煌黒龍アルバトリオン(転)が往く、異世界旅 (モノアイの駄戦士)
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異世界転生?

モンハン二次創作をいつかはやりたかったので投稿!
初めましての方は初めまして!

MHST2の発表にウキウキにテンションがハイになりながら、新規投稿をタンッ!とな!




あえて言おう、俺はアルバトリオンであると。

あらゆる攻撃を無効化する鱗に、火・氷・雷・龍の属性攻撃を使用可能で、存在するだけで天災とも言われる、禁忌級の古龍種最強のモンスター。

神をも恐れさせる黒龍ミラボレアスと対を成す存在である。

 

 

 

 

………などと、ギレン・ザビみたいな自己紹介をしたがぶっちゃけ俺は今現在進行中で、この状況に追いついていない。

というか、理解できない。

あらゆる攻撃を無効化する……というのは、あくまで設定でさすがにゲームに反映させたら倒せないことになるので、さすがになかったが…………今の俺ことアルバトリオンはリアル、つまり現実の存在である。

きっと、無敵なのだろう。

例え、孫悟空の全力パンチをくらっても、ゴッドガンダムのゴッドフィンガーくらっても、悉くを滅ぼすネルギガンテのパワーに溢れたあの攻撃も、オールマイトのスマッシュをくらっても、精々痛いか痒い程度で終わらせてしまうのだろう。

しかも、天候も自在に操れる。

クシャルダオラ以上に。

そんな俺が突然現れたら、モンハンのギルドでなくても、全ての世界が俺を脅威だと断定し、討伐に来るだろうな。

というか、そもそも何でこうなったんだ?

俺は……モンハンのラノベ読んで、ガンプラを作り、風呂入って寝ただけなんだが。

夢なら一番いい。

だが、この地面の質感、周囲の天候の荒さ、自分でも解る、溢れんばかりのエネルギー。

そして、熱によって溶かたためか、結晶化し鏡のようになった抉れた所には、俺を見つめるアルバトリオンの御尊顔がある。

特徴的な角。

鱗全てが逆鱗である体。

背中にバンッ!とある翼。

「ホビットの冒険」に出てくる最強格だったドラゴンである、スマウグなんかイチコロだろう。

いや、なんかスマウグはワイバーンだとかいう話も聞いたが、今はいい。

 

「|グルルルゥゥ……………《何でミラバルカンとミラルーツがいるんだよ……》」

 

何故か目の前に全てのモンスターの祖たる、祖龍ミラルーツと前述の黒龍ミラボレアスが激情した姿なんて言われている紅龍ミラバルカンが俺の目の前にいるのだ。

 

「…………アルバトリオン……アルバ!」

 

「…うぇっ!?ん?あ、すんません!」

 

あれ、なんか普通に会話できる。

 

「どうしたのだ?アルバよ?」

 

「がっはっはっ!遂に頭をヤったか!?」

 

「む、ムゥ………すまない。少し、頭痛でこれ以上会話できそうにない。すまないが、ここで別れだ」

 

「フム、確かに頭にそれなりにデカイ火山弾が当たったのだからな。しかも、無敵状態ではないのだ。確かに頭痛が続くだろう。バルカン、行くぞ」

 

「む、了解した姉上。それではアルバ、またな!」

 

「……………」

 

………感動と恐怖と驚きのミックスジュースが、今俺の頭の中でかき混ぜられている。

 

「もうなんなんだよ……」

 

咄嗟に嘘をついたが、なんか運よく火山弾が頭に当たったらしい。

かなり大きめの。そこに半分に割れてあったし。

俺には、今の俺になる前の俺の記憶はないが、少なくとも先程の彼女らと話してたのは状況判断からして間違いない。

そして、先程から体が何故かウズウズする。

何というか、体が勝手にやろうとしている。

抑えているのだか、何だかした方がいいという気持ちととても嫌な予感の2つがあり、ヤケっぱちになりそうである。

 

「あああぁぁぁーー!!もうどうにでもなれぇー!」

 

思考放棄( ^ω^ )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、その結果ですか………」

 

結果、何故だか凄そうな穴が開いてそこに飛び込んだ。

そして、何故か都市部にいた。

道路標識には「東京」が入っていたが…………何で誰もいないんだ?

というか、意味がわからない。

転生したのは良い。

だが、何で転生したのに別の世界に行くことになる!?

 

「さっきの力は何時でも使えるみたいだな……」

 

とりあえず、元の世界に戻ることにした。

冷静に考えよう。

まず、俺は煌黒龍アルバトリオンに転生、もしくは憑依した。

俺になる前は、アルバトリオンはどうやらミラルーツとミラバルカンと会話していた。

彼女たちがいなくなると、唐突に導かれるようにあの力を使いたくなった。

使うと穴……結果から見るに、転移門を出して無人の東京のどこかに異世界転移した。

そしてここから先は元の世界、つまりモンハンの世界で確認したのだが、まず擬人化。

男にも女にもなれる。

共通だとブラッドレッドを基調とした、ロングコートに下着はどうやらモンハンのインナー。

ここからは男女に別れた服装になる。

男だと紫黒のワイドパンツに灰色のフード付きのシャツである。

ちなみに、俺はそこまでファッションに詳しいわけではない。

まあ、仕事柄そういうのにも見る必要があったので、とりあえず、種類はわかるといった感じだ。

鏡みたいになった結晶化した壁を見ると、髪は黒髪、目は金色になり、改めてこれは擬人化であると教えてくれる獣の目だった。

目はパッと見では解らないが、東洋人風なのに金眼はかなり目立つだろうな。

もしくは中二病か。

髪が長めなのは何故や。

パッと見、野性味を感じさせるイケメン。

女だと、髪型がポニテになるくらいで容姿は変わらない。

体型はボンッキュッポンくらい。

よくアニメなどの巨乳女子たちが「重いから肩がこる」というのに、とても共感した。

グラマスな体だが、ぶっちゃけ擬人化なのでデブにもガリガリに細くすることもできる。

しかし、顔の形は変えられても髪と目の色は変わらないので、なりきるなら染める必要があるか。

しかし、人間態でもアルバトリオンの公式設定にある「逆殻」もしくは「天殻」の効果はあるようだ。

ON/OFFの切り替えができるところ、ハンターが来たら手加減して「天殻」をOFFにしてるのではないか……とも思った。

まあ、ゲームなのに攻撃が効かないとかクソゲーだろうし、そもそも狩猟にならない。

でもあらゆる攻撃を無効化、衝撃を跳ね返すのだから、ぶっちゃけ「天殻」ありなら確かにミラルーツやミラボレアスでも勝てないわな。

だって公式設定だし。

まあ、さすがにビッグバンとか宇宙の消滅とかは耐えきれないだろうが。

 

「…………基本的に男で行こう」

 

気持ち的には男なのでな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、これからどうしよう。

何もすることがない。

ぶっちゃけ、擬人化できるからハンターやるのもありだし逆にやって来るかもしれないハンターを迎え撃つのもありかも。

だが、俺としては戦いは望みではない。

ぶっちゃけ、せっかく古龍になって空を飛べるのだからどこかに行きたいです。

 

「よし、旅に出るか!」

 

数日後、神域とも呼ばれたアルバトリオンがいた地域は唐突に嵐が去り、何もなかったかのように晴れていたらしい。

 

 

 

 




行ってほしい世界があれば、リクエストをどうぞ!
メッセージ機能を使ってリクエストしていただければ、一番です。
もしくはアンケートという形で決まるかもです。

とりま、しばらくはモンハン世界を旅する!
旅立ち編みたいなもんです。



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レッツゴー!ポッケ村!

そこまで厚い内容ではないかもです。

尚、個人的、というか公式設定には古龍の中で最強とも言われているらしいので、ミラルーツなんかとも互角以上なのでは……と、思っています。
ゲーム設定的にどうしても弱くなる(チートなし)、アルバトリオン。
ネットを漁ってると、最強はミラルーツだとかありますけど、それってあらゆる攻撃を無効化、跳ね返す天殻の事を知らないor忘れてるのでは………とも思います。
まあ、天殻なしならミラルーツに勝利が渡りそうですね。



一日目。

初めて空を飛ぶから(アルバトリオン本人はとっくのとうにやってるんだろうけど)はしゃいでしまい、そこまで距離を出せずに適当な洞窟で寝ることにした。

いやだって、空を生身で自由に飛べるんだよ?

はしゃがない方が、若干異常だって。

 

 

 

 

 

 

 

二日目。

今度は普通に空を飛んで移動する。

とりま、山の方に向かおう。

あと、天候は普通の晴れにしてある。

さすがに嵐以上に酷い天候を纏いながら移動とか完全に人間に対して、宣戦布告してるからね。

寝るときはお腹も減ってたので、アプトノスを殺して食べた。

リオレウスたち肉食モンスターが好む理由がとても解った瞬間である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三日目。

山に近づいてきた。

途中でリオ夫妻に出会ったが、俺から滲み出るオーラかなんかでビビって強気な態度から一変、逃げに徹した。

まあ、特に攻撃しないのならこちらからもするつもりはないので放っておいたが。

寝床はどうやらティガレックスに荒らされたらしいどこぞの巣だ。

ティガレックスが戻ってくる気配もなかったので、寝床にさせてもらった。

もしかしたら、元々はあのリオ夫妻の物だったのかな………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四日目。

麓まで来た。

しかし、運悪く商人さんに見つかってしまいビビられるが、まあこっちには戦闘意思はないし、相手はそもそも戦えないのでお騒がせしますという意味で頭を下げて通らせてもらった。

え?どこにいるんだって?

さすがに三日も空を飛んでると、たまには歩きたくなるから。

前世は少しは体を動かさないとと意識してたので、歩くのが習慣になっている。

ご飯はポポ。

ポポノタンらしき部位を食べると、普通の肉より少し美味しく感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五日目。

どうやら、モンハンのゲームでも出てくる雪山エリアに出てきたみたい。

エリアは………7かな?

で、そこにナルガ装備とガムート装備の女子ハンターがいた。

どうやらクエストに失敗したようでネコタクでベースキャンプかポッケ村か何処かに移送中に危険を感じたのか、アイルーたちが放棄してしまったようだ。

………………原因俺じゃね?

顔を見ると、こりゃまた可愛いこと。

二人とも美少女である。

しっかし、何と戦ったのだろう?

まあ、とりあえずこの子達をポッケ村に運びますか。

 

 

 

 

 

 

 

で、とりあえず背中に乗せてポッケ村と思わしき場所まで来たのは良かったのだが、このままだとポッケ村にいるハンターに攻撃されかねない。

まあ、さすがに攻撃の意思のないモンスターを攻撃するほどアホではないと思うが………

おや、30代くらいの男がモンスターの素材を使った、しかもS・ソルZシリーズでコウリュウノツガイ持ちだし。

ヤベェ、このハンター雰囲気からしてもいかにもベテランだよ。

天殻なしなら古龍で、暗黒の王とか言われてるアルバトリオンでも大怪我だぜ。

だが、敵意はない。

ただ、警戒している。

それに背中にいるハンターを見せているからな。

 

「…………その娘たちを渡しに来たのか?」

 

俺は首肯する。

さすがに喋ったら驚くし、逆にさらに警戒されそうだ。

モンハンの世界では、禁忌のモンスターに関してはかなり秘匿されている。

だから俺は喋らない。

変なことして、竜大戦の再来を起こしましたとか洒落にならない。

その後は彼に二人を渡して、飛び去ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

六日目。

とある洞窟で休んでいたとき、昨日の彼の事を思い出した。

そして、前世で見たことがあったのだ。

 

「あー、あれか……キオさんか…」

 

古龍ウカムとか撃退してる、ポッケ村の専属ハンター。

彼の物語は少年期から30代まで、番外や本編で活躍する片手剣、もしくは双剣使い。

大人になれば、相手によっては獲物も変えてくるので、かなり強い印象だった。

となると、この世界はノベルのモンハン世界か。

だがまあ、だからといって必ずノベルのキャラが出てくるわけではないだろう……

そう思いながら、物思いにふけ、やがて次の日の昼頃まで寝続けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七日目。

ガムートが氷ブレス吹っ掛けてきたので、ムッ殺した。

何が気に入らなかったのか解らないが、少なくとも攻撃したのはガムートなので俺は悪くない。

ちなみに肉は意外とそれなりにいけた。

後、和風美人な黒髪の女性ハンターがこちらに弓を構えていたが、気付かれても攻撃されないと解るとゆっくりと離れていく。

まあ、こちらからさっさと離れた方が良いかと思い、次の目的地に向かうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




モンハンクロスばっかで、ダブルクロスがやりたい今日この頃。
そして、それと同時に誰かガンダムの話をしたいと思う今日この頃。

……………マキオンネット対戦できないから辛い……



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レッツゴー!ココット村!

アンケートで行こうか、それとも独断でいこうか地味に悩む……




十日目。

今度はココット村に行くことにした。

山を降りる。

それだけ。

 

 

 

 

 

 

 

十五日目。

歩いてのんびりしてたら五日もかかってた。

さすがにそろそろ飛ぼうかと思ったけど、会社にでも行くわけではないのだから、のんびり行くことにした。

尚、ドスファンゴとファンゴたちが俺に突進してきたのでムッ殺して食べた。

痛くも痒くもなかったが、それでも最強の古龍でもさすがにドスファンゴの突進の衝撃には耐えきれんかった。

ちょうど池の水を飲んでたので、頭からドボンと落ちましたよ。

炎ブレスでいい感じにこんがり焼いてドスファンゴ、ファンゴ諸共食いました。

味は悪くなかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十六日目。

自分でも解らないが唐突に一点だけをいつの間にか見つめていた。

そこには山しかないし、何かいてもガウシカかケルビ、アイルー、メラルーにフルフルとかたまにティガレックスなどの肉食モンスターを見かける程度。

それでも、本能が何かに気付いたのか、それとも何か予兆を感じたのか。

まあ、何にせよ、一度お腹を膨らませてまた移動し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十八日目。

キリンさんに出会った。

ミラバルカン、ミラルーツ以外で初めて古龍種に出会ったよ。

彼、【イスタリオ】は色々教えてくれた。

最初は怖がられていたが、こちらに敵意がないと解ると親切にしてくれた。

で、外の世界に関してはまだ浅い方の俺ことアルバはある程度の知識を教えてもらった。

モンスターやこの世界の仕組み云々に関しては、龍脈を使うことで解ると言われた。

あー、それって仮面ライダーダブルの【〇球(ほし)の本棚】やん。

とりま、浅くアクセスしてみたら凄いよ。

まるで∀ガンダムだよ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二十日目。

イスタリオとはしばしの別れを告げて、ココット村方面に向かう。

確か、村長さんはかつては凄腕の竜人ハンターらしいから村に直接行くことはないだろうが………それでもまあ、見たくはなる。

にしても興味深いなぁ、龍脈。

過去の記憶も現在の出来事も詳しく記録され続けられている。

一部のモンスターは擬人化できるのも、龍気のおかげだがこの龍気、武器まで具現化させるからな。

もしかしたら…………と思って、あれをイメージしてみる。

すると………

 

「おお……マスターソードだ!」

 

簡単にマスターソードができました。

まあ、オリジナルよりはかなり劣るけどね。

いわゆる、擬きだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二十三日目。

ココット村を襲おうとしていたライゼクスを、直前で氷ブレスで吹っ飛ばして、ココット村近辺の地形がちょっとだけ変わってしまった。

いや、ホントにちょっとだけだからな!?

草原にリオレウスが丸々入りそうな窪みとか、崖にドラゴンボールみたくクレーターできたりとかぐらいだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二十四日目。

ココット村からハンターがやって来て、こちらを観察していた。

警戒をしている限り、どうやら攻撃の意思は見当たらない。

にしても、何でこう俺がハンターに出会うときは美少女なの!?

攻撃されたら殺せないやん!?

男なら余程の事がなければ吹っ飛ばして力尽きさせる程度だよ。

まあ、さすがにいつまでもここらにいるわけにも行かないから、ココット村から離れることにした。

まあ、ドスランポスとかまだ他にもいたライゼクスを狩って食ってからだが。

ちなみに、上位のモンスターだったので素材はその場に置いておいた。

あの美少女ハンターちゃんが強くなるのは嬉しいやら、怖いやら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二十七日目。

今度はクシャルダオラさんと出会いました。

こちらはどうやら新入りみたいで、下位の気配です。

え?ここら辺は自分の縄張りだからこれ以上近づくと攻撃する?

いや、戦力差わかっていってるのかな……?

まあ、俺としてはわざわざ殺してまで通ろうとは思わないから、若干遠回りになるが違う道を進むか。

あと、またドスファンゴにケツを突かれた。

ドスファンゴ、ならびにファンゴ共。

絶滅させてやろか?(o^-^o)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三十日目。

今日は丸一日寝ることにした。

たまにはダラダラするのも良いねぇ………

だから、気が緩みすぎて雨がザーザー降ってきた。

あちゃあ、でもまあそこまでなら大丈夫だろ。

天候を雨にして、俺は洞窟の中で惰眠を貪ることにした。

貴方怠惰デスね?

怠惰上等!俺は好きなときに好きなことをするのである!

スローライフ万歳!

ジオン万歳!

ZECT万歳!

…………………で、何で俺のお隣にハンターちゃんいるんでしょう?

しかも、俺を観察にしに来たあのココット村のハンター。

まあ、雨宿りといったところだろう。

でも、装備は前のアロイ装備からライゼクス装備になってた。

まあ、悪い気分がしない訳ではないが、ぶっちゃけ俺はモンスターで古龍。

しかも最強格の古龍種だ。

防具なんて不要なんだよね。

だから、使い道のない物を使ってくれたんだからまあ喜んでいるところが大きい。

特に何もなくその日はハンターが間近にいるという、異質な空間の中で寝ることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次は………例のハンターちゃん視点かな?



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電竜ハンターちゃんのアルバトリオン観察日記

女性キャラ視点で書いたことってないから、とても不安です……

まあ、なるしかないか。




私はネローナ。

歳は今年で16になる。

私はココット村で生まれ育ち、当時のココット村専属のハンターに感銘を受けて私も彼の代わりになるようなハンターを目指してハンター育成所の厳しい鍛練を越えてきた。

そして、晴れて私はハンターになった。

私はココット村専属の前に、実力をつけるためにまずは龍歴院所属ハンターとして頑張ることにした。

まずは上位ハンターになれるようにと、頑張った。

そして、つい先月上位ハンターになった。

その嬉しさで、私はしばらくニヤニヤが止まらなくてオトモアイルーのノンノンは若干ドン引きしてたけど。

 

 

 

そんな私は久しぶりに故郷のココット村に帰ってきた。

歓迎されて、少しの間だがココット村のクエストも行っていた。

そしてある日、ライゼクスがココット村を襲いに来たのだ。

私は愛用の大剣【灼炎のブレイザー】を片手に、ライゼクスに立ち向かおうとした。

だが、そこに見たこともないモンスターがライゼクスを地面に叩き伏せ、圧倒した。

そのお陰で村の周りは若干地形が変わったが、おかげで助かったのも事実。

ノンノンはライゼクスに浴びせられた電攻撃に軽くトラウマになってて、あまり戦力としては数えられなかったし、正直私だけだと厳しいと感じていた。

私はノンノンとの連携で上位ライゼクスを狩れる程度のハンター。

素材が足りなくて、防具を新調できてないという理由もあったが、これからは防具の新調をするようにしようと誓った。

で、そのあと村長にあのモンスターの監視を頼まれたので監視していたのだが、イビルジョーのように生態系を破壊するような事もないし、かといってティガレックスのように誰彼構わず攻撃もしていない。

むしろ、あのモンスターから避けているようだ。

あんな戦闘力を持ちながら、温暖な性格なのはココット村としては嬉しいことだと一応捉えておこう。

しかし、何が拍子でココット村を襲いかかられても困る。

私が今まで聞いてきた噂では翼に四本足があるのは古龍種と聞いたことがある。

それが事実なら、私は超危険地帯にいると言うことになるね………

だけど、頼まれたことだしココット村を襲うようなら急いで避難の指示をしなけらばならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冷や汗が止まらない、というのはこう言うことかとハンター人生で初めて冷や汗が絶えなかった。

何故なら、あのモンスターはこちらを見ているのだから。

あれにとっては私は雑魚なのか、それとも偶々目に入っただけなのか。

しばらく私を見て、どこかへと飛び去った。

飛び去った方向へと走れば、そこには喰われた跡がまだ生々しいライゼクスとドスランポスの死体だった。

私はできるだけ丁寧に剥ぎ取られていたモンスターの素材を見て、何だか人間臭いモンスターだなと思った。

素材はありがたく使わせてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その一週間ほど後。

私は龍歴院のあるベルナ村に向かっていたのだが、雨が降ってきたので近くにあった洞窟で雨宿りすることにした。

大きめだったので、おそるおそる中に入ると………件のモンスターが寝ていたのだ。

こちらに気付いたのか、私をじっと見てすぐに寝た。

目線が合ったときは、思わず大剣を構えそうになったがギリギリ抜かずにすんだ。

雨が酷くなってきたので、今更外にも出れず私は精一杯心を無にして存在感を消そうとしていつの間にか寝てしまっていた。

 

 

 

 

 

次に目が覚めると、あのモンスターはちょうど目の前で飛んできたのか降り立ってきていた。

そして、その背中にはノンノンがいた。

 

「え、ちょ!?」

 

と思わず声をあげたのは誰にも止められる気がしない。

しかし、ノンノンが言うにこのモンスター。

行き先がベルナ村らしく、行き先が同じなら乗っていくかと聞いてるらしい。

まさか、モンスターが言葉を理解するとは思わなかった………この時の驚きは、人生最大の驚きだ。

年老いても忘れる気がしない。

おそるおそる、その背に乗るとゴツゴツとしている。

よく見ると、鱗は全て逆鱗だった。

こんなモンスター見たことがない。

こんな生物を根幹から否定するような、いや否定できるモンスターなんて古龍種しかいないと、この時確信した。

しかし、記録にはないモンスターだから、ハンターたちで噂される《禁忌》に属するモンスターなのかもしれない。

私は名前も知れぬモンスターの背に乗り、しかまそれが古龍。

そして、それと共に空を飛ぶのだ。

こんな貴重な体験、二度とあるまい。

………そういえば、別の大陸ではライダーと呼ばれるモンスターと絆を結ぶ者たちがいるみたいな話を風の便りで聞いたことがある。

当時はあり得ないと思っていたが、この状況を見るに、事実なのかもしれない…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から言おう。

スゴい、楽しい、怖い、驚き、興奮………もう、ごちゃごちゃだ。

ただ確実に言えることは、あの最近入ってきて既に半年余りで上位ハンターに昇格したあのハンターでも絶対に経験できない。

しばらくここら辺をうろついたら、今度はユクモ村に行ってみるらしい。

去り際に、抜け落ちた鱗やら爪やらをお土産に貰ってしまい、加工屋に持っていったらとても驚かれた。

で、煌黒大剣アルレボLv3を手に入れた。

有り金全部飛んだが………

それでも強力な大剣になった。

そして、龍歴院にもこの事が知られ、色々聞かれるわ報告書を書くわで忙しくなるのだがそれはまた別の話…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちなみに件の期待のハンターは、熱心にネローナの話を聞きに来たんだとか。



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レッツゴー!ユクモ村!

