元バカとテストと召喚獣 (バタ猿)
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1:Fクラス始動(バカと秀吉と神童と)

書いた理由としてはタイピングの練習としてが一番に挙げられる。その為他よりも長くなあまりオリジナル性が無い。一応所々変えては居る。

原作との違い
吉井明久について
明久が坂本や霧島ほどではないが実はそこそこの天才であり本来の実力は文系次席であるが、理数系も割と得意であり、悪友雄二の野望の為実力を隠している。ちなみに周りは全く気付いていない。観察処分者に変わりないが学園一の操作技術を持ち、また彼が戦闘ゲームのスペシャリストである上に教師の雑用を行うことで以前観察処分者が無い時に雑用を行っていた教師より操作技術は優れていて単強化で300点総合科目で2500点の点数差はもろともしない。生徒の中では文字通り最強である。しかし、成績は良くても頭は回らずバカであり、ここぞという時の頭の回転が悪い。その上、ここぞという試験で回答欄を間違えてしまう為、意図せずにFクラス並の成績になることが多々ある。ただし、悪知恵を働かせる時は時に雄二以上の策を作ることもできる。また料理の腕前も原作よりは格上で校内では圧倒的に一位である。
対戦科目についいて
科目は現代国語、古文、漢文、数学、物理、化学、生物、地学、日本史、世界史、地理、政経、倫理、倫政、現代社会、公民、英語、第二外国語、保健体育、*音楽、*家庭科、*情報。但し*は三年は履修せず、社会科目は三年は二年の学年末考査の点数のままと為る。理科目も同様である。そうごう科目は現代国語、数学、英語、保健体育、は必ず入り理科目と社会科目は二年は点数が最も高い二教科、三年は入試で使う科目。理系の場合は受験に必要な科目+その科目を除いた社会科目の中で最高点数が採用される。又第二外国語は試験が0点だったとしても履修していない人の場合は特例として1点が与えられる。たとえ履修して無くても点数を取れば点数は付く。
テストの点数に関して
原作は50分試験だったが今作は基本的に試験時間が90分で在る物とし、高得点者の点数は原作に比べて異常に高い。但し試験の内容は相変わらず難しいので各クラスに入れる点数の目安は原作とさほど変わらない。

()は心情で特に記載が無ければ吉井の心情「」は会話である。また最後が・・・で終わる物はその発言途中に次の行に書かれている発言または出来事があったことを指す。〈〉は福原先生のナレーションとでも。{}は括弧内の人物の状態を表す。【】はトランシーバーの声。

また主要キャラは全員途中から吉井がバカを演じていた理由や観察処分者になった本当の理由を理解しており、また雄二が喧嘩に明け暮れていた理由も理解する。そのためFクラスをただ成績が低い物と思っているのは2年生の中では殆ど居ない。


~始~

文月学園初の観察処分者吉井明久は急いでいた。

吉井:「急がないとまた鉄人の補習が、新学期早々鉄人の補習なんて嫌だよ。」

鉄人:「吉井!遅いじゃないか。」

吉井:「げっ、鉄人。」

鉄人:「西村先生と呼べ。あっ、そうだ吉井、お前で最後だ。受け取るがいい。」

 

鉄人:「吉井、先生は去年からお前を見てて、お前は若しかしたらバカなんじゃないかと錯覚していた。」

吉井:「それは心外ですね。僕程優秀な生徒はいるはずないじゃないですか。」

鉄人:「悪かった。でも先生は気づいたんだ。吉井疑って悪かった。」

吉井:「謝らないでくださいよ。誰にだって間違いはあります。」

鉄人:「だがお前の疑いは晴れた。」

吉井がクラス分けテストの結果通知を開く。

 

 

吉井 明久  観察処分者    Fクラス

 

 

吉井「!!??」

 

 

鉄人:「お前は正真正銘のバカだ!」

 

 

吉井はひどくショックを受けながらFクラスへと向かう。

吉井:「おかしいな、7問に一問は正解書いたつもりだったんだけどな。雄二たちとCクラス狙っていくつもりだったのになぁ。」

吉井:「わぁ。ここがAクラス!?豪華なホテルみたいじゃないかぁ。あぁぁシステムデスク在る!あぁ、こっちにはドリンクサーバーが!!!羨ましいAクラス!」

霧島:「吉井、今から自己紹介だから静かに。」

分け合って知り合いである霧島さんにたしなめられた吉井は渋々とFクラスへと向かう。

 

 

 

吉井はFクラスの前にいた。しかし彼が見たのは

 

割れたクラスプレート  急遽張り直したと思われるFの張り紙が落ちEクラスと書かれたプレート       割れていてそれをガムテープで補強した窓        

あちこちにはりめぐらされてる蜘蛛の巣。

 

吉井:「ここがFクラスの教室!?糞っ、これが格差社会という奴か。」

福原:「吉井君遅刻になりますよ、早く席について下さい。」

吉井:「それで僕の席はどこですか?」

福原:「特に決まってません。自由に座ってください。」

吉井:「席も決まってないの!?」

 

さあ、なんと言って入ろうか、遅刻したことを素直に謝るべきか?いや、仮にもここはこれから共に生活する仲間達だ。まずは気さくに話しかけれる様なユーモアさで対応すべきであろう。)

吉井はFクラスの教室の扉を開く。

吉井:「すみません、鉄人に迫られてて遅れました!?」

(マズイ、これじゃあ変態だぁぁぁ!!!)

坂本:「早く座れこのウジ虫野郎!!!」

 

(最悪だぁぁぁ)

 

誰だこんな風邪で弱ってるかも知れないか細い少年を容姿を侮辱するのは!

(身長180センチ、大柄、赤髪、不細工ぅぅぅ。)

坂本:「黙れ明久。」

吉井:「雄二、何してるのさ先生の代わりに教壇なんかたっちゃって。」

坂本:「いかにもこのクラスの最高成績者だからな。」

吉井:「なんだ雄二もFクラスかぁ。」

坂本:「ちっと遣りたいことがあってな。」

吉井:「学力だけが全てじゃ無いって証明したいんだよね。でも霧島さんがよく許したねぇ。」

  吉井は去年坂本とり合ってこの学校に来た理由を既に聞いていた。

坂本:「奴を説得するのは少し大変だったんだぜ?」

吉井:「へぇー、で、本音は?」

坂本:「クラスが決まった以上は逆らえないと思ってな。」

ガラッ(Fクラスの教室のドアが開く。)

霧島:「雄二?何でAクラスじゃ無いの?」

坂本:「待て、その物騒な物は直せ。あぎゃーーーーーー」

福原:「二人とも席について、えー、私がこのクラスの担任を務めることになりました。福原慎です。」

(先生なんか言ってよ!)

そう言って振り返り、黒板に名前を書こうとしたらしいがすぐに振り返る。

(チョークすら支給されてないのかよ)

福原:「えー設備の不満はありますでしょうか?」

Fクラス総員「大ありじゃぁ!!」

福原:「えー、では聞き方を変えます。Aクラスと同じ確認の仕方では無駄に私に刃物が飛んできそうです。えーちゃぶ台、座布団はきちんと支給されてますでしょうか。」

FクラスA:「先生!僕の座布団の綿入ってなんですけど。」

福原:「えー、我慢してください。」

FクラスB:「先生、壁のヒビからの隙間風が寒いんですけど。」

福原:「えー、我慢してください。」

吉井:「先生!ちゃぶ台の足が折れたんですけど。」

福原:「えー、我慢してください。」

吉井:「無理だっつの!」

福原:「はははっ、冗談ですよ。木工用ボンドで直してください、それと隙間風にかんしてはビニールとガムテープの支給を要請しておきましょう。綿は、、、新聞紙でも詰めておいて下さい。えー、Aクラスとは違って必要なものは極力自力でお願いします。」

(何と言う格差社会!!!!)

福原:「えーではそちらの席の子から自己紹介をお願いします。」

秀吉:「えー木下秀吉じゃ。Aクラスの木下優子とは姉弟での。それだから演劇部に所属しておる。」

(うーん、木下優子と演劇部とはどう言う因果関係があるのだろう。流石、Fクラス、会話が成り立って無い。)

秀吉:「あとよく誤解されるのじゃが、わしはお・・・」

Fクラス総員「女じゃなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!」

秀吉:「もう諦めるのじゃ。」

吉井:「わぁ、ほとんど、男子の中に美少女がぁ」

秀吉:「わしは男じゃ。」

島田:「うちが女よ?」

吉井:「分かってないなぁ、女の子というのはおしとやかで、かわいくて癒しのオーラを放ってくれる人の事を言うのであって、島田さんのようにガサツで乱暴な人は、、、背骨の関節が砕けるように痛ーい!!!」

福原:「えーそこの皆さん、、、」

先生が軽く教卓をたたいたところそれは崩れ落ちてしまった。

福原:「えー、工具を取ってきますので皆さんは自己紹介を続けててください。」

(マジか。新しいのと取り換えてもくれないのか。でもその崩れようでは工具じゃもう手遅れでは)

 

吉井:「雄二少し話がある。」

坂本「言っとくけど俺は男になんか興味は無いぞ?」

(君はどういう目で僕を見てるの?)

吉井「そうじゃなくて!真剣な話なんだ!」

坂本:「御前から話だと?つまらん話ならチョキでしばくぞ?」

(チョキでどうしばくの?)

坂本:「目潰し。」

(そうか霧島さんと一緒なのかこいつ)

吉井:「Fクラスの設備が酷い。大して、Aクラスの設備はホテルだ。折角二年になったんだし、試験召喚戦争しない?雄二も野望の為にはAクラス倒したいでしょ?」

雄二:「そうだが、御前が言うなんてな、バカの御前にAクラスの設備には興味にはずだ。なんの目的だ?」

吉井:「いや僕だって、雄二と同じく、学力だけが、、」

坂本:「いーや、お前の目的は試験校だからこその学費の安さだろ?」

吉井:「ふっ、流石は雄二、僕の事を分かってるじゃないか。いいだろう、本音を言ってやるよ。    学校というのは社会の縮図だろう?こんなクラス格差があるべきじゃない。だだどんなにいったって僕らには負け犬の遠吠えにしかならない。だから試召戦争で発言権を得てかっら、、、」

坂本:「つまり、お前は姫路のために施設を向上させたい訳だな?」

吉井;「恥ずかしいからおんぶらこに包んだのに何で直球に言い直すんだよ。」

坂本:「明久、それはおんぶらこじゃなくてオブラートだボケ?何でおんぶとどんぶらこが混ざるんだよ。お前はついに日本語までダメになったのか?」

吉井:「失礼な!こんなに流ちょうにじゃべれてるぢぃないか!」

土屋:「………………喋れてない。」

吉井:「二人とも嫌いだぁ!」

その後教室に戻ると順調に自己紹介は進み、、、

島田:「~~趣味は吉井明久を思いっきり殴ることです!」ニコッ。

吉井:「なんだこの凶暴な趣味を持つやからは!って島田さんかぁ。やっぱり島田さんはFクラスだよね。」

島田:「んーーーーっ ウチがバカだとでも言いたいの?」

吉井:「痛い!痛い!痛い!胸が無いから肋骨がグイグイ食い込んで痛い!」

島田:「フンッ」

島田が吉井に容赦のない顔面パンチを食らわす。

土屋:「ハッ」

スカートが捲れて素早く反応を示しカメラを手にそれを撮影するムッツリーニ。

土屋:「見え、見え、、、」

壁のヒビから強力な隙間風が吹き、島田のスカートがめくれ上がる。

土屋:「はっっっっっっっっっ!!!!」

次の瞬間凄まじい噴出音と共に土屋の鼻から勢いよく鼻血が噴き出す。

吉井:「ムッツリーニぃぃぃぃぃぃーーーーーーーー」

土屋:「ラ、ラ、」

吉井:「喋らないで、今医者を呼ぶから!」

土屋:「ライトグリーン。」ガクッ

吉井:「ムッツリーニぃぃぃぃぃぃーーーーーーーー」

 

すぐさま教室に戻り自己消化いを進めて、、、

 

姫路:「すみません!保健室に行ってたら遅れました!」

須川:「野郎ども俺が先だぁ、女をたぶらかす奴はろくな者がおらぁぁん!」

(いや、君が言えないと思うだぁ、須川君)

姫路:「えっと、あっ明久君!」〈無茶苦茶かわいく僕に気があるかのように話す姫路さん〉

吉井:「何?姫路さん。」〈負けじと僕もその気かの様な顔で答える。〉

 

姫路:「痛くないのですか?」

 

島田さんの関節技が再開される。

吉井:「あぁぁっぁぁぁぁ、僕の脊髄が経験したことの無い曲がり方をしているっ!!!」

ボキッ

(嫌な音が、真逆初日をもって後半年ほど入院生活とか無いよねぇ。)

姫路:「えっと、姫路瑞樹です。よろしくお願いします。」

FクラスG:「はいっ,質問です。何でここに居るんですか?」

姫路:「あの、振り分け試験の時高熱を出してしまって、、、」

FクラスF:「俺も熱(の問題)が出たからFクラスに!」

FクラスC:「ああ、化学だろう。あれはムズかった。」

FクラスE:「僕も弟が事故に遭ったと聞いて気が気で無くて。」

Fクラス:D「黙れ、一人っ子。」

FクラスH「俺も彼女が寝かせって呉れなくて。」

FクラスI:「黙れ、それは画面上の二次元の女子だろ、御前の見てる姿は妄想なんだよ!」

FクラスJ:「僕も同じ教室で受けてた姫路さんの体調が気が気でないくて。」

Fクラス総員:「俺もじゃぁぁぁぁぁ!!!!」

(ねえ、君達全員違う教室で受けてたよね?)

秀吉「呆れるのぅ。」

(姫路さんが隣に座った。これは話しかけるチャンスだ。やがて僕たちは結ばれる。この一言は僕の幸せな未来への第一歩。)

吉井「あの、姫・・・」

坂本「姫路!」

(酷い!折角僕の人生計画「クラスメイトから結婚まで~君と出会えた春~」全654話が開始10秒でエンドロールに!!!)

姫路「なっ何ですかえっと。」

坂本「坂本雄二だ。」  そんな中で僕は慌てふためいていた

吉井「姫路さん」

{姫路:ビクッ}

姫路「吉井君!!?」

(あれ?僕そんなに駄目だった?)

坂本「こいつがブサイクで御免な。友人からも謝っとく。」

(えっ?なのそれフォローのつもり?全然フォローになってないんだけど?)

姫路「そっそんな事無いですよ!目もパッチリしていて顔のラインも細くて綺麗だし・・・」

坂本「確かに見てくれは悪くないかもな。そういえば明久に興味がある奴がいたな。」

姫路「そっそれは誰ですか!!!」

坂本「確か、、、久保、、、、」

姫路、吉井「久保・・・・?」

坂本「利光だったかな。」  久保利光  性別  雄

吉井「ぎゃぁーーーー。」

坂本「おい明久、さめざめと泣くな。」

吉井「もうお嫁に行けない。」

(坂本:お婿な?)

 

その後順番が回り、次は吉井の番になった

(こういうのは初手が肝心。気さくで話しかけやすく、ユーモアを交えて簡潔に自己紹介をするんだ間違っても事故紹介には為らないように。)

吉井:「吉井明久です。僕のことは気軽にダーリンってよんで下さいね?」

Fクラス総員「ダァーリー—―ン!!!」

(最悪だぁ。これじゃ事故紹介じゃないか。うげっ。気持ち悪い。そうだここはFクラスこういうとには気を付けないと)

坂本「良かったな、明久進級早々モテモテだぞ。」

吉井「全然嬉しくな~~い!!!!」

福原:「次は坂本君ですね。君はクラス代表でしたね。」

坂本:「俺がクラス代表だ。代表でも坂本でも好きなようによんでくれ。そして

 

Aクラスはシステムデスクにノートパソコンにその他色々な背設備があるが、、、、

 

不満はないか?」

Fクラス総員:「大ありじゃあ!!!」

バンッ

雄二が教卓を叩く。今度は壊れ無かった。

坂本:「そこでFクラスはAクラスに試験召喚戦争をやろうと思う!」

FクラスW:「そんなの無理さね。どう?学園長の物まね似てる?」

FクラスT:「これ以上設備が下がるのは嫌だ!」

FクラスH:「姫路さんが入れば何も要らない!」

FクラスP:「根拠もない」

坂本:「根拠はある。それにこクラスには勝てる人員が揃ってる。

 

おい、そんなとこで姫路のスカート覗いてないで前に出てこいムッツリーニ。」

FクラスK:「何!奴がかの有名な、、、、、、、」

Fクラス総員:「ムッツリーニ!!!????」

FクラスL:「でも見ろ、畳の跡という決定的証拠があるのにいまだに覗きを否定してるぞ!」

FクラスM:「ああ、ムッツリの名に恥じないなぁ。」

(いやそこは恥様ね?でも、凄いな僕なんて手鏡で覗くことしか考えきれないのに。)

坂本:「そうだ、こいつの振り分け試験の保健体育の成績を見たんだが、あと少しで、、、、」

FクラスN:「あと少しで?」

坂本:「4桁だった。」

Fクラス総員:「なにぃ!!!!!」

坂本:「さらにこいつにとっては盗撮盗聴はお手の物、全校に隠し通路も持っているから他クラスとの戦争で情報戦に負けることはない。さらに姫路もいる。それはみんなにでもわかるはずだ去年の次席だ。そして俺らの主戦力だ。」

FクラスQ:「そうか俺らには姫路さんがいる。」

FクラスH:「姫路さん愛してる。」

(誰だ?さっきから熱烈なラブコールを送ってるやつは。特定しないとな。)

坂本:「次は木下秀吉!こいつは演劇のホープでな。演劇に関する古典はかなり出来る。それにいざとなればその演技力も作戦に入れる。

次に俺だ。僭越ながら俺はかつて神童と言われててだな、しかし、世の仲学力だけじゃねぇって証明したくてFクラス代表を狙って点数調整をした。中学時代は悪知恵に富んでいるから、作戦は任してくれ。

後はついでに島田もいる、Aクラス並みとはいかないがこいつの数学はBクラス並みだ。」

クラス全員「お~~~!!!!!」

坂本「最後に、俺達には吉井 明久だっている!!!!!!」

流石だこんなに上がってた士気を一瞬で下げるなんて。

FクラスR:「誰だよ吉井だなんて。」

FクラスS:「そんな奴いたか?」

(忘れられてる!僕はなんて不幸なんだ。この不幸を払しょくするには、、、)

吉井:「秀吉―好きじゃーーーー!!」

秀吉:「おぬしは正気か!」

シュバッ(何かの投擲音。)

吉井:「必殺!畳替えし!!」

ダンッ、ダンッ、ダンッ

カッターが次々に刺さる。

Fクラス総員:「チっ。」

秀吉:「必殺と言っときながら全く攻撃しとらんのじゃが、、、」

坂本:「知らないなら教えてやろう、こいつの肩書は観察処分者だ!」

Fクラス総員:「なにぃーー」

姫路:「あの、観察処分者ってすごいんですか?」

坂本:「ああ、誰にでもなれるもんじゃない。成績が悪く、学園の存続に支障をきたす問題児に与えあれる立派な称号だ。」

島田:「全く役に立たない人って事よ。」

姫路:「へぇー、凄いんですね明久君。」

吉井:「あぁ!穴があったら入りたい!!」

FクラスU:「でも観察処分者って物理干渉できるからフィードバックが在るって事だろ?」

FクラスF:「じゃあ、一人召喚できないやつがいるってことか。」

坂本「其は良い。居ても変わら無い程の戦力だ。」

吉井:「雄二!そこは僕をフォローする所だよねぇ!」

坂本:「まあ、冗談だ、確かにデメリットもあるがこいつは観察処分者だから、教師の雑用を召喚獣で行ってる、この学校で一番召喚獣に使い慣れていると言っていいい。だからこいつの召喚獣の俊敏さだけは保証する。」

吉井:「だけってなんだ、だけって!」

坂本「ムッツリーニ、明久がトータルで何時間召喚獣をを動かしたかサーバーハックして調べて呉れ無いか?」

土屋「678時間。」

Fクラス全員「お~~~!!!」

坂本「是は相当期待出来るな。少なくとも生徒で敵無しと言った所か。」

更にクラスが盛り上がる。

坂本:「それにお前らだっている、FFF団諸君。」

FクラスH:「坂本が俺を挙げてくれてぞ!」

FクラスL:「いや今のは俺に向けて言ってんだ!」

FクラスY:「坂本も見る目あるなぁ。」

(いや、雄二の目は腐ってると思う。雄二のやつ、FFF団の嫉妬心をも利用するつもりだな?)

坂本:「と言う事で明久Eクラスに宣戦布告に行ってこい。」

吉井:「普通下位勢力の使者ってひどい目に合うよね?」

坂本:「それは映画や漫画での話だ。大事な大使に失礼な真似はしない。だまされたと思って行ってこい。」

島田:「坂本も案外策士ね。」

 

 

5分後

吉井:「騙されたよ!」

坂本:「やはりな。」

吉井:「分かってたのかよ!」

坂本:「そんなんが分からないようじゃあ代表は務まらん。」

吉井:「少しは悪びれろよ!」

島田:「良かったぁ、まだ殴れるとこ残ってるわぁ」

吉井:「島田さん、痛めつけられた僕をさらに痛めつける気?」

坂本:「大丈夫だ島田。Eクラス戦で何かあったら明久の召喚獣をたてにすればフィードバックでしっかり痛めつけられるぞ?」

吉井:「フォローになってない!」

坂本:「それはそうとFクラスの諸君!戦力の確認をしたい。各自自分の持ち点数を紙に書いて俺のところに持ってくるように!」

10分後

 

吉井:「ねぇ雄二ここFクラスだよねぇ。何でみんなこんなに点数が取れてるの?」

坂本:「明久、ここはFクラスだぞ?当然だろう。」

 

姫路:「何でFクラスの男子の皆さんはこんなにも保健体育の成績だけがこんなにいいのでしょう?Aクラスにでも行けたのではないでしょうか?」

 

坂本,吉井:「それ以上―言わないでくれ―――!!!!」

土屋:「・・・・ふっ、不名誉な。」

 

霧島:「・・・雄二話がある。」

島田:「そうねみっちり調教したほうが良いわね。」

 

 

 

Fクラス男子

保険体育

最高得点  土屋  康太    978点

最低得点   FクラスG     456点

中央値              511点

平均点             486点     但し秀吉は除く。

Fクラス秀吉   木下  秀吉   68点

坂本:「ふっ流石はFクラス。俺達の精鋭じゃぁぁぁんごぱ!!」

吉井:「んごぱ!」

その後、二人は様々な女子から教育的指導を受ける。

 

作戦会議

坂本:「えー今回の目的は召喚獣を使いならすために行う!お前らの保健体育の点数は隠しておきたいしとは言っても得意科目を持つ者がいないと勝負にはならない。そこで今回は島田に隊長を任せてあとは少数部隊で行こうと思う。」

島田:「やったぁ、私が隊長ねあたしの部下たちはどこかしら?ああ、姫路さん数学は得意?」姫路:「苦手ではないですけど、、」

島田:「じゃあ、瑞樹も一緒に戦えるのね。」

坂本:「いや、戦わせない。」

吉井:「なんでさぁ、雄二!」

坂本:「俺たちの点数は最後にうけたテストの点数になる。最後に受けたのは振り分けしけだから姫路は0点で使いもんにならん。しかも今回は練習目的だ姫路が戦ったられたちが動かす前に終わっちまうだろうが!しかし緊急事態もある、一応姫路には回復試験を受けてもらうつもりだ。それと姫路は体力がないからな。これから連戦になるであろう俺たちがまだ使う人材じゃない。Eクラスの雑魚どもだ、正直島田を出すのも勿体ない。だがそれでは姫路の練習ができないから明久、姫路の試験が終わったら別教室で召喚獣の操作を教えてやってくれ。」

吉井:「分かった。雄二から連絡があったらすぐ駆けつけるよ。」

坂本:「開戦は明日だいいな!?そんじゃぁ、以上をもって、、、、       解散!各自昼食を取ってくれ。」

姫路「吉井君私、吉井君にお弁当作ってきたんですっ!」

坂本「良かったじゃないか、明久、もうまともな食事食ったの3ヶ月も前の事だろ?」

姫路「そっ、そうなんですか?」

坂本「ああ、こいつの主食は水と塩だからな。」

吉井「しっ、失礼なしっかり佐藤も食べてるよ!?」

坂本「人間を食べるとは言い趣味してるなぁ。」

吉井「佐藤じゃなくて砂糖!普通そこ間違わないでしょ!」

姫路「砂糖は食べるとはいわないと思いますけど?」

秀吉「舐めるが正解じゃろうな。」

吉井「そっ、それだけじゃ無いよ!3日前にもリッチにパンも食べたんだから。」

坂本「ほう?どんなパンだ?」

吉井「粉。」

秀吉「お主若しかしてそれはパン粉のことを言っておるのか?」

坂本「それがリッチなんでひもじいな。」

{吉井:チーン}

島田「へぇ~瑞樹も優しいのね。吉井だけに弁当作るなんてね。」

(それでやっぱやめますなんて言ったらどうして呉れるのさ!)

姫路「いっ、いえ、皆さんの分も作ってありますよ?」

坂本「んじゃぁ、屋上行くか。ここで食ったら殺されるしな。俺は飲み物えを買ってくる。」

島田「あたしもいくわ。」

 

坂本「しっかし、大変だなぁ島田も思わぬライバル登場だな?」

島田「なっ何みょ!ウチは吉井の事なんて全然・・・」

坂本「あ~分かった分かった。」

吉井「姫路さんありがとう。」

姫路「えっいえ、私は、別に・・・」

吉井「ぼっ、僕は、前から君の事を好き・・。」

土屋「・・・・今振られたら弁当の話は無い。」

(くっ考えるんだ吉井明久僕の秀才過ぎるその頭で!)

吉井「にしたいと思ってました!!!」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

秀吉「それじゃぁ、欲望をカミングアウトたただの変態じゃぞ?」

(!!??恨むぞ僕の判断力!)

坂本「戻ったぞ!」

吉井「あっ、雄二今姫路さんのお弁当広げたとこなんだよ。ってムッツリーニ先にずるいっ!」

土屋「んっっ、、、、ンゴパッ」

ドテっ  土屋が姫路さんの料理を食べた時に倒れた。

姫路「土屋君っ!大丈夫ですか?」

ムクッ  ムッツリーニが起き上がって親指を立てる。そしてまた倒れる。

急遽、秀吉と明久と雄二で声を押し殺した作戦会議が組まれる!

 

吉井「どういう事?秀吉?ムッツリーニって演技も上手いの?」

秀吉「いや、前に見たときはへたでは無かったのじゃが、あそこまで出来る程じゃ無かった筈じゃ。おそらく最初の反応は本物じゃろう。」

坂本「そうか、それなら明久。御前が行け!」

秀吉「いや、ここはわしが行こう!」

吉井「ひっ秀吉!??危ないよ!!死んじゃうよ!」

坂本「バカ!声が大きい!」

秀吉「大丈夫じゃ。わしの胃袋は存外丈夫での。ジャガイモの芽くらいなら大丈夫なのじゃ」

坂本「それは期待できるな。なら、任せてもいいか?」

秀吉「うむ。」

 

秀吉「そんなにおいしいんじゃな。わしも一口貰おうかの。うん、味は別に大丈夫じゃがぁぁんぱっ」

秀吉が倒れたしかも青ざめてる。

吉井「秀吉っ!死んじゃ嫌だ!!待ってて今医者を呼ぶから!!」

鉄の胃袋が破られて同様している坂本、吉井。そして今吉井明久は叫んでいる。

姫路「あのぅ、木下君は・・」

坂本、吉井「はっ!」

坂本「ほっ、ほら熱中症だよ。四月にも油断してるから案外多いっていうだろう?」

秀吉「あ、明久よ。」

吉井、坂本「秀吉?」

秀吉「毒を食わらば皿までと言う言葉があるが、あれは毒を食べれば皿と一緒に高いところまで飛んで行けるという意味じゃったんじゃ。」

吉井「まずいよ雄二、思考能力がマヒしてる!」

姫路「熱中症にそんな症状なかってと・・・」

坂本「こっ、これは秀吉の持病なんだ。熱中症とは関係無い。」

姫路「はぁ。?」

島田さんが震えているおそらく状況を察したのか。

島田「そ、そんなにおいしいのなら私も。」

吉井「やめるんだ島田さん!あっあれは何だ!!!」

(よしっ二人がを取られてるウチにこの弁当を雄二に!)

吉井が坂本に弁当の中にを全部詰める

吉井「ご飯はよく噛んで食べましょう!!」

吉井が坂本の顎を押して無理矢理噛ませる。

 

坂本  テクニカルノックアウト

 

吉井「あっ御免。勘違いだった見たい。」

姫路「坂本君は?」

吉井「沢山食べ過ぎちゃったから後は寝てるってさ。」

姫路「じゃあ次はデザートですね。今朝作ったワッフルが・・・」

吉井「!!!??」

坂本「明久・・・良いことを教えてやろう。」

吉井「雄二!生きてたんだね!」

(島田:それどういう意味よ?なんで呼びかけられてそんな反応が得られるのよ?)

坂本「古来よりスパイスは毒消しの材料としてつかわれて来た、そして女の子の手料理は愛情こそが最大のスパイスだとされている。その愛で毒を消すん・・・だぁ」

バタっ  雄二2回目のノックアウト

吉井「そうか!これは僕に与えられた試練なんだ。このくらい!乗り切ってみせる。」

気合いで食べ切った吉井、そして

バタっ   姫路瑞樹一人で 坂本、土屋、吉井、秀吉を5KO。恐るべし神の右手(料理を作る腕)

(そうだ、思考能力の麻痺した人間の発言は真に受けちゃいけないんだ。それとも優位に真だ僕を陥れようと考える体力が残っていただと!?それはあり得ないこの右手のフックは強烈だ人間ならそんな体力残されない筈だ。)

 

(良かった、須川君が気付いてAEDをしてくれ無かったら僕たち4人の命は本当に危ない所だった。)

須川「しかし、あの姫路さんだぞ?さすがにそんな事。」

坂本「いや、こいつに口似詰め込まれた時確かに化学物質の刺激臭がした。それに炭酸を飲んでいるかの様な口の中のシュワシュワという感覚、そして、喉が焼けただれる様な感覚、間違いねぇ、あれは熱濃硫酸だ!!!」

須川、秀吉、土屋、吉井「!!!!???」

坂本「さすがに明久もやばさに気付いたか。ってえ?なぜ吉井が熱濃硫酸の存在を?」

(まずい!弁解しないと)

吉井「いや~バレちゃったか~。僕も反応しないとバカ扱いされちゃうって思って。」

吉井「でもよく僕たち生きてるね。」

須川「AED一人5回ずつやったからな。坂本と吉井はそれで起きたけどムッツリーニは7回、秀吉に至っては12回もやったんだぜ?おかげでAEDの電力全部使い切っちまったよ。」

(須川以外全員  よく俺等行きてるな。)

須川「主治医がみんなの胃の洗浄は終わったから今日の夕方退院だってよ。」

(こんなんで明日のEクラス戦はだ大丈夫だろうか?)

 




次回からは此処でバカテストをします。問題は本作のパクリ又は主には実際の大学入試の問題で出た物でボケさせます。偶に他のでボケてるかも。京大と一橋の問題でボケを作ったのを遣りたかったが為に何か定番に為って仕舞ったコーナーです。


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2:Fクラスの猛攻~Eクラス戦、Dクラス戦~(バカとクラスと召喚戦争)

カチッ

9:00

坂本:「開戦だぁ!野郎ども出陣じゃぁ!」

同時刻Eクラス

中林:「やれやれ、あんた達!Fクラスなんかとっちめてやりなさい!」

 

 

吉井:「ねぇ、雄二ほんとに今回保健体育で一網打尽にしなくて良かったの?」

坂本:「お前バカか?昨日も説明したのに忘れたのか?俺達が狙うはAクラス。今から保健体育の点数がバレると作戦が組めないからな。それに今回は敢えて俺達の苦手な科目で勝負してみんなに召喚獣の操作に慣れて貰うのが目的だ、保健体育なんかで遣ったら操作の糞も無いだろ?」

 

 

島田:「島田美波ここに居る全員のEクラスに試召戦争を申し込みます。」

土屋:「・・・・Fクラス土屋康太同じく参戦する。」

秀吉:「以下同文じゃぁ!」

島田:「通りたければ倒していくことね。」

(えっ?秀吉?名前は?)

中林:「フンッ。最初からそのつもりよ!」

 

     数学

Eクラス

中林 宏美   126点

Eクラスモブ  平均110点×8

 

Fクラス

島田 美波  168点

木下  秀吉  87点

土屋  康太   27点

Fクラスモブ   平均16点×3

 

Eクラスモブ:「何よあの点数、Bクラス並じゃ無い!」

中林:「フンッでも彼女以外はゴミ同然じゃない!数もこっちが勝ってるんだし、こっちにのものよ。」

島田:「言って呉れるじゃ無い!!はぁっ」

Eクラスモブ  0点×4

島田:「数学ならBクラスでも負けないんだから!」

鉄人:「戦死者は補習~~~!」

島田:「あれは!」

秀吉:「鉄人!」

Eクラスモブ:「助けてぇ~~鬼の補習は嫌ぁぁぁ~~~」

中林:「よくも仲間を!」

島田:「点数取れないのが悪いんじゃない!自業自得よ!」

中林:「Fクラスの分際で生意気ね。それじゃああたしたちも本気で行くわよ!」

島田:「望むところよ!」

 

数学

Eクラス

中林 宏美  89点

Eクラスモブ 62点×4

 

Fクラス

島田美波  14点

木下秀吉   82点

土屋康太    22点

 

秀吉:「このままでは戦死じゃ、奴らは島田だけを狙って居る。お主は戻って点数を回復するのじゃ!」

島田:「分かったわ。」

 

 

吉井:「それでさぁ雄二戦いの目的はわかってけど戦略は無いの?」

坂本:「そんなもんはねぇ。力任せのパワーゲートで負けたほうの教室に敵が流れ込む。  そして代表が倒される。なぁーにいざとなれば俺が回復試験をして相手になればいい。去年はⅮクラスだったんだからな。勉強してなくてもⅮクラス並みではある。」

吉井:「まさかFクラスに流れ込んだりはしないよね?」

秀吉:「まずいっ!押し切られるっ!」

吉井:「ぎぇぇぇ~~~!!」

坂本:「奴らの方が成績は上だからな。総員で島田をボコれば負けるのは時間の問題だ。」

吉井:「そんなぁ。」

坂本:「でも所詮はEクラスFクラスとの差は大きくない。押し切るのには時間がかかる。今回はそれが勝負の分かれ目だ。おっ姫路の試験が終わったぞ。明久、相手してやれ。

俺も試験を受けに行く。」

吉井:「そんな悠長なことしてる場合かよ!」

坂本:「お前にはこの作戦は理解できないからな。」

吉井:「なんだと、俺のおむつじゃ理解できないというのか!」

坂本:「それ見ろ!ぼろが出てるじゃないか、おむつじゃなくでおつむだボケェ!」

 

50分後

バンッ!Eクラス代表中林宏美がFクラスの教室に入る

中林:「護衛もいないっ!やるわよ!」

吉井:「あのぉ、僕がいるんですけどぉ。」

坂本:「ほら明久出番だぞ?作戦があるんだろう?見せてもらおうじゃないか。」

吉井:「ああ、僕が本気を出してもいいってことだよね?」

坂本:「ああ、そのためにいつでも出れるようお前に回復試験を受けさせなかったんだからな。もう隠すことは無い、お前の力を見せてやってくれ。」

(雄二の心境:バカめ。お前を回復試験を受けさせないのはこいつらにフィードバック付きで苦しませるためだ。どうせ思慮の浅い明久の考える作戦など微塵も期待などしておらん!)

中林:「それじゃぁあんたは。」

吉井:「君の想像通りだよ!結局最後は僕が活躍することになるんだね。   サモン」

Eクラス総員後ずさり

中林:「いいわ、それじゃあそのバカからやってあげる。」

吉井:「僕の鉄壁のスピードについていけるかな?」

 

数学

Eクラス

中林  宏美  82点

Eクラスモブ  21点×5(戦力追加)

 

Fクラス

吉井 明久   22点

 

(そうか僕は化学と数学の解答用紙間違えたんだっけどおりで点数調整失敗したわけだよ。)

 

吉井:「それじゃぁ、それっ」

吉井の召喚獣が残像が残るほどのスピードで移動している。

吉井:「ふっ、僕の鉄壁のスピードに敵うには100年、、、」

坂本:「やられるぞ~。」

吉井:「ふぇ?」

ザッシュっっ!

吉井  明久  0点

吉井:「なぜだ!僕の鉄壁のスピードが敗れるなど!」

坂本:「そりゃぁ、速く動いてもても綺麗に三角形描きながら規則的に動いてりゃ移動パターン読まれて先回りでやられるわな。」

吉井:「そんなぁ」

鉄人:「戦死者は補習~~!!」

中林:「全く役に立たない護衛ね。」

坂本:「いや、十分役にたったさ。フィードバックに苦しむのが見れて面白かった。」

中林:「あんたって外道ね。」

吉井:「この野郎!よくも!」

鉄人:「こぅっらぁっ!(怒)逃がさんぞ吉井!」

吉井:「待ってください!僕にはこいつの頭をかち割る必要がぁ!」

鉄人:「ほう?では俺がお前を補習室でみっちりと頭をかちわってやろう。

坂本:「な~に、島田たちがかなり点数削ってくれたみたいだ、バカから習った操作技術がある俺にの敵じゃないさ。」

中林:「言ってくれるじゃない!」

 

数学

Eクラス

中林  宏美  82点

Eクラスモブ  21点×12(戦力追加)

 

Fクラス

坂本 雄二  186点

 

中林:「まだあれより数学が出来る人がいたっていうの?これじゃあ、Bクラスの中間層じゃない!」

 

5分後

坂本:「我が前に敵無しっ!!!!」

勝者  Fクラス

坂本:「これから戦後対談に入ると思うんだが、俺が言ったときにAクラスに宣戦布告にいってくれればそれでいい。」

吉井:「どうしてよ雄二!折角勝ったのに!」

坂本:「なんだお前、あんなボロ臭い机がいいのか?俺たちの目標はAクラスだろ?」

吉井:「そうだけど…。」

坂本:「この種まきは後で必ず実らせる。これで戦後対談はおわりいでいいな。

    野郎ども!明日はDクラス戦だ!今日はしっかり回復試験をうけてやすんでくれ!」

 

~昼食~

吉井「それで雄二、Dクラス戦はどんな作戦で行くの?」

坂本「俺が平賀の首を取ってもいいんだがな、少し危険がありすぎるここは奴が姫路が俺達 のクラスに居る事を知らない事を利用して姫路に奇襲を掛けて貰って一撃で倒す」

吉井「でもほんとに上手くいくの?」

坂本「明久、周りをよく見て見ろ。」

吉井「えっと、美少女が2人とバカ2人とムッツリが1人居るね。」

坂本「俺が美少女だと!?」

(えっ?冗談だよね?)

土屋「・・・・・」ポッ土屋が顔を赤くする

島田「吉井ったら正直ねぇ。」

姫路「吉井君っ!私はムッツリじゃ在りませんっ!」

秀吉「わしがバカなのは認めるのじゃが・・・。」

(どうしよう、僕だけじゃ突っ込みきれない。)

(美少女は秀吉と姫路さんでバカは雄二と島田さんで、ムッツリはムッツリーニに決まってるじゃないか!)

秀吉「明久よ、わしは男じゃ!」

(なぜ、俺の考えてたことが分かった?)

坂本「まあいい、冷静に為ろう。」

(雄二めからかったな?)

坂本「正直に言えばEクラスは戦うまでも無いくらいに弱いから戦うつもりは無かったんだがな。このDクラス戦と共にこの前話した通り妥当Aクラスには必要なプロセスだからな。このDクラス戦は次のBクラス戦の重要な一戦となる。絶対にまけられないな。」

吉井「で?作戦はどうするの?Eクラスは真っ正面から戦っても勝てるって言ってたから作戦なんて無かったのかも知れないけど雄二がDクラスは真っ正面から戦ってては厳しいって言ってたでしょ?作戦考えないとまずいんじゃ無い?」

坂本「いや、Dクラスには諜報に長けてる奴がいるからなおそらく情報戦になる。となるとあらかじめ戦法を決めるよりその場で臨機応変に対応した方が計画の変更にいちいちうろたえなくて済むだろ?」

姫路「あのっ。さっきこの前話したってお二人は以前から計画されてたんですか?」

坂本「それは明久が姫路さんの為にと・・・・」

吉井「違うよ!僕は一年生の時から雄二が学力だけが全てじゃ無いと証明為ることが俺の野望とか言ってたからそれを手伝って上げようと・・・。さっきの話、Dクラスに勝てなきゃ意味ないよ?」

坂本「負ける訳が無いさ。御前達が協力してくれればな。いいか?俺達は最強なんだ。」

島田「へぇ~面白いじゃ無い。」

秀吉「Aクラスの奴を引きずり下ろしてやるなじゃな?」

土屋「・・・番狂わせ。」

坂本「いい返事だ。それでは、考えられる緊急時の対応に付いてのガイドラインをある程度説明する。」

 

 

翌日

朝8:00

坂本:「野郎ども開戦だぁ!きっちり死んで来い!」

(さらっと凄いこと言ってるよ雄二。)

平賀:「バカなFクラスが俺たちに戦を仕掛けてきた狙うはこのDクラスの設備だ!」

 

坂本:「まだ保健体育は使わない!しかし、平賀は去年の俺たちのクラスメイトだ!戦法は分かってる!まずは第一軍は秀吉に二軍は島田と明久、三軍は須川に続け!ムッツリーニ!お前は情報係だDクラスとは情報戦になる!そんでもってお前たちにはまず前線の戦力を拡散してほしい、これはお前たちにしかできない仕事だ。Fクラスなりの戦法で彼らをやっつけてくれ。」

FクラスH:「分かった。」

FクラスHたちは段ボールに隠れて急襲攻撃を試みるが、、、

FクラスH達:「やられちゃったよ!」

坂本:「なんだ戻ってきたのか?」

FクラスH:「分かってたのかよ!五人も補習室送りになったじゃないか!」

坂本:「そんなことはいい、それで相手はどんな隊で来てた?」

ムッツリーニがDクラスの女子だけの画像リストを差し出してきた。

FクラスH:「えっと、この子とこの子とこの子だよ?ってあれ?男子の写真は?」

土屋:「そんなものはあに」

坂本:「なるほど数学が苦手な奴が多いな。」

島田:「それならうちが行こうか?」

坂本:「最初からそのつもりだ数学教師の長谷川は確保してある。」

 

 

 

二軍待機所

ムッツリーニが天井裏からロープ伝いで降りてくる。

土屋:「前線がもうすぐ後退する。明久もそろそろ出番だ。」

吉井:「そうか。ありがとう助かるよ。先ずは前線の声を聞こう。冷静な戦況判断が勝利のカギだと雄二は言っていた。」

『嫌だ!!!鬼の補習は嫌だ!誰か止めてくれ!』

『あれは補習じゃない拷問だぁ!』

『いいや立派な教育だ終わるころには趣味勉強、特技も勉強尊敬するのは二宮健次郎という理想的な生徒に仕立て上げてやるから覚悟しろ!』

『嫌だ!俺は洗脳だぁぁぁぁああああああああ~~!』

吉井:「うん、大体戦況は分かった。」

二軍総員「どうするんだ隊長!」

 

吉井:「総員退散!!!!」

島田:「この意気地なし!!!」

島田の指は一直線と吉井の目に、、、

吉井:「うぎゃ~~前が見えない!戦う目に物理的な戦死は嫌だ~!」

島田:「隊長がそんなんでどうするのよ。秀吉だって必死に戦ってるのよ?あんた彼らを見捨てる気?」

吉井:「分かったよ。僕が間違ってた・」

土屋:「秀吉の隊が後退を始めた。」

吉井、島田「えっ!?」

島田:「総員退避よ!!」

(え゛ッ!?さっきの言葉なんだったの?)

島田:「何よ吉井!文句あんの?私たちは十分にやったわ。」

吉井:「うん僕たちは精一杯戦った。戻ろう!」

横溝が走ってくる。

島田:「どうしたの?横溝?」

横溝:「坂本総帥からの伝令であります!」

(さてはこいつ中二病のセリフに興味持ち出したな?)

横溝:「逃げたらコロス。だそうです。」

島田、吉井「総員突撃!」

(雄二め最初から俺が逃げると予想して、くそっ!何もかも見抜かれてるのか!)

秀吉:「明久っ!助けに来てくれたのじゃな?」

(逃げ出しそうとしたことは言わないでおこう。)

島田:「大丈夫なの?」

秀吉:「うむ、何とか戦死は免れておる。明久よ奴らはまだ召喚獣の扱いに慣れていないようじゃ。じゃがしかし、かなり人数がいててこずりそうじゃ、気を付けるのじゃぞ?」

吉井:「分かった。で、どこでやりあってるの?」

土屋:「・・・・・案内する。」

Dクラスモブ:「いたぞっ!バカ面にまな板だ!奴らはFクラスだ特に観察処分者に気を取られるな!」

(くっ、戦いたいのはやまやまだけど僕は雄二から戦死だけはするな最悪攻撃しなくていいから回避し続けろって言ってたけど一体何を考えてるんだろう?島田さんは理由まで聞いてるのかな?)

吉井:「島田さん、僕がなんで最悪回避し続けろって言われたかわかる?」

島田:「一つは吉井の操作技術をまだバラしたくないのだけどもう一つは言うなって言われてるの。」

(嫌な予感が。)

吉井「あっあれは布施先生と五十嵐先生、島田さん、化学に自信は?」

島田「無い。60点台常連よ。」

Dクラスモブ「あっ、Fクラスの連中だ!五十嵐先生こっちに来て。」

(やべ見つかった。)

吉井「よしっ、ここは任せたよ島田さん。」

島田「ちょっと、そこは男らしここは任せてとか言う所じゃないの?」

吉井「現実はそう、甘くない!」

島田「この卑怯者!」

吉井「卑怯者結構。これは戦争なんだからね?須川君、長谷川先生の手配を!」

須川「任せてくれ。」

化学

Dクラス

Dクラスモブ   136点

Fクラス

島田美波    48点

 

吉井「島田さんあんたどんだけ鯖読んでるの。50点行って無いじゃないか。何が60点常連だよ。」

須川「手配したぞ。今横溝とこっちに向かってる。そして俺も加勢する。サモン!」

 

Fクラス  須川亮    324点

 

須川「大人しくやられるんだな。」

 

Dクラスモブ    戦死

 

横溝「須川、長谷川先生を連れてきた。」

須川「ナイスだ横溝!」

Dクラスモブ:「あーグダグダうるさい大人しくやられろ!俺はそいつらに試験召喚戦争を申しこむ  サモン!」

 

 

数学

Dクラスモブ   平均122点×14

 

Fクラス   島田美波  172点

       吉井明久   56点

       Fクラスモブ  平均72点×5

(そうか、数学の時、須川君は試験会場にいなかった。君も姫路さんと同じなんだね。)

島田:「数学ならBクラスでも負けないんだからぁ!」

島田さんの活躍でDクラスモブを5人補習室送りにできたけど、、、

島田:「待って数学のフィールドが!」

吉井:「あれは古典の竹中先生!」

(かわいそうに長谷川先生は縄でしっばられてて拘束されて居る。ってこれいいの?)

清水:「これはっ!お姉さま、おねぇ様なのですね!?」

(いや、発音によっては別の単語にきこえるんだけど?)

清水:「確かには私はあんな薄汚い豚野郎がいうような人形にはなれません!」

島田:「はぁ?」

(ほら、島田さんも困ってるじゃないか。)

清水「だから美晴がお姉さまを討ちます。清水 美春おねぇ様に戦争を申し込みます!  

   サモン!    やっぱり私たちは運命の中のですねぇ!」

島田:「古典じゃ無理ぃ~~!!」

秀吉:「助太刀致す!」

須川:「時間を稼いでくる!」

吉井:「助かるよ。」

 

古典

Dクラス

清水  美春  146点

Dクラスモブ  平均118点×6

 

Fクラス

島田美波    2点

吉井明久   14点

木下 秀吉  282点

Fクラスモブ  平均68点×5

 

(島田さん、、、、、、、、いくらなんでもそれは無いよ。解答欄全部5個づつずらしちゃった僕がいうのもなんだけどそれでも僕だって二桁は行くんだよ?学力もそうだけど運もないんだね。)

島田:「吉井、あんたの目潰すわ。」

(なんで僕の考えてる事分かるの!?)

秀吉:「顔にそのまんま書いとるからのう。」

(ってか2点しか取れないのも悪いと思うけど。ってことは漢文は1点か0点かって事だよな。)

 

坂本「ん?須川どうした?」

須川「緊急で数学教師が必要になった。」

坂本「それならもう策は練ってある。須川これを放送室にいって流してこい。クラスの士気は確実に上がる。」

須川「いいのか?こんな危険な放送を。これじゃ、吉井の貞操がまずいぞ?」

坂本「奴は不死身だから安心しろ。それにこれは相手の士気も落とせる。」

須川「分かった。」

 

『緊急連絡、緊急連絡。』

吉井:「あっ須川君の声だ!」

『数学の船越先生、至急Dクラス前廊下に来てください。吉井明久君から話があるそうです。なんでも生徒と教師の垣根を超えた男と女の話がしたいそうです!』

 

数学担当船越とは、独身45才友人無し、恋人無し、目標無し、婚期を逃し単位をを盾に生徒に交際を強要する噂のオールドミス。

 

FクラスS:「吉井隊長凄い!あんた男だよ!」

FクラスT:「クラスの為にここまで働いてくれるなんて!」

FクラスU:「皆!吉井隊長の死を無駄にするな!」

二軍総員:「おおおおおお~~~」

(なぜだろう不本意だけど士気が上がった。)

Dクラスモブ「奴ら本気で勝ちに来てるぞ!?」

Dクラスモブ「こんな確固たる覚悟を持った奴らに勝てるのか?」

(こちらも更に不本意だが士気が下がった。     そんなことより!)

吉井「すーがーわーーーーーーーー」

血の涙を流しながら走る吉井。

 

吉井は教室についた

吉井:「いたっ。雄二、須川君は?」

坂本:「まだ放送室にいるんじゃないか??」

吉井:「ありがとう!」

坂本:「あっ、それと明久、須川に放送指示を出したのは俺だ。そのために御前を前線に置いたんだからな。」

吉井:「雄二!覚悟!!」

坂本:「甘いっ!ちゃぶ台返しっ!」

しかし吉井の投げた調理室からこっそりいただいた包丁は勢いがよくちゃぶ台を木っ端みじんにしてしまう。

坂本「!?ってあっぶねぇ。」

間一髪勢いの弱まったナイフを交わすとナイフは教室の壁に刺さる。

吉井「いでででででででで。」

続いて坂本の反撃は関節技これにより隠し持っていた予備ナイフを手に取り、坂本に向けるが取り損ねて落としてしまう。

坂本「ムッツリーニ、ペンチ!」

吉井「分かった分かった降参するからペンチで何をしようとしてたか教えて!」

坂本「生爪」

(もう一生付いていこう)

坂本:「そこでだ御前をおとりに使いたい。お前が平賀を食いつけてる間に姫路が殺る。」

吉井「でもいいのAクラス前に姫路さんがばれちゃうよ?」

坂本:「まだムッツリーニもいるしFクラス総員の保健体育もある。姫路や、ムッツリーニ一人では戦略として薄いからなムッツリーニは次のBクラス戦で根本をやってもらう。」

 

5分後

平賀「流石ゲームの観察処分者だここまで来たことを誉めてやろう。だが近衛部隊が8人も居たらお前でも無理であろう。」

英語

Dクラス近衛部隊  平均138点×7

 

Fクラス  吉井明久  87点

 

吉井:「確かに僕一人では無理だ。だから姫路さん、よろしくね?」

姫路:「Fクラスの姫路瑞樹Dクラスの平賀君に試験召喚戦争を申し込みます。」

平賀:「へっ?」

(平賀君状況が分かってないね。)

現代国語

Dクラス

平賀源治   148点

 

Fクラス

姫路瑞樹  338点

 

姫路:「ごめんなさーい。」

 

勝者Fクラス

坂本「そんじゃあ戦後対談だ。」

平賀「負けたよ。流石は悪鬼羅刹コテンパンにやってくれるじゃないか。ルールはルールだ   

   クラスの設備は受け渡そう、けど今日はもう遅い。机の移動は明日でいいか?」

坂本「いや、その必要はない。」

吉井「どうしてよっ雄二、やっと普通の設備になるんだよ?」

坂本「容量の少ないその頭を使って考えろ!それだから御前は近所の中学生にばかなお兄ちゃんっていわれるんだ。」

吉井「そんな事言われる分けないじゃ無いか!さすがの僕だって中学生にはっ・・・」

坂本「おっと、すまない。近所の小学生だったか。」

吉井「うっ。」

(まだ園児には言われたこと無いから大丈夫なはずだ)

坂本「おい、真逆本当に言われたのか!?」

坂本「条件を飲んでくれたら設備の入れ替えは必要ない。あの腐った畳に隙間風に蜘蛛の巣、こんな教室を押し付ける罪悪感もあるな。」

平賀「悪鬼羅刹と言われてたのにずいぶんと根は優しいじゃないか?でもいいのかい?みんな不満みたいだよ?」

Fクラス総員「坂本、お前俺らの努力をよくも。」

坂本「お前たちがここで設備の交換をしたらAクラス戦の意欲がなくなるだろ?それにD

   クラスにお願いするのはいずれ戦うA,Bクラス戦を優位に戦うことが出来る条件だ。」

平賀「それでどんな条件なんだ?」

坂本「なに、一つは明日のBクラス戦の時に俺が指示した時間にDクラスの前にあるBクラスの室外機を壊してほしいんだ。恐らくその時は俺たちはBクラス戦の最中でできないだろうしな。もう一つはもし、CクラスがAクラスに仕掛けたらその戦いが起きた後絶対にAクラスと戦争してほしい。Fクラスの設備に落とされることは無いし、うまくいけばAクラスの設備がてにはいるチャンスだ。悪い話じゃないだろう?」

平賀「室外機か、なるほどね?」

坂本「おっ勘づいたか?」

平賀「何となくね。分かったその条件飲もう。Bクラス戦も頑張れよ。俺たちも画面越しに応援しとく。」

そう、文月学園のルールとして同じ学園の試験召喚戦争が行われたときはリアルタイムで画面で観戦するか自習をするか選ぶ権限がある。一般に上位クラスは下位クラスに負けることは無いと自習を、下位クラスは上位クラスを圧倒するための戦術や操作技術を学ぶため観戦を選ぶ傾向が強い。Dクラスは後者のようだ。

坂本「それでは明久、姫路、ムッツリーニ、島田、須川、秀吉、平賀は明日の作戦会議の為のこってあとは解散してくれ。平賀?黒板借りていいか?」

平賀「敗者に拒否権は無いよ。もちろんいい。」

吉井「雄二今まで作戦会議なんて当日にしてたじゃないか。なんで今なのさ。」

坂本「相手は根本だあの卑怯者の考える作戦はほかのクラスには無い。」

 

作戦会議は順調に進んでいき、

坂本「Bクラス教室前で戦力が拮抗しだしたら俺が平賀に連絡を入れる。平賀は予定通り室外機を壊して奴らは暑くて窓を開けるなにせ明日は季節外れの夏日だからな。そんでBクラスの教室で拮抗してるところに姫路が腕輪の熱戦を使って一気に突破して近衛部隊に勝負をかけられてくれ。それを確認したらムッツリーニは大島先生と窓から侵入して根本恭二の首をとれ。いいな!?」

平賀「流石坂本だな完璧な戦略だ。これじゃぁ僕たちも負けるはずだよ。」

坂本「いや、いや俺たちは最終的にはAクラスに圧勝して見せるさ。過去一度だけF

クラスがAクラスに勝ったことがあったらしいが物凄い苦戦を強いられたらしくてな。

  ここで圧勝すれば学力だけがすべてじゃないと証明できる。」

平賀「お前も変わらないな」

そうやって僕たちの作戦会議は終わり、家路についた。明日はどんな戦いになるだろう?

 

 

 

帰り道

坂本「御前も勉強しろよ?そろそろ御前も点数付け無いと攻撃食らわ無いにしても遣るの   には手子摺るぞ?」

吉井「雄二。心配しないでよ。今日はちゃんと化学を、、、、、、忘れた!!!!」

坂本「は?」

吉井「教室に化学の教科書忘れて来ちゃった。取りに行って来る。雄二は待ってて無くて良いよ。」

坂本「ってりめーだ。待つかボケェ!!さっさと行って来い。」

 

 

 

そして僕はFクラスに着いて入った。誰も居無いと思ったら姫路さんが居た。何か書いて居る。可愛らしい便箋に、、、、、、

(ラブレターか?いや、真逆雄二にそんな、、、、)

吉井悪魔「現実を見ろ明らかにラブレターだ。」

(糞、僕の中の悪魔め、僕は耳を貸さ無いぞ。)

吉井「未だ残ってたんだ。」

姫路「よ、吉井君!?」

姫路さんは体勢を崩してこけて仕舞う。

そして書いて居た紙の中身が見える。

 

貴方の事が好きです。

 

そう書いて居た。

吉井悪魔「これ以上無い物的証拠じゃ無いか。」

吉井「変わった不幸の手紙だね」

(吉井悪魔:こいつ認め無い気だ!!!)

吉井「相手はウチのクラス?」

姫路「はい。」

(雄二確定だ。)

姫路「不幸な手紙じゃ無いです!!!」

吉井「不幸の手紙だ!!!!現に僕は今不幸に為ってる!!!」

吉井悪魔「それは御前だけだろ?」

吉井「じゃあ、僕が正しい不幸の手紙の書き方教えて上げるよ。」

吉井悪魔「書き方知ってるのかよ。」

姫路「違うんです!!!これはそんなのじゃ無いんです。」

(もう認めよう。この敗北感、2日振りだ!!!)

吉井悪魔「敗北感浅いな。」

吉井「あんな奴のどこが良いんだ!!!!確かに外見は良いかも知れ無いけど。」

姫路「そんな外見だけじゃ無くて中身も良いですよ!!!勿論外見も良いですけど!!!」

(そんな姫路さんは其処迄汚れちゃってるなんて。)

吉井悪魔「御前が言うか。」

吉井「俺は奴が心底憎い!!!!!」

姫路「そんな事内ですよ!!!私の友達もみんなとっても格好いいって騒いでましたよ?」

吉井「ほんと!?」

姫路「ええ。逞しい坂本君と、美少年の吉井君が一緒に歩いて居ると得に為るなって。」

吉井「良い友達だね。大事にしようね。」

姫路「やっぱり、吉井君が受けなのかなって。」

吉井「直ぐに縁を切りなさい。」

(姫路:久保君と木下さんはそんなに直ぐに会える友達じゃ無いのに。)

姫路「でも外見だけじゃ無くて中身もいい人ですよ?」

吉井「確かに、内臓とか丈夫そうだけど。」

吉井悪魔「其処迄認めたく無いのかよ!!」

姫路「それは体の中身です。」

吉井「真逆性格の事?」

姫路「はい。明るくて、優しくて、何時も楽しそうで。」

(あんなののどこが優しいんだ!!!!今日だって僕の生爪を、、、、、、、姫路さんを救うにはもうこれしか僕に出来る事は無い。)

吉井「今から言う番号をメモしてね。とても腕の良い脳外科医だから。」

姫路「頭がおかしく為った訳じゃ在りません!!!何時も楽しそうで、人一倍気を配って呉れて。私の憧れなんです。」

(恋は盲目か。もう完全に盲人に為っちゃたんだね。)

吉井「その手紙、、、、、、、、、、、、、、、良い返事が貰えると良いね。」

姫路「はいっ。」

ガラガラガラ(Fクラスのドアを開ける音。)

坂本「おう、明久、未だ残ってたのか。とっとと帰って化学始めるぞ。」

(結局待ってて呉れたんだ。確かに姫路さんの言う通り優しい一面も在るのかもな。でも今

あんな事言われた僕には雄二と面と向き合え無い。)

僕は雄二と逆方向に歩き出した。

坂本「おいっ!!!どこに行く!!!明久!!!」

吉井「僕に近寄るな。一緒に歩くんじゃ無い。」

坂本「どうした?明久。何があった?」

吉井「僕は、、、、、、、、、、、、僕は、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、受けなんかじゃ無い!!!!!!!!」

僕は堪えられず駆け出した。

坂本「は?」

 

 

こうして僕等は明日のBクラス戦を迎えた。

 




バカテスト
問題  tan1°は有理数か

姫路瑞樹、霧島翔子の答え
無理数です。tan1 °が有理数であると仮定する。tanの倍角の公式によりtanαが有理数ならtan2αも有理数である。よって偏角が2の累乗で表せるtan64°は有理数である。ここでtanの加法定理でtan(αーβ)においてtanα、tanβが有理数ならtan(αーβ)も有理数なのでtan(64°ー4°)は有理数同士なのでtan60°は有理数であるがtan60°=√3と無理数なのでこれは仮定と矛盾するよって無理数である。

先生のコメント
よく出来ました。これは京都大学で出題された過去大学入試史史上最も問題文が短いと話題になりましたね。付け加えておくと厳密には√3が無理数である事を背理法で証明しなくては為りません。



吉井明久の答え
いいえ

先生のコメント
正解ではありますが。しっかりと証明してください。入試ではアウトです。



土屋康太の答え
はい。

先生のコメント
あなたはそもそも違います。


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3:Bクラス戦(宿敵と恋文と電撃作戦)

本当は一話を出してる時点で6話分書いてたのですが、追い付かれるとまずいので小分けにして投稿します。文字数も多いと思いますので、これで良いと思います。元々書きたかったのは明久達の2年生後半と3年時の時なので先にそっちを書きたいところだけ書いてますが、果たしてそこまで書き続けられるか心配です。


坂本「明久、御前にしか頼めない役がある。」

 

5分後

吉井「何か言うことは?」

坂本「よく何度も騙されるなぁ。」

吉井「うきゃー。」

 

そう吉井明久はBクラスに宣戦布告する使者、いや、死者に行ってたのだ。

 

15:00

坂本「開戦だぁ!Fクラス出陣!」

Fクラス総員「おー!」

坂本「まずは先行隊、奴らの戦力を偵察しろ!」

Fクラス先行隊総員「イエッサー、坂本総帥!」

 

FクラスU「くっそー、俺たちじゃ戦力が違いすぎる。」

Bクラスモブ「奴らは所詮Fクラス、徹底的に叩きのめせ!」

数学

Bクラス

Bクラスモブ  平均182点×6

 

島田 美波    176点

Fクラスモブ  平均67点×6

 

吉井「くっ、島田さんでも五分五分なんて。」

姫路「吉井君~~!!」

吉井「えっ?姫路さん?出番はまだじゃない?」

姫路「坂本君がピンチの時に使ってくださいって。」

吉井「んっ?伝令?  なるほど!そういう事か!

    みんなよく聞け!Bクラスの根元にはガールフレンドがいるぞ!相手はCクラス代表小山優香さんだ!   しかも、手作りのお弁当まで作ってもらってるそうだ!!!」

Fクラス総員「な~に~~!!」

理不尽な怒りが頂点に達した時FFF団は鬼の補習ももろともしない容赦なき殺戮の使者になるのである。

須川「お前らに独り身のつらさが分かるか!!男とは!」

FFF団総員「愛を捨て哀に生きるもの!」

Bクラス「なんだ!こいつら防御に徹しろ!」

FFF団がBクラス相手に10000というダメージを与えていくただしこれは単教科400点超えの人が使う腕輪より威力が強く、一度攻撃したものは消耗の激しさから次々に両者が戦死していく。

両者35人ずつ戦死にした所でFFf団員が尽きる。あとはBクラス教室前までの防衛戦を突破して一進一退の攻防戦をするだけだ。

坂本「姫路、明久、島田、ムッツリーニ、須川、秀吉Bクラスの連中が協定を結びたいそうだ、一様、だまし討ちの可能性もあるから、大人数で行くぞ。」

 

5分後

坂本「糞っ矢張り罠だったか!」

坂本達は逃げていた。そう、Bクラスは最初から騙し討ちもかねてあわよくばここで代表を刈り取ろうと交渉場所近くの空き教室に7人もの手下を待機させていた。」

坂本「まずいぞ、俺もいざというときの為に数学は勉強して教室にも長谷川を待機させて たがあんなにも数が居ると戦死の可能性すらある。姫路出しても走り回った後じゃ、疲れもあるし集中攻撃を食らうだけだ!だからわざわざ逃げられないように別校舎の三階を指定したんだ!」

姫路「はぁ、はぁ、はぁ、坂本君、吉井君、あたしはもう駄目です先に行って下さい。」

吉井「よし、ここは僕が奴らを倒して見せる。本当はこんなとこで操作技術のお披露目なんぞしたくないけど、そんなこと言ってられない!」

坂本「よしっならここは明久に任せる。俺達は歩きでも逃げるぞ!」

島田「待って、私もここに残る。こんなのじゃ信用にならない!」

坂本「良いだろう。先に行ってるぞ?」

 

姫路「坂本君!明久君は大丈夫なのでしょうか?」

坂本「他の奴なら兎も角明久なら大丈夫だ。」

姫路「でも、」

坂本「大丈夫だ、こういう時のあいつは強い。しかも、明久には遠慮は要らん。島田を巻き添えにしても、御前の操作技術も隠さなくて良いと言った。あとでムッツリーニに試     

合を見せて貰えば良い!確かにあいつは勉強が出来無いでも学力だけで全てが決まるわけじゃ無いだろう?」

姫路「それはどう言う?」

坂本「あいつも伊達に観察処分者って呼ばれて無いって事だ。」

 

Bクラスモブ「居たぞバカとっぺったんこだ!こいつらだけだとっととやっちまえ! 

       サモン!」

数学

Bクラスモブ

Bクラスモブ   平均168点×6

岩下 律子    162点

 

Fクラス

島田  美波   186点

吉井  明久    56点

 

島田「はぁっ!!」

Bクラスモブ  0点×2

Bクラスモブ「何だこいつ俺等より高―じゃねーか!」

吉井「で数学は高いって分ったけど古典は?」

島田「・・・・・2点よ。」

Bクラスモブ「・・・・・・・」

吉井「島田さん!僕も援護するよ!」

島田「邪魔よ目障りだから動かないで!」

Bクラスモブ「雑魚に構うな!島田を潰せ~~!!!」

吉井「島田さん危ないっ!!!」

島田の召喚獣の死角から襲ってきた召喚獣を吉井の召喚獣がそいつの足を引っかけ転ばせ、頭を打つ。

岩下律子  162点→146点

そして確りと吉井の召喚獣は絞め技で動けなくしている間に木刀で連打し、、、

岩下律子  0点

Bクラスモブ「なぜだ!なぜ律子の召喚獣の方が強い筈なのに観察処分者ごときにやられるんだ!?」

島田「どういうこと?吉井?」

吉井「観察処分者の唯一の長所だよ。普段教師の雑用をこなす間に腕はあがったし、召喚獣と五感まで共有してる。それに僕は戦闘ゲームでは日本ではかなりトッププレーヤ

ーだしねこの学校内では召喚獣の扱いなら教師を含めてもダントツで僕がトッ

プさ。」

島田「吉井それじゃ日本語になってないわよ。ダントツは断然トップの略なんだからトッ

プトップて何よ?」

Bクラスモブ「くっ、手加減はなしにした方がいいな。」

吉井「待って手加減してよ、フィードバック痛いんだよ!」

Bクラスが一斉に攻撃しはじめる。

ひょいっ、ひょいっ、ひょいっ。

Bクラスモブ「くっそ~あたれば一撃で沈められるのに。」

吉井「それじゃあ反撃と行くよ!」

 

数学

Bクラスモブ  平均  12点×2

 

島田  美波    2点

吉井  明久     52点

 

攻撃は今迄一度も当たってない。チャンスだ。だが島田さんが人質にされた。

 

Bクラスモブ「御前が俺達に攻撃したらこいつを補習室送りにするぞ!」

(やむを得ん。)

吉井「流石根本の手下、やり方が汚い!だがそんなの関係無い!僕は雄二から島田さんは見殺しにしてでもBクラスの連中にあと少しのとこで回復試験はうけさせるなと言われてるんだ!島田さん御免!」

島田「あんた、やったらどうなるか分ってるわよね?」

吉井「だ~!!」

Bクラスモブ  0点×2

(島田さんを攻撃する前に仕留めたこれなら僕を白馬の王子様として迎え入れてくれる筈だ!)

Bクラス「何だあのスピード!?こいつに止め刺す前にやられちゃったじゃ無いか!」

島田「あんた、あたしが最悪死んでも良かったのね~~~!!!!」

(あれっ?)

吉井「あー痛い、痛い、痛い!背骨の関節がとてつもなくぅぅぅうぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

遠くの安全地帯からムッツリーニのマイ監視カメラの映像から吉井達の様子を見てる雄二達。

坂本「ほら、あいつらは大丈夫だろ?」

姫路「はいっ!召喚獣裁きは凄いですね。」

土屋「・・・・7人の戦死は決定事項。」

秀吉「やるのぅ。明久。でもこの関節の曲げられ方は当分はなおらんじゃろな。」

 

 

17:00

鉄人「これより、Fクラス対Bクラスの試験召喚戦争は一時休戦とする。」

吉井「なんで一時休戦にしたの?Fクラスは鉄人から逃げるために鍛え上げられた持久力

   体力があるじゃん。」

坂本「姫路はどうだ?姫路には体力戦は無理だ。姫路にはこの休戦は丁度いい。ただ、妙なのはこんなことすることにBクラスはなんの得もない。恐らく根本の目的は休戦じゃなくて他にある。俺たちが教室に居ない間教室に何かしたんじゃないか?」

島田:「ちょっと何よこれ!!」

土屋「ハッ、俺が必死で集めた学年バストサイズ完全版・・・・・・よくも根本~~!!」

(ムッツリーニ口調が変わるほど怒ってるんだね。)

姫路「!?」

秀吉「Fクラスを荒らして回復試験を妨害しようとしたんじゃえろうな。」

坂本「皆狼狽えるな!冷静さを欠いたら集中できん!それもあいつらの作戦の内だ!試召戦争に勝てば十分な仕返しが出来る!その怒りは明日の戦争に生かしてくれ!」

吉井「雄二真逆わざと相手の罠にかかったの?」

坂本「FFF団以外はそんなに強い対抗心は無いからな。だが奴は俺がこの作戦を見破ってることに気付いてるはずだやつの本当の狙いがまだ分からん、真逆ムッツリーニがバレてるとは思えないから仕掛けるとしたら姫路だな。まあいい、明日になれば分ることだ。」

 

10:00

(あれ?姫路さんがトイレに行くって行ってから20分も立ってるのに帰ってこない。もうすぐ始まるってのに。)

吉井「雄二僕ちょっと姫路さんを探してくる」

坂本「そうかだが早めに戻ってくるんだぞ?」

 

根本「こんなことしなくても勝てるんだがな?保険がわりだ。」

姫路「やっぱりあなたが教室を荒らしたんですね?」

根本「証拠でもあんのか?」

姫路「それは、、」

根本「遣ったのは俺達だ。証拠もある。」

姫路「許しません!!試験召喚獣・・・」

根本「おっと、、、危ない危ない。犯人の方から証拠を提示するなんて気が利いてるだろ?いや~俺も驚きだったよ。今時ラブレターとか可愛いじゃ無いか。」

姫路「か、返して下さい!!」

根本「試召戦争が終わったら返してやる。」

(こんのぅ~~根本~~!)

 

 

Fクラス

ガラガラガラドンッ(扉を開ける音。)

吉井「雄二!」

坂本「脱走か?そうなら直でシバくぞ?要件は纏めて言え。奇襲攻撃の準備で忙しい。」

吉井「・・・・・根本君の服を手に入れて貰えないかな?」

(仕舞った~~~!!!!!!これじゃあ度が過ぎる変態だぁ!!)

坂本「はっ?って!御前そっちの趣味だったのだよ!友人として見損なったぞ!何でよりに因って根本なんだ、、、      俺がいるだろう!!!」

(こいつ!何言ってんだ!?マズイ訂正しないと!)

吉井「根本に着替えさせたい。兎に角今の服を脱がせたい。」

(よしっ、これなら!)

坂本「あんな奴の着替えのどこが良いんだぁぁぁ!あんな気持ち悪いの俺は御免だぁ!」

(あ、あれっ?)

吉井「ち、違うよ、これはそんなんじゃ無くて!」

坂本「分ってる。ただからかっただけだ。本気で御前がホモだと思った訳じゃ無い!御前が馬鹿だから要約させたらどんな発言が出るかと思っただけだ。落ち着いてゆっくり話してごらん?」

(雄二、そんな僕を保育園で保育士が喧嘩で泣いた子供とせっする様なかわいそうな目で見ないで!)

(だから「違ったやのか!」って目で見ないで!ってか何で心が読めてるの!)

吉井「雄二!姫路さんを戦線から外して欲しい。」

坂本「矢張りか、姫路に何があった?」

吉井「理由は言えない。」

坂本「なるほどラブレターで脅してきたか。いいだろう、御前が言うならそうしよう。但し

   姫路がやる予定だった役割を御前がやれ。出来るか?」

(なぜ俺の心が読まれてるんだ?)

吉井「うん、遣る、いや、遣ってみせる。」

坂本「うん、良い返事だ。それと、明久、、、」

 

 

 

坂本「辛いことがあったらいつでもお兄ちゃんに相談するんだよ?」

吉井「だからホモじゃ無いってば!ってかその喧嘩終わりの保育園児に対する言葉やめて!」

坂本「そろそろ平賀に連絡するか」

吉井「無視をするな!」

 

電話中

坂本「平賀出番だ」

平賀「分った止めてくる。姫路の出番なのか?」

坂本「いや、姫路は根本に脅されて使え物に為らん。」

平賀「そうか戦争中に長話も良くないだろうからもう切るな?」

坂本「あ、待ってくれ、多分今から明久がそっちに行くと思うから室外機止めたら対応してくれ多分奴ならDクラスの壁を壊してBクラスに奇襲を掛けるだろうからな。」

平賀「そんなことしたら怒られるじゃ済まないぞ?それに壊れた後はどうするんだ?」

坂本「修理は学園が出して呉れるだろう。金ならスポンサーがいるから困らないだろうしな。で怒られるか否かはもう観察処分者なんだからどうってこと無いだろう。これだけで退学処分は無いだろうしな。謹慎になったらAクラス戦はちょっとマズイが、まあ、なんとかするさ。」

平賀「分った。幸運を祈るよ」

 

 

 

坂本「明久、御前は確かにバカで何も取り柄が無いように思うかもしれんないが、御前に もムッツリーニや、秀吉の様に秀でている面がある。だから親友として御前に任せてる。不思議と全く不安が無い。明久、俺は御前を信じてる。それだけだ。」

吉井「雄二、、、、、、、」

 

 

 

吉井「島田さんちょっとお願いがあるんだけどいい?」

島田「いまは回復試験中だから要点を纏めて言ってもらえる?」

吉井「うーん、要点を纏めてか~~      そうだっ!

 

 

   島田さんっ!僕と壁を壊すのを手伝ってくれると嬉しい!」

島田「はっ?」

(これじゃあぁぁテロリストだぁ!!!!!!仕舞った、何か弁明を)

吉井「あ~姫路さんが使えなく為っちゃったから代わりに僕がBクラスに奇襲を掛けることになって、、」

島田「は?吉井が勝てるわけ無いじゃない。」

吉井「フンッぼ、僕だってやろうと思えばBクラスくらいは落とせるよ、でも今回は絶対に失敗は出来無いし雄二からムッツリーニは出しても良いって言われてるんだ。それじゃあ、作戦なんだけど、雄二の作戦を利用する僕が壁を壊してBクラスの近衛部隊を引きつけたらムッツリーニを呼んで保健体育で勝つ。だから島田さんとはDクラスで僕と喧嘩のふりをして決闘をして欲しいんだ僕の攻撃を全部よけてくれたら壁に当たるよな攻撃をする。」

島田「凄い作戦ね。乗ったわ。」

そして英語の遠藤先生を雄二は呼んで呉れて先生には決着を付ける為の喧嘩と言う名目で立ち合いをして貰った。最初は全く疑いを持って無かったけどFクラスの皆もウェン同先生も途中から何をしてるのか?と言う顔に為って居た。

 

ドゴンっ、ドゴンっ、ドゴンっ

根本「さっきからどんどんうるせーな。それと暑い!!窓開けろ!」

Bクラスモブ「分りました。」

 

 

坂本「そろそろだな。さて、根本を煽りにでも行くか。」

 

 

bクラス教室前

坂本「根本!苦戦してるようだな?Fクラス代表が来るなんて気が利いてるだろ?もうすぐ負け組代表になるんだ、今のうちにクラスのみんなに謝っておいたらどうだ?」

根本「何を言う!御前だってもうすぐ負け組代表じゃ無いか自慢の姫路さんはもう使い物にならないそうじゃないか。態々こんな所に来てまで負け惜しみか?」

坂本「フンっ、なんだBクラスと言うから少しはそのおつむを生かした作戦をしてくると思ったが、俺の策戦の要に対して何の対策も出来てないじゃないか?初期計画は狂ったが俺の計画は大筋は未だ何もずれちゃい無い。俺だってバカじゃ無い。元神童だ。負けると分って負け惜しんじゃ悪鬼羅刹の名に傷が付くんでな。矢張り君達にはバカの思考が読めないようだ。バカのバカ特有の並外れた行動力にな!」

坂本は腕時計を見た。

坂本「そろそろ時間か。  よしっ御前等逃げるぞ!」

根本「おいおい、あれだけ啖呵切っといて逃げるのか?やっぱり負け組じゃ無いか?行け!誰一人として生きてかえすな!」

(坂本:引っかかったな。)

坂本「ふ、倒すのは俺じゃ無い、もう教えてやろう、御前を倒すのは姫路じゃ無い。」

根本「あいつ以外に俺を倒せる奴なんて居ないじゃ無いか。」

坂本「なら、お楽しみだっ!」

坂本がFクラスに向かって走る。

根本「待てっ!」

坂本「上手くやれ!」

ドゴーン

根本「!?」

吉井「真逆壁を壊すだなんて思わなかったでしょ?」

根本「御前等っ!壁を壊すとかどう言う神経してるんだ!」

坂本「バカの考えは読めないだろ?」

(雄二の奴根本が負ける姿を見たいからってBクラス巻いて戻ってきたのか。)

吉井「Fクラス吉井明久が、、、、」

島田「Fクラス島田美波が、、、、」

秀吉「Fクラス木下秀吉が、、、」

Bクラス近衛部隊「やらせない!僕たちはこの三人に試召戦争を申し込みます!」

 

英語

Bクラス  近衛部隊  平均182点×5

 

Fクラス  吉井明久   124点

     木下秀吉    384点

     島田美波     228点

     Fクラスモブ   平均87点×5

 

この大人数だから流石に近衛部隊は皆掛かって来た。

吉井「かかったね!!」

根本「何!?」

吉井「僕は囮さ。」

根本「バカな!!壁まで壊してきて迄!!」

吉井「ムッツリーーーニ~~!!!!!」

パリンっ  ムッツリーニが鉄人とともにあいた窓を割りながら侵入

(って何の為に室外機止めて窓開けさせたんだよ。)

根本「何!?」

土屋「Fクラス土屋康太、Bクラスの根本に保健体育で勝負を申し込む!」

鉄人「承認しよう!」

土屋「サモンっ!」

 

 

 

保健体育

Bクラス

根本 恭二   218点

 

Fクラス 

土屋  康太    825点

 

根本「そんな、、、馬鹿な!!」

 

勝者Fクラス

 

秀吉「明久よ。随分思い切った作戦に出たのう。」

吉井「痛いよう、痛いよう。」

秀吉「なんともお主らしい作戦じゃったのう。」

吉井「そうでしょ?もっと褒めてよ!」

秀吉「後の事を一切考えないその並外れた行動力と自分を追い詰める男気在る素晴らしい作戦だな。」

(遠回しにバカって言ってるよねそれ。それにっ)

吉井「観察処分者が僕らしい?なんと不名誉な!」

坂本「どうだ、根本。真逆壁を壊してまでやってきた奴が囮だなんて思わなかったろ?」

根本「くっ。」

坂本「面白かったぞ!御前の絶望に満ちたその顔。ムッツリーニのカメラできっちり収めて遣ったからよ。」

根本「坂本ぉぉぉぉ!!!」

坂本「何だ?負けた後に不満か?それを負け惜しみと言うんじゃ無いのか?生憎ウチにはこいつ以外にも御前くらいは倒せる奴がいたんだがな、一番差が歴然とした方が絶望顔に磨きがかかるだろうと明久が言うもんでな。これは明久の趣味だ。

それとムッツリーニ、この写真をムッツリ商会で販売してくれ。」

土屋「やめて呉れ、、、株が、、、下がる。」

(酷い言われようだ。)

坂本「仕方ない、学年新聞に掲載ってだけで勘弁するか。出来るかムッツリーニ?」

土屋「・・・・心得た。」

坂本「本当は俺達のボロ教室をくれてやろうと思ったんだが、条件によっては設備の交換は見逃そう。」

Bクラスが沸く。

根本「条件?」

坂本「御前がこの女子の制服を一ヶ月着て俺の言う通り撮影会と、小山へ告白して、Aクラスに宣戦布告したら交換は見逃そう。」

根本「馬鹿な!誰がそんなことを!大一その格好で告白しても振られるだけじゃないか!」

坂本「それが狙いだ。良いんだよな?FFF団諸君?」

FFF団総員「イエッサー!!!!!!」」

(いや、これは口裏合わせだ。雄二のことだから普通に女装と宣戦布告だけだったらいくら説得してもFクラスが従わないことを見越して提案したんだ。流石人を丸め込むのが上手いな。)

坂本「そういうことだ、御前が改心したら復縁の手伝いをしてやる。」

Bクラス総員「Bクラス全員で実行しよう!」

根本「誰がそんなことをっておい!んごぱ!」

Bクラスモブ「とりあいず黙らせました!」

坂本「よくやった。着付けは明久!御前が担当しろ!しっかりと見るに堪えない絵面にするんだぞ?」

(雄二のもよくそんなグロいことを飄々と言ってられるね。)

坂本「悪鬼羅刹に容赦は無い。」

吉井「うーんでもこれどうやって着せるんだろう。女子の制服着たこと無いから分んないや。」

Bクラス女子A「じゃあ、私が着せてあげようか?触りたくは無いけどこの際、根本君の黒歴史作れるのに参加できるなんて願ったり叶ったりだからね。」

吉井「それじゃあ、折角だから可愛く着せてあげて。」

 

Bクラス女子A「それは無理。土台が腐ってるから。」

(酷い言われようだな。さっきの提案からBクラス全員即賛成した事も加えて君はBクラスで何をしたんだ。)

吉井「そ、それじゃあ、見るに堪えないほど汚く着せて遣って?」

 

Bクラス女子A「任せて!」

(そこは即答なんだ。)

 

 

坂本「これでいいのか?」

吉井「うん!」

坂本「やっぱりラブレターか。読みが当たった。根本も小さい男だな。」

坂本「そうだ、明久。その制服はそこのゴミ箱に捨ててくれ。」

吉井「良いけど何で?」

坂本「そこのごみ回収は5時に行われる。5時まであと5分だ。根本が戻ったときには制服は無い。」

(なんてゲスなんだ。こいつ新しい制服は根本に自腹させる気だ)

 

 

Bクラス男子A「ほらしっかり歩けよ。女の子らしくないぞ?」

根本「やめろ、俺は未だ承諾してない。」

Bクラス男子B「49対1だ。多数決は圧倒的だ。」

根本「くそ、テメーら覚えてろよ。」

Bクラス男子A「女装趣味の変態の言うことに説得力はないな。」

 

吉井「え~っと、持ち物は本人にかえさないとね。」

姫路「吉井君っ!」

吉井「ひえっ、っとこれは雄二の鞄にいたずらしようと思ったんだけど間違えちゃって。」

姫路「ありがとうございますっ!私ずっとどうして良いか分からなくて!」

吉井「とっ、兎に角落ち着いて!」

姫路が吉井に抱き付いてきたが吉井がそれを引き剥がす

(仕舞った、何てことして仕舞ったんだ!もう一度僕に抱きついてっていいたい!)

吉井「もっ、もう一度・・・」

(仕舞った、言葉に出ちゃった!何とかしてここを脱しないと)

 

 

吉井「もう一度、壁を壊したいっ!!」

(おれはどこぞのテロリストかっ!!)

姫路「えっと、もう一度壁を壊したりなんかしたら留年させられちゃうと思いますよ。」

(分かってる。分ってるんだそんな事位僕にだって、だから頼むからそんなショッピングモールでお母さんとはぐれた子供を見るようなかわいそうな目でこっちを見ないで!)

吉井「そ、それよりも早くみんなの所に行こう!今日は雄二が一番の強敵といってたBクラスを倒せたからジュースや菓子とか持って祝賀会やって良いって言ってたからみんな集まってるよ。」

姫路「はいっ。」

 

~祝賀会を終えて~

坂本「え~これから例のAクラス戦に入るのだが、まだやつらは扱いに慣れてない。

俺の作戦では最後俺と明久、島田、姫路、秀吉がAクラスと2,3人の攻防戦を総

合科目でやることになる。」

吉井「何で?数学単教科で姫路さんと島田さんですれば良いんじゃ無い?」

坂本「良いか?明久。俺等にはある一教科の圧倒的な得意科目も持つ人が複数居るような教科はFクラス男子の保健体育しかない。」

吉井「一教科?複数人?」

秀吉「明久が処理落ちしておるぞ!?」

坂本「ったく、どうしようもねーな。これで理解出来ないなんて。良いか?数学を得意とする人即ちAクラスとまともに戦える人は姫路と島田。逆に他の人は戦力にならん。なんせAクラスにいる奴は全員Aクラス並の数学なのだからな?と言うと、御前はFクラスの男子の保健体育で討ち取れば良いと考えるだろうが校舎内で戦ってたら、Aクラスは廊下の防衛戦を固めるから俺等は突破出来ても消耗から考えて霧島を倒せる程点は残ってない。総合科目ならみんなはFクラスだ、つまり大体同じレベルだから群らが無い。だから敵を校庭に集めて我らが保健体育で俺等の大将戦へ回せる戦力を削り取る後は明久の操作技術で何とかするんだ。」

秀吉「なんと!名案じゃなぁ。」

吉井「何で群らがあっちゃ駄目なの?」

坂本「明久、2歳特有の何で何で攻撃か?」

吉井「・・・・」

姫路「だから、群らが無いって事はEクラス戦の島田さんみたいに点数の高い人に集中攻撃が加わらず、皆さんに等しく攻撃を当てなくちゃ為らないから単純に数が多いと防御に精一杯で攻撃を仕掛けづらいって事ですね?」

坂本「そういうことだ、明久、だから御前は勉強しろ。」

吉井「へ?」

坂本「御前はFクラスの総合科目の平均点の950点を大きく下回る600点台だからな。まず見向きもされない。だから勉強時間もかねて宣戦布告はしあさってにしようと思う。」

吉井「いや、明後日で言い。雄二、僕はどの位点数があればいい?」

坂本「出来ればDクラスに届くくらいが良いが、御前はFクラス平均がとれれば十分だ。」

吉井「失礼な!僕だってやろうと思えば久保君に続くくらいはとれるよ!」

坂本「いや、そんな姿は見たくない。気持ち悪すぎる。それに、そんな点数出されちゃ結局学力で勝ったに過ぎなくなる。悪くも良くも無い成績で奴らを潰すんだ!もっとも御前がAクラス並の点数を出せるとは思えんがな。」

(くっ、当初の計画ではここでAクラス並の点数を取って一泡吹かしてやりたいけど、ここはDクラスに届く点で我慢するんだ。ここで勝てば又次回戦う時にぼくの力を見せ付けてやる。)

坂本「それじゃあ、みんな聞いて呉れ!姫路、島田、明久、秀吉、ムッツリーニ、須川、に関しては全教科、横溝は化学、そのほかは保健体育を明後日の回復試験に向けて勉強してくれ。そして3日後は福原先生に頼んで試験召喚獣の操作を明久に指導してももらう!特別講師だ。」

 

 

 

3日後

坂本「明久、回復試験結果帰ってきただろ?どうだった見せてみろ。」

坂本「!?何だこの歴史の点数はBクラス並じゃないか!?どういうことだ!?てめぇ、カンニングしたな!!!??」

吉井「酷いっ!酷いよ雄二!僕だって得意科目あったって良いじゃ無いか!」

(はは、理系科目の記述問題じゃ点数調整難しい柄理解科目ぜんぶ0点で他を全部暗記物

で調整しただ何て言えない・・・)

坂本「バカなことかんがえてるなぁ、御前が点数調整失敗だなんてってな訳ないじゃないか。明久、ようやく本心を悟られないように別のこと考える事できる様に為ったんだな。」

(バレてるけど本気にして無くて良かった。)

坂本「うん、うん上達したな。」

(だからその幼稚園児の接し方は止めろと言ったのに。)

坂本「これから明久に指導して貰う、観察処分者のご指導をおじゃんにすんじゃねぇぞ!」

 

(流石Fクラス毎日休み時間は鉄人に隠れてゲームしてるだけある、上達が早い。もう自身と召喚獣の感覚を共有している。雄二はかなり強いな感覚共有したら後は喧嘩のスタイルの悪鬼羅刹だもんね。勿論物理的な感覚共有はみんなには無理だけど。ムッツリーニは元から身体能力は高いからから召喚獣が感覚を共有するまで指導すれば磨きがかかるけどみんなより飲み込みが悪いな。問題は女子の島田さんと、姫路さんと秀吉だ。)

秀吉「わしは男じゃ!」

坂本「後は良いだろう、俺と明久で指導するか。」

吉井「いい?気を送る方向に全集中を注ぐんだ。右によけるときはこうやって・・・」

島田「え?あんたの口から集中なんて言葉出るなんて。」

吉井「そうだよ。これにはかなりの集中力がいるんだ。だから長期戦は姫路さんには体力勝負で負けちゃうから次はカウンターの練習ね?こうやってのけた後、こうやって体を捻る、この捻りと腕の力で木刀をこうっっ!やってみて?」

島田「分ったわ。こう?」

吉井「いや、捻りが遅い、もっと速く捻らないと素早く180度回転しないから、上手くいけば三打分カウンターが出来るくらい隙があるんだ、特に姫路さんなら残り1000点を切ったらこの三打で一気に決めちゃえるからしっかり身に付けてね?」

こうして2時間分の総合の授業を練習に当てて僕らは明日の試召戦争に備えるのだった。

 




バカテスト
三角形 ABC で tan A , tan B , tan C が整数のとき、その値を求めよ。
(1984年  一橋大学)


姫路瑞樹、霧島翔子の答え
A ≦ B ≦ C と仮定しても一般性を失わない、
   180°= A + B + C ≧ 3A
すなわち、
   ( 0 ≦ ) A ≦ 60°
であるから、
  0<tanA≦√3
となる。 tan A は整数だから、 tan A = 1 となる。また、このとき三角形 ABC は鋭角三角形となる。
tanA=tan{180-(B+C)}=ーtan(B+C)
=-{(tanB+tanC)/1-tanBtanC}=1
これを整理して、
  tan B tan C – tan B – tan C – 1 = 0
より、
  ( tan B – 1 ) ( tan C – 1 ) = 2
ここで、角B , C は鋭角だから、
  tan B ≦ tan C
であり、tan B , tan C が整数であることも考えると、
  ( tan B , tan C ) = ( 2 , 3 )
となる。よって、
  ( tan A , tan B , tan C ) = ( 1 , 2 , 3 )
最後にこの順序をなくしたもの、すなわち、
  { tan A , tan B , tan C } = { 1 , 2 , 3 }
が解である。

先生のコメント
流石です。これはいきなり出されると何をしてよいか手も足も出ない事が多いのですが姫路さんはそんなことありませんでしたね。出題意図としては、一般性を失わないという事を正しく理解して使っているかを見たかったからです。流石姫路さんはその意図を汲んでわざわざ一般性を失わないという表現を書いてくれたのですね。



吉井明久の答え
A ≦ B ≦ C と仮定する、
   180°= A + B + C ≧ 3A
すなわち、
   ( 0 ≦ ) A ≦ 60°
であるから、
  0<tanA≦√3
となる。 tan A は整数だから、 tan A = 1 となる。また、このとき三角形 ABC は鋭角三角形となる。
tanA=tan{180-(B+C)}=ーtan(B+C)
=-{(tanB+tanC)/1-tanBtanC}=1
これを整理して、
  tan B tan C – tan B – tan C – 1 = 0
より、
  ( tan B – 1 ) ( tan C – 1 ) = 2
ここで、角B , C は鋭角だから、
  tan B ≦ tan C
であり、tan B , tan C が整数であることも考えると、
  ( tan B , tan C ) = ( 2 , 3 )
となる。よって、
  ( tan A , tan B , tan C ) = ( 1 , 2 , 3 )
最後にこの順序をなくしたもの、すなわち、
  { tan A , tan B , tan C } = { 1 , 2 , 3 }
が解である。



先生のコメント
答えはあっていますが。あなたには出題意図は汲めませんでしたか。




島田美波の答え
これは1984年の一橋大学の問題です。


先生のコメント
それはあっていますが、そういって勉強していますアピールをしても点数はあげません。




清水美晴の答え
tanA,tanB,tanC=(お姉さま、工藤様、霧島)

先生のコメント
私の理解の範疇を超えています。これは西村先生と島田さんに貧乳以外にも人権があることを教育してもらう必要がありそうです。これでは学年主席がかわいそうです。



福村幸平の答え
(tanA,tanB,tanC)=(1,2,3)



先生のコメント
途中過程を書いて居ないと言う事は、、、、、、勘ですか?


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4:Aクラス戦(バカとテストと召喚獣)

今回登場する吉井明久の召喚獣の必殺技?風神の舞はアニメで合宿で女子風呂を覗くとき鉄人と戦った時の吉井の召喚獣の動きがそう見えただけで勝手に付けただけです。


坂本「これが木下姉の私物か?」

秀吉「うむ、そうじゃ。」

吉井「うわ~この計算どうやって解くんだろう?流石Aクラスは書くが違うなぁ。」

島田「数学なら得意よ。見せてみて?」

島田、姫路「これは!!??」

島田「解けない筈よね。」

姫路「これは一生かかっても答えが出ないですね。」

吉井「え?姫路さんでも分らないのか?」

坂本「御前知らないのか?こういうのはいわゆるBL本だ。」

吉井「何それ?」

姫路「坂本君!吉井君に変な事教えないで下さい!」

島田「そうよ!吉井にはアキには未だ早いわ!」

坂本「おっ、おう?」

坂本「そうだ、明久。」

吉井「もうその手には乗らない!」

坂本「大丈夫だ、明久この本を落としたふりして親切に渡した序でに宣戦布告をすれば良い。」

吉井「そうか、それなら感謝の気持ちで殴りはしないね。」

(雄二:いやこんなの見られてるって知ったら女子はただでは済まさんぞ?)

 

 

5分後明久は右頬に大きな手形を作って帰って来た。

坂本「その程度で済んで良かったじゃないか?いつもは服までビリビリだからな?」

吉井「雄二、・・・・・・木下さんのあの右腕、世界に通じるよ。」

坂本「あ~~、明久のバカが更に深刻化したか。」

優子「あんた達に人としての情は無いの?」

坂本「おっもうすぐ御前達の教室に為る設備の下見か?良いって事よ、これが終わったら俺達の大事なこのキノコの生えた教室を呉れてやる。」

優子「何よ!!!、バカも休み休み言いなさい。」

吉井「バ~            カ。」

秀吉「そういうベタな休み休みじゃ無いと思うぞい?」

吉井「じゃあ、   休み休み     で良い?」

姫路「バカも「休み休み」言いなさいって事ですね?トンチが効いてて良いじゃ無いですか?こういうジョークも、嫌いじゃないですよ?」

(Fクラス幹部総員:あっ、姫路さんが壊れた。)

優子「姫路さん、あんた本当ならこんなとじゃないでしょ?それともここのバカでくずな人たちと接して本当のバカになったんじゃ無いの?」

吉井「そんなっ!姫路さんがFクラスにふさわしい訳ないじゃないか」

秀吉「明久、それはFクラスが最低だと認めておるぞ?」

(う。)

姫路「そんなこと在りません!確かにFクラスは成績は悪いかもしれないですけど、あったかくて、優しくて、それに、みんなの為に全員で頑張れることの出来るいいなかま達です!!!」

坂本「まあ、確かに団結力は他のクラスじゃかなわないだろうな。霧島は作戦係にはならないだろうから木下姉が指揮と作戦係兼任だろけど、どうもあんたと俺じゃ作戦では負けそうにないな。」

優子「いって呉れるじゃ無い!」

バンっ!   木下優子は出て行った

吉井「ずいぶん自身がありそうだね?今迄で一番自身在りそうだよ?」

坂本「ああ、俺が警戒してた相手はBクラスだかな?あの策士を倒せたんだ。後は楽勝さ。

   なぜ、俺が今迄設備の交換をしてこなかったと思う?

    蒔いた種は実った。今が刈り入れ時だ!ムッツリーニ、BクラスにAクラスに仕掛ける様言って呉れそして負けそうにBクラスが負けたら急いで連絡だ!」

土屋「・・・了解。」

坂本「Bクラスが終わったら、秀吉!御前の出番だ!演技で木下優子の使者のふりしてCクラス代表の小山を切れさせてAクラスに宣戦布告するように仕掛けてこい!安心しろ!奴はプライドが高い!ちょっと言えばすぐ切れる!代表として欠陥品の如くなぁ!」

(雄二、それじゃ、悪役のセリフだよ?)

 

そしてCクラスに演技をしに行った時の秀吉の演技力にはみんな度肝を抜かれた。

 

1時間後

島田「凄い!Eクラスも戦線布告にいってくれたわ!」

秀吉「これで、B,C、D、Eクラス全員とAクラスは戦う訳だな。」

姫路「今迄設備を交換せずにいたのはこのためだったんですね!」

坂本「ああ、それに最後のEクラスはほぼFクラスといっても体育会系クラス、疲労困憊の

    Aクラスじゃ手を焼いてある程度こたえるな。試召戦争をすると言っても回復試験を受けるか受けないかは自由、だが冷静さを失った木下姉ならそのプライドで回復試験を受けない選択をするはず、しかもそれをさせないように次々に仕掛けさせたんだからな。ムッツリーニ相手の点数はどこまで減った?」

土屋「これを見ろ」

Aクラスモブ  総合科目

Aクラスモブ  平均2800→平均1926点×45

霧島  翔子  4957点→4272点

工藤愛子   3207点→2979点

佐藤美穂  3634点→3305点

久保利光  3997点→3502点

木下優子  3987点→3211点

 

坂本「ほらな?一人だけ明らかに頑張りすぎて700点も落としてるやつが居るだろ?」

バンっ

優子「さっきから聞いてたらやけにいやらしい作戦じゃない!?」

坂本「さて、何の事かな?」

優子「とぼけないでよね。最初から聞いてたんだから。」

吉井「最初からってどこから?」

優子「島田さんのEクラスも宣戦布告した事を行った時からよ!そんなんであたしらの点数を削ったつもりだろうけどこの位痛くもかゆくもないんだから!」

坂本「ここまでやられてまだ戦える点数が残ってる何てな。流石Aクラスだぜ。まあ、こんな事で点数を引かなくても俺の考えた秘策は7つ在る。約束しよう、作戦はこれ以上は今後付け足さない。つまりあんたが見破れば勝てるぜ?俺と頭脳戦だ!楽しみにしてろ!」

吉井「いいの?雄二そんな不利な物約束しちゃって。若しかしてこれもブラフ?」

坂本「いや、ガチだ、相手が相手なんだ勝ちは決まったようなもんだろ?あんたの自慢のその頭脳で俺達バカの作戦を打ち破ってみるんだな?バカの考えてる事想像するのは難しいぞ?」

優子「いいわ、そこまで言うなら何かかける?」

坂本「俺の首すらも賭ける自信があるね。」

優子「それなら、負けたら姫路さんを私達のクラスにでも貰おうかしら?それでもうこんな事は出来無いでしょ?」

坂本「いや、そうしたら別の作戦枠が出来るだけだ、別に今姫路が抜けたって俺達の力さえあれば余裕だね。姫路が作戦に組めない分体力戦になるだけだ。それなら俺達からは負けたら1週間Fクラスの設備を1ランク落としたミカン箱の教室で授業をうけてもらう。」

吉井「何かぬるくない?」

坂本「いいや、ぬるくないさ。最初はかったらAクラスの帰宅部の体の弱い連中じゃこの教室のカビ臭、キノコ、エアコンなし、蜘蛛の巣、隙間風に耐えられないから一週間もすごせば下手すりゃ肺炎物だぜ?現に姫路も悪化してるしな。時間の問題だ。」

 

 

9:55

坂本「みんな!外に行くぞ!室内じゃ戦えない。」

 

同時刻Aクラス

霧島「指揮は優子に任せる。」

優子「Fクラスの教室は階段と廊下とで分かれてるわ!ここに二部隊を攻め込ませて挟み打ちにするわ。」

 

10:00   開戦

Aクラスモブ「突撃~~~!!!」

シーン

Aクラスモブ「黒板を見ろ!」

 

『ハズレ校庭にいるよん♪』

 

Aクラス生徒が窓を開ける。

吉井「お~い!こっちこっち!」

坂本「いつまでも部屋ん中閉じこもって勉強してたんじゃ、カビが生えちまうぞ~~~!!!たまには外に出て運動しよーぜ?」

Aクラスモブ「くそっどうすれば。」

佐藤「木下さんから伝言です校庭へ突撃許可が出ました!」

Aクラスモブ「いくぞ~!」

 

Aクラスが玄関で靴を履き昇降口へ急ぐとDクラスの机と、Eクラスの机で昇降口が塞がれていた。そんな中Aクラスは構わずその机の下に潜って進んで昇降口を抜けるが・・・

 

 

悪鬼羅刹隊総員「いらっしゃ~い」

悪鬼羅刹隊隊長須川の下、Aクラスが次々と袋だたきにされていく。

 

Aクラスモブ12人戦死

 

と、ようやく自信の自己判断で判断したAクラスが机のバリケードを壊して作戦一が終了。

とそこへ物凄いスピードで吉井の召喚獣がAクラス男子のズボンを脱がしていく。

 

須川「今だ!ズボンに気を取られてる隙に倒すんだ~!」

Aクラスモブ  15名戦死   これにてAクラス男子総勢24名中23名死亡残すはっ!

土屋「明久お願いがある!」

吉井「何?」

土屋「今度は女の子のブラで!」

吉井、坂本「言うと思った。」

工藤「へぇ~君がかの有名なムッツリーニ君か。今度は僕が相手だよ!」

明久「よーしムッツリーニここは任せて!」

(僕の必殺技 風神の舞(サッカーでは無い。)炸裂!これでとれないブラはってあれっ?)

工藤「そんな事しても無駄だよ、だって今日僕、、、、

 

   ノーブラだから。」

 

Fクラス男子総勢47名:ブシャッ!!

 

工藤「僕君との戦い待ってたんだ。終に僕と雌雄を決する時が来たね。ムッツリーニ君。」

土屋「雌雄を決する、漢字で書くと雌と雄!」

土屋:ブシャッ!

(これで反応できるのは多分君だけだよ。)

土屋「・・・・いやまだ一人いる。」

振り返ると血だらけで鼻から血を流す雄二の姿

(霧島さんにもうこれ以上興奮で鼻血が出ないように鼻を思いっきり突かれたんだね。)

久保「吉井君君は僕が相手だよ。」

吉井「負けないよ!久保君!」

久保「甘いよ、吉井君。」と言ってズボンを脱ぎ出す久保君

(真逆!)

久保「君が望むと言うなれば僕はどんな姿であろうとためらいはしない!僕らも土屋君みたいに雌雄をって吉井君。」

〈吉井君なら恐怖で逃げました。〉

久保君がこける。

須川「今だ~次席を倒せ~」

 

久保利光   戦死

 

須川のトランシーバーが赤く点滅する

坂本「須川、トランシーバー聞こえるか?次の作戦だ。御前達なら絶対出来ると信じている!幸運を祈る。終わったら非常階段から信仰者屋上に

来てくれ戦わせる気はないが威圧のためだ!」

須川「分かった。」

須川「みんな次の作戦に移行だ!」

Fクラスほぼ総員「お~~!!!サモン!!」

 

 

保健体育

Aクラス

工藤 愛子  621点

Aクラスモブ   平均321点×19

 

Fクラス

土屋康太   1021点

須川亮      602点

福村幸平      563点

横溝浩二       591点

Fクラスモブ  平均511点(472点~589点)×41

 

 

Aクラスモブ全員「四桁ですって(だと)!!!??」

AクラスA「それだけじゃ無い!何よあの周りの点数!!!??」

AクラスB「糞っ、腐ってもFクラスか!性癖だけは捨ててなかった!」

(どう言う意味?)

AクラスG「くっ、私達じゃどうにも為らないわ!少しでも戦力を残して後は代表に任せましょう!彼女ならなんとかしてくれるわ!」

 

 

坂本「やってるな、これで奴らの戦死は免れんな。」

吉井「何あのムッツリーニの点数僕の振り分け試験の総合点より上だよ。」

坂本「ムッツリーニはBクラス戦の時は調子が悪かったと言っていた。」

(調子悪くて僕の振り分け試験の総合点の800点台かよ。)

優子「ずいぶんと手の込んだ事してくれるじゃ無い?」

坂本「よく見つけられたな?」

優子「あら、スクリーンにがでかいもんだから右上ばっちしと見えるサイズでうつっ

てたわよ?」

坂本「その余裕っぷり、さては状況がつかめてないな?校庭を見てみろ。」

優子「何よあれ単教科で4桁なんて聞いたこと無いわよ!!!?しかも周りに居る奴も何なの?ほぼ全員500点超えじゃない!?科目は何?数学?って保健体育?

   そういうことね・・・。」

坂本「言ったはずだ姫路の代わりはいくらでも居ると。頑張ってくれたよみんな平均10    0点ほど保健体育だけ伸びたんだ。もう良いだろう、隠すことは無い。作戦を全部言ってやろう。1戦力を1つに集中させる。2奇襲をかけてボコる。これは真面目な人たちには有効な手だ3吉井の召喚獣で男子のズボンを下ろし、ボコる。4我らがFクラス男子自慢の保健体育でボこる。5あんたら二人を二人だけで応援が来ない状況でおびき出す。ここまで計画通りだ。6俺達が勉強したから思ってた戦力と違う。7みんな明久の召喚獣操作方法を大まかにマスターしたから初陣のあんた等とは召喚獣の操作技量がまるで違う。以上だ。おっ校庭が終わったみたいだ。まあ、Aクラスは全滅討ちは戦死は居ないが重症者が6名。数は圧倒的だな。」

 

その頃他のクラスでは

Eクラス

Eクラスモブ「これもしかてFクラスが勝つんじゃ無い?圧勝で。」

中林「そうでもしてくれないとあたし等の努力は何だっての?」

Dクラス

平賀「流石雄二だ。作戦勝ちだな。これは何度も見返したくなるな。」

Dクラスモブ「あんなに威張ってた木下もこの顔だぜ?Aクラスもみんなあれだけ豪語しときながらあっさりじゃ無いか。」

清水「御ねぇ様。」

Cクラス

小山「FクラスのみんなAクラスなんかとっちめてやりなさい!私達騙しておいてて負けは許さないからね!」

Bクラス

根本「俺をこのざまにして負けたら何かしかけるつもりだったが、その必要はないか。」

BクラスF「Fクラス強い!最強じゃねーか?これに勝てる奴とか居るのかよ。」

 

みんなクラスの画面で戦いを見てる。

 

坂本「対戦科目は総合科目だ、女史も準備してある。あんたらにはこれが十分だろ?総合点の差は単純にクラスの差。これを引っくり返されちゃプライドはズタズタだろうな。

    」

土屋「・・・・任務完了」

坂本「じゃあ、ムッツリーニだけ入って呉れ。後のみんなは其処に居てくれるだけで良い。 

   もし不理になったら俺が要請するからそこでまっててくれ。」

FクラスG「待ってくれ俺達にも手伝わせてくれ。」

坂本「、、、これは俺のわがままだ。どうか信じて呉れないか?BクラスやDクラス、Eクラスと俺達は勝ち進んできたこの俺を信じて呉れ!最後は!クラス代表としてかっこよく決めさせてくれっ!!」

FクラスG「分かった。じゃあ俺達はこの階段で待機してる、もしピンチだと判断したら容赦なく加勢するぞ!」

坂本「ありがとう。御前等のこれまでの頑張りには感謝する、御前等がいないと、俺はここまで来れなかった!」

吉井「雄二らしくないね。」

坂本「これは俺の本心だ!!!」

坂本「行くぞ明久っ!ぶちのめせ!」

優子「覚悟しなさい。こんなのあたし一人で十分だから。」

島田「言って呉れるじゃ無い!」

吉井「今に見てな!」

全員「サモン!!」

 

 

総合科目

Aクラス

霧島翔子  4272点

木下優子   3211点

 

Fクラス

坂本雄二   2956点

姫路瑞樹    4896点

島田美波   1232点

木下秀吉   1311点

吉井明久    1327点

土屋康太    1297点

 

吉井「雄二!僕にAクラス並の成績取るなって言ってそれはないよ!折角Dクラス狙って取ってやったのに!」

坂本「な~に、俺はこの点数が1000点を切るまでここを動かない。この点数は以後、此奴らが簡単に仕掛けてこれないようにする為に目的の為に努力は惜しまないってトコを見せたかっただけだ。それに1300点以下で勝たなければ意味が無い。御前等俺が1300点以下になるまで相手を攻撃するなよ!」

優子「言って呉れるじゃ無い。それなら文句なしに殴るわよ!」

坂本2956→2683→2438→2111→1834→1,589→1296点→891点

 

坂本「今だっ!」シュパッ

優子「消えた?って!?何よその速さ。」

坂本「これは明久から教えて貰った回避だこうすれば相手に拘束さて手も瞬時に抜けられたカウンターに持って行けるのだとよ。まあ、今からじゃカウンターには為らないけどな。もういいぞ明久全力でいけっ!

吉井「オッケー、雄二。」

秀吉「了解じゃ。」

土屋「・・・任務開始。」

姫路「それじゃあ、本気出して良いんですね?」

島田「待ちくたびれたわよ。」

 

優子「は~~~ぁぁぁっっ!」

姫路召:ひょいっ、キンッキンッ  木下3209→2683点

島田召:ヒョイッ、キンッ、キンッ、キーンッ   木下2683→2411点

霧島「雄二は私がやる。」

雄二「甘いっ!」

雄二召:ヒョイッ、シュパッ、ズサッ     霧島4272→4007点

秀吉「ガラ空き!」

秀吉召:キンッ        霧島4007→3735

土屋「・・・後ろがノーマーク。」

土屋召:ズサッ    霧島3735→3692

 

優子「攻撃が当たらない!??」

島田「散々練習したモン!」

姫路「福原先生のおかげで召喚獣を操る指導を吉井君柄受けられました!」

吉井「どんなに強い攻撃力でも、当たらなければ意味がない!」

優子「何よっ偉そうにっ!攻撃が当たれば一撃で沈めることも出来るんだからね!」

吉井「ふ、連戦で疲れた上に集中力も欠いてる相手の攻撃なんてどんな攻撃が来ても訳無いさ!」

ヒョイ、ヒョイ、ヒョイ、ヒョイ、ヒョイ、ヒョイ!

吉井「それにっ!」

吉井召  パーン、パーン、パッパーン、パーン、パーン、パーン、パーン、パッパーン

優子   2411→2384→2345→2267→2223→2187→2105→1978

吉井「どんなに小さい攻撃力だって当たればダメージに変わりは無い!」

優子「何で!?Fクラスなのに!!」

吉井「僕たちだってて勉強してるんだ!!」

坂本「Aクラスには到底及ばないがDクラス並にな!」

(いや、御前は届いてるだろうよ。)

坂本「そんじゃぁいくぜ?あ~~たたたたたたたたたたぁっ!」

霧島  3692→3321→3189→2861→2634→2486→2256→2014→1845→1521→1187

坂本「悪鬼羅刹をなめんなー~~~~!!」

優子1978→1286→835点   霧島  1187→327

坂本「どうする?もう残ってる点数はかつてのFクラスの平均点レベルだぜ?」

霧島「くっ。雄二容赦無い、なら私も容赦しない。」

優子「代表?」

霧島「優子、みんなの足をやってあたしはその間にとどめを刺す。」

優子「分ったわ。じゃまずそっちからね。」

吉井「ちょっと待って君達の攻撃力で僕の足やったら本当に僕歩けなく為っちゃうよ~。」

ズサッ×5

吉井「う~~ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

霧島「今っ。」

ザッシュッ×4(雄二以外)

総合科目

Aクラス

木下優子   835点

霧島翔子   355点

 

Fクラス

坂本雄二   523点

姫路瑞樹   68点

島田美波   112点

木下 秀吉  231点

吉井明久   2点

 

(何でだろう、僕の攻撃だけ他の人より強かったきが。って姫路さん!!??)

姫路「ぜぇ、ぜぇ、ぜえ。」

坂本「横溝っ!姫路を保健室に連れてってくれ。長期戦になっちまったから姫路はもう限界だ。」

(そうか、もうかれこれ15分今迄の出番も5分程度だったのは雄二の配慮があってか。)

吉井「雄二!どうするの?」

坂本「決まってるだろ?先に木下姉をやって霧島をやるそしたら全滅、0落ちの完全勝利を狙う。」

吉井「ならやることは決まってるね。」

優子召が向かってくる。それに吉井召は横から優子召の足を器用に引っかける。

吉井「引っかける角度は完璧、後は雄二こけるときに発する回転エネルギーに全力のパンチの力をたすんだぁ~~!!!!」

坂本「うぉぉうりゅあぁぁぁ~~~!!!!!!!」

優子 戦死  

島田「流石、二人とも息ぴったりね。」

霧島「雄二、雄二が殺ったら即けっ、、、」それを遮るように吉井が大声で坂本に話しかける。

吉井「ふっ、ここまで良い流れを作ったんだ、雄二、霧島さんを頼んだよ!」

雄二「待て、それは御前がやれ。」

吉井「雄二こそっ!ここは男らしく俺が翔子を倒すとか言って呉れないと!霧島さんをやるのは夫である雄二の仕事でしょ~~?」

雄二「恐ろしい事言うな~~~!!!俺はそんなことしたら首輪で窒息死し舞うだろうが!」

吉井「やるんだな!?雄二」

雄二「望むところだ~!」

~喧嘩中~

島田「全く何で敵を前にして仲間割れが起きるのよ、しょうが無いわねウチ達が、、、」

吉井「そこは雄二が!」

坂本「そこは明久に!」

吉井、坂本「だぁ~~~!!!」

~喧嘩中~

霧島「雄二、覚悟。」

雄二「だぁ~~~!!!!!」

 

ザッシュっ

 

霧島翔子  戦死

高橋「しょ、勝者Fクラス。」

雄二以外のFクラス総員「いよっっしゃ~~~!!!!!」

坂本「最悪だぁ~~~。」

 

 

霧島「じゃあ、約束通り、、、」

雄二「やめろ!まだ俺の貞操を汚すな!」

 

 

霧島「結束バンド付きで遊園地。」

吉井「良かったじゃ無いか、軽い罰で。」

坂本「・・・・全然軽くない。今行くと何かお化け屋敷で襲われそうで怖いんだ。」

この後数ヶ月語のイベント商品で雄二のその予感は見事に当たって仕舞うのである。

吉井「雄二、そんな事より戦後対談はどうするのさ。」

坂本「御前がやれ!俺はこいつの処理で手一杯だ。」

吉井「でも、対談は雄二しか出来無いでしょ?そういうルールなんだから。」

霧島「雄二の言うことなら何でも飲む。」

坂本「そうか、それなら今すぐに俺から離れて゛ぇぇぇあああああ~~~!」

霧島「、、、雄二それ以上言うなら出力を上げる。」

坂本「恐ろしいこと言うな!」

喧騒が静まり15分後対談の為に僕と雄二と島田さん、ムッツリーニに姫路さんが参加した。

坂本「前に言ってた通り、Fクラスの設備は一週間だ、一週間なら大事には至らないだろうからな。但し学級閉鎖したら別だぜ?きっちりと7日間は過ごして貰う。んで、それが開けたらDクラスの設備にしてやろう。それと、学習面でも改善しねぇと姫路の両親も転校させかねんからな。毎日一時間はウチのクラスと合同の自習をして貰う。」

吉井「それはAクラスのみんなに失礼だよ。ウチのクラスの連中が真面目に取り組むとは思えない。」

坂本「そんなの真面目に自習する奴はモテるとでも言えば良いだろう?」

優子「そんなので、彼らが静まるとは思えないわ。邪魔したいの?」

坂本「俺は誰よりもこのクラスの事は分ってるからな。女の少ないこのクラスは女のことになると、途端に保健体育並みに真剣になるからな。何せあの動物たちをここまでまとめ上げて今迄戦ってきたんだその俺が言うんだから間違いは無い。」

優子「そんなにあの人たち単純なの?」

秀吉「じゃが、クラスの設備はどするのじゃ?此処迄戦って何も得られ無い様では皆も不満じゃろう。」

坂本「其なら美女があのクラスで苦しみ、悶える姿が見たいかとでも言えば良い。」

霧島「その条件で良い。」

優子「代表!?幾ら何でも頼み事が多すぎない?」

霧島「・・・でも私達に害もないし利益もある。」

坂本「そういうことだ、次の対戦、楽しみにしてるぞ。もっとも、次は点数調整なんてまねたなめはせずに本気で点数を取りに行くけどな。じゃあ、戦後3ヶ月宣戦布告禁止の期間は1ヶ月に短縮してくれそれくらいは良いだろ?鉄人?」

鉄人「西村先生と呼べ。良いだろう。許可しよう。」

坂本「そんじゃあ、これを持って戦後対談は終了だな。」

霧島「・・・次の戦いは負けない。」

 

祝賀会

坂本「Fクラス諸君!よくやった!俺達は今学力が全てじゃ無いとと証明したんだ。今日はジュースやお菓子を買う必要は無い!思う存分楽しめ。」

吉井「ウヒャー、ちゃんとした固形物なんて半年振りだよー!これでもう僕の食費は全部ゲームに回していいんだね!」

坂本「いってるそばからこれか?ってか明久今迄だって殆ど食費の全部をゲームに回してただろうが?」

吉井「失礼な!0.3%はのこしたよ!一ヶ月の食費も200円は切らした事無いし普段は300円で裕福に暮らしてるんだからね?」

坂本「300円で裕福とは、幸せもんだな。」

坂本「あっと、言い忘れたが、御前等!これで奴らが諦めるとはおもうなよ?この屈辱を絶対に晴らしにやってくるその時の為にも勉強しとけよ!」

Fクラスほぼ総員「イエッサー、こんな設備が奪われるなんて冗談じゃねーなんとしても死守するんだ。」

宴もたけなわになった所で雄二が挨拶して祝賀会は幕を閉じた。この生活が奪われる

なんて冗談じゃ無い次の試験では僕もフルパワーを

 




バカテスト
英和辞典を調べると普段使う言葉に意外な意味があったりします。例えばlargeには自慢げにと言う副詞でも使います。同様に、smallの意外な意味を辞書を使って良いので調べなさい。

姫路瑞樹の答え
ジーニアスより
背中などの真ん中の細い部分

先生のコメント
はい。その通りです。しっかり出典を書いていて素晴らしいですね。


坂本雄二の答え
小さい

先生のコメント
調べる気はありましたか?



吉井明久の答え
島田美波っぐがぁっ!命に関わる大事な腰骨がぁ!!!!!

先生のコメント
深くは問いません。



土屋康太の答え
下着

先生のコメント
確かにそんな意味もありますがなぜ真っ先にそれを選んだんですか?


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5:Aクラス戦2回目(百合と薔薇と保健体育)

流石に元神童なので53点は無いなと思って点数は原作より上げました。これなら現実味あるかも。


坂本雄二は中間テストの結果を見ていた

 

 

坂本雄二

・現代国語  312点       現代社会  80点    ・保健体育  694点 

・漢文    696点       政治経済  84点    家庭科   282点

古典   223点         倫理政治  82点     音楽   154点

・数学   687点        倫理    79点    ・公民   696点

・物理  314点         日本史  186点     情報    284点

化学  244点          世界史  224点

・生物    696点       ・地理   697点    総合科目  4900点

地学   92点        ・英語   108点      学年  1/300

 

坂本はAクラス設備を死守するため総合科目に影響が出なさそうな科目は全て捨て、暗記や得意科目の勉強に全振りしていた。しかし歴史は日本史が中学の範囲からの復習が間に合わなかった為途中で歴史は断念した為中途半端なAクラス並の成績にとどまってる。

 

一方吉井は

(ふふ、これなら今度の防衛戦も。)

・現国  202点   現代社会  280点   ・保健体育  579点

・漢文  312点   倫理政治  202点   家庭科   511点

古典   124点   倫理    206点   音楽  184点

・数学  324点   ・日本史  781点   公民  302点

・化学  368点   ・世界史  829点    情報  324点

物理  352点    地理  560点

・生物  394点   ・英語   384点     総合科目  4173点

地学  180点     政治経済  284点    学年 5/300

 

元々勉強は出来てたからどの教科も平均的にAクラスレベルには届いてる。古典を除いて。歴史に関しては教師にだって負けない自信がある。よに出回ってる歴史に関してかかれた本は全部読んだ。元々どの教科もできたからどの教科も平均してとれている

 

吉井「よしっ、これなら!」

坂本「明久!中間、どんくれ~とれた?」

吉井「いつも通りかな。」

坂本「そうか、いつも通り戦力外か。」

(く、ここで言って遣りたいが本番まで我慢我慢。)

吉井「それで次のAクラス戦の時はどう言う作戦で幾つもり?」

坂本「作戦なんてねぇ。作戦も何も代表同士の1vs1でやるつもりだからな。」

吉井「姫路さんが?」

坂本「いや、俺がやる。」

吉井「貴様!このクラスを棒に振る気だな!」

スパッン  カッターが吉井の真横を飛んでいく

坂本「次は耳だ。」

吉井「心の底からごめんなさい。」

坂本「任せて呉れ俺だって勉強はしたんだからな元神童の実力、見せてやるよ。」

吉井「そういえばあれから1ヶ月経ったね。そろそろかな?」

坂本「今日明日にはAクラスも使者を送ってくるんじゃ無いか?」

ガラッ  Fクラスの扉が開く

優子「察しが良いわね。その通りよ。」

坂本「来たか。聞いてたかも知れないが今回は各クラス代表の一騎打ちで勝負を願いたい。」

優子「代表と?つくづく何を考えてるのか読めないわ。」

坂本「ここじゃなんだ、Aクラスの連中側の話もききたいからAクラスに行こうじゃ無いか。」

~移動中&事情説明中~

坂本「というわけでい一騎打ちで良いか?」

優子「代表が負けるとは思わないけど。」

坂本「大丈夫だ、お前はこっちからは姫路が出ると持っているようだが出るのは俺だ。」

優子「そんな言葉信じると思う?」

坂本「何だ?俺達が怖いのか?まぁ、一回仮にも負けてるからな。」

優子「何よ!!!一回勝ったからって良い気に為ら無いでよね!!!今なら皆も下九年が  上がって少し落ち着いて点数も上げたから点数の粗変わら無いあんた達なんか一瞬で片付けてやるんだからね!!!!」

吉井「何て事言うんだ!!!このクラスには望ま無い形でFクラスに入らされた人だって居るんだ!!!本当はAクラスに入れたのに仕方無くFクラス入りをした人だって居るだっ!!」

{土屋:ブシャーーーッ!!}

(望ま無いと言っただけで望ま無い妊娠を連想出来るとは流石想像力豊かなムッツリーニ、、、、、じゃ無くて!!!!)

優子「なら点数で示して見る事ね。」

吉井「良いよ。」

(歴史で目に物見せて遣る。)

坂本「上等だ!!!徹底的にボコして遣る!!俺達を只のバカと思てちゃ勝てねぇぜ?特に明久にはなぁ!!!バカはバカでも人の為には人一倍努力出来るバカの力を思い知れ!!!」

優子「っ!!!!」

坂本「なら一騎打ちで決まりだな。」

優子「一寸未だ一騎打ちは承認して、、、、、」

霧島「・・・私は、受けてもいい。」

 

優子「代表っ!良いわ。但し5vs5の勝負って事でいいかしら?」

坂本「その代わり科目も選択権はこちらが貰う。」

優子「じゃぁ、あなたたちが3教科選択で私達が2教科選択でどうかしら全部選択されたら5戦とも保健体育勝負になりそうだものね。」

坂本「いや、3戦が保健体育に為るだろうな。俺と姫路は保健体育で勝負する気は無い。」

優子「それ結局保健体育頼みじゃなの。」

霧島「それでいい。但し条件がある。」

坂本「条件?」

霧島が姫路さんの前に立ち姫路さんをにらむ。

霧島「負けた方は何でもいうことを聞く。」

坂本「5vs5の代表者の一騎打ち、負けた方か勝った方のいうことを何でも聞く。それでいいか?」

霧島「待って。それは負けた方が勝った方のいうことを聞くのは個々の戦いでやる。」

坂本「それは負けた方か勝った人に対して命令を出すのか?それともその人に対してじゃなくても良いのか?」

霧島「別にその人に対してじゃなくても良い。」

坂本「そうか。それじゃあ、これにて交渉は終了だな。あっそうだ、俺達のミカン箱教室を体験してみてだうだった?正直あんなきつい教室にいる俺等の気持ちが分かっただろう?」

優子「そうね。かび臭いし、座布団にキノコ生えてるし、蜘蛛の巣、割れた窓、隙間風、ミカン箱、どれをとってもマシと言える物は無いわね。」

霧島「おかげで5人入院した。」

工藤「でもよくあんな教室にいてみんな元気だよね。僕なんて3日で高熱が出ちゃったよ。姫路さんの料理を食べても人間としてしっかり生きていられるのは君達があの教室で日々鍛えられてる証拠だね。1日で回復できるなんて大した物だよ。」

(言った!!この人僕たちが必死に隠し続けてきた事実を包み隠さずに言った。ってか何で知ってるの?)

工藤「実は姫路さんって僕の叔父のはとこでね、前近所だったから料理作って貰ったんだけど料理工程に塩酸と硝酸入れてたからこれ王水になってまずいなぁって思って近所のコンビニで済ませたって言って後は近所の人にお裾分けしたよ。」

(吉井、坂本、土屋、秀吉:恐ろしい、あれを近所の人に御裾分けだとそれじゃぁ近所である工藤さんはそ近所の親戚から嫌悪の目で・・・・)

工藤「もちろんお裾分けして3日後には引っ越したよ?だから一年の終わりごろ文月学園に転校したんだよ。流石に僕も近所から嫌悪の目でにらまれるのはちょっと怖いからね。」

吉井「そ、それでその近所の人は、、、」

工藤「残念ながら娘さんの方は駄目だったみたいで、母親は植物人間になっちゃったみたいで、父親は未だ目を覚まさないらしいよ。」

坂本「罪悪感は・・・?」

工藤「もちろん在るけど自分の身には変えられなかったからね。その代わり僕は勉学で彼らの無念を晴らすよ。勿論保険体育の実技でね。」

{土屋、吉井:ブシャッ}

(工藤さん、  その家族の無念は一生晴れ上がら無いと思う、むしろ腫れ上がると思う。)

久保「全く吉井君の厚意で1週間になったのは良いがそれ以上だったらどうなってたか知れないよ。」

優子「まったくね。よくあなたたちは生きられるわね。」

(なるほど、合同授業の時に同じ性別の秀吉からみんな大体の話は聞いてるんだ。)

優子「全くあなたも災難ね。吉井君、秀吉から、観察処分者になったのって小学生の女の子を助けるためだったのね。」

吉井「え?そんなとこまで聞いてるの?っていや~人として当然の事をしたまでだし、そんな自慢できるような事じゃ、、、、」

坂本「言った筈だ、明久は人の為なら自分も捨てるってな。」

(優子:何よ。惚れるじゃ無い!いくらお人好しだって西村先生に目をつけられてまでそして彼に取って大事なはずのゲーム機類を全くよくも知らない初対面の人にそんな事できるなんて、普通人じゃ出来無いわよ?それに姫路さんの言ってた兎の髪飾りの話も素敵だし、人の為とは言え、嫌いとまで言われた人に小学生が寝る時間をとっくに過ぎた11時まで半袖で待ってるってどう言う神経してんのよ。島田さんの話だって、あんなに怒られてしかも豚どもなんて暴言吐かれて自国の言語の古典だって苦労してるのに一人の為にフランス語辞書をいちいち調べて発音記号とその意味までしっかりしれべて練習してって、なんでこんなに人に対して余裕を持てる人なんだろう。こういう人が社会に求められる人材って奴なのかしらね。私みたいに家でノーパンでBL読んでる腐女子とは人間としての価値が違うわ!何よ頭は何にも回らないバカの癖に何でこんなのに負けた感覚にならないと行けないの?優等生を演じるよりずっといいじゃない人として。)

 

吉井「木下さん?どうかしたの?」

 

(優子:それに加えて人に好かれてるかとかには鈍感の癖にこういうとこにはすぐに気付いて声かけてくれるんだから。バカを装ってたのも友達思いだからこそ坂本君の希望を叶えるためにわざわざ色んな事をしょって自分の事を犠牲にしてまでも学園で劣等生を買って出ても人の為に尽くそうとする人間なのね。それに坂本君も単に気性が荒いから悪鬼羅刹をやってたのじゃ無いのね。勉学だけじゃない他のプライドとか下の人間への馬鹿にした感情とかを持つ自分を変える為に変わろうとしてたのよね。少しやり方は特殊だけど。それに自分から喧嘩をしなかったって事は本当はあんまり人の事を傷付ける事は好んで無いんだわ。島田さんも帰国子女で日本語に長けてないだけ、姫路さんも試験日に体調崩して途中退席しただけだしなんなら吉井もそれに付き添いに行こうとまでしてくれるなんて。みんな行きたくてこのクラスになった訳じゃ無くて、何かしらのものを背負ってたり、事情があってこのクラスに居るのよね。確かにそうなのかも知れ無い。それなのに私はFクラスに煽られただけでかっと為って、、、だけでクズでバカで、全く世の中に居る価値のない人間だと思っちゃってたしそれを本人達の前で言っちゃったのね。姫路さんはそれに気付いてたから、、、、、、、今度あの日の事を謝らなくちゃね。)

 

 

吉井「???」

坂本「ほっとけ、今はそっとしてやれ。」

吉井「そうだね。」

坂本「そんじゃぁ、俺達は失礼するぜ~?」

 

 

~屋上で昼食中~

吉井「それにしても何でまた一騎打ちなのさ?」

坂本「ムッツリーニからの情報だと奴らも高橋女史に手伝って貰って召喚獣の操作の練習を行っていたらしい。明久に直接習った俺達程じゃ無いが回避くらいは出来るんじゃ無いかと思ってな。前の時は相手がまだ召喚獣になれてないからこそ出来た戦法だ。今回も前回みたいにクラス同士の騎馬戦形式でやれば、いくら明久の操作技術が俺達にあっても成績差を考えれば厳しい。」

吉井「そんなぁ。」(いや、僕は誰とどんな形で当たっても操作技術で圧倒出来るけどね。)

坂本「だからこその一騎打ちだ。一騎打ちなら多対多の状況は無い単純に超高得点者を出せば済む話だからな。」

秀吉「それでもあんな提案許して良かったのか?学年主席の霧島には妙な噂があるらしいぞ?」

吉井「噂?」

秀吉「才色兼備で成績優秀あれだけの美貌なのに周りには男子がいないらしいのじゃ。」

吉井「ふーん、勉強熱心なのかな。」

秀吉「いや、どうやら男子には興味が無いらしい。」

吉井「男子にはって、まっ、真逆霧島さんの目的って・・・」

明久は百合を想像していた。

吉井「でも、そんなのおかしいよ。そんな人がこんな身近に居る訳無いじゃ無い。ねぇ、島田さん?」

島田「・・・いる。」

吉井「へっ?」

島田「そんな人身近に居るじゃ無い!」

清水「お姉様~~!!!」

屋上のドアが開いたカと思うと、清水美春は島田美波に抱きついて来た。

島田「美春!?」

清水「酷いですお姉様。こんな私を置いてこんな薄汚い豚土本お茶会だなんて。」

島田「ウチは普通に男の子が好きだから!吉井!何とかいってやって。!」

吉井「そうだよ清水さん!いくらLGBTQが世の中で認められてるとは言っても、そういうの考え方のの無い人を無理矢理自分たちの考え方の世界を強要する何て間違ってるよ!」

(坂本、秀吉:明久にしては凄くまともだし心なしか説得力もある。ってかなんで明久がLGBTしかもQまで知ってるんだ?)

吉井「確かに島田さんは胸が小さいから男らしい一面もあるけどぉぉぉぉって足の関節が捻れる程痛―い」

(坂本:明久、捻れる程痛いとはどう言う意味だ?それを言うなら捻れた様に痛いじゃ無いのか?)

島田「吉井!普通にそこは女の子でいいのよ!」

清水「そうです!私はお姉様を女として愛してるのです!」

明久は二人から関節技を決められている。

吉井「痛い、痛い、痛い。それじゃあ、なんでも言うこと聞くから!」

島田「ほんと!??それじゃあ週末は駅前のラ・ペディスでクレープ食べたいな!」

吉井「えっ!?それじゃあ僕の食費が!」

島田が関節技をきつくする。

吉井「痛い、痛い、痛い、分かった、分かったからおごらせていただきます!」

島田「ほんと!?じゃあ、今度から私の事は名前で呼んでウチは吉井の事をアキって呼ぶから。」

吉井「はい、美波。」

島田「・・・そっ、それから、ウチのこと愛してるって言ってみて!」

吉井「へっ?」

清水「させません!」

清水も関節技をきつくする。

島田「さぁ、ウチの事愛してるって言いなさい!」

吉井「はいっ、ウチの事愛してるって言いなさい。」

(雄二、秀吉:ご愁傷様)

島田「フンヌッ」

島田がフルパワーで関節技を決める。

吉井「痛い、痛い、痛いっ!言った、痛っ、言ったから!」

ボキッ

(あっ、またやっちゃった。)

事が落ち着き15分後

坂本「バカやってないで対戦科目の選択の会議するぞ?」

吉井「えっ?今から誰が出るか決めるの?」

坂本「バカ言え。それでもしムッツリーニを出して先に保健体育以外の教科が選択されたらどうする?ムッツリーニじゃなくても他も同様だ。得意科目じゃない対戦や相手によってと得意、不得意在るだろ?選手名簿の提出とかは求められてないんだ。相手が誰を出してくるか見て決める。」

坂本「相手が出して来るのは恐らく、霧島、木下、久保、佐藤、工藤だ。工藤は恐らく保健体育を使ってくるから俺達は選択権は使わなくて済む。無論ムッツリーニを当てる。もし、保健体育じゃ無いなら姫路に行かせれば良いんだからな。だから相手もうかつに姫路の苦手科目意外は選択しないはずだ。木下は恐らく数学だろうがどこで出してくるか考えたら、姫路が出た後の可能性が高い。姫路が出れなくなったらAクラスは数学では優位に立てる。または敢えて木下を捨駒にして姫路を出させといて後から姫路以外の奴を確実に倒す可能性もあるな。次に久保だが、彼は特にこれと行ってずば抜けた科目がないどれも一様にAクラスの上位の成績をとれている。恐らく総合科目勝負だ。しかしまずいな。それだと姫路で勝てに行けない可能性があるな。」

吉井「どうして?姫路さんだって学年トップクラスでしょ?」

坂本「しかし相手は元学年次席得意科目を付かない限り厳しいし、しかも総合科目は学年順位がそのまま戦力になるから接線になったら姫路の体力負けだ。」

吉井「そんなぁ。」

坂本「だがこちらにも策はある。だから俺は翔子をやる。奴は記憶の天才でな一度覚えた事は絶対に忘れない。だから日本史の限定テストの点数上限ありの小学生並のテストで勝負を決める。」

秀吉「でも日本史なら記憶力勝負の霧島が有利じゃろう。内容が簡単とは言えそれは集中力勝負になるのでは無いか?お主は霧島の集中力を乱す方法でも知っておるのかの?」

坂本「そう言うのじゃ無い。俺がそんな運任せの様な作戦すると思うか?ある問題が出たら俺が勝てる。それは大化の改新だ!」

(雄二俺が運任せの作戦なんてしないって言っときながらその問題が出るかは運任せじゃ無いか。)

吉井「何?大化の改新がなぜ起きたのか期限を説明して下さいとか?」

坂本「そんなに複雑なものじゃない。」

秀吉「何年におきたか?とかかの?」

坂本「ビンゴだ秀吉。そう大化の改新は何年におきたかと言う問題が出たら俺の勝ちだ。俺は奴に3年生の時のこれを教えたんだがな。大化の改新は無事故の改心の625と間違って教えて仕舞った。だから今回はこれを使うのが隔日だと思ってな。もしそれでその問題が出なければ普通に数学勝負で試召戦争をするつもりだ。正直自信はないんだがな。奴の数学もかなり高い。俺も勉強したが正直勝てるとは思えん。しかもその上練習までしてると言うそうじゃないか。大化の改新は明久でも間違えない。」

島田「でもアキはこの前泣くよウグイス大化の改新って言ってたわよ?」

(何でいまそれを言うんだ?しかもそれは僕が鷹の爪を隠している時に言った奴。今は違うん美波。)

坂本「では次にラウンドガールを決めないと行けないんだが・・・・」

吉井「秀吉がいい!!」

秀吉「明久!?なんで即答なのじゃ?」

坂本「そうだな。それは秀吉の方がいいじゃろう。」

秀吉「お主もなにかいっておくれ!悪乗りはよすのじゃ。そして何で儂の口調をまねするのじゃ!!」

坂本「しかし、秀吉は木下のときに出す予定だから。その時は島田がラウンドガールをやってくれ。」

島田「えっ?私?べつに良いけど。」

坂本「決まりだな。一応決まりだがさっきも言ったとおり、決めるのは相手が誰が出るのかはっきり決まってからだ。今決めた通りに行くかも知れないが全く今の通に行かない可能性もある、みんな各自得意科目に磨きを掛けて呉れと言いたかった所だがもう中間テストは終わったんだな。まあ良い。どうにか善戦できるだろう。」

 

翌日

高橋「これよりAクラス対Fクラスの試召戦争を開始します。第一回線に出場する物は各クラス前に出てきて下さい。」

坂本「何?初戦から木下だと!!!?成程、捨駒か、それならこいつを出してたたきのめすのみだ。御前等の思惑通り姫路は出させん。」

優子「すっ、捨駒ですって?よく言うじゃ無い!あんたなんか叩きのめしてやるんだからね。」

(坂本:いや、中間テストは良いできだったからんな。多分御前とは比べものにならないぜ?)

