テイオーとトレーナー (皇帝紅茶)
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テイオーとトレーナーとチーム

初投稿です。
文才がないので、
セリフメインとなります。
ご了承ください。


トレーナになってはや4年目、

最初の担当馬のテイオーをクラシック、

春のシニア、秋のシニア三冠を獲得し、

URAファイナルも優勝させることができた。

 

テ「はちみーはちみーはちみー!」

 

今ではその功績が認められ、

私にもチームを持つことになりました。

 

テ「はちみーをなめーると!!!」

 

今は新しい担当を複数持ち、

チームメンバーとして切磋琢磨に育成して…

 

テ「あしがー!!あしがー!!!あしg」

 

ト「うるせえええええええええええええ!!!!」

「はちみー中毒者がよぉ!!少しは静かにしろやああああああああああああ」

 

テ「は?トレーナのがうるさいんだけど?!」

「それにはちみー中毒者って何?全然中毒者じゃないんだけど?」

 

ト「あ?お前毎日何本それ飲んでるんだよ?」

 

テ「毎日3本だよ」

 

ト「多いはボケェ糖尿病になるわ!!大体固め・多め・濃いめって何だよワケガワカンナイヨ」

 

テ「え?トレーナーって固め・濃いめ・多めが何かわからないのぉ?

そんなこともわからないとかwwwぷぅーwww」

 

ト「黙れ貧乳!!」

 

テ「スズカよりあるんだけど?!」

 

ト「断崖絶壁と比べてる時点で貧乳だわwww」

 

テ・ト・?「「「…」」」

 

ト「テイオーさんや…この話はやめないか…

何か寒気っていうか見てはいけない景色が見えた気がするからさ」

 

テ「う…うん…そうだね…」

「と…ところでさ、トレーナーは今何してるの?」

 

ト「マイルで走れる新しいチームメンバーを探し中」

 

テ「…ふーん…ボクダケイレバイイノニ」

 

ト「あ?何しっとりしてんの?しっとりテイオーさん」

 

テ「トウカイテイオーだよ!!」

 

ト「そもそもお前中距離担当だろ?マイル走れないじゃん」

 

テ「そうだけどさぁ…」

 

ト「だからチームのためマイル走れる担当増やそうかなって」

「それに俺のエースで1番はテイオーだからさ!!」

 

テ「まぁ…それなら仕方がないかな///」テレ

 

ト「チョロww」

 

テ「何か言った?」ニコニコ

 

ト「いや何でもないぞw」

 

 

数日後

ト「というわけでマイル担当をスカウトしてきました!!」

 

テ「はやっ!?」

 

ト「早くチームレース参加してフレンドポイントほしいからね!!」

 

テ「フレンドポイントって何?!」

 

ト「気にするな!!というわけで、

マイル担当としてマルゼンスキーをスカウトしました!!」

 

マ「はぁーい、マルゼンスキーよ」

 

テ「トレーナァーちょっとお話ししようか…」ガシ

 

ト「なんだ?あと肩痛いから離して」

 

テ「今まで連れてきたウマ娘を言ってみて?」

 

ト「はぁ?な「いいから言え」…っあ…はい」

「短距離はバクシンオーだろ、マイルはマルゼンスキー、

遠距離はスーパークリーク、ダートはタイキシャトルだけど?」

 

テ「〇ね!!」ブン

 

ト「うぉ!?あぶね!?何しやがるテメェ」

 

テ「トレーナーのスカウト基準って何?」

 

ト「おっ〇いだけど?」

 

テ「悪びれもなく素直に言いったよこの変態トレーナー…」

 

ト「黙れ貧乳!!」

 

テ「マックイーンよりあるよ!!」

 

ト「ライバルをディスるなよパクパクにされますわよwww」

 

?「は?メジロにきましたわ」

 

テ・ト「「あ…」」

 

その後、トレーナーはマックイーンに1時間ほど、

プロレス技をかけられました。

またテイオーは主治医さんにお注射された…

テ「なんでお注射されなきゃいけないのぉ!?」

主「それはお嬢様の主治医だからです」

テ「ワケガワカラナイヨォ!!」

 




こんな感じでダラダラとやります


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テイオーとトレーナーとチーム名

それぞれの距離にメンバーが揃い、

チームとして出発ができるようになってから

テイオーはふとある事を思い出しました。

 

テ「トレーナー」

 

ト「なんだ?」

 

テ「そういえばチーム名って決めてるの?」

 

ト「決めてるぞ!!チームおっp…ッグッハ!」ドンガラッシャン

 

テ「イワセネェヨ!」

 

ト「ウマ娘が本気で生身の人間吹き飛ばすとか犯罪だぞテメェ!!

俺じゃなかったら死んでたわ!!」

 

テ「てかなんで生きてるのさ!?」

 

ト「それはテイオー様のトレーナーだからです」ワケガワカラナイヨォ

 

テ「だいたいそんな名前にして何がいいのさ!!

もっとかっこいい名前とかあるじゃん!!

スピカとかシリウスとかさぁ!!」

 

ト「そこらへんも考えたんだよねぇ」

「だってチームおっ〇いにしたら、

リーダーがテイオーってwww

いたいたいたいたいたけるけるな!

脛は反則だって…ちょマジでいたい」

 

テ「ふんだ」

「てかカッコいい名前考えてたならそれでいいじゃん!!」

 

ト「ただカッコいい名前だと、

なんか中二病こじらせたみたいでさ恥ずかしいじゃん」

 

テ「おっ〇いのが恥ずかしいと思うんだけど?!」

 

ト「それにさ考えてみろ例えば、

お前の憧れのシンボリルドルフがさ」

 

テ「カイチョーが?」

 

ト「俺らのチームを呼ぶとした時

チームおっ〇いって呼ぶじゃん?なんか面白くね?」

 

テ「色々と最低な発想でドン引きだよ」

 

ト「普段くそ寒くてつまらんダジャレを言って、

エアグルーヴのライフを0にしてるくらいだし、

たまには面白いこと言わしても罰h「ほぉ…」」

 

シ「トレーナー君、誰のダジャレがつまらないだって?」

 

ト「」

 

テ「トレーナー…」

 

ト「テイオー!!練習へ行くぞ!!今すぐに!!」ガシ

 

シ「どこへ行くのかねトレーナー君」ニコニコ

 

ト「や…やぁ…会長様…本日もとてもとても美しkいたたた…

なんか電気がでてません?!びりびりするぅううう肩強くつかまないでもげる…もげるからぁ」

 

その後、トレーナーは、

カイチョーに生徒会室へ引きずられていった…

 

シ「さて…少しお話をしようじゃないか…」

ト「」

 

 

数時間後

 

 

ト「私の秘蔵ダジャレ100連発言ったら許してもらいました!!」

 

テ「えぇ…」

 

ト「ちなみに一緒にいたエアグルーヴは、

絶不調になって緊急搬送されました。」

 

テ「えぇ…」

 

ト「ついでに通りすがりのナイスネイチャは、

笑いが止まらなくなりまして、一緒に緊急搬送されました」

 

テ「えぇ…」

 

ト「これから、2人のトレーナーへ謝罪に行ってきます。

そのため、本日のトレーニングは、リーダーあとは任せたぞ☆」

 

テ「」

 

ト「あとトレーニング表作るの忘れてたから、

それもついでにつk「ふん!」っぶべら!?」ドガッシャーン

 

その後、テイオーが作ったトレーニング表で、

練習を行った結果、

チームメンバーの育成評価がワンランク上がる快挙を見せた。

なおトレーナーは、

エアグルーヴとナイスネイチャのトレーナーさんに、

謝罪した後、チーム名のことで、たずなさんに絞られた。

結局チーム名はシリウスになりました。

 




次回投稿は明後日になります。

次回はテイオーのクラシック編


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テイオーとトレーナと後輩

クラシックの話前に
ちょっとしたお話を入れておきます


ある日の事

 

トレーナーがチームメンバーの練習を考えていた時

 

ト「クリークは当面スタミナ育成したいからプールに行かせて…マルゼンスキーとバクシンオーは根性育成として階段ダッシュ…テイオーは…」

 

ドア<コンコン

 

ト「どうぞー」

 

?「失礼しまーす」

 

ト「えっと…君は…確かテイオーにあこがれていた…サトノブラック!!」

 

キ「違います!!混ざってます!!」

 

ト「あー本当にごめんキタサンブラックか…」

「URAでテイオーの応援で来てた以来だね久しぶりだね」

 

キ「はい!トレーナーさんお久しぶりです。」

 

ト「それにしても(テイオーより)成長したね」

 

キ「はい(身長が)大きくなりました」

 

ト「大きくなったねぇ…」

 

「(テイオーよ…お前の憧れカイチョーもお前に憧れていたキタサンも大きいのに…どうしてお前だけおっp)「オラァ!!」ウボァア!!」ガッシャーン

 

キ「トレーナーさん?!それとテイオーさん?どうして?」

 

テ「やぁやぁキタちゃん、ちょぉっと変なこと考えてたトレーナーを蹴飛ばしただけだよぉ」

 

ト「どうしてわかった?!」

 

テ「ふん…トレーナーの考えてることなんてお見通しだよ」

「ところでキタちゃんトレーナーに何か用?」

 

キ「はい、テイオーさんのチームに参加したいかなって」

 

テ「へぇーチームに参加ってえぇええええ?!」

 

ト「マジで!?(やったぜ!!)」

 

テ「キタちゃん!!こんなおっぱい星人なトレーナーのチームに入るなんて、やめておいたほうがいいよ!!」

 

ト「は?誰がおっぱい星人だゴラァ!?」

 

テ「今までの行いを顧みなよ!!」

 

ト「ぐぅのねも出ない」

 

キ「それでも…私はテイオーさんと一緒のチームに入りたいんです」

「憧れのテイオーさんと同じスタート地点に立ちたい!そして、いつかわその憧れを超えたい!その為にはテイオーさんのトレーナーさんに色々学ぶのが1番だと思いました!」

 

ト「だそうだ?俺は別に入ってもいい、むしろ大歓迎だぞ。どうするテイオー?」

 

テ「ぐぬぬ…キタちゃんがそこまで言うなら…」

 

キ「テイオーさん!ありがとうございます。」

 

テ「でも!ボクはキタちゃんに負けるつもりはないからね!」

 

キ「はい!!

トレーナーさんもこれからよろしくお願いします!」

 

ト「あぁ…よろしくな!!ところで、友達のサトノダイヤモンドはどうしんだ?もしまだチームに入ってないなら…是非ともうt「トレーナー?」いえなんでもありません。」

 

キ「えっとダイアちゃんは、マックイーンさんのチームへ入るそうです。」

 

ト「そうなのか…残念だな(大きかったのになぁ)」

 

テ「」ジー

 

ト「な…なんだよ…」アセアセ

 

テ「ふんだ!!トレーナーなんて知らない!!」

 

ト「こいつマジで心読んでやがる…それにしてもサトノダイヤモンド…マックイーンのチームに入れるかなぁ…」

 

キ「どういう意味ですか?」

 

ト「だってあそこのトレーナー貧乳好きでロリコン疑惑あるし…」

 

キ・テ「「え?」」

 

こうしてチームにキタサンブラックが入りました。

なお数日前マックイーントレーナーはマックイーンに「これ以上貴方好みの娘を入れてしまったら、私を見てくれる時間が減るから、もう小さい子は入れてはいけませんわ!!それとも私しか見れなく監禁致しますわよ?」と目にハイライトがない状態で言われ好みの子が入れられなくなったため、サトノダイヤモンドは普通にチームに入れた

 

重馬怖ァァァァ

 

 



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チームメンバーとトレーナーと菊花賞

クラシックへ入る前の前話


 

テイオー(以下テ) 、キタサン(以下キ)、タイキシャトル(以下タ)、マルゼンスキー(以下マ)、スーパークリーク(以下ク)

バクシンオー(バクシンの為、本日行方不明)

 

どうも、キタサンブラックです。

テイオーさんのチームに入ってから2週間ほど経ちました。

 

その間に、色々ありました。

 

まずトレーナーさんが、

「キタサンをチームレースに入れる枠なくね?」って言いだしたり、さらによくよく考えたら、チーム出走枠を増やす方法や更にチームレース出走登録の方法が分から無かったことも判明しました。

 

それに怒ったテイオーさんがトレーナーさんをダートに埋めてました。

 

その後、たづなさんに教えて貰い、無事チームレースに出走しまして、先週、枠が1つ増えたようです。良かったぁ…

 

現在、トレーナーさんは「キタサンは長距離か中距離枠だから、他の枠を探さねば」との事で、スカウト活動してます。

 

何故かスカウト活動に、テイオーさんは不満ありそうでしたが・・・

 

なので今は、リーダーであるテイオーさんが中心となりトレーニングに励んでいます。

 

トレーナーさんもよくトレーニングを見に来ますが、どちらかというとトレーナー室にいる方が多いですね。

 

そんな日々が少し続いた中、ある日ふと気になった事がありましたので、トレーナーさんに聞いてみました。それは、トレーニングが終わり、トレーナー室に集まった時でした。

 

ドア<バァン!

 

テ「トレーニング終わり~」

 

ト「普通に開けてくれ・・・」

 

キ「テイオーさんお疲れ様です・・・」ウトウト

 

トレーナー室には、テイオーさん以外は私含め、既にトレーニングを終え、それぞれが自由な事をしていた。

 

トレーナーさんは、チーム未所属のウマ娘リストを見ながら何か考え事をしていた。

 

マルゼンスキーさんとタイキシャトルさんは、近所にあるナウい店がとか、よく分からない言葉を連発するせいでタイキシャトルさんが困惑していました。

 

なぜか私はスーパークリークさんに膝枕されてました・・・

眠気とともに変な感覚を覚えつつその圧倒的な居心地の良さに・・・あっ・・・ダメだ甘えたくなる・・・語彙力がていか…す…

 

そんな私達を羨ましそうにチラ見するトレーナー

 

色々と危険だったので膝枕からひとまず離れることにしました。スーパークリークさんは残念そうな顔をしてましたが…いろいろと危なかったので…

 

サクラバクシンオーさんは、トレーニング終わったと同時にどこかへ走っていってしまった・・・

 

テイオーさんはトテトテとトレーナーの元へ駆け寄って行きました。

 

テ「トレーナー!トレーナー!」

「今日のご褒美ちょうだい!」

 

そうテイオーさんはトレーニングが終われば、トレーナーに毎回ご褒美を要求してくるのです。

可愛いなぁと思いました。毎日このくらいトレーナーさんとやり取りしてたら平和なのにって思いました。

あとご褒美か…うらやましいなって少し思ったり…

 

そんなテイオーさんにトレーナーさんは毎日応え、頭を撫でながら、

 

ト「今日もよく頑張ったなえらいぞ!さすがテイオー様だな!!」なでなで

 

テ「ニシシ…」ピコピコピコ

 

あんなに目を細め気持ちよさそうにして、耳をピコピコして可愛い…そして私もしてもらいたいなぁ…

 

ト「ほら今日もご褒美のはちみーだ、毎日こんな甘い物飲んでよく飽きないよなぁお前も」

 

そして毎日いつものはちみーをテイオーさんに手渡すトレーナー

 

テ「大好きだからね!毎日たくさん飲んでも飽きないよ!」

 

ト「大好きだからって飲みすぎんなよ…また…いやなんでもない…」

 

テ「…また?」

 

またという言葉を聞いた時、少しテイオーさんの雰囲気が変わった気がします。

 

ト「い…いや…なんでもないよ…それよりテイオー今日は早く帰るんじゃなかったか?」アセアセ

 

テ「あ…そうだった!!ボク用事があるんだった、またねトレーナー、みんなもお疲れ様ー」

 

ト「あぁ明日な」

 

私含めほかの方々もそれぞれテイオーさんへ労いの言葉をかけ終わるころには、テイオーさんはトレーナー室をでて走って帰っていきました。

 

そしてふと思ったのですが、どうしてトレーナーさんは、テイオーさんに毎日はちみーを買って手渡ししてるのでしょうか?

 

手渡さずとも帰りの途中で買えるのに、お金を渡したり一緒に買いに行けばいいのに、どうして手渡しなんだろうってふと疑問に思いました。

 

キ「トレーナーさん」

 

ト「…うん?どうしたキタ」

 

キ「どうしてテイオーさんに毎日はちみーを手渡ししてるのかなって…帰りに買いに行けると思うのですが…」

 

ト「あぁ…あれは、約束したんだよね」

 

キ「約束?」

 

ト「日本ダービー後にさ、お前の夢クラシック三冠取れたら毎日はちみー1本をご褒美として、手渡してやるってね」

 

キ「なるほど…日本ダービー後ってことは…菊花賞で1着が取れたらってことですよね?」

 

菊花賞という言葉を言った瞬間、チームのみんながこっちを向いた。

 

え?なんかまずいこと言ったのかなぁ…

 

ト「菊花賞…あ…うん…菊花賞だなぁ…色々とあったなぁ…」

 

そういうと急に頭を抱えだしたトレーナーさん。

えっと菊花賞何かあったかな…確か…菊花賞は…ちょうど用事があって、観に行けなかったから、あとでニュースになったのを見たんだ…確か…

 

ト「そういえばキタは観に行かなかったの菊花賞?」

 

キ「そうなんですよね、せっかくテイオーさんがクラシック三冠が取ったところを観に行けなくて本当に残念でした」

 

ト「いや…まぁ…なんだろう…観に行けなくて正解だったかもね…」

 

キ「え?何かありました?ニュースで知りましたけど、すごかったじゃないですか!!」

 

ト「いや…まぁ…ハハハ…」

「なんか頭痛がしてきた…クリーク…甘えていい?」

 

ク「はーい…トレーナーさんこっちへいらっしゃい」

 

ト「うん」

 

そういってトレーナーさんはスーパークリークさんに膝枕されてた。

 

ク「あの時は大変でしたけど、よく頑張りましたねーいいこいいこ」ナデナデ

 

ト「…うん…」

 

キ「えぇ…いったい…何があったんですか?」

 

そう言うとマルゼンスキーさんが

 

マ「ちなみにだけどキタちゃんは菊花賞の結果は知ってるわよね?」

 

知っている…あれはクラシック三冠とったことよりもニュースや新聞にも取り上げられてた…

 

キ「はい…確か2着とは大差を最初からゴールまでずっと維持し続けて、さらにありえないレコード叩き出したって…」

 

マ「えぇ…そうね…あの時のテイオーちゃんはちょっと正気じゃなくてね、色々とあったのよ…」

「あの時は異変に気付いたルドルフも、何とかしなきゃと色々と頑張ってたけど最終的に菊花賞で「何あれルナ怖い…たすけてとれーなー…」って言いながら心壊れちゃってね…幼児退行しちゃうし…」

 

キ「えぇ…」

 

マ「そのあと、1週間ほどトレーナー君がつきっきりで介護して回復はしたけど…」

 

キ「えぇ」

 

私はいろいろと驚愕した…菊花賞…一体何があったんだ…ルドルフって確か…生徒会長のシンボリルドルフさんですよね?あの人が幼児退行?それにトレーナーさんが介護?

 

色々と聞きたい情報が多すぎて混乱してきた…

 

そんな混乱している状態にも関わらずタイキシャトルさんも

 

タ「アノレース、スズカと一緒に観てまシタ、あのレース観戦後にスズカ「私が今まで見ていた景色は所詮この程度だったのね…フフフフ」って言って…

人が変わったように急にアメリカへ行ってしまいましたネ…今ではアメリカで誰も追いつけないくらい強くなってますネ…」

 

スズカって確か異次元の逃亡者サイレンススズカさんでしたっけ…渡米は確かにニュースになりましたけどそんなことが…

 

ひとまず、その菊花賞にテイオーさんに何があったのか…それが知りたい、再びトレーナーさんに聞いてみることにした。

 

なんかトレーナさんおしゃぶり加えてスーパークリークさんに甘えてて聞きづらい雰囲気ですが行くしかありません。

 

キ「トレーナーさん…菊花賞のときテイオーさんに何があったのか教えてくれませんか?」

「憧れであるテイオーさんを知りたいのはもちろん…今後テイオーさんを超えるためにあの異常に早かった菊花賞を知っておく必要があるんです。だからお願いします」

 

ト「…」

「バブバブバブバブb(仕方がないそこまでいうならいいぞ…たd)」

 

ク「ほらぁトレーナーちゃんうまく話せませんねーおしゃぶり外しましょうねぇ」ッス

 

ト「…キタ…後悔はしないな?最悪テイオーにドン引きするかもしれん…それでもいいな…?」

 

キ「…はい…それでも知りたいのです。」

 

ト「わかった…あれは…日本ダービーでテイオーが一着を取ったころ…」

 

一方その頃マックイーンのチームルームでは、

 

サトノダイヤモンド「トレーナーさんマックイーンさんがクラシックの時に走ったあの凄かった有馬記念について聞いても大丈夫でしょうか??」

 

マック(ト)「っう・・・頭がガガガガ」

 




次回からクラシックへ


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トウカイテイオーと新人トレーナーと菊花賞

 

テイオー(以下テ)、メジロマックイーン(以下メ)、医者(以下医)、トレーナー(以下ト)、メジロマックイーンのトレーナー(以下マックイーン(ト))

 

テイオーとクラシックで頑張ってた頃の話

 

皐月賞1着、日本ダービーも見事1着をとり、ついにテイオーの夢だったクラシック三冠まで、あと菊花賞だけとなった。

テイオーの夢の為に私はより一層頑張るぞーと意気込んでいた。

そんな時、突如悲劇は起きた。

ダービー後のウィニングライブ、我が愛馬テイオーの晴れ姿を見ていた時、ふとテイオーの異変に気付いた。

もしかしたら、そんな不安がよぎり、ライブ後急いで、テイオーを病院に連れていき診察を行った。

 

テ「もぉ…トレーナー大げさだよ、別にボクは何ともないんだってば」

 

ト「万一ってこともある、一応見てもらったほうがいい」

 

テ「早く終わらせてよ、ボク菊花賞に向けたトレーニングを始めたいんだから」

 

医「トウカイテイオーさん」

 

テ「何?」

 

医「太ってます」

 

テ・ト「「え?」」

 

医「太り気味です」

「甘い物はやせるまで禁止にしましょう」

 

テ「…えぇええええ!!」

 

医「はちみーは禁止にしてください」

 

テ「はちみー禁止ぃ?いやだやだやだやだやだやだやだ」

 

ト「太り気味って本当ですか?」

 

医「本当です」

 

ト「やはり…道理で…ウィニングライブで服がパッツンパッツンだったのか…胸が揺れないのは仕方がないが、二の腕や太ももの肉めっちゃゆれてないか?ってなったし…」

「それにこいつ最近はちみーばかり飲んでたし…」

「練習しながらはちみー飲んでたし…」

「皐月賞ゲートインする前にはちみー飲んでたし…」

「終いには自分ではちみー作ってたし…」

「成長期かな?って思ってたけど…太ももや腹回りばかり大きくなって、胸が全然大きくならなかったから…成長期ってわけじゃn「〇ねぇ!!」ッグハァ!!」ドガッシャーン

 

医「ひとまず関係ないけど注射だけ打っておきましょう」

 

テ「え?」

 

プス

 

テ「ナンデエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」

 

 

翌日

 

 

テ「トレーナーオッハヨー!!いい天気だね」

 

ト「おい」

 

テ「何?トレーナー?」

 

ト「今右手に何を持ってる?」

 

テ「何って?はちみーだけど?」

 

ト「馬鹿かてめぇ!昨日医者にはちみー禁止って言われただろぉおおおおおおおおおお」

 

テ「いやいや控えめにしたら大丈夫だって!!」

 

ト「ちなみに今何本目だ?」

 

テ「え…えっと…1本目ダヨ?」メソラシ

 

ト「目を見て言えや…何本目だ?」

 

テ「3本目…」

 

ト「朝から3本目って…そんなんだから太るんだろ…」

 

テ「むぅ…女の子に向かって失礼だぞぉ!!」

 

ト「とにかくだ!!とりあえず!ほら体重計だ、それに乗ってみろ」

 

テ「え…さすがにトレーナーに見られるのは恥ずかs「いいから乗れ」はい」

 

ト「…嘘だろぉ…「わー!わー!」Kgも増えてる…」

 

テ「えぇ…ワケガワカラナイヨォ」

 

ト「いやいやいやどうすんのこれ…菊花賞までにもとに戻せるかな…てかそれまでの練習にも影響するしやばいだろ…」

 

テ「だ…大丈夫…だし…ワガハイは無敵のテイオー様であるぞよ?」

「菊花賞なんて余裕余裕…」

 

ト「いやいやいやいやいやいやこんなに重量上がったら色々と支障がくるだろ…」

「とりあえず…菊花賞までどうすればいいか放課後まで考えるから、お前は授業へ行ってこい」

「あとはちみー禁止な!!右手に持ってるはちみーも没収な!!」

 

テ「やだやだやだやだやだやだやだ」ジタバタ

 

ト「うるせぇ」ハチミーボッシュウ

 

テ「あぁあ!!返して返して返して返して!!」ポカポカポカ

 

ト「ダメだ!!あと殴るな!痛いわぁボケェ!!はよ授業へ行けや貧乳!!」

 

テ「Cはあるんですけどぉ!?」

 

ト「いやいやいやグラスと同バストだと貧乳なんですぅw」

 

?「あら?これはこれは」

 

テ・ト「「」」

 

テ「ボ…ボク…授業へ行ってくるね…サヨウナラトレーナー…」

 

ト「い…いや…待って…テイオー様待って…ちょ…おn」ガシ

 

?「トレーナーさんゆっくりお話ししましょうかねぇ」ニコニコ

 

イヤコレハチガウンデス

ヒンニュウモタイヘンスバラシイトオモイマス

グラスサンソノナギナタハチョットマッテ

エイゴデハナシダサナイデコワインダケド

ステイステイステイ

イヤアアアアアアアアアアアア

 

放課後

 

ト「さて、テイオー練習方針が決まったぞ!!」

 

テ「トレーナー全身包帯巻いてるけど大丈夫だった?」

 

ト「テイオーよ…時には知らなくてもいいこともあるさ…」

 

テ「あ…ハイ」

 

ト「さてテイオーよ…」ガシ

 

テ「え?頭つかんでどうしたのいたいんだk…いたたたたたいたいたいたいた」ギチギチギチ

 

ト「昼間とトレーナー室来る前に、はちみー飲んだだろ?」

 

テ「え?なんでしっt…いたいたいたいたいた頭が割れるぅ!!」

 

ト「はぁ…はちみー禁止だってあれほど言ってるのに、どうして飲もうとするんだよ…」

 

テ「そこにはちみーがあるからさ!!」

 

ト「はぁ…まぁ今後飲ませないように対策したけどな!!」

 

テ「え?どういうこと?」

 

ト「菊花賞まで、ダイエットかつ練習のため臨時講師を呼ぶことにしたよ」

 

テ「臨時講師?!」

 

ト「そうだ!!お前がはちみーを飲まないように、監視と練習を一緒に行ってくれる仲間を一時的に引き入れることにした!」

 

テ「え?一緒に練習?仲間?引き入れるって?もしかしてウマ娘を?」

 

ト「そうだ!!お前もよく知ってるやつだ」

 

テ「えっと誰だろう…」

 

ト「というわけで紹介するぞ!!お前のライバル!!」

 

メ「わたくしメジロマックイーンですわ!!」

 

テ「げぇぇ!!マックイーン!?なんでぇ!?」

 

メ「もちろんライバルの窮地を救うため、当然のことですわ!」

 

テ「マックイーン…」ジワ

 

ト「まぁ…確か動機は、今までさんざんダイエット中、目の前でスイーツを食べたからそのうらm「フン!」ゴキッ 」バタン

 

テ「トレーナァ!!」

 

マ「それではテイオーさん、よろしくお願いいたしますわ」ニコニコ

 

テ「えっと…なんでさん呼び?マックイーン?」

 

こうして、テイオーはマックイーンの協力のもと菊花賞までダイエット+トレーニングを開始するのであった。

 

マ「今まで目の前でスイーツを食べた恨みをここでお返ししますわ!!テイオーの目の前ではちみーごくごくですわ!!」

 

マックイーン(ト)「なんか嫌な予感がするのですが…」



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トウカイテイオーと新人トレーナーと菊花賞へ(合宿前)

テイオー(以下テ)マックイーン(以下マ)トレーナー(以下ト)

その他ウマ娘もでますよがわかりやすい略称にします。

 

メジロマックイーンの協力を得て、今日から菊花賞へ向けて練習が始まった。

 

テ「はちみーはちみーはちみー」

「あ?はちみーだ!!」

 

登校中公園にいつものように、お店が来ていたので、

テイオーははちみー禁止のことを忘れ店へ向かう

 

店?「いっらしゃいませ」

 

テ「硬め・濃いめ・多めで!!」

 

店?「はい、針の硬め・太め・長めですね」

 

テ「ん?」

 

テイオーは、店員の顔をみると…そこには

 

主「主治医です」

 

テ「なんで、お店の店員やってるぉ?!」

 

主「それは、お嬢様の主治医だからで」ワケワカンナイヨー

 

?「まったく…昨日あれほどトレーナーさんに、はちみー禁止と言われていましたのに…あなたはまったく…」

主治医の後ろから呆れ顔をしたマックイーンが出てきた、はちみーを飲みながら

 

テ「マックイーン!?えぇ!!なんでぇ?!」

 

マ「あら?先日あなたの監視役になるといいましてよ?」

 

テ「そんなぁ…」

 

マ「さて、トレーナーさんの約束を破ったテイオーさんには罰を与えなくてはですわ」

 

テ「ま…まさか…」

主治医の左手を恐る恐る見た…そこには…

 

テ「ヒャー!!なんでお注射もってるの!?」

 

主「それは、お嬢様の主治医だからで」

 

テ「ソレシカイエナイノー?!」

 

プス

 

テ「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 

その後、はちみーが飲めなかったとぶーぶー言いながら、

トレーニングに励むテイオーがいた、

少しだけ腕周りが引き締まった気がする

 

その数日後、

あれからもテイオーは、はちみーを飲もうと頑張ったが、どこのどの店に行ってもマックイーンと主治医がいて、お注射(栄養剤)を打たれ続けた。

嫌いなお注射を打たれながら目の前でマックイーンにはちみーを飲まれるそういった日々を過ごしていた。

もうお店では買えない。そう察したので、テイオーは次なる手を用意していた。

 

テ「はちみーはちみーはちみー」

「ふふふ…お店を抑えてるからってマックイーンも詰めが甘いんだから…」

 

テイオーは食堂調理室へ急いで向かう、はちみつと書かれた大瓶をもって

そうテイオーは定期的にお願いをして食堂調理室を借りてはちみーを作ってたりしてた。

だがそう人生うまくいくわけもなく…

 

テ「え…?」

目の前に見える光景、黄色の立ち入り禁止テープで道を塞ぎ、

その先には無残になった食堂調理室があった…

 

テ「ど…どうして…」

そうつぶやくテイオーのその近くにいたテイオーもよく知るウマ娘が教えてくれた。

同じく絶望的な顔をしているスペシャルウィークが

 

スぺ「昨日の夜…タキオンさんが実験をしてたらしく、その…タキオンさんのトレーナーさんに調理室で薬の配合をお願いしてたらしいのですが、

その分量を間違えたみたいで…調理室が爆発したみたいです…ごはん朝から食べてないのにどうすればいいんでしょうか…」

そう言うとスぺは膝から崩れ落ちた

 

テ「そ…そんな…」ガシャーン

そういい、持ってた大瓶を落とした…

 

テ「あぁ!?ストックのはちみつがああああ?!」

はちみつの大瓶が割れたみたいだ

 

スぺ「はちみつ?!」

 

テ「スぺちゃん!?」

スペシャルウィークははちみつと知るやいなや、

その落ちたはちみつを手で掬い舐めだした

 

テ「ちょっと…スぺちゃん!!お腹が限界だからって汚いからやめようよーそれにそれはボクのはちみつだよぉ?!」

そう言いテイオーはスぺを止めようとするだが

 

スぺ「…げ…せん…」

「あげません!!」

 

テ「えぇ!?」

呆気に取られてる間に掬い舐めれそうなはちみつは全部スペシャルウィークに舐めらてしまった

 

放課後

 

テ「トレーナァー」

 

ト「テイオーどうした?」

 

テ「はちみーが飲みたいよぉ」

 

ト「えぇ…でもなぁ…まだ始めたばかりだろ?」

 

テ「飲みたいんだよぉ!!」

 

ト「菊花賞勝てたら好きなだけ飲んでいいからさ…我慢しようよ…な?」

 

テ「うぅ…でもぉ…」

 

ト「太ってたらバストサイズがあがるってのは迷信だしさ!!別にテイオーは小さくt「ふん」ドコォ みぞおち…」バタン

 

テ「トレーナーの馬鹿ぁああ!!」

 

ト「お…おいテイオーどこ行くんだ?」

 

テ「トレーナーの馬鹿もう知らない!!」ッダ

そう言いテイオーはどこかへ行ってしまった

 

ト「…どうしたものか…俺って本当にダメだなぁ…」ポリポリ

 

 

一方そのころ

 

 

マ「飲んでみましたけど、意外とおいしいですわね、ケーキやクッキーにあいますわ!!」

 

マックイーン(ト)「えっと…大丈夫ですかマックイーンさん?」

 

マ「大丈夫ですわ!!ちゃんと運動してますし、節制してますわ!!」

 

マックイーン(ト)「な…ならいいんですけど…」



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トウカイテイオーと新人トレーナーと菊花賞へ(合宿前半)

 

テイオー(以下テ)、ルドルフ(以下ル)、トレーナー(以下ト)

他わかりやすいように略称してます。

 

前回の件から数日後のある日

 

ドア<コンコン

 

ト「どうぞー」

 

?「失礼するよ」ガチャ

入ってきたのは、テイオーの憧れ、現生徒会長にて、絶対的な強さと言われた皇帝シンボリルドルフであった。

私が学生の頃に知り合い、この学園に来た時彼女のお願いで、テイオーの担当になったという経緯もあったりする。

 

ト「ルドルフかどうした?」

 

そう聞くと、ルドルフは少し不満げな顔で

ル「トレーナ君2人きりの時は、どう呼んでほしいか前から言ってるのだが…」

 

ト「生徒会長のシンボリルドルフさんどうなされました?」

 

ル「すまなかった…他人行儀はやめてくれ…ルドルフでいいです…」プルプル

耳をぺたんとションボリルドルフになったルドルフ

 

ト「はぁ…で…どうした?ルナ?」

 

ルナと彼女の幼名を呼ぶと耳がピクリと反応し、機嫌が治ったのか少しうれしそうな表情をみせる。

がすぐに我に返り、コホンと咳ばらいをした。

ル「実はテイオーの事でな…単刀直入に聞こう、テイオーと何かあったのかい?」

 

ト「少し喧嘩したかな…謝りたいんだけど、話しかけてもすぐ逃げられて捕まらなくてな…」

 

ル「そうか…最近、テイオーが夜な夜なトレーニングをしているみたいでね…」

 

ト「それは本当なのか?!」

 

ル「あぁ…何があったのかは知らないが、同室のマヤノトップガンが毎晩テイオーが出かけているのをフジキセキに教えてくれてな、そこから知って調べてみたら、トレーニングをしていることが分かった」

 

ト「そうか…伝えてくれてありがとう」

 

ル「追い込むとなんでも抱え込んで無茶をするから…テイオーの事頼んだ…」

 

ト「あぁ…ルナもあまり心配しすぎて無茶はするなよ…お前も大概、1人で抱え込むタイプだからな」

 

ル「今の君を反面教師に気を付けるさ」

 

ト「なかなか耳が痛いところをつくな…昔のルナはやんちゃであんなに可愛かったのに」

 

ル「昔の話はよしてくれ…恥ずかしい…」

 

ト「えぇ…あんなに可愛いかったのに…昔はよく…ルナはトレーナーのお嫁さんにn「///」ドン! グッフミゾオチ…」バタン

 

ル「次それを言ったらただでは済まさんぞ///」

 

ト「い…いや…もうみぞおちに「わかったな!」あっはい…」

 

ル「とにかく、テイオーの事頼んだぞ」

 

ト「あぁ…」

 

ル「それとメジロマックイーンが、最近食べ過ぎてて困ってると彼女のトレーナーが」

 

ト「それは知らん」

 

ルドルフに教えてもらってから、テイオーに謝りたいのとその件で、話そうとするが、逃げられるし、捕まえれたとしても、、「ほっといてよ!」「そんなことしてない!」など割と強めに答えられるからなかなかうまくいかない。

 

数日後

 

そうこうしているうちに俺とテイオーは夏合宿へと向かうことになる。

テイオーは海だー!とテンションが上がっていた、ただ遊びに来たわけではないので、すぐに練習を始める。水着に着替えたテイオーに練習の指示をだした。

トレーニングが始まった。今回はメジロマックイーンもテイオーが練習しているときはこちらが預かるので一緒に練習をさせている。

ただマックイーンはなぜかジャージを着ていた…不思議だなぁ…

日本ダービー後からテイオーもだいぶん太り気味が解消されたのか、おなか回りも引き締まってきているのがわかる、これならはちみー解禁もちかいなーって思ってきた。そうこう考えながらトレーニングを進めた。

 

数時間後、初めての砂浜での練習ってのもあり、疲労もなかなかたまってそうだった。なので今日は、日が落ちる前にトレーニングをやめることにし。

テイオーは、まだできると抗議していたが、初日からぶっ飛ばしても、後々響くからダメと説得し、しぶしぶ聞き分けてもらった。

トレーニング後、私はホテルの自室に戻り合宿で行うトレーニングの予定などを考えていたのだが、少し練習内容をどうするか悩んでいたので、他のウマ娘のトレーニングでも参考にしようかなと海辺へ向かっていた。

 

決して大きい娘の水着姿が見たいわけじゃなく、これはあくまでもトレーニングのヒントを得るための物だからな!!

