白き兎は魔王の力と共に正義の眷族と共に行く。 (桐野 ユウ)
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兎と正義の眷族

はいどうもセーラーギャラクシアです。今回ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの物語でございます。

ベル君にオーマジオウの力というか本人が憑依をしている感じですね。なお彼の声はほかの人にも聞こえている感じです。

たまーに彼がベルの体を借りることがあるって感じです。


迷宮都市オラリオ、そこでは冒険者と呼ばれる神の眷族となりダンジョンに入り鍛えたりモンスターを倒したりと世界の中心と言った方がいいだろう。

 

その場所にそびえ立つ星屑の庭と呼ばれる場所に赤い髪をポニーテールにしている女性は一人の白い髪をした男の子を抱きしめていた。

 

「ベルーーーベールーーーーうふふふふふふ」

 

「あ、アリーゼお姉ちゃん・・・・・・恥ずかしいよ。」

 

「何を言っているのよーーーーーまだ7歳の子が生意気に言うんじゃないのーーー」

 

アリーゼ・ローヴェル 16歳、レベル4の冒険者でありアストレア・ファミリアの団長である。

 

そして彼女が抱きしめている人物・・・・・・ベル・クラネル 7歳。

 

アストレア・ファミリアの団員でもありマスコットキャラになっている少年である。ではなぜ7歳の子どもがアストレア・ファミリアにいるのか?

 

暗黒期に起こった戦いでの最後の時交戦をした元へラ・ファミリアであり静寂と呼ばれた女性「アルフィア」が言った最後の言葉・・・・・・村に残してきた自分の妹の子ども・・・・・・それをアストレアに彼女がお願いをした。

 

それを承諾をしたアストレアはアリーゼたちを連れて彼のいる村へとやってきたときに驚いたのは7歳とは思えない力を彼は持っていた。

 

そしてオラリオに連れて帰る時に彼が自らお願いをしてアストレアは彼の祖父に許可を得てからというのもアリーゼ達がその子を気にいったってのもあり連れて帰り現在に至る。

 

さて話を戻して彼の中にいる人物はため息をつきながら言葉を発する。

 

『全く、ベルはモテモテだな・・・・・・これではお前の爺さんが言っていたハーレムって奴になりそうだな。』

 

「な、何を言っているのですか!?オーマジオウさん!?」

 

ベルは顔を赤くしながら自分の体内にいる人物に訴えた。オーマジオウと呼ばれた人物は笑いながら謝るが本気で謝っていないのでベル自身は頬を膨らませていた。

 

(だがベルと出会って我も昔のことを思いだすな・・・・・・)

 

オーマジオウは昔のことを思いだしながらベルとの出会いを思いだす。

 

オーマジオウside

 

若き日の私にお別れを言った後私は消滅をしたはずだった。だが消滅寸前に別世界へと降りたつも体の維持をするだけの力を残していなかった。自分がしてきたことを考えたら当然の報いかと考えていたら一人の男の子が私に話しかけてきた。

 

『大丈夫?』

 

『・・・・・・お前は私が怖くないのか?』

 

『ううん怖くないよ。だって優しい雰囲気を出しているのに・・・・・・怖いなんて思えないよ。』

 

最初の出会いで思ったことが不思議な子だなと思った。私を見て優しい雰囲気かとそれからもベルは私のところへと来ては話をしていたが・・・・・・私の体が光りだしたのを見て涙目になる。

 

『どうやらお別れのようだな・・・・・・』

 

『どうして!?』

 

『私の維持をするための力が消滅をしようとしている。お前と話をして久々に楽しかった。ベル・・・・・・』

 

『嫌だ・・・イヤダイヤダイヤダ!!消えないで!オーマジオウさん!』

 

彼は涙を流しながら私に抱き付いてきた。戸惑ってしまうが私はこれ以上はいてはいけない存在だ。ベルと別れるのはつらいが・・・・・・これも私の宿命だと思っている。

 

だがベルはとんでもないことを言う。

 

『なら・・・・・・僕の体の中に入ればいい!!』

 

『な!?』

 

正気かと思った。7歳のベルに私のようなものが入れば・・・・・・だがベルの目を見て彼は真剣に考えて自分の中に私を受け入れることを決意をした目だ。

 

『・・・・・・ベル、本当にいいのか?私は前にも話した通り最低最悪の魔王と呼ばれている。その力は絶大なほどに強い・・・・・・お前の体が耐えきれないかもしれないのだぞ?』

 

『それでも!目の前で消えるのを見ているだけなんていやだ!!僕はもう・・・・・・失いたくない。』

 

ベルの思いを聞いて私は首を縦に振る。彼の目はかつて私が親を失ったときと同じ目をしていた。ベルもまた失った気持ちを知っているからこそあの言葉を出したのだろう。

 

それから私はベルの中で過ごしている。ベルに私の力を使わせるために精神世界や外の世界でも鍛えることにしたが・・・・・・ベル自身の才能なのだろうか・・・・・・正直に言えば7歳なのに化け物じゃないかって思うぐらいに成長をしたよ。

 

私間違っていないよね?いや私も最初はあんな風に戦闘ができたわけじゃないのに何?いきなり俺参上とか言ったりさ最初からクライマックスだぜとか通りすがりの仮面ライダーだとかさ?いや仮面ライダーに鍛えてもらったのはわかるが・・・・・・変わり過ぎじゃないか?

 

現在ベルにはジオウに変身をする許可を出している。アーマータイムの方はまだ出していない。

 

現在オラリオに来てベルの中にいるが・・・・・・まぁ恩恵を授けた時のアストレアには苦笑いをするしかなかったな。・・・・・・なにせベルのステータスがERROR表示で出ていたのだからな。

 

レベルは1だがそれ以外がERROR表示などありえないが私が中にいるから表示ができないかもしれないな。まぁいいだろう・・・ここからが私達の新たな物語の始まりでもあるからな。

 

オーマジオウside終了

 

「またベルに甘えているのですか団長さま。」

 

「アリーゼ・・・・・・」

 

「あらお帰り輝夜にリュー。」

 

アリーゼが振り返ると黒い髪に着物を着た大和撫子と呼ぶにふさわしい人物「ゴジョウノ・輝夜」金髪の長い髪に耳がとがっているエルフの女性「リュー・リオン」の二人である。

 

「お、お帰りなさい輝夜お姉ちゃん、リューお姉ちゃん。」

 

「あらあら兎さまはまた団長さまに抱きしめられているのですね。まぁポンコツエルフには無理なことでしょうけどね。」

 

「な!?なぜそこで私が出るのですか輝夜!」

 

『相変わらず仲がいいなお前達。』

 

「「どこが(ですか)!!」」

 

『いや普通に仲がいいだろうお前達。』

 

オーマジオウはベルの中で苦笑いをしながら両手を組んでいた。ベルも二人の姉が仲がいいのになと思いアリーゼに抱きしめられていた。顔を真っ赤になりながら彼女から脱出をしたいがレベル4とレベル1では力の差がある、だが彼にはオーマジオウが入っているため本来の力を出せば出れるがベル自身が優しいため力を出さないようにしている。

 

「さて明日はベル、ダンジョンに行ってみようかしら。」

 

「いいの?」

 

「そうだな。お前ひとりで行かせるわけないから安心をしろ。リオンいいな?」

 

「わかっています。」

 

「わーい(*´▽`*)」

 

ベルが喜んでいるのを見て3人は「「「可愛い」」」と心の中で呟いているがオーマジオウは彼女たちを見て大丈夫だろうかと思うが流石の彼も彼女達の様子を見てはっきりと分かったことがある。

 

(こいつら・・・・・・ベルに恋をしている!?しかも7歳だぞまだこの子は!!あれか・・・・・・ショタコンって奴なのか!?うーーーん本当にこいつらに預けて大丈夫だったのだろうか?不安しかないぞ・・・・・・)

 

オーマジオウはこれからのベルのことを考えながら共に戦うアストレア・ファミリアの未来を心配をしながら明日のダンジョンの方を見る。

 

これは最悪最低の魔王の力と共に7歳という都市でオラリオにやってきた兎のお話。




次回 リューと共にダンジョンにやってきたベル、彼は始めてきたダンジョンを見ながら前からゴブリンが現れる。

オーマジオウは許可を出してベルの腰にジクウドライバー、そして彼の手にジオウライドウォッチが現れる。

次回「変身」

はいというわけでベル君七歳がオラリオに降臨、年齢的にもアイズが9歳でダンジョンに入っているのでベル君もいいかなと思ったが・・・・・・まぁオーマジオウに鍛えてもらっているだけあるけどまだまだ甘えたい子供でもある。

ヒロインはーーー誰がいいかな?では次回


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変身

次の日ベルはリューと共に手をつなぎながら軽装のアーマーを装着をしてダンジョンの中に入る。彼は初めてのダンジョンに目を光らせながら辺りを見ていた。

 

「ここがダンジョン・・・・・・」

 

「ベル、最初ですからこの辺はゴブリンなどが出て来ますから気をつけてくださいね?」

 

「はーい(^O^)/」

 

ベルは手をあげて歩いていくとゴブリンがいたのを見てベルは辺りを確認をしてオーマジオウに声をかける。

 

「オーマジオウさん。」

 

『うむ。』

 

ベルの腰部と右手が光りだしてベルトとウォッチが現れる。リューはウォッチとジクウドライバーを始めて見たのでじーっと見ている。

 

「あ、あのリューお姉ちゃん、そんなにじーっと見られたら恥ずかしいよ・・・・・・」

 

「ごめんなさい。気になってしまいまして・・・・・・」

 

『まぁ普段は武器だけしか出していなかったからな。とりあえずベル変身をしてみるといい。』

 

「うん!」

 

ベルは返事をして前に立つが・・・・・・リューは首をかしげてどうしたのだろうと見ていると彼は振り返り涙目になっていた。

 

「ぐす・・・どうやっで変身じだらいいの?」

 

「『あ・・・・・・』」

 

オーマジオウは変身など教えていなかったため彼は涙を流していたのでやってしまったと思い変身講座をすることにした。

 

『右手に持っているライドウォッチのリングパーツを動かして上部のボタンを押してみるんだ。』

 

「リングを動かして上部のボタンを押す?」

 

ベルは言われたとおりにリングを動かした後に上部のボタンを押す。

 

【ジオウ】

 

「鳴った!」

 

『そしてウォッチを腰部のジクウドライバーに右側にセットをするんだ。』

 

「右側にセット・・・・・・」

 

ガチャとジクウドライバーにジオウライドウォッチがセットされて音楽が流れる。ベルはどうしたらいいのかパニック状態になりかかるがオーマジオウは説明を続ける。

 

『そのままベルトの上部の押してロックが解除されたら反時計回りに回転させるんだ。』

 

「反時計回り?」

 

「ベル左側にまわせってことですよ。」

 

「うん!」

 

そのまま左側に回転させて360度ベルトが回転をして音声が流れる。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

ベルに装甲が纏われて仮面にライダーと文字が装着されて仮面ライダージオウがオラリオに誕生をする。

 

「これが・・・ジオウ?」

 

(本当ならここでウォズが現れて祝えとか言うのだが・・・・・・まぁいないからそんなことはできないな。)

 

オーマジオウは残念そうに見ているとゴブリンがジオウに気づいて襲い掛かろうとしていた。

 

「あわわわわわ・・・・・・」

 

『落ち着けベル、お前は私の特訓にも耐えてきた。ならばいつも通りにすればいい。ジカンギレ―ドを出すんだ。』

 

「うん!」

 

ベルトからジカンギレ―ドが現れてベルは右手に装備をする。

 

【ケン!】

 

「はああああああああああああああ!!せい!!」

 

ジオウは走りだしてゴブリンにジカンギレ―ドを振るいボディを切りつける。ゴブリンは一撃で倒れてリューは驚いている。

 

「なんという力でしょう。」

 

『ベル、今度はジュウモードにしてみるといい。』

 

「わかりました!」

 

ケンモードからジュウモードに変えてトリガーを引いて残りのゴブリン二体を撃ち抜いた。ゴブリンたちは魔石を残して灰になり彼は歩いて拾った。

 

「やりましたよーリューお姉ちゃん!!」

 

「えぇ見事ですね。これなら少し降りても大丈夫でしょう。」

 

リューに言われてベル事ジオウと共に二層に降りていき襲い掛かるコボルトが襲い掛かるがジカンギレ―ドをケンモードに変えて切り裂いた。ジオウの力に驚きながらもリューも襲ってくるモンスターを切りつけて倒す。

 

襲い掛かるモンスターたちを次々にジカンギレ―ドのモードを変えながら戦うベル、オーマジオウもこの子は戦いの天才かと思いながら見ていた。やがて荷物が多くなったのかリューはここまでですねといい戻ることにした。

 

「まさかジオウの力がここまでとは・・・・・・」

 

『リューよ、これがジオウの最大の力と思っていたら大間違いだぞ?まだジオウにはアーマータイムと呼ばれる形態を持っているのだからな。』

 

「え!?そんなのがあったの!!」

 

『あぁ、まだベルには早いと思って隠していたが・・・・・・ジオウの力をここまで出した以上・・・・・・アーマータイムを使うのはいいかと判断をしている。今はライドウォッチを出していないが・・・・・・私が保管をしている。今日のところは戻ってお風呂に入るとしよう。』

 

「うん・・・・・・疲れちゃった。」

 

ベルはジクウドライバーからライドウォッチを外すと変身が解除されてベルトとウォッチが消える。

 

ベルは疲れたのかリューの後ろに抱き付くとそのまま眠ってしまう。リュー自身もベルが寝ている姿を見てかわいいなと思っているとオーマジオウが声を出した。

 

『ベルはこう見えてもまだ7歳の子どもだ。リュー・リオン・・・・・・お前達アストレア・ファミリアの皆がいるからこそベルは寂しい思いをせずにいる。お前も知っての通り彼はアルフィアと呼ばれる女性の甥だ。』

 

「えぇ彼女から聞いています。でもそれでもアストレアさまが決めたことを私達は何も言いません。それに私も・・・・・・この子のことを・・・・・・」

 

彼女は眠っている彼を見ながら笑っているのでオーマジオウはベルの体内でショタコンの奴らに任せても大丈夫なのだろうかと思いながらも彼のことを思っているので何も言わない。

 

アストレアも彼のことを大事な家族と見ているのでオーマジオウはベルの寂しい思いをさせないでよかったと思っているのと優しい彼のためなら最悪最低の魔王になってもいいと・・・・・・

 

(私もあいつらのことを言えないな。ベルは私の命を救ってくれた人物・・・・・・彼のためなら力を貸そう。)

 

オーマジオウはそう呟きながら眠っているベルの中で休むことにした。リューは眠っているベルを見ながら可愛いなーと思いながらも首を横に振り理性を保ちながらホームへと戻るのであった。




次回 ベルはアストレアと共にオラリオを散歩をしていた。暗黒期のこともあるがそこに一人の朱色の髪をした神がアストレアに挨拶をする。

次回「朱色の髪の神。」

「可愛いいいいいいいいいいいいいいいい!!」

さぁどこの神様何だろうなーーーー


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朱色の髪の神との出会い

リューにおんぶしてもらいホームへと帰ってきたベル、彼はそのまま寝てしまっており帰ってきたほかのメンバー達はベルの寝顔を見て癒されていた。

 

「いやー可愛いわベル君。」

 

「本当かわいいね。」

 

ノインとリャーナは眠っているベルの頬をつんつんとして癒されていた。お風呂から戻ってきたネーゼやほかのメンバーも寝ているベルの姿を見てほっこりしているとベルがうーんと動いたので起きるのかな?と見ていると。

 

「おねえひゃん達だいしゅきーーーーーー」

 

「「「「「ぐは!!」」」」」

 

ベルの寝言だがお姉ちゃん大好きという言葉を聞いてメンバーが地面に倒れた。丁度仕事を終えて帰ってきた小人族のライラはこの惨状を見てため息をついてベルに近づいて中にいるオーマジオウに話しかける。

 

「またか?」

 

『・・・・・・まただ。ベルが寝言でお姉ちゃん大好きという言葉を聞いて全員が倒れた。』

 

「全く・・・・・・まぁ今日のところはこいつも疲れているだろうからな。張り切り過ぎたんだろうな。」

 

『初めてのダンジョンをとても楽しみにしていたからな。あれだけ動けば眠くなってしまうさ。』

 

「・・・・・・だな。しかしようちのファミリアほとんど全滅をしているじゃねーかよ。」

 

ライラはベルの寝言を聞いて倒れているメンバーを見てため息をつきながら一人一人起こしてるとベルが目をこすりながら起き上がる。

 

「お、兎起きたか?」

 

「おはようございますライラ・・・さ・・・( ˘ω˘)スヤァ」

 

「おいおいご飯を食べる前に寝ようとするなっての。」

 

「す、すみません。」

 

ベルはライラに謝った後なんでアリーゼ達が倒れているのだろうと首をかしげている。オーマジオウとライラはベルのせいとは言えなかったのでごまかすことにした。

 

『ベル、お前が疲れているようにアリーゼ達も疲れているんだよ。なぁライラよ』

 

「お、おう!そ、そうだぜ!」

 

二人の言葉を聞いてそうなんだーといいアストレアさまが待っているじゃねーか?といいベルは主神の部屋の方へと走っていく。

 

扉を開けると本を読んでいたアストレアが笑顔でベルを迎える。

 

「いらっしゃいベル、さぁステータスを更新をしましょうか?」

 

「はーい(^O^)/」

 

ベルは服を脱いでベットに倒れた。アストレアはベルの上に乗りステータスを確認をした。

 

「やっぱりエラー表示ね。」

 

ベル・クラネル

所属派閥:アストレア・ファミリア

Lv.1

 

力:ERROR

 

耐久;ERROR

 

器用:ERROR

 

敏捷:ERROR

 

魔力:ERROR

 

スキル

 

・ジクウドライバー ジオウ ???? ??????? ??????に変身をする。

 

アストレアは首をかしげながらいるとオーマジオウが声をかけてきた。

 

『やはり私がベルの中にいるからERROR表示になるのか?』

 

「それはわからないけど・・・・・・それにしてもジクウドライバーのジオウ以外のところは・・・・・・あなたが制限をしているのね?」

 

『そうだ。ベルにはジオウの力に慣れてからと次のステップに進めようと思っている。』

 

「そうね、強大な力をいきなり使ったら力の暴走をしてしまう可能性があるのよね。」

 

「アストレアさま終わりました?」

 

「えぇ終わったわよ。」

 

ベルは起き上がり服を着替えてアストレアはベルに声をかける。

 

「そうだベル、明日はダンジョンを休んでオラリオを周らないかしら?案内などしていなかったわねと思ってね。」

 

「ぜひお願いします。」

 

「でも私一人じゃあれだから誰かついてきてもらいましょ?」

 

「はーい(^O^)/」

 

ベルは手をあげて全員で夕ご飯を食べることにした。オーマジオウはその様子をベルの中で見ながらかつて順一郎とご飯を食べていた頃を思いだす。

 

「そういえばベル、明日はアストレアさまとオラリオを周るって聞いたけど・・・・・・」

 

「うん!僕、そこまでオラリオのことを知らないから案内をしてもらうんだ!!」

 

「・・・・・・ふっふっふっふだったら私に任せなさーい!!」

 

アリーゼが立ちあがってドンと胸を張って自分が護衛としてついていく宣言をしたのだ。こうしてアストレアとベルにアリーゼの三人でオラリオを見ることになりベルはアストレアと一緒にお風呂に入った後部屋に戻り眠る。

 

次の日ベルはふぁーと欠伸をしながら起き上がり眠い目をこすりながら部屋を出て洗面所で顔を洗っているとアリーゼが欠伸をしながらやってきた。

 

「おはようベルーーーー」

 

「おはようアリーゼお姉ちゃん。」

 

「「ぴと!!」」

 

2人は朝から抱き付いてアリーゼはベルの頬にキスをする。これは毎回やっているので時に輝夜だったりネーゼだったりと頬にキスされている。

 

ベルはこれが挨拶なのかな?と思いながらもそのキスを受けた後にアリーゼの頬にキスをする。

 

(ふああああああベルにキスしてもらって私幸せかもーーーー)

 

(っとアリーゼは思っているだろうな。ベルもベルで勘違いをしているがアリーゼ達が喜んでいるのを見て嬉しそうな顔をするから何も言えないな。)

 

オーマジオウはアリーゼの顔を見てそう思いながらもベルが嬉しそうなので言わないことにした。

 

朝ごはんを食べた後ベルはアリーゼとアストレアと手をつないで一緒に歩いていた。だがベルの容姿は現在完全に女の子のような格好である。白い髪はポニテールにするなど女の子と間違われてもおかしくない姿である。

 

中にいるオーマジオウはベルは男の子じゃなかったか?と首をかしげていると朱色の髪をした人物が金髪の小さい子を連れてやってきた。

 

「おーアストレアやん!」

 

「あらロキ。」

 

「?」

 

「んんんんん、ぬおおおおおおお可愛いいいいいいいいいいいい!なんやその子は!?アストレア自分、こんなかわいい子を眷族にしたん!?いやー羨ましいわ!!でもうちのアイズたんだって負けてないで!!」

 

ロキと呼ばれた人物は自分が連れている金髪の子を出したがベルは首をかしげながらロキにいう。

 

「あ、あのーーー」

 

「なんや?」

 

「僕、男の子です。」

 

「「え?」」

 

「え?」

 

ベルの言った言葉にアイズとロキは数分間硬直をした後にロキが近づいてじーっと見る。

 

「男の子!?ほんまに君男の子なん?」

 

「は、はい。」

 

「ロキ?そろそろいいかしら?」

 

「す、すまん。ごほん改めて自己紹介をした方がええね?うちの名前はロキや。でこの子はアイズたんって言うんや・・・・・・アイズたん?」

 

「ぽーーーーーーーー」

 

アイズと呼ばれた少女はベルの姿を見て顔を赤くした。アリーゼとアストレア、ロキはまさかと思いベルを近づける。

 

「えっと・・・・・・ベル・クラネルといいます。」

 

「アイズ、アイズ・ヴァレンシュタイン・・・・・・皆からアイズって呼ばれているの。」

 

「僕もベルって呼ばれています。」

 

「ベル・・・・・・うん覚えた。」

 

「ベルたんって言うんやな・・・・・・うーーーんかわいいなーーー男の子なのになんでこんなにかわいいんや?」

 

「でしょ?うちのベルは可愛いんだから。」

 

『それはそれでいいのか?』

 

「なんや?この声は?ベルたんの方から聞こえてきたけど・・・・・・」

 

『失礼した神ロキ、私はオーマジオウと申すもの・・・・・・ベルの中に住んでいるものだ。』

 

「べ、ベルたんの中に!?あーあまり聞かないことにするわ。それでアストレアとアリーゼたん、ベルたんの三人は何をするんや?」

 

「オラリオを案内をしようと思ってね。」

 

「あーそういうことか、ほなうちも一緒に行くで。アイズたんもええやろ?」

 

「うん(ベルと一緒、ベルと一緒)」

 

(またなのか?ベルは女の子とフラグを建てるのが好きなのか!?確かこの間あったアーディという女の子もベルのことをじーっと見ていたのを思いだした。なんでベルはこうも女の子を好きになってしまうのか・・・・・・不思議だな・・・・・・いやベル自体が逆に吸い寄せているのか?恐ろしい子・・・・・・)

 

オーマジオウはこれから先ベルのことを好きになりそうな人物が近づいてくるのかと考えていると頭が痛くなってしまいしゃべらなくなってしまうのであった。




次回 オラリオを案内をしてもらっていると水色の髪をした女の子が手を振りながらやってきた。彼女の名前はアーディ・ヴァルマ、ガネ―ジャ・ファミリアの人物でありベルのことを一目で好きになった子である。

オーマジオウはさらに頭を抑えてしまう。

次回「やっぱりベルは誑しなのか?」

『・・・・・・・・・・・・・・・』

あれれーーー戦闘シーン書いてないやーーーー


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やっぱりベルは誑しなのか?

オーマジオウside

 

オラリオを二人に案内をしてもらう予定だったが、そこに神ロキと眷族のアイズ・ヴァレンシュタインという少女と一緒にオラリオを案内をしてもらっている。

 

現在我々が向かっている場所はヘファイストス・ファミリアという鍛冶屋があるテナントが入っている巨塔の方へと向かおうとしたときに青い髪をした女の子が手を振っている姿を見る。

 

「あ!アリーゼ!アストレアさま!ベルくーーーーん!」

 

「アーディおねーちゃーーん!!」

 

「「ぴと!!」」

 

あーやはりこうなったか・・・・・・アーディ・ヴァルマ、ガネ―ジャ・ファミリアというところの眷族でリューの友達の人物だ。リューの紹介でベルを紹介をした時の彼女はまるで最初にベルを見たアリーゼ達と同じ感じをした。

 

「やっぱりベル君かわいいねーーーー」

 

「あう・・・・・・アーディお姉ちゃん・・・・・・僕男の子なのに・・・・・・」

 

「ふふふふふふ。」

 

・・・・・・やっぱり私はベルをこいつらに託したの間違いだったのか?いやベルが可愛いのは認めよう。だがこいつらの目ショタコンを襲いそうな目をしているもん!いやーオーマジオウさんどうしようか・・・・・・いや真面目な話で・・・・・・ベルは嫌がっている様子がないから何とも言えないけどさ。てかキャラ崩壊しそうだよ。

 

「アーディ仕事はどうしたの?」

 

「今日は休みだからのんびりしようとした時にベル君を見つけたら、それにロキ様とアイズちゃんも一緒なんですね?」

 

「えぇ先ほど一緒になったところなのよ。」

 

「なら私もいいですか?」

 

「ええでーーーそれにしてもアーディたんもそうやけどアリーゼたんもそんな大きなもの持って羨ましいなーーーベルたんはどの子がええん?」

 

「ほえ?」

 

ロキ殿!?何ベルに聞いているのだ!?てかアリーゼにアーディよ・・・・・・なぜ目を光らせているのだ?てかアイズは頬を膨らませているのは何故に・・・・・・

 

「ぼ、僕・・・・・・一人なんて選べません・・・・・・だってみんな大好きだから!!」

 

「「「「「がは!!」」」」」

 

「アストレアさま!?ロキさま!?アリーゼお姉ちゃん!?アーディお姉ちゃん!?アイズさん!?」

 

『・・・・・・ベルの言葉に全員が倒れてしまったか。この惨状どうするのだ・・・・・・』

 

私はベルの中で頭を抑えながら彼女達が起きるのを待っていた。数分後アストレア達が回復をしてベルはアーディと手をつないで一緒に歩いている。ベルは嬉しそうに歩いているので私は文句を言うことはない。ちなみに彼女も私が中にいるのを知っている人物の一人である。

 

「それじゃあベル君、昨日はダンジョンデビューをしたんだ。」

 

「うん!」

 

「7歳なのにねーーでもアイズちゃんが9歳でダンジョンに入っているから一緒かな?リオンが一緒だったんだよね。」

 

「うんリューお姉ちゃんが一緒だったからそれにオーマジオウさんが力を貸してくれたから平気だよ!」

 

『まぁまだまだ改善するところはあるが・・・・・・良くやったと言っておくよ。』

 

「えへへへ・・・・・・」

 

ベルは褒められたのが嬉しかったのか笑顔になっているので後ろから彼のことを見ている3人はうんうんと首を縦に振っている。アイズに関してはいいなーという目で見ているが気のせいだろうか。

 

まぁベルのことを思っている者たちがいる限りは大丈夫だろうな。

 

オーマジオウside終了

 

それから6人はオラリオを周りながらガネ―ジャ・ファミリアの門を見てベルが上を見ながらうわーと言ったり、ロキの案内でロキ・ファミリアの中を案内をしてもらったりして団長であるフィンや副団長のリヴェリアなどにも挨拶をした。

 

「始めましてアストレア・ファミリアのベル・クラネルといいます!」

 

「元気がいいね。僕はロキ・ファミリア団長を務めている「フィン・ディムナ」だよろしくねベル。」

 

「私はリヴェリア・リヨス・アールヴだ。よろしくなベル。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベルはリヴェリアを見てから涙がぽろぽろと流したのを見て彼女はオロオロする。

 

「ど、どうしたんだ?」

 

「ふえええええおかあさああああん。」

 

そのまま泣きながらリヴェリアに抱き付いた。彼女自身も驚いたがベルはこう見えて7歳の子どもである。彼女はベルの頭を撫でながらよしよしと優しく声をかける。

 

やがて落ち着いたのかベルはリヴェリアに謝る。

 

「ごめんなさいリヴェリアさん。」

 

「気にしないでくれ・・・・・・」

 

彼女はベルに近づいて耳元で囁いた。彼は目を見開いたがいいのといったのでリヴェリアは首を縦に振る。

 

ベルは笑顔で喜んだあとロキ・ファミリアのホームを後にして鼻歌を歌いながら歩いている。

 

「どうしたのベル何かうれしそうね?」

 

「えへへへへへへ。」

 

「お姉ちゃんにも教えてーーーー」

 

「内緒。」

 

オーマジオウはベルの体内でリヴェリアがささやいた言葉を聞いていた。

 

『二人きりの時に会った時は私のことをお母さんと呼んでもいい。』

 

(ふーむ確か彼女はハイエルフだとリューが言っていた気がするが・・・・・・ショタコンってわけじゃないな。まぁアイズって子がいるからリヴェリアにとってはベルは息子のような存在か。それにしてもベルはロキ・ファミリア、そしてアーディに気にいられるなど不思議な子だな・・・・・・なんだ?誰かがベルを見ている気がするが気のせいか・・・・・・)

 

彼は辺りを見ているがベルをどこで見ているのかわからない。一瞬だけだったので見つけることができなかったがもしベルに何かをする気だったら容赦はしないと決意をする。

 

アーディと別れてホームへと戻ってきた3人、ベルはリューに模擬戦をしてもらうために裏庭に来ていた。

 

「それではベル始めますよ?」

 

「オーマジオウさん!」

 

『うむ。』

 

ベルの腰にジクウドライバーが装備されて右手にジオウライドウォッチが現れる。ライドウォッチのリングパーツを動かした後上部のボタンを押す。

 

【ジオウ】

 

ジクウドライバーの右側にセットをして上部のロックボタンを解除をして反時計回りにまわす。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

ジオウに変身をしたベルに対してリューは二刀流の武器を構える。ベルもジカンギレ―ドをとりだしてお互いに構えている。

 

先に動いたのはリューだ。彼女が振り下ろす武器をベルはジカンギレ―ドで受け止めるがリューはその間に後ろへと飛びベルのボディにダメージを与える。

 

「うわ!」

 

ジオウのボディとは言えレベル4の攻撃は痛い、ベルは起き上がり再び接近をして剣を振り下ろすがリューに簡単に受け止められてしまう。そのままはじかれて後ろの方へと倒れる。

 

「あうん・・・・・・」

 

「やはりまだ対人戦には慣れていませんね。」

 

『その通りだな。当面はこのように模擬戦をした方がいいな・・・・・・リューお願いをする。』

 

「えぇ、アリーゼにやらせたら多分私以上に力がありますから・・・・・・私か輝夜が相手をしますね。」

 

「うーーーー負けちゃった。」

 

「ベル、あなたはジオウの力を慢心をしています。それではいけませんよ?」

 

「・・・・・・うん、リューお姉ちゃんありがとう。」

 

「いいえ、あなたは私達にとって大事な・・・・・・」

 

「大事な?」

 

「ふふさぁまずは汗を流しましょう。」

 

「リューお姉ちゃんと一緒に入りたいなーーーー」

 

「・・・・・・今日だけですよ。」

 

「わーーい(*´▽`*)」

 

ジオウの姿のまま喜んでいるのでリューとオーマジオウはほっこりとしていたがベルはライドウォッチを外してオーマジオウが力で消すとリューと手をつないでお風呂場の方へと歩くのであった。

 

そのあとにアリーゼがリオンだけずるいというのは後のお話である。




次回 それから数日後、ベルはダンジョンにやってきていた。今回はネーゼとマリュー、イスカの三人がついているのでオーマジオウはアーマータイムの使用を許可を出すことにした。

「「「アーマータイム?」」」

次回「アーマータイム!!」


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アーマータイム

次の日、ベルはダンジョンにやってきた。だが今回ベルと一緒に来ているのはリューではなくネーゼ、マリュー、イスカの三人だ。

 

「わーいベル君と一緒だ!」

 

「僕もお姉ちゃんたちと一緒でうれしいです!」

 

「さーて頑張ろう!」

 

「「「おーーーーー!!」」」

 

四人で手をあげてベルはジカンギレ―ドを装備をして現れたゴブリンを切っていく。ジクウドライバーは装着をしていないがそれでも鍛えているためゴブリンなどのスピードをベルは見切ることができる。

 

ネーゼ達もベルに負けないようにモンスターを次々に撃破していきベルの場所は6階層に到達をすると腰にジクウドライバーが装着されたのを見てベルはジオウライドウォッチを起動させてベルトにセットして360度回転させる。

 

「変身!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

ベルはジオウに変身をした姿を三人はまじまじと見ているとベルは仮面の奥で顔を真っ赤にしている。

 

「あ、あのお姉ちゃんたち恥ずかしいよ・・・・・・」

 

「いやージオウの姿始めて見たからさ。」

 

『さてベル、6階層に到達をしたってことでお前のレベルを解除をするとしよう。』

 

両腕に装備されているウォッチホルダーが光りだすとライドウォッチの色が変わったので全員が驚いている。

 

「ジオウ・・・・・・じゃない?」

 

『それこそ歴代の仮面ライダーの力が入っているライドウォッチだ。ジオウの隠された力・・・・・・アーマータイムだ。』

 

「「「「アーマータイム?」」」」

 

すると前方からウォーシャドウが現れてベルは左手に装着されているウォッチを外してリングパーツを動かして上部のボタンを押す。

 

【ビルド】

 

「えっとえっと・・・・・・」

 

『それを空いている左側にセットをして変身と同じ手順でまわすんだ。』

 

言われたとおりに左側にビルドライドウォッチをセットをして360度回転させる。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!】

 

「うわ!?何か出てきた!!」

 

「人型?」

 

ベルは驚いているとパーツが分離をされてジオウに装着されて行く。

 

【ベストマッチ!ビ・ル・ドー!】

 

「「「("゚д゚)ポカーン」」」

 

「変わった!?」

 

『これこそ仮面ライダージオウ ビルドアーマーだ。』

 

「よし!」

 

ベルはダッシュをして右手に装備されているドリルクラッシャークラッシャーを使いウォーシャドウを突き刺していく。そのまま地面を踏むとラビットの能力が発動されてジャンプをして蹴りを連続で入れて撃破した。

 

着地をした後にまだ来るのでどうしたらいいのかと思っているとオーマジオウが声をかける。

 

『ベル、必殺技だ・・・・・・ジオウライドウォッチとビルドライドウォッチの上部ボタンを押した後に変身と同じ手順で発動をする。』

 

「はい!」

 

【フィニッシュタイム!ビルド!ボルティックタイムブレーク!!】

 

「お姉ちゃんたち離れて!!」

 

ベルの声を聞いて3人は横にずれるとグラフが発生をしてウォーシャドウの動きを止めるとそのグラフを滑るようにドリルクラッシャークラッシャーでウォーシャドウたちを撃破して着地をした。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

「すごーい!すごいすごい!」

 

「あぁすごいなベル!」

 

「えへへへへへへへ・・・・・・」

 

姉たちに褒められてベルは照れておりほかのライドウォッチも使ってみたいなとビルドライドウォッチを外して別のライドウォッチを起動させる。

 

【エグゼイド】

 

ジクウドライバーの左側にセットをした後にロックを解除をして反時計回りにまわす。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!レベルアップ!エ・グ・ゼ・イー・ド!】

 

ビルドアーマーが分離されてエグゼイドアーマーが装着されて姿が変わる。仮面ライダージオウエグゼイドアーマーである。

 

「こっちは両手に装着される武器なんだね。」

 

ガシャコンブレイカーブレイカーで現れたウォーシャドウに突撃をして殴るとHITという文字が発生をして後ろの方へと下がりネーゼ達が攻撃をして撃破するとチョコブロックを壊してアイテムが現れる。

 

「なんだろうこれ?」

 

『エナジーアイテムというものだ。それを取ってみるといい。』

 

「うん!」

 

高速化!

 

「うわあああああああああああああああ!!」

 

突然としてスピードが上がったのでベルは驚いてウォーシャドウに突撃をして激突をした。全員がベルのスピードが突然上がってウォーシャドウに激突をして後ろにこけたのを見て唖然としていた。

 

「いたたたたたた・・・・・・」

 

ウォーシャドウはベルに攻撃をしてきたが右手のガシャコンブレイカーブレイカーでガードをして左手のガシャコンブレイカーブレイカーで殴り吹き飛ばす。

 

「これで決める!!」

 

【フィニッシュタイム!エグゼイド!クリティカルタイムブレーク!】

 

地面にガシャコンブレイカーブレイカーで叩いてウォーシャドウたちが空中に浮かんだあとにベル自身も飛びあがりライダーキックを決めてウォーシャドウたちを撃破した。着地をした後にウォーシャドウ達は爆散をして魔石などが落ちてきた。

 

「わっと!」

 

マリューが落ちてきた魔石を回収をするとベルは彼女達のところへと戻ったが膝をついた。

 

「あ、あれ・・・・・・」

 

『やはり連続でアーマータイムを使うにはベルの体力などが足りないか・・・・・・』

 

ベルはウォッチを外すとジクウドライバーなどが消失をしてベルは眠そうになっていた。イスカはベルを自分の背中に乗せてマリューとネーゼが敵を引き受けることにした。

 

『ならこれらを使おう。マリューこれを使え。』

 

「スイカ?」

 

【スイカ―アームズ!コダマ!】

 

「「「変形をした!?」」」

 

『コダマスイカライドウォッチだ。アーマータイムなどできないが・・・・・・戦力的にはいいとおもうぞ?』

 

3人はベルを抱えて地上の方へと戻る。途中で襲い掛かってきたモンスターはコダマスイカアームズが指部からマシンガンを放ち撃破していくのですごいなこれとネーゼは呟いて二人も同じように首を縦に振る。

 

地上に戻るとコダマスイカライドウォッチが解除されて消失をする。3人は換金をした後にホームへと帰還をした。

 

なおベルは( ˘ω˘)スヤァとイスカの背中で寝ていたのであった。




次回 ベルは目を覚ました。アーマータイムを二回使ってそのまま体力がなくなって寝てしまったのだと・・・・・・オーマジオウに話を聞いたベルは体力をつけるために筋トレをした方がいいのかなと考えているとアストレアが目を覚ましたベルを見てホッとしていた。

次回「目を覚ましたベル。」


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目を覚ましたベル

「・・・・・・うにゅ?」

 

ベルは目を覚ますと自分の部屋のベットの上で起きたので彼はどうしてベットで寝ているのかなと思っているとオーマジオウの声が聞こえてきた。

 

『目を覚ましたかベル。』

 

「オーマジオウさん?なんで僕、自分の部屋のベットで寝ているの?確かダンジョンで・・・・・・」

 

『そうお前はアーマータイムを二回使った後に眠ってしまったんだ。体力がなくなったのと眠気が来てしまったのだろう。(まぁネーゼ達はベルの寝顔を見ることができたから満足をしているだろうな。)』

 

ホームへと帰ってきた三人と一匹の兎のような少年の寝ている顔を見てアリーゼ達はほっこりとしていた。やがてベルの部屋の扉が開いて入ってきたのはアストレアだった。

 

「ベル・・・・・・」

 

「アストレア様・・・・・・」

 

「良かったわ。あなたが眠ってしまったと聞いて慌ててしまったわ。」

 

「ごめんなさいアストレアさま、アーマータイムができたのが嬉しくて・・・・・・自分の体力のこと考えていませんでした。」

 

「仕方がないわ。あなただって男の子だものね?でもねベル・・・・・・あなたが倒れてしまったのを聞いて慌てて心配をする人がいるのを忘れては駄目よ。」

 

「はい・・・・・・ごめんなさい。」

 

ベルは涙目になりアストレアに謝り、彼女はベルを抱きしめたそしてベルも抱きしめ返す。その様子を見ていたオーマジオウは女神の選択を間違えてなかったなと思いしゃべらないで首を縦に振る。

 

現在ビルド、エグゼイドのライドウォッチを出していた。ほかのライドウォッチを使うのは明日からでもいいだろうと・・・・・・まずは疲れている体を休めるためにアストレアと共にお風呂場へと行く。

 

「「ふぅ・・・・・・・・・」」

 

「アストレアさま。」

 

「何かしらベル?」

 

「どうしてお風呂は気持ちがいいのでしょうか?」

 

「そうねーーー体の疲れとかがとれるからじゃないかしら?」

 

「そうですね。」

 

ベルは現在一人で入ることはない、別に一人で入るのは怖くないが・・・・・・アリーゼ達がいつも一緒に入ろうというので彼自身も一緒に入るのは嬉しいので一緒に入っているがオーマジオウは成長をしたベルが未来の予想で13歳になっても一緒に入っていそうな未来が来る気がしてたまらない。

 

(あいつらベルを一人で入らせることはないだろうな、あいつらベルが13歳になってもアリーゼや神アストレアと一緒に入る未来が見えてきたわ。回避することは不可能だなこれ・・・・・・)

 

彼はその未来を先に見えてしまったためショタコンが治っていないなと思いながらお風呂に入るベルには明日はどのライドウォッチを使わせようかなと考える。お風呂から上がったベルはアストレアと共に眷族の皆がいるリビングに入る。仕事を終えて皆でご飯の準備をしており輝夜はベルに気づいて近づいてそのまま自分が先に座った上にベルを座らせる。

 

「あ、あれ?輝夜お姉ちゃんどうして僕、輝夜お姉ちゃんの膝の上に座っているの?」

 

「いいではないか、アリーゼやリオンなどはお前にかまっているが・・・・・・私だってお前を構いたいんだ。」

 

「うにゅ・・・・・・」

 

頭をなでなでされたのでベルは変な声が出てしまい、その様子を見ていたアストレアや眷族たち(ライラを除く)は可愛いと思う。

 

「そういえばベル、お前ジオウの新たな力を使ったって聞いたけどよ。」

 

「はい!アーマータイムというアーマーを装着を許可を得ました!!」

 

「「「アーマーを装着?」」」

 

「私達も最初見た時は驚いたよね?」

 

「うん、いきなりパーツが現れてベルに装着されていくのを見て驚いたわよ。」

 

「へぇーーベルにアーマーがねーーーまだまだありそうね。」

 

「んくんく」

 

ベルは輝夜に食べさせてもらいながらご飯を食べていた。するとベルの左手が突然として光だしたので全員が目を閉じた。光が収まるとベルの左手にライドウォッチホルダーが装着されていた。

 

「これは・・・・・・ライドウォッチか?」

 

『そうだ、ジクウドライバーの方は私が出すが・・・・・・私が全部出していたら時間がかかってしまう。そのライドウォッチホルダーにジオウライドウォッチとタカウォッチロイドを装着させておく。』

 

ベルは左手にライドウォッチなどが装着されたのを見て笑顔になる。ベル自身がジオウの力を悪いことに使わないのをオーマジオウは知っているためライドウォッチホルダーとジオウライドウォッチとサーチなどを使えるタカウォッチロイドをホルダーにセットをしたのを託したのだ。

 

ご飯を食べ終わった後ベルは自分の部屋に戻りライドウォッチホルダーを外してから目を閉じる。

 

「お休みなさいオーマジオウさん。」

 

『お休みベル・・・・・・』

 

ベルは目を閉じてオーマジオウもベルが寝た後に部屋の外を見ていた。

 

『・・・・・・私は別の世界で過ごしているのだなと感じるな。若き私が別の未来を進んだことで私という存在はなくなったも当然・・・・・・だがこうして私は生きているのもベルのおかげだ。そしてベルには私の力を使える。それがどういう意味か・・・・・・私にもわからないことだな。ベルには私ができなかった最高最善の魔王になることを祈るとしよう。』

 

彼はベルの中で呟きながら自分ができなかった最高最善の魔王を目指してもらいたいなと思いつつ彼の力になろうと・・・・・・改めて決意をするのであった。




次回 ベルは朝早く起きて走りこみをすることにした。体力をつけることでアーマータイムをする時間を増やそうとする。

彼はオラリオを一人で走って体力を付けようとした。だが突然として彼は頭を叩かれて気絶をしてしまう。

オーマジオウはいきなりことだったので油断をしてしまい左手のタカライドウォッチを起動させてアストレアファミリアに連絡をするように指示を出して飛び経つ。

次回「兎 誘拐される」


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誘拐された兎

ベルside

 

皆さんこんにちは、ベル・クラネル7歳です。さて皆さんに問題です現在僕は何をしているのか?