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この世界に転生して既に一ヶ月。

俺はアルバトリオンとして、そして旅人(いや旅龍?)として歩いたり空を飛んだりしていた。

でまあ、ベルナ村にやって来たのだが…………どうやらやはりというか、ハンターズギルドの最上層部の耳に伝わり、捕獲、もしくは討伐の話なんかあったらしい。

うーん、やっぱ素材を渡すのはやりすぎだったかなぁ?

でもまあ、彼女の防具や武器を見ると、結構使われていててボロボロ。

何かしてあげたいなと思って、抜けた爪やら鱗やらを渡してあげたのだがね………

とりま、そんなわけだからいつまでもベルナ村周辺にいられる訳がなく。

ハンターが来る前にユクモ村に向かうことにした。

あ、でも次の行き先まで彼女に教えてしまったからもしかしたら待ち構えてるかもな。

そんときはそんときで、軽く相手してやるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、一ヶ月もたつと数えるのも億劫になってきた。

だから、改めて振り替えると一ヶ月のうちに濃密なストーリーがあるなぁと感慨深くなる。

そして、今現在俺はユクモ村の近くまで来ています。

うーん、どうにかして温泉に入りたいなぁ……

やはり、危険を覚悟で擬人化して行くか。

服装はあれでも大丈夫だろうし、まあ目立つならユクモ村の住人と同じような服装に変化させれば問題ない。

 

「よし、行くか!ユクモ村!」

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ~……いい湯だぁ……」

 

ドップリと浸かってます。

あ、ちなみに性別は男だからな?

元々男だしさ俺。

潜入自体は簡単だった。

大抵の人は俺のあの服装に驚いていたが、まあ旅人ならありえるかと勝手に納得してくれて、親切にしてもらった。

ゲームでもそうだったが、温泉は専用の服を着て混浴なので女性も入っている。

ハンター、村娘、お婆さん、お爺さん……アイルーなんかもちゃっかりサボって湯に浸かってた(笑)

酒とつまみのモンスターのキモを片手に、のんびりと湯を楽しんだ。

久しぶりに湯に浸かったから、懐かしいぜ。

 

 

 

 

 

 

 

湯から上がると、俺はアイルー屋台で飯を頼んで食べさせてもらった。

屋台のアイルーは、俺が人外であることを気付いたみたいだが変わりなく料理を淡々と作って出してくれた。

ん?お金はどうしたのかって?

この屋台はハンターも御用達のお店だからな。

物によって違うが大抵は100から500ゼニーくらいだ。

一般人にもよく食べに来ていることから、どこも同じ感じだろう。

久しぶりに料理を食べた俺は、こうして人里に降りて飯を頂くのもありかなと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面は変わり、ユクモ村へと赴くとあるG級ハンター。

彼の名前はクジャン。

赤髪の白人男性だ。

もちろん、中身はあのペシャン公ではない。

れっきとした人格者かつ、幾多のモンスターを屠り、テオ・テスカトルとナナ・テスカトリのコンビをソロで討伐もするという偉業を成し遂げている。

そんな彼は今年で二十歳。

嫁を探しながら、ハンター生活を続けていたのだがある日、最上層部から秘密の任務を与えられた。

それは、《禁忌》のモンスター煌黒龍アルバトリオンの動向を探ることだ。

どうやら、とある女性ハンターが出会ったらしく、その一ヶ月ほど前にその古龍がいた地域が、本来の気候に戻っているらしい。

そして、ポッケ村の凄腕のベテランハンターからも、古龍種らしきモンスターがネコタクで移送を断念されたハンター二名を運んできたという報告もあり、きっとハンターズギルドや龍歴院などは大忙しだろう。

クジャンが何故《禁忌》を知っているかというと、彼はかつて帰還途中に紅龍ミラバルカンに遭遇し、そのとき組んでいたハンター二名が重傷を負い、一名は死亡。

そんな中、彼のみは無傷だった。

その腕を見込まれて、G級ハンター試験を受けて受かり、ハンターズギルド御用達のG級ハンターになった。

まあ、基本的にはクジャンの自由にさせてもらっているが。

そんな経緯があって、クジャンは禁忌モンスターについてある程度知っている。

 

「煌黒龍アルバトリオン…………どんなやつだろうか」

 

彼は普通なら恐怖や怯えがあるところを、歓喜と好奇心で一杯である。

まだ見たこともない古龍。

様々な姿で、尚且つ発見報告もないに等しい未知のモンスター。

そんな存在に、彼は好奇心を抑えられずにいた。

だがまあ、一方のアルバトリオンことアルバはユクモ村を満足して既に渓流を散歩しているのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーん、呆気なかったなぁ」

 

俺は今、特殊個体のアオアシラをムッ殺した所である。

赤い体色に、強力な腕の大振り攻撃。

そして、高い体力は通常のハンターでは太刀打ちできない程に強い。

そんな存在を俺は呆気なく炎ブレスでこんがり焼いてしまったのだが。

 

「…………あんまし上手くないな」

 

食べてみたがうまくなかった。

まあ、なんか毒々しい見た目だしな。

 

「次はどこに行くか………」

 

今、迷っているのはどこに行くか。

MHXXまでに出てきた主な村にはもう行ったし、ドンドルマとかの大きな都市には、ぶっちゃけここらよりも警戒が強いだろうから行けないだろうし、ドン詰まりである。

候補としては、MHW:Iの新大陸にセリエナに行くのとフェルジア大陸という、モンスターと絆を結びし者【ライダー】がいる大陸に行くのもいい。

もしくは、カムラの里なんかも良いかもな。

あちらも、気になる場所ではあるし。

 

「後は……あれか」

 

思い出したのはあのゲート。

自分でもよくわからないが、どうやら全エレメントを使って発生している感じがする。

あの穴は、映画MHに出てきたあの塔に出てきた物とあまり変わらない。

もしかしたら、あれと関係があるかもしれないが、場所が解らない。

もし、この世界に俺と同じような転生者がいれば多少は解るだろうが………少なくとも、どこに行くにしても情報が足らない。

だから、異世界に行くのもありかと思う。

しかし、行ける世界はランダム要素が強いんだよね。

何回か試したが、五回に一回ぐらいは別の世界に出たりした。

今確定で行けるのは、【戦姫絶唱シンフォギア】、【ソードアート・オンライン】、【現代(?)】×2、【Re:ゼロから始める異世界生活】、【オーバーロード】、【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?】だ。

現代(?)に関しては、確かに現代の風景なのだが星に流れる力が普通じゃないのだ。

何か巨大な何かがいる感じがして……どちらの世界も同じだった。

ちなみに、さすがに宇宙空間にはいられなかった。

息ができんかったし。

とりあえず、これこらどうするか考えるか……………

 

 

 

俺は洞窟で就寝に入り、色々と思考したあと寝た。

 




一応、行き先候補を出しただけですので他にリクエストがありましたら仰ってくだされば考えます。

それと、コラボも歓迎です。
出張、乱入、ラスボス化、参加何でもありですぞ。


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レッツゴー!ナザリ……ってあれ?

主人公はトラブル体質が半分くらいあります。

自分で言っといて、何故か解ってないw



さて、結局俺は異世界に行ってみることにした。

ゲートを開く。

うん、やっぱ映画モンハンのあの異空間の穴みたいなやつだ。

行き先はオーバーロード。

ファンタジーな世界なら、俺みたいなモンスターがいても問題ないだろ。

まあ、アインズたちには少々嫌な目に会うかもしれないが。

 

「よし、展開できたぁぁぁーー!?」

 

で、入ろうとしたら突然嵐に巻き込まれたかのようにゲート内で吹き飛ばされる。

 

「目がぁ!目がぁ!目があぁぁーーー!?」

 

どこぞのサングラス大佐のように悲鳴を上げながら、俺はどこへ行くのかわからない時空の嵐へと巻き込まれるのであった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意識が目覚めると、そこは………見たことのない空だった。

というか、何であんな謎に意味深なリングが空にあるわけ?

まあ、気にしてもどうしようもないけどさ。

ん?なんか竜に近いなにかが近くにいるなぁ………気配はかなり違うけど。

 

「行ってみるか」

 

俺は飛び上がる。

空を飛び、森を抜けるとそこにはワイバーンと言った方が良いモンスターというか、魔物がいた。

 

「……炎じゃ巻き込みがあるから、氷ブレスだな」

 

俺は龍属性から氷属性に体の活性をチェンジさせて、氷ブレスを吐く。

あっという間に、ワイバーンらしきものは凍りつき、地面に叩きつけられて砕け散ったり、地上にいたワイバーンはその破片などでさらに砕けたりなど、悲惨とも言える状況になった。

どうやらワイバーンと戦っていたらしい兵士たちは、驚きを隠せずにいる。

まあ、どうやら先程の竜とは敵対関係にあったようだから、俺がこの場にいても収まらないだろうから移動するか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふむ。

この地の龍脈を確認すると、かなり乱されていて尚且つ濃い。

どうやら、ここは特異点らしい。

うん、どゆことよ。

だがまあ、そんなゲームがあったのは覚えている。

確か…………FGO……Fate Ground Orderだったっけ?

まあ、あまり興味はなかったから簡易的な物しかわからんけど、少なくともここはifの歴史であり、それを英雄と共に修復するのが主人公の役割だったはず。

もしかしたら、彼らの時空移動……レイシフトに影響されてこの世界に来てしまったのだろうか?

何にせよ、俺は主人公の手助けをすることにして空を舞う。

手助けする理由?

んまあ、別の世界とはいえ未来の人間が全滅しているとか余り気分は良くないからね。

今は龍だが、元々は人間。

人間らしくありたい俺としては、手助けするという手段を取ることにした。

それと試してみたら、鎧なんかも色々変えられた。

うん、龍気ってスゴい。

 

 

はてさて、そんな俺はデッカイ竜が誰かを乗せていたのを発見したので、特大の火炎放射をくらわせた。

 

「きゃぁぁーー!?」

 

と、誰かの悲鳴が聞こえたが無視。

後ろからの猛烈な火炎攻撃に、亀みたいなドラゴンも苦痛の悲鳴を上げる。

 

「グオォォォォーーー!!!」

 

雄叫びを上げて、俺は天候操作。

周囲にいた黒い嫌な奴を雷で打ち砕き、火属性にチェンジした体は赤く燃え盛り、炎の熱に当てられた所は融解していく。

そんな新たな龍を目の前に、主人公……藤丸立香は心底驚く。

何故なら、それは自分がプレイしていたゲームに登場する煌黒龍アルバトリオンにそっくりなのだから。

モニタリングで見ているロマニも、その姿に感動と戸惑い、そして最もな疑問を抱いた。

 

「な、なんでゲームのモンスターがいるの!?」

 

「僕にもわからないよ!?」

 

「わぁお!気になるなぁ!あんな強力な火を吹けるドラゴンなんて!立香君!マシュ君!捕まえてくれ!」

 

「無理です!」

 

その間に、アルバトリオンは狂化されたサーヴァントたちが蜘蛛の子散らすように逃げて行くのを見届けてこちらへと向く。

ロマニは鑑定やら知識の棚を開けたりと大忙しだが、驚きの事実にぶつかる。

 

「な…!立香ちゃん!そのドラゴン……いや、アルバトリオンはモノホンだ!」

 

「サーヴァント反応なし………まあ、ドラゴンだから当たり前かな」

 

「本物なら………私たち終わったわね…」ガーン

 

「せ、先輩!?」

 

「む?どういうことだ?マスター?」

 

「あー、俺にも理解できないから教えてくれ」

 

その場にいた立香(マスター)のサーヴァントである、ランサー(クーフーリン)アーチャー(ギルガメッシュ)は立香の軽い戦意喪失に、疑問を抱く。

彼らにしては(特にギルガメ)、ドラゴンなぞ自分には叶うわけがないと思っているのだ。

それだけの経験と強さを自負しているからこそ、であるが。

しかし、相手は…………アルバトリオン。

 

「僕が説明するよ。あれは元々は【モンスターハンター】シリーズに登場するボス並の強さを持つモンスターで、名前はアルバトリオン。別名煌黒龍」

 

「ん?モンスターハンターシリーズとなると………創作の世界のモンスターという事か?」

 

「ふん、だとしても(オレ)の力の前では無意味よ」

 

しかし、ロマニは否定的に言う。

 

「ギルガメッシュ、自信満々なのは良いんだけど……もしかしたら君の宝具をもってしても、無意味かもしれない」

 

「…………どういうことだ、雑種」

 

「ゲームではチートだから無かったけど……公式設定では、アルバトリオンには無敵チートがあるんだ………あらゆる攻撃を鱗で破壊し、弾き返す」

 

その返答に、微弱ではあるが口を歪めるギルガメッシュ。

つまりのところ、ギルガメッシュでも勝てないということにギルガメッシュは不満……というよりも、怒りが溢れてるのだ。多分。

その様子を見てか、ロマニはそれを証明するかのように言う。

 

「ギルガメッシュ、アイツの鱗をよく見て」

 

というと、クーフーリンもギルガメッシュもそれの鱗を見て驚愕する。

ギルガメッシュの場合は、少し目を見開いたのみだが。

 

「なんだありゃ…!?鱗が全部逆鱗!?」

 

「…異様な」

 

「あれがアルバトリオンなんだよ。生物としての調律を外れた神にもっとも等しいモンスターさ…」

 

「……………私が出れる幕がなくて寂しい」

 

ちゃっかり、オペレーター室の端っこで珍しくいじけるダウィンチであった。

 

 




とりあえず、FGOの邪竜百年戦争オルレアンに転移しました。
理由は、まずは初めてのアルバトリオン異世界転移なんでにわか知識といえど、英霊という強力な敵を用意してアルバトリオンの強さを確かめたいかなと。興味本位もありますけどw
次はオーバーロードかカムラの里かはたまた別かですね。

尚、一応オルレアンはFGO関連のSSで大まかな内容は掴んでいるので、安心してください。
でもあんまし、サーヴァントたちの活躍は期待しないでください。
そこまで内容は飲み込めてないので…ごめんなさいです。
それと、余り長くないです……申し訳ない。




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煌黒龍の進撃(邪ンヌは涙目)

てなわけでどうぞ!

短いけど。




さて、俺はどうしよう。

話しかける?

それとも無視してどっかに行くか?

あ、ギルガメが槍みたいの飛ばしてきた。

もちろん、呪いやダメージそのものを天殻が破壊し無効化する。

天殻発動中は全身にある程度龍気を纏うから、神秘やら呪いやらが混じった攻撃も破壊してくれる。

当たっても痛くも痒くもない、そんな俺を見たギルガメは不愉快な顔をして立香ちゃんを見る。

うーん、マジでどうしよ。

まあ、わざわざ一緒にいる事もないだろうから一度離れるか。

 

「あ………」

 

と、誰かの声が聞こえたのは幻ではないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はてさて、困ったことになった。

元々、俺はただの一般人……のはずだ。

何故前世の記憶が曖昧になっているのかは、全くわからないがそれでもある程度その知識に助けられてるし、民衆に紛れ込むときも前世の記憶は役に立つ。

アルバトリオン的には。

名前もわからん、どんな人間だったのかもわからない俺が別世界で原作を変えるような事をして良いのかと、思うときがある。

だが、今のところ俺はこう思う。

楽しめればそれで良いと。

つまりは楽しんだもの勝ちだ。

例え、元々人間でなかろうと今の俺は人間でありたい、人間に近しいところにいたいと思っているのだから、それで良いだろう?

 

閑話休題。

ともかく、困った。

何故なら適当に考え事しながら移動していたら、いつの間にか敵の本拠地近くまで来てたよ。

んで、もちろんこの図体じゃバレるから狂化されたサーヴァントに攻撃されております。

まあ、全くダメージ入ってないし痛くもないんだけどさ。

逆に返り討ちにして、二人くらいゲームのアルバトリオンでは使っていない雷ブレスをぶつけて黒焦げにしてやった。

うひー、痛そう。

いや、痛い以前に死ぬか。

 

「もう、コイツなんなのよぉぉーーー!?」。゚(゚´Д`゚)゚。

 

と、泣きながら今だ攻撃しているのは邪ンヌ。

完全に見た目が駄女神みたいな感じになってるもんだから、内心では可愛いと思う同時に笑ってて我ながらなんかおかしいと思う。

とりあえず、ビビらせてみるか。

 

 

「グオオォォーーーー!!!!」

 

「ふひっ……」((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

あ、漏らした。

さすがにやり過ぎたか?

いや、まあこれである程度弱体化できたやろ。

あ、ちなみにあの魚目した気色悪いやつは雷に撃たれて昇天してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーむ、意外とすぐに終わってしまった。

ぶっちゃけ、天殻があれば全て弾く訳だからぶっ壊れた世界観のあるONE PIECEやドラゴンボール、七つの大罪なんかでも充分に対応できそうだ。

まあ、さすがにドラゴンボールだと俺でもボッコにされそうな気もする。

と、そこまで考えてやって来た藤丸ちゃんらに広範囲型の炎ブレス………まあ拡散炎ブレスを浴びせないように援護で放った。

うーん、この図はなんかホビットの冒険のスマウグがやったような感じだわw

…………ありゃ、行ってみたいところがまた1つ増えたの。

スマウグとアルバトリオン、どっちが勝つ!?

いや、アルバトリオンの圧勝なんだろうけどさw

でもまあ、せっかくだから彼らに付いていくのもありかも。

で、LOTR(ロード・オブ・ザ・リング)の時代まであの世界を旅するのもありだわな。

空白の十数年で星を一周することぐらいはできるだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




悩む!
という訳でアンケートとります!
まあこれの次は一端MH世界に戻りますが。

オバロの世界に行くのは確定ですので、オバロ以降で行ってほしい世界ですね。



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どうやら自分は追われているようです

長年動かなかったアルバトリオン。
それが勝手に動き出せば……ねぇ?




拝啓、名も知らぬ俺のお父さんお母さん。

今日も元気にハンターに追っかけられてます。

お父さんお母さん。

俺はどうすればよろしいのでしょうかあぁぁぁぁーーー!!??

 

「グルルルルッ!?」

 

「……………………」

 

ねえ!怖いよ!

無言の圧力みたいのが、あのハンターさんにあるんだが!?

何でこうなったんねん!?

飯食うときも水飲むときも用を足す時も、なんであのハンターさんはいるんでしょうかねぇ!?

龍脈から情報を引き出せば、彼の名前はクジャン。

おい、まさか中身はペシャン公じゃないよな。

あ、違かった。

……………好奇心旺盛だからなのかよ。

理由がわかったのは良いけどさ。

普通にあのギラついた目は怖いって!

生き物見んのにあんな目になる必要はどこにあるんや!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渓流に戻って早数日。

次の世界への選考を行ってたら、ハンターがやって来た。

までは良いのだが、そのハンターに問題があった。

すごい知識欲と好奇心。

生態系を壊すようなら、すぐにでも俺を討伐するのだろうがそんなこともしていない俺を討伐する理由などもなく。

そもそもわざわざ怒らせる必要もないから、彼は傍観しているのだろう。

だからといって、あのヤバイ科学者がするような目で見られるのも嫌なんだけど。

時折、雨を降らしたり晴らしたりと天候操作してるけどそれもまだ許容範囲のようだ。

まあ、嵐とかを呼び起こしたらさすがに討伐準備くらいはされるか。

ちなみにガーグァの卵を焼いて食べたらすごく美味しかった。

卵焼きでここまで旨いのだから、スフレとかにしたらもっと美味しいのだろう。

ガーグァの肉自体も美味しいけど。

さて、一端アルバトリオンの住みかに戻ろうかな。

俺は翼を開いて、飛び上がる準備をする。

ハンターは…………何もしてこないか。

さすがに禁忌級の古龍種に喧嘩を売るほど、アホでもないか。

 

「グオォォォォォーーーーッ!!」

 

最後に雄叫びを上げて、俺は空に飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー数時間後ー

 

な、何とか戻ってこれた…………

まさか、道を間違えるとは思わんかったよ。

まあ、頭まではハイスペックじゃないのが解ったよ。

嬉しいか、悲しいかは置いておいて。

次に行く世界はオーバーロード。

人外が頂点な世界だ。

だがまあ、ファンタジー要素のある世界なら大抵のやつは勝てないだろう。

アインズ様でも、時間魔法で時を止めて攻撃しても天殻を起動してれば時間が止まっても龍気がある程度カバーしてくれるのでダメージは大きくない。

即死魔法に関しては、そもそもモンハンには即死という概念が人間にしかない。

最弱の下位のドスジャグラスや試し切りにされてた、イャンクック先輩でもMOD使わなければ大抵は即死しない。

屁理屈みたいだが、例え即死魔法で殺されてもこっちは超次元かつ生物の摂理を逆らっている存在。

多分、オートで蘇生されるのでは?と予測している。

天殻なしのゲームアルバトリオンならダメージを与えていけば、倒せるがそれでも攻撃力が半端ないからなアルバトリオン。

 

「まあ、行くだけ行くだけか………なんかおかしい」

 

そんな訳でオーバーロードの世界に飛び込むのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sideクジャン

 

「………………………」

 

俺は煌黒龍アルバトリオンが飛び去った方向を見つめながら、思考の海で考え続ける。

アイツは俺に気づいていた。

俺がこの場に、いやアイツに付き纏っているのを最初から看破されていた。

やはり、古龍種は末恐ろしい。

しかし、手を出さなかったのは不思議ではある。

まあ、古龍にも色々性格があるのだろうから元々穏健な性格というのもあるのだろう。

なら、こちらから下手に攻撃しなければこちらが被害にあうこともない。

そもそも、アルバトリオンがその地域にいる間は決まって晴れていたらしい。

時たま雨が降るようだが、それでも基本的に少し雲を残している程度の快晴。

穏やかで暖かい風が吹いてくれて、近くの人々は思わず惰眠を貪ったらしい。

俺もわかる。

あの心地良い風の中で、アルバトリオンを観察するのが嫌になるほどまで。

実際、ユクモ村にいた観光客や住民もうとうととしていたし、何なら村長なんか爆睡していた。

それのおかげで、温泉で溺れ死にをしかけた観光客や住民がいたくらいだ。

ちなみに、その溺れ死にをしかけた人の中で俺も入っているのは黒歴史である。

 

「…煌黒龍アルバトリオン。また会いたいな」

 

アイツは、どうやら神域に帰ったようで実際飛んでいった方向は神域と呼ばれている場所だった。

きっと、アイツを拝めるのはこれっきりじゃないのだろうか?