 

だが現実は非常であった…

 

あの娘は…ライスシャワーだっけ…うん…可愛いね…ハルウララ…元気に練習してるなぁ…あ?マックイーンとロリコントレーナーじゃん…やっぱり水着忘れたのかな?まだジャージだよ…あとなんかスズカがこちらをすごい形相でにらんでるけど…

 

一生懸命トレーニングしている娘たちを眺めているとふと…遠くのほうで泳いでいるテイオーに気付いた。

 

ト「テイオー?あいつ…」

テイオーがトレーニングをしていると気づいたトレーナーはテイオーの方へ足を進めるのであった。

 

<テイオー視点>

 

トレーナーに怒鳴ってから数日が立った。

トレーナーが謝ろうとボクのもとへ来るが、どうしても目を見て話せなくて突き放してしまっている。

あれからはちみーを絶ってはいるが、やはりどうしても我慢ができない…早く飲みたくて、どんどん喉の渇きが広がっていくような感覚がくる。

 

でも、今飲んだら歯止めが利かなくなってまた元に戻ってしまうかもしれない。

 

それだけは嫌だ…早く痩せれさえすれば…どうすればと考えていた時、マックイーンのトレーナ室である声が聞こえた。

 

マックイーン(ト)「マックイーンさん最近、はちみーにハマったからって飲みすぎですよ」

 

マ「大丈夫ですわ!!その分たくさん運動すればよろしくてよ!!」ゴクゴクデスワ

 

そうか…たくさん運動すればいいのか…消費されるもんね…

 

たくさん運動…そうか…今よりたくさん運動すれば痩せるスピードも速くなるはずだよね。

それに、もっと強くなれるしいいこと尽くめじゃないか…

 

そう考えるようになってから、トレーニングが終わったら毎晩公園や河川敷へ行きトレーニングを行うことになった。

 

トレーナやカイチョーに心配されたけど、強く言い返したら何も言ってこなかった。

 

そうこうしているうちに合宿が始まった。

 

合宿場についた、きれいな海にテンションがあがったが遊びに来たわけじゃない、すぐに水着に着替えてトレーナのもとへ向かった。

 

痩せてきているとはいえ、少し水着がきつかった。

 

トレーナに指示されながらマックイーンとトレーニングを始める、なぜかマックイーンはジャージを着ていた。理由を聞いたら。

「水着?わ…忘れただけでしてよ?!」

っと強く言われた。

忘れたなんてマックイーンもおっちょこちょいだなぁ

 

砂浜での練習は足にすごく負荷がかかってる気がしたし、すごく疲れた。

それを察したのか、トレーナーがトレーニングを切り上げると言い出した。

まだまだ練習したいので、ボクは抗議したけど、聞き入れてくれなかった。

 

練習が終わり、自室に戻ったが、やはり、まだ練習がしたかったので、再び水着に着替えて、海辺へ向かった。

 

さっきまで練習してたし、柔軟はほどほどでいいかなと思いたいしてせず練習を開始した。

 

さっきまで足に負荷かけすぎたし、そんなにかからない水泳を行うことにした。

 

水泳をしてから数時間、泳いでいた時、足に衝撃が走った。足をつってしまったみたい。

 

ボクは慌てて溺れないようにもがくが、ボクがもがけばもがくほどどんどん沈んでいった。

 

無理して練習した報いなのかな…ごめんね…トレーナー…そうふとトレーナーに心の中で謝りながら意識が遠のいていく…

 

「テイオー!!」

 

近くで叫んでいる声が聞こえた気がした。



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トウカイテイオーと新人トレーナーと菊花賞へ(合宿中編)

合宿編はこれと後1話で終了予定
その後後1話で三冠取る予定で進めてます


ボクは昔の思い出を見ていた。

 

それはボクがカイチョーに憧れたきっかけ、そしてボクの夢ができた日だ、カイチョーがクラシック三冠を取った菊花賞の日、カイチョーは圧倒的な力を見せつけ見事に勝利を収めた。

 

ボクは居てもたってもいられなくなり、カイチョーが記者会見している場所へと向かっていた。

だけど…

 

テ「ここ…どこ…?」

ボクは迷子になっていた。

 

急がなきゃ…カイチョーが記者会見を終えて帰ってしまう。

そうなったらボクの思いを告げれない、いろいろな感情が沸き上がり泣きそうになっていると…

?「どうしたの君?」

 

後ろから声をかけられた。

ボクは振り向くと、そこには一人の青年が心配そうに話しかけてきた。

 

………………

 

身体が重たい…あれ…ボクどうしたんだっけ…

確か…海でおぼれて…で…今…どうなったんだっけ…

 

?「…い…お」

 

?「て…お…」

 

テ「ん…」

重い瞼を開けるとぼんやりとだが涙目のトレーナーがそこにいた

 

テ「ト…トレ…ナー…」

テイオーはぼんやりとしながらそう返事をした…

 

ト「テイオー…よかった…本当によかった…」

 

トレーナーはテイオーを力強く抱きしめた

テ「トレーナー痛いよ…」

 

ト「あぁ…ごめんな…本当にごめんな…」

抱きしめる力は弱まっていく…それとともにトレーナは震えていた。

 

きっとボクのために泣いているんだろうと分かった。

ボクは…トレーナー…を泣かせてしまった…

トレーナーに言われてたことを守らず勝手にやったこのボクを…

 

そんなことを考えていたらボクも涙が出てきた…色々な感情が抑えられなくなってきた。

テ「うぅ…ぼ…ボクもごめんな…さい…トレェ・・・ナァ…ゴメン…」ヒッグヒッグ

 

2人ともいつしか、外にいるのに、大声でわんわん泣いていた。

数分間泣き続けた…トレーナーは、ボクより先に落ち着いたのか、ボクを温かく抱きしめながら頭を撫でてくれた、その撫でてくれる手はとても温かく、ボクは自然と落ち着いていった。

 

テ「トレーナー…勝手に無理な練習をして、ごめんなさい…」

ボクは改めてトレーナーに謝った。

 

ト「テイオーが謝る必要はないよ…そもそも俺がテイオーの気持ちがわかってやれなかったから…色々と焦ってたんだよな本当にごめんな」

ずるいよ…そんなこと言われたらこれ以上謝れなくなるじゃないか…

 

テ「うん…ボク…はちみーも早く飲みたかったし、それにトレーナーに元に戻った事で、安心してほしくて…痩せるためには、運動しまくって汗を流せばいいと思ったんだ、たくさん強くなれるしいいことづくめだと思って…」

 

ト「そうか…テイオー」

 

テ「なに?」

返事をしたとき、トレーナーはテイオーの頭に手を乗せ

 

ト「一生懸命テイオーなりに頑張ったな偉かったぞ」

そういいテイオーをゆっくり撫でた

 

テ「ちょ…トレーナーくすぐったいよ///」

先ほど撫でてくれた時は温かいと感じていたが、

褒められながら撫でられるのってなんだかむずかゆいけどそれ以上に、うれしかった。

数秒間撫でてもらった後、トレーナは撫でている手を戻した。

 

テ「っあ…」

少し名残惜しそうにするテイオー

 

ト「さて…ホテルに戻るか、もう日が落ちてるしな、明日は大事を取って午前は休みな」

 

テ「うん…わかった」

 

そう答えると、トレーナーは

ト「ほらおぶるから背中に乗れ」

 

テ「えぇ…さすがに、帰る途中誰かに見られたらはずかs「いいか乗れ」…はい…」

 

ト「こういう時はトレーナーに甘えるってもんだろ」

 

テ「…なにそれ…」

 

ト「そういうもんなの」

 

テ「…うん」

トレーナーの背中におぶってもらいながらゆっくりホテルまで帰った。

トレーナーの背中ってこんなに広いんだね…

とても居心地がよくて気持ちよかった…なんだか…眠たくなってきた…

 

ト「テイオー?」

寝息を立てている…どうやらテイオーは寝てしまったようだ

 

ト「寝ちゃったか…明日からもよろしくな相棒」

そう口ずさみ、起きないようにゆっくりと目の前にあるホテルの入り口に向かった。

 

その光景を自室の窓から見ていたルドルフは、うまく関係が戻ったことを察し安堵した。

 

一方そのころ

 

マックイーン「トレーナーさんもっと声を出しなさいませ!」

 

マックイーン(ト)「えっとマックイーンさんこれ以上声を出すと、隣の部屋の方にご迷惑が「いいから」…はい」

 

マックイーン「さぁ行きますわよ!!かっ飛ばせーユーターカー!!さぁトレーナーさんも!!」

 

マックイーンは自分のトレーナーがいる部屋で撮りためていた野球を観戦していた。

 

翌日、テイオーが朝ご飯を食べに食堂へ向かっていると、廊下でマックイーンとマックイーンのトレーナーが【私は昨晩騒ぎすぎて、隣の部屋で寝ていたブライアンを怒らせました】と書かれた札を首にかけて正座させられていたそうな



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トウカイテイオーと新人トレーナーと菊花賞へ(合宿後編)

合宿も最終日、最後の練習とのこともあり、

各ウマ娘普段も一生懸命だがそれ以上に頑張って練習していた。

勿論、テイオーもその中に含まれる。

そのテイオーの練習を見ていたトレーナーは最近少し悩んでいた。

 

テ「あの一件からテイオーのスキンシップが増えた気がする…」

やけに最近引っ付いてくるし、

事あるごとに抱き着いてくる…暇なときは私の部屋によく遊びに来るし…

 

元々信頼し合う仲ではあるとは思っていたが

前回の一件で、LikeというよりLove寄りになってね?ボクだけみてよとか言い出してしっとりしだすぞ…

重馬がくるか…まずいぞ…

いや好かれるのはうれしいよ?可愛い娘にスキンシップされるのもうれしいよ?

でも重いのはキツイですわ…

 

あーいつぞやのルナとかも苦労したなぁ…あとあいつも…

 

ただ重馬場の経験がある私だからこそちゃんと対処すれば…うん大丈夫だな!!

そう自分に言い聞かせたトレーナー、

シニアの春あたりで地獄を見ることを知らず

 

そういえば、もう太り気味は解消されたし、

はちみー禁止も解消だとテイオーに伝えないとなぁ

そう考えていたら、後ろから誰かに抱き着かれた。まぁ一人しかいないんですけど、

 

テ「トレーナー走り込み終わったよー」

 

うーんやっぱスキンシップ多いよなぁ…

 

ト「テイオーちょっといいか」

 

テ「なにトレーナー?」

そういうとテイオーは抱き着いていた手を放してくれたので、テイオーの前に振り向いた。

 

ト「明日からはちみー飲んでいいぞ、十分スリムになったし目標は達成したと思うしさ」

トレーナーがそういうとテイオーは少し顔を下に向け考え出した。

あれ?喜ぶとおもったんだけど…

 

テ「えっと…トレーナーはちみーはまだ禁止でいいかな?」

予想外な回答が来た

 

ト「え?どうして?飲みたかったんだろ?もう痩せるという目標は達成できたと思うしいいんだぞ?」

 

テ「えっと…以前トレーナーは菊花賞勝てたら好きなだけ飲んでいいって言ったよね?」

 

そういえばそんなこと言った気がする…

 

テ「だから菊花賞まで我慢する」

 

テイオーの顔を見る、本気の顔であった。そしてその目は決意が宿った目であった。

 

ト「そうか…なら菊花賞勝つぞ、テイオーを絶対に勝たせる!頑張ろうな!」

 

テ「うん!!それでねトレーナーお願いがあるんだ」

 

ト「お願い?」

 

テイオーは顔を赤くしながら上目遣いでってナニコレ可愛くね?

写真撮っていい?その写真大量に焼き増しして売っていい?その金で焼肉食べに行っていいか?

 

テ「えっとね///ボク毎日練習やレースを頑張るからそのご褒美が欲しんだ」

 

ト「ご褒美かぁ…ご褒美の内容は?」

ここでいいぞと即答してもいいかもしれないが、無理難題な要求をされたらたまったもんじゃないので、まずは内容を聞くことにした。

 

テ「えっと///」

もじもじしてるなぁ…自室のカギをくれとか…ボク以外の女を見るの禁止とか言わるんじゃねこれ?

 

テ「毎日褒めながらナデナデしてほしいかな…///」

良馬だったぁ!よかったぁ!

 

ト「あぁいいぞ」

 

テ「じゃあ早速お願いしてもいいかな?///」

そう言うと、テイオーは頭を前に差し出した。

その頭を優しく撫でた。

 

ト「合宿最後まで頑張ったな!さすが俺の相棒だぜ!」

テイオーは嬉しいみたいだ、しっぽや耳の動きがそう物語っている

 

その後、数秒間は褒めつつ撫でた。終わった後にふとひらめいた。

ト「あ…そうだテイオー、菊花賞勝てたその日から毎日はちみー1本俺からプレゼントするよ」

 

テ「本当に?」

 

ト「あぁ約束だ!!」

 

そういうとすごくうれしいのかテイオーは勢いよく抱き着いてきた。

テ「約束だよ!!絶対だよ!!」ギュー

 

ト「おう…」ギチギチギチギチ

抱き着く力強すぎ折れる…

 

こうして合宿最終日は終わった。

菊花賞まであと1か月と数日

 

次の日、合宿へ帰るため、バスに乗るテイオーとトレーナー

 

テ「あれ?マックイーンがいないんだけど?」

 

ト「え?」

 

 

一方そのころ

 

 

マ「ゴールドシップさんに教えてもらった場所に行きましたのに、これは一体どういうことですの?お店なんてどこにもないじゃない?!」

 

数時間前、ゴールドシップにあの海岸から5キロ先にある離島に、伝説級に美味しいカキ氷屋があると聞いたマックイーンは、居てもたってもいられず、水着は持ってきていないので、ジャージを着たまま、泳いで離島まで来ていた。

 

だがその離島は無人島であったため、そんな店はなかった。

 

数時間後、ビショビショで意気消沈した彼女を彼女のトレーナーが海岸で見つけ、無事帰った。

 

マックイーンとそのトレーナーは罰則として1週間、朝の清掃活動を言い渡された。



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トウカイテイオーと新人トレーナーと菊花賞へ(ハプニング)

菊花賞まで、あと1週間

トレーナーは、ある悩みがあった。

それは、

テ「ハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミー」ボソボソ

え?何あれ?ハチミーハチミーずっと連呼してて怖いんだけど?え?禁断症状でてね?

 

ト「テ…テイオーさん」

 

テ「ハチミーハチミーハチミー…ん?何トレーナ?」

誰かが話しかけたりすると元に戻るし言ってることは覚えてないみたいだし、

完全に無自覚で言ってるよこの娘…

 

ト「い…いや…何でもない…」

 

テ「どうしたの?変なの」

いや変なのはお前だよ!

その禁断症状で色々と苦情が来てるんだよ。

マヤノトップガンが怖くて夜寝れないせいで、

夜更かし気味になってると苦情はくるわ

 

ルナがどうにかしようと頑張ったが全然改善されどころか、

たまにすごく怖いことが起こるらしく、どうにかしてくれと懇願してくるし

 

練習中もこうなるから周りの目が痛いし、

ただ練習のキレはすごくいいんだよな、友情トレーニング×5くらいキレがいいんだよなぁ

 

あとなんかトレーナーがやばいやつなのではっていろんな人に疑われるし

 

理事長に呼ばれて、どうにかしろって言われるし、

 

たずなさんには怒られるし、ラーメン奢らされるし、

飲みに誘われるし、悪酔いに付き合わされるし、

 

そもそもどうしてこうなったんだよ…

もう我慢とかせずにはちみー飲ませるしか…

いやいやそうしたらテイオーの決意が無駄に…

 

テ「あ…今週分の薬を飲まなきゃ」

 

飲まなきゃ?薬を?トレーナーはテイオーを見た。

テイオーは見慣れない容器に入った液体を飲んでた。

 

ト「テイオー、薬って何?」

 

テ「ん?どうしたのトレーナー」

 

ト「質問に答えて」

 

テ「えっとね、欲を抑える薬だって、タキオンがくれた…あれ?トレーナー?」

テイオーがすべてを言う前にトレーナーは部屋を飛び出していた

 

理科室

 

?「ふぅ…朝の紅茶は美味しいねぇ…それにしてもモルモット君は早く退院しないかねぇ…彼の弁当が恋しいよ」

 

ドア<ドッカーン

 

ト「おらぁ!!マッドサイエンティストはいるかぁ!!」

 

?「おやおや…騒がしいな…テイオーのトレーナー君」

 

ト「タキオンテメェ…テイオーに何盛った!?」

 

タ「盛ってなんてしてないさ、私はテイオーに頼まれたから作っただけなんだがね」

 

ト「作った?」

 

タ「3、4週間前だったかな、テイオーに菊花賞まではちみーの雑念なく調整したいから欲を抑える薬が欲しいといわれたから作ったまでだよ」

 

最近すごくキレのいい練習をしていたのはそれが原因だったのか。

 

ト「ちなみどんな薬を渡したんだ」

 

タ「なに飲んだら1週間、一番食べたい物か飲みたい物の欲を抑える薬さ」

そう言うと液体の入ったフラスコを取り出す。

 

タ「これを飲めば、一番食べたい物か飲みたい物が無関心になるというものさ、まぁ今見せたものはテイオーに渡した薬の失敗作だけどね」

 

ト「え?無関心?事あるごとにはちみーはちみーつぶやいてて怖いんだけどぉ?」

 

タ「おや?おかしいな…」

 

ト「まさか…お前…」

 

タ「私としたことが、少し抑えるの効力を低く見積って作ったみたいだね、多分溜めてる欲が多すぎて少し漏れているみたいだ」

 

ト「どうしてくれるんだよ!!こっちは苦情ガンガンに来て困ってるんだよ!!」

 

タ「すまなかったね、ここ数か月モルモット君の弁当を食べれてないから調子が出なくてね、そこまで頭が回らなかっようだ」

 

そういえばこいつのトレーナー4か月前、食堂調理室爆破させて全治半年の入院してるんだっけか、てか爆発したのに全治半年って身体強すぎるだろ

 

タ「あぁあと薬の効力が完全に切れたら欲が爆発するから気を付けてくれたまえよ」

え?は?なんて言ったこいつ?

 

ト「爆発?どういうことだ?」

 

タ「薬の効力で欲を抑えてるんだ、その効力が切れたら今まで抑えて溜めていた物は吐き出されるだけださ」

 

ト「はぁあああ?!それってめちゃくちゃまずいじゃないかよ!!」

 

テ「飲んでからちょうど1週間だからね、うまく時間調整して菊花賞終わった夜に効力が切れれば大変だろうが何とかなるだろう」

 

ト「…飲んだのさっきなんだが…」

 

そうテイオーが飲んだのは、さっきちょうど朝の8時!!

薬の効力がなくなるのは菊花賞がある日の朝8時!!

 

タ「…」

 

ト「ちなみに…テイオーはまだ薬のストックを持っているんだよな?」

 

タ「菊花賞の日分までしか作ってないね、更にもう1本薬を作ろうにもちょうど材料がなくてね…補充するのには早くて10日かかる…」

 

ト「」

 

タ「ま…まぁ頑張ってくれたま「オラァ」ん何を!?ゴクッ あぁ飲んでしまったじゃないか!!」

とっさに、トレーナーは先ほど見せてくれた薬をタキオンに飲ませたのだった

 

ト「テメェもテイオーと一緒に1週間欲を抑えて爆発するんだな…」

 

タ「なんてことをしてくれたんだ…ち…違うんだ…この薬は失敗作で一番欲する食べ物か飲み物を摂取しない限り、ずっと欲が爆発し続けるんだ!!」

 

ト「解毒薬は?あとテイオーの分」

 

タ「作ってない…」

 

ト「うん…まぁ…あいつが退院するまで頑張れ…」

そういって部屋を出ようとしたが、腕をつかまれる

 

タ「待ちたまえよ!どうしてくれるんだ!責任を取ってくれよ!」

 

ト「いや、お前のトレーナーじゃないし無理やん」

 

タ「確か君は料理が上手だっただろ?この際誰が作ったかはいい!君が弁当を作りたまえ」

 

ト「いやいやアイツじゃなきゃ無理だろ、まぁ頑張れ」

そういい手を払い除け部屋を出る

 

後ろでタキオンが待ってくれよ!弁当作ってくれよ!と色々叫んでたが放っておいた。

まぁ明日試しに作って食べさせてみるか

 

さて

ト「マジで菊花賞どうしよう」

テイオーの溜めてた欲が爆発する、漏れかかるくらい溜めている欲が爆発するとかマジでやばいだろ

とりあえず、生徒会や知り合い、最悪頼みたくはないがあいつにテイオーを抑えるのを頼むか

 

「はぁ」

 

これから大変になるんだろうと分かるとため息しか出なかった

 

その日の夕方、欲の爆発に耐えれなかったタキオンは、彼女のトレーナーが入院している病院へ向かう。

だが数ヶ月前に入院中だった彼女のトレーナーを実験しようとしたことがあり出禁を食らっていた。その為会うことは出来なかった。なおその際色々ありまして、生徒会の仕事が沢山増えてた。涙目のルナに手伝ってとお願いされたので、私のせいでもあるし代わりにやる事にした。5日くらい徹夜で作業した。

 

一方その頃

 

マ「さぁ天皇賞・秋に向けて練習ですわ!」ゴクゴクデスワ

 

マ(ト)「マックイーンさん練習前にはちみー飲むの辞めてくれませんか?」

 

マ「はちみーを飲むと練習効率が20%上がるから必要な事ですわ」

 

マ(ト)「はちみーはビコーペガサスのサポカだったのか...あっ!そうだマックイーンさん新しい勝負服できましたよ」

 

マ「本当ですの?」

 

マ(ト)「はい、ここにありますよ。着てみますか?」

 

マ「そ...そうですわね、今日はやめておきますわ」

 

マ(ト)「そうですか、着たい時は言ってくださいね」

 

マ「えぇ...」



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テイオーとトレーナーと菊花賞

今回はかなり長めです。
ちょっとした下ネタがあるため注意です。



トレーナー(以下:ト)トウカイテイオー(以下:テ)シンボリルドルフ(以下:ル)サイレンススズカ(以下:ス)スーパークリーク(以下:ク)メジロマックイーン(以下:マ)マックイーンのトレーナー(以下:マ(ト))

 

【注意:ちょっとした下ネタがあるためダメな人はバックお願いします】

 

 

菊花賞当日

 

あれから色々とありました。

テイオーの欲漏れは日に日に大きくなっていき、周りを恐怖させていくわ。

終いには無意識に、目の前がはちみーに見えて無意識に舐めだすし…

この前唾液でべとべとになってションボリしてるルナがこっちに来て泣き言を吐いてたし…

マックイーンってスイーツいつもパクパクしてて甘そうだよねって言いだして(物理的に)食べようとしたと苦情が来たし

タキオンに弁当作って食べさしたがやはり彼女のトレーナーが作った物じゃないと意味がないらしく、

理科室で荒れてるし…この前2度目の病院突撃があって、ニュースになってたなぁ…

はちみーを飲ませようにもテイオーが涙目で飲まないと否定するので、無理強いできないし

気づけば菊花賞当日になってるし…

 

6時30分…あと1時間30分かぁ…

 

もうじきテイオーが来る…ひとまずホテルから京都競馬場までの移動は大丈夫か…

 

ドア<コンコン

来たか…テイオーかそれとも…

 

ト「どうぞー」

 

ドア<ガチャ

ル「トレーナー君、失礼するよ」

そこに入ってきたのは、生徒会の3人と応援として頼んでおいた人たちであった

ルナ、エアグルーヴ、ナリタブライアン、マルゼンスキー、スーパークリークそして…

?「お久しぶりです、トレーナーさん」

 

来たか…重の…

ト「や…やぁ…スズカ…お久しぶりだね…」

 

そこにいたのは異次元の逃亡者ことサイレンススズカであった…相変わらずその目はどす黒い…

ス「えぇ…最後に話したのは25日ぶりですね…」

 

えぇ…相変わらず目にハイライトないし怖いんですけど…

ト「お…そんなに経つのね…元気そうでよかったよ…で…お願いがあってね」

 

ス「テイオーさんが暴走するから抑え込めばいいですよね?」

 

ト「あれ?話は既に聞いた感じ?」

 

ス「いえ…トレーナーさんの事はなんでも知ってるので…」

えぇ…この娘どうしてこんなにしっとりしてるの…

 

ス「トレーナーさんとこれからも同じ景色を見るためには、なんでも知っておく必要がありますので…」

 

ト「そ…そうか…まぁ…助かるよ…ありがとう…」

 

ス「はい…これで一つ貸しですね…」

 

ト「…」

何要求されるんだろう…以前は昨日の洗濯物要求されたし怖ぇよ…

 

ル「スズカは相変わらずだな…ソレデモサイシュウテキニハトレーナークンハルナノモノニスルガ…」

 

ルナがなんかボソボソ言ってる…聞かなかったことにするか…

てか、サブトレ時代に矯正出来たと思ったんだけど…おかしいな…

 

ト「もうそろそろしたらテイオーが来るからみんな…時間が来たら怪我させない程度に抑えるの手伝ってくれ…」

 

ドア<ガチャ

 

ト「お?テイオーきt…え?」

トレーナーは驚いた

 

確かにテイオーは来た、目がうつろになっており…何も刺さってないストローを口にくわえて何もないはずなんだが、何か吸いながら…

 

テ「トレーナーおはよーなんかね不思議なんだ…身体が勝手に動いてストロー咥えちゃってるんだ…」ハチミーハチミーハチミー

 

えぇ…

ル「テ…テイオーだ…大丈夫なのか…」

 

テ「あ?カイチョーにみんなも!応援に来てくれたんだね!ありがとう!」ハチミーハチミーハチミー

 

ト「ひとまず揃ったしレース場へ向かおうか…」

そうしてみなでバスで移動することになるのだが…

 

ス「では、私がトレーナーさんの隣に座りますので、他はご勝手に…」

 

ル「いやスズカそういうわけにはいかないぞ!!君がトレーナー君のとなりだったら何があるかわからない!!ここは私が!!」

 

テ「いやいやカイチョー何言ってるの?ここは担当のボクが隣でしょ?」ハチミーハチミーハチミー

えぇ…早く行きたいんだけど…

 

ト「ブライアン隣いいか…」

 

ブライアン「あぁ…トレーナーも大変だな…」

 

こうして京都競馬場へバスを走らせた…

なおテイオーの隣はルナだったみたいで…

 

テ「ハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミーハチミー」チューチュー

ル「テイオーやめてくれ!!ト…トレーナー君助けてくれ!!テイオーにストローで吸われる!!」

なぜかルナの頬っぺたを吸ってた…もう色々手遅れじゃん…

 

ヤメルンダテイオー

ハチミーハチミーハチミーハチミー

アッソコハミミ

ハチミーハチミーハチミーハチミー

 

なんかすごいことになってそうだから本人の名誉のため見ないでおこう…

 

京都競馬場

7時30分

 

選手控え室へ向かっているルナをおんぶしながら…

到着した時すでにルナは色々と見せてはいけない状態になっていた…

しばらく立てないということなので、おんぶしている…

隣でスズカが羨ましいのか…妬んでるのか…すごく複雑そうな顔をして私の腕を握ってくる…

しばらく移動してると、

ルナが何とか立てるようになってたがまだおんぶされたいと耳打ちしてたが、それが聞こえたスズカが無理やり引きずりおろしてた。

 

さて選手控室についた…

 

ト「さて…テイオー着替えてきな…」

 

テ「ハチミーハチミーハチ…うん!!行ってくるね」ハチミーハチミーハチミー

そして…

 

腕時計<ピピピピ

8時になっt

 

控室<ガシャーン!!

 

一同「!?」

一同で控室に入るそこでは…

 

テ「ハチミーが飲みたいいいいい!!ハチミーはどこぉ?ハチミーハチミーハチミー」

テイオーがハチミーを求めていろんなものを手にとっては違うといって投げたり壊していった…

うわぁ…暴れてるよ…って違う違う…抑えなきゃ…

 

そう思った時、すでにエアグルーヴとナリタブライアンがテイオーを止めに動いていた。

 

なおルナは、今までテイオーにやられた仕打ちを思い出したのか…がくがく震えながら…私の後ろに隠れた…おい生徒会長…

ブライアンがテイオーの後ろに回り込み動けないようにホールドし、エアグルーヴが縄をもって雁字搦めにしようと近づいた。

 

これはいける!!と思った次の瞬間

エアグルーヴ・ブライアン「え?」

 

ブライアンがそのまま投げ飛ばされ、エアグルーヴは突き飛ばされた

ドン!!…ガシャーン!!

壁に激突してそのまま意識がなくなるブライアンとロッカーに激突してその衝撃で気絶するエアグルーヴ

 

テイオーはそのまま何事もなかったかのように俯いたまま扉の方へ走ると言うより突進してきた。

が扉の目の前にトレーナーがいたため目の前で止まった。

 

テ「ハチミー…ハチミーは…どこ…トレーナー…はちみーがないんだ…だからさ…はちみーを今まで我慢した分飲みに行くんだ…だからねそこをどいて?」

 

ト「いや…菊花賞はどうしたんだよ…菊花賞1着とるまで我慢するんだろ…」

 

テ「もう…どうでもいいんだ…はちみーが飲みたくて飲みたくて仕方がないんだ…だからね…どいて!!」ドン

そう言うと私の頭より左にある壁を殴った、壁がえぐれてた…怖いんだけど…食らったら死ぬじゃん…

 

ト「…っく…」

 

どくしかないのか…そう思ってたらテイオーを抱きしめる一人のウマ娘が…

ク「さぁ…テイオーさん危ないことをしてはダメですよぉ~」

キター我らがママ!!クリークママの甘えさせる攻撃だあああああああ!!

 

テイオーにも効いてるのか、目は虚ろなままだが、徐々に弱ってる気がする

テ「ハチミー…あ…ハチミー…マ…マ…」

効いてるぞ!!このまま本番前まで赤ちゃん返りさせるしかない!!

 

ク「フフフ…テイオーさんいいこでちゅねぇー」

そういいながら抱いているテイオーをゆっくり撫でるクリーク

 

テ「あ…あぁ…」

行ける!!このままいけえええええええ!!

 

テ「あ!!はちみーだ!!」

ト・ク「え?」

 

テイオーはそのまま

テ「いただきまーす」ムニュパク

 

ムニュ?ま…まさか…

ク「っあ…ちが…テイオーさん///やめ…///」

なんとテイオーのやつクリークのおっ〇いを服の上から吸いだした…っておい!!羨ましいぞ!!そこを変われ!!

てかやばい…こんなの見てたら俺の愛馬がズキュウドキュンしてウマダッチしてしまう!!

 

なんてくだらないことを考えてたらいきなりゴキって音とともに視界が変わった目の前には笑顔のスズカが

ト「スズカさん…首が痛いんですけど…顔をいきなり左に回すのやめて…」

 

ス「トレーナーさん見てはいけませんよ…フフフ…」

 

ト「いや…あの絶景をみないと後悔s「いけませんよ?」…ハイ」

 

ス「あんな脂肪の塊を見るくらいなら私だけを見てればいいんですよ?」ニコニコ

ト「はい…」

 

数分後

 

ク「」ビクビク

クリークはもう…いやこの状況説明したらR18になるだろ…って状態になって気絶してた

 

テイオーはそのまま私の方へと向かってきた…

万事休すかと思ったその時

 

?「待たせたね!!トレーナー君!!」

 

ト「ル…ルドルフ!!」

 

なんとさっきまで怯えてたルナが復活を遂げた、先ほどまでの情けない姿を忘れさせるような威風堂々とした姿に変貌して、この皇帝状態のルナなら今の暴君状態の帝王に勝てるかもしれない!!

 

しかし…なぜここまで復活したんだ?

 

そう考えてるとルナの後ろでマルゼンスキーがピースサインをしている…今まで慰めてたのか…マルゼンスキーさん最高だぜ!!マジでイケイケでチョベリグでお前がナンバーワンだ!!

 

[汝、皇帝の神威を見よLv.6]

 

ル「さて…テイオー今までさんざんこの私をもて遊んでくれたな…あまり皇帝を無礼るなよ!!」バチバチバチ

すごい…これが皇帝の威圧ってやつか…腰が抜けるやつもいると聞いていたがこれなら頷ける…

 

テイオーもこの威圧には流石に堪えているようだ…

 

ルナはそのまま追い打ちを掛けるため次の一手に踏み切った

ル「知っているかテイオー?」バチバチバチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

「はちみつの製法は緻密なんだとさ」ップ

あ…ダメだこいつ…やっぱ駄皇帝だわ…

 

テイオーはあまりのくだらないダジャレに数秒間固まった…

 

そして

 

[汝、帝王の神威を見よLv.11]

 

テ「カイチョー…咄嗟に、はちみつのダジャレを言って何がしたいわけ?…あまりはちみーを無礼るなよ!!」バリバリバリ

え?何あの固有スキル?てかLv11ってなんだよ?!単純計算で☆10になってるやん!!何あれ怖ってか威圧感やばすぎる…

 

その圧を受けさっきまでの皇帝の威勢は消え去り、ルナは膝から崩れ落ち…

ル「ゴメンナサイ…ウゥ…ゴメンナサイ…ヘンナコトイッテゴメンナサイ…」エグエグ

 

あーダメそうだ…ガチ泣きしてるよ…てか最近メンタル弱すぎ…

 

さて…今度こそ万事休すか…スズカにたの…あれ?スズカは?

隣にいたはずのスズカがいないことに気づいたトレーナ

次の瞬間

 

とすっ!

テ「っう!!」バタン

 

テイオーが突如倒れ、スズカがその場に立っていた…

えぇ…何したし…

 

ス「トレーナーさんこれでいいですか」ニコニコ

 

ト「あ…あぁ…」

 

数時間後

 

ナレーター「クラシックロードの終着点、菊花賞を制し最強の称号を手にするのは誰だ!」

「さて今回クラシック三冠が目の前となってる5番トウカイテイオーが一番人気となりました」

「そのトウカイテイオーが見えないが、何をしてるのでしょう?」

「おっと…あそこにい…あれ?なぜサイレンススズカがいるのでしょうか?」

 

ナレーターが見る観客が見る先ではレースに出るはずではないスズカがテイオーを抱えてやってきた…

 

「えっとどういうことでしょうか…サイレンススズカが5番ゲートに入ったぞ何が起きているのでしょうか…」

 

5番ゲートない

ス「さてと…」っす

そう呟き手方でテイオーの首後ろを叩く

 

テ「はちみー!!あれ?はちみーは?」ハチミーハチミーハチミー

起きるテイオー

 

ス「テイオーさん今から菊花賞のレースですよ?」

 

テ「え?はちみー飲みにいきたいから菊花賞でなくてもいいかな」ハチミーハチミーハチミー

無論気絶させたからと言って薬による爆発がなくなったわけではなかった

 

スズカは考えたこのままゲートに入れてもテイオーはゴールへ行かずそのまま逃亡してはちみーを飲みに行ってしまうだろう…

そんなことになってしまったらあの人が悲しんでしまう…正直テイオーを助けるのは気が引けますが…仕方がありません…

そう思った、スズカは、テイオーに耳元で周りに聞こえない声で伝えた

ス「………………」ボソ

 

テ「?!」

その瞬間テイオーの目の色が変わった…

 

ス「さて…テイオーさん私は客席に戻りますね…あとはあなた次第です…私としては…なんでもありません、頑張ってくださいね」クスクス

そう言うとスズカは観客席の方へ走って行った

 

テ「…」

 

ナレーター「えー思わぬハプニングがありましたが、レースを続行したいと思います。各ウマ娘ゲートイン完了、出走準備が整いました…」

 

テ「トレーナ…ボク…だ…」

 

バン!!ゲートが開かれる!!

 

テ「トレーナーとトレーナーのはちみーはボクのものだああああああああああああ!!」ッゴ!!