優子「秀吉?ちょっと良いかしら?」

木下さんが秀吉を連れて廊下に出る、そして廊下からこんな会話が聞こえてきた。

優子「あんたCクラス代表になにふっかけたのよ!おかげで私はCクラスから恨まれる羽目になったじゃんない!この前誤りに来たわ弟さんの演技に騙されて勝手に騙されてごめんなさいって!あんたあたしを陥れる気だったのね!!??」

秀吉「ち、違うのじゃ、姉上、あれはFクラス代表から直々にCクラスがAクラスに宣戦布告するように怒らせてこいというお願いを聞いたまでじゃ。何も姉上を陥れようという考えはどこにも・・・・・・・・・・・・って姉上!!そこの関節はそっちには曲がらないんじゃぁぁぁぁぁーーーーぎゃぁーーーー」

そして木下さんが戻ってきた。頬に返り血を浴びて。その姿をしながら「ごめんねぇ~少し手間取っちゃった~。秀吉は急用が出来ちゃったからかわりのひとを出して貰える?そして本当に休養が要るみたい。」と笑顔で言っているのだから怖い。その姿に僕たちFクラスは戦慄とした。そしてAクラスのプラズマスクリーンに高橋先生が表示させた画面を見て僕はまた戦慄とした。

                  生命活動

Aクラス  木下優子         Win

Fクラス  木下秀吉         Dead

 

吉井「勝手に死なせないで下さ~~~い!!!」

坂本「仕方ない島田!ラウンドガールをやめて一回線に出るんだ!俺は秀吉の治療をしてくる。」

(Fクラスは保健体育は超絶得意だからな。Fクラス男子はみんな適切な手当が出来るだろう。しかし相手が秀吉だと手当より先にFクラス男子は襲いかねない。それを見越して、雄二は自分が名乗り出たのだろう。でも、羨ましすぎる。僕も行きたい、秀吉がラウンドガールをしてくれ無きゃ困る。)

数学

Aクラス  木下優子   384点

Fクラス  島田美波   191点

島田「数学ならBクラス並なんだから!」

優子「そう?凄いのね。私は勿論Aクラス上位レベルだけどね?」

 

島田美波  戦死  

 

吉井「そりゃあ、そうだよ~Bクラス並じゃあ、Aクラスになんか勝て無い事くらいも分からないから島田さんはFクラスなんじゃ無いか!」             

島田が吉井に対して関節技を仕掛ける

吉井「痛い、痛い、痛い。」

島田「あんたじゃぁ、こんな点数とれないでしょうが!」

(美波、君は過去の僕の様子を見てそう思ってしまうかもしれないけど、僕だって本気出せば木下さんくらいはあるよ!)

吉井「そんな、事無いよ、僕だって本気出せば木下さんくらいだって・・・」

島田「そんな訳無いでしょ~~~!!!」

島田が関節技を強くする。

吉井「うぎゃ~~~」

高橋「それでは二回線を始めます。両者前へ!」

吉井「高橋先生!!この状況を見てなんとも思わないの!!!助けてよ!!!」

高橋「助けるまでも無いかと。」

(ついに先生までこれはもう僕ついに見放されちゃったのかな。)

坂本「ふむ、佐藤か。恐らく対戦科目は物理にするつもりだろうな。明久!御前が行け!そして科目選択権は使うなよ!」

吉井「いいの?ここで負けたら後が無いよ?」

坂本「ああ言いさ。明久御前の本当の実力を見せてやれ!俺は御前のこと信じてる。」

(坂本:バカめ。俺は御前になど微塵も期待などしておらん。信じているというのは負ける方にだ!さあ、苦しむがいい。フィードバックで。)

吉井「やれやれ、結局は僕が活躍する事になるんだね。」

佐藤「あなたっ!真逆!」

吉井「そうさ、今までの僕は全然本気なんて出しちゃいない!そう!僕は観察処分者なんだ!!!それと実は僕・・・・・・・・・・・・・・・・             左利きなんだ。」

島田が吉井に関節技を仕掛ける

島田「テストの点に利き腕は関係無いでしょ!!!!!!」」

吉井「やめて!美波!闘う前に僕が戦死しちゃう!!」

関節技から解き放たれた吉井

吉井「そう!実は僕は    ・・・・・・天才なんだ。」

再び島田の関節技

吉井「待って、待って、待って天才って言うのは別に個人の自由じゃ無いか~~~~!!」

島田「あんたがいうと腹が立つのよ!」

吉井「腹が立つも原辰徳もないから!!」

島田さんも諦めて呉れたみたいだ。

吉井「ふう、やっと解放された。もう怒った!!!僕だって勉強くらいやれるって事みせてやる!世界史で勝負だ!!」

坂本「馬鹿野郎!!!明久!!御前が科目選択権を使うんじゃねぇ~~!!!!しかも御前が勝ったらフィードバックでもだえる御前の姿が見れ無いじゃね~か!」

吉井「御前信じてたんじゃねーのか!」

坂本「ちっ声に出ちまったか。まあいい、言ってやろう。勝つ方に信じてた訳じゃねぇ~~!!」

吉井「御前に本気の左を使いた~~~い!!!!」

世界史

Aクラス   佐藤美穂    312点

Fクラス   吉井明久    829点

坂本「何!?明久が800点台だと!!!??」

島田「あんた!!カンニングしたわね!」

吉井「どうしてそうなるのさ!!!そもそも歴史は僕の得意科目なんだし、800点台をとれる人この学年に居ないよね!!!日本史と世界史は学年一位なんだからね!!!第一、後半から難しくなる文月の試験で勘で当たるわけ無いじゃ無いか!!!700点からはもう大学のレベル超えるんだからね!!!今だから言うけどっ、僕は雄二の学力だけが全てじゃ無い事の証明を手伝いたかったから点数調整してDクラス狙ったけど解答用紙間違えてFクラスに来ただけだからね~!!!この前の中間だって総合は学年で5位だったんだよ!」

(優子:どんな嘘よ。)

坂本「まじかっ!!!??」

土屋「・・・信じられない。」

秀吉「晴天の霹靂というやつじゃのう。」(いや、ちょっと違うと思う。)

姫路「信じません!信じたく在りません!明久くんはバカのまま居て下さい!」

(なんて悲しい事いうんだ!!しかもいつの間に名前で呼ぶようになったの?僕が島田さんを美波って呼ぶようになってからだけど何か関係あるのかな?)

島田「アキっカンニングだって事は分ってるのよ!!さっさと白状しなさい!!」

優子「先生っ!こいつはカンニングですっ!!」

霧島「・・・・・吉井、正直な為った方が良い。」

工藤「君がこんな点数は無理かな~~~。」

(なんで男子のみんなは理解して呉れるのに君達女子は全く理解して呉れないの!!もういっそのことレズビアンに・・・はっ、僕は何てこと考えてるんだ!!)

坂本「御前も苦労が多いな。」

秀吉「ほんとじゃのう。」

高橋「只今のの勝負ですが吉井君のカンニング疑惑が浮上した為無効とします!誰か代わりの人を・・・・」

吉井「まっ、待って下さい!!ほら福原先生も言って下さいよ!!」

福原「えっ、あ、は、はい、え~誠に遺憾ではございますが試験監督は西村先生と保険体育の大島先生でしたし、私が採点しましたので間違いは無いかと。」

島田、姫路、工藤、優子「!!!!!!!!!!!」

吉井「って待てっ!!!!誠に遺憾ってどう言う事だぁ!!!!」

福原「そこに関してはコメントは控えさせていただきます。」

吉井「ふっ、良いだろう、僕の最強の召喚獣をみせてあげよう。」

坂本「最強がやられてるぞ~~?」  (はっ!)

吉井明久  829→689

吉井「ふっ、まだまだ腕輪は使えるんだ、勝負はこっちのものも同然。」

島田「またやられてるわ。」

吉井明久  689→521

吉井「ふっまだまだ僕の召喚獣には圧倒的なスピードが付いてるんだそんな物を君の点数で打ち負かそうなど・・・」

土屋「・・・・もう、腕輪は使えない。」

吉井明久521→315

吉井「ふっこれで君との点は五分五分かしかし未だ僕には召喚獣の扱う能力差では、、、、」

姫路「明久君っ!負けちゃいますよっ!」

 

世界史

Aクラス   佐藤  311点

Fクラス   吉井明久  89点

 

吉井「・・・・。」(どうして、こんなことに為ったのだろう。)

坂本「真面目にやれ~~!!!このっ馬鹿野郎!!!!!科目選択権取っておきながらなんだこのザマは~~~!!!!!!やっぱり頭のバカは抜けて無いじゃ無いか~~!!!!!」

吉井「ふっ、面白くなってきたじゃないか、僕の元々の攻撃力じゃ一撃で葬り返せる。次の攻撃が勝敗を決める!!!!」

と前を見て確りと目に前の敵を捕えようと召喚獣は前を向くが既に相手の鋒は僕の召喚獣を貫いて居た。

 

吉井明久  戦死

 

坂本「テメェ~何しやがる!!!」

優子「吉井君がバカで助かったわ。それにしても意外ね。あいつが学年5位だなんて私の学年順位が2つ下がったのってあいつの所為だったんだ。でもあと1人は?」

霧島「私も1つ下がった。多分あと1人は雄二。」

優子「坂本君っ?確かに彼は昔は神童って言われてたけどあれはもうかなり昔の話だしあれからまだ1ヶ月しか立ってないのよ?いくら何でもそれは、、、」

霧島「雄二は目的の為には努力は厭わない男。多分総合科目に関係のある教科だけに絞って勉強してる。」

優子「!!!!!」

(やっぱりFクラスってそう言う意識が高い人が多かったの!?じゃ、じゃあ、吉井君達はただバカで優しいだけじゃ無くて、本当に他人の為に!!!)

島田「吉井~~!!」

吉井「何~~美波!僕の点数に見惚れちゃった?」

島田「なんで私がラウンドガールしてた時は見向きもしなかった癖に、木下にはそんなに釘付けなのよ!!」

島田の関節技。

吉井「うぎゃ~やめて~せめて僕の成績に関して何かコメントしてよ~~~!!」

坂本「さてここからどう攻めるかだな。姫路、悪いが科目選択権は使わないで呉れるか?」

姫路「分りました。」

久保「では僕が相手をしよう。総合科目で。」

坂本「まずいぞ、前にも言ったが総合科目は学年順位がそのまま強さに為る、明久!!!!てめぇ、学年5位なら何も科目選択権まで使わなくても勝てただろ!!!!」

吉井「だって今まで散々馬鹿にされてきたから一番点数に驚いてくれそうな科目にしたかっただけ。」

坂本「そのせいで今最大のピンチだ!!!!どうして呉れる!!!」

(どうなる、姫路さん、勝って呉れるんだよね?)

姫路「姫路い行きますっ! サモンっ。」

総合科目

Aクラス

久保利光   4292点

 

Fクラス

姫路瑞樹   4568点

 

吉井、島田、秀吉「4500点オーバー(じゃと)!!??」

Aクラスモブ「学年主席に匹敵する点数よ。」

坂本「いや、霧島翔子に匹敵するだな。悪いが学年主席はこの俺だ。」

霧島「やっぱり。」

優子「ほんとに!?今日は驚かされてばかりよ。」

久保「姫路さん、いつの間にそんな実力を!!!!」

姫路「私、このクラスが好きなんです。クラスの為に頑張れるこのクラスが、優しさに包まれたこのクラスが!!だから私もこのクラスの為に頑張るって決めたんです。」

Fクラス勝利

坂本「よし次は工藤か。ムッツリーニ後が無い。頼んだぞ。」

土屋「・・・心得た。」

工藤「あっ、ムッツリーニ君久しぶりだね~、この前は負けちゃったけど、あれから僕も勉強頑張ったんだよ?君とは違って実技でね。」

{土屋:ブシャッ}

吉井「ムッツリーニ!!なんて酷い事するんだ!かわいそうじゃないか!」

工藤「君、吉井君、代わってあげる?でも君保健体育じゃ700点超えられないよね?僕でよければ教えてあげようか?もちろん実技でね。」

{土屋、吉井、坂本:ブシャッ}

島田「余計な御世話よ!アキにはそんな物一生必要ないんだから」

姫路「そうです!明久君には金輪際必要在りません!!!」

吉井「何でそんな酷い事言うの?」

霧島「雄二?」

坂本「いや違うこれは男として普通の反応で・・だからそんな物騒なものはしまってあぎゃーーーー。」

土屋「・・・・・・・この位、、、なんともない」

(未だに鼻血ダラダラ流してなかったらかっこよかったのにな。)

保健体育

Aクラス

工藤愛子   896点

Fクラス

土屋康太    986点

工藤「悪いけど腕輪を使わせてもらうよ。電撃属性付加!!バイバイ、ムッツリーニ君!!」

土屋「加速っ!」

勝者Fクラス

工藤「そんなぁ。」

秀吉「これで引き分けになったの」

高橋「それでは最後の人は前に出てきて下さい!」

坂本「それじゃあ、日本史の限定テストでお願いします。範囲は小学生レベルでお願いします。」

Aクラスモブ「おい、まずいぞ!坂本って確か小学校の時神童って呼ばれてたぞ?」

高橋「それでは試験を用意しますので両者視聴覚室に行ってください。ここにいる皆さんはスクリーンを見て下さい。」

試験の問題が映って行く。

第一問 長篠の戦は何年に起きたか。

第二問 江戸時代に日本地図、大日本沿海輿地全図を徒歩で作ったのは誰か。

第三問 邪馬台国の長は誰か。

第四問 安土桃山時代に楽市楽座を行ったのは誰か。

第五問 日本で最初の元号の大化。では大化の改新が起きたのはいつか。

きたっ!!

島田「これで私たちの教室は守れるのね!!」

須川「ああ、これで俺たちも安泰だ!!」

 

5分後

高橋「試験の結果が分かりました。では発表します。Aクラス霧島翔子97点。」

島田「Aクラスの霧島さんが満点を逃したわ!これで私たちは勝ったのね!」

Aクラモブ「くそっまた俺たちはFクラスに負けたのか!」

高橋「Fクラス坂本雄二  68点」

(は?)

Fクラス総員「はぁ~~~~~!???」

Fクラス総員が視聴覚室になだれ込む。

坂本「ああ、殺せ」

吉井「いい覚悟だ!!!!!!殺してやるっ!歯を食いしばれっ!!!!」

姫路「落ち着いて下さい!!明久君!」

吉井「大体68点ってなんだよ!0点なら名前の書き忘れがあるだろうけど。」

坂本「いかにも俺の実力だ。小学生の時は出来たから今も出来ると慢心していたに過ぎない。」

吉井「このっ阿呆~~~~!!!!!」

島田「あんただったら30点も取れないでしょ!」

吉井「そんな事無い!僕の得意な歴史科目でそんな事は無い!!!」

秀吉「なら古典はどうじゃ?中学の古典のレベルの問題なら明久も30点は取れないであろう。」

吉井「それに付いてはそうなのかも知れないけど。」

姫路「それなら坂本君を責めちゃ駄目ですよ!」

吉井「それは違う。僕だって中学の内容だったらこんなに怒りはし無い。小学生レベルでこれだから怒ってるんだ!!!!!二人とも何で止めるんだ!こいつには喉笛を引き裂くという体罰が必要なのに!!!」

姫路「それは体罰じゃなくて処刑です。」

霧島「でも危なかった。雄二が小学生レベルだからって油断してなかったら確実に負けてた。」

霧島「・・・・・所で約束。」

(はっ、さすがは早い、いや、速いムッツリーニもうカメラの準備が80%終わってる僕も三脚の準備をお手伝いしないと。)

優子「わっ、私は図書カードを・・」

(優子:BL本を買う資金が欲しい。でも結局私は自分主義だったのかしら。でも私はFクラスの人たちに何か出来る事は、、、、)

佐藤「私は三省堂の化学の新研究が欲しい、あれ欲しいけど値段が高い。」

(いや、Aクラスは欲しいものがあれば何でも買い与えて呉れる筈で

(えっ?)

坂本「やっぱりな。未だ諦めてなかったのか。」

霧島「私はずっと雄二の事が好き。」

吉井「えっでも霧島さんって男には興味が無いんじゃ?」

坂本「その話は何度も断っただろ?他の男とは付き合わ無いのか?」

霧島「嫌。私は雄二以外の男とは付き合わない。他の人には興味は無い。」

(そうかつまり異性に興味が無いって事は一途に雄二を思ってたって)事か。姫路さんを見てたの雄二の近くに居た異性が気になったって事?)

坂本「拒否権は?」

霧島「無い。今からデートに行く。」

坂本「離せっっやっぱりこの約束は無かった事に。」

鉄人「よしっ,御前等お遊びは終わりだ!」

島田「西村先生どうしたんですか。」

鉄人「御前等に補習授業の説明をしようと思ってな。おっ?坂本はどうした?」

吉井「雄二ならそっちで霧島さんにアイアンクロー掛けられながら無理矢理デートに連れて行かされてます。」

鉄人「御前達はどうやってこんな状況を作り出せるんだ。まあいい、喜べ。御前達が負けてくれたおかげで担任が福原先生から俺に変わることになった。」

坂本「なにっ!?」

鉄人「御前達の1ヶ月前の試召戦争で学力だけが全てじゃ無いとういう事は十分に伝わった。だが人生を渡り歩く上で強力な武器の1つである学力を疎かにしては為らない。」

吉井「僕は学力が在るから良いじゃ無いですか。なんなら今からAクラスに入れて下さいよ!」

鉄人「吉井御前には常に油断せず相手を過小評価しない柔道精神が必要のようだな。良いだろう俺が柔道をしっかりと指導してやる!」

吉井「や~め~て~~~~~~~~~!!!!!」

鉄人「特に坂本と吉井にはみっちり指導をしてやる。何せ開校以来初の観察処分者とA級戦犯だからな。」

吉井「そうは行きませんよ!何としても監視の目を掻い潜って今まで通り楽しい学園生活を送らせて見せますよ!」

鉄人「御前には悔い改めると言う発想が無いのか。」

島田「さあアキ今日はクレープ食べに行く約束でしょ?」

吉井「それ週末じゃ無いの?」

姫路「明久君!今日は私と映画を見る約束ですよ?」

吉井「それは話題にも上がってないよ!先生!補習は今日から始めましょう!!思い立ったが吉日ですよ。」

鉄人「仏滅だバカ。」

(えっ?)

鉄人「そうか、悪かった吉井、先生吉井がバカなもんかと思ってたから先ほどのような言葉は知ってる訳無いと思って間違ってる物かと。でも補習は明日からだ。今日は存分と遊ぶと良い。」

吉井「こうなったら卒業式の日には伝説の木の下で釘ばっとを持って貴様を待つ!!」

坂本「斬新な酷薄だなぁおい。」

姫路「吉井君!?真逆西村先生が好きなんですか。確かに筋肉隆々で男らしいですけど明久君はこんなむさ苦しい男性を趣味にするなんてショックです。」

島田「ほんとなのアキ?こんなのが良いの?」

吉井「そんな訳無いじゃ無いか!僕がこんなむさ苦しい男なんか。」

鉄人「ほぉ、俺の筋肉がむさ苦しいとぉ?」

吉井「違います、違いますってなんで僕だけなの?姫路さん達だってあんたの事むさ苦しいって言ってた!!!!!!??」

鉄人「ほぉ、御前は女子を売って自分だけ逃れようと?」

吉井「ぎゃ~~~~~~!!!!!」

かくしてFクラスはミカン箱且つクラス担任が鉄人となった。

 




バカテスト
次の俳句を読みそのエネルギー変換について物理的に述べなさい。
古池や蛙飛び込む水の音      
                  確か1989年弘前大学より
(原文が見つからなかったので問題文はそうだったのかは定かではありません)

姫路瑞樹の答え
蛙の運動エネルギーが位置エネルギーとなりそれが音エネルギーに変換された。

先生のコメント
流石です。完璧ですね。

吉井明久の答え
まず蛙が虫を食べる運動エネルギーを使い、また体内で虫から化学エネルギーを得て、ATPが生成され、それをADPにする事でまた化学エネルギーを得て筋肉にそのエネルギーを行き渡らせて筋肉が弾性エネルギーを得てそこから運動エネルギーをえて位置エネルギーとなり、音エネルギーと波を起こすエネルギーへと変わる。

先生のコメント
先生はこの解答に憤りを隠せません。



土屋康太の解答
運動エネルギーから位置エネルギーに変わった後、降下する時の風のエネルギーによりスカートが持ち上がるのにエネルギーが使われ、、、、ブシャッ

先生のコメント
この描写で素晴らしい想像力ですね、、、、、、先生は引きました。




工藤愛子の答え
運動エネルギーから位置エネルギーに変わった後、降下する時の風のエネルギーによりスカートが持ち上がるのにエネルギーが使われ、スパッツをはいてないからもろパンチラしながらそのまま水にダイブして残りが音エネルギーに変わった。


先生のコメント
もう一人居ましたか。途中が否定しきれないのですが、せめて君は蛙がスパッツやパンツをはいていると言う所は不審に思って欲しいです。


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6:文化祭始動(バカと姫路と転校と)

2話目の京大の問題でいいえと言う解答のボケをどうしてもやりたかったのと、3話目でどこかの入試問題に対してこれは○○年の○○大学の問題ですって解答してコメントでそんな事言われても点はやらないよってボケを遣りた過ぎてしちゃったけど今後悔してる。
何かこのままバカテストは毎回どっかの大学の入試問題を取り上げなくちゃ為らない雰囲気になっちゃった。どうしよう、数学以外の教科って単問の大門少ないからネタに困るんだけど。このボケコーナーでガチの大問と小問組み合わせちゃやばいし。かといってなんか原作の様な簡素な問題にもう戻れる雰囲気無く為っちゃった。とりあえず問題頑張って探します。


あれから2週間後

坂本と霧島は一緒に登校していた。

霧島「雄二、如月グランドパークって知ってる?」

坂本「ああ、今建設中の巨大テーマパークだろ?もうすぐプレオープンのって話の・・・」

霧島「・・・・とても怖い幽霊屋敷が在るらしい。」

坂本「ああ、廃病院を改装したって言うあれか?面白相だな。」

霧島「日本で一番大きな観覧車とか。世界で3番目に速いジェットコースターとか。」

坂本「考えるだけでワクワクするな。」

霧島「他にも面白いのが沢山ある。」

坂本「そうか、それはきっと楽しいぞ。」

霧島「・・・・・・・・じゃあ今度そこがオープンしたら私と、、、」

坂本「ああ、御前の言いたいことは分かった。」

(坂本:もし行ったら行きたくも無い乗り物に間接技掛けられて無理矢理行かされるしまつだ。)

霧島「・・・・うん。」

 

 

坂本「友達と行って来いよっ。」  {坂本:ニカッ}

霧島「握力には自信がある。」

霧島が自慢の握力で坂本にアイアンクローを掛ける。

坂本「いでっいでっいででででっ!」

霧島「私と雄二と二人で行く。」

坂本「いでででででっオープン直後はこんでるから嫌だ~~~!!!」

霧島「それならプレオープンチケットがあったら行ってくれる?」

坂本「プ、プレオープンチケット?痛た、でもあれは入手困難らしいぞ?」

霧島「・・・・行って呉れる?」

坂本「ああ、手に入ったらな。」

霧島「・・・・それなら約束。もし破ったら。」

坂本「ああ、俺が約束を破る人間に見えるか?」

(坂本:いざとなれば破る。どうせ手に入らない。)

霧島「・・・この婚姻届に判を押して貰う。」

坂本「命に代えて約束を守ろう。」

桜も散り少しずつ新緑の芽生え始めたこの季節。我らがこの文月学園では清涼債、俗に言う文化祭が行われようとしていた。文月学園では体育祭よりも先に清涼祭があり、清涼祭は毎年6月初旬に行われる。みんな各クラスは自分達のクラスの準備に忙しい。在るクラスはお化け屋敷、在るクラスではクレープ屋、その他にも焼きそば屋や、試験召喚システムの展示など様々であった。学園祭の準備の為のLHRの時間はどのクラスも活気あふれていた!

そして我らがFクラスはと言うと・・・・

秀吉「プレイボール!!!」

 

野球をしていた。

吉井「よ~し!須川君!僕と勝負だ!」

須川「さ~来い!吉井!御前の球など場外に飛ばしてやる!」

(次の雄二のサインは?

  カーブを

 

 

バッターの

 

 

頭に)

吉井「ってそれ反則じゃないの!!!??」

坂本「遠慮はいらない!どんとこい!」

坂本がキャッチャーミットを須川の真後ろに構える。

吉井「遠慮するよ!」

 

Aクラス

工藤「木下さん何してるの?」

優子「バカがバカやってるのを見ただけよ。」

工藤が双眼鏡を取り出す。

工藤「えっと、坂本君のサインは

   カーブを   バッターの   頭に。」

吉井「ってそれ反則じゃないか!!」

優子、工藤「・・・・。」

坂本「遠慮はいらない、どんとこい!」

吉井「遠慮するよ~!!」

優子「相変わらずバカやってるわね。」

工藤「あっ、西村先生だよ。」

鉄人「こらっ!!!!」

吉井「げっ鉄人。」

鉄人「またお前か。全くいつもいつも。」

吉井「どうしていつも僕だけを目の敵にするんですか!主犯はこのクラス代表の雄二に決まってるじゃないですか!雄二!雄二が言い出したんだからね!責任ってよ!」

坂本がサインを出す!

(え?フォークを      鉄人の    股間に?)

工藤「見てみて木下さんこれから吉井君が西村先生の股間にフォーク投げるんだって。面白くなりそうだよ?」

吉井「雄二!それじゃぁ球威が弱いじゃないか!」

(え?ジャイロボールを?   鉄人の   顎に?あとは俺が右フックを額に?)

吉井「ってっそれ脳震盪を起こす常套手段じゃないか!ってか最後の右フックで気絶するんだからそれって怒られるのは最後にボールを当てた僕だけだよね!自分だけ助かる気か!!!」

工藤「これは、、、逃げるのは無理そうだね。しかし吉井君も案外冷静に考えるよね僕だったら今のは自分だけ怒られるとはとっさには思わないよ。」

優子「私はもう見飽きたわ行きましょう。」

 

鉄人「帰れ!未だ出し物が決まってないのはFクラスだけだぞ!」

Fクラス男子総員「へ~い。」

 

坂本「っという事で実行委員を決めてくれ。あとはそいつに全部任せる。」

(雄二の奴。興味ないな。)

姫路「坂本君はこういう行事には興味がないのでしょうか?」

吉井「うん。しうみたいだね。少なくとも試召戦争の問とは比べ物にならないね。」

姫路「そうですか。それは少し残念です。でも吉井君んはどうですか?」

吉井「僕?僕もあんまり興味はないかな?少なくとも代表者になって積極的にとはならないかな?」

姫路「そうですか・・・。」

坂本「そんじゃ、実行委員は島田ってことでいいか?」

島田「えっ?ウチがやるの?でもウチは召喚大会があるからちょっと困るなぁ。」

吉井「雄二、実行委委員なら島田さんより、姫路さんのほうが適任じゃない?」

坂本「それはない。姫路じゃみんなの意見を丁寧に聞いて時間切れになる。」

島田「それに瑞樹も召喚大会に出るのよ?」

吉井「へっ?」

姫路「美波ちゃんと組んで出場するつもりなんです。」

吉井「試験召喚システムの宣伝みたいな行事なのに2人とも物好きだな。」

島田「私は見世物にされるのが嫌だから断ったんだけどね、瑞樹がどうしてもお父さんの鼻    をあかしてやりたいって聞かなくて。Fクラスをバカにされて瑞樹起こってるみたいだし。」

姫路「だってお父さんFクラスってだけでみんなをバカにするんですよ。許せません。」

吉井「ごめんね。姫路さんFクラスは同じ僕から見てもクズでバカの集まりだと思うんだ。」

姫路「・・・・・」

坂本「そこ3人、続けていいか?」

吉井「あっ、御免。」

坂本「では副実行委員をきめよう。そしたら仕事が軽減出来ていいだろう?」

島田「人によっては断るわよ?」

坂本「皆に候補を挙げてもらって最後に島田に決選投票をしてもらおう。」

FクラスD「ここは坂本がするべきじゃないのか?」

FクラスO「姫路さんと結婚したい。」

FクラスT「ここは須川にやってもらうべきじゃ。」

秀吉「実行委員が島田なら副実行委員は明久が適任じゃろう。」

吉井「そういう面倒な役は出来るだけパスしたいんだけど。」

坂本「島田、今の中から候補を2人に絞ってくれ。」

島田「分かったわ。」

候補1  吉井     候補2  明久

(雄二めこうなると分かってはめやがったな。)

FクラスG「どうする?どっちがいいかな?」

クラスJ「どっちもクズに変わりはないからな。」

吉井「そこッ!真面目に悩まない!それとクラスメイトを平然とくず呼ばわりされてためるか!」

坂本「明久49票  吉井0票  無投票1票で決まりだな。」

(何でみんな割れないで明久に全票が行ってるんだ?まさかアキちゃん効果?)

島田「決まりね。」

吉井「なんか貧乏籤引かされた気分。」

島田「それじゃあ意見ある人はどんどん言って。」

土屋「写真館。」

(ムッツリーニが言うと覗き部屋って表現が正しい気がする。)

島田「書いて一応意見だから。」

候補①写真館「秘密の覗き部屋」

姫路「あのウエディング喫茶なんてどうでしょう。店員がウエディングドレスを着て、あとはふつうの喫茶店のようにして遣るんです。」

土屋「・・・・結婚は人生の墓場。」

候補②ウエディング喫茶「人生の墓場」

須川「中華喫茶はどうかと思う。」

島田「チャイナドレスでも着せたいの?」

須川「いや、違う。俺が遣りたいのは本格的なウーロン茶と本格的な飲茶を出す店だ。そもそも食の起源は中国にあるとお言われているように中華料理程奥の深いジャンルはないと言うし。近年ヨーロピアン文化に因る中華料理の淘汰が見られるが本来職というものは~」

(ああ、なんか須川君の変なスイッチが入った。こうなったら話は長くなる。聞くのもめんどくさいとりあいず頭に残った単語だけ書いておこう。)

候補③中華喫茶「ヨーロピアン」

鉄人「出し物は決まったか。       補習の時間を倍にした方がよさそうだな。」

吉井「何で!」

鉄人「お前らバカが何やっとる。」

FクラスH「これは吉井が勝手にやった事で。」

FクラスE「そうだ、俺達には関係無い!」

鉄人「バカ言え!」

(流石教師友達を売ろうとする魂胆は見透かしている。)

鉄人「先生はな、このバカをリーダーに仕立て上げたお前たちがバカだといてるのだ!」

(前言撤回。教師じゃ無かったら殴り飛ばしてた所だ。)

吉井「先生!僕はもう嘗ての様なバカじゃありません!」

鉄人「古典の点数を見てもまだ言うのか?」

吉井「うっ。」

鉄人「お前たちには学園祭で利益を出してクラスの設備を向上する気は無いのか?先生は用事があるのでここは席を外すが、本気で遣るなら設備の向上を学園長に許可をとろう。」

FクラスP「こういうのは設備の初期投資が少ない方がいいよな。」

FクラスE「それなら写真館が最適じゃないか?」

FクラスQ「それだと営業停止処分を受ける可能性があるぞ?」

島田「ハイハイ、ちょっと静かにして。」

FクラスW「お化け屋敷の方が儲けがでると思う。」

FクラスA「簡単なカジノを作ろう。」

FクラスB「焼きトウモロコシを売ろう。」

島田「吉井、やっぱり坂本を何とか引き出せないかな。」

吉井「それは無理だよ。雄二は無気力なものにはとことん無気力を貫くんだ。」

島田「そうするしか無いみたいね。こらっそこうるさい。決まらないからこの中から決めるからね!はいっそこっ、ブーブー文句言わない!中華喫茶がいい人!  ウエディング喫茶がいい人!    写真館がいい人!  はいFクラスの出し物は中華喫茶で決まり!」

須川「じゃあ、俺は飲茶とお茶は俺が用意するよ。」

土屋「・・・俺も。」

吉井「ムッツリーニ、チャイナドレス見たさに通ってたら、覚えちゃったんだね。」

土屋「・・・そんな事は無い。これ位紳士の嗜み。」

島田「まずは厨房班とホール班に分かれて、厨房班はウチの所に、ホールはアキの所に集まって。」

吉井「えっ?僕?僕は厨房班がいいんだけど?」

島田「アキに料理なんて出来る訳ないでしょ。」

坂本「島田、こいつの言ってることは本当だぞ友人としてこいつの腕は保証する。」

島田「坂本まで使って騙そうなんてそうは行か無いんだからね。」

坂本「明久、もう諦めろ。もう説得は無理だ。飲茶位なら御前でなくてもだ誰でも作れる。腕見せんのは今度の機会にしろ。」

吉井「そんなぁ。」

姫路「じゃあ、私は厨房班に~・・・」

吉井「ダメ~~~~~~~~~~!!!!!!大事なお店を食中毒で終わらせるのだけは勘弁!」

姫路「手はしっかり洗いますよ?」

吉井「ほっ、ほら姫路さんかわいいでしょ?そんなので厨房は勿体ないよ。だから接客のホールに為って。」

姫路「じゃあ、ホールでも頑張りますね?」

坂本「姫路、ホールだけで頑張れ。」

島田「それじゃあ、私は厨房班になるわよ。」

吉井「まあ、適任かもね。美波はスレンダーでかわいいけど胸がないから肋骨が砕ける!!!やめてやめて美波!僕はサンドバックじゃないよ。」

秀吉「ではわしは厨房班にしようかの?」

吉井「何言ってるのさ!秀吉!秀吉はかわいいから当然ホールに決まって・・・、ミギャーやめてやめて美波僕でスパークリングしないで!折れる折れる腰骨が!!!命に係わる大事な骨が~~~~~~!!!!!」

島田「ウチもホールにするわ。」

 

放課後

島田「アキちょっとお願いがあるんだけど。」

吉井「ん?何の用?」

島田「用って言うか相談なんだけど。」

吉井「相談?僕でよければ乗るけど?」

島田「坂本をなんとか引っ張り出せないかな。アキが言うのがやっぱり一番だと思うの。

吉井「さっきも言ったけど雄二は興味のないことは徹底的に昔んだからな。」

島田「でも秋が頼んだら承諾してくれるでしょ?」

吉井「えっ、でも僕が言っても反応は変わらないと思うよ。確かによくつるんでは居るけど・・・。」

島田「だってあなたたちって、    愛し合ってるんでしょ?」

ガバッ  寝ていたはずの雄二が起きた。狸寝入りだったのか。

(もうお婿に行けない)

坂本、吉井「誰があいつなんかと!」

吉井「それなら断然秀吉の方がいいよ!」

秀吉「そ、そのお主の気持ちを言われてもな。わしらには色々と障害があると思うのじゃ。ほっほら年の差とか。」

吉井「ひっ、秀吉これは誤解なんだ!言葉の綾で!しかも僕達の間にある障壁は決して年の差ではないと思う。現に同級生だし!」

島田「兎に角坂本は動いてくれないって事?」

坂本「なんだ、その顔は俺を引き出してなんてしても利益を得ないと困ったことになる顔をしてんな。内容によっては俺も出てもいいぞ?」

霧島「雄二、浮気は許さない。」

坂本「しょ、翔子?悪い話はあとだっ!」

秀吉「所でお主らは何の話をしておるのじゃ?何か深刻なことでも?」

吉井「いや何も深刻なことは無い。ただクラスの設備の話で。」

島田「それが深刻なのよ。本人には言わないでって言われたんだけど、瑞樹、転校するかもしれないの。」

吉井「姫路さんが     転校!!!???」

(そんなっ、姫路さんが転校しちゃったらどうするのさ!!唯一の清涼剤である姫路さんが転校したことでみんなは希望を失いクラスは荒廃し、暴力と略奪の跋扈する地獄と化し、世紀末救世主伝説のようにみんながモヒカン頭になって残る美少女秀吉を巡って争いになり・・・・・)

プシュー  吉井の頭から煙。

秀吉「明久が処理落しておるぞ!」

島田「不測の事態に弱いんだから。」

秀吉が吉井を揺する。

秀吉「明久!目を覚ますのじゃ!」

吉井「ん~~~、秀吉。モヒカン頭になっ僕を好きでいてくれるかい?」

島田「どうして瑞樹の転校からこんな反応が得られるのよ。」

秀吉「大方、姫路が転校になったら残るわしを巡って争いごとが起こり世紀末救世主伝説のようにみんなモヒカンになるとでも想像したんじゃろ。」

吉井「よく分かったね。」

島田「木下!何であんたは吉井の事がそんなに分かるのよ。」

秀吉「それは、普段から一緒にバカやっておるからの。普段から一緒におれば大体何考えてるかは今までを見れば分かると言う物じゃ。」

 

Aクラスでムッツリーニの盗撮カメラでこの様子を見ていた。土屋と工藤はというと・・・

工藤「流石だね~吉井君。想像力豊か!」

土屋「・・・・物はいいよう。」

工藤「ムッツリーニ君は吉井君の考えてる事分かった?」

土屋「・・・・あれだけ一緒にいると嫌でもわかる。」

工藤「木下さんは?」

優子「バカの考え何て分かる訳無いでしょ。」

工藤「面白いもの見せてもらったよ。又見せてね?ムッツリーニ君。」

吉井「はっ、それで美波。姫路さんの転校ってどういう事?」

島田「どうもこうもってそのままの意味よ。このままだと瑞樹は転校しちゃうかもしれないの。」

吉井「このままだと?」

島田「瑞樹の両親が体の悪い瑞樹がFクラスで勉強することを心配してるの。」

秀吉「それに周りにいるのは姫路の競争心を掻き立てるような存在がおらんからのう。」

島田「アキはその、瑞樹が転校したら嫌?」

吉井「そりゃそうさ、それが秀吉や美波やムッツリーニだってそれに雄二だっていやさ!」

島田「そっか。アキはそうだよね。」

(ちなみに横溝君だったらどうでもいいというのは内緒。)

吉井「そういう事なら雄二を呼ばないとね。秀吉、そこのスマホとって。」

秀吉「ほれ。」

~電話中~

吉井「あっ雄二。ちょっと話が。」

坂本「ちょうどいい、明久俺のバックを届けて来て、、げっ翔子!」

吉井「今雄二何してるの。」

坂本「くそっ、見つかっちまった。兎に角カバンを頼んだぞ!」

プツッ

吉井「切れた。」

秀吉「それで坂本はなんていってたのじゃ?」

吉井「見つかっちまった、カバンを頼むとか。」

島田「何それ。」

秀吉「大方、霧島に追い掛け回されてるのじゃろう。」

島田「じゃあ、坂本に連絡するのは無理そうね。」

吉井「いや、これはチャンスだ。」

島田「えっ?どういう事?」

吉井「雄二を喫茶店に連れ込むにはちょうどいい状況なんだよ。二人とも協力してもらえる?」

秀吉「承ったのじゃ。」

島田「いいわよ?」

吉井「見てて、相手の考えが読めるのは雄二だけじゃないから。多分今あいつは女子更衣室に居る。」

秀吉「何じゃと!?」

島田「何で分かるの?」

吉井「簡単な事だよ。霧島さんは頭がいいから普通の所に逃げ込んでもばれちゃう。それは雄二も分かってるからあとは雄二の行動力と即断力を考えれば女子更衣室に居るくらいは分かるよ。」

吉井「秀吉、これから、万一の為にAクラスに行って窓を開けて来て。そして雄二のスマホから電話が来たら、霧島さんのモノマネで対応してもらえる?」

秀吉「窓を開けるのはどうしてじゃ?」

吉井「それはもし女子更衣室に居ることがバレたら先生から追いかけられるでしょ?当然追いかけるのは生活担当の鉄人なんだから危険な任務になるんだからね今から対策打ってかないと。」

秀吉「その慎重さがもっと別の所で生かせればいいのじゃがな。」

 

女子更衣室

吉井「やあ雄二偶然だね。」

坂本「どういう偶然があれば女子更衣室で鉢合わせになるのか教えてくれ。」

吉井「やだな。ただの偶然だよ。」

坂本「嘘吐け!こんな所でk偶然出会う訳・・・」

ガチャッ

木下優子が入ってくる。

優子「あれ?Fクラスの問題児コンビ?ここ女子更衣室だよね。」

吉井「あっ木下さん、奇遇だね。」

坂本「おっ秀吉の姉か。奇遇だな。」

優子「先生覗きです!!変態です!!!」

鉄人「何!?吉井と坂本か!」

吉井「どうしてまだ名前もいってないのにそうなるの!」

(優子:あっそうだった。さっき見てたんだった。これ吉井君が坂本君を引き出す作戦の最中だったのよね。御免作戦失敗させちゃったかも。)

坂本「逃げるぞ!明久!」

吉井「雄二!僕に策がある、あっち行くよ!走りながら耳貸して!」

坂本「分かったここは明久に任せよう。だが捕まったら全責任はお前がとれ。」

(優子:あっちは行き止まりのはず。一体何をしようっていうのかしら?ちょっと見てみようかしら。)

鉄人「ふふっ、そっちは行き止まりだ。大人しく観念しろ。」

吉井「鉄人こそ甘いですよ。」

島田「吉井~こっちよ~。」

坂本「いいからそこをどけ!!行くぞ明久!」

吉井「オーケー、雄二。」

坂本がバレーのレシーブのてを作り吉井がジャンプでその手に乗る。そして乗った瞬間に坂本が思いっきり吉井を上に突き上げる。そして吉井が窓枠に手をかけ二階に上がり、飛び上がった間に脱いだ服を窓から坂本に投げ出し坂本はそれに捕まり吉井が引っ張り上げる。)

鉄人「くそっこういう時だけ無駄な運動神経を発揮しやがって。」

(優子:何なのこの連携!!最初からこれを狙ってたっていうの?)

吉井「どうしてそんなに霧島さんから逃げてるの?」

坂本「家族に紹介したいそうだ。」

吉井「そんな雄二に朗報です!」

坂本「いやな知らせだったら殺すぞ?」

吉井「・・・・」

吉井「こちらのスマホをお取りください。」

坂本「ったくなんの真似だ。」

秀吉「もしもし坂本か?」

坂本「ああ、秀吉か。」

秀吉「待っておくれ、今変わる。」

秀吉(霧島の物まね)「・・・・雄二、今どこ?」

坂本「人違いです。」

ブツッ

(判断力すごっ!)

坂本「コロス。」

吉井「まあまあ、お願い聞いてくれたら悪いようにはしないから。」

坂本「ああ、文化祭の喫茶店の事か。そんな周りくどいことしなくてもお前が大好きな姫路さんの為にひと肌脱ぎたいんだ協力してくれって言ったら協力したよ。」

吉井「雄二!僕は姫路さんとそんな関係じゃないからね。」

坂本「お前は何を言って、、って分かったぞ。お前はなぜこの流れからそっちを想像するんだ。それより秀吉と翔子は仲が良かったのか?」

吉井「怒らない?」

坂本「バーカ。引き受ける今更怒ってどうする?」

吉井「実はあれ秀吉の演技で。」

坂本「目を瞑って歯を食いしばれ。」

吉井「嘘吐き!」

 

事情説明を終えた坂本

坂本「それじゃあ、喫茶店の成功じゃ不十分だな。」

島田「そういう事?」

坂本「姫路の父親が転校を進めた理由は3個。」

吉井「1個は貧相な設備。快適な学習環境じゃない点だよね。」

坂本「これは喫茶店の利益で何とかなる。」

坂本「2個目には老朽期した教室。健康に害のある学習面だ。」

吉井「1個目が設備で2個目が教室その物って事?」

坂本「そうだ。教室全体の改修となると金銭的に学校側の協力が不可欠だ。そして3個目は・・・」

秀吉「レベルの低いクラスメイト、じゃな。」 

坂本「そうだ。つまり姫路の学習を促すことの出来ない環境という事だ。」

吉井「まいったね問題だらけだ。最初はいいが残り2個がな。」

坂本「そうでもないさ。それは姫路と島田で対策は練ってあるんだろ?試験召喚大会をな。」

秀吉「かてば宣伝にもなるし一石二鳥じゃの。」

坂本「翔子が参加すれば怪しいがあいつはこういうのには無関心だから姫路達の優勝はあり得るだろ。」

島田「で?2個目はどうすんの?」

坂本「学園町に直談判して来る。曲がりなりにもここは教育機関だからな。生徒の健康を害するようじゃ改修はしないとダメだろ?」

吉井「じゃあ雄二は今から僕と一緒に学園長室だね。」

坂本「それじゃ、二人はここで残って学園祭の準備をしてくれ。それと鉄人を見たら俺たちは帰ったと伝えておいてくれ。頼んだぞ。」

秀吉「了解じゃ。ついでに霧島にあった時もそう伝えておこう。」

島田「アキ、しっかりやっていきなさいよ!」

吉井「オッケー任せてよ。」

 

学園長室についた二人中から何か声が聞こえてきた。

「・・・・賞品の・・・・として隠して・・・・・」

「・・・・こそ・・勝手に・・・・如月ハイランドに・・・・」

坂本「どうした明久。」

吉井「中で何か話してるみたいなんだけど。」

坂本「それは無駄足にならなくて良かったじゃないか。さっさと入るぞ。」

コンコン

坂本、吉井「失礼します。」

この学園長室の訪問がまた一波乱を起こすきっかけになるとはこの時は誰も知らない

 




バカテスト
日本で発見された原子番号113番の新元素の名称が➀Nhに為る事が発表された。この元素は原子番号30番の亜鉛と原子番号83番のビスマスを高速で衝突させ、核融合により合成する。➀は周期表においてアルミニウムと同じ②族に属する元素である。
                     2017年九州大学

姫路瑞樹の答え
➀ニホニウム②13

先生のコメント
流石です。ニュースもちゃんと仕入れてますね。



木下秀吉の答え
➀ニホニウム②金

先生のコメント
➀は合ってます。②は漢字が違いますね。金族では無く金属です。



土屋康太の答え
➀ジャポニウム②13

先生の答え
惜しいですね。因みに最初は国から研究費を貰った感謝のために日本をアピールしたかったらしくジャポニウムと言う名前の予定でした。しかしその名前で申請したら日本人を軽蔑するジャッポと言う単語を連想させるために許可が下りなかったそうです。それでも日本を前面に押し出したかったのかニホニウムという名前に為ったんですね。こうした裏話を聞くと面白いですよね。



島田美波の答え
➀ジャッポ②金


先生の答え
何て事を。          日本の事を知らないのは良いですがそれはあんまりだと思います。


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7:清涼祭パート2(バカと神童と闘争と)

学園長「ノック位しなさいね糞砂利。そして普通は返事を待つのが礼儀ってモンさね。」

教頭「これでは話が出来ませんね。学園長これは貴方の差し金ですか?」

学園長「バカ言わないでおくれよ。どうして私が負い目もないのにそんなせこい手を使わなくちゃ為らないのかね。」

教頭「それはどうですかね。学園長は隠し事がお得意の様ですから。」

学園長「そんあことないさね。あんたの見当違いだよ。」

教頭「そうですか。では失礼させて頂きます。」

(教頭が部屋を出て行く前にやけに観葉植物のあたりを気にしてきた。何だろうこの違和感。雄二も同じ事思ったみたいだ。)

学園長「んで?あんたらは何用だい?」

坂本「実は直々に学園長に御願いがあってきました。」

学園長「私は今、忙しいんだよ。学園の経営に関することなら教頭の竹原にいいな。それにまずはお願い事があるなら名前を言うのが礼儀だろ?」

(こんな横柄なばばあに礼儀を説かれるなんて世も末だ。)

坂本「失礼しました、俺は2年Fクラス代表の坂本雄二で。こっちにいるのが学園を代表するバカです。」

(どうしてこいつは普通に名前を言えないんだ。)

学園長「そうかい、君達があの2年Fクラスの坂本と吉井かい。」

吉井「学園長!僕まだ名乗ってませんよね!?」

学園長「学園を代表するバカと言えば誰だって分かるさね。気が変わった話を聞いてやろうじゃないか。」

坂本「ありがとうございます。学園長。」

学園長「礼は良いから、さっさと言いなこの薄鈍。」

(それにしても雄二が目上の人にこんな口聞けるなんて驚いたな。こんなに罵倒されても怒らないなんて)

坂本「クラスの設備について改善を要求しに来ました。今のFクラスの教室は丸で学園長の脳みその様に穴だらけで、隙間風が吹き込んで来るような酷い状況です。」

(あっ、言動が綻び始めた)

坂本「学園長のように戦国時代から生きてる老いぼれならともかく普通の高校生では害を及ぼす可能性が非常に高いです。要するにボロい教室の勢で体調を崩した生徒がいるのでさっさと直せやこの糞ばばあと言う訳です。」

(うん、やっぱり僕の知ってる雄二だ。)

学園長「よしっ、あんたらの言いたい事はよく分かった。却下だね。」

吉井「雄二、このばばあをコンクリに詰めて海に捨てよう。」

坂本「明久、もっと態度に気を遣え。」

坂本「全く、このバカが失礼しました。理由をお聞かせ願えますか?ばばあ」

吉井「全くですね教えてください、ばばあ」

学園長「あんたら本当に教えて貰う気はあるのかい?」

学園長「設備に差を付けるのはこの学校の教育方針だからね。だから却下だよといつもなら行ってる所だがね。可愛い生徒の頼みだからこっちの御願いを聞いてくれればやってやろうじゃないか。」

吉井「その条件は何ですか?」

学園長「試験召喚大会については知ってるね。」

吉井「はい。」

学園長「その優勝賞品である如月グランドパークのプレミアム招待券を奪い返してほしいんだ。副賞のプレミアム招待券についてよからぬ噂を聞いてね、出来れば回収したいのさ。」

吉井「それなら賞品に出さなければ良いじゃないですか。」

学園長「出来るならそうしてさね。教頭が勝手に推し進めて契約を交わし仕舞ったからね。」

吉井「契約を交わす前に学園長なんだから気付いて下さいよ。」

学園長「うるさいわねガキども。私は白銀の腕輪の開発に忙しかったんだよ。」

吉井「その悪い言う噂って何なんですか?」

学園長「それがね、如月グループは如月ハイランドにあるジンクスを作ろうとしていてね。」それがここを訪れたカップルは幸せになれるって言うジンクスさ。そのジンクスを作るためにプレミアムチケットを使ってやってきたカップルを結婚までコーディネートするつもりらしい。企業として多少強引な手を使ってもね。」

坂本「何だと!!!!!!!確かに文月学園には美人顔多いし試験召喚システムと言う話題性たっぷりだからな。学生から結婚まで行けばジンクスとしては申し分ないし、如月グループが目を付けるのは当然か。」

学園長「流石は元神童と言われたことはあるみたいだね。頭の回転はまずまずじゃないか。」

吉井「雄二落ち着きなよ。そんなの行かなければ良いだけじゃないか。」

雄二「こうなれば確実に奴は優勝を狙ってくる。行けば結婚行かなければ約束を破ったから結婚どうしたっても俺の運命は避けられないのか?」

(何があったのか何となく想像付いたよ雄二・・・大変だね。)

学園長「まあ、そんな本人の意思も無いのに無理矢理と言うのはウチの可愛い生徒の将来を棒に振りかねないからねぇ。そんな訳で取り返して欲しいんだよ。勿論優勝者からの強奪は許さないよ、私はあんたらに優勝しろと言ってるのだからね。」

坂本「分かりました。引き受けましょう。但しこっちからも提案がある、召喚大会は2対2のトーナメント戦対戦の試合ごとに対戦科目があると聞いている。」

学園長「それがどうかしたかい。」

坂本「その対戦科目を俺達に決めさせてくれないか?」

学園長「ふむ、点数の水増しと言ったら一蹴していた所だけどそれくらいなら許して遣っても良いじゃ無いか。それとそこのバカは召喚獣の扱いが上手いらしいじゃないか。し合いにならないから前日の試験では総合科目は低めに点数を抑えてくれないかね?坂本も同様だよ?これは公平を期す為だ。」

坂本「いいだろう。」

(坂本:成程。この反応と点数を下げろと言う命令か。本心は分かった)

学園長「そこまで協力してやるんだ。当然、優勝出来るんだろうね?」

坂本「当然だ。俺たちを誰だと思ってる。Aクラスに下剋上を果たしたんだ。それに比べりゃ造作も無いな。」

 

~清涼祭当日~

島田「やっぱり坂本の統率力は凄いわね。」

吉井「それにこれ、本物と区別が付か無いよ。」

姫路「それは木下君がやってくれたんですよ。どこからともなく綺麗なテーブルクロスを持ってきてテキパキと。」

秀吉「演劇部の小道具を借りただけじゃ。見てくれはいいが中を捲るとこの通りじゃ。」

秀吉がクロスを捲るとそこには汚いミカン箱があった。

吉井「大丈夫だよ。きっとここ迄見るような奴は居ないって。」

土屋「・・・・飲茶も完璧。」

島田「ん~おいしいわね。」

秀吉「本当じゃの。」

須川「飲茶は土屋に任せてよさそうだな。うまいな。」

吉井「うん、表面はゴリゴリで中はネバネバ甘すぎず辛すぎ無い味わいがとってもンゴパッ!」

吉井が倒れる。

秀吉「明久!ムッツリーニこれ本当にお主が作ったのか?」

土屋「・・・・!!!俺が作ったのは3個。なぜ増えてる。」

秀吉「症状から見て姫路が作ったと見て間違いなさそうじゃな。」

吉井「う、うーん、ってムッツリーニ何でその僕の食べかけた飲茶を僕の口に押し込もうとしてるのかな?食べられないよ!」

(これは走馬灯を見ることが出来る特殊な飲茶だ決して一般人は口にしてはならない。)

坂本「なんだ、飲茶か。おいしそうだな。」

坂本がその飲茶を食べる。

秀吉「勇者じゃな。」

土屋「・・・・お前の事は忘れない。」

吉井「雄二今君は最高に輝いてるよ。」

坂本「お前らは何を?んっと表面はゴリゴリで中はネバネバ甘すぎず辛すぎない味わいが・・・・ンゴパッ!」

(デジャブだ。)

(雄二、これは姫路さんの作ったものだまさかまずいだなんて言わないよね?)

坂本「ふっ、何の問題もない。」

(良かった。)

 

 

坂本「あの川を渡ればいいんだろ?」

吉井「ダメだ!雄二それを渡ったら戻れなくなっちゃう!!!!」

姫路「あれっ?坂本君はどうかしたんですか?」

島田「ほんとね、何かあったのアキ?」

吉井「ちょっと足が吊ったみたい。」

島田「でも坂本はあんたと違って普段から鍛えてるのよ?」

(ああもう、面倒臭いな。)

坂本「何!?6万だと!!??バカ言え!普通渡し賃は6文と相場が決まっていて~、はっ!」

吉井「雄二足が吊ったんだよね?」

坂本「足が吊った?バカ言えこれは確実にあの団子の・・・」

吉井「もう一つ食べさせるぞ?」

坂本「運動不足だ。最近はサボってたからな。」

島田「坂本ってよく足が吊りやすいのね。」

吉井「ほら?余計な脂肪が付いてないから筋が吊りやすいんだよ。美波もよく胸が鶴戸楼から納得出来ると・・・ぐべぁ!」

島田の強烈な右フック。

秀吉「所で雄二は今迄どこにいって居ったのじゃ?」

坂本「ちょっと、話し合いにな。」

(雄二にしては歯切れが悪いな。これは多分さっきの科目も選択をしてたんだろう。フェアな事じゃないからおおぴらに話せないんだな。)

坂本「少しの間、店は任せる。俺と明久は召喚大会の一回戦に行ってくる。」

島田「えっ?アキ達も出るの?」

吉井「えっ?ああ、色々あってね。」

島田「もしかして商品が目的?」

吉井「まぁ、そうなるのかな。」

島田「誰と行くつもり?」

(まずい攻撃職だ。)

吉井「って一応そうなるかなって言ったよね?それじゃ直接的に如月グランドパークのプレミアム招待券じゃないって事くらい分かるよね?」

姫路「明久君、誰と行くんですか?」

吉井「姫路さんも今の僕の発言聞いたよね?」

坂本「明久は俺と行くつもりなんだ。」

島田「えっ?じゃあ、アキは坂本と幸せになりに行くの?」

吉井「誤解されてるじゃないか!!!」

坂本「明久、考えるんだ。今学園長との約束がバレたら反故にされるぞ?」

(分かったよ。じゃあ、ここはぐっと堪えて。)

坂本「俺は何度も断ってるんだがな。」

(えっ?言ってる傍から裏切り?)

島田「アキじゃあやっぱり木下より坂本の方が・・・」

吉井「やっぱりって言葉が気になる!!やっぱりって言葉が!!!!それと秀吉、ちょっと残念そうな顔しないで!!!」

姫路「吉井君は男の子なんですから出来れば女の子に興味を持た方が、、、」

坂本「それが出来れば明久だって苦労はしないさ。」

吉井「全然っフォローになってない!!!とっ兎に角誤解だからね!」

 

会場に向かう二人

坂本「明久、それで勉強はしてきたんだろうな?」

吉井「もちろん特に日本史は重点的に勉強して来たから。」

坂本「そうか、よく、、、頑張ったな。」

吉井「ん?」

坂本「今日の試合、日本史は出んぞ?」

吉井「聞いてないよ~」

 

離れてた所で聞いていたAクラスの面々

工藤「流石吉井君だね。成績は良くてもここぞと言う時にはちゃんと捻子が外れてる。」

霧島「・・・・・愛子、言い過ぎ。」

優子「全くあれじゃあ私たちの敵じゃないわね。」

 

会場内アナウンス

「え~、これから召喚大会の一回戦を行いたいと思います。3回戦までは一般公開もありませんのでリラックスしてたたかって下さい。」

菊入「頑張ろうね律子。サモン!」

菊入真由美  179点

岩下律子  172点

吉井「僕たちも召喚しようか!」

坂本「ああ、サモン!」

数学  坂本雄二     187点

吉井「って素手?」

坂本「バカよく見てみろメリケンサックを装備してるだろ?」

[メリケンサック  リーチ0]

(雑魚だ。雑魚がいる。)

吉井「って雄二勉強してたんだね。」

(他の事で気を、紛らわそう。)

坂本「お前、俺の普段の点知ってて言ってるだろ。これは学園長に言われた通りセーブしただけだ。御前見たいに出ない教科に全振りはしていない。それに俺は今度こそAクラスに負けないように勉強してるんだ。」

吉井「雄二、そんなに。」

坂本「この前翔子に聞かれたんだ。      

 

 

   次負けたらどこで式を挙げたいかととな。

 

俺は、自分の人生の為に次は絶対に勝たなくちゃならないんだぁ~~~~~~!!!

だから明久無様な真似見せんじゃねーぞ!!!」

吉井「見てて。僕も数学は得意だから。」

 

吉井  明久   2点

 

坂本「お前どうしようも無いな。」

吉井「しょうがないだろ~?加減の仕方が分からなかったんだから!」

菊入「どうやらあたし達の敵じゃ無い見たいね。それじゃぁ行くわよ律子!!」

岩下「オーケー真由美!」

(秀吉:此奴等は明久の本当の脅威を知ら無いんじゃろうな。)

吉井「へぇ、コンビネーションはまずまずじゃないか。」

坂本「女の子の仲良しごっこにしてはよく出来てるじゃないか。」

岩下、菊入「くっ。」

吉井「それじゃあ僕たちは本当のコンビネーションを見せてあげるよ。行くぞっ!」

 

 

 

 

坂本、吉井「あとは任せた!!」

坂本の召喚獣と吉井の召喚獣が同時に相手の攻撃をよける。

吉井「お互いに任せてどうするのさ!」

坂本「それはこっちの台詞だ!」

(行けない相手が引いてる。こっちのコンビネーションをバカにしてる。)

吉井「コンビネーションは五分五分といった所か。」

菊入、岩下「え~~~!!!」

坂本「それじゃあ明久あの作戦で行くぞ!」

吉井「作戦?」

坂本「お前が片方を惹き付け、、、、」

吉井「惹き付け、、、?」

 

 

坂本「その間に御前がもう片方を倒す。」

 

吉井「それってどっちもやるのは僕じゃないか!!!!」

坂本「仕方ねぇ、二人の力を合わせるぞ。」

吉井「仕方無いのかよ。」

坂本「俺が攻撃を担当する。お前は盾を担当しろ。」

吉井「ってやられるの僕じゃないか!攻撃が当たると痛いんだよ!!」

坂本「仕方ねぇ、一人一殺で勝ちに行くぞ!」

(作戦とは?)

菊入「行くわよっ!」

吉井「やっべ。」

吉井の召喚獣がギリギリで躱(かわ)す。

菊入「ちょこんまかとっ!」

ヒョイっ、ヒョイッ、ヒョイッ

菊入「攻撃が当たらない!!」

吉井「ふっ、僕の操作技術があれば君達を倒すには点数なんて2点もあれば十分だ。」

坂本「またあの時見たいに負けたいのか?明久。」

吉井「・・・・・ごめん。」

坂本「そろそろ行くか。」

菊入「えっ?」

菊入真由美  179→170→158→148→133

菊入「何で!?」

(何か僕悪役?雄二の方は?)

坂本「おら、おら、おら、おら、おらららららっ!!!!!」

一方的に岩下を殴っていた。

(もっと悪役が居た。)

坂本「これでも喰らえ!!!!」

岩下の攻撃を腕で払いのけて坂本の召喚獣が岩下の召喚獣の腹部に会心の一撃、そして岩下の召喚獣は飛ばされ菊入の召喚獣に激突。

吉井「い~ま~だ~~!!!!」

吉井、と坂本の召喚獣による集団リンチが始まった。吉井が岩下の顔面を持ち上げそこに坂本の右フック今度は吉井が菊入の召喚獣を持ち上げ顔面に膝蹴りの直後振り返り岩下の顔面に木刀。

解説福原「え~教育者として坂本、吉井ペアにはぜひとも負けてもらいたいです。」

吉井「そんなっ!」

菊入、岩下   戦死

吉井「あっ。」

(何だろうこのブーイングに包まれる会場は?三回戦まで一般公開じゃなあったんじゃ無いの?騒ぎを聞きつけてここまで来たというのか。

吉井「それじゃあ、さっきのけりをるつけようか」

坂本、吉井喧嘩中

秀吉「お主ら悠長に喧嘩してる暇はないぞい。」

吉井「へっ?」

秀吉「店が大変なことになっておる。」

坂本「具体的には?」

秀吉「迷惑な客が来た。色々文句を言うクレーマーじゃ。」

坂本「仕方ねぇ此処は一時休戦だ。決着は後にするぞ!!!」

(秀吉:結局するのには変わり無いのじゃな。)

三人で走ってるうちに現場に付いたそこでは

夏川「おいこれきったねーな。こんな設備で飯食わせてたのかよ。」

常村「ほんと、食中毒になりそうだぜ。

客A「ほんとこれ一応食べ物を扱う店だよな。」

客B「クロスで誤魔化してたのか。」

坂本「秀吉、演劇で使ったテーブルとか準備出来るか?」

秀吉「それはいいが出来ても2個程度じゃぞ?」

坂本「それは俺達に任せとけ。」

工藤「あちゃー、吉井君達面倒なのに巻き込まれちゃったね。」

霧島「・・・でも雄二が居るから大丈夫。」

夏川「ここの代表はいねぇのか?ゴペッ」

坂本「私が代表の坂本雄二ですが何かご不満な点でもございましたでしょうか。」

常村「たった今夏川が殴られたんだが。」

坂本「それは私のパンチから始まる交渉術です。」

常村「ふざけんなこの野郎!!!!何が交渉術だ!!!!!ふぎゃあ!!」

坂本「そしてキックで繋ぐ交渉術です。」

雄二が手を腹部に当ててホテルのフロントの人がしそうな深々とした御辞宜をした。

坂本「最後にはプロレス技で締める(絞める)交渉術が残ってますが。」

常村「分かったここは夏川を交渉に回そう。」

夏川「おい、テメエ俺を売りやがったな。」

坂本「そうか、なら   二人纏めてやってやろうじゃねーか!!!」

坂本が二人を持ち上げてバックドロップを決めた。

坂本「これにて、交渉は終了だな。」

工藤「凄い凄い、流石悪鬼羅刹だね。」

優子「ほんと彼らの周りじゃ問題しか起こらないんだから。呪われてるんじゃ無い。」

霧島「・・・・男らしい。」

客S「流石にこれじゃ食っていく気はしないな。」

客W「折角美味しそうだったのにね。」

客D「食ったら腹壊しそうだな。」

客F「店変えるか。」

(あれは教頭先生?なぜこんな所に?)

坂本「失礼しました。テーブルの到着が遅れ、仮にもこのような設備を使って仕舞って申 し訳ございませんでした。只今テーブルが到着いたしましたのでご安心下さい。」

島田「アキ。他の机はどうするの?」

姫路「さっきから見てましたけど2個しか用意できて居ませんよ?」

吉井「どこから見てたの?それと一回線は?」

島田「坂本が殴った時から。一回線は勝ったわよ。他のテーブルはどうするの?」

坂本「明久!次の試合まであとどの位か?」

吉井「一時間弱だね。」

坂本「じゃあ行くか、明久、テーブル調達に。」

吉井「うん。」

島田「ウチ等は手伝わなくてもいいの?」

坂本「ああ、これは体力と持久力の必要な危険な任務だからな。女子には無理だ。回収班の男子である秀吉が良いだろう。」

島田「は?」

坂本「見てたら分かるさ。」

 

10分後

教師A「君達!待ちなさい!」

布施先生「ここは西川先生を。」

坂本「明久、上靴!!」

吉井「ほいっ雄二!」

吉井が上靴を脱ぎ捨てそれを足ですくい上げながら坂本に放る。そして坂本のボレーは見事に布施先生のスマホを粉砕した。

(あとで怒られるな。)

そう今僕たちは応接室にあった机をパクり逃走中である。

坂本「明久、応接室の大事な机だ!落として割るなよ!」

教師A「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ、なんで君達はそんな物持って早く走れるんだ。」

彼はもう年は60を超えて居るだろうから体力で負ける事は無かった。

 

坂本「ふう、逃げ切ったか。後はこの場所を秀吉達回収班に任せて、次は職員室の休憩スペースの机をやるぞ!明久!」

工藤「やる気入ってるね~。」

吉井「工藤さん!?」

工藤「見てたよ~。応接室の机をパクるなんて吉井君達も中々やるねぇ。」

優子「全くなに遣ってるのかしら。」

坂本「一旦俺等のレストランのテーブルに使ったらこっちの物だからな。一般客が使用中のテーブルは流石に教師も奪えん。」

吉井「さっすが雄二こんな事は雄二にしか思いつかないね。」

工藤、優子「・・・・・・・」

坂本「そんじゃ、俺達は職員室に行ってくるんでな。」

吉井「はぁ、僕達いつか停学になる気がするよ。」

優子「気付いてるならやめなさいよ。」

吉井「そのドキドキ感がたまらないんじゃ無いか。」

(優子:此の人、あれなのかしら?クレプトマニアの変異種なのかしら?いつか万引きでもして捕まる気がするわ。)

数分後職員室から西村先生の怒号が響いたが吉井明久達は無事机と共に逃げ切った。

優子「全くあいつらはなんであんな体力があるのよ。」

工藤「非行部って部活があったら彼らはエースだね。」

 

 

そして今は召喚大会の会場。

坂本「次の召喚大会の相手は、、、、」

アナウンス「Bクラス根本恭二   Cクラス小山夕香   対戦科目英語!」

4人「サモン!」

英語

Bクラス  根本恭二   199点

Cクラス  小山夕香   165点

 

Fクラス  吉井明久  57点

      坂本雄二   73点

 

吉井「雄二、Aクラス戦に向けて勉強してたんじゃ無いの?」

坂本「いっぺんに全教科は無理だ!!しかも今回のテストは失敗した!!!」

吉井「二人ともこの点数でどうするのさ!!!!!」

坂本「だが、甘いぞ!明久。俺達にはこれがある。」

そう言って坂本は懐の中から根本の女装写真集を取り出した。根本はAクラスに戦争を仕掛けた時に小山にその姿を見られ「あんたその趣味隠してたの?」と言われ破局したが、根本が更正したため、雄二が事情を説明した上で和解交渉を進めて遣ったらしい。

 

写真集タイトル「生まれ変わったあたしを見て!!!」

対Bクラス戦に勝った証として根本に女装させて、ムッツリーニ監督指導の下作成された門外不出の逸品である。

 

吉井「あの時姫路さんに酷いことしたんだこれくらい良いよね?根本君、この写真集がばらまかれたくなかったら・・・」

坂本「明久、使い方が温い。こう使うのさ。

   Cクラス代表!これが見たいか!!」

(うわっ、使い方が悪党だよ、雄二。彼女に見せるなんて。)

根本「分かった坂本、降参するからその写真だけは!」

坂本「明久、しっかり押さえてろ。」

坂本「Cクラス代表これが見たかったら俺達に負けるんだ。」

根本「御前は鬼か!!」

小山「いいわ、私達の負けよ。まさか恭二が坂本迄使って復縁させたのに女装趣味が治って無いなんて、、、、、」

根本「待て!!!是は違うんだ!!!(小声)そうだ!!あれを燃やしちまえば!!!!」

坂本「悪いな、これはもう2000部も予備を作ってあるんで、尽きる事は無いのさ。」

根本「鬼だ!!!」

とりあいず2回戦は勝った。

 

 

吉井「秀吉店はどう?ってあれっ?あんまり居ないじゃないか。」

秀吉「うむ。あれから妙な客は来てないのじゃが、悪い噂でも流されたのかもしれんのう。」

葉月「大きなお兄さん、すいませんです。」

坂本「ああ、気にするなちびっ子。」

葉月「ちびっ子じゃ無くて葉月です。」

FクラスT「おっ、坂本妹か?」

FクラスH「五年後お兄さん付き合わない?」

FクラスR「いや、俺は今だからこそ付き合いたい。」

(いや、坂本の妹って思うならよくそんな事本人の目の前で言えるな。)

葉月「葉月はお兄ちゃんを探して居るんです。」

坂本「お兄ちゃん?名前は何て言うんだ?」

葉月「分からないです。」

坂本「家族のお兄ちゃんじゃ無いのか。じゃあ何か特徴は無いのか。」

葉月「バカなお兄ちゃんでした。」

(何とも凄い特徴だ。)

坂本「そうか。ここには沢山居るんだがな。」

葉月「そ、そうじゃ無くてその・・・」

坂本「ん?他に何か特徴があるのか?」

葉月「すっごくバカなお兄ちゃんでした。」

坂本、FクラスH、FクラスT、FクラスR「吉井だな。」

(やだな、泣いてないよ。)

吉井「そんな馬鹿な!僕に小さな女の子の知り合いだなんて居ないよ。絶対に人違いに決まって・・・」

葉月「あっ、バカなお兄ちゃん!」

坂本「絶対に人違いがどうした?」

吉井「君は誰?見た所小学生だけど僕にそんな知り合いはいないよ。」

葉月「え?お兄ちゃん知ら無いって酷い。バカなお兄ちゃんのバカぁ、バカなお兄ちゃんに会いたくて葉月一生懸命一番バカなお兄ちゃんはどこですかって聞きながら来たのに。みんなバカのお兄ちゃんって分かって呉れたのに。」

(どうしてみんな何の躊躇いも無くバカなお兄ちゃんって言われて僕を真っ先に言うんだろう。それにそんなにバカバカ言わないで悲しくなってくるよ。)

坂本「明久、、、、じゃ無くてバカなお兄ちゃんがバカで御免な。」

秀吉「バカなお兄ちゃんはバカなのじゃ許して遣ってくれんかのう。」

土屋「・・・バカは現代病。」

吉井「みんなして何でバカバカ言うのさ!僕が悲しくなるじゃ無いか!!其と雄二何で名前から態々バカに言い直すのさ!!!!」

工藤「御免ね~、バカなお兄ちゃんって言われたら君しか思い浮かば無かったんだよね~。」

優子「私も聞かれたわ、こんなに小さな子でもバカだと分かるのは吉井君位しか居ない物。」

霧島「確かに成績は良いけど頭の捻子が抜けてる事には変わりないから。」

吉井「みんな嫌いだぁっ。」

葉月「酷いです、葉月バカなお兄ちゃんと結婚の約束もしたのに。」

島田「瑞樹。」

姫路「美波ちゃん。」

島田「ヤルわよ!!!」

吉井「ゴバァ。待って、僕は結婚の約束なんて全然、、、」

葉月「酷いです。ファーストキスもあげたのに。」

ブチャァッ

(何か刺された様な?其と何で僕は倒れてるんだろう?)

島田「坂本、包丁持ってきて5本在れば足りるわ。」

姫路「私の分も合わせて10本です。」

島田「瑞樹、あんたは背中を後ろに捻って、ウチは膝を遣るから。」

姫路「こっ、こうですか?」

吉井「待って。5本もやられたらほんとに死んじゃう。」

島田「それじゃ、2本刺したら話を聞いてあげるわ。」

(あのね、美波、包丁は1本でも刺さったら致命傷なんだよ。)

葉月「あっ、お姉ちゃん遊びに来たよ。」

(お姉ちゃん、葉月、小学生。)

吉井「あっあの時のぬいぐるみの子!!!!」

葉月「ぬいぐるみの子じゃ無いです。葉月です。」

吉井「御免ね葉月ちゃん。」

島田「アキ、葉月と知り合いなの?」

吉井「去年、ちょっとね。」

葉月「去年ファーストキスをあげたです。」

島田「あんた、葉月にまで手を出したの?」

吉井「あわわわわわ、あっそうだ美波は葉月ちゃんとは知り合いなの?」

島田「知り合いも何もウチの妹よ。」

吉井「え~~~、じゃあ、僕は美波にぬいぐるみを買って遣ったって事なの!!???最悪だ。態々観察処分者になってまでする事無かったじゃ無いか。」

工藤「まさか助けた相手が美波ちゃんの妹とはね~。」

島田「なんであんたがそんな事知ってるのよ。」

優子「前に言ってた助けた小学生があんたの妹だったって訳よ。」

島田「じゃあ、あの縫いぐるみは元々はアキのゲーム機?」

吉井「いや、漫画と携帯と攻略本と音楽プレーヤーと、DVD,CD、携帯ゲーム機、ゲームソフト、カードゲーム、ラブコメ、ブロマイド、ベーゴマも含まれてるんだからね!」

優子「あんた、何でそんな物学校に持ってきてるのよ。学校を何だと思ってるのよ。」

秀吉「わしも初めて体育館で聞いたときは流石に呆れたわい。」

吉井「あはは、美波にはサンドバッグの方が良かったんじゃ。ふがっ!!」

島田「サンドバッグはあんただけで十分よ。」

姫路「酷いです!吉井君、美波ちゃんとは家族ぐるみの関係になって、私の両親とはまだ離した事もないんですよ。まさかもうお義兄ちゃんの関係になっちゃってるんですか?」

(最近彼女の思考が壊れてる気がする。)

吉井「助けて、工藤さん。最近彼女の思考が壊れてる気がするんだ。」

坂本「諦めろあれは元からだ。」

工藤「あれは一途の思いから来てるんだから~、邪魔しちゃ駄目だよ~。」

葉月「あっ、あの時の綺麗なお姉ちゃん。」

吉井「姫路さんとも知り合いなの?」

姫路「吉井君が失敗するかも知れなかったから私が裁縫で作ったんです。」

吉井「だからあの時眠そうだったんだね。僕は何だかんだそう言うのには成功するタイプだから心配しなくても良いのに。」

坂本「にしてもこの客の少なさは何だ。」

葉月「そういえば葉月がここに来る途中変な噂を聞いたです。」

坂本「噂?」

葉月「はいです。中華喫茶は汚らしいから行かない方が良いって。」

吉井「それって真逆!!」

坂本「またあいつらの仕業だな。」

吉井「どうするの雄二。」

坂本「もう一回交渉するしかないな。行くか明久!」

吉井「オーケー雄二。」

吉井、坂本「舐めてんじゃねーぞ!この野郎!!!!!!」

 




バカテスト    問題文はガチで長い物ですが出題ミスなので読まなくていいです。
物理
AⅢ 2個目の実験として音叉を固定壁の近くに置き、壁からの反射音を利用してみよう。図3の様に壁面に垂直にとったy軸に沿って音叉を移動させる。又壁から遠く離れたy軸上の位置にマイクロフォンを固定する。マイクロフォンは音叉から直接達する音と壁からの反射音を観測する。この実験では音叉は十分小さく、点音源とみなせる。

問4y軸正の方向に音叉の位置を少しずつ変えながら、マイクロフォンで観測すると音の強さが周期的に振動した。マイクロフォンで観測された音が強くなる時の、音叉と壁の間の距離dと、音の波長λとの関係を表せ。必要であれば自然数としてn(n=1,2,3,、・・・)を用いても良い。

問5 25㎝≦d≦100㎝の範囲で2度の実験を行った所、強い音が一度目はd=50㎝と81㎝で、二回目はd=49㎝と83㎝のそれぞれ二箇所で観測された。これらの実験データから、音速を有効数字2桁で推定せよ。
                        2017年大阪大学



姫路瑞樹の答え
これは出題ミスなので解答出来ません。


先生のコメント
すみません。先生の不手際で出題ミスの問題を出題してしまいました。ちなみに問4では複数回答が、問5では問4の特定の解答のみを前提としていた為、問4の複数の解答と整合しません。又数値設定ににも不整合があったようです。

木下優子の解答
問4   2d=(n-1/2)λ    問5分かりません

先生のコメント
問4は当初大学側が用意していた答えだそうです。


坂本雄二
意味が分かりません

先生のコメント
今回は先生のミスです。すみませんでした。


土屋康太の解答
                    ←炙り出し

吉井明久の答え
                ←バカには見えない答え

先生のコメント
この二人は例外として無得点としたいと思います。


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7.5:キャラ紹介(バカと神童とモブキャラと)

未だしてなかった。そしてバカテストには結構力を入れてるつもりです。また書かれてる点数は原則であり、絶対に負けられない状況下など信念が働いた時には点数が跳ね上がる事がある。


腕輪などの能力も本人の性格に由来する物にしました。又、アニメでそれっぽい映像の物は

腕輪に入れてみました。又腕輪は400点ごとに1個追加され、3個目からは足輪になる。従って5個以上は無い。4個付くのは島田のドイツ語のみ。ほぼ3個が最高と思って相違ない。

但し記載している点数は故意に点数を低く取った時や、テストで解答用意や解答欄を間違えた時のは反映されない。実力を出した時の点数で在る。

 

 

吉井明久      文系しかし3年時の途中で理転

明久が坂本や霧島ほどではないが実はそこそこの天才であり本来の実力は文系次席であるが、理数系も割と得意であり、悪友雄二の野望の為実力を隠している。ちなみに周りは全く気付いていない。観察処分者に変わりないが学園一の操作技術を持ち、また彼が戦闘ゲームのスペシャリストである上に教師の雑用を行うことで以前観察処分者が無い時に雑用を行っていた教師より操作技術は優れていて単強化で300点総合科目で2500点の点数差はもろともしない。基本的に点数差は彼にとっては関係なく一番関係するのは人数がどれだけいるかである。生徒の中では文字通り最強である。しかし、成績は良くても頭は回らずバカであり、ここぞという時の頭の回転が悪い。その上、ここぞという試験で回答欄を間違えてしまう為、意図せずにFクラス並の成績になることが多々ある。ただし、悪知恵を働かせる時は時に雄二以上の策を作ることもできる。また料理の腕前も原作よりは格上で校内では圧倒的に一位である。それと明久自身は雄二とよく喧嘩をする為に喧嘩の腕がかなりあり雄二程ではないが1人で10人は相手に出来る。唯一坂本に喧嘩で1度だけ勝ったことがある。因みに召喚獣なら通常は20人と相手に出来、腕輪を持つと2年時は35人3年時には4,50人相手に出来る。(但し倒せるとは限らない互角に戦えるだけで相手の腕輪に因れば30人でも苦戦する事がある。)

3年時はAクラスだがバランスは悪い方。

   得意科目(400超える物、の中で突出したものは具体的な点数帯も)

2年時  日本史 700点台  世界史  800点台

     保健体育  500点後半     家庭科  400点後半~500点前半 

3年時 漢文  700点後半   数学   800点後半~900点前半

    物理  500点後半~650   化学600点前半~600点後半

生物  地学   現社  日本史 900点前半~1200点  地理 600点前半

世界史900点前半~1300点   保健体育  700点台前半

家庭科   500点後半~600点前半

   苦手科目

古典、現代国語

     腕輪

第一:トルネード(攻撃)  消費点数  50点

第二:疾風怒濤(能力)   消費点数30点   スピードが50%上がる

第三:風の保護(防御&攻撃)  消費点数100点

 召喚獣を風に纏わせ近づいた敵を風で飛ばす。近接攻撃者は不利。遠距離攻撃者も攻撃を急所に当てるのは至難の業。風の強さは不規則に変わる。

第四:紫電一閃(攻撃)     消費点数100点  躱せ無い効果付き。

 

 

 

 

 

坂本雄二   理系

元神童。悪鬼羅刹。喧嘩の腕前は群を抜き中学ではボクシングの日本大会で優勝した実力を持つ。1人で40人と渡りあえる。召喚獣では10人程しか相手に出来ない。点数のバランスは悪い方。明久が自分の為に点数調整した事実を知り原作よりも明久のお願い事は聞き入れてくれる。又、原作より明久を守ってくれる。

   得意科目

2年時  漢文、数学、地理、公民、保健体育、生物全て 600点後半~700点前半

3年時  数学、生物 800点前半~800点後半

     地理、公民  700点後半~800点前半

     物理  400点前半~900点前半(明久に物理の大学行くくせに文系の俺より理系科目が低いのかと言われ点数を上げる。)

化学(元々苦手科目だが上と同様の理由で400点前半は取れるように)

保健体育、漢文  700点前半

苦手科目

化学

    腕輪

第一:ロケットパンチ(攻撃)  消費50点

第二:悪鬼羅刹(能力)  消費点数30点   点数は変わらず攻撃力が1,5倍に

 

 

 

 

土屋康太     理系

ムッツリーニ。本名で呼ばれることは少ない。ムッツリ商会の経営者。売り上げはカメラ、盗聴器、盗撮用監視カメラ、エロ本に当てている。他は貯金。運動能力に長けて居り、Bクラスの使者の暗殺に成功した事から一部では漆黒の暗殺者とも呼ばれる。(明久が一回ふざけて言ってだけ。)

  得意科目

2年時 保健体育 800点前半~1200点前半  情報600点前半~800点前半

     家庭科   400点前半~500後半   英語 200点前半

     第二外国語 ドイツ語他その他の言語   200点前半

      現社   400点後半~500後半

3年時  保健体育  1000点後半~1500点前半

     家庭科   400点前半~500後半   英語 500点前半

第二外国語 ドイツ語他その他の言語   200点前半

現社  500点後半~700点前半   数学  800点前半~後半

古典  400点前半

語学は卑猥な単語への興味からある程度の言語ではAクラスにギリギリ行ける点数を持つ

家庭科は少女に服を縫う為と紳士の足し並みの料理の為に出来る。情報は盗撮、盗聴、機械仕掛け、ハッキングの為に得意。現社は卑猥な分野がある為に得意。数学は関数で女体が×事を知り春休みに覚醒した。古典は卑猥な描写のある物を知り、同じく春休みに覚醒。少し偏った分野の物を呼んで為高得点は無い。勉強の原動力は全て下心。

苦手科目

2年時 得意科目以外

3年時 得意科目と漢文以外全て

腕輪

第一:加速(能力) 消費点数30点   明久のとは違い断続的ではなく一回だけの効                  果

第二:毒ガス(攻撃)    消費点数50点   断続的ダメージ

第三:化ける(特殊)  消費点数50点   秀吉のと同じ。

第四:忍者の構え(能力)  消費点数30点   防御力が半分になる代わりに速さ、攻    撃力が2倍になる。

 

 

 

 

 

木下秀吉   理系しかし3年の途中で文転

伝説的美少女。そして性格からも女らしい。明久曰く係り結びの法則に従って会話している(?)。

得意科目

2年時 古典 400点前半~500点前半

    音楽 500点後半~600点後半

    化学 300点前半から400前半

3年時  古典 500点前半~600点後半

    音楽 600点前半~700点前半

    化学 400点前半~500点前半

    英語 500点前半~600点後半

春休み海外の演劇に興味を持ち読み漁る事で英語が覚醒。他のどの言語でも180点前後は取れるがムッツリーニには及ばない。化学は原作で化学の教科書を持つ描写が多かった為得意なのかなと。

  腕輪

化ける(特殊)  消費点数50点  

他の色んな召喚獣に化ける事が出来、またその召喚獣の点数をコピーし、また、その召喚獣の腕輪も使える。しかし化けた後の腕輪わ一度しか使えず、又その化けた相手の腕輪の使用に因る点数の消費は無い。一度他の召喚獣に化けた後に化け直せば同じ腕輪の能力をを複数回使用出来る。

 

 

 

 

島田美波  理系

帰国子女。

 得意科目

2年時  数学 100点後半~300点前半

     ドイツ語  1400点後半

3年時  数学 700点前半~900点前半

     化学600点後半~700点後半

     ドイツ語1400点後半~1600点前半

     英語400点後半~600点前半

春休みAクラス入りを果たす為得意な理系科目を伸ばし、あとは日本語の読み書きがほぼ完璧になった為残りの教科の点数もギリギリAクラス並みを保つ。

苦手科目

2年時 古典、漢文、現代国語

3年時   古典、漢文

 腕輪

第一:竜巻(攻撃)  消費点数50点  明久のとは違い竜巻の制御は出来ない。動きがランダム

第二:武器大型化(特殊)   消費点数30点

第三:関節技(攻撃&特殊)  消費点数100点

関節技ダメージに一定の点数以下の人は動きを止める事が出来る。止められる時間は点数に因る。

第四:激昂(能力)  消費点数50点  防御力が半減する代わり攻撃力が3倍になりスピードが倍になる。点数は変化無し。

 

 

 

 

姫路瑞樹    理系

全体的に300点後半を取るバランス型。3年の受験期には受験に必要な科目が一様に

600点を超える。しかしバランス型の為これいって突出した得意科目が余りない。2個目

腕輪の能力がチート。

得意科目

2年時  数学、物理  毎回400は超える

3年時   受験に必要な科目600前半~800点後半

苦手科目

強いて言えば  現代国語400点後半にはなった事が無い。

腕輪

第一:熱戦(攻撃)  横幅4m  消費点数  50点

第二:御茶会(攻撃)   消費点数200点

   姫路の毒入りクッキーを手裏剣の様に投げ召喚獣の口に投げ込む。召喚者本体の耐

性が無い場合は一撃必殺も可能。そうでなくても毒は3分間続き一回の単教科は10秒ごとに100ダメージが、総合科目では500ダメージが入る。1800点以上の点数があれば3分耐えきれるが現実的に無理。総合科目では9000点ダメージに為る。これで口を塞いでクッキーを触れさせない事も出来るがそれでも10秒ごとに20ダメージが

入る。つまり触れただけでダメージを受ける。耐性の無い人は当たっただけで初期ダメージ

として100ダメージが入る。観察処分者にはキツイ腕輪である。感覚を共有また物理干渉

が在る為、味も苦しみもフィードバックが来る。

 

 

 

 

須川亮    理系

3年で改心してFFF団を止める。

得意科目 

2年時   化学  300点前半~500点前半

      地理  400点後半~500点前半

3年時   化学  500点後半~700点前半

      地理  500点後半~600点後半

      数学  500点前半~600前半

      物理  500点前半~600後半

 

 

腕輪

嫉妬入魂(攻撃)   消費点数150点

      鎌を振る衝撃波でその場に居る敵の体力を半分に迄減らせる事が出来る。

(FFF団に入って活動して居た人間の腕輪は全て是に為る。)チートなので一つのフィールドで一回しか使用は許可され無い。

 

 

 

 

霧島翔子   理系

元学年主席。これも安定的に高得点を維持する。道徳の授業が赤点ギリギリらしい。

得意科目

2年時 数学、物理、化学 400点は下回らない上は500点前半

3年時  数学、物理、化学、生物、地学  600点後半~900点前半

     地理  500点前半

受験に必要な地理が春休みにかなり上がった。

腕輪

第一:スタンガン(攻撃)  消費点数50点

   初期ダメージは点数による。特定の人には威力が上がり特定の人には一定確率で麻痺が起こる

第二:吹雪(特殊)  消費点数30点

召喚獣に「ウチの主人と、、、」と爆弾発言することにより、相手フィールドに吹雪を起こす相手のスピードを30%削ぐ。無効化出来ない。相手の動きを鈍らせてる間に拷問器具で拷問する。(合宿時の様に。)

 

 

 

 

工藤愛子    一応、理系

原作に比べて盗聴、盗撮の技術が高くまたそれをするのが好き。技術はムッツリーニには及ば無い。そして明久が面白過ぎるので不定期にいつものメンバーで(吉井だけ覗いて)日常生活を覗き見する会を開いている。後の特徴はアニメ漫画と同じ。と言うか明久と雄二以外はみんな成績以外原作と同じ。

得意科目

保健体育  2年時:500点前半~900点後半

3年時:900点後半~1200点後半

 苦手科目

特に無い。

2年時は保健体育以外は全て300点前半但し理系科目だけ300点後半になることも

3年時は300点前半~400点前半但し理系科目だけは500点前半になることも。

腕輪

第一:電気属性付加(能力)   消費点数30点

第二:脱衣(特殊)    消費点数50点

脱衣で全裸になることにより男子は15秒、女子は7秒動きを止める事が出来る。回避するには勿論見無い事。因みに召喚者が見ても召喚獣の目に入って無ければ動きは止められないが操作を忘れて間接的に止める事は出来る。

第三:パンチラ(特殊)  消費点数30点

男子相手に絶大な効果を発揮する。男子相手には相手の召喚獣に鼻血を出させる事により貧血状態にする。これにより相手のスピードが70%減少する。女子に対しては脱衣の効果と同じだが秒数が3秒止めるだけと効果は薄い。

 

第二と第三は発動時ムッツリーニが発動宣言を聞くことで出血するのが確定演出であるためこれをムッツリーニ近くで出すには輸血パックが2個必要。相手が初回発動時の時は時々男子もムッツリー状態になり間接的に戦闘不能になる事もある。

 

 

 

 

 

木下優子    理系

優等生。原作との違いはAクラスと共に勉強や交流する機会を経て自分が腐女子であることや、自堕落な生活など優等生に見られる為に猫を被ってるのに対し明久が友達の為に自らが悪く見られる事を厭わ無い程の友達思いで在る事が自分と真逆で在りしかもその方が人間として在るべき姿と気付き、明久に惚れている。又、暫くその事で悩み、成績が低迷するが明久にその状況を打開して貰った事をきっかけに周りには出さないが本気で好きに為る。平均的に500点前半は取る。

得意科目

2年時  数学、化学  300点後半(低迷時200点後半)

3年時  数学、化学   600点前半~700点前半

物理  700点前半~800前半  地理  500点後半~600点前半

苦手科目

音楽  Fクラス並み   保健体育 Bクラス並み(勉強意欲が無い。)

腕輪

第一:関節技(攻撃&特殊)  消費点数100点  効果は島田と同じ

第二:鉄拳(攻撃&特殊)  消費点数100点

効果は島田の激昂に坂本のロケットパンチの半分の威力(に3倍なので坂本のロケットパンチの1,5倍の威力)

 

 

 

 

久保利光    文系

吉井君をこよなく愛する同性愛者。しかし3年になってのをきっかけにそれが本の少し和らぐ。文系科目は恐ろしく高い点数をバランスよくとる。Aクラスの中では点数のバランスが悪い。

得意科目

2年時:社会全般  400点前半~500点後半

国語系   400点後半~500点前半

3年時   社会系   600点前半~800点前半

国語系   600点前半~700点後半

苦手科目

2年時:理科目全般   200点後半~300点前半

数学      200点前半~300点前半

3年時

理科目全般  300点前半~後半

数学 300点後半~400点前半(苦手科目以外は全て500点超えなので苦手に分類される。)

腕輪  

第一:熱い一撃  消費点数  100点

   男と男同士で交わす熱い一撃。男の点数を50%、女の点数を25%減らす。

第二:脱衣    工藤と同じ

 

 

佐藤美穂   理系科目も得意な文系

特徴は特に無し。バランス型。全体的に500点前後半

得意科目

物理、現代国語、英語、日本史、数学   2年:300点後半~400点前半  

3年:科目は同じ500点後半~600点後半

苦手科目

2年:化学  200点後半   3年:化学:300点後半~400点前半

腕輪

第一:煙幕  消費点数30点    自分だけ見える。

 

 

 

清水美春     理系

特に変わりは無い。

得意科目

2年時:化学   100点前半~100点後半

    情報400点前半~400点後半

情報は盗撮などに長けている為。

3年時:化学   400点前半~500点前半

    情報   400点後半~500点前半

     物理200点後半~300点後半

腕輪

フォーカー(攻撃)  消費点数50点 

10本のフォークを同時に3秒の間隔を開け30秒間投擲する。一発は通常攻撃の2倍に攻撃力なのでかなり驚異的な技である。

 

 

 

 

平賀源治   文系

原作と違うのは1年時に吉井達と同じクラスだったから仲がいいと言う事。平均的に300点前半

得意科目

2年:現代国語   100点前半~後半   情報   400点前半~後半

3年:現代国語   400点前半~500点前半  情報400点後半~500前半

苦手科目

2年:数学   100点前半

3年  化学100点後半

    物理200点前半

腕輪

硬化(防御)  消費点数30点  防御力が3倍になる。

 




バカテスト
AB=ACである二等辺三角形にABCを考える辺ABの中点をMとし、辺ABを延長した直線上に点Nを、AN:NB=2:1と為るように取る。この時∠BCM=∠BCNとなる事を示せ。但し、点Nは辺AB上に無い物とする。

                  2008年京都大学文理共通

姫路瑞樹の答え
分かりません。



先生のコメント
そうでしたか。珍しいですね。姫路さんでも分かりませんでしたか。これは少し思いつけるかどうかの問題だったかもしれません。まだ入試の出題形式に慣れて居無い様ですから、少しずつ慣れて下さいね。


霧島 翔子の答え
△ACMと△ANCについて∠Aは共通であり、AM:AC=1:2
AC:AN=1:2因り、
AM:AC=AC:ANであるから△ACM∽△ANC(この二つの三角形は相似)であり相似比は1:2で在るからCM:CN=1:2一方
MB:BN=1:2で在るからCM:CN=MB:BN
因ってCBは∠MCNの二等分線であるから∠BCM=∠BCNである。


先生のコメント
正解です。流石ですね。この方法が最も簡潔に解答に纏められるでしょう。他にも少し計算は大変ですがベクトルで解いたりとっつき易さでは座標を用いて解答しても良いでしょう。でも先生はこの解答が中学生知識で解いてて、綺麗なんで好きです。


吉井明久の答え
まず、辺ACの中点をDとして、次に辺NDを引く。そしてBCとの交点をEとする。そして線分AEと辺NCとの交点をFとする。次に辺FDと辺BCの交点をGとし、辺AGと辺ND、辺NCとの交点をH,Iとし辺HBと辺AFとの交点をJ、辺DFとの交点をK、辺ACとの交点をLとする。
次に次に辺MJを引き、辺DNとの交点をO、辺DFとの交点をP、辺BCとの交点をQ、辺AIの交点をR、そして辺NCとの交点をSとし、、、、、、、、、


先生のコメント
何を、、、、してるのですか?




島田美波の解答
まず、辺ACの中点をDとして、次に辺NDを引く。そしてBCとの交点をEとする。そして線分AEと辺NCとの交点をFとする。これでチェバの定理の完成です。


先生のコメント
と言われましても、、、、、「この図から発想するとは!発想力豊かですね。」とでもいえば良いですか?



坂本雄二の解答
まず、辺ACの中点をDとして、次に辺NDを引く。そしてBCとの交点をEとする。そして線分AEと辺NCとの交点をFとする。次に辺FDと辺BCの交点をGとし、辺AGと辺ND、辺NCとの交点をH,Iとし辺HBと辺AFとの交点をJ、辺DFとの交点をK、辺ACとの交点をLとする。
次に次に辺MJを引き、辺DNとの交点をO、辺DFとの交点をP、辺BCとの交点をQ、辺AIの交点をR、そして辺NCとの交点をSとし、、、、、、、、、



先生のコメント
あなたも吉井君と同じ解答ですか。幾ら取り繕って凄みを出しても間違いは間違いです。




土屋康太の解答
辺MCの中点を0とするそしてACの中点Tと点Bを結び辺AHと辺TB、辺BC、辺NCとの交点をそれぞれH、L、Eとする。ブシャッーー(鼻血)


先生のコメント
辺AE上の文字をA側からAを除いて読むとhole(穴)ですか。あなたは数学の問題からよくそんな物を連想しますね。







追記
最後の土屋の解答はすみませんでした。皆に分かりやすく、またどぎつい下ネタに為ら無いように最初は胸breastにするつもりでしたが線分AB上に点Mが居て不可能だったのと他にhip尻だと身近過ぎだし土屋って感じがし無かったのと他の乳首nippleの様に探しても図形的に作れなかったり、同じアルファベットが重なってりして出来ませんでした。かなり時間かけて調べたんですが、世の中上手く行か無い物ですね。ツイッターの数学夏祭りでゴールドと言う英単語を図形中に忍ばせる問題から着想を得たのですが、あのようには上手く行きませんでした。申し訳ございません。意味が分からなかったと言う人は調べて下さい。


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8:清涼際パート3(バカとメイドと食中毒)

気付いてるかもしれませんが、僕結構数学の大学入試問題はオタクで理系です。問題が偏ってるので気付いてるでしょうが。物理や化学も少しのめり込んでる方だと思う。ただ、他の教科は余り知らないので高校の時に使ってた大量の参考書から抜いてるので。年が抜けてます。数学ならわりかし覚えてるのに。参考書オタクと入試問題オタクがこんな所で役立つとは。だから化学の新研究とかが話の中に出て来たんだろうね。


吉井、坂本「舐めてんじゃねーぞ!この野郎!!!!!」

吉井「それで、その噂はどこで聞いたの?」

葉月「綺麗なお姉さんがいっぱい居る所です。」

坂本「それは大変だな。明久。それは低い視点から綿密な調査が必要だな。」

吉井「そうだね!絶対に行かないとね。」

秀吉「目的が変わってる気がするのじゃが。」

土屋「・・・・エロは自重すべき。」

 

5分後

坂本「明久、やっぱりここはやめよう。」

吉井「なんでさ、雄二。真逆霧島さんに怯えてるんじゃ。」

坂本「ああ、そうだ。だから頼む!ここだけは勘弁してくれ!」

姫路「坂本君女の子から逃げちゃ駄目ですよ。」

吉井「それとこれはただの敵情視察なんだから、別に僕達がメイド喫茶が趣味な訳じゃ無いんだから。」

と言いながら隣を見るとムッツリーニが真剣にカメラでメイドをカメラで捉えていた。

吉井「ムッツリーニ?」

土屋「・・・・人違い。」

島田「どう見たってムッツリーニでしょうが。あんた何してるの。」

土屋「・・・・敵情視察。」

吉井「ムッツリーニ駄目じゃ無いか。盗撮とか撮られた女の子がかわいそうだと。」

土屋「一枚100円。」

吉井「2ダース御願い。かわいそうだと思わないの?」

島田「あんた買ってるわよ。」

姫路「吉井君その写真をどうするんですか?」

(やっべ。)

吉井「やだな~疑われちゃ。きちんと責任を持って内容を見てから処分するよ。」

姫路「それじゃあ、中に入りますか。」

(今だ!)

吉井「男の足ばっかじゃないか!騙された!!」

姫路「やっぱり見てるじゃ無いですか!!」

霧島「おかえりなさいませ、ご主人様、お嬢様。それと

 

   今夜は帰させません、ダーリン。」

坂本「今帰っていいか。」

姫路「霧島さん大胆です。」

島田「ウチも見習わないとね。」

葉月「あのお姉さん達寝ないでベッドで遊ぶのかな。」

(葉月ちゃん絶対その先知ってて言ってるよね。子供だからってそこまで言ったら誤魔化せ無いよ。)

島田「じゃあ、私は、ふわふわシフォンケーキを。」

姫路「私はホットケーキを。」

吉井「僕は、、、、、水で。」

霧島「畏まりました。」

吉井「付け合わせに塩があると嬉しいです。」

霧島「分かりました。そしてダーリンは決まりましたか?」

少し坂本のメニューを覗いて見ると僕達のとは別メニューみたいで、霧島さんの手書きだな。内容はっと。

・メイドとの新婚旅行    ・メイドとの甘―い思い出

・メイドとのラブラブなキス    ・メイドとの新婚旅行

・メイドとの結婚式

雄二が震えている。これは怯えなのか、怒りなのか。恐らく後者だな。

霧島「限りあるのでお早めに。」

坂本「死ねっ!」

霧島「ご注文を繰り返します。ふわふわシフォンケーキ、ホットケーキ、水、メイドとの婚姻届を1つでよろしいでしょうか。」

坂本「全然よろしくねぇ~~~!!!!」

吉井「うん、それでよろしいよ。」

坂本「明久~~~!!!!!テメエ何しやがる!!!!」

霧島「ではお皿を準備します。」

と言って坂本の前にだけ婚姻届が置かれた。実印と共に。

坂本「って、これほんとに俺の家の実印だぞ。どうやって手に入れた!!!」

霧島「親切な人が譲って呉れた。」

坂本「おい、待てそいつぜってー親切じゃねぇ。」

霧島「メイドとの新婚生活を想像しながらお待ちください。」

坂本「明久、俺はぜってー試験召喚大会で優勝しないといけないんだ。」

吉井「それは僕も同じだね。」

常村「しっかし、ここは綺麗でいいな~。」

夏川「さっきの二年Fクラスは酷かったもんな。」

常村「テーブルが腐った箱だったし、虫もわいてたもんな。」

吉井「あいつら!」

坂本「待て、ここで殴りかかっても余計に評判が悪くなるだけだ。頭を使え。御前の首の上に着いてるのは飾りか?」

吉井「うっ。でもどうやって。」

坂本「待てそれより先に現状把握だ。工藤あの客は来たのは初めてか?」

工藤「いや、何回も出たり入ったりを繰り返してるよ。正直僕達も気分悪いし困ってるんだよね~。」

優子「それにしてもあの人たち、あなた達の教室で騒ぎを起こした人たちでしょ?大丈夫なの?」

吉井「それは雄二がいるから大丈夫だよ。きっと凄い作戦を用意してるよ。ね?雄二。」

坂本「そうだな。翔子、メイド服を貸してくれ。」

霧島「分かった。」

と言って霧島は服を脱ぎだした。

坂本「おい待て、誰が脱げと言った。」

霧島「だって、雄二がこの服欲しいって。」

坂本「予備があったら貸してくれって意味だ!」

霧島「・・・・そう。分かった。」

坂本「あからさまにがっかりすんな!!!!!」

吉井「そんなものどうするのさ。」

坂本「ああ、秀吉に応援を要請する。」

吉井「なるほど、秀吉に女装して貰うんだね。」

坂本「何を言ってる。秀吉の力じゃあいつらは落とせないだろ。」

霧島「持ってきた。貸し1つ。」

坂本「だそうだ、明久。」

吉井「じゃあ、今度雄二を一日自由に使っていいよ。」

ブーーー(坂本のコーヒーの噴出音)

霧島「ありがとう。吉井はいい人。」

吉井「じゃあ着るのは攻撃担当の美波だね。ゲフッ」

島田「次は本気で遣るわ。」

(凄い殺気だ。)

坂本「島田でもない。面が割れると後で面倒だ。女子なら誘拐でも何でも出来るだろ?着るのは御前だ。」

吉井「いやーーーーーーーーー」

坂本「仕方ねえ。あっち向いてほいで決めるか?」

(成程、これは指を避けようとして向いた方向に指を向ける作戦だな。その手には乗らない)

坂本「あっち向いて・・・・」

坂本が吉井の目に指を指す。

吉井「ぎゃーーーー目が!!!」

吉井が上を向く。

坂本「ほいっ。」

坂本が上を指す。

坂本「俺の勝ちだな。」

姫路「大丈夫でか?」

吉井「全く雄二の卑劣さには呆れるよ。」

姫路「でも吉井君なら絶対に似合うと思います!!」

 

10分後

(絶対に潰してやる。)

常村「それにしても汚かったよな。」

夏川「2-Fには気をつけろって事だ。」

吉井「お客様。」

夏川「なんだ姉ちゃん。ってふぅ、結構かわいいじゃないか。」

吉井が夏川に抱き着く。

夏川「ん?どうした、俺に惚れたのか?」

吉井「くたばれーーーー」

バックドロップ

夏川「いってって、お前はFクラスの吉井。」

吉井「くそっ浅かったか。」

常村「ふざけんじゃねぇこの野郎。」

(まずいこのままじゃ袋叩きだ。)

吉井「きゃーこの人私のスカートの中覗いてます~~~!!!!」

常村「えっ?そんな事はってふがっ。」

坂本の右フック

坂本「公衆の面前で破廉恥行為とは流石だな。」

常村「俺は何も!!」

坂本「黙れウェイトレスの胸を揉みしだいただろうが。」

吉井が更に右フックで気絶させた夏川に自分が付けていたブラを瞬間接着剤で夏川の頭につける。

夏川「何だこれ?取れないぞ?」

と言って夏川はブラを揉みしだく。

坂本「ほら~胸を揉みしだいているだろうが~。」

常村「かなり違うだろ~~!!!!!」

~離れてみている一行は~

工藤「あはは、坂本君達派手にやってるね~。」

優子「どう見てもバカ遣ってるようにしか見ええないんだけど。」

島田「凄いわね坂本、一撃で気絶迄持って行ったわ。」

 

常村「ここは分が悪い逃げるぞ夏川。」

坂本「待て、ここはお決まりんの交渉話やってからだ。」

坂本の交渉術を2人同時に行う

パンチ、キック、バックドロップ

常村「か、帰るぞ夏川!!!こいつには無理だ。」

坂本「もう一回交渉を・・・・」

常夏コンビの逃走

吉井「逃げたよ?雄二。」

坂本「追いかけなくていい。又どうせ仕掛けてくるその時には火薬でも薬品でも何でも使ってやる。ここは引くぞ。」

吉井「会計は?」

坂本「島田たちに任せて俺たちは召喚大会にいくぞ。」

霧島「お会計は野口英世一枚か、坂本雄二一名かどちらでお支払いになられますか?」

島田「坂本雄二一名で。」

吉井「雄二、島田さんお金使いたくないから、即答で雄二を売ったよ?しかも1000円で。」

坂本「何!?」

吉井「行くよ。雄二、そんなの気にしてる場合か!」

坂本「俺の人生がかかってるんだ!!!」

吉井は坂本を引きずり何とか召喚大会に持ってきた。

坂本「やはり、おかしい。」

吉井「どうしたの雄二?」

坂本「対戦相手が変だ。」

吉井「ランダムなんだからたまたまじゃない?」

坂本「それならいいが。秀吉多分出番が来る。さっき言った作戦だ。」

秀吉「了解じゃ。」

 

アナウンス「赤コーナーAクラス代表霧島翔子、木下優子。」

吉井「やったね。双子を使ったトリックだね。」

優子「そう上手く行くかしら?」

吉井「秀吉?」

優子「秀吉ってあのバカの事?」

スクリーンに紐で縛られてる秀吉の姿

秀吉「すまぬ、ドジを踏んだ。」

坂本「何だと!?」

霧島「雄二の考えてる事くらいお見通し。」

優子「まあ、匿名の情報提供もあったけどね。」

吉井「じゃあ、奥の手を使おう。」

坂本「奥の手!?お前に策があるのか!!」

吉井「うん、秀吉こっちこっち。」

吉井「今から僕の言うセリフを言うんだ。」

坂本「分かったここはお前に任せる。」

吉井「翔子俺の話を聞いてくれ。」

坂本「翔子俺の話を聞いてくれ。」

吉井「俺はどうしても大会に優勝したい。」

坂本「俺はどうしても大会に優勝したい。」

(よしっ秀吉がもうすぐ到着する。)

吉井「俺は大会に優勝したらお前にプロポーズする。」

坂本「俺は大会に優勝したら、お前にプロポって誰が言うかそんな台詞!」

ゴキっ(吉井が坂本の首を折り気絶させる音。)

秀吉(坂本)「俺は大会に優勝したらお前にプロポーズするんだ。愛してる~しょ~こ~!!」

霧島「棄権します。」

優子「代表!」

吉井「これで最強の敵は封じ込めた、あとは君だけだ!」

優子「あんた達どんだけ卑怯なのよ!!って良いわあたし一人で十分だわ。」

アナウンス「対戦科目、保健体育」

(そう、雄二が護身用に3回戦を保健体育にしてくれた意味が今では分かるよ。)

吉井「(小声)必殺代理召喚  サーモン」

土屋「サモン。」

 

保健体育

木下優子   324点

土屋康太    978点

 

優子「先生反則です。」

吉井「仕方ない。ムッツリーニ下がって。僕が遣る!」

土屋「・・・・了解。」

吉井「サモン!」

 

吉井明久   579点

 

吉井「前は300点台後半だったのに下がっちゃったの?忘れた?僕もFクラス男子の一員だよ。」

勝者  吉井明久

アナウンス「姦計を巡らせ味方諸共犠牲にした吉井明久君の一人勝ちです!!」

秀吉「それでも坂本を放っておいて大丈夫かの?霧島が媚薬を飲ませて持ち帰ろうとしておったが。」

吉井が振り返る

坂本「今日こそお前をコロス。」

吉井の右フック、膝蹴り、バックドロップにより薬を吐かせ冷水に付ける事で何とか戻った坂本。

坂本「お前何しやがる!!」

吉井「雄二の作戦が見破られたから行けないんじゃないか!!!!」

坂本「くっ、それを言われたら何も言えん。」

秀吉「それにしてもまだ客がこんのぅ。」

坂本「それについては既に対策は打ってある。一度失った客にはインパクトが無いと無理だからな。」

吉井「それじゃあ、秀吉の番だね。それならインパクト絶大だよ。」

秀吉「何でわしなのじゃ。」

坂本「いやこれは明久が着る。」

(いや確かにそれでもインパクトはあるけど。それはそれでショック死するレベル。)

吉井「ちょっ、チャイナ服まで着たら僕は本物って認識されちゃう。」

坂本「冗談だ。これは姫路と島田と秀吉に着てもらう。

秀吉「わしが着るのは冗談ではないのかの。」

島田「アキメイド服脱いじゃったんだ。」

吉井「唯で人のメイド服姿を見れると思うなよ。」

坂本「二人とも店の売り上げに貢献して貰うぞ。ヤレ明久。」

吉井「オーケー、大人しくこのチャイナ服に着替えるんだ。」

流石に女子と男子の力比べで女子が勝てる訳がなく吉井は馬乗りになった状態で島田の服を脱がせようとしていたその時

坂本「明久。」

吉井「何?雄二ってフガッ」

島田「隙ありよ!」

島田が吉井の顔面を地面に叩き付けた。

吉井「スイマセンした。自分チョーシくれてました。」

坂本「お前が痛めつけられてる所見たさに声かけたの気付かなかったか?」

吉井「何!?これは許しがたいふざけるな雄二!」

島田「でもチャイナ服は着無いって言ってたじゃん。」

坂本「状況が変わった。店の状況と明久の趣味だ。明久、チャイナ服好きだろ?」

(本当は好きだけどこんな趣味隠したいな。)

吉井「大好、、、、いや、愛してるってあれっ?」

坂本「お前は本当に嘘が付けない奴だな。」

工藤「アハハっ!見て木下さん!好きだって趣味隠そうとして余計に愛してるだなんて言ってるよあははははは。」

霧島「愛子、そんなに声出したら雄二に気付かれる。」

優子「ほんと、そう言うとこバカよね。」

島田「じゃあ、店の売り上げの為に仕方なく着るわ。」

葉月「バカなお兄ちゃん、葉月のは?」

吉井「葉月ちゃんんも着るの?」

葉月「葉月もお手伝いしたいからあの服葉月にも下さい。」

吉井「気持ちは嬉しいんだけど~って、ムッツリーニさっきいなかったよね。

隣を見てみると、もの凄い勢いでチャイナ福を作っているムッツリーニがいた。

土屋「俺の嗅覚を舐めるな。」

(何だろう、普通かっこいい台詞のはずなのに今は凄く気持ちが悪い。)

姫路「それじゃあ、4回戦が終わったら着替えますね。」

坂本「いや、今着替えて貰いたい。」

姫路、島田「えっ?」

坂本「宣伝の為だちゃんとFクラスだって主張もしてくれ。」

島田「これ着て出場しろって言うの?」

姫路「幾らなんでも恥ずかしすぎます。」

吉井「二人ともお願いだ。」

坂本「お前ほんと、チャイナが好きなんだな。」

(もう敢えて否定しない)

島田「仕方無いわね。着てやりましょう。瑞樹。」

土屋「出来た!」

葉月「お兄ちゃん凄いです。」

(ムッツリーニが下心の為なら何でも不可能ではないとは知っていたがまさか小学生まで守備範囲だったとは)

秀吉「ふむ、では着替えるとするかの。」

吉井「ちょっ、秀吉、ここで着替えるの?きちんと女子更衣室で着替えないとだめだよ。」

(純情少年の僕とムッツリ―ニにはその刺激は強すぎる。)

秀吉「最近明久が、わしを女扱いしてる気がするのじゃが。」

坂本「大丈夫だ、秀吉は秀吉だろ?」

吉井「雄二の言う通り。そうさ、秀吉は性別が「秀吉」でいいと思う。女とか男とか関係ないよ。」

坂本「俺が言ったのはそういう事じゃない。」

葉月「んしょ、んしょ。」

葉月がチャイナ服に着替えている。その脇で    ジョボジョボジョボ。

ムッツリーニが鼻血を流していた。

吉井「ダメだよ、葉月ちゃんここで着替えたら、ムッツリーニが出血多量で死んじゃう!!!!」

 

20分後

店は繁盛していた。

教頭「ちょっといいかね君。」

吉井「何ですか教頭先生。」

教頭「いや吉井明久という人物が誰なのかを知りたくてね。」

吉井「それなら僕ですけど。」

教頭「君が吉井君か。」

島田「吉井、土屋が茶葉を持ってきて欲しいって。」

吉井「すみません教頭先生。僕はこれで失礼します。」

教頭「構わんよ。もう用は終わったからね。」

島田「至急持ってきてって言ってたから早く行って来て?」

吉井「分かった。」

(ん?教頭先生はスマホで何をメールを打ってたんだ?)

 

吉井「うーんと、茶葉はっとあった、あっでもどの位必要か聞いてなかったな。」

不良A「おい!」

吉井「君達誰?ここは部外者立ち入り禁止だから入っちゃダメですよ。」

不良B「そうはいかん吉井明久に用があるんでな。」

吉井「へ?僕に?」

不良C「お前に恨みはねぇけどちょっくら大人しくしてろ!」

吉井「ちょっと待った、人違いじゃない!?」

(ギリギリ躱した。流石召喚獣の操作に慣れてるだけあるな。それじゃ正当防衛でってまだ僕は殴られてないから正当防衛が効かないじゃないか。じゃあ一回殴られるか)

不良A「大人しくやられやがれ!」

(良し!これで僕も殴れる)

吉井「正当防衛成立~~!!」

不良Aノックアウト

(これ以上殴って人を傷付けたら暴力事件で退学になりかねない。しかしこの儘店に逃げて美波達に危害が及ぶのも。)

坂本「おい、明久、ムッツリーニが茶葉の他に餡子も急いで持ってきてくれと、、、、何だ?こいつら?」

吉井「良かった雄二。これ以上ヤッタら観察処分じゃすまないからあと雄二が遣ってくれる?」

坂本「何だ?」

吉井「やれば分かる。」

坂本「おい、明久これは。ああ、そういう事か。大方面倒くさいだけか。」

不良C「こいつどうする?」

不良B「面倒だから一緒にやっちまおうぜ?」

 

1分後

不良B「覚えてろよ~!!」

不良A「テメエの面忘れないからな。夜道に気つけろ!」

吉井「雄二あの連中誰だか分かる?雄二なら戦った事あるんじゃない?」

坂本「売れ行きが良くなったFクラスの妨害でもして来たんだろう。あいつらとはやりあった事は無いな。それにあいつらも俺に驚かないって事は悪鬼羅刹の名前も知らないこことは全く違う所から連れてこられた連中だろうな。そうだな、誰か高校の中の言い同級生に急に頼まれて遠くから来たって感じだ。少なくともこの町から半径20㎞は昔俺の縄張りだったからな。」

吉井「そういえば雄二、さっき行くとき教頭先生が~」

吉井は教頭先生から不審な話し掛けられ方をされた事と、携帯の事を話した。

坂本「それは本当か。」

吉井「僕の目で見たんだ。間違いないよ。」

坂本「成程。全貌が見えてきたぞ。」

吉井「え?何の事?」

坂本「それは恐らく決勝戦までのお楽しみだ。」

1時間半後

島田「あれ?アキ達召喚大会に行ってたんじゃ無いの?」

吉井「それがさー、相手が食中毒で不戦勝だったんだよね。」

1時間後

姫路「明久君達は召喚大会に勝ったんですか。」

坂本「ああ、勝った。だが相手の食中毒で不戦勝でな。」

30分後

島田「アキ達またかったの?ウチ達は相手の食中毒で不戦勝だったけど。」

吉井「僕達も相手の食中毒で不戦勝だったよ。」

坂本「おかしい。こんなに連続して食中毒が起きてるのは考えられない。」

吉井「だよね。雄二。これって絶対特定の一店舗のレストランとかから出てるよね。」

坂本「もしかしたら、俺等かもな。」

吉井「な訳ないじゃないか。僕達はお茶とお菓子の2品しかないししっかり手袋してるじゃないか。」

坂本「姫路が作ってたらどうだ?」

吉井「はっ!ま、まさか!!!だーっしゅ!!!」

坂本「俺も付いて行く。」

吉井「はぁ、はぁ、はぁ、姫路さんまさか君厨房で飲茶とか作って無いよね。」

姫路「えっ?どうしてそれを知ってるんですか?」

坂本「どうしたもこうも校内に大規模食中毒事件が起こってるだろうが!!!」

姫路「それと、これとどう関係があるんですか?」

(全くもう、本当の意味で必殺仕事人いや、必殺料理人なんだから、気付いてないのかわいいなぁ)

坂本「そうか、まだ分から無いか。それならもうこの際はっきり言ってやろう。」

吉井「待ってよ雄二、それじゃあ姫路さんが!!」

坂本「黙れ明久。そうだ姫路この食中毒は全部お前の作った飲茶で起きてるんだ!!!!!」

姫路「え?でも手はちゃんと洗いましたよ?」

(いや、君の場合そこじゃないんだ。)

姫路「それに証拠でもあるんですか。」

坂本「そうか、自分でも分から無いならもう交渉するしかねぇな。姫路俺の交渉術受けるか?」

吉井「雄二、怒るのは分かるけど暴力は。」

姫路「そうですよ、坂本君!!女の子に暴力は良くありません!!」

坂本「黙れぇぇぇぇ~~~~!!!」

鉄人「坂本!!!!!!!」

坂本「鉄人!!!」

鉄人「営業停止処分だ。ここの店で50人の食中毒者が出た。」

吉井「そんな!!!50人も死んだなんて。あんな物何も耐性の無い一般人が食べたら死んでしまう!!!」

鉄人「吉井、よく患者の病状を知っているな。現状全員心肺停止だ。だがそんな事は誰にも口出してはおらん。貴様まさか!人にまで手をかけたのか!!!!!」

坂本「待ってくれ!鉄人!!!!悪いのはこいつだ姫路瑞樹だ!!!俺達は巻き込まれただけなんだ!!!!こいつを厨房から排除すれば全て解決するんだ!!!」

鉄人「ほう、女子を売るとは中々良い魂胆をしているな坂本。」

(雄二、まずい、このままじゃ冤罪をかけられて、死人は50人だから、死刑は免れない!!!御免姫路さん後で食べてあげるからここは許してくれ!)

吉井「雄二の言ってる事は本当なんです!!一度鉄人も姫路さんの作った料理を食べて見て下さい!!!」

鉄人「それはお前らを警察に突き出した後だ!!!」

(坂本:まずいな、そんな事に為ったら二重の意味でこの学校が本当に潰れちまう。一つは殺人犯が出た事。もう一つは俺達が召喚大会に優勝出来なくなる事で恐らくこの学校は潰れる。)

鑑識A「西村先生これはどう言う事ですか?」

(まずいあれはピラニア酸、姫路さん、遂にそんな物にまで手を出してしまったのか。でもピラニア酸なんて市販されてないし資格も無ければ買えないんじゃ?)

鉄人「吉井、これはどういう事だ。白状しろ。」

姫路「それは!返して下さい!!それは大事な調味料です!!」

鉄人「姫路、かばいたいのは分かるがそういう冗談はここではよしてくて。」

姫路「冗談なんかではありません。飲茶に酸味が足りないと思って実験室の薬品を使って合成してやっとの事で手に入った調味料なんです。」

鉄人「そんな優等生のお前が見え透いた嘘を吐くとはな。」

学園長「そいつらの言ってる事は本当だよ。」

坂本、吉井「学園長!!!」

鉄人「いやしかし、学園長迄・・・」

学園長「これを見な。」

学園長の手の映像では過酸化水素と硫酸を手にピラニア酸を作りそれを入れている姫路さんがいた。

(成程、実験室で作る程度だから料理が3分位は解けない薄さにとどまったのか

鉄人「これは、まさか殺人を犯したのが姫路だというのか。」

学園長「頭のいい人間はだいたいどこか頭が決定的に抜けている事が多いって言うしね。」

鉄人「では学園長姫路を警察に行かせるですね?」

学園長「その必要はないさね。」

(まさかこの余裕。)

(坂本:この注目も浴びている学校がする事は二択。1公表2隠蔽。この学園は世間の評判の元に成り立ってる事を考えれば答えは一択)

学園長「警察の方にも手を回したからね。」

坂本、吉井「聞きたくなかった~~~~~!!!!!」

その後本部からの連絡を受けた鑑識と警官が帰って行った。

学園長「御前等は店を続けな。」

(坂本:この状況でもまだ続けろと?そうか、矢張りそうか。そうだったのか。)

鉄人「しかし、学園長。」

学園長「但し、姫路だけは厨房に立たせないでおくれ。出来るね糞ガキ。」

吉井「はいっ、ありがとうございます、学園長。」

坂本「明久、そろそろ準々決勝だ。」

葉月「バカなお兄ちゃん、葉月を置いてどこかへいっちゃうですか。」

坂本「御免な、バカなお兄ちゃんはこれから大事な様に行かなくちゃ為らないから。」

葉月「うう、でも。」

坂本「でも良い子にしてたら、バカなお兄ちゃんが大人のデートに連れてって呉れるぞ。」

葉月「はいっ葉月頑張るです。」

吉井「違うんだよ葉月ちゃん!僕には君が期待してる財力は無いんだよ。」

(大人のデートって何だよ。あれじゃ公園のブランコじゃ納得してもらえないよね。絶対お金のかかる何かだよね。)

坂本「ラ・ペディスの向かいの店高級フランス料理店なんだってよ明久。」

吉井「そんなとこ行けるお金無いから!!」

島田「アキ、ちょっと校舎裏まで来て。」

姫路「美波ちゃん、ちょっと待って下さい。次の対戦相手は吉井君の様ですから召喚獣でやった方がお仕置き出来ますよ。」

吉井「ちょっと待って僕の召喚獣はフィードバック付きで姫路さんの攻撃が当たると痛いんだよ!」

姫路「大丈夫です。それが目的ですから。」

坂本「臨む所だ。」

吉井「待って雄二僕の大切な命をそう簡単に賭け事に使わないで!!」

坂本「お前、命吹き込まれてたのか!!!???」

(もう、いいです。)

島田「上等よ。早く会場に行きましょう。アキがどんな声で啼くのか楽しみだわ。」

(その漢字最早僕を人間と見て無いよね。)

坂本「いいだろう、そこまで言うのなら明久をどこまで大きな悲鳴を上げさせられるかじっくりと見せて貰おう。」

(僕の味方は誰も居なかった。)

アナウンス「準々決勝まで勝ち上がって来たチームは両チームともFクラス。これはFクラスの見方を改めなくてはなりませんね。」

坂本「いい事言うじゃねーか。」

審判「それでは準々決勝を、、、」

坂本「ちょっと待ってくれ。マイク貸して貰うぞ。」

雄二のFクラスの出し物の宣伝も終わった。さあ、来い。

島田「アキよくここまで勝ち上がって来たわね。でもウチらに勝てるとは思ってないでしょ?」

(いや、その前に学年主席と木下さん倒してるんですけど。)

坂本「甘いな、島田。御前達は確かに優勝候補だった。だからここまで勝ち上がって来る事は容易に想像できた。それなら、、、、対策は幾らでも打てるという訳さ!!!!」

姫路、島田、坂本「サモン!」

 

古典

島田美波  6点

姫路瑞樹   399点

 

坂本雄二  211点

 

島田「こっ古典!?準々決勝は数学じゃ無かったの?」

坂本「お前らに渡した対戦カードだが、、、、、あれは俺の手作りだ。」

島田「騙したわね!!!」

坂本「くははははっ勝負は2対1勝ったも同然だな明久!」

吉井「そうでね。6点しかない召喚獣なんて居ないも同然だよね。」

島田「何て卑怯な連中なの。」

吉井「サモン!」

 

吉井  明久   22点

 

坂本「明久。」

吉井「正直、悪かったと思ってる。」

坂本「何だその点数は!!!」

吉井「古典は記述問題だから点数調整が難しいんだよ!!!!」

坂本「お前が無駄な日本史に点数を注いだからだろうが!!!!!」

姫路「点数調整?」

坂本「ああ、そのことか、、、、、何でもない。」

(ここでバレたら大変だもんね。)

島田「私達だったら点数取れなくても勝てるですって~~~!!! 」

吉井「よしっ雄二ここは前みたいに個人戦で行こう。雄二は姫路さんを頼む。」

坂本「待て、それは俺の負担が大きすぎる。」

吉井「分かってる、そこは得意な頭脳プレーでカバーするんだ!」

坂本「何て無茶言いやがる!!!なら分かった、お前の言う通り頭を使ってやる。島田に姫路。」

島田「何よ。」

姫路「何ですか。」

坂本「明久がペアチケットを持って俺と行きたいと言ったがあれは嘘だ。」

(何を今更そんなこと言わなくても誰でも、、、)

姫路、島田「えっ!!??」

(分かって無かった。)

島田「それじゃあ、一体誰と。」

坂本「決まってるだろ。島田、お前、、、」

島田「じゃあ、アキは私と幸せになりに!!!」

坂本「の妹だ。」

島田「殺すわ。」

(何で本人の口から何も言って無いのに簡単に人は他人の嘘に騙されてしまうのだろう。そうでなければ僕は今、こんなに殺気を向けられずに済むのに。)

島田「妙に仲がいいと思ってたら、まさかそういう仲だったとはね。」

(妹の危機に立ち上がる姉も今の僕にとってはただの殺人鬼だよ。)

姫路「やっぱり、勝負事は本気で戦わないと行けませんよね。」

島田「瑞樹、あんたはアキの召喚獣をボコしてウチは本体をボコすから。」

姫路召:ビュッ

(しめた、今美波召喚獣は止まってる。今の内に攻撃を)

 

島田美波6→2点

 

吉井「何でこんなに攻撃力が弱いの~~~~~!!!!!」

島田「アキ、ヤッタわね、大人しくやられなさい!!!!!」

雄二が僕の耳元で何か話して来る。

坂本「明久は姫路の剣を封じてくれその間に俺が遣る。」

吉井「分かった。」

その前に美波が刃物で襲い掛かる

吉井「ってそれ反則!!」

アナウンス「反則はありません。」

(教師としてそれいいの?仕方ないここは少し可哀想だけど美波には少し黙って貰うか。)

美波の鳩尾に腹パン一発(よし、これでしばらくは動けないな。)

姫路さんの召喚獣が剣を大きく振りかぶった。今だ!!

僕の召喚獣が姫路さんの召喚獣をの剣を封じた。

吉井「後は雄二、僕を巻き込まないように!!」

坂本「馬鹿がそんな考えたたら威力が弱くなるだろ。」

吉井「貴様謀ったな~~!!」

坂本「もう、遅い、さっきの翔子の告白させられたお返しだ~~~~!!!!」

吉井「200点越えの攻撃はダンプカーの衝突並みに痛いんだよ!!!!」

姫路「えっ?あっ!!」

坂本「なら掛け声は決まったな。ダンプっ!!!!」

 

姫路瑞樹、吉井明久  戦死

吉井「うぎゃーーーーーー!!!」

島田「瑞樹!!」

坂本「余所見とは余裕だな島田。」

島田「はっ!しまっ!」

坂本「これで終わりだ!!!!」

 

島田美波戦死

 

アナウンス「姦計巡らせ味方共々葬り去った坂本雄二君の勝利です。」

(くそ、非常にも僕が雄二に謀った時と同じアナウンスダ。)

 

 

 

島田「卑怯者。」

姫路「二人とも酷いです。」

吉井「僕は何もしてなーい。」

島田「それはそうと、葉月に手を出そうとして無いわよね。」

(試合後にあんなに説得したのに僕って信用ないのかな。ここは冗談も交えて。)

吉井「そんな訳無いじゃないか。僕はAカップに興味は無いんだ。」

島田「あはは、それは安心ね。

   (小声)女は胸じゃなのに、、、、、、アキのバカ。」

吉井「冗談だから突っ込んで欲しかったんだけど。スルーされるとネタがネタなだけに恥ずかしいんだけど。」

坂本「二人ともそういうな。これも勝負だ。お前らの分俺達が頑張ってやる。それに俺達が勝った方が姫路の父親へのアピールになるんじゃねえか?」

姫路「何でその事を。」

島田「正直に言うわ。」

吉井「僕からも正直に話すね。」

坂本「おい、明久その話はこいつらの前でするなって言ったらだろ!!学園ちょ、、、、何でも無い。」

島田「何よアキ、何を隠してるのか言いなさいよ!!!」

吉井「雄二、もう言っても良いんじゃない?美波達なら誰にも言わなさそうだよ。」

坂本「事が全て終わってからな。」

島田「何よ。坂本、水臭いじゃない。」

坂本「今情報が洩れると学園が潰れかねんからんな。誰かが耳立ててるかも知れねぇ今、流石に御前達には話せない。」

吉井「雄二、何のこと言ってるのさ。Fクラスの設備の事でしょ?」

坂本「ああ、そうだが今はそれどころじゃない。」

姫路「私が食中毒を起こしちゃったからですか?それならもう終わりましたよ。」

島田「そうよ、坂本、学園の危機って何なのよ。」

坂本「召喚大会の決勝が終わったら話すそれまで待て。それより島田の方から話してヤレ。」

ガラガラガラ(Fクラスのドアが開く。)

秀吉「帰って来たか。大会どっちが勝ったのかの?」

吉井「雄二かな。」

島田「そうね。坂本の一人勝ちね。」

姫路「ですね。」

秀吉「明久は同じチームなのに負けじゃったのか?」

土屋「・・・これを見れば分かる。」

(ムッツリーニ、撮ってたんだ。確かに美波達我を忘れてたからパンチラ多かったけど)

秀吉「何じゃ!これは、、、、、、、、確かに坂本の一人勝ちじゃのう。」

霧島「・・・・雄二、男らしかった。」

工藤「残念だったね~吉井君。味方にやられちゃうなんて。」

優子「ほんと、島田さんには同情するわ。対戦カードで騙されたものね。全く根本みたいだわ。」

吉井、坂本「あの変態と一緒にするな!!!!」

島田「ほんと、木下さんもかわいそうね。アキにやられるのって屈辱よね。」

吉井「どうして!!!」

坂本「明久今から準決勝だぞ。」

 

吉井「雄二。最悪の相手なんだけど。」

坂本「ああ。」

 

化学

Aクラス 久保利光   384点

Dクラス 清水美春   148点

 

Fクラス

坂本雄二   142点

吉井明久   211点

 

坂本「さっき見たいに一人一殺をしよう。御前は清水担当だ。」

吉井「何でそっちを僕に押し付けるのさ。雄二こそ男らしく清水さんとしなよ。」

坂本「ああ、もういい御前が清水をやるつもりでいろ。どうせ両方御前にかかって来る。武器を受け止めててくれ。」

(そう、この前召喚獣の武器が壊れ無い仕様になった。大きな傷が付けば自動で修復する。これなら木刀に剣が食い込んで一瞬でも拘束出来る筈だ)

アナウンス「では対戦科目化学で試合開始!」

清水「お姉さまを誑かす豚野郎は排除します!」

久保「吉井君、僕の熱い一撃を!!」

清水さんと久保君の召喚獣が一斉に吉井の召喚獣にとびかかって切りつける。

ガッ   (しめた!木刀に二人の剣がのめり込んでる。)

坂本「今だ~~~!!!」

久保384→238点  

坂本「明久は久保をヤレ!俺はこのドリルをやる!」

吉井「オーケー雄二。臨む所だ!」

(久保君相手なら操作技術で!)

1分後

久保利光   84点

清水美春  96点

坂本雄二   62点

吉井明久   204点

 

吉井「雄二、どうしてそんなに消耗してるのさ!!」

坂本「こいつ、前線で指揮してやがるから無駄に操作が上手いんだ!」

吉井「僕が教えてあげたじゃないか!!!!」

坂本「俺の実践経験が少なすぎんだよ!!!」

吉井「分かった、僕が早くこっちを片付けて加勢する。」

 

久保利光  戦死     坂本雄二  戦死

 

坂本「明久、後ろ見やがれ!!」

吉「!!!??」

(まずい受け身も間に合わない。けどこの点数なら。)

 

吉井明久   204→48点

 

吉井「ぐわぁぁぁぁぁ!!!」

坂本「胸部にを当てただと?」

吉井「凄いね。初めて僕にこんなに急所の近くに攻撃を当てた人にあったよ。」

清水「そんなこと言っても何も出て来ませんよ。」

吉井「どっちにしろ次の攻撃で勝負が決まるんだ。次で決めさせて貰うよ。」

吉井の召喚獣が清水の召喚獣と距離を取って一気に詰める、そして、

坂本「スライディングだと!?」

スライディングで清水の召喚獣の股下を通り素早く立ち上がり背後からの攻撃。

(これで終わりだ!)

 

清水美春  96→47点  (ちっ受け身を取ったか。)

 

清水の召喚獣の突進。だが流石戦い方が分かってる。躱されてもすぐに体勢を戻せるような姿勢で突進してくる。

吉井「雄二、少し梃子摺るかも。」

吉井が躱す。そしてすぐに吉井のカウンターしかし

清水美春  47→18点

寸での所で清水の剣に振り払われてダメージが余り入らない。

(さっきの攻撃のフィードバックがまだズキズキ痛い。ここで負けたら姫路さんの転校は決行されてしまう。こうなったら足か。)

吉井の召喚獣が清水の召喚獣に対してのヘッドスライディング

吉井「向う脛~~~!!!」

清水美春   戦死  因みに今のは412ダメージだった。

(最初から当たってれば良かったのに。)

坂本「明久、よく頑張った。わりぃ、持たなかった。」

吉井「いいよ雄二。結果勝てたんだから。それに操作技術からすると大した事無いよ。僕は一撃しか喰らって無いからね。」

坂本「んじゃぁ行くぞ。そろそろ仕掛けてくるだろうからな。」

吉井「何が?」

坂本「ん?ムッツリーニ、やはり何かあったか。」

土屋「・・大変。ウェイトレスが誘拐された。」

坂本、吉井「!!!!!???」

 




バカテスト
~前略~
When girls cannot answer a question their teachers tend to tell them the correct
answer, but when boys have equal difficulty their teachers usually help them think through the correct answer on their own.
~後略~

下線部の所(表示してる所)を和訳せよ。

                  年は分から無いが  宮崎教育大学


姫路瑞樹の答え
女子が質問に答えられ無い時には、正しい答えを教師が教えて仕舞う傾向が在るが、男子が同様に困って居る時には、正しい答えを自力で最後まで考え抜くように教師は手助けするのが普通で在る。



先生のコメント
長かったですがよく訳し切りましたね。正解です。




吉井明久の答え
分からないし。ボケも思いつか無い。


先生のコメント
ボケは思い付か無くて結構です。

坂本  雄二の答え
分かりません。


先生のコメント
素直でよろしいですね。坂本君は英語が苦手でしたね。入試では少し長めの訳をさせられるので今の内から慣れて置きましょう。


横溝浩二の答え
フェンは、、、、、


先生のコメント
それはウェンです。疑問詞なので主語ではありません。




土屋康太の答え
少女達が、、、ブシャッ!!


先生のコメント
最初のgirlsでもうノックアウトですか。



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9:清涼際パート4(バカと雄二と誘拐と)

すみません今回のバカテスト何もネタ無くて出来映えが今一。何時も題材選びが10分で終わるのにもうネタが無いのか数時間探してた。そろそろやばいかも。


吉井「ムッツリーニ、それ、どう言う事?」

坂本「成程。そう来たか。」

吉井「分かったの?雄二。」

坂本「誘拐とはわから無かったが、何か仕掛けるとは思ってた。相手はさっき御前を襲った奴らだ。恐らく前よりも人数は多い。恐らく直接俺達とやりあっても勝ち目はないと悟ったんだな。」

吉井「そんな事より姫路さん達が!!!」

坂本「落ち着け明久。これは予想の範疇だ。」

吉井「姫路さん達に何かあったら召喚大会処じゃないからね。」

坂本「それが奴らの狙いだろうがな。」

吉井「え?」

土屋「場所なら分かる。カラオケ店。音声もある。」

 

~盗聴~

不良C「さて、どうする?吉井と坂本だっけか?この人質を盾に呼び出すか?」

不良D「待て吉井って奴は知らねぇが坂本は下手に手を出すとまずい。

不良E「今は聞かねぇが、中学時代は相当鳴らしてたらしい。」

不良G「坂本ってあの悪鬼羅刹の坂本か?」

不良F「待て、吉井って奴も坂本に唯一勝った事のある程の喧嘩の持ち主らしいぜ。」

不良H「出来れば事を構えたくないな。」

不良A「依頼はその二人を動けなくする事だろ?」

土屋「灰皿をお取替えいたします。」

 

変装したムッツリーニが店員に成りすまして灰皿を取り変える。変装は多分美波達にはばれてない!

