僕のヒーローアカデミア~ロボット軍~(作り直し中) (ディセプティコン大好き)
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1話

気分転換に書く
もしかしたら増えるかも


「わぁぁ!遅刻する~!」キュィィィィィィン(ローラーダッシュの音)

 

「ちくしょー!なんで、目覚まし壊れたんだよ!こんなときに!」キュィィィィィィン

 

曲がり角

 

「(今日もヒーローの活躍かっこよかったな、僕もあんな個性ほしかったな)」スタスタ

キュィィィィィィン

「?(なんだ?この音曲がり角の向こうから聞こえる?)」

 

「遅刻!遅刻!」

 

「わぁ!」

 

ゴツン!

 

「いて!」

 

「いててて……って!えぇ?!」

 

緑谷 出久の前には

180cmで全体的に緑で少しだけ丸い感じでどこか愛嬌があるような気がする

そして、極めつけは3つの目のような者

赤、緑、そして小さな緑の3つで構成されている

スコープドッグだ

 

「いてて…あ、ぶつかってごめん!」手をさしのべる

 

「あ、いえ大丈夫です」手をつかみ起き上がる

 

「本当にごめん!遅刻しそうだったから急いでて」

 

「え?まだ○時○○分ですよ?」

 

「え?……あ、本当だ…」どこからかスマホをだし時計を見る

 

「あはは…では、僕はこれで」

 

「あ!待って!君の名前は?」

 

「僕?僕の名前は緑谷 出久です」

 

「出久くんか…俺の名前は、霜降 真棟!またいつか会おう!」

 

「は、はい!」

 

これが、緑谷 出久と霜降 真棟の出会い

 

折寺中学校

 

「えー、お前らも三年生と言うことなので!!!本格的に将来を考えてく時期だ!!!」

 

「(霜降 真棟くんか…あの子の個性ってなんなのかな?見た感じ纏う系か?)そして特徴的なあの動き方、足は動かし…もしかしてホバーで移動か?…いやあの音はホバー系じゃなくローラー系?ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ」

 

「緑谷!ブツブツしてるぞ!」

 

「あ!すみません!」

 

「全く…今から進路希望のプリントを配るが皆!!!」

「だいたいヒーロー科志望だよね」

 

『ハーーーーーイ!!!!!!』

 

「うんうん、皆良い個性だ!でも校内で個性発動は原則禁止だ!」

 

一方その頃

 

円扉中学校

 

「はい!皆さんも中学三年生と言うことなので本格的に将来を考える時期です」

 

「(今日ぶつかった子遅刻してないと良いけどな)」

 

「今から進路希望のプリントを配るけど皆」

「ヒーロー科志望だよね♪」

 

『はーい!』

 

 

 

そして、数分のHRが終わり

 

「では、皆さん受験に向けて頑張ってください…ちなみに今日は昼までの授業だからと言って自習勉強をおろそかにしてはダメですよ!」

 

そして、10分休憩

 

「霜降 真棟」

 

「あ、常闇くん、どしたの?」

 

「俺は雄英志望だが、真棟も雄英だろ?」

 

「まぁね」

 

「そうか、お互いライバル同士になるが頑張ろうな」

 

「わかった!」グータッチをする




すみません、今回は初のヒーローアカデミアなので短くなってしまいました!
あと、口調などおかしな点などがあれば報告お願いします

霜降 真棟
年齢15 性別男
好きなもの『ゲーム、アニメ、ロボット』
嫌いなもの『特にない』
個性
『ロボット装着&マリグナントバリエーション』
ロボット装着
「さまざまなスーパーロボットを纏うことができる
専用のアプリがあり、真棟がそのアプリをダウンロードしてあげた者のみ、スーパーロボットを纏える
スーパーロボットを纏った時の慎重は180cm
デンドロビウム、ネオジオングなど追加装甲系は5m
普段はパワーを抑えており、本気を出すとヤバい
ロボ装着で装着できるロボは召喚できる
たまに精神を乗っ取られそうになる」

マリグナントバリエーション
「どこかで見たことがあるような技やロボを使う強力な個性
だが羞恥を感じると威力が落ちるため
羞恥感を取り払う強力なメンタルが必要」

ロボット装着とマリグナントバリエーションの共通点
・口調が変わる(霜降だけ)
・ノリがいいと威力が少しだけ上がる

実弾系は、全弾、全マガジン使い終わると数十秒待つと再装填できる


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2話 入試試験

「よし!今日は雄英高校の入試だ!今まで培ってきた学力とパワーを惜しみ無く使うぞ~!」

 

「がんばれー」←母

 

「もっと、熱くなれよー!」←父

 

「いってきまーす」スタスタ

 

雄英高校前

 

「ここが、雄英高校かー…でっけーな…」キョロキョロ

「あれ?あの子は」出久を見つけた

 

「(毛飲み込んだけど授かったのかな?)」

 

「久しぶり!緑谷くん」

 

「え?!…え、えっと君は確か…」

 

「あ、この姿で会うのははじめてだったね…霜降真棟だよ」

 

「真棟くん!久しぶりだね!君も雄英志望なんだ!」

 

「おう!そうなんだよ!緑谷くんも雄英志望だったんだ…お互いベストをつくそう!」

 

「うん!」

 

「どけ!デクとモブ!」

 

「だれ?」

 

「かっちゃん!」

 

「俺の前に立つな…殺すぞ」

 

「わー、怖い」

 

「おっ、お早うがんバ張ろうねお互い…」

 

「緑谷くん、緊張しすぎだよ、リラックスリラックス」

 

「あ、うんそうだね…すー…はー…すー…はー」深呼吸をする

「よし!僕たちも行こう!」ガッ

 

転ぶ出久

 

「(これだよ)」

 

「緑谷くん!……ってあれ?」

 

「?」

 

フワ〜

 

「大丈夫?」

 

「わっ、え!?」

 

ストッ

 

「私の『個性』ごめんね勝手に、でも転んじゃったら縁起悪いもんね」

 

「緊張するね」

 

「へ…あ…えと」

 

「(めっちゃ緊張してるね緑谷くん)」

 

「お互い頑張ろう!」スタスタ

 

「………」ポケー

 

「かわいい子だなあの子…緑谷くんもそう思うでしょ?」

 

「(女子と喋っちゃった!!!)」キュンッ

 

「緑谷くーーーん?!」

 

緑谷と霜降は別の会場

 

「えー、はい、担当の相澤です。簡単に実技試験の内容を説明します、めんどくさいし、一度しか言わないのでしっかり聞くように」

 

頭はボサボサ、黒いタイツのようなスーツに上半身には包帯のようなものをぐるぐると巻いた男は手元のリモコンを操作しスクリーンにプレゼンテーションを映し出す

『実技試験の概要』と書かれたスクリーンを見る

 

「今年は色々と案が検討されましたが、これから皆さんには機械を相手にした、模擬戦闘を行ってもらいます」

 

これを聞いた霜降は、まるで悪人のようなにやけかお(真ゲッターロボ参照)をしていた(本人は気づいてない)

 

説明会場からバスで数分ほど離れた場所で他の受験生らとともに霜降は巨大な扉の前に立ち開始の時を待つ、ちょっとしたビルくらいの高さのある門の開かれた先には紛れもない街そのものがあった

 

「(今回はロボット相手で人が結構いるから混戦は避けられないと思う…ならこいつでいくか)」

スマホを見てなにかを選ぶようにスクロールしそして、タップすると

 

霜降の周りが光る

「な、なんだ!」

 

「誰かの個性なのか?」

 

そして光が収まるとそこには、人一人上に乗れそうな位の大きさの戦闘機がある

 

見た目はF-14トムキャットとF-15イーグルを足したような感じだ

 

「せ、戦闘機?」

 

「ちっちっち、こいつはただの戦闘機じゃない…ガウォークモード!」

 

すると、VF-1バルキリーは腕と足が生えたような感じになった

 

「よし!あとは、銃のチェックを……」

 

『スタートッ!!』

 

「な?!」

 

霜降が銃のチェックをしている途中に突然始まった

 

『どうしたどうした!!実戦にカウントダウンなんて無いんだよォ!!』

 

「くっ!VF-1バルキリー、テイクオフ!」

 

そして、飛ぶ

 

「……いた!」ババババババババババ

 

仮想ヴィランを見つけガンポッドを撃ちまくる

 

「あいつは1ポイントか……よし、ファイターモード!」

戦闘機状態になりそのまま仮想ヴィランをガンポッドで倒しまくる

 

「よし、順調順調…」ピーピーピーピーピー

「ミサイル警報!場所は…後方?!」

 

バシュンバシュンバシュンバシュンバシュンバシュン

無数のミサイルがバルキリー(霜降)に向かって来る

 

「普通の戦闘機だったらすぐに落とされるな…けど!こいつは普通じゃないんだよ!」

ガウォークになり180°回転し

 

「うぉーーー!!」ババババババババババババババババ

ミサイルを全部撃ち落とす

 

「ミサイル撃ってきたやつは…あそこか!」ファイターになりミサイルを撃ってきた仮想ヴィランの所に行き

 

「バトルロイドモード!」人型になり

 

「さぁ、パーティーの始まりだ!」ババババババババ

 

仮想ヴィランを倒していく

 

 

 

「ふぅ、なんとか倒せた」

周りにはミサイルを撃ってきた仮想ヴィランの残骸がある

「さてと、しばらくはバトルロイドモードでいるか」

スタスタ

 

「キャーッ!!」

 

「?」

 

霜降は叫び声がした方を見ると

複数の敵に壁へと追い込まれ腰を抜かしてしまっている少女と少女を守ろうとその間に立つ黒髪の男がいた

 

「あ、あぁ……」

 

「落ち着け! 俺がアンタを守ってやるからよ!」

 

『ハッシャ」

 

「危ない!」

 

「うおおおおお!!」

 

敵から発射された弾丸の雨が少年と少女を襲う。

いくらゴム弾とはいえその痛みはかなりのものだ、普通の人間ならここで咄嗟に回避行動をとってしまうだろう

 

だが、霜降の声に合わせるように少女の前にかばうように立った少年は弾丸に対しあろうことかボクシングガードのように腕で少女の盾となったのだ。肌は角ばった形となり大きな痣を残すであろう弾丸はその変化した皮膚に当たると軌道をずらし少女一人を避けるよう背後の壁へと飛んでいった

 

「す、すげー」

 

『弾切れ、リロードシマス』

 

「大丈夫ですか!?」

 

「ハァ……ハァ……問題ねぇぜ。俺は硬ぇからよ。ただこのままだとハチの巣になるだけっぽいんだけど……立てそうか?」

 

少年は息を荒げながらも背後にぺたりと座り込む少女に向け声をかける

鎧は強靭といえどそこには疲労の色が少し見えた

 

「すみません……まだ腰が抜けてて動けそうにないです…」

 

『リロード完了、ハッシャ準備』

 

「これで3度目だが仕方ねぇ。俺が鎧が砕けるのが先か、てめぇの弾が完全に切れるのが先か……やってやろうじゃねぇか!!」

 

『ハッsh…』

 

ババババババババ

 

どこからか銃声が聞こえると思うと仮想ヴィランが倒される

 

「!」

 

「……?」

 

「おーい!君たち!大丈夫か?」スタスタ

黒髪の少年と守られていた少女に近づく

 

かっこいいと思いながら見とれる黒髪の少年

 

「あのー……」

 

「お、もう大丈夫なのか? 」

 

「ええ、おかげさまで怪我無く。ありがとうございました!」

少女は何度も頭を下げるとぴゅうと吹く風のように颯爽と走り去っていった

 

「早いな…そういえば黒髪の君大丈夫?」

 

「あぁ、大丈夫だ、俺の名前は切島だ」

 

「俺は霜降だ!」

 

「そういえば制限時間大丈夫か?」

 

「やべ!忘れてた!」

 

霜降は慌てて装甲内部にあるデジタル時計を見る

時間は、試験開始から10分近く過ぎたところだ

 

「試験開始から10分、試験時間は30分……ってことはもう3分の1経過している 切島くん、君何ポイント稼いだ?」

 

「数え間違いしてなきゃ13ポイントくらいだと思うぜ。他の奴らはもっとポイント稼いでるだろうし、ここで結構時間使っちまった分気張ってかないとな」

 

「13ポイントか…俺は途中数えるのを諦めて倒しままくってたからわからない」

 

「そ、そうか」

 

「じゃ、俺はいくからな!また会おう!」ファイターモードになる

 

「おう!また会おうぜ!霜降!」

 

数分後

 

「うぉぉぉぉぉー!」ババババババババババババババババ

仮想ヴィランを倒していっている

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

「?なんだ?」

 

「いや……何か揺れてないか?地震か?」

 

今に限ってそんなことないだろと少年が笑い飛ばそうとする

けれど視界の隅に映った標識は揺れ、窓ガラスがガタガタと揺れだし何かが起きていることは間違いなかった

 

「よし!かなりポイント稼げたな♪一息つくか」

 

霜降が攻撃の手を一旦止め、一息ついた瞬間爆音と鳴り響き砂煙が立ち込める

 