そう叫んだ瞬間

 

テイオーは作戦など何も考えずに最初から全力で走っていた

 

そして…

 

ナレーター「」

観客「えぇ…」

トレーナー「マジでか…」

ルドルフ「…ナニアレコワイ」ガクガク

スズカ「…」

 

ナレーター「トウカイテイオー今ゴール!!2着は…ってまだ他のウマ娘たちはまだ2周目にはいった所って…えぇ…」

 

テイオーはそんな異常な状況など気にせず全速力で

テ「トレーナー!!」

 

ト「ちょ…グッハ!!」

トレーナにタックルをかましてた

 

テ「勝ったよ!!ボク三冠とったよ!!」

 

ト「あ…あぁ…よく頑張った…テイオー…」ガクッ

 

テ「トレーナー?トレーナー!?」

 

こうして菊花賞はトウカイテイオーが1着になり、クラシック三冠を取ったのだった

 

?「彼と同じ景色は…今のままでは見れなさそうね…タイキちょっとお願いがあるんだけど…私アメリカへ行こうと思うんだけど…」

 

 

その劇的な菊花賞が終わってから1週間後

 

東京競馬場控室

 

今日は天皇賞・秋があった。

あった…そうレースは終わっていた。

 

マックイーンはトレーナの前で正座をしていた。

彼女のトレーナーはそんな彼女を上から見ていた…普段とは違いすごく怒っているご様子であった。

 

マ(ト)「マックイーンさん、まずは天皇賞一着おめでとうございます」

 

マ「あ…ありがとうございま「しかし!」」

 

マ(ト)「最終直線残り100を切った時突如失速しましたね?なぜでしょうか?」

 

マ「そ…それは…」

 

マ(ト)「そして危なげながら一着が取れました。ですが…ゴールしたあとどうなりましたか?」

 

マ「え…えっと「いいなさい」…はい…その…スカートがズレてしまいまして…下着を晒してしまいました…」プルプル

 

マ(ト)「そうですよね…なぜスカートがずれたのですか?」

 

マ「スカートのホックが壊れてしまったからですわ…」

 

マ(ト)「100を切ったときに壊れたんですよね?しかしなぜスカートのホックが壊れたのですか?」

 

マ「そ…それは…」

 

マ(ト)「ひとまずこの体重計に乗ってください…」

 

マ「えっと…「いいから乗れ」はい…」

 

マ(ト)「すごく増えてますね…」

 

マ「はい…」

 

マ(ト)「いつから太ってると自覚がありましたか?」

 

マ「合宿へ行く前からです…わ…」

 

合宿中水着を忘れたりしてたのは…ばれないようにワザと忘れてたのか…などと色々と思い当たる節があったなぁと反省するマックイーントレーナー

マ(ト)「……」ボソ

 

マ「えっと…トレーナーさん?」

 

マ(ト)「次の有馬記念まで、スイーツ禁止です」

 

マ「そ…そんな!?それは流石にあn「わかりましたね?」…はい…ち…ちなみに…チートデイは?」

 

マ(ト)「そんなのあるわけないですよ」

 

マ「そ…そんなぁあああああ」




次回後日談と現在に戻ります


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菊花賞の後

クラシック三冠編これにて終了
次から日常パートをだらだらやります


現在

トレーナー室

 

ト「とまぁ…菊花賞はこんな感じで終わりましたとさめでたしめでたし…」

 

キタ「えぇ…」アセ

つまり…大好きなはちみー我慢してたのが爆発してあんな事になったと…

 

ト「いやぁ…あの後大変だったなぁ…」

「テイオーにはちみーあげた後、ウィニングライブにはちみー飲みながら踊りやがったからさ、宣伝活動になるから違法だの大人の都合で大変な目にあったし…」

「違法な薬物摂取したのでは?って疑われて、身の潔白を証明するの大変だったし…」

「その対応に追われてる中、ルドルフは幼児退行して1週間面倒みる羽目になるし…」

 

……

 

菊花賞の次の日

 

トレーナー室

ト「はちみーの件で理事長やたずなさんにすごく怒られました…つらたん…たずなさんに今晩飲みに拉致られるの確定しました…卑しか女杯…」

「さて…テイオーが来るまでトレーニングやら昨日の後処理をしますかね…終わりそうにないから今日の飲み終わったら仕事に戻ろう…」

 

そういい仕事に取り掛かろうとした時、

ドア<コンコン

 

ト「どうぞー」

 

?「失礼するぞ」

 

ト「お?エアグルーヴか?昨日は助かったよ、ブライアンともに怪我はなかったみたいだけど、今のところ大丈夫かい?」

 

エア「あぁ特に何もない、ただ…会長がな…すまないちょっと生徒会室まで来てくれ」

 

ト「ルドルフに何かあったのか?!」

 

エア「あぁ…ちょっと私達には手に負えなくて…すまないが助けてくれ」

 

そう言われ、エアグルーヴと一緒に生徒会室へ来た、そこには、ルナが大声で俺の名前を叫びながら泣いていた…えぇ…

ト「えぇ…ナニコレ?」

 

エア「私もさっぱりわからない、今日来たら、すでにあんな感じになっていた…」

 

ト「ナニソレコワイ」

 

どうなっているんだ…とりあえず本人に聞いてみるか…

ト「やぁ…ルドルフ…大丈夫か…?」

 

俺の声が届いたのか耳としっぽがピーンとなったあと、泣き顔から満面の笑みになりこちらへいそいそとやってきた

 

ル「やっときてくれたトレーナー」ダキ

そういうと抱き着いてきた…ナニコレ?

 

エアグルーヴはすごく気まずかったのか、いつの間にかいなくなっていた…おいていかないでくれよ…

 

ト「えっとさルドルフ?「ルナ!!」え?」

 

ル「ルドルフじゃないもん!!ルナだもん!!」

 

ト「はぁ…でルナはどうしてさっきまで泣いていたんだい?」

 

ル「えっとね…トレーナーさんがどこかへいくこわいゆめをみちゃって…それでおきたらトレーナーがいなかったからこわくなってないちゃった…」

 

ト「そうか…大丈夫だよ、トレーナーは何処にもいかないから」

 

ル「ほんと?」

 

ト「本当だよ」

 

ル「じゃあこれからずっとルナといっしょにいてね」パァ

 

ト「」

やっちまった…

 

それから一週間

ル「トレーナーあそびにいこ?」キャッキャ

「トレーナーきのうのよるどこいってたの?」ハイライトオフ

「トレーナーのおうちでおとまり♪いいでしょ」ウワメヅカイ

「おふろいっしょにはいろうよ」ネーネー

「いっしょにねよ?」ギュー

「といれ…ついてきて…」ウルウル

テ「か…カイチョー?!」

ル「はちみーおばけ…こわい」ガクブル

テ「ええええ!?」

 

……

現在

 

キタ「会長さん…」

 

ト「まぁあいつも色々と苦労してたみたいだしな…メンタルギリギリだったんだろうなぁ…元に戻った時幼児退行してた記憶があったらしく、1か月引きづってて俺と目が合うと赤面しまくってたっけなぁ」

「でまぁその後、ルドルフの面倒をみてた事もあり仕事が溜まりまくったので、消化しようとした矢先にさ…」

 

キタ「その後も何かあったんですか?!」

 

ト「あぁ…」

 

……

ルナからルドルフに戻った次の日

 

ト「やっと仕事に戻れる…始末書やら後処理の書類が俺の身長くらい積みあがってるやん…」

期限間近なものなど必要最低限の事は消化していたが、増える一方の書類、テイオーには申し訳ないが当面自主練をお願いするか…

 

ト「さて…やりますか…」

 

そういい仕事に取り掛かろうとした時、

ドア<コンコン

 

あれぇ?先週もこんなことあったぞぉ?

マジで面倒ごと勘弁してくれよ!!

誰かは知らんがここはいるsガチャ

?「トレーナーさん居留守はダメですよ?」

 

げぇ…

ト「…スズカ…」

 

スズ「はい、あなたのスズカですよ」フフフ

相変わらず目のハイライト忘れてるし…嫌な予感しかしない…

仕事早くしたいし、さっさと用事を聞いて済ませることにするか…

 

ト「えっと…スズカ何のようかな?」

 

スズ「えっと菊花賞での貸しを返してもらおうかなと思います」

菊花賞…確かに彼女がいなかったら、テイオーは勝てなかっただろう…多少衣服が減ったりしてもいいか…

 

ト「あぁ…そうだな…無理な願いは聞けないが借りは返さないとな」

 

スズ「ありがとうございます」

そういった瞬間スズカが一瞬にして消え…っう!視界が少しずつ暗く…

 

スズ「ふふふ…では行きましょうか…」

 

……

現在

 

ト「そして…気づいたらスズカと一緒にアメリカにいたんだ…」

 

キタ「」ポカーン

 

ト「数週間ほどアメリカでスズカのレースを見ながら臨時トレーナーさせられた」

「貞操の危機もたくさんあったけど何とか逃げ切り、テイオーやルドルフに助けてもらい何とか日本へ帰ってこれた」

 

キタ「た…大変でしたね…」

 

ト「んで、日本に帰ってきたら更に溜まっていた期限切れやぎりぎりの書類を必死に終らせた後ぶっ倒れ、1か月入院しました」

「1週間の入院だったんだけどさ、運が悪いことにタキオンのトレーナと同室で、弁当に飢えてるタキオンの襲撃で怪我してしまい、期間が延びた」

 

キタ「…本当にお疲れさまでした…でもこれで終わりですよね?」

 

ト「いや…最後にあいつがやらかして俺の年末の休みがなくなった…」

 

キタ「あいつ?」

 

有馬記念

 

マ「スイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツ」ブツブツ

 

マ(ト)「マックイーンさん…有馬記念頑張りましょう…」アセアセ

 

マ「スイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツ」ブツブツ

 

マ(ト)「一着取れたら約束通りスイーツバイキングへ行きましょう…だから…正気に戻ってください…」

 

マ「スイーツ!?えぇ…だ…大丈夫ですわ…」

 

そして…

実況「ゲートイン完了、出走準備が整いました」

 

マ「スイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツ」ブツブツ

 

モブ「マックイーンさん…怖い」ガクブル

 

ゲート<ガコン

実況「さぁスタートで「スイーーーーーーーツ!!」えぇ?!」

ゲートが開く共に、雄たけびを上げるマックイーン

 

そして、

実況「メジロマックイーンゴール!!30馬身以上離して圧倒的なゴール…えぇ…」

 

マ「スイーツ!!」ガッツポーズ

 

マ(ト)「えぇ…」ドンビキ

 

マ「さぁ!!トレーナーさんいきますわよ!!」ガシ

トレーナーの腕をつかむマックイーン

 

マ(ト)「え?どこへ?」

 

マ「勿論!!スイーツバイキングにですわ!!」

 

マ(ト)「いやこの後、記者会見とかウィニングライb「いきますわよ!!」…はい…」

 

マ「今まで我慢してた分、パクパクですわ!!」

 

現在

 

ト「その後、箍が外れたマックイーンは、中山競馬場付近のスイーツ店を閉店に追い込むほど食べつくしたとか」

「この件に関して、間接的原因に臨時講師とかの件で俺も関わっていたので、仕事が増え年末休日がなくなった」

 

キタ「えっと…なんて言えばいいのか…本当にお疲れ様です…」

 

ト「さて…長話になったな…いつの間にかキタ以外帰ったみたいだしキタもかえtt…ルドルフ…いつからいた…」

 

私とトレーナーさんが入り口を見た時、そこには笑顔の会長さんがいた

ル「トレーナー君がテイオーの日本ダービー後の話をしだした時からかな?」

 

ト「すべてじゃん…」

 

ル「さて…トレーナー君、その話は他人に話してはダメだと伝えてたはずだったが…」バチバチ

 

ト「」

 

ル「キタサンブラック…すまないが私はトレーナー君と話がある、今日はもう遅いし帰りたまえ」

 

キタ「は…はい…トレーナーさんお先に失礼します…」

 

ト「ちょ…キタちゃん…まって…俺も帰…」ガシ

 

ル「トレーナー君どこへ行くんだい?」ニコニコバチバチ

 

ト「」

 

その後、トレーナー室から、トレーナーの悲鳴が響いた



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テイオーとトレーナーと嫌われ薬

日常パート


菊花賞の話をしてからルナに、すんごく怒られた。

 

それから数週間後、

 

ある日

タキオン「ふむ…好感度を爆上がりする薬を作ってはみたが、逆に爆下がり薬を作ってしまったようだ…これは処分しなくては…でも何かの実験に使えるかもしれないから保管しておくか」

 

クズトレーナー「ふぅん…嫌われ薬ってやつか…いい事聞いたぞ…これをあいつに飲ませれば…俺様の時代が…」

 

現在

 

ト「なぁテイオーさん」

 

テ「なんだいトレーナー」ジョリジョリジョリ

 

ト「タキオンがさぁ嫌われ薬なるものを作ったそうなんだよ」

 

テ「へぇ~最近流行ってるからついに、ここにも来たんだね」ジョリジョリジョリ

 

ト「前から流行ってたけどなぁ~何番目かは知らんが、そして、その嫌われ薬が先日盗まれたそうな」

 

テ「それは大変だねぇー、誰かが飲んだら大変だ」ジョリジョリジョリ

 

ト「それがさぁ…俺が飲んだみたいなんだよねぇ」

 

テ「あらら…トレーナーもおっちょこちょいだねー」ジョリジョリジョリ

 

ト「どうやら盛られてたらしいんだよね」

 

テ「トレーナー恨みでも持たれてたの?変なことしすぎて恨み買ったんじゃないかな?」ジョリジョリジョリ

 

ト「変なことした記憶しかないから、ぐうの音も出ない…まぁそいつは俺の先輩でテイオーやチームが活躍するのを妬んでたらしいんだぁ」

 

テ「へぇ~嫌われてあわよくば自分のチームに引き入れる算段だったのかなぁ?」ジョリジョリジョリ

 

ト「そんなところなんだろうなぁ」

 

テ「トレーナー嫌われ薬飲んでから大丈夫だった?」ジョリジョリジョリ

 

ト「まぁ色々と痛い目にあったよ、今日は朝からモブ娘ちゃんに殴られたり、ナリタタイシンにキモイ言われたり、マックイーンに回し蹴りされたり…」

 

テ「いつもの事じゃん…」ジョリジョリジョリ

 

ト「いや…あいつらいつもより目がマジだから流石にメンタルに堪えたわぁ」

 

テ「可哀そうにねぇ~あと数日で効果切れるから頑張ろう」ジョリジョリジョリ

 

ト「ところでさ、テイオー」

 

テ「何?」ジョリジョリジョリ

 

ト「もう、クズトレーナー先輩の髪の毛ないぞ?」

 

テ「あ…本当だ」ジョリ

そういいテイオーは手動バリカンを近くにテーブルへ置いた。

 

そこには嫌われ薬を盗み、トレーナーに仕込み飲ませた、犯人が見るも無残な姿で拘束されていた。

 

3日前

 

トレーナーは何か違和感を感じていた。

 

ト「今日の昼休憩後からなんか周りの視線が怖いんだけど…」

なんか昼ご飯を食べた後から周りの視線から殺意的なものを感じるようになっていた…

 

うーんまぁ気のせいだろ…さてもうじきキタちゃんが来るかな…

 

ドア<ガチャ

 

ト「キタちゃんこんにちは、さっそくトレーニングはじめよう…ん?キタちゃん?」

 

キタちゃんはその場で怒った顔をし…

キタ「そのキタちゃんって呼ぶのやめてもらっていいですか?」ッキ

 

ト「え?じゃあクロちゃんって呼ぶか!!」

 

キタ「そういうことじゃないです!馴れ馴れしく私を呼ばないでください!!正直気持ち悪いです!!」

 

ト「なん…だ…と…」

ナニコレ?反抗期?反抗期なのか?!パパの下着と一緒に洗わないでって言われる全国のパパになった気分だ…

 

ト「ど…どうしたんだ…キタ…キタサン?」

 

キタ「とにかく!!もうあなたと顔を合わせたくないので!!チームも抜けます!!さようなら!!」

 

ト「ちょ…ちょっと…ま…「近づくな」ドカッ グッハ」ガシャーン

 

キタ「さようなら!!」

 

そういいキタサンは俺を蹴飛ばしトレーナー室から出て行った

 

トレーナー室内に設置しているカメラから映される映像を見るクズトレーナー

 

クズトレーナー「いい気味だwwざまぁみろwwwこのままチームメンバー全員に拒絶されてしまえww」

クズトレーナーはトレーナーが嫌われていく様を見て喜んでいた。

 

そしてトレーナー室の廊下に設置していたカメラに1人のウマ娘が映される

クズトレーナー「お?あれはトウカイテイオーか…あいつに拒絶されたらあいつもww…さぁどうなるかww楽しみだw」

 

ドア<ガチャ

 

ト「いつつ…強くけりやがって…お?テイオーか…すまないが近くの棚にある救急箱取ってくれね?」

 

そういうとテイオーは救急箱を取りトレーナーに、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本気で投げつけたと同時に顔面に向かってとび膝蹴りがさく裂した

テ「〇ねぇ!!」

 

ト「うぉ!?あぶねええええ」ヒョイ

間一髪トレーナーはよけた!よける前にあった机は粉砕し救急箱も壊れ中の物が散乱した

 

カメラに映っている映像をみて喜ぶクズトレーナー

クズトレーナー「よし!!いいぞそのままボコボコにしたれwww」

 

ト「テイオー何しやがるんだ!!」

 

テ「トレーナー昨日どこで何してたの?」

 

ト「は?何いt「言えよ!!」はい!!マックイーンのトレーナーと飲みに行って、酔った勢いでそれぞれ分かれて、性癖全開のお店へ行きました!!ちなみに俺はおっぱぶへ!!」

 

テ「ねぇどうしてそんなお店へいくのかなぁ?」ギロリ

 

ト「やっぱチームメンバー、テイオー(笑)含めみんな大きいとムラムラするから仕方がない事なのです!!」

 

テ「〇ねぇ!!」ブン!!ドゴォ!!

 

テイオーの右ストレートがさく裂!!ただトレーナーはよける!!殴った先にあった壁はえぐれる!!

 

クズトレーナー「あれぇ?なんか反応が違う…」

 

テ「ボクはまだ成長期なんだい!!これからキタちゃんみたいに大きくなるんだ!!」

 

そういう涙目なテイオーの肩をポンポンたたき…

ト「あきらめろ…現実をみろ…3年前と比べても全然そd「オラァ!!」ドゴォ みぞおちぃ!!」バタン

 

テ「トレーナーのばーか!!」

そう叫びテイオーは部屋を出て行った…今日はやけに暴力を振るわれるなぁ…

 

クズトレーナー「なんか…反応が思ったより違ったが…きっと個々によって薬の効果が違うんだな!!うんそうに違いない!!トレーナーのやつざまぁないな!!この調子で破滅すればwwお?」フハハ

 

そんな中また1人のウマ娘がトレーナー室へはいっていくのが映った

 

 

一方そのころ

どうもマックイーンのトレーナです

今マックイーンさんとチームの遠距離担当ライスシャワーさんの目の前で正座させられています

 

マ「さて、トレーナーさんなぜ正座させられているのかお分かりですか?」

 

マ(ト)「い…いえ…なんのことy「お嬢様な妹【自主規制】」え…どうしてそれを?!」ビク

 

マ「あなたの上着ポケットにお店の名前が書かれたレシートがありましてよ?さてこれはどういうことかしら」ハイライトオフ

 

ライス「お兄様…どうして…ライスがダメな子だからそんなお店に行くの?」ハイライトオフ

 

マ(ト)「そ…そんなこと…ないぞ…俺は「ならどうして!!」」

 

ライス「もしかしてお兄様はライスを裏切ったの?」

 

マ(ト)「いや裏切ったというわけじゃ…」

 

ライス「オニイサマガウラギッタオニイサマガウラギッタオニイサマガウラギッタオニイサマガウラギッタオニイサマガウラギッタオニイサマガウラギッタオニイサマガウラギッタ」

 

マ(ト)「」ガクブル

 

マ「さて…トレーナーさん…裏切った罰ですわ」ニッコリ

そういうと手錠をとりだした

 

マ(ト)「」

 

その後、マックイーンのトレーナーが1週間ほど行方不明となった、見つかった時彼はここ最近の記憶がなかった



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クズトレーナーとウマ娘と嫌われたトレーナー

前回のあらすじ

 

キタちゃんが反抗期になった。割とメンタルきつかった

 

テイオーにシバかれた。いつもの事なので、特に問題はなかった

 

さて…何かが…おかしい…キタちゃんの嫌われるようなことしたかな…

いい子だったのに…ショックだなぁ…

 

落ち込んでるトレーナー

 

ドア<ガチャ

?「こんにちは、あらトレーナーさん…」

 

ト「お?クリークか…」

クリークはトレーナの顔を見ると顔を曇らせた

 

クズトレーナー「お?スーパークリークか…彼女にも拒絶されて甘える事もできなくなればやつは」

もう破滅に向かって一直線だろう…そう思った彼は汚い笑みを浮かべ見ていた

 

30分後

 

クズトレーナー「え?…どういうこと…」

彼の予想とは違った光景が映像に映し出されていた

 

ト「クリーク…キタに嫌われちゃったよ…」ギュー

 

ク「あらあらどうしちゃったんでしょうね」フフフ

 

いつも通りトレーナーはクリークに甘えていた

 

ト「反抗期なのかなぁ…悲しいなぁ…」

 

ク「きっと何かあったんですよ、トレーナは悪くないですよー、だからそんな暗い顔しちゃったら私も悲しくなっちゃうのでメッですよ~」ナデナデ

 

クズトレーナー「どういうことだ…薬は効いてるはずなのに…まさかもう効果切れ?早くないか?」

 

そうして、トレーナーがクリークに甘えるという見てて正直キモ…辛いものを見せられ30分後、

クリークに甘えたこともあり、元気が戻ったトレーナはそのままチームメンバー勧誘のため…外へ出た

 

その後ろを尾行する、クズトレーナー

 

クズトレーナー「どういうことだ…本当に効果が切れたのか…」ブツブツ

 

トレーナーに向かう1人のウマ娘が

 

?「チェストですわー」ブン

ト「うぉっ!?バット?!」

トレーナーは後ろからバットで殴られそうになるも、寸前でよけた

 

ト「何するんだよマックイーン!?」

 

マ「なんでよけるんですの?」

 

ト「いや食らったらマジで洒落にならん…」

 

マ「私のトレーナーさんが先日あんなお店に行ったのは、貴方のせいですわ!だから粛清しますわ!」

 

ト「いやあいつノリノリだt「だまりなさい!」」

マ「あとなんかあなたを見てたら無性にむかつきますし、おとなしく私のためになぐられなさい、大丈夫半殺しですませますわ!!」ボコボコデスワ

 

ト「見逃してくれない?」

 

マ「だめですわ!!」

 

ト「マックイーンここに高級スイーツバイキングのタダ券があるのだが」ッス

マ「今回は見逃しますわ!!」

 

クズトレーナー「マックイーンは…うん…まぁ…ポンコツで有名だし仕方がないか…」

その後、薬は切れているわけではなかったのがわかった

あいつはウマ娘とすれ違いざまに水をかけられたり、ぶん殴られたりされていたいい気味だ

そして

 

グラス「トレーナーさんなぜ避けるのですか?諦めましょ?」ブンブンブン

 

ト「いやいやグラスさん流石に薙刀はあかんって」ヒョイヒョイヒョイ

 

グラス「ダメですよぉ~あなたみたいなクズを見てるだけでむかつくので、ちゃんと切られてください」ブンブンブン

ト「いやいやいや俺が何をしたっていうんだよぉ!!あれか?あれなのか?この前、グラスがノーパンだと噂を流した恨みか!?」ヒョイヒョイヒョイ

 

グラス「は?」ピタ

 

ト「あ…やば…」サー

 

グラス「I will surely kill you(私はあなたを確実に殺す)」

 

 

ト「アダダダダ」

 

エル「エルのヘッドロックはどうデスカ?このまま一気にやられてくだサイ」

 

ト(さすが89…柔らかくて別の意味で昇天しそうだ…)

「まだまだぁ!!次はフォール技で頼む!!しっかりその感触を感じたいんだ!!」

 

エル「なんか気持ち悪いのでやっぱやめマス…」

 

ト「そ…そんな…」ガーン

 

 

ライス「お兄様をたぶらかしたあいつを…」

「ライスだって殺ってみせる!!」ドス!!

 

ト「模型のナイフが刺さったあああいてええええええええええええ」

 

 

ウララ「トレーナーごめんね…なんかトレーナーを見てると嫌な気持ちになるから…近づかないでほしいの…ごめなさい…」

 

ト「なん…だ…と…」ガク

 

キタサンの時よりすごくメンタルが傷つくトレーナー

 

 

どんどんと怪我(大体自分のせい)とメンタル、心身ともに傷ついていくトレーナーを見て満足するクズトレーナー

 

彼は薬の効果が上々なのを確認して満足したのか、帰宅した

 

ト「…さすがに堪えるなぁ…」トボトボ

 

そうつぶやきながらトレーナー室へ戻るとそこにはルナがいた

 

ル「やぁトレーナー君今日は大変だったね、ところで…」

ルナの顔はとてつもなく怒りに満ちた顔になっていた…

 

あれから2日後

 

あいつ(トレーナー)はたくさん拒絶され暴力を受けていた

 

ククク…やつも限界なはず…ぼちぼち辞めてくれるころかな…

 

トレーナーはあれから、

アグネスデジタルに何か交渉していたところ、それを見たナリタブライアンに殺されそうになったり

グラスワンダーに執拗なまでに終われ、抹殺されそうになったり

スペシャルウィークに素で気持ち悪いといわれ、めっちゃメンタル減らされたり

トウカイテイオーに蹴飛ばされたりと

他にもいじめにも近い仕打ちを受けていた

 

スピーカー<トレーナー、トレーナー速やかに生徒会室へ

 

あいつが、生徒会室?クククついに…辞職しろと詰められるんだな…ついにこの時が来たか…

 

さてあいつが詰められて絶望する姿をみなくては…

 

クズトレーナーは生徒会室へ足を進めていった

 

 



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テイオーとチームと彼女らに嫌われなかったトレーナー

生徒会室前まできた

 

生徒会室内では、何か言い合っているのか少し騒がしい

あいつが言い詰められているのかと想像すると本当に心が躍る、

これでやつも終わり、あわよくばあいつのチームを引き抜いて俺様の時代に…

 

そう勝ちを確信し、そっとドアの隙間を覗いた

 

ブライアン「トレーナー!ウマホを渡せええええええええええ!!」

 

トレーナー「だーかーらー消したって何度も言ってるだろおおおおおおお?!」

 

ブライアン「信用できるか!!いいから早く渡せ!!」

 

トレーナー「無理なものは無理だ!!ちょ…くるな!!」

 

ブライアン「今までそうやって逃げて消さずにいたじゃないか!!今回ばかりは、強硬手段にとるぞ!!」ガシ

 

トレーナー「力強すぎ…手が折れる折れる折れるうううううう」

 

エアグルーヴ「ブライアン落ち着け!トレーナー君が怪我するぞ!本人が消したと言ってるんだ問題はなかろう」

 

トレーナー「そうだ!そうだ!」

 

ブライアン「ちなみにエアグルーヴ、あの動画もまだ保存されていたぞ!?」

 

トレーナー「おい!!バラすn「どういうことだ!!」」

 

エアグルーヴ「あの時、消したと言ったではないか!!この戯けが!!」ガシ

 

トレーナー「ちょ…まって…」

 

エアグルーヴ「今すぐそのウマホを渡せえええええええ!!」

 

は?なんだあれ…どういうことだ?やつが辞職しろと言い詰められていないだ…と

ハヤクワタセ!!

イヤダ!!

フン!!

アァ…オレノウマホガ!?

 

どういうことだ…なぜ嫌われていない…薬は完璧に効いてたはず…

それにあいつは昨日その効果でナリタブライアンに殺されかけてたはず…

ザンネンパスワードセッテイシテマシタ!ベロベロバァ

パスワードヲハケェ!! 

ハカネバウマホコワス!!

エェ…

 

?「覗き見とは感心しないな?」

 

クズトレーナー「え?」

 

コウカンドガモットモタカイヤツノタンジョウビダヨ? 

コウホガオオスギテワカランワ!!

 

そこには生徒会長シンボリルドルフとマルゼンスキーが立っていた。

クズトレーナー「す…すみません会長…少し騒がしくて気になってしまいました…」

 

ル「まぁいい、ちょうどよかった、君に用があったんだ入りたまえ」ガチャ

オ?ルドルフオカエリー

ッチ…テイオーノタンジョウビジャナイカ

 

断る理由も見つからないまま、クズトレーナーは会長に連れられた

 

ル「まぁ立ち話もなんだ、座ってくれ」

そう言われ、ソファに腰がけるクズトレーナー

 

彼は周りを見た、

窓側ではナリタブライアンがあいつのウマホを触りながら、その持ち主と話していた

ブライアン「ッチ、クリークやマルゼンスキーの誕生日でもないぞ!?」

 

ト「はははwさて誰の誕生日だろうな!!」

 

ブライアン「教えろ!誰の誕生日だ!?」

 

ト「えー嫌だわ」

 

パスワードの入力でもめている2人

それを笑顔で見ているマルゼンスキー

 

会長は私の対面にあるソファに座る

 

エアグルーヴは会長の後ろに立っていた

 

ル「さて、本題に入ろうか、先日アグネスタキオンが作った薬が何者かに盗まれたのだが…」

 

ま…まさか…

 

会長から出た言葉に思わず心臓の鼓動が早くなったのを感じた

ル「盗んだのは君だね?そして私のトレーナー君に飲ませたね?」

 

先ほどまではほんのり笑顔だった会長は今では怒りと皇帝の顔付に変わっていた

 

 

………………………………

そして現在

 

ト「というわけで、犯人は拘束されてるっていうわけ、ちゃんちゃん」

 

テ「いや、端折りすぎだよトレーナー…、それにしてもどうしてあいつが犯人だってわかったの?」

 

ト「えっと最初は何が起きてるのかまったくわからなくて、本気できつかったんだけどさ、異変があった日の夕方、トレーナー室に行った時にルドルフがいてさ」

 

 

………………………………

3日前、

 

私は、キタちゃんに嫌われ…なんか事あるごとにいろんな子に暴力を振るわれ…ウララに嫌われ…いやマジでウララに嫌われたの死にたくなった…

なんか悪いことしたかな…本気でへこむ…でもクリークとかテイオーはふつうだったんだよなぁ…

 

そう考えながら、トレーナー室に向かってる時、ドアの前にルナが立っていた

 

ル「やぁトレーナー君今日は大変だったね、ところで…」

あれ?ルナのやつ…なんかすごく怒ってないか?俺死ぬのか?!なにしたかわからないけどオワタ…

 

そう考えていたのが顔に出たのか、それを見たルナは

ル「安心してほしい、別に君に危害を加えるつもりはない、ひとまず生徒会室まで来てくれないか?」

 

あれ?大丈夫なのか…ひとまず…言われたとおりにすべきか…

ト「わかった…」

 

ルナに連れられ生徒会室に入った、エアグルーヴがお茶をだしてくれ、ソファに腰掛けるトレーナーと対面に座るルナ

 

ル「さて、トレーナー君、聞きたいことがあって、先ほど君の部屋の中で君を待っていたんだが…君の部屋に隠しカメラと盗聴器が見つかってね…」

 

ト「え?」

 

マジで?…誰が仕掛けたんだ…思い当たるとしたら…あいつか?

ル「君が思っている人物では、ないことは確かだ、彼女が仕掛けてたら、私もたぶん気づかないだろう」

 

ト「そ…そうか…」

 

ル「今日それが見つかって、そして君は今、色んな子に嫌われている…関係がありそうだとは思わないか?」

「さらに、アグネスタキオンから薬が盗まれたと報告が上がっていてね、なんでも飲んだ人が嫌われるものらしいんだ」

 

ト「つまり…薬を盗んだ犯人が俺にそれを飲ませたと…でカメラや盗聴器をしかけたのもそいつだと?」

 

ル「その可能性が高いと思っている、そして一番怪しい人物も特定した」ッス

そしてルナは私に1枚の写真を取り出した

 

ト「…この人は、先輩トレーナーさん…どうしてこの写真を?」

 

ル「トレーナー君が暴力やいじめを受けているとサクラバクシンオーが聞いて、助けに入ろうとしたとき、彼が隠れて君を監視していることに気付いたらしい」

 

ト「それで証拠にもなるかもと写真を撮ったのか」

 

ル「そうみたいだ、ちなみに普通に助けに行ったり下手に行動したことでそいつに警戒されたらいけないと思い動けなかったらしい、本気で危なくなった時は行くつもりだったみたいだが、助けに行けなくて本当に申し訳なかったと彼女が言っていたよ」

 

ト「そうか…この話が終わったらバクシンオーのところに行くよ」

うちのバクシンオー妙に頭いいよなぁ…賢さトレーニングさせまくっただけあるわな…この前速さを追求するために難しい本読んでたし

 

ル「さて、これからどうする」

 

ト「ひとまず、これだけだとまだ証拠にもならないし、証拠集めするしかないだろうなぁ…」

 

ル「そうだね…私も手を貸そう、今回の件は正直怒っているんだ」

 

ト「そっか…ひとまずチームはキタちゃん以外は大丈夫そうだし事情を伝えてくるよ」

 

ル「わかった、彼の動向や聞き込みなどは私やエアグルーヴに任せてくれ」

 

ト「すまない、助かる、エアグルーヴもありがとうな」

 

エアグルーヴ「気にするな、流石に貴様が可哀そうだからな」

 

 

………………………………

現在

 

ト「と…まぁ…ルドルフと一緒に証拠集めが始まったわけですよ」

 

テ「ふーん、そうなんだぁ…そのあとにボクたちが知ったというわけか」

 

ト「そうそう、んでまぁ外の雑務はタイキやスキーが代わりにやってくれたり、食事の時は弁当にしてチームメンバーでトレーナー室で食事したりとみんな協力してくれたから被害は最小限だったなぁ」

 

テ「そういえばキタちゃんは?」

 

ト「あぁ…嫌われ薬の効果切れたとき、今までの記憶とか思いだしたら可哀そうだから、クリークに赤ちゃん返りさせてる…」

 

テ「えぇ…」

 

ト「薬切れるまでクリークに任せてたらきっと大丈夫だと思うぞ?」

 

テ「記憶もだけど尊厳もなくしそうだねそれ…」

 

ト「だ…大丈夫…」

「で…証拠は順調に集まってきたんだよね、ただ」

 

テ「ただ?」

 

ト「決定的な証拠がなくてさ…そんな時、アグネスデジタルが持ってると聞いてさ」

 

テ「決定的な証拠を?何を持っていたの?」

 

ト「なんでも、最近タキ×モルやタキ×カフェにハマってるらしく、タキオンにお願いして、彼女のラボにカメラを設置してもらってたらしいんだよね」

 

テ「そ…そうなんだ…」

 

ト「で、盗んだ犯人がわかるかもと彼女にその録画データーをもらいに行ったわけ」

 

 

………………………………

昨日

 

ト「なぁなぁデジタルさんやラボに設置してるカメラのデーター見せてくれないかい?」

 

デジタル「うげぇ…なんですか?なんであなたに見せなきゃいけないんですか?いやですよ」

あちゃーやっぱ嫌われてるよ…尊いものを共有してきた同志だったのに、なんか悲しいなぁ…

 

ト「頼むって…どうしても見なきゃいけないんだよ…」

 

デジタル「いやです…もう私にかかわらないでください…次関わったらけりますよ」

ダメか…こうなったら仕方がない…こちらもあれを使うか

 

ト「ならデジタルさん、交換といかないか?俺が今からすごく尊い映像を見せる…だからさカメラのメモリーを貸してくれ」

 

デジタル「す…すごく…尊い…映像…しかたがありませんね…いいでしょう…」ジュルリ

そういいデジタルはメモリーカードをトレーナーに渡した…

 

ト「交渉成立!ありがとうデジタル、じゃあ、みせるぞ」

トレーナーはウマホを取り出し、映像を流した

 

そこに映っていたのは1匹の子猫

 

デジタル「まさか子猫の動画ですか」ジー

 

ト「違う違う、まぁ見てなって」

 

 

………………………………

子猫「ニャー」

 

?「おや?子猫か…」

 

そういうと子猫に気付いたウマ娘

ブライアン「ふむ…」

 

ナリタブライアンだった、

ブライアンに近づく子猫、人懐っこい猫のようでブライアンの足元をすりすりしてきた

 

ブライアンはそのまま子猫を抱き上げた

 

ブライアン「…」

じっと子猫を見つめる

 

子猫「ニャー」

 

ブライアンは周りを少し確認し、

次の瞬間子猫を顔にすりすりしだした

ブライアン「もぉ!!可愛いなぁー」ギュー

 

………………………………

デジタル「!?」

あまりの出来事にデジタルは混乱した

………………………………

 

ブライアン「どうしたのかな?お母さんと逸れちゃったのかな?」キャッキャ

本来の声とはちがった、とても可愛らしい声で猫に話しかけるブライアン

 

そして

ブライアン「ニャー!!」

子猫「ニャー」

ニャーニャー言い出した

 

ブライアン「ニャー、ふむブライアンお姉ちゃんが君のお母さんをさがしt…」

カメラ目線になる、トレーナーがその場にいて、撮影している事に気付いたみたいだ

 

ブライアン「うわああああああああああああみるなああああああああああああとるなあああああああああああ」

 

 

………………………………

そうして映像は終わった

 

デジタルは…天に召された

デジタル…いい奴だったよ…さて映像をトレーナー室に戻ってかk

ドン!!