 

吉井「雄二、この連中って。」

坂本「ああ、黒幕に雇われた連中だな。」

 

葉月「お姉ちゃん!」

島田「あんた達、いい加減葉月を離しなさいよ!!」

不良B「お姉ちゃんだってさ。可愛い!」

不良達「ぎゃーはっは。」

霧島「・・・雄二たちが助けに来てくれる。」

工藤「なんだかんだ吉井君達も頼れるからね~。」

優子「助けに来なかったら承知し無いんだから。」

 

坂本「何で翔子まで。」

土屋「一緒にFクラスで談話してたら勘違いで連れてかれた。」

(っていうか工藤さん何でこの状況でこんな冷静でいつもの口調なの。)

 

不良G「だったら俺はこっちの巨乳ちゃんが良いな。」

不良D「ずりー、じゃ、俺2番ね。」

姫路「葉月ちゃんを離してわ私達を帰らせて下さい!!!」

不良I「それはお姉ちゃんたちの頑張り次第だな。」

姫路「触ら無いで下さい!!!」

島田「ちょっと、瑞樹に何してんのよ!!」

不良J「うっせぇ女だな。」

島田「きゃぁ!!」

ダッ(駆け出す音。)

坂本「おいっ、明久!!」

バンッ

僕は荒々しくドアを開ける。

吉井「失礼しまーす!!!」

不良K「吉井だと!?何故ここに!!!」

姫路「明久君!」

島田「アキっ!」

霧島「・・・吉井。」

工藤「吉井君!待ってたよ~。」

優子「遅かったじゃない。」

吉井「死に腐れやぁ!」

吉井のキックは不良の股間に。

不良L「ほごぁぁ!!!」

不良H「テメエ康夫に何しやがる!!!」

吉井「!!?そんな攻撃!」

吉井の頭突き。

不良H「頭突きだと。」

吉井「喧嘩の常套手段だぁ!!!!!カウンター行くぜ!!歯-食いしばれーーーー!!!!」

吉井の回し蹴り。

不良H「フガッ!!!」

不良D「舐めてんじゃねぇーーー。」

不良のパンチは吉井の頬に。

吉井「その程度か!!!痛くもねぇ。パンチがようぇーんだよ!!!パンチは腕に力入れてこー遣るんだよ!!!」

不良D「ボガッッ!!!」

(まずい、勢いで来たけど良く見たら今KOした人除いても9人いるじゃないか。)

不良A「こいつ吉井じゃないか。」

不良K「なぜここに!」

吉井「君達の会話は全部聞かせて貰った。」

不良B「聞かれたならここでヤッちまえ。」

(あれはナイフか。)

不良G「死ねーーーーー!!!」

(まずい攻撃をよけるだけで精一杯だ。)

 

3分後

不良G「いい加減やられやがれ!!!」

バキャッ

誰かが部屋に入って来た。良く見たら扉が蹴破られてる。

坂本「やれやれこの阿保が。少しは頭使って行動しろっての!!!」

不良G「ぎゃーーー!!!」

坂本が不良の顔を壁に叩きつき付けた。

吉井「雄二!!!」

坂本「梃子摺ってんな。手伝ってやるよ。雑魚相手に梃子ずってんじゃねぇ!!!」

霧島「・・・雄二。」

工藤「増援部隊到着って感じだよね。」

島田「坂本!?」

不良A「出たぞ!!!!坂本だ!!!」

坂本「そうだ、俺が悪鬼羅刹の坂本だ。御前等の会話はムッツリーニの盗聴器で全部聞かせて貰った。明久御前は早く出過ぎだ。あれだけ突撃は待てと言っただろ。貸し一だからな。」

不良B「坂本、このお嬢ちゃんがどうなっても良いのか?」

坂本「馬鹿だな。俺達は既に会話は聞いてると言ったろ。そんなちびっ子が拘束されてるのは知ってる。対策は打ってある。」

不良B「それじゃあ、このお嬢ちゃんに酷い傷を、、、」

坂本「ムッツリーニ!!」

土屋「負うのは御前。」

不良B「あがぁ!!!!!」

ムッツリーニが灰皿で殴る。

姫路「土屋君!?」

工藤「中々計画練ってるね~。面白い物見せて貰ったよ。」

(いや、捕まってるんだよ君。)

姫路「吉井君!!」

島田「アキ!」

(やったあ、千載一遇のチャンスだ。どんと来い。)

不良A「テメエよくも康夫を!!!」

吉井「ふがっ!」

(どんと来た。)

不良A「なんだこいつ血の涙を流してやがる。」

吉井「姫路さんここはこいつらを片付けた後ね。」

坂本「ムッツリーニ!!!!島田達を連れて先に帰っててくれ。俺はいいストレス発散器具があったんでここに残ってる。御前らが生まれて来た事を後悔させてやる。」

吉井「雄二!!!貴様迄僕の邪魔をするのか!!!」

坂本「其にしても丁度良いストレス発散の相手が出来たなぁ。生まれて来た事を後悔させてやるぜぇぇぇ!!!!!!」

吉井「南無、、、、」

(霧島さんに追い詰められてる今の雄二の邪魔をして喧嘩するなんて御愁傷様としか言い

様が無いよ。)

不良A「ふがっ悪鬼羅刹の噂は本当だったのか!!!!ボゲッ!!」

吉井「秀吉は何で縛られてるの?」

秀吉「なぜかこやつらに縛られて随分と尻を触られたのじゃが。」

吉井「触った人の気持ちが分かるよ。」

坂本「これでとどめだぁぁぁぁ!!!!!!」

(雄二幾らなんでも顔が怖いよ。)

姫路「坂本君って怒ったら怖いんですね。」

島田「ほんとよね。」

工藤「頼もしいな~。」

優子「みんな来てくれてありがとう。」

(あれ?木下さんってこんなキャラだっけ?)

坂本「ムッツリーニ後はこいつらを縄で縛っててくれ、かなり弱ってるから起きたらスタンガンを押し当てて気絶させてくれ。事が終わったら警察に通報する。」

土屋「・・・・了解。」

 

 

30分後

アナウンス「本日1日目の清涼際はこれで終了です。」

島田「それで坂本何で私達も残らないと行けないのよ。」

姫路「それに工藤さん達も呼び出すなんて何が在ったんですか?」

坂本「ちょっとババアに用があってな。ムッツリーニ、隠しカメラは?」

土屋「・・・・無かった。」

吉井「一応目上の人なんだよ雄二。」

坂本「とは言ってもな。一連の事件はあのババアにも原因があるからねな。」

ガラガラガラ(Fクラスのドアが開く。)

学園長「話ってなんだい。おや随分人数が多いんだねぇ。」

吉井「出たな!諸悪の根源め!」

学園長「おや、何時の間に私が黒幕扱いされてるんだい。」

坂本「気にしないでください。こいつがバカで勘違いしてるだけです。だが黒幕ではないにしても俺達に隠し事してるって所は裏切られてるぜ。それとこいつ等はあんたの勢で不利益を被った連中だ。」

学園長「賢いとは思ってたけど、真逆私の考えに気付くとはね。」

坂本「取引をする解きから気付いていたさ。ただ証拠もなかったから何も言わなかったがんな。」

島田「取引って何の事?」

坂本「明久、説明してやれ。今ならいいぞ、御前が説明出来るのはここ

位しか無いからな。」

吉井「元々僕達が召喚大会に出たのは姫路さんのお父さんを見返す為だけの目的じゃないんだ。」

島田「知ってるわよ。それ位、、、、、、坂本と幸せになりたかったからでしょ?」

吉井「違――――――うっ!!!、まだ誤解してたの!!!元々学園長に相談にいたんだけど学園長が僕達に学園長の要望に応えたら設備を改装してやるって言われたんだ。その要望が召喚大会で優勝して学園長に如月グランドパークのプレミアム招待券を返してくれって要望だよ。この如月グランドパークに如月グループは恐ろしいジンクスをつけようとしてて~~~~~~~~~~~~と言う事なんだ。だから美波達に大会に出る目的は商品?って聞かれた時に一応そうなるかなって答えてたでしょ?あれは雄二が隠したくて言った嘘なんだ。」

工藤「へ~そんなジンクス作ろうとしてたんだ。代表にいいんじゃない。喜ぶよきっと。」

坂本「恐ろしい事言うな~!!!って翔子!!!!御前は呼んで無かった筈だ!!!」

霧島「・・・・最初からいた。」

坂本「と言われたのだが、明久の話には勘違いがある。」

吉井「へ?どこが?」

坂本「ババアはプレミアム招待券に関してはどうでもいいって事だよ。大方、黒金の腕輪って奴のほうじゃないか?大方調整に失敗したかなんかで、高得点者には制御できなくて不具合でも起こるとかなんじゃないのか?」

吉井「なら最初から言ってくれればいいじゃないですか。それなら黒金の腕輪も回収しますよ。」

坂本「それは必要ない。回収目的ならわざわざ俺達に頼みはしないだろ。そもそも回収なんて極力避けたい筈だ。そのつもりなら遅かれ早かれ言わないと行け無いんだ。あの時に渋る理由はねぇ。研究者ってのはプライドが高いからな。自分の失敗は出来れば隠したいはずだ。それに折角作った技術をこんな良い機会に御披露目出来ないのは悔しいんじゃないか?俺達を利用して御披露目しようって魂胆じゃねえのか?」

学園長「あんたはほんとに頭が回るねぇ。」

坂本「最初からおかしいと思ってたんだ。あの話なら俺達よりも高得点者に声をかければいいからな。俺等に任せるのは効率が悪い。」

学園長「教頭の居る前で大っぴらに出来ないって線は考えなかったのかい?」

坂本「じゃあ、設備の改修は渋らない筈だ。教育方針って物の前にまず生徒に健康状態の方が重要の筈だからな。教育者側として増して、学園長と言う立場からして断れば株が下がる。あそこで渋ったのは俺達に大会に出させる為だ。それで俺は提案した。俺が学園長室で提案した内容覚えてるか?」

吉井「あっ、あれか。」

学園長「そうかいあれで私を試したのかい。」

坂本「そうだ、協力する代わりに対戦科目は全て俺達に決めさせるってな。もしあんたが他のペアに優勝させようとして俺達を負け要因として使ったのなら渋ってりする様子が見られるだろうしな。」

吉井「だから雄二はあの時どこ行ったのかって聞かれてちょっと話があったとか雄二にしては歯切れの悪い答え方してたんだね。」

秀吉「確かにあの時は妙だった。」

坂本「つまり、学園長は優勝者は俺達じゃないと行け無かった。それは俺達が低得点だから。だがあんたは俺達の操作技術が上手いからと言う訳の分からない理由で点数を調整するように言ってきた。俺には総合1500点明久には総合1000点以下だとな。あれで確信した。他にも学園祭の出し物如きに営業妨害が3回も入った。しかもその内1回は誘拐監禁事件だ。俺達の対戦相手に作戦を密告する奴が居たりとかな。何より姫路達の誘拐は決定的だった。ただの嫌がらせでこんな事はしない。仕組んでる。」

優子「作戦をバラすって私達との試合の事?」

坂本「そうだ。」

学園長「そうかい。あいつらはそこまで手段を選ばなかったかい。すまなかったね。」

学園長が深々と頭を下げた。

(年下相手にきちんと頭を下げられるなんてもしかしたら意外と責任感が強い人なのかもしれない。)

学園長「あんたらの点数を見て最初は問題ないと考えていたんだろうけど決勝まで進まれて焦ったんだろうね。そうさ、あんたらが優勝の可能性を持つ低得点者だからね。」

吉井「雄二。これって褒められてるのかな?」

坂本「バカだって言われてるんだ!!」

吉井「なんだとババア!!」

坂本「今ので気付か無いなら反論の余地がないだろうが。」

吉井「そんな!!僕だってこの前の中間テスト学年で5位だったじゃないですか。」

学園長「だから点数調整をお願いしたんだよ。」

坂本「そうなると、俺達の邪魔をしてくるのは学園長の失脚を狙ってる立場のの人間。他校の経営者とその内通者と言った所か。」

吉井「雄二、そうやって僕を会話から置き去りにするのはやめて欲しいな。」

坂本「やれやれ、勉強以外頭の回らないこのバカが。俺達の邪魔をするって事は腕輪の暴走を止められたら困るって事だろ?そんな学園の失墜を狙ってる奴なんて生徒をうちに取られた他校の経営者くらいだろうが。」

学園長「御名答。身内の恥を晒すみたいだけど隠して置く訳にも行かないからね。恐らく一連の手引きは・・・・・」

坂本「教頭の竹原か?」

工藤、島田、優子「え~~~~!!!!」

秀吉「何じゃと!!!!」

学園長「その通りさ。奴は近隣の私立校に出入りしていたと言う話も聞くし間違いないね。ただなぜ御前さんがそこまで分かるんだい?」

坂本「その出入りしてた情報は初耳だが。俺の勘だ。明久が最初にチンピラに絡まれた時倉庫に行くことを知ってたのは教頭と、島田、ムッツリーニしか知りえなかった。そして明久が倉庫に行く前に教頭が俺らの教室に来たのは明久がどんな人物か確認するためと言っていて更に明久は明久が教室を出ていく時すなわち明久が倉庫に行くって知ったすぐにスマホで誰かにLINEしてたらしい。恐らくタイミング的にも奴がチンピラを雇って指示したと考えるのが妥当だ。それと多分常夏コンビも教頭に買収されてる。恐らく通知表の点を上げてやるとでも言ったんじゃないのか?」

吉井「それじゃあ、優勝者に事情を話して、、、、、」

坂本「無理だ。決勝戦はあの常夏コンビだ!!!!恐らく奴らが裏で対戦カードを操作してたに違いない!!奴らは教頭側の人間だ。喜々として暴走するに違いない!」

学園長「だからあんたらは大会が終わったら返してくれれれば良いさね。勿論、それは今週中には完全に修復た物を作っておくよ。」

吉井「学園長、質問です。それって単教科が平均点以上で暴走する事はあるんですか?」

学園長「1個や2個では暴走はしないね。総合が平均以下なら良いのさ。ただしあんたの場合は世界史と日本史を両方高得点は取って貰いたくないさね。」

吉井「分かりました。じゃあ、雄二僕は日本史にかけるよ。昨日も日本史頑張って点数が上がったんだし。」

坂本「そうか。日本史は対戦科目外だがそこは何とかしてやろう。御前がそんなに言うのならな。」

学園長「それじゃ、私は学園長室に戻るとするかね。あんたら明日は頼んだよ。」

工藤「何か凄いことになってるね~」

霧島「・・・・吉井、頑張って。」

島田「坂本が言えない理由ってこう言う事だったのね。」

姫路「私の為にも勝って下さいね。」

優子「これで負けたらただじゃおかないからね。」

坂本「ああ、ここで負けたら学園の存続にかかわるからな何としても勝つ。」

土屋「・・・・この学校は気にっ入っている。頼んだぞ明久。」

秀吉「責任重大じゃな。」

 

 

清涼際  2日目

島田「アキおはよ~。」

姫路「明久君おはようございます。」

工藤「おはよ~吉井君。」

霧島「・・・吉井、おはよう。」

吉井「あ、おはようみんな。」ゲッソリ。

島田「そんなんで決勝大丈夫なの!?」

吉井「朝一番にテスト受けたからね。」

吉井「そういえば昨日は大丈夫だった?」

姫路「大丈夫ですよ。気を使い過ぎですよ。明久君が助けに来て呉れてから。」

島田「アキと言うより坂本と土屋かもしれないけどね。」

工藤「でも吉井君の権幕も凄かったよ~。」

優子「そうね、坂本君の考えを破ったにはあれだけど、一人で乗り込んできた勇気だけは認めてあげるべきよね。」

霧島「・・・・・吉井、ありがとう。雄二は?まだお礼してない。」

吉井「雄二ならそこで倒れてるよ。雄二は日本史苦手見たいだから昨日は僕が朝4時位迄教えたんだよね。僕も雄二もぐったりだよ。」

霧島「・・・雄二、起きて。」

坂本「あぎゃーーーーー!!!!!スタンガンで起こすな!!!俺は疲れてるんだ!!!」

霧島「昨日はありがとう。」

(これは必殺上目遣い。普段クールな子がすれば威力は絶大困難で冷たくあしらう奴は人間じゃない!!!)

坂本「そんなの起きてから言え~!!!俺は疲れたから寝る!!」

(人間じゃねーーーー。)

坂本「悪いが姫路達はホールやっといてくれないか。俺達は屋上で寝てくる。」

吉井「悪いけど僕もそうさせて貰うよ。決勝の1時間前に起こして。雄二もね。」

秀吉「大丈夫か?相手は3年じゃぞ?しかも結構上の方らしい。」

坂本「大丈夫だ。3年はその分テストはむずい。ハンデはない。」

島田「あんた達のセーブして点数で大丈夫かって言ってんだけど。」

坂本「そんな事より店の陣日に専念してくれ。」

坂本と、吉井が同時にあくびをする。

優子「緊張感が無いわね。」

吉井「それじゃあ、二人で寝て来るよ。」

姫路「やっぱり一緒に練るんでしょうか?」

島田「間違いないきっと坂本の腕枕で。」

(聞かなかった事にしよう寝つきが悪くなりそうだ。)

3時間後

吉井「それじゃ、僕達は行くね。」

工藤「後で応援に行ったあげげるよ~。」

霧島「・・・・負けたら即結婚。」

秀吉「ここまで来たんじゃ抜かるでは無いぞ。」

吉井「分かってるって。師匠戦争みたいなヘマはしないよ。」

坂本「ヤレヤレ捻り潰してやろうぜ。」

 

 

アナウンス「長らくお待たせしました。これより試験召喚システムによる召喚大会決勝戦を行います。それでは選手入場。」

スタッフ「さあ、入場して。」

アナウンス「2-Fクラスの坂本雄二君と、吉井明久君です!皆さん拍手で迎えて下さい。数々のAクラスチームを抑えて来て決勝に駒を進めて来たのは何と最下級のFクラスこれはFクラスに対する認識を改めなくてはなりません。」

坂本「あの司会いい事言ってくれるじゃねーか。」

アナウンス「対するは3-Aクラス所属の、、、、、、」

吉井「あーーーーまだそれ付けてたの~~~~!!!」

夏川の頭には昨日のブラがまだ付いていた。

夏川「取れねーんだよ!!!!」

吉井「変態だ!!変態がいる!!!!!!」

坂本「よぅ、小細工はもう終わりか?」

常村「御前等が公衆の面前で恥をかかないように配慮したんだがFクラスのおつむじゃ理解できなかったかな。」

坂本「ご苦労な事だな。そんなに俺と明久が怖かったか。」

夏川「本当はこんなことしても勝てるんだがな。そもそもAクラスとFクラスじゃ実力が違い過ぎる。」

坂本「御前達は頭しか無いからな。戦力ってもん忘れたんじゃにのか?」

夏川「へっ、今迄の御前達の勝ち方は相手の弱みに漬け込んだ騙し討ちじゃねーか!!俺達相手じゃ何も出来無いだろ!?」

坂本「そうか?こっちは決勝の為に今迄点数を温存しててここで爆発って可能性もあるぞ

単教科では不具合は起き無いからな。」

常村「そんな頭Fクラスに無いだろ!!!」

坂本「さっき公衆の面前で恥をかくって言ってたがこのッ決勝で公衆の面前で恥をかくってあんたらの事じゃないのか?Fクラス相手に圧倒的な戦力差で負けて恥をかくののは。」

常村「へっ、それじゃあ、見せてやるよ俺の得意な英語で。」

吉井「あんたらに聞きたい事がある。        教頭と協力してる理由は何だ。」

夏川「なっ、なぜそれを!!仕方無い。そこまで知ってるなら教えてやろう推薦書を書いてくれるんだやったら。指定校推薦で早稲田に通してくれるんだってよ。」

坂本「そんなことしたら来年は指定校推薦枠が俺達に来なくなるだろうが!!!」

常村「テメエ先輩に向かって!!」

アナウンス「対戦科目、日本史!」

常村「何!?対戦科目は英語じゃねーのか!」

坂本「散々小細工して来たんだ。これ位いいだろう。」

常村「へっ、上等だ。かかって来やがれ!」

 

日本史

常村勇作    284点

夏川俊平    212点

 

坂本雄二    324点

吉井明久    784点

 

夏川「700点オーバー!!!!??御前カンニングしただろ!!!」

坂本「いや、こいつは元々歴史科目はこの位だ。だが、俺のFクラスでAクラスに試召戦争で勝つのに手伝いをするために点数調整しただけに過ぎねー。そこの猿山の坊主と気持ちわりぃモヒカン頭の奴とは頭の出来が違うからな。それに誰をカンニングしたらこんな点数とれる。」

常村「こんなナイフのような思考回路を持った奴に俺達が負ける訳無いだろが~~!!俺達の方が召喚獣の操作は一年長いんだ舐めて貰っちゃ困るねぇ。」

坂本「そうか。知らねーなら教えてやる。こいつは観察処分者だ。そして何十年と召喚獣を扱ってきたどの教師よりも操作が上手い。俺も明久に教えて貰ったからあんたらには劣っても明久だけでこの戦いは十分だからな。明久、あとは御前が遣れ。御前にやられ方がこいつらはより強い絶望顔になるだろう。ムッツリーニからカメラも預かってある。きっちり撮らせて貰うぜ。」

(雄二、どこまで下衆いんだ。悪友でも流石に引くよ。)

常村「俺達を舐めてかかるなよ。あとで痛い目見てもしらね~からな。」

夏川「二人いっぺんにかかるぞ!」

(二人の召喚獣がいっぺんに襲い掛かる逃げ場はない。流石三年と言った所か少し二人の攻撃のタイミングをずらしてる。戦い方分かってるじゃ無いか。でもこれは予想して無かっただろう。)

夏川「ヘッドスライディングだと!?何考えてやがる!」

吉井の召喚獣はヘッドスライディングで二人の間を擦り抜け、擦り抜けた後すぐにジャンプし、回転しながら常村の召喚獣の首を打ち抜く。

 

常村284→189点

 

常村「ウガァッ!!!」

更に首を討ち抜く

 

常村189点→78点

 

常村「ガァァッ!!!!」

(くそっ木刀じゃ攻撃が弱すぎる急所付いたつもりなのに。)

常村の召喚獣の反撃。

(夏川は今の攻撃にたじろいでるか。じゃあ、今がチャンス。足にでもスライディングするか。)

常村の足へのスライディングが決まったこけてる。

(じゃああとは喉元に木刀で突いて。)

 

常村    戦死

 

常村「アガァァッ!!!!!」

(雑魚かよ。)

坂本「こら、明久、一方的にボコるなよ。見てる人が詰まらねーだろ。攻撃喰らってやれよ。痺れを切らした戦いの方が面白いだろ?」

吉井「でも雄二!!」

坂本「でもその方がいっぱい殴れるし。沢山ボコった方が気持ちいだろ?」

(外道か。)

 

 

工藤「うわ~坂本君も案外鬼畜だね~。」

優子「ちょっと酷いわね。でもこの位してヤッタ方がいいんじゃない?」

島田「本当に悪鬼羅刹って感じね。」

(ほら雄二、最前列で応援してるみんなだって言ってるじゃないか。)

 

 

吉井「雄二、でも攻撃力は元の点のままなんじゃ。」

坂本「それは決勝以外の話だ。決勝ならフィードバックも物理干渉も在る。存分にやって来い。そしてそろそろ長話も過ぎたそろそろいいんじゃねーか?」

振り返ると

 

吉井明久   784→123点

 

(さっきの鈍痛はこれだったのか。日頃から攻撃受け続けられてて気付かなかった。)

夏川「話す暇あるなら反撃してみろよ!」

(じゃあ、そうさせて貰う。)

吉井の木刀で夏川の召喚獣を払う。夏川の突進。素早くそいつの横に回り、足をかける。いつもの攻撃だ。夏川の召喚獣がこける。

吉井「今だっ!」がら空きの夏川の召喚獣の腹部に木刀一発。

 

夏川  280点→246点

 

夏川「ウゴォッ」

空高く舞い上がる。そして落ちて来た所を、、、

 

夏川  246→202点

 

夏川「アガァッ」

夏川の召喚獣がフィールドの端まで飛ばされる。

吉井「今だぁぁ~~!!」

夏川「ふっ、経験の差と言う奴を見せてやろう。」

夏川が吉井の召喚獣の目に向けてマッチ箱を投げる。しかし吉井の召喚獣は躱す。

夏川「何っ!!」

坂本「あんたらの外道さならこんな事するのは当然だからな。俺が明久に忠告しといた。」

吉井の召喚獣の袋叩きが始まる

夏川   202→186→162→143→118

 

夏川「あ゛ぁぁぁぁぁ~~~~~!!!!!」

吉井「くそっ、逃げたか。」

坂本「明久、物理干渉だ。」

(そうか、召喚獣の装備は壊れたりはしない。これだけ点数が残って居るのなら。)

吉井の召喚獣が力強く地面を叩く。と同時に明久と夏川の召喚獣が宙に浮く。ただ状況は違う。夏川の召喚獣は不意のフィールドの地震で高くそして体勢を崩されながら飛ばされてるのに対し吉井の召喚獣は低くそして体勢も整えた状態で宙に浮いている。

(勝った。)

空中に浮いてる敵に対して木刀の滅多打ち。そして落ちたら首を掴み腹に木刀を打ち込んでまた空に上げる。最後は野球の様に木刀をバット要領で腹部に当て夏川の顔面に夏川の召喚獣を叩きつける。   

ペシッ

 

夏川   戦死

 

夏川「ウヘェェツ。何しやがる!!」

坂本「最後に負けた自分の召喚獣のプレゼントだ。可愛がって遣れ。召喚大会はリングから落ちないように物理干渉はあるみたいだからな。」

吉井「フィードバックは?」

坂本「在る。しかし其だとガチで戦争に為るな。」

 

葉月「バカなお兄ちゃ~ん!」

(ぐへっ鳩尾が。)

吉井「今日も見に来てくれたんだ。ありがとね。」

島田「二人ともお疲れ様。アキ何でまたあんな点数なのよ!!」

吉井「え?僕は前の中間から50点位しか上がってないよ?」

島田「そうじゃなくて、何であんなに良い点数なのよ。」

吉井「その事。やだな~美波僕が歴史科目得意って忘れたの~?」

島田「なら世界史勝負の方が差が広がって良かったんじゃ無い?」

吉井「僕のここ2日間の日本史の努力を捨てる気!!!?それと雄二の日本史の勉強教えるの大変だったんだよ。この前のA級戦犯だし。」

島田「それにしてもよく坂本がこんな短期間でAクラス並の得点になったわね。」

坂本「散々だったからこそだ。あれから日本史は重点的に勉強してたからな。」

島田「それであんな点数だったの。」

坂本「簡単に言うがた大変だったんだぞ。明久に無理矢理日本史の勉強強要させられたからな。」

吉井「まあ、雄二も僕が居ない所で頑張ってたからね。虚仮の一念って奴じゃない?」

坂本「誰が虚仮だと?」

吉井「良いじゃ無いか偶には僕にも言わせてよいつも馬鹿呼ばわりされてるけど僕だって学年で、、、」

姫路「明久君、文化祭が終わったら体育倉庫の裏に来て下さい。」

(なんだこの告白の前振り見たいな振りは)

吉井悪魔「姫路は御前に好意を抱いている」

(やあ、君はそうやって、僕を唆そうとしてるんだね。)

吉井悪魔「そうじゃないこれ本当の事だ。一連の会話を思い出せば分かるだろ。」

吉井天使「そんなの嘘だぁっ!騙されちゃ駄目だよ!バカでブサイクで甲斐性無しの明久に限ってそんな事は無いよ!!!悪魔の言葉に騙されちゃ駄目だ!!」

吉井「テメエ表に出ろや!!!!天使!!!」

吉井悪魔「フンッ、若し俺が間違ってたら俺が姫路の手料理を完食して見せるよ。」

吉井天使「上等だよ!!!僕が間違ってたら同じ事してる!!!」

(勝手に二人で決めないでくれ。それとそれどっちに転んでも食べるのは僕なんだけど。)

工藤「でもあの点数で君の操作技術なら歴史科目ではもう誰も勝てないな~。」

優子「何で歴史科目だけこんなに点数がいいのかしらんね。」

吉井「失礼な!!!地理と家庭科と、生物と保険体育だって腕輪をっ!!ってはっ!!」

島田「ア~キ~!!何で保険体育が腕輪持ちなのか説明して貰える?」

姫路「それに生物も何でなのか教えて貰いましょう。」

吉井「ぎゃーー人の得意科目は何だっていいじゃ無いか~!!基本的人権の尊重は~~~!!!」

工藤「吉井君に人権は無いって感じの攻撃っぷりだね。」

坂本「御前等も文化祭終わったら、俺達の祝賀会、参加しねぇか?」

工藤「それはFクラスのみんなに悪いよ~。」

坂本「いや女子が参加する方がみんな喜ぶぜ?」

優子「Fクラスの男子の性格から考えたらここは行きたく無いわね。」

坂本「それは大丈夫だ。ここで女子を襲わ無い方がモテるとでも言えば良いだろう。」

優子「そんな事であの人達が素直に襲わないとは思え無いンだけど。」

坂本「俺はあのクラスを纏めた代表だぞ?あいつらの女子に対する単純さはこれまでの試召戦争の時に幾度と無く使わせて貰った。」

優子「それもそうね。」

坂本「それにAクラス戦の勝利を導いて呉れた英雄の頼みを断らない訳無いだろう。」

吉井「この前のAクラス戦ではA級戦犯だろーーー!!!」

坂本「遣るか?」

工藤「二人ともこんな所で不毛な戦いはよそうよ~。」

坂本「そうだな。ここはそうして置こう。確かに戦犯は事実だからな。そんな事より明久、片付けが終わったら学園長室に行くぞ。」

吉井「ああ、あれの事ね。」

坂本「一応ここに居る全員で行こうと思う。」

工藤「でも、僕達が居たら邪魔になら無い?」

坂本「いや、教頭がここで食い下がる訳が無い気がしてな。一応念のために何かあったら協力してくれる人材が欲しいだけさ。」

吉井「雄二、僕達の手でチンピラも常夏も倒したじゃんか。」

坂本「ただ諸悪の根源の教頭に関してはまだだがな。」

島田「それじゃあ、私達は着替えてくるね。」

吉井「何で!!?」

島田「何でって恥ずかしいからに決まってるでしょ。」

吉井「よく確り考え直すんだっ!カムバーーッックッ!!!」

秀吉「フム、それじゃあ、わしも。」

吉井「させるかっ!!!せめて秀吉だけは着替えさせ無い!!!!」

秀吉「お主は何を言ってるのじゃ!!!」

ふと横を見るとムッツリーニの僕が掴んだ秀吉の足の逆足を掴んでる。

(流石我が同士)

5分間僕達の攻防が続き美波達が帰って来た。

島田「ア~キ~、秀吉の何してるの~!!!」

姫路「そうです、あんまりです。」「

吉井「違うんだこれはそうじゃ無くて。」

ボキッ

(良かった。折れたのが腰骨じゃ無くて両腕の肘程度で済んで、これだと回復が早いんだよね。)

秀吉「普通は両腕を折られるのが軽いとは言わんぞ。」

坂本「翔子達も来たようだし明久、遊んでないで学園長の所に行くぞ。秀吉も突いて来て呉れ。」

秀吉「仕方無いのぅ。着替えは後にするかのぅ。

土屋「ファインプレー。」

吉井「雄二流石は僕の雄二だよ!!!!」

坂本「キモイから辞めろ。」

 

 

ガチャッ

吉井、坂本「失礼しまーす。ババァ!」

学園長「全くあんたらは礼儀知らずのガキだね~。ノックしてから入りな糞砂利。それと入った後で失礼しますって言うんじゃ無いよ。」

優子、工藤、島田、秀吉「あはははは。」

吉井「あ~、学園長、優勝の報告に来ました。」

学園長「言われなくても分かっているよ。賞状を渡したのは誰だと思ってるんだい。」

優子「ほんとバカよね。」

工藤「そういうとこは頭回ってないよね~。」

学園長「それにしても大人数で来たね~。」

坂本「何度も言うがこいつらも不利益被ったんだ。元凶の顔は何度拝んでも罰は当たらない筈だ。」

学園長「そうかい。それじゃその腕輪を返してくれるかい。意外と早く調整が終わってね~。ほんの数分前にバグは修復出来たさね。」

坂本「それならババーが本気出して修復してたら態々俺達に頼まなくても良かったんじゃ無いか。」

学園長「済まないね~。でもこれであんたらは結果オーライじゃないのかい。」

坂本「抑何であいつらは俺と明久が学園長と繋がってるって知ったたんだ?そんなこと知る伝は無い筈、、、、、」

吉井「だからそれは教室の改修と交換条件で僕と雄二がこれをゲットするって言う取引を、、、、、」

坂本「その話はよせっ!!!奴らはこの部屋に盗聴器をと取り付けてある!!!」

振り返って見ると観葉植物の鉢が一瞬光った。そして廊下の窓に常夏コンビの姿が映る。

坂本「常夏コンビか!!」

吉井「あの時、教頭がこれを見てたのはバレるのが心配だったからか。」

土屋「・・・・解体する。」

坂本「もう遅い、奴らはこれをリアルタイムで録音している!!!!悪いが御前達も協力してくれ!!!」

島田「分かったわ。決勝戦のあいつらを探せば良いのね。」

工藤「何か面白く為ってきたねぇ~」

土屋「・・・工藤、明久、これを。」

吉井「双眼鏡なんでこんな物を。」

土屋「・・・予備。」

(何で予備の双眼鏡が2個もあるんだよ。)

坂本「土屋、島田、姫路は新校舎。工藤、翔子、木下姉妹は旧校舎、俺と明久は外を見る。そして見つけた班はムッツリーニのトランシーバーで全班に伝える様に。だから常にトランシーバーの電源を付けて会話が聞こえる状態にするんだ!!」

吉井「ムッツリーニはまず放送室から探して奴らはこの音声を流すつもりだから。」

土屋「・・・了解。」

坂本「それじゃあ、行くぞ!!!」

 

土屋「・・・放送室には居ない。」

工藤「体育倉庫にも居ないよ。」

坂本「グラウンドにも中庭にもいねぇ。」

トランシーバー越しにみんなが得た情報が行き交う。しかしまだ有力な情報が無い。

 

土屋「・・・居た。新校舎屋上。奴らは放送準備を始めている。俺は間に合わない。」

坂本「明久、あれを見ろ!!!」

吉井「花火。そうかこれをあいつらの放送器具に当てればいいのか!!」

工藤「そんな重い物どうするの?」

吉井「決まってる。僕の召喚獣は物理干渉出来るんだ。」

工藤「そんな。そんなことしたら君達は本当に退学になっちゃうよ?」

吉井「そんな事学園が潰れるのに比べたらどーでもいい!!」

トランシーバー越しに作戦をみんなに伝え、新校舎の屋上に近付か無いで貰った。

 

工藤「吉井君達かっこいいね。学園の存続に比べて僕達の退学は大した事じゃ無いってさ。」

(優子:本当にあの人は他人思いよね。バカだけどそういう所は彼らしいわ)

工藤「あれれ~木下さん、真逆吉井君達に惚れてる~~?」

優子「そっ、そんな訳無いでしょ!!どんな事が起こればあんなバカを好きになれるかしら。」

霧島「・・・・素直じゃ無い。」

工藤「代表まで!!」

坂本「準備は良いか!明久!」

吉井「オーケー、雄二。」

トランシーバーからいつものバカコンビのお決まりの掛け声が聞こえて来る。

坂本「明久少し上すぎる!もっと下だ!!!」

吉井「コントロール難しいんだってば!」

坂本「明久、もう少しだけ右だ、そうそこだ!!よし良いぞ、スピーカーの爆破を確認。次は機材だ。明久もう少し右下だ。」

優子「本当に始まってるのね。」

坂本「よしっ明久器具の爆破も確認。」

吉井「雄二まだ球は3球在るよ!!」

(工藤、霧島、優子、秀吉、島田、姫路:真逆っ!!!)

坂本「よしっ明久、あの常夏コンビニとどめを刺すぞ!!」

(工藤、優子、島田、秀吉、姫路:遣りやがった~~!!)

坂本「よしっ一発目は難無く当たったな。次は~っとちょっと待てあいつら動き回ってるな。仕方ねぇ明久さっきのとこにもう一度だ。」

吉井「姫路さんを転校させる物か~~~~~!!!」

坂本「これで止めだぁ~~!!!」

吉井「あ~らよっこら、、、」

鉄人「御前等~~何を遣ってるか!!!!」

吉井「あ~、コースが!!」

坂本「まずいぞ!!!あっちは今教頭室だ!!!」

吉井「西村先生これには山よりも深く、谷よりも高い訳が!!!!」

坂本「落ち着け明久!!」

ドゴーン!!!!!(教頭室が爆破される音)

島田「教頭室が!!!」

優子「しかも教頭先生がいたわよ!!!」

吉井「先生、これには学園の存続を掛けた大事な事で~」

鉄人「その大事な校舎をたった今、貴様等は爆破しただろうが!!!」

坂本「明久、逃げるぞ!!」

工藤「これってかなりまずいよね。助けに行かないと!」

土屋「・・・・・あいつらの運動能力を舐めるな。外を見てみろ。」

工藤「外?」

坂本「明久!!あそこを見ろ!!!工藤達が新校舎二階に居るぞ!!!窓も開いている!!」

吉井「成程ね、おーい、工藤さ~んその窓どいて~見るなら他の窓で~」

工藤「何をしたいんだろう。まあ、いいわ、隣の窓で見れば良いんだよね。何がしたいのか誰か分かる?」

優子「真逆あの時の!!」

工藤「優子何か知ってるの?」

優子「彼らが一昨日女子更衣室に居た時に西村先生に追いかけられた時に逃げ切った技をここで使う気よ!!!」

工藤「それってどんな?」

坂本「行くぞ!明久!!」

吉井「オーケー雄二!!」

吉井、坂本「それっ!!!」

パシッ(吉井が二階の窓の縁を掴む音)

バサッ(吉井が服を下にに下ろす音)

ザッ(吉井が服で坂本を引っ張りあげる音)

坂本「何とか逃げ切った!!!明久、この儘学園長室に逃げ込むぞ!!!」

吉井「分かった、みんなもついて来て!!」

工藤「あんな技どうやって。」

吉井「日頃から雄二と鉄人から逃げ回ってる時に編み出した技さ!!究極奥義バレエジャンプさ。」

島田「其の儘ね。」

優子「理由聞くんじゃ無かったわ。さっきの感動返して。」

工藤「あはは、磨かれてるんねぇ~。」

バンッ

学園長「何だね糞砂利今度は何も言わずに入ってきて。」

吉井「教頭室を爆破致しました!!!」

坂本「この通り元凶はやった。これで修繕の名目で教頭室の捜索が出来る!!だから俺達の処分は見逃して呉れ!!」

吉井「今西村先生が僕達を追ってるんです。助けて下さい!!!」

鉄人「御前等~~!!こんなとこに隠れて居たか~~!!!」

吉井「オーマイガー!!!」

学園長「西村先生、処分は必要無いさね。」

哲人「しかし、学園長こいつらは教頭室の爆破を、、、、」

学園長「その事なんだがね~、糞砂利、説明してやんな。」

坂本「俺達はだな~」

~事情説明中~

鉄人「そうか、そうだったか。いや~悪かった。それなら先生も許す、、、、訳無かろう。」

学園長「そうさね。実際に最後の3発は私的な理由からだからね。」

吉井「しかし学園長彼らはたった一度しか無い僕達の2年生での学園祭を壊そうとした重大な罪が、、、」

鉄人「喜べ、吉井、御前達には地獄の補習2時間漬けで許して遣ろう。」

吉井「絶対許して貰ってる罰じゃなーい!!!」

因みに常夏コンビはその後救急車で運ばれ一命を取り留めたらしい・

その後二人は補習を受け今は祝賀会

秀吉「む、やっと来たようじゃな。遅かったのぅ。」

土屋「・・・・先に始めておいた。」

吉井「御免御免、鉄人がうるさくてさ。」

秀吉「御主等最早学園内で知らぬ者は居らぬ程に有名になって仕舞ったのう。」

{土屋:コクコクっ}

坂本「こいつと同じ扱いとは不本意だ。」

吉井「僕もだよ。」

島田「あれだけ遣って退学所かて停学にすら為ら無いんだもの。妙な噂が流れて当然でしょ?学園では学園長とアキ達が裏で繋がってるとか迄の噂が流れてるのよ。他にもあるみたいだけど。」

吉井「ムッツリーニの学園新聞にでも書いて貰うよ。そしたら学園の危機を救ったヒーローだからね。」

坂本「それもそうだな。」

(このオレンジジュース少し苦い。さては安物勝って来たな。)

坂本「それより売り上げはどうだ。」

島田「2日間にしては上出来だったんじゃ無い。」

坂本「これは、、、、、」

吉井「この額だと机と椅子は厳しいね。ちゃぶ台と畳が良い所かな。」

坂本「やはり最初の妨害が痛かったか。」

姫路「すみませーん。遅れました~。」

島田「瑞樹どうだった。」

土屋「・・・・絶望的。」

吉井「だよね。馬鹿じゃないとは示せたけど。教頭室爆破するバカな集団だって事になっちゃったしね。」

坂本「おまけに対して設備も変わって無いしな。」

姫路「その、この学校に居るなら体力を付け無きゃ駄目だぞって。」

吉井「それって!!!!」

姫路「はい、許して貰えました。それと、良い友達が出来たなって。」

坂本「俺はただ悪友が困ってるから助けただけだ。」

工藤「そんなこと言って~本当は試召戦争の時の戦力が無く為るから気にしてたんじゃ無いの?」

坂本「俺は別にそんな事。ひっ、姫路が居なくてもこのクラスは保険体育があるからな。手の打ちようは幾らでも。」

島田「それと1個言って置きたい事があるの。」

吉井「何?」

島田「昨日変な連中から助けて貰った時、ウチの為にアキが怒って呉れたの凄い嬉しかった。」

吉井「え?あっ、いやあれはそのっ!」

島田「言いたかったのはそれだけっ!!!」

工藤「吉井君もモテるねぇ。」

土屋「・・・・奴は気付いてない。」

姫路「きゃっ!」

吉井「大丈夫?姫路さん。」

姫路「あっ、はい。大丈夫れす。」

吉井「そっかじゃあ捕まって。」

(ん?大丈夫、れす(・・)?)

姫路「はい、それじゃぁ。」ガバッ姫路が吉井に抱き付く。

吉井「姫路さん!!?」

姫路「明久君は言い匂いです。」

(駄目だこの人の言ってることは理解出来ない。周りを見て助けを求めるんだ。)

スタンガン片手に雄二に迫ってる霧島さん、鼻血が止まらなくて倒れてるムッツリーニと手当をしてる工藤さん、冷ややかな目で見てる秀吉と木下さん。

(駄目だ役に立つ者は何も無い。)

吉井「姫路さん!!?どうしちゃったの!!はっ!」

(あれは、ミカンジュースん?大人のミカンジュース?って事はあの苦みはアルコールか。なら姫路さんもそれに酔って。)

姫路「私は怒ってるんですよ?なんで約束通り体育倉庫裏に来てくれ無かったんですか?ずっと待ってたんですよ・」

吉井「はっ!忘れてた。常夏遣るのに精一杯だった。でもそれは鉄人の補習があったからで。」

姫路「知ってます。だから怒ってるのは自分自身です。明久君は私の為を思って助けて呉れるのに私は全然皆さんの事を助けてあげられなくて。」

姫路が缶ジュースを手に取る。

(って、これも大人のミカンジュースかよ。)

姫路「だから何かお礼がしたいんです!!」

姫路がそれをグビッと飲む。

吉井「これ以上飲まない方が!!」

姫路「そういう訳だから明久君。」

吉井「は、はい。」

姫路「服を脱いで下さい。」

(は?)

吉井「なにゆえっ!!!!」

姫路「お礼を為る為です。抵抗しないで下さい!!!!」

吉井「抵抗するよ!!!」

吉井「ちょっと待ってそれおかしいよ!!」

姫路「おかしく在りません。大人の階段を上るためにみんな遣ってる事です!!」

坂本「おう、明久、楽しそうじゃ無いか。」

吉井「雄二、丁度良かった姫路さんを何とかして!!!」

坂本「ん~そうだな~邪魔するのも悪いし。」

(糞っこいつも酔ってやがる。)

吉井「それじゃあ、白銀の腕輪を起動して!!!自分で何とかするから!!」

坂本「ん、そうか。それなら起動(アウェイクン)。」

吉井「行くぞ!!サモン!!」

ガシッ(吉井の召喚獣が姫路の足にしがみつく音)

姫路「むぅ~邪魔です!!サモン!!!」

 

現国

姫路瑞樹   432点      吉井明久    23点

 

(マズイフィールドが現国だ今回召喚大会で僕らが指定した指定科目じゃないから点数が皆無だ。)

姫路「熱戦。」

吉井「ぎゃーー体が焼ける様に熱―い!!!」

姫路「それは服を着ているからです。」

(いや、明らかに君が腕輪を使ったからなんだけど。)

島田「ウチが目を離した隙に一体何をして、、、、、、、」

吉井「え?美波、ちっ、違うんだこれには深い理由があって。」

島田「ア~キ~、ぼっきり話を聞かせて貰うわよ~。」

吉井「雄二、何とかして説得して~~~!!!」

坂本「御前がボコられてからな。」

吉井「ギャーーーーー!!!!」

坂本「島田、その辺にしとけ、コンパスで刺すのはいいが、ナイフはやりすぎだ!!!」

秀吉「これじゃあ島田は愛憎殺人をしかねんのぅ。」

島田「止めないで坂本、こいつにはナイフで心臓をえぐり取って遣る罰が必要なんだから。」

(そんな力あるなら僕達が助け出す前にチンピラボコっててよ。)

坂本「明久が怪我しようと俺は知らねえが、明久が殺されるのは流石に黙認は出来無いからな。悪いなし島田。」

秀吉「雄二よ、幾ら何でも女子に御主の本気のストレートは遣り過ぎじゃ。」

坂本「これ位しないと島田は落ち着かないからな。秀吉こいつが目を覚ましたら事情を説明して遣って呉れ。」

そして漸く美波の誤解を解くことが出来、清涼祭は幕を閉じた

 




バカテスト
2個の数0,99⁹⁹と(1/1,01)¹⁰¹との大小を比較せよ。

(-111乗の表記が出来無い為問題文は一部改竄。)   何年かは知らんが名古屋大学


坂本雄二の答え
関数電卓によると後者の方が小さい。


先生のコメント
そう言う解き方では在りません。


吉井明久の答え
(0,99)⁹⁹=0,3697296376
(1/1,01)¹⁰¹=0,3660507053
因って後者の方が小さい


先生のコメント
計算お疲れ様です。


木下秀吉の答え
後者じゃ。


先生のコメント
何がですか?


霧島翔子の答え
log(99/100)⁹⁹ーlog(1/1.01)¹⁰¹
=99(log99ーlog100)+101(log101ーlog100)
2{(99log99+101log101)/2ー100log100}
f(x)=xlogx(0<x)と置くと、この関数は下に凸なので
0<2〔{f(99)+f(101)/2}-f(100)〕
即ちlog(1/1,01)¹⁰¹<log(0,99)⁹⁹で在る。従って後者の方が小さい。



先生のコメント
はい、正解です。厳密には置いた関数の凸性に付いても証明する必要が在ります。また与えられた数値が特殊な数値なので、それを生かして関数を置いて微分により関数の増減を示してもいいですが霧島さんは最もシンプルな対数の計算法で解きましたね。実整数指数に着目して対数を反射的に使おうとするのは良い癖です。


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9、5食費とデートとスタンガン

文系の友達のミクロ経済学のレポート手伝ってあげたら日曜が丸潰れしました。そして、本当はここからオリエンテーリング大会→如月グランドパークの話を書き終えてそれを投稿しようと思ってたのですが、としたらこの話が如月グランドパークで働いた後お金が潤沢な状況で入る事に為るので、順番が可笑しい事に気付いて急遽挿入で書いてます。なので次はバイトの話なのですが書いて無いので次ももしかしたら空くかもしれません。アニメと漫画のミックスで構成してるので、片方に無い話の時間軸があやふやです。プール掃除させられて秀吉の裸で興奮して大変だったから合宿で秀吉が別の風呂なのですが合宿の後に玲が来て覗きをする位異性に興味があると思ってました。とあるので全部7月なんですかね。何か清水を吹っかけてDクラス戦したのは勝手に9月と思ってたから衝撃。今日はバカテストがスムーズに出来た。今回は結構自信作なんですよね。僕が勝手に思ってるだけなら恥ずいな。


島田「今日はいい加減約束を守って貰うわよ。月初めだから御金も振り込まれてるんでしょ?」

(僕とした事が。自分の部屋の窓の鍵を閉め忘れるなんて。2階で窓は外から攀じ登るしか入れ無いのにどうして朝家にいたのだろう。)

姫路「吉井君、これ、見ませんか?」

世界の中心で僕の初恋2

島田「へ~良いんじゃ無い?これにしようよ。アキ。」

吉井「そう、じゃあ僕は良いから二人で行ってきなよ。」

姫路「あ、吉井君はアニメの方が良かったですか?」

(確かにアニメの方が良いけど。)

吉井「いや、そう言う事では無くて。」

島田、姫路「?」

吉井「学割とは言え、チケット1枚千円、ポップコーン1個400円、ドリンクLサイズ一杯300円これがたったの2時間で消え失せるのか、、、、、映画館、、、、、何て恐ろしい場所だ。」

島田、姫路「・・・・」

優子「あんた、どう言う生活してんのよ。」

坂本「観念するんだな、明久。」

吉井「雄二!それに霧島さんと工藤さんに木下さんまで。」

工藤「僕藻来ちゃった~。」

坂本「男とは無力だ。」

(手枷を付けられた人の言う事は説得力がある。)

霧島「雄二、何が見たい?」

坂本「早く自由になりたい。」

霧島「じゃあ、地獄の黙示録完全版。」

坂本「おい!!!それ3時間23分も在るぞ!!」

霧島「2回見る。」

坂本「一日の授業より長いじゃねーか。」

霧島「普段雄二と会えないう、う、め、あ、わ、せ。」

坂本「やっぱ帰る。」

霧島「今日は返さない。」

霧島さんがスタンガンを手枷に付けられた鎖に当てる。

(成程その為に態々縄では無くて鎖で繋いだんだ。)

坂本「おいそんな事したら感電、、ギャーーーー!!!!!」

霧島「学生4枚2回分。」

店員「はい、学生1人と呆れてる学生2人と気を失った学生1人、無駄に二回分ですね。」

姫路「仲の良いカップルですよね。」

島田「憧れるよね~。」

工藤「あー言うのに憧れてる二人から好かれてる吉井君に平和は訪れ無いだろうね。」

優子「そうね。」

吉井「助けて工藤さん!!!僕もう生きて行ける気がし無いんだ。」

工藤「いざと為れば殴れば良いじゃ無い。」

(え?それ女の子のセリフ)

優子「私が関節技教えてあげようか?」

(とても二人が正常には思え無い。うちの学校にはAクラスにもまともな人は居無いのだろうか。)

 

~~~~翌朝~~~

吉井「やっぱり朝食はっ!!!」

カンッ   包丁でカップ麺を切る音。

吉井「軽く済ませて。夕食にリッチに行きたいよね~。う~んこっちの一寸大きい方を夕食にしよう。」

 

 

工藤「お、今日はカップ麺だよ。グレードが塩水から上がったね~。」

坂本、優子、島田、姫路、秀吉、土屋「・・・・・・・」

優子「そうね。塩水と比べては大分成長、、、、ね。」

 

明久は学校へ急いでいた。

吉井「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ、うわぁ!!!」

角を曲がると何者かにぶつかった。

久保「君は、Fクラスの吉井君。」

(何故だろう僕だと分かった瞬間顔が赤くなったんだけど。薔薇じゃ無い事を信じたい。)

吉井「君は確かAクラスの久保君?」

久保「いかにも学年次席の久保利光だ。行けない一限前の自習時間が無くなって仕舞う。」

吉井「ねぇ?」

久保「何だい?」

吉井「それ、もう要ら無いの?」

久保「そう、、、、、だね。もう食べれないから。」

吉井「貰って良いかな?」

久保「君は平気なのかい?」

吉井「うん、30秒以内に拾えば大丈夫。」

(久保:僕が口を付けた物が欲しいなんて。)

(何か壮絶な勘違いされてる気が。)

久保「僕は、困るな。」

吉井「え~~~~~~!!!!どうして!!!!!1」

久保「大胆すぎるよ。」

(は?)

久保「君はこの前の全統模試を受けたのかい?確か大問3の英文には3秒ルールの生物学的衛生に付いて述べられた英文があったじゃ無いか。大丈夫な場合も在るけど接地面の大きい絨毯や、明らかに英洗面が悪い面に対しては3秒ではウイルスに感染するのには十分だと、君はあの大問を解いて居無いのかい?」

(何をグダグダと30秒たっちゃうじゃんか。僕も読んだけど僕は丈夫だし。そんな事臆してたら栄養失調に、、、、)

久保「それに、みんなが、、、、、、、、、、、、、、見てるじゃ無いか。」

吉井「そうか、それもそうだよね。」

(30秒はいいから5分以内に、、、、、そのために一旦ここは引き下がって、久保君が居無くなってから。)

久保「じゃあ、またの機会に。」

吉井「う、うん。」

久保君が後ろを振り返った。

(今だ!!!!)

吉井が飛ぶ。食パンに向かって真っ直ぐと。

フニョッ   誰かがパンを踏む音

福原「ん?何か踏みましたか?」

吉井「はい、、、、、、僕の、、、生命線を。」

 

 

坂本「落ちたパンにあれだけ泣ける奴が居るか?」

優子「どんだけ食べて無いのよ。」

工藤「見ててほっこりするよ。」

 

 

靴箱

坂本「よ?明久、御前にしては今日早いじゃねーか。」

吉井「雄二。」

坂本「昨日はどうだった?」

吉井「3人分払って今月の食費の90%が映画の闇の中から消えたよ。」

工藤「ぷはははははは。」

優子「一寸愛子!!!ばれちゃうでしょ!!!」

工藤「御免余りにも面白くて。」

秀吉「涙を誘う状況じゃの。」

 

吉井「で、雄二はどうだったの?」

坂本「目が覚めたら、繋がれた牛が殺されるシーンだった。」

吉井「は?」

坂本「隙を突いて逃げようとしたら又鎖越しにスタンガンで気絶して又起きたら繋がれる牛が殺されるシーンだった。」

吉井「ほんとに二回見たんだ。」

坂本「又逃げようたとしたら又気を失って永遠に牛を殺すシーンで目覚め続けるんじゃ無いかと強迫観念に襲われて、、、、逃げられなかった。」

吉井「永遠に映画の最初は見れないんだね。」

 

優子「そこ!?」

工藤「ぷはははは。」

優子「愛子!!」

工藤「御免、二人とも同類で面白くて。」

 

吉井「はぁ、次の仕送りまでどうやって生きて行こう。」

 

秀吉「深刻じゃな。」

土屋「・・・・かわいそう。」

 

坂本「あのゲームの山を売れば良いんじゃ無いか。」

吉井「何て事言うんだ!!!数々の優秀な作品を食べ物になんか換える事が出来る訳が無いじゃ無いか!!!!!」

 

秀吉「・・・・・・」

土屋「・・・・絶句。」

工藤「そこまで一途にゲームの事を思ってるんだね、代表の坂本君の様に。」

(秀吉、優子:それとは違うと思う。)

優子「食べ物なんかって彼に取ってはゲーム>食料なのかしら。」

 

坂本「あまえ、自業自得って言葉、、、、知ってるよな。」

吉井「雄二はまだ余裕が在るからそんな事が言えるんだ。僕は命に関わるんだよ?」

ポンッ   坂本が吉井の肩に手を置く音。

坂本「明久、、、、、、、、、、、、、御前は俺に、命の危機が無いと思ってるのか?」

吉井「あぁ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、御免。」

坂本「良いんだ。分かって呉れれば。」

 

 

工藤「ぷははっはあっはっははっは~~~~~。」

優子「愛子!!!!!」

工藤「もう無理限界~。あんな真剣な真顔になってそれを言うなんて反則だよ~。」

秀吉「儂も吹き出して仕舞ったわい。」

土屋「・・・滑稽。」

 

 

Fクラス教室

吉井「真逆、あれ以上設備が悪くなるとは思わ無かったな~。これと言うのも、全て御前の責任だ!!!!」

坂本「みんなで頑張った結果にケチ付けるとは無粋な奴だな。」

吉井「雄二一人で負けたんだろ?」

島田「何行言ってんののアキ、人の事言える立場じゃ無いでしょ?ウチ等だって全然戦力に為ら無かったんだから。」

吉井「貴様にだけは言われたく無~~~い!!!僕はあの中で一番戦力があったじゃ無いか!!!」

島田「でも負けたんだし、結局何も出来ずに終わったんだからバカ同然じゃ無い?」

吉井「そうだね。美波様も読みが浅くて秀吉のお姉ちゃんにボコボコに、、、、顔の表情筋がちぎれる様に痛~~~い!!!!!!」

島田「何よ美波様って普通に美波で良いのよ!!!!」

吉井「痛―い!!!ってか怒る所そこ~~!!!?美波も読みが浅く秀吉のお姉ちゃんにボコボコにぃ!!!!!!背骨の関節も砕ける様に痛―い!!!!」

(坂本:この後に及んでまだ言うとは、、、、、、勇敢だな。)

土屋「その技面白く無い。」

(坂本:またパンチラ狙ってたのか?)

吉井「でもこいつは作戦の要だったのに小学生レベルのテストで100点取れなかったんだよ?」

姫路「そうです!坂本君を責めちゃ駄目です。」

(やっぱり雄二の事が、、、、、)

(姫路:だってこの教室好きな席に座って良いし。)

 

中休み屋上

吉井「いい加減毎日鬼の補習は疲れたよ。」

秀吉「そうじゃの。何か出来無いものじゃろか。」

吉井「そうだ、もう一度試召戦争をおこせばいいんだ。」

坂本「駄目だ。」

吉井「何で!!!」

坂本「敗戦後3ヶ月は試召戦争は起こせ無い。」

吉井「3か、、、」

坂本「な~に3ヶ月なんてあっと言う間だ。その間作戦でも考えて置くさ。」

吉井「あ~~どうしてこんな事に~~~!!!!」

ポンッ  土屋が吉井の肩に手を置く音。

土屋「だが良い事も在った。この前の写真の現像が終わった。」

そこにはランドガール姿の秀吉が。

土屋「1枚500円」

吉井「買った!!!!!」

土屋「毎度あり~。」

吉井「うぉぉ~~~~あぁぁ~~~~~のもぉ~~~~!!!!!」

坂本「御前食費は?」

吉井が座っていた立て看板が壊れる。  ドガッッ

吉井「お~~~~!!!!」

秀吉「何を悩んで居るのじゃ?」

(秀吉:まあ、知って居るのじゃがの。)

吉井「男なら後悔し無い!!!!!」

と言って吉井は㊙写真集VOL3を閉じた。

坂本「勇者だな。」

(坂本:去年一年とあと少ししか一緒に居ないのに何故もうアルバム3冊目の終盤まで全て秀吉の写真で埋まってるんだ?こいつさては変態か?)

吉井「これで到頭、次の仕送りまで一日カップ麺4分の1食決定だ。」

秀吉「明久よ、御主、何か忘れて無いか?」

吉井「へ?」

姫路「あ、ここに居たんですね。」

島田「ねえねえアキ、週末の待ち合わせどうする?」

吉井「待ち、合わせ?」

島田「忘れたとは言わせ無いわよ。クレープ奢って呉れる約束でしょ?」

吉井「え?それって、昨日ので終わりじゃ無いの?」

島田「昨日は昨日、約束は約束よ。」

姫路「私もご一緒して良いですか?」

吉井「え゛?」

姫路「実は吉井君と見たい映画が在るんです。」

(それ、話題にすら上って無かったよね?)

吉井「僕の、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、食費が!!!!!!」

 

 

週末の朝

カップ面食の朝は早い。

カッ  カップ麺を8分に一にカットする音。

吉井「そっちが夕食で、こっちが朝しょ、、、はっ!!!最初は半分に切って片方を食べ、次は残りを半分に切って片方を食べその次も半分に切って半分だけ食べてって繰り返せば一つのカップ麺を永遠に食べ続けられるじゃ無いか。僕って、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、天才か?」

 

 

坂本「今日は姫路と島田は明久と一緒だそうだから俺達だけで見てるがこれは傑作だ、姫路にも共有した位だ。」

工藤「吉井君って本当に面白いよね~。」

優子「彼これでも数学得意なのよね?」

坂本「恐らく今奴の頭に学識は無い。」

秀吉「脳がすっからかんで真っ白に覚醒してる状態じゃの。」

優子「それ、覚醒って言うの?」

工藤「退化してるよね。」

土屋「・・・・奴の頭を舐めるな。」

(優子:その言われ様。)

(秀吉:それが雄二に対してなら褒め言葉に為るのに対象を変えるだけでこんなにも意味が変わるんだな。)

坂本「そうだぞ。これは未だ序の口にしか過ぎ無い。」

秀吉「あやつの頭には今無限に繰り替えせられるとしか頭に無く7回程から恐ろしく量が減る指数の恐ろしさに気付いて居らぬ。」

 

吉井「いや~カップ麺の味付けはやっぱり砂糖に限るね~。このパリパリ感に砂糖が加わる

と完全にラスクだよね~。」

 

優子「この舌で何であんなに料理が美味いのかしら。」

秀吉「確かにこの舌で良く入ってる食材が分かるのう。」

土屋「・・・・校内七不思議。」

坂本「で?あとの6個は?」

土屋「絶世美秀吉、女装が鬼の様に似合う男子、恐怖対鉄人用戦闘員、驚速対鉄人用逃走員、驚異の生命力FFF、脅威のプジョラー。」

坂本「殆ど明久じゃねーか!!!!それとプジョラーって何だ!!!!」

土屋「・・・・プロレスと女子の鞄語。」

坂本、秀吉「あ。」

過激派  ‘姫路瑞樹’  ‘島田美波’  ‘霧島翔子’       穏便派‘木下優子’

坂本「心当たり無いのが辛いな。」

優子、霧島「?」

秀吉「そして姉上が穏便派に分けられる時点で大変な惨事なのじゃが。」

 

 

吉井は今、2人との待ち合わせ場所に向かって居た。

吉井「そうは言っても無駄遣いは出来無いよな~。待てよ!!!女の子とクレープ食べたり、映画に行くって、、、、、デートなんじゃ無いか?そうだよ!これはデートだよ!!それなら一寸やそっとの出費平気じゃ無いか~!!!!」

あ、姫路さんだ、手にはラブ、、、、、、、、、、、、レター?

吉井「やっぱり、、、罰ゲームじゃ無いか。」

島田「何やってるのよ、アキ。」

吉井「人生の不条理に打ちのめされてたんだよ。」

姫路「吉井君!!」

島田「おはよう瑞樹。その服可愛いんね~。」

姫路「有り難う御座います、でもこの服を選んだ事でうっかり遅刻してしまう所でした。」

島田「ウチもさっきまで何着て来るか迷ってたんだけど。去年のブラウスがまだ着れてラッキー。」

吉井「へ~詰まりそれは去年から膝の関節が在るぬ方向に曲がって行って、、、、、って痛~~~い!!!まだ何も言って無いよね~~~!!!!」

島田「言いたい事は分かってるわよ!!!!!!」

土屋「いぇーーー、、、、見えぇ~~。」

(気持ち悪いよその呟き。)

吉井「何でムッツリーニが。」

土屋「・・・自主トレ。」

吉井「何の?」

土屋「決定的瞬間を逃さない為の訓練。」

 

 

映画館

姫路「吉井君は何が見たいですか?」

島田「今日はアキが選んで良いよ。」

吉井「どれも値段は同じだから、、、、それじゃ、長い方がお得かな~。」

霧島「雄二、何が見たい?」

坂本「俺の希望は、、、、、、、、、、、、、、、、叶えられるのか?」

霧島「じゃあ、戦争と平和。」

坂本「おいそれ7時間4分あるだろ!!!!!」

(そんな長さ、映画じゃ無いと思う。)

霧島「2回見る。」

坂本「14時間8分も座ってられるか!!!!!!」

霧島「退屈なら横で寝てて良い。」

霧島さんがスタンガンを取り出して、、、、、、、、、、、、、、、、

坂本「それ酷い仕打ちだ~~~~~!!!!!のっノーモアー!!」

霧島「大丈夫、ずっと一緒に居るのには変わり無いから。」

霧島「学生4枚、2回分。」

店員「はい、学生1枚とパンチラ1枚とBL1枚に気絶した学生1枚無駄に2回分ですね。」

(前よりも情報が増えてる。パンチラって枚で数える物なの?ってかBLとパンチラ情報

どっから貰って来た?そして何より一緒に2回見させられる霧島さんの付き添いの二人

も可哀想駄目だ、どこから突っ込めば良かったのか正解が分から無い。)

霧島「はっきり気持ちを伝えられる人って羨ましいです。」

島田「憧れるよね~。」

(駄目だ、もう突っ込む体力が無い。)

吉井「短いのにしよう、、、、、、、、、、、、、、映画。」

優子「確かにはっきりと一緒に居たいって言った様な物だけど、、、、、。」

工藤「その所為で一輪の花が散った事を忘れちゃ行け無いよね。命と言う儚い花が。」

土屋「雄二、御前の事は忘れない。」

坂本「な、なぜに、わ、別れのこ、言葉等。」

吉井「雄二に生命活動の形跡在り!!!!直ちに蘇生開始せよ!!!!!」

土屋「3、2、1、300ジュール、チャージ。」

優子「Fクラスの人は終にAEDを携帯する様に為ったんだね。」

吉井「特にムッツリーニには生命活動において重要だからね。」

(吉井、坂本以外全員:確かに雌であれだけ鼻血を出すなら当然だな。)

 

1時間半後

島田「アキは本当に食べないの?」

姫路「美味しいですよ。」

吉井「い、いや、実は僕食べ物に五月蠅くてね~。クレープは一寸口に合わ無いんだよ。」

(料理人なら考えられる返答だ。流石僕、冴えてる。)

吉井悪魔「落ちたパン食おうとした人のセリフか?」

(うっ。)

吉井悪魔「しかも普段砂糖水とか飲んでんだろ?甘い物好きじゃねーか。」

(ここで少し節約しないと明日からの食費が。)

吉井悪魔「素直に金が無いって言えば、、、」

島田「そう、ウチのバナナクレープ一寸多いから食べて貰おうと思ったのに。」

吉井「え!?」

姫路「私のストロベリークレープも少し食べて欲しかったのですが、、、、」

吉井「え~~!!!!」

島田「口に合わないんじゃ、、、」

姫路「ですね。残念です。」

(僕のバカ!!!!何て事してしまったんだ。!!!)

吉井悪魔「言わんこっちゃ無い。」

(折角の姫路さんの口移しクレープが。)

吉井悪魔「そっちかよ!!!」

(少なくとも今の一口で朝食以上のカロリーが摂取出来た筈。)

島田「一寸だけ、食べて見ない?」

吉井「え?」

島田「美味しいわよ。」

吉井「しょ、しょうが無いなぁ。」

吉井悪魔「こいつ認め無い気だ!!!」

姫路「明久君!!!!私のも食べて下さい。」

島田「え?こっちが先よ。」

姫路「後とか先とかの問題じゃ無いと思います。」

島田、姫路「はい、あーん!!!!!!」

吉井「フガッ!!!!!」

二人のクレープは互いにフォークが接触し、僕の鼻の穴へ一直線。

{吉井:ジョボジョボジョボ(鼻血の垂れる音。)}

吉井「痛いよぅ。」

島田「御免アキ、ほら瑞樹が譲ら無いからよ。」

姫路「美波ちゃんだって何を焼けに為ってるんですか?」

(あのぅ、喧嘩>>僕の手当ですか。)

島田「アキ、次は食べさせるわ。」

姫路「私もです。」

(食べさせるが僕が拒否しても無理矢理と言うニュアンスが含まれてる気が、、、、、)

二人のフォークが今度はゆっくり近付いて行く。

清水「行けません!!!!お姉さま!!!!」

清水さんの投げたフォークが二人のフォークにクリーンヒットしクレープを弾き飛ばした。

(何てコントロール。)

吉井悪魔「そこじゃ無い。」

(てか、姫路さんのは弾かなくても良かったよね?)

清水「酷いです!!お姉さまの甘い甘いクレープをその口を付けたフォーク毎薄汚い家畜に与えるなんて。美春許せません!!!これ以上豚が下郎な行動を働か無いようここで成敗します!!!」

(うん、つくづく思ったけど汚いと言うのでは無く薄汚いで止めて置いて呉れるだけまだ可愛らしい悪口、、、、、じゃ無い!!!!何だって!?成敗!!!!?)

 

 

吉井「御邪魔しました~~~!!!」

(良かった先に支払って置いて、じゃ無かったら食い逃げだよこれ。)

(久保君が前を歩いて居る。どうして英文解釈技術100で顔を覆ってるんだろう。)

次の瞬間その参考書にフォークが5本刺さって居た。

(久保君、その反射神経ならFクラスでも十分生きて行けるよ。ってそうじゃ無い。)

吉井「あ~~どいて、どいて、どいて、どいて~~~!!!」

ドンッ

吉井「あ!!クレープが!!!」

シュパッ、シュパッ、シュパッ

(まずいフォーク魔がそまで来てる。ここは諦めよう。)

清水「待ちなさい!!豚野郎!!!」

吉井「御免!!」

久保「吉井君、僕の顔を汚したね。ん?このクレープ甘いな。」

清水「辞めなさい!!美春!!!!」

姫路「待って下さい。皆さん!」

 

猿頭公園

(あれから美波に携帯で行き先を言って先回りで公園に行って貰い合流した。)

吉井「どうして僕がこんな目に。」

島田「あの子は変人だから。」

吉井「そんなの分かってるよ!!」

秀吉「お~、明久。何をしておるのじゃ?」

吉井「秀吉!!!こっちに!!!」

秀吉「何じゃ!」

清水「豚野郎~~~!!!どこに行ったのです?お姉さまに家畜の匂いを移そう物なら直ちに火炙りにして遣ります!!!」

吉井「ひぃ。」

島田「(小声)どうしてウチを避けるのよ。」

吉井(小声)だって火炙りだって。」

秀吉「(小声)良く分からんが御主らは追手から逃げて居るのか?」

吉井「(小声)そうなんだ、何か逃げ切る良い方法は無いかな。せめて僕の召喚獣が使えれば良いんだけど。」

島田「(小声)腕輪は?」

吉井「(小声)学園長は今週は調整中で電波の発信補正があるから今週中は使え無いって言ってるんだ。」

姫路「学園を離れると召喚システムが使え無いんですよね。」

秀吉「(小声)そうじゃ、今演劇部の衣装を持って居る、これを着て変装すると言うのはどうじゃ?」

吉井「変装?」

 

5分後

吉井「(小声)って男物じゃ無いの?」

秀吉「(小声)部員の後輩が儂用じゃと言って渡してきおったからてっきり男物かと思って居ったのじゃが。」

吉井「(小声)秀吉の物が男物な訳無いじゃん。」

姫路「凄く可愛いんですけど。」

島田「何この敗北感。」

吉井「困っちゃうんだけど~~~!!!」

島田、姫路「うぅぅうぅぅ~~~~!!!」

清水「見つけました!!!はぁぁ!!!!大人しく!!!って何ですかその格好。」

吉井「聞か無いでよ!!!!!答えにくいから!!」

清水「不潔です!!!!不純です!!!女の格好をしたらお姉さまが近付いてくれると思ったら大間違いです!!!!」

吉井「いや、君が大間違いです。」

島田「ウチは普通に男の子が好きだから。」

清水「神聖な美春達の仲を冒涜する豚め。決して許しません。」

吉井「何でそうなるの!!!!!」

秀吉「逆効果じゃったかの?」

土屋「いや、これはこれで。毎度在り。」

吉井「ムッツリーニ!!僕の女装撮ったね!!!それ売っても良いから助けてよ。」

土屋「・・・・やむを得ん、、、、、了解。」

土屋の複数のクナイにより清水服が地面に固定され動けないで居る。

清水「御前も同罪です。大人しく美春にやられ、、、」

土屋「・・・・・甘い。」

ボンっ!!!!(土屋の煙幕の音。)

土屋「・・・・今の内。」

 

10分後

吉井「マズイよ、もう清水さん追って来たよ。姫路さんじゃ逃げ切れ無いよ?」

島田「仕方無いわ、三方に分かれて逃げましょう。」

吉井「それって僕だけが標的に為るって意味じゃ。」

姫路「それじゃあ、ここから近いですし、文月学園に逃げましょう。」

島田、吉井「学園へ!?」

吉井「そうか!!」

 

5分後

只今廊下を爆走中。

吉井「居た!!!」

島田「竹内先生は現国よ!!ウチ全然戦力に為ら無いんだけど!?」

吉井「今は贅沢言ってる暇は無い。」

姫路「竹内先生、模擬試召戦争を遣りたいんですけど。」

竹内「え?はい、承認します。」

吉井「よし!!試験召喚獣、サモン!!!」

島田、姫路「サモン!!!」

清水「はぁ!!!酷い!私の愛を邪魔する気ですか!?サモン!!!」

吉井「姫路さんの召喚獣と僕がいれば怖い物無しだ!!!この勝負勝てる!!!!」

 

現代国語

清水美春    132点

 

島田美波    16点

吉井明久   202点

姫路瑞樹   345点

 

(よし、この前のテストは漢字問題が沢山あったから美波も余裕で2桁に行ってる!!!勝てる!!!)

姫路「清水さん、御免なさい!!!」

清水「そうは行きません!!!」

清水さんの召喚獣が飛んだ!!!

島田「え~~!!?ウチ~~~!!!?」

(掛かった。)

ビユゥンッ!  ガッ 流石僕の召喚獣あのタイミングで駆け出して間に合うなんて。

清水「邪魔です!!!豚!!!!そこをどきなさい!!!」

吉井「どきたくても木刀に君の武器が減り込んじゃってるから、、、、、、姫路さん!!!

今だ!!!!」

清水「!!!!!」

姫路「はい、御免なさ~い!!!」

 

清水美春   戦死

 

鉄人「0点に為った戦死者は補習~~~~~~!!!!!!!」

清水「いや~~~!!!!お姉さま~~!!!」

鉄人が歩みを止めた。

鉄人「吉井、御前、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、遂に目覚めたのか?」

吉井「へ?」

僕の服を見て見ると、フリフリスカート、エプロン、フリフリカチューシャ

 

吉井「誤解です!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

美波と分かれて僕と姫路さんも分かれる分かれ道迄来た時

姫路「今日は御免なさい。」

吉井「え?」

姫路「強引に引っ張り回して仕舞って。でも、凄く楽しかったです。」

吉井「そんな、うん、僕も楽しかったよ姫路さん。」

姫路「やっぱり吉井君は優しいですよ。小学校の時からずっと。」

吉井「え?」

姫路「振り分け試験の時、私が途中退席した時、具合が悪くて欠席するだけで0点に為るのはおかしいって先生に書け在って呉れたし。その後も数学を捨てて私を保健室迄連れて行って呉れたんですよね。」

吉井「でもあの教師は全く態度を変えなかったけどね。」

姫路「それに試召戦争も私の為に遣ろうって言って呉れたんですよね。」

吉井「え?」

姫路「坂本君に聞きました。全部。凄く、、嬉しかったです。」

吉井「そうか、でも気にし無いで、試召戦争は友人の雄二の学歴だけが全てじゃ無いって言う証明、手伝って上げたいってのも在ったしさ。それもこの学校に来た理由の1つ何だ。学費の安さなんてオマケのつもりだし。僕も学歴だけじゃ無くてもう少し内面も磨かなくちゃね。」

姫路「明久君は、、、もう出来てると思います。」

吉井「え?何で?」

姫路「優しいし、誰に対しても平等で何時も楽しそうで、明るくて、陽気で気さくで。何か知り合いに何かがあったら直ぐに助けに来て呉れるし。」

吉井「そう言うもんなのかなぁ~。」

姫路「はい。もう遅いんのでここでお別れですね。」

吉井「そうだね、バイバイ、姫路さん。」

 

吉井「優しさ、か。本当にそうなのかな。」

 

~翌日~            靴箱

吉井「これは、ラブレター?何々、「いきなりこんな手紙が届いて驚いてるかもしれません、しかし自分の本当の気持ちを伝えたくて筆を執りました。いつも明るく陽気な吉井君の姿を見ると、心が癒される自分に気付かされます。いつかきっと貴方に直接僕気持ちを伝えたいと思います。どうか僕の気持ちを受け取って下さい。  僕の大好きな吉井君へ」かって僕!!!!?男!!!!!!」

坂本「よう明久、誰からの手紙だ?」

3分後

ポンっ(雄二が吉井の肩に手を置く音。)

坂本「こ、これは!!!そうか、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、頑張れよ。」

吉井「いや~~~~~~~~~~!!!!!!!」

 

 

放課後

土屋「・・・昨日、面白い映像が手に入った。」

坂本「ほう?どんなだ?」

昨日一日の吉井の行動記録の映像を見た後

坂本「そうか、明久も苦労してたんだな。」

工藤「吉井君の女装可愛いね~。」

秀吉「鉄人からの目覚めたのかは流石にキツイのう。」

土屋「・・・御愁傷様。」

優子「・・・・・・・・・・・・・」

(全員:これからあいつとどう接してい行けば良いんだろう。)

 




バカテスト
次の文章を読んで以下の問に答えよ。
漢文(仮名が小文字に出来無いのと横書きですみません。一二点は㊀、㊁で表す(文章と勘違いを避ける為。)
魏ノ文帝嘗テ令メ㊁東阿王ヲシテ七歩ノ中ニ作ラ㊀㋹詩ヲ、不ンバ㋹成ラ当㋹行㋹法。応ジテ㋹声ニ便チ為リテ㋹詩ヲ曰ク、「煮テ㋹
豆ヲ持テ作シ羹ト、漉シテ、鼓ヲ以テ為ス㋹汁ト。萁ハ在リテ㊁釜下ニ㊀然エ、豆ハ在リテ釜中ニ泣ク。本自リ㊁同根㊀生ズ、相煎ルコト何ゾ太ダ急ナルト。」帝深ク有リ㊁慙ヅル色㊀。

                  年不詳、明治大学

前略
問4「何太急」とはどういう事を言って居るか。分かりやすく説明せよ。
後略




姫路瑞樹、霧島翔子、吉井明久、坂本雄二、木下秀吉、木下優子の答え
文帝が弟の東阿王に、七歩の内に詩を作ら無いと処罰すると言った事に対する東阿王の嘆き。

先生のコメント
正解です。流石皆さん漢文は完璧ですね。漢文と古文は暗記科目と言われ入試ではもっとも点数が取れる教科と言われて居るので確り学習しましょう。




横溝浩二の答え
文帝が弟に、七歩の内に東阿王を作らないと処罰すると言った事に対する文帝の嘆き。


先生のコメント
貴方は鬼ですか?



土屋康太の答え
文帝が弟に七歩の内に東阿王を妊娠させないと処罰すると言った事に対する弟と文帝の発情。


先生のコメント
ああ、物語が何て事に。



工藤愛子の答え
文帝が弟の東阿王に7歩以内に子を作らないと公開処刑をすると言った事に対して東阿王の嘆きと文帝の発情。


先生のコメント
子では無く詩です。そしてあなたの場合その公開処刑の内容がどう言う物か気になります。文帝の発情に関しては、、、、本文では語られて居ません。これ以上は言いません。


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9、75僕とバイトと危険な週末

何か話エグい方向に行っちゃった。大学のレポートが重なって気が狂ったのかな。そしてバカテストは困ったら訳す系が良いと気付いて仕舞った。これから英語か漢文に為るかも。


ある日の木曜日。

吉井母「もしもし。」

吉井「あ、やっと繋がった。良かった~。」

吉井母「その声は明久?態々国際電話なんかしてどうしたの?」

吉井「どうしたのじゃ無いよ!!!母さん!!!通帳を何度確認しても残高が39円の儘なんでけど!!!!ATMじゃ引き出せ無いじゃ無いか!!!!僕への仕送り忘れて無い!?」

吉井母「失礼ね。忘れる訳無いでしょ。きちんと、、、、、、、」

吉井「振り込んだ?」

 

 

 

 

吉井母「きちんと、私の財布の中に入って居るわ。」

吉井「息子への仕送りを横領!!!!?クソッ父さんに言い付けて遣る!!!!」

吉井母「安心なさい。お父さんの財布にも入ってるから。」

吉井「共犯!!!!?僕の生命線を仲良く二人で半分こって御前等最低の夫婦だ!!!!」

 

 

吉井母「御免なさい、父さんには2割しかあげて無いの。」

吉井「しかも微妙に力関係出てるし、父さん可哀想だよ!!!」

吉井母「何も知ら無い父さんは半分だと思って嬉しそうに受け取って居たわ。それでいいじゃ無い。今幸せなんだから。」

吉井「父さん、どうしてこんな人と結婚したの?」

吉井母「それは良いとして、、、母さん前に言ったわよね。学校の成績を定期的に報告し為さいって。」

(まずい前回の実力考査試験は学校が在る事忘れて試験ごとすっぽかしたから点が無い。急いで次の日に補給試験したから召喚獣の点数は在るけど。)

吉井「御免母さん電波が悪くて聞こえ無いんだ。」

吉井母「電波が悪い位何よ。こっちは息子の頭が悪いんだからね。」

吉井「何か微妙に会話が繋がって無い様な気がするよ。」

吉井母「それも人類の想像を遙かに超越するくらい悪いんだから。」

吉井「そ、そこまで悪く無い!!!」

吉井母「答えなさい。私は未だ中間試験の結果しか聞いて無いんだけど?振り分け試験と実力考査はどうだったの?返答次第では仕送りも考えてあげるから。」

(良し、ここは僕の巧みな褒め言葉で母さんを、、、、、)

吉井「え、えっとね母さん、前から母さんは若くて綺麗だとずっと思ってたんだ。でも母さんの本当の魅力はそんな外見だけじゃ無くて寧ろ内面的な美しさとか優しさと言うかそう言った女性的な長所と決断力や、行動力見たいな男性的な長所を持ち併せた所が息子として誇らしいと常に、、、、、」

吉井母「前置きが長いわね。急いで結果だけ教えて頂戴。」

(バカな!!?僕の巧みな話術が破られた!!!)

吉井母「言い訳出来無い様に英語で答えなさい。How about your result at school?」

吉井「I’m sorry.I forgot writing my name.」

プツッ  (電話の切れる音。)

吉井「え~~~!!何そのリアクション冷たく無い!!!糞っ!こう為ったらストーカーの様にリダイアルを連打してやる!!!!息子の強さ舐めんなよ!!!」

 

工藤「wwwwwwww駄目、面白過ぎる。」

優子「息子の強さ舐めんなよって、、、、、、」

島田「たかがリダイヤルじゃ無い。」

土屋「・・・・息子の強さ、、、、、、、弱い。」

坂本「こいつは傑作だな。」

姫路「それより39円で生活は出来るんでしょうか。」

坂本「うまい棒3本買えるんだ。10日に1本で明久なりに贅沢な暮らしが出来るだろ。10日に一回お菓子が食えるんだからな。」

優子「それ本当にそう思ってるのかしら。」

坂本「試して見るか?」

ガラガラガラ  (教室のドアが開き吉井明久が入って来る。)

 

吉井「雄二、話があるんだけど。」

工藤「プッ。」

優子「ププッ。」

坂本「うっ。」

(坂本:御前は気付か無い男だな。)

吉井「実は今朝~~~~~~~~って事があって~。」

優子、工藤、島田、秀吉、、、爆笑

(坂本:俺ももう知ってるんだがな。だがこれは初耳だ。)

坂本「それで、嫌がらせ撃退音を鳴らされた後に着信拒否にされたと。」

土屋「・・・・息子の強さ、、、、、、完敗。」

坂本「でも39円なら10日に一本うまい棒食えるじゃ無いか。御前にしては10日に一回お菓子を食えると思えば贅沢な暮らしだと思わねえか?」

吉井「確かにそう考えればそうだね。そうだよ!!!まだ僕は裕福なんだ!!!」

坂本「ほらな?」

優子、工藤、島田、姫路、霧島「・・・・・・・・・・・・・・」

皆口あんぐりと言った感じだ。

島田「私が見誤ってたのね。」

優子「ただのバカじゃ無くて世界一騙されやすいバカね。」

吉井「何か言った?でも酷いと思わ無い?あの人僕の母親じゃ無いと思うんだ。」

坂本「そうか、、、、、、、、、、、御前も苦労してたんだな。」

吉井「ど、どうしたの雄二、そんなに同情されると気持ち悪いんだけど。」

坂本「いや、母親に付いての苦労は俺にも良く分かるからな。」

みんなが頭に?を浮かべている。

(ああ、あの事ね。)

僕は何回か雄二の家に行った事があるから分かる。

秀吉「そして、、、御主はどうするのじゃ?」

吉井「うーん、正直困ってるんだよね~。向こうも意地になって電話には出無いし、会いに行こうにも海外じゃ行け無いし、抑どこに住んでるかも知らなければ仕事先も知ら無い。何か海外企業の経営コンサルト遣ってるらしいけど。」

土屋「!!!!その息子がこれとは思え無い。」

島田「そうよね、そんなにちゃんとした人から何でアキが生まれたのかしら。」

吉井「ねぇ?酷く無い!?僕の事なんだと思ってるの!?みんな僕の親が何してると思ってたの!!!?」

 

 

 

 

 

 

土屋「・・・・水商売。」

工藤、島田、姫路「女装してメイドカフェ。」

坂本「ギャンブラー。」

秀吉「会社のゴミ捨て役かの。」

優子「レストラン。」

霧島「スタンガン専門店。」

 

吉井「真面なのが、居無い!!!」

坂本「明久、堂々と泣くな。さめざめと泣くより空しいぞ。」

優子「待ってよ!!!私真面よね!?」

(御免ね、彼らの料理の腕前を考慮すると真面じゃ無いんだ。)

坂本「それは、、、、、だな。」

(雄二も知ってるから言い難そうだ。)

秀吉「それでどうする気じゃ?」

(ゴミ捨て役なんて雑用役を言った直後に普通に接し無いで欲しい。)

土屋「・・・・・自分で稼ぐしか無い。」

坂本「それなら駅前に良い店があるぞ。ラ・ペディスだったか?あの何語かよく分からん店だ。」

吉井「スペイン語でさようならって言う言葉見たいな名前だね。」

坂本「御前、、、、、、、、、、、、、、真逆アディオスの事を言ってるのか?」

秀吉「最後のスしか合っておらんのぅ。」

土屋「・・・・・全く近く無い。」

優子「あんたの思考回路どうなってるのかしら?」

吉井「え?何で?結構普通だと思うんだけど?」

坂本「8時間勤務で8800円。今週土曜限定の募集だ。」

(無視か。でもあそこは結構美味しい上に値段が手頃で文月学園御用達の店だ。以前僕も美波と行ったな~、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、肘関節極められながら。)

吉井「時給1100円か。結構良いな。でも僕に取っては有難いけど裏がありそうだね。」

秀吉「確かに珍しい募集の仕方じゃが、そう訝しむ事では無かろう。大方突然人員が減って急場を凌ぐ為の募集とかその程度じゃろ。」

土屋「・・・・抑今の明久が選り好みす余裕は無い。」

吉井「た、確かに。」

坂本「じゃあ、明久も面接に行くか?」

吉井「え?明久もって事は雄二も行くの?」

坂本「最初からそのつもりだ。元々俺が遣ろうと為て居たバイトだからな。」

吉井「どうして?」

坂本「俺の部屋に鍵を付けたい。飛び切り頑丈な奴をな。」

(成程、霧島さん対策か。でも霧島さんなら何かどんなに警備を頑丈にしても突破されそうな気がするけど。)

吉井「で?募集は何人なの?」

(もし一人なら雄二に一服盛る必要が在るな。今ラッキーな事に6日前に貰った姫路さんのクッキーが在るんだけど賞味期限大丈夫かな、、、、、、、、、、、、、まあ賞味期限も消費期限も無いか。元々切れてる様な物だし、第一化学薬品に賞味期限とか無いよね。)

坂本「確か3、4人だったな。結構広い店見たいだし、それなりに人員が必要見たいだな。」

(糞っ。使う機会逃した。どうしよう早く使わ無いと次のが来ちゃいそうで貯めたくは無いんだけど。)

吉井「4人なら秀吉とムッツリーニはどう?」

秀吉「そうじゃな、演技の幅が広がるかもしれん何事も経験じゃ。」

土屋「カメラの購入資金になる。」

吉井「それじゃあ、今日の夕方行こうか。募集終わっても困るし。先着順でしょ?」

坂本「そうだな。」

秀吉「了解じゃ。」

土屋「・・・了解。」

工藤「それじゃあ、僕も行こうかな~。」

吉井「御願い工藤さん。御金困ってるから勘弁してー。」

工藤「冗談だよ~。話は聞いてたんだしその変わり遊びに行かせて貰うよ~。」

(え?)

 

幸い妙な噂が在った為僕達以外は募集が無かった見たいで全員採用に為った土曜日僕達はその店に居た。

店長「ああ、、、、、、、、、、、、、、よく来てくれたね。今日から一日、、、、、、、、、、、、、、、、宜しくね。」

吉井「えっと~こちらこそ宜しく御願いします。」

吉井「(小声)ねぇ、秀吉、この人大丈夫なの?」

秀吉「(小声)うむきっかけがあれば今にでも富士の樹海にでも行きそうな状態じゃな。」

坂本「例の噂はこれだったのか。」

吉井「どう言う事?雄二。」

坂本「(小声)どこかの店のアルバイトが全然埋まらないって噂だ。何でも奥さんと娘に逃げられて余りにもげっそりしてて近付きたく無いから埋まら無かったそうなんだが恐らくここだ。」

吉井「でも前に来た時はバイトの女の子も居たけど?」

坂本「それに付いては知らんが出て行ったのは今週の火曜日夕方、募集が掛かったのは木曜日の朝、木曜は書類選考の為一日臨時休業。水曜日に何かあったんだろう。」

店長「じゃあ、制服は、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、これね。サイズが合わなかったら言ってね。」

坂本、吉井、土屋「サイズが合いません。」

秀吉「性別が合いませぬ。」

土屋:L  吉井:M   坂本:S   秀吉:ウェイトレスM

店長「あれ?きちっと目測したのにな。」

吉井「店長、僕は少し小さいだけで秀吉はぴったりですけどムッツリーニLは無いですし、雄二がSは論外だと思います。」

店長「でも坂本君はSで、吉井君はMで土屋君はエロ、じゃ無くてLに見えたんだけどな。」

(この店長の目は侮れ無い。完璧に当てて居る。)

土屋「・・・・・・エロには興味は無い。」

坂本、吉井「何~~~~~!!!!!!」

吉井「幾ら何でもそれは無いよ。」

坂本「ムッツリーニ、嘘はバレ無い範囲で吐く物だぞ。」

ブンブンブンッ(土屋が首を振る音。)

吉井「それはそうとムッツリーニはSで僕のは雄二のLだね。Mは秀吉の分だね。」

坂本「店長、俺はLLを頼む。」

店長「そうか、うっかり制服と性癖を間違えちゃったよ。」

(何て豪快な間違いなんだ。ってそうじゃ無くて。)

吉井「何でアルバイトの情報欄に性癖の欄が在るんだ。」

 

 

工藤「見る目あるね~店長。」

優子「あんまり大きな声出さ無いでよね。隠れてる意味無いから。」

島田「で、いつ行くの?」

優子「10時位よ。9時開店だから9時に行ったら待ち構えられてたと思われるでしょ?だからそれまでは向こうの1ブロック先の喫茶店で時間を潰すわよ。」

島田「流石頭のいい人の考えは違うわね~、アキとは比べ物に為ら無い。」

優子「あんなのと比べ無いで。」

姫路「では行きましょうか。」

 

吉井「みんな~着替え終わったよ~。二人ともお待たせ。」

土屋「・・・・待たせた。」

坂本「はは、中々似合う物だな。様に為ってるじゃ無いか。」

秀吉「中々男前じゃぞ。二人とも。」

吉井「そ、そうかな。」

土屋「・・・照れ臭い。」

坂本「んじゃあ、俺達も着替えるか。」

バタンっ     (更衣室のドアの閉まる音。)

 

 

吉井「ジャストモーメント!!!!!」

ドンッドンッ  (明久がドアをたたく音。)

吉井「バカ雄二!!!!!!何を堂々と秀吉と着替え様としてるのさっ!!!」

土屋「・・・万死に値する!!!!」

吉井「鍵が掛かって居る!!!!これじゃ秀吉の身に危険が!!!」

坂本「何をバカな事を言ってるんだ。秀吉は男だろ?男だから一緒に着替えても問題無いだろ。」

ドンドンドンッッ(更に強く明久がドアを叩く音。)

吉井「雄二!!!それは飽く迄も戸籍上の話だよ!!!!!」

秀吉「待つのじゃ明久!事実でも儂は男じゃぞ!!」

吉井「書類上の表記を鵜呑みにするな!!!!認識が甘いぞ雄二!!!!御前には情報リテラシーと言う物が無いのか!!!!!」

坂本「わーった、わーった、着替え終わったら話を聞いて遣る。」

(そんなの遅すぎる。更衣と言うなの覗き行為が終わった後じゃ無いか!!!こうなったら。)

吉井「雄二、どうしても考えを改め無いのなら。」

坂本「あ?召喚獣使って突撃は止めろよ。壁が壊れて弁償は勘弁して欲しいわ。」

吉井「霧島さんにこの状況を包み隠さず暴露する。」

ガチャッ  (雄二が中から出てくる音。)

{土屋、吉井:ブシャー!(鼻血噴出音。)}

雄二「俺は廊下で着替えよう。って何だ?御前等は男の着替えに興奮するのか?やはり明久は明悲惨に改名した方が良いんじゃ。」

吉井「何その不名誉ななまふぇ~。」

坂本「鼻血ドボドボ流してる奴が言っても説得力無い。」

秀吉「むぅ、背中のファスナーが上がらん。雄二、済まぬが少々手伝って、、、って雄二はどこに行ったのじゃ?」

坂本「悪いな秀吉、俺は自分の命が惜しいんだ。」

秀吉「雄二よ、御主迄儂を女だと、、、、、」

坂本「それは違う、ただ翔子から見たら女にしか見えず、死ぬだけだ。」

 

坂本「んじゃ俺も着替え終わったし、店長の所へ行くか。」

吉井「そうだね。」

 

吉井、坂本、土屋「!!!!!!!」

(おかしい、目の前に泡を吹きながら椅子に座って完全にダウンしてる店長の亡霊が見える。)

坂本「俺にも見えるぞ。」

土屋「・・・・実像。」

吉井「て、店長大丈夫ですか?」

店長「ん、、、、、、、、あ、、、、大丈夫、、、、、、、さ。こうやって僕一人立派に店を切り盛りしていたらきっと二人も帰って来てくれるさ。」

吉井「雄二、あの店長やばくない。」

土屋「・・・・危険かも知れ無い。」

坂本「3連続ボールと行った所か。」

吉井「だよね、確認してみようか。」

坂本「どう遣るんだ?」

吉井「軽い日常会話をしてみる。」

坂本「成程な、良いかもしれん。」

吉井「店長、今日は良い天気ですね。」

店長「そうだね、お父さんはうざいよね。」

(良い天気が台無しなリアクションだ!!!!!)

店長「ウチの娘はね。1歳になる迄は「お父さん大好き」が口癖だったんだよ。」

吉井「店長それは記憶の捏造です。確か会話が成立為るのは2歳からです。」

店長「五月蠅い!!!!」

店長がナイフを向けて来た!!!!

吉井「ひぃ!!!」

店長「あっ、あっ、御免ね、うちで働いて呉れるバイトさんだったよね。確かにあれは3歳だったかもなぁ。」

吉井「雄二、どうしよう、全然会話が通じ無いんだけど。」

坂本「娘の話をして見たらどうだ。」

吉井「確かにそれは反応あるかも。」

土屋「・・・名案。」

吉井「店長さんの娘ってどんな、、、、、」

シュバッ  (店長が明久の背後に瞬間的な移動をした音。)

吉井「え?」

店長「5秒やる。神への祈りを済ませろ。」

えっと~僕の首元にはナイフが、、、、、、ってナイフが!!!!!?

チャキンッ

(うわぁ聞きたく無い金属音がするよ。)

店長「4、3、2,、、」

土屋「・・・・明久、御前の事は忘れ無い。」

坂本「ああ、こんな別れ方はしたく無かったが、、、、、、、今迄楽しかった。又会おうぜ。」

(って止めてよ!!!!!)

吉井「てっ、店長落ち着いて下さい!!!!!!ってかさっきから思ったけどそのナイフどこから!!!!」

店長「あ、、、、、、、御免ね、君はアルバイトに来てくれた子だったよね。この頸動脈はアルバイトの吉井君の頸動脈で在って僕の可愛い天使に手を出す糞野郎のじゃ無いもんね~。」

吉井「そうですよ。嫌だな~。」

店長「あはは、御免ね。」

(あははじゃねーよ、あははじゃ。)

吉井「ムッツリーニこれは?」

土屋「トリプルプレー、3アウト、チェンジ。」

吉井「妥当な判断だ。」

秀吉「むぅ儂だけ特別な制服とは、、、、、、、、、、、、、、」

坂本「来たか、諦めろ、これも仕事だ。」

吉井「雄二はどう思った?」

坂本「チェンジ以前に暴投デッドボール一発退場だろ。」

(ひっ、秀吉、何て可愛いんだ。)

吉井「秀吉~好きだ~~~~~ぁぁぁぁグヘッッ!!!!ドゴォォッ!!!」

(何だ僕の斜めから悪質タックルが、、、、、)

店長「ディアマイドゥゥーーーターーーー!!!!!!!」

秀吉「何事じゃ。」

(事の状況が分かったぞ。奴を止めないと。)

吉井「店長何をとち狂って!!!!」

店長「ディアマイドゥゥーーーターーーー!!!!!!!」

吉井「駄目だ言葉が通じ無い!!!!雄二!!!!!」

坂本「分かった!!!!は!?こいつ俺のパンチが当たらねぇぞ!!!!!何て回避能力を持ってやがる!!!!!!」

吉井「ムッツリーニ!!!!!!」スタンガンで動きを!!!!!}

土屋「・・・速過ぎて狙いが定まら無い。」

吉井「秀吉!!!!」

秀吉「何じゃ!?」

吉井「父親に日記を読まれた思春期の女の子の台詞を言うんだ!!!!」

秀吉「よく分からんが了解じゃ。」

秀吉(思春期の女の子)「お父さんなんか大っ嫌い!!!!!」

吉井「よし!!!!!!」動きが止まった!!!!!!)ムッツリーニスタンガン!!!!」

土屋「・・了解。!!!!!!!最大出力、効か無い。」

店長「そうか、それならお父さんとお風呂に入ろう。」

ガバッ  (店長が動き出した。)

土屋「うわぁぁぁぁ!!!!」

同時にムッツリーニが物凄い勢いで飛ばされる。

吉井「全然効果無い!!!!!!ってか逆効果だし、会話のキャッチボールがおかしい!!!!!どっからそんな選択肢が!!!!」

坂本「明久!!!あれを出せ!!!!!!」

吉井「良し!!!アウェイクン!!世界史!!サモン!!!!!」

 

世界史  吉井明久   1092点

 

吉井「うわぁ!!!速い!!タイミングを図らないと抑えられ無い。」

坂本「明久の召喚獣でも駄目か。」

吉井「この覚醒状態はマズイ、僕の召喚獣がやっと追いつける位だけど。秀吉は男物に着替えて来て。」

秀吉「了解じゃ。」

坂本「そっちに行ったぞ!!!」

吉井「ふわぁぁ、グゥゥあぁぁぁぁぁ!!!!!」

坂本「4桁の点数の召喚獣を押し返してるだと!!!!」

秀吉「じゃが、ここまでスピードが遅く為ったら。」

土屋「狙いは絞れる!!!!」

坂本「はっ!!!ってマジか!!!俺が鳩尾殴って気絶し無い奴は粗いねぇぞ!!!」

土屋「・・・・スタンガン効いて無い。3回目。」

吉井「早くやってよ。僕も抑えるのもう限界。」

土屋「・・・4回目ダウン。」

バタッ   店長の倒れる音。

坂本「ふ~、最大出力の30万ボルトのスタンガンを4回当てて漸く気絶だぞ。」

土屋「・・・化け物。」

バタッ  (吉井が倒れる音。)

坂本「明久?」

吉井「もう疲労が限界。」

坂本「疾風怒濤をやれば良かったろ。そしたらもう少し楽に近付けたろうに。」

吉井「腕輪を使う時間の余裕が無かった。」

坂本「そ、そうだな。」

吉井「で、どうする?」

坂本「どうするもこうするも、店長がこれじゃ何も出来無いだろ、本日臨時休業中とでも書いて店の前に貼っとこうぜ。」

吉井「それじゃバイト代は、、、、」

坂本「出る訳無いだろ、働いて無いんだから!!!!」

吉井「そ、そうだよね。でもこれで空白の水曜日に何があったのかは何となく分かったよ。」

坂本「ああ、嫌でもな。」

秀吉「ウェイトレスを襲ったんじゃろうな。儂も後輩がその噂を喋って居った。」

土屋「・・・何なら監視カメラをハッキングして、、、、、、」

吉井「いや、良い。見たく無い。」

坂本「明久、、、、、、、良い判断だ。」

吉井「でもさ、プロの接客とかしてみたかったな。学園祭でも殆ど出来なかったし。カランコロンって入店音が鳴って。」

カランコロン(店のドアが開いて鈴が鳴る音。)

吉井「入って来たお客さんにいらっしゃいませっ!って。ん?」

客A「良かった~、空いてる見たいで時間が潰す場所が無くて困ってたのよ~。」

客B「ほんと助かったね。」

坂本「おい!明久!!何を勝手に招き入れて居るんだ!!!」

吉井「御免。頭の中でシミュレーションしてたら、タイミング良くお客さんが来ちゃったから。

秀吉「今更追い返す事も出来そうにないのぅ。」

土屋「・・店長が目を覚ますまで頑張るしか無い。」

坂本「やれやれ、仕方ねぇ。遣るか。明久はホールを遣りたいと言ってるから秀吉と明久はホール、ムッツリーニは厨房、俺はドリンクを担当する。」

吉井「自分だけ楽な仕事じゃ無い?」

坂本「御前に発言権は無い。」

吉井「はい。」

秀吉「明久よ、先ずは儂が行くから御主は次に来た客の準備を頼む。」

吉井「うん、分かった。」

秀吉「いらっしゃいませ。2名様ですね。それではこちらへどうぞ。ご注文がお決まりになりましたらお呼び下さい。」

吉井「流石秀吉だね~。違和感が全く無かったよ。」

秀吉「うむ、舞台じゃと思えばどうと言う事も無いからの。寧ろ見ている観客が少ない分余裕が在る位じゃ。」

吉井「うん、僕も頑張るぞ。」

秀吉「その意気じゃが余り気負い過ぎるでは無いぞ。緊張は体の動きや滑舌に影響を与えるからの。」

(経験者の助言だ、大事なのは転ば無い事、噛ま無い事。)

 

 

吉井「うわっ!!」

僕今、豪快にこけたよね?ローアングルからの視線に為って、、、、、、、、、

(マズイ鼻血が出そう。落ち着け、ムッツリーニ見たいにここを血の海にする訳には行か無い、ここは落ち着いて声を掛け無いと。)

 

吉井「あ、いらっちゃ、、、、、」

客A、B、C「プフッ。」

(あ、笑いを堪えてる。俺最悪だ、結局自分で言った転ば無い事噛まない事全部駄目じゃ無いか。糞っ!2度の失敗で挫ける男じゃ無いぞ!!3度目の正直だ!!)

スクッと立ち上がり深呼吸をしてもう一回。

 

 

吉井「いらっしゃいましぇ。」

客A、B、C「ブフーーー。」

ダッ!!!!!(明久逃亡音)

客A「あっ!君!!!案内は!?」

客B「大丈夫よ!!私達全然笑って無いから!!!」

客C「もう一度だけ頑張って見て。」

秀吉「何じゃ明久、何故涙目になりながらダッシュで戻って来るのじゃ!?」

吉井「すみません、少し動揺して仕舞いまして。それではこちらへどうぞ。」

客A「大丈夫全然気にして無いから。」

吉井「有難う、、御座います。こちらおひゃです。」

客A「プッ。」

秀吉「ご注文を繰り返します。エスプレッソとレモンティーと季節のシャーベット御二つずつですね。」

客D「はい。」

秀吉「畏まりました。少々御待ち下さい。」

秀吉「エスプレッソ1、レモンティー1、シャーベット2じゃ。」

坂本「あいよ。」

土屋「・・・了解。」

秀吉「明久よさっきの客が注文が決まった様じゃぞ?」

吉井「あ、本当だ。行って来るよ。」

(秀吉:又噛まなければ良いのじゃが、、、、、)

 

吉井「ごちゆぅも、、」

客A、B、C「ブフーーー。」(水噴出音。)

(秀吉:矢張り無理じゃっだか。)

客A「ブフッ、じゃ、じゃあ私はホットココアとチーズケーキ、頑張ってね。」

客B「ん、んんっ、私は、オレンジジュースとホットケーキで。頑張ってね。」

客C「わ、私はミルクティーとモンブランを。頑張ってね。」

吉井「はい、、、、、、、、、、、、、、、、、少々お待ち下さい。」

吉井「オーダー入りました~。ホットココア、オレンジジュース、ミルクティー、チーズケーキ、ホットケーキ、モンブランを1つずつと頑張ってねを3つ。」

坂本「・・・・何で御前は客に励まされてるんだ?」

土屋「・・・・早速何かあった。」

秀吉「それはのう~~~~~~て言う訳なのじゃ。」

坂本「御前はウェイター向いて無いのかもな。」

吉井「そんな!!今日一日で何とか様にしてみせるよ!!!」

土屋「・・・これはこれで良いかもしれ無い。」

吉井「そうだよね!!?ムッツリーニ。」

 

 

土屋「いらっしゃいませの言え無い店員、、、良い看板娘に為る。」

吉井「全然良く無―い!!!何て不名誉な!!!それと僕は看板娘じゃ無い!!!」

坂本「それもそうだな。そっちの方が店の売り上げも上がるな。」

吉井「ううぅ。」

その後もただ料理を持って行っただけで褒められるのが切なかった。

 

客E「お冷やのおかわり御願いします!」

秀吉「はいっ!只今!」

良い感じに混み出した。

カランコロン 

吉井「いらっしゃいませ。」

常村「おう、2人だ。って」

常村、夏川「吉井!!何やってるんだ!!!」

(このモヒカンと坊主何か見覚えが、、、、)

坊主:頭にブラ   

吉井「あっ!!!変態先輩だ!!」

夏川「それ人の名前じゃねーだろ!!!」

常村「夏川に常村だ!!!!!!テメエどんな記憶力してんだ!!」

吉井「失礼しましたお客様席はこちらです。」

夏川「本当に失礼だぞ。」

(って粗カップル専用のクレープ店を男二人で食べに来るって想像しただけでも吐き気が。)

吉井「それではご注文がお決まりに為りましたら、お呼び下さい。」

坂本「おい!二人とも。」

秀吉「何じゃ?」

吉井「どうしたの雄二。」

坂本「ミルクの搬入が遅れているみたいだから注文が入ったら気を付けて呉れ。」

秀吉「了解じゃ。」

客F「すみませーん。」

秀吉「はい、只今伺います。ご注文はお決まりでしょうか?」

客F「はいえ~っとアイスコーヒーとアイスミルクティーを1個づつ。」

秀吉「申し訳ございません、只今ミルクを切らしておりましてアイスミルクティーはアイスティーに為って仕舞うのですがよろしいですか?」

客F「あ、そうなんんですか。それならアイスティーで良いです。」

(そうかああやって断りを入れるんだ。成程ミルクを抜けば良いんだね。)

夏川「おい、注文良いか?」

吉井「はい只今行きます。」

 

吉井「お決まりですか?」

常村「俺はアイスコーヒー。」

夏川「俺はアイスミルクを」

(落ち着けさっきの秀吉を真似れば良いんだ。)

吉井「申し訳御座いません。」

夏川「ん?何だ?」

 

 

吉井「只今ミルクを切らして居りまして、アイスミルクはアイスと為ります。」

夏川「其ただの氷だろ!!!!」

吉井「では少々お待ち下さい。」

夏川「話を聞け!!」

 

吉井「お待たせしました。アイスコーヒーです。それでこちらがアイスに為ります。」

ドンッ(夏川が机を叩く音。)

夏川「いらねけよ!!!」

(この坊主には品物が気に入ら無かったのかな。でもミルクを切らしてるのはこっちの落ち度だから何かサービスするのが筋か。)

吉井「ご安心下さい、お客様料金は半額の90円で構いませんので。」

夏川「たかが氷にそんなに取るのかよ!!!!ミルクが無いならブレンドで良い!!!アイスはいらねぇ!!!!!!」

吉井「雄二、注文ってあれ?」

坂本「悪い明久俺はムッツリーニ手伝ってるから暫くドリンクとホール掛持ちしてくれ。」

吉井「オッケー。」

(ブレンドって何混ぜたら良いんだろう。よしっここは新感覚な物を!!)

 

吉井「お待たせしました、ブレンドです。」

夏川「おう、待ったぞ。」

(良かった、機嫌取り戻して呉れた。)

夏川「で?何ブレンドしたんだ?」

吉井「ホットコーヒーとアイスコーヒーとのブレンドです。」

夏川「温くなるだけだろ!!!!!」

(あ、又期限が悪くなった。怒りっぽいなぁ。そして今の会話聞いて何で周りのお客さんは笑ってるんだろう。先輩後輩の仲睦まじく楽しそうな会話してる事に笑みを浮かべてるのだろうか。そんな仲睦まじいだなんて止めてよ、、、、、、、、、、、、、、、、気持ち悪い。)

吉井「備え付けの爪楊枝とタバスコをお好みで入れてください。」

夏川「そんな特殊な好みの奴居ねぇよ!!!!」

(マズイ周りはみんな笑ってるけど迷惑な事に変わりは無いだろう。ここは小粋なトークで気分を落ち着かせて。)

吉井「所でお客さん。」

夏川「あん?何だ?」

 

 

吉井「本日は頭にブラを被ってらっしゃら無いのですね。」

夏川「テメエ表に出やがれ!!!」

坊主が珈琲をぶっかけて来た。

吉井「食らうか!!!!!」

と、僕が避けた背後から秀吉が。

バシャッ  (秀吉制服に珈琲が掛かる。)

夏川「す、すまねぇあんたを狙った訳じゃ無いんだ。」

秀吉「いえ、お気になさらずお客様、若さ所以の事じゃ無いですか。」

(いや、あんたも粗同年代だろ。しかも年上だし。)

秀吉「それと反対側の席に座られてるお客様、お履き物には掛かりませんでしたか?」

客G「い、いえ、全然大丈夫です。」

吉井「本当に失礼しました。」

常村「おい!!!!!!夏川何遣ってんだよ!!!!!俺の秀、、、」

(常村:あっぶねぇ、勢いで告白する所だったぜ、こんな連れが珈琲ぶっかけた後で受け取って呉れる訳無いよな。そう俺は卒業式にあいつを呼び出して伝説の木の下で告は、、、、)

夏川「行くぞ!!!!!!常村、ここに居ても良い事は無い。」

常村「っておい!!!俺の妄想タイムが!!!!!」

(妄想って言っちゃってるし。何想像してたんだろ。)

吉井「御免秀吉、巻き込んで。」

秀吉「何気にするで無い、着替えれば済む事じゃ。」

(何て優しいんだ、珈琲で濡れて居無ければ、今すぐに抱き付きに行きたい所なんだけど。)

吉井「そう言って貰えると助かるよ。」

秀吉「それでは儂は着替えて来るからの、それ迄ホールは頼んだぞ。」

(あれ?着替えの制服あったっけ・)

 

 

 

一方盗聴をムッツリーニから学んだ工藤による盗聴班は

優子「全く何であいつはあの怒ってる状況であの話題を出すのよ!何でブレンドがホットとアイスなの!!何でミルクが無かったらアイスミルクがアイスに為るの!!!!」

島田「アキの事だからブレンドに関しては新感覚の飲み物を出したつもりだろうし、頭にブラの話は小粋なトークで落ち着かせようとアイスを出したのは直前に秀吉がアイスを抜かした物を出してたから単純にアイスを抜けば良いと思ったんでしょ。」

工藤「流石1年一緒に居るだけ在るね~。」

島田「坂本達はもっと分かるわよ。」

優子「どう言う思考回路してるのかしら。」

工藤「ホイーストンブリッジ見たいなのよりもっと複雑で回路図が線で潰れる位じゃ無い?」

優子「ここでそのギャグ笑えないわ。」

島田「?」

姫路「ホイーストンブリッジって簡単過ぎません?メートルブリッジとか。」

優子「貴方も乗っから無くて良いのよ。」

島田「?????」

工藤「あっ、御免ね~島田さん、付いて行け無かった~?」

優子「あんた喧嘩売ってるわよね。」

姫路「美波ちゃん、どっちも回路の繋ぎ方見たいな物ですよ。」

優子「と言っても並列とか直列とかと同類って訳じゃ無いけど。」

島田「はぁ。」

土屋「梯型回路。」

島田「ひぃ!!!あんたいつから居たの!!!ってえ?パソコンの画面内?」

工藤「そうそうってムッツリーニ君気付いてたの?」

土屋「・・そんな物俺が気付か無い筈が無い。」

工藤「流石ムッツリーニ君、でも君の声は防犯カメラからの音だけど僕らの会話はどうやって聞いてるの?」

土屋「御前のパソコンをハッキングしてマイクをオンにして聞いて居る。」

島田「大胆な自白ね。」

優子「・・・・流石ね。」

土屋「・・・この程度一般技能。」

(優子、島田:これが一般技能なら世界は大変な事に。)

優子「褒めて無いわよ。」

土屋「・無限に続く梯型回路よりも明久の頭は複雑。」

(土屋以外全員:またその話をぶり返すのか!!)

土屋「・・・・島田に付け加えると明久の頭えはあのブレンドは温かい珈琲の後に冷たい珈琲が味わえるホットアイスパイを作った感覚でしか無い。」

優子、島田、工藤「!!!!!!!!!!!!!」

姫路「?」

(土屋:御前は何故おかしいか分からんのだな。殺人料理は伊達じゃ無い。)

土屋「・・・・俺はもう戻る。来るなら今が良い。」

坂本「来るなら明久に町でいらっしゃいませが言え無い滑舌残念な店員として看板に為ってたと言っといて呉れ。」

優子「あんたねぇ。」

工藤「それもバレてたんだね~。」

霧島「私も行く。」

坂本「翔子!!!!?」

優子「代表!?」

霧島「妻への隠し事は浮気の始まり。」

坂本「ムッツリーニ俺はミルクの買い出しに行って来る。」

優子、工藤「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

(優子:坂本君御愁傷様。)

 

3分後

カランコロン(入店音。)

吉井「いらっしゃいませ。」

姫路「今日は明久君。遊びに来ちゃいました。」

吉井「姫路さん。」

島田「へ~アキ結構似合ってるじゃん?」

吉井「美波?」

島田「ほらほら店員さんぼーっとして無いで席まで案内して。」

吉井「では何名でしょう・。」

島田「噛ま無かったわね。」

吉井「へ?」

島田「いや、ただ今日ここの店にいらっしゃいませと言え無い滑舌が残念なバイト店員が居るって看板に為ってたをわよ。アキの事でしょ?」

坂本「明久、良かったじゃねーか。看板だってよ。」

土屋「・・・・・流石集客力抜群。」

優子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

島田「5人よ。」

吉井「え?でも他に以内じゃ無いよ。」

島田「二人は飲み物買って来るから遅れる、でもう一人はそこに。」

霧島「雄二、妻への隠し事は浮気の始まり。」

坂本「何だ!?居る筈の無い翔子の声が聞こえるぞ!?呪いか!!!?」

吉井「呪いじゃ無いよ~雄二、真後ろに立ってる。」

坂本「のうぅ!!!!!」

姫路「霧島さんは途中から来る事に為ったんです。」

(霧島さんはあの場に居無かったから言って無かった筈だけど、、、、、、、、、、恋する乙女の行動力って、、、、、、、、、、、、凄い。)

 

5分後

吉井「ご注文はお決まりですか?」

姫路「う~ん。何が良いでしょうか?」

霧島「どれも美味しそう。」

(呼び出して置いて今から考えてるし。)

吉井「二人ともこのお店来るの始めて?」

姫路「明久君は私と行った事忘れたんですか!!!!」

霧島「私は初めて。」

吉井「冗談だよ冗談。」

姫路「それにしても酷いです。」

(御免ね完全に忘れてただなんて言え無いよ。)

姫路「何かお勧めは在りますか?」

吉井「え~と、3日前食べに来た時のクレープは美味しかったよ。」

姫路「3日前ですか?そ、それって、誰と食べに来たんですか?」

吉井「え?僕と美波と、、、、、、、ガッバッ」

島田が口を押さえる。実は美波と、姫路と明久がっクレープを食べた翌日、島田はそんなに食べれ無かったからと言う理由で食費に因り嫌がってる明久を関節技に因り無理矢理連れて来させていた。

島田「何を言ってるのかしらね~、って違うわよ、別に二人で来た訳じゃ無くて、、、、、」

島田「(小声)アキ!!余計な事言わ無いの!!!ウチに話を合わせなさい!!!!」

姫路「ふぇ?二人じゃ無かったンですか?」

島田「も、勿論じゃ無い!!ね、アキ?」

吉井「そうだよ雄二も入れた4人で来たのさ。」

グキキカァッ (首の関節がもげる音。)

吉井「ガァァ!!!首関節の関節が!!!!!」

土屋「・・・・意味不明。」

島田「(小声)どうしてあんたはそんなに底の浅い嘘を吐くのよ!!!すぐそこに居るんだから本人に確認されちゃうでしょ!!!」

霧島「吉井、幾ら吉井でも、、、、」

グガァ (明久の右手首関節が在らぬ方向に曲がりそうに為ってる音。)

吉井「霧島さん、どうして僕の手に手を掛けてるの!!?」

霧島「吉井、残りの一人は誰?」

(マズイここで返答を誤ると死に繋がる。ここは慎重に。)

島田「もう、一人は、、、、、あの人よね、、、、、アキ?」

吉井「そう!!!あの人だよ、、、、えっと~~。」

(土屋:自分で考えろ島田、こいつに任せても陸な返答が帰って来無い。責任転嫁しようとしてるだけじゃ無いのか。)

島田「(小声)ここに居るメンツは確認されちゃうから駄目よ。」

吉井「(小声)じゃあ、僕らと繋がりの無い人は、、、、、」

島田「(小声)現実味が無いから駄目!!」

吉井「(小声)僕の家族とかは、、、、」

島田「(小声)海外に居るんだから現実味が無いでしょ!!」

吉井「(小声)こんな所に来る位だから男より女の方が自然だよね。」

島田が頷く。(よし!!!これなら!!!!)

吉井「もう一人は高橋先生と来たんだぁ。」

島田「フンッ!!!」

吉井「ギャー手首の関節が一度外されて又嵌められた~~~!!!」

島田「だからどうしてあんたはそんな頭の悪い嘘歯科付け無いのよ!!!高橋先生と一緒に来る訳無いでしょ!!!」

吉井「(小声)姫路さんなら通るって。」

島田「そんな訳無いでしょ!!!あんたと違って頭良いんだから!!!!」

姫路「え?え?やっぱり嘘なんですかか?そうなると美波ちゃんと二人で来たんですか?」

(島田:どうしてこんな嘘で騙されてたのよ!!!あんたもバカだったの!?)

霧島「・・・・・A hellish gate has opened.Compensate the crime with your death.Are you ready, Yuji?」

(こんな時でもAre you ready, Yuji?って言って呉れるだけ優しいと思うよ、雄二、こっちは何の準備の時間を与えて呉れずに来るからね。)

坂本「何で翔子が戦闘態勢に入ってるんだ!?ってヘルのゲートが開いたってどう言う事だ!!!そして罪を死を持って償えとか聞こえたぞ!!死を持ってって!!!」

バチバチバチバチバチバチッ(霧島のスタンガン音)

ドカッ、バキッ、ブチュッ(島田に依る椅子、机、フォークによる攻撃。)

坂本、吉井「ギャーーーー。」

(姫路さんのは殴られても肩叩き程度だけど美波のは痛い。雄二に殴られても耐えれる様鍛えて貰ったのに。それでもだ。)

カランコロン(入店音)

工藤「代表?」

優子「御免ね遅れちゃったって、、、、、、、、、、、、、みんな何をして居るの?」

霧島「優子、愛子。」

吉井「もう2人って秀吉のお姉さんと工藤さんか。」

工藤「代表に島田さん、一寸は落ち着きなよ~。お店で暴れるなんて良く無いよ。」

(流石何時もはチャラけてるけどそう言う所は確りしてる流石Aクラスの優等生だね。)

優子「そうよ、学園の評判にも関わるんだから少し自重してよね。私ら迄被害被っちゃうじゃ無い。他のお客さんの迷惑でしょ?」

霧島「でも、雄二が。」

島田「アキ、、、、、、、、、バカ。」

工藤「言い訳し無いの。」

霧島「分かった。」

島田「確かにその通りね。」

秀吉「うむうむ、姉上も良い事を言うのう。」

吉井「そうだねぇ~秀吉、お陰で助かった~。ってその格好はどうしたの!?」

秀吉「うむ、サイズの合う服が無かったから最初に渡されたうウェイトレス姿で代用して居るのじゃ。」

吉井「うん、そっちの方が良いと思うよ。お客さんもその方が喜ぶよ。」

秀吉「そう言うもんかのぅ。」

優子「秀吉~ちょ~っと良いかしら~?」

秀吉「何じゃ、姉上。」

優子「良いから、良いからそう言えば吉井君。この店のトイレはどこかしら?」

吉井「あっちだよ。」

優子「有難う。ああ、そう言えば島田さんに代表さっきの言葉撤回為るわね。周りに迷惑でも気に入ら無い事は気に入ら無いものね。存分にやっちゃいましょ。」

木下さんはその儘トイレにと次の瞬間。

秀吉「姉上どうしたのじゃ、何故儂の腕をそんなに強く掴んで居るのじゃ?」

優子「あんたその短い丈のスカートはどう言うつもり!!!!前に言ったわよね、あんたが余計な事を為ると私迄そう言う目で見られるから止めろって。」

秀吉「はっは、何を言って居るのじゃ、姉上は家では殆ど下着姿で生活して居るでは無いか。今更体裁を取り繕っても、、、、って違う!!!!姉上その関節はそっちには曲がら無いのじゃ、あ゛ぁぁぁぁぁぁ~~~!!!!!!」

(はっきり聞こえてるよ、秀吉、僕も良く経験してるから同情するよ。)

霧島「ゆうじ、許可が下りた、高橋先生とのデートに付いて詳しく聞かせて貰う。」

坂本「何の事だ!!!?それと全く聞く気がし無い様に見えるのは気の所為か?」

姫路「明久君!!!やっぱり本当は美波ちゃんと二人きりだったんじゃ。」

島田「ち、違うのよ!!!!瑞樹アキはバカだから記憶が飛んでるだけで、、、」

吉井「美波先ずはその関節技解いて!!!この儘じゃ僕の関節が1個増えちゃう!!!」

工藤「僕は許可して無いんだけど~!!」

霧島「優子がしてるから。」

(工藤:僕にはもう無理だ。)

店長「君達!!!!!!」

吉井、島田、姫路、霧島、坂本、土屋、工藤「!!!!!!!!!!!!!」

店長「お客さんの前で何をしているんだ!!!人が倒れてる間に何をして居るんだ!!!店を開けて仕舞った事は兎も角、お客様の前でこんな事をするんなんて何を考えて居るんだ!!!」

ムッツリーニ以外項垂れている。

生徒全員「すみませんでした!!!」

店長「お客様大変失礼しました。どうぞお気になさらずゆっくりとお過ごし下さい。」

店長がお客さん一人一人にお辞儀をして居る。

カランコロン

清水「どう、お父さん、少しは反省した?」

(って事はこの子が店長の娘さん?)

店長「美春、、、、、ディアマイエンジェル!!!!」

吉井「良かったですね。娘さん買えって来て。」

店長「うう、吉井君有難う。美春もうどこにも行か無いで。」

清水「あ!美波お姉様!!!さては私に会いに会いに来て呉れたんですね!!!そういって呉れればベッドを用意してあげたのに~。」

島田「美春!!?ここあんたの家だったの?」

清水さんが美波に抱き付いた、まずい何かやばい予感しかし無いんだが。しかも美波は清水さんの家がここって事がびっくりな様で全然抱擁を解く気配が無い。

店長「み、、、は、、、、、、、る?」

吉井「店長?」

店長「貴様が、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、貴様が娘誑かす女かぁ!!!!!!!!!!!!!」

吉井「店長!!!!!!」落ち着いて下さい!!!そして娘を誑かす女って言葉が少しおかしい事に気付いて下さい!!!」

(駄目だ目が逝ってる。全然止まる気配が無い。)

店長「ディアマイドゥゥーーーターーーー!!!!!!!」

霧島「ゆうじ、処刑、再開。」

坂本「ギャー溶けてる溶けてるぞ翔子!!!俺の足が高濃度の王水がぁぁぁ!!!!!!」

(雄二、これは見せられない絵面に為ってる。)

優子「秀吉、木を失わないでよね?ここからが本番なんだから!!!」

秀吉「姉上!!!そっちの関節のそっちには曲がら無い、ってあ゛ぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

姫路「明久君!!!美波ちゃんとデートしたんですか!!!!?」

清水「お姉様とデート!!!?八つ裂きです!!!!!」

店長「ディアマイドゥゥーーーターーーー!!!!!!!」

島田「違うのよ!!!!おじさんウチは美春とじゃ無くてアキをグボッ、ゲボッ、ドガァ、ウゲェ、お゛ぉぉ!!!、ギャーーーー」

(美波も見てられ無い姿に、足があらぬ方向に曲がってる。あとで手当はしといてあげようかな。僕を狙う的が減ったのは良いけど代わりにもっと面倒臭い清水さんが。)

店長「ディアマイドゥゥーーーターーーー!!!!!!!」

吉井「何で店長迄僕を!!!!」

(そうか清水さんに追われていちゃ付いてる様に見えてるのか。)

坂本「明久!!!助けて呉れ!!!この儘じゃ俺の足が!!!!」

(雄二も助け無きゃ。)

吉井「アウェイクン!!!世界史!!!サモン!!!」

 

世界史

吉井明久   43点

 

(え?)

(そうか!!!!さっき店長と戦った時こんなに食らってたのか。だから僕あんなにぐっったりとってまずい!!ん?待てよこの儘戦死して鉄人に助けて貰うのも。でもそれじゃ雄二が!!!!)

吉井「ムッツリーニ!!!!霧島さんを!!!」

土屋「・・・心得た。」

ムッツリーニのスタンガンで霧島さんを気絶。

(流石ムッツリーニのスピード、流石に霧島さんでも男しかもムッツリーニは適わない。)

吉井「ムッツリーニは雄二の手当を!!!フィールドチェンジ日本史!!!!」

 

日本史

吉井明久  1024点

 

(敵が多いこうなったら。)

吉井「ダブルっ!!」

 

吉井明久  512点×2

 

一瞬で姫路さんを落として次に清水さん、一発目。未だ耐えてる。2発目、、、耐えてる!!!

3発目!!!!良し!!!!決まった!!!

店長「娘に何を~~!!!!」

吉井「仕舞った!!!店長を覚醒させちゃった!!!」

 

召喚獣を一体に戻す。

 

吉井明久   946点

 

(消耗が激しい。)

吉井「疾風怒濤。」

(店長の覚醒までは少し時間がありそう。)

吉井「風神の舞。」

(何!?疾風怒濤後の風神の舞のスピードに多少遅れながらも付いて来て居るだと?)

 

20分後

(あれ?_おかしい、ムッツリーニが最大出力スタンガン12回、雄二の腹パン80回にストレート45回、フック8回にアッパー10回、僕の攻撃ざっと200回当ててるのに全くダウン為る気配が無い。最早僕達が疲労でダウンしそうだ。)

 

吉井明久   123点   20分の死闘で消耗が激しい。

 

坂本「明久、御前が鉄人を呼べ。」

吉井「でも、」

坂本「この際仕方ねぇ。サモン!!!」

 

吉井明久   戦死

 

鉄人「戦死者は補習~~~~!!!!!」

坂本「鉄人それより俺達を守って呉れこいつ狂人だ!!!」

鉄人「何だ島田!!清水!!霧島!!姫路!!!」

坂本「みんなこいつに遣られたんだ!!!」

(雄二、実際この人に遣られたのって美波だけだけど責任を免れたいのね。)

鉄人「御前が遣ったのか!!」

店長「娘を誑かす奴の処刑を、、、、、、、、、、、、、、、邪魔するなぁ!!!」

鉄人「いいだろう、相手してやる。」

坂本「明久、今内に逃げるぞ。」

吉井「でも美波達が。」

坂本「俺達の命が先決だ。俺達が死んだら元も粉も無い。」

(秀吉と木下さんは裏口から逃げた見たいだし、いいか鉄人なら大丈夫だろう。)

鉄人「グホッ!!」

(坂本、土屋、吉井:あの鉄人が!!!!?)

吉井「雄二、鉄人も長くは持た無い先に行くよ!!!」

坂本「ああ、そうだな。」

店長「逃げるなぁぁ!!!!」

鉄人「行かせんぞ。生徒守るのが教職員の役目だからな。先に行け。後から追う。」

フラフラ状態なのに今の鉄人には凄く涙が出るよ。多分後から会え無いだろうけど鉄人なりの安心のさせ方なのか。

 

10分後

秀吉「お~御主等生きて居ったか!!!心配したんじゃぞ?」

優子「貴方達なら帰って来ると思ってたわ。」

吉井「店長が覚醒した。」

秀吉「何がじゃ?」

吉井「僕が先に清水さんを倒したから店長が覚醒して腕輪で速さを増した僕の風神の舞に付いて来てた。」

坂本「手に負えないから明久を戦死させて鉄人を召喚したが多分鉄人も遣られた。」

秀吉「あの鉄人がか!!!!!」

(秀吉の口調すら変わってる、本気で驚いてるみたいだ。)

優子「あの西村先生よ!!!」

それから僕達はどの位攻撃を加えても駄目だったか、鉄人の状態や遣り取り等事細かに喋った。

秀吉「じゃあ鉄人はどう為るのじゃ。」

雄二が首を振る。

土屋「こ、これは!!!」

(必死にさっきからパソコンで何かをしてたムッツリーニは何を!!!!)

それは今日の事件の詳細が纏められて居たネット頁。気付いたら3時間立ってたみたいで、

その記事に依ると客の一人が救急車と警察を呼んだらしく、警察は突入部隊が全滅した為

に機動隊を使って漸く取り押さえたとの事。でも機動隊も半数は病院行きらしい。そして鉄人は何故か入院が1日だけだった。心配して損した。

吉井「今日ので何で清水さんが男の事を豚呼ばわりするかよく分かったよ。」

坂本「だな。」

因みに美波は打ち所が良かった為大事には到らなかったが1週間、姫路さんは手加減したから3日、霧島さんは外傷を加えて無いから大丈夫。そして工藤さんはしれっと僕達が戦ってる間に逃げて居たらしい。

坂本「まあ、大事に到らなくて良かったな。」

吉井「え?至って無い?」

 

 

吉井母「それで?そんな事が在ったからって何?」

吉井「だから、お母様の慈悲の心で仕送りを御願いします。」

吉井母「本当にあんたって奴は、、、」

吉井「頑張ったんだよ!?僕もただテストは運が悪かったのと、バイトの方はメンツが特殊だったのが災いして、、、、、」

吉井母「まあ、今回は仕方無いから助けてあげるけど、」

吉井「ほんと!!!!有難うお母様!!!!」

吉井母「但し、今後も陸な生活を送ら無い様だったら、玲をそっちに送るからね。監視役として。」

吉井「誰?ソレ?僕知ら無いヨ?」

吉井母「あんたは実の姉を忘れる程のバカになったの?」

吉井「母さん!!!どうかお慈悲を!!!僕この一人暮らしに生活を凄く気に切って居るんだ!!!!」

吉井母「黙りなさい。」

工藤「プフッハッハッハッ。真顔トーンで黙りなさいって。」

(幾らスピーカーでみんな聴いてるからって笑わ無いで欲しいな。)

吉井母「一人暮らしを続けたいのなら生活を改める事ね。」

吉井「母さん!!!!母さんってば!!御願いだから話を聞いて!!!!」

ブツッ(電話が切れる音。)

吉井「大丈夫、、、だよね、きちんとした生活を送って居無いければって言ってたもんね。」

坂本「駄目かもな。」

吉井「それ、言わないでよ!!!!」

姫路「きちんと朝御飯食べれる様に私が作ってきますね。」

ポンッ(雄二が明久の肩に手を置く音。)

坂本「頑張れよ。」

吉井「いや~~~~~~~~!!!!!」

 




バカテスト

This state of things might have lasted until his working life had ended in the natural way had not his employer, the head of the firm, died and his son, a young man with modern ideas and a determination to increase his business, come into possession.
これを訳しなさい。         出題年月日不詳  慶応義塾大学


吉井明久、姫路瑞樹の答え
その会社の社長である彼の雇い主が死んで、現代的な考え方と事業を拡大しようと言う決意を持った若い息子がその会社を所有する様になら無かったならば、この様な状況には彼の職業生活が自然な形で終わる迄続いたかも知れ無い。


先生のコメント
流石ですね。助動詞の過去形に過去完了形が来たら仮定法だと気付き、そして途中で文が倒置されている所で確りとIfが抜けた仮定法の文だと見抜けたら出来るでしょう。よく出来て居ます。





土屋康太の答え
その会社の社長である彼の体だけの関係の人(ブシャーーーッ)が死んで現代的な性への考え方と事業の拡大しようと言う決意を持った若いプレイボーイが(ブシャーーーッ)その会社を所有するように為ら無い様に為ら無かったならば、この様な状況は彼の水商売(ブシャーーーッ)と言う職業人生が自然な形で終わる迄続いたかも知れ無い。



先生のコメント
最後まで解答を書き切ろうと言う決意を持った若いムッツリですね。突っ込み所が多すぎて先生は困ります。貴方は雇い主employerをなんと言う危険な言葉で訳して仕舞っているんですか!拡大解釈です。そしてこの企業は何をしてるんですか?







坂本雄二の答え
その会社の社長である彼の雇い主が死んで、現代的な考え方と事業を拡大しようと言う決意を持った若い息子がその会社を所有する様になら無かったならば、この様な発言には彼の職業生活が自然な形で終わる迄続いたかも知れ無い。


先生のコメント
非常に惜しいです。確かにstateには発言と言う意味は在りますがここでは状態と言う意味で訳します。文脈に合わせましょう。






木下秀吉の答え
その会社の社長である彼の息子が精神的に死んで(ゲイと誤解されて)、現代的な彼の考え方と事態を拡大させ無い様に(食事は水と塩だけと言う考え方とクラスメイトに命を狙われる事態。)と言う強い決心を持った若い息子がその会社を所有する様に為らなかったならば、このような今の彼の状況は彼の学生生活が自然な形で終わる迄続いたかも知れ無い。



先生のコメント
成程学生の仕事は勉強だから職業という単語を学生と訳したんですね。大方の骨組みは在ってるのですが所々違います。事業と事態は完全に誤訳ですね。所でこの和訳親が海外で経営コンサルタントの会社の社長をしている今回の話の吉井君の事を書いて居る気がして為りません。





霧島翔子の答え
その会社の社長である彼の旦那が死んで、現代的な拷問と浮気を拡大させまいと決意を持った若い娘がその会社を潰すことに為ったならば、この異様な状況は彼の新婚生活が自然な形で終わるまで続いたかも知れ無い。


先生のコメント
色々と間違ってます。それとなぜだか読んでると坂本君が可哀想に思えて来ました。




清水美春の答え
その会社の社長である私の父が社会的に死んで、現代的な考えと(豚不要論)、事態を拡大しようと決意を持った若い娘がその会社を所有すれば、この様な状況は豚共の学生生活は自然な形で終わらせ無い様な凶器が飛び続けて居たかも知れ無い。


先生のコメント
絶対に貴方の事を書いてますよね?怖いので止めて下さい。そして貴方の場合現代的な考えとはせめてLGBTQの事だと信じたいです。


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10:オリエンテーリング大会

前貯めた分。多分今週土日は課題や長すぎて全部聞け無かった今週の授業を片付ける為余り出来無いので又次が遅れるかもしれません。終わり次第取り組みます。徐々に一話一話の長さが長く為ってる。最初7000~8000字目安で時々1万超えてた位だったのが17話では2万字を超えてると言うね。漫画とアニメを両方持ってるからだけど多分前半はアニメの対クラス戦毎に区切ってるから話の半分位で切ってるけど後半からアニメ一話に漫画情報が一話分付いて長く為ってるんだろうな。


朝7時

吉井明久は宝を見付けた。

吉井「まさか戸棚の奥に文月印のパン粉が入ってるなんて。」

吉井は山盛りのパン粉にがっつく。

吉井「流石は文月印のパン粉、パンの味がするよね~。これでジャムでもあれば文句ない朝食なんだけどな。でも良かった、雄二が如月グランドパークのプレミアム招待券を譲ってくれてあれ換金して無かったら、今月の食費は中旬にして切れてたんだよね~。」

 

 

朝7時40分

吉井明久以外のメンバーは教室で明久の朝の様子を見ていた。

坂本「明久が戸棚開けて浮かれてて何が起きたのかと思ったら、パン粉が食べられるのにあんなに喜んでたのかよ。」

優子「全く幸せの基準が低いわよね。」

工藤「でも吉井君らしいよ。」

島田「アキ、チケット換金しちゃったのね。」

姫路「残念です。」

島田「ねえ、瑞樹、あいつが来たらとっちめて遣ら無い?」

姫路「いいですね。」

工藤「それより何時から吉井君の家に監視カメラなんて設置したの?」

土屋「・・・・2か月前。」

 

7時50分   吉井登校中

吉井「はあ、もうお腹空いちゃったよ。やっぱりパン粉って腹持ちが良く無いのかな。あれあれは、、、、」

横断歩道の真ん中に在るのは如月グランドパークのノインちゃんと呼ばれるキャラクターのストラップ。

吉井「落とした人が探しに来るかも知れないな。其の儘にしておこう。」

普通の人はそう思っても車にひかれるかも知れないから横断保津に端まで持って行って置いて置くとかするのだろうけど吉井の頭には浮かばない。

葉月「ううう。」

吉井「どうしたの?」

葉月「ノインちゃんのストラップ落としちゃったです。」

吉井「それならそこに、、、、、、」

振り返ると横断歩道は赤みになっており、信号は赤に変わっていた。

(そうかこの通りは朝の交通量が多いから夕方と違って桁違いに信号が短かったんだ。)

葉月「うう。」

(どうしようこの腕輪は召喚フィールド作成型じゃ無いし。)」

福原「どうかしましたか。」

吉井「先生!!丁度良かった。召喚許可を!!!」

福原「・・・・・何の為に。」

吉井「そんな事よりも早く!!」

福原「分かりました承認しましょう。」

吉井「やった。サモン!!ノインちゃんのストラップを助けるんだー。」

 

校舎

工藤「またバカ遣ってるね。」

島田「でもアキの召喚獣はスピードは無敵なんじゃ無い?」

坂本「ストラップ取った後、油断して轢かれるんじゃねーの?」

 

吉井の召喚獣は物凄い速さで車を躱しながらストラップに近付いている。そして

吉井「遣った~!無事に取れたぞ!!ん?」

横をチラッと見ると60㎞/h位の車がA後5m位の距離に迄近付いていた。

吉井「うぅわっ、うぅわっ、うぅわっ!!!」

葉月「お兄ちゃん大丈夫ですか?」

吉井「交通事故がこんなに痛いとは。」

そして車から老婆が降りて来た。

学園長「何だねいきなり召喚獣で飛び出して。全く召喚獣を遊びに使うんじゃ無いよ。」

吉井「遊びになんて使って居ません!!!僕はただこの子のストラップを取ってあげようと。」

とそこへローラー車が来てストラップを踏み潰して仕舞った。

吉井「あ。」

ローラー車が去るとそこには粉々になったストラップが。

学園長「全くあんたは高校生になってもこんな子供なストラップに興味があるのかね。」

葉月「ウワーン!!!」

吉井「うわっ!泣かないで葉月ちゃん、御免お兄ちゃん力になれなかったよ。」

学園長「何なら、あんたがバカだって事を示す事だね。」

吉井「は?」

学園長「人の為に一直線に思い何事にも向かうそのバカな精神を存分に見せ付ける事だね。そうすれば、解決するかも知れないよ。」

学園長は車でどっかに行って仕舞った。

吉井「どう言う事だろう?」

 

次の日学校に登校すると

坂本「よう、明久。何か遣るみたいだぞ?」

そこには文月学園主催豪華景品オリエンテーリング大会について書かれた張り紙があった。

吉井「えっと、何々景品はっと。あっ如月グランドパークのフィーちゃんノインちゃん、アインちゃんの3匹セットのストラップ!!!これこれこれ!!!!」

坂本「何だ御前。そんなのが欲しいのか?」

吉井「別に良いだろう。」

(坂本:そんな反応じゃ無くてもっと取り乱せよ。つまんねーな。こっちは事情知ってんだから揶揄いで言ってるのに。)

鉄人「え~、今からオリエンテーリング大会のルール説明を始める。教科は主に英語、現国、古典、地学、倫政、音楽、情報、保険体育、第二外国語、但し第二外国語はドイツ語は無しだ。」

(全部僕の苦手科目、圧倒的に不利じゃ無いか。)

鉄人「問題の答えがチェックポイントの答えになっている。問題は全て国立大学の入試で出された過去問だ。」

(僕そんな受験勉強してないからまだ入試レベルの問題に慣れて無いんだけど。そんなの圧倒的に真面目なAクラスが有利じゃ無いか。しかも日本史、世界史抜きの国立の入試問題なんて無いだろう。そうなれば問題は殆ど無いから問題は粗古典と現国に決まりじゃ無いか!あのババア僕の苦手科目を分かってて。)

鉄人「それと、先にその商品を取っても召喚獣バトルで取り返しても良いそうだ。」

吉井「何から何まで僕の不利じゃ無いか~~~!!!

鉄人「1チーム3人だ。それと吉井。御前は一人で10人は相手に出来るから特例措置としてルールには御前の点数は全部80点且つ、動きも本来より80%落ちるそうだ。」

吉井「糞ババー!!!!!」

 

 

工藤「これってどの教科も吉井君の苦手科目じゃない?」

優子「それに吉井の召喚獣だけ強いからと言う理由で点数が全部60点統一であるだけじゃ無くて本来の20%の速さしか出せないそうよ。」

工藤「学園長の完璧に吉井君を狙ってるね。」

霧島「・・・・・今回は敵じゃない。」

優子「そうね。私達3人であいつらをやっちゃいましょう。この間負けた借りを返してやるんだから。」

工藤「あの後勝ったんだから、もう良いんじゃ。」

霧島「優子は負けず嫌い。」

 

鉄人「それではチームを発表する。」

(この班が勝負の分け目になると言っても過言ではない。頼む、姫路さんと一緒であってくれ。)

鉄人「姫路は土屋、島田と同じペア、須川は福村、横溝と同じ、、、、、、、、、、、吉井は、坂本、秀吉とペアだ。」

吉井「どうしてですか!!!秀吉は可愛いし古典があるから良いとして、雄二じゃ全然戦力にならないですよ!!!」

坂本「その言葉点数が全部60点でスピードの本来の60%の御前に言われたくはねぇ。」

鉄人「問題児は一カ所に集めて置いた。それと坂本、御前も教頭室の爆破に携わった犯人だからなあ、全教科200点下げるように学園長に俺から申請しといた。いいか!!!??これも授業の一環だ!!真面目に取り組む様に!!」

 

秀吉「それにしても災難じゃのう。わし等のチームには2人の戦闘不可能な状態じゃから戦いは避けねばならんのう。」

坂本「しかもよりによって国立の難しい入試な上に俺達の苦手科目と来たら打つ手が無いな。」

吉井「何だ、選択問題じゃないか。」

坂本「何だ御前共通テスト形式の選択問題に慣れてて得意なのか?何だかんだで御前も受験勉強してたんだな。まあ、御前の成績を考えれば勉強しててもおかしくは無いな。」

吉井「僕にはこれがある!!!」

そう言ってポケットから取り出したのは六角鉛筆で書く側面に数字は記載されてた物である。

坂本「期待した俺がバカだった。って御前さっきの感心を返せ!!!」

吉井「バカにするな、現国はプロブレムブレーカー、社会はシャイニングアンサー、数学はこの、ストライカーΣファイブだ!!!」

坂本「御前そんな事考える頭でよくあの成績が取れるな。」

吉井「バカにするな!!!??これは正答率が高いんだ!!!見てろ!!!」

坂本「見てなきゃならんのか?」

 

工藤「見て屋上、何か吉井君面白いこと言ってるよ。」

優子「ほんと坂本君に同意だわ。何であんな頭であの成績が取れるのかしら。」

霧島「・・・優子、彼の頭の辞書には同様に確からしいと言う言葉は入って無い。」

優子「そんな事より問題の答え的にはこの辺よ。」

 

コロコロ、コロコロ、コロコロ

吉井「分かった!!!x座標652、y座標237、z座標5。発見。ターゲットはあそこだー!!!」

秀吉「思いっきり空中じゃな。」

坂本「御前取ってこい?」

吉井「おかしいな。問題が間違ってるのかな?」

坂本「答えが間違ってるんだろ!!!」

 

工藤「オーあった!!!」

優子「最初から正解ね。」

 

秀吉「x軸とy軸は当たって居った様じゃの。」

吉井「ほら!ストライカーΣファイブは凄いだろーーー!!」

坂本「信じてる御前が凄いわ。」

 

工藤「凄いよ。学食のデザート一年分だよ。3人で分けよう。」

霧島「私は要らない。」

優子「代表、ダイエット中なの?」

霧島「その代わりこれがあったら私に。」

優子「如月グランドパークのプレミアムチケット?」

工藤「分かった。彼氏と行くんだ!」

霧島「ううん、ウチの主人と。」

霧島が鎖を持って言う。

工藤、優子「・・・・・」

 

坂本「ちょっと今悪寒が。」

坂本の周りだけ吹雪になって本人は凍って居る。

秀吉「御主も苦労が多いのう。」

 

工藤「でも吉井君のストライカーΣファイブも怖いよね。x軸とy軸を当てて来たんでしょ?この調子で外したのがz軸座標だけだった場合はx軸やy軸を外すのと違って結局1階か、2階か、3階か、屋上の4択に為るから3人で手分けして回られたら厄介だね。」

優子「あんたも妄想が酷いわね。y座標や、x座標を外せば終わりじゃない。それにたかがサイコロよ。」

 

吉井「言って呉れるじゃ無いかあの人達!!」

秀吉「あの人達って知人じゃろ。」

吉井「砕けっ、プロブレムブレーカー!!」

 

島田「あ~もうっ数学以外お手上げ~~!!!」

島田が隣を見ると鬼のようなスピードでプリンターの様に正解の解答用紙を製造する土屋の姿があった。

島田「凄いわね土屋。そんなに分かるの?」

土屋「保険体育だけ。後はお手上げ。」

島田「・・・・」

姫路「はいっ。出来ましたよ。」

土屋「こっ、この座標は!!!!!」

{土屋:ジョボジョボジョボ(土屋が鼻血を出す音)}

 

5分後

土屋「合法的に女子更衣室!!!!」

島田「入るわよ~。」

土屋「はっっ!」

土屋が忍者様に身を転がしながら入る。中は空っぽで誰も居無い。

土屋「女子更衣室なのに、、、、、、、、、、、、、、、、女子が更衣してない!!!!!!」

島田「当たり前でしょ~。してたら学園的にアウトでしょ。」

土屋「女子の居無い女子更衣室に興味は無い。はっ!!!」

目線の先には女子の制服。

{土屋:ジョボッ(土屋が少し鼻血を出す音)}

(土屋:これしき!)

土屋「はっ!!」

目線の先には水着

{土屋:ブシャーっ(土屋が勢いよく鼻血の噴射する音)}

島田「土屋、大丈夫?」

土屋「大丈夫。これしきっ!」

土屋「はっ!」

目線の先には女性用パンツ

{土屋:ブシャー—―ッッッ(さっきより強い鼻血の噴出音)}

姫路「土屋君!!」

土屋「この程度で!!!負ける訳には!!!」

そう言って彼は鼻血右手の甲で拭き払いのける。

土屋「はっぁっ、はっぁっ、はっぁっ!!」(今日一番の驚き声。)

目線の先にはDカップ様のブラ

土屋「はっぁっっはっぁっっはっぁっっっ!!!」

土屋が強烈な右フックを掛けられたかの様に吹き飛ばされるその訳は。

{土屋:ブッッシャーーーーーーーーーーッッッッッッッッ!!!!(今世紀最大の土屋の鼻血の噴出音)}

島田「土屋~~~!!!」

土屋「・・・かっ、・・・・・感無量。」

 

学園長室

学園長はモニターで生徒の取り組む様子を観察していた

学園長「扠、見せて貰おうかね。バカの一念を。」

 

吉井「プロブレムブレーカーに依るとこの辺なんだけど~。あった。」

坂本「どう見ても景品じゃ無いだろうが。」

吉井「おかしいな。もう少し軽量化した方が良いかな。」

坂本「全部削っちまえ。」

 

工藤「吉井君達の遣り取りって本当に面白いね。」

優子「長居してないでさっさと行くわよ。バカがうつるわよ。それに私達はFクラスの近くを通っただけでFクラスに興味は無いんだから。」

霧島「愛子、行くよ。」

工藤「え~、これから面白くなりそうな雰囲気なのに~、仕方無いか。」

 

姫路「あの~見つかって仕舞いましたか。」

吉井「えっ?これ姫路さんの?」

姫路「はい。所で明久君。甘い物は好きですか?」

吉井「うん、大好きだよ。」

姫路「良かった。実は今朝作ったシフォンケーキが3個、、、、」

吉井「はっ!!!!」

坂本「流石、プロブレムブレーカー、お宝じゃ無いか。」

秀吉「プロブレムブレーカーでは無くプロブレムメーカーかプロブレムプロデューサーの間違いじゃろうな。」

秀吉「御主は良い奴じゃった。」

土屋「・・御前の事は忘れない。」

吉井「何故に、別れの言葉など、、、」

姫路「良かったら皆さんで召し上がって下さい。」

坂本、秀吉、土屋、吉井「はっ!!!!」

姫路「さあ、どうぞ。」

姫路「あ、4人だと1個足りないですね。」

吉井「はっ!」   坂本「はっ!」    秀吉「はっ!」    土屋「はっ!」

吉井「シフォンケーキは3個、メンバーは4人。鳩の巣原理より(一寸違うけど)生き残れるのはただ一人!!」

坂本「第一回。」

吉井「最強王者決定戦。」

坂本、吉井「ガチンコじゃんけん対決~~!!」

土屋、秀吉「イエ~イ!!!」

吉井「負けたら、命は無い!」

5分後

島田がFクラスに入ってきた。

島田「瑞樹、土屋、何してるの~。って何よこれ!死んでるじゃ無い!!!どう言う事なの木下!!!!」

木下「あ、あれは、あれは、あれはおっ、恐ろしい出来事じゃった。」

島田「マズイわ!木下がPTSDよ!!!」

 

3分前

結果は秀吉の勝利だったが、

土屋「ふんぅ!!!!」

坂本「う゛ぅぅぅぅ!!!」

吉井「う゛ぇぇぇ!!!」

バタッ    3人が息絶えて倒れる音

そして教室の隅で肩を震わせて怯える秀吉の姿。

秀吉「はぁっはぁはぁはぁはっ!」

 

そして今に至る。そして、

清水「見つけました!!お姉様!!」

島田「問題は解けました!!見て下さいこの解答を!!!この解答を照らし合わせるとですね!!!!宝はお姉様のブラの下に隠されている事が分かったのです!!!」

島田「はぁ?」

清水「さあ、観念して美春に御姉様の身も心も委ねて下さい!!!!」

島田「そんな訳無いでしょ!!!」

清水「いいえ、文部科学省が言ってるのですから、間違い在りません!!」

島田「あんたが間違ってるわよ!!!」

(そうじゃ無くてそこは何故文部科学省が出てきたのか突っ込むべきでは。)

清水「なら美春と一緒に大間違いを犯しましょう!!!侵しましょう!!!」

島田「いやーーーーーーーー!!!!!!」

(御愁傷様美波。って僕、意識ある!!!生きてる!!、生きてるぞぉぉぉぉ!!!!!!)

秀吉の震えが一層増した。

 

工藤「外れだったね。」

優子「外れもあるのね。残念だわ。」

工藤「あれ?Fクラスの様子がおかしいよ。Fクラスのみんなが倒れてるし、島田さんが侵されてるし、秀吉君がPTSDに為ってる。」

優子「確かに変ね。秀吉は百合なんかでPTSDになったりしないのに多分吉井君達が倒れてるのに何か関係があるのね。」

霧島「・・・暗殺。」

工藤「怖い事言わないでよ。」

優子「でも邪魔したらあの清水って人から絡まれそうだし、ここは引きましょう。」

工藤「でも土屋君も!!」

優子「土屋も?、、、、、」

工藤「いや何でもない。」

霧島「・・・・吉井には意識が在る。立ち上がった。」

優子「よろよろじゃない!!」

霧島「・・・AEDを取りに行った。」

工藤「病人って言うか怪我人の割には随弁手際良いね~。」

優子「毎日死線をさまよってるからじゃ無いの?」

工藤「あっ、二人とも目を覚ました。」

 

10分後靴箱

工藤「地図だとこの座標だね。」

優子「先客がいるわね。久保君だわ。」

久保「地図だとこの座標か。ってここは吉井君の靴箱!!それじゃあ丸で僕が吉井君の靴箱にラブレターを入れている様に見えるじゃ無いか!」

優子「どうしてあそう見えるのよ。」

久保君「いやいや、僕はこの地図にある宝に用があるんじゃ無いか。」

久保が吉井の靴箱に手を伸ばす

久保「いや、待て。それじゃあ、吉井君宛のラブレターを僕が盗もうとしてる様に見えるじゃ無いか!!」

優子「だから何でそうなるのよ。」

久保「いやいや僕はこの中にある宝に用があるんじゃ無いか。何を言われても良いわけは出来無い!はっ!!!でも人に因っては吉井君の靴箱は宝箱かも知れないじゃ無い     か!!!」

優子「は?」

久保「これでは言い逃れは出来無い!!!僕は!!僕はっ!!どーすれば良ーんだぁーーーっ!!!!!!」

優子「勝手にすれば良いじゃ無い。関わりたくないわ行きましょう。」

工藤「そうだ、、、、ね。」

 

吉井「はい。秀吉の分。」

秀吉「儂は鉛筆を転がしたりはしないぞ。」

吉井「何言ってるのさ、可愛い声で、「輝け!シャイニングアンサー!!」って言ってよ。」

秀吉「何で可愛いと言う要望が付くのじゃ!!」

吉井「これも演技の幅を広げる為の練習だと思ってさ。」

秀吉「それもそうじゃの。そうするとするかの。」

(坂本:秀吉、御前は演技の事になると明久に言いくるめられる程のバカなのか。明らかに私情が紛れているだろう。)

秀吉「輝け!!シャイニングアンサー!!!」

(坂本:ほら見ろ、明久がときめいているだろうが。)

 

男子トイレ

吉井「あった!!流石秀吉だね。」

秀吉「儂は関係無いと思うのじゃが。」

吉井「何!!?外れ!!ゴム手袋までして排水溝に手を突っ込んだ僕の身にもなりやがれあのババー!!!!」

秀吉「ここは違うと言う訳んじゃな。」

吉井「くっそ~、ここは引っかけ問題だったのか~。」

坂本「サイコロに引っかけも何も無いだろ。」

吉井「もっと軽量化して、、、、、」

秀吉「これで正解率か上がるとは思えんのじゃが。」

 

工藤「ここは引っかけ問題だったんだって。」

優子「でしょうね。幾ら宝探しでも女子が男子トイレに入らされる様な所に隠す訳ないもの。」

 

坂本「これでどうだ?」

秀吉「何と!解けたのか!!」

吉井「大丈夫なの雄二。答えが違ってまた変な所に行かされるのはもう嫌だよ?」

坂本「御前が言うな!!」

 

体育倉庫

秀吉「雄二の解答じゃとこの場所じゃな。」

吉井「ほんとだ!あった!!どうして解けたの雄二!!」

坂本「俺でも解けそうな低めの国公立の問題を選らんだ。」

秀吉「よくこれが解けたのう。京大じゃぞ。」

坂本「整数問題は地道にすれば最初に見つかった答えが実はそれだけでしたって落ちが多いからな。」

吉井「全統模試の成績は僕より低ランクなのに、そんな事言って~、カンニングしたんじゃ無いの~?」

坂本「(小声)俺がそんなに信じられ無いか? 」

秀吉「それで、商品は何じゃったのじゃ?」

吉井「え~と、カップル専用、如月グランドパークのプレミアムチケットだよ。」

秀吉「恋人同士のペアは特別イベント、、、ウェディング体験のご招待。」

坂本「う゛っ。」  坂本がのけぞる

吉井「へ~面白そうじゃない、雄二、霧島さんと言ってくれば~?」

坂本「恐ろしい事言うな!!!体験じゃ無くて本番にされちまう!!!そんな忌まわしい物俺に見せるな!!!御前等だけで行って来い!!!」

吉井「ほんとに!!秀吉、今度の日曜日空いてる?」

秀吉「カップル専用と書いておろうに。」

吉井「そんな!!秀吉は僕の事嫌いなの!!!!?」

秀吉「儂は、、、、、男じゃ。」

吉井「振られた!!僕は何て不幸なんだ!!この不幸を払拭するにはもうこの手しか無い!!!

    秀吉~~~~好きじゃ~~~~!!」

秀吉「行成何を言い出すのじゃ~~~~!!!」

吉井「待って呉れこれには重大な意味があるんだ!!秀吉は知ら無いかもしれないけど、日本には伝説の木の下で告白すると幸せになれると言う言い伝えがある!!」

坂本「言い伝えじゃ無いがな。」

吉井「この学園の伝説の木下と言えば伝説的な美少女、木下秀吉の事を指す!!!

   詰まりこれは、秀吉に告白すれば、幸せになれると言う事だったんだよ。」

FFF団総員「何~~~~!!!!」

秀吉「突っ込み所が多すぎてどこから突っ込んで良いのか分からぬ。」

須川「それだと合法的に木下に告白出来る!!」

FFF団総員「好きだ~~~~!木下秀吉~~~~!!」

FFF団総員が秀吉に飛び付く。

秀吉「御主等気は確かか~~~!!!」

 

体育倉庫入口

優子「最初から見てたけど何で坂本君があんなにカンニング扱いになるのか何で秀吉に告白する事になるのか、何であんなに男子から迫られてるのか、私には全く理解出来ないわ。」

霧島「雄二は何で私を嫌がるの?」

工藤「坂本君が何であんなに怖がってるのかは分かるんだけどね。」

 

体育倉庫裏の窓

久保「あわわわわ、吉井君はどうして木下君に!!!僕も吉井君に!!って!!僕が吉井君の恋を邪魔することは出来無い。僕はっ!!僕はっ!!どーしたら良いんだ~~~~!!!!」

 

優子「また久保君の声が聞こえたわ。」

工藤「あっ!吉井君も震えてる。」

優子「今回だけは同情するわ」

 

30分後  屋上

坂本「結局目ぼしい商品は一つも見付から無かったな。」

秀吉「残ってる問題は数学は確率や整数もないし実力勝負。大学も旧帝大しか残っておらんからどれも難しいぞ。」

坂本「それに折角清涼際の時のプレミアム招待券の危機を回避したのに又来るとはな。

   それにあの問題だけ異常に有名で答えが知られてる簡単な問題だった。あのババー嵌め遣がったな!」

秀吉「シークレットアイテムって何じゃったんじゃろう。」

吉井「あっまだストラップ残ってる!!!」

坂本「残ってる問題は俺達には無理だぞ?それとも手当たり次第校庭でも掘ってみるか?」

吉井「手当たり次第?そうか!!」

秀吉「どうしたのじゃ行成座標を書き出して。」

吉井「この問題の選択肢の座標の組み合わせには宝が隠されてる可能性がある!!!」

秀吉「何箇所もあるのじゃぞ!?」

吉井「それも、全部回る!!!総当たりで探すのはゲームの基本だ!!!」

坂本「面白れぇ。どうせ問題は解けねぇんだ。ならバカにはバカにしか出来無い根気って奴を見せてやろうじゃないか!!バカにはバカの遣り方があるってな!!俺は4階を回る、明久は3階、秀吉は2階を回れ!!終わり次第1階を回るぞ!!」

吉井「うん!!」

秀吉「承知!!!」

 

50分後   屋上

坂本「くそっ、何もねぇ。」

吉井「でもまだストラップだけ残ってる!!」

秀吉「でももう全部回ったのじゃぞ?」

吉井「まだここは回って無い!!」

秀吉「じゃが、こんな所に隠せる場所は無かろう。」

吉井「そんな筈はまだ見つかって無いんだ!!!ってうわっ!!」

地面のタイルが急に傾き吉井は転倒する。

吉井「ここだ。あった!!秀吉!!問題解けなくても見つける事は、、、ん?」

優子「あら、私は自分で説いてここに来たんだけど??」

霧島「・・・今回は周りに邪魔者がいない。」

工藤「御免ね~吉井君。ルールだと召喚獣バトルで奪い取っても良いんだよね。」

吉井「ま、まさか!!」

福原「承認します。」

工藤、優子、霧島「サモン!!」

坂本、秀吉、吉井「サモン!!」

 

秀吉「まずいぞ明久、戦力が違い過ぎる。」

坂本「まさか点数削られた状態でこいつらと当たるとは。」

吉井「そんな、どうしよう、。僕も何とかスピードが制御されてる以上何とか出来無いかも。」

霧島「・・・手加減はしない。」

優子「覚悟はいい?」

工藤「それじゃ、バイバイ。」

 

倫理政治

Aクラス

木下優子  322点

工藤愛子  308点

霧島翔子  341点

 

坂本雄二   87点(元287点)

吉井明久   60点(元206点)

木下秀吉   124点  (受験では選択しないつもり)

 

吉井「まずい!まともな点数がいない!!僕と雄二は200点越えなのに!!」

坂本「俺なんか200点削られてんだぞ!御前は140点くれーだろ!」

吉井「そんな!僕の一番の武器のスピードが殺されてるんだよ。」

秀吉「やるしかにようじゃの。」

吉井「僕は回避で精一杯でカウンターが出来るほど素早さは無いから雄二達頑張ってくれる?」

坂本「風神の舞は?」

吉井「こんなスピードで出来る訳無い。」

 

死闘を繰り広げる事15分両者の息は上がっていた。良かった相手に誰も受験で倫誠を使うつもりの人が居なくて。みんな腕輪が使えない!

 

倫理政治

木下優子  278点

工藤愛子   252点

霧島翔子   302点

 

坂本雄二  62点

吉井明久  58点

木下秀吉   86点

 

(まずい相手の点数を少しずつ減らせてるとはいえ、雄二は僕程操作は上手くない無傷で攻撃し続けるのは無理があるか。何とか躱して当たっても掠る程度には避けてるけど体力の消耗もあるし、このままじゃジリ貧だ。僕も躱すのに精一杯で雄二達が遣られて3人でかかって来たらよけるのは至難の業。なら一か八か攻撃してみるか。)

吉井「うおーーーっ!!」

雄二「明久、正気か!!」

 

工藤愛子  252点→189点

 

(よし、攻撃力と武器が弱いけど、急所を突けば大きなダメージに変わりはない。)

 

工藤「何で!!」

優子「調子に乗らないでよね!!」   ズサッ

 

吉井明久   58→32点

 

(くそっ普段こんな攻撃なら掠りもしないのに何で掠るんだよ!)

 

優子「どうやらスピードは無くても反射神経は建材の様ね。」

吉井「雄二援護を!!」

坂本「分かった!!」

霧島「させない!!」

吉井「雄二、伏せながら左斜め30度上にジャンプして3秒経ったら拳で真正面に思いっ切り殴るん   だ!!!」

坂本「分かった、ここは御前に任せる!!」

 

雄二は攻撃をよけ左斜め上にジャンプ、そして秀吉とやりあってる木下さんの召喚獣に向けて一発。

優子「はっ!」

 

木下優子   248→149点

 

(流石俺の指示、的確に相手の急所に当てる様な完璧な支持。伊達に物理高得点じゃない。)

 

工藤「隙あり!!」

 

坂本雄二   60→32点

 

(流石雄二回避は出来たな。)

 

10分後

坂本「まずいぞ明久、本格的に。」

吉井「うん。」

あれから吉井も攻撃に参加。本調子の状態じゃないため吉井自身もいつもに比べてかなり喰らってしまい

 

霧島翔子   278点

木下優子   118点

工藤愛子   89点

 

坂本雄二    2点

吉井明久    5点

木下秀吉    戦死

 

あれから木下さんが奇襲攻撃に敏感になりもう手が無い。雄二曰く霧島さんもかなり運動神経が良いらしく中々急所攻撃をさせてくれない。人数も点数も僕の場合は能力も不利。

 

坂本「万事休すか。」

優子「ここまでよく粘ったわね。」

工藤「こんな状況でもここ迄粘れる君達は凄いよ~。」

霧島「雄二、これで最後。」

3人の召喚獣が一斉にとびかかって来る。

 

キーンコーンカーンコーン

優子「え?」

福原「時間切れです。」

吉井「って言う事は。」

坂本「そういう事、、」

秀吉「じゃな。」

吉井「やった~。」

坂本「持久戦に勝ったんだな。」

 

放課後   Fクラス

吉井「凄!フィーのストラップ。しかも三匹セット。」

坂本「良かったじゃねーか。」

吉井「うん。これで葉月ちゃん喜ぶよ。」

坂本「昨日の交通事故の奴か。」

吉井「何で知ってるの?」

坂本「校舎からみんなで見てたからだ。」

 

Fクラス前廊下

工藤「良かったね~、吉井君これでまた彼は人助けに人役買ったんだね。」

優子「ほんとどれだけお人好しなんだか。」

工藤「でもそういう心の綺麗な人って良いじゃん。ムッツリーニ君みたいに。」

優子「あれのどこがよ。汚い下心満載じゃない。」

工藤「自分の心に嘘の吐け無いピュアな心とも言えるよ。」

優子「ポジティブね。」

霧島「・・・吉井は雄二と同じ位良い人。」

 

吉井「あれ!まだ何か入ってる。」

秀吉「シークレットアイテムかの。」

吉井「何をする物だろうね。何々、マニュアルもあるし。黒金の腕輪?起動ワードはアウェイクン。」

秀吉「と言われても。」

坂本「何がどうなるんだ?」

吉井「やってみようよ。」

坂本、秀吉、吉井「アウェイクン!!」

召喚フィールドが現れる。

吉井「え?」

坂本「これは。」

秀吉「もしかして。」

秀吉、坂本、吉井「サモン!!」

吉井「凄いよこれ!!」

秀吉「教師の承認なしで召喚獣が呼べる訳じゃな。」

坂本「フィールドは少し狭いがこいつはいい。前に貰った白金の腕輪は俺の召喚獣は召喚出来ないからな!ん?」

坂本、秀吉の腕輪が爆発する。

坂本「うわっ!」

秀吉「うわぁぁ!」

秀吉「ああ。」

吉井「え?,え?、えーーーーーーーー!!!??」

隣を見ると服が破れて汚いゴリラと服が破れて綺麗で色気のある秀吉が。

秀吉「な、何で儂だけ服が破れるのじゃ。」

坂本「明久、御前のは無事なのか?」

吉井「ああ、ほんとだ。」

坂本「観察処分者と言うバカにしか使えないって事か。」

吉井「バカって言うな!!!雄二だって総合科目に関係の無い教科はバカじゃないか!!」坂本「じゃ、極上のバカだ。」

吉井「何!!」

坂本「じゃ究極のバカだ。」

吉井「何だと~~!!」

坂本「じゃ、至高のバカだ。」

吉井「至高って何だ、至高って!!」

 

各クラスの教室に設置してある監視カメラの映像を確認している学園長

学園長「なるほどね。まだ改良しなけりゃ行け無いね~。」

5分後

学園長「けどまあ、バカと鋏は使い様。何にでも取り柄はあるって事さね。」

学園長は窓から吉井が葉月にストラップをあげてい所を見ながら言った

 




バカテスト
数学
5561/6059をこれ以上約分出来無い分数に直すと(   )。

                      2016年小樽商科大学


吉井明久、姫路瑞樹、木下優子、工藤愛子、土屋康太、須川亮、霧島翔子、坂本雄二、木下秀吉、島田美波    の答え
6059と5561にユークリッドの互除法を用いると
6059=5561・1+498
5561=498・11+83
498=83・6+0
因って6059と5561の最大公約数は83で在る。
6059=83×73   5561=67×83から
5561/6059=67/73



先生のコメント
皆さんが正解されて仕舞うとボケ役が少なく為って仕舞うので困るのですが。でも正解です。ユークリッドの互除法の簡単な練習問題なので簡単でしたね。



福村幸平の答え
約分なんて小学生の問題ですよ~先生。


先生のコメント
前置きは良いので答えを書いて下さい。





横溝浩二の答え
互除法頑張る。


先生のコメント
では頑張って答えを導き出して下さい。



清水美春の答え
お姉様を素因数分解すると、お姉様=男らしい胸⁵×男らしい口調²×ほっそり体型なので約分任意の自然数で約分出来ます。


先生のコメント
何を言ってるのですか?色々やばいですよ?



ああ、分かりました他の人との掛け落ちはさせ無いと言う事ですね。それと素因数分解の結果胸と言う素因数が多いのは気の所為でしょうか?因みにこの問題を素因数分解で解くのは無理が在りませんか?


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11:僕と逃走と対鉄人

小説出した後なのに出してから結構手直ししててだした当初から結構書き足された話とかあるんだよね。気付いたら最初の方の話がもっと長く為ってたって事に為ってるかも。誤字とか最初の方凄かったんで。


吉井「葉月ちゃーん!!」

葉月「あ、バカなお兄ちゃん。どうしたですか?こんな時間に呼び出して。」

葉月ちゃん家は学校から近い。そしてこの年でスマホを持っている。クラスメイトの中の兄弟で携帯の連絡が繋がってるのは葉月ちゃん位だ。

葉月「それで何の御用ですか?バカなお兄ちゃん。」

吉井「今日は葉月ちゃんに渡すものがあってね~。あれ?うーんとどこに入れたっけな~。あっ、あった。」

葉月「あ~フィーちゃんのストラップです。ノインちゃんとアインちゃんも居るです!!」

吉井「前のは残念だったけど仲間も増えたし、これで元気出るかな。」

葉月「はいっとっても嬉しいです。ありがとうっバカなお兄ちゃん。」

 

公園の草木の陰で見ている一行。

島田「またアキに貸しが出来たわ。」

優子「相変わらず親切ねぇ。」

工藤「でも吉井君らしいよ。」

久保「流石僕の愛しの吉井君、マイハニー。」

優子「何であんたも居るのよ。」

全員が久保君から離れる。

坂本「ちっ、あいつの株は上がるのに俺達の株は一向に上がんねぇな。」

秀吉「御主はクラス代表や策士者としての株が上がって居ろう。」

土屋「・・・・問題は俺達サブキャラ。」

工藤「サブキャラならではの悩みだね。」

 

翌日

吉井明久は再び宝を見付けた。

災害用に避難時に食べる乾パンが棚の奥に眠って居た。

吉井「まさか、棚の奥にまだお宝が残ってるとは思わなかったな。頂きまーす。」

乾パンにがっつく。

吉井「うん、乾いたパンってラスクみたいで美味しいよね~。ってはっ!!!

   これってもしや、醤油を付けて焼けば煎餅に為るんじゃないか?」

 

覗き見している何時もの連中

坂本「明久の奴、日に日に拘りの方向がおかしくなってないか?」

工藤「本当だね~、これ大丈夫だろうか。」

優子「その上、30分後に身支度で「正解は醤油じゃなくて砂糖だったのかな」とか言ってるのが極めつけね。」

姫路「やっぱり私が朝ごはん作ってあげた方がいいのでしょうか?」

坂本「姫路、それは悪化するから辞めて置け。一応日に日に食生活が改善しては居るからな。塩水から今やちゃんとした固形物乾パンへと成長したのだからな。」

優子「非常食食べるってどう言う神経してるのよ。」

島田「そんだけ切羽詰まってるって事ね。」

秀吉「明久は非常食が無くても何だかんだで生き延びるじゃろうからのう。」

工藤「じゃあ、見れる物は見れたから僕達は帰るね~。」

 

10分後  靴箱

吉井「おっはよ~秀吉。」

秀吉「お早うじゃ。明久。昨日のオリエンテーリングは大変じゃったのう。」

吉井「そうだね。でもストラップは取れたし、黒金の腕輪も貰えたし頑張った甲斐はあったよね。」

秀吉「そういえば如月グランドパークのプレミアムチケットはどうしたのじゃ?」

吉井「ああ、これね。雄二に押し付けられて其の儘僕が持ってるよ。デートって言っても良く相手も居無いし、どうしようかな~。あ~秀吉、僕と一緒に。」

秀吉「だからその話はもう断ったじゃろ。」

吉井「あの話には続きがあるんだ!!伝説の木下だけでは足りなくて光を13個集めるとその町が願い叶えてくれるんだ。」

秀吉「それは別の町の話じゃろ。」

 

工藤「聞いた?今の廊下での吉井君の話。」

優子「ゲームの世界と現実の世界を混乱してるのね。2次元と3次元の区別が出来無く為る程って家でどれだけゲームしてるのかしら。」

工藤「そういえば吉井君が去年の夏に10日間全く寝ずにゲームをした記録があってそれは誰にも負けた事が無いって自慢気に話してたよ。」

優子「それはもう重症ね。」

 

吉井「おっはよ~。」

吉井が教室に入る。

島田「ちょっといい?アキ。」

吉井「ん?何?」

島田「葉月がストラップ凄く気に入ってたの。何かお礼がしたくて。」

吉井「あ~いやいや、大した事無いよ。それよりも美波がお礼を言うなんて胸が張り裂けそうな位、、、、って本当に胸が張り裂ける~~~!!!」

島田「胸が何ですって~!!!」

吉井「お礼じゃない、お礼じゃないよ~。」

島田「これがお礼よ!!」

吉井「痛たたた。これじゃお礼じゃなくてお礼参りだよ。って事は合ってるのか?」

秀吉「島田よ、それは幾ら何でも過剰反応すぎんかの。明久は島田がお礼を言うなんて胸が張り裂けそうな位だからお礼なんていいよと言おうとして居っただけじゃぞ?」

島田「問答無用よ。私の前で胸と言う単語を口にするなんて。」

秀吉「御主も災難が多いのう。」

島田「兎に角有難う。ウチらはオリエンテーリングで何にも景品が取れなったから助かったわ。」

吉井「え?姫路さんが居たのに?」

姫路「実は全部外れだったんです。」

島田「そう言うアキはどうだったの?」

吉井「ふふん、3個だね。」

島田「凄いわね何をそんなに取ったの?」

吉井「シークレットアイテムの黒金の腕輪とてこれね凄いんだよ教師の立ち合いの下じゃなくても少し狭いけで召喚フィールドが出せるんだよ。でも観察処分者にしか使えないみたいでね。多分僕の召喚獣だけ召喚システムが別で動いてるから召喚しても問題が起きなかったんだと思う。」

島田「へ~凄いわね。後の2個は?」

吉井「えっと、葉月ちゃんにあげたストラップと、如月グランドパークのプレミアムチケットだよ。」

島田、姫路「如月グランドパークのプレミアムチケット!!!!!!???」

吉井「ん?それがどうかしたの?」

二人が明らかに異質なオーラを纏う

島田「アキ、そう言えばあたし、週末に遊園地に行こうと思ってたんだけど。」

姫路「よっ、吉井君、私も丁度行きたい遊園地が在ったんですけど!!!!」

吉井「え?何で二人とも殺気立ってるの?これは換金して僕の食費にって全然聞いてなーい!!」

坂本「おい、明久!」

吉井「何?ってぎゃー縛られた~~~~!!!これ脱出不可能な奴~~!!!」

坂本「何でも無い。」

吉井「貴様謀ったな~~~~!!!」

そう雄二は明久が遣られる所が見たいが為に態と声を掛けて視線を逸らして躱せ無い様にしたので在る。

島田「何でウチらと行ってくれないのよ!!!」

吉井「もげちゃう!!!、いやぁ~~~~色々大事な所がもげちゃう!!!!」

姫路「美波ちゃん!!!どうしてそんなに引っ張ってるんですか!!!」

島田「瑞樹こそ!!!」

吉井「あ゛ぁぁぁ~~大事な所が~~~!!!! Oh~~~~~~~~~goldenball!!!!!!!」

グシャッ   (片方が潰れる音。)

 

翌日   如月中央病院

吉井「良かった早めに退院出来て。両方潰されてたら、子供が作れない所だったよ。」

坂本「そういうレベルじゃないだろ。」

吉井「雄二のせいだろ!!!!」

坂本「いや、悪かった。真逆あそこまでするとは思わなかった。代わりに今度ラーメン一杯奢って遣るから。」

(軽!!!!僕の事どう思ってるの!?)

工藤「それしても吉井君も災難だよね~、クラスメイトに金玉潰されるなんてさ~。」

(男子一同:どうしてこいつは女子なのに恥も無くその単語が口に出せるんだ。)

霧島「・・・・吉井、御大事に。」

吉井「って皆顔が笑ってる!!!笑い事じゃ無~~~~い!!!」

 

翌週月曜日

吉井「うう、マダ玉痛い、酷い目に在った。それと言うのもこんなチケットを押し付けた雄二の勢だ!!!目に物見せて遣る!!!おまけでウェディング体験か。そうだ、Aクラスに行こう!!!」

 

Aクラス

霧島「愛子、私はC。」

工藤「へ~代表、意外と在るんだね~。」

霧島「そう?」

工藤「そうだよ。で、木下さんは幾つなの?」

優子「わっ、私?えっと~、、、、」

吉井「霧島さ~ん!!」

優子「何?Aクラスに何か用かしら?観察処分者。」

吉井「お願いだから名前で呼んで!!!!」

優子「からかっただけよ。何吉井、何か用?」

工藤「おっ、吉井君。成程分かった~、ベッドにでも誘いに来たのかな~~?」

{吉井:ジジョボジョボジョボ(鼻血の音)}

吉井「やだなぁ工藤さん僕がそんな不純な動機でAクラスに来る訳無いじゃん。」

工藤「鼻血塗れで言われても説得力無い台詞だね。僕が保健室で二人切りの場で手当をしてあげようか?」

吉井「!!!!僕としては嬉しいけど、、、、、ってじゃ無くて!!!大丈夫、普段僕達の教室では1L位の出血は日常茶飯事だから。」

優子「どういう生活をしたらそう為るのよ。」

工藤「何時も凄惨な処刑場だからね。」

吉井「そうじゃ無くて霧島さん!!」

霧島「・・・何?吉井。」

 

久保「あれは!!吉井君どうしてAクラスに!?」

 

吉井「霧島さんウェディング体験したいって言ってたよね。」

霧島「今検討中。今13件見た。」

吉井「え?もうそこまで行ってるの?雄二がそんなのに付き合う訳無いし、、、、一人でウェ   ディング体験って結構シュールじゃ無い?」

優子「こいつは何を言ってるのかしら。」

霧島「パンフレットで。」

吉井「ですよね~。」

 

久保「然も代表達と何をそんなに楽しそうに話して居るんだ!?ここに僕が居ると言うのに!!!」

 

工藤「丁度今パンフレット見てた所だったんだ。代わりを探したいって。」

吉井「って今カップの話してたよね。それに代わりって何?」

工藤「それはこのウェディングドレスを着てる人が大きかったから幾つ位だろうって話か    らそれと代わりは何って君達がオリエンテーリングで取ったじゃ無いか。如月グランドパークのプレミアムチケット。」

吉井「何だ~そんな事なら言ってくれればいいのに。はいこれあげるよ。」

 

久保「何と言う事だぁ~~~~!!!あれは如月グランドパークのプレミアムチケット!!!吉井君が代表をデートに誘おうとして居る。これは、これはっ!昨日吉井君の宝箱を開けようとして仕舞った事に天が与えた罰なのか!!!!」

 

(優子:結局開けなかったのね。)

霧島「・・・・いいの?」

吉井「やだな~僕と霧島さんの仲じゃないか~。」

優子「貴方達そんなに仲よくないでしょ。」

吉井「失礼な!!」

霧島「・・・吉井には中学の時に助けて貰った。」

(そう言えばそんな事在ったな。あれは不良達のナンパを助けたんだっけ。雄二のお嫁さんだもんね。)

優子「助けて貰った?」

霧島「・・・うん、~~~~(説明中)~~~~。」

工藤「君だけそう言う場面によく出食わすね。」

優子「でも、怪しいわね。裏があるんじゃないの?」

吉井「失敬な!!僕は面白ければ、、、じゃ無くて雄二と霧島さんの幸せを願えばこそこうやって手伝ってるんじゃ無いか。」

 

久保「これは早急に何が起こってるのか確認しなくては。」

 

優子「ふ~ん、でも良かったじゃ無い。これで代表の望みも叶うわね。」

工藤「良かったね。代表。」

霧島「ありがとう、、、、吉井。」

 

久保「はっ、でも僕が吉井君の幸せを壊す権利なんて無いじゃ無いか!!!でもでも、僕はそれでもっ!!!」

 

(優子:邪魔ね。)

工藤「で、吉井君、代表居無く為ったんだし、本音は?」

吉井「僕にこのチケットを押し付けた雄二に仕返しをしようと思った。」

優子「なるほどね。で?具体的に何するの?」

工藤「協力は出来無いけど、見に行っても良いかな?」

吉井「うん、良いよ。」

工藤「見所は?」

吉井「お化け屋敷。」

工藤「オッケー、木下さん一緒に行こう。」

優子「分かったわ。」

 

廊下

坂本「どうした明久。やけに機嫌が良いじゃ無いか。」

吉井「ちょっと困ってた人を助けてね。」

坂本「人助けしてそんな気持ち悪いニヤケ顔したのを見るのは初めてだな。雨でも降るんじゃねーか?」

吉井「失敬な!!雨なんか降らないよ!!!(小声)血の雨は降るかもしれないけど。」

坂本「あ?で明久、例のチケットどうした?」

吉井「丁度身近に結婚を考えてる人に渡したよ。凄く喜んでくれてた。」

坂本「ふ~んそんな奴がいるなら都合が良かったんな。そいつら、上手く行きそうなのか?」

(坂本:チッもっと姫路や島田にやられれば良かったのにとんだ邪魔が入ったな。)

吉井「うん、後は時間ときっかけの問題だと思うんだ。」

(雄二は多分謀が失敗して冷静じゃないからある程度話しても聞いて無いからいいや。)

坂本「そうか、上手く行くと良いな。」

吉井「大丈夫、きっと上手く行くよ。」

 

放課後

吉井「とは言っても彼らに任せても余り面白くは無いし、そうか!!じゃあ、僕達で面白くすればいいんじゃ無いか!!!」

翌日  夕方

吉井「失礼します!ババー。」

学園長「相変わらず礼儀の為って無いガキだね。」

吉井「この前の如月グランドパークのプレミアムチケットに付いてお願いが在りまして。」

学園長「そうかい。何だね。」

吉井「このチケットが商品って事はまだこの学園と如月グループにはスポンサー契約があるって事ですねよ?」

学園長「バカのくせに察しは良いじゃ無いか。如何にも何かあったら話位は通せるよ。それがどうかしたのかい?」

吉井「でしたら、御願いが在るんですけど~。」

~説明中~

学園長「成程ねそれで、仕返しがしたいと。まあ、他の人なら却下だけどね。坂本はどうなっても構わ無いからね~。協力してやろうじゃ無いか。如月グランドパークの方には私の方から話を付けて置くよ。」

吉井「有難う御座います!!ババー。」

学園長「じゃあね、クソガキ。」

 

そんな中、窓から最初から最後迄を見届ける者が居た。

工藤「こんな遣り取りが出来るのって吉井君達だけだよね。」

優子「私達がしたら怒るわよね。」

工藤「これがバカの特権って所なのかな~。」

 

吉井「良しっ。これで如月グランドパークに忍び込むのは何とか為るとして、後は人員だな~工藤さん達は手伝わ無いって言ってるし、一応福原先生は放送要因で確保したし。この時間なら秀吉は体育館で部活中か。」

 

工藤「吉井君誰を誘う気だろう。」

優子「あんまり大きな声出すとバレるわよ?」

 

体育館

吉井「あっ、居た居た。秀吉~。」

反応無し。

吉井「あれ?秀吉~。」

さっきより大声で叫んだがやはり無反応。そして秀吉が声を一段階大きくしている。

(丸で話し掛けるな部活中だと言ってる見たいだ。、、、、、、、、、、、、実際そうだけど。)

吉井「仕方無い。もう少し近付くか。」

近付くと秀吉は演劇の為に活舌の練習をして居て、僕は背後から近付くとその可愛らしい項が、、、

吉井「秀吉、I love you.」

秀吉「御主は行成何を言い出すのじゃ~!!!」

吉井「何だ、聞こえてるじゃ無いか。」

秀吉「流石に聞き逃せん内容じゃったからな。」

吉井「え?何で?」

秀吉「行成愛して居る等の妙な嘘を。」

吉井「それは嘘じゃないよ!!!秀吉は誰よりも可愛いからね~。」

秀吉「な!何を言って居るのじゃ、御主の気持ちは嬉しいが、儂らには障害があるじゃろう、例えば、年の差とか。」

吉井「何言ってるのさ!僕達に在るのは決して年の差なんかじゃないよ!」

 

優子「なにこのバカな会話。」

工藤「やっぱり面白いよ。吉井君は。」

 

秀吉「じゃが儂は男じゃ!」

吉井「性別の差なんか乗り越えられるよ!!!!はっ!!!」

 

久保「性別の差は乗り越えられるか。」

 

優子「久保君何時の間に居たのかしら。」

工藤「知ら無いの?何時も存在消してるだけで授業以外は吉井君の後を付けてるんだよ。」

優子「吉井が震えてる。こう言う時だけ勘が冴えるわね。」

 

吉井「で、僕は秀吉に御願いが在るんだ。」

秀吉「何じゃ?」

吉井「僕と結婚して欲しい。」

秀吉「またしても!!何を言っておるのじゃ!!!」

吉井「仕舞った、これじゃただのヤバい人だ!御免間違った、秀吉!!!僕とウェディング体験に付き合って欲しいんだ。」

(何だろう外から笑い声が聞こえて来る。)

工藤が爆笑してるだけであり、優子が吉井を引いてるので在る。

秀吉「余り内容が変わって居らんように思うが。」

吉井「あれ?ああ、御免正確には僕と雄二と霧島さんとのウェディング体験に付き合って欲しいんだかな。」

(何か笑い声大きくなった。)

秀吉「御主が雄二を好きと言う噂は本当だったんじゃな。」

吉井「そうじゃなくて雄二と霧島さんのウェディング体験に秀吉も付き合って欲しいんだかな。」

秀吉「それなら合点がいくぞ。分かった了解じゃ。詳しくは明日聞こう。」

 

工藤「あはははははははは、どうして霧島さんと坂本くんのウェディング体験に付き合って欲しいと言おうとして僕と結婚してくれに為るんだろ~~~。同性愛者扱いされて。それにもう既に十分ヤバイ人だよ彼。」

優子「全く、こう言う時の彼の思考回路はどうなってるのかしら。」

 

吉井「次はムッツリーニか。あっムッツリーニ。」

~説明中~

土屋「・・・で俺は何を。」

吉井「雄二の音声と機械担当と写真撮影をして欲しいんだ。」

土屋「・・・了解。」

吉井「お礼に今度秘蔵のエロ本を。」

土屋「何なら今から下見に。」

吉井「今日はもう遅いから明日ね。」

土屋「・・・了解。任せて置け。」

 

吉井「これでムッツリーニも良しと。後は美波と姫路さんだけどチケットの話をしたら、又潰されそうだしな。もう片方しか無いから大事にしないと。今回は言わないで置くか。」

 

放課後Aクラス

吉井「よし、お化け屋敷に仕掛けるのはベタだけど仲良くなるには定番だしね。後は雄二の音声素材を集めないと。あ、こんな所に公衆電話が。今日はスマホ忘れたから助かった。」

ピッピッピ、ピピピピピピピッガチャッ!

坂本「【ああ、どうした、明久。】」

吉井「【もしもし~、あたしリカちゃんっ!】」

ピーッ、ピーッ、ピーッ、、

吉井「切られた。洒落の分からない奴だな。もう一回。」

ピッピッピ、ピピピピピピピッガチャッ!

坂本「【貴様今度ふざけたら殺す!!】」

吉井「【やだな~、冗談だよ、冗談。一寸した乙女心じゃ無いか。】」

坂本「【そんな物は犬にでも食わせとけ。】」

吉井「【夫婦喧嘩の要領で言わ無いでよ。】」

坂本「【で?何の用だ。】」

(まずい!!ノリと勢いだけで電話したから何も考えて無かった。よし、ここは僕の巧みな話術で。)

吉井「【おっす!!おら悟空!!いっちょ遣ってみっか!】」

ピーッ、ピーッ、ピーッ

吉井「また切られた。くっそ今度は料理関係の話をするか。それなら僕には話せる材料が多いからね。」

ピッピッピ、ピピピピピピピッガチャッ!

坂本「【真面目に話せ!! 】

吉井「【分かったよ。幾つか雄二に質問が在るんだけどいいかな。】」

坂本「【質問?何だか分からんんが言ってみろ。】」

吉井「【それじゃあ、まずは、鶏の胸肉とバラ肉とモモ肉どっちが好み?】」

坂本「【は?何じゃそりゃ。うーん、バラもモモも嫌いじゃねーが、俺は胸肉の方が好みだな。】」

吉井「【次は味噌汁には何を入れるべき?】」

坂本「【何だ~?夕飯のチョイスにでも困ってるのか?スタンダードに若芽でも入れれば良いだろう。】」

吉井「【そんな高級な物入れられないよ!!味噌だけでも高級なのに。】」

坂本「【御前にはそれが高級食材なのかよ。ちゃんとカロリーがあるものを食ってるのか?】」

吉井「【食べてるよ。コーラとかサイダーとか、アイスに付いてたプラスチックの芯とか。】」

坂本「【全部液体じゃねーか!!最後のは食いもんですらねーだろ!!】」

吉井「【コーラにはびっくりするくらいのカロリーが!!】」

坂本「【あ~、もう良い!!それで他は何かあんのか?】」

吉井「【一応聞くけど、若芽は若芽でもどこの地方の若芽が良い?】」

坂本「【若芽の産地はよく分からねーが、利尻産のが良いって聞くぞ?】」

吉井「【利尻産、、、それじゃあ、少し話は反れるけど、誰かに御弁当を作って貰うなら誰が良い?】」

坂本「【弁当?御袋じゃダメなのか?】」

吉井「【身内は除外で。ならべくなら学校の誰かで。】」

坂本「【うーん、翔子は勝手に作って来るだろうが、、、、、、、後が怖いしな。姫路のは、、、、、、、大変な事になるだろうし。残ってると為ると、、、、島田しかいないんじゃ無いか?】」

吉井「【やっぱそうなるよね。んじゃあ、これで最後、御弁当を食べるとしたらどこ?】」

坂本「【そうだな、天気が良ければ室内よりも外で食べた方が良いかもな。公園なんか良いんじゃ無いか。如月中央公園とか良いんじゃ無いか?池も大きいし。】

吉井「【うん、あそこなら雰囲気も良いからね。】」

坂本「【何だ~一人で胸肉を使った島田に作って貰った弁当と味噌汁を持って中央公園のベンチで食べるのか~?侘しい奴だな。】」

吉井「【何その新手の罰ゲーム!!!違うよ!!!ちょっとした心理テストだよ!!!】」

坂本「【ほう?じゃあ、結果を言ってみろ。】」

吉井「【ふんっ!!】」

ピッ    電話を切った。

吉井「ふ~、危ない所だったよ~。」

優子「あたしは全然アウトだと思うんだけど?」

吉井「え?木下さん!?どうして会話の内容知ってるの?」

工藤「どうしてって言われてもこの人の少ない静かな教室で電話の音声をスピーカーにして電話してたんじゃあ、会話は丸聞こえだよ~。」

吉井「そうか僕もうっかりしてたなぁ。」

秀吉「うっかり所では無いと思うが。」

吉井「電源をオフにして又掛かって来無いようにして、っとで?何で秀吉?」

秀吉「今日は部活は無い日じゃろう。」

吉井「え?今日金曜日!!!??月曜日かと思ってた!!!」

優子「どうしたら週の終わりと始まりを間違えるのよ!!」

吉井「御免、うっかりしてた~。」

秀吉、優子「うっかりじゃないでしょ~~~!!!(無いのじゃ~~~~~!!!)」

吉井「分かったよ。僕がバカだったよ。良しっ!これでムッツリーニから支給されたパソコンんで操作してっと。」

秀吉「御主はパソコン等高価な物は勝っておらんじゃろうに何故触れるのじゃ?」

吉井「ムッツリーニから教わったし、昔一緒に暮らしてた時はお父さんのパソコンでオンラインゲームしまくってたからね。操作には慣れてるよ。」

優子「結局ゲームなのね。」

吉井「これで良しっと、これだけ音声素材が在れば何とか為るだろう。後はメモリーカードに移してムッツリーニにデータを送って~っと待った、一応バックアップ取って置か無いと!!これで良しっと。」

秀吉「手慣れて居るのう。」

吉井「会ったり前さ~、僕が何回ムッツリーニの覗きに協力して遣ったと思ってるのさ~。ってはっ!!!」

島田「覗きが何ですって~~!!!」

姫路「先生!!!召喚許可を!!!」

高橋「しかし、私的利用は出来ません。教師としてここは協力しかねます。」

島田「なら本体をやるだけよ。瑞樹は顔面をやって、ウチは逃げられ無いように足をやるから。」

姫路「分かりました。吉井君には御仕置きが必要見たいですからんね。」

優子「ほんと、頭で少しは考えなさいよ。」

工藤「そうやって慌てる姿も面白いと思うよ、吉井君。」

(工藤さん、人の不幸を何だと思ってるの?無機物だよ?食べられないよ!!!って俺、何言ってんだろ?)

吉井「ぎゃー、逃げるよ秀吉~~。」

秀吉の手を引く。

優子「更に地雷踏んだわね。」

工藤「だね~。」

島田「ア~キ~!!木下と逃げるとはいい度胸してるわね~~~!!!!」

姫路「そうですっ!!木下君と心中してそっちの世界で結ばれようってそうはさせ無いんですからね~~!!」

秀吉「何で儂も逃げなきゃならんのじゃ~~~!!」

吉井「秀吉、外に出て一緒に逃げるよ!!!」

 

それから10分間僕達の逃走が始まった

 

吉井「秀吉、ここは体育倉庫裏の通路に逃げるよ!!!!」

秀吉「そっちは行き止まりじゃ。何を考えて居る。」

島田「アキが行き止まりに突っ込んで行ったわ!!!やるわよ!!瑞樹!!!」

姫路「はいっ!!もう逃げられせんよ!!!吉井君!!!覚悟して下さい!!!」

吉井「ふっ、本当にそう思って居るのかい?」

姫路、島田「!!!!!???」

吉井「なら見せてあげよう!!これだ!!!」

 

 

吉井「アウェイクン!!!古典!!!!!サモン!!!ダブルッ!!!」

 

古典

Fクラス   吉井明久    46点×2

 

秀吉「何をする気じゃその科目は主の苦手科目では無いか!!!好きな教科を選べる筈じゃろ!?」

吉井「当然そうだけどはなから戦う気はサラサラ無い!!!!!!」

(世界史なんかにしたら力加減ミスったら隣の都道府県に行くかもしれない。)

そういって主獣と副獣は僕と秀吉を持ち上げ、窓に向かって投げる。」

吉井「こうやるんだ!!!」

秀吉「御主は正気か~~~!!!」

パリンッ     乾いた空気に窓ガラスの割れる高音が響き渡る。

姫路「物理干渉です!!!」

島田「ア~キ~!?サモン!!!!」

姫路「サモン!!」

(ふっ、もう、窓から入り込んじゃったから攻撃も届かないし、君の点数じゃ何も出来無い。壁を壊そうにも物理干渉は無いからね。)

そして僕は黒金の腕輪の電源を切る。

島田「あっ!!召喚フィールドが!!!ア~キ~~覚えてなさいよ~~~!!!」

吉井「ふ~逃げ切れた~。」

秀吉「どこも逃げきれて無いように思うんじゃが。」

吉井「ん?」

秀吉「敵を1人増やしただけじゃ。」

と言うと廊下から凄い音を立てて誰かが走って来る音が聞こえた。

(まさか!!!!)

鉄人「吉井~~~~!!!又学校の器物を破壊したか~~~~!!!!」

吉井「逃げるよ!!!秀吉!!!!」

秀吉「儂らじゃ無理じゃ!!!!」

吉井「こうなったら!!!アウェイクン!!!世界史!!!サモン!!!ダブルッ!!トルネード!!!」

秀吉「御主は正気か!!!」

鉄人「ぐわっ!!!グフェェ、ドォォォゥ!!!」

 

世界史

Fクラス   吉井明久   678点×2

 

(良し、600点台の腕輪の攻撃をフィールドバックじゃなくて直で喰らったら普通死

ぬけど鉄人なら。気絶程度で済むはずだ。)

と思い一応確認の為に振り返って見ると、、、、、、

鉄人が動か無い。泡を吹いてる!!!口をパクパクさせてる。下顎呼吸か。まさか!!!!

吉井「鉄ジーン!!!!起きて鉄人このままじゃ僕が殺人者だよ~~~!!」

吉井は鉄人を揺すり起こす。

(目を覚ましてくれ鉄人、鉄人とは言っても生徒の事をここまで思ってくれてるのは鉄人

位なんだ。)

鉄人「俺が、ここでくたばると思うか?」

吉井「良かった!!!!生きてた!!!ってえ~~~~!!!!」

鉄人「確保っ!!!!!!」

吉井「ぎゃーーーーーーーっ!!!!」

僕は鉄人の罠に嵌ってしまった。

(くそ、鉄人が演技出来るなんて聞いて無い!!!!そして秀吉、僕を置いて体育倉庫から出て行こうとして居る。)

吉井「出無いで!!!御願いだから僕を見捨て無いで!!!!」

 

秀吉「明久よ、悪い。儂も傷は負いたく無い。ここは戦力的撤退じゃ。」

秀吉はそう言い残して僕を置いてどこかへ行って仕舞った。)

そしてこの日は僕みはは忘れられ無い重い(おもい)手(で)(NOT深手)となった。

 




バカテスト
⑴71と33が互いに素で在る事を示せ。
               2015年名城大学一部抜粋

姫路瑞樹、木下優子、吉井明久、坂本雄二の答え
71は素数で在る33は素因数分解すると33=3・11よtって71と33の最大公約数は1で在るから71と33は互いに素である。


先生のコメント
簡単ですね。正解です。




島田美波の答え
71は素数だが33は3・11で素数ではないので互いに素数では無い。


先生のコメント
そう言う事では在りません。




木下秀吉の答え
二人とも素の儘じゃ。互いに素であろう。


先生のコメント
それだと実数は全て互いに素になりませんか?







福村幸平の答え
君と僕の年は、、、、、、、、、、、、互いに素だね。



先生のコメント
意味が分かりません。





須川亮の答え
君と僕は、、、、、、、、、、、、互いに素だね。



先生のコメント
口説き文句のつもりですか?気持ち悪いですよ。又分かれる事になりそうですね。


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12:僕とみんなと視察団

今回は短めに8000字台です。


翌日   如月グランドパークのゲート前

吉井「うーん、今日はよく晴れたな。霧島さんはクラス代表の仕事があるから学校だし、行くのは明日らしいから今日で念入りに作戦を練って置か無いとね。」

秀吉「おはようじゃ、明久。」

吉井「お早う、秀吉。今日は楽しもうね。」

秀吉「明久よ、今日は楽しむのでは無くて、ウェディング体験の仕込みをするのじゃろう。」

吉井「まあ、ちょっと位楽しんでも良いんじゃ無い?」

秀吉「確かにそうかものぅ。」

吉井「あれ?ムッツリーニは?遅刻かな。」

(秀吉:本日一発目の『御前が言うな』じゃな。)

秀吉「御主が言える事では無かろう。」

秀吉「何はともあれ晴れて良かったのう。」

土屋「・・・良かった。」

吉井「あ、居たんだ。って何そのカメラ。丸でバズーカ砲だよ。」

土屋「・・これで狙った獲物は逃がさ無い。」

カシャ、カシャ、カシャ、カシャ、カシャ、カシャ

吉井「あー、何時も通りトレーニングも兼ねてるんだね。」

土屋「・・・舐めるな!」

カシャ、カシャ、カシャ、カシャ、カシャ、カシャ

吉井「凄い!!!何でバク転しながらスカートを捲って写真を撮ってるのかは分からないけど。」

秀吉「わざわざ上下逆にする意味も分からんのう。」

吉井「さてとこれで全員揃ったし、行こうか。」

秀吉「一寸待って呉れんか。人手が足りんんと思っての昨日、島田と姫路に声を掛けて居ったのじゃ。もう少し待って呉れんかの。」

吉井「え?それって、、、、、、、、、、、、、何て声を掛けたの?」

秀吉「御主に了解も取らずに詳細を話すのはどうかと思ってな。それに正直に話して妨害されるのもまずいから取り合いず、儂と明久で遊園地に行くとだけ伝えてある。」

吉井「まさか、僕と秀吉で遊園地に行くとだけ伝えたの?」

秀吉「そうじゃが、何か問題でも在ったかの?」

吉井「大有りだよ!!もしちゃんと伝わってたら良いけど、今の二人の状況から絶対にありえないから!!!!」

島田「あ、居た!!!!ア~キ~~~!!!!あそこよ!!!やっぱり木下と!!!!」

姫路「居ました!!!!吉井君~~~!!!!」

吉井「あ゛ぁぁあぁぁぁ~~~~~~~~!!!!!!逃げるよ!!!秀吉!!!」

秀吉「何で逃げるのじゃ~!!島田と姫路が来ておろうに。」

島田「待ちなさいよ!アキ~~~~!!!」

姫路「どうして逃げるんですか!!!吉井君~~~!!!」

秀吉「そうじゃぞ、何で逃げるのじゃ。」

吉井「このまま捕まったら最後、じゃ無くて最期。彼女たちの目から明らかに殺意の目が見えるじゃ無いか。」

 

10分後

吉井「はぁ、はぁ、はぁ、巻いた見たいだね。危なかった~。遊園地のほのぼのムードで地獄絵図が繰り広げられる所だったよ。」

秀吉「それはシュールな光景じゃな。」

土屋「・・・ほのぼのヘル。」

吉井「でも、気は抜け無いよね。」

ピリリリリリリッ、ピリリリリリリッ、

吉井「はっ!!」

姫路「居ました!こっちです美波ちゃん!!」

島田「どこよ!アキ!!出て来なさい!アキ~~!!」

吉井「逃げるよ!!二人とも!!」

 

15分後

吉井「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、携帯の電源を切って置かないと危険だね。もう切ったから同じ手は通用し無い。秀吉も切っておいて。」

秀吉「のう、明久よ一応切っては置いたが何も逃げ回らんでも良かろう。事情を話せば、、、、」

吉井「あの我を忘れた状態じゃ無理だよ。それに本当の恐怖はそれだけじゃ無いんだ。」

秀吉「どう言う事じゃ?」

吉井「秀吉、今何時?」

秀吉「11時20分じゃ。」

吉井「もうすぐ御昼の時間だよね?で、姫路さんの鞄は何時もより大きかった。これが何を指すか、、、、、分かる?」

土屋、秀吉「はっ!!!!!」

吉井「あのでかいバックには確かにお弁当の様なでかい重箱があった。」

土屋「・・・殺人、、、、、、弁当。」

吉井「はい!!正解!!!」

土屋「全員分、、、、、、、、致死量。」

吉井「遊園地に女子とお弁当なんて夢のようなシチュエーションなのに!!」

秀吉「それは何としても逃げ切らねばならんのう。」

優子「またトラブルに巻き込まれてたわね。」

工藤「君、コナン君並に色々巻き込まれるね。」

吉井「工藤さん?何で居るの?」

工藤「ムッツリーニから聞いてね。面白相だったから。」

優子「あの二人、釘バットも持って来てたわよ。」

吉井「ひぃーーー!!!!!」

秀吉「兎に角ここは全員室内に隠れるのじゃ。」

 

 

~御化け屋敷舞台裏~

吉井「御化け屋敷の裏側ってこんな風になってるんだ。」

秀吉「色々音響設備が整って居るのう。」」

吉井「ここならばれないね。ムッツリーニ、礼の物作ってきて呉れた?」

土屋「バッチリ。任せておけ。これだ。」

秀吉「何をするのじゃ?」

吉井「当日、雄二と霧島さんが入って来てもあの二人じゃ驚か無いからね。だからピンポイントで雄二が怖くなる様に仕掛けるんだ。」

秀吉「成程のう。」

吉井「じゃ、任せたよ、ムッツリーニ。」

土屋「・・・任せておけ。」

〔俺は、胸、と、尻、が好みだな。〕

吉井「それじゃ!ただのスケベだよ!!!しかも折角の素材全然使って無いし!!!申すしちゃんとした文章っぽく聞こえた方が良いかな。」

土屋「・・・・了解。」

〔スタンダードに、姫路の、胸、を食ってるのか?〕

吉井「いやいやいやいや、無駄に長いだけだし、それに何で疑問形!!!!」

秀吉「人としてどうかと言う状態じゃのう。」

工藤「流石ムッツリーニ君、やるね~。」

吉井「でも霧島さんを怒らせるって方向性は間違って無いと思うんだよな。そっちの感じで作って貰えるかな?」

土屋「・・・・了解。」

〔翔子、高級食材〕

吉井「短!!!!それとそれ、霧島さん喜びそうだし!!!」

土屋「冗談、冗談。」

優子「冗談がきついわね。」

吉井「エロ本追加するからもう少し頑張って見てよ。」

土屋「任せて置け!!!!!完璧な物にしてやる。」

吉井「オーケー、それじゃ、一発凄いのを頼むよ。」

土屋「・・・了解。」

〔質問?嫌いじゃねーが、言ってみろ。御前、は、若布でも、食ってんのか?若布、よりも、姫路、の方が好みだな。何だ~?、御前、翔子、にでも、、、、、、〕

吉井「ストップ、ストーップ!気合い入れすぎて無駄に長いよ!!ってか何で1人で質疑応答してるんだよ!!!

土屋「あ3分ある。」

秀吉「それは大作じゃのう。」

吉井「そんなにいら無いから!!!!もっとストレートに!!それと食うのからは離れて。」

土屋「しょうが無い。」

優子「しょうが無いのんね。」

土屋「・・・短目に遣るか。」

吉井「よろしく頼むよムッツリーニ。」

土屋「・・・・・了解。」

〔姫路、よりも、翔子、の方が好みだな。〕

吉井「おっ!!いい感じなんじゃ無い?ただもう一声欲しい気がするな~、ほら、好きな理由とか。」

〔姫路、よりも、翔子、の方が好みだな。胸、も、尻、も、最こ、うー。〕

吉井「もう少しマイルドに。って最後の声元の素材に入ってた?」

土屋「・・・これは以前消し残してた雄二の音声データの一部。」

吉井「それって、去年女子更衣室覗いてムッツリーニがバレた時に雄二の自供音声作った時の、、、、じゃ無いよね。」

土屋「・・・知る必要は無い。」

(絶対ビンゴだ。)

〔胸、が、高級食材。〕

吉井「それじゃあ、変態だぁ!!!!もっと分かり易く。工藤さん達も吹き出してるじゃ無いか!!!」

それから5分理由部分で試行錯誤してると、

土屋「・・・・これでどうだ。」

〔胸、も、も大きいし〕

吉井「それだ!!!!それをさっきのとくっつけて。」

土屋「・・・了解。」

〔姫路、よりも、翔子、の方が好みだな。胸、も、も大きいし〕

吉井「オッケー、ムッツリーニ!!!!」

土屋「この程度じゃまだまだ、繋ぎが甘い。」

秀吉「職人の拘りじゃな。それじゃあ、儂が代わりに依ろうかに。」

優子「音声素材の意味が無いじゃ無い。」

吉井「そんな事無いさ。これも使うよ。最初と切れ途切れで、後から確り秀吉のストレートが聞こえる方がよく聞き入って呉れるから怖さが倍増するからね~。」

優子「ほんとこう言う事考えるのは天才ね。」

秀吉「バカと天才は紙一重じゃな。」

 

秀吉「さて、御化け屋敷の出口まで来たが、この後はどうするのじゃ。」

吉井「当日この時間では御昼だろうからね。レストランの下見かな。」

秀吉「行くかのう?御弁当を持って来そうじゃが。」

吉井「そこはプレミアム招待券なんだから豪華食事会無料御招待って放送を流すつもりだよ。」

秀吉「そこまで人員が回るかの?」

土屋「・・・無理。」

吉井「それは大丈夫だよ。当日は福原先生がやって呉れるから。」

優子「何でそこまで確保出来てんのよ!!」

吉井「このプレミアム招待券がオリエンテーリング大会の賞品って事はまだ如月グループと僕達の学校がスポンサー契約の状態だろうからね。学校側からの頼みはある程度聞いて呉れる見たい。」

優子「あんた、一体どこまで根回ししたの?」

吉井「学園長まで。」

優子、秀吉、工藤、土屋「・・・・・・・・・・」

島田「居たわ!!!!ア~キ~!!!!!」

姫路「更に女の子が増えてます!!!」

吉井「まずい!!!見つかった!!!!逃げるよ秀吉、ムッツリーニ、木下さん、工藤さん!!」

秀吉「了解じゃ。」

土屋「・・・合点。」

優子「何で私まで。」

工藤「鬼ごっこか~楽しそう、行こう!木下さん。」

優子「え?あ?って待って~私まだ何も~~!!はっ!」

姫路「木下さん、そこを動かないで下さい!!!」

二人の手には刃物。周りは悲鳴。

優子「逃げるしか無いのね。」

島田「待ちなさい、アキ~~~!!!」

吉井「まずい刃物だ秀吉、室内に逃げるよ。」

姫路「吉井君逃がしませんよ!!!女の子ばっかり連れて!!」

吉井「どう見てもムッツリーニがいるよね!!!!?もしデートならムッツリーニ居るのはおかしいよね!!!!?」

島田「土屋!!!!!!デートの証拠写真はウチに売って貰わ無くてもいいから!!!!!!もうこの目ではっきり現行犯を見たから!!!」

姫路「私も同じです!!!土屋君は私達の為に頑張って呉れました!!」

吉井「ど~してそ~為るの~!!!!って二人ともその目が節穴だから!!!!」

秀吉「じゃあ何故ムッツリーニも一緒に逃げてるのじゃ!?」

島田「それは聞かなくても分かるわよ!!!!!カメラを撮る機会を伺ってるからまだカメラも出さずに付いて言ってるに決まってるじゃ無い!!」

吉井「秀吉、もう何言っても無理だよ。」

秀吉「じゃあ、ムッツリーニに否定させれば良いのではないかの。」

吉井「どうせ、エロ本で買収して言わせてるとしか思って呉れ無いよ。」

秀吉「・・・・・・・・・」

土屋「・・・・逃げるしか、、、、、、、、、、、、、、、、無い。」

吉井「逃げるぞ~~!!!!長期戦に持ち込めば敵は美波だけだ~~~!!!!!」

 

10分後

秀吉「はぁ、はぁ、ここはどこじゃ。」

土屋「・・・レストラン。」

吉井「うん、レストランでもあるんだけどウェディング体験の式場でもあるんだよね。できれば、リハーサルしたかったんだけど。」

秀吉「カップルが居らぬのう。」

土屋「・・・リハーサル、無理。」

係員「藤堂様からお話は聞いて居ります。リハーサルして見ますか?」

吉井「はい!!是非!!」

優子「ほんとに学園長に根回しに行ったのね。」

 

姫路「はぁ、はぁ、はぁ。」

島田「瑞樹、どう、そっちは?」

姫路「全然見付から無いです。建物とかに入って無ければいいと思うんですけど。」

島田「確かに建物に入られると面倒よね。瑞樹、少し付かれたしそこで休憩しない?」

姫路「良いですね。総島しょう。」

 

島田「は~~生き返るわ~~~。」

姫路「そうですね。」

島田「でもこの後どうしようか。闇雲に探しても見付から無いでしょうし。」

姫路「そうですね。何か他係があると良いのですが。」

係員「レディースア~ンドジェントルメ~ン!!本日、如月グランドパークには結婚を前提にお付合いされている高校生のカップルが居らっしゃってま~す。」

島田「へぇ~そんな人が居るのね~。」

姫路「羨ましいです」

 

優子「あれって姫路さん達じゃ無い?隠れましょう。」

工藤「面白くなりそう!!」

優子「吉井君達は大丈夫なのかしら。」

工藤「木下さん、彼らはFクラスだよ。簡単にやられる訳無いじゃん、それにいざとなれば吉井君だって拳で押さえるよ~。」

優子「それ、ここでして問題に為ら無いかしら?」

工藤「刃物振り回されてたら正当防衛でしょ?」

優子「一発遣られ無いと駄目でしょ?」

工藤「そんな事より、僕は島田さん達の方がまずいと思うよ。」

優子「そうね。」

 

係員「それでは登場して貰いましょう!!どうぞ!!!」

扉が開き、中から出てきたのはタキシード姿の吉井。

島田「アキじゃ無い!!何でここに!!あんた何やってんのよ!!」

姫路「よっ、吉井君!!!!」

吉井「げっ!島田さん!!!?」

島田「じゃあ、新婦は、、、、」

係員「それでは新婦の御登場です。」

中からはウェディングドレス姿の秀吉。

島田「やっぱり木下~!!しかも似合いすぎ~~~~!!!」

姫路「木下君、ずるいです!!!私も遣りたかったのに~~!!」

吉井「ちょっ刃物は下ろして!!!あ゛ぁぁぁぁぁぁ!!!!」

(よし、躱したから無ナイフは心臓には行かなかったけど確り血は出てるこれなら正当防衛だ。)

係員「お客様、お辞め下さい。」

(マズイ、このままじゃ係員が刺される。)

吉井は係員を突き飛ばす。

(まずい、そうこうしてる内に結束バンドで縛られた)

島田「ア~キ~みんばさんにさようならは!!!」

姫路「そうです、さ、よ、う、な、らーーーーーーーー!!!!」

(よし、この人達は一様人目の付か無い所でやる気だ。)

優子「吉井君!?」

工藤「大丈夫、あれ、人目の付か無い所で折檻しようとしてるから、吉井君はそれを待ってるんだよ。追うよみんな!!」

秀吉「分かったのじゃ。」

 

人目の無い所に来た。そして後ろからナイフに気配。

(仕方無い、余りしたく無いけど。)

振り返って姫路さんの鳩尾にストレート一発ノックダウン。

島田「瑞樹!?あんたよくも!!!!きゃぁ!!!」

島田さんの顎にストレートそして倒れ込んだ後に額にストレート。

(ノックアウトか。)

秀吉「御主何をして居るんじゃ。」

吉井「救急車御願いね。多分脳震盪だから。」

秀吉「そんな事どこで。」

吉井「雄二が教えて呉れた。顎にストレート入れて頭の中をその振動を伝わらせた後に額を思いっきり殴ると高確率で脳震盪起こすんだって。ボクシングの試合でよくそんな事が起きるって。」

秀吉「・・・・・」

(それならそうかと納得したんだろうな。雄二だから。)

吉井「姫路さんと、島田さんは縛って置いて。この祭逃げても後で面倒だから話そうか。」

秀吉「そうじゃな。」

 

 

3時間後

島田と姫路は他の観客に見付から無いような関係者しか立ち入れない建物の倉庫に紐で縛られた状態で天井から吊されて居る。

島田「う、うぅぅぅ。っは!!アキを!!って何よこれってアキ!!!」

姫路「うぅぅぅぅぅう、って吉井君!!?」

秀吉「漸く起きたのじゃな。」

吉井「それじゃあ、始めようか。」

土屋「・・・・拷問。」

(ムッツリーニ、冗談でもこの流れで言ってら島田さん達が怖がるじゃ無いか。現に怖がってるし。)

秀吉「ムッツリーニよ、ここでその冗談はきついじゃろ。」

島田「あたし達何で?アキを縄にまで縛ってんたじゃ無い!!」

吉井「それは千切った。」

秀吉「どうやったのじゃ?」

吉井「前にテレビで結束バンドやガムテープで拘束させて時は腕を高く振り上げて後は腕 が独りでに外側に開く力が働くから簡単に取れるって奴。真逆こんな所で使う何てね。」

秀吉「あとは姫路には鳩尾、島田には顎と額の順にストレートをして脳震盪を起こさせたって訳じゃったな。」

島田「何で何時も遣られ役のあんたがそんな事出来んのよ。」

吉井「だって何時もなら関節居られる位で命の危機が無いからね。」

秀吉「答えになって居らんぞ。」

吉井「僕を舐めないで欲しいな、伊達に雄二の側に居る訳じゃ無いんだから。」

秀吉「明久よ、それでは雄二と喧嘩して鍛える為に一緒に居る様に聞こえるじゃろう。」

吉井「え?そうなの?」

優子「それで話をするんでしょ?」

工藤「僕達も面白しろそうだから付き合う事にしたよ~。」

吉井「ほんと!!?有り難う!!!」

島田「手伝うって何を?」

吉井「ウェディング体験の仕込み。」

秀吉「明久、それではまた誤解されるじゃろ。」

吉井「へ?」

島田「やっぱりあんたは木下と!!!」

姫路「許しません!!!バットをって無いです!!」

吉井「釘バットってこれの事?」

島田「あっ!!それうちの!!返しなさい!!!!」

優子「ここで返す訳無いでしょ?」

吉井「もういいや、これ以上僕が話しても誤解を生みだけだから、秀吉、後の説明は頼んだよ。」

秀吉「了解じゃ。」

