赤の弟は白であり、歌姫達と世界に挑む。 (剣崎雷太)
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白雷の設定強さ

今回は白雷メンバーの設定などをさらします

本編ネタバレがあるので37話くらいまで見てない人は飛ばしてください


 

 白雷(びゃくらい)…かつて人でありながら各勢力が恐れる程の力を持った集団、常識はずれの神器所有者で固められている者たち。現在のメンバーは七人で基本的に名前で呼んでいる。

 

 

  №1 兵藤 雷太(オリジナル 原作複合)

 

 音乃木坂学園二年生の少年、スクールアイドルのマネージャーをしていてチームでのストッパー役をしている。学校では「学園のペット」と呼ばれていて基本的に雑用をこなしている、もしもの時には頼りになりその解決能力は学園の理事長が心底認めているほどである。

 白雷ではリーダー的な存在であり基本的に雷太の命令は皆守っている(一部破っている)一般人の出でありながら神器や自身の魔法などを利用して変幻自在に戦う事から【トリック・ファイター】と呼ばれている、基本的に寝ているもで呼んでも反応しないが最近ではあるスクールアイドルの声に反応して起きてしまう。

 

使用神器 漆黒(オリジナル) 雷神の刃(限定)(オリジナル)

 

神器を使う際には基本的に雷神の刃による広範囲攻撃を解くとするが、漆黒を使う際には超高速戦闘を行い敵を切り裂く、攻撃力に関しても一点を集中した斬撃(例 黒龍晩夏など)を使用して攻撃する(神器の能力については本編のあとがきに)

 

魔力 雷

 

どこぞの快楽主義者の助言で雷の魔法を使用していた時に避雷針代わりに雷に打たれたら使えるようになった。雷による生物の創造や自身に雷を纏い武器を出して戦うなど戦闘方法は多彩である。

 

 異名 【黒雷帝】

 

 戦闘以外でつけられた異名(つけたのは菊山)すべてを切り捨て雷で滅ぼすことからつけられたが本人は真相を知らない(菊山曰く、おもろいからこのままでよくね)

 

高坂穂乃果の第一印象

 

 うるさそう

 

園田海未の嫌な所

 

 説教に俺も巻き込むな

 

南ことりの良いところ

 

寝る時膝を貸してくれる

 

一年生に一言

 

世の中の理不尽さに泣かないで

 

三年生に一言

 

卒業できんの

 

 

 

 

 

  №2 菊山泰輔 (オリジナル)

 

 あらゆる所属に対抗できる「KYエレクトロ」の社長、前社長であった親が菊山以上に自由人だったので会社を押し付けられた、学校にも在学してるが行っていない(行く時間がない、週に三回しか行けない)ので通学から通信 にしようとしている、白雷の参謀であり各勢力に情報を売っているそのために自身も強くなくてはいけないとあらゆるものに手を付けて武器にしている、身体能力も雷太とならび高いが接近戦メインの雷太と違い長距離や中距離を得意としている。スクールアイドルのファンであり雷太関連のスクールアイドルのグッズはすべて買っている

 

神器 天王龍・死地転核(てんおうりゅう・しちてんかく)(オリジナル)

 

弓の形をした神器、龍の矢を飛ばすことができその矢は色んな効果をもたらすことができる。鹿の角を白くしたような弓で広げたら1.5m程の長さになる(つまり百五十センチ…間違ってなければ)で弓弦を引っ張ると小型の龍の矢が現れる。禁手化もあるが菊山曰く「使えるけどいくら出る」

 

才能 射る事

 

 弓道やアーチェリー、射的などの的や標的を射る、撃つなどの事に才能が有り最高で三百メートルの的も射れるそのため目に負担が強いから魔力で目保護している。記憶する事と見極める能力にたけていて頭もよく「ラプラスの悪魔」と一時期呼ばれていた

 

 

一年生に一言

 

俺とデートしない

 

二年生に一言

 

君の瞳に乾杯

 

三年生に一言

 

俺と一緒に歩まないか?

 

 

他の皆様、菊山君に一言

 

「お前しばらく出てくんな!」(白雷、スクールアイドル一同)

 

 

  №3 葉山 小太郎(オリジナル)

 

 白雷一の常識人であり、唯一敬語を使える少年。切り込み隊長であり剣士をしているスクールアイドルのファンで押しているのは絢瀬絵里である。対魔道一族の次期党首でありその実力は魔王クラスを超える。(条件では)

 基本的に年齢問わず敬語である為すごい常識人に見えるがただの現実主義者であり曰く「周りがひどいだけ」で過去に他の天才たちに戦いを挑み暴れていた時期がある、同じ時期に雷太と戦いは敗北した。それ以降雷太の事を無二の親友と考えており基本的に雷太の用事は最優先事項となっている。

 

 

神器 無幻の刀(無限の刀)(オリジナル)

 

 あらゆる刀を作り、操ることができる神器。汎用性が高く誰でも扱いやすい物だが消費が激しいために使えるのは五分が限界であり作った刀は神滅具クラスであるため常識外れの神器となった。実はこの神器を扱うためには並み以上の剣の才能と神器の適正率が必要であり小太郎は全てにおいて最高クラスであり、長く使える。更に神器には珍しく禁手化が存在せず作るだけと思われていたが、自身の物を極限に削って作り出すので禁手化は不可能と言われていた。

 

音乃木坂のスクールアイドルから一言

 

「苦労するだろうけど頑張ってください」

 

お返しの一言

 

 白雷のメンバーがひどいだけです、だから変わってください(まじでお願いします)

 

 

 

  №4 ルアル・シルフィア(オリジナル)

 

 白雷の数少ない女子であり雷太が初めて会った天才。元々は海外の魔法使いの一族だが日本に憧れ日本に渡ったその後に日本の異能者の襲撃にあい撃退したところに雷太と出会う。当初は雷太を敵だと思っていたが攻撃しないので手下にした、その後で菊山との共闘で嵐との戦闘中に瀕死の所に雷太に助けられて雷太と共に行動をする。

 

神器 支配の手(ルーラーハンド)(オリジナル)

 

あらゆる物質を支配することができ、国を亡ぼすことができる。能力はシンプルだがそれゆえに協力である禁手化についても本人曰く「面倒し・つまらん・疲れる」ために使用しない。

 

一年に一言

 

ガンバ

 

二年に一言

 

ガンバ

 

三年に

 

ガンバ

 

追伸 あまり付き合いがないと会話が下手になり語彙力がなくなります。

 

 

 №5 セリア・ルテイン(オリジナル)

 

 かわいいが好きで各地に放浪している女の子、白雷での近接戦メインでまさかの武闘家である。筋力についても白雷三位の物で拳の攻撃は一撃で意識を持っていかれる。日本で有数の武闘の家系であったが過去その力を恐れた存在から家族を殺されてしまい、放浪することになってしまう。

その途中で雷太に出会い行動するようになる、白雷の名づけ親である。

 

 神器 ・・・・(オリジナル)

 

詳細が不明の神器、雷太曰く使い時を間違えれば国が終わる。漆黒や雷神の刃の次に危険な神器で禁手化は課されてはいけない物である。

 

スクールアイドル皆に一言

 

 皆!大好き!

 

 

 

 №6 深山 嵐(オリジナル)

 

 雷太が最初に交流を持った人物。他人に興味がなく自分にも興味がない存在で流されるがままの生活をしていた戦闘能力に関しても白雷随一であり、白雷の戦闘指導者で各勢力から常にマークされている。その血筋は傭兵一族であり強すぎるが故に歴史に消された存在と言われていたが「強さなど不要」という考え方のもと傭兵稼業をやめて普通に過ごしていた。雷太と出会ったのは中学一年であり当時不良に絡まれていた雷太と共闘して大暴れをした

 雷太との友好関係をもってからは考え方に変化が出てる。

 

神器 大樹の剣 アースレクイエム(オリジナル)

 

嵐の身長程ある大剣でブーメランのような形の作りである。(ただし柄の方は普通の大剣)基本的には外に出していないが使う時は背中に背負っている、時折つくりを利用してブーメランのように飛ばす。

 能力として自然の属性で攻撃をして治癒能力を高め、刃幅を利用して盾にする。禁手化に関しても使う必要がないので使っていない。

 

追記 嵐の強さは希と雷太を除いた白雷全員でかかっても勝てないほどである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 №7 東條希(ラブライブ)

 

 転校先の学校で雷太と出会いそのまま白雷入りをした、当初はただの人間であったが雷神の刃を覚醒してから疎遠になりかけていたが、菊山の悪知恵で未遂に終わる。白雷メンバーのお姉さんであり知識も豊富で今の菊山を作った張本人。

 基本的に白雷は好きであり、家族だと思っている。そして白雷最強である

 

 

神器 雷神の刃(オリジナル)

 

言わずもがな今作最強の神器、空間問わずに雷を発生させる。

斬撃も雷が纏っている為に所有者に攻撃ができない。

禁手化の白雷・雷神の大太刀は格好が変わり、太刀が大太刀に変化をして能力を大幅に強化する、その状態で繰り出される攻撃は防御力を底上げしたヴァーリの鎧を簡単に砕くコトガできる、更に禁手化前の格好(占い師のようなローブに巫女服でミニスカート)になると速さが特に強化され空気の壁をないものにできるだけでなく雷化という状態になれるの最強クラスになっている。

 

神器 術式記述(オリジナル)

 

希のもう一つの神器であり、よく使っている神器。効果を付与した呪符を使う事ができる自身の魔力に応じて作れる呪符は変わり希の数は一度に15個である、基本的に援護に使えるものである。(極めれば白龍皇の攻撃も防げるうえに攻撃が神滅具クラスになる)

 

ネタバレ

 過去に白雷に入ってからキツネ山によく遊びに行っていた、雷太たちと友好的な関係を組んでから山の住人の三大勢力の者たちとも有効的になっていてセルとルシアと共にアイドル的な関係になっていた。しかし三大勢力がつまはじき者だったキツネ山の住人を処分しようと攻撃をしたときにキツネ山の長である大キツネが殺されてしまい神器が暴走する。当時は禁手化した雷太、菊山、小太郎の手により事態は収束した。

 

 

 雷太に一言

 

 大好きだよ

 

 小太郎に一言

 

 これからも一緒に頑張ろう

 

 菊山に一言

 

 ほどほどにせんと怒るよ

 

 セルに一言

 

 お姉ちゃんだよ

 

 ルシアに一言

 

 一緒に頑張ろう

 

 嵐に一言

 

 大好きだよ

 

 穂乃果たちに一言

 

 私の大切な人たち

 

 ヴァーリ達に一言

 

 私を助けてくれてありがとう

 

 新生白雷について一言

 

 皆のために私は戦う

 

 

 




はい、という事で白雷の設定でした。本当に雷太君以外は天才は一族の者です。

ここで一時ますが雷太君は天才たちの事件に巻き込まれる体質であり、本当に不幸なそんざいです。
 しかし白雷のメンバーの事は好意的に思っている。しかもストレス発散にギターなどの楽器をいじっていた。
()は出典です、主人公は原作の弟設定なので複合です


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プロローグ

趣味


弟と言うのは、酷である。

俺、兵藤雷太は常日頃から思っている。俺の兄は変態でどうしよもないのでそのしわ寄せが俺に来る、父も母も恨んではないが俺は兄を恨んでいる。

何か特別を見つけて兄忘れたい、そう思いながら俺は目を開ける。

「そうか、今日から一人暮らしか」

俺雷太は高校一年になった男である。本当は家から通える所が便利なのだがあいつと離れたいために一人暮らしを選択した。しかも学校側の都合で家賃も半額の所で。

「その学校なら見つかるかな、特別が」

俺は支度を済ませて家を出ると

「あら、おはよう」

紫髪のお姉さんが挨拶をくれる。彼女は東條希、俺が通う学校の先輩である。

「また朝ごはんは食べんの?」

「食う時間がもったいないんで」

俺はそう言って学校に向かう。朝の日差しを浴びながら静かな階段を降りる、エレベーターよりも階段の方が気分がいいのでそっちを使う。

「あいつがいないと静かだな」

階段を降りると都市の騒音か響き渡る、その中を進んで行くとあるモニターに目が行く

「A‐RISEか」

現在人気絶頂のスクールアイドルで、UTXを代表スるもの達、俺よりも1歳年上で話題性に優れている人だ。

「まぁ関係ないがな………ちょっと待て」

俺は速攻で自分の部屋がある階マンションまで戻り、隣の部屋の主を呼ぶ。

「おい なんで俺の個人情報をあんたが知っているんだ?」

隣の部屋の主は「ほへっ」として俺を部屋に招き入れ

「おいこら」

「まあまあ、今は朝ごはんを食べようじゃないの、君の分もあるよ」

なすがままに席に着く。味噌汁に焼き魚(ご丁寧に2尾)白いご飯にツナサラダ……こいつ最初から

「うん、一緒に食べるつもりよ」

「昨日挨拶に行った時から思ったが、盗聴器でも仕込んでんのか?」

「スピリチュアルやね」

どこがだよ。

 

 

 

結局、朝飯を一緒に食べて一緒に登校してるよ。

なんでこうなるかな、好きでこうしてる訳ではないのにこの女人のリズムを崩すと言うかなんと言うか、

「…………物好きだな」

「それがうちやん」

そうなんだな。とりあえず俺は案内された所まで行く、そこは確かに学校だった。

「ここはそんなに嫌い?」

そんな事はないと言えたらどんなにいいか、俺にとって人がいる場所は嫌いな場所だ。

「じゃあ、理事長室に行こうか」

俺はあの女の後について行き、理事長との話をする。曰く俺がこの学校に通う理由は男子生徒を招き入れる為の試験として俺の他に後一人いるらしい。

「それじゃあ、お願いね」

そうして俺は、指定された教室まで行く途中俺を見る女子生徒の目は何故か怯えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………俺は帰路についていた。学校での生活は至って普通であった、学校生活が始まった奴らからすれば男子生徒は異端な存在だろうな俺は特に問題も起こさずに帰路についているんだが

「なんだって神社なんかに」

今朝俺に飯を与えた女…東條希が神田明神に来てくれと言ってきたので向かっている。当たりは夕暮れのもあって静かだがそれが逆に不気味である。

「ここか、」

俺は程なくして神田明神に入ると、巫女服の東條がいた傍らには

「絢瀬絵里」

生徒会副会長をしている絢瀬絵里の存在も確認した。

「貴方は、兵藤雷太君…だったかしら」

「そうだよ、あんたは何故ここに?」

「希が忘れ物をしたからよ。」

聞いてみると、こいつらは親友らしい。なんでも俺を呼んだのは綾瀬を紹介したいからなんだと

「なんでそんなことを」

「えりちも雷太君も似た者同士やん」

「知るかそんな事、てかさりげなく名前呼びかよ」

「スピリチュアルやな」

便利な言葉だな、ともかく用事は済んだなさっさと俺は

「後は、うちの手伝いやん」

「はぁ、お前に何言っても無駄だな。何をすればいい」

「じゃあ、そこの落ち葉をゴミ袋に入れといて、エリチはほうきがけや」

「私も!」

いつの間にか巻き込まれたな、まぁその程度ならすぐに終わるな。

 

 

 

 

 

 

 

…………とか思ってたのに気づけば夜になってるよ。俺は東條を睨みつける為にそっちの方を見ようとしたら

「チカァ…チカァ…」

東條に抱きついてる狐を見っけた。何してんだあの副会長は

「エリチは暗いとこ苦手やな」

「ガキか」

「チカ」

語彙力まで消滅してんのかよ、ひとまず道具を片付けて帰る準備を俺はする。その間ずっと狐は東條にくっついていた。

「ヂカァァァァ」

「うるせー」

帰ろうとしたらこの狐は、俺にもくっついてきやがった。

「エリチー、明るいとこ行くから離れような」

「チカ、チカチカ(無理、無理無理)」

コイツ…まじで

「ガキか」

「チカ、チチカカ、チカチカ(フン、ムリなの、怖いの)」

このままだとらちがあかないな、とりあえず一発いっとくか?

「チカ、チカ(今殴ろうとしたわよね)」

「東條こいつ黙らしていい 」

「まぁまぁ落ち着き」

東條は綾瀬の頭を撫でながら落ち着かせている。こうしてみると

「ガキだな」

「失礼ね!」

まぁこの後は予想通りだよ。俺と綾瀬はお互いに口喧嘩しまくって、東條にお説教をくらった。

本当に不思議だよ、これがこいつらとの出会いだった。

 

 




完全趣味


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あれから時間が経ち

作品の都合上、μ'sのメンバーは7人になっています。ハイスクールD×Dな時間軸だと一誠はまだ悪魔になっていません。


あれから一年、俺は音ノ木坂学院の二年生になって生徒会役員になっていた。生徒会じたいは別段難しくないしめんどくさくもないし、特記する事項もない。俺は平穏に過ごしている、あいつに会うことないし朝ごはんは何故か東條が「のぞみ」

……………どこから湧いてでたこの女は

 

「うちの事は希と言わなあかんよ」

 

「何故?」

 

「いやん、言わせないでよ」

俺はこいつを殴ってもいいのでは無いのだろうか

 

「ほな、朝ごはん作ったから食べよう。」

俺はベッドから起きて、着替える。この制服もだいぶ慣れたなそしてリビングに行くと東條が朝ごはんを並べていた。ご飯に味噌汁、ベーコンエッグ理想的なご飯だな。

俺は朝ごはんをゆっくり食べている。早く食べてもいいのだが希がうるさいのでゆっくり食べる。この一年でわかった事はこの女は食えないと言うこと好きでここにいる訳ではないのに。

 

朝食を済ませて、学校に向かう俺たち世の一般人が見たらデートだと思うだろでも違うんだよ。ただの嬢様とペットだよ

「なにか言った?」

「なんて反応してくるの」

ともかく学校に着いた俺たち、いつも以上に賑やかだがその原因は

「雷太君、あれお願い」

「雷~これよろしく」

「ペット~飲み物の確保よろしく」

突っ込む気力もねえよ。なんだよこれ、最初の方は数少ない男手だから~って言ってたのに途中から男子教師までも頼んでくるししまいにはペットのような扱いだよ。(扱いではなくもはやペットです)てか最後のやつさりげなくペットって言ってやがるし。

「ホントにも~こいつらは」

文句を言いつつ俺の仕事を片付ける。部室の片付けにアルパカの餌、飲み物の確保朝から大忙しで目が回る挙句の果てにアイドル研究部なる奴らにマネージャーとして使われるし

「雷太、UTXから申請が来てるわよ」

「俺に人権はないのか!」

さる事情からA‐RISE率いるUTX学園にも認知されたしなんだよ[学園のペット]って異名は不愉快な上に人権侵害だわ。

俺は音ノ木坂学院での仕事を済ませてすぐさまUTXに向かう、バイクで移動する。(取らされた)すぐさま到着しての仕事は音ノ木坂学院と変わらなかった。人権侵害だろこれ何処に言えばいいんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とゆー訳で俺は悪くないんすよ。強いて言うなら環境が悪いですね」

「兵藤、お前の気持ちも半分はわかるだかな!どんな理由があろうと遅刻は遅刻だ」

言い訳も虚しく俺は遅刻のレッテルを貼られてしまった。あの後デカ胸に捕まんなかったら間に合ったのにあのやろ

俺は教室で遅刻の理由を正直に言ったてかこの教師絶対知ってたろ!

「罰は罰だ、今日は高坂と一緒に体育でマラソンを10周走れそれで見逃してやる」

そら「穂乃果も!」

後ろから馬鹿が声をあげてくる。てかお前も遅刻かよ

「当たり前だ高坂お前は今日で二日連続だぞ。園田と南を巻き込むな!いい加減に自分で起きろ、もしくは兵藤に起こして貰え同じ部活だろ」

 

待て待て待て!俺にさらに仕事を増やさないでくれませんかね~ただでさえ綾瀬(鬼)から睨まれてんのに、

「でもせ「いいか、次遅刻したら兵藤にも影響が飛ぶからな」拒否権なしかよ」

もうやだー、

「さっさとHRやって校庭に行くぞ!あ、兵藤はまた部室で着替えてこい」

「男子更衣室作れや」

 

 

とかめんどくさい授業を終えてお昼ご飯の時間は、なぜかアイドル研究部で食っています。(コンビニで買ったパンと牛乳とカップ麺、お湯は部室にありますよ。)なぜこうなったか、それは少しさかのぼ………るのもめんどくさいし簡潔に言うといつもの3人がスクールアイドルなるものを始める、綾瀬は却下なのに希は乗り気部員も7人に希は綾瀬と交渉中で生徒会の手も必要出しA‐RISEとの交流もある俺も人手として使おう。←イマココ

で何故か副部長にされてここにいると、はぁ~憂鬱だ

「やっぱり綾瀬会長に「そう言ってあいつが協力した時にお前らはどうする?」

俺の言葉に全員がこちらを見る、矢澤だけは言葉の意味を理解したのか、何か言いたそうな顔をしていた。

 

「どうゆう事ですか?雷太」

 

「なんで綾瀬が協力的じゃないのか考えた事はあるか?ないなら考えろ!今のお前達はただ綾瀬を利用しようとしてるぞ」

学校の為に協力するなら、綾瀬だってそうするけどしないのは何故か、その理由を知らなければこいつらの行動は綾瀬を利用するだけのもんである。希がそれに気づかないわけないが一応忠告だけはしておこう。

俺は部室を出て生徒会室に向かう、方法がどうであれ綾瀬の事も理解しなければ学校を救うなんて以ての外だ。俺なはそんなことを考えながら歩いている。

 

 

 

 

 

言えるわけないじゃない

時間が経ち、俺が練習場所の屋上に行こうとするとそんな声が聞こえた。間違いなく綾瀬の声だ!する方に行くと希もいたが綾瀬は俺を見るなり走って行ってしまった。

希は俺に縋り付くように泣き出してしまった。声を聞いたのか部活のメンバーが階段にくる、その顔には[やってしまった]という後悔が現れていた、その瞬間わかってしまった。こいつらは間違えなかったが、綾瀬を理解出来なかったのだと

 

 

 

 




個人的にこういう終わり方が好きです。後μ'sはアニメ設定とスクフェス設定を混ぜようかなと思っています。アニメ設定だと劇場版の後は本当にμ'sとしての活動が終わっています。それだとアザゼル杯には参加しませんから


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歌姫達はここに集う

何とかμ'sを揃えたいです。


「なるほどね」

俺、兵藤雷太は事のあらすじをこいつらから聞いた。こいつらは間違った事をしてはいなかったけれど理解はしていなかった。まだ矢澤の時もそうだけどしかし、綾瀬にも困ったもんだプライドを持つのは立派だがそれが重荷になってしまってるとはね。

「ひとまずお前ら着替えてこい、そろそろ時間もくるしな」

 

「でも…」

「小泉、お前の言いたい事はわかるけどな。希の言葉にもプライドが邪魔する女がお前らの言葉をそのまま聞くとは思えん矢澤を思いだせ!身長も頭脳もないのにプライドだけは1人前だ」

「余計なお世話よ」

「だからここは俺が何とかする。後はお前らの仕事だ」

俺は泣いてる希をこいつらに預けて綾瀬を探す。と言ってもこの時間なら必ず必ずあそこにいる。

 

 

 

 

 

???

………言えないわよ。言えるわけないじゃない。今更

「生徒会長発見」

私は涙で見えにくい目を擦りながら声がした方を見る、そこには雷太がいた。走っていたのか汗をかきながらドアに背を預けていた。

 

「笑いにきたの?プライドが邪魔する女を笑いにきたの!」

自分でも驚くほどの声で言ってしまう。違うそうじゃない、そんなことを言いたいんじゃない、でも…でも…

雷太は、特に気にもせずにこちらに歩みよ…らずに窓の枠に腰をかけた、こちらに顔を向けずにハンカチだけを差し出して、

「まず拭け阿呆、俺が泣かしたみたいになるだろ。」

雷太からハンカチを受け取り涙を吹く。その間雷太はこちらを見なかった。紳士的な対応もできるのね。

涙を吹いて雷太にハンカチを洗って返す事を伝えたら「どうせすぐ使わんからそのまま返せ」と言った。優しいのか分からない。

 

「さて、」

雷太がこちらに向き直る。多分今日あったことだろう、あれは私の

「お前一人の責任とは言わねえよ」

私が言うよりも先に雷太は言い出した。

 

「お前があいつらに辛く当たるのも、お前が現実だけを見ようとするのも全部学校を想っての事だろ?けどあいつらもそれは同じだ、家族がとかけどあいつらは家族がとかみみっちい理由以前に自分達でやりたいと言いだしたんだろ?そこがお前との違いだと思うぜ。」

違い…私は

「お前は背負い過ぎだアホ……生徒会長だからとか私がだからとか理由をつけて背負い過ぎてんだよ。気づいてるか?お前去年から自分の時間がなくなって生徒会長の時間しか残ってない事を……そりゃ理事長もお前には動くなって言いたくなるわ、希の奴もどうにかしようとしてるけど結局失敗に終わろうとしてるからな」

 

違う……私は……わた

いつ誰が責任をお前に押し付けた?

 

責任……

 

「俺から言わせれば、なんでお前が生徒会長であるのか不思議だ。誰よりも泣き虫で怖がりの癖にプライドは誰よりも高くダンス経験から妥協も中途半端も許さない。はたから見たら独裁者だな。」

 

「けど…それでもみんながお前を選んだ。選んでしまったんだ、他の責任者も全て押し付けてお前を選んだ。何故か?お前が一番やりやすいからだよ![氷の女王]、[賢い生徒会長]それっぽい事を言って生徒会長に仕立てあげただけの存在でしかねえ」

 

…………………

 

「だから誰も、お前が泣いてるのを見てないんだよ。あいつらもそうさ!プライドだけ集めてもどうにもならない事があることを見て見ぬふりをしている。なあ綾瀬」

 

「辞めちまえ!そんなくだらない事」

 

そういった瞬間、急にドアが開き出して彼は「パンツ」と殴られた、やった人は理事長の娘でもある南ことりさん。見れば他にもμ'sのメンバーと希がいた。

雷太は殴られた事を気にせずに言葉を出した。

 

「遅かった……わけじゃないがなんの真似だ?いきなり殴りかかってくるなんて」

 

「……じゃない」

 

 

貴方はことり達の雷太君じゃない‼

南さんは涙で赤くした目を雷太に向けながら言った。見れば他の人達も怒りの感情を雷太に向けていた。唯一の救いとして矢澤さんと希は別の感情を向けていた。

 

「なんでそんなことが言えるの雷太君!生徒会長は誰よりも頑張ってたよ!そりゃ推薦した理由はわかんないけど嫌な事全部生徒会長のせいにしてるなんて、そんなことわかんないじゃん」

 

高坂さんが雷太を非難する言葉を出す。違う…違うの高坂さん、悪いのは雷太じゃないの、私なの彼は違うの、雷太は雷太は…

「確かにお前の言う通り全部こいつのせいにしてるかなんて事は分からない。けどなしてるという可能性が少しでもあるなら疑うのが俺だ!ここにいるお前らがどんなに言おうと今ここで違うと証明できるのか?」

 

「それ「できないなら黙ってろ‼お前が踏み込んでいい所じゃねえんだよ‼」!」

高坂さんは雷太の怒号に全身を震わせて泣きそうになっていた。南さんに至っては泣いてるのがわかる。

私が言わなきゃ…私が…せ

 

「くださいプライドをどうしようと勝手だろ‼」

雷太はさらに続ける。彼は…彼が言いたい事は

 

「だいたい「そこまでよ」………理事長(余計な邪魔が)」

理事長がこちらに来ていた。見ると理事長を読んで来たのか?矢澤さんが息を切らしている。

 

「おか「みんな…よく聞いて」え」

理事長

 

「雷太君は何も、綾瀬さんを侮辱したいのではないの」

 

 

その一言で皆雷太に注目する

 

「 雷太君は、綾瀬さんを助けようとしたのよ」

 

雷太の真意が皆に伝わる。

 

 

 

 

 

 

 

 




μ's揃わなかった。
次回は雷太の真意と駒王町の話に移る予定です。


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カエル子はカエル、赤の弟も赤である

救います。綾瀬さんを救います。


「雷太君は、綾瀬さんを助けようとしたのよ」

違うよ……理事長……あんたは間違ってるよ。

 

俺は人を馬鹿にしたような態度と声で言った。

「な訳ないだろ。俺はいい機会だから綾瀬に言っただけだ。」

 

今ここであんたが俺を庇ったら、プライドの高い綾瀬はどうなるだから何も言うな。

日が沈み出す頃俺は教室を出るようにして最後に一言言う。

 

「マネージャーの俺は随分良い奴に見えたか?悪いが俺は人間が嫌いなんだよ」

「自己欲が多いやつは特にな。んじゃ綾瀬会長、くだらないプライドを持ってやらされた生徒会を頑張ってください。」

 

そう言って俺は教室を出る。昇降口には何故か矢澤がいた、こいつまぁでもちょうどいい

 

「どけ「どんな気分よ?」あん」

矢澤は胸ぐらをつかみ俺に叫ぶ

 

どんな気分だって聞いてんのよ

 

矢澤の目には涙が

 

「なんであんたはそんな事が平然とできるのよ‼あんた……本当はどうすればいいかわかってんでしょ!なのになんでなんで…その方法をとるよの!言えばいいだけじゃないの!違うの」

 

こいつは本当に優しいね……勿体ないよ本当に

「あれが一番やりやすいんだ。悪いな俺は綾瀬に関わらず女の事……人がダメなんだよ。」

だから……

「だから……絵里を救うにはあれしかなかった。だってそうだろ?穂乃果がいて、海未がいて、ことりがいて、花陽がいて、真姫がいて、凛がいて、お前…にこがいる。その中だけでも凄いのに希と絵里がいるこの9人がμ'sなんだよ。このメンバーじゃなきゃダメなんだよ。」

 

俺は

 

「そこに居てはいけない人間だから。絵里の事頼む。あいつならもう大丈夫だ、必ずわかってくれる。今までありがとうな、もう来ないよ……」

 

その言葉を最後に俺はこの学校を去る決意をした。ごめんな、どうしても無理なんだよ……どうしてもあいつのせいだけではなくて、俺もダメなんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、μ'sは希と絵里を加入した九人でスタートを切った。しかしμ'sもA‐RISEも両校とも誰も幸せにならなかったのはきっと……兵藤雷太が姿を消したからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sideμ's 穂乃果

 

私達は、何をやっているのだろうか、あの時私達は絵里ちゃんを罵倒した雷太君を非難した、ことりちゃんや花陽ちゃんも彼に対して敵意を剥き出ししていた。けど

「ごめん、ごめんなさい、雷太」

「なんで、こうなるんやろな。」

東條先輩と綾瀬先輩はずっと泣いていた。私達が励まそうとしたら

「わかってたんでしょ!」

にこ先輩の声が聞こえたので皆でいるとそこには、

「なんでよ、なんでぇぇぇぇ」

普段プライドが高いにこ先輩は誰の目も気にせずに泣いていた。とにかく雷太君は姿を消したそのはずなのに、

 

「………なんなのよ、この感じ」

言葉にできないものを私達が感じていた。でも何とか絵里先輩と希先輩はμ'sに加入したけど、

「(仮)でお願いするわ。私に彼を忘れてなんて資格がないから。」

その日はそれでお開きにしたけど、今日になって。

「雷太君はしばらく、休校します。恐らくは皆さんが卒業した後にまた来るでしょう。」

理事長からそう告げられた。

 

 

 

「穂乃果達は何がいけなかったんだろう」

その答えは考えても、浮かばない。きっと彼はこうなる事を

「穂乃果、」

私が考えてると、にこ先輩が現れたでも

「何よその顔、まさかあんたがあいつの心配してるの」

「それは」

 

…している。誰より

「ならその心配はやめなさい!」

え、

「あんた達は雷太を否定して非難した違う?」

それは

「皆集めなさい。この調子じゃ授業所ではないから。」

にこ先輩は、目に隈ができていて顔を沈んでいる。きっと

 

 

「…………なんのよう?」

「できれば手短にな」

にこ先輩の言う通り授業所ではなくなりいきなり部活の時間になった。聞いた話ではUTXも同じようになってるらしい。

「あんたら……雷太に未練があんの」

にこ先輩の言葉に私達(1,2年)は言葉を失った。正直未練しかない、彼は悪態を付きながらも私達を一番近くで見てくれていたけれど

 

「…………雷太についてわかるかも知れないわ」

その言葉に絵里先輩は激しく食いついた。

「落ち着きなさい。まだ可能性の話よ、希の話では彼は一人暮しをしているの……でもただの1人暮しではないの」

その言葉に希先輩が反応した

「確か……ここなら周りに人がいないからやったっけ?」

人がいないから……どうゆう

 

「そこで理事長に頼んで、彼の事を調べたのそしたら」

「彼は、実家に絶縁状態なの」

その言葉に皆我を失う。絶縁状態それって

「彼は身寄りがいないのですか?」

「正確には雷太からの一方的な絶縁ねこの二年家に帰る所か連絡すらも入れてないわ。」

一方的な絶縁なんで

「行ってみましょう。彼の実家に」

「わかるにゃ」

「理事長が独自に隠してたのを見たのよ」

それって、

「あいつに一発入れなきゃ気がすまないわ」

 

 

…………でも私達は彼を否定した。それは事実だし今更どんな事を

「行くわ」

私達がそん考えてる時に絵里先輩は宣言した

「ウチも行くで、このままなんて絶対許さへん」

「皆で行くわよ。」

 

「でも「うるさい!μ'sにはあいつが必要なのよ!これは部長命令よ」」

 




兵藤君は、たった二日……正確には1夜で何処に行ったのでしょう。因みに理事長は真意を悟って自らの過ちを償う為ににこに協力しました。これは犯罪だったはずです。たぶん


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拒絶と威勢は同じではない

主人公は基本的に一誠に似てますが、細かく言うと、髪型は凛の髪を後ろを長くした感じで髪色は一誠と同じですが
身長はヴァーリと同じで、身体能力に着いても一誠以上です。(言うなら曹操をテクニックだけでなくオールラウンダーにした感じ、頭脳は社会科とかに特化したもので他の教科は平均より五点位上)


μ's、A‐RISE、二つの拒絶はかなり簡単だった。けれど

「殴られるのって痛えな」

また、俺はやってしまった。まぁいつもの事だ、いつもの

「μ'sは九人、でいい。A‐RISEも」

 

けどさっぱりしんな。

 

 

 

 

side絵里

私達は今、雷太の実家があるという駒王町に向かっている。驚いた事に県境近くの大きな町で雷太は育っていた彼はなんで絶縁なんて、色んなことを考えながら電車で向かう快速などを利用しても1時間近くかかるなんて確かに一人暮らしの方がいいわね。

「にこ、本当に駒王町に雷太の実家が」

私はにこに聞く他の皆も同じような目線を向けている。(唯一ことりだけは沈んだ顔をしていた。)

「間違いないわ!理事長も雷太の実家に行く時は駒王町だって言ってたし、それにしてもA‐RISEが来れないのは」

そう、A‐RISE達も最初は行くような事を言っていだか学校で用事ができてしまいこちらに任せてくれた。ありがたい存分にやらせてもらおう。

 

「そろそろつくにゃ」

凛の声で外を見る、流石に秋葉原のような騒がしさはないがそれでも都会を思わせるような感じだった。

「行くわよ」

雷太の実家とはどのような所だろうか。

 

 

私達が着いたのは普通の一軒家だった。至って普通の私は呼び鈴を鳴らして、中からの連絡を待つ

「はーい」

「平日の昼間に申し訳ございません、音ノ木坂学院のものです。兵藤雷太さんのご実家で間違いないですか?」

すると中から、母親らしき人が大慌てで出てくる。

「あなた達は、」

「雷太君の同級生と後輩、それと先輩です。」

そう言うと母親は目に涙を溜めて言い出した。

「あの子にこんなに可愛い子達が、あ、どうぞ上がってください。」

その後に私達は、雷太のお母さんに事の経緯と雷太について聞いてみたら、私達の想像もできないような出来事が数多く上がって来た。

 

「あの子……雷太も昔は明るかったしとても元気でした。本を読むのが好きでよく家の中にいましたが外で遊ぶ事も多くありました。けれど山を登ったり、川を探索したりとアウトドア系ですね。事が起こったのは中学生の頃です。あの子にも仲のいい友達はいたのですが、その友達はどれも有名だったり、名家だったりと一般的に見ても優秀な人達の集まりでした。ですが言ってはなんですが家は他の一般的家庭と何ら変わりはないです。ですから……彼に対する迫害が起こったのです。」

 

「迫害……」

 

「なんでお前がなどの罵倒から暴力などしまいにはいるだけで攻撃される、そんな毎日でした。雷太自身も我慢の限界なのかついにやってしまったんです。」

 

「何をしてしまったんやん」

 

「暴力……あの子は小さい頃からアウトドアな活動をしてきたからか人よりも腕っぷしが強かった。彼は自分が有利になる証拠を集めてから自分に対して害になる人達を次々に葬っても来ました。迫害をしてる人も家族の事を出したり、挙句の果てに何ら関係ない事まで彼のせいにしました。双子の兄一誠の事もありより迫害が増す一方で雷太の復讐も激しさを増しました。やがて人間を嫌いになりこれ以上はめんどうだからと私達に対して絶縁状態にしてくれと」

 

 

「あの子の友達もあの子を思っていたのに何もできない自分に嫌気がさし、姿を消したと聞いています。本当のあの子は優しく、活発な子なんてますけどね。」

 

雷太のお母さんは目尻に涙を貯めながらそうこぼした。過去の迫害それが雷太を苦しめたもの、だからこそ人間を嫌いになってしまった。今となっては後悔ばかりが襲ってくる、彼が音ノ木坂学院にいるのも彼の学校の教師が彼を押し付けたものになるし、私達は人間嫌いの彼に様々な事を頼んでしまっていた。今思えば私に対する罵倒ももしかしたら本心だったかも知れない。私がそう思っていると隣から泣いたような声が聞こえて来た、ことりだ。彼女は雷太をはたいてしまった事をどうも思っているのか想像もしたくない、

 

「けれど、あの子は変わったんですね。」

「変わった?」

「昔のあの子なら一度女性に殴られたら殴り返すか相手の心を折るような発言をするのに、それをしなかった。きっとあの子の中で………いえ、あの子の居場所ですね。この街であの子が行くのは山の麓の廃教会でしょうね」

 

廃教会?

「なんでそんな場所にいるにゃ?」

「人が来ないし、暴れても文句ないからとしか」

 

そんな場所が……行くしかないわ

「おば様、ありがとうございます。雷太は私達μ'sのいえ、音ノ木坂学院の大切な人です。必ず私達が彼を連れ戻します。」

 

「絵里ちゃん…気をつけてね、あの子のいる廃教会は最近轟音が聞こえるようだから。恐らくあの子が」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達が雷太の実家をたって四十分ほどかけて廃教会に着いた、けど

「本当に轟音が聞こえますね」

海未の言う通りここについてから鉄を打ち合うような轟音が廃教会の中から響いていた。

「本当にここにいるのかな?」

「いない可能性もあるけど、それならどこよ」

ことりの問に真姫が答える。そうだここにいないなら何処に

「とにかく入ってみよう」

 

穂乃果の言葉と共に廃教会入る私達、中は荒れていて本当に廃墟と化していた。轟音も激しさをましてその音の発生源に行くと

 

「はあああああ」

「うおりゃい」

そこには刀を打ち合う2人の人間がいた。一人は薄い金髪にオールバックに似た逆だった髪型の俗に言うイケメンの部類に入る男性と

「雷太………」

私達の探し求める人だった。

 




刀を打ち合う二人、因みに神器です。


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一つの誤りと一つの始まり

ようやくここまで来たよ~


   冥界…堕天使領

「聞いたかアザゼル、どうやら各勢力が探している例の神器の反応があったようだぞ」

 

ある一室に銀髪のイケメンとちょい悪風の人がいた。

「まじか、でどこに出たんだ?」

「日本の秋葉原の近くの学校にある音ノ木坂学院という所だ。」

「聞いたことがないな」

「だろうな。仲間の情報だと近年廃校の話が出ている学校であるが、最近になってスクールアイドルという物が出てきたおかげで、また人気が出てきた学校だな」

 

アザゼルという人物は少し思案した、日本の学校に神器の反応があるこの情報は既に他の勢力に回さなといけない。そこで 

「ヴァーリ、日本神話に打診しておくから見てこい」

「了解」

今ここに、邂逅を始める…白と黒  歌姫とドラゴン

 

 

 

 

 

 

 

 

side絵里

響きあう二つの刀の打ち合いが鳴りやまない、さっきからちらちらと金髪の方は私たちに気づいている。もう一人は

「たく、急に呼び出したのによく来たな」

「お前が呼び出すのは月に一回あるかないかだからな、」

刀の打ち合いは激しくなる一方で、

「何ですか、あの雷は」

 

花陽の言う通り、雷太が持つ刀には電撃のようなものが走っていた、金髪の彼はそれをよけながら雷太に斬撃を加えようとするが雷太は電撃を盾にしてそれを防ぎ逆に攻撃を加えようとする、そう言った常識を超えた攻防の裏で一人、望だけは別の事を考えるように「まさか雷太君が」と言っていた。

 

「ギャラリーもいるし、次で決めるか」

「来い!小太郎」

お互いが刀を構える(雷太は刀を頭の後ろに金髪の方は、鞘に戻し抜刀の構え)

「轟け、白き雷」

「我が刃は、万象を切り裂く」

二人の間に嫌な空気が流れたと思ったら、今度は静かになり

「唸れ!白虎雷神剣」

白い雷がトラの形に襲い掛かる。

「虚空・夢幻斬  抜刀!覇王絶炎斬」

自身に炎を纏い、雷太の技に突っ込んでいく、お互いが衝突したときにはすさまじい衝撃が襲い掛かるかと思いきや

「ここまでだな」

雷太がそういうとお互いに技を中断した。

「これ以上は、あいつらも耐えられん。」

「相変わらず、雷太は雷太だな」

雷太はうるせぇといい、こちらに向き直る。

「なぜ来た」

雷太は悲しそうな目を向けて来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side雷太

なんで、来たんだよ。ちょうどいい〜〜こいつらを安全にできると思ったのに。

「なんで来たんだよ。せっかく」

「ウチ達に酷い事したのに何を言ってるんやん」

希が悲しそうな目線ではなく、怒りに近い目線を向けてくる。ただし

「なんで、雷神の刃を雷太君が持ってるんやん?」

その質問は来る事があるとはな。まぁ隠すような事ではないがさてどうした「因みにウチは知ってるけど皆は知らんよ」……はい

 

「少し長くなるぞ、お前らが来た理由についてはもうわかったから」

「まだ言ってないにゃ」

「顔に書いてある。」

本当にわかりやすい奴らだな。

「雷太、その刀の事過去の事全て教えて、私は知りたい。貴方に助けて貰ったから。」

「それは理由か」

「少なくとも私達μ'sは皆知りたいの貴方がなぜあんな事をしたのか、」

そのためにわざわざ

「話してやれよ雷太、もう隠せないだろ。その刀もお前も」

はぁ

「分かったよ。長くなるぞ」

あいつらに断りを入れて、話を始める。μ'sの奴らは俺たちの近くに腰をかける、俺は刀をしまい床に腰を下ろす。小太郎は壁に背を預けてこちらに目線を送る、よろしくという処か「分かりづらい所は俺が話すよ」コイツ

はぁー

 

 

「今から話す事は全て事実だと言う事を信じて欲しい。まず、俺とコイツは幼少期からの知り合いだな「友達だろ」物はいいようだ……まぁそんなことはいい。兎に角俺はこいつの他にあと5人の知り合いはいるがそれも後でいい、事と言うか俺があの手に出す事をなったのは、幼少期の頃だ俺には双子の兄……あの屑を兄と呼びたくはないな。そいつは時に………」

 

~割愛~

「んで、最初の事件は中学の頃、ルシアと菊山と出会った頃俺はこの刀[雷神の刃]に目覚めた。コイツは神器と呼ばれる物で聖書の神が作ったもんらしい、俺も詳しくは知らんし興味ない俺はこの刀を使う為に当時菊山とルシアを頼りにしていた幸いな事に二人とも乗り気だったから苦もなかったが、ある日の事だ俺が夕刻の山にいると奴は現れた[はぐれ悪魔]と呼ばれる所謂悪魔界の犯罪者だな、そいつとの戦闘になったが勝てた。そこまでは良かったが俺は次の日学校に行くと奇妙な…」

 

 

 

「んで、最終的に全校生徒の敵になり、こいつらとも離れ近くの学校じゃ取ってくれずたまたま音ノ木坂学院に行けたってわけだ。厄介払いだろうな俺みたいな奴は居場所もなくて当然だと思うぜ……これが俺の過去と全てだ元から嫌われて、蔑まれて、居場所もねえから俺はあの手を取った。失うものがないなら特に大丈夫だからな。」

 

・・・俺が今までの事を全て話し終えた、学校で居場所がなくなったこと、普通に過ごしたいだけなのに巻き込まれる事、そして誰も俺を見なくなり全部俺が悪くなった事

全部話し終えると不思議と楽な気分になった。そうか…もうなんも背負ってないからか、けどこれでこいつらは俺を拒絶してくれる、また居場所がなくなるが慣れてるからいいか、俺はどうなろうとどうでもいい。

俺がそう思っていると希は俺の手を取る、希の手は震えているがその手を弾くことが出来なかった。

 

「そっか……雷太君はずっと一人やったんやな。小太郎君達がどんなに言ってもそばにいても、雷太君の心はいつも一人やったんやな。」

希は優しく俺には語りかける。俺は黙ってそれを聞く、今更何を思う事も

「だから自分の事もわかんなかったんやな、雷太君はとっても強いけど、その分誰かに会いたいってそばにいて欲しいって思ってたのに、皆雷太君の事を酷く言ったんやな。」

希は目に涙を貯めながらこちらに言い放つ。

「酷いやん、そんなの……雷太君は」

「………誰かの為に闘い続けていたのに」

誰かの為にか………降りかかる火の粉を払い続蹴ただけなのにコイツ優しいな、俺は自分がなんの為にこの刀を使うかなんて

「だからかな……雷太君泣いてるやん」

「お前だろ」

「そうかもしれないけど、雷太君があの時えりちを助ける時に言葉とは違う悲しみをなんでか感じて、それで……それで……」

希は泣き出して、次の言葉を出す事ができなくなっていた、見ると他の奴らも泣いていた。泣くような事じゃないだろ。

「初めてだな……」

「小太郎」

「いつも俺たちの周りにいるのは、お前を非難するやつか俺たちに入ろうとする奴の二つだった。お前の事を思って泣いてくれるなんて初めてだな」

 

小太郎は涙はないがそれでも泣きそうな感じだった。

「そうか、いつも俺は自分の敵にしか見てないからな。」

「お前を非難する奴らどうも正義の使者みたいな扱いを受けているって」

「正義なんてどこ探してもないのにな」

俺と小太郎が話している時にもμ'sは泣き続けている。一人の過去に涙を流す必要が何処にあるんだか、

 

「あんたはいいの?」

「何がだ、矢澤」

「ずっとそんな扱いで存在も酷い扱いされてしまいには、そんな事まで、あんたは苦しくないの?」

「言っただろ、いつもの事だ」

ああ、いつもの事だ、迫害を受けるのも何も評価されないのも、居場所がなくなるもの」

「だって、あんたじゃないでしょ!暴力を振るったのも、居場所がなくなったもの!あんたの……雷太のせいじゃないでしょ!なんで」

「なんでそんなに、笑ってられるの」

「いちいち感情をだすのがめんどくさいだけだ。それに自分がどうなろうと誰もなんも言わんだろ…喜ぶだろうな。」

俺の存在なんてその程度だよ。

 

ダメです‼

花陽が普段は考えられない位大きな声をだす。あまりの大きさにμ'sはおろか小太郎でさえ驚く。

「それじゃあダメです………だって確かに私達も雷太さんの事よく知りませんでしたし、それに………それに……雷太さんを傷つけてしまいましたけど、でも自分がどうなってもどうなろうがいいなんて考えはダメです。絶対……私達は雷太さんが傷つくのを黙って見ているなんてできません。だから……私達じゃダメですか?」

花陽が涙ながらに……普段大人しい花陽がここまで感情をだして訴えてくる。俺は言葉を出さなかった、お前でいいなんて言葉を出すわけにいかない……このままで

そうしていると、静観していた小太郎がこちらに歩き出す。

「はぁ…もういいじゃねえか?雷太、もう…この子達の言葉は覆らない。俺たちも安心できる」

………

「悩むな馬鹿‼一人で無理なら呼べ、俺らも駆けつける。」

けど

「分かった」

「南」

「ようやく分かったんだ。雷太君がことりの事をなんで避けるかあの時なんであんな事を言ったのか……ようゆく分かった」

μ'sの全員がこちらを見る

「雷太君は、ことり達を守る為にわざと自分から避けてたんだよね?」

‼………………

 

「ねぇ、雷太君信じていい?ことりの事を護ってくれるってことりのそばで」

ことりは目に涙を流していた。見ると他のμ'sのメンバー

「穂乃果も信じるよ」

「私も信じます」

「凛も!」

「私もです」

「ワタシも信じるわよ」

「にこを守れるのだから光栄に思いなさい」

「ウチも信じるよ」

「私も雷太を信じるわ」

「皆同じだね」

 

そうか

「雷太君、ごめんなさい。だから帰ろう」

「ああ、帰るよ。」

暗い場所から明るい場所に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「菊山、あいつに場所ができた。ああ、今度は大丈夫だ、彼女達ならきっと受け入れる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤は女を、白は力を、そして黒は歌姫をようやく始まるのだ、彼方の為の鎮魂歌、今始まる雷の歌姫の

千差万別を嘶く歌声、始まりの歌

 

 

 

 




はい……戻ってきました。主人公!因みに神器と過去についてはもう少し先であらわになります。因みに希ちゃんは神器所有者ではないですが神器については知っています。
追伸、物語の黒についてそれは後ほど


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動き出す四つの勢力

前半は、ヴァーリ達三大勢力で後半は雷太達μ'sの話にしようと思います。


神の子を見張る者[グリゴリ]

 

「そうか、雷神の刃の他に無幻の刀までもか…」

グリゴリの会議室にて、幹部のメンバーとヴァーリはある勢力について話していた。モニターには二人の人物が映し出されている。一人は兵藤雷太、もう一人はunknownとなっている人物…先日雷太と打ち合った人間だ。

「この2人の神器は危険すぎる。冗談抜きでどの勢力に入っても勢力図が大きく変わる……全くなんでこの時代に二つの常識外れの神器(ノット・セイクリッド・ギア)が現れんだ?」

幹部の纏めあげているアザゼルはため息をつく。

「なんにせよ、やはり捕縛するか?」

「ああ、いち早く雷神の刃だけでも捕縛しよう」

 

その会議後、ヴァーリは会議室を出て今まで自分が調べたものをまとめる。

「兵藤雷太、音ノ木坂学院に通う唯一の男子生徒、雷神の刃を持ち中学時代は数人のグループで各勢力との戦闘を開始する。その後何があったかは不明だがグループを離れる、音ノ木坂学院ではμ'sとA‐RISEと呼ばれるスクールアイドルグループのマネージャーをする。」

ヴァーリは、兵藤雷太を強敵として倒す事を誓う。

「兵藤雷太…雷神の刃の所有者、俺は君を強敵として相手をする。」

白は雷太を狙いに動く。

 

グリゴリ、白龍皇…雷神の刃捕縛の為に動く。

 

 

天界

天界にある、第六天にて四大セラフのメンバーは堕天使勢力よりもたらされた雷神の刃情報を整理してひとつの結論を出そうとしていた。

「では、ミカエル様私達は他の勢力と敵対しても雷神の刃の所有者……兵藤雷太の元に行くと」

四大セラフの一人ガブリエルはミカエルにそういった。

「ええ、こちらの独自の調べでは彼は世界に何をしようとしない人であり、赤龍帝とは別の存在である。それに力を持たない一般人を守るとしている…そんな人とは争わない」

 

ミカエルは雷太との敵対を取らなかった。後にこの選択は天界勢力に大きな影響を与えた。

 

 

冥界 悪魔勢力

首都リリスにある魔王城の円卓に4人の魔王は会議をしていた。

「さて、雷神の刃についてだが」

「赤龍帝君の弟なら悪魔勢力に換算するべきなんだろうけど」

「やめた方がいいだろう、彼の事は調べた。過去の事を考えると彼は悪魔勢力にはならんよ」

紅の髪の魔王が聞き、女の魔王は交渉に行こうとするが緑髪の魔王がそれを止める。

「ほっとけば~」

怠惰の魔王は雷神の刃に手をつけない事を選んだ

「アジュカも言ったけど、彼は悪魔勢力にはならないよ。なるとしたら天界で大穴の堕天使~」

全くもってやる気がない、

「勢力問わずに話し合う事はできるだろう、幸いに音ノ木坂学院に通っている。」

「μ'sの子達ね、私ファンよ」

「学園長として行くつもりだよ」

 

悪魔は彼との対話をとる事にした。

 

 

四つ目の勢力……かつての仲間

「ああそうだ、三大勢力が動こうとしている。雷太は俺が見ているからそっちは二人ずつで頼む。」

どこかの場所で葉山小太郎は電話をかけていた。

「降りかかる火の粉は払わないとな」

動き出す。

 

 

第4勢力……神器、能力所有者、[雷帝眷属]

 

 

 

 

 

ある学校のある教室…そこには七人の生徒がいた。

「部長なんです?雷神の刃って」

 

「そうね…教えといてもいいわね。雷神の刃とはその昔次元を滅ぼしたと言われる歴史上最も危険な神器よ。所有者の力に応じて刀から雷が出ると言う能力だけれど、その歴代所有者は誰も刀から微量な雷しか出せなかった。」

 

「だったら、そんな脅威に感じませんが」

 

「アーシアの思ってる通りならいいのだけれど、問題はその微量な雷なのよ、所有者の力が大きければ大きいほど刀から出る雷は小さいものなのよ、つまり力大きさ=雷の大きさではなく、雷の小ささ=所有者の力の大きさを表している。」

 

「存在してはいけないのよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音ノ木坂学院・理事長室

「そう、戻ってくるのね。」

 

「あいつらに言われたら戻るしかないだろ。」

兵藤雷太は音ノ木坂学院に戻っていた。μ'sの皆に居場所を貰い自分の事もさらけ出しこの男は戻ってきたのだ。

「雷太君が神器所有者とはね、驚いたわ」

「俺から言わせればあんたもだがね」

雷太は絵里達と話をして音ノ木坂に帰っていた当然だが、綺羅ツバサ達にも泣かれて大変な目にあっていた

「私が神器所有者として、貴方を通わせていると言いたいの」

「別に神器に関する事ならμ'sの親はだろ」

 

理事長……南ひなは笑みを浮かべながら答える。

 

「護ってくれる?」

「言わせんな…俺は護る為に闘う」

兵藤雷太は理事長室を出て、部室に向かう。今日は雷太の神器と勢力についての話をする予定である。

 

side雷太

アイドル研究部の部室まで来たはいいが、なんて話すか…雷神の刃については言わずもがなあの事を話さない「雷太君見っーけ」希

「何してるん?」

 

「なんでもない」

部室のドアを開けて中に入る。μ'sにA‐RISEが勢揃いしている、俺は奥の端の椅子に腰をかける。

「来てもらって悪い」

「神器について話す前に話すことがある」

  俺は、この世界の勢力について話した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「にわかに信じがたいわね」

綺羅の奴が口を開く、この部室に重苦しい空気が走っている

「その神話?勢力はなんで雷太の神器を狙っているの?」

 

「あんじゅの質問に答える前に、まず訂正する狙われているのは俺だけでない」

 

「どゆことにゃ?」

 

「俺の勢力というか、チーム全員狙われている」

 

「雷太さんのチームと言うとあの男の人もですか?」

 

「ああ、小太郎も狙われている」

そこから俺は自分達が狙われている理由を話す、皆それぞれの反応をしたが海未は疑問を持った顔をしていた。

 

「ひとつ気になるのですが…なぜ神様が作ったのに処分するのですか?」

まあ当然の疑問だな、それについては幾つかの理由があるが

 

「大きな理由としては、この神器の対となる神器が危険すぎるからだな。」

「対となる神器ってなんやん」

 

「霊刀 漆黒……雷神の刃が広範囲に効果を及ぼすなら漆黒は一点集中のタイプだ」

「そこだけなら、漆黒って強いかにゃ」

「阿呆4人組にも分かりやすく説明してやる。漆黒はある一点において絶望的なまでに効果を発揮する」

「その一点とは何ですか?」

 

「………………切り裂くと言うもの」

「何よ、ただそれだ「にこ考えてみろ」はぁ」

「漆黒は全てを切り裂く、そこだけなら他の神器と同じだしかし、漆黒はわざわざ振るう必要がない」

 

「刀を振るわないって事?意味分かんない」

「漆黒は持っているだけで所有者の切りたいものを切る。細かく言うなら、いちいち振るわなくてもここでUTXを縦に切り裂く事ができる。」

 

俺の説明で絵里と希…あんじゅはその力の脅威を理解した。

「雷太それはつまり」

「ああ、漆黒は持っているだけで、次元も概念も存在も何もかもをその場で切る事ができる。漆黒を振るうと言うことはそれ以上の事を意味する」

 

「…………これが俺たちの狙われる理由だ」

 

 

 

 

 

 

 




ごめんなさい。予想以上に長くなりそうなのでここで切ります。
雷太が持つ神器についておさらいします。

雷神の刃[広範囲にわたり雷の刃を発生させる。所有者によってはその次元全体を範囲にできる。所有者の力が強いほど通常の刀として使う事ができその際に微量の雷が出る、通常の刀として使う事ができるのは居ないはずだった。]

漆黒[黒刃の狗神をさらに強化したもの、振るわずに全てを切れる。振るえば次元を超えて異世界も切り裂ける為に封印されていたが、刀の能力で封印を切った。概念や常識など事実すらも切れる為に所有者は異世界に置いてもどの次元に置いても無敗とされている。]


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月光校庭のSTART:DASH!!
神器所有者と歌姫と黒


後半の続きです。


 神器…聖書の神が作りし物、その所有者は常識外れの力を体現していたが神滅具と呼ばれる神をも滅ぼす具現、そして神殺しの具現さえも超える神器システムのイレギュラーの中のバグ、常識はずれの神器(ノット・セイクリッド・ギア)

 

 

 

「とまあ、俺たちの話はここまでだ」

俺は部室での話を終えようとしたが、絵里は府に落ちないような顔をしたままだった。

 

「疑問が解消したわけではないけれど、なぜ漆黒は雷太のもとに?雷神の刃が雷太の元にあるのなら別の人の所に行きそうだけど」

 

「確かに絢瀬先輩の言う通りですね?」

「「海未ちゃん」」

 

「穂乃果とことりは疑問に思わないのですか?雷太の話なら雷神の刃のカウンターである漆黒は本来、雷太の元にあってはいけないんです」

 

「海未の言う通りだ、絵里も気になっていることだが、俺も気になっていた雷神の刃の対の存在がなぜ俺の所にあるのか?仮説だが一つ答えがある」

あんじゅが口を開く

 

「漆黒に意思がある?」

 

「あんじゅの言う通りだ、漆黒に意思があり俺の所に来たのではないかという事、俺を選んだ理由まではわかんないが、」

がしかしだ、意思があるのなら尚のこと雷神の刃から離れたいはずだが、さて

 

「あの〜」

 

「小泉?」

 

「情報をまとめると、三大勢力と神話勢力が雷太さんの神器と漆黒を探していて昔から雷太さんは仲間と戦っていたと言うことですよね」

 

「ああ、お前らにも話した通りそのせいで居場所を失ったしかも、三大勢力は俺たちに対してどのような動きをするのか未知数だ。このまま交戦をするのか、取り入れるのかわからんが……確実になにかをしてくるだろうな」

 

三大勢力の今の現状を考えるなら白龍皇がいる堕天使が1番厄介だが…天界にも神滅具所有者がいると情報を持っている。動くとしたらそのふたつだな。

 

「ひとつ確認したい」

英玲奈が質問をしてくる。

 

「雷太…お前はどうする」

 

「原点に戻るだけだ」

 

「原点?」

 

「護る為に闘う。それだけだ」

 

μ'sとA‐RISEはお互いをみて

「なら私達のやる事も決まったわね。私達A‐RISEとμ'sも貴方の事をサポートするわ」

 

「悪い」

 

 

 

 

護る為に闘う……またこの言葉を口にする事になる事になるとは、何があるか分からないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三年前……廃教会

 

「つーわけで、俺たちの神器は常識が通じないわけだな!」

マントを着た一人の少年が言葉を出す。

 

「お前は相変わらず……まあお前に何言っても無駄と言うかなんというか」

兵藤雷太は刀を持ちながらため息をついた。

 

