幻想郷に帰って来た男 (翔斬)
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第1話 ただいまみんなそして宴会

祥平「俺はシーナのいる幻想郷から元に住んでいた幻想郷に帰って来たのだ。そしてこっからまた俺は依姫との新たな生活が待っていた」


~幻想郷~

 

祥平「本当に帰って来たんだな………」

 

依姫「そうね……」

 

俺達はアドミニストレータとの決着を完全に着けてこっちの幻想郷に帰って来た。長かった………

 

依姫「早く皆に報告しに行きましょう!」

 

祥平「だな……」

 

2人は手を繋ぎ博麗神社に向かい飛ぶ。それと紫から聞いたんだがウルトラマン達の力は元の宿主の所へ戻ったと聞いた。俺もこっちへ戻ったと同時にゼットライザーとウルトラメダルがいつの間にか消えていた、残ってるのはダインスレイフともう1つの剣が俺の身体の中にあるだけだ

 

~博麗神社~

 

祥平「霊夢いるかー?」

 

霊夢「いるわよ、んであっちでの問題は?」

 

依姫「全て終わらせて此処へ帰って来た所よ」

 

成る程ね、なら宴会でもやった方が良いのかしら?

 

祥平「それでさ、異変解決って事でさ、宴会を博麗神社でやりたいんだけど駄目かな?」

 

霊夢「別に構わないわよ?」

 

祥平「ありがとな、んじゃ俺達は数人に声をかけてくるわ」

 

そう言って浮かびそのまま魔法の森の方に向かってるけど多分アリスや魔理沙とかになるけど………依姫と祥平、本当に仲が良いわね。喧嘩とかした事があるの?凄い気になるわね……でも流石に止めとくわ、2人は本当に苦労人だからね……

 

~森の真上~

 

祥平「さてとアリスと魔理沙にも声をかけないといけないんだが何処かに……」

 

依姫「そう言う所は熱心なのね」プクー

 

頬をそんな膨らませて少し怒るとは思わなかったがもしかして嫉妬じゃないよな?そんなまさか?

 

祥平「んな、怒んないでくれよ、俺もみんなとはかなり久し振りだからよ。今日だけは勘弁してくれないか?」

 

依姫「異変なら仕方ないけどそれ以外なら許さないわよ?姉様は良いけど……浮気なんてしたら許さないからね?」

 

一瞬だったが殺気がヤバい……浮気なんてするつもりはないからな?

 

祥平「あのな、俺は依姫以外の女性を好きにならないから安心してくれ」

 

依姫「そ、それなら良いけど!///」

 

そんな頭を撫でながら真剣な顔されながら言われたら疑いなんてしないわよ……

 

依姫「それなら早くアリスや魔理沙や他のみんなに声をかけるわよ!」

 

祥平「だな!」

 

2人は宴会をやると妖怪のみんなに声をかけるのだった。そして霊夢は宴会の準備をし終え夕方には宴会を参加する者達が少しずつ集まるのだった

 

~博麗神社~

 

魔理沙「来たぜ~霊夢!」

 

アリス「私も一緒に魔理沙と来たわよ」

 

珍しくアリスと魔理沙が一緒に来るとは思わなかったわ、てかレミリア達も来るのは想定はしてたけど……豊姫が来るなんて誰が予想なんてした?

 

豊姫「依姫が帰って来たって八雲紫から聞いて来たのよ♪」

 

霊夢「でしょうね」

 

そう思ってたたら2人も戻ってきたわね

 

祥平「こ、こんなに……」

 

魔理沙「当たり前だぜ?私らは祥平が帰って来るのを待ってたんだぜ?」

 

そっか……ちょっと嬉しいな……

 

霖之助「僕も今日は楽しませて貰うからね?」

 

霖之助も来てたのか……すげぇ嬉しいな

 

魔理沙「よーし、主役が帰って来たんだし宴会を始めようぜ!」

 

皆『おぉー!』

 

こうして潰れるまで宴会をするのだった祥平達であった……

 

~夜中の博麗神社の屋根の上~

 

祥平「ふぅ~……」

 

本当にここへ帰って来たんだな………

 

祥平「明日からはやっとのんびり出来るんだな……」

 

依姫「そうとも言い切れないでしょ?」

 

祥平「あれ、皆は?」

 

依姫「私達以外は寝てるわ。それよりあの時に覚醒したもう1つの剣が何なのかを調べないと駄目でしょ?」

 

そうなんだよな、ダインスレイフとは別の剣がアドミニストレータとの決戦の時に1度だけ覚醒したから過去との因縁は終わった……明日からはこいつも調べないとな……

 

依姫「そ、それと!………///」

 

祥平「どした?顔が真っ赤だが?」

 

依姫「だから……もう!///」

 

祥平「ん!」

 

いきなり依姫にキスをされたしかも

 

依姫「……///」

 

祥平「お、おおお、おま、いいい、ま///」

 

ディ、ディープキスされた!依姫ってこんな大胆なの!?

 

依姫「今後はよろしくね、祥平♪」

 

その笑顔は今まででみた中でくっそ可愛かった

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第2話 調べものそしてデート」

はい!これは今、別で投稿してる幻想絶唱シンフォギア~希望の英雄~の事件を完全に決着を付けた後の話しからになります。

因みに希望の英雄は今の所もしかしたらアドミニストレータが登場して完全に決着を終わらせるつもりなのであっちが終わってからこっちは2話以降を書き始めると思います。

それではそれまでバイバイ!


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第2話 調べものそしてデート

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 俺と依姫はあっちの幻想郷からこっちの幻想郷へ帰って来た」

依姫「2つ みんなに報告しながら宴会をする事を知らせる」

霊夢「3つ 取り敢えずあの2人は仲が良い」


~博麗神社の朝~

 

魔理沙「あ~頭が痛いぜ~」

 

霊夢「魔理沙は飲み過ぎでしょ、あんなに飲んでたらそりゃ二日酔いするわ」

 

う~悔しいがその通りなんだよな

 

レミリア「それにしてもこの2人は相変わらず一緒なのね」

 

咲夜「悔しいですが依姫には敵いませんね……」

 

さとり「色々、彼は大変な目にあったからこれぐらいは良いんじゃないですか?」

 

さとりの言うとおり祥平は記憶が無くなってからあっちでは大変な事があったって言ってたけどそれにしても祥平はともかく依姫が物凄い大胆になったと思うんだけど?

 

フラン「でもお兄様も苦労してたならこれぐらいフランは許すよ?」

 

レミリア「あら、ワガママを言うのかと思ったけど?」

 

フラン「だって依姫お姉様はお兄様の事が凄く大好きなのは知ってるしそれに依姫お姉様が凄く寂しい思いを誰よりもしてたからフランは寂しい気持ちは分かるの……」

 

フランの言うとおり依姫は誰よりも寂しく辛い気持ちでいたから私達も暫くはそうするけど………大変な事が起きなきゃ良いけど……

 

祥平「お前らいつまでもこっちを見ながら喋らないでくれないか?めっちゃ恥ずかしいから……」

 

レミリア「それよりあっちでの事を教えて貰えるかしら?」

 

祥平「え?別に構わんが?」

 

俺はあっちの事を色々と話しみんなは凄い興味を持ってくれてめっちゃ驚いたわ。そこまで興味を持つとは思わなかった

 

~数時間後~

 

祥平「んじゃ俺はちょっと調べる事があるからこの辺でな!」

 

俺は浮かびある場所に向かうのだった。勿論あそこなんだけどな

 

~紅魔館の図書館~

 

祥平「ういっす、パチュリーいるかー?」

 

パチュリー「いるけどどうしたの?」

 

俺はこの謎の剣を身体の中から取り出しパチュリーに見せる

 

パチュリー「これは……ちょっとこれ暫く借りても良いかしら?」

 

祥平「ん?別に良いけど?」

 

パチュリー「分かったら知らせるから安心しなさい」

 

それまではゆっくり待つ事にするか……あ、そうだ!

 

祥平「それじゃ分かったら連絡くれよ!」

 

俺は急いで飛び依姫がまだ寝てるなら博麗神社にいる筈だろうな

 

~魔法の森 上空~

 

祥平「ここまで来たならもう少しだな……」

 

博麗神社までそんなに離れてないからまだ………

 

祥平「ちょっと試して見るか……」

 

俺はダインスレイフを取り出し構え意識を集中するんだが何故かいきなりダインスレイフの呪いのオーラが俺に纏わり付き始めた!

 

祥平「この感じはもしかしてイグナイトと同じ力か?でも何だこの気持ち悪い感じは?」

 

ぐあっ!身体が勝手に動き始まって止まらねぇ!

 

祥平「ど、どうなってんだよ!ダインスレイフ前までは普通に使えたのに何でいきなり暴走してるんだよ!だ、誰か止めてくれぇぇぇぇぇ!?」

 

~博麗神社~

 

霊夢「今の声は祥平?」

 

依姫「見てくるわ!」

 

うわ、祥平の事となると依姫は相変わらずの行動力ね……でも依姫だけってのも不安だから

 

霊夢「魔理沙 行くわよ!」

 

魔理沙「お?久し振りに動くのかぜ?」

 

霊夢「そうね、でも物凄く嫌な予感しかないから気を付けなさいよ!」

 

2人も依姫の後を追い掛け魔法の森に向かうのだった

 

~魔法の森~

 

祥平「くっそおおおお!止まれ!マジで止まってくれ!」

 

くそぉ~!どうにかダインスレイフを手から離せば止まるんだが何故か離せないから困ってるから誰でも良いから止めてくれぇぇぇぇぇ!

 

依姫「いや、何をしているのよ?」

 

祥平「よっちゃん止めてくれ!?」

 

依姫「よっちゃん言うな!それで祥平は遊んでるの?」

 

祥平「遊んでない!ダインスレイフが何故かいきなり暴走を始めたんだ!それでダインスレイフを離そうにも離せなくて!とにかくこいつを手から離せば止まると思う!」

 

そうなるのは本当に勘弁してよ、しかも何でそんな暴走気質なのこの人は……

 

依姫「痛いのは我慢してね?」

 

祥平「うお!くっそ!」

 

駄目だ、全然止まらねぇ!

 

依姫「一瞬で終わらせるわ………!、はあああああ!」

 

依姫は素手で俺の持っているダインスレイフだけを上に弾き飛ばし何とか止まるのだった

 

霊夢「もう終わったの?」

 

魔理沙「しっかし大丈夫か?」

 

霊夢と魔理沙も来てたのか、いや依姫の行動力もすげぇけどどうしてここにいるのが分かったんだ?ま、まさかGPSとかないよな!そんなのあったらめっちゃ怖い!

 

霊夢「普通にあんたの悲鳴が聞こえただけだから」

 

祥平「そんな簡単に聞こえたのか!?」

 

3人は頷き祥平は頭を抱えていた。心中でめっちゃ最悪だと思っていた

 

魔理沙「そりゃそうと何で勝手に暴れていたんだ?」

 

祥平「それがよ、ダインスレイフを手に持って集中したらいきなり暴走して身体が思うように動けなかった」

 

霊夢「暴走?今までそれを使ってて無かったわよね?」

 

祥平「そうなんだが参ったな……」

 

今後は暴走対策しとかないとな。それとは別で依姫に用があったんだ

 

祥平「依姫、今って暇か?」

 

依姫「暇だけど?修行とか?」

 

祥平「違うよ、普通にデートだ」

 

何だ、デートだったの………え?デート?

 

依姫「い、いきなり何で!?///」

 

霊夢「そうなったら私達は邪魔になりそうだから戻るわね」

 

魔理沙「2人で楽しむんだぜ!」

 

2人がそう言い帰ったが依姫はめっちゃ顔を赤くしてるんだが……まだ慣れないのか?

 

祥平「前もだったけど俺から誘うのにそんなに恥ずかしいのか?」

 

依姫「私から誘うのは良いけど………そっちからはあまり無いからどうしても照れてしまうの、悪い!///」

 

そう言えば先にデート行く時は依姫からしか声を良くかけられたが俺からは全くないんだった……何か悪い事したな

 

祥平「それで行くの?行かないの?」

 

依姫「行く!///」

 

近い近い、そう言えば思い出したわ。マジでこうやって近くに来るから俺からは中々デートに誘う事はしなかったんだった……でも今日くらいは良いだろう……

 

祥平「んじゃ歩きながら向かうか、ほれ手……」

 

依姫「何処に向かうの?」

 

依姫が祥平の手を繋ぎ向かう場所を聞くが祥平は笑顔になる

 

祥平「色んな所を静かに2人でとにかく散歩だ!色々ありすぎたし2人で過ごしたいと思ってな」

 

依姫「確かに色々ね………」

 

しんみりしながら俺達は歩き続ける。だがそれをずっと誰かに見られているとはこの時の俺達は知りもしなかった

 

~魔法の森 上空~

 

???「やれやれ、あれが2つの世界の幻想郷を救った人間、高田祥平か?それに綿月姉妹の1人の綿月依姫か……」

 

試させて貰うぜ、お二人さんよ!

 

~祥平&依姫 side~

 

依姫「……祥平、何かいます!」

 

祥平「え?」

 

2人は振り返ったらそこには俺達が目の前にいた!

 

祥平「俺達だが完全に真っ黒だな?」

 

似てるが意識を感じない。まるでマリオギャラクシーのシャドウだな……ん?誰からの連絡だ?

 

パチュリー『やっと出たわね、あの剣の事なんだけどとんでもない代物よ!』

 

祥平「パチュリーか!悪いんだがテレポートで剣をこっちに送ってくれ、説明してる暇はないんだ!」

 

パチュリー『分かったわ!でも少しだけ時間はかかるけど早くやってみるわ!』

 

祥平「頼むぜ!」

 

ダインスレイフは使いたいけど暴走する恐れがあるから美鈴秘伝の格闘で行くぜ!

 

依姫「行くわよ!」

 

祥平「おう!」

 

依姫は刀を持ち祥平はウルトラマンゼロと同じポーズをし、自分のシャドウを相手に戦い始める!

 

祥平「おら!だっ!はあ!」

 

パンチや蹴りをするが完全に同じ動きをされ全ての攻撃を防がれた!

 

祥平「ぐお!」

 

こいつ強いな!でも負けられねぇ!

 

祥平「まだまだ!」

 

再びパンチや蹴りの格闘を続けるが依姫も流石に少し苦戦をする!

 

依姫「はっ!やっ!」

 

刀同士のぶつかり合いをするがやはり少しだけ苦戦をする

 

依姫「この感じはもしかして………くっ!」

 

2人は背中をくっつけ話しをする

 

祥平「依姫も何か分かったか?」

 

依姫「祥平も分かったの?」

 

祥平「多分だが俺達と全く同じ戦闘スタイル、武器そしてパワーとスピードを完全にコピーした物だろうな」

 

やはり同じ答えね、だからかなり厄介になるけど

 

祥平「どうした、笑って?」

 

依姫「いえ、こうやって祥平と一緒に肩を並べて戦えるのが久し振りで嬉しくて♪」

 

祥平「そっか、なら1つ提案がある」

 

依姫「提案?」

 

俺は依姫に提案の事を話しそれを聞いた依姫はそれに賛成をしてくれた

 

祥平「良し行くぞ!」

 

依姫「ええ!」

 

2人は自分のシャドウではなく互いのシャドウに戦闘を仕掛ける!

 

祥平「はああああ!だっ!らっ!」

 

俺は依姫のシャドウに接近しパンチや蹴りのラッシュを連続で攻撃をする!

 

祥平「!、この魔方陣はパチュリーの!?」

 

魔方陣から預けていた剣が現れ俺はそれを手に掴む!

 

祥平「これでフィニッシュ!」

 

パチュリー『にしてもいきなり無茶させるわね』

 

祥平「愚痴なら後で聞くから今はちょっと連絡切るぞ!」

 

俺は依姫の方へ振り向きお互い頷く!

 

依姫「シャドウを送った人物は先に探してて!私は祥平のシャドウを倒してから追い掛けるわ!」

 

祥平「あいよ!」

 

俺はシャドウを作った人物の気配を探る……

 

依姫「はっ!遅い!」

 

依姫の剣劇を連続で切り裂きシャドウは消滅する

 

???「やっぱり流石は英雄だな!」

 

上から降りて来たのは謎の男が拍手をしながら近付いてくる

 

祥平「お前がシャドウを送り付けた正体か?」

 

???「そうだがちょっと試させて貰ったんだ、悪かったな、デートの邪魔をして」

 

2人は見つめ合い男の方を振り向き依姫が怒っていた

 

依姫「それはそれとして貴方を……斬ります!」

 

祥平「落ち着け!今からのんびりすれば良いから、な!」

 

依姫「祥平が言うなら仕方ないけど次はないわよ?」

 

刀を仕舞い睨みながらそう男に言われたがめっちゃ殺気が凄かった

 

???「そのお詫びとしてこれを受け取ってくれ」

 

何か物を取り出し2人に見せたが祥平が先に驚いていた!

 

祥平「!、ちょっと見せてくれ!」

 

???「別に良いがまたいつか、会おう!」

 

男は直ぐに消えるが祥平はそれ所じゃなかった

 

祥平「ウルティメイトブレス……どうしてあいつがこんな物を……!、ダインスレイフと剣が勝手に?」

 

2本ともウルティメイトブレスの中に入りブレスは俺の左手に取り付けられる

 

依姫「確かこれは八雲紫がウルトラマンゼロの力を使っていた時のブレスよね?」

 

祥平「そうだがゼロさんとは全く別物だと思う……」

 

勝手にブレスの中に入るって事は武器の出し入れ専用なんだろうな、これは有り難いけどな……んじゃ気を取り直して!

 

祥平「デートを続けるか!」

 

依姫「邪魔が入ったけどそうね♪」

 

ちょっと大変な奴が出てきたけど俺達はデートを続ける

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第3話 剣の正体そして新しい生活」


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第3話 剣の正体そして新しい生活

作者「前回のあらすじ」

霊夢「1つ 祥平は紅魔館に向かいパチュリーに剣を預けて調べて貰う」

依姫「2つ 私と祥平はデートをする」

祥平「3つ 俺と依姫のシャドウが現れるが直ぐに倒し謎の男が現れウルティメイトブレスを渡された」


~紅魔館 図書館~

 

俺達はデートを終らせ帰りにパチュリーに用があり紅魔館の図書館へ来た

 

パチュリー「相変わらずラブラブなのね」

 

依姫「当たり前よ!」

 

そう見られてるのか、何かすげぇ恥ずかしいがそれよりあの剣の事だ

 

祥平「それでパチュリー剣について何か分かったのか?」

 

パチュリー「とんでもない力が宿ってるしか言えないわ。それにそれがある限り祥平がどんな怪我してもどんな病気にかかっても直ぐに回復するわ」

 

それってとんでもなく強くないか?しかも回復って割りとありがたいが絶対調子に乗ったら駄目な奴な気がする

 

祥平「それって流石にデメリットあるよな?」

 

パチュリー「あるけどその回復した分の体力は落ちるわ」

 

うわ、やっぱりそのタイプでのデメリットがあるか、まぁ~無理しなきゃ良いか……

 

依姫「それ以外には?」

 

パチュリー「何かの力を身に纏う事が出来るわ」

 

力を身に纏う……あ、もしかしてあっちの幻想郷で纏った奴なのか?でもあれはダインスレイフと一緒に合体してあの鎧になったのはやっぱ違うか……でも身に纏うのはもしかしてもっと別の物なのか?

 

パチュリー「まだ不明な点もあるから充分に注意して使いなさい」

 

祥平「分かった……後この剣の名前って何なのか、教えてくれるか?」

 

毎回戦ってる時に剣って言ってもよ、やっぱり名前あると良いんだがあるのかな?

 

パチュリー「名前はないわ、何度も調べたけど名前だけはないわ」

 

祥平「マジか、んーそうなると………」

 

こいつに名前を付けないとな。そうしたら……回復が出来て、何かの力を身に纏う剣……

 

パチュリー「名前は帰ってから考えたら?」

 

パチュリーは時計の方へ指を差していたのを俺達は時間を見る

 

祥平「うわ、こんな時間か、そんじゃ俺達は帰るよ」

 

依姫「お邪魔しました」

 

パチュリー「また何かあったら教えなさい、また調べてみるから」

 

祥平「ありがとな、それじゃまた!」

 

俺達は紅魔館 図書館を出て俺と依姫は家に戻る事にした。今日は本当に色々疲れた……

 

~2人の家~

 

祥平「久し振りにこの家に帰って来た気がする」

 

依姫「それはそうよ、祥平は戻って色々な敵と戦ってたんだからね。本当にお疲れ様……」

 

両手を広げてそのまま祥平におもいっきり抱き締める依姫は物凄く笑顔だった

 

祥平「相変わらず誰もいない時は甘えるんだな」

 

依姫「人前ではやらないからね?流石に私でも恥ずかしいからね?」

 

祥平「だよね~」

 

ま、そこが可愛いから気にしないけどな!

 

依姫「今日はこのままどうするの?」

 

祥平「特にやる事はないがあれか?」

 

依姫「久し振りに?」

 

俺は頷き依姫が恥ずかしそうにしていたがそんなの関係ない

 

祥平「んじゃ、止めるか?」

 

依姫「やるわよ!私だって……」

 

恥ずかしいけど2人きり何て滅多にないからここで逃したらまたいつ出来るか分からないわ………良し!