~~~~~~~~~~~~事情説明中~~~~~~~~~~~~~~

秀吉「と言う訳での。」

吉井「これで僕と秀吉がデートで来て居る訳じゃ無いって理解してくれた?」

島田「何よ。そう言う事なら最初から言って呉れれば良かったのに。」

姫路「そうですよ。水臭いですっよ~。」

吉井「二人とも釘バットとナイフ迄用意する位殺気立ってたのによく言うよ。全然話を聞いてくれる雰囲気じゃ無かったじゃないか!!そして最初は獲物をかる狩人の目だったよ。敢えて喩えるなら、モンスターハンターのティガレックスだった。」

島田「誰がモンスターですって!!!!」

(ってあれだけされてて未だこんな口が聞けるのか。)

吉井「ちっ違うよ美波はモンスターって言うより、大剣を持ったハンターだから!!!」

島田「そう。なら良いわ。」

吉井「なら良いのかよ。」

秀吉「ティガレックスと迄言って言い逃れられるとは、島田が何も知らなくて良かったのう。」

吉井「多分ハンターの名前だと思ったんだろうね。」

秀吉「姉上はドスマッカオかの?暴れ回るし。」

優子「あたしはそんな雑魚キャラじゃ無いわよ~~!!!」

秀吉「姉上そっちの関節はこれ以上曲がらんのじゃ!!あ゛ぁぁぁぁぁ!!!!」

工藤「カオスだね~~。」

(それをここで何の表情も変えずに言い切れる君は凄いと思う。)

吉井「そ、そうだね。」

島田「で?何で霧島さんは如月グランドパークのプレミアム招待券なんか持ってるの?あれって入手困難な筈でしょ?」

(げ、マズイ。)

吉井「秀吉~また説明を~、、、、」

(まずい、今の秀吉はとても喋れる状態じゃ無い。ここは僕が言うしか無いのか。もう後一個しか無いから慎重に行か無いと。)

吉井「それなんだけどね。オリエンテーリング大会の賞品で貰ったプレミアム招待券を雄二が僕に押し付けて来た所為で僕が酷い目に在ったから仕返しに雄二にやってやろうって事で霧島さんにあげたよ。」

島田「何ですって!!!!」

姫路「酷いです!!!!!」

(良かった、びっくりしてて攻撃姿勢は無い見たいだ。)

島田「そんなにウチと行きたく無かったの~~!!!」

姫路「私と行く事がそんなに苦痛だから仕返しするんですか?」

(おや?雲行きが、、、、)

島田「遣っておしまい!!!」

(くそ、何でさっき縄を解いちゃったんだ!!!御免もう一回)

島田「フガッ。」

島田さんには鳩尾、姫路さんにはアイアンクロー。

(僕なにげに人にアイアンクローしたの始めてかも。)

吉井「だから、君達が潰したでしょ?あんな事に為るのを見越して雄二は僕に、、、、説明するだけで腹が立つ。」

島田「それで、もし潰されて無かったら誰と行くつもりだったの?」

吉井「え?誰とも行くつもりは無かったよ。換金して僕の食費に充てるつもりだったから。」

姫路「えっ?やっぱり明久君は私と一緒に行って呉れ無かったんですか!!!」

島田「あんたねぇ!!!!」

(マズイ、また引き金引いちゃったよ。)

吉井「ほ、ほら?僕の生活って、水道水と、塩と砂糖でしょ?最近は砂糖も水も高級品で買えて無いから食事が今日はたまたま在ったか乾パンだったけど、明日からはカップ麺も買えないから水道水と塩が500gしか残って無いんだ。これで1ヶ月間頑張らないと行け無かったんだけど、その前にやって置かなくては為らない事が出来たからね。しかも今ガスも止められてるしね。」

優子「あんた、どう言う生活してんのよ。」

工藤「それで生きて行ける君の生命力が凄いね。」

吉井「へへっ、有難う。」

優子「誰も褒めて無いわよ。」

姫路「そう言う事でしたら、私が毎日朝明久君の家に伺って朝ご飯を作ってあげましょうか?」

吉井「それだけは、それだけはどうか勘弁して下さい。」

(こんな食生活で弱ってる今の僕が姫路さんの料理を食べて生き延びる自信が無い。)

姫路「どうしてですか?」

(はっ!それなりの言い訳を考えないと。)

吉井「これは自分の問題だから、僕自身が解決しないと行け無いと思うんだ。だから人に頼っちゃ行け無いと思う。」

島田「そうなの?ウチも朝ごはんは無理でもアキの分の御弁当を作ってあげようと思ったのに。」

(仕舞った~~~~~~!!!!!!!!貴重な栄養源を逃した~~~~~~!!!)

秀吉「御主も災難じゃのぅ。(小声)仕方無い、夕飯なら家で作った物の余り物を儂が持って行こうかの?」

吉井「有難う、秀吉。流石は僕のお嫁さんだよ。」

島田「あんたやっぱり木下と。

姫路「あんまりです!!」

(デジャブ、、、、、、)

(僕は今日、何回こうやって事情説明したのだろう。)

吉井「冗談だよ、冗談。」

(はぁ、疲れた。)

秀吉「(小声)残り物が無い時は儂が材料だけ買って御主の家に届けよう。」

吉井「(小声)それはいいよ、金銭面的にそれは貸し借り見たいなもんじゃ無いか。僕は一日位食べ無い位は何とも無いよ。」

秀吉「それはどの位じゃ?」

吉井「4日間。」

土屋、工藤、優子、秀吉「!!!!!!!!」

(あ、聞こえてたのね。)

優子「もう人じゃ無いわよ。」

吉井「Fクラスの皆はこの位の耐久力が無いとね。」

工藤「これは説得力があるな~、昨日のとは違って。」

 

 

閉園後

吉井「はぁー、今日は疲れたなあぁ。」

秀吉「色々と大変じゃったのう。」

姫路「でも、これでリハーサルはバッチリですね。フィーちゃんの着ぐるみも可愛いかったですし。」

(‘誰の所為で疲れたと思ってるんだよ。)

島田「秀吉のウェイトレス姿も悔しいけど嵌まってたしんね。」

吉井「そうだね。後は明日当日雄二が乗って来るかだけど。こればっかりは当日に為ら無いとなんともなら無いしね。これは霧島さんに掛かれば大丈夫だと思う。」

姫路「色々在りましたけど、今日は楽しかったです。」

(秀吉:本日2発目の『御前が言うな』じゃな。)

島田「そうね、アキのタキシード姿も見れたし。」

吉井「それじゃあ、最期に円陣でも組んで気合い入れようか。」

姫路「はいっ。」

島田「いいわい。」

秀吉「そうじゃのぅ。」

土屋「・・・了解。」

吉井「それじゃあ、霧島さんと雄二の幸せを願って、、、当日頑張るぞ~~~!!!!」

土屋、秀吉、姫路、島田、工藤、優子「お~~~~!!」

 

~同時刻霧島宅~

霧島「明日持って行く物は、、、、、御財布、携帯、ハンカチ、ティッシュ、リップ、水筒、御弁当、実印、婚姻届、スタンガン、ガムテープ、マッチ(今後雄二のエロ本と燃やすときに使う事に為る。)、手拭い(騒がれ無いよう口を押さえる為。)、猿轡、は手拭いで代用出来るから、、、、、」

前途多難だな、雄二。明日、死ぬなよ。

 




バカテスト
貴方の理想の都市に付いて英語で述べなさい。
       
青山学院大学(入試の問題が見付けられ無かった。と言うか探さなかった為、正確な問題文と出題年は不詳。代替こう言う問題が在ったと思って下さい。)


清水美春の答え
City which not exist male.


先生のコメント
男が居無い都市。       書くと思いました。





島田美波の答え
City which beat Akihisa easily.


先生のコメント
明久が簡単にやられて呉れる都市。都市は関係無く無いですか?それと文字数が少なすぎです。字数の下限は在りませんがもう少し書きましょう。




木下秀吉の答え
City which everyone accept me boy.




先生のコメント
全ての人が自分を男と認めて呉れる都市。   無理だと思います。それと文法が滅茶苦茶です。




坂本雄二の答え
City which not exist amusement park.



先生のコメント
遊園地の無い都市。 遊園地に何の恨みが在るんですか?





須川亮の答え
City  which not exist couple.


先生のコメント
カップルの居無い都市。皆さん、聞いてましたか短過ぎです。明日英作文の補習をしましょう。


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13:俺と翔子と如月グランドパーク

前回の完全に話勘違いしてて題名見ては?って為った人居たと思いますがこっちが本当です。ここから2話連続で糞長いので次の2話分が丸々今迄の4話分位の分量に為ってます。今迄ストックは必ず3個以上貯めてたのですが流石に長すぎたので次の話書いてたら次回の投稿が遅れて仕舞いそうなので今上げときます。次のを書くのは少し時間掛かるから今2話に為ようとしてます。皆さん見るの早いですね。上げて1時間位でもう見る人が横這いに為ってるグラフ見て凄く焦ります。


俺は朝、窓から光が入って来たのが見え、その光で目が覚めた。

(昨日カーテンは閉めたはずなのになぜだ?)

霧島「おはよう、雄二。」

(誰?)

霧島「雄二、まだお眠?」

目覚まし時計を見ると7時半。

(今日は9時まで寝るつもりだったのに。)

霧島「朝御飯、食べる?」

(そういえば何でこいつが居るんだ?俺はこいつと今日約束した覚えは無い、と言う事は遣る事は一つ。)

坂本「翔子、スマホ取って呉れ。」

霧島「分かった。」

ピピピピピピピッ、トゥルルルルルルッ、トゥルルルルルルッ、ガチャッ

坂本「もしもし警察ですか?不法侵入です。」

(我ながら冷静な対応だ。)

霧島「雄二、これは何?」

翔子の手には俺の持っているエロ本が。

(よりによってムッツリーニも唸らせた至高の逸品が見付かるなんて。)

坂本「何だ?それは俺はそんな本は知らねぇーぞ。」

霧島「雄二の机の3番目の引き出しに二重ロックの箱の中に英語の参考書の表紙を被せて入ってた。」

(何で見付けられるんだ。)

【もしもし、どうしましたか?もしもし、もしもし】

警察からの声が入る。

坂本「すみません、勘違いでした。」

霧島「じゃあ、燃やすだけで許してあげる。」

坂本「待て、それは許した時の対応じゃ無い。」

霧島「じゃあ、燃やしても許さ無い。」

坂本「どっちにしろ、燃やすのかよ。」

翔子がマッチを付けて燃やした。

坂本「だぁぁぁぁ~~~!!!それと俺の部屋で燃やすな~~!!」

俺は駆け出した。

バンッ

坂本「御袋!!どう言う事だ!!!」

坂本母「あら雄二、おはよう。」

坂本「おはようじゃねぇーだろ!!!どうして翔子が俺の部屋に居るんだよ!!

御影で俺は警察のおっさんに二次元と三次元が区別できない変態野郎と思わわれちまっただろうが!!!」

坂本母「ええ?翔子ちゃんが?」

(この態度、翔子の単独犯か。)

坂本「悪い。俺はてっきり御袋の手引きかと。」

坂本母「もう、翔子ちゃんったら奥手ねぇ。折角御膳立てしてあげたのに何も。あら、何で雄二はお母さんの顔にアイアンクローをして居るのかしら?」

坂本「やっぱりあんたの仕業か。」

霧島「雄二のお母さん、あれ燃やして来た。」

坂本母「ああ、雄二の机の3番目の引き出しに二重ロックの箱に英語の英文解釈の参考書のカバーをかけてるエロ本の事ね?」

(今程明久の一人暮らしが羨ましかった事は無い。)

坂本「で、何の用だ。」

霧島「これ。」

翔子の手にはきっ、如月グランドパークのプ、プレミアムチケット(死亡フラグ付き)

霧島「優しい人が善意で呉れた。」

(俺が知っている人間でこれを持っている人はあいつしかしねぇ。)

俺はスマホを取り出し明久の番号に187を先頭に付け加えて電話を掛けた。

吉井「【はい、もしもし、どちら様でしょう?】」

坂本「【御前をコロス。】」

吉井「【え?何?本とに怖いん、、、】」

プツッ、ツーッ、ツーッ、ツーッ

霧島「じゃあ、行こう。」

坂本「絶対に嫌だ。」

霧島「試召戦争に負けたら私と付き合うって約束した。」

雄二「そ、そんなのもう忘れた。」

霧島「じゃあ、選んで。」

翔子の手にはさまざまな結婚式のパンフレットが。

坂本「すまん翔子俺は話の流れが全く分から無いんだが。」

霧島「約束破ったら即挙式だって誓って呉れた。」

坂本「約束の内容が変わってるだろ!!!」

坂本母「私はハワイなんか良いと思うの。」

(どうしてそうマイペースなんだ。)

坂本母「でもヨーロッパも良いわね。」

(くそっ、味方は0か。こんな時、明久ならどうする。俺はここ1年であいつからピンチの時にいかに逃げれるかを鉄人との逃走練習で教えて貰った。こんな事で屈するものか!!!)

 

 

 

 

 

数時間後

坂本「俺は無力だ。」

あれから俺は翔子にスタンガンで気絶され起きたら手枷と鎖、首にはスタンガンが押し

当てられ、何時でも発動出来る状態で拘束され遊園地の入り口まで来させられて居た。

霧島「着いた!!」

(こうやって嬉しそうに笑っている顔を見ると遠くまで来させられた甲斐が在ったかもしれないな。)

 

 

 

 

(なぜなら、今翔子は明らかに気が緩んでいる。脱走なら今がチャンスだ。)

坂本「それじゃあ翔子、、、、」

霧島「・・・うん。」

坂本「帰るか。」

と後ろを向き走り出した時左肘から痛みが。

振り返ると翔子が関節技を掛けていた。

(島田に教わったのか。それにしても何て速い反応だ。)

坂本「翔子、その関節はそっちには曲ら無いぞ。」

霧島「恋人同士は皆こうこうしてる。」

坂本「待て、翔子、御前は腕を組む仲睦まじい行為とサブミッションを同時に行おうとして無いか!!?」

霧島「一緒に行く。」

坂本「その前に関節技を解きやがれ。」

係員「いらっしゃいマセ~、今日はプレオープンの日なのですがチケットはお持ちですカ?」

霧島「・・・・はい、これ。」

係員「か、これは!!!!」

次の瞬間そいつはどこからともなくトランシーバーを取り出しこう言って居た。

係員「【俺だ、αよりブラボー、例の連中だ。これよりシフトをウェディングシフトに移す。確実にと仕留めろ!!!!!!】」

坂本「おい、こら何だその不穏当な通信は!」

係員「気にし無いで下サーイ。こちらの話デース。」

坂本「明らかに俺達の話だろ!!!それとあんたさっき流暢な日本語喋ってただろうが!!!」

係員「オーウ、ニホンゴムズカシクテワカリィーマセーン。」

(殴ってやろうか?思いっきり。)

坂本「所でそのウエディングシフトとやらは必要無いぞ。入場だけけさせてくれれば、俺はそれで構わ無い。」

係員「そんな事言わ無いで下サーイ。お手伝いがしたいのデース。」

坂本「不要だ。」

係員「断れば貴方の家にザリガニを送りつけまーす。」

坂本「止めろ!!!そんな事したら我が家は食中毒になっちまう。」

(お袋の事だきっと伊勢エビと間違えて迷わず食卓に出して仕舞うだろう。でも何故こいつがそんな事を知って居る。これはムッツリーニと明久と秀吉にしか言って無い筈。)

係員「それでは皆さん、御願いシマスネ?」

(おかしいスタッフ同士長くから付き合っているのにこんな所で同僚に丁寧な口調で話すだろうか。)

と言って三人が出て来た。

秀吉、吉井「如月グランドパークへようこそ!!!!」

俺は携帯を取る。そして明久に電話を掛ける。」

坂本「【よう、明久、テメエ面白い事してるじゃねぇか。】」

吉井「ダッシュ!!」

秀吉と明久が逃げた俺も追おうとしたら体をガッチリと捕まれてた。

坂本「離せこの似非外国人!!!」

係員「彼はスタッフのエリザベート・ハナコ(35)でご両親が共にスウェーデンのカナダ人で、先月までずっとスウェーデンで生まれてからずっと家族と過ごして来ました。通称スティーヴデース。吉井何とかさんではありマセーン。」

坂本「黙れ!!!人種性別年齢氏名家族に全てを堂々と嘘を付くんじゃね~!!それに両親が共にスウェーデン人でスウェーデンで生まれて35年間暮らして来て何で生まれてくるのがカナダ人なんだ!!!それにその名前で通称がスティーヴは無いだろう!!!それに俺はあいつの名字を吉井と言った覚えは無い!!!」

(あの野郎、俺の人生を何だと思ってやがる。ここのスタッフに潜入出来たって事はあの

ババーも絡んでると見て間違い無い。こうなれば秀吉、ムッツリーニも居る事は決定だな。

もしかしてさっき明久と逃げたあの華奢な体は秀吉か?変装で気付かなかったが。そう

と見た方がいいな。)

坂本「翔子悪い!!」

俺は翔子のスカートを思いっきり捲り上げた。

すると写真係が即座に翔子の足下に、、、、

坂本「染み付いた習性は隠せ無いようだな、ムッツリーニ。」

土屋「はっ!」

霧島「雄二、、、、、、、、、、、、、、、、エッチ。」

坂本「もうし無いから許せ。」

霧島「うん、続きはベッドで。」

坂本「もうしねぇって言ってるだろ!?俺は御前の下着になんて微塵も興味はねぇ。」

霧島「雄二は私の下着に興味を持つべき。」

俺は翔子からアイアンクローを掛けられた。

土屋「・・・・チーズ。」

係員「それでは現像シマスので暫くお待ち下さい。」

霧島「分かったこのまま待ってる。」

坂本「このままだと俺の頭蓋骨が!!!」

 

2分後

俺はノックアウト寸前だった。そして思った。

(こいつは本当に俺の事が好きなのだろうかと。)

 

3分後

係員「写真が出来上がりました。」

 

そこには私達結婚しますの文と写真の周りに沢山の天使が幸せそうに写真も見守っている様子とその中心には

 

 

霧島にアイアンクローを掛けられて苦しんでいる俺の姿

 

 

坂本「何だ。これは。」

秀吉(係員風)「サービスの特殊加工で御座います。」

吉井「この写真は記念としてパークの写真館に1年間飾られます!!」

坂本「貴様正気か!!!」

霧島「雄二、照れてる。」

坂本「この写真に照れる要素は見当たら無い。」

璃子「ねえねえ隆太あたしらも写真撮って貰おうよ~。」

隆太「そうだな。璃子。おい、御前達、俺達も映ってやんよ。」

秀吉(店員風)「誠に申し訳御座いませんが。これはプレミアムチケットの特別サービスで、、、」

隆太「ああ?俺達御客様だぞゴルァ!!!」

璃子「きゃー、隆太かっこいい。」

隆太「大体、あんなだっせぇガキよりも俺達の方がここの評判良くね?」

係員「いえ、世界的にも注目されている試験召喚システムを取り入れて居る文月学園の生徒の方が宣伝には効果的ですし。」

(糞、こいつ一番情報を悪用しそうな奴に俺の個人情報売りやがった。)

隆太「ああ?文月?知らねえな、俺が知らねえ程度の知名度大して有名じゃないんじゃ無いのか?」

吉井「じゃあ、僕らのイグノーベル賞を取って居る藤堂カヲルを知ら無いんですか。」

(明久、こいつが知ってる訳無いだろ?)

案の定意味不明と言った顔をして居る。

璃子「こんな高坊よりも隆太の方が倍かっこ良くな~い?そんな頭の悪そうな男よりも私らの方が知的でビューティフルじゃ無い。」

(坂本:いや、容姿も俺達の方がましだし、頭何て桁違いで俺達の方が上だっつーの。

雀斑に太った顔誰が見ても不細工にしか見えないが?まあ、良い今の内に逃げるか。)

翔子があいつらの方に向かって歩いて行く。

坂本「どこに行くんだ翔子。」

霧島「あの二人雄二の事を悪く言った。」

坂本「あの程度で喧嘩してたらキリがねえ。喧嘩して煽り耐性付けた方が良いんじゃねぇの?」

霧島「雄二がそう言うなら。」

隆太「ああ?グダグダ言ってるとマスコミに垂れ流しにすっぞゴルァ!」

係員「仕方ありませんネ。何度断っても聞か無い様子なので面倒くさいので取りマショウか。」

隆太「面倒くさいってのは気に食わねえが取るなら同じのを取れよな。」

吉井「ではでは、女の方は男の顔を掴んで下さい。はいはい、それで良いですね。そして思いっきり力を入れて下さい。」

土屋「・・・チーズ。」

 

3分後

隆太「何だこの写真は!?」

吉井「だって~、同じのを撮れって、、、」

隆太「舐めてんのかゴルァ!!!」

吉井「逃げよう。こんな所で喧嘩は出来無い。」

坂本「はぁ、何か面倒臭い事に為りそうだな。」

 

10分後

坂本「大体あいつら、どう言う手で忍び込みやがったんだ!!」

霧島「雄二、照れてる?」

坂本「関節技極められて照れる男が居るか!!!」

霧島「恋人同士はみんなこうしてる。」

坂本「この体制が恋人に見えるか!!!」

姫路「ねえねえそこのラブラブなカップルのお二人~。」

霧島「ほら、見えてる。」

坂本「明らかにそいつの方が変だろ!!!!」

(どうしてだ。俺はこいつの声が同じクラスの優等生にしか聞こえないんだが、確認して見るか?)

姫路「狐のフィーが面白いアトラクションを紹介してあげるよ。」

坂本「明久がさっき女子大生とデートしてたぞ。」

姫路「え?明久君が!?それってどこで見ましたか?」

坂本「・・・・・アルバイトか、姫路。」

姫路「狐のフィーが面白いアトラクションを紹介してあげるよ。」

坂本「しらを切ると言うなら良いだろう。そのおすすめとやらを聞いてやろうか。」

姫路「フィーノお勧めはね、向こうに見える御化け屋敷だよ。」

坂本「そうか、じゃあ、お化け屋敷以外で行くぞ。」

姫路「ど、どうしてですか~!」

坂本「どうせ、お化け屋敷に御前等の仕掛けが施されてるんだろ?行けるかそんなもん。」

姫路「御願いです、お化け屋敷に行って下さい~!!!」

坂本「断る。」

吉井「そこまでだ!!!!!!雄二!!!フィーを困らせるとこのノインが許さないぞ!!!」

坂本「何だ?その頭の悪い格好は?」

吉井「失礼な、どこが頭の悪いって言うんだよ!!!」

霧島「雄二、ノインちゃんはうっかりさんだから。」

坂本「うっかりで頭が逆に為る狐は居無い。そんな物自然界では真っ先に淘汰される。」

姫路「吉井君!!頭を逆に被ってます!!!!子供も泣き出しちゃいましたよ!!早くし無いと坂本君にばれちゃいますよ!!!」

吉井「仕舞った!!通りで前が見え無いと思った。」

坂本「未だ誤魔化せると思ってるのか。こいつら。」

 

工藤「ありゃあ、真っ先にばれてるねぇ。」

優子「未だにばれてないのは秀吉位かしら。でもあんなにばれてたらもう気付いてるかもね。」

 

坂本「所で明久、女子大生とのデートはもう良いのか?」

吉井「え?」

姫路「明久君、大事な作戦の最中にデートなんてしてたそうですね?」

姫路が着ぐるみの中でメールを送信する。

吉井「え?僕には何だか分かん無いんだけど、どうしてそんなに殺気だ立ってるの?」

姫路は相手からの返信を見る。

姫路「美波ちゃんも来てくれるそうです。ゆっくりと御話を聞かせて貰いますね。」

吉井「駄目だよ!!楽しい遊園地で争い事なんて。オープン初日から殺傷事件はシャレに為ら無いって!!!!」

島田「こら~~~~~!!!どう言う事なのよアキ~~~~~!!!」

島田の跳び蹴り。

(明久も今のは全く反応出来無かったらしい、それか着ぐるみで上手く動か

無かったかどっちかだな。)

そして明久が宙を舞落下点にはゴミ箱が、あ、頭を打った。

(これでバカが治ると良いな。)

島田「詳しく聞かせて貰うわよ。」

姫路「正直に話して貰いますね。」

吉井「誤解だよ~~~~~~~。」

坂本「今だ翔子、御化け屋敷以外に行くぞ。ってあれ?」

向こうで華奢な女の人?から何かを吹き込まれてる。あれは、、、、、秀吉か?

霧島「雄二、御化け屋敷に行く。」

坂本「秀吉に何を吹き込まれやがった!!」

秀吉「秀吉?何の事でしょう。私は如月グランドパークのスタッフで御座います。お客様の知人とは縁もゆかりも御座いません。」

(くそっ、こいつ完全に演者モードに入ってやがる。)

坂本「しらを切ると言うのいなら良いだろう。」

坂本は自分のスマホから秀吉のスマホへ電話を掛ける。

秀吉「お~っと~手が滑りました~!!!」

秀吉は鳴りだした携帯を手に取り、噴水に投げた。

iPhone6sだから防水は無く完全に壊れただろう。

坂本「そこまでする事か?今のは確実に壊れたぞ?」

秀吉「何の事でしょう?」

(演者モード、舐めてた。こいつは生粋の演劇バカだ。敵ながら大した物だ。)

霧島「(小声)御化け屋敷は抱きつき放題。」

 

土屋「入場前にサイン?」

坂本「サイン?」

優子「危険なアトラクションでは万が一の時の為に書く事に為って居るの。」

坂本「ほぉ~ここはそんなに危険なのか。それはそれで面白そうだな。」

(本当は雄二が金属で殴られて死ぬかも知れ無いからね。)

坂本「え~っと、何々1、坂本雄二は霧島翔子を妻として生涯愛し、苦楽をともにする事を誓います。2,婚礼の式場には如月グランドパークを使う事を誓います。3、如何なる事が在っても離婚し無い事を誓います。」

霧島「雄二の実印。」

吉井「ペンはこちらです。」

工藤「朱肉はこちらだよ?」

坂本「俺だけか!?この状況をおかしいと思ってるのは俺だけなのか!!」

秀吉「2枚目はカーボンで婚姻届に為って居ります。」

霧島「気が利いてる。」

坂本「利いてねぇ!!!!」

俺はそれを遠くに投げ出した。

係員「冗談デス。本物はこちらです。」

坂本「婚姻届までして在って冗談なのか?」

坂本「まあ良い。で何々。私坂本雄二はこのアトラクションで万が一死に到っても如月グランドパークに一切の責任を負わせ無い事を誓います。って御前等、俺に何をする気だ?」

秀吉「それは入ってからのお楽しみでしょう。」

優子「では御荷物をお預かりしますね。代表。」

(この喋り方、翔子の呼び方、それとさっきのラフな喋り方。真逆Aクラスの木下と工藤か?そこ迄手を回したか。俺は携帯を持ってねぇ。翔子から借りるにしてもこいつらならした準備で切って居るだろう。まあ、恨みは無いからここはいいか。)

霧島「こぼれるから、横にしないで。」

 

係員「私だ、ターゲットがお化け屋敷に入った。礼の吉井の作戦の実行準備に移せ。」

 

吉井「秀吉~、霧島さんは何を取ると思う?」

秀吉「スタンダードにスタンガンじゃ無いかのう。」

優子「その解答自体がスタンダードじゃ無いんだけど。」

吉井「ねぇ、みんなで霧島さんが何を取るかで賭けをしない?今日の昼食を賭けて。」

土屋「・・・名案。」

工藤「じゃあ、僕は木製バットかな。」

優子「私は金属バットね。」

島田「私は石抱きね。」

姫路「私は金属バットです。」

吉井「僕は釘バットだね。」

土屋「・・・俺も同意。」

吉井「じゃあ、一番離れてた人から払う比率を変えるね。島田さんは打撃系のだったら即刻でビリだから今から変える?」

島田「そうね、じゃあ木製バットにしようかしら。」

吉井「あ、雄二達が入って来たよ。」

 

坂本「流石に廃病院を改装しただけ在って雰囲気は満点だな。」

霧島「ちょっと、怖い。」

坂本「こう言うのに全く怖がらない御前がそう言うのはかなりだな。」

《―――こよりもーーーーじの方がーーーーーなーーーーーーし》

坂本「何だ?」

霧島「この声は雄二の。」

坂本「何?」

(確かに自分の声をこう言った雰囲気の中聞くのは確かに怖いが明久にしては普通の演出だな。)

坂本「合成音声?それとも秀吉のモノマネか?どっちにしても怖くは無いな。」

《翔子、よりも、姫路の方が好みだな。胸も大きいし。》

坂本「!!!!」

《翔子よりも姫路の方が好みだな。胸も大きいし》

今度は途切れずにストレート。

霧島「雄二、ほんと?」

坂本「これはスリル満点の演出だ。」

バンッ

(しめたこれで翔子の気を引くチャンス。)

坂本「翔子、何か出てきたぞ。ってはぁ!!!」

盥、釘バット、金属バット、柄の折れたフライパン、捻じ曲がったバール、ハンマー、木製バット、ハリセン、スタンガン(作中最強100万ボルト)が天井からつり下がって来て、サイドの壁が開き、中からギロチンと石抱き、火炎放射器、チェーンソーが出てきた。

そして翔子は釘バットを選んだ。

 

吉井「やったあ!!!!僕の勝ちだぁ!!賭に勝ったから今月初めて食にありつける!!!」

工藤「あちゃ~釘バットか~。惜しい所いったんだけどな。」

島田「ウチがドベなのに変わりは無いのね。」

 

(坂本:あの野郎、翔子が何を取るかで賭けをしてやがったな。人の不幸を何だと思ってるんだ。)

霧島「雄二、覚悟は?」

坂本「畜生!!!趣旨は違うが確かに恐ろしい!!!!そして身の危険とはこれの事だったのか~~~!!!」

霧島「逃がさ無い。」

坂本「待て早まるな、これは罠だ!!!」

そして係員が雄二の足を引っ掛ける。

坂本「うわぁ!!!ってマズイもうすぐそこまで来て居る!!!確かに演出もあれだけじゃ無い、より身の危険にさらされる様にギリギリのタイミングで足を掛けて来てやがる!!!」

 

吉井「流石雄二こんな時でも冷静な判断だね。」

工藤「流石Fクラス代表だね~。」

 

そう、一応雄二には死んで貰いたくは無いから、雄二と霧島さんの差が開いてこけても

すぐに起き上がれば大丈夫なタイミングで仕掛けてる。

 

吉井「もう出口だね。」

 

坂本「どう言う事だ明久!!!!」

吉井「説明して欲しい?」

坂本「ったりめーだ!!!」

吉井「全部昨日電話で雄二が話してた事じゃ無いか。」

“翔子は勝手に作って来るだろうし”  “姫路のは、、、、大変な事に為るだろうし。”

“室内よりも外で食べた方が、、、”  “池も大きいし”

“胸肉の方が好みだな”

坂本「あれをつぎはぎしたのか!!!」

吉井「で、最期のは秀吉のモノマネ~。」

坂本「テメエ何しやがる!!!」

吉井「だって~雄二じゃそこらの仕掛けじゃ驚か無いだろうし、それに足を引っ掛けるのも雄二が逃げ切れるギリギリのタイミングにしてたでしょ?」

坂本「万が一があったらどうする!!!」

吉井「その為の誓約書だろ?」

坂本「なら交渉が必要みたいだな。」

吉井「雄二、もう一回入って来る?」

坂本「もう勘弁して下さい。」

秀吉「どうでしたじか?結婚したく為りましたか?」

坂本「どうしてこれが結婚に繋がるんだ?」

係員「危機的状況に陥った男女は強い絆で結ばれると言います。」

坂本「それは、襲われるのが結ばれる相手でなければだ!!!」

霧島「雄二、そろそろ御昼。」

坂本「そうだな。俺も走り回ったら腹が減っちまった。」

そこでアナウンスが流れる。

福原「え~、お客様にご案内申し上げます。本日はレストランにてスペシャルランチが催されます。プレミアムチケットのお客様には特別メニューがあります。是非、レストランまでお越し下さい。」

坂本「へ~、特別メニューか。」

秀吉「ではレストランまで。」

振り返ると何かしょんぼりした翔子が居る。

坂本「翔子?」

霧島「ううん、何でも無い。特別メニュー、、、、楽しみ。」

坂本「そうだな。」

 

秀吉(ボーイ風)「いらっしゃいませ。坂本雄二様、霧島翔子様。」

坂本「秀吉、今度はボーイの真似事か?」

秀吉(ボーイ風)「秀吉?何の事でしょう?」  ニコッとッ笑う。

(こいつ完全に役者モードに入ってる。ここ迄来ると逆に引くぞ。)

 

坂本「結構、上手かったな。明久が作ったのか。」

霧島「うん。」

(ここでは何も仕掛けて来無かったな。流石に飯の時はゆっくりさせてくれるのだろうか)

最期に俺は優雅にジンジャーエールを、、、、

アナウンス「皆さん本日は如月ハイランドプレオープンイベントにご参加頂き誠に有り難う御座います。何と本日ですが、結婚を前提にお付合いをされている高校生のカップルがいらっしゃいます。」

噴き出した。

アナウンス「そして当如月グループはそんなお二人を応援する為の企画を用意させて頂きました。題して「如月グランパークウェディング体験プレゼントクイズ」!!!」

(そしてこの声、顔は変装とメイクで気付か無かったが確実に明久だ。)

吉井「本企画の内容は至ってシンプル。こちらの出題するクイズに全問正解したら弊社が提供する最高級のウェディングプランを体験して頂くと言う物です。」

(そこに選択権は無いのだな。)

吉井「勿論ご希望で在ればそのまま入籍と言う形でも問題在りません!!!」

坂本「大問題だろ!!!!」

バタンッ   会場の扉が閉まる音。

坂本「仕舞った!!!退路を断たれた!!!」

姫路「それでは坂本雄二さん翔子さん前方のステージへどうぞ。」

坂本「誰が行くか!!!」

霧島「ウェディング体験、、、、、クイズ頑張る。」

坂本「翔子、落ち着けそう言うのはお互いの合意が取れてからだと、、、」

関節技。

坂本「グガガガ、落ち着け翔子~!!ここで関節技は反則だ!!」

 

(俺は無力だ。今クイズの解答席に座って居る。何とかこの事態を躱さなくては。)

優子「それではクイズを始めます。」

(そうか、クイズを間違えれば良いんだ!!かつて神童と呼ばれた男、態と間違える事位

造作も無い。)

優子「では第一問。」

(さあ、来い。俺に分から無い問題など、、、、、)

優子「坂本雄二さんと霧島翔子さんの結婚記念日はいつでしょうか?」

(おかしい、問題が分からねぇ。と言うか問題の意味が分からねぇ。それとまだ結婚して無いんだが。)

霧島「はいっ、毎日が記念日。」

優子「正解です。」

坂本「あ゛ぁぁ~~~!!!辞めろ~~~恥ずかしさで死んじまう!!!!」

優子「では第二問。」

(畜生、こうなったら意地でも間違えてやる。)

優子「お二人の結婚式はどちらで挙げられるのでしょうか?」

坂本「鯖の味噌煮!!!!」

優子「正解です!!!」

坂本「何!!!!?」

(馬鹿な、場所を聞かれたのに鯖の味噌煮が正解だと?)

優子「お二人の結婚式は如月グランドホテルの鳳凰の間、別名鯖の味噌煮で行われる予

定です。」

坂本「待て!!!その名前絶対今考えただろ!!!!」

(出来レースか。そこまでして俺達を陥れたいのか?それとこの発言がこの学園の優等生の発言には思え無い。)

優子「では第三問、お二人の出会いはどこでしょう?」

(しめた!!これには明確な答えがある。翔子より先に答えて悪実に不正解を。御前等のや

り口は分かった次は確実に間違えてやる。)

霧島「・・・・させ無い。」

目の前が暗く為った。目潰しか。

霧島「・・・小学校。」

優子「正解です。お二人はその頃からの付き合いで今日の結婚に至る何とも仲睦まじい幼

馴染なのです」

(糞っ!!あいつらこれを見越して、、、、)

坂本「これのどこが仲睦まじいんだ!!!」

優子「では第四問。」

(ダメだ聞いてねぇ。糞っ問題を聞いてからじゃ遅すぎる。)

優子「お二人の、、、」

坂本「分かりま、、、、」

優子「正解です。」

(ダメだ。これではどうやっても間違える事は出来無い。万事休すか。)

優子「まだ問題途中なのに素晴らしい解答。続きを言いますと、お二人の子供は何人でしょうと言う問題です。何人の予定でしょうでは41人ですが実際は流産等も在り確実に何人かは分から無いと言う引っ掛け問題でした。」

(そうか、だから出題者はとっさに辻褄合わせが出来る頭が切れるこいつが採用されたの

か)

璃子「一寸~おかしくな~い?私らも結婚する予定なのに何でソイツラだけ特別扱いな訳?」

隆太「そうだな。俺達にもさせろやボケ!!!」

吉井「お客様イベントの最中ですので。」

隆太「俺も、お、きゃ、く、さ、ま、だぞゴラ~~!!」

璃子「私も~ウェディング体験~遣って見たいんですけど~。」

吉井「ですけど~。」

(明久、ここで鸚鵡返しとは御前バカか?)

隆太「グダグダ言ってんじゃねぇボケ!!参加してやろうって言ってんじゃねぇか。」

優子「そしたらあなた方が問題を出して答えられたら坂本君達の勝ちで間違ったらあなた方の勝ちでいかがでしょう?」

(チャンス!!あいつらの出す問題なら確実に間違う事が出来る。何を考えてるのか知らねぇが、木下もバカ遣ったな。)

隆太「そんじゃあ、聞けよコラ。」

 

 

隆太「ヨーロッパの首都はどこだ~~~~~!!!!!」

 

 

(は?         終わった。木下の奴、これが本当の狙いか。)

隆太「何だ?分から無いのか?」

(分から無いと言えば分から無い。御前が何を答えとして居るかも、なぜそれも二人ともまともな物だ思ってるのかも。ヨーロッパは国じゃ無いから答えるのは不可能だ。)

優子「おめでとう御座います!!!!坂本雄二さんと霧島翔子さんにウェディング体験をプレゼント~~~~!!!!」

隆太「おい!!こいつら答えら無かっただろ!!!俺達の勝ちじゃねぇのかコラ!?」

璃子「マジ在り得なく無~い?この司会者バカなんじゃ無いの~?」

(ここまで言われて出題ミスに気付か無い明久以上のバカが居るとは世界は広いもんだ。)

吉井「バカはそっちだ!!!!ヨーロッパは抑国じゃ無いから首都などは存在し無い!!!!!!もう一回出直して来い!!!現役で勉強してる高校生を舐めるな!!!このバカ共が!!!!」

(あ~あ、終にこいつからバカって言われたよ。これは一生の恥だぞ。)

係員「ではコーディネート役の方はこちらです。」

(翔子のコーディネート役は本格的だな。最初からこれが狙いだったのか。)

係員「ご安心下さい、坂本君への対応は吉井、、、、では無くスティーヴから聞いております。」

(まだそれを言うかそれとなぜ外人が俺の対応を知ってるんだ?)

坂本「今更隠す必要は無いだろ?明久から何の指示が出てるんだ?」

係員「はい、坂本さんにはこれを使う様にと。」

取り出したのはスタンガン、、、、、ってスタンガン!!?

係員「坂本さんは逃亡を図るでしょうからされる前にこれで気絶してから運ぶようにと。」

坂本「明久~~!!!!!!」

係員「少々チクッとしますが我慢して下さいね。」

坂本「注射を刺す前の子供へのセリフを使うな!!!」

 

係員「坂本さん、御願いシマス。」

(こいつを殴り倒して逃げようかな。)

係員「私を殴り倒して逃げようならあなたの家に海胆とたわしの活け作りを送りマース。」

(あいつならたわしと海胆を見間違えて全部間違えちまう。でもまだ噛んでもまずいで済

む。この位、スタンガン奪って逃走を、、、、)

係員「スタンガンで気絶させて逃げよう物なら、貴方の家に大量のプチプチを送りマース。」

坂本「止めろ!!!!!そんな事したら我が家の家事は全て滞って仕舞う!!!!!」

(あのお袋は全部潰し終えるまでは何もし無いんだぞ!?何て地味且つ微妙な嫌がらせなんだ!!!!)

係員「それでは御願いシマスね。」

(こいつらのやり口は分かった。誓いの言葉までの一連のシーンをマスコミに垂れ流しにして俺達を世間的に結婚させる気だ。世間公認のカップルにする事で周りの目を光らせ浮気や喧嘩をさせ無い気だ。こう言う時だけ何故明久は何て卑怯で巧妙なんだ。だがな、甘い。俺がそこまでに脱出してれば良いだけの話だ。)

姫路「それでは本日のメインイベント、ウェディング体験を始めます。」

吉井「それではまず、新郎の入場です。」

俺はそう言われて入場する。

坂本「御前等後で絶対シバクからな。」

アナウンス「それでは、新郎のプロフィール情報を、、、」

(そうか本物の結婚式だな。屹度明久にでも聞いて細かく下調べを、、、、)

吉井「体験版だし面倒臭いので雄二の父親の趣味が猫耳とだけ伝えて置きます。」

坂本「おい!!!!!」

(明らかに手抜き過ぎんだろ!!!!って最期何て言ったっけ、、、、、)

坂本「おい!!!!何でそれを御前が知ってるんだ!!!!俺すら知らなかったんだぞ!!!ってかここで父親の性癖なんて知りたく無かった!!!!!!」

隆太「ま、興味無いしな。」

璃子「そうだね。」

隆太「ここが俺達の式場に使えるかが問題だろ?」

(まだ居たのか。)

アナウンス「他のお客様の迷惑に為りますので大声での私語は控えて下さい。」

璃子「これ、あたしらの事言ってるの?」

(まあ、そうだろうな。)

隆太「違ぇだろ。発言の自由だろ?」

(それは知ってるのか。)

隆太「何ってったってお客様だからな。」

璃子「だよね~。」

隆太「ま、俺達の事だとしても気にすんなよ。俺達の気分が良いか悪いかってのが問題だろ

?な?ここ重要。」

璃子「隆太良い事言う~。」

(全くなんだが。)

姫路「それではいよいよ新婦の御登場です。」

(これで似合って無かったら興ざめも良い所だな。万が一って事も在るし、見てみようか。脱出はその後だ。)

工藤「本日の主役、だいひょ、では無く霧島祥子さんの登場です。」

(か、可愛い。)

霧島「どう、お嫁さんに見える?」

坂本「大丈夫だ、少なくとも婿には見え無い。」

霧島「小さい頃からずっと夢だった、私と雄二で結婚式を挙げる事が。私一人では絶対に叶わ無い夢、、、、、、、、、、、、だから本当に嬉しい、他の誰でも無い雄二とと一緒にこうして居られる事が。」

アナウンス「どうやら嬉し泣きの様です。花嫁は相当一途な方の様です。」

璃子「あ~詰まん無い!!!人ののろけじゃ無くて演出とかじゃ無くて早く見せるもん見せて呉れ無い?」

(チッ、又こいつか。)

隆太「だよな。御前等の事なんてどうでもいいっつの。忙しいんだから見せるもん見せろや。それと御前、お嫁さんが夢だって御前幾つ?って感じ。何キャラ作り?脚本でもあんの?ぶっちゃけキモいんだよな。」

璃子「純愛ごっこでも遣ってるの。そんなの見るの時間の無駄って感じ。」

隆太「あの女マジで頭バカでおかしいんじゃねぇの?ギャグにしか思え無いんだけど。ん?待てよこれコントじゃね?あんなキモい夢抱く奴居無いもんな。」

璃子「マジで?だとした超受けるんだけど~~!!」

吉井「何だとテメエらもう一辺言って見ろ!!!!遣るか!!!テメエ表に出やがれ!!!」

姫路「明久君!!!ここで騒動起こしたらステージが台無しに為っちゃいます!!!」

吉井「そんなの今はどうだって良い!!!俺はこいつらを!!」

姫路「遊園地の評判にも関わります!!!」

吉井「でも!!」

霧島が居無い。

島田「霧島さんが居無いわ!!!」

優子「皆さん、花嫁を探して下さい!!!」

 

秀吉「雄二!!霧島はどこへ。」

坂本「知らね。」

秀吉「そんな。」

島田「心当たりは無いの?早く探さ無いと、、、」

坂本「悪いが俺はパスだ。」

島田、姫路、工藤、優子、秀吉「ええ!!?」

土屋「!!!?」

坂本「面倒だし、便所に行きてえ。」

姫路「そんな!!