「落ち着いてって、ライたん♪いつものことよ」

ロングスカートを履いて上は半袖のシャツにベストを着て帽子を被った少女が言う。

 

「にしてもライたんは、廃教会好きだね」

 

「落ち着くだけだ」

 

「流石の神話オタクだな」

葉山小太郎は刀の手入れをしながら、言葉を出す。

 

全体的に死んだ感じの少年が言葉を紡ぐ

「どっちって言うと変人だな」

 

「言えてる」

低身長の銀髪ロングの少女が自分の服を正しながら言う

 

雷太はうるせと一言言ってみんなで協会を出る、今はもう遠い記憶のひとかけら

 

 

 

 

 

現在

「護るため、またこの言葉を出すことになるなんて」

俺は話を終えて屋上に来ている、綺羅たちは自分の学校に帰り残って俺たちは練習しようとしていた

 

「レア、俺はまた誰かのために戦うようにするよ…護りたい人たちができたんだ」

俺の言葉は空に消えたけれどわかる、俺たちはまた世界に戦いを挑む…誰かのために

 

「オーフィス、グレートレッド、お前たちを俺たちはまた超えるぞ…無限と夢幻は人の力と象徴だ」

俺が言葉を出し終えるとあいつらが入ってくる、練習着に着替えた後で絵里と希もその輪に入っていた

 

「練習前に行くよ」

「1」

 

「2」

 

「3」

 

「4」

 

「5」

 

「6」

 

「7」

 

「8」

 

「9」

そして俺は手を合わせる

 

「10」

μ'sの掛け声に俺が追加された瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とまぁ感動的だったんだが」

俺は、練習風景を見ながら愚痴をこぼしていた。

 

「なんで俺がこんな事を」

今俺はベースを持たされて、通し練習をされている

「雷太先輩は、私のピアノ知ってるからいいと」

「つまり」

希と真姫の話を要約すると曲と合わせて練習しようとしてるがスピーカーの調子が悪いのでベースで合わせると

「いいのか?」

返答はなかったがいいと言う事だろう

 

「行くぞ」

俺は曲をベースで引く、それに合わせてμ'sのメンバーが合わせて踊る。久しぶりだがどうやら問題はないらしい。

段々とペースをあげようとするが

 

「ストップだ、花陽今のフリもう少し大きくだ。凛はステップを激しくしすぎでにこは無理やりポーズを出すな。」

 

俺の言葉に皆が、ぽかんとする

 

「名前で呼んでくれるん」

「呼びやすいだけだ」

俺が名前でよ「それよ」何がだよ

 

「今度の合宿でそれを行うわよ」

合宿

 

「ようやくμ'sは走り出したの、だから親睦とレベルupの為に合宿を行うと思うのよ!理事長に許可は取ったわ」

あっそ

 

「因みに条件として雷太君が一緒に来ることが条件やん」

「ふざけんな 」

 

 

どうやら俺の学校生活は波乱になりそうだ。

 




あんまし長くならなかったな。

次回から月光校庭のエクスカリバー編へと移り、ラブライブで言うなら1期の後半……合宿と二年生の仲違いに移ります。物語の都合上、少し改変してお送りします。


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月光校庭のエクスカリバー編始動。合宿と戦乱

今回から月光校庭のエクスカリバー編になります。と言っても雷太は基本なんもしませんが



夏……暑い。から

「帰らん」

 

俺は今駅に来ている。その理由はμ'sのリーダーでありセンターをよくやっている穂乃果(アホ)が合宿しようと言い出したからである。場所は真姫に用意して貰い今日から合宿場に向かうのだが

 

「なんで駒王町なんだよ」

海から近いと言う理由で俺の実家の近くの海に合宿に行こうとしている。余談だが今ここにμ's全員揃っている。

 

「それじゃあお願いね皆」

で今絵里から先輩後輩禁止が出された、なんでも上下関係を意識しすぎるらしい(ついでに俺も)

「いいと思います。絵里ちゃん」

μ'sの奴らは早速敬語なしで話している、俺はコーヒーを飲みながらサボ「雷太君は言わないにゃ?」……クソ猫

 

「俺は元からお前らの事を名前で呼んでるだろ、今更俺の二人称を聞きたいとは思わんだろ」

「で「いくぞ」むぅ」

穂乃果はむくれているが俺たちは目的地に向かう電車に乗る。人は少なく皆座れるが俺は立つほうが好きなのでつり革に捕まって時間が過ぎるのを待つ。穂乃果達は楽しそうに会話をしている。こいつら呑気だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ついたーー」

穂乃果が真姫の別荘に着いた途端に叫ぶ。こいつどんなお嬢様だよ。すげえでかい別荘だな。

目の前に海が広がって「行くにゃ」「行くよ」

…………阿呆二名が水着に着替えて海に駆けて行く、それに合わせて他のメンバーも海に行く(海未は負けた)俺も一応海に行く。

 

「はしゃいでるよ」

三馬鹿が中心になって海ではしゃぐμ'sの奴ら、真姫はパラソルの下で本を読んでいる、幸い周りに人がいないので俺は自分用の椅子に座りあいつらを見る

 

「遊ばないの?」

 

「お前だって本を読んでるじゃないか」

 

「この後呼ばれる「真姫ちゃーん」」

 

「凛に呼ばれたな」

 

「行ってくる」

真姫はかけて行き、ビーチバレーに加わる。さて俺は眠いのでね

 

「‼」

俺は殺気を感じ後ろの方に目を向ける。有事の際に戦闘できるように刀を出す。

 

「消えた……隠れたか」

周りを見渡すと人が居ない、俺は警戒しつつ刀をしまいあいつらに向き直る。監視されている訳ではなくおそらく向こうも警戒していると思われる。

 

俺は臨戦態勢のままでμ'sの皆に目を向ける。こちらに気づかずに遊んでいるあいつらを見ていると気が緩むな。

 

 

 

 

「お買い物?」

遊び終わって全員別荘に戻ってきたところに真姫からの発言があった、なんでも飯に関してはこちらで用意することにしたらしい。そんでもって真姫が一人で買い物に行こうとした所だった。

「私しか場所知らないでしょ」

まあ確かに知っている奴がいった方がいいのだが

「一人じゃ大変やろ、うちと雷太君も行くよ」

希の発言でみんながこちらを見る

「希はともかく、雷太はいいのですか?」

 

「別に構わん、この人数の食材だと多いだろうから男がいったほうがいいだろ」

 

「海未ちゃんが言いたいのはそうじゃないと思うよ」

ことりが俺を見てくる、心配そうにするだけ無駄だ

 

「他に心配することはないだろ、どうせこの街に来た時からこうなることは予想できていた」

俺は吐き捨てるように言う、他のメンバーも心配してるが俺がさらに

 

「心配すんな、希と真姫もいるからな」

俺は、真姫と希を連れて近くのスーパーまで買い物に出る。相変わらず俺のことを心配してるが俺は心配すんなと一言いい、別荘を出る

 

「!!」

さっきを感じて刀を出す。周りにいるのは、希と真姫だけだが。

 

「堕天使の幹部か」

さっきの正体は、堕天使の幹部だとようやくわかった、この感じは久しぶりだな。殺気が消えて警戒をとく二人は一瞬驚いた表情をしていたが、俺の表情を見て冷静になり俺の傍にいた

 

「もう大丈夫だ」

 

「よかったやん」

希が抱き着く、因みに真姫も抱き着いている

 

「なんで抱き着く」

 

「こわいやん」

こいつ楽しんでるな、まあ構わないが

 

 

 

 

俺たち三人は近くのスーパーへついて今日の夕食と明日の食材の買い出しをしている。今日の夕食はカレーにするとして明日の朝食は、と俺は考えながら買い物をしていると真姫がお菓子を入れだした

「何してんだ」

 

「凜に頼まれたのよ」

あの猫、俺たちはとりあえず買い物を続ける

時にこんな場面も

「希あれ取ってくれ」

「りょうかいやん」

 

「雷太あれ」

「ほい」

まるで新婚みたいな会話をしてい「アーシアちゃんありがとうね」

 

「一誠、あんたも手伝いなさい」

「やってるって」

「もう、リアスちゃん、アーシアちゃんいつも悪いわね」

「大丈夫ですわ お母さま」

「私も大丈夫です」

 

ここにいんだな、俺はある家族を視界に入れる。あちらは気づいてないが、近い所にいるな。俺の目的の物はあちらの近くにあるので避けて

 

「雷太、どうかしたの?」

「!」

「雷太?」

あちらの家族がこちらに気づく、希と真姫はやってしまったと顔をした、あちらの家族は

「雷太なの」

「お前がなんで」

はぁ、

 

「ここ店だから買い物の後でいいか?」

了承を経て買い物を済ませて、近くの公園に来ている。ベンチに金髪と紅髪の女と真姫と希が座り、俺は木に背を預けて真ん前に母親が、その後ろにあいつがいた。

 

「雷太よね?」

 

「ああそうだよ」

 

「なんでここに、いるなら連絡してくれたらいいのに」

 

「俺がここにいるのは、部活の合宿でだ。人数が多いから連絡しなくてもいいしな因みにそこの紫は先輩で赤いのは後輩だ」

 

「名前で紹介しなさいよ」

 

「どうせ調べればわかる」

俺の端的な説明に真姫がちゃちゃを入れる。希はジュースを飲みながら会話に参加していない。あいつなりの考えとしておこう。

 

「そうなの、二人とも私は雷太の母です。よろしくお願いします」

母親の挨拶に二人も返す、あのクソ野郎は希の胸を見てるので俺は希とあいつの間に入るとあいつは俺を睨みつけてきた

 

「そういえば、一回あっているわね」

 

「そうなのか、スピリチュアル?」

 

「雷太君が廃教会に居た頃やね」

あのときか、そういえば海未が律儀に家族に会いましたって言ってたな。

 

「えっと」

 

「うちは東條希、こちらの子は西木野真姫ちゃんです」

 

「そうなの希ちゃん、真姫ちゃん雷太は学校でどう?男子生徒の試験生としてちゃんとしているかしら?」

 

「それはもちろんこの部活を形にしたのは雷太君ですし、学校のみんなも雷太君を頼りにしてますよ。個人的なことを言ってしまえばうち一人暮らしですから寂しい時は良く雷太君の部屋に行ってますし」

 

「そうなの?雷太」

 

「真姫たちは知らなかったな。希の部屋が隣にあるから一緒に飯を食ったりするんだよ。最近だと亜里沙がいなくて絵里が一人の時は二人とも俺の部屋に来るし」

 

「あら、雷太ったらこんなかわいい子と同棲してるの?」

 

「なわけあるか、こいつが良く飯をくれるから好きにしてるだけだ」

母親の発言に俺は即刻否定する。俺の部屋をまじで自由のさせてるだけだし。

こいつ自身も好きだやってるから俺は楽でいいけど

 

「そうだわ、こちらの子たちも紹介するわね。今うちでホームステイしているアーシアちゃんとリアスちゃんよ」

二人が挨拶してくるので俺は軽く返す、てかこいつら。俺は二人に聞こえるように

「(あんたら悪魔だな。ついでに言うが、俺が雷神の刃の所有者だ)」

二人は驚いた顔を見せてくる、そして俺は

 

「そろそろいく、あいつらも待ってるからな」

時間を利用してその場を離れる。最後に母親がたまには連絡しろと言うのでそのうちなと「雷太君見っーけ」このバカは本当に空気を読まないな。

公園にμ'sの面子が揃ってしまった。母親は物珍しいそうに見るが、一度あっているのか久しぶりと言っている。あのアホは鼻の下を伸ばしていた。そんな中花陽が抱きついてくる。

 

「早くご飯をください‼」

「やるからまて」

 

その後でμ'sと母親達の会話をして俺たちは皆で合宿所に戻る、あいつは相変わらず女にしか目がないのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 悪魔

「あれが一誠の弟ね」

私は買い物を済ませて帰路につく。途中お母様から彼が一誠の弟と聞いたのだ

「一誠彼は悪魔について知っているの?」

「いえ、そんなはずは」

「でも私達を悪魔だと、自分が雷神の刃の所有者と」

アーシアの言葉に意識を奪われそうになる、私達が探していた雷神の刃の所有者が一誠の弟なんてもしかしたら

「部長、俺あの子達の事知っています」

「本当に!」

 

「はい、あの子はスクールアイドルのμ'sです」

 

「雷太の学校の人達です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤は動き出す。白は静観を決め。白黒は護る為に…

 

 

 

 

 

世界は今……音楽の力を目の当たりにする。黒に導かれし

●●の●

 




はい…月光校庭のエクスカリバー編始まりました。
この話から章をつけようと思います。


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合宿の夜、忍び寄るエクスカリバー

合宿が夜になりました


合宿所に戻ってきた俺達、合宿所の中で俺は飯を作っている。

最初はことりが作りにこが代わって結局、俺が作ることになった。

 

「あんた……料理できるなら初めから言いなさいよ。」

何故かにこが切れて俺に強く当たる。てか一人暮らしだから料理くらい作れると思えよ。最近は希が夜飯食いにくるからよく作るようになったし。

 

俺はとにかく飯を早く作ろうとしていた…花陽がそろそろ倒れるから(さっきから俺の非常食を食おうとしている)

「雷太君料理できるんだ…」

「しかも手際も良いですね」

「にゃー負けたにゃ」

 

なんか三びき倒れたけど俺には関係ないな。とにかくあとは盛り付けだけだから仕上げるか…

 

「できたぞ!」

飯を完全に完成させ、テーブルに運ぶ。花陽は目を輝かせていた(花陽だけカレーとご飯を別にしてある)まあ旨いか知らんが

 

「いただきマース」

「食え」

全員ががっつくようにとは言わないがそれほど腹が減っていたのか?俺は反応を見ながら自分の分に手をつける。辛すぎず甘すぎず、ちょうど良い感じのカレーだった。

そう言えばこうして大勢で食事を取るのも久しぶりだな、俺は噛み締めずに飲み込むようにカレーを食べる。

 

 

 

 

 

 

「それでは、先にお風呂いただきます」

「ああ」

食事が終わり、後片付けを済ませると女性陣は入浴に行くその間に俺はあいつらの分の布団を引く真姫が皆で寝るのに反対していたが……スピリチュアルに押された。俺は自分の分を二階に持っていき適当に引く(と言っても借りたのは掛け布団と枕だけ)そして女性陣が来るまで二階の窓から外を見る。あたりは暗く絵里が泣きそうな感じである、そして俺はある気配を感じた。気配がした方を見ると二人の人間がいた、こちらを見ているようだったがすぐに去っていった。

 

「あいつらが持っていたのはエクスカリバー」

大戦で7つに折れてだっけか?まぁ聖剣よりも神刀の方が怖いけど

「雷太、空いたらからあんた入りなさい。」

「了解、布団は引いてある」

俺は風呂に行き、その大きさに目を奪われていた。どんだけ金があるんだよ西木野家は……俺は合計で10分位ですぐに出る。寝る時の格好は適当なシャツに短パンである基本楽な格好を好んでいる。

 

「何してんだ」

俺が居間に戻ると九個引いた布団が増えていた

「雷太くんも一緒に寝ようよ」

「あのアホにもわかりやすく言うぞ俺は男以上「もう二階のやつはこっちにあるやん」用意周到だな」

結局、こいつらに勝てんから寝ようとしたら

 

「くらえ」

なんか、枕投げしてるししかも

「ふふふ」

園田が覚醒しとる。ことり曰く寝てるのを邪魔させるとやばいらしい、ルシアかよ。園田の無双を希が食い止めようとすると‼

 

「お前ら!すぐにやめろ」

俺は叫び、扉を開ける明確な殺気がこちらに向けられている。俺はハンドサインで皆に待っていろとしていると希が結界を張ってくれた、どうやら予想通り希はそっちの方にたけていたらしい。俺は礼をいい外に出るそこにいたのは

「初めまして、雷神の刃の所有者…兵藤雷太さん」

天界勢力のトップで現四大セラフの一人、ミカエルだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミカエルを中に入れて俺たちは席につく。こんな時間にと思うが俺以外の奴らは、いきなりの大物でビックリしている、(花陽はびくびくしていて、穂乃果はあたふたしている)俺はミカエルの前に居座っている。因みに全員寝間着姿である。ミカエルには言ってあるが海未は着替えようとしていた(絵里が止めた)戦いが起こってもいいように雷神の刃は出してある。

「お茶です。どうぞ」

ことりがミカエルに緑茶をだす、ミカエルは一言お礼をいい口をつけると、

「回りくどいことはなしにして本題に入りましょう。」

「本題ですか?」

 

「ええ、単刀直入に言いましょう。私たち天界は兵藤雷太さんと同盟または傘下にしてほしいのです」

………突拍子もない話にμ'sは唖然とし俺は

「雷神の刃の危険性からか」

こいつらの思惑を裏付けようとしていた。

「その通りです。雷神の刃は神が恐れた神器…神滅具すらも超える物であり、使い手に限らず次元を滅ぼすものです。こちらの世界の勢力は雷神の刃を封印しようとしてますが、その場合漆黒が暴走した場合止める手立てがなくなるために対策を立てられないのが現状です。立ち向かっても、封印でもだめならいっそのことこちらから下になろうとしかも、失礼ながら貴方の事は知っていましたからね」

 

「かつて、三大勢力に対して牙をむいて反乱分子である者たちを数人で倒しただけでなく、かつて暴走してきた二天龍クラスのドラゴンを討伐してこちらの世界に対しての抑止力であった【白雷】と呼ばれていた神器・能力集団のトップ【黒刃の帝王】でしたか」

こいつ、俺の昔の話を知っていたのか穂乃果たちにも話した所だから構わないが。しかし天界か神器システムに対して何とか保っている状態だったか?ツバサの神器を使えば何とかなるし「ちょっといいですか?」

俺が思案をしていると絵里が横やりを入れてくる

「雷太の力を恐れてのことで、利用するわけではないですよね」

当然の考えだな、こいつの事だから他に考えそうだな絵里はいろんなことに目が行くからな、その点は希も言える所てか、三年みんなに言えることなんだよな。さてミカエルはなんていうかな

 

「当然の質問ですね、雷神の刃は世界に影響を与えるもので戦闘で本領を発揮します。だからこそ雷神の刃を利用しようとは思いません」

ミカエルはまっすぐこちらを見てくる。その表情に警戒していた二人は警戒を解く、俺も警戒をといてある質問をする

 

「お前の事は分かった。そのうえで質問するがなぜエクスカリバー使いがこの近くにいる?」

聖剣の中でも特に強いエクスカリバー使いその二人がこの町にいる理由を俺は知りたい。ミカエルは思案するような表情を見せるが

「実は、堕天使幹部にエクスカリバーが盗まれました」

どうやら大問題だったらしい。

 

 




天界のミカエルさん雷太に接触しました
次回、エクスカリバーと堕天使について話されます。


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合宿のおわりと少女の願い

皆様、誤字報告のほど大変感謝致します。ありがとうございます

これからもこの小説をよろしくお願いいたします。


天使長ミカエルが言ったのは衝撃の事実だった。

「堕天使幹部…コカビエルがエクスカリバーを盗みだし、天界勢力に戦いを仕掛けようとしました。しかしこちらもまだ落ち着いた状況とは言えず結局、聖剣使いを派遣したんですが彼はこちらに最悪の言葉を出して来たんです。」

 

「最悪の言葉にゃ?」

「ええ、コカビエルは戦争の再来、そのためにエクスカリバーを盗みだしてしまいました。魔王の妹である者たちがいる街を拠点にしようとしたのかそこに行きましたが彼は雷神の刃に目を付けました。そこで」

 

「音乃木坂か、」

 

「ええ、貴方ととう「わかった」」

まじか、コカビエルは俺と希を狙っていると…雷神の刃は兎も角なんで希をと思ったが希は雷神の刃について知っていた。これがこんな事になるなんてな。

 

「ひとまず、エクスカリバーについてはこちらもわかった。こちらに害があれば処分する。」

今夜はそれで帰っていったミカエルだが、俺と希以外のメンバーは気づいていた。なぜあの時希の名前が出てきたのか、みんなが疑問に思う中眠りにつく

 

 

 

 

 

 

 

   朝を迎える、希のおかげで早起きが癖になってる。俺は「おはよう、」

真姫が挨拶をくれる。俺と目的は一緒らしい俺たちは二人で海に向かう、そこには太陽の光を浴びてる希がいた。

「朝の光はいいね」

「隠し事はもうできねえぞ」

希は海を見渡す、その表情は悲しさがあった。俺は気配を感じ後ろを見ると聞こえる範囲には他の奴らがいた、俺を気にせずに真姫は話しかける。

「自分の事は何も言わないのね」

 

「言いたくないんよ、雷太君にはばれてるけど…うちの力はみんなを「うるせえ」雷太君」

俺の言葉に真姫はおろか穂乃果たちと希が目を見開く。

 

「お前が何を思ってるのかは知らん。自分の事をなんも言わずに他人の事ばかり気にする女の事情などな、お前は本当に他人ばかり気にする、そこのツンデレが名前で呼ぶことをためらってる事を知るといわせようとするし、みんなを気にして俺に術を使わないし。本音を言え阿保、本当は力を使う事で拒絶されるのが怖いんだろ」

 

俺の言葉に黙る希、表情をさらに曇らせる

 

「昔、いたよ神通力や魔法を使う一人の少女…希と言われる女がいた。お前の事だよな希」

俺の言葉に皆が絶句する。希はさらに絶望したような顔になるが

「こいつらは、お前が思ってるほど奴じゃない、俺がここにいるのが証拠だ」

俺の言葉に涙を浮かべる希、こいつが望んでいるのは

 

「俺と同じ居場所だろ。穂乃果!教えてやれこいつにお前らの言葉を言うべきことは一つだ」

そして穂乃果はいや真姫も含めて希と俺以外の全員で一言を言う

 

「ここが希ちゃんの居場所だよ」

その一言を聞いて、希は安心したような顔をして言う

 

「ありがとう、こんなん言われたらうちも言わなあかんやん」

俺たちは、いったん別荘に戻り帰りの恰好になったがテーブルに着き希の話を聞く

 

「うちの事を話す前にうちの力について話さあかんな、うちの力は言わば超能力やん昔…うちと一緒にいたお稲荷さんの力をもらったんやん」

 

「ものうつし、か」

 

「ものうつし?」

 

「自分の力を他人に譲渡することだ、神クラスやそれに連なる者たちにある力だな、俺の知り合いも使っていたおそらく希が言っているお稲荷さんは希に力を与えたいから使ったんだろうな」

 

希は続きを話す。曰く、自分がこの地を離れるときは力を失うので希に託しかの地を去っていった。そして希は異形の存在と同じ力を手に入れたと

「雷太君の刀はお稲荷さんがおしえてくれたんよ、雷神の刃は人間の優しいって」

「そうなの?」

 

「「なんで本人が知らないのよ」」

真姫とにこに怒られた、てか俺は自分の神器を戦闘にしか使ったことないからしらんよ

「でも、疑問があります。なぜミカエルさんは希もコカビエル戦に希が戦力になると?」

海未の疑問は最もである、ミカエルが希の力を知っていたのはこの際?

「なるほど、希が俺と一緒に住んでることも知っていたか、俺が暴走した際に希が緩和剤になるという事だろうな」

 

俺の考察に皆が納得する。そうでなきゃ希を戦力としてカウントしない。でもこれでエクスカリバーの時に希がいた方がいいが、なんだか気になることがいくつかあるな…まあどうでもいいか昔から「勝てば正義」というからなそれに守り抜けばいい

 

「ミカエルは厄介なことをしてくれた、まあいい。俺がみんなを守り抜き戦い抜く。」

「音ノ木坂もUTXもだ、コカビエルは俺がつぶす」

俺の発言と共に皆の目つきも変わる、希もやる気満々だな、とりあえず飯を食おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  食事を終え、帰路につく俺たち、といっても家に帰るだけだが後ろでは、穂乃果たち二年生が仲良く寝ている三年は次のライブのうち合わせでい「いいかしら」

 

「真姫」

「希の事」

 

「礼はいらない、俺たちは皆仲間だろ、当然のことをしただけだ。」

 

「堕天使との戦闘だけど」

 

「慣れてる、最悪小太郎を呼んで、任せるさ」

俺たちはこれからの事や、他愛もない話をして時間を過ごす。その時間はとても楽しかった

 

 

 

「ついたーー」

穂乃果の奴が大きい伸びをしてリラックスをする。いろいろあったがここにもど「ええええええええ」

なんだ?急に花陽の奴が「大変です」

「どうしたの?かよちん」

「ら、ら、」

「ラブライブが」

「ラブライブがどうした」

余談だが、俺たちは合宿前にラブライブに出ることを話している(たまたま見つけて穂乃果にいったらこうなった)花陽も乗り気だったが、

「ららららっらあ」

「落ち着いて花陽、理解できないから」

絵里が花陽を落ち着かせる

 

「ラブライブが中止になりました」

 

どうやら俺が想像したよりもヤバイ状況らしい

 




はい、今回はここまでです。前書きでも話ましたが皆さん誤字報告ありがとうございます。

ここで謝罪を、二年生の仲違いをやるといったんですが物語の都合と俺の気持ち的に書くのがつらくなるので、仲違いは起こしますが、別の人にします。それに伴ってストーリーも変更することがございます。ご了承ください。

最後に、これから穂乃果たちはアニメ以上に悲しくも辛いことが起きるかもしれませんがよろしくお願いします。
アンケートを追加しました、個人的でもいいので神器所有者にしてほしいメンバーを投票お願いします。ツバサ達も今回の章で出ます。

予告として次回は仲違いとラブライブ中止の原因まで行けたらと思います
何卒お願いします


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走り出す者と崩れる者

皆様投票ありがとうございます。

今回の投票はこの小説が公開して一週間くらいを目安に終了します。


ラブライブの中止に俺達は絶句した……理由を探す為にひとまず近い俺の部屋に皆で向かう。その際にも俺は調べていたがサイトに入れない為に詳しい情報が出てこなかった。

 

「あったぞ」

 

俺の部屋に入りパソコンで専用サイトに入る。そこには

 

「ラブライブのランキングで上位陣の不正、尚やっていたのは5位まででその下はやっていない。尚且つ不正が公にならない為に中止にすると」

 

ラブライブの不正だと、そんな事をしている奴がいたのか、にしてもこれはやばいな。音ノ木坂学院は廃校が無くなりラブライブを目指していたのにこれだよ。これじゃ念の為に「これは酷いわね」絵里…

 

「μ'sにとってはラブライブと言う場所は私達の目的地でメンバーの問題もそれで解決したのに、こんな事になるなんて」

 

絵里の言葉は俺に刺さったな。にしてもおかしいな?何故A‐RISEもそれに入ってるんだ

俺はスマホで電話をかける。相手はあんじゅだ、こいつなら何か知っているのは「ごめん」は?

あんじゅにかけて出たと思ったら謝罪されてきれた。

 

「どうしたの?」

 

「きれた」

あんじゅは無理だな、じゃあ

「おかけになった電話番号はおでになりません」

 

「現在使われておりません」

 

「出ないじゃねえかよ」

俺はスマホをソファの方にぶん投げる。花陽が驚きのあまりに涙目になってしまったが、知らん!あいつら気軽に連絡しろと言うからしてんのに

 

「舐めてんのか!あいつらボコボコにしてやる」

 

「だめにゃ落ち着くにゃ」

 

「辞めてください雷太!」

 

「落ち着いて~ことりがおやつになるから~」

凛と海未とことりが俺を止めようとする。やめろーーー俺はあの三人をボコボコにして跪かせて、やるんだー

 

「やめなさい!」

 

「がひゃ」

 

にこ、てめえフライパンはあかん。俺は意識を手放して天に昇ろうと

 

 

したのだが、ギリギリのところで希に助けてもらった様付けしようかな、俺が感謝してると

「UTXですが兵「もしもし」」

俺はスマホにかかってきた電話を取った

 

「どうした?つばさ「らいたくん」あんじゅ」

俺はあんじゅの言葉に耳を傾ける。次の瞬間衝撃の事実を目の当たりにする

 

「お前らが、活動休止」

俺の言葉ににこと花陽は打ち付けられた表情をして、絵里と希が考えるしぐさをする。他のメンバーはあっけらかんとしている。

「どうゆうことだ、あんじゅお前がそんな冗談いうなんて」

 

「あんじゅ!!」

俺はあんじゅに呼びかけたが返事は来ないまま電話が切れた。あいつら一体何があった?ラブライブ一位の…一位?確か不正行為も

「そうゆう事か、あいつら」

 

 「雷太君?」

「花陽!お前とにこはここでラブライブの情報を集めろ、絵里と海未は今から渡す番号に電話をかけてコカビエルの情報を集めろ!凜と真姫それと穂乃果はヒフミたちと連絡して今度のライブについての話会いだ、さっき見えたがラブライブに関するライブができない可能性がある、あいつらと連携して話し合え!希、ことり俺と来てくれUTXに行ってあいつらの事を聞きにいく」

 

「各自の連絡は誰にしますか?」

 

「海未お前がやれ、それとコカビエルに関する情報だが、悪魔とか三大勢力についても頼む。情報を持っているはずだ」

 

俺は希とことりを連れてUTXに向かう。なんで気づかなかった…A‐RISEが関係してる事なんて予想つくだろうに、俺達は速攻でマンションを出てUTXに向かい走り出す。ことりも希も体力がある分余裕はありそうだ。ここからUTXは走りだとそんなにかからなかったはずだ、兎に角急ぐ。

途中でことりのスマホに連絡がくる。

 

「お母様!どうしたの?…………え!それほんと」

 

「どうした」

 

「ラブライブの大会委員会が雷太君に用があるから来てくてって、音ノ木坂学院に」

 

「わかった」

 

俺たちは音ノ木坂学院に向かう。そんな離れてないのですぐに着く。休日だから人はあんまり居ない……理事長室の近くまで来ると

「はきそう」

 

「目が回るやん」

因みにここまでに俺は、希の術を使いことりと希の体に負担がないようにした後、神器の能力と魔法をフルに使いヤバイほどの速度で走りぬいた(そんなことをしなくとも直ぐについてた)理事長室に許可を得て入ると理事長とおっさんがいた。

「おっさん、誰だ」

 

「私はラブライブ実行委員の畑賀という者だ」

おっさんが言うには1~5位の間に票の入れ替わり立ち代わりが激しいことに気づく、警察に頼んで解析していくと票を改ざんしたり、動かしていることに気づく。それによってラブライブを中止にして解決策を考えるべきと意見が出て中止になったという。その事はいいのだがその後で、ランキング上位にいるグループが対立を起こしたり相手を陥れるような事が起こってしまい泣く泣く開催を流してしまったという。

.......なんか、可哀そうだけど自業自得とも言えるような事だな。だがこれで解決したあいつらと連絡とれない理由と泣いてた理由、そんなことがあれば仲違いも起きるし解散騒動になるが

 

「二つ聞きたい」

 

「いいが、」

 

「一つ、俺たちがラブライブ関連で動くとき、あんたらも力を貸してくれるか?」

 

「もちろん」

 

「もう一つは・・・・・・・・・・」

 




はい、今回はあの人達に仲違いを起こして
いただきましたが、穂乃果たちも対立します
そして、雷太の考えとは予想などを感想などにお願いします。

最後に、誤字などがあるかもしれませんがこれからもこの小説をよろしくお願いします


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堕ちる者達!エクスカリバー消失

真姫ちゃんと絵里ちゃんの表が多いのでびっくりしました。


話し合いを終え、帰路に着く俺達…まだ情報は来てないがあれができるなら儲けもんである。

 

「でもって俺の予想通りと、困ったもんだな。あんじゅも連絡取れんし詰みだな。」

 

A‐RISEの誰かに連絡が取れればいいが、この状態では難しいな…しかも二つ目の真相が掴めないのはとても辛い。やはりあの事を進めた方が

 

「もしもし?えりち?どし……それ本当‼ならまずいやん。今雷太君が連絡取ろうとしててウチたちは今マンションの近くの橋におんねん。でもなんで……え、」

 

希が絵里との話し中に目を見開く。なんかやばい話なのか?

 

「雷太君」

 

「なんだ」

 

「二つ報告があって……1つはリアス・グレモリーって言う悪魔がコカビエルを逃がしてここに居ること」

 

「この街にか?」

 

「うん」

厄介だな。俺がいるのをわかってかそれとも

 

「統堂英玲奈がコカビエルに加担してるって」

……まじかよ、英玲奈がコカビエルと繋ってるだと、戦慄してる俺に花陽から連絡がくる

 

「雷太君!今情報を集めてたけど、今ミカエルさんから連絡が来てエクスカリバーがコカビエルに5本渡ったて術式を使ってエクスカリバーの変質を行ったって」

 

「エクスカリバーの変質?」

 

「簡単に言えば、エクスカリバーが純粋な破壊兵器と化したって」

次から次へと

 

「花陽今俺はマンションの近くにいるからすぐに向かう。皆を集めろ」

たく、あいつらは何を考えてるんだ。コカビエルの取り逃しにA‐RISEの失踪…英玲奈がコカビエルに加担、ダメだ1度に多すぎる。

 

 

俺達は、部屋に集まって情報の整理をしていた。

「Ok、皆からの情報をまとめるぞ。まず堕天使幹部のコカビエルがこの街に逃げてきたと、英玲奈がコカビエルに加担している。そしてミカエルからの報告でエクスカリバーは全てコカビエルの手に、さらにラブライブに関係しなければライブはしていいが三人だけと……はぁ~なんでこんなに問題が多くあるんだ?あんじゅとツバサに連絡が取れればいいのに…そもそもなんで英玲奈はちくしょう。どうすれば」

 

「ひとまずお前らは自分家に戻れ疲れもあるだろ。ライブについてはこちらでも考えとく。」

 

 

 

μ'sのメンツが自分の家に帰って(希は何故かいる)俺はソファで横になって考えていた、コカビエルの件はおそらくすぐに方がつく……問題は英玲奈とA‐RISEだあんじゅからの連絡はごめんの一言、そしていなくなった三人。ライブについてはユニットを考えてるからそれで何とかなるが、コカビエルの方が先だな戦争の再来あいつの考えるか事が事実ならおそらくこの街の人間を一度に消す位の事はする。エクスカリバーの変質を利用すれば可能だな。

 

「A‐RISEの活動休止とラブライブの中止このふたつは厄介だな」

希がお茶を飲みながら言う。

 

「家らの学校の事もかかってるしね、一曲に付き三人は流石に」

 

「曲だけならあるけど、問題は何故こんな事になったのか、そしてA‐RISEについてもおかしい所がある」

 

「全てを解決するのに時間がいるな」

 

俺は希に好きにさせて眠る。明日学校がないし部活に行くだけだからけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「朝かよ」

俺は眠りすぎて翌日になっていた。幸い希のおかげで家の事は大丈夫だが以前変わらずだな。学校に着いたら話すか。

俺が町を歩いていると違和感を感じた。俺が行く道には川があり橋を渡るのだが、

 

「なんだ、殺気か」

こちらに向かって、殺意が向けられている。コカビエルなら人よけ結界を張るはずだ。異形の者の存在は明確にされたら大問題だし何も関係ない奴を巻き込まない。ならこの殺気

 

「英玲奈」

俺と希は目の前に英玲奈が現れた事に疑問を感じた。白日堂々としているのが英玲奈だが、何かおかしい…そもそもなんで

 

「死ね」

 

「は?………て」

 

俺はしゃがんで避ける。目には見えないが英玲奈は何かを俺の首に振ってきた。すかさず希の所まで行き希「しね」

 

「うわぁぁ」

希を抱えて距離をとる。こいつ希のこと切りにきや「人よけ結界」

いつの間にはられた?しかもでる事もできんやつか」

 

「希…離れるな」

希は俺の鞄を持ち返事をして後ろに着く。英玲奈は縦に何かを振ってきた

 

「雷神の刃」

刀で防ぐ。音からして重量がある「…………破壊」「あ?」

 

「うお」

なんだ急に重さ……いや

 

「地面が凹んで、」

 

「ははは、はーははは」

英玲奈は腕を適度に振り出す。俺は腕を振る方向と勘でこいつの攻撃を防ぐ。

 

「ミミック」

 

「ハンマー」

英玲奈はエクスカリバーをどでかいハンマーに変えてこちらに攻撃してくる、俺は刀で受け止めるが

 

「ぐっ」

衝撃が足にハンマーに変えていても重さが変わらずで破壊の力をのせているのか、威力は折り紙付きだな。

ハンマーを何とかはじいて刀を振るうが、英玲奈は反応速度を上げてきた

 

「エクスカリバーの力か」

 

「そうだ、エクスカリバーは七つに分かれる際に一つ一つが力に特化したものになった。速さ、破壊、擬態、祝福

透明、夢幻あと一つは不明だが、この私の新しいエクスカリバーはその力をさらに強化している」

 

「さっきの反応速度は速さのエクスカリバーの効果だな」

英玲奈は肯定した。エクスカリバーの力をここまで理解して使えるのは英玲奈の才能がものを言ってるのか、希が口を出す

 

「その力、神器やね」

 

「さすがだな東条、その通りだ私の神器【新しき武器】(ニューブレイド)は自分の持つ武器の性能を倍以上にする物だ、元々の数値が高いエクスカリバーはその数値をさらに上げることができる」

 

「神滅具クラス、それはあかん」

 

「希、あれから離れるな。雷神の刃の力見してやる」

俺は神器に雷を纏わせる。纏わせた雷を圧縮するその上にさらに雷を纏わせて圧縮、それを繰り返すと刀には一撃で神クラスに大ダメージを与える位の雷が蓄積した、さらに余剰分の雷を自身に同化して俺自身を雷と化す

「雷神の刃、武装 摩天・雷神」

 

さぁ、続きを「戻るぞ」

その時、英玲奈の後ろから声が聞こえた

 

「コカビエル、なぜだ」

「いい場所を見つけた、そこでけりをつけたいがまだ時期が早い」

そう言って、コカビエルたちは去っていく

 

「よかったん?」

「ここで戦えば被害が出る」

 

俺は事のあらましを連絡しようとことりに連絡をいれる

「ことりか、じつ、、、はぁ?」

ことりとの電話は切れた

 

「どうしたん?」

「単刀直入に言えば、にこと穂乃果・真姫と海未で対立が起きて要は、仲違いがこちらでも起きた」

どうやら俺達も危ないらしい




主人公サイドも対立を起こしました。

花陽と絵里と凜は中立ではなく第三の考えです。花陽は今回の対立でにこと衝突したので第三の考えに移り凜はそれに   後は次回をお楽しみに


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悲しい物語 光はどこに

μ'sの対立にA‐RISEの休止、コカビエルの戦争再来、抱える問題が多い。俺…雷太は学校の屋上で考えていた、μ'sの対立はA‐RISEの救済についでだった…現状戦闘ができるのは俺と希、他のメンバーはA‐RISEを助けるべきか、ライブを優先するべきかで悩んでしまっている。

 

「にこはA‐RISE、真姫はライブ」

どちらも自分の事よりも他人の事を心配しているがなんでそういう事になるんだ。

 

「μ'sはμ'sの道があるだろうに、それにあんじゅだけを救っても意味ないんだ。英玲奈はもうA‐RISEとも呼べんし。」

俺はこれからの事を考えつつ眠りに着く。

 

 

視点変更

私……絢瀬絵里は部室でこれまでの事を振り返りこれこらの事を考えていた。

穂乃果、にこと海未、真姫の対立…穂乃果達はA‐RISEを優先し海未達はライブを優先したその結果

 

「出来もしない事を言わないで」

 

「でもA‐RISEがこのままだと」

 

「自分達の学校を救えてないのに、人の事まで考えられません。」

 

「じゃあこのままでいいの」

 

A‐RISEを救うべきか、ライブを優先するべきか私達は対立してそのまま、花陽と凛はその喧嘩を見ることしかいいえ、私と凛だけね、花陽はなにかに

「救いたいと思うのはいけない事なの」

 

「エリチ」

私が悩んでいると希が後ろから声をかけてくる。その顔は明るくまるで

「μ'sの仲違いは他人事のようね?希」

 

「ん〜違うやん。それは」

「どうゆう意味」

 

「だって、うちらに何ができるん?ライブだって誰が出るかも決まってない。A‐RISEがどこにいるかも知らない。コカビエルは戦争しようとしている。英玲奈ちゃんはコカビエルに協力している……ウチ達に何ができるん」

 

希の言葉はその通りだった、例えどんな考えがあろうと私にできる事は何もな「A‐RISEが実力でここまで来たって言うしかないやん。」

 

「希」

 

「雷太君は考えてたよ、不正は上位陣全員にかかってるのではないかって。」

 

「そうだとしても証拠がないじゃない。私達の持ってる情報でもA‐RISEの票も動かされていたってこと位よ。」

 

「それやん。ここに来る前に花陽ちゃんと雷太君が話してたよ、二位から五位は学校側がやっていたけど……A‐R()I()S()E()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

ん?だからなに、A‐RISEの

「まだわかってない顔やね。つまりA‐RISEは今回の不正をやっていないって事」

 

「それって、A‐RISEが嵌められたって事」

 

「そうやん、今花陽ちゃんは雷太君の昔の友達……玖城君に聞きに行ってるって、彼は情報収集のスペシャリストやん。それに雷太君はラブライブ委員会にある事を聞いてるし」

 

「ある事?」

 

「それは・・・・・・やん。これでA‐RISEので問題は簡単に解決できるな。それに花陽ちゃんはいい考えをしてるし雷太君に・・・・をお願いするやん」

 

仮に花陽の考えが通ったとして、それなら問題はコカビエルになるけど、それは雷太に任せれば「いいんやけど。もひとつあるやん。」

 

「統堂英玲奈のエクスカリバー問題」

 

「それはどうするの?」

「ウチ達の神器使いにお願いするやん。」

 

「花陽に会いましょう。すぐに」

私と希は花陽がいるであろう屋上に向かう。雷太にお願いをするとしたら屋上一択ね。でもまさかあの状況からここまでの事を考えていたなんて、私は屋上に着くと息を切らしていた。μ'sの練習で体力はある方だと思ったけどまだまだね、ドアを開けると寝転がって寝ている雷太に膝枕をしている花陽を見つけた。あの様子だとまだ話していないわねなら

「花陽「A‐RISEのことですね」そうよ」

 

花陽の考えは的を得ていると言うかなんと言うか、他人任せと言えばその通りだが、雷太にしかできない事でもある。

 

「雷太には話してないわよね?」

 

「はい…μ'sの事も解決策はあるのですが、」

 

「そっちは雷太君が何とかするやん。それにウチたちも動かなあかん。μ'sの問題はμ'sで片付けないとね」

 

希は雷太に予め聞いていたのかしら?ここまでまるでわかっていた「スピリチュアルやん」もうそれでいいわよ

 

「雷太の言っていたあれについてはこちらでやるべきかしら「お前らの歌ならあの馬鹿を動かせる」雷太起きてたの」

 

「花陽の膝枕が気持ちよくて寝てたのは本当だ。馬鹿についても初めから解決策はあった。あんじゅについてもどうにかなる」

問題はどうやって「雷太く~ん」ことり

 

「来たか、花陽、絵里、希ことりと話したのだが、今μ'sの四人が部室に来ねえは、連絡しないわでどうしよもないので、呼ぶ事にした」

 

「どうやっ「そこでことりの出番です!」……最後まで言わせなさいよ」

 

「んじゃ、始めるか海未と穂乃果とことりの仲を利用した非人道的な作戦を」

 

「どうゆうものなの?」

 

私は雷太の口から出た作戦を聞いて呆れと怒りが出てきたが、雷太の「お前らは俺のやり方を知ってるはずだ」の一言で思い出す。………そうだった雷太はそういう奴だった。私の時と同じように敵を作るのね。

 

 

 

 

 

 




はーい、アンケート並びに誤字報告ありがとうございます

μ'sとA‐RISEの仲違い、コカビエルとの戦闘並び英玲奈の裏切りにあんじゅの謝罪と問題はいっぱいありますが、雷太君はどう動くでしょう。

次回、朽ちたものと飛び立つ者

飛び立つと言えば、ラブライブの1期に飛ぼうとしましたよね彼女


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朽ちたものと飛び立つ者

アンケートは真姫ちゃんと希ちゃんが上位でした。


俺は、最悪の選択をしようとしている。μ'sの衝突で連絡は取れるが来ようとしないためにあいつらを来させる。為にここ二日で準備をしてきた。希と花陽、絵里とことりは知っている、凛に教えないのは信用性をあげる為に

 

「さぁ始めよう、この惨状を終わらせる劇を」

 

 

 

という所で俺の部屋には今俺を除いて四人来ている。絵里と希、花陽と

 

「ようやく出てきたな。デコ」

 

「酷いわね!別に変じゃないでしょ」

A‐RISEのリーダー(笑)の綺羅ツバサである。なんでこいつがいるかと言うと昨日の事である。

 

 

 

 

「ここか」

俺は作戦を伝えて、ある場所に来ている。都民体育館のダンス場であるここにある人間がいる。

 

「ワン・ツー」

リズムに合わせてダンスをしているのはデコが特徴の綺羅ツバサである。こいつとは連絡が取れず難航するかと思われたが、こいつはラブライブ委員会が指定する場所で1人練習をしていた。俺が近づくとツバサはこちらに向き直る。

 

「なんの用?A‐RISEは活動休止を発表したわよ。あんじゅは部屋にいるし、英玲奈は」

 

「μ'sの問題とA‐RISEの問題を解決するいい方法がある、力をかせ」

ツバサは驚いた方な顔をするがすぐに真面目な顔になり

 

「μ'sの事は知っているわ、私達のせいで対立してしまった事……でもどうやって二つの問題を解決するの?そんな方法は存在しないわ。コカビエルがいる……限りいいえ、例えあったとしても英玲奈はどうするの?エクスカリバー使いは天界に」

ツバサの懸念は最もだな言う度に顔が暗くなっていく。俺はそこら辺にあるボール箱からバスケットボールを取り出してシュートする。見事に入った(スリーである)

 

「μ'sについては餌を用意してあるから必ず全員が現れる。英玲奈についてもエクスカリバーを破壊して、あいつにお前らをぶつければいい。コカビエルは俺が潰す。堕天使の幹部くらい直ぐに終わる」

 

「そんな上手くいくわけ」

「・・・・・・・・・・すれば上手く行く。明日会議する俺ん家にこい」

 

 

 

 

現在

 

で、ツバサは来てくれたわけだし、ことりとも連絡が取れたから行動に移せる。

「作戦を発表するまずは、海未たちを呼び出すのにことりを使う。転校とか適当な理由をつける」

 

「そこてきとうやん」

 

「まあな、次に海未たちに現実を教える。お前らがどんなに考えようと変わらないという事を、そのうえでツバサには一言言ってもらう」

 

「何を言えばいいの?」

 

「私の問題を解決したらラブライブの決勝をやりたいので協力してほしいという事…ことり」

 

「はい」

俺が呼ぶと廊下からことり入ってくる。その手にはあるチラシができている。俺はその一つを手に取る。

 

「このチラシをヒフミたちと協力して作ってもらった。このチラシに書かれているがお前たち2つのグループが独自にラブライブ決勝を行う事が書いてある。勿論畑賀さんと両校の理事長にも了承済みだ。これで対立と仲違いは何とかなる、ライブもできるし救う事もできる」

 

「でも、ことり達はあんじゅさんに手を出せない事には変わりないよ」

 

「そうね、コカビエルの事もあるし何より、英玲奈さんはどうするの」

 

「そこについても考えている、デコ!英玲奈と話せる時間を戦場で作る、お前は英玲奈に正直の気持ちを伝えろエクスカリバーは今神器とつながっている状態だ、心に迷いが出れば自然と出力も落ちる、そこを希の結界で囲えば少なくともコカビエル以外は手を出せない。本題のコカビエルは俺が倒す。堕天使幹部程度に遅れはとらん。」

 

そこまで言うと花陽が手を上げる

 

「でも雷太君が悪役になりませんか?」

 

「前提を間違えるな、あいつらは自分たちがコカビエルも含めて動くものと考えている。しかし俺はあくまでコカビエル以外の所をお前たちに動いてもらう、学校についても問題もないという事を既に俺は知っている。そもそもデコたちを救うのが先か、ライブが先かって選択が2つしかないのに選ぼうとする意味が分からん。3つ目の選択をしてはいけないわけではないしな、」

 

「ライブにお客さんは来るん?」

 

「そこも大丈夫だ、小太郎とあいつの尽力ですでにチラシは配っているし、アイドル事務所や他の芸能事務所にも声をかけている。」

 

「それに委員会の奴も・・・・・・・・については協力するし、問題ないと言っている」

 

「雷太君が聞いたのだね、ことりはまだわかんないんだけど、どうゆう事?」

ことりの質問に答える、日差しも傾いてきた。

 

「今回の問題が解決しないのは、難しくて複雑だからだ。なら簡単にして多数ある選択をなくしてしまえばいい、特に海未と真姫、にこは乗ってくる。穂乃果は簡単に乗せることができる、単純なことっていうのは実は警戒されないんだ」

 

「なんでですか?」

 

俺は笑みを浮かべる。

「スポーツと同じだ、誰でもできるから警戒されないんだ。だって見過ごしてもいい単純な物なのだから、コカビエルも警戒できない」

 

俺はそのまま話を続ける、あくまでも今回の目的はあんじゅと英玲奈とあいつら4人だ、凜は利用するのではなくただそこにいてもらう。人間追い込まれれば、冷静な判断ができないからな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、今回は冷静になってもいいし、自暴自棄になってもいい。

 

どちらでも結果は変わらないのだから。




雷太君が悪役に見えてきた。

今回は会話ばかりで申し訳ありません、どうしてもツバサを出したかったんです。

次回はにこと真姫の両名を何とか和解させて、あんじゅに移りたいと思います

コカビエル編じゃなくなっている
因みに、委員会に聞いた質問については、ヒントが出ています。それをもとに考えてください。答えはにこに関係しています(ある意味)


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A‐RISEはμ'sは終わってしまった。

・・・・・・・


俺は、作戦を開始してある場所に向かっている。今回の表の作戦はあの通りだが、もうひとつの方は俺が動くのが一番早いのでツバサを連れてUTXの学生寮に向かっている。

通常、ほかの学生が入る事は出来ないがA‐RISEのサポートとして特別に許可されている。ここに来る前に生徒会にもよったが酷いものだった、ちなみにμ'sは絵里に任せてある。

 

「あんじゅは聞いてくれるかしら?」

 

「聞かなかったら、無理やりだな。あの女は一筋縄で行かないからな」

俺たちは、あんじゅの部屋まで行く、以外にも高い所ではなく低い階に部屋はあった。

 

「ツバサ俺とあんじゅの2人にして欲しいからここで待て」

そう言って俺は部屋にノックをする。予想通り返事がないので勝手に入る……部屋の中は荒れていて酷いものであんじゅはベッドの上で虚ろになっていた。

 

「A‐RISEの衣装は汚されてないな」

自分の物とA‐RISEの物の区別はできてるか……にしてもこちらに顔を向けるだけか俺の声は届いていないかもな。

 

「あんじゅ、英玲奈に会う気はあるか?」

あんじゅはこちらに顔を向けるだけだった。声は聞こえているようだな。俺はそのまま続ける。

 

「お前達の事は聞いた、その上でお前達を陥れた犯人には心当たりを当たっている。けど英玲奈には俺の声は届かない。お前とツバサ以外の声も」

あんじゅは、そのまま聞いてくれる。

 

「俺が今回の事全て解決するから力を貸してくれ」

 

視点 あんじゅ

私はその言葉を聞いて彼を見る。彼は黒髪を流していて、その瞳は黒のままだった。いつものようにキツめの目付きだけどどこか優しいかった。

 

「助けてくれるの?」

 

「守る為に、お前を助ける為にここにいる」

瞬間私は彼に抱きついた。

 

あんじゅ視点 END

 

あんじゅが泣きながら俺に抱きつく。ひとまずこれでA‐RISEは何とかなるが問題は……と

俺はスマホに連絡が入ったので見ると、μ'sは何とかなりそうと言うことらしい。どうやら作戦をやる前に当事者達で話し合ってる時にことりが来たのでそのまま話し合いが落ち着いたになった。これでとりあえず何とかなったな。俺はあんじゅと外に出る、ツバサが泣きながらあんじゅに抱きつく。

 

「泣いてる所悪いがすぐに音ノ木坂に向かうぞ、今回の事でやる事がある」

だから俺の制服で涙を拭くな。二人を連れて音乃木坂に向かう、あんじゅは俺の服をつかんで離さないこうなった荒こいつは離さないので好きにさせる、さてあとは英玲奈だが、問題はエクスカリバーか小太郎に処理をさせるか。

 

 

 

 

「五発殴らせなさい。」

にこにそう言われました。

 

μ'sの真相

ことり視点

 

私は今穂乃果ちゃん達を呼ぶためにある嘘を言いました。部室には皆が集まっていますが、絵里ちゃんと希ちゃんと花陽ちゃんは知っているのでそんなに緊張はしません。

 

「皆に報告があります。ことりは今のμ'sは嫌いです」

 

「ことりちゃん?」

 

穂乃果ちゃんがこちらに目線を向けて来るが無視をします。とても心が痛いです。

「私はμ'sからはなれ「待ちなさい‼」にこちゃん?」

 

にこちゃんは私に近づいて来て、胸ぐらを

 

「雷太の事だからまたやるとは思ったわ……けどあんたがやるのは許さないわよ」

 

「にこどう言う「こいつは、自分からμ'sを壊そうとして私達を和解させるつもりなのよ」そんな」

 

どうしよう、にこちゃんの言う通りだからなに「ふざけんな」

 

「そんな方法すんなって それに今回私達が認めればいいだけでしょ」

 

「にこちゃん」

 

「海未たちの考えも私達の考えもどうせ無理よ」

 

「にこそれは「コカビエルに勝つ事ができるの‼」!」

 

「コカビエルに勝たなければ、A‐RISEは戻らないのよ。」

にこちゃんは私のスマホで雷太君にメッセージを送りました。雷太君に邪魔されたくないのだと思いました。ことりから手を離して席に着きます。その後はにこちゃんがこちらの思惑を全部喋って穂乃果ちゃん達は泣きそうになりながら謝って来ました。そして

 

「にこは普段バカだがこういう時は、天才か」

雷太君がA‐RISEの二人を連れてこちらにくる、呆れたような顔をしているがどこか安堵をしている。

 

「海未とにこ、真姫と穂乃果に言っとくぞお前達がA‐RISEの事考えるのは別にいいが……馬鹿みたいな事を言うなよ。コカビエルは歴戦の覇者だからな。俺以外に誰が勝てんだよ。」

 

雷太くんの言葉に悔しそうな顔をする4人、雷太くんは優しく言葉を出した

 

「お前らは自分達にできる事をしろ、お前らにできない事を俺がやる」

終わったとしてもまた立ち上がる

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

  俺はまた戦うぞ、神話勢力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある空間のある場所 

 

「また始まるのね、楽しい時間が」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

序章はお終い、これより語り継がれるの最強とうたわれた者たちの次元を超えた戦争という名の破壊である

 

 神話勢力曰く、「白き雷が黒きに染まるとき、次元を切り裂き世界を揺るがす。黒雷王」

 




語られるは、頂点なり


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戦闘準備、新たなる仲間

前回、あんじゅに視点を当ててハイスクールDxD感がないので今回はそっちに視点を当てていく(多分)


μ'sの仲違いや対立が終わってこれから本作戦に入る。俺はその為にラブライブ委員会と理事長にある事を言って音ノ木トリオに告知を頼んだ、これで作戦の後半は何とかなるので、俺は戦闘準備に入る。

 

音ノ木坂学院の部室には今A‐RISEの二人とμ'sさらに理事長がいる。理事長…ひなさんの話ではコカビエルは既に自分の部下を数人集めてこの街に来ているらしい、申し分ない

 

「作戦を開始する前に2つ言う事がある、まずひとつA‐RISEの2人は絶対戦場に出てもらう。次に戦闘場所は音ノ木坂学院だ」

 

この二つは重要だな、英玲奈にはA‐RISEの二人をぶつけたいし音ノ木坂学院ならコカビエルも来るはずだ。あとは、あいつを呼ぶなら音ノ木坂学院だな………不安しかない。

 

「雷太…コカビエルを必ず倒しなさいよ」

 

「あぁ、任せろ絵里、あいつらにもう一度教えないといけないしな。それに英玲奈もいないとA‐RISEにならないしあの事もできない」

 

そうだ、A‐RISEとμ'sが居る事で初めてできるのがあのイベントなのだから、その為にはコカビエルを倒す必要がある。

 

「絶対勝つわよ!」

 

「「「「「おおーーーーー」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

μ'sとA‐RISEの作戦会議が終わった後で俺はある男に電話をかける。そいつに頼みたいことがあるからだ

 

「なぜ、番号を知っている」

 

「うちの参謀は情報収集が趣味なんだよ、知ってるだろ」

 

「お前がコカビエルを狙う理由と一致してるだろ?手伝えヴァーリ」

 

白龍皇の力を使って確実にこの件を終わらしてやる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は雷帝と電話を終えて部屋に向かう、俺の部屋はアザゼルにも監視されていない。あいつからの作戦が俺の携帯に送られて来る。μ'sとA‐RISEの餌にして自分がコカビエルを撃つつもりか…噂通りだな。

 

「あの時、コカビエルは駒王学園で何かを認識して術式と結界を解いた。そのせいで逃げられた俺はそれを見てほっといたが雷帝は俺を見ていたとは考えられない。」

 

あの時、必ず何かを恐れた。出なきゃ俺がコカビエルを取り逃がさないはずだしコカビエルも逃げはしない。言い換えればコカビエルが恐れる程の者があの場所にいた事になる……コカビエルが恐れる程の者……「白雷」

 

俺はすかさずあの時の映像を解析する。コカビエルの感知範囲にいる者を調べるとある人物の影を見つける。

 

「ここにいたのか、白雷のメンバーのルアル・シルフィア」

俺が映像に出したのは低身長の銀髪の少女、仲間からはルシアと呼ばれている者である。

 

「コカビエル襲撃の際に何故こいつは何もしなかった?あいつの仲間ならば必ず神器は…………いや待て、だからこそなのか?ルアル・シルフィアあいつは元からこれを」

 

とにかく俺は直ぐに音ノ木坂学院に向かうおう、雷帝との合流は確かあの場所だったな。

俺は部屋を出て転移魔法陣を使い秋葉原に向かった。ここから歩いて音ノ木坂学院に向かうこの街は賑やかでいいが所々からラブライブの話………ん

 

「聞いた?μ'sとA‐RISEのマネージャーがラブライブ決勝を行おうとしてるって、」

 

「聞いた~せめて参加できる高校だけでも参加してラブライブ決勝をやろうとしてるんでしょ」

 

「しかもラブライブ委員会も協力してるって、参加資格もスクールアイドル限定ってなんかいいよね」

 

ラブライブ決勝を……そういえば

「お前に協力して欲しいのはコカビエルとその後のイベントだ」

 

雷帝はラブライブを行いたいのか?だがそんなこと「ねえ?」

俺は直ぐに後ろを振り向かなかった。殺気が濃密すぎるから

 

「そのままで聞いて音ノ木坂学院を探しているの、教えてくれないヴァーリ・ルシファー」

 

俺は後ろを軽くむくとそこにはルアル・シルフィアがいた、何故こんな所にいるんだ‼しかも殺気を放しながら

 

「拒否はできないわよね」

 

「案内しよう。」

俺はこいつと会話をしながら音乃木坂を目指していた。聞くところによるとこの女は個人的な目的とは別に命令で来ていることも話していた、さらに

 

「支配?」

 

「ええ、私が雷太と出会ったときに目覚めた神器よ、物質を操る神器なの」

 

「それで何が、」

 

「わからない?エクスカリバーも物質よ、」

つまり、エクスカリバーを操るという事か、そんな事ができれば確かに脅威になるな………脅威の集団[白雷]

 

「………あんたは?」

 

「なに?」

 

「あんたは何が目的なの?コカビエルを逃がす判断をしたのはアザゼル……戦闘を行ったのはグレモリー眷属…笑える話ね!自分の実力を過信せずにいるのに弱者の手のひらで踊っている道化……」

 

 

「私と手を組まない?」

 

俺にとっては魅力的な提案だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音ノ木坂学院 生徒会室

1人の男がそこで、ある事を考えていた。

 

「万が一にも英玲奈が戻らなかった場合は誰かがやんないといけないな……最もそれがなければいいのだが」

 

雷太は1人何も無い天井を眺めていた。それは最悪の事態を想定した顔になっていた。誰もが信じている雷太の作戦のひとつの間違い………

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

統堂英玲奈がA‐RISEの言葉でも戻らないと言うこと

 

 




最後は不穏な空気になりましたね。
すいません更新遅れました。

次回から戦闘に移りたい←(願いかい( •̀ •́ゞ)ビシッ!!)