 

祥平「うわ!……前と同じ押し倒して来るか?」

 

依姫「別に良いでしょ!///」

 

これ以上は書けない為ここまでです。後は皆さんの想像に任せます

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第4話 剣の名前そしてまた現れる男」


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第4話 剣の名前そしてまた現れる男

作者「前回のあらすじ」

パチュリー「1つ 2人が紅魔館 図書館に来て剣の事を分かった範囲で教える」

依姫「2つ 私は祥平に甘えたくなった」

祥平「3つ 後は知らん!」


~祥平の部屋~

 

祥平「………」

 

さーてと改めてこの剣だよな、こいつの能力が圧倒的な回復力と何かの力を身に纏うってのが今の所は分かってるんだよな……

 

祥平「名前……」

 

駄目だ、全然思い付かない……あ、1つだけ思い付いた……

 

祥平「クロスソード。何となくこれがしっくりくる……」

 

ブレスも何か使えれば良いんだが……今は2本の剣を仕舞うくらいしか使えてないからな

 

???「ほぉ~?クロスソードか、良い名前じゃないか?」

 

祥平「!、お前はこの間の!?」

 

俺は直ぐに立ち上がり、構えるのだが……こいつ隙がねぇ……

 

男「忠告しに来ただけだから構えなくて良い」

 

祥平「どうだが?俺と依姫のシャドウを使って襲った奴の言葉を聞くと思うか?」

 

クロスソードを構えながらそう言う祥平だが男は床に座る

 

男「まぁー聞け、これは真面目な話しだ。お前の能力についてだ……」

 

祥平「俺の能力?」

 

そう言えばここに来てから能力なんて発動した事がない。しかも何でこいつが俺の能力についてなんて話すんだ?余計にわからん……

 

男「実はお前の能力って他とはかなり違うタイプなんだ。調べてたら面白い事が分かったんだよ」

 

祥平「面白い事?それって何なんだ?」

 

男「それを最大限に発動するのがさっきのクロスソードが鍵になる!」

 

クロスソードが鍵?一体どんな能力になるんだ?

 

祥平「と言うかいい加減にお前の名前を教えてくれないか?何て呼べば良いのか、分からないからよ」

 

男「え、あーそうだな。俺の名前はアリシア。因みに俺はこの名前を嫌ってるからシアと呼んでくれ」

 

確かにそれは嫌だろうな、俺もそれは流石に……いやあっちでは当たり前だったから気にしてないわな

 

祥平「とりま分かった。よろしくなシア」

 

アリシア「それでおや…いや祥平の能力についてだ。そいつは味方を合体させる程度の能力だ」

 

祥平「合体させる程度の能力?」

 

何か俺の戦闘能力を上げる事が出来なかったら意味なさそうだが……いや何か意味が……

 

アリシア「ま、俺はそれだけ教えに来たから後は頑張れよ!じゃあな!」

 

祥平「いや勝手すぎるな!?」

 

窓から出ていき見たらもうシアはいなくなってた。あいつ何者なんだ……それより……

 

祥平「合体をする能力か……ん?待てよ、もしかしたらこれも可能なんじゃねぇか?」

 

依姫「先程から何を1人で話してたの?」

 

祥平「え、違うぞ?この間シャドウを出した奴が来て能力を教えただけで帰った」

 

能力?祥平の能力ってそう言えば……見たことが無いわね

 

依姫「それで能力はなんだったの?」

 

祥平「合体させる程度の能力だって」

 

合体?あっちのシーナと祥平がしたような、感じなのかしら?

 

祥平「一先ず今日はそれで色々試すんだが依姫も一緒に来るか?」

 

依姫「今日はちょっとこれから八意様の所へ用事があるから準備してるのよ」

 

祥平「そっか……んじゃ永琳によろしく言っといてくれな」

 

準備を止めた依姫は祥平にこんな一言を言う

 

依姫「何を言ってるのよ、祥平も一緒に行くって結構前から言ったでしょ?もしかして忘れたの?」

 

祥平「へ、俺も?……」

 

確かに何か前に聞いたが………!、あ!思い出した!?

 

祥平「あれか!?完全に忘れてた!」

 

依姫「だったら早く準備して!」

 

祥平「はい!」

 

俺は急いで準備をし永遠亭に向かうのだった!

 

~永遠亭~

 

永琳「2人共、遅かったわね?」

 

急いで来たからめっちゃ苦しい!

 

依姫「申し訳ありません、八意様。祥平が完全に忘れていたらしく準備が少し掛かり遅くなりました!」

 

祥平「本当にごめん!今まで色々あったから完全に忘れてたんだ、マジですまん!」

 

永琳「そこまで責めるつもりないから安心しなさい」

 

まさか土下座までするなんて思わなかったわよ

 

永琳「取り敢えず入りなさい」

 

2人は永琳の後を続き中へ入る。そして祥平達は今から何をするのか?

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第5話 泊まり掛けのゲーム大会」


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第5話 泊まり掛けのゲーム大会

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 剣の名前が決まりクロスソードと名付ける」

アリシア「2つ 俺は祥平に能力を教える」

依姫「3つ 八意様の所へ私と祥平は一緒に向かう」


~輝夜の部屋~

 

輝夜「はぁ~~~暇ねぇ~~」

 

祥平が戻って来たから永遠亭に来るのかと思ったけど……もしかして来れない理由が

 

祥平「失礼するよ、輝夜?」

 

輝夜「!、いきなりすぎるでしょ!?」

 

え?そんなに驚く事なのか?

 

依姫「そう言われてもビックリはすると思うけど?輝夜様どうも久し振りですね」

 

まさかの2人が来てくれたの、と言うかもしかして……

 

祥平「色々あって遅くなって悪かったよ、それとお土産だ」

 

輝夜「!、これって私が知らないゲーム!?」

 

俺がいた外の世界から紫に頼んで全部持ってきて貰ったのを輝夜にお土産として持ってきてたんだよな、後はカードゲームとかもな俺が唯一はまってた遊びだからな

 

祥平「それを使って今日1日は俺がゲームの勝負をするけど?」

 

輝夜「のぞむ所よ!ゲームでの勝負はお互いに!」

 

祥平「ごぶごぶだったからな!全力で相手になってやるぜ!」

 

輝夜「こっちの台詞よ!」

 

また祥平はゲームになると熱くなるわね、そこが祥平の良いところだから気にしてないけど……

 

祥平「よっしゃ始めるぞ!依姫はどうする!」

 

依姫「私は見てるだけで充分だから2人で楽しんでて」

 

こうして祥平と輝夜の泊まり掛けゲーム大会が始まるのだった。それまでは輝夜が始めてやるゲームは祥平に教えて貰いそのまま勝負が始まりその終盤で凄い状況だった!

 

祥平「うおおおお!何でそこで赤コウラ来るの!?待ってトゲゾーまで来てんの!?ぎゃあああああ!」

 

輝夜「あの白玉幽霊め!?私のキラーを奪って許さないわよ!てか何でコンピューターこんなに強いのよ、死ぬしかないじゃない!?」

 

2人は○○○カート8○○で勝負するのだが何故か不幸な連続が起きてどちら下の順位だった

 

依姫「どちらが最下位なのかしら?」

 

と言うより2人が特に祥平がいつもよりテンション上げすぎでしょ………でもようやく笑ってる所を見たわね……

 

祥平「ぎゃああああ!負けたあああああ!?」

 

輝夜「よっしゃー!」

 

何処ぞのポタラ合体戦士の台詞を真似する輝夜はガッツポーズをとる

 

輝夜「私にレースゲームに勝とう何て二万年早いわよ!」

 

まさかのあのウルトラマンゼロの台詞をアレンジして言い放つ

 

祥平「まだだ、まだ終わらんよ!もう1レースだ!」

 

輝夜「良いわよ!」

 

これはどっちかの体力次第になるけど大丈夫よね?

 

永琳「凄い奇声が聞こえてたけどやっぱりこうなってるわよね?」

 

依姫「八意様、すみません迷惑でしたか?」

 

永琳「逆よ。姫様がこんなにテンション高いのも久し振りに見たけど祥平のこのテンションも久し振りだわ」

 

依姫「この日常が続けば良いのですが……」

 

確かにそうよね、でも今なら大丈夫でしょうけどね……

 

そしてこの2人の勝負は夜まで続いていたのだが流石に休憩もしていた。祥平は永遠亭の外で夜風に当たっていた

 

祥平「ふぅ~しっかし少し疲れたな。あれだけやってたら身体がいてぇな……」

 

でもやっとこの日常に戻ったんだな……もう今はこののんびりした時間を楽しまなくちゃな……

 

祥平「少ししたら戻るか……」

 

俺は考え事をしながら上を観ていたら「相変わらずな人ね♪」ん?この声って……

 

豊姫「久し振りね…」

 

祥平「豊姫さんお久し振りっすね…」

 

依姫の姉の綿月豊姫さんだ。何しに来たんだ?まさかヤバい事件とか持って来ないよな?

 

豊姫「私は八意様と依姫の様子を観に来たのよ?後は貴方もね♪」

 

豊姫さんは相変わらず不意打ちでそんなのズルいよ、いやマジで?

 

そして豊姫は笑顔から少し真面目な顔に切り替え祥平に聞く

 

豊姫「貴方は今の状況は幸せ?」

 

普通の質問に俺は内心ビックリしたけど考えなくても俺の答えは決まってる

 

祥平「幸せですよ、俺には本当に勿体無い位に……。」

 

豊姫「それなら良かったけど依姫を泣かしたら私が許さないからね♪」

 

祥平「はい……」

 

そして俺は輝夜とゲームの勝負は続けるが結局、また引き分けで幕を閉じるのだった

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第6話 誤解の喧嘩」


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第6話 誤解の喧嘩

作者「前回のあらすじ」

輝夜「1つ 私と祥平はゲームの勝負をする」

祥平「2つ 豊姫さんが久し振りに来ていた」

依姫「3つ 引き分けで勝負は終わります」


祥平「待って、待て!依姫、刀は良くない!」

 

今の俺はかなりフラフラ状態で避けるしか出来ない

 

依姫「それなら何で押し倒したのかを教えなさい!」

 

ヤバい今の俺じゃ直ぐにやられる!?

 

祥平「だから誤解だっ「問答無用です!」ちょっ待って!」

 

どうして依姫が怒ってるのか?それは永遠亭から帰ってる途中の出来事だった

 

~数分前~

 

依姫「何か買い足しとくけど祥平は何かある?」

 

祥平「特に用事もないし俺も行くよ」

 

俺達は食材を買いに向かうんだが「化物だああああ!」!、人里に化物?妖怪とかじゃなくて?

 

祥平「ちょっと見てくるか、依姫は逃げ遅れてる人がいないか確認してくれ!」

 

依姫「分かったけど無茶はしないでよ、もう私達にはウルトラマンの力は無いんだからね?」

 

祥平「分かってるよ」

 

俺は急いで叫んでいた場所へ向かう!

 

???「おら!死ねぇぇぇぇ!」

 

村人「嫌だああああ!」

 

デカイ刀を振り下ろし殺されると思っていたが

 

祥平「人里で何をする気なんだよ!」

 

クロスソードで防ぎ何とか助けに間に合った!

 

祥平「ぐっ!あんたは逃げろ!ここは任せて早く!」

 

村人「あ、ありがとうございます!」

 

人里の人間が避難するがこいつの腕力マジでいてぇ……

 

???「おら!」

 

祥平「うお!」

 

でもそこまでの速さは持ってなさそうだな………

 

???「避けてばかりとは情けない人間だな!」

 

祥平「いや誰でも避けるだろ?」

 

???「だったらこうするまでだ!」

 

ん?あれってウルトラメダル?でも黒い……!、怪獣メダルか!

 

『ゴモラ!』

 

ゴモラの色んなプロテクターが身に纏う!

 

???「力が溢れてくるぜええええ!いっーーーやっはあああああ!」

 

祥平「おま!その纏ってるのは!?くそ!」

 

刀を締まったこいつはいきなり突進攻撃をしてくるが祥平はクロスソードをしまいそのまま踏ん張り防ぐ!

 

祥平「ぐ!う、うおおおおおお!?」

 

???「生身で受け止めるなんぞ、不可能に決まってるだろうが!?」

 

やべ!上に投げられるとは思わなかったぞ!?

 

祥平「でもこれがチャンスかもな!」

 

合体させる程度の能力そして力を身に纏う力を………今ここで試してやるよ!

 

???「何だ、カードを取り出してんのか?」

 

祥平「纏えクリーチャーの力!燃える革命ドギラゴン!?」

 

頭、肩、身体、腕、足、背中それぞれに燃える革命ドギラゴンのパーツが取り付けられる!

 

???「んだ、それは!?」

 

そのまま下に降りて構える!

 

祥平「行くぞ!」

 

背中の剣で攻撃を防ぎ今度はこっちが上に投げる!

 

祥平「俺のいや俺達の革命を見せてやるよ!」

 

俺も上に飛びそいつをそのままどっか遠くに飛ばし何とか無事に終わったんだが力を身に纏うのにごっそりと体力が削れたのかもな、凄い疲れたぞ……

 

と俺は降りたんだがフラフラ状態で立ってるのがやっとだった

 

???「君はもしかして祥平か?」

 

祥平「え?おーー慧音さん、久し振りっす」

 

慧音「だ、大丈夫か?凄いフラフラしてるが?」

 

祥平「ちょっと慣れない事をして疲れ……うお」

 

祥平が足を滑らせてしまい慧音をそのまま地面に押し倒してしまった……

 

祥平「ご、ごめん!」

 

慧音「いやその状態では仕方ないがそれより大丈夫か?」

 

何とか退いて俺は地面に横になるんだが

 

依姫「な~に~を~し~て~た~の~?祥平!」

 

最悪な所で依姫にさっきの瞬間を見られたじゃねぇか!

 

祥平「ま、待ってくれ!1から説明するから今は止めて!」

 

依姫「問答無用!」

 

依姫に誤解したまま祥平は何とか逃げていたと言う訳だった。因みに祥平は火事場の馬鹿力で全力で逃げるのだった!

 

~???~

 

祥平「だからさっきのは誤解だって!」

 

ヤバいめっちゃだるい……油断したらぶっ倒れる。と言うか誤解を解かないと大変だ……

 

依姫「だからって人里であんな事をして許すとでも思っているの!」

 

祥平「いやそれはごめんなさい!だから1度落ち着いてくれ!」

 

依姫の攻撃が見えねぇ……やっぱりフラフラ状態じゃ長く避けるのは無理か……

 

依姫「……」

 

さっきから祥平はフラフラだけどわざと?もしくは酔ってる?でもそれでもあれは許せない!

 

祥平「やべ、上手く立つの……」

 

でも依姫の誤解を解くまでは倒れるのは駄目だ!

 

依姫「!、踏ん張った?」

 

祥平「依姫!もし傷付けたなら何度でも謝る!本当にごめん!」

 

依姫「ならどうして!」

 

祥平「あれはこれを使ったからだ!」

 

クロスソードで再び燃える革命ドギラゴンの力を纏う!

 

依姫「!、それは一体……」

 

祥平「この間パチュリーが言ってただろ?力を身に纏う剣でもあるんだ。使ったら使ったで体力を大幅に削れて……」

 

本当にヤバい。連続で纏うのは危険過ぎる……。その場で祥平は倒れて気絶をしてしまう……

 

依姫「ちょっと祥平しっかりしなさい!」

 

一旦、家に戻って休ませないと……でも……くっ!

 

依姫「悩んでる場合じゃない!」

 

~2人の家~

 

祥平「……ん?あれ?ここは……」

 

依姫「良かった、目を覚ましたわね……」

 

祥平が起き上がろうとしたが依姫は少し起き上がるのを手伝う

 

祥平「ありがとな。それと」

 

2人『ごめんなさい!え?』

 

同時に謝ったと思ったら2人は笑い出す

 

祥平「はぁ~まさか一緒に謝ると思わなかったな」

 

依姫「本当にそうね。でも勘違いして本当にごめんなさい。あの剣の力で身に纏うのを見て直ぐに倒れたのを見て察したわ、本当にごめんなさい」

 

祥平「誤解が解けたなら良かったよ」

 

これで一先ず解決したから良かった、良かった……。

 

依姫「それでえっと……///」

 

祥平「?、どした?」

 

依姫「迷惑掛けたから今からする事は全て私に任せて……」

 

こうして今日は依姫がかなり嫉妬したんだろうなと思ったわ。今後は気を付けよう……

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第7話 静かな時間」


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第7話 静かな時間

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 人里に妖怪じゃない奴が暴れていた」

霊夢「2つ 依姫の勘違いをして嫉妬する」

魔理沙「3つ 結局2人は仲直りするぜ」


~依姫の部屋~

 

依姫「今日はあれでも作ってみようかな?」

 

皆さん、どうも綿月依姫です。今日はお互いに静かな時間を過ごすんですが私はたまに1人の時に祥平がやっているゲームに挑戦してるのですが……

 

依姫「何、今の動きは!?人が操作してるの!?」

 

この○マッ○○○○ザーズでコンピューターが強すぎよ!?(依姫は始めてゲームをするので初心者である。)

 

依姫「次は勝ってみせるわ!」

 

そのまままだまだ続けてる依姫であった。一方の祥平の方では

 

~祥平の部屋~

 

祥平「依姫は随分あのゲームで熱くなってるな、んじゃ俺は昼寝でもするかなぁ……」

 

そうしようとしたんだが

 

隠岐奈「久し振りに私が来た!」

 

………おい、ちょっと待て何でここに来た!?

 

隠岐奈「何でここに来たって顔をしてるね?私はまだ諦めてないよ!」

 

祥平「いや毎回言ってるけどそこで働かないって言ったよね?」

 

くっ!やっぱり断るよね、それでも私は諦めない!あの霧雨魔理沙もいつか必ず!

 

祥平「それだけなら帰って下さい」

 

隠岐奈「そんな意地悪な言い方しないでよ!今日は暇だから相手にして欲しくて此所へ来たんだよ!」

 

祥平「んじゃ隠岐奈は他に何しに来たの?」

 

隠岐奈「何を言ってるんだい?さっきも言った通り私は「んじゃ帰って下さい」うわーん!悪かったよ、だから帰らせるのは勘弁してよ!」

 

うわ、駄々こねてるよ。はぁ~~紫もたまにこんな扱いしたら隠岐奈みたいに駄々こねるんだよな……

 

祥平「分かったけどその代わり依姫も一緒になるけど良いよね?」

 

隠岐奈「勿論だ!」

 

~リビングルーム~

 

祥平「と言う訳で3人で今からゲームを一緒にやろう!」

 

依姫「良いけど何でまだ祥平を狙ってるのよ!」

 

隠岐奈「たまには良いじゃない!毎回、イチャイチャしてる依姫は良いけど私や紫も祥平とたまには構って欲しいんだもん!」

 

隠岐奈は頬を膨らませてるがそうする訳にもいかないんだよな

 

依姫「そう言われると何と言うか照れるわね///」

 

隠岐奈「照れるな!それにまだ結婚はしていないんでしょ?」

 

それを言われると流石に恥ずかしいが確かに結婚はしてない……でも結婚は考えてんだがたまに変な事件あると嫌だからそれが来なければ直ぐにする……

 

祥平「確かにそうだが……」

 

隠岐奈「ならそれまでは諦めないからね!」

 

あー、やっぱりそうなっちゃうのか………待ってくれさっきの事だよな?

 

隠岐奈「勿論さっきの事もだが必ず祥平の心も奪ってみせる!能力は絶対に使わないで振り向かせて見る!」

 

依姫「何を言ってるの?そんなの私が許すとでも思ってるの?」

 

隠岐奈「まさか、獲られるのが怖いのかい?私は1度、狙った獲物は逃がさないからね!」

 

依姫「良い度胸じゃないですか?ならここで……」

 

隠岐奈「やるかい?」

 

何か変なスイッチ入ってるけど大丈夫だよな?でも何で隠岐奈が今更になって俺を狙ってるんだ?そこが分からねぇ……

 

紫「相変わらずそこは鈍感なのね?」

 

いきなりスキマから出てくるなよ、マジでビックリしたじゃねぇか…。

 

隠岐奈「おー!紫じゃないか、どうしたんだ?」

 

依姫「八雲紫も何しに来た。今からこのおっきーなを倒す所なので邪魔をしないで貰えると有難いのだけど?」

 

さりげなくおっきーなって呼んでるよ、依姫……。

 

紫「邪魔はしないけど久し振りに話しがしたくて来たってだけじゃ駄目かしら?」

 

依姫「それなら良いけど「リアルファイトじゃなくてゲームにしてくれよ?」当たり前よ」

 

隠岐奈「何この箱はこれを投げて落としたら負けかしら?」

 

ゲーム機の本体を持ちながらそう言うのだがそれが1番に心臓が悪い!