会場にいる誰もが叩きつけるような風と砂に目を手で覆いながら叫ぶ

やがて立ち込めていた砂煙は晴れ、吹き付けるような風は止んだ

風が止んだことを肌で感じ受験生らが目を開くと、そこにあったのは一人の学生の仕業だったほうが良かったと思える程巨大な、自分たちがアリみたいなちっぽけな存在にでもなったかと錯覚してしまうほどの圧倒的スケール誇る緑色の装甲を持つ仮想敵が山のようにそびえ立っていた

 

「おいおい……」

 

「デカ過ぎるだろ……」

 

通りを封鎖し、周りの建物の高さも優に超えるその敵に受験生らは思わず後退る

 

彼らが気付いたことは二つ、一つはこの存在こそお邪魔虫として配置された0P敵であるということ、そしても一つは奴には絶対に勝てないという恐怖や本能からの確信であった。その想いは今までの奴らが玩具であったと感じてしまうほど圧倒的なものだった

 

『――――』

 

「やべぇこっち来てる!?」

 

「逃げろぉぉ!?」

 

その巨大な仮想敵は他の敵とは異なり何も言葉を発さず鈍重な動きを見せる。けれどその一歩一歩の動きだけで地響きが起こり窓は割れ、それを身で感じ見た受験生らは一斉に敵とは真反対の方向へと走り出していく

 

だが、しかし一人…いや一機だけ立ち向かうものがいた

 

「目標を破壊する!」ババババババババババババババババ

ファイターモードで立ち向かう

 

カンッカンッカンッカンッカンッカンッ

 

「装甲厚いな」

 

「……なら!全弾ぶちこむまでよ!」

 

バトルロイドモードになり地上に降り

 

「ふぅ……VF-1S!Sバルキリー!!!」

 

霜降の周りが光り、そして収まると

 

「これを!全部あいつにぶちこむ!」

・ガンポッド

・マイクロミサイルポッド

・ホーミングミサイル

・2連ビームカノン砲

 

「いくぞ!」ファイターモードになりマイクロミサイルを数十発撃ち込む

 

ドガドガドガドガーーン

 

そして、怯んだところを0ポイントヴィランの正面に来て

 

「全弾叩き込んでやる!」

 

バシュンバシュンバシュン

ババババババババババババ

ガンポッド、2連ビームカノン砲、ミサイルポッドを撃ちまくる

 

ドガンッ…ドガドガドドカーン

 

巨大仮想ヴィランの節々から小爆発が起き

そのまま巨大仮想ヴィランは倒れる

 

「……終わったか?」

 

『試験ッ終了ーーッ!!』




試験編終わりました!
最後の一斉射撃は
『第3次スパロボα』のマクロスの一斉射撃を参考にしました


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3話

雄英入試が終わり早数週間が経過したある日の朝、霜降家に一通の手紙が届いた。白一色のその手紙に書かれた差出人の名は『雄英高校』、宛名には真棟の名が刻まれている

 

「マザー&ファザー、ついに来た」

 

「おぉ!」

 

「よし!自室で見てこい!」

 

「おう!」

 

自室

ショウケースのなかにはいくつものロボットのプラモやフィギュアなどが並んでいる

 

「合格してますように!」

 

開けると

 

「……え?なにこれ」

 

一枚の薄いカジノに置いてあるチップのようなものを取り出す

 

「……え?本当になにこれ他にないの?」

 

『あーテステス、これマイク入ってる?』(小声)

 

「…え?」

 

何かを円盤から聞き取った真棟は円盤を机の上に置くと円盤から空中に映像が表示された

 

「おぉぉぉぉ!近未来!」

 

『あーはい、雄英高校教師の相澤です』

 

「あ!試験の時にいた先生!」

 

『今回は試験内容の通知なんですが……面倒くさいから結果だけ伝えればいいよな』

 

「え?あ、はい」

 

『じゃ、お前の結果だが……』

 

「……」ドキドキドキドキ

 

『合格だ』

 

「しゃおらぁぁぁぁぁぁ!」

 

『何? ちゃんと説明しなきゃダメ? ……了解、筆記は良好、そして実技の点数はこんな感じだ』

 

後ろのボードが現れ合格者の名前と実技の点数が現れる

 

「(あ、緑谷くん、合格したんだ)」ホッ

 

『―――以上が総評だ…では……雄英高校へようこそ、春に会えるのを楽しみに待っている』

 

映像はプツンと途切れ、部屋が一気に静寂に包まれた

 

「………しゃおらぁぁぁぁぁぁ!やったぁー!やったぁー!」喜びの舞をキレッキレに踊る

 

「おめでとう」パチパチパチパチ

 

「おめでとう」パチパチパチパチ

 

『おめでとう』パチパチパチパチ←実家の祖母

 

『おめっとさん』パチパチパチパチ←実家の祖父

 

『おめでとう』パチパチパチパチ←従弟

 

『おめでとう』パチパチパチパチ←従弟の父

 

『おめでてー!』パチパチパチパチ従弟の母

 

『ワンワン!』←従弟が飼っている犬

 

(祖父母と従弟は、リモートで参加)

 

「……ありがとう」ニコッ

 

 

 

春の朝

日が昇って雲一つない空が明るく照らされるそんな朝

 

「じゃ、母上殿いってまいる!」

 

「いってらっしゃーい♪」

 

真棟はグレーのきちっとした制服を身に纏い目的の場所、今日入学式が行われる雄英高校へ向かう

 

「よし!早めに着くためにはこれだな!」

 

スマホをスワイプさせタップする

 

「パトレイバー!グリフォン!」

 

グリフォンを装着し、クラウチングスタート の姿勢を取る

 

「レディーー……」キュィィィィン

ジェットエンジンが起動し

 

「GO!!!」

ジェットエンジンからアフターバーナーを出しそのまま走る

 

「風が気持ちいいぃぃ!」スタスタスタスタ

 

「おはよ、真棟くん」

 

「おはよぉぉぉぉ!近所のおばさぁぁぁぁぁぁぁん!」

 

「今日は早いわね」

 

 

数分後

 

「うぉぉぉぉぉー!」坂道を上がり

 

校門に着いた

 

「はぁ、はぁ、やっと着いた」

 

「さてと、教室に行くか」

 

そして、雄英に入る

 

廊下

「1-A、1-A…」

 

「あ!緑谷くん!やっほー」グリフォンの姿

 

「あ……えっと……霜降 真棟くん?」

 

「正解!よくわかったね」

 

「ま、まぁ、見た目が派手だからさ」

 

「そうだね!あ、1-Aはここだよ」

 

「そうなんだ、ありがとう」ニコッ

 

「んじゃ、入りますか!」

 

「うん!」

 

扉を開けると

 

「机に足を掛けるな!」

 

「あぁ~?」

 

「雄英の先輩方や、机の製作者方に申し訳ないと思わないか?」

 

「思わねぇーよ!テメェどこ中だ?端役が」

 

「(2トップ)(^_^;)」

 

「わぁー、喧嘩だ」

 

「ぼ……俺は私立聡明中学出身 飯田 天哉だ」」

 

「聡明~?クソエリートじゃねぇか、ぶっ殺しがいがありそうだな」

 

「な!ぶっ殺しがい…君ひどいな、本当にヒーロー志望か?」

 

「けっ」

 

緑谷と霜降の方を見る

 

「あ、こっち見たね」

 

「君たちは」

 

『お?』

 

座っている人達全員、緑谷とグリフォン(霜降)の方を見る

 

飯田くんが近づいてくる

 

「俺は私立聡明中学の…」

 

「聞いてたよ!あ……っと僕、緑谷よろしく飯田くん…」

 

「俺は霜降 真棟よろしくね」

 

「あ、そのモサモサ頭と……誰?!」

 

「俺?俺は霜降真棟、確か試験会場で会ったよ」

 

「あ!あの子か!あとモサモサ頭の君、合格おめでとう!あのときのパンチすごかったよ!」

 

「いや!あの!あなたの直談判のおかげで…ぼくは…」

 

「へ?なんで知ってるの?」

 

「?」グリフォンの装着を解く

 

「今日って式とかガイダンスだけかな?先生どんな人かな♪」

 

「(ち、近い!)(///∇///)」

 

「(あらかわいい)」

 

「お友達ごっこしたいなら他所へ行け」

 

「へ?」

 

「あ」

 

「?」

 

声がしたとこらを見ると

寝袋にくるまった、人がいた

 

「ここは、ヒーロー科だぞ…」ジジジ…寝袋のチャックを少し開け

「……」10秒チャージ的なやつを1秒で飲む

 

「「「「(な、なんかいる!)」」」」

 

そして、起き上がり寝袋を外す

 

「はい、静かになるまで8秒掛かりました…時間は有限、君たちは合理性にかけるね…」

 

ざわざわざわざわ

「(先生?てことはあの人もプロヒーロー?でも見たことがないぞ、こんなくたびれた人)」

 

「担任の相澤 消太だ…よろしく…」

 

「早速だがコレ(体操服)着てグラウンドに出ろ」

 

そして、霜降達は、着替えてグランドにでる

 

『個性把握テストォ!?』

 

「入学式は!?ガイダンスは!?」

 

「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ」

「雄英は『自由』校風が売り文句。そしてそれは『先生側』もまた然り」

 

「まじか、雄英すげーな」

 

「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横とび、上体起こし、長座体前屈、中学の頃からやってるだろ?『個性』禁止の体力テスト、国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けてる、合理的じゃない、まぁ文部科学省の怠慢だよ」

 

「首席の爆豪、中学の時ソフトボール投げ何mだった」

 

「67m」

 

「(わー、すげー)」

 

「んじゃ、『個性』を使ってやってみろ」

 

そして、爆豪投げる位置に着く

 

「円から出なきゃ何してもいい…はよ、思いっきりな」

 

「んじゃまぁ…」少しだけ腕のストレッチをし

 

「(球威に爆風を乗せる…)死ねぇぇぇぇぇ!」ドカァァァァン

 

「(死ね?)」

 

「(え?死ね?)」

 

「まず自分の『最大限』を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

 

記録705m

 

『うわぁぁぁぁ!』

 

「705mって!」

 

「なんだこれ!!すげー面白そう!」

 

「『個性』思いっきり使えるんだ!!さすがヒーロー科!!」

 

「(なんか、嫌な予感がする)」

 

「面白そう……か、ヒーローになる為の三年間そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?よし、トータル成績最下位の物は見込みなしと判断し除籍処分としよう」

 

『はぁぁぁぁぁ!』

 

「生徒の如何は俺達の『自由』ようこそこれが雄英高校ヒーロー科だ」

 

「まじか!」

 

 

 

ダイジェストで行くぜ!

50m走

 

「(50m走か、ならグリフォンだな)」グリフォンになり定位置に着く

 

「俺、霜降真棟、よろしくね!」

 

「おう、俺は瀬呂範太だ!」

 

『位置について、よーい…』

 

「レディーー…」クラウチングスタートの姿勢

キュィィィィン

 

「え?」

 

『スタート』

 

「GO!!!」

ジェットエンジンからアフターバーナーをふかし走る

 

「な!」急いで個性を使う

 

『1.6秒』

 

「やっぱ、グリフォンは早いな」

 

「お前!ヤバイな!」

 

「ふふふ、まだまだだよ」

 

握力

 

「…フン!」

 

『100キロ』

 

「お、お前すげーな」

 

「けど、他のやつに変わったら多分結果違うと思う」

 

「他にもまだあるんだ!」

 

立ち幅跳び

 

「うぉぉぉぉぉー!」

 

飛ぶ

 

砂場を越える

 

「爆豪くんと一緒くらいか」

 

反復横飛び

 

「反復横飛びならこれだ!ガンダムエクシア」

ガンダムエクシアになり

 

「トランザム!」

トランザムを発動し

めっちゃ早く動く

 

ちなみに記録は計測不能

 

「クソう!オイラの得意種目が!!」

 

「ごめんご」

 

上体起こし

 

トランザムを使い測定不能

 

「は、はぇー…残像が見えるぞ」

 

長座体前屈

 

「……体硬い」

 

「そりゃ、鉄の装甲着てるからな、生身なら行けるんじゃね?」

 

「なるほど」

 

 

「……生身でも硬い」

 

「け、けど1cm伸びてるじゃん!」

 

持久走

 

「よし!持久走なら!」

 

スマホポチポチ

 

「スコープドッグ!レッドショルダー!」

 

「あ!最初にであったときのやつだね…けど右肩が赤いね」

 

「この右肩か?これは『レッドショルダー部隊』の印さ」

 

「『レッドショルダー部隊』?」

 

「別名吸血部隊って呼ばれてるぜ、右肩部を暗い赤で染めたスコープドッグで、徹底した破壊と殺戮を続けるレッドショルダーの攻撃は凄まじく、ついに第三次サンサ戦における民間人に対する無差別攻撃にまで発展したんだぜ」

 

「よくわからないけどヤバイ部隊ってことはわかった(^_^;)」

 

そして順位は2位

 

 

 

「んじゃパパっと結果発表、トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ、口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する」

 

 

霜降 真棟 4位

「あ、俺4位だ…緑谷くんは…あ」

 