 

「へっへっへまさかこんなかわいい子を捕まえることができるなんて思ってもいなかったぜ。」

 

「まじそれな!」

 

誘拐されました・・・・・・どうしてこうなったのかといいますと僕はアーマータイムを使いこなす為にオーマジオウさんから仮面ライダーの歴史を聞きながら朝の走りこみをしていたのですけど・・・・・・突然頭に痛みが走り倒れてしまったんです。

 

そして次に目を覚ましたら変な男の人達に縄で捕まってしまいました。やばい・・・・・・どうしようオーマジオウさん。

 

(落ち着けベル、ここでジオウの力を使うわけにはいかない・・・・・・タカライドウォッチを使ってアリーゼ達をベルのところに連れていくように指示をしている。大丈夫だ心配するな。)

 

そうだね、お姉ちゃんたちがきっと必ず助けてくれるのを僕は信じて待つよ。でもあの人達さっきから僕を見てはじゅるりとよだれを垂らしているけど・・・・・・僕食べられたりしないようね。

 

おねえちゃあああああああん!早く助けに来てえええええええええええええええええええええええええええ!

 

ベルside終了

 

一方でアストレア・ファミリアの方では全員が武器を準備をしてまるでどこかに戦いに行こうとする格好をしていた。

 

「・・・さて皆準備はいいかしら?」

 

「「「「準備はいいよ団長」」」」

 

「OKOK、ライラ・・・アストレアさまを頼んだわよ?」

 

「・・・・・・なぁアリーゼ。」

 

「何よ。」

 

「兎がさらわれたからって全員で行く必要あるのか!?てかどれだけ犯人をぶちのめす気だよ!!」

 

その通りである。タカライドウォッチからベルが捕まっている様子を見た瞬間アリーゼ達は自分たちが使用をしている武器を持ちだして襲撃をする準備をしていた。その様子をライラは見ていたが全員で行く必要あるのかと見ていたがアリーゼ達の目に光がなかった。

 

「何を言っているの?ベルをさらったやつらを叩いておかないとまたベルがさらわれるじゃない・・・・・・ダカラココデネ?サァイクワヨ。」

 

アリーゼの後をメンバーたちがついていきアストレアとライラは犯人に同情をするがさらったのが自分たちの大事な眷族と弟分なので全員で開けるわけにはいかなかったので残ることにした。

 

一方で捕まっているベルはどうしようと考えていた。ジオウの力を使えば犯人を叩きのめすことはできる。

 

だがジオウの力をそう簡単に使ってもいいのだろうかと考える自分がいる。オーマジオウが言っていた。

 

『仮面ライダーとは人々を守るためにその力を使うんだ。自分個人のためにライダーの力を使ったライダーはいたりいなかったりだが・・・・・・基本的に人々のために戦うものが多かった。皆の笑顔を守るために戦うライダー、皆の場所を守るために戦うライダー、ライダー同士の戦いを止めようとしたライダー、夢を守るために戦うライダーなど仮面ライダーには様々なライダーがいるんだ。ベル・・・・・・仮面ライダーの力をどう使うのかはお前次第だ。』

 

だからこそ彼はここで捕まっている状態でいた。仮面ライダーの力を使わないで姉たちが来てくれることを信じて・・・・・・

 

「よーし早速この子をぐへへへへへへ・・・・・・」

 

犯人はベルに近づこうとしたときに扉が壊れて犯人たちは見るとベルに襲い掛かろうとした男の顔面に蹴りが命中をして吹き飛ばされる。

 

「ぐるるるるるるるる・・・・・・」

 

「ね、ネーゼお姉ちゃん!!」

 

ネーゼが犯人に蹴りを入れた後手などが自由になったので見ると輝夜が持っている剣でベルの縄を切ったのだ。

 

「ベル大丈夫か?」

 

「輝夜お姉ちゃんたち来てくれたんだね!!」

 

「えぇ!さーてあなたたち?どこの子をさらったのかわかってやったのかしらねーーーー」

 

アリーゼは笑顔だが後ろから黒い炎を出しているかのような雰囲気を出しながら犯人たちの方へと向かっている。

 

「あ、アストレア・ファミリア!?」

 

「なああああああああああああああああ!!」

 

「「「「サァ覚悟ハデキテイルデショウカ?」」」」

 

「「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」」

 

数分後犯人たちはアストレア・ファミリアによってフルボッコしてからガネ―ジャ・ファミリアにつきだした。

 

受け取ったガネ―ジャ・ファミリア団長「シャクティ・ヴァルマ」はなぜ犯人がフルボッコにされているのか理由を聞くと一言。

 

「「「「私達の大事な子をさらったから」」」」

 

「へぇーベル君をさらったんだーーーーー」

 

アーディの目から光が消えたのを見てシャクティは妹がアリーゼ達と同じようになってしまう運命が見えてしまったのか頭を抑えていた。

 

一方でべルはさらわれて疲れたのか夢の中でオーマジオウのライダー講座を聞いていた。アーマータイムを使うために仮面ライダー達の歴史や技、戦い方などを教えているところである。

 

一応ベルはオーマジオウとの訓練で仮面ライダーと模擬戦をしたことがある。だがそのライダーの歴史の知識などは知らない。

 

精神世界の中でベルはオーマジオウと話をしていた。

 

『というわけだ。ベル・・・・・・仮面ライダーはそれぞれフォームチェンジをすることで戦い方を変えることができる。』

 

「じゃあジオウが使うアーマータイムは仮面ライダーでいうフォームチェンジみたいな感じですね。」

 

『そういうことだ。(いずれグランドジオウになったときにそのライダーの力と技などが使えるが・・・・・・今は黙っておこう。)だがベルよく仮面ライダーの力を使わなかったな。』

 

「だってお姉ちゃんたちが助けてくれると思っていたからそれに・・・・・・この力を人に向けては駄目なんだよね。なら僕はこの力を人には向けない・・・・・・でももしそれで僕に襲い掛かるって言うなら僕は・・・・・・使う。」

 

(今はその答えだけでもいいとしようか。7歳なのにベルは強いな・・・・・・姉たちを信じて待つという精神を持っている。)

 

精神世界で両手を組みながらベルのこれからのことを考えながらライドウォッチを使う為に訓練だなと・・・・・・




次回 ベルはアリーゼや輝夜達と共にダンジョンに入った。ベルはジオウに変身をしてジカンギレ―ドで魔物たちを切っていきオーマジオウが新たに出したライドウォッチを使用をする。

次回「フルスロットルに行こう」

・・・・・・あれ?これタグにヤンデレ付けたほうがいいのだろうか?


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フルスロットルで行こう

ベルが犯人たちに連れ去られた事件から数日が経ち、ベルはアリーゼや輝夜達と一緒にダンジョンの中にいた。ジカンギレ―ドをジュウモードにしてアリーゼ達に当たらないように発砲をしてモンスターたちを倒していた。

 

「ベルが使っているえっと・・・・・・」

 

「ジカンギレ―ドだよお姉ちゃん。」

 

「そうそうそれ、銃?ってものになったり剣になったりできるから便利ね。」

 

アリーゼはベルが持っているジカンギレ―ドを見ながらベルはモードをケン状態にして襲い掛かる魔物たちを切っていきアストレア・ファミリアは降りて7階層にやってきた。

 

ジクウドライバーが現れたのでベルは左手のライドウォッチホルダーからジオウライドウォッチを外してリングパーツを動かして上部のボタンを押す。

 

【ジオウ】

 

右側にセットをして上部のロックボタンを解除をして360度回転させた。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

仮面ライダージオウに変身をしてモンスターたちが現れた。

 

「気を付けてベル!あいつらはキラーアントといって堅い装甲を持っています!」

 

『ならベル、ここはスピードでかく乱をするといいさ。』

 

「スピードで?」

 

右側のライドウォッチホルダーが光りだしてそれを外してリングパーツを動かして上部のボタンを押した。

 

【ドライブ】

 

そのままジクウドライバーの左側にセットをして先ほどの変身と同じ手順をしてまわす。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!ドライブ!ドライブ!】

 

ジオウの前でアーマーが現れてジオウの体にボディに装着されて行き仮面のところのにドライブと書かれた。初めてベルのアーマータイムを見たメンバーは唖然とした。

 

『やはりアーマータイムを見慣れないと驚かれるなベル。』

 

「ひとっ走り付き合ってもらうよ」

 

ジカンギレ―ドを装備をして高速で移動をしてキラーアントを切りつけた。キラーアントは気づいたら頸が切断されてたのに気づいたのは首が落とされてからでありそのまま絶命をした。

 

「これがドライブアーマーの力なの?」

 

『そうだ、ドライブのタイプスピードはスピードをあげることで高速で移動をすることができる。その力を具現化したのがドライブアーマーだ。』

 

「ならこの両手のは?」

 

両手を前につきだすとシフトスピード型のエネルギーが飛んで行きキラーアントが吹き飛ばした後アリーゼ達がキラーアントを切り裂く。

 

ベルはライドウォッチの上部ボタンを押す。

 

【フィニッシュタイム!ドライブ!フルスロットルタイムブレーク!】

 

「はあああああ・・・・・・」

 

するとジオウの周りに車型が現れてそのままキラーアント達の周りを飛んで蹴りを入れていき最後の蹴りが命中をして爆散をする。

 

「「「「ちょっとまてえええええええええええええ!!」」」」

 

「ふぇ!?」

 

「何今の!?てか何かいたわよね!!」

 

「あぁ!しかもベルが突然として浮いたと思ったら連続でキラーアントを蹴っていくわ!その後にいなかったかのように消えているし!」

 

『あれはトライドロンという車のエネルギー型を利用をして蹴りを入れるスピードドロップという技をベースにした攻撃だ。』

 

「「「「てか車って何!?」」」」

 

『この世界に車というものはないのだな。ベル左手に装備をしてるバイクライドウォッチを外して投げてみるんだ。』

 

ベルは言われたとおりに投げるとバイクライドウォッチが変形をしてライドストライカーに変形をしてアリーゼ達はさらに驚いている。

 

「「「「なによこれえええええええええええええええええええええええええええええええ!!」」」」

 

『ライドストライカーと呼ばれるバイクだ。・・・・・・うーんまさかこの世界ではバイクや車などは存在しないのか・・・・・・そういえばベルがオラリオに来る時も馬車だったな・・・・・・ふーーーむ。』

 

オーマジオウはこの世界がかなり古い時代の歴史なのかと考えていたが獣人に小人族にエルフやドワーフなどいる世界なのでバイクや車がないのが当たり前かと考えている中アリーゼ達は始めて見たライドストライカーを目を光らせながら触ったりしておりベルも気になっているのかライドストライカーを見ていた。

 

「本当・・・・・・不思議なものばかりね・・・・・・これ動くの?」

 

『あぁベル乗ってみるといい。』

 

「いいの?」

 

『あぁジオウに変身をしたら身長などは160㎝にまで成長をしているからな。ライドストライカーを動かすことができるが・・・・・・この場所では狭すぎるな。とりあえずライドストライカーを元のバイクライドウォッチに戻すとしよう。』

 

ベルは仮面の奥で頬を膨らませながらライドストライカーがバイクライドウォッチに戻ってライドウォッチホルダーに装着させてダンジョンから戻ることにした。ドライブアーマーを装着をしたままのためジカンギレ―ドをベルは見ていた。

 

「ねぇオーマジオウさん。」

 

『なんだ?』

 

「このジカンギレ―ドのくぼみにライドウォッチってつけれるよね?」

 

『気づいたようだな。その通りだベル・・・・・・ケンモードとジュウモードによってウォッチを装着をすることで必殺技が放つことができるのだ。』

 

「へぇーだったら。」

 

ベルはドライブライドウォッチを外してジカンギレ―ドにセットをする。

 

【フィニッシュタイム!ドライブ!ギリギリスラッシュ!】

 

「はあああああああああ!!」

 

ベルは回転をしてウォーシャドウたちを切りつけていく。ウォーシャドウたちは倒したがベルは回転を続けてそのまま倒れてしまう。

 

「ベル!?」

 

「大丈夫か!!」

 

「め、目が回るよーーーーーー」

 

『やれやれ・・・・・・あれだけ回転をすれば目をまわすのは当たり前だ。自分で止まらないとダメだからなベル。』

 

「は、はーーーい」

 

ベルはなんとか起き上がり上につくので変身を解除をしようとしたが誰かの声が聞こえてきたのでドライブアーマーが解除していたので普通の状態に戻るが走りだした。

 

「ベル!!」

 

アリーゼ達はベルの後についていこうとしたがジオウの姿に変身をしているベルのスピードが速くて追いつかない。

 

「ってか早くないか!?」

 

「ちょ!!」

 

一方4階層で襲われている一人の女の子の冒険者、リザード達に襲われていた。武器なども破損をしており彼女は目を閉じてしまう。

 

【フィニッシュタイム!タイムブレーク!!】

 

「であああああああああああああああ!!」

 

音と共にリザード達が吹き飛ばされて撃破された。女性の冒険者は助けてくれた人を見て話しかける。

 

「あ、あなたは・・・・・・」

 

「ぼ・・・じゃなかった。俺は仮面ライダージオウ!!大丈夫?」

 

「は、はい!!」

 

ベルは冒険者の人が無事なのを確認をするがフロッグシューターやリザードが現れてベルは逃げるように言い女の冒険者は上の方へと逃げる。

 

「オーマジオウさん・・・・・・僕はこの選択に後悔はしていません。」

 

『誰が攻めるものか、お前は人を助けるために動いた。仮面ライダーとして当然のことをしただけだ。』

 

「ありがとうございます。」

 

ベルはライドウォッチを外してリングパーツを動かして上部スイッチを押す。

 

【フォーゼ!】

 

そのままジクウドライバーの左側にセットをして上部ロックボタンを外して回転させる。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!3・2・1 フォーゼ!】

 

丁度アリーゼ達もベルに追いついてロケット型のアーマーがベルに装着される姿を見た。

 

「宇宙きたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

「「「宇宙?」」」

 

「タイマン張らせてもらうぜ・・・・・・タイマンってなんだろう?まぁいいか!」

 

両手のブースターモジュールが起動をしてベルは空中に浮かんでリザード達に体当たりをして粉砕をしていく。フロッグシューター達はベロをベルに向かって放つが素早く飛んで交わしていき着地をした後に両手のブースターモジュールを飛ばしてフロッグシューター達に命中をして爆発させた。

 

「これで決める!」

 

フォーゼライドウォッチをジカンギレ―ドジュウモード形態の窪みにセットをして構える。

 

【フィニッシュタイム!フォーゼ!スレスレシューティング!】

 

「えい!」

 

トリガーを引いてブースターモジュール型のエネルギーが飛んで行き残っていたリザード達に命中をして撃破した。辺りにモンスターがいないことを確認をしたベルはライドウォッチを外して変身を解除をする。

 

7歳の身長に戻ったベル、アリーゼ達は彼の元へと行き抱きしめる。

 

「ほえ?」

 

「大丈夫ベル!怪我とかしていない!?」

 

「大丈夫だよお姉ちゃん、怪我とかしていないけど・・・・・・」

 

「けど?」

 

「く、苦しい・・・・・・」

 

ベルはレベル1に対してアリーゼはレベル4だ。ジオウの姿ならまだ良かったが・・・・・・現在のベルは変身を解除をしているためアリーゼの抱きしめる力が強かったのだ。後は彼女の14歳とは思えないものがベルに当たっており彼は顔を赤くしている。

 

とりあえずベルは仮面ライダーとして人を助ける行為はいいことだがそれで自分が死んだらどうするのかとアリーゼ達に言われた。

 

それでもベルはアリーゼ達にいった。

 

「それでも僕は、仮面ライダーとして困っている人がいたらお姉ちゃんたちのように助けたい。僕だって・・・・・・アストレア・ファミリアの一員だもん。」

 

「ベル・・・・・・」

 

全員で上がりホームへと戻ったベルはアストレアにステータスを更新をすることにした。

 

「・・・・・・スキルが増えている!?」

 

ベル・クラネル

所属派閥 アストレア・ファミリア

Lv.1

力:ERROR

耐久:ERROR

器用:ERROR

敏捷:ERROR

魔力:ERROR

 

スキル

 

ジクウドライバー ジオウ ???? ??????? ??????に変身をする

 

家族一途 自分の関係ある人を思うほど強くなる

 

魔王のカリスマ 相手に対して威圧を与える。レベルなど関係なしに可能

 

「ふふふふ本当にベルはアリーゼ達のことを好きね?」

 

「にゃあああああああああああああああ・・・・・・・・・・・・」

 

ベルは新しい魔王のカリスマというのともう一つ家族一途というのを見て顔を真っ赤にしている。どうみてもアリーゼ達のことを思っていることがスキルとして出ているので顔を赤くしている。

 

「そしてもう一つのスキルどうみてもオーマジオウの影響が出ているわね?」

 

『・・・・・・ノーコメント』

 

まさか魔王のカリスマという威圧のがスキルとして出てきているのでオーマジオウ自体も恥ずかしいのかノーコメントといい言葉を閉じた。

 

アストレアはふふと笑いながらベルも男の子だもんねといい一緒に寝ることにした。




次回 ベルは噴水の前のベンチに座っていると銀色の髪をした美しい女性が後ろの大きな人を連れて話しかけてきた。

次回「美の女神」

いったいその人なんだろうなーーーーー


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美の女神

ステータス更新をして新たなスキルが現れてベルは見せるとアリーゼ達はスキルのを見て抱きしめて頬にキスをすることを続けてベル自身も顔を赤くしながらも姉たちの頬にキスをした次の日、ベルはオラリオの噴水のベンチに座っていた。

 

今日はダンジョンには入らずにボーっとすることにしたのでベンチに座っていると銀色の髪をした女性と身長が大きな男性が現れてベルに話しかける。

 

「こんにちは坊や。」

 

「こんにちは綺麗なお姉さん。」

 

「あら可愛いことを言うわね、お隣いいかしら?」

 

「いいよーーーー」

 

ベルはどうぞといって彼女を座らせて話をしていた。その間大きな人は彼女を見ているがベルから強大な力を彼自身は感じていた。

 

「それにしても可愛いわねあなた、男の子なのにふふ。」

 

「むーーー僕男の子だもん!」

 

彼女はベルの頭を撫でながら笑っていた。オーマジオウは彼女から何かを感じてはじかせようとしたがベル自身が効いていないのか彼女は驚いていた。だけど気にせずに話をするベルに彼女自身も頭を撫でながら聞いていた。

 

それから数分話をした後に女の人は立ちあがりベルも立ちあがる。

 

「お話をありがとうね。そういえば名前を言っていなかったわね。私の名前はフレイヤよ。」

 

「ベル、ベル・クラネルです!!」

 

「そうベル・・・・・・いい名前ね。ふふふまた会いましょベル。」

 

フレイヤは大きな男の人を連れて去っていった後に彼はボーっと座っていると金髪の女の子がダンジョンから出てきてベルを見つけると走っていく。

 

「ベル」

 

「うにゅ?」

 

ベルは声をした方を見るとこの間出会った少女「アイズ・ヴァレンシュタイン」が目の前に立っていた。彼女は全速で走ってきたのかぜぇぜぇと行を整えていた。

 

「アイズさん。」

 

「ベル、ここで何をしているの?」

 

「今日はダンジョンにはいかないでここでボーっとしていました。たまには体を休めることも冒険者と思っています。」

 

「そうなんだ・・・・・・」

 

「アイズさんはダンジョンに?」

 

「うん、今日もモンスターと戦ってきたの。」

 

「・・・・・・僕は一人じゃダンジョンに入ったらいけないといわれて入れないんです。」

 

「そうなの?」

 

「お姉ちゃんたちが『いいベル!ダンジョンに一人で行ったら駄目よ!私達の誰かが一緒じゃないと絶対に駄目だからね!!』って言われて・・・・・・」

 

(いくらなんでも過保護すぎると思うがな、まぁベルを心配をしてくれるのはありがたいが・・・・・・ベルも男の子だから冒険はしてみたいと思っているがな。)

 

オーマジオウは過保護のアリーゼ達のことを思いため息が出てしまう。アイズは何かを考えているのか両手を組んでいた後に閃いたのか彼の手を引っ張りどこかに連れていく。

 

「え?」

 

「ベル・・・・・・こっちに来て。」

 

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

アイズに引っ張られて彼はどこかに連れていかれる。アイズ・ヴァレンシュタインレベル3だがレベル1のベルを軽々引っ張ってどこかに連れて走っていく。

 

彼らがついたのはロキ・ファミリアのホーム、アイズはそのまま走って中庭に到着をしてベルを降ろす。

 

「はれほれひれはれええええええええええええええ」

 

突然として連れてこられたのでベルは目をまわしておりアイズはそんなベルを見てやってしまったと思い顔を真っ青になる。

 

もしベルに『アイズさんなんて嫌い!!』なんて言われたらあのモフモフができなくなってしまうと彼女はさらに真っ青になっていく。

 

やがてベルが回復をして辺りを見てどこだろうと見ているとオーマジオウはため息をつきながら説明をする。

 

『ここはロキ・ファミリアのホームの中庭だ。アイズがお前を突然として連れてここまで来たんだ。』

 

「アイズさん?なんで僕をロキ・ファミリアに?」

 

「・・・・・・ベル、私と戦ってほしいの。」

 

「ふぇ?」

 

「ベルの力がどれぐらいなのか私、見て見たいの・・・・・・だからお願い。」

 

(ど、どうしましょうオーマジオウさん。)

 

(ベル、それを決めるのはお前だ。だがアイズ・ヴァレンシュタインの力みたいのはベルも同じだろ?ジオウの力は使ってはいけないがジカンギレ―ドは使ってもいい。)

 

「わかりました。アイズさん受けましょう。」

 

「本当!!」

 

「あ、はははははい!!」

 

アイズが目を光らせながら彼の手を握ってきたのでベルはアイズの可愛い顔が近かったので顔を赤くしてしまう。

 

やがてアイズは自分の剣を抜いてベルの手にジカンギレ―ドが現れて構える。

 

「ベル、今のどこから出したの?」

 

「アイズさん。」

 

「何?」

 

「この世には知ってはいけないこともあるんです。OK?」

 

「OK・・・・・・」

 

お互いに武器を構えた。先に動いたのはアイズだ。彼女は持っている剣を振り下ろしてベルはジカンギレ―ドで受け止める。

 

(ぐ!力が強い・・・・・・レベルが2違うだけでここまでなのか!?)

 

(嘘、レベル1だよねベルは・・・・・・私全力で振ったんだけどビクともしない。)

 

何故かお互いに感じていることが違っているのをオーマジオウは見ていて思っていたが黙っていることにした。

 

アイズが振るう斬撃をベルははじかせてから横一閃にふるったがアイズは剣ではじかせて後ろの方へと下がる。

 

ロキ・ファミリア団長フィンは中庭が随分と騒がしいなと見ているとアイズがベルと戦っている姿を見て驚いている。

 

「な、なぜベルがここにいるんだ?そしてなんでアイズと戦っている・・・・・・」

 

「どうしたフィン。」

 

「なんや?」

 

リヴェリアとロキも中庭で音がしたので見るとアイズとベルが戦っているので目を見開いた。

 

「えええええええええええええなんでアイズたんとベルたんが戦っているんやああああああああああああああ!!」

 

「あの馬鹿!何をしているんだ!」

 

「待って二人とも」

 

「フィン?」

 

「少し見ていようじゃないか。ベルの実力をね。」

 

フィンは自分の親指がうずいているのでベルの戦いを見ている。やがて二人の剣と剣がぶつかり合ってお互いにボロボロの状態で立っていた。

 

「「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」」

 

「やるね・・・ベル・・・・・・」

 

「あ、アイズさんこそ・・・・・・次で決めましょう。」

 

「うん・・・・・・」

 

『ベルよジカンギレ―ドはライドウォッチをセットしないでも必殺技を放つことができる。』

 

(本当ですか!?)

 

『スロットの上部のスイッチを押すことで必殺チャージが可能だ押してみろ。』

 

ベルは言われたとおりにスイッチを押す。

 

【タイムチャージ!5・4・3・2・1】

 

アイズに方も風を纏い始めてお互いに突撃をして振り下ろす。

 

【ギリギリ斬り!】

 

「「はあああああああああああああああああああ!!」」

 

お互いに剣と剣がぶつかり衝撃が発生をしてお互いに武器を手放して吹き飛ばされて地面に倒れる。

 

フィンたちは駆け寄り倒れている二人にポーションを飲ませる。リヴェリアはベルに飲ませている姿をフィンとロキはお母さんみたいだなと思い見ていた。

 

「まさかアイズとここまでやり合うなんてね・・・・・・だけどアリーゼ達にどうせつめいをしたらいいのか・・・・・・」

 

「あれ待て、今何時だ?」

 

「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」

 

夕方5時になっていた。一方でアストレア・ファミリアのホームでは?

 

「遅い」

 

両手を組みながらアストレア・ファミリア団長「アリーゼ・ローヴェル」は帰ってこないベルを待っていた。

 

まだ7歳のベルには5時には帰ってくるように言っていた。だが5時を過ぎてもベルが戻ってこない。

 

「遅すぎるわ。いったいどこで何をしているのかしら?」

 

「落ち着けアリーゼ、ベルのことが心配なのはお前だけじゃない。」

 

「輝夜・・・・・・でもベルに何かあったら私・・・・・・」

 

「私もそうだ。あいつと出会ってから誰もがあの子を守りたいと思っている。だがあいつだって男の子だわかるだろ?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

すると誰かがホームに近づいてきたので誰だろうと見ているとリヴェリアがやってきたので驚いている。

 

「リヴェリアさんどうしてあなたが?」

 

「ベル!?」

 

リヴェリアにおんぶされているのは先ほどまで話題になっていたベル・クラネル本人だ。彼は疲れてしまったのか眠っており輝夜が受け取る。

 

「すまない、うちのアイズがベルを連れて中庭で激突をしたんだ。彼の傷を治す為にポーションなどを使ったんだ。そしたらこの時間まで申し訳ない。」

 

「・・・・・・まぁベルが無事だからよかったわ。まさかアイズちゃんと激突をしていたなんてね・・・・・・」

 

「それで結果は?」

 

「・・・・・・引き分けだ。お互いに最後の激突で武器を手放して地面に倒れた。」

 

「「!!」」

 

アリーゼと輝夜はベルを見てからリヴェリアの顔を見た。あのアイズと引き分けになった?

 

「ねぇオーマジオウさん、ベルはジオウに変身をして引き分けたの?」

 

『いや、ベルは変身をせずに戦って引き分けになった。』

 

「変身をせずに・・・・・・」

 

「わかったわありがとうございます。リヴェリアさん。」

 

「いやうちのアイズが迷惑をかけたからな。ではな」

 

そういってリヴェリアは自分のホームの方へと戻っていく。それからベルは目を覚ますと自分の女神が彼を見ていた。

 

「起きたベル?」

 

「アスト・・・レアさま?・・・・・・ここは・・・・・・」

 

「ここは私達のホームよ?ベル、アイズちゃんと激突をしたんですってね?」

 

「はい・・・・・・そうだ、アイズさんと戦って・・・・・・最後に気絶をしたんでした。」

 

「そうよ。アリーゼと輝夜がリヴェリアがあなたを連れてきたときは驚いたわよ。」

 

「後でお姉ちゃんたちに謝らないと・・・・・・」

 

「大丈夫よ?リヴェリアから一応聞いているかさてっとステータス更新をしましょう?」

 

「はーい。」

 

アストレアはベルの上に乗りステータスを更新をして目を見開いた。

 

「え?ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」

 

「どうしましたアストレアさま!!」

 

アストレアの叫びを聞いてアリーゼ達がドアを開けて入ってきた。彼女は口が開いたまま震えていた。

 

「ら、ランクアップが可能になっている。」

 

「「「「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」」」」

 

一方で朱色の髪をした神の方でも同じように叫んだ。

 

「ら、ランクアップしてるうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!」

 

こうしてベルはアイズと共にレベルアップをする期間を更新をしてしまうのであった。




次回 アイズはレベル4になった、だが彼女はベルを見ていると胸がどきどきするのはなんでだろうと考えていた。

一方でレベル2にランクアップしたベル、オーマジオウもまさか人と激突をしたらランクアップをすることができるのか?と思い苦笑いをした。

次回「ランクアップした二人の人物達の様子」


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ランクアップした二人の人物たちの様子

ベル・クラネルがレベル2になったという報告をするためにアストレアはベルを連れてギルドにやってきた。

 

アストレア・ファミリアに入って数か月は経っていたがなかなかダンジョンに入る許可を得れなかったベル、その間は訓練などをしていたがランクアップはしなかったのでまさかアイズとの激突でランクアップをするとは誰も思ってもいなかったので驚いている。

 

ギルドに到着をして職員にベルがランクアップをしたことを報告をして驚いている。

 

「え!?ベル君ランクアップをしたの!?でもダンジョンに入ってまだ数週間しか経っていないのに・・・・・・なんで?」

 

「実はアイズさんと戦いまして・・・・・・」

 

担当をしている銀髪のエルフの人物ソフィは頭を抑えていた。まさかロキ・ファミリアのアイズと戦ってランクアップをするってと思いながらどうしてこうなったのかと聞くことにした。

 

「えっとベル君、なんでアイズちゃんと戦ったのか教えてくれないかしら?」

 

「噴水の前でフレイヤ様に頭などをもふもふされた後にダンジョンから出てきたアイズさんにロキ・ファミリアまで連れていかれてそこから激突をしたんです。」

 

「ベル、あなたはフレイヤにあったの!?」

 

「はい、頭を撫でてもらいました。」

 

笑顔でベルが言って二人の人物は彼の笑顔にハートが撃ち貫かれる。とりあえずランクアップを授与をした時にロキがアイズとリヴェリアを連れてギルドへとやってきた。

 

おそらくロキの方もアイズのランクアップの申請をするために来たのであろう。

 

「アストレアにベルたん。」

 

「あらロキ。」

 

「こんにちはロキさま、リヴェリアさん、アイズさん。」

 

ベルはぺこりと頭を下げて挨拶をしてリヴェリアとロキも挨拶をする。だがアイズは彼を見ると頬を赤くしてリヴェリアの後ろに隠れてしまう。

 

「?」

 

(まぁしゃーないわ。アイズたんのスキルにあんなのがあったら意識をしてしまうわな。)

 

ロキはリヴェリアの後ろにアイズが隠れてしまったのを見ていしししと笑みをしながら首をかしげているベルを見ていた。

 

(それにしてもベルたんがレベル3のアイズたんと引き分けるなんてな。正直言えば驚いているで、アストレアがベルたんにそんな神の力を使っているわけじゃないのはわかっている。オーマジオウが貸したのか?いやそんなわけないか・・・・・・)

 

ロキはベルとアストレアに挨拶をした後アイズがランクアップをしたことを報告をしてホームへと戻る。

 

帰ってきたロキは苦笑いをしながらアイズのスキルを見ていた。

 

・兎一筋

 

「どうみてもこれはベルたんやなーーー」

 

「兎か・・・・・・ふふふ」

 

フィンは失礼だなと思いつつも笑ってしまいリヴェリアとガレスも同じように苦笑いをしてスキルを見ていた。

 

「だがアイズが変わり始めたのはベルと出会ってからかもしれない。」

 

「わしも後から聞いたのだが・・・・・・まさかアイズが自らの意思でベルを連れて戦ったと聞いたときは驚いたわい。しかもベルはアイズと引き分けたのじゃろ?」

 

「あぁその瞬間を見ていたがお互いの技が激突をして吹き飛んで引き分けになった。」

 

「7歳だよね彼・・・・・・」

 

「あぁ7歳だ。」

 

ロキ・ファミリアで話をしている中、アイズはベットの中でジタバタ足を動かしていた。頭の中はベルのことで一杯なのだ。

 

(なんでベルのことが頭が一杯、リヴェリアが言っていたな。『それはアイズがベルのことが好きってことじゃないか?』ベルのことが好き・・・・・・ベル・・・ベルベルベルベルベルベルベル・・・・・・)

 

アイズの目からハイライトというものが消えてふふふと笑っていた。一方でそのベルは?ダンジョンに来ていた。

 

あの後ホームに戻った後ノインとアスタの二人と一緒にダンジョンにやってきていた。ベル自身はジカンギレ―ドを使い攻撃をしてモンスターを倒していた。

 

ノインとアスタの二人もモンスターに攻撃をしつつベルがレベル2になったので彼は体がいつもと違って動きずらいなと思いながら魔物と戦っていた。

 

「なんか体がいつもと違う感じがするな・・・・・・なんでだろう?」

 

「おそらくベルの体がレベル2になったから動きなどが慣れていない可能性があるわよ。」

 

「そうなの?」

 

「えぇ私達もランクが上がった時はこうしてダンジョンで体を慣れさせる感じだよ。」

 

「そうだったんだ。」

 

ベルはそういいながら現れたモンスターを切りながら降りていく、腰にジクウドライバーが現れたのでジオウライドウォッチをまわして上部のボタンを押して右側にセットをして上部ボタンを押して360度回転させる。

 

「変身!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

ジオウに変身をした後に右側のオレンジのライドウォッチを出してリングパーツを動かして上部のボタンを押す。

 

【ゴースト】

 

ジクウドライバーの左側にセットをして360度回転させる。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!カイガン!ゴースト!】

 

仮面ライダージオウゴーストアーマーが装備されたのを見て二人は見たことがない姿だなと見ていた。

 

『これこそ仮面ライダーゴーストの力が入ったゴーストアーマーだ。』

 

「命燃やすぜ!」

 

ジカンギレ―ドをジュウモードにして襲い掛かるニードルラビットに対して発砲をして撃破したがノインとアスタの二人は合掌をしたのでベルはなぜ両手を合わせているのかと聞いた。

 

「だってベルの同胞を殺すのがね・・・・・・」

 

「僕人間だよ!!」

 

撃ち落としながら攻撃をしているとアスタが現れたパープル・モスに注意をするように言う。

 

「気を付けてベル、あのパープル・モスは毒の鱗粉を出してくるわ。」

 

「だったら!」

 

紋章を組むと肩部からパーカーが現れてパープル・モスたちに攻撃をして撃破していく。

 

「あれ何?」

 

「えっと英雄の人たちだって」

 

「「英雄の人達?」」

 

「オーマジオウさん曰くゴーストという仮面ライダーは英雄の人達の力を使って戦うライダーだって言っていたよ。今のパーカーみたいなのがそれだって・・・・・・」

 

「「なるほど」」

 

モンスターを倒しながら先に進んでいたが素材などを回収をしてると多くなってしまい戻ることにした。

 

ベルは体に違和感を感じながら手などを動かしていくと二人の姉たちが声をかけてきたので走っていこうとしたが何かが見えて声を出す。

 

「お姉ちゃんたち!!」

 

ベルは急いで飛び彼女たちの前に立つと矢がジオウのボディに刺さる。

 

「ぐ!!」

 

「「ベル!!」」

 

「だ、大丈夫。」

 

「ちぃ!外しちまったか!」

 

一人の男が舌打ちをしていたが二人は武器を構えていた。

 

「お前たちは・・・・・・まさか闇派閥!?」

 

「そんな、私達が壊滅をさせたのに!?」

 

「そうだ!俺達は貴様らによって滅ばされた闇派閥・・・・・・てめぇらがいたのを見て殺そうとしたが余計なやつが割りこんできたせいで殺せなかったぜ。」

 

「・・・・・・今、何て言った?」

 

「あ?なんだてめぇ・・・・・・てめぇには関係ないことだ!!そいつらを殺す!それが俺達がやることだ!」

 

「殺す?お姉ちゃんたちを殺す?」

 

『落ち着けベル!!』

 

ベルは立ちあがり刺さった矢を抜いた。

 

「お姉ちゃんたちは・・・・・・殺させない!!」

 

彼はゴーストライドウォッチを外すと別のライドウォッチを出して起動させる。

 

【ウィザード】

 

左側にセットをして回転させる。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!プリーズ ウィ・ザード!】

 

仮面ライダージオウウィザードアーマーに装着をして彼は歩きだす。

 

「・・・・・・さぁ、ショータイムだ。」

 

「やれ!!」

 

「「「うあああああああああああああああ!!」」」

 

武器を持った闇派閥はベルに襲い掛かってきた。一人の闇派閥が槍をふるったがベルはそれを躱して蹴りを入れて吹き飛ばす。

 

剣を振ってきた闇派閥のを交わしてお腹を殴り吹き飛ばして上空へと飛び魔法陣から炎の弾が放たれて闇派閥の人たちを殺さないように外しながら撃っている。

 

アスタ達はベルだけに戦わせないようにしていたが後ろから突然として抑えられてしまう。

 

「動くな!!」

 

「!!」

 

ベルは振り返ると二人の姉が捕まっており相手は笑いながらいた。

 

「ご、ごめんベル・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「動けばこいつらの命はないぞ!!」

 

「・・・・・・卑怯物!!」

 

「へっへっへっへ!!それお前ら!そいつに魔法を放って殺せ!!」

 

リーダー格の命令で魔導士たちは魔法を放ちたくさんの魔法がベルに命中をする。

 

「「ベルうううううううううううううううううううううう!!」」

 

「あっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

 

【フィニッシュタイム!ウィザード!ストライクタイムブレーク!】

 

すると魔法陣が現れてリーダー格の顔面に拳が命中をして吹き飛ばされた。アスタ達は今のはと見ていると煙がはれてダメージを受けながら立っているベルの姿がいた。

 

「ぜぇ・・・ぜぇ・・・・・・ぜぇ・・・・・・」

 

「「ベル!!」」

 

2人はベルのところへといく。相手はベルに殴られたがすぐに起き上がり怒りの表情で見ていた。

 

「この・・・やろう!!」

 

「「「!!」」」

 

『ベル・・・・・・体を借りる!!』

 

相手は剣を持ちベルたちに襲い掛かってきた。だがそれをベルは右手で受け止めた。

 

「何!?」

 

「愚かな・・・・・・」

 

そのまま立ちあがるとベルは相手のお腹を殴った。

 

「ベル?」

 

「・・・・・・違う、私はオーマジオウだ。今はベルの体を借りて活動をしている。ふん!!」

 

ベルは手を前にかざすと闇派閥の体に鎖が体に巻き付けられていき動けなくさせる。彼らが動けなくなったのを確認をした後ベルはライドウォッチを外して変身を解除をする。

 

