたって勝てない最強種族。その更に上位の2人が、本来虫けらほどにも価値のない俺に対して媚びへつらい、恥ずかしそうに赤面して震えながらも嬉々として従う。

 ネラで慣れたと思っていたがとんでもない。これは麻薬だ。ヤバい薬でもここまで脳みそが震えるような圧倒的快楽は味わえないだろう。

 しかも――、

 

「ゴルト、イヴアール」

「は、はひ♡♡」

「なに……♡♡」

「乳輪デカすぎんだろ、なんだよこのドスケベ性器は」

「ふぎゅぉ!? お兄様っ♡♡ いぎなりさわっじゃぁ♡♡♡ ぅっおォ゛っ?♡♡♡」

「ほっぎゅ?! おっ♡ おっ♡ ――くっほぉ♡♡♡ ひっひっ♡ ぁぇぇっ♡♡」

 

 胸だから比較的大きな布張っつけてるだけだと思ってたら、全部この馬鹿でかい陥没乳首を隠す為だったとは……。どちらも乳輪の真ん中に横に線を引いたようにして乳首が埋まっているようだが、乳房に乳頭だけでなく乳首も相当な大きさがあるようにしか見えないくらいの規模がある。しかも所謂パフィーニップルというやつで、ぷっくりと飛び出るように膨らんだ乳輪が殊更にエロい。

 さらにゴルトはもともと肌が真っ白と言えるレベルの色白で、それに映える綺麗なピンク色。イヴアールは布の部分が日焼けせず跡が綺麗に残っており、焼けて健康的な小麦色とそうでない桜色の乳頭とのコントラストが絶妙で凄まじい破壊力である。

 

「お、お兄様っ♡♡ そんなに撫でないでぇ♡♡♡ んんっ♡♡ いぃ゛~~~~♡♡♡」

「ふぁっ♡ あっ♡ んふっ♡ はっふっ♡ ご主人様……♡♡ 見て……これ……♡♡♡」

 

 俺があまりに2人の胸に夢中になっているからか、少しばかり調子を取り戻したらしいイヴアールが悪戯っぽく、それでいて妖艶な笑みを浮かべてその小さな手を胸に持ってくる。

 

「あっ……イヴアールのばか……!」

「なん――」

 

 それを見たゴルトが焦ったように声を出したが、それもその筈だった。

 

「んんっ……♡♡ ふっぐ……!♡ あっあっ♡ 入っちゃう……ご主人様の目の前でぇ♡♡♡」

 

 あろうことかイヴアールは、両手の指を乳首が埋まっている左右それぞれの乳輪の割れ目にゆっくりと沈みこませていく。しかも2本ずつ。

 

「ぁぁっ……♡ おっほ?♡ ぅぉォ゛っ゛♡♡ これすっご♡♡♡ ご主人様に見てもらいながらするのきもちい♡♡♡ ぉっ♡ ぉっ♡ んのぉ゛~~~~っ♡♡♡」

「~~~~っ♡♡」

 

 蕩け切った顔で長い舌を放り出し、自分の爆乳を自分の指でゆっくりゆっくりと犯す小麦色の人外幼女。最早声にならない悲鳴を上げるゴルトとともに、俺はそんなアブノーマル極まりない卑猥に過ぎる公開オナニーに見入られてしまう。

 そして遂に、イヴアールの小さな指はその4本全てが彼女の胸に収まりきってしまった。

 

「――」

「ふーーーっ♡ ンフーーーーーッ♡♡♡ ……♡♡ ご主人様♡ ゴルトもコレ……♡♡ できるんだよ……♡♡♡」

「ば、ばかっ……♡」

「…………」

「あっ……♡ ゃっ……♡ お兄様の目……♡♡ 怖い♡ 怖いよぉ……♡♡」

「……んっ♡ ね、ご主人様♡♡ わたしとゴルトのおっぱいおまんこ……♡♡♡ いっぱいいいっぱい♡♡ ほじくりまわして……?♡♡♡」

 

 






ここでさらに属性追加ァ!!
いい加減にしろァ!!!

Twitter(@hentai16852860)もよろしくオナシャス!!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#22 ちんまくてでっかい 4



Q.ニプルファックなんて普通は出来る訳ないだろいい加減にしろ。
A.それが人の夢! 人の望み!! 人の業!!!




 

 

「そこに並んで乳差し出せ」

「うぅ……♡♡」

「はい……♡♡」

 

 ゴルトのベッド中央に我が物顔で胡坐をかく俺の目の前に、4つの肉毬が恭しく差し出される。下品と言っても差し支えない程豊かに実った脂肪の塊が、小さな手によって支えられ卑猥に形を崩し、持ち主の熱っぽい吐息とともに眼前で揺れ弾む。

 

「息っ♡ お兄様の息がぁ♡♡ ゃっ♡ オ゛ッ♡♡」

「……♡♡ ふっ♡ へっ♡ おぉ゛~~~~♡♡♡」

 

 ぷじゅっ♡ ぷしゃっ♡

 よっぽど敏感なのか普段から弄り過ぎなのか、まさか息を吹きかけただけで潮吹きアクメを決めるとは思わなかった。この最強種様方は自分でどんだけ開発してきたんだ、なんか腹立ってきたな。

 

「……どんだけクソザコなんだ?」

「ふぎゅ♡♡ ぁぃっ♡ ご、ごめんなさいお兄様ぁ♡♡♡」

「おぉっ♡ いくっ♡♡ イックイック!!♡♡ ぁ~~~♡♡」

 

 バッチイィィッ!!

 

「ぇ……」

「…………???」

「ペットのくせに返事もしない……お仕置きが必要だよな? イヴアール」

 

 ばぢっっ! べちいぃぃッッ!!

 

「~~~~ッッ!?!? ほぎゃ?! ふぎぃ!? うおォ゛ッ゛!?♡♡♡」

 

 ばっぢ!! ぴしゃっ! ばちっ! バヂイイィィィッッ!!

 

「??♡ ?!?♡♡ ――にぎゅッ♡♡ ふっぎぃ♡♡♡ ごめっ♡ ごめんなさいご主人様――おぉっ?! 叩きすぎっ♡ ぉイッグイッグ♡♡ おっぱいぶたれてイグッ♡♡♡」

「誰がイって良いって言った?」

「ふぎゅぉ!?」

 

 パァンッ!! べしっ! ッパアァァンッッ!!

 

「あぎゃっ?! ふんぎゅッ♡♡ もっ許じでっ♡♡ ごべんなざい♡♡♡ イヴのクソザコおっぱい♡♡ 叩かれるたびにイっでましゅ!!♡♡♡ ふぉっ?♡ ぉイック♡ いくいくいく♡♡ イグの我慢無理♡♡♡ むーり♡♡ ~~~っまらィグッ!! お乳虐められていぎゅいぎゅ!! ほおぉ~~~~??♡♡♡」

 

 ぶしっ♡ ぷしゃっ♡ ぴゅっぴゅ♡♡ ぴゅくっぴゅくん♡♡♡

 飼われる側として全くなっていないイヴアールを躾ける為、割と本気で引っ叩いたのだがこのクソマゾペットにとってはご褒美でしかなかったらしい。そもそも人間の力じゃどうあっても傷つけたり出来なさそうではあるが衝撃は通っているらしく、たっぷり肉の詰まった小麦色の乳毬が紅く腫れ、手跡が鮮やかな紅葉の如く無数に残る様がこの上なく征服欲を満たしてくれる。

 

「これじゃお仕置きにならないな。……どうしたゴルト」

「ぇっ♡ ぁっ、あのっ……♡ お、お兄様……♡♡ あのっ♡♡♡」

 

 一方的に甚振られるドM快楽に溺れ、潰れたカエルのようにベッドに沈み込んで腰がカクつきマゾ潮を飛ばすイヴアールを横目に、真っ白な肌を薄い桃色に火照らせた妹君が期待一杯の瞳とともに嫋やかな長乳を差し出してくる。少し視線を落とせば、もじもじと擦り合わせているむっちむち♡ の太ももはしとどに濡れそぼり、動く度に卑猥な粘着音が鼓膜を揺らして煽ってきた。

 

「仲間が嬲られるのを止めるどころか羨ましがってたのか? どうしようもないマゾメスだな、竜人族の妹君は」

「~~~~~♡♡♡」

 

 蔑むような視線にも、見下した声色にすら歓喜に震えるクソザコドラゴンは声にならない喘ぎを発して絶頂を迎えてしまった。

 あまりのドMっぷりに自然と口角が吊り上がるのを感じながら手を振り上げると、にへぇ……♡ と心底嬉しそうに表情が崩れる妹君の柔っこい長乳に、真っ赤な紅葉を咲かせてやった。

 

 

――

 

 

「おぉっ……♡♡ ふっほ♡ ふひっ♡ ひっぃ♡♡ ぁ~~~~~っ♡♡♡」

「ふっきゅ……♡♡ ごめ……ごめんなさいぃ……♡ ぉっおォっ……♡♡♡」

 

 こっちの手が痛くなるまで蹂躙し、2人の乳袋が紅く腫れ上がって散々イキ散らかしても、隠れた乳首はまだ顔を出さない。よほど深く埋まっているのかなんなのか。

 それとは別に、嬲られてさらに膨れ上がった乳輪とその割れ目からはとぷ♡ とぷっ♡ と白い液体が滲み出しており、花の蜜のような甘ったるい香りを辺りに振りまいていた。

 

「……母乳?」

「んんっ……♡♡ あ、あのっ♡ お兄様……♡ こ、これはぁ……♡♡」

「私もゴルトも、ずっと弄ってたら出るようになっちゃった……です♡♡♡」

 

 ゴルトもイヴアールも仰向けで寝転がったまま、小さな手に比してあまりに大きな乳房を両手で掴み寄せ、先端を突き出すように掲げてくる。その際の圧力で陥没部に溜まっていたらしい純白の乳液がごぽっ♡ と音を立てて2人の胸やイカ腹に流れ出て、ただでさえ卑猥なその姿を妖しく彩っていく。

 

「……」

「~~~っ♡♡ ぁ、お兄様っ♡ そのっ♡ このお乳♡♡ 甘くって美味しいって評判なんです♡♡♡ えへっ♡ えへへ♡♡」

「ゴルトのは本当に甘い、美味しい。私のも濃厚で癖になるんだって……♡♡ ご主人様……♡♡ ご主人様にも飲んでみてほし……い…………?」

 

 ――ぐにっ♡ ぶちゅっ♡ ぐにゅちゅ♡♡ 

 

「ぁっ……ぇっ……?」

「――おぉっ? ぅっぎゅ?? ???」

 

 とちゅっ♡ むにっむにゅ♡ ぐみゅっ♡♡ ずぷぷぷぷっ…………。

 

「んのっぉ?! ふぎゃ! ほぎゃッ♡♡ ふほおぉ~~~~~っ???♡♡」

 

 のちゅ……ぐちゃ♡♡ とっっっっっぢゅ゛ん゛゛♡♡♡

 

「ふー……」

「のぎょぉ!?♡ うっぎ?! ひっひっ??♡♡ おォ゛ーーーーーーッッ♡♡♡」

「い、イヴ……イヴのおっぱいが……♡♡ おっぱいにぃ……♡♡」

 

 小柄な、ともすればまだ幼いくらいのイヴアールにのしかかり、巨大と言って差し支えない規格外の代物と化した息子が挿入るか多少気にはなったが、何ら問題なく飲み込んでいったペットの陥没乳首に感動すら覚える。まるで潤滑油のように止めどなく溢れる母乳が絡むように纏わりつき、程好い弾力が揉み解すように締め付けてくる極上の挿入感が、この世のものと思えない快感を尽きることなく与えてきていた。

 

「マゾメスガキが性懲りもなく煽りやがって……。どうだイヴアール、お望み通りほじくってやってるんだぞ?」

「ふぎぃっ♡♡♡ うぎゅォ゛♡♡ ほっぎゃほっぎゃ♡♡♡ おっぱ♡♡ おっぱいがぁ♡♡♡」

「無視するな」

 

 バッヂイィィッッ!!

 

「ほぎょおぉォ゛!? ぅっォ゛っ♡♡♡ やべっ♡ やべへくりゃしゃいごしゅじんひゃま♡♡ 今おっぱいぶっちゃりゃめ!! ゆびっ!! 指でじでもりゃえりゅとおもっでまじだぁ♡♡♡ ほおぉっ?? ぱんぱん止めへっ!♡ ちゅぶれりゅ♡♡ おっぱいまんこいっぱいにゃのぉォ゛ッいぐ!? イッグイッグ!! お乳犯されていぎゅ!! ぃぐいぎゅいっぎゅん♡♡♡♡ あ゛ーーーーっッ♡♡♡」

「……実はイヴアールが一番躾けづらいんじゃないか? なあゴルト」

 

 まるで杭でも打ち込むかのように、小麦色と肌色のコントラストが艶めかしい乳マンコを犯し潰す。かき混ぜられて白濁とした母乳を撒き散らし半狂乱のイヴアールを横目に、大人しくなった妹君に声をかけるがこちらも反応がない。

 

「イヴ……あのイヴがあんな……♡♡ すご……♡♡ おっぱいミチミチいってる……♡♡♡ そ、そんなに気持ち良いの……?♡♡ あんなおっきいの……お胸壊れちゃうよぉ……♡♡♡」

「答えろっつってんだろ」

「――んにぃっ?!」

 

 ぶちゅっ♡ どちゅっどちゅん! ごちゅっ!! ぼりゅりゅん♡♡

 本来胸からしてはいけない音を盛大に立て鳴らし、爆乳がひしゃげるほど押し潰され犯されているイヴアールに釘付けなゴルト。

 こっちもこっちでなっていない妹君は四つん這いで恐る恐るという風に、長大な肉杭で嬲られ放題に「ふぎゃッ♡♡ ほぎゃぎゃ♡♡♡」と無様に鳴く仲間を覗き込んでいたが、何かにつけて煽ってくるメスガキに苛立ちっぱなしの俺に無防備に揺らす長乳を引っ掴まれて間抜けな声を響かせる。

 

「何他人事みたいに眺めてるんだ? 次はゴルトの番なんだぞ」

「ひぎゅっ♡♡ しょ、しょんにゃ……♡♡ む、無理ですお兄様ぁ♡♡♡ ゴルト死んじゃぅ――ぉぎょっ!? ふっきゅ?♡♡ にょおぉッ♡♡ おっぱ♡♡ おっぱいちゅぶれりゅ♡♡♡ 握りすぎ――ぃおっ??♡♡」

「呆けてる暇があったら乳でも差し出してろ。評判なんだろ」

「ふぎょ!? ほひょお♡♡ は、はいぃ……♡ 気の利かないザコメスでしゅみましぇん……♡♡ ――ど、どうぞ♡ ほんとはお兄様に仕込んでもらう赤ちゃんのためのお乳♡♡ たくさん飲んでいただけると嬉しいです……♡♡♡ ――おぉっ?? のおぉ~~~~♡♡♡」

 

 普段は小生意気な顔を耳まで真っ赤にして、母乳が溢れるたっぽたぽ♡ の柔長乳を差し出す妹君に、獣欲が更にいきり立つのを感じながら貪るように吸い付いてやる。

 

「うおォ゛っ??♡♡♡ おに♡ お兄様に吸われでりゅ!!♡♡ おっぱ♡♡ おっぱいじゅるじゅるっでへぇ♡♡♡ ぅっォ゛っすっご♡♡♡ これしゅっご♡♡♡ おっほ?? ほひょおォ゛~~~~~っ♡♡♡」

「おあぁっ!? おぢんぼまらおっぎぐぅ……♡♡♡ も、もぉゆるひへ……♡♡♡ ごひゅ♡♡ ご主人様ぁォ゛いッぐ♡♡♡ まらイギュイギュ♡♡♡ ぃいっ……ッ゛ッ゛グ゛ォ゛ッ゛゛♡♡♡♡ ――ふぎゅ♡♡ 死ぬ……ひぬぅ……♡♡♡」

 

 人間だと大の大人が母乳を飲むのは倫理面からも健康面からも推奨されない――まあ当たり前だが、これは確かに病みつきになりそうなレベルで美味い。匂いの時点でもそうだったが非常に口当たりの良い甘さでずっと飲んでいられる気にさせるくらいだ。ついでに栄養満点でもあるのか、飲めば飲む程腹の底から力が湧いてくるような感覚すらある。

 その勢いのままに、杭打ちピストンでひしゃげ潰していたイヴアールのおっぱいまんこを、今度はオナホールで扱くかのように両手で掴んでごちゅ♡ ごしゅ♡ としごき倒してやる。潰され犯され醜態を晒し、「んぎょほぉ!? ふぎぎ……ぃっ♡♡ ぴゅぎぃ♡♡♡」と無様極まりないオホ声が下から響いてくるが嬉しそうなので気にしない。

 

「ほぎゃぎゃ♡♡♡ まっへ♡♡ やべでぇ♡♡ おっぱいごしゅごしゅ♡♡ ふっほ?? んのぉ~~~~♡♡♡ わ、わらひのおっぱいぃ……♡ ご主人様のォ゛っ?!♡♡ フーーッ♡♡ ンフーーーーーッ♡♡♡ ――お、おちんぽ扱き用のおもちゃにさえでゅ……♡♡ うおォ゛っ?? オ゛ッ♡ オ゛ッ♡ くっほ♡♡」

「まるでオナホだな」

「お、おなほ……?♡」

「オナホールって言うんだ。ぬちゃぬちゃの穴にこうやって雑に突っ込んで遊ぶんだよ」

「んぎょぉ?!」

「ほんぎゅ♡♡♡♡」

 

 もうとっくに実演しまくっていたが、これも説明の為だ。吸い付き舐めしゃぶっていたゴルトのクソでか乳輪の割れ目にいきなり指を2本突っ込み、呆けた間抜け面を晒すイヴアールの雑魚乳オナホに思いっきし杭打ちピストンを叩き込んでやる。

 急な衝撃に2人して顎が跳ね上がり、壊れたブリキのように腰がカックカク♡ に暴れ回ってもう何度目か知れないマゾ潮を噴き出してイキ散らかす様が最高に昂る。

 

「おっぐ♡♡ のぎゃ♡ ひっひっ♡♡ お、おっぱいにはいっでゅぅ……ォ゛っ♡♡♡ ほっへぇ??♡♡ おぉ~~~~♡♡♡」

「ぅっォ゛っ♡♡♡ も……やめへ……♡♡ 乳首ちゅぶれりゅ……なくなっちゃうぅ……♡♡♡ んぎゃぁ!?♡♡♡♡」

「こんな風にな、男がちんぽシゴいて精子扱き捨てて気持ち良くなる為だけの玩具の事だよ。今のゴルトとイヴアールの乳マンコみたいにな」

『~~~~♡♡♡』

 

 ぷじゅっ♡ ぴしゅっぴちゃ♡ ぴゅぷ♡ ぷしっ♡♡

 

「今の話聞いても潮吹いて喜びやがって……。道具扱いされるのがそんなに嬉しいか?」

「ふぐぅ♡♡ ――う、嬉しいでしゅ♡♡♡ ほんとは恥ずかしいけど……こんなのダメだけどぉ♡♡ あ、貴方だから……♡♡ お兄様だからぁ♡♡♡」

「おっ♡ おっ♡ んおぉッ゛……♡♡♡ ――い、イヴ、ペットだから……♡♡ ご主人様の所有物だから……♡♡ それに、こんな一方的だなんて初めてで……興奮する……♡♡♡」

「……」

 

 ゴルトは純粋に俺に弄られるのが気に入ったようだが、イヴアールは少し毛色が違う。

 これまでは、恐らく敵なしと言って良い程のその力で相手をねじ伏せて来たんだろう。ローゼさん達みたいに合コンとか行って凹みまくってた訳でもなさそうだし。そもそもこの子は外交とか交渉事には向いてない気もするし当然かもしれない。ネラ達もその辺はわかっていそうだ。

 

 ――しっかしまあこんだけ乳をぐっちょんぐっちょんにされてアへり散らかしてもまだ煽るようなことを言えるとは……。わかっているのか素でやってるのか最早わからんが、生意気にも誘うような目つきで俺を見遣る沃震竜様には畏敬の念すら抱く。

 ……やっぱりわかっててやってんじゃねーかコイツ。

 

「そうかそうか。玩具にされて興奮するんなら、もっと使ってやんないと……な!!」

「……♡♡♡ ぅっ――ほぎょぉ゛ッ゛゛!?♡♡♡♡」

 

 どちゅ! ぶちゅ♡ ばっちゅばっちゅ!! ぼりゅ♡ ぐどっっぢゅん!!♡♡

 

「ふっぎ?! ぅっォ゛っ♡♡♡ んぎゃっ♡♡ ほぎゃ♡♡♡ ォ゛お゛゛ーーーーーー♡♡♡♡」

「あぁ……♡♡ イヴ……イヴがぁ……♡♡ ――んみぃっ!?」

「魅入ってないで奉仕しろっつってんだろ」

「ふぎゅいぃッ!?♡♡ ごべんなしゃい!! お兄様ごめんなさいぃっ♡♡♡ しゅりゅ!! ちゃんとごほーししましゅかりゃぁ♡♡ おっおっ♡♡ お乳ほじくりゃにゃいでぇ♡♡♡ ふおぉっ!?♡♡♡」

 

 どうにもわかってない妹君にイライラが募りながら、どこもかしこもマシュマロみたいに柔らかモチ肌ゴルトの長乳を引っ掴み、ぷちゅ♡ ぶびゅっ♡ と母乳が噴き出す乳穴へと無造作に指を突っ込む。その深さに感動すら覚えながら押し込んでいくと、固いシコリのようなモノに指先が辿り着いた。

 

「んのぉ~~~~♡♡♡ ひーっ♡ んっひ??♡♡ お、おにいしゃま♡ しょ、しょれぇ……♡♡」

「……どんだけ奥に隠してんだよ」

「んぎょぉ?!♡♡♡」

 

 大人の男の中指と人差し指が全て埋まり切り、ようやく先が触れる位置にあるとか……。

 

「マジでチンコ突っ込むための穴だな」

「ふっぎぎぃ♡♡♡ んおォ゛っ♡♡♡ やめへっ!! お兄様ぁ♡♡ 乳首こねこねしないれへぇ♡♡♡ ほっひょ?? にょおぉ~~~~♡♡♡」

「~~~~おォ゛ッ゛?!?♡♡♡♡ ちゅ、ちゅぶれりゅ……♡♡ ごしゅじんしゃま……体重かけしゅぎ……♡♡♡」

「いいから黙って締めてろ、こうすんだよ」

「ふっごぉ?!♡♡♡♡」

 

 右手はゴルトの乳首をほじくるので忙しいため、ブチ犯してぐっちょぐちょ♡ に白く染め上げられたイヴアールの左胸を、空いた左手でギリギリと鷲掴みにしてやる。

 

「うっぎいぃ?!? ごれりゃめっ♡♡ ぅっォ゛っ??♡♡♡ わ、わかりまじだ♡♡ やるっ!! 自分でやりましゅからおっぱいゆるじでッ♡♡♡ お乳虐めが過ぎましゅ!♡♡ おっぱいごわれぢゃあぁ?!♡♡♡」

「虐めてほしくて煽ったんだろうが」

 

 ギリッ! ミチミヂィっ……♡♡ ベッヂィ!! パアァァンッ!!!

 

「ふぎゃ!?♡♡ ほぎゃぎゃ!!♡♡♡ うっぎぃ……♡♡ しょ、しょうでじだぁ……♡♡♡ ごめんなしゃいご主人様ぁ♡♡ で、でももうぶたないで……♡♡♡ おっぱい叩きしゅぎでしゅ……これ以上はぁ……♡♡ お乳が壊れちゃうので拒否しましゅ……♡♡♡」

「…………あぁ?」

「ひっ♡♡♡」

 

 随分と手前勝手な我が儘を抜かすペットに感情が逆立つ。

 腹癒せにゴルトの乳肉に突っ込んだ指先を返し、その間に大層な大きさを感じる乳首を挟み込んで無遠慮に引っこ抜いた。

 

「――んぎゃぎゃ?!?♡♡♡♡ ぅぉォ゛っ???♡♡♡ オ゛ッ?♡ オ゛ッ?♡ ――ほぎょお゛ぉ゛ォ゛ッ゛ーーーーーーーーーっ゛っ゛!!!!♡♡♡♡♡」

 

 ――ぶりゅりゅんっっ♡♡♡♡

 そんな擬音すら立てたのではないかと疑う程に、規格外に実った長大な乳首が飛び出し外気に晒され、淫猥に過ぎる肉芽の持ち主はその衝撃に耐えられず幼い身体を無茶苦茶に揺らして必死に快感を逃がそうとするが無駄らしく、ブリッジを描くように腰だけ上下に跳ね上げマゾ潮を噴くだけの卑猥なオブジェと化してしまった。

 母乳を撒き散らしながらまろび出てしまった乳首は、その余りの長さと重さに耐えられないのか重力に負けてだらしなく垂れ下がり、そこまで育てた張本人が絶頂で痙攣し腰がヘコつくたびに、ぷるっ♡ ぷるん♡ と跳ね回る始末。

 

「ぁ……あぁっ……♡ ご、ゴルト……♡♡」

 

 先程までとは逆に、今度はイヴアールがゴルトの痴態に圧倒される番となった。俺にのしかかられている為に首だけ動かし、無様に快楽地獄を味わう仲間を見遣るイヴアール。

 

「次はお前の番だなぁ? イヴアール」

「ひっひっ♡♡ やっ……♡♡ いやぁ……♡♡♡」

 

 そんな彼女にまるで宣告の如く告げてやれば、口では嫌がりつつも顔は蕩け切り、嬉しそうに身じろぎして俺から熱に浮かされ続ける視線を外そうとしない。

 そもそも力で敵う筈もないのだから、俺を押し退ける事なんざ造作もないのだ。本来なら――。

 

「とりあえず1発抜いとくか」

「えっ……ぅおオ゛ッ゛?!?」

 

 ごちゅっ! ぶちゅっぶちゅ!! どっちゅどっちゅ♡ のちゅ♡♡ のっちゅん♡♡♡

 

「ふぎぇ?!♡♡ ぐっおォ゛ッ゛♡♡♡ ま、まっで♡♡ はげしっ――ぅぴっ??♡♡♡」

「ゴルトの相手もしながらとは違うからな」

「んおォ゛っ♡♡♡ ふぎっ! ぁぎゅっ゛♡♡」

 

 ぶっちゅ♡♡ ばっちゅばっちゅ!! たっぱたっぽん♡ のちゅっむりゅ♡♡ のっぢゅのっっぢゅん゛♡♡♡

 

「おォ゛゛ーーーーーーーッ゛♡♡♡♡ ぅぉォ゛ッ゛??♡♡♡ ちゅぶれっ♡♡ ご、ごわれぢゃう♡♡♡ おっばいごわれりゅッッ゛♡♡♡ っ゛ぉギッヅ♡♡ ごれギッぢゅいぃっ♡♡♡」

「あー……やばいな。具合良すぎ」

「フーーーーッ♡♡ ンフーーーーーッ♡♡♡ ごっ♡ ほげっ??♡♡ ぉォ゛っ♡♡ ごしゅじんしゃまっ!! まっへ♡♡ どまっで♡♡ じぬっ!! イヴ死んじゃう♡♡♡ んっほぉ~~~~??♡♡♡」

「大丈夫大丈夫。竜人族は頑丈だってわかってるから、な!!」

「しょ、しょんな……♡♡♡ もぉゆるひてぇ……おごぉっ!? まら激しぐッ♡♡♡ ――ぉイッグイッグ♡♡♡ お乳ぶっ壊しゃれでイグッ♡♡♡♡ いぎゅいぎゅいぎゅ!!♡♡♡ んおォ゛っ♡♡♡ ぅォ゛イック♡♡♡ まらイギュッ!! ほっへぇ~~~~♡♡♡♡」

 

 小麦色の生意気爆乳幼女を組み伏せたまま、その乳毬をまるでオナホのように両手で引っ掴んでごっちゅごちゅ♡ に扱きまくる。

 元の世界のそれとは比べ物にならない極上の生乳オナホの使い心地。加えてこれまで我慢していたのも相俟ってか、あっという間に精巣から射精感が込み上げてきた。

 

「っぐ……射精る……」

「あえぇ…………???♡♡♡」

 

 びゅぐっ。どぷっ……どぐっ……♡

 

「おぉ……??♡♡ 膨らん……でてっ……??♡♡♡」

 

 びゅぶっびゅっぐ!! どっぐどっぐ♡ びゅっぐ! びゅばっ♡ ごびゅびゅっ!! びゅるるるるッ♡♡ びゅーーーーーーッッ!!! 

 

「――んのぉっっ!?!?♡♡♡ ぉぁっ?? ぁっぁ……♡ ぁ゛゛ーーーーーっ♡♡♡ あぢゅ??♡♡ あっちゅあっちゅ♡♡♡ おォ゛っ♡♡ ~~~っっ♡♡♡ おっぱいぃ!?♡♡ ぢぐびやげりゅっ♡♡♡ ぅぉォ゛っ♡♡♡ ふぎょおぉっ♡♡♡♡」

「まだ射精るぞ……!」

「ひーーーっ♡♡ らめらめりゃめぇ♡♡♡ もういっぱい!! おっぱいまんこもぉいっばいにゃのぉオォ゛ッ゛?!?♡♡♡ もうぴゅっぴゅりゃめ♡♡ ざーめん禁止しましゅ!!♡♡♡ ぅぉォ゛~~~~~ッッ♡♡♡」

「黙って受け止めてろ」

「ひゅぐぅ…………♡♡♡♡」

 

 びゅぐびゅぐっ!! ぶびっ♡ びゅちゅちゅ!♡ ぶじゅっ! びゅばッ♡♡ ぶりゅりゅりゅりゅ♡♡♡

 

「ぐっひぃ♡♡♡ ォ゛ッ゛♡♡♡ ォ゛ッ゛♡♡♡ イッグ♡♡♡♡ いぐいぐいぐいぐッッ!!! ぉォ゛ーーーーー…………っ♡♡♡ いきゅ……いきゅぅ……♡♡♡ ふっふっ……♡♡ …………ぅっォ゛っ♡♡ も、もぉパンパンれしゅ……♡♡♡♡ おっばいふぐらんじゃっだぁ……♡♡♡ ふへっ♡♡ だ、だいじなざーめん……♡♡ お乳に射精じでも赤ちゃんでぎにゃいのぉ……♡♡♡ ぁぇぇ…………♡♡ ぅォ゛ッ゛♡♡♡♡」

 

 この世界に来てからというもの、俺の射精量は凄まじいものとなっており明らかに人外レベルのそれを多少抑えたつもりだったが、ゴルトの母乳を飲んだからか何なのか、さっぱり抑えられていなかった。

 オナホ扱いされた左胸は大量の精子で蹂躙され膨張してしまっており、ぽっかり空いてしまった乳輪からは、ぶぷっ♡ ぶぴっ♡ と情けない音を立てて粘っこい精液が止めどなく溢れてしまっている。

 

「……お陰でまだまだ元気だが、どうする? ゴルト」

「…………♡♡♡」

 

 いつの間にか回復していたらしい妹君からの、舐めるような熱っぽい視線を浴びつつ問いかける。答えなんざわかっているようなものだ。

 とてもではないがその幼い見た目にそぐわない、快楽に溺れ切った妖艶な笑みをニタァ……♡ と浮かべ、まだ埋まったままの長乳を差し出してくる妹君に対して、俄かに股間の血が騒ぎ出していた。

 

「ふーーーっ♡♡ ンフーーーー……ッ♡♡♡ お、お兄様ぁ……♡♡ お兄様の大事な精子……♡ ぐつぐつザーメン♡♡ 私達竜人族を孕ませる為の大っ切なお子種汁ぅ♡♡♡ このぉ……卑しい欲しがりメスガキお乳マンコ♡♡♡ クソ雑魚ドラゴンオナホールにぃ♡♡♡ どうか無駄打ち♡♡ 扱き捨てオナニーしてくださぁい♡♡♡♡」

 

 






半月くらい更新してなかってマ????
いやホンマすんません、脇腹痛めたり難産だったりで萎えてました。
誤字脱字あったら報告オナシャス、センセンシャル。

Twitter(@hentai16852860)は毎日何かしらネタ投下してるのでフォローよろシコァ!!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#23 ちんまくてでっかい 5



3週間以上更新してなかったってマ????(ジャンピング土下座)
誤字脱字あったらご報告お願いしますァ!!




 

 

「うぎゅおォ゛ッ゛♡♡♡ ふぉっぎゅ??♡♡ ォ゛ッ?♡ お゛っへぇ??♡♡ ――ッ゛ぅ゛ぉ゛ォ゛゛~~~~~っ♡♡♡」

 

 目尻が堕ちきってへらつくゴルトが捧げた長乳にお望み通り肉塊を押し当ててやると、驚くほどすんなりと乳内に吸い込まれていく。

 イヴアールの弾力に富んだそれとはまた違い、ふっわふわでとろっとろな埋没感。柔っこく包み込まれるような心地良さに下半身を支配される感覚で、こっちの腰までふやけてしまいそうだ。

 

「ぐ……」

「うっひ♡♡ あォっ……♡♡ お、お兄様♡ 気持ち良いの……?♡♡ ゴルトのおっぱいぃ♡♡♡ そんなお顔を歪めてぇ……♡♡ ふぉっ♡♡♡」

「あぁ……最高だ、よ!」

「ぅにゅぉッ?!♡♡♡♡」

 

 だぱんっ! ぱじゅん♡ ちゅぼっ♡ ぐぽっ♡♡ ばちゅっばぢゅんっ!!

 生意気にも勝ち誇ったかのようにへらついてくる妹君に対して、腹いせに剛直を奥目掛けてぶち込んでやる。

 

「ふぎゅッ♡♡♡ んぉっ♡♡ ぉォ゛っ♡♡ ぉっ♡ ぉっ♡ ふおぉぉっ??♡♡」

 

 まるで絹のような触り心地の柔乳を弄び、甘ったるい母乳でぐっちゃぐちゃの乳内で暴虐の限りを尽くす。

 

 ばぢゅッ! ぼぢゅっ♡ だっぱたっぱん♡♡ ちゅぼっちゅぼ♡ ぐちゅ♡ ぐりゅりゅん♡♡ ぶっちゅ♡ のっぢゅん♡♡

「ひっぎ♡ ふぎぃ!♡♡ おォ゛ッ゛♡♡♡ ぉぁ~~~~~♡♡♡♡ おっぱい♡ おっぱいがぁ♡♡ ふぎゅぉ!? んにぃ♡♡ おに♡ お兄様ぁ♡♡ しゅごい♡ しゅごいのぉ♡♡ 私でこんな♡ ゴルトでこんなに……興奮してくれてるの♡♡ うれしぃォ゛ッ゛♡♡♡ ほっぎゅ??♡♡ ふっぎゃほっぎゃ♡♡♡ オっぉ死ぬ♡♡♡♡ いぐっ♡♡ いぎしゅぎでしにゅぅ♡♡♡ ひっひっ♡♡ ひゅおォ゛~~~~~ッ゛゛♡♡♡」

「お前見て、興奮しないわけない、だろ……が!」

「ふっぎゅいぃっ?!♡♡♡♡」

 

 当然と言うかなんというか、今までの価値観がまだまだ抜けていないゴルトの言葉に余計に昂りを覚える。

 こんな極上の雌を相手に萎える奴の感覚が全く理解できんし、しようとしても無理だろう。

 足元に佇んで異様な快楽にも必死に耐え、俺がヤりやすいようどうにか胸を支え続けるゴルトの姿はグッとくるものがある。そんな健気さとは裏腹に、非の打ち所がないほどに整った幼い顔立ちは涙やら涎やらでもうぐっちゃぐちゃ。それでも顔の良さは崩れることなく、悦楽の虜ですと誰が見てもわかるほどに蕩けきった表情の妖艶さたるや。

 この妹君、アンバランスに過ぎる。しかしそのギャップが堪らない。

 

「こんの……マゾメスがっ……!」

「んぎゃっ♡♡ ふぎゃぁ!?♡♡♡ はげしっ♡♡ お兄様♡ おにいしゃまぁっォ゛っ♡♡♡ イッグイッグ♡♡ まりゃイキュ♡♡♡ じゅっひょいっへりゅぅ♡♡♡♡ んのぉ~~~~♡♡♡」

 

 濁流のような快感に、真っ白な肌を余すところなく桜色に染め上げて痙攣し、幼い蜜壷からは止めどなくイキ潮を噴き出し続ける。

 小学生と見紛うような低い背と、不釣り合いにも程がある長乳。しかもそれに化け物じみたサイズの剛直を突っ込んでいるのだから頭がバグって仕方がない。

 

「うぐっ……射精る……!」

「ふぉっへぇ…………?♡?♡」

 

 ぐびゅっ!! びゅるっ!! びゅちちっ♡♡ ぶびゅるるるるっ♡♡♡ びゅっぐびゅぐんッ!! びゅちちぃ♡♡ どっぐどっぐ♡♡♡

 

「ぉっ?? ぉォ゛っ?♡♡ ぅぃっぎイぃッ゛♡♡♡ ひっ?♡ ほっへ??♡♡ でへりゅ♡♡ せーし……♡ お兄様のざーめんぅ♡♡」

「がっぁ……! まだ……!」

「んのっほぉ???♡♡♡♡」

 

 びゅっ♡ びゅどっびゅと♡♡ びゅぐっ! どぼ♡ ごぽぽぉ♡♡

 塊のような精液が尿道から飛び出すたびに全身を貫く射精感に鳥肌が立ち、意識が遠くなるほどの快楽に眩暈がする。それでもこの快感を1秒でも長く貪ろうと、殆ど無意識のうちに手が伸びて、ゴルトの長乳オナホを両手で掴んで強引に引き寄せる。

 

「んぎゅお??♡♡♡ ――ぅぉオォ゛ッ゛ッ゛!?♡♡♡♡ まっ♡ まっへ♡♡ やべ♡ やべへくりゃしゃい♡♡♡ おっぱいはなじで!♡♡ お乳破裂しゅりゅ!!♡♡♡ なかでじゃーめんあばれでゅのッッ♡♡♡♡ ――ぅっォ゛っ??♡♡♡ ?!?♡♡ ま、まだでへりゅ……♡♡ とま♡ どまっへぇ……ほひょぉ♡♡ ぅっォ゛キッヅ♡♡♡ おっばいふぐらみゅぅ……のおぉっ♡♡ ふぉっぎゅ♡♡♡ ほひょおォ゛ッ゛ッ゛!!♡♡♡♡」

 

 

――

 

 

「ォ゛っ……♡ ふぎゅ……♡♡ ぅぁ……♡ ひ……ぎ……♡♡ 死にゅ……♡ 死にゅぅ……♡♡ ぉォ゛っ♡♡♡」

「……ヤりすぎた」

 

 片方の乳だけを異様に膨らませ、ひしゃげたカエルみたいな醜態を晒すゴルトを目にした瞬間に我に返った。……うん、なんかこの頃性欲が爆発しすぎて理性がヤバい。

 いや待て。しかしだな、これは仕方がないんだ。周りの異性という異性が揃いも揃って粒ぞろいなんてレベルじゃないくらいに別嬪しかいないのが悪い。しかもひたすら煽るような身体付きしかしてないし格好もドスケベすぎるのがいけないんだ。そうだそうだ!