「……」落ち込んでいる

 

「その…ドンマイ」

 

「これにて終わりだ、教室にカリキュラム等の書類があるから、目ぇ通しておけ。緑谷、あのばあさんのとこ行って治してもらえ、明日からもっと過酷な試練の目白押しだ、あと、除籍は嘘な」

 

帰り際にいう

 

『はぁぁぁぁ!』

 

「あんなのウソに決まってるじゃない…ちょっと考えれば分かりますわ…」

 

「ま、ま、ま、まじかよ」

 

「と、とりあえず教室に戻ろう」

 

 

教室に戻って着替えた霜降は出久を待っていた、飯田くんと一緒に

 

「ふぅ」

 

「よ!」

 

「あ、飯田くんに霜降くん、もしかして待ってたの?」

 

「あぁ、そうだよ、よし、一緒に帰るか」

 

「あぁ、うん!」

 

「おーい!」

 

「?」

 

「そこの3人待ってー!」

 

「君は∞女子!」

 

「麗日お茶子です!えっと、飯田天哉くんと霜降真棟くんに緑谷デクくん、だよね?」

 

「デク?!」

 

「え?だって体力テストの時爆豪っていう人が『デクテメー!』って」

 

「あ、あの!本名は出久でデクはかっちゃんがバカにして( ̄▽ ̄;)」

 

「蔑称か」

 

「えーそうなんだ!!ごめん!!でも『デク』って…『頑張れ!!』って感じでなんか好きだ私」

 

「デクです!」

 

「緑谷くーーーん?!」

 

「緑谷くん!!浅いぞ!!蔑称なんだろ!?」

 

「コペルニクス的転回…(///∇///)」

 

「コペ?」

 

「あはは…」




今回は色々出したぜ


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4話 戦闘訓練

次の日

 

「んじゃ次の英文のうち間違ってるのは?」

 

『……』シーーン

 

「おらエヴィバディヘンズアップ盛り上がれーー!!!」

 

「(普通だ)」

 

「(クソつまんね)」

 

「(関係詞の場所が違うから…4番!)」

 

「(難しい)」

 

 

 

 

昼食は大食堂でランチラッシュの料理を皆で食べる

 

「白米に落ち着くよね!最終的に!」

 

「わぁぁぁ」尊敬の眼差し

 

「落ち着く」頷く

 

「わかるマン」

 

 

 

そして午後の授業が始まった

 

「わーたーしーがー!!」

 

「(来た!)」

 

「普通にドアから来た!!!」

 

「オールマイトだ…!!すげえや、本当に先生やってるんだな…!!!」

 

「銀時代(シルバーエイジ)のコスチュームだ………!」

 

「画風違いすぎて鳥肌が……」

 

「(かっこいい)」

 

「私の担当はヒーロー基礎学!ヒーローの素地をつくる為様々な訓練を行う課目だ!!単位数も1番多いぞ」

 

「早速だが今日はコレ!!戦闘訓練!!!」

 

そう言ってオールマイトは『BATTLE』と書かれたカードを出した

 

「戦闘……」

 

「訓練…!」

 

「そしてそいつに伴って…こちら!!!」

 

ガゴッ

 

「入学前に送ってもらった『個性届』と『要望』に沿ってあつらえた…コスチューム!!!」

 

『おぉぉぉぉぉぉ!』

 

「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ!!」

 

『はーい!!!』

 

そして霜降達はコスチュームに着替え終わり、グラウンド・βに集まった

 

「格好から入るってのも大切な事だぜ、少年少年少女!!自覚するのだ!!!!今日から自分は…ヒーローなんだと!!さぁ始めようか有精卵共!!」

 

 

「(みんなかっこいいな)」

霜降の服は

武装親衛隊の制服に様々なマークが刺繍されている

胸ポケットにレッドショルダーのマークとファントムスイープ隊のマーク

左腕部に闇夜のフェンリル隊

 

そして、帽子にはDL(サンダーボルトのアッガイにプリントされたマーク)が刺繍されている

効果は、防弾と坊刃で夏でも快適に過ごせる仕様

 

「あ、デクくん!?かっこいいね!!地に足ついた感じ!」

 

「麗日さ…うおお…!!」

 

「要望ちゃんと書けば良かったよ…パツパツスーツんなった。あはは…」

 

「緑谷くんは、オールマイトをリスペクトしてるんだね」

 

「え、あうん、そうなんだ」

 

「霜降くんのは制服みたいだね」

 

「武装親衛隊の制服さ、図鑑見ているときこれだ!と思ってね」

 

「そっかー」

 

「ヒーロー科最高」

 

「それは、同意する」

 

「先生!ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか!?」

 

「(あ、飯田君だったんだカッコイイ…!!)」

 

「いいや!もう二歩先に踏み込む!屋内での対人戦闘・訓練さ!!」

 

「君らにはこれから『敵ヴィラン組』と『ヒーロー組』に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!!」

 

「あ、あのー先生」

 

「なんだい?霜降少年」

 

「あの…俺余ります(*´・ω・)」

 

「おっとそうだった、こりゃ失敬…そうだな…よし、とりあえずどこかのチームに入るかこのくじで決めてみよう」

 

「わかりました」

 

そして、くじを引くと

 

「えっと…Iチームだ」

 

「こっちだよー!」

 

「え?どこ?」

 

「こっちこっち」

 

「…あ、あれか」

 

「やっと気づいてもらえた」

 

「すまん、君透明でよくわからなかった(-ω-;)」

 

最初は出久と麗日コンビ対勝己と飯田コンビ

霜降達はモニタールームに向かう

 

 

カットマン

緑谷くんは、保健室に運ばれた

 

「緑谷くん…(大丈夫かな)」

 

そして、戦闘訓練の評価を

 

「よーし!みな場所を変えて第2戦を始めよう!」

 

 

「第2戦!ヒーローチームEコンビ!ヴィランチームIコンビ」

 

「尾白くんと霜降くん!私ちょっと本気だすわ!手袋もブーツも脱ぐわ!」手袋と靴を脱ぐ

 

「う、うん(葉隠さん、透明人間としては正しい選択だけど女の子としてはヤバイぞ倫理的に)」

 

「……ザクⅡ!」

ザクⅡになる

 

「わぁ!なんかかっこいい」

 

「そうでしょ!そうでしょ!いやー!わかる人にはわかるんだな!」

 

「あ!…見ちゃダメだからね(〃ω〃)」

 

「いや、見えないし」

 

「確かに」

 

「それでは、屋内対人戦闘訓練開始!」

 

 

障子が音をきいている

「……四階北側に二人、もう一人は同階のどこかにいる、素足だな」

「透明のやつは伏兵として捕らえる係りか」

 

「外でてろ…危ねぇから…」

 

「…」

 

「向こうは防衛戦のつもりだろうが…」

壁と床を氷結させる

「俺には関係ない」

 

ビルを一瞬にして氷浸けにする

 

「いたた、たたた、あ、足が」

 

「こ、この個性は!」

 

「尾白くん!これを使って!」ヒートホークを渡す

 

「え?」

 

「ヒートホークだ!それで氷を溶かせ!」

 

「わ、わかったけど、霜降は?」

 

「俺は…」

パキッパキパキパキ…パリーーン

「自力で行ける…俺は防衛に回る!尾白は、葉隠さんの氷も溶かしておいて!」スタスタ

 

「お、おう!」

 

2階階段

「……」

 

「止まれ!」三階から来た霜降

 

「…どけろ…」

 

「どけろって言われて退けるやついるか?」

 

「そうだな…」氷を霜降に向け放つ

 

「っ!」ザクバズーカを放ち氷を砕く

 

「…なかなかやるな」

 

「まぁな…次はこれだ!」クラッカーを投げる

 

「っ?!」急いで氷の壁を作る

 

ドン!ドン!ドン!ドン!

クラッカーが弾けと連鎖的な爆発が起きる

 

「っ(なんだ、あの爆弾…普通のやつじゃないな)」

 

「次はこれ!」ズダダダダダダダダダ!

ザクマシンガンを撃つ

 

「くっ!」氷の壁でガード

 

「いつまで持つかな!」ズダダダダダダダダダ!

カランカランカラン

 

「(弾切れまで、耐えるか)」

 

「……!しまった!」カチカチ

 

「残念だな…」氷を霜降にぶつける

 

「んぎゃっ!」そのまま壁までぶっ飛びめり込む

 

「……」四階に上がろうとする

 

「くっ!このぉぉぉぉ!」ブーストをふかし轟に突撃するが

 

「…悪いが…俺とお前ではレベルが違いすぎる」

氷を二本だし挟むようにぶつける

 

「が……!」

「……」装着強制解除しそのまま気絶する

 

「……」そして、四階まで上がる

 

 

「な!ヒートホークが!」ヒートホークで解かし中だったが霜降の装着が解除されたためヒートホークは消滅した

 

「(あまり溶けてない!このままじゃ!)」

 

スタッスタッスタッスタッ

 

「くっ!」構える

 

「動いてもいいけど…足の皮剥がれちゃ満足に戦えないぞ…」

 

「くぅ…」

 

そして、そのまま核にタッチ

 

モニタールーム

「仲間を巻き込まず核兵器にダメージを与えず、なおかつ敵も弱体化し、抜け出してきた敵の対処もできている…」

 

「最強じゃねえーか!」

 

「っ」

 

『ヒーローチームウィィィィィィィン!」

 

「くぅっ」

 

ジューーーー

氷を溶かす

 

「!?…熱!」

 

シューーーーー

 

「あちっ!あちっ!あち!あち!」

 

「悪かったな…レベルが違いすぎた」

 

三階 

「う…いてて…あれ?終わった?」起き上がる

「負けちゃったか…つえーな轟くん」




今回、短めになってしまった
戦闘シーン書くの難しい


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5話 戦場まで何マイル?

校門前

ざわざわざわざわ

マスコミがたくさんいる

 

「君!オールマイトの授業はどんな感じですか!」

 

「え…えっと…すみません、ぼ、僕保健室に行かないといけなくて!」

 

 

「平和の象徴が教壇に立っている様子を聞かせてくれる?」

 

「よ、様子?えっとー…筋骨粒々!です」

 

 

 

「教師オールマイトについてどう思います!」

 

「最高峰の教育機関に自分は在籍しているという事実をことさら意識されますね」

「威厳や風格はもちろんですが、他にもユーモラスな部分など」

「我々学生は常にその姿を拝見できるわけですから」

「トップヒーローとは何をもってして直に学べるまたとない!」

 

 

「すみませーーん!オールマイトについて!ってあれ?君、ヘドロの時の」

 

「ぐっ…やめろ」

 

 

「す、すみませんあの、オールマイトについて」

 

「え、えと…ノーコメントで!ゲッター!バトルウィーング!」ゲッターワンの背中からマントが出てきて飛び雄英にはいる

 

 

 

教室

「昨日の戦闘訓練お疲れ、Vと成績見させてもらった、爆豪お前もうガキみてえなマネするな、能力あるんだから」

 

「……分かってる」

 

「で緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か、『個性』の制御いつまでも『出来ないから仕方ない』じゃ通さねえぞ。俺は同じ事言うのが嫌いだ、それさえクリアすればやれることは多い、焦れよ緑谷」

 

「っはい!」

 

「さてHRの本題だ…急で悪いが今日は君らに…」

 

『(まさか…また臨時テスト?!)』

 

「学級委員長を決めてもらう」

 

『(学校っぽいの来たー)』ほっとする

 

「委員長!!やりたいですソレ俺!!」

 

「俺も」

 

「ウチもやりたいス」

 

「ボクの為にあるヤツ☆」

 

「リーダー!!やるやるー!!」

 

「オイラのマニフェストは女子全員膝上30cm!!」

 

「俺はやめとこ」

 

「静粛にしたまえ!!『多』をけん引する責任重大な仕事だぞ…!『やりたい物』がやれるモノではないだろう!!周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…!民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら…これは投票で決めるべき議案!!!」

 

「確かに」

 

『手そびえ立ってんじゃねーか!!』

 

「何故発案した?」

 

「日も浅いのに信頼もクソもないわ、飯田ちゃん」

 

「そんなん皆自分に入れらぁ!」

 

「俺は誰にいれようかな…飯田くんもいいし緑谷くんもいいしな」

 

「だからこそここで複数票を獲った者こそが真にふさわしい人間ということにならないか!?どうでしょうか先生!!!」

 

「時間内に決めりゃ何でも良いよ」

 

「(先生寝るのか~)」

 

投票結果

 

緑谷出久:4票

 

八百万百:2票

 

その他1か0

 

「僕、4票ーー!!!?」

 

「なんでデクに!誰が!」

 

「まぁおめぇに入れるよかわかるけどなぁ」

 

「おめでとう緑谷くん」

 

「ぴゅーぴゅーぴゅー(:^3^)」

 

「0票…わかってはいた!!さすがに聖職といったところか…!!」小声

 

「ドンマイ、飯田くん」

 

 

「じゃあ委員長は緑谷、副委員長が八百万だ」

 

「緑谷くーーん、リラックスリラックス」

 

そして昼食

 