だが彼はダメージなどもあり後ろに倒れかけたがすぐにアスタ達が支えた。そこにタカライドウォッチに案内されてアリーゼ達が駆けつける。

 

「アスタ!ノイン!」

 

「団長!!」

 

「団長!ベルが!!」

 

「ベル!!・・・・・・あんたたち・・・・・・よくも私達の可愛い子をいじめてくれたわね・・・・・・覚悟はできているかしら?」

 

「アリーゼ!怒る気持ちはわかるがこいつらをギルドに叩きつけることが先決だ!ベルが奮闘をしてくれたみたいだからなそうだろ?」

 

『・・・・・・すまない、私もベルの体を使った影響なのか・・・・・・少し眠ることにする。』

 

オーマジオウはベルの体を始めて使った影響なのか眠りについた。アリーゼ達は闇派閥の眷族たちを連れてギルドに叩きつけた後ベルを連れてホームへと戻る。




次回 闇派閥の残党が三人に襲ったがベルが姉たちをやらせないために奮闘をした。途中でオーマジオウがベルの体を借りて彼らを捕まえることに成功をする。

現在ベルはホームの自身の部屋で眠っている。そのそばを輝夜はじーっと見ていた。

次回「眠る兎」

「ベル・・・・・・」


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眠る兎

輝夜side

 

「ベル・・・・・・」

 

ベットの上で寝ている人物、ベル・クラネル・・・・・・私達にとって大事な大事な弟分だ。私達はタカライドウォッチの案内でダンジョンに入ると膝をついたベルにノインとアスタが涙を流しながら謝っていた。

 

その周りで倒れている人物達、かつて私達が奮闘をして戦った闇の派閥の残党だった。アリーゼは怒りであいつらを殺そうとする勢いだったが私は彼女を止めたが・・・・・・私もアリーゼと同じ気持ちだ。

 

私達が奴らを取り逃がしたばかりに・・・・・・ベルを負傷させてしまった。仮面ライダーを纏っているとはいえあれだけの魔法をくらえばベルだってダメージを受けてしまう。今もこうしてベルはベットの上で寝ているが起きる気配がない。

 

私達は怖い・・・・・・ベルが死んでしまったらと思うと・・・・・・いつの間にか私はベルの右手を両手でつかんでいた。

 

「うう・・・・・・ん。」

 

「!!」

 

声が聞こえて私は顔を上げるとベルが目を開けて辺りをキョロキョロしていた。

 

「あれ?どうして僕・・・・・・自分の部屋に?」

 

「ベル!!」

 

「うわ!」

 

私はベルに抱き付いたが関係ない!目を覚ましてくれた嬉しさの方が勝ってしまったからだ良かった。本当に・・・良かった・・・・・・

 

輝夜side終了

 

ベルは目を覚ますと目の前にいたゴジョウノ・輝夜が自分を抱きしめていた。なんで自分は部屋にいて輝夜に抱き付かれているのか覚醒したばかりの頭で考えていると輝夜は涙を流しながら説明をした。

 

「お前は・・・・・ノイン達を守るために戦ったんだ。」

 

「そうだ!ノインお姉ちゃんたちは!!」

 

「無事だ。お前にずっと謝り続けていた。自分たちのせいでベルがと今も責めている。」

 

「・・・・・・オーマジオウさん!!」

 

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

「あ、あれ?」

 

「オーマジオウどうした?」

 

2人はオーマジオウが無言でいたので何かあったかと特にベルは涙目になりながらオーマジオウに声をかけていると声が聞こえてきた。

 

『ぐーーーーーーーーーぐーーーーーーーー』

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

オーマジオウはいびきをかきながら眠っておりベルは安心をしたのか膝をついて涙を流した。

 

「うわああああああああああああああああああん!!」

 

『ぬお!?べ、ベル!?誰に泣かされた!!この私が直々に成敗をしてくれるわ!!』

 

「貴様だ馬鹿!!」

 

『何!?私だと!?』

 

輝夜はベルが泣いている理由をオーマジオウに話をして彼は少しの間無言になった後に謝る。

 

『すまないベル、お前の体を使った影響かもしれない。それで眠りについていたんだ。』

 

「よかった・・・・・・良かったです・・・・・・」

 

『安心をしろ、お前を残して消えたりするものか・・・・・・私が眠りについていたのは新たな武器を生成をしていたからだ。』

 

ベルの右手が光りだして二人は目を閉じるとそこには斧のような武器が生成されていたので輝夜は持つ。

 

「オノ?オノと書かれているがベルが普段使っているジカンギレ―ドに似ている気がするが・・・・・・」

 

『当たり前だ。それはジカンザックスといいジカンギレ―ドと同じ機能を持っているものだ。通常はオノモードだが切り返ることでユミモードになる武器だ。その武器を作るためにベルの中で無言でいたのだ、それで完成をしたので一息ついたら寝てしまったのだ。すまないベル。』

 

「いいよ、オーマジオウさんが消えてなくって僕・・・ぐすえぐ」

 

『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

泣かれてしまったのでオーマジオウは何も言えなくなってしまい部屋の扉が開いてアリーゼ達が入ってきた。全員が涙目となりベルに突撃をする。

 

「「「ベル!!」」」

 

「うわ!!」

 

「ごめんねごめんねベル!」

 

「私達が不甲斐ないばかりにあなたを・・・・・・」

 

「ううんノインお姉ちゃんとアスタお姉ちゃんが無事でよかったよ。」

 

「「うわああああああああああああああん!!」」

 

二人の姉はベルに抱き付きながら涙を流した、ベルは泣いている姉たちの頭をなでなでしているので子どもにあやされる二人の姉と見ている全員が思った。

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

オーマジオウもその様子を見ながらベルは弟じゃなかったか?と思いながらその様子を見ているがベル自身が成長をしてきたなと思い精神世界にライドウォッチを出していた。

 

『ベルにサブライダーのライドウォッチを使わせるのはまだ先か・・・・・・まずはメインの仮面ライダーを中心に・・・・・・ん?』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

銀色の髪をした女性がオーマジオウを見た後にそのまま消えたのでオーマジオウは何者なのだろうか?と。




次回 それから数日が経ち、ベルは輝夜と共にダンジョンへとやってきた。オーマジオウは数日前に見た女性のことが気になっていた。ジクウドライバーを装着をしてベルはジオウライドウォッチと別の平成ライダーのライドウォッチを装着をする。

次回「オーマジオウが気になった女性と運命とクライマックス」


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オーマジオウが気になっている女性と運命とクライマックス。

オーマジオウside

 

『・・・・・・またか・・・・・・』

 

最近になってだがこの精神世界に私以外に住んでいる気がする。その視線を感じるようになったのはベルの体を借りて戦って以降からだ。

 

ベルにジカンザックスを託してベルは状況でジカンギレ―ドやジカンザックスを使いアリーゼ達に鍛えてもらいながらジオウの力を慣れるために奮闘をしている姿を見たが・・・・・・いったい何者なんだ?

 

現在ベルは副団長を務める女性ゴジョウノ・輝夜と共にダンジョンへと来ていた。私はベルの腰部にジクウドライバーを発生させてベルはジオウに変身をしてジカンギレ―ドを使いモンスターを切っていく。やはりレベルの影響なのか戦い方も変わった気がする。

 

だがまだあの力を使うにはまだまだ成長途中だからきっとなれるだろう。

 

『さて今回はこのライドウォッチを使わせることにしよう。』

 

私は力を使いベルにライドウォッチを託す。

 

オーマジオウside終了

 

一方で8階層へとやってきたベルたち、彼の手にライドウォッチが現れてベルはリングパーツを動かして上部のボタンを押す。

 

【ブレイド】

 

「ブレイド?」

 

そのまま左側にセットをして360度回転させる。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!ターンアップ!ブレイド!】

 

「カードを使うライダーと見たがあっているか?」

 

『うむブレイドはラウズカードと呼ばれるもので戦うライダーだ。ベル!ブレイドアーマーは名前の通り仮面ライダーブレイドの力を出すことができる。以前ラウズカードについては説明をしたな?その力を試してみるといい!!』

 

「はい!戦えない人のために俺は・・・・・・戦う!!」

 

肩部のカード部分が光りだして構える。

 

【タックル】

 

「ウエエエエエエエイ!」

 

ベルは叫びながら突撃をしてモンスターを吹き飛ばした。輝夜は叫びながら突進をしたベルに対して両手を組みながら見ていた。

 

【スラッシュ】

 

「は!!」

 

ジカンギレ―ドの切断力が上がり次々にモンスター達を倒していく、そのままブレイドのライドウォッチを外してジカンギレ―ドにセットをする。

 

【フィニッシュタイム!ブレイド!ギリギリスラッシュ!】

 

「ウエエエイ!!」

 

電撃を纏ったジカンギレ―ドを振り下ろして電撃の剣がモンスターたちを魔石などに変えていき倒した。輝夜もまだ降りれるなと判断をして9階層へと降りていく。

 

「妙だ・・・・・・」

 

「え?」

 

「この9階層はモンスターが出てこないなんてあり得ない。だが先ほどから歩いているが・・・・・・モンスターを見ていないからだ。」

 

「確か・・・・・・輝夜お姉ちゃん危ない!!」

 

「!!」

 

輝夜は後ろを振り返ると大きなミノタウルスが剣を振り下ろしてきた。その前をベルが割り込んで振り下ろされた剣を受け止める。

 

「ベル!」

 

「だい・・・じょう・・・ぶ!!」

 

ベルははじかせると輝夜は驚いている。

 

「ミノタウルス!?なぜこの魔物がこの上にいる!!」

 

「輝夜お姉ちゃん、ミノタウルスって13階層とかから現れるんだよね?なんでこの9階層とかに現れるの?」

 

「それはあり得ない!ぐ!!」

 

「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「はああああああああ!!」

 

ベルはジカンギレ―ドを振るいミノタウルスに攻撃をするが斧を使ってジカンギレ―ドを受け止めると吹き飛ばす。

 

「ぐあ!!」

 

「ベル!!はあああああああああああ!!」

 

輝夜は太刀を抜いてミノタウルスに切りかかる、ミノタウルスは咆哮をあげて衝撃波を放ち輝夜を吹き飛ばした。

 

「が!!」

 

「輝夜お姉ちゃん!!」

 

ベルはブレイドライドウォッチを外して別のライドウォッチを出して装着をする。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!ソードフォーム デンオウ!】

 

電王のライドウォッチを使い電王アーマーへと変わりジカンギレ―ドを構える前にポーズをする。

 

「俺・・・参上!」

 

ベルはポーズをとった後にジカンギレ―ドをジュウモードへと変えてミノタウルスに発砲をする。ミノタウルスは発砲をした弾を斧ではじかせる中、オーマジオウはミノタウルスを見ていた。

 

『・・・・・・確かミノタウルスは13階層らへんで出るモンスターのはずだ。だがなぜこの階層に現れたんだ?しかもレベル4の輝夜を押すほどだ・・・・・・今のベルでは勝てるのかわからない。さて・・・・・・いい加減見ているだけはやめてもらおうか?女。』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

女性は目を閉じていた人物で髪が銀色の人物がいたがオーマジオウは彼女から発せられるオーラを感じていた。

 

(このオーラは・・・・・・強者のオーラだ・・・・・・もしかしてベルが言っていた)

 

『貴様・・・・・・アルフィアというものだな?ベルの記憶をたどり見ていたが・・・・・・なぜ貴様がベルの精神の中にいるんだ?』

 

「わからん、気づいたらここにいた。そして貴様がベルの中にいたのでな。ずっと見させてもらった。」

 

「うわああああああああああ!!」

 

『ベル!!』

 

「!!」

 

二人は見ていると電王アーマーのベルは吹き飛ばされて壁にめり込んだ。ミノタウルスはベルにドロップキックを噛ましてベルはダメージを受ける。

 

「が!!」

 

『・・・・・・仕方がない。ベル!体を借りるぞ!!』

 

オーマジオウはベルの体を借りようとしたがアルフィアが彼を吹き飛ばした。

 

『どあ!』

 

「悪いが私の妹の大事な子だ。使わせてもらう。」

 

『ま、待て!!』

 

彼女の魔法を受けてオーマジオウははじかれて彼女がベルの体の主導権を取る。

 

ミノタウルスは止めを刺すために斧を振り下ろす。

 

「福音(ゴスペル)」

 

ミノタウルスは直撃を受けて吹きとばされたが耐えてジオウを見ていた。輝夜はベルが放った魔法をみて驚いている。

 

「な・・・・・・ベルがアルフィアの魔法をなぜ・・・・・・」

 

「ぐるるるるるるる・・・・・・」

 

「消え失せろ、雑音・・・・・・」

 

【フィニッシュタイム!デンオウ!俺!タイムブレーク!】

 

走りだしてジカンギレ―ドとジカンザックスを構えてそのまま飛びあがり二刀流でミノタウルスを切り裂いた。

 

「ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ミノタウルスはジオウを睨みながら消滅をした。ライドウォッチを外して変身を解除をしたベルはそのまま後ろに倒れる。

 

「ベル!!」

 

輝夜は近づいて倒れたベルを抱えてはやく戻ることにした。その様子を大男はじーっと見ていたがそのまま主に報告をするために移動をする。

 

一方でオーマジオウは帰ってきたアルフィアを見ていた。

 

『・・・・・・まさか魔王と呼ばれていた私を吹き飛ばすとはな・・・・・・それで貴様これからどうする気だ?』

 

「決まっている。この中で過ごさせてもらう。ベルに近づこうとする者たちを裏からな・・・・・・ベルはまだ渡さない・・・・・・絶対にだ。」

 

(あら嫌だこの人過保護なお母さんじゃないですかやだあああああああああああああああああああああ)

 

ただでさえショタコンに苦労をしているのに過保護の母親まで参戦をするなどオーマジオウは頭を抑えながらこれからのことを考えないと行けないのかと・・・・・・本気で悩むのであった。

 




次回 眠っているベル、輝夜はなぜベルがアルフィアの魔法を使うことができたのだろうかと考えていた。

一方でオーマジオウは玉座を出して座りながらあの時ミノタウルス以外の人物の力を感じたのを黙っていた。

次回「考える魔王」


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考える魔王

輝夜はベルを背負いながらも先ほどの戦いを見て考えていた。なぜベルがアルフィアの魔法「福音(ゴスペル)」を使用できたのか・・・・・・今は眠っている彼を急いでホームへと走っていた。

 

だが彼女自身もミノタウルスとの戦いで傷ついていた。ポーションをお互いにかけて体を回復させた後に上の方へと歩いていた。その周りをオーマジオウが出したのかタカライドウォッチ、コダマスイカライドウォッチが起動をして周りを飛んでいた。

 

「本当にこいつらは便利だな。さてあと少しだ。」

 

輝夜は立ちあがりそのままダンジョンから出るとギルドにミノタウルスが9階層で現れたことを報告をしてからホームの方へと帰宅をする。

 

「おかえりなさい輝夜。ベル?」

 

「すまないベルは疲れているみたいだ。後でアリーゼ達を呼んでくれ。」

 

「わかりました。とりあえずベルを部屋に運びますよ。」

 

「いや私が責任を持って運ぶ。」

 

輝夜はそういってベルを部屋に運んで寝かせると巡回からアリーゼ達が帰宅をして話し合いをするために全員が椅子に座る。

 

輝夜は今日ダンジョンであったことを話した。強化されたミノタウルスに襲われて二人が絶体絶命になったときにベルがアルフィアの魔法を使ったことを言うと全員が目を見開いた。

 

「嘘・・・・・・」

 

「ベルがアルフィアの魔法を?」

 

「あぁ間違いない、あれは福音(ゴスペル)だった。私も最初は嘘だと思いたかったがあの魔法は間違いなくアルフィアが使っていたので間違いない。」

 

「だが不思議じゃねーか?なんで強化型のミノタウルスが9階層で現れたんだ?しかもミノタウルスって13階層付近のモンスターが・・・・・・」

 

「そうだね。誰かが私達に対して放ったのか・・・・・・まさか・・・・・・」

 

「アリーゼどうしたのですか?」

 

「・・・・・・ミノタウルスの目的が輝夜じゃなくてベルじゃないかなって思ってね。」

 

「何?」

 

「ベルを狙って!?」

 

全員がアリーゼが言った言葉に目を見開いた。自分たちの大事な弟分を狙っての行動だと知りいったいどこの派閥がそんなことをしたのか・・・・・・リューは立ちあがろうとしたが輝夜が止める。

 

「待てリオン、犯人がわかっていないのだぞ!!」

 

「く!」

 

リューが立とうとしたが輝夜が止めて座らせる。その間もどこの派閥が自分たちの大事な弟分を殺そうとしたところを考えながら話し合いを進めていく。

 

一方でオーマジオウは寝ている傷ついたベルの体を回復させていた。ジオウのアーマーを装着をしていたとはいえ・・・・・・7歳のベルの体には大きな負担だった。

 

そのため現在オーマジオウはベルの体を回復させつつもアルフィアの相手をしていた。

 

『・・・・・・ここのオラリオの知識を吸収させてもらったが・・・・・・まさかかつてアストレア・ファミリアと戦って死んだはずの貴様がベルの中にいたとはな・・・・・・』

 

「・・・・・・・・・」

 

『ベルのことが心配であの世にも行くことができずに気づいたらベルの中にいたと・・・・・・』

 

「そうだ。」

 

『・・・・・・ベルがどれだけ悲しんだのをお前は知らないはずがない。私がいなかったらベルの心は完全に壊れていた。今も時々お前の名前を呼ぶことがある。』

 

「・・・・・・ベル・・・・・・すまない。」

 

二人が話をしている頃ベルは目を覚まして自分の部屋にいることに気づいた。彼は扉を開けて主神の部屋の扉をノックをする。

 

「アストレアさま、ベルです。」

 

扉が開いてアストレアはベルを抱きしめた。

 

「ベル・・・ベル・・・・・・良かったわ。目を覚ましたのね。」

 

「ごめんなさいアストレアさま、僕・・・・・・」

 

「いいのよ輝夜から話は聞いているわ。さぁステータス更新をしましょう?」

 

アストレアのベットの上に寝転がり、彼の背中に乗りステータスを更新をする。

 

「!!」

 

彼女はベルに新しいのが追加されていたので目を見開いた。なにせベルに魔法が発生をしている。

 

「・・・・・・まさかね。」

 

アストレアはベルにステータスを見せることにした。

 

ベル・クラネル

 

所属派閥 アストレア・ファミリア

 

力:ERROR

 

耐久:ERROR

 

器用:ERROR

 

敏捷:ERROR

 

魔力:ERROR

 

魔法

 

・【サタナス・ヴェーリオン】

詠唱式【福音(ゴスペル)】

不可視の音による攻撃魔法

スペルキー【鳴響け(エコー)】

 

スキル

 

・ジクウドライバー

 

・家族一途

 

・魔王のカリスマ

 

(正直に言えばなぜベルにアルフィアの魔法が発動をしているのか。正直に言えば驚くことばかりよ。)

 

「やったー僕魔法を覚えたんだーーーでもまさかお義母さんと同じ魔法が使えるなんて嬉しいな。」

 

ベルは新たに覚えた魔法が自身のお義母さん「アルフィア」と同じ魔法だからだ。アストレアはアルフィアの魔法を使えるようにしたのはいいが、なんとか奮闘をして街の修復などをして彼を迎えている。

 

まぁその間を彼女達自身が奮闘をして色々と解決をしてきたがまさかベルがアルフィアと同じ魔法を覚えるとは思わなかったのでアストレアは苦笑いをしていた。

 

(そういえばベルはランクアップをしたんだっけ・・・・・・あ、神の会・・・・・・あるじゃない。頑張って変な二つ名がつかないようににしないと・・・・・・)

 

ため息をつきながらアストレアはベルを連れてリビングの方へと行くと。アリーゼ達は目を覚ましたベルを見て抱き付いた。

 

輝夜が一番に駆けだしてベルに大丈夫だった課などを聞いてベルは笑顔で大丈夫だよといったのでホッとしていた。

 

「ベル、今日は私と一緒にお風呂に入ってくれないか?」

 

「いいよ?」

 

一方でべルの中では

 

「何!?ベルと一緒に入るだと!?小娘が・・・・・・」

 

『落ち着け、お前がこの中で覚醒をする前からベルは彼女たちと一緒に入っているぞ?』

 

「何?」

 

オーマジオウの言葉を聞いてアルフィアは閉じていた目を開けてオッドアイの目を見開いていた。

 

彼はため息をつきながら過保護の母親に絶対に自分たちの物にする姉たち、さらに彼のことを狙っている金髪の幼女など・・・・・・ベルは女性を虜にする魅了でも持っているのかと思いながらオーマジオウはほかのライドウォッチたちを出しているとアルフィアは一つのライドウォッチを持つ。

 

「このライドウォッチだけは形が違うようだが?」

 

『ディケイドライドウォッチのことか、そのウォッチだけは特殊でな・・・・・・いずれベルに使わせる予定だ。』

 

「そうか、だが貴様はなぜあの時わざと吹き飛ばされた?貴様の本来の力では私の技を受けても吹き飛ばされないと思ったが?」

 

『・・・・・・私も力が落ちているのは承知。まだ体が完全に回復はしていないからな。』

 

オーマジオウは玉座に座りながら金色のライドウォッチとジオウライドウォッチのとは別のを出しながらふふと笑いながら座るのであった。




次回 ベルはオラリオの街をパトロールをしていた。リューとライラが一緒にアストレア・ファミリアとして初の仕事をする。

次回「パトロール」

「ベル頑張ります!」

速報 ベル、アルフィアの魔法を覚えた。


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パトロール

「さてベル、今日は私とライラと共にオラリオをパトロールをしましょう。」

 

「パトロール?」

 

次の日、ベルはリューからパトロールという単語を始めて聞いたので首をかしげていた。その様子をアリーゼ達は可愛いなと思いながらもリューはごほんと仕切り直して説明をする。

 

「私達アストレア・ファミリアの本来はオラリオを治安を守る派閥でもあります。ベルも7歳ですがアストレア・ファミリアの仲間です。だから今日から私たちと共に見周りをしますいいですね?」

 

「はーい(^O^)/」

 

ベルは手をあげて返事をしてリューは顔を赤くしていたがライラがひじ打ちをして意識を取り戻した後にホームを出ていき3人はオラリオを回りながら街を歩いていた。

 

前にアストレアとアリーゼ、さらにロキとアイズ、アーディが加わったメンバーで案内をしてもらったので彼は色々と確認をしながらパトロールを続けていると一人の青い髪をした女性が手を振りながらやってきた。

 

「ベルーーーーーー」

 

「アーディおねえちゃーん!!」

 

2人は走りだして街の中なのに関係なく抱き付いた。中にいるアルフィアはその様子をじーっと見ていたがオーマジオウは苦笑いをしながらその様子を見ていた。まるで母はそんなの許さないぞというオーラを纏いながら見ていた。

 

アーディと別れてからベルとリューとライラの3人はパトロールを続けていると裏の方に入る人物たちを見つけた。ライラとリューとベルの3人はその人物達を追いかけて裏路地に入り様子を見ていた。

 

「これが?」

 

「あぁお金などもかかっちまったが・・・・・・」

 

「ご苦労だったな。これで我々の「それはどうかな?」な!?」

 

「てめぇら・・・・・・闇派閥の残党だな?まだ謎の動きをしていると思っていたが・・・・・・」

 

「そんなことさせるとでも思っていますか?」

 

「ッチ!アストレア・ファミリアかよ!」

 

「さーて大人しくしてもらおうぜ?」

 

「大人しくしてもらうのはお前たちの方だ。」

 

「「!!」」

 

二人は見ると後ろの方でベルが抑えられていた。リューとライラはどうすればいいと思っていたが左手のタカライドウォッチが起動をしてベルを抑えていた闇の派閥の人物達に突進をしてベルを解放させるとジクウドライバーにジオウライドウォッチと別のライドウォッチを手に起動させる。

 

【ジオウ】【ファイズ】

 

そのまま両側にセットをして360度回転させる。

 

「変身!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!コンプリート ファイズ!】

 

ジオウ ファイズアーマーへと変身をして闇派閥達は驚いていた。

 

「な!貴様は!?」

 

「仮面ライダー・・・・・・ジオウ!」

 

「そうか、てめぇが・・・・・・なら仲間のうお!?」

 

【シングルモード】

 

ジオウの右手に「ファイズフォンX」が装備されてトリガーを引き持っていた武器をはじかせた。

 

「な!?」

 

「・・・・・・・・・」

 

555とコードを入れてエンターボタンを押す。

 

【ショットREADY】

 

右手にショット555が装着されて後ろにいた相手に接近をしてお腹を殴り気絶させた。

 

「ひぃ!」

 

「逃がすとでも思っていますか?」

 

「悪いがぜーんぶ話してもらうぞ?お前らが何をしているのかを・・・・・・さもないと」

 

「わかった!全部話す!」

 

闇派閥の残党は今回の計画のことを全て話をした。ライラとリューはその話を聞いて両手を組んで考えている中、ジオウファイズアーマーのままボーっと待機をしているベル・・・・・・7歳のベルにとって難しい話なので姉たちの話を理解するのが難しいからだ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

『ベル、暇そうだな?』

 

「まぁ・・・ね。闇の派閥・・・・・・か。」

 

ベルはジオウの姿のまま姉たちの様子を見ながら座っていると何かを感じて立ちあがりファイズフォンXを構えていた。

 

「ベル?」

 

「・・・・・・気のせいかな?何かの視線を感じたんだけど・・・・・・」

 

「視線?」

 

2人は犯人を抑えながら辺りを見るがベルは気のせいかなと思いつつも中にいた二人は視線を感じていたのでベルをじーっと見ている人物がいるだなと思いながらオーマジオウは視線をバベル塔の方を見る。

 

(神の力を感じるな?ってことはベルを見ているのは神で間違いない。またショタコンが狙っているってことなのか!?もう勘弁をしてくれ・・・・・・)

 

オーマジオウは頭を抑えながら次々に増えていくショタコンたちをどうしたらいいのかと思いつつも闇の派閥がもたらされた計画を聞いていた。

 

『準備段階に入っていたが・・・・・・そのファミリアを中心に動いている。名前はルドラ・ファミリア・・・・・・』

 

『ルドラ・ファミリア・・・・・・か。』

 

オーマジオウは何か嫌な予感がしてもしかしたらベルの体を借りて戦わないと行けないと思い彼は両手を組みながら何事もなければいいがと・・・・・・




次回 アストレア・ファミリアは27階層に向かうがベルは留守番をしていたが彼は嫌な予感がしてダンジョンに入る。

一方でアストレア・ファミリアはルドラ・ファミリアの罠にかかってしまい色んなところで事件が発生をしていた。

オーマジオウはベルの体を借りて変身を決意をする。

次回「魔王降臨」

『では行くとしよう』


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魔王降臨

『ベル、いつまでも不貞腐れるな。』

 

「・・・・・・別に。」

 

『レベル2になったとはいえ、お前はまだ7歳なんだぞ?』

 

「だけど・・・・・・」

 

現在アストレア・ファミリアはギルドから調査依頼を受けて27階層の方へと向かっていた。ベルはまだ幼いってことで置いていかれて不貞腐れた。

 

だがベルは突然として立ちあがり走っていく。オーマジオウはなぜベルが突然としてダンジョンの方へと走っていくのか聞くことにした。

 

「お姉ちゃんたちが危ない予感が見えたんだ。」

 

『何!?(まさか未来予知がベルに?・・・・・・仕方がない。)ベル!体を借りるぞ!!お前の末来が本当だったら私が出たほうがいい!!』

 

「オーマジオウさん、お姉ちゃんたちを救って!!」

 

『私を誰だと思っている!!任せろ!!』

 

ベルは突然として動きが止まり腰部に現れたのはジオウドライバーじゃなく金色のドライバーだ。

 

「・・・・・・さてやるとしよう変身!」

 

【祝福の刻!最高!最善!最大!最強の王!逢魔時王(オーマジオウ)】

 

ここにかつて最高最善最大の最強の魔王が再び世界に降臨をした。オーマジオウは指などを動かしてアリーゼ達の気配を感じてテレポートをする前に別のところで苦戦をしている何かを感じてその場所へと行くと一人のエルフの女性が襲われようとしていたので彼は彼女を助けるために右手にエネルギーを込めてモンスターを殴り飛ばした。

 

「無事か?エルフの女性よ」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼女は頬を赤くしながらオーマジオウを見ていたが、彼はすぐに後ろから大量のモンスターたちが襲い掛かろうとしていたので目からビームを放ちモンスターをあっという間に撃破した。

 

「ふん最高最善の魔王である私に対して弱いではないか?さて・・・・・・」

 

オーマジオウは怪我をしているであろう人物の手を触りエネルギーを送り彼女の傷を治した。

 

彼はそのまま去ろうとしたが声をかける。

 

「ま、待ってくれ!!あなたさまの名前を!!」

 

「覚えておくがいい!我の名前はオーマジオウ!最高最善の魔王である!ではまた会おう!」

 

オーマジオウはその場を後にして一人残されたエルフの女性はオーマジオウの去った方角を見ながら呟いた。

 

「オーマジオウさま・・・・・・我が魔王・・・・・・」

 

場所が変わりアストレア・ファミリアはルドラ・ファミリアが起こしたダンジョン爆破で発生をしたモンスター「ジャガーノート」が現れた。

 

「何よあれ・・・・・・」

 

「アリーゼどうする!!」

 

「どうする言われても戦わないと行けないわよね!!」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ジャガーノートはアストレア・ファミリアをターゲットにして襲い掛かろうと彼女達に爪を振り下ろそうとしたが何かが現れてアリーゼ達を守った。

 

「何これ・・・・・・」

 

「無駄だ、貴様がどれだけの爪を持っていようが・・・・・・私が張った防御壁を破ることなどできない!」

 

「「「!!」」」

 

全員が声をした方を見るとオーマジオウが立っていた。

 

「べ、ベル?」

 

「ベルではない、オーマジオウの方だ。」

 

「ど、どうしてここに!!ベルは!?」

 

「落ち着け、そのベルに頼まれてきた。お前達が骨のモンスターに襲われる未来が見えたといい私に体を託してこの階層へとやってきた。」

 

『ぐおおおおおおおおおおお!!』

 

「大人しくしてもらおう?モンスター如きよふん!!」

 

サイコキネシスを使いジャガーノートを吹き飛ばして壁にめり込ませるとオーマジオウはアリーゼに声をかける。

 

「こことは別のフロアにエルフの女性が一人襲われかけたところを助けた。お前達はここから離脱をしてその子を救ってやってくれ。」

 

「お前はどうする気だ?」

 

「心配するな、こいつを倒してお前たちの元へ帰る。ベルとの約束だからな・・・・・・」

 

「帰ってきなさいよ。あんたも一緒に!!」

 

アリーゼ達は入り口の方へと撤退をしていきオーマジオウは改めてジャガーノートの方を見ているとベルに声をかける。

 

「ベル、見ておけ・・・・・・これがお前がいつかなる私の力・・・・・・見ていただろ?」

 

『うん、オーマジオウさんはやっぱり優しい人だって。』

 

「そうだ。ベルよこれが私の力だ!!」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ジャガーノートはオーマジオウに襲い掛かろうと爪を振り下ろしてきた。彼はそれを衝撃波で受け止めるとそのまま蹴りを入れてジャガーノートにダメージを与えると龍騎のマークが現れてドラグレッターが現れて突進をしてジャガーノートにダメージを与える。

 

『ぐおおおおおおおおおおおお!!』

 

「貴様はそこで止まるといい!」

 

マッハのマークからゼンリンシューターが現れてトマーレのマークが現れてマークを通り抜けるとジャガーノートは動きを止めた。

 

そのままオーマジオウは腰部のオーマジオウドライバーに両手を置いて必殺技を放つ。

 

【終焉の刻!逢魔時王必殺撃!】

 

「はああああああああああ・・・・・・」

 

彼の周りに歴代の仮面ライダー達の幻影が現れてオーマジオウは飛びたち蹴りの構えをするとほかのライダー達も一斉にジャガーノートへライダーキックを放ち命中をした後にオーマジオウがジャガーノートの全体を貫通して爆発させた。

 

「我に・・・・・・勝てるものなし!消えるといい骨の化け物よ!」

 

『ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ジャガーノートはオーマジオウの必殺技を受けて爆散をした。

 

『す、すごい・・・・・・』

 

「これが私の力だ。といってもまだ一部だけだがな・・・・・・ベル、お前ならいつかこの姿になることができるさ。」

 

『うん・・・・・・』

 

「とりあえず戻るとしよう。」

 

オーマジオウは指を鳴らしてアストレア・ファミリアがいるであろうホームの方へと帰還をした。オーマジオウは変身を解除をしたがベルは膝をついた。

 

「あ、あれ?」

 

『す、すまん・・・・・・やはり7歳のベルではオーマジオウの力を使ったのはいいが体力などを考えずに使ってしまった。おそらく疲れが一気に来てしまったのだろう。』

 

「ふええええ・・・・・・」

 

「「「「ベルううううううううううううううううううううううう!!」」」」

 

「あばあああああああああああああああああああ!!」

 

「ベル・・・良かった・・・・・・良かったわ・・・・・・」

 

「あ、アリーゼお姉ちゃん一言言わせて・・・・・・」

 

「何?」

 

「寝かせて・・・・・・( ˘ω˘)スヤァ」

 

ベルはアリーゼに抱きしめられながら眠ってしまい、彼女達はふふと笑いながらベルを部屋に運んでからリビングに集まり眷族会議をしていた。

 

「・・・・・・私達はベルに助けてもらったのだな・・・・・・」

 

「えぇ、間違いなくあの魔物はダンジョンに現れたモンスターよりも強力なものでした。おそらくベルがいなかったら私達は全滅をしていました。」

 

「オーマジオウ・・・・・・あれが全力の力なのか・・・・・・」

 

「だけどオーマジオウさんはあの姿になるにはベルの体などを考えたらなさせないって言っていたような・・・・・・」

 

「だがあの姿になったってことは、それほどに強力なモンスターってことだよなあの骨の化け物・・・・・・」

 

ライラの言葉を聞いて全員が無言でいた。もしベルがいなかったら自分たちはこうしていることがなかったであろうと・・・・・・

 

「・・・・・・ベル・・・・・・起きてくれるよね?」

 

「そういえばあのエルフの子は?」

 

「そういえば明日来るって言っていたわね。」

 

「ベル起きるかしら?」

 

「わからないわね。」

 

そんな話をしている中、ベルは?精神世界の中にいた。

 

「ここは?」

 

『さてベル、お前を呼んだのには理由がある。』

 

「?」

 

『これからのことを考えてサブライダーのライドウォッチを使わせてるために歴史をお前の頭の中に叩きこませる。ただしアーマータイムを使うのではなくジカンギレ―ドなどの武器にセットをするために使わせる感じだな?まずは基本的のアーマータイムになれた後に使うことにしよう。』

 

「はい!」

 

『いい返事だ。さぁ始めよう』

 

精神世界でベルはジオウに変身をしてオーマジオウが出した仮面ライダーたちとの特訓が開始された。




次回 27階層で起こった事件はオーマジオウによって粉砕された。アストレア・ファミリア達はベルが起きるのを待っていたが数週間が経ってもベルは目を覚まさない。

アリーゼ達は何度もベルの部屋に行くが彼が目を覚まさない。ロキやフレイヤなどもベルが目を覚まさないことも聞いていたのでお見舞いに来ていた。

そしてベルの二つ名も決まったがアストレアはそれを伝えることができない。

次回「目を覚まさない兎」

果たしてオーマジオウが助けたエルフの女の子って誰かなーーーー?


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目を覚まさない兎

アリーゼside

 

ベルが謎のモンスターと戦って数週間が経った。私達はベルによって救われたも当然・・・なのにベルは今だに目を覚まさない・・・・・・あれから数週間が経ち私達は傷などを治した。

 

けれどベルだけはまるで眠りについたかのように目を開けてくれない。アミッドに来てもらい治療をしてくれたけど目を開けない。

 

「ベル・・・・・・いつまで寝ているの?もう数週間は経ったよ?あなたが私達を助けてからね。なんで起きてくれないの?」

 

私は不安で仕方がなかった。ベルが起きないことにほかのメンバーも不安が大きくなっている。それはアストレアさまも同じだ・・・・・・ほかにもロキさまなどもお見舞いに来てくれたけどベルが起きることがなかった。

 

「アリーゼ、交代の時間だ・・・・・ベルは?」

 

リューの言葉に私は首を横に振り後を任せて団長としての仕事をするために私はベルの部屋を後にする。

 

アリーゼside終了

 

一方でそんなベルは精神世界で鍛え続けていた。ライダー達に鍛えてもらい現在はオーマジオウにジオウの姿で交戦をしていた。

 

「はあああああああああああ!!」

 

『ふん!!』

 

ジオウが振るうジカンギレ―ドをオーマジオウは受け止めると衝撃波を放ちジオウを吹き飛ばすがジオウはサブライダーのライドウォッチを出してセットをする。

 

【フィニッシュタイム!カリス!スレスレシューティング!】

 

「は!!」

 

ジカンギレ―ドから風の矢が放たれてオーマジオウに放たれる。オーマジオウはそれを左手でガードをするとジオウが接近をしてジカンギレ―ドを投げた。

 

『な!!』

 

オーマジオウは剣をはじかせたがベルがいないことに気づいた。

 

【フィニッシュタイム!チェイサー!ザックリカッティング!】

 

「はああああああああああああああああ!!」

 

上空からジカンザックスをふるいオーマジオウのボディにダメージを与えた。

 

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・」

 

『・・・見事ベル、基本形態ならばの戦い方だったな。』

 

「でも全然本気じゃなかったですよね?」

 

『ふふそうだな、そこまで見破られたがお前は私に一撃を与えたのは事実。だがジカンギレ―ドを投げてきたときは驚いたがまぁその手もありだろう。さてお前が眠らせて数週間が経ってしまったな。』

 

「え!?そんなに!?」

 

『私もうっかりしていた。そのせいで外では大変なことになっているようだ。』

 

「い、急いで戻らないと・・・・・・お姉ちゃんたちに何をされるのかわからない。」

 

ベルは慌てて戻ろうとしたがオーマジオウはそっちじゃないぞといいベルは顔を赤くしながら自分の体に戻る。

 

『ベル!これでアーマータイムをしても倒れることはないが、まだほかのは使用不可能にしている!それは成長と共にしているから安心をしろ!』

 

「はい!!」

 

ベルは急いで自分が寝ている体の場所へ行く前に一人の女性のところへと行く。彼女はベルに気づいたのか振り返る。

 

「ベル・・・・・・」

 

「・・・・・・僕は今でもお義母さんたちがいなくなったのを許していない。僕がどれだけ悲しんだか・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「だけど時々、オーマジオウさんとは別の何かを感じていた。お義母さんが見守ってくれているんだなって思った。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「だからこうして来ました。お義母さん僕は・・・・・・最高最善の英雄になります!おじさんやお義母さんが言っていたような英雄に僕はなる!!」

 

「・・・・・・ベル、お前ならなれるさ。私達が望んだ英雄にな。私もオーマジオウと共にここにいる。だから行ってこい。」

 

「うん!行ってきますお義母さん!」

 

ベルはアルフィアに挨拶をしてから自分の体の方へと戻っていきその様子をアルフィアは手を振った後に再びオーマジオウが出した木に座りこむ。

 

一方現代の方ではアイズがベルの部屋にいた。なぜ彼女が来ているというとベルが目を覚まさないと聞いて急いで彼の部屋に駆けつけて彼の右手を握っていた。

 

「ベル・・・・・・」

 

アイズは何かを決意をして彼に近づこうとしたときにベルの目が開いてそのまま起き上がりお互いの頭にごつんと大きな音が鳴り響く。

 

「「ッツ!!」」

 

2人は頭を抑えておりベル自身は何かに当たったので見ていると金髪の女の子の姿が見えたので声をかける。

 

「アイズ・・・さん?」

 

「べ・・・る?」

 

「おはようございます。」

 

「ベルうううううううううううううううううううううう!!」

 

「ほぐううううううううううう!!」

 

アイズはそのままベルに抱き付いてそのままベットに倒れてしまう。ベルの声が聞こえて扉が開いてアリーゼ達が見たのはアイズに押し倒されたベルの姿であった。

 

「「「「「何やっているんだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」」」」

 

「きゅーーーーー」

 

ベルはアイズに押し倒されたのもあり気絶をしてしまい、精神世界に再び戻ってきたのでオーマジオウとアルフィアは首をかしげていた。

 

『「早くないか?」』

 

「色々とありまして・・・・・・」

 

改めて目を覚ましたベルが見たのは涙目で見ていた姉たちだ。

 

「ベル!!」

 

「お姉ちゃん・・・・・・」

 

「良かった・・・・・・良かったよ・・・・・・」

 

「無事でよかった。お姉ちゃんたちが無事で・・・・・・」

 

「馬鹿ベル!!あんたが死んだら意味がないわよ!!あなたが死んだら私達は悲しいのよ!!」

 

「ご、ごめんなさい・・・・・・」

 

アリーゼは涙を流しながらベルを抱きしめていた、彼自身はオーマジオウに鍛えてもらったため体力などが増加されておりアーマータイムを使用する回数が増やすことができたがオーマジオウ自身がすっかり忘れていたため数週間が経ってしまい現在に至る。

 

さてベルが目を覚ましたことがアストレアも彼に抱きしめた。

 

「良かったわベル、心配かけさせて・・・・・・あなたは・・・・・・」

 

「ごめんなさいアストレアさま、僕・・・・・・」

 

「あなたのおかげでアリーゼ達が無事だったのは事実、でもあなたが無事じゃなかったら意味がないわよ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「そういえばあなたが眠っている間にあなたの二つ名が決まったわ」

 

「二つ名・・・・・・」

 

「そう二つ名・・・・・・「仮面正義兎」っていうわ。」

 

「仮面正義兎って・・・・・・もしかして仮面ライダージオウにアストレア・ファミリア・・・・・そして僕の見た目・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

ベルは仮面正義兎と名付けられたのでショボンと落ち込んでいた。仮面正義兎という二つ名がつけられたので・・・・・・って待てよと思いベルは考えていた。

 

(仮面正義兎ってことはこれからは堂々とジオウに変身ができるってことだよね?あ、でも僕普段変身をする時は目立たない場所で変身をしていたからな・・・・・・今更か・・・・・・)

 

ベルはそう思いながらも仮面正義兎と思いながらもはやく大人になりたいなーと思いながら左手のジオウライドウォッチを動かした。




次回 ベルが起きてから数日が経ったが、ベルは苦笑いをしながら膝をついている人物を見ていた。それは黒髪をしたエルフの女性がベルを待っていたかのようにいた。

「お待ちしておりました魔王さま。」

「え?」

次回「黒い髪をしたエルフ」

『あー私のせいかな?これは・・・・・・』


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黒い髪をしたエルフの女性

ベルside

 

僕が目を覚ましてから数日が経ちまして、お姉ちゃんたち以外にもフィンさん達もお見舞いに来てくれたみたいなので僕はお礼を言う為にロキ・ファミリアのホームへと向かおうと思っていましたが・・・・・・現在僕は困惑をしています。

 

「我が魔王」

 

「僕、魔王じゃないんですけど・・・・・・」

 

黒い髪をしてリューお姉ちゃんみたいに耳がとがっている人物、エルフの人で間違いないけど・・・・・・オーマジオウさん知っている人?