俺はそう思いながら、その場を後にした………

 

 




やる気&創作意欲の低下で投稿スピードが極端に落ちています………
中々厳しいですが、こういうのが何度かあると思うので気長に待っていただければ幸いです。

次はオーバーロード!
真実は何処かだって?
んなの知らんわ!(笑)



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オーバーロード編
こんにちはオーバーロード!さようなら、スレイン法国(クズの塊)


さっそくやらかしますデフゥ~。


……何のキャラの口調かわかる人いるかな?




しくった。

原因は簡単、出入口の出現場所がアカンかった。

ん?何で出口を確認しないのかって?

確認したくても無理なんだよ。そもそも、まだこの力に目覚めたばかりなのか、転移場所をちゃんと固定できないし。

頭突っ込んだらそのまま転移しちゃうし。

簡単にイメージするなら、フォートナイトの時空の裂け目の特性みたいなもん。

で、今現在の話をさせてもらうと………

 

「ど、ドラゴンだぁぁーー!?」

 

「ヒィィィーーー!?」

 

「助けてぇ!?」

 

突如として街中に現れたドラゴン(アルバトリオン)に驚愕して、恐怖で逃げ惑っている。

 

「スレイン法国を守るんのだ!突撃ぃぃー!!」

 

「うおおぉぉぉーー!!」

 

え?スレイン法国?

あの人間が一番主義の?

なら………別にいいよな。

 

 

 

 

アルバトリオンが転移して、ほんの十分弱でスレイン法国はかつてミラボレアスが滅ぼしたシュレイド王国のように、全てが炎に包まれ無へと帰した。

その劫火は、戦争中のエルフの国の半分ほどまで侵食し、エルフの(屑ゴミ)もまた訳もわからず炎に包まれて消滅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

…………オーバーキルだと思ったやつ、これは正当な裁量である(多分)。

確か、記憶では異形種のプレイヤーを専門にPKするクソ野郎どもが建てた国なんだよな。

そして、その影響でこの国に住む人たちは人間以外は劣等種と見なしているんだよね、確か。

実際、原作のナザリックが転移したての頃でも目的のためなら人間まで殺してたりするし、クズの中のクズ。

宇宙世紀の連邦政府でも、ここまで無差別すぎる攻撃とか差別とかはしてないぞ。

ティターンズは例外だが。

まあ、どちらにせよ腐ってるけどね。

にしても、ホント綺麗サッパリ。

焼け野原君も唖然する状態だよ。

大地は融解して、液体になってるし俺が見渡す限り地平線が見えてしまってる。

結構珍しいね、地平線が見えるって。

さすがにこのままにするのもヤベイので、龍気と天候を操作する。

 

「ムムム……何かと同化したな…」

 

龍気が何かと混ざる感じがした。

多分、この世界の魔力とかだろう。

適応したのかな?

 

「さて、まずは……」

 

煌黒龍アルバトリオンの3分(3分キッチリとは言ってない)自然再生!

まずは大雨を降らして、地面を作る!

 

ボンッ!  ドカンッ!  ドン!

  ズドン!   ズウゥーーン!!

   ボズン!     チュドーン!

 

ヤベ、水蒸気爆発が起きてる。

まあ、別に良いか。

熱風が凄まじいけど、炎属性になってるから全然平気だし。

次に風で草や木々の種を持ってくる!

結果、大嵐が世界各地で唐突に起きて、突如消えるという意味不明な出来事が全国で起きるのだがそれはまた別の話。

もちろん、ナザリックの地上も嵐で若干ハゲました。

次に龍気で大地を耕し、急成長を促す!

その結果、混沌とした様々な植物が生えて一部の地域は数千年後、動植物の領域になるのだがそれは俺には関係ない!

 

 

ここまでに3分!(あえて言おう!3分キッチリとは言ってないと!)

 

「うん、自然が戻ったな」

 

スレイン法国は、まるで存在しなかったかのように自然に帰った。

あからさまに早すぎる上に、そもそも自然の摂理を超えすぎだが。

まあ、そんなのもアルバトリオンだからですんでしまう。

え?それで済むかって?

じゃあ、公式に聞いてくれ!

そもそも、龍気だってまともに解説されてないし!

解りやすく言うなら、龍気は夢を実現できるファンタジー物質?である事だ。

もっと言ってしまえば、オカルトパワーを発揮したユニコーン(結晶体)みたいなもん。

さすがに時間操作までは厳しいと思うが……モンハンの世界だから、そんなモンスターが現れてもおかしくないね。

逆にそれが古龍種じゃなくて、飛竜種だったりしたらそれこそ驚きである。

 

「さて、どこに向かうかなぁ……」

 

とりま、森の中に俺はいるので飛んでいこう。

じゃないと、人間態なら絶対に迷う自信がある。

何故ならあそこは俺が適当に作った森だからな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sideナザリック地下大墳墓

 

「スレイン法国が滅んだ………だと!?」

 

「はい……」

 

情報収集に励んでいたセバス(初老の男)から、緊急で守護者全員が呼び集められた状態で報告された驚愕の事実。

さらにセバスから驚きが止まらない情報が伝わる。

 

「それと、スレイン法国と交戦中であったエルフの国もまた被害が甚大なそうで、エルフの国の王もまた死亡したらしく…………」

 

「セバス、それは本当に正確な情報で良いのよね?」

 

「はい、アルベド様。私共が行く先々で、その情報は知れ渡っておりました。ここまで広がるなら事実かと」

 

アインズ……モモンガは、頭を悩ませる。

何故なら唐突に絶対に敵対するであろうスレイン法国が、ポッと出の何者かによって滅ぼされたのだ。

そんな存在、ユグドラシルでのモンスターでも一国を滅ぼすには多少の時間はかかるはずだ。

しかも、あの国は何かあるようだった。

だが、まだセバスの報告は終わらない。

 

「それと……件のスレイン法国なのですが、我々が確認したところ、既に森と化しておりました」

 

「………………………………………………」(゚д゚)

 

『………………………………………』( ゚□゚)(゚д゚)(゚д゚)( ゚□゚)( ゚□゚)(゜.゜)

 

もし、スレイン法国を滅ぼしたやつがユグドラシルのプレイヤーなら……ナザリック地下大墳墓は勝てないとはいかなくとも、大損害を被るだろう。

だがしかし、それが人間や寿命のある生物ならプランを再構築して機会をうかがうべきだろう。

だがしかし、王国と帝国の定番の戦争も近いので、ここでそのチャンスを放るのも勿体ない。

できるなら、異形種PKプレイヤーでないことを願うしかない。

 

「アインズ様、プランを一度練り直した方がよろしいでしょうか?」

 

デミウルゴスは、恐る恐るといった様子でプランの練り直しを提案する。

だが、既に計画は始めてしまっている。

 

「いや、現在のプランは続ける。が、新しくプランを練る必要はあるだろう」

 

と、アインズは返答する。

 

「了解しました」

 

デミウルゴスは了承する。

そして、沈黙していたコキュートスは問う。

言えばアインズに嫌われるかもしれない。

だが、何も言わないでどんな敵かも解らない相手を根拠もなく想像するよりはマシだ。

 

「アインズサマ。シツレイヲモウシアゲマスガ、モシソノモノニデアエバナザリックハカテルノデショウカ?」

 

「コキュートス!」

 

「良い、アルベド。ここはハッキリと言った方が良いだろうしな」

 

アインズは内心コキュートスの成長に喜びに満ちながら、若干抑えきれなかった緊張した声音で答える。

 

「勝てない訳ではないだろう。だが、少なくとも一国を滅ぼし、国単位で自然に帰すその力は恐らく我々ナザリックの者たちに大損害を引き起こすだろうな………」

 

「アインズ様……!」

 

「ムゥ………」

 

各々で、呻いたり泣き目になったり思考したりと多種多様な反応をする。

アインズは思う。

自分のためならば、彼らは自分の命を犠牲にしてでも自分を助けるだろう。

しかし、死んで行くナザリックのギルドメンバーたちが作ったCPUたちが死ぬところを見るなんて、真っ平御免だ。

自分も何か出きることはないかと、考えながら解散を命じるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、勿論攻撃しなければ攻撃しないアルバトリオンことアルバなのだから、杞憂になるのだがそれでもその力に恐れおののき、頭を上げられない存在になるのは確定だろう。

アルバとしては、気軽に接してほしいだろうが。

 

 

 

 




しばらくこれだけを書いてそうだぁ………
ありふれ×ダンまちのも書くけど。
あと、自分の初稿であるガンダムの二次創作もだけど。

というか、見返してみればタイトルがパロディ……w



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ビビるアインズ、何かに目覚めかけたアルバ

龍気で擬人化できるのなら、龍気で別の生き物に姿を変えることも………?




さて、あの糞まみれだったスレイン法国(元)から飛び立って数日。

俺は滅尽龍ネルギガンテに変装して、移動していた。

え?なんでネルギガンテにだって?

いやまあ、アルバトリオンだからそんなこともできるかなと試してみた結果です。

まあ、さすがにアルバトリオンでやると無理だったから人間態になってからできたけど。

でもやっぱ無理矢理構造を変えるからか、結構痛い。

耐えられなくないけど、全身に痛みが強く走るから一度やったらしばらくはやりたくない感じだ。

なので、ネルギガンテになって全然人間態にもアルバトリオンにも戻ってない。

滅尽龍ネルギガンテには、チートな防御力はないが古龍種を主食とするためか、再生力は異常だ。

なので、例えこの体を斬れる武器があっても超再生で元通りだ。

まあ、そのぶん空腹が早くなるし疲労もスゴイ。

つーか、古龍種が食べたいと本能が騒いでいて大変である。

戻るときは…………痛くないよな?

 

「……………ハウウゥ!?」

 

痛いの反対、気持ちいいのが身体中で走る。

ヤベイ、漏らしそう。

何かから解放された感じで、アルバトリオンの本能も嬉しそうであるよ!

…はっ!?

思わずその衝動でめっちゃ走ってた。

なんか道中何かに当たった気がするが、多分違うよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、周囲を確認……………ありゃ?

どうやら戦争中のようで、片方が化け物から逃げていてもう片方はあまりのグロさに恐怖と吐き気を持ってる人が大多数でありますな。

ふむ、つまりはここはアニメのオーバーロード3の最終回近くか?

どうだったかは知らんけど。

と、考え事してるのにあの黒いのは俺の翼をハムハムしてくる。

天殻で逆に歯が欠けてるけど、それでもハムハムする。

おいおい、歯がなくなってしまうぞ?

にしても、確かにグロいわな。

逃げてる方が王国軍だっけな。

まあ、上層部が腐ってるのだから寄せ集めの兵士たちには悪夢でしかないね。

さすがにアルバトリオン(古龍種)の前で、竜大戦を再現するような虐殺は許せんね。

本能(アルバトリオン)がイライラしている。

確か、アルバトリオンってイゴールドラゴンウェポンが元だったりするらしいから、都市伝説の話とはいえ長い時を生きているアルバトリオンなら、竜大戦を経験していてもおかしくないか。

そして、その戦いを憎んでもいるだろう。

 

「ガアァァァーーー!!!」

 

氷属性にチェンジして、本来ならば効きもしないだろう拡散氷ブレスを黒いのにぶつける。

一瞬で黒いのは氷付けになり、そして術者であるオーバーロードの主人公、アインズ・ウール・ゴウンことモモンガと、対峙していた王国の戦士長さん間に立つ。

本名は鈴木悟だけれども。

 

「小さき者よ。さっさと立ち去れ。この者と少し話がっ………!?」

 

「アインズ様の前でっ!減らず口を叩くな!ドラゴン風情が!」

 

アルベド(フル装備)の戦斧が頭に直撃。

伊達にレベルは高いためか、頭が下に向いたよ。

まあ、痛くも痒くもないけど。

 

「そのドラゴン風情がこうして無傷で立っているのは何故だろうな?」

 

東地宏樹さんボイスが、冴えるね。

つーか、何で人前で話すとこうなってんの?

やはり、アルバトリオンの本能が威厳を出すために使ってんのかな。

まあ、そっちの方が俺もいいと思うから良いけどさ。

 

「効いていない!?」

 

「………アルベド、彼は話に来たのだ。出会い頭に攻撃するな」

 

「………申し訳ありません、アインズ様」

 

一方、アインズは内心ビビってる。

 

「我が配下が無礼を。申し訳ない(やっべーよ!絶対コイツだよ!あのスレイン法国殺ったの!しかも、あの攻撃力!どうなってんの!?俺でも軽く終わる気がする!)」

 

「いや、初対面の相手に警戒をするのは正しい判断だ。無礼には及ばぬ(なんか内心ビビってそうだなぁ……苦労してるのも解るけど)」

 

「そう言ってくれるとありがたい(プレッシャーというか、オーラというか何かがヤバすぎる…!あ、沈静入った)」パァー

 

「…………色々苦労しているのだな」

 

「……はい」

 

思わずと言った感じで答えたアインズ。

沈黙が二人(いや、一つと一匹か?)の間に横たわるのだった………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、やって来たのはアインズの居城であるナザリック地下大墳墓のコロシアム。

ちなみに既に自己紹介は済ませている。

やはりというか、アルバトリオンの事は知らないようだ。

 

「まず問おう。スレイン法国を葬り去ったのはアルバ……さんか?」

 

「ウム。我である」

 

なんか知らぬまに俺にさんを付けてる。

色々笑ってしまうよ!

 

「異世界のドラゴン………ですか」

 

「どれほどの強さなのか気になるでありんすねぇ……」

 

「私が本気で叩いても効いてなかったわよ。逆に戦斧に刃こぼれしてたわ…………」

 

デミウルゴスは俺の姿の感想。

シャルティアは俺の強さに気になり、アルベドはそれに答える。

後半の部分で遠い目をしていたぞ………

 

「して、私に何用だ?」

 

「貴殿らは異世界転移者であろう?」

 

『!!!!』

 

とっさに全員が警戒体制に入る。

まあ、現状ではナザリックのメンバーが異世界の者だなんて知らないだろうからね。

 

「そう殺気立てるでない。我とて……」

 

「………異世界転生者だからな」

 

人間態になると、声は佐々木望さんになる。

女性だと、雨宮天さんになるんだけども。

…………駄女神再現したらすっげぇリアルだったよ………何故か心底後悔した。

…どこぞの水の駄女神になにか言われた気がするが気のせいだよな?

 

「えぇぇぇーー!?」

 

アインズさん!?

 

「なんと!?」

 

「ほえぇ~」

 

ナザリックの守護者たちも各々のセリフを言いながら驚く。

差異はあるが。

 

「つまりは最強のドラゴンに転生して、自由に異世界旅を………(羨ましい!)」

 

「まあ、そうなる。転生か、憑依かは解らないがな」

 

はてさて、俺の力は彼らにとってはどう見られるのか見物でもあるね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………結局の所、俺は怒らせたら危ない人みたいな感じになった。

まあ、確かに怒らせたらヤバイよ。

でもさ、あからさまに危険人物扱いされるのも精神的に堪えるんだよ!?

 

「すみません、俺が変なことを言ったばかりに………」

 

「いえいえ、実際怒ったら最悪この惑星に住んでいる生物全部を滅せられるんで、ある意味では正しいですよw」

 

「さらっとそんなこと言わないでください!?……というか、貴方の世界にはそんなドラゴンが沢山いるんですか?」

 

「さすがに多くはいないよ。でも、やる気になれば古龍種でもない限りは死滅するね」

 

「やばい世界ですねっ!?」

 

アインズ様は、MHの世界の話を聞くたびにビビって怖がって、そして驚く。

反応に困らない人だなw

 

「まあ、基本的に琴線に触れなきゃそうなることもないから大丈夫さ」

 

「安心して眠れない………あ、いや俺はアンデットだから眠れないか」

 

うーん、元人間としては飯を食えない、寝れないのは精神的に辛いよな。

………龍気でどうにかできないかな……

そう、俺は考えながら豪華でフカフカな初めてのキングサイズベットの上で熟睡するのだった……

 

 




アンケートを確認したら、ありふれとシンフォギアがめっちゃ競り合ってます………その次にリゼロだったよ………



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アルバ、守護者たちとお手合わせ!

本気でやりあったら星ごと滅ぶだろうなぁ……ナザリック。
でも、そんなアルバトリオンをも超える絶対者な奴もいないとは限らない……そんなキャラいないけどさ。

いそうではある。




次に起きると、そこは見知らぬ天井だった。

いやまあ、ナザリックだからそうなんだけどさ。

結構久しぶりに人の寝方をしたから、ちょいと違和感があるんだよね。

 

「さてと、この世界に来たからには色々したいな……」

 

で、考えた結果。

 

「手合わせしてもらおう!」

 

アルバトリオン形態で何かを倒すのは既に経験済みなので、この人の形態での戦いを経験したいと思った。

彼らにとっても俺にとってもその強さに学べるところはあるだろう。

いや、俺のは参考にならないか。

それに、転生者ということで俺の発言力は高くはない。

そもそも俺は客人の立場。

信頼されるのは無理に近い。

まあそもそも俺が不要に深く旅先の世界に関わらないようにしているから、というのもあるが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アインズさん、少しいいですか?」

 

「はい?何か用ですか?」

 

俺はプレアデスのルプスレギナに、アインズの居場所を教えてもらい、書斎に来たのだが……

 

「うわぁお。結構な量の書類ですね」

 

「ははは……この時ほどアンデットで良かったといつも思いますよ」

 

まあ、確かにアンデットなら疲労とかも感じないだろう。

骨だし。

 

「………今、骨だしとか考えませんでしたか?」

 

「なんの事ですか?」

 

冷たい空気が俺とアインズの間に横たわる。

今日の側付きのメイドさんが、肩を震わせて恐怖しているのは仕方がないかもだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本題に入れたのはその少し後。

メイドさんには悪いことしちまったなぁ……………後で喜びそうな物でも持ってくか。

 

「はぁ……守護者たちと模擬戦ですか」

 

「はい。うちの世界は戦争なんて滅多にないから、これから旅するに人間態での対人戦も経験しておきたいと思いまして。もちろん、そちらにもメリットがあるようにしてますよ」

 

「…………何です?」

 

「擬人化する指輪を差し上げます」

 

「え!?」

 

「龍気で部屋にあった魔法の効果がある指輪を勝手に使って出来たんですけど………まあ、アンデットだと食べれないですよね?そこら辺不憫に思いまして」

 

「…………ありがとうございます!!よろしくお願いします!!」

 

「お、おう……」

 

自分で発案しておいて引くって、我ながらダメなやつだと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、俺は人間態になって暗黒剣アルレボを背中に携えてコロシアムの中に入る。

ん?手合わせなのに何で大剣を持ってるのかって?

ちゃんと刃は潰してあるから、大丈夫だ。

いや、潰したというよりは切れ味を超悪くしただけなのだが。

最初の相手はナザリック1の武人コキュートス。

彼の力は強力だが、氷属性にもなれる俺では相手としては不足になる。

だが、人間態ならば互角以上になるだろう。

 

「よろしくな、コキュートス」

 

「ヨロシクタノム。アルバサマノチカラ、ミサセテモラウ!」

 

早速、愛用の剣を手に攻めに来る。

これは手合わせなので負けても構わないものだ。

成長する前のコキュートスなら、確実に勝利を取るために慎重に攻めるだろう。

しかし、成長した今の彼なら負けても経験になる、強くなれる、自分の主に期待をかけられているとわかるものは多い。

それが今の彼の行動に現れていた。

それをホッコリと見ているのは当の本人、アインズだ。

まあ、骨だけなのでホッコリなんて見えないが。

 

「…………今また誰かに骨と弄られた気がするのだが………」

 

「そんな不敬ものがいるなら、私が処罰しますわ!」

 

アルベドは相変わらず自分の世界に通い気味である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何回剣を打ち合わせただろう?

スタミナ的にはまだ余裕はあるが、集中力が少しずつ落ちている。

かわせた攻撃も、段々と当たるようになっている。

 

「やはり、擬人化すればスペックは大幅に下がるな……!」

 

「ヌンッ!」

 

ガキンッと剣がぶつかる。

大剣を使っているので、威力は高いがそのぶん小回りや機動力が低いので大変だ。

 

「双剣っ!」

 

「ムッ!」

 

大剣から双剣に変質させ、暗黒双剣アルブレでラッシュ攻撃を仕掛ける。

結果、武器を弾き飛ばされコキュートスの負けになった。

 

「ナイスファイト」

 

「ミゴト」

 

次の相手はデミウルゴス。

だが今回は省かせてもらおう。

なんでかって?