「メシウマ(‐ω‐)」モグモグ

サバ味噌

 

「お米がうまい」

 

「同感」

 

「いざ委員長やると務まるか不安だよ……」

 

「務まる」

 

「がんばれ緑谷くん、これあげるから」

たくあん

 

「大丈夫さ」

 

「?」

 

「緑谷くんのここぞというときの胆力や判断力は他を権威するに値する、だから君に投票したのだ」

 

「君だったのか!」

 

「俺も俺も!」

 

「霜降くんもか!」

 

「でも、飯田くんも委員長やりたかったんじゃないの?メガネだし」

 

「あー、それわかる」

 

「『やりたい』と相応しいか否かは別の話…僕は僕の正しいと思う判断をしたまでだ」

 

「「「僕!!!」」」

 

「いつもは俺って」

 

「!…いや、それは」

 

「ちょっと思ってたけど…飯田くんて坊ちゃん?」

 

「ぼっちゃ…!」

 

「「「……」」」(ーωー)

 

「………そう言われるのが嫌で一人称を変えてたんだが…」

 

その後飯田がヒーロー一家ということが分かり、インゲニウムの弟であった

 

『チリリリリリリリリリリリ』

 

「え?!警報!」

 

『セキュリティ3が突破されました、生徒の皆さんは速やかに屋外に移動してください』

 

「セキュリティ3?!」

 

「セキュリティ3ってなんですか?」

 

「校舎内に誰かが潜入してきたってことだよ!」

 

「え!」

 

「三年間でこんなの初めてだ!」

 

「ま、ま、ま、まじかよ!」

 

出口では、人の波が出来ていた

そして、飯田の機転により事態を収める事が出来、出久くんが委員長を飯田くんに推薦し、任命された

 

 

 

 

 

 

委員長が決まって数日たった日のヒーロー基礎学の時間

 

「今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見ることになった」

 

「ハイ!なにするんですか!」

 

「災害水難なんでもござれレスキュー訓練だ!!」

 

「レスキュー…今回も大変そうだな」

 

「ねー」

 

「バカおめーこれこそヒーローの本文だぜ!?鳴るぜ!!腕が!!」

 

「レスキューかー、できるかな(-ω-;)」

 

「水難なら私の独壇場、ケロケロ」

 

「おい、まだ途中」

 

「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない、中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな、訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗ってく、以上、準備開始」

 

そして、コスチュームに着替えバスがある場所まできた

 

「バスの席順でスムーズにいくよう番号順に2列で並ぼう」ピッピッピッ

 

「はーい!」素直に並ぶ霜降

 

バスにて

 

「こういうタイプだったか!」

 

「意味なかったな」

 

「ドンマイ」ちなみに霜降は、バスの席の数状立つことに

 

「私思った事を何でも言っちゃうの緑谷ちゃん」

 

「あ!?ハイ!?蛙水さん!!」

 

「梅雨ちゃんと呼んで」

 

「フレンドリーでいいね」

 

「あなたの『個性』オールマイトと似てる」

 

「あ、確かに!」

 

「!!!そそそそ、そうかな!?いやでも僕はそのえー」

 

「待てよ梅雨ちゃん、オールマイトはケガしねぞ、似て非なるアレだぜ、しかし増強型のシンプルな『個性』はいいな!派手で出来ることが多い!俺の『硬化』は対人じゃ強えけどいかんせん地味なんだよなー」

 

「そうなんだ」

 

「だけど派手で強えっつったらやっぱ轟と爆豪、それに霜降だな」

 

「そういえば霜降、入試の時あった戦闘機のやつと個性把握テストの時と戦闘訓練の時のやつ全くの別物だろ?」

 

「バルキリーとグリフォンとガンダムエクシアとスコープドッグ レッドショルダーとザクのこと?」

 

「そうそう」

 

「そういえば、僕なりに霜降くんの個性考えてみたんだけど…君の個性、スマホでなにか選んで変身するタイプ?」

 

「正解!俺の個性は『ロボ装着』さ!」

 

「ロボ装着か…かっこいいよね」

 

「他にも種類あるのか?」

 

「あるよ?例えば、悪魔にも神にもなれるマジンガー、惑星を切り裂くほどの力をもつイデオン、オーラ力と呼ばれる人の精神エネルギーを動力源とする機動兵器ダンバイン、炎の匂い染み付いてむせるボトムズ、戦闘機に変形できるマクロス、機動戦士ガンダム、三機のマシンが合体するゲッターロボとか沢山あるよ」

 

「まだあるのか!」

 

「うん、俺でも把握できてないくらいあるからね」

 

「や、やばいなとくにマジンガーとイデオンってやつ」

 

「パワーの調節さえできればそこまでヤバくないよ」

 

「そ、そうなんだ」

 

「専用のアプリさえダウンロードしてもらえればみんなでも使えるし」

 

「まじか!」

 

「すげーな!」

 

「俺の個性ってまだ未知数なんだよね…もしかしたら本当に俺は神様になったり」

 

「まじか!」

 

「ま、今度そのアプリダウンロードしてあげるからね」

「あとねー俺ってさもう1つ個性あるんだよね!」

 

「え!個性がもう1つ?!聞いたことないよ!その前例!」

 

「俺も俺も、んでその個性の名前は……」

 

「もう着くぞ、いい加減にしとけよ…」

 

『はーい!』

 

目的地につく

だが、ついた場所が戦場になるとはまだ、誰も知らない



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6話 マリグナントバリエーション

「ここが、嘘の災害事故ルーム!略してUSJ!!!」

 

『(本当にUSJだった)』

 

「えぇ、始める前にここでお小言を1つ、2つ、3つ、4つ、5つ…」

 

『(増えてる)』

 

スペースヒーロー13号先生からのお小言を貰い終わった

その時!

 

噴水の方から黒い何かが現れそこから人がでてくる

 

「(なんだ?)」

 

「一塊になって動くな!13号は、生徒を守れ」

 

「なんだあれ」

 

黒い何かから沢山人がでてくる

 

「あの、入試の時みたいにもう始まってパターン?」

 

「動くな!」

 

「あれは…ヴィランだ」

 

「な!」

 

「はぁ?ヴィラン!?バカだろ!ヒーローがいる学校に乗り込むなんてアホすぎるぞ!」

 

「ヤバイな」

 

「先生、侵入者用センサーは?」

 

「もちろんありますが」

 

「現れたのはここだけか学園全体か…なんにせよセンサーが反応しねぇなら向こうにそういうことができる『個性』がいるってことだな、校舎と離れた隔離空間、そこにクラスが入る時間割…バカだがアホじゃねぇ、これは用意周到に画策された奇襲だ」

 

「奇襲か…」

 

「13号、避難開始!学校に電話試せ!センサー対策も頭にある敵だ!電波系の個性で妨害している可能性もある!上鳴、おまえの個性で連絡試せ!」

 

「先生は!一人で戦うんですか!あの数じゃ、いくら個性を消すとしても、イレイザーヘッドの戦闘スタイルは個性を消して捕縛することだ、正面戦闘は…」

 

「一芸だけじゃヒーローは務まらん」

 

そういい先生はヴィラン達を圧倒していた

 

「今のうちに避難するぞ!」

 

「させませんよ」

 

霜降達の前にヴィランが現れる

 

「初めまして、我々はヴィラン連合。せんえつながら…この度ヒーローの巣窟雄英高校に入らせて頂いたのは、平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」

 

「…はぁ?」

 

「本来ならここにオールマイトがいらっしゃるはず、ですが何か変更があったのでしょうか…」

 

構える

 

「ま、それとは関係なく、私の役目はこれ」

 

BOOOM!

SKLIT!

 

すると、爆豪と切島がヴィランに攻撃をする

 

「その前に俺たちにやられるとは思わなかったのか!?」

 

「な!二人とも!」

 

「「危ない危ない……そう、生徒といえど優秀な金の卵」

 

「嘘だろ……あの攻撃も効かないのか…」

 

「ダメだ、どきなさい二人とも!」

 

「散らして、殺す」

 

黒いモヤに包まれる

 

「なに!なんだ!」

 

「「うわ!」」

 

「ケロォォォ」

 

 

黒いモヤの球体が出来ている

 

「……みんなーーー!」

 

 

山岳ゾーン

 

「いて!」

「いててて…ここは、みた感じ山岳か?」

 

山岳ゾーンの端

 

周りにはヴィラン達がいた

 

「へへっ、ガキが1人かこりゃなぶり殺しだなぁ」

 

「……おわた\(^o^)/」

 

「死ねぇ!」

霜降に攻撃をしかける

 

「うぉ!」それをよける

「たく!山岳なら、こいつだ!」スマホスワイプ&タップ

「セキュリティー用特殊備エグゾフレーム!」

 

「な、なんだ!」

 

「関係ねぇ!行けー!」突っ込むが

 

「……」ババババババババ

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」

ヴィランに向け機関銃を撃つ

 

「こ、こいつ!銃を!」

 

「安心してください…ゴム弾なので!」ババババババババ

ババババババババババババババババ

 

撃ちまくる

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」

 

「うわぁぁぁぁ!」

 

そして、山岳ゾーン端のヴィランは倒した

 

「よし、次はみんなのところに!」

追加装備M61A1 (ガトリング砲)を前面に装備させローラーを走らせる

 

 

一方その頃

「うわぁぁぁ!まじこえぇ!まじ見えた!三途の川まじ見えた!」ヴィランの攻撃を避けながら逃げる

「なんなんだよ!こいつら!どうなってんだよ!」

 

「ふん!」鉄の棒や鉈のようなものを使い敵を倒している

 

「そういうのあとにしよ…今はこの数をどう切り抜けるかです」

 

「だったら俺にも武器をくれ…」

 

バラララララララララララララララララララララ…

バラララララララララ…バラララララララ…

 

「「「「うわぁぁぁぁ!」」」」

 

「「「?!」」」

丁度八百万達の真上から大量の薬莢が落ちてくる

 

「おーい!お前ら!大丈夫か!」

 

「その姿は!霜降さん!」

 

「って!なんでガトリング!あのヴィラン達殺してないよな!」

 

「大丈夫!ゴム弾だから!」バラララララ撃ちまくる

 

「そうですか…」

 

「援護は任せて!」バラララララ

 

「はい!」

 

そして、ヴィランを倒していく

 

「おーい!霜降!俺にも銃を!」

 

「上鳴くんには、武器なくても大丈夫でしょ!」

 

「え?(゜ロ゜)」

 

「耳朗さん!ヴィランに向かって上鳴をダイレクトアタック!」

 

「あいよ!人間スタンガン!」上鳴を蹴る

 

「まじでか!」ヴィランにぶつかると

 

「あばばばば!」

 

「ふつーにつぇーわ…俺強ぇ!三人とも!俺を頼れ!」

 

「軽いなおい…」

 

「あ!」

 

「ふざけんなよ!がきー!」

 

耳朗は、靴にコネクターを指し音波を発生させ岩を砕く

 

「うわぁぁぁぁ!」そのまま上鳴にさわってしまい感電

 

そして、次にナイフを持ったやつが上鳴に飛び近づくが

 

「えい!」八百万がネットを創造し、ヴィランを包む

 

「あばばばば!」そして感電

 

「(よし、ここは多分感づかれるから別の場所に)」ローラーを走らせる

 

 

 

 

 

そして、上鳴は、個性を最大限に使いヴィランを全滅させたかに思ったが

 

上鳴は、伏兵のヴィランに捕まる

 

「完全に油断してた…全滅させてからの伏兵…こんなことも想定していなかった…」

 

「同じ電気系としては殺しはしたくないが…」

 

「ステンバーイ…ステンバーイ…ステンバーイ…」

ストレンジ・エクゼターになり、RPK-74(スナイパーライフル)を構えている

 

「上鳴もだけもさ、電気系って生まれながらの勝ち組じゃん」

 

「はぁ?」

 

「ヒーローでなくてもいろんな仕事あるし…純粋な疑問なんだけど…なんでヴィランやってるんのかなって」

プラグを靴に指そうとするが

 

「やめろ…気づかないとでもおもったか?」

 

「くっ」

 

「GO」ダァァァァァァァァン!

 

「ぐぁ!」肩にあたり上鳴を離す

 

「今だ!耳朗!八百万!」

 

「はい!」

 

「この!くそがき!」

 

「…」ダァァァァァァァァン!

頭にヒットさせる

 

「がっ…」バタン

気絶する

 

「ビューティフォー」

八百万達の方に降りる

 

「大丈夫か?」

 

「えぇ」

 

「助かった」

 

「うぇ~~い」

 

「よし、んじゃみんなのところに戻るよ!」スタスタ

 

「「はい」」

 

「うぇ~~い」

 

一方その頃

広場に向かった

 

相場先生は脳がむき出しのヴィランにやられていた

 

「黒霧、13号はやったのか?」

 

「行動不能に出来たものの散らし損ねた生徒がおりまして、1名逃げられました」

 

「はーー黒霧お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしてたよ。さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない、今回はゲームオーバーだ。帰ろっか」

 

峰田は安心したが緑谷は警戒している

 

「けどもその前に平和の象徴としての矜恃を少しでもへし折って帰ろう!」

 

蛙吹に手を近づける

 

「(!このままじゃ蛙水さんが!)」

 

止めようとしたその時!