 

『・・・・・・あぁ知っている。この人はアリーゼ達を助ける前に助けた少女で間違いない。』

 

あ、そうなんだ。でもどうして僕がジオウだってわかったんだろう?

 

「えっと顔を上げてもらってもいいですか?」

 

「は!」

 

うん、綺麗なお姉さんだなー黒い髪は輝夜お姉ちゃんにも負けていないし胸の大きさは・・・・・・うんリューお姉ちゃんよりは大きいと思う。

 

「僕がどうしてジオウだってわかったの?」

 

「は!我が魔王の力は隠されていると思いますが、私は助けてもらった際にスキルとしてあなたさまの力を探知をする能力を得ました。」

 

ええええええええええええええええええ!?なんで!?すごすぎるでしょ!!僕驚いているよオーマジオウさん!!

 

『あ、あぁ私も一緒だ。だがこいつは確か・・・・・・ディオニュソス・ファミリアにいたはずだよな?』

 

「えっと名前を聞いていなかったけど?」

 

「は!私の名前はフィルヴィス・シャリアと申します。すでにファミリアは抜けました。どうか・・・・・・私をあなたの部下として扱いください。」

 

えーーーそんなこと言われても・・・・・・とりあえず僕はフィルヴィスさんを連れて一度アストレア・ファミリアのホームへと戻ってアストレア様のところへと行く。

 

「アストレアさまあああああああああああああああああ!!」

 

「べ、ベルどうしたのってあら?」

 

アストレアさまも僕がフィルヴィスさんを連れてきたのに驚いているようで僕は事情を話す。

 

兎説明中

 

「あーそれでベルの部下・・・・・・というかその下につきたいって言うのね?」

 

「はい、我が魔王に助けられて以降ずっと忘れられないのでディオニュソス様のところから離脱をしまして・・・・・・」

 

「わかったわ。とりあえずあなたにも私の恩恵を刻むわね?」

 

「感謝をしますアストレアさま。」

 

「では僕外で待っていますね?」

 

外に出ていきアストレア様がフィルヴィスさんに恩恵をつけている間暇をしている間何をしていようかなと思いライドウォッチを外してみていた。

 

「ディケイドライドウォッチか・・・・・長いなーーーどうしてディケイドライドウォッチだけ長いんだろう?」

 

僕はディケイドライドウォッチを見ていると扉が開いてフィルヴィスさんが出てきた。どうやら恩恵をもらったみたいだ。

 

「お待たせしました我が魔王。」

 

「あのー僕魔王でも何でもないんですけど・・・・・・」

 

「何をおっしゃいますか?それともオーマジオウさまとお呼びしたほうがよろしいですか?」

 

「普通にベルでお願いします。」

 

「わかりましたベルさまとお呼びいたします。」

 

「レベルなどは3だけど一応ダンジョンで行ったどうかしら?」

 

「わかりました。フィルヴィスさん行きますよ?」

 

「は!!」

 

とりあえずアストレア様と共にギルドの方へと向かい、フィルヴィスさんの冒険者登録を済ませてからダンジョンに入った。

 

フィルヴィスさんは魔法を使うことができるそうなので僕はジカンザックスを出してユミモードでゴブリンを倒して10階層まで降りる。

 

「さてっとここからはジクウドライバーを使おうかな?オーマジオウさん!」

 

僕は声をかけるとジクウドライバーが現れて僕はジオウライドウォッチを起動させてセットをする。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者!その名も仮面ライダージオウ!」

 

(まさかウォズの台詞を言うとは思ってもいなかったが・・・・・・懐かしいな・・・・・・私も始めて変身をした時にそう言われたのをな。)

 

「フィルヴィスさん、行きますよ?」

 

「は!ベルさま!!」

 

僕たちは降りていき現れた大猿に驚いてしまう。

 

「ベルさま、あれはシルバーバックとよばれるもの。」

 

「だったらこのライドウォッチだね。」

 

【鎧武】

 

そのまま左側のセットをして変身をするけどあれ?上から何かが頭のくるうううううううううううううう!!

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!ソイヤ!ガイム!】

 

「祝え!全ライダーの受け継ぎ時空を超え過去と未来をしろしめす時の王者!その名も仮面ライダージオウ!ガイムアーマー!」

 

「さてここからは俺達のステージだ!!」

 

僕は現れた大橙丸Zを装備をして襲い掛かってきたシルバーバックを切っていく。だけど流石に魔物の数が多いな・・・・・・

 

「ベルさま!ここは私が魔法で倒します!その間敵を引きつけておいてください!」

 

「OK!じゃあこれを貸してあげる!!」

 

僕はコダマスイカアームズとタカライドウォッチを起動させてフィルヴィスさんを守るように指示を出してシルバーバックやインプなどを相手にしている。

 

「一掃せよ、破邪の聖杖!ベルさまおさがりを!!ディオ・テュルソス!!」

 

フィルヴィスさんの声を聞いて僕は横にそれると雷魔法が発動をしてシルバーバック達に命中をして撃破されていく。すごい魔法だなと思いつつもオレンジのエネルギーをたくさん作りそれを投げつけてからベルトの操作をする。

 

【フィニッシュタイム!ガイム!スカッシュタイムブレーク!】

 

「はあああああ・・・・・・せい!!」

 

六つの大橙丸Zを振りまわしてエネルギー刃をモンスターたちに放って撃破していく。やがてモンスターがいなくなったのを見て僕はフィルヴィスさんのところへと行く。

 

「お見事ですねフィルヴィスさん。」

 

「いいえベルさまも流石魔王でございますね?」

 

「ありがとうございます。だけどまだ僕は冒険者としても・・・・・・魔王としてもまだまだですよ。あの時だってオーマジオウさんが僕の体を使ってやりましたから。」

 

「・・・・・・それでもあなたさまについていくと決めたのは事実です。たとえ助けた人が弱くても・・・・・・あなたさまは強くなる・・・・・・私はそう思っております。」

 

「フィルヴィスさん・・・・・・」

 

僕は仮面の奥で涙を流しかけたよ。なんて優しいエルフの人なんだと思いながら僕たちはダンジョンを終えてホームの方へと戻ることにした。

 

新たな仲間フィルヴィスさんを加えたアストレア・ファミリア、僕も頑張ります!!(`・ω・´)




次回 フィルヴィスというエルフの人物がアストレア・ファミリアに入ったが・・・・・・ベルより年下ではないので彼はショボンとなるがまぁ仕方がないと思いたちあがる。

ある日彼は一人でオラリオを街を歩いていると一人の犬人にくんかくんかされる。

次回「犬人くんかくんか」

「はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・」

へ、変態だああああああああああああああああああああああああ!!


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犬人くんかくんか

フィルヴィスという人物がアストレア・ファミリアに仲間に入ってから数週間が経った。

 

我らのベル・クラネルは何をされているのか?

 

「くんくんくんくん、はーどうして君はいい匂いをしているのかな?」

 

「な、ナァーザさん・・・・・・」

 

ナァーザ・エリスイス、ミアハ・ファミリアの団長を務める人物、本来の歴史では右手が義手となっているがその前にアストレア・ファミリアが介入をしたことで彼女は右手を失うこともなくミアハ・ファミリアも零細ファミリアではない。

 

現在彼はベルの頭をモフモフしながらファミリアにやってきたベルをこうしてモフモフタイムに入っていた。

 

このモフモフを気にいったのかナァーザは一週間に一回はモフモフをしないと禁断症状が出てしまうほど気にいってしまったのだ。

 

「うふふふふふふふふふふふふふふ」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

((((あ、また団長がモフモフタイムに入ってる。))))

 

ファミリアメンバーはいつも通りのナァーザを見てベルもあきらめた様子であった。実は彼のモフモフを気にいっているのは彼女だけじゃない。がちゃっとドアが開いて銀色の髪をした女性が入ってきたのを見てメンバーはそそくさと退散をする。

 

「アミッドどうしたの?」

 

「アミッドお姉ちゃんこんにちは。」

 

「こんにちはベル、さてそこの犬人さん?今日はベルは私の方に来るはずでしたが?」

 

「あら?何のことかしら?」

 

バチバチと火花を散らす二人、そうベルのモフモフは二人にとって癒しの効果を持っており疲れているがベルをモフモフをすると疲れが吹き飛んでしまうためベルはこうして一週間に一回はミアハ・ファミリア、ディアンケヒト・ファミリアにお邪魔をしてアミッド及びナァーザにモフモフされている。

 

ベル自身も二人のことは嫌いじゃないのでモフモフされるのはいいが・・・・・・現在ナァーザがベルを抱きしめているのをアミッドが睨んでいる。

 

その様子をオーマジオウはベルの中から見ていたのでため息をついていた。

 

『全く、この二人はベルのモフモフをした髪などが気にいったのかアリーゼ達もそうだが・・・・・・ベルは魅了を持っているのかと思ってしまうよ。って待て待て待て!!』

 

オーマジオウが待てといいながら立ちあがったのはベルが二人に引っ張られていたからだ。

 

「は・な・し・な・さ・い!!」

 

「い・や!!」

 

「ふぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

 

ベルはあまりの痛さに涙目となっていた。二人はそれに気づいて離したのはいいがベルは勢いよく地面にぶつかってしまい顔を抑えていた。

 

「べ、ベル?」

 

「す、すみません・・・・・・」

 

2人はベルに声をかけるが、彼は立ちあがりそのまま黙って去っていく。そりゃあいきなり両手を引っ張られたら誰だっていやである。

 

2人は急いでベルを追いかけるためにナァーザはメンバーに後を任せて追いかける。一方でベルはアストレア・ファミリアのホームに帰らずにどこかを走っていた。

 

オーマジオウとアルフィアは何も言わずにベルを見守っていたがどこかでベルは疲れたのか休憩をしてオーマジオウは話しかけている。

 

『ベル、二人はお前のことを嫌ってあんなことをしたわけじゃない。』

 

「わかっているけど・・・・・・僕は物じゃないもん・・・・・・」

 

『わかっているさ、だが私は二人はお前に謝りたいと思っているのは事実、まぁあまりの痛さにお前が逃げだすのはわかるさ。今頃二人はお前を必死に探しているだろう。』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベルは左手のタカライドウォッチを起動させてナァーザとアミッドをここに連れてくるように指示をするとタカライドウォッチはベルの命令を実行をするために二人を空から探す。

 

一方で二人はベルを必死になって探したが見つけることができなかった。

 

「私のせいだね・・・・・・ベルのことを気にいっちゃって・・・・・・」

 

「いいえ私も悪いです。あれは?」

 

『ぴーぴー!!』

 

タカライドウォッチを見つけて二人は後を追いかけて大きな木が見える場所へ到着をする。そこにベルは座っており二人はベルを見つけると土下座をした。

 

「ふぇ?」

 

「「ごめんなさい!ベル!!」」

 

「私、ついアミッドにベルがとられてしまうと思ってつい意地になって・・・・・・」

 

「私もです。ナァーザがあなたを抱きしめているのを見て嫉妬をしてしまいあんな行動を・・・・・・それであなたを傷つけてしまった。」

 

「「本当にごめんなさい!!」」

 

『ベル、許してやったらどうだ?こんなに二人が謝っているのだからな。』

 

「・・・・・・アミッドさん、ナァーザさん・・・・・・僕は物じゃありません。あんなに引っ張られたら僕だって痛いです。」

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

「これからは2日ごとに行きます。それなら2人が喧嘩をすることがないと思います。」

 

「「ベル・・・・・・」」

 

「僕は喧嘩をする二人を見るのは嫌なんです。だから僕で喧嘩をするなら・・・・・・」

 

ベルは涙を流しながら言うのを見て二人はお互いを見てから謝る。

 

「ごめんなさいアミッド。」

 

「いいえナァーザこちらも悪いのです。」

 

お互いに謝ったのを見てベルは首を縦に振るが二人の人物はじーっと見ていたのを見てベルは冷汗をかいてしまう。

 

「さてでは今からモフモフタイムをするとしましょうか?」

 

「そうね。疲れを癒させてもらいましょうか?」

 

「ふええええええええええええええ!!」

 

こうしてベルは二人の団長達にモフモフされてしまうのであった。




次回 モフモフ事件で疲れてしまったベル、まぁこれで仲良くなってくれるな自分がしたことが間違いじゃないなと判断をした。

ホームへと戻ったベルは裏庭で模擬戦をしている姉たちを見ていた。リューと輝夜の二人が模擬戦をしていたのを見てるのを見てベルはジクウドライバーを出すようにいい変身をする。

次回「通りすがりの力」


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通りすがりの力

ベルside

 

つ、疲れた・・・・・・ナァーザさんとアミッドさんが仲良くなったのはいいけど、その分二人からのモフモフがいつも以上に触られた気がしてマインドダウンしかけたよ・・・・・・おかしいな?僕魔法なんて使っていないはずなんだけど・・・・・・とりあえず疲れた体を休ませるためにホームの方へと歩いていく。

 

『まぁベルお疲れだな?』

 

「オーマジオウさん、何もしてくれなかった・・・・・・」

 

『それに関してはベル、お前自身だからな。私もそこまで甘やかすつもりはない。それに二人が仲良くなれたのはいいことじゃないか。』

 

「そうですけど・・・・・・」

 

そう話ながらホームの方へと帰ると裏庭の方で音が聞こえてきたのでこっそりと覗いて見るとリューお姉ちゃんと輝夜お姉ちゃんが激突をしていた。

 

でもどうして二人が?

 

『おそらく模擬戦をしているのだろう?ベル、お前もリューと模擬戦をしたことと同じだ。』

 

なるほど、オーマジオウさんジクウドライバーをお願いします!

 

『ふむよかろう。』

 

腰部にジクウドライバーが現れるとジオウライドウォッチともう一つのライドウォッチを出した。

 

【ジオウ】【ディ・ディ・ディ・ディケイド】

 

僕はそのままジクウドライバーに二つセットをしてまわした。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!カメンライド ワオ!ディケイド!ディケイド!ディーケーイードー!】

 

「これって?」

 

『仮面ライダージオウ ディケイドアーマーだ。ほかの形態とは違いディケイドライドウォッチ自体が大きいのには秘密がある。まぁまずは専用武器を出してみろ』

 

専用武器?ベルトから何かが出てきて僕は驚いてしまう。

 

【ライドヘイセイバー!】

 

「剣?だけど針にライダーのマークがある。とりあえず!」

 

僕は姉たちがいる裏庭の方へと突入をしてライドヘイセイバーの針を動かしてマークを選んだ。

 

【ヘイ!ダブル!デュアルタイムブレーク!】

 

「えい!!」

 

二つの黒い竜巻と緑の竜巻が発生をしたのを見てもしかしてライドヘイセイバーはほかのライダーの力を剣で使えるってこと?

 

『そのとおりだベル。ライドヘイセイバーは針を動かすことでどのライダーのマークで発動をすることができる。』

 

「べ、ベル!?」

 

「なんだその姿は!!」

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え過去と未来をしろしめす時の王者!その名も仮面ライダージオウ ディケイドアーマー!」

 

「ふぃ、フィルヴィスちゃん・・・・・・それあなたの役目だったんだ。」

 

「通りすがりの仮面ライダーだ覚えておけ!輝夜お姉ちゃん、リューお姉ちゃん行くよ!!」

 

「来いベル!」

 

「お前の力見せてもらうぞ!!」

 

2人は僕に武器を構えている。さーてショータイムだ!

 

ベルside終了

 

お互いに構えているとリューが突撃をしてベルに振り下ろした。ライドヘイセイバーを使いリューの攻撃を受け止めたが輝夜が接近をして太刀をボディに切りつけてダメージを与える。

 

「流石に二人相手では不利かな?」

 

『ベル!ディケイドライドウォッチにほかのライドウォッチを装着させてみろ。』

 

「ほかのライドウォッチを?」

 

『そうだ!それがディケイドライドウォッチのもう一つの力だ!』

 

「わ、わかった!!」

 

【鎧武!】【ファイナルフォームターイム!ガ・ガ・ガ・ガイム!】

 

肩部の文字がガイムの名前に変わり、胸部から左肩にかけてバーコードがジンバーレモンと変わり、ガイムのアンダースーツのようになり左手にソニックアローが現れて二人が振り下ろした武器を受け止めた。

 

「変わった!?」

 

「姿などは変わっていないが・・・・・・アンダースーツなどが変わっている気がする。」

 

二人の武器をはじかせた後、ライドヘイセイバーを置いてソニックアローを引っ張りエネルギーの矢が放たれてリューはガードをしたが吹き飛ばされる。

 

「ぐ!!」

 

「リオン!」

 

「は!!」

 

「ぐ!!」

 

接近をしたライドヘイセイバーを振り下ろして輝夜はガードをする。

 

「次はこれだ!」

 

【ブレイド!】

 

ガイムのライドウォッチを外してブレイドがセットされる。

 

【ファイナルフォームターイム!ブ・ブ・ブ・ブレイド!】

 

ガイムからブレイドの名前に変わり、ジャックフォームに名前が変わり左手にブレイラウザーが装備されてダッシュをする。

 

「はああああああああああああ!!」

 

ベルの攻撃を二人は回避をして二人はベルの力が以前よりも上がっているのに気づいた。

 

「リオン!お前の魔法を叩きこんでやれ!」

 

「わかりました!ベル、痛いですけど我慢をしてください!!今は遠き森の空・・・」

 

「あれはリューお姉ちゃんの魔法!止めないと!」

 

「おっとベル、私もいることを忘れるな?」

 

「ぐ!!」

 

ベルはリューの魔法を止めようとしたが輝夜が邪魔をして止めることができない。

 

「星屑の光を宿し敵を討て!ルミノス・ウィンド!」

 

リューから放たれた風・光の属性を持つ攻撃魔法がベルに放たれて輝夜は蹴りを入れて後ろの方へと下がりルミノス・ウィンドを受けてしまう。

 

「少し・・・・・・やり過ぎたでしょうか?」

 

「お前・・・・・・どれだけの威力で放った。」

 

輝夜はベルの方を見ているとライドヘイセイバーを縦にしてリューが放ったルミノス・ウィンドをガードをしたベルが立っていた。

 

「嘘、リオンの魔法をガードをした?」

 

『いや、ベルはあの時の魔法を受けているし立ているだけでやっとだ、そうだろベル?』

 

「ふえええええ・・・・・・」

 

ベルは膝をついてライドウォッチを外して変身を解除をした。ライドヘイセイバーなどが消えて彼自身は初めてリューの魔法を受けたので威力などが前に攻撃を受けた闇派閥の魔法に比べても威力が高かったのだ。

 

「ご、ごめんなさいベル・・・・・・」

 

「どうやらやり過ぎたみたいだなリオン、さてベル立てるか?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベルは無言で首を横に振ったので彼女は抱え上げてアリーゼ達はディケイドアーマーの力を見ていたので興奮をしていた。

 

「あんな風に変わるなんて知らなかったわ!」

 

「私も驚いたよ!」

 

「てか長いなこれ!ほかのライドウォッチよりも長すぎない!?」

 

「さてベル、今日は私と一緒にお風呂に入ってもらうぞ?」

 

「ふぇ?」

 

輝夜に連れられて彼はお風呂の場の方へと連れていかれて服なども脱がされて輝夜も来ていた着物を脱いで裸になり一緒にお風呂に入る。

 

「「ふぅ・・・・・・」」

 

「それにしてもベル、あの姿は驚いたぞ?」

 

「えへへへへへ・・・・・僕自身もあの姿になったの初めてなんだけどね?」

 

「ふむ、二人がかりで挑んだがファイナルフォームタイムだっけ?あの姿になったときはベルのライダーの力を使うことができるのだな?」

 

「うん、今回使ったのはガイムとブレイドのだけどほかのライダーも使えるよ?」

 

「そうか、ベル・・・・・・来週からは忙しくなるぞ?お前もレベル2になったからな。アリーゼが少し遠征をするといってな。それでお前も連れていくことにしたんだ。」

 

「本当!?」

 

「あぁオーマジオウが27階層へと連れてきたが今回は私たちと共にダンジョンに行くぞ?」

 

「わーい!!」

 

「可愛い奴め」

 

輝夜はベルに抱き付いて二人はお風呂を堪能をするのであった。




次回 アストレア・ファミリアは来週遠征をすることとなり、ベル自身も初めての遠征に緊張をしている。その姿に姉たちは可愛いと思いながらも遠征に行く準備を進めていく。

次回「遠征準備」

はいセーラーギャラクシアです。今回登場をしたガイムフォームおよびブレイドフォームはオリジナルです!

一応ディケイドアーマーのファイナルフォームタイムですが

クウガ ライジングフォーム

アギト トリニティフォーム

龍騎 龍騎サバイヴ

ファイズ アクセルフォーム

ブレイド ジャックフォーム

響鬼 響紅

カブト ハイパーフォーム

電王 ライナーフォーム

キバ ドカバキフォーム

ダブル ファングジョーカー

オーズ タジャドルコンボ

フォーゼ ロケットステイツ

ウィザード フレイムドラゴン

ガイム ジンバーレモン

ドライブ タイプフォーミュラー

ゴースト グレイトフル魂

エグゼイド ブラザーズアクションゲーマー

ビルド ラビットタンクスパークリングの予定です。もし中間フォームがこれがいいと思う人がいれば考えます。

では


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遠征準備

アストレア・ファミリアの遠征が決まりベルもレベル2になったってことで今回から遠征に連れていくことになりベル自身も初めての遠征のため楽しみにしながら準備をすることにしたが・・・・・・現在一緒に遠征の準備をしているマリューに声をかける。

 

「ねぇマリューお姉ちゃん?」

 

「なーにベル?」

 

「遠征ってどんな準備をするの?」

 

「そうだね・・・・・・ポーションとか魔導士の回復用のポーションや食料とか飲み物など様々なものが必要だよ?」

 

「そうなんだ。」

 

「大丈夫だよベル、私達がついているから平気だよ!」

 

マリューはベルに両手を広げるとベルはそこにすっぽりと入りこんでマリューはぎゅーと抱きしめてベルの髪の毛をなでなでしている。

 

「もふもふもふもふもふもふ(^^♪」

 

「あ・・・うにゅ・・・・・・」

 

「うふふふベル、顔を真っ赤にしているよ?」

 

「だ、だってマリューお姉ちゃんの・・・・・・」

 

「私の何?」

 

「ううううううう・・・・・・」

 

ベルは顔を赤くなりながらマリューの胸が当たっているのでマリューはわざとニヤニヤしながら言うのでベルは小さい声で呟く。

 

「・・・・・・ムネガアタッテイルヨ」

 

「ふふーん」

 

マリューはぎゅっとベルを抱きしめている様子をアルフィアと見ていたオーマジオウ、彼女からはオーラが発生させており彼女はじーっと見ていた。

 

『あ、アルフィア?』

 

「・・・・・・奴を殺すか。」

 

『いや駄目だろ!!』

 

「最近のベルは油断が大敵だ!昨日もそうだったが・・・・・・女性に対して甘い!!」

 

(そうかな?逆に女性の方がベルを甘やかしているような・・・・・・気のせいだろうか?)

 

オーマジオウは様子を見ながら両手を組み、再びベルの様子を見ながら玉座に座っていた。一方で現実の方ではマリューに抱きしめながらジタバタしていると様子を見に来たリャーナが現れる。

 

「何やっているのマリュー。」

 

「いやーベルの髪をし見ているとつい抱きしめたくなってモフモフしてました(*´ω`)」

 

「まぁ気持ちはわかるけどさ。ほらベルが苦しそうにしているから。」

 

「あ、ごめんベル。」

 

「うにゅ・・・・・・」

 

解放されたベルは顔を真っ赤にしながら準備を進めていく、マリューはやり過ぎたかなとリャーナにいい大丈夫だと思うけど?と答える。

 

リャーナはそう言えばと気になったことを聞くことにした。

 

「ねぇベル?」

 

「何リャーナお姉ちゃん?」

 

「ライドウォッチってベルは現在どれだけ持っているの?」

 

「基本的に僕が持っているのはこのジオウライドウォッチだけだよ?後はオーマジオウさんが状況においてライドウォッチを出してくれる感じだね。」

 

「なるほど・・・・・・ねぇちょっと見せてもらえる?」

 

ベルはジオウライドウォッチを外して渡した。

 

「ふーむ・・・・・・」

 

「どうしたのリャーナ?」

 

「いやーこのライドウォッチに使われている素材とかオラリオに存在をしているかなって思ってね。だってこれ叩いても壊れないからかなりの強度を持っているわよ。ありがとうベル。」

 

リャーナから受け取りライドウォッチホルダーにジオウライドウォッチを装着をする。ふああああと欠伸をするベルを見て二人はふふと笑ってからお昼寝をする時間かと思い一度中断をして一緒のベットに入り寝ることにした。

 

その様子を見ていたアルフィアはオーラをさらに強めたが体に何かが巻き付かれて地面にこける。犯人であろう人物を見ているとウィザードライドウォッチを押してバインド魔法を発動させたオーマジオウがいた。

 

『全く、少しは落ち着いたらどうだ?』

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

オーマジオウは過保護の母親を面倒を見ないと行けないのかと思いため息をついてしまいベルのことも心配だが・・・・・・そういえば前にベルのおじいさんが言っていた言葉を思いだした。

 

『ベル!ハーレムはいいぞ!』

 

『・・・・・・って言っていたなあの爺さん。』

 

ため息をつきながらベルのことを見ながら彼はジオウライドウォッチとは別のライドウォッチを出してみていた。

 

「・・・・・・この遠征の時にベルに使わせてみるか・・・・・・私の力の一部を具現化したウォッチ・・・・・・「ジオウⅡライドウォッチ」を」

 

彼はこの遠征が何事もないことを祈りながらジオウⅡライドウォッチを持ちながら一緒に寝ている二人の姉たちを見ながら幸せそうに昼寝をしているベルを見ていた。




次回 準備などを整えていきアストレア・ファミリアは遠征へと向かう。ベルもその中におりアストレアにぎゅっとしてから遠征へと向かう。

次回「いざ行かん!アストレア・ファミリア遠征へ!」


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いざ行かん!アストレア・ファミリア遠征へ!

あれから準備が完了をしてアストレア・ファミリアは遠征へ向かうためにダンジョンへと歩いていく。その中にベル・クラネルも一緒でアリーゼと手をつなぎながら彼らは遠征へと出発をする。

 

ダンジョンに入りベルの腰部にジクウドライバーが現れたのでベルは首をかしげていると声が聞こえてきた。

 

『遠征ってことで流石に途中で出すのも大変だからな、最初から変身をしていけばいいと判断をした。』

 

「ありがとうオーマジオウさん!変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

最初からジオウに変身をして彼女達は中へダンジョンに入り構える。ベルもジカンギレ―ドをジュウモードにして現れたゴブリンに放ち倒していく。やがて彼女達は中層へと入っていき目の前に現れたミノタウルスをベルはジカンギレ―ドで切り裂いて倒した。

 

「ベル・・・・・・」

 

「リューお姉ちゃん、何持ってきたの?」

 

「ごめんなさい、ベルの仲間を・・・・・・」

 

「僕はアルミラージじゃないよ!!」

 

リューが持ってきたアルミラージにベルはツッコミを入れて切っていく。17階層へと突入をしてアリーゼが止めた。

 

「待ちなさい。」

 

「アリーゼ?」

 

「いいわねベル、あなたにとっては初めて戦うから覚えておいた方がいいわ。ここには階層主と呼ばれるモンスターがいるのよ。」

 

「階層主?」

 

「そうだ、あれがここの階層主・・・・・・」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「「ゴライアス!」」

 

現れたゴライアスは咆哮をしてアストレア・ファミリアを見ていた。ベルはジカンギレ―ドを構えていると剛腕が振るわれてベルに当たり吹き飛ばされる。

 

「が!!」

 

「ベル!!」

 

「アリーゼ来るぞ!!」

 

「わかっているわ!!行くわよ!!」

 

アリーゼの指示の元アストレア・ファミリアはゴライアスと交戦をする中、ベルは壁から出てアリーゼ達の戦いを見ていた。

 

「すごい・・・・・・」

 

『・・・・・・ベル、ジオウの力を一段階解放させよう。』

 

ベルの両手にライドウォッチが現れてベル自身は首をかしげる。

 

「これは?」

 

『ジオウをもう一段階に変身をすることができるライドウォッチ、その名もジオウⅡライドウォッチだ。金のサイドと銀のサイドをジクウドライバーにセットをするんだ。そうすればお前はジオウⅡに変わる。』

 

「わかった!!」

 

ベルは立ちあがりジオウライドウォッチを外して上部のボタンを押す。

 

『ジオウ Ⅱ!』

 

そのままスライドさせて分割されてそれぞれをジクウドライバーにセットをして音声が流れる。

 

「なんだ?この音は。」

 

「ベル?」

 

「は!!」

 

『『ライダータイム!』』

 

『仮面ライダー!』『ライダー!』

 

『ジオウ・ジオウ・ジオウ!Ⅱ(ツー!)』

 

「祝え!全ライダーを凌駕し、時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者!その名も仮面ライダージオウⅡ!新たな歴史の幕が開き瞬間である!」

 

「仮面ライダー・・・・・・」

 

「ジオウ・・・・・・」

 

「Ⅱ・・・・・・」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「お前の手は読めた!!」

 

ジオウⅡに変身をしたベルはそのままゴライアスが振り下ろした剛腕交わしてからその剛腕を踏み台にしてベルトから武器が現れる。

 

『サイキョ―ギレード!』

 

「はああああああああああああ!!」

 

サイキョ―ギレードのトリガーを押して必殺技を放つ。

 

『ライダー斬り!!』

 

「でえええええい!!」

 

振り下ろされたサイキョ―ギレードの斬撃がゴライアスを真っ二つに切り裂いた。全員がジオウⅡの力を見て・・・・・・ベル自体がさらに強くなっていくのを姉たちは見ていた。

 

(ベル・・・・・・ベルの力はジオウⅡとなってさらに強くなった。でも・・・・・・)

 

(その力はベル自身も滅ぼしてしまう力かもしれない。ジオウⅡ・・・・・・オーマジオウが選択をした力ならば私達は何も言わない。だが・・・・・・)

 

(((今のベルには強力すぎる。)))

 

「これが・・・ジオウ・・・・・・Ⅱ」

 

ベル自身もジオウⅡが今まで使っていたジオウやアーマータイムの力を凌駕しているのを感じていた。

 

「それにさっきゴライアスの動きなどがわかったのって・・・・・・これが未来予知?」

 

『そうだ、前にベル・・・・・・アリーゼ達が危険が見えたといっていたな?おそらく私と融合をしている影響でお前に未来予知・・・・・・一瞬だけ見せることが発生をした可能性がある。そしてジオウⅡは相手の手の先を読むことができる未来予知が可能ということだ。』

 

「・・・・・・未来予知。」

 

「ベル、大丈夫?」

 

「アリーゼお姉ちゃん大丈夫だよ?」

 

ベルはジオウⅡライドウォッチを外してジオウライドウォッチをセットをしてジオウに変身をして歩きだす。

 

「ジオウⅡじゃなくていいのか?」

 

「あれ、案外体力をかなり使うんです。だから階層主を倒したらジオウに戻る感じですね。」

 

「なるほどな、確かにあの力・・・・・・強そうだけどよ。今のベルにとっては体力などを考えたら遠征の時は階層主を相手にジオウⅡで戦った方がいいな。」

 

「僕もそう思う。」

 

「とりあえず次のリヴィラの街で休憩をしようかしら?それに時間的にも・・・・・・ね?」

 

「?」

 

ベルはジオウの変身を解除をしてリヴィラの街に到着をしてベルはダンジョンの中にある街を見て目を見光らせている。

 

「おーーーーーーーー」

 

「ここがリヴィラの街よ!」

 

初めてリヴィラの街へとやってきたベル。ゴライアスを倒してベルたちはリヴィラの街で休憩をすることにした。




次回 18階層のリヴィラの街に到着をしたアストレア・ファミリアはテントを買い近くでテントを張るために買いに行く。

ベルはボーっとしていると突然として彼は口を抑えられてたが後ろを振り返るとアーディだった。

彼女と久々に会ったベル、まさか抑えられるとは思わなかったので油断をしていた。そこに輝夜が現れていっしょに水浴びをするために川に行く。

次回「水浴び」

「あれれ?」


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水浴び

ベルside

 

階層主ゴライアスを倒した僕たちアストレア・ファミリアは現在安全階層と呼ばれる場所にて休憩をする。

僕自身は初めてリヴァラの街にやってきたけど姉たちは止まるためのテントなどを買いに行くってことで僕はここでボーっとしていた。

 

ゴライアスとの戦いでジオウⅡに始めて変身をしたけどアーマータイムより軽い気がしたけど気のせいかな?こうして誰もいないで静かに過ごすってことは少なかったから・・・・・・たまにはいいかな?

 

「・・・・・・うぐ!!」

 

突然としてボーっとしていた僕は後ろから抱きしめられてもう姉たちが帰ってきたのかなと思い振り返ったが違う人だった。

 

「ヤッホーベル君❤」

 

「あ、アーディお姉ちゃん?」

 

そういたのはガネ―ジャ・ファミリアの人でアーディお姉ちゃんだった。なんでお姉ちゃんがここにいるんだろうと思い話しかける。

 

「アーディお姉ちゃんどうしてここに?」

 

「私達も遠征で来ていたの。そうしたらベル君がボーっとしていたからそれで抱き付いちゃった❤」

 

「そ、そうなんだ。」

 

「ベルってなんだアーディか。」

 

「輝夜ヤッホー。」

 

「そうだついでにアーディお前も水浴びをするか?これからベルを連れて水浴びをすることにしていたが・・・・・・」

 

「ならお邪魔しようかな?」

 

まさかのアーディさんも参戦をするの!?最近お姉ちゃんたちと一緒に水浴びとかお風呂に入ると恥ずかしい気がするのは気のせいかな?うーーーーんまぁいいか。

 

ベルside終了

 

輝夜とアーディに連れられて水浴びをする場所へとやってきたベル、ベルは姉に脱がされた後に輝夜とアーディも一緒に服を脱いで湖に入る。

 

「つ、冷たい・・・・・・」

 

「あらあら兎さまにはまだ早すぎましたかな?」

 

「・・・・・・・・ねぇ輝夜?」

 

「なんだ?」

 

「いつも入っているの?」

 

「お風呂とか一緒に入ったり布団に一緒に寝たりしているな。ほらベル・・・・・・」

 

「うにゅ」

 

輝夜に呼ばれてベルは彼女に抱き付いた。輝夜自身もまんざらじゃないのですりすりとしてくるベルの頭を撫でているのをアーディは顔を赤くしながら見ていた。

 

「どうしたアーディ?」

 

「ううん何でもない!(うわーベル君甘えん坊だね。まぁ7歳だから当たり前か・・・・・・)」

 

アーディはベルが7歳だってことにすっかり忘れていたので改めて7歳だなと確認をしていると叫び声が聞こえたので見るとアリーゼが頬を膨らませていた。

 

「ずるいわよ輝夜!!ベルと一緒に先に水浴びをしているなんて!!」

 

「あらあら団長さま、私は用事が終わらせたので先に待っているベルのところへと来たのですわよ。アーディがまさかベルを抱き付いていたのは予想外だったけどな。」

 

「なら私も入る!!」

 

アリーゼは来ていた服などを脱いでいき裸となり湖の中に入りこむ。

 

「「「うわあああああ!!」」」

 

飛び込んできたせいで三人は冷たい水を浴びてしまいベルはおぼれかけてしまう。

 

「こらアリーゼ!!飛び込んでくるな!ベルがおぼれかけたじゃないか!!」

 

「ごめんベル!!」

 

「ベル君大丈夫?」

 

「ブクブクブクブク」

 

ベルがおぼれかけたので急いで湖から上がり彼の口から水が出てきてげほげほと咳をする。

 

「ベル!ごめん本当にごめん!!」

 

アリーゼは裸のまま土下座をしてきたのでベル自身は頭を振りながらアリーゼの方を見ていた。

 

「び、びっくりした・・・・・・だ、大丈夫だよアリーゼお姉ちゃん。だから頭をあげて。」

 

「あー優しいわベルううううううううううううう!!」

 

「うぐううううううううううううう!!」

 

アリーゼがベルに抱き付いたが彼女の大きな二つの果実が彼の顔を覆ってしまいベルは手をあげたが・・・・・・やがて手を降ろした。

 

「「ベルうううううううううううううううううううううう!!」」

 

「ベルううううううしっかりしてええええええええええええ!!」

 

(拝啓故郷にいるおじいちゃん・・・・・・僕は女性の胸に包まれて・・・・・・幸せです。)

 

『おいいいいいいいいいいいいいい!!何やっているんだああああああああああああああ!!』

 

オーマジオウはアリーゼの胸に包まれて幸せそうに昇天をしようとしているベルを見て驚いてしまう。やがてベルが回復をしたのはそれから数時間後であった。

 




次回 アリーゼの胸に包まれてベルは昇天しかけたが回復をしてオーマジオウはため息をついてしまう。

その後はアリーゼが涙目で謝り続けてアストレア・ファミリアはさらに先を進む。

次回「その先へ」


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その先へ

テントの中、ベルは目を覚ますと『私は自分の大きな胸で7歳の子を窒息させかけました』と書かれた札を掲げながら正座をしているアリーゼの姿を見たので彼は驚いていると輝夜の顔が近かった。

 

「ベル目を覚ましたな。」

 

「輝夜・・・・・・お姉ちゃん。あ・・・・・・」

 

「思いだしたようだな?そこで正座させている奴がお前を窒息させようとしたからな

全く。」

 

「うう・・・・・・」

 

「ベル、体の方は?」

 

「・・・・・・大丈夫だよ。」

 

ベルは起き上がるとアリーゼのところへと行く。アリーゼは自分がしでかしたので何を言われてもいいと覚悟をしていたがベルは頭を撫でていた。

 

「え?」

 

「大丈夫だよアリーゼお姉ちゃん、僕がそんなんでお姉ちゃんを嫌うと思っているの?」

 

「べ、ベル・・・・・・」

 

「だからそんな顔をしないで?ね?」

 

「ベルううううううううううううううううううううう!!」

 

アリーゼはベルに抱き付いて彼は頭を撫でている様子を輝夜はやれやれといいながら見ていたがベルの優しい性格には自分たちには持っていない何かを感じていた。ベルが回復をしてテントで眠りについた。ベルは輝夜とアリーゼと同じテントで一緒に寝て次の日に目を覚ました。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

『おやベル、もう目を覚ましたのか?』

 

「うん、ここがホームじゃないだなって・・・・・・」

 

ベルはこっそりと抜けてジクウドライバーを装着をしてライドウォッチを見ていた。ほかのライドウォッチなどまだ使ったことがないライドウォッチを出していた。

 

「クウガ、アギト、龍騎、響鬼、カブト、キバ、ダブル、オーズぐらいかな?」

 

『うむそうだな?ベルはどれを使う気だ?』

 

「これとこれかな?」

 

ベルはカブトとオーズのライドウォッチを使ってみようかなと出したのでオーマジオウはそれ以外をしまってベルの新たに右手のライドウォッチホルダーにセットをさせて立ちあがりダンジョンの中なのに朝日が見えたのでベルは目を光らせる。

 

「き、綺麗・・・・・・」

 

『あぁ、ダンジョンで朝日を見ることができるとはな・・・・・・本当に不思議なところだここは・・・・・・』

 

ベルとオーマジオウは上がってきた朝日を見て綺麗だなと思い見ていると一人の女性が近づいてきた。

 

「ベル、こちらにいたのですか?」

 

「リューお姉ちゃん。」

 

「アリーゼ達がベルがいないって騒いでいたのでどこに行ったのかと思いましたよ?」

 

「ご、ごめんなさい。」

 

『すまない、綺麗な朝日を見ていたのでな。』

 

「確かにベルにとっては初めてのダンジョンで朝を迎えますからね。ほら帰りますよ?」

 

「はーい。」

 

リューと共にテントを立てた場所に戻るとアリーゼと輝夜が心配した顔でベルが無事だったことにホッとしてアストレア・ファミリアは18階層より先へと進んでいく。ベルはジオウに変身をした後にオーズのライドウォッチを押す。

 

【オーズ!】

 

するとタカ、トラ、バッタのアーマーが現れてジクウドライバーの左側に変身をする。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!タカ!トラ!バッタ!オーズ!】

 

仮面ライダージオウオーズアーマーへと変わり先に進んでいき現れたソードスタッグを右手のトラクローZで切り裂いた。

 

「せいやあああああああああああ!!」

 

さらに現れたバグベアーを脚部のバッタレッグでジャンプをして連続した蹴りをお見舞いさせた後アリーゼが剣をふるい撃破した。

 

「待って、何かモンスターが多いわ!?」

 

「おいおいこれって・・・・・・」

 

「輝夜お姉ちゃんなんかモンスターが多くない?」

 

「間違いない、怪物の宴(モンスターパーティー)だ!!」

 

モンスターの数が多くなっていくのを見てベルはオーズライドウォッチを外してカブトライドウォッチを出して装着をする。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!チェンジビートル!カブト!】

 

「お姉ちゃんたち動かないで!」

 

【フィニッシュタイム!カブト!クロックタイムブレーク!】

 

「は!!」

 

ベルが一瞬で消えてアリーゼ達はいきなりベルが消えたので驚いていると次々にモンスターたちが魔石へと変わっていくのを見てベルがやっていると判断をしてフィルヴィスは流石魔王さまといい杖を持ち見ていた。

 

「これで終わりだ!!」

 

飛びあがり必殺の蹴りをバグベアーの一体に命中させて爆散させると周りにいたモンスターたちは全滅をしてベル自身もクロックアップが解除されて姿を現す。

 

「アリーゼどうする?」

 

「うーーん正直に言えば降りてもいいけど・・・・・・今日はこの辺でいいかしら?」

 

「大丈夫ベル?」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「ベル?」

 

「・・・・・・・・・そこだ!!」

 

ジカンギレ―ドをジュウモードにして発砲をして全員が武器を構えていると舌打ちをして女性が現れた。

 

「何者だ貴様!!」

 

「アストレア・ファミリアか、お前達の相手をしている暇はない・・・・・・」

 

「闇派閥のものなら見逃すわけにはいかない!!」

 

「闇派閥だと?私をあんな奴らと一緒にしてもらっては困る!!」

 

赤髪の女性は地面に何かをするとモンスターが現れて襲い掛かってきた。

 

「な!?魔物を生み出した!?」

 

「させない!」

 

ベルはジカンギレ―ドにサブライダーのウォッチを出してセットをする。

 

【フィニッシュタイム!ギャレン!スレスレシューティング!】

 

炎の弾丸がジカンギレ―ドから放たれてモンスターを撃破する。アストレア・ファミリアの面々も相手が出したモンスターを倒していきベルは接近をして赤髪の女性に切りかかる。

 

「ちぃ!」

 

「あなたは一体何者なんですか!!」

 

「言っただろ!貴様達には関係ないと!!」

 

「させない!!」

 

赤髪の女性が振り下ろす二刀流をベルはジカンギレ―ドで受け止めた後に別のライドウォッチを出して押す。

 

【響鬼!】

 

そのままジクウドライバーに装着をして回転させる。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!響鬼!】

 

「祝え!って邪魔だ!!」

 

フィルヴィスは祝おうとしたがモンスターが自分を邪魔をして来て祝うことができないのをベルは苦笑いをしながら両手に現れた音激棒・烈火を構えて先端から烈火玉を放ち相手に攻撃をする。

 

「ぐ!!」

 

「はあああああああああああああ!!」

 

ベルは走りながら必殺技を放つ。

 

【フィニッシュタイム!響鬼!音撃タイムブレーク!】

 

ジクウドライバーから音撃鼓が発生をして女性に張り付いてベルは勢いよく叩いて衝撃を放ち吹き飛ばした。

 

「ぐあああああああああああああああ!!」

 

「シュ」

 

「ベル!!」

 

アリーゼ達もモンスターを倒して彼の周りに行き赤髪の女性は舌打ちをして何かを投げつけた。

 

ベルは蹴りを入れたがそれが破裂をして煙が充満する。

 

「覚えておけ、仮面ライダージオウ・・・・・・貴様は私が倒す!!」

 

その言葉と共にリューが魔法で風を起こして煙を吹き飛ばすが赤髪の女性の姿は消えておりアリーゼ達も武器をしまう。

 

「逃がしてもらった?いいや逃げたと言った方がいいな。」

 

「えぇ間違いなくベルを次は狙うといっていたわね。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「どうしたのベル?」

 

「ノインお姉ちゃん、あの人から変な感じがした。」

 

「「「変な感じ?」」」

 

「うん。なんだろう?人間だけど・・・・・・モンスターって感じがするんだよね。うーんよくわからないけど・・・・・・」

 

「どうしましょうか団長?」

 

「そうだね・・・・・・さっきの相手のことも気になるけどこれ以上は危険ね?とりあえず戻ろうかしら?」

 

24階層に到達をしたアストレア・ファミリア、そこで謎のモンスターを繰り出してきた女性をベルがヒビキアーマーで撃退をしたがこれ以上遠征に行くのは難しいと判断をして遠征を取りやめてダンジョンから戻るのであった。




次回 それから数年が経ちベルは10歳になりレベルも3になりジオウⅡになれるようになっていた。ほかのライドウォッチも器用に使いオーマジオウも20個の平成ライダーが集まったライドウォッチを使わせる決意を固める。

次回「全ての力が集結をした王の力」


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全ての力が集結をした王の力!