 

祥平「待って、ちゃんと教えるからそれを止めてくれ!」

 

~祥平 説明中~

 

隠岐奈「成る程ね、大体分かった!」

 

分かってくれるなら助かった……

 

祥平「んで紫はただここへ来たにも重大な事か?」

 

紫「祥平にとっては重大よ?」

 

ん?俺にとって?何かあった…か……

 

紫「別の幻想郷に行った時で復讐に囚われてた祥平と戦ったんでしょ?彼がどうなったか気になる?」

 

祥平「え!知ってたのか!?」

 

紫「勿論よ、それで聞く?」

 

祥平「ちょっと待ってくれ、1回だけ心の準備させてくれ……」

 

あいつがまだ全員に狙われてる可能性があるかないかだけ……良し!

 

祥平「聞かせてくれ……」

 

紫「今の彼は………まだ全員に説得をしてるけど誰もが話しを聞かない状態らしいわ。それでも頑張ってるらしいわ」

 

祥平「誰も助けるとかしてないのか?」

 

紫「あの幻想郷はどうにもならないわ、外来人の能力持ちは絶対に殺してるらしいわ。しかも問答無用だからね」

 

問答無用って流石に酷い話しだな……

 

祥平「その世界の霊夢とか魔理沙もやっぱり能力持ちを?」

 

紫はそれに頷き、俺は流石に同情とかそう言うレベルになれんと思ったわ……

 

祥平「流石に頑張れと言うしかないな」

 

マジで頑張れよ、手助けしたいが変に突っ掛かり過ぎると真っ先にやられそうだな……

 

隠岐奈「違う幻想郷とはいえ流石に自分達が外来人に危害を与えるなんてとんだ酷い話しだ……」

 

依姫「ですね……」

 

祥平「並行世界の幻想郷には色々あるって所だよな。でも俺達は今でもこうやって楽しく過ごせてるからマシだと思うよ……」

 

紫「暗い話しはここまでにしてみんなでそのゲーム?をやらない?」

 

だな、いつまでも暗い話しは終わりにして今は楽しむとするか!

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第8話 男同士の話し」


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第8話 男同士の話し

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ お互いに静かに過ごすのだがゲームをする」

隠岐奈「2つ 久し振りに私は祥平の所へ遊びに来たよ!」

紫「3つ 一先ず別の祥平の事を教える」


~香霖堂~

 

霖乃助「こっちに来るのも久し振りだね」

 

祥平「まぁ~あっちの幻想郷では色んな体験したからな。それにしても霖乃助はどうなんだ?」

 

霖乃助「ぼちぼちと何とかね。それと前から祥平に渡したい代物があるんだ」

 

奥の部屋に行き、袋を持ってきて袋に手を突っ込みその代物を取り出す……

 

祥平「これって……」

 

霖乃助「本だと思うけどこれには何か3つの感情の力を感じたんだ。僕には無理だったけど祥平なら使えると思って今日は呼んだんだ……」

 

祥平「あー、ありがとな。こいつは大事にさせて貰うよ」

 

祥平が渡されて受け取った代物はエモーショナルドラゴンワンダーライドブックであった。それをブレスに仕舞い、話しを再開する

 

霖乃助「そう言えば彼女とはどうだい?」

 

祥平「いつも通りだよ」

 

霖乃助「本当かい?」

 

祥平「本当だよ……」

 

お茶を飲みながらそう言う祥平は内心ちょっと照れていた

 

霖乃助「お菓子もあるけど食べるかい?」

 

祥平「お!食べる食べる!」

 

相変わらずにお菓子を聞くだけで反応が凄いね。どれだけ好きなのか、そこだけは分からないな……

 

霖乃助「ちょっと待ってて」

 

………さて、俺も分からない訳じゃないんだが多分いるよな?

 

祥平「紫いるでしょ?」

 

紫「あら?何で分かったのかしら?」

 

スキマから出てきた紫はニコニコしながら聞いてくる

 

祥平「勘だな、何となくいたと思っただけなんだよ」

 

紫「ふふっ♪やっぱり段々と霊夢と同じ感じになってるわよ?」

 

祥平「マジでか……うーん気にしてはなかったんだが……」

 

そこだけは気を付けないと考え方まで一緒になりそうだな

 

霖乃助「………八雲紫、何でいるんだい?」

 

紫「ちょっとここから凄い力を感じて来たのよ」

 

凄い力……!、もしかしてこいつか?

 

紫「そうその本から強い力を感じて来たのよ」

 

祥平「これってやっぱりとんでもない物なのか?」

 

紫「そこまではないけど感情で左右されそうな代物だってことよ。それじゃ私はまだ用事があるから失礼するわ」

 

紫はスキマの中に入り俺達の前から消えるのだった……

 

祥平「んじゃお菓子頂くとしますか!」

 

霖乃助「慌てなくてもまだあるからゆっくり食べなよ」

 

今までの事もあったから俺はこう言った平和な日常を今は満喫したいんだよな。ここには色んな思い出もあるからな……また異変がやばかったら解決しなくちゃいけない。そうなるとこんな日々がまた奪われるのだけは絶対にさせない……

 

霖乃助「………しかし本当に異変なんか起きなければ楽しいんだろうね、こんな毎日が続けばね……」

 

祥平「確かにな、でも俺はそんな平和を壊そうとするならその為なら戦う。守る為にな……」

 

数分も2人は普通に会話をし楽しい時間は過ぎていくのだった

 

~夕方~

 

祥平「んじゃ帰るな」

 

霖乃助「また暇になったらいつでも来て良いからね」

 

祥平「その時はまたお菓子でも貰おうかな、んじゃまたな!」

 

彼は走って帰って行き、姿が見えなくなるまでずっと見るのだった……

 

~祥平 家に帰還~

 

祥平「ただいまー」

 

依姫「お帰りなさい。どうでしたか、久し振りの会話は?」

 

祥平「色々と話したよ、それとこいつを受け取ったよ」

 

ブレスからさっきの代物を取り出し依姫に見せる

 

依姫「これは本?それに3体のドラゴン?」

 

祥平「俺にも分かんないが霖乃助や紫からは感情の力を感じるらしいんだとよ」

 

感情の力………確かに何かの力はあるけど……ん?紫?まさか……

 

依姫「八雲紫も一緒に?」

 

祥平「こいつに反応して来たって所……もしかして怒ってる?」

 

何か凄い近いんだけど……え?何で縛ってる髪をほどいてるの?

 

依姫「今日は覚悟しなさいよ?」ニコ

 

これはあかんいつもよりヤバい奴だ………ウワァァァァァ!?

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第9話 みんなでピクニック」

皆さん、おはよう、こんにちは、こんばんは翔斬です。お気に入りをしてくれた皆さん本当にありがとうございます!

この作品では戦闘は出したり出さなかったりになると思いますがこれからもよろしくお願いします!

ではまた次回!


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第9話 みんなでピクニック

作者「前回のあらすじ」

霖乃助「1つ 久し振りに祥平と会話をする」

紫「2つ 力を感じて香霖堂に私が参上したわ」

祥平「3つ 依姫と色々ありました」


~湖付近~

 

祥平「晴れてくれて良かったよ」

 

依姫「しかし幻想郷の妖怪達と一緒にピクニックとは凄い事を考えたわね」

 

そう!今日はみんなと楽しくピクニックをしたくて前々から考えてたんだよな

 

霊夢「祥平にしては良いことを考えるわよね?」

 

チルノ「でもみんなで楽しめるなんて流石はさいきょーの祥平だ!」

 

褒められてるのか?貶されてるのか?凄いあれだが今日は気にしないでおこう……

 

加奈子「しっかしあたし達、神様も一緒で良かったのかい?」

 

祥平「当たり前だよ、今日は神様とか賢者とかの事を忘れて楽しんで欲しいんだからさ!」

 

諏訪湖「相変わらずだね、その考えは本当に良いね!」

 

来てる所は来てるがやっぱり来てない所もいるが強制はしてない、無理に来させても良くないからな

 

天子「それでそろそろ出発するの?」

 

祥平「後は永琳達と妹紅だけなんだが……来たな」

 

あの2人地味に互いに蹴りながら来てるんだが……

 

慧音「こんな時くらいは仲良く出来ないのか、あの2人は……」

 

祥平「まぁ、変にいきなり仲良くしてたら気味が悪いからちょっと安心したよ」

 

2人『どういう意味よ!だ!』

 

息あってるな相変わらず。これで揃った筈だな「まだ魔理沙が来てないわよ?」ダニィ!あいつこう言う時に限って!

 

紫「なら様子見てみる?」

 

祥平「頼む……」

 

紫のスキマで霊夢が行く事になった

 

大妖精「魔理沙さん相変わらずのんびりした人ですね」

 

文「それが魔理沙さんですからね」

 

何だかんだ、言ってたら魔理沙は霊夢に引きずられていた

 

霊夢「はいこれで揃ったわね」

 

魔理沙「霊夢、あんなやり方があるか!痛かったぜ!」

 

確かにあれは酷いが魔理沙も魔理沙で遅いのが悪いんだよな

 

祥平「これで今度こそ出発するか!」

 

隠岐奈「私が来たああああああ!」

 

依姫にアイアンクローされて引きずられて行っちゃうがみんなもそれに続く……

 

~魔法の森 付近~

 

祥平「このまま進めば、目的地に着くけどみんな元気だな」

 

慧音「こうやって皆で集まるなんて今まで無かったから君には感謝するよ」

 

祥平「俺もみんなとちゃんとこう言った行事をしたいと思ってたからね。こっちこそ来てくれてありがと!」

 

実際にここに戻って来てからまだみんなで楽しい事してないからな

 

レミリア「やはり咲夜と結婚するべき運命ね」

 

咲夜「お、お嬢様!?///」

 

祥平「ぶふっ!い、いきなり何でそんなことを言うんだよ!」

 

いきなりすぎて流石にビックリしたぞ!何で結婚の話しなんかするんだよ!

 

依姫「レミリア・スカーレットどういう意味で言ってるの?」

 

レミリア「だって貴女は祥平に甘えるのは出来てるけど甘やかす事はしていたの?それに休ませたりしているかしら?」

 

依姫「ぐっ!それを言われると……」

 

依姫の前だと俺って1回も甘えた事ないんだよな、休んでいるにはいるし別に今更気にしてないが………でも俺は

 

祥平「俺は今のままでも平気だよ。本当にどうしようもない時にお願いするから依姫、そこまで気にしなくて大丈夫だよ。それとレミリアもそんな事を言うんじゃないの、今日はみんなで楽しむんだから、な!」

 

レミリア「流石は祥平ね、今回はそうさせて貰うわね。ごめんなさいね依姫……」

 

依姫「いえレミリアの言う通りそう言う所を少し気にしてみるわね」

 

これで仲直りはすんだな、ん?ルーミア?

 

ルーミア「大変だね」

 

祥平「そっちの姿なんだな」

 

いつもだったら無邪気にそーなのかーって言うんだけど今日は大人の姿になってるんだな

 

チルノ「ルーミア、今日は何でそっちの姿なの?」

 

ルーミア「ん?秘密♪」

 

その秘密で昔かなりヤバかったからな。1度マジで食われそうだったからな性的な意味で………まさかまだ狙ってないよな?

 

聖「そう言えば目的地とは何処になるのですか?」

 

祥平「多分もうちょっとで着く筈だよ………聖さんは元気でしたか?」

 

聖「元気と言えば元気でしたがやはり祥平さんがいなくなってからは元気が出ませんでした」

 

祥平「それはマジでごめん。今度、妙蓮寺にお詫び行くよ」

 

聖「お待ちしてます♪」

 

みんなめっちゃ話して来るけどそんなにここ離れすぎたんだな

 

神子「今日は誘いをありがとう祥平」

 

祥平「神子さんも久し振りです。来ていただきありがとうございます」

 

神子「それで別の幻想郷はどうだった?」

 

祥平「あまり変わらなかったですけどその幻想郷では相棒が出来ました。とても大切な相棒……」

 

別の時に紫に頼んで行ってみようかな?会えたら良いんだが?

 

さとり「そろそろ着きますね?」

 

祥平「さとりの言う通りそろそろ着くよ。でもみんな知ってる場所だよ」

 

私達が着いた場所を見たけどみんな驚いていた……

 

~???~

 

幽香「ここは何、この花達も凄い綺麗……」

 

凄いみとれてるけど俺も最近になって知った場所なんだがもしかして知らないのかな?

 

リリー「凄くポカポカになります♪」

 

霊夢「こんな場所は私でも知らないわよ?」

 

祥平「偶然見付けた場所だったんだ、俺も吸い込まれそうになるまでみとれてた……みんなが喜ぶと思って選んだが男がこんなの選んでダサいかな?」

 

依姫「そんな事ないわよ!」

 

チルノ「そうだぞ!」

 

魔理沙「ピクニックには打ってつけの場所なんだぜ!」

 

みんなは祥平が此処へ連れて来た事に凄く喜んでいた。それを見た祥平は照れくさい顔をしていた

 

アリス「でも本当に不思議なくらいに綺麗な場所よね……」

 

隠岐奈「流石は祥平だね、私も今日は大人しくして楽しもうではないか……」

 

祥平「この景色を見ながら昼にでもしよう。」

 

それぞれのお弁当を食べ始め、食べ終わったみんなは静かに座ってこの景色をずっと見ていた。ここまで綺麗な場所はまた来たいと心の中で思うのだった……

 

咲夜「それで結局彼はお昼寝しちゃうのね」

 

霊夢「疲れてたんでしょうね、今までの事を考えたら私達は祥平に頼りすぎちゃったのは反省ね…」

 

依姫「確かに私達は頼りすぎたのはそうだったけど、でもどうしてか不思議に何とかしてくれるって心の何処かで甘えてしまった……私達もこれまでの仮は返さないといけないわね……」

 

それにしても寝顔はやっぱり可愛いわね……。私は頭を優しく撫でて景色を見て今日を過ごすのでした……

 

加奈子「ふっ、面白い物も見れて私達も満足だね」

 

諏訪湖「だよね~♪」

 

酒を飲んでこの景色とは本当に最高だね、全くあんな人間は始めてだよ?

 

そして楽しい時間は過ぎて夕方になりみんな帰り今日1日は終わるのだった

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第10話 久し振りの修行」


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第10話 久し振りの修行

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 皆でピクニックに向かう」

霊夢「2つ 凄い綺麗な場所へ着く」

依姫「3つ 私達は改めて祥平に頼りすぎないように反省をする」


~魔法の森~

 

祥平「久し振りの修行だが全力で頼むぞ!」

 

依姫「そのつもりだから安心しなさい!」

 

ブレスからクロスソードを取り出し依姫は刀を取り出し2人は構え剣同士をぶつけ合う!

 

依姫「ほらまだまだ!」

 

祥平「ぐっ!流石は依姫だな……」

 

俺も強くはなったと思ったがやっぱり依姫は相変わらず強いな……

 

祥平「うお!」

 

それならこれで試すか!

 

依姫「身に纏わせはしないわよ!」

 

祥平「ぐっ!」

 

流石に甘くはないか!でもそれならこうするまで!

 

祥平「ダインスレイフ来い!」

 

右手にはクロスソード、左手にはダインスレイフを持ち二刀流で防ぎ弾く!

 

依姫「それはそれで厄介すぎるわね……」

 

あの時みたいに暴走する可能性はあるがあの時はこいつが無かったから暴走したんだろうな。なら一緒に使えば問題ない!

 

祥平「行くぞ!」

 

依姫「来なさい!」

 

2人『はああああああ!』

 

2人の激しい激突でぶつかり合うが祥平は木の方まで吹き飛び、依姫はまだ構えていて祥平は起き上がり2本とも持ち直し接近する!

 

依姫「やるわね!」

 

祥平「そっちもな!だけど今度こそ!」

 

クロスソードを後ろに投げカードを取り出す!

 

依姫「させないと言ったわよね!」

 

依姫は祥平のダインスレイフを吹き飛ばし蹴りを入れる!

 

祥平「ぐっ!」

 

腹に蹴りを入れる事は最初から分かってたんでな!

 

祥平「戻れダインスレイフ!そして!」

 

後ろに投げていたクロスソードの所まで吹き飛ぶがそれを掴む!

 

依姫「!、しまった!」

 

祥平「纏えクリーチャーの力よ、ボルシャックドギラゴン!」

 

燃える革命ドギラゴンと同じパーツが取り付けられる!

 

依姫「剣から拳に変えたのね!」

 

祥平「おう!これが俺の力だ、行くぞ!」

 

両肩のブースターと羽で空に浮かび上に飛行する!

 

依姫「と、飛んだ!」

 

上まで行きそのまま下に降りて行きパンチをするが依姫は避け、祥平を地面に叩き落とす!

 

祥平「あぐっ!」

 

ボルシャックドギラゴンのアーマーが解除されクロスソードも地面に刺さる

 

依姫「もう終わり?」

 

祥平「へっ!まだに決まってるだろ!」

 

何とか立ち上がりクロスソードを地面から引き抜き再び構える!

 

依姫「流石は何度も立ち上がるわね、でも手加減はしないわよ!」

 

祥平「んなの当たり前に決まってるだろ!」

 

そうこの威圧感で祥平はいつも逆転をしてきた。でもこれに私達は何度も助けられていつの間にか甘えていた、だから私はまだ強くなる!守る為ならどんなになっても私は立ち向かう!

 

祥平「ぐおっ!」

 

さっきより攻撃が速い!?

 

依姫「はっ!」

 

祥平「あぐ!」

 

依姫のこの覚悟が決まった目……だから俺も負けられねぇ!

 

2人『はああああああ!』

 

こうして俺達は修行でのぶつかり合いを数時間もあり、それがようやく静かになる。

 

~リビング~

 

依姫「疲れたわね……」

 

祥平「だなぁ~」

 

俺達はソファーでゲームをしながらさっきの修行は互いに地味に疲れていた。それはそうだ。平和になってから身体を動かして無かったからな、だから今日は久し振りに修行をしたんだ

 

祥平「今日の反省点は?」

 

依姫「やはり無理に何度も立ち上がるのはよくないわ」

 

祥平「でもよ、無理してでも守りたいんだ。依姫やこの幻想郷の平和を乱す奴がいるなら俺は戦う……」

 

依姫「それでも私は祥平に傷付いてほしくはないのよ。私も祥平を守りたい……その為なら強くなるわ!」

 

その時、俺達の前にいきなり強い光が放たれ依姫の左手首にウルティメイトブレスが取り付けられていた

 

依姫「これは!」

 

???『よぉ!久し振りだな!』

 

この声はゼロさん!?

 

ゼロ『久し振りだな、それより依姫の祥平を守りたいって強い思いは届いたぜ?俺の今まで使っていた技や武器をブレスレットに入れといた。それで互いに守れて強い存在になれ!デヤッ!』

 

そう言ったゼロさんは光に包まれ、俺達の前から消えるのだった……

 

依姫「これでまた1つ強く……」

 

祥平「だな、1人で強くなるんじゃなくて!」

 

依姫「2人で強くなりこの幻想郷を守りましょう!」

 

俺達はこうして今日と言う日が終わるのだった……

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第11話 もしもの世界線」


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第11話 もしもの世界線

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 俺と依姫は久し振りに修行をする」

依姫「2つ 私は強くなりたい、守りたいと願う」

ゼロ『3つ 俺の力が宿ったブレスレットを依姫に渡す』


~迷いの竹林~

 

祥平「いつもありがとな、妹紅。」

 

妹紅「別に良いけどさ、祥平に聞きたい事があるんだが良いかい?」

 

祥平「良いぞ?」

 

妹紅「祥平はさ、どうして依姫が好きになったんだ?人間でありながらあんなヤバい強さを持ってる奴だったけど今はあんな風になってるが?」

 

まさか妹紅にそんな質問をされるとは思ってなかったな、俺が依姫を好きになった理由か……

 

祥平「自然に依姫を好きになってた。最初は気のせいかと思ったんだが段々と色んな依姫の表情を見ていったらほっとけなくてこいつだけは俺が守りたいって気持ちが大きくなって、そしたら今に至るって所だな……」

 

妹紅「そうだったんだね、だけど祥平の寿命ってどうなってるんだ?」

 

祥平「ん?寿命?それなら多分普通の人間と同じだと思うが?」

 

妹紅「そっか………止めて悪かったね、じゃあね!」

 

祥平「おう!」

 

祥平は走って家に帰るのだがそれをじっと見る妹紅だった……

 

~祥平 帰還~

 

祥平「ただまー」

 

依姫「お帰りなさい。輝夜様とはまた今日の朝までゲームを?」

 

祥平「だね、その変わりかなり眠いからちょっと夕方まで寝てるよ」

 

祥平は部屋に向かい夕方まで昼寝をしに行く……さてと私は

 

依姫「少しのんびりしてから「依姫、何してるの~♪」あれ、お姉様?何しに来たの?」

 

豊姫「ちょっと八意様の所に行ってたんだけど帰りに2人に会ってから帰ろうかなって思ったんだけど大丈夫?」

 

依姫「私は大丈夫だけど祥平は今、昼寝してるので静かにお願いするわ」

 

依姫も昔とは随分変わったわよね。あの時は敬語を良く使ってたけど今の方が可愛いわ♪

 

依姫「今、お茶を用意するから座ってて……」

 

私は言われた通り座って大人しくしていたけどある写真が目に入った私は立ち上がりその写真を見てみる

 

豊姫「これってあの時の写真……懐かしいわね……」

 

もしもあの時の告白を受けていたら私は今の依姫と同じく幸せになれたのかしら?それとも不幸になってたのかしら?…………考えても分からないわよね……

 

依姫「お姉様、何を見てるの?」

 

豊姫「この写真よ♪」

 

依姫「私が幻想郷に住むと決めた時に撮った写真は私にとっても大事な物……」

 

あの時は色々あれだったけど今は充分に楽しくて幸せ♪

 

でも祥平が私じゃなくお姉様に告白をしていたら………どうなったのかしらね……

 

???「そんなに気になるか?」

 

2人は声がする方へ直ぐに振り向いたのだが

 

依姫「祥平だったのね。どうしたの?」

 

祥平「寝てたんだけど話し声が聞こえたから起きて様子を見に来た、ふぁ~」

 

豊姫「久し振りね」

 

互いに軽く頭を下げて挨拶をし終えたが祥平は2人にさっきの事を聞いてみた。

 

祥平「お久し振りです、豊姫さん。んでさっきの話しになるけど気になるか?」

 

依姫「それはちょっとだけ」

 

豊姫「もしもそうだったらって考えちゃったのよ」

 

あれ?もしかして依姫は並行世界の幻想郷であったもう1人の俺の事を忘れてるのか?

