ボイスロイドに憑依転生した人が勘違いしまくる話 (無意識の妖怪)
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ボイスロイドに憑依転生した人が勘違いしまくる話

衝動的に描いたので短編。
続き書きたくなったら連載するかもしれない。


はぁ~(クソでかため息)

 

 

 

どーもーこんにちはー。東北きりたんですぅ。

 

私は今小学校に通ってるんですが最近転校してきた子が滅茶苦茶詰め寄ってきて困ってます。

 

その子の名前は音街ウナ。 はい、私と同じボイスロイドです。

 

そもそもこの世界にはボイスロイドなんてないんですけどね。なんでこんな話してるかっていうとここまでの流れで分かっていると思いますが。そう、私は転生者です。

 

自分がTS転生とか、最高かよ。そう思ってた時が私にもありました。まさかTS憑依転生だとは思わなんだ。

 

しかも、自分が一番好きだったきりたんになるとは。これはもう自分の好みのきりたんになりきなければと思ってた矢先に出てきた問題が姉二人の存在。

 

元々、男だった自分にそんなこと思いもしない姉はベッタベタに甘やかしてくるんですよ。

それにも理由があって実は私、今世は自分の母に会ったことないんですよね。きりたん達のお母さんとか絶対美人だから見たかったのに。あ、今写真みろよと思ったでしょう?甘いですね。我が家は濃い人間だらけの東北一家。お母さんもかなり古風な方だったのか、写真は魂を取られるとか言って無いんですよ。なんで会えないかっていうと私を産む時難産でそのまましんでしまったらしいんです。かなしいなぁ。

 

その後父は母を失い精神を病んでしまったのか生まれたばかりの私を一回殺そうとしてしまったらしいんですよね。私も生まれたばかりで頭がぼやーっとしていて殆んど覚えてないんですけど。

今は精神病院に入院中です。姉二人は出稼ぎと言っていますがポストのお手紙を朝取り出すお仕事をしている私にはそんなことバレバレなのだ。

 

そもそも生まれたばっかの目がほとんど見えてないときだったのでほとんど顔はわかりませんが首が絞められて意識が落ちていくときに感じたあの殺気的なものはなかなか怖かったですね。声も出せませんでしたし。

 

そんなこともあってか私の姉二人は私に対して激甘ドシスコンとなっています。

まぁ、私も前世から二人のこと好きでしたし。今はもっと好きですけど、そこで出てくるのが表情の問題です。

 

私的にはきりたんのどんな顔も愛せる自信がありますが。気持ち悪い表情をしてしまったらきりたんのイメージダウンになってしまうかもしれません。

 

そこで考えたのが無表情作戦、幸いこの作戦を思いついたのが赤ちゃんの頃だったので私のポーカーフェイスは達人の域。

今ではあまり顔の筋肉を使わなかったせいか意識して笑おうとしないと笑うことすらできません。

 

きりたんの笑顔が突発的に見たくなった時には洗面台の前で笑顔を作ります。

うん、かわいい。

たまに練習の成果を姉さま方に見せつけるとニコニコしながら頭を撫でてくれたり、可愛すぎるのか後ろを向いてプルプル震えたりしてます。

 

きりたん可愛いよねわかる。

 

少し脱線してしまいましたがウナちゃんの話に戻りましょう。

そう、このウナちゃんがなぜか私に滅茶苦茶寄ってきます。

 

私はきりたんと同じくらいウナちゃんが好きだったので緊張してなかなか話せません。

だから寄って来るのを利用して窓の反射でよくきりたんとウナちゃんのこと見てます。ウナきりは良いものですね。

もちろんこっそりですよ。ばれたら気持ち悪いやつ認定されちゃうかもしれませんし。

 

そしてなぜか私の世話をしたがります。

最初は友達作りたくていろんな子にアタックしまくっているのかなと思いましたがそうでもないみたいです。

 

他の子とも普通に話してたりするんですがなぜかほとんど私のそばにいます。

ずーーっと話しかけ続けてくれるのでなんでこんなに自分に話しかけてくるのか、寄ってくるのかを聞いてみました。

 

帰ってきた答えを要約すると、なんだかずっと見ていなきゃダメな気がするとかほっておけないとか。

なるほど、きりたんに魅了されちゃったか。それに対して(魅了されちゃっても)大丈夫だよと言うとなぜかハグされた上に頭なでなでされてしまった。   最高でした。

 

 

でも頭に包丁あるから気を付けて。

 

ウナちゃんも学校に慣れたのか最近はずっとニコニコしています。

 

私が座っている席の後ろからバックハグしながらきりたん、きりたん、言ってくるのでもう、最高ですわ。

 

私たちのクラスは30人程度のはずなのに廊下のほうにも人がいて大体70人くらいは人がいそうだった。

それに気が付いた私はファンサービスのためにウナちゃんに頭をスリスリした。後でこのことを思い出して家でバタバタしたが。後悔はしていない。

 

 

 

 




新しく書くことも思いついてきてるんですが全体的にぐちゃぐちゃになってきているので直していこうかなと。
アンケートするので答えてくれると嬉しいです。


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転校したら物凄くかわいい子が病んでた話

続いた。

少しのシリアルが入っているかも。


こんにちは!

     

音街ウナです!

実は私、転生というものをしました。

 

前の人生ではキリスト教だったので輪廻転生するとはおもってなかったです。

 

まぁ家族がもともと熱心なカトリックだっただけで、そんなにしっかり信仰してはいなかったんですけどね。

 

そんなことは置いておいて転生ですよ転生。

前世は意外と早く死んじゃったので恋愛とかもできなかったしはっきり言って未練たらたらです。

 

だから前の記憶も残っているのでしょう。

今世は恋するぞーと張り切ってみたはいいもののそもそも赤ちゃんは家から出てもほとんどだっこのまま。

 

しかもひとりでは十分に動くこともできません。

 

そして私が辿りついた最高の暇つぶしは歌です。

歌です。

 

 

歌のいいところはまず、声が出せればどこでもできる。そして親がニコニコしながら聞いているのでみんなハッピー!

