転生オリ主はモモンガさんを救いたい (蘇芳裕美)
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序章~転移までのあれやこれ~
此処って。……オーバーロードじゃん。
よろしくお願いします。
その日私は熱を出して、夢を見た。
次々と流れる映画みたいな映像、今の世界とは違い緑があり、液体食品しか口にしたことないのにその夢では懐かしささえ感じる食べ物。
通勤途中か登校中かは定かではないが横断歩道を歩いていると向こうからトラックが迫ってきた処までで目が覚めた。
「っつ!…はぁ、はぁ、ゆめ…。」
(夢にしては生々しいし、私はあの時…死んだのか…。今の時代はあの頃のように星は見えないし、この区域以外の移動は防護服やガスマスクがいる。予想が正しければ私はあの書籍の世界に転生したのか。)
頭を抱えながら思考する。
(もしそうなら、これからユグドラシル配信があり配信終了したら異世界転移する。モモンガさんがディストピア作っちゃう!いやいやいや、そうしないためにも配信開始まで知識とか体力作りして少しでもモモンガさんと仲良くなって、NPC達とも友好を作ってギルドメンバーも何人か最終日に来てもらえるようにしなきゃ。)
悶々とこれからの計画を頭で組み立てる。しかし考えながら、ふと思う。
(モモンガさん大好きだけど仲良くなれるかな…。それにモモンガさんのタイプってアルベドみたいな美人さんだし、私はそこまで美人でもない…。はぁ…、とりあえずは資金作りして、出来るだけ課金に注ぎ込みたい。)
色々考えていたらまた頭がグルグル回ってきた。
(やばっ、熱出してたの忘れてた……。)
そのまま私は意識を手放したのだった。
熱が下がった七歳から身体能力を上げるために筋トレや武道の道場に通ったり、毎月のお小遣いやらお年玉を貯金に回し、バーチャルマシンを誕生日に親から買って貰いDMMOゲームを片っ端からプレイしていた。
バーチャルマシンを使用するときは必ず姉と一緒にプレイしていた。最終的にはあまり乗り気でない姉だったが兄みたいな幼馴染みもDMMOゲームに嵌まっているみたいて話のタネにしている。
そうして14の年にDMMORPGゲームユグドラシルが体験版としてβ版が配信とゲームの広告で見た。
今回のβ版はテストケースであり、ユグドラシルが本格配信されたときにβ版のプレイデータは移行出来るようになっていた。
しかし、β版で獲得しているアイテムは1部移行は出来ないと画面説明欄には記入されていた。
そして…ユグドラシルのタイトル画面を目にした私の反応はというと……
「…此処って、やっぱりオーバーロードじゃん…」
画面を前にふたたび頭を抱えながら呟いたのだった。
長々と配信遅くなりまして申し訳ありませんでしたーーー!!(スライディング土下座)
文才のかけらもないですが、楽しんでもらえるようにこれから頑張っていきます。
感想を戴いた皆様ありがとう御座います。
次のお話も出来るだけ更新出来るようにしますので何卒、何卒暖かい目で見守って下さい。
とりあえずオリ主の設定はまた載せていきます。
誤字報告ありがとうございます。
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助けてくれたあの人はリアルでは姉の旦那様兼幼馴染みでした。
こんなつたない文章で五、五件も栞登録を!!
誤字報告等も本当に、ありがとうございます。
まだモモンガさんまだまだ登場しません。
一人ギルドメンバー出てきますが口調とかはオリジナルになります。
書き留めしてないからあれこれ出てくるもこの作品見切り発車なので生暖かい目で見守って下さい。
ではどうぞー
たっちさんの部分とらぶさんの部分修正しました。
オリ主視点
β版から本格配信して数ヶ月。異形種にしていたため、わかってはいたが被害にあった。レベリングと職業の獲得のため一人で散策しているときに限って人間種数人のパーティーと当たってPKになる。
うう、不可視の魔法と気配阻害の魔法掛けたのに、今回は間が悪かったのか何とか煙に巻こうともうまく行かず…
「今回は野狐じゃなくて、天狐じゃん。特殊クラスのポイントゲットだぜ。」
「速くトドメ指しちゃえよ」
「あせんなって、もうHPギリギリじゃん、ゆっくりいこうや」
この、ドグサレ人間種の阿呆パーティーめ。一人じゃなんもできんくせに寄って集って異形種狩りしやがってー!!