 

祥平「依姫。前にあっちの幻想郷に行った時に憎しみに染まった俺と戦っただろ?あれが2人の言うもしもの世界線だぞ?」

 

2人『え!?嘘っ!』

 

依姫「まさか本当にお姉様と祥平が付き合う並行世界が?」

 

祥平「もしいつかだけどそのブレスからウルティメイトイージスを出して纏えば一緒に行くぞ?」

 

成る程、その手があったわね。でもいつかっていつになるのかしらね?

 

祥平「あっちの事は紫や隠岐奈に頼んで様子を見て貰ってるんだ」

 

依姫「ならその時の状況になったら教えてよ?」

 

祥平「あいよー」

 

俺達はそう約束する。

 

豊姫「ずるいわよ!私も一緒に連れて行ってよ!」

 

祥平「分かりましたから離れて下さい」

 

頬を膨らませるなんてお姉様も昔とは大きく変わり前より笑顔も増えて良かった……

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第12話 嫌な予感」


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第12話 嫌な予感

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 永遠亭から家に戻るのだった」

依姫「2つ お姉様と久し振りに来た」

豊姫「3つ もしもの可能性のある世界の幻想郷があると聞く」


~寺小屋~

 

祥平「おーし今日の授業は終わりにする、気を付けて帰る用に!」

 

生徒達『先生さようなら!』

 

今日は慧音先生が珍しく体調崩したと連絡を聞いて変わりにボランティアで来たんだが相変わらずチルノ達は元気だったな。さーてと報告して帰るとす………ん?まだ残ってるな

 

祥平「どうした?もう授業は終わってるぞ?」

 

???「先生に1つ質問したい事があるんですけど良いですか?」

 

祥平「良いぞ、答えられることは答えるぞ」

 

少女の笑顔がいきなり身体から謎の赤黒い玉が宙に浮いていた!?

 

祥平「おいしっかりしろ!」

 

何なんだあの玉は……

 

祥平「!、がっ!?」

 

身体の中に入りやがった?、と、闘争心が止まらねぇ!?あぐっ!

 

祥平「やっ…ば……み、みんな!?」

 

誰も行かない魔法の森 奥に向かうしかねぇ!あまり長くは考えられねぇ!

 

寺小屋から出た祥平は誰にも見つからない魔法の森に避難するのだった

 

咲夜「あれは祥平?」

 

祥平の後ろ姿を見た咲夜はそれを追い掛けて行くのだった

 

~魔法の森 奥~

 

祥平「あ!ぐ!」

 

このクグツは誰かの中に勝手に出たり入ったりは出来ない筈なのにどうして!あああああ!

 

祥平「あーーーー!だっ!らっ!がああああ!」

 

目が黒から赤に変わり闘争心が暴走した祥平は暴れる事しか出来なかった

 

咲夜「祥平!」

 

祥平「がああああ!」

 

ダインスレイフを取り出し咲夜に攻撃をするが時間停止を使い攻撃を避ける!

 

咲夜「どうしたの!何でいきなり攻撃なんかするのよ!?」

 

祥平「らあああ!」

 

くっ!何とかして止めなきゃ人里に向かってしまうわ!

 

咲夜「目を覚ましなさい!」

 

咲夜は時間を止めナイフを何本も投げ停止した時間を動かす。だがダインスレイフ一振で凄い風圧で地面に落とす!

 

咲夜「な!?」

 

祥平「がああああ!」

 

咲夜に蹴りを入れダインスレイフで斬りかかろうとした!

 

レミリア「遅いと思ったらどうなってるのかしらね?」

 

咲夜「お嬢様!?それに霊夢も!」

 

レミリアとレミリアが咲夜の前に立ち暴走してる祥平の動きを無理矢理にお札で止める!

 

霊夢「一体何があって祥平は暴走してるのよ。しかもそうとうヤバい状態だし……」

 

祥平「あああああ!」

 

霊夢「痛いけど男なら我慢しなさいよ!紫、隠岐奈お願い!」

 

スキマと扉から2人は現れ祥平の手足を扉とスキマで更に動くのを止めるがクグツは勝手に祥平の身体から抜け違う場所に向かった!

 

霊夢「ちっ!あれをあのまま何てほっとくのは不味いわ!紫と隠岐奈とレミリアは私と一緒に来て!」

 

レミリア「咲夜は祥平をお願いするわよ?」

 

咲夜「分かりました。ですがお嬢様も気を付けて下さい!」

 

その場から咲夜は依姫の所に祥平を運び4人はクグツの後を追い掛けて行く!

 

~霊夢達 side~

 

霊夢「あのクグツを早く止めなきゃ幻想郷のバランスがまたおかしくなるわ!」

 

紫「しかも祥平までも闘争心を止められず暴走するなんて……」

 

隠岐奈「だったら急いで止めるわよ!」

 

レミリア「それにしても何処に向かってるのよ!」

 

4人は急いで追い掛けるのだがそこに妖精達が遊んでいたのを見て霊夢はスピードを上げる!

 

レミリア「霊夢どうしたのよ!」

 

紫「!、あそこにルーミア達がいるわ!?」

 

!、それは不味いわ、妖精達に取り憑かれる方が厄介になる!

 

レミリア「急ぐわよ!」

 

隠岐奈「分かった!」

 

急いで向かおうとしたらクグツはいきなり割れて散らばり幻想郷の妖怪や妖精そして神達の中に入るのだった。そして闘争心が止まらず暴れていた。

 

~咲夜 side~

 

咲夜「……お嬢様達、無事なら良いけど」

 

あの感じ、何かとてつもなく嫌な感じがする。そして何故あんな物が幻想郷何かに現れたの?

 

依姫「きっと大丈夫な筈よ。それにしても……」

 

闘争心が抑えられず暴走した祥平でもどうにも出来ないとなると相当に厄介な物ね

 

祥平「あれ?俺は確か……!、咲夜!?何でいるんだ?」

 

咲夜「それは今から説明するわ」

 

~咲夜 説明中~

 

祥平「それが本当なら早く何とかしないと!くっ!」

 

聞いた瞬間、祥平は直ぐに向かおうとしたがその場で倒れそうになるが依姫が支える

 

依姫「無茶はしないで今は休みなさい」

 

祥平「でもよ、聞いた話しだと俺、そのクグツの奴、もしかしたらウルトラマンオーブのあれだったらヤバいんだ!」

 

咲夜「ウルトラマンオーブ。確か祥平が昔にオーブカリバーを使っていた人のですよね?」

 

俺が頷いた瞬間また光の球体で誰かが現れた。その人物は俺にウルトラマンオーブの力を1度託してくれたクレナイガイさん。だから俺は!

 

祥平「休んではいられない!クグツを何とかしなきゃ幻想郷は滅んじまう!くっ!」

 

依姫「それでも体力を回復してから行動するわ。だから今だけは休んで!」

 

咲夜「そうよ、もし途中で倒れてクグツで闘争心が暴走したらどうするの?」

 

2人は祥平の腕を掴みながら何とかしてでも休んで貰おうとしていた。

 

祥平「………分かった、なら少しだけ休ませて貰う。その代わり2人も今は絶対にここから出るなって事が条件だ……」

 

2人『分かったわ……』

 

祥平はそれで納得し部屋に戻り休み、2人も大人しくするのだった。

 

だがそんな状況で幻想郷の妖怪達は大変な事になっていた……

 

~迷いの竹林~

 

鈴仙「ちょっとてゐどうしたのよ!いきなり弾幕なんか射ってきて!?」

 

妹紅「それに輝夜も何で暴れてるんだよ!くそっ!」

 

鈴仙と妹紅は2人の弾幕を避けて話しを聞こうにも2人は狂った用に叫びながら弾幕を無理矢理、放っていた!?

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第13話 暴れるみんな!?最後の希望は天子?」


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第13話 暴れるみんな!?最後の希望は天子?

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 生徒1人の身体から出てきたクグツがヤバい」

咲夜「2つ 暴走した祥平だったけどクグツが何処かに飛んで行きお嬢様達がそれを追い掛ける!」

依姫「3つ 幻想郷が少しずつ大変な事になっている」


~人里~

 

慧音「あああああ!」

 

早苗「ぐっ!ああああ……」

 

あの種は私達に入って何が起きてるの!頭が……ああああ……

 

~妖怪の山~

 

椛「がああああ!」

 

色々被害が起きすぎてヤバい状況になっているがまだクグツがみんなの所へ飛んだ訳じゃないがこのままだと幻想郷が大変な事になってしまう。

 

霊夢達、4人は散らばり幻想郷の空から色んな場所を調べるのだが4人も暴走した妖精や妖怪達を相手にする羽目になってしまい。解決しようにも時間が掛かりそうだ。

 

~祥平の部屋~

 

祥平「ふぁ~良く寝た寝た……パチュリーから連絡が入ってる?何があったんだ?」

 

と思ったら魔方陣でパチュリーとフランだけが出てきた。俺は2人を支えゆっくり横にする

 

祥平「パチュリー!フラン!しっかりしろ!何が起きたのか教えてくれ!」

 

駄目だ、2人とも気絶してて起きる気配がない……

 

依姫「どうしたの……ってフランとパチュリーじゃない!」

 

咲夜「祥平のベッド借りるわよ!」

 

フランとパチュリーはボロボロだったって事は紅魔館で何かが起きてるって事か……クグツをどうにかしないと本当に取り返しが付かない所までなるなんて想像もしたくねぇよ……

 

依姫「!、何か来るわ!?」

 

祥平「え?」

 

振り返ったら俺達の前に妖夢、幽々子それに他のみんなも現れいきなり攻撃をしてきた!?

 

咲夜「妖夢まさか貴女も!?」

 

依姫「こんな狭い所で来られると厄介すぎるわ!」

 

依姫はウルティメイトブレスを軽くタッチしルナミラクルゼロの力を発動させ赤い服や紫色の髪の毛が青色に変化し攻撃を全て避ける!

 

依姫「レボリュウムスマッシュ!」

 

全員を外に出し3人は構えるのだが

 

祥平「2人はパチュリー達を守れ!他は俺が何とかする!」

 

俺は燃える革命ドギラゴンを纏い背中から生えてる剣で防ぐ!

 

祥平「おら!」

 

幽々子と妖夢の連携に祥平は遠くに飛ばされてしまう!

 

咲夜「祥平!?」

 

依姫「!、来るわよ!」

 

ウルトラランスを持ちながら振り回し防いだり攻撃をし咲夜は時間停止をしナイフを使う戦法だがやはり落とされてしまう!

 

依姫「邪魔よ!」

 

ランスで防ぎ蹴りを入れ他の妖怪達を吹き飛ばす!

 

咲夜「助かったわ。それより完全に私は足手まといね……」

 

依姫「それでも1人じゃ対応出来ないから一緒にや!ぐ!」

 

そう思っていたが不意打ちでクグツが2人の身体の中に入り闘争心を暴走してしまう!

 

~天界~

 

祥平「うわああああ!いてっ!」

 

くっそぉ~、めっちゃ上まで飛ばされたが確か此処は天界?

 

???「あら?久し振りに此処へ来たわね?」

 

祥平「お、天子じゃないか、久し振りって言ってる場合じゃねぇ!」

 

天子「地上の事は見てたけど大変な事が起きてる用ね。それにクグツの闘争心を止める方法ならあるわよ?」

 

祥平「本当か!?」

 

これならみんなを元に戻せるぞ!

 

天子「でもこれを皆にやるには相当大変だけど手伝うわ。この実を使えばね?」

 

袋から出したのは確か生命の実だった筈だ。これがこの世界にあるってやっぱり現実では忘れ去られてたのか?でもこれならみんなを元に戻せる!

 

祥平「感謝する!」

 

衣玖「なら私も手伝いますよ」

 

後ろから衣玖さんも来て俺達3人でクグツの事件を止める為に行動を始める!

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第14話 闘争心を止める実そして能力発動!」


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第14話 闘争心を止める実そして能力発動!

作者「前回のあらすじ」

依姫「1つ 幻想郷の妖怪達が闘争心が暴走する」

咲夜「2つ パチュリー様と妹様がボロボロで私達の前に現れる」

天子「3つ みんなの闘争心を止める為の行動を始める」


~天界~

 

衣玖「これぐらいあれば」

 

俺達は生命の実を集め終えて地上に降りる準備を始めようとする

 

天子「それじゃ!」

 

祥平「行こう!」

 

だがそこへ霊夢と紫が現れいきなりスペルカードを放って来た!

 

霊夢「あ、ああああ!」

 

紫「ぐ、がああああ!」

 

祥平「天子!生命の実を!」

 

天子「OK!ほら!」

 

生命の実を2つ受け取り俺はそのまま2人に接近する!

 

霊夢「がっ!」

 

祥平「くっ!落ち着け霊夢!今すぐに元に戻してやる!」

 

生命の実を霊夢の身体に生命の実を当てるが紫が弾幕を放って来る!

 

天子「はああああ!」

 

天子が弾幕を全て防ぎ祥平を助けるのだった

 

祥平「助かった、感謝するぜ!」

 

天子「だったらスキマ妖怪は私に任せなさい!衣玖やるわよ!」

 

天子は先に紫へ近付き衣玖はそれに続く!

 

衣玖「はい!」

 

2人が紫に生命の実をやれば何とかなる筈だが何でクグツがこの幻想郷へ来たんだ……あれはベゼルブじゃないと……いや待てよ、もしかして誰かが!

 

霊夢「助かったわ、祥平……」

 

祥平「やっと戻ったか。天子には感謝しとけよ?」

 

霊夢「分かってるわよ、それより紫も元に「それなら大丈夫よ!」天子……助かったわ、ありがとうね。」

 

お礼を言われた天子は照れていて反対の方向を振り向き赤くした顔を見せなかった

 

天子「そ、そんないきなり素直にお礼を言われても困るわよ!それより早く地上の妖怪達にも生命の実をやらないと大変でしょ!」

 

祥平「だな。でも時間が掛かるから手分けして行こう。霊夢と紫は休んでから行動してくれ」

 

俺は生命の実が入っている袋を持ち地上へ降りる!

 

紫「頼むわよ……」

 

~人里~

 

祥平「うわ、人里がボロボロじゃねぇか……」

 

一先ず歩いて誰かいないか確認するが後ろにクグツの嫌な気配が後ろから感じ振り向くがいきなり最悪なタイミングだろ……依姫……

 

依姫「ああああ……」

 

祥平「俺がいながら依姫に苦しい思いさせないって決めたのに……今助けるからな!」

 

クロスソードをブレスから出して持ち構える!

 

祥平「ぐっ!」

 

闘争心があっても力はやっぱり強い、でも俺はこんな所でまた負ける訳にはいかねぇ!

 

祥平「おらっ!」

 

依姫「ぐっ!」

 

依姫の刀を弾き生命の実を身体に近付け浄化させる!

 

依姫「あ!ぐ!がああああ!」

 

祥平「大丈夫だ!落ち着いてくれ!」

 

俺は包み込む用に抱き締め依姫から黒い煙りが出て倒れそうになるがゆっくり座らせる

 

依姫「しょ、祥平、私は確かクグツが身体に入ってそれから……」

 

祥平「闘争心の暴走だろうな。でも怪我とか無くて良かった!本当に!」

 

祥平は涙を少し流しながら強く依姫を抱き締める

 

依姫「祥平痛いわ、それに周りに囲まれてるわ」

 

祥平「悪かった、ならこっからはみんなを元に戻す作業をやるが依姫は俺に乗って掴まってろ」

 

依姫は祥平におんぶされ落ちない用に強く抱き締め祥平も生命の実をみんなの身体に当てて元に戻す!

 

~天子 side~

 

天子「白黒の魔法使いも他の妖怪や妖精達は闘争心でこうなったら本来より弱いわね、さっさと元に戻すわね。はっ!」

 

生命の実を的確に身体へ当てて元に戻していく!

 

天子「まだそこにもいるわね!」

 

同じ事の繰り返すが……

 

???「そんな事をされるのは困るから止めてくんない?」

 

天子「くっ!」

 

今 何をされたの?速くて見えなかった?この私が反応出来ないなんてこいつなんなのよ……

 

???「俺の計画で生命の実は邪魔だしお前ごとさようならだ」

 

天子「そんな簡単に私はやられないわよ?」

 

天子は剣を持ちそのまま接近し攻撃を仕掛けるが!?

 

???「さようならって言っただろ?」

 

???は見えない速さで天子を切り刻む!

 

天子「がっ!……」

 

この私がこんな奴にやられるって言うの……衣玖、祥平、ごめんなさい……

 

???「さてと次は永江衣玖だな……」

 

そして最後にこの男だけだな……高田祥平。お前だけは潰す、そして絶望へ叩き込んでやるからな?

 

~衣玖 side~

 

衣玖「!、総領娘様?……」

 

この胸騒ぎはなんなのかしら?何か本当に嫌な予感無ければ良いのだけど………

 

衣玖「今は目の前の事に集中ですね!はああああ!」

 

衣玖も何とかみんなに生命の実を身体に当て浄化をする

 

衣玖「まだいるけどこれならまだ何とかなりますよ!」

 

雷で近付かれない用にし生命の実をどんどんと当てていくのだがいきなり謎の人物が現れる!

 

???「へぇ~?ボスの言うとおり生命の実を持っていたんだな?それに美人だし嫁さんにしたいな」

 

衣玖「何者ですか!いきなり現れて!」

 

あらら、警戒されちゃってるよ。でも悪いけどそれだけは止めさせて貰うよ!

 

???「生命の実を壊しに来たって言ったら?」

 

衣玖「そんな事は「止めときな、死んじゃうよ?」何を言ってるのですか?」

 

???「だって俺は女性を殺したくないんだもん。だったら嫁さんにして一緒に、よっと!」

 

雷とかマジで危ないけどこう言うの嫌いじゃないよ?

 

衣玖「嬉しい誘いですが私は貴方みたいな性格の持ち主はどうも苦手なので断らせて貰いますね!」

 

???「だったら仕方ないか、死んでも恨まないでよ?」

 

衣玖の雷を諸に喰らったと思ったらそれを吸収するのだった!?

 

衣玖「!、そんな私の雷を!?」

 

???「後悔しないでね?」

 

右手に雷を纏わせ衣玖の腹に直接殴り木に衝突させる!

 

衣玖「あぐ!……」

 

今の力は何なの、それにこの男の能力は何なの?

 

???「どうしたの?もしかしてやっぱり考え直してくれるの?」

 

衣玖「冗談じゃありませんよ、私は簡単には堕ちませんからね?」

 

???「だったらもう手加減無しで良いよね?」

 

衣玖に近付き止めをさそうとしたが

 

祥平「凄い音が2つもしてたが近かった此処へ来たんだがてめぇ何してんだ?」

 

???「ぐおっ!」

 

クロスソードで防いで男を蹴り飛ばし衣玖の方へ近付く

 

祥平「大丈夫か?」

 

衣玖「ありがとうございます。大丈夫とは言えないですがあの男は生命の実を壊しに来たらしいです」

 

祥平「何?」

 

祥平は振り向き依姫を衣玖の隣にゆっくりと降ろす

 

???「お前ずるいぞ!女性をおんぶしておっぱいの感触を味わいやがって!俺だってそう言う事をしたいのによ!きぃぃぃぃ!」

 

いやそこなの?生命の実を壊しに来たと言いながらそっちなのかよ……

 

祥平「依姫頼むからそんな顔をしながらこっちを見ないでくれない!」

 

依姫「いやそんな理由だと思ったら「そんな理由じゃないから!」冗談よ。私は祥平をからかうのも趣味だからね♪」

 

今は止めて下さい、マジで恥ずかしいから!

 

男「俺の前でイチャイチャすんじゃねぇよ!」

 

祥平「うおっ!危な!」

 

こいつ拳が主体か?それともただの馬鹿なのか?

 

男「女1人ぐらいくれよ!」

 

祥平「お前マジで何しに来たの!?」

 

男はやっと冷静になり構えに入る

 

男「そうだった、こんな男なんかさっさと倒してそこの女を俺の手にしないと!」

 

祥平「そんなことさせると思うか?」

 

男「お前が負けるから安心しな!」

 

短剣を両手に出しいきなり接近戦を仕掛けて来て祥平はギリギリ避けるのだった!