 

今はまだ言葉は発せないのでほとんど鼻歌みたいなものですがやってみると楽しいものです。

 

でも最近、私が歌っているときに親がカメラを向けてくるのは少し恥ずかしいです。

 

そんなこんなでもう小学生です

 

小学生になってすぐなんとスマホをもらいました。そして分かったことが一つ。

なんと前世と今世は違う世界でした。

 

動画サイトを探してみたらニ〇ニ〇はないしようつべもありませんでした。

すたれてしまったのかと思った私ですがなんと前世はあったはずの名曲がほとんどありませんでした。

 

少し、いえかなり寂しいですがそれ以上に新しい世界にワクワクです。

 

最近は家族でよくカラオケに行きます。そして殆どずっと私が歌っています。

 

両親に2人は歌わないのかと聞いてみましたがウナちゃんが歌っているのを見るのが楽しい。らしいです。

 

小学校に入って2年目の夏休み、私は動画配信サイトの歌ってみたにハマっていました。

 

お母さんと一緒によく見ていたので2人で歌ってみたの動画を撮るフリして遊んだりもしました。

 

その動画をお父さんに見せると絶賛してサイトに上げてみようと大興奮でした。

 

私も嬉しくなって賛成しました。しかしその動画は私達の期待を良い意味で裏切ったのです。

 

再生数はどんどん伸びて500万再生まで行きました。

調子にのってどんどん動画を投稿すると再生もされますが、

問題も起こってきました。

 

まず初めに迷惑メールや詐欺電話などがたくさんきました。

次に頼んでいないものが届いたりポストに怖いものが入っていたり。

 

なんと家まで来る困った人までいました。

最初は元気だった2人も色んなことの対処でどんどんやつれていきました。

 

父は私の歌の動画を撮った母が悪いと。

母は歌の動画を投稿した父が悪いと言って喧嘩をするようになりました。

 

夏休みも終わって学校が始まりましたがまだ私は1回しか学校に行っていません。

 

女の子のお友達は何故か少し離れていって、男の子のお友達は知らない子から知っていた子まで変な態度をとります。

 

なんだか怖くて学校に行きたくなくなってしまいました。

 

お父さんとお母さんは最近毎日喧嘩していて、離婚だなんだと言っていることもあります。

 

動画サイトに投稿した歌ってみた動画は知らないうちに母が告知をつけてお金を貰っていたらしく。

 

インターネットにあまり詳しく知らなかった母は作曲者に許可もとっていなくて、コメント欄でたたかれまくっていました。

 

しかも子供を金稼ぎの道具にしていると言われていました。

 

このことのせいで増えた嫌がらせは仲がどんどん険悪になっていた2人を離婚させるのには十分だったらしく、離婚はきまってしまいました。

 

この時、既に私は歌うことが好きではなくなってしまいました。

 

離婚が決まったあと親権はどっちも私を引き取ることを嫌がり、結局母の方になりましたが、母は私を東北の方にいる母の妹に強引に押し付けて失踪しました。

 

私はこのことに凄くショックを受けてその時から人に嫌われることを極端に怖がるようになりました。

 

いつもニコニコしながら過ごすようにしました。

いつも人の顔色を伺いながら過ごすようにしました。

いつも人を傷付けないようにしました。

いつも人を信じすぎないように過ごしました。

 

私の仮面はどんどん厚く、固くなりました。

 

学校には直ぐに通うことはありませんでした。

叔母さんが気を使ってくれたのか私が落ち着くまで学校はお休みにしてくれていたらしいです。

 

新しく行くようになった学校はあまり大きくなく人も少なめの田舎のがっこうでした。

 

クラスメイトは30人くらい、私の事を知っている人はいなさそうでした。

 

転校生は珍しいのか殆どの子が私に集ってきます。

 

窓際にぽつんと少しこちらを見ただけであとは外を眺めてる不思議な感じの子がいました。

 

ある程度他の子達との話が終わったあとその子の方に話しかけてみました。

 

その子の名前は東北きりたん。

あまりこちらを見てくれず喋ることもほとんどありませんがとても可愛らしいかおをしています。

 

休み時間に他の子達から東北とは話さない方が良い、東北は怖いやつと話してきました。

 

どうやら彼女はいきなりビクッとはねたり過呼吸になったり静かに泣いていたりするらしいです。

 

何かあったのかもと思い、本当はあまり関わらない方な良いと思いつつも私は彼女に話しかけてみました。

 

彼女は何を考えているのかよく分からない表情で私の質問に答えます。

 

どこに住んでいるのか、何が好きか、いつも何をしてるのか。

 

全部素直に答えてくれましたが、いつもどこか上の空。

 

初めて彼女から話しかけてくれた時はなぜ私に構うのかときいてきました。

 

私は少し考えたあと(前の私みたいで)見ていないといけない気がすると言いました。

 

彼女は大丈夫だよと言いましたが彼女の目を見ると私は余計心配になってギュッと抱きしめてあげました。頭を撫でてあげると彼女は少し泣き始めていました。

 

この日から私は新しい好きなことを見つけました。

 

今の私の好きなことはきりたんを私の傍で見守ることです。

 

 




体の特性に精神は引っ張られる理論が大好きなんです。

異論は認める。

今の作者の脳内

ウナちゃん→きりたん
人間不信(弱)、きりたん依存ぎみ

きりたん→うなちゃん
少し気を許した

きりたん
精神不安定、トラウマ持ち(どちらも自覚なし)



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憑依転生した妹を勘違いしながら可愛がりまくる姉妹の話

赤く染まった評価欄

モチベーションアップも必須


こんにちは

東北ずん子です。

 

私達は家族4人で仲良く暮らしていました。

私と姉は2歳差で1番下の妹が生まれる時は2人とも小学生でした。

 

お母さんは3人目を産むのは難しいかもしれないとお医者さんに言われていたけれど産みたいって聞かなかったらしい。

 

お父さんは反対したらしいけどお母さんはやめなかった。

 

結局お母さんは死んでしまった。お父さんは物凄く悲しんだ。

もちろん私達も凄く悲しかった。

 

でも、お母さんが最後に残した私たちの新しい家族、きりたんはとっても可愛かった。

 

私達はきりたんをお母さんの分まで物凄く可愛がってあげようと2人で約束した。

お父さんは日に日におかしくなって言ったけど時間が経てば大丈夫だと思っていた。

 

病院まで行って赤ちゃんを見に行くことになった。

赤ちゃんが1人だと可哀想だと私が言ったから。

 

お姉ちゃんは不味いことになったかもしれないといって少し病院に行く時間を早めた。

 

赤ちゃん達が寝ている部屋にお父さんが入っていった。

私はお父さんもきりたんのことが見たくなったのかなと楽観視していたけれど違った。

 

イタコお姉ちゃんが突然駆け出しお父さんのアソコを思いっきり殴って流れるようにきりたんを奪った。

 

赤ちゃんの首には痣が出来ていて苦しそうに顔をゆがめていた。

 

私はお医者さんを呼ぶために走り出した。なるべく今何が起こったのかを理解したくなくて。

 

走って走ってお医者さんを探した。あまり大きい病院では無いから直ぐに見つかったはずだけど私はとても疲れていた。

 

お医者さんは私の様子を見て何かあったのかと聞いてきたが私は声が出せなかった。

 

お医者さんの手を引いてきりたんの所に向かった。

そこにはうずくまったまま動かないお父さんとですわ!?と騒いでいるお姉ちゃんがいた。

 

お姉ちゃんはお医者さんに気づくときりたんを落とさないようにしっかり抱っこしてお医者さんに見せた。

 

お医者さんは今まで見たことないくらい怒った。

お父さんを起こしてぶん殴った。

 

なぜ自分に相談しなかった?

なぜ1人で抱え込んだ?

なぜ彼女の忘れ形見を殺そうとした?