オーマジオウside

 

やぁ、私はオーマジオウだ。赤い髪をした女が襲撃をしてから三年という年季が経った。あっという間だな・・・・・あれからベルもジオウⅡの力にも慣れてきて戦い方などもほかの人達に学びながら自分なりの戦い方を取得をしていた。

 

そんなベルもレベル3になり10歳になったのだが・・・・・・私は現在頭を抑えている。その理由はアストレア・ファミリアの奴らだ。

 

ベル自身身長があまり伸びないのか姉たちは甘やかしてお風呂に今でも一緒に入ったり布団に一緒に入ったりキスをしたりとイチャイチャしている姿を今でも見る。

 

フィルヴィスの方もベルの下につきながらもレベル4になるなど強くなっている。さーてそんなベル、ほかの場所でもモフモフの餌食になっているのが増えている。

 

現在ベルがいる場所、それは・・・・・・

 

「もふもふもふもふ」

 

「あ、アイズさん・・・・・・」

 

ロキ・ファミリア、アイズ・ヴァレンシュタイン・・・・・・レベル4の少女だが現在ベルの頭を触りながらモフモフタイムに入ってしまっている。彼女曰くベルをモフモフすると落ち着くってことでベル自身も顔を赤くしながらも慣れてしまった。

 

「あーーーアイズ!!」

 

また来たよ、新しくロキ・ファミリアにアマゾネスの一人「ティオナ・ヒリュテ」だ。彼女もベルのモフモフが気にいったのか?いや彼女の場合はベルのことを男として見ていたな・・・・・・アマゾネス恐るべし・・・・・・さてティオナはアイズとベルのところへ近づいていき彼女の力でベルをぶんどりモフモフした。

 

「モフモフ、本当ベルはなんでこんなにモフモフなの?」

 

「いやーそれは僕に言われましても・・・・・・」

 

「それに髪も長いままだよ?」

 

「切ろうと思っていますけど気にいっている自分がいまして・・・・・・」

 

ベルは苦笑いをしながらアイズは何かを思いついたのか声をかける。

 

「ねぇベル。」

 

「なんですか?」

 

「また私と戦ってほしい。」

 

「えっとそれは仮面ライダーとしてですか?」

 

「そう。」

 

ふむ、アイズとの模擬戦はベルにとっても成長を試すいい機会かもしれないな。お互いに広い場所に移動をするが・・・・・・ティオナもついてきており私はジクウドライバーを出してベルはライドウォッチを出して構える。

 

【ジオウ!】【龍騎!】

 

さーて見せてもらおうか?アイズよ・・・・・・貴様がどれだけ成長をしたのかをな。

 

オーマジオウside終了

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!アドベント!龍騎!】

 

仮面ライダージオウ龍騎アーマーに変身をしてアイズは別の姿になったと思いデスペラードを構える。

 

「また違う姿?」

 

「えぇ行きますよアイズさん!!」

 

ジカンギレ―ドを構えてアイズに突撃をしてジカンギレ―ドを振り下ろす。アイズはそれを受け止めた後に後ろへと下がり風を纏う。

 

「目覚めよ」

 

彼女に風が纏われてベルが振り下ろすジカンギレ―ドが彼女に触れることができなくなるが彼は両肩部の目の部分が光りだして赤い龍が火炎の弾を放ちながらアイズに攻撃をしてきた。

 

「く!ドラグレッター・・・・・・」

 

ドラグレッターの頭部をモチーフしたドラグクローが装着されてドラグクローファイアーが放たれる。

 

アイズは交わすとベルに接近をして攻撃をしようとするが彼の左手にドラグシールドが装備されてガードをした。

 

(流石アイズさん、前よりも強くなっている!!

 

(ベルの戦い方が以前よりも変わった。やっぱりベルは私の英雄なんだ。)

 

アイズはベルと戦いながらもリヴェリアが言っていた言葉を思いだした。数年前からベルがほかの女性といると胸がズキズキするので病気じゃないかと思いリヴェリアに言うと彼女はため息をつきながらこう言った。

 

「それは恋じゃないか?アイズにとってベルが好きだからこそ胸が痛くなるじゃないか?」

 

「好き?私がベルのこと・・・・・・」

 

ベルのことを考えていたら顔が赤くなってしまいリヴェリア自身もあのアイズがなと思いつつも彼の周りにいる女性達は強敵だなと思いつつアイズを応援をする。

 

現在に戻りジカンギレ―ドとデスペラードが激突をして二人はそのまま後ろへと下がりベルは龍騎ライドウォッチを外してジカンギレ―ドにセットをする。

 

「次で・・・・・・」

 

「決めます!!」

 

【フィニッシュタイム!龍騎!ギリギリスラッシュ!】

 

「リル・ラファーガ!!」

 

炎の剣と風が激突をしてお互いの武器と武器が激突をする。ティオナはその衝撃に耐えながら見ていると二つの剣が地面に突き刺さった。ジカンギレ―ドとデスペラードである。

 

「強いね・・・・・・ベル。」

 

「アイズさんこそ・・・・・・」

 

お互いに握手をして武器を回収、変身を解除をしてベルはホームがある場所へと歩いていく。

 

「・・・・・・・・・オーマジオウさん。」

 

『あぁどうやらまだお前を狙っている輩がいるようだな・・・・・・やれやれ新たな二つ名『正義時王兎』の出番だな?』

 

「それ恥ずかしいんですけど・・・・・・だけど見逃すわけにはいきません。アストレア・ファミリアとして・・・・・・というわけで出てきてください。僕を狙っているのはわかっているんです闇派閥の皆さん」

 

ベルの言葉を聞いてオラリオの街の中に武器を構えながら現れた人物達、かつてアリーゼ達に倒された闇派閥の残党である。

 

「っち!ばれてしまっていたのかよ!」

 

「最初に言っておきます!今のうちに降参をした方がいいですよ・・・・・・」

 

スキル魔王のカリスマを発動させて威圧を与えた。全員が震えあがるが・・・・・・武器を構えているのを見てベルは仕方がないとジオウライドウォッチをジクウドライバーにセットをした後ほかのライドウォッチよりもでかいのを出す。

 

【グランドジオウ!】

 

グランドジオウライドウォッチをセットをして360度回転させる。

 

「変身!!」

 

【グランドタイム!クウガ・アギト・龍騎・ファイズ・ブレイ―ド!響鬼・カブト・電王!キバ・ディケイ―ド!ダブル!オーズ!フォーゼ!ウィザード!ガイム!ドラーイ―ブ!ゴースト!エグゼイド!ビ・ル・ド!祝え!カメンライダー!!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!】

 

20人のライダークレストがジオウの体に張られて行き仮面ライダーグランドジオウが降臨をした。

 

「いーーわーーえーーーーーーー!!全ての力が集結をした王の力!全てのライダーの力を集いし大いなる王!仮面ライダーグランドジオウ!最強魔王の誕生である!!」

 

「ふぃ、フィルヴィスさん・・・・・・」

 

突然としてフィルヴィスが現れて祝いの言葉を言ったので苦笑いをしながらグランドジオウになったベルは歩きだした。

 

闇派閥達はグランドジオウに攻撃をしてきたが彼は右腰部の仮面ライダーカブトを押す。

 

【カブト】

 

カブトのマークからカブトクナイガンアックスモードが現れて襲い掛かる闇派閥の武器を受け止めてはじかせる。

 

後ろから襲い掛かろうとしてきたがベルはボタンを押す。

 

【アギト】【鎧武】

 

2002年と2013年と書かれた扉から仮面ライダーアギトと仮面ライダーガイムが現れてストームフォーム、イチゴアームズの二人が武器を受け止めて相手をする。

 

前方から魔法を唱えようとしている相手に対してボタンを押す。

 

【クウガ】

 

ライジングペガサスボウガンが現れてそれを取ると引いて連続した弾が放たれて魔法を唱えようとしていた魔導士たちの武器に当たり魔法を阻止をする。フィルヴィスはその間に避難をして様子を見ていた。

 

「おのれ!!」

 

「言いましたよ?降参をするなら今のうちだと・・・・・・」

 

【エグゼイド】

 

2016年の扉からエグゼイドが現れてスポーツアクションゲーマーが現れて右肩部のホイールを外して投げて魔導士たちの武器に当ててダメージを与えた。

 

「おのれ!!」

 

「・・・・・・・・・」

 

グランドジオウは歩きながら襲い掛かる魔導士たちに対して拳で撃退をしたり蹴りで吹き飛ばしたりして殺さないようにしている。

 

【ドライブ】【ファイズ】

 

2014年と2003年の扉が開いてドライブタイプテクニック、ファイズがドア銃とフォンブラスターを構えて攻撃をしてグランドジオウは進んでいく。

 

「これで終わりにしますか?それともまだ戦いますか?」

 

「ふざけるなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

リーダー格と呼ばれる人物はグランドジオウに突撃をしていきベルは仕方がないとボタンを押す。

 

【ブレイド】【ウィザード】

 

キングラウザーとシャイニングカリバーが現れてそれをキャッチをしてリーダー格が振るった剣をシャイニングカリバーではじかせるとキングラウザーの持っている部分の方でお腹を殴り気絶させる。

 

【ゴースト】

 

2015年の扉が開いて闘魂フーディーニ魂が現れて鎖を放ち犯人たちを巻き付かせてベルはフィルヴィスと共に犯人たちをギルドに叩きつけて帰るのであった。

 

「流石ベルさま。見事でしたよ?」

 

「あはははは・・・・・・ありがとうございますフィルヴィスさん・・・・・・でもグランドジオウもオーマジオウさんの力に比べたらまだまだですよ。」

 

『・・・・・・まぁ私は全ての仮面ライダーの力を持っているからな。グランドジオウは言ってしまえばクウガからビルドまでの力が集結をした姿と言った方がいいだろう。だがお前はいつかは私になることができるようになる。』

 

オーマジオウはそうベルにいい、彼らはホームへと戻った。

 

「ただいまもどり「ベルううううううううううううううううう」うごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ベルはホームの扉を開けた瞬間飛び込んできた人物、アストレア・ファミリア団長『アリーゼ・ローヴェル』レベル6が抱き付いてきたのだ。

 

「あ、アリーゼさん「お姉ちゃんでしょ?」す、すみませんアリーゼお姉ちゃん・・・・・・もう僕10歳だよ?」

 

「だーめ。」

 

ベルは言っても無駄だなと思い諦めるのであった。その様子をアルフィアは見ていたがさてどうしようかとオーマジオウを見ていた。

 

「悪いがお前で八つ当たりさせてもらうぞオーマジオウ。」

 

『いやなんで『福音』ぐああああああああああああああああああああああ!!』

 

アルフィアに八つ当たりをされてしまうオーマジオウであった。




次回 ベルは一人でダンジョンに潜っていた。10歳になりレベル3となったベルにさすがに一人では駄目っというのは行けないと思い許可を得た。ベルはここでジオウに変身をして移動をしようとした時に何かがいると思い構えるとフレイア・ファミリア団長「オッタル」が現れた。

次回「オッタル対ジオウ」


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オッタル対ジオウ

「はあああああああああああああ!!」

 

15階層にベルは仮面ライダージオウアギトアーマーに変身をして剛腕をふるい魔物たちを倒していた。だが周りには誰もおらず一人でダンジョンに来ていた。

 

流石に10歳になったのにいつまでも禁止をするわけにはいかないのでアリーゼは仕方がなく許可を出して今に至る。ベルはミノタウルスを倒した後に休憩をするために安全ポイントを見つけて休んでいた。

 

「ふぃ・・・・・・流石に多いな。」

 

『まぁそれがダンジョンだからな・・・・・・』

 

「お義母さんたちもダンジョンに入ってレベルとか上げてきたんでしょ?」

 

『まぁな・・・・・・』

 

ベルは歩きながらモンスターが襲い掛かってきたときは撃破をしていき降りていきゴライアスを倒そうとしたが・・・・・・その前に大きな人物がゴライアスを倒したのか立っていた。

 

倒した人物は振り返り大剣を構えていた。

 

「オッタルさん・・・・・・」

 

「ベル・クラネル・・・・・・俺と戦ってもらおうか?」

 

「あなたと戦う理由がありませんが?フレイヤ様の命令ですか?」

 

「これは俺の独断、貴様とは一度戦ってみたかった。」

 

「あなたの相手をするならこっちがいいですね。」

 

【グランドジオウ!】

 

ジクウドライバーにセットをして変身をする。

 

【グ・ラ・ン・ド!ジオウ!】

 

グランドジオウに変身をしてオッタルは大剣をベルはボタンを押す。

 

【ディケイド】

 

胸部からライドブッカーが現れてそれをキャッチをして構える。お互いにダッシュをしてベルは振り下ろす。オッタルはそれを大剣で受け止めると力でベルを吹き飛ばす。

 

「ぐうううううううううううう!!(なんて力をしている!?これが・・・・・・レベル7の力・・・・・・)」

 

「どうした?お前の力はそんなものか?」

 

「まだです!!」

 

【ガイム!】【電王!】

 

デンガッシャーと大橙丸を構えて突撃をしてオッタルに二刀流で振り下ろす。彼は大剣で受け止めてからはじかせて上空へ飛ばした。ベルはそのままボタンを押して武器を発生させる。

 

【キバ!】【ウィザード!】

 

バッシャーマグナムとウィザーソードガンを出して発砲をして攻撃をする。

 

「ぬ!!」

 

オッタルはそれを大剣でベルが放った弾丸をガードをして着地をしたベルはボタンを押して武器を変える。

 

【フォーゼ】

 

ビリーザロッドを出して攻撃をする。大剣とビリーザロッドが激突をして電撃が放たれる。

 

「ぐううううううう!?」

 

「はああああああああああああああ!!」

 

【ビルド!】【エグゼイド!】

 

ドリルクラッシャーとガシャコンブレイカーが現れてビリーザロッドを捨てて二つの武器を使いオッタルに攻撃をする。

 

「流石「仮面魔王兎」と呼ばれるだけある。そしてあの方がお前を気にいるわけがわかる。俺もお前を気にいっている。」

 

「そうだったんですか!!」

 

「あぁそうだ!お前と戦うときが俺にとってフレイヤ様の期待に応える時と一緒だからな!!はあああああああああああああああああああ!!」

 

「うわああああああああ!!」

 

オッタルが振り下ろした大剣がグランドジオウのボディを切りつけてダメージを与えて吹き飛ばした。

 

オーマジオウはその中で様子を見ながらオッタルを見ていた。

 

『あの男、フレイヤのところの奴だったな?なるほど・・・・・・グランドジオウ形態のベルを圧倒をする力。やはりレベル7は伊達じゃないってことか・・・・・・面白い男だ。』

 

【アギト!】【龍騎!】

 

フレイムセイバーとドラグシールドを出してベルは突撃をしてオッタルが振り下ろした大剣をドラグシールドでガードをしてフレイムセイバーで攻撃をするがオッタルは背中に装備をしていたもう一つの剣を出してガードをする。

 

「!!」

 

「いいぞベル・クラネル・・・・・・もっと戦おうじゃないか!!」

 

「なら!!」

 

【サイキョ―ギレード!】【ジカンギレ―ド!】

 

二つの武器を合体させてサイキョ―ジカンギレ―ドに変えて彼は一気に決めるために構える。オッタル自身も同じようにけりをつけるために力を込める。

 

サイキョ―ギレードのジオウサイキョ―状態にしたプレートを外してジカンギレ―ドの方へとセットをする。

 

【サイキョ―!フィニッシュタイム!】

 

「はああああああああああああああああああ!!」

 

【キングギリギリスラッシュ!!】

 

「であああああああああああああああ!!」

 

キングギリギリスラッシュとオッタルの二刀流が激突をする。

 

「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

オッタルは本気になりキングギリギリスラッシュをはじかせてグランドジオウのボディに二刀流の剣を振り下ろして吹き飛ばした。

 

「がは!!」

 

壁に叩きつけられてグランドジオウの変身が解除された。オッタルの方も使っていた武器に罅が入っていたので彼のところへと行きエクセリーをかけて傷を治した。

 

「す、すみませんオッタルさん。」

 

「気にするなベル・クラネル。これは俺がやったことだからな・・・・・・お前と戦い得た経験と思っている。」

 

「武器の方も」

 

「お前が気にすることはない、これもだいぶ使っていたからなそろそろ変え時だと思っただけだ。」

 

「そうでしたか。」

 

お互いに話をした後オッタルは立ちあがりダンジョンの外へと行き、ベルはもう少しだけダンジョンでモンスターと戦いながら上へと上がっていく。

 

「「「うわああああああああああああああああああ!!」」」

 

「声が聞こえる。変身!!」

 

【ディ・ケ・イド!】

 

ジオウディケイドアーマーへと変身をしてライドヘイセイバーを出して襲われている冒険者たちを助けるためにモンスターを倒す。

 

「あ、あんたは!!」

 

「早く逃げろ!!」

 

「逃げろおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ジオウが現れてモンスターたちは警戒をしている。ベルは一気に倒す為にライドウォッチをする。

 

【ファイナルフォームターイム!ファ・ファ・ファ・ファイズ!】

 

ファイズアクセルフォームの力が入った姿へと変わりライドヘイセイバーを出して振り下ろしてモンスターを倒していく。

 

「これで決める!」

 

【ファファファファイズ!ファイナルアタックタイムブレーク!】

 

「は!!」

 

飛びあがりアクセルグリムゾンスマッシュを発動させてモンスターたちを次々に命中させて撃破していき着地をする。

 

辺りに魔物がいなくなったのを確認をして彼は誰かが見ているのかと思い見ているが気のせいかと思い変身を解除をする。

 

『まぁベルはお人よしだな相変わらず。おそらくお礼などしないと思うが・・・・・・』

 

「だとしても見過ごすことはできませんよ。」

 

『そうだな。』

 

ベルはそう言いながら上の方へと上がっていきジカンギレ―ドを出してモンスターを倒しながら上がっていく。

 

ダンジョンから出てホームへと戻ってきたベル、丁度輝夜が帰ってきていたのか彼を見る。

 

「ベル。」

 

「ただいま戻りました輝夜「お姉ちゃんだろ?」あ、はい」

 

「・・・・・・何があった?」

 

「え?」

 

「何か動きがぎこちないからな・・・・・・エリクサーを使っていてもモンスターでやられるほどお前もヤワじゃないのはわかる。話せ。」

 

「は、はい」

 

ベルはダンジョンで17階層でオッタルと交戦をしたこと、そのあとに襲われていた冒険者を助けて戻ってきたことなどを全て話した。輝夜は頭を抑えながら「あのデカブツが」とブツブツ言いながらアストレアのところへ行くように言いベルはいく。

 

アストレアの部屋に入り彼女はベルのステータスを更新をしてみていた。

 

「・・・・・・相変わらずね?」

 

ベル・クラネル

 

レベル3

 

力:ERROR

 

耐久:ERROR

 

器用:ERROR

 

敏捷:ERROR

 

魔力:ERROR

 

幸運:ERROR

 

魔法

 

【サタナス・ヴェーリオン】

 

詠唱式「福音」

 

【フレイムアロー】

 

無詠唱で放つ炎の矢 

 

〈〈スキル〉〉

【ジクウドライバー】 ジオウ ジオウⅡ グランドジオウ ??????に変身をする

 

【家族一途】 自分の関係ある人を思うほど強くなる

 

【魔王の威圧】 相手に対して威圧を与える。レベルなど関係なしに可能

 

「はぁ・・・・・・相変わらずのステータスねベール?」

 

「あはははは・・・・・・」

 

「まさたフレイヤのところのオッタルがあなたと戦ったなんてね。まぁフレイムアローもフレイヤがあなたに魔導書を渡したのが原因だけどね?」

 

一年前ベルが9歳の時にフレイヤがもらった魔導書を読んでしまいファイヤーアローという魔法を手に入れたベルなのであった。

 

「なんだかいけるような気がしますよアストレア様。」

 

「あのね・・・・・・」

 

アストレアは苦笑いをしながらベルの言葉を聞いて頭を抑えていた。ベル自身も悪気がないので怒れないのであった。




次回 ステータス更新を終えてベルはお風呂に入っているとマリュー達が入ってきたので彼は慌てて出ようとしたが彼女達に止められてしまう。彼女達曰くアリーゼ達ばかりかまっていてズルイってことで裸のままイチャイチャタイムが始まる。

次回「襲われる兎!?」

『これが・・・・・・青春か・・・・・・』


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襲われる兎!?

ステータス更新を終えたベル、オッタルとの戦いで疲れた体を休めるためにお風呂場の方へと移動をして服を脱いで彼はお風呂場に入り体を洗ってからゆっくりと足から入り体を伸ばした。

 

「はあああああ・・・・・・」

 

『お疲れだなベル。やはりレベル7の相手に奮闘をしたのが成果が出ていたな?』

 

「そ、そうですね。あれがレベル7・・・・・・の力ですか・・・・・・」

 

「あーーーベルだーーーーー」

 

「ウェ!?」

 

お風呂場の扉が開いたのでベルは方角を見るとマリュー、ネーゼ、イスヤ達が来たのでベルは上がろうとしたが彼女達は上がらせてくれなかった。

 

『これが・・・青春って奴か・・・・・・懐かしいな・・・・・・』

 

「団長達ずるいのよねーーー」

 

「そうそう、私たちだってベルに甘えたいのに自分たちばっかり!」

 

「だな、というわけでベル・・・・・・逃げようとするなよ?」

 

「ウソダドンドコドン」

 

ネーゼにつかまれた後にマリュー達はベルに抱き付いたりしていたが彼女達の成長をしているってか胸がベルに当たっており彼自身は顔を真っ赤にしていた。アリーゼ達もそうだが皆恥ずかしくないのだろうかと・・・・・・自分が異性として見られていないのかなと思っていたがオーマジオウは彼女達の様子を見ながらベルのことを異性としてみていると思いながら黙っていることにした。

 

彼自身ベルの中に過ごすようになってから面白いことばかりが起こっているので玉座に座りながら見ているとまた扉が開いてフィルヴィスが入ってきた。

 

「ベルさま!?なんてうらやまゲフンゲフン破廉恥なことを!!」

 

(((今この子完全に本音が出たわよ。)))

 

ベルは姉たちに抱き付かれながらいるのでフィルヴィスが入ってきたことに気づいていない状態だ。やがて彼女も体を清めてからベルをはぎ取り自分に抱きよせた。

 

「うぐうううううう」

 

フィルヴィスの成長をしている胸が彼を包んでおり彼自身は苦しくなってきたのでフィルヴィスを叩いていた。

 

「ベルさまどうしました?」

 

「うーーーうーーーーーー!!」

 

「ねぇもしかしてベル、息ができないんじゃ?」

 

「「「あ・・・・・・」」」

 

フィルヴィスは急いでベルを離して彼はぐだーと後ろに倒れてしまうがお風呂のお湯でおぼれかけてしまう。

 

「「「「申し訳ございませんでした。」」」」

 

四人はベルが起きたらすぐに土下座をしたのでベル自身は困惑をしていた。確か自分は姉たちに抱き付かれたりしたらフィルヴィスの成長をしている胸で窒息をしかけたのを思いだした。

 

(それでベル、胸で窒息をした感想は?)

 

(最高でした!)

 

ベルはオーマジオウの問いにそう答えてから大丈夫だよといい五人でお風呂を満喫をして上がるのであった。

 

その夜ベルは眠れないのかアストレア・ファミリアのホームの外で夜空を見ていた。腰部にジクウドライバーを装着をした状態でいたので変身をするかと思ったがただ装着をしたままいるのである。

 

「・・・・・・こうしてジクウドライバーを装着をしていると最初に変身をしたことを思いだします。」

 

『三年前のダンジョンでだな?そこからジオウⅡ、そしてグランドジオウとお前は覚醒をして強くなっているのは間違いないぞベル。私が言うのだからまちがいないぞ。』

 

「そうですね。」

 

この綺麗な夜空を見ながらアルフィアはベルの中から見ていた。彼が守ろうとしている現在のオラリヲ、英雄として呼ばれるのが自分の甥だとは思わなかったからだ。

 

『お前は自分の甥っ子が英雄の器だと思わなかっただろう?だが私はベルなら英雄の器になれると思ったさ。』

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

『私のような最低最悪の魔王にならないように私はベルを導いていく。かつてできなかったことをベルはすると思っているからな。』

 

オーマジオウは玉座の方へと座り新たなライドウォッチを出していたが今は光らしてしまっておくことにした。いつかは使うための新たなライドウォッチを・・・・・・

 

次の日、ベルはジオウに変身をしているが今回は一人じゃない。

 

「ほえーすごいねベル君。」

 

「ベルすごいね。」

 

アーディ、アイズ、ティオナの四人でパーティーを組んでいた。以前にアーディに誘われていたところにアイズとティオナも参戦をして現在17階層まで降りている。

 

現在ベルはクウガアーマーを纏い現れたモンスターを蹴りと拳で倒していく。

 

「本当にベル強いね!」

 

「ベル君は強いよティオナ。」

 

「うん・・・・・・ベル、ガレスとかと模擬戦をすることあるよね?」

 

「勘弁してください、いくら僕でもレベル6の人と戦うのはつらいんですけど・・・・・・」

 

ベルはフィンやガレスと模擬戦をしたことがある。その時はジオウⅡとかに変身をして模擬戦をするが先読みをしても逆に読まれたりして苦戦をしたことが多い、戦いの差ってのもあるためベルは苦笑いをしながら先に進んでいくがティオナは首をかしげる。

 

「あーれ?ゴライオスがいないよ?」

 

「変だね。誰かが倒したのかな?」

 

(オッタルさんが倒したなんて言えないな・・・・・・)

 

ベルは誰が倒したのか知っているため無言でいることにした。やがてリヴィラの街に到着をしてベルは変身を解除をしてリヴィラの街を探索をしていた。ほかのメンバーの姿が見えないが・・・・・・彼は歩きながら街を探索をしていた。

 

(リヴィラの街の商品の値段の高さが色々と高いからな・・・・・・いやー高すぎるだろ・・・・・・と思いながら僕は歩くしかないという。)

 

ベルは苦笑いをしながら街を歩いていき、ほかのメンバー達も合流をしてどうするか話をする。

 

「さてどうする?」

 

「一応、まだ降りる?」

 

「そうですね。僕自身もまだ戦い足りないといいますか・・・・・・」

 

「そうだねーなら降りようか?」

 

「「おーーーーー」」

 

リヴィラの街を出て四人は降りていく、ベルはジオウに変身をしてアーマーを装着をする。

 

【アーマータイム!ウェイクアップ!キ・バ!】

 

キバアーマーに変身をして現れたバクベアーに蹴りを入れてアイズはデスペラードをティオナはウルガを振りまわして撃破していく。

 

「流石やるね!」

 

「さーて行きますよ!アーディお姉ちゃん!!」

 

「うん!ベル君!!」

 

2人がジカンザックスと剣でバグベアーを切り裂いて先に進んでいく。20階層まで降りてベルは止まる。

 

「ベル?」

 

「どうしたの?」

 

「何かがいます。・・・・・・なんだろう・・・・・・人?だけど何かが違う感じ・・・・・・」

 

「いったいどうしたの?」

 

ベルはキバアーマーを解除をしてグランドジオウライドウォッチを出す。

 

「金色?」

 

【グランドジオウ!】

 

そのままジクウドライバーにセットをするとライダー達が現れたので三人は驚いている。

 

「うわ!?」

 

「何!?」

 

「えええええええええええええええええ!!」

 

【グランドタイム!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!】

 

「「えええええええええええええええええええ!!」」

 

「くっついた?」

 

グランドジオウの姿を始めて見た三人は驚いている中、ベルは辺りを見ていた。ライダーのボタンを押してライダーが出てきた。

 

【ゴースト】

 

ニュートン魂のゴーストが現れて右手をつきだして引っ張ると黒い服を着た人物が引っ張られた。

 

「どあ!!」

 

「え?誰?」

 

「くっそ!!まさか仮面魔王兎がいるとは!!」

 

「ってか敵でいいの?」

 

「えぇ、でもなんでしょう・・・・・・三年前にあった赤い髪をした女性と同じ感じがします。」

 

「そうかレヴィスが言っていたのは貴様のことか!!まぁいい!!貴様を倒せば同じこと!!」

 

相手は地面を叩くと植物のようなモンスターが現れる。

 

「モンスターを生み出した!?」

 

「・・・・・・ベル?」

 

「皆さんは僕が・・・・・・いや俺が守る!!」

 

ベルは走りだして植物モンスターはベルに襲い掛かる。ベルはライダーのボタンを押す。

 

【アギト!】

 

【オーズ!】

 

2002年と2010年の扉が開いてライダーキックとタトバキックを放つ二人のライダーが植物モンスターに命中をして撃破した。

 

「ほえええ・・・・・・」

 

「扉から何かが現れて撃破した?」

 

「あれがベル君の力・・・・・・」

 

【ダブル!】

 

メタルシャフトが現れて彼は持つと炎が纏われてそれを振りまわして植物のモンスターを次々に燃やしていく。

 

「ば、馬鹿な!!」

 

【フォーゼ!】

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!オールツェンティタイムブレーク!!】

 

フォーゼの幻影が合体をしてライダーロケットドリルキックが発動されて植物のモンスターを次々に撃破していき着地をする。

 

「ば、馬鹿な!!あれだけの植物のモンスターをあっという間に撃破しただと!!」

 

「さぁ後はお前だけだ。」

 

「お、おのれ・・・・・・」

 

ベルはサイキョ―ギレードを構えて突き付けていた。これ以上相手は手札がないと思い彼は構えていると何かの衝撃波がベルに当たり吹き飛ばされる。

 

「ベル!!」

 

「一体何が?」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「なに・・・あれ・・・・・・」

 

「ハーピィ―!?だけど何か変・・・・・・」

 

アーディはハーピィーのようなものは苦しみながら暴れている姿を見てベルは相手を見ている。

 

「モンスターを改造をしたか・・・・・・」

 

「「「!!」」」

 

「そのとおりだ!!ひっひっひっひっひさぁやれ!!」

 

『ぎゃおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ハーピィーの口から衝撃波が放たれてアーディ達は吹き飛ばされてしまう。

 

「あう!」

 

「うぐ!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ベルは立ちあがりハーピィーを見ていると涙を流しているのを見た。ベルは無言でライダーのボタンを押す。

 

【ゴースト!】

 

ガンガンセイバーアローモードが現れてベルは緑の矢が放たれる。ハーピィーに当たり、接近をしてボタンを押す。

 

【カブト!】

 

パーフェクトゼクターが現れてマキシマムハイパータイフーンが発動状態で振り下ろす。ハーピィーが真っ二つに切り裂かれて着地をする。その間に相手は逃げられてしまっておりベルは魔石を拾いあげる。

 

「・・・・・・ベル?」

 

「アイズさん、モンスターにも涙を流すという感情はあるのでしょうか?」

 

「え?」

 

「モンスターが涙を?」

 

「あのハーピィー、まるで自分を殺してくれと涙を流している感じがしたんです。僕は間違っているのでしょうか?」

 

「・・・・・・そんなことはないと思うよベル君。君はそのハーピィーの魂を救ったんだよ。」

 

「アーディお姉ちゃん・・・・・・」

 

「あー私は難しいことはわからないけど、ベルが切ったのは正しいと思っているかな?」

 

「ティオナさん。」

 

「ベルは優しい・・・・・・私はそこに・・・・・・」

 

「アイズさん?」

 

「何でもない・・・・・・」

 

謎の相手には逃げられてしまい、ベルたちは一度上がることにした。




次回 解散をしたベルはホームへと戻り、アリーゼ達に今日あったことを話しをした。アリーゼ達もモンスターが涙を流すということを聞いて驚いている。ベルは両手を見ていた。自分がそのハーピィーを切ったという罪悪感が襲い掛かろうとしていた。

次回「ベルの罪悪感」


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ベルの罪悪感

20階層で謎の黒い服を着た人物が生み出した植物のモンスターを次々に倒したベルたち、そこに改造をされたハーピィーの襲撃を受けたがカブトのパーフェクトゼクターを使い真っ二つにして倒した。

 

その後解散をしたベルはアストレア・ファミリアのホームへと帰るとアリーゼが迎える。

 

「お帰りベルーーーー」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「何かあったの?」

 

「はい、皆さんの前で報告をします。」

 

「わかったわ。じゃあ一緒に入りましょ?」

 

「ウェ!?」

 

アリーゼに連れられて一緒にお風呂に入った後にアストレア・ファミリアの報告会が始まった。

 

「それじゃあベル、何かあったのか話してくれるわね?」

 

「はい、アーディお姉ちゃん、ティオナさん、アイズさんと共にダンジョンに行きました。その20階層で三年前に現れた赤い髪をした女性と同じような人物と遭遇をしました。」

 

「「「!!」」」

 

「そして相手はハーピィーを改造をしたのを僕たちに向けて僕は倒しました。ですが・・・・・・」

 

「ですが?」

 

「泣いていました。まるで僕に倒してほしいと・・・・・・僕は正しかったのかなと今でも思ってしまうほどに罪悪感が襲ってきました。」

 

ベルは両手を見ながら震えているのを見て輝夜はそっと抱きしめる。

 

「輝夜お姉ちゃん?」

 

「・・・・・・モンスターが涙を流す・・・・・・か、お前はその望みを叶えてあげたそうだろ?」

 

「はい・・・・・・」

 

「今は泣けばいいさ、私の胸の中で・・・・・・遠慮をするな。」

 

「ううう・・・うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

ベルは輝夜の胸の中で泣いた。ほかのメンバーは出遅れたと感じてじーっと輝夜を睨んでいた。輝夜の方はニヤリと笑っていたのでほかのメンバーは拳を握りしめながら睨む。

 

その様子をオーマジオウはやれやれと頭を抑えながらこいつらはと・・・・・・見ていたが今のベルにはそういうのが必要だと思い黙ってみていることにした。

 

やがてベルは流し続けていた涙を止めてから離れる。

 

「ありがとう・・・・・・輝夜お姉ちゃん・・・・・・後ごめんなさい着物を・・・・・・」

 

「気にする必要はない、お前はまだ甘えてもいい年頃だろ?」

 

「・・・・・・僕10歳だけど?」

 

「なら私も年をとるさ。ふふふ」

 

輝夜は笑いながらベルの頭を撫でていた。やがてベルは疲れてしまったのか輝夜の膝の上で眠ってしまう。

 

「ベル、辛かったんだね・・・・・・」

 

「だけどよモンスターが涙を流すなんてよ。」

 

「知識が高い奴なら可能かもしれないわ。ハーピィーだって本当は普通に生活をしていたいけどそこに改造されて襲ってしまう。だからベルが来て殺してくれる人を求めていたって解釈でいいかしらオーマジオウ?」

 

『・・・・・・おそらくそうであろうな。ベルはその罪悪感を抱きながらハーピィーを切ったからな。』

 

オーマジオウの言葉を聞いて全員が寝ているベルを見ていた。10歳の子がどれだけの思いで泣いているモンスターを切ったのだろうと・・・・・・

 

「とりあえずベルを部屋に運びましょ?いつまでもここで寝かせるわけにはいかないわ。」

 

「そうだな。」

 

輝夜はベルを抱えて彼の部屋に運んで行く。

 

ベルside

 

「あ、あれ?」

 

僕は目を覚ますと自分の部屋にいたので声が聞こえてきた。

 

『目を覚ましたみたいだなベル。』

 

「オーマジオウさん?僕・・・・・・」

 

『あの後お前は輝夜に慰めてもらったが寝てしまって輝夜に部屋まで運んでもらったんだ。』

 

そうだ、泣いていた僕を輝夜お姉ちゃんに・・・・・・うう恥ずかしいな。だけどだいぶ楽になったあの時の罪悪感がなくなったわけじゃない。

 

けれどモンスターによって家族を失った人たちのことを考えると・・・・・・僕はどうしたらいいのだろうか?いけないいけない僕はアストレア・ファミリアのメンバーだ。

 

「はぁ・・・・・・」

 