 

後ろから何かが落下した音が響いたトレーナーが振り向くと、

 

そこにはスーパーヒーロー着地したナリタブライアンがいた、めっちゃキレた顔をして

近くの校舎3階が少し騒いでる、こいつ3階から飛び降りたみたいだ…

 

あ…やばい…これ逃げなきゃマジで死ぬやつだ…

ブライアン「貴様…あの映像は消したと言ったはずだが…どういうことだ?」

 

ト「な…なんのことかな?」

 

ブライアン「映像も消さず、あろうことか他人に見せるとはな…〇す!!」ッダ

そういった瞬間ブライアンがガチギレ状態で襲ってきた…

 

 

………………………………

現在

 

テ「トレーナーもよく生きてたよね?」

 

ト「こっちも命がかかってましたので…」

「ちなみに猫と戯れてるデーターは先ほど消されました」

 

テ「流石にね…」

 

ト「まぁそのあとデジタルにもらったやつを確認したら、見事にこいつが薬を盗んでるところが映ったわけ」

「それと同時に、食堂で俺の飲み物に薬を入れてるのも確認とれた」

 

テ「これにて証拠が出揃ったわけだね…で…これどうするの?」

そう指さすテイオーそこには先ほど丸坊主にさせられたクズトレーナーがぐったりしていた

 

ト「たずなさんに預ける予定、とりあえずルドルフ達がきっちり〆たおかげかまだ起きないのか…」

 

ドア<コンコントレーナーサーン

 

ト「ほら来た」

 

たずな「トレーナーさんそれを受け取りに来ました」ニコニコ

物扱いかな?たずなさんもおこやんこわぁ

 

ト「はいはいーどうぞー」

 

たずな「それでは失礼しますね~」

そういい引きずられていくクズトレーナー…あいつたぶん死ぬなぁ…自業自得だし…

 

ト「それにしても…」

 

テ「うん?」

 

ト「なんでお前らは薬が効かなかったんだろうな?」

 

テ「…」

 

 

………………………………

ラボにて

 

タキオン「ふむ…確かにあの薬は好感度をがっつり下がってしまう代物だった…」

「好感度を数値化したら100がマックスと仮定しよう、ならその倍の数値200下がって-100になってすごく嫌われるはず…」

「だが彼女らはそれすら気にしないような、100程度では表せないほどの数値だったのかもしれないね」

「なるほど実に興味深いね…ただ…薬は絶対だったはず、皆何かしら効果はあったはずなのだが…」

「さて、私はこの好感度爆上がりの薬から得た知識で作った惚れ薬をモルモット君に飲ませなくては」ククク

 

 

………………………………

生徒会室

 

シンボリルドルフは窓から外を見ていた。その先にはトレーナーがいるであろう、トレーナー室の方であった

 

ル「…トレーナー君…」

その目は少し濁っているような気がした

 

ドア<コンコン

 

ル「入りたまえ」

 

?「失礼するわ、ルドルフお疲れ様」

 

ル「マルゼンスキーか…、あぁ…今日は本当に疲れたよ…」

 

マ「あんなに取り乱して怒ってるルドルフを見たのも久しぶりだったわ」

 

………………………………

クズトレーナーに自白させた後

 

クズトレーナー「っぐぅ…もう許して…」

クズトレーナーの胸倉をつかみ、今でも殴り殺しそうな雰囲気のルドルフとそれを止めようと後ろから抑え込もうとするマルゼンスキー

ル「放せ、マルゼンスキー!こいつだけは許さない!私の…私のトレーナーに手を出したんだ!!絶対許さない!!絶対に!!」

 

ル「あぁ取り乱して本当にすまない…あの時は抑えてくれて本当にありがとう」

 

マ「いいってことよ、それにしても…薬のせいかしらね…」

 

ル「ん?なぜそう思うんだい?」

 

マ「あのトレーナーを問い詰めるとき、なんて言ったか覚えているかしら」

「私のトレーナー君って言ったのよ…」

 

ル「そ…それは…」

確かに…彼は私のトレーナーではない…だが自然と私のトレーナーと言ってしまった…

 

マ「それに、ルドルフ…あなたは普段トレーナー君に会いに行って不在の時は、部屋に入らずドアの前で待っていたのに、なぜ今回は入ったのかしらね…」

 

ル「…」

普段彼が不在の時は、確かに部屋には入らず待っていた…ただ…今回は…それをいいことに…

 

マ「ルドルフ…あの頃の独占欲が戻ってきてるわよ」

そういい彼女はルドルフの胸ポケットから何かを取り出す、それは、あの不在の時拝借したトレーナーの私物であった…

 

ルドルフは下唇を噛みしめ…俯いてしまった…

きっと…私もだが皆、彼に対する思いや好意が変動したことで、昔あったあの、どす黒いものが戻ってきたのだろうか…

 

目の前にいるマルゼンスキーもきっと…そして…テイオーも…

 

………………………………

その夜・学生寮

 

マヤノ「テイオーちゃん…あのね…トレーナーちゃんが見つからないの…」

マヤノトップガンは寝る前に同室のテイオーに相談をしていた、どうやら彼女のトレーナーが行方不明らしい、ちなみにメジロマックイーンのトレーナーである

 

マヤノ「必死に探したのに…同じチームのカレンチャンと一緒に探したんだけど…どこにも見つからないの…マヤチンの事嫌いになったのかな…」グスグス

 

テ「そんなことないさ…きっと何かあったに違いないよ(主にマックイーンのせいで)」

 

マヤノ「それに、トレーナーちゃん最近大人のお店にいったみたなの…なんでマヤチンがいるのにそんなお店に行くんだろう…ねぇ…なんでだと思う?ねぇ…なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」ハイライトオフ

 

あちゃーマヤノがしっとりしだした…

あそこのチームはなかなか重たいなぁ…

それにしても…懐かしいなぁ…ボクもこんな感じになったときがあったっけなぁ…

ただこのまま暴走させたら大変だよね…うーん…どうしようか…

 

テ「そ…そうだ…もしかしたらマックイーンが知ってるかもしれないよ」

これでいいや…たぶん彼女のトレーナーに会えるだろうし…落ち着くはず

 

マヤノ「テイオーちゃん、それ本当?」

 

テ「きっと知ってるはずだよ、しらばっくれてもしつこく聞いてみてね」

 

マヤノ「テイオーちゃんありがとう、明日聞いてみるね」

そういうとハイライトが戻ったマヤノはそのまま自分のベッドに潜り込んだ

 

マヤノ「じゃあおやすみテイオーちゃん」

 

テ「うん、おやすみ」

 

そうして電気を消しベッドで横になるテイオー

 

テ「…」

 

テイオーは最近の事を思い出す、彼が薬を飲んだ日の前の日、彼は酔った勢いで大人の店に行ったらしい、それをただ単に話し合いで問い詰めるつもりだったが、彼を見た瞬間暴力に、走ってしまった

それには理由があった、あのまま何も考えず暴力に走らなければいけなかった…

彼を見た瞬間、去年経験した、あのどす黒い気持ちが…

 

あんなボクにはもう戻りたくない…絶対戻ってはいけないんだ…あんな事もう…

 

テ「トレーナー…」ボソ

 

絶対は今のボクだ!!あのころには決して戻らない、そう決意し、眠りにつくテイオーであった

 



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テイオーとトレーナーと新メンバー

あの薬の一件は犯人も捕まりまして一件落着と…

ト「んなわけあるか!!」

 

テ「うわ!?突然叫んでどうしたの?」

 

ト「薬まだ効果切れねーんだわ!!おかげこっちはチーム勧誘に支障きたしてて、マジでふざけんなよ!!」

 

テ「あー大変だね…」

 

ト「今日もスぺちゃん勧誘したらめっちゃ拒絶された。心が折れそうだ…」

 

テ「スぺちゃん勧誘してたのね…」

 

ト「次にエルを勧誘しようとしたらプロレス技かけられて、その後グラスに襲われた」

 

テ「トレーナーもよく生きてるよね?」

 

ト「最後にミホノブルボンを勧誘したら、エラー、エラー言いながら爆発した」

 

テ「えぇ…」

 

ト「マジで薬の効果いつ消えるんだよ…」

そうぼやく

 

テイオーは少し俯いた

テ「…」ハイライトオ…

(コノママ…ボクガ…)

 

テ「っ!?」ブンブン

 

ト「うん?どうした?急に頭振って」

 

テ「い…いや…なんでもないよ」

 

ト「…そうか」

 

なんかテイオーの様子がおかしい気がする…ちょっと警戒しておいた方がいいのか…?

 

ブブブブ

なんて考えていたら、ポケットに入ってるウマホが震えだす

 

ト「うん?誰からだろう…あ…先生からか」

 

ウマホの画面には先生からのメッセージですと通知が来ていた

 

先生とは、私が大学生のころからサブトレーナーまでの間、トレーナーとして色々教えてくれた人だ、

今では60歳になり、数多くの圧倒的な最強と言わしめたウマ娘のトレーナーとして活躍し生きる伝説といわていた

 

シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ミスターシービーはもちろん、

昔はセントライトやシンザンなどのトレーナーでもあった

 

またトキノミノルのトレーナーであったという噂もあったとか…

そんな先生に中学生のころ憧れて、私は、トレーナーを目指していた

 

だが先生も今年60…身体が限界なのか、チーム活動を休止、

チームメンバーであったマルゼンスキーやタイキシャトルを預かってくれとお願いされ、今では私のチームにいる

 

そして最近休職になり、残ったルナやブライアン達はそれぞれ自主的に活動してる状況だったりする

そんな先生から久しぶりのメッセージ…一体なんなのか…

 

ウマホを操作し、メッセージを開く…

ト「マジか…ちょっとテイオー急用ができた…理事長室行ってくる」

 

テ「え?トレーナー?」

 

私は急ぎ理事長室へ向かった

 

 

………………………………

理事長室

 

トレーナーはドアをノックし返事があったのではいる

ト「失礼します」

 

そこには、理事長のやよいさんとたずなさん、先生のチームに所属していたウマ娘達そして、

ト「先生…」

 

先生「お?来たか坊主」

 

ト「相変わらずですね…これでも、もう27なんですけどね」ハハハ

 

先生「いくつになろうが私からしたらお前は可愛い坊主だ」

そういい笑う先生

 

ト「先生…トレーナーをやめるって本当ですか?」

そう悲しく先生に問いかけた

 

先生「私も歳には敵わなくなってきてな…もう潮時かなってな」

 

ト「そんな…」

 

先生「それに…」

私を見て近づいた

 

先生「新しい世代は若者に任せていいかなって思ったからさ」ニカ

そういい笑顔で私の頭をポンとたたいてくれた…

 

先生「では、理事長。今までお世話になりました」

 

やよい「感謝!!前代から今までこの学園を支えてくれ本当に感謝する!!」

そういい感謝と2文字書かれた扇子を開く理事長

 

先生「たずなも今までありがとうな!これからも坊主やこいつらの事頼んだ」

そういい頭を深く下げる先生

 

たずな「本当にやめてしまうんですね…」

彼女は笑顔だが目が少し赤かく声も少し震えていた

 

先生「あぁ…すまんな…」

そういいたずなに近づき

 

イママデアリガトウ…アイボウ…

小さな声でたずなに耳打ちした…

 

そうして先生は出口の方へ振り向いたが、ふとたずなの方へ向く

 

先生「お…そうだ、たずな酒はほどほどにな、お前酒癖悪いんだからさ」

そういいニタニタ笑う先生

 

たずな「大丈夫ですよ、ちゃんと自制して飲んでます!!」ッム

そういいたずなさんはほっぺを膨らませてた

 

先生「そうか?坊主と頻繁に飲みに行ってるみたいだが、酒癖悪いってたまに愚痴ってたぞ」

 

おい!!くそ爺そればらすなよ!?

周りの目が痛い、特にウマ娘からの…視線がガガガ

あとたずなさんも笑顔だが怖いオーラーが見える

 

先生はそのまま私の方へドアの方へ向かった

すれ違いざま先生のトレーナー室へ来てくれと言われた

 

 

………………………………

先生のチーム室

 

あれからたずなさんとよくお出かけしてるとはどういう事だと、ルナを筆頭に詰められた

 

なんとか逃げ切り、あのクソじz…先生の部屋についた

 

ト「なんでバラしたんですか…めっちゃ詰められたじゃないですか!!」

 

先生「ハハハ、すまんすまん、それにしても、お前はモテモテだなぁ、昔の私を思い出すわ」

 

ト「はぁ…で…」

 

先生「そうそう、私が引退するから私のチームメンバー何人か引き継ぐ気はないか?」

「しっかりやってるし、良いチームだとタイキやスキーから話は聞いているしどうだ?」

 

すごくうれしい話なんだけど…そんなに入れれないんだよなぁ…

チームレースだってまだ2枠までだし…

 

先生「何も全員引き取ってほしいわけではない、それに最近トラブって勧誘がうまくいかないんだろ?」

確かに…嫌われ薬の影響で勧誘が非常にし辛い状況だし…ここは素直に…

 

ト「先生、ありがとうございます」

「では、数名勧誘させていただきます」

 

先生「おう!頼んだぞ!!」

 

 

………………………………

トレーナー室

 

今はチームはトレーニングへ行ってるので、部屋には私しかいない…

さて…勧誘へ行きますか…しかし誰を勧誘するか…

 

ドア<コンコン

 

ト「はーいどうぞー」

そう答えるとドアが開き1人のウマ娘が入ってきた

 

ト「ん?」

初めて見る顔だな…それにしても…で…でかい…スキーくらいあるぞ…

てか私の部屋に来るってことは薬の効果効いてないのか…効かないウマ娘もいるんだなぁ…

 

ト「何か用かな?えっと…」

 

?「あ…あたし…お願いがありまして…」

 

 

………………………………

数時間後中庭

 

ブライアン「……」スヤァ

ブライアンは生徒会の仕事をさぼって日向ぼっこをしていた

 

ザッザザ

 

足音が聞こえるブライアンは近づく足音に反応し起き上がった

ブライアン「なんだ…お前か…トレーナー」

 

ト「よっ!ブライアン!相変わらずさぼりか」

 

そういいブライアンの隣に座る、ブライアンは再び寝転んで日向ぼっこを再開する

ブライアン「そんなところだ…ところでどうした?」

 

ト「単刀直入に言うと、お前を勧誘しに来た」

 

ブライアンは再び起き上がり目を見開いてこっちを見ていた

ブライアン「私をか?てっきり会長を勧誘するかと思ったぞ」

 

ト「うーん確かに考えたんだけど…テイオーにルドルフ以外の絶対的な強さを相手させて、経験させたいかなっと思ったんだ、チームレースとはいえ、1位は1人チームでも競うことになる」

「テイオーはルドルフを超えたいという目標がある、なら担当トレーナーとしてそれをかなえさせたい」

「だがテイオーは絶対的な強さってやつをまだ知らなすぎる、シービーは海外へ行ってていない、なら彼女と同等またはそれ以上の存在は今ここにはブライアンお前しかいない」

「だから力を貸してほしい…」

 

そういいトレーナーは立ち上がり頭を下げた

 

ブライアン「わかった…いいだろう…最近レースにも出てなくて、ちょうどレースに出たいと思っていたんだ」

 

ト「そうか…ブライアンありがとう、これからよろしくな!」

そういいブライアンと握手をする

 

ブライアン「ただし、シンボリルドルフより先にテイオーを潰してしまっても文句はいうなよ?」

 

ト「大丈夫だ、逆にブライアンがテイオーに潰されるかもしれないぞ?」

 

ブライアン「いったな…その言葉後悔させてやる…」

 

こうしてチームに新たなメンバーが2人決まった

2人?2人決まったよ

 

 

………………………………

翌日 生徒会室

 

今日ルドルフはご機嫌だった、昨日自分のトレーナーが退職した

非常に優秀で惜しい人物がやめてしまった

同じ志を持ち彼ほどのトレーナーはそうそういないだろう…と結構落ち込んでいた

だが昨日とは違い。今日のルドルフはご機嫌だった

 

それは昨日

 

 

………………………………

元トレーナー「坊主にチームメンバー数名引き継いでもらうことになった」

「彼に誘われたら前向きに考えてほしい」

そう元トレーナーが私たちに告げてくれた

………………………………

 

トレーナー君は中距離担当を1名探していた…

つまり…やっと彼が私のトレーナーになるときが来たのだ…

この時をどんなに待ちわびたか…彼が私のサブトレーナーだった時はたくさんの時間を彼と共有できた

 

だが彼がテイオーのトレーナーになった時、その時間はほとんどなくなり、当初は絶望したものだ…

だが…ついに…彼の事を私のトレーナーと堂々と言える時が来たのだ…

 

ル「フフフ…」

ルドルフが不敵な笑いをするのでエアグルーヴはすごく気になり、どうしたのかと考え、わからずそして…

 

↓エアグルーヴのやる気が下がった

 

そんな時、作業していたブライアンが立ち上がる、

ブライアン「会長すまない、今日から生徒会の仕事は16時までにさせてもらう」

 

ル「どうしたブライアン?何か用事でもあるのかい?」

 

ブライアン「あぁ、昨日テイオーのトレーナーと中距離担当で契約したから、今日からチームで活動するために、早めに切り上げさせもらう、ではまた明日」

 

ル「え?」

 

そう言ったあとブライアンは生徒会室を出て行った…

 

ル「え?は?」

 

 

 

 

 

 

 

ルナ「え…」涙目



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トレーナーがルナから逃亡開始

テイオーが空気になりつつある

あと2話くらいやったら嫌われ薬の効果はなくしていこうと思う

後そこら辺からあるウマ娘がしっとりします


オッス!オラトレーナー!

 

昨日ナリタブライアンともう1名をチームに入れ、中距離とマイルが2枠になりました

 

あとは、短距離とダートだなぁって喜んでいました

 

さて、本日彼女らをチームに紹介したり、初練習をしなきゃと思って張り切ってました

 

ですが今私は、どうして逃げ回ってるのかな…

 

?「トレーナーどこぉ?」

 

しかも追っているやつが…

ルナ「トレーナー?ルナの元からどうしていなくなっちゃうの?」

 

やべーよ!なんで?なんでルナちゃんになってるのぉ?!私何かしたぁ?

 

 

…………………………………………………………………………

1時間前

 

トレーナーはこれからの方針やトレーニング表などを作成していた

 

ト「…」カタカタ

うーん…ブライアンは差しか先行か…テイオーは先行だから…一緒ってのも…両方を臨機応変にやらせてみるか…

新しく来たあの子は…昨日一通り見させてもらったけど逃げもだけどそれより先行が得意そうだったなぁ…

 

校内スピーカー<ピンポンパンポン!!>

 

スピーカー<エアグルーヴ「トレーナー大至急生徒会室へ来るように」>

 

ト「うん?」

エアグルーヴの声か…なんだろう…

 

スピーカー<エアグルーヴ「繰り返します、トレーナーだいsちょっ…会長暴れ…マイクとら…」>

 

ト「え?」

スピーカーの向こう側で何やら…

 

ドア<ガチャ

 

ブライアン「こんにちは、トレーn」

スピーカー<ルナ「トレーナァー!!早く来てぇー!!ルナ早くトレーナーに会いたいからトレーn…」>

 

スピーカー<エアグルーヴ「………た…大変失礼しました…トレーナーは大至急生徒会室へ来ていただきますようお願いします、以上」>

 

スピーカー<ピンポンパンポン>

 

ト「」

ブライアン「」

?「」

唖然とする3人…うん?3人?!

 

ト「あれ?いつの間にか来てたの?」

 

?「はい、ついさっき来ました。ただトレーナーさん忙しそうだったので声掛けずに、待ってました」

声かけてくれればいいのに…それにしても…何だろう…雰囲気が少し…スズカに…いや…大丈夫だな!

 

ブライアン「トレーナー?この子も新しいメンバーか?」

 

ト「お…そうそう…昨日わざわざこの部屋に来てくれてさ、紹介するよ、彼女はd」

ドア<バン!!

テイオー「トレーナー!こんにちは!!あれ?ブライアンと…スカーレット!?どうしてここに?」

 

ト「ん?今日からチームに入ったんだ、ところでテイオー、ダイワスカーレットの事は知ってのか?」

 

テイオー「同学年だよ!」

同学年…

 

スカーレット「?」ドン!

テイオー「?」ストン

 

トレーナーは無言で悲しくなりながらテイオーを撫でた…

テイオー「急にどうしたの?というか…なんで悲しい顔をしてるのさ…ちょっとぉ!!」モォーッテバ!!

 

そんなやり取りをしていたら

ブライアン「それよりトレーナー、早く生徒会室へ行った方がいいのでは?」

 

そうだった…でも嫌だなぁ…

ト「はぁ…仕方がない…行ってくるか…あっブライアンとスカーレット、ほいこれ」

 

そういい2人にノートを渡す

 

ト「トレーニングメニューと方針が記載してるから、これに目を通して、軽く練習しておいて」

「あとテイオーもサポートよろしくな、んじゃ練習頑張ってな」

 

テ「任せて!さぁさぁ2人とも練習しに行こう!あとブライアン同じ中距離担当として、ボクがビシバシ鍛えてあげるぞよ」ニシシ

 

ブライアン「ふん…言うじゃないか…その余裕すぐにへし折ってやる…」

 

スカーレット「はい!よろしくお願いします」

 

さてとウマホと財布だけ持っていくかな…ウマホ…は…

 

ウマホ<通知件数323件

ウマホ<ブーブ 通知件数324件

 

みなかったことにしよう…

1人生徒会室へ向かうトレーナーであった…

 

念のため、もしもの事があって場合、逃げるときの脱出経路確保にメッセージ送るか…

 

メッセージを送ると、「お任せください!!」とだけ返ってきた

 

ついでに、数秒に1回来るメッセージをみたら

 

「トレーナーまだ?」

「ルナ寂しいよ」

「早く来ないとこっちからいくよ?」

「もう待てないよ?」

などなど同じ内容が繰り返し送られてきている…いやこえーよ

 

生徒会室前につく、ドアの近くでエアグルーヴがぐったりしてる…

大丈夫かと近づくと…「あ…あとは…頼んだぞ…」そういい…ふらふらとどこかへ行った…たぶん保健室だな…

 

彼女がふらふらと歩くのを見届け、いざ生徒会室へ入ろうとドアに手を掛けようとしたその瞬間、

ドアが少し開きその隙間から、俺の手をつかむ手が…呆気に取られていた一瞬私は…

生徒会室へ引きずり込まれ、ソファに投げ飛ばされた…

 

ドア<ガチャ

彼女はすぐさまドアにカギをかけそして…

猛ダッシュで俺の元へより…

 

ルナ「トレーナーエヘヘ…」ギュ

私に抱き着き、私の胸に顔をすりすりしだした…

 

ト「ルナ…一体どうしたんだい…あと少し離れよ?」

 

ルナ「ヤダ!トレーナーと一生こうする!!」スリスリ

 

うーん…困った…とりあえず理由をきかねば…

 

ト「えっと…どうしたんだい?…早くチームの練習見に行きたいしさ、俺を呼んだ理由を教えてくれない?」

そういうとルナはぴたりと止まった

 

ルナ「チーム…」

ト「ん?」

 

ルナ「えっとね…トレーナーなんでルナじゃなくてブライアンをチームに入れたの?」

ト「そ...それは」

 

ルナ「ルナね、トレーナーに勧誘されることを今日ずっと待ってたんだよ?なのになんで昨日すぐにブライアンを勧誘したの?」

「なんでルナじゃないの?ねぇ…なんで?」

「なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?」ハイライトオフ

 

やばい…めっちゃしっとりしだした…

 

ルナ「もしかして、ルナの事嫌いなの?ルナはトレーナーの事大好きなのに…」

 

ト「そんなことないぞ…」

 

ルナ「じゃあなんで、ルナじゃないの?」

 

ト「そ…それはだな…カクカウジカジカ」

(前話にて、ブライアンに話した内容をそのまま伝える)

 

ルナ「ふーん…」

 

ト「えっと…わかtt「テイオーなんだね」え?」

ルナ「いつもテイオーの事ばかり優先するんだね…ルナの事考えてくれないんだね…」

 

ト「そ…そんなことは…」

 

ルナ「ルナのが先にトレーナーと知り合ったのに…一番最初にトレーニング頑張ってきたのにね…」

 

ト「あれは…俺が高校生のころであって…トレーナーではなかったし…」

 

ルナ「でも、ルナのが全部先だったのに…どうしてトレーナーはルナのトレーナーになってくれないの?」

「だからね…トレーナーがルナの物になってくれるまで…もうずっとこのまま…」

 

あかん…マジでやばい…ひとまず…状況が悪化するけど…色々とやばいから逃げよう

 

そうしてトレーナーは大きく息を吸い

「バクシンオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

サクバクシンオーを呼んだ!!

 

ルナ「ねぇ…どうして他の女の名前をよb ドア<ガチャ !!?」

 

閉まっていたはずのドアが少し開き…そこから何かが入れ込まれる…

次の瞬間…何かが爆発し、ルナが驚き私から離れた後、生徒会室がスモークで充満され視界が遮られた

 

ルナ「ケホケホ…トレーナー!?どこぉ!見えないよ!!」

 

ト「よし!!今のうちに!!」

そういいトレーナーは立ち上がろうとする…

だがトレーナーは立ち上がる前に抱き上げられていた、バクシンオーに

 

バクシン「さぁトレーナーさん助けに参りましたよ!」

 

ト「バクシンオー助かったよ」

 

バクシンオー「では、どこまで行きましょうか?」

 

ト「ひとまず、バクシンオーにもトレーニングノート渡したいし、トレーナー室まで」

 

バクシンオー「わかりました!!それでは、バクシーン!!」

そういい私を抱き上げたままトレーナー室まで駆けて行った

 

ルナ「トレーナー…やっぱ逃げるんだね…もうルナ怒った…絶対にルナのトレーナーになってルナだけのものにするんだから」ハイライトオフ

 

逃亡中へ続く

 



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トレーナーはルナから逃走中

この話もう少しかかりそう…


トレーナー室へ戻り

 

バクシンオーにトレーニングノートを渡し、トレーニングへ向かわせた

ちょっと心配はしていたが

 

バクシンオー「トレーナさんがもしピンチになっても、学級委員長の私ならすぐに駆け付けれるから…まぁ大丈夫ですね!」

と自分で納得しトレーニングへ向かっていった

 

学級委員長ってすごいなぁ…

 

さて…私は…逃げるか!

 

とりあえず匿ってもらえる当てがあるのでそこへ行くことにした

 

ただ…まだ嫌われ薬の効果が切れてないんだよなぁ…

 

ダメ元か…最悪怪我するかもなぁ…

 

そう考えながらそこへ向かおうと廊下にでると

 

ドドドドドドドド

うん?何の音だ?

 

音が出る方を見ると…

 

ルナが…全速力でこっちに向かって走ってる…

なぜかエアグルーヴを引きずって…

 

ルナ「トレーナアアアアアアアアアアア」ドドド

エアグルーヴ「…カイチョ…トマッテ…」ズルズル

 

反対側の廊下走っても絶対逃げ切れんやん…

 

なら…

トレーナーは自分の部屋に戻りカギを閉めドアの後ろに本棚と机を倒し…

そして、窓から逃げた…

 

トレーナは窓から出て当てがある場所へ走って向かう

 

途中、せっかく簡易的に作ったバリゲートもむなしく、トレーナ室からドアとバリゲートが破壊される音が響いた…

 

3分ももたなかったか…

ルナ「トレーナーどこぉ?」

「トレーナー?ルナの元からどうしていなくなっちゃうの?」

 

エアグルーヴ「…カイチョ…ウ…」バタ

エアグルーヴは力尽きた

やる気が絶不調になった

 

 

…………………………………………………………

マックイーン(トレーナ)の部屋

 

※ここではマックイーン達は

 マックイーンのトレーナーをトレーナーと呼び

 テイオーのトレーナーはゴミだのアレだの悲しい呼び名になります

 

 

 

マックイーンのトレーナーは今、

彼のチームメンバーにめっちゃ抱き着かれてて困っていた

 

マ(ト)「あの…皆さん…もうそろそろ離れてくれませんか?(理性がきつい…)」

 

「「「「いや(ですわ)」」」」

 

マヤノ「トレーナーちゃんマヤにもっとギューとして」ギュー

 

ライス「あ…マヤノさんずるい!お兄様ライスにも!」ギュー

 

マックイーン「まったく…お二人とも…私のトレーナーを取らないでいただけませんか」ギュー

 

マックイーン(ト)「(ここに…エデンがあったんだなぁ…やっぱロリ体系って最高だZE☆)」

 

相変わらずロリコン変態なマックイーン(ト)…でも、こいつめっちゃイケメンだから解せぬとテイオーのトレーナーは毎度思う

 

なおそんないちゃいちゃした空間でも動じず無言で本を読むサトノダイヤモンド

サトノ「…」ペラペラ

 

そんな時を過ごしていたらマックイーン(ト)のポケットに入ってたウマホが震える

 

マックイーン(ト)「うん?メッセージ…あいつ(テイオーのトレーナー)からか」

 

メッセージを見てみると

来週 叙々苑 おごる 重馬場 匿って 頼む

と送られていた

 

彼は了承とだけ送り

 

マックイーン(ト)「マックイーンさんそこの窓を開けてもらってもいいですか?」

 

マックイーン「えぇ…わかりましたわ」ガラガラ

マックイーンはなぜ開けるのかわからないが指示されたとおりに開けた

 

窓を開いた瞬間!!

トレーナー「お邪魔しまーす!」

 

2階にあるこの部屋にトレーナーがよじ登ってきた

 

マックイーン「キャアア!?あなたどこからいらっしゃるの!?」

 

トレーナー「誰にもばれずにここに来ようと思ったらここよじ登るしかないから仕方がない」

 

あまりの出来事にポカーンとするマックイーン

 

マックイーン「…っは、それよりも!!ここであったら100年目ですわ!!今日こそわたくしにボコられなさいませ」ボコボコデスワ

そういいロッカーからバットを取り出すマックイーン

 

ライス「刺していく…刺していく…」ッス

勝負服の装飾品の短刀を構えるライス

 

マヤノ「テイオーちゃんには、悪いけど…それでも見てるだけでなんかむかつくし、私のトレーナーちゃんの悪影響だからおとなしくやられてね?」

構えるマヤノ…その構えアメリカ陸軍格闘技じゃね?

 

サトノ「見てるだけで気分が悪いので、グランド行って練習してきます、キタちゃんはなんでこんなゴミみたいなトレーナーを選んだんでしょう…」

そういい部屋の外へ出るサトノダイヤモンド…正直傷ついた…めげるわ…

 

トレーナー「ちょ…タイム!タイム!匿ってもらいに来ただけだから今回は見逃して!!」

 

マックイーン「だめですわ!!私のトレーナーさんの部屋に来るなんて…本当に虫唾が走りますわ!!お覚悟なさいまし!!」

そういいこちらへ全力で向かってくるマックイーン達

 

だがトレーナーの前にマックイーン(ト)が割り込む

マックイーン(ト)「みんなストップ!ストップ!」

 

マックイーン「トレーナーさん止めないでくださいまし!」

 

ライス「お兄様どいて!そいつ殺せない!」

 

マヤノ「トレーナーちゃん…どうして止めるの?」

 

マックイーン(ト)「みんな落ち着いて…俺の親友にそんなことしないでくれ…今日ばかりは協力してほしいんだ…頼む…」

そういい深々と頭を下げるマックイーンのトレーナー

 

流石にマックイーン達も大好きなトレーナーには嫌われたくない

 

苦虫を噛み潰したような顔しつつ

マックイーン「わ…わかりましたわ…トレーナーさんがそこまで言うなら…」

「ですが!もし何か変なことしましたらボコボコにしますわ!!」

 

そういい…マックイーン達はテイオーのトレーナーを警戒しつつ離れて行った

 

たぶん近くにいたくないんだろうなぁ…まぁ蹴られるよりかはましか…

 

トレーナー「マックイーン(ト)ありがとうな…」

 

マックイーン(ト)「別にいいよ親友だろ?あと叙々苑の件よろしくな!!」

 

トレーナー「おう!任せろ!」

 

 

…………………………………………………………

10分後 マックイーンのトレーナー室

 

ドア<ドンドン!

 

ル?「開けろ!シンボリルドルフだ!!」

 

え?見つかるの早くね!?

 

トレーナー「やべーよ!やべーよ!」

慌てるテイオーのトレーナー

 

マックイーン(ト)「マックイーン…すまないが頼む…決してここにトレーナーは居ないと対応してくれ…」

 

マックイーン「えぇ…そのまま会長さんに引き取らせればいい話ではなくて?」

 

マックイーン(ト)「お願いだマックイーン…今週の土曜日デート連れて行くからさ…」

 

マックイーン「仕方がないですわ///そこまで言うなら///」

 

そういいながら満更でもなさそうなマックイーン、そしてマックイーンのトレーナーに絶望した顔で睨むマヤノとライス

 

 

…………………………………………………………

マックイーンのトレーナー室前の廊下

 

ここか…ここはマックイーンのトレーナー室…

 

トレーナーの匂いを追ってきてみたら…どうやらこんなところに隠れているらしい…

ほのかに大好きな彼の匂いがする…まったくルナからは逃げられないんだから…

さてどういくか…とりあえず…会長として君たちの活動を見に来たという感じで行くか…

 

そう決めたシンボリルドルフ?は…

ドアをゆっくりとたたくと思ったら

 

ドンドン!!

ル?「開けろ!シンボリルドルフだ!!」

 

勢いよく叩き!なんか意味不明な行動に出ていた…

しまった…トレーナーが見つかった喜びや、逃げた怒りやらがごちゃ混ぜになって、考えと違う行動に出てしまった…

 

どうしよう…こうなったらもう勢いに乗ってドアを突き破って強行突破か!?

と思った矢先、ドアが開いた…そこから出てきたのは…

 

ル?「メジロマックイーン…」

 

マックイーン「会長さん急にドアを叩かれてびっくりいたしましたわ、本日はどのようなご用件でしょうか?」

 

ル?「メジロマックイーン、すまないがそこに私のトレーナーは来てないかい?」

 

マックイーン「あら?貴方のトレーナーは、先日引退なさったはずでは?生きる伝説と言われた彼の引退、衝撃的でしたわね、ちなみにおばあ様もそのことを知り、彼を追いかけようとして今メジロ家では大変なことになってますわよ?」

 

ル?「すまない…彼の事ではない…」

 

マックイーン「あら?誰でしょう…まさか'テイオーの'トレーナーさんでしょうか」

 

ル?「その通りだ…あとなぜテイオーのを強調していうんだい?」

 

マックイーン「お気になさらず、彼ならここにはいませんわよ?」

 

ル?「そんな事あるはずない!ならどうして彼の匂いがその部屋からするんだ!?」

 

マックイーン「あら?…さっきまで私のトレーナーさんとお話しでもしてたのでしょ?今はいませんわよ」

 

ル?「そ…そうか…疑ってすまなかったな…では…」

ここで無理に押し通そうとしても、トラブルが起きたりするかもしれない、まだある理性が止めている…この場を後にしよう…別の方法で彼を捕まえよう

 

マックイーン「全く…私のトレーナーさんも困ったものですわ…なぜあんなクズと…」

 

ルナ「は?」

 

 

逃亡の果てにへ続く



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トレーナーはルナから逃げれないのか?

どうも

トウカイテイオーのトレーナーです

 

ドカ!バキ!ドォン!

 

隣にいるこいつは、マックイーンのトレーナーです

こいつは学生からの付き合いで同期で親友です

 

ドン!ズドン!バキ!

 

今私はルナに追われていたので、彼の部屋で匿ってもらってます

 

ズドン!ドン!ドドン!ガシャーン!

 

ですが、ルナは居場所を突き止めこの部屋の前まで来ました…

なので、マックイーンに対応してもらったのですが…

 

ドン!ドン!ドカ!バキ!ガシャーン!ドシャーン!