這いつくばって人間種パーティー(という名の外道)達に表情は変わらないけど苛立ちは隠せず心で悪態を吐いていたその時次々と人間種パーティーは切られてロストされていく。
其処には白銀の鎧を身に纏った如何にも騎士が仁王立ちに立っていた。
「危ない処を助けていたたぎ感謝致す。じゃが、見ず知らずの妾をどうして助けてくれたのじゃ?」
膝を付き見上げて問いかける私にその騎士は言った。
「誰かが困っていたら、助けるのは当たり前!!」
後ろに大きく正義降臨と書かれたエフェクト付にポーズを決める。
(あ、あれー?これってたっちさんじゃ、ってかこの声は!)
聞き覚えのある声に思わず
「その声、お兄ちゃん!!」
ロール用の声色を忘れて私は目の前の騎士を指差しながら叫んでいた。
「えっ!その声って、ユンちゃん……」
……そして、私の声を聞いた騎士、もといお兄ちゃんも唖然とした声で答えたのだった
あれから数分後……
ログインして来た姉も合流していた。
「もう、ユンは一人で先に行かないの!唯でさえ異形種狩りが多いんだから。たっちが助けてくれなかったらデスペナでまた、一からレベリングし無きゃダメだったでしょ!唯でさえ戦闘特化のビルド構成にしてないんだから!」
「あはは、ごめん、お姉ちゃん。気をつけてはいたんだけど間が悪かったみたいでPKされかけちゃった。」
「いつも、私と一緒にログインする約束だったでしょーが!」
「まあまあ、ユンちゃんも遭遇するとは思っても見なかったって謝ってるんだから。それに俺もユンちゃんやあや「らぶ・みー!」……いや、あのな、らぶ。ってプレイヤー名が恥ずかしい……」
「なんですってーー!!」
「まあまあ…」
いや、痴話げんかなら他でして下さい、お姉様方。新婚ラブラブなのは非リアにはツラいのよ。ってかお兄ちゃん、昔からお姉ちゃんの琴線無意識的に触れるから……
ピコンピコンと怒りチャットを出しながら怒るお姉ちゃん事らぶ・みー。焦りチャットを出しながらホールドアップするお兄ちゃん事たっち・みー。
二人の間でお姉ちゃんを落ち着かせようとする私。
ってか、注意されてたの私だったような…
「それにしても、夫婦揃って同じゲームに嵌まるとは…、此処でもリア充ですか、非リアに対して当てつけてるとしか思わないんだけど…」
「ユンが面白いって勧めてくれたからはじめてみたけどこれが、面白いすぎて」
「でも、ユンちゃんはあれでしょ、テイムとかサモナーとかのゲームしてたよね。確か一世紀くらい前の…」
「してたよー。会話して仲間にして、ストーリーを進行して会話の選択でルートが変わるゲーム。あのゲームって人の概念?正義の見方が違うから全ルートやってみて思ったけど何も善政だけが正しい訳じゃないんだよねー。だからお兄ちゃんもやってみたらいいと思うよ。…でも、お兄ちゃんの場合は何回やってもあのルートにしか行かなさそう」
「ええっ、ユンちゃんヒドいなー。僕が他のルートは行けないって言ってるみたい…」
「じゃなくて、たっちの場合は自分の正義感で選択選ぶからユンの言うとおりそのルート以外はいけないってことよ。」
森林フィールドを散策しながらユグドラシルとは関係ないゲームや世間話をする。
先程助けてくれた姉婿事、全身白銀の鎧を身に付け肩には紅いスカーフがトレードマークのたっち・みー。
その横を歩く姉事、金の長い髪がふわふわ揺れ、頭の所には綺麗な花の冠、若草色のワンピースドレスの後ろ背にはフェアリーの羽根をもつ。種族は確か妖精女王(フェアリークイーン)のらぶ・みー。
二人より頭二つ分低い背丈。紫銀の長い髪に頭の上には大きな狐の耳、平安時代に公家が着ていたとされる狩衣。特に歩くたびに揺れる大きな九本の尻尾。初期種族野狐から課金種族ガチャで上位種天狐の私、アバター名ユン・リー・フォックス。
三人ともリアルでは幼馴染み兼身内なのだ。
「まあ他のゲームの話は此処までにして、お兄ちゃんはお仕事大丈夫なの?」
「うん、研修は一段落したし赴任先が決まるまでは時間があるからね。それに、このゲーム内の雰囲気はどうにかしないと、楽しくプレイしている異形種のプレイヤーはこれから先引退していく事になる。」
「たっちと話していて、悪質なプレイヤーはお灸を据えてやろうって、この前話してたんだ。」
「ユンちゃんも一緒に異形種プレイヤーの救済をしないか?」
.