 

お父さんは泣いていた。

ずっとすまない、すまないといっていた。

 

あの後大人しくなったお父さんはお医者さんに連れられて遠いところの病院で入院する事になった。

 

まだ、私達は小学生2人と赤ちゃんが1人。楽しかったはずの毎日は親が2人居なくなって突然変わった。

 

お医者さんはお父さんとお母さんの親友で私達の面倒を見てくれることになった。

 

お医者さんはとても良い人だったけど、忙しくて私達のめんどうがあまり見られなくていつもごめんねと言っていた。

 

その日から私達は家事をするようになった。交代交代にきりたんを見て家事をした。

 

きりたんはあまり泣くことがなかったが、笑うこともなかった。

 

きりたんの笑うところがみたくて色々なことをしたがダメだった。

 

イタコお姉ちゃんが高校生になったのである話をお医者さんにすることにした。

 

私達3人の姉妹はまた、自分たちの家で生活したいと。

 

お医者さんは悲しいような安心したような顔をしながら

何かあったらまたおいで僕は君たちを大切に思っているからねといってもらった。

 

私とイタコお姉ちゃんは泣きながら今までのお礼をいった。

 

久しぶりに帰った家は散らかっていて、住んでいた時とはかなり違ったけれど此処ではまた、楽しい思い出がたくさん出来るはずだから。

 

イタコお姉ちゃんは高一になり、私は中二、きりたんももう小学生だ。

 

きりたんはあまり笑わない。小学校の話を聞いてみようとしても特に何もないっていうし、友達と遊びに行ったりもしない。

 

きりたんはイタコお姉ちゃんが買ったパソコンをいじってることが多い。

 

この前、お父さんの入院している病院から連絡があった。

最近のお父さんは精神も安定していて、そろそろ退院できるかもしれないらしい。

 

私は最初嬉しかったが、少し心配だった。イタコお姉ちゃんに相談してるときにきりたんを見てみるといつもの無表情ではなく苦しそうな顔に涙を浮かべていた。

 

私はきりたんに駆け寄って思い切り抱きしめた。大丈夫、大丈夫と背中をさすってあげながら落ち着くまで一緒にいた。

 

きりたんは大人の男の人を見るとたまにビクッと反応したり、夜1人で寝ているときに泣いたりしている。お父さんや、病院と言った単語に過剰に反応する。

 

私はきりたんをこんなふうにしてしまったお父さんをまた、この家に連れてくるのかと、考えてしまった。

 

イタコお姉ちゃんは反対みたいだったけどお父さんはきりたんにも会いたがっているみたい。直接あって謝りたいらしい。

 

とりあえず、もう少しきりたんが落ち着いて話ができるようになったらと返事をすることにした。

 

最近、きりたんが鏡に向かって何かしている。

気になってこっそり見に行くと指で強引に笑顔を作ろうとしていた。

 

見るからに歪で、無理をしているようにも見えたけど、私は少しもしかしたらきりたんも回復して来てるんじゃないかと嬉しかった。

 

笑顔の練習を見た次の日の夜から少しずつ私やイタコお姉ちゃんに笑顔を見せてくれるようになりました。

 

今では頭を撫でて笑ってあげられるのですが、最初に見せてくれた時は嬉しすぎて少し泣いてしまいました。

 

イタコお姉ちゃんはまだまだ慣れてないみたいでよく

ですわーー!?と言いながらないています。

 

最近では新しいお友達も出来たみたいで、そろそろお父さんと会うのも考えて見てもいいかもしれないと思います。

 




ストレス性の蕁麻疹が出て体がカユイ、イタイ

この経験はトレーニング(小説のネタ)に生かせるかもしれない。

作者は新しいキャラを出すことにした。


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ネガティヴ病弱転生者が勘違いされる話

みんなゆかりさんが大好きなんですねぇ



内容を少し変えました。


私は転生者だ。

前の世界のこともしっかり覚えているし、この世界が前の世界とは似ていても全く違う世界であることに気づいている。

 

この体の持ち主が本当は私ではないことも気付いている。

私が、いやこの体の持ち主の結月ゆかりが7歳の頃だった。

突然、高熱を出して倒れ、病院に搬送された。

 

目を覚ましたのは入院してから3日が過ぎた昼頃。

ぼやけた視界を目を擦りながら周りを見渡す私。

隣には見知らぬ女性がいて何やら私に話しかけている。

嬉しそうな顔をしているのに涙を大量に流して、私のことを抱きしめてきた。

 

私は困惑しながらその女性を引き剥がしあなたは誰かと聞いた。

すると嬉しそうな顔から一変、驚愕したのか少しの間動かなくなり、顔を青ざめながらふらふらと立ち上がり「お医者さんを呼んでくるから、ちょっとまっててね」と言った。

 

待ってる間に私の頭はだんだん冴えてきて今どうなっているのかを考え始めた。

 

私はまず自分の手を見た。白くて、細くて何より小さかった。

そう、成人男性だったはずの私の手には到底思えない程に。

訳がわからず外を見ると確かに現代日本の風景があった。

しかし、よく見るとところどころに違和感がある。そう、私が知っているキャラクター、主にボイスロイド、ボーカロイド達が化粧品のCMや車のCM他にも様々な電子掲示板や、看板などにまるで実写のような動き、見た目で映っているのだ。

 

確かに最近はますます人気になり、日本の文化の一つとして海外にも知られている。しかしここまで多かっただろうか?

ここまで馴染んでいただろうか?もっと深く考えようとするとまた、頭が痛くなってきた。

 

ちょうどさっきの女性が医者と思われる白衣の男性を連れて戻ってきた。

 

頭を抱えて痛みを我慢していたからか2人とも焦った様子で近づいてくる。

 

そのあといろいろな検査をした。

 

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、他にも声が出るか、体の動きも検査した。

 

検査結果は嗅覚と聴覚、そして触覚に異常があった。

嗅覚は殆どなくなり、聴覚は少し聞き間違いが起きる程度だった。

 

しかし触覚が問題だった。神経かなんかの問題で私は痛みを感じなくなった。

 

しかも記憶喪失のおまけ付き。

 

理由は高熱によるものと考えられると言われた。

高熱の理由はわからず対処も難しかったらしい。

 

親だと思われる2人の男女はどうすればいいか、どうやったら治るかを聞いていたが。

記憶は待つしかないし、もしかしたら戻らないかもと言われた。

 

一旦退院して、家に帰ることになった。

 

私は両親2人のことを思い出そうとしたが無理だった。

そして、考えついた答えが、私が結月ゆかりを殺してしまったのではないかという事。

 

私の記憶を一気に脳に詰め込んだせいで熱が出たのでは?

私という異物が結月ゆかりの精神を、記憶を消してしまったのでは?

私がこの家族の築いていくはずだった未来をぶち壊してしまったのでは?