 

ダァァァァァァァァン!

 

「っ!」死柄木の腕にゴム弾があたり軌道がそれる

「…誰だよ…俺の邪魔をするやつ」

 

「俺だよ」ストレンジ・エクゼターになった霜降がやってくる

「緑谷くん!!相澤先生連れて逃げて!」

 

「え!霜降くんは!?」

 

「足止めする!」

 

「なぁ黒霧、アイツ俺たちを足止めするってよ。ヒーロー気取りか」

 

「えぇ、おそらく」

 

「…脳無…あいつをやれ」

 

「……」脳無は、霜降に近づこうと走って向かってくるが

 

「くらいな!」HJ-8 対戦車ミサイルを食らわせる

 

ドッカァァァァン!

 

「今だ!行け!」

 

「う、うん!」相場先生を蛙吹と一緒に運び逃げる

 

「無駄だよ…なんせそいつにはショック吸収と超再生があるんだからさ!」

 

「へぇー…そうなんだ…」ストレンジ・エクゼターを解く

 

「…諦めるのか?」

 

「いや、諦めないぜ」上着を脱ぎ上半身裸の状態

 

「…なにやってんだ?」

 

「準備さ」

「…マリグナントバリエーション!ムクライド!」

すると、突然霜降の地面から岩が現れる

 

「…さぁ、始めるぜ」岩に触れると粉散する

 

「な!」

 

「……」ピシュンピシュンピシュン

すると、右腕が縦に割れたかとおもうと光、戻っていく

しかしその途中、右腕が装甲に覆わ背中に3本の赤い羽根が生え、髪の毛が逆立つ

 

「な、なんなんだよ、それ!」

 

「行くぜっ!」

右腕を地面に振り下ろしその衝撃で高く飛ぶ

 

そして、重力に従い右腕を前にだし脳無に向かう

 

「よけろ!脳無!」

 

「……」後ろにジャンプしよける

 

「まん前からぶっとばす!」シュン!

すごい速さで脳無に近づきラッシュをする

ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ

 

そして、ラッシュをやめると脳無は後ろにぶっ飛ぶ

そして

右腕を速度をのせる

 

「剛毛のファーストブッリッドォォォッ!」

そのまま脳無に近づくが

 

「……」脳無も負けじとパンチを繰り出すが

 

「うぉぉぉぉぉっ!」脳無の腕を速度に乗った右腕で粉砕しながら進む

 

そして回転し

 

「見下してるんじゃねぇっ!!」

そのまま右腕を脳無に振り下ろし

後ろにぶっとばす

 

「!」ビシューーーン!ドカァァァァン!

爆発と共にフ○のマークが現れる

 

そして、死柄木の方をみる

 

「どうした!出せよ!次のをよぉ!もったいぶってちゃ教師が来るぜ!」

 

「っち!帰るぞ黒霧!」

 

「承知…」

黒霧のワープで逃げる死柄木

 

「…終わりか…っ!」霜降の体全体に激痛走る

 

「へっ…さすがに無理しすぎたな」膝をつく

 

脳無は、その場に倒れており起きる気配はない

 

「さすがにショック吸収でもあの攻撃の威力じゃ…無理か…」バタンっ

霜降は倒れる

倒れると同時に右腕は、もとに戻る

 

 

 

少し時は遡り

 

霜降が脳無を圧倒し始める少し前

 

『相澤先生!』

 

門の前にいた生徒が集まってくる

 

「っ…大丈夫だ…」

 

どうやら動けはしないようだが話せるくらいまでには回復したようだ

重症ではあるが命に別状はないようで生徒も少し安心した

 

「おい!あれ見ろ!」

 

「霜降くん?!」

 

緑谷達が見たのは丁度、霜降が装甲を解いている場面

 

「霜降くん…」

 

「まさか、あいつ!食い止めるために!」

 

「いえ、お待ちください……上着を脱いだ?」

 

「な、なぜだ?」

 

『マリグナントバリエーション!ムクライド!』

 

「マ、マリグナントバリエーション?」

 

「なんだそれ?」

 

そして、霜降の右腕が変形した場面で丁度切島と爆豪が合流

 

「みんな!無事だったか!」

 

「うん!それよりあれ!」

 

「ん?霜降!」

 

「なんなんだ、あれ」

 

「岩を消したとおもったら右腕に装甲がついて」

 

「もしかして、あれで殴ろうと…」

 

そして、剛毛のファーストブリッドで脳無を倒す

 

「た、倒した?」

 

「ヴィランの親玉も帰っていったぞ!」

 

『……』バタンっ

霜降が倒れる

 

「?!霜降くん!」急いで霜降の元に向かう

 

そして、時は戻る

 

「……」

 

「霜降くん!」

 

「…緑谷くんか?」

 

「そうだよ!霜降くん!」

 

「……あの、脳のやつ…俺は倒したか?」

 

「…うん、倒れてるよ」

 

「へへっ…そうか…それは、よかった」

 

「今から運ぶからね!」霜降を運ぶ

 

戦いを終え霜降は皆が集まっている門のところに戻った 

 

『霜降(くん)!」

 

「よ、ただいま」

 

「たく!無茶しやがって!」

 

「ごめん、ごめん…」

 

「てか!霜降あんなに強いなんて!思わなかったぜ!」

 

「けど、結構体力使うからあまり使いたくないんだよね…」

 

「そ、そうか…」

 

こうして、USJヴィラン襲撃は幕を閉じた




今回は書きたいことを書きました!
誤字や、ここはこうした方がいいよっていうのがあれば教えてください


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7話 静かなる臨時休校

霜降達は、警察から軽い事情聴衆をしたその日の夜

 

「明日から臨時休校かー(ヒマになるな)」

 

ピロリん

 

「お?(切島くんからだ)」

 

LINEをみる

 

『明日、お前のもう1つ個性について知りたいから八百万の家に集合』

 

「あ(そういえばバスの中で言うの忘れてたな)」

 

『ちなみに皆来る予定だからな、絶対にこいよ』

 

「お、まじか」

 

そして次の日

 

霜降は、緑谷と一緒に八百万の家にやって来た

 

「でかすぎる!」

 

「そうだね」

 

「でもよかった緑谷くん…」

 

「え?」

 

「バスの中で言いそびれたこと言えるからなんか胸の中がすっきりする!」

 

「そうだね、僕も君の個性について知りたいことまだあるからね」

 

そして霜降と緑谷は八百万の家に入る

 

「あ、やっと来たな、全くおせぇぞお前ら、主役が来なきゃ意味ねーだろ」

 

「ヒーローは遅れてやってくるもんだろ」キリッ

 

「それもそうだな!」

 

「とにかく皆集まったなら早くしようぜ…って爆豪くんも来たんだ」

 

「あったりめーだ!俺だって霜降の個性には興味がある、さっさと教えろ!」

 

「わかった!じゃあまず、俺の1つ目の個性のこと『ロボ装着』は皆知ってるよね」

 

「おう、ロボ装着ってロボットを身に纏う個性だろ?」

 

「そうそう、んで、今回の本題…もう1つの個性『マリグナントバリエーション』を教えてあげるよ」

 

「マリグナントバリエーション…」

 

「この個性はちょっと特殊でね…他人にも使わせてあげたりできるけど…羞恥感があったらすぐに個性の威力が落ちるんだよね」

 

「え?羞恥感?」

 

「でも、USJの時のやつはかっこよかったぜ!」

 

「うんうん、別に俺らがやるとしても全力でやれるぜ」

 

「…マリグナントバリエーションは、さまざまな技があってその中で全裸にならないといけないやつがあるんだ」

 

『ぜ、全裸!』

 

「その名は、裸神装攻ダイゼンラーっていうやつ」

 

「裸神装攻…」

 

「ダイゼンラー…」

 

「名前にも全裸って入ってるな(-_-;)」

 

「俺は慣れてるけど…君たちに使わせたらすぐに威力が落ちるね( ̄▽ ̄;)」

「あと…体力めっちゃ使う」

 

「確かにあの時も、技使ったらすぐ倒れたしな」

 

「マリグナントバリエーションを使えるのは今のところ一回だけ」

 

「そうなんだ…」

 

「他にもロボ装着みたいなロボットを装着するのもあるし」

 

「へぇー」

 

「んじゃ、ここからはロボ装着で装着できるロボットをざっくりと説明するね」

 

そして、スマホからホログラムをだしロボットを紹介する

 

そして時はすぎ

 

「んじゃ、また明日!合おう!」

 

「はい!」

 

「じゃあな!」

 

こうして休日は終わった




休日編は早めに終わらせます!
すみません
そして、個性の説明について少しだけ加えたので1話の後書きの方をみてください


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8話 雄英体育祭

臨時休校の1日が終わって次の日

 

「皆ーー!!朝のHRが始まる席につけーー!!」

 

「ついてるよ、ついてねーのおめーだけだ」

 

「くっ!しまった!」

 

「ドンマイ!」

 

「(飯田くん頑張っているな)」

 

ガララ

 

「おはよう」

 

『相澤先生復帰早えええ!!!!』

 

「先生!無事だったんですね!」

 

「無事言うんかなぁ、アレ……」

 

「ミイラだ」

 

「俺の安否はどうでもいい、それに戦いはまだ終わってない」

 

「戦い?」

 

「まさか……」

 

「またヴィランがーー!」

 

「雄英体育祭が迫ってる!」

 

『クソ学校ぽいの来たーー!!!』

 

 

 

『体育祭!』

 

「待って待って!」

 

「ヴィランに侵入されたばっかなのに大丈夫なんですか?」

 

「逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示す…って考えらしい、何より雄英の体育祭は……最大のチャンス、ヴィランごときで中止していい催しじゃない」

 

「まじか!」

 

その後先生達の説明によると雄英体育祭はヒーローがスカウト目的で観るものであり、ヒーロー科が活躍出来る場である

 

「(よし!頑張るぞい!)」

 

放課後

 

「うおおお…何ごとだあ!?」

 

「出れねーじゃん!何しに来たんだよ」

 

「そうだ!そうだ!サイン欲しいならあとで書いてあげるよ」

 

「敵情視察だろ、ザコ」

 

「敵情視察かー……まじか」

 

「ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中だもんな。体育祭の前に見ときてえんだろ、意味ねぇからどけ、モブ共」

 

「(あ…あの梅紫色の髪の獣耳の女の子かわいいな)」

 

「知らない人の事モブって言うのやめなよ!!」

 

「噂のA組…」

 

人混みを掻き分けながら誰かがくる

 

「どんなものかと見に来たか…随分偉そうだな」

「ヒーロー科に在籍するやつはみんなこんななのかい?」

 

「あぁー?」

 

「「「「「(-д- 三 -д-)」」」」

 

「こういうのみると幻滅するな…」

「普通科とか他の科とかって、ヒーロー科落ちたから入ったやつ結構いるんだ…知った?」

 

「……」

 

「そんな俺らにも学校側はチャンスを残してくれている…体育祭のリザルトによっては、ヒーロー科編入も検討してくれるんだって…その逆もしかりらしいよ」

 

「まじで?」

 

「敵情視察?少なくとも俺は、いくらヒーロー科いえ、調子に乗っていると足元ごっそり掬っちゃうぞつー…宣戦布告しにきたつもり」

 

「「「(この人も大胆不敵だな!)」」」

 

「(梅紫色の獣耳の女の子めっちゃかわいい)」

 

「……」

 

「……」

 

「おうおう!隣のB組のもんだけどよぉ!ヴィランと戦ったって言う話を聞こうとしたんだけどよ!えらく調子乗っちゃってんなおい!」

 

「(今のうちに使う機体選んどこ)」

 

「「「(また不敵な人きた!)」」」

 

「あんまり吠えすぎていると!本番ではっかしぃことになるぞ(恥ずかしいことになるぞ)!」

 

「……」スタスタ

爆豪帰る

 

「無視かてめー!」

 

「(帰りたい)」

 

そしてなんとか脱け出せた

 

「(雄英体育祭は、二週間後かー…しかもテレビにもでるし、目立つ機体の方がいいのかな…にしてもあの獣耳の女の子かわいかったな…何科かな)」

 

「あら、あなたみなさい…あの子まるで初恋の顔よ♪」

 

「そうだな、恋する男だな母さん♪」

 

「ちょ!ファザー&マザー!勝手に扉少し開けてみないでよ!」

 

「あらあら…そういえば好きな子できたの?」

 

「……全然~(;゚3゚)」

 

「顔にでてるわよ」

 

「まじか」

 

「青春ね」

 

「青春だな」

 

「これが青春なのか」

 

「あと、体育祭頑張りなさい」

 

「がんばる!」

 

そして次の日は学校でなんか練習

 

「ゲッター!バトルウィィング!」量産型ゲッタードラゴンになり空を飛び

「ダブルトマホォォォク!ブゥゥーメラン!」まとにダブルトマホークを当てる

 

「ゲッタァァァ!ビィィィーム!」ゲッタービームを当てる

 