 

対応ってなんだっけ…

彼女らは今…

 

ルナ「トレーナーの悪口を言うなぁぁぁ」シュッ

 

マックイーン「そっちこそぉぉぉ」ブン

 

屋上で死闘を繰り広げていた…

 

いやウマ娘同士のガチのやり合いはまずいって…

轟音がこのトレーナー室まで届いてる…

どうしてこうなった…

 

両トレーナー「「はぁ…」」

 

 

………………………………

30分前 マックイーンのトレーナー室前

 

ルナ「今なんて言ったの?」

 

マックイーン「どうなさいました?」

 

ルナ「今なんて言ったのかと聞いているの!!」ドン

そう叫び床を勢いよく踏みつける彼女の足元にある床に亀裂が走る

 

マックイーン「私のトレーナさんも困ったもので…「そのあと!!」なぜあんなクズ 「っ!」ドン!!」

もう一度踏みつけ床がさらに割れる

 

ルナ「なんで、ルナのトレーナの事を悪く言うの?」

 

マックイーン「はい?あんな奴クズで構いませんわ!(ルナって誰かしら…)」

 

ルナ「ルナのトレーナーはクズじゃないもん!!」

 

マックイーン「それより…会長…ルナって「…のトレーナのが…」っえ?」

 

ルナ「貴方のトレーナーの方がロリコンだし、変態で気持ち悪いじゃん!ルナのトレーナーよりクズだもん!」

 

マックイーン「は?」ドン

その言葉を聞いた瞬間マックイーンは、マックイーンのトレーナー室とは反対側にある壁を殴った

壁は粉砕し…その壁の部屋でいちゃいちゃしていたナイスネイチャとそのトレーナーが晒された…

 

ネイチャ「キャアァァァァ!え…なんですかこれ…」

ネイチャと彼女のトレーナーは顔を赤面させつつ…この異様な光景に混乱しながら固まる

 

マックイーン「誰のトレーナーが変態で気持ち悪くてクズでゴミですって」ワナワナ

 

ルナ「そこまで言ってない!でもそうじゃん!!」

「小さい子が大好きなんておかしいもん!」

 

マックイーン「は?」ブチ

 

マックイーンは目にハイライトも消え、青筋を立て

 

マックイーン「ここじゃ死人が出ますわ…屋上へ行きませんこと?…ひさしぶりに…キレちまったですわ…」

 

 

………………………………

現在

 

ルナ「オラアアアアアアア」ドガ

 

マックイーン「ナンノォォォ」ドン

 

ドン!ドガ!ズドン!ドガシャーン!

 

かれこれ30分は経ったのだが…

 

まだ死闘が繰り広げられているらしい…

てか屋上めちゃくちゃになってそう…

後始末どうしよう…

 

マックイーンのトレーナーも彼女らを心配しているみたいだが、行っても返り討ちにあうか巻き込まれて最悪死ぬ…なのでどうしたものかと苦笑いしている

 

マヤノとライスは恐怖してマックイーンのトレーナーにしがみついて震えている

 

ズドン!ドン!ドーン!!…

 

最後ものすごい大きな音が鳴り終わると、静寂が戻ってきた…

 

終ったのかな…

 

マックイーンのトレーナーは立ち上がり

マックイーン(ト)「ちょっと様子を見てくるよ…マヤノとライスも付いてきて、トレーナー君はそこにいて」

 

そういいマヤノとライスを連れ外へ

 

 

数分後…

 

マックイーンのトレーナーが帰ってきた、なぜかすごく申し訳なさそうな顔をしていた

 

マヤノとライスと…ボロボロになったマックイーンと…ルナが入ってきた…

 

なん…だ…と…

 

トレーナー「ど…どうして…うぉ!?」

そうつぶやくが次の瞬間タックルされた…ルナに

 

ルナ「ルナのトレーナーやっと捕まえた!」ギュー

めっちゃ抱きしめてくる…苦しい…背骨折れるううううう

 

マックイーンがなんか笑顔だ…その後ろで彼女のトレーナーがめっちゃ平謝りしてる

 

トレーナー「ど…どうして…」

 

マックイーン「会長さんと拳を交わらせていくうちに友情が芽生えましたの!」

「あと話しているうちに、会長さんの恋を応援したくなりましたわ!!」

この駄目ジロめ…

 

ルナ「さぁトレーナー行くよー」ギュ

 

こうして私はルナに捕まった…

 

トレーナー「」

 

 

………………………………

夕方廊下 

 

あーチームの練習見に行きたかったなぁ…

ブライアンやスカーレットの練習見たかった…

特に、ブライアン…テイオーとどんな感じで練習したか見たかった…

並走とか、レースとかしたのかなぁ…結果とか気になる…

 

ルナ「♪~」

鼻歌を歌いながら上機嫌なルナ

 

トレーナー「…」

 

今連行されている…どこへ行くのだろうか…監禁されるのかな…困ったなぁ

 

逃げようがないし…バクシンオーを呼ぶしかないか…

 

などと…逃げる方法を考えているトレーナー

 

ルナ「ッム」ピタ

進行先の何かに気付き、ルナが止まった

 

トレーナー「?」

 

私はルナが見つめてる先を見た…そこには

?「…助けに来たよ、トレーナー!」

 

トレーナー「テイオー…」

そこには、私の相棒、トウカイテイオーが立っていた

 

練習が終わってからずっと俺を探していたのか、

まだ練習着のまま、汗をかいており、少し息が上がっていた

 

そして…私は気づいた、彼女の目の奥が少し濁っていることに…

 

 

 

おまけ

キタサンブラックは

………………………………

寮、スーパークリークとナリタタイシンの部屋

 

 

クリーク「はぁい、キタちゃん、ちゃんとミルク飲んでいいこでちゅね」

 

キタサン「…」ゴクゴク

 

今クリークはキタサンをトレーナーが飲んだ薬の効力がなくなるまで、赤ちゃん返りさせられていた…

 

ちなみに同室のナリタタイシンはそれまでの間サトノダイヤモンドのところへ引っ越している

 

キタサン「…」ップ

 

クリーク「飲んだ後ちゃんとゲップもしていいこいいこ」ナデナデ

 

キタサン「キャッキャ」♪

 

果たして、薬の効力がなくなった時、キタサンはいつものキタサンに戻れるのだろうか…

 

 

 

おまけ(重馬場)

薬の効果が効かなかった理由

………………………………

新しくチームに入ったダイワスカーレット

トレーナーは彼女と面識なく、そう言ったウマ娘にも殺される勢いで薬により嫌われていた

だがなぜか彼女だけ薬の効果が効かなかった1人である

 

スカーレット「初めてのトレーニングなかなか悪くなかったわね、ただトレーナーが不在だったのは少し残念だったわ…」

彼女はチームに入り、初めてのトレーニングを行った

 

トレーナーが作ってくれたトレーニング表はなかなかいいもので、すごくためになると実感できた

 

同じマイル枠のマルゼンスキー先輩と並走…私より圧倒的に早かった

私も負けずと本気を出し久しぶりにトレーニングで心が燃えた気がした

 

このチームに来て正解だったと実感する…

それに…

 

スカーレットは寮の自室に入る

 

スカーレット「ただいま…」

ただいまに対し返事がない

 

それもそのはず同室のウォッカは、アメリカへ行っており現在は不在

では、誰に…

 

スカーレットが部屋の明かりをつけるとそこには…部屋の壁一面、トレーナーの写真が貼られていた

スカーレットはそのままベットに飛び込み…

トレーナーの写真がプリントされている枕を抱きしめた…

スカーレット「ふふん♪…トレーナーさんの一番は私なんだから」ハイライトオフ

 

どうやら効かなかったわけではなく

好感度がガッツリ落ちる程度の薬では、しっとりする程度のウマ娘だったようだ…

 



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テイオーとトレーナーとルナ

テイオー「助けに来たよ、トレーナー!」

 

トレーナー「テイオー…」

 

ル?「テイオーすまないが、そこをどいてくれないか?これからトレーナー君に用事があるんだ」

テイオーの前では、会長としてふるまいたいのか、ルナからルドルフに戻ってる…

 

テイオー「えーカイチョー、せっかくあったんだし、お話ししようよ」

そういいニシシと笑うテイオーだが目は笑っておらず、その瞳には殺意すら感じる

 

ル?「すまない…これから用事があるから構ってあげられない…」

ルナはテイオーに進行の邪魔をされて少しイラついているようだ

 

テイオー「そっか、でもねボクもカイチョーに用事があるんだ」

食いつくテイオー

 

ル?「…私には用がない…テイオーどいてくれ…」

 

テイオー「ダメだよ…ボクの用事が最優先なんだ」

 

ル?「しつこいぞ!テイオーそこをどけ!これから私のトレー「違う!!」は?」

 

テイオー「カイチョーのトレーナーじゃない!彼はボクのトレーナーだ!!」

「カイチョーの方が付き合いが長くても!ボクがまだカイチョーやブライアンより弱くても!!」

「彼はボクのトレーナーだ!!」

 

ル?「ッ…」

 

テイオー「カイチョー…今…彼が欲しくて仕方がないんだ」

 

ル?「当たり前だ…私は彼が…「好きなんだね」 っ…」

テイオー「わかるよ…ボクだってそうさ」

 

「好きで、好きで…でも自分の物にならない…すごくつらいよね…ボクだってそう思ってた事があったよ」

そういいながらテイオーは近づく目にはハイライトがなくなっていく…

 

テイオー「でも、自分の物にしようとして、今やろうとしてるような事をしてもダメなんだ…トレーナーは手に入るかもしれない…」

「それでもトレーナーが欲しい、ボクもそう思ってた時もあった…でも去年…ボクは暴走して、トレーナーを…」

そういい…少し俯いたテイオー

 

テイオー「そして気づいたんだ、こんなことをしたら、ボクやカイチョーがそしてみんなが大好きだった優しく、時に馬鹿なことを言い合ったり、ボクたちのために一生懸命なトレーナーは、一生手に入らなくなるんだって」

「それに、自分がよくても、周りを不幸にしてしまう…」

その声は、少し震えていた…だがすぐに顔をあげる…

 

テイオー「だからボクは二度とこんなことをしてはいけない!させてはいけないって決めたんだ!!」

先ほどまで濁っていた目ではなく、その目には決意を宿していた

 

私は、その決意を聞いて…去年シニアの時を思い出した…テイオーにされた事を…

それを許し、これからも共に頑張ろうと約束した判断は正しかったのと…テイオーが大人になったなぁと感じ感動した…涙が出そうになったが耐えた…心が大人になったんなら身体も…テイオーが一瞬睨んだきがする…

 

ルナは…「チガウ…ソレデモ…ルナハ…」とブツブツ俯いてつぶやいている

 

テイオー「それに、カイチョー言ったよね、ウマ娘誰もが幸福になれる時代を目指したいってこんなんじゃあ誰も幸福になれないよ」

 

ルナ「うるさい!うるさい!うるさい!何がわかる!ルナがどれだけ我慢してたか…テイオオオ!」

痛いところを突いたのか、我慢の限界が来たのか、テイオーにつかみかかろうとする

 

トレーナー「おい!やめ」

私がそう言おうとした瞬間

 

?「シンボリルドルフさんダメですよ」

誰かが横切った…次の瞬間テイオーに向かって行ってたルナが倒れた

 

彼女の元に立っていたのは…たずなさんだった

 

たずな「トレーナーさんのお部屋の現場確認、エアグルーヴさんを保健室に連れて行ったり、屋上の現場確認をしてて、遅くなりました、すみません…」ペコリ

 

トレーナー「い…いえ…たずなさん助けに来てくれてありがとうございます」

 

たずな「では、私は今からメジロマックイーンさんにも屋上や壊した壁について、お聞きしなきゃいけないので失礼しますね」

「トレーナーさんは、またあとでお話ししましょうね♪では、トレーナーさんテイオーさんお疲れさまでした」

そういいルナを担いでマックイーン(ト)の部屋に行った

 

またあとでってことは…今日も飲みかな…

 

そうして、残された、私とテイオー

テイオーは、ぺたんとその場に座り込んだ

 

テイオー「あははは、腰が抜けちゃった…」

そういい笑うテイオー私もつられて笑いそうになるが我慢し背中を差し出す

トレーナー「ほら、つかまれ」

 

テイオー「うん」ギュ

テイオーをおんぶし、歩いていると

 

テイオー「トレーナー」

 

トレーナー「なんだ?」

 

テイオー「今日ねブライアンと模擬レースしたんだ」

 

トレーナー「そっか…どうだった…」

 

テイオー「ボク全く勝てなかった…クラシック3冠とって春も秋のシニアも3冠取って無敗だったのに…ブライアンには歯が立たなかったよ…」

 

トレーナー「先は遠いな…」

 

テイオー「うん…」

 

トレーナー「それでも…」

 

テイオー「それでも?」

 

トレーナー「それでも…いつかは…」

 

テイオー「うん!絶対に!」

 

トレーナー「テイオー」

 

テイオー「何?」

 

トレーナー「お前が相棒で本当によかったよ、ありがとうな」

 

テイオー「う…うん///」

 

 

………………………………

一方そのころ

 

マックイーン「どうして、私も説教されなきゃいけませんの!?」セイザ

 

ションボリルドルフ「…」ショボーン

 

たずな「貴方たちが暴れたせいで、屋上とナイスネイチャ(ト)室の壁が無茶苦茶になりました」

 

マックイーン「そ…それは…確かに暴れたのはわたくしですが…それでもわたくしは被害者ですのよ!?」

 

たずな「黙りなさい!2人には今週いっぱい屋上の掃除と毎朝の清掃活動を罰則として課します」

 

マックイーン「!?ま…まってください、もしかして、それは土日もですか?」

 

たずな「当たり前です、まさか土日もせずに屋上の掃除が終わるとでも?」

 

マックイーン「そ…そんな…今週の土曜日は…トレーナーさんとのデートが…」ヨヨヨ

その後、マックイーンとルドルフは1週間屋上の掃除と毎朝の清掃活動をした

マックイーンは彼女のトレーナーにガチ目に泣きついて、デートを延期してもらってた

 

 

………………………

次の日

 

うーん…昨日はたずなさんと飲みすぎたな…

昨日の事情はちゃんと伝えたけど、あんなに酔ってたら忘れてそう…

 

さて、ルナとの一件が終わった…さてとどうしたものかね、私事態はあまり怒ってないが気まずいよなぁ

などと考え事してたら、普通に校門から何も対策せず来てしまった…

 

あ…やべぇ…最近は誰にも会わないために裏口から来てたけど…

あいつら以外のウマ娘に見つかったら何されるかわからない…

 

冷や汗をかき、もう一度引き返して…裏口に戻ろうとした時

?「お…おはようございます…」

 

振り向くとそこには、今にも泣きそうな顔をしたスペシャルウィークがいた

 

トレーナー「スぺちゃん…」ッバ

今まで罵声やらされた事を思い出し身構えるトレーナー

 

その動作を見たスペシャルウィークは

スペ「うぇええん…ト…レ…ナーさ…うぇ…ごめん…な…さい…」グスグス

 

トレーナー「え?」

 

突然のスぺちゃんの号泣にびっくりするトレーナー

 

流石に周りに観られたら気まずいってかまずいと思い、あたりを見回すと、なぜか私を見て泣いてるウマ娘が…

ま…まさか…薬の効果が…切れたのか…

 

ひとまずスぺちゃんに薬の効果だし、怒ってないし大丈夫と伝えるも、

なかなか泣き止まず、大変だった…その後が大変だった…

 

ウマ娘に出会う度に泣かれるし、すごく謝ってくる

 

………………………

 

エル「あ…トレーナーさん…」

グラス「トレーナーさん…」

 

トレーナー「エルとグラス…」

 

エル「エル…トレーナーさんにひどい事たくさんしてしまい本当にゴメンなさい…」グスグス

グラス「トレーナーさん…誠に申し訳ございません…」ドゲザ

 

トレーナー「ちょ…グラス…土下座しなくても…エルも泣くなって…怒ってないからさ!!大丈夫だから!」

 

グラス「…本当にすみません…トレーナーさん…」ナミダメ

 

トレーナー「これからも仲良くしてくれたらいいからさ!な!」

 

エル「グス…ハ…ハイ…」

グラス「…グス…はい…」

 

トレーナー「じゃあ俺はこれ「あ…あと」ん?」

 

グラス「私がノーパンだの…僧侶の衣装着てるけどザキやザラキなどの死の呪文しか使えないだの…淫乱だのと噂をエルと流してた件でお二人にお話が…」ニッコリ

 

トレーナー・エル「」

 

………………………

 

アグネスデジタル「トレーナーさん…尊いものを共有してた同志なのに…傷つつけて本当にごめんなさい」ドゲザ

ここでも土下座か…

 

トレーナー「デジタル…まぁ暴力振るわれてないし、そんなに実害なかったしさ!全然大丈夫だよ!気にすんな!」

「それよりさ…昔エアグルーヴとさ、ものすごく怖い映画を見た後の反応を動画でおさm」

 

?「ブライアンが言ってた通りやはり消してなかったのか…」

 

トレーナー「やば…」

 

………………………

 

トレーナー「!!」キピーン

 

トレーナーは咄嗟に後ろからくる蹴りを避けた、蹴ったのは

 

マックイーン「テイオーのトレーナーさん!ここであったら百年目ですわ!!」

クズ呼ばわりはしなくなったから効果はきれてるんだよね?

 

トレーナー「マ…マックイーン!?どうして!?」

 

マックイーン「貴方のせいで、今週朝は清掃活動、放課後は屋上の掃除になりましたの!!おかげでわたくしのトレーナーさんとのデートも中止ですわ!!許しませんわ!!」

 

トレーナー「えぇ…」

 

 

………………………

 

などなど他にもモブの女の子にすごく泣かれたり、謝れたりされた

 

ハルウララにも泣いて謝られた…逆に私が耐えれなくなって号泣してしまった…

 

泣くの見るのってなんかこっちのメンタルがきつい嫌われで罵倒や暴力振るわれてた方が楽な気がする…

 

まぁ…これから関係修復に努めたらいいか…大変だけど頑張ろう…

 

そして、へとへとになりながら…

 

トレーナーは自分の部屋に行くと、かつてドアがあった場所の前でルナが申し訳なさそうに待っていた

 

 



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テイオーとトレーナー、一難去って

 

キタサン視点 放課後

 

キタサンブラックはいつものように授業を終えトレーナー室へ向かっていた

 

ただよくわからないがここ1週間程、授業を欠席していたという事実

なぜ欠席していたのか思い出そうにも彼女はここ最近の記憶があいまいで思い出せないでいた

 

キタ「私…どうしたんだろう…」

 

ダイヤちゃんに聞いても教えてくれなかったし…

他の友人にも聞いても同じだった…

 

ただ…今日の朝起きる前の記憶をあやふやだが覚えてはいた…

 

放課後自主練をした後に、クリークさんがやってきて…

 

キタ「この後が…思い出せない…」

 

そういえば自主練?なぜ自主練してたんだろう…トレーナーさん達とトレーニングすればいいだけなのに…

 

トレーナーさん…あれ?トレーナーさん…なんだろう…よく覚えていないけど…

キタ「トレーナーさんに謝らないと…」

 

なぜだろう…トレーナーさんに謝らないといけない…そう…思う…

 

 

…………………………………………

トレーナー視点 グラウンド 

 

トレーナーと休憩中のテイオーはベンチに座って練習を眺めていた

 

テイオー「トレーナー今日もいい天気だねー」

 

トレーナー「そうだなぁ」

 

テイオー「トレーナーあそこ見て見て~」

 

トレーナー「エルが薙刀持ってるグラスに追われてるなぁ」

 

テイオー「平常通りだねー」

 

トレーナー「そうだなぁー」

 

テイオー「チームの皆、今日も元気に練習してるねー」

 

トレーナー「そうだなぁスカーレットもスキーと並走トレーニング頑張っててルドルフがタイム計ってるなぁー」

 

テイオー「クリークは今日から復帰するキタちゃんを待ちながらストレッチしてるね」

 

トレーナー「あっちでは、ブライアンが筋トレしてるな次一緒に並走な」

 

テイオー「うん!わかったよ!あそこではタイキはバクシンオーとダートで足腰鍛えてるね」

 

トレーナー「そうだなぁー」

 

テイオー「ところでさートレーナー」

 

トレーナー「なんだい?」

 

テイオー「どうして練習にカイチョーがいるの?」ニコニコ

 

トレーナー「…」

 

テイオー「ねぇ…なんで?」ハイライトオフ

 

トレーナー「えっと…色々とあって…サブトレーナーとして…」

 

テイオー「色々って何?」ガシ

テイオーはトレーナーの腕首をつかむ

 

トレーナー「強く握りすぎ…痛い折れる折れるぅわかった話すから!いったん離そう!?」

「今日朝俺の部屋に来た時ルドルフがいて……

 

 

………………………………

回想 朝、トレーナー室前

 

ル「トレーナー君…」

 

トレーナー「ル…「本当に申し訳ございません」え?」

 

ルナは、トレーナーに頭を下げ謝った

ルナの身体は震えていた

 

トレーナー「...」

ここで許して…でもまぁ…昨日あんなにやらかしたし…

少し罰がてらいじめてみようかな…(死亡フラグ

 

トレーナー「…ルドルフ」

 

ル「!?」ッバ

ルドルフと呼ばれた瞬間顔をあげる、その顔は絶望に染まっていた…

 

トレーナー「…」

私は普段より5割増しで真剣な顔になりルナに近づく…

ルナは普段とは違う私に怯え今にでも泣きそうであった

 

なんかこう言うと最低な男に聞こえるが、さっきまで色んな子に泣かれてたから…耐性がついてきたのか…泣き顔に動揺しなくなってきたな…

 

ルナの目の前まで来たな…さてどうするかなぁ…

まぁ最後にルドルフって呼んでネタバレしながら撫でればいいか

 

トレーナー「ルドルフ…」ッス

もう一度彼女を呼び手を頭に差し出そうとした瞬間

 

ルナ「ご…ごめ…ごめんなしゃい…トレーナ…ごべんなじゃい…」エグエグ

叩かれるのかと思ったのか頭を抱えてしゃがみこんでガチ泣きするルナ…

 

やりすぎた…

 

トレーナー「ルナ…泣くなって悪かった…怒ってないから…泣き止んでくれえええええええ」

 

5分ほど号泣してたルナをあやし、何とか落ち着いてくれた…

ついでに、先ほどまで意地悪してたこともバラしてしまい…

 

ル「…ふん」ツーン

 

トレーナー「ごめんってルナ…機嫌直してくれ…」

ル「知らない」ツーン

 

トレーナー「次中距離か遠距離枠が空いたらチーム勧誘するからさ…」

 

ル「ほんとうに?」

 

トレーナー「あぁ…いつになるかわからないけどさ…」

 

ル「じゃあ…」

 

ルナは笑顔で私にある提案をした

 

 

………………………

トレーナー視点 現在

 

なんて、テイオーに全部言ったことがルナにばれたら後々面倒だしここの部分は端折るか…

 

トレーナー「ルドルフは3枠目が空いた時に誘うって約束したんだけどさ」

 

テイオー「え?そうなんだ!カイチョーと一緒に走れるんだ!」

 

トレーナー「ただ…3枠目を増やすためにはレースに勝たなきゃいけないだろ?」

 

テイオー「うん…」

 

トレーナー「んでルドルフがより勝利が確実になるために私もサブトレーナーとして皆を支えたいと言い出して…」

「最初は申し訳ないと思い断ったんだけど…どうしてもって言ってきかなくて…まぁそこまで断る理由がないし、いいかなって」

 

テイオー「あートレーナーってそういうときの押しには弱いよねぇ」

 

トレーナー「強くなりたいよ…」

 

テイオー「そこも含めて良いところだと思うよ」

 

トレーナー「そうかなぁ」

うーんそんなもんなのかなぁと考える

 

?「ト…トレーナーさん!テイオーさん!」

呼ばれたので、振り返ると、そこにはキタちゃんがいた

クリークに効果切れたからと伝えたその日に復帰だもんなぁ…大丈夫かな…

 

テイオー「キタちゃん…こんにちは!!」

 

トレーナー「や…やぁ…キタちゃん」

 

キタちゃんは、悲しそうな顔をし、私に聞いてきた

キタ「トレーナーさん…あの…私…トレーナーさんに何かひどいことをしたのに…覚えてなくて…」

 

トレーナー「…」

流石に全部忘れるって都合のいい事はできないか…

隠し通せるわけもないし…誰かに言われるより、私が言った方がいいよな

 

怒ってないことや悪くないと伝えれるし…

 

トレーナー「キタちゃん…実はな…」

 

 

………………………

ルドルフ視点

 

彼のチームのサブトレになったルドルフは、ダイワスカーレットとマルゼンスキーの練習を見ていた

 

だがトレーナーの方で誰か来たみたいだからそっちの方を見た

ん?キタサンブラックか…トレーナー君が深刻そうな顔をしているということは、おおかた薬の件を話しているのか…

 

トレーナー君が何か伝え、それを聞いたキタサンブラックは、ショックを受けた顔になる

次第に、悲しそうな顔になり、トレーナー君に頭を下げて謝っていた

トレーナー君はそんなキタサンブラックを落ち着かせようと必死に何か言ってる

 

ル「まったく、彼は優しいな…」

そうつぶやく

 

?「そうですね」

後ろから声がした後ろを振り向くとそこにはダイワスカーレットが立っていた

 

ル「やぁ…君はダイワスカーレットだったね…トレーナー君のチームに入ってくれて感謝するよ」

 

スカーレット「いえ、とても気になっていたチームだったので…」

 

ル「そうか…よろしく頼むよ(…これは…なんていうか…彼女と纏っている雰囲気が似てる…)」

ルドルフは…スカーレットを見て…何かに気付いた…

 

スカーレット「はい!これからよろしくお願いします」

そういい練習に戻るスカーレット

 

ル「ライバルが増えたか…私も含めてだが…トレーナー君も大変だな…」

スカーレットを見ながらそういうルドルフ

 

ル「全くトレーナー君は…どうして…そう」

苦言をこぼしそうになる

 

ル「だが…」

最後に勝つのはこの皇帝だ!

そう心の中で叫ぶルドルフであった

 

 

………………………

トレーナー視点

 

キタ「トレーナーさん…」

 

トレーナー「キタちゃん落ち着いたか?」

 

キタ「はい…」

 

テイオー「今日はたくさんの女の子を泣かせてばかりで本当に罪なトレーナーだねぇ」ニシシ

 

トレーナー「うるせー貧乳!」

 

テイオー「ライスよりあるんですけどぉ!?」

 

そんな馬鹿なやり取りを見たキタちゃんは

キタ「フフフ」

まだ少し涙目だが笑ってくれた…

 

トレーナー「とりあえず、キタちゃん」

 

キタ「はい…」

 

私は、キタちゃんに頭を下げた

キタ「ト…トレーナーさん!?」

それを見て驚くキタちゃん

 

トレーナー「キタちゃん!こんなことになってしまったけど、もう一度、俺の専属としてチームメンバーとして続けて欲しい!よろしくお願いします」

 

キタ「トレーナーさん頭をあげてください」

「むしろこっちからお願いします…よろしくお願いします!」

そういいキタちゃんも頭を下げる

 

テイオー「これで一件落着だねトレーナー!」

そういいスポーツドリンクを手に取り飲もうとするテイオー

 

トレーナー「そうだな」

これでひとまず終わりかな…色々あって疲れたなー

 

そんな事考えていたらスーパークリークが近づいて来た

クリーク「こんにちは、キタちゃん、今から一緒に練習しましょうね」

 

キタ「あ?ママ!」

は?今なんて言った?!

 

テイオー「ッブゥウウウウウウウ」

トレーナー「ちょ…汚…俺の顔に吹くな!」

飲んでたスポドリを私に吹きかけるテイオー

 

そのままキタちゃんはクリークに近づき抱き着く

クリーク「ふふふ…では、トレーナーさん練習に行ってきますね」

 

トレーナー「あ…あぁ…」

 

クリーク「じゃあキタちゃんいきますよ~」

 

キタ「うん!!」

 

そういいキタちゃんと手をつないで練習へ向かうクリーク

 

テイオー「トレーナー…どうすんのあれ…」

そういい…疲れた顔で彼女らを見るテイオー

 

トレーナー「…まぁ…なんとかなるっしょ…」



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テイオーとトレーナーと出会い

トレーナー「え?俺とテイオーの出会いが知りたいって?」

 

キタ「はい!それとトレーナーになったエピソードも教えてほしいです」キラキラ

 

トレーナー「まぁ隠したいこともないし…いいか」

「テイオーと出会ったのは夏前なんだよね」

 

キタ「え?春じゃないんですか?」

 

トレーナー「それまで、トレーナーが決まらなかったらしい」

「んで俺がサブトレやってたのは知ってたっけ?」

 

キタ「はい、確か会長さんの元トレーナーさんの所でしたよね?」

 

トレーナー「そそ、それでサブトレ4年目の頃、先生に専属が十分につけるなってお墨付きをもらった時にさ…」

 

 

………………………………………

3年前 梅雨明け

 

トレーナー「専属トレーナーか…ただ、もうじき7月か…来年からかなー俺もついにトレーナーか…」

今年の入学生は、確かメジロ家のご令嬢がーとか話は出てたなぁ

そのご令嬢は俺の親友がトレーナー契約してたっけ…あいつのが一歩先にトレーナーか羨ましい限りだ

 

トレーナー「まぁ俺は俺のペースで頑張りますか」

そう自分に言い聞かせ、先生の部屋でトレーニング表を作っていた

 

ドア<ガチャ

 

?「やはりここにいたか、トレーナー君」

 

トレーナー「うん?あールナか、お疲れ様ー」

 

ル「ありがとう、トレーナー君もトレーニング表作成お疲れ様」

 

トレーナー「さて…ルナはもうトレーニングかい?」

 

ル「そうだった、トレーナー君お願いがあるんだ、ちょっと付いてきてもらっていいかな?」

 

トレーナー「お願い?珍しいな…デートのお誘いかな?」

 

ル「そのお願いもしたいところだが、今回は別件でね、トレーナー君に会わせたい後輩がいるんだ」

 

トレーナー「ふむ…後輩ね…急ぎの仕事もないし、いいよ」

 

そういいルナに連れられ、その後輩の元へ向かう

なんでもルナにすごく憧れてた娘らしい、もしかして、菊花賞のインタビューに乱入してきた娘かな?

なんて質問したらまさしくその通りだったらしい、ほーんあの娘か…

 

まぁその娘が今年学園へ入学した

模擬レースは常に1着、彼女をスカウトするトレーナーはたくさんいたらしいのだが、彼女とそりが合うトレーナーが見つからなかったらしく、そのままトレーナーがいないままここまで来たらしい

 

このままでは、公式レースにも出れずどうしたものかとルナに泣きついたらしい

それでお願いってのが、よかったら彼女をスカウトしてもらえないかというものだった

 

こっちとしても出来れば親友が活躍してる年に私も一緒に切磋琢磨していきたい気持ちもあったし、それに、ルナ曰く、その娘のセンスはすごくよく、こんなことで1年不意にするのは、勿体ないとのこと

 

そうこうルナと話しながら歩いていると

 

?「あ?カイチョー!」

向こうからルナに気付き、走ってくる1人のウマ娘がルナの前に止まりニコニコしている

 

ル「やぁ、テイオー」

テイオー…彼女がルナの言っていたトウカイテイオーか…

ふむ…どことなく昔のルナに似ている

 

テイオー「ねぇねぇカイチョー聞いて聞いて、今日同学年のマックイーンがさぁ…あれ?」

テイオーはルナの隣にいる私に気付いた

 

テイオー「カイチョー?隣にいる、おじさん誰?」

…は?おじさん?私、まだ20代なのに…おじさん…うそでしょ…

 

おじさんと言われ軽くショックを受ける私を見て少しフフと笑うルナ

 

ル「テイオー彼は、私のサブトレーナーだ、君のトレーナーになってもらおうとお願いして、きてもらったんだ」

 

テイオー「ふーん…」

 

私を見るテイオーひとまず挨拶しておくか

 

トレーナー「はじめまして、トウカイテイオー、是非とも君のトレーナーになりたく、勧誘しに来だんだが」

 

そうテイオーに言うとテイオーは少し考えた後

 

テイオー「もしボクのトレーナーになったらボクの夢に付き合ってくれる?」

 

トレーナー「夢?ルドルフみたいに、無敗のクラシック三冠とかかな?」

 

テイオー「あれ?どうしてわかったの!?」

 

トレーナー「菊花賞の時、そう宣言してたから…あの時俺もいたんだ」

 

テイオー「え?そうなんだー!」

あの時の事を知る人に会えたうれしさなのかすごく笑顔になるテイオー

 

好印象な感じでこのままスカウトはうまくいきそうだと安心するルナ

 

だが

テイオー「うーんでも、やっぱりトレーナーの件はお断りするね」

 

ル「おや…どうしてだいテイオー」

 

テイオー「いやだって、カイチョーの紹介といっても、おじさんはまだサブトレーナーなんでしょ?」

「カイチョーのトレーナーみたいにすごいトレーナーってわけじゃないし、そんな実績もない人に見てもらうくらいなら今まで勧誘してきたトレーナーの方がましだよ」

 

このガキ…でもまぁ…至極正論だよな…

 

何も言い返せないでいるとテイオーは調子に乗ったのか追い打ちを掛けた

テイオー「それに、見た目頼りなさそうだし…なんかトレーナーとして駄目駄目そうだよねー」ニシシ

 

このメスガキ…さすがに説教するわ!