 

そう考えるとどんどん涙が溢れてきた。

自分はなんてことをしてしまったのだろうか、まだここから色々あったはずのこの子の人生を

底なし沼に落ちていくような不快感が心にたまっていく。

 

中学生になるまで私はずっと一人で自分のことを見てくれる人がいない気がしていた。そんな気持ちのまま過ごしていた私の前に異質な存在が現れる。

 

「あ!その子って最近有名な音街ウナちゃんだよね!」

 

突然話しかけてきたその子は弦巻マキだった。私も知っている学校の人気者であり前世にもいたキャラクターだ。よく結月ゆかりとペアになっていた子だ。

 

「その子の声凄いよね!優しい声と刺激的な声の使い分けがとっても上手だと思うの!」

 

あぁ、この子はきっと結月ゆかりの親友になるはずだったんだろう。でも今の自分は結月ゆかりだけど結月ゆかりじゃない。自分が結月ゆかりをいなくしてしまってから時間がたち視覚も悪くなり眼鏡をかけ、補聴器をつけ、髪もぼさぼさの自分はこの子の友達も奪っていた。

 

「私さ、あなたの声がずっと気になってたんだよね。」

 

「そう…」

 

「うん、たまにしか聞けないけどとってもいい声してると思うの」

 

「…ありがとう」

 

「だから私と軽音部やろう!」

 

「嫌です。」

 

「ヤッターーって、え!なんで~」

 

「別に私部活やる気がないですし、それと私とあなたじゃ釣り合わないというか、、、」

 

「大丈夫だよ!ゆかりちゃん可愛いし良い声だし、そもそもボイsあっぶなぁ

 

「そもそもなんです?」

 

「ううん、何でもない。ねぇ良いでしょ~軽音部作ろーよ~」

 

「って、軽音部ないのに私のこと誘ってたんですか!」

 

「うん!」

 

いつ思い出してもこの時のマキさんにはあきれてしまいます。結局この後私たちは部を結成しました。

 

メンバーは自分、マキさん、琴葉姉妹、モブ子ちゃんです。

 

はい、はっきり言ってヤバいです。自分、滅茶苦茶絡まれます。

唯一の常識人枠のモブこちゃんは幽霊部員になってしまいましたし。この前なんて琴葉姉妹に両腕を掴まれて支えながら移動していましたし。

マキさんには怪我をしたら危ないからと言って体のいろんなところにプロテクターを付けられました。

 

自分は楽しんでいました、学生生活を楽しんではいけないのに。

そんなことを考えていたからか、自分は突然血を吐き倒れました。

 

病院に行くとおそらくストレスが原因とのこと。

 

その後三ヶ月ほど通院して、薬も服用しましたがあまり良い結果にならず。家族とも相談して私が一人でおばあちゃんの家に泊まることになりました。

 

結果的に私は皆と距離を置くことになりました。これで良かったのかもしれません。

でも、結局みんなで遊んでいたころが楽しく、恋しくなってしまった自分は、皆んなに私を結月ゆかりを忘れないで欲しくて一人一人に手紙を書いて、家に届けました。

 

そして私は東北に引っ越しました。

 

 

 

 




どうやって繋げようか考えてたらこうなった。

東北で待ち構える新たなストレッサー達
やめてゆかりさんのSAN値はもうゼロよ!
自分の中の勘違いが間違ってる気もするが、可愛いと思えたから投稿した。

反省はしているが後悔はしていない。

ちなみにゆかりさん(転生者)の病気や吐血は全部精神からくるものです。
なので治る方法は今のところありません。作者は病気とか分からないので直しません。

ゆかりさんはずっとこのまま。

医者は無能。


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トラウマ無自覚憑依転生者が父と会う話

きりたん可愛いよ


はい、きりたんですぅ。

 

今日は少しテンション低め、なぜならウナちゃんに悲しい顔をされたから、うん悲しそうな顔もかわいかったけどね。

 

ウナちゃんが「きりたん一緒に帰ろう」って言った時に断っちゃったんですよね。

 

凄い悲しい顔をしてからなんかぎらついた眼して「どうして?」て言われて

おとうさんに会いに行くって伝えたら「本当!大丈夫なの!?」と驚かれました。

 

家に帰ると姉さま達が待っていました雑談しながら電車を乗り継ぎ東京の行ってみたいところなんかも話し合います。

 

この世界にも某ネズミーらんどとかが千葉にあるらしいです。私は秋葉原に行きたいと言っておきました。

 

電車の中で駅弁を食べたり、飲み物やお菓子を乗せたワゴンを運んでくるおねーさんを見て過ごすのは、あまり家から離れたとこに行かなかった今世には刺激的だったのかずっとワクワクしていました。

 

ちなみにイタコ姉様はお弁当を食べた後はぐっすり眠っていました。ずん姉様は電車酔いしたのか少し気分が悪そうです。

 

大きな駅から病院の最寄駅まで行くための電車に乗り換えするため一旦電車を降ります。

 

途中の駅で大荷物のゆかりさんらしき人も見つけて気分は最高潮。やっぱりここはボイスロイドがいる世界だ!

東京につくと初音ミクの看板や、CMが流れていて異世界味を感じます。

 

いざ自分の父と初めて会うとなると少し緊張しているのか体中から汗が出てきます。

呼吸も荒くなり、体が動かしにくいです。部屋に着くまでイタコ姉さまにつかまっていたので病室に無事着きました。

 

父さまとの対面です。心臓がバクバク言っています。扉を開けると落ち着いた様子の一人の男の人がいました。

 

こちらに気付いたのか振り返ってきます。何故か体が全く動きません

 

「やぁ」

 

体が得体の知れない不快感に包まれます。不快感は段々首に集まって息ができなくなります。

 

私の意識はそこでなくなりました。

 

夜、目が覚めると横には目を赤くしたずん姉さまと難しい顔をしたイタコ姉さまがいました。

 

私はいつ寝てしまったのか着替えが変わっているのはなぜか聞くとずん姉さまは驚いた顔をしてから話し始めました。

 

要約すると病院で父と会った時に突然倒れてしまったと。

 

私が久しぶりの長時間の移動と人ごみで疲れてしまったのかもしれない、それでもおねしょは恥ずかしいというと姉さま方は二人で謝りながら号泣していた。

 

次の日、もう病院には行かないのかと聞くと今日は遊ぶ日らしい。

 

父様とはどうするのか聞こうとしたけど、2人は答えてくれなかった。

 

だから私は昨日のことを思い出そうとした。

 

父様の声、顔、手、何故か覚えているはずなのに思い出せない。よくわからない。

 

「「きりたん!きりたん!きりたん!」」

 

私を呼ぶ声が聞こえてくる。

姉様達だ。頭がすーっと覚醒する。

 

「なんでしょう?姉様」

 

あの後、パンケーキをたべたり買い物をしたり某ネズミーらんどにいったりした。

 

途中で何回か大きめの男の人にぶつかってしまったけど楽しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、短めでごめんなさい。

あと、きりたん達のお父さんの身長は183センチです。
悔しい、背が高くてきりたん達のお父さんだなんて!


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ポジティブオタ(コミュ障)TS憑依転生者の日常

〇ちゃんかわいいっていって?


どうも!茜ちゃんやで?