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月光校庭のSTART:DASH!!決戦1

タイトル通りの決戦です

タイトルの1とは決戦は場面別にするのでその一つめと言う意味です。




月光が指す校庭に 二人の人物がいる。1人は白龍皇そしてもう1人はルアル・シルフィア(ルシア)である

 

「結界は」

 

「貼り終わった」

 

二人は雷帝の指示で戦場を作り替えようとしている。ヴァーリの結界は最上級の実力者クラスでないと壊す事ができないもので在るため今回の作戦にはピッタリである。ルシアは最悪の場合にエクスカリバーを使うために力を温存している……そして、時がスギヨウトしている。

 

「雷帝の力をまじかで見れる時が来るとわな」

 

「あら?嬉しくないの」

 

「嬉しいからこそお前の提案を飲んだんだ、必ず約束は果たせよ」

 

「任せなさいよ。ちゃんとやらせてあげるわ」

二人はは予めある契約をしていた。表立って行動しない代わりに今回はこちらに指示に動くようにと、ヴァーリに言ってあるルシア……その見返りとして最強と言われている人物と戦わせると言う事。ヴァーリにとってはまたとない機会である、実際に白雷と戦闘をしたいと言うもの達は多くいるがそのほとんどが戦えない状況にある。単に白雷達が戦闘を好まないだけだが、今回のような事態では自分達を餌にしてまでも事を起こす。それが雷太達である。

 

「結界の維持は面倒だな。お前はしないのか」

 

「私は、別の事」

 

二人はそれぞれの持ち場に着く、これからは始まるのは白雷の戦闘である。

 

side●●●

 

やれやれ、あいつらはまだ動くのかよ。俺の苦労も考えて欲しいぜなんせ……ドラゴンを仲間に引き込むなんて、本当に何考えてんだか?まぁいいけどねこっちの方がしょうに合ってる。 コカビエルの方が楽ではあるけど、こっちのドラゴンの方が楽しめるな!さてさて、また俺に挑んでくるのか?最強の邪龍と歌われた「クロウ・クルワッハ」はいいけどね俺は楽しければそれでいい。人生は楽しんだ者勝ちってよく言うでしょ、まさに俺はそれであると言えるのよ 。

 

だって一度きりの人生を何度も歩めるのは神だけと言われているからね。さぁ始まるよ。物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  時は来た、俺……雷太は静かに目を開けた。俺の隣には希が俺の肩を枕に寝ている、こいつ……μ'sは今回の戦闘に参加したのは俺の意思である(みんなの親には話してある)今回のような事にはなるべく巻き込みたくないが仕方ないな

 

「起きろ、時間だ」

 

希を起こして外に出ようとする。希は眠そうにしてるがまぁすぐ目を覚ますだろ………ルシアが気になるなあいつは俺の指示を聞く気はあるけど、余り積極的じゃないからな。

 

「眠いやん」

 

「知らん」

 

希を連れて外に出る、服装は音ノ木坂学院の制服を極限まで強化したものである……と言いたいが何とUTXと音ノ木坂の制服を合わせたような物だ、今回はA‐RISEとμ'sが合同なのでそのように作った(あんじゅとことりがノリノリで作った)腰に刀を差し外に出る。

 

既に小太郎のおかげで1、2年生はマンションの外で待機している。待ってる所に行くと絵里とにこも到着した、みんな指定の制服を来て「来たわよ」

 

「来たか、ツバサ、あんじゅ」

 

これで揃った。俺たちは音ノ木坂に向かう、夜の暗闇は月の光で照らされる。俺達は光に照らされた道を進む、時折振り返るとみんな顔はしっかり前を向いている。

 

「大丈夫そうだな」

 

しばらく歩いて音ノ木坂に着く。予め協力者に頼んで結界を貼ってもらった。(壊れた物は修復して後で堕天使に請求する。10倍で)

 

「ライブとは違う緊張ですね。」

 

「雷太君が小太郎君と戦ってる時よりも怖い感じがするね」

 

「海未ちゃんと穂乃果ちゃんの意見に賛成かな~でも逃げないよ」

 

海未の言葉に穂乃果が意見を足して、ことりが賛成する。他の奴らも同じような物だろう。ツバサとあんじゅは英玲奈を心配してるのか悲しそうな顔である。

 

「その感情を忘れるな!作戦の確認だ。基本戦闘は俺と小太郎で行う、お前達の安全は基本小太郎が守るがμ'sに限り途中で逃げても構わない、ヴァ…協力者には時間まで来んなって言ってあるし途中で逃げる奴を保護しろとも言ってある。ツバサとあんじゅは英玲奈奪還の為に逃げるな!俺はコカビエルとその部下の戦闘に使う。英玲奈は小太郎が担当しろ、いいか?最重要は英玲奈奪還だ」

 

俺が改めて作戦を言う、μ'sの役割は予め言ってある。ここで言わないのはA‐RISEにも言えないからだ、英玲奈は戻ることを優先的に考えよう……………最悪の場合はヴァーリとルシアに任せるか、さて行こうか。

 

 俺達が校庭に着くと今回の元凶さんは空中の椅子に座っていた。近くに英玲奈の気配を感じるが今は

 

「よお、コカビエルさんや、久しぶりだね」

 

「噂の雷神か、お前との戦いを楽しみにしていたぞ」

 

「それは、s「死ね」おおっと」

 

話の途中で英玲奈が切り込んでくる。ご存じのエクスカリバーである。

 

「兵藤…雷太」

 

「俺の事は覚えているか」

 

俺は雷神の刃で受け止めながら質問をする

 

「なんで闇に落ちた?」

 

「ラブライブ、そこが私のすべてだった。」

 

「英玲奈、お前たちはなぜ虚実だと言わない?お前達の実力は本物だろう」

 

「だれが信じる!!!」

英玲奈はさらに切り込んでくる。透明や擬態を巧みに操り、決め時は破壊で押し込んでくる。

 

擬態と透明は何とかなるが破壊は、めんどいな

 

「私も二人も言いたかったさ、けれど」

 

英玲奈の踏み込みと同時にこちらにかけてくる。速さと破壊に透明の力を合わせたのか濃密なオーラでありながら刀身は見えなかった。ただし、時折英玲奈の踏み込みでは考えられないほどのクレーターが出来上がる。

 

「だれも聞かなかった」

英玲奈が振り下ろす斬撃を雷神の刃で向かい打つ、攻めと攻めのぶつかり合いで周囲に衝撃が走る

 

「だから、私たち「そこまでだ」なに」

俺と英玲奈の打ち合い小太郎が入る。

 

「雷太、お前の獲物はコカビエルだ。こいつは俺と二人でやる。」

小太郎が刀を向ける

 

「君の考えの間違いを教えてあげよう」

 

小太郎と英玲奈の打ち合いが始まる。英玲奈の所有者もその能力に目覚めさせるエクスカリバーの力を巧みな技と独自の動きで翻弄する、こいつらは任せていいな俺はコカビエルに向き直る。

 

「俺と戦いたなら、後ろの奴らは狙うな」

 

「ふん、俺の部下が狙うかもな?」

 

「そん時は別の策を用意する」

 

「さて、少し話そうか」

 

「何をだ」

 

「知りたいだろう、俺とあいつの出会いを」

 

「興味ない」

 

俺はコカビエルに切りかかるが、歴戦の覇者はそれを体を逸らし最低限の動きでよける(俺の微量な雷もよけている)俺も交わされた反動を利用し向きを変えて攻撃を加える。

 

「ふん、さすがに」

 

光の剣で防ぐコカビエル、額には汗がにじみ出ていた。

 

「人間の身でこれほどの動きか、あそこの小娘どもは狙えんな」

 

「諦めて俺に集中しろ、五分と持たんぞ」

 

「ああ、諦めるさ……俺はな」

 

「はぁ?」

 

「逃げろ、お前ら」

 

俺は叫んで、ことり達を逃がそうとする、もう一つの可能性が出てきた、こいつらの仲間になったか

 

「だれだよ、お前」

 

ことり達は何とかよけて、そいつから距離をとる。そいつは栗色みたいな色の髪をツインテールにしていて服装は教会の奴が着るようなものに首には壊れたなんかのもの、あいつは確か

 

「教会所属のエクスカリバー使い…紫藤イリナ」

 

教会所属の戦士であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         月光がきらめく校庭の元に集まった戦士達、

 

        「漆黒の女王」の力を持つ「兵藤雷太」

 

        「白龍皇」の「ヴァーリ・ルシファー」

       

        「嬢王」の「ルシア」

 

  そして…「歌姫の巫女」 「南 ことり」「優木 あんじゅ」

 

 

月光校庭のSTART:DASH!!決戦2【朽ちた聖剣使いと新たなる神器 その名も剣王

 

 

 




盛り上がってまいりましたーーーーー


なわけあるかーーー(#^ω^)なんだよ三千文字ってしかもまだ決戦1ってしかも決戦は話数が進むにつれて増えるからいくつになるか知らんよ、てか一日に二話ってしかもたぶんさ多分だけど話進に連れて絶対文字数も増えるやん、もう、絶対次はイリナを倒してやるからな(無理だろ)


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月光校庭のSTART:DASH!!決戦2【朽ちた聖剣使いと新たなる神器 その名も剣王

目指すな三千


コカビエルとの戦いの途中で紫藤イリナが現れる。俺は直ぐにイリナに戦闘しようとするがコカビエルが邪魔すぎる。

 

「ち、小太郎」

 

「何とか」

 

小太郎はお得意の速さを使い攻めいろうとするが英玲奈に阻まれる。

 

「喰らえ、雷雨」

 

俺はイリナに雷を浴びせる。イリナは避けきれずに一撃浴びるも攻めてくる、そこで

 

「みんな、バラけて」

 

絵里の言葉で皆がバラける。素人の作だ

 

「小太郎‼直ぐにイリナの方に行け!あいつ神器を持ってる。」

小太郎は直ぐにイリナの方に行き、俺は英玲奈に雷の檻を作りコカビエルに牽制をする。

 

「よく気づいたな、そいつは聖剣創造(ブレード・ブラックスミス)の所有者だ。皮肉なもんだ教会を追放された者が聖剣を作る神器に目覚めるとはな」

 

「教会を追放ですって、どうゆう事コカビエル」

 

「お前達μ'sとA‐RISEは知らなかったか……先の駒王学園の戦いにて、聖剣使いの二人は教会を追放されたのさ。」

 

教会を追放……その事実にμ'sとA‐RISEは戦慄している。なるほど、捨て駒らしく捨てられたか……けど

 

「それは、余りにも理不尽すぎます」

 

「そうやん!いくらなんでも酷いんちゃう」

 

「天界の考えなど知ったことか、まぁ…ミカエルは反対してたみたいだが。」

 

「お前が拾ったわけだ」

 

「最重要機密である神の死を話したらな………俺の手駒としては弱いが統堂英玲奈の援護としては役立つだろうな」

 

矢張り神は死んでいるのか……μ'sとA‐RISEには予め話してあるが教会所属の者からしたら………

 

「だがしかし、あの時駒王学園での戦いでもう1人のデュランダル使いの方は悪魔になってしまった。そうでなければ今ここにいたのに………な‼」

 

「ちっ」

 

コカビエルが俺に光の剣を向けてくる。速さとパワーを利用して俺に切り込んで何度も打ち合う。

 

「俺は、怒りでどうにかなりそうだった。あの時もそうだ結局俺達は、誰も殺せなかった」

 

「魔王の妹を殺せば、サーゼクスやセラフォルーが来るはずだったのに」

 

「ルシアに邪魔されたか」

 

雷神の刃の雷を周囲に展開して、振り下ろす。雷は従うように落ちていくが地面に当たる前に消えていく。

 

「そうだ、だからお前達を狙った。雷神の刃の所有者を殺して神器を奪えば俺を狙わざるを得ないからな。」

 

「随分とメルヘンだな」

 

俺とコカビエルの攻防は続く。コカビエルの光の剣の剣戟を雷で防ぎ、刀を振るうが最小限の動きで避ける。その隙に雷がコカビエルを襲うが、翼で防ぐ。防ぎ切らないので多少のダメージは入る、そして刀を横薙ぎで振るうが魔法陣で防ぐ魔法陣事切り裂くも雷は避けられる。

 

「流石に歴戦の覇者に余りに通じんか」

 

「言ってくれるな、正直な事を言うなら雷しか避けられれんしかも雷も生き物のように動くので避けづらくなっている。」

 

「なぜ、英玲奈を巻き込んだ」

 

「都合が良かった。μ'sやA‐RISEと言ったスクールアイドルの存在は知っていた、雷神の刃の所有者であるお前が彼女達と共にいるのだからな。堕天使内でも彼女達に近づこうとしたがお前を敵に回すことになる」

 

「その時にランキングの偽装事件か」

 

「そうだ、あれは都合が良かった。おかげで統堂英玲奈が手に入った。後はお前を倒して神器をいただく。」

 

コカビエルもこいつらがスクールアイドルと知っていると言う事は他の勢力にも知られている可能性があるなけれど気に食わん!なぜ彼女達に近づく

 

「μ'sは特に三大勢力でも有名だった。赤龍帝の弟であるお前のお気に入りだからな」

 

光の槍を投げてくるが、刀で防ぐ。こいつ

 

「俺は赤龍帝の弟と呼ばれたくはない、せめて、雷神の刃と言え」

 

「ふん、そんなに嫌か?」

 

「嫌だね」

 

俺とコカビエルの攻防は続く、光の剣や槍を使ったコカビエルの攻撃を雷で防ぎ、雷や刀で攻撃をすると体を捻って避ける。一見拮抗してる見えるがコカビエルは息を切らしていた。

 

「流石に……強いな」

 

「浮遊魔法に限界が近いが………まぁさして重要ではないな」

 

「怪物が……」

 

「よく言われる」

 

俺とコカビエルの戦闘は、空中で行っているが地上では………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地上戦 小太郎、μ's、A‐RISE VS イリナ、英玲奈

 

「流石に辛いな」

 

俺、葉山小太郎は地上で二人の戦士と戦っていた。元教会の戦士、紫藤イリナとA‐RISEのメンバー統堂英玲奈、ふたりともそれほどまで強くないが、作戦の都合上このまま二人を倒しても意味は(………いや紫藤さんはいいのか?)

 

「なんでさっきから……私に攻撃をしない、葉山小太郎」

 

統堂さんが俺に聞いてくる。俺自身は攻撃してもいいのだが………雷太とA‐RISEが泣くな、兎に角どのような手を取るべきか……

 

「私を……私を無視するなーーーーー」

統堂さんが、俺に剣(エクスカリバー)を向けてくる。確か透明に夢幻に破壊に擬態に速さだったな、さてとおそらくだが破壊と透明だな。

 

「無視するつもりは無いよ」

 

下半身に力をつけて刀で受け止める。流石に神器で作った刀は頑丈だな、ダメージもない(はずない)今右手に刀を持っているので、左手に刀を作り聖剣と刀の微妙な隙間に剣先を通す。統堂さんは目を見開いて顔を必要以上に後ろにするその反動で体も後ろに逸れるがステップの動きで倒れるのを防ぐ。

 

「(流石に運動神経がいいな、けど)」

 

「甘い、」

 

紫藤さんが後ろから切り込んで来るが、姿勢を一瞬低くして上に飛ぶ、フェイクの動きで相手を翻弄するのは凪姫で慣れている。紫藤さんが目を取られている隙に小刀を複数作り服の微妙な隙間に打ち付ける。

 

「くっ」

 

「剣士が背中をつけて拘束か……」

 

「何が言いたい」

 

「なぜ堕ちた」

 

「この、」

 

「ごめん統堂英玲奈は俺の相手ではなくてね」

 

切り込んでくる人を受け流して彼女の動きを牽制する目的で刀を作る。英玲奈の周りには俺の刀が食い込む行動がこれで活動できないはず

 

「このおおおおおおおお」

 

紫藤さんが、叫びながらこちらに向かってくる。なんかこの子引っかかるんだよな、なんかこう誇りが…誇り?

誇り?そう言えばなんでこの子はなんで、コカビエルに教会の剣士なら堕天使のコカビエルに従うなんてまぁ、剣士としてのほこ…そうか 俺は紫藤さんの剣を受け止めて聞く

 

「教会剣士としての誇りが、折れたか?」

 

「うるさい」

 

紫藤さんが剣劇をさらに激しくする。打ち合う度に火花が走るが彼女の顔は険しくも悲しくなっている、やはり教会いや、剣士としての誇りを砕かれたか。

 

「教会に裏切られて、剣士としても負けたのが堪えたか」

 

「貴方に何がわかる!」

 

紫藤さんがさらに剣劇を激しくする、彼女も随分お怒りのようだな。残像が見えるほどの速さだが俺にとっては遅すぎる。

 

「俺は剣士としてはレベルが低いかもしれないが、俺の剣は折れてはいない」

 

「何を」

 

紫藤さんと俺の剣劇はさらに激しさを増す、近くにいる子たちにも火花が散りそうになるが俺の刀は折れない

 

「俺の刀は、俺の誇りは雷太に誓った際に確認してある。刀を折られる時は俺が死んだとき!俺が誓いを果せなかった時だ!俺が死なない限り折れることはない。」

 

「私は、私は、」

 

「迷ったな、その時点で剣士としては三流以下だな」

 

「うるさい」

 

「剣士が剣を折られる時は二つ、死ぬときと自ら折るときだ」

 

俺は刀をふり彼女の剣をはじき飛ばす

 

「君はその二つとも違う!死んでもいないし、折ってもいない!」

 

俺の刀が彼女の作りだす剣を砕いていく、

 

「君は、君の剣を」

 

俺の刀が剣を完全に砕き彼女に振り下げる

 

「自ら捨てたんだ!」

 

俺の刀は彼女の目の前に止まる

 

「君は剣士としても戦士としても、負けたんだ」

 

「私は、」

 

俺は彼女に覚えがある、正確には彼女の状況に俺だって昔…刀を折りたかった、俺の刀は折るべく物になっていたのに折れなかった…【刀を折りたい、俺は】昔の自分を見ている気分だな。結局答えは簡単だった

 

「剣は折れなかった、折るべく時でも俺は折れなかった」

 

「俺は剣士だ、どんな時でも…自分の主に友に従うさ」

 

「俺は、黒き嬢王の白雷 葉山小太郎だ」

 

俺は迷わない、俺は剣士だから

 

「わた、私は」

 

「イリナ、また昔のように一緒にいないか、」

 

「なんで」

 

イリナは驚愕の表情をした、昔の事であっても忘れないさ

 

「剣士は埃を持っている、俺の誇りは」

 

俺の、俺達の言葉は変わらない

 

「護るために戦う事さ」

 

俺の言葉に、イリナさんだけでなく、高坂さんたちや綺羅さんたちも目を見開く。そうか雷太も言ってたんだな

 

「私は、また」

 

「なれるさ、本当の意味の剣士にさ」

 

「はは」

 

イリナは安らかな表情をして目をつぶる、死んだわけではない。コカビエルの術が解けたのだこれで彼女は本当の剣士になれるだろう

 

「さて、英玲奈さん?次は君だね。絵里さんイリナを頼む俺たちの昔なじみなんだ。」

 

絵里さんはわかったと言って、イリナさんを皆が待つ場所に連れていく。これであとは

 

「優木さん、綺羅さん、準備しといて。時間は作るよ、百雷 葉山小太郎」

 

「エクスカリバー使い、統堂英玲奈」

 

俺たちの間に緊張と張りつめた空気が走る。

 

「行くぞ」 「参る」

 

聖剣エクスカリバーとぶつかる無幻の刀

 

「神器崩壊、現れよ」

 

俺の神器が崩壊をはじめて、新たに形成される

 

「神刀 剣王」

 

 俺の手に新たなる刀が形成される。刀身の長さは普通の太刀と変わりないが刃は白く他は黒くなっている、唾は雷の紋章のようになり全体に白と黒の混ざったオーラが出ている。神器の禁じられた技「神器崩壊」

それにより生み出された新たなる神器「神刀 剣王」 最強の刀である




やったぜ、イリナを倒したぜじゃねええええよ

なんだよ約四千文字ってしかも後半小太郎が主人公になっているのではないか!てかなんなの個人的に剣士のイメージって剣に誇りをのせて戦っているってイメージがあるし死ぬときは剣と共にってイメージがあるし。
 
 個人的に小太郎君の生き方って「刀に誓って生きて死ぬときは誇りを捨てる時」イメージがあるんですよ、因みに最初の設定ではエクスカリバー使いになるのは絵里ちゃんで雷太がそれを助けて小太郎がコカビエルを切るっていう感じだけど、英玲奈って多分エクスカリバー使ったら似合うんじゃねって思って英玲奈を助けるために綺羅さんと優木さんにしました

 次回は…英玲奈奪還にしようかな~ルシアさんも出さないといけないし決戦は当初は三部作の予定なのにあ、くそ神父出そうかな

今度こそ目指せ、三千未満


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月光校庭のSTART:DASH決戦3「護る刀と滅する刃」

新たな、キャラクターを登場させます



 月光が降り注ぐ校庭で二人の人間が対峙する、一人は刀を持つ男 一人はエクスカリバーを使う少女、今宵ここで行われている決戦の主となる戦いともいえる。

 

 「英玲奈」

 

私、綺羅ツバサは二人を見ていることしかできない。力を持たない人には何もできない、何も、二人の剣劇は激しさを増す一方であるエクスカリバーの能力を駆使して切り込む英玲奈

刀と体術を使い英玲奈を翻弄する

 

「イリナに剣術を習ってないな、剣を振るだけなら阿保でもできる」

 

「なんだと」

 

「エクスカリバーの能力は、透明に破壊、速さに擬態、祝福に夢幻、支配、この七つの能力の内の五つの能力しかない。一見すごそうに見えるが実は単純な能力の集まりでしかないんだ、基本的に剣そのものと所有者にしか効果が及ばない。君は透明と擬態と破壊を良く使う当然だな戦闘初心者の君は速さと夢幻の実用性がわからないだから単純な力しか使わない」

 

図星をつかれた英玲奈は顔をしかめる、なにやってんのよバレバレよ

 

「エクスカリバーの能力で一番強いのは支配だ、その力が欠けた剣に負けはしないし」

 

「この「なんで俺しか見えていない」何?」

 

「君は目の前に突撃しすぎる、それは目の前しか見えていないからだ」

 

英玲奈は、目の前にしか見ていない?なんで

 

「なぜ、そう思う」

 

「エクスカリバーの能力はさっき言った通りだ、けれど擬態の能力の裏付けとして{擬態しても切れる}という点だ、君がその気なら絢瀬さんや綺羅さんたちを切れるはずだ。擬態で鞭のようにしてな」

 

「なるほどやん」

 

「どゆことにゃ?」

 

「擬態の聖剣はその名の通りいろんなものになれるやん。けど剣である以上刃はあるんちゃん?擬態をちゃんと使えるのであれば」

 

「そうか、英玲奈の神器は」

 

「持つ武器の能力を強化する。擬態の性能も強化できるよな」

 

英玲奈は図星をつかれたような顔をして、後ずさりしている。小太郎君の冷静な対応と観察力がなせる技ね

 

「君の弱点は、能力をつかいこなせこ

 

「ちょーんぱ」

 

「っ!」

 

何が起こったの‥小太郎君の後ろから白髪の男が出てきて切りかかる。小太郎君はそれを受け流す

 

「だれだ、」

 

「ぼくちんは~「やっぱ黙れ」ぐぴゃ」

 

話の最中に切りかかる小太郎君。気持ちは分かる

 

「無視するな、」

 

「よっ」

 

「おまけでほい」

 

「と」

 

二人の斬撃を上手くかわして、受け止める。英玲奈と不審者の攻撃には目を当てていないただ

 

「フリード君っていうんですけど、「しゃべるな」ひどいな」

 

「お前はどうせコカビエルの部下だろ、消す」

 

「ひどいな~って」

 

「貴様」

 

フリードと英玲奈の攻撃は小太郎君に当たらない、小太郎君はこちらに目線を送ってくる。何度も送っているので理由はわかる。フリードがこちらを攻撃しないようにわざとしているのだ

 

「さっきから目線がおかし「だろうな」ぐわっ」

 

フリードがこちらを攻撃するタイミングに合わせて攻撃を加える。

 

「悪いが終わらせる」

 

「てめえ」

 

小太郎君が刀をしまい抜刀の姿勢をとる。その瞬間空気が切られた様な感覚によう、フリードが襲い掛かる

 

「死ねぇーーーくそイケメン」

 

「音乃木坂剣技 一刀…穂乃果! 焔一閃」

 

フリードの攻撃が当たる瞬間、小太郎君がフリードを横一線に切り裂く。あれは雷太君が言っていたものだろうか?確かここに来る前に考案した技だと、抜刀と同時に横に回転して浅く切り込みを入れるもう一度向き合う時に相手と距離を取り回転した方向とは逆のほうに刃先を向けて横一閃に敵を切り裂く技、二撃分の攻撃を受けるので相手は傷口が通常よりも熱を持つ。

 小太郎君が放った技にフリードは意識を失った。

 

「かかってこい、統堂英玲奈」

 

「葉山小太郎ーーーーーー」

 

エクスカリバーを駆使して切りかかる英玲奈に対して、刀で応戦する小太郎君。エクスカリバーは様々な能力を

持っているのに対し

 

「君の本当の神器は「祝福の火」と呼ばれる神器だ、聖性とでもいうのかなそっちの関連武器を強化するものだよきみはそれをなんとなくでしか使えないのさ」

 

「何」

 

小太郎君は英玲奈と打ち合いながら話す、小太郎君なんで

 

「なぜわかる」

 

「神器に関してはプロなんでね」

 

「それにしても」

 

「葉山君は」

 

「すごいです」

 

東条さんとあんじゅ、小泉さんが言う。確かに小太郎君はすごい擬態で変えたであろう鞭に対して太刀をしまい小太刀で応戦する、透明で消した剣に対して片手に刀を三本持ち一本飛ばし二本目を足元に放し気を取られた好きに残りの刀で打ち放つ。冷静に対応して英玲奈の体力を削りに言っている。

 

「はぁ、はぁ」

 

「もう限界だな、」

 

「うるさい」

 

「ラブライブは、まだ終わっていない」

 

「!!」

 

「正直君たちのグループ名は知らない、けれど君たちがラブライブにかけていた思いはきっと大きいのだろうな」

 

「だったら」

 

「で、それがどうした」

 

「何、」

 

「ラブライブがなくなっただとそれがどうした」

 

小太郎が言っていることは分かっている。雷太にも言われた事だ、ラブライブがなくなっても終わった訳ではないのだから解散騒動させるなと、ラブライブはもう一度できると

小太郎君と英玲奈は打ち合いながら話を進める

 

「甘えるな、事実に」

 

「うるさい、私達は歌のために」

 

「なおのこと、君は向き合え!歌う事はできる」

 

「できん」

 

「なぜ決めつける!」

 

小太郎君と英玲奈が叫びながら打ち合いお互いの意見をぶつける。小太郎君の言葉は私達スクールアイドルに響いていく

 

「ラブライブはまだ終わっていない」

 

「終わったんだ」

 

「終わっていない、俺たちが終わらせない」

 

「戯言だーーー」

 

英玲奈は半ば狂乱になり突っ込んでいく恐らくエクスカリバーの力を使っているが、小太郎君はいなした

 

「防御技 無音世界」

 

英玲奈の斬撃に対して流れるような体裁きで受け流す、音を出さずに行う技、まさに無音世界

 

「終わらせてやるよ」

 

切り込む英玲奈に対して、刀を構える小太郎君。刀を右斜め下に向け上げる

 

「唸れ!龍天」

 

切り上げをよけきれないほどの速度であるため、英玲奈は

 

「きゃああああああああああ」

 

攻撃を受けた

 

「浅く切り込んだから、傷はのこらん「なぜだ」ん?」

 

「なぜ私は負けた」

 

小太郎君は、悲しそうにつぶやく

 

「少なくとも、俺は自分が勝ったなんて思っていない。俺は君を救いたかっただけだ」

 

「なんでだ」

 

「だれかを守る俺たちはそのために戦う」

 

小太郎君はこちらに歩み寄る。小声で私とあんじゅに「君たちの番だ」と言ってきた。私たちは英玲奈に歩み寄る。

 

「英玲奈」

 

「ツバサとあんじゅ」

 

「ねぇ、なんでコカビエルに?」

 

「ラブライブを開催が条件だ、エクスカリバーは使えたのがわたしだけだった。」

 

「ラブライブか、私はいいかな」

 

「あんじゅ」

 

あんじゅに向き直る、月明かりに照らされたあんじゅは神々しく感じた。

 

「また、二人と歌えればそれでいいかな」

 

「だって、」

 

あんじゅはこちらに向いて優しく微笑む

 

「二人が好きだもん」

 

泣きながらの笑顔に私と英玲奈も涙がこぼれる

 

「わた、私は、」

 

「わかってるよ、また始めようよ。英玲奈、ツバサ」

 

あんじゅの言葉に頷く私、涙で前が見えなくなるけど

 

「私もまた二人と歌いたい、みんなと一緒に」

 

私たちは泣きながら、抱き着いた。

 

 

 

 

 

 

 

side 小太郎

 

英玲奈さんとの戦闘を終えて、絵里さんたちの元に行く。イリナも目が覚めていてこちらに向き直る

 

「相変わらずだね」

 

「ああ」

 

俺とイリナは本当に久しぶりの会話になる。絵里さんに向き直り

 

「ここからは、雷太がなんとかしますよ、あの事も」

 

「ええ、それならいいけど」

 

「コカビエルはともかく、この学校にある術式はルシアが解除していますが、」

 

「問題は、このあとね、希と真姫は準備できてるわ」

 

絵里さんの言葉でこの後の計画に終止符を打つためになんとか動くか、イリナの神器と英玲奈の神器があれば何とか

 

「よけろーーー」

 

俺の言葉にイリナが動いて皆を守る,俺もイリナの所に向かう

 

「フリード」

 

「ただで終われる「落雷斬」は、」

 

突如フリードの頭上から落雷が下りてくる、フリードは動かなくなった。上には雷太とコカビエルが戦闘していた雷太はコカビエルを倒さない程度に手加減をしていた。

 

「フリードの他にもいるだろ出てこい、」

 

俺が言うと片翼の堕天使が二人出てきた

 

「きゃははははは」

 

「やだやだやだ」

 

テンションが高い二人の堕天使、どちらも小顔の女の子であるし、そんなに実力も無いように思える一人は青い髪に、一人は赤い髪である

 

「コカビエルの部下か?」

 

「そうだよ、、、」

 

青い髪の子が答える、赤い髪に比べるとテンションが低いな

 

「きゃはははははは、私たちはコカビエル様に賛同したんだよ」

 

赤い髪が入ってくる、

 

「戦争なんて、楽しそうじゃん」

 

「人間程度の実力のくせにか?」

 

「だからだよっね 二コラ」

 

「うん、テスラ」

 

赤い髪の頭悪そうなのが 二コラで、青いのがテスラか

 

「まぁ、実際にはアザゼル様の命令だけど」

 

「アザゼル様、、絶対」

 

「きゃはははははは、音乃木坂の実力とコカビエルのくずの末路だって」

 

「随分簡単に話すな?」

 

二コラは回転しながら話す

 

「だって、コカビエルじゃ勝てないし、久しぶりの外だし」

 

「音乃木坂の神器使いの危険性、把握重要任務」

 

この二人には、重要という言葉の意味が分かっていないな

 

「だから、遊んでよ」

 

「私達、人間以下の可能性」

 

「神器の戦闘しりたいな~」

 

二コラとテスラはこちらに悪意は持っていないか

 

「もし相応の実力がなかったら?」

 

「さぁ」

 

「任務再確認、実力を測るだけ、」

 

「俺じゃだめか?」

 

「否定」

 

「ダメダメ、お兄さん強いもん~お兄ちゃんって呼んでいい」

 

俺じゃだ「ええよ」

 

「希さん、」

 

「ウチと真姫ちゃんが神器を持ってるからそれでいい」

 

希さんが二人に聞く、二人はこちらまで聞こえる声でそうだんして、「いいよ」と言ってきた敵ながら心配だな

 

「コカビエル様~、私達うらぎるねーーー」

 

「頑張ります」

 

希さんと二コラが向かい合い、真姫さんとテスラが向かい合う

 

「お姉さんきれいだね、おねいちゃんって呼んでいい?」

 

「ええよ~」

 

軽すぎない、

 

「お願いします

 

「ほんとにやるの」

 

「悪いけど最大限のサポートは「いいよ」いいのか?」

 

「私達も戦い初めて、」

 

「よろしくね~お兄ちゃん」

 

大丈夫かよ、まあいいが俺は二人につくようにして構える

 

「恨むなよ」

 

「泣くだけだよ、私がお兄ちゃん」

 

「頑張ります」

 

始まるのは歌姫と堕天使の戦い?である

 

 

 

 

 




出ました新キャラ 二コラとテスラ、お察しの通り「二コラ・テスラ」が名前のモデルです

因みに二人は下級以下の実力です(男子高校生の平均的な能力)

英玲奈が帰ってきました、そしてタイトルの話に触れるような展開になりました、走り出す時は近いかも


次回 決戦4 歌姫の戦闘と堕天使の契約




なげぇよ、まだ終わりが見えない


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月光校庭のSTART:DASH決戦4「歌姫の戦いと堕天使の契約」

双子の堕天使ちゃんの戦闘とμ'sの戦闘です。


 月光が降り注ぐ校庭での決戦は予想だにしない事態になっていた、双子の堕天使「二コラ」と「テスラ」対峙する「西木野真姫」「東条希」今歌姫たちの戦闘が開始する。

 

 

 「あはははははは、やろうか、」

  

  「やろうか」

 

堕天使の二コラが楽しそうに叫ぶ、私は希と真姫の戦いを見ていることしかできないふっ、なにが、「かしこい かわいい エリーチカ」よ何もでき「えりいっぃぃぃぃ」

 

「雷太、」

 

「堕天使は二人と小太郎がなんとかする、お前はイリナを頼む、」

 

雷太が私に向かって叫ぶ、人の心配をする余裕があるのね。私はイリナに近寄りけがの具合を見るイリナは大丈夫と言ったけど多分うそ「アルク」!

 

「なに!」

 

「二コラさんの攻撃が始まって、希ちゃんがよけようとして小太郎さんさ防いでいます」

 

花陽の言葉で、見てみると二コラの上空からの連撃を小太郎が刀で防ぐ、光の槍を刀で切り裂き希を守ろうとしている。希自身は、二コラの動きを追っている、私たちは雷太に神器の事も聞いていて戦い方もあらかた教わっている(それでも、戦闘では素人だし、神器がうまく使えないのは変わらない)真姫の方は、テスラが逃げ腰で周りに警戒している、

 

「戦く気はあるのよね」

 

「ある。でも喧嘩は嫌い」

 

テスラは、戦闘があまりやりたくないのね。真姫は距離をとりつつ呼吸を整えてる。偉いわね雷太は呼吸は必ずしてくれと言っていたわね。

 

「あははははははははははははははははははははははははははは」

 

「この、」

 

「元気やねぇ」

 

二コラの攻撃はさらに激しさを増す、強めの雨から台風並みの雨に変わったような感じね

希は、のんきにしてるわね

 

「小太郎君、ここは任せて」

 

「いいんですか」

 

「白龍皇君や、ルシアちゃんがいるやろ、それに真姫ちゃんが心配や」

 

「了解」

 

小太郎は、斬撃を強く飛ばして真姫の所に走る。真姫は小太郎と距離と縮めつつ警戒をすすめるが

 

「石よ、放て」

 

テスラは、石の塊を飛ばして攻撃してくるが、真姫はそれをよける(泣きながら)小太郎の後ろに隠れて神器を発動させた

 

「魔剣創造(ソード・バース)」

 

真姫の手に剣が握られる。その剣は真姫のカラーに染まっているが異質な気配がある。

 

「魔剣?」

 

「そうよ、私の神器」

 

「強そう」

 

確かに、真姫は神器の概要を聞いただけでその神器の汎用性を気づいたからね。でもさすがは堕天使かしら、真姫の攻撃を受けないように距離をとっている。これは普通の近接は難しいわね、通常なら

 

「剣よ、舞え」

 

真姫の剣が意思を持つように舞うその光景に、目を奪われるテスラ真姫はそのすきを見逃さなかった

 

「あ。」

 

「この」

真姫の攻撃がテスラに当たる、苦い顔をして距離をとるが剣はテスラを襲う

 

「なんで、戦い慣れてる?」

 

「「「真姫ちゃんかわいい?」」」

 

「かきくけこ~って穂乃果!」

 

「かきくけこ」

 

テスラまで乗ってきたわね、にしても流石は雷太ね

 

 

 

作戦開始 十時間前

 

音乃木坂校庭

 

「真姫の神器と希の神器を使う」

 

作戦概要の説明で放った言葉であった、私も良くわからなかった、

 

「二人には神器がある。魔剣創造と術式記述の二つだ」

 

「どっちが真姫ちゃんにゃ?」

 

「魔剣創造だな、あらゆる属性の魔剣を作れる、」

 

「魔剣ねぇ」

 

真姫が微妙な顔をする、まぁ魔剣はねけど雷太の顔を見ていると

 

「考えてみろ真姫、神器は人の思いの力に作用するそれに…創造系は所有者の想像力に作用される

 

その言葉の意味を理解するのは簡単だった、想像力なら

 

「気づいたようだな、作詞 作曲 衣装、この三つの内の一つを担当してる真姫なら使いこなせるものだし、自立する魔剣も作れんじゃなぇか」

 

「あとは真姫がそれを作れるかどうかだ。もう一つの神器である【術式記述】簡単にいつなら呪いだな」

 

「希ちゃんにピッタリに「どうゆう事なん」…なんでもないです」

 

「落ち着け、細かくいうならあらゆる効果の呪符を作ることのできる神器だ」

 

「神器って聖書の神やん、呪符って神道じゃ」

 

「それを言うな、神器自体はあらゆる神話体系に通じるように作られているから気にすんな」

 

気になるような、まぁ確かにそれなら希が一番使えるわね

 

「神器は一番強い存在を浮かべることで発動できる。一度出てしまえばその後は何度も出せる」

 

真姫たちは、言う通りにして神器を発動する。真姫は剣を希は札を権限させる。確かに良くわからない存在感がわね、雷太の言う通りこれが神器なのかしら

 

「これで、あとはいつでも発動できる。」

 

希は遊んでいるわね、神器でしかも花陽とことりを巻き込んで

 

「真姫ちゃん、その神器でなんかしてにゃ」

 

「なにを!」

 

「いいか?その神器たちは想像力が力になる。真姫はともかく希は「いけぇぇ」ん?」

 

希が雷太に攻撃を仕掛けたりと色々始めたわね。

 

「話を聞けえええええええええ」

 

 

現在

 

まぁ結局、話し合いはできたけど。雷太は予め自分の本気を私達に当てていた、そうすれば自分よりも弱い存在に臆することはないからね、戦い方については雷太の映像を何度も見たし……少なくとも私達μ'sは戦えるわね。

 

「はああああ」

 

小太郎の斬撃がテスラの魔力を切り裂く、そこに真姫の追撃が加わる。

 

「この、」

 

「きゃあ」

 

「二刀、開闢」

 

「きゃあああ」

 

真姫の斬撃をまともに食らったテスラにさらに小太郎が二つの刀を振り下ろす。テスラはかなりのダメージを受けて地に着くしか無かった、これは真姫の勝ちかしら?

 

「君の負けだ。テスラ」

 

「認めなさい」

 

真姫と小太郎に刃を向けられる。テスラは「はい」と返事をして負けを認めた。これで後はニコラだけね。

テスラは希の札に対して魔力に対抗している。笑っていたニコラはその表情を曇らせていた。

 

「当たってよーーーー」

 

「嫌やん」

 

「この、」

 

希との交戦で段々と表情が………え、

 

「当たっ………あた………すん、ふぇ」

 

「ふえ?」

 

「ふえ?」

 

「うええええええええええええええええええええええん」

 

「「「「「ええええええええええええ!泣いたああああああああぁぁぁ」

 

戦闘中に泣き出したーーどうゆう事よ私じゃなくてもこれは予想外よ!希所か小太郎まで唖然としてるし、座り込んで大泣きしているニコラに希はあっけらかんとしていた。

 

「どうす「なんであたんないのーーーーーなんでーーー」これはあかんわ、なんかウチたちが悪いことしてるみたいやん」

 

泣き続けるニコラにどうもなんとも言えない。どうしようかと思ったけど、花陽が近づく。

 

「ちょっといいかな❔」

 

「何よーーーー」

 

「これ……いる?」

 

花陽が、おにぎり(なんで)を渡す。

 

「なにこれ(ぐすぐす言ってる)」

 

「花陽特性おにぎりだよ」

 

花陽からおにぎりを受け取るニコラ、匂いを嗅いだ後それを口にした途端に笑顔になる

 

「なにこれ美味しい♥」

 

微笑ましくパクパクと食べるニコラに自然と顔が

 

「て、そうじゃなくて!花陽!」

 

「えっと……泣いてる子に私達が詰め寄るといじめ見たいかなって」

 

花陽………今一応戦闘中よ

 

「ありがとうお姉ちゃん♪」

 

ニコラは笑顔になり花陽に抱きつく。花陽をお姉ちゃんと呼び抱きつくニコラに花陽は優しく語りかける

 

「ニコラちゃん、なんでこんな事を」

 

「だって、最近楽しい事ないから」

 

「楽しい事したいの?」

 

「だって、みんな私達を見てくれないもん」

 

「え、」

 

「みんな、私達を片翼って馬鹿にして……それで…みんな、私達を見てくれないもん……」

 

ニコラは涙ながらに話した、そうかニコラとテスラは片翼の堕天使だから皆に馬鹿にされていたのね。それで今回の事を

 

「だから最初から嘘をついていたんだね?」

 

「うん……コカビエルさんが戦争を始めるって言うからそれならいっその事って」

 

ニコラの言い分は筋が通ってるとは言いづらいけど、けどあの子達の気持ちが分からない事でもない。自分達の存在を誰かに認めて欲しいのね…………けど

 

「それでも、ダメだよ。この方法だと誰かが泣いちゃうんだよ。分からなかった?」

 

「誰も教えてくれなかった……堕天使は自由だってアザゼル様も言ったけど、何も知らないし。」

 

「悪いことは悪いこと、それはちゃんと認めよう?」

 

「でも、またわた「そんなことはないよ」え?」

 

花陽の言葉にニコラが言う……え、ちょっと待って、本当になんで?どうして❔誰か説明して‼‼

 

「雷太君に言われて、情報屋さんと話したんだよ。そしたらニコラさんとテスラさんは雷太君が預かるって」

 

「それで、」

 

「いつでも私達に会いに来ていいし、私達と遊べるよ」

 

花陽の言葉にニコラは笑顔になる(因みにテスラは希にくっついて寝ている)ニコラにとって誰かと一緒に居たいと言う願いも叶うわけね。流石ね雷太

 

「悪いことしたら、ごめんなさいだよ」

 

「うん」

 

ニコラは私達の方に来ると、それと同じタイミングでテスラもくる、2人並んで私達に向き直り

 

「「ごめんなさい」」

 

二人はちゃんと私達にごめんなさいとした。その目にはちゃんと謝罪の意味が込められていると思われる、私は二人に目線を合わせるように屈めるて

 

「二人共、ちゃんとごめんなさいできて偉いわね。なら私達もそれを許さいといけないわね……でも次からは許さいわよ。わかった?」

 

「うん」

 

「はい」

 

「ふふっ、ふたりとも偉いわね」

 

二人の頭を撫でてあげると、二人は気持ち良さそうにする。こうして見ると本当にただの子供のように感じるわね。

 

「使えない奴らだ」

 

瞬間、上空から光の槍が降り注ぐ。私は二人を守る為に覆い被さる、光の槍を防ぐ術はないけれどこの二人は何としても守らないといけない……そんな思いで目の前に出たけど私は……

 

「お姉ちゃん」

 

「お姉さん」

 

「ダメよ!出ちゃ」

 

二人を守りきれな「時雨連撃」「岩壁」

 

「…………なに」

 

私達を守るように、前に出たのは刀を持つ剣士に銀髪の少女、二振りの刀で光の槍を弾き切り裂く、地面を盾のようにして攻撃を防ぐ。荒ぶる嵐のような攻撃を巧みに防ぐ。

 

「小太郎君……それに「ルアル・シルフィア、俺達の仲間だ」ルアル・シルフィア」

 

光の槍の攻撃が終わるとコカビエルは驚いた顔をして、後ずさりをする。

 

「なんで、お前が「あ、白龍皇は私の言う事聞くようにしたから、あんたの爆破術式はもうないわよ」なんだと」

 

雷太が降り立つ。

 

「ようやく、チェックメイトだな。コカビエルようやくお前を潰せるよ」

 

雷太は刀を抜かずに拳を握る。雷が迸りコカビエルは戦慄する。

 

「なんだその魔力は……その魔力はまるで……龍神」

 

「俺の女に手を出すなよ!」

 

雷太はとっくに怒りの限界を迎えていた。その手にある雷は既に轟雷と呼べる程になっていた。

 

「これからは、俺の戦いだ」

 

これから始まるのは、かつて全ての勢力に恐怖を与えた者である[漆黒]の戦闘である。




ハーハハ、過去最高に長くね。それと双子ちゃんのお姉ちゃんは花陽と絵里ちゃんです。

後、雷太のプロフィールをラブライブ風に紹介しとくわ

兵藤 雷太

基本プロフィールは一誠に似てるけど(参考にしてる程度)

身長 173cm 体重 66kg 利き手 右手 学年 二年

特技 雷でのアクロバット 分解 速さ(全勢力で一番)

好きな教科 社会

苦手教科 英語(昔にトラウマ植え付けられた)

好物 μ'sの手作り料理

嫌いな物 ない(なんでも食うし、賞味期限も気にしない)

チャームポイント 男に何求めてんの(強いて言うなら大声)

趣味 アニソン視聴 気になった事を調べる(神話など)

なんか一言 A‐RISEとμ'sのマネージャーをしてる

PR(一言が適当すぎるByにこ) 雷神の刃の所有者です。昔は漆黒で暴れ回って龍神を倒してました。トライヘキサの居場所をあいつが知ってる(さらに面倒い封印しやがって)


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月光校庭のSTART:DASH決戦5「もう一つの雷」

正直、コカビエルと主人公の実力差ってアニメD×Dのコカビエルとヴァーリの差ぐらいなんですよ(ここでは)


「以上が事の顛末だ」

 

堕天使の幹部が集う場所で一人の男の説明が入る。幹部が集うテーブルには信じられない表情をした者たちでいっぱいである。

 

「コカビエルは、白雷の手に渡りエクスカリバーは英玲奈に双子の堕天使も奴らの手にか」

 

「アザゼル?どうすんです」

 

「北の田舎の親父にも聞いたが、さすがに各勢力も臨戦態勢を引くらしい。北欧やギリシャと言った神話勢力は対抗するために同盟を組んだらしい」

 

アザゼルの言葉に幹部たちは顔を曇らせる。唯一報告をした青年ヴァ―リだけは表情を変えなかった。

 

「雷神の刃の動向は随時報告せよとさ、まったく厄介な仕事をやらせたもんだよ」

 

アザゼルは言葉を吐くと同時に酒を飲む。アザゼル個人の考えとしては雷神の刃はどこかの勢力に入った方が安全だと考えたわけである。件の者たちと接触されては対応できなのだ神話勢力が同盟を持ちかけたのは、そうしなければいけないからである

 

「まったく、おいヴァーリお前確か、音乃木坂に行くんだったな?」

 

「ああ、ラブライブ決勝を見に行く」

 

「ついでにあいつの動きも見てきてくれ、これ以上動かれると厄介だ」

 

ヴァーリは返事をして部屋を出ていく。そして自室に戻らず別の場所に向かう。転移を自動的にできる場所にいき音乃木坂に向かう。

 

「あの時の光景が、頭から離れない」

 

 

 

 

 

 

 数日前 音乃木坂学園 校庭

 

「終わりにしようかコカビエル」

 

俺は言葉を吐くと同時に雷を周囲に降らせる。コカビエルは逃げ続けるが雷がランダムで振るために体力を多く消費される。

 

「貴様、何の真似だ」

 

「簡単な話だよ。お前は…お前達は俺を怒らせた」

 

俺の言葉にコカビエルは恐怖の顔色を見せる、俺はつくづく思う……こいつらは俺を怒らせるのが好きのようだ。

 

「英玲奈、ツバサ、あんじゅ、穂乃果、海未、ことり、花陽、凛、真姫、絵里、にこ、希……A‐RISEを思うファン…μ'sを思うファン…お前はみんなを泣かせた。」

 

「お前らは俺を怒らせた‼」

 

刀を振り回す。雷は学校を包み込む俺の雷は誰であっても貫く。

 

「コカビエル……ルシアと小太郎だけなら良かったな。俺は優しくないぞ…こい!」

 

世界は止まる。みんなの空気が止まる……俺の手には漆黒黒き刀

 

「目を開け!刮目せよ!これが世界の破壊者だ」

 

畏怖されし、恐怖された刀

 

「漆黒だ」

 

黒い刀が空気を食らう、空間も切り裂くことができるのでこの程度は序の口である。てかこの刀相変わらずうるさいな…あとで女どもにあわせ、出てくんな

 

「おいおい、なによかわいい子が多いじゃない。まったく宿主はあいつを良く使うな、嫉妬「しないでよ」出てくんな」

 

「なんだこいつ」

 

side 絵里

急に雷太が二重人格に…いや本当に雷太?

 

「何よ、これは雷太の体よ。文句「あるに決まってんだろ」「おいかわ」やめなさいよ」

 

一人で芝居をやってる風になってるし、まるで

 

「勿論、神器の人格よ私は雷神の刃で」

 

「俺が、漆黒だまぁ本来は逆なのだが…こいつがうるさくてな」

 

「うるさいのは、お前らだ!なんで来るんだよ!!!」

 

「「暇だもん」」

 

「子供か!」

 

劇みたいになるわね、にしても皆が驚いてるのがわかるように恐らくこれは

 

「動画でとろうかな」

 

はい~希にスイッチが入った、黒歴史になるわね

 

「終わらせていい?」

 

「まっまて「漆黒 刻死斬」やめろおろおおおおおおおお」

 

コカビエルは雷太に両断された。瞬間に周囲に張っていた雷は消えていった、雷太は刀を二つとも消して向きなおると

 

「出てこい、ヴァ―リ。」

 

学校の陰から一人の青年が姿を現す。恐らくだがさっき雷太が言っていた人で間違いないだろう

 

「コカビエルの阿保を連れていけ!あとアザゼルに言っとけ。次にこいつらを巻き込んだら俺達全員で消しに行くとな。それとここまでの被害だ。請求はするし俺のもうひ一つの計画にも協力してもらうぞ」

 

ヴァーリという青年はコカビエルを担ぎ雷太に返事をして去っていく。その間にルシアと小太郎君は学校の整備をしていた何はともあれ

 

「終わったの?」

 

「終わった」

 

「「「「「「‥‥‥…‥‥‥‥やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁl」」」」」

 

皆(雷太たち以外とイリナ)は叫んで喜びを上げる。予定とは違うけれどこれでコカビエルの脅威は消えたも同然

 

「待ちなさい」

 

にこ?

 

「コカビエルは終わっても、まだ問題はあるはよ、ラブライブの開催はないし。投票の操作も「そっちは終わってる」なんですって」

 

雷太の言葉ににこが反応する。コカビエルの問題が解決してもまだ、その問題も

 

「票の操作だが、ランキング二位と三位の仕業だとわかって、もう対処を始めてる」

 

「対処ってイミわかんない」

 

「ルシアが菊山を動かしてくれてな、もうすでに犯人たちはランキングから除外されてるよ」

 

いつの間にそんなことを

 

「それとラブライブ決勝は、やるぞ」

 

その言葉に私達スクールアイドルは目を見開いた。当然一度中止になったのに

 

「ど、どこでやるんですか!!」

 

花陽が食い気味で質問する。

 

「勿論、ここだ」

 

「「「「「「「「「ここ?」」」」」」」」」

 

「音ノ木坂でラブライブ決勝を行うぞ」

 

「「「「「「「「「ええええええええええええ」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう一つ質問だ」

 

「今回の犯人が見つかったときに、二つのグループ限定のラブライブ決勝をやらせてくれ」

 

 




終わった、ようやく決戦終わった次回は、決勝戦を予定しています。またラスト二話だと思っていただきたい。ラブライブ決勝終了後に停止教室編ですがここでは

「停止教室」+「冥界合宿」+「体育館裏」を合わせた

【夏色笑顔の歌姫編とします】(理由としては三大勢力の和平会談にうまくラブライブを合わせられるきがしないのと、ラブライブで言う一期終了直後なので)

こうご期待(因みにイリナが…)


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START:DASH!!1「転校生と白龍皇」

行けるか?