尺の問題でだよ。

ギリギリで勝てた。

 

「お次は私でありんす」

 

次はナザリック最強と謳われるシャルティア。

吸血鬼としての力は凄まじいだろうが、本気でやり合ったら俺が勝つだろう。

何故ならコキュートスやデミウルゴスは接近戦、もしくは魔法での戦いが得意で、シャルティアの場合、武器の特性上一撃必殺が主になる。

そのため、継続的にダメージが与えられなければ天殻なしでも当たらなければドンドン回復していく。

近接戦での結果がこうも違うのだから、ホント戦いは奥が深いね。

まあ、そもそも俺の血を吸血したら膨大すぎる力で憤死するけどね。

そうでもなくてもやろうと思えば瞬殺できるから、そもそもそんなことを考える必要がない………いや、これ以上はなんか可哀想だし、なんかオバロファン(転生者)に殴られそうだからやめよう。

ともかく、隙を見せたら大ダメージだ。

 

「こっちから行くぜ!」

 

「おいでまし!」

 

アルブレで高速で切り結ぶ。

シャルティアのスポイトランス(だっけ?)も素早く突いてくる。

しかし、点での攻撃は避けられたらダメージはほぼ与えられない。

斬撃なら、攻撃範囲が広いので当てられやすいがランス系統の武器は点攻撃。

よほどの技量でなければそうそう当てられない。

そして、彼女はその技量ある者である。

だが、人間態になるとスペックは大幅に落ちるも並の人間相手ならデコピンするだけで上半身が消え去るだろう力を、俺は持っている。

力加減が大変だよ。

 

「フッ!」

 

「ハッ!」

 

素早く激しい攻撃が繰り広げられる。

結果的には俺が勝った。

まあ、俺も痛手を負ったが。

 

「やるでありんすね……」

 

「そちらこそ……ウェ」

 

なんか吐き気がしたが、大丈夫だ。

多分、変なところを突かれたからだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルベドとも改めて戦ったが、最終的に全てに勝った。

一番やりにくい、というか苦戦したのはパンドラだけども。

だって、アイツはドイツ語で喋るわ俺の姿を真似したりとかで色々複雑な気持ちになったよ。

まあ、ともかく俺はアインズに報酬的な人化の指輪をアインズに手渡す。

 

「へぇ、これが!」

 

「龍気で作ったから、そうそう壊れたりしないぞ」

 

「………前々から思ってたんですが、龍気って何ですか?」

 

まあ、聞いちゃうよな。

とりあえず、忠告はしようか。

別に聞かれても困ることはないし。

 

「別に話してもいいが…………利用しようとか思うなよ。この力は俺のような、古龍種………まあ俺の世界の龍でしか扱えられないエネルギーだからな。いや、古龍種でさえも扱えきれてないか……?」

 

「……………解りました」

 

「龍気は龍脈と呼んでいる、龍気の集まりが地上に出てきたもの………というか満ち溢れている物なんだけども、俺の世界のドラゴンの類やモンスターはその龍気を大なり小なり、使っている」

 

実際、リオレウスなんかが良い例だ。

巨体かつ飛ぶのだから、あの翼では普通はホバーか滑空が限度のはずだ。

………なんかそう聞いたし。

それを普通に飛ぶことを可能にしているのが龍気。

人間でも(もちろんモンハンの世界の)龍気を扱える人間が極稀に生まれでる。

しかし、そんな人の子は忌み嫌われて捨てられて死ぬことが多い。

実際、そんな記憶があの惑星の記憶にあった。

見たときは悲しい気持ちにはなったが、どこか客観的であり、改めて龍になったと思い知らされた。

心まで龍になる…………何というか、嫌だなと思った。

だからこその偽善な気持ちがあるのだうか……何にせよ、この龍気は不可能を可能にするどこぞのエンデュミオンさんじみた力がある。

かの最強人種とも言われる東方不敗でも、多分扱おうとすれば体が爆散するのでは、と俺は推察している。

明らかに龍気のエネルギーは、人の身に宿しきれない。

例え、それがアンデットであろうと。

逆に、そこらにいる獣に微量の龍気を与えれば急激な進化を遂げる。

我ながら恐ろしい物だと思う。

 

「とまあ、こんな感じか」

 

そんな感じの事を伝えた。

で、俺は外に出る準備をする。

 

「アルバさん?何を?」

 

「そろそろ別の世界に行こうかとね。短い間だったけど、十分すぎるほどに楽しませてもらったし」

 

「もう少しゆっくりしていっても良いですよ?」

 

その勧誘は嬉しい。

だがな…………

 

「ありがたいけど、辞退させてもらうわ。自由気ままに旅をするのが今のところの俺の目的だからさ。まあ、また会える日があるさ」

 

「そうですか……それなら、またいつか」

 

こうして、俺はナザリック地下大墳墓を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「龍気………龍脈………古龍でも、全容を把握できないなんて、ヤバすぎるよな…」

 

きっと祖龍であるミラルーツも、龍気の扱いはマスターしていても、何故あるのかとか発生の原因、龍気の正体なんかは知らない。

ミラルーツでさえも、扱いを誤れば自滅しかねないエネルギー。

それはアルバトリオンも例外ではあるまい。

 

 




UA一万突破、お気に入り登録150人突破……

ありがとうございます!!!
この気持ちを!どこに!どうやって!すればいいんだぁぁーーー!!!

それと、アンケートは正午の6月16日水曜日で締め切りたいと思います!
まだ投票してない人は急げぇ!w



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アルバ、趣味に走る。

ほぼアンケートに動きがないんで、少しばかしバラします。(言うほどバラしてない)
そして、アルバが超強化されます。




オバロの世界から旅立って数日。

俺は趣味に走っていた。

 

「これとこれ……あとこれもだ」

 

俺が今立っている場所はお台場のガンプラショップ。

ほぼ全部のガンプラを売っているこの場所は、この世界ではそれなりに人気で、主に若い世代とファーストガンダムを見ていた世代が主だ。

逆に他のロボットアニメ、マジンガーZとかはそこそこ有名程度になっていた。

うーむ、完全に俺のいた世界とは違うね。

だがヤマトファンの方々、ご安心ください。

この世界では宇宙戦艦ヤマトはガンダムと同じくらい有名かつ人気で、テレビ用のリメイクや新規の物語が放映されているらしく、仮面ライダーに勝るとも劣らない人気らしい。

世界的には知名度はガンダム>ヤマトらしいけど。

それでもこのアニメ系列の作品は世界中で人気だ。

日本で有名なら世界でもそれなりに有名なものになる。

とまあ、この世界の諸事情はここまでにして。

 

「ブルーデスティニー1号機にケンプファー、ザクⅡ改に限定品のティターンズ仕様のガンダムMk-Ⅱ!ウハウハが止まりませんなぁ!」

 

俺はガンプラを買っていた。

多分、いや確実にハンターが今の俺を見たら幻滅しそうだな。

禁忌モンスターが娯楽にガンプラを買って、組み立てるなんて。

え?お金はどうしたのかって?

神域に落ちてた船の残骸から宝物とか出てくるから、それを売って手に入れた。

もちろん、この世界に変な影響を及ばさない程度にしたぞ?

人間関係の変化は直ぐ様大きく影響を与えることはないが、それでも段々と影響を与える。

それはまだ良い。

世界がそれに馴染むようにするからな。

だが、急激に変えてしまうと世界が崩壊する。

経済的におかしくなったり、それを求めてせんそうになったり。

良い例を挙げれば、アルバトリオンの逆鱗。

それを売ったとしよう。

するとどうだろう?

出所を調べるのが人間の性。

何故ならアルバトリオンは生物の原理を外れた存在。

そんな存在がこの世界にいれば、戦争だろうが何だろうがやるだろう。

そして、そもそも俺みたいな格が違いすぎる存在はそんな物を世の中に出した瞬間、自然の摂理が吹っ飛ぶ。

最悪、世界が終焉を迎える。

唐突な変化に追いつけられない世界が、自壊するから。

………と、そんなことをいってる俺だが俺としても本当のところはよくは解らん。

だが、普通に考えてもアルバトリオンの逆鱗とかは世に出したら不味いだろう。

……しかし、この世界は色々と干渉されてんなぁ……

 

「さて、マイハウスに帰って組み立てますか!」

 

俺のマイハウスはあのアルバトリオンの巣である。

え?あそこじゃ、ガンプラが燃える?

大丈夫、マイクラみたいな地面の中に家を建築するバージョンの家だから。

……何言ってるか解らない?

なら、Minecraftをプレイしよう!

家を建築する時が面倒なときは地面を掘削していきゃぁ良いことに気づくはずだ!

……尚、クリーパーの探知範囲を回避するために、部屋の屋根は二、三個以上の土か石などのブロックの間が必要だぜ!

 

「さてと、組み立てますかぁ!」

 

龍脈から、あの世界の情報を抜き出し、龍気でエアコンや物質を作ることを可能にしている。

つまりは、龍気があれば色々作り放題だ。

まあ、やるとやるだけ精神力使うし腹も減ってやる気がなくなるが。

ともかくとして、現代科学の賜物を使えるのはありがたいし、アルバトリオンの巣の解りづらい所に家を建築したから、技術の流出もない。

そして、夢のマイホームが手に入る!

龍気ってこんなにチート物質やったっけ?

まあ、できちゃうから良いだろ。

とはいえ、材料は必要で氷結晶とかブランコの毛皮とか色々必要になったけど。

なのでハンターみたいにモンスターを必要な数狩った。

総合的にめっちゃ疲れたので、しばらくは作りたくない。

やり過ぎたし。

でもまあ、アルバトリオンの力を毎度毎度使うわけにもいかないので、ガンダムの世界の技術とかはかなり微弱だが龍脈から貰っておいた。

SF要素が強い世界ほど、龍脈の力は弱いのを知りましたよ…………

尚、基本的にそういうのもなるべく使わない方針で行く。

使って時空警察とかに逮捕とか洒落にならん。

あ、でもスター・ウォーズは逆にとある惑星は溢れてたり少なかったりでバラバラだったね。

またいつか行ってみようか。

 

「あ~マッサージチェア最高だぜぇ……」

 

人の体もこれはこれでいいなぁ……もう創造したくない。

龍気は万能だが使用者にとても負担をかけるからもうやだわ。

でもまあ、そろそろ他の世界に行きますかぁ。

ま、ガンプラ買ったあの世界で、ね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………そういえば、俺みたいな転生者いるのかな?

モンスターとかに転生ならまあまあよくあるかもだけど、時空移動は色々凄いからね。

そんなやつがいたら、どうなるんだろ。

 

 




ホントにありふれとシンフォギアが拮抗してました。
結果は次回をお楽しみに!

………コラボ募集してますぜ?


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戦姫絶唱シンフォギア編
絶唱?アルバの場合は絶望の雄叫びです


一位、戦姫絶唱シンフォギア 80
二位、ありふれた職業で世界最強 68
三位、Re:ゼロから始める異世界生活 51
四位、無職転生 23
五位、ホビットの冒険 11

合計233票の投票ありがとうございます!
うーむ、シンフォギアが人気な理由を誰か教えてくれ!w




さてと、この世界ではどうしようか。

適当に散策しても良いし、趣味に没頭するのも良い。

あえて人助けもいいね。

まあ、そんなことが起きればの話だが。

 

っと、どっかで怪しい反応!

直行や!

で、ついた先はこの世界での化け物【ノイズ】が場所から判断するに観客を襲って殺していた。

とはいえ、死因は観客に押し潰されたとか踏み殺されたとかが主だったんだが、これを後で殺したのはソイツら何て言うトンデモ理論が飛び通うんだよな。

ん?なんで知ってるのかって?

無印はちょっとだけ見た、ただのオタクさ。

まあ、時系列は解らんかったがこれで解った。

無印開始の数年前だ。

だがしかし、そうなると彼女を救わないといけないな。

どうせ暇だし。

 

「暗黒大剣アルレボ…」

 

涼しげなロンクコート姿から、俺はEXエスカドラ装備のフル装備に変化させる。

ちなみに、服はアルバトリオンの逆鱗など、武器は爪や角などで構成されてるので、一定以上離れると勝手に消滅する。

それと服は一応脱げた。

でも、ぶっちゃけ色々変化させられるから着替える必要がないからめっちゃ便利です、はい。

 

「…参る!」

 

アルバトリオンのスペックに物を言わせて、壁を蹴るように昇る。

ヒビ入っただろうけど、我慢してくれよ。

かけ昇ると、そこには戦姫絶唱シンフォギアの主人公である、立花響が今回の救出すべき人間である天羽奏。

纏っていたシンフォギア【ガングニール】の武器である槍がちょうど砕けて響にぶっ刺さっていた。

それを横目に、俺は大剣に龍気を込めてデカイノイズをぶった切る。

 

「な、何者だ!?」

 

俺はアルレボを横薙ぎにぶん回して、近くにいたノイズを輪切りにする。

 

「ん?俺?俺は…………まあ、旅人だ。よろ」

 

「………は?」

 

思わず時代錯誤な単語に、自分の耳を疑う風鳴翼。

細かく言えば、別に時代錯誤ではないのだがそれでも旅人と自称する相手というのは、中々ないことだろう。

俺でも一瞬、疑うね。

とはいえ、一々話に付き合ってたらノイズを倒しきれないから中断して狩技を使う。

 

「ムーンブレイクⅡ!」

 

縦向きに大剣をぶん回して飛び上がりながら大剣の重さで起きる威力を、前にいるノイズ複数に当てる。

横から見れば大車輪だ。

にしても、武器に龍気込めながら戦うの大変だわ。

 

「地衝斬Ⅲ!」

 

今度は小さいノイズたちを一掃するため、地衝斬の最大威力を持つⅢを使う。

大剣を引きずりながら、下から上に切り上げを行うこの技は衝撃波が起きるため、範囲は狭めだがそれでも高威力だ。

特に大剣と衝撃波の間が最高威力。

とまあ、雑学を披露したところでほどほどにして真面目に大剣をぶん回す。

ノイズは動きは単純だから、適当に斬ってれば倒せるが防御力面で見ると、アルレボはオーバーキルになるか。

それに動きも鈍くなる重さだし。

俺はアルレボを煌黒剣アルスタにチェンジする。

そういえば、服や武器を変化させるときは龍気の赤とアルバトリオンにある龍気で変化したのか黒の粒子が纏うんだよね。

ガンプラを保存するときに収納ボックスみたいな亜空間を開くことに成功したときと同じなんだわ。

え?収納ボックスの中身?

ガンプラでギュウギュウですよ?

あとこんがり肉を百個くらい。

 

「オラァッ!」

 

片手剣でノイズを斬り、シールドでぶん殴る。

とゆうか、ほぼシールド殴りが主である。

 

「シールドの意味どこ行った!?」

 

と、叫んだのは誰だろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観客がほとんどいなくなったあと、俺は雄叫びを上げる。

人では絶対に出せないその声量とおぞましさは、幾度もシンフォギアでノイズと対峙してきた奏と翼さえも思わず耳を塞ぐほどで、本能的に自分では敵わないと悟る。

俺は残り少ない、いやまだ多目に残っているノイズたちに掌から龍気を多分に含ませた豪火球をぶつけ、焼き払う。

最後の一体は弱体化したものの、化け物であることは変わりないパンチでノイズの体に穴を開けて灰化させた。

 

「す、すげぇ……っ!」

 

「……一体、何者なんだ……!?」

 

二人は突然の乱入者を見て、改めて皆目つかない相手だと感じる。

 

「んで、その子はどうすんだ?」

 

それで多分忘れかけられているだろう主人公である、立花響の存在を伝える。

 

「あ!?そうだっ!」

 

奏は響を抱えて走る。

その姿を見て、俺は立ち去ろうとするが。

 

「すまないが、私と共に来てもらおうか」

 

翼のシンフォギア【天羽々斬】の剣が俺の行く手を阻む。

しかし、ぶっちゃけこの世界にいつまでも長居するつもりはないし、そもそもの話龍気をかなり使って眠い。

成長するためにどこかで長期的な睡眠を取らないと、次にまたノイズと戦うときが大変だ。

 

「悪いが眠いんでね。直ぐ様帰らせてもらう」

 

「……すまないが貴方には拒否権はない」

 

「そうか………では、強行突破と行こうか」

 

俺は亜空間に収納した煙幕を取り出して、地面に叩きつける。

その間に翼を生やしてその場を離脱。

誰も悟ることのない山奥へ移動する。

遭難者か、余程の物好きでないと来なそうな場所に。

 

「くっ……!どこだ!?」

 

その後、立花響は無事に治療を施され一命を取り止める。

そのあと、勝手な原因を作り出し、生存者を迫害し始めるのだがそれは次の時だ。

翼ら【ツヴァイウィング】は、見た目や思ってたより多くのダメージを受けていた奏の入院で、ツヴァイウィングとしての活動はしばらく停止。

特務二課は、シンフォギアに頼らずにノイズに対抗できる存在として謎の人物を捜索するが、監視カメラ等で得た情報でも、山に向かったことぐらいしか解らず、捜索は続けられるが成果はなし。

結果として天羽奏が生存したという事実以外はあまり変わらずに、時間が進む。

その間、俺は寝たりちょっと起きたりで地味に活動していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




シンフォギアが終わったらありふれ世界に行きますぞ。
そして、第二回の異世界旅の投票アンケート実施します!


…それと、誤解している人がいるようなので一応念のために説明させてもらいます。
自分が言う、コラボとは同じく二次創作の作品と世界線をクロス(?)させる意味で使っています。
二次創作ではない=原作はクロスオーバー…というか参戦……という感じですかね。
この作品ではクロスオーバー気味ですが、旅に視点を置いているので他の作者さんが書いた作品に同意の上ならばコラボとして出したりするかもです。


というわけで、コラボしても良いとかしたいとかある方は感想やメッセージ機能でお伝えください!
作者としてとても嬉しいです!

こう改めて見ると、この作品のアルバってかなり特殊な立場にいるのでは………



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アルバは制裁を下す

オンドゥル語が入りますw

閃光のハサウェイ観てきたぜ!
凄かったぜ!

Vivyも86も終わってしまったなぁ……86は第二期やってほしいですね!
何せ、鉄オルな風味の世界でしたし……ちなみに何で亡国のアキトに似てる何て言うのか解らないです。
ぶっちゃけ、あっちは復讐で鉄オルは少年兵たちの戦いなんで実質鉄オルが一番近いでしょ……バンバン名前持ちが死んでくのも鉄オルだし。

それではどうぞ!



さて、山奥で睡眠を少しばかりとって、数週間。

この世界での日本の一大企業である矢杯田(ヤバイダ)電気の店で売ってあったテレビで情報を得ていると、ふと目に入った。

生存者に対する誹謗中傷を。

既に独自の自称制裁者なんかも出てきて、自殺者も多く出てるとか。

不愉快極まりない。

 

「よし、殺るか」

 

とはいえ、殺人はさすがにやりすぎなのでひどい目にあうだけにしよう。

度が過ぎるやつは事故死させるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある町中にて。

生存者の家に落書きや窓に石を投げつけて、制裁という名の嫌がらせをしていた者たちがいた。

そんな彼らに、不幸が訪れる。

 

「ギャァァァァーーー!?」

 

「アギッ!?」

 

元々雨が降りそうな天候、しかし急に落ちてきた雷はその者たちに直撃した。

死んではいない。

しかし、一生消えない傷を与えたので彼らは外に出るのが怖くなるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはとある通学路。

友達だった小学生の男子たちは一人の男子を虐めていた。

しかし、そんな男子たちに天罰が下る。

 

「ん?」

 

頭に何かが落ちてきたのだ。

それを取ってみると………

 

「いっ……!?」

 

カサカサカサ

 

「ギィヤァァァーー!?」

 

「Gだ!?」

 

「に、逃げろ!?」

 

逃げる男子たち。

だが、不思議とそのゴキブリは彼らを追いかけていく。

ゴキブリに救われた男子は、この時から虫の研究家を目指したのは言うまでもあるまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はたまた場所は違って大の大人に制裁という名の浮かれ行為を、一人の女子中学生に行っていた。

だが、そんな彼らは地獄を見ることになる。

 

「ご、ゴキブリ!?」

 

「ヒッ!?こっち寄んな!?」

 

最初はゴキブリが体に引っ付いた。

すぐに払うが、直後また違うところから別の虫が。

その日は精神的にも肉体的にも疲れて、帰宅した。

だが、まだ彼らの災難は終わらない。

 

「んだよ……停電か?」

 

唐突に家の電気が消えたのだ。

先程、雷が落ちたので多分それが原因だろう。

そして、ブレーカーを再起動させようと、ブレーカーのスイッチを触った瞬間。

 

「アババババ!?」

 

感電して気絶した。

一方、もう片方のやつは。

 

「ギャッ!?」

 

交通事故に会い、病院に搬送。

そして、深夜にゴキブリにたかられるという悲惨な結末を迎えた。

 

「イヤァァァァーーー!?」

 

その後、まともな人生に戻ることはなかったという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、極めつけは………

 

「あの事件の死者は大半が避難する人達による事故だと言うらしいですが……」

 

「生存者の皆さんが責められる理由としては正し…バババババ!?」

 

「〇〇さん!?誰か救急車を!」

 

生存者に対するアンチをするテレビに出るような人物も、感電や事故などで大怪我を負わされていた。

結果的にネットの巷や噂話でこんな話が展開されることとなる。

「神様が生存者を守っている」と。

こうして、原作よりも早期に生存者アンチ勢力は廃れ、滅ぼされた。

尚、アルバは………

 

「あー、疲れた。寝よ」

 

一仕事終えた感じでまた数年間寝ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




感想くれると、作者はテンションが上がりますが批判食らうと少しテンションが下がる体質なので、よろしくです!(何が言いたいw)

それと、アンケート取ります!
こちらに題名を記入しておくので、番号に投票してください!

1 スター・ウォーズEP1~EP3
2 Re:ゼロから始める異世界生活
3 この素晴らしい世界に祝福を!
4 戦闘員、派遣します!
5 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
6 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?
7 無職転生
8 ホビットの冒険
9 ソードアート・オンライン
10 Vivy
11 盾の勇者の成り上がり



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原作開始だけど俺は気ままにやる。でも、運にとことん見放されたみたい

ガンダム脳になっていて、ちょっと書くスピードが落ちた……




やあ!( ・∀・)ノ

俺はアルバトリオン!

数年間寝てたけど、ようやく普通に活動できるようになったぜ!

 

「グオォォォォーーー!!」

 

なんかハイテンションになって雄叫び上げちゃいました\(^.^)/

なので、どうやら近くにいた俺を探す捜索隊(後になって知った)に気付かれてあちこち逃げる羽目になった。

ようやく逃げ切れた後は擬人化して、民衆に紛れ込んだ。

冷や汗が止まらんぜ。

だが、これで普通にこの世界を散策できるね。

いや、そもそも俺という龍が普通じゃないのだがそんなことを今更言っててもどうしようもない。

しかし、運がないときはとことん運がない。

町を適当に歩いてたらノイズが出現しやがった。

ここら辺でとても美味しいと評判のお好み焼きを食いに来たのに、ノイズが現れて食う前に避難。

 

「フジャケルナァァァーー!!」

 

俺は腹が減ってるのもあって、苛立ちが凄い。

多分、アルバトリオンとしての少し傲慢な本能が雑魚ごときが邪魔したことに怒りを持っているのだろう。

俺という理性でそれはかなり軽減されたが、もし本能に身を任せればしばらく俺が俺じゃなくなる気がする。

そもそも、転生といっても自身の感覚としては唐突に俺が目覚めたような、乗り移ったような………

ともかく、転生には変わりはない。

で、この怒りも俺自身の怒りであるのだろう。

え?結局それなのかって?

まあ、それだね。

 

「EXエスカドにチャージアックスの煌黒盾斧アルプトで行くか」

 

鎧が擬人化した俺の身体を纏い、変形する片手剣と大きい盾が背中に背負われる。

 

「さあ、どう落し前着けようか!……………いや、最初から決まってるよなぁ!」

 

クラウチングスタートからのマッハスピード。

最初の蹴りで、コンクリートの道路が砕け散り、前にあった誰かの家がど真ん中に穴が開く。

倒壊しなかったのは、持ち主にとっては幸いか不幸か。

ともかく、どうかしてたねこの時の俺は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノイズがいる場所に飛び出すと、既に一人ノイズと戦っている模様。

とはいえ、民間人がマトモに戦えるわけがなく、逃げるに徹してるが。

 

「おいおい。ありゃシンフォギアだろ。殴りゃダメージは与えられるだろう………まあ、腹いせの相手が増えるだけだから良いけどな」

 

早速、バージョンアップした俺の力を使う。

バージョンアップした場所は主に龍気の消費量低下と効率性だ。

こうして擬人化での戦闘時には、武器や防具に常に龍気が込められている状態になっている。

そのため、攻撃は特にわざわざ龍気を込めなくてもオートで龍気が纏われる。

何でわかるかって?