坂本「急ぎの用があるんでな。又な。」

秀吉「御主は何を考えて居るのじゃ!!幾ら引っ付かれるのが嫌でもあれ程言われた人を放って置くなど!!!御主は人間じゃ、、、」

吉井「雄二がそう言うならもう止め無いよ。」

秀吉「御主も何を言い出すのじゃ。」

吉井「雄二、僕も参加する。」

坂本「不要だ。却って邪魔だ。じゃあな。」

 

雄二はそう言って走り去った。

姫路「参加ってどう言う事ですか?」

吉井「多分雄二の性格からあの二人をやりに行ってるんだと思う。中学の頃からの親友だもん。雄二の考えてる事位分かるさ。」

島田「そうなのね。」

吉井「それに、雄二が一番憎い相手だしね。」

土屋「・・・・明久、説明。」

吉井「あいつ、雄二の小学生の時に嫌がらせを受けた上級生なんだ。」

島田、姫路、優子、工藤、土屋、秀吉「!!!!!!!」

(雄二、上手くヤレよ。)

 

璃子「「あたし、お嫁さんに為るのが夢なんです。」どう?似てる?」

隆太「似てる、似てるってシャベーよ。」

 

吉井「あいつらだ。」

島田「坂本が来たわよ。」

 

坂本「なあ、あんたら。」

隆太「ああ?」

璃子「隆太、さっきのじゃ無い?」

隆太「見てえだな。テメエが俺達に何の用だ?ああ?」

(坂本:全く怖くも無い脅しだな。この悪鬼羅刹がお手本を見せてやるぜ。)

坂本「いや、大した様じゃ無いんだが、、」

隆太「あ゛ぁ!!!!!?」

 

坂本「ちょっとそこまで面貸せやぁぁ!!!!!!!!!!」

隆太、璃子「ひぃぃ!!!!!」

 

島田、姫路「ひぃ!!!!」

吉井「君達が怖がってどうすんのさ。」

優子「格好いい。」

工藤「そうだね。」

吉井「確かにね。何時もはそんな風には見え無いけど今日の雄二は一段と輝いて見えるよ。」

(雄二、今の雄二は最高にかっこいいよ。)

 

隆太「ゲボッ、ウガァッ、オガァッ。」

璃子「隆太!!!」

坂本「次はあんただ不細工女!!!」

璃子「キャアー、あ゛ぁ!!!!ガァァッ!!!!」

坂本「生まれて来た事を後悔させて遣る。」

隆太「そのセリフ真逆御前が悪鬼羅刹の、、、」

坂本「そうだ。最期に一発交渉するか。」

隆太「バックドロップだけは止めて呉れ締めは要ら無いから!!!」

坂本「遠慮はし無い。まずはパンチから始まる、、、、」

隆太「ギャーーーー」

坂本「確かにこの状況の写真を園に飾ったら、俺達の写真より集客力が出るかもな。」

隆太「ウゴッ!!」

坂本「おら、おら、おら!!!遣り返して見ろよ!!!さっきからパンチが1つも当たって無いぞ?一発位当てて見ろ!!!」

(雄二、ほんとに挑発と侮辱が好きだな。)

 

15分後

吉井「あんなに殴って生きてるのかな。」

島田「少なくても女の方は死んでるんじゃ無い?」

土屋「・・・・全身粉砕骨折。」

優子「凄い、あれだけやり合ったのに一発も貰ってないし傷も無い。」

島田「あれ?坂本どこに行くの?」

姫路「あっちはウェディング体験会場です。」

吉井「何だろう?もう様は済んだ筈なのに。」

工藤「付いて行って見無い?」

(これが女子の発言とは思え無い。)

 

10分後

姫路「あ、翔子ちゃんが作った御弁当食べてます。」

吉井「やっぱり気付いてたんだ。」

 