 

実はうち、転生したんや。

前世はオタクだったねんけど。今はめちゃんこ可愛い茜ちゃんの姿だから目指せカースト上位やで!

 

って思ってたんやけど。なんか葵ばっか人気でうちは誰とも仲良く出来ないんやけど?

 

たしかに、オタクの頃の記憶と性格を引き継いでるから人に話しかけることはできないんやけど。

こんなに可愛い茜ちゃんをスルーするっておかしいんやない?

 

葵にも相談してみたんやけどちゃんと話聞いてくれないんよな〜

 

もしかして茜ちゃんが可愛すぎて皆んなが話しかけてこられない!?

 

いや、それやったら葵もおんなじはずや。なんでうちだけなんや?

 

やっぱり自分から話しかけてみないとダメなんやろか?

よし、いくで!

 

な、なぁ今日は天気えぇな「お姉ちゃん!ちょっとこっちきて!」

 

な、なんや?葵が呼んどるからまたの機会にしてやるわ!

 

「お姉ちゃん、私ね宿題忘れてきちゃったからちょっと見せてくれない?」

 

「お、なんや珍しいなぁ。ええでちょっとまってな?」

 

「うん、ありがとうお姉ちゃん!」

 

学校も終わってあれから結局話しかけれなかったわ。

知らないおばさんとかおじさんとかなら話せるんやけどなんでやろ?

 

うちは転生する前はコミュ障の自覚はあったんやけど今は平気なはずなんだけどなぁ。

 

まぁええわ、新しく出来た軽音部に葵が入るらしくてうちも誘われてるしそこでお友達つくったるで!

 

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おぉ!この軽音部めっちゃ豪華やん!

結月ゆかりに弦巻マキ、それにうちら琴葉姉妹、知らない子(A子)も居るけどこの子もボイスロイドなんやろか?

 

マキさんのギターカッコええわぁー、ゆかりさんも歌上手いなぁ。

というか葵っていつピアノ弾けるようになったん?

うち葵のピアノ初めて聴くんやけどめっちゃ上手。

あと謎の存在であるA子のドラムうまっ!!

うちドラム好きなんよね、ちょっと教えてもらお。

 

あー、楽しかったわ久しぶりに同い年の子達と騒いだ気がするわ!

 

そういえばゆかりさんが付けてるイヤホンってなんなんやろ?

抱きついてみてもほとんど反応なしで目があってから慌ててたもんなぁ。この世界のゆかりさんはおっとりしてんのかなぁ?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー葵視点ー

 

こんにちは!琴葉葵です。

 

私は小さい頃いじめられていました。

だからお姉ちゃんはずっと私と一緒にいてくれて私を守ってくれました。

 

小学生になって、同級生は皆んな私のことをいじめなくなったけど今度はお姉ちゃんを虐めるようになりました。

お姉ちゃんは気にしてないように振る舞っていたけどなんだか寂しそうでした。

 

でも、一人だけお姉ちゃんに話しかけ続ける男の子がいてその子と話しているお姉ちゃんはとても楽しそうでした。

そう、私と一緒に居る時よりも。

 

私はそれがもやもやしてその男の子をお姉ちゃんのことを虐めてる奴らに言い付けました。

 

その男の子も一緒にいじめられるようになって強い私のお姉ちゃんと違ってすぐに学校に来なくなりました。

 

お姉ちゃんは悲しそうだったけど、大丈夫。

私がそばにいるからね?

 

その後もお姉ちゃんと仲良くするといじめられるって噂が流れてお姉ちゃんはいつも一人で過ごすことになりました。

 

寂しそうなお姉ちゃんが羨ましそうに友達と話すと私を見てるのをこっそり確認するとなんかゾクゾクします。

 

高校に入ってからも同じようにお姉ちゃんを一人にさせてゾクゾクしてたんだけど。

ある日、一人の友達が私を軽音部に誘ってきました。

 

その人はどうやら軽音部を作るらしく、部員を集めている段階だったみたいです。

 

お姉ちゃんと私は軽音部に入ることにしました。

部員は同学年でも美人だって有名なゆかりさんとマキさん。

もう一人の子は知らないけどドラムをやっている人らしい。

 

初めてみんなで集まった時にお姉ちゃんだけなにも出来てなくて最初あたふたしてたのが可愛かった。

 

でも、お姉ちゃんはドラムをやってる子が気になったみたいで珍しくオドオドせずに話しかけていた。

 

私はその時ドラムの子が顔を赤くしてたのをみた。

 

ゆかりさんにも抱きついていたけどそれをみるマキさんの目に気付いて後で話をすることにした。

 

ドラムの子には居なくなってもらった。

 

 

 

 




関西弁とかよう分からんわ


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トラウマ記憶自動消去系憑依転生者と東北に行きたいストーカー(直喩)

おまたせしました


こんにちは、東北きりたんです。

いやぁ東京楽しかったですねぇ〜。

イタコ姉様なんてずっとちゅわぁーー!って言ってましたよ可愛い。

 

お父さんとはあまり話せなかった気がしますがまぁ、私にとっては姉様方とウナちゃんが居ればなんの問題もないので気にすることもありませんね。

 

あっ!隣の家のおばあちゃんも好きです。あそこのおばあちゃんとっても優しいんですよね。なんか頭に重そーなフルメタルみたいな丸っこい髪飾り付けてるのが目立ちます。髪の毛も薄いピンク色でアニメとかに出てくるような雰囲気の可愛いおばあちゃんです。さらにお菓子を作るのが上手。

 

最近あまり遊びに行っていなかったので家に着いたらまた行ってみることにしましょう。

 

なんて色々考えているんですけど、、、、

 

駅に人が多すぎません!?

私生まれ変わってからあまり家から離れなかったので人多いとこ慣れてないんですけど!

前世では東京生まれの東京育ちの生粋のあーばんぼーいだったので平気だったんですけどこれは中々、うっぷ気持ち悪くなってきました。

 

あれ?姉様方がいない?全く迷子ですか?困ったものですね、、、、、

 

あっこれ私が迷子なのでは!?

 

くっ   肉体年齢は小学生ですが精神年齢が社会人な私が迷子とは、これは恥ずかしい。

 

それよりも早く姉様方を見つけなくては!う〜んでもこの人混みだと見つけるのも声で探すのも難しそうです。

いったいどうすればいいんでしょうか?

 

「あれ、東北きりたん?」

 

ん?何か呼ばれましたかね?

 

おぉ!振り返ってみればそこに居るのは弦巻マキさん!

はぇー直接で見るまきさんのものは大きいですねぇ羨ましい。

 

いや、きっと私も大きくなるはず、だって姉様方はどっちかというとある方だし。

 

うん、大丈夫、多分、メイビー。泣いてなんかいない。

きりたんの2次創作であまり大きなものがついてるのを見たことがないからって私は希望を捨てたりしないぞ!