 俺は悪くねえ! 俺は悪くねえ!!

 

「ご主人様、相変わらず交尾の時は鬼畜」

「うおぉ!?」

 

 なんて1人自問自答()してたらいつの間にやら復活してたイヴアールが俺の背にもたれかかってきてビビった。

 普通に気配消すのやめろつってんだルルォ!? あとおっぱいの存在感が凄いんだよほんとにボインボインですよボインボイン!!

 

「……イヴ、ビックリするから気配消して近づくのやめてくれ」

「やだ」

「なんで!?」

「ご主人様の驚いた顔好き。だからやめない」

「えぇ……」

 

 心臓に悪いんですがそれは……。あと耳元で囁くのもやめろ、まぁたおちんちんイライラしちゃうでしょうが。

 全く尽きる気配のない性欲に恐怖すら感じていると、イヴアールはおもむろにピクピク痙攣中のゴルトに摺り寄り、ジっと俺の精液で膨れた乳を見つめだした。……何してんのこの子は。

 

「……♡ ――ゴルト」

「おぉっ……♡ ――ふぇへぇ??♡♡」

「もらっちゃうね♡♡」

「――??♡ ……ふっぎゅいぃッ?!?」

 

 ぢゅじゅるるるっ♡♡ ちゅばっちゅぼ♡ ずろろろろぉ♡♡ ごくっごきゅっ!♡ ちゅぞぞぞぞぞぉッ!!♡♡♡

 

「ひぎゅぃぉッ?! な、にゃに?! ――ぅっおォ゛ッ??♡♡♡ や、やべへッ♡♡ おっばいしゅわにゃいでぇ!!♡♡♡ んのおぉっ♡♡ ひょほ??♡♡ なくなりゅッ!!♡♡♡ おっぱいなくなっちゃあぁ♡♡♡ おォ゛ーーーーーーッ゛♡♡♡♡」

「うわぁ……」

 

 あろうことか、沃震竜様は妹君の乳にたっぷり詰まった俺の精液と今も噴き出す母乳を纏めて吸い上げ始めてしまった。

 

「んぐっ♡ ごっきゅごっきゅ♡♡ ちゅーぱちゅーっぱぁ♡ じゅぢゅるるるずぞぞぞぞぉッ!!♡♡♡」

「ふぎゃぎゃ?!♡♡ やめっ♡ もおにゃい!! おっぱいからっぽれしゅ!! りゃかりゃしゅうのやべへぇ♡♡♡ ぅっォ゛イッッッグ!!!♡♡♡ ふぎっ♡♡ ひぎゅ!! ふにょおぉ゛ッ゛♡♡♡♡」

 

 ドラゴンだから吸引力も桁違いなのかなんなのか。イヴアールがエグい音を立ててゴルトの乳から吸い上げると、異質に膨らんでいた片乳はあっという間に元の大きさに萎んでいってしまった。

 鬼畜なのはお前もじゃねーか。

 

「んぎゅ♡ こきゅっこきゅ♡♡ ちゅ~ちゅ~~♡♡♡」

「おォ゛ッ゛♡♡♡ ぉ゛っ?♡ ぉ゛ぃっく……♡♡ ふひょぉ……♡♡♡」

「ふごっきゅ♡♡ ――けぷっ♡ ……んぐぉええぇぇぇっっぷッ゛゛♡♡♡♡」

「……」

 

 乳は均等の取れた美しさに戻ったものの、少しばかり落ち着きかけていたゴルトの身体はまたしても跳ね回り、肉付きの良い尻がベッドに叩きつけられる度に卑猥に潰れては形を取り戻すのを繰り返している。

 彼女をそんな風に追いやった張本人はその様を気にも留めず、こちらを向いたかと思えば生意気にも挑発するように微笑み、両手の人差し指で口を目いっぱい拡げ、えぐみと甘ったるさの入り混じったゲップをこれ見よがしに披露してくる有様だった。

 

「ご主人様も知ってると思うけど」

「……なんだよ」

 

 そんな痴態極まりない姿を数瞬前に晒したとは、とても思えないような澄まし顔といつもの口調でイヴアールが語りかけてくる。

 

「私達竜人族は頑丈。ちょっとやそっとじゃ壊れたりしない。ほら、ゴルトのおまんこ……♡ 嬉しそうにヒクヒクしてる……♡♡」

「ひっ♡ やっ♡」

 

 完全に脱力しきってベッドに身体を預けるゴルトに寄り添うように寝転ぶと、湯気が立ちそうなくらいに雌臭いゴルトの秘唇を、その小さな手で拡げて俺に見せびらかしてくるイヴアール。

 

「だから、ね、ご主人様。あんなに酷いことされたのに、私もゴルトも悦んでたでしょ……?♡」

「ふぎゅ……♡ ……♡♡ いひひ♡ 見て、お兄様♡ イヴのここ……♡♡ 期待してひくひく動いてるよ♡ やらしーね……♡♡」

「んっ♡ ゴルトのだって♡♡」

「ぁっ♡ ゃだっ……♡♡」

 

 2匹の雌が互いの濡れそぼった秘所をぬちゃ♡ くちゃ……♡ と拡げ弄り合う。

 空いた手でイヴアールはむっちりとした右脚を膝裏から抱え込み、ゴルトも同じようにむちぷにの左脚を抱え上げ、涎が垂れっぱなしのぷっくり実った割れ目を惜しげもなくひけらかしてきた。

 

「……」

「ふっ♡ フーッ♡ また怖い顔してる……♡♡ ご主人様、遠慮なんていらない……♡♡」

「なぁにお兄様ぁ♡ 私達のこと心配してくれてたのぉ?♡♡」

「そう。ご主人様は心配性、優しい……♡」

「あは♡ 大丈夫大丈夫♡ お兄様じゃ殺そうとしたって殺せないからぁ……♡♡」

「また、ヤダ♡ とか、死ぬ♡ ってほざくかもしれないけど……♡♡」

「気にせず犯して♡ ぐちゃぐちゃにして♡♡ ゴルトとイヴのクソザコちびまんじゃ絶対勝てないつよつよおちんぽ様でぇ♡♡♡」

「死ぬほど犯して♡ ハメ潰して♡♡ 赤ちゃん袋膨らませて♡♡♡」

「お姉さまの時みたいにぃ……♡ 容赦なく孕ませて♡♡ ね、お兄様……?♡♡♡」

 

 






あぁ^~クソマゾメスガキザコマンコのくせに煽ってくるの最高にチンイラするんじゃ^~
じゃけん次はバチボコに犯し潰しましょうね~

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#24 ちんまくてでっかい 6



誤字脱字等あればご報告お願いしますァ!!




 

 

「こンのクソガキどもが……」

「ひっ♡ やっ♡ 怖い♡ お顔怖いのヤダっ♡♡」

「おちんぽ凄い……♡ バッキバキ♡ ほんとに死ぬかも……♡♡」

 

 足元で片脚を掲げ持って煽り散らかしてくるザコ雌2匹への怒りに呼応するように、これ以上ないくらいに勃起し血管の浮き出た肉槍を見せつける。

 たったそれだけで、先程まで生意気な態度で挑発していた白金竜様と沃震竜様は喜色満面の笑みで媚びへつらい、晒け合う恥部をくいっ♡ くいっ♡ と誘うように前後に揺すって白濁とした粘着液を垂れ流し続けている。

 

「気にかけてやったのにバカにしやがって、覚悟できてんだろうな……あぁ?」

「ふぎゅっ……♡ は、はい……♡ ゴルトのちびざこよわよわおまんこ♡♡ 狭くて窮屈かもしれませんが♡ もう孕む準備はできています♡ お兄様のお好きなようにご使用ください……♡♡ 卵もすぐに出てきちゃ――ぃォ゛おッ゛?!?♡♡♡」

「ぁ……ゴルト……♡」

 

 姉妹だからかなんなのか、姉と同じように情けないハメ乞いをするゴルト。

 しかしその様子もまだ余裕を感じさせるものであり、苛立ちの募った俺は無遠慮に純白の角を引っ掴んで強引に立たせる。が、勢いがつきすぎたか力が有り余っているのか、ゴルトの両足はベッドに着くことなく宙吊り状態となってしまっていた。

 

「ほっぎゅ?! ふぉっぎゅ??♡♡ お、お兄様っ♡ 角♡ 角掴んじゃらめれしゅっ♡♡ 力入んにゃい♡ こんにゃ雑にしちゃらめにゃのぉ♡♡ ォ゛っ♡♡♡ ほぎゅッ♡♡♡」

「煽っといて一丁前に反抗する気か?」

「んみぃィ゛っ!?♡♡♡」

 

 どうにも躾けのなっていないペットに溜息を吐きながら、右手は角を、左手は無駄に馬鹿デカい乳袋を鷲掴みにして握り潰してやる。

 

「ふぎょおぉ!?!♡♡♡ まっへ♡ やめっ――ふひぃッグ♡♡♡ ォ゛いっっぐッ゛!! お乳ちゅぶしゃれてィギュッ!!!♡♡♡ お許しッ♡♡ 生意気言ってごめんなしゃいぃ!!♡♡♡」

「もう逆らわないな?」

「はひッ♡♡ もぉしゃかりゃいません……♡♡ まだおちんぽ様してもらってないのに♡ こんにゃザコメスでしゅみませぇん……♡♡♡」

「んじゃ挿入れるか――」

「ぅぉォ゛っ?!?♡♡♡ ほっへぇ……??♡♡」

 

 ほんの少し嬲られただけでアヘ顔を晒し、マゾメスっぷりを発揮する妹君に少しばかり溜飲が下がる。

 結局クソザコでしかない、目の前でぷらぷらと情けなくされるがままのゴルトの角を両手でそれぞれ掴みなおし、これまたアホみたいに血の滾った肉竿の上に乗っけてやると、間の抜けた声が室内に響いた。

 

「おぉっ……?? ――――でっっか♡♡♡ ふぉ?♡ あっちゅ♡♡ おちんぽあっちゅい♡♡♡ お、お兄様……?♡ や、やっぱりおっきすぎましゅ……♡ おっぱいまで届いちゃう♡♡ 子宮潰れちゃうっ♡♡♡ こ、こんにゃの入んにゃいぃ♡♡♡♡」

「あぁ?」

「ひっひっ♡♡ ご、ごべんなしゃい♡♡ でも無理!♡ これ無理でしゅ♡♡ 無理無理むーーりっ♡♡♡ 絶対死んじゃ――ぅおォ゛っ?!?♡♡♡」

 

 ごしゅっ! ごりゅっぐりゅっ♡ ちゅっこちゅっこ♡ ぬちゃっのちゅッ♡♡ こりゅッ♡ ごりゅりゅんッ♡♡

 

「ふおぉッ♡♡ おっ♡ お兄様!♡♡ 身体揺すらにゃいでッ♡♡ ォ゛ッ゛♡ ぉォ゛っ♡♡ ちゅぶれゅ♡ グリぢゃん削れりゅッ!!♡♡」

 

 陰茎の付け根にゴルトを乗せ、まるで物差しのようにマゾメスのイカ腹に熱した鉄棒のようなそれを押し付け、ここまでブチ抜くんだぞとでも言うように威圧してやる。

 すると案の定、すぐに日和ってまた逆らいだしたザコマゾの角をハンドルのように扱って肉竿に本気汁を塗りたくっていく。

 

「逆らわないって言ったよな?」

「ふぎゅぅ……♡♡ しゅ、しゅみましぇ……♡ オ゛ッ♡ れもこんにゃのぉ……♡♡ 死んじゃう♡ 絶対死んじゃ……うぅ……???」

 

 ぴくっ……♡ ぷくっ♡ ぷるぷりゅ…………♡♡

 

「え……? あ、ぇ……? ぁっ、ゃっ♡ やだ♡ うそうそうそ♡♡」

 

 ぷくぅ……♡ びく♡ ぷちっ♡♡

 

「おっおっおォ゛~~~~~ッ゛♡♡♡ で、でひゃぅ……♡ らめッ!♡♡ 今出ぢゃぁ……ォ゛ッ゛!?♡♡♡ でりゅっ♡♡ でりゅ出るでゅぅ!!!♡♡♡」

 

 ぷっ――――ちゅんっっ♡♡♡♡

 

「――――ほぎょおッ゛ッ゛゛!?!?♡♡♡♡」

「……ゴルト」

「ひっ♡♡ ひぎゅ!!♡♡ ふぎぃッ♡♡♡ ――……ひゃ、ひゃい…………♡♡ で、出ちゃいまぢだぁ……♡♡♡ 卵……♡ 排卵アグメ決めまぢだァ…………♡♡♡」

 

 嫌だなんだと散々駄々をこねていたくせに、目の前で勝手に排卵してアクメを貪り、背骨が折れそうな勢いでエビ反りに仰け反って母乳と潮を噴き出しまくるゴルト。眼前で逆さに晒された芸術品のような美貌は快楽中毒者のように陶酔しきり、大きな瞳は裏返って白目を剥き、蛇のような長い舌はだらしなくまろび出て先端がビクついている。

 

「お兄様……♡ おにいしゃまぁ……♡♡ いませっくしゅ……♡ こーびしたら赤ちゃんできましゅ♡♡♡ れもゆるじでぇ♡♡ おっきすぎましゅ……♡♡ おちんぽ様凄すぎゅのぉ♡♡♡ こ、こんにゃのぉ……♡♡ 妊娠する前に死んじゃいましゅ♡♡♡ らかりゃぁ――――ふっぐゴお゛ォ゛ッ゛ッ゛゛?!?!?♡♡♡♡♡♡」

 

 みぢミチミヂィ!! むりゅりゅりゅっッ♡ ぐぼ!♡ がぼっ!♡ ぐっちゃごっちゅッ!!♡♡ ごりゅゴリュッ゛!! ぐどっっっっぢゅぢゅんッ゛ッ゛゛!!!!♡♡♡♡

 

「――――――ぅぴっ??? おぉっ……?? ――?♡ ――――???」

「手間かけさせやがって……孕み袋が排卵までしといて今更何言ってんだ、あぁ?」

 

 小さく軽いゴルトの身体にはどう考えても不釣り合いな剛直で、彼女の温かく柔っこい体内を激情に委ねるがままに、情け容赦なく蹂躙していく感覚が堪らない。

 内臓器を無理矢理押し退け一瞬でデカ長乳の付け根まで長大に過ぎる異物が侵入したためか、文字通り串刺し状態で全身を弛緩させ、手足も尻尾も力なく垂れ下がってしまっている。気を失ったらしい。

 

「ふぎっ……♡ ぅっォ゛っ……♡ ぉっ♡ ほっ?♡ ぁぉぉ…………??♡♡」

「あぁ……ご、ゴルト……ゴルトがぁ……♡♡」

「イヴ、次はお前がこうなるんだからな」

「ひゅぐ……ぉオ゛ッ♡♡♡ は、はい……♡♡」

 

 今しがたまでへたり込み、ゴルトの嬲られように見惚けていたイヴアールに釘をさしておくと、昂り熱の籠った小麦色の柔肌が震え、ぷじゅっ♡♡ と見せびらかすように迎え腰で突き出して潮を噴いた。

 そんなイヴアールの痴態で更に硬度を増した極悪カリ高ちんぽは、中で触手でも飼っているのかと思える程にぐっちゅ♡ ぬっちゃぁ……♡♡ と膣壁に舐られ、絡み、纏わりついては射精をおねだりしてくる。まるで温泉にでも浸かっているかのような量の熱い膣液と体温も相俟って、ネラと同じように長持ちはしなさそうだった。

 

「ぐぁっ……失神しといてこれか、このメスガキ……」

 

 気を失ったメスガキ相手に一方的にイカされるのも癪なので、気付けの一発をお見舞いしてやる為にゆっくりと肉棒を引き抜く。

 

 ぐちゃ♡ ずるっぬろろろぉ~~~♡♡ ぷちゅ♡ じゅるるるるぅ♡♡♡

 

「ほっぎゅ?♡♡ ――ぅォ゛~~っ??♡♡♡ ぃ゛ぁ゛~~~~~???♡♡♡♡」

「……っぐ! こんの――」

 

 が、意地でも放すまいと肉ヒダが絡みついては追い縋り、すっぽんフェラのように卑猥極まりなく伸びてむしゃぶりついてくる膣肉に腰が引け、危うく暴発するところだった。

 生意気にも限度がある、身の程をこの淫乱マゾロリに教え込まねばならない。

 

「さっ、さと起きろ!!」

「――――ほンぎゃッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 ごっっっっぢゅぢゅんッ゛ッ゛!!!!!♡♡♡♡

 

「うおオ゛ッ゛゛!?!♡♡♡♡ んっほぉ?!♡♡♡ ぉオ゛ーーーーーーッ゛!!

??♡♡♡♡ 」

 

 ぼぢゅッ!! ばっちゅばっちゅ!! どちぃっ!♡ ぐちゃ!♡ ぼりゅん♡ ごぢゅぼぢゅぐどっっぢゅん!!♡♡♡ ぐっぼどっぼォ゛ッ゛♡♡♡♡ 

 

「ほっぎゃ!?♡♡♡ ふっぎゃほっぎゃ♡♡♡♡ ぅっォ゛ギッッッヅっ♡♡♡ ま、まっへ!! 死ぬ!!♡ ゴレぢぬぅぉォ゛っ??♡♡♡ ひっ♡ ぴぎゃ!?♡♡ ふぎゃぎゃ!!♡♡♡ ぉーーーーっ!! ふっほぉォ゛ーーーーーーーっ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡」

 

 ボリュ!! ぐっぼぉ!!♡ ごすッどぼっぢゅんっ゛ッ゛!!!♡♡♡ ぼぢゅっ♡ ぼぢゅっ♡ ぼぢゅっ♡♡ ごっぢゃどっっぢゃ!!♡♡♡

 

「ぅっォ゛っ!!!♡♡♡ ほげっ??♡ ぴぎゃ♡♡ しにゅ! おに♡ おにいさまっ!!♡♡ やべへっ!♡ ごわれりゅッ♡♡ おにゃ♡ ふっぐぉオ゛ッ♡♡♡ おにゃかやぶれりゅ♡♡ ほぎゃ♡♡♡ 死♡ 死ぬ死ぬちぬぅ?!?♡♡♡♡」

「黙って、孕んでろこの――メスガキがぁっ!!」

「うおォ゛ーーーーーーーっ゛ッ゛ッ゛゛?!?!?♡♡♡♡♡」

 

 ぶりゅりゅ!! どびゅっ!♡ ぐぼっびゅどっぐどっぐん♡♡ びゅーーーッ!! びゅばっびゅぐっびゅぐぐ♡♡♡ びゅち♡ びゅどっびゅとと♡♡ ごぽっ♡ ぼっびゅ!!♡♡ ごぽぽぉ……♡♡♡

 

「ひっひっ♡♡♡ ゃっゃらぁ……♡♡ ――――ぅぉゥオ゛ォ゛ッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡ ッ゛゛♡♡♡ ?!?♡♡♡ ――ぅっォ゛あっっっぢゅ!!♡♡♡♡ あぢゅッ♡♡ あーーっぢゅぢゅッ!!♡♡♡ せーしあっっっづ!!!♡♡♡♡ やべっ♡ もぉやべっへぇェ゛っ??♡♡♡」

「まだ射精るぞ……!」

 

 びゅっぐびゅっど♡♡ びちっ♡ びゅちぢッ♡♡ ぶりゅ……♡ ごびゅ♡♡ どっぐどっぐん……♡♡♡

 

「ふっごぉ…………????♡♡♡♡ ――――フぎょッ゛ほぉ゛゛♡♡♡ ォ゛っ♡ ォ゛ッ゛♡♡ も、むりぃ……♡♡♡ おに、じゃまぁ……♡ お腹おっっも……♡♡♡ 死ぬ……♡♡ しきゅ♡ おにゃか破裂しゅゆぅ……♡♡ ぐおオ゛ッ♡♡♡ い、イヴ……たしゅ♡♡ たしゅけへぇ……♡♡♡ ざーめんギッッヅィぃ……♡♡♡ ほひょおぉ???♡♡♡」

「ぁ……ぁ……♡」

「チッ……」

「ほっぎゃぎゃ!??!♡♡♡♡」

「ひっ♡♡」

 

 ――ぐりゅりゅッ♡♡ ずにゅるるんッッ!! ……ぶびびっ♡♡ ぶっびゅびゅっばッ♡♡♡

 どうにも堪え性のないゴルトからデカマラを強引に引っこ抜く。やめろと言うから抜こうとしたら必死に吸い付いて離そうとしないもんだから余計にチンイラが募るがまあいい、まだもう1匹いるしな。

 臨月のように膨張した腹から股へ大量の極太ザーメンをぶぴっ♡ ぶびゅびゅッ♡♡ と下品極まりない音を立て、息も絶え絶えに角を掴まれ宙吊り状態の妹君を、放心状態のイヴアールに見せつけてやる。

 

「ォ゛ッ゛……♡♡ ぅぉォ゛っ…………♡♡♡ ――ほっひょ!?♡♡ ふぎゃ??♡♡♡ ほんぎゃぁッ゛!?!♡♡♡♡ ――――ぷ、ぷぢゅっだぁ……♡♡♡ ごれ……♡ いまぁ……♡♡♡ じぇっだいじゅせいしひゃ……♡♡♡♡ お、おにいしゃまのあがぢゃん……はりゃみまじだぁ……♡♡♡♡ ぁ、ぁぃぁとごじゃいましゅ……おにいしゃまぁ……♡♡♡♡」

「――次はお前の番だな、イヴアール」

「ひっ♡ ひっ♡♡ は、はい……ご主人様ぁ……♡♡♡」

 

 






Q.なんか最後ホラーじみてなかった??
A.んな訳ねえだろ気のせいSA☆HAHAHA!!!!

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#25 ちんまくてでっかい 7



完ッ!! メスガキドラゴン編完ッッ!!!
(誤字脱字等あったらご報告よろしくオナシャス☆センセンシャル)




 

 

「おいゴルト。せっかく詰めてやったんだから零すなよ」

「ぅっぉォ……ィっぎゅ♡♡♡ ――――ふへ……?? …………はへぇ♡♡」

「……はぁ。後でもっかい躾けなおしだな」

「――――ぷぎゅっ!?♡♡♡」

 

 べちゃっ♡ と粘着質な音を立て、股からひり出し続けて広がった精液溜りにアホほど情けない鳴き声とともに落下する妹君。小柄な体に比して異様に肥大化し重量を増した腹から落ちたため、「のおォ゛ッ゛?!♡♡♡ でりゅっ!! ながみでぢゃう゛オ゛ッっ♡♡♡♡」と、これまた無様に雌射精してはビクつき羽と尻尾が暴れ回っている。

 愉悦気味に見下ろし眺めていれば、のたうつ尻尾がせっつくように脚を叩いてきてうっとおしい。

 

「……よ、っと」

「ほおぉっ……?? ――――んっの゛ぎゅみぃッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 幾らか頭に来たので、相変わらず跳ね回る尻尾の付け根辺りを雑に踏み抜いてやると、どこから出してるんだと思うような悲鳴が足元から発せられた。ついでに踏まれた衝撃で全身が力んだのか、これまた派手に腹に溜まった精液を噴射する勢いで吐き出している。

 

「ふンぎュのぉオ゛っ゛゛ッ゛!!?♡♡♡♡ うっぎ!♡ ひっぎゅいぃ?!♡♡ やめでっ!♡ しょご弱いのっ♡♡ しっぽやめでぇ゛ッ゛♡♡♡」

「こんなとこが弱点なのか。やっぱ付け根の辺りって神経多いからかな」

「ひゅぎゅうぅっ♡♡♡ おーーーーッ゛゛!!♡♡ ぉ、おにいしゃまっ!! なんでグリグリっ!?♡♡♡ ふっほぉオ゛ッ?! ひっひっ♡♡ のおォ……っ♡♡♡ ――――んぎゃぎゃぁっ゛ッ゛゛!??!♡♡♡♡♡」

 

 うつ伏せで転がるメスガキドラゴン様の尾の根元の上、丁度背中とそこから伸びている尻尾の境目――人でいうところの尾骨よりちょい上辺りか――を殊更に力を籠め、無理矢理ほぐすように踏み潰してやる。まるで陸に打ち上げられた魚のように全身が跳ね回り鳴き喚く絶対的強者の姿に、雄としての征服欲がこの上なく満たされていく。

 

「ほっひゅ……♡♡ ぅぉォ゛~~~~…………っ♡♡♡ ひぎゅ……♡ ほっへぇ…………♡♡」

「殆どひり出しやがって……変なとこも力凄いんだな――――ん?」

 

 やっぱり色々と規格外なのを見ると、俺には害が及ばないよう実は気を使っていたりするんだろうか。前にもゴルトの馬鹿力でブッ飛んできた無駄にデカい門みたいな扉を、ノールックで弾き飛ばしたネラの尻尾なんてのもあったしな。さっき脚をぺちぺちしてきた眼下で伸びてピクピクヒクついてる妹君の尻尾なんかも、気にせず振り回せば人の其れなんざ余裕で捥げる――どころか当たった部分が消えてなくなったりしてそう。

 …………で、だ。

 

「お前は何をやっているんだ」

「ご主人様の精液集めてる。もったいない」

「えぇ……」

 

 いつぞやで見た、複数のデカいシャボン玉みたいなのに俺の精液が包まれてフヨフヨと宙を漂っている。

 なんやねんこの光景は……。

 

「理由を聞きたいような聞きたくないような……いや知りたかったは知りたかったんやけども」

「ん。ご主人様の精液は魔力と生命力の塊。凄い力で溢れてる。エリクサー並」

「うせやろ……」

 

 なんだろう、伝説級の霊薬に土下座して謝りたくなるようなこと言うのやめてもらっていいですか?

 

「なんか随分ケロッとしてらっしゃいますね沃震竜様……」

「今後の為にもストックはあるに越したことはない。またクォーツに冷凍保存してもらう。それに、性欲も飽和が過ぎると一周回って冷静になるのかも。不思議」

「アッソッスカ」

「あと」

「?」

 

 冷凍保存までできるとか魔法何でもアリやなホンマ。

 なんて思っていたら、イヴアールが珍しく非難するような目つきを向けて来た。珍しく饒舌だと感じたが、何時もは気だるげな垂れ気味の瞳が少しばかり吊り上がっている。

 あれ、もしかして怒ってらっしゃる?

 

「……真名」

「へ?」

「ご主人様に二つ名の方を呼ばれるのは嫌。しかも様付けだなんて、もっと嫌」

「――――あぁ、そういう……悪かったよ、イヴアール」

「ダメ。許さない」

「うおぉっ!?」

 

 妙な所で怒るもんだなと内心苦笑していると、瞬きもせぬ内にイヴアールに組み伏せられてしまった。

 

「……イヴアール、ご主人様にすることじゃないよな?」

「…………♡♡♡」

 

 力で逆らおうと無駄にも程があるので、少しばかり怒気を含ませながら睨んでやると、嬉しそうに腰をくねらせて竿の付け根にぐちゃぐちゃの雌穴を擦り付けてくる。

 

「ほっ……♡ ぉっほ……♡♡」

「ザコメスが主の身体使ってオナニーか、いい度胸だな」

「ォ゛ッ!!♡♡♡ ……くっふ♡ ね、ご主人様……♡♡」

「媚びてないでさっさと排卵しろ、孕みたいんだろ?」

「…………も、もうしてる♡♡♡」

「……は?」

 

 いきなり何を言い出すのかと思えば、ヘコらせていた腰を落ち着け、愛おしそうに胎を撫でてニタつくイブアール。僅かに腰をずらしてパンパンに膨れた金玉の上に労わるように尻たぶを乗せ、人としては明らかに異常なサイズの肉槍を、まるで物差しのようにぷに腹に添えて撫で擦ってくる。

 

「お乳オナホをほじくり姦された時に1個♡ ゴルトが襤褸(ボロ)切れみたいに犯し潰されてる時にも1個……♡♡」

「……」

「ほぉっ?♡ ちんぽ♡♡ すごい♡ ご主人様のおちんぽバッキバキ♡♡ 匂いキッッツ♡♡♡ 犯して♡ ご主人様♡♡ 犯し潰してっ♡♡♡♡ ネラやゴルトみたいに♡♡♡ イヴも可愛がって♡ 好き♡♡ イヴでもおちんぽ勃起してくれるご主人様が大好き♡♡♡ 愛していま――おっ? ……ォ゛ッ♡ ふっほ??♡♡ ぉ~~~~っっ???♡♡♡ …………ぅっォ゛でりゅっ゛っ゛゛♡♡♡♡ 卵プチュる♡♡♡♡♡」

 

 びぐっ♡ ぷるっぷりゅっ♡♡ ぴゅくっぴく♡ ぷっ――――りゅりゅんッ♡♡♡

 

「ふっほぉ!?♡♡♡ ぅぉォ゛っ♡♡ ~~~~ぃっギュッ♡♡♡ ぃきゅイキュッ゛ッ゛゛!! ふーーーっ♡♡ ンフーーーーーッッ♡♡♡」

「…………イヴ」

「は、はひっ♡ 今増えまぢだ……♡♡ 孕ませてもらえるって……♡♡♡ 卵巣が喜んでる……です♡ ひっ♡ ゃっ♡ こわいっ♡♡ ご主人様のお顔こわいのぉ♡♡♡ ぁっ――――ォ゛オッっぎゅんッ゛?!!?♡♡♡♡♡ ふっ♡ ふっへ♡ い、いまぁ……♡♡ 子宮♡ 赤ちゃん孕み袋に……♡♡ クソザコ卵子4つあります♡♡♡ 受精♡♡ 着床待ちしてま……しゅ??」

 

 コイツは煽りの天才だな。どうすれば雄をイラつかせられるかが本能的にわかっているらしい。

 たっぷりと肉の詰まった触り心地抜群の腰を引っ掴み、萎える気配など微塵もないバケモンみたいな息子に狙いを定める。

 

「ご、ご主人様?♡ こ、これ……♡♡ ふっ♡ ふっ♡ 串刺し♡♡ このまま下ろされたらぁ……♡♡♡ し、死ぬ♡ 胎が壊れちゃ――――ぅっ????」

 

 ぐどっぢゅッッ゛゛!! ボゴォ♡♡ ――――っごぢゅぢゅん゛ッ゛ッ゛ッ゛゛!!!! 

 

「………………っひゅ?????」

 

 ミヂッ♡ ぎにゅ♡ むりゅりゅりゅぅ……♡♡ ぐぼっ♡ ぼっごぉっ♡♡♡

 既に限界まで降り切っていたらしい子宮をそのままぶち抜き、突き破るんじゃないかという勢いで腹に浮き出た己の分身を確認した時点でまだ半分。そこから更に無理矢理押し込んで残り半分を吞み込ませたせいか、ちんぽの形がくっきり分かりそうなくらいにボゴォ♡ とイヴの正中線上を我が物顔で蹂躙する光景に、背筋を電流のような快感が駆け上がった。

 

「ぁぇっ…………??? ぉォ゛………………っ????」

「さっさと起きろ」

 

 ずろろッ!!♡♡ ――――ゴぼっっぢゅンッッ゛゛!!!!!♡♡♡♡♡♡

 

「――――ふぉっぎッッ゛゛?!?? のっぎゃほンっぎゃッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡♡♡」

 

 ごぢゅっ!! ごちゃっどっぢゅどちゅばぢゅッ♡♡♡ ぐっぼがっぼ!! ぐちゃっ♡ ぼぢゅぢゅ♡♡ がぼんッ♡♡♡ どっぼぐっぼぼぉッ♡♡♡♡

 

「んっほおォ゛ーーーーーーーーーーっッっ??!!♡♡♡♡♡♡ ひっぐぎぃッ!?♡♡♡ ふぉっぎゅ♡♡ ほっぎゃほっぎゃ♡♡♡ ほげっ!?♡ ぴゅぎッ♡♡ ぴぎぃッッ゛♡♡♡」

「どうだイブ、気持ち良いか?」

「うぎひィ゛♡♡♡ し、死ッ♡♡ ぢぬっ♡♡♡ ごしゅっ♡ ごしゅじんしゃ、まぁッ!??♡♡♡ うっぎごぉッ♡♡ ちゅぶ♡ ちゅぶれゅッッ!!!♡♡♡ 子宮っ!♡ 卵ちゅぶぇゅぅっォ゛ィっっぐいぎゅイクぃギューーーーーーーーーッ゛ッ゛゛ッッ゛゛゛♡♡♡♡♡♡」

 

 脳を守る為に強制的にシャットアウトしていたであろう洪水のような快楽信号を、膣から内蔵器に至るまでいっぺんにド突き上げられた反動で覚醒し、纏めて直撃を受けたイヴアールが半狂乱に陥りながら喘ぎ狂う。

 突き上げる度に腹の形がドゴォ♡ と音を立てて盛り上げられては歪みまくり、跳ね上がった顎に先端までビン立ちした両脚、羽、尻尾。背骨が折れそうなくらいにエビ反りにへし曲げられた先の表情は伺えないが、竜人族特有の蛇のように長い舌が管を巻いて暴れ回っている様が余計に興奮を煽ってくる。

 

「気持ち良いかって聞いてんだろうが」

 

 ドゴッ!♡ ぐボッがぼっ! ぼぢゅぢゅ!! ボッゴォ!!!♡♡♡

 

「ふんぎゃあぁァっッ゛゛?!?!♡♡♡♡♡ やべへっ!! ぎっ♡♡ ぎぼぢいいれしゅッ゛゛♡♡♡ よしゅぎれちにゅっッ゛゛♡♡♡♡ 死ぬしにゅぢにゅぅっ♡♡ もっおゆるしっ♡♡ ゆるじでッ゛♡♡♡ もうぼちゅぼちゅ禁止ッ!!!♡♡♡♡ 卵がちゅぶれぢゃいましゅ♡♡♡ 無理っ♡ 無理無理むーーーーりっ♡♡♡♡♡」

「……はぁ、ちょっと黙ってろ」

「ほっへ……?? ――――ぐっ……ごえぇ!??♡♡♡」

 

 想像以上に喚き散らすのが頭に響くので、馬乗りに仰け反るイヴアールを押し倒して種付けプレスの体勢でがっちりホールドし、子ども特有の短い首を思いっきり締め上げてやる。

 

「ごッ……ごしゅじ、しゃま…………♡♡♡ にゃ、んで……♡ ぢがら、ぢゅょいぃ……♡♡」

「俺程度じゃ殺そうとしても殺せないもんなぁ?」

「ひゅぐぅ……♡♡♡ しょ、しょうれしゅ……♡♡ で、れも、こりぇ…………♡♡♡ い、息でぎな゛っォ゛っ♡♡♡ う、うぞ……♡ ぃ、ィグ♡♡♡♡ ぐるじっ♡♡ ぉイッグいっぎゅ♡♡♡ ぐびじめあぐめぐりゅぅ♡♡♡♡ オ゛ッ♡♡」

 

 ネラの宝玉か、ゴルトの母乳か、それともイヴアールが煽りまくってくるせいか。人間の力じゃどう足掻いても絶望な筈の沃震竜様相手への首絞めは割と効果があるようで、とりあえず息はし辛いらしい。

 ただまあ、その表情も苦しいなどというものからは程遠く気持ち良くて堪らないといった風で、愛らしい大きな瞳は焦点が全く合っておらず、鼻下と口はみっともない事この上ないくらいに伸ばしまくり、最早制御不能な腰はくっそ情けなくカックカク♡ のへっこへこ♡ で、マゾ潮がぶっしゃ♡ ぶびゅっ♡♡ びゅばっびゅじゅっ♡♡ と品など欠片もない音をたてて延々と噴き出し続けている。

 

「いくらなんでもドMすぎるだろ、なあ――――ゴルト?」

「~~~~♡♡♡ ぁ、あのっ♡ お兄様♡♡ あの……ご、ゴルトもぉ…………♡♡♡」

「ご、ごるど……♡♡♡ たしゅけ♡ たじゅけへぇっ♡♡ も、ほんろにしぬぅ……♡♡♡ ハメ殺されりゅ……♡♡♡♡ ~~~~んのっほぉォ゛っ゛ッ゛゛ッ゛?!?!♡♡♡♡♡♡」

「ひっ!♡ ひっ♡♡」

 

 ごぢゅっ!! ぼっぢゅぼりゅりゅっ♡♡♡ ごっぢゃぼっちゃッ! ずどっがぼっ♡♡♡ どぢゅぼぢゅごりゅぼちゃ!!!!♡♡♡♡♡

 

「お前が散々煽ったんだろうがッ!! 責任もって孕めオラァ!!!」

「んぎゃぎゃ!?!♡♡♡♡ ふっぎょほっぎょォッッ゛ッ゛♡♡♡ しゅびばぜっ♡♡ はりゃむ!♡♡♡ ごしゅじんしゃまのあがぢゃんほぢぃッ♡♡♡♡ ら、りゃかりゃ子宮にょにゃかド突きまわしゅの禁止!!♡♡ ぷちゅった卵怖がってましゅっ♡♡♡ よわよわイヴのおまんこじゃつよつよおちんぽ様から守れないのぉっ♡♡♡♡」

「黙って明け渡せこのマゾメスがぁ!!!」

「ふっぎゅおぉォ゛っッ゛ッ゛゛!?!??!♡♡♡♡♡♡♡」

 

 ぶりゅっ♡♡♡ どびゅっぐぼっびゅ!!! のちゅっ♡♡ ごっぼぼっびゅぼっびゅ!!!! びゅぐっどぐびゅっ♡♡♡ どりゅりゅりゅりゅんッ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡

 

「うっぎぃぉほおぉっ゛ッ゛??♡♡♡♡♡ あぎゃッ♡♡♡ うっお出しゅぎっ♡♡ ぅっォ゛ふぐらみゅッ♡♡♡ おっぱいまんこと全然違う♡♡♡♡ せーし♡♡ ざーめん♡♡♡ 孕ましぇ汁ぅ♡♡♡♡ ォッいっぎゅイギュいぐいっっっぎゅん!!!♡♡♡♡♡ ンぃっっっっグッ!!♡♡♡ ぐっほぉォ゛っ♡♡♡♡ ほっへ♡♡♡ ンフーーーーーッ♡♡♡♡♡」

「ゴルト、イヴの卵巣押してやれ」

「ひっ!?♡♡」

「ぇっ、えっ♡ ぁ、あのっ♡♡ イヴ、もうほんとにぐちゃぐちゃで……♡ これ以上はほんとにぃ……」

「ご、ゴルト……♡」

「あっそ。じゃあもうゴルトは犯さないから、さっき孕ませたし」

「押しまーす♡♡♡♡♡」

「ぇっ!? ちょっ、ま、待って……♡ ご、ゴルト、嘘だよね……?♡♡ ぁっ……♡ ひっ♡ ひっ♡♡ ほ、ほんとにやめてっ♡♡♡ まってまってまってまって♡♡ やめっ!♡ な、なんで魔力込めて……ひっ?!♡♡♡ 無理! もう無理無理むっ――――り????」

「はいドーン♡♡♡♡♡」

「おォ゛~~~~~~~~~ッ゛ッ゛゛ッ゛゛゛!?!??!♡♡♡♡♡♡」

 

 

――

 

 

・オマケ

自分の快楽の為に秒で仲間売った妹君にお仕置きチョークスリーパー酸欠ガチギメ色白金髪長乳ロリメスガキ義妹系肉オナホハメ潰しの刑執行中。

 

「ぐっぉ…………♡♡♡ ごぇッ♡ お、おにいじゃま…………♡♡ ごれギッッぢゅい♡♡♡♡ ぎまっでましゅ♡♡♡ ガチでギマっでゅ……♡♡♡ 足着かなにゃいぃ……♡♡♡ ――――おォ゛ッ゛!?!♡♡♡♡ おにゃがおちんぽしゃまれボゴしゅのやめッイッッグ!!!!♡♡♡♡♡ ぅっォ゛いっぐィグいくいっぎゅイッッギュンっ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡♡」

「なあゴルト、さっさと卵出せっつってんだろ」

「ぉオ゛ッ♡♡♡♡ もっ無理でしゅ♡♡ もぉぷちゅりゅのむりにゃのぉっ♡♡♡ こ、ごれ以上はりゃんだりゃぁ……♡♡♡ しぎゅういっぱい♡♡♡♡ はりゃみぶくろぉ……♡♡♡ 赤ちゃん袋パンパンなんれしゅ……♡♡♡♡♡」

「処す? 処す?」

「い、イヴアールぅ!?」

「構わん、やれ」

「ひっ♡♡♡」

「はいどーん」

「ほぎゃああぁぁぁァっ?!!?♡♡♡♡♡♡ ――――ぉイッッッグッ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡」

 

 






メスガキ処すべし。慈悲はない。
ふたりともぐっちょんぐっちょんにできたのでぼくはとってもまんぞくですまる

じゃけん残りのプライド高めの娘らもガチギメアクメの刑に処しましょうね~(マジキチスマイル)

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#26 Dirty deeds done dirt cheap



エロない方がスラスラ書けちゃうのはエロ小説書きの端くれとしてどうなの?