工藤「又どこかに行ったよ?」

吉井「霧島さんの所だろうね。何て声掛けるのかな。」

 

~~~~土手~~~

島田「あ、霧島さんよ。」

 

坂本「よ、遅かったな。翔子。」

霧島「どうして?」

坂本「ここだと思ってな。」

霧島「雄二。」

坂本「何だ?」

霧島「私の夢、、、、、、、、、変?」

坂本「翔子、この際だから言って置く。御前の俺に対する気持ちは勘違いだ。7年前、俺が未熟で御前を巻き込んじまった。あの時の俺はその責任を取ろうとしたに過ぎ無い。俺の所為でこの陸で無しに何年も時間を費やして仕舞った。本当に済まなかった。」

霧島「雄、、、、二。」

坂本「俺は御前の夢は笑わ無い。思う相手こそ間違ったが、一人の人をずっと思い続けるのは誇らしい事だと思う。だから、御前の夢は大きく胸を張れる誰にも負けない立派な物だ。」

霧島「!!!」

坂本「但し、相手を間違えなければ、だけどな。」

雄二が霧島さんに何か投げ渡した。霧島さんはキャッチしたけど、あれは、、、、?

坂本「ま、折角の体験だったんだ、記念品位貰っても良いだろう。それと、弁当のスープ、美味かった。」

雄二が背中を向け、霧島さんの鞄を上に持ち上げる。照れ隠しか?

霧島「やっぱり。」

坂本「あ?」

霧島「やっぱり何も間違っては居無かった。」

 

 

後日

坂本「よう明久、昨日は良くもやって呉れたな。」

吉井「何の事?」

坂本「とぼけるな!!!昨日如月グランドパークに忍び込んで俺を嵌めただろ!!!!」

吉井「昨日は家でゲームしてたよ。ほら。」

吉井のスマホにはテレビゲームのゲーム履歴の写真が写ってた。

(ふ、僕の完璧なアリバイ工作、須川君に頼んだら一発でしてくれたよ。)

坂本「須川か。」

吉井「な!!!!!」

(バカなこれが破られるなんて!!!!)

坂本「態々ゲームのプレー履歴を写真に撮る奴が居るか?何かあるって分かってるから撮ったんだろ?」

吉井「うぐっ。」

坂本「これは俺からの例だ、今度の映画の試写会のチケットだ。」

{姫路、島田:ピクッ}

坂本「俺からのプレゼントだ。大事に使って呉れよ。」

吉井「?」

島田「アキ。週末映画に行こうと思うんだけどそのチケットで行か無い?」

姫路「明久君!!そのチケットで映画に行きましょう!!!」

吉井「駄目だよ二人ともこれは換金して食費に使うから。」

島田「そんな事はさせ無いわ!!!ウチと行くのよ!!!!」

姫路「はいっ!!!折角のチケットをそんな無駄にはさせません!!!私と行って呉れますか!!!」

吉井「ギャー痛い、痛い、痛い。」

(坂本:ザマア見ろ。御前がバカ遣るからだ。)

 




バカテスト
「子供は好奇心の塊で在る。それが、多くの動物の場合成熟すると幼い時程には興味を示さなく為るらしい。所が、人間は年を取っても、様々な事に興味を持ち続ける事が出来る。そう考えて見ると、人間はいつまでも子供で居られると言う特権を享受すると幸福な種族で在るのかもしれ無い。」と内容を英語で纏めよ。
                京都大学(出題年不詳。)




姫路瑞樹の答え
In my opinion, humans are very happy because unlike other animals, we continue to be interested in anything we find, regardless of age.



先生のコメント
私の意見だと、人間は他の動物とは異なって居るので迚も幸せです。私達は私達が見つけたあらゆる事に年齢に関係無く興味を持ち続けられる。

難しい単語も無く、良く書けて居ると思います。英作文は簡単な単語で良いとよく聞きますね。




吉井明久の答え
The children is greed for money. In most cases, animals throw away a greed for money while they mature. But, humans can have interested in money. I think so, humans is happy race who continue to  have privilege that we are obsessed with money regardless of age.


先生のコメント
子供は金欲の塊だ。それが多くの場合成熟すると同時に金欲を捨てる。所が人間は年に関係無く金に興味を持ち続ける事が出来る。そう考えて見ると、人間はいつまでも金に執着し続けられる特権を持って居る幸福な種族で在る。


ここ迄汚い英文を読んだ事が在りません。そして題材から逸脱して居ます。金に執着するのは貴方だけです。しかも断定してますし。でも一理在る所が腹立だしいです。


須川亮の答え
The children is greed. In most cases, animals throw away a greed while they mature. But, humans can have  a greed in anything. I think so, humans is happy race who continue to  have privilege that we are faithful to one's greed regardless of age.




先生のコメント
子供は欲の塊だ。それが多くの場合成熟すると同時に欲を捨てる。所が人間は年に関係無く様々な事に欲を持つ事が出来る。そう考えて見ると、人間はいつまでも欲に忠実で在ると言う特権を持ち続ける幸福な種族で在る。

確かに好奇心も広義に見れば欲ですよね。一理在ると思います。しかし貴方が書くと違う意味に聞こえて仕舞うのは気のせいでしょうか?


土屋康太の答え
The children is chunk of sex drive. In most cases, animals throw away a sex drive while they mature. But, humans can have interested in sex. I think so, humans is happy race who continue to  have privilege that we can have too much sex drive regardless of age.


先生のコメント
子供は性欲の塊だ。。それが多くの場合成熟すると同時に性欲を捨てる。所が人間は年に関係無く様々な事に欲を持つ事が出来る。そう考えて見ると、人間はいつまでも性欲を持て余す事が出来ると言う特権を持ち続ける幸福な種族で在る。

他の生徒の解答には一理在りましたが、貴方のだけには確実に在りません。初手から違います。




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14:僕とプールと水着の楽園ーーーーと

長いです。兎に角。2万4000字程度です。そして今回のバカテストの問題ですが、僕が個人的に好きな問題です。ハイレベル理系数学の後ろの方に在った問題です。兎と亀の競争の話がモデルに為ってて迚も面白いです。三重大学は他にも色んなユニークな問題が在るので個人的に数学の問題は三重大学押しです。(後高知大学。)
東大、京大の変わった問題とは少し一捻りが在る様な気がします。
どうでも良いですね。黙ります。今回少し投稿を遅らせたので4話分の余裕が出ました。これが出る頃には多分強化合宿は粗書き終わってると思います。大学が対面始めたので投稿ペースが遅く為るかと思われます。


今日は7月上旬で雄二と家でゲームを為る約束が在って家に居る。只今五時

坂本「ったく冷蔵庫開けても食材入れる戸棚開けても何にもねぇし、どうやって生きてるんだ御前!!」

吉井「失礼な、何にも無いって事は無いよ。砂糖とサラダ油とカロリーに為る物は在るよ~。」

坂本「俺はサラダ油を飲む趣味はねぇ。それに冷蔵庫だって空っぽじゃねーか。」

吉井「失礼な。空っぽじゃ無いよ。熱さまシートがあるだろ?」

坂本「良いからこれで頭冷やせ。」

 

吉井「あれ?雄二何か買って来たの?」

坂本「御前の家には陸なもんがねぇからな。」

吉井「へ~、差し入れなんて気が利くね~。」

コーラ、冷やし中華、カップ麺、珈琲

吉井「雄二はどっちを食べるの?」

坂本「俺か?俺は、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、コーラと珈琲とラーメンと冷やし中華。」

吉井「貴様!!!!僕に割り箸しか食わせ無い気だな!!!」

坂本「待て!!割り箸食う気か!!!?それと割り箸だけでも食おうとする御前の思考回路に俺は引いたぞ。」

吉井「無機物のレジ袋より食い物に近いよ。」

坂本「御前終に割り箸まで食うように迄バカに為ったんだな。だがそれにそれだと俺が素手でラーメンを食う羽目に為るだろうが。大丈夫だ御前の分も買って来て在る。」

吉井「何だやっぱり僕の分も在るんだ。」

坂本「まあな、遊園地では随分お世話に為ったからな。感謝の気持ちだ。」

吉井「うん、そう言って貰えると頑張った甲斐が在ったよ。」

吉井が袋をひっくり返して商品を出す。

ダイエットコーラ、心太、蒟蒻ゼリー、乾燥若布

吉井「全部カロリー0じゃ無いか!!!」

坂本「メタボに為ら無い様俺からの配慮だ。」

吉井「僕の食生活のどこにそんな心配が在るんあだよ!!!!」

坂本「油と砂糖しか食って無いんだろ?」

吉井「そうだけど、それしか食って無いんだよ!!!!差し入れ位普通の食事がしたいよ!!!もうっ怒った!!!!!!!!!!!!」

坂本「何だ?遣るか?」

吉井「ああ、雄二とはいつか決着を付け無ければ為無いと思って居た。」

坂本「良いだろう、望む所だ。」

 

盗聴班

工藤「喧嘩を為る気かなぁ?」

土屋「いや、違う。あいつらのバカを舐めるな。手にコーラを持って居る。」

優子「それって!!」

 

緊張の糸は珈琲メーカーから一滴滴り落ちる音が戦いのゴングと為った。

吉井、坂本「だぁぁぁぁっ!!!!!!」

二人は勢いよくコーラを振り、蓋を開ける。

吉井、坂本「ダッシャー!!!」

吉井「目が!!!目が!!!!目が染みるぅ!!!!」

坂本「あ゛ぁぁぁ!!!」

坂本「ふっ、遣るじゃねぇか明久。」

 

優子「何がヤリ手なのよ。

 

吉井「雄二こそ、それでこそ僕のライバルよ。」

 

優子「何のライバルよ。」

 

坂本「だが、ここからは本気だ!!」

 

優子「未だやる気!?」

 

吉井「雄二こそ今迄の僕じゃ無いと思え!!!手加減はし無いぞ!!!」

 

優子「これに進化とか在るの?それに食べ物投げる事に付いての手加減って?」

 

再び珈琲メーカーから行ってき滴り落ちる音が戦いの幕明けと為り。

心太と冷やし中華が互いに飛び合った。

坂本「明久、去年から成長したな。」

 

優子「去年も遣ったのね。」

 

吉井「雄二、一時休戦にしない?」

坂本「ああ、この戦いは余りにも不毛だ。」

 

優子「やっと気付いたのね。」

工藤「気付く位なら最初からしなければ良いのにね~。」

優子「ほんとにね。」

土屋「・・・奴等の頭にそんな考え微塵も無い。」

島田「全く何遣ってるのかしら。」

姫路「食べ物を粗末にしちゃ駄目です。」

(土屋:御前が言うな。)

優子「今突っ込むのはそこじゃ無いと思うのよね。」

土屋「・・・・気にしたら負け。」

 

吉井「あ~あ、ベトベトだよ。」

坂本「シャワー行って来る。」

 

3分後

吉井「あ!!雄二!!1」:

坂本「何だ?ってアギャー!!!!!」

吉井「今ガス止められてるから水しか出無い。」

坂本「先に言えバカ!!!!」

吉井「先ずは手先や足先とか心臓から遠い所から掛けて徐々に心臓に、、、、」

坂本「誰が冷水シャワーの浴び方を言えと言った!!!!!」

吉井「何熱くなってるのさ~、そうだ!!!冷たいシャワーでも浴びて冷静に。」

坂本「浴びたから、熱くなってるんだボケェ!!!!」

 

工藤「wwwwwwwwwこの遣り取り傑作だよ~。」

優子「本当にこれは笑うわね。」

島田「土屋、良くそんなに笑わずに真顔で見てられるわよね。」

土屋「・・・・こんな物日常茶飯事。慣れた。」

優子「私は慣れても笑うわ。」

 

坂本「仕方ねぇ、明久、外に行くぞ!?」

吉井「雄二の家に行くんだね。」

坂本「それでも良いんだがんな。温水が出て尚且つ泳げる所で近場と言えばあそこしか無いだろう?」

吉井「成程ね。OK雄二行こうか。」

 

工藤「どこに行くんだろう?」

優子「温水が出て序でに泳げるって事はプール?でもこの近くには無くて一番近くても隣町よ。」

姫路「確かに変ですね。それに7時ですとプールも開いて居ませんよ。」

島田「土屋、あいつらがどこに行くのか分から無いの?」

土屋「・・・俺を舐めるな何年あいつらとい付き合ってると思う。中学の頃からの付き合いだ。」

工藤、優子、島田に姫路が今か今かと顔を寄せて答えを待って居る。

 

土屋、秀吉「・・・・・学校のプールだ。(じゃ)」

(工藤、優子、島田、:バカだぁ!!!!!!)

土屋「学校の防犯カメラに切り替える。」

島田「あ!本当に泳いでる。」

優子「全く何遣ってるのかしら。」

工藤「この右上に写ってるのって西村先生じゃ無い?」

島田「ほんとアキが遣られるわ!!」

 

鉄人「コゥラッ!!!何を遣って居る。」

坂本「やべっ!明久逃げるぞ!!!!」

しかし水から陸へ上がる時の動作通常のしゃがんだ状態から立ち上がるのよりも遙かに動作が遅く、二人は呆気無く捕まった。

 

鉄人「成程、それでシャワーを浴びに学校に侵入して序でにパンツ一丁で泳いでたと言う訳だな!!!!何か言い訳はあるか。」

坂本、吉井「こいつが悪いんです!!!!」

 

土屋「息ぴったり。」

工藤、優子、島田「・・・・・・・・・・・・・・」

 

吉井「雄二がまともな差し入れ持って来無いのが行け無いんだろ?」

坂本「御前がガスを止められてるから悪いんだろ!!!!!」

吉井「水が出るだけまだマシじゃ無いか!!!!!」

坂本「御前の家では水すら出無い事が在るのか!!!!」

鉄人「もう良い、分かった。」

吉井「っでしょ?僕は悪く無いでしょ?」

鉄人「御前等が底無しのバカだと言う事が分かった!!!!罰として来週はプール掃除をして今から補習だ!!!」」

土屋「・・・・映像を補習室に切り替える。」

 

 

補習室

鉄人「今から言う日本語を英訳する様に。私所有者の許可無くプールを使った事を反省して居ます。」

(反省するは確かreflect onだった筈。)

鉄人「流石に何度も書かされてるとその連語はすぐ掛けるようだな。reflect onだなんて表現普通の高校生は知ら無いぞ。辞書にも載って無いものが多いからな。」

吉井「流石に週に3回も書かされてたら覚えますよ。」

 

優子「へ~reflectってreflect to反映させる以外の連語が在ったんだ~。勉強になるわね~。」

工藤「僕藻初めて聞いたよ。」

姫路「私もです。」

島田「アキはすらすら出るのね。」

工藤「流石吉井君だね。」

 

吉井「出来ました。」

鉄人「は~、御前は未だ凡ミスが抜けんな。」

吉井「へ?」

鉄人「坂本読んで見ろ。」

坂本「I reflect having used the poor without owner’s permission.」

鉄人「訳して見ろ。」

坂本「私は所有者の許可無く貧相民を使った事を反省して居ます。」

鉄人「御前は奴隷商人か。」

吉井「え?どうしてそんな文章に!!!!?」

 

工藤、優子「wwwwwwwwwwwww」

 

島田「え?何でpoorだけで貧相民なの?形容詞じゃ無いの?」

姫路「the+形容詞で~な人々と言う意味です。坂本君は意訳して貧相民と訳した見たいですね。」

優子「姫路さん、真面目に解説し無くて良いわよ。話す価値も無いわ。」

工藤「未だ笑いが止まら無い。」

 

坂本「この阿呆!!!!poorじゃ無くてpoolだろうが!!中学で習う様な単語だぞ!!!」

(仕舞った、唯一テンプレでは無くて自分の意識で書いた所なのに!!!)

鉄人「次だ、私は反省しているので来週末はプール掃除をします。」

吉井「へ~それは大変そうですね~。」

鉄人「書け!!!」  鉄人の拳骨。

吉井「イデッ!!」

鉄人「英訳しろ。」

坂本「糞っ、鉄人に見つかった運の尽きか。」

鉄人の拳骨

鉄人「西村先生と呼べ。」

 

 

吉井「ってな事が在って~。」

秀吉「そうかそれは災難じゃったのぅ。」

(秀吉:本当は知って居るのじゃがの。)

坂本「そう落ち込むな、プール掃除終わったら自由に使って良いって言われたんだ。ラッキーじゃねーか?」

(秀吉:それは初耳じゃ。)

坂本「ムッツリーニも手伝いに来ないか?」

土屋「・・パス。」

(女子の太股の写真をマジマジと見てるって、ムッツリーニそろそろやばいよ。)

坂本「因みに島田と姫路にも声を掛ける予定だ。」

土屋「ブラシと洗剤を用意して置け。」

秀吉「面白相じゃのう。儂も掃除を手伝うから相伴させてもらえぬか?」

吉井「勿論!!!!」

島田「ねぇ、何の話?」

姫路「楽しそうですね。」

坂本「週末、俺達だけでプールを借りられるんだ。御前達も来無いか?」

島田「え?プールって水着よね。」

姫路「水着ですよね。」

坂本「因みに秀吉は明久に水着を見せるそうだ。」

島田「卑怯よ木下!!!自分は自信が在るからって。」

姫路「そうです!!!!木下君はずるいです!!!」

秀吉「御主等は何を言って居るのじゃ。」

坂本「で?どうすんだ?行くのか?」

島田、姫路「行くわ!!(行きます!!)」

島田「色々準備して、、、、、、、、、、、、、」

姫路「そうですよね、準備は大事ですよね。」

姫路「ご飯減らしてダイエットしなきゃ。」

秀吉「そう言えば今年は新調せねばならんのう。」

島田「ウチも新しいの買おうかな。」

(何で僕の顔を見ながら言うんだろう。)

姫路「でも美波ちゃんこの前は今年は水着は去年買ったばっかりだから良いって言ってませんでしたか?」

島田「み、瑞樹!!!!余計な事言わ無いの!!!!こ、今回買うのはそう!!!勝負様だから別口なのよ!!!!」

坂本「島田~余計に墓穴を掘ってるぞ~。」

島田「気の所為よ!!!」

(勝負用って競泳用水着の事かな。そんなに真剣に速く泳ぎたいだなんて水泳すきだなー)

坂本「よし、後は翔子とその仲間に声を掛ければ終わりだんな。」

吉井「へ~霧島さんを呼ぶなんて雄二も大人に為ったじゃ無い。」

ポンッ(雄二が明久の肩に手を置く音。)

坂本「明久、もし後に為って翔子にバレたら、、、、、、、、、、、、俺の命はどうなると思う?」

吉井「・・・御免。」

土屋「・・・・樹海の奥、、、、、、、又は湖の底。」

坂本「ムッツリーニ、俺の死体処理の所迄想像し無くて良いが、まあそんな所だ。」

 

 

週末土曜日

工藤さんは水泳部の集まりが在るから来れなかったけど他は来れた。

吉井「お早~!みんな」

秀吉「お早うじゃ明久。」

姫路「お早う御座います明久君。今日も良い天気に為りそうですね。」

(いや、ムッツリーニの血の雨の土砂降りだと思う。)

優子「観察処分者のお出ましね。」

(もう、その扱いなれちゃったよ。)

(この人達と休日にしかも水着で過ごせて拝めるだなんて、これを天国と言わずに何と言うんだ!)

吉井「ん?ムッツリーニ?」

土屋「今忙しい。」

ムッツリーニはカメラの手入れを居て居る。

(こいつの逸る気持ちは分かる。でも。)

吉井「でも折角の準備が無駄になっちゃわ無いかな。」

土屋「・・・何故?」

吉井「チャイナドレスで鼻血の海に沈んだんだよ?それより露出が多い水着でムッツリーニが耐えれる訳無いじゃ無いか。」

土屋「甘く見て貰っては困る。」

ムッツリーニが鞄から何か取り出す。

(ってか何その旅行用のバック!?たかがプールで、デカ過ぎ無い!?)

土屋「・・・・輸血準備は万全。輸血パックと、輸血用の折り畳み式キャリースタンドを完備してきた。」

吉井「最初から鼻血の予防を諦めてる当たりが男らしいよね。」

秀吉「準備と言えば、、儂も水着を買って来たぞ。」

土屋「おぉぉ~。」

吉井「どんな水着ぃ?」

二人は目を輝かせて聞く。

秀吉「トランクスタイプじゃ。」

吉井「男物じゃ無いか~~~!!!!」

土屋「・・・見損なった。」

二人は地に膝を付いて悔しいがる。

吉井「酷いよ!!秀吉!!僕が嫌いになったの!?」

秀吉「どうして儂が責められて居るのじゃ?それとそんな少年漫画の様な爽やかな顔で涙を飛ばしながら言われても儂はどうしたら良いか分からん。」

葉月「バカなお兄ちゃん!!!お早うデス!!!」

葉月ちゃんが僕の首に飛び付いて来た。

(苦しい、苦しいよ葉月ちゃん、落ちないように確り捕まってくれるのは良いけどその所為で僕の首が絞まって、、、、)

島田「この子ったら付いて来るって聞か無くて。」

葉月「へへ、1ヶ月振りです。でもバカなお兄ちゃんは冷たいです。何で葉月を宇読んで呉無かったですか?」

吉井「御免ね葉月ちゃん、葉月ちゃんを呼んだら、僕はお姉ちゃんに八つ裂きにされてたと思うんだ。」

優子「同意ね。」

島田「アキ~?今のどう言う事かしら~?」

(まずい葉月ちゃんの前では美波は殴れ無い。どうしようクソッ、僕を殴る為の計画的犯行か。)

秀吉「そんな訳無かろう。御主はこれが島田の殴る為の計画的犯行だt思って居るじゃろ?」

(優子、島田:何でそう為るのよ!!!!)

吉井「うん。違うの?」

秀吉「うむ、島田は御前にデレてるだけじゃぁぁぁ!!!!!!」

島田「あんたも殺るわよ?」

秀吉「気を付けるのじゃ。」

島田「家を出る所をはずきに見付かっちゃって。どうしても付いて来るって駄々捏ねて聞いて呉れ無かったから。あれ?坂本は?」

姫路「今翔子ちゃんと鍵を取りに行って、、、、、あっ、戻って来た見たいです。」

坂本「おう、みんな遅れずに来たみたいだな。ん?何だちびっ子も来たのか。」

葉月「ちびっ子じゃ無いです。葉月です!!」

坂本「悪い、悪い。よく来たな葉月。」

雄二が葉月ちゃんの頭をさすってる。

(雄二、そんなにロリコンだったの?)

坂本「チゲヶ!1俺はロリコンじゃね~!!」

(何で考えてる事分かるんだよ。でも普段の雄二とは考えられ無いな。以外と優しい所あるのかな。)

坂本「女子更衣室の鍵は翔子に預けて在る。着替えが終わったら、プールサイドに集合な。」

吉井「こらこら、こっちは男子更衣室だよ、葉月ちゃんと秀吉はあっちでしょ?」

葉月「へっへ。冗談です。」

秀吉「儂は冗談じゃ無いんじゃが。」

島田「ほら遊んで無いで行くわよ、葉月、木下。」

秀吉「島田!1御主迄!!!儂をそんな目で。嫌じゃ儂一人女子更衣室に混ざるのは嫌じゃ!!!!」

(秀吉、とても可愛らしくジタバタしてるけど気にがムッツリーニの前で脱いだらムッツリーニがみんなの水着姿を見る前に天に召されちゃうよ。)

霧島「雄二の前で脱いだら、、、、、、」

秀吉「どうしてそうなるのじゃ、、、、、、」

坂本「大丈夫だ秀吉、ほら。」

 

秀吉更衣室

 

(秀吉って言う性別なんだ。)

 

 

そして今僕らは先にプールサイドに行ってジンビ運動をして居る。

吉井「ムッツリーニ心の準備は大丈夫?これは下手したら命に関わるからね。」

土屋「大丈夫、昨夜256パターンのシミュレーションをして来た。」

(丁度平方数なのはな何か関係あるのかな。)

土屋「そして256パターンの出血を確認した。」

(致死率100%じゃ無いか。どうやってもムッツリーニは助から無いのか。)

坂本「誰か来たぞ。」

葉月「お兄ちゃん達~お待たせです~!!!」

(うんうん小学生らしく大人しめの紺のワンピースの水着が微笑まし、、、、く無い!!!!!)

吉井「あぁ葉月ちゃんんんん!!!!」

葉月ちゃんの胸部がメロンより大きな物に為ってる。これ、姫路さんのに匹敵するんじゃ。しかもそれがブヨンブヨンと揺れている。

{土屋、吉井:ブッシャー}

吉井「これって犯罪じゃね?」

土屋「弁護士を読んで欲しい。」

吉井「若い女を連れ回すのって刑どの位かな。」

土屋「行成シミュレーション外の展開。」

(256パターンもしててその中に無かったのかよ。他のシミュレーションは何を想像してるのだろうか。)

吉井「どどどどどどうしよう雄二!!!1スクール水着を着たこんな小学生と一緒に遊んだら逮捕され無いかな!?」

坂本「小学生の水着でそこ迄取り乱すな。」

と言ってる雄二も少し鼻血が垂れている。

(フムフム確かに雄二の言う通りじっくり観察してみたらどうって事は無いかも。)

吉井「懲役は2年で済みそうだな。」

土屋「実刑は免れない。」

坂本「御前等冷静な振りをしてるだけだろ。」

吉井「成程これで美波の胸が小さい理由が良く分かった。」

土屋「・・・全部妹に吸われた。出涸らし。」

坂本「酷い言われ様だな。」

島田「コーラーー葉月~~~返しなさーい!!!」

吉井「ほえ?」

土屋「パッド。」

(成程小学生にしては大きすぎると思った。)

葉月「ああ、ずれちゃいました。」

島田「悪戯しちゃ駄目!!!それ高かったんだからね。はっ!」

吉井「美波それ所謂、胸パッドとヌーブらぁぁぁぁあっっl!!!!!!」

島田「この一発にウチの全てをを込めるわ。」

吉井「駄目だよ美波!!!その一撃は僕の記憶所か存在迄も消しかね無いから。」

島田「忘れなさい!今見た物全部忘れなさい!!!!」

島田が吉井の首を足で絞め腕は手首に言って居る。

吉井「ムスコネェーラー。」

坂本「日本語でも無いぞ。」

吉井「忘れない!!忘れない!!今見た事は全部忘れない!!!」

吉井と島田との接触でブラがずれて行く。

土屋「見え、見え。」

ブラが宙を舞う。

島田「きゃー。」

ムッツリーニが突然の事で倒れる。256パターンの中にこれ無かったの?

土屋「誰か、シャッターを、、、、、」

と言い残して気絶する。

 

10分後

島田「折角用意して来たのに~。葉月のバカ~。」

(でもほっそりしてて体型はモデルみたいでしスポーツで引き締まった体がビーチバレーボール選手みたいで格好いいな。)

島田「何ニヤついて見てるのよ。どこかおかしいの?」

吉井「そんな事無いよ~。凄く似合ってるよ。」

島田「ほんと!?アキ?」

吉井「うん、胸も、バストもボインもほっそりしててっって足の親指が踏み抜かれた様に痛―――い!!

坂本「本当に踏み抜かれてるけどな。」

島田「胸が小さいって3回言わ無かった~!!!!」

坂本「まあそう怒るな、口ではそう言ってるが、明久は御前の水着の事を意識してるぞ。」

島田「本当!?」

坂本「ああ本当だ、御前がビーチバレーボール選手のように引き締まった体だって見てたぞ。視線が確実に体のラインに行ってたぞ~。な?明久?」

吉井「そ、そ、そ、そ、そ、そんな事無いよ!!!!」

坂本「それで誤魔化せるとでも?」

島田「もうアキったら~、素直に言って呉れれば良かったのに。」

吉井「それじゃあ、美波の胸小さいね。」

島田「あんたの目潰すわ。」

とそこに髪をなびかせながら霧島さんが入って来てその綺麗さにみんなの目が煌めいて、、、、

雄二ですら目がうっとりしてる。

坂本「うぁっ。」

と次の瞬間何か棒状の物が雄二の顔に。

坂本「目が!!!目が!!!!!」

霧島「雄二。他の子を見無い様に。」

島田「凄いわ、坂本の目を潰す仕草迄綺麗だなんて。」

吉井「うん、あの姿を見て居られるなら雄二の目も惜しく無いね。」

坂本「それh御前達に実害が無いからな!!!!」

(真逆あの見え無かった棒状の物って霧島さんの腕?そんな腕を腕と認識出来無い速度で目突きをするんなんて霧島さん昨日どんだけ素突きの練習をしたんだろう。)

葉月「お姉さん、綺麗です。」

霧島「そう言われると、、、、、嬉しい。」

優子「代表、流石のスタイルね~。」

吉井「あ、木下さん。」

優子「そんなじっと見無いでよね、気持ち悪い。」

土屋「・・・諦めろ、御前はここからは復活出来無い。」

吉井「そこはフォーロー入れてよ!!!!」

島田「ほ~ら、坂本も霧島さんに言う事あるでしょ?」

坂本「翔子、、、、、、、」

霧島「うん。」

水着の感想を今か今かと待っている霧島さん、しかし

坂本「翔子、ティッシュを取って呉れ、涙が止まらん。」

吉井「水着の感想を言えよ。」

坂本「視界を奪われてどうしろと!!!!」

吉井「全く、雄二には困った物だね、ムッツリーニ。     ん?ムッツリーニ!!!!!!!」

土屋「・・・・・・・済ま無い輸血が間に合わ無かったから先に、、、、逝く。」

吉井「くっそ~誰だ!!!!ムッツリーニをこんな目に合わせたんだ!!!!」

振り返るとそこには姫路さんの持つ巨乳と言う生物兵器が。

姫路「すみませーん!!!背中の紐を結ぶのに時間が掛かっちゃって~。」

胸をこれでもかと言う位に揺すりながら走って来る。

吉井「危ない!!!!僕!!!」

明久は自身で目潰しをした。

島田「あ、アキ!!!?あんた何遣ってるの!!!!」

(危なかったあれ以上直視してたら出血多量で死んでたよ。)

姫路「あれ?明久君どうしたんですか?」

島田「急に自分の目を目潰しして、、、、って!!!!!!」

(くそ!!!!!!美波もやられたか!!女に迄犠牲者を出すとはこれはまさしく所為汚物兵器。)

島田「Worauf fu(・・)r einem standard hat Gott jene unterschieden die haden, und jene, die nicht haben!?Was war fu(・・)r mich ungenugend!!」

姫路「美波ちゃん?」

葉月「お姉ちゃんはショックを受けると時々ドイツ語に戻っちゃうです。」

姫路「何て言ってるのでしょう?」

吉井「あれ?姫路さんでも分から無いの?」

姫路「はい。第二外国語は選択して居無いので。」

吉井「雄二は?」

坂本「俺が分かると思うか?中学の時とか全く勉強して無かったんだぞ?」

吉井「フムフムじゃあ美波の言ってる事が分かるのは僕と美波と葉月ちゃんだけだね。」

葉月「お兄ちゃんドイツ語分かるですか?」

吉井「まあね。官僚とかが話す様な難しい言葉迄は分から無いけど日常会話位は分かるよ。StandardとかGottとかドイツ語も英語も々地域の言語だから発音とか綴りが似てるし勉強しやすいよ。」

坂本「で、何て言ってるんだ?」

吉井「聞きたい?」

姫路「はい。」

吉井「神様は何を基準に持つ人と持たざる人を区別しているの!?ウチに何が足りないって言うのよ!!ってさ。」

坂本、姫路、優子「・・・・・・・・・・・・・」

吉井「ほら冷めたじゃ無いか。」

坂本「持つ人と持たざる人か。www。」

坂本「で、、、何が起こってるんだ?漸く視界が回復してきて、、、、、ウガッ。又か!!又なのか!!!?」

霧島「雄二は見ちゃ駄目。」

葉月「ふわぁ、お姉ちゃんのお胸凄いです。」

姫路「皆さんは何をしているのでしょう。」

優子「(小声)原因はあんただって未だ気付いて無いのね。」

吉井「ああ、何でも無いよ。でももう少し時間を呉れ無いかな。」

姫路「は、はぁ?」

(良しっここ迄落ち着いたら大丈夫だ。)

振り返ると同時に鼻血がスプラッシュ。

吉井「やあ、今日は良い天気だね。」

姫路「あ、明久君!!!!?」

吉井「御免姫路さん、もう少し待って呉れるかな。」

姫路「は、はい。よく分から無いですけど待ってます。」

(良し、体の為にも今見た光景は忘れよう。心を真っ白にして何も考え無い様にするんだ、

頭を真っ白に。そうさっき見た姫路さんの透き通る様に真っ白に。と無視出来無い、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、胸。)

{吉井:ブッッシャーーーーーーーーーー}

姫路「明久君!!!?大変です!!!明久君が出血多量で死んで仕舞います!!!!!!」

優子「あの、姫路さん。看病は他の人に頼んだ方が良いと思うよ。貴方が近くに居ると又死線を彷徨う事に為りそうよ。」

姫路「え?何でですか?」

(有難う木下さん、これで僕の命は助かったよ。せめて手信号でお礼を。)

優子「吉井君は何をしてるの?」

(糞っ、これは僕達Fクラス専用の手信号。知ってる訳無いか。)

土屋「・・・・手信号。」

優子「?」

土屋「・・Fクラス専用。あれは自分の死の危険が迫ってる時に人に助けて貰った時言葉を発せれ無い状況下の時に使う手信号。」

(有難うムッツリーニ、これで伝わったよ。)

優子「あんた達学校でどう言う生活をしてたらこんな物が必要になるのよ。」

(徐々に意識が戻って来たな。)

葉月「バカなお兄ちゃん、大丈夫ですか?」

坂本「俺には御前等は見え無いが、全員揃ったのか?」

吉井「全員は揃って無いよ。後は秀吉だけ。どんな水着なんだろう。」

土屋「トランクス。」

吉井「そうだった。」

秀吉「おお、待たせたのぅ。」

{土屋:ブッシャー}

吉井「もう、、、、、、鼻血も出無い。」

土屋「・・・・打ち止め。」

(何でムッツリーニはあれだけ出したのに未だ出るの?)

秀吉「みんな、揃ったかの。」

島田「木下、あんたどこまでウチらの邪魔したら気が済むの!!!!」

姫路「酷いです!!!!油断させて置いて最後に裏切るなんて!!!!」

優子「秀吉?どう言う事か説明して貰える?」

吉井「秀吉!!!僕信じてたよ!!!!」

土屋「・・・・永遠の友情と劣情をその水着に誓う。」

(ムッツリーニ流石にそれは引くよ。)

葉月「お姉ちゃんとっても可愛いです。」

秀吉「島田の妹よ、儂は見て之通り男じゃぞ?」

葉月「でもその水着女物の水着ですよ?」

秀吉「何と!!店員には普通のトランクスタイプが欲しいと言ったのじゃじゃぞ。」

姫路「何も知ら無い人は女ものを進めると思いますよ。」

島田「そうね。ウチも間違いなくそんな水着を進めるわ。」

秀吉」「そうじゃったのか。儂も男物に上があるのは少しおかしいと思ったのじゃ。」

霧島「雄二、、、、、目、大丈夫?」

坂本「ああ、だんだん見えて来た。だが心配為る位なら最初からしな、、、、、アガァッ」

霧島「じゃあもう一度。」

坂本「3度目!?御前は俺に何か恨みでもあんのか!!!」

(坂本:本当にこれが好きな人にする行動だろうか。)

霧島「ここには雄二に見せられ無い物が多すぎる。」

(雄二が水に入る前に病院に入りそうだな。)

吉井「霧島さんそれじゃ幾ら何でも遣り過ぎだよ~。雄二が水に入る前に病院に入っちゃうよい。」

(坂本:明久ナイス!!!)

霧島「じゃあ、雄二の浮気相手は吉井?」

吉井「どうしてそう為るの!!!」

(坂本:もう駄目だ。俺にはこいつから逃れられる術はねぇ。)

 

今、葉月ちゃんとは秀吉が付き合ってあげて居る。僕は50mのタイムを取った後水から上がる。後で雄二と勝負する時の為に今どの位か確かめて置か無くては。そして今雄二は口には竹を加えさせられ、目には黒い布。手足は丈夫なロープで結ばれて居る。

姫路「明久君、泳ぐの速いですね。」

吉井「姫路さんは泳が無いの。」

姫路「実は私泳げ無いんです。水に浮く位しか出来無くて。」

(うん、ある意味予想通りだ。)

島田「それならウチが教えてあげようか?水泳得意だから。」

(何時もはAクラス並の姫路さんがFクラス並の美波に勉強教えてあげてるのに今日は逆みたいだ。)

 

吉井「美波がAで、姫路さんがF見たいだよね~。」

 

島田のハイキック

吉井「うわぁ僕の大事な下顎が外れたぁ!!」

島田「寄せてあげればB位在るわよ屹度!!!!」

(寄せればって言ってるって事は寄せなきゃAって事は認めてるんだ。)

吉井「だって美波は日本語がF見たいじゃ無いか!!!!」

島田「そんな事今関係無いでしょ!!!!」

吉井「あ゛ぁぁぁ~~何でコンパス!?何でップールサイドで僕は美波から太股にコンパスで刺されてるの!!?ってかどっから持って来たの!!!」

秀吉「島田よ。御主は何を勘違いして居るのじゃ、明久は何時もはAクラス並の姫路がFクラス並の島田に勉強教えてるのに今水泳では島田がAクラス並で姫路がFクラス並じゃと言って居るだけじゃろう。」

島田「え?カップ数の話じゃ無かったの?」

秀吉「やはりその勘違いをして居ったか。あの話の流れでどうして急にカップ数の話になるのじゃ。御主は過剰に反応し過ぎじゃろ。」

吉井「秀吉、僕に追撃が来る前に何で助けて呉れないの。これじゃ暫く水に入れ無いじゃ無いか。」

秀吉「済まぬ、島田の攻撃が速過ぎて間に合わんかったのじゃ。」

霧島「雄二、因みにあたしはCランク。」

坂本「何を言ってるんだ御前は?」

姫路「明久君それは、、、、、その、、、、、、」

(本人の前でFクラス並と言って仕舞った事は反省しよう。)

島田「分かったわ。瑞樹が泳げ無い理由。」

姫路「え?何ですか?」

島田「その大きな浮き輪にいつ迄も頼ってるからよ!!!外しなさい!!!!そしてウチ

によこしなさい!!!!」

姫路「美波ちゃん!!!落ち着いて下さい!!!」

島田「瑞樹には分から無いのよ!!!!水の抵抗が無く所為で速く泳げるウチの悲しみが!!!!」

姫路「そんな事言われても、、、、、、、、、、、、、、」

(全く持ってその通りだと思う。)

吉井「って!!!!!!美波!!!そのメスはよすんだ!!!!!医療資格の無い人間がやったら捕まるよ!!!!」

坂本「明久!!!!!!」そこじゃ無いだろうが!!!我を忘れた人間のメスが正しく処置出来無い方が先だろ!!!!止めろ!!そんな事したら出血多量で死んじまう!!!!」

島田「じゃまはさせないわ!!!!!」

土屋「・・・・じゃあ俺が。」

ムッツリーニのスタンガン。

(って!!!?スタンガン!!!)

吉井「ムッツリーニ!!!!美波は今水から出たばっか、、、、、、」

土屋「・・・・蘇生は終わった。」

吉井、坂本「速!!!!!」

吉井「そ、それじゃあ二人共頑張ってね。」

姫路「あ、明久君!」

島田「さあ、その無駄な脂肪を燃焼させましょうね。」

姫路「でも大きくても良い事無いですよ。肩が凝って大変ですし。」

島田「それ位我慢するわ!!」

姫路「それで明久君!!!私の体どうですか?」

{土屋:ブッシャー}

(姫路さんは水着が似合ってるかどうか聞きたいんだろうけど。僕には違う意味にしか聞こえ無い。)

{吉井:ブッシャー}

姫路「明久君!!!」

優子「貴方は近寄らない方が良いと思うわ。」

(有難う木下さん、これどうにかお礼言わ無いと。)

僕はFクラス専用の手信号を送る。ムッツリーニはもう早くも回復仕切った。

(早いな。)

優子「えっと~、吉井君は何を?」

土屋「・・・手信号。」

優子「?」

土屋「・・・Fクラス専用の手信号。あれは自分の身に死の危険性が在った時に人から助けて貰った時に送る最大級の感謝を表す時に使用する。」

(ムッツリーニが説明してくれたから伝わった見たいだ。良かった。)

優子「あんた達どう言う生活を為て居たらこう言う手信号を作って使う機会が現れるのよ。」

 

10分後

坂本「300ジュールチャージ。」

吉井「ん?」

秀吉「起きたぞ!!!明久よ御主今日は弱って居るな。何時もなら1回のAEDで復活する所が3回も遣ったのじゃぞ?」

吉井「危うく三途の川を渡り始める所だったよ。」

秀吉「なら未だ良い方では無いか。もう少しで渡り切る所では無くて良かったのぅ。」

優子「・・・・・・」

(優子:あの出血量でAED一回で復活!!!?しかも三途の川迄行ってて軽い方!!!?一体どんな生活をして居るのよ。)

吉井「じゃあ、僕は泳いで来るね~。」

優子「え?未だ安静にして置いた方が、、、、、」

秀吉「姉上よ心配し過ぎじゃ。明久ならこんな事大した事では無いぞ。」

坂本「だな、ナイフ3本刺されても死なねぇんじゃねーか?」

(優子:どんな人間よ!!)

吉井が泳いで居ると背後から葉月ちゃんが飛び付いて来て明久を沈めて来た。

葉月「お兄ちゃん!!!」

吉井「ワップッ。」

葉月「葉月と水中鬼で遊ぶです。」

吉井「水中鬼?水中で遣る鬼ごっこの事?」

葉月「違うです。鬼になった人はそうで無い人を追いかけるです。それで鬼が他の人を引きずり込んで溺れさせたら勝ちです。」

吉井「鬼だ!!!!確かにソレは鬼だ!!!」

(通りでごっこの部分が無い訳だよ。)

吉井「でも葉月ちゃんその遊びは遣っちゃ駄目だよ。」

葉月「あぅ、駄目ですか。」

(ここはお兄ちゃんが水中鬼の危険性を教えてあげよう。)

吉井「見ててね。霧島さーん。」

霧島「何?」

吉井「雄二と水中鬼って遊びを遣って欲しいんだ。ルールは簡単で、雄二を水中に引きずり込んで溺れさせた後霧島さんが人工呼吸をしたら霧島さんの勝ち。」

霧島「行って来雄る。」

雄二が霧島さんに依って一瞬で拘束が解かれた。そして投げ飛ばされる。

坂本「アガァッ!!アガァッ!!誰だ!!誰が俺を!!!!」

霧島「雄二、早く溺れて。」

坂本「翔子!!?何をとち狂って!!」

吉井「ね?危ないでしょ?」

葉月「はいです。水中鬼は諦めるです。」

吉井「良かったぁ、分かって呉れてこうやって命の尊さを分かって呉れたら雄二の1個や2個は安い物だよね。」

優子「もっと他の方法在ったでしょ。」

坂本「明久!!!!!!テメエの差し金か!!!」

吉井「うわぁ!!駄目だよ!!!霧島さん!!!確り抑えて置かないと。」

霧島「御免。」

坂本「俺の命を安いと言ったな!!!!!!安いと!!!!」

吉井「死なない様に霧島さんに人工呼吸を頼んだんだろ!!!!」

坂本「バカ言え!!!あいつの人工呼吸なんか息が出来無くて死んじまう!!!!」

葉月「バカなお兄ちゃん泳ぐの速いです。」

姫路「明久君って泳ぐの速いですね。」

工藤「あ、遣ってる、遣ってる。君達そんなに泳ぐの速いんだったら水泳部来なよ。その速さなら全国大会も夢じゃ無いよ。」

吉井「あ、工藤さん、今日は部活休みなんじゃ。」

雄二は動きを止めた直後霧島さんに取り押さえられて今水の中だから安心して立ち話が出

来る。

工藤「御免、部活の集まり明日だった~。うっかりしてたよ~。」

吉井「じゃあ、今から僕達に混ざるんだね。」

工藤「うんそうだね。それともう一人来てるよ。」

清水「お姉様!!!!!!どうしてプールに行くのに美春を誘って呉れ無かったんですか~。」

島田「美春!!!!どうしてここに!!!?」

清水「美春にはお姉様を害虫から守る特別な情報網が在りますから~。」

工藤「それじゃあ僕は着替えて来るね。あ、そうそう、覗くならバレ無い様にね

。」

(これは本人公認の、、、、、、、、、、、、、、男として行か無い訳には。)

姫路「吉井君?余計な動きを見せたら大変な目に会いますよ。」

(この名前の呼び方はガチだ。)

島田「生きて帰りたく無いの?アキ?」

清水「お姉様の害敵なら美春もお供します!!!!」

霧島「雄二、一歩でも動いたらスタンガン。」

坂本「おい待てこんな所でスタンガンなんかしたら。」

霧島「大丈夫、水中でし無いからみんなの迷惑には為ら無い。」

(雄二のだけ死の危険が在る。雄二ドンマイ。島田さんと姫路さんは喧嘩で何とか為るだろうけど清水さんは面倒だな。プールサイドで走ると万が一こけても怪我はしなくとも狭いからあっと言う間に追いつかれて折檻が始まって仕舞うし、第一狭いから捕まって仕舞う可能性も在る。ここはムッツリーニのカメラに期待をしよう。)

ムッツリーニは輸血パックを片腕に2カ所ずつ刺して居ると言う万全の体制だ。

(って、輸血カート押す方が大変じゃ無い?って傍から見たら合計4カ所で輸血してる人ってやばいんだけど。)

そして次のの瞬間4つの輸血パックは一瞬のうちに空に為りムッツリーニは血の海に。

吉井「ムッツリーニ!!!!!!」

姫路「吉井君?動きましたね?」

(あ、やば。)

姫路さんを素早く気絶させて島田さんは、回し蹴り、清水さんは、、、、、、

(間に合わ無い!!!!)

吉井は逃げる、そして。

吉井「アウェイクン!!!家庭科!!サモン!!トルネード!!」

 

家庭科 吉井明久   589点→539点

 

清水「おねぇ~様~~~!!!!」

(まずいなあれ道路の向こう側に飛んだな。待ちにずぶ濡れの水着一枚の女子校生、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、捕まら無いかな。)

 

30分後

土屋「うう。」

 

秀吉「起きたぞい、二人共。」

吉井「ムッツリーニ写真は撮れた?」

秀吉「何で友達が目が覚ました時の第一声がそれなのじゃ?」

土屋「・・・俺を誰だと思って居る。」

吉井「撮れたんだね!!!」

土屋「ああ、4枚撮る迄は輸血パックが持った。」

(逆に何で4枚撮る時間でそんなに大量に出血出来るんだ?)

吉井「それと、雄二。あの二人やけに険悪な感じでビーチバレーをしてるのは気のせいかな。」

坂本「大丈夫だ俺にもそう見える。それと明久。俺が遣った映画のチケットはどうした?」

吉井「それなら二人が見たがってたから二人に譲ったよ。」

坂本「間違い無い。それが原因だ。」

秀吉「じゃな。」

島田「瑞樹!!!負けた方が諦めるって約束、忘れて無いでしょうね!!!!」

姫路「美波ちゃんこそ、負けても約束破ら無いで下さいね。」

秀吉「儂は見て無かったから分からんのじゃが、どっちが優勢なんじゃ?」

坂本「姫路だ。」

秀吉「それは意外じゃの。球技なら島田に軍配が上がりそうじゃろうに。」

坂本「島田と姫路の一対一ならな。ほれ、見て見ろ。」

チーム姫路:姫路、霧島     チーム島田:島田、清水

 

秀吉「成程のぅ、霧島は姫路とお化け屋敷以来仲が良いからのぅ。島田と互角とは遣るでは無いか。」

坂本「勿論翔子だけでは島田には勝て無いな。島田のパートナーを見て見ろ。」

秀吉「島田の相方は動きが変じゃな。」

清水「キャーボール怖い!!」

(坂本:御前は何も怖く無いだろう。寧ろ怖がらせてる方だからな。)

次に清水は取れるボールをペシッと弾いて相手の得点にさせる。

秀吉「意図的に手を抜いて居る様に思うのぅ。」

吉井「やっぱり秀吉もそう思う?」

坂本「思う?じゃ無くてそうだろうが。」

清水のサーブは明後日の方向へ。

清水「キャー手が滑りました!!!」

島田「あんた意図的に手を抜いてるでしょ!!」

清水「そんな事は在りません。お姉様。美春はお姉様の為に全力で手を抜いて居ます。」

島田「この勝負は絶対に負けられ無いんだから本気で遣りなさい!!!」

清水「はいっ!美春もお姉様の為に本気で手を抜いて居ます!!!あんなのとデートなんてお姉様の為に為りませんから。」

島田「あんたさてはウチを負けさせる為にこっちに来たわね。」

清水「お姉様ボールが来ましたよ。」

島田「早くいいなさいよ。」

工藤「はい、15点目ね。1セット目は姫路さんのチームの勝ちね。はい次2セット目。清水さんのサーブから。」

清水「あ~手が滑って仕舞いました~。」

工藤「はい1対0ね~。」

坂本「パートナーがあれじゃ島田の勝ちは無いな。」

秀吉「じゃの。」

吉井「幾ら美波でも1対3は勝ち目が無いね一人勝ちは無理だよ。」

秀吉「結果は見えたも同然じゃな。」

島田「美春、、、、もう一度言うけど次のサーブは本気を出しなさい。」

清水「酷いです!!!!!お姉様美春は一生懸命に遣って居るのにそれを疑うなんて!!!!」

島田「下手な演技は要ら無いわ。これが最後の警告よ。」

清水「お姉様!!信じて下さい!!!美春は嘘は吐きません!!!」

島田「いい?これだけ言って本気を出さ無いのなら、、、、、」

清水「ですから美春は本気を出して居ると何度も!!!!」

島田「あしたからあんたの事清水さんって呼ぶ事にするわ。」

これは美波が仲がいい人を名前で、そうで無い人を名字で呼ぶ事を知ってる人ならきつ

い仕打ち。それが特に清水さんの場合、、、、、、、、、、、、、、

シュパーーーンッ(物凄く速いサーブ。)パーーーーンッ

吉井「ねぇ今のサーブ見た!!!!?」

秀吉「どうやったらビーチバレーであんな芸当が出来るのじゃ!!!」

土屋「・・・弾丸サーブ。」

坂本「流石の翔子でもあれは取れ無いな。」

清水「お姉様御免なさい美春は嘘を吐いて居ました。」

島田「良いのよ。美春これからも友達で居ましょうね。」

島田さんと清水さんが抱き合ってる。相手が清水さんな訳在って正直気持ち悪いと僕は

思った。

吉井「こうなると形勢逆転だね。」

秀吉「そうじゃのぅ。姫路はお世辞にも上手いとは言え無いからのぅ。」

坂本「あれなんだ?」

吉井「あ、ビーチバレーボールが破裂して浮いてる。」

坂本「翔子も呆れた目で見てるぞ。」

姫路「一旦休憩にしませんか?」

吉井「そうだね。」

姫路「そして今朝皆さんに作ったワッフルが3個、、、、、、」

坂本「第一回!!!!!!!!!」

吉井「最強王者決定戦!!!!!!」

吉井、坂本「ガチンコ水泳対決!!!!!!!!!!!!!!」

土屋、秀吉「イェェェイ!!!」

葉月、島田、姫路、優子、霧島「?????」

坂本「明久、ルールの説明を頼む。」

吉井「オーケー雄二。ルールは簡単。プールを往復して先にゴールをした物が勝ち!!!」

坂本「だが一位と2位とには天と地程も差が在る。みんなもう分かってるな?」

秀吉、ムッツリーニ、と僕は頷く。他の人は首を傾げている。

詰まり姫路の殺人ワッフルは3個生き残れるのはただ一人。

葉月「バカなお兄ちゃん急にどうしたですか?突然水泳勝負って叫んだから葉月びっく りしたです。」

吉井「葉月ちゃん、男にはね。大事な物を賭けて戦わ無いと行け無い時が在るんだ。」

そして今その大事な物が何か分かって居る他の3人は笑って居る。

葉月「ふぇ~お兄ちゃん格好いいです。プライドを賭けた勝負って奴ですね。」

吉井「いや、違うよ。」

葉月「?」

吉井「・・・・・・・・・・・・命を賭けた勝負だよ。」

僕は今多分遠い所を見て居るだろう。

島田、葉月、優子、霧島「???????」

工藤「あ~そう言う事ね~。面白そうだし。僕が審判してあげるよ。」

島田「あんた分かるの!?」

工藤「分かるけど吉井君達が言っちゃ駄目って言ってたから言え無いな。みんな定位置に付いたね。準備出来たら言ってよ。」

(ムッツリーニは強敵だが今日は出血で弱ってる。秀吉なら体力で負ける事は無いだろう。

じゃあ敵はただ一人。)

坂本「準備いいぜ。」

工藤「じゃあ位置に付いて~よ~い、ドン!」

吉井「くたばれ!!!!雄二!!!!」

坂本「死ねぇぇぇ!!!明久!!!!!」

吉井「くそっ雄二も同じ事考えてたか!!」

坂本「テメエこそ卑怯なまねして呉れるじゃねーか!!この恥知らず!!!」

吉井「その言葉そっくりその儘雄二に返してあげるよ。」

(もう雄二には拳しか無い。濡れてる体に絞め技をいした所で抜け出されるのが落ち。投げ技は手が滑るから駄目。この距離ならマウントと制した方が良い。)

葉月「ねえお姉ちゃんバカなお兄ちゃん達は泳が無いですか?」

島田「見ちゃ駄目よ葉月バカが移るからね。」

(工藤:まあそこまで必死に為るのも分から無くも無いけど、、、、そろそろ言ってあげないとね。)

工藤「取っ組み合いも良いけど先頭はもう折り返しだよ?」

坂本「おい!!明久!!!あいつらもう20m無いぞ!!!」

吉井「死刑宣告は嫌だ!!!!雄二!!!この儘じゃ僕等の負けは確定だよ!!!」

坂本「そうは行くか!!!ムッツリーニは俺が止める!!!明久は秀吉をヤレ!!!!」

吉井「オーケー雄二!!!ここは一時休戦だね。」

(工藤:必死だねぇ~。)

吉井「秀吉!!!!!!ここは通させ無い!!!!!」

激しい水柱が立ちそして又静寂な水面へと移る。

吉井「ん?この布は何?」

島田「アキ!!!!」

姫路「明久君!!」

吉井「これって真逆!!秀吉の!!!」

{土屋、吉井:ブシャーーーッ}

島田「木下!!!!!!速く胸を隠して!!!」

秀吉「何故じゃ!!!!儂は男じゃと言って居るのに!!!」

吉井「秀吉!!!僕は神に誓って何も見て無いから~~~!!!!」

秀吉「待つのじゃ明久!!儂は男じゃぞ!!何をそんなんい取り乱して!!!」

土屋「死して尚、、、、、一辺の悔い無し。」

坂本「おい!!!ムッツリーニ!!大丈夫か!!!!」

(この多量の水を一気に赤色に染めるなんて、どんだけ鼻血出したんだよ。)

島田「木下!!!兎に角胸を隠しなさい!!!土屋の血が止まら無いから!!!」

秀吉「いいいいい嫌じゃ!!!!儂は男なのじゃ!!!胸を隠す必要は無いのじゃ!!!」

姫路「木下君!!!我儘言っちゃ駄目です!!!土屋君が死んじゃいます!!!!」

工藤「あはは、こりゃお掃除大変そうだね、、、、、」

霧島「愛子、救急車の手配頼める?」

工藤「はーい。Fクラスの人達は面白いね。」

葉月「バカなお兄ちゃん何時も楽しそうで羨ましいです。」

坂本「救急車の必要は無い!!!手当は俺達に任せろ!!!!」

吉井「ほら、ムッツリーニ又戻ったよ!!!!」

島田「木下!!!又土屋が危ない状態に為ら無い様に早く胸を隠しなさい!!!」

秀吉「嫌じゃ!!」

と言って秀吉は何も付けずに僕らの前に真正面に立った。

秀吉「胸等無いじゃろが!」

{土屋、坂本、吉井:ブッシャーーーーーーー}

土屋「・・・乳首、色、ピンク。」

(あれで男だと思う人は居無い。秀吉、もう戸籍変えたら?多分生まれて来た時に産婦人科がきっと間違えた性別の人と取り間違えたんだよ。良く子供の入れ替わり事故とか在るって聞くし。)

秀吉「もう諦めるのじゃ。」

 

その後諦めて上を着て僕らの手当をしてくれた秀吉。もうプールは赤潮ってレベルじゃ無い位に赤だった。高校化学の実験で見た事は無いけど鉄(Ⅲ)イオンを含むっ水溶液にチオシアン酸カリウム水溶液をい加えた時の血赤色ってこんな色なんだろうな。

 

優子「本当!!ほんとにAEDだけで生き返ったわ!!!!」

霧島「吉井、一応病院に行って診て貰った方が良い。」

吉井「良いよ。それに良い事在ったし。」

優子「何?」

吉井「これでチオシアン酸カリウム水溶液加えて血赤色沈殿は完璧に色を覚えたよ!!!」

優子、姫路、工藤、坂本、秀吉、霧島「・・・・・・・・・・・・・・・・」

ポンッ(雄二が僕の肩に手を置く音。)

 

坂本「・・・笑え無いぞ。」

吉井「御免。」

坂本「良いんだ。」

優子「ギャグで言ってたの?流石にこの空気で笑え無いわ。」

葉月、島田「?」

工藤「僕はポジティブで良いと思うけどな~。」

坂本「御前の学識ギャグ湿気るから辞めろよ。」

吉井「・・・・・・」

霧島「・・・でも元気そう。」

吉井「はっ!!!!!!ワッフル!!!!!」

坂本、土屋「!!!!!!!!」

(今弱り切ってる僕等が食べたら、、、、、、死を免れ無い。)

坂本「逃げるぞ!!!明久!!!!!!」

吉井「オーケー雄二!!!ムッツリーニ!!!行くよ!!!!」

土屋「・・・・・了解。」

優子「何なの?あいつら。」

工藤「はは、弱り切ってたらそうしたくなるよね~。元気そうで何より。Fクラス楽しそうだね。」

霧島「戻って来た。」

吉井「雄二、ここは僕等で食べ無い?死ぬより三途の川を渡り切るギリギリで生き返る事の方がマシな気がするんだ。」

坂本「そうだな。ムッツリーニ俺の後は頼んだぞ。」

土屋「俺も食べる。」

工藤「ダメだよ!!!弱ってる君達が食べたら!!!ハッ。弱ってる君達が食べたらお腹壊すかもしれ無いじゃん。」

坂本「竹刀を持った鉄人に水着一丁で走り回る所を見られかけた。」

土屋「・・・今捕まったら死は免れ無い。」

吉井「秀吉、僕の後は頼んだよ。食べたらすぐにAEDね。」

優子「何でワッフル食べるだけなのにそんな仰々しい事するのよ。」

坂本、吉井、土屋「うぐっっっげぇっっゴパァァッ!!!!!」

秀吉「AEDじゃ!!!」

5分後

吉井「生きてる!!!生きてるよ雄二!!!!!」

坂本「明久!!!!!生きて帰られたんだな!!!!」

土屋「感無量。」

吉井「雄二!!!生きてるって素晴らしいね!!!」

坂本「ああ!!!今俺達は生きてる事を壮絶に感謝しないとな!!」

男3人で抱き合って喜ぶ。

(工藤:そう言う反応に為るのも分かるけど、、、、、)

秀吉「そうなるのも分かるが、、、、儂は一寸寂しいのぅ。」

島田「アキ!?遂に土屋に迄手を出したの!!!!」

姫路「酷いです!!!!敵は坂本君だけだと思って居たのに!!!」

霧島「雄二、浮気許さ無い。」

(工藤:何時もなら即刻で否定を入れるけど今はそんな事より歓喜に浸ってるって感じだね~。代表は私が止めて置こうかな。)

工藤「代表、今はそっとしてあげて。」

霧島「でも雄二が。」

工藤「大丈夫、恋人とかじゃ無いから。」

霧島「愛子がそう言うなら。」

(工藤:まあ、島田さんと姫路さんは危害加え無さそうだし、反応面白いから見て居ようかな。)

吉井「雄二、今日一日疲れたし。銭湯行か無い?」

坂本「そうだな。一っ風呂浴びてくっか。」

工藤「賛成~!」

 

姫路「面白かったですね~。」

吉井「でも何か凄い疲れた気がするよ。」

秀吉「疲労では無く貧血では無いかのぅ。」

 

吉井「こらこら、こっちは男湯だよ。葉月ちゃんと秀吉は向こう。」

葉月「えへへ、冗談です。」

秀吉「儂は冗談じゃ無いのじゃが。」

島田「ほ~ら、遊んだ無いで行くわよ、葉月、木下。」

秀吉「又か?又なのか!?儂一人女湯に混ざるのはいやじゃぞ!!」

坂本「大丈夫だ秀吉。ほら。」

 

秀吉湯

 

吉井「世間で認知されてるんだ。」

吉井、秀吉以外全員「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

坂本「は~良い湯だ。」

吉井「あったまるね~。どったのムッツリーニ?」

土屋「この向こう、女湯。」

吉井「何!!!!!」

(坂本:まだやる気かこいつら。)

 

清水「お姉さま、美春と洗いっ子しましょう。お風呂なら何が在っても合法です。」

島田「何が在ってもって何する気よ!!」

ムニュッ 清水→島田

島田「ハッ。」

周りを見る、霧島、、まあまあ大きい    工藤  私よりはある

姫路   規格外

島田「いや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!」

(美波又何か清水さんにやられたのかな?)

姫路「大きくても良い事無いですよ。肩が凝って大変ですし。」

島田「巨乳は皆そう言うわ!!!!!!!!!!!!」

(成程今の会話で何があったか良く分かった。)

 

坂本「明久、シャンプー。」

吉井「はい。」

坂本「これは俺が買った石鹸だろ!!!!」

吉井「これでも泡は出るから態々シャンプー買う必要無いかなって。」

坂本「御前どんだけケチな生活してんだよ!!御前に頼んだ俺がバカだったよ。おい翔子!!シャンプー貸して呉れ!!」

霧島が壁越しに雄二にシャンプーを投げて渡す。

坂本「サンキュー。」

霧島「雄二、石鹸貸して。」

坂本「ほらよっ。」

姫路「何だかお二人とも夫婦見たいですね。」

坂本「な!!余計な事を言うな姫路!!その気に為ると面倒だ!!そいつバカだからすぐに後先考えないでアガァッ、イデェッ、ウ゛ゥッ、ア゛ァッ。」

次々に桶が投げ込まれる。雄二はシャンプーを流してる途中だから見えて無い。

(計画的犯行か?)

 

島田「嫌。嫌。」

清水「お姉さま、湯船にタオルを漬けるのはマナー違反です。そんな無粋な物は取っ払ってもっと美春と堂々的にぃ~」

島田「どうして弱者を虐めるの~~!!!!」

 

工藤「ねぇ、知ってる~銭湯の湯船って~繋がってるんだよね~。」

土屋、吉井「ハッ!」

工藤「潜ったら何か見えたりして~。」

吉井「ダーイブチャレンジ!!!!」

ムッツリーニと吉井は同時に飛び込む。

(坂本:バカだ。)

土屋、吉井「あっちぃーーーー。」

吉井「あそこはお湯が沸く高温地帯だ!!」

土屋「水で良く冷やしてから。」

吉井「セカンドチャレーンジ!!」

(坂本:大バカだ。)

土屋「な~~~~!!!」

吉井「目が!!目が!!!!」

工藤「あッはっははははっ、残念だった見たいだね~。」

吉井「くっそ~よくもからかったな~。」

土屋「許すマジ!!」

吉井「こうなれば、何としても覗いて遣る!!!」

吉井はシャキーンと言う効果音が入りそうな感じで腕輪を取り出し、チャキーンと言う

効果音が入りそうな格好いいフォームでそれを嵌める。

吉井「アウェイクン!!!保健体育!!試験召喚獣召喚、サモン!!!よし!!行け!!」

葉月「あ、バカなお兄ちゃんの召喚獣です。」

土屋「見えた?!」

吉井「はぁっ!!召喚獣に見えても僕は全然楽しく無い!!!」

(実は感覚共有してるから見えてるんだけどね?)

土屋「(小声)そうか、見えてるんだな。どんなのだ?」

吉井「一言では説明出来無い。」

土屋「・・・・代案。」

吉井「そうか召喚獣にカメラを持たせれば!!!」

島田、工藤、霧島、清水、優子、姫路「サモン!!!」

島田「悪さしようって言ったってそうは行か無いんだけらね!!!!」

工藤「あっはっは、君の召喚獣ならこの防衛線の突破は無理かな~。」

吉井「バカにするな!!!!僕の召喚獣の腕前を知っての発言か!!!」

優子「そうだった!!!!こいつ一人でAクラス15人と遣り在ってたんだった。」

土屋「サモン!!!」

吉井「ムッツリーニも居るしここは僕達の勝ちだ!!!」

島田「ヤバッ!!」

清水「そんな事させません!!!美春が討ちます!!!!」

 

 

保健体育

島田美波   43点

清水美春  143点

姫路瑞樹  342点

霧島翔子   368点

木下優子   338点

工藤愛子   987点

 

 

吉井明久  587点

土屋康太   1192点

 

清水「何ですか!!!その点数!!!観察処分者なのに!!!!」

(そうか清水さん達は2戦目のAクラス戦は見て無いから僕の頭は知ら無いんだ。)

吉井「今だ!!トルネード!!」

清水、島田  戦死

霧島翔子368→289点  木下優子338→292点  姫路瑞樹342→179点

工藤愛子  987点→921点   吉井明久587→537点

(工藤さんのは防御力のステータスが高いから僕のじゃ時間が掛かる。木下さんに召喚獣の操作方法なんて教えるんじゃ無かった。)

清水「何で美春があんな野郎に!!!」

土屋「加速!!!」

工藤愛子  921→478点

(糞、ムッツリーニ急所外したな!?こんな時に限って。)

鉄人「戦死者は補習~!!!!」

女子一同「キャーーー!!!!」

(あんた、女子風呂でも戦死者が居たら行くのかよ。捕まるよ?)

吉井「今だ!!怯んでる隙に倒すんだ!!!!」

 

姫路瑞樹  戦死

 

姫路「御免なさい。」

鉄人「御前等!!女子風呂を覗こうとしてたのか!!!!何をして居る!!!」

(それはこっちの台詞だよ。)

鉄人「御前等指導の覚悟は出来てるんだろうな?」

(いや、現行犯の鉄人に言われても説得力が。)

鉄人「いいだろう、サモン。」

(は?今サモンって言った?)

 

西村宗一  1089点

 

そして塀の上には今銭湯に入ってる皆の姿がデフォルメされてるから、、、、、、、、、、、

鉄人のデフォルメされた召喚獣が塀の上に。

土屋、吉井、坂本「おえぇぇ~~~。」

鉄人「人のン召喚獣見て吐くとは何事か!!隙が出てるぞ!!!」

(まずい!!せめて急所だけでも突かれない様に。)

 

吉井明久   587→78点

 

(は?)

吉井「何で!!!急所からかなり離れてますよね?」

鉄人「何だ、俺の召喚獣だけ、召喚者のステータスが入ってる事を知ら無いのか?」

吉井「チート過ぎる!!!!!!!点数を攻撃力に全振りしたような攻撃力じゃ無いか!!!」

土屋「・・・・加速。」

吉井「そうだね。最後迄諦め無い!!」

鉄人「遅い!!!」

 

土屋康太  戦死

(あの速さで的確に急所を突いたのか?思ったより遣るな。僕なら出来るけど出来る人見たの初めて見た。)

工藤「君にこの防衛線は無理かな~。」

(確かにこれならそう言えるかもし知れ無い。でも。)

吉井「伊達に観察処分者は遣って無い!!!風神の舞!!」

鉄人「何!?吉井この前のAクラス戦の時のとは訳が違うでは無いか。」

吉井「鉄人、僕を舐めて貰っちゃあ困りますよ。スマッシュブラザーズ、負けた事無いんですからね~!!」

 

鉄人  1089→721点(連続攻撃の結果)

 

吉井「動きが止まってるよ皆!!」

霧島翔子  289→173点

木下優子  292→278点

工藤愛子  478→409点  (工藤さんは少し範囲が遠かったか。)

一気に木刀で薙ぎ払う。

鉄人が渾身の攻撃を躱す。そして鉄人の攻撃先には

 

木下優子   戦死

 

(やったこれで操作上手い人が一人減ったよ。)

鉄人「あ、いや、済まなかったな。」

(よし、今がチャンス。)

 

鉄人 721→497点

木刀の急所喉突き。

工藤「電撃属性付加。」

そして工藤さんの攻撃を寸での所で躱して鉄人に当てる。鉄人も僕が喰らうと思ってたら

しく真面喰らう。

 

鉄人  497→104点   工藤408→358点

 

(900点台の腕輪の攻撃をダメージ300で抑えるってどんだけの防御力だよ。でも

所詮は人間のステータス、生徒のは元々人間離れした自由なステータスに自分でカスタ

マイズ出来る。無論僕はスピードに8割残り2割を攻撃力に当てて居る。皆防御力にステー

タスを割り振る人が多いみたいだけど喰らわなければいい話だから僕は全く振って無い。

一応振らなくても初期値が在るし。)

(工藤さんが先生攻撃して同様してる見たいだ。ここはチャンスだな。)

 

工藤愛子  358→131点

 

確実に喉に突いてる。後は周りのA九クラスの人を足を引っかけて喉を突き、返って僕

に攻撃しようとする人を喉突き一発。

 

霧島翔子   戦死

工藤愛子   戦死

 

吉井「残るは鉄人!!!あんただけだ!!!僕と一対一で勝てるとなんて思わ無い事ですね。」

 

鉄人  戦死

 

吉井「やったぁ、ムッツリーニ、カメラを。」

と4,5枚を一瞬で写真を撮った後、鉄人が口を開いた。

鉄人「なぜ、俺が召喚フィールドを呼んで干渉させ無かったか分かるか?」

吉井「はい?」

鉄人「召喚フィールドを取り消したら御前の召喚獣を殴れ無いからな。はぁ食いしばれ!!!!」

 

吉井明久  戦死

 

突然の事で避け切れ無かった。

それから雄二と秀吉以外はお風呂で汗を流した後エアコンの無い補習室で又汗をかく事に

為った。折角汗流したのにと言ったら全員から御前の所為だとストレートを喰らった。実は

最初から見えててあれは秀吉から習った演技だったと言えば全員から右フックを貰った。

御蔭で今保健何時で絶賛止血中。今日僕は何リットル血を失ったのだろう。

 

 

後日

鉄人「吉井、坂本、少し聞きたいことが在る。」

坂本「断る。」

吉井「黙秘権を行使します。」

鉄人「どうして、、、、、、、、、プールを綺麗にしたはずが、血で汚れて居るんだ!!!!!生活指導室迄来い!!」

坂本「説教なんて冗談じゃねぇ!!死人を出さ無かった事を誉めて欲しい位!!!」

吉井「そうですよ!!特に僕とムッツリーニと雄二は本当に死ぬ所だったんですからね。」

鉄人「貴様等の日本語はさっぱり分からん!!!拳で語り合った方が早い!!!!!」

工藤「待ってあげてよ西村先生。」

吉井「それ僕達が殴られる前に言って~。」

坂本「反応見るなんてあんまりだぞ。」

工藤「御免ね~。」

鉄人「工藤、木下に霧島、姫路。御前等揃って何だ。」

吉井「あれ?美波は?」

優子「来ても説得力落ちるでしょ?待ってて貰ってるわ。」

鉄人「要件は手短にしなさい。俺はこいつらの処罰に忙しい。」

工藤「それなんですけど、本当に危なかったんですよ。」

霧島「・・・私なら救急車を呼んでた。」

優子「出血多量の失血死寸前だったわ~。」

鉄人「何が在った?」

坂本「~~~~って事が在ったんっですよ。」

鉄人「成程。これは合宿の時には風呂は木下は別にする必要が在るな。」

 

次回遂に強化合宿。

 




バカテスト
兎と亀が1000mの距離を競争した。亀は5m/分の速度で出発し休む事無く。歩き続けたが、進むに連れて速度が1m当たり0,001m/分の割合で連続的に落ちた。一方兎は全行程を通じ200m/分の速度で走り続けたが途中で人休みした。競争の結果亀は兎よりも1分早くゴールに着いた。兎は途中で何分間休んで居たか。但しlog2=0.693、log5=1.609とする。

                 出題年不詳  三重大学



霧島翔子、木下優子の答え
亀がt分間に進んだ距離をx m、亀のt分後の速度をv(=dx/dt)m/分とすると、
条件により、
dv/dx=ー1/1000だからdv/dt=(dv/dx)・(dx/dt)=-1/1000v⇔v(t)=Ce^(-t/1000)
v(0)=5よりC=5 ∴v(t)=5e~(-t/1000)
亀が1000mを進む所要時間をT分とすると、
∫↑T↓0  vdt=∫↑T↓0  5e^(-t/1000)dt=5000{1-e^(-T/1000)}=1000
∴4/5=e^(ーT/1000)  ∴T=1000log5/4=1000(log5-log4)=223
兎の休んだ時間をa分とするなら、亀は兎より1分早く先に着くから
(1000/200+a)ー223=1   a=219分



先生のコメント
流石です。この問題はかなり難問とされて居ます。抑この問題が微積の問題だと気付けなかった人も多かった様です。一般的に大学以上では物理の力学もこの様に高度な数学の微積分等を使って求める様に為るので今のうちにこう言った物に為れて置くのも良いでしょう。





坂本雄二の答え
亀がt分間にx  m進むと速度v(dx/dt)m/分は0.001x m/分  だけ落ちるから
v=dx/dt=5-0.001x因って亀が1000mを進む所要時間をT分とすると
T=∫↑T↓0  dt=∫↑1000↓0   1/(5-0.001x) dx
=-1/0.001[log|5-0.001x|]↑1000↓0 =ー1000(2log2ーlog5)=223
兎の休んだ時間をa分とするなら、亀は兎より1分早く先に着くから
(1000/200+a)ー223=1   a=219分


先生のコメント
正解です。別解ですね。しかし君が別解を答える事は読者は望んで居ませんし何より興味は無いので時間の無駄です。ボケに避ける量が減るではありませんか。





吉井明久の答え
3時間39分



先生のコメント
問題をよく読みましょう。



姫路瑞樹の答え
油断大敵



先生のコメント
それは江戸時代にこの話が教科書に掲載された時のタイトルですね。そんな事を言っても点数は上げませんよ。誰から聞いたのですか?貴方もFクラスに飲まれて来ましたね。





須川亮
1440分


先生のコメント
一日ですか。常識的に考えて下さい。


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15:僕と覗きと強化合宿っ!(1日目)

秀吉「ムッ、今朝は早いのぅ。明久。」

吉井「はやよう秀吉。何か今日は早く目覚めちゃってね~。」

秀吉「さては御主明日からの強化合宿に浮かれて居るな?」

吉井「バレた?」

秀吉「バレバレじゃぞ?」

吉井「そんなに分かり易いかな?」

秀吉「学力強化が目的とは言え泊りがけなのじゃ。楽しみに為るのは仕方無いじゃろう。無論儂も胸が躍って居る。」

吉井「やだな~躍る程の胸なんて無い癖に~。」

秀吉「いや、儂の胸は大きく為っては本格的に困るのじゃが。」

吉井「胸が躍るってのは~、姫路さんの事を言うんじゃ無いか~。島田さんや秀吉には躍る程の胸は~肋骨が砕け散る程に痛―い!!!」

島田「胸が何ですって~!?」

秀吉「自ら災いを呼んで居るのぅ。」

(ん?僕の机の裏に何か張り付けて在る。)

島田の拷問から解放された明久はそれを剥がす。

(これは、、ラブレター!!!!)

秀吉「どうしたのじゃ?」

(落ち着けここで僕がこんな手紙を貰ってる事が発覚したらクラスメイトから殺される。ここは冷静を装うんだ。)

 

 

吉井「What’s up, Hideyoshi?Everything goes so well!!!」

秀吉「異常事態じゃな。」

(バカな!?一瞬で見破られるなんて。)

吉井「さ、流石は秀吉。僕の完璧な演技を見破るなんて!!」

秀吉「演技と言うより言語の問題じゃな。」

吉井「どうしたの?秀吉、全て事は上手く行ってるよ。」

秀吉「いや、訳されてもじゃな、、、、、、」

吉井「と、兎に角、何も無いから~!!!」

秀吉「あ、明久。」

(遂に僕にも春が。)

 

屋上

吉井「よし、誰も居無いな。」

(ムッツリーニのは盗聴器、声に出さ無ければどうって事は無い。)

カサッ(封を開ける音。)

 

貴方の秘密握ってます。

 

 

吉井「最悪だぁぁ!!!!!!!!!!!!」

 

ガラッ(Aクラスのドアを開ける音。)

秀吉「明久よ一体何が在ったのじゃ。」

吉井「べ、別に何でも無いよ。あはは。」

島田「様子が変よアキ。それにさっきの最悪だぁって叫び声アキの声でしょ。何かあったんでしょ。」

島田「それで何を隠してるの?」

吉井「やだなぁ、何も隠して無いよ。」

島田「まさかラブレターを貰ったって訳じゃ無いわよね。」

(何で最悪だぁって悲鳴聞こえてたのにそう言う反応に為るのかな。それよりもここで注意の言葉入れて置か無いと今後僕の命が、、、、)

吉井「辞めてよ美波。皆がさっき立ってるじゃ無いか。」

島田「皆カッターは未だ早いわ。」

(その言い方だと後々僕は遣られるのか?そして級友を刺殺るのに全く躊躇の無いなんて本当に恐ろしいクラスメイトだ。)

島田「大体アキがラブレターなんて貰える訳無いでしょ。隠してるのは別の物に決まってるわ。」

(糞ッ何なら絶対に言って遣るもんか。脅迫状も広義に捉えれば相手をからかいたいか素直に言え無い恥ずかしがりやからのラブレターとも捉えられる。)

吉井「ふん、そのまさかさ。それにラブレターなら今迄に何回も貰った事が在る。」

(その中には男も居るけど。)

島田「そんな訳無いじゃ無い。アキがそんな物貰える訳無いじゃ無い。」

吉井「そう?小学校とか中学では3日に一回は貰ってたけど?」

(一応嘘では無いが、訳在りな人からだけど。)

シュパーン(カッターが明久のすぐ脇を通過する音。)

島田「次は耳よ。」

吉井「心の底から御免なさい。」

島田「それじゃあ、正直に答えなさい、何を隠したの!!!!!」

吉井「はい、実はきょ、、、、」

(待てよ、脅迫状って人に話すとまずいんじゃ無いか?ドラマでも良く犯人が警察には言うなとか言ってるし第一ここで言って相手が何か動いたらどうするんだ。それに僕としても周りに言うメリットは無いし、逆に動き難き為るデメリットが在る。ここは何としても誤魔化さないと。)

人間は窮地に立たされると過去の記憶を再生する。それを走馬灯と言う。そして今、明久

も又走馬灯を見て居た。

吉井「きょ、競泳水着愛好会の勧誘文を隠してたんだぁ!!!」

明久は昨日テレビでドキュメンタリー「競泳選手密着24時栄光のオリンピックを目指し

て~」を見て居た。

(仕舞った!!!何でよりによってこれを思い出すんだ!!!)

島田「は?」

土屋「・・・・明久、詳しく話を聞かせろ。」

(反応早。)

島田「それ、入会するの?」

吉井「そうだね。前から興味在ったもんね。」

島田「ふーん。」

(行け無い、本当に引き返せ無い所迄来てる。)

島田「競泳用水着のどこに興味を持ったの?」

吉井「ふぇ?」

(一番印象に残ったのは、、、、、)

吉井「み、密着具合?」

(これじゃあ、変態だぁぁぁぁぁl!!!!!!)

{土屋:ブシャッ!!!}

(今日はムッツリーニ出血量が少ないな。)

秀吉「島田よ、これは全部嘘じゃからな。明久にそんな趣味が在る訳無かろう。」

(有難う秀吉、僕の可哀想な惨状を見かねて助けて呉れたんだね。)

島田「えぇぇぇ!!!!?嘘が凄いリアルだったから、騙される所だったじゃ無い!!!」

吉井「傷付いた!!!!毎晩枕を濡らす程傷付いた!!!!!」

(奥で工藤さんと木下さんが笑ってるけどそんな事今はどうでも良い。)

島田「じゃあこれで最後よ!!!何が在ったの!!!?」

バキィィッ(美波がカッターを握り折る音。)

(仕方無い此処はやむを得無い。)

吉井「御免。」

と言って僕は美波の顎と額にストレート。気絶を確認。

秀吉「手荒な真似をするのぅ。そんなに答えたく無い内容じゃったか。本当に何が在ったのじゃ?」

吉井「それは秀吉でも話せ無いよ。」

秀吉「儂でも話せぬか。それはちと寂しいのぅ。明久は儂には何でも話して呉れる仲じゃったのに。」

(泣いてる?秀吉が?)

秀吉「儂でも駄目なのかのぅ?」

(涙目で上目遣いで動作主は秀吉、これは破壊力抜群んだ!!!!これを無碍にするの

は男じゃ無い。)

吉井「分かったよ。秀吉には話すよ、実は脅迫状が僕の元に届いたんだ。」

秀吉「してその脅迫文には何て書いて居ったのじゃ。」

(さっきのは演技だったのか!!!くそぅ、秀吉め自分の可愛さを自覚してやがる。)

吉井「これ以上他の異性に近付か無い事だって。」

秀吉「大方文面から察するに嫉妬じゃろうな。」

吉井「詰まりこのクラスに居るたった二人の女子、、、、」

島田「んん。」

吉井「秀吉か姫路さんに好意を寄せてる誰かって事か。」

ビューーーーーン(島田の駆け出す音。)

秀吉「明久よ、島田が補習室から金属バットを取りに行った隙に逃げるのじゃ。」

吉井「僕の推理間違ってた?」

(糞、もう起きてるなんて立ち直りが早いな。)

秀吉「それで御主は何をネタに脅迫されて居るのじゃ?」

吉井「そう言えば何だろう。この忠告を聞き入れ無かった場合同封する写真を後悔します。ってこれは。」

秀吉「これはこの前の文化祭の時の明久のメイド服姿じゃな。」

吉井「いつの間に。これより凄いのは無いよな。」

カサッ、カサッ、カサッ(写真を捲る音)

 

明久のメイド服の着替える間のトランクスのパンチラ

 

吉井「トランクスだからセーフ!、トランクスだからセーフ!!!トランクスだからセーフ!!!!」

秀吉「どうしたのじゃ明久よ。」

吉井「いや~、この位ならまだ大丈夫。」

秀吉「?」

カサッ、カサッ、カサッ

 

ブラを片手に上半身裸で顔を赤らめてる吉井

 

吉井「い~~~~や~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!見無いで!!!穢れた僕の写真を見無いで~~~~~~!!!!!!」

秀吉「よく分らんが落ち着くのじゃ!!!!」

吉井「恐ろしい破壊力だ。これが公開されたら社会的に僕は終わる。何て卑劣な計略なんだ。」

秀吉「落ち着くのじゃ、人間一度はメイド服位着る物じゃ。」

吉井「それは演劇部の秀吉だけだよ!!!!!」

姫路「お早う御座います明久君。忘れ物を取りに帰ったら遅く為ってしまいました。」

吉井「忘れ物?姫路さんが珍しいね。」

姫路「合宿所にはキッチンが在るそうですから、お菓子作りの材料と用具を、、、、、、、」

吉井「聞きたく無い!!!!その先は聞きたく無いよ姫路さん!!!!」

姫路「え?吉井君甘い物は駄目ですか?」

吉井「僕の前で料理の話はし無いで~~~~!!!!」

(秀吉:今回は儂等では無くて明久が食べる様じゃから助かったのぅ。)

秀吉「丁度良い。この写真が騒ぐ物じゃ無いと姫路に証明して貰おう。」

姫路「どうしたんですか?」

秀吉「姫路よ。もし明久のメイド服姿があったらどうじゃ?」

(秀吉、幾ら何でもその切り込み方はどうかと思う。)

姫路「そうですね。まずはスキャナーを買います。」

吉井、秀吉「はい?」

姫路「そうしないと明久君の魅力をWEBで世界に発信出来無いじゃ無いですか。」

ガラガラガラピシャッダンッ(明久がAクラスの窓を開け飛び降りようと窓枠に足を置

く音)

秀吉「落ち着くのじゃ明久!!!早まるで無い!!!!」

優子「そうよ!!何考えてるのよ!!!」

工藤「吉井君面白いねぇ~。」

(糞、殴れば飛べるけど最後に女子二人を殴る真似はしたく無い。)

吉井「離して!!!!もう色々と生きて行ける気がし無いんだ!!!!!料理に世界に発信だなんてもう生きてる気がし無い!!!!」

秀吉「そうじゃ!!ムッツリーニに相談するのはどうじゃ。」

吉井「そうか!!その手が在ったか。ナイスアイデアだよ、秀吉。流石は僕のお嫁さんだよ!!!!」

秀吉「婿の間違いじゃろ?」

姫路「どっちも間違いだと思いますけど。」

優子「・・・・・・・・」

姫路「それと明久君のメイド服がどうとか、、、」

優子「姫路さん?私とお話でもしないかしら?」

(流石木下さん流石は僕の小姑だよ!!!)

秀吉「御主はどこで小姑等知って居るのじゃ。」

吉井「何でも良いじゃ無いかって何で小姑って考えてる所迄読めるの!?」

秀吉「長い付き合いじゃからの。」

(いや、そんなので分かるものじゃ無いと思う。)

ガラッ(Aクラスの扉が開く音。)

島田「ふへへへへっへーーーーー。」

金属バット二本持ってる。

吉井「やっべ。」

 

10分後

大きなたん瘤を付けた明久は屋上に居た。秀吉にも来て貰ってる

吉井「助けて!!!ムッツリーニ!!僕の名誉の危機なんだ!!!!。」

坂本「後にしろ、俺が先約だ。」

吉井「雄二?」

土屋「雄二の結婚が近いらしい。」

吉井「そんなのもう決まってるじゃ無いか。それより僕の方が大変だよ。この儘じゃ女装趣味の編隊にされちゃう。」

坂本「御前の変態の方が今更だろうが!!!」

吉井「黙れ!!この妻帯者!!!人生の墓場迄帰れ!!!!」

吉井、坂本「うぅぅぅ、、、、」

二人の目には涙が。

土屋「・・傷付くならお互い黙ってれば良いのに。」

秀吉「ほんとじゃな。」

吉井「でも未だ結婚の話で済んで良かったじゃ無いか。僕はもうてっきり子供迄出来た事にされてるのかと、、、、、」

坂本「・・・・・明久、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、笑え無い冗談はよせ。」

吉井「え?何?笑え無いの?」

工藤「その笑え無い冗談聞いて見たいな~。」

優子「私も坂本君がこんなに為るって面白そうじゃ無い?」

坂本「実はなぁ、翔子からこんな物を没収した。」

ピッ(雄二がMP3プレーヤーを再生する音。)

〔俺は大会に優勝したら御前にプロポーズするんだ!!愛してる~~~しょ~~こ~~!!!〕

吉井「これは!!」

秀吉「儂と明久が文化祭の二日目に捏造した雄二の台詞じゃな。」

吉井「あははは、こんな物記念にとって置きたいなんて霧島さんの可愛いね。」

(自分が捏造したと思えば罪悪感が、、、、、)

坂本「いや、婚約の証拠として父親に聞かせるつもりらしい。」

吉井「御免、、、、、、、、、、、、、、、、、雄二。僕、罪悪感んで押し潰れそうだよ。」

坂本「・・・・・・・・・・・・・・・良いんだ。」

優子「苦労が多いわね。」「

坂本「これで序の口だからな。」

優子「まだ何か在るの?」

土屋「・・・これを見ろ。」

吉井「これは学校近くにムッツリーニが仕掛けてる監視カメラじゃ無いか。」

土屋「・・静かに。始まる。」

 

 

坂本「翔子。」

霧島「何も隠して無い。」

坂本「俺は何も言って無い。」

霧島「誘導尋問は卑怯。」

坂本「今度辞書で誘導尋問の意味を調べて見な。んで?今背中の後ろに隠した物は何だ?」

霧島「別に何も。」

坂本「翔子、手を繋ごう。」

霧島「うん。」

パシッ(雄二が霧島さんから何かを取る音。)

坂本「よっと、ふむMP3プレーヤーか。」

霧島「雄二、酷い。」

坂本「機械音痴の御前がどうしてこんな物を。何が入ってる?」

霧島「普通の音楽。」

ピッ(雄二がスピーカーで再生する音。)

〔俺は大会に優勝したら御前にプロポーズするんだ!!愛してる~~~しょ~~こ~~!!!〕

霧島「普通の音楽。」

坂本「これは没収して削除して明日返すからな。」

霧島「まだお父さんに聞かせて無いのに酷い。」

坂本「お父さんって、御前まさかこれを使って俺を脅す気か!?」

霧島「・・・・・そうじゃ無い。お父さんに結婚の話を進めて貰うだけ。」

坂本「翔子、病院に行こう。今なら2,3発シバイて貰えば治るかもしれ無い。」

霧島「・・・・・子供は、、、、、、、、まだ出来て無いと思う。」

霧島さんが頬を赤らめながら言う。

坂本「行くのは精神科だ!!!!!!!!!でそのポケットのは何だ?」

霧島「別に大した物じゃ無い。」

 

吉井「見え無いよ。」

土屋「・・拡大する。」

 

私と雄二の子供の名前リスト♡

 

坂本「一寸待てやコラ!!!」

霧島「お勧めは最後に書いて在る私達の名前わ組み合わせた奴。」

 

しょうこ+ゆうじ=しょうゆ

 

坂本「何故、、、、、この組み合わせだ?」

霧島「きっと味の在る子に育って呉れると思う。」

坂本「俺には捻くれ者に育つ未来にしか見え無いんだが。」

霧島「因みに男の子だったらこしょうが良い。」

坂本「しょうゆって女の名前だったのか!!!!泣くぞ!!!」

 

土屋「・・・これで、終わり。」

優子、工藤、吉井「・・・・・・・・・・・・・」

吉井「御免雄二。霧島さんを見縊ってたよ。」

優子「醤油って。」

工藤「産婦人科って。」

土屋「・・・・重い。」

坂本「そう言う、、、、、、、、、、、、、事だ。」

吉井「頑張ってとしか言え無い。」

坂本「機械音痴の翔子が遣ったとは思えねぇ。他に実行犯が居る筈だ。ムッツリーニにはその犯人を掴んで欲しい。」

土屋「明久の相談は?」

吉井「実は、僕のメイドパンチラが全世界にWEB配信されそうなんだ。」

優子、坂本、土屋「????」

工藤「wwwww」

土屋「何が在った?」

吉井「御免端折り過ぎた~。かくかくしかじか~~~~。」

土屋「成程。で、写真は?」

吉井「これなんだけど。」

土屋「これは!!!!!!」

吉井「どうしたの、膝迄付いて。」

土屋「俺のよりベストアングル。」

吉井「あ~~~~身近にも伏兵が~~~!!!!」

工藤「本当に逼迫してるだよね?」

優子「全く緊張感が見え無いわね。」

秀吉「バカじゃからな。」

土屋「安心しろ!!!俺は無料で撒いたりはし無い!!!!!」

吉井「撒くんだ!!!!!有料なら撒くんだ!!!!!!!!」

工藤、優子、秀吉「wwwwwww」

坂本「成程。明久も俺と似た境遇か。」

土屋「脅迫の被害者同士。然も盗聴と盗撮。」

坂本「ムッツリーニ、調査を頼めるか?報酬に御前の気に入りそうなエロ本を、、、、、」

土屋「調べて置く。」

吉井「僕も最近仕入れた秘蔵コレクション2を、、、」

土屋「必ず調べて置く。」

優子「報酬が可笑しいでしょ。」

秀吉「ムッツリーニに物を御願いする時にエロ本は必須じゃ。」

優子「・・・・・・・・」

 

今Fクラスの教室で合宿の説明を聞いて居た。Aクラスとは内容が違うので教室は一時

的にFクラスを使って居る。

鉄人「学力強化合宿に付いては以上だ。」

吉井「へ~卯月高原か~。」

姫路「御洒落な避暑地ですね。」

島田「あ~楽しみ楽しみ~。」

鉄人「間違えるなよ。クラス毎に集合場所が違うからな。」

坂本「どうせAクラスはリムジンバスとかで行くんだろ?」

秀吉「儂等Fクラスは狭いマイクロバスかの?」

吉井「補助席か吊革か、いや、トランクやトラックの荷台なんて事も、、、、、」

鉄人「我々Fクラスは、、、、、、、、、、、現地集合だ。」

吉井「案内すら無いの!!!!!!!!!!」

優子、工藤「wwwwwwww」

Fクラスの入り口で工藤さん達が笑って居る。多分先に説明が終わって僕らが現地集合っ

て知ってたからその反応を見に来たんだろうな。

坂本「格差社会だな

鉄人「それじゃあ解散だ。」

工藤「ムッツリーニ君、君達の移動の様子撮って置いてね。」

土屋「報酬は?」

工藤「分かったよ。ちゃんとエロ本用意しとくから。」

優子「ちゃんとって。」

 

電車に乗って1時間後。

吉井「遣る事無いね~。」

更に1時間後

全員「・・・・・・・・・」

吉井「雄二!!何か面白い事無いの?」

坂本「トイレに鏡が在ったぞ。存分に見て来ると良い。」

吉井「それは僕の顔が面白いと言いたいのか?」

坂本「いや、違う。御前の顔は割と、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、笑え無い。」

吉井「笑え無い!!!?そんなに酷い状態なの!?」

坂本「面白いってのは御前の守護霊の事だ。」

吉井「守護霊?そんな物が見えるの?」

坂本「ああ、見えるぞ。血みどろで黒髪を振り乱してるのが。」

吉井「そいつはどう考えても僕を守って無いよね。」

坂本「安心しろ半分冗談だ。」

吉井「あ、なんだびっくりした~。」

坂本「本当は茶髪だ。」

吉井「そこは一番どうでも良いよね!!!!!って茶髪って僕じゃ無いか!!!!」

坂本「そうだ、今から御前の髪を乱して血みどろにして遣るから鏡に行って来い。」

吉井「絶対に嫌だ!!!!」

坂本「詰まんねぇな。」

吉井「御前が良い出したんだろ!!!」

雄二が窓の外を眺め始めて呟いた。

坂本「暇だ。」

吉井「あれ?美波何読んでるの?」

島田「心理テストよ。」

(本体価格2000+税だと!!!高過ぎるだろ。)

吉井「へ~面白そうだね~問題出してよ~。」

島田「良いわよ。それじゃあ次の色で思い浮かべる異性を挙げて下さい。①緑②オレンジ③青④紫⑤桃色」

吉井「え~っとオレンジが秀吉で紫が霧島さん、桃色が工藤さんで青が姫路さん、緑が工藤さんかな。」

ビリィィッ(美波が本を引き裂く音。)

島田「どうして瑞樹が青でウチが緑なのか説明して貰える?」

(2年に入ってすぐにムッツリ―が見たっていってた下着が緑だったからって言ったら

怒るだろうな。)

島田「怒ら無いから正直に言って見て~。」

吉井「前に下着が緑だったから~。」

(坂本:こいつバカだな。まんまと乗せられてやがる。)

グギィッ(美波が僕の服を掴み上げる音。)

島田「坂本~、窓開けて~。」

坂本「あいよ。」

ガラッ(窓を開ける音。)ビュー(窓から入る風の音)

吉井「捨てる気!!!僕を窓から捨てる気!?」

坂本「でもゴミを窓から捨てるのは良く無いぞ。」

吉井「雄二、助けて呉れて有難うって今さらっと僕をゴミ扱いしたよね。」

島田「良いのよアキはゴミじゃ無くて屑なんだから。」

吉井「どうしよう、僕、、、こんな扱いされたの久しぶりだよ。」

坂本「屑はちゃんと屑籠に入れるべきだ。」

吉井「そして雄二も屑を否定し無いんだね。」

坂本「どれどれ、オレンジは元気の源、紫は恐怖の根源、桃色は振り回される人、緑は友達、青は、、、、、成程な。」

(坂本:好きな人か。)

パシィィッ(美波が雄二から本の片方を取り返す音。)

島田「坂本、返しなさいよ。」

坂本「面白そうだったんでついな。」

吉井「なら雄二も参加したら詰まらないだろうし。」

坂本「そうだな。」

島田「それは良いけど、、、、、それと、さっきの問題に深い意味は無いんだからね!!!!」

坂本「ああ、分かってるって。」

相当顔ニヤけてるけど。

秀吉「儂も参加して良いかの?」

土屋「・・・俺も暇だから。」

島田「別に、、、、、、、良いけど。」

(美波が顔を膨らませて少し機嫌良く無い見たいだけど何でだろう。)

(島田:何でウチが木下以下なのよ!!!何よ元気の源って!!)

秀吉「所で明久、さっきの答えじゃが、次の色でイメージする異性を挙げなさいと在ったのじゃがオレンジは誰じゃ?」

吉井「秀吉。」

秀吉「少し、嬉しいから困る。」

(何で顔を赤らめてるの?)

(秀吉:元気の源とな。異性と言われるのは癪じゃが、何時も居る仲間の明久からこんな言葉が聞けて嬉しいわい。普段聞けぬ言葉じゃからな。)

姫路「それでは美波ちゃん、青で連想する異性の答えは何ですか?」

島田「う~~第二問!!!!」

姫路「?」

秀吉「答えたく無いようじゃの?」

(儂はさっき雄二が見てた所を見てたから分かるのじゃが、、、、、、)

島田「1~10の中で今思い浮かべた数字を順番に2個言って下さい。」

坂本「5と6だな。」

秀吉「儂は2と7じゃ。」

吉井「僕は1と4かな。」

姫路「私は3と9です。」

土屋「8と10」

島田「最初の数字は何時も貴方が周りに見せている顔を表します。坂本の5はクールでシニカル木下の2は落ち着いた常識人、アキの1は、、、、、死になさい。瑞樹の3は温厚で慎重ね。土屋の8は下心満載ね。」

(ムッツリーニ、否定しても皆知ってるから。それより大事な事が、、、、)

坂本「ふむ、成程な。」

秀吉「常識人とは嬉しいの。」

姫路「温厚で慎重な人ですか。」

吉井「ねぇ、今さらっと僕だけ罵倒されて無かった?」

島田「2個目の数字は貴方の普段は見せ無い裏の顔を表します。坂本の6は公平で優しい人、木下の7は色気の強い人。アキの4は惨たらしく死になさい。瑞樹の9は意志の強い人、土屋の10は仲間意識の強い人ね。」

坂本「秀吉は色っぽいのか。」

土屋「・・・言わずもがな。」

秀吉「姫路は実は意志が強いんじゃな。」

姫路「坂本君は優しいんですね。」

吉井「ねぇ、僕の罵倒エスカレートして無い?」

姫路「私が教えてあげますよ。1は優しい人4は仲間の為に自分を擬制に為れる人ですよ。」

坂本「明久らしいな。」

グゥ~~(明久の腹が鳴る音)

坂本「そろそろ時間だしな。」

吉井「ボチボチお昼にしようか。」

姫路「それなら、実は御弁当を作って来たんです。良かったら皆さんで、、、」

秀吉、土屋、坂本「さっ!!!」

坂本「わ、悪いな。俺も自分で作って来たんだ。」

秀吉「すまんぬ、儂も自分で用意して仕舞っての。」

土屋「・・・調理済み。」

(それ、赤い狐じゃ無いか。熱湯はどこから?)

坂本「そう言う訳で、明久に御馳走してやって呉れ。」

(雄二のそのニヤケ顔さては大方清貧生活をしてる僕が昼食何て用意出来てる訳無いと思ってるようだけど、ふふ、その考え椚の樹液より甘い!!!)

吉井「実は僕も惣菜パンを、、、、、、、、、、、、」

パシッ、ビリッ、パクッ(雄二が僕のパンを取って袋を破り捨てて食べる音。)

坂本「わりぃ明久。手が滑った。」

(ここで終わる僕じゃ無い。)

吉井「実は未だメロンパンが、、、、、」

パシッゅ(雄二が僕のパンを弾く音。)

坂本「わりぃ、手が滑った。」

グニョッ(ムッツリーニがパンを踏む音。)

土屋「悪い、足が滑った。」

(見事過ぎる連携に反応出来無かった。だが僕にはまだ手は200と在る。それに僕はこんな事で食べ物を粗末にする人間じゃ無い。)

吉井「あはは、気を付けてよ~、食べ物は粗末にしちゃ、、、」

パシィッ(ムッツリーニがメロンパンを素早く拾う音。)

そして素早く雄二に投げる。

坂本「行け無いからな。これは俺が責任を持ってきっちりと処分して遣る。」

(仕方無いこう為ったら雄二の御弁当も、、、、)

吉井「御免僕も手が、、、、」

ガシィッ(雄二に手首を捕まれる音。)

坂本「滑ら無い様にきっちりと掴んで遣るからな。」

坂本、吉井「ぬぅっ!!!!」

雄二と明久の睨み合い。

(でも雄二はこれで僕に手は無いと思ってる筈。)

吉井「実は僕も御弁当を、、、、」

坂本「何ぃ!!!!!」

(ふ、流石の雄二でもこれは予想して無かったか。)

島田「嘘ね。アキがそんな物作れる訳無い物。」

姫路「そうです!!明久君にそんな物が作れる訳在りません!!!!」

吉井「傷付いた!!!!毎晩枕を濡らす程傷付いた!!!!!」

秀吉「違うぞ、二人とも明久は料理の腕はプロ級なのじゃ。」

吉井「有難う秀吉。見方して呉れるのは秀吉しか居無いよ~!!!!」

島田「騙され無いわよ!!!!」

姫路「そうです!!騙されません!!!!」

秀吉「それより御主は余所見をして居て大丈夫かの?」

吉井「あれ?弁当が無い!!!」

坂本「わりぃ明久、さっき手が滑って窓の外に投げちまった。」

吉井「それ絶対手、滑って無くて態とだよね!!!!其処迄為るなら最早はっきり行って呉れて良いよ!!!ってか中身食うならまだしも、人の私物の弁当箱毎捨てるってどう言う神経してるんだよ!!!!!」

(本当に雄二と友達なんだろうか。糞、雄二を見限ってたのは僕の方だったのか。)

島田「もう、何バカ遣ってるのよ。ウチの食べる?」

(これはチャンスだ。)

吉井「それならいっそ、皆の御弁当を摘み合おうよ。」

僕は雄二の顔を見る。引き攣って居る。

秀吉「儂は席が違うから遠慮して置こうかの。」

土屋「・・・俺も。」

(く、逃げられたか。でも狙いは雄二。目的は果たした。)

坂本「俺は遠慮して置こう明久に貰ったメロンパンも在るしな。」

吉井「雄二、そんな事言わずに、、、、」

グイッ(雄二が僕の口にサンドイッチを押し込む音。)

坂本「そうか!明久!!!!御前も俺の弁当が食べえ見たいか!!!!それなら好きなだけ食え!!!!!」

(まずい息が、、、、でも舐めるな職に飢えた物の人並為らぬ職にがっつくスピードをバカにするな!!さっさと食べて生き延びて遣る!!こんなアメリカンクラブサンドなんかに!!!挟んで在る鶏の照り焼きが絶妙な味付けな上にジューシーで、、、、、)

吉井「美味い!!!これ雄二の手作り!!?」

坂本「悪いか?」

(雄二の奴僕が全く苦しま無かったから不機嫌だな。)

秀吉「ほう、明久に褒められるとは相当な腕じゃな。」

土屋「・・・・雄二は肉料理だけは得意。」

(喧嘩に明け暮れてた時に体鍛えてたからかな。)

姫路「秀吉君、もう演技は良いです。」

秀吉「演技じゃ無いんじゃが、、、、、」

島田「じゃあウチのもどうぞ。」

吉井「うん、焼売の肉もジューシーで、、、、、」

島田「あのねアキ、、、、、」

吉井「肉汁も凄く出てて、、、」

島田「勇気を出して言うけど、、、、、、、」

吉井「その肉汁を確り野菜も吸い込んでて、、、、、」

 

 

 

 

島田「その焼売にはたっぷりと、、、、、、、辛子を入れて見たの。」

吉井「ファイアーーーー!!!!!!君はバカか!!!!!おぉぉぉ~~~~!!!!辛、辛、辛、辛、辛~~~~~~!!!!!!!!!」

ポンッ(雄二の手が明久の肩に乗る音。)

坂本「明久、是はチャンスかもしれねぇぞ。」

(坂本:普通の人なら引っ掛から無いがこいつなら、、、、)

吉井「そうか!!!この今味覚が完全に破壊された今なら!!!!」

(坂本:味には耐えても臓器が耐えれ無いと言う事をこいつは忘れてるな。)

姫路「明久君、私のもどうぞ。」

吉井「うん、いたっだっきまーす!!!」

数秒後

吉井「ギャーーーーーーーー!!!!!!!!!」

と言う悲鳴と共に3時間眠りから覚め無かった。その後の説得は雄二が美味しすぎて食べ

てすぐ眠く為ったと言う事で美波も姫路さんも納得したらしい。みんなバカなのだろう

か?そしてその所為で美波から余計な怒りを買って仕舞った。

 

 

 

土屋「・・・工藤、これが頼まれた物だ。」

工藤「有難う。でも来る時吉井君を君達がタンカーで運んでたけど何か在ったの?」

優子「私も疑問だったのよ。何か在ったの?」

土屋「・・・それを見れば分かる。蘇生の動画も入れて在る。」

工藤「じゃあ見てからのお楽しみだね~。」

 

 

坂本「300ジュールチャージ!!!!」

ピィーーーッ、ピーーーッ、ピーーーッ(明久の心電図が振れる音。)

吉井「うぅ。」

坂本「明久!!!!起きたか!!!!良かった15回目の電気ショックが効いた様だな。」

(・・・・・・冗談だよね?僕の命がそんな一か八かの状態に為ってたなんて。)

吉井「僕は、、、、、、、一体。」

秀吉「譫言で今世の罪を懺悔し始めた時はもう駄目じゃと、、、、」

秀吉が涙を浮かべ乍ら話す。是は演技じゃ無いガチの奴だ!!)

(よく生きてるな僕。)

吉井「ここは?」

坂本「合宿所だ。御前が生死の境を彷徨ってる間に到着したんだ。」

秀吉「そしてここが儂等4人の部屋と言う訳じゃ。」

吉井「あれ?ムッツリーニは?覗き?盗撮?」

秀吉「友人に対してそんな台詞がさらっと出て来るのはどうかと思うのじゃが。」

ピロン

吉井「是はムッツリーニのカメラの動画時間が5時間を超えた時に為る電源消し忘れ警告音、、、、、うわぁっ!!!何でムッツリーニ天井に張り付いてるの!!!」

土屋「・・・・死に顔の特等席。」

秀吉「友人が生死の境を彷徨って居る中不吉じゃぞ。」

そしてムッツリーニは撮影を止め。

土屋「・・・・・少し出る。」

坂本「じゃあ、明久も目覚めた事だし、ムッツリーニが帰ったら始めるか。」

吉井「何を?」

坂本「明久の盗撮犯と俺の盗聴犯を捕まえる作戦だ。」

土屋「あれから情報を手に入れた。」

吉井「ほんた!?ムッツリーニ!」

 

5分後

ムッツリーニが戻って来て、、、、

土屋「犯人が使用したと見られる道具の痕跡を見付けた。使用している道具のメーカー、 新しさ、手口、使用頻度や繋いだ事の在るサーバー履歴から見て明久の盗撮と雄二の盗聴は同一人物の犯行と断定出来る。」

(凄いなムッツリーニ。少し怖いよ。そ域迄行くと。)

吉井「それで?犯人は?」

土屋「すまない。」

吉井「そうだよね。流石に其処迄は分から無いよね。」

土屋「犯人は女性徒でお尻に火傷の痕が在る事しか分から無かった。」

坂本、秀吉「・・・・・・」(呆れてるな。)

吉井「君は一体、何を調べたの?」

土屋「校内に小型ビデオを仕掛けた。そしたらこんな物が、、、、」

吉井「これは!!」

土屋「女子更衣室の映像。」

吉井「何でモザイクが掛かってるの?」

土屋「見たければ有料。」

ポンッ(吉井が土屋の肩に手を置く音。)

吉井「友達じゃ無いか。」

(秀吉:何でそう為るのじゃ。)

坂本「是は若しかして翔子か!!!このスマホは翔子のだ!!!」

土屋「御名答。拡大する。」

秀吉「これは!!!」

坂本「何だこりゃぁ!!!」

スマホの画面には明久の女装写真でいっぱいに埋め尽くされて居て、、、スクロールしてもスクロールしてもアキちゃんの写真。

吉井「もう!御嫁に行け無い!!!!」

(秀吉:明久が性別を忘れる程取り乱して居るが其処迄の写真じゃろうか?)

秀吉「LINEじゃな。何々?注文書、雄二のプロポーズをもう一つ御願いします。」

坂本「クソッ!!翔子の奴もう動いてやがったか!!!」

土屋「・・・少し飛ばす。」

秀吉「返事が返って来た様じゃ。何々?二度目だから安くするよ。明日から強化合宿だから引き渡しは来週の月曜日で。」

坂本「あっぶねぇ!!!合宿で助かった。」

秀吉「これで同一犯で在る事は確定じゃのぅ。」

土屋「ここからがポイント。」

坂本「返信してる。」

秀吉「素晴らしい写真ばかりですね。でもバレたら大変でしょう。」

ポンッ、ポンッ!(LINEの送信音。)

坂本「返信早!!!!」

土屋「おそらくコピペ。」

秀吉「と言う事は他の奴にも売って居ると言う事じゃな。」

吉井「ここだけの話この前母親にバレてね。文字通りお尻にお灸を据えられたよ。御陰で一も火傷の痕が残ってるよ。乙女に対して酷いと思わ無い。」

土屋「分かったのはこれだけ。」

秀吉「成程。それでお尻に火傷の痕が在るのじゃな。」

吉井「成程、乙女と言う事は女子か秀吉のどっちかだな。」

秀吉「待つのじゃ!!!御主は儂が相談に乗ってあげたじゃろ!!」

吉井「じゃあ女子か。」

坂本「ったりめーだ!!!」

吉井「でもスカートを捲るってのも、、、、」

土屋「赤外線カメラを使っても火傷の痕は分から無い。」

吉井「そうだ!!!!!!もうすぐ御風呂の時間だから秀吉に見て来て貰えば!!」

秀吉「どうして儂が行く前提なのじゃ。」

坂本「無理だ明久、合宿の栞を見て見ろ。」

吉井「栞?えっと~各クラスの入浴時間は~、はぁっ!!!」

と言って明久は合宿の栞み目を通す。そこには

 

 

男子A・B・Cクラス   20:00~21:00

男子D・E・Fクラス   21:00~22:00

女子A・B・Cクラス   20:00~21:00

女子D・E・Fクラス    21:00~22:00

秀吉            20:00~21:00

 

吉井「各クラス毎に分かれてちゃ、どっちを覗けば良いか分から無いじゃ無いか~~~~!!!!」

坂本「そこじゃね~~~!!!」

土屋「明久、もう一度見て見ろ。」

吉井「は!!!こんな所にも秀吉湯が!!!!」

秀吉「何故儂だけなのじゃ。」

バンッ!!(僕らの部屋の扉が空く音。)

小山「そこを動くな~~~!!!!」

中林「全員手を頭の後ろに組んで伏せなさい!!!」

吉井「何!!?」

中林「手を頭の後ろに組んで伏せなさいって言ってるのよ。」

坂本「は?」

中林「木下君、早くこっちへ。」

秀吉「な、何じゃ!!」

坂本「何の真似だ!!!一体!!」

小山「貴方達が犯人だって事は分かってるのよ!!!」

吉井「犯、、、人?」

小山「これの事よ。」

そう言って彼女は手から小型カメラを取り出した。そして握り潰した。

小山「女子更衣室の脱衣所に仕掛けられてたのよ。」

吉井「それって、盗撮じゃ無いか!!!!一体誰がそんな事を!!!!」

小山「貴方達に決まってるでしょ!!貴方達以外に誰がこんな事為るって言うの!!!」

土屋「明久、あのカメラ犯人が使ってた物と同一機種。」

坂本、吉井、秀吉「何だって!!!!(じゃと!!!)」

小山、中林「?」

小山「(小声)この人達って演技上手いの?」

中林「(小声)知ら無いわ。でも木下君が居るから有り得るわよ。」

小山「貴方達往生際が悪いわよ!!」

秀吉「違う!!儂等は覗き等!!!!」

ムッツリーニのパソコンを見る。

秀吉「否定出来ん。」

坂本、吉井「何だって!!!」

島田「アキ!!ほんとなの!!!」

姫路「本当なんですか!!明久君!!!」

吉井「姫路さん、美波!!」

姫路「明久君がそんな事為る訳、、、、」

島田「嘘、、、だよね。ウチ信じてるから!!!」

吉井「どうして、どうして、、

 

 

 

   信じてるのに拷問器具を。」

姫路「酷いです!!明久君!!!よりに因って御夕飯を欲張って食べちゃったこんな時に覗こうなんて!!!何時もはもっとスリムなんですからねぇ!!!!」

吉井「って!怒るとこそこ!!!」

島田「私だって!!何時もほもっと胸が大きいんだからね!!!」

吉井「いや、そこは嘘!!!」

島田「みんな!!遣ってお仕舞い!!!!」

そしてみんなが飛び掛かって来る。

吉井「仕舞った!!!!!!つい本音が!!」

坂本「明久!!ここは迷ってる暇はねぇ!!遣るぞ!!!」

吉井「うん!!!」

目の前に飛び掛かって来る女子の腹部に臓器が潰れ無い程度のパンチで飛ばして退路を作った後、回し蹴りで後ろから迫って来る女子を落とす、次は未だ上がってる足でもう一人を踵落とし、、、駄目だ人が多すぎる。

坂本「明久!!!数が多すぎる!!あれを出せ!!!」

吉井「OK雄二。アウェイクン!!古典!!!サモン!!!」

 

古典

吉井明久   129点

 

女子「サモン!!!」

姫路「させません!!サモン!!」

坂本「俺も加勢為る!!サモン!!!」

土屋「サモン!!」

秀吉「サモン!!」

 

古典

女子  平均  145点×47

    姫路瑞樹   421点

    小山友香 158点

    中林宏美 118点

 

木下秀吉  525点

坂本雄二  369点

土屋康太  89点

 

(流石に美波は召喚為無かったか。)

秀吉「化ける、対象は明久、そしてトルネードじゃ。」

 

木下秀吉 525→475

女子17人戦死   小山友香  158→11点   中林宏美 戦死

姫路瑞樹  421→208点

 

秀吉「流石明久が愛用する技だけ在って頼もしいのぅ。」

小山「一寸!!島田さんも参加しなさいよ!!!!」

中林「そうよ!!数が多ければ単純に有利なんだから!!!」

(落ち着け僕、ここで笑ったら面白い場面に遭遇出来無く為る。ここは一時の我慢だ。)

島田「で、でもあたしは!!!」

小山「サポートは私達がするから!!!」

(全面的にサポートする事に為るよ?肉壁に為るよ?)

島田「しょ、しょうが無いわね。サモン!!」

 

 

 

 

古典

島田美波  1点

 

(あ、前回より下がってる。前は2点だったのに。)

小山、中林「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

吉井「wwwwwwwwwwwwwwwww」

島田「貴方達が出しなさいって言ったんでしょ!!!サポートしなさいよ!!!」

(この点でサポートしてと言われてもね。)

小山「私がFクラスに期待したのがバカだったのね。」

吉井「wwwwwそうだよ~美波じゃ居ても居無くても変わらないって逆に足引っ張るだけだって~。」

島田「言って呉れるじゃ無い!!!!」

(だって事実でしょ?)

島田「あんたなんか私が遣ってあげるわ!!!」

単純な突進攻撃こんなので食らう程僕じゃ無い。

吉井「それはこっちの台詞だよ。」

ギリギリで素早く躱し横から片手だけ前に出して喉の位置に木刀を突き込む。

 

島田美波   戦死

 

(だろうね。)

秀吉「化ける、対象は姫路、熱線じゃ。」

 

女子   11人戦死   木下秀吉  475→425点

姫路瑞樹  戦死   小山友香  戦死

 

(僕の出る幕無いじゃ無いか。)

秀吉「是で最後じゃ。化ける、対象は明久でトルネードじゃ。」

 

女子  17人戦死

 

吉井「後は僕が遣って置くよ。」

 

女子  2人戦死 

 

坂本「明久!!!避けろ!!!」

吉井「ん?」

島田さんが石抱きの石で殴り掛かった見たいだ。勿論避けてフィールドを世界史に変えて彼女達の拷問器具を根刮ぎ破壊した。勿論フィールドが変わったからみんな召喚し直したんだけど僕の点数でみんな僕とみんなで余裕だった。僕は一寸人が多かったから1102点が892点になっちゃったけど50人居てそんだけしか食らわ無いのなら上出来だろう。

島田「何であんた歴史だけそんなに点が高いのよ!!!!」

(何でと言われてもね。)

小山「抑あんた達が盗撮なんて為るからでしょ!!!」

土屋「俺が素人にバレるような隠し方はし無い。」

(ムッツリーニ、その発言は余計に事態を悪化させかね無い。)

吉井「雄二この場を何とか!!!ってもう手遅れか。」

雄二だけ霧島さんに縛られて拷問されてる。

霧島「雄二、、浮気は許さない。」

坂本「ごぉぉぉぉ~~~!!!」

鉄人「御前達!!!何の騒ぎだ!!!!」

中林「先生、盗撮です!!!」

小山「証拠品のカメラも在ります!!!」

鉄人「それで?」

中林「是以上無い物的証拠でしょ!!!」

小山「土屋は1年次には盗撮の常習犯だったのよ!!!」

坂本「バレてカメラ没収されてから遣って無いだろうが!!!!」

土屋「・・・・殆ど遣って無い。」

(ムッツリーニ、其遣ってるって事だよね。常習じゃ無いだけでしてるって事だよね。)

鉄人「是だけで決めつけるのは早過ぎるな。」

中林「フンッ、命拾いしたわね!!!でも覚悟為さい!!!証拠見つけて遣るから!!!」

 

 

 

結局鉄人が入り込んで来て証拠不十分だと言う事で解散した。

 

 

一方Aクラスの何時もの面子はと言うと、、、、、

優子「坂本君吉井君に対して鬼畜ね。」

工藤「あ、ほらここ、弁当を投げられて吉井君泣いてるよ。」

優子「2週間何も食べて無かったらしいから或意味当然よね。」

工藤「あ、坂本君又吉井君に唆してるよ。って!!姫路さんの料理食べた!!!」

優子「倒れたわ!!?何で!!!?」

工藤「実はね、~~~~~って感じで姫路さんのは、、、、、、、」

優子「ま、誰にでも抜けてる所は在る物ね。」

工藤「あれ、こんな説得で二人とも納得しちゃってるよ。」

優子「姫路さんもそう言う所抜けてるのよね。」

工藤「吉井君この儘起き無いよ。」

優子「それでタンカーね。」

工藤「あ、蘇生シーンだ。」

優子「15回目ってよく生きてるわね。」

工藤「しかも3時間ほたらかされた後だよ。」

優子「土屋君も吉井君も仲が良いのか分から無いわね。」

工藤「仲が良いからこんな事言えるんじゃ無いの~。羨ましいな。それと起きてすぐ覗きを疑われるムッツリーニ君は凄いね~。」

霧島「優子、そろそろ御風呂。」

優子「もうそんな時間ね。見過ぎたわ。」

工藤「本当だ。急がなきゃ。」

 

 

 

秀吉「酷い濡れ衣じゃったのう。儂が被害者扱いってのが解せぬが。」

吉井「ほんと、酷い濡れ衣だよ。未だ覗いて無いのに。」

土屋「見つかる様なヘマして無いのに。」

坂本「上等じゃねぇか。」

吉井「どうしたの雄二。」

坂本「あっちがそう言う態度で来るならこっちも覗いて遣ろうじゃねーか!!!!」

吉井「覗くって真逆!!!!」

坂本「ああ、女子風呂だ!!!!こう為ったら本当に女子風呂を覗いて遣る!!流石に覗きは遣り過ぎだと思ったが、あっちがそんな態度で来るなら遠慮は要らねぇ!!!思う存分覗いて遣ろうじゃ無いか!!!」

吉井「雄二!!!!

 

 

 

   霧島さんのが見たいなら個人的に相談した方が、、、」

坂本「ばっ、バカ言うな!!!翔子の裸になんか興味はねぇ!!!」

(頬赤らめてますけど?)

秀吉「例の尻に火傷の痕が在る犯人捜しかの。」

坂本「そうだ!!!

吉井「雄二も霧島さんの事に為るとやる気が凄いね。」

坂本「実はこの前何時もの様に翔子に薬を嗅がされて気を失ったんだが、、、、、」

吉井「御免その前提からおかしいと思うんだけど、、、、、」

坂本「目が覚めると奴の家に拉致されて居た。」

(うん、多分霧島さんも強行手段にでちゃったんだね。)

坂本「それで霧島さんの両親に挨拶させられたとか?」

坂本「いやそんなんじゃねぇ、ただ奴の家に、、、、、、、、、

 

 

 

 

 

   雄二の部屋と書かれた監獄が出来て居た。」

(雄二ももうすぐ潮時かな。突然の別れを告げる前に雄二と思い出作って置か無いと。)

坂本「あんな録音を聴かれたら、俺は、俺の未来は、未来は、、、、、、」

震えてるよ雄二が。あ、そして落ちた。

秀吉「そうなるともうすぐ風呂の時間が終わるから急がねば為らんぞ。」

吉井「え?ムッツリーニは兎も角秀吉も手伝って呉れるの?」

秀吉「うむ、友人の危機なのじゃ当然であろう。それに雄二のあの録音には責任があるからのぅ。」

土屋「Aクラスの入浴時間は後5分!!」

吉井「よしっ雄二起きて!!覗きに行くよ!!!」

明久は坂本を殴る。

(秀吉:明らかにセリフがおかしい気が、、、、、、、)

坂本「はっ!!」

秀吉「明久も雄二の扱いには手慣れて来たのぅ。」

坂本「考えてる暇はねぇ!!!行くぞ!!!!」

(もう復活してるし。)

 

 

 

土屋「入浴時間残り3分、この先が女子風呂。」

坂本「時間が無い、さっさと行くぞ!!!」

布施「待ちなさい!!!君達どこに行くつもりですか?」

吉井「化学の布施先生だよ。」

坂本「構わん!打ちのめせ!!!」

布施「そこは構いなさい。」

吉井「了解雄二。一撃で蹴りを付けるよ。」

布施「吉井君もそこは了解じゃ無いでしょう。」

吉井「是は僕らの濡れ衣と脅迫犯を捕まえる為の行動なんだ!!!あとで真犯人を突き出したら屹度許してくれる筈だよ!!みんな!!そうさ!!!!!!」目的が真理の追究に在る以上、正義は僕等に在る!!!!行くぞ!!!!

 

    この前の補習の恨みを食らえ!!!!!!」

秀吉「思いっきり私心で行動して居るでは無いか!!!!」

布施「ひぃっ!!!試験召喚獣召喚サモン!!」

吉井の拳が弾かれた。

坂本「あれは!!!」

土屋「・・・試験召喚獣。」

吉井「僕が観察処分者遣る前は雑用は教師の仕事だったからね。そこそこ操作上手いよ。」

布施「その方が都合が良いですからね。それにこう言った若者の暴走を止める役割にも為ります。」

吉井「でも卑怯じゃ無いですか!!!!!!」自分達が作ったテストで高得点なんて当たり前じゃ無いですか!!!!!」

布施「いえ、正式な勝負でも無いですし。それに君はさっき一方的に襲って来た事を棚に上げて居ませんか?それに教師も他の先生が作ったテストを解いて居るのですよ?」

吉井「え?そうなの?」

布施「教える側にも相応の学力があるべきと言うのが学園長の方針ですからね。」

坂本「こう為ったたら布施先生を召喚獣毎叩き潰す!!!」

吉井「任せたよ!!雄二!!」

坂本「一寸待て、、、、一応御前の化学の点数を聞いて置こう。」

吉井「この間の化学の点数はあと1点で、、、」

坂本「あと1点で?」

 

 

吉井「2桁だった。」

坂本「先に行けバカ!!!」

吉井「ち、違うんだ!!!あれは解答欄が一つずれちゃったからで別に僕の頭が悪い訳じゃ無いんだ!!解答欄ずらさなかったら400点ギリギリ超えてたんだよ!!!」

坂本「又ずらしたのか!!!使えねぇ奴だな!!!」

秀吉「教師相手に1人は厳しかろう。儂も加勢しよう。」

 

坂本、秀吉「サモン!!!!」

 

化学

布施 文博    1478点

 

木下秀吉  428点

坂本雄二   284点

 

吉井「良し!!!ムッツリーニ僕らは先にってもう居無い!!!!」

シュパパパパパパパッ(ムッツリーニが物凄いスピードで走る音。)

大島「そこで止まれ。」

土屋「保険体育の、、、、、大島先生。」

大島「諦めろ土屋!!」

土屋「大島先生、これは覗きじゃ無い!!!」

(ん?勝負じゃ無くて説得為る気らしい。これは珍しい。)

大島「では何だ!!」

土屋「保険体育の実習。」

吉井「ってムッツリーニそれで説得出来ると思ったの!!!僕達がしたのはお尻に火傷の痕が在る女子を探そうとしてるんだよね!!!」

大島「尻が目的か!?サモン!!!」

吉井「って余計に誤解されてる!!!」

土屋「明久、御前が居無かったら説得出来て居た。」

(そんな訳無いと思う。)

残念ながら説得は失敗に終わった。

土屋「サモン!!」行け!!明久!!ここは引き受けた!!」

吉井「ムッツリーニ、先生を片付けたら又会おう。」

大島「片付ける、、、、、か。いいか御前等、教師を、、、、、、、、、、、、、、、、舐めるなよ!!」

 

保険体育

大島 武  1587点

 

土屋康太  1256点

 

(そんな!!!Aクラスの人の4倍も高い点数を取ってるムッツリーニを軽く300点超えるなんて!!!)

吉井「みんな!!頑張って!!!絶対に僕が!!僕が!!!ってはぁっ!て、鉄人!!!」

鉄人「全く、貴様等には手を焼かされる!!」

吉井「今日は絶対に負けられ無いんだ!!!サモン!!!あれ?西村先生召喚獣は?」

鉄人「色々在ってなぁ。点数が無いんだ。」

吉井「なら今日はそれじゃあ何時もの恨みも込めて!!くたばれ鉄人!!!アウェイクン!!!世界史!!サモン!!!!」

ガシィィッ!!!ニギュゥゥッ(鉄人が僕の召喚獣を握り潰そうと為る音。)

吉井「ギィィ!!」

鉄人「何故俺が干渉させ無いか分かるか?吉井、御前が観察処分者で良かった。召喚獣なら殴っても問題に為ら無いからな!!」

(いや召喚獣で無くても貴方は殴ってますよね。)

吉井「えぇぇ~今迄一度でも体罰を気にした事なんて!!!」

鉄人「吉井、念の為貴様の血液型を聞いて置こう。」

(輸血を連想させるのは気のせいだろうか。)

吉井「ギャーーー。」

鉄人「不届き者は補習!!!そっちの三人もだ。」

後ろを見ると天井から縄で吊され居るムッツリーニと秀吉と雄二の姿。

鉄人「まあ、男らしく正面から来た気概に免じて停学は勘弁してやろう。心優しい西村先生が相手で良かったねぁ。」

(全然良く無い!!!!寧ろ心優しいなら抑殴らずに其の儘停学の方が優しいよ。)

その後僕達は1時間補習が設けられた。

 

坂本「今日の反省会だ。ムッツリーニ今日の先頭の映像を監視カメラをハッキングして出して呉れ。」

土屋「もう手配済み。」

吉井「流石ムッツリーニ!!」

土屋「・・・・始める。」

 

坂本「秀吉!!腕輪だ!!!」

秀吉「了解した。化ける、対象は、、、、」

布施「そこっ!」

 

 

木下秀吉  戦死

 

坂本「何ぃ!?」

(坂本:速い!明久並じゃねぇがこいつには付いて行けねぇ。)

坂本「ぶっ潰す!!!」

 

相打ち

布施  文博  1478→1421点  (回避により其処迄食らって無い。)

坂本雄二  戦死

 

秀吉「何度見ても圧倒的な戦力差じゃな。」

 

 

土屋「・・・・加速。」

大島「くっ。」

 

大島  1478→1320点    土屋  1256→1206

 

大島「甘いぞ土屋、腕輪を使った後がガラ空きだ!」

 

土屋   1206→986点

 

土屋「そんなの百も承知。」

 

 

(ムッツリーニが物凄く大島先生の召喚獣の近くに居るからここなら喉を突き易いムッツリーニもよく考えてる。)

 

大島  1320→928点

ギリギリで回避を始めたから急所に限り無く近い所で止まった。でもムッツリーニも素

早く抜いて又刺してる。

 

大島  986→726点

 

大島「其処迄か?」大島先生の突き、だけど

土屋「・・・加速。」

土屋  986→936

ムッツリーニは腕輪を使って回避。そして

土屋「・・・加速」再び腕輪を使って物凄い速さで突きを為て居る。

 

大島  726→589点

 

大島「見損なうなよ。」

 

土屋  戦死

 

(流石教師ムッツリーニの召喚獣の急所を的確に突いてる。生徒であんな芸当出来るのは僕位だけど教師や僕からしたらあの攻撃方法で仕留めるのは滅茶苦茶容易い。)

そして僕の戦いを見た後二人は、、、、

坂本「結局善戦したのはムッツリーニだけか。」

秀吉「他の物は足下にも及んで無いのぅ。」

 

 

数え切れ無い星と儚げな三日月が空を彩るこの日。(訳:その日の夜)僕はクラスメイトの

、少し大胆に為った少女達から迫られて居た。

島田「アキ、抱いて呉れる?」

姫路「次は明久君の番ですよ?明久君、御願いです。抱いて下さい。」

吉井「そんな僕にはもう無理だよ。」

姫路「どうしてですか?」

島田「嫌、、、、、、なの?」

吉井「僕には限界だよ。これ以上抱かれるのは心が痛んだ。」

姫路「明久君が駄目なら土屋君に抱いて貰いますよ。」

島田「いいの?アキ?」

吉井「構わ無いよ。」

 

 

島田「だって~土屋~抱いて呉れる?もう一枚!」

土屋「イェェェェェ~~~、あ゛ぁぁぁぁ~~~~!!!!!」

石抱き別名算盤責めとも言われる、江戸時代の拷問である。

霧島「浮気、、、、、許さ無い。」

そして雄二には次々に乗せられその数20枚雄二の頭の遙か上迄積み上げて居て崩れたら危険で在る。そして4枚目から丸でバランスと言う物が考えられて無い。

姫路「明久君も御願いしますね。」

吉井「ギャーーーー。」

今夜の彼女達は一寸大胆。

(何で秀吉だけされ無いの。今恥を忍んで良いから女装したい。)

 

こうして強化合宿一日目は終わった。だが未だ明久達の濡れ衣は晴れて居無い。果たして事件は、、、脅迫犯人は見つかるのだろうか、、、じゃじゃんっ。

 




バカテスト   (偶に休みます。)
強化合宿一日目の日誌を書きない。


姫路瑞樹の日誌
電車が止まり駅に立つと不意に眩暈の様な感覚に襲われました。風景や香り、空気までもがいつも暮らしている町とは違う場所で何か素敵な事が起こるそんな予感がしました。


先生のコメント
環境が変わることで良い刺激が得られたようですね。姫路さんに高校二年生と言う今この時にしか作れない思い出が沢山出来る事を願って居ます。





木下秀吉の日誌
電車が止まり、駅に立つと不意に眩暈の様な感覚にあったのじゃ。あれは何じゃったのだろうか。



先生のコメント
乗り物酔いです。




土屋康太の日誌
電車が止まり駅に立つと不意に眩暈の様な感覚が訪れた。あれは何だったんだろう。


先生のコメント
貴方の場合貧血です。





坂本雄二の日誌
駅のホームで大きく息を吸い込むと少し甘い様な仄かに酸っぱい様な不思議な何かの香りがした。これがこの町の持つ匂いなんだな、と感慨深く思った。


先生のコメント
隣で木下君が吐いて居無ければ、そして土屋君が鼻血を吹き出して居無ければ、もっと違った香りがしたかも知れませんね。




吉井明久の日誌
御弁当を食べると不意に眩暈の様な感覚が訪れた。そして気付いたら合宿所に来て居てみんなが僕を取り囲んで居た。あれは何だったんだろうか。



先生のコメント
先生が聞きたいです。


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16:僕と覗きと男の友情っ!(二日目)

この回は少ないです。二日目って色々と薄っぺらいんですね。って恐らく殆ど戦いが長く続かなかった事と戦い以外の場面が少なかったからと言う明白な理由が在るのですけど。


文月学園強化合宿Aクラス。

霧島「雄二、一緒に勉強できて嬉しい。」

坂本「翔子、御前の席はここじゃ無いだろう。そして当然の様に俺の膝に座ろうと為るなクラスのれん中から殺されるだろ!!!」

(普通こんな言葉出て来無い筈なんだけどね。)

今日はAクラスとの合同学習。基本的に勉強内容は自由だ。そしてその日の最後には確

認として全教科のテストを為る。雄二はこのテストの為に勉強しろと言ってた。

吉井「でも何でこんな所にまで来て自習なんだろう。授業は遣ら無いのかなぁ?」

坂本「遣る訳無いだろう。御前、成績は良いけど理解力は人一倍無いだろ?Aクラスの授業なんか聞いて内容分かるのか?」

吉井「ふっ、雄二に取ってはそうかも知れ無いけど僕に取ってはAクラスもFクラスも大差無いよ。」

秀吉「ほぅ、それは凄いのぅ。」

吉井「どっちも授業なんか聞くつもり無いからねぇ。」

秀吉「それは又違う意味で凄いのぅ。」

霧島「吉井、この合宿の目的はモチベーションを向上させる事」

坂本「翔子そんな事言っても明久には伝わらん。AクラスはFクラスを見てああは為るまいとFクラスはAクラスを見てああ為りたいと思える訳だ。だがウチのFクラスには向上心は無いからAクラスを見てもああ為りたいって欲すら湧かねぇ連中だって事が教師の目論見は失敗だったんだがな。」

工藤「ああ、代表ここに居たんだ~。僕もここでしようかな。」

吉井「え~と、工藤さんだったよね。」

坂本「明久、鉄人に絞られたとは言え、普段一緒に居る仲間の名前を忘れたのか?」

工藤「それじゃあ、改めて自己紹介させて貰いうね~。Aクラスの工藤愛子です。趣味は水泳と音楽鑑賞で、スリーサイズは上から78、56、79特技はパンチラで、好きな食べ物はシュークリームだよ。」

(何だろう魅惑的な台詞が混ざって居たぞ?)

(坂本:これはただ工藤が言いたかっただけだな。)

工藤「どうしたの?吉井君。」

吉井「いや~工藤さんんおその特技、、、、、ほんとなのかなって。」

工藤「はは~ん吉井君、さては疑ってるね~。」

工藤「ん?吉井君どうしたの?何ならここで披露してあげようか?」

工藤がスカートの裾を掴む。

霧島「・・・・浮気は駄目。」

雄二は又目潰しされた。

坂本「ギャーーーー。」

吉井「あれ?ムッツリーニ、やけに冷静だね。何時もはエロが大好きなのに、僕だってこんなにドキドキしてるのに。」

土屋「騙されるな。明久、奴はスパッツを履いて居る。」

吉井「そんな!!!工藤さん!!!僕を騙したね!!!僕の純情返して!!!」

坂本「俺は目を突かれ損じゃねーか。」

工藤「そう言えば吉井君達、昨日女子風呂覗こうとしたんだって?そんなに見たいなら、僕の胸を見せてあげるよ。」

と言って工藤さんは上の服の釦を外した。

吉井「う、ううぅぅぅ。」

明久は目を潤わせながら必死の鼻から出て来る赤い液体を必死に塞ぎ込む。

{土屋:ブシャーーーッ!!}

(やっぱり何時ものムッツリーニだ。)

霧島「ちょめ。」

又雄二の大切な目が奪われた。

吉井「酷いよ!!工藤さん!!!僕達をそんなに弄らないで!!!」

工藤「御免ね吉井君。代わりに面白い物聞かせてあげる。」

吉井「何?」

土屋「小型録音機。」

ピッ(録音機の再生音。)

《あれ?どうしたのムッツリーニ。》

工藤「これ、結構面白いんだよ。」

ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ(何かを操作する音。)

《工藤さん、大好き。僕、こんなにドキドキしてる。遣らない?》

吉井「え?はっ!!!!」

島田「へ~さいっこうに面白い台詞ね~。」

姫路「へ~ほんっとうに面白い台詞ですね。」

島田「瑞樹、一寸手伝って。」

姫路「ええ、良いですよ。」

二人は補習室へ向かった。

秀吉「明久よ、二人が拷問道具を持って帰って来る前に逃げるのじゃ!!」

吉井「そんな!!!秀吉!!僕何も悪く無いよね!!!」

坂本「おい、明久。」

吉井「何?雄二。」

坂本「(小声)信じたくは無いが盗聴の犯人は工藤かも知れねぇ。」

吉井「(小声)確かに今の手際凄かったもんね。工藤さんなら何時ものからかいの一環として遣りそうだよ。」

坂本「(小声)明久、奴が犯人か調べて見て呉れ。」

吉井「(小声)分かった。」

吉井「工藤さん。君が、、、、」

工藤「何?吉井君。」

(はっ!!君が犯人なのって言ってはっきりそうだよって言う訳無いじゃ無いか。逆に警戒されたら面倒だよ。危ない危ない、聞き方を変え無いと。)

工藤「何?」

吉井「えっと、特に君が、、、、」

(頭を使え!!!吉井明久。その明晰な頭脳で相手に気取られず犯人を特定出来る質問を捻り出すんだ。君は女生徒なの?とか、ってバカ!!!そんなの一目瞭然じゃ無いか!!!!)

工藤「僕が?」

(確か犯人の特徴は、、、、、、、、、、、、、、、これだ!!!!)

吉井「君が、僕にお尻を見せて呉れると、嬉しい!!!」

坂本「遣るなぁ明久。勇者だな。」

土屋「流石明久。」

秀吉「剛毅じゃの。」

吉井「え?」

(はっ、やってもうた!!!)

《君が、僕にお尻を見せて呉れると、嬉しい!!!》

坂本「これは恥ずかしいぞ。」

土屋「加工無し、ストレート。」

吉井「合成じゃ無い分大ダメージだよ!!!御願い工藤さん!!!今のは消して!!!」

坂本「録音機の前でそこまで言うとは流石だな。」

吉井「へ?」

《御願い工藤さん、僕に、お尻を見せて。》

吉井「嫌~~!!!僕がどんどん変態に為って行くよ~~!!!」

工藤「ぷっはは、吉井君お尻が好きなの?それとも胸が小さい僕に気を遣って呉れたのかな?」

吉井「ご、誤解だよ!!僕は別にお尻が好きって訳じゃ無くて!!!」

《御願い!!工藤さん僕にお尻を見せて呉れると嬉しい!!!》

島田「今の何かしらね。」

姫路「さあ何でしょうね。」

島田「真逆、これ以上問題を起こす様なバカが居るのかしら。」

(坂本:はい、居ますここに。)

姫路「困りましたねぇ。そんな人には厳しい御仕置きが必要ですよね。」

美波の横には13枚の石。姫路さんの手には、、、、、何だったんんだろうあの洗濯板見たい

な奴。

吉井「誤解だよ!!!!!!僕はただ単純に《お尻が、大好き》なだけなんだ。」

吉井「って止めてよ工藤さん!!!ギャー、待って!!今のは音を重ねられたんだ!!!後そっちも笑って無いで助けてよ!!!特に雄二!!!」

土屋「工藤愛子。巫山戯るな!!対抗する!!!俺に任せろ!!!」

吉井「助けてくれるんだね。良しっ!!!二人とも、さっきのは誤解なんだ。僕はただ(誤解を解きたい)<《お尻が、大好き》って言いたかったんだ。(本当に誤解なんだってば)<《特に、雄二のが。》」

僕の声よりも録音機の音量の方が大きかった。

土屋「工藤愛子、御前は未だ甘い!!!」

工藤「遣るね~。流石ムッツリーニ君。」

吉井「ってムッツリーニ!!!後半は君の所為だよね!!!上手く遣るってそう言う事なの!!!ってグッジョブじゃ無いから~~!!!」

土屋「さっきより状況は良く為った。明久。これで御前を狙う奴は居無い。」

吉井「ふぇ?」

霧島「吉井、雄二は渡さ無い。」

吉井「僕も要ら無いから!!!!」

島田「アキ、そんなの坂本のお尻が良いの?ウチのじゃ駄目なの?」

姫路「薄々勘付いては居ましたけど、はっきり言われるとショックです。」

(確かに僕を襲う人は居無く為ったけど。僕は心に、、、、、、、、、一生の傷を負って仕舞った気がするよ。)

吉井「ってその薄々勘付いてましたって言葉が引っ掛かる!!!みんな誤解だよ!!!僕はそんな不気味な趣味は!!!」

ガラガラピシャッ(部屋の襖が開く音。)

清水「同性に対するラブを馬鹿にし無いで下さい!!!」

(あ、又何か来た。)

島田「美春!!どうしてここに!!」

清水「お姉様~~!!!美春はお姉様に会いたくてDクラスをこっそり抜け出して来ちゃいました!!!」

清水さんが島田さんに飛び付こうと飛び掛かって来る。

島田「須川バリアー!!」

ああ、須川君、女子に抱き付かれて嬉しそうだ。

清水「汚らわしいです!!腐った豚にも劣る抱き心地です!!!」

ああ、須川君、女子に貶されて今にも号泣しそうだ。

耐えてるよ。体をプルプル震わせ乍ら。

(そして腐った豚の抱き心地とは如何に?)

須川君が散々殴られた後投げ飛ばされた。男子をあんな軽々とやれる清水さんは只者じゃ無い。僕は須川君に敬礼しといた。

清水「酷いですお姉様私はこんなにもラブ!!して居るのに!!!」

久保「君達!!勉強中だ!!!静かにし給え!!!周りはこんなにも集中してるじゃ無いか!!!」

優子「そうよ!!私もこの合宿中に青チャートが終わら無いじゃ無い!!!」

(え?木下さんあの喧騒の中秀吉の隣で進めてたの?確かに少しは笑ってたけど凄い集中力だ。)

吉井「す、凄いね、青チャート4日で全部終わらせようなんて僕は思い付か無いよ。」

優子「あんたと同じにし無いで!!!」

吉井「傷付いた!!!!僕は毎晩枕を濡らす程傷付いた!!!僕は霧島さんとかとも同じ土俵に立てるだけの成績は在るのに!!!」

久保「吉井君か。君は悪く無いが全く姫路さんと言い、島田さんと言いFクラスには危険人物が多すぎる。」

優子「そうね。確かに貴方達二人が事を起こさなければただの談笑で済んだボリュームだった物ね。」

(坂本:久保の危険人物は明久を狙うって事の意味だな。)

島田さんと姫路さんは僕と雄二を差し置いて危険人物と言われたのが余程ショックだっ

たのか完全に肩を落としてがっくしと言う感じで在る。

久保「それと同性に対するラブを馬鹿にする発言はどうかと思うな。彼等は個人的嗜好が世間一般とは少し外れただけの普通の人間なのだから。普通の人間がさげすまれる社会は改められなければ為ら無いと思う。」

吉井「あ、うん、御免。」

(坂本:そりゃ自分を馬鹿にされちゃ給ったもんじゃねぇよな。)

島田「ほら美春。五月蠅いって言われたでしょ?下ら無い事言って無いでさっさと自分達の教室に戻りなさい。」

清水「下ら無く在りません!!!!!美春はお姉様を心の底から愛して居るのです!!!性別なんて関係在りません!!!!!」

島田「ウチにその趣味は無いから!!!」

久保「性別なんか関係無い、、、、か。」

(おかしい、何故だか分から無いけど僕の第六感覚が恐怖を感じ取って身震いして居る。)

姫路「性別なんか関係無い、、、、、、ですか。」

吉井「あのね、姫路さんそう言って僕と雄二を交互に見るのは止めて貰って良いかな?」

坂本「うっ、俺も気持ちが悪い。」

吉井「君達誤解してるけど!!!僕は知っても通り《秀吉》が好きなんだ。って一寸~~!!!!」

(う、でも今のは否定出来無いな。)

秀吉「明久、儂は何と返事すれば良いのじゃ。」

吉井「誤解し無いで!!僕はただ、僕は秀吉の《特にお尻が大好き》なだけなんだ。って余計に誤解だよ~~~!!!!!そこの二人!!!その機会を今すぐにこっちに渡しなさい!!!!君達は完全に包囲されて居る!!!!」

(坂本:されてねぇだろ。)

吉井「今すぐその機会をこっちに渡しなさい!!!!僕を取り巻く環境が変わら無い内に!!!!」

秀吉「明久よ、御主の気持ちは嬉しいが、何と言うか、その、、、、、、、、、、」

吉井「まずい完全に手遅れだ!!!良し!!こうなったら。《久保君!》《大好き。》

《久保君》《お尻を見せて。》《久保君》《雄二》《と交互に》《お尻を見せて。》って何でそこで久保君のお尻が出てくるのさ!!!」

久保「吉井君。それは困るよ。世の中には順序と言う物が在る。」

坂本「順序以前の問題だろ。」

吉井「分かってる。順序以前人として間違って居る事も!!!!」

島田「アキっ、やっぱり女より男の方が、、、、、うっ、うぅぅ~~。」

吉井「どうして僕をすぐにそっちの人間にしようと為るの!!!!それと泣くのは止めて貰いたい!!!ガチさが増すから!!!!」

FクラスI「おい、吉井の奴男に興味在ったのかよ。」

(もう僕の取り巻く環境が全体的に変わろうとして居る。)

FクラスH「流石に引くぜ。」

(クラス発表直後行成姫路さんにラブコールした御前にだけは言われたく無い!!!)

FクラスJ「じゃあこれからはアキちゃんとして受けに回るのか?」

(聞き捨て為ら無い!!!!!)

吉井「僕は、、、、、僕は、、、、、、」

鉄人「吉井!!!!こっちに来い。貴様が今叫んだ卑猥な叫びに関してだ。」

工藤「これの事ですか?」

《君が僕にお尻を見せて呉れると嬉しい。》

吉井「どうしてこの状況で加工無しの方のを流すの!!!!!」

鉄人「これで御前の疑いは無く為った。」

(え?良かったぁ。これでちゃんと合成音声って気付いて呉れたんだね。)

 

 

 

 

鉄人「御前は生粋の変態だったのか!!!!!」

(全然ちげぇぇぇ~~~~!!!!!)

その後粗方工藤さんとムッツリーニが弁護して呉れたけど合成

のは許して呉れたけど加工無しの方は許して貰え無かった。

 

 

 

 

吉井「犯人は絶対工藤さんだと思うんだ。」

坂本「その可能性は高いだろうな。」

吉井「じゃあ一気に取り押さえる?」

土屋「・・・止めといた方が良い。」

吉井「何で!?」

土屋「・・・チャンスは一度切り。」

坂本「若し捕まえて違ったら、真犯人はもう尻尾は出さねぇな。」

土屋「・・証拠隠滅、更なる脅迫。」

秀吉「今より悪く為ると言う訳じゃな。」

坂本「余程の確信が無いと手出しは出来ねぇってこった。」

秀吉「礼の尻に火傷の痕が在るのを確認出来れば良いんじゃが。」

吉井「いっそ怒られるの覚悟でスカート捲りでもして見るか。」

土屋「奴はスパッツを履いて居る。」

吉井「そうだった。」

(余程妬ましいんだね。)

土屋「確認するには女子風呂を覗くしか無い!!!」

ムッツリーニが青白いオーラを出しながら闘志剥き出しの発言。

秀吉「やっぱりそう為るんじゃな。」

吉井「じゃあ何か作戦を立て無いと厳しいよ?」

秀吉「作戦と言ってもあそこはただの一本道じゃからのぅ。」

吉井「そうだ!!!僕の物理干渉で!!!」

坂本「又壁を壊そうってか?駄目だ。明久。学園の私物をこれ以上壊したら御前も退学だ。俺達も破壊に協力したと為ると大変な事に為る。しかも目的が覗きだからな。ここは穏便に正面突破しか無い。」

秀吉「結局穏便じゃ無い気がするんじゃが。」

坂本「方法も無い訳じゃ無い。」

吉井、土屋、秀吉「!!!!!!」

坂本「正面突破しか方法が無いならそれを成功させるだけの戦力を蓄えれば良い。」

吉井「仲間を増やすって事?」

坂本「そうだ。」

吉井「それじゃあ直ぐにでも。」

坂本「安心しろ。夕飯の時に既に声を掛けた。」

吉井「誰に?」

ガチャッ(僕等の部屋の扉が開く音。)

須川「坂本、俺達に話って何だ?」

(うわっ、Fクラス全員じゃ無いか。)

吉井「そうか!!!Fクラスの皆なら!!!!大島先生は倒せる!!!!」

秀吉「問題はそこじゃ無い気がするのじゃが。」

坂本「よく来て呉れた。Fクラスの同士よ。」

(いや、もう協力する事は決まってるんだ。)

坂本「実はみんなに提案が在る。」

須川「提案?」

FクラスF「何だよ疲れてんのに。」

FクラスI「部屋でダラダラしてぇ~よ。」

雄二がニヤッと笑った。こう言う時、雄二も目論見は大抵成功する。

坂本「御前達、女子風呂の覗きに興味は無いか?」

Fクラス総員「詳しく聞かせろ!!!」

(性欲の塊か。)

坂本「昨日俺達は女子風呂の覗きに向かったが、そこで卑劣にも待ち伏せを為て居た教師の妨害を食らった。」

須川君の額には汗。真剣な様子が窺える。

(って何で?)

須川「ふむ、それで?」

(僕は雄二の台詞に誰も突っ込みを入れ無い所に突っ込みを入れたい。)

坂本「今夜もう一度強襲を掛ける。そこで御前達には女子風呂警備隊の排除を願いたい。報酬はその後に見られるアガルタの光景だ。」

Fクラス総員「乗ったぁ!!!!!」

(僕はこんなクラスが大好きです。)

坂本「ムッツリーニ、今の時間は。」

土屋「二○一○時。Aクラスの入浴開始自り10分経過。」

坂本「丁度良いタイミングだ。今から隊を4個に分ける。A班は俺に、B班は明久、C班は秀吉、D班はムッツリーニに従って呉れ。」

Fクラス総員「了解!!!」

坂本「奴らは観察処分者の明久同様物理干渉の出来る召喚獣を駆使して来る。良いか御前等!!!!!俺達の目的はただ一つ!!!!アガルタへの到達だ。途中何があろうとも己の神気を四肢に込め目的地迄突き進め!!!!神魔必滅、見敵必殺!!!これが我が道を行く分水嶺だと思え!!!!!!」

 

 

布施「昨日あれだけ指導したのです。流石に懲りて今日は来無いでしょう。」

鉄人「布施先生彼等を侮っては行けません。彼等はバカです。あの程度で懲りる様では今頃模本的な生徒に為ってる筈です。」

布施「そうでしょうか?流石にそんなバカでは、、、、、」

C班総員「うおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーー!!!!!」

在った。

布施「変態が編隊を組んで遣って来た。」

鉄人「真逆懲りる所か数を増やすとは!!!警備班に連絡だ!!俺は定位置に付く!!!」

布施「サモン!!!!」

 

 

化学

布施文博   1421点(昨日から変化無し。)

 

 

木下秀吉  482点(54点up)

Fクラス   平均77点×19

 

 

布施「点数上がった様ですがそれでは勝てませんよ。」

坂本「ダッシャーー!!!!!」

 

布施文博    1421→898点  雄二の渾身の一発

 

 

坂本雄二   424点(140点up)

Fクラス  平均82点×19

 

 

坂本「神童を舐めるんじゃねぇーーー!!!!!」

吉井「雄二!!!化学苦手なのに!!!!」

坂本「ロケットパンチ!!!秀吉もヤレ!!!御前等は俺らの腕輪の阻止を妨害しろ!!!!」

Fクラス粗総員「イエッサー!!!」

吉井「秀吉が引き付けて居る内に一気に突破する!!!全員遅れるな!!!!」

秀吉「化ける。大将は雄二でロケットパンチじゃ。」

坂本「今だ!!!!御前等退け!!!!」

 

Fクラス  15人戦死

秀吉   482→432点     坂本 424→374点

 

布施  戦死

 

Fクラス総員「おぉぉぉ~~~!!!!!」

坂本「行くぞ!!!!!」

布施「吉井君!!!!!!待ちなさい!!!!サモン!!!数学。」

吉井「あれ?数学のフィールド迄作ったのに追い掛けて来無い?諦めたのかな?」

須川「諦めたと言うより干渉を嫌ったんじゃ無いか?」

(何だっけそれ?あんまり試召戦争の説明聞いて無かったから知ら無いや。)

清水「この薄汚い豚共~~~~~!!!!!!この先は男子禁制大人しく豚小屋に引き返しなさい!!!!」

須川「数も質も圧倒的に不利だ。通路も広いし、吉井でもこんなには遣り合え無い!!!」

吉井「御願い清水さん!そこをどいて!!!!」

清水「そう遣ってお姉様のペッタンコを堪能するつもりですね?汚らわしい。」

吉井「違う!!僕の目的は美波のペッタンコじゃ無い!!!!」

清水「嘘です!!!お姉様のペッタンコの魅力に目が眩んだ豚共は私が成敗します!!!」

吉井「信じて呉れ!!ペッタンコは所詮、ペッタンコなんだ!!!」

(坂本:俺は何を聞かされて居るんだ?それと後ろでワナワナと島田が怒りを堪えてるんだが、、、、)

吉井「今の僕には美波の地平線の様なペッタンコなんかよりも大事な事がっ

!!って肘が捻じ切れる様に痛―い!!!!!!!」

島田「黙って聞いてたら何度も何度も!!!!!」

姫路「又御仕置きが必要見たいですね。」

工藤「ヤッホー吉井君。何を見に来たのかな~?僕を覗きに来て呉れたのなら嬉しいんだけど?」

(犯人がここに居るなんてけ計算外だ。これじゃあ確かめる事が出来無い。)

 

霧島「ちょめ。」

坂本「グァァァア~~~!!!!!」

クソッ。大事な作戦の要の雄二の目がここで失われた。万事休すか。

吉井「くそっ、霧島さん迄居るのは計算外だ!!!」

土屋「明久、チャンスは一度切り。」

吉井「!!そうかじゃあ工藤さんは何でそんな物を持って居るの?」

工藤「授業の録音の為だよ?」

(嘘だ。絶対僕等を揶揄う為の物に決まってる。彼女はそんな真面目には見え無い。これは確定で良いのでは?)

土屋「未だ早い。」

工藤「それより~吉井君の目的は若しかして脱衣所の盗み撮りとか?」

(クソッ何て白々しい事を僕達の状況が分かってるくせに。)

(工藤:僕を疑ってるねぇ。それもそうか。あんな物見せちゃったもんねぇ。正直僕は僕が協力して上げたいけど女子だから止め無い訳には行か無いんだよね。仕方無いから教えて上げようかな。僕もそっちの情報知りたいし。)

工藤さんが近付いて来て耳打ちする。

工藤「(小声)脱衣所にもう一台カメラが残ってたんだ。僕のじゃ無いけど、偶然見つけちゃったんだ。これ脅迫犯のと同じ型でしょ?頑張ってね。」

吉井「工藤、、、、さん?」

工藤「扠、そろそろ始めようか。ムッツリーニ君。ここは保険体育のフィールドだよ?」

土屋「勝負。」

Fクラス全員+女子全員「サモン!!!」

 

 

保険体育

大島武   1421(57down)

工藤愛子   1089点

清水美春   139点

Dクラス女子   平均118点×23

Aクラス女子    平均238点×26

 

土屋康太  1276(20点up)

坂本雄二  678点(50点up)

木下秀吉  121点(34点up)

 

 

土屋「ここは俺一人で遣る。御前等は先に行け!!!」

吉井「分かった。後で会おう!!!」

須川「頼んだぞ!!ムッツリーニ!!女子じゃ俺達は止められ無い!!行くぞ!!!」

吉井「待つんだ!!須川君!!!!」

鉄人「教育的指導~~~!!!!!」

須川「グハァッ!!!」

吉井「須川君!!!!!警戒しないと行けないのは召喚獣だけじゃ無いんだ!!」

鉄人「矢張り来たか生粋のバカ共め。」

FクラスD「て、鉄人!!!!?」

FクラスG「奴を生身で突破しなきゃ為らんのか!!!」

FクラスE「そんなの無理に決まってる!!!!」

鉄人「今日は念入りに指導して遣る。」

吉井「くっ、ここまでか。」

須川「諦めるな吉井。」

立て無く為った須川君が鉄人の足にしがみ付いて何とか止めようと為て居る。

鉄人「離せ須川!!!」

須川「御前はこんな所で遣られちゃ行け無い。鉄人を倒せるのは観察処分者である御前の召喚獣だけなんだ!!!!俺達は何も役には立て無いけど、御前は、御前には俺達には果たせ無い重要な役目が在るんだ!!!だから頼む!!ここは、ここは、逃げ延びて生き延びて呉れ!!!!」

鉄人「指導の邪魔はするな~~~!!!!」

鉄人の腹部への本気のストレート。僕達じゃ無ければ内臓の破裂は避けられ無いだろう。

須川「グハァッ!!!!!!!!!」

吉井「須川君!須川君!!!!」

FクラスF「サモン!!!」

FクラスI「サモン!!!!」

FクラスL「サモン!!」

FクラスO「サモン!」

FクラスH「サモン!!」

Fクラス総員「サモン!!!」

 

総合科目

Fクラス   平均  921点×23

 

 

 

吉井「え?」

FクラスB「吉井の撤退の援護をするんだ!!!!」

FクラスA「吉井は俺達の希望だ!!何が在っても守り抜く!!!」

FクラスO「俺達が血路を開く!!御前は振り抜かず駆け抜けろ!!!!!」

女子「・・・・・・・」

FクラスI「あ゛ぁぁ~~~!!!!」

一人ヤレレタ。又一人。又一人。

FクラスG「吉井は俺達の希望だ!!何が在っても守り抜くんだ!!」

FクラスC「御前は召喚獣で女子を押しのけて走れ!!!ここは俺達が食い止める!!!」

FクラスD「吉井!!!!」

彼は笑顔でFクラスの手信号goの手信号を口元を歪め、優しく微笑みながら僕に向けて

来るそして、その直後、鉄人の拳骨に因って致命傷を負う。

FクラスD「だぁぁぁぁぁ~~~~!!!!!!」

吉井「うっ。」

目に涙を浮かべながら吉井は決意する。明日は絶対に成功させてみせると。

吉井「みんな御免!!!!うおぉぉぁぁぁぁ~~!!!!!」

吉井は来た道を逆方向に駆け出す。

島田「アキ!!逃がさないわよ!!!」

姫路「明久君。御仕置きは終わって居ませんよ。」

福村「吉井の邪魔はさせねぇ。サモン!!!」

横溝「御前達の思うようにはさせ無い!!!女子は大人しく部屋に帰って置け!!!」

(啖呵弱っ!)

 

総合科目

福村幸平   2890点(9点up)

横溝浩二    3208点(5点up)

 

姫路瑞樹    4409点

島田美波    708点

 

島田「邪魔よ!!!あんた達!!!」

姫路「どいて下さい!!!!」

福村「俺達は朝から坂本に声を掛けて貰ったんだ!!!覗くから吉井の援護を頼むって!!!」

横溝「その為に今日は勉学に励めって!!!」

福村「吉井を守るって誓ったんだ!!!!」

(僕を守るって誓ったのに何でそんだけしか点数が上がって無いの!!!!!!僕に対する気持ちってそんなんだっての!!!!)

横溝「先ずは御前からだ!!!島田!!!!」

 

島田美波   戦死

 

福村「横溝!!!二人で姫路を遣るぞ!!!」

 

姫路瑞樹    戦死

 

島田「あんた達どんだけ邪魔したら気が済むのよ!!!」

姫路「酷いです!!!」

 

 

大島「吉井君!!待ちなさい!!!!」

坂本「させるか!!!Fクラスの士気に関わる!!!!!」

 

キーン(雄二のメリケンサックでダメージを負わずに防御する。

大島「そんな点で何が出来る!!!」

 

大島武  879点

工藤愛子  408点

清水  戦死      Dクラス  全員戦死

Aクラス   平均189点×12

 

土屋康太   89点

坂本雄二   42点    木下秀吉   戦死

 

吉井「雄二!!!」

僕は振り向かずに駆け抜ける。

(雄二は、雄二は通り過ぎる時に見た点数からはもう限界だろう。僕は、僕は何て無力なんだろう。)

吉井「ここはみんなに任せる!!そして僕は必ず目的を果たす!!みんな、御免、御免、無力で。あっ。」

最後の階段で転び膝には擦り傷。勢いその儘壁に激突。

吉井「う゛ぅ。でも、必ず、必ずアガルタに到達為る事を誓うから!!!」

 

 

 

 

 

ピンポンパンポーン(放送の音。)

福村「え~吉井明久くーん。吉井明久くーん。至急指導室迄来なさーい。」

 

 

 

 

{吉井:チーン}

(御免みんな。無理だったよ。)

秀吉「まあ、普通そうなるわのぅ。面は割れて居るんじゃし。」

坂本「俺も乗らねぇとクラスのみんなが俺に付いて来無く為るからな雰囲気は壊せん。」

工藤「君達の茶番も面白かったよ。」

優子「私は呆れたわ。」

霧島「団結力が強い。」

秀吉「物は言い様じゃのぅ。」

FクラスH「吉井~~~!!!!!!」

FクラスP「御免吉井。俺達は守り切れ無かった。」

FクラスT「こんな俺達を許して呉れ!!」

FクラスG「糞っ!俺達は何て無力なんだ!!!」

(坂本:無力じゃ無くて無能なんだろが。)

優子「何てバカなの?」

坂本「ほっとけ。そう言うクラスだ。」

 

 

この日指導ですっかり弱った僕等が部屋に戻ると、待って居たのは拷問道具だった

島田「アキ?忘れて無いわよね?」

姫路「ちゃんとお約束しましたよ。」

おかしい。今もう日を跨いだ筈だ。何故其処迄起きて居る?

霧島「雄二。覚悟は良い?」

吉井、坂本、土屋「ギャーーーー!!!!!」

島田「木下。あんたもよ。」

秀吉「嫌じゃ。儂は女なのじゃあぁあ゛ぁぁぁぁぁぁ~~~!!!!!」

(秀吉それで言い負かせると思ったの?  

 

 

 

 

 

正解だよ。君がそう言ったらみんな信じる。ただこの二人には通じ無いだけだ。良いなぁ秀吉はいざとなればああ言う逃げ道が在る。)

 

そう僕等は姫路さん達に扱かれた。

それをFクラスのみんなは固唾を飲んで見守る。何故助け無い?

漸く解放されて雄二が切り出す。

坂本「Fクラスの同士よ。今日の敗戦は何が原因だ?」

福村「相手の兵が多かった事だ。」

坂本「そうだ、だから明日はそれに適う様な兵を俺達が集める!!!だから御前等は覗きの為に全力で勉学に励むんだ!!!!」

Fクラス総員「おぉぉ~~~!!!!」

坂本「今からビデオを見る。今日御前達の戦いで何が悪かったか確り見極めるんだ!!!先ずは保険体育フィールドからだ!!!」

 

 

坂本「まずいな言ったは良いが、、、、、策が何もねぇ。」

土屋「・・・加速。」

坂本「は!?」

ムッツリーニが相手の一番先頭の兵を横一列に並んでる兵を加速を使って素早く心臓を次々切り倒しながら倒す。

 

Dクラス 23人戦死    Aクラス  14人戦死

 

大島「甘いぞ土屋!!」

工藤「電気属性付加。バイバイ!!ムッツリーニ君!!!」

清水「成敗します!!!」

 

土屋 1276→(大島)879→(工藤) 208点→(清水)89点

 

土屋「う。」

坂本「させるか!!!」

雄二の右手は大島先生。左手は清水さんを捕らえている。

大島  1276→879点

清水  戦死

坂本「ムッツリーニ、御前は工藤を頼む。俺はこいつとAクラスを遣る。」

土屋「・・・心得た。」

ムッツリーニも軽やかのな動きで召喚獣を操作してる。

 

工藤 1089点→789点

 

坂本「オラオラオラ!!!」

 

吉井「雄二、こんな無茶な戦い駄目じゃ無いか。食らう気満々でしょ?」

坂本「悪かった。」

吉井「ここは数が多いんだから、ムッツリーニ見たいに軽やかに行かなくちゃ。」

 

Aクラス  平均245点→平均189点

坂本雄二   678→42点

 

吉井「うおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーー!!!!!」

 

 

吉井「あ、僕が逃げた場面だ。」

その後全部一通り見た後。僕は互いに課題点を述べた後解散した。時刻はもう2時を回って居た。

吉井「後雄二も一辺に全員を少しずつ削るより、一人ずつ遣った方が良いよ。その方が人数も減るし戦い易い。」

坂本「おう、分かったわ。俺達も風呂入って寝るぞ。」

吉井「そうだね。」

秀吉「儂はもう入ってぞ。」

風呂上がり

吉井「ふぁ~~あ、明日どう攻める?」

坂本「ふぁ~~あぁ。眠。。それよりもう寝るぞ。秀吉はもう寝てるからな。」

秀吉は何故かお咎め無しだったので先に寝てる。

(良いな。僕も女装して言ったらお咎め無いのかな?)

そう思いながら僕も床に付いた。

 




バカテスト
強化合宿二日目の日誌を書きなさい。

姫路瑞樹の日誌
今日は少し苦手な物理を重点的に勉強しました何時もと違ってAクラスの人達と交流しながら勉強も出来たし、迚も有意義な時間が過ごせました。


先生のコメント
Aクラスと一緒に勉強する事で姫路さんに得られる物が在った様で何よりです。今度の振り分け試験結果に因ってはクラスメイトに為るかも知れ無い人達と交流を深めて置くのも良いでしょう。でも普段からAクラスとは交流してるとは思うのですが。




坂本雄二
特筆すべき点は御座いません。


先生のコメント
頑張って書きましょう。



土屋康太
前略
夜に為って寝た。


先生のコメント
前略はそう遣って使う物ではありません。



吉井明久の日誌
全略



先生のコメント
ここ迄大胆な手抜きは初めてです。



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17:僕と覗きと団結力っ!(3日目)

最近バカテストのクオリティーが下がってる。


文月学園強化合宿3日朝

吉井「うぅぅ。もう朝か鉄人の補習で殆ど寝て無いってのに。はっ!!」

目の前のは秀吉の可愛らしい寝顔。二人の距離は数センチ。キス迄後一歩の状態だ。

(どどどどどどどうする!?是は又と無いチャンスだ。今なら未だ事故を装って行ける。でもこう言うのは相手の同意が無いと駄目な気が、、、、、)

吉井悪魔「遣っちゃえよ。御前は遣れば出来る男だろ?ゴーン見たいに逃げて無いで遣っちゃいなよ。」

(はっ、君は僕の中の悪魔。又僕を悪の道に引きずり込もうとしてるのか!!!)

吉井「駄目だ、、、、、、、僕にはそんな事は出来無い。」

吉井悪魔「よく考えて見ろよ。今同じ布団の中で寝てるんだぞ?是は何もし無い方が失礼だとは思わ無いか?」

(た、確かに一理在る。)

吉井天使「悪魔の言葉を信じちゃ駄目だよ!!!!秀吉は明久がホモ野郎だと信じて布団に入って来てるんだからね!!!」

吉井「御前は二度と出て来るな!!!!!」

(そんな、秀吉に変な性格押し付けないでよ。それにしても熟睡してるな。僕が大声出しても起きる様子が無い。)

吉井悪魔「さ、一気に行っちゃえよ。秀吉も待ってるぜ?」

(そうだね。行こう。)

徐々に唇と唇との距離が縮まって行き、、、、、、キスまで後5mm

 

吉井「はっ。夢落ちかよ~~~!!!!畜生ガッカリだよ!!」

吉井悪魔「ってか秀吉は男だろ?幾ら夢でも理性飛び過ぎて無いか?」

(未だ居たんだ。)

吉井悪魔「まあ、そう落ち込むな。未来の予行演習だったと思えば良いだろう。」

(それはポジティブで良い考え。はっこの気配。来たか!!!!)

振り向くそこには赤髪で勇ましく、、、、、、無い迚も不細工で口から涎を垂らしてる雄二の汚い寝顔が。

(あら、何て汚い唇でしょう。)

吉井「最悪だ。」

二人の距離は本の数センチ大惨事迄後一歩と言う状況だ。

吉井悪魔「ほらやっちゃえよ。御前はいざって時に出来る男だろ?」

吉井「止めて!!!是が本番かの様に夢と同じ台詞使わ無いで!!!」

吉井天使「分かった。僕はもう止め無いよ。思いっ切り遣っちゃいなよ。」

吉井「天使!!!貴様は夢と同じ台詞を言え!!!!」

吉井悪魔「若しかしたら面白い展開に為るかもって言う雄二の優しさかもだろ?」

(どう言う優しさ?)

吉井悪魔「ほら雄二も待ってるだろ?遣っっちゃえよ。」

(仕方無いなぁ。常識の在る悪魔が言うなら、、、、、、)

雄二との唇との距離が徐々に縮まって行く。後5mm迄来た所で、、、、

坂本「んんぅ、んんぅ。」

是を秀吉が言えば可愛い寝言に為るかもだが雄二が言えば気持ち悪さが100倍。僕は我慢し切れ無かった。

 

吉井「んな訳在るか!!!フゴッ!」腕で腹を殴った。

吉井「起きろ!!!雄二!!!その汚い面こっちに見せんな!!!!!!」

坂本「グファッ!!!」

僕は体を捻らせて思いっきり雄二の顔面を蹴った。

吉井「危うく一生物のトラウマを作る所だったよ。」

秀吉「何じゃ又雄二は人の布団で寝て居ったのか。」

吉井「又って?」

秀吉「雄二は大層寝相が悪くてのぅ。今朝の明け方儂の布団に入って来て儂の胸元に涎を垂らしながら縋ってって来たのじゃ。流石に気持ち悪くての。そっちの方に追いやって仕舞ったわい。」

吉井「許さ無い!!!僕の純情を踏み弄った御前を許さ無い!!!」

僕は雄二の口にシーツを詰め息が出来無くした後枕でそれを抑えた後近くに置いて遣った電気スタンドを掴み取る。この間5秒。我ながら素早い対応だ。

吉井「殴る!!!こいつからどす黒い血が出る迄殴り続ける!!!!!」

秀吉「止めるのじゃ!!明久!!!」

鉄人「おいっ!御前等もう起床の時間だ!!!、、、、、、、、、ぞ?」

吉井「死ねぇ雄二!!!!死んで詫びろ!!!或いはこの旅館の最上階から飛び降りろ!!!」

坂本「何だ明久が朝っぱらから逝ってるぞ!!!!?持病か!!!?」

秀吉「ええいっ落ち着くのじゃ明久!!!西村先生済まぬが此奴等を取り押さえるのを手伝って頂きたい!!!」

鉄人「御前等は何を遣ってるんだ。流石に教員を長く遣ってても御前等の行動の意図は未だにさっぱり分からん。」

吉井「死ねぇ雄二!!!秀吉の布団に入った罪は重い!!!」

FFF団「何ぃ!!!!!」

土屋「万死に値為る!!!!」

須川「坂本、御前には最高位の処罰が必要の様だな!!!」

坂本「ギャーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

 

 

優子「今の声何かしら。」

工藤「坂本君の声だよね。何か在ったのかな?」

優子「愛子、吉井君達の部屋にカメラ仕掛けて無かったっけ?」

工藤「ああ、じゃああれで見る?ムッツリーニ君にしかバレて無いから。」

 

映像を見終わった二人。

優子「バカなのかしらね。」

工藤「飛んだ災難だったね。坂本君。」

優子「吉井君は何の夢見てたのかしらね。坂本君に向かって口を伸ばしてキスしようとして。」

工藤「秀吉君とキス寸前の距離で寝てる夢でも見たんじゃ無いの?」

優子「絶対にそれね。」

工藤「でも完全に起きてから坂本君にキスしようとしたのは謎だよね~。」

優子「バカの考える事はさっぱり分から無いわ。」

 

 

 

坂本「うう、2日連続で鉄人の補習は辛いぜ。頭が、回らん。」

霧島「雄二、御茶飲む?」

坂本「遂に翔子の幻覚迄見える様に。」

秀吉「それは部屋に遊びに来た本物の霧島じゃ。」

坂本「起きろ!!!!明久!!起用に5分だけ寝てんじゃねぇ!!!!!」

吉井「フゴッ!!!」

蓑虫姿の吉井が呻き声を上げる

吉井「昨日は残念だったねぇ~それで今日の覗きはどうするの?」

秀吉「起きた第一声が覗きとはのぅ。」

坂本「それは飯の時に話す。」

 

 

 

 

朝食

吉井「そう言え昨日工藤さんに妙な事を言われたよ。」

坂本「妙な事?」

吉井「脱衣所に未だ見付かって無いカメラが一台残ってるんだってさ。」

坂本「何だと?」

(雄二の顔がガチに為る。矢張り是は大事な情報か。)

吉井「やっぱり怪しいよねそんな事知ってるなんて、工藤さんが犯人かな?」

秀吉「いや、そうとは限らんじゃろう。犯人が怪しまれるような事を言う様には思えん。まして工藤はAクラスじゃ。若し犯人ならそう言う疑問を抱かせる発言はきっちり管理為る筈じゃ。」

土屋「確認するしか無い。」

坂本「だが、その情報が本当だったら有難いぞ。」

吉井「どうして?」

坂本「今の所そう言う情報は工藤からしか入って無い。と言う事は他の女子は知ら無いって事だから女子の着替えが写ってる可能性が高い。」

吉井「そうか。」

土屋「隠し場所なら5秒で見つける自信が在る。」

(流石ムッツリーニ、変態は、変態のみぞ知るって事だね。)

吉井「でも本当にそんなカメラが在るのか怪しいよ?」

坂本「いや、一昨日、脱衣所のカメラを小山が見つけた事が抑おかしいんだ。盗聴、盗撮に長けて居る人間が素人に見付かる様な場所に隠すとは思えん。と言う事は、、、、」

土屋「二段構え。」

坂本「最初のカメラは囮で警戒の目を俺達に向けさせて序でに俺達を陥れる目論見でもあったんだろ。」

坂本「そうだ、未だ脱衣所に残って居る、工藤が見つけたってカメラが本命だ。」

吉井「じゃあ今からそのカメラを取りに行けば良いって事だね。」

土屋「それは無理。入浴時間以外は鍵が掛かって居る。」

吉井「でも今迄通りの方法じゃ、、、、」

坂本「明久、昨日の敗因は何だ?」

吉井「女子の半数が防衛に回して来た事かな?」

坂本「それならこちらも戦力を増強する迄だ。他のクラスも味方に付ける。」

吉井「でも、僕の召喚獣なら、、、」

坂本「最初に言った通り。御前はこの施設の物を壊すのは遣れねぇ。退学にでも為ったら元も子も無い。」

吉井「じゃあムッツリーニにピッキングして貰って、、、、、」

坂本「それも却下だ。当初の計画通り入浴時間に強襲を掛けてそのカメラを盗る。マズイと思ってたんだ。若し俺達が覗いたクラスに犯人が居無かったら苦労が無駄に為るだろうし。もう一回は手伝って呉れ無い可能性が在るからな。そのカメラさえ取れれば全クラス確認が出来る。」

秀吉「成程のぅ。」

吉井「でも何で態々大変な方を選ぶのさ!!!さっさとムッツリーニにピッキングして貰った方が、、、」

工藤「僕も協力しようか?僕が取って来て上げるよ。」

優子「私もそれ位なら良いわよ。

吉井「みんな!!!」

坂本「有難い話だが、、、、それは却下だ。」

工藤、優子「!!!!!!」

吉井「何で!!!!」

坂本「明久。是は戦力を増強する以外も狙いが在るんだ。」

吉井「ん?」

坂本「それは俺達の保身だ。」

吉井「保身?」

坂本「人数が多ければそれだけ特定が難しく為る。」

吉井「そうか。それなら覗いた真犯人が誰か分から無く為るよね。」

秀吉「でも儂等は面が割れて居るぞ?」

吉井「そう言えば雄二の今言った遣り方今迄の雄二の遣り方じゃ無い気が為るね。ただ戦力を増やすって雄二の遣る遣り方じゃ無い気が、、、」

坂本「ほぅ。明久も少しは頭が回る様に為ったな。」

優子「何か考えが在るのね?」

坂本「ああ、文月学園は注目を浴びて居る試験校だ。不祥事はきっちり全員処分するか、直隠しに為るかどちらかしか無い。上手くいけば全員お咎め無しって事も在る。戦いながら俺達の顔を全員分は覚えられやし無い。中途半端に一部の生徒だけ罰を食らえばただでさえ叩かれて居るクラス間の格差の-要因を増やすだけだ。」

吉井「簡単に処分出来無い人数で攻めれば良いって事か。」

秀吉「成程のぅ。儂等Fクラスだけ処分で他が処分じゃ無いと為れば出来の悪いFクラスだけ処分して他のAクラスなどは手心を加えられると思われるじゃろうな。」

優子「あんたよくもまあ其処迄頭が回るわよね。」

吉井「流石雄二!!!汚い事を考えさせたら右に出る物は居無いね。」

坂本「知略に富んで居ると言え。」

工藤「でもそれって失敗したら全員処分の可能性も無い?それなら僕がカメラを盗りに行って犯人を見付けた後先生にでも言って許して貰えば良いんじゃ無い?最悪カメラは僕が悪戯の為に仕掛けたって言ったら君達より処分は軽い筈だよ。」

吉井「そうだよ雄二!!それが良いよ。」

坂本「いや、俺達は昨日も大勢で覗いたとは言えあれはFクラスの生徒だ。学園側からしたら最悪あんな奴らは全員退学で良い。それに50人なんて1学年居無くなるのは大した事は無い。例えばAクラスの奴も関わって見ろ。学園側からしたら全員退学処分なんて真似は出来ねぇ筈だ。Eクラスでもスポーツで学園の名が売れ無く為るからFクラス以外ならどこでも良い。それに俺達の話なんか聞いて呉れやしねぇだろ?停学や退学は職員会議で多数決だからな。観察処分者に為った本当の経緯を知ってるのは鉄人だけだから奴が反対した所で他の教師は知ら無いから俺達の発言は信じる訳無いだろう。借りに鉄人がそれを説明したとしても学園の壁を壊したのはただ勝つ為だけって理由だからな。そんな生徒安心して置いとけ無いだろ?清涼祭の爆破だって教師からはあれは流石に遣り過ぎって言う評価なんだ。今更俺達を庇う教師は居ねぇよ。」

吉井「そんな。」

坂本「教師には理解され無くとも俺達は俺達の身を守ればそれで良いんだ。誰もお咎め無し。それで良いだろ?」

優子「本当に良く頭が回るわよね。今の一瞬で其処迄考えられるなんて。」

工藤「何か在ったら僕も参戦為るよ。」

優子「そう言う事なら私達女子が参戦した方が説得力在るんじゃ無いの?」

坂本「そうだな。少なくとも木下は教員達から信頼が厚いからな。協力して呉れるのか?」

優子「当たり前よ。」

工藤「そんな事、お安い御用だよ。」

坂本「そいつは有難いな。でも協力為るのは本当に俺達がヤバい時にして呉れそして明らかに負ける状況下の時は今日は引いて呉れ。裏切り者と分かれば御前達は仲間からの対応が冷めるからな。それに明日も在る。若し無いとは思うが明日迄倒せ無さそうな状況が続いたらその時は見捨てて呉れ。」

工藤「頭回るね~。頼もしいよ~。」

坂本「そうと決まれば仲間を掻き集めるぞ明久。」

吉井「OK雄二。」

坂本「じゃ、先ずはAクラスからだな。同じ手間なら能力の高い奴しかも処分を食らわなさそうなクラスからが良いだろう。Aクラスなら久保を説得為るのが妥当だな。明久、行って来い。」

秀吉「明久が適任じゃな。」

土屋「頼んだ。」

吉井「良いけど。どうして僕なの?」

土屋、坂本、秀吉、優子、工藤「うぅぅん。」

吉井「本当に大丈夫なの心配なんだけど。」

秀吉「そうじゃな。一応久保は御主に悪意は抱いて無いと断言出来る。」

土屋「彼に悪気は無い。」

吉井「どうして二人とも奥歯に物が挟まった様な言い方をするの。」

土屋「いざと言う時は是で身を守れ。」

吉井「良いけど。」

ドゥゥゥゥゥゥンッ(スタンガン30万ボルトの起動音。)

 

 

吉井「あのさぁ久保君、一寸良い?」

久保「良いよ。さ、ここに座りなよ。」

と言って久保君が指して来たのは、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、久保君の膝。

(う、これは冗談で言って居るのだと思いたい。)

吉井「ここで良いよ。」

久保「そ、そうかい。君がそう言うのなら。」

(何でそこでションボリするんだよ~丸でさっきのがガチ見たいじゃ無いか。)

吉井「所で、、、御願いが在るんだけど、、、実は、、、、、」

久保「引き受けよう!!!!」

吉井「早!!!!未だ何も言って無いんだけど。」

久保「済ま無い。つい冷静さを失って仕舞った。話を聞かせて貰おうかな。」

(覗き仲間に為って呉れとは言い難いな。)

久保「何でも遠慮無く言って呉れ。」

(でもこうやって真摯に対応してくれてるんだし、ここは相手を信じてストレートに言っても良いかな)

吉井「ああ、実は、女子風呂を覗くのを、、、、」

久保「断る!!!!!」

吉井「早!!!」

久保「女子風呂を覗く?君は本気でそんな事を言って居るのかい?」

吉井「いやぁ、是にはちゃんとした深い訳が在って~。」

久保「見損なったよ。吉井君。」

(あ、駄目だ。この人或意味で自分が決め付けたら収まる迄言っても納得し無い美波タイプなのかも。)

久保「人の集まりにはルールが在り、それを,守ることで社会は形成される。だから君が人として間違った事を為れば社会に不適合な人間と為って仕舞う。君はそんな事で良いのかい?抑、入浴中の女子の体を見ようとする考え方が不潔だ!!!」

 

 

吉井「御免、失敗だった。」

坂本「そうか。まああの誘う方じゃしょうがねぇな。まあ無事で何よりだ。」

吉井「特に危ない事はして無いんだけど。」

坂本「しかし、Aクラスは無理と為ると他のクラスに当たるか。」

吉井「でも今は授業中だよ?」

坂本「分かってる。だが全クラス声を掛けると為ると休み時間では足り無い。勉強はしたいが午後のテスト迄にどこかで作れればそれで良いだろう。何としてでも抜け出すしか無い。」

島田「あんた達又何か企んでるでしょ?」

吉井「別に、何も考えては無いよ。」

(実際僕は何も考えて無い。考えてるのは全部雄二だ。)

島田「今更あんたに問題起こすな、なんて言うつもりは無いけど。」

姫路「よりによって御風呂を覗くだなんて。」

島田「覗かれる気持ちにも為って見てよね。」

(うん、僕だって脅迫されて無くて、無実なのに濡れ衣着せられて無くて、、、、

 

 

  姫路さんの胸がもう少し小さければ考えを改めて居た事だろう。って最後のは明らかに私情じゃ無いか!!!!!)

島田「今夜も覗いたら石抱きじゃ済まさ無いからね~!!」

吉井「その時はお手柔らかに頼むよ。」

島田「お手柔らかにって又今夜も覗く気なのね!!!」

吉井「仕舞った!!誘導尋問か!!!!」

秀吉「・・・・・・・」

霧島「雄二、覗きは許さ無い。」

吉井「霧島さん迄居るなんて!!」

坂本「変な事され無いか気が気じゃ無いからな、猿轡噛ませて手足を縛って耳栓させとけば手元に置いて置く方がよっぽど安全だ。」

吉井「雄二も大胆だね。」

坂本「翔子がその気に為るから辞めろ!!!」

島田「御風呂は回りと比べられちゃうし、パッドも使え無いし寄せてあげられる事も出来無いんだからね。」

(それ、特定の部位が見られたく無いだけじゃ無いか。)

姫路「覗かれるなんて思って無かったからダイエットもして無いんですよ?酷いですよ明久君。」

(そして雄二のあんな様子の中良く平然と自分の話が出来るな。Fクラスはそう言う精神面も強いのかな?)

吉井「じゃ無くて僕が見たいのは《雄二》《の》《お尻》なんだよってじゃ無くて~~~!!!!!」

土屋「(小声)明久、聞かれてたらどうする。奴は俺達の会話を盗聴して居る可能性すら在る。」

坂本「(小声)そうだぞ。明久、そして島田を遠ざけろ。鉄人にマークされてる。」

(は、流石鉄人アンテナだけは広いな、いや胸部も広いか、そうなると大胸筋も、、、、、って危ない僕!!!!)

僕はダッシュで壁に頭をぶつけに行った。

 

工藤「吉井君何してるんだろう。」

優子「又プールの時見たいに変な事考えて自滅しそうだったからそれを無理に止めたんじゃ無いの?」

工藤「おっ、優子も分かった来たね~。さては、気が在るのかな~?」

優子「あんたも分かってたでしょ!!!!」

 

 

(美波との会話で鉄人の警戒を煽って仕舞ったのかここで目立って他のクラスに行け無い

のはまずい。ん?須川君?丁度良い所に居るな。良しっ!!!)

吉井「美波、須川君が話が在るって言ってたよ。」

(坂本:明久にしては良い切り込みじゃねか。)

島田「え?須川がウチに?ふ~ん何の様かしらね。休み時間にでも聞いて見るわ。」

吉井「え゛?あ、いや、それは一寸困るかな。」

(坂本:バカそれをここで言ったらまずいだろうが。)

島田「何でよ。」

(まずい何か少し怒ってる。今すぐに離れて貰わ無いと、、、、)

吉井「そのとても大事な話だからってすぐに聞いて欲しいって言ってったんだよ。」

島田「え?大事な話って?」

(お、食い付いた。)

(坂本:明久、良い切り抜けでは在るがそれは後で皺寄せが来るぞ?)

吉井「すっごく真剣な顔だったからよっぽど大事な話なんだよきっと。」

島田「え~~~~~!!!!!」

(落ちた。)

島田「えぇぇ!!?」

(坂本:明久、もう後には引け無いぞ。)

島田「まさか、それって、、、、、でも須川がウチになんて、、、、、そんなの在り得ないよ。」

顔を赤くして明らかに動揺してるこんな時人間の判断力と言う物は著しく落ちる。

吉井「でも旅先でのそう言う話は多いって聞くよ?」

(我ながら完璧だ。後はこうとでも言えばチェックメイトだ。)

吉井「今すぐに伝えたいって言ってたからすぐに行かないと可哀想だよ。」

(良し、これで美波は今すぐにでも須川君の元へ行って呉れるだろう。)

島田「アキはそれでいいの?」

吉井「何が?」

島田「だから!!!!あんたはウチがその、、、須川と、、、、ごにょごにょ」

吉井「御免最後の方聞こえ無かったんだけど。」