コカビエルとの戦いが終わって俺は、学校に来ていた。

 

「A‐RISEとμ'sの復活ライブも近いか」

 

部室に向かって、歩き出すといつもの三人にあった。

 

「雷太君」

 

ことりが声をかけてくる。近くには穂乃果と海未もいる

 

「聞いた?転校生が来るらしいよ」

 

「ああ、イリナとヴァーリだろ?」

 

「「「え?」」」

 

「ん」

 

 

教室

 

「今日からこの学校に通う事になりました!紫藤イリナです。よろしくお願いします」

 

朝のホームルームで転校生であるイリナの紹介が起こった。因みに白龍皇は隣のクラスである。菊山の奴教育委員会とラブライブの委員会に掛け合いやがって、まぁそのおかげで二人が転校してきたわけだ

 

「私と雷太君は幼馴染なんでーす」

 

「爆弾落とすな!ツインテール」

 

先生に怒られました。

 

 

 

 

 

 

 

非常に不愉快だが、部室に俺達はいる午前中の授業は何とか終えたので。そこで二人は理由を話していた

 

「私は天界から派遣されたという形をとっていますが、雷太君たち雷帝眷属という括りになっています。」

 

「ミカエルさんは、何か言わなかったの?」

 

「それが、今回の事で雷太君の部下にボロボロにされたのでどうにかしてくれと」

 

「何してるんやん?」

 

すいません。うちの子たちが

 

「俺は、ルアル・シルフィにゆう事聞かなきゃ消すと」

 

「脅しじゃないですか!」

 

「後はあいつの下に付けと」

 

「要するに、手下になったのね。」

 

「西木野真姫の言う通りだ」

 

今更だけど、あいつら何やってんの小太郎は「帰るわ」って言って帰るし。事後処理で徹夜になるし

 

「アザゼルには言っていない、そういう約束だからな」

 

ルシアあああああああああ、お前何やってんだよ!二年前のプリンの事絶対根に「因みに伝言として、これでプリンは許してやると」

 

 

「「「「プリン?」」」」

 

三バカとイリナが顔をコテンっとする、他の人は俺の方を見る。俺は天井をみて

 

「ルシアあああああああああ」

 

「「「「「「自業自得でしょ(やん、です、じゃない)」」」」」」

 

皆、泣くぞお「いいかしら」空気読めよ、人妻の年増

 

「…雷太君?何かい「言ってません、本当に言ってません」そう」

 

え、こわなにあれ

 

「ラブライブについてと不正を働いた学校から連絡来たわよ」

 

全員が顔をきつくする当然だな、ラブライブに出たいために不正を働くなんて言語同断だ

 

「まず、雷太君の予定通りラブライブは音ノ木坂とUTXの二つで合同にして会場は音ノ木坂よ」

 

「ラブライブ?」

 

「なにそれ」

 

「言ってなかったですね。実はコカビエルとの戦いのときに雷太が考案したんですよ!ラブライブの委員会とも連携して」

 

ぅーみーの言う通りでござる。今回の戦いで重要なのはA‐RISEだからな、ヒフミトリオの力を借りてμ'sA‐RISEだけのラブライブ決勝をする事をほのめかせればラブライブの第二大会が開催する可能性を高めるからな

 

「それに不正を働いた学校には賠償請求をしたし、三大勢力にも警告やらで働いて貰ったし。開催費用も堕天使と天界から根こそぎ貰ったしな」

 

いや〜ふたつの勢力は涙目で泣いてたしな。ヴァーリから聞いた話だと、アザゼルは頭を悩ましてるからな悪魔には相応を奴を派遣してるし悪魔からも賠償請求をし放題だな。

 

「雷太君?」

 

「いやなんでもないイリナ。お前達2人も手伝ってくれるか?控え室の準備に委員会通しの宣伝とかやる事あってな正直UTXと音ノ木坂だけじゃ足りなくてな…それに」

 

 

「「「「それに」」」」

 

そうか…まだみんな知らなかったな。

 

「来年の受験募集人数が指定人数を大きく上回ってるらしい」

 

「てことは、」

 

「穂乃果の想像通りに廃校はなしになった」

 

その瞬間にμ'sの奴らから、歓喜の声が溢れ出す。本当はもっと後にあるんだがまぁいいだろう。にしても皆いい笑顔をする。

 

「わからずしも、アザゼルの思惑は外れたと」

 

「まぁ、実を言うと男子生徒を入学させるべきではという話は白紙になってないけどな。スクールアイドルや提携やらを組んで男手もあっていいはずだからな。但しアザゼルの男子校との統廃合は白紙にしたけど…」

 

「抜かりのない奴だ」

 

俺とヴァーリの会話を聞いてない奴らの筆頭が前に出る。

 

「雷太君!A‐RISEとのラブライブ決勝の為に、早く準備しよう」

 

「( ‐ω‐)ソダナ…よし、イリナとことりは衣装の準備だ曲はあの曲だ。」

 

「うん、」「はい」

 

「絵里はレッスンのスケジュールを組んでくれ!特に穂乃果とにこと凛は自分の体力考えずに走り続けるから、特に重要なの」

 

「了解よ、問題児達も覚悟なさい」

 

「どう「海未と真姫は9人での振り付けだ、三人じゃないから皆を見せることを忘れるな」…ちょっと」

 

「任せてください」「了解やん♪」

 

「あ穂乃果、猫、お前はオレのものだ達はトリオと一緒に宣伝だ!アホは実家使ってでもやれ、猫はUTXの奴らと協力してチラシ配りだ!向こうには話してある」

 

「アホって言った」「猫じゃないにゃ」

 

よし、無視だ。

 

「花陽、にこ!ヴァーリと一緒に看板などの制作及び、各種手伝い!特ににこ、低身長でアホなんだからヴァーリの手を借りろ」

 

「名誉毀損で訴えるわよ!」

 

「俺は各種の指示に当日の流れを各学校の代表者及び理事長と委員会との話し合いをする。いいな当日は勝っても負けても、成功させるぞ」

 

「おお〜じゃあいつもの行くよ!イリナちゃんは雷太君の後でヴァーリ君はその後ね」

 

「いつもの?」

 

「雷太君、何それ?」

 

「まぁすぐわかる」

 

 

 

「1」

穂乃果の真っ直ぐな声が響く

 

「2」

海未の声がしっかり通る

 

「3」

ことりの声は皆を癒す

 

「4」

真姫は自分の意思で声を出す

 

「5」

凛の声はいつでも元気である

 

「6」

花陽は弱々しくも、声を出す

 

「7」

にこは嬉しくもプライドの高い声である

 

「8」

絵里は本当にやりたい事を声で表す

 

「9」

寂しがり屋の癖に素直じゃない奴の声は意思を表している

 

「10」

白雷の声は響くし、強い心が救われるらしい

 

「11」

持ち前の明るさはここでも発揮されるのかよ

 

「12」

不満がありそうだが、それでもやってくれる良い奴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、なんで俺がUTXにいるんだ?」

 

皆で号令した後にどこぞのデコに呼ばれてUTXに来ている。正直に言って帰りたい

 

「いいじゃない」

 

あんじゅが楽しく言ってくる。まぁいいけどね(諦め)

 

「貴方にお礼を言いたのよ、英玲奈もツバサも…そして私も」

 

あんじゅはカフェエリアまで案内しながら話してくる。三人で話し合いこれからの活動を考えていた、この先も辛いことが多くあるというのに前向きだな。

 

「俺は今回は、」

 

「貴方のおかげよ」

 

「素直だな」

 

「誰かさんのおかげでね」

 

あんじゅと話しながらカフェにつく。そこには英玲奈とツバサもいた二人とも和解をしたようだな。

 

「ここに座…すでに座ってるわね」

 

「疲れたもん」

 

「まぁいいわ・・・今回の事の謝罪とお礼を」

 

三人が俺に向き直り頭を下げる。俺としてはコカビエルをつぶせたからいいし(エクスカリバーも英玲奈の物になったしな)またこの三人で歌ってくれるならそれでいいな。

 

「今回は私たちの未熟さが招いたものと言える。身勝手さで雷太のみならずほか「終わったことだ」雷太?」

 

「コカビエルはお前達の未熟さを身勝手に利用しただけでお前たちに非があるわけではない。まぁアザゼルとか魔王とかは君たちの未熟さが招いたことだというだろうけど…俺はそうとは思わない、そもそも一般人であったお前たちがいきなりコカビエル程度の雑魚に勝てと言っても無理だろ。」

 

俺の言「あまり怒らないのね」

 

「怒らなければいけないのか?ウサギがライオンに勝てないだろ?それと同じだ。それに未熟だと思うならこれから成長すればいい」

 

「今から遅くない?」

 

「絵里達もこれから成長するんだ、お前達が遅いという事はない。それに今回の一件で三大勢力もUTXや音ノ木坂を狙うかもしれないしな…もしかしたら今度の決勝でアプローチがあるかもな」

 

ツバサ達は考えるしぐさをしながら、こちらに顔を向ける

 

「護ってくれるでしょ」

 

「まぁな、それが俺だし。俺の眷属にも言ってある早速菊山が三大勢力に牽制を図っているし神話勢力はこちらの対抗しようとしてるし」

 

ギリシャや北欧、インドと言った強者の塊が一気にこちらに攻め込んできたら流石に時間がかかるな。まぁミカエルには神器を使わせろと言ってあるし

 

「んじゃ行くわ、」

 

「もう行くの?」

 

「ゆっくりしていけばいい」

 

「いや、ラブライブの準備だ。最高のライブにするためのな」

 

最高のライブにするのは、俺達裏方の仕事でもあるかなら…それに

 

「ヴァーリ、イリナ楽器の準備はいいな、九人用の音源はなんとかなってもこれは二つのいや皆の始まりの一歩だ」

 

俺たち三人もステージに立つか、俺達は歌姫の戦士だからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

走りだす!九人の歌姫と三人の頂点と一人の天使と一体のドラゴンと一人の人間

 

 




行けたわ、というわけで転校生の二人でした。次回はとうとうラブライブ決勝ですそろそろ主人公サイドのメンバーを出したいな皆。あと三大勢力のトップ人もだす予定です。

ここでイリナのプロフィール

名 紫藤イリナ

基本情報 原作と一緒

特技 アクロバット

好きな物 日本食

嫌いな物 菊山が作った料理(ひどい目にあったから)

得意科目 英語

苦手 社会
 
チャームポイント 元気とツインテール

趣味 スクールアイドルの音楽を聴くこと

PR 音乃木坂でスクールアイドルのマネージャーをしています。多くのスクールアイドルと交流したいです。

雷太に一言 なんでペットになってるの?(知るか!by雷太)


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夏色笑顔の歌姫
START:DASH「歌姫の始まり」


今回は、リアス達が視点です。

特別ゲストで雷太君の眷属が出ます。


 音乃木坂学園、ここで今二つのグループによるラブライブ決勝が行われようとしていた

 

「部長、あいつは本当に居るんですかね」

 

俺、兵藤一誠はそんな疑問を口にした。それと言うのも俺たちは先日ある失態をしてしまった。それはコカビエルを逃がすという物であった、エクスカリバーという聖剣を盗みだし三大勢力で戦争をしようとしたコカビエル駒王学園での決戦で逃がしてしまったのである。

 

「それなのに、あいつは」

 

失態と敗北で打ちのめされている俺たちにある情報が入った。「白雷の手により堕天使幹部コカビエルの討伐並びに元エクソシスト紫藤イリナが音乃木坂に転校した」…その情報で俺達はあるレッテルを張りつけられた曰く、「敗北した魔王の妹と眷属」

 

「屈辱ね」

 

「部長?」

 

「わかっているわイッセーの言うとおりこの学校に雷帝がいる可能性はあるかもしれない私達はそれを確認するわよ」

 

部長も焦っている。また失態をしたら部長は完全に上級の者から手を引かれるし、木場もエクスカリバーに復讐できなかった。なのに

 

「あいつは、あいつは」

 

昔から、人と接しないくせに上から目線のくせに誰よりも成果を上げるその結果不幸な結末を迎えるのはいつも周りの奴らだ、あいつ中学時代に友好的な人を不幸にさせといてどんな顔して希ちゃんに会ってるんだよ。

 

「ようこそ、ラブライブ決勝へ」

 

「どうも」

 

受付に行くと元気な女の子がチラシをくれる見ると今回の決勝のために特別に生演奏でのライブらしいその名前に

 

「ヴァーリ・ルシファー、紫藤イリナ、兵藤…雷太」

 

俺はチラシ握りつぶした。あの野郎俺たちの…グレモリー眷属の顔をつぶしておいて一体何をしたいん「雷太君、本当に演奏してくれるの?」「じゃなきゃ、ツバサ達が歌えないだろ」…あいつ。俺たちの目標である人物、兵藤雷太を見つけたあいつは女の子たちと笑顔に話している。

 

「俺たちが、どんな目にあったかも知ら「イッセー落ち着きなさい」部長」

 

「今は、我慢よ。ライブが終われば時間があるは」

 

部長に言われて俺たちは耐えて会場に向かう、向かう途中でライブに出る人のポスターがあった。

 

「ミューズにあらいず?今回の人たちでしょうか?」

 

「恐らくそうですわね、それにしても」

 

「雷神の刃が学校に溶け込んでいるとはね」

 

皆思い思いの言葉を出す、木場の言う通りあいつなんで女子高にいるんだ?溶け込みやがって、神器がなきゃなんもできないのに

 

「知ってる?」

 

「なにが?」

 

「今回のギター演奏する雷太さんってUTXにも生徒会活動してるらしいよ」

 

「ほんと」

 

「ほんと、さっきUTXの人が言ってよ」

 

「確か音乃木坂の廃校をとり消したのも彼でしょう」

 

「すごいよね、私彼女に立候補しようかな」

 

「抜け駆け禁止」

 

近くでこのライブを見に来たであろう、中学生のグループが目に入る。あいつそんなこともしてた「ミカエル様」

 

「部長?」

 

「皆ステージの最前列をみて、」

 

「あれは?」

 

「天使長ミカエル、今の天界代表よ」

 

なんでそんな人がこんなところに、しかもサイリウムも持ってるし

 

「ミカエルは彼に下ったのよ」

 

「セラフォルー様」

 

部長が驚いた様子で声を出す

 

「だれなんだ木場?」

 

「現四大魔王の一人だよ、会長のお姉さんでもあるんだ」

 

なんで魔王様がこんな所に、

 

「はぁいリアスちゃん。今回の一件で魔王としての仕事を追加しようと思ってね♪それで雷神の刃と親しい子達であるμ'sとA‐RISEのグループに逢いに来たんだけども、まさか堕天使だけでなく天界もいるなんてね。」

 

「堕天使までいるんですか?」

 

「ええ、さっき会ってきたわ。目的はひとつ雷神の刃よ」

 

まじかよ、あいつを中心に世界が回ってんのか?なんで三大勢力のトップがここに揃うんだよ!まさか

 

「あいつも戦争を「それはないよ、悪魔くん」誰だ」

 

俺たちは急に声をかけれた方向を向く、そこには双子と思わしき女の子達と一人の男がいた。その男を見るとセラフォルー様は怒りに染まった顔をした。

 

「深山」

 

「久しぶりだな雑魚……元気だったか?ほかの奴らも無事か」

 

「セラフォルー様?」

 

「彼は深山 嵐……雷神の刃の眷属にしてかつて冥界を滅ぼしかけた男よ」

 

その言葉に俺たちは戦慄する。こいつがあいつの眷属だってなんでそんなやつがしかもこいつ、

 

「久しぶりだな、兵藤一誠。中学以来かどうでもいいが」

 

「なんでここにいる‼」

 

「μ'sもA‐RISEもあいつがマネージャーをしてるし、イリナもいる。後こいつらがきたいと言ったから」

 

「楽しみだね。テスラ」

 

「うん!ニコラ」

 

「お前」

 

「そう怒るな、もう冥界に用はない。クリムゾン・サタンがどれほどの物か知りたかっただけだよ。」

 

奴はそう言ってステージに向き直る。俺達も言いたいことはあったのだがそろそろ始まるらしい。

ステージに幕が掛かった状態で照らされる。袖から出てきた人物に皆が歓声を上げる。

 

「お待たせしました皆様!これよりμ's対A‐RISEのラブライブ決勝を開始致します、まずはそれぞれのメンバー紹介に移ります。A‐RISEからどうぞ」

 

ステージ袖から三人の美女が出てくる。確か

 

「初めまして、私達はA‐RISEです。私は綺羅ツバサ」

 

「はぁい、この会場の熱気完全にフルハウス!優木あんじゅよ」

 

「皆今日はよろしく頼む!統堂英玲奈だ」

 

今をときめくラブライブの筆頭とも言われたA‐RISEの三人、あいつに関わってなければ普通にファンとして見れたのに、

 

「続いて「こんにちはーーーー」段取り考えろ!」

 

言う前に出てきたのはμ'sの子達である。

 

「私達は音ノ木坂学院のスクールアイドル、μ'sです。メンバー紹介行くよーーーー」

 

「かしこい、かわいい、「「エリーチカ」ハラショー、改めて絢瀬絵里よ、よろしく」

 

「希パワーたーぷり注入はーい、プシュ「「頂きました」」皆元気やね~うちは東條希よろしくな」

 

「にっこにっこにー、みんなも一緒に「にっこにっこにー」いいわね、矢澤にこよ」

 

「真姫ちゃん、かわいい?「「かきくけこーー」」上出来よ、西木野真姫」

 

「テンション上がる?「「にゃーー」」皆最高!星空凛だよ」

 

「だ、誰か助けてーーーー「「チョットマッテテ」」こ、小泉花陽です」

 

「ことりのおやつになりたいかーーーー「「おおー」ふふ、南ことりです」

 

「ラ、ラブアローシュート!「「バァン」」園田海未です、このコールは恥ずかしい。」

 

「皆で一緒に「「ファイトだよ」」皆いいねー高坂穂乃果です」

 

コールアンドレスポンスと共に出てきたのは9人の少女達、皆元気に出てくる。つい先日までコカビエルと戦っていたとは思えないほど明るい。本当

 

「俺たちとは違うな」

 

「今日は私達のラブライブに来ていただきありがとうございます。さらに演奏メンバーを紹介します。」

 

綺羅ツバサさんが前に出る。

 

「クールな表情で多くの女の子を落とす。ヴァーリ・ルシファー!」

 

「「「きゃあああ、かっこいいいい」」」

 

次に優木あんじゅさんが出る

 

「元気が1番!感情豊かなツインテール、紫藤イリナ」

 

「いえーい」

 

「「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙、かわいいいい」」

 

最後に統堂英玲奈さんが出る。

 

「鋭い眼光に漆黒のバンダナを手首に巻く。その背に背負うは二つのグループ、μ's、A‐RISE私達にとっての絆の象徴兵藤…雷太ああああああああぁぁぁ」

 

「おおおおおおおおおおおお」

 

雷太が出てきた瞬間に、大人子供問わず、皆が立ち上がる。「真姫ちゃーーん、お母さんここよ」「穂乃果頑張りなさい」

 

雷太は、この学校だけでなく。他にも影響を与えていたのか?

 

「皆!今日は楽しんでくれよな」

 

「おおおおおおおおおおおお」

 

雷太は、2グループを袖に下がらせて進行に戻る。

 

「皆様、改めてご説明します。今回はA‐RISE、μ'sのグループでのラブライブ決勝を行います。これはラブライブ公式委員会より認められているものであります。今回は会場票の他にリアルタイムでの投票も受け付けています、おひとり様1票までなのでご注意ください。さらに今回は2グループとも曲名は「START:DASH!!」になります。そして今回特別大会として、我は三人がリアルで演奏致します。」

 

雷太は、ステージの幕を開ける。そこには既に準備を終えていた、A‐RISEがいた。

 

「お願いね」

 

「まかせろ!」

 

「皆行くわよ」

 

A‐RISEと雷太達のライブが始まる。μ'sの曲であるのにA‐RISEは王者の貫禄を見せたライブであった。それぞれが自分のよく見せて、3人の魅力の発揮する。まさに王者A‐RISEの力であった。

 

「俺には、聞けない。」

 

「次はμ'sです。」

 

ステージから入れ替わるように、μ'sが出てくる。9人かそれぞれに並び雷太達三人は端による。

 

「行くよ」

 

μ'sのライブが始まった。

 

「………部長」

 

自然と涙が出ていた。意味は分からないけど俺たちは皆涙を流していた。セラフォルー様でさえ泣いていた、それほどまでにμ'sのライブは心を奪われた。この曲はμ'sの始まりの曲、最初は三人で歌い次に9人で歌った曲。ある事件の後のA‐RISEがまた走り出すにはピッタリであり、また新しくなる学校を1から走るにはいい曲である。

 

「いい歌だな」

 

「嵐お兄さん…」

 

「お世辞にもμ'sはA‐RISEに勝てるかと言われたら、そうでもない。勝つ部分はあっても負けるところの方が多い、それでもあいつらが強いのは、皆で歌うからだな」

 

「どゆこと❓」

 

「お前らで言うなら2人で最強つー事だ」

 

「なるほどー」

 

「理解してんのか?」

 

あいつの言葉がささ

 

「苦しみに塞がれて」

 

「僕達は進めない」

 

「そんな時君がいれば」

 

「皆は進むよ」

 

「「「「苦しみに、負けそうでも」」」」

 

「「「「君がいるそれだけで」」」

 

これは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今回のラブライブ優勝は………1票差でA‐RISE‼」

 

「おおおおおおおおおおおお」

 

ラブライブが終わった。μ'sの皆は悲しそうな顔をしても前を向いている。しかし、会場は熱が収まらない。

1番しか歌っていない。A‐RISEに対して、全部歌ったμ's実力差はあれどどちらも素晴らしいかった

 

「「「「ありがとうございました」」」」

 

2グループ揃っての挨拶に、会場にいる人は皆拍手を送る。皆このライブは楽しかったんだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも俺は認めない。あいつは希ちゃんの恩人を殺したんだから

 

 

 




長い、過去一長いわ!なんだよ、この長さしかも主人公勢大丈夫?

最後のはご想像にお任せします。因みに双子ちゃんは今後も登場します。

 そして、登場しました!深山 嵐、彼は基本的にやる気のない生気のない人です。いたでしょ全体的に死んだようになっています

三大勢力のトップ人リアスの後悔、様々な思いが駆け巡る中次回、ついに三大勢力との戦いが始まります

【夏色笑顔の歌姫編】次回スタート

明かされる、雷太の過去


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新たなる平穏

お待たせしました、新章始まります。


 ある森ので二人の少年と少女がいた。

 

「約束だよ」

 

「ああ、約束だ」

 

約束をした場所、そしてすべての始まりの場所

 

 

 

 

 

 

 

「やめてーー」

 

「いやあああ」

 

「助けてくれ」

 

 

「はぁはぁ」

少年は走る。燃え盛る森の中であらゆる悲鳴を聞きながら、少年の足は限界を迎えていたがそれでも走っていた。ただ一つの約束のために

 

「どこにいるんだ」

 

「ぎゃああああああ」

 

「嘘だろ」

 

少年は絶望した、眼下に広げられる景色は地獄と化していた。少女と約束した森も、一緒に遊んだ花畑も、いびつなおにぎりを一緒に食べた湖も何もない。そこは地獄だった。

 

「クッソ、あいつらは後だ」

 

少年は走り出す、地獄を作っている生き物たちを目にした少年。その姿は人の形をした悪魔であった少年は悪魔に目もくれず一心不乱に走り出す。そして見つけた

 

「●●●、無事か?」

 

少年は少女に歩み寄る、少女は少年を見つけるとくっつき泣き叫ぶ

 

「うえーん」

 

少年は少女をあやしながら周囲を見渡す。そこには無残な死体が転がっていた。

 

「くっ」

 

少年は、少女を抱えながら森を出る。辛くてもきつくても走りぬいて、やがて小さな池にたどり着いた

 

「悪い、ここからは俺だけでやる。お前はこれを忘れるんだ…そうだな恩人から力をもらったことにしよう。ここには散歩に来たことにしよう」

 

少年は、魔法陣を出し少女を包む。

 

「大丈夫だ、必ず俺が守る。何度間違えても必ず…だから俺を忘れてくれ俺もお前を忘れる、素っ気なくなっても許してくれ」

 

少女を包んでいたものは消えていく。

 

「これでいいだろ、あとは空間を遮断するだけだ」

 

少年は漆黒の刀を取り出す

 

「もう二度とここに来るなよ、ここには何もなかった。」

 

少年は刀を振り下ろす。

 

「いつかまた、ここで会おう皆で笑おう…な、希」

 

少年と災害は消えていった。

 

後に少女は目を覚ます。けれど何もなかったかのように家に帰るのである。そこには羽が落ちていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「朝か、」

 

 今日からまた通常授業が始まる。正直だるいな

 

「雷太君、起きてる」

 

勝手に部屋に入るな、てか開けるな!今更希に言っても無駄か…

 

「ヴァーリ君も起きてるよ、」

 

「早いな」

 

「ねぇ~あ、朝ごはんは卵やん」

 

「は~い」

 

やれやれ、じゃ行きますかね。

 

…いつまでそうしてるつもりだ?宿主

 

…いい加減に諦めたらどうだ

 

…どうせ貴様以外やつを消せないのだから

 

 

「一時の幸せをかみしめたいんだよ」

 

「?なんかいった」

 

「なんも」

 

適当に希に返す。思い出したくもない事だろう…きっと思い出してはいけない事なんだよ。

 

 

 

 

 

「眠い」

 

朝食を食べて、俺と希とヴァーリは部屋を出る。朝日が眩しいし暑い、もう夏が来たな……てか男子の夏服ってなんで袖切っただけ?

 

「いや〜夏やね」

 

「だな」

 

「つけ麺の時期だな」

 

「夏でもラーメンかよ」

 

「わかってないな、夏こそラーメンなんだよ!激辛ラーメンを食べて汗をかいてもいいし…冷やしつけ麺も捨て難いそれにラーメンは「所で夏休み中はμ'sはどうすんだ?」聞けよ」

 

希はうねるように言ってくる

 

「ん〜ん、決めかねてるやん。真姫ちゃんは家族に友達と遊ぶべきって言われたらしいし」

 

「西木野のおっさんが」

 

「誰かさんの熱意に当てられたんやね」

 

「トマト好きの奴の」

 

「いや、雷太君が言うたやん。学生と言う時代に勉強も大事だが人とのコミユニケーションや交流や部活も医者として必要だって、あれで真姫のお父さんは迷いが無くなったやん」

 

「そんな事あったのか?」

 

「廃校かもしれんと決まった時に勉強だけし過ぎてなんも思わなくなったんや、そんな真姫をどうするか考えてる時にシルフィアカンパニー経由で雷太君が」

 

ヴァーリが俺に聞いてくる

 

「何もんだ?お前は」

 

「おめえが言うな!ラーメン魔王」

 

朝からそんな事を言いながら登校をする。てかまじで暑いな、夏休みはもっと暑そうだ……まぁ約三名の宿題で涼しそうだが。

登校中にイリナと絵里に会う。こいつら確か同じマンションだったな。

 

「おはよう、三人とも」

 

「おっはよー」

 

「おはようさん」

 

「ああ、おはよう」

 

「おはようやんね」

 

皆朝から元気だな。にしても三大勢力のアプローチも無いな…まあ嵐の奴がなにかしたのは確実だが。それにしたってなさすぎる。

 

「そういえば」

 

「イリナちゃん?」

 

「ミカエル様から聞いたけど、なんか三大勢力で和平を結びたいそうよ。」

 

「和平ね」

 

「興味ないの?」

 

ああ、三大勢力の和平は成功しないさ、禍の団は必ず戦争を呼び起こす。そんな事は考えればわかるなのに

 

「和平か……俺には関係ない、どうせ俺たちはハブられる。そう言う運命だからな」

 

それぞれ思い思いの顔をして学校に向かう。が

 

「三大勢力内でも天界はどうだろうな?」

 

「どういう事?ヴァーリ」

 

「アザゼル経由の情報だよ、天界は雷神の刃と同盟で組んだ事により各勢力でも抜きん出たと」

 

「ウチらμ'sは含まれるん?」

 

「もちろん」

 

勝手な考えだ。なんでμ's…………ん?

 

「A‐RISEは?」

 

「何故か俺の部下という事になってるらしい」

 

「「なんで(やん)(よ)」」

 

俺もそう思うよ、にしても三大勢力の内天界は俺と同盟ね悪魔と堕天使は何を考えてるんだか

 

「なんにせよ「おはよう」ん?学校か」

 

皆と話してたら、学校に着いていた。穂乃果達もいるのかよ…暇だな、悪魔が眷属を増やそうとしなければこちらに対しての対策もできないが、下手に増やしてもこちらに対抗できるのはいないし堕天使は

 

「雷太君!お願いがあるんだ!」

 

「ん?」

 

俺は考えていると教室についていて、穂乃果にお願いをされていた

 

「実は、お店が大変になりそうで…男手が欲しいんだ」

 

「俺に手伝えと?」

 

「うん、しばらくお願いできる?」

 

「まぁ暇だし、いいぞ」

 

「やったぁぁぁぁ」

 

「あ、私たちもいますよ」

 

三人でも足らんのかよ、まぁ和菓子屋も面白そうだしいってやるか…あいつらが来ないことを祈るか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side悪魔 リアス・グレモリー眷属?

 

「アザゼルがこの地にいるとはね」

 

ある教室に紅の髪の男と銀髪の女が来ていた。男の名は「サーゼクス・ルシファー」現四大魔王の一人であり冥界最強の悪魔である。女の方は女王の「グレイフィア」である。

 

「お兄様なぜここに?」

 

「白雷の一人である嵐君が、ここに来るという情報を受けてね。それにかの雷神である雷太君もしばらくは事を起こさないからね」

 

魔王はその後に三大勢力の会談をここで開催することを言ってきたのである

 

「そこに雷神の刃も来させようと思ってね」

 

「雷太をですか?」

 

「ああ、それにいいタイミングで彼はある和菓子屋に短期のバイトをするらしいんだよ。そこで参加してほしいと」

 

魔王の言葉で、リアス達は旋律する。世界を破壊できる人間を会談に参加させるなどある意味で、博打である。

 

「サーゼクス様、雷太は」

 

「知っているよ、彼はかつて我々悪魔に対しての災害であった。それにある人物の場所も奪ったものである」

 

「でしたら、」

 

「罪を償わせるんだよ」

 

魔王の言葉に理解できないグレモリー眷属は、あっけにとられている。

 

「数年前、人間界に滞在していた者たちが突如として失踪した。当時は堕天使や天界の仕業だと思っていたが、白雷の仕業とわかった」

 

「そして、騒ぎが起きた日本神話は、精鋭を連れて粛清にいった、私たちはそう聞いていますわお兄様」

 

「そうだね、それであっている」

 

魔王は、そこからさらに言葉を紡ぐ、偽りの事を真実のように

 

「兵藤雷太を筆頭に精鋭部隊を残らず消した。記録にはそう残っている」

 

「違うのですか?」

 

「ああ、朱乃君、君は人間が神器も使わずに神に勝てると思うかい?」

 

朱乃はそれを受けて、考えていた。神に勝つにはやはり

 

「彼らは恐らく神に勝ったのではなく、神から逃げたのではないのか、というのが僕たちの考えさ」

 

「あいつらはそこまで強くないという事ですか?」

 

「ああ、あくまでもある程度は強いのではないかという事さ、少なくとも上級くらいではないかと、コカビエルに勝ったのは神器のおかげさ。恐らく出力の調整ができていないだけさ」

 

「なら」

 

「ああ、会談の時に戦闘になっても勝てるさ、彼は黒い刀を満足に使えない…神器を上手くつけないからね」

 

「部長」

 

眷属たちは何か決意する

 

「ええ、皆コカビエルの時の屈辱を果すわよ」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪魔は間違える…彼は雷神の刃ではない。あの存在なのだから




はい、ここで一つ。前回いくつかオリジナルを入れました(コール&レスポンスや歌)あれはこの先の物語で重要になってきます。そして今回の章では伏線回収と伏線配布を始めます。最初の伏線はあの場面の奴です、何とか回収したいです

そして新しいアンケートとして、原作ライバルで個人的に最強のヴァーリとこの作品最強の主人公は戦うべきか、今回のアンケートは特に期間を設けてません、気長にどうぞ

次回は、原作勢の視点ですというか、しばらく原作勢の視点になります。そしてそれを語るのは………


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学校交流会の始まりです

三大勢力の悪魔さんがスポットライトが強くなります


 駒王学園 旧校舎

そこには悪魔たちが会議をしていた。

 

 

「学校交流会ですか、」

 

イッセーが聞いてくる、驚くのも無理ないわね。私もお兄様から聞いたときは驚いたわ雷神の刃に会うためにこちらからアプローチするとはね。

 

「でもどのような、名前で」

 

「ソーナにも聞いたら、スクールアイドルについて知ろうという名前よ」

 

「あの子たちにも会えるんですね」

 

「ええ、魔王様の考えでは雷神の刃によって操られているのではないかというのがこちらの考えよ」

 

私が魔王様たちから聞いたのは、その事だった。雷神の刃…私は貴方を許さない。

 

 

「ではこれで終わりにするわね」

 

私達は部室のカギを閉めて学校を出る。イッセーとアーシアと家に向かう、これからの事を考えると今が本当に最高に思えてくる…恐らく雷神の刃と戦闘は避けられない物になるイッセーは弟でも倒すと言っているけれど祐斗に任せる方がいいわね。

 

「あ、あれ」

 

「アーシア?」

 

「お父様?」

 

アーシアの目線のほうに向くと走って帰宅してるお父様を見つけた

 

「イッセー、リアスちゃん、アーシアちゃん」

 

お父様に続いて家に入るとお母さまにリビングに通される。そこで

 

「今度ね、雷太に会おうと思うの」

 

「どうゆう事だ、母さん?なんか連絡があるから来てくれと」

 

「実はね………」

 

お母さまの話をまとめると、なんでも今度音乃木坂学院で授業参観があるらしい、今度の授業参観は学校の廃校がなくなった事の連絡があるため出来るだけ参加してほしいという事である。

 

「でね、雷太が借りてる部屋に女の子がいるらしいのよ」

 

「同棲してるのか!あいつ」

 

「それは(ぴるるるr)ちょっとごめんね」

 

母さんが、電話を出る

 

「あら~希ちゃん!久しぶり~今度?そうなの実はちょうどその時にそっちにお買い物行こうとしてたの~希ちゃんに会うついでに息子の顔を…雷太?ああ、希ちゃんは…本当でしょうね?バイト‥ちょうど行くわよ…くんなっていくからね」

 

「母さん今の」

 

「ええ、希ちゃんと雷太からお買い物に行く日にちょうど雷太のバイトは始まりっていうから行こうかなって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・明後日か」

 

俺、兵藤一誠は考えていた、明日、家族で秋葉原に向かい雷太に会いに行く。昔からだ

 

「イッセー?」

 

「部長、ちょっと聞いてください。」

 

俺はなぜか部長に昔の話をする。

 

「昔から、あいつは団体行動をしませんでした。喧嘩ばかりしていて俺にも迷惑をかけても知らんの一言で、いつからかあいつは遠出をするようになりました。そこで」

 

「東条さんに?」

 

「ええ、あいつはある山の神社で東条希ちゃんに会ったんです。それからあいつはずっと山に入りびたりました。」

 

「確か同じ中学だったのよね」

 

「はい、当時から人気がありました。事件が起きたのはあの日‥雷太から人が消えた時です」

 

「急に雷太から人が消えて、希ちゃんも雷太を避けるようになりました。皆言いましたよ雷太がなにかやったって」

 

「そして・・・「希?だれだそいつ、知らねぇよ!それにあいつらごみ共もいなくなって清々しいさ」あいつはそう言ってみんなを」

 

「イッセー」

 

「許せないんです。あいつはかつての友達も女も捨てたんです。あいつは……あいつは……最悪の人間なんです」

 

俺と部長はその後も話した。あいつは必ず俺が倒す。

 

 

 

 

 

数日後

 

side μ's

 

俺は今、穂乃果の家の店にバイトに来ているが…

 

「お兄さん、私はほんまんね」

 

「私……焼きまんじゅう」

 

「早くしろ、雷太」

 

「お前ら」

 

俺がバイトをしていると嵐と二コラたちが買い物に来ている。てか笑ってんな嵐の奴

 

「雷太君、ごめんなさいね。この時期はお客様が多くて」

 

奥から、穂乃果のお母さんが顔を出す。何度かあってるので顔見知りであるから楽でいいけど

 

「大丈夫っすよ、こういうのは慣れていますから」

 

「まぁ面倒事と接客は雷太だな」

 

こいつは、そうか懐かしいな。あの時良くやったな

 

「あ、いらっしゃいませー」

 

穂乃果ママが挨拶をするお客様…が…

 

「こんにちは」

 

「こんにちは」

 

そのお客の顔を見て、嵐も俺も旋律したそこにいたのは」

 

「久しぶりだな、雷太」

 

「おーい、雷太…君?」

 

俺の親父、兵藤五郎とお袋の兵藤三希であった。穂乃果は忘れているのか普通のお客様というように対応しているが同じく手伝いをしていた海未が聞いてくる

 

「雷太、確か」

 

「ああ、俺の両親だ」

 

その言葉に穂乃果は思い出したように言う。

 

「あの時の」

 

「久しぶりね、元気だった?」

 

「はい」

 

嵐は気まずそうにそっぽ向いている。そりゃそうか…()()()()()()()()()()()嵐はやりにくいだろうな。それにお袋もこいつの事を…なんて思っていると

 

「嵐君?」

 

お袋が嵐に気づいた。嵐は挨拶をする

 

「お久しぶりです」

 

「久しぶりね」

 

お袋と嵐は話を進める、親父は穂乃果たちと話をしているそんな中

 

「お父様、お母さま」

 

「「アーシアちゃん」」

 

「?」

 

店に金髪の女が入ってくる、穂乃果ママは可愛いと言っているが俺は見覚えがある。

 

「ホームステイをしている奴…アーシアだったか」

 

アーシアかもしれん少女は、こちらに向き直り挨拶をする。

 

「はい、改めましてアーシア・アルジェントです。」

 

穂乃果とかわいいと言っているし、なんならスクールアイドルっててか

 

「一応、買い物に来たなら早くなんか買え」

 

両親は商品を見て悩んでいて、アーシアは違いが分かんなくて困っている

 

「困っているねアー「こら」痛い」

 

「お客様に上から目線はやめなさい。ごめんなさいね」

 

「言え、所で何がオススメなんですか?」

 

アーシアが穂乃果にオススメを聞いている、穂乃果は

 

「ふふふ、ここは雷太君に選んでもらおう!今は店員さんだからね」

 

「お願いできますか?」

 

「わかった、因みに苦手なものはあるか?」

 

「いえ、あま「ないな」はい!」

 

「はぁ~なら、ほむまんだな」

 

「ほむまん?」

 

「ここの看板メニューだよ、海未も良く食ってるし人気もあるんだ」

 

「そうなんですね」

 

両親とアーシアはほむまんといくつかの饅頭を買っていった、すげぇ笑顔だ「こんにちは」「こんにちは」

どんなタイミングだよ?希とにこが店にやってくる。

 

「雷太君のご両親?」

 

「ああ、」

 

なんかまた、話始めたし

 

「二人はなんか買ってどっか広場で話せ」

 

「そうやね」

 

二人は買い物をして、両親と店を出る嵐たちもついていくが

 

「雷太君と穂乃果、海未ちゃんもいいわよ」

 

「いいのですか?」

 

「ええ」

 

 ・・・俺たちは和菓子をいくつか買って後をおう、近くの広場に腰を下ろして食べながら話している所に俺達もつく。楽しそうに話している傍らで思ってはいけない事を思ってしまうな…アーシア・アルジェント元教会のシスターで現グレモリー眷属のひとりで僧侶についている。

 

「楽しそうだな」

 

「雷太、あんた先に言いなさいよね」

 

「何をだ?」

 

「この前言うたやん」

 

「学校交流会か?」

 

「それよ」

 

両親は笑顔で俺に最悪な報告をする。

 

「イッセーたちの駒王学園と音乃木坂の交流会でしょ、アーシアちゃんの他にも沢山かわいい子がいるからね、仲良くしてよ雷太」

 

あいつも来るのかよ、俺はできる限り笑顔で言った

 

「わかったよ」

 

今日はそのまま解散になった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 先に仕掛けてきたのは、お前達だろうに随分と傲慢だな…どうせことりも狙ってるんだろう?やってみろ俺は希もことりも守り切る。

 

「黒き嬢王の名のもとに、悪なるものに鉄槌を」

 

漆黒の雷神 クイーン・タイム

 

 

 

 

 

 

 




この章の序章部分が長い、次回は先に雷太たちの目線です。

補足 一話ごとの切り替えでもいいんですが会話をさせたいのでこのような形にしてますまぁあと一話だけですが

最後の奴は、誰でしょ
1 雷太

2 白雷

3 神器

4 スクールアイドル

5 ???


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報告しとくぜ

課題が終わらない


音乃木坂の生徒会にいる三人は空気が重くなっているのを、俺は感じていた数日前の両親との邂逅で落とされた爆弾…駒王学園との交流会の事を俺達生徒会は知らなかった。勿論…学校交流会の事は知っていたがどこの学校までは知らなかった。そこにこが入ってくる。

 

「駒王学園と交流なんて聞いたことないけれども」

 

「俺も同じだ」

 

さっき希たちが聞きに行ったら本当に駒王学園との交流らしい。名目は「スクールアイドル」だがあそこの学園は悪魔が関与しているし三大勢力の和平会談があるから堕天使もいるし神話勢力も関与する。

 

「恐らくだが、希も狙ってくるな」

 

「なんでやん?」

 

「俺と初めに交流を持ったし、合宿の時にミカエルが希の事を知っていた。可能性としてはでかいんじゃないか」

 

「あの時の会話にヒントが在るなんてね、穂乃果たちには気づかせたくない「悪いが、真姫は気づいているぞ」ヴァーリ!なんで」

 

俺たちの会話にヴァーリが入ってきた。こいつ気づいてたけど黙ることはしないんだな、真姫が気づいているか

 

「兵藤雷太の昔話を聞いて、真姫とも話した。そこで一つの可能性が出てきたんだ」

 

「何よ、可能性って」

 

「雷太と同じ中学であったのは東条希だけだ、そのために雷神の刃について知っているのではないかと」

 

楽観的な考えで希望的観測が多くあるな、にしても知ってか知らずか希を狙うか…自分から火種を巻いといてまた求めるのかよ、自分勝手な行動をしすぎると流石に切れそうだな。

 

「希は確か雷太と暮らしてるのよね?」

 

「にこっちどうしたん?まさかうら「違うわよ」ええ」

 

「希、にこのいう通りよ、しばらくはライタのこと部屋にいたら?」

 

「エリチはいいん?」

 

「私はヴァーリが近くにいるし、イリナも近くの住居にいるわ」

 

そうだな、イリナはみんなの家のちょうど中間地点にいる。なんかあったらすぐ行けるし絵里もヴァーリがいるからいい、希が俺の所に来るのは必然だな。

 

「まぁ、半同居みたいになっているが…」

 

「そうやね」

 

元気に答えるな!今の状況は非常にまずいな…ん?駒王学園?確かあそこには…

 

「もしかしたら、何とかなるかもしれん」

 

皆が顔を上げる、ヴァーリは思い出したような顔をした…いやお前は覚えてろよ!

 

「ルアル・シルフィか……俺を誘拐した」

 

「その言い方はやめてやれ、あいつも考えてる筈なんだよ…馬鹿ではないし力もある……何より」

 

「駒王学園の2年だからね」

 

その言葉に三年は気づく、絵里は更に考えて

 

「悪魔の相手は任せるの?」

 

「その方がいい、この前苦情が来たからね」

 

「ヴァーリに苦情がきたの」

 

「あんた何したのよ?」

 

「いや、あいつ自身が「最近暴れられないんだけど〜悪魔と堕天使に戦争仕掛けていい」と来たんだ」

 

三年生の3人がドン引きしている、そりゃそう「ルシアちゃんらしいね」………

 

「なんで、お前が知ってる」

 

「だって、コカビエルの時にすごくいきいき館しながらコカビエルを蹴ってたやん…だいたいわかるよ」

 

まぁ、あんだけ蹴って………あれ?ルシアがコカビエルをボコボコにしてるの希は見てたっけ?まぁいいが…あいつの戦闘狂には困ったんだな〜俺が大変になるよ。

 

「ルシアってすごいのね」

 

「ニコよりすごいぞ」

 

「なんですって!表出なさい!雷太」

 

「やだよ」

 

「あんたね~」

 

「てか、ルシアも学校にちゃんと通ってくれればいいのにあいつが本気になれば悪魔を滅ぼせるだろ」

 

「だろうな、俺も戦ったが勝てなかった」

 

「ヴァーリ君が勝てないんだ。」

 

「当たり前だ、ヴァーリ位なら片手で勝てるだろあいつなら」

 

「そうなのね」

 

とまあ、こんな話をしながら仕事をするここの生徒会の仕事の役割分担はシンプルである。絵里が最終チェックをして希が書類作成、俺が書類を分ける忙しい時はこれをヴァーリとにこもやってくれる。イリナと他のメンバーも手伝ってくれる…まぁ俺はそのほかにもやることが多いからあまり生徒会室にいないからな。

 

「これ…今度の学校交流会の書類ね、駒王学園の生徒会からの書類だから悪魔の魔力がありそうだけどそんなことないのね。」

 

それはな、一応駒王学園は普通の学園だからな。そうそうないだろうけど悪魔は何が目的なのかすぐわかるようになってきた、駒王学園の悪魔は二人…グレモリーにシトリーでどちらも魔王の妹だったな。赤龍帝のくずに聖魔剣とデュランダルか…小太郎の神器で方がつくし、何より希だ。

 

「・・・明日か、悪魔さんとの打ち合わせは」

 

「まさかあんたら二人で行くの!流石にμ'sとしても許可できないわよ!」

 

「ちゃんと俺も行くさ、守り抜くよ」

 

「ならいいけど」

 

俺たちは作業を続ける。明日の打ち合わせはどうしても行きたくないが行かなくては行けない。ヴァーリとイリナに部活は任せよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駒王学園にて二人の魔王の妹が話し合いをしていた。

 

「わかってるわね、今度の学校交流会は雷太との決戦の前哨戦よ」

 

「従って、シトリーとグレモリーの協力を組むことにしました。」

 

雷太との決戦を望む為に、手を組んでいた。てかそれで倒せるのなら苦労はしないだろうな

 

「そういえば、お姉さまが言っていました」

 

「何を」

 

「スクールアイドルの子たちは、冥界で預りケアをすると」

 

「それはいいわね」

 

あいつらを悪魔のほうにやるのは危険だな、あのくずがどうにかしそうだし

 

「雷太に言われて、嵐様があいつらの監視を木の上からしてるわけだが…いい感じの情報が手に入ったな」

 

俺は、盗聴器を仕掛けて気を降りる。この近くには生徒が来ない旧倉庫がある悪魔に気づかれないように結界を張ってあるので俺様の隠れ家にはちょうどいい

 

「まぁ、二年の教室に比べて静かだからいいけど」

 

パソコンを開いて情報をまとめる、思ってもないだろうな俺に筒抜けにされているなんて。けど希をあいつらのてに渡るのはごめんだ…あいつらには雷太の過去の隠さなきていい部分を教えてあるし、最悪の事態は回避できるな

 

「二度とごめんだ、希を攻撃するのは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  報告 悪魔sideの動きは依然変わりなし、雷神の刃の討伐並びの歌姫の救出を目的にしている。

しかしこのまま状況に変わりがないとは言えないため、至急戦力の確保を要求

 

いまだ気づかれていない、雷神の刃の所有者が東条希であるとは

 




雷神の刃の所有者の名前はあいつ、この交流会で何が起こるのか

次回「交流会始まり、堕天使と悪魔と漆黒」


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交流会始まり、悪魔と漆黒

さぁさぁ、音乃木坂と駒王学園の交流会の始まりでラブライブとD×Dの戦闘が激化します


  多分


 

「なんで、なんでウチを置いていくの」

 

「ウチも戦うから、頑張るから」

 

「お願い置いていかないで、一人にしないで」

 

「もう一人にしないで」

 

燃え盛る炎の中で一人の少女が声を出す。一人が嫌だ友達が死んでほしくない。

それでも現実は残酷である。

 

「俺が、守るから」

 

「だから忘れてくれ、俺が背負うから」

 

そこで意識が戻る、昔の記憶を思い出す時に必ず泣いてしまう。あの約束を守らないといけない。

 

「朝ごはん、食べたいな」

 

ウチ、東条希は今日も目をさます。そこから着替えて朝ごはんを用意する今日の朝ごはんは彼が大好きな「ツナマヨにご飯、お味噌汁(揚げとわかめ)と焼き鮭に甘辛の佃煮」彼はこのメニューが一番好きだと知っている。

 

「昔から仏頂面なのは変わらんな、雷太君」

 

朝ごはんの準備を終えて部屋を出る、隣の雷太君の部屋に行き彼を起こす。昔から朝が弱いのがたまに傷だけどそこがまたかわいいんやん、彼が着替える為に部屋をでて自分の部屋にに入りミルクティーの準備をする。

 

「寝起きにミルクティーはいいやんね」

 

彼が入ってきたタイミングで彼のカップに温かいミルクティーを入れる。砂糖が気持ち多めのミルクティーが彼の好みである、そこから朝食の時間になる味の感想はあまり聞けないが、顔を見れば大体わかる。

 

「少し辛かったかな」

 

「いや、この程度なら食える」

 

ほほう、この味付けは好評と彼は感想が独特やからね上から食える→いいんじゃないかから普通になり一番下は微妙である。

 

「にしても朝ごはんもちゃんと食べてくれるね」

 

「食わないとうるさいのは誰だ?」

 

もう、そう言いながら食べ終わった食器を流し場で洗う、二人分洗うのも辛くない顔しないでやってくれるのでありがたい。準備を終えて部屋を出る、マンション近くの場所でエリチ達との合流をはたして学校に向かう通学路にはいろんな発見があるけど今日も何か発見…今日

 

「学校交流会、今日やね」

 

「打ち合せでは最悪の印象だったけどな」

 

「何を言ったんだ?」

 

「ヴァーリ君、雷太君は向こうの魔王の妹さんの二人に喧嘩を売ったんよ」

 

「なぜ?」

 

「雷神の刃が生徒会ね~って言ったから、魔王の妹のくせにコカビエルも倒せないしなんもできない我が娘~って言っただけだぞ」

 

「思いっきり喧嘩売ってるよね」

 

「私も希も大変だったわよ」

 

まぁあの後ちゃんと会議をしたし、なんとかなったけど雷太君本当に嫌いな人には毒をはくやん。

 

「雷太君は口が達者やな」

 

「誉め言葉として受け取っておく」

 

ほめてないんやけど、それにしても雷太くんは昔からかわらんな

 

「あ、学校が見えてきた「皆ーーーーー」穂乃果ちゃんげんきやね」

 

 穂乃果ちゃんたちと合流して学校に入る…昨日から交流会の準備をしてるからにぎやかやな、でも皆あまりいい顔をしてないやん。

 

「皆あまりいい顔をしてないわね」

 

「当然でしょ」

 

にこっち?

 

「雷太やヴァーリは、男子だけどこっちの話を聞いてくれるし悪く言えば深く入らないわ」

 

「どゆことにゃ」

 

「簡単に言うなら過激に交友を結ばない事よ、雷太なんてこっちが何か用事を言わなければなんもしないでしょ、ヴァーリも基本的に話しかけないし」

 

「確かに、ヴァーリ君は話かけないと本を読んでるし雷太君は…………」

 

「ことりちゃんどうしたの?」

 

花陽ちゃんが聞いてるけど、ことりちゃんも含め二年生は言い淀んでる?

 

「皆同じクラスだよね?」

 

「小泉、こいつはあれだ」

 

「どれよ?」

 

「…………雷太は寝ています」

 

………はい?

 

「雷太は基本的に寝ているんですよ、頼み事を聞いてくれますが基本的に寝ているんです。それであまり接しなんですよまぁ皆二年も一緒にいるので慣れていますが」

 

雷太君、なんで寝てるんやん?そんなに寝てると夜……いや雷太君気づけば寝てるな

 

「………雷太?」

 

「なんだ?」

 

「寝すぎよ、健康上にも良くないわ」

 

「体がおかしくなったらお前の家に行く」

 

「あんたね、はぁ」

 

「どうした?」

 

「雷太は大変だなと」

 

「まぁ「雷太君」ん?」

 

前からヒフミちゃんが寄ってくる

 

「どうした?」

 

「駒王学園の変態三人組って知ってる?」

 

変態三人組って確か犯罪まがいの事を平気でしている人のことやね、なるほど皆彼らの事を警戒してるんやね確かに事件が発生してからじゃ遅いけど

 

「了解した、更衣室のロッカーに使用禁止の張り紙をしておくそれは使うなよ、お前たちの姿が見えないようにカメラを仕掛けるし、男子禁制に何とか務める」

 

「よろしくね、私たちも身近に犯罪者がいるのはごめんだよ」

 

ヒフミちゃんたちは去っていく、雷太君ちゃんと考えてるんやんね

 

「お前たちの更衣室も強化しておく、具体的には更衣室の前に警備をしておくし三人組に関しても警戒するために関しをしておく」

 

「頼もしいな~雷太君」

 

「あ、ヴァーリ魔法陣張っといてくれ」

 

「どんなのだ?」

 

「男が入ったら警報作動で、」

 

「雷太とヴァーリがいればとりあえずは安心かしら?」

 

確かに二人がいれば安心やね、そうしてウチ達はそれぞれの教室にむかってから体育館に向かうここでは交流会の学校との顔合わせを行う、そのための会のため生徒会のメンバーは舞台袖にいる(雷太君にエリチにウチ)雷太君はあくびをしながら会談で音楽を聴いている。

 

「来たようやね」

 

体育館に駒王学園の生徒が入ってくる、皆かわええな「うおおおお、かわいい子が多い」あの興奮してるのが三人組やな

 

「行きましょうか」

 

エリチに続いて舞台に上がる生徒さんから歓声が聞こえてエリチが驚いていてかわええな、雷太君は…あくびをしてるやん。

 

「駒王学園の皆さん交流会の会場である音乃木坂学院にようこそ、生徒会会長の絢瀬 絵里です」

 

「同じく副会長の東条 希です」

 

雷太君も出てくる、駒王学園の生徒さんは驚いてるけど音乃木坂の皆は

 

「雷太ーーー」「ペットーーー」「マネージャーーー」「寝坊助ーー」

 

半分悪口やない?雷太君は特にきにせずマイクの前に立つ

 

「どうも、音乃木坂学院の生徒会庶務の兵藤 雷太です」

 

きちんとした挨拶をして下がる、そしてエリチが入れ替わるように前に出る

 

「ここで注意事項をしていきます、まず原則として部活動は学校でしていただきたい事、更衣室には着替える以外で入らない事ですが私達生徒会は許可されています、そして生徒同士の交流として部活動の協力をしていただきたいこと、スクールアイドル活動の邪魔をしない事と生徒同士で卑猥な事をしない事と犯罪まがいの事はしない事ですそ「違反行為が発覚した場合、その生徒は即時帰宅のうえ、交流会中の停学を言い渡す」雷太」

 

今、雷太君は警告をしたね情報が欲しかったら違反するなと、悪魔さんに向けてやね全くμ’sを心配するのはいいけどちょっとは自分の事も心配してほしい。

 

「それとμ’sのスクールアイドルについては、部活中の練習の邪魔はやめてください、他の部活も同様です。」

 

そして、あとの事項を終わらして舞台から出る。先生の話に移ってウチ達は袖で休んでいる。エリチは悩んでいるまぁさっきの行動でどうなるかやな

 

「悪魔はどうもこちらをてか、俺を敵視してるな」

 

そうやね。

 

「ウチは雷太君の事好きだよ」

 

「どうも」

 

話と、交流会の開会式を終えて教室に向かう。クラスについては事前に話し合いの末に決めている

 

「雷太君達二年生は赤龍帝と一緒にいるし、駒王学園の悪魔さん…グレモリー眷属は雷太君と一緒か」

 

「希?」

 

「心配やな、駒王学園の生徒さんはファンだから」

 

「確実に大騒ぎに「会長」どうしたの」

 

クラスメイトの人が近づいてくるなんか焦っている顔をしてるな。

 

「どうしたん?」

 

「クラスでスクールアイドルファンの人が騒いでいて、にこさんも対応してるんですけど一年でも問題に「それはヴァーリに行かせた」兵藤君!」

 

「どうゆう事雷太?」

 

「こんな事がありそうだからな、イリナとヴァーリにあらかじめ言っていたんだよ二年組はここにいる」

 

そういうと後ろから穂乃果ちゃんたちが顔を向けてくる。伝えに来てくれた生徒さんはお礼を言って去っていく、にしても駒王学園の生徒さんには困ったもんやな~ファン対応はするけど授業位はしてほしいわとりあえず教室に向かおうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side二年組 駒王学園 木場佑斗

 

「うおおおおおおおおおおおお穂乃果ちゃんたちだあああああああああ」

 

ぼくは駒王学園二年の木場佑斗、今は学校交流会のために音乃木坂学院という所に来ている。そこには今流行りのスクールアイドルがいるぼくたちは彼女たちに会うために来ているが…

 

「雷太君、クッキー食べる?」

 

「雷太君、今度のお仕事変わって!」

 

「雷太この書類なのですが」

 

僕たち悪魔の本当の目的である兵藤雷太君に注目している、彼はコカビエル戦線において人間の立場で参加し一般人である音乃木坂学院の生徒さんとUTX学園の生徒を巻き込んだのである、しかも生徒の一人をコカビエルにスパイをさせるという危険は行為もしていたのである。

 

「さすがに簡単には近づけないか」

 

僕はそうこぼす、彼は全勢力のなかでも危険な神器を所有しているだけでなく過去に三大勢力に戦争を仕掛けている。そんな彼を冥界勢力は許せなくなり彼を捕縛というなの交流をしようとしたが一般人がいるので近づけないしかもマネージャーをしているので基本的に一人にはならないと

 

「イリナ…」

 

僕の後ろの席で蒼髪の少女のゼノヴィアがこぼす、そう彼の近くには彼女の仲間であった紫藤イリナさんが近くにいて話していた。まるで仲良く話す友達のように彼女も繋がっているのかわからいが話は聞かないといけないだろう。

 

「雷太君、今度衣装の買い出ししたいんだけど」

 

「予算的に言えば、難しくはないが時間のほうが…」

 

「ないかな?」

 

「ないことはないが…二日に分ければいいんだが」

 

「海未ちゃんダメかな?」

 

「そうですね、バイトの時間ではなく委員会との話し合いの事を考えると」

 

「やっぱり二日?」

 

「ですね」

 

「う~ん」

 

「無理か?」

 

「えっと衣装の専門書の引き取りが…」

 

どうやら買い出しの話し合いだね、時間の問題かチャンスかもしれないかも

 

「だったら、俺が」「馬鹿、俺が」「ぜひとも俺に」「ここは俺に」「俺こそ」「松田様に」「俺こそ」

 

同じクラスのファンの人たちは買い物についていこうとしている。

 

「よし、」

 

「雷太君?」

 

「ヴァーリ、ことりと専門書の引き取りに行ってくれ!ことりは花陽に衣装のイメージを伝えてくれそれを元に花陽といつもの店に行ってくる、生地についてもイメージを伝えてくれ」

 

「雷太が大変じゃありません?」

 

「いや大丈夫だ、イリナと交換すればいいし体力には自信がある」

 

どうやら話がまとまったようだね、にしても噂には聞いていたけど本当に白龍皇が彼らと一緒にいるなんてリーク情報も蔑ろにできないね。

 

「良い衣装にしてくれよ」

 

「任せて」

 

彼らは会話を終えて席に着く、四人とも席が近いから雷神の刃に手は出せないね。堕天使もいるしなんとかしたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・この時僕は彼らと攻略を持ったほうが良かったと思うのだ、僕達は選択を間違えた。

 

 

「ああ、イッセー君君の弟は絶望しないんだね。」

 

そう言って僕は目を閉じる、感じるのは明らかな最後、漆黒の女王には勝てなかった




伏線を回収するために話を進めてるけど、回収できないかもとにかく頑張れ雷太くん!
あと堕天使は出せなくなったから次回に持ち越し

次回   歌姫と堕天使!戦闘開始します。

雷太の過去が見えてくる。



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堕天使と歌姫!戦闘開始

今回から、雷太達の視点で話を進めます。


「花陽、少し早い。」

 

「はい!」

 

あれから放課後になり部活の時間になったので俺たちは練習をしている。けど俺自身はUTX学園にも行ってるので大変ではあるが日替わりだから楽な部類かな?

 

「ことり、穂乃果、お前たちは遅れ気味だ」

 

「ハイ」

 

 今はユニット事に別れて練習をしている。ことり達は俺が、にこ達はヴァーリが、希達はイリナが見ている。基本的に全員で行うがこのように分かれる事もあるユニット事に練習内容はローテーションしていて、こいつらはランニングである。因みにヴァーリ達は歌(白龍皇なので)イリナ達はダンス(以外にもイリナがダンス得意である)このローテの練習が終わった後に皆で合わせる。この練習中が確かに狙い時だな、

 

「お前ら、いったんやめろ」

 

俺の言葉に三人が運動をやめる、そこでことりは何かを感づいたのか俺の所によって来る。俺はある方向に目を向けて足元にある石を蹴り飛ばす、その石は木を貫通するが動きを止める。

 

「やれやれ、噂の雷神は随分短気だな」

 

木の後ろから金髪と黒髪を合わせた感じのおっさんが出てくる、来るとは思ったけど本当に来るとはな

 

「堕天使総督の未婚総督か」

 

「随分ひどい言葉だな」

 

「事実だろ」

 

「雷太君…」

 

花陽が後ろから顔を出しながら声をだす。その声はおびえていた、無理もないか今日は随分と精神的につらいことが起きたからな、極めつけに堕天使総督か

 

「何の用だ?」

 

「お前さんの力を「断る」つれないな」

 

「やるならこいつらがいないときだ」

 

「だな、」

 

俺とアザゼルはある方向に目を向ける、そこのは木しかないが確かにそこにいる。俺は刀をアザゼルは光の槍を向けるそこには

 

「まさかばれる「神器」よけて」

 

上空から聖剣が降ってくる、そこには魔法陣があるそして悪魔の背後からイリナたちが出てくる。そして校舎の方向からヴァーリ達がやってくる。

 

「いつから気づいていたの」

 

紅髪の悪魔が聞いてくる、確かリアス・グレモリーだったか?いつからと言われても

 

「深山嵐、駒王学園の二年だよな」

 

「深山君が」

 

「まぁ、菊山の情報力はそれ以上だが」

 

「あのクソガキか」

 

アザゼルが唸ってるな、まぁあいつは各勢力に遊びに行ってるしその時にトップ陣をいじめているからなそのおかげで苦も無く暴れているというか

 

「で、何の用だ?」

 

「貴方に真実を聞きたいの」

 

真実?何のことだ

 

「貴方が、東条「呪符」!」

 

悪魔が言い終わる前に希が攻撃を仕掛けた、なるほど希についてか…赤い山かあいつの神器かどちらにしろ厄介だな、俺は雷神の刃を取り出し雷の檻を作り穂乃果たちを守ると同時にアザゼルに牽制をする(よけられたが)そのすきにイリナが剣士の二人に向かいだす(今のイリナなら遅れはとらないな)剣士とイリナの戦闘が開始したので人よけの結界を張り雷神の刃を振るう、魔法陣で守られたが俺は刀を振り回す。

 

「雷神戦斧」

 

回転しながら刀を振ることによって雷の斬撃が悪魔とアザゼルを襲う、アザゼルと悪魔は魔法陣で防いでいるが向こうの攻撃はこちらに来ない、しかし

 

「いきなり大技かよ、すげえな兵藤雷太!確かに神器を使いこなしてやがる」

 

「余計なお世話だ!雷牙、無転」

 

アザゼルに突きを繰り出す、アザゼルは高速の突きをよけきれずに受けてしまう。

 

「ぐっ、効くな~魔力で覆ってなきゃ死んでたぜ」

 

やっぱり覆ってたか、こいつ流石は堕天使の頭目だな!けど悪魔のほうは

 

「くっそ、これがドライグの言ってた奴かよ」

 

『いや、相棒!こいつは明らかにレベルが違うぞ』

 

「当たり前だ、俺は雷神の刃の眷属に鍛えられたのだからな」

 

『どこぞの赤いトカゲでは無理だな』

 

『なんだと』

 

『やるか?』

 

なんかニ天龍が喧嘩してるな、でも悪魔はヴァーリとあいつに任せてよさそうだな、俺はこいつを何とかするか

 

「魔剣創造」

 

「真姫、」

 

「ここからでも遠隔操作できるわ」

 

真姫が援護をしてくれるので、俺はアザゼルに集中する。アザゼルも俺との戦闘に順応してるように見えるが

 

「魔剣創造か…使い方次第では無類の力を発揮するものだな!まさか自立させる魔剣を作るなんてな、けど檻に入ってちゃ攻撃しにくくないか?」

 

「イミワカンナイ!私達はただの女子高生よ勿論μ'sとしての活動はしてるけど…あくまでも高校生だから」

 

「なるほどな」

 

勿論、真姫も身体能力では上の方だが堕天使や悪魔の能力に比べれば弱い部類に入る。そいつらが生きの残る為には人間的な発想や考え方が必要になってくる。中でも自立する武器というのはシンプルで言い、人間を超えている能力を持っている悪魔たちは魔力や身体の能力で戦うからな考え方一つで勝てるようになる。

 

「いい着眼点だな、身体能力を強化するのではなく神器が持つ本来の能力を強化するか…使い方によっては数の把握が難しくなるし、戦いの手も増えるな」

 

なかなか鋭い見解だな、確かにあいつの言う通り数を増やすのも手だけど本当の狙いは別にある。創造系神器の特有として使い手の想像や技量で様々な神器を作れるというのがある、状況に応じて変化でき臨機応変の戦い方になるのが鉄板だが

 

「別の言い方をすれば、単純に効果が自立だけに向く」

 

「なるほどな、効果が自立だけだと思わせるのか、お前さん!」

 

アザゼルが光の槍を放つ、雷神の刃ではじいて逆に雷で攻撃する。それをよけて言う

 

「いまここにある剣は、自立以外にも効果があるわけだ」

 

確かに、俺が本当の事を言っていればな

 

「けど、俺とやりながら効果を探すのは」

 

「不可能だな、」

 

「雷刃、双牙」

 

「くっ、」

 

二方向からの斬撃をアザゼルに向かわせる。アザゼルはそれを何とか上によけるがそこには

 

「!魔剣創造か…」

 

「自立だけでも武器になるな」

 

「このやろ」

 

アザゼルは剣を砕いて最小限のダメージでやり過ごすが、そこを見逃す希じゃないぞ

 

「食らうやん」

 

「呪符か、」

 

「おまけだ、雷牙、無転」

 

アザゼルに呪符と雷が迫る魔法陣で守ろうとしているが、もろに受けてしまう。アザゼルは所々から出血しているかなりのとは言わないがダメージはあるか「きゃあああああ」ん?

 叫びがした方を見るとヴァーリがグレモリー眷属を圧倒していた、別の方向にはイリナが勝利をしていた。これで少なくとも若手のこいつらには俺たちに勝てないと、

 

「白龍皇、」

 

「俺に勝てないようでは、スクールアイドルの奴らにも勝てないし白雷に勝つなど夢物語だな」

 

「何ですって」

 

「むしろ気づかないのか?雷神の刃を使いこなすという事は各勢力の首脳陣は勝てないという事だぞ、しかも漆黒も使いこなす人間なぞあいつ位だ、お前達では絶対勝てないぞ」

 

「ヴァーリの言う通りね」

 

「絵里ちゃん?」

 

「どゆことにゃ?」

 

「どゆことにこ?」

 

「はぁ~、雷神の刃は次元破壊クラスの神器を使いこなすという事はそれを上回る実力があること、しかも雷太は漆黒も使える、ヴァーリの言う通り白龍皇に勝てないようでは雷太には勝てないわ」

 

随分俺を買ってくれるな、まぁ確かにこいつらよりは強いと思うけど。悪魔達は応援を呼ぼうと魔法陣を出そうとするが

 

「やめとけ」

 

瞬間!悪魔の魔法陣が破壊される、小太刀で壊されたようだが……これは

 

「ここは学校だぞ、お前達はこいつらと戦闘しようが勝手だが…関係ない奴も巻き込む気か?」

 

声のした方を見る、そこは校庭の方角で後ろには悪魔の生徒会長を連れた男が来た。

 

「嵐」

 

「よう雷太!μ'sの皆も初めましてかな?俺は深山 嵐、白雷の一員だ」

 

「なぜソーナが「簡単だろ」なんですって」

 

「馬鹿なお前らにも分かりやすく教えてやる。ここは学校だまだ無関係の人間は多数いるぞ」

 

確かに、始めた俺が言えた事ではないけど……まだ放課後出しな、それに

 

「学校での戦闘行為をするなんて、堕天使の総督さんと魔王の妹さんは常識がないのかしら?」

 

更に理事長が怒って来たよ、まぁ学校で戦闘行為されたらキレるわな~

 

「仕掛けて来たのは雷神だ」

 

「勝手に侵入したのは貴方でしょ」

 

「始めたのは「彼は生徒を守るために行った為、無罪です」やれやれ、」

 

アザゼルはこちらに目を向ける。なんかしたか?