 

 

「やはり聞き間違いとしか思えません。もう一度仰っていただけませんか王よ」

「お、落ち着け、頼むから落ち着いてくれローゼ。目がヤバい」

「僕たちが今日この日をどれだけ待ち侘びたか、まさかわからないとは言わなせないよ――?」

「だ、だから申し訳ないと何度も――」

「いくら竜人王といえどわたくし達3人が本気で挑めば勝負はわかりませんわよふふふふふふふフフフフフ」

「ひぃっ!?」

「どうしてこうなった……」

 

 ゴルトとイヴにしこたま種を仕込みまくった翌日。

 

 ゴルトの寝室を片すのにもやはり匂いで参ってしまう召使いさん達の代わりに、イヴアールを除く四元竜3人が例のシャボン玉魔法で部屋中に散らばった俺の精液を回収した後、クォーツァイトさんが凍らせてどこかに持って行ってしまった。

 時間の経った精液なんて何に使うのかとローゼフラムさんに尋ねると、熱に浮かされたような蕩け顔で、「何にでも使えますので。……ふへっ♡」とニッコリ素敵な笑顔で答えてくれた。

 いやナニに使ってんだよマジで怖いです。

 

 そして冒頭。時刻は昼。

 散々「そ~れ! ハッスル ハッスル!」しまくった為に腹の減りまくっていた俺は、示し合わせていたかのように用意されたご馳走をたらふくいただき大満足だった。何やら性欲だけでなく食欲もとんでもないことになっているような気もするが、竜人族の食べる量とは全くもって比べ物にならないので感覚がおかしくなりそうだ。

 ちなみに料理と給仕係の竜人族さん達は俺ががっつき食いまくっているのを見ただけでヘブン状態になって仕事にならなくなるので、眺めていたいのに直視できないとかいうジレンマに難儀しているらしい。どういうことなの……。

 

 ――とまあ、玉座に詰め寄る光の三原色竜様方の圧倒的威圧感に現実逃避していたのだがどうにも冗談じゃ済まされなさそうな雰囲気で正直チビりそう。

 ネラとゴルトは仲良く俺の胸元にしがみついて震えてるし、イヴアールはしれっと便乗して「こわいよーこわいよー」とか棒読みも甚だしく背中に抱きついて来てて、恐ろしいやら柔っこいやらオーラで肌が切り裂かれそうやら良い匂いやらで頭がバグっちゃうので勘弁してもらえませんかね……。

 

「し、仕方ないでしょ急に向こうから指示がきたんだもの!」

「それは……妹君の言う通りですが……」

「万歩譲って王と妹君はともかくだね」

「そこの土竜は納得いきませんわ」

「正直すまんかった」

『は?』

「火に油を注ぐんじゃありません」

「ごめんなさい」

 

 相っ変わらずマイペースな沃震竜様に軽く拳骨を喰らわし手が痛ってぇ! とかなんとかなりつつ、とにかく状況を整理しよう。これじゃあ埒が明かん。3人の怒りが増すごとにプレッシャーが高まり過ぎて心臓と玉がヒュンヒュンしっぱなしなんや誰か助けて。

 

「と、とりあえず状況が呑み込めてないんだがローゼさん、今は何がどういうんだ?」

「……そうですね、まず主様に詳しくご説明するべきでした。申し訳ありません」

 

 俺から質問を投げかけたのが良かったのか、幾分か冷静さを取り戻してくれたローゼさんがオーラを解いて一息ついてくれた。それに倣ってネフライトさんとクォーツさんも渋々と言った風に肩の力を抜き、逆立っていた羽と尻尾が大人しくなる。

 とりあえず助かった……竜人族と比べたら単細胞生物レベルの俺にはガチギレモードな3人の目の前でじっとしてるとかSAN値的に無理ゲーすぎる。

 

「――――本日未明、オーク族・ゴブリン族・コボルト族の3大種族、その各々方から早文が届きました。どれも最近発見されたミスリル鉱山の所有権をそれぞれが主張するもので、我ら中小の種族に立場を明らかにするようにとのことです」

「うーんこの……」

 

 地球の石油利権とかと全く同じで草も生えない。ここ異世界とちゃうん……? イメージ崩れるでホンマ。

 

 んやまあ現在進行形でハイパーウルトラアルティメットドチャシコ美人上位種相手にハーレム状態の俺が言えた義理では全くなかったわ。まさに夢のヒモ生活! の筈なんだけど一々妙に心労が募るイベントが多発するのは仕様なんですかね……さっきもおにんにん縮みあがったし……。

 

「そ、それで皆さんの対応は……?」

「無論、先方に出向いて立場を表明いたします。ただあの方々は、その……。私達のような種族に対して個別に対応などしてはくださらないので……。同じ立場の他種族の者と合流し、先方の指定した日時、場所に赴くこととなります」

「あぁ……そういう……」

 

 今度は下請けにアホほど横柄な親会社みたいな話だな……。世界が違っても上下関係というか、パワーバランスとかでこういうのはなくなったりはしないらしい。種族毎に差異があればこうなるのも仕方ないか。

 

「その、同じ立場というのは?」

「僕たち竜人族のように、力は強いが容姿に優れず数も少なく、特に繁殖力が乏しい種族……といったところかな。魔族、エルフ、天使族、吸血種が代表的だね。竜人族も加えて5部族と呼んだりするよ」

「それ以外にも更に小さな種族は種々様々におりますが勢力としては小さすぎるので、わたくしたちのような中規模の勢力に属しているのが普通です。中には外界との関りを完全に絶ち、独自に生き抜いているドワーフや妖精種のような者たちもいたりしますわ。極少数ではありますけれど」

 

 おー、異世界物では聞き慣れた種族が次々出てきたな。

 ……いやしっかし、今挙がった"中規模"の皆さんは一大勢力を築いてたりするのが普通だったりするもんだが、つくづく妙な価値観の世界だよなココ。おかげで俺は美味しい思いができてるんですけども。

 

「それで、日時の指定はもう?」

「今日です」

「ん?」

「本日夕刻、陽が沈み始める頃だそうだ」

「えっ、朝通知が来たんじゃ……」

「いつものことですわ」

「あっ、ふーん……」

 

 これはひどい。

 

「普段なら3人とも喜んで向かってくれるんじゃが」

「今はお兄様がいるもんねー♡」

「不憫」

「――イヴアール」

「今ここで」

「縊り殺して差し上げましょうか?」

「ごめんて」

「煽るんやめーや」

 

 いやマジでやめてもろてまたプレッシャーが、圧ががが――。

 

「――そ、そもそも! 今から行って間に合うもんなの?」

「あ、はい、それはもう。例え無理でも何とかします」

「むしろ今回は楽な方さ」

「深夜に急な呼び出しとかもあったりしますわね。飛び起きて飛んでいきますわ」

「発想が社畜過ぎる……」

「しゃちく……?」

「あ、いや、こっちの話。皆は知らなくて良いよマジで」

 

 というか知ってほしくない。異世界まで来てあの概念に振り回されるとかシャレにならんぞ。……もう振り回されてる気が多分にせんでもないが気のせいにしとこう、そうしよう。

 ていうか個体値高すぎて全然苦にしてなさそうなのがヤバい。やっぱ色々とオカシイてこの娘ら。

 

「あー……立場的にはどうする予定で?」

「いつも通り日和見じゃろうな」

「さんせー」

「そうですね、それがよろしいかと存じます」

「僕らが下手に首突っ込んでもね」

「碌なことになりませんわ」

「藪蛇」

「お、おう……」

 

 思ったよりあっさりというかなんというか……。

 

「そんな軽い感じで良いんすね……」

「妾ら5部族は、確かに容姿はアレじゃし数も少ないが力だけは他を圧倒しておるでな」

「他の連中も中々のモンなんだよー、敵に回したくはないよね。特に天使族。アイツらはヤバい」

「そういう訳ですので、基本的に5部族はどの勢力にも過度に与するようなことはいたしません」

「パワーバランスが狂ってしまうからね。ま、古来から続く暗黙の了解というやつさ」

「へぇ、仲の良し悪しとかは?」

「もちろんございますわ。我らはエルフと比較的関りが深く、魔族と吸血種は元は同じ勢力として扱われておりました。天使族は……ええと、何と言いましょうか……」

「唯我独尊。猪突猛進。下手にかかわらない方が良い」

「え、なに、天使ってそんなヤバい連中なの?」

「そうさなぁ……あ奴等には独自の教義というか、信仰のようなモノがあるんじゃが……」

「かなーり盲目盲心なんだよねー。教えに反するとかなんとか言い出すと手が付けられなくなるっていうか」

「普段は別に悪い連中でもないんだ。ただ、何かしらの琴線に触れると、ね」

「――うん、関わらないようにしようそうしよう」

 

 触らぬ神に何とやらだ。

 というか――――、

 

「5部族がそんな力持ってるなら、結託して3大種族降して従えさせれば良いんじゃ?」

 

 竜人族だけでも末端ですら山の1つや2つ軽く消し飛ばせるらしいし。その竜人族と互角らしい種族が4つもあるなら余裕な気がするんだけど。

 

 俺のふとした疑問を投げかけられた6人は、信じられないモノを見るような目で俺を見て絶句していた。え、あれ? もしかしてヤバいこと言った? また俺なんかやっちゃいました??

 

「そ、そんなこと、考えたこともありませんでした……いやでも……ううん…………」

「お兄様……鬼畜なのはベッドの上だけじゃなかったんだね……」

「…………考えてみれば、我らだけでも3大種の一角くらいは滅せられる、か……?」

「い、いや、仮に可能だとして、そんなことするメリットがあるのかい? 4部族との結託……盟でも結ぶと? エルフは百歩譲って有りだとしても、他は不可能じゃないか……?」

「そ、そうですわ。魔族と吸血種どもとは元より折り合いが悪いですし……。これまでだって、3大種族の方々からは僅かばかりでも精を分けていただけていたのですから――――」

「それだって、まず無意味だった。でも今は――――」

『あ』

「..Oh」

 

 いやちょっと待って。これもしかせんでも星〇一先生のショートショートであった話みたいな流れになってない? 大筋はかなり違うけど、劣等感で下に付くのが当たり前だった潜在的強者に頂点に君臨できる可能性を示唆してしまった気が……。

 そもそもこんだけ力持ってんのに一切その可能性に思いも寄らんとかおかしくない? なんか遺伝的な欠落とかございません? 最早作為的なレベルでしょこれ。……単純に人間はすぐそういう発想に至るのがヤバいってだけの可能性も微レ存?

 あとネラまたのじゃキャラボロ出てんぞ。

 

「…………と、とにかく、この話は一旦無しじゃ。何より今は主様の存在を隠さねば。バレたらそれこそ他の4部族、下手をすれば3大種族も挙って襲ってきかねん」

「ヒェッ」

「と、いう訳でローゼ、ネフ、クォーツ? よろしくね♡」

「お、お待ちください! それとこれは話が別です!」

「そうだよ! ようやっと僕たちの番が来たのにお預けだなんて!」

「そうですわ! やはり納得できませんの!」

「しかしな……。現状では3大種族に対して四元竜以下の者を行かせるわけにもいくまい」

「うっ……」

「そうだよー。そ・れ・にぃ♡ 私とお姉さまとイヴはもう孕まされちゃったから身重だしぃ♡♡」

「くぅっ……」

「胎に子がいると実力者にはすぐわかる」

「え、そうなの?」

「魔力の源は一個体につき1つ。私は……お腹にいっぱい光がある……♡♡」

「」

「う、羨ましすぎますわ!」

 

 またもやキャンキャン騒ぎ出した3人娘の抗議も虚しく、せっかくの美人も台無しなくらいに号泣しながら各々一条の光となってカッ飛んで行った。

 ……うん、戻ってきたらいの一番にお相手して差し上げようそうしよう。

 なんかもう不憫過ぎる……。

 

 






????「本当の怪獣は、それを作った人間です」
人間が一番の悪魔だってそれデビ〇マンも言ってたから……。

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キャラクターとか紹介



今更感が凄い、凄くない……?
昔から設定考えるのは好きでした(唐突な告白)




 

 

ヒモ男

一応主人公。

転生した途端に即死した後ネラに助けられ、「その時不思議なことが起こった!」現象でマジカルちんぽを手に入れ異世界の雌に対して特攻持ちに。ベッドヤクザ。

種族関係なくこの世界の雄の特徴として、数が少ない(大体♂:♀=1:10000)、身体付きが子どもの段階で成長が止まる(そのまま年老いていく)、性欲も生殖能力も低いとかいう謎異世界なので、相対的にとんでもなく稀有な存在。

竜人族に保護されハーレムを満喫する傍らどういう訳か気苦労も絶えない。

 

 

竜人族

異世界における中規模勢力である5部族の一つ。それぞれが雄々しい角、羽、尻尾を生やし、瞳に舌も爬虫類のそれと良く似ている。

前述の雄の性欲を少しでも沸き立たせる為の"ファッション"として、現在異世界で流行している服とも呼べんような当て布を要所要所に貼っ付けただけの恰好をしており、とにかく煽情的。

地球人から見れば揃いも揃って傾国レベルの美女しかいないが、残念ながらこの世界では美醜が逆転しているので悲惨なことになっている。その為か普段は顔を隠すニカブに似た顔布を常時身に着けるくらいには劣等感が骨の髄まで沁み込んでおり、長年の慣習もあって後述の3大種族相手には全く頭が上がらず、都合良く雑に扱われがち。

5部族の例に漏れず数は少ないが個体能力が非常に高く長命で、末端ですら山の1つや2つ軽く消し飛ばせる。

雄の個体は存在が確認できなくなって久しく、このままでは自然淘汰の危機に晒されていた。

 

 

ネラ・アルジェント

通名を黒銀竜。竜人族を統べるりゅーじんおーさま800さい。黒っぽい銀の長髪が美しい褐色の幼女で種族内では珍しくちっぱい。妹と比べるとあまりに貧相な胸を気にしている。

普段はのじゃキャラだがこれは彼女なりに威厳を出そうとした結果であり、すぐボロが出る。周りはそんなもん承知の上で生暖かく見守っていたりする。

性格はネガティブ気味ですぐ泣く、落ち込むと隅っこに縮こまって床をイジイジしだすなど威厳の欠片もないが強さは異世界内でもトップクラスで、後述の四元竜クラスでは纏めてかからないと相手にならないレベル。

 

 

シュネーヴァイス・ゴルト

通名を白金竜。通称は妹君でネラの妹。プラチナブロンドの長髪に背丈は姉と同じく幼女のそれだがとんでもない長乳の持ち主で肌も驚きの白さで光を反射する。どうなってんだそれ。

小生意気で事あるごとに姉であるネラに食って掛かるがただの照れ隠しでお姉ちゃん大好きっ子。力も姉には及ばず、「勝ってるのは胸だけ」と気にしている。しかしながらネラとタイマン張れるのはゴルトか他の5部族の長くらいしかいないので十分強い。

メスガキらしくヒモ男を「ざーこざーこぉ♡」と煽ったりもするが、実は竜人族内では比較的常識がある方で意外としっかりしている。

 

 

ローゼフラム

通名を紅炎竜。四元竜の一角。博識で"普段は"落ち着いており口調も丁寧な知的美人。竜人族の宰相的ポジション。

燃えるような真紅の長髪に抜群のプロポーションを誇りヒモ男曰く、「丸の内で敏腕秘書とかやってそう。絶対眼鏡とタイトなパンツスーツが似合う」とのこと。

ネラとゴルトが幼い見た目をしているので、必然的に外交などの対応で他種族と関わることが多く、苦労人。根が真面目なので吹っ切れると反動が凄い。実は可愛いものが好き。

異性関係は外交もあってか非モテ種族の竜人族内でも特に壊滅的で、武勇伝()に事欠かない。

 

 

ネフライト

通名を飄翠竜。四元竜の一角。吹き抜ける風のように爽やかなエメラルドグリーンの髪を短めに纏めた、王子様系イケメンビューティ。一人称も僕で、口調もボーイッシュ。しかし引っ込むところは引っ込んで出るところはバッチリ出てるボンキュッボン(死語)

普段は飄々としているが実は仲間意識が非常に強く、ヒモ男が現れた時は人一倍警戒心を露わにしていた。しっかりしているようで従えている筈の風の精にダメ出しされる残念なイケメン。

仲間想いが故にしんどい役をいつも買って出ており、会合や合コンなどでは引き立て役にされるのをわかっていながら進行役を務めたりと、彼女もまた苦労人。

 

 

クォーツァイト

通名を水晶竜。四元竜の一角。ヒモ男曰く、「絶世の美女揃いの竜人族でも頭一つ抜けた美しさ」とサファイアブルーの長髪を持つ深窓の令嬢。布張りの他に薄いスケスケのローブみないなのを羽織っている。お嬢様口調で家も竜人族の名家らしく、専属の召使いが何人もいる。

が、悲しいかなここは美醜が逆転している世界。地球人から見て美人の中の美人、トップオブ美女ということは……。

結果として生まれてこのかた1500年、異性関係は散々も散々な扱いを受け続けて情緒不安定気味となっており、名家の家主でありながら召使いからすら残念キャラ扱いされている。

 

 

イヴアール

通名を沃震竜。四元竜の一角。はねまくりなミディアムボブの茶髪は優しい土色で、ネラやゴルトほどではないが低い背に全身むっちむちな恵体の持ち主。

気怠げなタレ目に違わずマイペースでズボラな為、全身の布張りは所々ズレており、良く陽に焼けた小麦色と肌色のコントラストが大変エロい。

空気を読まず思ったことを口にする為外交などの政には向かず、普段はもっぱら領内を転々とし土壌管理(土の精とお喋り)しながら日向ぼっこして過ごしている。わかってて煽るのが好き。

 

 

3大種族

オーク・ゴブリン・コボルトのこと。異世界で最も大きな勢力を誇り、雄の数も多い。互いの仲は良好とは言えず、元は同じ種族だったこともあって国境が隣接しており諍いが絶えない。

普通は醜い種族代表として扱われがちだが、この世界は価値観が逆転してしまっているので最も美しく尊い種とされ、世界的に発行されている多種族女性誌の表紙をこの3種族以外が飾ったことが無い。つまりリア充種族でその他の非モテ種の憧れ。爆ぜろ(by 某水晶竜)

力は5部族ほどではないが上位に位置する者はそれに追随する程度の実力は備えており、数も多いので大とつくその名は伊達ではなかったりする。戦いは数だよ、兄貴。

 

 

5部族

竜人族、魔族、エルフ、天使族、吸血種のこと。異世界において数は少ないが個体能力に秀でており、中規模の勢力と見做されている。そして揃いも揃って格別に醜い種とされ、その癖強いもんだから他の種族からは敬遠されがち。でも強いから属している小規模の種族は多い。

破格の実力を持ち合わせていながら劣等感が非常に強いので基本的に3大種族の言いなりであり、同じ非モテ種であるお互いを僻み合ったりと自尊心の欠如が甚だしい。あとちんぽ臭に死ぬほど弱い。

ただし馬鹿ではないため、紛争など大きな事態に発展しそうな場合は安請負したりしない。

竜人族とエルフ、魔族と吸血種は比較的関係は良好だがその強さ故に協力したり盟を結ぼうなどとは考えもせず、天使族に至っては独自の教義もあって完全に孤立した勢力となっている。

現在、5部族の全てが致命的なまでに雄の個体が減少しており、存続の危機に陥っている。

 

 






語るに落ちるとはこのことか(震え声)
そもそも文章力云々より更新頻度に致命的問題があるんですよねこの作者は(クソデカブーメラン)



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#27 Dirty deeds done dirt cheap 2



明けましておめでとうございまぁす!!(激遅定期)

今回は3大種族様に対してちょい露骨気味にアンチ・ヘイト的描写があるので3大種族様LOVE♡ずっきゅん! な遺伝情報&脳みそ破壊済みのお客様はご注意願いまぁす!





一応聞くけどそんなやつおる? おったらビビるわぁ……。




 

 

オーク領近辺 とある丘

 

 

「あら、これはこれはお久しぶりですね紅炎竜様……え、大丈夫ですか。ただでさえ醜いお顔がもっと醜く、うわぁ……」

「…………久々にしては随分なご挨拶だな、セレスティア。そもそも五十歩百歩だろう」

「それはまあそうなんですけれど、今日は輪をかけて酷い有様でしたので」

 

 5部族の集合場所にいの一番に辿り着いて即座に瞑想に耽り、精神的ダメージから幾分立ち直ってきたと思った矢先にこのエルフは……。

 そんなに酷い顔をしていただろうか、と火の精に心中で尋ねると、皆一様にウンウンその通りと頻りに頷いてくれたので余計に凹んだ。辛い。ぬいぐるみ抱き締めたい。

 ……よし、考えるのはもうやめよう。今はさっさと役目を果たして帰還することのみに集中するんだローゼ。……そうでもしないと辛すぎる。あ、また泣きそう。

 

「……本当に大丈夫なんですか。まさかそんな状態でオークの方々にお目通りなさるおつもりで?」

「…………いや、もう大丈夫だ」

 

 なんとか気を取り直し、久々に息苦しく感じて外していた顔布を着けなおして件の性悪エルフに向き直る。

 

「まあ、大丈夫と仰るなら構いません。ですがこちらまで先方の不興を買うのは御免こうむりますよ」

「相も変わらずクドクドと……これだから年寄りのお説教は敵わんな」

「口の利き方には気をつけろと何度言えば覚えるのです? ああ、小娘風情には過ぎた望みでしたね、これは失礼」

「今日の私は虫の居所が悪くてな。此方の自制に期待はするなよ?」

「ええ、ええ。可愛げのない赤トカゲにそこまで期待はしていませんよ」

「……」

 

 どうにも怒りが募り、力を抑えきれずに可視化できるほどのオーラを身に纏ってしまった。このままだと挑発どころでは済まなくなるが我慢が効かない。向こうもネフライトのそれより濃い深緑の薄膜を発現させて此方を見据えてくる。

 突然の事態に周囲の動植物達は気配を押し殺し、足元の小石や土が僅かな悲鳴をあげて浮かび上がる。エルフ特有の長い耳に飾られた、複雑な意匠を施された耳飾りが力の奔流に弄ばれて発する金属音のみが、か細く静寂に響いている。

 

 暫くそうして睨み合っていたが、セレスティアがふっとオーラを解いてこちらに柔和な笑みを向けてきたので、毒気を抜かれハッとする。いかん、流石に冷静さを欠きすぎていた。

 

「……すまない。無礼を許してほしい」

「いえいえ、私も大人げなかったですね。それはもう猛省しておりますよ」

「ぐっ……」

 

 喧嘩を売ってしまった手前何も言い返せず、勝ち誇ったセレスティアの見下ろす視線が心底憎らしいがここは耐えねば。ああもう泣きたい……。

 

 それにしたってエルフもまあ醜い。……いや、全くもって相手のことを言えた立場ではないがどうしてもそう思う。別に悔しくて言っている訳ではない。断じてない。

 3大種族とは似ても似つかない、か細く、肩幅もなく、肉ののらない華奢な身体は貧相そのもの。そのくせ乳房や尻、腰回りに太ももばかり肉がつくものだからチグハグで均整さの欠片もない。顔も小さく体毛だって頭髪以外は極端に薄い。全くもってその姿形からは力強さを感じることなく、しかし内包した力は他種族と隔絶した妙ちくりん極まりない存在――それが5部族だ。

 そもそも体毛に関してはどうしようもなかったし、身体付きも雌としての部位以外はどうあっても肉がのらないので皆諦めざるを得ないのが実情なのだ。我が王は胸にものらないと常々嘆いておられるがそれもまあ仕方ない、忘れよう。

 

 ――が、そんな醜い我ら竜人族を、格別に美しいと称してくれる雄の個体が現れた。しかも私の姿を見て嫌悪を抱くどころか欲情すらしてしまうという稀有な存在。

 まさしく、ああまさしく、主様は存在が奇跡。紛うことなき奇跡そのものだ。堪りません。一刻も早く抱いてくださいお願いします。

 え? 主様だって線は細いし体毛も薄いだろって?

 そもそも私より背の高い雄という時点で色々とおかしいので何の問題もありません。あとあの雄! って感じの匂いも堪りません。抱いて。

 

 ……だめだ、思い返せば返すほどにここ最近ありえない幸福に満たされ過ぎててまた泣きそう。

 

「……今日の貴方は本当にどうかしていますね、あの程度で激怒したかと思えばまた泣きそうに。何かありましたか?」

「あ、いや、すまない。最近水晶竜の奴のがうつったか情緒不安定気味でな」

「なるほどなるほど、それはそれはご愁傷様です。――そういうことにしておきましょうか、今は」

「……何?」

 

 

――

 

 

一方

ゴブリン領辺境伯 敷地内 応接の間

 

 

「で、お前もまた曖昧な立場に終始するというのだな」

「誠に恐縮ではございますが、此度は中立とさせていただきます」

「此度は、ではなく此度もだろうが。チッ……醜女どもめ。もうよい、下がれ。視界に入られては気味が悪くて敵わん」

「お目通りが叶い幸甚にございました、それでは此の身はこれにて――」

「全く、こんな化け物どもの相手をしなければならん身にもなって欲しいものだな。聞いているのか、おい!」

「はぁ……」

 

 おやおや、今回お相手の殿方様は随分と高圧的だね。まあまだ若そうだし、若気の至りってやつかな。うん、そんなところも可愛いくて堪らないね。子どものように小さな身体で威勢良く声を張る姿は実に良い……。いやはやゾクゾクしてしまうよ!

 

 ――なんて、今までなら罵倒されようが周りのお目付けリア充雌どもに笑われようが何だろうが感慨に耽りながら妄想を膨らませていたものだが、今回は何の感傷も抱かなかった。というより単純にイライラする。あれ、これヤバくないか? こんなこと初めてだぞ……抑えろ、抑えるんだネフライト。ここで事を荒立てたら後々面倒なのは確定だ。さっさと終わらせて主様に目一杯抱いて嬲ってハメ潰してもらわないといけないのに……やばい、涎が――、

 

「罵倒されて涎を垂らすとはいよいよもって気色の悪い! おい、お前! お前だ緑トカゲ! わかっているのか? こっちは忙しい合間を縫って会ってやっているんだぞ! 全くこんな出来損ないどもに僅かでも我らの精をくれてやらねばならんとは……恐ろしくて身の毛もよだつわ! 大体――――」

 

 あ、キレそう。

 

 

「おい緑の。貴様どうかしたのか?」

「……いいかいナキル、何度も言うが僕を緑って呼ぶのはやめ――」

「ほんとほんと。どうしちゃったの緑ちゃん、らしくなかったよー全然らしくなかったよー」

「…………バルバトス、だから緑と――」

「ま、緑の失態のお陰で我ら吸血種の株も上がったというものだな! 我のフォローには感謝するのだぞ!」

「そーそー! これはウチら魔族に融通してくれる精の量が増えちゃうかも! もちろん増える分は緑ちゃんのとこから来ちゃうって寸法なわけ!」

「なー!」

「ねー!」

「ちょっと砂漠に行こうぜアホ蝙蝠にバカ烏……久しぶりに……キレちまったよ……」

「さっきも殆どキレかけておったろうが、何を今更」

「うぐっ……」

「そーそー。ほんとにどしたの? 悩みごと? また派手にフられちゃった?」

「うるさいやめろ思い出させるんじゃない」

 

 いつも通り派手にやかましいバカコンビに心底疲れつつ、それでも確かにフォローしてくれたので一応、念のため、誠に不本意ながら感謝はしてる。

 

「しかしまあ、我らにならともかくあの方々相手にあの態度は流石に不味いのではないか?」

「そーだよー。ウチらも大概ヤッバいけどさー。竜ちゃんたちもかなーりきびしーんでしょ?」

「いや、うん、まあそうなんだけどね……」

 

 一々気の抜けるやり取りも相変わらずでこっちまでおかしくなりそうだ。……いや、今色々とおかしいのは間違いなく僕だな。この2人はいつもこんなだし。吸血種と魔族の中でもとびきり変な奴代表だし。僕ら竜人族とよく似たアレな見た目だし……ン? てことはこの馬鹿2人も主様から見ればとんでもない美女に見えるってことか?

 ……今更だけど主様の感性というか価値観ってとびきりおかしいんだね。とてもじゃないけどこの2人を目の前にしてそんな風には思えないよ。ああ、もう駄目だ、1秒でも早く主様の胸に飛び込みたい……くんくんしたい……いっぱい無様に鳴かされたい……。

 

「はあ……早く帰ろ……」

「なあ飄翠竜」

「だから緑って……?!」

 

 ウンザリしながらそう言うと、ナキルの異様な気配に飛び退いて身構える。が、即座にバルバトスに背後を取られたので完全に挟撃される形となってしまっていた。

 常時ふざけているもんだからつい忘れてしまいがちだが、この2人は馬鹿だが強い。本当に馬鹿なんだが普通に強い。1対1ならやり方次第でなんとでもなるだろうが、1対2では勝機など欠片もないのが正直なところだ。我が王なら軽くあしらえるんだけどね……。

 

「また我のことを馬鹿だ馬鹿だと馬鹿にしておるんだろう、全く心外よ」

「良く気付いたね流石だよ。で、これは一体どういうことかな」

「んー。これはなんとなーくなんだけどさー。飄翠竜、すっごく良いことあったんでしょ?」

「はて、何のことかな。そんな曖昧さでこれはどうかと思うんだけどね」

 

 ドス黒いオーラを周囲にバラ撒きながら微笑みかけてくるナキルとバルバトス。この2人のは久々に見たな。元は同じ種族だからかオーラの色もよく似ている。

 ――呑気に考えている場合じゃないか。なんせ口元は吊り上がっているが目はどちらも笑ってない。あれ、もしかして主様のことバレてる……?

 

「……くはっ! この程度でビビったのかぁ? ん~? 緑のぉ?」

「……は?」

「ぷーくすくすw ウチとナキちゃんが手組むわけないじゃーん! 緑ちゃんとヤるならタイマンに決まってるっしょ!」

「…………は??」

 

 なんだコイツら。

 

「貴様の様子がおかしいもんだからちょ~っとからかってやっただけよ。いやはや傑作であったなぁ!」

「んっふふー! 戻ったら皆に言いふらしちゃおーっと! じゃーねー!」

 

 馬鹿2人は言うだけ言って満足したのか、クソ憎たらしい笑顔を張り付けて飛んで行ってしまった。

 

「……帰ろ」

 

 

――

 

 

「バルバトス」

「ナキちゃん」

「緑絶対変だったよな」

「緑ちゃん絶対変だったよね」

 

 2人は屈託のない笑顔でにーっと笑い合うと大声で叫んだ。

 

「報告だな!!」

「報告だね!!」

 

 






Q.この2人ほんとにこんなんで外交やってんの?
A.ヒモ男とかいうジョーカーの存在がおかしすぎて釣られて常識ガバガバになってるだけだから……普段はもっとちゃんとしてるから……ギャグ時空だから……(震え声)
 あとクッソ強いし守り固めたら絶対抜かれないからへーきへーき!
 ※現有戦力(個体数10,000)が維持される場合のみ。
  このままヒモ男が現れず数が減ってけば順当に3大種族にすり潰されて吸収されてたと思う。

(こんな話書いといてなんですし次はクォーツァイトさんと天使族が出てくる予定だけど竜人族以外は書く気)ないです。つまり新キャラは全てモブ。スマンノ。

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#28 Dirty deeds done dirt cheap 3



いやほら、聖書って日本人がガチで読み込むと誰もクリスマス祝わんくなるレベルらしいし……(震え声)
おん? こんな時間に誰か来――――エェイメェン




 

 

「はあ……どっと疲れましたわ……」

 

 コボルト族の辺境領主に報告できたまでは良かったものの、散々に罵倒されて己を抑えるのに必死で疲れ果ててしまいました。こんなこと今までなかったですのに……。それこそ、「ああ♡ もっとなじって虐めて蔑んでくださいまし♡♡」とか考えて最高に昂っていたのですが……やはり主様の存在があるからでしょうか、どうにも調子がおかしいですわ。ローゼフラムにネフライトは大丈夫か心配になってしまいます。

 それにしても――、

 

「最近は対応が露骨になっていますわね。3大種族の方々もそろそろお冠、ということでしょうか……」

 

 ここ100年で、元々開いていた3大種族と5部族の差は俄かに拡がり始めました。あの方々の数が減るという話は特段なく、我ら5部族は徐々に、ですが確実にその数を減らすばかりで、このままではいずれかがいずれかに吸収されて従属する未来は火を見るよりも明らかでした。

 正直それも悪くないのではと思っていましたが。どうせ自国に引き籠っていても枯れて精神が死ぬのを待つだけでしたし、余程のことがあってもなんとかなるのが我ら竜人族ですし。戦争の道具にされるのは考えものですけれど。

 しかしそんな懸念も何もかも、主様の存在が全てをひっくり返してしまいそうです。

 

「何と言いましょうか、奇跡なんてものではありませんものね」

 

 正直、ここ数日の出来事は全て夢なのではと疑うことがあります。こうしてあのお方のお傍を離れてしまうと特に。

 今回のように5部族以外の地を訪れれば、奇異の視線を向けられ、笑われ、気分を悪くされ、人だかりでは道が開ける、目が合えば悲鳴をあげられる、挙句の果てには泡を噴いて卒倒される等々それが普通……ああ、考えただけで泣きたくなってきましたわ……。

 

「やっぱり夢なのでは……いやでも、しかし……ぶつぶつ……」

「随分とお悩みのようですね、水晶竜殿」

「……これはセラフィム様、ご機嫌麗しゅうございます」

 

 うげっ、と内心で叫びつつにこやかに応対するこのクォーツァイト、素晴らしい対応ですわ。まあ実際それを口に出したところでこの天使はなんとも思わないでしょうけど。

 とにかく帰ったら主様に褒めていただかなければ。きっと笑顔で抱き締めてわたくしの愚痴にも嫌なお顔1つなさらずお耳を傾けてくださり、頭を撫でて労をねぎらい、その後滅茶苦茶に犯して嬲って孕ませていただけるのです……あぁんっ、堪りませんわぁっ♡♡

 …………主様って本当に実在するんですの? 都合が良すぎますわそんな殿方……。でももう3人も孕ませてしまわれましたし……ああどうしましょう、遂にわたくしも雌の喜びを噛み締める時が来てしまいますわ!!

 

 夢だったらもう本当に無理でございます、水晶に籠って冬眠いたします……。

 

「……今日は随分と表情豊かですね。いつもの貴方はその名の通り冷静で、そのように顔色を変えることはなかったと記憶しておりますが」

「…………こほん。大変お見苦しいところをお見せしました。わたくしもまだまだ若輩者故、セラフィム様の徳に肖りたく存じます」

「それは実に良い心がけです。現在の我ら5部族の苦境も、”神”に対する敬虔な心の欠落が招いた試練。ともに手を携え合い、教義と信託の元にこれを乗り越えようではありませんか。そもそも我ら雌のなすべき使命とは――――――――」

「は、はぁ……」

 

 始まっちまいましたわ……相も変わらず教義とやらの話になると目が怖いんですの……完全にイっちゃってましてよ。無機質な笑みも余計に恐怖を煽るんですもの……いつも通り此方のことなどお構え無しに語り倒してますし……。

 

 ちなみに天使族にとって神とは雄のことであり、雌は神にその全てを捧げ尽くして滅私奉公を極めることこそかけがえのない美徳とし、それを教義と呼ぶのだそうです。

 ちなみにその実態は雄が生まれ落ちたならば即拘束し一切の自由を奪い、「貴方はこの世で最も尊く気高く美しい存在なので自らの意思においての食事や排便、睡眠に至るまで何1つせずとも良いのです(超意訳)」だのなんだのと洗脳し尽くし、生命維持も含め完全に管理下に置いています。しかも自分達のその考えと行いが正しいと心の底から信じ切っているものですから、嬉々として自国の現状を語ってくれますのでその……なんというか……。

 それってもう本当に生きているだけで、ただただ死んでいないだけではありませんの……?