島田「ああもうっ!!!!要するにウチが誰かに告白されたりしたらあんたはどう思うのかって聞いてんのよ!!!!」

吉井「冗談だと思う。」

(坂本:御前、本当にバカだな。ここは助け船出してやろうか。)

島田「はぁ、返り血洗うのって大変なのよね。」

吉井「行成返り血の心配!!!?僕の出血は決定事項なの!!!!」

坂本「島田、明久は御前がどこにも行か無いと安心し切ってるんだ。ここで焦らせて遣るのも一つ手だと思うぞ。」

(雄二は何を言って居るんだ?今美波はどこにも行って呉れ無いから困ってるのに。で

も雄二の考えてる事だから成功するんだろうな。僕には分から無いや。人間の付き合い方が

良く分から無いや。して欲しい事の逆を言えば良いのかな?)

吉井「いや~僕も殴って貰えるのは嬉しいからね~。」

島田「え?ウチから殴って貰えるのが嬉しいの?じゃあ一発殴らせて貰うわね。」

吉井「フガッ!!!何で~~~!!!!」

(駄目だ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、僕には人間語が良く分から無い。)

坂本「バカだなぁ。」

 

 

優子「あれは?」

工藤「多分坂本君の言葉でして欲しい事の逆を言えば良いと思ったんじゃ無い?」

優子「成程ね。よっぽどの鈍感なのね。ってか愛子何で分かるの?」

工藤「ムッツリーニ君から本を貰ってね~。ほら、ムッツリーニ君曰く、吉井君と付き合う上では必須何だってさ~。最初はムッツリーニ君や坂本君も秀吉君もこの二冊で勉強したんだってさ~。」

 

〔もう間違え無い!バカとの付き合い方。〕(126頁)  1200円+税

〔明解!バカの思考回路徹底解説〕(全567頁)           2000円+税

 

(優子:本当に売ってそうなタイトルね。)

工藤「優子も買いなよ~これ、面白いよ~。吉井君その物を見てる気がするよ。新しい学問だね~現代頭脳学って感じ~。」

優子「・・・・・・・・・」

 

 

鉄人「島田どうたんだ血相を変えて。」

島田「西村先生一寸須川に用があるんです。すぐに終わりますから。」

鉄人「そうか。だがその剣幕だと御前が須川を血の海に沈め無いか心配なんだが、、、」

工藤「西村先生。」

鉄人「ん?工藤かどうした。」

工藤「この問題教えて欲しいんですけど、、、、、、、これってどう言う意味ですか?」

鉄人「どれ、見て見るか。え~と何だ数学か。」

(工藤:数学の方が知識で片付けられ無い分説明が長引くからね。)

僕は横目でちらりと吉井君達を見た。丁度出る所見たいだった。上手く行きそうだ」。

 

 

 

 

島田「そうね。見てなさいよアキ!!ウチだって結構モテルんだからねぇ!!!!」

吉井「は?って雄二どんな魔法を使ったの?」

坂本「御前はゲームのし過ぎだ。魔法や魔力とかどんな世界だ。単純な話術だろ?いや、今の場合は話術でも何でも無いがな。」

秀吉「姫路よAクラスに居る儂の姉にこのシャーペンを持って行って呉れんかのぅ。実は昨日喧嘩をして仕舞ってのぅ今は少し話す気分じゃ無いのじゃ。仲直りはきちんとするから手伝う必要はないぞい。元は姉の物じゃからの。」

ムッツリーニが工藤さんに手信号を送る。そう僕が昨日いざと言う時に手信号を教え

て置いた。

 

工藤「優子。出番見たいだよ。」

優子「えっと今の手信号って対応宜しくだったわよね?」

工藤「うん。そして僕には鉄人の排除宜しくだってさ。」

優子「何でそんなピンポイントの手信号が在るのよ!」

工藤「Fクラスの中でも重要な手信号なんだってさ~吉井君が言ってたよ。」

優子「・・・・・・・どう言う生活してるのよ。」

 

 

坂本「明久、今だ。行くぞ。」

吉井「OK雄二。」

 

 

須川「大事な話?何の事だ!!!!」

島田「ア~キ~騙したわね!!!!出て来なさい!!!!」

 

 

(仕舞った。須川君に対応宜しくって手信号忘れてた!!!)

 

 

現在D、Eクラスの合同学習室前

吉井「どうしてクラスのレベルが粗同じレベルの人達で遣るんだろう。」

坂本「Fクラスとは違って向上心が在るかな同じレベル同士が遣った方がこのクラスは良いと踏んだんだろう。」

吉井「でも監視の目が居るよ。」

坂本「当然だな。」

秀吉「して、どうするのじゃこの儘では交渉が進まんじゃろ。」

坂本「簡単だ。一人が囮に為って教師を惹き付ければ良い。アキちゃん準備は良いか?」

吉井「断る。」

坂本「ならゲームを遣るか。」

吉井「又出来レースでしょ?」

坂本「いや古今東西だ。」

(それなら未だ勝ち目はある。)

坂本「負けたら女装して惹き付けろ。大丈夫だ。アキちゃんに惹き付けられ無い奴は居無い。」

吉井「嬉しく無いから!!!」

坂本「Aから始まる英単語!!apple」

吉井「・・・・・・・僕の負けだ。」

坂本「1個も思い付か無いのか!!!」

(糞、僕だって冷静に為れば20個位はポンポン出るよ。でもこう言う負けれ無い場面に為ると全く脳が働か無いんだよ。糞ッこう為ったらムッツリーニも巻き沿いにして遣る。)

吉井「でもムッツリーニならこんなの出来無いよね。」

(彼の頭にはエロしか無い筈。)

土屋「そんな事は無い。」

吉井「そうなの?」

土屋「上手く遣って見せる。」

坂本「んじゃ始めるぞ。Aから始まる英単語!almond」

土屋「AV」

(それ英単語?)

吉井「一寸待ったぁ!!」

坂本「何だ明久。」

吉井「今のムッツリーニの英単語はどうかと思うんだ。」

坂本「何を言うきちんとAから始まって居ただろう。」

吉井「まあそうだけど。」

坂本「なら問題無い。続けるぞ、agent。」

土屋「akihisa。」

(!?)

吉井「はい、一寸待って。」

坂本「今度は何だ?」

吉井「一寸待って僕は何時から固有名詞に為ったの?」

坂本「人物名は固有名詞として単語だろう?」

吉井「それは有名人の話だろ!!!」

坂本「御前は世界でもバカと有名じゃ無いか。」

土屋「他にも意味は在る。名詞でバカの意。又はそれ相応の人物の総称。Yoshiiも同義。

。Fulを付けて形容詞。」

吉井「そうやって実際に辞書に載って居る様な説明辞めてよ!!!!」

土屋「例文:He is Akihisaful.彼はこの上無く愚かな人間だ。」

(最近僕をバカにする方法が徐々に高度に為ってる気がする。)

吉井「そして何故副詞が無いのにその単語だけでこの上なくって訳が出るのか知りたいんだけど。」

吉井「兎に角!固有名詞や、略語は禁止!!」

坂本「あーわーった、わーった。んじゃ続き行くぞ。arrival」

土屋「amen  ボ。」

吉井「今ボって言ったボって!!!」

坂本「今のはアーメンだろ?英単語だ。」

吉井「くっ、まあ良いとするか。」

坂本「action」

土屋「a…….」

吉井「今誤魔化した!!!今思い付か無かったから早口でそれっぽくごまかした!!!!」

坂本「ふぅ、決着が付か無いな。もう十分だろう。」

(秀吉:もう偽装出来無いと思ったんだろうな。それとこのゲーム最初からムッツリーニを仕込んで居ったな。儂も乗るとするかのぅ。)

吉井「くっそ~~!!!」

秀吉「白熱して居ったな。」

吉井「全然納得行か無い!!!!!!!!どうしてムッツリーニの判定はそこまで甘いの!!!!!」

坂本「明久、余り大声を出すと、、、、」

バンッ(ドアが開く音。)

布施「廊下で騒いでる人は誰ですか!!!!今は自習中の筈ですよ!!!」

吉井「はっ、雄二、どうする?」

振り返るとそこには空気。

吉井「ってもう居無い!!!!」

布施「吉井君!!!そこを動か無様に!!!」

吉井「結局こう為るのかよ!!!!」

布施「待ちなさい!!」

 

 

布施と明久が走り去った後俺達は物陰から出て来てDクラスへと向かった。

坂本「平賀?居るか?」

平賀「御前達又抜け出したのか?」

坂本「緊急事態だからな。実はな平賀、~~~~~~って言う事で女子風呂の覗きを手伝って貰いたい。勿論退学には為らねぇ。何せこの人数だからなぁ。文月学園は世界から注目を浴びる~~~~~~~だから処分は軽くなる事は保証する。」

平賀「御前は良くそこ迄頭が回るな。良いだろう。協力しよう。Dクラスの皆には俺が焚き付けて置く。」

坂本「頼んだぞ。」

その後俺はEクラスも焚き付けた。

 

吉井「はぁ、はぁ、、はぁ。何とか撒いたよ。」

坂本「明久、ご苦労だったな。」

吉井「半島に大変だったよ。途中から大島先生も入って来て本当に大変だったんだから。」

坂本「そうか御蔭で平賀に言って、DクラスをEクラスも焚き付けて置いたから協力を得られた。」

吉井「結局手を貸して呉れるのはDクラスとEクラスだけか。」

坂本「Bクラスは根本恭二で未だ纏まりがねぇし、Cクラスは代表があの小山優香だ。男子が尻込みするのも無理はねぇ。」

秀吉「じゃが昨日よりは良いぞ。女子も入浴中は半数しか防衛に回れぬ。教師さえ押さえられれば何とか為るじゃろう。」

吉井「でも此処迄騒ぎが大きく為ったら入浴その物が中止に為ら無い?」

坂本「それは無い。教師にもプライドが在る。覗きを阻止出来無いかもしれ無いので入浴は控えて下さいなんか言うと思うか?」

吉井「確かに。」

坂本「それと憶測だが教師たちはこの事態を少し好ましくも思ってる筈だ。」

吉井、優子、工藤「え!?」

秀吉「何じゃと!?」

坂本「この合宿の目的は生徒の学習意欲の向上目的は何であれ、召喚獣を使って戦うんだ。女子も同様だ。現に俺達も合宿前と比べて成績を上げて居るだろう?学年全体を巻き込めば全体的に成績upの可能性が在るからな。」

優子「成程。確かにあんた達は二日目は点数を上げて居たわね。」

吉井「僕もこの合宿の御蔭で4200点台だった総合科目が今4600点台だからね~。」

優子「・・・・・・」

工藤「それじゃあ、僕達は定位置に付いて来るね。」

坂本「ああ、分かった。呉呉もバレない様にな。」

吉井「始まるんだね。」

坂本「ああ。」

 

 

 

吉井「そろそろ出陣の準備だね。」

土屋「作戦開始時刻と集合場所は各クラスに通達済み。」

坂本「良く遣った。んじゃ、俺達も準備すっか。」

 

バンッ(僕らの部屋のドアの開く音。)

須川「大変だ!!!遣られた!!大食堂に敵が待ち伏せしていた!!!」

坂本「何ぃ!!!!」

須川「今は戦力が分断されて各階に塵尻に為って居る!!!」

吉井「先手を打たれれるなんて!!」

土屋「考えが読まれた!!」

坂本「翔子の奴か!!」

秀吉「余程雄二の覗きが許せんのじゃろう。」

土屋「くそっどこで情報が漏れた!!」

 

作戦会議の中常に共に居た霧島    女子の内通者

大勢の前で大胆に勧誘

 

秀吉「情報が漏れるフラグだらけじゃろが!!!!」

吉井、坂本「どこが!!!!?」

秀吉「作戦会議の中常に共に居た霧島と女子の内通者と大勢の前で大胆に勧誘した事じゃ。」

吉井「仕舞った~~~!!!!!」

坂本「前半2個は仕方無いとして最後のは俺も兵を集める事に集中し過ぎて仕舞って居た。」

土屋「こう為ったら遣るしか無い。迷ってる時間は無い。」

坂本「戦力を再編成する。兎に角出るぞ!!!須川案内を頼む!!」

須川「分かった!!!」

 

 

Aクラス女子A「覗きなんて許さ無いんだからね!!」

Fクラス男子D「クッソ~どうしてこんな所に女子が!!」

Fクラス男子A「知るか!!兎に角応戦しろ!!!」

 

数学

Aクラス女子A  287点

Aクラス女子B   267点

 

FクラスD    143点(90点up)

FクラスE    123点(80点up)

 

Dクラス女子S「大人しくお縄に付きなさい!!!このスケベ共!!!」」

FクラスG「知るか!!!俺達だって勉強してるんだ!!!」

FクラスA「Fクラスを舐めるな!!」

 

化学

Dクラス女子S   123点

Dクラス女子M   138点

 

FクラスG    128点(40点up)

FクラスA    157点(60点up)

 

Dクラス女子S「何で!?Fクラスなのに!!!」

(雄二の言う通り皆点数が上がってるみたいだ一時的にだけど。)

 

 

坂本「一点集中でこの場を突っ切る。俺の後に続け!!!」

吉井「雄二、正面は敵が多いよ!!!」

坂本「敵が少ない方は罠が仕掛けられてる筈だ!!!」

(どうしたんだろう。みんあ女子が捌けて行く。なんかこっちに絶対に通れ無い物が在るみたいに)

吉井「雄二!!何かみんな避けてるよ!!やっぱりこっちの方が罠なんじゃ無い!?」

坂本「ん?確かにな。では俺達の半数は防衛の薄い側に回れ!!!」

女子「!!!!!」

女子「サモン!!!!」

 

現代社会

Aクラス女子  平均223点×20

 

Fクラス男子    平均189点×10(平均110点up)

 

FクラスO「暗記科目は付焼刃が効くんだよ!!!!」

 

Aクラス女子 7人戦死

 

Aクラス女子「あ~~!!!」

FクラスI「まだまだ!!」

 

Aクラス女子  13人戦死

 

FクラスI「数で勝っても運動能力と操作技術で俺達に負けてんだよ!!!!!」

(流石Fクラス。鉄人との鬼ごっこで身体能力が鍛え上げられて居るからそれが召喚獣に反映出来てる!!勝てる!!)

 

 

雄二「そこを曲がれば、、、、ぬぁっ!!」

霧島「雄二、待ってた。」

坂本「くそっ、裏の裏を欠かれた。明久が言う通りに行けば良かったか。」

吉井「未だだ!!!僕が居る事を忘れたか!!!計画に僕が居る事を考慮に入れても対応は出来無い筈だ!!!」

高橋「貴方達にはたっぷりと指導する必要が在りそうですね。」

吉井「学年主任の高橋先生!!!」

坂本「おいじゃあここは総合科目か!!!」

吉井「まずいよ!!!!雄二!!!!総合科目で点数を消費しちゃったら他のフィールド での戦闘が厳しく為る!!撤退を!!!」

工藤「御免ね~そうは行か無いんだよ~。」

吉井「工藤さん!!それに大島先生迄も!!」

工藤「やっ、頑張ってるね。」

坂本「糞っ!!!挟まれたか!!!」

島田「ほんと懲り無いんだから。それとアキ!!昼間はよくも遣って呉れたわね!!御蔭で要ら無い恥を欠いたわ!!!」

姫路「明久君。そこ迄見たいならどうして相談して呉れ無かったんですか!!!!」

吉井「糞っこう為ったら最後迄諦めずに戦うしか!!!サモン!!!」

島田「先生気を付けて下さい!!!!!秋の召喚獣見た目よりずっと強いですから。」

高橋「心配には及びませんよ。」

吉井「余裕ですね高橋先生。でも操作技術ならあんたは僕には敵わ無い!!」

僕の召喚獣が走る。残像を残して走る。

坂本「速い!!!」

高橋「サモン!!!」

高橋先生の武器を一瞥する。

(鞭か躱すのが厄介だな。)

高橋先生の召喚獣の鞭が飛んで来る。でも僕が躱せ無い訳が無い。

坂本「躱した!!!!?」

島田「嘘!!!!」

姫路「高橋先生!!!」

秀吉「不規則に撓るのじゃぞ!!!」

吉井「ゲームの廃人を舐めるな!!!!」

秀吉「廃人は認めるんじゃな。」

高橋先生も通ると思った攻撃が当たら無くて明らかに焦って居る。

(行ける。勝てる。確実に!ゲームで何回見たと思ってるんだこの鞭の撓り方。)

 

総合科目

高橋洋子    9878点

 

吉井明久   4629点(516点up)

 

(なっ!!)

坂本「9000点台だと!!!!!」

秀吉「圧倒的過ぎる!!!」

土屋「明久のダブルスコア以上。」

須川「もうすぐ1万点じゃ無いか!!!」

高橋「今のを躱すとは思いませんでしたが良いでしょう。こうするだけです。」

高橋先生が鞭を適当に振り回す。不規則な振り回し方な上、ステータスの強く力強く振る

と最早鞭が見え無い。そう為ると当然、、、、、

吉井「いった~~~~~~~~~!!!!!!!!!!」

 

吉井明久   4629→3890点

 

坂本「あの明久が一撃でこんなに点数を抉られるだと!!!!!」

秀吉「圧倒的過ぎる!!!!」

土屋「為す術無し。」

坂本「明久!!!!」

高橋「ふんっ」

高みの見物の笑い。

吉井「雄二、無理だ!!!こんなの躱せ無い武器がチートだ!!!攻撃を無効化する術が無い。こんなの鉄人の方が未だ可愛い位だよ。」

高橋「鉄人とは西村先生の生徒間での通称ですね。男の西村先生より女の私の方が愛らしく無いと?」

吉井「いや、そう言う訳じゃ、、、、」

高橋「良い度胸ですね!!!!」

坂本「召喚獣で壁を作れ!!!これで直で殴られたら命が無いぞ!!!」

Fクラス総員「サモン!!!」

 

Fクラス   平均1209点×34(平均330点up)

 

須川「坂本駄目だ!!!召喚した傍から蒸発しちまう!!!!」

坂本「何!!!?」

秀吉「粗一撃じゃ!!!」

(坂本:フィールドチェンジは窮地の時に使おうと考えて居たがこの状況。戦力がかなり削がれてるからここを突破しても先には進め無いだろう。結局は鉄人を倒せなければ意味が無い、今日は明日の為の練習試合とするか。)

ダンッ

雄二が目に涙を浮かべ乍ら壁を殴る。

坂本「明久、、、、、俺は無能だ。今から御前に死ねと言わねば為ら無い。」

吉井「待ってよ!!!無理だよ!!!そんな窮地に追い詰められた指揮官の様な台詞言われても乗れ無いからね!!!!」

工藤「それじゃあムッツリーニ君、始めようか。」

土屋「サモン!!!!」

工藤、大島「サモン!!!」

 

 

工藤愛子    1121点(31点up)

大島武     1408点(13点down)

 

 

土屋康太    1326点(50点up)

 

(ムッツリーニが段々先生の点数に近付いてる。最初はあんなに離されてたのにもう100点も離れて無い。)

土屋「加速!!!」

 

工藤愛子  1121→891点

大島武   1408→1001点

 

大島「良い加減諦めろ土屋、御前は俺に等かてる訳が無い!!」

 

土屋康太  1326→917点

 

(流石力在る召喚獣の戦闘。点数の減り方が尋常じゃ無い。)

 

土屋「うっ、諦めはし無い!!!

(ムッツリーニ、、、、、、、)

高橋「余所見は危ないですよ吉井君。」

吉井「動いた事位気配で分かる!!!」

秀吉「何じゃと!!!」

坂本「躱した!!あんなに適当に振り回されてる鞭を躱した!!!?」

吉井「雄二!!!!未だ終わって無いよ!!!!僕は、僕は召喚獣が消え無い限り、戦い続けるよ!!!雄二は!!!雄二はどうするの!!!!?」

坂本「!!!!!!明久。漸く目覚めたぜ。分かった。最後迄全力を尽くそう!!」

吉井「どうするの!?」

坂本「決まってるだろ!!こう為ったら最後迄全力で遣る迄だ!!!皆聞け!!!ここからは作戦も何もねぇ!!!!各自の意志で行動しろ!!!自分を信じるんだ!!!御前等なら出来る!!!心で考え、頭で判断し、最も正しいと思う行動を取るんだ!!!!以後、各自の決断に任せる!!!!良いか、行くぞぉぉぉぉ!!!!!!!!」

 

 

 

全員「すいませんした!!!!!」

 

高橋「あ゛ぁぁぁ、、、、、、、あ。あ、あなた達は彼等の様な真似はし無いのですね。指揮官ちとしての矜持と言う物ですか?」

坂本「いや違うなぁ。俺達には分かって居るのさ。」

吉井「ええ、雄二の言う通りです。僕達には分かって居るのです。そんな事をする必要が無い事が。」

高橋「まさか援軍が来るとでも?」

坂本「はっ、あんたは教師の癖に何も分かっちゃ居無い。」

吉井「僕達の言ってる事はそう言う事じゃ無いんだ。」

坂本「テストじゃ部分点も無く0点だなぁ。」

高橋「最後に負けじと負け惜しみでも。」

坂本「じゃあ、正解を教えてやろう。正解は、、、、」

坂本、吉井「謝っても許して貰える相手じゃ無いからだ!!!ガァァァッァアァァァ!!!!」

僕と雄二の発言直後、僕達の頭に石抱きの石が振り下ろされた。

高橋「あ゛ぁぁぁ、、、、、、、あ。」

(坂本:流石の才女でもこれは予想出来無かったか。)

その後高橋先生は止めに入ったが美波達にあっさり遣られてらしく僕達は鉄人が通りか

かる迄石で殴られ続けた。

今日は鉄人の元にすら辿り着け無かった。

今日は先生達の緊急会議が開かれるとの事で時間の都合上僕らの補習は時間がずらされた。

 

現在時刻は10:30

坂本「せ~けーわ。まさか高橋女史迄参戦して来るとは、、、、、、」

吉井「あの強さ。反則だよ~。」

畳に倒れて起き上がれ無い明久達。畳には未だ止まら無い血で殺害現場の様に為って居た。明久の血で書いたタスケテと言う文字がダイイングメッセージを思わせる。

吉井「あの強さ反則だよ~。」

秀吉「じゃがどうする。この儘では脅迫班の陰に怯え続けるだけに為るぞ?」

(秀吉だけズルい。お咎め無いなんて)

坂本「勿論、諦める気はねぇ。」

吉井「でも明日の夜が最後の御風呂だよ~。」

優子「もう起きたの?」

工藤「回復早いね~。」

坂本「勿論諦める気は毛頭ねぇ。残るチャンスは明日だけだが、未だ明日が在るんだからな。」

吉井「そうだよね。圧倒的な戦力差だけど此処でその逆境を乗り越えるのがFクラスの真骨頂だよね。」

土屋「この儘引き下がれ無い。」

秀吉「そうじゃな。こんな事はもう慣れっこじゃ。今更慌てる迄も無い。」

坂本「御前達が諦め無ければ未だ手は残って居る。」

吉井「流石雄二、何か考えんが在るんだね!?」

坂本「ああ、俺を誰だと思ってる?」

へへんっとばかりに笑って見せる雄二。

(こいつがこう言う顔をした時は何時もピンチを乗り切った時の顔だ今回もきっと、、、、)

坂本「正面突破だ。」

(前言撤回。もう無理かもしれ無い。)

坂本「そんな顔をするな。正面突破の基本スタンスは変えねぇがその分戦力は増強する。相手の兵もこれで頭打ちだ。これ以上は増えねぇ。惜しくも今日は負けたがこれで相手の戦力が分かった。これはデカい事だ。ムッツリーニ敵陣のリストは?」

土屋「教師は高橋、長谷川、福原、田中、竹中教師等の追加。」

秀吉「序盤で苦戦した所為で防衛の教師が増えたと言う訳じゃな。」

坂本「向こうの布陣は教師を主軸とした防御型詰まり攻撃型では無い。」

吉井「そりゃ当然だね。防御型なら攻撃型では無いね。」

坂本「この布陣の弱点は何か、分かるか?」

吉井「微塵も分から無いね。」

坂本「ちょきの正しい使い方を教えて遣る。」

吉井「いたーい。目が暗転した!!!」

優子「痛がるあの程度なの?」

工藤「慣れっこなんだね。」

優子「・・・・」

坂本「全く、少しは自分の頭で考えろ。干渉だ、干渉。」

秀吉「それは一定範囲内でそれぞれ別の教師がフィールドを展開すると、科目同士が打ち消し合って召喚獣が消えて仕舞う物じゃから、、、、、、、要するに教師は余程開けた場所以外では複数人数は一出来無いと言う事じゃろう?」

(須川君が言ってたのってこれの事か。)

坂本「その情報と今日の布陣から予測すると明日の教師の布陣と各クラスの布陣はこうだろう。」

吉井「あれ?高橋先生は違う場所なの?」

坂本「確実とは言え無いが俺ならそうする。確実に通る所に主力を置くのは定石だ。鉄人がいい例だろう。」

工藤「成程~。」

吉井「でも何で今日は違う場所だったの?」

坂本「圧倒的な戦力差を見せ付けて俺達の戦意を挫きたかったんじゃ無いのか?俺達の進路は予想出来た見たいだしな。」

吉井「でも相手の目論見は失敗だね。僕等は誰一人として戦意を挫かれて無いから。」

秀吉「Aクラス戦の時だってそうじゃったしのぅ。」

坂本「そうだ、あの時の戦争を思い出せ!!!俺達は圧倒的に戦力差で負けて居たAクラス相手に完膚無き迄に叩きのめしただろ!!!!今回だって同じだ!!!良いか!!!俺達は最強だ!!!!」

Fクラス総員「お~~~~~!!!!!」

吉井「でも厳しいね。高橋先生と鉄人と大島先生の所には絶対通ら無くちゃ為ら無いんだね。」

坂本「しかも最終日だから教師等の気を引き締めて来るな。」

吉井「どう言う事?」

坂本「気付か無かったのか?ムッツリーニが大島の点に少しずつ近付いてるのを。」

吉井「うん。もう100点差も無かったね。」

坂本「それは単にムッツリーニが点数を上げたからじゃねぇ。教師等も体力が少しずつ削られて補給試験で点数を伸ばせて無い。大島はその好例だ。一番身体的にダメージが入れられてるからな。」

吉井「そうか、先生達は余り呻いて無かったけどダメージは行ってるんだ。」

秀吉「そのダメージにも耐え得る三人が初回から投入されて居たと言う訳じゃの。」

土屋「だとしたら今日出た教師は体力が無い。」

坂本「だが明日で終わりなら気を引き締めて点数を又回復するかもしれん。人間最後となれば凄い力が出るもんだ。」

秀吉「そう為るとムッツリーニも又120点差には広げられて仕舞うのぅ。」

土屋「俺に抜かりは無い。」

吉井「それなら大丈夫だよ。」

坂本「それと俺達には或奴を絶対に鉄人の元迄に送り届けなくちゃならねぇ。」

吉井「或奴?」

坂本「御前だ明久。御前が鉄人に勝利してこの戦いに勝利するこれは絶対に外せ無い条件だ。」

吉井「僕が?」

坂本「奴を倒せるのは観察処分者で在る御前の召喚獣だけなんだ。頼む。」

吉井「でも、、、、」

坂本「その代わり、俺達が全力で援護して御前を鉄人の元に無傷で送り届けて遣る!!!」

吉井「雄二!!皆!!!」

坂本「縦どんな犠牲を払ってでも御前が鉄人と戦う迄は指一本触れさせやしねぇ。」

吉井「雄二。」

雄二がしゃがんで僕の目線に合わせて呉れる。肩にポンッと手を置き、真剣な眼差しで僕の目を捕らえる。

坂本「遣って呉れるか、、、、、、、、明久。」

吉井「ああ。」

 

30分後工藤さん達は帰って行った後。

秀吉「じゃが兵はどうするのじゃ。」

坂本「3階の突破にはD~Fクラスの協力が。B,Cクラスは2階と1階詰まり高橋女史迄行くまでの戦力Aクラスは最後の翔子達と遣り合う戦力として必要だ。」

吉井「それじゃあ全クラスの協力が必要じゃ無いか。」

坂本「ムッツリーニ。」

土屋「撮影なら任せろ。」

坂本「明久は姫路と島田を呼んで呉れ。」

吉井「良いけど何するの?」

坂本「二人の写真餌にしてA,B、Cクラスの男子に支援を要請する。」

秀吉「成程のぅ。男子の劣情を煽ってその気にさせるのじゃな。」

吉井「それじゃあはい、秀吉の分。」

明久の手には浴衣。

秀吉「男子の劣情を煽るのじゃが、、、、、、」

 

 

吉井「姫路さんと美波にLineっと。」

 

to島田  

話が在るんだど一寸良いかな。

 スポッ!  11:01

ちょっと話があるんだけど部屋に来てもらえないかな?

 

吉井「姫路さんからの返信がもう来た。」

 

From姫路   ライン!!  可愛らしい元気な子供の様な声が聞こえて来る。

分かりました。お菓子とか持って遊びに行きますね。   11:02

 

 

吉井「げぇ!!!まさか!!!あ、美波から帰って来た。」

 

From美波    ライン!!

別にいいけど。でもこんな時間にどうして?  11:02

 

 

吉井「警戒してるのかな?なんて返そう。あ、須川君からだ。」

 

From須川    ライン!!

吉井、どうして御前は覗きに必死に為るんだ?抑々御前は木下や坂本の尻が好きと言って

居たじゃ無いか。   11:03

 

 

(こ、これは多大なる誤解だ!!!僕は男に興味が在る見たいじゃ無いか!!!)

吉井「すぐにでも認識を改めさせないと。」

 

この時吉井明久は動揺の余りやらかして仕舞った。須川のラインのバナーを見て開いてるトーク画面が須川の物と勘違いしたのだ。詰まり、、、、、

 

 

To美波

勿論、好きだからに決まってるじゃ無いか。雄二よりずっと。   11:05

 

 

{吉井:ブッシャー!}

(落ち着け、落ち着くんだ、吉井明久。此処はトーク画面で皆からのメールを俯瞰して状況を整理するんだ。そんなに危険なメールじゃ無かっただろう冷静に為ってもう一回見直してご覧?)

 

島田美波  勿論好きだからに決まってるじゃ無いか。雄二よりずっと。  11:05

須川亮    吉井、どうして御前は覗きに必死に為るんだ?抑々御前は木下や坂本の尻が好きと言ってた・・・・・・      11:03

姫路瑞樹   分かりました。お菓子とか持って遊びに行きますね。   11:02

 

(何て男らしい告白文なんだ。)

{吉井:ブッシャーーーー}

坂本「どうした明久。」

雄二が歩いた所にはバナナの皮。どうしてアニメとか漫画ってこう言う時に大抵バナナの

皮が出て来るのだろう。絶対マリオカートの所為な気がする。単純な滑りやすさではメロン

の皮が一番なのに。

坂本「ふぬぁ!!!うおぉぉおぉぉ、、、、、、、だっしゃー。」

雄二が僕のスマホを蹴って僕のスマホは池に転落

坂本「何か大変なのか?明久。」

吉井「たった今貴様が作った状況がな。」

坂本「わりぃわりぃ、修理代3割は出すわ。」

吉井「それより早くスマホ貸して!!!」

(秀吉:それより明久よ。修理代誤魔化されて居るぞ。)

坂本「ほらよっ。」

雄二がスマホを投げて来る。

吉井「美波のラインは~っと、トーク画面って、霧島さんのラインしか無いんだけど。しかもブロック

リストからも皆消去されてるんだけど。」

坂本「何ぃ!!!あいつ又勝手に弄りやがって。」

吉井「美波の電話番号覚えてる?」

坂本「御前、翔子の電話番号覚えてるのか?」

吉井「普通そうだよねっと!」

スポンッ(ラインの送信音)

坂本「おい!!!今御前今何送りやがった!!!!」

 

To霧島

きちんとプロポーズしたい。俺の部屋に来て呉れ翔子。    11:09

 

 

{坂本:ブシュッ!!!!!}

雄二のは控え目?

(だけどちゃんと携帯は投げ捨てちゃったね。仕返しさせて貰うよ。)

僕は雄二の投げられたスマホを取りそれを今そそいだばかりの御茶の中に入れる。

ポチャッ(入水音。じゅすいと読んでも良いかも知れ無い。)

坂本「これじゃ、訂正メール送れねぇじゃねーかこの野郎!!!!!!!」

吉井「そう!!!その気持ち!!!それが今僕が雄二に抱いてる気持ちだよ!!!!!」

鉄人「静かにしろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

坂本、吉井「うっ。」

バタンッ(ドアが閉まる音。)

坂本「兎に角翔子の部屋に言って早く誤解を解かねぇと。!!!!」

ガチャッ(雄二がドアを開ける音。)

そしたら左から滅茶苦茶太い腕が見えた。どやら鉄人が僕らの部屋の前に仁王立ちで待ち伏せしてたらしい。そして雄二が飛んで来た。

パリィンッ(雄二が花瓶とぶつかって割れる音。)

鉄人「部屋から出るな!!!!」

坂本「了解です。」

(即答かよ。)

バタンッ(ドアの閉まる音。)

坂本「畜生!!!早く翔子にメールをケータイ貸して呉れ!!!」

秀吉「すまぬ、前に水没させてから買って無いのじゃ。」

土屋「いざと言う時に為ったら困る。」

(今時の高校生にしては珍しい。特に片方の理由は。って電源消しとけば大丈夫でしょ!)

坂本「終わった。俺の人生、、、終わった。」

(そう、僕は二人が持って無い事を知って犯行に及んで居るのだから抜かりは無い。)

秀吉「しかしこれでは布団が敷け無いでは無いか。」

土屋「片付ける。」

秀吉のバックはこっち   ポイッ

割れた花瓶はこっち      ジャラジャラジャラ

僕の荷物はこっち     ポイッ

雄二はこっちに   ポイッ

秀吉「さらっと雄二を投げて居るが大丈夫かのぅ。」

坂本「ぐぁぁぁぁ!!!!!背中がぁ!!!」

吉井「あ、雄二、起きたなら手伝って。」

坂本「御前には俺の背中の傷が見え無いのか!!!!!」

吉井「大丈夫だよ。致命傷には見え無いし。」

秀吉「明久よ。幾ら何でも雄二を割れた花瓶の方に投げるのはどうかと思うぞ。」

坂本「なら御前もこうさせて遣る!!!!」

雄二が花瓶の破片を僕の着替えのバックに投げ入れた。

坂本「御前のもこの痛みを味わえ!!!」

吉井「それなら僕は浴衣を着るよ!!!秀吉とペアルックだしね!!!!」

土屋「羨ましい。」

秀吉「御主等完全に儂の性別を忘れて居らんか?」

コンコン(入口のドアからノックの音が聞こえる。)

吉井「どうぞ。」

姫路「今晩は~。」

吉井「いらっしゃい姫路さん。あ、あれ?鉄人に止められ無かった?」

姫路「はい。止められましたよ。明久君達の部屋には覗きの作戦を練らせ無い為に誰も出入りはさせ無いって見張をして居たそうです。」

坂本「じゃ、じゃあ何で入って来れてるんだ?」

(坂本、吉井、土屋、秀吉:聞きたく無い。俺達の第六感が伝えて居る。聞いては為ら無いと。聞くと戦慄して恐怖に縛られると。)

姫路「はい。お菓子を上げたら通して呉れました。」

吉井「聞きたく無かった~~~~!!!!!!」

姫路「?」

姫路さんが持っている籠からは明らかに何らかの気体が発生して居るであろうシューーと言う音が出て居る。

坂本「鉄人迄やれるとは、、、、」

吉井「さらば鉄人。安らかに眠れ。」

姫路「?」

そう言って僕等4人は鉄人が倒れたであろう方向を向いて黙祷を捧げた。やはり鉄人には姫路さんが優等生だからそんな訳無いと文化祭の事は忘れて居る様だ。

姫路「所で明久君は何で浴衣なんですか?」

吉井「ああ、部屋に在ったのを着てみたんだ。似合ってる?」

姫路「はいっとっても似合ってます!!!綺麗な肌や細い鎖骨が凄く色っぽくて。」

(彼女から大切な何かが失われつつ在る今僕は何が出来るだろう。)

 

工藤「相変わらずだね~。」

優子「何で吉井君達の回りはこんなに携帯が壊れるのかしらね。」

工藤「何てメールだったんだろう。」

優子「本曰く、今の心情は相手から大切な何かが失われつつ在る今僕は何が出来るだろうかって心情ね。」

工藤「何も出来無いんじゃ無いかな。」

霧島「雄二、、、、、、、、」

工藤「代表?」

霧島「今夜、雄二の部屋に行く。」

工藤、優子「へ?今何て?」

霧島「雄二の部屋に夜這いをする。」

(工藤、優子:はい!!!!!!!?もっと酷く為ってるんですけど?)

工藤「だ、代表も大胆だね~。」

霧島「雄二がこんなメールを。」

優子「これって。」

工藤「(小声)坂本君が自分で送る訳無いよね。」

優子「(小声)としたら送ったのは吉井ね。さっきの反応からしてそうだわ。一寸確かめに行って見ましょう?」

工藤「(小声)賛成~~。」

霧島「愛子?」

工藤「あ、坂本君と良く為れると良いね。僕も付いて行って良いかな?」

霧島「別に構わ無い。」

 

 

姫路「それと御話って何ですか?」

吉井「話と言うか。御願いが在るんだ。」

吉井「実はね。その浴衣を着て写真を撮って呉れ無いかな?」

姫路「明久君と一緒なら写っても良いですけど。」

(何だ一人が嫌だったのか。)

吉井「その位お安い御用だよ。僕も秀吉も一緒に写るから!!!」

(僕だけフレームアウトさせれば良いしね。)

姫路「(小声)二人で写りたかったんですけど。」

吉井「?ああ、姫路さんそう言えば、撮った写真とかを友達とかに見せて良いかな?」

(流石にそう言うのはまずいよね。)

姫路「え?浴衣姿をですか?それは少し恥ずかしいです。」

坂本「何を言ってるんだ姫路。」

(お、雄二が助けに入って呉れた、ここからどう説得したら良いか迷ってたんだよね~)

坂本「浴衣姿で恥ずかしがってたら明久はどうなる。バカで変態で女装趣味で。生きて行く事その物が根本的に恥ずかしいだろう?」

吉井「離して秀吉!!!!僕は雄二の頭をかち割って遣るんだ!!!!」

姫路「た、確かにそうでけど、、、、、、、、、、、、、、」

吉井「姫路さんもそこで納得し無いで!!!!!」

 

 

工藤、優子「wwwwwwwwwwww」

工藤「坂本君最高。」

優子「ほんとそしてこれが的確に的を射てる発言だからこそ面白いわよね。」

 

坂本「それに報酬も在る。」

姫路「何ですか?」

坂本「(小声)明日の朝。明久の寝顔写真を渡して遣る。」

姫路「(小声)本当ですか!!!?それなら何枚でも脱ぎます!!」

坂本「(小声)ムッツリーニ、明日の朝迄に明久の寝顔写真を一部作って呉れるか。」

土屋「心得た。」

(今凄く恐ろしい物が取引された様な?そして何話してたんだろう。姫路さんが僕をチラチラ見てたのが)余計に気に為る。)

姫路「はいっ!!!少し位なら浴衣の裾は開けても良いです!!!!」

(彼女に何が在ったんだ?)

隠して撮影は順調に進み、夜は更けて行ったのだが、、、、、日付を超した時、明久達はもう

一階試練を乗り越え無くては為ら無い事態は起こった。

 




バカテスト
強化合宿3日目の日誌を書きなさい。


土屋康太の日誌
前略   ※坂本雄二に続く


先生のコメント
今度はリレー形式ですか次から次へと良く思い付く物です。



坂本雄二の日誌
そして翔子が俺の目の前で浴衣の帯を緩め気付いた時には真っ裸だった俺は慌てて其を手で制止したが止まって呉れず俺は助けを求める為周りを見渡したが
隣では明久と島団が妙な雰囲気に為って居り、、、、、、、
※吉井明久に続く


先生のコメント
君達に一体何が在ったのですか?土屋君が省略した部分が凄く気に為ります。



吉井明久の日誌
後略


先生のコメント
此処でその引きは無いでしょう。


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18:僕と覗きと女史との遙かなる桃源郷っ!(4日目)

すみません完全に勘違いしてて前のと同じのを上げてました。バカテスト薄って感じですね。文字数は3万字あり過去最長です。


事態は日付を超えた深夜12:30に起こった。明久達は職員会議の為、未だ補習を受けて居無かったのだが、受けた後はもう寝る時間が殆ど無いと見て、自由時間に明日の作戦の為、早めに仮眠をして居た。しかし、その他の女生徒は先生が居無く為、就寝時間と言っても、殆ど自由時間と化して居た。そして女子は男子も同じ状況だと思い、、、男子の部屋に遊びに行く人が絶え無かった。勿論彼女達もその一人。

 

工藤「(小声)吉井君、もう寝てる見たいだね。」

優子「(小声)あれだけ動き回ってたら当然よね。」

ガチャッ

工藤「(小声)誰か来たよ?」

優子「(小声)Fクラスの島田さん?どうして?兎に角隠れるわよ。」

 

島田「アキ、アキ、寝てるの?ねぇ、起きてよ。」

吉井「ん?うーん、うーん。」

島田「起きなさいって言ってるでしょ!!!」

美波は僕を素早く布団から出し。僕の背中を美波の膝にセット。そして美波はその膝を

思いっ切り伸ばした。

吉井「フギャーーーー。」

美波は僕が自由時間だと思って取り合って呉れると思って居た為に気分を害した様だ。

僕は美波の手で鼻と口を抑えられ。息が出来無い状態に。又背中がエグい曲がり方をしたので失神して仕舞った。是が事態を悪化させた。

島田「何で又寝るのよ!!!」

美波は更に力一杯に膝を伸ばす。僕の上半身と下半身の成す鋭角が粗0°に為った。そう、僕は折り畳まれたので在る。

 

それから僕が気を取り戻したのは5分後だった。

吉井「美波?何でここに?はっ!!この状況は!!!」

 

(友達とは言えこんな日を超した後の時間に好きでも無い異性の部屋に来るなんてよっぽどだ。服だって結構薄着だし間違いが起こるかも知れ無い。そんな危険を冒して迄来るなんて若しかして美波は僕の事が好きだとか?

 

 いやいや落ち着け明久。そんな短絡思考でどうする。何時もはバカって言われるけど本当は頭の良い男の子の筈だろ?もう一度冷静に為ってよく考えて見るんだ!!!

クラスの女の子が薄着で真夜中に僕の部屋に居る!!

         ↓

イ   ケ   ル!!!!)

吉井「あれ!!?意外と単純!!!!」

島田「アキ!!!邪魔者が起きちゃうでしょ!!!!」

 

工藤「(小声)イケルと思ったんだろうね。」

優子「(小声)流石に鈍感でも是は分かるわよね~。」

 

(いや、もう一度よく考えて見るんだ。

  今口を押さえられて居る。そして邪魔者がどうとか言ってた。

      ↓

そう言えば僕はさっき変なメールを送って仕舞った。

      ↓

きっと美波は気分を害して居る。

     ↓

美波は全てを無かった事にしようと考えて居る。

夜中+侵入+邪魔者+妬ましい人物+薄着でも構わ無い程の緊急性+メール=全身凶器

 

謎は解けた!!!!!)

吉井「せめて、苦しま無い様に頼むよ。」

(今僕は馬乗りにされて居る。流石の僕でもこの状況は覆す前に刺されて仕舞う。ここで練炭自殺の様に楽に死ぬしかもう願う事は無いさ。)

島田「あんた、どう言う思考回路してんのよ!!」

吉井「え?違うの?」

 

 

工藤「(小声)流石に本には載って無いね。」

優子「(小声)本の域を超えたのね。」

工藤「(小声)是じゃ分かんないね~。」

土屋「(小声)今口を押さえられて居る。そして邪魔者がどうとか言ってた。

      ↓

そう言えば僕はさっき変なメールを送って仕舞った。

      ↓

きっと美波は気分を害して居る。

     ↓

美波は全てを無かった事にしようと考えて居る。

夜中+侵入+邪魔者+妬ましい人物+薄着でも構わ無い程の緊急性+メール=全身凶器」

ムッツリーニ君がカメラで秀吉君を撮りながら答える。

優子「(小声)分かるの?」

土屋「(小声)剣道には守破離と言う考え方が在る。その本は守。俺は破。雄二が離だ。」

(優子:親元を離れた自己流のバカって一体、、、、、)

工藤「(小声)成程。じゃあ是は一般的なバカしか書かれて無いからその後は自分で補正して行くんだね。」

土屋「(小声)その通り。」

優子「(小声)愛子、是!!!」

其処には坂本のスマホと吉井のスマホ、ポケットから落ちた島田さんのスマホが

その画面には、、、

吉井のスマホは次の画面で固まって居た

島田美波  勿論好きだからに決まってるじゃ無いか。雄二よりずっと。  11:05

須川亮    吉井、どうして御前は覗きに必死に為るんだ?抑々御前は木下や坂本の尻が好きと言ってた・・・・・・      11:03

姫路瑞樹   分かりました。お菓子とか持って遊びに行きますね。   11:02

 

美波のスマホ

話が在るんだけ一寸良いかな。   11:01

 

別に良いけど。こんな時間にどうして?   11:02

 

勿論、好きだからに決まってるじゃ無いか。雄二よりもずっと。  11:05

 

坂本のスマホは次の画面で止まって居た。

きちんとプロポーズしたい。俺の部屋に来て呉れ翔子。    11:09

 

工藤「是で謎は解けたね。」

優子「大方須川君当てのメッセージを贈り先を間違えて誤解されてそこに坂本君に何かされてスマホを水没させられたのね。」

工藤「で、それに怒った吉井君が坂本君に同じ事をしたのね。」

工藤「このメッセージの時間が物語ってるよね~。」

優子「どうしてこう言う事に為るのかしらね。」

 

 

島田「私だって勇気出してここ迄来たんだから。」

(確かに、人を殺めるのには捕まるかも知れ無いと言う並々為ら無い覚悟が居るだろう。ここ迄筋が通ってるんだ。これは確定だね。)

島田「あの、そのメールじゃ無くて直接言って欲しくて、、、、、、」

吉井「それは遺言を聞くと言う事?成程遺言はメールの様な文面じゃ無くて直で聞いてやるって事か。そこ迄気遣えるなら殺めないで欲しいな。」

島田「は?」

 

優子「あ゛あぁぁ。」

工藤「(小声)優子、開いた口が塞がって無いよ。」

 

(良し、冷静に為って周りに使える物は無いか見回して見よう。)

可愛らしい秀吉の寝顔、、、、、、撮影に熱心なムッツリーニ、、、、、、、、、今雄二の布団の中に浴衣を脱いで入って居る霧島さん。

 

(ん?何か色々間違ってる様な、、、、、冷静に為ってもう一回見回して見よう。)

 

可愛らしい秀吉の寝顔、、、、、撮影に熱心なムッツリーニ、、、、、、、、、浴衣を完全に脱ぎ捨てて雄二の服に手を掛けて居る霧島さん

 

吉井「駄目だ!!!役に立ちそうな物が何も無い!!!!!!」

僕の声で雄二が目覚めた様だ。

坂本「その前に俺を助けろ!!!!!」

島田「一寸!!!木下以外はみんな起きてたの!!!!」

(良かった。目撃者が多かったから美波も殺めるのは踏み止まって呉れたんだ。助かっ

た~。今度神棚買って拝んどか無いとね。よし、後は先生にバレ無い様に引き返して貰う

だけだ。)

 

 

 

バンッ(部屋のドアが勢い良く開く音。)

清水「助けに来ました、お姉さま!!!!!!」

(うん、分かってた。この程度で終わる訳が無いと分かって居たんだ!!!)

吉井「又何か来た~~~~!!!!!!」

姫路「美波ちゃん!!!!抜け駆けは許しませんよ!!!」

(姫路さん迄、、、どう為ってるんだ!!!)

島田「美春!!!どうしてここに!!!!」

清水「さっきお姉様の布団に潜り込んだら蛻の殻だったので若しやと思ったんです!!!」

(合宿三日目にして、、、、、一大勝負に出ちゃったのかな、、、、、、、清水さん、、、、、。)

島田「昨日で懲りたんじゃ無かったの!!!!!」

吉井「え?昨日も潜り込んだの?」

 

 

優子「(小声)マズイわよ。これかなりの騒ぎに為ってるじゃ無い。」

工藤「(小声)でも今下手に動け無いよ。」

 

清水「お姉様、早く美春と戻って裸で寝ましょう!!!勿論色々する迄寝かせませんけど!!!」

島田「いや~~~~!!!!」

清水「ほらほら~~~~!!!!」

清水さんが美波の服を強引に脱がそうと為る。

島田「いや~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」

(本気の絶叫だよ是。)

霧島「雄二、、良いから続きを。私も寝かさ無い。」

坂本「御前はマイペース過ぎんだろ!!!!!」

ガバッ(秀吉が起き上がる音。)

秀吉「寝ている間に何が在ったのじゃ!!!!!」

優子「(小声」実はね、、、」

秀吉「(小声)何で姉上迄しかも工藤迄居るのじゃ。」

(秀吉、急いで起きたから浴衣が開けて際どいよ。)

工藤「(小声)僕達はね~~~~~~で来て、、、」

優子「(小声)今迄に~~~~~~って事が起きてたわよ。」

秀吉「(小声)どうして儂等だけそう言う状況に為るのじゃ。」

優子「(小声)知ら無いわよ。」

工藤「(小声)それがFクラスのって言うか君達の日常なんじゃ無いの?」

(マズイそろそろ職員会議が終わる時間だ。かなり前に周りの部屋から女子が出て行く音が聞こえる。)

吉井「止めてよみんな!!!そんなに騒いだら、、、、、、」

優子「そろそろ職員会議終わるのよ!!!」

(え?木下さん?それに工藤さん迄何で?さっきから居たの?)

鉄人「こら!!!!!さっきから五月蠅いぞ!!!!吉井と坂本と女子の声が聞こえたぞ!!!!」

(糞っ、職員会議は一階でしてた筈なのに何で此所迄声がはっきり聞こえるんだ。)

吉井「え?何でみんな僕の所為でバレた見たいな顔でこっちを見るの?君達もバレる要因だよね?」

鉄人「御前等!!!!終に女子を部屋に連れ込んで集団レイプか!!!!」

坂本「ヤバいぞ明久!!!!!」

吉井「部屋に半裸の女子が4人とその他の女子が僕等の布団で待機をしてる所を見つかったら!!!!」

秀吉「又儂も入って居るのか?」

坂本「弁解が出来ねぇ!!!!!!俺達が又濡れ衣で今度はレイプ犯に為っちまう!!!」

吉井「そんなぁ!!!!折角僕達が剥がそうとしたレッテルが今度はもっと酷いのが貼られちゃうじゃ無いか!!!!!」

秀吉「元から御主等にはレッテルは在ったのじゃと思うが、、、、」

優子「同館ね。」

工藤「確かにね~。」

土屋「否定出来無い。」

吉井、坂本「何て事言うんだ!!!!」

坂本「兎に角御前等は見つから無い様に逃げろ!!!」

吉井「雄二の言う通りだよ!!!ここは僕等に任せて!!!」

島田「で、でも、、、、、」

清水「お姉様、迷って居る時間はありません!!!!一先ず服を脱いで見張るの部屋に行きましょう!!!!!」

島田「あんたは黙ってなさい!!!!!」

(確かにそれは僕でもそう言いたく為るよ、美波。)

優子「でも吉井君達だけじゃそれ、荷が重くて悪いわ。」

坂本「俺達の心配は良い!!!普段から鉄人との鬼ごっこで足腰は鍛えて在る!!!!」

秀吉「普段から鍛えられてる所がおかしいのじゃが、、、、、」

吉井「Fクラスはこう遣って成長して行くんだ!!!!」

(秀吉:成長する物がおかしいと思うのじゃが、、、、)

島田「ウチ等の為に有難う。」

霧島「吉井、、、、期待してる。」

秀吉「御主に任せるのじゃ。」

優子「それじゃあ任せたわよ、吉井君。」

工藤「じゃあ、頑張ってね、吉井君。」

清水「お姉様、愛してます。」

(一人だけ台詞がおかしい事は目を瞑って置こう。)

鉄人「吉井、坂本!!!!御前等の部屋からだとは分かって居るんだ!!!!」

(足音的に今は二階、未だ時間は十分に在る。)

坂本「俺が必殺アキちゃん爆弾で鉄人にの注意を惹き付けるから御前等はその間に逃げろ!!!」

工藤、優子「・・・・・・・・・・・」

島田「分かったわ。」

吉井「美波!!!!そこは分かっちゃ駄目だ!!!!その技は随分前に封印したから。」

(雄二めこんな時に迄冗談かよ。)

(足音は近いもうすぐ僕等の階に到達するだろう。)

僕はドアノブに手を掛けた。

吉井「僕と雄二が囮に為る。その隙に女子は逃げて!!!!」

坂本「俺が「逃げるぞ明久!!」って言ったら女子は御前等の部屋迄一気に駆け抜けるん

だ!!!!」

足音が非常に近い。もう隣の部屋の前か。

坂本「行くぞ!!!」

ガチャッ

僕の飛び出した目の先には鉄人の、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、腹筋?

僕の石頭が鉄人の鳩尾にクリーンヒットした。

鉄人「グゥァッ、、、、、、、、吉井、きさまぁ!!!」

(成程、鉄人でも鳩尾は蹲る程痛いのか。案外人間らしい所も在るんだなぁ~。)

坂本「ファインプレーだ!!!!明久!!!!!」

(ファインプレーって、、、、、、、、、)

木下さんと工藤さんが部屋で苦笑してる。

(でも今はそれ所じゃ無い。)

坂本「行くぞ!!明久!!」

吉井「了か、、、、、駄目だ雄二!!!!」

坂本「!!!!!」

逃げ遅れた鉄人が笑い声に心当たりが在ったのか不信感を持って部屋を覗こうとしてる。

(この儘じゃ美波や工藤さん達が見付かって仕舞う。そして今雄二が僕の頬を掴んで完全に必殺技の構えに入って居る。この儘じゃ僕が、、、、)

坂本「明久、準備は良いな?」

(良く無い!!!!!こう為ったら鉄人を無理矢理僕を意識しなければ為ら無い様な発言をして鉄人の意識を僕に向けさせるんだ!!!!!)

吉井「鉄人!!!!僕達今から女子風呂の壁壊しに行きます!!!!!」

(どんな宣告だよ。我ながら思ったけど。)

鉄人「貴様西村先生と呼べと何回言ったら、、、、、、それとこの後に及んで又学園の私物を壊す気か!!!」

工藤さんや木下さんが腹を抱えて笑ってるけど鉄人にはもう聞こえ無い。完全にターゲ

ットは僕だ。今の鉄人には周りの音は聞こえて無い様だ。

鉄人の突進。

(今鉄人は激昂状態だから攻撃が単純だ。そんな突進、、、召喚獣で培った能力を持つ僕に取っては躱して呉れと言う様な物!!!!)

部屋の時点でいざ服が捕まれても服だけ脱いで逃げれる様に帯は外して来た。

僕は鉄人を躱し乍ら素早く浴衣を脱ぎ、鉄人の頭に被せて素早く帯で結んだ。

鉄人「こら!!!!何を!!!!」

坂本「逃げるぞ!!!!!明久!!!!」

予定通りのキーワードみんなが部屋から出て各自の部屋へと走って行く。

(良かったこれで無事に、、、、、)

鉄人「吉井、、、、御前は俺の指導を受けたい様だな!!!!!」

(行く訳無かった。)

女子達は今階段に差し掛かってる。

工藤さんが振り帰って何かしてる。手信号だ。あれは!!!!!!

 

《鉄人の排除、御願い》

 

今日の昼に僕等が送り合った思い出の手信号。

(いや思い出では無いか、大袈裟だよね。でも女子からの悲痛な頼み事、、、、、、無碍には

出来無い!!!)

木下さんも振り帰って手信号を送って呉れた。

 

《頑張って。》

 

(普通この手信号は鉄人に追い掛けられた時に救援要請した相手からの裏切りを宣告さ

れる手信号。普段なら是を送られて怒る所だろうけど。是が女子でこの状況なら力に為る

。しかも秀吉に瓜二つの木下さんから言われると。)

坂本「明久!!!後は頑張れよ。」

(おっとそうは行か無いよ。逃げる時は何時も一緒って約束したじゃ無いか。)

吉井「すみません西村先生!!!雄二がこっそり持ち込んだ日本酒を隠すのに注意を逸

らせと言う物ですから!!!!!」

坂本「貴様何て事言いやがる!!!!!」

(ふっ、仲間外れにはし無いさ、雄二。さあ、一緒に逃げようじゃ無いか。)

鉄人「吉井、坂本、、、、、、、覚悟は出来て居るんだろうな!!!!!!」

坂本、吉井「で、き、て、ま、せんっ!!!!!!!!」

鉄人「なら覚悟しろぉぉぉ!!!!!!!!!!」

鉄人が物凄い勢いで走って僕達を追い掛けて来た。

吉井「どうする雄二、向こうは人間じゃ無いから普通に走っても追いつかれるよ!?」

坂本「仕方ねぇ!!!鉄人の入って来れねぇ部屋に逃げ込むぞ!!!!」

吉井「それってどこ!!!?」

坂本「女子部屋だ!!!!!」

吉井「そうか。女子部屋なら男の鉄人は入って来れ無い。男子禁制の女子部屋にパンツ一丁の僕が逃げ込んだら、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、死は免れ無い!!!!!!!」

(色んな意味で大惨事に為る。)

坂本「行くぞ!!!!」

吉井「絶対に嫌だぁ!!!!!!!!!!」

坂本「仕方ねぇ、なら是を着ろ!!!!!」

雄二が何か黒い布を投げて来る。

(是は、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、服!!!!!)

吉井「サンキュー、流石は雄二、以心伝心だね!!!」

装着完了。

 

 

 

 

 

坂本「良し、これで逃げ込めるか。」

吉井「待て!!!!これは或意味、、、、全裸より致命的だ。」

僕の姿は冬服のセーラー服。

(最早絶対に捕まれ無いこの状況、、、、、、、、、、、、、足が震えて来た。捕まれば変態、逃げ込めば変態、、、、僕の身に安息の地は無いのか!!!逆に是は排水の陣か?何てポジティブな事考えてられ無い!!!!)

坂本「それじゃ、ここからは別行動だ!!!!」

雄二が急ブレーキで方向転換して右に曲がろうと為る。僕は空かさずスカートを一瞬で脱ぎ(秀吉に教わった。)、雄二の肩を掴む。

吉井「逃がすかぁ!!!!」

坂本「ぬぁっ、変態と共に行動する気は無い。」雄二がマジな顔とトーンで言う。

吉井「バカいっちゃあ、行け無いよ雄二。逃げるなら何処迄も一緒さ。」

坂本「気持ち悪い事言うな!!!!このド変態!!!!!」

吉井「なら貴様の浴衣を寄越せ!!!!!」

僕は雄二を押し倒し浴衣に手を掛け強引に脱がそうとする。

坂本「ぬぁっ!!止めろ!!!!」

吉井「五月蠅い!!!脱げ!!!!脱~げってっつってんだろ!!!

坂本「やだっ!!」

吉井「それは御前が着て無いから!!!」

坂本「やだって、、、、」

鉄人「御前等、、、、、、、、」

坂本、吉井「ん?」

鉄人「女子に縁の無いのは分かるが、そう言うのは人目に付かんと所でな。

鉄人が手で額を覆う。問題児を間の当たりにした教師の反応だ。

 

 

 

僕の今の姿はパンツ一枚に上はセーラー服。そして片手には女子のスカート。

雄二はズボンが完全に脱げて居て、、、、、トランクスも脱げ掛かって居て色々と際どい。そして雄二のトランクスには僕の足が掛かって居て今にも全部脱げそうだ。そして僕のもう片方の手は雄二の上の浴衣に掛かって居る。そして僕の体は華奢なそして綺麗な鎖骨のラインが白い照明に色っぽく照らされて居る。色々と争った結果、今僕の上には雄二が乗っかって居る。

(前姫路さんが言って居た僕が受けで雄二が攻めと言うイメージが一般的に定着して居るのなら今の僕は、、、、、、、、、、、、、、、、、、、完全に誤解されてる!!!!)

坂本、吉井「言い訳をさせて下さい!!!!!!!!!!!!」

 

そして僕等はみんなと覗きの補習を終えた後、鉄人と熱い夜を過ごした。

 

その頃逃走しながらムッツリーニのハッキングしてリアルタイムで転送された防犯カメラ映像を見乍ら逃走している工藤達一行は、、、、、

優子「どうしてこう為るの?」

工藤「吉井君達には僕達には作り出せ無い状況を作り出せる能力に長けてるんだね~。」

優子「・・・・・・」

工藤「でもこれで西村先生の動きは止められてるから逆に逃げ易いね。流石吉井君達だよ。」

島田「アキ、、、やっぱ坂本のお尻の方が。」

姫路「酷いです。坂本君のトランクスに足を掛けて見る気満々じゃ無いですか!!!!」

優子、工藤「・・・・・・・・・・」

工藤「でも逃げながらちゃんとギャグ忘れて無いよね、、、、、男子禁制の女子部屋にパンツ一丁の僕が逃げ込んだら、、、、、、、、死は免れ無い!!!って間が完璧だよね。」

清水「汚らわしいです!!!」

 

 

日が昇って現在朝食

吉井「ふぁ~~~~。」

坂本「ふぁ~~~あぁ~~~。」

吉井「眠い。」

秀吉「大丈夫か?二人共。テストで点数を回復せねば為らぬのに。」

坂本「三日連続で鉄人の補習だしな~。」

吉井「お負けに今日は2時間しか寝て無いし。3日間で合計9時間しか寝て無いんだよ?あれだけ動いてて。とんだハプニングの所為だよ~。」

秀吉「弱ったのぅ。一番頼れる御主等がそれでは今夜迚も、、、、、」

優子「大丈夫なの?」

工藤「昨日無理し過ぎたんじゃ無いの?」

吉井「全くねて無い訳じゃ無いから気合いさえ入れば行けると思うけど、、、、、、」

土屋「でも収穫は在った。」

ムッツリーニが雄二に何かの写真を見せる。

坂本「フォーーーーーーーーーー!!!!」

吉井「どうしたの雄二!!!!そんなにう叫ぶなんて普段じゃ考えられ無いよ!!?」

秀吉「ムッツリーニよ、今見せた写真は何じゃ?えらく興奮して居った様に見えるが、、、、」

土屋「魔法の写真。」

秀吉「儂にも見せて呉れんかの。」

僕と秀吉はムッツリーニから渡された写真を見る。

吉井「たかが写真なだけで魔法とか大袈裟だよ~たかが写真なんかで気合いが入る訳が、、、、、、、」

ピラッ(写真を捲る音。)

吉井「フォーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

秀吉「御主が一番興奮して居るぞ?」

吉井「生きてて良かった!!!!この服の中を見られるのなら僕は何でも出来そうだよ!!!!」

秀吉「思いっ切り気合いが入ってるじゃろが。それとこの写真には儂が入って居るのじゃが、、、、何故儂の服の中をそんなに見たがるのじゃ!!!!!」

優子「・・・・・・」

工藤「二枚目は何が写ってるの?」

吉井「そう言えば何だろう。」

ピラッ

 

霧島&美波の写真。

 

完全に脱衣してた筈の霧島さんが手に持ってる服で滅茶苦茶ギリギリのラインで隠れて

尚且つ全く脱いで無かった美波も良い角度で撮った為にギリギリのラインで隠れて居る。

しかも二人の赤面した顔もバッチリ写ってる。

 

秀吉「霧島の胸も上手く見せ無い様に取り、尚且つ島田もギリギリなラインの角度で撮り、明久や雄二も上手く写ら無い角度で撮るとはプロの技じゃな。」

工藤「これカメラの角度だけじゃ無くて二人が動いてる時に素早くこの角度を撮りに行ったって事だよね。」

優子「空間認識力が高いわね。」

(流石Aクラス。分析が冷静過ぎる。僕はこの写真を見て冷静さを欠いたと言うのに。)

秀吉「して3枚目は何じゃ?」

 

 

僕の今朝の女装写真。

 

 

吉井「ギャーーーーーーーーーーー!!!!!!」

秀吉「落差がのぅ。」

工藤、優子「・・・・・・・・・・・・」

吉井「見無いで!!汚れた僕の写真を見無いで~~~~!!!!」

優子「あんたは何回汚れれば気が済むのよ。」

土屋「綺麗に撮れたので印刷して見た。」

吉井「離して!!!!秀吉!!!このバカの頭をカチ割って遣るんだ!!!!!」

秀吉「落ち着くのじゃ!!!!良く撮れて居るでは無いか!!!!」

(優子:それ言ったら逆効果でしょ。)

坂本「良く遣ったムッツリーニ!!!!!真逆此程迄とは!!!」

優子「これで餌として釣るんでしょ?」

吉井「そうだけど何で知ってるの?」

工藤「ムッツリーニ君が監視カメラの映像を見せて呉れたんだ。」

秀吉「そうじゃったか。でも是でみんな参加して貰えるじゃろう。」

吉井「是みんなに見せ無いと駄目?」

坂本「明久、目的を見失うな。大局を見誤る奴に成功は無いぞ?」

吉井「うっ、それはそうだけど。            御免。僕が間違ってた。是は目的の為の手段な訳だし、そんな未練は断ち切る。

 

 

 

   1グロスだけ焼き増して貰うだけで許してあげるよ。」

秀吉「未練タラタラじゃな。」

坂本「それじゃ始めるか。」

雄二がレポート用紙に何か書いて居る。そして書き終わった物を見て見ると、、、、、

 

この写真を全男子に回す事。女子及び教師に見付から無い様に注意。尚パクった者は坂本雄

二(悪鬼羅刹)の名において拳と私刑を執行する。又覗きに協力する者は関係者の処分を避

ける為、全員きっちり覗く事。但し、見たく無い者は風呂場のドアを開けて目を開けたら

見れる状態で目を瞑っても良い物とする。

 

これは注目を浴びた試験校で在る為隠蔽か、全員謹慎のどちらかしか無い事に起因する。

簡単に一斉処分が出来無い人数で覗く為、謹慎は保証出来無いが退学は無い事は保証する。

 

(成程、、、、、、、、確かに是で盗む奴は居無さそうだ。)

秀吉「恐ろしい脅迫じゃの。」

吉井「でもこれならAクラスやBクラスも処分も気にせず参加出来るね。理由もちゃんと書いてるし、これなら納得して呉れるよ。」

坂本「んじゃ、俺は今から根本の所に行って来る。」

吉井「でも裏切るかもよ?」

坂本「あいつは更正したろ?しかも今は俺の命令なら何でも聞く良い子に育って呉れたぜ?」

優子「あんた真逆脅して無いでしょうね?」

坂本「人聞きの悪い。ただの御願いだよ。」

(これ、雄二は女装と拳を交渉台に完全に落としたな。)

坂本「おい、須川。これを全男子に回して呉れ。」

須川「ん?何だこれ?フォーーーーーーーーーーーー!!!!」

吉井「雄二、僕の写真はきちんと抜いて呉れた?」

坂本「安心しろあんな物流れたら士気がガタ落ちだからな。きっちり抜いて置いた。」

(僕の女装とは言えその言い方は腹が立つな。でも良いや。あんな写真が流されたら抑僕が写真をメイドパンチラの写真の流出を止めるカチが激減しちゃうからね。パンチラじゃ無いにしても。)

秀吉「ムッツリーニよ今手に持って居る写真も昨日撮った物か?見せてくれんかのぅ?」

 

 

僕の女装姿のローアングルトランクスもバッチリ。

 

詰まり女装パンチラで在る。

工藤「あ~。」

優子「うっ。」

土屋「・・・・・思わず撮って仕舞った。」

吉井「離して!!!!女子を吐かせ掛けて僕を侮辱したこの雪辱を晴らす為にこいつの脳髄を引き出して遣るんだ!!!!」

秀吉「見て居らん!!!儂は明久のトランクス等見て居らんから落ち着くのじゃ!!!!!!」

 

 

 

現在時刻19:30

吉井明久は部屋の中を歩き回って居た。

坂本「明久、今更ジタバタするな。分から無くも無いが今は信じるしか無い。補習テストも受けたし写真も回した後は何も考えずに戦うだけだ。」

工藤「坂本君も格好良い事言うね~。」

坂本「それと少なくとも根本は確保した。まあそこそこ戦力には為る。」

秀吉「D~Fクラスは予定通り参加後はA~Cクラスが参加して貰えるかじゃのぅ。」

坂本「作戦開始に近い。最後の作戦会議だ。」

土屋「昨日の試合を改めて見て分かった事が在る。是を見ろ。合宿所二階で展開された部隊の記録。」

 

 

長谷川「行かせ無いぞ御前達!!!!!!」

Fクラス男子J「いや、行かせて貰いますよ!!」

 

長谷川   1498点

Cクラス女子   平均198点(平均60点up)

 

Fクラス  平均209点(平均85点up)×12

 

長谷川  1498→971点  

 

FクラスD「みんなで掛かれば怖く無い!!!!行くぞ!!!」

Fクラス男子「おーーーー!!!」

 

 

竹中「君達止まりなさい。」

DクラスJ「ここは覚悟して貰いますよ!!先生!!!」

Cクラス女子「覗きなんて許さ無いんだからね!!!!」

 

竹中  1689点

Cクラス女子   平均178点(平均30点up)

 

Dクラス男子   平均  218点(平均80点up)×12

 

Cクラス女子A「何で!?私達より低いクラスなのに!?」

Dクラス男子G「俺達だって勉強してるんだ!!!!」

(たった半日でこんなに上がるなんてDクラスも案外勉強の才能が在るんじゃ。)

 

 

 

坂本「理系と文系の布陣でCクラス女子が展開して居る所だ。」

秀吉「そこに物理干渉の出来る教師の召喚獣か。鉄壁の構えじゃのぅ。」

 

 

竹中「はぁっ!!ズラが!!!」

 

 

吉井「竹中先生のズラが!!」

土屋「ここに注目。」

吉井「教師フィールドが消えた!!!?」

坂本「干渉だバカ。昨日説明したろ!!!」

秀吉「教師が又フィールドを開き直して居るぞ。」

土屋「ここがポイント。」

坂本「そうか。教師も人間だから突然の事には判断が遅れる。これだけ時間が在れば仕掛けられるな。」

吉井「どう言う事?」

坂本「明久。俺達には是が在るだろう?」

(雄二の腕には、、、、ブレスレット?そうか腕輪か!!)

坂本「是でフィールドを変える。明久は総合科目に関係の無い家庭科を出せ!!!教師は今日は自分の科目しか補給試験を受けて無い!!!!専門科目以外は点数は昨日の消耗した儘だ!!!」

秀吉「儂等が居るのは三階、目指す女子風呂は地下じゃよな。」

坂本「2階はDクラスが遣って呉れるが、、、Dクラスだけだと一寸厳しい。もしDクラスだけだったら、俺達が無理矢理突破して御前達を援護に向かわせる。」

優子「了解。」

坂本「そして2階を突破したら、、、、」

吉井「高橋先生。」

坂本「ああ、恐らく翔子はここに工藤と木下と姫路を翔子を敷く筈だ。」

吉井「向こうの作戦は霧島さんがしてるの?」

坂本「ああ、一応教師がそうさせたらしい。生徒達に自主的に遣らせるってな。どうせ俺達相手ならどう戦略立てても行けるとでも思ったんだろう。翔子の作戦じゃ俺には歯が立た無い筈だからな。」

吉井「昨日歯が立た無かったじゃ無いか。」

坂本「それは女史が居たのが想定外だったからだ。相手の全兵が分かった以上向こうに勝ち目はねぇ!!!!!明久を通す一瞬の隙は俺が作る。だが高橋女史を足止め為る事は俺だけじゃ無理だと思って呉れ。」

秀吉「じゃが足止め出来無ければ、、、、、、、」

坂本「ああ、明久は前後を挟まれて終わりだ。俺は翔子に残りの人生を奪われ、明久は変態として生きて行く事に為る。」

秀吉「失敗しても大して今と変わら無い気がするのじゃが、、、、、」

坂本、吉井「何て事言うんだ!!!!!」

坂本「そこで、木下には高橋の召喚獣を頼んだ。」

(切り替え早!!)

優子「私達が!?無理よ!!!」

坂本「そこは俺達が攻撃出来る様な状況を作る。御前達は絶対に高橋女史の後ろに居るんだ!!!俺達が惹き付けてる間に後ろから遣れ。邪魔するのが居無いから冷静に刺して確実に遣って呉れ。若し失敗しても大丈夫な様に兵は組んで在る。其処ら辺は変に気を追い過ぎ無くて良い。」

(多分これは木下さんを安心させる為のブラフだな。)

工藤「でも僕はムッツリーニ君とは本気で遣りたいな~。」

坂本「良いだろう。その願いは叶えて遣る。最悪、負けても俺と明久で二人で遣るだけだ。勿論遣る前に明久が鉄人を倒す必要が在るがな。若しムッツリーニが負けて俺と明久で戦う事に為った場合はこっちに協力して貰うぞ。」

工藤「OK、有難うリーダー。その他の場面は頼むよ~リーダー。」

坂本「後はAクラスとBクラスの協力次第だ。それが在れば勝機は十二分に在る。」

秀吉「Aクラスは兎も角、Bクラスは大丈夫じゃろう。きちんと代表格が女に興味を持って居るしのぅ。」

吉井「丸でその言い方。Aクラスの代表格が女に興味が無い見たいだね~。」

工藤、優子、坂本、土屋、秀吉「・・・・・・・・・・・・・・・」

吉井「え?何で?何でみんな急に目を逸らすの?」

坂本「一階を駆け抜けたら後は御前達の仕事だ。ムッツリーニは大島先生をそして明久は、、、、、」

吉井「鉄人だね。」

(正直今迄此処迄不確定要素が多かった戦争は無かった。)

秀吉「辛い戦いに為りそうじゃのぅ。」

土屋「・・・・・・大丈夫屹度上手く行く。」

吉井「うん。」

坂本「当然だな。」

秀吉「じゃな。」

工藤「そうそう。ケセラセラ、ケセラセラ~。」

(島田さんなら兎も角ここに居るみんなは語学がAクラス並に出来る。みんな通じたみたいだ。)

坂本「あと10分だ。木下と工藤はもう行け。」

工藤「分かったよ。待ってるよ、ムッツリーニ君。」

優子「絶対一階迄来なさいよね?そうじゃ無くちゃ抑私等は使え無いわよ。」

坂本「ああ、分かってるって。」

 

10分後

ピピピピピピピピッ(アラームをセットして置いた目覚まし時計が鳴る。)

秀吉「作戦開始時間じゃ!」

坂本「おおおぉぉぉっしっ!!!!テメエ等気合いは入ってるか!!!!!」

秀吉、津茶、吉井「おうっ!!」

僕等は円陣を組んで雄二が気合いの言葉を掛ける。

坂本「是がラストチャンスだ!!!勝利で幕を閉じる以外の結果は有り得ねぇ!!!」

秀吉、吉井、土屋「おうっ!!」

坂本「女史も教師も関係ねぇ!!!!男の底力とくと見せ付けて遣ろうじゃねぇか!!!!強化合宿第四夜!!最終決戦!!!出るぞ!!!!!」

 

 

場所は戦場の中。彼等は今。三階に居る。

中林「来たわ!!!主犯格の4人組よ!!!ここで沈めるわ!!!」

中林、三上「試験召喚獣サモン!!!!」

坂本「雑兵共が俺に勝てると思うなよ!!!!サモン!!!!!」

中林「Fクラスの分際で!!!」

坂本「勉強してから出直しやがれ!!!!!!!」

 

 

数学

中林宏美   159点(40点up)→0

三上美子    152点(41点up)→0

 

坂本雄二    789点(102点up)

 

坂本「雑魚に構ってる暇はねぇ!!!行くぞ!!!人数でこの階は負けることは在り得ねー!!!」

長谷川「待ちなさい!!!坂本君!!!」

平賀「お~~りゃ~~!!!!」

長谷川「グワッッ。」

 

長谷川  1489点→1189点

Eクラス女子  平均  145点(平均40点up)×15

 

平賀源氏  289点  (160点up)

Dクラス   平均218点(平均90点up)×24

FFF団  平均247点(平均180点up)×44

Eクラス男子   平均208点(平均108点up)×35

 

吉井「Dクラス代表!平賀君!!!」

(坂本:友達呼ぶのに肩書き付ける奴が居るか?)

平賀「ここは俺達に任せて先に行け!!!!」

吉井「有難う、ヴァルハラで会おう!!」

(Eクラスと数学教師一人。誰がどう見ても防衛側が押されてる。この階はもう大丈夫だ。)

秀吉「凄い士気じゃな。」

吉井「みんなの心が一つに為ってるからね。」

土屋「でも此処からが勝負。」

坂本「援軍が居無ければ此迄だったが。」

 

 

平賀「あいつらの為にも俺達が遣る!!!行くぞFFF団!!!」

FクラスF「お~~!!」

 

長谷川 戦死  (FFF団の1万ダメージ。)

 

FクラスD「あの攻撃をしても戦死し無い!!!!」

FクラスO「ああ、あと一回は打てる!!!」

FクラスE「俺達が点数を上げたからだ!!!!!」

FクラスH「これならこの階を一網打尽に出来るぞ!!!」

Fクラス半員「お~~~!!!」

Eクラス女子H「どう為ってるのよ!!!Fクラスでしょ!?」

Eクラス女子L「何で一撃で遣られるのよ!!!」

 

3階制圧   戦死者  Fクラス10名   Dクラス  2名    Eクラス6名

 

坂本「2階だ!!!気を引き締めて行くぞ!!!」

布施「君達!!又懲りずに!!!」

黒崎「先生!!覚悟して貰います!!!!」

 

化学

布施文博   1408点→1089点

 

黒崎徹    324点(160点up)

 

 

布施「君迄、どうして?」

吉井「Cクラスの黒崎君!!!!」

黒崎「ムッツリーニに見せて貰ったあの写真。あれ程胸を熱くさせた物があっただろうか。俺は心底あの浴衣の中を見て見たいと思った!!!」

坂本「協力に感謝する。俺達の背中は御前等に任せた!!!!」

黒崎「俺も、御前達に夢を預ける。Cクラス男子!!あいつらに道を作れ!!!栄光のウィイニングロード!!!!」

 

化学

布施   1089→891点→783点→611点→489点

 

Cクラス男子  平均  278点(平均120点up)×21人

黒崎徹    324点

 

布施「敵が多すぎる。」

小山「先生!!手伝います!!」

新野「私も!!!」

小山「あんた達!!絶対許さ無いんだから!!!」

黒崎「邪魔はさせねぇ!!!」

 

 

布施文博   489点

小山優花    210点(50点up)

新野すみれ   208点(58点up)

Cクラス女子  平均201点(平均50点up)×28

 

黒崎「俺達の敵じゃねぇ!!!!ヤレ!!!」

Fクラス「3階部隊!!援護だ!!!!!」

 

Fクラス   平均  249点(平均180点up)×34

Dクラス   平均   267点(平均130点up)×23

Eクラス   平均    244点(平均141点up)×29

 

2階制圧    戦死者  Fクラス14人   Cクラス8人    Eクラス2名

Dクラス4人(皆が手を出す前に殆ど遣られた為。)

 

吉井「この感じ何か嬉しいよね!」

秀吉「そうじゃな仲間が増えて行く喜びと言う物じゃな。」

吉井「この調子なら全クラス協力して呉れるよね!?」

坂本「いや、Aクラスは分からん。」

土屋「久保に、あの写真は効か無い。」

吉井「そんな!!!まさか久保君はもっと凄いコレクションを!?」

土屋、坂本、秀吉「・・・・・・・・・・・・・・」

【平賀:坂本!!!2階と3階は制圧した!!今からそっちに向かう!!!】

吉井「平賀君だ!!!」

坂本「FFF団があの攻撃を仕掛けたか。あいつらの点数なら2回打てるな。」

吉井「この儘全階制圧出来るんじゃ無い?」

根本「遅いぞ御前等!!!」

吉井「Bクラスも来て呉れたんだ!!!」

根本「うわぁっ!!糞っ、余所見した!!」

 

 

総合科目

根本恭二  2489点(300点up)→1679点

 

 

霧島翔子    5042点(180点up)

姫路瑞樹    4923点(500点up)

  

苦戦してるBクラスの姿霧島さんの運動神経にもう10人も戦死して仕舞ったのか!!

霧島「雄二、おいたはそこ迄。」

坂本「翔子!!」

吉井「姫路さん!!!」

姫路「ここは通しませんよ明久君。」

秀吉「Aクラスが居らん様じゃ。」

坂本「お負けに凄い布陣だな!!!」

教師4人にAクラス全員それに高橋先生に姫路さんと霧島さん。

吉井「(小声)雄二、前に言ってた隙を作る方法は?」

坂本「(小声)使うのは問題無いが今の儘では通過出来ても地下で挟み込まれるだけだ。少なくとも此処の連中を足止め出来なきゃ話に為らねぇ。」

霧島「雄二、、、、、御仕置き。」

坂本「糞っ、根本バリアーーー!!!」

根本「坂本!!協力者にそれはあんまりじゃ無いか!?」

姫路「明久君、大人しく降参して下さい。」

根本「これ以上無理だ。俺達じゃ姫路と霧島とAクラスに勝てる訳が、、、、、」

BクラスK「こんなの初めから無理だったんだよ。」

BクラスH「大体姫路と霧島が入って無い御風呂を覗く価値が在るのか!?」

吉井「諦めちゃ駄目だ!!二人が入って無くても、女子が入ってるんだよ!!!木下優子さんや美波が入ってるかも知れ無いじゃ無いか!!」

BクラスD「そんな事言ったって。」

吉井「この世に覗く価値の無い女子風呂なんて無い!!だから、だから!!!!」

秀吉「明久よ。此処迄不利な状況で御主はどうして諦めようとし無いのじゃ。観察処分者んの御主にはフィードバックも在る。其処迄して写真を取り返しても御主の評判は変わらんじゃろう。」

吉井「違うんだよ、秀吉。確かに最初は写真を取り戻し、真犯人を捕まえ、覗きの疑いを晴らすつもりだった。でもこうして仲間が増えてその仲間を失って前に進んで、初めて気付いたんだ。」

秀吉「明久。」

吉井「縦、許され無い行為で在ろうとも、自分の気持ちは偽れ無い。正直に言おう、今、僕は、、、、、、純粋に!!!、、、、、欲望の為に女子風呂を覗きたい!!!!!!!!」

秀吉「ふっ、御主はどこ迄バカなのじゃ?」

姫路「私じゃ無くて、美波ちゃんの御風呂を覗きたいんですね!!!!もう許しません!!!覗きは行け無い事なんですからね!!!!」

吉井「世間のルールなんて関係無い!!!!僕は、、、僕は、、、、、自分んお気持ちに正直に生きるんだぁ~~~~~~!!!!!!!サモン!!!!」

 

総合科目

吉井明久   5134点(505点up)

 

坂本「明久が5000点台だと!?」

秀吉「霧島を上回って居る!!!」

霧島「吉井、吉井と雖もそんな事はさせ無い。」

吉井「僕は自分の気持ちに嘘は吐か無いと決めた!!!だからここで死ねるのも本望なんだぁ~~~!!!!」

久保「良く言った吉井君!」

姫路「誰ですか!!!」

久保「待たせたね。吉井君。君の気持ち。確かに聞き届けた。」

吉井「Aクラスの久保君!!!来てくれたんだね!!!」

久保「ずっと迷っては居たがね。君の言葉を聞いて結審が付いたよ。Aクラス男子総勢24名。今より吉井明久に力を貸そう!!!全員彼を援護するんだ!!!」

吉井「有難う久保君!!!」

久保「いや、感謝をするのは僕の方だよ。君の言った通り、自分の気持ちに嘘は吐け無い。世間に許され無くとも好きな物は好きなんだ!!!!」

(秀吉、坂本:この場合久保の言ってる好きな物は明久だろうな。)

姫路「御仕置の邪魔をし無いで下さい!!!!」

久保「サモン!!!」

 

 

総合科目

久保利光   5089点(1000点up)

Aクラス   平均3287点(平均623点up)

 

(坂本:ちゃっかり勉強してるじゃねぇか。)

久保「そうは行か無いよ姫路さん、僕は彼を守ると誓ったんだ。君の思う様にはさせ無い!!!西村先生を打倒する唯一の力を!!!ここで失う訳には行か無い。」

(僕誓われた記憶無いのですが?)

Aクラス男子が霧島さんと姫路さんを囲む。二人が遣られるのは時間の問題だ。

吉井「雄二先に行こう!!」

坂本「未だだ!!Aクラスの女子が居るだろう!!!」

僕は召喚を取り消したのだがもう戦える人は、、、、、、、、

平賀「雄二!!!来たぞ!!!」

坂本「源治来たか!!!」

(あれ?君達何時から名前で呼び合う様に?それにこの状況、、下手したら薔薇に見え

るよ?)

FクラスK「俺達がAクラスくを遣る!!!俺達に任せろ!!!」

坂本「援護に感謝する!!」

Cクラス男子H「協力なんざ、あったりめぇだ。」

Cクラス男子T「女子風呂覗か無くて何の男でぇ!」

(凄い、士気が高すぎてべらんめぇ口調に為って居る。)

須川「吉井!!!坂本!!!援護に来た!!!ここは未だ召喚し無くて良い!!!」

吉井「頼んだよ!!!!須川君!!!」

須川「それよりもきちんと鉄人を倒して置けよ。じゃ無いと後で覗きに行け無いからな。」

吉井「ああ、分かってるよ。女子風呂で会おう!!」

(一歩も退か無いみんなの熱意が伝わって来る!!!)

 

総合科目

Fクラス     平均1687点(平均708点up)×20

Dクラス     平均1723点(平均300点up)×19

Cクラス     平均1893点(平均226点up)×13

Eクラス     平均1589点(平均389点up)×27

 

(点数の上がり方が単純に下のクラスだけ大きく為ってる。成程性欲は学力と反比例って事か。)

FクラスT「翔子にん!!!翔子にん!!!はぁぁぁぁ!!!!!」

FクラスI「島田のぺったんこぉぉ~~~!!!!」

FクラスH「姫路さぁ~ん結婚しましょぉ~~~~!!!!」

(前言撤回。全員遣られて仕舞え)

しかしFFF団の攻撃力は凄まじく、一瞬で道が出来た。

 

Aクラス女子   22名戦死   Fクラス男子13名戦死  Cクラス男子5名戦死

姫路瑞樹、霧島翔子  戦死    Dクラス男子  3名戦死 

Eクラス  1名

 

吉井「あれ?召喚フィールドが消された?」

坂本「恐らく女史と戦わせる前に戦力を出来るだけ削って置きたいんだろう。」

秀吉「成程のぅ。これだけ人数が居れば万が一が在るからのぅ。」

(確かに生徒の召喚獣は何かの教科で戦死したら他の科目で召喚が出来無く為るけど教師は戦死しても他の科目で召喚し直せる。只今回は点数の補充をして無いから点数が無いも同然の点しか残って無い。)

坂本「ここは未だ教師が5人居る。女史一人に為る迄待つぞ。明久。」

吉井「何で?」

坂本「挟まれる事が無いと判断してから渡る。」

 

 

佐藤「先生承認許可を。」

物理教師A「承認しよう!!」

坂本「Aクラスの皆は未だ召喚するな!!!御前等は高橋女史の為に待機だ!!!」

AクラスK「分かった。此処は君等に任せよう!!」

 

物理

佐藤美穂    489点(97点up)

物理教師A   1389点

 

Fクラス    平均  113点(平均46点up)×7

Dクラス  平均 188点(平均60点up)×16

Eクラス    平均   151点(平均54点up)×26

 

(成程物理は先生でも暗記じゃ無いし、難しい物理程計算が難しいから他教科程の点数は無いんだ。その代わり暗記じゃ無い分僕等には不利だ。)

でも僕等にはFクラスの面々が居る。

 

Fクラス 戦死7名    佐藤美穂、物理教師 戦死  Eクラス 戦死7名  

Dクラス戦死6名

 

(やっぱり教師は操作が上手いから単純に一人一殺する前に遣られちゃう人が一定数居るのか、Bクラス戦では僕等の操作が上手かったから一人も遣られずに出来たけど流石に教師は駄目なのか。徐々に兵も少なく為ってるな。)

次は、、、竹中先生か。

秀吉「儂が行こう。」

吉井「頼んだよ。秀吉。」

その先では福原先生が居るみたいだけど

 

世界史

福原 慎    1589点

田中先生    1678点

 

Dクラス  平均  289点(平均157点up)×10

Bクラス   平均342点(平均154点up)×15

Eクラス    平均277点(‘平均161点up)×19

 

暗記科目なら僕達もそれなりに点数は上がって居る訳で、、、、、

 

戦死者   Bクラス 7名(点数が高い為戦死がギリギリ免れて居る人が多数。)

      Eクラス  9名   Dクラス  10名

     福原先生   田中先生

 

(戦力がジワジワと減って居る。未だ後教師が一人残ってるのに。)

秀吉「サモンじゃ!!」

 

古典

竹中    1611点

 

木下秀吉    554点(41点up)

Eクラス     平均234点(平均140点up)×10

Bクラス      平均329点(平均147点up)×8

 

木下「化ける。対象はムッツリーニで加速じゃ。」

 

木下秀吉   554→504点

竹中   1611→1490点

 

BクラスN「俺達も続け~!!!」

吉井「雄二、これで高橋先生に回せる人数は足りるの!?」

坂本「分からん!!!正直五分五分だ。」

吉井「そんな!!!!」

 

Bクラス4名戦死

 

Eクラス3名戦死

 

Bクラス2名戦死

 

Eクラス2名戦死

 

(まずいそろそろ終わらせ無いと残存兵が、、、、、、)

 

竹中戦死     木下秀吉   67点

Bクラス2名戦死  Eクラス1名戦死

 

 

残存兵  木下秀吉  Eクラス2名   Aクラス24名

 

 

坂本「行くぞ明久!!!階段迄走れ!!!!」

高橋「まさかAクラス迄参加するとは思いませんでしたけど問題無いでしょう。ここは通しません。」

坂本「悪いが通して貰うぜ!!!!アウェイクン!!!」

パリィンッ(干渉音)

高橋「ぬぁっ!!!!!!、、、、、、、、、、干渉ですか、、、遣って呉れましたね。」

坂本「行け!!!!明久!!!!」

召喚獣が無ければただの女。僕達成熟した男の力でお女性を押し退けて走り去る事位造

作も無い。

FクラスA「吉井に続け!!!!」

高橋「吉井君と土屋君は逃しましたが、、、、、貴方達は逃しません!!!!!!サモン!!!!」

坂本「流石、判断が早いな女史。サモン!!!」

(吉井:あの一瞬で自分の召喚フィールドを取り消して雄二の召喚フィールドで召喚し

直したのか!?流石高橋先生だ。あの腕輪はフィールドの作成と取り消しに点数を消費

するから簡単に入れたり切ったりは出来無い。雄二、負けるなよ!!)

高橋「貴方に言われる筋は無いですね。」

 

高橋 洋子   10209点

 

坂本雄二   5679点(652点up)

木下秀吉   2543点 (145点up)

 

(坂本:チッ、終に1万超えやがったのかよ。)

坂本「だが是は予測出来たか?今だ!!!」

Aクラス総員、Eクラス残り総員「サモン!!!」

優子「(小声)サモン」

 

木下優子   2891点(107点up)

Aクラス    平均3287点(平均678点up)×24

Eクラス    平均1892点(平均692点up)×2

 

階段の陰に身を潜めて居た伏兵が階段の下から現れる。

高橋「別にAクラスの参加は知って居ましたが?」

坂本「あんたは何も分かちゃ居無い!!バカの思考とその行動力になぁ!!!」

(坂本:出来るだけ俺が煽って敵意と注目を俺に集めて木下を気付かせ無い様に仕向け無

いとな。こう言う成績の在る奴は成績以前に頭が回ら無いバカだと言われるのがプライド

として一番堪えるだろう。)

高橋「??????」

坂本「そろそろ来るぜ?」

(坂本:もう真後ろだけどな。

高橋「?????、キャーー。」

(坂本:女の教師はフィードバックには耐えられ無いのか。)

 

 

高橋洋子   10209→8190点

 

(坂本:ん?何か計画と違う様な。!!!!!)

高橋「貴方、敵だったのですか!!!」

優子「そんな!!!!」

(坂本:外したか。是はマズイ。計画に無かった。失敗しても大丈夫ってのはブラフだったが今はそんな事どうでも良い。何とかしねぇと。)

高橋「貴方迄協力するとはただでは済ましませんよ!」

高橋女史が木下に攻撃を加えようとしてる。

(坂本:今だ。)

坂本「ガラ空きなんだよ~~!!!!!」

 

 

高橋 洋子  8190→4907点

 

高橋「う゛ぁぁっ!!」

(糞っこいつ攻撃と防御を粗半々でステータス振ってやがる。今ので2000点台に為ると思ったが。)

坂本「女だからって容赦は為るな!!!!!!行け!!!御前等!!!!」

AクラスA「分かった!!行くぞ!!」

ここから俺達の攻防は始まった。高橋女史の召喚獣の攻撃は強い。Aクラスとは雖も本気でタイマンで遣ればAクラスの奴でも3秒在れば蒸発して仕舞う。今だって蒸発してるだがお互いに点数を削り合いながら双方が相打ちの様な形で攻撃を加えられて居る。

女史もさっきは冷静さを欠いて居たからこそ当たった攻撃だが冷静に為って集中して居る今中々こっちも攻撃が当たって無い。

 

高橋洋子  2001点

Aクラス男子 17名戦死  木下優子  戦死   Eクラス2名  戦死

 

残り  Aクラス  7名    坂本雄二   木下秀吉

Aクラス   平均  3257点(平均648点up)

木下秀吉   1497点

坂本雄二    3207点

 

坂本「未だ残ってる!!遣るぞ!!!」

高橋「その人数なら相手に出来ますよ?諦めたらどうです?」

坂本「未だだ!!」

 

高橋洋子  2001→879点

坂本「何ぃ!!?躱した!!!?」

高橋「真逆あなた一人で掛かって来て攻撃を当てられるとは思いませんでしたが。」

AクラスG「後一撃だ!!!」

AクラスI「坂本が遣って呉れたぞ!!!!!」

AクラスY「俺達も続け!!!」

 

Aクラス   5名戦死

 

秀吉「マズイのじゃ雄二もう4人しか残って居らぬ。」

(坂本:明久に出来るなら俺にも一か八か遣って見るか。)

坂本の召喚獣が高橋の召喚獣の足にスライディング

(坂本:俺の読みが正しければ真っ正面からだと鞭の餌食に為り易いが地面スレスレの所の攻撃には鞭は向いて居無い筈だ。)

 

坂本雄二  3207→2893→2578→2211→221点

 

とは言え食らって仕舞った。が最後の一回以外は掠っただけで済んだ。

(坂本:掠っただけでこのダメージは無いだろ。)が、、、、、、、、、、、、、、、、、

足を捕らえた。高橋の召喚獣の体勢が崩れる。が、この距離ではパンチは届か無い。

 

坂本「秀吉!!!!」

秀吉「了解じゃ!!」

残ったAクラスも突進して来た。秀吉の盾代わりだ。奴等も自分等で判断して自分だけじゃ無理だと悟ったらしい。

 

Aクラス  2名戦死    木下秀吉1497点

坂本雄二   221点

 

勝った。

坂本「行くぞ野郎共!!!」

A、B、C、D、E、Fクラス総員「お~~~!!!!」

 

 

俺達が駆け付けると明久が鉄人と戦って居た所だった。明久が壁に叩き付けられて居た。

 

 

 

時は遡り雄二と別れた後の僕とムッツリーニ。

目の前には工藤さん。

工藤「若しかしたら来無いんじゃ無いかと思ったよ。ムッツリーニ君。」

土屋「俺達を舐めるな。」

工藤「だってあんなに教師達が居るんだもん。」

吉井「今残ってるのは僕等の4人とAクラスとEクラスが2人だけだよ。」

工藤「戦局、厳しそうだね~wwww。」

(工藤さんって意外と演技上手いな。)

吉井「ムッツリーニ!!!」

土屋「俺は今の為に勉強して来た、、、、、、、、、、、、、計画に変更は無い!!!行け!!!明久。」

(この二人に対して一人で戦うなんて!!)

土屋「この二人には借りが在る。」

吉井「行けるの?ムッツリーニ。」

土屋「当然。」

(こいつは自分の力を信じてる。自分の力が二人に負け無いと確信して居る。そんな、僕が親友の事を信じ無くてどうする!!!)

工藤「良いよ。ムッツリーニ君に免じて、通したあげる。」

土屋「行け!」

吉井「分かった。死ぬなよ、、、、、ムッツリーニ。」

僕はムッツリーニを置いて走った。

大島「土屋、御前には失望した。真逆、教師に勝てる等と幻想を抱くとはな。」

工藤「大島先生が出る迄も無いですよ。ムッツリーニ君は僕が遣りますから。」

大島「そうか。それなら工藤に任せる。俺も一応召喚は為るが見学に徹するとしよう。」

土屋「・・・・・が決めた?」

工藤「ん?」

土屋「誰が、、、、、生徒は教師に勝て無いと決めた!!!!!」

大島「ほぅ随分と威勢が良いじゃ無いか。良いだろう!!相手して遣る!!!」

工藤「アハハ、相変わらずムッツリーニ君は面白いな~。でも先生の前に先ずは僕に勝た

無いとね~。」

土屋、工藤、大島「サモン!!!!」

 

 

保険体育

大島武   1629点(221点up)

工藤愛子     1289点(168点up)

 

 

 

土屋康太     2057点(731点up)

 

 

(え?)

一寸進んで振り返って見ればそこには驚異的な点数が在った。

でも僕は構わず走る。

(不可能だと思われた作戦が成功目前まで行ったのは多くの仲間達の御陰だ。)

僕は角を曲がった。そこに鉄人が居る位置に。居た。奴は振り返った。

 

鉄人「矢張り来たか。吉井。」

吉井「サモン!!!」

 

総合科目

吉井明久    5330点(701点up)

 

鉄人「貴様何時の間にそんな点数に!?」

そして今鉄人と対峙して居る。

僕が素早く、本当に文字通り目にも止まらぬ速さで攻撃をしているのに鉄人はそれを意図も簡単に躱す。しかもまだ攻撃をして無い。暫くその攻防が続いた。

吉井「良く僕が此処迄来ると思いましたね!!!他の先生は楽観してたのに!!!!!」

鉄人が躱し乍ら言う。横でムッツリーニが見てるのが視界に入る。

(もう倒したのか。何か急かされてる見たいでプレッシャーだな。)

鉄人「俺は相手を過小評せん。貴様はバカだ!!!!その行動力だけは並では無い!!!」

漸く鉄人が拳を振って来た。

(でも僕だって是を食らう程この3日間戦って来た訳じゃ無い!!!!)

吉井「それは又、有難う御座います!!!先生も並みの堅物じゃ無いですよ!!!」

鉄人の真上を取った、是で倒せ無い相手は居無い。(勝った。)

鉄人「ふんぬっ!!!」

鉄人がそれを両腕で防御する!!!そして僕の木刀が触れて止まったと感知したらその腕を振り払って来た。

鉄人「見損なうな~~~!!!!!」

僕は召喚獣毎吹っ飛ばされた。

 

吉井明久   5330→4111点

 

(攻撃力が強すぎる!!!)

吉井「う゛わ゛ぁーー!!!グホォッ!!」

壁に激突した。

鉄人「本気の俺はこの程度では無い。」

 

 

 

同時刻  土屋

工藤「え?」

大島「!!!!」

工藤「2057点!!!?そんな点数取れる人が居るなんて聞いた事が無いよ!!」

土屋「信念は不可能を可能にする!!!!!」

大島「貴様何時の間に其程の実力を!!」

土屋「時間が無い、二人纏めて掛かって来い!!」

大島「くっ。」

土屋「加速、毒霧、雄二に化ける。忍者の構え、ロケットパンチ。」

一気に腕輪を使い捲る。

 

土屋2057→2027→1977→1927

大島  1629→798点(加速+忍者の構え+ロケットパンチ)

工藤   1289→1223→1189点

 

工藤「何是!?連続でダメージ食らうんだけど!!!

土屋「3分間持続。3分で600ダメージが入る。」

大島「貴様どうしてそんな腕輪を、、、、、」

土屋「もう一度使う。毒霧。これでダメージが二倍。」

 

土屋  1927→1877点

大島 623→511点

工藤  1023→921点

 

土屋「先生は30秒。工藤は1分半耐える。其迄に倒せば勝てる。」

工藤「そんなの無理だよ!!」

大島「削るだけ削る!!!後は頼んだぞ工藤!!!」

 

土屋 1877→1509点

 

大島「クソッ一回で躱したか。」

 

土屋1509→1189点

大島511→123点

 

工藤「電撃属性付加、パンチラ。」

 

{土屋:ブシャーーーッ!!!}

土屋1509→1023→925→856点→781点

工藤  789点→759→653(毒)→623点→527点(毒)

 

土屋「明久に化ける。紫電一閃。」

 

工藤  311→0点

土屋   781→731点

 

 

土屋「先を急ぐ。」

大島「待て!!!」

 

俺はその先で明久と合流した。明久は鉄人に攻撃を仕掛け続けているが一向に当たって無い状況だった。当たって無いと言うよりは躱され続けて居ると言う方が正しい。あれを避けれる方が可笑しい。そして明久は攻撃を仕掛けられたがそれを避け続け直後鉄人の真上を取った。

(土屋:勝った。)

だが次の瞬間鉄人はそれを生腕で防御し、そして明久を吹き飛ばした。明久は壁に激突。しかしあんなので致命傷を負う程俺達は軟じゃ無い。

 

 

吉井「なら、その本気を見せて下さいよ!!!!風神の舞。」

鉄人「又スピードを上げたか。」

坂本「速いっ!!!」

秀吉「過去最速じゃ!!!」

土屋「俺の加速より速い。」

(雄二、来てたんだね。其れに皆も後は僕だけってか。皆の前では負けられ無い。)

素早く鉄人の周りを回ってる間に鉄人の肩に一発入れる。

鉄人「グゥッ!!」

吉井「今の為に今日の昼に練習した甲斐が在りましたよ!!!」

鉄人「貴様、、、、、覗きがバレれれば停学物だぞ!!」

吉井「脅そうって言ったってそうは行きませんよ。一部の人だけ処分は不平等だ!!これだけの人数、覗き犯だけを特定する事は出来無い!!!!」

鉄人「バ~カめ本当にそう思ってるのか?」

吉井「え?」

鉄人「集中力が足らん!!!!」真面に拳を喰らって仕舞った。

吉井「グッ。」

鉄人「ならば貴様等全員打ちのめし、ゆっくりと特定する迄だ!!」

吉井「え?」

鉄人の本気のストレート

 

吉井明久  4111→2459点

 

吉井「う゛ぁぁぁぁ~~~~!!!!」

又壁に打ち付けられて仕舞う。今度のはさっきのより遥かに衝撃が強い。下手したらこれで失神する所だった。

鉄人「先ずは貴様がその一人目だ。」

吉井「くっ。」

鉄人「ここ迄だな。吉井。」

(鉄人は僕がもう限界だと思ってるだろうけど、僕はこんなのでdownする程の体してね

ぇぞ!!)

吉井「ダブルっ!!!!」

坂本「速いっ!!」

鉄人「吉井、貴様ぁっ!!」

吉井「本気の僕はこの程度じゃ終わら無い!!!!!」

鉄人「白金の腕輪か。学園長も余計な事をして呉れた物だ。」

吉井「先生、勝負はここからです!!!!」

二体を使って素早く攻撃を仕掛ける。鉄人も余りの速さに防御し切れて無い。攻撃は僕の思った所に届いてる。なのに鉄人はdownの気配が無い。

(こっちの攻撃はどんどん当たって行って明らかに鉄人が劣勢な筈なのに。全然ダメージが入って居無い!!!)

鉄人「どうした。焦りが顔に出てるぞ?」

(僕だって勉学に励むだけの集中力は在る方だけど流石に2体を使い乍ら20分も集中して戦ってなんかられ無い。1体に戻すか?いやでもそしたら攻撃が当たら無くなるかもしれ無い)

鉄人「どうした。動きが鈍ってるぞ!!!」

吉井「でもだからって負ける訳には行か無いんだぁ!!!」

 

あれからどの位戦ってただろう。時間にして10分だけど。僕には何時間にも感じられた。集中力もそろそろ限界だ。

鉄人「動きが鈍ってるぞ?」

吉井「グァッ」

(これはどっちが受けた攻撃だ?!それが分から無い時点で対処は出来無い。)

鉄人「集中力が足ら~ん!!!!!」

鉄人の回し蹴り。一発が重い。

 

吉井明久   2459→891点

 

吉井「うわぁぁぁぁ~~~~!!!」

召喚者自身も20%しかフィードバック無い筈なのに8mは飛ばされた。

掃除用具入れに激突。モップや箒が音を立てて倒れ。用具入れは拉げる。

(何て威力だ。)

鉄人「所詮下心の為の集中力なんてその程度の物だ。」

(集中?そんな事言ったって、二体で30分も戦った僕にそんな物もう残って無いし、そんな事今更知ったって失った集中力は直ぐに回復する物では無いし。明日からは集中力が持続する様な訓練をしようか?集中、、、、、、、、、、、集中、、、、、、、、、、、、集中!?そうかっ!!)

吉井「そうかぁ!!」

鉄人「何だ、未だ遣るのか!!根性だけは人一倍だな!!未だ立てる気力が残ってたとはな。」

吉井「そう、集中だ。狙いを絞るんだ。僕と、僕の召喚獣が放つ全ての攻撃を、ただの一点に、、、、、、、、、、、、、、、あんたの股間に集中する!!!!」

鉄人「何!?貴様、何て恐ろしい事考えるんだ!!」

吉井「悶絶しろ!!!!鉄人!!!砕け散れぇぇ!!!!!」

鉄人「くっ!」

鉄人が股間の防御態勢に入った。

鉄人「ふん、ふんぬっ。」

鉄人が次々とそれを防御する。最初から引っ掛けだと見破られる可能性が在る。こうして

何回も攻撃した後で急に攻撃対象を変えたらバレ無い筈だ。

鉄人「くっ、これだけ執拗に急所攻撃して来る奴は初めてだっ!!!」

吉井「これで最後だぁっ!!!!」

鉄人が手をクロスさせて股間を守る。(引っ掛かった。僕の狙いは手を下半身の方に遣っ

て上半身をフリーにする事。)

吉井「と、見せ掛けてっ!!」

僕の副獣が鉄人の首をあらぬ方向へと曲げた。

僕が良く美波から受けて居る関節技だ。人間はサッカーゴールが倒れて来た衝撃で首は簡単に折れるらしい。勿論鉄人にはそれの何倍もの力を掛け無いと行け無いけど、5000点台の攻撃ならそれは可能だ。

鉄人「グゥァッッ!!」

吉井「今だ!!!」

今度は首の痛みで悶えて動きが止まった鉄人に主獣で鉄人の鳩尾を遣る。

鉄人「ふぬぅぁっ!!!グッ、吉井、貴様ぁ。」

吉井「未だだ!!これで最後だぁ!!!」

最後の僕の二体の召喚獣で前後から膝に攻撃を加える。

グボキッ(骨折音)

鉄人「ぬぅぁっ!!!」

(派手に足行ったな。これで立て無いだろう。)

鉄人が地に伏せた。

鉄人「き、貴様、、、、、、」

吉井「遣ったぁ!!」

坂本「良く遣った明久!!!」

須川「まさか本当に遣って呉れるとは!!!!」

福村「御前が今回のMVPだ!!!」

(普段けなされてる僕としてはこの言葉は嬉しい。)

吉井「はっ!!」

後ろから何か迫って来る気配。

(これはっ何度も経験してるから見無くても分かる。スタンガンだっ!!!)

吉井「喰らうかっ!!!!!」

咄嗟にしゃがんで回避。

清水「御姉さまの操は渡しません!!!」

吉井「清水さんか。」

清水「昨日から御姉さまが萎れて居るのも美春に振り向いて呉れ無いのも全部貴方の所 為です!!!」

(何て無茶苦茶な!!)

清水「死んで美春に詫びて下さい!!!!」

清水さんが僕にスタンガンを押し当て様として来る。

(鉄人の動きに比べれば、、、、、、、、、、、、温い!!!)

坂本「明久!!!」

吉井「大丈夫。こんなの喰らう程僕は雑魚じゃ無い!!!!鉄人に比べれば、目が無くても躱せる!!!!」

清水「この、この、この、このっ!!」

吉井「ほい、ほい、ほい、ほいっっと。」

清水「言う事を聞か無ければ、、、、、、、、、この写真を公表して、社会的に抹殺します!!!」

 

明久の女装写真(パンチラ無し)

 

(坂本:明久はそんな事位で抹殺は出来無いと思うぜ?精々3日経てば忘れて普通に生活してるぜ?きっと。)

(僕にとってはそれ位は軽いんだけど。パンチラじゃ無ければみんなにも見られてるしね。)

吉井「清水さん、何でそんな物!!!?まさか!!!!!!

 

 

 

 

   僕が好きとか?」

(坂本、秀吉:どうしてそう為るんだ!!!!(のじゃ!!!!)島田より攻撃的だろうが!!(じゃろ!!!))

清水「吐き気がします!!!」

吉井「でもそれならどうして写真を?」

清水「御姉さまのチャイナ服を取ろうと思ったら丁度良い脅迫ネタが通り掛かったので撮影した迄です!!!男に等興味は在りません!!!!」

(脅迫?まさか!!!)

吉井「清水さん、若しかしたら君、御尻に痕が在るんじゃ、、、、、」

清水「どうしてそれを!!!!さては覗きや盗撮を遣って居ますね!!!!!」

秀吉「決まりじゃな。」

坂本「ヤレ明久!!!!元凶をヤレ!!!」

吉井「OK雄二。」

清水「兎に角大人しくして下さい、で無ければ写真を公開しますよ!!!」

(うん、最大級の御仕置が必要みたいだ。)

吉井「よっと。」

パシィッ(清水さんのスタンガンを奪う音。)

清水「ああ!!返して下さい!!!!!」

吉井「一回だけ使ったらね。」

ビリビリビリビリ(清水さんに押し当てて放電する音。)

清水「し、痺れます!!!」

吉井「雄二、後御願い。」

清水「くっ、是迄では終われません!!!」

坂本「なら俺が終わらせて遣る。フンッ」

清水「ギャーーーーーーーー!!!!!」

(雄二、女子なんだから少しは勘弁してやろうよ。)

坂本「テメエが翔子に音声売ったのか!!!生まれて来た事を後悔させて遣る!!!!!!」

(あ、是、完全に悪鬼羅刹モード入ったよ。)

雄二が後は徹底的にリンチして居た所に鉄人が入って来た。

鉄人「吉井、坂本を止めんか!!!覗きが目的ならもうこれ以上清水を痛め付ける必要は無いだろう。もう立て無い状況では無いか。」

吉井「いえ、覗きはサブ目的です。本当の目的は別に在ります。」

鉄人「どう言う事だ?」

吉井「それは覗いた後で御話します。雄二、其迄にしといて早く覗こうよ。早い所覗いとか無いと処分されちゃうよ?」

坂本「ああ、そうだな。鉄人、後で俺達と話す時間空けとけよ。」

秀吉「儂も覗かねば為らぬのは酷じゃが、バカ仲間に為れるのは良いじゃろう。」

鉄人「待て!!!御前等!!」

坂本「みんな!!これだけの人数が居たら人物の特定も出来無いし、邪魔者も排除出来る!!!退学の心配も無いから思う存分覗いて呉れ!!!」

大体全員「お~~~~!!!!」

今彼等を止める物は居無い。男達はただ、誇りを胸に全身した。

坂本「心して見ろ!!!!」

ガラガラガラ(女子風呂の扉を開ける音。)

坂本「是が俺達が勝ち取った栄光だ!!!!」

そこには

艶やかな髪と張りのある肌、しなやかな肢体。美しく照り映える銀髪?あちこちに皺をち

りばめて居る熟した体、見知った顔の普段では見る事の出来無かった姿。今逃したらもう

二度と見る事は出来無い、そんな

 

 

 

 

 

そんな学園長の艶姿。

学園長「な、な、何だいあんた達は!!!!」

男全員「割に合わねぇ~~~!!!!!!!!」

因みに美波は部屋に居たらしく戦争に参加して無かったらしい。

 

 

吉井「残念だよ。あれだけ頑張って学園長なんて。」

坂本「ま、まあな。だが、目的は果たした。後はどう話すかがポイントだな。」

秀吉「儂等が女子更衣室を盗撮した映像を見せる訳にも行かんしのぅ。」

吉井「でも仕方無かったんじゃ無い?」

坂本「そうだな。ムッツリーニも普段は覗け無いからな。」

(それは物理的に見る前に召される事に在る。)

坂本「んじゃ。行くぞ。」

ガチャッ(指導室のドアを開ける音。)

鉄人「ああ、来たか。」

坂本「んじゃ本題だ。」

鉄人「元凶とはどう言う事だ?」

坂本「明久に送られたこれを見て呉れ。」

雄二は僕宛の脅迫状を鉄人に見せた。

鉄人「これは、、、脅迫か?」

吉井「それの犯人が清水さんだったって事です。」

坂本「それでこっちは翔子の盗聴だ。」

〈俺は大会で優勝したら御前にプロポーズするんだ。愛してるーー翔~子!!!〉

鉄人「吉井と、木下が捏造した奴だな。」

坂本「俺は翔子からこれを婚約の証拠として親に聞かせると脅された!!!」

鉄人「成程な。で覗きとどう関係が在るんだ?」

土屋「校内に罠を仕掛けた。」

鉄人「これは!!女子更衣室!!!貴様あれ以外にも覗きを!!!」

坂本「勘違いし無いで呉れ。これは俺から頼んだ事だ。ムッツリーニに下心は無い。」

土屋「このメールに犯人は尻に火傷痕が在ると書いて居る。」

吉井「清水さんはのその火傷痕がある事を認めて居ました。」

坂本「1日目のカメラは俺達が仕掛けた物では無く俺達に濡れ衣を着せて自分を気付かせ無い為の囮だった。工藤曰くまだ脱衣所に隠しカメラが在るらしい。」

鉄人「それでも覗きには繋がらんだろう。」

秀吉「儂等は最初工藤が犯人じゃと思ったんじゃ。」

吉井「だからスカート捲りとか考えたんだけど、、、、」

土屋「奴はスパッツを履いて居た。」

(ムッツリーニそのトーンで言うと見る気満々に為っちゃうよ?)

坂本「録音機を持って居てしかもその操作に相当慣れて居たからな。」

吉井「1日目は犯人に心当たりは無く、秀吉に見て貰う事も出来無かったので、考えずに即決でして仕舞いました。」

秀吉「2日目は工藤かもしれんと思っての。雄二の作戦で人数を増やして向かったのじゃ。」

坂本「3日以降は工藤に頼めば何て事は無かったんだが、、、、教員から良くは思われては無い身だからな。退学食らっちゃ元も子も無いと学年全員を巻き込めば保身に為ると思った。」

鉄人「相変わらず変な所に頭が回るな。坂本。」

坂本「後、1日目の脱衣所のカメラは清水のだ。」

鉄人「何?」

土屋「犯人の撮った写真のカメラと種類が一致した。」

坂本「是は俺達に注意を向けて自分に向か無い様に為る為と、俺達に罪を擦り付けて俺達が攻撃され、堕とす為だったんだろう。」

吉井「濡れ衣に切れて何なら其処迄疑うなら本当に遣ってやるって為ったのも動機なんですけど、、、、、」

鉄人「そうか。そうだったのか。だが形式上御前等の処分は免れ無い、だろうが、清水には観察処分者にするか職員会議を開く必要があるな。」

坂本「良かったなぁ、明久。仲間が増えたぞ。」

吉井「全っ然っ、嬉しく無い!!!!!!」

秀吉「でもこれからは雑用が半分に為るかものぅ。」

吉井「そっか!!!そうだよね!!やったぁ!!!」

土屋「その代わり、練習する機会が減る。」

秀吉「明久の雑用は召喚獣の操作の向上の要じゃからのぅ。」

坂本「試召戦争を遣る俺からしては痛手だな。」

鉄人「雑用は是迄通り吉井にやって貰うぞ。」

吉井「何で!?」

鉄人「女子に雑用を押し付けるのは感心し無いな。女子なんだから力仕事は男の仕事だ。」

吉井「あいつを女扱いするな!!!それは戸籍上の話だ!!!」

秀吉「現実でも女じゃ。」

吉井「そんな訳が無い!!!あの身体能力、持久力、体力、どれを取っても女じゃ無い!!!!」

秀吉「確かにそれは言えるかものぅ。」

坂本「俺が殴っても何発かは耐えるしな。男でも一発で失神するのに。」

土屋「身体能力と言うより火事場の馬鹿力。」

鉄人「兎に角だ。清水には為ったとしてもフィードバックが吉井よりきつく為るだけだろう。それと総合型選抜と指定校推薦には出せ無い様に決める事にする。」

坂本「逆に明久には指定校出来んのか!!!!?」

鉄人「出すのが可能と言うだけで学園の審査に通るかは別だ。清水はそもそも出せ無い様にする。時間の無駄だ。」

坂本「んじゃ明久も実質同じじゃねーか。」

吉井「どこが同じだよ!!!全然違うからね!!!」

秀吉「御主が言える事じゃ無いと思うが、、、、、、、、、」

坂本「んじゃ、話は終わったから失礼するぜ。」

吉井「それじゃ、頑張って下さいね。西村先生。」

鉄人「御前等、、、、、、、、、、覗いたんだから社交辞令と行こうじゃ無いか。」

坂本、土屋、吉井「ギャーーーーーーーーーー。」

秀吉「何と!!!?」

主犯格の4人組と協力した工藤さん、木下さんも巻き添えを食らい、僕達6人はみんなで鉄人とお勉強をして居た。

坂本「覗きの為に勉強で上がったからもう良いだろう!!!!」

鉄人「いや、形式的にして置か無いと他の生徒に示しがつかんであろう!!つべこべ言わずさっさとやらんか!!!」

吉井「御免ね。僕等に付き合っちゃった所為で君達迄巻き込んで。」

優子「あたしは良いわよ?別に。望んで遣った事だし、それに、、、、、」

工藤「僕達君達みたいに勉強嫌いじゃ無いもん。」

優子「補習もきつく無いわよ?」

吉井、坂本「何ぃっ!!!!?」

鉄人「吉井、坂本、こいつら見習え。趣味は?」

工藤、優子「勉強です。」

(まあAクラスだし、真面目だし、さっきも勉強好きって言ってたしおかしくは無いだろう。)

鉄人「尊敬する人は?」

工藤、優子「二宮金次郎です。」

鉄人「ほれ見ろ御前等とは違って理想的な模範生徒だ。」

吉井、坂本「ゼッッテ~~チゲェーだろ!!!!!仕込んだろ!!!!!」

土屋「・・・・・刷込み。」

鉄人「少なくとも補習を毎回脱走する貴様等とは訳が違う!!!」

工藤「毎回!?凄いね~、僕も驚いたよ。」

優子「何で頭はあるのにもっと真面目に過ごさ無いのよ。普通に生活してたら優等生よ?」

坂本「俺達を舐めるなよ?俺はこの鉄人からの補習の逃走成功率は驚異の8割超えだ。」

(優子、工藤:いや、聞いて無いけど。)

吉井「甘いよ、雄二。味の無く為ったガムより甘い!!!僕なんか92%だよ!!!」

(優子、工藤:いやもっとどうでも良いし、しかもその喩え全然甘く無いし。)

土屋「俺は100%だ。」

坂本、吉井「参りました、師匠~~~!!!!」

吉井「弟子にして下さい。」

優子「何の師匠よ。」

坂本「御前には適わん!!!」

吉井「ムッツリーニには勝て無いや。」

優子「何の勝負よ!!!」

こうして僕達は反省文を書かされる事に為った。

優子「反省文って初めて書くわ~。」

工藤「ほんと、僕達には縁が無いもんね~。」

吉井「それじゃ僕が書き方を教えてあげようか?」

坂本「おう。それが良い何せこいつは一週間に二回は反省文を書かされてる常習だからな。プロ中のプロだぞ。」

秀吉「儂も初めてじゃ。」

土屋「俺は何回か在る。」

(全員:覗きだな。)

坂本「明久、そこに教壇が在る。反省文の書き方の授業でもして遣れ。」

吉井「そうだね。そっちの方が早く終わるもんね。」

優子、工藤、秀吉「・・・・・」

吉井「反省文は書く分量が大切です。短すぎると再提出を食らうし長すぎるとダルいので一般的にはそのギリギリを攻めます。」

(優子、秀吉、工藤:その考えこそが既に間違ってる。)

吉井「原稿用紙一枚なら4分の3、二枚目以降は最後の一枚の半分迄書く必要が在ります。通常の作文とは異なるので日付を明記する必要が在ります。書く順番はタイトル、学年、クラス、氏名、を書いた後最初の分で先ず適当に謝罪の言葉を入れときます。」

(優子、秀吉、工藤:適当にって、、、、)

吉井「反省文は作文とは違うので確りと謝罪の言葉を先に入れ、何の事の謝罪文なのか明確にします。と言うのは君達には経験が無いだろうけど僕とかに為ると同時に3個も4個も、一番多い時には7個位同時に反省文が貯まってた時も在るのでどの事に付いての謝罪文かの断りは最初に入れる方が適切です。」

坂本「具体例が在って分かり易いな。」

優子、秀吉、工藤「・・・・・・・」

吉井「次に起こした問題に付いての日時、内容、状況、事実の説明を、、、、、、、入れて無いと先生に突き返されるので面倒なので入れて置きます。」

(優子:面倒だからって。)

(秀吉、工藤:もう突っ込みは良いや。)

吉井「次にその原因・理由を次に今後の方針、最後にもう一度謝罪の言葉を入れて、最終行に宛名を書きます。次は各項目の書き方に付いてです。」

(全員:もう良いんだけど、、、、)

吉井「氏名の書いた後の本文は見易くする為に1行空けて置きます。教師も忙しい中、何十通もの僕の反省文を目を通す事に為るのでその為の配慮です。」

(全員:その配慮する気が在るなら改善しろ。)

吉井「それと書く時に最大に留意し無いと行け無いポイントが私意が入ら無い様にし無い事です。正直めんどかったですとか書くと基本的に平均2枚量が増え、悪―御座いましたとか軽く書くと平均5枚増やされるので書く時は自分を押し殺してなるべく丁寧な言葉使いで書きましょう。」

坂本「んな事書く奴が居るか!!!!!」

秀吉「しかも平均って事は前科が多数在るのじゃな。」

僕の講義の御陰?で木下さん達は初心者としてはかなり早い5分と言うスピードで書き

上げた。勿論僕は手書きは面倒だったからワードで反省文のテンプレを作ってるからそ

れに内容だけ少し変えて1分半で書き上げて印刷した。流石プロは違うとみんなから褒

められた木下さん達からは呆れられてたけど。

こうして僕達の4日目の強化合宿は幕を閉じた。そして明日帰るだけと思って居た明久達

には未だ重大な危機に瀕して居る事に気付く事は無かった。

 




バカテスト
(日誌を書いたのは後日と言う事で。日付が錯乱してるようです。)
教科合宿3日目の日誌を書きなさい。


吉井明久の日誌
気持ちが悪かった。

坂本雄二の日誌
気分が悪かった。

土屋康太の日誌
気分が悪かった。

木下秀吉の日誌
惨い物を見た。


先生のコメント
もうし無い様にしましょう。



工藤愛子の日誌
反応が面白かった。


先生のコメント
Sですか、、、、、、、、、


霧島翔子の日誌
許さ無い。


先生のコメント
貴方は何をするか分から無いので許してあげましょう。


久保利光の日誌
あれが吉井君だったならば僕はどれ程恍惚した事だろう。


先生のコメント
貴方は少し黙りましょう。


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19:僕と復活と毒物カレーっ!(5日目)

久し振りに最初の方の文字数です。8000字なので可也読み易いかな。ネタがベタ過ぎて笑いが遠いよ。(原作:ネタが捻り過ぎててパスが遠いよ。)遅くてすみません。間違えて二話同時に投稿しちゃったので17を2日、18を3日開ける計算で次の投稿を遅らせました。期末も在る期間なのでなるべく時間に余裕も持たせたいので。レポートもかなり貯まってたので。多分8月の12日位迄は追加投稿は出来そうに無いです。御了承下さい。是を期に今迄の分を読み返しても良いかも知れません。色々書き加えてたりするので。


強化合宿5日目朝

明久達は未だ寝て居た。起床時間はとっくに過ぎて居たのに、、、、、、、そして何時まで経っても起き無い明久達に工藤等一行は明久達の部屋に来て起こそうとして居たが徒労に終わった。

工藤「吉井君達本当に起きないね。」

優子「4日間あれだけ動き回ったし、4日間あれだけ遅くまで補習やらされて居たからね。」

しかし明久達は本当の恐ろしい事に気付く余地は無い。

霧島「雄二、覚悟。」

姫路「明久君昨日覗いたんですね!!!」

清水「御陰でむさ苦しい男と狭い部屋の中に監禁されました!!!」

(優子:指導室ね、、、、、)

吉井:20万ボルトスタンガン×2

坂本:50万ボルトスタンガン

吉井、坂本「ギャーーーーーーーーーーー。」

彼等の朝は2日に一度は発狂で起き、一日が発狂で始まる様だ。

工藤「悲鳴が絶え無いクラスだね~。」

優子「笑い事じゃ無いわよ。」

20分間弱り切って居る彼等にスタンガンを浴びせた後女達は悠々と帰って行った。

10分後

吉井「いててて、酷い目に在ったよ。」

優子「あいかわらず回復が早いわね。」

吉井「あれ?AED使わ無かったの?」

工藤「いや、使おうと思ったんだけどね~、秀吉君がこれ位なら使わ無くても良いって。」

秀吉「無駄使いは良く無いからのぅ。」

吉井「そんなぁ秀吉!!!僕の事、嫌いに為ったの!!!?」

秀吉「どうしてそう為るのじゃ。」

吉井「秀吉は僕の事大事に思って無いの!!!!?僕の事、心配して呉れて無いの!!!!?」

秀吉「そんな訳無かろう、御主の事は大事じゃ。だからこそ御主の事は儂等が一番良く分かって居る。だからこそじゃ。」

工藤「へ~、君達は何度も死線を彷徨う中で御互いの生命力も熟知する程仲が良いんだね。凄いよFクラスは。」

優子「秀吉、続けなさい。(小声)完璧な状態の薔薇だわ。」

工藤「・・・・優子、ここ学校。」

吉井「そうか、そうだったんだね。秀吉この儘指輪屋さんに行こう。給料三ヶ月分の300円の物を買ってあげるよ。」

(全員:低っ!!!!!!)

秀吉「何でそうなるのじゃ~~~~!!!!」

坂本「御前の給料じゃそうがねぇな。」

土屋「指輪、100均。」

工藤「それじゃあ普通のは買え無いかな~。」

坂本「御前が将来買っても1万円のしか買わずに振られる未来が見えるな。」

危機は未だこれだけに収ら無い。

鉄人「御前等やっと起きたか。」

工藤「いや~起きたって言うか~、無理矢理物理的に起きさせられたんだけどね~。」

吉井「許して呉れてたの?」

鉄人「御前、連日寝るのが遅く為って居たからな。」

優子「それに昨日ので疲れてるだろうからって。」

鉄人「急げよ御前等。朝ご飯はクラスに分かれてカレー作りだからな。」

坂本、土屋、秀吉、吉井「!!!!!!!」

坂本「クラス毎にカレーって。」

吉井「クラス毎にカレーって、クラス毎にカレーって、、、、」

吉井、坂本「死人が出るざ!!!!!!!」

坂本「教師は俺達を殺す気か!!!!!!」

土屋「覗きの代償。」

秀吉「重すぎるぞ!!」

坂本「こうしちゃ居られん!!!!明久!!早く行くぞ!!!!」

吉井「うん!!みんな早く!!!」

優子「どうしたの?」

工藤「多分姫路さんの料理を警戒してるんだろうね。」

優子「大丈夫よ。カレーなら誰が作っても美味しく為るわ。」

工藤「そう言う問題じゃ無いんだけどな~。」

 

 

坂本「!!!!!」

吉井「!!!!」

姫路はもう野菜を切って居た。既に5人分は作られて居た。周りの男子生徒はそれを惚れ惚れしながら見て居る。

FクラスJ「姫路さんの手作りが食べられるぞ。」

FクラスH「姫路さんの手で触った食材が僕の舌に!!!!」

FクラスO「これは生涯に一度あるか無いか。」

坂本「待て!!!!姫路!!!!!!御前は触るな!!!!!!」

吉井「待つんだ姫路さん!!!!カレーは僕が遣るから!!!」

姫路「今日は遣ります!!!!、遣る気満々です!!!」

坂本、吉井、土屋、秀吉「今日は殺ります!!!?殺る気満々です!!!?」

(工藤:まあそう聞こえるよね~。)

優子「?」

吉井「駄目だ、そっち方向にしか聞こえ無い。」

坂本「大丈夫だ、その代わり重要な役割を頼もうと思う。」

姫路「重要な役割ですか?」

坂本「飯盒炊飯だ。」

姫路「飯盒炊飯ですか?」

坂本「ご飯が無ければカレーはただのルー。詰まりカレーに大事なのは白い御飯だ。そして飯盒炊飯を任される人間こそがその中で最も責任の在る、、、、、、、」

姫路「遣ります!!!!」

(工藤:本当に料理の事を何も知ら無いから坂本君ん言いくるめられてる事に気付いて無いのね。)

姫路「分かりました!!!みなさんが天国に行ける様な御飯を炊いて見せますね!!!!」

(坂本、吉井、土屋、秀吉、工藤:こいつなら遣りかね無いから怖い。)

坂本「天国!?其処迄はし無くて良いぞ。」

吉井「本当に天国に行っちゃいそうだからね。」

秀吉「地獄へ行く事は誰も考え無いんじゃな。」

吉井「雄二!!!ナイスだよ!!是で僕等4人の全滅は避けられた!!!(小声)クラスの一部の殲滅は避けられ無かったけど。」

坂本「ああ、飯を炊く位は失敗しても焦げる位しか無いから死ぬ事は無い。」

FクラスI「何するんだ!!!坂本!!!吉井!!!!」

FクラスH「姫路さんの口移しカレーが食べれ無いじゃ無いか!!!」

(何処迄想像してるんだよ。)

FクラスP「貴様等は俺達の敵だ!!!!!!」

坂本「何だ?こう言うのは誰が姫路の作ったカレーを食べれるかを掛けた勝負をする法が楽しく無いか?」

FクラスI「確かに。」

坂本「こう言う行事はこう言う方が盛り上がる。しかも選ばれた者だけが食べる方が特別感在るだろう?その方が御前等もテンションが上がって良いだろう。その代わり俺達4人はそれに参加し無い。」

FクラスO「そうだ!!!坂本の言う通りだ!!!!こう言う方が燃えるぞ!!!!」

FクラスG「流石神童こう言う事迄考えて居たとは!!!」

FクラスE「俺達は目先の事しか考えて居無かった!!!!」

FクラスW「確かにみんな食べたら特別感無いもんな!!!!」

(流石神童、言いくるめの言葉を意図も簡単に思い付いて仕舞う。)

 

30分後

FクラスO、P、I、E、A「ゴパッ!!!」

FクラスB「何だ、食わ無いのか、、じゃあ俺が食って、、、、ゴパッ!!!!!」

FクラスR「勿体無いだろ、、、、、ゴパッ!!!」

吉井「やれやれ、彼等には少し申し訳無いけど良かったなぁ。」

坂本「ほんとだよな、、、、ゴパッ!!」

吉井「そうそう、ゴパッ!!」

土屋、秀吉「ゴパッ!!」

島田「あれ?みんなどうしたの?」

姫路「それが、、、カレーを食べた途端急に、、、、、」

坂本「いや、余りに美味し過ぎてだな。」

吉井「天国に行く心地がして、、、」

(本当に天国に逝く心地がしたよ。)

吉井「姫路さんこれどう遣って作ったの?」

姫路「御飯ですか?特に特別な事はしてませんよ。えっとですね~、先ずは普通にお米と研いで、飯盒に入れて火に掛けてですね~、、、、、」

(坂本、吉井、工藤:うんうん、其処迄は問題無いね。)

姫路「御飯は白くてふっくらした方が美味しいって言うので、漂白剤と柔軟剤を、、、、、、」

(今ここに柔軟剤の新たな使い道が誕生した。どうやら僕達が間違っていたようだ。柔軟

剤をただ洗濯物だけに使う物では無いと。柔軟剤には調味料としても使える様だ。)

(坂本:柔軟剤はそうやって使う物じゃねー。流石にそんな使い方するとは俺達の想像を斜め上を行ったな。)

(秀吉:もう料理に関しては何も頼め無いのじゃ。)

(土屋:それ、綺麗に洗濯する方法。)

(工藤:流石に僕も其処迄とは思わ無かったな~。)

土屋「(小声)料理と洗濯の真逆のコラボレーション。」

坂本「俺もドジっ子は嫌いじゃ無かったが、、、、、考えを改める事にしよう。」

秀吉「?」

坂本「ドジで殺されてたまるか!!!!」

秀吉「姫路はそれ以前の問題じゃと思うが。」

姫路「大丈夫ですか?」

坂本「ああ、大丈夫だ。俺達は鋼の肉体を持って居るからな。」

秀吉「儂も鉄の胃袋を持って居ってのぅ。精々消化不良じゃ。」

土屋「普通なら胃の洗浄が必要だが、、、俺達は丈夫。必要無い。」

吉井「大丈夫、是位じゃ致命傷じゃ無いから。それより何か飲み物呉れる?」

姫路「飲み物ですか?はいっどうぞ。手作りのミカンジューズです。」

吉井「それって何が入ってるかすっごく分から無いよね!!!」

坂本「一応貰って置け。」

吉井「そうだね。有難う。」

 

 

10分後

坂本「散々な朝食だったな。」

吉井「ほんとだよ、。和歌山毒物カレー事件の犠牲者の気持ちが分かるよ。」

坂本「御前それ、前にも注意したよな?まぁ今度同じのを作って遣るか。」

吉井「まぁまぁ、姫路さんも一生懸命に作って呉れたんだし。」

坂本「まあな。一生懸命なのは良いんだけどな。」

土屋「・・・・あの料理は愛情を超えて殺意が在ると錯覚する。」

秀吉「それにしても御飯はどうするのじゃ?」

坂本「後で工藤と同じ班の証拠に分けて貰うかな。」

吉井「そうだね。僕も行くよ。」

工藤「じゃあ、今から相談してくるね~。」

坂本「そう言えば御前。それ飲まねぇのか?」

雄二は僕が貰ったさっき姫路さんから貰ったミカンジュースを指指して言う。

吉井「ああ、忘れてた。ぼーっとしてすっかり忘れてたよ。」

秀吉「喉を流して置か無いとじゃな。」

土屋「胃の中を殺菌する必要が在る。」

吉井「って!!是姫路さんのじゃ無いか!!!危ない危ない、騙さされる所だった。」

坂本「明久、俺達がそれを消毒用として飲めるか毒味をして呉れ。」

吉井「絶対に嫌だ~~!!!!」

坂本「明久、是は御前にしか出来無い事なんだ。」

吉井「そんな事を言われても飲め無いよ!!」

坂本「仕方ねぇな。その辺に流しとけ。」

秀吉「それが適切な対応じゃな。」

土屋「安全策。」

そのご朝食は分けて貰ったのだが、分けて貰って無かった姫路さんと島田さんとその他

Fクラスの面々は気絶して伸びて居た。

(美波は拳と関節技は強いのに体は弱いんだね。)

島田さんは気絶しただけで済んだので病院沙汰では無かったが、姫路さんは確りと胃の

洗浄を行ったそうで大丈夫そうだ。

坂本「で?次の日程は何だ?」

吉井「僕達は覗きの事しか頭に無かったからに日程全部飛んじゃってるんだよね~。」

優子「自習よ。」

吉井「雄二、どうサボろうか?」

坂本「是は解決し無ければ為ら無い喫緊の課題だな。」

優子「どうして直ぐにそう言う会話に為るのよ!!!」

坂本「諦めろ、俺達は幾ら言っても直らん。」

秀吉「自分で言うんじゃな。」

優子「覗きが終わったら勉強の遣る気は無く為るのね。」

坂本「そう言うこった。」

秀吉「認めるんじゃな。」

吉井「雄二、折角の高原で山間部なんだし、山に逃げ込ま無い?」

坂本「名案だな。」

優子「こう言う作戦の時は坂本君の頭もバカなのね。」

吉井「木下さん達も一緒に脱走して見る?」

優子「私は遠慮して置くわ。」

工藤「僕も同じ意見だね。」

吉井「何で!!!?」

優子「別に自習嫌いじゃ無いもの。」

工藤「僕も嫌いじゃ無いし寧ろ勉強したい位だよ~?」

優子「同感ね。」

鉄人「御前等もこの素晴らしい精神を見習え。」

吉井「くっ、鉄人がこんな所に迄、、、、、」

鉄人「こんな理想的な生徒像は居無いぞ。木下、工藤、趣味は何だ?」

優子、工藤「勉強です。」

(うんうん、確かにさっき勉強好きって言ってたし、趣味でもおかしくは無いだろう。)

鉄人「尊敬する人物は?」

工藤、優子「二宮金次郎です。」

坂本、吉井「絶対嘘だろ~~!!!!鉄人仕込んだな!!!!!」

鉄人「仕込んだとは何だ?立派な教育をした迄だ。」

坂本「それを洗脳って言うんだろうが!!!」

鉄人「今日はAクラスとの合同自習だ。真面目に遣れよ。」

吉井「Aクラスって事は工藤さん達か、、、、、」

工藤「そうだね~、真面目に遣ったら、今日はスパッツ履いて無いから、、、、、」

坂本「ふっ、仕方無いな。今回は真面目に遣るか。」

吉井「だね。雄二。」

土屋「全力で勉強する。」

秀吉「下心丸見えじゃぞ。」

鉄人「今日は時間の関係で補習テストは受けられ無いが、、、、合宿明けに確認テストが在るのでそれに向けて確り勉強する様に。」

坂本「今回の合宿で点数がみんな上がったから合宿明けで上位クラスに戦争する可能性が在るからな。Aクラスの奴は確り勉強して置いた方が良いんじゃねぇのか?特に俺達は今や全員暗記科目はAクラス並だからな。注意しとけよ。」

優子「そうね。そうして置くわ。」

工藤「坂本君若しかして狙うつもりで居る?」

坂本「まあな。遣っとかねぇといざと言う時に戦略が考えられ無くなる程鈍ってちゃ仕方ねぇからな。但し勝っても施設の交換はし無いで遣る。」

工藤「楽しみだね~。僕も又ムッツリーニ君と戦えるのが嬉しいよ。」

吉井「その時は御手柔らかに頼むよ?僕痛いからね。」

坂本「明久は、、、、、、容赦無く痛め付けられたいそうだ。」

吉井「僕そんな事言って無いよね!!!!!!」

工藤「へ~吉井君ってMなんだ~。」

吉井「そこは否定し無いけど。」

秀吉「普通否定するのじゃが、、、、、」

坂本「そろそろ時間だな。バスはクラス毎じゃ無くて自由に乗って良いそうだ。御前達とは覗きに関して内密に確認したい事も在るしな。」

吉井「じゃあ、今回の覗きの祝賀会としてここに居るみんなで同じバスに乗ら無い?」

優子「祝賀会って言葉には納得は行か無いけど良いわよ。」

工藤「丁度話したい事も在ったしね~。」

島田「じゃあ、ウチ等も乗って良いわよね?」

姫路「私も良いですか?」

吉井「気持ちは嬉しいんだけど、、、、、今回のメンバーは一寸ね~、美波達は入れ無いって言うか、、、、、」

姫路「えっ!?何でですか!!!!!?」

島田「真逆私等をハブろうって言うの!!!!!!」

(マズイ姫路さんは兎も角、美波が殺気立ってる。此処は迂闊には喋れ無いよな。)

吉井「ほら一寸、女子には話せ無いからさ~、、、、、」

(坂本:確かにそうだげ、今の状況で言うと悪化するぞ。)

姫路「工藤さん達だって女の子じゃ無いですか!!!」

島田「あんた適当な理由付けて騙そうって言ったってそうは行か無いんだからね!!!!瑞樹手伝って。」

姫路「石抱きの石で殴るのですね?分かりました手伝います。」

吉井「待って姫路さん!!!!今僕としては聞き捨てな為ら無い言葉が聞こえたんだけど!!!!」

姫路「後でゆっくりと御話を聞かせて貰いますからね。」

島田「覚悟しなさいよ!!!アキ!!!」

(駄目だもう終わりだ。絶対に彼女等は乗って来る。)

坂本「まあ、待て御前等。プロポーズの言葉を先に知っても面白く無いだろ?」

(今、僕の身に更に危険な事が起ころうとしてる気がする。)

FFF団A「異端者発見!!!」

(糞、雄二め、僕の身の安全を確保し無い儘言いやがって。)

FFF団B「吉井が逃げたぞ!!追え!!!!!!」

島田「それってどう言う、、、、、、」

坂本「知るかよ。」

姫路「誰に告白するんですか!!!!!」

坂本「詳しくは言え無いが、、、、、、、、、、、、、、、、、御前等のどちらって事は言えるな。」

島田「どっちなのよ!!!」

坂本「それもお楽しみの一つじゃねーか。兎に角明久は俺達にプロポーズの言葉の 相談がしたいそうだ。悪いが他のバスに乗って呉れ無いか?」

島田「分かったわよ。」

姫路「分かりました。」

工藤「頭回るね~。冷静、冷静~。」

優子「吉井君の身の安全を考慮せずに言ったわよね。」

工藤「彼なら大丈夫なんじゃ無い?」

秀吉「そうじゃな。」

坂本「明久!!!!」

雄二は僕とムッツリーニ、秀吉にしか教えて無い通信手段で僕にメッセージ伝えて来る。

 

②号車でと

 

バス内

工藤「吉井君まだかな~。そろそろ出発なんだけど。」

優子「席も確保したのよ?」

坂本「動き出したら窓から入って来るんじゃねーか?だから窓開けとけよ。」

秀吉「FFF団から逃げてる最中じゃからのぅ。」

土屋「・・・・・滑り込み。」

優子「何でこの人達にはそんな事が分かるのよ。」

工藤「何か通じあってるみたいだね。」

秀吉「そう言えば雄二は霧島が付いて来無かったのか。」

坂本「4号車に乗るから待っとけと言って置いた、俺もFFF団から逃げる羽目に為ったから乗車は出発してから数秒後に為ると思うとだけ伝えて在る。」

優子「あんた何処迄外道なのよ。」

工藤「あっ、動いたよ!!」

優子「一寸吉井君来無いじゃ無い!!!もう結構なスピード出てるわよ!!!」

坂本「心配すんな。ほら、来ただろう?」

秀吉「本当じゃこっちに向かって走って来て居る。」

土屋「跳躍体制に入って居る。」

ザッ(吉井の乗車音)

吉井「ふ~結構スピード出てたから窓に狙いを定めて跳ぶのが少し難しかったよ~。」

優子、工藤「・・・・・・・」

坂本「おうっ、お疲れだ明久。FFF団はもう良いのか?」

吉井「巻いたよ。ほら。」

 

 

FFF団G「糞っ!!逃がした!!!」

FFF団K「何て逃げ足が速いんだ!!!」

 

優子「それより窓から飛び込んで来た事に何か突っ込み入れなさいよ!!」

秀吉「是が儂等の日常じゃからのぅ。」

土屋「・・・・日常茶飯事。」

坂本「別に大した事は無いだろう。」

優子「・・・・・・・・」

工藤「ほら、優子。そんな所に突っ込み入れてちゃ駄目だよ~。付き合っ行け無いよ、是から。もっと驚く事だって在るんだし。」

鉄人「吉井、今の乗車に付いて聞きたい事があるんだが、、、、、、、」

吉井「ギャーーーー出た!!!!!!化け物!!!!!」

鉄人「誰が化け物だ!!!きっちりと指導してやらんと行け無いようだな!!!!!」

吉井「ギャーーーーー貴様雄二!!!!引率が鉄人と分かっててこのバス選んだな!!!!」

坂本「明久。俺もあの乗車に付いてはどうかと思うぞ。」

優子、工藤「え?・・・・・・・・・・・・・・・・」

秀吉「儂も同感じゃ。」

優子、工藤「え?・・・・・・・・・」

土屋「・・・・・危険な駆け込み乗車。」

優子、工藤「え?・・・・・・・」

吉井「裏切り者~~~~!!!!!」

30分後

坂本「明久、もう良いか?」

吉井「痛たたた、全く、酷い目に在ったよ。」

坂本「お疲れだな明久。」

吉井「御前の所為だろ!!!!」

工藤「wwwwww」

坂本「真逆犯人が清水だったとはな。」

工藤「以外だよね~。」

坂本「で?工藤は何の話が在るんだ?」

工藤「ああ、大した事は無いんだけどね。カメラだけど僕が回収して西村先生に渡しといたよって話。清水さんに問い詰めたら、隠しカメラの設置の理由は島田さんの姿を残したからだってさ~。」

坂本「それで俺達に被害を向けるのも迸りも良い所だ。」

吉井「それ鉄人に言ったの?」

工藤「言ったよ。そしたらあいつは吉井よりも危険人物だなってさ。」

坂本「後、木下等の背信行為はバレて無かったよな。一応女子には見られ無い様負けた奴はとっとと出て行けとこっちの負けた男子達に押し返して置いたから見られては居無いよ思うが、、、、」

(成程。雄二が話したかった事って是か。確かに事情の知ら無い姫路さんや特に島田さん

に聞かれると僕等の説明聞く前に危害を及ぼしかね無いからね。)

優子「大丈夫だったわよ。」

工藤「僕達の為に其処迄して呉れたんだね~。」

吉井「僕にはして呉れ無いんだけどね。」

坂本「後はこの状況だな。ムッツリーニはこの情報を学年新聞で掲示して俺達の濡れ衣を晴らして呉れ」

土屋「心得た。」

優子「貴方達聞いて無いの?」

吉井「何を?」

工藤「君達男子は合宿明けは2週間停学だって今日言ってたじゃ無い。それに職員会議の結果、清水さんは厳重観察処分者に為ったらしいよ。」

坂本、吉井「何ぃ~~~!!!!」

坂本「バカなっ!!!Aクラス迄付けたのに!!!!」

工藤「覗いたのが学園長だったから切れたんじゃ無いの~?」

吉井「工藤さん!!!!あんな汚い絵面、思い出させ無いで呉れ!!!!」

優子、工藤、秀吉「・・・・・・・・」

{土屋:コポコポコポ(泡を吹く音。)}

(流石ムッツリーニ、そのズバ抜けた想像力であの絵面が鮮明に脳裏に浮かび上がって来たのか。御愁傷様だな。)

坂本「と、兎に角だな。ムッツリーニ。清水の反省文の言質は取れてるんだろ?」

(雄二も吐き気がしたのか。)

土屋「・・・・・・当然。」

坂本「なら頼んだぞ。二週間明けてからで良い。」

土屋「・・・・・・心得た。」

吉井「そんなぁ。其迄誤解されなきゃ為ら無いの~?」

坂本「我慢だ、明久。それが終われば濡れ衣は晴れる。」

吉井「分かった。」

坂本「後は木下等の事もバレた時様に書いて置け。こんなので苛めが起こっても話に為らんからな。」

土屋「了解。」

吉井「是で2週間後から楽しい学園生活の再開だ!!!!!」

と言ったは良い物の、現実はそう甘く無かった。

 




バカテスト
合宿5日目の日誌を書きなさい。

坂本雄二の日誌
目が覚めるとベッドの上で酷く感電していた。


先生のコメント
そんなカフカの変身の書き出し見たいに言われても、、、、、、、、


土屋康太の日誌
目が覚めるとベッドの上で大きな屍に為って居た。


先生のコメント
何故かどう言う状況だったのかはっきり分かりました。



吉井明久のコメント
朝起きると隣には(毒物カレーと言う)絶望が眠って居た。



先生のコメント
そしてベッドでは無く敷布団です。


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20:僕と恋路と交渉術っ!

テスト開けてやっと夏休み。意外と明久の家に姉が来た回の話が長くて未だ暫くは書き切れそうに無いです。若しかしたら是から少し投稿頻度が下がるかもしれません。忙しく為りそうなので。


合宿が明け最初の登校日。Fクラスのたった2人の女子は靴箱に居た。

姫路「あ、美波ちゃんお早う御座います。」

島田「あ、瑞樹お早う。」

姫路「どうしたのですか?元気無い様に見えますけど?」

島田「う、ううん!!そんな事は無いわ!!!一寸疲れてるだけ!!!!」

姫路「先週の強化合宿は大変でしたから疲れが残ってても仕方無いですよね。」

島田「あ、うん。色々と大変だったわよね。」

姫路「最後は男子の皆さんが真っ白に為ってましたけど何か在ったんでしょうか。」

島田「さぁ~ね。余っ程ショックな物見たんじゃ無い?」

姫路「?」

工藤「当たっり~~~!!!正解は学園長の裸見たんだってさ~。」

島田「うっ、それは吐き気がするわね。」

工藤「吐いちゃった人も居た見たいだよ。」

島田「学園長もびっくりしたでしょうね。様子を見に来たら強化合宿があんな事に為ってたなんて。」

姫路「最初は明久君達だけだったのに何時の間にか学年全員での覗き騒ぎに為ってましたよね。」

(工藤:本当の事言ってあげたいけど、僕が言うと何で知ってるのって話に為るし、裏切り者ってバレちゃうしな~。)

島田「覗きと言えば脱衣所にカメラを設置した真犯人なんだけど、、、」

姫路「え?真犯人?明久君達じゃ無かったんですか?」

(工藤:何だ知ってるんだ~。)

島田「うん、どうやら美春が犯人だった見たい。」

姫路「美春って清水美春さんですか?」

島田「そう、最終日気付いたら入浴の時間が遅れたから遅れて入ったら偶々工藤さんと美春が話してる所を見ちゃって、工藤さんが問い詰めたらお姉様の姿を写したかったんですって言ってたわ。」

姫路「えぇ!!じゃあ明久君達は!?」

島田「誤解だった見たいね。でもあいつらも結局覗き魔に為ったんだし今更誤るのも一寸って感じだけどね。」

工藤「そろそろHRの時間だよ?Fクラスのみんなは2週間Aクラスと合同で勉強するみたいだね。」

姫路「時々合同で勉強する機会や設備を使わせて貰ってる関係があるのでしょうね。」

島田「ウチ、Aクラスの授業に付いて行けるかな~。」

姫路「私が隣で教えてあげますよ。」

工藤「それが良いね。試召戦争もクラスの8割以上が参加し無いと出来無いから2週間は仕掛けられる事は無いから坂本君が居無くても安心だしね~。」

 

 

停学明け

吉井「はぁ、2年振りに学校に来た気持ちだよ。ゲーム漬けだったから日付感覚がおかしく為って、、、、」

姫路「明久君っ。御久し振りです元気でしたか?」

吉井「姫路さん久し振りだね。」

姫路「実はその明久君に謝ら無ければ為ら無い事が在るんです。」

吉井「え?急にどうしたの?」

姫路「強化合宿の初日なんですけど。覗き見扱いして御免なさい!!」

吉井「ほぇ?いや、覗き見扱いも何も僕達は覗き魔その物なんだけど。」

姫路「あ、いえ、そう言う事では無くて、一番最初のは誤解だったじゃ無いですか。その時に明久君達を疑ったから申し訳無くて。」

吉井「え?何で姫路さんがその事を知ってるの?でも結局覗きを遣ったのに謝られるのは何か変な感じだよ。」

姫路「そ、そうですか?でも、あの、、、」

吉井「ん?何?」

姫路「そ、その其処迄して見て見たい物なんですか?」

吉井「まあね。」

(じゃ無いだろ!!僕!!!!)

吉井「あーえーっと!!!今のはその口が滑ってー、、、、じゃ無くて心にも思って無い事が僕の口から咄嗟に、、、、、」

姫路「そうなんですか、、、、ふふっ。」

(あれ?起こって無い。)

姫路「良かったです。きちんと女の子に興味が在る見たいで。」

(むぅ、揶揄われてる見たいだ。僕が男に興味が在ると、それなら僕だって、、、)

吉井「勿論興味津々だよ、、、、、特に、、、姫路さんのはね。」

姫路「え?ええぇぇ!!!!!」

吉井「あははっ冗談だよ。姫路さんが僕を揶揄うから僕藻仕返しを、、、、」

姫路「・・・・良いですよ。」

吉井「え?」

姫路「だからその覗いても良いですよ。」

吉井「えぇぇ!?何言ってるの!!!姫路さん!!大丈夫!!?」

姫路「覗いても良いですけどその代わり、、、、」

吉井「その代わり?」

姫路「わ、私を明久君のお嫁さんにして下さいね。」

(一寸待て。何だこの展開は!!?一体どう為ってるんだ!!兎に角一旦落ち着こう。先

ず僕が考えなくちゃ為ら無いのは新婚旅行の行き先だ。今時熱海は時代遅れかな?此処

は海外に行くべきか?)

姫路「ふふっ。」

(若しかして今の、、、、、冗談!!!!?)

姫路「明久君顔が真っ赤ですよ。」

吉井「そう言う姫路さんだって慣れ無い事言うから顔が真っ赤だよ。」

島田「アキ~~!!」

吉井「久し振りみな、、、、、、、」

チュッと言う効果音が相応しいこの状況。

吉井「え?」

島田「そ、その冗談とかじゃ無いから!!!」

姫路「美波ちゃんやっぱり明久君の事が、、、、、、」

須川「吉井!!!歯を食い縛れ!!!!」

吉井「フゴッ!!!」

横溝「そ、その冗談とかじゃ無いからっ。本気で殺すから!!!」

(何で其処で微妙に韻を踏むの!?)

霧島「雄二。」

坂本「ドワァッ行成何しやがる!!!!」

霧島「避けちゃ駄目。」

坂本「頭突きが来たら避けるに決まってるだろ。」

霧島「頭突きじゃ無い。キス。」

坂本「良し、余計な動きは見せるな、、、、、、手を頭の後ろに組んで、ゆっくりと話すんだ。」

霧島「口付け、、、、、、接吻、、、、、、、、、将来を誓い在った私と雄二がする当然の行為。」

坂本「待て、キスは知ってる。俺が聞きたいのは何故、、、、グゥゥオォゥァッ!!!」

霧島「何時、何処で、誰としたの?」

坂本「待てキスの意味を知ってると言うだけで経験が在る訳じゃ、、、、、、」

霧島「無いの?」

坂本「無いとは言い切れ無い。」

(ノリで明久と、、、、、、)

坂本「ギャィィィヤァァァァッ!!!!嘘だ!!!見栄を張っただけで真面な経験は一度も無い!!!!!」

霧島「なら良い。」

坂本「し、死ぬかと思った。そして何で急にそんな事を?」

霧島「あれ。」

坂本「島田に明久か。」

霧島「さっき迄キスしてた。」

坂本「マジか!!!!」

坂本「明久がクラスの連中に囲まれ出したぞ。」

霧島「凄い殺気。」

坂本「あ、頭に杖の攻撃が一発。お、ナイスボディー、顎にも良いのが入ったな。流石に多勢に無勢か。」

霧島「最初の一撃で完全に意識が刈り取られてた。」

坂本「あいつ等も明久の喧嘩の強さ分かっての作戦じゃ無いか。」

霧島「あ、動か無く為った。」

坂本「ヤレヤレ明久も相変わらずバカだな。あんな事したらそうなる事位誰でも、、、、、、」

霧島「御免なさい。」

坂本「ん?俺は別にして無いから関係は無いぞ。」

霧島「雄二が寝てる時に、、、、」

坂本「聞こえねぇ!!!俺には何て言ってるかさっぱり聞こえねぇ!!!!」

FFF団E「ここにも異端者発見しました!!!!」

バコーン(金属バットで背後から雄二を殴る音。)

坂本「ギャーーーーー。」

FFF団E「異端者を確保しました。」

須川「良かろう連れて行け。」

FFF団E「了解しました須川隊長!!!」

霧島「あっ、寝返りの所為で頬にしか出来無かったって言いそびれた。」

 

 

 

須川「諸君、ここは何処だ。」

FFF団総員「最後の審判を下す法廷だ!!!」

須川「異端者には?」

FFF団総員「死の鉄槌を!!!!」

須川「男とは?」

FFF団総員「愛を捨て哀に生きる者!!!!」

須川「宜しい。是より2-Fクラス異端審問会を行う!!!」

薄汚れた畳、何かしらの胞子、黴臭い教室。

(Fクラスか。)

吉井「あれ?ここは?」

坂本「起きたか明久。」

そこには縄で縛られてる雄二の姿。まぁ僕も縄で縛られてる訳だけど。

吉井「雄二、何でここに!!!?」

坂本「御前の巻き添えだ!!!」

吉井「どう言う事!!?」

坂本「御前の所為で~~~~~~って事が在って。それで御前の所為で翔子に寝てる間に翔子が俺にキスした話がバラされたんだ。そして御前の所為でここに居る。そして御前の所為で今処刑されようとして居る。そして御前の所為で俺は今命を落とそうとして居る。」

(どんだけ僕の所為にしたいんだ。フムフム気霧島さんが雄二にキスね、、、、、)

吉井「はいっ?」

(一寸待てあの美人で運動神経も家柄も良い霧島さんがこのこの不細工で頭の形も性格も悪いこの雄二にキス?確かに霧島さんなら遣りかね無いだろうけど、、そんな質の悪い冗談笑えもし無い。けど、若し、余り考えたくも無いけど万が一其れが真実だとしたらそんな事、、、、、、神が許してもこの僕が許さ無い!!!!!)

吉井「皆!!!大変だ!!!!!坂本雄二に異端者の可能性が在る!!!!」

坂本「待て!!!!明久!!!!如月ハイランドでは御前が率先してキスさせようとして無かったか!!!?それに御前も異端者だろうが!!!!!」

吉井「?」

(何訳分から無い事をほざいてるんだ?)

吉井「雄二!!!見苦しいぞ!!!そうやって僕を陥れて自分だけ助かろうと言う魂胆だな!!!その手は喰らうもんか!!!!」

(自慢じゃ無いがキスなんて幸せな経験もう2年は無い。その前は在ったけど。)

坂本「じゃああいつらの話を聞いて見ろ。」

須川「罪状を読み上げ給え。」

FFF団W「え~被告吉井明久。以下此の物を甲とし、島田美波をペッタンコをとする。」

(美波一文字しか略せて無いんだけど。)

FFF団W「甲の行為は我等が教理に反する背信行為で在り、本日未明甲がペッタンコに対し強制猥褻行為を働いて居た所を我等が同胞が確保。」

(坂本:明らかに未明じゃ無いだろ!!!)

FFF団W「今後甲とペッタンコに関する関係に対して充分な調査を行い、甲に対するしかるべき措置とペッタンコの今後の観衆を、、、、」

須川「結論だけ述べ給え。」

FFF団W「キスをして居て羨ましいで在ります!!!」

(あれ?確かにそう言えばなんかそう言う記憶が、、、、)

須川「ウム、分かり易い報告だ。」

 

 

優子「あの人達何遣ってるのかしら。」

工藤「何時もの事じゃ無い~~。」

優子「今日のは一段とマズイわよ。」

工藤「Fクラスも面白い事遣ってるね~。」

優子「それに会長の須川君もあれでこの前のテストで化学学年でトップなのよね?何であんな事遣ってるのよ。」

工藤「頭が良い人は色々と捻子が外れてるって言うじゃん。」

優子「私は外れて無いわよ?」

工藤「美少年好きのショタコンが何を言うのかな~?」

優子「まっ!!それは漫画や二次元の世界での好みでしょ!!!!現実はそうじゃ無いんだから!!!!」

霧島「愛子は悪戯好き過ぎる。」

優子「代表は、、、、、、、、、大胆過ぎる、、、、かな、、、、、、、坂本君に対して。」

工藤「姫路さんは間抜けな所が在るし、料理も凄いし、、、、」

優子「吉井君はバカで坂本君は超が付くほど頭が回って卑怯な所が在るチンピラよね。」

(坂本:待て俺はチンピラ程弱くねぇ!!)

 

坂本「御前はショックで忘れてるかも知れ無いが、御前は今朝、島田とキスをしたんだ。しかも姫路の目の前で。」

(キス?僕と美波がキス?そう言われると本当にそう言う事をした様な気がするけど、、、、、、、)

吉井「ははっ、冗談はよしてよ雄二。だってあの美波が僕にキスする訳無いじゃ無いか。昔の頭良くて優等生だった時じゃ無いんだし、今の僕には何も取り柄が無くて、、、、、、、、こんな大して取り柄も無い僕にキスして呉れる様な人なんて、、、、、、、無邪気な葉月ちゃん位しか、、、、、、、、、グスッ。」

坂本「そう自分を卑下するな明久。確かに御前は容姿、頭の回転率、性格共に最悪だがそこに目を瞑ればバカで甲斐性と財力が無いだけじゃ無いか。」

優子「坂本君も鬼畜ね。」

吉井「今バカ二回重ねてたよね!!!しかも性格は貴様にだけは言われたく無い!!!しかも僕には肩叩きと言う取り柄が在るんだぞ!!!!」

坂本「その年で肩叩き!!?反論するにしても他に何か無かったのか!!!?兎に角お前と島田がキスをしたのは事実だ。証拠写真も在る。」

ムッツリーニが僕に一枚の写真を見せて来た。そこには僕と美波が確りキスしてるシー

ンが収められて居た。

土屋「裏切者には死を、、、、、、」

吉井「あぁぁ!!!ムッツリーニ!!!!友達だからそんな事はし無いよね。」

土屋「他人の幸せは毒の味、、、、、、」

(駄目だ完全にスイッチが入ってる。)

吉井「えぇぇぇ!!!あれ本当だったの!!!!?」

(坂本:って気付くの遅!!!!!)

坂本「全く嘘なら今こんな事には為って無いだろ?」

吉井「そうか、それでこんな事に為ってるか。」

坂本「んで?何で御前はそんな関係に為ってるんだ?」

吉井「そんなの僕が聞きたいよ。」

坂本「御前のそのスッカスカのピーマンの様な頭で考えるんだ。最近何か様子が可笑しかっ

   た事とか。どこか思い当たる節はねぇのか?」

吉井「うーん。」

坂本「バカな御前の為に質問の仕方を変えよう。お雨が島田と最後に会ったのは?」

吉井「えっと、教科合宿の最終前夜かな。みんなが寝静まった後、美波がこっそり僕の所に来たんだよ。」

坂本「それを何故おかしいと思わ無いんだ。」

吉井「てっきり僕を殺しに来たのかと思ってたんだよ。」

坂本「んじゃ、夜会う前は何を話した?」

{吉井:ブシャッ}

坂本「どうした!!!」

吉井「いや、、、、、、何でも無い。」

坂本「で?何を話した?」

吉井「告白みたいな事言ってた。」

坂本「島田が御前にか?」

吉井「いや、僕が美波に。」

坂本「そんな事が在ったのか。」

吉井「うん、そんな事が在ったんだ。」

坂本「そうかそうか、成程なぁ。ダッシャーー!!!!」

雄二から顔面に捻りキックからの膝蹴り最後に膝蹴りで鳩尾に一発貰った。

坂本「何が分から無いだ!!!思い当たる節だらけじゃ無いか!!!」

優子「だらけって一つなんだけどね。」

坂本「んで?何て言ったんだ?」

吉井「雄二より好きだって。」

坂本「待て!!!!御前の好きの比較の基準は俺なのか!!!!」

吉井「物凄い誤解だぁ!!!!」

工藤、優子「wwwwwwwww」

須川「異端者、吉井明久。汝は自らの罪を悔い改め、裁きを受けるか?」

吉井「一応聞くけど裁きって何遣るの?」

須川「先ずライターと灯油を用意して、、、、、、」

吉井「濡れ衣です!!!」

須川「ならば自白の強要をする迄だ!!」

吉井「言った!!!今自白の強要って言った!!!!この裁判は無効だ!!!!」

朝倉「そうだ!!!拷問にかけて自白させろ!!!!」

福村「議事録を改竄しろ!!!!!」

吉井「みんなノリで言って無い!!?普通こう言うのって自白の強要が駄目なの分かってる!!?」

須川「ええいっ!!!灯油とライターは未だか!!!!」

吉井「自白をさせる拷問もそれなの!!!要はどっちも処刑だよね!!!!」

須川「違うぞ吉井。罪を認め無い場合は自白用と断罪用の二回在るから一回分御得なんだ。」

吉井「騙され無いぞ!!!そんな洗顔フォームの増量キャンペーン見たいな売り文句で言われても!!!!抑灯油とライターを使う時点で二回目は無いよね!!!!!」

工藤、優子「wwwwwwwwww」

吉井「二人も笑って無いで助けてよ!!!!」

(ん?手信号?)

 

〈頑張れ〉

 

吉井「クッソ~~君達迄Fクラスのみんなに侵されて仕舞ったのか!!!!!」

{土屋:ブッシャー}

吉井「違う違うムッツリーニ!!!字が違う!!!!」

須川「吉井、往生際が悪いぞ。」

吉井「雄二、何とか反論して遣って!!!」

坂本「テメエ等、、、、、、、、、遣るならこいつだけを遣れ、、、、、、グッ。」

吉井「有難う雄二、、、、って全然違~~~~う!!!!!!普通は「遣るなら俺だけを遣れ」だろ!!!自分だけ助かる気か!!!このゲス野郎!!!!」

工藤、優子「wwwwwww」

須川「男らしいじゃ無いか坂本。」

吉井「全然男らしく無い!!!」

須川「其処迄言うのなら御望み通り吉井だけを遣って遣る。」

吉井「気付いて須川君!!!この儘じゃ被害者は僕だけに為るって事に!!!!」

須川「灯油とライターが遅れているので一先ず暇潰しに吉井には特別バンジージャンプの刑に処す。」

吉井「暇潰しって!!!って一応聞くけど何を遣るの?」

須川「余計な不安を与えぬ様、ヒントしか言え無いが、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、パラシュートの無いスカイダイビングの様な物だ。」

吉井「丸分かりだよ!!!!紐無し!!!?紐無しバンジージャンプをさせる気!!!!?」

工藤、優子「wwwwwww。」

坂本「明久。」

吉井「何?」

坂本「是を使え。」

雄二が何か投げて来た。

吉井「雄二、有難う!!!」

と目の前に落ちてきたのは黄色の弾力性、伸縮性が抜群の、、、、、、、

吉井「え?輪ゴム?」

坂本「そいつを足に巻き付けると良い。」

工藤、優子「wwwwww」

(そうか、こいつ脳に重度の疾患を抱えて居るんだ。)

吉井「あのね、雄二。厚意は嬉しいけどそんな一本じゃ僕の体重は支えられ無いんだよ?」

坂本「フッ。バカだなぁ明久。それだけじゃ無いさ。」

吉井「え?そうなの?」

(そりゃ幾ら雄二でもそれ位は分かってるよね。すっかり早とちりを、、、、、)

坂本「もう一本用意して在る。」

工藤、優子「wwwwwwwwwwww。」

(駄目だ雄二の障害はもう現代医学じゃ治せ無い程末期なんだろう。)

ガラガラガラ(Fクラスのドアが開く音)

吉井「あ、助けて姫路さん!!!!」

姫路「美波ちゃん、やっぱり明久君の事が、、、、、」

吉井「え~~、未だ遣ってたの~。」

ガラガラガラ(Fクラスのドアが又開く音。)

鉄人「停学明け早々御前等は何を遣ってるんだ。」

吉井「あ!!先生丁度良い所に!!!!助けて下さい!!!校内暴力なんです!!!!!!クラスメイトの苛めなんです!!!」

須川「違います!!!是は学内の風紀を守る為の聖戦です!!!!!吉井は不純異性交遊の現行犯なんです!!!!!」

鉄人「あー何でも良いが御前達は点数補充のテストを受け無くて良いのか?強化合宿のん所為で男子はみんな点数が無いに等しいだろう。」

普通授業の時間にテストを受けたい場合、先生の準備も在るので事前に申し込む必要が

在る。最終決戦の死闘で粗全員が戦死したから点数は皆無。僕等も何れ点数を補充しなく

ちゃAクラス戦には臨め無いから受けたかったのだが、、、、、

FFF団総員「今はそれ所じゃ在りません!!!!」

鉄人「やれやれ、御前等がそう言うのなら構わんが取りあえず連絡事項だ。先週から行われていた試験召喚システムのメンテナンスだが、予定が遅れて居る。教師も動員して推進して居るが明日ま迄終わりそうも無い。その間は試召戦争が出来無いから注意する様に。以上だ。」

坂本「おいっ!!!勝手にテストを拒否るな!!!!」

福村「五月蠅い!!!罪人に発言権は無い!!!!」

須川「吉井っ!!!往生際が悪いぞ!!!!」

吉井「糞っ!!誰か助けて呉れる人は、、、、」

ガラガラガラ(扉の開閉音)

秀吉「何をしとぇ居るのじゃ!!!」

吉井「秀吉!!!ずっと来無いから学園長の裸にノイローゼになって学校に来れなく為ったのかと思ったよ。」

坂本「明久!!!!思い出させるな!!!!」

秀吉「そんな事は無いぞい。ただ支度が遅れただけじゃ。御主等は何をして居るのじゃ?」

須川「木下、邪魔をして呉れるな。今我々は異端者で在る吉井明久と坂本雄二の処刑を行う所だ。」

吉井「もう審問会じゃ無くてただの処刑団だよ!!!」

秀吉「そうじゃったか。しかし雄二は分からんでも無いが、明久は何をしたのじゃ?」

須川「良く聞いて呉れた。異端者吉井明久はよりによって我等が聖域で在る文月学園の敷地内で朝っぱらから島田美波と接吻等と言う不埒な行為を、、、、」

ガラガラガラ(美波の入室音)

 

 

結局次の授業の化学の先生が来て助かった。今授業中で在る。しかし何だろうこの雰囲気

は。何時もは騒がしいFクラスが妙に静かだ。何時も騒がしいFクラスが嘘の様だ。今は

Aクラスで授業をしてる訳だけど、、、、

布施「では須川君この場合、3㏖のアンモニアを得る為に必要な化学薬品は何ですか?」

須川「塩酸を吉井の目に流し込みます。」

布施「違います。それでは朝倉君」

朝倉「塩酸を吉井の鼻に流し込みます。」

布施「流し込む場所が違うと言う事では在りません。それでは有働君。」

有働「熱濃硫酸を吉井の目と鼻に流し込みます。」

FFF団総員「それだ!!!!!」

布施「それだ!!では在りません。それと答える時は吉井君の方では無く、先生の方を見る様に。」

こんな感じでAクラスの迷惑にしか為って無い。

優子「全く何遣ってるのかしらね。」

工藤「坂本君も今じゃ発言しても聞いて呉れる雰囲気じゃ無いもんね。」

FFF団S「吉井の奴島田と目と目で通じ合ってた!!」

FFF団M「くっそ~ペッタンコは狙い目だと思ってたのに!!姫路と木下に続き島田迄あいつに持ってかれたら残る希望はアキちゃんしか居ねぇじゃねぇか!!!!」

 

優子「アキちゃんって男でしょうよ。」

工藤「吉井君も震えてる。」

 

次の時間は合同では無いのでFクラスの教室に戻ると、、、、

島田「あ、あのねアキ。」

吉井「何かな?」

島田「アキの机貸して欲しいの。ウチのは先週の美春の所為で壊れちゃったから。」

確かに足が折れていて使い難そうで在る。

吉井「じゃ、はあ仕方無いね。良いよ。」

島田「有難う。」

 

 

島田「で、何で黙り込むのよ。」

吉井「だって近いし、、、、」

島田「しょうが無いでしょ小さいんだから。」

吉井「そうだよ、、、、ね。」

島田「若し良かったらなんだけど、、、、今日の御昼一緒に食べ無い?ウチ御弁当アキの分、、、、、」

美波が振り返るとそこには僕じゃ無くて清水さんの顔が居た。

清水「何をして居るですか!!!御姉様!!」

そして今僕の顔に清水さんの肘打ちが決まってる。

吉井「じみずざん!?」

清水「行けません!!!豚野郎が御姉様と密着しようなんて。」

島田「仕方無いでしょ?ウチのはあんたが壊しちゃったんだから。」

清水「だからって豚の所じゃ無くても良いでは無いですか!!!!!」

島田「でも瑞樹とかはちゃんと勉強するから邪魔しちゃ悪いでしょ?アキは邪魔してもどうせ授業は寝てるだけだし勉強し無いんだし、、、、、、」

吉井「罵倒はされて無いけど軽視されてる気が、、、、、、、、」

清水「許せません!!!こんな豚野郎の御姉様が手作り弁当なんて!!!!朝四時に起きて自家製のタレで下味付けた唐揚げとか!!!!奮発して買った挽肉のハンバーグとか!!!産地に気を遣った無農薬野菜のポテトサラダとか!!!!」

島田「どうしてあんたが其処迄知ってるのよ!!!!!」

(盗撮してたね。)

清水「しかも御飯の所はハートマークですよ!!!!」

島田「キャーーーー美春~~~!!!!あのね美春今迄は我慢してたけど是からはこう言う事は止めて欲しいの。だってウチはアキと付き合ってるんだから。」

吉井「畳返し!!!!」

シュパ、シュパ、シュパンッ(カッターやコンパスが畳に刺さる音。)

FFF団総員「チッ!!」

清水「御姉様、、、、、、、付き合ってるなんて冗談デスよね?」

島田「冗談なんかじゃ無いわ。本当の話。」

清水「そ、それじゃあ御姉様、今朝美春の幻覚だと思って居た今朝のキスも、、、、、、」

島田「・・・うん。」

(あ、清水さんの目が完全に逝ってる。)

島田「だからね美春、これからもウチの飽く迄もお友達として、、、って聞いてる?」

清水「男なんか存在するから、、、、、男なんか存在するから、、、、!!!男なんか存在するから!!!!御姉様が惑わされるんです!!!!この豚野郎を始末します!!!そして美春が第二の吉井明久として御姉様と結ばれるのです!!!!」

吉井「一寸清水さん!!!僕を始末しても入れ替わるのは難しいと思うけど!!!!」

清水「始末した後剥いだ皮を着て成りすまします!!!」

吉井「それ物凄くグロいよ!!!!」

 

清水「大丈夫です!昔話でも狸さんはそう遣ってました!!!!!」

(しかも原典は意外と可愛い。しかも清水さんの口から狸さんだなんて!!!今日は覚

醒の度合いが凄い。この動きに対応出来る様な奴は、、、、、)

吉井「ムッツリーニ!!!清水さんを止めて!!!」

土屋「今練り消し作るのに忙しい。」

工藤、優子「wwwwwwwww」

(友達の命<練り消し  僕藻随分と軽く見られた物だ。)

吉井「糞っ!!練り消し作ってる振りして清水さんのスカート覗いてるムッツリーニなんて大嫌いだ!!!」

清水「男なんかこの世から居無くなれば良いんです!!!御姉様に必要なのは美春なんです!!!」

吉井「君にだってお父さんが居るでしょ!!?そんな哀しい事言っちゃ駄目だよ!!!!」

清水「あれは誰よりも先に消えるべき男です!!!!!」

工藤、優子、秀吉「・・・・・・・・・」

(どうしよう、否定材料が見当たら無い。)

吉井「えっと~又何か在ったのかな?」

清水「思い出したくも無いです。」

清水さんがワナワナと震えて居る。

(又御風呂でも無理矢理入らされたんだろうか?)

清水「兎に角、そして美春は御姉様と結婚して生まれて来た子供に御姉様から一文字取って美来と名付けるのです!!!!!」

吉井「待つんだ清水さん!!!!息子が生まれて来たらどうするんだ!!!」

清水「そんなの波平で十分です。」

(何て残酷な!!!!)

吉井「そんな!!!あんまりだ!!!!」

工藤、優子「wwwwwwww」

島田「その前にウチと美春じゃ子供出来無いから~~~!!!!!」

清水「さあ5秒上げます。神への祈りを済まして下さい!!!」

(遣り方がお父さんと同じだ!!!)

ガラガラガラ(Fクラスの扉が開く音)

鉄人「授業を始める。ん?何だ?清水自分の教室に戻る様に。」

清水「大事な要件なんです!!!今日だけは美春を見逃して下さい!!!」

鉄人「大事な要件?真逆又邪魔物が居無い教室で御姉様と授業を受けたいんですか?」

(先週何が在ったのかはっきりと分かったよ。)

清水「いいえっ!!!今日はこの教室に居る全ての男達を殲滅すると言う特に大事な、、、、、」

鉄人が清水さんの首根っこを掴み教室の外に投げ出した。

鉄人「今後この教室に入ら無い様に。」

(遣れ遣れ、鉄人の御陰で助かったよ。そうでもし無いと僕は、、、、、、、)

吉井「ヒャァッ。」

清水「御免ね?髪、当たった?」

吉井「全然良いよ。」

(確かに女の子って中途半端な長さだと首が擽ったくて嫌と言う人が居るけど良く分

かる。)

吉井「ひゃぁっ!!」

島田「変な声。」

(糞。俺の反応を楽しんでやがる。態となら仕返しをし無い手は無いだろう。何なら美波

の髪を使って同じ事を。)

島田「え?」

(何だこの是は僕の知ってる髪の毛じゃ無い。こんなに手触りは良く無いし、良い匂いもし無いし、増して触ってもドキドキし無いだとしたら是は僕の知ら無い物なのだろうか?見た目は普通の髪の毛だけど是は髪の毛で在って髪の毛じゃ無い。そう為ると是は、、、、、、、、、、、、、、、、、)

吉井「成程ズラか。」

島田「アンタ!!!何言ってんの!!!!」

吉井「美波も苦労してるんだなぁ。」

島田「コラァ!!!物凄い誤解をし無いでよ!!!!」

工藤、優子「wwwwwww」

美波がヘアバンドを外して髪を下ろして来た。

島田「是でも毎日手入れしてる自慢の髪なんだからね。鬘扱いなんて冗談じゃ無いわ。触っ

て確かめて見なさい。」

吉井「御免美波、僕の勘違いだったよ。」

島田「本当に分かったの?」

吉井「流石に僕もこんな物を見間違える程バカじゃ無いよ。」

島田「さっき見間違えてたじゃ無い。」

須川「もぉぅ、我慢為らん!!!!!」

福村「さっきから是見よがしにイチャつきやがって!!!」

朝倉「コロス、マジコロス、絶対コロス、魂迄コロス。」

清水「御姉様の髪に触るなど八つ裂きにしても尚赦せません!!!!」

須川「出入り口を固めろ!!!!確実に遣るぞ!!!!!」

(そうは行くか。僕の畳替えしを破れると思うなよ!!!)

清水「全員カッターの投擲後、間髪入れずに卓袱台を叩き付けるのです。決して御姉様に当たら無い様に注意するのですよ!!!」

(くぅ!!何て的確な指示だ。カッターで僕の動きを畳替えしに制限した後に卓袱台の

圧倒的な質量で止めを刺す。四方からの攻撃で在る以上僕に逃げ場は無い。己流石は清水

さんDクラスと雖もこう言う時に頭は回るじゃ無いか。こう為ったら召喚獣で、、、、、、っ

てえ?)

吉井「清水さん!!?何時の間に!!!!?しかもみんなどうして清水さんの指示を聞いて居るの!!?」

鉄人「御前等授業中だ!!!!清水授業はどうした?」

清水「それ所じゃ在りません!!!御姉様が!!!」

鉄人「清水。二度目の警告だ。これ以上他クラスの邪魔をする様であれば退学も検討する。」

清水「でも!!!」

鉄人「そうか、退学して御姉様と離れたいか、、、、、」

清水「わ、分かりました。」

 

授業が終わった。そして鉄人が出た瞬間クラス戦場に為る。

でもそんな事はとうに分かって居た。残った英語の授業中僕は必死に逃げる術を考えて

居た。

朝倉「捕らえろ!!!!!」

吉井「甘い!!!アウェイクン!!世界史!!サモン!!ダブルっ!!トルネード!!!」

(僕が観察処分者で本当に良かった。実際に飛ばされて呉れるからね。)

 

世界史   吉井明久    678点×2

 

FFF団「ダアァァァ~~!!!」

一体の召喚獣が出す竜巻の数は3個。詰まり二体だから計6個。避けられる訳が無かった。

(あれ?雄二達がムッツリーニに呼ばれて何処かに行ってる。こっちでは姫路さんが美

波を連れて何処かに行ってる。まぁ雄二に付いて行くか。)

 

ガラガラガラ(空き教室のドアを開ける音。)

吉井「みんなでどうしたのさ~。」

秀吉「御主は何時も大変じゃのぅ。」

土屋「話題に事欠か無い。」

中にはムッツリーニ、雄二、秀吉の他に、木下さん、工藤さんが居る。

吉井「そんなぁ別に僕の所為じゃ無いよ。」

坂本「いいや、御前の所為で面倒な事に為りそうだ。」

吉井「面倒な事?」

坂本「Dクラスが試召戦争を始めるらしい。」

吉井「Dクラスがどこと遣ろうと僕達には関係無いんじゃ無い?」

坂本「それが俺達Fクラスでもか?」

吉井「え!!?だってAクラスの設備を使う権利は設備のカテゴリーに入って無いから勝っもAクラスの設備には為ら無いってこの前方針で決まったよね!!!?そしたら僕達の教室は最低設備だよ!!!そんな教室奪っても意味無いじゃ無いか!!!」

坂本「だから言ったろ?御前の所為で、重要だからもう一度言う。御前の所為で面倒な事に為った。」

秀吉「明久よ。相手はDクラスじゃ。思い当たる節が在るじゃろ。」

吉井「真逆!!!!」

坂本「遣って呉れたな、明久。御前と島田がイチャ付いた御陰で清水がヒートアップしたんだ。俺達に八つ当たり為るつもりだろう。」

吉井「そ、そんな!!僕にはそんなつもりは!!!」

優子「アンタがそう思ってても清水さんはそうは思って無いわよ。」

坂本「八つ当たりの他にも在る。奴は俺達に勝って俺達の机を又ミカン箱にするつもりだ!!」

吉井「でもDクラスのみんなが協力するとは思え無いよ。だって代表は僕等の親友の平賀君だよ?」

坂本「俺達は集団覗きの主犯だ。女子は全員俺達の敵だと思ってる。」

秀吉「Dクラスの代表は平賀じゃが、男子の嫉妬に燃える女子を抑え切れんじゃろう。」

工藤「それに覗きに加わったから発言力も無さそうだしね~。」

吉井「じゃあ学年新聞で真実を流せば良いじゃ無いか!!!」

坂本「間に合うかボケェ!!!学年全員分印刷するんだぞ!!!編集し無いと行け無いんだぞ!!!分かってるのか!!」

吉井「そんな!!!雄二!!勝てる勝算は在るの?」

坂本「分からん。先ずは戦力の確認をし無いとな。」

 

 

と言う訳で只今緊急HR。鉄人も許可して呉れた。

坂本「みんな落ち付いて聞いて呉れ。Dクラスが試召戦争を仕掛ける動きが在る。男子は合宿で消耗してるだろうから点数が無い事は分かってる。各自でも副強化は残ってる筈だ。各自点数を紙に書いて持って来て呉れ。」

FクラスW「マジか!!俺達点数の回復してねぇぞ!!!」

FクラスO「勝てるのか!!?」

FクラスH「姫路さんが居れば勝てる!!!。」

坂本「いや、それは無いな。」

FクラスH「どうして!!!姫路さんは唯一神だよ!!!!」

(あんた姫路教にでも入ってるのか!!)

坂本「Dクラスは俺達迄とは言わんが操作は上手い。俺達の戦力は今は回復試験受けてる姫路と島田位だがそれを潰せばもう雑兵しか居無い。点数が無いんだからな。二人は集団リンチに遭って真っ先に戦死だ。」

FクラスH「あぁぁ~~唯一神姫路よ~~~~!!!!」

(キモいを通り越して最早人と呼べ無い位に為ってるな。)

坂本「一旦明久の処刑は後にして呉れ。先ずは是が片付く迄明久が思う様に使え無いのはマズイ。クラスの設備が掛かってるんだ。此処は引き下がって呉れ。」

 

 

 

で、今に到るが、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

吉井「で?雄二行けそう?」

坂本「待て、真面に戦えるのは戦死して無い秀吉と俺と明久、ムッツリーニ、と明久か。秀吉は未だマシだが、、、、俺は総合科目は出せんが、その他なら出せる。しかし俺は代表だからな。無闇に前戦に出る訳には行か無い。ムッツリーニは保険体育は死んでねぇから未だ何時も通りとして、明久も総合科目の点数も低いが、、、御前は操作が上手いから是でも十分だろ。と為ると真面に前戦に遅れるのはムッツリーニと明久と島田に姫路に、秀吉か。4人じゃあっという間に明久だけに為るな。明久の集中力じゃDクラス全員分は持たん。これは戦争の回避が適切だ。」

吉井「出来るの!!?」

坂本「御前と島田次第だ。」

雄二が当たりを見回す。

吉井「どしたの雄二?」

坂本「いや、島田が周りに居るかと思ってな。」

吉井「ああ、美波ならさっき姫路さんと一緒に屋上の方に行ってたよ。」

坂本「修羅場だな。」

土屋「修羅場。」

秀吉「修羅場じゃな。」

優子「修羅場ね。」

工藤「修羅場だね~。」

吉井「え?あの二人喧嘩でもしてるの?」

坂本「それより一つ確認して起きたい事が在る。」

吉井「何?」

坂本「御前と島田は付き合ってるのか?」

吉井「多分僕の記憶だと付き合って居無いと思う、、、、、、、多分。」

秀吉「じゃが島田の態度は明らかに付き合ってる者のそれじゃぞ?」

ガラガラガラ(空き教室のドアが開く音。)

姫路「明久君!!!!!!聞きたい事が在ります!!!!」

坂本「あ~悪いが姫路後にして呉れ無いか?今大事な話し合いが在るんだ。情報が漏れたら困る。とりあいずFクラスで待ってて呉れるか?」

姫路「坂本君!!でも!!今はそれ所では、、、、」

坂本「分かってる。今はそんな明久のお色気話よりも差し迫った解決すべき喫緊の課題に就いての大事な会議だ。待ってって呉れるか。」

姫路「分かりました。」

 

坂本「で?何が在った?」

吉井「多分僕の間違いメールの所為。」

秀吉「間違いメール?」

(工藤、優子:あれね。)

吉井「~~~~~~~と言う訳で、、、、、」

秀吉「成程のぅ。明久も明久じゃが雄二も素晴らしいタイミングでやらかした物じゃのぅ。」

土屋「・・・しかも雄二は明久が島田にプロポーズを示唆する発言をした。」

坂本「そうか明久。それは悪かったな。確かに悪かった。この通りだ。」

雄二の土下座は中々見れるもんじゃ無い。本気で悪く思ってるんだろ。でも

吉井「そんなので許せるかぁ!!!」

優子「やっぱりね。でも元々は貴方の確認不足でしょ?それにアンタだって坂本に仕返ししたんから謝られたら同等の立場じゃ無い。」

吉井「それを言われるとどうしようも、、、、、、って何で知ってるの!!!!?」

工藤「僕達あの夜君と島田さんと坂本君のスマホ画面見ちゃったからね。島田さんあのトーク画面、ホーム画にしてたよ?」

優子「コラ、勝手に言っちゃ駄目でしょ!!!

坂本「で、メッセージの時間を見て推測したって訳か。」

優子「そうよ。」

坂本「でもそれなら話は早い。島田の誤解を解いて御前達が何時もの姿に戻れば清水の怒りも収るだろう。」

 

 

ガラガラガラ(Fクラスの扉を開く音。)

姫路「明久君!!!美波ちゃんに告白したんですか!!!!」

吉井「えっと~、、、、、、それなんだけど、、、、、」

(他人でも間違いとは言い難い。)

坂本「それなんだが姫路。島田と一緒に話すのが良いだろう。何処に居るか分かるか?」

姫路「屋上だと思いますけど、、、、、」

坂本「じゃあ行くか。」

吉井「う、うん。」

 

 

階段

坂本「ムッツリーニ、屋上に隠しカメラが在るか確認出来るか?」

土屋「多分在る。Fクラスにも空き教室にも仕掛けて在った。」

吉井「Fクラスと空き教室に在った物はどうしたの?」

土屋「Fクラスのはさっき授業中に外して接続不良を装って置いた。空き教室は時間は違うが同様。」

姫路「?」

坂本「だとしたら清水はさっきの俺達の会話は聞こえて無いって事だな。」

吉井「あのさムッツリーニ、屋上に未だ在ったら少しの間又接続不良装って呉れる?」

土屋「了解。」

(ただえさえ勘違いなんて申し訳無いのに記録に残るとか残酷過ぎる。)