 

「音ノ木坂学院はμ'sを雷神の刃に洗脳されただけでなく、学校まで奴に奪われたのか」

 

アザゼルの言葉に俺は怒りが頂点に登った。なんだそれ?誰がいつ‼こいつらに洗脳を

 

「アザゼルもそう聞いているの」

 

「ああ、サーゼクスの妹…俺もそういう風に報告を受けている。雷神の刃は女を侍らかしているってな」

 

てめぇ 誰かそんな事をいいやがった!こいつらを洗脳だと……今ここでぶちのめして

 

「そんな事を話してないわ!ここでの戦闘行為を辞めなさいと言っているの、そもそも私達が洗脳されるメリットは何?」

 

「拠点を手に入れるとしたらどうかしら?スクールアイドルを利用すれば「それよりも力なら簡単ではないの」!」

 

理事長は、拳を握り顔を上げ声を上げる。

 

「くだらない事をほざくな!」

 

理事長の叫びで俺は刀をしまう。雷の檻を解いてμ'sを前に出る。穂乃果達は俺を疑いもせずにその後ろに着く。

 

「μ'sの皆、なんでこいつに「黙りなさい。」絵里ちゃ」

 

「気安く名前で呼ばないで、貴方達が雷太にどんな事を思っていようとも知らないけど、貴方達と雷太を一緒にしないで」

 

「行くわよイッセー、すぐにわかるわ」

 

「赤い山の「うるせえ」‼」

 

「さっさと消えろ」

 

悪魔の奴らは、奥に消えて転移する。アザゼルは

 

「俺も帰るぜ!雷神の刃、まぁお前さんは()()()()()使()()()()()()()()()()()って感じるけどな」

 

アザゼルはそう言って去って行く。俺たちは安堵して落ち着こうと地べたに座ろうとすると

 

「ふざけんな!」

 

大声が聞こえた方を見てみると、花陽が拳を木にぶつけていた。普段大人しい花陽が荒れているのでμ'sも理事長も何も言えなくなっていた。

 

「何も、知らないくせに」

 

花陽の言葉が空間に消える。まるでこの後に何も残らないように…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は、失敗した。あの時何としてもあいつと交流を持つべきだった、

 

「絶望だ、なんだよこれ」

 

俺の周りは死体で溢れている。俺の部下や悪魔天使の死体である。

 

俺の頭上には、雷の纏った服装の人型のナニカが刀を持っていた。黒い刀がまるで全てを飲み込むようにこちらに雷を放っている。

 

「お前かよ、あの時の」

 

瞬間、俺の目の前に黒いナニカが向かってくる、瞬間一文が頭を支配する。

 

 

 

黒に導かれし、暗黒の刃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




伏線ひとつ回収しました…伏線?

9話の黒に導かれ……の黒点は[暗黒の刃]です、これはこの先の物語で明らかになっていきます。

次回は、あの人が戦う予定です。

次回‼[歌姫の出会い!刀と聖剣と王者]


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歌姫の出会い!刀と聖剣と王者

今回は前回の雷太たちの時間帯のツバサと英玲奈です。あんじゅは別件で外しています


 王者と言われたら何を頭に思い浮かべるのか?私はそれを何度も疑問に思った、いくら強くても意味がない、思いがなければ意味がない

 

「簡単な事なのに、なぜ疑問に思うのかしら?」

 

私は、練習場の窓枠に座りながら外を見る。頭の中の疑問も消えずに自問自答している

 

「ツバサ?」

 

「英玲奈、一つ聞いて言い?」

 

「なんだ」

 

「なぜ私はここにいるの?」

 

英玲奈は顔を下に向けてこぶしを握る、心なしか震えている

 

「ツバサ………お前が宿題を忘れたからだ!」

 

「ですよねー」

 

現実は非常だわ、私は今練習場で学校から出た課題をしているのだ(まぁダンスの振り付けを覚えるだけだが)

 

「逃げていい?」

 

「いいが、あとで雷太に報告だな」

 

「神はいないの?」

 

「いるだろ」

 

この後泣きながら課題を終わらせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後になってから20分が経ちようやく課題を終わらせて、学校を出ている。基本的に私たちは寮に暮らしているが、こうして外出もしている。

 

「地獄だったわ」

 

「お前がほったらかしたのが原因だろ」

 

「課題なんて、ごみ箱生きよ」

 

「怒られるぞ、あとそのネタは古すぎる」

 

なんて会話をしながら、二人で街を歩いてる本当ならあんじゅもいるのだけれど、不幸な事に音乃木坂に向かってるため二人での行動になっている。

 

「甘い物が欲しいは」

 

「あんじゅにも買うならいいが「行きましょう」単純だな」

 

いいんです。女の子は甘いのに弱いんだから。

そうして英玲奈と歩きながら他愛もない会話をする。

 

「神器はどう?」

 

「今は落ち着いているよ、小太郎の刀のおかげで暴走もしないからな」

 

「よかったわ、またあんなことになるなんてごめんよ」

 

「そうだな、しかしいい点もあった」

 

「例えば?」

 

「雷太たちの演奏で歌えたことだ」

 

「そうね」

 

コカビエルの際に皆が一度解散しかけて、どうなるかと思ったけど雷太のおかげでまたこうして活動できるのよね、それに高坂さん達との決勝もなかなか大盛況だったしね。

 

「しかし、一票差か」

 

「不服なの」

 

「いや、安心してるんだよ」

 

「やっぱり?」

 

「ああ、彼女たちも強くなってるし、何より彼女たちの歌での勝負だからな正直負けると思っていた」

 

確かにね、コカビエルとの戦闘後に行われたラブライブ決勝での戦いで私たちは辛くも辛勝した…けれど正直私は勝敗はどうでもよかった、確かに出るからには勝ちたいけれどそれ以上にこの3人で歌いたかった。

 

「雷太には感謝してもしきれないわね」

 

「そうだな、今度あいつの好物でも持ってくか」

 

「いいわね、けど雷太の好物って」

 

「あいつは、手作りなら何でも食いますよ」

 

声をした方に目を向けるとそこは公園だった、いつの間にこんな所にていうか

 

「小太郎君!」

 

「どうも綺羅先輩、統堂先輩」

 

公園のベンチでこちらに声をかけてきたのは、白雷の一人である葉山 小太郎君だった

彼は、白雷の中で比較的友好的(他の人たちはめんどくさがり屋で何回か交流を持っている

 

「雷太は手作りが好物なのか」

 

「ええ、あいつは基本的にてっづくりなら何でも食いますし、既製品はあまり好まないんですよ」

 

いい情報を聞いたわ♪今度手作りのクッキーでも作ろうかしら

 

「所で小太郎君はどうしてここに?今は雷太h部活中よ」

 

「俺も学校が休みなんで暇つぶしですね」

 

小太郎君と合流してショッピングをしながら、甘い物を摂取する。以外にも小太郎君はこっちの空気を読みながら話をしてくれるのでこちらとしてもありがたい、そのまま開けたところで休憩する。

 

「いやぁ~英玲奈も結構乙女よね」

 

「いいだろ、私だって女なんだ」

 

この時間がとても「こんにちわ」声のした方をみる、この時間さえも奪われるのか

 

「だれだ!」

 

小太郎君が、私達を守るように前に出る。声をかけたのは男性である…スーツを着た高身長の薄い金髪のイケメンでどこか紳士を思わせる。

 

「私は、アーサー・ペンドラゴン」

 

「禍の団、英雄派の聖王剣がなんの用だ?」

 

「簡単ですよ、白龍皇を制するほどの白雷の力を見てみたい。ああご心配なくこのあたり一帯に妹が結界を張りましたから」

 

要するに、場面は整えたから戦ってほしいと

 

「勿論、見返りはあります。禍の団の資金源や戦そして…三大勢力の狙い」

 

「お前が勝ったら?」

 

「そうですね~妹の平穏」

 

「平穏?」

 

「ええ、知っての通り私は偉大なる騎士王の末裔です。そのため妹の平穏も彼女との生活もままならない」

 

「だから平穏か」

 

「そうです。白雷の剣士…天下無双 葉山 小太郎」

 

アーサーという男はどこからともなく剣を取り出した、私でもわかる濃密なオーラを纏っている剣どこかエクスカリバーに似ている。

 

「エクスカリバー?」(やばい口に出た)

 

「違いますよ、これは聖王剣コールブランド、地上最強の聖剣です」

 

「次元を切り裂く聖剣か」

 

小太郎は刀を作りだし地面に突き刺す。手から魔法陣を出し私達を包む

 

「彼女たちには手を出すな、」

 

「勿論、戦闘を行う人以外に手を出すのは紳士失格です」

 

流石、イギリス紳士

 

「始めましょうか」

 

「行くぞ!」

 

side小太郎(ツバサ達では目で追えないので)

 

俺とアーサーが同時に飛び出す。こいつ正面から打ち合う気か?刀と聖剣がぶつかる火花を散らし金属音が耳を打ち付ける。単純な剣の腕は互角!つまり

 

「勝敗を分けるのは、自身の武器の能力ですか」

 

だとすると、俺は不利だな…刀は切ることに特化したタイプだから

 

「刃幅が広く、そのうえ打ち合いの聖剣は悪手だな」

 

「ですが、こちらも同じ」

 

俺は、剣を流し距離をとるが瞬間、聖剣の刃先が背中に来ていた。それを体裁きでよけてアーサーとの距離を詰めるが、また次元を切り裂き俺と距離をとる。そしてまた接近して高速の打ち合いをする。

 

「驚いた、初見ではよけられたことがないのですが」

 

「あいにく、こっちの参謀は正確が悪くてな!足元に爆弾がない分戦いやすい」

 

「本当に人間ですか?」

 

「残念なことにな」

 

アーサーとの打ち合いをやめてお互い距離をとる。ここで動きの把握が終わったな

 

「そろそろ行くぞ、」

 

お互いに獲物に力を入れ、本気の動きをする。こいつ、速さだけなら騎士の速さを超えているな!しかも聖王剣の能力…俺たちにも勝るとも劣らない実力こいつはほしい。

 

「一刀、飛翔疾風」

 

高速で動き、刀を上空から抜刀して落下する。落下速度も相まって破壊力を生むがアーサーはそれを体捌きで避けてそのまま斬撃を生む、それを刀でいなし2本目の刀を取る。

 

「二刀、螺旋刃」

 

2つの刀を縦横無尽に振りまくる。しかしその動きを見極め避けきれないのは剣で防ぎこちらに距離を詰める。

 

「喰らえ」

 

剣を振るい攻撃が飛ぶが、体を前転させる動きで避ける。

どちらも貰えば必然的に動きが鈍る。そうしてまた刀と聖王剣の切り合いになる、二本あっても当たらなければ意味がないな、 

 

「(どうする…このままじゃあれを当てるのは)」

 

俺は思考を巡らせる。アーサーは確かに強い!神仏に近い存在と言えるがかの者でも…いやこれなら!

 俺は飛び出し斬撃を振るいまくる、

 

「二刀、鳳天…螺旋翔」

 接近しながらの斬撃に神器の能力で嵐を纏わせる。この攻撃は大軍用だが風や雷と言った嵐を一人に浴びせれば自然と攻撃力は集中される。

 

「くっ、舐める…なーーーーーーー」

 

アーサーが斬撃を浴びながら、突進してくる。そして

 

「これなら」

 

次元を切り裂き刀と飛ばし真ん前に来る。

今だ!

 

「足刀!刀神脚」

 

アーサーのボディに重い一撃、アーサーは後ろに吹き飛んで吐血し気絶する。ふぅ−雷太に習った足技があってよかったぜ!刀神脚は接近してくる相手に対して相手が動く前に全身の力を足に入れて一点を打ち抜く、剣道で言う突きのようなものを足でやるのだ、完全に前に出て力を入れる前なので言うなればノーガード状態である。

 

「兎も角、俺の勝ちだな!アーサー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私も行きますよ」

 

絶望が蔓る中で青年が口にするた

 

「見せようではありませんか!剣士の力を」

 

絶望に抗うのは剣士と侍…今、黒い雷に立ち向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炎が舞う中で3人のの歌姫は言った。

 

「勿論私達も行くわよ、雷太」

 

「私達だって」

 

「白雷だからな」

 

ここで5人が揃った、雷神の刃に立ち向かう。

 

「行くぞ、μ's!A‐RISE!白雷!」

 

白き力を纏い…少年は叫ぶ…彼の者の名は漆黒の嬢王

 

 

 

 




ツバサ達……まじで出番少ないな!

後、もう少しテンポは少し早めです。(早く和平会談書きたい)次回は悪魔との戦闘後のμ'sとA‐RISEです。

次回[歌姫の雷神]

和平会談に向けて進んでいく。


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歌姫の雷神

いやー、改めて思うわ〜はようやれや和平会談


朝になり俺は目を覚ます。窓から差し込まれる朝日は俺の体を目覚めさせる。

 

「朝か……」

 

珍しく起こさせるずに起きたので、制服に着替えてリビングに行く。俺の部屋だから勿論俺しかいないのは当たり前に感じるが昔とは違うな

 

「アイツらがいた時は朝からうるさいのは当たり前だな」

 

基本的に朝食を食わないので暇つぶしに本を読む、ラノベから哲学まで基本的なんでも読むのでいい時間潰しにはなる。

 

「思えば、こんな朝は久しぶりか?」

 

「雷太くん?おはようやん」

 

「ああ、おはよう」

 

希が来たのであいつの部屋に向かう。朝から元気に「いい天気やね」なんて呑気にしてるな……まぁ昨日あの後心配になってあいつらに護衛をつけたが(あのドラゴン )小太郎が禍の団のもと団員を見つけた位だな。

 

「ただいまー」

 

「お前しかいないだろ」

 

「気持ちが大事やん」

 

「そうか、失礼する」

 

俺と希はテーブルに着いて朝食をとる。今日の献立は白米に(花陽が喜びそうだな)味噌汁とベーコンエッグにツナサラダか、中々のメニューだな。

 

「どうやん」

 

「……旨いな」

 

今日はなんか旨いな、希も喜んでるし…まぁ俺も感想は中々言わないからな。

 

「今日はいい日やん」

 

「速えよ」

 

朝食を終えて支度を済ませて部屋を出る。ふと見上げると2羽の小鳥が飛んでいた鳥はそのまま空へ飛んでいったが一羽が落ちてしまう、その鳥を違う鳥が助けに来る。

 

「………まだ飛び上がるのか」

 

「どしたん?」

 

「何でもない」

 

俺はそう言ってマンションをでる。今日も暑い日になりそうだな、今日はまず全体のダンス連と歌連だな…穂乃果の奴が毎回腹減るから軽い菓子も持参して…なんて考えてると学校が見えてくるが正面の坂を上らないといけないし階段もうざい、しかも

 

「オハヨー――」

 

「朝から元気だね」

 

穂乃果とイリナが校門にいた、だから朝から男子がうるさいのか?兎に角こいつらには「雷太君!」後ろから声がするので見てみると花陽たち(一年生)がそろって登校していた、なるほどおおかた真姫あたりだろうな。

 

「おはよう」

 

「おはよ」

 

他の奴らも挨拶をしてく「おおおおおおおお!かしこい、かわいい、エリーチカあああ」うるさいなこいつら!絵里が登校しただけだろ!騒ぐな

 

「にぎやかやね」

 

「最悪だ」

 

文句を言いながら教室に向かう、が途中でハゲと眼鏡が「貴様」とか言って攻撃してきたのでとりあえず沈めた(お互いの頭をぶつけた後にそこら辺の樹につるした)全く朝から余計な体力使わせんなよ!

 

 

 

 

 

「じゃあ授業を始めるよ」

 

この時間が一番安らぐよ、今日の初めの授業は歴史か…正直受けなくても「失礼します」ん?あいつは確か一年担任の

 

「田中先生?どうしました?」

 

おい、いま疑問的にならなかったか

 

「ええ、実は…いえ田島です。」

 

「すいません」

 

「いえ、なれていますか、それではなく!」

 

田島が俺の…俺とヴァーリを見ている?

 

「兵藤君…雷太君かヴァーリ君をお借りしても?」

 

「どうしてですか?まぁいいですけど」

 

「よくねえよ」

 

「ええ、監視用に」

 

「なるほど!じゃあ雷太君で」

 

「ど「校庭に来てね、制服のままで」拒否権なしかよ」

 

教師の悪事で校庭に行くことになったのでノートを後で貸してもらうようにことりに言う。菊山の悪事に比べたらいいけど…そもそも悪事は比べられない、兎に角校庭に向かうと男子生徒と女子生徒に分かれているうえになんか音乃木坂とも別れてない?

 

「雷太君!」

 

「花陽!という事は真姫凛もいるか、どういうことだ?」

 

「えっと、「簡単に言うなら対立ね」そうだね」

 

「は?」

 

話をまとめると、男子が花陽達を見ていてそれを駒王学園が嫉妬してそこで対立して

 

「なんやかんやでこうなったと」

 

「そうなんです」

 

「それで先生が雷太にお願いしようって」

 

「なんで?」

 

「凜がめんどいことは雷太くいあたたたたたた、いたいにゃ」

 

俺は凛の頭をぐりぐりしている、この猫…俺をなんだと思ってやがんだ?まじで今日の練習はこいつだけ倍だな。

 

「兎も角、これじゃ授業にならないな」

 

「はい、」

 

「面倒だから、お前ら対俺で鬼ごっこな」

 

「なんでよ?」

 

「くだらない理由でこうなるならそもそも授業は要らん、文句があるなら態度で示せってことだ」

 

俺がそういうと何人かの女子は叫んでいるし、男子は

 

「変態三人組の弟が随分やる気すっね」

 

「どうせあんたも女が目当てだろ」

 

「所詮は性欲の塊だぜ」

 

なんて吠えておるな、

 

「俺に勝てたら、音乃木坂の生徒と一回デート。負けたら全員土下座な」

 

「ふざけてるんですか先輩?」

 

「ふざけてないけど」

 

「先輩一人で勝てるわけねえよ!性欲バカ」

 

男子生徒が俺を煽ってくるな、まぁ言われるままなのも

 

「やらないならいいぞ、馬鹿にしてる男子一人にも勝てないなんてな…必然的にお前らは俺以下と」

 

「なんだと「確かに変態三人組の弟に劣るなんてね」真姫ちゃん」

 

「私強い人が好きなのにね」

 

真姫……お前煽るの下手

 

「来いよ、このやろ」「変態なんぞには負けん」「殺す」

 

なんかやる気が出てきてるな、まぁいいか

 

「ルールは簡単!俺が鬼でてめぇらが逃げだ、全員捕まえたら俺の勝ちだ。よーいドン」

 

「汚い!」

 

「せこい」

 

「やってやるぜ」

 

皆逃げるな

 

「制限時間は授業終わりの5冬前だ」

 

さて、俺は横になり空を見上げる。広い大空が世界を包む俺はこの瞬間が1番好きだ!これがあるから俺は…あいつを

 

「………行くか」

 

俺は立ち上がり周りを見渡す。何人が俺の動きを見るために見張りをしている。アイツらが獲物か

 

「5人か………」

 

俺が走り出すと、見張りが合図を出そうとするが

 

「遅いな…」

 

瞬間に5人を捕まえる。

 

「早い、」

 

次は、真姫達か

 

「えっ」

 

俺はその瞬間にまた捕まえる。その後も瞬間速度をあげていき沢山捕まえる。気づけば最後には

 

「凛……花陽……」

 

「にゃあああああああ」

 

「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い」

 

おいおい、校庭の角でガタガタ震えているμ'sの1年2人…俺が悪魔にでも見えているのか

 

「雷太さん!膝」

 

「じゃあ」

 

二人を結局捕まえた。

 

「てめえ」「だまし討ちだ」「殺す」

 

なんか唸ってんな、こいつら俺に負けたくせに

 

「なんで、捕まえるんですか」

 

「ルールだろ」

 

「白米おごってください」

 

「や「膝枕に耳かきで」いつがいい?」

 

外野がうるさいが、しょうがないこいつらの中で俺に膝枕するのが主流らしい(なんでもツバサがはまってしまってこいつらに流れて、俺とヴァーリが実験台になった。)にしても本当に悪質なファンに見えてくる、花陽はともかく凛と真姫が本気で起こったらヴァーリ以上にやばいぞ‥‥‥‥ヴァーリ、お前がトマトラーメンを作ったせいで凛と真姫が起こったのが懐かしいよ(注 この時雷太君は動画を作成しながら大笑いしてましたが後に巻き添えを食らいました。by花陽)

 

「さてっ戻るか」

 

俺は作業が終わり教室に戻る…途中でチャイムが鳴ったので飲み物を買う、それにしてもあまり目立った事件を起こさないな、昨日の今日だから動きをきたいしていたんだが智将がいない若手ではやはり無理か

 

「雷太君!」

 

「穂乃果」

 

「次体育だからお願いしていい」

 

「わかった」

 

俺はこいつを連れて女子更衣室に向かうすでにそこにはヴァーリが座っていた。

 

「確認するか」

 

「ああ」

 

俺たちがここに来た理由は、カメラは侵入している奴がいないかを確認している(他の学年も同じ)とりまロっか―の確認と部屋の確認をするために入る、俺は部屋のカメラを重点的に調べあげ、ヴァーリがロッカーを調べる

 

「さっき花陽達の時にも調べたがなかったぞ」

 

「こっちも大丈夫…誰だ?」

 

「どうした?」

 

「このロッカー、ここにあったか」

 

俺は一つのロッカーに気になった、これは部屋の隅にありすぎている。

 

「さっきはなかった」

 

「開けるか」

 

…そこからはめんどくさかった、そこにはカメラが仕掛けられていてそこには録画ランプがついていたので家の参謀の力を借りて中身を調べたが幸いにもないもなかったが、犯人は変態三人組と言われる奴らの関係者なのでとりあえず消した(停学or音乃木坂への踏み入れ禁止+警察)なんでこんな事をするのかね?

 

「まぁとりあえず大事ないな」

 

諸々の事を済ませたのは既に放課後になったときだった、絵里に聞いた話だとグレモリー眷属は新たな眷属がいたんだとかどうでもいいが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刻一刻と、和平会談の時は近づく…悪魔!堕天使!天使!人間!四つの種族の会談が幕を上げる

 

 

 

 

 

「ふふふ、楽しみだね!雷神の刃の力が解き放たれるのは…」

 

 

 

 




次回、夏色笑顔の歌姫編「授業参観、魔王と総督と白雷」

つい揃う、白雷の者たち!


歌われるのは、破滅か希望か

七人の戦士


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授業参観、魔王と総督と白雷

魔王少女と両親との邂逅と残りの白雷です

現在いるのは 

死んだ雰囲気の 深山

金髪オールバックの 葉山

低身長の肩だし ルシア

名前だけの 菊山

白雷は全部で七人います。


 「雷太君!朝よーー」

 

朝から最悪の目覚めになる、今日は音乃木坂と駒王の授業参観となっている(昨日聞いた)まぁ俺には関係ないことだが、とりあえず着替えて希の所に

 

「だれだ?」

 

俺が希の所に行くと希に似てるやつがいるが、どことなく大人な雰囲気がしてるな…てか全体的に大きいな

 

「いやや「そういうのいいんで」つれないわね」

 

希偽は、こちらによってきて顔を見せつける。確かに似てるなオーラが

 

「神器はやめとけ、簡単に対策がとれる」

 

「あら、見破ったの?」

 

「もう少し上手く芝居をしろ」

 

「本当にかわいい「こらああああ」あら」

 

「何しとんねん!お母さん」

 

どうやらこいつは母親か、てか俺をよそに喧嘩を始めんなよ

 

「いいじゃない、貴女が年下の彼氏を「餌付けならしてないぞ」すごいわね漆黒君」

 

こいつ、俺の神器を…なるほど

 

「真実の写真(リアル・ピクチャー)か、対象の神器を見抜く神器だな」

 

「うふふ、さすがは白雷の盟主ね世界最強の雷帝さん」

 

「流石、希の母親だな。つけ入るスキがない」

 

「お褒めに預り光栄よ、さぁ愛娘が作った朝食にしましょう、それに」

 

のぞははが耳打ちをしてくる。

 

「(ありがとう、娘を守ってくれて)」

 

テーブルにつく希母…流石だな、真実の写真の持ち主は細かいことまで見ているのか、つまりあの事も、それをみてこの言葉だと

 

「勝てないな」

 

「どうしたん?」

 

「早く食べないと、貴女の将来のお嫁さんが拗ねるわよ」

 

「いつの間に婚約者になったんだ?」

 

話をしながら食事を進める、どうやら授業参観に行くために仕事を切り上げたらしい、俺の家族が来ないから俺は楽だけど。

 

「じゃあ、行ってきます」

 

「……行ってきます」

 

「いってらっしゃーい」

 

希の部屋から学校に向かう、いつぶりだ?挨拶するなんて空を見上げると雲一つない青空であった。

 

「お母さんもいたずら好きで困るやん」

 

「お前が言うか?」

 

「ウチはいいの」

 

「そうか」

 

通学路を歩いていると、絵里やヴァーリ、イリナに出会う。三人とも希の親の話をしたら驚いていた(アルビオンは疲れたような声をしていた)皆揃って通学路を歩くと小学生に戻ったみたいだ「皆――」穂乃果か

 

「どうした?高坂穂乃果」

 

「実は「雷太くーーーーん」菊山さん」

 

な・ん・で・朝からこいつの顔を見なきゃいけないんだよ!

 

「久しぶり!マイハ「てめぇえええええええええ」あらぁ」

 

俺はこいつの顔に蹴りを加えるが、こいつはよけるそぶりを見せずに打ち返す。

 

「酷いな~」

 

「軽口で応戦すんな!」

 

俺とこいつの蹴りの応戦は止まらない、周囲に結界を張っているおかげで周囲に影響はない。

 

「あらヨット」

 

「くっ」

 

こいつは俺にかかと落としをしてくるがそれをよける、回し蹴りを放つがよけられる。そのような攻防を続けていると

 

「らいたああああああああ」

 

「おま、げふ」

 

最悪との戦闘に横やりを入れたのは帽子をかぶっている茶髪のローポニ?でホットパンツを履いていてベストを着ている女だった。こいつは本当に空気を読まないな

 

「セル!離れ「ヤダ!さっき赤い髪の女の子に連れてきてもらったのに」理由が前後してないぞ」

 

急な空気に穂乃果たちがあ然としている、てか真姫たちもいるのかよ

 

「あ、赤い髪のひとさっきはありがとう」

 

「どうも」

 

真姫がこいつをここまで連れてきたのか、菊山は穂乃果たちだな恐らく授業参観を見てきたんだろうが…こいつら学校はどうした

 

「この子たちがみゅーず?」

 

「そうだぞ」

 

セルがくっつきながら聞いてくる、俺はこいつをはがさずに真姫たちに説明をする。

 

「まず、俺に張り付いているのが、セリア・ルテイン見ての通りの甘えん坊・くっつき虫・寂しがりやのサンセットの女だ兎に角誰かについていたい女でな白雷の中でも四六時中ついている奴で気づけば誰かについてる」

 

「よろしくね!」

 

セルが元気に挨拶しているが、なぜか希にくっついている、希本人は大して気にもせず「しょうがないやん」とセルを受け入れている。こいつはだれかとついていれば癇癪(暴走して後に誰かの膝で寝る)起こさないから安全だな…あとは

 

「ぼくちんは「くそごみ害悪」言いすぎじゃない?炎上するよ」

 

菊山は特に気にせずに俺に言ってくるお前がやったことに比べたらいいだろ

 

「よく言うな、悪魔の本拠地に乗り込んで魔王少女を誘拐して眷属を手玉に取りおまけに魔王領にダイナマイトを仕掛けて魔王の食事会で爆発させて、個人情報を抜き取りさらに上層部の女の弱みを握った挙句に不倫の事を冥界中にばらまいて上層部の奴らを傀儡にして悪魔の駒を複数盗み冥界の機密情報を盗んで冥界に天使の光の力を「待て待て待て待てまて」

 

俺がこいつの事を説明しているとみんなが止めてくる

 

「えっと貴方は「俺は菊山 泰輔、白雷の参謀で悪事を働きまくって情報を盗みまくって各勢力に高値で嘘情報を売りまくって挙句に手玉に取る至って普通の少年で世界一やさしい子」・・・・・・・・貴方が世界一番優しくて良い子だったら世界中の悪人は天使よ」

 

絵里が的確の言葉を菊山に向ける。確かにこいつを基準にしたらまじで世界中の人間が神クラスの人徳者になれるぞ、こいつは昔からこうだからな…学校の教師に一同に土下座される挙句に金を出して泣きながら「お願いします、やめてください学校の経営権は差し上げますから」って言いだした時は流石に俺達全員でこいつを止めたのは一回じゃないな光景を何度見たことか、別の学校に行っても俺たちが呼ばれるしなんなのこいつ

 

「噂の最悪の人間か」

 

「噂って何ですか?ヴァーリ君」

 

「ああ、小泉気になるか?」

 

「少し」

 

「俺が神の子を見張る者(グリゴリ)にいたときに一日に五回は聞いたぞアザゼルが何度も泣きながら言っていた、また菊山に騙されて大金取られ女をとられたと。まぁ女は菊山の嘘だという事がわかっていたが」

 

「なんで、騙されるにゃ?」

 

「簡単な話よ」

 

「絵里ちゃん?」

 

「恐らく菊山は本当の事を嘘に混ぜているのね、そのおかげで全部が本当の事に聞こえてしまうのよ」

 

「でもそれだとばれちゃわない?」

 

「ことりの言う通りだけど、それが本当のことだってわからない勢力ならどう?例えばことりが理事長の娘だって音乃木坂の生徒は分かるけど、別の学校の生徒は分からないでしょ?他の学校の理事長や生徒なんて調べないもの」

 

「絵里の言う通りだな、菊山はそれに自身の知名度の含めている」

 

「知名度?どういう事ですか」

 

「菊山泰輔は不定期に確実な情報を一つの勢力に流している、しかも不定期のために各勢力のトップ陣は今かもしれないと思っている。そうすることで菊山がだす情報に信憑性が出てくる。」

 

「でも、それは菊山君が自分で行くんちゃう?」

 

「違うよ!希おねいちゃん、菊山が各勢力に呼びかけるんだよ!高額で本当の情報を売るって実際正しい情報だからみんな欲しいし。それにそれでなくとも菊山はやり方を変えてやってるから見極めづらいんだ」

 

こいつは本当にやり方がいやらしいな。しかもそれを平気でやり続けるし自身の情報は最低限も出さないから誰もこいつが何処にいるかなんて知らない。

 

「北極に拠点を構えている癖に」

 

「それいつの話?今は南国リゾートを手駒にしてそこで元禍の団の奴らと遊んでる」

 

待て待て待て、アーサー達って事はわかるけどなんだ?手駒ってまたやったのかよ!こいつ本当になんで地獄に落ち……そうだ地獄の閻魔にもお前は来んなって言われてさまよえることもできなくてすぐ転生したら大変でみたいな事を聞いたな。

 

「何しに来たかは知らんが、俺たちは学校に行くぞ」

 

「むしろなんで行かねえの」

 

「お前のせいだわ、!」

 

俺たちはアイツラと別れて学校に向かう。菊山には困ったもんだな。

 

「菊山さんってすごいですね。」

 

「そうだな花陽、俺は菊山と三大勢力どちらを相手にするかと言われたら三大勢力を選ぶぞ!」

 

「菊山って奴は強いの?」

 

「にこが想像している1億倍は強い?どちらかというとあいつはこっちに戦闘をさせないから、勝てる勝てないの話に行かないんだよ」

 

「故に強いか、まるで戦わずして勝つみたいだな」

 

「ヴァーリの言うとおりだ、あいつは相手が負けるのを待つに近い、戦わずして勝つそして相手の心を壊す」

 

「壊す?」

 

「以前菊山が言っていた、人間の悪意は神や魔王も超えると」

 

「故に害悪ですか」

 

「まったく困ったもんだ」

 

菊山の話題で話をしながら学校に向かう、で教室についたらツバサ達に連絡をして机に伏せる。朝からカロリーが高いなしかも午前授業とはいえ、授業参観はつらいな

 

「お眠だね」

 

「本当にことり膝枕」

 

「は~い、ことりのお膝にどうぞ」

 

ことりの膝枕で俺は軽く寝る、ヴァーリが適当に駒王学園の奴を相手して穂乃果がセーターをかけてくれて海が多きめのタオルをかけてくれるのは分かる、けど眠気が強すぎて負けてしまう…さようなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きなさい、雷太!」

 

「ん?」

 

俺が目覚めるとそこには教師がいた、そうかもう授業の時間かとりあえず三人にお礼をいい道具を選択して返すと言ったら大丈夫と言ったので返す。

 

「一限目だよね」

 

「いやもう授業参観の時間」

 

「いいのか」

 

「お前には普段世話になってるし、たまに授業に間に合わないからな!ノートは園田や南に見せてもらえ」

 

「了解、悪いなことり膝借りちゃって」

 

「ことりは大丈夫だよ~」

 

俺は、自分の席…まぁことりのだが席に着いて教科書の準備をするが今から休み時間らしいので兎に角教師に謝罪を入れる。笑って許してくれたので休み時間を謳歌する。

 

「珍しいね、雷太が寝るなんて」

 

「ライブの準備?」

 

「それならお前らに言うよ、単純に疲れただけだ」

 

俺は目覚めにコーヒーを買い飲む(ことり達に飲み物をおごる)クラスとかでは親が来たことで生徒が騒がしくなる。

 

「穂乃果はどうなんだ?」

 

「ウチは今日お店が休みだから二人とも来るよ」

 

「海未は?」

 

「私も両親が来ます」

 

「ことりはお母さんが来るよ」

 

「というかいるだろ、南ことりは」

 

「そうだけど、授業の視察もかねて」

 

なるほどこいつらの親は来るのか、ヴァーリはアザゼルが来るらしいし(いいのか?)イリナは親父が来るのか希も親が来てるし、絵里も母親が来るのか一年は言わずもがな他の生徒もくるだろうな

 

「雷太君は?」

 

「さぁな、来てもいいし来なくても「アーシアちゃん!」ん?」

 

声をした方を見たら、他の親と同様に金金髪の悪魔の所に見たことがある親が来る。赤いトカゲも両親の所に行っている。

 

「お母さん」

 

「お父様」

 

穂乃果と海未も両親の所に向かう、ことりは俺の近くにいる。

 

「紫藤イリナも親の所に「よう!ヴァーリ」アザゼルか」

 

アザゼルも来たので、ヴァーリがそちらの対応に追われる、気づけばことりも母親の所に向かっていた。俺は自分の席でヘッドホンを使い音楽を聴く…まぁ海未が考えた歌詞が曲に会うか聞いてるだけだけど、こんなイベントは俺には関係ないけど、

 

「雷太、」

 

俺に声がかかる、予想はできるが見てみると俺の両親であった。ことりもこちらを見ている(海未や穂乃果たちも)俺は向き直り

 

「なんだ?」

 

「えっと、元気だった?」

 

「見てのおとりだが、」

 

「そう、あれから顔を見せないから心配して」

 

「変わらず希が飯を作りに来る。」

 

俺と母親の会話は続いていくが教師が来たので授業になる。

 

「それでは、授業をはじめますよ」

 

「それはいいが、なんだその恰好は?」

 

「気づきましてね「そんな変な恰好をしてれば気づくだろ」これは正式な恰好です。」

 

教師は授業そっちのけで話始める。

 

「いいですかこのような場で普段の恰好だと印象が悪いです。なので「どうでもいいが、授業しなくていいのか?一応理事長も見てるぞ」それでは今日の授業は」

 

露骨に話を逸らしたな、まぁ理事長がさっきから見てるし進めないとな、そうして今日の授業が開始されるがなんだ?粘土で頭に浮かんだのを作りましょうって工作じゃんか(確か今は総合…まぁいいか)他の奴は何を穂乃果はパンだな、海未はほむまんだな、ヴァーリがなにラーメン作ってんだよ!イリナも天使を作るな!

 

「ロクなもんじゃないな、トカゲはなんか女の裸だな、金髪はドラゴン?青髪も適当に作っているな、さて」

 

「何を作るか悩んでるの?」

 

「ことり、まぁ総合とはいえものづくりはしてこなかったから、なんも浮かばん」

 

「そうなんだ、因みに「お前は衣装だろ」そうです」

 

「でもどうするか、豆腐として出すのも手だな」

 

「それは最後の手段にしようよ」

 

ことりが言うので考えるが、他の奴も作り終わるのか?俺だけなんもしないのも

 

「アーシアちゃんかわいいよ」

 

「穂乃果、そんなに洋食が」

 

「アーシアちゃんこっち向いて」

 

「ことり、手だけでどうして細かい模様までかけるの?」

 

「海未ちゃん本当にまんじゅうが好きね」

 

「ヴァーリの奴、相も変わらずにラーメンかよ」

 

「イリナちゃん」

 

なんか親の反応も面白いな、このままさぼるのも

 

「雷太君、とりあえず何か作りましょうね皆できてきますよ」

 

「ていわれてもな」

 

さっきから考えてはいるんだが、頭にはどうしてもあいつの顔が…菊山の奴この課題だとわかってたな!う~ん頭にこれとか

 俺は作業を始める、そんなに難しくないのですぐ終わると思うが

 

「皆さんできましたね、どれどれ兵藤一誠君はすごいですね」

 

「あれってリアスお姉様」

 

後はこれをつけて

 

「後は…雷太君?」

 

「なんだ?」

 

「それは頭に浮かんだ物だが?」

 

「すごい」

 

「なかなかの物だな」

 

俺が作ったのは、刀を加えた狐である。顔面は威嚇している感じで九尾を持つ者である、なしてこいつが浮かんだかね

 

「九尾の狐…刀を加えている」

 

「雷太君の想像」

 

「半分は」

 

「はっ!それでは親御さんは自分の子供の所にどうぞ」

 

そうして親が子どもの所に行く、俺の所には誰も来ないからいいだろ、

 

「ことり、なんでこんな細かく?」

 

「衣装だもん」

 

「ほーのーかー、パンとなんでうちのお饅頭が」

 

「余ったから」

 

「お前は相変わらずだな、グリゴリを離れて変わってないな」

 

それぞれの家庭が子どもを評価する俺には「雷太」関係ないのにな

 

 

「いいかしら?」

 

「好きにしてくれ、」

 

俺も話さないとな




はい……長すぎるわぁぁぁああああああああ
役六千文字弱、さすがに長いので前後編に分けます。魔王が出てないので

そして登場しました最後の白雷、菊山君とセルちゃん(本名はセリア・ルテイン)二人とも神器持ちです。しかも雷太君と同様の種類のそして強さも白雷の上位です。因みに元禍の団とはおなじみのあいつらです。

 そしてついに同じ空間になった悪魔と親たち、雷太君は基本的に放置しますがどうなるでしょう。

そしてここで、ご報告がまず一つ、ぎゃすぽーは前回の段階で出ていますここが原作と前後しています。

二点目、ここから七人目の白雷が動きを見せます。性格にはすでに動いています

三点目、もしかしたらこの章を作り変えるかもしれません、ですが夏色笑顔は必ず出ます

最後に和平会談で伏線の大元いままでの伏字はや最後の語りの正体が出ます。

こうご期待!


次回後編で歌姫と悪魔の親が邂逅します

そして七人目もよろしくお願いします。



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授業参観、魔王と総督と白雷 後編

後半です

やっと魔王と邂逅し「俺もいるよおおおおお」

菊山君も!

そして、白雷の真実が


 

 

「かっこいい狐ね」

 

授業参観の時間で工作の時に俺の近くに母親が来る、こうして二人になるのは何年ぶりだ?

 

「頭に思い浮かべたから意味なんてないけどな」

 

「でも雷太らしいわね」

 

「そうか?」

 

「ええ、刀に対して思いが強い」

 

母親が言うならそうなんだろうけど

 

「俺は「皆さん、誰か発表してくれる人いないですか」小学生か?」

 

「では雷太君」

 

「なんで?」

 

「いいじゃないですか、困ったら君とヴァーリ君と」

 

「なんだそのルール、ヴァーリでもいいだろ」

 

「断る、俺は説明しなくてもわかるだろ」

 

この野郎、まぁここで叫んでも仕方ないので俺は作品をもって教壇に立つ…なんか視線を感じたから外を見てみたら菊山がいるしなにしてんだ?「(おもろいから見てる)」あいつエスパーか?

 

「見ればわかるが、俺が作ったのは九尾の狐の刀装備だ、理由はない!まぁ昔の記憶だな」

 

俺は発表を終えて席に着く、他にも何人か教壇に立っていたが、その後でクラスで作品鑑賞を終えて授業が終わるこの後は部活もないので自由行動になる。俺は母親を置いて部室に行く、ここが一番落ち着くな。

 

「だれも来ないからいいな、それに学校の意向で広い所を貸してもらえるし」

 

俺は部室で何か飲もうと

 

「なんもないな」

 

おいおい、ストックが尽きてたのか仕方ない外に買いに行くか、俺は体育館の方に向かう自販機が多いしそんなに人は「雷太!」ん?俺が体育館に向かっていると絵里が近づいてきた。

 

「どうした?」

 

「体育館で撮影会が行われていて」

 

「向かうか」

 

俺と絵里は体育館に向かう、途中で親と話している希がいたので他の奴に指示を頼む。さてどの種族が「おおおお」うるさいな、

 

「何がいるのかしら?」

 

「行けばわかるな」

 

俺と絵里は体育館に入るとステージで撮影会をしている魔王と堕天使の総督がいたので近くにあったバスケットのボールをバカ二人に向けて放り投げる。

 

「くだらないことすんな馬鹿ども」

 

全力の放り投げで二人のくずは悲鳴を上げるが、俺はそいつらを無視して踏みつけて

 

「お前らもやめろ!授業参観だぞ」

 

「なんだと」「固いこと言うな変態弟」「てめえが指図すんな」「黙ればかやろ」

 

雑魚どもがしゃべっているので俺はボールを再び持ち

 

「うるせぇえええええええええええ」

 

集団に放り投げる、当たった奴らは顔にぶつかり痛がっていたが

 

「全員出ていきなさい!これ以上は理事長に黙ってない「いいじゃん」貴方達」

 

生徒の奴らは聞く耳を持たないので、俺は手頃の奴の頭を掴み殺気と威圧を使い

 

「選べ、つぶされるか、消えるか」

 

生徒は悲鳴を上げて阿鼻叫喚になっているが、そこに理事長が現れる。理事長は予め事情を知っていたのかすぐに撮影会をしていた生徒に説教をして体育館から引かせる(その際に常識を持てと言われて去っていった)俺は生徒の頭を話逃がして倒れている堕天使に蹴りを加える。

 

「お前も何してんだよ?カラス」

 

「けるなよ、お前」

 

絵里は生徒たちに説明を終えてこちらに来る、なんか他のメンバーと魔王たちも来ていた。

 

「セラフォルー無事か」

 

「サーゼクスちゃん」

 

「君は」

 

魔王は俺を見つめて何か言いたそうだが、そこに理事長が割って入る。

 

「雷太君と話す前にいいかしら?なぜ魔王と堕天使の総督がふざけているのかしら?」

 

「南理事長」

 

理事長が割って入ってるので俺は刀を出して、臨戦態勢をとっている。

 

「それに関しては謝罪をする。申し訳なかった理事長しかし、雷神の刃がいれば「いなくても警戒したよね」誰だ」

 

声がしたのは、体育館の天井にいる男、菊山である。

 

「君は「どうも~スクールアイドルの親御さん、俺は白雷のナンバー2菊山泰輔、お見知りおきを」菊山」

 

魔王や堕天使が菊山を警戒する、今この場には生徒の親と白雷が二名に三大勢力かこれは対応が難しいな

 

「話の前に、スクールアイドルの親子は「ご心配なくすでに手遅れだよ」菊山」

 

「考えてもみろよ紅髪の魔王、お前らの事を俺が教えてないとでも」

 

「貴様、一般人を巻き込むきか?」

 

「今更だろ、悪魔や堕天使が勝手に学校に来てるんだからそれに…お前らが上から目線で話すんなよここで」

 

瞬間菊山が殺気を魔王たちに放つ、俺は電流を使い親と生徒を守る。戦闘隊形になっている魔王たちはすぐにでも魔力を出そうとしていて、真姫は剣を希が呪符を用意しているが

 

「双方ともやめなさい、ここは学校よ!くだらない戦闘ならよそでやりなさい」

 

理事長は、双方の間に入り戦闘をやめるように言う。菊山は殺気を解いて

 

「申し訳ない、理事長ここは生徒のための学び舎である場所だそこで戦闘しようとした事は謝罪する。そうもすみませんでした。スクールアイドルの親御さんも危険な目に合わせてしまい申し訳ございませんでした。」

 

菊山は武装を解除して、理事長と親御さんに頭を下げるいつもの菊山からは想像できないほどの丁寧さで朝あった絵里達ですら困惑している。こいつ本当に非がある場合は丁寧だな。

 

「雷太君」

 

「なんだ?ことり」

 

「菊山君すごい丁寧だね」

 

「だろうな、俺と違ってあいつは本当に無関係だからな、自分に非があるならちゃんと謝るさ」

 

菊山の謝罪に困惑しながらも理事長と親御さんは謝罪を受け止めた。魔王たちも一応の謝罪は入れたが菊山ほどの丁寧さは感じられなかった、やはりこいつ等はどこか俺たちを下に見ているなやっぱりこいつらは同じ間違いをするのか

 

「兎に角、これ以上はここにいないようにいいですね」

 

俺とヴァーリは音乃木坂の生徒と親を連れて体育館を出る、出た先で中庭に向かう菊山もちゃんとついてきた。

 

「にしても、あそこで戦闘が無くてよかったわ」

 

「真姫ちゃん?どゆことにゃ雷太君がいれば」

 

「ええ、雷太がいればある程度はなんとかなるけどその後は大変よ、まだ残っている生徒もいるし」

 

「確かにね」

 

なんて会話をしながら時間をつぶす。まぁ真姫たちは少ししたら帰るらしいが(因みに今日は他のメンバーも家に帰る)時間をつぶしてくれるのはありがたい。

 

「雷太はこれからどうするの?あんたの家に魔王が来るんでしょう」

 

「にこのいう通り、魔王様は俺の実家に行くらしい、俺はゲーセンで遊んでくるか」

 

「家に帰らずゲームセンターに行くのは関心しないわよ、理事長として」

 

「えー、菊山はどうすんの」

 

「話を逸らしたな、俺はあいつらの本拠地に乗り込んで今度の和平会談を開催地を探すわ」

 

「因みにエリチが開いてるよ雷太君」

 

「そうなのか?」

 

「ええ、今日亜里沙が雪穂ちゃんと遊びに行くらしくて「暇になったと」雷太もでしょ」

 

「ああ~どっか銭湯にでも行こうかな」

 

「ウチに来る?おかあ「いいです、希のお母さんは苦手なので」目の間にして良く言えるね」

 

「なら雷太君、家にきて花陽と遊ぶ?」

 

「お気遣いどうも小泉さん、でもあんたも何かたくらんで…いや母親は全員何か企んでるだろ?」

 

「ないも企んでないわよ、ただ娘の彼氏になんて」

 

「企んでるよね!お母さん」

 

「因みに母親全員が狙ってるわよ、ヴァーリ君には断られたわ」

 

「「「「「「「「「初耳!」」」」」」」」」

 

お前らでなくとも初耳だわ、冗談であることを信じよう…てかこいつらの母親は何考えて、おい!父親たちはなんで殺気出してんだよ!え、娘が欲しかったら俺を倒せ的な?俺が勝つに決まってんだろ

 

「冗談よ、それよりも」

 

真姫母が真面目な顔になるな

 

「あれが魔王様ね、なんかイメージとは違うわね」

 

「だろうな、今代の魔王は皆外れてるらしい」

 

「つまり俺は真面目「菊山に比べたらましね」ニコニ―ひどくないそれは」

 

いや事実だろ!お前と比べんなこの世の常識が覆るから、本当にこいつはもぉ「あ、連絡きた」人との会話の時ぐらい連絡を「これはまじか」

 

「どうしたの菊山君?」

 

「会議の場所が分かった、場所は・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 深夜を迎えた時間帯で、俺はコーヒーを飲んでいる。体質的にカフェインをとっても寝れるからありがたいけど

俺の隣の部屋では希家族がいて俺の部屋のソファには

 

「何てことをしてくれたのかしらね?」

 

絵里がいる、今日は亜里沙がお泊りのために俺の所に泊りに来たのである。絵里の言う通りだないくら日本神話に許可を取ったと言えど

 

「持ち主には何も言わないなんて、どうかしてるわ」

 

「そうだなしかも、俺達も招集するなんてな」

 

和平会談の会場もそうだが、会議のメンバーに俺達白雷と音乃木坂学院スクールアイドルにUTX学園スクールアイドルそして、

 

「ヴァーリにイリナと二コラにテスラ」」

 

コカビエルに関わった奴らが招集されるのかと思ったがどうやら俺たち関連が招集されているのか、会議の内容的には和平なんだが、恐らく俺達も

 

「ねぇ、雷太」

 

絵里が俺に聞いてくる。

 

「一つ聞いていい?」

 

「なんだ」

 

「白雷って何人いるの?」

 

「白雷は全部で・・・・・」

 

俺の言葉に絵里は困惑の表情を見せる、こいつからしたら驚きだろうな

 

「だからあの時、「えり」雷太」

 

「今度の和平会談は恐らくこの事にも触れるだろう、だからお前には話しておく」

 

俺の空気に絵里は真剣な顔になる、お前に背負わせることになったらすまん

 

「何を」

 

「俺達白雷のメンバーと真実」

 

「そして」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「雷神の刃の本当の所有者………………漆黒の嬢王、東条希について」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、始まりである、雷神の刃が奏でる、次元を超えた戦争が、

 

 

 

 

 

白雷メンバー

 

白雷の漆黒 兵藤雷太

 

剣王 葉山小太郎

 

戦車 セリア・ルテイン

 

嬢王 ルアル・シルフィア

 

悪事 菊山泰輔

 

不死 深山嵐

 

 

 

 

雷神の巫女 東條希

 

 

 

 

 

 




ようやく、白雷のメンバーが判明しました。
そして、雷太君の二つ名の「白雷」は「はくらい」と読みます、そしてチームの「白雷」は「びゃくらい」と読みます

そして嬢王とは何か、ルアルちゃんの嬢王はここで言うとただの通り名です

絢瀬絵里が知った真実とは、会談の場所は、次回ついに

「和平会談、白雷の真実」

アンケートの結果は原作勢との戦闘が多かったので和平会談から戦闘を開始します。

そして、白雷の力が今

あ、伏線についても話の中で希ちゃん自身が説明します、最初の伏線はあの場所です。



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「和平会談、白雷の真実」

和平会談始まりです。


生物が眠り、静かな時間が過ぎていく中で俺は複数の人間と道を進む。

穂乃果達μ'sとツバサ達A-RISE、そして白雷とニコラ、テスラ俺は今こいつらと音ノ木坂学院に向かっている。

 

「会談の会場が音ノ木坂とわな」

 

「普通に犯罪じゃない?」

 

「悪魔さんに人間の法律って適応するの」

 

「どうだろう?適応してくれた方がいいけど」

 

セルと希の会話に突っ込みを入れたくなったが、本当にセルは口調が変になるな。にしても確かに悪魔に法律が適応すればいいのだが、走行しているうちに音乃木坂につく、周りには三大勢力の奴らが警戒しているがこんなの意味ないだろ、俺たちは会議室に向かうと花陽が回りを見渡す、さすがに気になるよな菊山がどこに何をしているか知らないし。

 

「さぁ、行くぞ」

 

俺の掛け声と共に全員で会議室に入る。

 

「んじゃ適当に座る「ちょっと待て」なんだよ」

 

「いいか、ここは会談の場所だ座れるのは兵藤雷太だけ「椅子ミッケ」おいこら」

 

アザゼルだけでなく、ほかの首脳陣も似たような事を言ってくる。花陽はおどおどしているが他の奴らは特に気にしていない菊山に至っては持参したポットを使いカップ麺を作っているだけでなくコーラやポテチも広げている。

 

「おい!」

 

アザゼルが声を荒げる

 

「ここが「知るかよ」何?」

 

「お前らがどんな理由で来たのかなんて知らねぇよ!俺がここにいるのは呼ばれたからだ」

 

言葉を聞いて魔王少女がこちらに抗議をしてくる。

 

「だったら最低限の礼儀はわきまえるべきではないの!ここに入るときもなんも言わないし、入ってもこちらに何も言わないし!なんなの貴方は」

 

本当に良くわめくな魔王少女は、大体こちらの学校に何も言わずに会場にしたのはお前らだろ、なんで俺たち礼儀を言わないといけないんだ「それは検討違いでは」おお、珍しく海が反論した。

 

「どういうこと?」

 

「その態度で既に答えのような気もしますが…まず最低限の常識と言いますが、貴女も授業参観でおかしいな恰好してましたよね「バカみたいな恰好な、魔王とか魔法少女と反対だろ」…まぁそれを引き合いに出したら貴女も常識がない気もしますが?」

 

「本当にね、普段からバカなのにさらに馬鹿になるなんてね」

 

菊山がさらに煽る、魔王少女?は怒りで振るえてるな、事実だからなんも言えないだろうし…セルと嵐は爆笑してるし

 

「話を続けます。入ったときに何も言わないのは言う必要がないからです。なぜ私たちが貴方達に礼儀を持たないといけないのですか?勝手にここを会場にしたのはそちらでしょう?だったら元々の生徒である私たちは礼儀を貴女方に持たなくていい…というかそちらが持つべきでは?」

 

「な、」

 

「私たちは、勝手に呼ばれたのですよ!それなのにああしろこうしろなど、自分勝手すぎます!」

 

海未の主張は正しいな、こっちに色んな事を指示をできると決め込んでたなこいつら、まぁ菊山がいればこちらは大丈夫だけど、三大勢力の首脳陣はまたも嫌な顔をして…ミカエルは頭抱えたよ!菊山の事を危惧してるんだろうな~こいつを止めるのは無理だ!

 

「なん「やめとけ」菊山!」

 

「阿保ツインテール、簡単に言ってやるよ!お前らはこちらに何もいえないんだぜ!勝手に進めてんだから後理事長は言ってきていいよ、それと雷太~コーヒー淹れといて」

 

色々言いたいけどここでこいつ止めたら更にめんどくさくなるな、よし

 

「皆も飲むか?」

 

「ウチもコーヒー」

 

「はいはい」

 

他の奴も飲むと、てか紅茶とかある…んかい!しかも調理器具まであるし絶対ふざけるきでいたろ…こいつこういう時だけ本当に準備万端だな!いつも大して準備しないのに

 

「第一お前らは俺らよりも下なんだからたたえろよ、常識はずれの蝙蝠たちとカラス以下の存在君」

 

「雷太」

 

「なんでしょう?生徒会長」

 

「貴方菊山の言葉全部シャットアウトしたでしょう」

 

「だってめんどいもん、理事長何飲む?」

 

「雷太君と菊山君が心配だから来たけど、心中お察しするわ小太郎君」

 

「ありがとうございます。本当にこいつらは犬のように暴れますから」

 

「「「「「え、そんなことないだろ」」」」」」

 

「あーーー会議じゃなかったらこいつら切ってた」

 

「本当に大変ね」

 

俺は全員分の飲み物(あいつら以外)用意して椅子も用意してリラックスしながら会議開始を待つ、なんか色んな所から視線を感じるが無視「じゃ始めようか」お前が始めんのかよ!

 

「なんでお前が」

 

「だれが議長とか聞いてないし、勝手に始めるはーーまずは各勢力の報告からね♪俺たちは好きかってやって、各勢力に遊びに行って、敵倒して、禍の団を倒して仲間にひきこんで~スクールアイドルのライブに行って、チケットを転売してるやつの所に行って謝罪させてー遊んでる」

 

菊山のやつ、どんな事してんだよ!てかスクールアイドルのライブ行ってんの?あとお前絶対最後の奴がほんとの事だろ、お前が真面目にやるのは楽しいこと…いや確かにふざけてるときも楽しんでたわ

 

「相変わらず、酷いなお前」

 

「嵐は何やってたんだよ」

 

「はぐれを倒して暇つぶし」

 

「学校は?」

 

「行ってたぞ、飽きたけど」

 

もう嫌だこいつら、俺がどんだけ苦労したと

 

「私は可愛い子を探して暴れてた」

 

「よし黙れ」

 

「こたちゃんは?」

 

「普通に過ごしてたよ、呼ばれる以外は」

 

「私は、暇だから禍の団狩ってた」

 

「お前ら、俺が学校生活送ってるときに遊んでたのかよ、学校は行かなくていいのか?」

 

「「「「え、つまらん」」」」

 

「勿論行ってたよ」

 

こいつらの返答に皆が頭を抱える。まぁ小太郎位だな常識というかなんというか

 

「あんた…こいつら良くまとめてきたわね、私なら胃が痛くなるわよ」

 

「にこたん胸ないのに?」

 

「小太郎、刀を貸しなさい、この戯けものを切り刻むわ」

 

「やめて、裸にしないで」

 

「興味ないわ「会談が進まないだろーーー」ごめん」

 

あまりの自由さにとうとう声を上げたのは小太郎であった。まぁ流石にこれ以上はまずいわな、そうして会談は順調?に進んでいった、途中で大富豪が始まったり、人生ゲームが始まったり俺と小太郎以外の白雷は自由気ままに過ごしていた。理事長位だぞ真面目に聞いているのは、そして会談は大きな変化をもたらす。

 

「めんどくさいのはなしにして言うぜ、和平を結ぼうぜ」

 

アザゼルの言葉に戦慄する会場、なるほど予想通りだな戦争を望んでいるのはこの場にはいないとアザゼルの言葉に各勢力は賛成するが、ここで

 

「お前たちはどうしたい?白龍皇、赤龍帝そして雷神の刃」

 

俺に聞いてるのかはたして

 

「俺は雷太と戦えればそれでいい」

 

「和平後も戦えるぜすぐにな」

 

「俺は、良くわからないんすけど」

 

アザゼルが恐ろしくかみ砕いて説明したな、誘導尋問だろほとんど!さて和平についてか、正直意味のないことをする必要がどこにあるのか?

 

「雷神の刃お前はどうする」

 

「興味ない!向かってくる奴は倒すだけだ、お前らが消えようと俺には関係ない」

 

「それは戦争したら俺たちを消すという事か?」

 

「勝手に解釈しろ、ただし戦争なら菊山が全力でふざけるという事だけ言っておく」

 

俺が言うと全員頭を抱えだした、やっぱり菊山がふざけるのは嫌なのね、まぁ菊山が残念そうな顔をしてるがいいだろう。でもって会談は進んでいく、天使長に話したり、アザゼルの阿保に謝罪を求めたり大変だな、

 

「そんじゃあ、もう一つの議題に移ろうか」

 

「もう一つの議題?」

 

下級たちは分かってないが、俺達白雷は検討がついていた恐らく

 

「過去に起こった大災害、通称赤い山についてだ」

 

俺たちに注目が集まる、事情を知っている絵里はにらんでいるが(三大勢力を)

 

「過去、数年前に兵藤雷太が雷神の刃を本当の持ち主から奪い起こした事件、その場にいた三大勢力関係者を皆ご阻止にして各勢力に恐怖を与えた事件」

 

アザゼルがこちらを見てくる。やはりか

 

「その事件の一番の被害者である人間が一人いる、なぁ東條希」

 

全員希の方を見る。穂乃果たちも驚いている。まぁそうなってるよな俺が犯人だとそうなってるから

 

「なんの事やん?」

 

「とぼけるな、お前さんは兵藤雷太に記憶を消去されている、そのため」

 

 

 

 

 

 

 

 

会場の時間が止まる、何が起こった?会議室に円卓がおかれてそこに各勢力のトップ陣と理事長と俺が座っていて周りに護衛がいた。ヴァーリはこちら側にいてアザゼルは誰も護衛がいない、そんなときにアザゼルが言葉を出した瞬間に……()()()()()()()()

 

「の、ぞ、み」

 

「ごめん雷太君、やっぱり無理や」

 

希が手を引き抜くと刀を持っていた。雷神の刃

 

「アザゼルの言う通りだよ、雷神の刃は元々は私のけど、」

 

希の恰好が変化していく、黒いフードを被り巫女服のような作りの服しかし下はミニスカートのようなものであるそして、黒い雷を纏っていた。この姿は

 

「痛みはないよ、私の呪符の効果だもん。刀が人格を持つのは予想外だけど」

 

俺は希の方をみる。

 

「どうして」

 

「気づかなかった?結構ヒントはあったよ最初の朝食とか」

 

最初の朝食、まさか、

 

「そう君が学校を行くとき、言ったやんまた、朝ごはんたべないのって」

 

あの時の会話の時点で既に戻っていたのか、他にも

 

「雷神の刃に関する情報、君が一人だったこと、何より」

 

希は笑みを浮かべる。

 

「ルシアちゃん事や小太郎君の事を知っていたでしょ、」

 

「希」

 

「ごめんね」

 

 

希が手を掲げると周囲にの景色が変わる、転移!いつのまに

 

「絶望を彼方に、鳴神神楽(なるかみかぐら)天光柱(あまのひかりばしら)

 

希はさらに両手を広げ、手のひらを合わせるそうすると、雷と光の柱ができて気づいてら会談に出ていた奴だけになっていた、あの一瞬で他の奴らを消したのか!