そう思い、行動に移そうと思ったが…

 

ル「は?」

私より先にブチ切れたやつがいたみたいだった

 

テイオー「カイチョーどうしたの?」

 

ル「いや、なんでもない…テイオーが言うならこの話はなかったことにしよう」

 

テイオー「うん、カイチョーせっかく紹介してくれたけどごめんね」

 

ル「いやいいんだ…ところでテイオー今から暇かな?せっかくだし私と模擬レースでもしないかい?」

 

テイオー「え!?カイチョーとレース!?やるやる!」

 

ル「では、テイオー行こうか…」

 

あールナ…ほどほどに…

 

こうして始まる模擬レース結果は…まぁ酷かった

圧倒的にルナが勝ち、テイオーは追いつこうにも全くついてこれてなかった…

 

おい先輩…大人げないぞ…テイオーが泣きそうになってるやん…

そうして、レースが終わった

 

ル「どうだいトレーナー君!皇帝の力は!」ドヤァ

 

トレーナー「あ…うん…」

 

テイオーが近づく

 

テイオー「あはは…やっぱりカイチョーには敵わないや…」

そう言った後、後ろを振り向きそのまま走っていった

 

若干泣いてたな…可哀そうに…

 

流石のルナもそれに気づき、我に返った

ル「しまったやりすぎた!トレーナー君!どうすればいいんだ!」

 

トレーナー「いや知らんし…とりあえず、ルナが慰めに行くのは返ってダメだし…俺が行ってくるよ…」

 

ル「本当にすまない…ついカッとなってしまった…」ションボリ

 

それからテイオーを探してみるも、学園にはいなかった…

 

夜遅くなってきたし、流石に寮の門限だし帰ったかな俺もコンビニで弁当でも買ってトレーナー寮へ帰るかな

 

そうして私も学園から出て帰路へ着いた

 

コンビニで適当に弁当や食料を買い寮へ向かっていた

 

向かう途中公園があったのだが、そこでトウカイテイオーがベンチに座っていた

 

寮の門限ギリギリだし今日の事もある流石にほってはおけないな

 

そう思い彼女の方へ向かう、近づくうちにあることに気付きすぐに彼女の元へ向かった

 

テイオー「グス…ウゥ…あ…おじさん…」

私に気付いたテイオー

 

トレーナー「おじさんじゃない…テイオーお前…怪我したのか…」

 

テイオー「…ウン…」

テイオーは怪我した膝を抱え込んでいた

 

トレーナー「ちょっと怪我みるぞ」

 

テイオー「…ウン」

 

怪我を見て見る限り捻挫してるだけだった…折れてたりしてなくてよかった…

ひとまずいつも携帯してるキットで応急処置を施した

 

トレーナー「これで良し…歩けるか?」

 

テイオー「アリガトウ…少し休んだら、歩けると思うよ」

 

トレーナー「そっか…これやるよ」

そう言って先ほどコンビニで買ったスポーツ飲料を渡し、テイオーの隣に座る、少しするとテイオーがぽつりぽつり語った

 

テイオー「ボクね…今までレースで負けたことなかったんだ…」

「でも…今日初めて負けちゃった…しかもぼろ負け…」

「しかも相手が憧れのカイチョー…なんか色々な物があふれて…気づいたら…」

 

トレーナー「練習していたと…」

そう聞くと…テイオーは頷き、うつむく

 

テイオー「今必死に練習したって、すぐに追いつけるわけじゃないのにね…怪我しちゃったし…ボク…馬鹿だよね…」

そういい、もっと落ち込む

 

それを見てて、昔のルナもこんなことあったなぁと思いだし…

懐かしいのと、本当に似てるなーってなり思わず少し笑ってしまった…

まずいと思い、取り直そうとするが、テイオーには気づかれジト目で睨まれた

 

テイオー「むー今、笑ったでしょ!?真剣に悩んでるのにひどいよー」

 

トレーナー「いや…ごめんごめん…つい…今のテイオーがさ、昔のルドルフに似ててさ…」

 

そう答えたら、テイオーは少し驚いた顔をしていた

 

テイオー「え?ボクとカイチョーが似てるの?」

 

トレーナー「あぁ…テイオーと同じ歳の頃、あいつも君みたいな感じだったさ」

「すごく負けず嫌いでさ、模擬レースや練習で負けた後は、ル「練習付き合って!」って駄々こねてさ、よく夜遅くまで付き合わされたさ」

 

テイオー「そうなんだ…カイチョーと付き合い長いんだね」

 

トレーナー「なんだかんだあいつが小学生高学年の時からの付き合いだなぁ」

 

テイオー「そうなんだ…」

テイオーは少し考えた後、こちらの方に顔を向けた、何か覚悟を決めたようだ

 

テイオー「もう一度聞きたいんだけどトレーナーはさ…ボクの夢に付き合ってくれるかな…?」

テイオーは何か期待しているようだ…

 

だが、私はOKとは言わなかった

トレーナー「テイオー、俺は、君をルドルフみたいにすることはできない」

 

テイオー「うん…そうだよね…ボクじゃ…」

テイオーは再び、耳を下げ…悲しそうな顔になっていく

 

トレーナー「でも、君をそれ以上の存在にすることはできる」

「ミスターシービーだろうがお前の憧れシンボリルドルフだろうがそれを超えさせてみせる!」

 

テイオー「ボ…ボクが…カイチョーを…」

 

今まで、憧れになりたいと思っていたテイオーにとって超えるという発想はあまり思いつかなったんだろうな…

 

トレーナー「テイオーはどうしたい?」

 

テイオー「ボ…ボクは…」

先ほどとは違いテイオーの瞳には灯がともっていた

 

 

…………………………

次の日 放課後 生徒会室

 

ル「はぁ…テイオーに謝らないとな…」

 

ドア<コンコン

 

ル「開いているよ、どうぞー」

 

ドア<ガチャ

 

テイオー「カイチョーこんにちは」

 

ル「やぁテイオー…昨日は本当にすまなかった」

そういい頭を下げる

 

テイオー「昨日?大丈夫もう平気だよー」

 

ル「そうか…ならいいんだが…」

 

少し安心し、テイオーに次のトレーナーを紹介しようとしたところ

テイオー「それより大人げなくボクをコテンパンにしてて少し引いたってボクのトレーナーが言ってたよ!」ニシシ

 

ル「うん?ボクのトレーナー?テイオー、契約したのか!?」

 

テイオー「うん!カイチョー昨日は断ったりしたけど彼となら…」

 

ル「うん?」

 

テイオー「彼とならボクは、カイチョーを超えれる!超えてみせれる!」

 

そうルドルフに宣言するテイオー

 

ルドルフは少し目を見開き、そして

ル「ふふふ…テイオー、君が私に挑んでくるその時を楽しみにしているよ」

 

テイオー「うん!だからカイチョーも首を洗って待っていてね」ニシシ

 

ル「あぁ…私も負けるつもりはないし、その時は、全力で相手しよう」

 

 

…………………………

現在

 

トレーナー「こうして、テイオーのトレーナーとなりましたとさ」

 

キタ「へぇーなんかスポーツ漫画の王道的な展開ですね」

 

トレーナー「確かにそうだなぁ」

「ところでさ…キタちゃん」

 

キタ「はい、トレーナーさんどうしました?」

 

トレーナー「い…いや…なんでもない…」

 

キタ「そうですか…」

 

いやツッコミを入れたい…なんであいつ…

哺乳瓶片手にベビーベット(大人サイズ)で寝転がってるんだ…

てかトレーナー室にそんなもん置くなよ…

 

トレーナー「…キタちゃん遅くなったしお開きにするか」

 

キタ「はい!」

 

 

おまけ

 

…………………………

マックイーン(ト)室

 

マックイーン(ト)「えっと?サトノさん私とマックイーンさんの出会いが知りたいのですか?」

 

サトノ「はい!あと、あの当時メジロ家のご令嬢となれば専属契約の倍率も高かったはず…どうして契約できたのか気になります」キラキラ

 

マックイーン(ト)「言っていいものなのでしょうか…まぁいいかな…あれは模擬レース後なんですが…」

 

 

…………………………

3年前 春

 

マックイーン(ト)「模擬レースみんなすごかったなー流石メジロ家のご令嬢だったな…いいフォームだった…」メモメモ

「あと、中距離で出てたトウカイテイオーって娘も素質が素晴らしかったなぁ」メモメモ

 

模擬レースを終え、私含めトレーナーたちは気になる娘をスカウトしに動いていた

私もひとまずトウカイテイオーさんにスカウトをしてみたけど、結果は、新人トレーナーってこともあり、お断りされた

 

次にメジロ家のご令嬢ことメジロマックイーンさんにスカウトへ行く、流石メジロ家…ものすごくたくさんのスカウトが来ている…

 

これはすごく厳しそうだな…

でも、まぁ当たって砕けろですね

当たってみた結果、砕けましたね…

断られました…まぁ新人だから仕方がないですよね…

 

こうして、マックイーンさんのファーストコンタクトは失敗に終わった

 

が…その1週間後

 

マックイーン(ト)「♪~」

彼は、趣味であるお菓子作りをしていた

 

意外な趣味だなと親友でありサブトレーナーの彼に言われたこともある

ただ彼もいつか担当になる子にバランスの取れた料理を食べさせたいと言い料理が趣味だったりする

私も似たような動機なのだが…ただ担当じゃなく小さい子の笑顔のためにって言ったら彼にドン引きされた…解せぬ…

 

彼とは料理という分野では趣味が一緒なので、お互いに試食などしたりして、評価し合う仲でもある

 

今回も彼に試食してもらうために、最近流行ってるマリトッツォってのに挑戦してみた

 

マックイーン(ト)「さてとできましたし、彼の部屋まで行きますか」

 

彼の元へ向かうため部屋を出ると…そこには思わぬ客人が…

 

?「スイーツの匂いが…ジュルリ…っあ…」

 

マックイーン(ト)「えっと…メジロマックイーンさん…どうしましたか?」

そこにいたのは、メジロマックイーンさんがドアの前で立っていた

 

確か…彼女はまだトレーナーが決まってなく…トレーナーしかいないこの館に来てどうしたのでしょうか…

 

マックイーン「あ…あの…こちらから甘い香りがしまして…気になり伺いましたわ」

 

マックイーン(ト)「甘い香り…これですか?」

そういい手に持っていた箱を見せる

 

マックイーン「そちらは何でしょうか?」

 

マックイーン(ト)「マリトッツォっていう最近流行ってるスイーツだよ」

 

マックイーン「最近流行ってるスイーツ!?」

スイーツって言葉に反応し、尻尾がものすごく高く上がる

そしてすごく欲しそうに見てくる…ナニコレカワイイ…てか私的にドストライク…

 

マックイーン(ト)「よろしければ、食べますか?」

 

マックイーン「いいんですの!?」

 

マックイーン(ト)「はい、とりあえず立ち食いもあれですので…入ってください」

 

マックイーン「はい、失礼しますわ」

 

その後、紅茶も入れ彼女にマリトッツォを渡す

マックイーン「これが…最近の流行ってるスイーツ…」

 

マックイーン「では、いただきますわね」

そういいマックイーンはマリトッツォを口にした

その瞬間目を見開き、一気に食べてしまった

 

マックイーン(ト)「どうかな?」

 

マックイーン「お…美味しいですわ!これはどちらでお買いになられたの?是非ともおしえてくださいまし」

 

マックイーン(ト)「それ私の手作りなんだ」

 

マックイーン「本当ですか!?」

 

マックイーン(ト)「趣味がお菓子作りでして…」

 

マックイーン「手作り…ですって…」

その後、マックイーンがワナワナ震える…何かまずい事したかな…

 

マックイーン「…ださい…」

 

マックイーン(ト)「え?」

 

マックイーン「わたくしのトレーナーになってくださいまし!!」

 

マックイーン(ト)「えぇ!?」

 

 

…………………………

現在

 

マックイーン(ト)「で、トレーナーになりました…」

 

サトノ「えぇ…スイーツでトレーナー契約するって…」

 

マックイーン(ト)「私もびっくりしましたよ…あなたのスイーツが食べられるなら絶対トレーナーになってもらいます!!毎日スイーツパクパクですわ!!ってそのあとは、もう流れで契約しました…」

 

サトノ「えぇ…なんていえばいいのか…」

 

マックイーン(ト)「…ですよねー」

 

サトノ「あ…もうこんな時間…トレーナーさんお先に失礼しますね」

 

マックイーン(ト)「あぁ…ところで、サトノさん」

 

サトノ「はい?なんでしょうか?」

 

マックイーン(ト)「…いや…気を付けて帰ってくださいね」

 

サトノ「はい、お疲れさまでした」

 

マックイーン(ト)「あぁ…」

 

サトノは、カバンを肩にかけ、手提げバックをもって部屋を出た

 

さて…あの手提げバッグ…中身に赤ちゃんのガラガラやらおしゃぶりや哺乳瓶が入ってあったが…

 

マックイーン(ト)「いったいなんであんなのが入っていたのでしょうか」



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テイオーとトレーナーと出張

トレーナーは、残りのチーム勧誘を相変わらず悩んでいた

 

短距離とダート、短距離はまだ芝だし、なんとかなる

問題はダート...

砂が得意なウマ娘は中央でもなかなか居ない、タイキも芝みたいに得意じゃないが、チームの中では1番走れるので、申し訳ないがダートをお願いしてた

ただ今では、芝より走れるまで行ってるらしい

 

さて、ダートかぁ...

スマートファルコンは、砂のサイレススズカと言われてるだけあって、すごくしっとりしてる、勧誘は上手くいくが後は血の雨が降りかねないから却下

エルコンドルパサーもダートは得意な方らしいから勧誘しようとするが、なぜかグラスが現れて刺される...解せぬ

 

トレーナー「...どうしたものかなぁ...」ノビー

悩むトレーナー

 

校内スピーカ<トレーナー、トレーナー、理事長室へ

 

トレーナー「ん?なんだろう...」

なんかしたかなぁ、この前やよいのお菓子食べたことかな...たづなさんの全ての制服をこっそり346プロの事務服に変えたことかな...

思い当たる節しかない...

 

トレーナー「今日はなかなか辛い日になりそうだ」ハァ

まぁ自分のせいだから仕方がない、行くか

 

トレーナーは理事長室へ向かった

 

向かう途中

キタちゃんとダイヤちゃんにあった

ダイヤちゃんがキタちゃんに哺乳瓶に入ったミルクを飲ませていた

 

見なかったことにした

 

 

..................

数分後 理事長室

 

トレーナー「出張ですか?」

 

たづな「はい♪1か月程地方のトレセンへお願いします♪」

 

トレーナー「視察ですか?それにしても1か月は長い気がします」

 

たづな「今回は、視察もですが、ここ中央から療養や私事などの事情で地方へ出戻りした彼女達を見てもらいサポートをお願いします♪」

「また、トレーナーさんが気に入った場合、地方のウマ娘をスカウトしても、構いません」

 

トレーナー「ふむ...」

確かに、今は地方もなかなか力をつけている

中央ではいない、ダイヤの原石は絶対に居るはずだし...ありがたい話だ

 

トレーナー「出張有難く引き受けます」

 

たづな「ありがとうございます♪」

 

トレーナー「チームはマックイーンのトレーナーに一旦任せるかな」

 

たづな「私のほうからもお願いしておきますね♪」

 

トレーナー「ありがとうございます。地方のトレセンか、行ったことないから楽しみですねー、ところで私は、何処に行くか決まってますか?」

 

たづな「はい♪ある方が貴方を指名してましたのでそちらへ伺ってもらう予定です♪」

指名?嫌な予感がする...

 

たづな「確か...笠松で」

トレーナー「すみません!出張やっぱりなしで!」

そう言い部屋から出ようとしたが

 

たづな「ダメですよ♪」ガシ

肩を掴まれた

 

トレーナー「は...離して...」

 

たづな「先程言質は、取りましたから決定ですよ♪」ッス

たづなはボイスレコーダーを取り出す

 

トレーナー「たづなさん...私になにか恨みでも?」

 

たづな「いえいえありませんよ、強いて言うなら私の制服が何故か全部アイドルプロダクションの事務員が着そうな服に変わってた事ですかね」ニコニコ

 

トレーナー「」

 

たづな「では、トレーナーさん明後日から笠松へ出張頑張ってくださいね♪念の為付き添いを付けても大丈夫ですよ」ニコニコ

 

トレーナー「つらたん」

 

 

..................

放課後 トレーナー室

 

トレーナー「と言う訳で、地方へ1か月程いきますわ」

 

テイオー「えーいいなーぼくも行きたい」ピョンピョン

 

タイキ「ワーオ出張ですか?頑張ってくだサーイ」

 

バクシンオー「1か月もトレーナーさんが離れるのは、心配でありますが!学級委員長の私なら直ぐに駆けつけれるから大丈夫ですね」

 

クリーク「トレーナーさん、安心してくださいねキタちゃんは私がちゃんと面倒みますからねーねーキタちゃん♪」

キタ「うん!」ギュー

 

スカーレット「え?1か月も...」ハイライトオフ

 

ル「ふむ、トレーナー君も出張と言う大任を任されるほどになるとは、私も嬉しい限りだ、ちなみに何処へ行くんだい?」

 

トレーナー「カサマツダッテー」ボウヨミ

 

カサマツと聞いた瞬間、目を見開くルナ、そして

 

ル「岐阜県か...いやー楽しみだ、トレーナー君、下呂温泉や飛騨高山には行こうじゃないか」

何故かついて行く気満々だった

 

トレーナー「いやいやいや、ついて行く気満々だがダメだよ?」

 

ル「な!?ついて行ってはダメなのか?」

 

トレーナー「当たり前だろ...」

 

ル「そんな...なら笠松に行くのは辞めるんだ!!」

 

トレーナー「仕事だし仕方がないじゃん...」

 

ル「嫌だァァァ」

そういい崩れ落ちるルナ

 

そのあまりの異変に只事じゃないと悟ったのか

テイオー「トレーナー、ボクなら連れて行っても大丈夫だよね?」

「カイチョーと違って〖 担当〗←強調 だし!」

 

その言葉が崩れ落ちたルナに刺さる

 

トレーナー「お願いしたかったんだがなぁお前はリーダーだろ?だからダメ」

 

テイオー「そ...そんなー」ガーン

 

それを聞き立ち上がるルナ

ル「ふふっ、残念だったなテイオー!トレーナー君、なら中央トレセン生徒会長の私はきっと役に立つぞ!だから私と共に!」

 

トレーナー「いや、生徒会長が1か月学園不在はダメやろ」

 

ル「嫌だ嫌だ嫌だトレーナー君と笠松に行くのー!」

おいみんなの前やぞ、皇帝の威厳をまた捨ててんぞ...

 

トレーナー「とりあえずダメだからな、ちなみに、スキーに車出してもらうから付き添いはスキーな!」

 

テイオー「は?」ハイライトオフ

ル「ほぉ...マルゼンスキー」ハイライトオフ

 

マルゼンスキー「チョベリバ...」

 

こうして、トレーナーは笠松に出張へ行く事になった

ただ

 

テイオー「トレーナー...ついて行くね」ハイライトオフ

 

ル「どうにかして、笠松へ行くんだ!」ハイライトオフ

 

スカーレット「トレーナーさんに笠松でたまたまあっても大丈夫よね?」ハイライトオフ

 

そして

?「...すいたな...トレーナー...」

 



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テイオーとトレーナーと笠松へ

出張前日

 

マルゼンスキー以外のメンバーのトレーニングも終わった

 

マルゼンスキーは出張へ向かうための準備があるためトレーニングは不参加

長時間運転してもらうし、流石にトレーニングはさせられないしね

 

皆帰り、私は、出張の荷造りも終え駐車場で彼女を待つ

 

お?来たかな?エンジン音が聞こえてきた

あれ?タッちゃんじゃないのか

 

彼の目の前で車は止まる、いつものランボルギーニではなかった

てか…これまた、なかなか古い車で来たな…

 

マルゼンスキー「トレーナー君おまたせー」

 

トレーナー「スキー今日はよろしくな…それにしてもタッちゃんはどうした?」

 

マルゼンスキー「あーそれね、タッちゃんだと荷物とか入れるスペースがなさそうだから知り合いに借りたの」

「どうかしら?この車もイケイケでしょ?この前友達からおすすめされた流行りの漫画にも出てたのよ!」

 

トレーナー「お…そうか…その漫画って…」

「まぁいいかとりあえずトランクに荷物入れてくる」

 

トレーナーが車に荷物を入れ、助手席に乗り込もうとした時、マックイーンのトレーナーがお見送りに来た

 

マックイーンのトレーナー「トレーナーさん、出張頑張ってくださいね」

 

トレーナー「お?すまんスキー少し彼と話してくる」

 

マルゼンスキー「はーい、いってらっしゃい」メクバセ

 

?「!?」

 

トレーナー「お見送りなんかすまんな…1か月俺のチームよろしく頼むよ」

 

マックイーン(ト)「気にしないでください」

「これから1か月責任もって、彼女たちの事は任せてください」

 

トレーナー「すまんな、ちゃんとお土産買って帰るからな」

 

マックイーン(ト)「甘いお菓子でお願いしますね、マックイーンが喜ぶので」

 

トレーナー「おう!じゃあ行くわ」

 

マックイーン(ト)「はい!笠松には、あの人がいますが…頑張ってくださいね」

 

トレーナー「…おぅ…」

 

トレーナーは少しテンション下がりつつも車に乗り、そのまま走らせた

 

マックイーン(ト)「しかし…ランボルギーニかと思ったんですけど…なぜ…86なんでしょう?」

 

 

………………………

 

スキーとトレーナーは岐阜へ向かったその道中のとある峠

セリフのみでお送りします

 

マルゼンスキー「さぁ!いっくわよー」

 

トレーナー「相変わらず、ハンドルさばきやべぇーてか、峠だからって攻めるなよ…」

 

トレーナー「そういえば、前にいる黄色い車は走り屋かな…」

 

金色気味の茶髪男性「旧式の86ごときがこのFDが千切れないだと…悪い夢でも見ているのか…」

「俺は、〇城レッ〇サ〇ズのナンバー2だぞ!?」

 

金色気味の茶髪男性「こいつ、先を知らないのか、この緩い右のあときつい左だ」

「減速しないと谷底へ真っ逆さまだ」

 

金色気味の茶髪男性「言わんこっちゃねぇ、スピードが乗りすぎてるぜ」

「立て直してスピードを減速するスペースはもうねぇ」

 

トレーナー「あれ?次きつい左だけど大丈夫これ?」

 

マルゼンスキー「モチのロンよ」アクセルハナシ

 

金色気味の茶髪男性「何!?慣性ドリフト!?」

 

 

………………………

10時間後

 

マルゼンスキー「到着よー!」

 

トレーナー「有料道路使えば4時間程度なのに」

 

マルゼンスキー「せっかくのトレーナー君とのドライブだもん長くしたかったのよ」

 

トレーナー「そっか…それにしても10時間近くも本当にお疲れ様」

 

マルゼンスキー「じゃあ私はホテルのチェックインしてくるわね」

 

トレーナー「おう!じゃあ俺は荷物運んでくるよ」

 

そして車のトランクをあける

 

トレーナー「えぇ…」

トレーナーはものすごく呆れた顔をし、トランクを見る

 

そこには、

テイオー「ウゥ…メガマワル...キモチワルイヨォ…トレーナァ…」ピクピク

 

トレーナー「…」

 

何も言わずトランクを閉める

 

トランク<ちょ!トレーナー!!閉めないで!!開けてよおおおお!

 

トレーナー「まったく…」ハァ

 

 

………………………

ホテルロビー

 

トレーナー「で…なんでいるんだお前」

 

テイオー「どうしてもついて行きたかったから…」

 

トレーナー「はぁ…今更中央に戻すのもアレだし…仕方がないか…」

 

テイオー「やったー」ピョンピョン

 

トレーナー「外泊届とか諸々たづなさんに電話してくるわ…」

 

テイオー「外泊届は出したし、学園には1か月合宿届だしたよー」

 

トレーナー「」

用意よすぎ…

 

マルゼンスキー「トレーナー君部屋の鍵取ってきたわよ…あらテイオーちゃんバレちゃったのね」フフッ

 

トレーナー「スキー…お前もグルかよ…まぁ…いいや…じゃあ俺はこっちの部屋でお前らは隣の部屋な」

 

テイオー「えーボク、トレーナーと一緒の部屋がいい!」

 

トレーナー「いやダメだろ…俺が社会的に終るから勘弁してくれ…」

 

テイオー「ブーブー」

 

トレーナー「ぶー垂れたって駄目だ!とりあえず、今日は夕方から挨拶だから、それまで2人とも休んでくれ」

 

こうして笠松へ着く3人は自室で眠りにつく

 

 

………………………

 

その数時間後 中央トレセン理事長室

 

ドア<ガチャ

 

ル「失礼します」

 

たづな「あら、シンボリルドルフさんどうなさいましたか♪」

 

ル「たづなさん、本日から1か月ほど笠松へ合宿へ行きたいのだが…」

 

たづな「うーん…シンボリルドルフさんは臨時サブトレの仕事と生徒会の仕事がありますので…さすがに…」

 

ル「チームはリーダーのテイオーやメジロマックイーンのトレーナー君に任せれば大丈夫です」

「生徒会の仕事は、特に忙しい用事もないので、問題ないと思います」

 

たづな「そうですね…しかしですね…」ッス

たづなさんは苦笑いしながら2枚の書類を取り出した…

 

そこには、2枚の合宿届

名前にはトウカイテイオーとダイワスカーレットの名が書かれていた

 

ル「…は?」

 

ルナ「ウゥ…」ジワ

…………………

 

新幹線

 

スカーレット「ふふん…待っててねトレーナー」

 

数時間後

 

 

 

 

スカーレット「ふぇ?ここどこ?」

 

スカーレットはなぜか博多に来ていた

 



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テイオーとトレーナー、カサマツトレセン学園へ

 

博多

 

スカーレット「ハフハフ…トレーナー…待っててね…」ズルズル

「でも…その前に…」ゴクゴクプッハー

 

数分後…

 

店<アリガトウゴザイマシター

 

スカーレット「流石博多…とんこつラーメン美味しかったわ!」

「次はもつ鍋よ!博多に来たからにはグルメを制覇するんだから!」

「制覇したら今度こそ笠松へ行くんだから!待っててねトレーナー!」

 

スカーレットは本来の目的を一旦忘れ、博多来てしまった事を楽しんでいた

 

 

……………………

カサマツトレセン学園

 

トレーナー「ここが…カサマツトレセンか…」

やはり中央と違って、小さいな…とは言えレベルが上がってるだけあって施設はしっかりしてる感じだな

 

テイオー「トレーナー中央より小さいねー」

 

トレーナー「そりゃあなぁ」

 

マルゼンスキー「それでも、彼女達のレベルは高いわね」

そういいながらスキーは練習場を見ている

 

トレーナー「…確かに…すごいなぁ…」

そういい練習風景を見る、あの芦毛の長髪の娘、なかなかいい物をもってるなぁ…

 

トレーナー「…うん…あれは…」

 

まさかオグリキャップ!?…予想はしてたがやっぱ笠松にいたのか…

それにしても、何だろう…以前のあいつとは覇気というかやる気が感じられない…

 

マルゼンスキー「あら?あの娘…オグリキャップかしら?」

 

テイオー「え?オグリキャップってあのオグリキャップ?!」

 

トレーナー「…怪我してからこっちにいたのか…」

 

私がサブトレ時代に、オグリキャップは数多くの勝利をし、有馬記念で勝利を収めた後、体調不良により療養という形で、行方をくらましていた

故郷の笠松にいると思ってたがやはりいた…

 

 

練習場

 

 

オグリキャップは遠くでこちらを見ていた一同に気付き、そしてある人物が目に入る

 

オグリ「…あれは…トレーナー」

 

フジマサマーチ「ん?オグリどうした?」

 

オグリ「いや…なんでもない…ただ…」

 

フジマサマーチ「ただ?」

 

オグリ「久しぶりのご馳走を思い出しておなかがすいただけだ…」

 

 

……………………

カサマツトレセン学園 理事長室

 

理事長「トレーナーさん遠路はるばる来ていただきありがとうございます」

 

トレーナー「いえいえこれも仕事ですし」

 

理事長「1か月と長いですが、よろしくお願いいたします」

「長話もアレなので、さっそく施設のご案内や業務内容については秘書の方から、おーい入ってくれー」

 

そう理事長が呼ぶと、扉が開く

 

?「失礼します♪」

 

トレーナー「この度は、よろs…たづな…なんでいる…」

 

テイオー「」ワケガワカラナイヨ

マルゼンスキー「アララ」ニガワライ

 

たづな「あら、何のことでしょうか?私は駿川たづなではないですよ?」

 

トレーナー「いやフルネームで言ってる時点でアウトだろ」

 

理事長「えーまぁ…とりあえずよろしく頼むよ…」

 

トレーナー「…はぁ」

 

大きなため息をつき理事長室を後にする

 

?「…トレーナーさん来てくれたんですね…」

 

たづなさんに施設案内や業務内容の確認が終わり、せっかくなのでテイオーやマルゼンスキーもカサマツのウマ娘たちと練習をさせた

 

流石テイオーとマルゼンスキー…知名度が高い事もあり、周りのウマ娘達から黄色い歓声が起こり

サインや握手などを求められたりしてた

 

トレーナー「おい…トレーニングしろよ…」

スぺのトレーナーの物真似風に言いつつ

 

まぁこんな日もいいかと思い彼女らを眺めていた

よく考えたら2人ともトップアスリートだもんなぁ…

 

?「あ…トレーナー」

 

トレーナー「うん?」

呼ばれた方向を向く

 

トレーナー「あ…君は…ハッピーミーク」

同期の担当ウマ娘ハッピーミークがいた…ってことは…

 

?「お久しぶりですトレーナーさん」

後ろから声がする…やばい…ついにエンカウントしてしまったか…

出来れば会いたくなかった…だってこいつと関わると碌なことにならないもん…

色々問題起こして、ここに左遷されたから安心してたのに…こっちが来る羽目になるとは…

 

トレーナー「…花京院」

 

葵「桐生院です!!」

「名前間違えるなんてひどいじゃないですか!同じ志を持つ仲間なのに…」ムー

 

トレーナー「ハハハ…久しぶり…」

 

葵「もぅ…それよりトレーナーさん今夜予定空いてますよね?」

空いてること前提で来たよこれ…

 

トレーナー「いやあい「空いてますよね、では今夜お食事へ行きましょう!」…人の話を聞いて…」

 

葵「それでは、よろしくお願いしますね」ニッコリ

 

トレーナー「」

 

 

……………………

同時刻

たづな「!?」

ルドルフ「!?」

スズカ「!?」

テイオー「?」

彼女らに電流が走る!

 

 

……………………

中央トレセン

 

ブライアン「…」スヤァ

 

ル「エアグルーヴ、少したづなさんの所へ行くよ」

 

エアグルーヴ「はい、何か用事でも?」

 

ル「いやなに、笠松へ行く件について、もう一度交渉しに行こうかと思ってね」

 

エアグルーヴ「そうですか…でも…」

 

ル「うん?どうしたんだい?」

 

エアグルーヴ「たづなさん今日から1か月ほど有給を取ってまして…なんでも笠松に旅行へ行くとのことですが…」

 

ル「…」

 

エアグルーヴ「…」

 

次の瞬間ルドルフは生徒会室を急いで出ようとダッシュするも、エアグルーヴが彼女の後ろからホールドする

 

ル「エアグルーヴ!離してくれ!!」

 

エアグルーヴ「ダメです!会長落ち着いてください!!」

 

ル「これが落ち着いていられるか!!こうなったら何が何でもトレーナーの所へ行くぞ!」

 

エアグルーヴ「ダメです!!おい!ブライアン起きろ!!手伝え!!」

 

ブライアン「ッハ…なんだ?」

 

ル「やめろ!!私を行かせてくれええええええええ」

 

 

……………………

次の日 ?

 

スカーレット「うーん!長かったけど…やっと笠松へ着いたわ!さてトレセンはどこかしら」

 

勝ち誇った顔をし辺りを見回すスカーレット

だが、だんだんと顔が青ざめる

 

スカーレット「あれ…って…ここ…時計台の案内標識?!…え…うそでしょ…」

 

スぺのお母ちゃん「ん?久しぶりに札幌に来てみたら…あの娘は…たしか…」

 

 

スカーレットはなぜか札幌まで来ていた…



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テイオーとトレーナーとカサマツトレセン前編

私やマックイーンのトレーナーの同期に桐生院葵という女性がいた

彼女は、私達と同じ高校大学一貫のトレーナー専門学校を常に成績トップ、

そして主席で卒業した

 

その後中央トレセンの試験も歴代最高得点を取り期待の新人として取り上げられていた

 

その功績もあり、私たちと違い、サブトレからではなくそのままトレーナーになることを認められた

だが彼女は、1年で担当と一緒に笠松へ左遷された

 

彼女には、残念な点が1つあった

それは、

貞操観念がものすごくおかしいのだ

 

生まれてきてから今まで、異性におろか同性の友人がいなかったのか

対人スキルが壊滅的に意☆味☆不☆明な状態だった

 

例えば、ソフトタッチは当たり前、抱き着いてくるのも当たり前、

性の賢さ0なせいで、

キスってどんな味がするんだろうって聞いてきて、

試しに唇を奪われそうになるのも当たり前、

 

おじいちゃんが孫が見たいから跡取り作りましょうって言ってくるのも当たり前、

やり方わからないくせに、逆うまぴょいしようとすることもあった

 

しかもそれを私ら男性トレーナー全員にやるんだ…しかも悪気がないし、どういうことなのかあまり分かってないっての言うのがまた…

 

この時、マックイーンのトレーナーはまだ担当もいなく、被害は少なかったが

結構しっとりしてた頃のルナとかがいた私やスぺちゃん・グラス担当トレーナーなど

親しい娘や担当がいたトレーナーは地獄であった

 

最終的に、大半の男性トレーナーの親しかったウマ娘達がブチ切れて、暴動が起きてしまった

珍しくいつもそういったのに止めに入るたづなさんもブチ切れて…

 

先代理事長が必死に止めに入り事無き事を得たのだが

そのせいで、理事長は早期辞職、まだ子供なのにやよいが理事長になるという事態になった

 

またその責任で、桐生院は左遷となった

だが当本人は、栄転だと思ってるからもう…ダメだこいつ…

 

さて簡単な説明をしたわけだが、

私は、半ば強制で桐生院と飯へ行くことになった

たづなさんが助けに入り3人でご飯を食べに行くことになった

非常に生きた心地がしない、食事だった…

 

たづな「あら桐生院さん、まだトレーナーやってたんですね♪」ニコニコ

 

葵「たづなさんお久しぶりです!まだまだこれからも頑張って、家の名に恥じぬ一流のトレーナーになりますよ」ニコニコ

 

たづな「そうですか…ッチ」ニコニコ

 

たづなよ…桐生院に何言っても全部いい方にとらえられるから…無駄だぞ…

 

葵「それよりトレーナーさん!トウカイテイオーさんのトレーナーとして大活躍だったらしいじゃないですか!」

 

トレーナー「あ…あぁ…」

 

葵「今晩!私の部屋でテイオーさんの事や色々とお話ししませんか?」

 

トレーナー「流石n「いいですよね!」話聞いて…」

 

たづな「いい加減にしろよ〇豚?」ニコニコ

 

おいたづなキャラ変わってんぞ…

はぁ…胃が痛い…こうしてカサマツトレセンでの初日を終えた

 

そして数日後

 

私は、なぜか…たくさんの料理を作っていた…

あいつのために

 

オグリ「…うまい」モグモグ

 

テイオー「スゴイ…」

 

先ほどテイオーと廊下を歩いていたら行き倒れのオグリキャップが居たので、

助けた結果…こうして厨房を借りて彼女に料理を振舞っていた…

 

オグリ「久しぶりのトレーナーの手料理…もう食べれないかと思っていたが…また食べれるとは…」モグモグ

 

テイオー「久しぶり?…トレーナー…オグリキャップとも仲がいいんだねぇ…」フーン

テイオーの視線が刺さる…

 

オグリ「あぁ…一時期トレーナーには、毎日お世話になったな」

 

テイオー「は?」ハイライトオフ

 

トレーナー「あ…」

 

…………………………………

同日 札幌

スカーレットとスぺの母ちゃんは千歳空港前に来ていた

 

スカーレット「スぺ先輩のお母さん色々とお世話になりました」

 

スぺのお母ちゃん「別に良いってことよ、私もあの子の話も聞けたしね」

「本当に元気そうで安心したわ」

 

スカーレット「はい!私も今度スぺ先輩に会ったら元気だったって伝えておきますね」

 

スぺのお母ちゃん「ありがとうね」

 

スカーレット「では」

 

スぺのお母ちゃん「これから東京?」

 

スカーレット「はい!ひとまず中央に帰ってから笠松へ行こうと思います」

「飛行機なら降りる駅間違えたり寝過ごしたなんてありませんから!」

 

スぺのお母ちゃん「そ…そうね…気を付けてね」

 

スカーレット「はい!ありがとうございました」

 

そういいスカーレットは空港へと向かう

スカーレット「トレーナー!待っててね!」

 

スカーレットは数日間せっかく来た北海道で美味しいものを食べていたが、

本来の目的を思い出し東京に向かった

 

 

…………………………………

同日 中央トレセン学園

 

生徒会副会長のエアグルーヴは本日の生徒会業務を行うため、生徒会室へ向かっていた

 

エアグルーヴ「会長…あれからずっと生徒会室で縛っているが…大丈夫だろうか」

 

会長がたずなさんも笠松にいると聞いて暴れてから

私とブライアンで抑えてはみるもうまくいかず、

この騒ぎに駆け付けたビワハヤヒデやナリタタイシンなども抑えるのに加わった

 

最終的に、アグネスタキオンが鎮静剤なのか睡眠薬なのかわからないが薬を投与し、無事落ち着いてくれた

だが、いつまた暴れだすかわからないので、ひとまず生徒会室にいてもらっている

 

エアグルーヴ「…頭が痛い」

これで何度目の片頭痛だろうか…後で保健室へ行かねばな…

 

そうこうしてるうちに生徒会室へ着いた

 

エアグルーヴ「会長、入りますね」ガチャ

 

エアグルーヴが生徒会室へ入る、だがそこには誰もいなかった

 

エアグルーヴ「え?会長?確かこの椅子に縛り付けてたのに…うん?手紙」

 

エアグルーヴは机の上に置かれてた手紙を読む

 

エアグルーヴへ

笠松へ行きます

探さないでください

シンボリルドルフ

 

エアグルーヴ「」

 

P.S.ダジャレを考えたんだ見てくれ、【新幹線の機内飽きない】どうだ面白いと思わないかい?

 

エアグルーヴのやる気はこれ以上下がらない

 

既に偏頭痛持ちだ

既に夜更かし気味だ

 

 

…………………………………

話は戻り 夕方、笠松トレーナー達が泊っているホテル

 

トレーナー「テイオーさん離れてくれないかい?」

 

テイオーはトレーナーに引っ付いて離れない

 

テイオー「いやぁ!」ギュー

「オグリキャップには、毎日お世話してあげたのに!ボクのお世話はしないんだね!」

 

トレーナー「だーかーらー食べ物を作ってあげただけだって!!」

 

テイオー「ボク、トレーナーにご飯作ってもらったの指で数えれるだけしかないのに、ずるいよぉ」ギュー

 

トレーナー「あんときは、趣味で作った料理をオグリキャップがものすごい笑顔で食べてくれるのがついつい嬉しかったから…」

 

テイオー「じゃあボクにも毎日弁当作って!」上目遣い

 

トレーナー「最近忙しいから面倒!」

 

テイオー「えぇ…いいじゃん!作って!作って!」頭でグリグリ

 

トレーナー「だいたいお前に作り出したらルドルフとかも欲しがったりして、最終的に俺の負担でかくなるからダメ!」

 

テイオー「ケチー、じゃあ離れない」ギュー

 

トレーナー「部屋に戻れないから離れなさい!」

 

テイオー「いいもん今日はトレーナーの部屋で寝るもん!」ギュー

 

トレーナー「年頃の女の子が1人で男性の部屋に行くのはダメだって…それに私は指導員で君は生徒なの?そういうことはダメだって…」

 

テイオー「離れないもん」ギュー

 

?「ほぉ…テイオーだけがダメなら私もトレーナーの部屋へ同行しよう…」

 

トレーナー「?!」ッバ

振り向くとそこには

 

ルナ「トレーナー、やっと会いに来たよ」ニッコリ

ルナが満面の笑みでそこにいた

 

ルナ「そして、テイオーよチームリーダーでありながら、私に全部丸投げしてきた笠松は楽しかったかい」ハイライトオフ

 

テイオー「」

 

トレーナー「」

 

 

…………………………………

1日後 ?空港

 

スカーレット「まさか…飛行機乗るのにパスポートがいるのね…」

「だけどちょうど持ってたからなんとかなったわ…ふふん流石私ね」アハハ

 

そういい笑うスカーレットだが次第に俯き…身体がプルプル震えだした

 

スカーレット「…なんで」

そうつぶやいた後

 

スカーレット「なんでアメリカに着くのよおおおおおおおおおおおおおお」

そうただただ叫ぶしかなかった

 

だが彼女は、自分が決して方向音痴だとは認めようとはしなかった

 

スカーレット「そ…そうよ…これは久しぶりにライバルである、あいつ(ウォッカ)に会いに来たのよ!そうよ!うん!!」

そう自分に言い聞かせポジティブになるスカーレット

 

その場に居合わせた1人のウマ娘が彼女を見ていた

 

スズカ「あの子は確か…最近あの人のチームに入った…」

 

こうしてスカーレットはなぜかアメリカへ行ってしまった



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テイオーとトレーナーとカサマツトレセン中編

朝 ホテル

 

ウマホ<ピピピピピピピ

 

トレーナー「うーん…朝か…」

ウマホのアラームで目が覚めるトレーナー

次第に眠気が覚めながら、身体に違和感があるのを感じてきた

 

トレーナー「…」ジー

 

トレーナーは自分のおなかの方を見る

その先は布団なのだが、

おなかのふくらみと到底思えない大きなふくらみがある

 

トレーナー「」チラ

布団を少しめくり、お腹の方を見る

 

テイオー「…ウーン…トレーナー…モウタベラレナイヨ…ニシシ…」スヤスヤ

私のおなかにテイオーが抱き着いて寝ていた…

 

トレーナー「うそでしょ…」

ヤバくね?え?なんでテイオーがいんの?あれ?こんなこと世間にバレたら社会的に死ぬやん…ヤバいですね☆

じゃなくて…ヤバイヤバイヤバイひとまず、テイオーを起こして…あれ?