 

 ……改めて怖すぎますわ。

 あと、ともに手を携え合いとか抜かしていやがりますが価値観があまりにもかけ離れ過ぎていて、共に生活する=彼女らの教義()とやらの最低限を満たすことすら他種族には地獄過ぎて到底不可能なので共存は無理です。

 結果として天使族は属する小規模勢力も一切おらず、完全に孤立した勢力となっています。それでも5部族の1つに数えられるのは、その底なしの奉仕精神から引きずり出されるとんでもない戦闘力に依ります。ひとたび戦いともなれば種族丸ごとバーサーカーと化し、たたでさえ個体能力が高いのに一切の防御をかなぐり捨てて形振り構わず特攻してくるもんだから危険極まりない――。

 こっわ……マジでヤバすぎますわこの種族……。

 

「――――ということであり……水晶竜殿、聞いておられますか?」

「あ? え、ええ、はい、とても興味深いお話ですわねおほほほほ」

「そうでしょう、そうでしょうとも。加えて――」

「ああっ! あのっ、セラフィム様! こうして会談後にわざわざいらしたのには、何か理由がおありだったのでは?」

「おっと、そうでした。教義を説くことは私の使命でありますので」

 

 危ない……上手く話を逸らさないと、それこそ延々とありがたい説法()を聞く羽目になりましてよ……無理に止めるとそれはそれで危険ですし……ああ、疲れる……。

 

「水晶竜殿。最近貴方の国で何か、ございましたか?」

「――はて。何か、とはなんでございましょうか。ご質問が漠然としすぎでは?」

 

 流石、頭のネジがハナから吹っ飛んでいようが腐っていようが、天使は天使という訳ですか。

 

「……いえ、失礼しました。貴国に対してぶしつけに過ぎる問でしたね」

「大方我が王と妹君の姉妹喧嘩が少々いき過ぎていたがために、そちらの注意を惹いてしまったのやもしれませんね。いつも通り、お詫びいたしますわ」

「水晶竜殿」

「……はい?」

 

 頭上に光輪を戴き、三対にも及ぶ純白の大翼を厳かに解き放った上位天使の放つ強大な圧を全身に受けながら、それでもわたくしは笑顔で相手を見据えます。目は笑っていなかったかもしれませんが。

 

「我ら天使族は何より神と、その教義を重んじます。努々お忘れなく」

「もちろん、重々承知していますよ」

「――それではまた。機会がありましたら、是非我が国にお越しください。……貴国の"主"とともに」

「――ふふ、その機会とやらがあれば、ですが」

 

 そうしてお互いにこやかに言葉を交わし、大天使は神々しいほどに美しい光跡を描きながら空の彼方へと消えていきました。

 

「……はあ、疲れますわ……さっさと帰りましょう……」

 

 

――

 

 

「で、これは一体全体何がどういう……?」

 

 俺は困惑していた。ネラとゴルトとイヴが、「あとは任せた!」とでも言いたげなサムズアップをした後速攻でどっかに行ってしまったと思ったら甘ったるい雌の匂いやらあっちゃこっちゃが柔っこいやら気持ち良いやら耳元で囁かれて脳みそふやけそうやら何よりしこたま酒臭いやらでそれはもうげんなりするくらいにたっぷりと。

 

「主様ぁ! あいつら酷いんですよ私が気にしてること全部ぜーんぶ言ってきてぇ! あんの年増エルフもいつもいつも上から目線で見下してきてあの顔思い出しただけで腹が立ちます! もう……悔しくって悔しくってぇ……ひぐぅ……ぅぎゅ、ふぐっ、うえぇ…………」

「聞いているのかい人間くん! 今まであんなことはなかったのにもう抑えるので必死だったんだよ!? 君のせいなんだからなよりにもよってあのバカコンビに慰められるなんて屈辱過ぎたよ?! あともっと飲むんだ飲め飲みたまえよ杯が空いてるじゃないかぁグヘヘ」

「ねえ主様聞いていらっしゃいますわたくし頑張ったんですこれまでもずっとずぅっと馬鹿にされようが泣き叫ばれようがキラキラとしたものを吐き出されようが耐えて耐えて今日も頑張ってきたんです褒めてください聞こえていますか……貴方はそこにいますか……?」

「とりあえず落ち着け皆さん落ち着いてください本当にお願いしますローゼさんそんな泣き上戸なのに飲んだんですかネフライトさんは絡み酒がすぎるセクハラ親父かあと尻撫ですぎクォーツさんはマジで怖いんですけどどこぞの珪素生物じみてません? 何俺消えんの……?」

 

 






Can you hear me?(AC7並感)
ど う せ み ん な い な く な る 。(蒼穹並感)

あとこれ天使族に捕まったら普通にバッドエンド特急快速直行便なやつでは……?
きっと四肢切断されてカプセルかなんかに詰められちゃ~う――――TEAM R-TYPEかな??(震え声)

毎日ネタ投下100日目を達成し継続中のTwitter(@hentai16852860)もどうぞよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#29 残念喪竜はリア充種族の夢を見るか



せやけどそれはただの夢や(無慈悲)




 

 

「主様! 起きてくださいお願いします!! 主様ぁ!?」

「いやー……調子にのって飲ませ過ぎたかな?」

 

 直前でお預け食らった反動か、出向いた先で盛大に味わったストレスの影響か、はたまたその他諸々ひっくるめてか。

 3人+生贄のヒモ×1匹で盛大に飲んで騒いでを繰り返した結果、白目を剥いて泡まで噴きつつぶっ倒れたヒモ男をローゼフラムが号泣しながら介抱する様を、ネフライトは頭を掻きながらバツが悪そうに見遣っていた。

 

「ネフライト……貴方一体何を飲ませたんですの?」

「……」

「ネ フ ラ イ ト ?」

「ご、獄竜酒……」

「…………は?」

 

 あまりの圧に気圧されたか観念したのか、視線を泳がせ滝のような汗を流すネフライトが絞り出すように白状したその名と、彼女がチラチラと視線を送る先の、いっそ禍々しい程に真っ赤な染色が施された酒瓶が空になって転がっているのを見て、クォーツァイトは気が遠くなる感覚とともに思考が停止してしまった。

 

「――――何てモノを飲ませてますの貴方は!?」

「だ、だってもう手元にそれしかなかったんだよ?!」

「だってもクソもありませんわポンコツ駄竜! よりにもよってアレを主様に飲ませる馬鹿がいますかこのお間抜けドラゴン!!」

「ひぃん……」

 

 獄竜酒とは竜人族が造る中でもかなり特殊かつ非常に強力なお酒で、家畜として飼っているファイアリザードやランブルバッファローなどを興奮し発情させる為に用いるものだったりする。一応飲めはするが当然の如く種族内でもよっぽど酒に強い者に限られるくらいにはヤバい。そうでない者にとっては最早劇薬である。あまりの強さに虜になるアル中が5部族内にも少数だが存在し、密かにカルト的人気を博する品物だったりもするのだが――。

 そんな劇物をネラの加護などがあるとはいえ所詮はヒトであるヒモ男に飲ませるという蛮行暴挙に、声を荒げて叱りつけるクォーツァイト。

 

「そもそも! なんでこんなモンがここにあるんですの!? 城内にあってはいけない代物でしょう?!」

「あ、あの、水晶竜さん……?」

「ちょっと黙っていてくださいませんこと!? このへっぽこ緑!!」

「ひぃん……」

「主様ぁ! 死なないでください主様ぁ!! せめて私に種を仕込んでからにしてください主様ぁ?!」

「どさくさに紛れて何をほざいてやがりますかこンのアホフラムぅ!! ……っておいィ!? どうして馬鹿みたいに回復魔法かけまくってるんですの?! 今すぐ止めろぉ!!」

「その、えと、クォーツ、これ……」

「もうっ! 本当になんなんですの!?」

 

 蛇に睨まれた蛙のように縮こまってしまったネフライトが差し出す紙切れを分捕り、息を荒げつつ水晶をあっちゃこっちゃに生やしながらそこに書いてある大変個性的な文字を読み解くクォーツァイト。

 

『いちおーうすめといた たのしんで いぶあーる』

「…………」

「く、クォーツ……?」

「いっぺん絞めてきますわあンのアホ土竜」

「ちょ、まっ――」

「あ! 主様っ! お気づきになられま……し、た…………?」

 

 こめかみに浮きまくった青筋がブチ切れそうなくらいに目の据わったクォーツと、それをどうにか止めようとするネフライト。

 惨劇という名のしょうもない馬鹿喧嘩が竜人族内で勃発しようとした矢先、ローゼフラムの嬉しそうな声が一転して先細り、その異様な気配に振り向いた2人は一瞬で身が竦み、こう思った。

 

 あ、死んだ――――♡

 

 

――

 

 

「ごっぼぉォ゛ッ゛?!?♡♡♡ ぐごぇッ゛?!♡♡ ぶぼぉェ゛ッ゛♡♡♡ ふっぎゅいィッ゛♡♡♡ ぅっぉ死ぬッ゛♡♡ ごれぢぬっッ゛♡♡♡ ふぎゃっ♡♡ ぷぎぃっ?!♡♡♡ キッッツ♡♡ おにゃか破けぢゃあァっッ゛!?♡♡♡ ぬっぉギッッッヅッ゛♡♡♡ ンぎゃッ゛?!!♡♡♡ ほぎゃぎゃァッ゛ッ゛♡♡♡♡」

 

 強者としての矜持など最早欠片も残さず、喘ぎ倒してハメ潰される1匹の雌。

 背後から脇にかけて抱え込まれ、そこから伸びた腕に厳めしい双角をふん掴まれて頭を固定され、邪魔な尻尾に思い切り噛みつかれながら、これまでよりも更に凶悪さを増した圧倒的デカマラに胎をブチ抜かれて不自然に腹部を凹凸させハメ嬲られるローゼフラム。

 突然の事態についていけず床にへたれ込み、仲間が獣以下の雌声を響かせながら壊されていく様を眺めるしかないネフライトとクォーツァイトだったが、全身から発せられる汗と媚びた発情臭は隠しようもなく、無表情にローゼフラムを犯し続ける雄を余計に昂らせた。

 

「ふっぐおぉォ゛ー----ッ゛?!!?♡♡♡♡♡ お゛っ♡♡ お゛っ♡♡ ぴぎゅっ♡ ほっへぇ~♡♡ かひゅっ……♡ こひゅー……♡♡ た、たすけっ♡ ぐぶっ……♡ たじゅげへぇ……♡♡ ネフ……クォーツぅ……♡♡ ふぐおォ゛ッ?!♡♡♡」

「あ……ぁっ……♡」

「ろ、ローゼフラムさん……♡」

「お、おねがぃ……♡ ほんろに死ぬ♡ ハメ殺されちゃあぁァ゛っ゛?!?♡♡♡ ぷぎゅッ゛♡♡♡ ふんぎゅのお゛ぉォ゛~~~~~っッ゛???♡♡♡♡」

 

 いきなり背後から犯し姦され、狂ったように真っ赤な長髪を振り乱しながら無様に鳴き喚いていたローゼフラム。

 男の動きが急に緩慢になり、漸く言葉らしい言葉を発して助けを求められた2人は反応できたが、あまりに凶悪且つ長大な肉の塊が彼女の股から引き摺り出されていき、鳩尾まで歪に押し上げられていた彼女の女体が内側からこそぎ削られていく光景にまたしても釘付けになってしまう。

 

 ずりゅっ♡ ぐちっ♡ ぐちゅちゅっ♡ ぐっちゃぁ♡♡ ずろっ♡ ごりゅごりゅごりゅごりゅぅっ♡♡ ずろろろろろぉ~~~~っっ♡♡♡

 

「ほっひょおぉォ゛っ゛ッ゛?!!?♡♡♡♡ んおォぅッ゛??♡♡♡ のっほぉっ♡♡ ぬ、抜けへっ♡♡ ぬげぢゃうっ゛♡♡♡ うっおォ゛ッ♡♡ なっっっがッ゛♡♡♡ でりゅっ♡♡ ながみひっぱられぢゃぅォぁ゛ッ♡♡♡♡」

 

 ずりゅりゅりゅっ……♡ ぷじゅっ♡ びじゅじゅッ♡♡

 

「ぃっぁ……♡ ぇぁっ……♡ お、お潮とまんにゃ……♡♡ へぉぁァッ゛…………♡♡♡」

 

 ぐぢっ♡ ぐみゅッ……♡♡ ぐっぼぼぉ……♡♡

 

「ひっ♡ や、やらっ!♡♡ やめへくりゃしゃい♡♡♡ 主様っ♡ も、ほんひょに無理れひゅ♡♡ 無理♡ 無理無理むーり♡♡ あるじひゃ――――」

 

 ぐにゅむっ……♡ ッグっっっっぼぢゅぢゅんンッッ゛ッ゛゛!!!!!♡♡♡♡♡♡

 

「ぴっ…………?? !?♡♡ ?!!?♡♡♡♡ ――――――ぅギュほひょオぉォ゛ぅ゛っ゛ッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 ネラやゴルト、イヴアールはその小さな体躯故に膣内を変形させられながら肉棒に殴り潰されイキ狂っていたが、ここにいる3人は立派な大人の体格をしている。

 それでも今、雄に嬲られハメ姦されているローゼフラムもまた、異常なまでにエラ張り、竿腹がでっぷりと太った極悪極まりないクソ長凶器に(はらわた)を押しやられ、内臓器をひしゃげ潰されながら串刺しにされてしまい、全身が弛緩し力なくぶら下がってしまっていた。

 

「ごっ……ォ゛ッ……♡ ぶぎゅ……♡♡ ほンぎゅ……♡♡ んのッほゴおォ゛ッ゛…………♡♡♡」

 

 これまででも十二分な大きさを誇っていたソレは更に長さと体積、硬さを増し、その強さも良く知る仲間をこの僅かな間に屈服させ、無様なちんぽケースに仕立て上げていく。

 

「ひっ♡ ひっ♡」

「ふーっ♡ フーーッ♡♡」

 

 完全に色を失って表情を変えない雄がゆっくりと、座り込んで床にマゾ潮を垂れ流すザコ雌2匹に歩み寄って行く。その弾みで揺すられる度、己の体重と、邪悪と言って差し支えない極太肉杭に子宮を圧縮されるローゼフラムは、「オ゛ッ゛♡♡ ぐぉッ゛♡♡♡」と情けないにも程がある汚喘ぎ声を喉から絞り出し、まろび出た長い舌がぷらぷらと宙を漂っていた。

 

「ひぃっ♡ ゃっ♡ ゃだっ♡ 目が怖いよ……♡♡」

「ふっふっ♡ あ、主様♡ 主様ぁ……♡♡ んぉっ♡♡」

 

 仲間が嬲られ犯し潰される様を、涎を垂らして羨ましがる2匹のマゾ雌の前に無言で仁王立ちとなって見下ろし、身を寄せ合って恐怖と歓喜に震える絶対的強者の姿に自然と口角が吊り上がっていく。

 本来なら指先1つ使わず消し飛ばせる筈の相手を捕食者と断じ、些細な変化にさえ敏感に感じ取って無意識に腰を揺すり、情けないにもほどがあるハメ乞いアクメを披露してしまう。

 既に強者としての誇りなど欠片もなく、2匹の哀れな獲物はのそのそと這い蹲って支配者たる雄の足元に摺り寄っていく。いち早く慈悲を賜った仲間を心底羨みながら、そのハメ潮で汚れた主の爪先から足首にかけて唇を這わせ、長く淫靡に濡れた舌で満遍なく舐め上げていった。

 

 






奇蹟のカーニバル
開     幕     だ(カーニバルダヨ!!)

じゃけんただでさえ繁殖猿な絶倫ちんこマンに媚薬×精力剤×過剰回復=オーバードーズキメまくっちゃうマゾ雌はぐっちょんぐっちょんに犯し姦してハメ潰してわからせちゃいましょうね~(マジキチスマイル)

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#30 残念喪竜はリア充種族の夢を見るか 2



また更新が空いてしまってすまない……本当にすまない……許して、許してクレメンス……。
(ウマ娘に浮気してた)俺が悪いんだよ……!




 

 

「うおォ゛ッ゛!?♡♡♡ ふぎゃッ゛♡♡ うぎゅぃィッ゛♡♡♡ ぉイッグイッグ!!♡♡ まりゃいぐっ♡♡ いっっく……!!♡♡♡ ぅっぉすぐイギュッ゛ッ゛♡♡♡ ぐオぉ~~~~??♡♡♡」

 

 抱え込んだザコ雌の胎を無表情のままド突き上げ続ける雄に対し、ただただ良いように嬲られ犯されて嬌声を喚くしかないローゼフラム。

 ただでさえ狂気じみていた肉槍は更に硬度を増し、生物として無類の強さを誇る竜人族、その上位種を見る影もなく屈服させ串刺しにし、腹部を異常な程凸凹に歪ませてハメ倒していく。

 

「ふぎゃっ♡ んぎゅぅ♡♡ や、やめっ♡♡ 僕の顔を踏むなんて――んぎゅいぃッ♡♡♡ 角ッ♡ グリグリりゃめッ♡♡ のおォ゛ッ♡♡♡」

「あぅっ♡ おォッ♡ あ、ありがとうございますっ♡♡ 主様♡ あるじしゃまぁ♡♡ ぅっぉキクッ♡♡ 無様すぎてイグッ♡♡♡」

 

 ローゼフラムが地獄のような快楽で半狂乱に陥っているその足元では、ネフライトとクォーツァイトが男の気まぐれで頭や弱点の角、そして顔を雑に踏み荒らされては情けないにもほどがあるマゾアクメをキメていた。

 

「んのォ゛?!♡♡ ほげっ♡♡♡ あぅ♡ あるじしゃま♡♡ まりゃ膨らんでゅ♡♡♡ おォ゛ッ゛♡♡♡ もっ無理♡♡ ごれ以上おっぎぐしひゃりゃぁ……ぐっおォ゛ッ゛?!!?♡♡♡♡」

 

 ばっぢゅっ!! ドぢゅっごちゃッ!!♡♡ ぼっごがっぼ♡♡ ぐちゃ♡ バヂュ♡ ぼっぢゅごっりゅごっりゅごりゅりゅりゅンッ゛ッ゛゛!!!♡♡♡♡ 

 

「ほっぎいィッ゛゛?!?♡♡♡♡ やべっ♡♡ やべへくりゃしゃ♡♡♡ ぐっぉギッッッヅ♡♡♡♡ 子宮ちゅぶれりゅッ!!♡♡♡ オ゛ッ♡ お゛ッへ♡♡ ぉっぅぢぬ♡♡♡ ごれ死ぬ♡♡♡♡ ハメ殺されぢゃっぎぃっぎゅィぐイッッギュ!!!♡♡♡♡」

「ふー……1回射精すぞ」

「ほっへぇ…………??♡♡♡」

 

 ずろろろろぉ~~~…………がボっぐドっッぢゅぢゅンっッッ゛ッ゛゛!!!!♡♡♡♡♡

 

「――――――ンっぎゅぅぉオ゛ッ゛っぎゅひいぃっッ゛ッ゛゛!?!?♡♡♡♡♡」

 

 ぶびゅっ! どっぐどっくん!! ぶびょっ! ぶっばぶびゅびゅ!! びゅぐっびゅぐっびゅとッ♡♡ びゅどどッ゛♡♡♡ ぼびゅるるるるッ゛ッ゛゛♡♡♡♡

 

「ぐっほ!?♡♡♡ おォ゛ッ゛…………??♡♡♡ ~~~っっぅぉオ゛ーーーーーーーッ!!!?♡♡♡♡♡ でっ♡ でへりゅっ♡♡ ごっぉギッッッぢゅ♡♡♡♡ ごれきっっつ♡♡ あ、ぁぅじしゃま……♡ ざーめんでしゅぎ♡♡ お腹破裂しゅりゅ……っぉ♡♡ ぅっぉあっっっつ♡♡♡ んっごぉっ??♡♡ ひっ♡ ほっひょ♡♡ ふンぎゅのオぉ゛ッ゛゛???♡♡♡♡」

 

 まるでティッシュに扱き捨てるかのように、長大に過ぎる逸物を遠慮も容赦も一切無く孕み袋にブチ込まれて吐精され、美しく引き締まった腹部がみるみる内に膨張していくローゼフラム。

 長い長い射精で無理矢理内臓器を押しやられて圧迫され、子宮は限界を超えて膨らませられ、普段の凛々しい面影など最早欠片もなく快楽に陶酔し切った無様なアヘ顔を晒し、全く萎える気配のない肉塊に支えられるだけのザーメンタンクに成り果ててしまっていた。

 

「おっごぉ…………♡♡ ふぎょ……♡ んぃッグ♡♡ ぅっぉいくィぐイッック…………♡♡♡」

 

 殆ど気を失ってもビクつきアクメを貪るローゼフラムに色の宿らぬ視線を向けていた男は、重くて邪魔だとでも言わんばかりにおもむろに彼女の首根っこを掴んで剛直を引っこ抜き、「ぬっほ!?♡♡ っぐおォ゛~~~~~ッ゛♡♡♡」と獣以下のマゾアクメ声を響かせるクソザコドラゴンを、床に這い蹲って呆けている残り2匹の前に放り投げてしまった。

 

「ぷぎょっ♡♡♡」

 

 2匹のハメ乞いマゾ潮で水浸しの床にべちゃっ♡ と粘着質な音を立て、ダマのように重い半固形レベルの孕ませ汁に膣内を蹂躙されている腹から落ちた紅炎竜様は、とても圧倒的強者とは思えないような情けない声を響かせてぶぴっ♡ ぶびゅびゅっ♡♡ とおまんこ射精を繰り返す。

 

「ぉっ……♡ ぉぅっ……♡ ふっほ……おぉっ?? ほっぎゅ♡♡ な、なに、ごれぇ……♡ ぅっぉグる♡♡ 卵巣震えでりゅ♡♡♡ おっ♡ おォッ♡♡ 知らない♡♡ ごんなの知らなぁァ♡♡♡ うおォ゛ッ゛?!?♡♡♡♡」

 

 ぴくっ♡ ぴゅく♡ ぶるっ♡ ぷるるっ…………ぽこっ♡♡

 

「ふおぉッ゛ッ゛゛?!?!♡♡♡♡♡」

 

 ぷちゅっ……♡♡ ぽっこん♡♡♡

 

「うっおォ゛ーーーーーーーッ゛!?!?!♡♡♡♡♡ かひゅっ……♡♡ ひぎゅぅ…………♡♡ で、でひゃった……♡♡♡ あんな……モノみたいに扱われへぇ……♡♡ た、卵♡ ぶちゅりまひひゃぁ……♡♡ い、今孕んでます♡♡ おせーし様にボッコボコにされへぇ♡♡♡ ――――うおィッッグ♡♡♡ くふっ……んぎゅひぃ♡♡ クソザコ卵子♡♡♡ 一生懸命孕まされてまひゅ♡♡ 主様ぁ♡♡♡」

 

 これまでに味わったことのない異常な快楽に視線も空ろなローゼフラムは、それでも愛しい飼い主の精子で受精していることを伝える為に、服従し切った飼い犬のように仰向けになって精液ボテの腹を晒し、ニタァ……♡ と蕩けきったメス顔を披露する。

 

「偉いな、ローゼさんは」

「……♡♡ ふへっ♡ 嬉しいです♡ 主様♡ あぅじしゃまぁ♡♡」

「――んじゃ、もっと卵出せるよな」

「ふぉっ……?? ――――ぐっおォ゛ッッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 幾らか表情の戻った男に優しく褒められ、幸せいっぱいにぐっちゃぐちゃの顔を綻ばせたのも束の間。無防備に晒されたボテ腹、その卵巣があるであろう位置を適当に目星をつけて踏み付けられたローゼフラムは突然の暴挙に目を白黒させ、それでも歓喜のマゾアクメ声を室内に響き渡らせるかのように絶叫した。

 

「ンぎゅのオぉ゛っッ゛ッ゛゛???♡♡♡♡♡ やべへっ♡♡ きっっつ♡♡♡ ぅっぉギッッッぢゅ!!♡♡♡♡ お腹っ♡♡ 卵潰れぢゃぅっぉイッグイッグ!!!♡♡♡♡♡」

「大丈夫大丈夫。竜人族は頑丈なんだから、な」

「うおォ゛ッ゛゛!?!♡♡♡♡ ぐっひ♡♡ ごおっ♡ ほっぎょぷぢゅる!!♡♡♡ ひど♡♡ ごんにゃごとしゃれで卵ぶぢゅっぢゃあァッ゛゛!?!?♡♡♡♡ ふンぎゃぎゃぁッ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡♡」

「あぁ……♡ ローゼ……♡♡」

「ふーっ♡ ンフーーッ♡♡」

 

 地球人の視点からすれば暴力以外の何物でもない蛮行にも、被虐の悦びに鳴き喚いて無様にイキまくり、ドマゾ排卵受精アクメを貪りまくって脳みそがぶちぶちと音を立てて焼き切れるほどの絶頂を叩き込まれ続けるローゼフラム。

 そんな、その強さも良く知る仲間の痴態を間近で見せつけられ、床に這い蹲りながら既に白濁の本気汁でぐっちゃぐちゃ♡ の秘所をまさぐってマゾ潮を撒き散らすネフライトとクォーツァイトを、男は冷えた目で見下ろす。

 

「仲間が嬲られて踏み潰されてるのにナニやってんだお前らは、あぁ?」

「ひっ♡ だ、だって♡ こ、こんな、こんなぁ……♡♡」

「申し訳ございませんっ♡♡」

 

 主からの無茶苦茶な難癖に困惑するネフライトを余所に、クォーツァイトは本来述べる必要のない謝罪をした途端、弾けるようにローゼフラムを踏みつける男の脚に縋りついて長い舌を這いずり回らせた。

 

「ごッぼぉ!?♡ ぐっぉ出ぢゃう!♡♡ ながみじぇんぶでりゅうぅッ゛?!?♡♡♡」

 

 既に狂乱状態のローゼフラムは突然増した重量に更に腹部を圧迫され、白目を剥いて股からぶぴぴっ♡ ぶびゅっ♡ ぶびょびょっ♡♡ と無様におまんこ射精を繰り返す羽目に。

 

「クォーツさん、良いんですか? ローゼさん死にかけてますけど」

「だ、大丈夫です! この程度でわたくし達は死んだりしません♡ そ、それより……!♡」

「何です? 飢えた豚みたいに物欲しそうに見つめて」

「ひゅぐぅ……♡♡ ――んぉっ♡ ふごっ……♡♡ ぉくっさ♡♡♡ すんすん♡ ほっひゅ♡♡ くっぉクッッサ♡♡♡♡ のっほぉ~~~~♡♡♡」

 

 ぴくぴくと痙攣するばかりで動かなくなったローゼを下敷きにクォーツァイトはその美しい顔を、まるで威嚇するかのように脈動する極太デカマラに必死に近づけ、鼻を鳴らしては仲間の淫水と精液がブレンドされた濃厚な性臭で肺を満たしてハメ乞いマゾアクメをキメてしまう。

 失神した仲間に自身のマゾ潮をぶっかけようが気にも留めず、主の脚を舐め回した蛇舌で、凶悪ちんぽの匂いが貯まった根本をまるでへりくだるかのように舐めずって、「犯して♡ ハメ潰して♡ 赤ちゃんいっぱい孕ませて♡♡」と情けを乞う始末だった。

 

「あ、あぁ……クォーツまであんな……♡♡」

「ネフライトさん、2人ともしっかり堕ちてくれましたけど?」

「ひっ♡ や、やだっ♡♡ やだやだやだぁ♡♡♡」

 

 この期に及んでまだ孕み袋としての自覚が足りないネフライトを見下ろして、男は口角を吊り上がらせる。

 底意地の悪い笑顔を見せつけられ、それでも全く笑っていない目を目の当たりにし、ネフライトはへたり込んで己を掻き抱いたまま、無意識の内にぴゅっ♡ ぴゅくんっ♡ とクソザコマゾアクメをキメてしまうのだった。

 

 






笑顔の起源は威嚇だってそれ(多分)一番言われてるから。

あぁ^~やっぱエロ書くのって滅茶苦茶SAN値と体力持ってかれるんじゃ^~
兎に角更新が遅れてしまってすまん! 悪かった!(ジャンピング土下座)

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#31 残念喪竜はリア充種族の夢を見るか 3



ザコ雌を使い潰す蛮行は万病に効く、俺は詳しいんだ(マジキチスマイル)




 

 

「んん~~~♡♡♡ ちゅぷっ♡ ぷちゅっれりゅっれりゅ♡♡ んろんろれろれっろぉ~♡♡ ちゅぽ♡ ちゅっぽちゅっぽ♡♡ ちゅぱっちゅんま♡♡ んれっんむ♡ ふっほ♡♡ すん♡ すんすん――っンぐぉイッぐ!!♡♡ ぐっぉくっっさ♡♡♡ 匂い落ちにゃいぃ♡♡ んべんべんべろろおぉ~~~~♡♡♡ くっぽくっぽぉ♡♡♡」

 

 腹を空かせた家畜が餌にがっつくように、1発射精したところで全く萎えないどころか更に硬度を増した剛直にむしゃぶりつくクォーツァイト。

 知らない者が見れば、この浅ましい雌豚が上位種である竜人族、その中でも由緒ある名家の令嬢だとは誰も信じないであろうほどに、鼻下と瑞々しい唇を情けなく伸ばしまくって男性器に唾液を塗り込み蛇舌を絡ませ、一心不乱にお口マンコ奉仕に努めていた。

 

「んっ♡ じゅぼちゅこっ♡♡ ほっ♡ ほっ♡ お、大きい……♡♡ おっきすぎて全くお口に入り切りません♡♡♡ なんて逞しい♡♡ 主様♡ 主様ぁ♡♡ ご奉仕も碌にできないザコ雌で申し訳ございません♡♡♡」

 

 恍惚とした表情で雄様の象徴に頬擦りをし、長く卑猥に蠢く触手のような舌で舐めずりながら媚びる水晶竜様に幾らか満足しつつ、それにしても全くもって足りない刺激にうんざりした男はわざとらしく溜め息を吐いた。

 

「あ、あぁ……♡ も、申し訳ありません主様♡ お慈悲を……♡ 出来の悪い醜女を、どうかお許しくださいませ……♡♡」

 

 こちらの態度に露骨に反応するポンコツ上位種が殊更に征服欲を刺激してくる。

 ただ、必要以上に自分を貶める態度は如何とも感心しない。これまでのこともあるだろうが、これだけ極上な形(なり)をしておいて、しかもそれに獣欲を煽られる側にとっては些か不満であった。

 

「あ、あの……――」

「クォーツさん」

「は、はいっ♡ ――――……んぴっ?? ――ふおッ゛?!♡♡ つ、角掴んじゃ――くっほおォ゛ッ゛?!?♡♡♡」

「もう俺がいるんだから、これから自分を卑下するのはやめましょう、ね」

「おォっ??♡ しゅ、しゅみませ――――ゴボぉッ゛?!!♡♡♡ ――ぐっっボごぉォ゛ぇッ゛ッ゛゛!!!?♡♡♡♡♡」

 

 神々しいまでに美しく、ただひたすらに愛くるしいペットのために、彼女には根本からの意識改革が必要である。

 至極真っ当なようでいてあまりに傍若無人な考えの元、不安そうに男を見上げる絶世の美女の角を雑に掴み、突然弱点を責め立てられて開いた口に、凶悪サイズの男根を無理矢理喉奥までぶち込んでいく鬼畜男。

 

「ぐっごおォ゛ッ゛!!!♡♡♡♡ ほぎょ?♡♡ ごっぇ♡♡ がぼっ♡♡ ぐびゅッ゛ッ゛゛♡♡♡ っ?♡♡ っッ??♡♡♡ ぶンもおォ゛~~~~ッ゛っ゛゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 口に含むことすら難しかった其れを問答無用でド突き込まれ、喉奥どころか食道すらブチ抜き、我が物顔で体内を蹂躙されるという暴挙に綺麗な水色の瞳は完全にひっくり返り、獣以下のくぐもった嬌声を絞り出して無様極まりない間抜け面を晒すクォーツァイト。

 強者の象徴たる雄々しい双角も便利なハンドルとして雑に扱われ、ただただ雄の性欲処理のために喉マンコ奉仕を強要される憐れな雌に成り果てながらも、頑強な身体とどうしようもないクソ雑魚ドマゾ性癖がそれらを悦んで受け入れてしまう。

 

 ごぢゅっ♡ がぼッごっぼぉ♡♡ どっぢゅごっぢゅごっぢゅぼりゅりゅん!!♡♡♡ ぐっぼぐっぼぐぼッぐっぼぼぉ♡♡♡♡ ばぢゅっボぢゅヂュンッ゛ッ゛゛!!!♡♡♡♡♡

「ぐえェッ゛ッ゛゛♡♡♡♡ ごっへ♡♡ んごっ♡♡ ふびょッ゛??♡♡♡ んっもんっも♡♡ ほっぎゅ♡♡ んっぎゅンッ゛ッ゛゛♡♡♡ ごぎゅ♡♡ グびゅっ♡♡ ぐっべえぇ♡♡♡ ごぎゅっッ!! んゴっっギュんッ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡」

 

 普通の人間なら窒息死しかねない極悪ちんぽイラマチオすら快楽に変換し、必死にオナホ喉まんこを蠢かせ、もっとずっと奥まで呑み込もうとすらしてしまうクソザコドラゴン。

 女神すら裸足で逃げだす美貌は体液と陰毛に塗れて見る影もなく、長大な羽と尻尾は性処理に使われる歓喜に打ち震えてビン勃ちっぱなし、自由の利かない上半身から瀑布の如く流れ落ちてくる極悪マゾ快楽に下半身は壊れたブリキのようにヘッコヘコ♡ にカクつきまくり、ぶぢゅっ♡ びゅじゅじゅッ♡♡ と絶え間なくザコ潮を噴きまくる始末だった。

 

「あー……最高だわこのハンドル付き生オナホ」

「ふぎっ♡♡ ぷぎょおォ゛ッ゛♡♡♡ ひゅぐッ♡♡ ォ゛ッ゛ぢぬ♡♡♡ 死♡♡ ふギょっほげエぇッ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡」

「射精すぞ」

「ンひゅ…………???♡♡♡♡」

 

 ずっっ……るろろろろぉ~~~~…………♡♡♡♡

 

「ッグおォ゛っッ゛?!?♡♡♡ っっンのっほぎょへえェ~~~~♡♡♡♡」

 

 ――――がぼッ゛ッ゛゛ごっっっぢゅぢゅぢゅンッ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡♡

 

「――――――ごブびょッ゛ッ゛゛!?!?♡♡♡♡♡」

 

 ぶびっ!♡ ぼびゅびゅびゅびゅっ♡♡ ドグッドグンっ!! ぶっびゅびゅっば♡♡♡ びゅーーーっ♡♡ ぼびゅるるるるるッ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡

 

「――――~~~~~~ッ゛ッ゛゛!?!!♡♡♡♡♡ っ??♡♡ ???♡♡♡ ォ゛ッ゛♡♡♡ ゥッおォッ゛゛…………♡♡♡♡♡」

 

 性処理オナホとして遠慮も配慮も一切ない排泄ピストンに耐え、不安定な筈のガニ股エロ蹲踞を強靭な脚力と尻尾で必死に支えてマゾ快楽地獄に脳みそを焼き切られ続けるクォーツァイト。

 そんな健気な彼女に追い打ちをかけるように、雑に掴んだままの角ハンドルを思いっ切り引き寄せて生口オナホの間抜け面に陰毛を擦り付け、気持ち良く精液を排泄する為だけに極上美女の喉を抉り胃に直射するという強烈無比な背徳感が男を襲い、無意識の内に前のめりになって腰を振りたくる。

 意識と視界がバッチバチに明滅しながらも、ただひたすら己の主が気持ち良くなれるよう身体は従順に動いてしまい、顎を限界まで上げて喉を反らせ、規格外の肉槍で文字通り串刺しにされたクソザコマゾドラゴンの胃袋に、あろうことか大切な子種汁を大量に無駄撃ちさせられ、クォーツァイトは遂に意識を手放してしまった。

 

 

 

 

「ぐ……ォ゛ッ゛♡♡♡ ほっひゅ……♡♡ ぶひゅ♡ んぎゅっ♡♡ ぢゅっばぢゅっぼ♡♡ ――っッくンお゛ぉ゛~~~~~………♡♡♡♡」

「ふぅ……っと」

 

 四元竜の一角である水晶竜様を散々雑に使い潰し、尿道に残った精液を吸い上げさせながら、まるで軽く用を足してきたかのような振る舞いで極悪ちんぽを彼女の体内からこれ見よがしに引っこ抜いていく男。

 

 びゅっ♡ ぶびゅっ♡ ぐちっ♡ ぐりゅっぐにゅ♡♡ ……ッズ――ぞるるろろろろぉ~~~~~~♡♡♡♡♡

 

「んぎょのっォ゛ッ゛?!?♡♡♡♡ オ゛ッオ゛ッオ゛ッオ゛ッ??♡♡♡ ぐっげえぇェッ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡」

 

 あまりに重すぎるマゾ快楽の暴力に失神しかけ、えずきながらも健気に喉で吸い付き舌を纏わりつかせた結果、首から下は力なく垂れ下がり、口だけは天井に向かって伸ばしきって、釣り上げられた魚のように雄ちんぽに吸いつきオホ声を響かせるクォーツァイト。

 

 ――――ぶっじゅるるろろろぉ~っ………………っッぽンっ♡♡♡

 

「ごぉっひょ♡♡ ォ゛ッ゛ゥ゛゛♡♡♡♡ ――――ぐぷっ……♡♡ げっふ♡ ~~~~っッグっぉおォ゛えぇェッ゛っぷッ゛゛ッ゛♡♡♡♡♡」

 

 無意識すっぽんフェラで吸いつく雑魚メスドラゴンに対し、男は少し鬱陶しそうに泡立った白濁液に塗れた剛直を引っこ抜く。

 あまりの射精量で妊婦のように膨れ上がった腹を抱えながら、クォーツァイトは床のマゾ潮溜まりに顔面から突っ伏してしまった。その勢いもあり、己の体重で腹部を圧迫した結果、膨れた腹を支点にして無様なガニ股尻ヘコダンスを晒しもって、アホほど情けないザーメンゲップを大音量で披露してしまう始末だった。

 

「ぁ……ぁ……♡ く、クォーツがぁ…………♡♡」

「ひゅー……♡ かひゅーー…………♡♡ ごぼっ♡ ぐっふ…………♡♡♡」

 