…………感覚。

 

「チェインソーサー!」

 

盾による攻撃でノイズが散る。

そしてオーバーチャージで剣撃エネルギーのチャージ量をアップ。

そして斧に変形させる。

 

「オラオラァ!」

 

回転斬りで周りのノイズを一掃し、武器種を変える。

 

「アルブレ!」

 

今度は双剣にして、敵を切り刻んでいく。

最初にノイズと戦ったときよりも効率が良くなったと、改めて俺は思う。

古龍ってすげー。

 

「っと、今度は前のサムライガールか」

 

バイクの音が近付いてきたのを察知し、俺はそろそろ逃げる準備をする。

何だかこのままいると面倒な事になりそうだし。

 

「なっ!?お前はあの時の!」

 

「やぁ!久しぶり。でも、ノイズはあらかた片付けちゃったから後はよろしくな!」

 

「な、待て!………くっ、行ってしまったか……」

 

俺は全速力で逃げた。

協力してやれば良いじゃないか、と思う人もいるかもしれないが俺は化け物かつ旅人だぜ?

自分達の世界の厄介事はなるべく自分達で解決しないと、俺という化け物に頼りきりになればノイズに対する意識がかなり変わる。

それに、そもそも古龍たちは大体は好奇心旺盛で、意味もなく縛られることが嫌いだ。

その気質をアルバトリオンの本能も持ち合わせており、協力すれば多分この世界の物語が終わるまで居続ける事になりそうだ。

それもまた良いのだけれども、今はそんな気分ではないしさっき言った通り、自分達の力で解決できなければならない。

俺は旅人なんで、過度に協力する何て言うのも暇潰しか興味を持ったときぐらいしかないだろう。

しかし、だからといってノイズに襲われている人をただ見てるだけと言うのも後味悪いし、夢にも出てきそうだから助けるけど。

まあ、何だかんだで俺も古龍の中ではかなり特殊な性格なのかもしれないが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから遠目に風鳴翼の戦いっぷりを見てたが、強いのは確かだが、やはり相棒たる天羽奏がいないのが影響しているのか、あの時よりは若干弱体化というか弱く感じる。

とはいえ、原作では死んでたらしい天羽奏は存命しているのだから精神的なダメージは低いだろう。

が、となると主人公の立花響が大変そうだな……俺には関係ないが。

それと、やっぱ捕まってた。

俺もあんな風に捕まるのかと思うと、ちょいと冷や汗が出る。

まあ、あんな手錠くらいならアルバのスペックで容易に破壊できるが。

 

「さてと、お好み焼き食いに行くか!」

 

ということで、俺は今日一番の楽しみお好み焼きを食いに店名【ふらわー】に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

………でも、何故か行く先でよくコケるから運がないなと、俺は思った。

何だか誰かの策略を感じるのは気のせいだろうか……………?

 

 




νガンダムのキット買って組み立てたけど………フィン・ファンネルがかっこいい。
本体はまだ胴体とバックパックだけしか作れてないから、早く完成させたいですな。


そういや、シンフォギア編はどこまでいさせようか……まあ、余裕があれば無印最終回まで持ってくかも。



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アルバさんはKYなノイズに怒り心頭のようです

ノイズたちに最終審判が渡ります(意味深)。




あの一件から数ヵ月。

俺は金を稼ぐためにアルバイトをふらわーでしていた。

婆ちゃん一人では大変だろうし、この世界にいる間はここでお世話になろうかと。

となると、必然的に主人公の立花響に出会うのは必然な訳で。

 

煌龍亜留刃(コウリュウアルバ)さんですよね!?お好み焼き一つお願いします!」

 

それ以前にイケメンだからか、女子ウケがよろしく十代から三十代の女性から俺とお好み焼き目当てでやって来る。

俺がいることによって味のことも広まったようで、なんというか………まあ、良いや。

 

「お待ちどう!」

 

精一杯働いてます。

忙しくて、これが前世なら多分筋肉痛になって次の日は休んでたと思う。

詳細は覚えてないから、もしかしたら鍛えてたからならないかもしれないし、そもそもガリガリだから働けもしないなんていうのもあり得るが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「疲れたぁ……」

 

古龍なのにこんだけ疲労を感じるって、なんでハンターと戦う並みになんだよw

いや、笑いどころではないぞ。

もし、このまま疲労を回復できずに働いていたら…………過労死だわ。

いや、そもそも古龍が過労死って、どんな笑い話だ!?

こりゃモンハンの世界に新聞があれば【煌黒龍アルバトリオン、過労死!!】と見出しに出されてそうだわ!

何だか、ハンター(プレイヤー)に嘲笑われていると感じているのはボクちんだけですかね……?

その日はグッスリ寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日はアルバイトは休みなので暇をもて余している。

特にすることはないのだが、何だか胸騒ぎがする。

外に出ることにした。

え?家はどこだって?

カプセルホテルです。

とりま、おにぎりを買おうとファミマに入ると……そこには逆さになったゴミ箱が何やらムシャムシャと音を立てる。

時折小さくニャーと呟く感じがあるので、どうやら猫のようだ。

しかし、それにしてはどうして店員は気付いていないのかと周りを見渡すと、確かにここだと気付かれにくい。

コッソリ、中を覗いてみた。

 

「…………………」

 

「…………………………」

 

シャム猫に近い顔だち、黄色と茶色の特徴的な毛と柄。

……アイルーである。

 

「…………ちょっと来い?」

 

「ニャ!?」

 

あ、逃げた!

俺は追いかける。

外に逃げ出したアイルーは、町中をあちこちと走り回る。

 

「逃げるなぁ!」

 

「ボクを捕まえたら食べるつもりニャァ!」

 

「しねぇわ!」

 

と、この世界の人達にとっては異世界語になる言葉を話しながら、おいかけっこ。

下手したら大ケガに繋がりそうな場所まで、アイルーは疾走する。

最終的にビルの最上階までやって来てしまった。

いや、そもそもどうやって来たの!?俺??

 

「こ、ここまでかニャ……」

 

「いや、待てよ!?別に君を食ったりしないぞ!?アイルー可愛いのになんで食わないといかんの!?」

 

とまあ、追い詰めて(言い方悪いが)アイルーを捕獲。

内容を聞くに、ティガレックスから逃げたときに池ポチャしてそしたらこの世界にいたという。

言葉も通じない上に何やら人に捕獲されかけた事で若干人間不信になったよう。

ちなみに俺の正体を明かしたら

 

「ニャァ!?」

 

と、驚いてまた逃げ出そうとした。

もちろん離さないでモフモフさせてもらった。

モフモフパワー来たァァーー!!

 

「ニャフゥ………」

 

「やっぱアイルーの可愛さはすげぇや……」

 

とりま、家にもって帰ることにした。

犯罪者みたいな言い方だが、この可愛さになるとそういう風な言い方になるのをわかってもらいたい。

というか、いるのでは?

だがしかし、ここからがこのアイルー……ナントに選択肢が迫られる。

 

「さてと………まずはナント、君は猫か人か、どちらを選ぶ?」

 

「ニャ?」

 

「この世界にはアイルーはいない。親戚な感じで猫がいるが、アイルーは猫にも人にも当てはめられないだろ?」

 

「ニャァ……ニャらば、人でお願いしますニャ」

 

「ホントに良いのか?それで………ってまてまて。俺まだ詳細話してないんだが」

 

「アルバトリオン様ぐらいにかかれニャ、ボクを人や猫に完全にすることもできニャと思ったニャ」

 

「まあ、その通りだけどさ………まあその目には覚悟をしているのが解るからやるぞ。体が痛いと思うが我慢な?」

 

「はいニャ!」

 

というわけで、ナントを擬人化させた。

耳とか尻尾は残ったがこれは萌えとか可愛さを狙ってだ。

というか、メスだったんだね……

超絶可愛いんだが。

 

「……どうですかニャ?」

 

「かわゆ……」(尊死)(Дヽ)\キボウノハナー

 

「アルバトリオン様ぁー!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで寝起きにノイズなんだよぉ!」

 

で、そのあとに起きてみればノイズが湧き出すわナントは可愛すぎるわ。

一番嫌なのはノイズ。

 

「漆黒爪【終焉】!」

 

アルバトリオンの太刀武器終焉を手に、ノイズを輪切りにする。

しかし、今日はやけに数が多い。

 

「あーもう!一気に殲滅する!」

 

俺は大技を出すために、龍気を溜め込む。

一方の響たちは俺の様子を見て、何をするのか予測ながら検討がついたらしく離れている。

建物の影に隠れれば無傷で済むぜ………まあ、ともかくやるか。

 

最終審判(エスカトンジャッジメント)!!!」

 

アルバトリオンの必殺とも言える【最終審判(エスカトンジャッジメント)】が、町中に炸裂する。

ちなみに擬人化した状態で放ったので、龍の時ほどの威力はない。

まあ、それでもハンターを瀕死or死亡させるくらいの威力はあるが。

 

「ふう………んじゃ、帰るか」

 

「ま、待て!」

 

「あの、その待ってくださーい!」

 

後ろで二人が引き留めるが問答無用で翼を生やしてこの場から離脱した。

あぁ……早くナントに膝枕してもらいてぇ………可愛いんだよぉ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 




かなり久しぶりにカラオケ行ったぜ………

鉄オルの曲があまりうまく歌えなくてちょっと泣いた。
一人でやってたけどね。

声の高さ的にはガンダムXの主題歌たちがよろしかった……



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ナントとアルバはイチャコラをしてるみたいです

イチャコラさせろという声があったのでさせてみました。

上手く書けてるかは別問題ですが………




あれから数ヵ月。

早速ですがナントと同棲してます。

いや、知ってる人がいるから別にわざわざ言わなくても良いか。

 

「ニャァ……♥」

 

「OH……」

 

でも、どゆことかナントが俺にめっちゃなついてます。

時たま、彼女が俺の衣服の臭い(最近は人として活動してるので必然的に衣服に変更した)を嗅いだりしてるし……

しかし、こんな美少女になつかれて嫌な気分な訳があるまい。

発育がスゴいお胸を俺の体に押し付けてきたり、寝てる間にキスしてきたりしてるのだから、完全に何かの要因で俺を雄として認識している。

…………古龍が性行為できるのか?と、考えると多分出来ないわけではないだろう。

ただまあ…………男にも女にも姿を変えられるのだから、多分産むも付けるもできるのだろう。

龍状態は両性具有。人間態はどちらかの性別になることで、そちらの性器が形成されると結論付けた。

なんかこんな序盤に下の話をしてしまったが、えれもこれも全てこの可愛いナントのせいなんだっ……!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

して、今日は二人でアルバイト。

もちろんふらわーでね?

新妻感を出すナント。

だがしかし、その容姿は美少女かつ猫耳(尻尾もあり)なので女性だけでなく、男性もこの店によく来るようになった。

で、デートのお誘いや告白とかも受けたらしいが、全て断ったらしい。

どうも、この世界の人間とは上手くいかなそうだと。

それと強者を慕うのは生物の本能だニャ、とあからさまに俺に惚れてますアピール。

それに家じゃガンプラを他のとこに置いてくださいニャ!と、しかるところも最早夫婦な関係である。

とはいえ、アイルー(人間態)とアルバトリオン(人間態)がこんな奇妙な関係を持てているのは色々不思議な感じもする。

関係が早く進みすぎじゃね?と、聞かれたら俺としても何でこんなに早くなったのか聞きたいぐらいだ。

しかし………俺としてもこの娘と結婚なりするのもありかなとは思っている。

可愛いかつ美少女。

そして性格がまた良い。

オタクたちの夢を体現したかのような存在がナントである。

つーか、アイルーってそういう子が何だかんだで多いのだ。

個性豊かではあるが、基本的に純粋である。

メラルーとかテトルーなどの獣人種は、人に友好ならそういうのが多い気がするし。

まあ、モンハンSTのゲイルのあのオトモみたいな奴もいるが。

え?名前はって?

…………………忘れた。

 

「ご主人様ぁ~……」

 

「あー、ナント?腕に引っ付かれてると料理が上手くできないんだが……」

 

「ニャウゥ……」

 

まあ、こんな日々も楽しいから良いか。

ちなみにナントの人間としての名前は煌龍南外(ナント)である。

本当は名字は別のがあったのだが、何を思ったのか名字を俺のと一緒にしやがった。

最終的に俺とナントは夫妻と言う周知の事実(!?)になってしまい、なし崩しに夫婦扱いされている。

もちろん、それを知るのは極僅かだが。

ここしばらくは……っと、それを言ったら出てくるから止めよう。

フラグを危うく立てるところだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はてさて、そんなアルバ夫妻(←やめい!)から少し離れて主人公たちの様子は。

 

「むう…………怪しいのはこの二人だが、無闇に捕まえてくる訳にもいかんし………いい意味でも悪い意味でも目立っているしな………」

 

「アルバさんとナントさんですか………でも、あの二人は普通の人みたいですよ?ナントさんはコスプレなのか、猫耳と尻尾つけてますけど」

 

「はあ………可愛いです………」

 

「同感だな………」

 

「緒川さん!?それに奏さんまで!?」

 

奏と緒川の手には、ナントの写真が写っており、二人ともそれに萌え&癒されており、顔がとてもだらけた感じになっている。

緒川さんがそんな顔をするなんて、作者や読者にもそんな顔を想像し難いと思われるが。

ちなみにそんな様子の緒川さんたちが見ているものに気になって覗いてみた風鳴弦十郎が、あの、強面からはちょっと想像できないほどになったのは書くべきか、それとも彼の威厳のために詳細は書かないべきか迷ったが結局後者を選んだ作者だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

「なんなのよ………あの化け物みたいな奴……」

 

と、頭を抱えて呻いているのは無印のラスボス【フィーネ】。

彼女が悩んでいるのは突如現れたアルバ。

名前はわからないので、とりまDNK……わからないの英文を略したものを名付けた。

しかし、最近のアルバのあの攻撃にフィーネは恐ろしいと、感じていた。

あの攻撃は神さえも殺せる。

と、彼女は本能で解ってしまったのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 



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アルバさんはそろそろ帰宅するみたいです。

コラボのお話があり、何とコラボするか決まりました!

次回辺りからコラボ先です!



さらに数週間後。

ついにヤってしまいました。

 

「アパートがニャァーー!?」

 

「ウソダドンドコドーン!?」

 

誤って龍気パワーを変なところに使ってしまい、雷をアパートの上に落としてしまったのです。

ガンプラはもちろん亜空間に放り込んで退避させたが、その他の生活用品は灰になってしまった。

え?カプセルホテルに泊まってたのではと?

ナントが来る前に場所を変えたんですよ。

部屋も狭いし、風呂とかないけどめっちゃ安いからさ。

ナント的には、やがてそこで…………いや、今はそんなことを考えている暇はない。

龍気を操作して雨を降らしているが、このアパートが住めないのは燃え盛っているこの現状を見れば解る。

俺はまだ良いのだが、ナントには服が必要だ。

それらも燃えてしまっている今は、新しいのを買うしかない。

というか、まずは居住先を見つけなければ。

だが、どこもどういうことか満室で空いていない。

となると、必然的にホームレスな状態になる。

とはいえ、元々野生に生きる者なので特に苦でもない。

 

「うーん、こりゃ元の世界に戻るかぁ」

 

「ニャッ!?戻れるんですかニャ!?」

 

「あれ?言ってなかった?」

 

「戻れるなら先に言ってくださいニャァ!」

 

と、ポコポコと俺の胸を叩いてくる。

だが、そこらの少女なみの腕力では俺にダメージなど入らない。

いや、そんなことをわざわざ考える必要さえないか。

なんでそんな思考になるっていう方がおかしい。

 

「ん?あれは……」

 

その時、一つの輸送車らしきものが橋を渡っていたのだが……

 

「ノイズか!」

 

ノイズが湧き出してきた。

どうやら、あの中に何かあるようだ。

 

「ナント!これを持ってろ!」

 

「ニャ!?」

 

俺が渡したのは俺の鱗で作ったペンダント。

龍気を込めてある。

 

「それを持ってればノイズの攻撃も防げる!逃げてくれ!」

 

「了解ニャ!」

 

おいおい、美少女なのに四足歩行だぞ。

まあ、元が猫だからしょうがないかもしれないがこっちからはパンツが………っておい!?

マジでか!?ノーパンやめろって言っただろ!?

 

「あづ!?」

 

そんなことを考えていたらノイズの触手に頭をはたかれた。

何だよ、イチャコラすんなってか?

 

「上等だゴラァッ!」

 

龍気を纏ったパンチでノイズをめり込みパンチでムッ殺す。

 

「M61 バルカン砲とガトリングガン!これで一掃してやらぁ!」

 

もちろん、弾には全て龍気を込めて。

ラブパワァァーーー!!(デスボイス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に言おう。

フィーネさんを殴りました。

なんか嫌な顔でこっち見てたし、絶対何か企んでそうだったから殴って成敗した。

あ、死んではないから。

ただまあ……主人公らには唖然とされたが。

 

「フィーネェッ!?」

 

と、悲鳴のような叫びを上げたのは雪音クリス。

フィーネさんはちょっと人がしちゃいけないような気絶顔だったので、とりま二度とこんなことをしないように雷(赤)で黒焦げにしておいた。

あえて言おう。

死んでいないと!

大事なことなので二度言おうとしたが、さすがにくどいしナントも待ってるだろうから言わないでおこう。

ともかく、これでトラウマになってやる気を失ってくれれば良し。

まだやるようなら危害を加えない限りは放置だ。

黒焦げになったフィーネを輸送車に放り込み、クリスも念のため気絶させた。

そしたらこう言われた。

 

「貴方は………何者なんですか…?」

 

まあ、そろそろネタバラシしても良いか。

もうこの世界に来ることもないかもだし。

また来るなら別の世界が良いかな。

例えば二次創作とか。

 

「ん?俺か?俺は…………」

 

俺は龍の状態になる。

服は破けるが、まあ別に問題ない。

 

「煌黒龍アルバトリオン。我の前に立ち塞がるものは全て滅するのみだ」

 

………俺、女だったら惚れてたかも。

 

「アルバトリオン……」

 

体を人間態に戻す。

 

「そして、この世界で言うなら煌龍アルバさ」

 

「ええ!?」

 

「!?」

 

「まさか……!?」

 

「んじゃ、俺はこれで失礼する。また会う日は…………ないかもな」

 

俺は翼を生やし、ナントを迎えに行く。

臭いを辿り、追い付くとそこには不良らしき男子たちがナントに絡んでいた。

 

「おうおう。可愛いねぇ!俺達と一緒にヤらねぇかい?」

 

「あ、あの、ボク待ってる人がいるのニャ……」

 

「良いじゃねえか……な?」

 

よし、潰すか。

 

「レッツゴー!」(マリオ風)

 

「ギャン!?」

 

「ヴェ!?」

 

「なんだ!?」

 

「俺のナントに何か用でもあんのかなぁ?」

 

…………ここから先は放送禁止なので、割愛させてもらおう。

 

「いや、待つニャ!?そもそも放送禁止って……ニャゴニャゴ」

 

「メタ発言は止めようぜ?な?」

 

「…………ニャン❤」

 

「はうっ!?」(キュン死)(Дヽ)\キボウノハナー

 

 

もう結婚しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、久しぶりの我が家にやって来た。

そしたらミラボレアスがやって来た。

 

「おう!我が友よ!」

 

「ん?ミラボレアスか。何かようか?」

 

「最近、めっちゃ久しぶりにあちこっち回ってきたんだって?」

 

「ウム。たまには動かんとな。して、貴殿はどうしてここに?」

 

「何だよ!成体にになったら俺と結婚するって言ってただろ!」

 

と言いながら、目の前のミラボレアスが擬人化する。

とはいえ、尻尾とか角は丸見えだが。

 

「………お主、(ジジイ)に教授してもらったのか?」

 

「おう!(無理矢理だけど)」

 

「…………今、無理矢理とな?」

 

「え!?違うよ!?」

 

「ふむ………なら良いが」

 

アルバトリオンの知識的には、本来はもっと成熟してから擬人化を学ぶ、もしくは自主練でなるようになるらしい。

とはいえ、古龍も人になりたくない奴もいるから、そもそもそれをしない、覚えない者が多いらしい。

つーか、このアルバトリオンは何をしたんだよ!?

 

「あんたよりは年下だけど………ちゃんと嫁に貰ってくれるよな?」///

 

いや、照れながら言われても困る!

いやさぁ、別に良いんだよ!?

この娘は褐色肌の元気娘で、スポーツやってそうな快活な娘だから!

 

「ニャァ……」

 

「ん?背中に……アイルー?いや、でも人に………?」

 

あ、こりゃオワタ/(^o^)\

 

 

 

 

 




修羅場w

久しぶりに「Naked Soul」を聞いたけど、良い曲ですなぁ……

カラオケで「ガンダムに愛を込めて」歌ったけど、今度また行くときは歌お………………

どちらも良曲、神曲なんで知らない、聞いたことがない方は聞いてみてくださいね!
ちなみにGジェネレーションオーバーワールドの曲です。
めっちゃ豪華。


ー追記ー

すみません、オーバーワールドじゃなくてワールドでした。
間違えてしまいましてすみません……



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ボレアス娘とアイルー娘、どちらにして美少女である。

修羅場ですw

ボレアス娘は最初に出てきたボレアスとは違います。

それと前回の前書きについてですが……次でした。
すみません。




さて、この状況を改めて確認しよう。

戦姫絶唱シンフォギアの世界から戻ってきた俺達は、唐突に現れたどうやら俺になる前のアルバトリオンか魅了した(言い方悪いが)若いボレアスちゃんが来襲してきて、アイルー娘と修羅場になるという状況だ。

いやだが、見た目なんか友好そうだが……

 

「あたしが嫁だ!」

 

「ボクだって嫁だニャァ!」

 

気のせいだ。修羅場です。

その一言で片付きますね。はい。

どちらも擬人化しているが、傍目から見ればただの修羅場。

しかし、蓋を開ければアイルーと最強最悪の厄災とも呼ばれるミラボレアスだ。

ハンターズギルドの最上層部から見れば、嫁の座を狙ってアイルーとミラボレアスが喧嘩しているという、俺の判断次第で世界が滅ぶかもしれないりゅうおうの選択みたいな状態である。

 

「あー、二人とも?とりあえず落ち着いて……」

 

「「落ち着けられるかぁ(ニャァ)!?」」

 

「…………」

 

何だかアンドロイド山田のあのBGMを思い出すなぁ…………ほぼ笑い取りで、記憶の中の前世の俺は笑っていた……と思われる。

睨み合いが数分続き、遂に動く。

 

「「今日から嫁ーズとしてよろしくな(ニャ)!」」

 

「はれぇ?」

 

おえっ、やべぇあとちょっとで窒息しかけた………え?何を食べてたのかって?