「確かに運営は異形種狩りに対して違法とか規制はかけてないから、初心者プレイヤーはヤル気を阻害されて引退するしかない。それを助ける活動をしようってことかー。……良いと思うよ。私もお兄ちゃんに助けられたから出来るだけ協力するよ。」
「そうと決まればこれから目に見えた困った人は救済していこうー!」
そうして、私達は異形種救済活動をはじめたのだった。
初めに、文才なく、更新遅くグダグダすんませんでしたー。(スライディングorz)
というわけで、一番最初のギルドメンバーは初代クランリーダーにして、ギルド結成の立役者たっち・ミーでした。
温和な優しい、そして無意識に人の地雷を踏み抜くお兄さんにしてみました。
作中のたっちさんは善意で色々首つっこみそうな人で、悪意はないが人が聞いたら地雷になりかねない事を無意識に踏み抜く方だと思っています。
そして、オリ主のお姉ちゃんをたっちさんの幼馴染み兼嫁さんにしました。
此方は妹思いで、たっちさんにベタ惚れ。しかし、いうことはしっかりはっきり言うしやる。たっちさんをその内尻に敷きます(笑)
主人公ちゃんはそんな二人を見ているが、面倒もみてもらったのもあって兄さん、姉さんっ子です。
でも、しっかり心では愚痴はこぼします。
それでは、また更新まで時間はかかりますが、気長にお待ち下さい。
では次のお話で!
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PKされてたのを助けたらあの方々でした!(後日談という名の女子ギルメンとのお茶会)
異形種狩りが多い中初心者プレイヤー(異形種)を悪質プレイヤーから救済するため活動を開始する。
オリ主「いや、そんな大層な思考で動こうなんて思ってませんよ。自分が不快なだけだからぶっ飛ばしたいだけ。」
たっち「ユンちゃん、ユンちゃん、ぶっちゃけすぎだよ。でも、助けたいから助けるのは良いことだと思うよ。」
らぶ「たっちが思ってるような事はこの子考えてないよ。」
たっち「えっ!?」
今回も数人のギルドメンバーがでてきます。
救済活動を開始して数ヶ月後の森林フィールド。
この数週間色々なワールドエリア各地で異形種狩りが多発していた。
ある者はスキルポイントや経験値のため、ある者は相手のアイテム強奪等楽しくプレイするプレイヤーにはリアルのように搾取される状況であった。
(見ていて不快、低俗、外道の行いだわ。これじゃあ、リアル世界の1部富裕層だけのやり方と変わらない…。)
ヒュンッと装備した鉄扇と鉄線をならしながら、袖にしまう。くるりと今まで人間種パーティーに被害にあっていたプレイヤーに振り返る。
紫銀の長髪に大きな紫銀の狐耳、特徴的な9本の尻尾、白の狩衣姿は平安時代の白拍子の姿見。
「助けていただいてありがとうございます。貴方が紫銀の白拍子さんですか?」
「…。なんですかその紫銀の白拍子って、私は唯の通りすがりですよ。散策してたら異形種狩りの場面に出会ったら…手を貸したに過ぎません…。」
言われた二つ名に狐の少女はアバターゆえ表情は判らないが声色と動作が恥ずかしそうにモジモジしていた。
助けられた半巨人(ネフィリム)のアバターはその狐の少女を見てくすりと笑った。