 ローゼフラムに続いてクォーツァイトまで、まるで見たことのない無様な姿を目の前に転がされ、ネフライトは全くもって身動きが取れなくなってしまっていた。

 

「さて、と……」

「――――ぶっひょォ゛ッ゛!?!♡♡♡♡」

「――――ごっぼぉェッ゛゛?!?♡♡♡♡」

「ひっ♡ ひっ♡♡」

 

 男の足元でひしゃげた蛙のように転がるクソザコ上位種様。その膨れた腹をまるで値踏みするかの如き軽挙さで踏み荒らし、失神していた2匹が救いようのないドマゾ快楽で覚醒させられて家畜以下の鳴き方で喚く。

 おまんこ射精とザーゲロを繰り返す様は、良く知る強く逞しい仲間の面影など最早欠片もなく、ネフライトは随分と可愛らしい悲鳴を漏らすしかできないでいた。

 

「んじゃ、ネフライトさんにはどうしてもらいま――」

「ひ、酷いじゃないか!」

「……は?」

 

 まるで親からはぐれた子どものようにへたり込んで鳴き声をあげるだけの、最後のクソザコマゾドラゴン様をどうしてやろうかと思案していた男は自分の耳を疑った。

 

「ふ、2人をこんな目に遭わせるなんて……♡ いくらなんでもあんまりじゃないかっ♡ さ、流石にもう少し手心を加えたってバチは当たらない!♡ ぼ、僕たちは逃げたりしないんだから……――――ふぉっ??♡♡♡」

 

 何やらキャンキャンと喚いている孕み袋に無言で歩み寄り、言い切るのを待たずに萎える気配など全く見せない肉槍で、やかましい口とは裏腹に媚びた笑みを絶やさないイケメン王子様フェイスを思いっ切り引っ叩いてやる。

 

 べちっ♡ ぺち♡ ばちっばちぃ♡♡ べちゃっ♡ ぴしゃっ♡♡ ばっちいぃんッ♡♡♡

「ォ゛ッ゛??♡♡♡ ぁぅっ♡ や、やめっ――ふンぎゅぃ♡♡ こ、こんにゃのぉっほォ゛ッ゛♡♡♡ くっさ♡♡ おちんぽ様クッッサ♡♡♡ ひぎっ♡ ご、ごめんなしゃ♡♡ 生意気言ってごめんなしゃいぃ♡♡♡ ゆるしてぇ♡ ――――っッ゛んのっほぎょおォ゛ッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 どうにも舐め腐った態度を取るザコ雌の顔を軽くちんぽビンタしてやると、それだけで即屈服して下半身は迎え腰でヘコつきが止まらなくなっていく。

 一体何を勘違いしてあんなことをほざいたのか、これは更に徹底的に躾ける必要がある。男は無感動にネフライトの角をふん掴み、ローゼとクォーツを犯し潰し散々淫水を浴びて匂いを溜め込んだ剛直と睾丸の付け根に、彼女の中性的に整った美しい顔を強引に押し付けてやった。

 

「ほっぎゃふっぎゃッ゛♡♡♡♡ くっっさ♡♡♡ うっぉごれギッッッヅ♡♡♡♡ すーっはすーーっはぁ♡♡ ふンぎぃッッグ!!♡♡♡ ぉいっぐイッギュ♡♡♡♡ ぅオぉ゛ッ??♡♡♡ 腰ヘコ止まんにゃ♡♡♡♡ おォ゛ぃグッ゛ッ゛゛♡♡♡♡」

「今まで他のザコ雌も散々犯してたの知ってるだろうが。今更何ほざいてんだ、あぁ?」

「は、はひっ♡ しゅびばしぇ!♡♡ トチ狂っでまぢだッ♡♡♡ 怖くて頭バグっでまぢだぁ!!♡♡♡ ごめんなしゃい♡♡ おゆるしっ♡♡ ぅっぉマジごれきっっく♡♡ くンっほおォ゛ッ゛♡♡♡♡」

「酒盛ったのもお前だったよなネフライト、二度と舐めた口利けなくしてやるからな――?」

 

 雄の性臭が最も濃い部位に顔面をグリグリと押し付けられ、ようやっと解放された頃には、その端正な顔立ちは見る影もなくアへり散らかしていた。

 これからコイツでブチ犯すぞとでも言わんばかりに隆起し切った怒張を顔に乗っけられ、見せ槍で目隠しされたネフライトは愛おしそうに長い舌を管を巻いて伸ばし、とめどなく溢れる先走り汁を鈴口ごと、先端が分かれた舌先で舐り回す。

 

「ひぎゅぅ……♡♡♡ ゆ、ゆるぢでくだしゃい……♡♡ なんでもしましゅ……♡♡ もう卵もいっぱいプチュってましゅかりゃ……♡♡♡ おねがいします♡♡ ザコ雌ゆるしてぇ♡♡♡ ――ぅおォ゛ッ゛???♡♡♡♡」

 

 






ネフライトくんさぁ……きっついお仕置きが必要ですねクォレハ……(ガンギマリスマイル)

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#32 残念喪竜はリア充種族の夢を見るか 4



うーんこの……。




 

 

「や、やべへっ♡♡ うっぉ??♡♡ ふゴっ♡♡ ぶひゅ♡♡ んっのォ゛イぃっグッ゛♡♡♡ ご、ごんにゃぁふびょ??♡♡♡ くっっさ♡♡ っぉ゛ぎっっぢゅ♡♡♡ ふごおォ゛~~~~~ッ゛???♡♡♡♡」

 

 どうにも躾けがなっていない飄翠竜様。その、名画も恥じ入るであろう程の中性的美貌を誇る顔をベッドの上に敷き、あろうことか座布団代わりにして一息つく鬼畜男。

 立ちっぱなしで疲れたからという雑極まりない理由で、ネフライトのイケメン王子様フェイスを臀部と肥大化してまだまだ重みを増す睾丸で下敷きにし、濃密に過ぎる雄の性臭を直に嗅がされ溺死しそうな程にくぐもった呻き声をあげるクソザコドラゴンに苛立ちを募らせる。

 

「ピーピー鳴いてないでさっさと舐めろ」

「――――ぅんンぎょほおォ゛ッ゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 本来ならば手も足も出ない筈の上位種様を文字通り尻に敷き、あまりにも情けないザコマゾっぷりを見せびらかしてくる飄翠竜様に延々とアドレナリンを噴出させられる。

 騒ぐだけで碌な奉仕もできないクソザコドラゴンの張りのある美しい長乳を握り潰してしごきあげ、既にビン勃ち状態のデカ長乳首を抓り姦して遊んでいると、肉座布団が無様な嬌声をあげて必死に蛇舌で舐り回してくる。

 

「ごッぶおォ゛ッ゛?!♡♡♡ しゅ、じゅびばじぇん……♡♡ んべっべぇっろべっろぉ♡♡♡ んじゅッぐぢゅぢゅ♡♡ ふっぉクッッサ♡♡♡ ――ぐおォ゛ッ゛?!?♡♡♡♡ やめっ!♡♡ ぢぐびいじめギッッヅ!!♡♡♡ なめるッ!♡♡ ぢゃんど舐めましゅがりゃぁっ♡♡♡ ぶっひょ♡♡ じゅっぞ♡♡ ちゅるちゅるぢゅっぞぢゅずずず♡♡♡ ほぉ~♡♡ ぶっほぃぐイぎゅっっぉ゛イッッッグっ゛っ゛゛!!!♡♡♡♡」

 

 休憩がてらの手慰みに丁度良い玩具として、肌理細やかで極上な手触りのクソデカ重長乳を好き勝手に弄んでやる。こんな物以下の扱いを受けて尚、喘ぎ散らかして腰と尻尾はびっくんびっくん♡ に跳ね回ってベッドを軋ませ、ピーン♡ と突っ張って破滅的なドマゾ快楽に耐える美しい美脚を眺めて悦に浸る。

 

「主様♡ 申し訳ございません、気を失っておりました……♡♡」

「まあ……♡ ネフライトったら主様に使ってもらえて嬉しそう……羨ましいですわ♡♡」

「うおォ……――――ふンぎょのおォ゛ッ゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 まさしく畜生極まりない愉悦を味わう男の両脇に、マゾアクメ地獄から意識を取り戻したローゼフラムとクォーツァイトが重い腹を幸せそうに抱えながら摺り寄ってしな垂れかかる。

 2人分の体重が加わった圧力が顔面に加わってしまい、腰ヘコが激しさを増してマゾ潮をびじゅっ♡ ぶじょじょッ♡♡ と飛ばしまくるネフライト。

 まるで救いようのないムチ肉クッションのドマゾっぷりに男の性欲と征服欲は無限に刺激されていく。

 

「仲間が鳴き喚いてるのに良いのか? 薄情な上位種様だな」

「わかっておられる癖に……♡ 本当に意地悪な主様ですね♡♡」

「そうですわ♡ それに、今のわたくし達はただの雌……♡ 主様にお慈悲を賜ることしか考えない、浅ましい孕み袋でございます♡♡ ――んむぅ!?」

「ぁっ……♡」

「ぴぎぃ♡♡♡ おォ゛ッ゛??♡♡♡ やべへっ♡♡ 動がにゃいでぇぃっグぉォッ゛?!?♡♡♡♡」

 

 繁殖交尾の為だけに生まれて来たかのようなドスケベ恵体を男の身体に擦り付け、耳元で媚びついて蠱惑に囁く2匹のドマゾドラゴン。

 生意気にも煽ってくるクソザコ雌にイラつきが収まらず、瑞々しいにもほどがあるクォーツァイトの唇を強引に奪い、次から次へと溢れ出てくる媚薬の如き極上の蜜を啜り上げ、その様子を心底羨ましそうに見つめるローゼフラム。

 そして、男が身動ぎする度に顔面を押し潰されるネフライトが無様過ぎるマゾアクメに陥り懇願するも、全くもって相手にされず完全に無視されていた。

 

「んっふぅ??♡♡ ふむっ♡ んっちゅちゅっぱ♡♡ んじゅ♡ ちゅむ♡ ちゅま♡ ふっぎゅ♡ ぅっぉしゅわれりゅ♡♡ ふーっ♡ んふーーっ♡ ふっほ♡ おっほぉ♡♡ ンじゅるっ♡ ぶじゅるるるっべえぇ~~♡♡ ォ゛ッ゛♡ きしゅ♡ これが殿方とのキスぅ♡♡ えっろ♡ ぉイッグ♡♡ 幸せしゅぎていぐっ♡♡♡ ――――うおォ゛ッ゛!!?♡♡♡♡」

「あぁっ……♡ お願いします主様♡ 私もキス♡ お口セックス♡♡ えっろい唾液交尾したいですっ♡♡♡ 主様っ♡ あるじさ――うぴっ?? ――――くっほおォ゛ッ゛?!!♡♡♡♡」

「おォ゛死ぬッ゛♡♡♡ ぶじゃましゅぎへぢにゅッ゛♡♡♡ ほっぎょ??♡♡ ぷぎょォッ゛!!♡♡♡ ンのっごぉイギュぃっぐッ゛♡♡♡♡ ぶンもおォ゛ーーーーーーッ゛!!!♡♡♡♡♡」

 

 ディープキスをしてやれば陶酔し切ってがっつきまくり、それを傍で見て余計に発情するザコ雌が耳元でやかましくせっつくのも鬱陶しく感じたのか。男は荒っぽく雑な手つきで、重力に引かれてクッソ重そうにぶるんっ♡ だっぷん♡ と垂れて揺れる2匹の淫靡過剰な重長乳をふん掴み、自己主張の激しいクソデカ乳首を握り潰して思いっ切り下に引き延ばした。

 いきなりの苛烈な乳首虐めにローゼとクォーツは揃って目をひん剥き、口を伸ばしてなっがい蛇舌をべっろんべろん♡ に振りたくって極上のマゾアクメを貪る。

 そんな飼い主とマゾ犬2匹の下敷きになり、尊厳も何もかも踏み荒らされてそれでも延々とアクメ地獄が続くネフライトは、脳みそを濁流のようなドマゾ快楽でぐっちゃぐちゃ♡ に掻き混ぜられながらイキまくっていた。

 

 






人の心とかないんか??(クソデカブーメラン)

短くてすまない……本当にすまない……。
明日も書くから許して……許してクレメンス……。

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#33 残念喪竜はリア充種族の夢を見るか 5



前話多少加筆修正しました(震え声)

今回は最後の方にザ〇ゲロ表現あるので苦手な先輩読者ニキネキは気を付けてね♡
でも読め(豹変)




 

 

「くっほ……♡ ぅっぉキクっ♡♡ クソザコ乳首ぃっギュッ゛♡♡♡ さ、最っ高……♡♡ 一生主様に飼ってほしいです……♡♡ っくンおォ゛~~~~ッ゛??♡♡♡」

「おっぐぉッ……♡♡ ふーっ♡ ンフーーッ♡♡ あ、主様ぁ……♡ わたくし、本当に幸せです……♡♡ 心から愛しております――のおォ゛ッ゛♡♡♡」

「ほぎゅ……♡ ふっごぶっひゅ……♡♡ んちゅ♡ ちゅまっちゅぷれりょ~~~♡♡ ォ゛ッ゛♡♡ くっほぉ~~……♡♡ も、ゅるじで……♡ ぢぬ……♡♡ たしゅけへ……――――んォっぎゅっイッッグっ……♡♡♡」

 

 初めて会った時はそれはもう凛々しく、気高く、美しく――神々しさすら感じられた誇り高き四元竜。全くもって非の打ち所がない、女神も霞む美貌と絶対的強者の威光はどこへやら。

 こうして乳首を虐め潰してやれば無様に鳴き喚き、言葉汚く蔑んでやれば震えて悦び、モノ同然に甚振ろうとその頑丈さ故に気にも留めずイキ狂ってマゾ潮を噴きまくる。

 全くもって施しようのないレベルでクソザコ過ぎるドマゾドラゴンが、彫刻もかくやな顔を台無しにしつつ愛を囁いてくる現状に、男もまた否応なく狂わされ続けていく。

 

「クォーツァイト、孕ませてやるから自分で動け」

「は、はいっ♡」

「んむぉ!?」

「それでは、私は主様のお背中をお支えいたしますね♡ ――――……すん♡ ふぅっすうぅ~~~……♡♡ ぅっぉキクっ♡♡♡ 主様の雄臭すきぃ♡♡ ぉっイくっ♡♡ んっふーーっ……♡ お耳も舐めさせていただきます……れる♡ んべっぐちゅ♡♡ ぴちゃぬちゅりゅっろろぉ♡♡♡ ぬっろぬりゅりょ♡♡ んっべるろぉ~♡♡♡ くっほぉ♡♡」

 

 男の言葉一つで大輪の花のような笑顔を咲かせる水晶竜様を余所に、最早ボロ切れ以下の扱いを受け続ける飄翠竜様が抗議の声をあげようとするが言葉にならず、手足と尻尾を虚しく無意味にジタバタとさせるだけであった。

 紅炎竜様に至っては騒ぐ仲間をガン無視し、その顔の上でふんぞり返る男の背後に回り込んで背もたれとなり、吸い寄せられるように男のうなじに顔を埋めて思いっきり息を吸い込んで雌イキを繰り返す。主の雄フェロモンを存分に堪能しながら、首筋やその周り、耳とその中に至るまで、まるで磨き上げるかのように卑猥に蠢く長蛇舌で余すことなく舐り回していく。

 

「そ、それでは失礼いたします……♡♡ んんっ……?♡ でっっか♡♡ すっご……♡ やっぱり大き過ぎます、主様……んぉっ♡♡」

 

 名家のご令嬢にあるまじきガニ股を惜しげもなく披露して男に跨ろうとするクォーツァイトだったが、あまりに巨大かつ禍々しい肉塊を咥えるために頭は低く、そしてたっぷりと肉の乗ったデカ尻を天井向けて高く高く吊り上げなければならず、卑猥かつ無様極まりないチン媚びポーズを取らねばならなかった。

 

「むー!? ふンぐーー!!」

「黙って舐ってろ」

「ぴっ?? ――――ほんギュのおォ゛ッ゛ッ゛゛??!?♡♡♡♡♡」

 

 そして、完全に顔面に蓋をされたネフライトが必死に騒ぎ立てるが男を余計にイラつかせるだけであり、ローゼフラムにもたれかかる男でも余裕で手が届くクソデカ長乳を引っ掴まれ、先端でぷるっぷる♡ に自己主張するザコマゾ乳首をダルそうに抓り潰されてマゾアクメをキメまくる。

 

「い、挿入れますわ……♡」

「さっさとしろ」

「ふぉっぎゅ!?♡♡♡ ぅおォ゛ッ゛……♡♡ しゅ、しゅびばしぇ……♡ し、失礼しましゅ……♡♡ ――ぐっオ゛ッ♡♡♡」

 

 ぐにゅっ……♡ みゅぐっみちゅっ……♡♡

 

「ゥッォでっっっか……♡♡♡ くっほおォ゛っ……♡♡♡」

「ひゅぐっ♡」

 

 ぐちっ♡ ぶぢゅ♡♡ ぶぢゅるるるるっ……♡♡♡

 

「ぐおォ゛ッ゛♡♡♡ ごれっ♡ なかっ♡ けじゅれ……のっほォ゛ッ゛♡♡」

「むおォ……♡」

 

 ぐじゅにゅにゅにゅ~~~~……♡♡♡ ぐっぽ♡ ぢゅっっぽん♡♡

 

「うおォ゛~~~~~ッ゛♡♡♡ は、挿入っだ……♡ あるじしゃま……ぜ、じぇんぶ挿入りまぢだぁ……♡♡」

「ふっぎょぉ♡♡」

 

 あまりの異物感と膣壁をごっりゅんごりゅん♡♡ に削り嬲られるドマゾ快楽に耐えかねて顎が跳ね上がり、アホ面を晒して主の肩を両手で必死に掴み、どうにか腰を下ろし切ったクォーツァイト。

 そうして圧力が掛かる度に、下の方から情けないにも程がある呻き声が響くが誰一人気にも留めず、水晶竜様はにへらっ♡ と快楽に歪む顔に無理矢理笑みを浮かべて飼い主に視線を向けた。

 その先にあったのは、憮然としてこめかみに青筋を浮かべる男と、なんとも言い難い表情を浮かべたローゼフラムであった。

 

「……」

「あ、主様……?」

「クォーツ……気持ちはわかるが……」

 

 主の沈黙と良く知る仲間の言葉の意味が分からず、粗相をしてしまったのかと困惑するクォーツァイトを余所に、男は無表情に自分に跨る見事にくびれた腰をがっしり掴み、思いっ切り下に引き込んだ。

 

「ふぉ???」

「――――☆▽#Ξ§〇±▲※$&!!??」

「ひっ♡」

 

 ぐっっぼッ!! ぐぢゅブぢゅっッ――――っゴりゅりゅりゅりゅんンッ゛ッ゛゛!!!!!

 

「――――ひゅ♡♡ ……~~~~~~っぐンのごっほひょぅおォ゛ッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡♡」

「ぶっひゅおぉォ゛ッ゛?!?♡♡♡♡」

「ぅっわえっぐ……♡♡ 私もあんなだったのか……ぉイっグ♡♡ 思い出しただけでいぐっ♡♡♡」

 

 日に日に人外じみた力を振るうようになるヒモ男によって秘唇から胎、鳩尾に至るまで力任せに凶悪肉槍でブチ抜かれ、無様過ぎる間抜け面とオホ声絶叫を鳴き散らかす水晶竜様。

 そして、現在進行形で使い潰されていく座布団代わりの飄翠竜様もまたアホ程情けない豚声をあげ、苛烈且つ淫蕩極まりない光景を男の背後から眺めるローゼフラムは自分の嬲られていた姿をクォーツァイトに重ねてマゾアクメをキメていた。

 

 ごちゃっ!♡ ぶヂゅっ!♡ ボリュりゅんッ!!♡♡ ぐぼッ゛♡♡ がっぼぐっぽ♡♡ ばぢゅぼりゅばッぢゅン!!♡♡♡ ドぼっッぐっぼぼォ゛ッ゛!!!♡♡♡♡

 

「うおォ゛ッ゛♡♡♡ ぐッお!?♡♡ やべっ♡ ふぎゃっ♡♡ ひっぎゅほぎゃぎゃッ゛゛!!!♡♡♡♡ ゴれぢぬッ゛♡♡♡ 死♡♡ くンのおォ゛ーーーーーッ゛ッ゛゛!!!!♡♡♡♡♡」

「ぷぎゅ♡♡ ほぎょ♡ ぐっぉ♡♡ ぅっぉやめ♡ ごおォ゛ッ゛♡♡ ちゅぶれっ♡ ちぬッ♡ ふぎゃぎゃァッ゛♡♡♡」

「半分しか、挿入って、なかっただろうがこンのザコ雌がぁ!! 舐めてんのか? あァ!?」

 

 ぐっぼがっぼッ゛!!♡♡ ごぢゃ!♡ どっぢゅぐどっぢゅっぢゅン!!♡♡ ばちゅばちゅぼりゅりゅりゅりゅんッ゛ッ゛゛!!!♡♡♡♡

 

「ふげっ♡♡ ぶっひょ♡♡ ぅっぉギッッッヅ♡♡♡ ちんぽ殴りきっちゅいぃグッ!!♡♡♡ ぉいっぐイッギュン!!!♡♡♡♡ ごべ♡ じゅびばじぇンお゛ォ゛ッ゛~~~~~っッ???♡♡♡♡ やぶれゅ!♡♡ 胎♡♡ おにゃがごわれぢゃァっ♡♡♡」

「ぴっ♡ ぐもッ♡ ごびゅっ♡♡ っ♡♡ やべへ♡ 死っ♡♡ ぷぎゅ♡♡ ~~~~♡♡♡」

 

 出来の悪い雌オナホを躾けるにしても過激に過ぎる極悪おちんぽ調教に頭を振りたくり、涙と涎とハメ潮を撒き散らしながら絶叫に次ぐ絶叫とともに脳細胞をぶっちぶち♡ に焼き切られていくクォーツァイト。

 同時に、それほど苛烈な繁殖交尾が行われている雄雌とベッドの間に挟み潰されてぐっちょんぐっちょんに嬲られ続けるネフライトもまた、普段の凛々しく男勝りで何のかんのと頼りになる風の竜としての面影など欠片も残さず、家畜以下のくぐもった呻き声で鳴き続けるより他にない有様であった。

 

 どぢゅっ!!♡♡ だしっだしッ!!♡♡ ぐぼっがぼッドぼぼぉッ゛!!!♡♡♡ ぐちゃ♡ バツンッバヅンっッぐドっっぢゅぢゅンッッ゛!!!♡♡♡♡

 

「ぐっほ!??♡♡♡ ぅっぉ死ぬ死ぬ♡♡ ォ゛いぐぃグいっっっッ゛♡♡♡♡ ひぎゃっ♡♡ ふっぎゃほっぎゃっ♡♡♡ くっほぉ~~~~??♡♡♡」

「なあクォーツ、もう卵出てんだろうな?」

「ぅオぉ゛??♡♡ ふぎゃ♡ ぐっぉイッグ♡♡ いっぎゅいっぎゅ!!♡♡♡」

「……チッ」

 

 ぐみゅちゅ……♡♡ ぐぢゅりゅりゅりゅりゅる…………♡♡♡

 

「ほっひょ??♡♡♡ ――――うおォ゛~~~~~ッ゛????♡♡♡♡♡」

「ひゅっ……♡ ゃら……♡♡ も、ゅるぢで――――」

 

 例に漏れず、ハメ姦されると禄に受け答えも出来ないクソザコドラゴン様に苛立つ男が動きを緩め、トドメを刺すかのようにゆっくりと、水晶竜様の泡立ちまくった白濁本気汁塗れの剛直をギリギリまで引き抜いていく。

 余りのマゾアクメ地獄に思考がぐっちゃぐちゃなクォーツァイトは、電撃のような快楽信号を与えられるがままに反応するだけの生膣オナホ状態。

 そして、漸く動きが緩慢になったことに安堵どころか更なる恐怖を感じたネフライトはなんとか許しを乞うが――――、

 

 ――――――ぐドっっッぼぢゅぢゅぢゅンっっッ゛ッ゛゛!!!!!♡♡♡♡♡♡

 

「ほンぎゅのおォ゛ぅッ゛ッ゛゛!??!♡♡♡♡♡」

「みぎょおォ゛ッ゛!!?♡♡♡♡」

「卵出てんのかって聞いてんだろうが」

「ひゅっ……♡ かひゅっ…………♡♡ はひ……でへましゅ♡♡ も、もう何個プチュったかわかりましぇん♡♡♡ ――――グっぉやべへ!!♡♡♡ どちゅどちゅりゃめ!♡ 子宮ド突がれでぃっッグ!!!♡♡♡♡ ぅおォ゛~~~ッ゛♡♡♡ ――ぉぃっぐ!♡♡ ぐっォ゛まりゃプヂュるッ゛♡♡♡ ひっ♡♡」

 

 ぴゅく♡ ぷく♡ ぴちぴち♡

 

「オ゛ッ?♡♡ オ゛ッ??♡♡」

 

 ぴゅくびちゅ……♡♡ ぷっくぅ~…………♡♡ ――――ぽっっっこん♡♡♡

 

「ぐっおォ゛ーーーーーーーッ゛ッ゛゛??!?♡♡♡♡♡」

「……♡♡ ぉ……♡ ふぎゅ…………♡♡」

「ふーっ♡ ンフーーッ♡♡」

 

 卵巣を子宮ごとひしゃげ潰され、精液で膨れた胃も何もかも圧迫されて強制排卵アクメを叩き込まれるクォーツァイト。もう鳴くことさえままならなくなってきたザコマゾクッション状態のネフライト。過激どころではない眼前の繁殖交尾ショーを食い入るように見つめ発情しまくるローゼフラム。

 繁殖欲しか頭にない4匹は蛞蝓が絡みつき合うように汗と愛液でぐっちゃぐちゃ♡ にぬめり、湯気が立ち昇りそうな程の熱気と、濃密過ぎて媚薬のような甘ったるい性臭に包まれていた。

 

「ォ゛ッ……♡♡ ぅおォ゛ッ゛……………♡♡ ぐっふ♡ おっぐ……♡♡ ぐぉえぇ…………♡♡♡」

「……クォーツ」

「はひゅ……♡ も、無理れしゅ……♡♡ がまんむりぃ……♡♡」

「ローゼにしろ」

「はひ……♡」

「え?」

 

 何やら様子のおかしいクォーツァイトに察するところがあったのか、男は何事かをローゼフラムに振る。いきなりで何のことだかさっぱりなローゼフラムが、対面で必死に何かを堪えるような表情を浮かべるクォーツを見遣るが尋ねる間もなく、敷き潰されて息も絶え絶えなネフライトに微塵の救いもない苗床掘削ピストンが再開されてしまう。

 

 ぼぢゅッ゛!!♡♡ がぼっどごぉッ゛!!♡♡♡ ばっぢゅばっぢゅぐっぼぼっごんッ゛!!♡♡♡ ぐっちゃぐっちゃぁ♡♡ ぐボっドッぢゅぢゅんンッっ゛!!!♡♡♡♡

 

「ふっぎほひょォ゛ッ゛!?♡♡♡ ぅっぉキぐッ゛!!♡♡♡ やめっ♡♡ 卵ちゅぶれりゅ!!♡♡♡ もうボコしゃにゃいでっ♡♡♡ ほんひょ無理♡♡ がまんしゅりゅの無理無理むーーりっ♡♡♡ ――――ンッぎょのひょおォ゛ーーーーーーッ゛?!??♡♡♡♡♡」

「ふぎょ?!♡♡ ぉォ゛ッ゛♡♡♡ ぶも♡♡ ぷぎっ♡ ぴぎぃっ♡♡ ふンぬおォ゛ッ゛♡♡♡」

「えっ?♡ ひっ♡ な、なん――」

「射精すぞ」

「ほぎょっへぇ???♡♡♡♡」

 

 ぐじゅるるるりゅっ♡♡ ……ぐぼっドごぢゅぢゅんッ゛ッ゛゛♡♡♡ ぼびゅびゅ!!♡ ぐびゅッドビュルルルっッ!!!♡♡♡♡

 

「~~~~~~ッ゛ッ゛゛?!??♡♡♡♡♡ ぅっぉギッッヅ♡♡♡♡ ふっぎゃほっぎゃ♡♡♡ でしゅぎ!!♡♡♡ びゅどびゅどぎへりゅぅオ゛ッ゛ッ゛゛♡♡♡♡」

「…………ッ゛♡♡♡ ぴっ……♡♡ ぉォ゛ッ゛…………♡♡♡」

 

 困惑するローゼフラムを余所に、男の剛直からぐつぐつに煮え滾った半固形レベルのぎとぎとザーメンが次から次へと吐き出されいく。イラマチオの際に詰め込まれて膨張済みの胃袋を追いやるように、子宮に延々と重量すら感じられる子種汁を詰め込まれてみるみる腹部を膨らませていくクォーツァイトは、発狂したかのように全身をビクつかせて受精アクメを貪り尽くしていく。

 最早襤褸切れ同然のネフライトはピクピクと震えるばかりで、か細い鳴き声をくぐもらせるだけであった。

 

 ごびゅッ゛♡♡♡ どっぐどっくん♡♡ びゅちっ♡♡ びゅちちッ♡♡♡ ぶびゅっ♡ どぼぼッ♡♡♡ びゅぐりゅ!!!♡♡♡♡ ごっぼごっぷん♡♡♡

 

「うおォ゛~~~~…………ッ゛♡♡♡♡ ぐぇッ♡♡♡ ごびゅ♡ むおォ゛……ッ゛♡♡ も、ほんひょに……むりぃ……♡♡ ろー、ぜ……さん♡ うっぷ♡♡」

「え……ま、まさかクォーツ、貴様!? やめっ――ぐむぅ?!?」

「ふびゅ♡♡ ぐっ……ごええぇぇぇッ゛ッ゛゛♡♡♡♡ ごっぼ♡ うっびゅ♡♡ ぐォ゛っえうぼろろろろッ゛ッ゛゛♡♡♡♡」

「ひゅっ!?♡ ふっごおォぇ゛ッ゛?!♡♡ やべっぐおォ゛ッ゛?!?♡♡♡ ――――〇×△▽※Ξ§±Θ?!??♡♡♡♡♡」

「あー……まだ射精る」

「――ほにょおォ゛ッ゛!??♡♡♡♡」

 

 ぐびゅッ♡♡ ぶぼっびゅぼっびゅ!!♡♡♡ どっぐどっぐん♡♡ びゅちち♡♡ びゅっとびゅとと♡♡♡ びゅびゅりゅる♡♡♡ ぼっびゅぐびゅる♡♡♡♡

 

「おォ゛ッんにぃ♡♡♡ ぉイッグイッグ!!!♡♡♡♡ ゥッォ孕むっぐおォ゛ッ゛???♡♡♡♡ ほっぎゅギッッグ♡♡♡ 受精アグメぎっっっづ♡♡♡♡ ほんぎゅッ゛!!♡♡♡ ぴっ♡♡ ぷぎぃッ゛♡♡♡ っぐンのゴおォ゛ーーーーーッ゛ッ゛゛!??!?♡♡♡♡♡♡」

 

 






はい。

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#34 残念喪竜はリア充種族の夢を見るか 6



前話の中盤からラストにかけて流石に意味不明過ぎたので加筆修正しました申し訳!(ジャンピング土下座)




 

 

「ひゅー♡ かひゅー……♡♡ ぉィっく……♡♡ ぐぷっ……♡ ぉっ♡ ぉっ♡ ぅっぉ♡ のぉ~~~~…………♡♡」

「ごぇ♡ ぐっ……ぷ♡ ごぼ♡♡ ぐっおォ……♡♡ ――んびゅ♡ ッっぐごええぇぇぇぇっぷッっ゛♡♡♡♡♡」

 

 口から戻して胃の中身が減るよりよっぽど多く、びゅっとびゅど♡♡ に子種汁を子宮に排泄されまくり、胎だけが異様に膨れた無様な姿で伸びるクォーツァイト。

 そんな仲間にあろうことか口移しでザー汁をたらふく流し込まれ、盛大にザーメンゲップを披露してしまうローゼフラムもまたベッドの上でアホ面を晒し、膨張済みの孕み袋に加えて胃まで拡張させられる始末だった。

 

「さて、と――」

「ぉ………♡ ひゅっ……♡ ぷぎゅっ……♡ んおォ…………♡♡」

 

 ようやっと一息ついたとでもいうように、男がゆっくりと重い腰を上げる。

 長時間、顔面を雄の臀部と睾丸に押し潰されるという弁舌に尽くし難い蛮行で被虐と荒れ狂うマゾアクメ地獄に晒され続けたネフライトの中性的美貌は見る影もなくアへり散らかしていた。更にその王子様系イケメンフェイスと男の臀部には、彼女が屈服絶頂を繰り返しながらもベロキス奉仕に励んだ証として、異様な程に粘ついた唾液の橋が幾つも伸びてはへばりつく有様である。

 

「ぇぁァ……♡♡ こひゅっ……♡ ぅぉぃっく♡♡ ぉぅッ♡♡ ――――ほぎょぉ゛ッ?!!?♡♡♡♡♡」

 

 せっかく解放してやったというのに、いつまで経っても気をやったままで戻ってこないクソザコドラゴン様の角を慣れた手つきでふん掴み、無理矢理覚醒させられ強制絶頂をキメながら無様に喚く飄翠竜様。

 通常であれば誇り高き彼女たちが、その強さの象徴とも言うべき雄々しい双角を触らせることなど有り得ず、むしろ逆鱗に触れるが如き無謀な所業そのものである。

 しかしながらこの世界ではイレギュラーにも程があるこの男にかかれば造作もなく、しかも雑に乱暴に扱えば扱う程悦ぶドマゾ上位種様にまだまだ昂りが収まりそうにない。

 

「いつまで呆けてるんだ?」

「おォ゛ッ゛♡♡♡ やめっ♡♡ 角♡ ギッチギチっ♡♡ ぷぎゅッ♡♡ ぷぎぃッ゛♡♡♡」

 

 精力だけではなく、なにやら腕力まで人外じみて来たヒモ男。とんでもない硬度を誇りそうな角と長大な尾に羽まで持つ竜人族はその分人間より数段重量があるが、片手で難なくザコ雌ドラゴンを吊るし上げにしてしまう。

 

「ひぎゅ……♡ やら……♡ 見ないで……♡ こんな顔……おォ゛ッ゛!??♡♡♡♡」

「見るか見ないかは俺が決めるんだよ」

「ふぎゅ♡♡ で、でも……♡ ただでさえ醜いのにこんな……み、見苦しいだろう…………?」

 

 この期に及んでまだいやいやを続けるネフライトに溜息が出るが、男は最後の言葉に一段とイラついた。仕方ないとはいえ、どれだけ骨の髄まで劣等感が沁み込んでいるのだろうか。こんなトンデモ美人が地球でそんなこと言ったら恨まれるどころか呪われそうだ。

 

「だ、だからわざわざ見なくても、顔布で隠すから――んむぅ!? ふみゅ?♡ んちゅ♡ ちゅぷ♡ ちゅまっ♡ ら、りゃめぇ♡♡ ぁゅじしゃま♡ 汚れちゃ♡ んむおォ゛っ♡♡♡」

 

 やはり根本的な意識改革が必要だ。兎にも角にも、一先ず男の前でくらいは劣等感に苛まれるようなことが今後ないよう矯正してやらねばなるまい。

 ――などど至極真っ当なことを考えてはいるがそんなものは極一部で、男は無限に湧いてくる性欲を発散するためにアプローチを変えてみることにした。

 嬉しそうにがっついてくる飄翠竜様がどんな姿を見せてくれるか楽しみでしょうがない男に、急に優しくされて幸せ一杯のネフライトは、もちろんそんなことは知る由もないのであった。

 

 

――

 

 

「ふぎュッ゛♡♡♡ むおォ゛ッ゛♡♡♡ おッ♡ ほっ♡ ふむぅ♡♡ んっちゅ♡ ちゅまっちゅぷぽ♡♡ くっほォ゛~~~~ッ゛???♡♡♡♡」

 

 愛おしい男に抱きすくめられながら頭を撫でられ、優しくゆったりと、絶妙に緩急を付けられながらの甘い口づけに脳みそをとろっとろ♡ にふやかされてしまったネフライト。長年の妄想であった己を好いてくれる雄との蕩けるようなキスが現実となったことに彼女の幸福度はカンスト振り切って脳内麻薬が限界突破していたのだが、生憎この男はそこまで優しい男ではなかった。特にベッドの上では。

 

「おォ゛っぎゅ??♡♡♡ ふっほィグ♡♡ むおッ?♡♡ ぉっやめ♡♡ ぅっぉィック♡♡ ぃっぐぃっっぐンッ♡♡♡ ほっひょ??♡♡ んぎゅぅッ♡♡ ふーーーーっ♡♡ ンフーーーーーッ♡♡♡」

 

 ひたすらに甘い口づけを堪能して幸せ絶頂だったのも束の間。

 男はおもむろに耳から首筋、大きな乳輪に脇、美しく引き締まった腹部からすべすべの太ももへとフェザータッチを繰り返してはまた戻るという、これまでの苛烈なそれとは随分と違った軽い愛撫をひたすら続けていた。ネフライトが軽い甘イキはできても深いマゾアクメまでは決してキメられないほどに弱い刺激のみであり、彼女が切なそうに身悶えて唇を離そうものなら頭を押さえてそれを遮り、延々と続けられる口づけに2人の唇は既にふやけきってしまっている。

 

「んぉ♡ ぁ、ぁぅじしゃま……♡♡ も、ゅるちて……♡ ふんもぉ♡♡ んっちゅ♡ ちゅっぱちゅっぱ♡♡ ぷちゅ♡ ちゅるっぢゅるる♡♡ ふっほ♡ おぉ~~~~~??♡♡♡」

 

 男が触れる箇所もこのマゾメスドラゴンにとっては十分に性感帯だが、これまでのような長く深い絶頂をもたらしてくれるものではなく、しかも軽く触れるだけなのでもどかしいことこの上ない。

 所謂寸止め地獄を味合わされているネフライトだが、もっと虐めてもらいたくて訴えようとしても甘く蕩けるキスの嵐に骨抜きにされてどうすることもできず、ひたすら浅く軽い甘イキを繰り返すしかなかった。

 

 

「くっひゅ……♡♡ ふひゅいィっぐッ♡♡♡ おぉ……??♡♡ むおォっ♡♡ おっ♡ おっ♡ ほっ♡ ほっ♡ ふみゅ♡♡ んっじゅじゅっぱ♡♡ むちゅぢゅるぢゅるぢゅちゅずりゅりゅりゅりゅっ♡♡♡ ぉー♡ ふっほ♡♡ ほっひょへぇ~~♡♡♡」