僕はため息をつきながら起き上がりリビングの方へと行き皆さんに挨拶をする。

 

「おはようございます。」

 

「おはようございますベル。」

 

「あれ?皆さんは?」

 

「ベル、随分とのんびり寝ていましたね。ほかのみんなはパトロールにいったりしてますよ。私はベルが起きるまで待っていました。交代のメンバーが帰ってきたら私と一緒にパトロールに行きますよ。」

 

「はーい。」

 

僕は遅めの朝ごはんを食べた後に交代メンバーと交代をしてパトロールへと向かうのであった。




次回 欠伸をしながらベルはリューと共にパトロールをしていた。昼ご飯を豊穣の女主人のところへと行く。

次回「豊穣の女主人へ」


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豊穣の女主人へ

「ふあああああ・・・・・・」

 

「ベル、欠伸をするのはいいですが・・・・・・集中はしてくださいね?」

 

「わかっていますよリューさん・・・・・・眠い・・・・・・」

 

ベルは眠い目をこすりながらオラリオをリューと共にパトロールをしている。昨日のこともあり彼は疲れていたがアストレア・ファミリアとして働く自分が休むわけにはいかないので待っていてくれたリューと共に辺りを見ながらオラリオを見ていた。

 

「・・・・・・異常はありませんね。」

 

「ですね。」

 

2人は辺りを見ながらパトロールをしているとお腹が鳴った音が聞こえてきたのでリューはベルの方を見ると彼は顔を赤くしており時間などを確認をして声をかける。

 

「仕方がありませんね、豊穣の女主人で昼ご飯にしましょう。」

 

「す、すみません・・・・・・」

 

「いいのですよ。男の子ですからね(笑)」

 

リューは笑いながら二人は手をつないで豊穣の女主人の方へと行く。

 

「いらっしゃいニャー」

 

「アーニャ二名お願いします。」

 

「二名ご案内ニャー!」

 

2人は案内されて座ると薄純色の髪をした女の人がやってくる。

 

 

「あらリューとベル君いらっしゃい。」

 

「シルこんにちは。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ベル?」

 

「ベル君?」

 

「うーーーーんシルお姉ちゃんこんにちは。」

 

「はいこんにちは。」

 

「どうしたのですか?」

 

「うーーんシルお姉ちゃんどこかであった?」

 

「え?気のせいじゃないかなベル君。」

 

「だよね・・・・・・なんだろういつも頭を撫でてるフレイヤ様の感じが似ていたから気のせいか。」

 

ベルは首をかしげながらしているのを見て二人は可愛いなと思いながら見ている。オーマジオウもシルからわずかに神の力を感じていたのでなんとなく正体がわかっていたのだがベルが答えを見つけないと行けないので黙っていることにした。

 

それから二人は注文をしてご飯を食べている中ベルが食べている姿を見て女性冒険者などは可愛いなと見ていた。

 

オーマジオウは苦笑いをしながら食べているベルを見ているとアルフィアはじーっと食べているベルを見ていて何かを呟いているのを聞く。

 

「可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い」

 

『お前もか!!』

 

彼は頭を抑えながらここにもベルの可愛さにやられたお義母さんがいたので苦笑いをしながら見ていた。やがてご飯を食べ終えて二人は再びパトロールしていると何かの声が聞こえてきたので駆け寄ると冒険者が一人の人物を殴ろうとしていたのでベルはジオウに変身をして冒険者の拳を受け止める。

 

「な!?」

 

「そこまでだ!」

 

「アストレア・ファミリア!?」

 

「くそ!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ベルはジオウの姿のまま睨んでおりほかの冒険者たちは魔王のカリスマを発動させたベルに恐怖を感じていた。やがてベルが手を離したのを見て一気に逃げだした。

 

リューは殴られようとした人物に声をかけようとしたがいつの間にかいなくなっていたので二人は辺りを見ていた。

 

「いませんね。」

 

「いないですね。どこに行ったのでしょうか?しかもあの冒険者たち・・・・・・どこかで・・・・・・」

 

リューは考えていたがいなくなってしまったのは仕方がないとベルもジオウライドウォッチを外して変身を解除をする。

 

「あの子はいったい・・・・・・」

 

「わかりません。いずれにしても冒険者が人を殴ること事態いけないことです。これはアリーゼ達にも報告をした方がいいですね。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「ベルどうしたのですか?」

 

「あ、いや何でもないですよ。」

 

「そうですか・・・・・・」

 

パトロールを終えてベルたち、彼は違和感を感じながらもホームの方へと戻り姉たちに今日あったことを報告をした。

 

「最近、そういうのが多くなってきたな。」

 

「えぇこの間もそうでしたしね。」

 

「アリーゼ。」

 

「・・・・・・何事もなければいいけれど、ベル大丈夫?」

 

「うにゅ」

 

(((可愛い)))

 

ベルの可愛い姿を見て姉たちはキューンとハートをつかまれた。オーマジオウは両手を組みながら先ほどの襲われていた少女のことを思っていた。

 

『あの少女、一体何をしたんだ?それに冒険者があんなに集まって殴るほど・・・・・・か、ベル・・・・・・何かに巻き込まれなきゃいいが・・・・・・』




次回 次の日ベルは鎧がボロボロになっていたのに気づいたのでへファイトス・ファミリアの方へとやってきた。

「おうベル坊!」

そこに団長の椿が現れて何しに来たのかといわれたので鎧を新調しにきたことをいう。

次回「ベルと椿」


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ベルと椿

ベルside

 

「そういえば僕のこの防御鎧、そろそろ限界だったな。」

 

僕は自分が着ている鎧が限界が迎えていたのをすっかり忘れていた。なにせジオウに変身をしているから防御鎧を着ているけど模擬戦などで戦っているためボロボロになることが多い。

 

とりあえず僕は鎧を新調をするためにへファスイトス・ファミリアのところへと歩いていく、何気にあそこに行くのも久しぶりだな・・・・・・と思いつつ到着をして僕は呼ぼうとしたときに抱き付かれた。

 

「べーる坊❤」

 

「椿・・・・・・さん。」

 

ヘファイストス・ファミリア団長椿・コルブランドさん、僕の鎧を作った人でもありなぜか僕を気にいっている人だ。僕は苦笑いをしながら彼女に抱きしめられておりいつもこーなるからなーーーいつものことだけど・・・・・・

 

「それでベル坊、鎧を新調しに来たのか?」

 

「はい、そうです。」

 

「ふむふむなーるほど確かにベル坊の身長が大きくなって着ているからこれは新調というよりは新しいのにした方がいいの・・・・・・」

 

僕成長をしていたんだ・・・・・ホッとしていたけど新しい鎧ができるまでダンジョンに入れないってこと?椿さーん!!

 

「大丈夫だ、ほらそこに作ったのがあるからそこから選んでくれそこからベル坊に合うように調整をする。」

 

「わかりました。」

 

僕は椿さんが作ったであろう鎧を見ていた。うわー絶対に高そうなものばかりだよ・・・・・・何か僕に合いそうなのあるのかな?

 

『ん?』

 

「オーマジオウさんどうしたのですか?」

 

『ベル、あれはどうだ?』

 

オーマジオウさんが見たのは軽鎧で僕の動きが邪魔にならないような鎧だった。僕はそれを選んで椿さんのところへと持っていく。

 

「ベル坊それを選んだか?確かにベル坊のことを考えたらあまり重いのはおすすめしないからの。わかったこれをお前さん用に調整をしよう。」

 

「お願いしまーす。」

 

僕は椿さんが鎧の調整を行っている間退屈をするため椅子に座って待機をしていた。椿さんは僕が着るための鎧を打っており鍛冶屋さんの仕事は大変だなーと思いつつライドウォッチを見ていた。

 

僕はジオウライドウォッチⅡを見ていた。オーマジオウさん曰く『それは私が昔、影と光・・・・・・それが一つになることでこのジオウライドウォッチⅡが誕生をした。』

 

光と影か・・・・・・オーマジオウさんはそうして魔王としての道を歩んできたんだ。それから数分後僕の鎧が新調されて僕は装着をして動きなどが制限されていないので動きやすかった。

 

「前よりもいいですね。」

 

「やはりベル坊も成長をするってことかふふふふ楽しみだわい。」

 

椿さんがこちらをじーっと見ながら何か怖いんですけど・・・・・・あれ?僕襲われるのでしょうか?あばばばばばばばばばば・・・・・・

 

ベルside終了

 

ベルは椿のところを後にして今日はアミッドのところへと行く日だったのでディアンケヒト・ファミリアのホームの方へと歩いていく。

 

そして目的の場所へ着くとがばっと抱きしめられたので彼自身は苦しんでいる。

 

「はぁ・・・・・・くんかくんか、あなたを抱きしめると落ち着きますね・・・・・・」

 

アミッド・テアサナーレ現在16歳の少女だが成長をしているのか胸が大きくなっており彼自身はジタバタしていた。

 

「うぐううううううううう!!」

 

「やはりこの女性にも負けない髪の柔らかさ・・・・・・さらにいい匂いがしますね。本当・・・・・・どうして私はアリーゼ達よりも早くあなたに会えなかったのでしょうか・・・・・・ディアンケヒト様を恨みます。」

 

すごく関係ないのにディスられるディアンケヒトであった。現在ベルは解放されて息を整えていたがアミッドの膝の上は固定されておりベルをモフモフしながら休憩をしていた。

 

すると扉が開いて団員が血相を変えて入ってきた。

 

「団長重傷者です!!」

 

「わかりました。今の私に不可能はありません!!ベル・・・・・・少しの間抜けますがそこにいてくださいね?」

 

「うにゅ」

 

アミッドはベルのモフモフタイムをしたのか輝いておりいつもよりも魔法の効力が大きいとだけ書いておく。さてそんな待っているベルは?

 

「・・・・・・・・・・・・( ˘ω˘)スヤァ」

 

あまりの退屈さに眠気が来てしまいアミッドが座っている椅子で眠りこんでしまう。そんな様子をオーマジオウはやれやれと思いながら見ていたがアルフィアが可愛いとまたブツブツ言っているのを見てため息が今日も出るのであった。




次回 アミッドにモフモフタイムされたベル、彼はその後移動をしてるとジオウに変身をして屋根の方へと昇る。彼は違和感を感じて屋根の方へと上がるとまるでベルを待っていたかのように一人の人物がいた。

「お前がこの世界の魔王か?」

「あなたは?」

その男は腰にマゼンダ色のベルトを装着をしてカードを出した。

次回「現れた謎の男」


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現れた謎の男

「ふぇぇぇぇぇ・・・・・・」

 

ベル・クラネルはアミッドのモフモフタイムが終了をして疲れていた。彼女は重傷者を魔法で治療をしたがあまりの魔力を使った影響かすぐに部屋に戻ってきて眠っていたベルを抱きしめてモフモフタイムをしたがいつも以上のことをしてきたので彼は疲れてしまい今解放されたのだ。

 

『お疲れ様だなモフモフタイムか(笑)』

 

「わ、笑わないでくださいよオーマジオウ・・・・・・さん。」

 

『ベル、気づいているな?』

 

「はい誰かが見ている気がします。」

 

オーマジオウはベルの腰部にジクウドライバーを装着させてライドウォッチを構える。

 

【ジオウ】

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

ジオウに変身をしたベルは屋根の方へとジャンプをして着地をして自分を見ていたであろう人物に声をかける。

 

「あなたは先ほどから僕を見ていましたね?」

 

「気づいていたのか?流石この世界の魔王か。」

 

その人物はマゼンダ色のベルトを腰に装着をして腰部からカードを出した。

 

「カード・・・・・・あなたは!!」

 

「みせてもらうぞこの世界の魔王の力を、そして教えてやるよ俺のことも通りすがりの仮面ライダーだ覚えておけ!変身!!」

 

【カメンライド ディケイド!】

 

その人物の姿は変わりオーマジオウは玉座から驚いている。

 

「あれって・・・・・・仮面ライダーディケイド・・・・・・」

 

「さぁ見せてもらうぞこの世界の魔王の力・・・・・・は!!」

 

ライドブッカーをソードモードに変えてジオウに斬りに行く。ベルはジカンギレ―ドで受け止めたが蹴りが入りベルを吹き飛ばす。

 

ベルは攻撃を受けながらもジュウモードにライドウォッチをセットをして放つ。

 

【フィニッシュタイム!響鬼!スレスレシューティング!】

 

「は!!」

 

トリガーを引き小さい炎の弾がディケイドに向かって放たれるがカードをネオディケイドドライバーに装填させる。

 

【アタックライド バリアー!】

 

前方にバリアーが張られて放たれた弾がガードされる。ディケイドはライドブッカーからカードを出してネオディケイドドライバーのバックルを開かせてカードを装填させる。

 

「見せてやるよディケイドの力をな変身!」

 

【カメンライド クウガ!】

 

ディケイドの姿がベルト以外が仮面ライダークウガに変わったのを見てベルは驚いている。

 

「姿が変わった!?」

 

『あれがディケイドのカメンライドだ。ディケイドはカードを使い仮面ライダーの姿に変身をして戦うライダーだ。』

 

「ふん!!」

 

接近をして拳をベルのボディに叩きつける。ベルはこのままではいけないとライドウォッチを出す。

 

【クウガ!】

 

そのまま左側にセットをしてベルトをまわす。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!クウガ!】

 

ジオウクウガアーマーへと変わりディケイドクウガが放つ拳を拳で受け止めた後に蹴りをボディにいれる。そのまま接近をして連続した拳をディケイドクウガへと放つもあちらは冷静に拳をはじかせた後に両手をつかんでボディに両足で蹴りを入れて吹き飛ばす。

 

「うわ!」

 

「ふ・・・・・・変身!」

 

【カメンライド 電王!】

 

ディケイド電王へと変わりデンガッシャーが装備されてクウガアーマーのボディを切りつけた。

 

「どうした?お前の力はそんなものか?」

 

「だったら!!」

 

【ディ・ディ・ディ・ディケイド!】

 

クウガライドウォッチを外してディケイドライドウォッチをセットをしてベルトをまわす。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!カメンライド ワオ!ディケイド!ディケイド!ディーケーイド!】

 

「ほーう俺の力か・・・・・・面白い」

 

【ファイナルフォームターイム!デデデデンオウ!】

 

ライナーフォームと書かれた姿になり右手にライドヘイセイバー、左手にデンカメンソードを持ちディケイド電王に切りかかる。デンガッシャーで受け止めたが右手に持っているライドヘイセイバーがボディを切りつけてディケイド電王に蹴りを入れる。

 

「やるな。なるほど・・・・・・オーマジオウが入っているだけあるな・・・・・・」

 

ディケイドの姿に戻りそのままベルは接近をして切りかかるが姿が消えた。

 

「消えた!?」

 

【アタックライド イリュージョン!】

 

「は!」

 

「であ!」

 

「ふ!」

 

「うわ!ぐあ!どあああああああああ!!」

 

分身をしたディケイドのソードモードのライドブッカーの斬撃、ガンモードの弾丸、そして蹴りが命中をしてディケイドアーマー電王フォームを吹き飛ばした。

 

「うぐ・・・・・・」

 

「どうした?お前の力はそんなものか?」

 

「まだだ!!」

 

【グランドジオウ!】

 

「ほーうその力も使えるのか・・・・・・だったら!」

 

【ケータッチ21!ダブル オーズ フォーゼ ウィザード ガイム ドライブ ゴースト エグゼイド ビルド ジオウ ゼロワン!ファイナルカメンライド!ディケイドコンプリート21!】

 

【グランドターイム!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!】

 

ディケイドはコンプリートフォーム21へとジオウはグランドジオウへと変わる。グランドジオウのベルは走りだして拳を叩きつけようとしたがディケイドは拳を受け止めるとボタンを押す。

 

【オーズ!カメンライドプトティラ!】

 

するとディケイドの隣にオーズが現れてメダガブリューでグランドジオウを切りつける。

 

「ぐあ!」

 

「ふん!」

 

【デンオウ!カメンライド ライナー!】

 

電王のカードが光ってライナーフォームが現れてグランドジオウに襲い掛かる。グランドジオウはボタンを押す。

 

【キバ!】

 

エンペラーフォームがバッシャーマグナムを持ちライナーフォームに攻撃をしてグランドジオウはボタンを押す。

 

【ファイズ!】

 

ファイズブラスターが現れてそれを装備をしてディケイドに攻撃をしようとしたがその前にゼロワンのカードが光ってゼロツーが現れてグランドジオウが振り下ろしたファイズブラスターを受け止める。

 

「!!」

 

「は!!」

 

ディケイドがエネルギーを込めた拳を叩きつけてグランドジオウは吹き飛ばされた。ディケイドはライドブッカーからカードを出して右腰に移動したライドブッカーにカードを装填する。

 

【ファイナルアタックライド ディディディディケイド!】

 

「来る!!」

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!オールツェンティタイムブレーク!】

 

二人は飛びあがりライダーのエネルギーが集結をした蹴りが放たれてお互いに激突をした。

 

「ぐううううう・・・・・・・・・」

 

「はあああああああああああああ!!」

 

「だったら!!ファイアーアロー!!」

 

「何!?」

 

ベルは左手からファイアーアローを放ちディケイドに放ち押していく。そしてお互いの力がぶつかり吹き飛ばされる。

 

「どあ!」

 

「がは!」

 

お互いに変身が解除されてベルはボロボロの状態になっていた。士の方はボロボロだが彼は立ちあがってみていた。

 

「なるほど、だいたいわかった。あれだけの力を出せるほどか・・・・・・ソウゴよりはまだまだだが・・・・・・」

 

「ぐうう・・・・・・・・・」

 

『門矢 士、何がしたかった。』

 

「何こいつが本当にお前のようになるのか試してみた。結果はソウゴと同じとだけ答えておく。」

 

『どこへ?』

 

「俺は通りすがりの仮面ライダーだ、どうやらこの世界でやることがあるみたいだからな。当面はこの世界で滞在をするさ。そういえばお前の名前を聞いていなかったな。」

 

「べ・・・ベル・クラネル。」

 

「ベル・クラネル、お前が持つ力は・・・・・・世界をも破壊する可能性もある。それでもお前はその力を人のために使うか?」

 

「もちろんです。それが・・・・・・僕が仮面ライダーとして戦う理由です!!」

 

ベルはボロボロの体のまま立ちあがったのを見て士はほーうといい興味がもったのか笑いオーラを出す。

 

「お前のその目を見たら大丈夫だろうな。また会おうベル・クラネル。」

 

「門矢 士さん・・・・・・」

 

ベルはボロボロの体のままホームの方へと帰り姉たちが何があったのかと叫ぶのであった。




次回 ディケイドとの出会い、それがベルの新たなスキルを誕生させた!アストレアは新しいベルのスキルを見て驚いているがボロボロになった姿を見て最初は驚いたのである。

次回「ベルの新たなスキル」

今回オリジナル設定

ディケイドコンプリートフォーム21のライダー召還、ダブルからゼロワンまでは通常通りのやり方で召還するがクウガからキバや二号ライダーはオーマジオウのように呼びだして召還する技である。

今回登場をした電王ライナーフォームは召還をして攻撃させた。もちろんコンプリートフォームが使用をする必殺技を使うときと同じ方法で戦うことができる。


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ベルの新たなスキル

ディケイド事門矢 士と戦い引き分けに追い込んだベル、そのままボロボロの状態でホームの方へと歩いているがオーマジオウはその姿を見た姉たちが士を殺しかねないなーと思いつつ黙ってみていた。

 

やがてベルはホームの扉を開けて声を出す。

 

「ただいま戻りました。」

 

「おかえ・・・・・・ベル!?なんでボロボロになっているの!?」

 

迎えたノインがボロボロになっているベルをみて大声を出したのを聞いてほかの眷族たちがぞろぞろとベルのところへとやってきた。

 

「ベルううううううううう!!なんでボロボロなの!?」

 

「えっと色々とありまして・・・・・・」

 

「その色々が聞きたいんだけど!?」

 

アリーゼはボロボロのベルを見ていったい誰がうちのベルをここまで痛めつけたのかしらと心の中で炎を燃やしながら聞く。

 

「ねぇベール?あなたをボロボロにさせた人物は何者かしらーーー?私が少しO★HA★NA★SIをしないと行けないわね?」

 

「えっと・・・・・・その・・・・・・」

 

「アイズちゃん?それともオッタルかしら?」

 

「えっとどちらも違います。」

 

「ならフィンさん?ガレスさん?」

 

「違います。仮面ライダーディケイドです。」

 

「「「仮面ライダーと戦った!?」」」

 

ベルが言った言葉に全員が叫んだ。まさかボロボロにした犯人がベルと同じ仮面ライダーと交戦をして傷だらけにされたことだ。アリーゼは自分の武器を持ち仮面ライダーをボコボコにするために出ようとしたがベルがいう。

 

「多分今、オラリオにはいないと思いますよ。」

 

「ッチ」

 

アリーゼは舌打ちをして持っていた武器を外してボロボロのベルにとりあえずポーションを飲ませて傷が回復をしていく。

 

「だが仮面ライダーがお前に攻撃をしてくるとはな・・・・・・何者なんだ?」

 

「オーマジオウさん曰く仮面ライダーディケイドといっていました。」

 

「仮面ライダーディケイド・・・・・・」

 

全員がベルを傷つけた犯人がディケイドと判明をしたので今度現れた時は一撃与えてやると決心をするのであった。傷が治ったベルはお風呂に入り体を休ませていた。

 

「ふぅ・・・・・・これが仮面ライダー同士の戦い・・・・・・」

 

『まぁディケイド自体がおそらく手加減をしていたのだろう。奴が本気を出せば世界をも破壊をする力を持っているからな。本当に奴はお前を試す為に戦いを挑んだのであろうな。』

 

「世界を・・・・・・」

 

『それが奴が世界の破壊者と呼ばれる理由だ。』

 

オーマジオウとお風呂の中で話をした後彼はアストレアにステータス更新をしてもらうと新たなスキルが発動をしていたので驚いている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・なにこれ」

 

スキル

 

・ライダー召喚 仮面ライダーを召還をして共に戦う。

 

「ライダー召喚って仮面ライダーを呼びだして共に戦うってことでいいのよね?」

 

『おそらくそうだろう。グランドジオウのライダー召還をベルの姿でできることだろう。まぁグランドジオウは召喚以外にも武器を出したりできるからな。』

 

オーマジオウの説明にアストレアは頭を抑えながら書き写していきため息をついた。ベルは彼女からもらったステータスを見て驚いている。

 

「スキルなんですか?」

 

「えぇそうよ。あなたの新たなスキルとしてそれが出ていたのよ。」

 

「ライダー召還・・・・・・じゃあ早速やってみます。」

 

ベルは手を前に出して召還をしたいライダーを思い浮かべながら構えると紋章が現れて仮面ライダークウガが現れた。

 

2人は驚いているがクウガはじーっとベルの方を見ていた。

 

「あ、すみません試したい為に呼びました。」

 

そのまま手を出すとクウガが光りだして消えた。呼びだしたライダーはベルの指示で動くみたいである。

 

『色々と指示を出したりしないとダメみたいだな。ライダー召還ってのは。』

 

「共に戦ってくれるのは助かりますね。」

 

「そうみたいね。いきなり現れるとびっくりをするわ。」

 

三人で話をしながらベルは欠伸をしてアストレアは一緒に寝ましょうかといいベルを抱き枕にして一緒のベットで眠るのであった。




次回 新たなスキルライダー召還を覚えたベル、どれくらいのライダーを呼べるのだろうかと試す為にダンジョンへと行く。

次回「新たなスキルを試す為に」


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新たなスキルを試す

次の日ベルは新しいスキルを試す為にダンジョンの方へとやってきた。一階層へと到着をしたベルは現れたゴブリンに対して新たなスキルを使おうとする。

 

「えい!!」

 

ベルは右手を前に出すと紋章が現れてその中から仮面ライダー龍騎が現れてゴブリンに攻撃をする。

 

『なるほど、私が使っているライダー召還がベルの状態でも使えるようになったってことか。』

 

「どういうことですか?」

 

『私はライドウォッチを使わなくても仮面ライダーを召還をすることができる。それがベルに出てしまったってことだ。おそらくディケイドとの戦いでその力を一部解放させてしまった影響だな。』

 

オーマジオウはベルのスキルに発生をしたライダー召還のことに説明をしながらベルは龍騎にお礼を言い光って消えた。

 

「消えた?」

 

『どうやら時間制限があるみたいだな。敵がいなくなれば消えるってことか。』

 

「なるほど・・・・・・偵察とかもできそうですね?」

 

『確かに』

 

ベルはそう思いながら階層を降りていく。現れたゴブリンに対してジカンギレ―ドを出して切り裂いていく。少し考えながらも後ろからモンスターが襲い掛かろうとしたが上空から仮面ライダーナイトが現れてウイングランサーを突き刺して撃破した。

 

「ありがとうございます!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ナイトはウイングランサーを構えながら消えてベルはそのまま歩いていきどんどんと降りていく。段々と降りていくとベルはジオウに変身をしてジカンギレ―ドをジュウモードでと変えて左手にジカンザックスを構えながらミノタウルス達を切っていく。

 

「ライダー召還!」

 

ライダー召還で仮面ライダーG3Xと仮面ライダーゾルダが現れてケルベロスランチャーとマグナバイザーを構えて二人は発砲をしてモンスターを倒していく。

 

「これ便利ですね・・・・・・」

 

『そうかもしれないな。』

 

「ん?」

 

ベルは何かの声が聞こえてきたので何事かと思い偵察をさせようと一人の仮面ライダーを召還をした。仮面ライダーベルデはクリアーベントで透明化となりベルは少し休むことにした。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

『どうしたベル?』

 

「ううんちょっとだけ考え事をしていたんです。」

 

『そうか、だがあまり一人で抱え込むなよ?』

 

「わかっていますよ。」

 

するとベルデが現れて彼は何かあったのだろうかと思い聞く。ベルデは光となり彼自身はベルデが見たものを映像が流れる。

 

「この先で・・・・・・冒険者がミノタウルスに襲われている!!」

 

ベルは立ちあがり走りだして冒険者がいる場所へと向かっていく。一方でミノタウルスに襲われている冒険者は咆哮を受けて動けなくなってしまう。

 

「このままじゃ!!」

 

【フィニッシュタイム!ジオウ!ギワギワシュート!】

 

「は!!」

 

放たれた弓型のエネルギーがミノタウルスに当たりベルは冒険者たちの前に立つ。彼は無言で立ちジオウⅡライドウォッチを出して装着してジオウⅡに変身をして構える。

 

「さぁはやく!」

 

「逃げろおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

冒険者達はそのまま入り口の方へと走っていきベルは改めてミノタウルスの方を向いて構える。

 

ジカンギレ―ドとサイキョ―ギレードを構えてミノタウルスは突撃をしようとしたが氷漬けにされたのでベルは驚いている。

 

「大丈夫かベル?」

 

「リヴェリアさん?」

 

前の方を向くとロキ・ファミリア副団長「リヴェリア・リヨス・アールヴ」がいた。そのそばにはアイズとティオナがいたのでベルは近づいていく。

 

「どうしたのですか?」

 

「あぁ、アイズが少し地下に入りたいといってな一人では危険と私とティオナが一緒に入って今帰ろうとしたときにミノタウルスと戦う君を見つけて魔法を使ったのさ。」

 

「そうでし「ベル!?その姿もベルのなの!?」はい!?」

 

ティオナはジオウⅡを始めて見たので彼女はすぐに近づいてジオウⅡの姿をじーっと見ている。

 

「前はいっぱいベルの体に張りついていたから驚いたよ。」

 

「あの時はグランドジオウに変身をしましたからね。」

 

「・・・・・・ベルはどうしてダンジョンに?」

 

「えっと新しいスキルを試す為に降りてきたんです。」

 

「「「新しいスキル?」」」

 

ジオウⅡのままベルは右手を出すとそこから現れたのは仮面ライダー電王だ。

 

「「ええええええええええええええええええええ!!」」

 

「これは・・・・・・召喚か?」

 

「一応召還って扱いになります。ただ・・・・・・僕自身グランドジオウじゃないときは2体が限界みたいで3体目を呼ぼうとしたんですけど呼べなかったんです。」

 

ベルは電王の召還をやめた後に変身を解除をしようとしたが・・・・・・何かを感じて振り返る。

 

3人もベルが振り返るので何事かと見ていると黒い服を着た人物がいたのでベルは怪しい感じがして構え直す。

 

「何者ですかあなたは・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・クウガ?いや違う・・・・・・」

 

「何者だ貴様!」

 

「リントは邪魔だ。俺が用があるのは・・・・・・クウガのような戦士!貴様だ!」

 

その男は姿を変えてモンスターのような姿に変わったのを見て驚いている。オーマジオウは中でその様子を見ていた。

 

『あれは、ゴ・ガドル・バ・・・・・・グロンギの怪人の中でも強い奴だ。』

 

「皆さん、ここは俺に任せてくれ。」

 

ベルはゴ・ガドル・バにジカンギレ―ドとサイキョ―ギレードを合体させてサイキョ―ジカンギレ―ドへと変えて構える。ゴ・ガドル・バは格闘体のまま立っておりベルは接近をしてサイキョ―ジカンギレ―ドを振り下ろす。

 

「はああああああああああああああああああ!!」

 

「ふん!」

 

ベルが振り下ろしたサイキョ―ジカンギレ―ドを腕で受け止めるとそのまま剛腕をベルのボディに叩きつけて吹き飛ばした。

 

「ぐ!!」

 

「ぬん!!」

 

ゴ・ガドル・バは接近をしてベルに拳を叩きつけようとしたが彼は後ろへと下がり未来予知を発動させて先読みをする。

 

「読めた!!」

 

ゴ・ガドル・バが叩きつけようとした拳を読んでサイキョ―ジカンギレ―ドでボディに切りつける。

 

「ほーう。なら」

 

ゴ・ガドル・バの目の色が青くなり敏捷体へと変わり装飾をガドルロッドを作り構える。

 

「武器を作っただと!?」

 

「はああああああああああああ!!」

 

ベルはサイキョ―ジカンギレ―ドで攻撃をしようとしたが素早く動いてベルの後ろに立ち後ろからガドルロッドで攻撃をして吹き飛ばした。

 

「うわ!!」

 

ベルは吹き飛ばされてグランドライドウォッチを出してジオウⅡから変わり立ちあがる。

 

【グランドターイム!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!】

 

グランドジオウに変身をしてクウガのボタンを押す。

 

【クウガ!】

 

タイタンソードが召喚されて装備をして接近をしてガドルの方も目が紫色へと変わり剛力体へと変わりガドルソードに変えてベルが振り下ろしたタイタンソードを受け止めた。

 

「な!!」

 

「どうした?それがお前の力か・・・・・・ふん!!」

 

「ぐあ!!」

 

ゴ・ガドル・バの斬撃がベルのボディに当たり火花が散る。ベルは立ちあがりライダーのボタンを押す。

 

【オーズ!】

 

2010ねんの扉が開いてサゴーゾコンボのオーズが必殺技のサゴーゾインパクトを発動させてゴ・ガドル・バに対して攻撃をする。

 

「ぐう!!」

 

「せい!!」

 

ベルは接近をしてライドヘイセイバーでゴ・ガドル・バのボディを切りつけて吹き飛ばした。ゴ・ガドル・バの目の色が緑色へと変わりガドルソードがガドルボウガンへと変わり放たれてベルのボディに命中をする。

 

「うわ!!」

 

「ふっふっふリントの戦士も進化をするってことか・・・・・・」

 

ゴ・ガドル・バは満足をしたのかガドルボウガンを地面に放ち煙を発生させてその間に撤退をした。

 

『流石かつて仮面ライダークウガを完全勝利をさせた敵、だがなぜ奴がオラリオに?』

 

「・・・・・・・・・ぐ!!」

 

ベルは膝をついて変身が解除される。アイズとティオナは追いかけようとしたがリヴェリアをが止める。

 

「よせ!二人ともお前たちでも奴を倒せるかわからないんだぞ!!それに深追いはしない方がいい!!」

 

「「・・・・・・・・・」」

 

2人はベルが傷つけられている姿を見ているだけしかできなかった。アイズは剣を握りしめ、ティオナはダンジョンの壁を殴った。

 

リヴェリアはエリクサーをベルに飲ませて回復させるとベルは疲れてしまったのかリヴェリアに抱き付いてしまう。

 

「・・・・・・ベル、今はゆっくりと眠るといい。」

 

「ベル可愛い・・・・・・」

 

「本当だね。」

 

「さて我々も上がるとしよう。」

 

リヴェリアはベルをおんぶをしてアイズとティオナは護衛をするために前に立つ。その様子をアルフィアはかつて自分と交戦をしたリヴェリアがベルをおんぶをしている姿を見ていた。

 

『どうした?』

 

「別に・・・・・・お前には関係ないことだ。」

 

(嘘をつけ、本当はリヴェリアがベルをおんぶをしている姿を見て嫉妬をしているくせに、全く・・・・・・)

 

オーマジオウはそう思いながらもなぜゴ・ガドル・バがこの世界のダンジョンの中にいたのか原因がわからないため奴がゲゲルを始めないかどうか不安になりながらも今のベルでは勝てなかったのを見て自分が行くしかないかと今度会った時のことを考えていた。




次回 目を覚ましたベル、近くでアミッドがいたので彼は起き上がろうとした。そこにナァーザが現れて抱き付いたのを見てアミッドが睨んでいた。

次回「ベル再び目を開ける。」


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ベル再び目を開ける。

ベルは現在困惑をしていた。自分の目の前で犬人とヒューマンの女性がにらみあっていたからだ。どうしてこうなったのだろうとベルは今までのことを考えていた。

 

自分は確か謎の怪人と交戦をして敗北をして気絶をした気がする。そして次に目を覚ましたら犬人の女性に抱き付かれてそれを銀色の髪をした女性が睨んでお互いに火花を散らしていた。

 

「ナァーザ、なぜあなたがここにいるのですか?さっさと自分のところへお帰りください。」

 

「何言っているの?ベルは私のところのお客さんだ。それをロキ・ファミリアが運んだのがそちらなのだからな。だからベルを連れて帰る。」

 

お互いににらみ合っておりベルはこのパターンは前にもしたような気が・・・・・・と思っていたら扉が開いて赤い髪をポニーテールにした女性がナァーザを投げ飛ばしてベルに抱き付いた。

 

「ベルううううううううう!!大丈夫!?リヴェリアさんから怪我をしたって聞いて急いで駆けつけたわ!!」

 

ベルはアリーゼに投げ飛ばされたナァーザが心配になった。彼女は勢いよく突き飛ばされたのか壁にめり込んでいたからだ。

 

「あ、あのアリーゼお姉ちゃん。僕は大丈夫だけどナァーザさんが・・・・・・」

 

「え?」

 

ベルに言われてその方角を見るとナァーザが壁にめり込んでおりアリーゼはそーっと引っ張り壁からナァーザは救出された。

 

アミッドは頭を抑えながらこの惨状を見てどうしたらいいのかと考えながらベルはどうしてこうなったのかなと思いつつリヴェリア達にお礼を言わないと行けないと思い考えているとアリーゼは涙目になりながらベルを抱きしめる。

 

「本当に・・・・・・本当に無事でよかったわベル・・・・・・謎の怪物と怖がらずに戦ってボロボロになって・・・・・・」

 

「アリーゼお姉ちゃん・・・・・・」

 

「ねぇオーマジオウ、ベルが戦ったのってモンスターなの?」

 

『モンスターというのか怪人と言った方がいいだろう。しかも奴は一度仮面ライダークウガを完封なく倒している人物だ。ジオウⅡの未来予知、グランドジオウの攻撃さえもベル以上の戦闘力だったな。』

 

グランドジオウのベルでも敗北させた敵、オーマジオウがいった言葉に三人は唖然としてしまう。

 

「ならはやく倒さないとまずいじゃない?」

 

『それは大丈夫だろう、ゲゲルをするなら殺人をする人数を数える相手が必要だ。それに奴はベルを指名してきたからな。奴は純粋に戦士として戦おうとしているのを感じた。』

 

「なら奴は僕を?」

 

『おそらくな。』

 

ベルは拳を握り次は絶対に負けないように戦おうと決意を固める。とりあえず料金の方はリヴェリアが払ってくれたというのを聞いてベルは申し訳ない気持ちになるがアミッドはそんなベルを見てリヴェリアが言った言葉を言う。

 

「ベル、リヴェリアさんから伝言です。『息子のお前を守れなかった母親として払わせてくれ。お金の方は気にするな』だそうですよ。」

 

「リヴェリアさん・・・・・・」

 

「それに今回の料金にティオナさんとアイズも出していましたね。二人はあなたを守れなかったからと出しました。」

 

「そんな・・・・・・」

 

「ベル、あなたは優しい、けれどあなたが傷ついて運ばれてみるのはつらいのですよ。」

 

「アミッドお姉ちゃん。」

 

「そうだよベル。」

 

「ナァーザお姉ちゃん。」

 

「ベルーーー本当に無事でよかったわよおおおおおおおおおおおお」

 

「アリーゼお姉ちゃん。」

 

オーマジオウはお隣でオーラを強くなっているお義母さんを見ないようにしながらベルを見ていた。いずれにしても今のベルで勝てないとなるとゴ・ガドル・バを倒すことはできない。

 

(ふーむいったいどうしたらいいのか、やはりフィルヴィスにこれを渡すしかないか?)

 

彼は持っているのはライドウォッチとは違うものと変身ベルトと武器である。作っていたがこれからのことを考えて彼女に渡した方がいいかと考えていた。一方でフィルヴィスはほかのメンバーと共にパトロールをしていた。

 

「ねぇねぇフィルヴィス。」

 

「なんですか?」

 

「ベルのこと好き?」

 

「ごほごほ!!」

 

マリューのベルの好きという単語を聞いてフィルヴィスは咳こんでしまう。いきなり咳こんでしまったのでマリューはごめんごめんと謝りなぜそんなことを言ったのか話をする。

 

「あの子は7歳で冒険者になったのは知っているね?もちろん私達も色々と奮闘をして彼を迎えたけど当時の彼は色々とオーマジオウさんがいたとはいえあれていたのよね・・・・・・それで私達はほっとけなくて見ていたんだけどいつの間にかベルが冒険者となって私たちも一緒に戦った。けれどあの子はどんどんと強くなっていく。誰に対しても優しく、時には自分から飛び込んで人を助けるために戦う・・・・・・私達はそんな彼に惹かれていたかな?あなたはどうかしら?」

 

「・・・・・・私はモンスターたちに囲まれてしまってもう助からないと思ったときにあの方が現れました。私は・・・・・・この人の元で戦いたい。そしてベルさまと出会いあの方は私にも優しくしてくれて・・・・・・あなたの言う通りかもしれない。」

 

フィルヴィスはふふと笑いながらマリューと街をパトロールを続ける。一方でお世話になったベルはアリーゼと共にアミッド達の元を後にしてお礼を言う為にロキ・ファミリアの本拠地の方へと歩いていく。

 

「それにしてもベル、本当に大丈夫?」

 

「アリーゼお姉ちゃん大丈夫だよ。って僕どれだけ寝ていたんだろう?」

 

「ベルは2日寝ていたのよ。」

 

「2日も!?」

 

ベルは自分が倒れてしまって2日も眠っていたと驚いていたがアリーゼが涙を流しながら来たのを見てどれだけ心配をかけてしまったのかと・・・・・・

 

「ごめんなさい。」

 

「ベルが謝ることはないわよ。あなたはリヴェリアさん達を守ろうと戦ったのだから・・・・・・英雄ね。」

 

「英雄・・・・・・か。」

 

ベルはそう呟いてその間にロキ・ファミリアの本拠地の方へ到着をして門番の人にリヴェリアがいるのかを確認をしようとした時に扉が開いてリヴェリアが現れた。

 

「ベル・・・・・・目を覚ましたのだな?」

 

「リヴェリアさんありがとうございました。僕を運んでくれたのと料金も払ってくれて・・・・・・」

 

「気にすることはないぞベル、お前は私達を守るために戦ってくれたんだ。本来はレベルが高い私が戦わないと行けなかったのにお礼を言うのはこちらだよベル。」

 

リヴェリアはベルの頭を撫でてから二人は手を振りながらホームの方へと帰った。




次回 アリーゼと共にホームへと戻ったベル、彼女達もベルを迎えて何があったのか話をする。

次回「ベル、ホームへと帰還」


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ベルホームへ帰還をする。

アリーゼと共にアストレア・ファミリアのホームへと帰ったベル、彼が帰還をしたのを見てほかのメンバー達は駆け寄ってベルを抱きしめたりすりすりをしたりとベルは顔を真っ赤にしている中アリーゼはニヤニヤ見ていたのを見てベルはじーっと睨んでいたが今は姉たちに甘やかされていた。

 

そして何が起こったのかを全て話をする。

 

「謎の怪物グロンギの怪人・・・・・・」

 

「グランドジオウに変身をしたベルを圧倒をした力・・・・・・か。」

 

輝夜とリューはベルを圧倒をした怪物に対してどう対処をしたらいいのか考えている。アリーゼの方を見ると彼女は両手を組んでいたがすぐに結論を言う。

 

「もしその人が出ても私達は戦わない方がいいわ。ベルでさえも2日も寝込んでしまっているのよ?私達が戦えば死ぬ可能性がある。なら戦わない方がいいわ。」

 

「だが被害などが出たらどうする?」

 

「・・・・・・その時は僕が戦います!」

 

ベルが立ちあがり拳をつきあげた。その様子を全員が驚いているがベルの目に闘志が燃えているのを見て輝夜達はベルが奴に勝ちたいのだなと思い黙っていることにした。

 

やがて解散をしてベルはお風呂に入った後アストレアにステータスを更新をしてもらい疲れてしまったのか眠ってしまう。アストレアはそんなベルの頭を撫でながらやわらかいなと思いつついつも傷だらけになる彼を見て無言で死なないように祈るしかできない自分に対して・・・・・・一方絵ベルは精神世界でオーマジオウとアルフィアに鍛えられていた。

 

『ふん!!』

 

オーマジオウは手から衝撃波を放ちベルが変身をしたグランドジオウに対して放っている。

 

「はあああああああああああああああああ!!」

 

【ゴースト!】

 

サングラススラッシャーを装備をしてオーマジオウに切りかかるがオーマジオウは仮面ライダーシザースのシザースピンチを装着をして右手の鋏でサングラススラッシャーを受け止める。

 

「!!」

 

『ふん!!』

 

「ぐううううううううううううう!!」

 

衝撃波を放つと右手から火炎の弾を放つがベルはファイヤーアローで相殺をしながら進みボタンを押す。

 

【エグゼイド】

 

『ならば!』

 

オーマジオウの方は龍騎を召還をしてエグゼイドにぶつけてベルはボタンを押す。

 

【龍騎!】

 

ドラグクローが装備されてドラグクローファイアーが放たれる。オーマジオウはそれに対して防御壁を張りドラグクローファイアーをふさぐ、ベルはそれがわかっていたのか接近をしてボタンを押す。

 

【ファイズ】

 

そのまま飛びあがりポインターが放たれてオーマジオウはそれをガードをする。

 

「であああああああああああああああ!!」

 

グリムゾンスマッシュが放たれるがオーマジオウは吹き飛ばしてベルは着地をする。するとオーマジオウが構えを解いたのでグランドジオウは変身を解除をしてベルに戻ると座る。

 

「はぁ・・・はぁ・・・・・・」

 

『ゴ・ガドル・バに勝つためにベル自身の体力、力、敏捷など上げないと行けないからな・・・・・・こうして私自身が鍛えているが・・・・・・いずれにしてもゴ・ガドル・バに今は勝てないからな。』

 

「は、はい・・・・・・」

 

『そろそろ朝になるな。今日の訓練はここまでだ。』

 

「ありがとうございました。」

 

ベルはオーマジオウにお礼を言い精神世界を後にして自分の体の方へと戻り目を開けるとアストレアに抱きしめられて眠っている自分がいた。

 

(目を覚ましたらアストレアさまの立派な果実に埋もれていた僕・・・・・・これが女神の果実!?)