 

祥平「くっ!」

 

男「どうした!避けてばかりじゃ守れないぞ!」

 

こいつふざけた態度してるが強い!?ぐっ!

 

祥平「短剣相手じゃ流石に相性が悪すぎるな、だったら!」

 

俺は後ろに大きくジャンプしボルシャックドギラゴンを纏おうとしたが纏えなかった!?

 

祥平「何でだ!」

 

依姫「祥平、貴方1度燃える革命ドギラゴンを纏ったでしょ!」

 

そうだった!そうなると身には纏えないとなるのか……どうしよう!

 

衣玖「それなら能力は!」

 

祥平「能力……!、そうか!衣玖ありがとう!」

 

合体させる程度の能力を使えば!……って

 

祥平「何と合体させれば良いんだ!ぐあっ!」

 

男「能力は使わせないぞ?それにあの依姫って女性も俺の物にしてやるから安心してくたばりな?」

 

その言葉を聞いた祥平は何かがプッツンと切れたのか、拳を強く握り締める!

 

祥平「人の大切な人を物扱いするんじゃねぇ!!」

 

男「あぐっ!」

 

顔面を殴られ地面に転がる男は立ち上がるがフラフラしていた

 

男「そんな顔もするんだな?そりゃそうか、大切な人が物みたいにされたら誰だって怒るもんな」

 

ボスからもう1つ聞いた話しだとあの綿月依姫に関してこの男は絶対にキレると言う事だ。だからわざと怒らせればクグツはこいつに入る

 

祥平「女性を物だって言っている時点じゃお前の方が最低だぜ?」

 

男「は?この俺が最低だと?俺は良いんだよ、俺とボス以外の男がクズなんだよ?分かる?分かんないよねぇ~?」

 

その発言を聞いた祥平はこいつ頭のネジ無いんじゃないのかと思っていた。

 

祥平「いややっぱお前は最低の馬鹿だわ。チルノの方がちゃんとしてるのにお前、それ以下だぞ?小学生いや幼稚園児からやり直した方が良いぞ僕ちゃん。」

 

何なんだよこの男!どうして怒らないんだ、大体の男はキレるってのにこいつ!

 

男「てめぇよ、さっきから何で逆に挑発してんの?お前がキレれば良いのによ!何で怒らねぇんだよ!」

 

祥平「あのなさっきは怒ったが今お前が言ってるのは言葉だけで俺を怒らせようとしてクグツを俺に入れるつもりなんだろ?そのぐらい程度では簡単に怒れないって話しだ、諦めるんだな!」

 

クロスソードの一振で風圧を起こし男が持ってるクグツを全て破壊する

 

依姫「祥平……」

 

いつもなら怒って相手を殴る事をしていたのにあの時より成長もしているのね、心も身体も……

 

依姫「それより私達はクグツで暴走してるみんなに」

 

衣玖「ですね、今 私達を囲んでいる皆さんに生命の実を投げて下さい!」

 

依姫「分かったわ!」

 

祥平ならきっと大丈夫、だから私もここで休んでる場合じゃない!

 

依姫「この力で!」

 

ウルティメイトブレスを軽くタッチし再びルナミラクルゼロの力を発動させる!

 

依姫「これなら!」

 

依姫の周りに分身したゼロスラッガーを出現させる

 

依姫「ミラクルゼロスラッガー……。」

 

無数のスラッガーで近付けさせない用に吹き飛ばし衣玖のサポートをする依姫だが

 

衣玖「数が多過ぎます!」

 

依姫「どうしてこんなに!」

 

私達の周りは少しずつ妖怪や妖精達に囲まれていたけど更に増えていた

 

男「行け妖怪共!」

 

祥平「!、衣玖!依姫!「行かせねぇよ!」くっ!」

 

助けに行きたいがこいつ更に動きが速くなってる!?

 

祥平「ぐっ!くそ!」

 

男「さっきから防いでるだけじゃ意味ないぜ!」

 

こいつやっぱり強いな……だったら!

 

祥平「これを使うしか無さそうか」

 

『エモーショナルドラゴン!』

 

男「!、それはワンダーライドブック、何でお前がそれを持っている!」

 

祥平「霖乃助がくれた物だ。今の俺ではお前に勝つのは難しいかもしれない、だからこうする!」

 

俺は男を蹴り飛ばし依姫と衣玖の方へジャンプし前に立つ

 

依姫「祥平?」

 

祥平「依姫今から合体させる程度の能力を使う。こいつと依姫を合体させる!」

 

衣玖「そんなことしても大丈夫なんですか?もし失敗なんかしたら!」

 

祥平「その時は解除をさせる!」

 

合体出来るなら解除も可能な筈だ!

 

依姫「分かったわ、それを持てば良いのね?」

 

祥平「ああ!」

 

私は祥平の持っていた本の形をした物を受け取りページを開く

 

『勇気、愛、誇り 3つの魂が今 ここに!』

 

俺の合体させる程度の能力はただの合体じゃない筈だ。何となくそんな気がしてきた!

 

祥平「依姫!エモーショナルドラゴン!キズナクロス!」

 

拳を突き出し依姫とエモーショナルドラゴンワンダーライドブックが光に包まれ1つになる!

 

『愛情のドラゴン!勇気のドラゴン!誇り高きドラゴン!エモーショナル!ドーラーゴーンー!神獣覚醒!感情が溢れ出す!』

 

依姫の身体、両肩、左手、腰にはエモーショナルドラゴンのパーツが取り付けられていた。そして右手には祥平と同じクロスソードを持っていた。

 

男「ドライバー無しでライダーの力の一部を!?」

 

依姫「みんなを今すぐに元へ戻すわ!」

 

生命の実を投げて妖精や妖怪達に当て浄化をさせる

 

男「させると!「こっちの台詞だ!」ぐあっ!」

 

祥平「悪いがこの異変は直ぐにでも止めさせて貰うぞ!」

 

男にそう言い近付こうとしたがいきなり祥平は衝撃波で軽く吹き飛ぶ!

 

衣玖「祥平さん大丈夫ですか!」

 

祥平「そこまで痛くは無かったけど……」

 

???「お前が高田祥平だな?」

 

こいつ何も感じなかったぞ、いつの間に現れた?

 

男「ボ、ボス助かりました!」

 

???「下がってろ、この男は俺が潰す。後、お前らには絶望を見せてやるよ」

 

そう言って十字架を地面から出して宙に浮かんでいたがそこには!

 

衣玖「!、総領娘様!?」

 

祥平「お前 天子を解放しろ!」

 

大きくジャンプしクロスソードで十字架に攻撃をするが弾かれ地面に着地する

 

???「無駄だ、あれは特殊な物で作ってあるから簡単には壊せんぞ?」

 

祥平「と言う事はお前を退治するしか無さそうだな!」

 

む?ダインスレイフも持っているのか、ならこいつはクグツで闘争心を暴走させてやるか……

 

???「だったらあれを何とかして怒らせるか」

 

祥平「何を言ってんだ……」

 

!、消えた?一体何処に……

 

???「ほぉ、俺の速さに見抜き防ぐとは流石は綿月依姫だ。だが!」

 

依姫「くっ!」

 

一撃が重い、力を抜いた瞬間が危ないわね!

 

???「平和ボケをし過ぎたな、幻想郷よ!はああああ!」

 

依姫「ぐっ!」

 

更に力を上げ依姫は吹き飛ぶが祥平は直ぐに吹き飛んでいた依姫を受け止める!

 

祥平「大丈夫か?」

 

依姫「大丈夫だけどあいつ強いわ……」

 

祥平「なら一緒にやるぞ!」

 

依姫「分かったわ!」

 

2人で接近をし攻撃をするがあっさり受け止められた!

 

???「だからお前らは弱いって言っただろ!」

 

一振でこの風圧か!

 

男「ボスだけじゃないんだぜ!」

 

祥平「させねぇよ!」

 

こいつだけには依姫に近付けさせるか!

 

男「おぐっ!」

 

祥平「お前だけは近付くのは精神的に嫌だからお前から倒させて貰うぞ!」

 

二刀流で俺は男を連続で斬りに行こうとしたがもう1人の男に蹴りで飛ばされる!

 

祥平「ぐっ!」

 

蹴り飛ばされた祥平はそのまま倒れてしまうが何とか立とうとする

 

依姫「祥平!」

 

男2「悪いけどあんたは俺が美味しく貰おうかな!」

 

依姫を舐め回す用に見ていたが依姫は直ぐに後ろへ下がり構える

 

依姫「ゲスの男に私が簡単にやられると思わないことね!」

 

男「ならあの女が死ぬぞ?」

 

十字架で縛られている天子は電流を流す!

 

天子「ああああああ!ぐ!あ!ああああ!」

 

依姫「!、今すぐに止めなさい!」

 

男「なら動くな、そして武器を捨てろ。そうすれば電撃は止めてやる」

 

悔しいけど今は言うとおりにしなければ天子は……

 

エモーショナルドラゴンを解除し依姫は抵抗を止めてしまう。

 

祥平「卑怯だろ!天子を解放しろ!」

 

男「お前じゃどうにもならんだろ?」

 

確かにそうだがでも俺はもう2度と大切な人を失いたくないんだ、だから俺は何度でも!

 

男2「動いたら大変だぞ?」

 

依姫「!、何をする気!」

 

男が依姫の身体中を触れその瞬間を見た祥平は怒りを静めるのは無理だった

 

祥平「てめぇぇぇぇ!」

 

男「動くなと言っただろ?」

 

天子がこのままはほっとけないが依姫に触れてるのを黙って見てる方がもっと許せねぇ……

 

依姫「ん!止めなさい!」

 

男2「悪いが止めないぜ?動いたら分かってるだろ?」

 

こんな男に私は……嫌だ祥平……

 

依姫「祥平!」

 

助けたい、でもどうすれば良いんだ……ぐ!あぐ!この感じはちょっとヤバい……

 

男2「大人しくしないと怪我するぞ?」

 

短剣を出し首元へ近付け依姫は抵抗を静かになる……

 

男2「そうそう大人しくしてれば良いんだからよ?」

 

男「お前は相変わらずだな。だがそれでも構わん、今は高田祥平を怒らせるのが優先だ。」

 

だが2人は絶対にやってはいけない禁忌をしようとしていた。祥平は本来そこまで怒る事が無ければ優しいのだが怒ると大変な事になってしまう

 

祥平「今すぐに2人を解放しろ、じゃねぇと本当に後で後悔するぞ!………」

 

拳を強く握り締め手から血を出してまで怒るのを耐えていた。祥平は過去に同じ事がありそれをやってしまったら今度こそヤバい事になると………

 

男「後悔?それはクグツに呑み込まれ闘争心で暴走するのが嫌なんだろ?」

 

祥平「そんなもんじゃねぇ、今すぐに解放しろ。」

 

その一点張りか。だったらこの際は仕方ないか

 

男「さっさとやれ!」

 

男2「分かりましたよ。もうちょい楽しみたいんですがね、なら仕方ありませんね!」

 

依姫「!、止めなさい!本当に今すぐに!?」

 

対抗して男の両手を抑えるが男の力が強すぎたのか、どんどん押されていた!?

 

男2「だから動いちゃ駄目だって言っただろ?」

 

依姫「!、速い!?」

 

見えない速さで両手を掴まれて完全に抵抗が出来ず片手で胸を掴んで来た

 

依姫「触るな!ゲスが!」

 

睨むが男はそれを止めようとしなかったが祥平は少しずつ苦し始め両手を腕に掴み震えていた!

 

衣玖「祥平さん!自分を保って下さい!」

 

祥平「あぐ!あああああ!」

 

祥平の両腕がベリアルと同じ模様が浮き出ていたのを男は少し興味を出していた

 

男「大変な事なら見てみるのも面白そうだな「今すぐに止めなさい!」永江衣玖。それがどうした?」

 

衣玖「この祥平さんが言った通り後悔します!だから2人を解放しなさい!」

 

だが横に振り次の瞬間に祥平の全身に模様が浮き出てしまった!

 

祥平「うおああああああ!ああああああ!があああああ!」

 

赤い電撃が十字架を壊し天子は脱出をし男2を蹴り飛ばす!

 

天子「依姫と祥平を傷付ける奴は私が許さない!」

 

剣を地面に刺しながら依姫の前に立つがボロボロの状態で流石に辛そうにしていた

 

男「!、何なんだ、あれは!?」

 

男2「いてぇ……!、何だあれ!」

 

2人は祥平の姿を見て驚きを隠せなかった……

 

祥平「ぬおあああああ!」

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第15話 最悪な暴走そして動く霊夢」


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第15話 最悪な暴走そして動く霊夢

作者「前回のあらすじ」

天子「1つ 天界に闘争心で暴走した霊夢と八雲紫が来る!」

衣玖「2つ クグツを使う男が現れました」

依姫「3つ 祥平は最悪な暴走をしてしまう」


祥平「ぬおあああああ!」

 

な、何だこの威圧感は……

 

祥平「があああああ!」

 

背中から黒い無数の鞭が全員を叩きつけようとしていたが依姫は天子を抱えて避け、衣玖も避けるが男達2人は諸に喰らう!

 

祥平「ははははっ!」

 

男2「うおっ!」

 

首根っこを掴み腹に膝蹴りを何度もする!

 

祥平「おらっ!」

 

男2「あぐ!」

 

更には顔面を何度も殴り地面に叩き付ける。これまで祥平はこんな酷い戦い方をしたことはない。それに依姫は黙って見ていなかった!

 

依姫「ストロングコロナ!」

 

ストロングコロナゼロの力を発動させ髪と服が赤色に変化する!

 

祥平「ははははっ!」

 

男2「ひぃぃぃぃ!助けてくれ!ボス!」

 

それは誰もが自分がピンチになったら他人に助けを求めてしまうのが人間……

 

祥平「があああああ!」

 

腕で男を貫通させようとしたが依姫はそれを止める!

 

男2「!、何で綿月依姫が俺を助けるんだ!?」

 

依姫「お前みたいなのは死んでくれとは思ったけど祥平の手をそんな事で私は汚したくない!貴様達人間はやはり穢れている!」

 

依姫は祥平を投げ飛ばし男の方を睨みながら振り向く

 

依姫「私達の前から失せなさい!外道が!」

 

私は祥平を何とかして止めなきゃいけない。こんな姿にさせた私のせいで……

 

天子「依姫だけじゃ危険よ。衣玖、霊夢と八雲紫にこの状況のことを伝えて来て」

 

衣玖「総領娘様はどうするのですか?」

 

天子「暴走した馬鹿を止めるわ。それに依姫だけにやらせるなんて私は出来ないわよ」

 

衣玖「それなら生命の実で回復を……」

 

生命の実をかじり体力を回復した天子は立ち上がり剣を手に持つ!

 

天子「あんな人間達をほっとけって言いたいけどあれは八雲紫とかに任せるとするわ「私を呼んだ?」ぎゃああああ!」

 

霊夢「いや驚きすぎよ?」

 

スキマから霊夢と紫が現れ現状を見て大体を把握した

 

霊夢「あいつらが主犯ね?それと祥平の暴走のあれはヤバくない?てか何で暴走なんかしてるの?」

 

天子「それは今から説明するわ」

 

~天子説明中~

 

霊夢「あいつら殺す、絶対に殺してやる!」

 

紫「霊夢がやらなくても良いわよ。妖怪達に食わせる餌にするわ」

 

紫が男達をスキマの中に入れて紫もスキマに入るのだった

 

霊夢「そんじゃ暴走してるのを私達で「そんな水くさい事を言うなよ、霊夢!」!、魔理沙それにみんな!?」

 

レミリア「暴走した私達を元に戻してくれた祥平達には礼を返さないとね?」

 

咲夜「ですね、お嬢様」

 

美鈴「祥平さんが暴走するなら私達でそれを止めて支えましょう!」

 

ルーミア「全くだね……」

 

それぞれ暴走してる祥平の前に立ち依姫の横に並ぶ

 

依姫「みんな……」

 

アリス「私達も一緒にやるわよ。依姫1人で責任を感じないでね?」

 

アリス……

 

チルノ「大切な仲間を助けるならアタイだってやるよ!」

 

チルノ貴女まで……

 

依姫「みんなありがとう!」

 

みんなそれぞれ祥平に接近し動きを止める事を始める!

 

魔理沙「行くぜ!パチュリー、アリス!」

 

パチュリー「良いわよ!」

 

アリス「分かったわ!」

 

3人は魔法の紐で祥平を縛り動きを止めるのだが

 

祥平「があああ!」

 

3人『なっ!』

 

簡単に振り払い祥平は走ってアリスとパチュリーを掴もうとしていた!

 

美鈴「させません!」

 

ルーミア「祥平が苦しい思いなんてさせない!」

 

2人は祥平を掴み押し返す!

 

霊夢「チルノ!祥平の手足を凍らせて!」

 

チルノ「分かったのだ!」

 

パーフェクトフリーズを放ち祥平の手足を凍らせ止める!

 

祥平「うがあああ!あああああ!」

 

何とか壊そうとしていたがそれを見ていた依姫は何とか暴走を止めようと考えたが天子の方へ振り向く

 

依姫「祥平……天子、その生命の実は今の祥平の暴走を止められる?」

 

天子「今、全部使えば多分だけど戻る筈よ」

 

依姫「なら私がそれをやるからみんなは祥平の動きを抑えて欲しいんだけど……「良いわよ!」霊夢……」

 

霊夢「私達が全力で止めるわよ!」

 

みんなが頷いていたのだが祥平は凍っていた氷を砕き接近する!

 

魔理沙「スターダストレヴァリエ!」

 

足元にスペルを放つが恐れもしないで突き進む!

 

祥平「ははははははっ!」

 

美鈴「はあああ!」

 

アリス「絶対に止める!」

 

2人で抑え付け動きを止めみんなも後ろや足そして手を掴み祥平の動きを抑える!

 

ルーミア「早くしろ!」

 

レミリア「いつまでも長くは持たないわ!」

 

みんな……そのチャンスは絶対に無駄にはしないわ!

 

依姫「ルナミラクル!」

 

これと合わせて浄化をすれば!

 

祥平「ぐあああああ!あ!ぐ!があああああ!」

 

依姫「レボリュウムウェーブ!」

 

浄化技と生命の実、全てを祥平の身体に当てる!

 

祥平「ああああああ!あ……あ……」

 

ベリアルと同じ模様が消えそのままゆっくり横にする

 

依姫「祥平……良かった、元に戻った。みんなありがとう!」

 

魔理沙「何言ってんだぜ?」

 

チルノ「あたい達は種族は違うけど心は1つだよ!」

 

チルノの言葉でみんなは頷き霊夢はいつの間にかいなくなっていた。多分だけど八雲紫の所よね?

 

~スキマ内~

 

紫「さて人間達いえ異変の首謀者。あんな事をしてただで済むと思ってるのかしらね?」

 

男「それがどうし、ぐっ!」

 

霊夢のお祓い棒で叩かれ男は振り向く

 

男「何をすんだ!」

 

霊夢「こっちの台詞よ!あんたらがやった事はただじゃ済まさないって言ってんのよ?ここで今すぐに退治してでも良いけどそれだけじゃ許せないのよ。博麗の巫女としてじゃなくて博麗霊夢としてあの2人を苦しめる事だけは絶対に許さない!」

 

胸ぐらを掴み男に博麗の巫女としてじゃなく博麗霊夢として怒っていた。自分の愚かさで2人を苦しめた事にも霊夢は腹を立てていた……

 

男2「そんなことはどうでも「黙りなさいゲスが」あぐっ!」

 

紫「あんたはどんな事があっても帰すつもりはないわ。永遠に苦しんで貰うからね?」

 

その言葉を聞いた男はゾッとした顔をし土下座をしていた

 

男2「マジでごめんなさい!もう2度とやらないからそれだけは勘弁して下さい!」

 

紫「駄目よ、そっちの男も覚悟しなさいよ!」

 

俺達はやってはいけない事をしちまった以上は逆らうのは止めとこう……

 

男「止めろ。俺達がやったのは本当に踏み込んじゃいけない事をしちまったんだ、男ならそれぐらい覚悟しろ……。」

 

男2「ボス……でも!「俺を怒らせるな!」!、は、はい……」

 

こうしてクグツでの異変は解決されるのだった。

 

~異変解決 3日後~

 

依姫「大丈夫?」

 

3日後に目を覚ました祥平の隣に私は座って心配をしてしまう。やっぱりあの時の事を……

 

祥平「大丈夫と言いたいけどごめん。今は凄い嫉妬をしててむしゃくしゃしてるわ……」

 

依姫「私もあんな奴に触られるだなんて嫌だったわよ。3日間祥平が目を覚ますまでは凄く不安だったわ」

 

祥平「ならそれを忘れるぐらい俺は甘えて良いかな?」

 

依姫「……え、あ、え!?」

 

あの祥平が甘えて良いかなって聞いてきた何て!凄く嬉しい……始めて甘えるなんて言うとは………

 

祥平「やっぱり嫌だった?」

 

依姫「!、違う!違うの!甘えたいって言われたのは始めてだったから嬉しくて……ならお願いするわね……」

 

今日1日 祥平は依姫に触れて甘えるのだった。

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第16話 2人のデート」


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第16話 2人のデート

作者「前回のあらすじ」

霊夢「1つ 祥平の最悪な暴走が始まる」

魔理沙「2つ みんなで何とか暴走を止めるぜ!」

依姫「3つ 祥平が私に始めて甘えたいと言ってくれた」


~祥平の部屋~

 

依姫「祥平、今日はデートに行きましょう♪」

 

祥平「え?いきなりだけど どした?」

 

依姫「あれから2人きりで出掛けるって事が無かったから、その駄目でしたか?」

 

そんな上目遣いをされたら拒否なんて出来ないやん。んなもん決まってるだろ!