「オープンゲット!ゲッターライガー!」

ゲッターライガーに変形する

 

「うぉぉぉぉ!」岩をドリルで掘り進める

 

「オープンゲット!ゲッターポセイドン!」

 

「ゲッターサイクロン!」ゲッターサイクロンで木々をなぎ倒す

そして

「ストロングミサイル!」ストロングミサイルを投げ爆発でさせたりする

 

「す、すごいよ!霜降くん!そのゲッタードラゴンっていうの!」

 

「だろ!」

「けど、まだまだ練習しないとね!」

 

「うん!がんばろう!」

 

そして、二週間後

 

「あーー!緊張するー!あぁぁぁぁぁぁ!」バジリスクタイムを踊る

 

「ちょ!落ち着いて霜降くん」

 

「そうだな」落ち着く

 

「うわ!いきなり落ち着くな!」

 

「緑谷」

 

「轟くん…何?」

 

「お前、オールマイトに目えかけられてるだろ、別にそこ詮索するつもりはねえが、お前に勝つぞ」

 

「おいおいおい!急に喧嘩腰でどうした?直前にやめろって」

 

「仲良しごっこじゃねーんだ」

 

「轟くんがどういうつもりで僕に勝つかは分からないけど、僕だって本気で獲りに行く!」

 

「(緑谷くん…かっこいい)」

 

「言っとくが、霜降…お前にも勝つぞ」

 

「え?…あ、うん…俺もがんばります」

 

 

 

「雄英体育祭!ヒーローの卵達が我こそはとしのぎを削る年に一度の大バトル!どうせあれだろ!?こいつらだろ!?敵の襲撃を受けたにも関わらず鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!ヒーロー科1年A組だろぉ!?」

 

そしてそれぞれの科の入場が終わり

 

「選手宣誓!1年A組爆豪勝己!!」

 

「……宣誓……俺が1位になる」

 

『(絶対やるとおもったぁぁぁぁ!)』

 

ブーイングの嵐

 

「さーて、それじゃあ第1種目行きましょう。いわゆる予選よ!毎年ここで多くの者が涙を飲むわ(ティアドリンク)!!さて運命の第1種目!!今年は……コレ!!!」

 

障害物競走

 

「(案外普通だけど!外周4キロ!)」

 

「我が校は自由さが売り文句…コースを守れば何をしたってかまわないわ!」

 

「(まじか)」

 

そしてスタート位置につく

 

「(よし!こいつでいく!)」スマホポチっ

ヒルドルブになる

 

「スタート!!」

 

それと同時に生徒達が走り出す

 

「いくぜ!」キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル

 

 

「さーて実況してくぜっておい!?あんな所に戦車がいるぜ!」

 

「あれは、モビルタンクのヒルドルブだな」事前に霜降から渡された資料を見ている

 

「へぇー、戦車なのに結構はやいね~」

 

「最高時速180キロだからな…」

 

 

 

ヒュゴーーー

 

「?なんか寒いな」

 

 

道が氷に覆われる

 

「って!氷ってことは!轟くんか!」キュルルルルルルル

キャタピラをおもいっきり動かし脱出を図る

 

「ついでに!type-3発射!」

 

地面に向かってtype-3を3発別々の方向に打つ

 

「ちょ!あいつ俺らにってあれ?足元の氷が」

 

「例は要らないぜ!」キュルキュルキュルキュルキュル

走り去る

 

「(霜降の野郎なにやってんだ)」

 

『では!第1関門!ロボインフェルノ』

 

「……なるほどな…APFSDS装填、次弾と同じ」

ガシューーン

 

ロボインフェルノの頭に狙いを定め

 

「発射!」ドンッ!

ヒューーーーーーン!

 

ロボインフェルノの頭に穴が開き倒れる

ガッシャーーン!

 

「な!(あの装甲を一発で!)」

 

『おいおい!あのロボを一発の砲弾で倒しやがった!』

 

『あれはAPFSDS弾だな…装甲を貫くのに特化した砲弾だ』

 

「次弾、発射!」

ドンッ!

 

ヒューーーーーーン!

ガッシャーーン!

 

二体目も倒す

 

「初弾命中撃破!次弾も同じく命中!」

 

 

「ちっ!」仮想ヴィランを氷付けにし進む

 

だが、不安定な体制で凍らせたので倒れる

 

「うそーーん」

 

『轟!1抜けだー!』

 

「ちっ、あのちっこい仮想ヴィランを倒さねーとな!」

「次は、焼夷流弾発射!」ドンッ!

仮想ヴィランに向け焼夷流弾発射し燃えさせる

 

「そしてAPFSDS弾で倒す

 

『次はナパーム弾か…あの戦車で様々な砲弾が撃てるのか」

 

「もう一度type-3弾発射!」ドンッ!

 

広範囲のヴィランを倒す

 

「よし……(あ、あの子は)」

梅紫色の獣耳の女の子をみる

 

「……よし!やらない後悔より!やる後悔だ!」

キュルキュルキュルキュルキュル

 

「あの、そこの君」

 

「え?あ、はい?」

 

「俺の上に乗っていきませんか?」

 

「え?……でも…」

 

「雄英は自由だから…君一人ならのせれるよ」

 

「……では、お言葉に甘えさせていただきます」

ヒルドルブの上に座る

 

「しっかり捕まってください!途中砲弾撃ったりするので火傷に注意!」

 

「はい!」

 

「出発!」キュルキュルキュルキュルキュル




2期の1話で、いた獣耳の子がヒロインだよ
かわいいからね
名前はまだ決めてないけど決めていいのかな


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9話

「うおりゃ!」ズドン!

大型の仮想ヴィランをAPFSDS弾で倒し小型の仮想ヴィランはtype3弾やナパーム弾やHE弾等を使い分け倒していく

 

「座っているところ熱くなってない?」

 

「はい、今のところは……」

 

「あ、緑谷くんじゃん!」キュルキュルキュルキュルキュル

 

「あ、霜降くん……って!なんで女の子乗せてるの?!」

 

「気にしないで」

 

「わ、わかりました(^_^;)」

 

「そういえば、なんでそのロボットの装甲持ってるの?」

 

「槍にもなるし盾にもなるから汎用性高いからね」

 

「いいね!使えるもんは全部使っとけ!APFSDS弾発射!」ズドン!

ヒューーーーーーン!

 

ガシャーーーン

 

「あの巨大ロボットの装甲を一発で!すごいね!霜降くんの個性は!」

 

「えへへ、どういたしまして♪」

 

「あのー、はやくしないと抜かれるよ」

 

「わかったΣb( `・ω・´)グッ」

 

ズドォォォン!

ズドォン!

ズドォン!

 

「お?誰かが3体倒したね」

 

「八百万さん!」

 

大砲を作って倒したようだ

「チョロいですわ」スタスタ

 

「んじゃ!ゴールでまた会おう!」キュルキュルキュルキュルキュル

発進する

 

「うん!」スタスタ

 

『おーいおいおい!第1関門チョロいってよ!んじゃ、第2関門はどうさぁぁー!』

 

「「「はわわわ…」」」

 

『落ちればアウト!嫌なら這いずりな!THE FALL!!』

 

「いつの間にこんなステージ作ったん…」

 

「な!」キィィィィィ!

急ブレーキをかけ止まる

 

「す、すごいねこれ…さすがにこの戦車じゃ通れなさそうだし……」

 

「確かに…空飛んでから行こう」

 

「え?でも、どうやって…」

 

「ちょっとまっててね」ヒルドルブを装着解除し

「ウィングガンダムゼロ!」ウィングガンダムゼロ(EW)を装着する

 

「お、おぉぉ…確かに飛べそうな羽あるね」

 

「でしょ……抱き上げるけどいいかな?」

 

「え?……まぁ、いいけど」

 

「了解!」お姫様抱っこの図になる

 

「ちょ…これは、これで恥ずかしい(///△///)」

 

「けど、肩に担いだら羽に当たるし…脇で抱えたらちょっとしつれいでしょ?」

 

「わかったから……はやくここ突破して!(///`△´///)」

 

「了解!」ウィィィィン

バサ!と羽を広げ

「飛びます!」飛ぶバサ!

ヒラヒラ(白い羽が落ちる)

 

「な、なかなか高いわね」

 

「けど、これくらいの高さならすぐに向こう側に行けるね」ヒューーーーん

 

「……風が気持ちいい」

 

「よし、そろそろ着くよ」

 

「な!霜降のやろー!俺より前にでるんじゃねー!」爆破を加速させる

 

「ちっ」氷結でスケートの要領で滑る

 

「よいしょっと」向こう側に降りる

 

「ちょっとはやく下ろしてよ(///`△´///)」プンプン

 

「あ、ごめん」下ろす

 

「全く……けど、ありがと私一人だったらここまでこれなかったかもしれないし」

 

「いいっていいって」スマホをタップ

ヒルドルブに再びなり

「さ、乗った乗った♪」

 

「最後までよろしくね」

 

「おう♪!」キュルキュルキュルキュルキュル

 

「待てや!ロボ野郎ーーー!」

 

「げっ!来やがった!振り落とされないように注意して!」最高速を出す

 

「わ、わかった!」

 

「待てやごらぁぁぁぁ!」

 

「先に行かせないぞ!」轟も来た

 

「うそーーんって!」キキーと止まる

 

「どうしたの!はやくしないと!」

 

「地雷原がある(^o^)」

 

「え?……あ、本当だ」

 

『さぁ、はやくも最終関門!その実態は…一面地雷原!地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってるぞ!目見開いて足酷使しろ!』

 

「危なくないの?!」

 

『ちなみに地雷は、競技用で威力は大したことねぇーが、音と見た目は派手だから失禁物だぜー!』

 

『人によるだろ』

 

「アフガニスタンを思い出す」

 

「で、でもどうやって突破しよう…」

 

「……策なら一応ある」

 

「嫌な予感しかしないけど言ってみて」

 

「…そのまま突撃」

 

「……行けるの?」

 

「爆発する前に進めば言い」後ろにバックする

 

「いくよ!」

 

「うん!」

 

「うぉぉぉぉぉ!」キュルキュルキュルキュルキュル

急発進し地雷を全速力で進む

 

「一位は俺のだ!」

 

「後続に道をつくるはめになるが、仕方がない」

足元に氷の道をつくる

 

「うぉぉぉぉぉ!!」ドカンドカンドカンドカンドカンドカン

 

「きゃぁぁぁぁぁ!」

 

『おいおい、まじかよ!霜降と上に乗っている女子なかやかクレイジーだな!』

 

「くっ!」ドガドガドガドガ

 

「,,,,,,,,」スタスタ

 

ドッカァァァァァァン!

すると突然後ろから巨大な爆発がする

 

「え?」

 

すると、空に何かがとんで目の前に落下する

 

「いてててて、よいしょ」スタスタ

 

緑谷が地雷の大爆発を利用して、一気に前に出たのだ

 

「み、緑谷くん?!」キュルキュルキュルキュルキュル

 

「ちょ!なにあの子!」

 

「デク…俺より前にでるんじゃねー!」

 

「ちょ!爆豪くんはや!」

 

「,,,,」スタスタ

 

「く!」キュルキュルキュルキュルキュル

 

そして

 

『雄英体育祭!一年ステージ!序盤の展開から!この結末を誰が予想できた!』

 

『今!このスタジアムに帰ってきた男ーーーー!』

 

『緑谷出久の存在をぉぉぉ!』

 

わぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 

「だぁぁ!くそ!一位とれなかった!」

 

「けど……いいの?私が四位になったけど」

 

「いいのいいの♪」

 

「そ、そっか……」

「あ、あと……ありがと…ここまで連れてきてくれて」

 

「どういたしまして」ニコッ

 

キュルキュルキュルキュルキュル

「緑谷くん!一位おめでとう!」

 

「霜降!ありがとう!」

 

「次の種目でも頑張れよ!」

 

一位 緑谷

 

二位 轟

 

三位 爆豪

 

四位 獣耳少女

 

五位 霜降

 

障害物競走が終わり、集められた44人は次の種目騎馬戦への出場権が得られ、15分間の騎馬を決めるための交渉タイムが設けられた

 

「どうしよ,,,,誰と組むか考えてなかった!」

 

「(一応、なる機体は考えているんだけどな)」

機甲界 ガリアンに登場するプロマキス

 

「あ、あの」

 

「え?」

 

「また組んでもらってもいいかな?」

 

「………Ofcourse welcome(もちろん、ようこそ)」

 

「あ、ありがと!」

 

「んじゃ、また俺らだけで組みますか」

 

「え?いいのかな?」

 

「いいんじゃね?周りも二人組みの人いるし……機甲界ガリアン!プロマキス!」

そしてプロマキスになる

 

「なんかケンタウルスみたい」

 

「ケンタウルスがモチーフになったやつだからな♪」

「さ、俺の背中に乗りな」

 

「はい」獣耳少女がハチマキを巻いている

 

 

 

『さぁ15分のチーム決め兼作戦タイムを経てフィールドに14組の騎馬が並び立った!!』

 