 

 一体どれだけ時間が経ったのか。長かったのか短かったのかすらわからないネフライトは焦点の合わない目でひたすら続けられる甘イキ寸止め地獄に耐えていた。

 離すことを許されない甘く深い口づけと、角や乳首、秘所に肉豆には一切触れられずその周囲をなぞられて焦らされ続け、彼女の腰は破滅的なマゾアクメを欲してヘッコヘコ♡ のカックカク♡ にへこついて下品にも程があるガニ股ドマゾ腰振りが止まらない。唯一強めの刺激が得られる舌をぐっちょんぐっちょんに絡め合う蛞蝓お口セックスと、男の気紛れで腹の上から子宮と卵巣をさすられる至福の悦楽に必死に食いつき、救いようのないハメ乞いよわよわアクメを貪り続けていた。

 

 






中途半端やけど今日はこれで許して……許してクレメンス……。

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#35 残念喪竜はリア充種族の夢を見るか 7



大変長らくお待たせいたしました、だいぶ花粉が落ち着いてきたので初投稿です(全ギレ)
冗談抜きで杉は死滅して♡
しろ(豹変)




 

 

「ぷひゅっ♡♡ かひゅっ♡ ぅおォ゛っ……♡ ひっ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ んのぉ~~~~……♡♡」

 

 底意地の悪い男の掌の上で散々に弄ばれ、深いマゾアクメをキメたくてもどうにもならないもどかしさに狂いそうになりながら、ようやく解放されたネフライトが白目を剥いて背中からベッドに倒れ込んでしまった。

 

「伸びてないで媚びるくらいしろ」

「うぎゅッ?!♡♡♡ ふぉっ♡ ご、ごめんなしゃい……♡♡ くっふ、うぅ~~~…………♡♡♡」

 

 仰向けで放心状態のネフライトに苛立ちを募らせる男が怒気の篭った声で命令すると、骨抜きにされて力の入らない飄翠竜様は弱々しく両脚を抱え持って恥部を露わにする。

 所謂まんぐり返しのポーズを取ったのだが、何故か雄々しくも美しい尻尾が器用に動いて肝心の部分を覆い隠してしまった。

 

「……おい」

「うぅ♡ だ、だって恥ずかしいじゃないか、こんな格好は……♡ ぼ、僕にだって恥じらいくら、ぃ……? ぴぎゅっ??♡♡♡ ――んのっほグおォ゛ッ゛??!♡♡♡♡」

 

 普段から服と呼ぶことすらおこがましいただの布切れ装備のドスケベドラゴンが、この期に及んで何をほざいているのか。

 性行為中は我慢のがの字も忘れる男がこめかみに青筋を浮かべ、ふりふり♡ と煽るかのように邪魔をする尻尾を蹴り退けて思いっ切り踏み潰すと、まるでスイッチが入ったかのようにネフライトの顎が跳ね上がり、重長乳が反動でばるん♡ ぶるん♡ に飛び跳ねた。

 

「ふンもォ゛ッ゛?!?♡♡♡♡ ほっぎょ!?♡♡♡ ゥッォやべへッ゛!!♡♡♡ 尻尾!♡♡ しっぽ踏んじゃぁィぐッ゛♡♡♡ くっぉギッッヅ♡♡♡♡ おォ゛ッ゛??♡♡♡ ぷぎぃッ♡♡♡♡」

 

 何を勘違いしてさっきから反抗し続けているのか。

 男が苛立ちのままに美しい尾を踏みつけにじって荒らしまわると、言葉とは裏腹に心底嬉しそうなアヘ顔で悦びのたうち回るクソザコ上位種様に、合点がいったと冷めた視線を投げつける。

 それに気づいたネフライトは、にへら……♡ と情けないにも程がある媚びつき顔でにやけて見せた。

 

「わかっててやってんだろ」

「……♡♡ ち、違うよ♡ そんなやましいこと、誇り高い竜人族の僕がするわけ――――ほぎょッ゛へぇっッ?!??♡♡♡♡♡」

「ザコメスがふざけやがって……舐めてんのか?」

「お゛っ♡♡ うおォ゛ッ♡♡♡ ご、ごめんなさいっ♡♡ 違うんだ♡ あ、いや、違わないんだけど――ぐっほ?!♡♡♡ ぅっぉごれっ♡♡♡ はギュ♡♡ ほごォ゛ッ゛?!?♡♡♡ んのおォ゛~~~~~ッッ゛????♡♡♡♡♡」

 

 余りにも舐め腐った態度を取り続けるクソザコマゾ雌ドラゴン様の、女として最も大事な部位――子宮と卵巣が納められている、程良く引き締まった艶めかしい腹部を思いっ切り踏み荒らして蹂躙する鬼畜男。

 超が付くくらいでは済まない頑丈さを誇る竜人族でも衝撃くらいは通る。ダイレクトに雌の最重要部を乱暴且つ雑極まりない荒らされように全身がビクついてマゾ雌快楽にのたうち回るネフライトは、救いようのないドMっぷりを情けなく晒し続けていた。

 

「ぐっほッ゛?!?♡♡♡♡ んのおォ゛ッ゛♡♡♡ やべへっ♡♡ やめてくりゃしゃいっ♡♡♡ おォ゛っ死ぬッ゛♡♡♡ 脳みそ狂っぢゃあァっ゛?!!♡♡♡♡」

「この程度で死ぬわけないだろ。さっさとイキ死ね」

「ほっへ??♡♡♡ ――ぷぎょっンほオぉ゛っ゛ッ゛゛?!??♡♡♡♡♡」

 

 ぴゅくっ……♡♡ ぷるっ♡ ぴくっひくっ……♡♡

 

「お゛っ?♡♡ ふォ゛ッ゛♡♡♡ やっ♡ らめっ♡ また出ちゃぁ……♡♡♡」

 

 ぐりっ♡ ぐりゅンッ♡♡ ぐっみゅぐぅ~~~……♡♡♡

 

「ほおォ゛ーーーーーッ゛?!?♡♡♡♡ やめへぇ♡♡♡ 卵♡♡ ぷちゅりゅ♡♡♡ こんな酷いごどされへぇッ♡♡♡」

「さっさと出せ」

「ぷォ゛ッ゛????♡♡♡♡♡」

 

 どずんっ、と鈍い音がネフライトの腹から響く。

 至極面倒臭そうに、それでいて勢い良く、欠片の容赦も無く雌の胎を強烈にスタンプする男の暴挙に、飄翠竜様は踏み潰されたカエルよりも間抜けな声を腹からひり出し、エメラルドグリーンの美しい瞳がぐりんっ♡ とひっくり返ってしまった。

 

「ぐっほォ゛ッ゛!!?♡♡♡♡ うっォ゛ごれギッッヅ♡♡♡♡ ふぎゃッ゛♡♡ ぷぎぃッ♡♡♡ ォ゛ッ゛プチュるっ♡♡ くそざこ卵子ぷちゅりましゅッ♡♡♡」

 

 どすっ♡ どごっ♡ ぐりゅん♡ ぼぐぉッ♡♡

 

「うおォ゛ッ゛??!♡♡♡♡ ぴぎゅっ♡♡ ほぎゃぎゃッ゛♡♡♡ 踏みしゅぎっ♡♡♡ もっゆるじでッ♡♡♡ 卵怖がっでまじゅッ♡♡ ぬっぉ??♡♡♡ ひっ♡ ひっ♡ きっっつ♡♡ ぷちゅれにゃいのギッッヅぃイっぐいくいぎゅイギュ!!!!♡♡♡♡♡」

 

 連続で踏み荒らされると引っ込むのかなんなのかダメらしく、男の理不尽極まりない怒りを一身に受け続けて蹂躙し尽くされるネフライト。

 どう考えても無茶苦茶な仕打ちを受けているにも関わらず、心底嬉しそうなアホ面を晒してクソ長乳首は勃起し切り、踏み付けられる度にマゾ潮を撒き散らしては爪先がピーンっ♡ と突っ張って快楽に溺れる姿が余計に男の憤慨を誘ってしまう。

 

「チッ……出せっつってんだろうがッ!!」

「んぎゃぎゃァっッ゛ッ゛゛??!?!♡♡♡♡♡♡」

 

 終いにはズドンッ!! と男の足が胎にめり込んで子宮と卵巣を踏み潰されてしまい、無様過ぎるドマゾ喘ぎを喉から絞り出し、ぶちゅッ♡♡ と音が聞こえそうな排卵アクメに脳みそをマグマのような快楽信号にぐっちゃぐちゃ♡ に焼き切られてしまった。

 

「ひゅっ……♡ かひゅーーっ…………♡♡ ぐおォ゛ッ゛……♡♡♡ のっぉィきゅ♡♡ ぉっ♡ ぉっ……♡♡」

 

 ぐみゅっ……♡ ぐちゃっべちょ♡♡

 

「ふぉっ??♡♡♡ おにょっ♡♡ あっちゅ♡♡ おっ?♡ お゛っ??♡♡」

 

 べちっ♡ べちっ♡ べちゃっ♡♡ ずりゅっぞりゅ♡♡♡

 

「うおォ゛ッ゛??♡♡♡ ま、まっへ♡♡ ぁぅじしゃま♡ 主様ぁ♡♡ い、今挿入れられたら僕死ぬ♡♡ 絶対死んじゃう♡ ね?♡ ねっ?♡♡ おねがいします♡ これ以上おちんぽ禁止っ♡♡ ひっ♡ やだっ♡ やだぁ♡♡ ザコメスゆるしてぇ♡♡♡」

 

 ぐみゅぢゅッ♡♡♡ めりょっ♡♡ ぐみゅみゅっぬっちょぉッ♡♡♡

 

「――ほぎゃぎゃッ?!?♡♡♡♡ ぅお゛ーーーーッ゛?!♡♡♡ にゃんでぇ???♡♡ 挿入っでゅ♡♡ おちんぽぎでゅ!!♡♡♡ くっほキッッヅ♡♡♡♡」

 

 ぐちちッ♡♡ ――――がボッぐぼっっどぢゅぢゅンっッ゛ッ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡♡

 

「ほンぎゅッ゛??!♡♡♡♡ ぐっぉ??♡♡♡ ――――ンぎょっのごほオォ゛ッ゛ッ゛゛??!!?♡♡♡♡♡♡」

 

 どぢゃッ!♡♡ ぐちゃっぐぼちゅッ!!♡♡♡ ばっぢゅばっぢゅばっぢゅばっぢゅッ!!♡♡♡ どちゅっどちゅっごりゅンッ゛♡♡♡♡ ぼりゅりゅんッッ゛♡♡♡♡

 

「ふぎょッ゛??!♡♡♡♡ んぎゃッ゛♡♡♡ グっぉごれギヅッ゛♡♡♡ 死ぬッ゛♡♡♡ イキちぬっぉイッグイッグ♡♡♡♡ おォ゛ッ゛♡♡♡ ンぎょォ゛ッ゛♡♡♡♡ やべへっ♡♡ 死ぬ死ぬッ゛♡♡♡ ――――ぷぎゅっ???♡♡♡♡」

「死ぬ死ぬうるせえんだよマゾメスが」

「ごぇ……♡♡ ぷひゅっ…………♡♡♡ しゅ、しゅびばしぇ……♡♡ ォ゛ッ゛♡ ごれぃグッ……!!♡♡♡ 首……締……♡♡♡ ぬっォ゛ッぃぐぃぎゅッ゛♡♡♡」

 

 嫌々ほざくネフライトの秘裂を無理矢理ブチ抜いた先の膣内は熱々のとろっとろ♡ にほぐれ切っており、無数の肉ヒダによる絡んで舐り回すような極上の締め付けに剛直が溶けてなくなりそうな快感を味わっていた男。

 だが、散々焦らし虐め抜いて嬲り続けたからか、半狂乱に陥って叫び続けるやかましいドマゾ上位種様の美しい喉笛を、渾身の右手で思いっ切り締め上げて黙らせる。

 それでも幾分か苦しそうにするだけで、あまつさえ感極まって悦に浸りイキ散らかすクソザコイケメンドラゴン様。最早無限に狂気と獣欲を煽られる男は、空いた左手を力一杯握り締め、無防備に晒されヘコつきまくる腹部へと思いっ切り振り下ろした。

 

 ドゴッ゛!!♡♡ ボリュっ!!♡♡♡ ぼぐっボゴォッ゛!!♡♡♡ ばぢゅっドちゅちゅ!!♡♡♡ ごりゅん♡♡ ぼりゅりゅん!!♡♡♡

 

「&#’”%’!$?>?=”(#?!!??♡♡♡♡♡♡ ぐぇッ゛??♡♡♡ おびょッ゛!!♡♡♡ ォ゛ッ゛♡♡ ぬォ゛ッ゛♡♡♡ ッグぃぐイギュいィっっぎッ゛ッ゛゛?!??♡♡♡♡♡」

「ふざけやがって……どんだけ煽りゃ気が済むんだ?」

「ひが♡ ゃめっ♡♡ ぐぼぉッ!?♡♡♡ ゥッォギッッヅっ゛♡♡♡♡ 潰れ♡♡♡ しきゅ♡♡ たまご♡♡♡ こひゅッ♡♡♡ おォ゛ーーーーーーーッ゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 ただでさえ凶悪極まりない肉槍に胎を容赦なく貫かれ、大事な大事な雌の生殖器をひしゃげ潰されているのに、外側からも殴られボコされるという常軌を逸した暴虐の限りを尽くされるネフライト。

 上位種の中ですらトップクラスに位置する彼女からすれば、肉体的にはほぼダメージを受けることはない。ただ、性的刺激には弱いなんてレベルじゃないクソザコ蛞蝓にとって余りに苛烈な快楽の濁流が絶えることなく押し寄せては飲み込まれ、目はひん剥き、爬虫類じみた長舌は管を巻いて媚びへつらい、肉杭を叩き込まれる度にびじゅっ♡ ぷじょっ♡ と音を立ててハメ潮を噴き上げて、破滅的なドマゾアクメ地獄を享受するほかないのだった。

 

 






過激具合がインフレしてきてる気がする、しない?(震え声)
誤字脱字等ありましたらばご報告オナシャス!!!!!

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#36 残念喪竜はリア充種族の夢を見るか 8



相も変わらず更新頻度安定しなさ過ぎィ!!(ジャンピング土下座)
やはり杉……杉はこの世から駆逐しなきゃ……(過激派並感)




 

 

「マジで名器だな……射精すぞ」

「ぅおォ゛っ゛!!♡♡♡ ぷひゅっ??♡♡♡ ほげぇ???♡♡♡♡」

 

 ぼびゅるるるるっ゛♡♡♡♡ ぼびゅっどびゅびゅ♡♡♡ どっぐどっぐん♡♡ ぼりゅっどりゅりゅん!! びぢぢっ♡♡ びゅっぐびゅっッぐん!!

 

「ぴっ♡♡ ンぎょ?♡♡ ぷぎゅ♡♡ ッぬおォ゛~~~~~ッ゛ッ゛゛???!♡♡♡♡♡」

 

 掘削機のような極太ちんぽに耕され過ぎてぐっちゃぐちゃ♡ の苗床へと、まるで爆発でもしたかのように剛直の鈴口からうどんのような半固形レベルのザーメンが大量に吐き出されていく。

 これまでの苛烈極まりない仕打ちで脳みその隅々まで犯され嬲られ蹂躙し続けられているクソザコ蛞蝓なネフライト。そして、止めとばかりに排泄されまくる煮え滾ってマグマのような熱と粘性の塊を次から次へと子宮に叩き込まれ、ドグっ♡ どぐんッ♡♡ と肉竿が脈動する度に視界が明滅し、脳細胞を引き千切られるような地獄の快楽を味わい続ける。

 

「んぎぎぃッ゛!!♡♡♡ ぐぉッ゛??♡♡♡ んぎゃぎゃッ゛゛♡♡♡♡ っぉイッグイッグ♡♡♡ ぃくイグぃグいぃッ゛♡♡♡♡ いぐっ♡♡♡ イギュいぎゅッ゛ッ゛゛♡♡♡♡ ふンぎぃっっ♡♡♡ ンほぎょおォッ゛ッ゛゛?!?♡♡♡♡」

 

 ぼびゅっ!!♡♡ びゅぐっどぐッ!!♡♡♡ ぼっびゅびぢぢっ♡♡♡ どぐんっ♡♡ びゅどっびゅととっ♡♡♡

 

「ぅおォ゛~~~~~ッ゛♡♡♡♡ こひゅっ……♡♡♡ ひゅー……♡ あえぇ……♡♡ も……死……♡ おにゃが……いっばいぃ……♡♡ ほげぇ??♡♡♡」

 

 これまで散々犯し尽くされてきた仲間たちと同じように、欠片の容赦もなく濃密凝縮白濁孕ませ汁をごっびゅっ♡ びゅぐっびゅどどッ♡♡ と排泄されまくるネフライト。

 

「おっぎょッ゛?!!♡♡♡♡ はぎゅっ♡♡♡ まら射精へりゅッ♡♡ せーし♡ ざーめんっ♡♡ おぉ……??♡♡♡ ふぉっ!?♡♡♡ おぶっ♡♡ ごぇッ♡♡♡ 射精しゅぎ……♡♡ ある♡ 主様ぁっ♡♡♡ お゛っ?♡♡ お゛っ♡♡ ぅおォ゛ッ゛?!♡♡♡ しきゅ♡♡ びゅちびゅどっでへぇ♡♡♡ おぎゃッ゛♡♡ もっやめ♡♡♡ 破裂しゅりゅ♡♡♡ んぎゅぃっ♡♡ ぬおォ゛ーーーーーーーッ゛?!??♡♡♡♡♡」

 

 美しく引き締まった彫刻品も霞む曲線美を描いていた腹部は、見る見るうちに膨らんでは歪に膨張し続け、あっという間に支配者たる雄の苗床兼精液便所としての無様な精液ボテ腹を晒すに至った。

 極悪ちんぽから延々排泄され続ける精虫がぎっしり詰め込まれたザー汁は、勢いのままに子宮を内側からボッコボコ♡ に荒らし回って逃げ惑う卵を貪り尽くし、全くもって物足りないとでも叫ぶかのように、卵管を押し通って直接卵巣にまで殴り込んでしまう。

 

「おにょおォ゛ッ゛?!?♡♡♡♡ のぉ゛っぎゅっ♡♡♡ ぎでりゅッ゛♡♡♡ ネバ重ざーめんっ♡♡ ぶりゅぶりゅぐりゅぅおォ゛ッ゛♡♡♡ ゥッォあっっづ♡♡ あっちゅあっぢゅッ!!♡♡♡ ぬおォ゛ッ゛♡♡♡ 犯されでゅっ♡♡ たまご♡ クソザコ卵子ぷっちゅぷちゅ♡♡ おせーし様にボコされでぃグいぎゅっッ゛!!!♡♡♡♡ んほぉっ??♡♡♡ ぶぢゅぶぢゅッ゛♡♡♡ 卵巣もぶちゅられでイぎましゅッ゛!!♡♡♡ ぐっほいぐぃぎゅイギュッ゛ッ゛゛♡♡♡♡ いっぎゅイッギゅンッ゛゛♡♡♡ うおォ゛~~~~~~~ッ゛ッ゛゛????♡♡♡♡♡」

 

 

――

 

 

「んうぉっ……♡ ほぎゅ……♡♡ ぷひゅ♡ ふぎゅ……っ♡♡ おっほ……♡ ぬおォ゛ッ…………♡♡♡」

 

 ぴくっ♡ ぴくんっ♡ と、まるで打ち上げられた小魚のような痙攣を繰り返しながら、膨れた胎に圧迫された尿道からぷじゅっ♡ びじゅじゅっ♡♡ となっさけない音を立ててマゾ潮を噴き散らかし続ける飄翠竜様。

 

「あ~……最っ高だわこのクソザコオナホ」

「くっほ……♡♡ んおォ……♡ ぁぃっく……♡♡ イックイック……♡♡♡」

 

 そんな上位種様を散々に貪り尽くしたヒモ男が満足そうに息を吐くと、最早戦斧かと疑うような剛直を力んで震わせる。たったそれだけでネフライトの雌膣は嬉しそうにわなないて収縮を繰り返し、絶頂に達して潮を吐き出す。

 どこにそれだけの水分を蓄えているんだと男が不思議に思う程に噴き出しっぱなしのソレのせいで、キングサイズの立派なベッドはもうびっちゃびちゃであり、豪奢な天蓋にまで無数に沁みを残す有様であった。

 

「おい」

「ほおォ……?♡♡ はへっ……♡ んひ♡ ほっひょ♡♡」

「ちっ……まだ尿道に残ってんだろうが」

「んぴっ?? ――――ふぎょっほぉォッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 竿の奥にある残尿感に似た感触に苛立ちを覚えた男は、いつも通りに理不尽な怒りを、眼下で伸びてほぼ失神しかけのクソザコドラゴン様にぶつける。力なくへたった尻尾を膝でぐりぐりと押し潰し、両手はアホみたいに伸びた長乳首を抓り潰し、従順に反応するドマゾオナホを使って尿道に残った別格に濃い雄汁を絞り出そうとする。

 

「ぐおォ゛ッ゛?!♡♡♡ やべっ♡ ごっぉギッッヅ!!♡♡♡ ぐりぐり♡ ぢぐびどれりゅぅぉッ♡♡♡ んげっ♡♡ ひっ♡ ひっ♡ まだでへりゅ……♡♡ もっゆるぢで――おォ゛っあっちゅッ゛♡♡♡ あっづあっっぢゅっ!!♡♡♡ うおォ゛~~~~~……♡♡♡♡」

 

 極太肉棒の奥の奥に残った最後の一塊とでも言うべき特濃残り汁をひり出させた頃には、イケメン王子様は見るも無残なアヘ顔を晒し尽くして失神してしまっていた。

 

「ネフライトめ、酷い顔だな……♡ でも幸せそう……♡」

「幸せに決まっていますわ、漸く雌の悦びを手にしたんですもの♡」

 

 ローゼフラムのお前が言うな感満載に引っ掛かりつつ、まあどうでも良いかと気を失ったネフライトから鬼の金棒もかくやと言った肉杭を引っこ抜くヒモ男。と、抜こうにも生膣がクソザコのくせに惨めに吸い付いてくるのにイラついたのか、舌打ちしながら勢い付けて強引にぶっこ抜く。

 ぶりゅりゅッ゛゛♡♡♡ ずろろりょぐっっボンッ!!♡♡♡ とエグい音を立てて剛直が引き抜かれて行き、猛烈な刺激に無理矢理覚醒させられたネフライトが「おぎょッ゛゛?!!♡♡♡ んぎょぎょォッ゛ッ゛゛!!!♡♡♡♡」と、無様極まりないオナホ声を腹からひり出して気絶してしまった。

 

「主様は本当に鬼畜ですね♡ ネフライトのこんななっさけない姿は初めて見た……♡」

「仕方ありませんわ♡ 主様にかかれば世の雌は須らく屈服させられてしまいますもの♡ どれだけ力があれど、主様には敵わないのだと思い知らされましたわ♡♡」

「クォーツの言う通りだな……♡ さ、主様。我らを孕まされて大層お疲れでしょう、今食事と湯浴みの準備を――おぉ……??♡♡♡」

 

 何を勘違いしているんだ、このドマゾオナホどもは。

 もう終わった気でいる紅炎竜様の、正気を取り戻してこちらを見上げてくる神美の如き麗しいお顔を、今にも暴発しそうな程に猛った肉竿置きとして使うヒモ男。

 突然の事態に困惑し切っているのか、「ふおォ…………??♡♡♡」と心底間抜けな声を上げ、それでもおちんぽ様置き場として使っていただける悦びを噛み締め出したどうしようもないドマゾドラゴンは鼻息を荒くして濃密性臭で脳と肺を満たし、自然とちん媚びガニ股エロ蹲踞のオナホポーズをとって即マゾアクメをキメてしまう。

 

「ゥォ゛ッ??♡♡ ぐっほギッヅ♡♡♡ 匂いギッッヅ♡♡♡ おちんぽ様とギトギトザーメンと雌汁のブレンド臭♡♡ ほっにょごれギグッ゛゛♡♡♡ ぅっぉくっっさ♡♡ 腰ヘコ♡♡ 揺するの止まんにゃい♡♡ ヘコヘコちん媚び♡ マゾ雌アピール♡♡ もう孕ませていただいたのにぃ♡♡ ぬっぉイッグ♡♡♡ いっグぃぐイギゅッ゛゛♡♡♡♡」

 

 いきなりの蛮行にも即座に屈服してハメ乞いアクメに酔い痴れるローゼフラムを見下しながら、それを間近で見て「あっ……♡ え?♡ あぁ……♡♡」と言葉にならなず渇望の眼差しを仲間に向ける、究極の美を誇るクォーツァイトを眺めて悦に浸る。

 しかしながら、散々こちらの性欲を刺激するだけでは飽き足らず、媚薬酒と過剰回復で無茶苦茶にして来たクソザコドラゴン様が勝手に終わらせに掛かってきたのは舐め腐っていると言わざるを得ない。

 沸々と湧いてくる怒りと無限の獣欲がヒモ男を追い立て、紅炎竜様に乗っけたままの鎌首もたげた肉棒がザコ雌の荒い鼻息でくすぐられる煽りに脈動する度、「ひっ♡ おぉっ?♡♡ ふーーっ♡ ンフーーーッ♡♡」と発情しまくるクソザコドラゴンに怒りが収まらない。

 

「何勝手に終わって気でいるんだ?」

「ひぎゅ♡ しゅ、しゅびばしぇん……♡♡ ぉっイク♡ 怒られでイギュッ゛♡♡♡」

 

 ちょっと語気を荒げただけでぷじゅっ♡ ぴゅくくっ♡♡ とイキ散らかす上位種様に恐ろしいほど征服欲を刺激されつつ、ヒモ男は続ける。

 

「こっちはまだこんなだろうが。誰のせいでこうなってんだ? あァ?」

「おびょっ♡ おちんぽ様でぺちぺち♡♡ お顔べちべちやべへっ♡♡ おっほくっっせ♡♡♡ おちんぽ臭クッッサ♡♡ ぬッォ゛まりゃいぐっ♡♡♡ イッグイッグ……ッ♡♡♡」

 

 雑にちんぽを掴んで彫刻品すら恥じ入りそうな美貌を蹂躙してやると、それだけで屈服マゾアクメをキメまくる紅炎竜様に大いに苛立つ。

 

「何無視してんだ……?」

「うおォ゛ッ゛ッ゛゛?!??♡♡♡♡♡」

「角折るぞ?」

「んぎゃぎゃッ゛゛?!!♡♡♡♡ ぐっぉつっっよ♡♡ 力ぢゅよいィッ゛♡♡♡ ごべっ!♡♡ ごめんなじゃい!!♡♡♡ おッ!? んぎゃァッ゛゛♡♡♡ わたしっ♡ わだぢのせいでしゅッ♡♡ バカみだいに回復魔法かけまぐりまぢだっ!!♡♡♡」

「バカみたいじゃなくてバカそのものだろうが」

「ほぎょッ゛?!♡♡♡ ぉ゛っ……♡♡ あえぇ……♡ そ、そうれしゅ……♡♡ バカ雌ゆるぢでぇ…………♡♡♡ ほにょッ゛!?♡♡♡ うっほおォ゛ッ゛ッ゛゛??!?♡♡♡♡♡」

「そ、そんな……♡♡ もう力がそんなに……?♡ あぁっ……主様……♡♡ わ、わたくしも、もっと嬲ってくださいませ……♡ もっと惨めに♡ 屈服させられたいのです♡♡」

 

 何やら本気で人外じみて来た自分の力に内心引きつつ、それでもこのクソザコオナホドラゴン様を甚振る愉悦は止められない。

 相も変わらず虐げてやれば返答もせずにマゾアクメを貪り散らかすドマゾオナホの角を思いっ切り締め上げ、少しばかり捻じるように力を加えてやると鼻水を垂らしながら許しを乞うてくる紅炎竜様。

 そして、最早ヒトの範疇を超えた力を振るい出して仲間を片手間に捻るようになってしまった己が主の、それはそれは底冷えするような嗜虐の眼差しに釘付けになるクォーツァイトもまた、竜人族としてこれ以上ないくらいの屈辱を味合わされているにもかかわらず悦びマゾ潮を噴き散らかすローゼフラムを心底羨み、救いようのないマゾ快楽の沼に嵌ってハメ乞いするしかないのだった。

 

 






すいませーん。作者ですけど、まーだ更新安定しませんかねー?(クソデカブーメラン)
いやもうほんと申し訳ございません……。

今日で200日連続ネタ投下達成なTwitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#37 残念喪竜はリア充種族の夢を見るか 9



ベンチプレス上げるの気持ちEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!(ガンギマリ)




 

 

「ひっ♡ ひぃっ……♡♡ あ、主様!♡ 待って♡ お待ちください♡♡ も、もう子宮いっぱいなんです♡ ほ、ほらっ♡ お腹たっぷたぷ♡♡ 子袋ぱんッぱんなんです♡♡ お腹おっも♡ クソザコ卵子♡ 大切にとっておいた卵も全部食べ尽くされちゃいました♡♡ こ、これ以上はぁ……♡♡」

 

 受け答えも碌にできない竜人族の宰相様(的ポジション)の角をへし折りそうな勢いでふん掴んでわからせ、今はまんぐり返しのポーズをとらせてクォーツァイトに抑えつけさせ、バッキバキの肉槍で威嚇してやる。

 そうすると本気で怯えた風に口答えするローゼフラムは、それでも言葉の節々から期待の色が隠せておらず、表情もへらへら♡ と情けなく媚びへつらってとても最強に近い上位種とは思えない有様であった。

 

「ほーん」

「ふーっ♡ ンフーーッ♡♡ あ、主様♡ お許しくださいっ♡ もう無理なんです♡ ほんとに無理♡ 無理無理むーりっ♡♡ せっかくくっついた卵♡ 大事な大事な私の赤ちゃん♡ これ以上あのギットギトザーメンぶりゅぶりゅ♡♡ おせーし様排泄されたら潰れちゃいます♡♡ おっイグッ♡♡♡ 思い出したりゃぃぎゅイギュッ゛゛!!♡♡♡♡」

 

 許しを乞うているのか煽っているのか全くもって訳が分からん。

 男がそう思うくらいには言ってることと表情や身体の反応が無茶苦茶なローゼフラムに嘲笑すら浮かび、それを見た紅炎竜様は嘲られているにも関わらず余計にマゾ潮アクメをキメていた。

 

「ひっ♡ ふひっ♡♡ おぉっ……お潮とまんにゃ……♡♡♡ やりゃ♡ あかちゃん♡ わらひのあかちゃんぅ……♡♡」

 

 弱点の角を虐めすぎたせいで本気で壊れてしまったのかなんなのか、支離滅裂に譫言を繰り返しながらも、大量に孕ませられて着床しているであろう孕み袋を愛おしそうに撫でるローゼフラム。

 初めて会った時のあの凛々しく、気高く、流れる真紅の長髪の美しさたるや――。神々しさすら感じられるほどに後光を浴び、威厳漂う紅炎竜様のあまりの変わりように、背筋をゾクゾクとしたものが駆け抜けるこの感触。

 

「……ま、そういうことなら仕方ないですね」

「えっ?♡ あ、ぁっ♡ や、やった♡♡ 主様♡ ありがとうございま――」

「じゃ、別の穴使いましょうか」

「――す?」

 

 

――

 

 

「や、やだっ♡ やだやだやだやだッ♡♡ 離せクォーツ♡ そんなとこ汚い♡♡ ひっ♡ ひいぃっ♡♡」

「いけませんわローゼフラム♡ 主様に逆らうだなんて……♡♡ これはきつ~いお仕置きが必要ですわね♡♡」

「だ、だって♡ お、お尻の穴だなんてそんな……♡♡」

「本当に汚いんですか?」

「あぇっ……?♡」

 

 魔法もあるこのトンデモ異世界で、しかも単体がヤバい力を持つ竜人族なのだ。身体の汚れくらい余裕で何とかなるだろう。

 ベッドの隅で今も伸びてるクソザコ緑を散々顔面クッションにした時も、仄かに魔力めいた力が働いていたような感じがあったから、多分勘違いではない。

 その証拠に、俺の問いに対して言い淀んで顔を反らす、普段の凛々しさなど欠片もなく可愛らしい紅炎竜様と、厭らしく憎たらしい笑みを浮かべた水晶竜様を見比べて確信を持つ。

 

「それはもちろん……♡ わたくし達は原始の力を操る竜人族……。身体の隅から隅――それはもう内外問わず至る所まで。水浴び湯浴みなどせずとも、魔力さえあらば汚れ穢れとは一切合切無縁にございます♡♡」

「く、クォーツ貴様……!」

「ふふっ……♡ 強く尊く愛しい……。幾星霜待ち侘びた殿方に抱いていただくのです。我らが皆例外なく、常時魔力を張り巡らせて身を清めておくは当然のこと……。そしてその程度の魔法など、竜人族にとっては児戯にも等しいものですわ♡♡」

「ぁっ……あぁ……♡」

 

 恍惚とした表情で語るクォーツァイトの話を聞きながら、激しく脈動しては更に硬度を増し、威圧するかのように張り詰めていく戦斧の如き剛直をローゼフラムに見せつけていく。

 圧倒的存在感を誇る巨根の前にはただただ無力でしかない紅炎竜様は縮こまるばかりで、それでも雌としての本能はしっかりと働いているのか、強い雄に使ってもらう為のガニ股エロ腰をふりふり♡ 浮かせて揺すってのちん媚びアピールを欠かすことはなかった。

 

「ローゼさん?」

「ふーっ♡ ンフーーッ♡♡ …………ひ、ひゃい……♡」

「自分の身可愛さに主人に嘘吐くようなザコ雌は、どうするべきですかね?」

「え、えと……あの♡ それはもちろん……♡ に、二度と逆らうようなことがないようにぃ……ひぃっ!?♡♡ お、お仕置き!♡ よわよわマゾメス叩きのめして♡♡ 上下関係骨の髄までわからせてぇ♡♡ ボッコボコに屈服させる必要がありましゅっ!!♡♡♡」

 

 オドオドと目を泳がせては媚びへつらう紅炎竜様のはっきりしない態度に苛立ち、虫を見るような目で睨みつけてやれば可愛らしい悲鳴を上げて自らオナホ宣言を叫ぶ。

 頭の天辺から爪先まで無様極まりない姿を晒す眼下のマゾ雌が、本当にあのローゼフラムなのかと疑うようなクソザコ蛞蝓っぷりに歪な笑みを抑えられないヒモ男。

 そんな主の、心底意地の悪い獰猛な笑顔を見せつけられる度に子宮が痛いほど疼いてしまうローゼフラムは、絶望と情欲がぐちゃぐちゃに煮詰められたような引き攣った笑みを浮かべるより他になく、「あぁ……♡ 言っちゃった……終わった……♡♡」と、無力な小娘のようにへらつく以外にしようのない有様であった。

 

 

――

 

 

「おぎょッ゛゛?!?♡♡♡♡ んぎょッ゛♡♡♡ ほげっ??♡♡♡ お゛っ♡♡ うォ゛ッ゛?!♡♡♡ ぐぇッ♡♡♡ ほぎゅッ゛♡♡♡ んぎゃッ゛♡♡♡ ぷぎぃッ♡♡♡ んぎゅいィっ!?♡♡♡ おッ゛死ぬ♡♡ じぬちぬぢにゅうゥッォギッッッヅ!!♡♡♡ ほぎゃぎゃァ゛ッ゛!!?♡♡♡♡」

 

 相も変わらず、押し潰されたカエルより酷いオナホ声を腹の底からひり出すクソザコドラゴンのアヘ顔がちんこに心地良く響き渡り、欠片の容赦もなくアナル処女を掘り返しては耕す鬼畜男。

 最強種の一角である竜人族。その中でも別格の四元竜内三角を1日で孕ませて尚血気盛んな剛直を一つまみの配慮も無くケツ穴にブチ込まれ、瞬く間に失神してしまったローゼフラム。が、そんなことはお構いなしに極悪種付けプレスで掘削されては腸壁が捲れ上がり、ぼぢゅッ!!♡♡ ごぢゃッ!!♡♡ ごりゅりゅッ♡♡ どぢゅごぢゅぶりりゅッぼりゅりゅンッ゛♡♡♡ と、本来聞こえてはいけないようなエグい音を掻き鳴らされて延々とアナルアクメの味を脳みそに刻み込まれ続けていた。

 

「ふーーっ……! 竜人族様はケツ穴も名器だな……!!」

「ふぎょぎょォ゛ッ゛ッ゛゛♡♡♡♡ やべっ♡♡ もっやめへぇ♡♡♡ しにゅ!♡ 死♡♡ うおォ゛ッ゛?!♡♡♡ お尻めくれでゅっ♡♡ 戻んにゃぐなりゅぅおォ゛ッ゛??♡♡♡」

「いいから黙ってケツ穴締めろや」

「ほげっ??♡♡♡ ぉぎゅ……♡♡ 首……絞め…………グっぉぃぐイギュ……ッ♡♡♡ イッッッグ…………♡♡♡」

 

 いつものようにぎゃーぎゃーやかましいクソザコ竜人族様の首を片手で絞め上げ、万力の如き力で持って黙らせてやる。

 どうにも人外の腕力を手に入れつつあるが、この程度ではローゼフラム並の実力者相手だと焼け石に水らしく、多少は苦しそうにするだけで寧ろドマゾ気質相手には良いスパイスくらいにしかならないようだ。

 つくづくとんでもない上位種様だと感心する。そして、そんなクソつよ種族を一方的に嬲って屈服させてしまう息子に感謝しもって極上のアナルほじりを愉しみつつ、嬉しそうに飛び跳ねる、己の精液で膨れた胎を軽く引っ叩いては殴り潰してやる。

 

 ごりゅッ♡♡ ぼぢゅッ♡♡ べぢッ♡♡ バッヂイィンッ゛♡♡ ぼりゅンッ゛♡♡♡ がボッドゴォッ♡♡ ごっぢゃごっぢゃぼっぢゅどぢゅぢゅッ゛♡♡♡ ぼぢゅぼぢゅぼぢゅぢゅンっッ!!♡♡♡

 

「おぎょッ゛……??♡♡♡ ぎょほッ!?♡♡♡ うっお゛やべへ……ッ♡♡ ほげっ♡♡ ぷぎゅっ……♡♡♡ 胎っ♡♡ 子宮ッ♡♡ 卵びっぐりぢでまじゅッ♡♡ 上も裏もボゴすの禁止ッ♡♡♡ おにょぉッ?!!♡♡♡♡」

 