 

祥平「今すぐ行こう!」

 

依姫「ええ!」

 

2人は手を繋ぎ幻想郷を歩き始めるのだった。先ずは当然あそこだ!

 

~人里~

 

祥平「最初はやっぱり此処へ来ちゃうよな」

 

依姫「色んな所を見てきたけどやはり平和が1番ね……」

 

祥平「だな……」

 

でもまたこの間みたいなのはもうさせない。依姫に悲しい思いや嫌な思いは絶対にさせない……

 

依姫「ほら!暗い話しは止めて行くわよ!」

 

祥平「え!?ちょっ!待てよ!」

 

依姫に強引に引っ張られて色々な店に食べ歩きをするんだがある人物が俺達の前に現れた

 

祥平「げっ!」

 

ハルカ「げって失礼じゃない?」

 

祥平「そりゃそうなんだが、んで何の用があって此処に来た?」

 

ハルカ「そろそろ旅に出ようと思って挨拶を言いに来た」

 

旅に出る?そう言えばこいつベリアルメダル目的で探しに来てそれから……色々あったな、本当に……

 

依姫「もう色々と時間は経っていたのね。寂しくなるけど元気で」

 

ハルカ「もし結婚するって言うなら此処に戻って来るからね♪」

 

依姫「そうね……」

 

祥平と依姫はハルカと互いに握手をしてハルカはそのまま何処かへ行くのだった。

 

祥平「ちょっとずつ寂しくはなるな……」

 

依姫「ですね……では次に行きましょう……」

 

俺達が次に向かった場所はあそこになる

 

~紅魔館 付近~

 

依姫「今度はここ?」

 

祥平「だな。無意識に来ちまったけど どうする?」

 

依姫「せめて邪魔が無ければ良いけど」

 

確かにいつもそれで邪魔が来るんだもんな……

 

祥平「依姫 後ろに下がれ」

 

依姫「何かいるわね?」

 

後ろに下がる私の後ろに突如現れたのはあの男だった

 

アリシア「よっ?」

 

祥平「シアじゃねぇか、久し振りだな」

 

アリシア「久し振りだ。んーともしかして邪魔した感じ?」

 

依姫が凄いシアを睨んで見てる……そりゃ怒るだろうな

 

依姫「それで何しに来た?」

 

アリシア「あー、2人がちゃんと無事かの確認しに来た」

 

祥平「無事かの確認って何で?」

 

やべ、これ以上は言えねぇ事だから違う話しに変えねぇと

 

アリシア「いやほら無理した修行なんかしてるのかと思ってよ!はははは!」

 

祥平「修行は別に無理してはないが忠告として受け止めとくわ」

 

ふぅー、ばれずにすんだが……「兄さん何してるの?」げっ!

 

???「いつまでもこっちに来たら駄目だって言われ……あ…」

 

依姫「え、私!!」

 

祥平「ん!?依姫にそ、そっくり!!」

 

いきなりシアを兄さんと呼ぶ女性は依姫にかなりそっくり過ぎて俺と依姫は驚きを隠せなかった。

 

がその子は祥平を見て顔をいきなり触れてくる

 

???「本…物……」

 

え、いや何なのこの子?と思っていたらシアがその子の腕を掴み怒る。

 

アリシア「お前は来るなって言っただろ!」

 

???「何がお前は来るなだって?兄さんだけずるいよね?2人に会いに行くって!」

 

兄妹喧嘩をしてるが一体2人は何者なんだ?

 

依姫「邪魔をするなら吹き飛ばすわよ?」

 

2人『ごめんなさい!』

 

んー何だこの親子みたいなやり取りは……何て嘘なんで依姫アイアンクローをするのだけは止めてくれ!

 

祥平「痛い!痛いから離して!」

 

依姫「いや何か失礼な考えをしてると思ったから」

 

祥平「親子みたいなやり取りに見えました!ぎゃああああああ!」

 

どんどん強くなってる!!マジで痛いから離してくれ!

 

???「兄さんやっぱり話しても」

 

アリシア「はぁー、お前が来るとそうなるから嫌だったんだが隠しても駄目そうだしな。えっと2人共、おふざけはそこまでにして話しを聞いてくれるか?」

 

ふざけてない!だから助けて!

 

依姫「祥平 へのお仕置きは後にして話しがあるなら聞きますが?」

 

祥平「待って!またさっきのやられるの勘弁して!「お父さん!」は?お通さん?」

 

???「お通さんじゃなくてお父さんって言ってるの!」

 

祥平「ちょーーーっと待ってくれないか!俺がお父さん?父親?father?ファーザーエイリアン?」

 

いきなりそんな事を言われた祥平は混乱して頭がパンクしていた

 

依姫「祥平しっかりして!」

 

祥平「ぬぁ~」

 

頭がパンクして凄い変な奇声を出してるんだが……

 

アリシア「全くヨリカは……」

 

家の妹はこう言ったストレートに伝えるのが1番困ってる……

 

アリシア「一先ず休んでからにしよう」

 

ヨリカ「そうだねぇー「お前がそうだねって言うんじゃねぇ!!」いやぁーー!」

 

1度 2人の家に戻り話しを聞く事にするのだった……

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第17話 2人の正体」


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第17話 2人の正体

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 俺と依姫はデートに行く」

依姫「2つ ハルカは旅に出る」

ハルカ「3つ 祥平をお父さんと呼ぶ女性とアリシアの正体は?」


~リビング~

 

依姫「はい。飲み物よ……」

 

2人『ありがとうございます』

 

2人は出された飲み物を受け取り飲み始める

 

祥平「んでシア…とヨリカは……何処から来た?」

 

アリシア「あーそれは」

 

どうすっか、この場合は下手な答えだと大変だが……

 

ヨリカ「お父さん!」

 

祥平「そのお父さんって呼ぶのは凄い違和感あるんだが……」

 

お父さんって呼び方をすると言うことは……まさかこの2人は?

 

依姫「貴方達はもしかして未来の幻想郷から来たとかですか?違ったらごめんなさい。」

 

突然の言葉で2人は固くなるが先にヨリカは立ち上がり祥平にめっちゃ近付く!

 

依姫「ちょっと!?」

 

アリシア「おい、ヨリカ!?」

 

2人は抱き締めたのを見て凄い驚く。だがヨリカはいきなり大泣きし数分後はこのままだった……

 

~数分後~

 

祥平「あーもう良いか?」

 

ヨリカ「はい。みっともない姿をごめんなさい……」

 

ここまで泣くって事は依姫の言うとおりやっぱり2人は俺達の息子と娘?いやでも俺達はまだ結婚してないが……

 

アリシア「もう隠しても仕方ないか。綿月依姫いや母さんと父さんの息子の高田アリシア。そしてそっちが妹の高田ヨリカ。正真正銘俺達は2人の息子と娘だ……因みに未来から来たんだ」

 

2人『み、未来から来た!?』

 

アリシア「因みに父さんの能力に関しては母さんから聞いた」

 

それは納得したが……色々と驚くな

 

祥平「えーと、それで何で2人は過去に来たんだ?」

 

アリシア「父さんに頼みがあって来た」

 

これめんどくさい事に巻き込まれるかもしれないが……

 

祥平「頼みって何だ?」

 

アリシア「実は母さんに会って欲しいんだ」

 

依姫「私ならここにいるけど?」

 

ヨリカ「いや未来のお母さんの事だからね」

 

未来の依姫に会う?ん?何でだ?

 

祥平「えっとよ、未来の俺に何があったのか?」

 

アリシア「えっとな、凄く言いにくいんだが……あー……父さんは俺達が産まれる前に亡くなった。つまりもういないんだ……」

 

祥平「え?俺死ぬの?しかも2人が産まれる前に?」

 

その瞬間 依姫はめっちゃ顔をペタペタしてくる。いや俺まだ生きてるからね?

 

祥平「それで未来の依姫に何があったんだ?」

 

アリシア「ここまで育ててくれたのは良いんだがある日 母さんに限界が来て今 幻想郷を滅ぼしかけて暴走してて俺達じゃ止められなくて。」

 

暴走?でも何で幻想郷を滅ぼそうとしてるんだ……それに依姫がそんな簡単に……いや暴走の原因は何だ?

 

祥平「依姫が暴走した理由は知ってるか?」

 

ヨリカ「確か紫さんが言ってたんだけどお父さんの暴走する力が何故かお母さんの中にあるらしい……」

 

俺の暴走する力が依姫の中にあるってまさか……

 

アリシア「だから父さんなら止められると思って過去に来たんだ!頼む母さんを救ってくれ!」

 

ヨリカ「このままだとお母さんは追放されちゃうの!助けてお父さん!」

 

2人の目を見て祥平はソファーから立ち上がり2人に言うのだった……

 

祥平「お前達の想いはちゃんと聞かせて貰った。だったら今すぐに未来に連れてってくれ!」

 

ヨリカ「お父さん……」

 

アリシア「父さん……」

 

2人『ありがとう!』

 

助けを求められるならそれが例え未来からの助けでもだ!

 

アリシア「だったら直ぐに行こう!」

 

依姫「私は待ってるわ」

 

祥平「どうしてだ?」

 

依姫「祥平を信じて待つわ。だから生きて帰って来なさいよ!」

 

祥平「おう!」

 

互いに拳を突き出し祥平は2人と一緒に未来の幻想郷へ向かうのだった

 

依姫「無事に帰って来たら……」

 

~未来の幻想郷~

 

祥平「ここが未来の幻想郷……」

 

色々とボロボロな状態じゃねぇか、ここまで酷くなるか普通……

 

祥平「!、永琳、それにみんな!?」

 

振り向いた先には治療をしている永琳と手伝いをしている鈴仙とてゐがそこにはいたが霊夢達がボロボロだった

 

永琳「!、しょ、祥平!」

 

その言葉にみんなが喜んだり泣いたりしている。どれだけヤバい状態なんだ?

 

隠岐奈「もしかして2人共、過去から?」

 

アリシア「それは駄目だとは思ったんだがどうしても母さんを助けたくて!だから!」

 

祥平「隠岐奈。この子らを怒らないでくれ、俺が勝手に来たんだ……」

 

本当に全然変わらないね……だから本当に勿体無い人が亡くしてしまった……

 

祥平「紫い!」

 

爆発音が聞こえた方へ振り向いたらそこには依姫が現れる……

 

ヨリカ「お母さん!」

 

アリシア「ヨリカ!危ないから行くな!」

 

これが暴走してる依姫なのか?でも大人しいのは一体……

 

依姫「ははは…はははは!人間!人間がいる!壊す!壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す!」

 

祥平「ぐっ!」

 

依姫の刀の攻撃をクロスソードで防ぐが後ろに弾き飛ぶ!

 

祥平「暴走してるとはいえ流石は依姫だな……」

 

良いぜ、暴走した俺を助けてくれたんだ……だから今度は!

 

祥平「俺が元に戻してやるよ!」

 

ダインスレイフも取り出し二刀流をし構える!

 

依姫「人間ごときが私に敵うとでも!!」

 

祥平「敵うとかじゃねぇ!止める為に立ち向かうんだ!」

 

攻撃を防ぎ後ろに下がり攻撃したり防いだりの攻防が連続でする!

 

霊夢「祥平だけじゃ……くっ!」

 

やっぱり怪我がまだ深くて動けない。でも過去の祥平が死んだりしたら!

 

紫「今は祥平に任せるしかないわ……」

 

祥平は負けないと信じるしかない……私達には止められない依姫を止めるのは今まで一緒にいた祥平しかいない……お願い負けないで……

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第18話 守る為の戦い」


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第18話 守る為の戦い

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 2人は未来から来た息子と娘だった」

依姫「2つ 祥平は未来へ行き暴走した私を止めに行く」

霊夢「3つ 過去から来た祥平は依姫を止める戦いをする」


依姫「ほらどうしたの!この程度!」

 

剣の連続攻撃を喰らい防ぐがダインスレイフとクロスソードは弾かれ1度 祥平は下がる!

 

祥平「おわ!ぶなっ!」

 

俺は攻撃を避けるのだがいつもより速すぎて少しずつかすり始める!

 

アリシア「父さん!「来るな!」だけどよ!」

 

祥平「俺なら平気だ!」

 

俺は依姫の刀を蹴り上げ両肩を掴む!

 

依姫「離せ!人間!」

 

祥平「いいや離さねぇ!!」

 

そのまま押し倒すが依姫はかなり暴れる!

 

依姫「人間ごときが私に触れるな!」

 

も、もしかして暴走のせいで記憶がおかしくなってるのか!?だ、だったら説得するしかねぇ!

 

祥平「目を覚ませ!依姫!何で暴走したのかは俺が原因なんだろ!いや俺なのは俺だけどあーーー!俺が原因だったら謝る!だから元に戻ってくれよ!」

 

依姫「黙れ!私に触れるな人間が!」

 

ぐおっ!蹴りで吹き飛ばそうとするのか!めっちゃ痛い!痛いよ!

 

依姫「くっ!退け!?」

 

祥平「退かない!」

 

何とかして暴走の力を俺の中に取り込むしかねぇ!でも方法は………!、そうだ!

 

祥平「霊夢!依姫の中にある暴走した力を俺に移せるか!?」

 

霊夢「何とか出来るけどその後はどうするの!」

 

祥平「考えがある!だから頼む!」

 

はぁー昔から無理はしてたけどここまで無理をしようとするのは本当に変わらないわよね!

 

霊夢「紫!隠岐奈!一緒に頼むわよ!」

 

紫「分かったわ!」

 

隠岐奈「了解したよ!」

 

3人はお札と能力を使い祥平の中に暴走の力を入れる!

 

依姫「あが!」

 

祥平「ぐ!あ!」

 

この感じはあの時より闇が増幅してたのか!?こんなの依姫はよく耐えていたな!あ!ぐ!

 

紫「依姫からは完全に無くなったわ!」

 

隠岐奈「私が回収するよ!」

 

扉を開き依姫を何とか回収してアリシアとヨリカの元へ運ぶ

 

ヨリカ「お母さん!」

 

アリシア「母さん!」

 

隠岐奈「気絶をしてるだけだが、さてと問題はあっちになるな」

 

祥平の身体にはまたあの時と同じ模様が全身に浮き上がる!

 

祥平「あ!ぐ!あああああ!」

 

元々あったのを上乗せしたが抑えること自体が無理だ!身体の自由と意識が飛んじまう!ああああああ!

 

祥平「ぐ!あ!」

 

霊夢「後はあの闇だけを何処かに追い出せば!」

 

紫「それなら任せなさい!隠岐奈!」

 

隠岐奈「良いだろう!最後までやるよ!」

 

スキマを開き闇の部分だけを引き離し今度は扉を開き幻想郷から何処か知らない場所へ追放する。これで依姫の暴走は止められたから良かった……でも。

 

祥平「し、死にかけた……」

 

霊夢「あんな方法は二度とやらせないでよ?良いわね!」

 

祥平「分かったからアイアンクローをするの止めででででででででででで!」

 

めっちゃ痛い!すげぇ痛い!だから離してくれよ!

 

魔理沙「懐かしい光景だな」

 

アリス「本当よね。流石は祥平って感じね」

 

何か褒められてる気がしない。何か馬鹿にしてない?

 

早苗「確かに祥平さんって馬鹿ですからね」

 

祥平「おい!早苗!馬鹿ってストレートに言うんじゃねぇよ!あだだだだ!」

 

と同時に霊夢はアイアンクローをようやく止めてくれたがいきなり頭を撫でて来た

 

咲夜「珍しい光景を見るわね」

 

美鈴「まぁ~依姫さんだけじゃないですからね。みんなやっぱり祥平さんを亡くしてから何処か寂しかったんでしょうね」

 

いつものあの光景が見れてみんな嬉しいんだと思う

 

祥平「んじゃ暴走した依姫を止められたし俺は過去に戻りますかね。あんまいたら大変な事になるしシア頼むぞ?」

 

アリシア「もう帰っちゃうのか?」

 

祥平「本当なら依姫を元気にさせたいけどそれはアリシアやヨリカお前達がやることだ……」

 

2人は寂しい顔をしてたが祥平は2人を優しく抱き締める

 

ヨリカ「お父さん?」

 

祥平「過去の俺が言うことじゃねぇけど2人で母さんを助けて上げるんだぞ?」

 

俺からはこれぐらいしか言えない。2人ならきっと大丈夫な筈だ必ず……

 

アリシア「ならせめて母さんが目を覚ましてから帰らないか?」

 

祥平「いやだから「我が儘くらい聞きなさいよ」でもあまりいたら……」

 

霊夢「過去から未来に来ても何もそんなに影響はないわ。過去にいってそれを変えたら大変だけどね」

 

祥平「ん~……でもよ」

 

祥平達が話してる間に気絶をしていた依姫が目を覚ましたのだったのだが依姫は直ぐに走りその勢いで祥平を抱き締め地面に押し倒される

 

祥平「えっと依姫?」

 

依姫「本物なの?」

 

顔をペタペタ触るのが確認なのか依姫のこれって?

 

祥平「いやえっと過去から来ました……」

 

依姫「どうやって来たの?」

 

アリシア「それは俺が過去ににぎゃあああああ!」

 

いきなり立ち上がりシアにアイアンクローを見えない速さでシアの頭を掴んだ。

 

依姫「言ったよね?母さん過去に行くなって言ったよね!」

 

アリシア「だって母さんめちゃくちゃ元気なかったし挙句の果て暴走して幻想郷が滅びそうだったんだからな!いててててて!」

 

依姫「だからって過去の父さんを連れて来るのは駄目!」

 

めっちゃ怒って母親してるな。ちゃんと駄目って言えてるしそれにあれ無理に元気な振りしてるな……しょうがないな……

 

祥平「霊夢。さっきのことだが2日いても良いか?」

 

霊夢「やっぱ心配してるんでしょ?」

 

見破られた。でも実際そうだから俺は少しだけど依姫の心の傷が良くなればいいが……

 

祥平「最後に1つ聞いて良いか?」

 

霊夢「何かしら?」

 

祥平「俺は何で死んだんだ?シアから事故って聞いたが?」

 

過去の祥平ならそれを絶対に聞いてくるとは思ってたけどあれは本当に酷かった。あの時はその真実を知った時、私は怒りに呑まれてたわね、情けない話しよ全く……

 

霊夢「事故ね。でも本当の真実を知ってるのは1人しかいないわ」

 

霊夢が指をさした方向へ振り向くのだが俺はその人物に驚いた

 

祥平「豊姫さん……」

 

何で豊姫さんが知ってるんだ……てか依姫は睨んでる?もしかしてそれで何かあったのか?

 

祥平「えっと何があったか教えて貰えないすか?」

 

豊姫「私は依姫に許して貰えない事をしちゃったの。ある時にあのベリアルが復活して」

 

祥平「ベリアル?まさかあのベリアルが復活したって言うのか!?」

 

俺は豊姫さんの両肩を掴みベリアルのことを聞く!

 

豊姫「でも祥平が1人でベリアルを相討ち覚悟でやったけどベリアルの方が1つ力が強くて私達、月の兎を人質にそれで……」

 

祥平「成る程……教えてくれてありがとうございます」

 

俺は立ち上がり上を向く……

 

祥平「だったら未来の為に俺は強くならないといけないって事が分かったし……霊夢、それにみんなに頼みがある。俺を限界まで強くしてくれ!」

 

霊夢「限界まで?」

 

祥平「そんなの聞いて黙ってられるかよ!復活したベリアルに負けて死ぬってのが自分でも許せねぇ!だったら強くなって生きて見せる!」

 

拳を突き出す祥平に紫が近付きスキマを開く

 

紫「なら私の昔の知り合いの所に行けば確実に強くなれるわ。ただその修行は死よりも恐ろしいけど覚悟はある?」

 

祥平「死より恐ろしい修行か、良いに決まってる!」

 

紫「なら行きなさい。そして無事に終わらせて帰って来るのよ?」

 

祥平「無事に終われば良いけどな、んじゃ行ってくる!」

 

スキマの中に入り祥平はある場所に向かうのだった。だが依姫は少し不安な顔をして紫に聞く

 

依姫「誰が祥平の修行相手を?」

 

紫「貴女も知ってる相手よ。あの2人組と先代博麗の巫女……」

 

依姫「あ、あの2人……クズ達ね」

 

まだ嫌ってるけど大分マシにはなってるから大丈夫だけど……あの空間だと祥平が地獄を味わうかもしれないけど平気よね♪

 

~謎の空間~

 

祥平「ここに修行してくれる奴がいるのか?」

 

???「おー?紫が言っていた修行を着けるのは君か?」

 

!、女の人!!てかあの2人は!?