 

ベルは混乱をしながらも顔を真っ赤にしながら女神が目を覚ますのを待っていた。

 

「・・・・・・・・・うにゅベルおはよう。」

 

「はいおはようございますアストレア様。」

 

アストレアは寝ぼけながら動くのでベルにその大きな果実も動いて彼の顔で変形をしていきベルは全体が真っ赤になり・・・・・・

 

「きゅーーーーーーー」

 

そのまま気絶をしてまた精神世界へと戻ってきたのでオーマジオウは頭を抑えていた。

 

『いい加減慣れろとは言わないが誰かに抱き付かれて戻ってくるな。』

 

「うううううう・・・・・・」

 

(まぁまだ10歳の子どもに言っても意味がないか・・・・・・)

 

オーマジオウはこれからのことを考えながら頭を抑えていた。ついでにため息まで出ていたのであった。




次回「ガドル閣下がなぜダンジョンに?」


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ガドル閣下がなぜダンジョンに

「弱すぎる・・・・・・」

 

グランドジオウとの戦いの後ゴ・ガドル・バはダンジョンの中でモンスターを倒しながら降りていた。なぜ彼がここで目を覚ましたのか・・・・・・彼自身は座り怪人の姿から人と同じ姿に変わる。

 

ガドル閣下side

 

忘れもしない、クウガとの激闘をしたあの場所・・・・・・俺が放った蹴りと奴の蹴りの打ち合いで俺は先に奴より立った。だが奴の封印エネルギーが魔石ゲブロンに到達をして俺は爆発をした。

 

俺はゲゲルなどどうでも良かった。奴に勝ちたい・・・・・・今度こそ俺が勝って見せるとクウガと戦う為に、そして目を覚ましたが変な場所だった。

 

なぜ俺はこんなところで目を覚ましたのかわからないまま歩いていると丁度変なやつらがいたから運動がてら戦ったがリント?みたいだったが変な感じだ。奴らのフードを奪い俺は歩いてると見つけた!クウガのような奴を・・・・・・俺は元の姿に戻り奴と戦う。奴が放った斬撃を腕で受け止めそこから拳を叩きこんだが突然として奴に俺の手が読まれたことに気づいた俺は敏捷態へと変わり奴と交戦をした。

 

そして奴が姿が変わりクウガの剣を出した時は驚いた。あの仮面ライダーの力・・・・・・まだ何かを隠している感じがした。そして俺は後ろにいるリントを見て笑いながら次にやつと戦えるのを楽しみにしながら射撃態へとなり地面にボウガンを放ち離脱をした。

 

「ゲゲル・・・・・・か、今更ダグバがいないのにしても意味がない。なら俺がするのはクウガの力を使う奴と戦うこと・・・・・・それが俺の今の目的だ。」

 

俺は再び立ちあがりモンスター相手に戦うとしよう。再び奴と戦うその日まで・・・・・・

 

ガドル閣下side終了

 

一方でガドルがダンジョンでモンスター相手に戦っている中、ベルはアリーゼと模擬戦をしていた。ジオウの姿になりレベル6のアリーゼの剣を受け止める。

 

「であああああああああああ!!」

 

「甘いわよ!!」

 

ベルが振り下ろしたジカンギレ―ドをアリーゼは剣で受け止めた後にはじかせてジカンギレ―ドを吹き飛ばす。

 

ジカンギレ―ドを吹き飛ばしたベルはエグゼイドのライドウォッチを押してジクウドライバーにセットをしてまわす。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!レベルアップ!エグゼイード!】

 

仮面ライダージオウエグゼイドアーマーに変身をしたベルを見てフィルヴィスが立ちあがる。

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者その名も仮面ライダージオウエグゼイドアーマー!ライダーの力を使う姿なり!」

 

『懐かしいな・・・・・・』

 

「それフィルヴィスちゃんの役目なんだ(苦笑)」

 

「ノーコンテニューでクリアしてやるぜ・・・・・・コンテニューってなんだろう?」

 

両腕に装備をしたガシャコンブレイカーブレイカーを構えてアリーゼに突撃をする。アリーゼは剣でベルに攻撃をしたがガシャコンブレイカーブレイカーでガードしてそのままはじかせた。

 

「うわっとそんな方法があったのね。」

 

「てえええい!!」

 

地面にガシャコンブレイカーブレイカーを叩きつけて衝撃波を放ちアリーゼは横に避けた。両腕のガシャコンブレイカーブレイカーを外してジカンザックスを構えてサブライダーのウォッチを出してセットをする。

 

【フィニッシュタイム!パラドクス!ザックリカッティング!】

 

「はあああああああああああ!!燃え上がれ!」

 

アリーゼは剣に炎を纏わせてお互いに走ってジカンザックスと剣が激突をしてみていた全員が衝撃に備えて吹き飛ばされそうになるが何かが降ってくる音が聞こえてきたのでリャーナは見ると剣と斧が降ってきたので彼女は青ざめて後ろに必死に逃げた。

 

「ひぃ!!」

 

煙がはれるとお互いに倒れているアリーゼとベルの姿があった。ベルの方は変身が解除されておりアリーゼも目をまわしていた。

 

「全くあの二人は・・・・・・とりあえずポーションでもかけておけ。」

 

輝夜の命令でフィルヴィスは二人にポーションをかけて傷が回復した。やがてアリーゼが目を覚まして頭を振っていた。

 

「いたたたた・・・・・・まさかベルがここまでやるなんて思ってもいなかったわ。」

 

「このドアホ!ベルに対して本気でやる馬鹿があるか!!」

 

「いやいやあれでもまだ本気じゃないわよ!?」

 

輝夜とアリーゼが言いあっている中、ネーゼはベルを起こそうと近づいて彼を起こそうとするとベルは目を開けるが寝ぼけているのか尻尾を見てもふもふ始めた。

 

「うにゃ!?」

 

「もふもふもふもふーーーーーーー」

 

「べ、べりゅ・・・・・・ちょ!ま!?あああああああああああああ」

 

数分モフモフされたネーゼはぐでーと地面に倒れてぴくぴくと体が震えていた。全員がベルがネーゼをもふもふで倒したのを見て驚いてしまい、さらに言い争いをしていたアリーゼと輝夜も止めて見てしまうほどに・・・・・・

 

「あ、あれ?」

 

オーマジオウは寝ぼけてやったのかと思いネーゼが可哀想にと思い手を合わせて合掌をするのであった。

 

それから全員でご飯を食べながらベルは考え事をしていた。

 

「どうしたのベル?」

 

「・・・・・・いやあの人に僕は勝ちたいと思ってまして・・・・・・」

 

「ベルが出会ったあの怪物のことか・・・・・・」

 

「今度は負けません。正義と剣に誓って・・・・・・」

 

ベルは拳を握りしめて今度は勝つと力を込める。姉たちもベルには負けないようにしないとねと心の中で決意をして頑張ろうと固めるのであった。

 

その夜、ベルは夜空を見ていた。

 

「綺麗な星空ですねオーマジオウさん。」

 

『あぁそうだな。』

 

「どうしたのですか?」

 

『気にすることはない。お前を残して消えるなんてことはないからな。』

 

「そうですよね。」

 

『そう言えばベル気になっていたのだが?』

 

「なんですか?」

 

『なぜ髪を切らない?』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

現在のベルの髪の長さは白い髪をセミロングをしたような姿をしており結べばポニーテールができるぐらい長さである。

 

「うーんなんだろう。今更かなって思ってきまして・・・・・・それにお姉ちゃんたちが喜んでくれているのでいいかなって」

 

『・・・・・・まぁベルがいいというなら何も言わないが・・・・・・』

 

現在のベルはお風呂に入ったってこともあり白い髪がセミロング状態になっている。女の子に見てもおかしくない姿なのでオーマジオウはまぁいいかと思い黙っていることにした。

 

ベルは眠くなったのか欠伸をしながら自分の部屋に歩いていきベットの中で眠ることにした。

 

次の日

 

「・・・・・・あれ?」

 

目を覚ましたリューはなぜかベットが膨らんでいるので何事かと思いめくるとベルがなぜか自分に抱き付いて寝ていたのでびっくりをしてしまう。

 

「うえええええええええええええ!?」

 

「リオンどうしたの!!」

 

リューの扉を眷族たちが開けてベルがリューに抱き付いている姿を見て嫉妬をする。

 

「あらあらポンコツエルフさま、自分が抱きしめられているのを見せるために私達をお呼びしたのかしら?」

 

「ずるいわよリオン!!」

 

「いや勘違いしないでください!私はベルを誘っていません!!」

 

「うにゅ・・・・・・」

 

ベルはうるさかったのかリューから布団を奪いそのまま兎団子のような形になり眠ろうとした。

 

「べ、ベル!?寝てないで起きてください!!」

 

リューはベルを起こす為に体をゆすったりするがベルは兎団子状態から動こうとしないでそのまま寝ようとしていたがあまりのうるさいので寝ぼけてしまう。

 

「福音」

 

「ふご!!」

 

威力は弱めに放たれたがリューは吹き飛ばされてしまう。全員が唖然としてしまいベルは寝ぼけた状態で起こすのはやめようと思うのであった。

 

『すまないリュー、ベルはどうもこうして起こさせると寝ぼけてしまうことがある。って遅かったか・・・・・・』

 

「もうちょっと早く・・・・・・言ってください。」

 

それからベルが目を覚ましてオーマジオウがベルが寝ぼけて福音を撃ったことを話すとすぐに土下座をして謝るのであった。




次回 ベルはリューに謝った後は少しの間考えることがありホームを後にしてオラリオを歩いていた。

次回「オラリオを歩いていく。」



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オラリオを歩く

次の日ベルはダンジョンに入る気がしないなと思いオラリオを歩いていた、今日はアストレイ・ファミリアとしての仕事はお休みで彼自身もこういった日を送るのは悪く無いなと思いつつ街を歩いていた。

 

「思えば僕がやってきて3年が経ったんですね。」

 

『そうだな、アストレア殿達にお願いをして7歳でオラリオへとやってきて冒険者となり・・・・・・今はレベル3の冒険者だからな・・・・・・』

 

「そうですね。」

 

オーマジオウと話をしながらベルは歩いて様々な人達が買い物をしたりしてオラリオは騒がしいなと思いつつベルは歩いていた。彼自身は辺りを見ながら現在装備をしているのは左腰部に輝夜からもらった太刀を装備をしている。実はジカンギレ―ドを出すのにすぐに出せるわけじゃないので犯人を抑える際に必要だと姉たちが自分の自分のといってきて彼は色々とふるってみて輝夜の太刀がいいと輝夜は喜びほかの姉たちは不満そうにしていたのをベルは覚えている。

 

「だってこれが使いやすいもん」

 

『ベル、誰に言っているんだ?』

 

「ふぇ?」

 

オーマジオウはベルが独り言を言っているのでため息を出しながらアルフィアの方を見ていた。彼女自身も自分たちが色々と計画を変えたのでオラリオの被害などはすぐに収まっているのでホッとしている。

 

やがてベルはいつもの噴水の前で座りダンジョンがあるバベルの塔を見ていた。とても大きいのをいつも自分たちは入っているんだなと思いつつ見ていると誰かがこちらを見て手を振っているのを見た。

 

「ベルくーーーーん」

 

「アーディお姉ちゃん?」

 

アーディ・ヴァルマ、ガネ―ジャ・ファミリアの一人で団長のシャクティ・ヴァルマの妹である。彼女はベルのところへと走るとそのまま抱き付いてきたが勢いがありベル自身も油断をしていたこともあり二人はそのまま噴水の中にドポーンと落ちてしまう。

 

「あわわわわわごめんベル君。」

 

「くしゅん」

 

勢いよく落ちたので二人はずぶぬれになってしまいアーディは彼を連れて自分のホームの方へと連れていきそこにシャクティが二人がずぶ濡れになっているのでいったい何があったのかと思い聞くことにした。

 

「何やったんだお前達。」

 

「えっと・・・・・・」

 

アーディは観念をしてなぜずぶ濡れになってしまったのかを全て話したがシャクティは妹がやったことに対して頭を抑えていた。

 

「全くお前は・・・・・・いくらベルに会えたからといって勢いよく抱き付いて噴水に落ちるか?」

 

「誠にその通りでございますお姉さま。」

 

「ほらお風呂に入って濡れた体を温めろ」

 

「うん。」

 

アーディはベルを連れて行こうとしたので姉は止める。

 

「まてまてまてまて」

 

「何?」

 

「なぜベルを連れて行こうとする。」

 

「だってベル君も濡れているから。」

 

「だからといっていっしょに入るか!?」

 

「?」

 

「いやベル、お前も首をかしげるな。って待て・・・・・・ベル一応確認をさせてくれ。」

 

「はい。」

 

「アリーゼ達と入っているのか?」

 

「はい。」

 

「・・・・・・アイツラ」

 

シャクティは仕方がないといいアーディにベルを連れては行ってこいといい自分は仕事をすることにした。

 

お風呂場に連れてこられたベル、アーディはベルの服を脱がしてその下には少し筋肉質のお腹が見えていたので彼女自身も赤くしていた。ベルの方もアーディの裸を始めて見たので赤くしながら一緒にお風呂に入る。

 

「ごめんねベル君。」

 

「いいえ・・・・・・暖かいですね。」

 

「そうだねーーーーーそういえばベル君ってアリーゼ達と一緒に入っているんだよね?」

 

「はい、アストレア様も一緒に入ることがあります。」

 

(まさか主神と一緒にお風呂に入るの!?)

 

アーディはベルが言っていた言葉に驚くがすぐに冷静となり服の方はアーディ自身の服を貸すことにして髪をどうしようかと思いつつ一緒に体を洗ったりしてお風呂を堪能をした後ベルの頭を乾かしたりして自分の服を着させてベルの髪を結んで短いツインテールにした。

 

「ふええええええええええええええ!!」

 

「可愛いベール君❤」

 

アーディはベルをぎゅっと抱きしめながら自分の部屋に連れていき女性の格好をしたベルと一緒にガネ―ジャ・ファミリアのホームを歩いているとベルは裏庭でモンスターを調教をしている姿を見る。

 

「アーディさんあれって?」

 

「あぁうちはこうしてモンスターを調教をしているんだよ?」

 

「モンスター・・・・・・か。」

 

「ベル君はさモンスターと人って共存できると思うかな?」

 

「共存ですか・・・・・・難しいかもしれませんね。冒険者はモンスターによって殺されて復讐をする。逆にモンスターの方も仲間を殺されて冒険者を襲う。でもそれは無知のモンスターならそうじゃないですか?知性とかあれば・・・・・・共存は可能かと」

 

ベルはそういいアーディもそうかそうかと首を縦に振り彼女の部屋にお邪魔をしてアーディはベルの腰に太刀が装備されているのを見た。

 

「あれ?ベル君太刀なんて装備をしていたっけ?」

 

「ジカンギレ―ドとかがすぐに出せないときのためにとアストレア・ファミリアの皆さんの武器を試して輝夜お姉ちゃんの武器が相性がいいと思いましてこれにしました。」

 

「なるほど・・・・・・」

 

ベルが達を装備をしていたので驚いてしまうがジカンギレ―ドなどがすぐに出せないようにと用意されたのと思いアーディはじーっと見ていた。

 

「本当ベル君は英雄かもしれないね。」

 

「英雄ですか?」

 

「そそ、仮面ライダーとして・・・・・・冒険者として・・・・・・一人の人間として・・・・・・ね。」

 

そういってアーディは英雄章を持ちながら話をする。そのまま本を棚に戻すとベル自身格好をどうしたらいいのだろうと思いながらアーディの方を見ていた。

 

「あー、なら今日はここでお泊りしようか。」

 

「ええええええええええええええええ!!」

 

「ほらほらそのタカライドウォッチで泊まることを報告をしてね!!」

 

「ア、ハイ」

 

ベルはタカライドウォッチを起動させてアストレア・ファミリアホームに泊まることを伝えてくれとお願いをしてタカライドウォッチはそのままアストレア・ファミリアのホームへと飛んで行く。

 

オーマジオウは大丈夫だろうかと思いつつもアーディがニヤリと笑っているのを見てこの子なにかする気だと思い何をするのか怖いなと思いつつ見てることしかできないので黙っていることにした。

 

なおタカライドウォッチがベルが泊まることを報告をするとアリーゼは四つん這いでショックを受けたってだけ書いておく。




次回 アーディの部屋で泊まったベル、彼女はベルを抱き枕にして眠っておりベルは彼女の胸が当たって顔を真っ赤にする。

一方でホームの方ではアリーゼがベル症候群で苦しんでいた。彼女だけじゃないけどね・・・・・・

次回「ベルがいない」

「ベルううううううううカムバックうううううううううううううううううううううう!!」


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ベルがいない

ベルがアーディのところで泊まるという連絡を受けたアリーゼは四つん這いをするほどにショックを受けていた。

 

「べ・・・ベルが・・・いない・・・だと。」

 

「嘘・・・・・・」

 

アリーゼ以外のメンバーもベルが今日はいないことにショックを受けていた。まさかのベルがお泊りをするって言うのが初めてなのでしかもアーディのところなのでアリーゼはかなりのショックである。

 

「べ、ベルうううううううううううううカムバックううううううううううううううううううううううううう!!」

 

アリーゼは叫ぶがベルはいない、アストレアも今日はベルのもふもふはないかと軽くショックを受けている中ライラはやれやれとため息をしながらメンバーがショックを受けているのを見ていた。夜いないだけでこんな状態になるのかよと思いつつ頭を抑えてため息を出す。

 

一方でベルの方ではガネ―ジャ・ファミリアの食堂で食べている中、メンバーはなぜベルがここにいるのだろうと思いながら女性陣はベルの頭をモフモフしていた。

 

「うわーやわらかーい!」

 

「なにこれ!?アルミラージよりもモフモフじゃないの!!」

 

「ずるいわよアリーゼ達!!」

 

「お前達・・・・・・」

 

シャクティは別の眷族のベルに対して甘やかしている女性メンバーを見て頭を抑えていた。まぁ彼は可愛いのは認めたい。しかも現在彼が着ているのは妹が来ていたのを使用をしているので女の子に見えてもおかしくないからだ。

 

「お姉ちゃんどうしたの?」

 

「アーディ・・・・・・私は頭が痛いよ。」

 

「あははは・・・・・・」

 

アーディも原因が自分のせいだとわかっているので苦笑いをしてそのままベルがいる席へと行き一緒にご飯を食べていた。一方でオーマジオウの方もアルフィアにご飯を食べさせるために用意をして食べさせていた。

 

「お前料理などもできるのか?」

 

『色々とあったからな。』

 

オーマジオウは玉座の方へと座りベルがガネ―ジャ・ファミリアの女性陣にモフモフされている姿を見て苦笑いをする。

 

『やれやれ・・・・・・ベルは優しいからなあまり怒ったりすることはないからな。まぁそれでもベルのこと嫌いというやつは今のところいないからな。』

 

「安心をしろ、ベルのことを嫌いと言ったやつは福音で吹き飛ばしてやるから。」

 

『どこが安心をしろなんだおい。』

 

福音で吹き飛ばそうとしているアルフィアに安心をしろと言ったが全然安心ができないのでオーマジオウの方でもため息が出てしまう。

 

そしてお風呂に入る時もガネ―ジャ・ファミリアの女性陣達にシャクティも一緒に入りアーディがシャクティにベルの頭を洗ってあげたらといい彼女自身は驚いてしまうがベルをじーっと見て彼の髪を洗うことにした。

 

「ど、どうだベル?」

 

「ふにゅ・・・・・・」

 

(か、可愛い・・・・・・は!?私は何を考えているんだ!!いかんいかん・・・・・・だが・・・・・・)

 

髪を洗いながらシャクティはベルの髪の柔らかさに本当に男の子なのかとじーっと見ていた。鍛えているが細い体・・・・・・さらに女性のようにセミロングの白い髪・・・・・・そして小さい・・・・・・

 

「何を考えているんだ私は・・・・・・すまないベル大丈夫か?」

 

「大丈夫だよシャクティお姉ちゃん。」

 

「ぐは!!」

 

「「「団長!?」」」「お姉ちゃん!?」

 

お姉ちゃん呼びしてシャクティは後ろの方へと倒れかけてしまう。その様子を団員たちとアーディは驚いていた。ベルの方は頭にシャンプーが残っているため目を開けることができない状態でシャクティはなんとか復活をしてベルのシャンプーを落とすためにシャワーを使って落とした。

 

「どうだ?」

 

「ありがとうございます。あ、あの・・・・・・」

 

「なんだ?」

 

「僕も髪を洗ってもいいですか?」

 

「・・・・・・お願いをする。」

 

シャクティは座りベルはシャンプーを手につけて彼女の髪を洗った。彼の洗い方がとても上手くシャクティは顔を真っ赤にしている。

 

(な、なんていうテクニックを持っている。いかん・・・・・・このままでは私も彼を離したくなくなってしまう。それだけはだめだ・・・・・・耐えろ私!!)

 

シャクティはベルのテクニックに負けそうになる。その様子をアーディはいいなーと思いながら見ておりほかの団員たちも団長だけ洗ってもらってずるいなーと見ておりやがてベルは洗い終えたのかシャクティにつけたシャンプーをシャワーで落として彼女は虜になってしまう。

 

「・・・・・・・・・」

 

「どうしました?」

 

「ベル・・・・・・これからもその・・・・・・私のことをお姉ちゃんと呼んでくれないか?」

 

「ふぇ?いいですよシャクティお姉ちゃん。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

シャクティは無言でベルを抱きしめた、ベル自身はシャクティの胸が生で当たっており顔を真っ赤にしていた。

 

「ちょっとお姉ちゃん!!お姉ちゃんだけズルイよ!!ベル君!!私の頭も洗って!!」

 

「私も!!」

 

「私も!!」

 

「私もお願い!!」

 

次々にベルにお願いをしたので彼は承諾をしてガネ―ジャ・ファミリアの女性陣の頭を一人ずつ丁寧に洗っていく。

 

そしてお風呂に上がった後ガネ―ジャ・ファミリアの主神ガネ―ジャが現れた。

 

「俺がガネ―ジャだ!!ってベル・クラネル!?なぜ君がここに?」

 

「えっと実は・・・・・・」

 

ベル説明中

 

「なるほど!ふむ!ガネ―ジャ歓迎をするぞ!!」

 

「あ、ありがとうございます。」

 

「アーディ、悪いがベルと一緒に寝かせてくれないか?」

 

「え!?ちょっと待ってよお姉ちゃん!!だったら一緒に寝よう!!」

 

「そうだな・・・・・・なら私の部屋でいいな?」

 

「OK!!」

 

そしてアーディが自分の部屋から枕を持ってくるために部屋の方へと戻る間、シャクティはベルの手を握り自分の部屋に連れていき入らせる。

 

「すまないな・・・・・・団長としての部屋だからな。」

 

「いいえ。」

 

「・・・・・・こうして君と二人で話すのは初めてかもしれないな。」

 

「そうですね。」

 

「仮面ライダージオウか・・・・・・私も君の姿は何度か見たことがあるが・・・・・・10歳の子どもが戦っているか・・・・・・いや、ロキ・ファミリアのアイズ・ヴァレンシュタインのことを考えたらな。」

 

「あー・・・・・・」

 

「だが君は本当に優しい少年だ。ふふ本当に・・・・・・」

 

「お待たせお姉ちゃん!!」

 

「来たか・・・・・・」

 

そしてシャクティのベットにベルが真ん中でアーディとシャクティが両横で彼を抱きしめるようにして眠る。二人はベルのモフモフした髪に虜となってしまいしかも抱き心地もいいのでアリーゼ達がずるいと思いながらも眠る中、ベル自身は顔を真っ赤にしながら二人の女性の胸が当たっているのでドキドキしながら目を閉じた。

 

そして次の日、シャクティとアーディがベルを連れてアストレア・ファミリアのホームの方へと歩いていく。そしてホームが見えてきて玄関で立っていたネーゼはベルを見て声を叫ぶ。

 

「ベル!!」

 

その声を聞いたのか中にいた眷族たちはドタドタと出てきてアリーゼは真っ先にダッシュをしてベルに抱き付こうとした。

 

「ベルうううううううううううううううううう!!」

 

ひょい ずざあああああああああああああああとアリーゼは地面に激突をした。ベルはシャクティによって横にずらされたのだ。

 

「しゃ、シャクティ?」

 

「・・・・・・頼む!ベルを譲ってくれ!!」

 

「えええええええええええええええええええ!!」

 

「「「「「はあああああああああああああ!?」」」」」

 

シャクティの譲ってくれという言葉を聞いてアリーゼは黒いオーラを纏い始めた。

 

「それどういう意味かわかっているわよね?」

 

「わかっている。だが私はこのモフモフ、そして抱き付きがいいこの感触・・・・・・何よりも頭を洗ってもらったときのテクニックを忘れることができないのだあああああああああああああああああああああ!!」

 

ベルを抱きしめながら言うので彼はシャクティの胸が当たっているので顔を赤くしておりオーマジオウもその発言を聞いて唖然としていた。

 

『な、何を言っているんだこいつは・・・・・・』

 

「確かにベルのテクニックは私達も落ちているけど渡すわけないでしょ!?ベルはアストレア・ファミリアだからね!!」

 

アリーゼとシャクティは言い争いをしてベルは二人の胸に挟まれてさらに顔を真っ赤になっていく。

 

そして結局話し合いをした結果、何日かベルをガネ―ジャ・ファミリアの方へ行かせることとなりアリーゼは不満げだが仕方ないと承諾をして二人はアストレア・ファミリアのホームを後にしてベルはアストレア・ファミリアのホームへ入ろうとしたが姉たちにつかまり連行されて座らせる。

 

「・・・・・・え?」

 

「さーてベーーール?ガネ―ジャ・ファミリアで何をしていたのかぜーんぶ話してもらうわよ?」

 

「は、はい・・・・・・」

 

姉たちの気迫に押されてガネ―ジャ・ファミリアであったことを話す白い兎であった。




次回 ガネ―ジャ・ファミリアであったことを全て話したベル、姉たちはその話を聞いて羨ましがり今日の夜実行をする決意を固める。

次回「お風呂ですよーーーーー」

現在 ベルのこと好きって思っている人はアストレア・ファミリア(ライラ以外)、アーディ、シャクティ、アイズ、ティオナ、ナァーザ、アミッド、椿である。

なお増えるのかは・・・・・・最初に言っておく!増えます。誰になるかはーーーお楽しみに!


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お風呂ですよーーーーーー

「さーてベール?ガネ―ジャ・ファミリアで何をしていたのかぜーんぶ話してもらうわよ?」

 

ベル・クラネル レベル3の冒険者、アストレア・ファミリア所属の仮面ライダージオウに変身をする人物、現在彼はアストレア・ファミリアの姉たちに迫られている状況、その理由は昨日ガネ―ジャ・ファミリアのアーディ・ヴァルマがベルと噴水に飛び込んでお互いにびしょびしょの状態になってしまいガネ―ジャ・ファミリアに連れていかれて泊まることとなった。

 

そして次の日団長のシャクティ・ヴァルマとアーディ・ヴァルマがベルと一緒に来た。アリーゼはベルに抱き付こうとしたがシャクティがベルを横にそらしたせいで彼女は地面に挨拶をしてしまいシャクティを睨んでいたが、彼女はベルを譲ってくれといってきたので結局アミッド、ナァーザ同様2日間ガネ―ジャ・ファミリアの方へと行くことになり二人は帰った後姉たちはベルをすぐに捕まえて現在ホームのリビングに彼を座らせて姉たちはじーっと見ている。

 

「えっと・・・・・・全部ですか?」

 

「そう全部ね?いいベル?嘘とか言わないようにね?」

 

「はい・・・・・・」

 

ベルはガネ―ジャ・ファミリアであったことを全て話した。アーディ達と一緒にお風呂に入って髪を洗ったりモフモフされたりアーディとシャクティと一緒に寝たことなどを全て話した。

 

「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」

 

姉たちはガネ―ジャ・ファミリアの女性達がズルイと思った。自分たちでさえもそんなことをしてもらったことがないのにおのれと・・・・・・拳を握りしめた。オーマジオウもその様子を見ていたので苦笑いをしながら姉たちに話をするベルを見ていた。

 

「それで団長さま?どうしますのですか?」

 

「決まっているじゃない、ベール?今日のお風呂私たちと一緒に入ってもらうわよ?いいわね?」

 

「は、はい・・・・・・」

 

姉の気迫に負けたベルは今日の夜のお風呂は一緒に入ることになったが、その間も姉たちはベルの成分が足りなかったのか抱きしめたりモフモフをしたりといつも以上に甘やかしていた。

 

フィルヴィスや輝夜、リューなども同じようにベル成分が足りなかったのかほかの人たちからベルを奪ってモフモフやすりすりをするなどいつも以上にこちらも甘やかしていたのであった。

 

最後のアリーゼに関してはぎゅっと抱きしめて彼女の大きな胸が当たっておりベルは顔を赤くしながら姉たちに甘やかされていたので顔どころか全体が真っ赤になっていく、そして今日の夜にお風呂に入るって言っていたが・・・・・・やがて夜となりアリーゼが言っていた通り全員でお風呂に入る。リューもアリーゼが逃がさないようにがしっと捕まえられて一緒にお風呂に入ることになった。

 

「さーてベル?ガネ―ジャ・ファミリアのお姉さんたちに何をしたのかな?」

 

「えっと頭を洗ってあげました。」

 

「なら私にもしてもらえないかしら?」

 

アリーゼはそういい椅子に座ったのでベルは手にシャンプーを付けて姉の頭を洗うことにした。

 

(え!?何・・・・・・すごく上手なんだけど!?や、やばい・・・・・・シャクティが言っていたことがわかるかもしれない。)

 

彼女はベルのテクニックの虜となりとろけた顔となった。その様子を見て全員がごくりとつばを飲んで次に輝夜が、リュー、ネーゼなどが次々にベルのテクニックにやられて最後のマリューの髪を洗った後に見るとライラ以外のメンバーはピクピクとなっていたのでベルはなんで!?と声を出す。

 

「・・・・・・・・・・・・やれやれ」

 

ライラはベルの受けたが彼女達ほどにはならなかったが、兎に洗ってもらうのは悪く無いなと思い黙ってみていることにした。やがて回復をした姉たちを見ながらベルも自分の体などを洗っていなかったなと思い洗うことにした。

 

「ふーんふんふんふんふーん」

 

鼻歌を歌いながらベルは自分の長くなった髪を洗っていた。気分よく歌っていたので姉たちは嬉しそうだなと思いながらお風呂の中で見ていた。

 

やがて体も洗った後彼もお風呂場に入りふぅーっと疲れた体を休ませていた。ベル自身姉たちに抱きしめられたりモフモフされたりと色々されたのでお風呂のお湯が気持ちがいいので眠ろうとしたがいけないと首を振る。

 

「あらあら兎さま眠そうですね?」

 

「うにゅ・・・・・・」

 

「ならお姉ちゃんがぎゅってしてあげ・・・・・・ってあれ?」

 

「遅いですわ団長さま。」

 

すでに輝夜がベルを抱きしめていたのでしかも全員何もつけないで裸の姿なのでベルの後ろに輝夜の生の胸が当たっており感触がいいのである。

 

「それにしてもベルのは大きくなってきましたね。」

 

「!!」

 

ベルはその言葉を聞いてさっと自分のを隠した、だがすでに姉たちはじーっとベルのが大きくなったのを見て驚いている。

 

「今でこれぐらいってことは・・・・・・」

 

「きゃああああ楽しみいいいいいい」

 

「何がなの!?」

 

(こ、こいつら・・・・・・ベルに何をしようとしているんだ!?ま、まさか!!S〇〇をしようとしていないか!?いやあいつらなあり得る!!ベルの〇〇〇を見てこいつらは・・・・・・何かを想像をしたに違いない。)

 

オーマジオウはベルの〇〇が姉たちに襲われてなくなりそうだなと思いつつもまぁ知らない相手でなくすよりはいいかと思っていたが彼を狙っている人物などを考えると頭が痛くなった。




次回 それから数年が経ちベルは13歳になった。ゴ・ガドル・バとはそれ以降あっていないがレベルの方は4へと上がっていた。

現在ベルは二人のエルフと一緒にダンジョンへと来ていた。

次回「エルフ二人と一緒に」


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二人のエルフ

ベルside

 

それから三年が経ちました。僕はアストレア・ファミリアの一員としてまた仮面ライダージオウとしてオラリオを守るために戦ってきました。この三年間でも闇派閥の残党が襲い掛かってきたり、オッタルさんとぶつかったり、ガレスさんやフィンさんと激突をしたり・・・・・・お姉ちゃんたちとお風呂に入ったり、アストレア様とお風呂に入ったり一緒に寝たり、ナァーザお姉ちゃんとアミッドお姉ちゃんにモフモフされたり、アイズさんにもモフモフされたりと・・・・・・シャクティお姉ちゃんとアーディお姉ちゃんに抱き付かれたりってあれ?なんか変な感じだな?