 

「わっ  ど、どうしたの?なんか悪いことしちゃった?大丈夫?」

 

「あ、いえ大丈夫です。姉様方と離れてしまい慣れないところで一人ぼっちになりそうになっていただけなので。」

 

「えぇ!全然大丈夫じゃなさそうなんだけど?」

 

「はい、はっきり言うと大ピンチです。」

 

「だよね!よっしこのお姉さんが君のお姉さんを見つけてあげよう!」

 

「おぉ!ありがとうございます。でも二人の見た目わからなくないですか?」

 

「大丈夫、大丈夫。私は弦巻マキさんだぞ!このマキちゃんアイにかかればきりたんのお姉さん達なんて一瞬で見つけちゃうよ!」

 

「すごいですね!」あれ?私、名前教えましたっけ?

 

まぁいいか。

 

「とりあえず駅員さんいるとこ行ってみよっか!」

 

「分かりました。でもどこか分からないのではい。」

手を繋いでみました。どうだ!きりたんのおてては!

どんな輩もいちころだぜー!

 

わぁおててちっちゃい!可愛い。はっダメだ私よ私はゆかりちゃん一筋なんだから、、、よし!じゃあ、行こっか!」

 

駅員さんの所へ向かうと途中で紫の髪の人がいました。

この世界にきてからはあまりめずらしいものではないので気になりませんでしたがマキさんのほうを見てみるといきなりマキさんのクビがぐるんっ!と回って怖かったです。

 

あの後すぐに姉様方は見つかりました。

姉様方と一緒にマキさんにお礼を言って少し話しているとどうやら東北に行く予定があるそうなのでうちの近くに来たら寄ってもらえるように言っておきました。

 

マキさんは快くOKしてくれました。楽しみです。

 

マキさんと別れた後、ずん姉さまに右手をイタコ姉さまに左手をガシッと掴まれて電車まで行きました。

せっかくなので練習していたきりたんスマイルまーく2を披露したところ二人とも尊さのあまり泣いていました。私まで周りの人に注目されてしまったので恥ずかしかったです。

 

これからは周りに人がいないときに使いましょう!

 

 

 

 

 

 

 




表情が死んだきりたんの目から涙がでるの頭の中で想像してたら出来たお話です。

なんか無表情の子が感情をむき出しにするのいいよね?
無表情の切りたんに顔真っ赤にしながらポカポカ叩いたりして欲しい。

どうやったら本文長くかけるんやろ?


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東北に帰ってきたTS転生者が夜中に散歩をする話

てすとべんきょうにしゅうちゅうしたくないけどてすとまえだからべんきょうしようとしてしなかったからかいたやつ。


現在東京から東北方面へ行く電車に乗っている。

どーも、東北きりたんです。ガタンゴトン(挨拶)

 

窓際に座りながら外の景色のどんどん少なくなっていく高い建物になんだか寂しくなりつつ安心している私です。

 

あ、お父さんは結局まだ戻らないことになったそうです。

まだ、精神が安定してないらしいですね。私が「大人の癖に貧弱ですね!」と言ったら。

 

姉様方はなぜか暗い顔をしていましたが私は何かやってしまったのでしょうか?

う~んなんか凄い重たい空気です。そうだ!

私はガサゴソとお気に入りのきりたん砲型のリュックを漁ります。

取り出しましたるはー、こちら!ずんだ餅と稲荷寿司!

2人にそっと差し出します。ついでにハッピーセットのバクテンするおもちゃとゼロ円スマイルも付けておきました。

 

2人の顔を見るとどうやら満足したらしく覚悟を決めたような顔をしていました。

最寄りの駅に着く頃にはもうだいぶ暗くなっていてお家の近くまで送ってくれるバスも今日は次にくるもので最後のようです。

 

暇だったので3人でしりとりなどをしながらバスを待ちました。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

待っている途中で寝てしまったのか起きたらお家に着いていました。隣には姉様方が寝ています。

 

少し早めに寝てしまった私は3時という真夜中に起きてしまいました。二度寝をしようとしましたがパッチリ目が覚めてしまって眠れません。何となく息苦しく感じたのでキッチンに行ってコップを取り出し冷やしてあった麦茶を飲みます。

 

風に当たりたい気分なのでスリッパを履いて外に出ます。

ここの夜中は暗いです。街灯は無いですし道も舗装されてないのででこぼこです。でも月と星が綺麗で晴れている夜は何となくは見えます。ぼーっとしながらいつもの散歩道を進んでいると誰かが私のお気に入りのベンチに座っていました。

 

ぶらぶらと横に揺れていて頭から長い耳みたいなものが生えています。

最初は草かなんかかと思いましたが声が聞こえるので間違いなく何かの生物です。

「誰ですか?おーい!聞こえないんですかー!?」

あまり遠くにいないし聞こえないはずはないんですが反応した様子も返事もありません。なんどか呼びかけましたがことごとく無視されてしまいました。

なんだか少しイラッときました。いいでしょう!このとってもキュートで可愛いきりたん(大事だから2回言いました)を無視したことを後悔させてやります。近くに生えていた猫じゃらしをブチッと2本抜き両手に装備し、ベンチの後ろのほうに回り込みそーっと近ずき首筋の当たりをこちょこちょしてやりました。だとゆうのに無反応です。

そんな馬鹿な!きりたんの二刀流に耐えるとは!?なんて馬鹿なことを考えながら今度はウサギの耳のようなものに手を伸ばします。なかなか手が届かなくてめんどくさくなってしまった私はジャンプしつつ引っ張る!

するとひょいと頭が取れてしまいました。

 

うぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?

あたあたまがががg!!恐る恐る前に回り込むと女の人がイヤホンを付けながら寝てしまっていました。

よく見ると頭が取れたと思ったのはパーカーのフードでした。ずっしりしていたので頭が取れちゃったのかと思ってびっくりしましたよ。パーカーの重みの正体はデカい鉄の髪留めでした。こんなのつけてるのはうちの隣のおばあちゃんだけだと思っていたのですが。

いくらつんつんしても起きなかったので仕方なく家に帰りましたがまだ雪は降っていないとはいえ東北の寒い夜に外で居眠りとかどれだけ深い眠り何でしょうか。死んでないといいですけど。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

( ゚д゚)ハッ!