「ふふ、あぁごめんなさい。仕草がとても可愛らしくって、僕は半巨人(ネフィリム)のやまいこって言うの。貴女は?その声からすると同性ぽいから。名前教えてもらってもいいかな?」
「ふぁっ、か、可愛いって、確かにこのアバターは可愛いですけど、私はっっっ。」
「あー、落ち着こう、ね?」
(わあぁぁぁ!やまいこさんだー。後のユリを創造するやまいこさんだー。)
相手の言葉に内面も受け答えも慌てる。
何とかやまいこも少女を落ち着かせようと声をかける。
そして、数分後…
「や、やまいこさんはじめまして、ユン・リー・フォックスって言います。」
「えっと、なんて呼べばいいかな?ユンちゃん、それともフルネームかな?」
「ユンでもリーでもどちらでもわたしはやまいこさんって呼んだら良いですか?」
「あー、ユンちゃんって呼ばせてもらうね。僕のことはやまいこでもまいこでも呼んでいいよ。」
「じゃ、じゃあ、まいこさんで。」
ニコニコとチャットエフェクトを二人共出し握手をする。
「まいこさん、どうして一人だったんです?今はソロで異形種が活動してたらさっきみたいな阿呆パーティーの餌食ですよ。」
「あー、他に三人と散策してたんだけどさっきのパーティーに襲撃受けちゃって散り散りになっちゃったんだよ。」
「えっ!?じゃあ、早く探さないと!?」
「落ち着いてユンちゃん。あの三人は早々負けたりはしないから。」
その時向こうの方角から呼び声が聞こえる。
「あー、まいちゃん此処に居たー。大丈夫だった!?アイツらまいちゃんの所にって誰?この子」
「美少女狐さんー!俺、ペロロンチーノって言います。可愛らしい貴女のお名naへぶぁぁ!!」
バキャァァア!!
「なぁぁあに、いきなり口説いてやがる愚弟!っ!あぁ、ごめんね。いきなり馴れ馴れしくて、貴方がまいちゃんを助けてくれたのかな?」
「え、あ、う…」
ユンの目の前で種族の判らない異形種が半巨人(ネフィリム)のやまいこに話しかけ、鳥人族(バードマン)の男性が詰め寄って行き、真っ赤なスライムに盾で吹っ飛ばされるという光景を見て、スライムの人は声からして女性で、話しかけられ返答に困るユン。
しかし、脳内では原作の回想に現れるギルドメンバーの三人に出会ったことが嬉しかったのか思っていることは言葉とは裏腹に狂喜乱舞状態だった。
(キャーキャー、もしかしなくてもあの人はあんころもっち餅さん、この吹っ飛ばされた男性がペロロンチーノさん、このスライムさんはぶくぶく茶釜さん!今日はなんて素敵な日なのー。)
こんな感じである。
そうして、一騒動が落ち着いて合流した三人と自己紹介をした。
「えっと、ユンちゃんこっちの子があんころもっち餅さん。支援系魔法詠唱者で、こっちの鳥人族(バードマン)は狙撃手のペロロンチーノ君、そしてスライムのぶくぶく茶釜さん。茶釜さんはタンク役なの。そして、茶釜さんとペロロンチーノ君は姉弟なのよ。」
「はじめまして、天狐族(てんこ)のユン・リー・フォックスです。一応暗殺者(アサシン)系です。少し剣闘士(ウォリアー)系とかも取ってます。」
笑顔のエフェクトを出しながらお辞儀するユンに懲りないのかすぐに距離を詰める鳥人族(バードマン)
「ユンちゃんって言うのか、よろしくねー。俺の事はペロロンさんでもペロさんでも好きに呼んでね。それと良ければスリーsaぶファァァ!!」
バキャァァア!!