ガチャ、ギィィィィ~~~(屋上のドアを開ける音。)

島田「あ瑞樹、皆揃ってどうしたのよ。」

坂本「(小声)ムッツリーニ。」

{土屋:コクッ}頷き

島田「どうかしたの?アキ。」

僕は未だ喋れ無いから手で美波に黙る様に指示する。

島田、姫路「?」

土屋「オーケー。」

(今から僕は美波に殴られる事に為るだろう。今日は僕が悪いから大人しく遣られよう。)

僕は十字架を切った。

姫路「?」

島田「?何してるの?アキ。」

吉井「実は美波に話して置かなきゃ為ら無い事が在るんだ。実は強化合宿に送ったメールなんだけど、、、、、、、、、」

島田、姫路「あっ、」

吉井「実は、、、、、誤解なんだ。」

島田「え?」

吉井「誤解と言うか、送り先を間違えたんだ。」

島田「誰と?」

吉井「須川君とかな。」

島田「え~~~~!!!アンタ須川に告白するつもりだったの~~~!!!!」

姫路「えぇ!!!明久君は何だかんだ言って女の子が隙だと思って居たのに!!!しかも坂本君でも木下君でも久保君でも無くて新たに須川君なんて!!どれだけライバルを増やした気が済むんですか!!!」

吉井「新たにって事路が気に為る!!!新たにって所が!!!!しかも久保君は聞いて無いし!!!!!」

島田「じゃあどう言う事よ!!!」

吉井「いや、須川君から御前は何故覗きにそんなに必死に為るんだ?坂本や木下の尻が好きとか言ってたよな見たいなメールが来たから、、、、、、」

姫路「色々な意味で酷いですね。」

吉井「え?どんな意味?」

坂本「御前はバカか?覗きが好きだと公言した事とそれも勘違いさせる事態を作った事にだボケェ!!」

島田「でも告白にしか見え無かったのに、、、、、あれ?よく見たら是少しおかしいような。」

姫路「そうなんですか?美波ちゃん私も見て良いですか?」

島田「良いわよ。」

姫路「この上にも同じメッセージが在るのは何ですか?」

島田「そ、それは別に気にし無くて良いの!!ただの飾りだから!!!!」

(秀吉:永遠に残して置きたいから故のアナウンスじゃな。)

坂本「明久、何て送ったか覚えてるか?」

吉井「うーん、細かい所迄は覚えて無いけど、、、、、、、、、、」

島田「メールには勿論好きだからに決まってるじゃ無いか!!!雄二よりずっとって書いてるわ。」

(我乍ら凄い文章だ)

秀吉「フム、告白にしては妙な文章だと思わんかったのか。」

島田「最初見た時は気が回ら無かったけど、、、、冷静に考えると一寸変かも知れ無いわね。」

坂本「それを最初から気付いて居ればこんな事には、、、、、」

秀吉「島田は帰国子女じゃから仕方あるまいて。」

吉井「アルマイト?」

(島田以外全員:何故今そこで化学が出て来る!!!!!!)

坂本「黙れ明久。終に御前の頭の中は綿をくり抜いたピーマンの様な頭に為ったのか?」

(綿以外中は空洞な空洞な筈のピーマンの綿抜きの様な頭=本当に空洞な頭。

 

 

 

   最近矢張り僕のバカに仕方が高度に為って居る。)

工藤さんと木下さんは呼吸困難に為りそうな位に笑いこけて居る。

島田「で、でも坂本より好きだって言われたら普通誤解するでしょ!!!!」

吉井「し無いよ!!!!僕は普通に女の子が好きなんだから!!!!」

姫路「良いなぁ美波ちゃん、私も坂本君より好きって言われて見たいです。」

吉井「姫路さんもおかしいからね!!!!其だと丸で僕が雄二の事が好きだって決定事項見たいじゃ無いか!!!!」

坂本「あ、明久、、、、、、、、、俺は何て返事をしたら良いんだ、、、、?」

雄二が少し照れてる様子でギュッっと軽く拳を握って噛み締める様に言う。

吉井「普通に嫌がれ!!!!!」

雄二が笑ってる。

(糞、人のトラブルを笑うなんてゲス野郎め。)

吉井「兎に角そんな訳で間違いメールだったんだよ。」

島田「そっか、そっか~ウチも一寸おかしいとは思ってたんだけど、やっと納得が行ったわ~。」

吉井「アハハハハッ、美波もそそっかしいからね~。」

島田「もぉ~送り先間違ったアキには言われたく無いわよ~。」

島田、吉井、姫路「アハハハハハハッ、、、、、、、、」

ガシッ、ボコッ(僕が胸倉掴まれて顔面に一発食らった音。)

島田「ウチのファーストキスどうして呉れんのよ~~~~!!!!!」

吉井「御免なさい、御免なさい!!!悪気は無かったんです!!!」

島田「御免で済む問題じゃ無いでしょ!!!!」

吉井「じゃ、じゃあ。」

島田「何よ!!!」

吉井「僕も、、、、僕も始めてだったからお相子って事で駄目かな?」

坂本「駄目に決まってんだろ!」

島田「え?そ、、、、、そうなんだ、、、、それはその、、、、、、、、、、、、、、、、、、、御馳走様。」

坂本「ゥオゥイッ!!!良いのかよ!!!!!」

吉井「あ、あのさ、美波。怒らないで聞いて欲しいんだけど、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」

島田「何よ。」

吉井「清水さんに僕達は付き合ってるって言ったじゃ無い?あれって美波は僕の事、、、、、、」

(僕は当然振ると思ってたけどその逆だったって事は、、、、、美波は僕の事が嫌いだった

んじゃ無くてその逆の可能性も、、、、、、)

島田「そっ、それは、、、、、ほ、ほらっ、美春が余りにもしつこいから彼氏でも居ると諦めると思って丁度良いタイミングだったから、、、、、、、」

秀吉「苦しい言い訳じゃな。」

土屋「・・・・・・素直じゃ無い。」

工藤「可愛い所在るね~。」

優子「バレバレよね。」

坂本「ヤレヤレ、一人以外にはバレバレだぞ。」

(僕の早とちりか、恥ずかしい。でもそんな雰囲気は全く出さずに此処は秀吉に習ったポーカーフェイスで、、、、、)

吉井「それならそうと言ってよ~僕の事好きなのかと思っちゃったよ~。」

島田「そ、そんな訳無いでしょ!!!」

吉井「僕藻おかしいとは思ってたんだ~。美波があんなにしおらしい態度取るなんてぇぇぇ~~~~~~~肩が外れる~~~~!!!!」

秀吉「兎に角誤解は解けた様じゃな。」

坂本「後はこの事を清水に伝えれば、万事解決だ。」

島田「?瑞樹、どう言う事?」

姫路「いえ、私も知りませんけど、、、、」

坂本「ああ、その事か、、、、実はな、、、、、、、、、、、、」

 

 

こうしてDクラスとの戦争は回避されたのデー在った。

事は万事解決した訳だが、、、、、、、今度は違う人が怒った見たいだ。

島田「瑞樹、御昼にし無い?」

吉井「あ、美波。」

島田「何よ。」

吉井「えっとさ、今朝言った御弁当の話なんだけど、、、、、、、」

島田「なぁに?アキ。ウチにあれだけ恥欠かせて置いて真逆御弁当に集ろうって言うのかしら?」

吉井「御免なさい!!!心の底から御免なさい!!」

島田「全く無神経なんだから。瑞樹今日は天気も良いし、こんなバカの居無い気持ちが良い場所で食べましょう。」

姫路「あ、美波ちゃん待って下さい。それじゃ明久君又後で。」

(かなり怒ってるなぁ。ってあれだけの事が在ったのにこの程度って美波は寧ろ優しい方なのかな?)

坂本「何だ明久、。島田の弁当は貰え無かったのか?」

{坂本:ニヤニヤ}

(糞、こいつ傷口に塩を塗りやがった。)

吉井「うん、美波の御機嫌が斜めで貰え無かった。」

秀吉「まあこの状況で手作り弁当を貰いでもしたら又清水が乗り込んで来るじゃろうから諦める事じゃ。」

秀吉「所でムッツリーニはどうしたのじゃ?さっきから見当たらん様じゃが。」

坂本「ああ、さっき妙な噂を聞いて出て行ったみたいだ。」

ガラッ

坂本「お、戻って来たぞ。」

土屋「只今。」

吉井「お帰りムッツリーニ、又何かあったの?」

土屋「今朝より悪い状況に為った。」

優子「さっき言ってた情報と言う奴ね。」

土屋「先ずは是を。」

《あ、あのっ!!土屋君!!!明久君のセーラー服姿の写真を持ってるって噂は本当な

んですか!!!

一枚100円二次配布は禁止。

二次配布は禁止ですか、、、、、残念です、、、でも私個人で楽しむだけなら、、、、、在るだけ全部御願いします!!!!!》

全員「・・・・・・・・・・」

土屋「間違えた。」

吉井「何!!!今の何!!!!今の会話こそ良く無い状況なんだど!!!!!」

坂本「五月蠅い明久。詰まらん事で騒ぐな。」

吉井「詰まら無く無いよ!!!!どうして僕の写真が秀吉みたいに裏取引されてるのさ!!!!!」

秀吉「待つのじゃ明久!!!今の御主の台詞の方が儂に取って良く無い状況なのじゃが!!!」

土屋「こっちが本物。」

《Fクラスの様子はどうだ?

今の所全く気付いて居りません。今朝も何かバカを遣って居た様で回復試験は一切して

居ません。

そうかなら今のウチに回復試験だ。奴らが気付いたら即座に宣戦布告する。》

吉井「是って!!!」

坂本「そんな!!!Dクラスは攻めて来無い筈じゃ、、、、」

坂本「いや違うな。是はDクラスじゃ無い。」

土屋「この会話はBクラス。」

坂本「チッ、根本の奴姑息な事しやがるじゃねぇか。」

秀吉「じゃが、作戦としては非人道的な事はして居らんから成長はしたじゃろう。」

吉井「全くだね。幾ら僕に仕返しがしたいからってそれじゃあ弱い物苛めじゃ無いか。」

坂本「いや、根本の目的は恐らくそれだけじゃねぇ。」

秀吉「雄二よ、それは一体何じゃ?」

坂本「自分への不満を抑える為だ。」

吉井「さっきの話と繋がって来無いんだけど。」

坂本「根本は元々人望は皆無だったが、戦争で非人道的な卑怯な手を使って負けた所為で更にクラス内での地位は厳しく為り、お負けに先週の覗きの件も在ってクラスに居場所が無いんだろう。」

優子「成程ね。そう言う事ね。」

坂本「おっ、流石Aクラスだな。木下姉は今で分かった見たいだな。此処で問題だが、国内の不安が顕著に為った時、為政者はどんな対応をすると大衆を抑えられると思う?」

吉井「え、えっと、もう一回言って貰える?」

坂本「やれやれ、もう一回分かり易く聞いて遣るから、良く聞けよ。だから大衆の不満を抑えるにはどうしたら適切かと聞いてるんだ。」

吉井「そうか、それなら簡単だ。」

優子「流石頭は在るみたいね吉井君。」

吉井「香水を付ける。」

坂本「恐ろしい程奇抜な解答だな。」

土屋「・・・・度肝を抜かれた。」

工藤「普段一緒に居るムッツリーニ君でも!!!?」

吉井「え!?だってテレビでインタビューに答えてたヨーロッパ人が体臭を抑えるには香水を付けるって言ってたよ!!!」

(全員:こいつ大衆を体臭に取ったな!!!!)

秀吉「いや、そう言う意味じゃ無いのじゃ明久。そうじゃな、恐怖で押さえつけると言うのはどうじゃ?」

坂本「それも一つの手段だが余り容易いとは言え無い。恐怖政治をするにはそれを行える程の圧倒的な力が要るからな。今の根本には無い。」

工藤「答えは?」

坂本「答えは外部に共通の敵とい作る事だ。歴史上でもこの様な手を使う事は多いだろ?明久。世界史なんかで何か無いのか?俺達の日常でもそうだろう。縦、啀み合ってる者同士でも鉄人から逃げる時は若干不和が在っても結束し易い。そう言う事だ。」

吉井「確かに分かり易いね。」

優子「抑西村先生から逃げる為に結束って所からおかしいんだけどね?」

坂本「自分に向けられた怒りや不満を俺達に肩代わりさせて自分の恨みを晴らす。あわよくばFクラスを完全に落として発言力を取り戻したい。そんな所だろう。発言力の無い根本でも覗きの主犯で在るFクラスを粛正と言う大義名分ならクラスを動かせる。これはあいつに取っても又と無いチャンスだ。動いちまうのも無理はねぇ。」

秀吉「じゃと回避は難しいじゃろうな。常日頃なら兎も角、点数補充が出来て居らん今の儂等を見逃す手は在るまい。」

坂本「その通りだ。ただえさえこっちの保険体育がバレて真面に遣って勝ち目の無いBクラス相手に真面戦えるのが5人じゃ話に為らねぇ。」

秀吉「して、どうするのじゃ雄二よ。今から先生に言って午後からは点数補充に注ぐのか?」

(Bクラスは半数が女子な上に男子も午前から補充してる今から遣っても焼け石に水っ

て奴だろうけど。)

優子「無理ね。」

坂本「そうだ。余計な事はし無い方が良い。」

秀吉「どう言う事じゃ!?点数補充をせずともBクラスに勝てる秘策が在るのか?」

坂本「いや、この状況で確実に勝てると思う程俺は楽観的じゃねぇ。寧ろこの儘じゃ負ける。」

吉井「どうしてさ!!!」

坂本「忘れたか?こいつは動きを見せたら即引き金を引くと言った。点数補充なんかしたら即戦線布告されちまう。ここはBクラスに戦線布告をされる迄時間を稼ぐ。」

吉井「そんな事して意味在るの?」

坂本「良いか?戦線布告をされたら俺達は粗確実に負ける。向こうだって開始直後に俺達の教室に入って集団で他には目も呉れずに御前をボコればそれで勝ち確だからな。だがさせ無ければ戦争は回避出来る可能性が在るって事だ。」

吉井「でも今の根本君には無理だと思うけど、、、、、」

坂本「だからBクラスが戦争を出来無い状況を作る。幸い今の所試召戦争はクラス毎の一対一、詰まり、、、、、、、、、、、、、、」

吉井「他のクラスがBクラスと遣らせるって事?」

秀吉「なら前回同様儂が又姉上の真似をするのか?」

坂本「いや、同じ手は二度は使え無い。と言うか、使いたくは無い。そう言うのはどうしてもの時に取って置く物だ。」

工藤「他のクラスから仕掛けられれば良いって事ね。」

坂本「ビンゴだ、工藤。」

秀吉「成程、その間はBクラスに戦線布告をされずに済むし戦後は点数補充をする事が出来るからじゃな?」

そう言えばそんなルールが付けられた。僕達がこの前Aクラスを撃破した時に付けられ

たルールだ。点数の消耗が在るとどんなクラスでも負けて仕舞うからと言う理由らしい。

坂本「確り点数を補充して向こうと戦える状況を作れば何て事は無い。」

吉井「そりゃぁ僕達が万全に為れば仕掛けては来無いだろうけど。」

秀吉「相手はどう為るのじゃ?」

優子「Dクラスね。」

坂本「流石Aクラスで作戦係を遣ってるだけ在って少しは頭は回るじゃねーか。」

優子「ムッ。」

坂本「Dクラスなら勝てるとは言わ無くても負け無い程度の勝負は出来無く無い。幸いにも開戦派と非開戦派の論争で点数補充を終えて無いからな。」

秀吉「じゃが雄二よ。勝算が在るのなら何故Dクラスとの勝負をし無かったのじゃ?」

坂本「違うぞ秀吉。勝算は無い。ただ負け無い互角な勝負を或程度続けられると言うだけだ。勝て無いのなら只管引き分けの為に戦う。」

吉井「でも戦争するなら何で点数補充をし無いの?」

坂本「御前の耳と頭の海馬は飾りか?さっきのムッツリーニの情報を思い出せ。」

吉井「って言われてもな~、うーん、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、ってムッツリーニ!!!!!一枚100円は安過ぎるよ!!!!!秀吉のは500円なのに!!!!!」

秀吉「ほぅ、二人ともそも写真に付いて少々話を聞かせて貰えんかのぅ。」

土屋「・・・・全て秘書が遣った事。」

吉井「そんな政治家見たいな事言うな!!!!!!」

優子、工藤「wwwwwwwwwww」

坂本「御前等全然危機感が無いな。」

吉井「だって学園長ですら150円で売られてた過去が在るんだよ。僕は、僕は、、、、、学園長より安い存在なの!!!!?」

ポンッ(雄二が吉井の肩に手を置く音。)

坂本「それは辛かったな。」

優子、工藤「・・・・・・・・・・・」

坂本「と言う茶番は置いて置いて、、、、、、」

吉井「茶番!?今の茶番で片付けちゃうの!!!?」

坂本「さっき情報で根本はこっちの動きを気取られたら即座に戦線布告を行うと言って居ただろう?詰まり向こうは俺達が気付く迄点数補充を行う気だ。逆に言うと俺達が点数補充を行わ無ければ戦線布告を行わ無い事に為る。」

秀吉「前回負けたから余程不安なのじゃろうな。」

優子「なら明日迄は余裕が在りそうね。」

吉井「そうなの?今日中にせめて来る可能性は無いの?」

秀吉「今朝鉄人が言って追ったじゃろう。試験召喚システムはメンテナンス中で明日迄戦争は出来んと。」

吉井「御免聞いて無かった。で、え~っと僕等は是からどう為るの?」

坂本「勿論Dクラスからの宣戦布告を受ける為に工作を始める期限は今日一杯、それが出来値蹴れば俺達は蜜柑箱と茣蓙に逆戻りだ。」

吉井「今更だけどAクラスだったら木下さんに頼んで負けて呉れる事も出来るんじゃ無い?」

坂本「余計な貸しは作りたく無い。」

秀吉「具体的な案はどうするのじゃ?」

坂本「今朝の一件を利用する。島田と明久をくっ付けて清水を焚き付けるんだ。幸いにも明久が屋上の盗聴器を作動させ無い様にしたのが良かった。清水には黙らせる為に付き合って無いと言ったが実は付き合ってたと言う体進められる。」

吉井「でもあれは誤解だって、、、、」

坂本「事実は置いて置こう。演技だ。島田と御前は仲睦まじいカップルを演じろ。清水が嫉妬に狂う程な。」

吉井「えぇぇ!?そんなの無理だよ!!!!美波はあの話で思いっ切り臍曲げちゃってるんだよ!!!!」

坂本「それでも何とかするんだ。演技は秀吉に任せる。ムッツリーニは情報操作を頼む。俺は作戦成功時の為の戦争の準備を始める。扠そうと決まれば島田と姫路が今日s津に戻ったら作戦開始だ。ムッツリーニ、この教室の盗聴器は無力化したんだよな。」

土屋「・・・・大丈夫。」

ガラガラガラ(Fクラスの扉が開く音。)

坂本「帰って来たか。島田、御前に頼みが在る。」

島田「ウチに?何?」

坂本「まあその頼み事の前にだな今の状況を説明する。実はBクラスの根本がなぁ、~~~よ言う理由でFクラスに試召戦争を起こす準備をしてる。向こうはこっちに動きが在れば即座に宣戦布告を為る気らしい。だから点数補充は無闇に出来無い。今遣り合ったら確実に負ける。だから俺達はDクラスに宣戦布告され様を調整を進めて居る。」

島田「それでウチにどうしろって?」

(やっぱり未だ怒ってる見たいだ。)

坂本「明久と付き合ってる演技をして貰いたい。それも周りの奴がむかついて血管が切れそうな位にベタベタな感じでな。」

島田「絶対に嫌!!!」

(そりゃそうだ。)

坂本「そこを何とか。」

島田「ウチは何と言われても嫌!!!こんなのとバカと恋人なんて縦演技でも冗談じゃ無いわ。」

坂本「島田、是は御前にしか出来無い事なんだ。」

秀吉「静観を決め込む等為れば後々後悔為る事に為る。

坂本「若し今Bクラスに攻め込まれたら俺達の机は又蜜柑箱に戻っちまう。」

秀吉「そんな事に為ったら又姫路の両親が心配して又転校とかにでも 為り得るじゃろう。御主はその時自分を責められずに居られるか?」

島田「う。」

(それは嫌だろうな。なら他の奴だったら。)

吉井「あのさ、それなら僕が相手じゃ無ければ良いんじゃ無いのかな?」

姫路「え?其って他の誰かが美波ちゃんの恋人役を為るって事ですよね。それは良いですけど誰が遣るんですか?」

吉井「例えば雄二とか。」

霧島「雄二?今恋人って聞こえた。」

坂本「ほぅ、明久。御前は俺に死ねと言いたいのか。」

吉井「ならムッツリーニとか。」

土屋「盗聴器と情報操作に忙しい。」

吉井「なら須川君とか。屹度喜ぶよ。」

秀吉「儂の名前が飛ばされた気が為るのじゃが他意は無いのじゃろ?」

坂本「と言うか代役は無理だ今朝公衆の面前であれだけの事遣って置き乍ら他の奴に付き合ってるなんて誰が信じる。是は御前と島田にしか出来無い作戦だ。」

秀吉「姫路にも協力して欲しいのじゃ。」

姫路「私にもですか?」

秀吉「島田と明久の演技じゃ現実味に欠けるからのぅ。姫路には二人の仲を妬む役を遣って貰いたいのじゃ。」

(そんなのFクラスの皆が素で遣って呉れると思うけどな。でも怪我を避けて呉れたのだろう。)

姫路「明久君、美波ちゃん、気が乗ら無いかもしれませんけど宜しく御願いします!!!1個人的な理由で申し訳無いですけど矢っ張り私、転校したく無いんです。」

島田「わ、分かったわよ。格好だけで良いんでしょ?」

姫路「有難う御座います。」

秀吉「そうとい決まれば早速台本じゃ。」

(作戦決定後5分で作るとか流石演技の事に関してはひと味違うな。)

吉井「何々?」

島田「(棒読み)態々呼び出して御免ねアキ。アキ、あのねウチはアキの事が好きなの。」

吉井「(棒読み)僕もずっと同じ気持ちだったよ美波。」

吉井「って何この台本!!!!」

島田「こんな台詞言える訳無いでしょ!!!」

吉井「演技とは分かってるけど恥ずかし過ぎるよ。」

姫路「あ、それなら木下君、御手本を見せて呉れませんか?」

秀吉「仕方無いのぅ。儂が手本を見せてやろう。」

と言って秀吉は台本をさっと確認して、、、、、、

(ってかあの台本を覚えて無いって事は確り考える事無く自然とサラサラと書いたって

事か。凄いや。そして台本を見てる姿も可愛い。)

秀吉「ウム、よしと。」

パタンと台本を閉じた。

(もう覚えたのか。やっぱ凄いな。)

吉井「え?」

明久の手を取ってかなり顔の近く迄迫って来た秀吉。

秀吉(演劇モード)「態々呼び出して御免ね、アキ。」

吉井「!!!!!!」

秀吉(演劇モード)「あのね、ウチは、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、アキの事が好きなの。」

吉井「っ!!!!」

秀吉(演劇モード)「始めて会った時からずっとアキの事が好き。あれからただの友達で居る事がずっと辛かった。本当はただの友達で居るなんて我慢出来無かったのに!!」

秀吉が明久に抱き付く。

吉井「あっ!!!!!」

秀吉(演劇モード)「アキ、、、、、、、、、、、、あんな事しちゃった後で今更でけど改めて、、、、、、、、、、、貴方の事が好きです。ウチと付き合って下さい。」

(坂本:凄いな。演技で赤面顔も作れるのか。)

秀吉「とまぁ、こんな感じじゃな。」

島田「す、凄いわね。」

姫路「ドキドキしちゃいました。」

坂本「演技とは分かってても是はマジなのかと一瞬思ったぜ。」

秀吉「其処迄褒められると照れるのじゃが、、、、、、、、まぁ儂は勉強もせんで是ばっかり遣って居るからこの位は当然じゃな。」

涙を浮かべて呆然と立ち尽くす明久。

坂本「どうした?明久。」

吉井「少しの間だけ、僕をそっとして置いて呉れ無いかな?」

坂本「は?」

吉井「人には冷めたく無い夢て物が、、、、、、、、、、、、、在るんだ。」

坂本「ね゛ぇ~ん。」

秀吉「明久よ、儂は是から御主の事をどう接して良いのか分からん。」

全員「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

坂本「んじゃ行くぞ?」

吉井「待ってよ雄二。未だ練習もして無いのに!!!」

坂本「なら余計な会話はするな。」

土屋「屋上のカメラには死角が在る。台本読み乍らで良い。」

秀吉「そこなら安心して出来る。」

島田「一寸死角って!!!変なシーン要求し無いでしょうね!!その、、、、、キス、、、、、、、とか。」

秀吉「大丈夫じゃ。死角なのじゃからそんな物はし無くても音だけで事足りる。」

坂本「ムッツリーニ、屋上の盗聴器の準備は良いな。」

{土屋:コクッ}

秀吉「二人には逢い引きをしてると言う設定で行くぞい。二人とも腕を組むのじゃ。」

吉井「腕を!?」

島田「でも!!」

姫路「あ、あのっ!!1木下君!!別に腕を組む必要は無いんじゃ!!」

秀吉「姫路よ、御主の気持ちも分からんでも無いが、廊下も盗撮されてるかもじゃろ?其とさっきの台本なんじゃが、、、矢張り此処は此の台詞を付け足して此処の台詞を消して呉れんかのぅ。その方がリアルじゃ。」

と言って呼び出して御免ねの所を先延ばしに為る為に幾らか台詞が入って告白が後の方

にに為った。

(成程。言うのは緊張するだろうから実際本当の時でもそこの部分は先延ばしにする訳か、

それに僕達を慣れさせる為でも在るんだろうな。)

吉井「じゃ、じゃあ、、、、」

島田「変な所触ったら殺すわよ。」

ガシイィィィ(関節技。)

(耐えるんだ吉井明久。男だろ?)

廊下迄出た。徐々に力強く為って行く。

(そろそろ言うか。)

吉井「美波、そんなに強く組んだら歩き難いよ。」

島田「ウチらは付き合ってるんだから是位普通でしょ?」

吉井「でも美波、さっきから肘に当たってるんだけど、、、、、、、、、」

島田「えっ?このスケベ。」

吉井「肋骨が、、、、、」

(ゴツゴツしてて迚も痛い。)

吉井「がぁぁぁぁ!!!!」

(駄目だぁ演技を続け無ければ。)

吉井「あはは、やだなぁ美波。さっきより更にきつく、、、、」

島田「良いじゃ無い。思いっ切り強く抱き締めてんだもの。」

(抱き絞めたいの間違いじゃ無いだろうか。)

吉井「ま、ま、、全く美波は甘えん坊だな~。」

(恋人同士云々の前に人としておかしな腕を見られる訳には行か無い。是じゃ美波が関節技をして僕の腕が折れちゃったのがバレバレじゃ無いか。何か自然な会話をせねば。恋人同士の会話っと、、、、、、、そうだっ、この前テレビで見た目の前で遣られるとウザい恋人同士のい会話って奴を使って見よう。)

吉井「ねぇ美波」

島田「何?」

吉井「美波は僕の何処が好きなのかな?」

島田「そんなの決まってるじゃ無い。」

(お、美波も気付いた見たいだ。きっと頭から爪先迄って答えて呉れる筈だ。)

 

 

 

 

 

  島田「頭から、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、眉毛迄。」

吉井「おぅ、でこ。」

(どうやら彼女は僕のオデコにしか興味が無い様だ。)

島田「そう言うアキはどうなのよ?」

吉井「美波と同じだよ。」

島田「ほんとアキったら可愛いんだから。」

腕がもう一段階きつく絞められた。そろそろ血管が千切れてもおかしく無い状況下。

(理不尽だ。どうして僕は美波と同じじゃ駄目なんだろう。)

 

 

ガチャ、ギィィ~~~

今、作戦開始の音が鳴った。扉が開いたから今からが本気だ。

ペラッ

(う、改めて見ても罰ゲーム並に恥ずかしい。)

島田「・・・・・・ねぇアキ。」

(お、始まった。美波が本気で遣るんだから僕も応え無いと。)

吉井「ん?何?美波。」

島田「今更何だけど、、、、、、、あ、アキにきちんとウチの気持ちを伝えて置こうと思うの。」

吉井「え?今更言われ無くても、、、、、、、」

島田「それでも聞いて欲しいの、、、、、、、、、、、、、、、、こう言う事ははっきりさせて置きたいから。」

(ん?今台詞が飛んだ様な、、、、、、、、、、、、、、ああ、先走ってキスしちゃったけどって部分かそうだよね。僕も面と向かったら恥ずかしいし。)

吉井「うん、じゃあ聞かせて欲しい。美波の本当の気持ちを。」

島田「わ、態々こんな所に呼び出して御免ね、、、、、、アキ。」

(美波が頑張るなら僕も頑張れなくちゃ。照れてる場合じゃ無い。)

島田「あ、あ、」

(美波は頑張ろうとして呉れてる見たいだ。)

 

秀吉「ムッツリーニ、島田が暴走するかも知れん。何時でも接続が切れる準備をして呉れんかのぅ。」

土屋「了解。」

優子「今は普通に遣ってるわよ?」

秀吉「表情から察するにそろそろ限界じゃ。」

工藤「我慢してるだけかもよ?」

秀吉「あれはさっきの震え方と違う、屹度怒りが爆発する限界じゃな。」

工藤「ふ~ん。」

 

 

島田「あのね、ウチはアキの事、、、、、、、、、」

(今の美波は本当の気持ちを伝える為にぼくを屋上に呼び出したいじらしい女の子と言う設定だ。きっと可愛い告白をして呉れると、、、、、、)

島田「う、ウチはアキの事がす、、、嫌いなの!!!!!」

(僕はそんな事を言われる為に呼び出されたのか!!!!)

島田「始めて会った時からずっとアキの事が嫌い!!!あれから側に居るのがずっと辛かった!!!本当は、、、、友達で居るって我慢為ら無かったのに!!!!」

 

 

坂本「たった二文字違うだけでこうも意味が変わるとはな。」

土屋「恐ろしい。」

秀吉「言葉と言うのはそう言う物じゃ。」

工藤「凄い木下君!!!本当に暴走したね~。」

優子「伊達に一年間演劇しか為無かった事だけは在るのね。」

 

 

(何だろう。此の斬新な告白は。ってそうじゃ無くて演技だ。美波は暴走してるし、僕だけでも真剣にし無くちゃ。)

吉井「美波。」

島田「アキ。」

吉井「僕も同じ気持ちだった。」

(ん?台本通りした感じだけど是じゃあ逆効果なんじゃ、、、、)

吉井「ブゴッ!!!!」

右フックで危うく手摺りを乗り越えて屋上から頭から落ちる所だった。いや、実際落ちたんだけど。

島田「アキ!!!!!!」

(そんな驚く位なら殴ん無いでよ。)

坂本「明久!!!!!!!」

雄二が2階の窓から身を乗り出して僕をキャッチして呉れ無かったら本当に危なかったかも知れ無い。

吉井「はぁ~死ぬかと思ったよ。」

優子「バカ!!!!あそこであの台詞言うバカ居無いでしょ!!!」

坂本「此のバカは先の事考えずに台本通り読んで真剣に遣ったつもりだ。だろ?」

吉井「良く分かったね。」

坂本「バカだな本当に。気付けよ。」

秀吉「それに島田と同じで頭から眉毛迄しか好きじゃ無いと言うとは、、、、、、」

ガラガラガラバンッ(Fクラスの扉が開く音)

島田「アキ!!!!!」

坂本「心配する位なら最初からぶつなよ。」

秀吉「全く御主等は何と言う失態を。」

島田「だ、だって!!!あんな台詞言える訳無いじゃ無い!!!!!しかも録音されてるのかも知れ無いのよ!!!」

吉井「そうだよ!!!美波のあんな可愛い台詞が言える訳、、、、、あれ?右手の感覚が無い。」

秀吉「ムッツリーニ、さっっきの会話はどうじゃ?」

土屋「・・・・・・微妙。好きを言いかけて嫌いと言ったきの字で切ったがラの字の発音が少し聞こえたかも知れ無い。」

坂本「その位なら未だ挽回のチャンスは在るな。」

工藤「其処迄なら好きって言ったって事で良いんじゃ無い?」

坂本「だが清水は朝のキスすら幻覚だと思った位に疑り深いからな。はっきり言った所を聞かせ無いと厳しい。」

秀吉「序盤の台詞は台本通りじゃったから向こうも審議に訝しんでる所じゃろう。未だ取り返せる範囲じゃろう。ここからきっちりと恋同士を演じて貰うぞ。」

島田「うっ。」

秀吉「先程は姫路の出番は無かったが此処から先は姫路にも参加して貰うからの。台本も言い易い様に少し変えるとするかもぅ。」

吉井「それ良いんだけど、そろそろ次の授業が始まっちゃうんじゃ?あれ?もう授業始まってる時間?」

秀吉「午後の授業は自習じゃ、他のクラスでは皆テストを受けて居るからのぅ。採点や監督で教師の手が回って居らん上に、試験召喚システムのメンテナンスも難航して居る。」

姫路「午後の授業も全員代理の先生でしたからね。」

坂本「その所為で今週末は休日にその分の補習が行われる様だが、今の状況では有り難い。」

秀吉「次は島田と明久が教室を抜け出して外で逢い引きをして居ると言う設定で行くぞい。」

坂本「舞台は又屋上だ。その方がムッツリーニも色々と操作がし易いだろう。」

 

 

と言う訳で

ガチャッ、ギィィィーーー。

戦いの火蓋は切って落とされた訳だが、、、、、、、、、、、、どうしてこう言う言い方なのかは置いといて、明久は此処に来る前に前回よりもきつく腕を絞められ5分間鬱血状態で在った。そして屋上。

吉井「じゃあ美波、あっちに行こうか。」

島田「いや、向こうにしましょう。」

吉井「でもあっちの方が日当たりが良くて気持ち良さそうだよ?」

島田「日差しが強過ぎると肌に良く無いのよ?向こうの日陰の方が良いと思うわ。」

笑顔の下で場所選びの攻防戦と周りの人なら言うのかも知れ無いが、、、、実際は

 

 

隠しカメラの死角且つ皆から見えて助けが得られそうな場所を選ぼうとする僕と、関節技を続けたいから皆にも隠しカメラにも死角で在る場所を選ぼうと為る美波との攻防戦と言って良い。

島田「ほらアキ、、、、こっちこっち。」

斯うして僕の戦いは敗戦と為った。

吉井「あはは、美波、そんなに引っ張っちゃ駄目だよ。」

(折れちゃうじゃ無いか。)

島田「日陰の方が良いでしょう?そんなに汗欠いてるんだから。」

(是は脂汗と冷や汗って気付いてるよね?)

 

 

坂本「糞、見え無く為っちまったじゃねーか。」

土屋「大丈夫。マイ監視カメラが在る。」

優子「・・・・・・・・」

土屋「切り替える。」

全員「こ、是は!!!」

坂本「明久の腕がやべーぞ。」

工藤「でも作戦はもうそろそろ出来無く為るよ。」

 

 

ギィーーー、バンッ(荒々しくドアが開く音。)

姫路「ふ、二人共何をして居るんですか!!!!!今は授業中なんですよ!!!!」

(凄い本当に怒ってる見たいだ。演技上手いな。)

 

 

坂本「上手いな姫路。」

秀吉「実際そんな状況に為った見たいに演技して見て呉れと伝えて居るからのぅ。」

坂本「成程な。」

 

 

島田「瑞樹、、、、」

姫路「あっ、二人共何をして居るんですか?」

(今度は静かなトーンだ。最初のは怒り次は行け無いシーンを見て仕舞った驚きだろうか?)

姫路「そんなにくっ付いて腕迄組んで。そんなの丸で、、、、、、その、、、、、付き合ってる見たいじゃ無いですか。」

(是が関節技に因る処刑だとは気付くまい。待てよ?今の台詞、台本に在ったっけ?そうか!!是はアドリブなんだ。)

島田「そうよ瑞樹、ウチとアキは付き合ってるの。」

(島田:木下から言われた通りスパークリングの相手としてって事を想像するのよね。そう思ったら此の台詞も苦じゃ無いじゃ無い。)

姫路「そんな付き合ってるって本当なんですか?」

島田「うん、黙ってて御免ね、、、、、、、、、、、、、瑞樹。」

姫路「美波ちゃん!!!、、、、、、、矢っ張り明久君の事が好きだったんですか。」

島田「それも御免、瑞樹の気持ち知ってたのに。」

(島田:ここは力を入れて我慢っと。)

吉井「んがっ!!」

(耐えろ、耐えろ。後少しだ。)

島田「御免ウチの事許せ無いでしょうね。」

(島田:我慢、我慢、我慢っと。)

吉井「んがぁっ!!!!」

(此処に来て一段と強く為った。台本も無いのに此の二人は凄いな。才能が在るんじゃ無いのか?此処で僕が言う台詞は漫画なんかで良く在るあの台詞。)

吉井「止めて!!二人共!1僕の為に争わ無いで!!!!」

ボキッ!!!!

(ん?何の音だ。あれ?手首が自由に動く。真逆折れたのか?今の音が清水さんに聞こえて無ければ良いけど。)

(島田:あんたは黙ってなさい!!!!我慢なら無いわ!!!)

姫路「いえ、私も美波ちゃんの気持ちは何と無く分かってましたから。寧ろ、はっきり言って貰って気分が楽に為った気分です。」

(あれ?さっきから手首の痛みが感じられ無い。)

島田「若しかして、許して呉れるの?」

姫路「許すとか許さ無いとかじゃ無くて、人を好きに為るのは自由だと思います。だから私も美波ちゃんを責める事は出来ません。」

島田「瑞樹。有難う。」

(あれ?さっきから指も動か無い。是本気でマズイんじゃ。)

 

 

坂本「俺は明久の救護に行くムッツリーニはBクラスの近況を探って呉れ。」

姫路「でもキスは許せません!!!!あれは反則です!!!しかも明久君の初めてだった見たいですし。」

(御免其嘘なんだよね。葉月ちゃんとか小中学校とか数え切れ無い位してるんだけど。まぁ唇は初めてだけど。)

島田「そ、それは!!!あんなメールとか色々あってつい、、、、、」

(マズイ是じゃあ其の儘赤裸々に語ってバレちゃうかも。)

姫路「ついじゃ在りません!!!!あんなズルは神様が許しても私が許せません!!!」

(あ、あれはっ!!!!盗聴器か!!!)

ギィーバタンッ!!(誰かが入って来る音。)

秀吉(演技モード)「3人共何をしてるのじゃ!!!!!」

(成程、秀吉もピンチだから入って来て呉れたんだね。)

秀吉(演劇モード)「勝手に動くでは無い。」

皆もこの演劇の中では自然だが明らかに台本通りじゃ無い秀吉の登場と発言により気付いたみたいだ。

姫路「もう見て居られません!!!美波ちゃんのバカっ!!!!」

(ん?待てよ?肘関節まで動きが怪しい。この儘だと隻腕の観察処分者等と言う小粋な二つ名が付けられて仕舞う。兎に角保健室に行か無いと!!!!とその前に。)

吉井「ひ、秀吉、、、、、、は、はな、話が、、、、、」

(ヤバいそろそろ限界か?)

秀吉「何じゃ?」

吉井「(小声)姫路さんの首、隠しカメ、、、ラ。」

秀吉「何じゃと!!!直ぐに儂も行って来る。」

ダッ、、僕は最後の仕事を果たした。後は形振り構わず保健室まで走るだけ。

島田「ちょ、一寸アキ!!!何姫路の後を追おうしてるのよ!!!真逆瑞樹を選ぼうって言うの!!!」

(糞、一刻を争うって言うのに。)

(島田:それなら。)

島田「アキ、ウチと一緒に居て?」

(糞、上目使いで頼まれたら断り難いじゃ無いか。でも是は僕の腕が、、、、命尽きるより

も残りの人生を隻腕で過ごさ無くては為ら無いのは、、、、)

吉井「御免美波、僕、行かなくちゃ為ら無い所が在るんだ!!!!」

島田「あ、アキ!!! 

 

そ、そう言う事なのね。」

秀吉(演劇モード)「待つのじゃ島田、迂闊な台詞を言うと儂等の御膳立てが台無しに為って明久に、、、、、、」

島田「もう良いを、演技なんか御仕舞い。どうせアンタは瑞樹見たいな女の子が好きなんでしょ!!!!!」

斯うして明久と島田との作戦は失敗に終わった。

 




バカテスト      数学
1996年  早稲田大学政治経済学部第二問
(問題文は不明なので内容だけ同じ問題を)
xy平面上に5個の格子点を打ち夫々を線分で結んだ時10本の線分どれかの中点は格子点である事を証明しろ。但し、格子点とは座標の値がxもyも整数である座標点の事を言う物と為る。



姫路瑞樹、霧島翔子の答え
格子点の座標の組み合わせは
(x、y)=(偶数、偶数)、(奇数、奇数)、(偶数、奇数)、(奇数、偶数)の4通りしか無い。格子点(x₁,y₁),(x₂,y₂)の中心の座標は
( (x₁+x₂)/2,(y₁+y₂)/2 )
詰まりx₁+x₂もy₁+y₂も偶数になる必要が在る。よってx座標も、y座標も二つの各成分の偶奇が一致する様な組を選べば良い訳だが、(x、y)が4通りしか無いので鳩ノ巣原理より5個選べばどれかは一致する。よって5個選べば少なくとも線分の中点が格子点に為るので題意は示された。


先生のコメント
流石です。鳩ノ巣原理、又は部屋割り論法とも呼ばれる数学の手法は数学ⅠAの青チャートに載って居ますが、授業では余り詳しくは扱われず、入試にも難関大学で時々しか出され無いので受験生でも知ら無い人は一定数居ると言われて居ますが二人には関係の無い事なのでしょうね。二年生で演習も十分で無い中是が解けるのは非常に素晴らしいです。
  アドバイスを言うと鳩ノ巣原理は何を鳩として何を巣とするかが一番のポイントです。頑張って下さい。


土屋康太の答え
神のみぞ知る。


先生のコメント
少なくとも姫路さんや霧島さんは知って居ます。



吉井明久の答え
此の格子の外し方を教えて下さい。

先生のコメント
補修室ですか?


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21:僕と美波と復縁術っ!

今の所過去最高の文字数ですね。最初書いた時、本当に偶然文字数が33333字に為ったんですよね。まあ修正したら増えたから今は違うんですけど。でも全く狙わずに適当に書いてたらゾロ目って凄くないですか?今の所過去最高と言うのはこの先にもっと長いのが在ると言う事なのですけど。当初の文字数で言うと5話分です。長いので次の投稿は暫く空けますね。


吉井明久は保健室から出る所だった。

吉井「良かった。動く様に為って本当に良かった。学園が進学校で本当に良かった。若し一般の学校程度じゃ治ら無かった。学園の保健室が病院並で本当に良かった。ギプス付ける事には為ったけど、、、、、是でも手が使える様に為るのは僕なら屹度3日で十分だよね。」

僕が手をグーパーグーパーを繰り返して動く事を角にして居ると、目の前に姫路さんが歩

いて居る所を目撃した。

吉井「姫路さん。」

姫路「あ、明久君。」

吉井「どうしたの?元気無い見たいだけど?」

姫路「え?そう見えますか?」

吉井「うん。何だか寂しそうだった。」

姫路「特にそんなつもりは無いですけど、、、、、でもそう見えるのでした其は屹度、、、、、、、自分の好きな人を取られちゃうのが哀しかったからかも知れません。其が演技だと分かって居たとしても。」

吉井「大丈夫だよあれは御芝居なんだから。」

姫路「そうですよね。御芝居ですよね。」

吉井「其に若し姫路さんと美波に好かれる人が居たとしたら其は僕なんかじゃ無くて屹度もっと魅力的な人でしか有り得ないからね。」

姫路「(小声)明久君は私達の事を何も理理解して居無いんですね。」

吉井「え?」

姫路「いえ、何でも在りません。其より若しも、若しも明久君にああ言う場面が来たらどうしますか!!!?」

吉井「そうだね~若しそんな場面が来たら、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、僕なら一生懸命考えるかな。」

姫路「考えるですか?」

吉井「僕はこの通り、頭の切れが人並みじゃ無いし、魅力的な事は何一個持って無いけどそれでも僕なりに一生懸命考える。そして最適な解を求めて其を包み隠さず話すよ。勿論零和ゲームの様に簡単には求まら無いし、取れる戦略って言うか方法も多いから簡単には求められ無いだろうけどね。でも僕は労力は厭わずじっくり答えを導き出すつもりだよ。」

姫路「どちらを選ぶか聞いたつもりだったんですけね。」

吉井「そんな直ぐには決めれる物じゃ無いよ。一個の観点や解法から出した答えじゃ信用性は薄いからね。他方から考えて色々な事を総合して出さ無いと。」

姫路「そう、ですよ、、ね。」

吉井「でも僕には縁が無い話だから余りピントは来無いけどね。」

姫路「縁が無いなんてそんな事は無いですよ。」

吉井「あはは、御世辞が上手いな~。」

姫路「御世辞なんかじゃ在りません!!!明久君は明るくて優しくて、どんな人にでも心を許せちゃう様な、安心感が在って、皆を平等に見て居て、誰に対しても分け隔て無く接して呉れて、でその分無防備で周りに居る人を不安にさせちゃうんです。」

吉井「そんな事は無いと思うけどなぁ~、僕だって警戒心くらい在るし、僕も一人暮らししてるんだし、危機管理くらいは確りしてるしね。」

姫路「そうなんですか?」

吉井「うん、其れ位は流石に、、、、、、ん?何見てるの?」

僕は振り返ったけど何も無かった。

吉井「何も無いよ、姫路さん、、、って!!!」

振り返って前を向くと僕の顔と数センチの距離に姫路さんの顔が。

姫路「矢っ張り無防備じゃ無いですか。こうやって簡単に近付けちゃうんですから。矢っ張り不安に為っちゃいます。」

吉井「なななな何してるの姫路さん!!!!!」

姫路「明久君がこんなに無防備なのは誰に対してもですか?其とも私が相手だからですか?」

吉井「え、えっと姫路さん?」

(何だ?何を聞かれてるんだ?)

姫路「何て冗談です。さっきの御芝居の続きです。驚いちゃいましたか?」

吉井「驚いたなんてもんじゃ無いよ、口から心臓が飛び出るかと思ったよ。」

姫路「そ、それはそれで見て見たい気がしますけど。」

吉井「でも驚いたよ。」

姫路「何がですか?」

吉井「さっきの丸で演技には見え無かったよ。若しかして姫路さんは、、、、、」

姫路「え?えぇぇ!!?」

(何で赤面するんだろう?演劇するのって恥ずかしい事なのかな?)

吉井「演劇か何かしてたのかな?」

姫路「ぇぇ?」

吉井「無いの?」

姫路「無いですけど。」

吉井「其は凄いな。僕は屋上の演技は演技に見え無かったよ。本当に好きな人が居るんじゃ無いかって。」

姫路「え?え!?えぇぇ!!!!?」

吉井「だから姫路さんは若しかすると、、、、、」

姫路「そ、其はですね!!!!!えっと、実はその、、、、、、、明久君の想像通り演技とかじゃ無くて私の本当の、、、、、、、、」

吉井「若しかすると前に演劇の経験が在ったんじゃ無いかって思ったんだけど。」

姫路「ってはい?」

吉井「経験の無いのにあそこ迄演技が出来るなんて姫路さんは

   姫路さんには実は才能が在るのかも知れ無いよ。」

姫路「そ、そう言う事でしたか。」

と言って姫路さんは何も言わずに僕の側を歩いて通り過ぎた。

吉井「あっ、姫路、さん?」

姫路「(小声)バカ。」

 

 

屋上

島田「バカ。」

 

 

一方吉井

吉井「?」

(ん?あれは美波。さっきの事は謝って置か無いとな。)

吉井「あ、あのさ美波。」

島田「何!!!!?」

(確実に怒ってるな。是は美波の所為で腕が、、、とかは言え無いな。)

吉井「あ、あの、さっきは御免。」

島田「知ら無い。あんたは瑞樹と仲良く遣ってれば良いじゃ無い。」

吉井「そ、そんな事言わ無いで機嫌直してよ。そして又作戦を考えよう。若しBクラスと戦争に為って負けたら姫路さんは又転校に為って、、、、、、、、、、、、、、」

島田「何よ!!!バカ!!!!」

吉井「え?」

島田「何かと言うと瑞樹瑞樹って。どうして何時も瑞樹ばかり御姫様扱いなのよ!!!」

吉井「美波?」

島田「ならウチは何?男だとでも思ってるの!!!!!!」

吉井「べ、別にそんなつもりは、、、、」

島田「転校させられそうに為ったらウチが瑞樹の両親に話しに行くわ!!!」

吉井「美波。」

島田「もう話掛け無いで。あんたの顔なんか見たく無い。」

(矢っ張り姫路さんの言うのは嘘じゃ無いか。僕は皆をい分け隔て無く接して無いじゃ無いか。)

 

姫路「明久君。」

吉井「姫路さん、戻ってたんじゃ無かったのか。」

姫路「早く帰りましょう。結果も気に為りますし、、、、、、」

吉井「そうだね。」

(兎に角演技が成功だったのか早く知りたいあんなに頑張ったんだ、屹度上手く言ってるさ。)

 

 

ガラガラガラ

吉井「作戦成功だね~!!」

坂本「大失敗も良い所だ馬鹿野郎。」

吉井「御免。」

秀吉「もう少し演技を教えて置くべきじゃったかのぅ。島田と姫路は良く遣って呉れたのじゃが、、、、、」

姫路「坂本君、失敗ってどう言う事ですか?」

坂本「どうも斯うもあるかこのバカが最後に逃げ出した御陰で遣ってた事が全て台無しだ。

あんなので島田と明久がくっ付いて居ると思う奴が居るか?後少しで終わりだったのに何故耐えられんかったんだ。」

吉井「だって腕が、、、、」

坂本「そう言えばその腕どうした?そんなに重傷か?」

吉井「僕の腕はそう言えば扱いかよ!!!!」

秀吉「せめてもの救いは島田が明久に好意が在ると言う様子を見せた所じゃが、それだけで清水を動かすには無理じゃろう。」

坂本「お負けにもう一度トライしようにも島田もあんな調子だからもう一度は無理だな。しかも御前と姫路が仲良く帰って来たもんだ。最悪だ。」

(マズイかなり怒ってる様だ。)

姫路「御免なさい。私と明久君が一緒に戻って来るなんて。明久君と美波ちゃんが付き合ってるならおかしいですよね。」

秀吉「いや其はクラスメイトなのじゃから其処迄不自然じゃ無いのじゃが、、、、、明久が島田を放置して行った後で一緒に帰って来たのがまずかったのじゃ。周りにどう思われるかでは無く、島田にに対してじゃがな。」

坂本「詫びの一個でも入れたらどうだ?」

吉井「入れたんだよね~。」

土屋「是。」

秀吉「此の部屋は離れた方が良さそうじゃな。」

 

 

隣の部屋で僕が美波を怒らせた映像を見た後。

吉井「御免謝ったけど逆効果だったんだ。完全に怒らせちゃったよ。」

秀吉「その様じゃな。」

坂本「まあ明久が謝る事じゃ無い。」

吉井「雄二。」

(こんな僕を許して呉れるのは雄二は優しいな。)

坂本「俺には関係無い御前が嫌われただけだからな。」

(前言撤回。矢っ張り糞野郎だ。)

坂本「で?腕はどうなんだ?」

吉井「~~~~~~と言う事で。」

坂本「矢張り島田か。」

優子「どうするの?」

坂本「俺が和解の仲介人に為って遣る。」

吉井「雄二、有難う!!!!」

坂本「だが、勘違いするなよ?俺が出来るのは飽く迄も俺が出来るのは今の御前の行動の誤解を解く位だ。根本的な解決には為ら無い。御前が姫路を特別扱いしてるのは事実だからな。」

吉井「そんな。」

坂本「後は御前がなんとかするんだ。」

 

 

ガラガラガラ(Fクラスの扉を開ける音。)

坂本「島田、話が在る。」

島田「話掛け無いで!!!!今話す気分じゃ無いの。」

坂本「良いから来い。」

俺は無理矢理島田の手を引っ張った。

島田「一寸、何為るのよ!!!坂本!!!」

俺が島田とは言え力で負ける訳は無く半分引きずる形で島田を連れ出して行く。

島田「アキとの演技ならもう聞か無いわよ。」

坂本「其はもう良い。今は違う話だ。」

ガチャッギィィーーーーバタン

屋上、明久が絞められた会場。

島田「和解なら話は聞か無いわよ。どうせアキに頼まれたんでしょ?」

坂本「御前と明久の関係なんてどうでも良い、それより人に怪我させて置いて全く反省の色ってもんはねぇんだな。」

島田「怪我?っていったぁぁ!!!何寸のよ!!!!!」

坂本「御前は気付か無かったかもしれんがこの位の力で奴を絞めてた。15分も絞めてたら腕が感覚麻痺するのには十分すぎる時間だ。明久は耐えてたが徐々に御前が強く閉め出して今ギプスに為ってんだろうが!!!」

島田「っ!!!!!!でもアキは瑞樹の事!!!!」

坂本「ああ、完全に特別扱いしてるな。」

島田「坂本、何か知ってるんでしょ?」

坂本「知ってる。」

島田「じゃあ教えてよ!!!!ウチに何が足り無いって言うの!!!!」

坂本「聞きたいか?聞いても御前は其を持てる様には為れ無いぞ?」

島田「良い。教えて。」

坂本「体が弱いからだ。」

島田「っ。」

坂本「だが御前にも見る目は在るとは思ってる筈だ。奴は御前の事を胸が無いと言ってるがスタイルは良くて体は引き締まってるとは言ってった。御前がもう少し暴力的じゃ無くて女子らしい態度なら奴も振り抜くぜ?」

島田「矢っ張り、」

坂本「は?」

島田「矢っ張りあいつはウチの事男にしか思って無いのね!!!!」

坂本「いや、俺はそんな事一個も、、、、、、」

島田「教えて呉れて有難う!!!」

ギィィーーバタンッ

 

 

雄二が帰って来た。そして僕に一言。

坂本「悪ぃ明久。俺も失敗しちまった。」

吉井「そんなぁ。」

姫路「御免なさい。私も後で謝って置きますから。」

土屋「止めて置いた方が良い。」

秀吉「ムッツリーニの言う通りじゃ。」

優子「今貴方や吉井君が声を掛けると逆効果に為りかね無いわ。」

工藤「吉井君は熱りが冷めたらちゃんとフォローし無いとね~。」

(全員:何でこいつは何時もこんなに軽いんだ!?)

坂本「兎に角、この儘だと何時まで経ってもDクラスからは宣戦布告の気配はねぇな。向こうからでは無く。此方から事態を動かすしか無いな。ムッツリーニ、Bクラスの様子は?」

土屋「・・・・・現在7割程度の補充を完了。一部では開戦の準備を始めて居る。」

坂本「思ったよりも早いな。」

秀吉「向こうも本気、と言う訳じゃな。」

土屋「・・・休み時間も返上してテストを受けて居た。」

優子「今更だけど何で土屋君は其処迄敵情を掴めるのよ。」

坂本「俺達Fクラス自慢の諜報家だからな。」

秀吉「是がFクラスの強みでも在るのぅ。」

吉井「是が無きゃ、僕達が有利には戦え無いね。」

土屋「この程度、一般技能。」

坂本「先ずは時間を稼ぐ必要が在る。ムッツリーニ、Bクラスに偽情報を流して呉れ。」

土屋「・・・・内容は?」

坂本「Dクラスが試召戦争の準備を始めようとして居る。そして狙いはBクラスと言う事も頼む。」

土屋「了解。」

吉井「雄二。何か狙いが在るの?」

坂本「いや、ただの時間稼ぎだ。」

吉井「そんなので効果在るの?」

坂本「根本の目的は勝利して自分の立場を保ちたいだけだ。力を消耗する連戦は避けたい筈。Dクラスに狙われると為れば、俺達への宣戦布告は躊躇するだろう。」

吉井「そっか別にFクラスの設備が欲しい訳じゃ無いもんね。」

坂本「次に秀吉。Dクラスの清水を交渉のテーブルに引っ張り出して呉れ。清水を挑発して敵意を煽る。俺達に宣戦布告させられれば成功だ。」

秀吉「どうして儂なのじゃ?」

坂本「面倒臭がりな清水を引っ張り出すには島田を連れて行く必要が在る。今の明久や姫路には無理だ。」

工藤「でもお姉様のクラスに宣戦布告等出来ませんって言われる逆効果の可能性も在るよ?」

坂本「其も確りと考えて在る。と言うか島田は清水を引っ張り出す為の餌だ。清水を焚き付けるのは元々俺が遣る予定だ。その時は任せて呉れ。」

秀吉「ならば其方も何とかして置こう。機嫌を戻すのは無理じゃろうが事情を話して貰えば交渉のテーブルには付いて貰えるじゃろう。」

坂本「ムッツリーニは或程度の流布が終わったら役目が在るから戻って来い。」

土屋「了解。」

吉井「或目的?」

坂本「その時に話す。それより明久。腹減って無いか?」

吉井「まぁ減ってるっちゃ減ってるけど。」

坂本「それと朝ご飯は何を食べた?」

吉井「何時も通り水だけだよ。」

優子「何時も通りって、、、、、、、、、、、」

坂本「水だけ!!!?」

ポンッ(雄二が吉井の肩に手を置く音)

坂本「其は行け無いなぁ、御前は作戦の要だ。確り食べて力を付けて貰わねぇとな。なぁ姫路。」

姫路「え?・・・・そうですよね。お腹が空いてると力が入りませんよね。それに朝ご飯が水だけなのは少し心配です。」

(僕の頭から今人並みならぬ量の汗がダラダラ滴り落ちてるんですけど、、、、、誰か気付い

て貰えませんか。)

(工藤:坂本君何を為る気だろう。)

(優子:坂本君だ何を仕出かすか分から無いから怖いわ。)

坂本「優しい俺が姫路に頼み事をして上げよう。」

(何だ?あの雄二が僕の食生活を心配するなんて何かおかしい。優しさ所か悪意が垣間

見える。)

坂本「其処でだ姫路。明久に何か作って遣って呉れ無いか?」

(僕の第六巻が告げる。奴は俺を殺す気だと。)

吉井「いや~今朝僕の朝ご飯は良く考えるとスクランブルエッグにトーストだったよ~いや~ばっちり朝ご飯を食べると調子が良いね~。」

坂本「いやいや、明久の姫路に心配を掛けまいと言う気概は素晴らしいが無理を為る事は無いんだ明久。正直に話せば良い。」

吉井「死にたく無いです!!!!!!!!」

工藤、優子「wwwwwwwwwwww」

吉井「其処っ!!!人の不幸を笑わ無い!!!!!」

坂本「其処でだ姫路、明久に何か食べ物を、、、、、、」

吉井「や~雄二。そう言えばさっき早弁して御腹が一杯で何も食え無いよ。」

(優子:昼過ぎたんだから早弁じゃ無いでしょ!!!)

坂本「弁当ってあれの事か?」

雄二の指さす方向を見たらムッツリーニが僕の弁当を梁の上で食べて居た。

土屋「うん、美味い。」

吉井「ドォォォォォォォゥ~~~~~何て事を~~~~!!!!」

優子「ww計画的犯行ね。」

工藤「wwwwwww坂本君も鬼畜だね~。」

坂本「そう言う事だ姫路明久に何か作って遣って呉れ無いか?」

吉井「ギブ、ギブッ!!!」

坂本「おい明久、どうしてそんなに小声でギブギブって連呼してるんだ?おかしな奴だな~。」

(裏切り者~~~!!!さっき僕の作戦を失敗した当て付け!!?)

姫路「でも材料が、、、、、、」

坂本「大丈夫だ。調理室の鍵と実験室のを勝手に借りて来た。材料もその冷蔵庫に在る。明日何処かのクラスが調理実習らしい。」

(吉井、優子、工藤:何と言う計画的犯行!!!!!!)

優子「一寸其、調理実習するクラスに悪いでしょ?」

坂本「大丈夫だ。終わったら須川に使った材料は買って来て貰う。証拠はきっちり隠滅する。」

秀吉「流石雄二じゃな。」

土屋「抜け目が無い。」

工藤「其なら完璧だね~。」

(味方が一人も居無い!!!!)

吉井「待ってよ!!!!調理するのに実験室の鍵を借りるのは絶対に悪意が在るのね!!!!!」

坂本「明久。何が食べたい?」

(はっ!!!!此処で上手な選択を為れば致死率は下がる。材料が特定出来て予期せぬ化

学物質が混入し無い物、、、、、ってか予期せぬ化学物質が混入するリスクを考える事は普

通無いじゃ、、、、、いやいや、そうだっ!!!)

吉井「目玉焼き!!!!!!」

 

材料:卵だけ     作り方:卵をフライパンに落として焼くだけ

 

(我乍ら最適戦略だ。)

坂本「明久はゼリーが食べたいそうだ。」

 

 

ゼリー

材料:不特定多数 

作り方:一般的には➀ジュース等をお湯で溶かしゼラチンを入れ、、、、、、、、、  

以下略

しかし是は基本的な作り方で在りアレンジの仕方は色々=僕の即死の危険性

 

吉井「其って何が入ってるかすっごく分から無いよね!!!!!!」

(優子、工藤:成程。予期せぬ材料が混入しない料理を選ぼうとしたのね。)

坂本「作戦中も飲めるようドリンクパックに入れて呉れ。」

吉井「其って色すら分から無いよね~!!!!!!」   目視不可

坂本「明久、そんな目で見るな捨てられたチワワみたいだぞ?」

吉井「捨て無いで!!!捨て無いでよ雄二!!!!僕のたった一個の大切な命を!!!!」

工藤、優子「wwwwwwwwww」

姫路「分かりました!!頑張りまーす!!」

姫路が走って行って仕舞った。

吉井「待って~!!!せめて何ゼリーかだけでも聞いて~~!!!」

坂本「安心しろ明久。別に御前に食わせる気は無い。」

吉井「え?」

坂本「作戦に武器が必要だっただけだ。へへっ。」

吉井「な、何だ、それなら早く言ってよ。」

(良かった僕の処刑が目的じゃ無かったみたいだ。)

坂本「でがああ言った以上姫路は明久に食わせようと為るだろうな。」

(訂正:全然良く無い。)

吉井「鬼畜過ぎる!!!!!こうしちゃ居られ無い!!」

ガラガラドンッ

坂本「何処に行くんだ?」

吉井「姫路さんの後を追う。せめてどんな物を作ってるか確認し無いと。」

坂本「それなら俺も行こう。俺も実際に作ってる所は見た事が無いからな。」

吉井「あはは、遠慮する事は無いよ、雄二。本当は見るだけじゃ無くて食べたいんでしょ?今からでも姫路さんに頼んで見るよ。」

坂本「いや、御免被る。俺は未だ、死にたく無い。」

吉井「それは僕だって同じだよ!!!!」

工藤、優子「wwwwwww」

吉井「遠慮する事は無いよ、マジで。」

坂本「いや、遠慮して置こう、マジで。」

工藤、優子「wwwwww」

工藤「じゃあ僕達も行こうか。」

優子「そうね。」

 

 

吉井「あれ?木下さん達も来たの?」

優子「私達も気に為ったのよ。」

吉井「じゃあ、開けるよ。」

ガラッ

本の少ししか開けて無い。

姫路「ゼラチンと御砂糖を用意してっと。」

吉井「(小声)何か普通だね。」

工藤「(小声)ゼリー位は大丈夫なのかも。」

坂本「(小声)それだと困るんだがな。」

姫路「先ず最初にココアの粉末をコーンポタージュで溶いて、、、、」

全員「!!!!!!!!!!」

吉井「(小声)ね、ねぇ彼女は何を作ってるの?行成ゼリーから遠く離れた気がするんだけど。」

坂本「(小声)静かにしろ!!見付かるぞ!!!」

姫路「オレンジと長葱、明久君はどっちを喜んで呉れるでしょうか。」

吉井「迷わ無い!!!その二個は迷わ無いよ姫路さん。」

坂本「(小声9貧弱生活の御前の為に栄養価を重点に選んでるんだ。味は度外視して。」

姫路「葱が在るなら、納豆もどうでしょう。」

吉井「無しっ、無しっ!!」

坂本「(小声)黙れ見付かるぞ。」

優子「(小声)と言うか葱を入れる事に決まったのね。」

姫路「そう言えば納豆で血液がサラサラに為るのって嘘だったって噂なんですよね。」

吉井「(小声)セーフ。」

姫路「でも健康には良いんですよね。」

吉井「あがっ。」

姫路「それに血液をサラサラに為るのは青魚ですからね。」

坂本「ダブルプレーだな。」

工藤、優子「wwwww」

吉井「何故ゼリーに締め鯖、何故ゼリーに締め鯖、、、、、、」

坂本「バカな御前の頭を案じてDHAを補給しようとしてるんだ。」

姫路「はっ!!こんなんじゃ行けませんよね。」

吉井「(小声)良し、姫路さんが気付いた。」

(坂本、工藤、優子:気付いたのは多分別の事。)

姫路「納豆には辛子を入れ無いと。」

吉井「(小声)其処は気付か無いで~。」

姫路「締め鯖にも生姜を、、、、、、」

吉井「あ~其処にも気付か無いで~~。」

姫路「ゼリーには酸味も必要ですから塩酸と酢酸を、、、、、、」

優子「(小声)終に出たわね化学物質が。」

工藤「(小声)でも酢酸なら御酢なんだし良いんじゃ無い?」

吉井「(小声)濃度が全然違うよ。食用は数%だけど今使ってるのは市販の96%。酸化力も強いよ。」

坂本「(小声)詰まりこの濃度なら死も有り得るって訳だな。」

姫路「最後に大人の味に為る為にタバ、、、、」

坂本「行くぞ~これ以上聞くと食え無く為る。」

そう言って雄二は僕の耳を塞ぎ乍ら引きずった。

優子「塩酸の時点で食べれ無いと思うんだけど。」

吉井「待って!!!せめてタバスコなのか煙草なのかタバコモザイクウイルスなのかだけでも確認させて~~~!!!」

(御願いだ、辛くて赤いだけのタバスコで在って呉れ。って本来この御願いですらおかし

いけどね!?)

吉井「待ってよ雄二、せめて未成年煙草なのかウイルスなのかだけでも確認させて~僕の逮捕歴が~。」

坂本「時間も無い。我儘言うな。」

吉井「僕の今後の人生と命に関わるんですけど!!!!」

 

 

坂本「良し、其じゃあこの儘新校舎の二階を彷徨くぞ。暇そうにな。」

吉井「え?時間が無いって言ってたのに。」

坂本「BクラスとDクラスに俺達が何も知ら無い事のアピールを為る為だ。上手く行けばBクラスには時間稼ぎにでも為るしDクラスには開戦を踏み切らせ易く為る事が出来る。DクラスがBクラスに敵意を抱いて居ると言うムッツリーニの偽情報が伝われば、BクラスはDクラス戦も想定する必要が出て来る。其処で俺達が動きに気付いて居無いと知ったら召喚システムのメンテが終わる明日迄は様子を見て点数補充に勤しむだろうさ。」

(色々と入り組んで来たな。少し整理して見よう。)

数秒後。

(成程、今僕達は時間稼ぎをしてるだけで色々とピンチって訳か。)

吉井「成程。やっと整理し終えたよ。」

坂本「やれやれ、明久の頭じゃこれ位が精一杯か。」

工藤「坂本君、僕もなんだけど。」

優子「あんたが頭が回り過ぎてるのよ。」

坂本「そうか、後彷徨く事でDクラスとの一寸した布石にも為るんだが今の御前達に話してもこんがらがるだけだから止めて置こう。」

吉井「今は目の前の事に精一杯だから其処迄は良いよ。其よりただブラブラ歩けば良いの?」

坂本「そうだなんじゃ簡単な英単語のクイズでもするか。五問中1問でもミスったら負けだ。」

(英弱の僕と其に雄二の方が英語は成績が良いから僕に勝ち目は無い気がするけど、、、、、あれ?あそこに居るのは霧島さん。なら乗るか。罰ゲームも賭けて無いし。)

吉井「OK。ドンと来い。」

坂本「なら罰ゲームは勝った方の言う事を何でも聞くだ。行くぞ。」

吉井「一寸雄二!!!!」

坂本「astrodone」

(優子:行成受験じゃ出て来無いって言うか普通に使う事が生涯でも一切無い単語ね。答えは、、、、、、、、、、、、確か天測窓だったかしら。)

(工藤:あれ?何だっけ?この前の模試の英文の注釈に在った気が、、、、、、)

(アストロドーム、何か聞いた事が在る単語だ。アストロは確か接頭辞で星的な意味を付けるんだったよな。他に類似の物を考えよう。)

 

アスファルト:道路舗装の材料等に良く用いられる黒色の物体。主成分は炭化水素。

 

(恐らく類似品の筈だ!!)

坂本「明久、何だか分かるか?」

(顔がニヤ付いてるけど僕を舐めて貰っちゃあ困る。一応僕も天才キャラの筈。筈。筈。)

吉井「勿論分かるよ。」

坂本「そうかなら言って見ろ。」

吉井「道路なんかで良く使われるあれで作った惑星の事だね。」

坂本「俺の勝ちだな。」

吉井「そんな!!!!未だ何も言って無いのに!最後迄分から無い筈だよね!!どうしてそんな事が言えるのさ!!!」

坂本「ほほぅ、御前は窓の事を道路に使われる物で作った惑星と呼ぶのか。」

吉井「ケアレスミスか、、、、、、、、、、、、、」

坂本「待て!!!!何処に注意を損なう要素が在ったんだ!!!!」

吉井「でも負けは負けか、認めるよ雄二。」

坂本「今ので負けを認め無いのは人としてどうかと思うが。」

吉井「じゃあ次は霧島さんの番だね。」

霧島「・・・・・・頑張る。」

坂本「ブッ!!!翔子!!!!?何時の間に居た!!!!!」

吉井「何時の間にも何も最初から居たよ。だから僕も勝負を引き受けたんだ。」

霧島「雄二が何でも言う事を聞くって言ったから。」

吉井「じゃあ霧島さんが出題者で雄二が解答者ね。」

(流石に雄二は苦手科目なら苦手の無い霧島には勝て無いだろう。霧島さんも英語は腕輪使えるからね。)

坂本「待て!!!翔子が参加するとは聞いて無いぞ!!!!!」

吉井「今更こんな事言うなんて男らしく無いよ雄二?雄二はそんな言い訳をして逃げる様な男なの?」

坂本「くっ、上等じゃねぇか!!きっちり答えてやらぁ!!」

(こう言う時の雄二は扱いやすくて助かる。)

工藤、優子「wwwwwwwwwwww」

吉井「と言う訳で霧島さん一問目どうぞ。」

霧島「betrothed.」

ダッ、ガシィッ(雄二が逃げ出して吉井が其を捕まえる音。)

吉井「雄二、何処に行こうとしてるのかなぁ?」

坂本「明久、テメエ、、、、」

(分から無いkら逃げ出そうなんて甘い甘い。でも一問目から決着が付いてる様じゃ僕も

詰まら無い。)

吉井「霧島さん、行成決着ってのも可哀想だから問題を変えてあげてよ。」

霧島「・・・・分かった。Prize。」

坂本「商品だな。」

霧島「as。」

坂本「まぁ色々意味は在るが~としてでどうだ?」

霧島「engagement ring。」

坂本「婚約指輪。」

霧島「get。」

坂本「手に入れるだよな普通なら。」

霧島「betrothed.」

ダッ、ガシィッ(雄二が逃げ出して吉井が其を捕まえる音。)

吉井「だから雄二何処に行こうとしてるのかなぁ。」

坂本「離せ!!明久ッ!!!後生だから離して呉れ!!!!」

(そうはさせるか。)

坂本「大体今の一連の単語を聞いたなら御前にも俺の恐怖が分かるだろ!!!!!!」

(繋げると【賞品】【として】【婚約指輪】を【手に入れる】か霧島さんは勝ったら雄二に

婚約指輪を買って貰おうとしてるのかな。)

吉井「あはは、霧島さんの冗談に決まってるじゃ無いか。僕等は未だ学生で婚約指輪なんて買える訳が、、、、、、」

パサッ(パンフレットが落ちる音。)

 

落ちた物は霧島さんの         婚約指輪のパンフレット

 

霧島「・・・・冗談。」

工藤、優子、吉井、坂本「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

坂本「ヤバい、マジヤバい。」

吉井「雄二、そんなまぁまぁ大きな声でヤバい、マジヤバいなんて連呼されても困っちゃうよ。さぁ、雄二、答えをどうぞ。」

坂本「betrothedかbetrayが裏切るだから、、、、、謀反とかそんな感じか。」

(マズイ是正解してるかも。裏切るって単語結構高校の英単語帳にも乗ってるから雄二も覚えてたか。)

吉井「霧島さん、正解は?」

霧島「雄二の事。」

坂本「死刑囚か!!!!!!!」

(まぁ確かにそう思うよね。)

霧島「婚約者。」

(優子:私も知ら無かったわ。)

(工藤:矢っ張り代表は凄いな。)

吉井「さてと、雄二の負けだね。約束通り何でも言う事聞いてあげ無いと。」

坂本「翔子さっきのは冗談って言ったよな。」

霧島「・・・・うん。婚約指輪は冗談。」

坂本「じゃあ本気の方は何だ?」

霧島「それは、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、恥ずかしくて人前じゃ言え無い。」

坂本「何だ!!!!!俺は何をさせられ様としてるんだ!!!!!」

(そんなに恥ずかしい事って何だろう。真逆ムッツリーニが好きな感じの奴とか?)

霧島「こんな所で言わせ様とする雄二はいやらしい。」

吉井「死ねぇ!!!!雄二!!!!」

坂本「待て!!!!何故俺が狙われてるんだ!!!俺は未だ何も言って無いだろう!!!!」

吉井「黙れ!!!!!今朝寝てる霧島さんに無理矢理キスをした話を含めてきっちり聞かせて貰おうじゃ無いか!!!!!!!」

坂本「待て!!!!!!話の内容が変わってるぞ!!!!本当は、、、、、」

霧島「キスだけじゃ終わら無かった。」

吉井「嫉妬の怒りが可能にした殺戮行為の極値を思い知れ!!!!」

(坂本:明久が衝撃波出る速度で動いてる!!!?)

坂本「ウォゥッ!!!!動きがマジで見えねぇ!!!」

霧島「・・・・・・キスの後一緒に寝た。」

吉井「オラァァッ!!!!」

坂本「ボゲェェッ!!!!」

華麗なアッパー雄二が宙を舞った。

坂本「バ、バカな!!!俺が明久に力で負けるとは!!!!」

霧島「迚も気持ちが良かった。」

シュババババババババババッッババババ(明久の素早い動き。)

坂本「更に分身!!!?残像か!!ってか御前人間じゃ無いだろ!!!!!!!」

吉井「殺したい程羨ましいと言う嫉妬心は不可能を可能に為る!!!」

(工藤:うーん、ムッツリーニ君の台詞と似てる様だけど訳が違うね。)

坂本「上等だ!!!1こう為りゃ本気で相手して遣る!!!!」

斯うして圧倒的に有利だった僕だったが、、、、、、

鉄人「コラッ!!!!!廊下で何をしてる!!!」

坂本「ヤバッ明久!!!!逃げるぞ!!!!!!」

吉井「仕方無い。此処は一時休戦だね。」

工藤「何で僕迄走る事に為るの~!!!!」

吉井「雄二マズイよ。女子二人居ちゃ追いつかれちゃうよ。」

坂本「そうだな、、、、、、お、目の前にムッツリーニが居るじゃねぇか。おーいムッツリーニ!!!!!逃走用具を貸して呉れ、報酬に御前が気に入りそうエロ本を。」

土屋「上手く巻け。」

と言ってムッツリーニほ僕達に何か投げて来た。

坂本「是は、、、、、、煙幕か。」

吉井「是はターザンロープだね。」

優子「先ず逃走用具を貸して呉れで貸せる用具が在る所がおかしいんだけど?」

工藤「そんな物どうやって使うの?」

坂本「俺がこいつを鉄人に投げる。そしたら木下は明久に工藤は俺に抱き付け。良いな!!」

優子「はぁ?」

坂本「行くぞ鉄人!!!!食らえ!!!!」

鉄人「フンッ!!」

鉄人が手で煙幕を弾いた。でも衝撃は加わってるから煙幕は作動して、、、、、、、、、

鉄人「何だ!!!是は!!!!煙幕か!!!貴様!!!!!」

坂本「行くぞ!!!!」

俺と明久はロープの装着を終えて居る。後は飛ぶだけの状態だ。

坂本「二人共確り捕まって置けよ。」

吉井「GO!!!!」

優子「貴方達何してるのよ!!!!」

ガバッ(窓から二人が飛び出す音。)

優子「キャーーーーーーーーー!!!!!」

工藤「一寸坂本君!!!!?」

スタッ(1Fに着地為る音。)

そしてロープはすぐさま回収した。

坂本「ふぅ、巻いたか。成功だな。」

優子「巻いたかって!!何よ!!成功だなじゃ無いわよ!!!!!落ちたらどうするのよ!!!!」

坂本「舐めるなって。俺達を誰だと思ってる?」

吉井「僕達鉄人逃走団!!!なんちゃって~。」

坂本「慣れてるからな。」

工藤「僕も驚いちゃったよ。でもスリル在って楽しかったよ。」

優子「もう何も突っ込め無いわ。」

 

 

ってな事が在って今は!Fの空き教室で待機してる。

吉井「真逆鉄人があんな所に待機してたなんて。」

坂本「だが目的は達した。」

吉井「そだね他のクラスも見てたからね。」

途中見てたら粗全クラスが騒ぎを聞き付けて廊下に出て来て僕達を見てたから大丈夫だ

ろう。

坂本「ふぅ、余計な時間を食ったかも知れ無いが予定通りだな。」

ガラッ(空き教室のドアが開いた。)

坂本「お、ムッツリーニ、偽情報はどうだ?」

土屋「首尾は上々。次は?」

坂本「ああ、姫路が帰って来たら行動に移ろう。」

吉井「そう言えば何態々手料理作らせたの?」

坂本「姫路の料理は暗殺用の武器だ。」

(本人が聞いたら傷付くだろうな。)

優子「暗殺!!!?何考えてるのよ!!!其に何で周りも注意し無いのよ!!!」

坂本「まぁ待て一旦忘れろ。」

秀吉「じゃがあんな物をどうするつもりじゃ。」

吉井「真逆根本君を?でも根本君が僕達が渡した物を簡単に口に運ぶとは思え無いよ。」

工藤「でも今更根本君を止めた所でBクラスは止まら無いんじゃ無い?だってBクラス全体に動きは広がってるし、宣戦布告のタイミングは根本君はスラスメイトに指示してるし。」

坂本「工藤の言う通りだ。根本はDクラスに使者を送る筈だ。本当に戦争の意思があるか確かめにな。」

吉井「そんな事をしたら僕等が流した偽情報がバレちゃうよ。」

坂本「そこで!!!その使者を暗殺する!!!!!!!!!」

全員「え゛!!!!!」

坂本「そうなればあわよくば様子を確認した序でに同盟を結ぼうと考えてる根本達は同盟は結べず、使者も暗殺されてBクラスもDクラスに不信感が強まるだろう。偽情報の信憑性が増す。」

(何て卑劣な事を考える男なんだ!!!今後は敵に回さ無い様にし無いと。)

秀吉「何と恐ろしい。」

優子、工藤「何て卑劣な、、、」

坂本「戦いは非情だ。ムッツリーニ、頼む。」

土屋「心得た。」

吉井「でも暗殺ならスタンガンで良かったんじゃ。」

坂本「スタンガンじゃ声を上げられる。口を塞げば自分も感電するだろ?」

吉井「でも態々姫路さんの毒殺料理を使う必要は無かったんじゃ。」

坂本「気に為るな。姫路の料理を選んだのは俺の趣味だ。」

(優子、工藤:悪趣味だなぁ。)

姫路「え?坂本君私の料理が好きなんですか?」

坂本「ひ、め、じ?」

雄二が錆付いたロボットの様にぎこちなく振り返る。グギギギと言う効果音が適切だろう。

姫路「良かったぁ、でも霧島さんに怒られちゃいますよ。」

吉井「ウェルカム!」

坂本「テメエそのむかつく程爽やかな笑顔は何だ!!!」

姫路「坂本君の分迄在りますので良かったらどうぞ。」

坂本「ああ、そ、そうか済ま無いな。後で作戦中に腹が減った時にでも貰おう。」

吉井「僕もそうするよ。有難う姫路さん。」

姫路「いえ、是位お安い御用です。私は調理室の片付けが在りますので~。」

(姫路さん優しいなぁ。良い子だよ。だから少し位美味しくなくても良いからせめて死線

を彷徨わ無い料理を作って欲しい。)

吉井「どうするの雄二。是30個は在るよ。」

坂本「使わ無かった分は又の機会に使う。どうせ賞味期限なんて無いんだ。」

 

 

 

Bクラス前の階段。

ガラガラガラ(Bクラスの戸が開く音。)

吉井「(小声)わぁ、本当に出て来たよ。」

坂本「まぁ俺の読みは当たったって訳だな。」

工藤「相手が一人ってのも予想通り?」

坂本「ああ、Bクラスは点数補充に忙しいからな使者に人数を割けてはられ無い。立場の無さも考慮して男が行くのも予想通りだ。女子ならガチで死んじまうからな。」

吉井「暗殺上手く行くかな?」

坂本「ムッツリーニの事だ。必ず上手く行く。何一つ証拠は残さ無いだろうよ。見ていろ。」

(後30秒もし無い内にDクラスに着きそうなのにムッツリーニは未だ動か無いのか。)

吉井「雄二、本当に大丈夫なの?」

残り後3m

坂本「大丈夫だ、ムッツリーニを信じろ。」

吉井「でも距離が、、、、、」

残り1m

シュパーン、ザッ(何かの写真がカッターでDクラス前の壁に刺さった。

吉井、工藤、優子「え?」

DクラスF「何だあれ?」

DクラスO「刃先に何かあるぞ。」

BクラスI「ん?」

使者が写真の方に集中してる。とその後ろからムッツリーニが天井からさっと降りる。そし

て素早く猿轡を噛ませて目に布を覆って視界を口を奪って僕達の階段の影の方に来た。

BクラスI「貴様誰だ!!!」

土屋「rip.」(安らかに眠れ)

そして無理矢理飲ませる。全部押し込んだと同時に使者が倒れる。

土屋「仕置き完了。」

坂本「良く遣った。ムッツリーニ。」

秀吉「惚れ惚れする腕前じゃな。」

土屋「この程度、何の自慢にも為ら無い。」

坂本「ここならDクラスには見付からずにBクラスが第一目撃者に為るな。」

優子「遺体発見者って。」

坂本「Bクラスは恐らく使者が戻って来無い事を不審がって続けて使者を出すだろう。無理をし無くて良いから相手が2人以上に為る迄は引き続き遣って呉れ。姫路の料理も貯めを作りたく無いから急いで消費したい。」

土屋「了解。」

その後2人が犠牲と為り計3人犠牲に為った後。3人で来たから暗殺は中断した。

 

 

 

吉井「不信感を抱かせる為なら1人で良かったんじゃ無いの?」

坂本「いや良いんだ。あれは不信感だけじゃ無くて若し俺の作戦が失敗してBクラスと遣り合う事に為っ時に少しでも物理的に向こうの兵を少なくする為の作戦もかねて居るからな。」

優子「アンタ何処迄卑怯なのよ。」

坂本「中身の確認はした。入院は必要に為る程の物は入って無かった。」

工藤「じゃあ入ってたらし無かったの?」

坂本「うーんどうだろうな。」

吉井「其処ははっきりして無かったと言え!!!!!」

土屋「だが任務は完了した。」

吉井「そう言えばどう遣って通行人の目を逸らしたの?」

土屋「知る必要は無い。」

(優子:さっき愛子と確認したらアキちゃんのメイド服姿だったわよね。流石に言え無いわね、、、、、、、)

坂本「根本はこの暗殺をDクラスに因る見せしめだと思うだろう。」

吉井「是で時間が稼げるね。」

坂本「秀吉、Dクラスとの交渉は?

秀吉「とっくに出来て居る。空き教室で会う約束をした島田にも了解済みじゃ。」

坂本「良く遣った。是でDクラスを挑発為れば、、、、、、」

吉井「上手く乗って呉れるかな。」

坂本「大丈夫だ。取っておきの作戦が在る。俺に任せろ。明久は作戦に口を挟むなよ。一応御前と島田が居ねぇと作戦に為らねぇからな。」

吉井「分かったよ。その辺は雄二に任せるよ。」

土屋「一個気に為る事が在る。」

吉井「どうしたの?ムッツリーニ。」

土屋「根本がAクラスで何か話して居るのを目撃した。」

坂本「何?Aクラスで!?妙だな、、、何故Aクラスに、、、、」

ガラガラバンッ(ドアが開く音。)

霧島「雄二!!!!」

坂本「翔子!!!!何故此処に!!!?」

霧島「雄二こそどうして未だ学校に!!?」

坂本「はぁ?何言ってんだ?」

霧島「雄二、お母さんが倒れたって。」

坂本「はぁ?あのお袋が!!!?風邪すら引か無い健康体だぞ!!!!?」

パシィッ(霧島さんが雄二の手を掴む音。)

霧島「兎に角、早く家に、、、、」

坂本「おいっ!!待て!!!俺は今から大事な作戦が!!!!」

霧島「そんな事言ってる場合じゃ無い。」

坂本「一寸待てどうして御前が!!!!」

霧島「良いから。」

坂本「翔子!!!落ち着け!!どうして御前が先に!!!」

雄二が引きずられて行って仕舞った。

土屋「今の話、おかしい。」

吉井「どう言う事?」

土屋「普通そう言う連絡は雄二に最初に連絡が行く筈。」

秀吉「連絡が付か無かったのでは?奴の携帯は修理中じゃ。」

優子「なら校内放送で呼べば良いでしょ。」

吉井「それじゃ若しかして根本君がAクラスで話してたって言うのは!!!!」

土屋「多分今の偽情報。」

秀吉「何じゃと!!!」

吉井「仕舞った!!!!清水さんを挑発する作戦は完全に雄二に任せてたのに!!!」

秀吉「何か聞いて居らんぬのか?」

土屋「何も。雄二は何処で側耳立てられてるか分から無いと言って居た。」

工藤「盗聴ならムッツリーニ君が居るから安心だけど側耳は分から無いからね。」

吉井「どうして根本君がこんな事を!!?真逆!!僕等の作戦がバレたんじゃ!!!」

優子「違うわ。恐らく向こうも時間稼ぎよ。」

秀吉「成程のぅ。Dクラスの動向が確認出来る迄儂等の動きを封じたかったのじゃろう。」

吉井「遣って呉れたな。根本君。向こうはただの時間稼ぎにしか思って無いけど僕等からしたら飛んでも無い痛手だよ。」

秀吉「工藤よ、霧島に電話は出来ぬか?」

(今更乍ら雄二の携帯をお茶に突っ込んだ事が悔やまれる。)

工藤「良いけど、あの様子じゃ出無いと思うよ。」

優子「抑電話に出られる余裕が在れば最初から坂本君が説得出来たわよ。」

土屋「・・・・・キツイ。」

吉井「秀吉、交渉の時間を遅らせる事は出来る?」

秀吉「無理じゃな。明日の放課後なら話は別じゃが放課後に何時間も待たせるのは取り合って呉れんじゃろ。」

吉井「矢っ張りそうだよね。」

土屋「・・・そろそろ時間。」

吉井「!!皆何か良い案は無い!?清水さんを上手く挑発出来る様な。」

秀吉「何とも難しいのぅ。」

土屋「御手上げ。」

工藤「僕も後20分位在れば思い付きそうだけど。」

優子「短時間じゃ無理よ。」

ガラガラ

島田「そろそろ時間なんでしょ?」

吉井「美波。」

島田「交渉の為に仕方無く来ただけだからね。」

秀吉「どうするのじゃ?明久。雄二抜きで。」

島田「?」

吉井「どうするも何も、、、、、雄二が居無い以上、僕達だけで何とかするしか無い!!!!!」

土屋「俺も協力する。」

秀吉「じゃが、ムッツリーニ迄来たら人数が多すぎじゃろう。ムッツリーニは別の場所で待機して呉れぬか?向こうには先日の覗きの事を謝罪したいとの旨で話を進めて居るから恐らくクラス代表の平賀とDクラス女子の代表者が出る筈じゃ。こっちも其に倣って人数を絞るべきじゃ。」

吉井「分かった謝罪そっちのけで怒らせる事を言えば良いんだね。」

秀吉「ウム、そうなのじゃが狙いは清水じゃ。今のDクラスの行動決定権は清水に在ると言っても過言じゃ無いからのぅ。」

 

 

 

僕達は今空き教室前に居る。中からは人気が為るからもう来てるんだろう。じゃん負けで僕から入る事に為った。

ガラガラガラ

吉井「御免待たせたね。」

清水「御姉様!!!会いたかったです!!!!」

島田「み、美春!!!?暑苦しいから引っ付かないでよ!!!!」

清水「御姉様邪魔物が居無い空き教室で美春と二人っきりでなんて矢っ張り御姉様は美春の事、、、、、」

島田「何処触ってんのよ!!!!それに邪魔物が居無いってアンタ周りの人が見えて無いの!!!!」

(全くだ。)

清水「はぁ、御姉様の御胸は最高です。」

(駄目だ聞いて無い。)

清水「静かな大海原を彷彿とさせる御姉様の御胸は最高です!!!」

吉井「其って水平線の様にペッタンコって意味だよね。」

清水「美春は御姉様を心より御慕いして居ます。」

島田「や、止めてよ!!1ウチにその趣味は無いんだから!!!」

清水「美春は御姉様の事を一年360日常に思い続けて居るのです!!!」

吉井「盆と正月は忘れてるんだ。」

島田「離れなさいったら!!!」

(もう完全に向こうにペース持ってかれちゃったな。)

秀吉「清水よ、其処迄にして置くのじゃ!!!島田は明久の恋人じゃ無闇矢鱈に手を出すで無い!!!!」

(秀吉、幾ら思い付か無かったからって其は無いよ。でも仕方無いこう為ったら其の作戦

に乗るしか無い。)

清水「何を寝ぼけた事を言って居るのです!?御姉様と其処の豚野郎が何の関係も無い事位御姉様の顔を見れば一目瞭然です。」

島田「それは、、、」

(だよね。作戦は早くも失敗か。僕に対しては怒ってるから恋人は否定したけどクラスの手

為には肯定し無ければ為ら無い。其が今の美波を悩ませて居るのだろう。でも即答で今の

を否定仕切れ無かったのは肯定と同値だ。一応粘っては見るけど、、、、、、)

清水「大体其処の豚野郎が御姉様に相応しいとは思えません!!!!」

吉井「そ、そりゃあ僕は格好良くは無いし、頭も回ら無いし、部活もして無いけど、、、、、、」

清水「格好?部活?美春が言ってるのはそんな些末な話では在りません!!其以前の問題です!!!美春は前々から二人の関係を見てましたが、其処の豚野郎の態度は最低です。同じクラスの姫路さんへの態度と御姉様への態度が余りに違い過ぎます。」

島田「っ。」

清水「姫路さんにはやさしく気を遣い丸で御姫様を相手にするかの様。対して御姉様に気遣い所かは異性に対しての最低限の優しさすら見られません。はっきり言えば、この豚野郎は御姉様の魅力に気付いて居無い所か男友達の様に接して居る大馬鹿野郎です!!!!そんな豚野郎が御姉様に相応しいかどうかなんて容姿や学力以前の問題です!!!其に、幾ら演技でも好きと迄言って呉れた御姉様を放って姫路さん追うなんて考えられません。御姉様の事を男だとでも思って居るのですか!!!!!」

島田「うっ。」

ダッ(島田が耐えきれずに走り出す音。)

吉井「美波!!!!」

清水「追ってどう為るのです?又男友達に接する様な乱暴な言葉でも掛けるんですか?又御姉様を傷付けるんですか!?」

秀吉「儂が行こう。今の御主では逆効果じゃ。」

平賀「あ~、良く分から無いが、、、、、、俺も俺も消えた方が良いよな、、、、、」

(有難う、平賀君、気を遣って呉れて。)

カッカッカッカッカッカ、ガラガラガラ

平賀君も教室から出て今は僕と清水さん二人きりだ。

清水「此の話し合いに何の目的が在ったのか知りませんが美春はもう貴方を恋敵として認める事は在りません。御姉様の魅力に気付か無い豚野郎に嫉妬為るのは時間の無駄ですから。御姉様の魅力が分かるのは美春だけです。」

カッカッカッカッカッカ

清水さんも教室から出ようとして居る。

(作戦は失敗か。Dクラスはもう僕等に宣戦布告を行う事は無いだろう。でも今はそんな事

どうでも良い。そんな事よりも大事な事が在る。試召戦争云々よりも大事な、、、、、、、、譲

れ無い物が!!!!!)

吉井「清水さん。」

清水「未だ、何か在るんですか?」

吉井「どうしても言って置か無いと行け無い事が在るんだ。」

清水「何ですか?」

吉井「一個だけ~~~~~~~~~~~~~~」

 

 

翌日

ガラガラドンッ(Fクラスの扉が開く音。)

平賀「我々DクラスはFクラスに宣戦布告する!!!!!!!!」

秀吉「どう言う事なのじゃ!!!」

姫路「木下君からの報告では作戦は失敗したんじゃ。」

秀吉「そしたらどうするのじゃ?」

姫路「坂本君は隣の県の県病迄連れて行かれて戻ら無いんですよね?」

土屋「今の戦力で勝つのは難しい。」

ガラガラガラ

坂本「其も全て考慮済みだ!!!!」

吉井「雄二!!!」

坂本「矢っ張り根本の偽情報だった、御袋の奴ピンピンしてたぜ。」

秀吉「其は何よりじゃった。」

坂本「良く遣った明久、俺の作戦とは違ったが清水を焚き付けられたなら成功だ。作戦に正解は無い。英作文見たいな物だ。」

吉井「其で雄二はどう遣って帰って来たの?」

坂本「翔子が落ち着いた所で翔子のスマホから御袋に電話を掛けたんだ。んで途中で引き返して来た。其と秀吉に作戦はどうだったかと聞いて失敗と聞いてたがどうやら未だ残ってた明久の何らかの一言で清水が怒ったんだろう。」

優子「其で若し行って無かったら何て挑発してたの?」

坂本「島田が明久を惚れ出した一年のエピソードだ。其で御前には周りの人間に優しく出来無いから明久見たいに惹かれ無い。御前には島田を惹き付けるのは一生無理だなとでも言って焚き付ける予定だった。序でに平賀にDクラスの女子を全員呼んで覗きの計画を立てたのも言い出しっぺも俺だと言って明久では無く俺に敵意の目を向けさせる予定だった。」

秀吉「完璧じゃな。」

土屋「抜かり無い。」

秀吉「其で御主は清水に何を話したのじゃ?」

吉井「べ、別に。でも雄二。其より今は戦争の話が先だよ。」

秀吉「そうじゃな、雄二よどう戦うのじゃ。」

坂本「総力戦では勝ち目は無い。だから疑似的な代表戦で決着を付ける。」

秀吉「疑似的?」

坂本「野郎共!!!!良く聞け!!是自りFクラスはDクラスと試召戦争に入る!!!!」

吉井「っ。」

坂本「最初に補充試験を受ける20人は数学が10人、保険体育を5人世界史と化学をそれぞれ2人か3人受けて呉れ。」

吉井「ねぇ雄二。何科目をそんなに細かく分けるの?先ずは採点の早い数学に絞るべきじゃ無い?世界史は採点は甘いけど採点が遅い事で有名だよ?」

坂本「今回は極力時間を稼ぐ事が鍵に為る。戦術云々では無く、心理戦に為る。そんな状況で数学教師だけを入れて点数補充をしたらこっちが備えて無いとバラす様な物だ。」

吉井「でも相手には補充して無い事がバレてるんだし、、、」

坂本「良いか?其処を警戒させるのが作戦って奴だ。良いから此の布陣を見ろ。」

吉井「あれ?僕は最初渡り廊下の防衛なの?てっきり点数補充だと思ったのに。」

坂本「御前は戦死して無いからな。点数が0点な人から補充を為る。其に御前は特別な人だからな。」

(元々僕は解答欄ずらす事が多いから点数が低めだから召喚獣の戦い方も力では無くて

技術寄りだけど補充より時間稼ぎの方が取り分が在るって考えなのかな?)

坂本「今回の作戦でも御前はキツイ役に為るが耐えて呉れ。」

吉井「了解」

坂本「良いか御前等!!!前回勝ったからって舐めるんじゃねーぞ!!!此の状況下で相手は俺達よりも2個も上のクラスだ!!!!下手に良くを欠くと痛い目に遭う!!どんなに有利な状況でも確実にさせる時以外は深追いはするな!!!決められた場所で只管防衛に徹しろ!!!」

(Fクラス男子の総合なんて秀吉を合わせても5000点にも満た無い。相手の女子は合宿

で少し成績が上がったから一人1500点かな。だとしたら4万点に近い。其の差は8倍、

下手に手を出すと確実に遣られるのは目に見えてる。)

坂本「向こうは圧倒的に有利な女子の総合科目を使って責めて来る!!!島田と秀吉と

明久を主軸に上手く立ち回れ!!!以上だ!!!健闘を祈る。」

Fクラス総員「おーーーーー!!!!!!」

(美波未だ怒ってるのかな。話掛けて見よう。)

吉井「美波お早う。」

返事は無い。

吉井「Dクラスが宣戦布告をして呉れて良かったね。」

(こっちを振り向いても呉れ無い。)

吉井「後は此の戦いを乗り切るだけだね。」

島田「・・・・・・」

(全然相手にして貰え無い。でもこんな事で諦める物か。一方的に話すのでは無くて質問口調なら。)

吉井「こうしてると前の試召戦争を思い出さ無い?」

島田「そうね。ウチがアンタに見捨てられた事とかね。」

そして墓穴を掘った。

吉井「美波若しかして未だ怒ってる?」

そして言っては行け無かった事を言って仕舞った。

(今迄何回か美波を怒らせた事は在ったけど今回のは違う。こんなのは初めてだ。)

島田「其ってどう言う意味よ。」

吉井「え?どう言う意味って?」

(まずい又怒らせる事言っちゃったかな?)

島田「どうせアンタはウチを男らしいから一晩経ったら忘れて呉れるだろうって思ったんでしょ!!!!バカ!!!!」

吉井「うっ。」

島田「もう話し掛け無いでって言ったでしょ!!!良いからこっちに来無いで!!!!ウチの事なんか放って置いてよ!!!」

(又怒らせた、僕も渡り廊下に行こう。)

 

 

Dクラス女子J「Fクラス覚悟し為さい!!!!」

玉野「高橋先生、Dクラス玉野美紀が召喚します。」

福村「上等だ!!!Fクラスの力見せて遣る!!!」

FクラスF「行けるのか福村!!!」

福村「遣って見せる!!」

福村、玉野「サモン!!」

 

総合科目

福村幸平  189点

 

玉野美紀  1543点

 

(得点差1300%!!!!思ったより酷い状況だ。合宿の時、大島先生以外の保険体育フィ

ールドと福村君の得意な物理フィールドで大きく消費して他のフィールでも消耗してもう

こんだけしか残って無いのか。)

福村「も、保たねぇ。」

FクラスF「福村!!未だ召喚したばっかだろ!!!」

玉野「喰らいなさい!!」

福村「こう為ったら!!!!」

福村君が召喚獣に混紡を捨てせせた。

(そんな!!!素手で戦おうなんて!!!!)

玉野「い、一体何を!!」

福村「Fクラスを舐めるな!!!!」

吉井「あ、あれは!!!!」

全員「白刃取り!!!」

福村「へっ、白刃取り成功だぜ。」

(いや、失敗してるだろ。)

残念乍ら失敗に終わった様だ。

福村君の召喚獣は玉野さんの鎌で頭の部分がU字型に為って仕舞ってる。

FクラスF「失敗してんじゃ無いか!!」

福村「バっ、ち、違ぇよ!!!!是は失敗なんかじゃ無い!!!俺の狙い通りなんだ!!!」

後に彼はこう言った、あれは右脳と左脳を使った白刃取りだったんだと。

鉄人「戦死者は補習!!!」

FクラスF「糞っ!!良くも俺達の福村を!!!サモン!!!」

(そんな目に涙迄浮かべたら薔薇見たいじゃ無いか。)

 

総合科目

FクラスF    789点

 

吉井「あれ?」

(相手の人数が少ない気がする。主戦力のDクラス女子が9人しか居無いのはおかしい。

Fクラスを遣るにはこの渡り廊下を制する必要が在るのに是だけの戦力は不自然だ。向

こうは速攻を狙ってる筈なのにもっと戦力を入れても良い筈だ。)

Dクラス女子J「矢っ張り姫路さんが居無い見たい。」

Dクラス女子O「階段の方にも居無かった見たいよ。」

Dクラス女子P「矢っ張り温存してるのね。」

今度は二人居無く為った。

(是は助かるけどどう言う事?)

秀吉「向こうは人数が少ない取り囲んでフィールドを出たり入ったりを繰り返して凌ぐのじゃ!!!!!」

こっちの人数は20人。隙を突けば反撃出来る状況下。

Dクラス男子W「清水からの伝言、怪しい情報を掴んだから防御を固めるとの事。此の場所は狙いが分かる迄6人で戦線を保つようにと。」

Dクラス女子Y「了解。」

どんどん戦局が楽に為る。

吉井「何が起こってるかさっぱりだ。まぁい良いや。僕は雄二から頼まれた事をしよう。サモン!!」

雄二からの指示は次の様な物だった。

一瞬だけ戦争に参加して余裕たっぷりに帰って来い。御前が点数を残してる事をアピー

ルして帰って来いと。

 

 

吉井明久  891点

 

玉野美紀  1019点

 

(くっ、こんな点差なら僕なら余裕で勝てるのに。何を考えてるのか分から無い。でも雄

二の事だ。これも凄い作戦なんだろう。)

玉野「あ、アキちゃん!!!じゃ無くて吉井君!!!こ、コノゥ!!」

僕はその突進をスルリと態とギリギリで躱して躱した瞬間に相手の召喚獣の頭を撫でた。

Dクラス女子全員「はぁ?」

(余裕たっぷりって是で良いのかな?)

吉井「後は頼んだよ。秀吉。」

秀吉「ウム、了解じゃ。」

Dクラス女子全員「はぁぁ?」

秀吉「明久と御主等じゃ役不足じゃからの。」

Dクラス女子U「言って呉れるじゃ無い!!!」

 

木下秀吉   1497点

 

Dクラス    平均  1125点×6

 

 

(其にしても分から無い事が多過ぎる。)

ガラガラガラ

吉井「雄二遣って来たよ。」

姫路「あ、御帰りなさい明久君。」

(姫路さん程の火力の強い人が此処に居て良いのか?)

吉井「姫路さんにはどんな指示が出てるの?」

姫路「其が良く分から無いんですけど坂本君はこの教室から出無い様にって。」

(益々分から無い。)

工藤「僕も分から無いんだよね。出ちゃ行け無いってのが。」

吉井「君は違うクラスだから当たり前でしょって何で居るの?木下さん迄。」

工藤「気に為ったから抜け出して来ちゃった。」

(君達もFクラスの雰囲気に飲まれたか。)

坂本「おう、明久。帰ったか?」

吉井「雄二に言われた通り余裕噛まして相手の召喚獣のい頭を撫でて来て一瞬だけ戦争に参加して帰って来たよ。」

優子「何それ?作戦?」

工藤「戦線の6人だった見たいだし別に吉井君なら全員遣れたんじゃ無い?」

吉井「其より作戦説明してよ。」

姫路「あ、あの坂本君私にも教えて欲しいんですけど。」

坂本「何だ姫路。」

(僕は無視か。)

姫路「私は出無くて良いんでしょうか?」

(姫路さんは補充も済ませて在るし防衛には必要な人材の筈。)

吉井「そうだよそっちの方が楽に戦えるでしょ。」

坂本「そうだな屹度敵もそう考えるだろうな。」

吉井「何か含みの在る言い方だね。」

坂本「向こうはFクラスはこんなに廊下に戦力を投下して来たのに何故姫路を出さ無い廊下や階段を制圧したいんじゃ無いのかと考える。」

優子「でも制圧したいんでしょ?」

坂本「だからって戦力を無駄に注ぎ込んでどうする。俺達の目的は制圧じゃ無くて時間稼ぎだ。」

吉井「だからこっちも向こうに釣り合う戦力を!!!」

坂本「拮抗状態を作るのは何もこっちの戦力を注ぎ込む必要は無い。逆に減らしても良いくらいだ。向こうの戦力を小出しに為る事も有効だ。」

吉井「そういえば向こうも姫路さんが居無い事を確認して戦線離脱してたな。」

坂本「だろ?姿が見え無い姫路が平賀の首を取らせる為に待機してるって考えてんだろう屹度。向こうが減らして呉れればこっちの戦力は消耗が少なくて済む。逆に姫路を入れたら大量に向こうも投入されて姫路が無事でも俺達は大量の兵を失う事に為る。それに姫路を残せば仮に廊下が破られても防衛が楽だ。」

優子「あんたとことん頭が回るわね。」

(木下さんって事在る毎に雄二の事を頭が回るって褒めてるけど、多分自分が追い付け

無くて結構悔しいんだろうな。)

坂本「前にDクラスは姫路に一杯食わされたからな。屹度面白い様に警戒してる筈だぜ?多分戦線離脱した人は平賀の防衛に回ってるな。平賀には戦争の意図は伝えて在るから点数補充はして呉れた見たいだが、点数は低い。そんなに時間は無かったからな。俺達が行けば直ぐ決着が付くから恐らく防衛は固い。其に向こうは平賀は指揮を執って居無い。恐らく単細胞の清水が握ってる。冷静沈着な平賀なら兎も角、冷静さの欠片も無い清水が俺の作戦の裏を欠くのは無理だ。図の戦では俺に勝ち目はねぇ。」

(随分自信が在るなぁまぁでも此処迄考え切れるのだから当たり前か。)

坂本「だが、其だけじゃ不十分だ。だから向こうが強引に突っ込んで来無い様に更に駄目押しをした。」

工藤「どんな?」

坂本「情報操作だ。ムッツリーニと須川に清水の盗聴器が在る屋上でFクラスがDクラスに開戦を望んで居て確実に勝てる策が在るのに宣戦布告してバカな奴らだ的な内容の会話をして貰った。」

吉井「じゃあさっきDクラスの人が言ってた怪しい情報って。」

坂本「其の事だろうな。昨日の目的不明の交渉に付いては清水は思い当たる節が在り過ぎるからな。簡単に信じるだろう。」

優子「確かに其だと相手は警戒するわね。勝ち目の無い戦争に開戦を望むとは思え無い、何か秘策が在るんじゃ無いかって。」

坂本「しかも今朝も点数補充は数学じゃ無くて採点の遅い世界史も入ってたからなより不信感が在る筈だ。」

吉井「はっ!!!じゃあ昨日僕と雄二がDクラス前で歩いてたのって!!!」

坂本「まぁ一応そう言う事だ。」

優子「どう言う事?」

坂本「あの時は単純に点数補充をして無いアピールだったが今と為っては意味が変わってくる。向こうにして見れば後者も違うFクラスが居たのはおかしい、あれは俺達に宣戦布告させる為の演技だったんじゃ無いかと思わせられる。」

優子「あの行動に其処迄意味が!!!」

坂本「偶然が幾つも重なるとは考え無いのが人間だ。その向こうに何か目的が在るんじゃ無いかと疑問視するのは当然だ。しかも自惚れじゃ無いが、俺は試召戦争をの作戦を立てるプロだと囃子立てられてるからな。俺に何か策が在るとでも思ってるさ。」

優子「廊下のブラ付き、偽情報、坂本君の存在、補充試験の科目分け、姫路さんの温存、由君の不可解な戦線離脱。是だけ在れば疑わせるのには十分過ぎる材料ね。」

坂本「向こうは今頃開戦を後悔してるさ。何せ得られる物が無い上に負けそうな雰囲気が漂って最低設備が行きが決まりそうなんだからな。そして此の焦りも些細では在るが召喚獣の操作不良にも繋がる。」

優子「相変わらず完璧な作戦ね。」

坂本「そうでも無いと俺が神童として名を馳せた過去に釣り合わん。何かきっかけが在れば休戦をするんじゃねーか?」

吉井「未だ一押し為るの?」

坂本「ああ、最後にもう一手。敵の頭を取る事だ。」

吉井「其って平賀君?でも防衛が在るし、そんな事出来るなら態々休戦なんて、、、」

坂本「平賀は遣れるけど面倒だ。警戒してるから顔は出させ無い。だが今回に限ってはDクラスの頭は平賀だけじゃ無い。」

姫路「清水さんですね。」

坂本「御名答。清水を落とせば開戦派は大人しく為る。そんな訳で明久には清水と一騎打ちをして貰う。」

吉井「え?」

坂本「俺は指示を出して姫路にはいざと言う時の防衛、ムッツリーニんは敵情視察決まってる。詰まり未だ点数が残ってる御前にしか出来無い。」

吉井「じゃあ僕が戦線離脱したのって。」

坂本「ああ、御前が点数が残ってるって清水にアピールする為だ。」

優子「それでこの布陣なのね。」

坂本「流石Aクラスの作戦隊だな察しが良いじゃ無いか。」

(木下さんめっちゃ嬉しそうだな。そんなにプライドが在るのか。)

吉井「御免どう言う事?」

僕を含め工藤さんや姫路さんも分かって無い。

坂本「そうだな、例えばこの教室に須川が配置されてたとしよう。若しも御前が戦ってる相手ならどうだ?どう思う?」

吉井「別に何とも、、、、、意味が無いとしか思え無い。守るべき代表も居無ければ地理的に抑えて置くべき所でも無いし、そんな所に一人で居たとしても警戒はするけど深くは考え無いね。」

坂本「まぁ普通はそう考える。条件を変えよう。そのタイミングで須川と御前が姫路を巡って争ってたらどうだ?」

姫路「あ、あの、私を巡ってって、、、、、」

(坂本:じゃ無いとこいつも好きでも無い奴なら気付か無いからな。)

坂本「そう為るとそっちも大事な話に為る訳だ。試召戦争とは別に須川の事が気に為るだろうし、須川もそうだろう。」

吉井「そんな場所に須川君が一人で居るとしたら須川君が僕を待って居る様に見えるかな。姫路さんの話に決着を付ける為に。」

坂本「ああ、その通りだ。詰まり此の布陣は他の連中には意味が無く見えるだろうがしまずには明久が決着を付ける為に待って居る様に見える訳だ。その他面態々明久を前に出して存在をアピールしたんだからな。戦争の引き金を引いたのは明久だから恐らく清水が根に持つ事を言ったんだろ。恐らく清水は来る筈だ。ムッツリーニの情報でも朝から興奮状態だったらしいからな。」

姫路「じゃあ先程教室迄引いても良いって言ったのは、、、、」

坂本「そう言って所を相手に聞かせて遣ら無いと明久が此処に居る事に気付いて貰え無いからな。」

工藤「優子、此処で戦略を立てる骨、掴んどきなよ~。」

優子「五月蠅いわね。要ら無いわよ!!」

坂本「休戦交渉に足りるだけ補給したら廊下や階段を解放して空き教室の様子を教えて遣る必要が在る。尤もこっちが劣勢と見られ無い様、匙加減は難しい所だがな。取り敢えず明久は移動して呉れ。」

吉井「分かった。」

坂本「扠、是で俺達は清水が来る迄待機だな。」

姫路「フフッ。」

坂本「何だ、姫路、人の顔見て笑うとは失礼な奴だな。」

姫路「あ、御免なさい。そう言うつもりじゃ無いんです。何だかんだ言って矢っ張り、坂本君は明久君の事を理解してるんだなって。」

坂本「んぁ!!!?な、何を行成気色悪い事を!!!」

姫路「照れ無くても良いじゃ無いですか。」

坂本「いや、本気で気持ち悪いんだが、、、、、、」

姫路「だって明久君の事を理解して無いとさっき言ってた作戦を実行するなんて出来ませんよね?」

坂本「清水を誘き出す作戦か?・・・・・まぁ長い付き合いだからな。あいつの性格を考えると清水にどんな事を言ったのかは大筋は大体予想が付く。其が清水に取って放って置け無い事だって事もな。」

姫路「私も分かる様な気がします。」

坂本「あいつはバカな分考えてる事が分かり易いタイプだからな。」

姫路「素直なんですよ屹度。」

坂本「其は同意しかねるな。」

姫路「フフッ、坂本君も素直じゃ無いですね。」

坂本「ケッ、言ってろ。けど良いのか?姫路。御前に取っては是は余り良く無い話じゃ無いのか?」

姫路「そうですね。確かに嬉しい話では在りませんけど、、、、、、、、、、、、(小声)でも私はそう言う明久君惹かれてるんです、、、、、、、、」

坂本「ん?済まん聞こえ無かったんだが、、、、、」

坂本が他のメンバーに目配せをした。

姫路「あ、いえ、何でも在りません。」

坂本「そうか、まぁ取り敢えず、、、、、」

坂本、工藤、優子、秀吉、土屋「御馳走さんっと。」

姫路「き、きちんと聞こえてたんじゃ無いですか!!!!」

(優子:聞こえてた上でもう一回大きな声で聞き出そうなんて坂本君も鬼ね。)

 

 

 

空き教室

(僕の美波に対する態度は間違ってたんだろうか美波は僕が気を遣わ無いで居て呉れた事に傷付いたんだろうか。僕は徹底的に嫌われたんだろうか。考えれば考える程頭が混乱して来る。こんな事なら普段から頭を知恵の輪とかで柔らかく為る様に鍛えて置けば良かった。)

吉井「ん?外が騒がしいな。そろそろかな。」

(先ずは目の前の試召戦争だ。Fクラスの教室の防衛が上手く言ってるのか不安に為るけど僕には僕の役目が在るんだ。)

ガラガラガラ

清水「こんな所で一人で居て呉れて良かったです。貴方に話しが在りましたから。」

(良かった、本当に来て呉れたんだ。僕は総合科目で点数は削れてるけど清水さんが連れて来たのは彼女の得意な化学。でも僕は合宿では化学は召喚して無いから消耗は0。勝てる)

吉井「話って何かな?」

清水「そう難しい話では在りません。要するに、白黒はっきりさせましょうと言う事だけです。幸いにも今は試召戦争の最中です。分かり易く決着を付ける事が出来ます。」

(清水さんは僕に同意以外の選択肢を与えるつもりは無いんだろう。それとも或いは僕

が断るとは微塵も思って無いのかもしれ無い。僕も決着を望んで居るだろうと。)

吉井「分かったよ勝負だ清水さん。」

清水「先生承認の許可を御願いします。」

布施「分かりました。承認します。」

清水「良く逃げずに戦いを選びましたね。」

吉井「そっちもね。」

清水「美春は御姉様と戦いたい訳では在りません。その吉井明久!!!貴方を徹底的に叩きのめせれば其で良いんです。」

隣の部屋から雄二の叫び声が聞こえて来る。

坂本「明久!!!こっからは御前の役目だ!!!行って来い!!!」

吉井「有難う、、、、、、、、、、、雄二。」

清水「貴方だけは許しません!!覚悟しなさい!!!!」

清水、吉井「サモン。」

 

化学

清水美春   189点

 

吉井明久   482点

 

(腕輪は使える。けど僕は今回の戦いでは使う気は無い。操作技術の実力勝負を為るつもりだから。)

清水「何ですかその点数は!!!!」

(あ、そうか、清水さんは僕の点数を生で見たことは無いんだ。前のAクラス戦でも僕はセーブしてたし、合宿でも清水さんとは戦って無いし、文化祭の召喚大会も、、、、、自信の在る化学で負けたのが心を抉るんだろうか。)

清水「カンニングしたんじゃ無いですか!!!!!!」

(うん、普通女子は皆反応するんだよね。)

布施「いえ、不正はありません。採点者は私ですし、試験監督は西村先生でしたから。」

(こう言う時に鉄人の名前が出されると恩に着る。)

清水「そんな!!!」

(自力で倒せると思ってただけにショックなのかな。でも、手加減はし無い!!!!)

清水「一つ聞いて置きたい事が在ります。」

吉井「何?」

清水「あの言葉は、あの言葉は此の戦争を起こす為の狂言だったのですか!!?」

(今更僕が何を言っても信じては呉れ無い。実際美波を利用してDクラスと戦争しようとしたのは事実。)

吉井「僕が仮に狂言じゃ無いと行った所で君は信じるの?」

(彼女は此の言葉を肯定に取った様だ。)

清水「そう、、、、、、、、、、ですか。」

吉井「っ。」

清水「御姉様、泣いてました。きっかけは美春の言葉です。でも!!でも原因はっ!!!!!御前がっ!!!御前の様な男が居るから!!!!!」

清水さんの召喚獣の突進。

(速い。流石試召戦争での実戦経験が多いだけ在る。其と観察処分者の2週間でかなり上

達したんだろう。結局清水さんも雑用する羽目に為ったらからね。)

僕は躱した直後にカウンターを入れようとしたけど止めた。

清水さんの召喚獣がもう振り返って居て迎撃態勢に入ってたからで在る。今行っても防御されて逆にカウンターを喰らうだけだ。

(今の速度で振り返れるなんて、生徒じゃ僕しか居無かったのに。)

清水「どうして御前が、御前の様な下郎が御姉様の側に居るのです!!!」

清水さんの攻撃、躱す。

清水「どうして御姉様の気持ちを弄ぶ下郎が御姉様と言葉を交わして居るのです!!!」

躱す。

(確かに美波が泣く羽目に為ったのは事実、僕が美波を利用したのも事実。結果気持ちを

弄ぶ様な形に為って仕舞ったのも事実。)

清水「どうして、どうして!!!」

躱す、躱す、躱す。

清水」「どうして御姉様を利用する為、平然と嘘を吐く下衆が友達面して近くに居るのです!!!!!!」

(でも是は嘘じゃ無い!!!!!!!!!!)

清水さんの力強い面が僕に向かって来る。

ガシィィィィィ!!!!

僕は一撃を木刀で受け止める。

吉井「嘘は、、、、、、、吐いて居無い!!!!」

僕は木刀で思いっ切り払い退ける。

清水「え?」

渾身の一撃が受け止められた驚きか、此処迄何も喋らず戦った僕が急に喋り出した事に

対する驚きか。そんな表情を彼女は浮かべる。

吉井「僕見たいなバカばって言って良い嘘と悪い嘘位分かる!!!!あれは、、、、、、、嘘なんかじゃ無い!!!」

清水「信じません!!!信じたく在りません!!!」

激しい刀の打ち合いが始まる。

(流石操作には慣れて来て居る人の動かし方だ。力任せで戦ってたらこんな風に攻撃が

当てられ無い事位は分かってる。だけど御互い分かってるけど、今はそう言う戦いが良

い。技術云々より力任せのパワーゲームが!!)

吉井「あれは僕の!!!紛れも無い本心なんだぁぁ!!!!!!」

ガキィーーン、バシィッ

清水さんの剣を弾いて一撃が当たった!!

 

清水美春    187→22点

 

清水「ギャーーァァーー。」

僕よりもフィードバックはキツイ筈だから本当にキツそうだ。

(くっ、今の一瞬の隙を突いた攻撃な筈なのに咄嗟に受け身が取れるのは教師でも中々

出来るもんじゃ無い。流石と言わざるを得無いだろう。」

清水「聞きたく在りません!!!」

清水さんの最後の攻撃。

ガシィィィ!!

受け止める。

吉井「勝負は未だ此処からだ!!!!!」

(元は言えば此の騒ぎを作って仕舞ったのは全て僕の原因、斯うして責任を取る機会を

貰えた事を雄二に感謝しないと。)

ガラガラガラ

坂本「其処迄~~!!!!!!」

Fクラス総員「サモン!!!!」

 

Fクラス   平均   271点×20(二週間でもうそんなに下がったのかよ。)

 

恐らく姫路さんも居るから姫路さんの突破力で此処迄来たんだろう。

吉井「雄二!!!!何を!!!」

坂本「此処からは俺達に任せろ。」

清水「伏兵ですか、、、、、卑怯な真似を。」

吉井「卑怯だよ、是じゃ欺し討ちじゃ無いか!!!」

坂本「欺し討ち結構!!!是は勝負じゃ無い!!!!戦争だ!!!!」

吉井「雄二!!!!!!」

坂本「遣れ。」

皆の召喚獣が僕達の方へ。

吉井「雄二止め、、、、」

(ん?皆僕に向かってる様な。)

ガキィィン

 

吉井482→412

 

(間違い無い僕に攻撃してる。なら全部躱して遣る!!!観察処分者を舐めるなよ!!!)

坂本「何!?躱した!!?」

吉井「トルネード。」

 

 

吉井明久  412→362

Fクラス   7人戦死

平均  168点×15

 

(邪魔はさせ無い、僕と清水さんとの勝負は。)

吉井「歯ぁ食いしばれ!!!!風神の舞。」

 

Fクラス  11人戦死

 

吉井「続けようか。」

そして僕は後ろから掛かって来た二人を後ろを見る事無く薙ぎ払い。

 

Fクラス  2人戦死

 

清水さんとの勝負に臨む。

坂本「チッ、是じゃ兵が足り無かったか。作戦を潰しやがって。」

どうやら今のは戦死して無い残った兵全員だった様だ。

坂本「じゃあもう後は御苗に任せる。但し負けた時は責任、、、、、、、、取れよ。」

吉井「雄二。」

坂本「負けたら、蜜柑箱をクラス全員分御前が運ぶ事だな。」

吉井「雄二!!!、、、、、、、、有難う。」

坂本「知るか。引くぞ。」

ガラガラガラ

清水「っ。」

吉井「じゃあ、清水さん。・・・・・・・・始めようか。」

清水「下衆が、下衆が、何故御前の様な下郎が!!!!!」

吉井「是で最後だぁ!!!!!!!」

 

清水美春    戦死

 

(遣った。で、是でどう為れば良いんだろう僕。)

清水「貴方は、、、、、、、、」

吉井「何?」

清水「貴方は嘘を吐いては居無い様ですね。」

吉井「何で?」

清水「上っ面だけならさっきのは其処迄真剣に戦いはし無いからです。」

(さっきのと言うのは恐らく雄二達のい伏兵との一戦だろう。)

清水「でも、美春の怒りは未だ収まりませんがね。若しあの言葉が嘘だったのなら此の程度では許しませんでしたが。」

(ん?此の程度?)

清水「フンッ!!」

清水さんが僕の召喚獣の顔面を蹴った。と同時に、、、

吉井「いったぁぁ~~~!!!!!」

清水「今回は此の位で許してあげましょう。」

 

 

ガラガラガラ(Fクラスの扉を開ける音。)

吉井「酷い目に在ったよ。最初から是が作戦だったの?」

坂本「いや~悪かったな~。今の戦力でDクラスに勝てる訳無いだろ~?なら休戦交渉するのが道理だ。」

(糞、悪役の台詞しか聞こえ無い。)

工藤「僕達も聞かせれてたんだけどね~。御免ね~。其にしてもあんなに大群に良く勝てたね。」

優子「全くフィードバック付きの観察処分者を戦死させて元凶を潰したから是で水に流して呉れ無いかって提案すると言った時は吃驚したわよ。」

吉井「そう言う作戦だったのか。」

坂本「んじゃ。後の戦争は任せたぞ。明久。」

吉井「え?休戦交渉は?」

坂本「出来る訳無いだろ?清水が遣られちゃ、逆に怒りを買うだけだ。開戦組は続けるか躊躇するかもだが、、、、、元々の目的が俺達に仕返しする事だからな。目的が果たせて無い以上、その決意は揺るがないだろう。」

吉井「そんなぁ。」

坂本「その代わり須川と秀吉と姫路は付けて遣る。島田は遣られちまったからな。俺が遣られる前にさっさと遣れ。ムッツリーニは俺の護衛だ。大島先生も用意して在る。」

吉井「分かった。」

優子「斯う為る事も考えて保険体育の補充試験をさせたのね。」

坂本「ああ、向こうに取られて使え無い儘なのは勿体ねぇからな。俺達が保険体育で攻め落とすと向こうは思ったんじゃ無いか?だから出せ無い様教師を注ぎ込んでたんだからな。」

土屋「向こうの兵は残り28人だが点数は半分以上削れてる。」

優子「28人は防衛に回ってたけど此の状況で幾等かは出て来ると思うわ。」

吉井「姫路さん、秀吉。」

姫路「何ですか?」

秀吉「何じゃ?」

吉井「Dクラスの教室に入った瞬間に熱戦を出して。そして僕が直ぐ様出て応戦するから。」

秀吉「了解じゃ。」

姫路「分かりました。」

 

 

 

Dクラス女子Y「居たわ!!!覗きの主犯格よ!!!!」

(その呼ばれ方は気に食わ無いな。)

須川「サモン!!!」

Dクラス「サモン!!」

 

 

地理

Dクラス女子   平均  178点×10

 

須川亮       501点

 

(Dクラスめ、もう勝てると踏んで結構大きく出たね。でも須川君の腕輪と別の人の攻撃型の腕輪の組み合わせは最強なんだよ。)

須川「嫉妬入魂。」

 

Dクラス女子    平均79点

須川亮      501→351→176点

 

吉井「サモン!!!」

 

吉井明久     589点(合宿では無かった教科の為成績は上がって無い。)

 

吉井「トルネード!!」

 

Dクラス女子  全員戦死

吉井明久   589→539

 

 

吉井「此の儘進もう。」

Dクラスの扉はもう直ぐ其処だ。

木下、姫路「サモン。」

(Dクラス全体にもうフィールドは張られてる。是は何だ?)

 

化学

木下秀吉  454点

姫路瑞樹  408点

 

(良し、しめた、秀吉も腕輪が使える。)

秀吉「化ける。対象は姫路じゃ。」

ガラガラガラ(Dクラスの扉を開ける音。)

秀吉、姫路「熱戦。」

 

 

秀吉   454→404     姫路408→358

Dクラス護衛   15人戦死

吉井「サモン!!!風神の舞!!!」

 

吉井明久  342点

Dクラス   全滅

 

 

ガラガラガラ(Fクラスのドアを開ける音。)

吉井「遣って来たよ~。」

坂本「お、お疲れだ。」

土屋「須川と姫路はどうした?」

吉井「須川君なら帰ったよ。Dクラスに乗り込むときも鞄保って行ってたし。姫路さんは先生に呼ばれて手伝いをしてるよ。」

工藤「そう言うのは君がするんじゃ無いの?」

吉井「観察処分者には出来無いって言ってたから召喚獣関連の仕事じゃ無い?」

坂本「で、どうだった?ムッツリーニ。」

土屋「Bクラスの根本は諦めたらしい。」

秀吉「まあそうじゃろう。」

坂本「既に奴に取っては何のメリットも無いからなぁ。」

工藤「一件落着だね~。」

優子「是なら坂本君が作戦を立てる練習称したAクラス戦は不要ね。」

吉井「ってか何で5人共残ってるの?」

坂本「一寸気に為る事が在ってな。」

工藤「何でもムッツリーニ君が面白い物を見せて呉れる見たいだよ。」

土屋「明久も其処で見ると良い。反応が見たい。」

吉井「面白い物ねぇ~。皆がそんなに楽しそうなんだから余っ程の物なのかな。」

坂本「ムッツリーニも未だ中身は確認して無いらしいが、面白い事は間違い無いらしい。」

土屋「保証する。」

吉井「ねぇ、中身は何かな?」

坂本「とある男女の会話らしい。」

秀吉「儂等が気に為って居た顛末が良く分かる会話じゃ。」

(おかしい此の5人の笑顔が何処と無く邪悪と言うか、、、、、)

土屋「スタート。」

と言ってムッツリーニはパソコンの映像を再生する。

吉井「こ、是は!!!真逆!!!!」

土屋「首脳会談の盗撮記録。」

吉井「ドォワァッッチッ!!!!ちょちょちょちょ、一寸!!!何て物を再生して呉れるのさ!!!」

秀吉と木下さんと工藤さんが3人掛かりで僕を押さえつける

坂本「確り抑えて置け。」

秀吉「了解じゃ。」

吉井「離してよ秀吉!!!!」

秀吉「はっはっはーん、そうは行か無いのじゃ~。」

吉井「あ゛~だぁ~!!」

坂本「五月蠅いなぁ、少し黙ってろ~。秀吉、口も押さえて置け。」

秀吉「心得た。」

 

 

画面の中

吉井「どうしても言って置か無いと行け無い事が在るんだ。」

清水「何ですか?」

吉井「一個だけ、誤解を解いて置きたい事が在るんだ。」

清水「御姉様と付き合って居るのが演技だと言うのは既に知って居ますけど。」

吉井「いや、そうじゃ無くて、、、、、その、、、、美波の魅力を知ってるのは君だけじゃ無いって事。」

清水「何を言ってるんですかっ!!!何時も御姉様に悪口許り言って女の子として大切に扱おうともし無いで!!!!!」

吉井「うん、其は清水さんの言う通りかもしれ無い。」

清水「だったら御姉様の魅力の何を知ってると言うのです!!!!!?」

吉井「確かに御姫様見たいに扱ってる訳じゃ無い。男友達見たいな雑な態度で付き合ってかも知れ無い。けどね、、、」

清水「けど、何ですか?」

吉井「僕に取って美波は何も取り繕わ無い在りの儘の自分で話が出来て、一緒に遊んでると楽しくて、偶に見せる一寸した仕草が可愛い。とっても魅力的な、、、、、そっ、魅力的な女の子だよ。」

 

 

吉井「ギャーーーーーーー!!!!」

僕は秀吉が驚きの余り離して仕舞った手から解放されて絶叫した。

坂本「い、いやぁ、意外だった。」

秀吉「もう少し婉曲に言った物じゃったと思って居たが、、、、、」

土屋「直球勝負。」

工藤「恋愛漫画見たいだよ。」

優子「キュンとするわね。」

(聞かれた、よりによってこの5人に、、、、、、、、)

坂本「御前、言う時は言うだな。」

秀吉「何故か儂も鼓動が速くなって凄いのじゃが、、、、」

土屋「・・・・・男らしい。」

工藤「こんな台詞が全く臆する事無くサラッと言えちゃう何て格好良いね。女子が相手ならイチコロだね~。」

優子「粗告白見たいな事言ってるわね。」

吉井「僕の人生、、、、終わった、、、、、」

(只管殴れば忘れて呉れるかな)

カッカッカッカッカッ(誰かが廊下を走る音。)

土屋「はっ!!!」

ダッ

ムッツリーニが駆け出す。

坂本「どうした!!ムッツリーニ!!」

ガラガラガラ(Fクラスのドアうぃ開ける音。)

土屋「油断した。」

秀吉「油断したとはどう言う事じゃ真逆廊下に誰か居ったのか?」

土屋「今のを立ち聞きされたかもしれ無い。」

吉井「ダァ~~!!!!相手は誰っ!!!!」

土屋「多分、、、、、、、、、、、、、張本人。」

(清水さんの事か。まぁ其なら一度聞かれてるし許容範囲か。)

パンッ(雄二が手を合わせる音。)

坂本「そ、そうか聞かれちまったか。済まん、明久。真逆是程の物だとは思わんかった。」

秀吉「済まぬ明久。」

土屋「・・・・・御免。」

工藤「御免ね~。」

優子「悪かったわ。」

吉井「まぁ良いよ、張本人が相手なら。清水さんなら一度聞かれてるし、聞かれても良いからね。其より悪いと思うなら美波との仲直りに協力してよ。あれ以来ずっと険悪な儘なんだから。」

秀吉「いや、其は大丈夫じゃろう。」

坂本「そうだな。仲直り所か、、、、」

吉井「へ?何で大丈夫なの?」

優子「吉井君、何か勘違いしる様だけど帳本人って島田さんの事よ?」

吉井「え?え゛ぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~!!!!!!!!一寸待ってよ!!!!!其じゃ是美波に聞かれたって事!!?」

土屋「恐らく。」

吉井「そんな事言ったら逆にサンドバックじゃ済ま無いよ!!!!」

坂本「明久、島田がそう為る訳無いだろ?今頃顔真っ赤にして走り回ってるぜ?」

吉井「其なら尚更マズイじゃ無いか!!!!!恥ずかしく死んじゃうよ!!!!!」

坂本「いや、悪ぃな。」

秀吉「お、御主何処に行くのじゃ!!」

吉井「美波~~!!!!今の無し!!無し!!!!勢いで言っただけだから!!!!!!」

坂本「効果は無いだろうな。」

秀吉「じゃな。」

 

(島田:アキの無し、無しって声が聞こえて来ちゃったけど。どうしよう。もう振り返れ無い。)

 

 

葉月「ノインちゃんビローン。」

ガチャッ、ガラガラガラ(島田の帰宅音)

葉月「あ、御姉ちゃん、御帰り為さいです。」

島田「た、只今。」

葉月「どうしたですか?御顔が真っ赤ですよ?」

島田「葉月、どうしよう。」

葉月「何がですか!!!?学校で何か在ったですか!!?」

島田「あのね、、、葉月。」

葉月「はい、、、、、、、です。」

島田「御姉ちゃんね、、、、、、、、、、、、もうどうし様も無い位、、、、、、人を好きに為っちゃったかも。」

 

 

翌日

吉井「あ~気が重い、美波に会ったら何て弁解しよう。」

ポンッ

誰かが僕の肩を叩いた。

島田「よっ。」

吉井「ん?」

島田「何暗い顔してんのよ、、、、、、アキ。」

吉井「えっ、、、、、、み、美波!!!!!」

島田「何よ。」

(雄二が怒りは静まったって言ってたが一応一寸確認しよう。)

吉井「いや、あの、、、、一昨日は御免。」

島田「何?アンタ又謝ら無いと行け無い事した訳?」

吉井「い、いや、そうじゃ無くて、、、、、」

島田「又問題を起こしたら只じゃ置か無いんだからね~。ウフッ。」

吉井「ん?」

(矢っ張り雄二の言う通りかな?)

島田「ウッフフッ。」

と言って美波が走り出した、そして振り返って

島田「バ~カ。」

(マズイ完全にあの言葉の所為だ。)

吉井「アワワワワワ、、、、、、きっ、昨日の言葉は誤解なんだ!!!!」

(島田:矢っ張り土屋に気付かれたのね。)

島田「そう言っても聞か無いわよ。あれ本気で言ってる時の口調だもの。」

吉井「じゃあ、咄嗟に自分の口から本心がじゃ無くて、思っても見無い事が、、、、、」

島田「はいはい、そう言う事にしといて上げる。」

(島田:アキったら可愛いわ。坂本や工藤さんの言う通り弄り甲斐が在るわ。)

吉井「ギャーーーー!」

 




バカテスト         数学
実数a,b,c,dがa²+b²=1・・・➀、c²+d²=1・・・②、ac+bd=0・・・・③を満たす時a²+c²、b²+d²、
ad+cd,ad-bcの各値を求めよ。

                   東京電機大学、神戸大学他


姫路瑞樹、霧島翔子の解答
与式からb、dを分離した式にして
b²=1ーa²、d²=1ーc²詰まりb²d²=(1ーa²)(1ーc²)=1ー(a²+c²)ー(ac)²   ③式よりb²d²=(ac)² なので1ー(a²+c²)=0
即ちa²+c²=1是と➀よりb²=c²是と②よりb²+d²=1
次に(ac+bd)²=a²b²+2abcd+c²d²=a²c²+abcd+b²d²
=(ac+bd)²=0従ってac+bd=0又恒等式
(a²+b²)(c²+d²)=(ac+bd)²+(ad+bc)²と➀、②、③より
ad-bc=±1


先生のコメント
流石ですね。言う事は在りません。





吉井明久の答え
二進法で計算すると在る事は1、無い事は0なので、AカップやBカップは胸が無いのと同値なのでa=b=0同様にしてCカップやDカップは胸が在るので共に1
寄ってa²+c²=1、b²+d²=1、ac+bd=0、ad-bc=0


先生のコメント
こんな巫山戯た論理なのにad-bc以外全て在って居る事が腹立たしいです。




土屋康太の答え
二進法で計算すると在る事は1、無い事は0なので、AカップやBカップは胸が無いのと同値なのでa=b=0同様にしてCカップやDカップは胸が在るので共に1
寄ってa²+c²=1、b²+d²=1、ac+bd=0、ad-bc=0


先生のコメント
もう一人居ましたか。



島田美波
答えたく在りません。


先生のコメント
文字式だけの問題でボケようが無いと思い出題したのですが、貴方達に迂闊にアルファベットの文字式の問題は出せませんね。


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22:暴走と迷宮と召喚獣補完計画

その後、僕等の覗きに関しては学年新聞で確りと真相が語られたから濡れ衣は在る程度は晴れた。と言うのは。

 

 

新聞の一説にこんな事が書いて在ったからだ。

 

では何故火傷の痕を先生にでは無く自分たちで覗きに行ってみようとしたのか?主犯格のS氏はこう述べて居た。

「向こうがそう来るのならこっちも遣ってやろうじゃねーか!!」

又或主犯格の生徒の反省文の一説が此方で在る。

「ついムラっと来て遣った。今は心の底から後悔してる。」

と在り、犯人の特徴を確かめる以外にも目的は在ったようだ。

 

と書かれて居て結局、公表しても余り変わら無かった。

そしてその教科合宿の停学明けから1週間後、僕は美波に迫られて居た。

島田「一寸見せ為さいよ。」

吉井「あっ。」

後ずさりしていた僕が写真を取られた拍子に何かに躓いて後ろ向きにこけて仕舞った。美波もこけて今顔を間近で合わせて居る状況に在る。

島田「何でこんな物持ってるのよ。」

 

美波が自分のウェイトレスの写真を提示して来る。

ムッツリーニが現像が遅れたけど今朝入荷して手に入れた許りの新作だ。

吉井「う。」

島田「コソコソ撮ら無くたって、、、、、、、、、そんなに欲しいなら、、、、、、」

と言って美波は制服の釦に手を掛けて完全に脱ぐ動作に入って仕舞ってる。

(マズイ、昨日美波に勘違いはさせ無い、嘘は吐か無いって誓ったのに。)

美波が服に手を掛けて僕を押さえ付ける力が弱まった隙を突いて僕は素早く抜け出した。そした謝った。

吉井「いや~メンゴ、メンゴ。本当に欲しかったのは秀吉の写真で美波のは、、、、、、息が出来無い~~!!!」

島田「今日と言う今日は、、、許さ無いんだからね~!!!!」

吉井「僕だって何時も遣られて許りじゃ無いよ!!」

島田「先生、模擬試召戦争を行います。召喚許可を。」

鉄人「良いだろう。承認!!」

吉井「って何で美波の時だけ私的利用がOKなんだよ!!!僕の時は毎回拒否るじゃ無いか!!!!」

島田「フンっ、日頃の行いよ!!!!」

(僕だって、其処迄戦いを好む方じゃ無い。面倒だし、集中力使うし。)

吉井「僕に召喚獣で勝てるとは思わ無い事だね。それに美波のはお負けで、若し美波のが特典として付か無かったら購入は見送ってたから、購入の決め手は美波の、、、、、、、」

島田「ウチはお負けなのね!!!!試験召喚獣サモン!!!」

 

島田美波   823点

 

残念ながら説得は失敗に終わった。

吉井「試験召喚獣、サモン!!!!」

出無い。

吉井「あれ?サモン!!!!」

矢張り召喚獣は出無い。

吉井「サモーン!!!、サモン!、サモン!、サモーン!!!」

併し出無い。

吉井「おっかしいな。どうしたんだろう。」

(若しかしたら発音が悪くて聞き取れ無いのかも。)

吉井「サモン!、サモン!、サモン!、サモン!!」

色々な発音で言って見たけど駄目だった。

(早口過ぎて反応して無いのかな?)

吉井「サ~~~~モ~~~~~~ン~~~~~~~!!!!!」

すると召喚獣が出て来る幾何学模様が。

吉井「遣った幾何学模様だ。」

(でも様子がおかしい。幾何学模様は美波の平ぺったい胸じゃ無くて豊胸な、、、、、、、殺されるなぁ、じゃあ当たり障りの無い胸部から出てて、他は美波の両足の太股から、、、、、、、って当たり障りの無い胸部って何だよ。)

召喚獣は美波の胸と両足太股から計3体

(いや、良く周りを見たら他のクラスの教室にも彼方此方召喚されてるな。)

鉄人「承認中止!!!」

と言った物の、召喚フィールドが鉄人サイズに迄縮まった後再び拡大してフィールドは学園全体迄に広がって仕舞った。

(どう為ってるんだ?是は教師が召喚できるフィールドのサイズじゃ無いぞ!?でか過ぎる!!!)

鉄人「何だ!!?フィールドの制御が出来んぞ!!!?」

次の瞬間大量の召喚され過ぎた僕の物理干渉の出来る召喚獣が学園の全ての窓を割って外に飛び出して仕舞った。

 

 

事件の発端は30分前

事件は何時も前触れ無く訪れる。人通りの少ない召喚システムサーバー室前。余計な電磁波を出さ無い様にする為電灯は付いて居無い。

タッタッタッタッタッ(何者かが暗闇を走る音。)

土屋「(小声)誰?」

?「っ!!!!」

土屋「(小声)合い言葉は?」

吉井「(小声)性欲を持て余す。」

土屋「(小声)良し。」

吉井「(小声)ブツを。」

土屋「(小声)現ナマと引き換え。」

チャリン。

ムッツリーニから写真を受け取る。

吉井「うっ。」

土屋「フッ。」

ペラッ(写真を捲る音。)

吉井「ファ~~秀吉のウェイトレス生写真!!!はぁ~生きてて良かった~。」

根本「クッ。」

土屋「(小声)フッ、未だ序の口。着替え中の写真。・・・・・値段は二倍、、、、」

吉井「(小声)え~~?負けてよ、ムッツリーニ、今週はもう塩水しか飲んで無いんだよ?」

(土屋:食い付いた。落とせる。)

土屋「今なら是もセット。」

美波のウェイトレスの写真。

(吉井:スラッとしてて可愛い。)

吉井「あ゛ぁ~んだったらまぁ~、、、、、、、」

根本「フッ。」

タッタッタッタッタッタッタ    再び駆け出す。

サーバー室扉前。

ピッピッピッピッピ   ピー

サーバールームの入り口のセキュリティーを突破した音。

入室した先にはシステムを司るコンピューター。

根本「糞、手間を掛けさせて呉れるじゃねぇか。」

カタカタカタカタカタカタカタ(キーボードでプログラミングを打つ音。)

ピッ

パスワードを要求する画面に出た。プログラムを変える時にはパスワードが要求される。

根本「あっ、又セキュリティーか。パスワードはっと。」

(確か鉄人の机にプログラムパスワードのメモがあったな、確かあのパスワードは、、、、、、)

カタカタカタカタカタ

ピーキュァー(エラー音。)

画面には   ERRORパスワードが間違って居ます。     の文字

根本「矢場い!!!」

ダッタッタッタッタッ。

その時根本は気付いて居た、逃げる際に足に何かが引っ掛かりコードが切れた事を。

根本「あ゛ぁぁ!!!構ってられるか。」

 

 

何とか逃げ切った根本。

根本「くそぉっ、脅かしやがって、、、、サーバールームの防犯システムを封鎖出来たから良い物を、、、、、、」

ポンッ

突如根本が壁に付いた手の少し上から明久の召喚獣が出た。

根本「え?はぁぁあぁ~~~~~~!!!?」

根本が大量の明久の召喚獣に押し潰され、悲鳴を上げた。

 

 

 

 

学園長「何か在った様だね。」

ガチャッ

学園長室のドアが開いた。

高橋「失礼します。・・・・・・学園長、試験召喚システムに問題が。」

学園長「嗚呼、分かってるよ。」

 

 

吉井「あ~あ、こんな所迄、、、、、」

僕は今、大量に召喚された僕の召喚獣を箒で掃いて居る。

FクラスY「邪魔だな~。」

Fクラスのクラスメイトが机の上に乗って居た僕の召喚獣を手で払った。

吉井「痛っ!!」

FクラスY「向こう行けよ。」

クラスメイトが足に乗って居た僕の召喚獣を蹴り飛ばした。

吉井「うおぉ!!!」

誰かが僕の召喚獣に座った。

吉井「あ~重い!!!重い!!!」

清水「汚らわしいです!!!」

吉井「うおぉぉ~~~!!!!今思いっ切り背中蹴ったの誰!!!!?」

鉄人「吉井、御前又何か悪さしたのか!!?」

鉄人の鼻や耳の穴と言う穴には僕の召喚獣の片足が入って居て、その、、、、、、、、、、見て呉が悪い。

吉井「何で一番に僕を疑うんですか!!!」

坂本「何遣ったんだ?明久。」

秀吉「早く白状した方が良いぞ?」

土屋「誰も責め無いから。」

優子「吐き出す方が楽に為るわよ。」

工藤「隠し事は良く無いよ。」

吉井「皆迄~。」

島田「だって様子がおかしいのアキの召喚獣だけだもの。」

と言った側から美波の召喚獣が消えた。

島田「あれ?どうして?」

秀吉「システムが不安定に為って居るのかのぅ。」

姫路「私も召喚してみます。サモンです!!!」

 

大人バージョンの姫路。特徴は胸しか無い様だ。

 

秀吉「大人バージョンじゃな。」

姫路「いやぁ~~~~!!!見ちゃ駄目です~~!!」

凝視する雄二。と、、、、

坂本「ギャーーーーー!!」

目潰しで在る。

霧島「雄二、見ちゃ駄目。」

(あのぅ霧島さん、雄二が痛すぎて転げ回ってるんですけど。少しは優しく目潰してあげて?)

{吉井;ジョボジョボジョボジョボ}

吉井「ひぃめひぃさんもこんな風に成長ふるのかな?」

(坂本:そんな状態で喋るな声聞くだけで鼻血出してるのが丸分かりだろ!?)

土屋「部分的に特に成長。」

島田「ウチだって、、、、、、、サモン!!!!」

 

島田の大人召喚獣  胸はそんなに無い。

 

吉井「へ~本人に似て美波の成長にムラが在、、、、」

美波が是又凄い跳躍力で僕の首の上迄ジャンプして僕の首に足を絡めて来た。

(え?是結構危険なプロレス技なんじゃ?)

美波はその儘体重を斜めに掛けて僕を倒そうと為る。

実際に倒された。

吉井「ウゲッ!!」

パシャッ

(ムッツリーニ、未だ撮ってたのか。)

土屋「ハッ、若しや。」

ムッツリーニはカメラのレンズを姫路さんの召喚獣の胸部に入れる。僕と清水さん以外のは映像だからそんな事が出来る。

土屋「斯うすれば服の下が、、、、、、、」

吉井「流石ムッツリーニ!!!」

姫路「あ、いや駄目!!駄目です!!やだです!撮っちゃ駄目~~~~~!!!!!!」

FFF団「撮ってぃ!!!」

姫路「や~め~て~~!!!」

土屋「ウッムゥゥ~~ン。」

パシャッ

土屋「・・・・・骸骨。」

吉井「発想は悪く無かったのにね~。」

土屋「もう少し手前なら、、、、」

秀吉「何やら面白そうじゃの。儂も召喚して見ようかの。サモン!!」

 

秀吉大人召喚獣    美少女

 

土屋「び、美少女。」

吉井「思った通りだよ!秀吉~!!!!僕は何も間違っては居無かったんだ!!!!」

秀吉「明らかに間違いじゃ!!!システムが故障しとる!!!!!」

坂本「んじゃ、俺も試して見るか。サモン!!」

 

雄二の大人召喚獣    何か強そうなヤンキー

大胸筋をも見せびらかすかの様に自信で引っ張ってる。

 

霧島「・・・・素敵、、、、私も。サモン。」

 

霧島さんの大人召喚獣   完璧な美女

 

Fクラス総員「うおぉぉぉ~~~~~!!!」

霧島「御似合い。」

霧島さんの召喚獣が雄二の召喚獣に寄り添ってるのを見て霧島さんが頬を赤らめてる。

坂本「ムッツリーニの方はどうだ?」

土屋「サモン。」

 

ムッツリーニの大人の召喚獣   何処となく新撰組の様な雰囲気が漂うイケメンで在る。

 

と雄二の召喚獣がムッツリーニの召喚獣の服の中に手を入れた。

土屋、坂本「う゛ぇえっ!!!」

後ろで霧島さんが殺気立ってる。雄二も其に気付いたみたいだ。

坂本「おい!待て!!是は召喚獣が勝手に!!!!ね!!止め、ガダァァァ~~~。」

霧島さんのスタンガン。今迄の中でも出力が一番強い70万ボルト、、、、

霧島「裏切り者。」

ムッツリーニと雄二は霧島さんに遣られた。霧島さんはそそくさと教室を出て仕舞った。

(霧島さん、ムッツリーニは被害者なんだから勘弁してあげてよ。)

工藤「じゃあ今度は僕の番だね~。」

優子「私も召喚して見ようかしら。」

工藤、優子「サモン!!」

 

二人の大人召喚獣は可愛かったが、、、、、、、、

木下さんが工藤さんの服に手を入れて、、、、、

工藤「あれれ~木下さんBLからGLに為っちゃったのかな~?」

優子「是はシステムが暴走してるだけよ!!!」

姫路「吉井君の召喚獣はどんなのに為ってますか?」

島田「見せてよアキ。」

吉井「試して見よう!!サモン!!」

大量の召喚獣。

吉井「ダァ~~~~。」

結局僕の召喚獣は空き教室に詰められた。

吉井「おっかしいな~どうして僕の召喚獣だけ皆と違うんだろう。ん?」

皆の召喚獣が消え何時も通りの召喚獣に戻ったけど、、、、

吉井「何か様子が変じゃ無い?」

工藤「そう?」

優子「別にそんなには思え無いわよ?」

姫路「気の所為ですよ。」

島田「そうよ。何時も通りに戻ったじゃ無い?」

秀吉「良かっでは無いか。」

と突如南達の召喚獣の目が赤く光った。

優子、工藤、秀吉、島田、姫路「え!?」

次の瞬間美波の召喚獣が途轍も無い速さで移動して室内に旋風の様な物が出る。

姫路「キャー!!」

姫路さんのスカートが捲れた。ムッツリーニが空かさず写真を撮る。

(何と言う冷静な判断。)

皆の召喚獣が四方八方にジェット機並の速さで動き回る。

秀吉「どうしたのじゃ!!?」

坂本「コントロールが効かねぇ!!!!」

皆の召喚獣が窓の外へ、そして真ん中迄来たら皆が反発する様に四方八方に飛び去った。

秀吉「どこへ行くのじゃ!!!?」

吉井「どう為ってるの!?」

 

 

 

高橋「システムのコアに近い教師用の召喚獣は完全にフリーズして居て召喚できません。生徒の召喚獣は暴走状態に在ります。」

学園長「困ったねぇ、あんたや西村先生が使え無いんじゃ物理干渉の出来る召喚獣で修理出来無いよ。」

カタカタカタ

(学園長がセキュリティーシステムにログインして内部をPCで確認する音。)

学園長「参ったねぇ、サーバールームの防犯システムにアクセス出来無いよ。是じゃ扉が開か無いから修理にも入る事も出来やし無い。」

高橋「システムの電源を落としてはどうです?」

学園長「無停電電源装置で一月はスタンドアローンで機能するよ。」

高橋「其では、、、壁を壊して進入するしか無い訳ですね。」

学園長「明日は学会に学園のシステムの御披露目が在るんだ、壁に穴なんか空いてちゃ日にゃあ、飛んだ恥晒しさ。」

高橋「では、、、、どうされます?」

学園長「うーん、そうさね、、、、、、ちょいとバカに働いて貰おうじゃ無いか。」

高橋「馬鹿、、、、、、ですか、、、、、、」

学園長「いや、バカだね。」

高橋「はぁ、、、、、、」

 

 

吉井「僕が修理を!!!?」

只今学園長室で試験召喚システム暴走対策本部緊急議会が開かれた。

学園長「観察処分者の召喚獣はシステムの別領域で走って居るから、他の生徒とは違って、暴走の影響を受け無いんだよ。」

秀吉「成程、其で明久の召喚獣だけ様子が違ったのじゃったのじゃな?」

鉄人「そうだったか、疑って悪かったな。」

吉井「でもちゃんと呼び出せ無かったですよ?」

学園長「不具合の在る教師フィールドで召喚したからだよ。でも御前さんは自前のフィールドを持って居るだろ?」

吉井「そうか!!!黒金の腕輪を使えば!!!じゃあ僕と一緒に観察処分者の清水さんにも声を掛けるんですか?」

土屋「其は無理。」

坂本「中で召喚バトルに為る可能性が在るからな。」

吉井「どうして?人が多い方が楽でしょ?」

坂本「御前、清水と連携取れると思うか?」

秀吉「最悪裏切られて味方の清水から遣られる可能性も在るのぅ。」

学園長「清水はフィードバックは付けたが未だ吉井のデータに入ってるシステムに移して無いからねぇ、召喚獣は暴走した儘さね。」

坂本「詰まり、何処を探しても御前しか居無い訳だ。」

吉井「そうなのか、責任重大だな~。」

学園長「召喚獣でサーバールームに入って、ケーブルを繋いで御呉れ。そしたらあたしが端末の防犯システムを切って扉を開ける。そしてシステムを書き直す。」

坂本「物理干渉の出来る、観察処分者ならではの作戦だな。」

吉井「でも僕の召喚獣は壁をすり抜けられ無いよ?」

学園長「システムを冷却為る為のの通気口が在る、召喚獣のサイズなら通れるよ。元々、その為のサイズに設計してたからね。」

島田「だけど通気口の中が見え無いと召喚獣を操作出来無いんじゃ無い?」

学園長「しかもねぇ、五感を司るシステムは全て教師の召喚獣データと同じ場所に保管してるから吉井は召喚獣の目から直接見る事は出来無いんだ。」

土屋「是、ビデオカメラと送信機、ヘッドライト。」

姫路「是を召喚獣に持たせれば中が見えますね。」

吉井「あったま良い~ムッツリーニ!!!」

秀吉「良くこんな物持って居ったなぁ。何に使うのじゃ?」

土屋「っグッ!!」

吉井「ムッツリーニを責めないで!!!本当は良い奴なんだ!!!」

秀吉「未だ何も言って無いんじゃが、、、」

吉井「只、、、一寸悪戯っ子なだけで、、、、、、」

坂本「明久は(ムッツリ商会の)御得意さんだからな。」

学園長「黒金の腕輪の有効範囲は狭い。御前さんはサーバールームの前で操作しな。進路は此処から誘導する。」

姫路「召喚獣が出て来るタイミングは此方から分かる様ですから御伝えしますね。」

学園長「気を付けるんだよ。向こうの操作は自動だからね。」

吉井「じゃあ簡単じゃ無いか。人が操作して無いコンピューター相手ならゲームじゃ雑魚キャラだからね~。」

坂本「いや、そうとも限ら無い。」

学園長「坂本の言う通りだよ。向こうの召喚獣には前召喚獣のステータスデータが脳に入って居るからね。相手のステータスを考慮した完璧な戦い方で攻撃を仕掛けて来るよ。」

坂本「ゲームのコンピュータのレベルマックスとは訳が違うって事だ。」

島田「其に画面越しでしか見られ無いんでしょ?」

姫路「通信に因っては僅かに遅れますし、背後を取られたら見えませんよ。」

吉井「そんな!!!!」

学園長「明日は学会に召喚システムの御披露目が在るからね。今日中に修理し無いと明日からスポンサーからの補助金が出無く為るよ。」

(此のタイミングで言わ無いで欲しい。)

島田「学園の存続を掛けた大事な任務ね。」

工藤「頑張ってね~吉井君。」

(軽っ!!!!!!)

優子「あんた失敗したら只じゃ置か無いわよ。」

(重!!!!!!!)

霧島「期待してる。」

(プレッシャー!!!!!!)

吉井「雄二、僕、押し潰されそうだよ。」

坂本「大丈夫だ。御前の操作技術なら自動化された召喚獣にも屹度渡り合える。俺達じゃ無理だけどな。」

吉井「雄二。」

工藤「そうだよ。君がそうそう負ける事なんか無いって。」

吉井「皆、有難う!!!」

学園長「あと言い忘れたけどフィードバックはあるから気を付けるんだね。」

吉井「何でそんなのだけ在るの!!!教師も在る筈ですよね!!!!?何で教師の召喚獣のデータと同じ場所で保管しないの!!!!!」

学園長「御前さんと清水はフィードバック率が違うからね。データ量が多いからサーバー  を軽く為る為に別で保管してるのさね。」

吉井「此のババーー!!!!!」

学園長「良いから早く行きな。」

吉井「クソッ、文句は後で言うか。」

坂本「言うのは変わりねぇのかよ。」

 

 

 

 

サーバー室前

吉井「あれが通気口か。良し、アウェイクン!!!!世界史!!!サモン!!!!行けぇ!!!」

僕の召喚獣が先へと進んで行く。

 

世界史

吉井明久      1287点

 

指令室(学園長室)

姫路【召喚獣、通気口に侵入しました。】

島田【進路クリア。】

坂本【其の儘直進だ、明久。】

 

吉井【了解】

(糞、司令官見ないなごっこ遊びしやがって、是は遊びじゃ無いんだ。)

高橋「大丈夫ですか?彼は観察処分者、問題児ですよ。」

観察処分者=問題児と言う事を彼女は言ってるのでは無く、学園を破壊した破壊王の問

題児だからと言ってるので在る。観察処分者に為った経緯は彼女も知ってるが学園破壊の

真相は伝えられて無い見たいだ。

学園長「任せるしか無いね。今の所、黒金の腕輪と召喚獣はあのバカにしか使え無いからね。」

鉄人「俺を倒した男だ。屹度何かして呉れる筈だ。」

高橋「西村先生迄。」

坂本「大丈夫だ。明久がそう簡単には負けやし無い。」

秀吉【3m先を右に曲がって。次の十字路を左じゃ。】

吉井【丸で迷路見たいだなぁ何でこんなに複雑なの?】

学園長【セキュリティーの一種さね。】

吉井【ギャーーーー、痺れる~~!!!点数が減ってるよ!?な、何是!?】

 

吉井明久    1287→1089点

 

坂本【気を付けろ、毒の沼地だ。】

吉井【何でこんなの在んだよ!!!】

学園長【セキュリティーの一種だよ。】

何か僕の近くに段ボール?か何かが近付いて来たけど、僕の戦死を期待して鉄人が待機してる事は無いと信じよう。

坂本【危険地帯を迂回する。次の角を右だ。】

吉井【最初からそうして!!!!】

吉井【明かりが見えたよ。】

坂本【もう直ぐだ、其の儘真っ直ぐ、、、】

吉井【あれ?何だろうこの感じ。】

 

坂本雄二、土屋康太の召喚獣

 

吉井【召喚獣!!?】

島田【暴走召喚獣出現。】

姫路【攻撃、、、来ます。】

(そんな事も分かるのか。)

吉井【来ると分かった攻撃なんて】

 

坂本雄二   2380点

土屋康太   870点

 

(え?)

坂本【はぁ!!!!!?俺あんな点数取ってねぇぞ!!!!?】

秀吉【圧倒的過ぎる!!!!!】

学園長【そう言えば召喚獣のステータスと点数が夫々10倍に為って居たねぇ。】

(え?ステータスも10倍?其ってまずいんじゃ。)

雄二の攻撃。寸での所で避けるけど掠った。雄二は素早さは初期値だけど10倍もされたら流石にキツイ

吉井【あ゛ぁぁぁぁ~~~~!!!!!】

島田【攻撃が見え無い】

 

吉井明久     1089→893

 

(掠っただけで是!!?)

ムッツリーニの攻撃、腕輪の加速を使って来る。

(ヤバい、マジで見え無い。)

吉井【ダァァァァ~~~~~~~!!!!】

坂本【速い!!!!】

 

 

吉井明久   893→311点

 

感覚で避けたから掠っただけだけど、結構直で喰らった。真面に喰らったら。マジで失神物だ。

吉井【止めさせてよ!雄二!!!!】

坂本【駄目だ、コントロール出来ねぇ!!!】

吉井【そんな、嫌だよ。こんなのやだよ!!!止めてよねぇ!!!!止めさせてよ!!!】

 

雄二の攻撃。完全に避け切ったけど、床を殴った衝撃波で幾らか喰らって仕舞った。勿論普通衝撃波が起こる事は無いし、物理干渉の無い雄二の召喚獣が衝撃波は出せる筈が無い。もう無茶苦茶だ。

吉井明久   311→189

 

本部の皆は目の前で仲間が死に行く姿を見る様に見て居るの

が辛そうな様子で皆画面から目を背けて居る。

工藤「吉井君でも!?」

島田「駄目、、、、、、、、、、なの。」

吉井【雄二!!!秀吉!!!!美波!!!姫路さん!!!!父さん!!!!止めてよ!!!こんなの止めてよ!!!】

 

ムッツリーニの攻撃、加速に忍者の構えで速さがバグってる。

僕は避けたつもりだったけど避けた方向に攻撃が修正された。多分さっき一回目を躱し

たからこその修正だろう。ムッツリーニの短刀は僕の召喚獣の心臓を的確に切り抜いた。

吉井【ガァァァァァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】

ピーーーーーーーーーーー

と言う音と共に対策本部のスクリーンには無残にも0点の文字がはっきりと写って居た。

吉井明久     戦死    ダメージ量  4019点

僕の近くに在った、段ボールが完全に僕の真隣迄遣って来た。

段ボールから何か出て来たみたいで、、、、、、

吉井「ん?」

鉄人【戦死者は補習~~。】

静かにそしてドスを利かせる事無く只落ち着いたトーンで鉄人は言う。

吉井【なし~て~~~~~!!!!!!!!】

 

 

ガチャッ(吉井が学園長室に入る音。)

姫路「大丈夫ですか?吉井君。」

吉井「フッ、地獄を見たぜ。」

秀吉「どう言う補習じゃったのじゃ?」

坂本「あの遣られてフィードバックでかなり痛め付けるられた後の補習だからな~、キツイだろ。」

工藤「真逆吉井君があんなに何も出来ずに負けるなんてね。」

優子「驚いたわ。」

姫路「でもあの速さでも掠り傷で済む程度に躱せるって事は見えてるんですよね。」

吉井「ま、まぁね。」

土屋「ゲームで培われた素晴らしい視力。」

霧島「・・・・・・でも避けられ無いんじゃ。」

坂本「どう言う感じなんだ。」

吉井「僕が操作しても召喚獣が遅いから回避が間に合わ無い。」

姫路「ステータスが10倍でしたら大概の相手にはどのステータス値も負けて仕舞いますよね。」

工藤「吉井君なら大きくステータス値が離れても戦えるけど10倍はそんなに違うんだね。」

高橋「作戦を続けます。回復試験を受けて点数を補充して下さい。」

島田「でも余程高得点を取ら無いと敵と遭遇したらアウトよ?」

姫路「吉井君、、、、、、、、、、、、、、、若し良かったら、私が御勉強、、、、お手伝いしましょうか?」

確かに学年次席の姫路さんが教えて呉れれば心強いだろう。中間テストは偶々分かる所

ばっかり出たから実際には3500点程に実力しか無い。姫路さんとは1000点程差が在る。

{吉井:ジョボジョボジョボ}

吉井「姫路さんが僕と個人レッスンをを!!!!!?本当に!!!?」

僕は姫路さんの手を取り、目を輝かせて言ってる。多分。

秀吉「そう言う脳内変換だけは頭の回転早いのぅ。」

霧島「・・・・・直ぐに効果が出る方法じゃ無いと、、、、、、無理。」

工藤「だよね~。誰がどう教えた所で世界史を2000点も取れる様には為ら無いよね。」

優子「其に2000点分の問題解くのにはかなりの時間を要するわよ?制限時間を設け無いとしても全教科その位取るには1日じゃ足り無いわ。」

島田「大体こんなボロボロで問題考える程の体力残ってるの?」

坂本「其なら良い方法が在るぞ。」

(教師、坂本以外)全員「はぅん?」

 

 

今僕はテストを受けて居る。

➀8+1=   ②12+2=  ③9+2=  ④13+3=  ⑤8+3=  ⑥11+4=

⑦9+4=   ⑧10+5=   ⑨8+5=   ⑩10+6=

 

そう、小学校の1年のテストを。

島田「成程ね。今のボロボロで真面に脳が働いて無いアキでも解ける簡単な問題ばかりな

ら点が取れる訳ね。」

工藤「試験時間問題も解決だしね。」

優子「是なら粗考える事無く感覚の領域だものね。」

坂本「一寸チート臭いけどな。」

 

スクリーンには36242点の文字

秀吉「おぉ!明久が今迄に無いレベルに為って行くぞ。」

姫路「凄いです吉井君!!!」

(坂本:いや、全然凄くは無いんだがな。)

島田「頑張れ~アキ。」

ブッブーーー

画面は40926点で止まった。

学園長「はぁ~。」

坂本「何を間違えたんだ?明久。」

 

大化の改新は何年に起こったか。       625年

 

坂本「大化の改新は645年だ。あれだけの事が在ったのに覚えてねぇのかよ!!!?」

吉井「だからどっちか分から無く為ったんだよ!!!!混乱するじゃ無いか。虫殺しで覚えたら一発なのに。」

秀吉「じゃが、大分レベルが上がったのでは無いか?」

島田「これならもう敵が現れても大丈夫じゃ無い?」

土屋「・・・・・・・作戦開始。」

吉井「よ~しっ!!」

(坂本:吉井とよ~しって掛けた駄洒落か?)

吉井「アウェイクン!総合科目!!サモン!!!」

総合科目の方が点数は多いから万が一喰らっても戦死為る可能性が低い。

吉井の召喚獣が進む。

吉井【良~しっ、今度こそ、クリアして見せるぞ。】

坂本【良しっ。其の十字路を左だ。】

吉井【了解っ!!ぬあぁぁ!!!!!】

毒の沼地で在る。

 

吉井明久    40926→40498

 

坂本【強く為っても痺れるんだな~。】

吉井【試さ無いでよ!!!!】

坂本【今度は突き当たりを右だ。】

吉井【突き当たりって何?】

坂本【マジか!!!?知らねーのか!!!行き詰まった所と言う意味だ。】

吉井【了解っ!え?】

目の前には何かキノコの様な物が。

坂本【気を付けろ、明久。其に触ると、、、、、】

吉井【ぬあぁぁ~~~~~!!!!!】

姫路【明久君!!!!】

島田【アキ!!!】

吉井【ぐ、苦し~~!!!】

坂本【気を付けろと言っただろ!!!!!】

吉井【何時もの癖でつい。】

坂本【何なのか興味を持ったら突っ込んで行くのは幼児の思考回路だ!!!!】

吉井【なっ!!あれは!!!!】

 

秀吉、雄二、ムッツリーニの召喚獣

 

吉井【よ~し、今度は負け無いぞ~!!!フィールドチェンジ!!日本史!!!】

 

木下秀吉   3280点

坂本雄二    2320点

土屋康太     890点

 

吉井明久   4020点

 

雄二と秀吉の攻撃。

(そんな遅さ、躱して呉れと言ってる様な物じゃ無いか!!!)

僕は秀吉と雄二の攻撃を躱し、秀吉の攻撃を雄二の喉元に雄二の攻撃を秀吉の心臓に当た

る様木刀で軌道修正させ、刃物では無い雄二の攻撃では足り無いと秀吉の召喚獣の喉元に木刀の突きを一発噛ます。この間、3秒も無かったと思う。

 

木下秀吉   3280→1807→0

坂本雄二   即死。

 

工藤【さっすが吉井君、あんな早技出来るの君位だよ~。】

優子【その速さで動けてもあの速さで反応して操作迄するのは常人には無理ね。】

高橋【あ゛ぁ、あああああああああ。】

鉄人【高橋先生、そんなに驚く事は無いでしょう。彼の操作技術なら考えられる事です。】

土屋【・・・・・・神業。】

吉井【勝てる!!!勝てるよ!!!】

姫路【油断し無いで下さい!!!】

島田【土屋が来るわよ!!!】

吉井【大丈夫、対戦科目は歴史だから!!】

鉄人は蜜柑箱に入り誰かに近付いて行く。

ムッツリーニがクナイを5本投げて来た。

(そんな投げるのが遅いなんて簡単に薙ぎ払えるよ。)

僕は木刀で其等を薙ぎ払いムッツリーニの召喚獣の喉元に鋭い突きを。

吉井【保険体育の使え無いムッツリーニなんて、、、、、、、、、敵じゃ無い!!!!!】

 

土屋康太   戦死

 

鉄人「戦死者は補習~!!!」

坂本、土屋「え~。」

秀吉「あ~~!?」

秀吉「理不尽じゃ~~!!!!」

坂本「召喚獣が勝手に負けたんだぞ!!!!!?」

鉄人「問答無用~!!!」

坂本、土屋、秀吉「あ゛ぁ~~グガ~~~。」

 

カァーンガランギャランッ(明久の召喚獣が出口と為る通気口の金網を外す音。)

吉井【着いた。】

学園長【外れて居るケーブルが在る筈だよ。其を繋いで御呉れ。】

吉井【了解。】

進む。

吉井「おっ、あった。」

明久がケーブルの前に迄来た。僕の召喚獣がそのケーブルに手を伸ばす、すると、

キーン

何者かの刀が切れたケーブルの間に割り込んだ。

其処には美波の召喚獣。フィールドは暴走して?数学に変わって仕舞って居る。

吉井「美波!?」

 

島田美波   3280点

 

吉井明久   8720点

 

島田「アキ!!!?」

姫路「逃げて下さい!!!!!」

吉井「でもっ!!」

姫路「早く!!1で無いと、、、、、、私が!!!」

 

シュワ~~ン

 

姫路瑞樹    4980点

 

姫路さんの召喚獣が不気味な音を立て乍ら足からゆっくりと姿を現す。

吉井「姫路さん!?」

島田「バクーモグカンサ~!!!!」

 

僕の後ろから何かが召喚された。

後ろを振り向くと。

(三角木馬?)

パシィッ

僕の召喚獣に何かが巻き付いた。そして物凄い力でグイッと引っ張られる。

気付いたら僕の召喚獣は鞭で縛られて三角木馬に乗せられて居た。

姫路さんは武器が何時もの西洋剣では無く、木刀!?

学園長【どうやらバグの様だね。】

僕は美波に縛られて居る間、姫路さんの召喚獣から徹底的にボコられた

吉井【ダァ~~~!!!】

姫路【吉井君!!!!】

どれ位ボコられたんだろう。8000点程在った筈の点数がもう5000点台に為ってる。

一発90点位の攻撃を1秒間隔で受けて居る。

吉井【ガァァーーーー!!!!】

姫路【吉井君!!!!】

吉井【あ゛ぁ、あ゛ぁ~、あ゛ぁぁ~~~~~!!!!!】

島田【アキ!!!!】

(もう何もする事は出来無いのかっ!!!何て無力なんだ!!!!)

僕は思わず涙を流す。ポタッ、ポタッと又、一粒又一粒。

吉井【くっそ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!】

最後の一粒の涙が落ちた。

(ん?この感じ。)

吉井【っ!!!!!!!】

姫路【何か来ます!!!!召喚フィールド、移送シンク、召喚獣、出現します!!!】

清水「お姉~様~!!!!」

 

清水美春   1380点

 

島田【美春!!!?】

清水「縦召喚獣同士でも豚に抱き着くなんて許せません!!!抱くなら私の召喚獣を抱いて下さい。」

島田【何であんたが!!!】

清水「お姉様が豚に抱き着いてるとの情報を得て美春はDクラスの授業をこっそり抜け出して来ちゃいました~!!!」

(彼女の場合こっそりでは無い気がする。)

島田【良いから離れなさい!!!】

(通信機に直接話してる訳じゃ無いから普通は聞こえ無いけど大きな声と高い声の御蔭で

はっきり聞こえたよ。普通は邪魔だと思う清水さんだけど、今回ばかりは有難い。)

清水さんの召喚獣が美波の召喚獣に体当たりした。

と同時にバグが解消されて姫路さんの武器が西洋剣に戻った。

(チャンス!!!)

吉井【今だ!!!!】

僕は僕の召喚獣のベルトを外し、其を姫路さんの召喚獣の顔に鞭打った。

姫路さんの召喚獣が怯む。其の隙に美波の鞭を解く。

姫路さんの召喚獣が力一杯西洋剣を僕に振って来た。ジャンプで躱す。よって僕の後ろに

居た召喚獣はと言うと

 

清水美春、島田美波    戦死

 

確りと心臓を切り裂いて居た。

鉄人「補習~~!!!」

島田「嫌~~~!!!」

清水「イヤンッ」

(本当に美波好きなんだな。)

僕は落ちてた鞭と僕の木刀を使ってダブルで攻撃。

吉井【御免!!!姫路さん!!!】

僕の渾身の喉突き、そして可能な限りの鞭打ちの連打。

 

姫路瑞樹  4980点→4067点→2109点(連打の結果)

 

そして後ろに居た雄二とムッツリーニの召喚獣に激突。ムッツリーニや雄二は総合科目で

倒して置くべきだった。

 

坂本雄二  6210点→戦死  土屋康太   670点→0

姫路瑞樹   戦死

 

ラッキーだった。姫路さんが飛ばされた勢いで姫路さんが前に突き出してた西洋剣が偶々

雄二の召喚獣の心臓を貫いたのだ。

 

フィールドが総合科目に変わった。僕の黒金の腕輪の電波は弱い、このシステムのコアか

ら出るフィールドの電波の方が強くて簡単に負けてしまう。しかも、波が減衰して無い状

態のフィールドだから波が揃わずに重ね合わせで干渉が起き無い。

 

そして姫路さんの召喚獣が復活した。

 

総合科目

姫路瑞樹   48920点

 

吉井明久     40428点

 

姫路さんの召喚獣には白かった部分が全身黒に為り、西洋剣の重そうな漆黒の剣に変わっ

た。背中には羽?そして腕の付け根には鎖の様な物が付いて居る。

そして胸のボタンからビームが、

(是、熱戦よりも幅も威力も桁違いだ!!!ってか総合科目は腕輪使え無い筈じ

ゃ、、、、、、、)

僕は回避の為に横っ飛びしたが、如何せんビームの横幅が凄まじく広くて真面に喰らって

仕舞った。

 

吉井明久  40428→28890点

 

直後、姫路さんの腕の付け根の鎖が僕に鞭を打った。

(いや、是は鞭じゃ無い、自動で動く意志の持つ生物だ。鋼鉄の蛇と言った物か。)

 

吉井明久    28890→19820点

フィードバックで僕召喚者も吹っ飛ばされた。

吉井【ダァハァッッ!!!】

姫路【吉井君、無理です!!!逃げて下さい!!!!】

吉井【でも、此処迄来て、、、、、、、そんな事、、、、、、、、、、、、、、、、】

姫路さんんがもう一度強力なビームを放つ。

吉井【ダァァァ~~~~~~~!!!!!!!】

姫路【吉井君!!!!!】

吉井【後、少しなのに、、、、、、、】

高橋「是以上は無理です。辞めさせましょう。」

学園長【・・・・・・・・】

高橋「生徒に無益な苦痛を強いるのは教育者として、、、、、、」

吉井【未だだぁ!!!!!】

高橋「あぁ?」

吉井【未だ点数は残ってる!!!】

 

吉井明久   6点

 

高橋【その点数では勝ち目は在りません!!!!実力が違い過ぎます!!】

吉井【でも、、、、だからって、、、、、、】

(あんな小学生の計算問題を大量に用意してくれた先生とか僕の祭典に付き合って呉れた

先生とか、小学生並みの試験なんて本当の実力じゃ無いけど、、、、、、)

吉井【実力?そうか!!!僕の召喚獣が強く為った様に実力が点数差に為るとは限ら無いんだ!!!姫路さん!!!!回復試験を受けて!!!!】

姫路【え?】

吉井【御願い!!!】

姫路【!!!!!そう言う事ですね!!!!】

学園長【フッ。】

姫路「高橋先生!!!御願いします!!!」

高橋「?是以上貴方が点数を上げたら、彼に勝ち目は無いですよ?」

姫路「良いんです!!!」

高橋「では是を。」

姫路「終わりました。採点、御願いします!!!」

高橋「?、、、、、!!!!そう言う事ですね。姫路瑞樹、、、、、、、、0点」

そう、幾ら10倍でも0点じゃ0点の儘だ。

姫路さんの召喚獣が消えた。

姫路「吉井君。」

吉井【又何か来た!!!!!】

 

 

 

 

家庭科   姫路瑞樹  80点

    

吉井明久   589点

 

(え?10倍されてるんだよね?)

全員「・・・・・・・・・・・・・・」

勝負は一瞬だった。

吉井【ねぇ、是何時まで続くの!?学年全員を総合科目と副教科で全員倒さ無いと行け無いの?】

坂本【かもな。】

学園長【其は無いよ。今ので3回遣られたからね。システムの一部が壊れたから教師の召喚獣も併せて何かの教科が戦死したらもう出無いよ。】

と言う事は、、、、、、、

ポンッポンッ、ポンポンポンッ、ポンッ

 

総合科目

Aクラス

平均24870点×45人

霧島翔子   49810点

木下優子    18940点

工藤愛子   34090点

久保利光  42980点

佐藤美穂   32080点

Bクラス

平均20080点×47

岩下律子   19800点

菊入真由美   19880点

根本恭二     22980点

Cクラス 

平均16900点×48

小山優香   17890点

新野すみれ   16980点

Dクラス

平均   13120点×47

玉野美紀   13670点

平賀源治   16680点

Eクラス  

平均    12210点×48

中林宏美   13190点

Fクラス 

平均   8790点×39

須川亮     31900点

福村浩平    29810点

横溝浩二     30870点

朝倉      7890点

有働      6780点

 

誰かの召喚獣が姫路さんの召喚獣に化けた。熱戦を出す。そして点数が50点減り戦死する。

僕は避ける。

 

Eクラス   中林宏美戦死  他28名戦死

Dクラス  平賀源治、玉野美紀戦死  他27名戦死

Fクラス   有働、朝倉、福村浩平戦死  他9名戦死

 

続いて我等がFクラスが皆一斉に嫉妬入魂を使う。

(使ったのは32人。即ち2³²分の一の点数に為る筈だ。凄いな、指数怖っ。然も何か2の2の5乗乗って面白いよね。そして奇数は割り切れ無いから小数点は切り上げ、詰まり、、、、、、)

全員が1点に為った訳だ。

(でかした!!Fクラス!!!!何時もは妬ましいけど今日は塩水奢って遣るよ!!!!)

誰かが又、美波や、僕の召喚獣に化けた。トルネードと竜巻を出した。

(ってか名前変え様よ。トルネードも竜巻も一緒じゃん。)

 

Eクラス、Dクラス、Cクラス全滅。

Fクラス15名戦死 横溝浩二戦死

 

今度は誰かが姫路さんに化けて熱戦か。

(こんな発動が遅い熱戦なんて喰らう物か!!!)

 

Fクラス  15名戦死

Bクラス  岩下律子、菊入真由美  戦死

     他27名戦死

Aクラス   木下優子  戦死

        他25名戦死

 

姫路さんの召喚獣で御茶会の腕輪を使って来た。

(速い!!!Aクラスの攻撃か。仕方無い此処は!!!)

吉井【根本バリア~!!!!!!】

根本君の召喚獣でバリア。

全員「・・・・・・・・・」

 

根本恭二   戦死

 

霧島さんのスタンガン。

僕は躱して足を引っかけて、、、、、、、

 

工藤愛子  戦死

 

鉄人「戦死者は補習~!!!」

工藤「はぁ~。」

 

また誰かが熱戦を。

 

Bクラス全滅、Fクラス全滅

 

須川君も為替れては居たけど掠って掠ってが溜まりに溜まってって感じだった。

吉井「良し、逃げてばかりじゃ無くて今からは本気で行くか。」

もう化けるの腕輪を使える人が居無い。即ち僕が自力でしないと行け無い。

誰かが腕輪を発動させる。

(未知の腕輪は発動させるもんか!!!)

 

AクラスA  戦死

 

残りが一斉に襲い掛かる。躱して。

 

Aクラス10人戦死

久保利光、佐藤美穂  戦死

 

(結局こう言う戦いしか出来無いか。あと11人か。もう彼是40分は戦ってるよな。そろそろもう集中力が限界に、、、、、無理も無い。今の僕は本来なら20分しか持た無いんだ。此処迄来れただけ十分だろ。)

キーン!!

坂本【あっぶねぇ!!!今当たる所だったぞ!!!あいつ集中力切らしてやがる!!!!】

生徒「え!!!?」

姫路【吉井君!!!!】

島田【アキ!!!!!】

 

躱す。ギリギリ過ぎて風を感じる。

素早く振り返って一撃。

スカッ

外した。

吉井【あれ?】

坂本【どこ狙ってんだ!!!確りしろ!!!!】

高橋「辞めさせましょう。彼はもうヘロヘロです。」

学園長【私も諦めは悪くてね。】

高橋「そんな。」

ガバッ、ダっ!!(雄二が指令用のヘッドホンを外して走り出す音。)

秀吉「御主よ!!何処に!!!」

坂本「活を入れてやらぁ!!!」

 

ガチャッ

僕の居るサーバールームの扉が開いた。

(あ、やっともう良いよって言いに来て呉れたんだ。屹度、「疲れただろ、御前は良く遣った。」と言う一言を掛けて呉れて、、、、、、、)

ボゴッ

殴られた。

坂本「明久っ!!!テメエ、、、、、、」

雄二が胸倉を掴んで来た。

(成程。そう言う事か。)

ペシィッ

僕はその手を払い除けた。

坂本「行けるな?相棒。」

静かに頷く。

(そう。後たった11人だ。僕ならどうって事は無い。)

吉井【此処からが本気だぁ!!!】

Aクラスの召喚獣が突進して来た。僕は素早く躱して相手の召喚獣の手首を木刀で打つ。

(と言っても集中は長くは続か無い。短期勝負だ。)

相手が手首を打たれて手が痺れ、刀を落とした。僕は其を空かさず拾う。其処に相手が突進して来て殴ろうとする。僕は召喚獣に回し蹴りをさせて相手と無理矢理距離を取る。

 

AクラスB  24090点→24609点

 

更に木刀を投げる。

 

AクラスB   24609→18947点

 

霧島さんや他5人が一斉にこっちに向かって来る。

先ずは霧島さんともう一人のAクラスのモブの間を抜け、

 

霧島翔子、AクラスC   戦死

 

相打ちで戦死させる。振り返ってさっき奪った刀で心臓を真横に切り裂く。

 

Aクラス3人戦死

 

(行ける。)

残り一人を刺す。      Aクラス1人戦死

残り3人は躱す時に通り過ぎる時にと言った具合で刺す。   Aクラス3人戦死

(段々意識が薄れる。頭がフル回転してるからだろうか。急が無いと。)

残り二人の中。片方を遣る。   Aクラス1名

(後一人。)

吉井【是で止めだ!!!!】

スカッ

(え?、あれ?相手何処?)

姫路【明久君!!!!】

島田【アキ!!!】

坂本【後ろだ!!!!】

(え?其、矢場い。)

すぐさま振り返るがもう敵は木刀を振って居た。

 

ザクッ

坂本【あっぶねぇ、よく反応したな。】

土屋【ゲームで鍛え上げられた反射神経。】

(でも背後は取られ無い様な立ち回りしてた筈なのにな。しかも相手も背後に行っても僕なら直ぐ気付くから意味が無い事は知ってるのに、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、まさか、前しか見えて無い事がバレたか?)

又消えた。(後ろかっ!!)

ザクッ

防げるけど是、意外に集中使う。

坂本【マズイあいつ集中切らしてやがる!!!】

全員【え!!?】

坂本【仕方ねぇ。あいつは最近だと20分しか連続で戦え無い筈だからな。ゲームとは違って試召戦争は常に集中して其を切らさ無い様にし無いと為らねぇからな。ゲームみたいに相手が仕掛けたのが目視で分かってからじゃ遅いからな。もう45分も戦ってるんだ。そろそろ限界かもな。】

(限界?舐められちゃ困るな。見てろ!!!)

スカッ

(未だ未だ!!!)

スカッ

(糞、コンピューターの癖にちょこまかと!!!!)

スカッ

坂本【焦るな明久!!!ブレブレだぞ!!!!】

(そんな事言ったって、木刀が、、、、、、、こんなに軽い木刀が重いんだもん。待てよ?木刀

を振る力が無いなら、降ら無ければ良い。)

吉井【是でどうだぁ!!!!】

僕は木刀を捨てた。

島田「一寸アキ!!!何遣ってるの!!!」

姫路【素手なんて無茶です!!!!】

吉井【オリャ~~~!!!!】

モブは避けた。

(馬鹿め、そんなの御見通しだ!!)

殴った勢いを殺さ無い儘僕は召喚獣に左足を上げさせた。

(勢いは死んで無い、行ける!!!)

躱して体勢が崩れてるモブの召喚獣の顔面に僕の足が食い込む。

(勝った。)

 

Aクラスモブ   戦死

 

カチっ(ケーブルを繋ぐ音。)

パソコンにはOPENの文字。

僕の召喚獣がサーバールームに帰還した。

吉井「お疲れ。ん?」

召喚フィールドが消えて行く。

高橋【システム、回復しました。】

学園長【是で取り敢えずは解決さね。】

ガチャッ(学園長の部屋が開く音。)

姫路「吉井君!!大丈夫ですか?」

吉井「うん、是位何て事無いよ。」

鉄人「0点に為った戦死者は補習~!!!」

吉井、姫路「え?」

姫路「其じゃあ、、、、、、、、、、、、、行ってきますね。」

吉井「・・・・うん。」

(僕が指示したとは言え可哀想だな。)

吉井「姫路さん、、、、、、、」

学園長「何湿気た顔してんだい?」

 

吉井暉久   戦死

 

学園長がチョップしたからだ。

吉井「いったぁっ!!何するんですか!!!!あ~~~点数が!!!!」

学園長「そんな端数にしがみ付いてるんじゃ無いよ。あんたも補習に行ってきな。」

吉井「えぇ~~~~~!!!」

姫路「吉井君。えへっ。」

姫路さんが手を差し伸べて呉れる。

(多分一緒に行きましょうって事だよね。)

吉井「うんっ!」

僕は走って追い掛ける。

高橋「Fクラスの生徒一人にこんな重要な仕事大きな賭けでしたが、上手く行って良かったですね。」

学園長「別に賭けだなんか思っちゃ居無いよ。」

高橋「え?」

学園長「その内御前さんにも分かるさ。バカとの付き合い方がね。」

(あんたはバカ一人にあんな仕事を任せるのは荷が重すぎるとでも思ったんだろうけど、

バカと言うのは大切な物の為には途轍も無い力を発揮出来る物だよ。)

 

 

後日

坂本「で?犯人は誰なんだ?」

学園長「防犯カメラに漸くアクセス出来たんだがねぇ。Bクラスの根本だったよ。」

坂本「成程な。」

秀吉「心当たりが在るのじゃな。」

坂本「奴は先週俺達を倒し損ねたからな。1週間プログラミング学んでシステムを書き換えて倒そうとでも思ったんだろ。」

優子「外道ね。」

土屋「根本は未だ更生はして無かった。」

吉井「人には迷惑掛け無いけど、自分の為にはって感じだね。」

坂本「まぁ自分の為なら協力して呉れるんだから使い勝手はいいだろ?」

優子「丸で物扱いね。」

坂本「いや、物扱い其の物だ。」

工藤「うわぁ。」

学園長「プログラミングを舐めて貰っちゃ困るね。」

吉井「どんあプログラムを組んでたんですか?」

学園長「操作の自動化、点数やステータスの10倍化、他科目で負けても復活出来る様にする不死身化だね。観察処分者だけシステムが違うから作用し無かったけどね。」

優子「どんだけ勝ちたいの?」

学園長「だが根本だけじゃ無くて其を全体の召喚獣に作用させて仕舞ったみたいだね~。」

坂本「今度Bクラスに仕掛けるか。」

だが其の前に事態は急展開を迎える事に為る。

 




バカテスト
素数p、qを用いてP^q+q^pと表される素数を全て求めよ。
                   京都大学


霧島翔子の解答
p、qが共に奇数だとするとp^q+q^pは2より大きな数字に為る因って、其は素数では無いので不適。共に偶数だとすると共に2で在るが是はp^q+q^pが8に為るので不適。即ち片方が2で在り、片方が2以外の素数である事が分かる。因ってq=2としても一般性を失わ無い。
ⅰ)p=3の時
p^q+q^pは17と為り題意を満たす。
ⅱ)p≧5の時
p²+2^p=p²+(3-1)^p=p²+3Mー1(Mは自然数。)
=(p+1)(pー1)+3M此処でpは3の倍数では無いのでp+1かpー1は片方は3の倍数で在る。因って3の倍数で在り3よりも大きな数字に為るので素数では無い。
従って題意を満たすのは17=2³+3²で在る。



先生のコメント
流石ですね。是は非常に難問とされる物ですが簡単でしたか?素数問題で奇遇を考える場面は少ないですからレアですね。



坂本雄二の解答
無理。

先生のコメント
正直な回答で先生は好きです。



吉井暉久の解答
京都大学の問題なのでp=3としても一般性を失わ無い。
又此処でp^q+q^pは2以上が確定なのでp^q+q^pは奇数の素数で在る。
此処で奇遇に付いて考えるとp^qは奇数、p^q+q^pは奇数なので引き算よりq^pは偶数と為る。即ちq=2で在りので17=2³+3²で在る。


先生のコメント
「京都大学の問題なのでp=3としても一般性を失わ無い。」入試では此処で全てを失ってます。


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