いつの間にかずん姉さまのお布団の中に!?昨日の夜の記憶が、、、、ない。えーっと、凍死未遂のおねぇさんを見つけて家に帰って、ホットミルク飲んで、、、終わり!はぇ~ホットミルクには勝てなかったよ(即落ち二コマ)

そして、起きたんですが出られません。ずん姉さまは抱き着き癖があるので寝てるときは大体何かにしがみついてます。なんで真横にトーキョーで買ったよーぎぼーの抱き枕あるのに使わないんですか!そろそろ朝ごはんですしイタコねぇ様に迷惑が掛かってしまうといけません。心を鬼にするつもりでずんねぇ様の弱点を攻撃します。

 

カプッ!こいつはずんだの味!耳を甘噛みします。するとどうでしょう。「ひゃんっ」と聞こえて、さっきまで本当に寝てるのか分からないくらいキツかった抱きしめがパッと離されます。

 

ずんねぇ様は顔を少し赤くしながら「おはよぉ」と目をこすっています。

 

私は「おはよーございますずんねぇ様。ご飯ですよ!」と応えてお布団を仕舞います。

 

あ、そう言えば駅の方にカラオケが出来てました。今度ウナちゃんとかお姉ちゃんと一緒にいってみてもいいかもしれません。

 

 




なんて鈍感なゆかりさん!(物理)
うちのゆかりさんはくすぐりもそっと手を握られるのも膝枕するのも感じられません。そして病弱なくせに自己管理がド下手くそです。ニチャァ


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姉のことが大好きなだけの至って普通の青い子(黒)

遅くなったのはアレです。アレですよアレ。うん。もっと早く書けるよう頑張ります。



「葵ぃ〜うちなんかやる気でんわぁ〜」

 

「もぅ、おねぇちゃんったらゆかりさんが引っ越してからちょっとグーたらしすぎじゃない?」

 

「そんなこと言われてもなぁ。みんなで軽音部してるのたのしかったからな寂しいやない」

 

「まぁね。でもおねぇちゃんには私がいるから大丈夫でしょ?」

 

「せやな。愛してるであおい〜〜〜!」

 

「うん、知ってる私も大好きだよ」

 

「っとまぁそれはそれとして、モブ子ちゃんはいきなり学校来なくなってしもうたし、ゆかりさんは田舎まで休養しに行ってしまったしマキさんも突然ゆかりさんを探しに行ってまうしせっかくできた貴重な友達が一気に0人に逆戻りは悲しいわぁ」

 

「おねぇちゃんはコミュ障だからね。」

 

「ガーン!事実は時として人を深く傷つけるんやで葵。」

 

「そんなこと言ってる暇あるなら学校でもいろんな人に話しかければいいじゃん」

 

「えぇ~うちコミュ障やしー、葵がうちに友達紹介してくればええやない」

 

「う~ん、いつも私が間に入らないといけないとかめんどくさいしそもそも自分で話しかけられないと友達とは言えないんじゃない?」

 

「それが出来たら苦労してないんやけど」

 

「まぁまぁ、また少しづつ友達作ればいいじゃない。頑張って!おねぇちゃん」

 

「葵!うち頑張るで!ってことで早速作戦会g「じゃあ私しゅくだいやってくるね~」や。えぇてつだってくれてもええやん」

 

 

ー----葵視点ー----

 

こんにちは?葵です。

 

私はすこし情けない声を出してるおねぇちゃんのことをこっそりスマホでとりながら二階にある自分の部屋に戻る。

 

パソコンを開いて今日おねぇちゃんに話しかけようとしていた人をリストアップしていく。

私のおねぇちゃんは所謂天然たらしってやつでコミュ障のくせにとても気が回る。困っている子がいたら助けようとするし、意識してないのかは分からないけどクラスの男子たちがおねぇちゃんの好きなゲームとかの話をしてるときはさりげなく話に入り込んでいる。そのせいで男子にも女子にも人気があるのだ。

告白とかも結構されそうになっている。私がほとんどやらせないか気付かせないようにしているけど。

 

おねぇちゃんの今日の行動をある程度まとめ終わったら最初にリストアップしておいた人たちに連絡を取る。女の子にはおねぇちゃんの悪い噂を、男の子にはおねぇちゃんが男性恐怖症だってデマを。これで少しは近づいてくる奴が減る。

 

「葵ぃ~うちがさきにお風呂入ってしまってええの?」

 

「いいよーー-」

 

「わかったー-」

 

脱衣所と風呂場に設置してあるカメラの電源を入れてモニターに映し出す。もちろん録画も欠かさない。

おねぇちゃんは週に2,3回一人でスル。大体自分の部屋かお風呂でやってる。部屋でやってるときにはたまに知らないふりしてドアをノックしたりして遊ぶ。

 

必死に取り繕おうとしてるけど物凄くエッチな顔をしているので気付かないほうがおかしいと思う。

私がいるときはしっかり者のお姉ちゃんを演じようと頑張ってる。(出来てるとは言ってない)

 

最近はゆかりさんやマキさんみたいな友達が出来たからかいつもより明るかった。そんなお姉ちゃんも素敵だけどやっぱり私の事をずっと見ていて欲しい。ゆかりさんは何処に行ったか本当に知らないけどマキさんはかなりの頻度で連絡をとっているから実は何処で何をしているか知っていたりする。

最近はイベントが多かったから私のパソコンのお姉ちゃんフォルダが潤っている。

 

初めてマキさんたちにあったときの印象はどちらかといえば悪い印象だった。なぜかというと二人から私と似た気配。まぁ言ってしまえば同性愛の気配がしたからだ。そういう輩は大抵お姉ちゃんに惚れる。私が今まで何匹ものお姉ちゃんにたかる虫を始末した経験から分かることだ。

どうするか考えようとした時にマキさんに話待ちだされた。マキさんは大分イカれた性癖の持ち主だった。数分の話し合いで私たちは互いの目的の為に協力することになった。

 

まず学校での拠点を得る為にマキさんとゆかりさんが新しい部活を設立。そこに私とお姉ちゃんが二人で入る予定だった。

現実的に全てが思い通りになるはずもなく想定外のことが2つあった。

ひとつがモブ子ちゃんの存在。軽音部のうわさを何処かでつかんだのか自主的に入ってきた。お姉ちゃんやゆかりさんの前で理由もなく断るわけにもいかず一旦入ってもらうことになった。

二つ目はゆかりさんだ。

今までお姉ちゃんひとすじでやってきて十数年。ゆかりさんは私の常識を覆した。なんだあれ?ハッキリ言って興奮した。病弱だからか守ってあげたくなるような小動物系の雰囲気があり、そこに絶望的に運が悪いのとエロいのともろもろで私はもうびっくりした。

 

お姉ちゃんも多分ゆかりさんに好意がある。まだ自分では気付いてなさそうだけど落ち込み方とかで私には分かる。マキさんと話し合っていっそのこと4Pでいいのではと言ったら滅茶苦茶詰め寄ってきて「私が葵ちゃんと茜ちゃん食べちゃってもいいの!?」と興奮していた。流石の私も身の危険を感じたけど私の身一つで好みの二人と見た目は美人のマキさんが付いてくるなら安いものだと考えOKを出した。

 

予行演習としてマキさんにいろいろやらされて体の節々が痛いけど。朝起きてマキさんからのメールでゆかりさんの手掛かりが見つかったと連絡があった時それが気にならないくらいだった

 

 

 

 




やっぱり本文は短くなる運命なのだよ
あ、きりたんと会った時にマキさんはゆかりさん一筋と言っていますが葵ちゃんの提案で手のひらドリルしました。まぁ、彼女はうちのボイロの中でもトップクラスの変態レベルをもっているので妥当と言えば妥当です


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精神的身体的共にクソ雑魚な憑依転生者がギリギリ生き延びた話

どうだ!連日投稿だぞ!