 

「あの時よりも強いな、」

 

「どうなってる、なんで」

 

アザゼルは困惑している、アザゼルだけでなく他のトップ陣や穂乃果たちもだ俺だって正直困惑してるぜ、

 

「教えてあげる」

 

希はさらに雷を鳴り響かせて、雷の剣を掲げる。

 

「赤い山の事件の本当の犯人は、」

 

剣を振るうと風圧で飛ばされそうになる、何とかスクールアイドルたちは守った。

 

「菊山!」

 

「理事長も無事だ」

 

俺達白雷は戦慄するあの時だってぎりぎりなんだぞ、それがこんなに強く

 

 

「あの事件は私が起こしたんだよ」

 

 

雷の剣が落とされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




メリークリスマス!って、せめて番外編やれってな

すいません、どうしてもこれが書きたかったんです。ついに現れました最後の白雷

希ちゃんはどうなるのか



次回「漆黒の嬢王」




???「もう一度救ってやる」


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漆黒の嬢王

挑め!


絶望の時間である。俺雷太はそんな事を思いながら頭を回転せせる、この状況はまずい…希が放った巨大な雷の剣は真っ直ぐこちらに向かってくる。

 

「鬼神・地獄門」

 

小太郎が剣に向かって斬撃を放つ、2つの刀を交差させて刀に魔力と炎と地属性を混ぜて放たれる斬撃は鬼のような顔をしていて恐怖を与える。希の剣と打ち消し合い余波が生まれる、菊山が魔力の壁でスクールアイドルと理事長を守る、初手は互角…けどこれから何があるかわからないな。

 

「流石ね、けど」

 

「二刀、爪牙」

 

希が動く前に小太郎が二方向からの斬撃を放つ、

 

「ドラゴンショット」

 

「喰らいなさい!」

 

悪魔二人に邪魔をされる、このままだとめんどくさいな俺は悪魔に方に向かう

 

「おっと」

 

俺の所に氷の魔力が放たれる、魔王少女か

 

「やっぱりね、貴方は東条希の神器を盗んで」

 

「証拠はどこだよ」

 

「貴方の態度よ、セルシ「スリー」くっ」

 

魔王少女の所に矢が放たれる、菊山が魔王少女を担当するのか、なら俺は紅い髪の悪魔とトカゲを担当する。さらに堕天使を嵐が紅髪の魔王はルシアが担当する。セルは皆を守りながら立ち回っているが穂乃果たちはさっきの事を考えていてこちらを見ている。

 

「お前!なんで希ちゃんをだましたんだ!」

 

「貴方は最低ね、人として」

 

「悪魔に言われてもな」

 

トカゲが拳で殴り掛かるが、俺はそれをよける…さらに紅髪は滅びの魔力を浴びせようとするが俺は

 

「壁雷」

 

雷の壁を作り防ぐ、別に魔力を使って雷を作るくらいはできるからな、しかも俺の所にはグレモリー眷属が総出で俺を倒そうとするが全ていなす

 

「この」

 

「雷よ」

 

「食らえ」

 

聖魔剣に雷、体術か、俺は剣を拳で砕き、雷を雷で制して体術を蹴りでいなす。こいつらはレベルが低いから簡単に行けるな

 

「雷神・旋風」

 

「二刀!風塵乱舞」

 

希と小太郎の戦いを見てみると、希が雷の斬撃を回転しながらくらわそうとしてるが、小太郎は刀二本で応戦する流石に希相手に小太郎ひとりは辛そうだな

 

「あの時と同じだね」

 

「あの時?」

 

嵐と戦っていた堕天使が耳を傾ける。嵐が踏んでるやん、やっぱ嵐の方が強いか

 

「赤い山か」

 

「そうだよ、雷神の刃を雷太君に預けたとき」

 

「預けた?」

 

なんで、耳をあ、魔王少女が菊山に負けて会話してる。俺も「雷牙魔槍」!希が俺に向かって攻撃!まずいな、仕方ない

 

「神雷・蒼天槍」

 

俺は手に雷を纏って槍の形にして、放つ!希の雷と同時にぶつかり相殺される。あの時と同じだな

 

「ふふふ、君を倒せるかな」

 

「無理じゃね」

 

俺と希は戦闘を開始する希は背後に黒い刀を多数発現させてこちらに、俺は雷を纏い漆黒を出して応戦する。小太郎とスイッチだな。

 

「来い!希」

 

「行くよ!雷太」

 

轟雷が鳴り響く中、各勢力を巻き込んだ戦闘が始まる。

 

 

 

 

 

 

side 絵里

  

 私はなにもできないでいる。目の前では白雷のメンバーが各勢力の人たちと戦闘を開始して雷太は希と戦闘している、希の雷に対して雷で刀は刀で応戦している…希貴方は

 

「絵里ちゃん」

 

「穂乃果?」

 

「さっきの話本当かな?雷太君が」

 

穂乃果が言っているのはアザゼルが言っていたことね、雷太が希の神器を

 

「穂乃果はどう思うの?」

 

「雷太君がするわけないよ、でも」

 

他のメンバーも二コラもツバサさんも理事長も皆が疑心暗鬼になっている。雷太あなたがくれた手札を今使うわよ

だって大好きな人がこんなに言われてるのはつらいもの

 

「穂乃果、雷太や希の過去を聞くのに、覚悟はある」

 

「ええ、かく「悪いね」え、」

 

私の後ろに人が現れる、なにこの人わた

 

「零、拳」

 

セルが高速で動いて攻撃を防ぐ、私の後ろに出てきたのは悪魔と思わしき女の人

 

「あらあら、防がれましたか」

 

セルが私達を守るように前に出る、貴女

 

「私は「雷牙」え、」

 

悪魔の人を速攻で倒すのは希、そして雷太との戦いを再開する

 

「雷神・鏡火」

 

「黒鎖臨千」

 

雷太の漆黒の斬撃に希の広範囲の雷がぶつかる、しかしどちらも消滅してしまった。しかし二人共それをわかっていたのかまた距離を詰める。

 

「呪符・雷牙」

 

「刻雷斬」

 

希と雷太の技は更に激しさを増していく。けどどちらも譲らない。

 

「相変わらずだな」

 

私たちの近くに菊山が…白雷のメンバーが全員集まる。皆傷一つなく汚れている程度であるこの子たちどれだけ強いのよ、

 

「菊山君、相変わらずって?」

 

穂乃果が菊山に聞く、もしかしてあの事かしら

 

「希は雷太を殺そうとしてないぞ」

 

「どうゆう事」

 

穂乃果たちやツバサさん達はおろか理事長も驚いている。私もそうよ事情を知っているとは言え殺そうとしてないなんて

 

「俺の時もそうだけど、本当に神器の力の使い方がうまいな!漆黒の嬢王様は健在だな」

 

小太郎君が気になることを言う、漆黒の嬢王?

 

「漆黒の嬢王?」

 

「なんだそれは?グレゴリでも聞かなかったぞ」

 

「だろうな」

 

嵐君が頷く、漆黒の嬢王については雷太にも聞かなかったわね、何かしら?

 

「漆黒の嬢王とは希の異名だ、雷神の刃に漆黒のオーラを纏わせた刀で雷撃を放つことからその異名がついたんだその実力は神を軽くしのぎ龍神クラスをはるかに超える物である。」

 

「それゆえに嬢王と言われている。」

 

嵐の言葉に皆が戦慄する、希がそんなに強いなんて「まぁ条件しだいだが」条件?

 

「条件は簡単だ、漆黒があることである。それだけだが今代は何の因果が二つが同じ場所にある」

 

なるほどね、確か「死ね」え、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「雷牙・蒼天」

 

「刻牙・黒点」

 

俺と希の技がぶつかる、これで俺達二人とも体力切れに「ドラゴンランス」は、

 

「ぐふ、」

 

次の瞬間に痛みが来た、何が起こったのか一瞬理解できなかったが俺はすぐに確認した、俺の腹を貫いている魔力の槍がある……‥貫かれたのか

 

「雷太!」

 

希の声がするのでみる、

 

「は?」

 

俺を雷の槍が貫く、口からの吐血の量が増える。腹の痛みに加えて全身にさらにしびれと痛みが生まれる、声を出すこともできずに俺は墜落する感覚に襲われる

 

ああ、希の顔が黒に染まって………………

 

 

 

 

「雷太!」

私は、雷太が攻撃を受けたときに声を上げた更に希の攻撃が雷太を貫く雷太は何も言わずに地面に落ちる。その瞬間私は目の前の光景からいつもの光景が頭に浮かぶ、三人で生徒会室で仕事をしていてみんなで部活して

 

「いや…嫌、」

 

顔を振ることしかできない、他のみんなの方も見れない…お願い誰か嘘って言って…お願い

 

「雷太!」

 

「無限・煉剣」

 

嵐が、駆け出し…小太郎が悪魔たちに攻撃を加える、希は浮いたまま停止している。嵐は雷太を受け止めてこちらに駆け寄る。

 

「ルシア!回復だ」

 

「う、うん」

 

ルシアは混乱しながらも回復使用をする、雷太が光に包まれるがそれでもらいてゃは

 

「クッソ、てめぇ魔王!」

 

声を荒げる菊山、攻撃を放ったのは紅髪の魔王は息を荒げながらこちらに言う

 

「白雷を倒すには絶好の機会だ」

 

そういうと力尽きて、また倒れる。

 

「クッソ菊山」

 

「さっきからやってる」

 

「ライタ…らい」

 

セルが泣きそうな顔をしながら雷太に詰め寄る、私を気づいたら

 

「ねぇ、目を開けてよ…らいた…雷太…らい」

 

眼の前が涙で歪んでいく、私はらいたにすがり

 

「らいた、ら、ひっ、ひっ」

 

瞬間私は泣き崩れた、

 

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

「らいた!雷太!らいた!」

 

泣きながら雷太に縋りつく、私以外にも穂乃果たちも同じことを

 

「目を開けろ!雷太!」

 

「クッソ、嵐!魔力全部借りるぞ」

 

「らいたあああああああああああああああああああ」

 

「………………そうなんだ」

 

私は、立ち上がって見つめる

 

「のぞみいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

 

「ごめんね」

 

希に怒りのままに近づく、貴女が雷太を雷太を

 

「よくもおおおおおおおおおおおおお!あああああああああああああああああああ」

 

「神楽」

 

私は怒りを希にぶつけて、希は光を周囲にばらまいたのだ

 

「さよなら…………」

 

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、崩れ落ちたのだ

 

 

 

 




今年の投稿はこれでおしまいです。展開が早いですが今年の終わりに合わせました。

途中の言葉が変になったりしたのは絵里ちゃんの心境を表しました、最後のはスクールアイドルの叫びです。

次回「・・・・・・・・」

???「俺の出番だな」


・・・・・絶望の彼方に


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思い出と信念

今回の話は過去最長にする予定です、基本的にヴァーリ視点での話になります白雷はしゃべりません。しかしこれをなんと読むかは話をご覧ください。


 ある学校の一つの教室で少女たちは虚ろな瞳をしている、その教室にいるのはこの学校でスクールアイドルをしている子達である、俺ヴァーリ・ルシファーは駆ける言葉が見当たらずただ教室の隅に立つことしかできない。

 

「………………らいた」

 

誰かがそう言葉をこぼした、俺達はつい先週は和平会談という会議の場に出ていたそこで事件が起こり結果、東條希は行方不明に兵藤雷太の意識不明状態。

 

「流石にこいつらには辛いな」

 

俺はそう言って部室のパソコンをいじる、そこには綺羅ツバサ達が通っている学校の生徒からメールが来ていた、内容はひどい物だった…雷太が意識不明の重体で三人は学校に来なくなり学校全体がよどんでいるらしい、ここも似たようなものだな…絢瀬絵里でさえ生徒会の仕事一つもせず家に引きこもっているし、西木野真姫は音楽室と教室を往復する毎日で小泉と星空は雷太の影を求めて部室に、高坂達三人は学校には来ているもののずっと部室で…雷太の席で泣いている。唯一矢澤にこだけが雷太の回復を信じて生徒会の仕事をしている。紫藤イリナも学校に来ていてにこを手伝っている。

 

「三大勢力は和平会談が終わった後に撤収、学校交流会も終わりと」

 

白雷のメンバーは雷太の状態を見た後で俺達に雷太を託し姿を消した、菊山曰く「お前達が狙われないようにするため」と言っていたが正直いて欲しいな、理事長も仕事をしているがその表情は晴れていない、学校の生徒や教師には雷太が重体だと知らされている。

 

「この状況は非常にまずいな、かと言って今のこいつらは」

 

俺は現状を見直す、白雷はいないし高坂達もアウト戦闘ができるのは俺だけだと

 

「流石に一人はきついな」

 

俺は三大勢力の現状を調べ上げた資料を読む、どうやら三大勢力の尽力で雷太を意識不明の重体にしたことこれにより和平を結んだこと、東條希を保護することなどこちらに関係あることが数多くあった、俺もアザゼルに任務ご苦労と言われてが正直気分は晴れないグリゴリで大暴れをしたが意見は聞き入れずに引き続きこいつらの監視を任されているがすべに俺はルアルの手下なのでこいつらの命令を聞く必要はないのだが

 

「俺がいないとここがどうなるかわからない」

 

そしてまた、学校の終了のチャイムが鳴り俺たちは学校を出るまるでゾンビのように家に向かう小泉達を一人ずつ家に帰す(その際に家族に雷太の事を聞かれるが進展がないので同じことを言うしかない)そして今度は学校に戻り矢澤にこと共に帰路につく。

 

「雷太はいつ起きるのかしら」

 

「にこ?」

 

「あいつは、私のごはんじゃないと食べないじゃない」

 

にこと話しているうちに我慢の限界が来たのか矢澤にこは泣き崩れる。俺はそれを支えることしかできない、あいつならもっと他にできる事があるのではないかと思うのがまるで日課だな…俺はその後でにこを家まで送り自分の家に帰らず絵里の部屋に向かう。

 

「俺だ、絵里」

 

絵里の部屋のドアを開けたのは絵里の妹の亜里沙である。こいつも顔がはれる程泣いたのかひどい有様になっていた、俺は許可をもらい絵里の部屋に向かうそこには俺が置いといた食事と授業の課題が置かれていた。

 

「今日もか」

 

絵里はずっと部屋にこもりっきりになっていた、最後の希の攻撃を白雷で防いだ後に絵里はそのまま崩れ落ちてしまい、結果引きこもりになってしまった。亜里沙は学校には行っているが集中できていない時間が多く食事もとらない事が多い、雷太一人の影響はここまで広がっていたのか…これでは本当に廃人になってしまうな、何とか対策を取りたいが難しいな。俺は亜里沙をリビングに引き連れて食事を作る、こんな時になんだが絵里やにこのおかげで料理はできるようになっていたので俺は今日の亜里沙たちの食事を作る、絵里が食べない分は亜里沙の朝ごはんに回るから無駄は生まれない俺が料理をしていると

 

「ヴァーリ」

 

「絵里」

 

引きこもりの絵里がここに出てくるなんてな、しかし顔は泣き崩れているな。

 

「雷太に会いたい……」

 

だろうな、雷太はまだ意識が戻っていない。西木野にも最悪の事態を言われたが信じたくないな白雷のリーダーは不死身だと信じているが…絵里は泣きながら食事を口にしているなんとかこれ…まてまて

 

「絵里、希は今どこにいるんだ?」

 

「え、行方不明って」

 

確かにそうだが、しかし

 

「他の白雷も同じタイミングで消えたのはなぜだ?」

 

「え、」

 

「なぜ()()()()()()()()()姿()()()()()()()?」

 

俺の言葉に絵里が顔を驚かせる、考えてみればわかることだ雷太は今意識不明の重体で本来なら絵里達のように心配するはずなのにまるで慣れているかのように、いや知っていたかのように

 

「あの時の事に答えがあるはずなんだ」

 

俺は記憶を遡る、あの時希の最後の攻撃を白雷全員ではなく小太郎が神器崩壊を行って防いでいた絵里は菊山に抑えられて、あの時に…………俺は間違えていた

 

「神器…崩……壊…」

 

雷太のあの一言はきっと、そしてその能力は、雷神の刃は…

 

「はは、はははははははは」

 

「ヴァーリ?」

 

「面白いな、本当に雷太はやはり白雷だな」

 

俺たちが狙われないようにとは、そういう事か

 

「いや、絵里俺たちはどうやらしてやられたらしい」

 

「どうゆう事?」

 

「白雷は雷太の状態を見たときに焦っていたんだ…()()()()()()()()()()()知っていたから」

 

「え、」

 

希は雷太を殺すつもりならあの時できたはずだ、だって最後の攻撃を小太郎は刀で切っただけだ。殺すつもりなら初めからやっていたはずなのにしなかった…いや、できなかった

 

「恐らくだが…希が狙われるのがこれで二回目、一回目は赤い山の時に、そして二回目は今回」

 

「どうゆう事?なんで希が「雷神の刃が元から二つだったら」どういう事…だって」

 

「神器は思いの強さで進化するものである…雷太は言っていたな、なら雷神の刃を二つに分けていたら?」

 

そこまで言うと絵里は気づいたようになる。雷太は元から希を守ることであると同時に雷神の刃が二つあることを悟らせないため…雷太が持っていた刀は希の思いから出た物…希が雷太の事を知っていたのは

 

「希が雷太に尽くそうとしていたのは、雷太の事に敏感だったのは過ちを」

 

「失敗を知っているからだ」

 

「それなら」

 

絵里はこちらに向かって歩き出す、その表情は悲しみであふれている

 

「なんで、言わなかったの!私のせいで雷太が学校を去ったときも、雷太の過去を聞いた時も、エクスカリバーの時も希が雷太の事を知っていて私たちに言う機会なんて…なんて…なん」

 

ああ、そうだここまでの戦いで希が雷太の事を知っていて話す機会なんて沢山あった、けどわかっていたんだ自分が話せば皆に被害が及ぶと他の白雷に三大勢力の手が回るとわかっていたからだ、流石は音乃木坂学院の生徒会副会長だな、そこまで頭が回るなんてな、白雷最強は伊達ではないな

 

「白雷の居場所は一つだ、赤い山」

 

「赤い山?」

 

「三大勢力のはぐれが集まると言われていた場所、キツネ山だ」

 

俺はこれを核心だと思い、他のメンバーに連絡しようと「流石だな」

 

その声を聞いたとたんに絵里は涙を流し、亜里沙は号泣して抱き着く。俺も涙を流してしまう。

 

「ようやく起きたか、寝坊だな」

 

 

 

 

 

 

sideキツネ山

 

キツネ山…かつては赤い山と言われていたが、今はただの焼けては焦げた物しか残っていない。今はこの場所に丸くなっている少女とその周りに座っている少年たちと二人の少女がいるだけである。

 

「雷太君…なんで」

 

「そうやって、後悔するなら最初からやめとけばいいのに」

 

「だって」

 

東条希…白雷最強という異名を持ちながら…根はさみしがり屋だという者である。

 

「雷太を戦わせたくないなら、そう言えよ」

 

「言えないよ、だって赤い山事件はウチが起こしたものだし」

 

「それは希おねいちゃんの起こしたものじゃ「ウチのせいなの!」え」

 

希は涙を流しながら、雷太の事を思いながら空中に漂っている。希の周りには雷が囲っている。

 

「小太郎君だって」

 

「俺は、大丈夫だよ…菊山は後でぶちのめすけど」

 

「酷く「これでも結構我慢してるぞ」まじ?ほんとに」

 

「当たり前だろ」

 

菊山の言われように苦笑もしない希は涙を流しまくっている。希にとって雷太は本当に大事な人である。

 

「いや~感動だよな!誰も傷つけたくないからって雷神の刃を二つに分けて一つを雷太に預けるなんてな」

 

「だって、雷太君しかいなかったんだもん」

 

「だよな、俺たちが暴れている時に雷太しかいなくてかっこいいセリフを言っている時に神器を預けるなんてな」

 

東条希は赤い山の事件の檻に雷太に記憶を消されるはずだったが、希の普通ではありえないほどの魔力を纏っているために記憶消去の魔法が聞かずに尚且つ雷太が神器を自分に移植するタイミングで自分の神器の半分を雷太に預けたのである、そうすることで希は自分の神器の本体を残して力がある部分を雷太に預けたのである。

 

「雷太君大丈夫かな?」

 

「大丈夫だろ、ヴァーリなら気づく」

 

「何を根拠に」

 

「雷太があいつらを信用してる、根拠ならそれで十分だ」

 

「雷太が信用してるって言っても「ルシア~お前本当にあいつにあったのか~」つぶしていい」

 

「あの二つのグループは雷太にぞっこんだからな」

 

「それをカップ麵食べながら言われても」

 

希は学校での生活を思い出しながら雷太の事を思っている、雷太は今も昏睡状態だと「それに」

 

「学校近くにはアーサーを配置してあるし大丈夫だろ、それに俺もちゃんと罠を張ってあるし」

 

「罠?」

 

「そうそう、ここに来るように」

 

「なんでここに」

 

セルが驚いていると菊山が大笑いしながら答える、その様子に希を含めてあきれた様子になってる。

 

「いい加減にしてほしいよな、俺達を悪と決めつけるなんてな」

 

「正義と悪の境界線なんて誰が決めつけられるもんでもないしな、人殺しは悪か?セル」

 

「人を殺すのは良くないよ「では質問である!」なに?」

 

「それが、死刑をやる人ならどうだ?」

 

「それは「そこがまさに答えだよ」どういう事」

 

「死刑をやるやつでも同じ人殺しには変わらないだろ、形はどうであれ人の命を奪っているそれに違いはない、必要なのは過程ではなく結果だ、どんなにいいことを言ってもやってる事は変わっていないんだから」

 

菊山の言い分は最もと言えるのである。過程という道は確かに大事であるが、結果と言うゴールも大事である。

希はその言葉を聞きながら昔の事を思い出していた、

 

「東条希です…よろしく」

 

小さいころから親が転勤族である為に色んな地域に住んでいた、その為仲のいい友達も希はあまり作らなかった。

 

「あの子いつもカードいじってる」「なんか不気味」

 

言われたくない事を言われる毎日でうんざりしていたが、事実なので何も言えなかった日々…そんな中で希はある日に雷太がいる学校に転校してきた。

 

「東条希で「らりほおおおお」「まてこらああああああ」何?」

 

在ろうことか希の挨拶の時に白雷のメンバーは屋上からバンジー(ペンキを使い落書きしながら)をしていた。希の彼らに対する第一印象は最悪だった、そして希はある事を親から言われる。

 

「ここには長くいるわよ」

 

希にとってうれしいことであると同時に悲しいことでもあった、仲がいい友達を作れば別れがさみしくなる。その為友達も作らずに告白されても断っていた…そんな日々を過ごしていると

 

「今度は兵藤たちがキツネ山にいんのか」

 

たわいもない話が聞こえたのだった、キツネ山、希はキツネが好きでもないが興味を持ちその山に向かう事にした道中のコンビニで色々な物を買い山に登る。学校終わりに行っているので制服のままだがそんな事は辛くなかったそれよりも辛いことがあったから、

 

「本当にキツネがいるのね」

 

山に入ってすぐに希はキツネを見つける、登れば上るほどにキツネに会うため希は頂上を目指しながら歩いていくすると一人の少年を見つけた。

 

「胸が大きなねいちゃん!何してんの?」

 

それが雷太との出会いだった。

 

「えぅと「頂上はこっちな」教えてくれるの?」

 

「えっダメなの?」

 

「だめじゃないけど」

 

学校で悪名が高い一人に遭遇して緊張していたが、話すと普通の人間である為警戒はすぐ解かれた、そこから希は白雷の皆と交流を持つようになった。

 

「皆!こんにちわ」

 

「おう、希ちゃんこんにちわ」

 

「今日もきれいな」

 

「ありがとう」

 

「雷太は奥でキツネたちに遊ばれてるぞ」

 

「どゆことやん?」

 

希はキツネ山の常連になっていた、自分に眠る神器があることやこの場所は三大勢力のはじき者でできてる場所など考えられない常識を目にしたが、希は元々信じていた為に簡単に受け入れた。またここに住んでいる者も希を心から受け入れていた、時には畑の手伝いを、時には裁縫を、希はここでの生活に楽しさを見出していた。

 

「ピクニック日和ね」

 

「なんで料理が作れない雄どもに作らせた?」

 

「「「面白いから」」」

 

「表出ろお前ら」

 

希たちは話しながらピクニックしたり

 

「食らえ!百裂県」

 

「てめえ!都道府県の名前が入った泥団子を投げつけんな!」

 

泥遊びをしたり

 

「いっけーーーキツネん」

 

「ははは、必殺油揚げ!」

 

「せこいやん!嵐君」

 

「勝てばいい「必殺キツネ髪」汚いぞこいつ」

 

ここでの思い出は希にとってかけがえのない物であったのは事実であった。

 

「雷太君「見つけたぞ」え」

 

希は振り返る。そこにいたのは

 

「お前を連れ帰りに来た!漆黒の嬢王」

 

「帰るわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       音乃木坂学院 白龍皇 ヴァーリ・ルシファー

 

       音乃木坂学院 三年 矢澤にこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これより語られるは、あらゆる次元において最強と言われた白龍皇の戦い

 

 そして、皆で叶える物語である。

 

 

 




明けましておめでとうございます。

皆さんラブライブは見たでしょうか?私は見ています。

今年には確か二ジガクも二期が放送しますね、ぜひともスクスタのようなものでなくスクールアイドルに興味を持ったランジュがスクールアイドルを始めるようになってほしいです。

決してゲームのような悲劇は生まないでください。

 さてさて、雷太を失った歌姫は再び歌えるのか、原作を見てるとエリチが気づいて希が支えるような感じですが、あえて希を悲劇にして他のメンバーで救うという形にしようとしたら既にアニメで真姫ちゃんがやってたわ、まぁリンクしている設定もあるので…ここで説明
雷太が絵里達にした説明は白雷が作られる前の話であり、母親がしたのはちょうど白雷の悲劇が終わった後なのでこの話は中間ですね。



 ここまで長くなりましたが今年も「赤の弟は白であり、歌姫たちと世界に挑む。」をお楽しみください。


追伸、今作のパラレルであるバンドリの方も今年は更新を多くします。



白雷「楽しみに待っていてください」

作者「だれか主人公の想像絵をかいて」

絵里「他人に頼まないの」


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もう一度目指そう!(ラブライブ)

今回は二部構成での話になります。

今回は一部です。ラブライブキャラの視点です。



 もう一度歌いたい、皆で歌いたいその願いを叶えたい。だから

 

「なんでいるのよ」

 

私は泣きながら彼に抱き着く、なんでここに

 

「雷太に会いたかった」

 

泣きながら抱き着く私の背中を雷太は優しく包む、その手の温もりは忘れられないものであると確信できる。

 

「この前言ったろ、希は俺を戦わせないようにしてるって…けど俺は戦い続けるってな」

 

雷太はこちらに向かって笑顔に言ってくれる。

 

「このままで終わらせないし、俺はまだ負けてない!特に菊山はいいことをしてくれたからな」

 

「行くぞ絵里!今から行くところがある」

 

そう言って、私の手を引く雷太…亜里沙とヴァーリは留守番をしてくれている。

 

「どこに向かうの?」

 

「アーサーの所だ。俺の部屋で待っているらしいからな」

 

私たちは雷太の部屋へ行き、あることをして寝る事にした。

 

 

 

「よし、行くか」

 

翌朝、雷太は起きた直ぐに着替えて学校に向かう…穂乃果たちの現状を聞いたら「菊山の阿保が!」と叫んでいたので取り合えず菊山には祈っていおいた。

 

「でもいいの」

 

「何が?」

 

「穂乃果たちは」

 

「俺の生命力をなめすぎだ、菊山に火口に捨てられても生きてたんだぞ」

 

「スケールが違うんだけど」

 

私は雷太にこれからの計画を聞いて速足で向かう、昨日の話では白雷のメンバーが三大勢力に狙われているうえに希の神器が暴走気味になっているという事が分かったのである。

 

「まさか神器を二つに分けるなんてね」

 

「俺もわかんなかった、けどこれで合点がいく。コカビエルの時に雷神の刃の出力が落ちていたんだ、本来ならコカビエル程度一撃だけど。」

 

「でも、学校に行っても本当に大丈夫かしら?」

 

「昨日ヴァーリは菊山のメッセージに気づいたろ?なら逆に考えればそんなに難しい物ではないんだ、多分にこはすぐ気づく」

 

「だから、ヴァーリからにこに連絡させたの」

 

「ああ、にこじゃなきゃいけない理由もある。ツバサ達の時もあいつが中心になっんだろ?ならにこは精神的にも強いはずだ」

 

確かににこはあの時もことりの考えにすぐ理解したし、今回も私たちが仕事を放棄している時もにこがしてくれたなより

 

「にこの根性は「なぜ生きている?」ん?」

 

私たちが走って向かっているとアザゼルがこちらに向かって声をかけた…そうか向こうには雷太がまだ回復してないと思われているんだ

 

「お前「雷鳥」なに!」

 

雷太がアザゼルに攻撃を加える。

 

「絵里!ここは俺が何とかする。アーサーと一緒にキツネ山に迎え!勿論穂乃果たちも」

 

「わかった」

 

私は学校に向かって走り出しスマホを取り出す、アーサーさんに連絡をして学校に向かう。校舎前の階段を上り切って部室に向かう。途中で誰かに声をかけられたがそんな事を気にしていられない。

 

「皆「絵里ちゃん!」」

 

私が部室に入るとそこには、ヴァーリとイリナを含むメンバーがいた

 

「雷太君が目覚めたって」

 

「その事で話があるわ、まず「ちょっといいかしら」理事長」

 

私達の部室に理事長が何やら慌てて入ってくる

 

「貴方達はすぐここを離れて、」

 

「お母さん?」

 

「今、三大勢力がこっちに向かっているって、菊山君から」

 

まさか、アザゼルといい此方の動きを読んでいる?でも流石にすぐには

 

「皆行くわよ」

 

「にこちゃん!」

 

「雷太が起きてるならどこかで会えるでしょう、今は三大勢力から逃げるのが先よ」

 

にこの言葉で私たちは部室を出てすぐにある方向に向かう。希がいる場所も同じ場所なのでありがたいが正直このまま行けるのかしら?

 私は最悪の結末を頭に入れてみんなと走り出す、学校を出ると少し遠くに人よけの結界が見えた恐らく雷太とアザゼルね

 

「絢瀬さん」

 

「アーサーさん」

 

「すぐに行きましょう、雷太の話ではもうじき最上級クラスの者たちも来ると」

 

最上級クラスの実力者が集えば大変ね…まぁ恐らく上級でしょうけど、それでも油断は禁物ね。私は皆に指示を出し駅へ向かう…電車の中から安全ではないけれどアクションは起こしづらいと考えたからだ。

 

「一番近い駅に」

 

「でもお金が」

 

「俺が出す、早くいくぞ」

 

穂乃果の言葉にヴァーリが返し駅に向かう、そう昨日の雷太の話が確かなら急がないといけないから。私たちは普段から鍛えているからか駅までは大して時間をかからずに着くことができ、電車に乗る。特急に乗れれば行けれどあいにく快速急行ね…つくからいいけど

 

「これで…安心…にゃ?」

 

「まだ油断はできない、イリナどうだ」

 

「だめ、天界は今回も敵に、回るかも」

 

和平会談の時といい、あの人たちは敵に回るのが…ん?

 

「待って、菊山は何か言ってた?」

 

「何をですか」

 

「菊山が知ら分けないわよ「絵里!」ヴァーリ?」

 

「それは後だ、今は早く希の元に行くぞ」

 

私たちは山の最寄り駅で降りて、座標の所に向かおうとすると

 

「ここで止まってもらうわよ」

 

「リアス・グレモリー」

 

私達の進行を止めたのはグレモリー眷属だ、やはり彼らも動いているのね

 

「なぜ?」

 

「貴方達は白雷に騙されている」

 

「それは本当ですか?」

 

「ええ、白雷は希か「気安く呼ばないでよ」だれ!」

 

私たちの後ろから出てきたのは、ツバサさん達だった。

 

「ツバサさ「早く行きなさい高坂さん!」え」

 

「雷太の指示よ、ヴァーリと矢澤さんだけでも東条さんと合流せよと」

 

雷太A‐RISEをまさか

 

「ええ、彼は言ったわ俺は今は向かえない、だから頼むぞ」

 

「にこ!ヴァーリ!ってね」

 

雷太の力強い言葉が頭に浮かぶ、その言葉で私たちの言葉は決まった。花陽がグレモリー眷属に向き直り言う

 

「私たちは、雷太君に会いに行きます!そこを」

 

「「「「「「「「どけ!」」」」」」」」

 

私達は声をそろえて言う、雷太の考えがどうだろうと私たちは九人で歌い12人でメンバーである。だから

 

「貴方達の言葉は聞かないわ」

 

「この「エクスカリバー」!」

 

後ろから放たれた攻撃をグレモリー眷属はよける。AーRISEはここは任せろと目線で言ってくるので私たちはグレモリー眷属を無視して走っていく、

 

「待ちなさい!」

 

「させ「行かせてもいいじゃねえかい」貴方は」

 

後方でツバサさん達と悪魔たちの戦闘が開始される

 

「大丈夫でしょうか?」

 

「多分な(さっきのは孫悟空か)ん?」

 

更に私たちの前方には

 

「あらあら、お久しぶりですね。あばずれ魔王様」

 

「園田海未ちゃんって大和撫子じゃないの?随分口が悪いわね」

 

「どこぞの魔王に比べたらましじゃないですか?」

 

レヴィアタン!ここで来るのね

 

「兵藤雷太はアザゼルちゃんを倒してこっちに向かってきてる。」

 

「ならここであなたを止めるのは「私たちもいます」小泉さん」

 

「花陽の言う通りよ、少なくとも魔王たちは私達も攻撃しないでしょう」

 

「わかりました、絢瀬さんここは私と一年生で止めますよ」

 

「お願いしますアーサーさん」

 

アーサーさんに一年生たちと魔王の戦闘を任せて私たちはキツネ山を目指す。キツネ山までは一本道なので私たちは走っていく…かなり走って息を切らした所でキツネ山のある場所までついたのだが。

 

「山なんてどこにもないじゃ「ここだ」え」

 

ヴァーリが何もない所を見る。そこにはただ池が広がっているだけである

 

「ここに結界がある、恐らく認識を阻害するものだが型が古い…いま結界を解く」

 

ヴァーリが魔法陣を出して魔力を出すと、そこには山が出てきた。

 

「ここが…キツネ山…なの」

 

「ああ、行くぞ」

 

私達は山を早歩きで上るがひろい所にでる、そこにいるのは

 

「今度は貴方なの?ソーナ」

 

「ええ、私達です」

 

ソーナ達の眷属がまた立ちはだかる、ここで止めるのは

 

「(絵里ちゃん)」

 

「(穂乃果?)」

 

「(ここでヴァーリ君とにこちゃんをここで行かせようよ)」

 

穂乃果の言葉を聞いた瞬間に私は理解した、ここで私たちが暴れる事によってにこ達が生きやすくなる。確かにそれはいい案だけど…頂上まであと半分ヴァーリならにこを連れて飛んでいける距離ね

 私は目を閉じて考える、ここでの最適解は…

 

「ヴァーリ!にこ!」

 

「なんだ」

 

「ここは私たちがやる、二人は言って」

 

「…………わかったわ」

 

「すまん」

 

にこは驚いた顔をしたのち一言こぼしてヴァーリにしがみつく…ヴァーリは分かっていたのか謝って飛ぶ

 

「つかまっておけよ」

 

「勿論、行くわよ白龍皇」

 

にこ達は高速で飛んでいき…頂上に向かっていく。私はソーナに向き直る

 

「追わないのね?」

 

「ええ、目的は貴方達でもありますから」

 

ソーナは魔力をためて言う

 

「始めましょうか」

 

戦闘が開始させるゴングがな「助太刀します」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてさて、起爆装置の設置は上場。ここまでは予想通り」

 

男は上空で状況を把握していた、横に置かれたチェス盤にキングの駒を手に取り

 

「さて、キングは中央に配置と…相手さんのキングはなるほど自陣から動かないと」

 

男は女王の駒を動かしてキングの横に置く

 

「これで布陣は完成か…となると」

 

男はチェスにはない龍の駒と天使の駒を動かした

 

「戦況を動かすのはこいつらだ」

 

二つの駒をキングの前に置く。

 

「頼むぜ…相棒」

 

 

 

 

 

 

 

男の名前は…深山 嵐

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい…ここまでがラブライブ視点です

次からは激闘編に移ります、原作で言うと冥界合宿の途中です

追伸、3Dで主人公を作るのは無理だった…ので容姿を詳しく載せておきます。前と違うかもしれませんがご了承ください


名 兵藤 雷太

容姿 頭 ぼさぼさの髪に前髪が目にかかっている、後ろは長い(やや)

   目 死んだような何とも言えない目をしている
  
   口 基本的に閉じておる(証明写真)
   
   髪色 黒

です、次回あたりにこれ近いかな?ってやつをのせる予定です(都合により女性っぽく見えても一誠君と照らし合わせてください、基本的に一誠君似にしようとしましたが本人が嫌そうなので)




次回 激闘!白雷の戦士


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激闘!白雷の戦士

今回は戦闘事に視点が変わるようにしようと思います。




 

 アザゼル対雷太

 

「白雷の戦士との戦闘か」

 

「急いでるんだよ」

 

 俺達は、各勢力との会合を冥界で済ませた後に一つの提案をされた曰く「白雷によって力を目覚めさせた者たちを保護しよう」という案だ、俺達としても一般人であったスクールアイドルたちを保護するのはいい機会だしな。

 

「絵里達をねらう理由はなんだ?」

 

「彼女たちからお前たちに記憶を消す、残酷な方法ではあるが彼女たちの平穏のためだ」

 

「学校は」

 

「俺達三大勢力の力で学校は統廃合という形にするか、こちらの支援で学校の形をしている塾という物にする」

 

ここも残酷ではあるがしょうがない…時には非常な手にも染めないといけない。理想だけでは誰も救えないからな

彼女たちにも説明はするが聞き入れてもらえないだろう、その時は強制的にやるしかないか。幸いにもリアス達なら年も近いしいい相手になるだろう、イッセーも乗り気だしな。

 

「お前ら」

 

白雷がオーラを開放する。流石に怒っているのか

 

「お前が招いた事だろ、コカビエルの時も統堂英玲奈を生贄にしただろ」

 

「いまさら何を」

 

「アザゼル―――ーーー」

 

俺とこいつの戦闘を再開する。俺は結界を張ってあることをいいことに光の力を存分に使い攻撃する。

 

「食らえ」

 

光の槍を雨のように降らせる、通常の奴ならこれでもダメージがでかいが

 

「雷壁」

 

白雷は手を合わせて雷のエネルギーをためて上空に壁を張る。なるほど神器が無くても雷を使えると

 

「なら本腰を「黒斬」何」

 

俺が懐に手を入れた瞬間に攻撃を加える。こいつ気づいているのか

 

「人口神器を使うか、やはりお前はそうだな」

 

「何?」

 

こいつ何を言っているんだ?

 

「お前の弱点はその強さだ、お前は確かに強いけどそれはあくまで堕天使の中じゃだ。人口神器を使わないと神仏の相手をできないという所だ…お前の強さは弱点なんだよ」

 

こいつ分析ができてやがる、数年前は力を振るう事しかできない奴がここまでの成長を遂げるか…イッセーよりも戦い方が上手いな、戦闘能力はこいつの方が上か

 

「漆黒!」

 

黒い刀を出してきたな、こっちも

 

「!」

 

「黒龍晩夏」

 

「がはっ」

 

早い…刀を出した瞬間に俺の体を切り裂いて。黒い龍の斬撃が見えたのは一瞬だぞ…どんだけ早いんだよこいつ

俺はそのまま地面に墜落した。傷からは出血が早くなってる。

 

「がはっ、驚いた…白雷は…お前いが…はぁ、が戦闘の天才だと…はぁ、情報が」

 

「間違えじゃねぇよ、俺以外は傭兵一族の跡取りに退魔一族の末裔、戦闘機などの道具作成企業の御曹司とか戦闘に関してのプロの集まりだ」

 

「なんで…おま…えも、」

 

「天才や秀才の集まりの戦闘に巻き込まれたんだぞ、嫌でも身につくわ」

 

「はぁ、はぁ、恐れ入った。白雷のリーダー黒雷帝は伊達じゃないか」

 

あいつは俺を置いて仲間の元に行く、まじかよ俺が負けるか。けどミカエルの言う通りだな、こいつらは仲間のために神も超える。俺は戦闘の光景が目に浮かぶ…和平会談の時とおなじ光景だった…上空にある黒い何か。あれは人の感情か………俺も

 

 

   アザゼル対兵藤雷太  勝者 兵藤雷太 

   

   決め手「黒龍晩夏」

 

 

 

 

 

 

 

  グレモリー眷属対A-RISE ?

 

「誰かしら」

 

私たちは魔王様の命により今は彼女たちを保護しようとしているが、いきなり孫悟空のような恰好をしている男が出てきた

 

「俺っちは美猴、元禍の団で今はしがない男だぜい」

 

「禍の団!」

 

「いいかしら美猴さん」

 

 スクールアイドルの綺羅ツバサさんが声をかける。危ないわよ

 

「なんでぇ嬢ちゃん?」

 

「貴方は「菊山の奴に勧誘されてあいつの下にいる哀れな猴だよ」信用できるわね」

 

「いいのかい?裏切る「菊山をどうにかできるの?」

 

「かかか、いきの良い嬢ちゃんだ。良し赤い髪は任せろい」

 

美猴というサルは、こちらに攻撃を繰り出した。棒を使って縦横無人に走り回っているために補足が難しい

 

「助太刀する」

 

「お前さん、剣は「アーサーさんと小太郎に鍛えられた」ほう」

 

「祐斗!ゼノヴィア!」

 

私は可愛い眷属の剣士二人に彼女も相手を頼んだ、二人の高速の戦闘に対応

 

「無音世界」

 

「何!」

 

なんですって、なぜ白雷の技を

 

「英玲奈!」

 

「小太郎に言われたんだ、ダンスで鍛えられた体感と運動神経ならこれができると。あと」

 

「「あと?」」

 

「俺の戦いを見てるのだから、これくらいできると」

 

「よし」

 

この子達が戦闘するなんて、でもまだ

 

「どけ!猴」

 

「ヤダよい」

 

私と朱乃とアーシアは残りの二人の警戒をして、裕斗たちが英玲奈をイッセーとギャスパーはサルの相手をしている、にしてもあの猴は随分強いのね、イッセーが簡単に勝てないなんて、裕斗たちは英玲奈の剣技に苦戦をしている…白雷どこまで彼女たちを

 

「そろそろいく「どけええええええ」なんだ?」

 

私たちは叫びがする方を見ると

 

「雷太?」

 

「すごーーいはやーーい」

 

「のんきにしてるな」

 

「白雷」

 

祐斗が警戒をして剣を出す

 

「グレモリー眷属か、」

 

「ここで抑える」

 

祐斗が白雷に攻撃しようと向かっていく、ここで彼を押さえたら

 

「雷槍」

 

「え、」

 

「祐斗」

 

「ぐあああ」

 

そんな、裕斗が一撃で…雷の槍をなんで出せるの!雷神の刃は

 

「貴様!「ボルトノック」ぐは」

 

「ゼノヴィア!」

 

早すぎる、ゼノヴィアの斬撃を振り返らずに後ろ蹴りをして吹き飛ばすなんて、しかもまた雷を

 

「ぜ「如意棒」きゃあ」

 

「アー「エクスカリバー」ああああ」

 

「てめえ!」

 

なんで、一瞬にして私のかわいい眷属が

 

「白雷!「じゃまだ」!」

 

気づいたら、私は吹き飛ばされていた。なんで

 

「悪いな、今は時間がないんだ」

 

「ちょっと雷太」

 

「待ってよ」

 

「おい!」

 

「俺っちも行くぜー」

 

残ってる意識の中で目を向ける、彼らはまっすぐ山に向かっている。アザゼルも負けたなんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゃあああああ」

 

最後の攻撃がキングの悪魔にぶつかる。飛ばされた悪魔はソーナ・シトリーであった。俺はそいつをただ見てるだけである。

 

「どうしてここに…深山 嵐」

 

俺はチェス盤の上に置かれている黒いキングの駒を動かした、そして小さいキングの駒を壊した。

 

「これで残りは少数だな」

 

「考えればわかるだろ?こいつらが一番弱いからだ」

 

「あの嵐さん…私も「ルフェイはまだ弱いだろ」ひどいです」

 

魔法少女のルフェイが俺に抗議をしてくる、すごい剣幕だな…まぁ俺はどうでもいいけど

 

「これで残りは一つか、雷太がなんとかするだろ」

 

「いいんですか?」

 

「元々あいつと希の行き違いだ、めんどいから二人とも殴りたい」

 

「それはだめですよ」

 

海未がこちらに抗議をする、まぁ冗談だけど。

 

「行くか」

 

「どこに行くのよ」

 

「頂上だよ、そろそろヴァーリと希の戦いが始まるときだ」

 

俺はこいつらを連れて頂上を目指す、このままのペースだと雷太がつく前に蹴りがつきそうだな

 

「まぁ三大勢力なら攻略は可能だけど、流石に希か」

 

俺はポケットにチェスの駒を入れて歩き出す。

 

「頼むぞ白龍皇」

 

 

 

 

 




はい、戦闘が佳境になりました。

雷太君はどうなるでしょうか、因みにこの章の闘いで最も大変なのは希です。

そして、登場します。この小説の一人…セルちゃんです。

【挿絵表示】


もうひとりの白雷のルシアちゃん

【挿絵表示】



更に主人公の雷太君です。

【挿絵表示】


因みに、雷太君は髪型の都合上により女性のモデルで作成してます。よく見るとわかります。

この3つはピツメーカーで作成しました。


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魔王と聖王剣と漆黒と

はい、前回のようなへまはあんまりしない

一応今回もオリキャラ載せておきます


「疲れる」

 

俺はいまアザゼルとグレモリー眷属との戦闘を終えて山を登っている。2つともそんなに疲れずに終わったけど、山登りは辛いな

 

「疲れたよ~あんじゅ」

 

「ツバサちゃんファイト~」

 

「大変だな」

 

「なぜ筋斗雲に乗っている」

 

因みにツバサ達と美猴もいる。

 

「話には聞いていたが改めてくるとすげぇな」

 

「どうゆう事」

 

「ん~菊山の話じゃあここは白雷の聖地らしいぜ、そのために白雷の魔力が根付いてるってなあ」

 

菊山の奴何を言っているんだよ…あれはお前がノリと勢いとちょっとの度胸でやっただけだろ(注、8割がノリで残りの2割が勢いと度胸です)たく、にしてもこのメンバーで山登りとわな

 

「なにも「セルシウス」「コールブランド」早速あるのね」

 

俺たちは駆け足で山を登っていくと開けた場所に…あれ?菊山の昼寝場所じゃね?そこに戦闘をしている1年とアーサーがいた。

 

「アーサー!」

 

「雷太!見ての通りです」

 

「だろうな」

 

アーサーは魔王少女の相手をしていて、1年は魔剣を持ちながら氷の兵士を相手していたが逃げてるな

 

「この!」

 

「食らうにゃ」

 

魔剣の保有者でもある真姫と運動神経が高い凛が攻撃を加える、ダメージはありそうだが倒すまでには至らないか

 

「英玲奈!3人を、サルはツバサ達を!俺は魔王と戦闘を開始する」

 

黒刀を取り出し、アーサーの援護に向かう。

 

「うれしいですね、真の最強に援護なんて」

 

「行ってる場合か?能力は?」

 

「氷ですね、流石は魔王ですか」

 

「小太郎とど「小太郎ですよ」だよな」

 

俺とアーサーは同時に魔王に向かっていく、魔王は焦らずに対処するようにしている。俺の斬撃を紙一重でよけてアーサーの斬撃をよけざまに氷の魔力で攻撃を加える、アーサーはコールブランドの能力で距離を取り、俺は漆黒に雷を纏い突貫する。

 

「黒槍・雷弾」

 

「くっ」

 

魔王はぎりぎりでよけた

 

「アーサー!」

 

「はい」

 

アーサーは次元を切り裂き、俺はそこに入る。さすがだな次元を切り裂くコールブランドの能力で俺の通行上の次元を切り裂く、そして

 

「どこに…上か!」

 

「正解」

 

俺は上空から斬撃をアーサーに向けて放つ、アーサーはまた次元を切り裂き…

 

「え、なん!」

 

「食らえ」

 

俺は刀を魔王に振るうと同時にアーサーが切り裂いた次元から飛ばされた斬撃を合わせる

 

「黒十斬(こくとざん)」

 

「きゃあああ」

 

十字架の斬撃を魔力で覆いながら受けるが後方に飛ばされる

 

「これなら「アウトですよ」…なんで」

 

「雷太の斬撃を飛ばした後にあなたの後方に行きました、小太郎から奪った高速移動を使えば可能ですよ」

 

流石だな、本来なら小太郎との連携技だけど

 

「「行くぞ!合技!追撃の翼撃」」

 

アーサーが聖剣での攻撃を加えると同時に雷の追撃を行う。魔王はなすすべなしに攻撃を受けてしまう。

 

「きゃあああああ」

 

はぁはぁ、正直不安だったがうまく言ってよかったな

 

「雷太君!」

 

「花陽」

 

「やりましたね」

 

「あ「ばぎゃあああ」なんだ」

 

俺たちは音がした方を見ると…

 

「まじかよ」

 

まぎれもない、雷の攻撃…希の雷撃消波だ、それを使うのは

 

「ヴァーリか」

 

俺たちは魔王少女と氷の兵士をほっといて頂上に向かう、生きていろよヴァーリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   時間は遡り

 

「久しぶりだな」

 

「ここにいるなんてね」

 

俺とにこは、頂上に行って希との会合を済ませる。周りには嵐を除いた白雷のメンバーがトランプをしていた。

 

「なんでここに」

 

「はぁ」

 

にこは声に殺気を混ぜて希に歩み寄る。

 

「なんていった?」

 

「だからなんでこ「ふざけてんの?」にこっち」

 

にこは拳を握りながら歩み寄りそのまま

 

「食いしばれ!」

 

「きゃあ」

 

希はにこに殴られた、希は地面に落ちてしまった。

 

「にこ「ふざけんな!」ひっ」

 

にこはそのまま希の胸倉をつかんで言葉を出す、目には涙をためている…それだけでもう気づいてしまうな

 

「あんたがいなくなるからでしょ!あんたが出ていくからでしょ!」

 

にこは感情のままに、勢いのままに自分の気持ちを希にぶつけていく、その様子を白雷のメンバーは見ている。

 

「でも「知らないわよあんたの事情なんて」なん」

 

「あんたがいなくなって、どうなったったと思ってんの!わかってんの!」

 

「それはらいた「違うわよ!」」

 

「あんたが消えたから花陽達は…まったく笑わなくなったし、ことり達も泣きっぱなし、絵里も…絵里もずっと引きこもってたのよ」

 

にこは泣きながらそうこぼしていく、感情のままに叫んでいるので…泣いてしまったにこは歯を食いしばって嗚咽を漏らしている。

 

「雷太を攻撃したときにどう思っての?苦しかった?悲しかった?私にはわかんないわよ…あんたは」

 

「あんたは分かんの…あの子たちの気持ちを」

 

にこ…言葉が前後していない、本当に言葉が出てこないんだな

 

「雷太がいなくちゃ何もできないのよ…私も皆も…でもにこは次女だから…おねいちゃんだから」

 

……すまん!本来なら俺がやるべき事をお前にやらしてしまった。本来なら泣き叫びたいのに俺がお前に我慢を強いてしまった。俺は顔をうつむけたい気持ちでいっぱいだった、ずっと弱音を吐かずにやってきたんだ…不満がたまってないわけないんだ。

 

「なんで…なんでいなくなったのよ」

 

「雷太があんたの言葉で…行動で止まると思ってるの?あいつは」

 

「あいつは…馬鹿なのよ」

 

にこはその言葉を最後に泣き崩れた、そのにこを見た白雷の小太郎は自分が来ていた上着をかけていた。

 

「にこっち」

 

「希…おれと戦え」

 

「ヴァーリ君」

 

「お前が止まらいなら俺が止める、お前の考えは分かっている雷太を戦わせたくない事も…それでいいわけないだろ」

 

希は驚いた顔をしている、分かっていたんだな。けど踏み切れないなら

 

「今のお前を壊してやる」

 

「ヴァーリ君…手加減しないよ」

 

「構わない」

 

「もう誰も戦わせない」

 

「お前を連れ戻す」

 

 

今戦闘の火花が切られた

 

 




今回はここまで、ヴァーリ君の戦闘は次回がメインになります。

それと前回に引き続きオリキャラたちを乗せときます

セル→ルシア→主人公→嵐の順番です


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 セル


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ルシア


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主人公


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嵐君


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白龍皇VS孤独の白雷

今回はヴァーリと希の戦闘をメインにします。

戦闘としては過去最長を目指してます

多分文が連続してないはず


 一歩一歩が重く感じる。俺は後ろにいるにこに声をかけずに前に行く

 

「最強の白雷との戦闘か…ルシアも強かったが希が一番強いとはな」

 

白雷の能力については大体は把握しているが希がシンプルに厄介だな。雷神の刃による広範囲攻撃に高速移動、極めつけは漆黒のような性質を持つ雷…相性は最悪だな。

 

「俺の攻撃がどこまで効くのか…できれば覇龍は使いたくないな」

 

と言うのも覇龍を使いたくない理由は二つ…一つは体力の問題、今の俺でも三時間が限界だ二つ目に単純に的がでかくなる事だな。

 

「(となれば通常の禁手化で行くのがセオリーだが、相手は白雷最強…生半可な攻撃は通らないかと言って半減も恐らく通じない。打てる手がないな)」

 

無論俺も雷太との特訓やルシアのしごきを受けていたので実力は上がっているだろうが、希は規格外だしかも呪符も残っているしな。

 

「さて、どうやるか」

 

お互いが適切な距離をとる、にこは葉山が守ってくれるらしいな。俺は深呼吸をして

 

「行くぞ」

 

先手で仕掛ける、ここで後手に回ったら完全にペースをとられる。俺は禁手化して高速で向かっていく、希は会談の時のような恰好をして刀を構える

 

「食らえ」

 

魔力団を急停止して放つ、通常これでも奇襲になるのだが

 

「雷壁・鋼」

 

雷の壁!片手で出せるのか!流石に一撃は無理か

 

「なら」

 

俺は空間を利用して縦横無人に飛び回る、そして魔力団をいたる方向から飛ばす。これなら一方しかない壁でも守れないだろ

 

「雷撃消波」

 

「な…」

 

轟音がなったと同時に全方向に放たれる衝撃、俺はこの攻撃を受けたら死ぬと肌で感じて…

 

 

「終わったかな…案外早かった」

 

「ヴァーリ」

 

「(にこっちには悪いことをしたかな)」

 

「さて、あとは雷太君「をどうするつもりだ?」なんで」

 

「がはっ」

 

全方向からの雷の攻撃普通に考えれば防ぎようがない物だが、あいにくコカビエルの時に雷太が似たような攻撃をしてたおかげで対処法は知っていたが、俺は地面から起き上がり

 

「流石に吸収の能力だけを集中させるのは骨が折れた」

 

「なるほど…白龍皇の能力は、半減、吸収、反射、減少の四つで吸収だけに集中させたと、光翼から余剰分のエネルギーが出るから常に最大出力の攻撃ができる。けどまさか半減を使わずに吸収だけを使うなんてすごいやん」

 

「アルビオンの能力は相手の力を半減させて自身の力とする、この能力はいわば半減と吸収を同時に行っている、これは相手の力を下げると同時に自身の力を上げる物だが…相手の力を減少させずに技だけを吸収することだけならそう難しいことではない」

 

懸念点としては吸収の量領に光翼が耐え切れずオーバーロードしてしまう事ことだが、吸収しつつ常に放出状態にすれば少なくとも起きる可能性は少ないと判断した

 

「おかげで俺の底辺が底上げされた、だが簡単に倒せるわけではないな」

 

「当たり前だよ、ヴァーリ君は確かに強いけど雷太ほどじゃない」

 

「今はな」

 

希は黒刀をこっちに飛ばしてくる。背中の刀はあの時と同じ能力だと同じだと…漆黒と同じく切り裂きに雷かだったら

 

「アルビオン」

 

『なんだ』

 

「吸収の能力で得たものを全て鎧の強度に回せ」

 

『なるほど、防御力を底上げするのか』

 

「ああ」

 

希の刀を籠手で受けるそのまま吸収して強度を増す。

 

「(刀は全部で十二本、一本で得られる強度は+50位と考えて…おれの鎧の強度は元々が三十として一本で得られる防御は合計で80か希の攻撃力は一撃で鎧を砕くほどの物だから…攻撃力は最低でも四十以上か)」

 

俺は刀をよけながらこれからの流れを設定する。刀の数は残り11本、五本を強度にして残りを攻撃力などに回すとしても希は刀を出す?いや、出さない恐らくこの刀は布石

 

「(となると…狙いはあの技…天の光柱かあれは漆黒で防げたもの、なら)」

 

俺は刀を全て吸収して、リソースに回すことは成功した。そして

 

「いまだ!」

 

高速で希に近づく、手に魔力を集中させて、(アルビオン、頼む)

 

「食らえ!」

 

回転する量領で魔力を希にぶつけ「雷神の刃」!来たか

 

「雷牙・無天」

 

突きの攻撃を上半身を倒してよけるが魔力は…上空に行ったか

 

「これで「アルビオン!」え?」

 

俺はそのまま回転してしっぽに貯めていた魔力を希にぶつけようとする。しかも

 

「(空間の圧縮も同時に行うことでとどまっていた空気な魔力などを全て混ぜてぶつける)」

 

「は!」

 

体が悲鳴を上げない、悪いなお前たちのおかげで体が柔らかくなったんだよ

 

「こいつでどうだ!龍の尾の砲撃(ドラゴンテール・キャノン)」

 

しっぽに貯められていたものが希に向かっていく、ほぼノーガードで受ける希は驚いた顔をして

 

「きゃあああ」

 

強烈な爆風が俺たちを襲う。クッソこの衝撃は辛い。俺は吹き飛ばされて岩にぶつかる、かなりのダメージが食らうがまだ大丈夫

 

「希は「はぁはぁ」まじかよ」

 

希の方を見てると煙がまだあるが、希はまだ立っていた。

 

「呪符か、」

 

「ええ、もうひと…つの」

 

「やはりか、」

 

「やはり?」

 

「雷太が言っていた、お前は雷神の刃を「使いこなせない」ああ」

 

希は顔を俯かせてこちらに言う。

 

「どうして?」

 

「お前の性格とあってない」

 

「なんで「さみしがり屋じゃないのか」え」

 

「これは俺の推測だが、お前もさみしがり屋だろう、だからセルの抱き着き癖にも寛大なんだよ。俺なら一発殴っている」

 

「……二発殴られたけど」

 

「セルのせいでしょ」

 

 

希は空気を換えるようにして

 

「禁手化しようか」

 

「来い」

 

希は手を掲げて言う

 

禁手化(バランス・ブレイク)

 

「アルビオン!魔力を半減、反射の準備」

 

『ああ』

 

希は空気を回して竜巻のようにして自身に纏う、その時に

 

「希!」「希ちゃん」「生きてるか白龍皇」「希」「皆」

 

穂乃果たちと

 

「大丈夫」「我々も来たぞ」「はぁーい」

 

ツバサ達も来たか、でもこの状況を見てわかる通り今は最悪

 

「禁手化か、まずいな」

 

「雷太君どゆことにゃ」

 

「今三大勢力もこっちに向かってきている、そいつらにあの力を見せる事になる」

 

「強いの」

 

「強さなら元からレベルが違う、あの神器の元々の禁手化は雷の鎧をまとう物だが…希のは亜種だ」

 

『亜種の禁手化だと…聞いた事ないぞ」

 

「だろうな…来るぞ」

 

風が激しくなり雷も轟音となる、その後に全て消え去った後に

 

「何?あれ」

 

穂乃果が戦慄する。

 

「あれは」

 

ことりが驚く

 

「そんな」

 

海未が現実から目を背ける

 

「穂乃果ちゃんたちが最初に歌ってた時に着てた衣装です」

 

「確かにそうにゃ」

 

「でもなんで」

 

一年たちも受け止められないな、確かにあれは穂乃果たちの衣装

 

「雷太、あれは三人だけ「良く見ろアーサー違うぞ」え」

 

「正確には穂乃果たちの衣装に、ぼらららの衣装を合わせた奴だ。けど問題は」

 

姿を現した希を見てみると、決定的な違いがあった

 

「刀がない!」

 

「なんでないのよ」

 

絵里とにこが更に驚愕する。刀が消えた?なんで

 

「呆けるな白龍皇!ちゃんと見ろ」

 

白雷の嵐から声がかかり入れはしっかりみるこ「黒龍晩夏」なに!俺は後ろから来た雷太の攻撃をよける。希に

 

「ふふ」

 

指を動かして黒龍晩夏を打ち消す…なるほど

 

「見やすいようにしようか」

 

そしてそこには、希の身長はある

 

「雷神の刃」

 

「これが私の禁手化…白雷・雷神の大太刀、服は自分が気に入ってる服装になるのが玉に傷だけど」

 

「ことりちゃんが作った衣装になってるってことは」

 

「そういう事なんだろうが…これほどの力量なのか」

 

俺は目の前にいる存在をもう一度見る、そこには希がいるが放っている重圧は非ではないほどの物で勝てるビジョンが浮かばないほどである。

 

「(雷太と変わるか?いや俺がやるんだ)」

 

俺は禁手化を完全なものにして全身鎧をまとう、半減、吸収、反射すべてを使ってももって五分「遅いよ」

 

「このっ」

 

「白雷・魔槍」

 

希はこちらに追突の攻撃を仕掛けてきたので何とかかわしたと同時に雷の槍の攻撃が迫る。

 

「divide」

 

かわす時に触れていたので半減を仕掛けるが

 

「なに!」

 

雷の槍は半減しないでそのままこちらに来る

 

「くっ」

 

高速移動でなんと「白雷戦斧」

 

「がはっ!」

 

これは雷太の…大太刀になったことで技の威力と範囲が上がっているのか、俺は希の攻撃を魔力で防いで持ちこたえようとするが耐え切れずに受けてしまう…そして後方に吹き飛ばされる

 

「アルビオン…」

 

『鎧は半壊している、上半身に受けたからな一応背中にも鎧を張ったが焼け石に水だな」

 

「はぁ、はぁ、これほどか…白雷最強は」

 

一撃の攻撃力は確実に雷太以上になっている…しかもこれで全力じゃないなんてな、これは確かに各勢力で危険指定されるわけだ

 

「まだやるの?」

 

「なんだ戦いたくないのか?」

 

「だとしたら」

 

「戻れ」

 

「無理だよ」

 

やはりまだこっちに来ないか、けど希を取り戻すことが第一だから「雷太君を戦わせたくないよ」

 

「この山の事か」

 

「三大勢力は雷太君のせいにしてるけど…本当はウチが起こしたことだもん」

 

「それについて「そこまでだ!」!