 

男「よ、久しいな」

 

祥平「お前!」

 

クロスソードを出そうとしたが出なかった!

 

祥平「何で出せないんだ?」

 

男2「ここは特殊な空間になってて武器なんざ取り出せねぇぜ?」

 

祥平「お前は半径5メートル離れてくれ」

 

男2「酷い!」

 

こ、こんなクズがいるのが納得いかねぇ!

 

???「その男は無視で構わんよ。私は博麗霊華。今から地獄の修行を始めようじゃないか?」

 

祥平「おっす!」

 

こうして地獄の修行を10年もする……

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第19話 帰還そして暴走の力をコントロール」


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第19話 帰還そして暴走の力をコントロール

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 依姫の暴走を止める」

霊夢「2つ ベリアルの復活のことを教える」

霊華「3つ 10年も修行をする」


~10年後~

 

霊華「これで祥平の限界までの修行は終えたが気分はどうだい?」

 

祥平「前よりは力が湧いてくる。それに早く戻らないと依姫が心配しちまうんで」

 

因みにテクターギアを着けたんだけどテクターギアがくっそ重くて最初は死にかけたけどあれだけはもうヤバい。身体が軽いって良いね!

 

霊華「あー、この10年間ここで修行した時間は外での時間は10分しかたってないんだよ」

 

だから身体は成長してないんだな……んー複雑な感じだな

 

男「もうここへ来るなよ?」

 

祥平「悪いが修行で丁度良い場所だから多分また来るかもな。そう言えばちゃんとした自己紹介がまだだったな」

 

男「確かにそうだな。俺は八雲 零士。んでこっちの馬鹿が」

 

男2「霧雨 ユウキだ。えっとよ、数年前の事だが本当に申し訳なかった!」

 

自己紹介を終えたがいきなり土下座をされるとは思わなかった……

 

零士「こいつはあれから反省して真人間になったんだ。まあ~あの母親に直接叱られてそれ以来ちゃんとした」

 

祥平「ん?てか八雲?霧雨?お前らまさかあの2人の?」

 

2人『息子だ』

 

ウソダドンドコドーン!?待って!待て!魔理沙と紫の息子なの!?

 

ユウキ「因みに俺は霖乃助って人が父親だ」

 

零士「俺は八雲 紫に拾われて育てられたって感じだがウザくてグレたって事であんな馬鹿な異変を起こした。あれはマジですまなかった……」

 

祥平「いやでもよ、過去から来た俺に謝罪されてもよ」

 

零士「だからなんだよ。お前が亡くなったと聞いて謝罪出来ない事に凄い罪悪感が残ってよ。だから過去から来た祥平に謝罪をしようと思った……」

 

ユウキ「俺も同じだ。謝罪したくても出来ない事に後悔しかなかった。だから戻る前に「待ってくれ」何だ?」

 

祥平「これ以上の謝罪は受け取れない。後は未来の俺の墓参りをしてくれ」

 

こいつやっぱり凄い人間だな。だが俺達はそんなんじゃ駄目だ!

 

ユウキ「なら1発殴ってくれ!?どうしても気がすまない!」

 

えー、こいつマジで何が……

 

霊華「私がちゃんと天誅しといたから邪念は完全に消した」

 

霊華師匠ってとんでもない事をさらっと言いやがったよ。マジでこいつ変わりすぎだろ……

 

祥平「んー………分かったが後で痛くても勘弁してくれよ?」

 

俺は拳でユウキの顔面を殴り吹き飛ばす。が力を入れたつもりは無かったんだが……あっれぇ~?

 

祥平「そんな力を入れたつもりないんだが軽くやったのに?」

 

霊華「帰ったら力を入れすぎない用に修行をサボらずに!」

 

うっそでしょ……師匠そこは適当だから困る……

 

祥平「確かに修行にはなるか、んで大丈夫か?」

 

ユウキ「おう!平気だぜ!」

 

こいつ確かに魔理沙さんの息子だって今、はっきり分かったわ

 

零士「それじゃ元気でな」

 

祥平「そっちもな」

 

ユウキ「過去の馬鹿な俺に会ったら殴って良いからな!」

 

祥平「う、うん。分かった……」

 

2人と握手し終えて霊華師匠ともお別れの挨拶をする

 

霊華「楽しかったが戻っても修行をサボらずにちゃんとやる用にね?」

 

祥平「押忍!ご指導ありがとうございました!」

 

そして俺は過去に戻る前にこの未来の依姫にもう一度会ってから帰るのだった……

 

~未来の自宅~

 

祥平「ここはそんなに変わってないんだな……「祥平、何でここに」えっと大丈夫か?」

 

悲しい表情をしていた依姫のいる隣に俺は座る

 

依姫「無事とは言えないかしらね……」

 

祥平「暴走した力だよな。本当にごめん、そんなのがお前の中に……それに悲しませないって言ったのによ……」

 

依姫「違うわ。私の弱さのせいで闇の力で呑み込まれ暴走して……」

 

確かにそうかもしれないが……ならこの未来を変えるしかない

 

祥平「俺は戻っちゃうけどでもこの未来を必ず変える為に戻るよ。ただ帰る前に依姫……お前の我が儘を聞きに来た。でも出来る範囲だ……頑張った。本当にここまで良く頑張ったな……」

 

いきなり抱き締められるとは思わなかったけど俺はこれぐらいしか出来ないからな……ここにはもう来る事もないからな……今は存分に泣いても良い。

 

~数時間後~

 

祥平「それじゃヨリカ、シア。母さんを大事にしろよ?」

 

アリシア「それは父さんのことだから」

 

祥平「こりゃ痛い所を着かれたな……んじゃ行くか」

 

紫のスキマの中に入り俺は手を振り過去に戻るのだった

 

~過去の幻想郷~

 

祥平「よいしょっと……帰って来た!」

 

依姫「お帰りなさい……」

 

優しい笑顔で出迎えてくれた依姫に俺も笑いながら

 

祥平「ただいま!」

 

こうして少しだけ不思議な体験をしたが俺は依姫を悲しませない気持ちを心の中にしまっとく事にする……

 

~リビング~

 

祥平「はあ~落ち着くな……」

 

依姫「それで未来はどうだった?」

 

お茶を飲んでる途中で吹いてしまう、祥平はむせてしまう。

 

依姫「大丈夫!?」

 

祥平「大!丈夫!げほっ!げほっ!」

 

あかん、普通に変な所に入った!ごほっ!げほっ!

 

依姫「何か悪い方向だったの?」

 

祥平「あー凄い話しにくいんだが……」

 

起きた出来事を全て話したんだが未来の依姫と同じくペタペタと触られるが更には数分もくすぐられた

 

~数分後~

 

依姫「はあ~面白かったわ♪」

 

祥平「満足しないでくれないか……」

 

依姫「またやってあげる♪」

 

祥平「いいえ!大丈夫だから!」

 

俺はめっちゃイヤらしい手の動きをする依姫に土下座をする!

 

依姫「それで修行の成果を見せてくれるかしら?」

 

祥平「おう!」

 

外に出てその成果を見せる事になった

 

~魔法の森~

 

祥平「んじゃ始めるぞ!」

 

え?剣を出さない?まさか格闘戦に変更した?

 

依姫「なっ!」

 

拳たった一撃で私の刀を簡単に吹き飛ばすとは……

 

祥平「あそこで10年間も修行されたからな。前の俺とは違うぜ!」

 

依姫「ならこっちも!ストロングコロナ!」

 

だよな、だけど俺もそんな簡単にはやられないぜ!

 

2人『はあああああ!』

 

2人の拳がぶつかり合うが依姫の方が押されていた!

 

依姫「力で押し負けるとは!?くっ!」

 

接近戦では不利すぎる、なら!

 

祥平「今度はルナミラクルか……」

 

依姫「ミラクルゼロスラッガー!」

 

数本のゼロスラッガーが祥平へ向かうが!

 

祥平「だっ!やっ!せいっ!」

 

!、全て落とされた……それに何あの全身に纏ってる黒い電気は?

 

祥平「次はこっちの番だぜ!」

 

依姫「くっ!」

 

強烈なパンチで木の方まで吹き飛び衝突してしまう依姫に祥平は流石に冷静になって黒い電気を纏うのを解除する!

 

祥平「ごめん!やりすぎた!?」

 

依姫「大丈夫だけどさっきのあれは?」

 

祥平「あれは先代博麗の巫女とあの2人に修行を着けて貰って暴走しないようにコントロール出来たんだけど間違えた力の入れ方をしたらそのままバラバラになっちゃうからいだだだだだ!」

 

アイアンクローをしながら依姫は祥平を怒る。それはそうだ死ぬかもしれなかったんだからね?

 

依姫「だからそれで私がバラバラになったらどうするのよ!」

 

祥平「はい!ごめんなさい!なのでアイアンクローだけは止めて下さい!」

 

何とか逃げようと抵抗をする祥平の手が間違いで

 

依姫「ひゃっ!!ちょっと!こんな所で!///」

 

何も前が見えないがこれ何だ?凄い柔らかい感触だけど……

 

依姫「ちょっと!ん……そ、そんなに…~~~!、ぬっ!///」

 

いででででで!さっきより強くなってるし依姫のこの声って……まさか?

 

依姫「!、いい加減に離しなさい!///」

 

胸を揉まれていた依姫は我慢の限界で祥平の腹に蹴りを入れる!

 

祥平「ぐはっ!」

 

凄い勢いで腹に蹴りを入れられた俺は倒れてしまい気絶をしてしまう。だが流石は俺の彼女さん、照れてる所も可愛いぞ!ぐっふ!

 

依姫「はあ~、戦う時や本気になって守る時の祥平は凄くカッコいいのにどうしてたまに……どうしてたまに変に鈍感なのかしらね……」

 

気絶している祥平の頭を軽く撫でて依姫はそう思うが直ぐに笑顔になる。

 

依姫「でもそんな祥平だから私は今の人生は楽しい。だけどやはり私がしたくてもちゃんと祥平にも確認をしないと……」

 

祥平「何の確認だ?」

 

依姫「!、聞いてた!///」

 

めっちゃ顔を赤くしてる依姫は自分が言っていた事を聞いたのかを聞く。

 

祥平「あー、何も聞いてねぇから安心しとけ」

 

依姫「良かった……」

 

聞いてないってのは嘘だ。正直あんなことを言われて凄い恥ずかしいぞ……

 

依姫「ほら帰るわよ」

 

祥平「よし今日は人里に食べに行こう!」

 

依姫「良いけど奢って貰うわよ♪」

 

祥平「あいよ」

 

今日この後 飯を食いに行くけど依姫って凄い大食いしちゃうんだよな。え?何で太らないって?そりゃ依姫が太らない体質だって前に言ってたからね……俺の小遣いが消えそう……

 

そして別の方で大変な事件が起きていた

 

~博麗神社~

 

霊夢「さ、賽銭箱は何処に言ったのよぉーーーーー!?」

 

何故か博麗神社の賽銭箱が盗まれていたらしい

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第20話 盗まれた賽銭箱」


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第20話 盗まれた賽銭箱

作者「前回のあらすじ」

霊華「1つ 祥平は10年間 修行をして終わらせる」

祥平「2つ 元の時代に帰る前に未来の依姫と話す」

霊夢「3つ 博麗神社の賽銭箱が盗まれた!誰よ盗んだの!」


~博麗神社~

 

霊夢「何で無くなったかは知らないけど見付けてやるわよ!」

 

霊夢は宙に浮き上がり色々な奴らに聞き回る。

 

アリス「え?知らないけど?」

 

魔理沙「いくら私でもそんな事しないぜ?」

 

この2人はないのね。なら次!

 

~紅魔館~

 

レミリア「霊夢の賽銭箱なんて私達が盗むなんてありえないでしょ?」

 

霊夢「そうよね、悪かったわね!」

 

次の場所へ霊夢は飛んで行き今日1日は色々な場所へ更に聞き回る

 

~人里~

 

祥平「あー旨かったー」

 

依姫「また来たいわね?」

 

祥平「お、おう……」

 

マジであんなに食べるとは思わなかった。しかもめっちゃ食ったけどそれは何処に行くんだ?胸の栄養になるのか?

 

依姫「どうしたの?」

 

祥平「何でもないわ。ついでに永遠亭に行くけど来るか?」

 

依姫「着いて行くわ「ちょっと待ちなさい!」あら霊夢どうしたの?」

 

凄い疲れてる顔をしてるけど何をしてんだ?霊夢もしかして修行とかか?

 

霊夢「2人にも聞くけど博麗神社の賽銭箱を知らない!」

 

2人『賽銭箱?』

 

~霊夢説明中~

 

祥平「あれが無くなるって相当な事が起きてるな」

 

依姫「しかしあの賽銭箱を盗んだとしてもお金は入ってないのに盗む理由が分からないわね」

 

霊夢「お金が入ってないのは余計よ!それでもし見付けたら取り返してくれる?後は教えてよ!それじゃ!」

 

そのまま飛んで行き2人は向き合う

 

祥平「探そう!」

 

依姫「そうね。でももしかして勝手に消えたとか?」

 

祥平「でも勝手に動く賽銭箱なんて想像も付かないぞ……」

 

悩んだが俺達も賽銭箱を探す事にした。勿論だが人里で色々聞いてみることにした

 

~夕方の博麗神社~

 

霊夢「み、見付からなかった……誰かに盗まれたとしか考えられないわよ!もう!「霊ー夢ー!」魔理沙!それにみんな!?」

 

振り向いた方には数人いつの間にか集まっていた

 

レミリア「私達も色々探したけど見付からなくて駄目だったわよ」

 

魔理沙「しっかし賽銭箱が消えるなんてマジで誰の仕業なんだぜ?」

 

それなんだけど私も分からなくて苦戦してるわよ

 

祥平「………」

 

突然と消えたのか盗まれたのか分からないが賽銭箱は今日いきなり消えた。んでもってここに来てない人物が1人いないんだよな……

 

依姫「どうしたの祥平?」

 

祥平「いやここに紫と隠岐奈の2人がいねぇから何か知ってるか聞きたくて呼ぶ方法を考えてたんだが……」

 

永琳「紫と隠岐奈なら今日はあっちの幻想郷の様子を見に行ってるから無理よ?」

 

マジか、ならないとして……でも確認してみるか

 

祥平「霊夢1つ良いか?」

 

霊夢「良いけど?」

 

祥平「賽銭箱が無くなる前に何をしてた?」

 

霊夢「んーと……確か神社の掃除して修行をして……!、そうだ昼寝してたけど何か寝ぼけて誰かに……思い出せない。でも誰かに声をかけられたけど眠くてそのまま無視したわ……そんで目を覚ましたら」

 

賽銭箱が突然と消えた……もしくは盗まれた……

 

祥平「誰が来たか覚えてないか?」

 

霊夢「と言われても……いや確か……」

 

???「何してるのよ、みんなで?」

 

声が聞こえた方へ振り向いたら紫と隠岐奈が現れた

 

祥平「あれ戻ったのか?」

 

隠岐奈「少しだけどね?」

 

後であっちのことを聞こう。

 

紫「それで何があったの?」

 

~説明中~

 

紫「賽銭箱が消えた?でも霊夢、賽銭箱って昨日私が来て言ったわよね?修理に出すって……」

 

霊夢「あ!思い出したわ!確かに紫が来て……みんなごめん!」

 

頭を下げて謝るがみんなは気にしてはいなかった。

 

魔理沙「ま、無事だから良いんじゃないか?」

 

レミリア「そうね。でも良い時間潰しにはなったわ♪」

 

依姫「でも今後はちゃんとしなさいよ?」

 

霊夢「はーい」

 

こうして消えた賽銭箱は無事に戻りその場でみんな解散をする

 

~2人の家 リビング~

 

祥平「んー!疲れたが晩ごはん何にする?」

 

依姫「その前に大事な話しがあるけど良い?」

 

大事な話し?一体何だ?

 

祥平「出ていくとかじゃないよね?」

 

依姫「違う!真剣に聞いてくれるよね?」

 

祥平「分かったから剣をこっちに向けないでくれ!」

 

椅子に座り依姫の大事な話しを聞くことにするけどマジで何の話しだ?

 

依姫「祥平……えっと手分けして賽銭箱を探して永遠亭で八意様の所に行って来たんだけど、それでね。ちょっと検査をしたんだけど……」

 

祥平「待って。それ今 始めて聞いたけど大丈夫!?何とも無かったか!?」

 

凄い心配してくれるのは良いけど祥平もびっくりするから楽しみね♪

 

依姫「何だと思う?」

 

まさか何か大変な病気があったのか!いやでも元気な笑顔だし……えぇ~何なの!

 

祥平「何を言われたの?」

 

依姫「私達にとって嬉しい事なんだけど……お腹に子供が出来たの……///」

 

子供?え?お腹に出来た?………うっそだろ!

 

祥平「えぇぇぇぇ!?こ、子供が!」

 

ちょ、ちょっと待ってくれ!いきなりすぎて頭の整理が追い付かない!いきなり子供が出来たとか言われても……

 

祥平「本当に?」

 

依姫「本当よ♪」

 

祥平は立ち上がり依姫を持ち上げ回転を始めてしまう

 

祥平「すっごい嬉しい!そんな事を言われたら俺も嬉しいよ!」

 

依姫「私も同じ!本当に嬉しいわよ!」

 

今日の2人はこのテンション上がりお互い嬉しくて仕方なかった

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第21話 みんなに報告」


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第21話 みんなに報告

作者「前回のあらすじ」

霊夢「1つ 賽銭箱が消えた!」

魔理沙「2つ みんなで探すぜ?」

依姫「3つ 子供が出来た」


祥平「依姫は一先ず今日は大人しくしてろよ?俺は霊夢とか他に豊姫さんにも報告して来る。と言っても大体の人数になるけど」

 

依姫「分かってるわよ。でもそこまで大袈裟にしなくても」

 

祥平「それもそうか………良しなら豊姫さんにだけは報告するけど、どうやって知らせれば良いんだ?」

 

豊姫さんがいる場所が月だから今の俺じゃ無理だし……

 

祥平「月に向かえないんだがどうしよう」

 

依姫「これがあるでしょ?」

 

左手首のウルティメイトブレスを見せ俺も思い出した。

 

祥平「そっか!ウルティメイトイージスをつか……いやあれ確か時空間を超えられるけど場所の移動は……あれどうだっけ?」

 

と考えていた祥平の後ろに豊姫がいつの間にか来ていた。

 

豊姫「どうしたの?」

 

祥平「いやそれがどうやってつ…き…に………!、豊姫さんいつの間に来てたんだ!?」

 

いつの間に来てたの?気配すら感じなかった……

 

豊姫「ちょっとこれの事を聞きたくて」

 

ん?これはウルトラメダル?何でまたこの世界にあるんだ?

 

豊姫「いきなり落ちて来たのよ。それで何か知ってるかと思って来て聞いてみようと思って」

 

しっかし何で幻想郷にウルトラメダルが?しかも劇場版のギンガビクトリー~レイガまであるし……と言うかほとんどヤバいウルトラマン達なんだが!

 

祥平「ん~また調べて見るしか無さそうかね……取り敢えず後で調べてみる。」

 

俺はウルトラメダルを受け取りポケットにしまう……

 

依姫「祥平…」

 

祥平「ん?……あ!そうだった!豊姫さん、報告があります!」

 

豊姫「何を改まってるの?」

 

依姫「実は私のお腹に赤ちゃんが出来ました。それを報告したくてちょっとどうやって月に行くか悩んでいたら……」

 

赤ちゃんの事を聞いたら豊姫は依姫を強く抱き締めて喜んでいた……

 

豊姫「おめでとう……本当に!……そうなると2人は父親と母親になるのね♪」

 

祥平「ですね「お取り込みの中ごめんなさいね」紫どうした?」

 

いきなりスキマで現れたが真剣な顔をしていたが何かあったのか?

 

紫「かなり厄介な問題が人里で起きてるわ」

 

え~ようやく平和になったと思ったらまた異変でも起こす馬鹿な奴がいるのか?まあー聞くけどさ……

 

祥平「それで人里の方で何があった?」

 

紫「天狗の新聞を見てみなさい。」

 

文の新聞?どうせ何かデタラメな事を書いて……は?

 

祥平「ちょっと待て。何で人里で俺が妖怪と戦ってんだよ!」

 

戦う事は最近あったけど人里ではあまり戦わない用にはしてるが何だこいつ!?

 

依姫「え?」

 

豊姫「ちょっと見せなさい!」

 

新聞を渡して2人も驚いていたが全く身に覚えがない情報だから何があったのか文の所へ聞きに行くしか無さそうだな……

 

紫「聞きに行かなくてもちゃんと書いてあるわ。祥平を探してるらしいのこのもう1人の祥平が私や天狗に言っててね……」

 

祥平「なら会って直接話すしかなさそうだな」

 

俺は準備して向かおうとしたが依姫も着いて来ようと立ち上がる……

 

依姫「私も行くわ!「いや依姫は留守番してくれ」どうして!」

 

祥平「まだお腹は出てないが新しい命が宿ってるんだ。だから依姫には今後は戦うのを控えて欲しいんだ……」

 

依姫は頷き俺は紫に頷き、豊姫さんは立ち止まる。

 

豊姫「それなら私は依姫と留守番してるわね。依姫を1人にする方が怖いから一緒にいるわ」

 

祥平「本当は俺の役目なのにごめんな」

 

依姫「いいえ。でも偽者なんか倒しなさいよ!」

 

祥平「ああ!行ってきます!」

 

俺は紫のスキマに入り人里へ向かう

 

~人里~

 

紫「祥平のことをみんなじろじろと見てるけど?」

 

祥平「何かしたか?」

 

紫「やっぱりもう1人の祥平の事でしょうね?」

 

そう言う事か。でも俺なにもして……「ぎゃああああ!」!、んだ、今の叫びは!?