 

トレーナーは左手を動かそうと思ったらなぜか左手が動かなかった

誰かに掴まれてる…

トレーナーは恐る恐る左に顔を向けると

 

ル「…///」ジー

ルナが顔を赤らめながら見つめている

どうやら先ほどまで私の左腕をギュッと抱いて横で一緒に寝ていたみたいだ…

 

トレーナー「…うそでしょ…」

 

ル「おはよう///トレーナー君.///」

 

トレーナー「お…おはようございます…」

 

その後、テイオーとルドルフはトレーナーにたくさん怒られた

ついでにたづなさんにめっちゃ怒られた

 

それから何日か

 

ルナが桐生院と久しぶりに対面したのだが、

目が殺意に満ち溢れた状態だった

桐生院は、そんなことも感じず、中央の生徒会長が来たことに喜び

めっちゃ普通に接してた…いやこいつ…いつか死ぬぞ…

 

また、桐生院は久しぶりの同期に会えた事が嬉しいのか

トレーナーがトレセンに来ると、もう引っ付いて離れないくらい常に一緒にいた

何も知らないカサマツにいるウマ娘たちはカップル?なんて誤解していた

 

それを見ながら、目にハイライトがなくなるルドルフとテイオー、それを抑えるスキー

たづなは笑顔だが、さっき「あのアマ…いつか…潰す…」ってつぶやいていた…怖い…

 

私の業務は順調で、一通りの視察は終わり、今は自分のチームに入れる娘を探しながら

中央からカサマツに出戻ったウマ娘を見ていた…ってまぁアイツしかいないんだけどな

 

オグリ「トレーナーすまないがお腹がすいた」

 

トレーナー「ついさっき食べたじゃん…」

そう言いつつも、フライパンで炒め物を作るトレーナー

 

トレーナー「そういえばさ」

 

オグリ「なんだ?」

 

トレーナー「ここにきて数日、お前がちゃんと走ってるのを見たことないな」

そう言うと、オグリキャップは少し顔を強張らせた

 

オグリ「私は、もう走らない…」

 

トレーナー「え?どうしてだ?」

もう走らない…なんで?

 

オグリ「私は、もう走る理由がないんだ…」

 

トレーナー「走る理由…」

 

オグリ「もう…走ってもう楽しくないんだ….あのジャパンC敗北以降まったく楽しくなくなったんだ、そして私は、あの年の有馬記念が終わったらもう走らないと決めたんだ…」

 

トレーナー「…」

ジャパンCの敗北…秋の天皇賞に続き大敗したあれか…

 

?「走るのが楽しくない?」

 

トレーナー「ルドルフ…」

 

そこにはルナがいた、そしてオグリキャップに近づく

 

ル「オグリキャップ、久しいな」

 

オグリ「会長か…」

 

ル「現役だったあの頃、強くなるのに貪欲で私にも食って掛かるあの威勢、今ではその面影もなく腑抜けてしまったようだね」

 

オグリ「…」

 

ル「君と走れる日が来ることを楽しみにしていたんだけどな…」

 

オグリ「…すまない」

 

トレーナー「まぁ…走れないなら…仕方がないか…ただ俺としてはできれば走っては欲しいけどな」

「ほら、オグリキャップにんじんチャーハンできたぞ」ドン

 

ル「トレーナー君、またオグリキャップにごはん作ってあげてるのか」ハァ

 

トレーナー「まぁカサマツにいる間は、いいかなって」

そう言うと、オグリキャップがトレーナーの手を握る

 

オグリ「トレーナー、中央へ戻るのか?」

 

トレーナー「え?1か月の出張だし…そうだよ」

 

オグリ「ダメだ…ここにずっと居てくれ、トレーナーのごはんが毎日食べたいんだ」

 

ル「は?」

 

トレーナー「いや…流石に」

 

オグリ「すまないが、ずっと居てくれ…」ギュ

手を握る力が強まる

 

ル「オグリキャップ、そこまで言うなら私と勝負をしないか?」

 

オグリ「勝負?」

 

ル「君の得意の距離で私にレースで勝ってみせろ」

 

オグリ「レース…」

 

トレーナー「お…おい…ルドルフ」

 

ル「トレーナー君、私に任せてくれ」

「それとも私に勝てる自信がないから諦めるかい?何ならダートで競争してもいいんだぞ?」

 

トレーナー「…いや流石にダートは…」

流石にダートでは勝てないからやめておけって…

 

オグリ「私が勝てば、トレーナーはカサマツにずっと居てくれるのか?」

 

ル「あぁ…約束しよう」

 

オグリ「いいだろう…なら明後日勝負を頼む」

 

ル「いいだろう」

 

トレーナー「えぇ…」

 

………………………

同日 アメリカ

 

スカーレット「スズカ先輩、色々とお世話になりました」

 

スズカ「いえ」

 

スカーレット「あれから色々と練習や私の走りを見てくれて、本当にありがとうございました」

 

スズカ「あの人のチームの一員ですもの、あの人のためにも頑張ってくださいね」

 

スカーレット「はい!」

 

スズカ「それに、貴方とは、どこか…」

 

スカーレット「?」

 

スズカ「いえ、何でもないは、ただしあの人を渡すつもりは毛頭ないので」

そうスズカが言うとスカーレットは目を見開いた

 

スカーレット「え…なんのこですか?」

 

スズカ「トレーナーさんの事好きですよね?一目でわかったわ」

 

スカーレットは図星をつかれ、少し俯き、またスズカの方へ向き直る

スカーレット「はい、なので、スズカ先輩には絶対負けません!」

 

スズカ「ふふふ…そうね今回は、最初で最後の塩を送ってあげたけど、次からは仲間でもあるけど敵同士ね」

 

スカーレット「はい!今回色々と教えてくれたこと後悔させてあげますね」

 

スズカ「ふふふ…じゃあこれで、お別れね、あ…それともう一つ、これを」

そう言い、スズカは1枚の手紙を渡した

 

スカーレット「これはなんですか?」

 

スズカ「もし何かあったときはその手紙を読んで、では無事に日本へ帰れることを祈ってるわ」フリフリ

そう言い、スズカはスカーレットの元を後にした

 

スカーレット「さて…日本へ帰るわよ!!」

 

こうしてスカーレットは日本へ向かい搭乗ゲートへ向かう

 

 

………………………

夜 ホテル

 

トレーナー「はぁ…疲れた…」ガチャ

そう言いながらホテルの部屋を開けると

 

葵「あ!?トレーナーさんおかえりなさい」ニコニコ

桐生院葵がその場にいた

 

トレーナー「なんでいるのぉ!?」

 

葵「それは、トレーナーの同期だからです」

 

トレーナー「ワケガワカラニヨォ」

 

葵「トレーナーさん友達同士お泊り会もいいかなって」

 

トレーナー「いやダメだろ…てか友達じゃ「私たち仲良しですもんねー」人の話最後まで聞けや卑しか女」

そう言いあってると

 

ドア<ガチャ

 

テイオー「トレーナー!まだ寝る時間じゃないし、あそ…は?」

 

ル「トレーナー君、寝る前には帰るからいいか…は?」

 

トレーナー「」

\(^o^)/オワタ

 

その後、生きた心地がしない状態で、トランプで遊んだ、

なおお開きになった時、ルナとテイオーが無理やり桐生院を引きずって行った

 

 

………………………

翌日 ?

 

最初は博多、次に札幌と来て、前回はアメリカ、そして今は、

少なくとも東京にはついていない

 

スカーレット「あぁもぅ!認めるわよ!私は方向音痴だって認めるってば!」

スカーレットは自分が方向音痴だということを認めた

だが、認めたからといってどうしようもない

 

スカーレット「あ…そうだ!スズカ先輩に貰った手紙が」

そうしてスズカに貰った手紙を読む

 

読み終えたスカーレットは

 

スカーレット「私が向かおうとしてもたどり着きそうにないし…迎えに来てもらうしかないよね…」

「ただ、方向音痴でってのは、流石に恥ずかしいし、トレーナーにドン引きされちゃうよね…」

なら…

スカーレットはある建物を見ながらウマホを取り出し、手紙を見ながらある番号へかける

 

ウマホ<Bonjour.(こんにちは)



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テイオーとトレーナーとカサマツトレセン後編

トレーナーはふらふらと歩いていた

 

今朝、なんというか…ひどい目にあい、やる気が今年初の絶不調になっていた

 

歩いていると掲示板に1枚の紙が貼られていた

 

辞令

 

桐生院葵 殿

 

貴殿に来月付けをもってして、ベトナムトレセン支部へ勤務を命ずる

 

以上

 

トレーナー「やっぱりなぁ…」

 

 

……………………………………

今朝 トレーナーが宿泊するホテル

 

葵「スー…スー」Zzz

 

トレーナー「うそでしょ…」アオザメ

トレーナーは隣で寝ている、なぜか全裸の葵を見る

 

一体どういうことだ…ちゃんとカギをかけて寝たはず…

 

なのになんで起きたら、こいつがいるんだ…

 

しかも…全裸だと…何?やっちゃったの?え?うまぴょいしたの?

童貞歴28年なくなったの?!

あと2年で魔法使いになれたのに…え?いや…そんなことはどうでもいい

落ち着け…考えるんだ…OK落ち着け…とりあえず深呼吸を

 

トレーナー「ヒッ・ヒッ…フー」

「ってラマーズ法!?」

 

ひとまずだ…ひとまず…誰かが来る可能性があるし、それまでにこの卑しか女を叩き起こして、事情を聞かねb

 

ドア<コンコン

 

たづな「トレーナーさん、おはようございます。一緒に朝食でもどうですか?」

oh…たづな…

 

どうする…まだ寝たふりをして流すか…ただこの時間は起きてることは彼女は把握しているはず…

 

どうするか考えていると

 

たづな「あれ?珍しくまだ寝てるのですかね?仕方がありませんね」

 

お…これは…そのまま諦めてくれるパターンか!?

 

ドア<ガチャ

 

たづな「トレーナーさん、起こしにきました…あらトレーナーさん起きてたんですね♪」

 

トレーナー「あ…あぁ…たづなさんおはようございます。ちょうど今起きたところだよ…」

 

たづな「そうですか♪ところで、どうしてあの女が寝てるんでしょうか?」

 

トレーナー「…」

 

たづな「トレーナーさん?」

 

トレーナー「お…起きたら…なぜかいた…」

 

たづな「そうですか…」

「トレーナーさんちょっとそこの連れて行きますね♪」ニコニコ

 

トレーナー「あ…はい…どうぞ…」

 

後々聞いた話だが、どうやら未だにやり方がわからないのかうまぴょいは未遂で終わったらしい

 

 

……………………………………

現在 カサマツトレセン

 

桐生院は流石にたづなさんにガチで怒られたのか

少しシュンとしていたが、午後からはそんなことを忘れたのか

相変わらず、こっちに引っ付いてくる…

 

鋼すぎるメンタルやばい…ちなみにベトナムへ行く件は、なぜか本人は喜んでいた…ポジティブすぎる…

 

さて私は、グラウンドに来ていた

 

今日は、ルナとオグリキャップがレースをする日、テイオー「いいなーボクも走りたいなー」と言っていたので、テイオーも参加することになった

 

私とスキーは彼女らを見る

 

トレーナー「さて…どうなることやら」

 

マルゼンスキー「うーん…芝1200mルドルフもテイオーも得意と言える距離じゃないわねー」

 

トレーナー「今のオグリキャップの走りを見てないが、もし全盛期の頃だったらテイオーは勝てないだろうなぁ…」

 

マルゼンスキー「ルドルフもこの距離だったら厳しかったわね、でも今のオグリキャップだったらルドルフの圧勝ね」

 

トレーナー「うーん…やっぱそうなるかな…」

 

ストレッチをするテイオーとルドルフ

 

そこにオグリキャップが近づいた

オグリ「会長…本日はよろしく頼む」

 

ル「こちらこそ、よろしく頼む、共に全力を尽くそう」

 

オグリ「それで、私が勝てば、トレーナーはカサマツにずっと居てくれるんだな?」

 

ル「あぁ…約束しよう」

 

テイオー「カイチョーのトレーナーじゃないのに…ボクのトレーナーなのに…」

 

その言葉がルナに刺さる

ル「んぐ…まぁ…そういうな…」

 

テイオー「まぁいいやどうせ勝つのはボクだし」ニシシ

 

ル「ほぉ…その余裕全力で潰してあげるよ」

 

そんなやり取りも終わり、それぞれがスタート位置に着いた

 

トレーナー「それじゃあ始めるぞー」

「位置についてーよーい」

 

テイオー「ボクが勝つ!」

ル「さて…」

オグリ「…」

 

「ドン!」

 

こうしてレースが始まった

 

そして結果、まぁ分かってはいたが…

 

ル「トレーナー君、観たかこれが皇帝の走りだ」ドヤァ

 

テイオー「あと少しなのに…」グヌヌ

 

オグリ「ま…負けた…」

 

予想はしてたけど、こうきれいに決まるとは

 

1位はルナ、ハナ差でテイオーでオグリキャップは…4馬身差か…

 

オグリ「ま…待ってくれ…もう一度頼む!」

 

テイオー「いいね!カイチョーもう一回やろ!今度はボクが勝つからさ!」ニシシ

 

ル「っふ…何度やっても負けはしないさ」

 

そういいまたスタート地点へ移動する

 

数分後

 

これで5回目か…

 

ル「っく…テイオーに負けた!」

 

テイオー「やったーボクのかちー」

 

オグリ「…」ハァハァ

 

ル「だが4対1だからまだまだだな」

 

テイオー「グヌヌ…」

 

オグリ「…す…すまない…もう一度…」ゼェゼェ

 

それを聞いたルドルフが首を振り

ル「オグリキャップ、何度やろうが私達には勝てないよ」

 

そういうとオグリキャップは俯いた

 

ル「いくら君が怪物と呼ばれてた化け物だったしても得意な距離で走ったとしても、現役で走ってる私たちに勝てるほど甘い世界じゃない、それは君もわかってたはずだ」

 

オグリ「…」ギリ

 

ル「ふむ…いくら睨んでも状況は変わらないよ」

 

オグリ「…それでも…」

 

ル「もしかしてだが、負けたのが悔しいのかい?」

 

オグリ「!?」

 

ル「なら悔しいのであれば、また走れるし、きっと楽しくなるはずだよ」

そう言った後、ルドルフはトレーナーの元へ歩いて行った

 

オグリキャップは固まる

 

オグリ「私は…」

握りこぶしが震える

 

テイオーがオグリキャップの元へ近づき、何かを話してた

テイオー「オグリキャップ…ボクと1つ勝負しない?」

 

そして

出張最終日

 

トレーナー「ここの生活もこれで最後かぁ…」

 

ル「長いようで一瞬だった」

 

トレーナー「さて、グラウンドにいきますか」

 

グラウンドへ行くと、人混みができていた…何だろうと思い、近くにいた人に聞く

 

トレーナー「この集まり、どうしたんですか?」

 

モブ「なんかオグリキャップ先輩とトウカイテイオーさんがレースするみたいです」

 

トレーナー「え?ちょっとすみません」

 

そういい、人混みの中に入り抜け出したさきには、スタート地点で始まるのを待つテイオーとオグリキャップがいた

 

テイオー、一体どうしたんだ…

 

そう思っていると、スタートしたのか、2人は走り出す

 

結果は、ハナ差でテイオーが勝った

 

テイオー「数日でここまで強くなるなんて…流石オグリキャップだね」ハァハァ

 

オグリ「…」ハァハァ

 

テイオー「オグリキャップ…」

 

オグリ「あぁ…会長やテイオーの言う通り、負けて…悔しかった…勝ちたい…」

 

テイオー「そっか…じゃあまだ走れるね、勝てたら楽しくなれるね」ニシシ

 

オグリ「あぁ…そうだな…」

 

テイオー「じゃあボクが勝ったから、約束は果たしてもらうね」ニッコリ

 

約束?何の約束をしたんだろう…

 

テイオーは私の元へ近づいた

テイオー「トレーナー」

 

トレーナー「どうした?」

 

テイオー「紹介するね、新しいチームメンバーのオグリキャップだよ」

 

トレーナー「え?」

 

ル「え?」

 

オグリ「よろしく頼む、トレーナー」

 

トレーナー「え?え?えぇー!」

 

ル「」アゼン

 

こうして、新たにオグリキャップがチームに加わった

 

数時間後

 

オグリキャップは早速中央へ行くということで、テイオー、ルドルフとたづならと新幹線で中央へ帰った

 

そして私は、今

 

どこかの峠(セリフのみのダイジェスト)

 

トレーナー「GTRってあんなに直線遅かったっけ?」

 

マルゼンスキー「ちゃんと踏んでないわね…私を待ってるのかしら…」

 

N里「ストレートにちぎってももったいねえだろ…俺がバトルがしたいんだよ」

 

T兄「こうして近くで見ているとまるで芸術だな、あのドリフトは」

「ほとんどカウンターを当てない全開の四輪ドリフト」

「あれがどんなに凄いことか分かるか」

「奴はハチロクという車を限界領域で、まるで自分の手足のようにコントロールできるんだ」

「オレでもあそこまではFCをコントロールできていない、感動的だ」

 

N里「全身から血が沸騰したようなハイテンション!これこそバトルだ!」

 

数分後

 

マルゼンスキー「うーん…ブロックされてなかなかコーナーで抜けれないわね…」

 

トレーナー「諦めて普通に走る?」

 

マルゼンスキー「うーん…次のコーナーでダメだったらそうしましょ」

 

N里「屈辱だぜ、大勢ギャラリーが出てる前で、良いように外からつっつかれちゃなぁ」

「無理にインに着こうとするから不自然なラインになって突っ込みが甘くなるんだ…」

 

コーナー

 

N里「よーしインには来ねぇな」

 

マルゼンスキー「!?」カットイン

 

N里「86が消えた!?」

「外に行くと見せかけておいて、ブレーキングしながらラインを変えやがった!?」

「86ってのはあんなことができる車なのか?」

 

トレーナー「まだ乗って2回目の運転なのにすげぇ…」

 

マルゼンスキー「ちゃんと練習してたはよ?」

 

トレーナー「いつのまに…」

「あ?GTR後部がガードレールにぶつかった…」

 

マルゼンスキー「まぁほかにお仲間がいるみたいだし大丈夫っしょ」

 

 

……………………………………

数時間後 昼 中央トレセン トレーナー室

 

トレーナー「というわけで、無事に帰ってきました」

 

マックイーン(ト)「おかえりなさい、先に帰ってきた彼女らに事情は聞きましたよ、オグリキャップさんをチームにいれたんですね」

 

トレーナー「まぁ…成り行きでな、ところでさ…なんでルドルフがダートに埋められてるんだ?」

 

マックイーン(ト)「あぁ…あれは…外泊許可も合宿許可も出さず、生徒会の仕事も丸投げして逃げ出したので、その罰だそうです」

 

ダートに埋まったル「…」ションボリ

 

トレーナー「マジかよ…てっきり許可取ったものかと思った…」

 

マックイーン(ト)「と…とりあえず、本日からお預かりしてたメンバーをそちらに戻すということで」

 

トレーナー「あぁ…預かってくれてありがとうな」

 

マックイーン(ト)「いえいえ、バクシンオーさんには色々と賢さ練習でお世話になりましたし、うちのダイヤさんがキタさんやクリークさんと練習出来て喜んでましたし、ナリタブライアンさんに負けないとマヤノさんが頑張ってましたし、タイキシャトルさんの走り方でライスさんやマックイーンさんがよりフォームに磨きがかかりましたのでこちらこそお礼が言いたいですよ」

 

トレーナー「そう言ってもらえると嬉しいよ…ん?」

 

マックイーン(ト)「どうしました?」

 

トレーナー「いや…その話にスカーレットが出てこなかったからちょっと気になってさ…スカーレットはどうだった?」

 

マックイーン(ト)「スカーレット?ダイワスカーレットさんですか?こちらでは預かってませんよ?そちらに行ったと聞いたのですが…」

 

トレーナー「え?全く知らないし、来てないぞ…」

 

マックイーン(ト)「え」アオザメ

 

トレーナー「…」アオザメ

 

2人がスカーレットが失踪したことに気付き青ざめていると

 

ドア<バン!

 

たづな「トレーナーさん!大変です!!」

 

トレーナー「たづなさん?どうしました…ちょうどよかったこっちも大変で…」

 

たづな「そんなことより、これを見てください」ッピ

 

そう言うとたづなはトレーナー室にあるテレビをつけた

 

 

……………………………………

テレビ映像

 

記者「さて、先日の凱旋門賞について、ブロワイエさんにインタビューしたいと思います」

「ブロワイエさん、先日の凱旋門賞お疲れさまでした」

 

ブロワイエ「えぇありがとう(フランス語)」

 

記者「しかし、連覇達成できず、本当に惜しかったですね」

 

ブロワイエ「負けてしまったのはとても残念ですが、この経験を活かし、次は絶対勝ちたいと思います(フランス語)」

 

記者「それにしても、ジャパンCに続き、今回も日本のウマ娘に負けてしまいましたが、それについてどう思われますか?」

 

ブロワイエ「日本のウマ娘は、もう世界でトップレベルに達してると認めざるえないです、最大のライバルとして今後もっと全力に挑みたいです(フランス語)」

 

記者「ありがとうございます」

「続いては、凱旋門賞で見事勝利し、日本の刺客として送られてきたと噂されている、ダイワスカーレットさんに、インタビューしていきます」

 

 

……………………………………

 

トレーナー「は?」

 

マックイーン(ト)「え?」

 

今なんて言った?ダイワスカーレットって言った?

え?なんで凱旋門賞?てかなんでフランスにおるねん…

てかブロワイエに勝つって何?え?なにこれ?

 

 

……………………………………

 

記者「ダイワスカーレットさん本日は、凱旋門賞勝利おめでとうございます」

 

スカーレット「ありがとうございます」

 

記者「今回凱旋門賞を出るきっかけなどありましたらお願いします」

 

スカーレット「はい、今回たまたまフランスへ行く機会がありまして、そのさいブロワイエさんにご連絡をして少しの間お世話になったのがきっかけで出場いたしました」

 

記者「つまりブロワイエさんの推薦ということでしょうか」

 

ブロワイエ「彼女の走りを見て勝負したいと思い、その舞台として凱旋門賞を選びました(フランス語)」

 

記者「そうですか…いや…まさかそのような経緯があったとは」

「それではスカーレットさん今後の予定とかをお聞きしてもよろしいでしょうか?これからもフランスで走るのでしょうか?日本へ戻られるのでしょうか?」

 

スカーレット「そうですね…ひとまず私のトレーナーさんが迎えに来てくれると思うので、そのまま日本へ戻ろうと思います」

 

記者「そうですか、日本での活躍楽しみにしております。以上フランスからの中継でした」

 

 

……………………………………

 

トレーナー「たづなさん…」

 

たづな「はい…2日ほど出張延長しました…」

 

トレーナー「ありがとうございます…ちょっと行ってきます…マックイーン(ト)すまんがもう2日ほど頼むわ…」

 

マックイーン(ト)「は…はい…」

 

トレーナー「行ってきます…」ッダ

 

ドア<ガチャ

 

テイオー「あれ?トレーナー?どうしたの?」

 

トレーナー「すまん、テイオー少しフランスに用事ができたから2日ほどあける…」

 

テイオー「え?どういう…ってトレーナー!まってよぉ」

 

トレーナーはフランスへ向かった



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トレーナー達のお疲れ様会(他トレーナー前編)

スカーレットをフランスから連れ日本へ戻り次の日

 

フランスで観光?行ってすぐにとんぼ返りしたけどぉ!?

 

ブロワイエに初めてあったけど…なんていうか強者って感じだったなぁ

 

スぺちゃんに次は負けないと伝えておいてくれって頼まれたっけな…

そのブロワイエに勝ったのかスカーレット…

 

帰りにスカーレットにどうしてこうなったのか経緯を聞いたけど理解できなかった

 

なぜ笠松へ行くのにフランスへ行くんだ!?

てか途中で博多、札幌、アメリカってどういうこと?

 

あとアメリカでスズカに会ったとか…

ちなみに彼女がスズカにもらった手紙は私宛でもあったらしく読むと

 

近々日本へ戻るとのことと、チーム開けておいてくださいねって書いてあった…

うん…断ろう!!そう心に誓ったトレーナーであった…

 

そして、スカーレット…

方向音痴だっていうのがよくわかった…

 

スカーレット「あ…トレーナーこっちみたいよ!」

 

トレーナー「いやそっち中国行き…」

 

スカーレット「トレーナーここであってるの?あっちの便もう行きそうよ?あっちのがいいと思うんだけど!」

 

トレーナー「そっち…オーストラリア行きだって…」

 

成田空港

 

スカーレット「ねぇ!トレーナーこっち行きましょ!」

 

トレーナー「いや、そっち飛行機搭乗口…お前また海外行くのかよ…」

 

つかれた…

 

てかそもそもチケット確認したりして、本来目的地と違った飛行機に乗れないはずなのに…こいつチケットも適当に買いやがったな…

 

迷子にもなりそうだったから手をしっかり握って、しっかりとトレセンまで連れて帰った

 

手を握ってる時はものすごくしおらしくなって大人しくなるので助かった…

 

そして今、出張お疲れ様会ということで、居酒屋に来ていた

 

マックイーンのトレーナー主催で、スぺちゃんのトレーナーやタキオンのトレーナーなど男性トレーナーほぼ全員が来てくれた

 

……………………

…………

……

 

一歩そのころ学生寮

 

テイオー「うーん」ポチポチ

 

ル「テイオーまだかな?」

 

テイオー「うーんボクも機械弱いからよくわかんないよーカイチョーがやってよ」

 

ル「っふ…私はミホノブルボンの次に機械がダメだから無理だな」ドヤァ

 

テイオー「どや顔で言ってもカッコよくないよ…」ジトー

 

オグリ「ちなみに私はミホノブルボンより機械がダメな自信があるぞ」

 

テイオー「ダメじゃん…」

 

マルゼンスキー「ごめんね、テイオー、私ができたらよかったんだけど…知らない線ばかりで…」

 

マルゼンスキーも試してみたのだがUSBやHDMIとか未知の配線に思考がフリーズして断念したようだ

黄色い配線どこ?赤は?なんて言ってた…コンポジット端子かな?

 

ル「テイオーもうじき始まるし、ここは無理やりつなげてみるしかない、私がやろう」

 

スカーレット「いや、やめた方がいいと思います…」

 

テイオー「もし壊れたりしたら…元もこうもないしダメだよ…うーん」

 

バクシンオー「あれ、皆さんどうなされたのですか?」

 

テイオー「あ?バクシンオー、この機械をテレビにつけたいんだけどね…」

 

バクシンオー「ふむふむ、私に任せてください」ッス

「はい、できましたよ!」

 

テレビから居酒屋の映像が流れる

 

テイオー「はや…あ…ついた」

 

バクシンオー「優等生ですから!」バクシーン

「ところで、こちらの映像はなんでしょうか?」

 

テイオー「あーこれ?マックイーン(ト)に仕込んでる隠しカメラ」

 

バクシンオー「ちょわ!?」

「いったい、全体どういうことですか?」

 

テイオー「えっとね、今日マックイーンのトレーナーがトレーナーの出張お疲れ様会をやるらしいんだよね」

 

バクシンオー「ふむふむ、飲み会があるとは言ってましたがお疲れ様会なのですね」

 

テイオー「で、お酒が入ったりすると本音って聞けたりするじゃん?」

 

バクシンオー「えぇ…まぁそうですね」

 

テイオー「だからね…」

 

……………………

…………

……

 

前日の練習後 生徒会室

 

マックイーン(ト)「あのぉ…私はどうして呼ばれたのでしょうか?」

 

ル「来てもらってすまないね、ところでマックイーンのトレーナー君、君は明日の飲み会の幹事らしいじゃないか」

 

マックイーン(ト)「えぇ…まぁ…そうですね」

 

ル「そこで、君にお願いがあるんだ」コト

 

そういいあるものテーブルの上に置く

 

マックイーン(ト)「これは?」

 

ル「隠しカメラだ」

 

マックイーン(ト)「え?」

 

ル「これをネクタイに仕込んで懇親会へ行ってもらいたい」

 

マックイーン(ト)「えっと…理由を聞いてもよろしいでしょうか?」

 

ル「お酒の席なんだろう?」

 

マックイーン(ト)「えぇ…まぁ私含め皆さんお酒は好きですし…」

 

ル「聞くところによると、お酒の席では、本音で語り合う場だと聞く」

 

マックイーン(ト)「まぁ…そうですね…」

 

ル「ならこれを付けて、是非ともトレーナー君が私達ウマ娘達をどう思ってるか聞いてほしいんだ」

 

マックイーン(ト)「えぇ…そんなことお酒がなくても、彼なら正直に答えてくれると思うんですけど…」

 

ル「いや…勿論それは知っている、だがどうしても男同士、特に友人同士なら出る話もあると思うんだ…それが知りたくてね、協力してくれるかな?」

 

マックイーンのトレーナーは「なるほど…」っとつぶやき考えたが

 

マックイーン(ト)「やはり、友人を騙すというのは気が引けますので…お断りします」

 

ル「そうか…それは残念だ」

 

マックイーン(ト)「すみません、あきr「ところで」」

ル「先日、担当でもチームメンバーでもない、ニシノフラワーと遊園地に行ったそうだね」

 

マックイーン(ト)「ど…どうして…それを…」

 

ル「いやなに…たまたま知り合いが見つけてね、証拠写真もあるんだが…これをメジロマックイーンにみs「先ほどの件、是非ともやらせてください」」

「そうか…いい返事が聞けてうれしいよ、それではよろしく頼むよマックイーンのトレーナー君」

 

マックイーン(ト)「」

 

……………………

…………

……

 

テイオー「というわけで、カイチョーがお願いしてくれてね」

 

バクシンオー「それは、お願いというのでしょうか?」ムムム

 

ル「まぁいいじゃないか、それよりもトレーナー君の本音が聞けるんだ、細かいことは気にしたら負けだ」

 

バクシンオー「うーん…まぁ大丈夫ですね!」

「あと1ついいですか?」

 

テイオー「何?」

 

バクシンオー「どうして、他のチームの方もいるんでしょうか?」

 

スぺ「私のトレーナーさんの本音が聞けると聞きまして」エヘヘ

 

グラス「少し気になっていましたので」ニコニコ

 

タキオン「モルモット君がどう思ってるのかき…いや実験の参考になると思ってね」

 

ネイチャー「わ…私は…別に…トレーナーさんがどう思ってるかなんてき…気にしてないけど…皆が集まってるから気になって///」

 

テイオー「ネイチャーすごく乗り気できたよね?」

 

ネイチャー「そ…そ…そんなことないし!?」

 

……………………

…………

……

 

居酒屋

 

トレーナー「おろ?スぺのトレーナーまだ来てないな…」

 

マックイーン(ト)「そうですね…あ?来ましたね」

 

タキオン(ト)「おそいぞー」

 

スぺ(ト)「すまない…少し遅れた…」

 

ネイチャー(ト)「俺たちとりあえず生頼んでるけど、どうする?」

 

スぺ(ト)「ミルクでももらおうか…」

 

タキオン(ト)「えぇ…」

 

数分後

 

トレーナー達「カンパーイ」カン

 

ネイチャー(ト)「ゴクゴク…プッハー!!それにしても…男性トレーナー全員でこれだけって本当にトレーナーの男性数すくないですよねー」

 

トレーナー「それな…圧倒的に女性トレーナー多いよなー」

 

タキオン(ト)「女性トレーナーと言えば、トレーナーさん桐生院さんと会ったんだって?」

 

トレーナー「あぁ…そういえばあいつがやらかしてからだな…男性減ったの…」

 

ネイチャー(ト)「辞職者と行方不明者たくさん出ましたよね…」

 

スぺ(ト)「そうだったのか?」

 

タキオン(ト)「いや…結構被害にあってたじゃん君…」

 

スぺ(ト)「担当のために水族館の下見にいったり、温泉へ行ったくらいだが…仕事に一生懸命で流石だと…」

 

トレーナー「スぺ(ト)さんらしいよ…ちなみに、彼女は、ベトナムへ行きました」

 

スぺ(ト)とトレーナー以外「あっ…(察し)」

 

タキオン(ト)「あの頃は地獄だったな…タキオンのやつ荒れてさ…飲ませる薬の量が日に日に増えるし…最終的に桐生院に薬盛ろうとしてさ…止めるの必死だった…」

 

ネイチャー(ト)「私は、担当いなかったから被害はなかったけど…その時お世話になってたチームにいたフジキセキが自分のトレーナーを監禁未遂おかしたりして大変だった…」

 

マックイーン(ト)「私は、喧嘩に巻き込まれて、怪我したくらいですかね…」

 

……………………

…………

……

 

テイオー「桐生院さん…何したんだ…」

 

スぺ「テイオーさんは、知らなくてもいい事もありますよ」ハイライトオフ

 

グラス「えぇ…それにしてもスぺ(ト)さん…本当にトレーナー業以外の事は全く興味ないですね…」ハイライトオフ

 

ル「…あの時を思い出すだけで…」ハイライトオフ

 

バクシンオー「あの頃は大変でしたねー」ハァ

 

マルゼンスキー「えぇ...そうねぇ」ハァ

 

マックイーン「え?マックイーン(ト)さんが怪我したですって?!」

 

テイオー「え?マックイーン?いつの間に来たの?!」

 

ネイチャー「あちゃーうちのトレーナーさんも災難だったねぇ…」

 

タキオン「私のモルモット君は誰にも渡さないよ...」ハイライトオフ

 

……………………

…………

……

 

数分後

 

皆お酒を飲んだりとほどほど酔ってきた

 

さて…そろそろ…話を進めるか…

マックイーンのトレーナーは意を決し行くのであった

 

マックイーン(ト)「皆さん、担当やチームメンバーの話でもしませんか?」

 

タキオン(ト)「あれ?お前からそんな事言われるとは珍しいな」

 

マックイーン(ト)「いえ、たまにはこういう話もいいかなって…」

 

ネイチャー(ト)「たまにはいいね!そういうの!」

 

トレーナー「まぁネイチャー(ト)さんの話は惚気話になるけどな」ニヤニヤ

 

ネイチャー(ト)「え?聞きたい?俺とネイチャーのラブラブな話聞きたい?それとも俺の愛を語ろうか?俺ネイチャー好きすぎてさぁ」

 

トレーナー「やっぱいいや…糖分摂取量過多で死ぬかもしれんし…」

 

ネイチャー(ト)「えぇ!?いいじゃん!!」

 

スぺ(ト)「にぎやかになってきたな…」

 

……………………

…………

……

 

ネイチャ「///」ボン

 

ネイチャーは顔を真っ赤にし爆発してた

 

テイオー「…」ニヤニヤ

 

スぺ「仲がいいんですね」

 

グラス「そうですねー」

 

マックイーン「そういえばこの前、会長さんと喧嘩致してて、そのはずみで壁を壊したとき、お二人が…」

 

ネイチャー「きゃあああああああああ///言っちゃだめえええええええええ///」

 

……………………

…………

……

 

マックイーン(ト)「じゃあ、ネイチャー(ト)さんは、長くなりそうなので、最後で…最初は…スぺ(ト)さんお願いします」

 