「オマエは、少し黙ってろ!!」
底冷えするくらいの低音で怒気を含めながら装備の盾でフルスイングして鳥人族(バードマン)を吹っ飛ばすスライムのぶくぶく茶釜。怒気エフェクトがピコンピコンと連発で表示される。
フレンドリーファイヤは無いのでダメージは負っていないが飛ばされた本人は地面に臥している。
「あー、あっちは少し放置で大丈夫……かな?」
「まいちゃん、まいちゃん、目線が遠くに行ってる。それにユンちゃんでいいかな?私はあんころもっち餅です。あんでももっちでも好きに呼んでね。」
「じゃああんさんで。向こうのペロロンチーノさんでしたか?にお説教しているのがぶくぶく茶釜さんですね。」
「「茶釜ちゃんの紹介はペロロンさんのお説教が終わってからだね……。」」
三人とも向こうで行われている光景を遠い目をして見守っていた。
「あの時は私だけユンちゃんに自己紹介するのが遅れたのよねー。」
「あはは、あれはペロロンさんが悪いって。最初のアバター見たときにナンパするから。」
「へぇ、そんなことが……。ペロロンチーノ君は家のと一緒に後で闘技場集合だね。」
「ら、らぶさん穏便にね。」
此処はナザリック大墳墓第六階層闘技場の一室ぶくぶく茶釜のプライベートルームにしている場所。
当時の記憶を振り返り数少ない女性ギルドメンバーのお茶会、其処には聖騎士ことたっち・みーの妻らぶ・みー、彼女の実妹のユン・リー・フォックス、今は変化の術で一世紀前に絶大な人気の執事漫画の登場人物で葬儀屋(アンダーテイカー)になっている。
そしてお馴染みのぶくぶく茶釜、やまいこ、あんころもっち餅がテーブルを囲んでいる。
ぶくぶく茶釜の当時の事を聞いて少し低い声をだしながら答えるらぶ・みーにたいして苦笑いのような声でなだめるやまいこ。
「ヒヒヒ、小生の姿の時はテイカーかリーと呼んでおくれよ。そしてお姉さんは血の気が多いねー、余り鳥君を虐めないでおくれよー。ヒヒ」
「いやいや、茶釜ちゃんから了解貰ってるし唯の模擬戦という名の制裁よ。それより、ほーんとテイカーは規格外よね。他の姿にもなれるけどナザリックに居るときは徹底してその姿かえっとスライムだっけ、あの姿が多いよね。元の姿には戻るつもりはないの?」
「確かにアバター同士の触れ合いにペナルティつかなきゃあの尻尾を存分にモフりたいのに。」
「ヒヒッ、あんさんは声色からしてすこーし怖いねー、元の姿になるのは此処ではしないねー。ギルドメンバー達は聖騎士君(お兄ちゃん)と鳥君(ペロロンチーノさん)が口を滑らせなければ大丈夫だと小生は思うよ」
テイカーの言葉に楽しそうに答えながら元の姿に対する質問をするらぶにあんころもっち餅が食い気味に問いかけてくる。慌てるアイコンをピコンと出しながら両手を胸の辺りで振りながら答えるテイカー(ユン)は先程の質問に答えた。
「ふふ、たっちに対しては私の方で何とか出来るしペロロンチーノ君は茶釜ちゃんが対処してくれるでしょ。」
「ふふふ、らぶさん任せて!愚弟の方は黙らせて言い含めとくよ。」
「「「……うわぁ……」」」
このスライムと妖精女王(ティターニア)は不気味な笑い声を出しながら今後の対策?をしているのを今後ある不幸にであうであろう聖騎士と鳥人族(バードマン)に心のなかで合掌しながら不憫なこえを上げて二人を遠い目で見つめるのであった。
どうも、蘇芳です。
仕事が急に多忙になり筆がめちゃくちゃ遅くなりました。前回の誤字などの報告ありがとうございました。これからもゆっくりですがアップ出来るようにがんばります。
当時の事を振り返るギルドメンバーでした。
つ、次こそはモモンガさん出したい(震え声)
では次回まで気長にお待ち下さいー。それでは!
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