神域は火山地帯だから鉄板おいて生肉焼いてるの。

で、焼けたから食べてた。

それで喉を詰まらせかけた。

こういう作業は人間である方がめっちゃ楽だが、こういうのを一飲みにできるのは龍形態だな。

まあ、そうそう死にはせんが。

口の中に炎ブレスぶっかければ良いだけだし。

ん?それやったら中から焼け死ぬんじゃないかって?

アルバトリオンがそんなよくある外は硬いけど中は弱いみたいなドラゴンとかと一緒だと思ってもらっては困る。

全種類の属性が使えるこのアルバトリオンに、自分の攻撃で中から死ぬような柔な体はしてない。

 

「え?どゆこと?」

 

「別に強者にハーレムなんて、人間にも多いだろ?龍の種族は普通はそんなことしないだけで、別に禁止されてるわけじゃねぇよ?」

 

「そうなのニャ!むしろ、ハーレムできるなんて誇っていいくらいニャ!」

 

まあ、ロアルドロスとかドスジャグラスとかというハンターにとっては弱めのモンスターらはハーレムを築くし、特段珍しくはないか。

だが、一番の問題は………

 

「そもそも俺と君達で子供できんのか?」

 

「できるぞ?」

 

「ニャ!?そうなのニャ!?」

 

まあ、ナントが知らないのはしょうがないか。

 

「実際、聞いた話じゃ数百年前くらいとかかなり昔で人化できる龍と人間との間に子供ができてるっていう話もあるし、子供はどちらかの特性を持つんだとか」

 

「ほうほう……となると、みー……じゃなくてナタクと子供を作ったらミラ種かアルバトリオンということか」

 

ミラボレアス、といいかけたがギリギリ彼女の名前を思いだし名前で呼ぶ。

にしてもそうなんだ。

……そういや、シンフォギアにもガンダムとかにもパラレルワールドがあるのならそこに行くのもありか……一応いくつか知ってる二次創作もあるが、まあ名前だけだし意味ないか。

しかし、どういう世界になってるのか気になるからそういうのもありだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、我が家には二人の嫁がやって来ました。

ナントの場合は、大きさ的に龍の体だと踏み潰されたりスリ潰れされそうなので、配慮して俺達も基本的に擬人化する事にした。

モンスターの中でも最弱とも言えるアイルーら、獣人種だが可愛さはモンスターの中でずば抜けて可愛いのだ。

猫だし。

後、犬のガルクとかもいるが。

ともかく、人の体で住むなら神域はあまりというか、主にアイルーであるナントが辛くなりそうなので、神域から離れた森の中に家を建築した。

念のためというか、一応ハンターが来たらスタンバっておこうと思い、神域にもいくつか作った。

それでかなり疲れたというのに、彼女らは大変体力があり次の日俺は疲労で動きたくなかった。

 

「ニャァ……」

 

「キュゥゥゥ……」

 

可愛い声を出しやがって……まあ、もうヤれないから寝る。

おやすみ!

 

 

 

 

 

 




我ながらリア充爆発しやがれと思いましたw

はあ、ゲームずっとやってたいなぁ……



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コラボ 小さな魔女の財団職員生活
コラボ 煌黒龍、ランダムにテレポートしてみた!……結果、何故かバトることに。


ちいさな魔女さんの【小さな魔女の財団職員生活】とコラボです!

SCPって、結構アルバトリオンを殺せそうなやつが多そうです。
まあ、全ての事象を司るような神でもないと殺せないですけどね。多分。
ただでさえ、神さえも怖れるバケモンですし。




一週間くらい、神域でゆるゆると妻達と遊んだりヤったり寝たりのぐうたら生活をしていた俺達。

そんなある日、滅びたシュレイド王国を見学しようと思い、シュレイド城のミラボレアスに許可を貰うために空を飛んでいた。

さすがに地面を歩いてたら、基本的には普通にいるモンスターたちを相手にしなければならないし、シュレイド王国の付近はかなり強い、多分G級のモンスターがはこびる場所なので空を飛んでいる。

ようやく着いた俺は、ミラボレアスに許可を頂く。

意外とあまり喋るのは得意ではないが、気さくな彼は許可してくれた。

最初はビビって、威嚇してたけど。

そういや、転生直後に会ったのはミラルーツとミラバルカンだったわ。

どこで記憶違いしたのか、ミラバルカンがミラボレアスになっていた。

申し訳ない、あの時のミラバルカン。

 

「うひゃぁ……俺もやったことはあるけど、ミラボレアスさんのもすげぇ」

 

城下町には、時折モンスターの骨や死骸が少ないがそこかしこにあり、中にはオオナズチと思われる古龍の遺骸もあった。

ジンオウガとまるでクロスカウンターしたみたいな感じに、ジンオウガとオオナズチの遺骸があったが、一体何があったのだろう?

龍脈で検索はできるだろうが、今回はこのシュレイド王国の見学なので後の楽しみにしておく。

 

「おおぅ……開けた場所だなぁ…」

 

到底、人では辿り着けなさそうな場所に降り立つと、何やら見覚えのある風景。

 

「うーん……どこかで見たことがあるんだけどなぁ………何だっけ?」

 

奥には半壊した塔だった物があり、何かに使われたことは解る。

と、そのとき一筋の雷が近くにあった石碑のようなものにぶち当たり、そして俺がよく使うテレポートゲートが開いた。

ん?特に雨の気配もないのに……?

 

「あー!解ったぞ!」

 

そうだそうだ。

モンハンの映画にあったやつか!

とはいえ、原作みたいに雲が雪崩れ込んでくるみたいな演出はなく、ただそこに存在するという感じだ。

やはり、ミラボレアスの火炎放射でほとんどの物は破壊されたからか………

 

「行き先は不明だが……行ってみる価値はあるか!どうせ行きだけ片道切符だし」

 

普通にどこに繋がってるのかは不明だが、アルバトリオンの好奇心がこの先を行ってみたいという欲があり、俺も気になるので行くことを決めた。

 

「レッツゴー!」

 

俺は飛び込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飛び出した先は………どこかの研究室の試験場みたいな、変な場所だった。

いや、これでなんかヤバい実験してるヤバいマッドサイエンティストがいる所だったら、俺は加減を考えずにこの場所を破壊するしかねぇな………

 

「……貴様のような生き物の存在を聞いた事がある。太古の昔に人類の手によって滅ぼされた筈の生物。ドラゴン」

 

と、声が聞こえたので目線をそちらに向けるとありゃま、異質な存在が複数。

普通の人間もいるみたいなので、変に殺したら不味いからこりゃ敵対しない限りは全力は出せないな。

特に少女………というより、幼女か?

この娘が一番ヤバいと本能が叫ぶ。

アルバトリオンの本能がここまで反応するなら………天殻は最大出力で展開した方が良いな。

念には念を、だ。

 

「ふ……面白い!いざ、参る!」

 

「!」

 

え?!

攻撃を繰り出してきたのは黒い長髪に灰色の瞳、オリーブ色の肌を持った、身長2メートルくらいの男。

腰に布が巻き付けてあり、エチケットは取れている。

が、彼は異質ではあるがそれ以前にハンター以上の強者だと感じだ。

本能が、先程の少女と匹敵するほどに強者と判断している。

 

「グルゥゥ!」

 

「チッ!」

 

尻尾を男の剣にぶつけて吹き飛ばす。

だが、彼は軽く体勢を立て直し、地面に着地する。

身のこなしからして、素人目でもかなり強いやつだと確認できる。

しかし、アルバトリオンの巨体ではここを破壊しかねないから体を変化させる方が良いか……痛いのは嫌だが、仕方がない。

彼のような強者と戦うのは中々ないことだろうし。

 

「………………ッ!!」

 

「何?姿が変わるだと?」

 

痛い。

久しぶりにかなり痛い。

体は人のサイズに、俺の天殻や逆鱗を全て金属に変換し、爪や角を武器へと変える。

俺がイメージしたのは………

 

「ガン……ダム??」

 

惜しい。

そこの幼女ちゃん。

正解はガンダムピクシーだ。

全員が俺の姿を見て、驚く。

となると、この世界では俺のような存在はいるにはいるが、こんなのは見たことがないといった感じか。

ん?あー、……さすがに俺だってちゃんと弁えなければならないものはわかっている。

全身の痛みがまだちょっと残るが、それもすぐに消えた。

ビーム兵器だと龍気を使うだけだから楽だが、それだとここには民間人がいるみたいし、ビームだと確殺しちまうし、実弾ならば当たってしまっても何とかなるだろう。

 

「珍妙な!だが、それもまた良いだろう!」

 

両手に剣を持ち、突っ込んでくる。

俺はを手に持ち、構える。

 

「ふっ!」

 

「………っ!」

 

リーチが短いのと長いのを相手にするのはこれが初めてではない。

にしても、ビーム(龍気製)なのによくもまあ溶けも切れもせずに使えるな………何かの能力があるのだろうか?

 

「援護しますわ!」

 

「…………!」

 

「撃てぇーー!!」

 

美人二人組に、なんか貞子みたいな少女がナイフを使い、攻撃してくる。

はれ?

なんで、あのお二方は有名な漫画の技を使ってるのだろう?

まあ、後で良いか。

これは余興だ。

 

「全く効かない……!?」

 

「……!?」

 

「硬い?いや、跳ね返された?」

 

「なんだ……まるで手応えがない…」

 

俺を攻撃し、ピクシーの装甲に攻撃を当てた異質なる者たちは、俺の無敵チートに驚いているようだ。

 

「………!」

 

「ぐあっ!?」

 

「アベル!?」

 

まずは、男を連続斬り。

何度も弾くが、足蹴を股間にくらい吹っ飛ぶ。

どうやら名前はアベルと言うらしい。

 

「たあっ!」

 

「この!」

 

「ダメ!それじゃ…!」

 

「………っ!?」

 

「クハァッ!?」

 

二人もピクシーの身軽さで翻弄し、モンハン製の鉄鉱石を使った弾丸を90㎜サブマシンガンで撃ち込む。

龍気を纏わせているので、死ななくともしばらくは痛みで動けまい。

 

「……さて、君も俺を楽しませてくれるのだろう?」

 

「!!」

 

さあ、まだまだ戦いは止まらない。

 

 

 

 

 

 

 




ガンダムピクシー……バトオペ2で持ってたんですけど、あんまり使わなかったなぁ……w

でも、90㎜サブマシンガンの二丁持ちカッコいいですよね!



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コラボ シガーとアルバの死闘の果てに

やはり、チートにチートを争わせると相討ちが良いとこなのかな……とはいえ、シガーとアルバだと地球でやったら地球が崩壊しますねw

コラボ第二弾!どうぞ!




「………人間を舐めるな…か」

 

俺は先程言われたシガーロス=ステファンスドッティルことシガーの言葉を頭の中でよく考えていた。

普通の人間、怪獣を模した物に殺される……最初はパッとは解らなかったが、自分なりの解釈で考えるとハッキリは解らない、真っ先に思い付くのはメカゴジラ。

ゴジラの遺体を使った対怪獣用のロボ。

詳しくは知らないが、それを考えると敵の何かを使った物は大抵暴走するというオチを思い付く。

が、彼女が言いたいのはそんなことなのか?

……解らない。

しかし、いつの間にか心だけでも人間でありたいと願いながら、アルバトリオンの本能に飲まれかけていたことを今更ながらに気付く。

これもまた、俺と同じくらい、いや俺以上にもなるシガーと戦ったからか?

確かに普通の人間でも、何かしらの要因があれば俺を、アルバトリオンを容易く殺すことは可能だろう。

実際、そんなものを画面越しだが見てきたのだ。

まだ完全には程遠いが、そんな記憶がある。

人類の革新というだけの普通の人間が、奇跡を起こして落下する隕石を押し返し、愛の力で強大な敵を打ち倒したり等々。

ガンダム作品ならよくあるじゃないか。

彼らがエースパイロットであるため、そういうのに気付きにくいが彼らは結局訓練を受けたくらいの一般人。

いくらでも鍛えられても、一人の力では一般人と同様。

いや、例外にマスターアジアこと東方不敗がいるけどその人はあんまり勘定にはいれん。

参考にならんし。

だって、生身でモビルスーツを倒せるお爺ちゃんだよ?

何だか超常生物のSCPでも、東方不敗なら倒せてしまいそうなんだが。

 

 

 

 

閑話休題。

マジで東方不敗は参考にならん。

軽くシガー(ハンデあり)と東方不敗を戦わせたら東方不敗に勝ちがあるビジョンしかねぇ。

さすがに全力なら東方不敗は負けるが、それでもハンデありなら倒せそうでマジでバケモンだわ。

アルバトリオンでも、東方不敗なら討伐できるんじゃ…………

しかし、人間に殺される、ね………

ぶっちゃけ、アルバトリオンはハンターによってゲーム内では殺されている。

……もしかしたら、あのハンターに何かがあるのかもしれない。

結局のところ、そんなのは解らないが常識に当て嵌めるならまず俺が死ぬことはない。

逆に攻撃する度に刃こぼれ、跳弾による自滅などが安易に思い浮かべれる。

同時にあの模造された空間での戦闘も思い返される。

まさか初っ端から即死攻撃をしてくるとは思わんかった。

だが、どういうことか古龍種には即死攻撃は生物的には即死する物理ダメージでないと何度でも防がれるのだ。

龍気の量が関係しているのだろうか?

知らんけど。

だが、少なくても首チョンパか体力が尽きるまで、そして体から血がなくなるまでは動き続けられる。

後はとにかく死闘だ。

龍気の出力をフルに出していたとはいえ、体を貫通させたり軽く星を一つ焼け野原にできるブレスを防がれたりと、シガーの強さは異常なのは解る。

俺とて油断していたわけではない。

だが、獣としての本能が矮小な人の身で………と考えていた。

やはり、どこかで何かしらの矯正をしなければ、本当に人間を侮るかもな………

にしても、まさか転生者だとは思わなんだ。

まあ、いつかは会うのではと考えていたがこんなに早く会うとはね。

俺とて、超常生物とはいえ、人間を舐めるつもりはない。

俺はその気持ちを新たに決意する。

何せ、あの世界にはある意味本当のバケモンが人の中にいるし。多分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えていたが、今はとりあえず目の前の出来事に集中しよう。

SCPなんてシャイガイくらいしか知らないが、それでもヤバいやつが出ているのは解る。

俺は彼女を追いかけようとして…………顔を壁にぶつけて転倒した。

 

「アウチ!?」

 

「ブッ!?」.∵・(゚ε゚ )!?

 

なんかアルバトリオンのキャラ崩壊が凄いのを感じながら、俺は体を擬人化させる。

どうせ戦いになるならと、EXエスカドラシリーズを身に纏わせて走り出す。

 

「……大丈夫?」

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

「何気にエルシャダイ!?」

 

お、このネタが解るならオタクでもあるね。

事件が落ち着いたらオタク話で盛り上がりたいところ。

それに、ゲームなんかでも楽しみたいね。

俺はそう思いながら、先を行くシガーの背を追いかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




回想が主な回になりました。

……実はエルシャダイかオルガにするか、迷いましたw

カチトリタイ!モノモナイ!ε=┌(・∀・)┘



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コラボ 暗黒王と小さな魔女たちの団欒

メカアルバトリオンかぁ…………まあ、まずMHの世界では作られることはないかも。





シガーの言う、クソトカゲはすぐに収容された。

でもまあ、やはりSCP財団の世界は只人では抗うこともできないかなぁ……

………ッ!?

急に変な記憶と頭痛が…………

……とりま、その記憶の詮索は置いてシガーについていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うまい!」

 

シガーの出してくれた料理はうまかった。

アベルの食い方はちょっと引いたが……まあ、いかにも野生児って感じで似合っている。

そして、その後シガーからあの問いの答えを貰った。

 

「メカアルバトリオン……ねぇ……」

 

確かに、人は可能性の塊。

だからこそ、無敵のガードを破れる奴がいてもおかしくない。

だから、メカアルバトリオンの存在自体は否定しない。

どこか、今だ侮る本能に俺はイラついたが。

 

「でもまあ、やっぱり神コーンが俺の天敵かな……事象系の操作できるやつが主に」

 

と、食後のトイレで一人そう呟く。

別に構ってほしくて言ったわけではない。

ただ、客観的にどこか他人事のように俺は呟いていた。

∀ガンダムの月光蝶なら物理的に攻撃なので、俺には効かない。

グレンガランの最終形態でも、そもそも当たらなきゃ意味がないし、ぶっちゃけ物理なら余裕で無効化だ。

が、ユニコーンの結晶体はそのものをなかったことにできる。

それに該当する能力を持つ相手には分が悪い。

いや、意外と弱いかもな。

アルバトリオン。

でも、生物最強であることには変わりはないだろう。

 

「そう考えると、生身でモンスター殺しに来るハンターは人類最強格じゃん……」

 

うーん、マジで俺を討伐に来ないでね?

ハンターさん。

にしても、メカアルバトリオン………それの類似した物はある。

何故ならMH世界の遥か昔に、出現していたモンスターたちの内蔵や鱗などを用いて、人機竜(イコールドラゴンウェポン)を生み出していたから。

アルバトリオンの記憶にも微かに残っている。

まだ体が少年期みたいな時代、人間が禁忌の手でモンスターたちを一掃しようとしていたことを。

今ではそれらは全て破壊されたが、いつかまた人が作らないわけではない。

しかし、今の彼らには掟のようなものがある。

まあ、それは詩となって、知るものもかなり少ないだろうが、少なくともそれの影響で人はモンスターを殺して、その命を無駄にせず利用してやり過ぎない。

そんなルールがあった……と思う。

まあ、極端に言えばモンスターをほどほどに殺して人とモンスターの共存をするのがハンター。

ライダーは特殊だから特には言わないが、そらでも彼らとて有害ならば討伐する。

あの世界はある意味理想の世界なのかもな。

と、ここまで考えて終わりにする。

何だかこうして落ち着いて考えてると、先程の記憶が鮮明に思い出されそうで怖いのだ。

………いや、何故怖いんだ……!?

アルバトリオンが恐怖を、畏怖を抱く相手なんて余程の奴しかいない。

ハンター(勿論プレイヤー)がそれに入るが、それを優に越えている。

しかし、ここまで来ると逆に思い出さないのも無理だから…………ん?

 

「どうしたんだ?シガー?」

 

トイレしてたとき、警報が鳴ってたのは解ってるがどんなものなのかは俺には解らないのでシガーに聞く。

 

「また脱走だって」

 

「ふむ、そうか」

 

飯食ってすぐにまた事件とか大変だわなぁ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着いたところは蹂躙されて死んでいく人間たちとSCPという世界には、あからさまに似合わない雰囲気の怪獣がいた。

いや、ちょっと違うけどキングギドラやん。

 

「あれはドラゴンか。滅びたと思ったがまだいたか」

 

いや、アベル君。

奴はどちらかと言うと怪獣なんで、ドラゴンびゃないんだよなぁ、これが!(ゾルダン風)

とまあ、そんな茶番は置いておいてどうやらシガーの救った三人(アベルはちゃうよな)に任せたシガーがチェスして待ってようと言ってきた。

内心、「それでいいんかい!」とツッコンでたがまあチェスやるのも久しぶりだしやるか、というわけで激しい戦闘を背景にチェスをやることにした。

勿論、能力なしでのガチンコ。

いやまあ、本格的な事はさすがにできんけどね?

 

「そういやシガーも転生らしいけど、何でここに?」

 

「それはね…」

 

と、チェスしながらこれまでの経緯を聞いた。

救済に能力付与や、シガーの本来の人格の話……だが、ちょっと思った。

多分、ヤバイことを思い付いてしまった。

本来のシガーを蘇らせる。

同じ体とその時のシガーの魂的な何かをそれに詰め込む。

だが、俺が言うことはない。

それは死者を冒涜するようなものだし、そもそもそれだとひょんなことでどちらかが死んだり生き返ったりとかしてそうだし。

それに、本来のシガーは今の彼女に自分を託したのだ。

その覚悟と想いを踏みにじることは、第三者である俺がやっていいことではない。

っと、どちらもチェックメイトだ。

前世の俺はチェスなどのゲームが得意だったのかは解らないが、まあまあ良いとこまでいってる。

アルバトリオンの脳が優秀なのか、それとも前世の俺が優秀なのか解らなくなったがね。

はてさて、ここからどう逆転しようか………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アルバトリオンが事象操作できる奴に弱いのは自分は認めますね。
でも、アルバトリオンだけでなくほとんどの古龍種が気候を操ってるところを考えると、他の古龍種と比べればアルバトリオンは最強の事象操作能力を持ってるでしょう。

まあ、神コーンとアルバトリオンでアルバが弱いのはその影響力が違いすぎるからというのが一番ですね。
だって、神コーンは時間まで操作するし。



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コラボ 小さな魔女の財団職員生活

こちらこそ、ありがとうございました!ちいさな魔女さん!

てな訳でコラボ最終回!

そして、不穏すぎる影が暗躍を始める……




チェスは負けた。

 

「あーっ!」

 

「ふふっ」( ^ω^ )

 

ゲームは力関係などない。

ただ自らの知能を競う。

だからこそ、俺は賞賛した。

 

「お見事」

 

「ありがとう!」

 

さて、SCPの方も終わったみたいだしテキトーに休みますかぁ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、彼女の恋バナを聞くことになるとは思わなかった。

まあ、SCPにも何かしら事情があるのは前世の知識で軽く知っているが、深くは知らない。

とはいえ、アベルも幸せ者ではないか。

戦闘狂とはいえ、慕ってくれる人がいるのだから。

さて、そろそろ自分の家に帰って自分のするべき事をしますか。

帰り間際、アベル、キャンディス、クローヴィスにリベンジ宣言され、俺も受けることにした。

我ながら戦闘狂になっているのを自覚する。

苦笑が止まらないな。

 

「さらばだ。短い間だっけど、楽しかったよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、ちょいちょい来てみよう。

彼女たちの新たな運命は開いているのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side????