 

祥平「もしかして!「行くわよ!」ああ!」

 

叫ぶ方向にもしかしているのかもしれない!

 

妖怪「んだよ、噂ではそんなに強くないって聞いたのによ!?」

 

???「だったらどうする?」

 

余裕な表情をし構える男だった。

 

妖怪「人間ごときに退治なんかされるか!」

 

いきなり攻撃してくるが男は背負い投げをし妖怪は気絶をする

 

人里の人達『おぉーーー!』

 

男はみんなに手を上げニセダイナと同じ力を見せる用に人里のみんなに手を振る。

 

祥平「俺がもう1人ってあいつが文の新聞に乗ってた……」

 

何で俺なんかに化けてこんな事を……まさか何かを狙ってるのか?

 

ニセ祥平「来たか、俺!」

 

祥平「お前は何が目的だ?「行くぞ!」ちょ!おま!いきなりかよ!」

 

連続で蹴りとパンチのコンビネーション攻撃を仕掛けて来たが俺は全て何とか防ぐ!

 

ニセ祥平「噂は本当らしいな。なら楽しませて貰うぜ?」

 

祥平「ざっけんな!こっちは平和に暮らしたいって言うのによ!」

 

果たしてこのニセ祥平は何が目的で祥平と戦うのか?

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第22話 祥平VSニセ祥平」


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第22話 祥平VSニセ祥平

作者「前回のあらすじ!」

依姫「1つ みんなに報告しようとする」

祥平「2つ 豊姫さんが来た」

紫「3つ 偽者の祥平が現れる」


ニセ祥平「噂は本当らしいな。なら楽しませて貰うぜ?」

 

祥平「ざっけんな!こっちは平和に暮らしたいって言うのによ!」

 

右足同士の蹴りが激突し祥平が押し返され地面に倒れる!

 

紫「祥平が一撃で押し返された!?」

 

あいつ偽者の癖に厄介に強い……どうするの祥平?

 

祥平「油断したな。仕切り直して本気でやらないと駄目だな!」

 

何とか人里から出して誰もいない所に移動が出来れば良いんだけどな……

 

ニセ祥平「はっ!だっ!らっ!」

 

祥平「いてっ!だっ!ぐはっ!」

 

やべ、諸に喰らったがまだまだやれるぞ、俺は!

 

男1「良いぞぉー!偽者なんか、やっち前ぇー!」

 

男2「そうだ!そのままだったら倒せるぞぉー!」

 

人里の人間達は偽者の祥平に声援をし始めるのだった!?

 

祥平「みんな待ってくれ!俺は偽者じゃない!そいつは偽者だ!」

 

ニセ祥平「はっ!」

 

悪いが面白いからこのまま利用させて貰うぜ?

 

祥平「ぐっ!」

 

腹パンをされ俺は膝を地面に着いてしまうが何とか立ち上がる……

 

女1「早く偽者なんか退治して人里に平和を!」

 

男3「そうだ!そうだ!」

 

こいつら本当にこっちの祥平が偽者だと思ってるわ。だから人間のこう言う所は嫌いって今は言ってられないわ!

 

ニセ祥平「落ち着いてくれみんな!必ず俺が退治してやるから!」

 

祥平「そんな簡単に退治が出来ると思うなよ。本物の力を見せてやるよ!」

 

だが俺は偽者の俺の攻撃が全て避けられ返り討ちされボロボロになってしまう。

 

祥平「くっそ!」

 

あいつの戦い方がニセダイナと同じだ。まさかグレゴール人が?でもそいつはダイナの強さを知ったから人間を襲うって事はないけど……

 

ニセ祥平「でやっ!」

 

祥平「ぐあっ!」

 

蹴り飛ばされ転ばされる!

 

紫「偽者の祥平なのに強すぎるわ。祥平、私も一緒に「駄目だ!」どうして!」

 

祥平「これは俺1人でやらせてくれ!自分を乗り越えられないで何が幻想郷を守るだ!」

 

まだ立つとはやはり最高に面白いぞ、こいつ♪

 

紫「分かったけど本当にヤバいと思ったら止めに入るからね!」

 

祥平「おう!」

 

絶対に負けられない。自分の偽者はきちんと自分でぶっ倒さないと駄目だ……

 

ニセ祥平「ならやってみな偽者さんよ!」

 

!、弾幕!?これは避けられるけど……くそっ!

 

祥平「ぐああああ!」

 

ニセ祥平「どうした、もう終わりか!」

 

諸に喰らって立つなんざ不可能だぜ?

 

紫「祥平!」

 

だが祥平は立っていた。そして後ろには小さな女の子が祥平の後ろで泣いていた。

 

祥平「大丈夫だよ。紫この子を頼む!」

 

紫「!、分かったわ!」

 

紫は少女を抱き抱えて避難させ親の元へ返した。

 

ニセ祥平「まさか避けなかった理由は!?」

 

祥平「俺に化けて成り済まそうとしてるなら別に構わねえよ。でもな、関係ない人間に怪我をさせたらどうするつもりだ、偽者さんよ!」

 

俺は右手を強く握り締めて思い切り顔面を殴る!

 

男1「て事はあっちが本物?」

 

男2「そうなるよな?……あんちゃんすまなかった!」

 

え?いきなり謝ってる?

 

女1「人里の私達は貴方に感謝してたのに偽者扱いをしてごめんなさい!だから!」

 

男3「負けないでくれ!」

 

今のでみんなは本物の祥平に謝り声援をする!

 

祥平「みなぎってきた!今の俺は負ける気がしねぇ!」

 

ニセ祥平「声援があるからどうした!ぐっ!」

 

さっきより力が増してるだと!?

 

祥平「お前がどれだけ強いかは知らない。でもここには俺に沢山の思い出をくれた人達がいる!応援してくれる人がいる!一緒にいてくれる人がいる!だから俺は負ける気がしないん!はっ!」

 

ニセ祥平「ぐっ!」

 

こいつ確かに凄いが俺の嫌いなタイプだ!?

 

祥平「だっ!」

 

ニセ祥平「しつこいな!ぐおっ!」

 

こいつ力だけじゃねぇ……速さも上がってる!

 

ニセ祥平「調子に!「させねえよ!」ぐっ!」

 

祥平「うおおおおお!」

 

俺は偽者の俺を片手で持ち上げ魔法の森方面に投げ飛ばす!

 

男1「どうすんだ、あんちゃん!投げたけど!」

 

祥平「みんなを巻き込みたくないからな!紫、頼む!」

 

スキマに入り魔法の森へ向かう!

 

~魔法の森~

 

ニセ祥平「くそっ!あいつめ!」

 

祥平「俺がどうした?」

 

スキマから来るか……こいつ流石って所だな……

 

ニセ祥平「行くぞ!」

 

祥平「来い!」

 

互いに地面を蹴り同時に近付き互いの顔面を殴り静かに決着がつく……

 

ニセ祥平「流石って所か……」

 

そう言いながら消えてしまう…。何だったんだあれ……

 

紫「何でいきなり消えたのかしら?」

 

祥平「分からねぇけど一先ずは解決か?」

 

思った以上に呆気なく解決したけど特に怪しい動きはないけど俺は紫のスキマで家に帰りボロボロの状態の事で依姫にこっぴどく怒られたけど依姫と一緒にゆっくりと過ごす。紫と豊姫は帰るのだった。

 

~幻想郷 上空~

 

???「さーてと、第1段階クリアっと。次は私自身が相手をするわよ。必ず君の心は私が奪うからね……」

 

またオーブリングネオを持つロングヘアーの女性は本格的に準備を始める。

 

END




作者「次回の幻想郷に帰って来た男
第23話 闇と光のオーブの力」


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第23話 闇と光のオーブの力

作者「前回のあらすじ」

祥平「1つ 偽者と間違えられる」

紫「2つ 祥平は小さな女の子を助ける」

依姫「3つ 謎の女性が祥平を狙う」


あれから1週間が経過する

 

祥平「ふうー……平和だなー」

 

依姫「本当にね……」

 

お互いゆっくりソファーに座ってお茶を飲む。

 

依姫「祥平そう言えば今日は特に用事とかは?」

 

祥平「今日は特にない。このまんまのんびり「なら甘えても」別に構わないけど、どした?」

 

何でか今日の依姫は凄い甘えてるんだよな。いつもだったらこうなんて言うんだろうな……

 

依姫「何か胸騒ぎがして今すぐにでも甘えて祥平成分をチャージよ?」

 

祥平「そんな真顔で言わないでそれに抱き締める力がちょっと強すぎて痛いよ」

 

言われた依姫は抱き締める力を弱める。

 

依姫「ごめんなさい。祥平もしかして今までは我慢してた?」

 

祥平「いやそんな事はないけど?今回が始めてだけど、それがどうした?」

 

始めて?もしかして祥平の力が少し弱ってる?いやそんな事は……。玄関からノックしてる?

 

祥平「ん?ここにドアのノックする奴は始めてだな」

 

依姫は祥平の上から降りて祥平は玄関に向かいドアを開く。

 

???「貴方が高田 祥平?」

 

フードを被った人が俺の名前を聞くが誰なのこの人?

 

祥平「えっとどちら様ですか?俺が知る限りだとフードを被ってる人は知り合いにはあんまりいないんだけど?」

 

???「それはそうですよ。私達は初対面ですからね?それと……貴方には死んで貰う!」

 

いきなり蹴りをやってくるが俺も蹴りをやり吹き飛ばす!

 

???「流石は幻想郷のヒーローで英雄。でもそんなの関係ないお前がいるから私は不幸なんだ!」

 

!、こいつが持ってるのは!?

 

祥平「オーブリングneo!」

 

???「へぇ~ビビってるの?」

 

こいつ煽るがそれに乗ったらヤバい気がする。と言うかそんな煽りを俺が乗るわけない……

 

祥平「お前は俺を消しに来たのは分かったけど名前を名乗れ……」

 

???「私?私はヨリカ。並行世界から来た貴方の娘。そしてそこにいる綿月 依姫の娘でもある!そしてお前を消しに来た!私のお母さんを殺した同じ顔のお前だけは消す!」

 

何ぃ!?並行世界から来た、俺達の娘だと!?確か前は未来から来て助けを求めてたけど!

 

依姫「どうして祥平を消しに来たの!?」

 

ヨリカ「この人のせいで私は苦しかった……何よりお前の笑ってる顔を見てると凄く不愉快!だから私があんた達の幸せを壊す!」

 

オーブリングneoの青スイッチを下に降ろしオーブダークのプロテクターが取り付けられる!

 

祥平「うおっ!」

 

オーブダークカリバーの攻撃を避けダインスレイフを取り出し構える!

 

ヨリカ「そんな武器じゃ私は倒せないわよ!」

 

軽々とオーブダークカリバーを祥平に素早く斬りに攻撃をするが祥平も負けず劣らずギリギリで全て防ぐ!

 

ヨリカ「はっ!」

 

祥平「ぐっ!」

 

ダインスレイフじゃ駄目だ!力じゃ流石に敵わない……だったら!

 

祥平「クロス「遅い!」あぶな!」

 

ヨリカ「お前だけは殺す!殺す!殺すーーーー!」

 

ぐっ!また別の並行世界の俺は何をしたんだよ!

 

祥平「たくよ!」

 

蹴りで何とかオーブダークカリバーを弾きヨリカの腕を掴み外へ投げる!

 

ヨリカ「ちっ!」

 

外に出たところで何も変わらない!

 

祥平「さーて流石に家を壊される訳にもいかないからな。悪いが少し黙らせてから話しを聞かせて貰うぞ!」

 

クロスソードを取り出しオーブトリニティのウルトラメダルを取り出し俺はそれを身に纏う!

 

祥平「3つの絆と共に今、立ち上がる!!」

 

オーブスラッシャーを右手に持ち構える!

 

ヨリカ「絆なんて笑わせないで!」

 

拳で殴りかかってくるがオーブスラッシャーで防ぐ!

 

祥平「確かにお前からしたらそうかもしれない!でもな、俺はそれを今まで信じて戦って来た!1人で無理なら仲間となら何処までも強くなれるんだ!」

 

俺は弾き2回スライドさせ技を発動させる!

 

祥平「トリニティウムシュート!」

 

ヨリカ「ダークスペリオン光線!」

 

光線と光線で激しいぶつかり合いで爆風が凄く木が何本か倒れてしまう……

 

依姫「祥平、ヨリカ………」

 

2人を戦わせて良いの?私にとってはとても大事な2人が争うのは……止めないと!

 

依姫「フルムーンウェーブ!」

 

依姫はウルティメイトブレスに触れルナミラクルゼロの力を発動させ2人の興奮状態から落ち着かせ正座させるのだった。

 

依姫「時空を越えての親子喧嘩はもうストップさせるわ。一先ずヨリカはそうやって簡単に消すとか言わないの、良いわね?」

 

ヨリカ「はい……」

 

お母さんは1度怒ると怖いから逆らわないけどさ………こんな父親が嫌だからね……

 

依姫「それでヨリカはあっちの祥平に何を言われたの?もしくは何をされたの?」

 

ヨリカ「………あんな人は父親じゃない。やってる事が屑すぎる行動で幻想郷の全てが支配されてるの……お母さん助けて……私達の世界を平和に!」

 

幻想郷が支配されてる?何でそんな事が……「やっと見付けたぞ、ヨリカ。」!、俺だと!?

 

ヨリカ「何でバレたの!?」

 

祥平闇「お前は俺に逆らったんだ。だから連れ帰って罰を受けて貰うぞ?」

 

あの目付き……もしかして……

 

祥平「悪いが嫌がってるのを無理に連れて行こうとするんじゃねぇよ。自分の子供だろ!」

 

この闇の感じもしかしたら助けたとしても遅いかもしれない……

 

祥平闇「お前こそ何を言ってる?子供は親の言うことを聞くのが「んなの違うだろ!」ほぉ~?だったらどうする?」

 

依姫とヨリカ、2人の前に俺は立つ!

 

祥平「その根性を叩き直してやるよ……」

 

俺はオーブスラッシャーを持ち接近する!

 

祥平闇「ははははは!そんな玩具で俺を何とかなると思うのか!ははははは!だったら本当の力の意味を教えてやるよ?」

 

黒いオーブカリバー……!、まさかあいつのあれって!?

 

祥平闇「喰らいやがれ!」

 

祥平「はあああ!」

 

オーブスラッシャーたった一撃で俺の攻撃を防ぐだと!?

 

祥平「遅い!」

 

未来の幻想郷で10年も修行した今の俺は負けないぞ!

 

祥平闇「ぐおっ!」

 

同じ俺なのにどうしてこんなに強いんだ!?

 

祥平「悪いな。俺は10年間も修行したんだから簡単にはやられないぞ?」

 

祥平闇「ふざけるなあああああ!」

 

怒りだした闇の俺はダークオーブカリバーを振り下ろしてくるが俺はオーブスラッシャーで防ぎ蹴り飛ばす!

 

祥平闇「ぐあっ!」

 

祥平「並行世界の幻想郷を支配なんてふざけた事を止めるんだ。お前は腐っても俺なんだからよ?」

 

俺は手を伸ばしもう1人の俺から黒い煙が出ていた!?

 

祥平「!、どうなってるんだ!?」

 

黒い煙はそのまま祥平の中にいきなり侵入したのだった!?

 

依姫「祥平!」

 

祥平「あああああああ!!!ぐうう……ああああ!!」

 

俺は両手で頭を抑え黒い何かに呑み込まれないように何とか耐えていたが苦しい……苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい!?何だこれ!何だこれ!俺が俺じゃなくなる……誰か……

 

依姫「祥平!」

 

祥平を強く抱き締めた依姫が黒い煙を追い払い直ぐにそれは消えた。

 

祥平「依……姫……」

 

そうだ。俺には依姫やみんながいるんだ。だからもう闇には!

 

ヨリカ「!、急激な光……これは一体……」

 

この世界のお父さんとお母さんはもしかして凄いのかな……

 

祥平「依姫ありがとな……」

 

依姫「夫婦なら助け合うのが当たり前なんだからお礼なんていらないわよ。それよりあっちの祥平は?」

 

あっちの俺は倒れたままだったが弱っていた声で喋り始めた。

 

祥平B「ありがとな………闇から……解…放して……く……れて……ヨリカは……いる……か…?」

 

ヨリカ「何?私達を苦しめた人が私に何か用でも「ごめ……んな……」は?なんで謝るの?私達を散々苦しめて今更になって反省なんて!」

 

長い間に俺はずっと闇に呑み込まれてた。だから解放されたから言わなきゃいけない……

 

祥平B「皆に……伝えて……くれ……」

 

祥平「もう喋るな!!」

 

並行世界のお父さんがいきなり叫んで喋るのを止めたけどこいつは止めなかった。

 

祥平B「闇に負けて……ごめんって……それと1人ぼっちに……させち……まうけど……頑張って生き……」

 

並行世界の祥平は亡くなってしまった。だが顔は笑顔のままだった……

 

ヨリカ「寝たフリでしょ?起きて早く幻想郷に戻ってみんなに謝るんでしょ?」

 

ヨリカはその現実を受け止めるのは余りにも辛かった。母親の依姫も亡くなっていて今度は父親であった祥平までも亡くなってしまった。

 

ヨリカ「許すから起きてよ。演技なんでしょ?だから早…」

 

祥平「ヨリカ。辛いが伝えるぞ……」

 

俺と依姫はヨリカの傍に近付いて隣に座る

 

祥平「俺が戦って気付いた事なんだがお前の父さんはずっと闇に支配されてたけどあの闇は力は強いが問題だらけな事が分かったんだ……」

 

ヨリカ「何を?」

 

祥平「俺もさっき闇に呑み込まれそうだった時に俺が俺じゃなくなる所だった。あれは人の深い闇を引き出して今までの性格を上書きされるって所だ。それで問題なのがここからだ……」

 

俺が感じた事を話すがこれを伝えたらヨリカは大丈夫なのか不安だが………

 

ヨリカ「覚悟はしてる。だから迷わなくて良いよ……」

 

祥平「分かった……それで並行世界の俺は長い間にさっきの闇に呑み込まれてたんだ。そして闇の力で無理矢理に戦って身体に負担を駆けすぎてあの黒い煙は身体を捨てられた事によって死んだ……」

 

そっか……あの性格は黒い煙のせいでお父さんの元々の性格じゃないんだ。良かったけど……お父さんは……嫌だよ、1人ぼっちにしないでよ……お母さんもいないのにお父さんまでいなくなったら私…私!

 

依姫「私達がいるわ……」

 

その言葉に俺も流石に驚きを隠せなかった!

 

祥平「依姫。それ本当に言ってるのか?かなり未来が変わっちまうぞ……」

 

依姫「確かにそうかもしれないけど並行世界の娘が困ってるのをほっとくの?」

 

祥平「そう言われたら断れねぇじゃないか……」

 

本当に依姫には敵わねぇや……

 

~そしてそれから3年後~

 

ヨリカ「こらリア悪戯しちゃ駄目だって言ったでしょ!」

 

リア「きゃあああ、お姉ちゃんが怒った、怒った♪」

 

ヨリカの顔には落書きされた後があったけど祥平と依姫の最初の子供リアと名付け更に弟も一緒に産まれアリシアと名付け今では平和に暮らしている。

 

依姫「2人とも走るの止めなさい!危ないでしょ!」

 

あれからヨリカは笑顔になり私達は楽しい日々を過ごしていた。

 

アリシア「お父さんは何してるの?」

 

僕はお父さんがやってる事を聞いてみたけどお父さんは笑ってた。

 

祥平「何してると思う?」

 

アリシア「おやつを作ってる?」

 

祥平「正解だ♪正解したシアにはチョコを追加しといてやるからな?」

 

俺が作ってるのはおやつだけどホットケーキを作ったんだよな。それを依姫やヨリカ、リア、シアにも食べさせたらめっちゃ気に入ってくれた。

 

アリシア「やったぁーーー!」

 

子供の笑顔は無邪気で可愛いな♪

 

だけどこの子達もいつか俺や依姫みたいに戦うのかそれとも普通に暮らすのか分からないけど俺が生きてる間は見守ってやらないとな……

 

END




いきなりですがここまで読んで頂きありがとうございました!

幻想郷に帰って来た男はこれにて終了させて頂きます。

本当なら子供達との世代交代の話しも投稿するか悩んでましたが止めました。

それでもしかしたら仮面ライダーの投稿を復活させようと思います。だけど今の投稿してる奴を進めてからになると思うのでのんびり待ってて下さい(・・;)

今後も翔斬をよろしくお願いします!


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