 散々に嬲ってもまだ反抗する気力と驚異の頑丈さ具合に感嘆しながら、それを良いことに腰を揺すって無意識に煽ってくるクソザコドラゴンに沸々と怒りが湧いてくる。

 こちらの動きに合わせてヘッコヘコ♡ に浮つく腰を渾身の種付けプレスで叩きのめして固定し、異常に反り返った極悪カリで子宮を腸壁越しにド突き姦す。今一度立場をわからせてやらねばならない。

 

「こンのマゾメスがふざけやがって……」

「ほぎょッ!??♡♡♡♡ うおォ゛ッ゛?!♡♡♡ やめっ♡♡ 殴りしゅぎ♡♡♡ ぬおォ゛ッ゛♡♡♡ ぐっほギッッッヅ!!♡♡♡ ぷぎょおォ゛ッ゛??!!♡♡♡♡♡」

 

 ギットギトの激重ザーメンが詰まった胎を表と裏からボッコボコに殴り倒され、目を白黒させながらイキ散らかすローゼフラム。これまで寸での所で耐えていた膣口が、あまりの暴虐っぷりに耐え切れずに開いてしまい、ぶぴっ♡♡ ぶびょびょッ♡♡♡ と情けない音を立てておまんこ射精を繰り返してしまう。

 

「……おい」

「ひっ♡ ひぃっ♡♡ ご、ごべんなしゃ――」

「せっかく詰めてやったのに何吐き出してんだ?」

「――ぃンぎょっほへぇッ゛?!?♡♡♡♡ あぎゃッ゛♡♡♡ ほぎぃッ!♡♡ しょ、しょんな……♡♡ 無理♡ ごんにゃの無理でしゅッ♡♡♡ 我慢なんてむりむーっり♡♡ ぬおォ゛ッ゛??♡♡♡ やべへッ♡♡ おにゃかボゴしゅのぎんぢっ♡♡ ほにょッ!?♡♡♡ うおォ゛ーーーーーーーーーッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 理不尽を通り越して無茶苦茶極まりない難癖をつけられ嬲られるローゼフラムだったが、それでも心底嬉しそうに脳細胞がブチブチ♡ と音を立てて焼き切られる極悪マゾ快楽に溺れてイキ狂う。

 腹の上と腸壁越しから滅多くたに殴打されて子宮が跳ね回り、全身から体液という体液を噴き出し続け、到底異性に見せて良いものではない間抜け面を晒し雄の射精欲求をこれでもかと煽り立てる。

 最早危険なレベルで溢れ続けるアドレナリンに脳髄から背筋まで震えさせながら、男はこれまで以上に苛烈にマゾメスを責め立てるのであった。

 

 






中途半端やけど許して……今回はこれで許してクレメンス……。

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#38 残念喪竜はリア充種族の夢を見るか 10



最後にザ〇ゲロ表現あるから気を付けてね!!>(゚∀。)




 

 

「ほぎゃっ♡♡ んげっ?!♡♡♡ ゥッォギッッヅ♡♡ イッグイッグ♡♡♡ ケツ穴ぶっ壊されでィギュいぎゅッ゛ッ゛゛♡♡♡♡ ぐおォ゛ーーーーーーッ゛?!?♡♡♡♡」

 

 こんな無様極まりない姿を見て、このクソザコマゾ雌が世界でも圧倒的上位に位置する四元竜の一角だと誰が思えるだろうか。

 そんなレベルの情けなさ過ぎる痴態を晒し、目は完全にひっくり返り、鼻水を垂らし、口を思いっ切り伸ばしてなっがい蛇舌をれっろんれっろん♡♡ に放り出してオホ声をあげまくる仲間を抑えつけるクォーツァイトもまた、これまでとはまた別ベクトルの苛烈さと生殖とは全く無縁な、ただただ歪な快楽を貪るだけのケツマンコ交尾を見せつけられて気が狂いそうなほどに獣欲を掻き立てられていた。

 

「あ……あのローゼフラムさんがこんな……♡♡ 本当に酷いお顔ですわ……♡ お゛っ♡♡」

「ひぎゅっ♡♡ うおォ゛ッ゛♡♡♡ ぬっほいぐいぎゅッ゛♡♡♡ く、ぐぉーづ……♡♡ だしゅげへ……♡♡ お尻ごわれりゅ……♡♡ ぐっほ!??♡♡♡ おにょっ?♡♡ ――んぎゃぎゃッ゛!!♡♡♡ ぼりゅぼりゅギッッッヅ♡♡♡♡ ぬおォ゛~~~~~~~ッ゛ッ゛゛?!??♡♡♡♡♡」

「ひっ♡♡ ふーーっ♡ す、すごい……♡♡ こんな、こんなぁ……♡♡ お゛っイグッ♡♡♡ 見てるらけれいぎゅッ゛♡♡♡♡」

 

 完全に脱肛させられながら、それでも容赦なく掘削され続けて間抜け面を晒しまくるローゼフラムと、そんな仲間の痴態に中てられただけでイキ散らかすクォーツァイト。

 いくらなんでもクソザコすぎるクソつよドラゴン2匹の無様アクメっぷりに男の射精欲は一気に吊り上げられ、そんな状況を癪に思いながらもあまりの名器っぷりに我慢が効かない。

 

「ぐぉ……! クソ生意気に締めやが、って!!」

「むぎょっほびょおォぅッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡♡」

 

 アホみたいに伸びて吸い付いてくるケツマンコを限界まで引き延ばし、ザコマゾのくせに媚びついてチンしゃぶしてくるドマゾアナルを捻り潰しながら渾身のちんぽプレスをお見舞いしてやる。

 結果、太さも長さも規格外なんてレベルじゃない肉槍がS字結腸もブチ抜いて串刺しにしてしまい、あまりの衝撃にこれまでで一番のケツ穴アクメをキメてしまったローゼフラムが、潰れに潰れた汚いオホ声を響かせて盛大におまんこ射精を繰り返していく。

 

「かひゅーー……♡ こひゅっ…………♡♡ お゛っ……♡ ぷぎゅ……♡♡ ほっへぇ…………♡♡ ンぎゅいィッ゛?!!♡♡♡♡ ぐおォ゛っ♡♡ あぎゃッ゛♡♡♡ もっボリュボリュやべへッ♡♡ けちゅあにゃめぐれでゅのッ゛♡♡♡ オ゛ッ♡ 死ぬ死ぬッ゛♡♡ アナルアグメぎぐッ゛♡♡♡ ケツ穴ギッッッヅ♡♡♡♡ いっぐいっぐ♡♡♡ イっっっギュッ゛ッ゛゛!!♡♡♡♡」

「ぐっ……! がぁっ……!」

「あぁっ主様♡ 雌を使い潰して快楽に歪むお顔……素敵ですわ……♡♡」

 

 これまで以上の未知の快楽で押し潰される仲間の頭から肩まで抑えつけ、喚き散らかそうがハメ殺されようが気にも留めず主の顔を見つめて恍惚に浸るクォーツァイト。

 その表情で察したのかニッタァ……♡ と口角を吊り上がらせると、種付けプレスで瀕死のローゼフラムに覆い被さる男の耳元に艶やかな唇を寄せて囁く。

 

「主様♡ ご覧になって……♡ せっかく仕込んでいただいた孕み汁を吸収もせず、膣から吐き出す不埒なドマゾドラゴンです♡ お仕置きとして腸にもたぁっぷり♡ ギトギトザーメン♡ 熱々ネバ重お子種汁♡♡ 気持ちよぉく♡♡ お排泄しまくってくださいませ♡♡♡」

「――――ちっ……射精るッ……!!」

「ほおぉ…………??♡♡♡」

 

 自分も大して変わらんくせに煽ってくるザコ雌の思うがままになるのは非常に癪だが、熱々且つねばトロに絡みついてくる極上ケツマンコの快楽に溜まらず吐精してしまう。

 とことん無様な間抜け面を晒す紅炎竜様と、耳元で「びゅっびゅ♡ つよつよざーめんびゅっびゅ♡♡」だのなんだのと頭の悪い射精煽りを繰り返す水晶竜様のダブルコンボが、濁流のように猛烈な射精を促してしまう。

 

 ぶりゅりゅりゅりゅッ!! どぐっどぐぐンっ♡ びゅどっびゅどどッ♡♡ びゅぢぢっびゅぐっどびゅるッ!! ぼりゅっごぼっぼりゅりゅりゅんっッ!!♡♡♡

 

「ふンぎょッ゛?!??♡♡♡♡♡ うォ゛ッ゛♡♡ ぐおォ゛ッ゛♡♡♡ あっっぢゅ!!♡♡♡ びゅどびゅどあっっっぢゅ!!!♡♡♡♡ ぐぇッ♡♡ ほぎゃぎゃッ゛♡♡♡ ぬっォ゛ぶりゅぶりゅぎでゅッ゛!!♡♡♡ お腹♡ のぼっでぐりゅぐりゅぅっおォ゛ぃグいギュッ゛ッ゛゛!!!♡♡♡♡ おォ゛ーーーーーーーッ゛??!?♡♡♡♡♡」

 

 まるで爆発したかのように剛直が爆ぜ、猛烈な脈動とともにマグマのような熱と粘性の白い塊が濁流となってローゼフラムの腸内に襲い掛かった。

 ぼびゅびゅっ♡ どりゅどりゅびゅどどッ゛♡♡ とエグい音を立てながら延々排泄され続ける白濁汁はあっという間に長大な腸を満たし、それでも全く勢いが衰えることなく彼女の体内を悉く蹂躙し尽くしていく。

 

「ぅ゛ぉ゛ッ゛ッ゛゛?!!♡♡♡♡ ぐえェっッ゛♡♡ おびょっ?? ぐぎぎッ♡♡♡ ぬぎゅぅお゛ッ……♡♡ ほぎゅ゛っ…………♡♡♡ ぴっ♡♡ お゛……ッ゛ッ゛゛♡♡♡♡ こひゅっ…………ッ゛゛♡♡♡ ぷぎゅいィっッ゛♡♡♡♡」

「ひっ♡ ひっ♡♡ ろ、ローゼさんがぁ……♡♡ お゛っすごっ♡♡」

 

 あまりの粘性と熱を持った塊が次から次へと体内に送り込まれるためか、おまんこ射精で多少落ち着いていたローゼフラムの腹部はドグンっ♡ ぼごんッ♡♡ と鈍い音を立てながら露骨に形を変え、下腹部の腸から胃、鳩尾から食道へと順を追って膨張していき、蹂躙されていく様が一目で見て取れるほどだった。

 猛烈な圧迫を内側から受け続けた彼女の、背骨が折れそうなくらい海老反りに反り返って痙攣を繰り返す様は常軌を逸しており、散々煽ったクォーツァイトが恐怖と情欲に錯乱しかけるほどの異様な光景。

 しかしそんな異常事態であろうと、性欲と繁殖欲を過剰にドーピングされた男にとっては些細なことに過ぎず、相も変わらず情け容赦のない仕打ちがローゼフラムを責め立てる。

 

「ぅ゛お゛ォ゛…………♡♡♡ もっ……ゆるぢで……♡ ぷぎゅ……♡♡ 死ぬ……ほんろにぢぬぅ…………♡♡ ほぎゅっ♡ ぴぎぃ……♡」

「まだ射精すからな」

「ほげぇ…………??♡♡♡ ――――ひっ♡♡ やだッ♡♡ むり♡ もうむりでしゅっ♡♡ ぐぇッ♡♡♡ ぐふっ……♡ ひゅーーっ♡♡ かひゅっ……♡ む、むーっり♡♡ おねがいれしゅッ♡♡ ゆるぢで♡ ぁぅじしゃまっ♡♡ おねがいぢまじゅッ!!♡♡♡ お許しっ――――ンっほぎゅひいィッ゛゛!!??♡♡♡♡♡」

 

 びゅぐッ!! ドグッドグンッ♡♡ ぼびゅっ♡♡ ぶりゅりゅりゅりゅ♡♡♡ ごびゅッ♡♡ ぼこっ!♡ ボゴォッ!!♡♡ びゅぐっぼりゅっどりゅりゅンッ゛♡♡♡

 

「ぶンもおオ゛ぉ゛゛ーーーーーーーーーッ゛ッ゛゛?!!?♡♡♡♡♡ うお゛ッ゛♡♡ おう゛ッ゛♡♡♡ ぬぎゅぅぃっっぐッ゛♡♡♡ 死ぬッ゛♡♡♡ いぐいぎゅッ゛゛♡♡♡ 死♡♡ ほぎょッ゛♡♡♡ ――――ッ゛ッ゛゛♡♡♡♡ ぅびゅ……も、でりゅぅ……♡♡ ぐっぶ♡♡ ぐびュッおォ゛ぇえぇぇぇぇッ゛っぎゅンッ゛゛♡♡♡♡ おびゅっ♡♡ ぐふッ♡ ぉ゛っ♡♡ ――――ッグごげエぇぇぇぇっぷッ゛ッ゛゛♡♡♡♡♡」

 

 とっくに限界を超えている紅炎竜様の、必死に許しを乞うて嫌々首を振りたくる様には目もくれず、止めの追い射精を無慈悲に喰らわす鬼畜男。

 既にみっちみち♡ に詰め込まれたネバ重ギトギトザーメンを無理矢理押しやられ、唯一の逃げ場となってしまった食道を押し通って無様な貫通ザーゲロ噴射とザーメンゲップを惜しげもなく披露してしまう。

 生き地獄すら生温い過激極まりない激重快楽が中枢神経を駆け巡って暴れ狂い、全身の骨と筋肉が軋むほどに耐えても尚お構いなくブッチブチ♡♡ に脳細胞を引き千切られるような悦楽の果てに、ローゼフラムの生存本能は強制的に意識をシャットアウトしてしまった。

 

 






なんてことだ、(作者の頭と精神が)もう助からないゾ♡

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#39 残念喪竜はリア充種族の夢を見るか 11



(゚∀。)<今回もザ〇ゲロ表現があるよ!!>(゚∀。)




 

 

「うぎょッ゛?!?♡♡♡♡ ほげっ♡♡ ぐおォ゛ッ゛?!♡♡♡ お許しっ♡♡ ふおォ゛っ♡♡ んグぉッ゛♡♡♡ ぷぎゅぃッ♡♡♡ ほぎゃぎゃぁッ゛!!?♡♡♡♡」

 

 最早破裂しそうなくらいに腹を膨れさせ、無様なアヘ顔を晒して失神し転がるローゼフラムの脇で、クォーツァイトがなっさけないオホ声で喘ぎ散らして鳴き喚かされていた。

 

「ぐおォ゛ッ゛♡♡♡ お、おぢり♡♡ けちゅあなブッ壊れぢゃいましゅっ♡♡♡ 主様のっほォ゛ッ゛??♡♡♡ ぅお゛ッ゛♡♡ ふーっ♡ ンフーーッ♡♡ お、おぢんぼおっぎしゅぎましゅ……♡♡ んぎゅっ……♡♡ 戻りゃにゃくなりゅぅ……♡♡♡ ぬおォ゛ッ゛?!♡♡♡」

 

 子作り袋を散々に嬲り姦され、そして今は本来生殖行為としては意味を成さない器官に、種付けプレスの体勢で極悪極太肉杭を容赦なくブチ込まれて喘ぎ倒す水晶竜様。

 あまりの大きさに腸壁が捲れ上がっては捻じり込まれ拉げ潰されるという、まるで悪夢のような仕打ちにもその耐久力を遺憾なく発揮し、まるで底の見えない極悪ケツ穴アクメを貪り続ける。

 

「ぷぎょッ゛??♡♡♡ ほげっ♡♡ ぷぎぃッ♡♡♡ ぐっぉぃグッ゛♡♡♡ イッグイッグ♡♡♡ いぎゅッ゛ッ゛゛♡♡♡♡ ぬっほいィっっぐッ゛♡♡♡ うおォ゛~~~~~……っッ゛♡♡♡♡」

 

 極悪肉棒を思いっ切りブチ込まれては腹を歪に凸凹され、引き抜かれる時はあまりの長大さに腸壁が捲れ上がってしまい、それでも必死におちんぽ様に吸い付いて離そうとしない。

 結果、想像を絶するケツ穴快楽が延々と暴れ狂うという生き地獄をこれでもかと体験させられる羽目になってしまっていた。

 

「ふーっ♡ ンフーーッ♡♡ んのォ……♡ イグっ♡♡ ぅぉッ゛♡♡♡ ふぎゅ……♡♡ も……ゆるぢでぐだしゃい……ぐォ゛ッ゛♡♡♡ ぉごっイグいぎゅッ゛ッ゛゛♡♡♡♡ おにょっ♡♡ んぎゃぁッ゛♡♡♡ ゅるちて♡♡ たしゅけへぇ♡♡♡ お゛っ♡♡ おォ゛ッ゛♡♡♡」

「クォーツさん」

「はひぇ??♡♡♡」

 

 これまで無言でケツマンコをド突き姦されていたクォーツァイトに、男が動きを止め、妙に落ち着き払った声で名を呼ぶ。

 普段ならそれだけでクソマゾアクメをキメていたであろうことは確実だが、今はそれを遥かに上回る屈服アクメの奔流にもみにもまれていた為、辛うじて反応を返すことができていた。

 

「そこで転がってるローゼフラムさんが死にかけてた時、クォーツさんは何してましたっけ?」

「えっ、あっ♡ ぁ、ぁの……そ、それはぁ――ぐおォ゛ッ゛?!?♡♡♡♡」

 

 道端で引っくり返ったカエルもかくやな醜態を晒して失神し、そんな中でも穴という穴から半固形レベルの熱々ザーメンをぶぴっ♡ ぶびびッ♡♡ と品など欠片もない音を立てながらひり出す紅炎竜様を一瞥しながら、男は極めて平坦な物言いで問いかける。

 そんな主の言葉の一つ一つに身を震わせ、何度となく手合わせした好敵手の失神しても甘イキし続けるという信じ難い有様に数刻先の自分を重ねながら、クォーツァイトは期待と恐怖のどん底に叩き落とされる被虐に脳みそを焼かれ続けていた。

 

「さっさと答えろよザコ雌が」

「うゴっ?!♡♡♡ ふげッ??♡♡♡ ぴぎゅっ♡♡ ンぎゅいィっ゛♡♡♡」

 

 相も変わらずわかりきった質問にも答えられないマゾ肉オナホに苛立ちを募らせながら、ごりゅッ゛♡♡ ぼぢゅッ♡♡ ぐぼっっどぢゅがぢゅっ゛♡♡♡ と本来聞こえてはいけないような音とともに激重ピストンを再開する鬼畜男。

 『そもそも誰のせいだよ』なんて言葉がクォーツァイトの頭に浮かぶはずもなく、いつも通り理不尽に理不尽を乗算したかのような無茶振りの極みに虐げられる。それでも1500年という、地球人類からすれば気の遠くなる様な歳月を男日照りで過ごした身体は喜んでドマゾ潮を飛ばし散らして媚びついてしまう。

 

「答えろっつってんだろ」

「むぎょッ゛!?♡♡♡ ぐっほぃグイギュっ!!♡♡♡ 乳首っ♡♡ 先っぽどりゅッ゛♡♡♡ ほにょおォ゛ッ゛?!?♡♡♡ 角ぉ♡♡ 角折れぢゃいましゅッ゛♡♡♡ やべへッ♡♡ ゥッォぃぐ♡♡ ギッッヅ♡♡♡」

 

 散々竜人族を、しかもその中でもトップクラスの強者と目合ったからか、男の力は明らかに人外のそれを獲得し出していたが故に、本来とんでもない強度を誇る竜角がみしみしっ♡ と鈍い音を立てて悲鳴を上げる。

 そんな破滅的暴力をも快楽に変換してしまう、最早救いようのない名家のお嬢様ドラゴンは涙と鼻水と涎で傾国の美を台無しにしながら、「言いましゅッ♡♡ うおォ゛ッ゛??♡♡♡ ち、ぢゃんど答えましゅがりゃゅるぢでくだしゃいッ♡♡♡」と、どうしようもない屈服宣言を叫びながら漸く手を離してもらえたのだった。

 

「ほぎゅっ……♡♡ あえぇッ……♡♡ お゛っ♡ ぁ、ぁりぁとごじゃいましゅ……♡♡♡ ぅぉぃグッ♡♡ おォ゛~~~~~ッ゛…………♡♡♡」

「さっさと答えろ」

「ほぎゃぎゃぁッ゛ッ゛゛♡♡♡♡」

 

 どう足掻いても逃れられない快楽に呑み込まれ、言葉を発しようにも延々続くマゾアクメに脳みそを焼かれてのたうち回るクソザコドラゴンの胎を握り拳で押し潰すヒモ男。

 まだたっぷりと溜め込まれている子宮内のザーメンを、無理矢理圧迫されてぶびゅりゅりゅッ゛♡♡ と噴き出すメス射精の快楽に犯されながら、クォーツァイトは漸く言葉らしい言葉を紡いでいった。

 

「ォ゛ッ゛♡♡ んぎゅっ……♡ わ、わたくしが悪いんでしゅ……♡♡ ローゼフラムさんがハメ潰されてるのに……おっ♡ は、早くわたくしにもおちんぽ様を恵んでいただきたくってぇ♡♡ 生意気にも射精煽り♡ 主様のお耳元でぇ♡♡ ザーメンびゅっびゅ♡♡♡ おせーし様排泄催促♡♡ してしまいましたぁっ♡♡♡」

 

 言いながら身を捩じらせては腰をヘコつかせ、媚びっ媚びに白状するクソつよドマゾドラゴン様。

 男は、そんなよわよわ肉オナホの言い分などわかりきっていただろうに、この期に及んでハメ乞い腰ヘコをする度にマゾ潮をぴゅっぴゅ♡ と飛ばしまくるクォーツァイトの腰をがっぢりと掴みなおし、肉槍の硬度を更に増してこめかみに青筋を浮かばせる。

 

「マジでイラつくわ」

「ひっ♡ ひっ♡♡ そ、そんな♡ なんでぇ?♡♡ あ♡ やっ♡ お、お許しくださいませ♡♡ ふおォっ??♡♡♡ あ、主様♡ おちんぽ様がもっと硬くなっております♡♡ 死ぬ♡ 本当に死んでしまいます♡♡」

「さっさと死ね」

「はっへぇ……??♡♡♡」

 

 ぼぢゅッ♡♡ ぐどっちゅンッ゛♡♡♡ ぐちゃっ♡♡ ごちゃっ♡♡ ぼりゅっごりゅりゅんッ♡♡♡ がぼっ♡ どぼっ♡ ばっぢゅばっぢゅ♡♡ だしっだしっだしっだしっ♡♡♡

 

「ぴっ?♡♡ ――――ほびょッ?!♡♡♡ オ゛っ♡♡ ほげっ??♡♡♡ ぐっほおォ゛ーーーーーーーッ゛ッ゛♡♡♡♡」

 

 肉と肉のぶつかり合う音が弾けて空間に木霊し、本来は美しく透き通っている筈の声が、濁音交じりの低いオホ声として腹からひり出される。

 完全に肉便器扱いのクォーツァイトがどうしようもないケツマンコ快楽に頭を掻き抱き、錦糸のように美しい長髪を振り乱しては、汗ばんだ肌に貼りつく。加えて、ケツ穴に凶悪肉杭を叩き込む度にだぽっ♡ だぷんっ♡♡ と跳ね回る、別格に柔らかく重力に垂れた長乳が男の繁殖欲を無限に掻き立てていく。

 

「うぎぃッ♡♡♡ ぐォ゛ッ゛??♡♡ んぎゃっ♡♡ 主様っ♡ やめっぅおォ゛ッ゛?!♡♡♡ 胸♡ おっぱい潰れりゅっ♡♡ ちぎれでしまいましゅっ♡♡♡ のっほぉッ!?♡♡♡」

 

 とても掴み切れない大きさの長乳を無理矢理鷲掴みにして握り潰し、スライムのように形を歪ませられるそれを取っ手代わりにするという暴挙に、目を白黒させて無様にイキ狂う水晶竜様。

 凍て付いた氷塊のように、それでいて不純物など一切を排除したかのような神美の化身が己に組み伏せられて情けなく鳴き喚いてはイキ狂い、排泄器官を掘り耕されてマゾアクメをキメまくって絡み舐め回すように纏わりついて締め付けてくる極上を超える快楽に男は一気に射精へと昇りつめさせられていく。

 

「がっ……! も、射精るぞ……!!」

「ふぎゅ♡♡♡ お゛っ?♡♡ お゛っ?♡♡ やべへッ♡♡ まっへ♡♡ 死ぬ♡♡♡ ――ぬおォ゛ッ゛??♡♡♡」

 

 ずろろろろろぉ~……ぐぼっっぢゅぢゅんっッ゛゛!!!♡♡♡♡

 

「ンぎょッ゛♡♡♡ ――――――ほぎゃぎゃァッ゛ッ゛゛!??!♡♡♡♡♡」

 

 止めとばかりに限界まで引き抜かれた長大に過ぎる逸物に、肛門がアホほど情けなく吸い付いて離さない。

 そんな無様な生肉オナホを脱肛しきった腸壁ごと思いっ切り捻り潰してハメ潰し、精巣をフル稼働して新たに作り出され続ける煮え滾った白濁汁が尿道を駆け上り、爆発したかのように噴出して瞬く間にクォーツァイトの腹を歪に膨れ上がらせていった。

 

 ぼびゅっ!!♡♡♡ どぐッ!♡♡ ドグンッ!!♡♡♡ ぶびゅっ♡♡ ごびゅりゅりゅりゅんッ♡♡♡ びゅぐっびゅぐぐッ♡♡ どりゅりゅりゅりゅりゅんッ゛♡♡♡

 

「ふぎょッ゛゛??♡♡♡ ンのおォ゛ーーーーーーーーっ゛ッ゛??!?♡♡♡♡♡ ぐぇッ♡♡♡ あぎゃッ゛♡♡♡ ふびゅっ♡♡ 射精しゅぎッ♡♡♡ ぁぅじしゃまっ♡♡ もっいっぱい♡♡ むりぃ♡ 無理無理むーーりっ♡♡ おぎょッ゛゛!??♡♡♡♡ ぶっひゅ♡♡♡」

 

 みちみちみぢぃッ!♡♡ とヤバい音を立てながら膨らみ続ける腹を目の当たりにし、「ひっ♡ ひぃっ♡♡ ぴぎゅっ♡♡♡」と、家畜以下の呻き声を上げながら己が主にもう無理だと懇願するクォーツァイト。

 当然許されるはずもなく、ダマのような精液を天上の肉嫁に排泄するしか頭にないヒモ男は容赦なく噴火のような吐精を繰り返していく。

 

 ごぼっ!♡♡ ぶりゅりゅッ♡♡ どっぐどっぐん♡♡ びちゃっびゅとどッ♡♡ ぶびびっ♡♡♡ ぼっびゅぼびゅびゅンッ゛♡♡♡♡

 

「うおォ゛~~~~~~~っッ゛???♡♡♡♡ ぬお゛ッ♡♡ ほぎゃッ゛♡♡♡ 死♡♡ お゛ッ♡♡ おんッ゛♡♡♡ やめでッ゛♡♡♡ ほんろに無理でしゅッ゛♡♡♡ 死ぬ死ぬッ゛♡♡♡ ふぎゃぎゃァ゛ッ゛♡♡♡♡ ごびゅっ♡♡ ぐえェッ♡♡♡ ほぎゃっ♡♡ おっぅ♡♡ ンぎょおッ゛?!!♡♡♡♡ おびゅッ゛♡♡♡ っぐぼえェぇぇぇッ゛゛♡♡♡♡ ほぎゅっ♡♡ ぅおォ゛ッ゛♡♡ ――――っぐォえぇぇぇぇっッぷッ゛゛♡♡♡♡ ほおォ゛ーーーーーーーーーッ゛ッ゛゛?!??♡♡♡♡♡」

 

 握り潰され引き延ばされまくった柔長乳を真っ赤にしながら、腹を破裂寸前の風船みたいに膨れさせられたクォーツァイトが、背骨が折れそうなほどにエビ反り返ってザーゲロを吐き出していく。

 この世のものと思えないほどに破滅的な快楽と衝撃で全身の穴という穴から体液を噴き出し、汗腺からは玉のような汗を垂らし続け、脳細胞を一つも残さず焼き切るような電気信号が全身を駆け巡った後に脳天を直撃してしまった。

 

「うおォ゛…………ッ゛♡♡ む、りぃ……♡ も、ほんひょにしにゅ……♡♡ ぐォ゛ッ゛♡♡ おォ゛ッ゛♡♡♡ お゛っ♡♡ おぅ゛ッ゛ッ゛゛♡♡♡ ふぎゅ……♡♡ あえぇ…………♡♡♡」

「チッ……おいっ! ネフライトッ!!」

「――へっ?? は、ひゃい!!」

「こっちに来てケツ穴差し出せ」

 

 射精しても射精しても収まらない、完全に人外と化した射精量を受け止め続けるクォーツァイトだったが流石に限界のようで、ピクピクと痙攣するばかりで反応が鈍くなってしまっていた。まだまだ性欲が収まりそうにないヒモ男が、いつの間にやら覚醒して覗き見ていたネフライトを呼びつける。

 飄翠竜様はバレていないと思っていたのか飛び跳ねて驚き、とうに気付いていたヒモ男はただただ吐精の排泄先としてネフライトを使おうというのだった。

 現在進行形でどぐっ♡ ドグンッ♡♡ と脈動してぱんっぱん♡ に膨らみ続けては口から吐き出すしかないクォーツァイトと、同じような醜態で転がされて失神してもイキ続けているローゼフラムを見て、自分の未来が確定してしまった恐怖と期待に怯えるクソザコ緑は必死に反抗するが――、

 

「ひっ♡ や、やだっ♡♡ 今度こそ死んじゃ――」

「ね、ネフライトさんッ♡♡ はやぐぅっおォ゛ッ゛!?♡♡♡ 死ぬッ♡♡ もっほんひょに無理ぃイッグイッグ♡♡♡ うお゛いぎゅいぎゅッ゛ッ゛゛♡♡♡♡ ふげッ♡♡ ごぼえェッ゛♡♡♡♡ ぉひゅっ……?? のおォ゛~~~~…………っッ゛♡♡♡」

「く、クォーツがぁ……♡♡ うおォ゛ッ゛!??♡♡♡♡ ふぎゅいィっっぐッ゛♡♡♡ 角ッ♡♡ 掴まないでぇっ♡♡ おにょ゛ッ゛??♡♡♡ 力ちゅっよ♡♡ づのおれぢゃぁッ♡♡♡」

 

 過剰に過ぎるマゾアクメの連続からか、遂に動かなくなってしまったクォーツァイトの姿を見て、おずおずと這って近づくネフライトに業を煮やしたヒモ男は、手が届く距離に来た途端、その立派な角を万力の力を込めて握り掴んで引き摺り寄せてしまった。

 

「さっさと来いってのがわかんねぇのか? あァ??」

「ひっひっ♡♡ や、やだっ♡ あんなのやだぁッ♡♡ ぴぎゅっ??♡♡♡ ふぎゃッ!?♡♡♡ うっぎいィ~~~~~~~ッ゛ッ゛゛?!??♡♡♡♡♡」

 

 引き寄せた勢いのままに放り捨て、四つん這いのポーズを取らせて覆い被さり、後頭部を抑えつけて一気にケツ穴をブチ抜いてしまう鬼畜男。

 あまりの衝撃に全身が暴れ回ろうとするが、頭を完全にベッドに押し付けられている状態では暴力的快楽を逃がすこともできず、初めてのアナルアクメを容赦なく身体に覚え込ませられる。

 

「ふごッ゛♡♡♡ おにょっ♡♡ ほぎょッ♡♡♡ ぐっぉ死ぬッ!!♡♡♡ 主様ッ♡♡ やめへっ!!♡♡♡ おォ゛……??♡♡♡ う、嘘……♡♡ もっ射精へりゅぅ……♡♡ あぇっ??♡♡♡ ほおォ゛ッ゛♡♡♡♡ 射精しながりゃ動くの禁止ッ♡♡♡ お尻イジメは拒否しましゅっ♡♡♡ ――ぴっ?♡♡ ――――んぎゃぎゃァッ゛゛?!?♡♡♡♡ ひゅっ♡ かひゅっ……♡♡ おんッ゛♡♡ ほげッ゛♡♡♡ ケツ穴めぐれり゛ゅッ♡♡♡ ドぢゅどぢゅッ゛♡♡♡ ざーめんびゅどびゅどギッッッヅ♡♡♡♡ ぬっほいぐいぎゅッ゛゛♡♡♡ ぃグいぎゅイッグいっっっぎゅッ゛ッ゛゛!!!♡♡♡♡ ぐっほおォ゛ーーーーーーーーーッ゛ッ゛゛?!??♡♡♡♡♡」

 

 






(゚∀。)(゚∀。)(゚∀。)(゚∀。)(゚∀。)


はい。
とりあえず今回で皆ブチ犯し潰したのでぼくはとってもまんぞくですまる


次話でこのシリーズはラストになります。更新が散々遅れて本当にすまんかった(いつもの)
次はskebで依頼というのを受けてみるか、いつものように新シリーズ始めるか考えてますが書くことは続けるつもりなので今後ともよろしくお願いいたしますねぇ!!(ニチャァ..)