 

「これが我々の技術の結晶、メカアルバトリオンだ!」

 

「「「「■■■■■万歳!!」」」」

 

「ふふふ……これで我が組織はあらゆる世界を支配するのは近いぞ!」

 

とあるヒーローの原点が破れ去り、その世界が荒廃に満ちた原因の者たちの基地。

彼らの支配欲は収まらず、あらゆる世界にその驚異を示していた。

破れ去ったそのヒーローは正義の象徴。

彼らが活躍したときから、時代の子供たちに憧れと尊敬、そして希望を与えた偉大なる存在。

 

【仮面ライダー】

 

彼らを抹消した、彼らを生み出した組織は全世界にへと進出しようとしていた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………一つの世界が本来の辿りを得ずに全世界をその手に収めようとしている……全ての世界が、崩壊の道に進みかけている……」

 

「強大な彼らを止めなければ、起源となる次元まで崩壊を始めてしまいます。今を、未来を生き、過去を生きた者たちの全てが滅ぶ……」

 

「あのシステムを使うのか?」

 

「貴方は……!?」

 

「おっと、俺はこの世界で自由にさせてもらっている身だ。俺の不祥事で滅ぼした世界の事に関しては謝るが、この下位次元でも最底辺のこの次元が崩壊すれば、ここより上の次元が希望を無くした世界になるのは間違いないんだ。俺を生み出した誰かさんの思惑は今だに解らないが、俺の宿命は世界の保護。世界の物語を保護し、守り、必要とあらば改編し、破壊する立場だ。今回は君達に全力で協力さ」

 

「今回は彼の力も必要です。それに、こうなったのは我々の実力不足ですよ?」

 

「……そうだった。ならばその言葉、信じてもいいな?」

 

「ああ。さて、そろそろ起動させないとな。【オーバージェネレーションシステム】だっけか?」

 

「この下位次元を救えるのは、起源する世界にはいなかった存在のみ。魂であれ、肉体であれ………」

 

「……なあ、いつになったら起動すんだ?俺への嫌がらせ?」

 

「きっ、貴様!主のお言葉を邪魔するのか!」

 

「いや、だって長いもん。もう、悪質な嫌がらせだよ、最早。だからといって協力を惜しんだりするわけじゃないけどさ。じゃ、俺は一足先に戦ってくるよ」

 

「フフフ……彼もまた私たちと違い、生きるもの。感性が違うのは仕方がないですよ?」

 

「……そうですね。では、私も必要となれば出れるよう、準備してきます」

 

「………それでは、起動しましょう。全ての世代と必要以上なクロスによる、この次元の安寧のために……」

 

 

 

 

《OVER GENERATION SYSTEM ONLINE》




謎の組織の名前は丸分かりですよね。

でも、まだ奴等は来ません。
彼らがアルバと対峙するのはもう少し先の未来の話であるから…………
そして、謎の人物たち。
実は彼らにはとあるキャラの立場と同じ立ち位置にいる存在です。



まあ、不吉の予兆とでも思ってください。



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ありふれた職業で世界最強編 【序】
人の心を維持するために転入初日にクラス転移するのはどうかしてるだろうっ!?


コラボ後であることを前提に書いてます。
コラボのが反映されるのは現段階のみで解っているところだけなんで、後になると矛盾したりするかもしれませんが、容赦してください。




やあ、俺は煌黒龍アルバトリオン。

愛称はアルバだよ!( ^ω^ )

 

今日は何しようか?(*´-ω・)

 

怠惰担当「バエル!」

 

好奇心「もっと異世界の知識を!」

 

理想像「…………」

 

本能「寝たい、つーかそろそろ古い鱗洗い落として。アルバトリオンの名に傷ができる」

 

睡眠担当「確かに眠いけど……」

 

ネタ「アグニカ・カイエルの魂ッ!」(・∀・)v

 

情欲担当「これ以上やると腹上死しかねませんよ」

 

理性「するの!?」Σ(゚ω゚)

 

筋肉担当「鍛練しろ!鍛練!」

 

夢「夢の国行く?あくまで夢だけど」(^ー^)

 

ゲーム脳「昨日買った【SCARLET NEXUS】やろうぜ!あと、【バトオペ2】も!」

 

記憶担当「まだ70%記憶容量がありますよ」

 

オタク精神「蜘蛛子がシロ様になられたぞ!」

 

中二病精神「我こそは異世界の暗黒王である!……ふむ、これで魔法世界での中二病セリフは決まりだな!」

 

悪担当「ねぇねぇ、人類絶滅させよ?」(n‘∀‘)η

 

内蔵担当「今日も元気に体を動かしましょう!」(*^ー゚)b

 

食欲担当「我、満たされたり!」

 

 

 

 

 

 

 

………………………………はえ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ー ー ー ー ー ー

<しばらくお待ちください>

 ー ー ー ー ー ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何とか正気を保てた。

変に自分を意識するとこうなるから、カオス過ぎて人としての精神崩壊が起きかけてるんだよね。

原因は不明。

まあ、少なくともしばらくすりゃ治るだろと思っております。

何故なら最近頭がスッキリとしなくて、妄想がすごい。

結果あんな感じに……本当にそうなのかは解らない。

だがまあ、少なくともシュガーの世界ことSCP世界に行ってた影響だと考えればある程度納得するが、それはそれで八つ当たりだとか言われそうだから(誰に?)あえては言わない。

ともかく、シュガーに言われてた龍の傲慢。

人としての思考の喪失。

これらを少しは矯正するために、学校に行くことにしました。

まあ、俺が覚えている記憶の少しの欠片から出たし、もしかしたら俺の前世は既に大人まで行ってたかもしれないが、まあアルバトリオンとしての年齢も加算したら軽く一億は行きそうだから、特に考えたりしても無駄だろう。

てなわけで、早速行こう!新世界!(←いやどこだよ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここは現代の世界。

とりあえず、現代世界で当て嵌めてやって来たのだ。

 

「この世界で改めてもう一度学園生活……ね」

 

金は問題ない。

高校への転入手続きも問題なし。

ちなみに時空間を弄って移動できる俺は、いつでも過去や未来に行けるのでMH世界での妻達の時間的にはほんの一時間くらいにしか感じないだろう。

まあ、そのぶんアルバトリオンの寿命は刻一刻と減ってくんだろうけど、龍の視点からすれば一年ってどうやら地球が生まれてから現代の時代に至るくらいの感覚らしい。

うーん、我ながらよくわからん。

……簡単に言い直せば、一年が一秒とか一分とかそれ以下ぐらいに感じるんだとか。

古龍種、マジで恐ろしい。

説明も結構バラバラだが、もう無視だ。

俺は先に進む!(責任放棄)

てなわけで、とある高校に帰国子女の転入生としてやって来ました!

ちなみに帰国子女の子の部分は「男」の意味があるらしいぞ。

 

「煌龍亜留刃です。趣味はプラモ、ゲーム、漫画とかの創作物が好きです。オタクはどうぞ俺の元に集え!」

 

バエルの真似してみたが、皆あっけに取られていた。

まあ、唐突すぎるしそうなるか。

 

「オタク……」

 

「オタク………かぁ」

 

「イケメンのオタク……まあ、アリかも?」

 

おやまあ、ここではオタクには厳しい様子。

にしても、あからさまに一人の男子に視線が集まっているね。

というわけで、彼の机に向かう。

 

「え?」

 

と、理解しがたい、という感じでぼやくが俺としてもきっと前世だったらこんな大胆な事はできなかっただろう。

 

「よろしく!我が同志!」

 

「え?あ、南雲ハジメです……」

 

握手した。

うん、心が強い。

ハンターに似通うところがある。

まあ、気が弱く感じるのは平和な世界で成長したからだからだろう。

MHの世界でなら、主人公ハンターに匹敵する程のハンターになれたかもね。

てなわけで、授業の合間の休み時間でアニメやゲームなどの話をしていた。

それで結構仲良くなった。

ついでに、影の薄すぎる遠藤や目立ちにくい清水なんかも集ってきた。

うん、学校生活も悪くはないねぇ!

が、しかし。

運が悪いのか、それとも呪われてんのか転移の魔法陣(後になって解った)が教室の床に展開される。

いやなんでよ!?

俺はこんなに運が悪かったか!?

そんな苦悶をよそに、転移魔法陣は俺達を異世界へと送り、教室にはきっと食べかけの弁当やそのまんまのバックなどがそのままで放置されている教室が出来上がった。

え?俺はどうしたのかって?

弁当(市販)だけは持ってった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回、新キャラ登場?



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ん?エヒト神?俺、神さえ恐れる暗黒王だから(ドヤァ)

読者の皆様方、読んでくれてありがとうございます!

今作の主人公アルバトリオンことアルバには転生特典として、「アルバトリオン(歴戦個体レベル)」、「時空間操作」、「肉体変化」がありますが、実は最後にもう一つ本人も知らない(使わないと解らないしね)能力があります。

それは……まあ、今後に期待ですかね。
もしかしたら出ないかもしれないし、もう出ないかな……と皆さんが思った頃に出るかもしれないので。

てな訳でどうぞ!




はてさて、誰かさんの力で転移してきたこの世界はトータスと言うらしい。

確か、大司教っぽいご老体が言ってた。

名前なんだっけ?

ともかく、名前がどっかの女神の名前だった(気がする)のでちょっと気持ち悪と感じながら、彼らの話を聞くと、こりゃまた面倒な事だ。

この世界には大きく三つの種族が存在する。

一つは今目の前にいる、人族。

それに侵略行為をしているのが魔族。

で、それとは全く無関係ながら宗教関連で迫害している亜人族。

あ、出典は龍脈からね。

 

 

 

 

…………エヒトという神の教えの内容を聞く限り、あからさまにこの三つの種族を争わせる事を目的としているだろう。

神なんて大抵は自分のエゴで動く、ゲスかゴミかカスか、後は普通に良いやつとか。

今回は多分前者の奴だな。

神って言うやつは、ろくでもねぇやつが多い。

もしかしたら、その為のアルバトリオンなのかもなと、俺は思うときがある。

ま、ともかくその日は今解る限りの情報を探ることにした。

龍脈は………活発化している。

ここからかなり離れたところが、かなりの濃度であるが……まあ、ある程度あるのだから問題はない。

過去の詮索は寝るときにして、まずは現状の状態を確認しなければ。

 

「戦争に勝てれば、俺達は帰れるんですよね?」

 

「勇者様たちの願いとあらば、エヒト様も無下にはしないでしょう」

 

このジジイ、このクラスのリーダーが誰なのか見切りやがった。

誘導も巧みにやってくれる……が、少なくともそんなことをしてもアルバトリオンの力の前では、意味はないのだが。

いや、それは傲慢だな。

しかし、この世界で俺にダメージを与えれる存在なんて……そのエヒトこと、エヒトルジェぐらいか。

ん?龍脈からのデータによればコイツは神を名乗る偽物か。

大雑把に調べてるから、何故そうしてるのかとかは解らないが少なくともマシな物ではないだろう。

 

「おいおい、ピカピカ。お前は戦争の意味をちゃんと知ってんのか?」

 

「な、俺はピカピカじゃなくて天之河だ!それに戦争の意味だって知ってるさ!」

 

もし、俺がただの人間ならここでこんな発言はしなかった。

明らかにあのジジイに目をつけられるし、多分偽神の配下なんかが俺の事を抹殺しに来るかもしれないしな。

どこでそれが伝えられるのかは解らないが、高確率で抹殺対象にされる。

が、しかし俺は暗黒王アルバトリオン。

この世界に来る前に、色々自分の体の性能を詳しく調べてたら歴戦個体レベルだったのに、我ながら恐怖した。

いや、そもそもただでさえ強すぎるアルバトリオンに、こんな強化があるとか思わんわ!?

 

「じゃあ、天之河。お前は人を殺したことがあるか?」

 

とりま、目の前のことに集中するか。

 

「あるわけないだろう!?」

 

おんや、女子からも冷たい目線。

まあ、別にモテたい訳でもないしそもそも俺は転入生だから信用度でなら天之河が勝るか。

がしかし、あちらは正論に近いが意味を全く解っていない、いや表側しか知らないアホだ。

こちらが有利だ。

 

「戦争は人殺しの繰り返しだよ。お前の言う人殺しを何度もするのが戦争。あるわけのない俺達に、いきなり勇者として戦争って言われても俺達はただの高校生。グロデスクに完全な耐性がないのに戦争だとか………ふざけてんのか?」

 

「…………イシュタルさん、俺達にちゃんと訓練はあるんですよね?」

 

ジジイはその問いに答える。

 

「はい。せっかくこちらの都合で来てもらって捨て駒のような扱いはできません。それに、召喚される勇者様方には強力な力が与えられているはずです」

 

「さっきから溢れる力を感じてましたが………それなら」

 

「…………お前、クラスメイトに人殺ししようって言ってんのと同じだぜ?」

 

一応形半分聞いていたが、コイツがやってるのは扇動行為。

良くも悪くも人を殺そうとしている。

 

「皆は俺が守る!」

 

うん、心強いセリフだな。

周りも感動している。解らんけどね?

だが無意味だ。

 

「戦争は殺し殺されの争いだぞ?例えお前がとても強い力を持ってても、参戦しようが不参戦だろうが守りきるなんてそうそうできない」

 

あくまで俺は現実を伝える。

まあ、あんまし意味はないかもだが、それでもクラスメイトの浮き足だった思考を矯正くらいはできるだろう。

 

「だからこその訓練だろう!?それとも帰りたくないのかアルバは!?」

 

「まあ、別に帰ろうが帰られなかろうが俺にとっちどうでもいい話だ。それに、帰る前に死んだら元も子もねぇだろ?」

 

と、ここでジジイが止めに入る。

そのため、とりあえず打ち切ることになったがまあアイツは今の精神じゃあいつか、自己満足や我儘な性格がさらけ出されるだろうな。

なんか途中で話がチンプンカンプンになった気もしたが……まあいいや。

 

「一応最後に言っておく。お前ら、生半可な覚悟じゃ死ぬぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王様と挨拶、からの食事で寝る。

忙しい一日だが、俺ってどうも運がないな。

何だ?

チートな程運が悪いジンクスでもあるんだろうか?

名付けるならアンラッキーチート?

ま、二日か三日でこっから出るか。

だけど、それは次の日でその考えを改めることにした。

 

 

 

 

「貴方はエヒト様の邪魔になる……排除します」

 

ノイントと名乗る少女にステータスプレートを貰った直後に呼ばれ、俺はトイレに行くと偽って来たのは教会。

そこには戦乙女にも見えなくはないノイントがいた。

無機質な顔をこちらに向けて。

 

「ほう、神を偽るゴミの配下様が俺を殺す……滑稽だ」

 

「………殺します、イレギュラー!」

 

どうやら、俺の隠していた力を寝ているときに感じ取られたようだな。

まあ、仕方がない。

 

「天殻、起動」

 

龍気で模した天殻を俺の周りに張る。

耐久力は本来のよりはかなり落ちるが、一撃、二撃目くらいなら耐えるだろう。

 

「ハアッ!!(バキンッ)………なっ!?」

 

龍脈で情報を吸収……フム。

あの剣には全てを消す力がある魔法が付与されてるのか……天殻で弾き返されて折れたみたいだけど。

 

「くっ……くらえ!」

 

「あ、それ止めた方が……ありゃ」

 

あっさり終わった。

天殻に当たった消滅魔法が、跳ね返ってノイントの綺麗な顔に直撃して死亡した。

スター・ウォーズにでもありそうなワンシーンだな、おい。

 

「はぁ………まあ、このステータスプレートを見せなくて良かったかもな」

 

煌黒龍の力をステータスプレートに写したらどうなるのか……気になって古龍の血を垂らしてみれば、もう見せられないものができてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

煌黒龍アルバトリオン 推定一億年以上 Lv計測不可

 

誠に申し訳ありません。

この情報端末では貴方様のステータスを明確に表示することは不可能です。

 

【客観的に解る技能一覧】

天候操作、肉体変化、擬人化[+男、女、操作]、即死魔法系無効、魔法攻撃耐性[+極]、龍脈操作[+錬金術]、龍気操作、時空操作[+亜空間操作]、属性バースト[+全属性]、歴戦個体、神キラー[+極]、地形操作[+大]、狩技[+全]、言語理解[+極]、伝授[+中]、音攻撃無効、獰猛バースト、記憶領域拡大[+極]、自己回復[+中]、天殻、竜ヲ率イル龍[+大]、継承[+中]、狂竜化耐性[+大]、凶気化耐性[+大]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………自分でも認めたくない。

何!?獰猛バーストって!?

検索すると、故意に獰猛化してステータスを爆上げする代わりに理性が半分消失、解くとしばらく眠るんだとか。

……意味がわからん。

にしても、狂竜化と凶気化の耐性はさすがに高めだが……それでも完全ではないのか。

なったら………それこそ世界の終わりだわ。

 

「それだけはなりたくないな……」

 

さて、このままだとハジメたちに迷惑をかけるだろうからな…………とはいえ、ハジメには色々迷惑をかけてしまった。

継承があったから、彼が飲めば俺の力を少しだけ扱えるだろう。

体が耐えられるかは解らないが。

 

「まだ俺は世界に馴染めれてないから、急に俺が運命を変えたら世界が崩壊するだろうから……渡すだけしかできないな」

 

俺はMHにある空ビンを取り出し、俺の腕を斬る。

大動脈のあるところを斬ったので、ブシャァァ!と大量に出たがそのぶんすぐに空ビンには古龍の血が溜まった。

 

「…………この世界とあっちの世界がくっついちまったからには、俺の力は少ししか継承できない……ハジメ、覚悟が決まったなら飲んでくれ」

 

俺はその旨を書いた紙を蓋をしたビンに括り付けて、ハジメの部屋のテーブルに置く。

我ながら急展開だが、俺のMH世界で何か嫌な予感がする。

一度戻らなければ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尚、エヒトにはしばらく動けないように龍気雷で5ヶ月くらい麻痺するようにした。

こっそりだけどな。

 

 

 

「あばばびびばばびべば……(な、何者なんだ…!?)」

 

 

 

 




前書きにいつになるか解らないと書いたな……あれは今すぐとは言っていない!(詭弁)

頭の調子が悪くてようやく直ってから張り切って書いてたら前書きのこと忘れてたんだよ……

とはいえ、ほとんど明らかになった今作アルバトリオンの能力。
弱点といえば閃光弾には相変わらず弱いに、神以外なら負ける可能性はある……っていう感じでしょうか。

祝!3000字突破!(いや、何を祝いたい)



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ありふれ【中】ハジメ、継承する

ハジメsideです。
ハジメ君が原作以上に強化されますw




僕達がクラスごと異世界に転移してから二日。

ここでも僕は能がない扱いだ。

まあ、実際そうだしね………

だけれども、今日の朝に起きたらいつの間にか部屋の机の上に赤黒い液体が入ったビンが置いてあった。

ビンに括り付けられていた紙を取って読むと、そこには驚きの事実があった。

 

「エヒトは……敵……そして、アルバ君は……龍……」

 

事実を受け止められないでいると、メイドさんが朝の訓練だと教えてきてくれたので一度読むのを終わりにする。

 

 

 

 

その日、アルバ君が異端者として追放されたらしくそのショックがクラスメイトを襲うが天之河の一声で収まった。

カリスマのある彼にかかれば、先生や大統領なんかも形無しだろう。

とはいえ、僕としてはあの手紙の件があるから信じないが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四日後、僕は檜山に虐められていた。

僕が訓練に参加していないからと、理由付け俺達が訓練してやるという建前で木剣や大怪我に繋がらないように手加減された魔法攻撃が、僕に当たる。

 

「ガハッ!?」

 

痛い、熱い、痛い………

そのあと、白崎さんと天之河達がやって来て彼らを止めたが、天之河には訓練に参加しない僕も悪いと言われた。

……僕は錬成士だから戦闘をこなせない。

だから、知識でサポートできるようにと思って本を読み漁ってたのに………

 

 

 

 

 

 

それからまた数日後。

メルド団長から、迷宮に行くと告げられた。

天之河達は訓練してレベルも順調に上がっているが、正直、僕は足手まといだ。

何故なら成長力も錬成士という職業は低い。

勇者である天之河や治癒士の白崎さんたちとは全然違う。

でも、僕も強制参加のようだ………

それと、あの赤黒い液体が入ったビンはまだ保管している。

まだ紙に書いてある字も全て読めてないし、アルバ君にも手紙の最初にビンに入った液体は覚悟が決まったら飲めと、意味深にあったから。

でも、やはり余裕が生まれない。

なるべく一人の時に読んでくれとの事だったし……きっと読めるのは迷宮に入る前かも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予想は当たり、迷宮に入る前日。

僕は自室でアルバ君の手紙を読んでいた。

一回目の時はさらっと読んでたので詳しくは解らず、心の隅で燻っていたがようやくそれがなくなった。

彼の本当の姿は龍。

ドラゴンであり、彼のいる世界では最強のモンスター。

それに彼は転生したという。

彼もまたオタクだったらしく……だから、僕と仲良くなろうとしたようだ。

僕としても、戸惑ったけどオタクである、という事実に内心安堵してたしちょっと勿体ないかな、とも思っていた。

でも、初対面なのにあんなにグイグイ来るとは思わなかった。

でも、白崎さんのような感じはなく、やはり同類だったから……なのかな?

そして、本題に入るとこの世界はエヒトによって操作されており、かつて【反逆者】と呼ばれたものたちはエヒトを倒して解放しようとする、種族を越えた仲間たちだったらしい。

敗北してしまい、迷宮の奥に逃げて誰かエヒトを打倒してくれる存在を待ってるらしい。

とはいえ、既に故人なので残るのは幻影だったりとかだとか。

うん、ここまで読んだけど衝撃的すぎる。

つまりは、エヒトはわざと種族同士を争わせて楽しんでいる。

…………100人中、100人は屑だと答えるやつではないだろうか?

続きを読むと、聖教会はこのことは知らないが良いように操られしかも洗脳に近い程までに信仰心がある。

王国と聖教会は信じるな、そう書いてある。

そして、この液体の入ったビンだがこれは彼の血らしい。

普通なら猛毒だが、力の継承で僕にだけは彼の力を少し扱えるらしい。

いわゆる眷属化というものか。

強くなれば通常のアルバトリオンと同等の力を手に入れられる。

一応、エヒトをハジメが倒す前までにはこちらに来るつもりだがそれまではこちらの都合で来れない………と、書いてある。

…………彼のステータスって一体どうなってるんだろう?