『よーし組み終わったな!!?準備は良いかなんて聞かねえぞ!!いくぜ!!残虐バトルロイヤルカウントダウン!!3・2・1!!スタート!!』

 

獣耳少女 195ポイント

霜降 190ポイント

あわせて385ポイント

 

「いくぞ!」パカラッパカラッパカラッパカラッ

 

「うん!」

 

「まずどれからとる?」

 

「まずは、あの人から!」指を指す

 

「了解!」パカラッパカラッパカラッ

「その、ハチマキ!もらい受ける!」

 

「!君はA組のやつと!普通科の!」

拳藤チームからハチマキを奪う

 

「しまった」

 

「戦線離脱!」パカラッパカラッパカラッパカラッ」

一旦離れる

 

「ちょ!しまった!ってはや!」

 

「さてと!次は君たちだ!」葉隠チームに近づく

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!きたー!」

 

「ウチに任せて!」

 

耳郎が霜降にイヤホンジャックを伸ばすが

 

「遅い!遅い!」パカラッパカラッパカラッ

横を通りすぎる

 

「イヤホンジャックか…さすがにめんどくさそうだから諦めるか!」パカラッパカラッ

 

「わ、わかった」

 

数分後

 

「はぁ、はぁ…大体これくらいとればいいっしょ」

なかなか取れている

 

「だね…」

 

「あとは、逃げに徹するよ!」

 

そして

 

『タイムアーーップ!なんと!二人組みの霜降チームが6位におどりでたーーー!』

 

「わーい♪」

 

「す、すごいねあなたの個性……」

 

「えへへでも、君が乗ってるから頑張ろうって本気出せたんだよ♪」

 

「え……そ、そうなんだ…」

 

「うん!」( ´∀`)b

 

「…変な子」

 

「?」

 

そして、霜降と獣耳少女は最終種目のキップを手に入れたが

 

最終種目の説明が終わり昼休みの時

 

「……よかったの?」

 

「うん……私の個性、戦闘向きじゃないし…多分でても負けるからね」

 

「そっか……なら、仕方がないね」

 

「……ありがと…霜降くん」

「あの時乗せてもらえなかったら…ここにいなかったかもしれないし…いや確実にいなかった…騎馬戦でも君のお陰で勝てたものだし…」

 

「別にそんなお礼言わなくていいよ♪」

「……よし!最終種目に向けて準備しないとな!応援よろしくな!」

 

「うん!応援するよ!」

 

「じゃ、食堂にいきますか♪」スタスタ

 

「……」頷くスタスタ




騎馬戦どうかくか難しくてあまり書けなかった!
すみません!


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10話 地球外縁軌道統制統合艦隊のグレイズ

昼の一時間休憩

 

「チャーハンうめー」モグモグ

 

「だね」モグモグ

 

そして上鳴と塩崎茨の試合が始まる

 

「がんばれ!上鳴くん!」

 

「おう!頑張るぜ!」

「これ終わったら飯とかどうよ?俺で良かったら慰めるよ?」

 

「え?」

 

「多分この勝負…一瞬で終わるから!」

最大出力を出す

 

~数秒後~

 

「ウェイ……」

 

「瞬殺!あえてもう一度言おう!瞬殺!」

 

「上鳴くーーん?!なにしてんだ?!」

 

そして次は霜降の番である、対戦相手は八百万

 

「八百万さんか……なら、あれで行くか!」スマホポチっ

 

霜降はそういうと、なにかを決めステージに向かった

 

『よぉおぉぉし!次の選手だ!万能創造!ダイナマイツボディ!ヒーロー科!八百万百!』

 

「ダイナマイツボディ……」

 

『バーサス!戦車で天使なやつ!霜降 真棟!!!』

 

ヒューーーン

ゲートからなにかが飛び出してきた

 

「…来ましたね」

 

スタッ

全体的に水色の機体

グレイズリッター地上戦仕様

 

「おう!きたぜ!」

 

「武器は剣ですか…」

 

「おう!ナイトブレードだぜ!」

ナイトブレードを構える

 

「鍔や柄尻に装飾が施されている物ですか……式展用じゃありませんか?」

 

「ま、そうなんだけど実戦でも使えるよ」

 

「そうですか…」八百万も剣を生成する

 

「んじゃ!始めよっか!」パカッと頭部が開き球体センサーが周りを見るかのように動く

 

「はぁぁぁぁ!」剣を構え迫ってくる

 

「そこ!」ブンッと剣を振るう

 

カキンッ!

 

「なかなかだな」ナイトブレードで防ぐ

 

「はぁ!」ガキンッ!

 

「なかなかなやるね八百万さん!」ジャキイン

 

「あなたこそ、なかなかやりますね!」ジャキイ!

 

「ぐっ!(少しかすった)」一歩下がる

 

「はぁ!」突撃してくるが

 

「くらえ!」ダダダダ!

GR-W01(ライフル)を撃つ

 

「っ!」咄嗟の判断で避ける

 

「避けるのか…なら!」ナイトブレードで斬りかかりながらライフルを撃つ

ダダダダ!ダダダダ!

 

「シールド!」盾を作り弾を防ぐ

「(そうだわ!)えい!」盾を投げつける

 

「ぐ!」

 

「そして!」剣も投げる

 

「な!」避ける

 

「そして遠距離!」手裏剣を投げる

 

「なんの!」叩き落とす

 

「叩き落とすのは想定済みです!」鉄球を4つなげつける

 

「くっ!」ダン!ダン!ダン!ダン!

 

バシュン!バシュン!バシュン!バシュン!

 

「スモーク!」

「ちっ……」パカッ

球体センサーを稼働させる

 

「(どこだ…)」キョロキョロ

ピピピピピッ!

 

「後ろか!」

 

霜降が後ろを向くと、そこには槍を食らわせる直前の八百万がいた

「遅いですわ!はぁぁぁぁぁ!」

 

「ちっ!舐めるなぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ガキィィィィィィン!!

 

互いの武器がぶつかる音と共に、煙幕が晴れた

 

『おお!煙幕が晴れてスタジアムの様子がはっきりと見えるようになったぞぉ!』

 

「っ!」グラッ

霜降の体がよろける

 

「霜降くん……!」

 

『おおっと!どうした!』

 

が、次の瞬間

 

「!」

 

バラバラバラバラ

 

槍がバラバラになる

 

そして

 

「君の敗けだね……」

 

「!」

 

顔を霜降の方に向くと

 

ライフルの銃口が至近距離にある

 

「入ってるのはゴム弾だけど、当たったら気絶するよ?悪いけど…降参してもらうよ?」

 

「……ふふ、確かにこのまま戦っても、無駄なのはわかってますわ」

 

微笑みながら

 

「降参、参りましたわ」

 

 

「八百万さん降参!勝者!霜降くん!二回戦進出!」

 

「……」ナイトブレードを地面に突き刺し

「我ら地球外縁軌道統制統合艦隊!面壁九年・堅牢堅固!」決めセリフ(?)をいう

 

「地球外縁軌道統制合艦隊?」

 

「グレイズリッターっで言ってみたいセリフだったんだ♪」

 

「そうですの…かっこいいですね」

 

「ありがとう♪」

 

 




今回は少しだけ文字数が少なくてごめんなさいorz
次回も少ないかもorz


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11話 神にも悪魔にもなれる代物

八百万との試合が終わり霜降は控室のパイスイスに座ってまっている

 

「次の対戦相手は、誰かな……」

 

見る

 

「常闇くんか……なら常闇くんにはこれだな♪」スマホポチっ

 

ロボを装着し、大剣を持ちスタジアムに向かう

 

『よぅし!じゃあ次の選手のにいくぜ!黒影を操りし黒き侍!ヒーロー科!常闇踏陰!』

 

「…」

 

『バーサス!戦車を装着!天使になり!さらに騎士にもなれる!すげーやつ!霜降 真棟!!!』

 

スタジアムの入り口からくる

 

「…!」

 

その見た目は、漆黒のロボ

頭部にはスカルパイルダーと呼ばれる骸骨があり

左目にあたる部分は切り傷がある

そして、背中には悪魔の羽のようなウイングル

その名は

 

「マジンカイザーSKL…」

 

「常闇!今回は手加減しねーぞ!」

牙斬刀を常闇に向ける

 

「あぁ…こちらも手加減はしない…ダークシャドウ!」

「アイヨ!」

 

『それじゃあいくぜ!スタートォォ』

 

「ウォォォォォ!」ダークシャドウが向かってくる

 

「トルネードクラッシャァァァァァ!」

両腕側面の螺旋状の刃を回転させて発射する

 

「な!」避ける

 

『おぉ!あれは!紛れもない!ロケットパンチだぁぁぁぁ!』

 

「ちっ、避けられたか」スタスタ

走り回る

 

「ダークシャドウ!やつは両手を使えない今!」

「アイヨ!」攻撃する

 

「ちっ!早く戻ってこいよ!」避ける

ヒューーーン

「よし!戻ってきた!」ガチャン!

 

「次は!こっちの番だ!」牙斬刀を回収し切りかかる

 

ガキィィィィィィン!

 

ダークシャドウの拳と牙斬刀が激突し、火花を散らす

 

「ウオットット…オラオラァァ!」

 

「うぉぉぉぉぉ!」

ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!

 

重々しい攻撃がダークシャドウの拳に伝わる

 

「やっぱりつぇな!ダークシャドウ!」

「だけどな!こっちにも色々あるんだよ!」

後ろにジャンプし下がる

 

そして

「インフェルノブラスタァァァァァァ!」

胸部パーツを展開し、そこから高出力の熱線を放つ

 

「避けろ!ダークシャドウ!」

「クッ!」少しだけがする

 

「そこだぁぁぁ!」ガキャァァァァン!

 

「ウワァァ!」

霜降は牙斬刀で黒影を斬りあげ、一気に常闇に近づく

「くそっ!」

 

「うぉぉぉぉぉ!」

 

牙斬刀を斬りつけようとするが

 

ガキンッ!

 

「な!」

 

「あまりオレのダークシャドウをなめてもらっちゃあ困るな……」

 

「ウリャァァァ!」

 

ブゥン!

 

「うぉ!」

 

霜降がダークシャドウに投げられる

 

「っ!やば!」

ウィングを羽ばたかせなんとか持たせる

 

「…ふぅ、ギリギリセーフ」

「さてと、反撃と行きますか!」

 

ブレストリガーを構える

「パルスビーム充電完了……さて、どこを撃ち抜かれたい?」

ババババババババババ!

 

「グアッ!」

「ぐっ!」

正確な射撃でダークシャドウと常闇を撃ち抜く

 

「オラオラ!」

バババババババ

 

「くっ!」ザザザッ

弾幕で少しずつ後ろに下がっている

 

「そして、とどめの!」

ブレストリガーを投げ捨て

牙斬刀を空に掲げる

 

「?ナニヤッテルンダ?」

 

ゴロゴロガッシャーーーーーン!

 

「ヒャン!」

 

いきなり霜降の所に雷が落ちてくる

 

「来た来た来た来た来た来た来た!」

牙斬刀と顔の両脇にある角で雷を受けとめる

 

「な、なに!」

 

「必殺技!トォルハンマァァァ!ブレェイカァァァァァ!」

 

雷を常闇に放つ

 

「ぐぁ!」

 

「お楽しみは……これからだぁぁぁ!」

さらに牙斬刀に雷を送り威力をアップ

 

「くっ!うわぁぁぁぁぁ!」ドカァァァァン

そのまま爆発

そして場外にぶっ飛ぶ

 

『ば、爆発したぁぁぁ?!』

 

『大丈夫なのか?』

 

「大丈夫です、威力は抑えているので」

 

「くっ……」地面に倒れ伏せている

「…強くなったな…霜降」

 

「そっちの、ダークシャドウも強かったよΣb( `・ω・´)」

 

「常闇君場外!勝者!霜降君!三回戦進出!」

 

『すげーな!お前のクラス!』

 

「神に会うては神を斬り、悪魔に会うてはその悪魔をも撃つ!」

牙斬刀を地面に突き刺しブレストリガーを一丁持つ

「戦いから戦い!潰したいから潰す!俺に大義名分などないのさ!」

 

「うーーん、その発言はちょっとアウトね」

 

「はい(*´・ω・)」




次回
「精神を乗っ取られた霜降」


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12話 精神を乗っ取られた霜降

「えーっと、確かヒーローノート控え室にあると思うんだけどなぁ」

 

さきほどの轟との闘いでボロボロになった緑谷が控え室の扉を開く

 

「ねぇ?霜降くんその辺にノート置いてなかっ」

 

「……………」

重量二脚型ACハングドマンのなった霜降がイスに座っている

背中にはオーバーウェポンのヒュージーキャノンが装備されている

 

「そ、霜降くん?」

 

「……」

指を指す方向に緑谷のノートが置いてある

 

「あ、あそこにあったんだ、ありがとう」ノートを持つ

「次の対戦相手かっちゃんだよね?頑張って!」

 

「……」終始無言

 

「(なにかあったのかな)」

 

 

 

そして会場にて

 

『そいじゃあいくぜぇぇぇ!ヒーロー科A組!爆豪勝己!バーサス!同じくヒーロー科A組!霜降真棟!!』

 

「ハハハッ!見てたよぉルーキー!なかなかやるじゃない?ゴミ虫の相手にはさ」霜降の声と誰かの声が合わさったような感じ

「ま!今日死んじゃうかもしれないけどさ!ギャハハハ!」

 

「あ?」

 

「ハハハッ……さぁて…面白いことをしよっか」

ガシャンッ!