 

俺は上空から来た攻撃を目視してその攻撃をよける。希も攻撃をよけたか

 

「ほほう、噂の雷神の刃かおいぼれにはきついのう」

 

『この声は』

 

俺たちは声をした方をみる、絵里達もある方向を見ている。

 

「魔王とその眷属か…北欧の主神様も来てるのかよ」

 

菊山が言う…冥界最強の悪魔たち、サーゼクス・ルシファー率いるルシファー眷属に主神オーディンと御つきのヴァルキリーか

 

「何様でしょうか?魔王様」

 

「やぁ絢瀬さん、僕たちは三つの目的を達成しに来た」

 

「目的とは?」

 

「まず君たちの保護…聞いてると思うが君たちの記憶の処置を施す」

 

「記憶の処置?」

 

「ああ、君たちは兵藤雷太に騙されている。彼によって学校が救われたようになっている、」

 

「理由がワカンナイだけど」

 

「西木野さん、考えてみてくれただの男子生徒が君たちのために働くかな?彼は君たちに信用を得る為にわざと学校を廃校に追い込んだんだよ」

 

「は?」

 

「じゃなきゃ、学校を救うなんて事できない」

 

「で、でも「安心してくれ、君たちの記憶が混乱しないように私たちが手を貸したことにする。それで学校も安全だ、最も男子生徒も受け入れて共学と言う形にするけど」ない…を」

 

「わからないか」

 

「アザゼル!生きてたのか」

 

「白雷は危険な存在だ、お前たちも利用して自分たちの有能さをアピールしている。お前たちを救うために必要なことだ、スクールアイドルはまぁ部活として活動していたことにするさ、大それた事をお前たちが背負う必要なんてない」

 

何を言っているんだ?何を…ラブライブは

 

「ラブライブはどうなるんですか?」

 

「なんだ小泉花陽、分かるだろ?部活の大会も俺たちが用意するさ、記憶の障害が起こらないように」

 

は?…部活?…できない…何を

 

「何を言ってるのよ!スクールアイドルは」

 

「全国にいるスクールアイドルには雷太の記憶は消す…危険な存在を世に放ってはいけないからな、ラブライブはまぁどっか会場を押さえてやればいいだろ?ただの部活の大会だ」

 

………………ふざけるな

 

「ふざけるな!なんで記憶を消されて学校を」

 

「元々白雷が起こした廃校だろ?じゃないと辻褄が合わない、いかに有名だろうと廃校から救うなんて超常の力がないと出来ねぇよ!安心しろ、また9人…おっと綺羅ツバサ達は3人だな、まそいつらで行動できる」

 

「あ「ご苦労だったなヴァーリ、こいつらはもう大丈夫だ」

 

何が大丈夫なんだ!こいつらは自分の意思でここまで来たんだぞ!それを

 

「あの…」

 

ことり

 

「なんだ?南ことり」

 

「雷太君は」

 

「ああ、化け物はちゃんと倒すぜ!封印なんて優しい物じゃないちゃんと冥府に送るさ」

 

 

雷太を

 

「他の白雷も同じくな!にしても学校を利用なんて考えたな、けどこいつ等だって馬鹿じゃねぇ歌だけでやってないんだよ」

 

どの口が

 

「じゃあ行く「いやです」高坂穂乃果?」

 

「なんで私たちの記憶を消されないといけないんですか!」

 

「お前たち「私達は操られてません」けどな」

 

「私たちは自分の意思でここまで来ました。自分たちの力で学校を救ったんです!そこにすごい力なんてない」

 

「なに言ってんだ?兵藤雷太が裏で」

 

「雷太君は私たちを助けてくれました!にこちゃんの時も、絵里ちゃんの時も私たちが喧嘩したときも「嘘言うな」…」

 

「お前達には悪いが、白雷は最悪の破壊者だ」

 

その瞬間に世界が光に包まれた、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう誰も、信じない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




確認しましたが、一応分は連続してませんね

それと和平会談の時のあああが候補に残ってて参っています(消して文字数稼ぎじゃないよ絶対だよ)

それと三大勢力の2つはまじで胸糞として書きました

次回は「夏色笑顔に激闘編」


「行くぜ!」

「ああ、最強を超える」

セルと嵐の戦闘描写を入れようかな


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夏色笑顔の激闘編1 「剣士と剣士小太郎の意志」

今回は序盤は変化の説明に後半は戦闘になります。
小太郎の強さに触れていきます




 希とヴァーリの戦闘の途中で横やりを入れてきた三大勢力に攻撃を加えた希…その瞬間に光に包まれたのだが俺は戦慄した。

 

「おおおおお」

 

小太郎が希の攻撃を止めていた、小太郎の攻撃が希に有効という事が分かったけどこのままだと

 

「どいてよ!小太郎」

 

「どかねえよ」

 

「こいつらは、雷太を「わかってる」なら」

 

「けどダメなんだ」

 

小太郎と希は高速で剣技をぶつけていた、俺は漆黒を出して二人の所に行こうと

 

「やらせない」

 

「黒壁」

 

紅髪の魔王が邪魔をしてきた

 

「君は何をしようとしている!何故君たちは彼女たちを苦しめる」

 

「何のことだ」

 

俺は魔王と戦闘を開始する、消滅の魔力に対して漆黒で応戦する。近接戦も含めているがこいつ武術も心得ているのか対応してくる。

 

「雷太!」

 

「絢瀬さん」

 

「絵里」

 

俺と魔王の戦闘に絵里が入ってくるので俺は高速で移動して絵里を保護する。

 

「お前「いいから私も混ぜなさい」はぁ?」

 

「いい!今は魔王よりも希を助ける事が重要よ、他の白雷に頼んで私たちはそれぞれの所に行っている」

 

「危険「承知の上よ」絵里…」

 

「コカビエルの時に決めてるんだから」

 

絵里は俺の手を強く握ってきた。

 

「私は、私たちは白雷を信じるって」

 

絵里はそれだけを言うと俺の傍から離れなかった、こいつ本当にいい女だな

 

「離れんなよ…小太郎!菊山!ルシア!セル!嵐!こいつらをぶっ飛ばすぞ!」

 

「了解!剣士は俺がやる」

 

「パワーバカは任して」

 

「僧侶は私が担当ね」

 

「女王はやっとく」

 

「よし俺は寝る」

 

「てめぇが一番やれ!菊山!」

 

「え~じゃあ兵士」

 

たく、相変わらず菊山はやる気が出ないな。俺は絵里を守るように前にたち魔王に構える

 

「堕天使のおっさんは生きてるか?」

 

「すぐ来るさ」

 

俺は刀を、魔王は魔力で激突する!

 

「食らえ、白雷」

 

「黒龍晩夏」

 

激しい衝撃破があたりを襲う。

 

 

 

 

 

希との戦闘をやめて綺羅さんと一年生の所に行く、そこにはアーサーと

 

「眷属の剣士か」

 

「ええ、ルシファー眷属の沖田総司にグレモリーの聖魔剣とデュランダルです」

 

確か沖田総司は百鬼夜行ができるんだったな、

 

「どうするアーサー?」

 

「ルシファー眷属の剣士は譲りますよ、」

 

「ありがたい」

 

俺は沖田総司の方に向く、向こうもこちらの意図を組んでくれた

 

「君を倒した後で、彼女たちを救う」

 

「こい」

 

瞬間、俺たちは高速で動き剣劇を繰り広げる

 

「(流石新選組の剣士幕末最強)」

 

此方の剣技を一瞬で攻略しやがる、俺が切り上げたら、その上から力をかけて。横からだと進行方法から剣をぶつける。

 

「剣の腕は互角だと、流石白雷」

 

「うれしいね」

 

「神器!二刀」

 

二つの刀を取り出し

 

「刀!」

 

俺は二つの刀を同じ方向から切りつける

 

「二段、切り」

 

沖田は刀を縦にして防ぐ

 

「なるほど、型がないのか」

 

「そうだよ、俺は型がない」

 

俺の剣技を見破るか

 

「流石は、退魔一族」

 

「退魔一族か…」

 

俺は沖田総司と戦いながら自分の過去を頭に浮かばせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この子が俺たちの」

 

「ええ、希望の子よ」

 

退魔一族 葉山家、二千年以上続く家系であり魔なる存在を滅する為に存在する人々であった。俺が生まれたのは十七年前の冬の日

 

「こいつが次の頭領に」

 

俺は一族から忌み嫌われていた、当然か俺は剣の修行もしていないと言われていた。

 

「あいつ、またか」

 

「何なのよ!私の方が向いてるじゃない」

 

退魔一族の家系に生まれた俺は生まれてから何も払ってなかった、当然か

 

「コタの字、お前は刀を持ってはいかん」

 

頭領に言われたときは俺の両親も驚いていたな…その日からだな俺が次の頭領に任命されたのは

 

「刀を持たないのは葉山家ならず、貴様などお荷物なんだよ」

 

一族全員…実の両親からもごみのように扱われてきた、俺は自然と自分に自信がなかった。運命があったのは俺が九歳の時

 

「これより、十の刻儀式を始める」

 

十の刻儀式、十歳になる前に行われる儀式で頭領のまで行われる試合、その年の最も強い者と次の頭領が戦う儀式であるが、

 

「お前なんかに負けるか阿保」

 

「早く倒して次の頭領に」

 

「なんであいつなんかの為に」

 

一族の嫌われ者がこの場に立つことに意味なんてあるのかよ、俺の気持ちはすぐに変わった

 

「ぎゃああああああ」

 

結果は俺の勝利だった、刀を持ちものの数秒で蹴りがついた。その瞬間俺に向けられたのは嫌悪と恐怖だった。

 

「小太郎、どこに行くんだ?」

 

「出てくわけじゃないですよ、ただ度にでます」

 

俺は一族が住む場所から逃げるように出ていった、そして

 

「お前がセリア・ルテイン?」

 

俺は天才たちに戦いを挑んでいった、その中で

 

「お前も天才」

 

「この状況は天災だな」

 

雷太に出会った、

 

「死ねよ!」

 

「断るに決まってるだろ」

 

俺は雷太に刀を向けまくり殺そうとした。

 

「牙獣・無形」

 

「ぎゃあああ」

 

雷太には俺の攻撃が届かなかったな、

 

「お前が死ね!」

 

結局俺は雷太に勝てなかった、その後に何回か殺そうとしても届かなかった

 

「あんたも雷太に負けたの?」

 

「だれだ?」

 

「ルシアよ、雷太がくれたあだ名」

 

「ルシア…」

 

そして俺は雷太について聞いて

 

「おい。」

 

「なんだよ、殺すなら別のや「俺もお前についてく」なんで」

 

「いいだろ」

 

俺は雷太についていくようになったんだったな。その時に思った本当の強さは技でも力でもなくて気持ちなんだと

 

 

 

 

 

 

 

「どうしたんですか?葉山小太郎」

 

「いや、ちょっとな」

 

「百鬼夜行に恐怖が」

 

「それはない」

 

「なに?」

 

「お前は俺より弱い」

 

俺は過去の記憶から今の戦いに意識を戻した、新選組一番隊隊長 沖田総司、俺よりも剣の腕は立つのだろうがそれでも

 

「東条希さんは返してもらいますよ」

 

「………………どの口が言うんだか」

 

「行きましょうか、百鬼夜行!」

 

沖田の体の中から無数の妖怪が姿を現し俺の方に向かってくる、俺は地形を利用して木と木の間に入ったり、飛び移ったりしてよけているが次第に妖怪の数が上回り崖付近まで追いやられる。

 

「(俺の近くには一年生が三人、アーサーが守ってくれているが…妖怪の数がおおい)」

 

「どうします?降参するなら怪我無く高速しますよ」

 

降参なら怪我無くか…言われ続けた言葉だな、俺達をなめすぎだ

 

「雷太あああ」

 

「あ?なんだ」

 

「俺の神器を開放する!」

 

「お前!まじでか…やれ、めんどい」

 

「ありがとな」

 

俺は百鬼夜行の妖怪と沖田総司に向き神器を手に握る……あの時と同じだな、俺の刀は七十八本いままで感謝してる

 俺は手を空に掲げた

 

「我が魂は刃と成り 我が刃は魂と成る 我が人の時を削り 我が生なる時は禁忌となる 我に宿るは無数の魂」

 

「我が人生に悔いはなし 我が生涯は戦で決なる 我が名は剣王 これ成るは、我の一振りとなる」

 

「我が元にいでよ!我が真なる刃よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瞬間、小太郎君の体が白く光り輝く、そして体に亀裂が走る。小太郎君はその亀裂に痛みを感じ鼻や口、耳から血を流す。そして亀裂から一つの欠片が飛び出し宙に浮く。

 その欠片は空中で刀の形をして円の書くように動く、更に体からいくつかの欠片が出て同じような動きをするそしてその数は七十八に達する時、刀たちは一つの塊になる。共鳴をしてるのか真姫ちゃんの体も光り輝く

 

 「この光景は…あの時の」

 

塊となった刀は更に空中に舞い上がり弾けた、そして弾けた物が小太郎君の体に吸収されていく。亀裂が小太郎君の手に向かっていき、手のひらで形になっていく…やっぱり

 

「なんだこの光は!」

 

「この輝きは一体」

 

「なんだよこれ」

 

「何これ?」

 

「真姫ちゃんが光ってるにゃ」

 

「大丈夫なの!」

 

「真姫ちゃん!」

 

「真姫!大丈夫ですか_」

 

「真姫ちゃん」

 

「真姫!」

 

「平気なの」

 

刀の形になった亀裂は小太郎君の手に握られる。同時に光が収まっていく…真姫ちゃんも光が収まり手には魔剣が握られていた

 

「なんなよ、これは!」

 

「………代償禁手化」

 

「代償禁手化?」

 

「冗談だろ…」

 

「アザゼルいつの間に」

 

「そんなことよりサーゼクス、やばいぞ」

 

「何がだ」

 

二人のトップは焦っている、それもそうだろうね…無幻の刀、もしくは無限の刀は自分の何かを代償にして一振りの刀を作る。その刀を作る工程は禁手化の中でも特に消費が激しく更に所有者を亡き者にしてしまう。

 

「代償禁手化は使えるものはいなかったはずだろ」

 

小太郎君は歴史初の刀剣系最強の無限の刀の所有者にして、唯一の禁手化可能の人間

 

「禁手化…覇者の刃!」

 

そのひと振りは覇者となる。

 

 

 

 

 




へい!小太郎君の回です。最後の方は誰の視点かは各自で考察してみてください。

小太郎君の神器は禁手化できない物でしたが…どこぞの快楽主義者によって生み出されましたが可能になるまで年数がかかりました。

覇者の刃の能力についてはまた、そして禁手化の歌についても次回解説していきます。
ツバサ達についても次回

次回「覇者の戦いと魔剣の歌姫」

  白雷はまた歌を聴く


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夏色笑顔の激闘編2「覇者の戦いと魔剣の歌姫」

前回自身のほにゃららを犠牲に禁手化をした小太郎君、犠牲にしたものは歌に含まれています。

今回はまた一人の禁手化をしようと思います。そして覇者…一体何太郎君なんでしょうね




「覇者の刃」

 

小太郎さんの手には一振りの刀が握られていた、その形は普通の刀だったがその輝きは白と黒が混ざったような色をしていて今まで見たどの刀よりも強力であると肌で感じるけど…

 

「なんかあったかいにゃ」

 

「うん…それにすごい強い」

 

「ええ、多分あれは相手にしてはいけない類の物」

 

しかも私の神器が反応してた…理由は分からないけどあの刀がなるで自分のように感じる。決着はすぐにつくと思うけど…相手は新選組の天才剣士、しかも妖怪が多数

 

「(これはきつい戦いに)」

 

「で、どうします?この妖怪」

 

「ん?すぐ決まる」

 

小太郎さんは腕を胸の前で交差して、刀を左のわきから後ろに伸ばす、右手は顔の前に

 

「?」

 

「あの構えは?」

 

「龍撃必殺…黒龍晩夏!」

 

小太郎さんは刀を抜く動作をして龍の形のオーラの斬撃が妖怪たちに向かっていく、黒い龍の斬撃は口から黒い雷を出して妖怪を消していった。

 

「ゴアアアアア」

 

「くっ、妖怪たちが」

 

「あの技は!白雷の!」

 

龍の斬撃は妖怪を一瞬にして消してしまいその姿を消していく。その光景に私たちはおろかこの山にいる全員目を疑っていた…あの一撃はやばいと本能的に感じてしまっている、これが白雷の力

 

「私の…妖怪が…なんで…」

 

「簡単な事だ、お前は妖怪を出しすぎた…俺を数で囲むのはいい考えだがここは山だぞ?そんな場所に数で勝負すればこうなるだろ、場所もわきまえないなんて剣士失格だな」

 

小太郎さんの言葉に沖田総司は顔をゆがめた、自分より年下の男にいわれたら誰でも腹が立つのに小太郎さんはわかって煽っている。性格悪いな

 

「なめるな!白雷!」

 

沖田さんは小太郎さんに突っ込んでいき剣で勝負を仕掛けるが

 

「すぅぅぅ、反響世界…」

 

キィン…キィン…

 

「なに!」

 

「何あれ」

 

目を疑った、沖田さんの剣が小太郎さんを斜めに切ろうとしたら対角から小太郎さんが刀をぶつけて沖田さんの大勢ごと跳ね返した、

 

「あれは!」

 

「英玲奈!知ってるの」

 

「ああ、あれは私が小太郎に教わった技の一つで反響世界と言う。」

 

「無音世界の別の型ですか?」

 

「そうだ小泉花陽、あの反響世界は攻撃をそのままの威力で跳ね返す。それゆえに反動で大勢が崩れてしまう、それゆえに反響世界」

 

攻撃を返して……どんだけすごいのよ

 

「(同じ創造系なのにここまで違うの…希を助けたいって思いは同じなのになんで)」

 

私が顔をうつむけていると、肩に手を置かれた

 

「………英玲奈さん」

 

「泣きそうな顔をするな、西木野真姫」

 

「でも……こんなに…」

 

「私も同じだ」

 

同じ?

 

「一度二人を裏切るような形をとっておきながら同じになれると思ってなかった、それでも仲間だと言ってくれた私も二人のようになりたいと思った」

 

「………」

 

「どんなに頑張っても超えられないと思っていた、けれど違うんだよ、」

 

「違う?」

 

「ああ、壁は…『壁は乗り越えるんじゃない、ぶち壊すもんだよ!帰れるようにな』

 

その言葉を聞いたときに私は、雷太に言われたことを思い出した

 

 

 

『なんでやらないんだ?』

 

『だって、『ツンデレ』誰がよ』

 

『今更私が音楽なんて』

 

『いいんじゃねぇのお前の歌があってのライブだろ』

 

『でも』

 

『いいじゃん、後ろに壁がないならいつでも帰れるだろ』

 

『何それ』

 

あの時と同じ、そっかそうなんだ

 

「同じなのね、私たちも」

 

「ああ、言葉で考えれば同じなんだよ」

 

私は自分の気持ちが軽くなるのを感じた、まるで息ができるように…私が…

 

「鬼!」

 

「ち、花蓮」

 

「ぐわああああ」

 

「鬼?」

 

「やばい」

 

「真姫!」

 

小太郎さんの声で現実に向き直る、鬼がこっちに

 

「真姫ちゃん!」

 

「真姫ちゃん!」

 

「逃げて」

 

「二人とも」

 

「逃げるぞ、西木野!」

 

…逃げるべきなのに私の足は動かなかった、鬼が金棒をもってこっちに来ているのに動かない。いや…動く必要なない様にに感じた

 

「…真姫!」

 

「西木野さん!」

 

 

怖くない、恐怖を感じない、初めて思う…私の気持ちがみんなの思いが

 

「真姫いいいいい」

 

「真姫ちゃん!」

 

怖くない、言えばいいのだから

 

「ソード・バアアアアス!」

 

「ぎゃああ」

 

鬼の足元から無数の魔剣が飛び出た、私がいままで作ってきた魔剣よりも作りがいい…私がようやく気付いたのをこの子も気づいてくれたのかしら

 

「僕と同じ神器!」

 

「魔剣創造だと、白雷め」

 

悪魔や堕天使が何か言ってるけど、私の耳に入ってくるのは

 

「真姫ちゃん…」

 

 

 

「そこで待ってなさいよ、私たちがすぐに連れ戻すんだから」

 

私は手を上の掲げる、歌を歌うように奏でるように声を出すのだ。

 

「終わらないパーティーを始めましょう、ここが私たちのストーリー、今奏でる!歌姫の調律!」

 

「禁手化(バランス・ブレイク!」

 

私が作った魔剣が全て砕け散り欠片が私の周りをまわっていく、私は胸の前に手を組んで体を光が包む。

 

「何が起こってんだ!」

 

「僕の時と違う」

 

「魔剣創造の禁手化だと」

 

次第に光は赤く輝き…胸の中心に集まり手を前に出すと同時に剣の形になっていく

 

「…光の魔剣」

 

「真姫…」

 

沖田と小太郎さんも驚いている、私の体に更に光がともる

 

「私たちのメンバーカラー」

 

「穂乃果ちゃんもそう見える?」

 

「ですが、そうとしか」

 

光は鎧のように着物のように

 

「何が起きている?これも白雷の仕業か」

 

光が形となり輝きが収まっていく、周りが驚いた顔をしていて私は自分の恰好を見てみる。振袖のような格好になっていて髪はお団子のようになっている。そして手には

 

「赤い…魔剣…」

 

赤く染まっている両刃の魔剣…その柄の近くに彫られている…雷を模った紋章…

 

「白雷の紋章…なんで西木野真姫が」

 

私は剣を両手に持ち鬼に向き直る、鬼は棍棒を持ちながらこちらに向かってくる。

 

「ふっ、」

 

「ギャ?」

 

鬼の棍棒に魔剣をぶつける、この魔剣の能力は

 

「ギャア!」

 

棍棒を振り下ろしてくる、私は

 

「!雷火!」

 

体を雷の状態にしてその周りに炎を纏う、攻撃が私を通過して地面にぶつかる。そのすきに鬼の頭上に移動する

 

「いい加減に…しなさい!」

 

剣を両手で握って炎と雷を纏う、「行け!西木野真姫」英玲奈さんから力が飛んでくるあの人の神器祝福の火だろう、この状態の私に聞くなんてね

 

「食らいなさい!プレリュード!」

 

雷と炎の斬撃が鬼を二つに切りその体を炎と雷で攻撃する。鬼はそのまま力尽いて動かなくなってしまう

 

「鬼が…な「ここまでだな」!」

 

「葉山小太郎…」

 

「真姫が頑張ったから…俺もやらないとね」

 

「音乃木坂流剣技、一刀…絵里」

 

「三段突き!」

 

「悲しき終わり!」

 

小太郎さんと沖田の戦いも同時に蹴りがついたらしい、小太郎さんは居合切りの量領で一撃を加える。氷の斬撃のように見えたが沖田は力をなくしたように倒れた

 

「沖田!」

 

魔王が彼に近づく…終わった

 

「真姫ちゃん!」

 

「真姫ちゃーーん」

 

「花陽、凜」

 

二人が私に近づき英玲奈さん達も来る、私は体を皆に預けた。

 

「頑張ったな…真姫」

 

遠くから小太郎さんの声が聞こえる、そっか…私

 

「やったよ、皆」

 

そうして私は花陽達の所で眠りにつくようになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「流石は西木野真姫ッてか、強いな」

 

「白雷…貴様!」

 

「怒るなよ、兵士君」

 

「彼女たちを戦いに巻き込むな!」

 

「どの口が言うんだか…今度は俺が相手をしようか?」

 

「ふざけん!」

 

「やべ」

 

 

 

 

その光景は今でも鮮明になっている…一人の男によって絶望に立たされている…

 

「行くか…」

 

終わりの始まり

 

 




真姫ちゃんの禁手化発動!それと今までの話の最後にあった光景までもう少し

そして小太郎君の歌の解析に走ります

「我が魂は刃となる」=「剣士にとって刀は魂に等しい存在である」

「我が人の時を削り」=「人生を削って」

「生なる時は禁忌となる」=「生まれた時に禁手化する」

「我に宿るは無数の魂」=「自分に宿るいくつもの刀」

「我が人生に悔いなし」=「自分の人生は後悔がなかった」

「我が生涯は戦で決なる」=「自分の人生は戦いと決まっていた」

「我が名は剣王」=「俺は、剣王と呼ばれる人間」

「これ成るは、我が一振りとなる」=「剣王が新たに一振りの刀になる」

「我が真なる刃よ」=「自分の本当の刀」

これがうたの解析になります、更に細かくすると

「自分の魂は刀で、その刀は人生を削って作り出した多くの刀である。その人生に悔いはないけどいつも戦いが決まっていた、いつしか剣王と呼ばれるようになった。けれども本当の一振りはこれからである。自分の本当の刀を作り出す」

簡単に言うと

「人生かけて本当の刀を作る」

という事です、これをラブライブキャラに歌ってほしいけど…歌詞を考えるのが大変なのよ。

次回は白雷の怪物の話に移り、あの光景を作りだします……嵐はともかく、菊山は戦わせたくない…セルも

因みに黒龍晩夏の親は彼女です。真姫ちゃんの恰好は劇場版の和服です。あの曲個人的に好きです。


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夏色笑顔の激闘編3「暴力の天才」

今回は戦闘と話を二パターンやりたいな


 どうでもいい、俺は常にそう思っている。

 

人間関係も勢力の拡大も何も関係ない、俺はそう思って過ごしてきた。

 

「・・・・・今日も生きてんのかよ」

 

山がどうなろうと人がどうなろうと

 

「今日も生きてんのかよ」

 

そう思っていた俺の日常が変わってきたのはあいつに出会ったときからだ

 

「てめぇ」

 

俺が学校を歩いていたら不良に絡まれている奴に出会った、俺は成り行きでそいつと不良をボコった

 

「サンキュウ―」

 

「ああ」

 

それ以降俺はこいつとよく合うようになった。こいつの事を知らなかった俺はこいつの事に詳しくなるようになった

 

「今日ゲーセンいかね?」

 

「たまにはいいな」

 

なんて話もするようになったある時

 

「あんたも私を殺すのか!」

 

色んな奴に絡まれたりしてけんかや昼寝の毎日で、結構楽しかった

 

「じゃあ!白雷にしよう」

 

「なんでだよ」

 

俺たちは白雷というグループになった、運命の日まで楽しかった…のに

 

「いやだああああ」

 

・・・・俺は間に合わなかった、自分の無力さを痛感した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺は目の前にいる奴をもう一度観察する、メイド服の女王に黒髪の女王かメイドの方は魔王の、もう一人はグレモリーの眷属か

 

「(俺の近くには二年の奴らか、雷太はこいつらにご執心だな……まぁいても邪魔じゃないし、守り抜ける)」

 

俺は自分の神器を背中に背負って、魔力を体に纏う。こいつらも俺を警戒している

 

「嵐君…大丈夫?」

 

南ことりだったか?俺の心配なんて余裕…じゃないな、手が震えてるしなんでだ?

 

「後ろの人たちをわたしてください、そうすれば貴方を拘束するだけで済みますよ」

 

魔王の妻は随分余裕だな、俺は余裕がない。後ろの奴の存在感が重く感じるな、今までの俺ならこいつらの事なんてほっといたのにな俺も随分甘くなったな。

 

「うふふ、私達だって強くなりますのよ」

 

雷を出して言うなよ、俺はこいつらに殺気を出さずに相手をしようとする…けどやっぱりこいつらだとなんも楽しくないな、希と戦ったあの時と比べたら全然燃えない

 

「で、すぐにつぶしていいの?」

 

「なめ「遅い」え、」

 

俺は黒髪の女王を後ろから蹴り飛ばす、まじで弱い…………すげーーつまんねぇ

 

「よくも!」

 

「はぁ~退屈だ」

 

「なに?」

 

「退屈なんだよ、女王お前ら全員」

 

「ふざけるな!」

 

女王は魔力を開放している、二年達に影響がないように魔力で防いでいるけどこの程度かよ

 

「どこまで人を馬鹿にするんだ!お前達白雷は」

 

「…はぁ、ふざけるな?どの口が言うんだ?」

 

「「「「「!!!」」」」

 

俺は自分の魔力を開放する、三大勢力の奴らは俺を警戒してくる。まったく

 

「やべ、」

 

「これはまずい」

 

「どうしよう?ルシア」

 

「逃げない?」

 

「いやダメだろ!」

 

他の白雷達が俺を警戒してるな…おい!菊山はなんでゲームしてんだよ!お前は警戒する気ないだろ!

 

「ヴァーリ様!」

 

「冗談じゃねぇぞ!」

 

「これは流石に笑えません」

 

「逃げようニャン」

 

「いや、戦いたい」

 

「穂乃果ちゃーーん」

 

「逃げましょう穂乃果!」

 

「でも、諦めようよ」

 

「「希望を持ってよ!」」

 

俺は一歩一歩歩み寄る、女王は警戒を高めているが俺はそんなことを気にせずに笑みを浮かべる、次第に体の至る所に魔力が集中する。こいつらを相手するのに時間をかけるのはめんどいから速攻で決める

 

「…くっ、この!」

 

女王は莫大な魔力を俺に向けて放ったが俺は片手を前に出して

 

「消えろ、雑魚ども!」

 

女王が放った魔力を俺の魔力で消滅させる、その場を見ていた者たち全員驚いた表情をさせる

 

「出たよ、嵐の能力」

 

「だねーこれを知らなかったらルシアに対抗できなかったよ」

 

「まぁ言えば私の上位互換だけどね」

 

「ただ、あいつの能力の最悪な所はこれ以上の物しかないという所だな、嵐は全部の能力を完璧に使いこなしているから対抗策がないしな」

 

「もう、存在ごと封印したら楽じゃない?」

 

「お前ら言いたい放題だな!てか菊山の方が封印対象だろ!」

 

俺の能力は魔力を打ち消す物で規模がでかいほど打ち消した魔力が少なくていい、上級クラスの魔力なら打ち消す必要もないからじしつタダだな、この能力に名前を付けるなら

 

「万物流転…天地の中にいる俺の能力は常に変化していく、俺は神器の能力を応用することで自分の望みの能力にできる。つまり…」

 

「俺は能力でお前らより上に立てる」

 

魔王の女王は状況がやばいと気づいて他の眷属を呼んだ

 

「これなら…えっ」

 

俺はその場に立ったままで他の白雷を呼ばなかった、呼ぶ必要がないからな。こいつらは何を勘違いしてるんだ

 

「ここ「遅い」ぐはっ」

 

俺は高速で動いて魔王眷属を叩きのめす、女王だけは一撃で沈まなかったので魔力で戦う

 

「食らいなさい!」

 

「グレイフィアの魔力戦か!」

 

「噂の実力は効くのか?」

 

俺は女王の魔力を片手で受け止めてそのまま打ち返す

 

「何…」

 

魔王の女王はなすすべがないまま魔力によって傷を覆う、俺はすかさず追撃をかます。

 

「追撃の龍剣」

 

俺の魔力で龍の形を作り魔王の女王を攻撃する。

 

「きゃああ」

 

俺は魔王眷属を倒してその場を去ろうとする

 

「…お前達白雷はいつもそうだ、」

 

「なに?」

 

堕天使の総督が何の用だか、いまさら逃げようなんて考えないよな

 

「自分たちの都合の悪いことはいつもそうやってごまかして、消してきた」

 

そこまで言うと総督は懐から一本の小さい槍を出す。人口神器か?

 

「お前たちの身勝手さがどれほどの物か!教えてやる…禁手化!」

 

くっ、なんだ?黄金の風に総督が包まれていく…このオーラ、

 

「ファーブニルか!」

 

「ああ、こいつは俺が作った人口神器、堕天龍の槍(ダウンフォールドラゴンスピア)だ!その禁手化、堕天龍の鎧、ダウンフォールドラゴン・アナザー・アーマーだ」

 

龍の鎧…五大龍王の一体を使った神器か、堕天使の技術力がここまで来ていたとはな、菊山の会社のおかげだろうが流石にきついか?

 

「いくぜ!傍若無人!」

 

「言ってろ」

 

俺と総督は空中に舞い上がり戦闘を繰り広げる、光の槍に対して闇の魔力で、近接戦に対いて同じ近接戦で、こいつは禁手化により身体能力は勿論攻撃力が底上げされている。

 

「(長引くとめんどいな、かといって希との戦いに専念する為に神器はあまり使いたくない)」

 

俺はこの戦いをどうするか考えている、二年の奴らは神器を持たない…他の白雷も各自相手をしているし小太郎も希の方に行っている。

 

「(さて、こいつをここで仕留める為に神器を使わずに能力だけとなると手加減はいらないな…てか俺たちがまるで悪人だな)」

 

「この山で起こった事件、その首謀者の白雷達…お前たちは人を不幸にする存在だと理解してないようだな」

 

「する気もない」

 

たくっ言いたい放題言いやがって、三大勢力のつまはじき者を始末したのはお前らだろうが…俺たちは山で遊んでいただけだ!それにあの山は希が絶望に満ちて起きた事だろうが、

 

「堕天使の総督は好き放題言うな」

 

「なんだと、無関係の奴らを巻き込むのに罪悪感はないのか!」

 

「生憎とそういう感情は持ち合わせてないんでね」

 

総督は高速で動いて翻弄してくる、ドラゴンの鎧を纏っているだけでも多少はめんどいがファーブニルの能力は使えないな、龍の山脈に行けないのも確認できるな

 

「お前らが巻き込んだスクールアイドルたちは無理やり歌わされているんだよ!」

 

「(随分都合のいい考えだな、確かに俺たちが何もしていないとは言えないが…それでも学校を救ったのは事実だというのにこいつらは考え方がおかしいな)」

 

俺と総督は地上に降り地上戦を開始する、接近戦でもドラゴンの力は残っているのね…宝物を使えばもっと戦えるはずなのにこいつ馬鹿なのか?けど

 

「お前ら!いつまで嘘をついているつもりだ!」

 

「確かに俺たちは高坂達にまだ言ってはいない事があるのは事実だ、けど俺たちがこいつらをつぶしたなんて誰が言った?俺たちはこいつらに手を貸しているが成功するように動いていない」

 

「戯言だ!」

 

「言いたい放題言いやがって、お前らはどうなんだよ!こいつらは自分で歌っていたのに奪われたらどう思う」

 

「そのためにイッセーたちがいるんだ!こいつらはスクールアイドルの為に動ける、あいつらの心の支えになる」

 

どっちが戯言だよ、実力で勝ち取った事をまるで嘘みたいにどこまで「ふざけているんですか!」

 

「はあ?」

 

「園田海未?」

 

あいつ何してんだ?後ろの二人「絵里?にこ?」ん?雷太の所も

 

「あらちゃん!あっちもすごいよ」

 

あっち?小太郎の…

 

「どうした?お前ら白雷なら「黙りなさい」は?」

 

「おい#嵐お前、わざと無視しただろ」

 

知らぬが仏だ、にしても園田の奴何に

 

「どうしたんだよ?園田「気安く呼ぶな」なん」

 

え、こわ

 

「怖い」

 

「ちょっと雷太、何とかしなさいよ」

 

「無茶言うな…俺も怖い」

 

「こーわーいなー」

 

「余裕そうだな…というか俺の後ろに隠れるな!菊山は何してんだよ」

 

「え、これから起こることによる被害の縮小を」

 

「は?」

 

あっちは無視していいな、俺は園田の所に

 

「おい、お前何してんだよ…前にでんな」

 

「てめぇ、なに言ってやがる!俺達はこの子たちを「黙れ!」なんで」

 

園田の所に他のスクールアイドルが集まったな、希は…なんか更に雷が激しさを増す勢いだな放置は危険だけどこいつらの事も無視できないな、希は菊山に任せるか

 

 

「園田、戻れ「いやです」あん?」

 

「私は…私たちは戻りません!」

 

「何言ってやがる?ここは戦場だぞお前らに被害が「こないですよ」…」

 

「私たちは戦場に出た事があるのはこれが三回目です…全員ですけどね」

 

園田は目に涙をためながらこっちを見てくる…なんだよその顔、園田の顔はまるで何か傷ついた者を見るかのような慈悲深い物のように感じた、あの顔はもう見たくないって思ってたんだけどな。

 

「嵐…俺「なんも言うな」嵐?」

 

「何も言うな…今の俺たちの言葉に何の力もない、それにこいつ…海未たちの言葉が必要なんだよ」

 

我ながら最悪の選択だな、いつから知っていたんだ

 

「絵里から聞いていたんです、雷太が倒れた時に…今度会ったら白雷に皆で言おうと思っていました…」

 

園田は俺の所に来て俺の手を取る、こちらに顔を上げているが目にあった涙は流れている。けれど俺を見ていその顔は美しく感じる程きれいな物だった、まるで世界が開かれた様な温かさが俺を包み込む

 

 

「海未?」

 

「ごめんなさい…そして、ありがとう」

 

「嵐」

 

海未は俺に抱き着きながらそう言った。




出来なかった…あの光景ができなかった。

けど、次の話は海未ちゃんの話で埋め尽くされます…まぁ夏色笑顔の追憶編になります


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夏色笑顔の追憶編「私の歌」

はい、戦闘中ですが今回からラブライブキャラと雷太との出会いに移ります

最初は海未ちゃんです。


戦闘はしばらくないかな…多分


 私が彼に抱いた印象は最悪だった、彼はそれほどまでに適当に生きていたのだ。

 

「今日から通う事になった…兵藤雷太だ」

 

音乃木坂に通う事になってすぐに男子生徒の試験生が来ることは聞いていた、私は別に男子生徒が苦手という事はないが親友のことりは男子生徒の事が苦手である

 

「兵藤君の席は…南さんの隣です」

 

「え……」

 

ことりの席の隣に男子生徒!私は抗議しようとしたら

 

「え、一番後ろで昼寝できないじゃん」

 

私は転げ落ちた、この生徒は学校をなんだと思っているのか

 

「つべこべ言わずに座る!」

 

「へーい」

 

彼は席に着いた後教科書などを出して普通の生徒として授業を受けていた、男子生徒に対して苦手なことりもそれほどまでに苦労はしなかった。

 

「はぁ~雷太君、真面目に走りなさい!」

 

彼は体育の授業は真面目に受けない時が多くある、勿論ちゃんと受ける時は受ける…けれどクラスメイトのほとんどは彼に対してマイナスの印象を持っている

 

「兵藤君、早く来なさい」

 

「めんど「来なさい!」へいへい」

 

彼は生徒会に入っていて仕事を真面目にやっていない、彼は次第に学校でのお荷物になっていた…あの日まで

 

「いい加減にしなさい!」

 

私たちの学校の近くにある男子校の生徒が何人かが私たちの学校の生徒に対してちょっかいをかけている

 

「俺たち男子生徒に対してひどくないのかよ」

 

次第にひどくなる行いに私たちは疲弊をしていった、学校に来なくなる子も多くなる時についに私達にも手が

 

「おいでよ」

 

「いや、やめて」

 

「いいじゃん、カラオケ行こうよ」

 

「いやだって」

 

私達にも毒牙が来てしまい、そして

 

「こいつら拉致っちゃう?」

 

「いいね、楽しもうぜ」

 

「ひっ」

 

身動きが取れなくなり、私たちは人気のない所に連れてかれた、ここからどうなるかを私たちは想像がついた…ああ、ごめんなさいお母さん、私たちの制服に手が伸びる瞬間に

 

「いってぇ」

 

「あん?」

 

私たちが連れてかれた所に雷太が現れた

 

「なんだよお前」

 

「悪いけどお前の分はねぇぞ」

 

「ぎゃははは、使い終わった後ならいいぞ」

 

男たちは雷太を囲っていた…希望なんてないんですね、私は現実から目を背け「邪魔」

 

「ぎゃあああ」

 

急に男が悲鳴を上げた、見てみると腕が折れているように見えている。

 

「てめぇ、何してんだ「大丈夫か?えっと生徒」無視すんな」

 

「大丈夫…だけど…」

 

「兵藤君はだい…後ろ」

 

「ん?心配無用だ」

 

兵藤君が手を回すような動きをした後にパイプを持っていた男子が倒れた

 

「待ってろ、今片付ける」

 

そういうと兵藤君は数秒で男子を倒してしまった、その男子に足をつけて

 

「女子生徒に手を出そうとしてすいませんでした、復唱」

 

「ふざけんな「あ、鉄パイプ」女子生徒に手を出そうとしてすいませんでした」

 

「「すいませんでした」」

 

その後に兵藤君は私たちの状態を確認した後に警察に連絡を取ってくれて私達を学校まで送ってくれた

 

「ことり!」

 

「海未ちゃん」

 

「穂乃果あああ」

 

私はお母さんに抱き着いて泣いてしまっていた、あとから聞いたのだがこの時兵藤君は警察に今回の事を話していた

 

「あの学校か、問題が多すぎる「つぶしていいの?」なに?」

 

兵藤君?

 

「無理だ、あの学校は政治家の息が「問題ない」おい」

 

兵藤君は警察の注意を振りほどきどこかへ向かう、私たちはその日怖い思いが頭から離れずにそろって眠りについた、次の日には

 

「申し訳ございません!二度とこのような事をしないようにこの町から出ていきます」

 

「「「「「「申し訳ございませんでした!!!」」」」」

 

私たちの学校の前に土下座をしている多数の男子生徒と教員たち、何が起こったかわからない私達は混乱していたが

 

「ほら、さっさと消えろ、またつるすぞ」

 

「「は、はい!ごめんなさい」」

 

兵藤君の言葉で男子生徒と教員は去っていく、その瞬間私たちは理解した

 

「兵藤君…なにしたんですか?」

 

「え…とりあえず殴り込みに」

 

「「「やってんの!!!」」」

 

兵藤君行動にみんなが驚いているなか、私は笑っていました

 

「ふふ、はははは」

 

「海未ちゃん?」

 

「すいません、おかしくて」

 

「え、それほどでも「誉めてませんよ」なぬ!」

 

その後に他の生徒も笑いだす始末になってしまった、これ以上男子生徒の嫌がらせもないのだから、そして兵藤…雷太の見方も変わったのです

 

男子生徒から救世主に

 

それから私たちは雷太とも時間を多くとるようになりました、学年問わずに雷太は悩みや頼み事を聞いてくれますそしてバレンタインでは

 

「オーレのロッカーになーにぎゃああ」

 

「雷太!」

 

「大丈夫か!ペット!」

 

「息をするな」

 

「死ぬわ!てかなに?この量のチョコ!」

 

雷太にチョコを渡す生徒がいるのは知っていましたが…ライバルは多いですね

 

「あ、ペット味見して」

 

「なしておれ?」

 

「え、本命は彼氏に上げるんだけど…失敗したらいやじゃん」

 

「実験台かよ!」

 

「いいじゃん、多分おなか壊さないから」

 

「信用性!」

 

雷太は文句を言いながらもチョコを食べている、勿論中には

 

「あ、これ失敗作」

 

「せめて隠して」

 

「雷太君…独身の教師のチョコもらって」

 

「なんで?」

 

バレンタインでは雷太は注目?の的ですね…物は言いようですが、そして私たちも雷太に手作りチョコを上げました、しかも雷太は自分の体型も気にせずに

 

「もらったもんはちゃんと食うぞ」

 

美味しそうに食べてくれる雷太にうれしい感情が走ったのは隠せなかった、お返しのホワイトデーは手作りのシフォンケーキ(小さいサイズで低カロリー)以外にも雷太は料理上手でした。二年生に上がったときに雷太と同じクラスになったときは人目をはばからず喜んだのを覚えています。

 

「廃校の時も力を貸してくれました」

 

アイドルをするにあたって必要な物をそろえてくれたり、練習場所の確保もしてくれました。勿論絵里に怒られてましたが

 

「なんであなたが手を貸すのかしら?」

 

「見返りにクッキーが来るから」

 

「食欲じゃない」

 

衣装代にドリンク代、他の出費も雷太は負担してくれただけでなく

 

「まだ!始まってねぇ」

 

ファーストライブの時に観客は三人しかいないという状況で

 

「あ、あの見ていいですか?」

 

「勿論だ」

 

雷太は多くの人を集めてくれました。

 

「いいか、お前たちは始めたばっかりで知名度がない、そのために俺が秘策を授ける。いいか例え人がいなくても自分たちの歌を歌え!ゼロで歌えるのかがこれから成長するかの分かれ目だ」

 

雷太は、そんな状況にしないために事務所にある話を持ち掛けたらしいです。その結果観客の人数は八十人に届きそうでした。私たちの歌はその場にいた人に届いたのでした。

 

「学校にあれほどの人が集まるなんてね」

 

「伝手があるんだよ」

 

「詳しくは言えないの?」

 

「言いたくない」

 

 

その後も私たちの活動に雷太は力を貸してくれました…あの時も

 

「やって後悔したら、俺はやれなくて憧れで終わるのは嫌いだ」

 

部室の時も

 

「もう一回言ってみなさい!」

 

「何度でも言ってやるよ!お前ひとりじゃ無理でこのまま惨めに終わるってな」

 

そして…

 

「戻るよ、アイドル研究部にな」

 

雷太がメンバーになり十人となった私達、初めての合宿でも

 

「行くよーー」

 

「食らうにゃ」

 

「希!」

 

海ではしゃいでいる私たちに

 

「あんたはいかないの?」

 

「まぁ、あとでな」

 

「おなかすいた~」

 

「もう」

 

ことりが台所に立とうとしたがにこと雷太が変わる、

 

「なんでそんなに上手いのよ」

 

「疑似的な一人暮らしだからな」

 

「どういうことですか?」

 

「花陽、敬語になってるぞ…希が来るんだよ部屋に、しかも俺が行かないとわめくし」

 

「…夫婦?」

 

「破廉恥です」

 

「違うわい!」

 

コカビエルの時も雷太は率先して動いてくれました、私たちも戦場に出るにあたって

 

「始めまして…ではないかなお久しぶりです。葉山小太郎です」

 

白雷のメンバーである小太郎さんと合流したり

 

「ルシアよ」

 

他の白雷メンバーにも合わせてくれました、

 

「わーい、ミューズだ」

 

「いぇーい、ネタが増える」

 

「これ…俺が何とかすんの?」

 

「面倒から任せる」

 

「逃げるな嵐!助けろ」

 

「じゃあな小太郎」

 

「お前らの薄情者!」

 

………白雷のメンバーは仲がいいんでしょうか?悪いんですか?

 

「花陽ちゃんのごはん美味しー」

 

「まだありますよ」

 

「えーちゃん、許して」

 

ものの数秒で仲が良くなりましたね、私はその光景を見ながら少し羨ましくなりました

 

「どうした?海未」

 

「いえ、少し羨まし「海未ちゃーん」セリアさん」

 

「そんな感情をだす暇がなくなったな」

 

「そうですね」

 

私にとってもこの人達は大切な存在なのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから私は…あの人達に対して感情が生まれるのでしょうか?最初の印象から随分変わりましたね。

 

雷太…貴方は私たちのヒーローです。

 

嵐…貴方は会談の時に私たちに勇気をくれてありがとうございます。

 

私たちにとっても貴方達は…最高で大事な人たちです。

 

だから…私は前に進めるんです。

 

私もその光に手を伸ばします。

 

 

 

 

 

 

 

 

●●の歌姫…園田海未

 

 

 

 

 

 




 
はい、海未ちゃんの話でした。

このような形をとるようになった理由ですが白雷のメンバーに対する印象がどのような物かを書くにあたってまずは雷太について書く必要があったからです。良く戦闘中に過去の出来事に振り替えるような描写があるじゃないですか、その光景を書きたかったんです。

次回はアザゼルと嵐の戦闘が終結します、次回「歌姫と白雷、もう一人の頂点」

歌姫は今羽ばたきの時!ことりの翼がついに纏う時


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夏色笑顔の激闘編「歌姫と白雷、もう一人の頂点」

今回はアザゼルとの戦いを終わらせます、嵐君の力を解放しようkな


 園田海未の言葉にこれまで何があったのかを瞬時に理解する、あーそうかよなるほどな確かにそうだな、お前たちが言う事だな

 

「はぁ~やるか」

 

「ちっ何が言いたいんだよ!園田「黙れ、阿保」深山!」

 

俺は海未を後ろに下げる、その表情はどこか悲しそうな物をしているが俺は海未の手を軽く握って離す。海未の表情が良くなっな

 

「アザゼル、終わらせるぞ」

 

「かかってこい!最弱の白雷」

 

アザゼルに突貫する、アザゼルは翼を広げて俺に対抗してくる。槍で俺に攻撃をしてくる俺はその攻撃を見切ってよける、アザゼルは結界を使って俺を拘束しようとする…使うか

 

「大樹剣 アースレクイエム」

 

俺は自分の神器を出して結界を破壊する、

 

「大樹剣だと、常識はずれの神器でもとりわけ強力な神器だぞ」

 

俺は神器を振るい強風を起こす。

 

「くっ、使いこなしてんのかよ!なめるな」

 

無数の槍か…上空から降ってくる無数の槍が俺に向かってくる。俺は大剣を振ると同時に雷で槍を打ち消す

 

「風牙雷壁(ふうがらいへき)」

 

「なんだと…馬鹿な」

 

俺の攻撃にアザゼルは驚愕の表情を浮かべる…ここでもう決着がついたようなもんだな。俺はそのまま上空にいるアザゼルに向かって飛ぶ(この時に神器の能力で風を纏い飛ぶ力を強化する)神器を構えてアザゼルに向かって攻撃を加えようとする。

 

「なめるな!白雷いいいい」

 

「終わりだ、堕天使」

 

俺は闇の魔力を大剣に纏わせて龍のオーラを出す。

 

「その技は…白雷の!」

 

「ああ、俺たちの独自の奥義だ」

 

俺の攻撃にアザゼルは逃げようとするが…逃がすわけないだろ!海未の言葉で俺も変わったみたいだな、あいつらのおかげだな、ありがとうと言っておくか…

 

「喰らえ!黒龍晩夏!」

 

「や、やm「ぐわああああ」」

 

アザゼルは俺の一撃で吹き飛ばされる…なんて事はなく後ろの大木にぶつかり意識を失う。この程度でおわるのかよ雷太ならあと五時間は俺に向かってきたな、さて

 

「待てよ…まだ」

 

俺は振り向くとアザゼルはボロボロのままの姿で立ち上がる、足はふらふらで目は虚ろになっている。

 

「まだ、終わってないぞ…俺はまだ負けてない」

 

「は!言うじゃねぇかな「いいえ…貴方の負けです」海未?」

 

海未はアザゼルの方に向き直り片手を前に出す。前に出した片手には青い雷が走っていた、その雷は次第に弓の形になり、海未はもう一つの片手で弓弦を引くような動きをする。そして

 

「なんだ?青い雷の…矢?」

 

海未は集中するように呼吸をしてアザゼルに目線を向けて

 

「……ラ、ラブアローシュート」

 

なんかよくわからんセリフと共に矢を射る。雷の矢はまっすぐアザゼルの所に向かっていき

 

「ぐふっ」

 

アザゼルの胸を貫いた、そのままアザゼルは気を失うように倒れていった。

 

「アザゼル…」

 

「ふっーこのような感じでしょうか?」

 

「なんだよこれ?」

 

「えっと…雷太がコカビエルの時に落とした本から学んだんです」

 

「あ、そういえばどっかにおとしたわ」

 

何やってんだよ!はぁ…にしても独学であの魔法を学んだのか、雷太が持ってたものなら恐らく菊山の書いた物だから神器の能力を魔法で作る際の物だな。それを使うのにはかなりの魔力が必要だと言っていたが…恐らく海未の魔力が高いか菊山の話が嘘だったことだな。

 

「それにしてもアザゼルはこの程度だとはな」

 

「てめぇ、なんとも思わないのかよ!」

 

「別に「ふざけんな!」はぁ?」

 

「お前らが身勝手の行動した事で海未ちゃんたちが苦しんだことも三大勢力の被害はどうでもいいと思ってんのかよ、お前いかれてるぜ」

 

はぁ、よく言うぜ、昔いわれのない文句を雷太のせいにして雷太の事をないがしろにしたくせにな。あの時も結局俺たちが動いたから良い物の雷太が本当の意味で暴れたらお前らが大変になっていたのにな、それに俺は本当にこいつらに関してなんも働いてないし、本当に知らなかったんだが?それにこいつらの歌は本当に力があるのにな

 

 

「まだそんなこと言うんですね」

 

「海未?」

 

「海未ちゃん」

 

海未は俺の前に立ち話始める…ここからが真実を語られるかな?

 

「まず、私たちは白雷に操られていません…私たちは白雷に、雷太に救われたのです。」

 

海未はそのまま話を続ける。

 

「私達は廃校の話が出た時に確かに悲しくなりました…けれどその中でも光を見つけ出したのは穂乃果なんです穂乃果はスクールアイドルと言う存在を見つけて私たちは始めました…けれどそんなうまくいきませんでした。そこに雷太が生徒会に連れてこられたのです」

 

「え、お前連行されたの?」

 

「希に」

 

「何して?」

 

「え、生徒会の仕事の時に寝てた」

 

「「「「「自業自得だな」」」」」

 

突っ込んじまった…あいつがあまりにも阿保だから、何してんだよあいつは

 

「…は!えっと雷太はそれから最初のライブまで力を貸してくれたんです。練習場所も練習メニューも飲み物なども雷太は用意してくれました」

 

「あーあ、雷太が珍しく外出してるときか」

 

「え、雷太君引きこもりなの!」

 

「いや、外出しても寝るし家でも寝る」

 

寝すぎだよなあいつ、

 

「…そして私達のファーストライブの時に人がいなくて私たちはショックを受けそうになりましたが、雷太が言ってくれたんです、誰もいなくても歌えるのがアイドルだと…最も雷太は事務所などに掛け合ってくれた雷太が観客の皆を連れてきてくれましたが」

 

「あれか!俺の受け持ちのアイドル事務所を使ったやつ」

 

「あれだな…なんだかんだ言って俺達結構みんなの力になってるな…嵐以外」

 

「なんも言い返せない」

 

 

「その後も雷太は多く力を貸してくれましたよ、合宿の時も美味ししごはんを作ってくれましたし…コカビエルの時に仲違いが起きましたがその時も雷太は陰ながら動いてくれましたよ…貴方達と違って」

 

海未がだんだん怒ってきたな

 

「最初に…貴方達がコカビエルを倒していれば!仲違いも起きなかった!雷太が戦場に出ることも無かった!」

 

海未はだんだんと激しく主張していく…涙を流しながら

 

「怖かったんですよ!戦場に出るのも…今ここにいるのも!私は貴方達の事なんて知らない!どうでもいい!けどそれでも…希は私たちの大事な人なんです!かけがえのない仲間なんです!それを…それを…引き裂かれたんです三大勢力に…貴方達の身勝手さで!歌いたかった、私たちは自分たちの歌で歌いたかった!私たちは自分の意志で自分の歌を歌っているのに」

 

海未のその言葉を止める事は出来ない…これは海未の本当の気持ちなのだから

 

「怒りたかった、殺したいほどの憎さを感じた!けれど無理なの!できないの!私達は無力だから、なにも力がなかった、仲間を助けられなかった…だ、だから…」

 

そこまで言うと海未は言葉を出すことができなくなった、そんな海未を支えるようにことりと穂乃果が海未を支える。俺はそこまで見ると

 

「菊山…やれ」

 

「はいはーい、ようやくだね!」

 

「菊山?あんた」

 

「さて、魔王はこっちで倒しておくから希は任せるよ!既に種は撒けた」

 

「頼むぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ…始めるか…」

 

 

 

 

 

 

 

「本当の絶望を」

 

 

 

 

菊山泰輔…出陣…白雷

 




海未ちゃんの気持ちやμ'sの怒りを全て書けませんでした…しかし必ずこの章でμ'sとA-RISEの感情を書きます。
今回の一番の被害者は彼女達なので。

次回、菊山君の戦闘が始まります……ここだけの話二次創作なしでオリジナルの話を何処かに書こうと考えたときに菊山君は必ず悪役になる、そんな人間ですが今回は本気で菊山君は起こっています。

菊山君が主人公になれない理由もわかります。


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白雷…人と言う名の驚異

菊山…原作知っている人はわかると思いますが、原作屈指の悪キャラであるルシファーさん以上の悪事を原作勢にぶちかます予定です。



 

 一人の男の話を少ししよう…その男は「害悪」とされていた。男は人を思い、生物を思っていた…しかし男は才能があった。

 戦闘以外の才能も戦闘の才能も、男は才能の天才だった。

 

 そんな男の最大の壁こそが…平凡だった。

 

 

 

 

 

 

「さてと…魔王を打とうか?神と戦うか?迷うね~」

 

俺は戦場の状況をもう一度見直す、魔王の眷属は嵐が掃除して…小太郎は剣士をアーサーが妹の眷属を倒して

 

「残るは、赤龍帝と二人の魔王と神と妹か…え~俺が全部相手するの?」

 

「する気あるの?菊山」

 

「ははは、セルちゃん!俺と何年一緒にいるの?俺がやる気あるわけないじゃん!」

 

全く何を言っているんだか!俺が本気になる時なんて

 

「雷太をぶちのめす時ぐらいだよ!」

 

俺は言葉と共に殺気を(面白半分で)放つ、その瞬間に魔王の二人と神は(すげェ)警戒をしてくる。俺は別に楽しみたいだけなのに…それにしてもこいつらを相手するのは本当にめんどくさい、から!