タキオン(ト)「お?いいね!」

 

スぺ(ト)「うん?俺か?」

 

マックイーン(ト)「はい、あ…そういえば、スぺ(ト)さん最近エルコンドルパサーさんをチームに加えたそうですね?」

 

トレーナー「え?マジ?」

 

スぺ(ト)「あぁ…グラスが誘ってくれたんだ」

 

トレーナー「なるほどな…」

通りで…俺が誘おうとするとグラスに妨害されたのか…

 

タキオン(ト)「そうなんだな、じゃあエルコンドルパサー含めて、チームメンバーの事と最後に担当について行ってみようぜ」

 

スぺ(ト)「ふむ…チームか…」

 

スぺ(ト)「そうだな…彼女らとの絆を信じて、ここまで来れたことは、本当に感謝しているし、みんないい子だと思っている」

「これでいいか?」

 

タキオン(ト)「相変わらず難いねぇ…まぁお前らしいけどさ、じゃあ担当については?」

 

スぺ(ト)「スぺか…彼女を日本一のウマ娘にするために、今もこれからもずっと応援していきたいな」

 

……………………

…………

……

 

テイオー「普通だね」

 

キタサン「普通ですね」

 

マックイーン「ただ…いい信頼関係が築けてていいですわね」

 

スぺ「トレーナーさん…私…これからも頑張ります!」

 

グラス「うーん…聞きたいことではないのが残念ですねー」

 

……………………

…………

……

 

トレーナー「あ?そういえば、スぺ(ト)さん」

 

スぺ(ト)「どうした?」

 

トレーナー「グラスの体重最近はかりました?」

 

スぺ(ト)「体重?」

 

トレーナー「彼女、スぺちゃんに感化されたのか、めちゃくちゃ食べるようになってて、絶対太ってるよ」

 

スぺ(ト)「そうか…太り気味は良くないし、明日にでも聞いてみるよ」

 

トレーナー「絶対太ってる、胸は相変わらずなのに太ももとおなか回り大きくなってるから間違いない!」

 

……………………

…………

……

 

スぺ「」アセ

 

グラス「」ニコニコ

 

エル「」ガクブル

 

グラス「トレーナーさんはいつも私をおちょくるのが好きですよねー」ニコニコ

 

テイオー「あ…あの…グラスさん?」

 

グラス「はい…大丈夫ですよ…明日までは我慢します」ニコニコ

 

テイオー「トレーナードンマイ…」

 

……………………

…………

……

 

マックイーン(ト)「で…では次はタキオン(ト)さんお願いします」

 

飲み会はまだ始まったばかりである



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トレーナー達のお疲れ様会(他トレーナー後編)

この話が一段落着いたらトレーナー学生編かチーム合宿編をする予定


タキオン「どうやら、モルモット君の出番みたいだね」

テイオー「そういえば、タキオンのトレーナーって頑丈だよね」

スぺ「ですね、食堂爆発に巻き込まれても全治半年で済んでますし」

マルゼンスキー「この前、夜間ドライブしてたら虹色に発光してたわね…」

ル「先日、自爆したけど次の日には完治してたな…」

マックイーン「瘦せる薬を飲んだら膨らんで、どこかへ飛んで行ったあと、効果が切れて上空数百メートル落下してもぴんぴんしてましたわね…」

サトノ「もはや化け物ですね」

ブライアン「この前、タキオンと並走してたぞ」

テイオー「えぇ…」

タキオン「っふ…実験の成果さ」

……………………

…………

……

マックイーン(ト)「タキオン(ト)さん、タキオンさんに色々と実験されてますけどお身体とか大丈夫なんですか?」

タキオン(ト)「うーん…最初は結構びっくりしてたりしてたけどさ、慣れちゃってもう気にならなくなったな」

トレーナー「最初ってどんなことがあったんですか?」

タキオン(ト)「今と大して変わらないよ?体が発光したり、筋肉が爆発したり、幽体離脱したり…」

トレーナー「えぇ…」

スぺ(ト)「すごいな…ん?!…もしかしたらエルの練習に活かせるかもしれない!?」

ネイチャ(ト)「いや…エルが可哀そうだからやめなされ…」

……………………

…………

……

エル「トレーナーさん!!それだけはやめてくだサーイ!!」

テイオー「それにしても…筋肉が爆発って何?」

タキオン「あーそれはだね、筋肉が膨張すれば、もっと力強く走れると思って、筋肉が大きくなる薬を作ってみたんだが、膨張しすぎて破裂したんだ」

マックイーン「」ドンビキ

ル「それで…よく君のトレーナーは無事だね…」

タキオン「生まれつき、怪我の治りが入らしいんだ」

グラス「治りが早くても…筋肉爆発したらそれどころじゃない気が」

……………………

…………

……

トレーナー「それにしても、よくトレーナー続けれるよね、身体がいくつあっても足りない気がするわ」

ネイチャ(ト)「確かに」

タキオン(ト)「まぁ最初は心が折れかけたけどな…ただ」

マックイーン(ト)「ただ?」

タキオン(ト)「あいつすごくかわいいからさ、全然許せるんだよな!」

ネイチャ(ト)「ほぉー」フムフム

タキオン(ト)「弁当を食べさせてあげないと、直ぐに駄々をこねてさー可愛いんだよなぁ」

トレーナー「自分で食べないのかよ!?」

タキオン(ト)「そうだぞ、「はーやーくー食べさせてくれよー」ってさ抱き着いて駄々こねてさ…可愛すぎて尊死なりかけるから困るぜ…」

トレーナー「お…おう…」

タキオン(ト)「休日の時や長期休みの時も一緒に居ようと必死になるところや、駄々こねるところが愛らしくてさぁ…」

……………………

…………

……

タキオン「…///」

周り「」ジー

スカーレット「タ…タキオンさん?」

タキオン「ま…まったく…モルモット君も仕方がない」テレテレ

「さて…新しい実験でもお…思いついたから私はラボに戻るとするかな」テレテレ

テレビ<ただなぁ

タキオン「ん?」

……………………

…………

……

タキオン(ト)「ただなぁ…最近甘えすぎたかなって少し反省してるんだよな」

トレーナー「急にどうした?」

タキオン(ト)「いやさ…よくよく考えてみたらさ、タキオン本当に何もできないんだ…」

「いずれ近いか遠いかわからない将来俺が誰かと結婚するとするじゃん?」

マックイーン(ト)「え?結婚願望あるんですか?」

タキオン(ト)「いやいや、もしもの話だよ、まぁ俺もいずれはって思ってるよ?だからさもし俺が家庭を持ったらさ、あいつの世話ができなくなるかもしれないじゃん?」

スぺ(ト)「確かに、難しいかもしれないな」

タキオン(ト)「そうなったときさ、あいつ1人で生きていける気がしないからさ…ぼちぼち甘えるのもやめた方がいいかなって思うんだよね」

マックイーン(ト)「ははは…それは…マズイ…」アセアセ

トレーナー「ん?なんか言った?」

マックイーン(ト)「いえ…なんでもないですよ」アセアセ

……………………

…………

……

ル「テイオー!スカーレット!!タキオンを押さえるんだ!」

テイオー・スカーレット「え?」

そう返事をした時には、すでにタキオンは…

部屋の入り口前で、エアグルーヴとブライアンに押さえ込まれていた

タキオン「はなせ!!嫌だ!!モルモット君が結婚なんて嫌だああああ!!」

エアグルーヴ「落ち着け!!例え話だから!!」

ブライアン「力強!?」

タキオン「どうして…そんな事言うんだよ…モルモット君…」ハイライトオフ

タキオンはへたり込んでしまった

ブライアン「ひとまず席に戻ろうな」

そういい、席へタキオンを引っ張るブライアンとエアグルーヴ

タキオン「…」ブツブツ

……………………

…………

……

さっきの発言まずいのではと考えるマックイーン(ト)

でもまぁトレーナーさんのチームしか聞いてないだろうし、タキオンさんは聞いてないから大丈夫だろう…

そう思い、そう考えることで、少しほっとしているマックイーンのトレーナー

タキオン(ト)「そういえばさ、さっき少し話題に出てたけどさ、結婚願望とかお前らあったりするの?」

スぺ(ト)「考えたこともなかったな」

タキオン(ト)「いや…お前はそうだろうと思うわ」

ネイチャ(ト)「俺はあるぞ!ちなみに相手は…」

トレーナー「あーはいはい、式には呼べよな担当と結婚おめでとうって言っといてやるわ」

ネイチャ(ト)「なんか反応ひどくない!?」

「で、お前らはどうなんだよ?」

マックイーン(ト)「うーん、ないって言ったらうそになりますかね」

トレーナー「でもお前の大好きな幼女と結婚はできないぞ?」

マックイーン(ト)「いや…流石に…犯罪は犯しませんよ…」

マックイーン(ト)以外(…本当かな?)

トレーナー「でも、意外だな…一応そういう事も考えていたんだな」

マックイーン(ト)「えぇ…まぁ…いずれはできたらとは思いますよ?トレーナーさんはどうですか?」

トレーナー「俺?うーん…わかんないなーとりあえず先生を超えれたら考えるわ!」

ネイチャ(ト)「そんな事言ってたら婚期を逃すぞ?」

トレーナー「うるせー」

……………………

…………

……

ル「ほぉ…」

他「…」

マックイーン「…これはいい事を聞きましたわ…」

タキオン「…モルモットクン…コウナッタラ…クスリ…」ブツブツ

……………………

…………

……

トレーナー「さて…次は俺か?それともお前がやる?」

マックイーン(ト)「え?」

そうか…私もやらなきゃ不自然ですよね…ただ…マックイーンさんたちは聞いてないと(※聞いています)思うし大丈夫か…

ネイチャ(ト)「トレーナーさんもマックイーン(ト)さんも1人づつ聞こうと思うからどっちでもいいぞ」

トレーナー「えぇ…長くなりそう…」

タキオン(ト)「とりあえず数が少ないマックイーン(ト)さんから行こうか!」

マックイーン(ト)「はい…それでは…」

 



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トレーナー達のお疲れ様会(マックイーントレーナー前編)

話数が伸びたのでタイトル調整します
ご了承ください


 マックイーン「ついに、私のトレーナーさんの出番ですわね、結婚願望もあるみたいですし、ここで言質を取って……メジロ家に向かい入れ……次期跡継ぎをたくさん作りますわ!」ウマピョイデスワ

 

 テイオー「うーん……うまくいくといいね」オチガミエテキタヨ

 

 ダイヤ「マックイーンさんなら大丈夫です! マックイーンさん応援してます!」

 

 マヤノ「トレーナーちゃんはマヤチンに夢中だからマックイーンの思い通りにならないと思うの」

 

 ライス「お兄様……」

 

 ………………

 …………

 ……

 

 マックイーン(ト)「では、まずは……ダイヤさんから行きますか」

 

 トレーナー「お……いいね! 入ってから結構経つけどどう?」

 

 マックイーン(ト)「そうですね、すごくいい娘ですね、勉強熱心で、練習は一番頑張ってますし、本当に素晴らしいという言葉に尽きますね」

「マックイーンさんに追いつこうとする熱意は本物ですし、今はまだ名前だけにダイヤの原石ですが……しっかりと磨いて素晴らしいダイヤモンドにしていきたいですね」

 

 トレーナー「おーいいね! うちのキタちゃんも負けてられないねー」

 

 スぺ(ト)「最近の新人の娘も侮れないな……スぺ達も負けずしっかりやっていかねば」

 

 ………………

 …………

 ……

 

 ル「ダイヤ……だけにダイヤの原石か……マックイーン(ト)君もなかなかやるではないか」ッフ

 

 ネイチャー「あはははは」

 

 テイオー「ダジャレだけど……笑うところなの?!」

 

 ダイヤ「トレーナーさん……」キュン

 

 マックイーン「っむ?!」

 

 キタ「ダイヤちゃん! 頑張ろうね! でも負けないよ!」

 

 ………………

 …………

 ……

 

 マックイーン(ト)「ただ最近ですね、少し困ったことがありまして……」

 

 タキオン(ト)「困ったこと? どうした?」

 

 マックイーン(ト)「キタサンブラックさんとの事なんですけど……」

 

 トレーナー「あ……」察し

 

 マックイーン(ト)「はい……お察しの通り……彼女らの関係についていささか苦情と言いますか……」

 

 ネイチャ(ト)「もしかして……あれか……俺も見たけど……」

 

 スぺ(ト)「?」

 

 トレーナー「ダイヤちゃんがキタちゃんとでちゅね遊びしてることか……」

 

 マックイーン(ト)「はい……彼女らの交友関係にどうこう言いたくはありませんが……」頭抱え

 

 トレーナー「……間接的にクリークにキタちゃん預けた俺のせいだわ……ごめん……」

 

 スぺ(ト)「でちゅね遊びってなんだ?」

 

 タキオン(ト)「知らない時もいい事もある……」

 

 スぺ(ト)「そうか……?」

 

 ………………

 …………

 ……

 

 キタ「」

 

 ダイヤ「」

 

 テイオー「えぇ……」ヒキ

 

 他の娘達「……」ヒキ

 

 ダイヤ「えっとこれは違うんです!」

 

 ル「サトノダイヤモンド……君たちの交友関係にどうこう言いたくはないが……生徒会として少しいただけないな……」

 

 エアグルーヴ「流石に……風紀が乱れるから……その……学園内ではやめてほしいんだが……」

 

 ダイヤ「違うんです!!」

 

 キタ「そ……そうです……でちゅね遊びなんて! 好きでやってたわけでは……「え……そうなんですか!?」え?」

 声がする方へ振り向く、そこには、ガラガラを落とし、クリークが少し悲しい顔をしていた

 

 クリーク「キタちゃん……そんな……今まであんなに喜んでたのは……嘘なの!?」

 

 キタ「え……え……そ……それは……」

 

 クリーク「……そうよね……私の我儘だったのよね……ごめんなさい……キタちゃん……」

 そういい目に少し涙をためたクリークは部屋を出ようとするが

 

 キタ「ママ! 待って!! 違うの!! 本当は好きなの!! ママ!! 待ってええええええ! ママあああああああああ!!」

 

 クリーク「キタちゃん!?」嬉し泣き

 

 ダイヤ「キタちゃん……ママは私ですよおおおおおおおおお!?」

 

 ル「」椅子から滑り落ちる

 

 エアグルーヴ「」テーブルに頭をぶつける ↓やる気が下がった

 

 テイオー「ぶううううう」飲んでいたハチミーを吹く

 

 マックイーン「きゃあああああああああああああ」テイオーが吹いたハチミーを顔面に食らう

 

 通りすがりのミホノブルボン「……? 想定外の事態が発生」宇宙ブルボン

 

 ………………

 …………

 ……

 

 マックイーン(ト)「……なんか悩みを打ち明けたら少し楽になりました……」

 

 トレーナー「そ……そうか……」

 

 マックイーン(ト)「これからどうするかは、ひとまず向き合って考えてみます……」

 

 トレーナー「俺もそうするよ……キタちゃんがこうなったのは俺のせいでもあるし……」

 

 ネイチャ(ト)「ひ……ひとまず……続きやろうぜ!」

 

 タキオン(ト)「そ……そうだな、次はマヤノトップガンなんてどうだ?」

 

 マックイーン(ト)「そうですね……マヤノさんは、ライスさんの次にチームに加入してくれたんですけど……」

「彼女はすごいの一言ですね……どんな作戦でも完全にこなす……天才なんだなって思いましたよ」

 

 ネイチャ(ト)「確かに、彼女はすごいですよね」

 

 スぺ(ト)「逃げや先行かと思ったら差しも追い込みもできるからな……」

 

 マックイーン(ト)「それに、毎日元気で明るく人懐っこいですしね……正直最高です」

 

 トレーナー「通報した」

 

 マックイーン(ト)「まだセーフですよね!?」

 

 ………………

 …………

 ……

 

 マックイーン「グヌヌ……」

「わたくしも明るく人懐っこい感じになればもっとトレーナーさんに見てもらえるのかしら?」

 

 テイオー「やめた方がいいよ……正直言って似合わない」

 

 マックイーン「な……!?」

 

 ………………

 …………

 ……

 

 マックイーン(ト)「ただ……彼女も最近……」

 

 トレーナー「ん? マヤノも最近なんか交友関係であるの?」

 

 マックイーン(ト)「いえ……交友関係ではなくて、最近視線が怖いと言いますか……行動が過激になってきたと言いますか……」

 

 ネイチャ(ト)「もしかして……しっとりしてると?」

 

 マックイーン(ト)「そうなんですかね……」

 

 トレーナー「ちなみにどんなことがあった?」

 

 マックイーン(ト)「はい……例えばレースが終わった時とか……「ランディングキーッス」って言って本気でキスしてくるし……」

 

 トレーナー「うへぇ……ガチやん……でしたの?」

 

 マックイーン(ト)「ギリギリのところで回避してましたが……この前……逃げきれず……」

 

 タキオン(ト)「それはあかん……」

 

 スぺ(ト)「キスしたのか……」

 

 ネイチャ(ト)「俺はよくするよ」

 

 トレーナー「お前はお前であかん」

 

 ………………

 …………

 ……

 

 ネイチャー「なんで、そんな事言っちゃうのおおおおおおおお!? ///」カオマッカ

 

 テイオー「ネイチャー進んでるね……」イイナー

 

 ル「ワタシモ……トレーナークンと……」ブツブツ

 

 スぺ「いいなー私もトレーナーさんとそのくらい仲良くなりたいです」

 

 グラス「あらら」フフフ

 

 なんてキャッキャウフフと話に花が咲いている横でマックイーンは

 

 マックイーン「は? キスした? は? マヤノさんとした? は?」

 ハイライトが段々と薄くなってきていた

 

 ………………

 …………

 ……

 

 マックイーン(ト)「まぁ……事故だから……マヤノも本気じゃなかったはずだと思いますし……」

 

 トレーナー「お前、俺より先に刺されるぞ?」

 

 ネイチャ(ト)「お前も大概だがな」

 

 マックイーン(ト)「後は……アクティブすぎるのか……よくデートに連れまわされますね……」

 

 トレーナー「どんどん彼女の思い通りに事が進んでるやん……」

 

 マックイーン(ト)「ただ……なんというかまだまだ子供な感じなんで……ずっとそのままでいてねって祈ってます」

 

 タキオン(ト)「まぁ実際まだピュアなお子様だからねー」

 

 トレーナー「幼いうちにしっとりが治るといいな……」

 

 マックイーン(ト)「えぇ……」

 

 ………………

 …………

 ……

 

 マックイーン「……最近のお誘いよく断られてる理由はやっぱりマヤノさんとデートだったのですね……」ハイライトオフ

 

 テイオー「うわぁ……めっちゃしっとりしてる……」

 

 スぺ「これがしっとりですか……」

 

 エル「スぺちゃんとトレーナーさんが仲良くしすぎてると、グラスがよくなってるやつですね!!」

 

 グラス「エ~ル~?」

 

 エル「ひぇ!?」

 

 ………………

 …………

 ……

 

 マックイーン(ト)「次は、ライスさんですかね……一言で言えば……あんな妹が欲しかったので……すごくうれしかったですね」

「理想の妹!! 私がお兄様だ!!」

 

 トレーナー「お……そっか、口調変わってんぞ」

 

 マックイーン(ト)「あ……すみません、私、姉がいるんですけど、妹に憧れがありまして……」

「妹が来てくれたと思い、本当にうれしかったですね」

 

 トレーナー「そんなもんかねー? 一人っ子だけどよくわからないや」

 

 スぺ(ト)「マックイーン(ト)姉がいたのか」

 

 ネイチャ(ト)「あれ? 知らなかったんですか? こいつもイケメンだけど姉もすごく美人でさ!!」

 

 マックイーン(ト)「いや……イケメンって……」

 

 トレーナー「ロリコンじゃなければいうことないのにな……」

 

 マックイーン(ト)「べ……別にいいじゃないですか……」

 

 スぺ(ト)「そうなのか」

 

 ネイチャ(ト)「そうそう、トレーナーが一目惚れするくらい超美人なんだよね!」

 

 マックイーン(ト)「」ア……マズイ……

 

 ………………

 …………

 ……

 

 エアグルーヴ・ブライアン「会長落ち着いて(落ち着け)!!」

 

 ル「離せ!! 今すぐトレーナーに聞かねばいけないことがあるんだ!!」

 

 テイオー「マックイーン? 離してくれない? ボクちょっと用事ができたんだから邪魔しないでくれるかな?」

 

 マックイーン「テイオー……少し落ち着きましょう?」

 

 スぺ「そうですよテイオーさん……少し落ち着きましょう」

 

 テイオー「ボクは落ち着いてるよ? だから離して?」

 

 マルゼンスキー「スカーレット……止まりなさい……貴方が行くと……方向音痴でブリーダーズカップあたり勝ってきそうだからやめなさい」

 

 スカーレット「あたしだけ扱いひどくない!?」

 

 キタ「バブー」

 

 クリーク「よしよしいいこでちゅねー」

 

 ダイヤ「おねんねしましょうねー」

 

 サクラバクシンオー「あれ? ライスシャワーさんがいませんね?」

 

 なんてカオスな現場であったが

 

 テレビ<まぁ……振られたんだけどな! 

 

 この一言で現場が収まった

 

 ………………

 …………

 ……

 

 マックイーン(ト)「まぁ話は脱線しましたが、彼女も最近ですね……」

 

 トレーナー「今度はなんだ?」

 

 マックイーン(ト)「至る所で偶然出会うんですよね……あとずっと後を付いてきてて、軽くホラーなんですよね……」

「流石に怖いと言いますか……いくら何でもやりすぎかと……」

 

 トレーナー「お……おう……そうだな……」

 トレーナーはある席を見る、そこには見慣れた黒いウマの耳をした、娘がいた……

 ? 「お兄様……」

 

 マックイーン(ト)「さて、最後はマックイーンさんですね」

 

 トレーナー「あれ? カレンチャンは?」

 

 マックイーン(ト)「あぁ……彼女は一時的に預かってただけなので、チームではないですよ?」

 

 タキオン(ト)「あれそうだったんですね、じゃあ専属やってた彼女の所に戻ったんだ」

 

 マックイーン(ト)「はい」

 

 トレーナー「なら……今度短距離枠でスカウトしてみようかな……」

 

 マックイーン(ト)「いいんじゃないですか?」

 

 ………………

 …………

 ……

 

 マックイーン「ついに……ついに……私の出番ですわ!! さぁ酔った勢いで私の愛を語るのです!」

 

 テイオー「トレーナー振られちゃったんならしかたがないなー今度ボクが慰めてあげなきゃね」ニシシ

 

 ル「……し……しかしマックイーン(ト)君のお姉さんも見る目がないな……明日私がトレーナー君を慰めてあげねば……」

 

 スぺ「なんといいますか……」

 

 エル「カオスですね!!」

 

 グラス「えぇ……」

 

 タキオン「モルモットクンモルモットクンモルモットクンモルモットクンモルモットクンモルモットクンモルモットクンモルモットクンモルモットクンモルモットクンモルモットクン」

 

 ………………

 …………

 ……



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トレーナー達のお疲れ様会(マックイーントレーナー後編)

リアル都合で投稿が遅れて申し訳ございません

また時間を作りながらやっていきます


※トレーナーは()表記   例(テ)→テイオーのトレーナー

 

昔ある曇りの日

 

わたくしは、足に違和感があり検査をした

検査してから少したってから、メジロ家の当主であるおばあ様に呼ばれ、

左前脚部繋靱帯炎を発症していることを告げられた。

 

そして、もう走るのをやめるよう言われまして…

 

そのあとのことはあまり覚えていなかった

 

気づいたら雨が降る中、自宅の練習グラウンドで足の痛みに耐えながらひたすら走っていて…

次第に痛みに耐えれなくてなって…

今にも今まで積み上げてきた物が崩れかけて…壊れてしまいそうになった時…

 

?「マックイーンさん…」

 

目の前が涙で曇る中に彼が…わたくしのトレーナーさんがいたのです…

 

ふと思い出した辛い過去

たぶん彼の事を本当に愛おしくなったのは、

その一件からなのだろうと…彼がいたからこそ今わたくしは、

こうして再び走れている彼の為にわたくしは恩返しがしたい、

それとともに彼とは、これからもずっと一心同体として支え合っていきたいとわたくしは思っていた

 

そんな彼からの本音が今まさにこの飲み会の席で聞ける…

 

マヤノさんとデートしたとか色々と聞き捨てならない事もありましたが、

わたくしが彼にとって一番であることをこの場で証明してくれるに違いないと

わたくしは、期待していた

 

…………

 

(テ)「さてと、次はマックイーンだな!」

 

(マ)「マックイーンさんですか…何から話せばいいのでしょうかね…」

 

(ス)「そういえば、話は変わるんだけど。噂で聞いたんだが、(マ)は元々医療関係のスペシャリストなのか?」

 

(タ)「あーそんなことタキオンが言ってたな」

「マックイーンのトレーナー君は医療関係でとても素晴らしい学者だったと、この学園のトレーナーになってたからびっくりしたよって」

 

(マ)「懐かしいですね…そんなこともありました。元々親が医者だったりと医療関係の家系なので…」

 

(テ)「学生の頃、最初は医学部だったのに、気づいたら俺と同じ学科に切り替わってたんだよな医学部にいたころは、そりゃ世界が騒ぐくらい優秀だったらしいぞ」

 

(マ)「まぁ色々と事情がありまして、トレーナーになりました」

 

(タ)「なるほど…マックイーンが左前脚部繋靱帯炎になっても今はこうして走ってれるのはなんとなく納得した」

 

(テ)「本当にこいつには、お世話になったよ」

「だってテイオーが三冠取れたのはこいつのおかげかもしれないし」

 

(ネ)「そうなのか?」

 

…………

 

テイオー「え?そうなの?」

 

ルドルフ「どういうことだ…」

 

…………

 

 

(テ)「テイオーが日本ダービー後太り気味で色々と苦労してたじゃん?」

 

(タ)「あぁ…確かそうだったな…その数日後に調理室爆発に巻き込まれて入院してたからあまり覚えてないが…」

 

(ネ)「色々とありましたねぇー、うちのネイチャーもすごくテイオーの事心配してたけど、菊花賞のテイオーが少しトラウマになったり大変だったなぁ~」

 

(ス)「で?テイオーの太り気味がどうしたんだ?」

 

(テ)「実はさぁ…俺が太り気味っての知ったの皐月賞後なんだよね」

 

(タ・ス・ネ)「え?そうなのか?」

 

…………

 

テイオー「え?」

 

…………

 

(テ)「それでまぁこいつに相談したわけなのよ」

 

(回想)

テイオーが皐月賞勝利後のある日

 

(マ)「太り気味ですか…」

 

(テ)「そうなんだよなぁ…あいつさぁ事あるごとにハチミーばかり飲んでるんだけどさ、こう最近太ももとか腹回りが膨らんできてるんだよね…」

 

(マ)「はぁ…それは…重量も増えてますね…」

 

(テ)「だけど胸回りに肉がつかないのは…なんというかどんまい…ってまぁそこはおいておいて、ダービーに支障きたしそうなんだよね…ダイエットかなぁ…」

 

(マ)「うーん…ダイエットはダービー後まで待ってもらっていいでしょうか?」

 

(テ)「え?どうして?」

 

(マ)「実は皐月賞もそうですがテイオーさんの走りを見てて少し気になることがありまして」

 

(テ)「気になるところ?」

 

(マ)「はい…彼女の走り方は確かに素晴らしいですが、少し足に負担をかけているっぽいんですよね、もしかしたら骨折などの危険性もあります」

 

(テ)「マジか…なら走り方を見直したり…ってダービーまで間に合わないか…」

 

(マ)「ですが、このまま重量が増えて行ってるのならもしかしたらダービーで骨折という危険性は回避できるかもしれません」

「重量が増えることでバランスが変わって、今まで一番負荷がかかる箇所が変わってしまうので、一旦は危険を回避できます」

 

(テ)「なるほど…」

 

(マ)「ダービーの後、菊花賞まで結構期間があるので、その時にダイエットとその走り方を直してみるのがいいと思われます」

「それに今の実力があれば、多少太り気味でもダービーは大丈夫だと思いますよ」

 

(回想終わり)

 

 

(テ)「ということがあってな、もしかしたらテイオーが骨折してたかもしれなかったんだがこいつの助言通りにしたら…無事三冠は取れたんだよね」

 

(タ)「そんなことがあったんだなぁ」

 

(マ)「あくまでも私個人の予測ですけどね…」

 

…………

 

テイオー「皐月賞の頃から太り気味ばれてたんだ…」

 

マックイーン「太り気味…クラシック…菊花賞…天皇賞…ッウ…頭が…」

 

ル?「太り気味…ハチミー…菊花賞…」ガクガク

 

太り気味にトラウマの2人が頭を抱えている中

テレビからテイオーのトレーナーがある爆弾発言をする

 

 

テレビ<「ちなみにこいつマックイーンが太り気味だったの夏前から知ってたのに、お灸を添えたいからって天皇賞まで様子見してたらしいんだぜ」

 

マックイーン「…は?」

 

…………

 

(ネ)「え?そうなの?」

 

(マ)「いや…まぁ…そうですね…彼女一人でなんでも強引に推し進めたり等色々と無茶苦茶してたので、そこらへんも反省してもらいたかったですし…」

「でも…天皇賞では負けないように調整はしっかりはしました…だけどまさか…ゴール後にスカートがずれて…公衆の面前でさらけ出すとは…」

 

(ス)「確かに、あの頃のマックイーンは無茶苦茶だったな」

 

(テ)「確かにぶっ飛んでた…合宿の夜中、練習で観れなくて録画してた野球観戦を大声でして隣の部屋で寝てたブライアンがガチギレしたり…」

 

(ネ)「合宿終わって帰るときは、無人島まであるはずもないスイーツ店を求めて泳いでいったり…」

 

(ス)「スぺとスイーツ食べ放題で張り合って学園近くにある数多くの店を閉店に追い込んだらしいな…」

 

(マ)「えっと何といいますか…ご迷惑おかけして申し訳ございません」

「なんて言いますかあの頃は、押しに弱かった私も悪かったんですが…」

「流石にこのままではよろしくないと思いまして、これを機に反省してくれたらなぁって思いまして…」

 

…………

マックイーン「…」プルプルプル

 

テイオー「マックイーン…真っ赤にしてプルプル震えてる…」

 

ブライアン「まさか22時に隣からかっ飛ばせー!!なんて大声が聞こえてびっくりしたな…」

 

マヤノ「マックイーンちゃん…」

 

ルドルフ「ん?天皇賞でそんな事があったのか…」

 

エアグルーヴ「あ…会長は少しお休みになってたので、知らなかったのですね」

 

マルゼンスキー「(あぁ…あの時ルドルフは、幼児退行しててずっとトレーナー君と遊んでたんだったわ)」

 

…………

 

(タ)「デビュー前はメジロ家のご令嬢だとかすごく噂になってて何というか今とイメージ真逆だったのになぁ」

 

(ネ)「でも、今の方がいいけどね」

 

(テ)「今でもゴルシの次にぶっ飛んでるやべー奴だと思ってます」

 

(マ)「ハハハ…」

 

(ネ)「話が大分それちゃったけど、実際(マ)さんはマックイーンの事どう思ってるんだい?」

 

(マ)「そうですね…」

色々と思い返してみた…

出会った当初、スカウトはしてみたが新人だったし断られた

だけど、私の手作りお菓子につられて専属になったんだっけ…

 

そこからは

デビューからクラシックまでは特に何事もなく彼女と私の二人三脚で頑張ってきた…

 

いつからだろうなぁ…テイオーさんのダイエット作戦で乗り気になったあたりかな…

そこから素になったというか若干暴走気味になったんだっけ…

そこからの天皇賞でパンツ晒す事件か…

で有馬記念までスイーツ禁止にした結果、菊花賞のテイオーさんなんか比でない勢いで有馬記念勝ったりと…

なんだかすごいウマ娘だなって思ってたんだけど…

 

あの頃か…彼女が

左前脚部繋靱帯炎ってなった時…彼女が今にでも崩れて壊れてしまいそうになったその姿を見て…

やっぱり一人の女の子なんだなって…夢があってそれに一生懸命で、叶わなくなると泣いてしまう

か弱いところもあって、そう思うと居ても立っても居られなくなったんだっけ…だから決めたんだっけ…

 

(マ)「守ってあげ…というか…うーん…一心同体ですかね」

 

(テ)「一心同体?」

 

(マ)「身も心もってのは無理かもしれないですが、私は彼女を自分自身だと思い支えて行きたいですかね…」

「それに、メジロ家の方にも約束しましたしね、彼女は責任をもって私が支えます!って」

 

(テ)「(これめっちゃ取り返しのつかない約束してるやつやん)」

 

(ネ)「(これ親に娘さんをください的な奴してるやつやん)」

 

(タ)「(これは実質うまぴょいでは?)」

 

(ス)「(これが絆か…)」

 

…………

 

マックイーン「キマシタワー」ウマピョイウマピョイ

 

マヤノ「マックイーンちゃんずるい!!マヤもトレーナーちゃんと親に挨拶いく!!」

 

ルドルフ「親公認になっていたのか…」

 

テイオー「ボクもパパやママにトレーナーをあわせようかなぁ…」

 

ルドルフ「む?ダメだぞ!テイオー」

 

テイオー「えぇ…いいじゃん!」

 

…………

 

(テ)「メジロ家にすごいん事言ってるけど…お前メジロ家に行くの?」

 

(マ)「え?どうしてですか?」

 

(ネ)「いや?娘さんを支えますって言ったんでしょ?断られたの?」

 

(マ)「マックイーンさんのおばあさんによろしくお願いしますってものすごく頼まれたけど?」

 

(テ)「(あーよくある勘違いというかこの重大さを気付いてない奴だ…)」

 

(ス)「まるで、親に婚約の許可をもらうやり取りだな」

 

(マ)「え?婚約?私とマックイーンさんが?いやいやありませんよ」

「一心同体とは言え、トレーナーとウマ娘の関係ですよ、そんなことになるわけないじゃないですか」

 

(テ)「(マックイーンに聞かれてたら死んでたな)」

 

(ネ)「えぇ…(マックイーン可哀そう)」

 

(ス)「そうか…」

 

(タ)「これはひどい(そうなのか)」

 

…………

 

スペ「マックイーンさん止まってください!」

 

エル「ステイデース!」

 

マックイーン「離してくださいまし!わたくしは!わたくしは!」

 

スぺとエルがマックイーンを押さえる

だがマックイーンに振り切られ

 

マックイーン「トレーナーさんに教えなくては!!わたくしが…」バタン

 

マックイーンが急いでドアに向かいそう言いかけた時であった

向かおうとしていたドアが開きそこから1人のウマ娘が

 

ゴルシ「お?マックイーンみっけ!確保!」バス

 

マックイーン「な!?」

 

テイオー「ゴルシ!?」

 

突如現れたゴルシがマックイーンにズタ袋を被せた

 

マックイーン「ちょっと!ゴールドシップさん!なんですの!離しなさい!!」

 

ゴルシ「これからゴルちゃんとS〇P財団に殴りこみに行くからダメだ!」

 

マックイーン「なんですか!?その危ないものを収容保護してそうな財団は!?やめてくださいまし!命がいくつあっても足りませんわ!」

 

ゴルシ「つべこべ言わずにいくぞ!閉園後のネズミの王国へ」

 

マックイーン「それだけはやめなさい!本当に消されますわよ!?いや…これから…トレーナーさんの元へ…ちょ…はな」バタン

 

そうしてマックイーンはゴルシに連れ去られていった

 

一同「…えぇ」

 

ルドルフ「と…とりあえず…メジロマックイーンはゴールドシップに任せよう…」

 

テイオー「…うん…」

 

…………

(ネ)「ちなみにだけど…一番ってなるとどの娘?」

 

(マ)「うーん…優劣はつけたくないですが、1番ってなりますと私はマックイーンさんを選ぶかもしれませんね」

 

?「オニイサマ!?」ガタ

 

…………

 

マヤノ「」ハイライトセミオフ

 

ブルボン「!??…今ライスの気迫が!?」キピーン

 

サトノ「マックイーンさんおめでとうございます!」

 

テイオー「マックイーンが聞いていたら…どんまい…」

…………

 

(テ)「さて、帰りますか!」

 

(ス)「おい」

 

(タ)「お前の番だろ」

 

(テ)「えぇ...」

 

(ネ)「1番のメインディッシュ何だから逃げるのはなしだぞ!」

 

(テ)「はぁ...分かったよ」

 

(マ)「まずは生徒会辺りから」

 

(テ)「チーム以外もやるのかよ!?」

 

他一同「当然!」

 

(テ)「うへぇ...」

…………

次回へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

ゴルシ「よっしゃー!!やってきたぜネズミの王国!!」

 

マックイーン「どうして…こんな所に…」ヨヨヨ

 

?「ハハ!どうやら悪い子がいるようだね」

 

 



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