不明なユニットが接続されました。システムに深刻な障害が発生しています。直ちに使用を停止してください

円筒状のガスタービンジェネレーターが開き

少し伸び回る

 

「?!」

 

『おい!おい!まだ開始の合図はしてないぞ!何するきだ!』

 

「いやいや、ちょっと楽しいことをねw!」霜降の声が変わる

 

キュィィィィィン!

バチバチバチバチバチバチ

 

ドカンッ!

頭部パーツをパージしする

 

バシューーーーーーン!

 

「?!」とっさの判断で少し右によける

 

ドガァァァァァァァン!

壁に当たる

 

「て、テメェェ!」

 

「霜降くん!まだ試合開始の合図はなってませんよ!」

 

「アハハハッ!そうだっけ!?」

「ま、いいんじゃないの、どうでも…こっちの方が面白いよw」

 

「面白い?それは、どういう……」

 

「クソロボォォォォォ!!!!」憤怒状態

 

「じゃあ、もうちょっと遊ぼっか」

ガシューーン

また構える

 

「見せてみな、お前の力をさ」

バシューーーーーーン!バシューーーーーーン!

 

ヒュージーキャノンを打ちまくる

 

「てめー!」爆破を起こしながら近づく

 

『おいおい!あいつのやってることヴィランみたいだぞ』

 

「残念だけど"俺達"には、敵も味方もいないんだ……」

バシューーーーーーン!バシューーーーーーン!

「そう、いないんだよ、味方も、そして敵もね…」

 

愛してるんだ、君たちを!ハハハッ!!! 

バシューーーーーーン!バシューーーーーーン!

 

「え?」

 

「へ?」

 

「「「「「「「「え?」」」」」」」」

 

「この!死ねぇぇぇぇ!」一気に近づき主任(霜降)に攻撃を入れようとするが!

 

「おっと、危ない危ない」ヒュージーキャノンをパージし避ける

 

「ちっ!」

 

「あれあれ?もしかしてビビっちゃったww?」

 

「絶対殺す」

 

「アハハハッ!いいじゃん!盛り上がって来たねぇ!!!」

バシュン!バシュン!バシュン!

肩部からミサイルを発射

 

「ちっ!」

それを難なく避ける

 

「へぇ、なかなかやるじゃん」バシュン!バシュン!バンバン!

プラズマライフル『LR81 KARASAWA』とアサルトライフルを撃ちまくる

 

「このぉぉぉ!」避けながら接近してくる

 

「ホントは好きじゃないんだこういう、マジな勝負ってのは」

「俺のキャラじゃないしね」

「まぁ、やるんなら本気でやろうか!その方が楽しいだろ!ハハハッ!!」

ミサイル、カラサワ、アサルトライフルを撃ちまくる

 

「くぅ!」何とかして避けるが

「っ!」少し当たる

 

「よし!当たった!あとは弾道を計算して!」

バシュン!バシュン!バンバン!バンバン!

ドガァァァァァァァン!

 

「か、かっちゃん!」

 

「ハハハッ!案外あっけなかったな!」

 

「なに油断してんだよ!クソロボォォォォォ!!」爆炎から飛び出してくる

 

「な!」そして接近を許してしまう

 

「死ねぇぇぇぇ!」頭を掴み爆発を起こし後ろにぶっ飛ばす

 

ドガァァァァァァァン

柱にぶつかる

 

バチッ、ビリッ、ビリッビリリリッ

あちこちから火花が飛び散り頭部と脚部から炎が出ている

 

「その状態じゃ、もう無理っぽいな…ま、お前が油断してなかったらもうちょっと楽しめただろうに!」

 

「…霜降くん!戦t」

 

ピクッと指が動く

 

プシューーーー

蒸気が出る

 

やっぱりさ…やるもんじゃないね、キャラじゃないことは

ビリリリリリリリリ!バチバチバチバチ!

ウィィィィィィィン!

そして、近くの柱を破壊するととあるものが出てくる

オーバーウェポン『マスブレード』(ただの鉄筋)

 

「な!」

 

「あの状態で、動けるはずが…」

 

そして腕に柱を無理やり装着しエネルギーを流し込む

 

これだから面白いんだ、人間ってやつは!!!

 

「この!死ねぇぇぇぇ!」

 

ハハハッ!アハハハッ!」笑いながら爆豪に突撃する

あばよ、爆豪!

そしてマスブレードを振り下ろすが

 

「動きが単純だこのクソロボ!」

やすやすと避け

爆発を食らわせ

場外にぶっ飛ばす

 

ヒューーーーーン!

ドガァァァァァァァン!

壁にぶつかる

 

ハハハハッ!アーハハハハハッ!

ビリッビリッビリッビリッバチバチバチバチ

 

そうだ!それでいい!!

ヒューーーーーン

ドガァァァァァァァン!

煙が出る

 

「?!」

 

『ば、爆発したぁぁぁぁ!おいおい!霜降死んでないよな?( ; ゚Д゚)』

 

『(そもそも、あの声…霜降本人なのか?…霜降はまずあんな行動をしない…まさか…)』

 

煙が晴れると

 

ボロボロの姿になった霜降がいた

 

「……爆豪くん!決勝戦進出!」

 

ワァァァァァァァァァァ!

歓声が沸き上がる

 

そして、霜降はタンカーロボに乗せられ

救護室まで連れていかれた

 

「……霜降くん…(あの、霜降くん…ちょっと怖い)」

 

 




試合時の霜降の狂気は、カメラで全国生配信されていたので
主任が精神を一時的に乗っ取ったことにより
吉が出るか蛇がでるか
お楽しみに


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13話

救護室にて

「……」ベッドの上で点滴を打たれ寝ている霜降

 

「…」その横で起きるのを待っている獣耳少女

 

「…リカバリーガール…霜降くんは?」

 

「そうね~…ただの疲れによる気絶ね…怪我は頭にたんこぶと足に打撲があるくらいね」

 

「……そうですか」

 

「…霜降くん…起きて」

 

 

夢の中

暗い場所

「…ここは…」

 

とある女性の声が聞こえる

昔話をしてあげる…

世界が破滅に向かっていた頃の話よ

ノイズが少し入ったような音声

 

すると突然、周りが荒野になり

ACやMS等のロボットの戦争が始まっている

 

神様は人間を救いたいと思っていた

 

ハングドマンがヒュージーキャノンを撃つ

 

だから手を差しのべた

でも、その度に人間の中から邪魔者が現れた

ヴェンジェスが現れる

 

神様が作ろうとする秩序を、壊してしまう者

グランブレードを起動させる

 

神様は困惑した

人間は救われることを望んでないのか、って

 

神様は間違っている

ノイズがかかった男性の声が聞こえる

 

世界を破滅させるのは

 

そして荒野から住んでいる街に場面が変わり

ノイズかかった男性が現れ

 

人間自身だ!!!

 

街にいる人々に指を指す

 

 

 

 

 

 

「……黙れよ」霜降(主任)

 

「「「……」」」ポカーーン

 

「……あれ?」キョロキョロ

「ここは…どこ?」

 

「…霜降くん?」

 

「ハハハッ!……あー、あー、えーっと?」少しだけ主任が残っているようだ

 

「霜降くん!起きたんだね!」

 

「あ、緑谷くん、おはよー」

 

「おはよーって(^_^;)」

 

「大丈夫なの?霜降くん」

 

「うん、ちょっと疲れがあるくらい」

 

「点滴全部入ったらもう動いて大丈夫だからね」

 

「ありがとう、リカバリーガール」

「そういえば、俺の試合どうだった?」

 

「えっと…すごかったよ!」

 

「そっかー♪」

 

そして、表彰式にうつった

 

「なんだあれ?」

 

「んー!ん"ー!」拘束されている1位爆豪

 

「……」少し下を向いている2位轟

 

「よかったー!3位だ」3位になった霜降

ま、本当は1位の方が良かったけどな、今回は爆豪に譲るわギャハハハハ!」主任モード

少しだけノイズがかかったような声

 

「霜降少年、3位おめでとう」メダルをかける

 

あんがとよオールマイトさん

 

「ただ、不意打ちはダメだね」抱き締める

 

ハハハッ!勝つためには仕方のないことさ

ま、今度から気を付けるわ

 

 

そして轟の方に行く

 

「轟少年、おめでとう」メダルをかける

 

「……」

 

「決勝で左側を納めてしまったのは、訳があるのかな?」

 

「…緑谷戦できっかけをもらってわからなくなってしまいました」

 

「……うん、顔が以前と全然違う」抱き締める

「深くは聞かないよ…君ならいいヒーローになれるよ」

 

「…はい」

 

そして爆豪の方に行く

 

「さて!爆豪少年!と、こりゃあんまりだ」

 

狂犬の口枷だな、傑作だ!アーハハハハ!

 

「選手宣誓の伏線回収、見事だったな」

 

オールマイト…

 

「ん?」

 

「こんな、1番…何の価値もねーんだよ!デケー顔認めても!自分が認めてなきゃゴミなんだよぉぉぉぉ!?」

ビキビキビキビキビキビキ

 

「顔すげー」

 

「うん、相対評価に晒され続けるこの世の中で普遍の絶対評価を持ち続けられる人間はそう多くない」

 

「(^ω^#)」

 

「顔すげー」

 

「メダルは受け取っとけよ自分の傷として決して忘れぬよう」

 

「いらねっつってんだろーが!」

 

なら俺が貰おっか?

 

「まぁまぁ」つけようとする

 

「だぁかぁらぁ!要らねぇって!」拒む

「アガッ」口にメダルがつく

 

「さぁ!今回の勝者は彼らだったしかし皆さん!この場の誰にも!ここにたつ可能性はあった!ご覧いただいた通りだ!」

 

ハハハッ!まぁこんなもんかな

 

「競い!高めあい!更に先へと進む意思を!その芽を伸ばしている!」

 

どうだ?キャロル、こいつらは

 

「てな感じに最後に一言!」

 

戦いこそが人間の可能性

こいつらも、その1つだ

 

「(こいつらはヒーローになるためにここに来て戦い、そして今も戦いを続けている)」

「(それが、終わりのない茶番だとしたら救うためにこいつに宿った"俺達"はもう意味なんて無いのかもしれん)」

メダルを首から外し手に持ち見る

「(だが、それでもこいつらがヒーローになるために戦い続けるというなら)」

そしてメダルを上に投げる

 

「霜降少年?」

 

ザワザワザワザワ

 

「(こいつらの"人間"の可能性を)」

 

さてと、じゃ、いっちょいきますか!

 

いきなりハングドマンになり

ヒュージーキャノンを起動

 

不明なユニットが接続されました。システムに深刻な障害が発生しています。直ちに使用を停止してください

 

「霜降少年?!」

 

あ、続けていいよ♪

そしてヒュージーキャノンの銃口を上に向る

そして落ちてきたメダルがヒュージーキャノンにはいる

コンッ!

 

 

「…なるほど…では!御唱和ください!せーのー!」

 

じゃあ行くよ、ギャハハハハ!

頭部パーツがパージする

 

『プルスウルトラ!』]

 

「お疲れ様でした!!!!」

 

愛してるよ!君達を!ハハハハッ!

ドーーーーーーン!

 

そして空に向かい

 

ドォォォォォォォン!

 

大きなメダルのような光の輪ができる

 

『えぇぇ!そこはプルスウルトラでしょ!』

 

「あ、あぁいや疲れてるだろうなっと思って」

 

ハハハハッ!アーハハハハ!

お前ら!!見えてるか!お前らに特大のメダルを用意した!感謝しろよ!ギャハハハハ!

 

「霜降くん…」

 

「ありがとな!霜降!」

 

「大きすぎるわ…」ニコッ

 

「綺麗ですわ…」

 

そう!それでいい!」ハングドマンを解く

 

「(ありがとな、宿主)」

 

「(こっちこそお礼をいわないと…ありがとね…主任)」

 

「(ま、いいってことよ)」

 

 

そして、表彰式が終わり、騒がしかった一日が終わった

 

校門前

「……3位おめでとう、霜降くん」

 

「ありがとな、祝ってくれて……そうだ!渡すものがあったんだ!」

 

ポケットからあるものを出す

 

「はい!これ!」

 

「!……これって」

 

「そう!3位のメダル!」メダルを首にかけてあげる

 

「で、でも……私最終種目出てないのに…それにこれ、霜降くんが頑張って取った物なのに……いいの?」

 

「いいっていいって♪」

「ついでに写真撮ろ♪」スマホを出す

 

「うん♪」

 

「んじゃ、行くよ!」

内カメモードにし

「はい!チーズ!」パシャッ

 

二人ともいい笑顔で取れた




大きなメダルは、テレビでも取り上げられ
そして、広範囲での観測でも可能な程の大きさ


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