彼には教えてもらわなかったし、メルド団長も見てないみたいだし………と、最後まで読むと驚きの文が。

 

『エヒトの眷属である使徒が俺を殺そうとした。だから、迷宮なり何処かで力をつけてくれ。一番はオルクス大迷宮、真の迷宮でならこの世界での人類で最強に至れるのは簡単なはずだ。勿論、ハジメが俺の血を飲むという覚悟があるならという話だが』

 

と、そこで白崎さんが来て、僕は紙をおいた。

白崎さんが僕に迷宮に行かないでほしいと、言うがそれは無理だろう。

何だかんだで僕は白崎さんが僕を守る約束を交わした。

でも、僕としては付き纏ってくる彼女には良い感情はない。

なんというか……ウザい。

美少女に関われてんのにナニ言ってんだ!とか言われそうだけど、僕は放っておいて欲しいときに白崎さんがそれを邪魔する………というか、放ってくれない。

いつでも僕に構ってくる。

………何言ってんだろうなぁ……

 

 

 

 

 

 

裏面に、お節介だが白崎はお前のことが好きみたいだぞ、と書かれていた。

思わず赤面するが、しかし納得する。

理由もあの時、聞いたのだから。

でも、僕は彼女が好きじゃない。

僕としては…………ノーアクション。

良くも悪くも僕は彼女に何かを感じていることはない。

僕は机に置いたビンを見る。

きっと飲めば、本当に怪物になるのだろう。

人としての枠を越えた孤独なモンスターに。

寿命も億単位で延びるみたいだし、人間相手ではきっと必ず孤独になる。

そう思うと、何とも言えない感情が沸き上がる。

やっぱり、まだ飲む覚悟ができない。

もしかしたら、この先ずっと飲まないかも。

そう思いながらも、明日来ていく装備のコートの裏ポケットに入れておくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、迷宮で僕達はピンチに陥っていた。

檜山達がトラップに触れてしまい、階層を転移。

そこには大量のスケルトンにベヒーモスと呼ばれる魔物が、この石橋の上に立っていた。

撤退するとメルド団長は決断するも、パニックになった皆はバラバラになり死にかけたクラスメイトも何人かチラホラ見かける。

…………最終的に僕が錬成で足止めして、時間を稼ぎ魔法攻撃でベヒーモスを奈落の底に突き落とす……という作戦だった。

だけど……僕は檜山に突き落とされた。

ベヒーモスと共に。

 

「うわぁぁぁぁぁーーーっ!?」

 

白崎さんが何かを叫んでいたが、頭に瓦礫が直撃して気絶した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に起きたときには……そこは最早地獄だった。

兎が狼を蹴り殺し、大熊が兎を見えない斬撃で切り殺し、僕の腕を切り落とした。

 

「ぐあぁぁぁぁーーっ!?」

 

痛い、痛い…っ!

 

「痛い、痛い、痛い!」

 

痛みで涙が溢れ出る。

さっきから胸の辺りもズキズキと痛む。

きっと中にあったビンが衝撃で割れたのだろう。

その破片が僕の体に刺さっている。

錬成で穴を掘り、大熊が入ってこないように蓋をする。

何度も何度も。魔力が尽きるまで。

そして…………気絶した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢の中だからだろうか。

周りがぼやけて見える。

だけど、目の前に威厳ある風貌と禍々しいオーラを纏ったドラゴンが、僕を見据えていた。

僕を見定めるかのように。

そして………喰われた。

 

 

 

 

 

「ハァッ!?(ゴツッ)あつっ!?」

 

僕は生きていた。

生きている。

無くなった腕も元通り。

いや、筋肉が増えている……?

筋骨隆々になってる。

………何だか……喰ライタイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お気に入り300件突破!ありがとうございます!

アルバは止まらない!┌(・∀・)┘カチトリタイモノモナイ!



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MHともかけ離れた異世界からの侵略

タイトルの意味は……読めば解る……かも?

あと、短めです……



嫌な予感がして、急遽俺は元のMHの世界に戻ってきた。

そこにはあってはいけないものが、異世界同士を繋ぐ穴から出てきている。

 

「な、な、何でデスアーミーがいるんだよっ!?」

 

我が家の近くの森の中、多種多様のデスアーミーが穴から降りてきている。

 

「チッ!とにかく破壊するしかない!」

 

嫁達は既に退避してたようで、こんなときのアイルーの直勘は素晴らしいものである。

ナントは経験と進化の過程で、みたいな事を言ってたが。

 

「…………不味いな。俺達の世界のモンスターが穴の向こうに行ってしまっている」

 

何故解るのか、それはアルバトリオンの嗅覚でです。はい。

臭いである程度かぎ分けられるので、少なくともリオレウス、リオレイア、ドスジャギィ、ドスランポス辺りの奴はここに来た痕跡がある。

一番最悪なのはDG細胞に侵されている事だな……あれは生命体をゾンビ化させる上に、軽い不死性を持っているからな。

マトモに戦えば、普通のモンスターでは例え獰猛化してようが歴戦だろうがDG細胞に侵されて死ぬだけだ。

古龍種でもきっとDG細胞には無理だ。

生き物なら何でも侵すし、物も同じだ。

あれはそういうものなのだから。

世界を守らなければ。

そんな気持ちになるのはきっと、アルバトリオンの本能の根本にある義務があるのだろうか?

それとも、今の俺に変質したからか?

まあ、ともかくデスアーミーは早めに倒さなければ。

 

「そういや、属性バーストってあったよな。使ってみるか」

 

俺は火属性バーストをする。

膨大な龍気を集め、体の中央に収束させる。

 

「GUUOOOOOOOO!!!」

 

身体中から炎が吹き出してくる。

普通なら死ぬが、どういうわけか体感的には細かい穴から何かが出てるという感覚で、龍気が混ざってるからか炎がピンクに見える。

つまり言いたいことは、ファントムの【ファントムライト】みたいだ、ということである。

ちなみに、極限までやると今度は炎が青色になり、揺らめきはなくなってまるでガンダムAGEーFXのFXバーストである。

まあ、どちらにせよ普段よりも疲労や消耗率は高いし早いから、さっさと敵を殲滅するのにかぎる。

 

FX(ファイアーエクストリーム)ラッシュ!」

 

ちなみにラッシュって突貫という意味にもなるらしい。

極限の炎がデスアーミー達を焼き尽くす。

ただの翼膜の翼も、蒼き炎でさながらバルファルクてあり、バルファルクのマッハに近いスピードが出た。

とはいえ、やはり俺の容姿はそんな高速移動を想定されている訳ではないからいくら頑丈な古龍の体とはいえ、あちこちミシミシと骨が悲鳴をあげ、体がドンドン怠くなる。

デスアーミーの体に当たる度に、頭がガンガンと揺れる。

しかし、その炎はしっかりデスアーミーの全てを焼き尽くす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気が付いたときには海にいた。

消耗を抑えるためか、勝手に擬人化している。

 

「……………途中から誰かに乗っ取られた感覚があるなぁ……本能か?」

 

色々考察すべき所はあるが、今ではない。

まずは、あの森の現状を確認しなければ。

 

 

 

 

 

 

そんな訳で戻ってきたのだが、ぶっちゃけ飛ぶのも辛い。

背中からアルバトリオンの翼を出すだけでも、気だるさを感じ、飛んでいれば更に怠くなる。

途中で真っ昼間なのに寝かけた。

 

「家に戻ったら寝よう……」

 

そう誓う。

さて、件の穴だがまだ空いている。誰かが意図的に開けたのか?

しかし、普通なら世界が無理矢理閉ざそうとする。

というか、そうじゃなくとも勝手に自然消滅する。

基本的に神隠しにあった人物はそんなもん。

この世界にも神隠しと呼ばれるものは起きているが、基本的にはやはり誘拐や拉致、後はモンスターに食われたり意図的に隠れたり。

だがやはり、マジで神隠しなのは異次元、もしくは異世界への穴に落ちた、というが多い。

明確な0がないあらゆる世界をデータ化させると、基本的に割り算なり足し算なり二次関数だろうが関数だろうが、割りきれないで結果が出るということにはならない。(あくまで人の感覚に基づく物)

まあ、答えが割り切れない。

それがバグで、異世界への穴だったり誰かの消滅だったり色々。

人にもコンピュータにも計算しきれない、細かすぎるほどの数字で世界は動いていると言って良いだろう。

まあ、本当にそうなのかは解らないが。

 

「さて、これがバグなのか誰かが開けたのか調べなきゃなぁ……まあ、眠いから寝る。うん、そうしよう」

 

調べる余裕がない。

はい、そこ!

我慢しろなんていうな!俺は龍だから何をしても良いのだ!(んな訳ない)

あっさりと俺は睡魔に負けて、腐葉土の上に眠りこけるのだった。

 

 




自分なりの世界への解釈です。
どの二次創作も、基本的に反映させてますのですが、まあそうそう出ることもないので(笑)

眠いのはホントにだけどね(笑)

次はハジメ視点に一度戻るかな…?



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【中】 暴食の果てに

なんか頭がどん詰まりして上手くかけてなかったけれども、修正するにしても何かできないんでそのままですわ………( ̄▽ ̄;)

まあ、そんな訳でハジメside、行きます!




暴食。

自分の少し残る記憶にはそう表現するしかない出来事しかなかった。

あの()の腕を食った熊も、狼たちを蹴りで瞬殺したあの兎も、見知らぬ強力な魔物も全て本能と食欲のままに食らいつくしていた。

きっと、あの血を飲んだ代償なのだろう。

いや、副作用に関しては彼は何も告げていないのだからきっと別の要因だ。

答えに足るのは、やはりあの大怪我だろうか。

左腕は再生され、身体中の傷が消滅していた。

…………どちらにせよ、俺はこのまま下に向かうしかない。

あの最初の階層も、その次の階層も………記憶でわかる限り、多分10階層は下に向かっただろう。

にしても……口の中がヤバい。

固くて不味い肉なのに喰いまくったからか、口にその臭いが染み付いてる。

くっさいぜ………(´д`|||)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのあとも下に向かい続けた。

どうせもう上には天之河たちもいないだろうから、飛んでも意味はない。

え?何で飛べるのかって?

多分、アルバが翼があるからか俺にも背中から翼を出し入れできるのだ。

とはいえ、少々の魔力と何かのエネルギーを消費する感覚があり、長時間は使えなさそうだ。

 

「………毎回肉弾戦するのも面倒くさいな…」

 

そうして長い間、下に下にと降り続けて思ったのはそれ。

道中、鉱石がたくさんあったので拾っていたが、何に使うかはまだ決めてなかったし、何となく思い浮かばなかったからな……

そうして思い浮かんだのは………

 

「そうだ、銃だ!」

 

俺は早速作り始めた。

何度か失敗したが、鉱石は余るほどにある。

試行錯誤を繰り返して何とかリボルバー式の拳銃を作った。

俺の雷を利用できそうだったので、レールガン加工もした。

名前は……パット思い付かない。

しかし、何となく出てきた物を名付けた。

尽王牙(ジンオウガ)】と……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そこからインスピレーションを咲かせて、さらに迫撃砲や、アサルトライフルなんかを作ってみた。

アサルトライフルは【AK-47】。

威力、命中率共に問題なしでしかも他のどのARよりも、頑丈で汚れに強い。

一年間泥沼に埋まっていたそのライフルを使っても運用に支障をきたさなかったと言われるくらいなのだから。

そんなことはさておき、アルバトリオンの力はドンドン俺に馴染んできている。

自然と様々な属性が扱え、どんな魔物の攻撃を直撃されても痛くも痒くもない。

いや、痒い。

しかし、ぶっちゃけ本当なら凶悪かつ強力な魔物達を蹂躙している今の俺を、過去の俺が見たらどう思うだろうか?

まあ正直、未だにアルバの事は信用しきれていない。

何せ転校してきて初日で転移されて………まあ、その間に中々の感じで仲良くなったのだが。

それはそれで彼のスキルだろうか?

 

「……まあ今の俺には関係ねぇか…………ん?扉?」

 

そんなこんなで下にへと降り続けて幾日。

かなり目立つ扉がちょうど視線を向けた方向にあった。

俺は食っていた蠍のような魔物の肉を食いながら近付く。

どうやら、窪みに何かを嵌めるようだが……ってかなりテンプレな展開じゃねぇか。

両サイドにいたサイクロプスが、まるで目覚めるかのように(実際そうなのだが)石化が解けていた。

まあ、そんなのを付き合う必要は更々無いわけで。

 

「死ね」

 

ドパァン!と、尽王牙を引き抜いてブッ放した。

一撃で頭を粉砕された片割れに残された片方は(;゚Д゚)!?という顔をしていたが、すぐにもう一発撃って同じく頭を肉塊にした。

腹が空く。

サイクロプスの肉を食べながら、俺は二つの魔石を見つけたのであの二つの窪みに入れてみた。

ちなみに肉は勿論、こんがりだ。

扉が開く。

その先には……………………金髪美少女が、衰弱しきった顔で開いた扉を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてその間、地上では………

 

「転校生もいない、ハジメは落ちた。一体どうなってんのよ………!?」

 

八重樫雫は日々、自分にやって来る問題に頭を抱えていた。

一番の問題は、まだ人を殺してもないくせに勇者気取りの天之河だ。

とんでもなく面倒くさい状況である。

あげくの果てに、香織はハジメを助けたいばかりに最近は少し無茶ばかりする。

そして、ハジメの死の影響か、クラスメイト達もほとんどは引きこもっている。

このままだとマトモに戦うこともできなくなりそうだ…………と、考えていた。

実際、そうなのであるが。

しかし、正史と違うのはハジメは生きているものの、魔人などの生易しい物ではなく、完全に人外へと足を踏み出している事、そして本来はいなかった転校生という存在である。

初日からして、かなりの好感度を持たれたらしい。

男女ともに彼と関わった人間は、オタクというものの偏見を恥じていた。

まあ、そんなことがどうしたという話だが。

どちらにせよ、彼女たちはエヒトに都合のいい駒であって、都合を悪くする要因は消すのだ。

どちらにせよ、彼女達の命はモンハンの世界並みに風前の灯でもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて次回は何故、Gガンのデスアーミーが現れたのか。
その原因を探るべく、アルバが穴の中へと進む!……がその前に本能が語りかけてきたのである。

我らの主人公、アルバに課せられたモノを。




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番外編 乙女達の井戸端会議

番外編です。

自分は男なので乙女の気持ちなんてよくわからないですが、まあ今までの漫画などの媒体で知った経験で何とかやってみたもんです。多分。

やってみたかったのもありますし(笑)




ここは黒龍伝説に言われるミラボレアスの棲家とする、シュレイド王国の跡地である。

そこに集うのは古龍、竜種、獣種でもかなり強い、もしくはそれなりに強いモンスターたちが集っていた。

憧れの、そして敬愛し、恋している暗黒王を攻略するために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各地のモンスターが集っているのを感じながら、棲家で昼寝をしようと思っていたがやはりするのを止めたミラボレアス。

時々訪れてきてくれた曾孫も、あの暗黒王(アルバトリオン)に取られてしまいちょっとイラッとしたが、まあ彼女の意思で向かったのだから嬉しいという感情もある。

爺ちゃん娘だった曾孫が、成長することに喜ばないことなんてあるだろうか?

まあ、心無いものは別だろうが。

しかし、約3万年前から始まったあの暗黒王を巡る恋バナはいつもは静寂なこの場所を煩くするため、最近は衰えてきた老骨に響いてここにはいられない。

そういえば、つい前に会った暗黒王はそれより前に会った時よりも性格が少し変わっていたが………まあ、素直じゃないツンデレでしかも雄であるとか面白くもないからなぁ。

今の彼の方が付き合いが良い。

そんな事を考えながら、黒龍は声が届いてこない場所へと飛び去るのだった。

 

「……(私もモテたいなぁ……ええい!既に妻がいるだろう!?)」

 

煩悩を消しながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、本題の彼女たちだが既にどうやって自分達を嫁にもらってくれるか考えていた。

 

 

既に3万年を超える愛を持ち続ける彼女達は、彼の子供しか欲しくない!という気持ちである。

既にヤンデレやメンヘラなモンスターも少々いるが、元々精神的に人間とは違う構造であるため、アルバが変なことをしなければそれを刺激することはない。

………………皆、彼を応援してあげてくれ(えっ!?byアルバ)

 

「最近、またあの方が活動しているらしいわよ!」

 

と、叫ぶのは第一回乙女の井戸端会議からいる古参のバルファルク。

彼女はその体を活かしてアルバの情報をいち早く同志達に伝えているのだ。(何という無駄使いだ、と言わない方が身の為である)

 

「ああ………あの方との子供を早く身籠りたい……///」

 

と、ボケェーとしているのは金雷公と呼ばれるジンオウガである。

勿論、皆さんが知っている金雷公である。

 

「妾も早くあの方に愛されたいですわぁ///」

 

と身をクネクネさせるのはタマミツネ。

シュレイド王国近辺に縄張りを構えているため、結構強い歴戦個体である。

 

「はぁ…♡」

 

と、ナニを想像しながらタメ息をつくモンスターはアルバトリオンと同年代に生まれた個体である、ミラルーツ。

さて、ここまで紹介してきたがこれでは話が進まないので紹介はその時その時で紹介しよう。

まず、この井戸端会議は我らの主人公、アルバトリオンことアルバに惚れたなり憧れを持つなりと、様々な願望やら何やらで世界中から集まった乙女モンスター達の井戸端会議である。

ん?そこの君、お婆ちゃんの間違いではと思ったかい?

そんなことを言ったら今すぐこの会議に来ているモンスター総勢で殺しに来るので、意地でも言わない方が良い。

え?私は誰かって?

そうですね、自己紹介しましょう。

私は人間が言う、キリン亜種、と呼ばれるものです。

私はこの会議がハンター達に悟られぬように、この会議での乱闘などを防ぐための人員みたいなものです。

人ではありませんが。

とはいえ、私とてあの方に惚れているのです。

今から600年程前でしょうか。

神域に迷いこんでしまい、厳しい環境で衰弱しきった折に彼と出会い、看病してもらい神域から出れるようにと案内までしてくださったのです。

ツンデレ、というものでしょうか。

でも、それが何だか良くてそれでいて()らしく………まあ優しさとその真摯さに惚れたと言いますか。

私を含め、ここにいる多数のモンスター(乙女)達はそんな事があったりで惚れた皆が集まって出来たのがこの井戸端会議であるのです。

ちなみに、一万年程前に私より古参のモンスター達が神域に行きましたが、またしても優しく、そして手厚く看病されてしまい、惚れ直した方々が多かったとか。

敵対する相手には容赦なく、弱き者には優しくと弱肉強食の世界とはいえ、惚れてしまいます。

さて、そろそろこの話は置いて………

 

「それでは、あの方の攻略法を考えるわよぉー!」

 

『℃-°″≠%+♀′〈∞〈」≠@¢$♂|ーー!』

 

声にならない、黄色い声の複雑な音が辺り一体に響き渡り、小さな命はそれだけで死んでいったことを感じます。

毎年、こうなので彼らが可哀相でもありますが、運が悪かったとしか言えないです。

こうして井戸端会議が始まっていくのでした…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方のアルバは……………

 

「今、嫌な予感がした」ピキーン

 

「そうか?まあ、今日もヤろうぜ?旦那様?」

 

「ニャァー!?ボクを置いてくニャァー!」

 

「あ、ちょ、もう出ないって……らめぇぇぇーーーー!!!???」

 

発情期でもないのに、欲情する嫁二人に枯れるまで搾り取られるのだった。

 

 

 

 

 

 




彼の後ろの貞操は狙われているかと聞かれたらあの井戸端会議の乙女達の中に数人いますね。
勿論、乙女だけなので雌しかいないですよ?

最近は月が導く異世界道中が楽しみでありますね(笑)
コロナにも注意しながらこの日々を頑張っていきましょう(今更だけど)



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子育て開始な件
子育て開始だった件


一ヶ月以上も待たせてしまい、申し訳ありません……スランプみたいな感じだったんで…

前回の話を飛ばしますが許して( ノ;_ _)ノ

関係ないが「見える子ちゃん」がヤバすぎた(笑)



拝啓、過去の俺?私?と両親へ。

しがないに自分に子供ができました。

ナントのお腹に、子供がいます。

孫の顔をお見せできないのは残念ですが、不承不承の息子?娘?ながら自分は頑張って子供を育みたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで、俺に子供が産まれることになりました。

 

え?異世界からのアイツらはどうしたのって?

勿論始末しておきました。

ただ、あれって戦姫絶唱シンフォギアのパラレルワールドみたいだった。

行った先の星は地球ではなかったが、不思議なパワーというかスター・ウォーズみたいに言うなら、光明面(ライトサイド)暗黒面(ダークサイド)の比率が凄まじいほどに片寄ってる感じなのかな?

一方に人知れず平和が訪れるなか、その反響で片方が壊滅したというか……しかし、元々どうやら混沌設計みたいでどうしてもどちらかがそうなる運命の線みたいだ。

少し地球の方が気になるが、変に関わるのはよくないし、俺は素直に戻ってきたのだが…………戻った後に待ってたのはお腹を大きくさせたナントだった。

最初、病気かと思ったがナタクもナントも違うと言う。

結果、子供ができたという驚き案件。

どうやら俺が気絶してた数ヵ月の間、出来てたらしい。

ナタクは悔しそうだが…………いや、マジで巧妙に隠されてたので気付かんかった。

 

そんなわけで子育て開始なのですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、とはいえ今のナントがここで出産を迎えてしまうと人の状態であるため、産婆さんが必要である。

しかし、モンハン世界にいるにしてもモンスターである俺達がそんなことを頼んでも気味悪がるか、ハンターが「我が魂はぁ!ZECTと共にありぃぃーー!!」とでも叫んで討伐しに来るのが容易に想像できる。

となると自力で何とかするしかないのだが………あ、龍脈から、データから学べばいい。

アルバトリオン故か、この星の中枢までここから遡れる。

アルバトリオンが絶対の強者でないことは重々承知だが、それでもこの強さに酔いしれてしまう。

本能に飲まれては俺は、俺が転生した意味が解らない。

もし、人への願望や固執がなかったら俺もまた大自然の中の一つとなり、きっとアルバトリオンの本能に抗えなかったかもしれない。

しかし、俺は違うからこそ抗う。

龍の本能と、人の理性で。

意志では肉体の強さも、頭の良さも関係ない。

心がどれだけ強いか。

きっとこれが俺の課題なのだろう。

 

「本能に飲まれるなよ、俺……!」

 

激しい闘争本能と求める休眠欲。

龍のプライドが残ってしまっている。

神様がもし転生させたなら、性格が悪いと俺は断言する。

何故なら良案がないかと空を飛んで、地上を眺めているだけで人の住処はどこかと探し、見つければ殺意が溢れる。

それと同時に脳裏に思い浮かぶのは、醜い竜の顔。

いや?竜なのか?

記憶が曖昧かつ、よくわからない。

ただ、印象的なのはそれらが竜を殺し、その肉を俺に与えてくる。

だが、その竜の目には優しさも慈愛もなく、ただそうしなければという本能(・・)

しかし、それとはまた違う記憶。

何故か俺ではない、誰かの記憶がソイツらがその誰かに爪を、牙を、ブレスを吹き掛けようとしているのがあった。

 

 

 

 

 

………俺は人か龍か、どちらかを選ばなければならないのか…?

それとも、俺の全ては龍になること前提なのだろうか?

アルバトリオンという、暗黒の王となると……

 

 

 




とりま、生存を報告。
そんなわけで、子育て開始です(笑)

しかし、そこまで長くもないかも。



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