《ゆかり視点》

 

はぁ、自分で皆さんから離れる選択をしてはるばる遠くのおばあちゃんのお家まで来ているのにこんなに寂しいと感じるなんて、私は間違っているのでしょうか?

いえ、お母さんやお父さんと突然会えなくなってしまった本物の結月ゆかりに比べれば私は皆さんにお手紙も書けたわけですし、きっと私の精神が貧弱なだけでしょう。あぁ今でもこのことを考えると罪悪感が物凄いです。

 

「おばあちゃん、私少し夜風にあたりにさんぽしてきますね。」

 

「ゆかりちゃん、辛いことがあるなら私を頼ってもいいのよ?」

 

「ッ、だ、大丈夫ですよ、本当に。」

そんなに顔に出ているのだろうか?

 

「そうかい?こっちの方は冷えるからもう少しあったかいの着ていきなさい?」

 

「はい、ありがとうございます。」

 

「いいんだよ、私は貴女と暮らせることがとっても嬉しいし、それにもっと自分自身のことを大切に思って欲しいだけだからね」

 

私はおばあちゃんから暖かそうなパーカーと結月ゆかりの頭に付いている謎の金属製の髪飾りを受け取り外に出た。

 

あのおばあちゃんには全て見透かされているような気がする。

私の精神が結月ゆかりのものでない事を明かしてしまったらどうなるのだろうか、彼女が怒る姿はあまり想像できない。

打ち明けてしまったらお父さんもお母さんも一緒に受け入れてくれると何となく感じている。それをしたら私の気持ちも幾分かマシになるかもしれない。いや、かなり楽になれるだろう。

 

でもそれでいいのだろうかと考えてしまう。何年間も実の親を騙し続けてお宅のお子さんの精神を乗っ取りましたなんて言われて嬉しいはずがない。

 

よく、1番の親不孝は親より先に死ぬ事と言われる。もし、事故で子供が死んでしまったり病気で死んでしまったりしたら、それは悲しい事だけど誰に責任があるかとなるとそれは親自身か、子供自身だ。どちらかのミス又は注意不足でそういう出来事はある程度回避できるだろう。つまり責任の問題である。生まれたての赤ちゃんがすぐに死んでしまうことは少なくはない。でもそれを親不孝だと言う人はいないだろう。何故ならそれは赤ちゃんに責任がないからだと私は思う。

 

ではこの世界の結月ゆかりが居なくなってしまった責任は誰のせいだろうか?そう、私だ。私の意志でやったのではないけれど彼女の意識を健康を人生を奪ってしまったのは私だ。それなのに私がこの身体で幸せに、楽になっていいわけがない。

 

考えていたら具合が悪くなってきた。薄暗くなってきた道をよろよろと進みながら休憩できる場所を探すとたまたまベンチを見つけたので座って休憩を取ることにしよう。

なんだか、少しねむくなってきましたn....

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

チュンチュン、チュン

もしもーし、生きてますの?もしもーし

 

何か聞こえる気がする。目を開けようとすると眩しい朝日が目に飛び込んできた。ま、眩しい。

 

「あ〜良かった、生きてましたわね。なんでこんなところで寝ているのかしら?運が悪ければ凍死ですわよ?」

 

「ッスーーーー」

 

声が出ない、体が思うように動かない。

 

「どうかしました?大分顔色がわるいですわよ?」

 

あぁ、ここにもボイスロイドはいるのか。ゆかりの友達になるはずだった子たちがいるのか。

こわいな。きっといい子達ばかりだろうけどだからこそ怖い。今度こそ私がゆかりになってしまいそうで。

あ、補聴器の電源入れなきゃ、カチッ

 

「すみません、ゴホゴホ、散歩の途中で疲れちゃいまして心配ないですよ今から家に帰りますから」フラッ

 

「ちゅわっ!?大丈夫ですの?ってすごい熱ですわ!意識も朦朧としてそうですし一旦うちに連れて帰りましょう」

 

ー----------------------------------------

目を覚ますと知らない天井が。

「あ、う、此処は?」

 

「あ、おはようござます?まぁいまはもう夕方ですけど」

声が聞こえた方を向くとそこには和服を着た美人さんがいた。

 

「ここは病院ですよ、貴女は風邪ひいて倒れてしまったらしいです。ここまでは私の姉のイタコお姉ちゃんが運んできました」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「いえ、うちのきりたんが悪戯してたみたいですし気にしないで下さい。」

 

「悪戯ですか?」

 

「はい、貴女からきりたんの匂いがしたので、おおかた夜に散歩でもしたんでしょう。あの子はたまにふらっと何処かに行ってしまうので困ってるんですよ」

 

「そうなんですか。大変なんですね」

きりたん。あぁ、思い出した。東北三姉妹がここには居るのか。

ここにきて三姉妹に会うことは確定していたのだろうか?やはりなにか世界の強制力のようなものを感じる。

 

「あ、ゆかりさん起きたんですね」ヒョコ

 

頭に包丁がついた女の子が私を呼んだ。

 

「えぇと、貴女がきりたん?」

 

「はい、東北きりたんです。小学五年生です。ゆかりさんは熱が出て倒れちゃったのでうちに寝かせておくとイタコ姉様が言ってました。魂の形がなんちゃらとか言ってましたけどまあ、よく分からないけどよくわからなかったですね」

 

不思議な雰囲気の子だ。私の周りにも変わった子がいたけどその中でも異質な感じがする。さっきから表情が変わらないけどどうしたのだろうか?

 

「そういえば、そのイヤホンみたいな奴なんですか?イヤホンにしてはでっかいですけど」

 

「あぁ、これは補聴器ですよ、私耳が悪くてこれがないとあまり聞こえないんです」

 

「そうなんですか、大変ですね」

 

「こら、きりたん?あまりずけずけと聞いたら迷惑でしょ?ゆかりさんは病人なんだからゆっくりさせてあげなさい?」

 

「はーい、ずん姉様私はおばあちゃんのとこに行ってゆかりさんのこと話して来ますね」

 

「うん、お願いね今は状態が安定してるから心配しなくていいっておじさんが言ってたて教えてあげて」

 

「はーーい」

 

「あの、私自分で歩いて帰れるのでそんなことしてもらわなくても大丈夫で「ダメですよゆかりさん貴女は2時間うなされてたんですから一応此処で休んでいて下さい。」

 

「う、はい分かりましたありがとうございます」

 

「いえ、いいんですよ困った時は助け合いです。此処では人が少ないし皆んな仲良くしてるんです。もちろん貴女のお婆さまとも。」

 

「そう、ですか。」

 

「はい、そうです!そんな不安そうな顔しなくていいんですよこれからお隣さんになるんですし」

あぁこの笑顔、茜さんやマキさんたちと同じ私を許してくれるようなそう勘違いしてしまいたくなる笑顔。

 

私はどうすればいいのでしょう?

 

 




サブタイトルが消し飛んでしまった。編集して変えないといけないけどまだ決められない


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