Twitter(@hentai16852860)もよろしこァ!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

#40 種の存続



待 た せ た な ! !(いつもの)

毎度の如く更新遅れまくってすまない……俺が悪いんだよ……!
そして今回が最終話だと言ったな、あれは嘘だ(次がラスト)
ついでにセラフィムが最高位天使だとは知らなかった作者、痛恨のミス(n敗)




 

 

「あ~……マジで可愛すぎて生きるのが辛い……」

 

 普段から覇気など欠片もない顔を幾倍にも緩めに緩めて破顔しまくる。

 気負っている様子など殆ど見せなくなってはいたが、それにしたって相も変わらず玉座がこの上なく似合わないヒモ男が小さな赤ん坊をあやしていた。

 男に抱き抱えられる赤子は愛くるしい瞳をせわしなくキョロキョロぱちぱちとさせ、小さな手の動きに合わせて羽と尻尾もぴこぴこと跳ねさせている。

 

「うむ、うむ。本当に主様に似てめんこい娘じゃ」

「いや、どこをどう見て熟考しても俺の面影なんて欠片も無いと思うんですがそれは……」

 

 というか無い方が良いだろう、常識的に考えて。

 男の隣に腰掛け、己が娘を慈愛に満ち溢れた瞳で見守るネラが嬉しそうに発した言葉に、ヒモ男は首を傾げざるを得なかった。

 彼女の周りには他にも4人の愛らしい子ども達がじゃれつき、母に縋ろうと角に羽、尻尾にしがみついている。

 なんだこの桃源郷、ここが楽園か。楽園だったわ。

 

 本当にただの人間である自分の血が混ざった子どもなのかと疑いたくなるくらい、自分の腕に抱かれた娘は非の打ち所がないほどに美しい。

 多分に親馬鹿としての惚気も含まれてはいるが、まあ母親であるネラがそもそも彫刻品すら恥じ入る美を持ち、そもそも竜人族そのものが絶世の美女しかいないのだから当然と言えば当然か。

 女の子は父親に似ると地球では良く言うが、そうでなくて本当に良かったと思う。

 そもそも混血とかなんか諸々大丈夫なのかと一時期不安になりはしたが、

 

『竜人族の血は強いから大丈夫』

 

 などと科学的根拠など欠片もないがしかしこれ以上ない説得力ある当人達の一言で、男はもう考えるのをやめていた。

 

(そらそうよ、山一つ軽く消し飛ばせる種族の血がちょっとやそっとで薄まるか? いや、ありえん)

 

 この世界に来てからそれなりの時間が経ち、まあ色々とありはしたがその間にこの竜人族とかいう種族は本当にとんでもないということは心の底から思い知らされた。

 なんでこの種族こんなに強いのに俺のちんぽには勝てないんだろう。

 謎である。

 

「ちょっと、お姉さまばかりずるいじゃない。この娘たちの相手もしてあげて、お兄様――じゃなかった、ぱぱ?♡」

「ゴルトにその呼び方されると犯罪臭が半端ないな……」

「? 何言ってるの、ぱぱはぱぱでしょ。ね~♡ 意地悪なお父様だねぇ♡」

 

 これまでのメスガキっぷりが随分と鳴りを潜め、最近は母親としての貫禄が竜人族内で抜きん出ているゴルトがゆったりとした足取りで歩み寄りながら、我が子に女神のような微笑みを向けて話しかけている。一番ロリロリしいのが一番母親としてしっかりしているとはこれ如何に。

 いや、別に他の皆がダメとか言うんじゃない。滅茶苦茶てんやわんやしているだけで、精一杯愛情を注いで育ててくれている。イヴアールはいつも通りな感じだが、あれで何でもそつなくこなすので心配いらないだろう。

 そんな母性MAXなゴルトもまた全身に娘たちを抱きかかえ――引っ付けて?――器用に羽と尻尾を使ってあやしていた。白金竜の名に違わぬ純白の美しさは子ども達にもしっかりと受け継がれており、やっぱり光が反射しまくって眩しいことこの上ない。

 いやもう目に入れても痛くないくらい溺愛してるから良いんですけどね、マジで可愛いが過ぎんだろ……護らねば。

 え? お前は護られる方だろって? ――ッスネェ。

 

「そういやゴルトだけか?」

「そうよお兄様。ほら、前にも言ったじゃない。私達にはそれぞれ適した場所があるって」

「あぁ……」

 

 自分の娘たちが可愛すぎてただでさえ考えなしの脳みそが溶けまくっているのでアレだが、そういやそんなことも聞いてたな。

 ネラとゴルトは例外として、竜人族にはそれぞれ属性みたいなのがある。所謂四大元素ってやつで、炎・水・風・土だ。それらに応じて力を発揮しやすい場所があり、ローゼさんは火山、クォーツさんは水晶の洞窟、クッショ――もといネフライトさんに至っては空中に漂いながら子育てをしている。

 地球の常識が通用しないのはわかってはいたが、未だに規格外過ぎる生活様式やら風習なんかを見せつけられると目をひん剝きそうになることが後を絶たないこの異世界である。お空にぷかぷか浮かびながらの育児ってどういうことなの……。ちなみにイヴアールはいつも通りどこぞの草原で子ども達と一緒に殆ど寝て過ごしている。

 いやまあ天敵なんて天敵はそうそういないんだろうけどさぁ……。

 

「いくらなんでも無警戒すぎません?」

「大丈夫じゃよ、主様。竜から子を奪おうなどと考える愚か者はそうそうおらん」

「いやまあ、強いのは知ってるけど……」

「ふふ、お兄様は心配性ね。大丈夫、子を産んだ者には相応の護衛がついているもの。それに、この城の近辺から必要以上に離れることは禁じてあるわ。何かあればすぐに駆け付けられる。だから――」

「?」

「そういう不届き者には、相応の罰をくれてやらんとな」

「うおっ――!?」

 

 話しながら僅かばかりに気配を鋭くしていく2人に怪訝なものを抱いていると、いきなり現れた召使いさん達に抱え上げられて玉座の裏に隠され、何やらよくわからん力の壁に娘達と一緒に閉じ込められてしまった。

 いつもお世話をしてくれる彼女らに、「申し訳ございません、少しばかりご辛抱なさってください」と、本当に申し訳なさそうな顔で言われて黙って頷く。ちょっとでも不服そうにしたら自害でもしそうな目で思い詰めてるもんだからそうするしかないだろう。突然のことで目をぱちくりさせる我が子らを抱き寄せながら気配を探ると、四元竜やら種族内でも腕の立つ竜人族らが一斉に玉座の間に集まっているようだった。

 

 

「これはこれは。招かれざる客にしては、随分な面々じゃな」

 

 表向きはにこやかに対応しつつ、ネラの目は一切笑ってなどいなかった。

 遠見も転移も防ぐ頑強であった筈の阻害結界。しかも王城且つ玉座の間という、最も強固な筈のこの場に直接転移を行使し、実行できている目の前の四柱を見遣りながら。

 

「久しいな小娘。まあそうカッカするでない」

「突然の無礼は詫びましょう、竜人王」

「正直ありえないのはわかってるけどさぁ。ま、しょーがないじゃん?」

「……」

 

 魔族の王、エルフの長、宵闇の主、そして熾天使。

 

 竜人族を除く5部族の長が一堂に会し、しかも他勢力の本丸にいきなり飛び込んできたという異常事態。有り得てはいけない現状に、警戒するなというのは無理な話であった。

 玉座を前に双璧となるネラとゴルトの両脇を固める四元竜。その一角たるローゼフラムが一呼吸置き、前に出て問う。

 

「――どうやってここに転移なされた。貴公らが力を持つ者なのは重々承知しているが、我らの心臓部に直接だなどと……いくらなんでも、常軌を逸している」

 

 ローゼフラムが探るように言葉を紡ぐ間に、この世界でも別格の存在4人との間を少しずつ詰めていく四元竜以下の竜人族達。

 できれば戦いたくはない。戦闘ともなれば、ここにいる大半が無事に済むはずもない。何よりも、今この場で目の前の化け物4人とやり合うのだけは避けなければならない。だが、いざという時は――この場にいる竜人族の全てが覚悟を決めた時であった。

 

「できちゃった☆」

「……は?」

 

 場の空気にあまりにそぐわない吸血鬼の言葉に、鳩が豆鉄砲を食ったような声を反射的にあげてしまうローゼフラム。

 そんな間の抜けた隣の蝙蝠に頭を抱えるエルフと天使を尻目に、やれやれと目を細める魔王が口を開いた。

 

「お前たちの内で何かあったのはすぐに勘づいておった。バルバトスらが報告を挙げておったしな。だだ、下手に手を出すわけにもいかんでな」

「……ですので、貴方方を除いた4部族で話し合った結果、協力して遠見をしてみたのです」

「そしたらビックリ! 見事に覗き見できちゃったわけ! いやーもう今までの苦労はなんだったんだっつー話じゃん?」

「……はぁ」

 

 何やらとんでもないことをぺらぺらと喋り出した四柱を前に、開いた口が塞がらない竜人族の面々。協力? 目の前のこいつらが? 冗談だろう? 云百年、それこそ云千年といがみ合ってきた連中だ。自分達も含めて。

 とんでもない話の内容に目を点にする竜人族なんぞお構いなしに、心底不服ですと溜め息を吐く熾天使以外が話を続ける。

 

「いやはや。儂も随分と長く生きたが、まさかこうも上手くいくとは思わなんだ。年を食っても新しいことには挑戦してみるもんだの」

「年齢の話はしないでいただけます? ――まあそういう訳ですので、竜人族の皆様が随分と良い思いをされているのが白日の下に晒されたのです」

「ほんっっとあんな恥ずかしハレンチ羨ましい――やば、鼻血垂れてきちゃった……」

「許されざる冒涜です。ええ、全くもって許されません。神に対してあのような――あんな不敬な…………んんっ♡」

「セラフィム様が鼻血出してる……」

「えぇ……」

 

 信じられないものを見させられている。そんな心情が零れるようにクォーツァイトが呟きゴルトがドン引きすると、熾天使様は慌てて鼻を手で覆うと力を行使し、何事もなかったかのように澄まし顔で咳払いした。

 何やら妙な雰囲気に呆れ半分、それでも警戒は解かずにネフライトとイヴアールが問うた。

 

「あ~……そのだね、揃いも揃って異種族の最奥に乗り込んできたのは、まあ理由は察するけど看過できるものじゃない」

「わかるけど、話して」

「わかりきっていることを一々問い質すとは、あまり賢いやり方とは言えんな、小童どもが」

 

 自分達を囲む面々を見渡し、最後に玉座の奥を見透かすように目を細める四柱。

 それに気づいたネラとゴルトが隙間を埋めるように身を寄せ合って視線を遮った。狙いなどわかり切っていたこと。彼女らにしてみればあまりに強引なやり口に疑念を抱き、この場に跳躍するために余程の代償を払ったであろうことも容易に想像がつく。それでも、力づくで奪おうというのなら、例え刺し違えようとも許す訳にはいかない。そんな想いが具現化するように、この場にいる全ての竜人族が魔力の鎧を身に纏い、それに伴い四柱も悍ましい程の力をその身から解放した。

 

 

「――我が子というのは、良いものか?」

 

 

 力と力が干渉し合い、壁や柱に亀裂が走り、張り詰めて弾ける寸前の玉座の間に、独白のような魔王の声が静かに響き渡った。

 

「我らをここに送るのに、我が民たちの殆どは疲弊しうずくまっておる」

「この転移は、そう安いものではなかったのです。当然ですわ」

「あたしたちがやり合っちゃったら、お互いタダじゃ済まない。だから――」

「甚だ不服ではあります。業腹ではありますが……致し方ありません」

 

 四柱がそれまで放っていた力の奔流が噓のように静まり返り、膝をついて頭を垂れた。

 この世界でも無類の強さを誇る彼女たちのこの行為は、本来あってはならなかった。膝をつき、腰を折り、頭を下げる。いくら自尊心が傷つけられていようと、3大種族以外にこのような姿をみせるなど屈辱の極み。

 それでも彼女達がそうしたのは――、

 

「……今しかないから、ですか」

 

 普段の口調も忘れ、ネラが力を解いて問いかける。

 それは己自身にも投げかけているような、そんな声色を秘めていた。

 

「そうじゃ、そなたらの主は人間。その命は我らに比べればあまりにか細く、脆い」

「このような奇跡は又と起きはしないでしょう。この機を逃せば、私達にあるのは緩やかな死だけ。……ですが、心得違いは起こさぬように」

「そうよ。あたしがこうしてるのは、アンタらに対してじゃない。――絶対に」

「我が種の存続の為。我が天啓に殉ずる為。我らが崇拝するはただ1人。御身に天上の奉仕と至福を。どうか我らに、一滴(ひとしずく)の加護と祝福を」

 

 






久々がシリアル……だと……?
だからこの小説はギャグカテゴリなんだっつってんだルルォ!?
そして次こそ最終回です!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最終話 異世界の主様



ご愛読いただき本当にありがとうございましたァ!!!!!




 

 

「……んで、えぇっとお名前は――」

「ひぅっ!? い、いきなり名を名乗れとは、す、少し性急すぎやせんか……?♡ あ、あと儂の真名は、ちょっと……そのぅ……♡」

「えぇ……」

 

 なんか妙に既視感のあるやり取りだなこれ……。

 あ、そうだ、これネラと初めて話した時と似てるんだな。この人……人? まあいっか、この魔王様も背格好がネラと良く似てるし。やっぱ角と羽と尻尾が生えてるし、竜人族のそれとは違うけど。あと背が低いのとか他と比較して大分ちっぱいとか。ただし下半身、特にお尻は誠にムチムチしておられて大変よろしい。何より肌が青色でこれぞ魔族、って感じ。御髪は漆黒って言った方が良いくらい真っ黒かつくせ毛なのかぴょこぴょこハネまくってるのがこれまた可愛い。そんな感じのちっぱいロリ青肌魔王様の服もこれまた服と呼んでいいものか相当怪しく、複雑な意匠が全身に絡みつくような感じのドえらく高そうな布に煌びやかな刺繍が施され、んで肝心な部分はまあなんとか隠れてる気がせんでもないレベルだけれどもそれがまたエロい。

 ほんまこの淫乱ドスケベクソ強ポンコツ種族どもはさぁ……。

 

「――――む、そなた今少しばかり失礼なことを考えとりゃせんか?」

「へ? あ、いやまっさかぁ。そんな訳ないですよ、ハハッ」

「ほうか? むぅ……何やらとっても腹立たしい感じがしたんじゃが」

「ただちょっとネラに似てるなって思――」

「この儂がそこのクソ生意気なちんちくりんと同じじゃとぉ!?」

「私がこんなチビロリBBAと一緒だって言うんですか主様?!」

「あ?」

「お?」

「Oh..」

 

 え、なにこれは。この2人もしかしなくても仲悪いん?

 あといつものことだけどのじゃキャラ忘れてんぞネラ。んやまあもう1人のじゃキャラ増えたから紛らわしくなくていいけど。

 

「やはり貴様とは決着をつけにゃならんようじゃなぁ……? こンの小娘が」

「――ぷっw」

「何を笑っとるんじゃこのチビトカゲめがっ!?」

「え~? だってぇ?? 妾はもう究極に完璧で素敵な殿方様に手籠めにされてしもうたしぃ??? しかもぉ……いのい・ち・ば・ん・にぃ???? お子種を仕込んでいただけてぇ♡ ふへっ♡ 赤ちゃんもぉ――ほらぁ! こぉんなに可愛いんじゃもんなぁ????? 主様に似て、主様に似てッ!! 雌として最っ高の幸せ♡ 手にしちゃったんじゃもんなぁ??????」

「んなっ……が……こ、き、貴様ぁ……」

(((うっっっわぁ…………)))

 

 クッソ憎たらしい笑みで俺の腕にしな垂れかかって絡みつき、大層誇らしそうに頬ずりして我が子をいつものように羽と尻尾であやしながら見せびらかす外道っぷり。あーあー魔王様青いお肌なはずなのにお顔真っ赤、カンカンのぷるっぷるに震えてるよ……。

 とりあえずこの場にいる全員でネラのアレっぷりにドン引きした。ていうかネラってこんなキャラだっけ……? あと俺には欠片も似てないっつってんだろ脳内どないなっとんねんこのくそちょろりゅーじんおーさまは。

 

「ま、そういう訳で」

「ちょ待っ――」

「もう勝負ついてるから♡」

「ガーン!?」

(((古い……)))

(((憐れ……)))

 

 さっきまでの圧倒的強者感はどこへやら。それはそれは見事な古典的反応で頭を抱え、orzなポーズに移行した魔王様の御姿からは途方もない哀愁と絶望が漂っている。ひでぇ……オーバーキルってレベルじゃねーぞ……。

 

「なあネラ……」

「はい、主様?♡」

 

 それはもう喜色満面の笑みで俺を見上げて首を傾げるあざと可愛いりゅーじんおーさま、クッソかわいい。

 とはいえいくらなんでもあんまりなネラのやりように少しはお小言くらい言わねば。あの魔王様可哀想すぎんだろいつの間にか隅っこで縮こまって床イジイジしてるし……やっぱネラに似てるな、うん。

 

「いやほら、仲悪いのか知らんけどちょっとやり過ぎなんじゃ……」

「いいんですよあんな性悪青虫♡ 昔っから私に先輩風吹かせてくるし虐めるし顎で使われるしで散々だったんですから! あ、ちなみにあそこでいじけてる憐れな魔王様(笑)はパーピーヤって名前なんですよ♡ かわいいね♡ ぷふーっw」

「きっ、貴様あろうことか儂の真名をぉ!? しかも最後馬鹿にしおったなこの名前気にしておるのにぃ!!」

「知ってるからかわいいねはーと(笑)って言ったんですけどぉ? そんなこともわからないなんてもうボケてきちゃったんじゃないですかぁ??」

「ボケ……?! こ、こンのクソガキぃ……!」

「こ れ は ひ ど い」

 

 いやもうほんとに色んな意味で酷いなんやこの低レベルな争い。見た目が2人とも幼いから余計にそう感じるわここは小学校かしかも低学年。

 何はともあれ本気でドンパチやらかしそうなくらいにヤバいオーラを纏いだしたのでここは止めなければやばいアカン脇のネラの圧だけて俺の精神的物理的ストレスがマッハで死ぬ。

 

「ま、まあまあ魔王様。パーピーヤだなんて本当に可愛い名前じゃないですか、僕は好きですよ」

「か、かわっ……!? す、好きぃッ?!? ――――――おふぅっ♡」

「うーんこのクソ雑魚っぷりよ……」

 

 実際はとんでもない価値があるであろう真名を子どもじみた嫌がらせであっさり告げられた魔王様(憐)があんまりにもあんまりなので少々現実逃避しつつ雑に褒めたら鼻血噴き出しながら気絶した。なにを(ry

 いやほら、わかってたけどなんか久しぶりで新鮮な感じですねあとネラさん? 嫉妬なんでしょうけどあんまり腕絞め上げるのは止めていただけませんかね筋やら骨やらがヤバい音立ててるんですけどぉッ――アカンこれ死ぬぅ!?

 

「まったく竜人王ともあろう者が、そのようは態度は感心しませんね」

 

 どうにも駄々っ子で仕方のないネラをどうしようかと痛みに白目剥きつつジト目上目遣い可愛いとか思っていたら、ハープの音が鳴るかのような耳心地の良い声音が玉座の間に奏でられた。ハープの音なんて生で聞いたことなんざないけども。

 もうこれぞエルフ、といった御姿は後光が差しているのかと錯覚する究極美人。クォーツァイトさんとも余裕でタメ張れる傾国別嬪さんで彼女の周囲が少女漫画ばりにキラキラと輝いて見えるレヴェル。イメージ通り艶っ艶なプラチナブロンドの腰まで届く長髪ストレートに真っ白な陶器柔肌。美しい金の刺繍が施された緑翠のローブ的御召し物は大層高貴な出で立ちを醸し出してはいるがそれがもうスッケスケでデザインされたもんだからクッソだらしない長乳がモロ見えでエロいってレベルじゃねーぞ。

 そんなアルティメットドスケベエロフの吸い込まれそうな深緑の瞳は目が合いそうになった途端にふいっ、と反らしてしまった。頬+ピコピコと忙しない笹穂耳がめっちゃ紅くなっててなんやこの美人も可愛いなやっぱ中学生以下やんけ…………どいつもこいつもさァ!?

 

「な、なんですか急にこちらを見つめて! 貴方もやっぱり私が醜いとお考えなのですか!?」

「え、いや――」

「ええそうでしょうそうですよそうですともどーせ私は酷い顔ですよ醜悪ですよ晒して良い面してませんわよ人混みに立てばそれはもう綺麗に割れて道ができ悲鳴を上げられ泣いて叫ばれるのが私ですよ何か文句あります!? ありますか?!」

「あの、ちょ、落ち着――」

「落ち着けぇ??? 落ち着いていられる訳ないでしょうなんなんですか貴方様はあの魔王をかわいいとか好きとか正気ですか本気で言ってます信じられませんわどうせなら私にも仰ってくださいませいやしかしこれはアレですかまた私たちを騙すためのクソッタレ共の同類ですかそうですかそうなんでしょうねそうに違いありませんいやもうずぅえっとぅわぃにSAWなんですね縊り殺しますよ?????」

「おお……もう……」

「こわい……エルディールこわい……」

 

 いきなりもいきなりな豹変っぷりに俺の腕に抱き着いていたネラと身を寄せ合ってビビり散らかす。そもそもこの俺ことヒモ男はそんなご尊顔を見つめられているんだからとかそういう思考に全く行きついてない辺りやっぱこの人も相当色々と拗らせてる。冷静になれば絶対それくらい気付ける頭は持ってると思うんだけど……なんたってエルフだし。

 しかもこの人……人? もう人でええわ基本見た目人間やし。

 なんにせよエルフでも上位のハイエルフとかフェアリーエルフとかそんな感じの存在なんでしょきっと、俺は詳しいんだ。

 

「あらあら随分と情けない御姿をお晒しになられますのねエルディール様? エルフ族の皆様が嘆いておられるのが目に浮かぶようですわぁ特に妹君のセレスティア様とか」

 

 そんな風にいつも通り思考という名の現実逃避をしていると、またなんとも厭らしい目付きと声を垂れ流しながら死ぬほどワザとらしくモデルウォークで歩み寄ってくる水晶竜様。それはもうヤバいくらい様になってんのがまた腹立つな。

 ……いやてかお前もなんかい。そもクォーツさんだってこのエルフの長様――エルディールさん? とおんなじような境遇やったやろなんで致命傷に塩たっぷり塗り込むような真似しようとしてるんですかねぇ……?

 

「な、なんですか藪から棒に……」

「いやはや、深き者と呼ばれる貴方様がそのような醜態を晒してはいけませんわ。エルフ族の長なのですからそれはもういついかなる時でも威厳を保っていなければ、ねえ?」

「んなっ……! ぐっ……あ、貴方にだけは言われたくありませんでしたわ……」

 

 どの口が言うんだと当の2人以外が唖然としているのにも気づかず、いっそ清々しいほどのドヤ顔でのたまってくださった最強種で四元竜の一角、水晶竜様ことクォーツァイトさん。

 威厳も何も名家の当主なのに召使いに常時残念キャラ扱いされてる自分のことは天高く棚の上にぶん投げまくっている模様。その召使いさん達は心底呆れたとでもいった風でそれはそれは深い溜め息を吐き、勝手にしてとばかりに主人他四元竜の子ども達をあやしていた。流石は歴戦の召使いさん達、有能である。

 ホンマこのくそちょろポンコツ水晶竜様はさぁ……。

 

「ええ、ええ、それはもう。わたくしとエルディール様、それに妹君のセレスティア様はそれはもうドブに包まれた泥団子みたいな扱いでしたものねぇこれまでは。……これまではッ!!」

「やめてくださいまし! おやめになられて!? こうしてここにいるだけでも本当に! 本っっっ当に!! なけなしの! 搾りカスにも満たない勇気を掻き抱いてここに立っていますのよ?! 妹のセレスティアなんて『もう無理ですお姉さま、どうか私の代わりに生贄となってきてくださいこれ以上上げて堕とされるとかほんとに無理なんです死んでしまいますいっそ殺して』とか死んだ海王魚みたいな目で虚数空間眺めながらぼそぼそ呟いてましたのよまたトラウマが増えましたわ!!」

「…………うわぁ…………」

 

 またとんでもないこと言い出したぞこの2人……ほんまにどんだけ虐げられてきてんねん……。

 

「件の3名は本当に……その、何と言いますか……主様から見れば群を抜いた美女、ということになるのでしょうから、まあ――」

「僕らも大概だったとは思うけど、あの3人は特にね……」

「あぁ、いや、うん……」

 

 側に控えていたローゼさんとクッションさ――もとい、ネフライトさんが今にも泣きそうなくらい神妙な面持ちで語った内容に俺はもう天を仰ぐしかなかった。何回言ったかわからんくらいの美人美女美少女しかいないこの楽園で、クォーツァイトさんとエルディールさんはほんとに抜けて綺麗なんだよな。

 イコールこの世界だと…………なにこれやっぱつらい。

 

 遂にお互い抱き合って膝をつきオイオイ泣きじゃくりだした絶世の美女2人にどうしたもんかと頭を抱えるのも束の間。今度はいつぞやのクッションさんみたいに俺の目の前にフワッと浮かんで覗き込んでくるこれまたドチャクソ顔の良い女。

 顔面偏差値メーター振り切ってるのが多すぎて色々とゲシュタルト崩壊してしまいますわほんま最高です。スカウター何個あっても足りひんやろがいどないなっとんねん今更やけど。

 

「ふーん……顔は――――ま、まあ良いんじゃない? きょうだい点! そ、それなりにはね! ほんとよ!? ビビってなんかいないんだから!!」

「何勝手に喋って勝手に狼狽えてるんですかねこの超絶美少女は……? あときょうだい点じゃなくて及第点(きゅうだいてん)な」

「あ……う、うるさいわね! なによ!? なんか文句…………ん? 今なんて?」

 

 見るからにビビり散らかしてるというか焦ってわちゃわちゃしてるというか、まあそんな感じでいきなり矢継ぎ早に捲し立ててきたとんでも美少女ちゃん。綺麗な目があっちゃこっちゃと泳ぎまくってんぞ。

 これが地球だったらその容姿だけで一生遊んで暮らせるくらい稼いで何不自由なく暮らせそうなハイパー美少女は、急にハッとしたかのような表情を見せたかと思うと身を乗り出して何やら問い質してきた。

 うーん顔立ちが整い過ぎててすげぇわ……毎度のことながら語彙力が壊滅してしまいますねクォレハ……。

 

「え、うん? 勝手に一人芝居してる?」

「あと! そのあとぉ!?」

「超絶美少女?」

「……」

「……?」

「…………」

「あの~……??」

「……………………」

「…………もしもーし???」

「ちょうぜつびしょうじょ?????」

「アカン、IQが逝ってしまわれた」

 

 本来ならあらゆるスペックがチート飛び越してマジヤバレベルな筈の眼前のちょうぜつびしょうじょ様は完全にフリーズを起こし、壊れたカセットテープみたいに同じ単語をひたすら真顔で反復復唱し続けている。……最近の子にカセットテープとか言ったところで伝わるんだろうか?

 何はともあれ絵面がヤバいしこわい。

 

「――――――んぐぷっ♡ ぉっ?♡ ぢょ、はなぢがっ♡♡」

「うーんこの……」

 

 いったい何回目だよこのやり取りなんて思っていると、漸く理解が追い付いたらしい目の前のちょうぜつびしょうじょ様はド派手に鼻血垂れ流しまくってアタフタしだした。てかこの娘もめちゃくちゃ乳デカくてクッソ長いなゴルト並やぞあと尻もでっけぇな!? おお、ほんとにデっけぇな!! 太ももも太いね♡

 そしてこれまた見事なまでに桃色一色のくせっ毛気味な良い匂いのする長髪。ピンクは淫乱だってはっきりわかんだね。ついでに蝙蝠を彷彿とさせる真っ黒な翼と先端がハートの形をしてふりふりと忙しなく振りたくられる細長い尻尾に羊のようなドデカい巻角と口元から覗く鋭い牙もまた良い。

 吸血鬼とサキュバスを安直に合体させてぼくがかんがえたさいきょうの搾精美少女みたいなのが玉座の間で盛大に血溜まり作ってる。

 なんだこれ。

 

「あ~もうアンタまでなにやってんのよ大事な血を……」

 

 ツッコミが追い付かないこのカオス極まる現状に匙を投げかけてたら、それまで『アホくさ』とでも言いたげな雰囲気全開で距離置いてクォーツさんの召使いさん達と一緒に我が子をあやしていたゴルトが、まるでオカンみたいな口調で身の前の鼻血ナイアガラな吸血サキュバスにフヨフヨと浮かび寄っていく。

 いやまあオカンみたいも何も立派なオカンそのものなんですけどね。ていうかこの場にいるポンコツクソつよ竜人族ママさん連中の中ではぶっちぎりでオカンしてんのが一番幼い見た目――乳と尻は規格外も良いとこだが――のこのゴルトというのもまたなんというか。んまあローゼさんもだいぶマシな方ではある、あまりにも我が子にデレッデレ過ぎるだけで……うん。

 

「な、なんなのよゴルト……その余裕綽々な態度……」

「いいからさっさと鼻血を止める。ただでさえ貧血気味なんでしょ? 死んじゃうわよほんと」

「ご、ゴルトぉ~~…………ぐしゅっ」

 

 なんという爆尻長乳ドスケベロリおかん、俺でなきゃ見逃しちゃうね。

 ゴルトが泣きっ面サキュバスっ娘の鼻を手で覆いぽぅ、と柔らかな光を灯したかと思うと、壊れた蛇口みたいに噴き出してた鼻血がとんと止まった。相も変わらず訳わからんな魔法ってのは……。

 サキュバスっ娘は高校生くらいの見た目で女の子座りで床にへたり込み、幼女みたいな背格好のゴルトがその鼻を拭ってやってるわ、魔王様はまだ隅っこでうずくまって床イジイジしてるわ、エルディールさんは相も変わらず玉座の間のド真ん中でクソザコ当主とわんわん泣きじゃくってるわ――。

 うん、いや本っっっ当に今更なんだけどさ……君らクソ強種族としての誇りとかないんか?

 とうの昔にそんなもん砕け散っちゃったんかなぁ……。

 

「んぅ……あ、ありがとゴルト……」

「5部族の長が揃いも揃って……。ま、私もあんま人の言えないか。ね?♡ ぱぁぱ?♡」

「!?」

「あ、ゴルト! せっかく主様を独り占めしてたのに!」

「わ、わ……あわ!? ひゃっ……わァ……ァ…………」

 

 サキュバスっ娘のお世話をし終え、ニッタァ♡ と破顔しまくって空いた俺の右腕にしな垂れかかってくる妹君様のクソ柔おっぱいの感触で現実に引き戻された。あぁ^~やっぱゴルトの長乳はいいっすねぇ^~。

 そんなゴルトに即座に噛みつくりゅーじんおーさまに、どこぞのなんか小さくてかわいい畜生みたいな反応で顔を両手で覆うクソザコサキュバスさん。指の隙間からしっかりこちらを覗いて首から上が真っ赤になるほどアワアワしまくっているが。

 なんでこの異世界にはこういうクソザコしかいないんですかねぇ……?

 

「フィラティア」

「おひゅぅ!? ちょ、な、なに!? いきなり後ろから話しかけないでよビックリしたでしょ?! …………ってイヴアールぅ!? アタシの真名ぃ!?」

「もう今更。どうせご主人様に飼ってもらえるんだから一緒」

「い、今更だなんてそんな……ていうか飼ってもらうって…………そ、そんなぁ♡♡」

 

 えらい嬉しそうやなこの……フィラティアちゃん? 今度は両手を頬に当ててめちゃくちゃクネクネしだしたし。その度に全身のあらゆる肉がぽよんぽよん揺れまくってて最高ですよ神。

 普段なら絶対背後なんか取られそうになさそうやけど、どんだけ前後不覚に陥っとんねん。まああんだけ鼻血ドバドバ垂れ流してたらそうもなる、のか……?

 

「フィラティア」

「ちょっと! そんな何回も真名で呼ばないでよ! は、恥ずかしいでしょ!?」

(恥ずかしいんだ)

「大体、ネラとゴルトでもないのになんでアンタになんかに! アタシにだって吸血種の王としてのプライドが云々かんぬん――――」

「そう、ならしょうがない。ご主人様に血を分けてってお願いしようと思ってたけど、残念」

「犬とお呼びくださいイヴアール様」

「プライドとは一体……?」

 

 5部族の長は同格でそれ以外とは一線を画してるってのは聞いてたから、そういうもんなのかなとか思っていた時期が僕にもありました。

 そりゃ吸血種なんて大層な名前なんだから血くらい吸うだろうし、血と精液の成分ってよく似てるそうだからまあ、地球基準の成人男性の其れなんてご馳走なんてレベルじゃないんだろうけど……それにしてもこの遜(へりくだ)りっぷりよ。

 見事なジャンピング土下座をかまされたイヴアールはうむ、苦しゅうないとか言って満足そうにふんぞり返ってる。相変わらず容赦ないなこのメスガキ……。

 

「そこまで言うのならこの沃震竜としても吝かではない」

「ははーっ! ありがとうございます沃震竜様!!」

「……吸血種の連中が見たら泣くわね、コレ」

「ま、まあ主様の血なんて引き合いに出されたらそれはもう……」

「さもありなん、という訳ですか」

 

 もうどないもこないもしようがないような状況にゴルトが引き攣った顔でドン引きし、ネラはネラでネラとはいえ辛うじて為政者ではあるんだからしてんまぁ分からんでもないといった風に一応の理解を示した矢先、それはもう眩いばかりの白光に煌めく輝きと荘厳な大翼をはためかせた熾天使様が割って入って来た。

 いやもう威厳たっぷり感が半端ないな他のクソチョロちゃん達も本気で見習って、どうぞ。特にネラ、お前のことやぞ。

 

 天使というだけあってこれまたイメージ通りの神聖かつ神々しさたっぷりな純金の長髪、一切感情が籠ってない瞳も金、肌は病的と言って差し支えないくらい真っ白で最早生気が感じられないレベル。その割に身体つきはどうしようもないくらい雌で極上のムチ肉がたっぷりのって大変素晴らしい。

 んで例によって例の如く、これは服と呼んでいいのか……? どこぞの覚悟が決まっちゃってるシスターみたいなハイレグレオタードは殆ど肌が透けて見えるくらい極薄生地で全然隠れてないし、金でできてるっぽい高そうな首輪から所謂二つ割り暖簾みたいな乳前掛けでとりあえず乳首だけ隠しました的なドスケベ上半身に、下半身に至っては前述のスケスケレオタード以外なんにも身に着けてない。

 つまり色々と丸見えである。

 どういうことなの……。

 

「神の御前でこのような醜態ばかり晒すとは。やはり我ら天使族以外に敬虔なる誇りなど望むべくもなし、と」

 

 なんだろう、アホみたいな特級痴女衣装着込んでるくせに涼しい顔して真面目そうな話するの止めてもらっていいですか? 別にそれはこの熾天使様だけじゃないけどさぁ……。

 ……まあ、誇りとかその他諸々は遠い昔にそこらの野原にでも捨てて来たんじゃないかなこのチョロインたち。

 そんなもんも今更どうでもいいとして……なんか今とんでもない呼び方なさいませんでした?

 

「――――か、神ぃ?」

「主様のことですよ。以前にもお話したではありませんか」

「全く、彼女は本当にいつもの調子だね」

 

 それまで黙って呆れ果て、それでいて何やら逡巡でもしていたかのような熾天使様が一歩前に進んで口を開くと、両腕にひっついていたドラゴン姉妹が殊更にくっついてきた。どうにも眼前の天使が苦手らしい。

 まあそれもそうかなんて思いつつあろうことか神呼ばわりまでされて余計に頭おかしなるで状態に陥っていたら、ローゼさんとネフライトさんが玉座の前に立ち塞がる形で前に出てくれた。

 ヤダ……かっこよくて頼り甲斐のある竜人族だなんて召使いさん達くらいしかいないと思ってたのに……クッションさんだなんて呼んでごめんねクッショ――ネフライトさん! キャー! ローゼさんもステキだわ!? どっちも普段は死ぬほどポンコツなクソザコドラゴンだけど!!

 

「全く救いのない。私たちが力を行使する前提で転移し、本当にそうなっていたとして、そこにおわす神に危害が及びでもしたら――その程度も理解できないと?」

「あの、神って呼ぶのはやめてもろて――」

「例えそうであっても、我ら竜人族はあらゆる犠牲をもって主様の盾となりましょう」

「いざという時の対策も施してあるさ。主様には指一本触れさせないよ」

「その~……」

「やはり完璧とは言えません。神の身には京が一、無量大数が一、那由他の彼方に一すらあってはならないのですから。3大種族以外にとっての紛うことなき奇跡、至高至福の存在……そのような天上の御方にあるまじき無防備――竜人族には心より失望いたしました」

「えっと……」

「主様は貴女方の言う"揺り籠"には辟易されていましたよ。とても個人としての生き方ではないと」

「そもそも主様が君たちの誘いを受け入れることはないさ、善意の押し付けほど厄介で恐ろしいものもないしね。……と言っても、理解できないだろうけど」

「もしもーし……?」

「理解などできませんし、するつもりもありません。そもそも神の御霊を完全なる安寧とともにお守りして何が悪いのです? 我が主、父なる存在、病んごとなき天上神にはこの先も未来永劫、我らの頭上に光あれかし――福音となっていただかなくては」

「ウソでしょ……」

 

 この熾天使様、というより天使族の想像以上の宗教キ〇っぷりに金玉縮みあがりますよ。永遠の存在とか言ってるし……え、ヤダよ? 無限に管理されてただ生き永らえるだけとかそれなんて拷問? 脳髄だけ生かして液体漬けにされて保存されるやつの親戚?

 やべぇよ……やべぇよ……。

 

「主様、大丈夫ですよ」

「ローゼさん?」

「そうさ。ふふ」

「んおぉ……?」

 

 正直ビビり散らかして両脇のネラとゴルトと身を寄せ合っていたら、ローゼさんとネフライトさんが自信満々といった顔で微笑みかけて来た。えっ……ほんとにこの2人ってこんな感じだっけ……? もうダメ、心がトゥンクしちゃう♡

 なんていつも通りアホなこと考えてたら、当の2人に耳打ちされた内容に一層困惑する羽目になった。ネラとゴルトはそれに感心したのか頻りにうんうんと満足げに頷いている。

 あの、俺が元はどこにでもいるしがないサラリーマンの中年おっさんでしかないってわかってらっしゃいますこの方々?

 え、わかるわけない?

 デスヨネー。

 

「それはその……色々と大丈夫?」

「ご心配なさる必要など欠片もありませんよ。なにせ主様が仰ることですもの、むしろ悦び勇んでやってくれますから」

「えぇ……」

「僕らにもっと自信を持てと言ってくれる割りに、主様にはないんだねぇ。というより、まだ自分の価値が本当に理解し切れていないだけかな」

「いやでもさぁ……」

「何をコソコソと話しているのです?」

 

 少し不満気な声色とともに投げかけられた言葉に、玉座の間にいる全員の視線が熾天使様に集まった。

 もう待つのも時間の無駄といった風な彼女。ほんとに実力行使してきそう……え、本気か?

 

「えっと……セラフィムさん?」

「あぁ、神よ……御身に我が名をお呼びいただけるとは、正に今生に於いて今が至福の時にございます。今暫くお待ちいただけますよう。直ちに、即座に、今直ぐに、御身を悠久の安息へとお連れいたしましょう」

「こっわ」

 

 アカンマジやこの人……俺が名前呼んじゃったからか全身を搔き抱いてヘヴン状態な上に目が完全にイっちゃってる。なんか凄い勢いで力というかオーラというか出し始めちゃったし。それ見て周りの皆様方が臨戦態勢入っちゃったし。俺がこっわ、って思わず呟いちゃったのも全く耳に入ってないし。まあ聞こえてたとして意にも介さんだろうけど。正義って怖いね。青き正常なる世界のために!! とかと同類でしょコレ。

 ええいもう知らん、なるようになれだ!

 南無三!!

 

「現状戦力差は絶望的ですがどうかご安心ください神よ。この身を賭して御身を保護いたします故。直に我が天界の精鋭たちが――」

「セラフィム!!」

「は、はひっ!?」

「おすわり!!!!!」

「わんっ♡♡♡」

 

 ……。

 

「……」

「……」

「「「……」」」

 

 …………。

 

「…………」

「…………」

「「「…………」」」

 

 ………………。

 

「………………」

「………………」

「「「………………」」」

 

 どうすんだよこの空気。

 

「あのぉ……セラフィムさん……?」

「………………な」

「な?」

「なっ……ななっ……なん……なっ…………」

 

 熾天使様壊れちゃった。

 それまで無表情の鉄面皮だったご尊顔は茹蛸もかくやなくらい首から耳の先まで真っ赤っ赤、口はパクパク、恥ずかしさで全身が熱を帯びたのか只でさえドエロいレオタードが汗ばんで透けに濡れが加わり、それでいてガニ股蹲踞のワンちゃんポーズを崩さないんだから淫猥極まりない忠実なドスケベ雌犬熾天使様の出来上がり。

 どえらいことですよクォレハ……。

 

「こ、こんな……熾天使である私が……こんなぁっ…………くぅんっ♡♡」

「結局悦んでるぅ」

 

 頭おかしなるわこんなん。

 

 

――

 

 

 結局、激ヤバ狂信過激派の天使族すらヒモ男の言動には一切逆らえないということが判明したため、5部族はこの冴えない元中年サラリマンを共通の主とし、種族根絶の危機を脱することができた――――とまあそうそうすんなり話が通ったはずもなく。

 

 せっかく大人しく順番待ちしてもうすぐ自分の番だとウッキウキだった竜人族の皆さんが急な割込みを入れられる形となってしまい――しかも元々仲の悪かった魔族が盛大にやらかした――危うく内紛からの大戦争という名のドンパチ5部族☆大乱闘ポンコツチョロインズが勃発しそうになるくらいの騒ぎに陥っただの。

 

 これまで散々足蹴にされてきたお顔が特に残念な方々(異世界基準)がヒモ男にガチ恋しすぎて神格化してしまい――殊更エルフ族に多かった――天使族と続々共鳴反応起こしまくってより一層過激な新興宗教ができちゃってヒモ男が散々な目に遭っただの。

 

 栄養失調続出で一番危機的状況だった吸血種に緊急措置としてヒモ男を派遣し輸血――という名の直接吸血を実施した結果、極端な男日照り×そんな種族丸ごと非モテ(異世界基準)にも無駄に優しいヒモ男×地球基準の健康的な成人男性で栄養満点且つ極上な血=種族丸ごと重篤なヒモ男中毒♡ とかいうシャレにならない事態に陥りヒモ男がミイラになりかけただの。

 

 3大種族にもヒモ男の存在がバレて世界大戦になりかけた矢先、オーク・ゴブリン・コボルト内でもヒモ男が見惚れるレベルのお顔が残念な方々(異世界基準)が、「これでもう虐げられずに済む!」と一斉蜂起して大反乱が起こってしまうだのetcetc..

 

 

 兎にも角にも種々様々なイベント目白押しな異世界ではあったが、結局最後はマジカルチンポ持ちの鬼畜チートな異世界の主様が夜な夜なベッドヤクザと化し、毎朝日の出とともにげっそりした顔で死んだように寝落ちし、まるでこの異世界に対する人身御供みたいなヒモ男を膝枕してやって慈しむ竜人王ネラ(正妻)という構図ができあがるわけであるが、そこらへんはまた別のお話――――。

 

 






 りゅーじんおーさまマジメインヒロイン(気さくな挨拶)

 いやーほんと散々話は進まないわ更新が遅れに遅れるわ最終話なのにエロがないわでもうアレでアレしてアレしかないこの小説ではございましたが、一先ずの完結と相成りました。
 これも偏に貴重な時間を割いてお読みおシコリくださった先輩読者様方のお陰でございます、ありがてぇありがてぇ……。

 はてさて、またどこかでお会いできることを夢見てこれにて終了……では諸君っ、サラダバー!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。