 

「らいちゃん!ママよ、魔王はやっとくから主神はよろしくね」

 

「お・ま・え・から先につぶすぞ!」

 

「いいじゃない!魔王はちゃんと倒しとく」

 

雷太は了承をして主神との戦闘を開始する。小太郎とアーサーは音乃木坂の生徒を守るように動いてヴァーリと嵐はツバサ達を連れて希の近くに避難して…残りの白雷はあれの準備と(ついでにルフェイ達も)これで上々だな

 

「軽く考えてないかい」

 

なんか赤い魔王が話しかけてきた…なによ!私はバツイチよ

 

「君の実力は知っている…私達に勝てるとでも」

 

「菊山ちゃんは見逃すわよ!情報は有益だからね」

 

情報は有益…その考え自体は間違えじゃないけど

 

「この場所で誰が一番その情報を持っていると思ってるんだ?」

 

「なに「きゃああ」リアス…り」

 

「リアスうううううう」

 

魔王が言葉を出そうとするタイミングでリアス・グレモリーが悲鳴を上げる、魔王がその方向を見ると光の棒のような物で貫かれているリアス・グレモリーの姿があった。

 

「リアス!しっかりしろ(……break)リアス!」

 

「リアスちゃん!起きて」

 

呼び声に答えないリアス・グレモリー光の棒は魔王が近づいた瞬間に消えていた。その光景を見ていた者全てが理解できないという表情をしている…その中で一人

 

「なにを…何をした!白雷!」

 

もう一人の魔王…セラフォルーだったか?は俺に向かって魔力を出しながら俺に叫んでくる

 

「はぁ~、どこまでも馬鹿だなお前ら」

 

「うるさい!」

 

氷の魔力をこちらに向かって放ってくる。散弾銃みたいな攻撃だな…意味ないけど

 

「この…ぎゃあああ」

 

「セラフォルー!」

 

「何が起こったの?」

 

今度は女魔王の頭に炎と熱湯の槍が降ってくる、魔王がよけられずに攻撃を受けてしまいそのまま倒れて悶えてしまう。

 

「う…うあ…なんで…なん…で…」

 

女魔王は理解できないような表情をしている…あ、あんじゅもわかってない。

 

「え~ワカンナイの?イミワカンナイ」

 

「ちょっと真似しないでよ!」

 

はははは、面白いな~こいつらおちょくるのは!やっぱり

 

「本気で殺るのは…雷太クラスじゃないとな」

 

「ひっ、なんなのよ!」

 

俺はたのしくなって笑顔になってしまった…ははは無能の魔王はここでも無能だな

 

「なによ…何のよ!」

 

「あ?わかんないのか?」

 

どこまで無能なんだろうな?

 

「まさかお前ら…ここで()()()()()()()()()()()()()()()

 

まさかそんな夢物語を語ってるんだってな…

 

「はははははは、俺達をなめすぎだろ!白雷をなんだと思ってるんだ?」

 

教えてやろうか?この山で誰が一番最強だ?人間をなめてんのか?

 

「お前ら知らないのか?人が…人間がどれほどの…」

 

「悪意を持っているのか」

 

悪意…人間だけが持っている人間であるための感情、俺の持論では人間であるゆえに離せない感情がある

 

「善意・虚偽・悪意・葛藤・裁き…それほどを含めての行動は人間の好奇心・欲という感情が起こす当たり前の事だ、その中で特に離せない物が悪意…この感情は人間が持つ最大の武器に匹敵するものだ」

 

「匹敵?…つまり…最強の武器は別にあるのね…使えてないみたいだけど」

 

頭悪いなこいつ…人間の最大の武器は悪意よりももっと純粋に強い武器があるのにな

 

「ああ、あの武器はここで使うにはまだ早い…それにその武器を最も使えるのは矢澤にこだ」

 

「え!どういうことよ」

 

え、気づいてないの?あの武器は純粋に強いのに気づいてないの…まぁそれなまだな(具体的には希との戦いで分かるよ)

 

「悪意って色んな意味があるんだよ、その中でも俺の悪意の意味は憎しみだよ!ただしお前らに対してだけど」

 

善意の反対、よくない意味、悪気をもって接するなどの意味を持つが…俺はそれの一つの意味で戦っている。俺は魔王の周りを見渡しながら状況を把握する。

 

「(倒れている悪魔たち、敗北した堕天使、上空に漂う希、この山でこの状況は似ているな)」

 

俺はそれに顔を向ける、雲一つない青空でまるであの時にみたいだ…希たちの歌は本当にいい歌だった。まるで今を歌うように…みんなで歌ってるように

 

「じゃあな…」

 

俺は女の魔王の両手足に弓を打ち込みこの戦いを終わらせる、そしてもう一人の魔王が俺に視線を向ける。敵意が完全に支配している視線…人ですら一時の感情で全てが支配される、怒りとは復讐とはこの世で一番無駄であり一番大切な感情だ…まぁ最も俺はそんな感情すら俺は支配する。

 

「君は存在してはいけない類の存在だ…この世の害悪ともいえる、君は本当に最悪な存在だよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅髪で最強と言われた魔王…サーゼクス・ルシファーはこの日を境に最強の魔王という肩書を失った、それだけでなく北欧勢力、悪魔勢力、堕天使勢力の上層部が入れ替えざるを得ない状況となった瞬間でもあった。

 この日、一つの勢力の伝説に新たなものがいくつかつかされた。その中でも特に必須事項とされたのはこの二つ

 

 

  「漆黒の王 兵藤雷太」

 

  「人間の悪意の根源 菊山泰輔」

 

サーゼクス、オーディンの敗北を受けて天界勢力以外の者たちはキツネ山から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 




サーゼクスが負けたのはあえてつけませんでした。
 次回は希との決戦で全員参戦なのでセリフの間の状況描写や人物の状況など別の視点(ラノベとかで見る説明口調の)で行きます

次回 「私たちの歌!俺たちの戦い!」

 夏色笑顔の歌姫編の最後の戦いになります。


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夏色笑顔の激闘編「私たちの歌!俺たちの戦い!」

始まる!希との決戦



 

 「ようやくだな」

 

多数の戦闘が終わり雷太は一息つく、これから始まる戦闘はこの日一番の戦闘が始まるという事をわかっていた。雷太は漆黒を肩に掲げて希の方を見る。

 

「そうだね…私も待ってたよ」

 

希も返事をして地面に降り立つ、禁手化を解除して巫女姿をしているがその魔力は禁手化よりも濃密な物になっている…その姿に雷太は冷や汗をかいていたが自然と焦りはなかった

 

「あの時と同じか…」

 

「違うのは白雷皆がいることだね!」

 

「セルはポジティブね」

 

「そのポジティブさを見習いたいな~」

 

「あらちゃんは無理でしょ~~」

 

「君たち本当にのんきね」

 

白雷達が近くにいるからだ、そしてその後ろには高坂穂乃果たち音乃木坂の生徒と綺羅ツバサ達UTXの生徒がいる。白雷のメンバーは一度後ろを見てから希を見る、その表情は戦士の顔になっている

 

「ふぅー、希お姉ちゃんって強いよね」

 

「ああ、俺と菊山と雷太の三人掛かりでようやく何とかできた、けど」

 

「禁手化は向こうの方が上だね!しかもお姉ちゃんは神器を二つ持ってる」

 

セルは希の事を今一度確認した、白雷メンバーで希と戦ったことがない者はいないが禁手化した希との戦闘をした者は雷太、菊山、嵐とヴァーリの四人である。あの事件の時に三人以外の白雷は三大勢力の陣圧と生存者の確認だった。

 

「菊山…ヴァーリは動けそうにないか?」

 

「無理だろ、怪我がひどすぎる。アーサー達にはヴァーリを頼んだ」

 

雷太はその事に安心をしていると同時に苦渋の表情を浮かべる…ヴァーリは自分との戦いで最初のとは見違えるほどに強くなった、それでもヴァーリは希に勝つことができなかった…否希は強化したヴァーリでさえも超える存在となったのだ。

 

「まぁ行きますか」

 

雷太は希に向かって走りだす、それが開戦の合図となってそれぞれの方法で希に迫る。雷太、小太郎、嵐、セルは接近戦メインの為に近接戦闘をする。

 希の斬撃に合わせて嵐、小太郎が神器で応戦してセルが後ろからの追撃を加えようとする

 

「雷撃消波」

 

全範囲の攻撃を放ち三人を自分から距離を取らせる、そのスキを雷太が漆黒で攻撃するが雷神の刃で防ぐそして上からルシアの攻撃(岩を操り)を食らいそうになるが希はまた、全範囲の攻撃で攻撃を防ぐ…菊山が更に三本の矢を放つが希は雷壁で防ぐ

 

「くっそ、相変わらずの攻撃範囲だ」

 

「めんどくさいわね!」

 

ルシアと菊山が連携しようとするが希がそれを防ぐ、希は自身が纏う雷の激しさが増すが雷太は漆黒の連撃で雷を相殺する、嵐がセルの体に氷属性を付与してセルが連撃を加えようとするが希は呪符を使い氷属性を相殺する、菊山は自身の神器の弓鶴を小太郎に伸ばさせて自身の魔力を矢に纏わせた一撃を放つ

 

「「合技!一点突破!」」

 

セルと雷太の連携に手を焼いている希の体の節々をルシアが空気で止めて嵐が氷で固定する。その為攻撃を受けてしまうが、希は体制を立て直して雷を横なぎに払う。

 

「雷・線」

 

菊山、小太郎以外の白雷は吹き飛ばされるが二人は即時接近して希に攻撃を行う。小太郎は多数の刀を出して真姫がやっていたように刀を操り、エクスカリバーの能力を持った刀で追撃を行う

 

「避雷針」

 

しかし希は磁力を生み出し、小太郎の刀を小太郎の後ろに引き寄せて

 

「朧・雷転」

 

手刀での回転切りを小太郎はもろに受けて吹き飛ばされる、ここまでの戦いの激しさで木ヶは揺れ動き地面は亀裂が走る、空間は振動を起こしその場で立つことも困難な所で高坂穂乃果たちはルフェイの魔法で切り抜けているが

 

「これ以上は流石に」

 

「頑張ってルフェイ!貴方が頼りよ」

 

ルフェイとしても彼女たちを守りたい気持ちはあるが、近くで行われている戦闘は想像以上の物である。黒い斬撃が空間をかけてあらゆる属性の攻撃は空間を支配している、絶望とも取れる光景で誰もが泣きそうになる中で一人だけこの場から駆けだそうとしていた。

 

 

「俺は…このままで終わらん」

 

三大勢力は既にこの場から引いている、なら今行かずしていつ行くのか、ヴァーリはそう思い歩き出そうとしてもヴァーリの体は言う事を聞かない…否聞けないのだ、既に体は限界を迎えていて何もできないと理解している。

けれどヴァーリはそれでも歩き出そうとしている

 

『ヴァーリ…もう無理だ』

 

アルビオンの声が全体に響く…知っているそんな事は!しかし声すらもヴァーリは出せないほど疲労している。アルビオンさえも諦めている、

 

「関係…ない!」

 

根性でも…プライドでもない、ただの意地である。それでも例え絶望でも彼は歩き出そうとする、それは彼はできると思っているから

 

「ヴァーリ!やめなさい、このままだと本当に死ぬわよ」

 

真姫の声でもヴァーリはやめない、今やめればここまでの苦労は無駄になるヴァーリはそんなことを思いながら前にでようとするが

 

「やめとけ、白龍皇」

 

そこに声をかけるのは希に吹き飛ばされた嵐だった、希の力はかつての嵐さえも超えていた。その事実に白雷は気づいているが気にしている暇がないのか、戦闘が更に激しくなっている

 

「どうすればいい?」

 

「はぁ、はぁ、お前があいつと戦う方法はあるがお前がそれを使えるかは知らん」

 

「どういう事だ?」

 

「菊山が開発した…フェニックスの涙を超える回復薬…使えば…三日は動けんそれ「よこせ!」いいのか?」

 

「不具合なんぞに俺は縛られない」

 

ヴァーリは嵐から薬を使って自分の体に振りかける、体は光を放ち傷は治っていく…そしてヴァーリは

 

「俺は行くぞ…希のために」

 

ヴァーリは戦場に向かい歩き出す、しかしその足はおぼついている…そのヴァーリを支えるのは

 

「私も行きますよ」

 

アーサーはヴァーリの肩を掲げて戦場に向かう、これから行われる事はただの殺し合いよりも辛い事だがアーサーはそれでも戦場に向かおうとしている。そんな二人の姿を見て

 

「なに言ってんのよ!」

 

二人に声をかけたのはにこだった、にこは戦場に出るような準備をして二人に言う。

 

「なに寝ぼけた事言ってんのよ!希は私達のメンバーよ、だったら私たちも向かうのは当然でしょ!」

 

にこの言葉に他のスクールアイドルメンバーもそれぞれの気持ちを出して戦場に向かう

 

「そうだよ!希ちゃんはもう一人じゃないよ」

 

「ええ、私達には希が必要です。」

 

「うん!ことりも賛成」

 

「そうね、あの顔に一発入れようかしら」

 

「真姫ちゃん…こわい」

 

「凜も行くにゃあ」

 

「エリーチカの力見せてあげるわ」

 

「私たちも行くわよ」

 

「そうね」

 

「私たちは一つだ」

 

「だそうよ」

 

穂乃果たちにとっても希の存在は重要なものである、そんな気持ちをもって戦場にでようとしている。その表情を見てアーサーとヴァーリは彼女たちを全力で守るように戦おうとするが

 

「お前らだかで行かせねぇよ…黒歌、ルフェイ、猴、手伝え!希を押させるぞ」

 

嵐の声に反応する三人、そして

 

「イリナ!二コラたちを連れてこい!」

 

「いいの?」

 

「あいつらがいれば死人は多分出ない」

 

イリナは二コラたちを連れてこようと、その場を離れる。ヴァーリたちはスクールアイドルを連れて戦場の真ん中で戦闘を開始する

 

「ヴァーリ!どうして」

 

「あいつらが希を助けたいとさ」

 

「なるほどね…でこっちは最悪の状況だ」

 

「だろうな」

 

戦闘可能の者が全員そろったことを雷太は確認して希の方を向く、その顔は覚悟を決めた戦士の顔をしている。山の現状もひどいという物でもなかった、元々木と崩れかけた小さな岩の欠片しかないところで頂上は住みかとなっていた、焼け跡から更地になっていた。希に向かい合うように戦士たちがそれぞれの武器をとる。

 

「行くぞおおおおお」

 

「「「「「おおおおおおお」」」」

 

戦える戦士たちの方向が第二ラウンドの始まりのの合図になった。

小太郎、アーサーがそれぞれの武器を持ち希に近接戦を仕掛ける、希は禁手化をすまし大太刀で攻撃を防ぐ、そして上空からルシア、菊山の援護を受けたセルによる連打の攻撃に猴侯の如意棒による攻撃

 

「雷撃消波」

 

「黒龍晩夏」

 

「half delimaishonn」

 

「絶交!雷牙」

 

希の全体攻撃に対して白雷の奥義を放つ雷太、ヴァーリの半減に嵐の突き攻撃を合わせて相殺する、そして高速移動した真姫の攻撃に黒歌、ルフェイの魔法攻撃が加わる

 

「くっ、まだ!」

 

「成神神楽・天光柱」

 

「やべ、」

 

「させん!」

 

「なめんな!くそが」

 

小太郎と嵐が連携攻撃を行い、相殺しようとするが希の攻撃は勢いを緩めない所か更に激しさを増す、それに伴って真姫が魔剣で壁を作り進行を阻もうとし、セルがルフェイの補助魔力を受けて連撃をくらわしルシアが神器の能力をフルに使う。そして海未が雷の弓で攻撃を続けてアーサー、英玲奈が聖剣のオーラで攻撃して更に減速させようとして黒歌が妖術・戦術の力でメンバーの力を底上げして菊山が自分の神器を最大限まで強化した攻撃でようやく相殺できるほどの攻撃が可能になる。

 

「「行け!二人とも」」

 

その掛け声と共にこの場において最も強いといえる二人が攻撃を潜り抜けて希の所に行く雷太は漆黒をわきにしまい奥義の体型をヴァーリは鎧の胸を部分にオーラを集中させて最大の攻撃の準備をするが希はもう一つの神器でそれを行わせないようにするが…ここで希は忘れていたあの存在をあの男がここで終わるわけがないと知っていたのに

 

 

「らりほおおおおお」

 

「は!」

 

「「「「「菊山!」」」」」

 

そう、菊山はこの瞬間を待っていたのだ!希が神器をだす瞬間を

 

「忘れたか希!俺がいったい、どれだけ天才で、強いって言う事を!一時の時間で自分の神器と分身を作ることなんかお茶の子さいさいよ」

 

「唸れ!天王龍・死地転核!禁手化あああああ」

 

菊山の恰好が変わる、マントを纏い白を基準とした制服のような恰好から黄金のオーラを纏い黒い龍の翼を背中にはやして全体はまるで鎧を着た感じになり両手に自身の身長程ある弓を持っている。両手の弓から小型の龍の矢が希の符に向かって放つ。

 

「この程度の数…簡単に射れるわ!放て、氷柱蓮華」

 

氷属性の龍の矢が一つ一つ希の符の真ん中を打ち抜いていき、一つたりともうち漏らしがなく尚且つ希、雷太、そしてヴァーリの体に一つも傷をつかなかった、驚くべき能力を菊山はこの場で発揮したのである。混戦状態であり更に希の大規模攻撃が発動されている中で攻撃の中に入りランダムで動き雷太、ヴァーリ、二人の体に纏っていたといてもそん色ないほどの符を全て打ち抜き逆転の一手を作ったのである。

 

「(忘れてた…菊山君は普段の言動や行動で分からないけど本当の才能は的を射る能力だってことを、ここで出すなんてしかも禁手化状態で)」

 

菊山の才能は発揮される所がわからない…それこそが菊山の最大の武器であった、そしてその絶交の機会に二人の戦士が最後の攻撃の準備を終えて放つ

 

「黒龍晩夏!」

 

「dragon strike」

 

二人の攻撃が希向かっていく、その途中で攻撃がまるで融合するような動きを見せる。黒龍の斬撃が、すべてを圧縮するエネルギーが混ざり…一体の龍になる

 

「「行けええええ」」

 

希は行っている全ても攻撃を中止して大太刀にすべての力を籠める

 

「白雷牙」

 

白い龍と雷の牙が激突する…衝撃で空間がゆがみ激しい雷が走る、衝撃で穂乃果たちは飛ばされるがルシアの機転で無事になる、戦闘をしていた者たちも飛ばされて距離を取られるが一応は無事である。

 

「どうなった…」

 

小太郎はそう言葉をこぼした、全員きになっていることである…最後の記憶では雷太とヴァーリの合わせ技と希の技がぶつかった事である。攻撃が起きた場所はいまだに砂埃がある…が

 

「雷太!ヴァーリ!」

 

小太郎は二人を見つけてすぐに駆け付ける、二人は傷がひどく呼吸も荒くなっている。すぐに涙を使おうとしたが

 

「はぁ、はぁ、すごいね」

 

「嘘だろ」

 

そこにいた人物は、最後の手を繰り出したのだった。

 

 

 

「神器…崩…壊…」

 

 

 

神器崩壊・神器錬成…白雷だけができる、白雷による、最後の手である。

 

 

 

 

 

 

 




決着がつきませんでした、神器崩壊・神器錬成、オリジナルの設定で主人公サイドの独自の技術となっています。ここで神器崩壊と神器錬成は効果が似ているために同じ扱いのようにしていますが、効果が似ているだけで全く違う物で神器崩壊を使える人は神器錬成できないというルールがあります。


次回「皆と出会う為に」

白雷のジョーカーの神器と禁手化を使います。希ちゃんは神器の力を限界以上に出すことができるために強いとなっています。雷太君がそれを超えるには禁手化以上の事が必要でしょう…その為に必要な物はそろっています…海未ちゃん、穂乃果ちゃん、ことりちゃん、頑張れ


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夏色笑顔の激闘編「皆と出会う為に」

希望と絶望は表裏一体であり、必ずしも正義は存在しない

正義と悪はに正解など存在しない、正解はなんてものはないのだから

さぁご覧ください…もう一人の白雷を





 

 ああ…負けたのか…俺は

 

雷太は一人意識の海に沈んでいく、希との戦いで力を出し切った、彼は死を待つだけの存在となっていた

 

  ここまで来たのに…俺はここで

 

雷太は全て諦めて投げ出そうとはしなかった、彼はまだあがこうとしていた。

 

  俺は…ま…

 

雷太は意識がそこに沈むまで、あがこうとしていたが、自分では無理だった

 

  俺は…無理なのか…

 

  何を言っているんだ?

 

  お前は

 

雷太の意識のそこで一つの声が聞こえた、どこかで聞いた事がある声だが雷太はそこに向けなかった、けれど…

 

  俺は…戦いたい

 

雷太が心の底に求めていたのは、戦いだった。雷太は天才たちの中で一番才能がない人間であるのにかかわらず天才たちに立ち向かえる存在である。

 

  俺は…また…戦えるのか

 

  当たり前だ!お前がここで終われば死ぬ事になるぞ

 

  断る!

  

  なら立てよ…お前なら大丈夫だ

 

雷太はどこからか来た光に手を伸ばす…その光は…

 

  さっさと立てよ!馬鹿野郎

 

  

  ああ、今行くぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「雷牙・無転」

 

「龍王舞・回天」

 

小太郎と希は雷太、ヴァーリがいたところで戦闘をしている。二人はいま穂乃果たちの所で治療を受けている、他の白雷メンバーや戦闘できる者すべてが希に戦いを挑んだが、菊山と小太郎、アーサー以外は倒れてしまったが小太郎が一番希との戦闘を長くできるため小太郎が一人で戦闘を受け持っている…が小太郎も限界が近くなっていた

 

「はぁ、はぁ、畜生」

 

ヤバイと小太郎は顔に出てしまっている。

 

「(既に神器崩壊も使い終わっているし、禁手化も使い終わってる…ここまで通常の状態で来れたが体力の問題だけはどうにもならないな)」

 

小太郎の思案もむなしく、希は高速で動いて小太郎に攻撃を仕掛ける、一秒間に何回も斬撃が飛んでくる間隔に小太郎は体力が更に削られる。それに代わって希の速度は上がっていった、ここで小太郎はあることに気づく、

 

「(畜生、おれの体力が減るごとに希の速度が上がっていく反比例のようになってる。このままでは…負ける)」

 

戦闘中に思ってはいけない事を思ってしまった小太郎、しかしそう思うのも無理はない小太郎はここまでの戦闘で既に限界を超える程の体力を使ってるためいつ倒れてもおかしくないのである、しかも希の神器崩壊は未知の物であった

 

「雷神の刃の神器崩壊…もう一つの黒雷か…効果は簡単だよな黒い雷で攻撃だとはな。本当に大好きだな」

 

「うん!白雷は皆好きだよ」

 

希の顔をみて小太郎は安堵の表情を浮かべるそして

 

「後は頼んだ…白雷」

 

小太郎が倒れた瞬間に後ろから黒い雷が走る、その雷は希の刀にぶつかると激しい閃光を起こす。その瞬間に希は驚いた表情をする

 

「なんで…雷太君」

 

そこには倒れたはずの雷太が傷だらけで攻撃を仕掛けていた、雷太は片手に漆黒をもう一つの片手には…あんじゅの手を握っていた。

 

 雷太は意識に沈んでいる時に光に手を伸ばした…その時に現実でつかんでいたのは、あんじゅの手を握っていたのだ…雷太はそこで一つの結論に至る。あの時声をかけてきたのはコカビエルの時に出てきた漆黒の意識と雷神の刃の意識が混ざったものだった、雷太はそのおかげでまた戦うように前をむいて、あんじゅの手を握り体力を無理やりひねり出したのである。

 

「(…この状態で戦える時間はそんなに長くない、俺が勝つためには神器錬成か禁手化の二つを選んで戦う事だがどっちをとっても)」

 

 絶望だな、雷太は結論付けていた。神器錬成は神器に新しい形と能力を付け加える物であり禁手化は能力に変化が生まれない…そのため希の現状と自分の体力、神器の能力を考えるならどっちをとっても勝てない事は分かってしまったけれども雷太に逃げるという選択肢はない

 

「なら…一つしかないな」

 

新しい禁手化も錬成もダメなら一つしかない、雷太は神器を前に掲げて禁じてを使うしぐさをする。

 

「まさか…神器崩壊」

 

希の言葉に他の人も反応する、海未は神器崩壊について菊山に聞く

 

「菊山…神器崩壊とは」

 

「ああ、神器崩壊は俺達の独自の技術だ…禁手化を超えるような能力を手に入れる事もあれば禁手化の方が強い事がある、けれど神器崩壊とは別に神器錬成という物がある。神器錬成は神器に新しい形と能力を付け加えるものだが…神器崩壊と神器錬成は二つを手にすることはできない雷太は神器錬成を選んでいる」

 

「じゃあ!」

 

「ああ、雷太は神器崩壊を使う事はできない…二つを同じ神器で使う事は禁断の技だが、雷太できるのか」

 

菊山の説明にスクールアイドルたちは顔を青ざめるが意識を取り戻していたヴァーリは可能性を見出していた。

 

「(雷太はその身に神器を二つ宿していた…しかもルシアの話では雷神の刃の禁手化を使う事ができる。ならもしかしたら神器崩壊もできるのではないか…いやあいつならできる)」

 

ヴァーリの期待に応えるように雷太は更に魔力などを集中させて詠唱を始める

 

「黒き刃は今 終わりを迎える 」

 

「始まりはここに 俺は今」

 

「王者となる」

 

雷太は黒い光に包まれて視認できないようになる、雷太は更に出力を上げて体力のほとんどを縛り取る。希はこの光景を食い入るように見ている…白雷は穂乃果たちも光景に目を奪われている。菊山はその光景を見てある理論を出そうとしている

 

「(…雷太は唯一の二つの神器を持ち尚且つ神器の移植が可能の人材だ、ならばこその神器錬成と崩壊ができるとは思うが問題点を上げれば神器崩壊は全く新しい能力だからすぐに適応できるかどうかが問題だけれど雷太の漆黒は希の雷神の刃と同じクラスの常識外れの神器だ…となれば能力の予測も難しくなる、希の能力は大体わかる、雷太たちの攻撃を吸収して自分の体力などに充てる技だな、けれども希もダメージを追っている所から吸収できる量は雷太の約半分と言ったところか、なら神器崩壊の能力によっては希の能力を超える事ができる。希の能力の攻略方法としては一度に吸収できないほどの攻撃をくらわすか、連続攻撃による吸収切り替えの混乱による失態に回復と同時に攻撃によるもの…所謂プラインドだな)」

 

雷太が神器崩壊と同時に希の能力の解析を行い菊山は問題点と攻略方法を見抜いていた、少しの情報量から攻略方法や問題点を上げる事ができる人材は少なく時代が時代なら菊山は軍師の天才であっただろう、それほどまでに菊山は解析能力にもたけていた情報と言う最大の武器を最もうまくできるのは白雷の中でも菊山しかいないのである

 

「(さて、どんな能力の神器になるのか…理想としては常に最大火力の攻撃が出せる能力と連撃可能な能力だな)」

 

菊山の思案が終わると同時に雷太を包んでいた物が取り払われる…雷太の姿は見えるようになったが雷太の姿は何も変わっていなかった…来た当初の通りに音ノ木坂学園の制服を着ていて手には

 

「白い…刀?」

 

花陽が言った通り雷太の手には白い刀が握られていた…その場にいた者たち全員が目を見開いていた、漆黒を白くしただけの刀で能力の何が違うのかを理解できなかったしかし…

 

「なるほど…その能力は一番いいな」

 

雷太は希に向かって走り出す、一人能力を理解した雷太は好機と見たらしい…希はその雷太に向かって攻撃をくりだす

 

「連撃 雷弾恋歌」

 

雷の斬撃に弾丸のようなものか…行ける!雷太は確信していた、雷太は白い刀を攻撃に合わせて振るう

 

「!」

 

希の攻撃が雷太の刀に吸収されるような動きを見せる…希はその瞬間に攻撃を吸収すると見たが菊山は結論に答えを得ていた

 

 「(なるほど攻撃の無力化か)」

 

菊山は一度の動きでその正体を見破っていた、雷太の斬撃は攻撃性がない事を瞬時に気づいて希の攻撃が消滅した事を見ていたのだそこで答えを得たのだ雷太の白い刀は攻撃を無力化をしたのだとそしてその能力は今の状況に最も適した能力だと…菊山は間違えていたのだ、希の崩壊の能力は攻撃を吸収するのではなく自分の攻撃が相手に当たったときに出たダメージを自分の体力や魔力に充てることができるという物だった、菊山は希の傷を見ていなかったのであるそこに雷太に攻撃するときに希の傷に気が付きその能力を見抜いたのだ、雷太に攻撃が消滅させられたので希の体力は回復せずに希は攻撃の無駄撃ちに体力の消費が来た為に息が切れてしまったのである。

 

「まさか…攻撃が当たらないなんて」

 

「いや違うな、消滅した?」

 

まぁそうだな、菊山は周囲の会話にそう思っていた。菊山は射る才能があるため人よりも視力が高くなっているそのため他の人よりも簡単に見抜いたのである…それにしてもここまでの事ですぐに理解できるのは菊山だからである。

 雷太の希の戦闘も大きな変化を見せていた、希は攻撃が無力化されると思い攻撃は仕掛けていないが雷太は逆に希に攻撃を仕掛けていた、雷太の攻撃で希の神器の出力は下がってきているのは確かであるが雷太の体力は既に限界を超えている

 

「(次で決めないとまずいな)」

 

勿論戦っている雷太自身も気づいているが生憎そこまでの余裕がないのも気づいている。kけれど雷太は逃げたりという考えは存在しない雷太は連撃を希にぶつけ続けてある好機を狙っている

 

「あああああ!もう終わらせる」

 

希は神器の雷は一点集中で攻撃をしようとある奥義の構えをとる

 

「白雷奥義!黒龍晩夏」

 

希の攻撃に合わせるように雷太は白い雷を集中させる

 

「白龍晩夏」

 

希と同時に雷太も攻撃をくりだす、そちらも過去最大とはいかないが威力では今日一番と言えるだろう、攻撃はお互いにぶつかり合うがやや希の黒龍の方が押してる風に見えるが…雷太の白龍は黒龍を食らい始める。

 

「終わりだ!希!」

 

「ああああ」

 

 

白き雷は世界に轟く

 

 

 










 次回「叶え!白雷」


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叶え!白雷

ようやく終わりが見えてきました




 一人が嫌だった…友達が欲しかった

 

 白雷に入ってよかった…皆がいてよかった

 

 彼にあえてよかった…また彼に会えた

 

ああ…私は

 

 

「がはっ」

 

雷が崩れ落ちて…地面に横たわり思う負けた…それが結果

 

「はぁ、はぁ」

 

白い刀は光を失い…元の漆黒に戻る、周囲の景色が目に入らないほどにきれいだった

 

「ああ…負けたんだ」

 

その事実だけが…私を縛る。地面から見上げる空はいつもよりも遠かった、何よりきれいに見えた、私はそのまま死にたいと思ってしまった

 

「ようやく…勝てたぞ」

 

雷太君の声が聞こえる…私の思いは砕けたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 世界を呪い始めたのは私が中二のころだった

 

「東条希です、よろしく」

 

私が初めてキツネ山に来た時に白雷の皆に自分の紹介をするはめになった。

 

「よろしく、希さん」

 

「イケメンボイスで喋っても腹黒は消せてないぞ」

 

「腹黒」

 

「世界の害悪」

 

「悪意が服着て歩いてる」

 

「・・・・ドンマイ」

 

「なんで雷太以外の奴が俺を責めるの?」

 

「「「「「日頃の行い」」」」」

 

「なんも言い返せない」

 

不安が強い、私は白雷の人たちに強制的に山を案内してもらった、山の住人も私に好意的に接してくれた。

 

「希ちゃんは本当に常識人だよ」

 

「そうね」

 

「酷くね?」

 

「なんも言えないだろ・・・・まぁ文句言いたいけど」

 

「小太郎はいいけど、他の奴特に菊山お前はだめだ」

 

「酷い」

 

 

こんな昔の事を頭に思い浮かべて私は地面に寝そべっている、近くには雷太君が息を切らせ

 

「おい、いつまで寝てんだ」

 

「嵐君?」

 

私の近くに嵐君?なんで、どうして

 

「お前がいない間にめんどい事が沢山あったんだよ、さっさと回復しろ」

 

「無理に決まって」

 

「回復の涙の純正品だ、フェニックスの涙よりも効果があるし俺達しか使えない」

 

「なんで」

 

「ああ?冥界にはこれを完成させるために行ったんだよ…あいつの指示でな」

 

雷太君の…嵐君は冥界に行ってその涙を作ってくれた、その事実に私は涙を浮かべた…そして

 

 

 

 

 

 

 

「ようやく…終わった」

 

雷太は全身の力を使い切った為にその体を地面に預けた、雷太は初めての神器崩壊が想像以上の力だと思い少しの安心と不安を抱えて

 

「雷太」

 

雷太の傍に腰を掛けたのはヴァーリだった彼もここまでの戦いで疲労が困憊であった更に

 

「ここまでやってようやく希を助けられたな、ずいぶん長かった」

 

雷太はヴァーリの言葉に同意して空を眺める、あの時と同じ空ではないと雷太は確信した

 

「雷太君」

 

そこに希が嵐に担がれてやってきた

 

「また負けちゃった」

 

「ああ、俺たちを戦わせたくないなんて贅沢な悩みだな」

 

「でも…‥‥…‥…私は」

 

「お前の悩みなんて俺達で何とかできるだろ?それに俺たちは仲間だろ」

 

雷太は拳を希に向ける。希はその事に一瞬困った顔をしたがすぐに拳を合わせる

 

「うん、うん…」

 

合わさった拳に白雷達が手をのせる、その行動が他の人たちにはわからなかったがヴァーリはその行動をまねをする、そして他の人も穂乃果たちも合わせる、雷太と希の拳に白雷の手が乗り更に穂乃果たち八人とツバサ達三人にヴァーリ達五人とイリナの手が乗るここに合わさっている手は合計で24人の手は強く光を帯びていた。

 

「行くか」

 

その後に雷太たちは怪我を治療しないまま山を下りる、菊山が三大勢力の奴らが動くのではと予想したからだ。希は一人ほとんど無傷に近い嵐の背中でこれまでの事を頭に浮かべていた。

 

「(雷太君に再開して…雷太君は皆のよう為に戦って…また三大勢力に邪魔されて私は)」

 

「くだらないこと考える暇があるならさっさと傷を治して、体力を回復させろ!」

 

「嵐君?」

 

「お前が暴走しようがどうなろうが、どうなっていいがそいつらの事を泣かせるな」

 

嵐は下山をしながら希に言う、嵐は希の表情をみてすぐに何を考えているの分かったのである。嵐の言葉で希は曇らせていた表情を明るくさせる、白雷にとって誰一人かけてはいけないというルールは存在しないが嵐以外は仲間の事を大切に思っている。

 

「嵐君は起こったりしないの?」

 

「‥‥まぁな、雑魚が泳いでるほどにしか思わん」

 

それはそれでダメなんじゃ…という事を希は想っている。しかしそれも嵐の良い所だと考えている、希はそのまま下山を終えると

 

「ここからどこに行くの?学校」

 

「UTXも音乃木坂もダメだと雷太は言っていたな」

 

「嵐の言う通りだ、アザゼルが音ノ木坂への道にいたから恐らくそこに張っている可能性がある。なら行くところはあそこだな」

 

「どこですか?」

 

「あー、菊山が作った白雷専用秘密基地(100以降は数えてない)の一つだけど…まぁ俺んちだな」

 

「そうだな(めちゃくちゃいい笑顔)」

 

心底嫌うほどの笑顔(わざと)を放ちながら菊山が雷太の部屋に向かう、全員菊山の後に続きながら歩いてる時に様々な話をした、白雷のこれからの目的なども話たが…そもそも目的すらもなく単に暴れたいだけの集団なので何も決めていない、そのためスクールアイドルたちのラブライブ開催を目指しながら雷太の部屋で休養をとる。

 

 

 

 

 

 

以下に今回の事件についての詳細を纏める物とする

 

 白雷によるスクールアイドルたちの事件通称「白雷事件」について

 

 白雷のリーダーである兵藤雷太の手によりスクールアイドル(以降SIとする)メンバーの一人、東条希の神器を略奪するという暴挙にでる。始まりはそこからと言われ兵藤雷太はその神器を使い各勢力に宣戦布告を仕掛けて甚大な被害を出すことになったのである。

 

 件の事件の本題としてSIたちの学校を廃校まで追い込み自身の魔力を使い彼女たちの歌に神器の力と同等の物を与える、そのためにSIの学校は廃校から救われる。その辻褄合わせとしてスクールアイドルたちの祭典「ラブライブ」を開催させる、SIのグループ数個を利用してSIの内部崩壊を狙うがコカビエルの襲撃により失敗、神器を使い事件の治める、その後に和平会談時に東条希の力の暴走が巻き起こり数名の神器覚醒を引き起こす。その後にSIたちを拉致しようとするが三大勢力により阻まれるがキツネ山にて三大勢力との戦闘後白雷が事件を収束させる。

 

 今回の報告では三大勢力の悪式面が白雷を敵と認識している可能性があるそのため白雷との交流を図るべきと考えられる。

 以下に白雷の要注意人物を上げるものとする

 

 白雷の漆黒 兵藤 雷太

 

 自然の猛り 深山 嵐

 

 覇者の侍 葉山 小太郎

 

 世界の害悪 菊山 泰輔

 

 蒼き歌姫 園田 海未

 

この五名は人間の超越者とする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回から夏色笑顔の歌姫をサブタイトルに付けます

最後の報告書については神話勢力と三大勢力以外の者達が見ています。


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夏色笑顔の歌姫編「皆と白雷」

今回は、シリアスは少ないです。

ほらよくあるギャグ回みたいな


 

 雷太の部屋で休養を取っている白雷とスクールアイドルのメンバーたちはその疲れから完全に眠りに落ちていた、一人を除いて

 

「…随分遊んでくれたよなあいつら」

 

菊山は一人誰もいないベランダで外を見ている、三大勢力に対しての策を菊山は多く保有してるがそれをどれ一つ発動していない。菊山にとって希を救う事が第一の目的であったからである。

 

「希の手に神器が戻ったのは痛いがまぁそれはいいけど、あいつらが何をしてくるかはわからいな」

 

菊山はどこからか取り出したジュースを飲んでいる、その光景は昼間とはいえとても幻想的に見えるだろう。しかしその顔は怒りに満ちているように見えているのである。

 

「禍の団については無限の龍が動かないと思うが、問題は神話勢力だがあいつらは主神の敗北で動きが読めん」

 

となるとやはり三大勢力と菊山は考えを深める、三大勢力は白雷の事を敵対認識しているだけならよかったのだが神滅具を多数所有しているだけでなく、神器も多く持っている。

 

「赤龍帝の籠手、獅子王の戦斧と後通常神器が多くか、なるほど戦力としてはなかなかだな」

 

菊山の情報力は既に最新の情報を入手してるだけでなく大王バアル隠していた神滅具さえも知っていたのである。

 

「μ'sやA-RISEの奴らを戦いに巻き込みたくはなかったがここまで来るとどうしようもないな」

 

菊山は夜空を見ながら呟くのであった。

 

「何かあったら、俺は命を捨てるか」

 

白雷、菊山泰輔…その力故に未だに本気で戦闘したことが無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きて!雷太君」

 

気づけば朝になっていて俺はソファから身を起こす、そこには笑顔になっているスクールアイドルたちと勝手にゲームをしている白雷の奴ら

 

「なんでこうなってる?」

 

「え、しり」

 

「英玲奈、説明頼む」

 

「ああ、東条希を助けた後に雷太の部屋に集まって一晩過ごしたんだよ、各家庭には連絡済みさ」

 

「俺だけ最後に起きたと」

 

「すごかったわよ、ことりなんてずっとらいたく~んって言ってたんだから」

 

ことりは今朝の行動を暴露されて恥ずかしくなりなんかの蓋で顔を隠していてその光景を菊山は写真に収めていた

雷太は取り合えす自分の部屋に戻り予備の制服に着替えていて自分の中にある神器が漆黒だけな事に少し寂しさを感じていた。

 

「(いままで雷神の刃があったから何かと繋がりがあったがこれからは直接だな)」

 

雷太はそのままリビングに行くと既に食事は作られていて全員席に着いていた(菊山はどや顔で座っていたのでルシアが思いっきり脇腹をつねっていた)雷太はいつもの指定席について手を合わせる。

 

「いただきます」

 

「「「いただきます」」」

 

「いただく」

 

「いただきます」

 

スクールアイドルたちの朝食はとても美味しいと感じた雷太は心からの笑みを少し浮かべていた、雷太は食事を楽しみながら菊山からの会話を聞いていた

 

「三大勢力は恐らく俺達に簡単に手を出せなくなった…と思いたい、神滅具を多く所有しているとしても常識外れの神器は破れないからな!神話勢力はインド神話が出てくるとめんどくさいな…俺が!」

 

「よし黙れ」

 

「あらちゃん・・・まぁ今の敵として出てくるのは禍の団だな」

 

「確か…各勢力に戦いを仕掛けようとしてる」

 

「ことちゃんの言う通りだ…その頭をしているのが無限の龍だ」

 

「無限の龍…オーフィスか!」

 

「(だとしたら厄介だな俺の漆黒は無限を切り裂けるが…セルの神器がな)」

 

雷太は禍の団の戦力的を分析して頭を悩ませていた、白雷は全員が常識外れの神器を所有していて歌姫たちの内三人は神器持ちで戦力としても申し分ないが…問題としてはセリア・ルテインの神器が問題である。

 

「雷太君の不安は分かるよ…セルはほら」

 

「「「「あ~確かに」」」」

 

高坂達はわからないといった顔をしているが白雷達は(セルを除いて)セルの神器は本当に危険性が高く過去に使った時には嵐が危うく永遠につけられてる事になりかけて必死に希と雷太がなんとかした(最悪諦め火山に放置しようとした)という事がありセルの神器は使わない事になっている。

 

 

「オーフィスの相手はヴァーリか雷太になるな」

 

菊山の言葉に二人は顔をゆがめた、いかに最強と言われる白雷のリーダーと白龍皇であろうと無限の龍の相手は

 

「めんどい」

 

「恐らく倒せない」

 

苦しくはなかった…ヴァーリは自分の実力を分かったうえで発言しているが雷太はめんどくさがっていただけであった

 

「ちょっと!無限の龍なんでしょ」

 

「まな板よく知ってんな」

 

「だれがまな板よ!雷太から聞いていたのよ」

 

「まぁまぁ、雷太の場合は漆黒を使えばいいですけど…相手はオーフィス神滅具以上の物であっても」

 

ここで全員視線を菊山に移した、理由としては菊山なら何かいい案を…否なんかやばい作戦を考えているのではないかと思ったのである。

 

「何よ!私が何をしたっていうのよ!あの人が「昼ドラやってないで早く吐け」もう少し乗ってよ」

 

「まぁオーフィスを無力化するくらいなら…ほらあのドラゴンってバカだし」

 

「知能指数を指すなら納得するが、それ以外ならお前はまじでいかれてる部類だからな」

 

「白雷で常識人は小太郎君だけじゃない?ウチもふざけるし」

 

「俺が常識があるんじゃなくて、お前らがひどいだけだぞ」

 

「「「「「「なんも言い返せない」」」」」」

 

 

「少しは言い返しなさいよ」

 

にこは改めて白雷の常識のなさにあきれてため息が出てきたのである、白雷の常識の無さは菊山で随分わかっていたが、それでも全く足りなかったと痛感したのである。

 

「と~に~く~か~」

 

「兎に角ですよ、菊山さん」

 

「ぱなちゃん!なんていい子、私は自分が恥ずかしい」

 

「本音は?」

 

「セルとルシアの身長伸びないかな」

 

「まったく関係ないな、あとそろそろ話を戻せ」

 

「やだ~」

 

結局この後も話が戻る事はなくにこは菊山に突っ込みをして、他の人たちは朝食を楽しんで一日を過ごそうとしていた

 




 はい、次回はちゃんとハイスクールD×Dの原作に触れます。

そして、pixivにてオリジナルキャラクターや色んなキャラをのせています、URL乗せときます

https://www.pixiv.net/users/36084905

まぁ、あくまでもpixivに投稿してるのは一応赤の弟のタグが付いていますが、基本的には白雷のタグがメインです。pixivのアカウント名は雷太です。


菊山様「次回!」

ルシア「次回、夏色笑顔の歌姫編、夏合宿の準備」

セル「お楽しみに♪」


雷太「ちゃんと原作を使うんだろうな?」


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夏色笑顔の歌姫編、夏合宿の準備

 

 「ねむ」

 

あの日から数日が立って雷太たちはまた学校に通っていたが、雷太一人は教室ではなく理事長室に向かっていた。

 

「なんで俺だけが理事長室に行かないといけないんだ?まぁ大方どこぞの快楽主義者のせいだが」

 

(そのころ快楽主義者はネズミ花火が出てくるマシンガンを作っていた、勿論着火済みが)

 

「どうせ、あの事だろう」

 

雷太は理事長室に許可を得て入った、そこには理事長とある人物が立っていた

 

「理事長に・・・アーサーペンドラゴン?」

 

アーサーがそこにいたのに不信感を雷太は抱いていたが、アーサーの首には学校の職員証がかかっていた

 

「教師になったのか」

 

「ええ、貴方との共闘やらが評価されてね、ルフェイも学校に通えますし」

 

「なるほど、それで」

 

「ええ、新しくアーサー先生が来てくれたことと今回の件に関しての感謝をね」

 

「別にいい、俺はやるべき事をやったまでだ」

 

「あら」

 

それからアーサーに学校を案内する事や部活の顧問という事を聞かされたのである。

 

「皆さんこんにちわ、アーサー・ペンドラゴンと言います。今日からよろしくお願いします。」

 

「なぜ?」

 

「雷太君?」

 

「聞いてませんよ?」

 

「・・・・ドンマイ」

 

「救いはないな」

 

注意、この後勿論雷太君はボコボコにされましたが、そのような行為は人を不快にさせるだけでなく自分も痛い目にあいます。

 

「大丈夫か?雷太」

 

「フェニックスの涙はないか?」

 

「菊山がどこぞの貴族に売ってたぞ、通常の五倍で」

 

「何してんの」

 

雷太は治療を受けられずに今日は授業を受けていた、勿論他の生徒も疑問に思ったが「雷太だから」の一言で興味を失せていた、雷太はその事に泣いていたが・・・その日は授業が済んだ後で音ノ木坂に通っている全員は部室でアーサーの就任を祝っていた

 

「まさかお前が教師とはな」

 

「ええ、私も驚いてますよ小太郎に負けた日から菊山に拉致られましたから」

 

「よく生きてましたね、アーサー先生」

 

「ええ、本当に」

 

アーサーは遠い目をして虚空を見つめていた、その光景にアイドル研究部は菊山の存在は本当におかしいと感じていた。(希と雷太は諦めていた)そして諸々の話を終えてその日の練習に打ち込むようになった、練習方法自体は変わりはないのだが練習の内容を顧問であるアーサーにいう決まりになったのだが

 

「うーん、やっぱり」

 

「絵里?どうしたのですか?」

 

「実は合宿について考えていたのよ」

 

「合宿?なんでまた」

 

「それは」」

 

曰く、ツバサ達に負けた事は事実なので実力をつけるのはこの夏で一番いい機会である、しかも今回は顧問がついているので前回のようなごたごたはないだろうと

 

「確かに・・・第二回ラブライブではあいつらも力をつけるだろうしな」

 

「確かに・・・対策は必要ですよね」

 

「ええ、この夏休みが勝負よ!」

 

「んじゃ、行くか!」

 

「おおお]

 

「場所はどこだよ」

 

心無い雷太の一言はその場の全員に刺さってしまった、その空気に雷太はやばいと気づいたが時既に遅し

 

「「「「「「「空気読め!#」」」」」」」

 

今回はよくボコられるライタであった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、問題は二つね」

 

「二つ?」

 

絵里は強引に空気を戻して合宿のための問題を明確にしていた

 

「費用と場所やね」

 

「ええ、費用は部費で何とかしたいけど」

 

「う~ん、衣装に使う分とか考えると」

 

「足らないね・・・・は!花陽のお財布から」

 

「やめろ、それに部費やその他の管理は俺達マネージャーの仕事だ、それを怠った俺達三人のせいだ」

 

ヴァ―リは花陽にそれを言いある紙を出す、その紙には許可証と書かれていた

 

「なんですか?これは」

 

「理事長にもらった許可証だ、今回の合宿に使う費用を自分達でも出してもいいという物だな」

 

「いつの間にもらったのよ」

 

「アーサーに部費の費用の紙を予めもらっていたからな、電話で理事長に聞いたんだよ」

 

ヴァ―リのおかげで費用は何とかなったが、場所の問題だけはどうにもならなかった

 

「真姫ちゃんの所は無理なの」

 

「凜ちゃん流石に」

 

「ええ、ちょうどいい所はないわよ」

 

「海未ちゃんは」

 

「ないですね・・・菊山に頼ります?」

 

「それは「ぴぴぴぴぴっぴ」ん?」

 

「雷太君?」

 

雷太はスマホを手に取り電話を取る、雷太は顔を一瞬歪ませてその後に向き直る

 

「場所が見つかったぞ、」

 

「本当に!」

 

「どこなんですか?雷太」

 

「・・・・天界」

 

「は?」

 

曰く、冥界で行われる会談にかこつけて対白雷の組織が組まれるということ、それを菊山に知られるなら天界でどうだという事

 

「それって、ミカエルさんが菊山を警戒しての事じゃないの?」

 

「真姫の言う通りなんだが」

 

「菊山泰輔は警戒されたら・・・やばくないか」

 

「ヴァ―リやめて頭が痛くなる」

 

そこまで話すと全員空気を変えて話を始める

 

「今回の事は全勢力で大きくなるな」

 

「ああ、既に動いているらしい・・・対白雷チーム、通称「神罰」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神罰・・・北欧神オーディンの敗北を受けて各神話勢力で結成された対白雷チーム、本来世界の危機にならなければ表に出てこない神話勢力の実力者たちがこぞって参加をしている、北欧より「スルト」ギリシャより「テュポーン」日本より「スサノオ」いづれも神々の世界においての最大戦力とされる者達である、今回の一件で白雷全員に特別危険指定がついた事に神々は様々な反応を示した唯一白雷との戦闘を望まなかった者をのぞいて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここはいいだろう?お気に入りなのさ」

 

「ええ、存じています」

 

白雷の剣士小太郎は一人山の中にある滝に来ていた、ここである人物との会合があるためだ。小太郎が岩に座っていると声をかけられた、振り向かづに答えると話を続ける

 

「ミカエルはいい判断をしたよ、オーフィスよりも君たちの方が強いからね・・・正直僕も君たちと同盟を結びたい」

「いいんですか?俺たちは人間です、貴方達に比べたら赤子も同然ですよ」

 

「馬鹿を言わないでくれ、人間が弱って誰が決めたんだい?赤子だろうと大人だろうと人間は全員が強者の部類だよ、僕たち神は強さが変わらない、進化をしないのさ」

 

「ご冗談を・・・貴方達は神々は既に完成している存在でしょう?」

 

「それは大きな間違いだよ、未完成と完成では大きな違いがある、完成はそこで終わりだが未完成はそこから更に進化をすることができる。それこそが君たち人間の強さだよ」

 

「さようで」

 

小太郎は現れた少年の背後にいながら会話を続ける、やがて二人は滝つぼの辺りで腰を下ろす少年は小太郎から渡された物に目を落とす

 

「きれいな物だね、宝石かい?」

 

「いえ、我らの前衛担当が作った菓子です・・・確か琥珀糖とか」

 

「これも人間の力の一つだよ」

 

少年はそれを口にして小太郎に向き直る

 

「いつも通りだ、君たちが僕に戦闘を持ち掛けないなら何もしない・・・菊山は僕でも対処不可能だ」

 

そこまで言うと一人の青年が小太郎の隣に現れる

 

「それはよかった、貴方との戦闘はご遠慮願いたい・・・今日はこれにて」

 

「よく言うね、最強の邪龍を従えておいて」

 

「それは誤解です、彼とは契約を交わしました」

 

「興味深いね」

 

「なに、俺達との戦闘が条件ですよ」

 

「なら僕は遠慮しておこう・・・人間ほど神を殺すにふさわしい存在は知らないからね」

 

「僕はそれを菊山に教わった」

 

小太郎と青年はその場を後にした、少年は残った琥珀糖を口に運びながら言葉をこぼす

 

「最強と言われた僕にも君たちのそこがしれないよ・・・白雷」

 

インド最強の破壊神はそうこぼした

 

 

 

 




失踪してました、ごめんね

最後の会話はこれからの話で重要になります


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夏色笑顔の歌姫編「悪魔と天使と歌姫と」

今回は原作勢サイドがメインとなります


 

 「じゃあ、僕たちでは勝てないのですか?」

 

「ああ、完全に無理だ」

 

駒王学園の旧校舎にて堕天使の総督のアザゼルは旧校舎に集まった学園の若手たちに話していた、その内容は冥界で行われる和平条約の事についてだが

 

「正直に言うと戦力は多い方がいい、だが白雷の強さは異常ともいえる」

 

「先生でも勝てないんですか?」

 

「イッセーお前はまだわからないだろうが・・・あいつらは何年も前から各勢力で追っている、なのに確実な情報は少ない、なぜかわかるか?」

 

「菊山ですか?」

 

「答えとしては半分だな、正直菊山の情報以上に小太郎が厄介だ」

 

「僕の師匠を倒した」

 

「ああ、あいつは戦闘力は白雷の中でも下の部類だが、戦闘方法が多彩なんだよ」

 

アザゼル曰く、小太郎は刀でしか戦えず神器をフル活用しなければ戦えない・・・が小太郎は相手との力量差を直ぐに割り出し、その時の最適解を導きだす。

 

「言うならば、状況判断能力に優れているんだよ、あいつらはそれぞれが特有の才能を発揮して戦闘に勝利する・・・見たろ東條希との戦闘も実力差はあるのにそれを感じさせない戦闘能力、間違いなく一人をのぞいて天才だよ」

 

「アザゼル先生、その一人と言うのはもしかして」

 

「アーシアの予想通り、兵藤雷太だ漆黒の能力しか使えないような相手ならつけ入るスキはあるように見えたが」

 

アザゼルは北欧の主神との戦闘を思い出した、雷太はオーディンに雷を連続でぶつけていった、そして

 

「漆黒の雨、あれは正直やばいぜ」

 

オーディン戦で見せた雷太の攻撃、漆黒の斬撃を雨のように降らせる技をアザゼルは一目見てダメだと思った、あの攻撃は防御不能だと理解したのだ

 

「(あの攻撃、あの速さであれだけの威力で放てる奴なんていない・・・しかもあいつの素の力は使っていない)」

 

アザゼル自身、雷太との戦闘を行ったが彼が本気を出していないという事を知っていた・・・が神相手でも彼の本気を引き出すことはできなかったという事がの衝撃がでかかった。

 

「ひとまずは、俺が冥界でお前たちを鍛えるが正直あいつらとの力の差はありすぎる」

 

「具体的にはどれくらいっすか」

 

「そうだな・・・イッセーお前の強さが中級悪魔だとするだろ」

 

「はい・・・」

 

「あいつらは魔王クラスの100倍だ」

 

「無理じゃないですか!そんなの」

 

「ああ無理だ、実際に北欧勢力は白雷との戦闘は避け続けるだろうな、しかしやらなければいけない」

 

「雷神の刃ですか」

 

「ああ、聖魔剣が言った通りあの神器は何としてもこちら側にしなくてはいけない」

 

若手悪魔たちはそのまま冥界での修行の会議を始めた、対白雷の作戦を部室で話しておりその光景は既に菊山にばれているとも知らずに

 

 

 

 

 

秋葉原 メイド喫茶

 

「ここのハンバーグは旨いな!ヘラクレス」

 

「そうだがよ、なんで俺たちはここにいるんだよ」

 

「ここに伝説のメイドがいるらしいんだよ」

 

秋葉原のメイド喫茶でふたりの青年と思わしき者たちがいた、一人は学生服を着たイケメンでもう一人はガタイの良い男性であった、制服を着ているほうはチーズハンバーグを一心不乱に食していて、ガタイが良くヘラクレスと呼ばれた青年はコーヒーを飲んでいた

 

「本当にお子様舌だな」

 

「いいだろ、うまいんだから」

 

「お前が言いならいいけどな」

 

二人の青年は楽しく食事を楽しんでいる、近くにいるメイドさんに飲み物と食事の御代わりを頼んだりしている

 

「すまない、ここにミナリンスキーというメイドがいると聞いたんだが」

 

「申し訳ございませんご主人様、ミナリンスキーの出勤はトップシークレットでして」

 

「そうか・・・引き留めてすまない」

 

「いえいえ、ごゆっくり」

 

曹操はカフェオレを飲みながらホットケーキを食べている

 

「そんなに気になるのか?」

 

「気になるだろう、伝説のメイドだぞ」

 

ヘラクレスと呼ばれている男はコーヒーを飲みながらため息をついていた、目の前の子供舌の曹操と言う男は気になることには積極的である

 

「お待たせしました!ご主人様!ミナリンスキーの登場です」

 

「ご主人様!ミナリンスキーです」

 

「お、来たぜ」

 

「あれがミナリンスキー!やはりスクールアイドルだったか」

 

「はい!ご注文お待たせしました、ミルクティーとチーズインハンバーグが二つにブラックのコーヒーがおひとつですね」

 

「ああ、間違いない・・・あとチェキをお願いします」

 

「かしこまりました~お隣のお客様はどうします?」

 

「俺は~お願いします一枚」

 

「かしこまりました」

 

ヘラクレスはチェキに興味がなかったが、隣で軽くにらんでくる曹操に気押されて頼んでしまった、曹操は満足そうにハンバーグを食べている

 

「いい加減にここに来た理由を教えろ」

 

「言ってないか?」

 

「聞いてねぇよ」

 

曹操はミルクティーを飲みながら答える

 

「ミナリンスキーに会いたいのは本当だよ、彼女はスクールアイドルだからね」

 

「お前にしてはミーハーな理由だな」

 

「いや、本当の理由はもう一つあるこの店さ」

 

ヘラクレスは店を見渡す、ミナリンスキーが給仕をして、男性客が鼻の下を伸ばしている光景があるだけだが

 

「気になるか?」

 

「ああ、」

 

「ミナリンスキーのグループにいるのは白雷だ」

 

「つまり?」

 

「白雷との接触を図りたいと思ってな、各勢力の中でも上位の実力者であった魔王、サーゼクスに北欧の主神。これほどの者達をほぼ無傷で倒している・・・さらに常識外れの神器を使いこなす器用さ」

 

「まぁ、確実に警戒されるわな」

 

「けれど一つ気になるのがある」

 

「なんだ?」

 

曹操はスマホを取り出しヘラクレスにイヤホンを渡す、ヘラクレスはそれをつけるとある音楽を聴く

 

「ほぉ~なかなかいいじゃねぇか」

 

「だろ?彼女たちは自分たちの歌を歌っている、白雷の力を借りずにな」

 

「んなの当たり前だろ、情報では白雷はそっちの才能ないだろ」

 

「しかし、神話勢力は白雷の仕業と考えた」

 

「あ?」

 

「白雷は黙ってない、それがあの神話勢力の激減の理由だ」

 

「つまりお前の狙いは」

 

「白雷との共存だ」

 

 

 

 

 

 

 

天界

 

「ミカエル様、彼女たちを天界に招待したのですか」

 

「ええ、ガブリエル・・・合宿場所を探していると言っていたので」

 

「私はいいのですが、彼は」

 

「ガブリエル、この世には触れてはいけいない物があるのです」

 

この時のミカエルは明後日の方を向いていたが、杞憂に終わったのである

 

 

 

 

 

 




あいつが出ましたね、原作でも子供舌と言っているのでこのようにしました、次回はまたラブライブキャラと雷太君の出番ですが、なんとあの人も出てきます。冥界での若手の会議には雷太君は向かいません、

次回、夏色笑顔の歌姫編「合宿開始!ことりのお歌」







思い付きで申し訳ないのですが、もしラブライブ以外の白雷をハリーポッターで組み分けるとすれば

グリフィンドール 葉山小太郎 

ハッフルパフ セル 

レイヴンクロー 雷太(グリフィンドールの適正あり)

スリザリン 嵐 ルシア (二人ともレイヴンクローの適正あり)


菊山(騎士道ない、苦労を嫌うし正しくない、意欲存在しない、目的がない、手段を選ばせる)どこにも行けない、行かない

個人的な主観とキャラの設定から分けてみたけど・・・菊山は本当にやばいな、


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