 

ちなみにレベルは4になりました。モンスターとじゃなくてフィンさんやガレスさん、さらにはオッタルさんとの激闘がランクアップをしてしまうことになるなんて・・・・・・とほほほほこっちはグランドジオウになってもボロボロにされてしまうほどですから。

 

もちろんアイズさんとティオナさん、新しくはいったベートさんとかと模擬戦をすることがあります。最近はアストレア・ファミリアもそうですがガネ―ジャ・ファミリア、ロキ・ファミリアに行ったり来たりしている気がする・・・・・・うん気のせいだな。

 

さてレベル4となった僕は呼びに行った人を待ちながら噴水の前で座っていた。いつもの僕の特等席の噴水の前である。

 

「・・・・・・うーーーんフィルヴィスさん呼びに行くって言ったけど・・・・・・エルフの人で仲がいいのってあの人しか思いつかないけど。」

 

『その通りだなベル。私も同じ考えをしていたさ。』

 

ですよねーーーやがて走ってきている姿を見て僕は苦笑いをしながら見ていた。

 

「も、申し訳ございません!!ベルさま!!」

 

「ごめんなさいベルさん!!」

 

「えっと僕は別に怒っていないですよ?」

 

フィルヴィスさんが連れてきた人物、ロキ・ファミリア所属の「レフィーヤ・ヴィリディスさんだ。まぁ彼女がこうして来るのもリヴェリアお義母さんからのお願いでもあり一緒にパーティーを組んだりしている。

 

もちろんその時にアイズさんがむーっと頬を膨らませていたのを思いだして笑ってしまう。

 

「ふふ、さて行きましょう。」

 

僕は立ちあがり腰につけている太刀を装備をして移動をする。

 

ベルside終了

 

ダンジョンへと入るとゴブリンなどが現れたがベルは走りだして一閃をしてゴブリンの首を切り裂いた。

 

ベルば輝夜に本格的な指導を受けて一閃以外にも縦一閃や横一閃などの技を使うことができるようになった。

 

さらにオーマジオウの力の影響で刀を通じて剣の仮面ライダーの技を使用をすることができるようにしてもらい構えている。

 

「雷斬撃!!」

 

太刀に雷が纏われてそのままジャンプをして縦一閃に切り裂いた。その様子をフィルヴィスとレフィーヤは見ていた。

 

「流石ベルさま、太刀の技の数々ますます惚れてしまいます。」

 

「そ、そうですねーーーー」

 

そんなベルの勇士を見ながら二人は顔を赤くしながら見ており、レフィーヤは以前ベルに助けてもらって以降彼のことが気になっておりこうしてパーティーを組んでいるのもそう意味でもある。

 

「はあああああああ!!狼斬撃!!」

 

狼のエネルギーを纏った斬撃がゴブリンに当たり切り裂かれる。その時ベルは左手に太刀を構えてから腰部に太刀をしまう。

 

レフィーヤ達は後衛から攻撃をしようとしたがベルが倒してしまうので苦笑いをしていたがベルは止まったのでどうしたのだろうとレフィーヤは声をかける。

 

「ベルさんどうしました?」

 

「・・・・・・静かに」

 

ベルが突然止まって辺りを見ていたが気のせいだなと思い、歩みを続ける。オーマジオウの方も同じように何かを感じたがベルが気のせいだと思い無言でいた。やがて三人は中階層を通り16階層まで降りていた。

 

ベルはジオウに変身をしておりヘルハウンドが放つ炎をジカンギレ―ドではじかせるとレフィーヤが魔法を唱えて一気にモンスターたちを倒す。

 

「流石ですねレフィーヤさん!」

 

「えっとあ、ありがとうございます。」

 

「ベルさま、私も私も!」

 

「わかっていますよフィルヴィスさん。」

 

ベルは二人の頭を撫でていたが何か強い気配を感じて後ろを振り返る。フィルヴィスとレフィーヤはその男性をみて恐怖を感じていたがベルは三年前に戦った時の感じがしたので構えている。

 

「二人とも下がっていてくれ。」

 

「ベルさん・・・・・・」

 

「久しぶりだな・・・・・・貴様がどれだけ強くなったのか見せてもらうぞ!」

 

男はゴ・ガドル・バは怪人体へと変身をしてジオウに剛腕をふるう、ベルは剛腕をガードをした後にゴ・ガドル・バのボディに蹴りを入れる。

 

「ふん!」

 

それを気合ではじかせるとジカンギレ―ドをジュウモードにして発砲をしてボディにダメージを与える。ゴ・ガドル・バは射撃態へと変えて胸部の飾りを取りガドルボウガンを作り砲撃をする。ベルは回避をするとライドウォッチを出して左側にセットをして変わる。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!クウガ!】

 

仮面ライダージオウクウガアーマーへと変身をしてそのまま必殺技を放った。

 

【フィニッシュタイム!クウガ!マイティタイムブレーク!】

 

「であ!!」

 

ゴ・ガドル・バのボディに蹴りが当たり彼は吹き飛ばされるが笑いだす。

 

「まさかクウガの力で対抗をするとはな・・・・・・面白い!」

 

ゴ・ガドル・バの目の色が金色へと変わり電撃が周りに発生をしていき自身の姿も変わった。ベルは驚いていると持っていたガドルボウガンの形状も変わり連射された弾丸がベルのボディに当たる。

 

「うああああああああああああ!!」

 

「「ベル(様)さん!!」」

 

【グランドジオウ!】

 

クウガライドウォッチを外して転がりながらベルトの操作をして姿が変わる。

 

【グランドターイム!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!】

 

グランドジオウに変身をしてゴ・ガドル・バはガドルロッドを作りこちらも電撃態の姿に対応された形態へと変わりベルにロッドを振りまわす。だがベルもレベルも上がり模擬戦などを続けてきたので対人戦などに対応ができるようになり、フィンが槍を使うってことでガドルロッドを交わし続けていた。

 

「であああああああああああ!!」

 

拳にエネルギーを込めてゴ・ガドル・バに叩きこんで吹き飛ばした。

 

「ふははは・・・・・・面白い・・・・・・やはり戦いはこうでなくてはな!!」

 

「僕は・・・・・・あなたに勝ちます!!」

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!】

 

「いいだろう・・・・・・」

 

ゴ・ガドル・バは武器を捨てて両足に電撃が集中されて行く。フィルヴィスとレフィーヤはその様子を見ることしかできない。

 

お互いに走りだして飛びあがる。

 

【オールツェンティ!タイムブレーク!!】

 

「であああああああああああああああああああああああ!!」

 

「ふん!!」

 

お互いの蹴りが激突をして衝撃が放たれてフィルヴィスとレフィーヤは耐えきれず吹き飛ばされてしまう。

 

「あぐ!!」

 

「ぐうううううううううううう」

 

一方でダンジョンに来ていたアイズとベートとティオナとティオネ、フィンたちは何かの強い力を感じてアイズは急いで向かう。ベート達も後を追いかけて16階層へと行く。

 

途中のゴライアスがいなかったので誰かが倒したのかと思い上へ上がると強い衝撃が全員を襲った。

 

「何!?」

 

「これって・・・・・・」

 

「ベル!!」

 

「ベルがいるのか!!間違いねぇ・・・・・・誰かと戦ってやがる。」

 

「どうりで僕の親指がうずいているのはそういうことか・・・・・・」

 

全員が上がると16階層がボロボロの状態になっており見ているとグランドジオウのベルが倒れているのを見つける。

 

「ベル!!」

 

「待てアイズ!」

 

「ふっふっふ・・・・・・ふはははは・・・・・・前よりも強くなっているじゃねーか。」

 

ゴ・ガドル・バは立ちあがり笑いながらほかのメンバーを見ていた。彼はガドルボウガンを構えて地面に発砲、その間に逃走をしてグランドジオウのベルは起き上がり頭をゆすっていた。

 

「ベルさま!!」

 

「ベルさん!!」

 

「ぐううう・・・・・・そうか僕はまた・・・・・・」

 

「ですが相手の方もダメージを受けたみたいです!!」

 

「無事かいベル?」

 

「フィンさん達・・・・・・」

 

「あいつか・・・・・・この三年間見なかったが・・・・・・力をためていたってことか。」

 

リヴェリアはゴ・ガドル・バがなぜこの三年間姿を見せずにいたのか考えた。三年間モンスターと戦い続けてきたのかと思いながらベルはグランドジオウの姿のまま立ちあがり変身を解除をする。

 

「あいつ・・・・・・また逃げた!!」

 

「野郎が・・・・・・」

 

「ベル、とりあえずエリクサーを」

 

「すみません。」

 

リヴェリアからエリクサーをもらい回復をしたベルは以前よりは強くなったと思っていたが奴の強さは自分以上だということにベルは拳を握りしめていつか勝って見せると誓う。




はい正解はレフィーヤでした!なおこの世界でのレフィーヤはベルに嫉妬はしておりません。

次回 ゴ・ガドル・バとの戦いで敗北をしたベル、奴の隠された電撃態の力に彼自身ははぁとため息をつきながら上へと上がっていく。

次回「ため息をつきながら上がるベル。」

ベル君が使う技、クウガからセイバーまでの剣技を太刀風に表している。ちなみに雷斬撃はライトニングスラッシュ、狼斬撃はハウリングスラッシュみたいな感じですね。

では次回


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ため息をつきながら上がるベル

「はぁ・・・・・・・・・」

 

ダンジョンから地上の方へと戻る途中で休憩をしているベル、彼は三年前に戦ったゴ・ガドル・バと再戦をしたが電撃態の必殺技とグランドジオウの必殺技が激突をして立っていたのはあちらで自分が無様に地面に倒れていたからだ。もし奴があそこで自分にとどめを刺していたらと考えてまだまだ勝てないんだなとため息をついていた。

 

「また見逃してもらった。僕は・・・・・・」

 

『そうため息をつくばかりじゃ駄目さベル、お前の実力は上がっているのもまた事実、だから落ち込むことはないさ。』

 

「わかっていますけど、やっぱり悔しいですよ。」

 

(ベルも男の子だからな、はぁ・・・・・・だがゴ・ガドル・バの強さ・・・・・・私もクウガのライドウォッチを使い奴の戦いの記憶を見たが・・・・・・アメイジングマイティのクウガの力でやっと止めを刺したからな。グランドジオウのベルであそこまでだからな。だがベルの力は前よりも強くなっているのもまた事実。いずれ奴に勝つときが来るさ。)

 

オーマジオウは玉座に座りながら別のライドウォッチを出していた。それは今までベルが使用をしていない三つのライドウォッチ、一つは竜の剣を持ち戦うライドウォッチ、一つはプログライズで戦う社長、そして最後は小説家の烈火の剣士のウォッチ・・・・・・オーマジオウはふふと笑いながら楽しみにしながら見ており彼は座っていると近づいてくる人物がいたアイズである。

 

「ベル大丈夫?」

 

「アイズさん・・・・・・大丈夫じゃないです。」

 

「ご、ごめん・・・・・・」

 

ベルのあまりの落ち込みにアイズは謝ってしまい、少しの間無言になってしまうがベルは口を開く。

 

「また勝てなかったです。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「今度は勝てる!と行けそうな気がする!と思ったんですけどね。」

 

「大丈夫ベルは強くなっているよ。」

 

「アイズさんだってレベル5に到達をしたじゃないですか、また置いてきぼりって感じです。」

 

「それでもベルは速い方だよ。」

 

「そうですかね?」

 

「そうだよ。」

 

ベルは7歳の時から冒険者をしてきた、そして仮面ライダージオウに始めて変身をした。それからベルはオーマジオウの訓練をして体力や仮面ライダーの歴史などを学び時には姉たちにしごいてもらったりして闇派閥の残党と戦い今ではレベル4の冒険者までに成長をした。

 

今の彼の呼び名は「正義兎」「仮面魔王」とか様々な二つ名がつけられている。それから「ハーレム兎」とか言われたりしている。

 

ベルは左手に装備しているジオウライドウォッチを持ちながら始めて変身したことを思いだしながら左手にウォッチホルダーにセットをして立ちあがり休憩が終わり腰部の二個の太刀を抜いた。普段は左腰につけている太刀を抜くが右腰の太刀を抜いて戦うこともある。

 

現れたモンスターをベルは素早く入りこんで切り裂くアイズもデスペラードを抜いて風を纏って攻撃をして魔物を切っていく。

 

そしてダンジョンの入り口に到着をしてベルはロキ・ファミリアの人達に挨拶をしてからフィルヴィスと共にアストレア・ファミリアのホームへと歩いていた。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「ベルさま?」

 

「綺麗な夕日ですね。」

 

「確かにその通りでございます。ふふベル様もそう言う言葉を使うのですね(笑)」

 

フィルヴィスはベルがそういう言葉を言ったので笑ってしまうがベル自身もはっとなり顔を赤くする。無意識でそう言う言葉を言ってしまうので彼は頭を抑えながらホームがある場所へと急いで走っていく。

 

「ベルさま慌てて転ばないでくださいよ(笑)」

 

「ころびまうわ!!」

 

慌ててしまいベルは転んでしまい、フィルヴィスはすぐに駆け寄り彼を起こしていっしょにホームへと歩いていきドアを開ける。

 

「「ただいま戻りました。」」

 

「お帰りいいいいいいベルうううううううううううううううううううう!!」

 

「ごふうううううううううううううう!!」

 

ベルに抱き付いてきた人物アストレア・ファミリア団長「アリーゼ・ローヴェル」レベル6の冒険者である。

 

「全く団長さま?ベルがとても苦しんでいますわよ?」

 

副団長を務める「ゴジョウノ・輝夜」同じくレベル6の人物でベルに太刀の使い方などを教えた武術の師匠でもある。

 

「相変わらずですねアリーゼは。」

 

リュー・リオン同じくレベル5の冒険者、その言葉に輝夜はため息をついたのでリューは輝夜を見る。

 

「なんですか輝夜。なぜため息をつかれたのでしょうか?」

 

「いいえただ唯一触れる異性が団長さまが抱き付いているのを嫉妬をしているポンコツ妖精がいますわねと思っただけですわ。」

 

「ぐううううう」

 

(あーこの光景、どれだけ年を得ても変わらないなーと)

 

ベルは抱きしめられながらもこういう変わらない生活を送るのは悪く無いなと思いつつ輝夜はベルが少し元気がないことに気づいた。

 

「ベル、ダンジョンで何かあったのか?少し元気がないように見えるのだが?」

 

「・・・・・・わかります?」

 

「見せないようにしているが・・・・・・まぁそれは詳しくはいつもの会議で話してもらおうかしら?」

 

「はい」

 

そして全員でご飯を食べてからいつもの報告会議が行われる。ベル自身も参加をしており今日あったことを報告をする。

 

「それじゃあいつものアストレア・ファミリアの報告会を始めましょう?リオンから。」

 

「オラリオでは闇派閥の残党が動いている様子がなかったですね。」

 

「そうだね。」

 

「では次にベル」

 

「・・・・・・三年前に戦ったあの怪物と交戦をしました。」

 

「「「「!!」」」」

 

「あの怪物とだと・・・・・・」

 

「はい奴は今まで見たことがない電撃を纏った姿となり僕は必殺技で対抗をしました。ですが・・・・・・」

 

「負けたのだな。」

 

「はい・・・・・・」

 

「まさか奴は三年間もダンジョンで潜りこんでいたってことか?」

 

「おそらくそうなりますね。そこにロキ・ファミリアの皆さんもおりまして・・・・・・奴はそのままいなくなりまして。」

 

「そんなことがあったとはな・・・・・・」

 

「また奴に勝てませんでした。」

 

「だけど怪我がなくてよかったわベル。」

 

「アストレア様・・・・・・」

 

それからベルは自分の部屋に戻り体を休ませることにした。ゴ・ガドル・バとの戦いの疲れを休む為に。




次回 体を休ませたベル、次の日となり彼はアリーゼからロキ・ファミリアと遠征を行くことになったことの話を聞いて準備をすることにした。

次回「遠征準備」


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キャラ紹介!

ベル・クラネル 

 

所属 アストレア・ファミリア レベル4

 

力:ERROR

 

耐久:ERROR

 

器用:ERROR

 

敏捷:ERROR

 

魔力:ERROR

 

幸運:ERROR

 

魔法

 

『ファイヤーアロー』 炎の矢が空いて二向かって飛んで行く魔法の矢、福音と違い詠唱不要の魔法である。相手に対してすぐに打てるが威力はゴブリンなどは瞬殺ができるほどだが巨大なモンスター相手などには連続で放たないと威力がないが炎のため水属性の相手には効かないが矢としての威力はある。

 

『サタナス・ヴェーリオン』 アルフィアがベルの体を制御をした時に発生をしたスキル、アルフィア同様『福音(ゴスペル)』というと音が放たれて相手を吹き飛ばしたりする威力、ベルがあまり使わないがたまーに使うことがあり寝ぼけてリューを吹き飛ばしたほどである。

 

『ライダー召還』 ディケイドと戦いで力が解放された際に発生をしたスキルだったが魔法の方がいいだろうと主がこちらに変更、様々な仮面ライダーを呼びだして偵察や人助けなどをする。当初は基本形態しか呼べなかったが現在はグランドジオウ同様様々なフォームのライダーを出すことができるがグランドジオウと違い呼べるの限界で三体である。

 

 

『地一突き』 相手に突き刺す技 クウガタイタンフォームのカラミティタイタンと同じ

 

『炎一閃』 炎を纏い相手を一刀両断にする技 アギトフレイムフォームの技セイバースラッシュである。

 

『炎二閃』 二刀流で炎を纏わせて相手に対して切り裂く技 元ネタアギトフレイムフォームのダブルフレイムセイバーである。

 

『竜一閃』 飛びあがり上空から相手を両断にする技 元は龍騎がドラグセイバーで上空から切った技

 

『拘束一閃』 太刀にエネルギーが纏われてそれを相手に放ち相手が高速したらそのまま接近をして相手を切り裂く。元ネタはファイズのスパークルカット

 

『雷一閃』 雷を太刀に纏わせてそのまま相手を切り裂く技 元ネタはブレイドのライトニングスラッシュ

 

『烈火一閃』 太刀に炎が纏われて行きさらに刀身が炎で生成されて相手に対して切り裂く技。元ネタは響鬼の烈火の剣、これは二刀流でも可能である。

 

『昆虫一閃』 カブトムシ、蜂、トンボ、サソリの四つの技をそれぞれ使うことができる。元ネタはカブトハイパーフォームのハイパーブレイド、ハイパースティング、ハイパーアックス、ハイパースラッシュである。

 

『電車一閃』 レール上のエネルギーが発生をして相手を拘束をしてその上に乗り相手を切り裂く技。 元ネタは電王ライナーフォームの電車斬り 

 

『狼一閃』 狼型のエネルギーを纏いながら相手を切り裂く技 元ネタはキバガルルフォームのハウリングスラッシュだが口に加えないなどオリジナルと違う技になっている。

 

『蝙蝠一閃』 太刀の刀身が紅に染まり次々に相手を切った後刀身を十字に上から下に降ろして完全な十字にして倒す技 元ネタはキバエンペラーフォームのザンバットソードのファイナルザンバットであるがザンバットがないのでそれを左手の太刀で十字におろすので代用をしている。

 

『破壊者一閃』 カード状が発生をしてその中を通り相手を切り裂く技 元ネタはディケイドのディメンションスラッシュ。または刀身が分身をした状態になり切り裂く技

 

『属性一閃』 風、炎、幻想、切り札の力が集結をして相手を一閃をする。元ネタはダブルのサイクロンジョーカーエクストリームのビッカーチャージブレイクである。

 

『次元一閃』 刀身にエネルギーを込めて横に一閃、切り裂かれた後次元が戻り敵が爆散をする技 元ネタはオーズのオーズバッシュ

 

『電撃一撃』 刀身に雷エネルギーが貯められてそれを地面に刺すことで地面一体に電撃を発生させる。元ネタはフォーゼ エレキステイツのライダー百億ボルトブレイク

 

『宇宙一閃』 宇宙のエネルギーを込められたエネルギーを斬撃波を放つ技 元ネタはコズミックステイツのライダー超銀河フィニッシュ。

 

『〇〇一閃』 ドラゴンの力を込めた斬撃刃を相手に放つ。元ネタはフレイムドラゴン、ウォータードラゴン、ハリケーンドラゴン、ランドドラゴンのスラッシュストライク。そこにはいるのは炎竜、水竜、風竜、土竜一閃になる。

 

『果物一閃』 果実のエネルギーが込められた太刀にを一気に切り裂く技 元ネタは鎧武極アームズの火縄大橙無双斬である。

 

『回転一閃』 自身が回転をして相手を切りつける攻撃 元ネタはドライブのドリフト回転である。

 

『幽霊二閃』 二刀流を構えて突撃をして相手を切り裂く技 元ネタはゴーストムサシ魂のオメガスラッシュ

 

『連撃一閃』 接近をして相手に連続した斬撃を浴びせて切り裂く技 元ネタはエグゼイドアクションゲーマーレベル2でガシャコンブレイカーソードモードの技(漢字にするのがめんどくさいのではなくなかったので)

 

『兎一閃』 太刀を構えて相手に横一線で切り裂く技 元ネタは仮面ライダービルドドリルクラッシャーのボルティックブレイクのラビットフルボトル装着時。

 

『時王一閃』 ジオウのギリギリ斬りを太刀で再現させた技

 

 

スキル

 

家族一途 ベルが関わった人達に関係をするスキルでアリーゼ達を思っているほど強くなるが最近は多くなり過ぎてアミッドやナァーザやリヴェリア、アイズなどもここに含まれている。いえば彼の近くにいるとステータスが上昇をする力があるとのちに判明をした。

 

魔王のカリスマ オーマジオウの威圧効果がベルの姿でも使用できるようになった感じである。放たれればレベル関係なく相手を怯えさせる能力である。ベルはまずこれを使い相手の戦闘不能にさせることから始まり相手がそれでもだめなら変身をしたりして叩きのめすのである。

 

ジクウドライバー ベルの腰部にジクウドライバーが現れてジオウ、ジオウⅡ グランドジオウ ??????に変身させる。

 

改めてベル・クラネルついて、本来の歴史では14歳でオラリオへと行きヘスティア・ファミリアの団長で活躍をするはずだったが・・・・・・だが7歳の時にオーマジオウと出会い消滅をする彼を自分の体内に入れて回復させていく。そこにアストレア・ファミリアが現れて彼を連れて行くといいベル自身もお願いをして7歳でオラリオの方へと行き七歳で冒険者になる。

 

仮面ライダージオウ変身以降13歳まで6年間オラリオでアストレア・ファミリアとして正義の剣と翼に誓い戦い続けてきた。

 

初期はアーマータイムを使い戦ってきたがレベル2となった際にジオウⅡの力を解放、それから10歳でグランドジオウの力を解放させて今に至る。

 

なお彼の現在の目標は自分を打ち負かしたゴ・ガドル・バに勝つことである。

 

ベルの現在の装備

 

軽装アーマー へファイストス・ファミリアの団長椿作成の鎧、ベルが動きやすい鎧がいいと今の状態である。だがそれでも防御の方は高い方で椿がこっそりと魔力防御石を組み込んでいるためヘルハウンドの火炎攻撃などは効かないようになっている。

 

二刀の太刀 ベルがジカンギレ―ドなどをすぐに使えないときに備えてアストレア・ファミリアの眷族たちが自分たちの武器をと試した結果輝夜が使う太刀が落ち着くってことでこちらも椿作成の二刀流の太刀を生成をしてもらい装備をしている。

 

ジカンギレ―ド、ジカンザックス 太刀ができる前までの主要武器、状況において出して使用をしている。

 

ベルのことを異性としてみているメンバー

 

アリーゼ、輝夜、リュー、ノイン、ネーゼ、アスタ、リャーナ、セルティ、イスカ、マリュー、アストレア、フレイヤ、ナァーザ、アミッド、アイズ、ティオナ、アーディ、シャクティ、椿、フィルディス、レフィーヤ、アナキティなどである。




はい今のところのベル君のステータス及びキャラ紹介でしたーーーなお技に関しては仮面ライダーの技で使用が可能かなと思った武器デース(まぁオーマジオウが中にいるカラね。)

では次回本編でーす


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遠征準備

ベルside

 

「えっと・・・・・・必要なものは、ポーションにエリクサー・・・・・・色々といるね・・・・・・」

 

僕は今回ロキ・ファミリアの皆さんと一緒に遠征に行くこととなり、現在必要なものを買いに行くためにナァーザさんがいるミアハ・ファミリアの方へと向かって歩いていた。

 

なにせ遠征のため様々な回復アイテムが必要になるためである。

 

「ベール!」

 

何かが僕に抱き付いてきた。っていやこの感じはって振り返ると猫耳の黒い髪をした人物ロキ・ファミリア所属のアナキティ・オータムさん通称アキさんだ。彼女は僕にすりすりをしながら自分のしっぽを巻き付かせてきたので驚いている。

 

「あ、アキさんどうしたんですか?」

 

「いやーベルが見えたのでついねーーー」

 

アキさんはそんなことを気にせずに僕を抱きしめてすりすりをしているけどあなたの胸が当たっているんですけど!?てか気にしないのこの人はあああああああああああ!!

 

(まぁ仕方があるまい、ベルにあんなことを言われたら彼女も落ちてしまうのはな・・・・・・)

 

オーマジオウさん?何か黙っているですけど・・・・・・気のせいかな?と思いつつアキさんもどうやらロキ・ファミリアで必要な回復薬などが必要なので買い物に行こうとしたところ僕を見つけて今に至るそうです。変だなーーーアキさん僕に合うとなんか襲い掛かってきそうな目をしているのは気のせいかな?

 

ベルside終了

 

二人で歩きながらアキはベルの方をじーっと見てきた。彼女は色々と悩むことが多かった。死んでいくものを見たりアイズ達よりも遅れてしまっている自分にこのまま冒険者をやめようかと思ったときにアキはため息をついて悩んでいるとびゅんと何かが通り過ぎていったので何事かと追いかけていく。

 

「どあ!」

 

「ようやく追いつきました。さぁいい加減返してください。冒険者として恥ずかしくないですか!!」

 

「うるせええええええええええええええ!!」

 

白い髪をした人物が冒険者に対して何かを返してといっていたがそんなの関係なしに襲い掛かってきたので彼は横にかわして放たれた腕をつかんで投げ飛ばした。

 

「ごふ!!」

 

「・・・・・・・・・先ほどから見ている人どちら様ですか?」

 

「えっとその・・・・・・私・・・・・・ロキ・ファミリアのアナキティ・オータムって言うの・・・・・・あなたは確かベル・クラネル君。」

 

「はいあっていますよ?」

 

「それでどうしてその冒険者を?」

 

「この人、さっき初めてオラリオに来ていた人からお財布を盗んだんですよ。」

 

ベルはチェックをすると外から買ったであろうものを見つけて出した。

 

「全くガネ―ジャ・ファミリアの人から逃げだしたのを僕が見つけて逃げまくるんですよ?本当にすぐに出頭をすればこんなことにはならなかったのに。」

 

「あははは・・・・・・ベル君は強いんだね私と違って・・・・・・」

 

「アナキティさん、何か悩んでいるのですか?僕でよければ聞きますよ?」

 

「ありがとう。私も最初は英雄になるのが夢だったんだ。・・・・・・でも現実は違いアイズやほかのメンバーよりも実力など遅れてきてね・・・・・・そして死んでいく人をみていくのが辛くなったんだ・・・・・・冒険者をやめてもいいと思うぐらいにね。」

 

「・・・・・・アナキティさん、僕は仮面ライダーとして戦い続けています。だけど僕にも辛いことがあったりします。」

 

「ベル君も?」

 

「死ぬ人を見てやめる人はいます。だけど僕はその人達の分まで生き続けることが大事じゃないかと思っています。それに・・・・・・たとえ才能の差があってもまだやることがあるじゃないでしょうか?」

 

「やることが?」

 

「そうです。ロキ・ファミリアの人達の後輩たちに教えていくことがアナキティさんが教えていくべきじゃないでしょうか?」

 

「ベル君・・・・・・」

 

「僕もオーマジオウさんがいなかったらアキさんのように悩んでいますね。でも僕はそれでも英雄になりたいんです!」

 

「英雄・・・・・・」

 

ベルは立ちあがり拳を握りしめる姿を見てアキは目を見開いていた。それからベルは彼女の両手を握りしめてこういった。

 

「もしも絶望になることがあるかもしれません。約束をします・・・・・・僕があなたの希望になりましょう。」

 

「・・・・・・・・・ありがとう。」

 

アナキティは顔を赤くしながらその言葉を受けたのでベルの顔を見ることができなくなる。それからもアキはベルを見つけては話を聞いてもらったり模擬戦をしてもらったりしてレベル4にまで到達をした。

 

そして現在に戻りミアハ・ファミリアに到着をした二人はそれぞれ必要なポーションなどを買っていきベルはポーションやエリクサーをサポート用のバックに入れていきアキも同じように買ったものをしまっていき二人は別れてホームの方へと帰還をする。

 

「じゃあねベル!遠征の時にね!!」

 

「はい!!」

 

お互いに手を振った後ベルはアストレア・ファミリアのホームへと歩いていく、オーマジオウが中からサイコキネシスを使いベルの重さを軽減をしているため彼は重いものを一生懸命運んでいるが軽いなーと思いつつホームへと到着をしてゆっくりと降ろした。

 

「ただいま戻りました。」

 

「おかえりなさいベル、大変でしたでしょ?」

 

「えぇ、必要なポーションなどをミアハ・ファミリアで買っておきました。」

 

「これくらいあれば今回の遠征は大丈夫ね?それにしてもロキ・ファミリアと合同遠征をするなんてね。」

 

「普段はないですからね。フィンさんがアリーゼお姉ちゃんにお願いをするところを見ていましたからね。まぁライラお姉ちゃんとティオネさんが火花を散らしながらにらみ合っているのが印象でしたけど・・・・・・」

 

「あはははは・・・・・・」

 

ベルの言葉を聞いてノインは苦笑いをしながらもらったポーションなどを数を確認をして準備を進めていく。

 

ベル自身も太刀の整備などをしておりこの数年間改良を続けて今の太刀になっている。オーマジオウはその様子を見ながらベルに声をかける。

 

『さてベル、明後日からいよいよ遠征だな?』

 

「はいオーマジオウさん、しかも大人数の遠征など久々ですからね。」

 

『あぁそのとおりだ。念のためにアストレア・ファミリアには私が結界を張っておくことにしたからな。』

 

「結界をですか?」

 

『そうだアストレア殿が狙われる可能性があるからな。一応カッシーンを置いていくつもりだ。』

 

「あーあの機械さん達ですね?」

 

『そうだ。ベルの命令にも忠実に聞くだろ?』

 

「そういえばそうですね。」

 

『心配することはないと言っておくさ。』

 

そういってオーマジオウは何体かのカッシーンを召還をしてベルは相変わらずすごいなーと思いつつカッシーンは膝をついた。

 

『『ベルさまご命令を』』

 

「オーマジオウさんから聞いていると思っているけど。明後日に僕たちは遠征に向かいます。その間アストレア様を守ってください!」

 

『『我が主君の命令のために!』』

 

「あ、ついでにアストレアさまの相手もお願いしますね?」

 

『お相手ですか?』

 

『えっとどのように?』

 

「いや普通に話をしたりしてください。」

 

『それでよろしいのですか?』

 

『まぁいいじゃないかな?』

 

カッシーンによって性格が異なるのかなと思いつつベルはカッシーンに指示を与えた後にライドウォッチなどのチェックをしてご飯を食べるために部屋に移動をするとカッシーンがすでに手伝っており運んでいる姿を見てオーマジオウは苦笑いをしながらもまぁいいかと思い黙ってみている。アルフィアはその様子を見ながら何事も起きなければいいがと思いつつ無言でオーマジオウが用意をした食事を食べていた。




次回 明後日となりアストレア・ファミリア、ロキ・ファミリアの合同遠征が行われることになった。ベル自身もその中におり彼はアリーゼ達と共に第一部隊としていくこととなり第二部隊のアナキティとレフィーヤはショボンと落ち込んでしまう。

次回「遠征出発!!」


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遠征へ

バベルの塔の前の噴水がある場所にてロキ・ファミリア及びアストレア・ファミリアの面々は集まっていた。ロキ・ファミリア団長のフィンが前に立ち号令をする。

 

「皆、今日はアストレア・ファミリアの面々と共に遠征へと行く!さぁ行くとしよう!」

 

「「「「おおおおおおおおおおおおお!!」」」」

 

全員が気合を入れる中ベルは第一部隊のフィンたちと共に行くこととなり、第二部隊のレフィーヤとアナキティはショボンと落ち込んでいた。一方で第一部隊のアイズとティオナはベルが一緒なので嬉しそうにしており彼らはダンジョンの中に入っていく。ベルの腰部にジクウドライバーが現れてベルはライドウォッチを外して変身をする。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

ロキ・ファミリアの面々はベルの仮面ライダーとしての姿を知っているものと知らないものがいたので驚いたりしていたがアリーゼ達はどや顔をしており彼は苦笑いをしながらジカンギレ―ドを構えて現れたゴブリンを倒していく。

 

「さぁ彼に続こうじゃないか!!」

 

フィンの言葉を聞いてティオナ、アイズやベート達がいき攻撃を開始、アリーゼ達は苦笑いをしながらもリューとネーゼがいきベルを援護をするためにモンスターを攻撃をしていく。

 

ベルは状況に応じてアーマータイムをしていく。現在彼はダブルアーマーを装備をして格闘戦でモンスターと戦っていた。

 

「ベル!お前も格闘ができるんだな!!」

 

「そうですね。ベートさん!!」

 

「わかってら!!」

 

【フィニッシュタイム!ダブル!マキシマムタイムブレーク!!】

 

そのまま両肩部のロイドが外れてダブルのマークのように蹴りがモンスターたちを撃破していき着地をする。

 

「いやー流石だね・・・・・・ぜひ欲しいところだよ」

 

「あげないわよーーーベルは私たちのだからねーーー」

 

自慢の彼を見てフィンがほしそうにしていたがアリーゼに拒否されたので残念と思いつつ彼らは先に進んでいく。やがて第一部隊は17階層へと到着をするとゴライアスが現れたがベルが先に飛びだして現在アーマーはアギトアーマーだ。

 

【フィニッシュタイム!アギト!グランドタイムブレーク!】

 

「はあああ・・・・・・」

 

足部にエネルギーがたまりゴライアスはベルに攻撃をするが彼は上空へと飛びあがり一気に蹴りを入れてゴライアスを吹き飛ばす。ゴライアスは壁に激突をしてベルは後ろに向いていたので突撃をしたがベルが呟く。

 

「お前はもう・・・・・・死んでいる。」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ゴライアスはベルの言われた通りに体が崩壊をしていき全員が驚いている。

 

「嘘・・・・・・ゴライアスが一撃!?」

 

「ベルの奴・・・・・・さらに強くなっているじゃないか。」

 

「あーーベルかっこいいーーーー」

 

「てぃ、ティオナ?」

 

目をハートにしてティオナはうっとりとしていたので姉のティオネは驚いているが、ベルは手を振り先に行きましょうといいフィンも唖然としていたがすぐに意識を取り戻して全員で18階層にて休憩をしようといい歩いていく。やがてリヴィラの街近くでテントを張りベルは変身を解除をしておりライドウィッチを左手のフォルダーにセットをした。

 

『お疲れだなベル、まさかゴライアスを一撃で倒すとはな・・・・・・正直に言えば驚いているさ。』

 

「そうですか?ですけどまだ僕たちはいつも来ている場所ですから・・・いよいよ下層へと行くんですね。」

 

『あぁベル楽しみか?』

 

「どのようなモンスターが出るのか楽しみってのが一つです。」

 

「ベル?」

 

「アイズさんどうしました?」

 

「オーマジオウさんと話をしていたの?」

 

「えぇ、これから下層へ行くので楽しみにしているんですよ。」

 

「そうなんだ。私はベルがいるから楽しいけどね?」

 

「え?僕とですか?」

 

「うん。」

 

お互いに話をしているとご飯ができたと来たので二人は立ちあがりご飯を食べていた。ご飯を食べた後ベルはこっそりと移動をして服などを脱いで水浴びをしていた。汗をかいたので本当はシャンプーなどを持ってきたかったが湖でやるわけにはいかないので全身を水で濡らしていた。

 

「やっぱりあんまり筋肉とかついていないや・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

『別に筋肉がつかなかったからって落ち込むことはないじゃないか?』

 

「まぁそうですけど・・・・・・」

 

だが実はベルが湖に行くのを見てこっそりと来ている人物がいた。アストレア・ファミリア団長のアリーゼ、ロキ・ファミリアからはアイズ、ティオナ、レフィーヤ、アナキティの四人である。

 

「ぐふふふふベルの裸・・・・・・」

 

「ほえええええええ・・・・・・」

 

「細いわね・・・・・・」

 

「あわわわわあれが男の人の・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

全員がベルが水浴びをしているのを覗いており顔を赤くしていた。やがてベルは湖から出て服を着ようとしたがジカンギレ―ドを出してジュウモードにして構える。

 

「・・・・・・・・・気のせいかな?」

 

(気のせいじゃないんだよな・・・・・・お前を見て興奮をしている五名がいたのだが・・・・・・ベルは気づいていないか。)

 

オーマジオウはアリーゼ達がベルを覗いていたのを知っていたがベルが気づくかと思い黙っていたが彼の反応を見て気づいていないのねと思いつつ最近変態になってきていないかと心配をするのであった。

 

やがてベルは服を着てテントの方へと戻ると輝夜がいた。

 

「輝夜お姉ちゃん?なんで僕のテントに」

 

「あぁすまない。ただお前と一緒にいたかったからな・・・・・・それにテントを一つ買い忘れてしまってな。それでお前のテントにお邪魔をしようとな。」

 

「なら僕は外で「駄目だ」ですよねーーーー」

 

ベルは諦めて輝夜と一緒に眠り事にした。彼女の着物の間から谷間が見えてしまいベルは顔を赤らめながら眠る。

 

だが次の日にアリーゼがベルのテントに行き輝夜が一緒に寝ているのを見てひと騒ぎが起こるのであった。




次回 アストレア・ファミリアとロキ・ファミリアは27階層にて階層主と交戦、ベルはジオウⅡに変身をして指示を出す。

一方でガドル閣下はその様子を遠くで見ていた。

「みせてもらうぞリントの戦士、そしてクウガに似た戦士よ。」

次回「階層主との交戦!」

「皆さん行きますよ!!」


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階層主との戦い

18階層でテントを張り休息をしたロキ・ファミリアとアストレア・ファミリア、ベルも湖で体を清めた後輝夜と一緒にテントの中で過ごした次の日。

 

「ああああああああああ!!」

 

「!!」

 

ベルは叫び声を聞いて目を開けるとアリーゼがこちらに指をさしながら見ていたのでベルは右となりを見て輝夜がベルを抱きしめながらいたので彼は苦笑いをしながら輝夜を起こそうとした。

 

「輝夜お姉ちゃん、輝夜お姉ちゃん起きてください。」

 

「ううーん、なんだうるさいぞアリーゼ・・・・・・」

 

「うるさい?じゃないわよ!!なんであんたベルと一緒にテントで寝ているのよ!!」

 

「仕方がないだろ?テントが一つなかったのだからな・・・・・・それでベルのテントで使っていたんだ。別にいいだろうが・・・・・・」

 

「ぐぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ」

 

アリーゼは睨んでおり輝夜はふふと笑いながらベルを抱きしめているので彼は苦笑いをしながら彼女の胸が当たっているなーと思いつついつものにぎやかさだなと・・・・・・それから朝ごはんなどを食べて部隊はさらに降りていく。

 

ベルもジオウに変身をしてビルドアーマーを装備をして右手にドリルクラッシャークラッシャーを装備をして20階層に現れたモンスターガン・りベルラの針をはじかせてそこに輝夜が接近をして切り裂いた。

 

「流石だね!」

 

「ふん甘く見るなベル!」

 

「そのまま降りていくぞ!!」

 

「了解です!!」

 

ベルは先に走りベルトを操作をする。

 

【フィニッシュタイム!ビルド!ボルティックタイムブレーク!!】

 

グラフ状が現れてモンスターたちを挟みこんでそのままドリルクラッシャークラッシャーを構えながら滑り降りて貫いた。

 

「流石ベルーーーー!!」

 

「ティ、ティオナさん!?」

 

ティオナがベルに抱き付いたのを見て第一部隊にいたアリーゼ達はじーっとベルを睨んでいた。アイズも頬を膨らませながら心の中にいる小さいアイズはシュシュと拳を出している。

 

そのまま24階層まで降りていき中層最後の場所でデッドリーホーネットが現れて針を放ってきた。

 

「甘い!!」

 

ベルはジカンギレ―ドで相殺をするとアリーゼが突撃をして切り裂いた。

 

「どうベル!お姉ちゃんやるでしょ!!」

 

「ちょ!!」

 

ベルが前の方からソードスタッグがせまってきたがアリーゼはそのまま振り返り切り裂いた。オーマジオウも戦闘の時は真面目なんだなと関心をしてベルは頭を抑えながらも別のライドウォッチを出して装着をする。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!カイガン!ゴースト!】

 

ゴーストアーマーを装着をして両肩部から偉人達が現れて突撃をしてモンスターたちを倒していく。リザードマンが襲い掛かるがベルは交わして構える。

 

「ファイヤーアロー!!」

 

左手から炎の矢が放たれてリザードマンに当たり撃破した。やがて彼らは24階層を突破をしてベルは初めてみる巨大な滝を見て仮面の奥で目を光らせている。

 

「うわーーーすごい!!」

 

「そうかベルは初めてか?」

 

「あの時はオーマジオウさんが言ったから僕自体ははじめてだよ。」

 

「ふふそうか」

 

リヴェリアは笑いながらベルに説明をする。

 

「ここと25階層まで続く滝、名前は巨蒼の滝だ・・・・・・そして中層と下層の狭間ともいえる場所だ」

 

「じゃあここからが・・・・・・下層なんですね。」

 

「あぁ、ただ落ちたら一生の終わりだ。27階層までつながっているけどな。」

 

「・・・・・・僕まだ死にたくありません。」

 

メンバーは先に進んでいくとカニのモンスターブルークラブが現れてベルはカニなのに前進をしているので驚いている。

 

「カニのくせに前進している!?」

 

「はああああああ!!」

 

アイズがブルークラブを切り裂いて撃破すると水辺から魚型モンスターレイダーフィッシュが現れる。ベルはそれに気づいてジカンザックスユミモードで放ちレイダーフィッシュを倒した。

 

「大丈夫ですかアイズさん!!」

 

「大丈夫、ベル平気?」

 

「えぇカニが前進をしてきたときは驚きましたが・・・・・・もう大丈夫です。」

 

「私も最初は驚いたからね。」

 

「なるほどってほぐううううううううう!!」

 

「今のはイグアス・・・・・・ベル!!」

 

「いたたた・・・・・・何かに体当たりされたので驚きましたがもう大丈夫です。」

 

【フィニッシュタイム!ゴースト!オメガタイムブレーク!】

 

「命・・・・・・燃やすよ!!」

 

飛びあがり突進をするイグアスに蹴りが命中をして爆散させる。先に進んでいくとレーザーが飛んできたのでベルはまたしても当たってしまう。

 

「いたああああああああああ!!」

 

「まずい浮遊水晶(ライト・クオーツ)だ。」

 

「だったらライダー召還!!」

 

ベルは魔法のほうに入っているライダー召還でスナイプ、デルタを呼びだしてガシャコンマグナムとデルタムーバーを構えて発砲をして撃破して姿が消える。

 

「相変わらずベルのライダー召還って便利ね。」

 

アリーゼはベルが呼びだしたライダー召還を見て便利だわといい先に進んでいき27階層へと到着をする。

 

「・・・・・・あまりいい思い出がない。」

 

『そうだな・・・・・・ベル!!何かがいるぞ!!』

 

「!!」

 

『ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「これってもしかして・・・・・・フィンさん!!」

 

「あぁ階層主「アンフィス・バエナ」だ!!」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

その様子を見ている一人の男性がいた。ゴ・ガドル・バである。彼は階層主が現れてから彼らの様子を見ていた。

 

「みせてもらうぞリントの戦士、そしてクウガと同じ力を持つ戦士よ。」

 

【【ジオウ Ⅱ!】】

 

ジオウⅡライドウォッチを両方にセットをしてベルトを回転させる。

 

【ライダータイム!】【仮面ライダー!】【ライダー!】【ジオウ・ジオウ!ジオウⅡ!!】

 

ジオウⅡに変身をしてアンフィス・バエナは彼らに襲い掛かる。ベルは未来予知を発動させてアンフィス・バエナがどのような攻撃をしてくるのかを読んだ!

 

「読めた!ベートさん右にアンフィス・バエナの頭部が来ます!!」

 

「おう!!おらああああああああああ!!」

 

アンフィス・バエナの頭部を蹴り飛ばすとバエナが攻撃をしてこようとしたがすでにベルの指示でリューとアイズが攻撃をした後ベルがティオナと共に構える。

 

「行きますよティオナさん!!」

 

「うん!!」

 

「「はああああああああああああああ!!」」

 

【ライダー斬り!!】

 

サイキョ―ギレードとウルガの斬撃がアンフィス・バエナを攻撃をしてベルは見る。

 

「リヴェリアさんお願いします!!」

 

「レア・ラーヴァテイン!!」

 

放たれたレア・ラーヴァテインがアンフィス・バエナに命中をしてベルはティオナをお姫様抱っこをして着地をして降ろした。

 

アンフィス・バエナは叫びながら崩壊をして撃破された。

 

「・・・・・・流石と言った方がいいな・・・・・・お前が強くなるほど・・・・・・俺もまた強くなる。」

 

そういって敏捷態へと変わり素早く降りていく。アンフィス・バエナを倒した一同・・・・・・ジオウⅡの姿のままベルは辺りを見ていた。

 

「どうしたのベル?」

 

「いいえ、誰かが僕たちを見ていた気がするのです。」

 

「なんだって・・・・・・」

 

フィンたちは辺りを見るが姿が見えないのでベルも気のせいかなといい彼らは先に進む。

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

「オーマジオウさん?」

 

『何でもないベル、ただ・・・・・・』

 

「ただ?」

 

『何事もなければいいが・・・・・・』

 

オーマジオウは嫌な予感がしてたまらないなと思いつつ何事もないことを祈るしかなかった。




次回 彼らは進んでいきベルはジオウⅡからジオウに変身を戻して進んでいた。アーマータイムやライダー召還を使いつつ突破をしていくと天井が見えない場所に到達をした。

次回「天井が見えません!!」

「ほええええ・・・・・・」


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天井が見えません!

27階層の階層主「アンフィス・バエナ」をジオウⅡの未来予知を使って撃破した一行はそのまま先へと進んでいきベルはライダー召還、アーマータイムを使ってアイズ達とモンスターを倒していき彼は初めての37階層へと到着をして彼は辺りが天井を見上げていた。

 

「・・・・・・見えない!?」

 

「そうねここは37階層「白宮殿(ホワイトパレス)と呼ばれる場所よ。」

 

「私達も遠征などではここまで来ることがないからな。」

 

「ほえええええ・・・・・・」

 

ベルはジオウの姿のまま上空を見た、だが彼の視力でも天井が見えないぐらいの高さをしているので驚いているとフィンが説明をする。

 

「いいかい?ここからは戦士系のモンスターが出てくることが多い。そして何よりモンスターが一定数の上限まで無限に湧き出てくる「闘技場」と呼ばれる場所が存在をするんだ。」

 

「そんなところが・・・・・・」

 

「そのとおりだ。コロシアムでモンスター同士が殺し合って強化種になることがある。」

 

「ほえええ・・・・・・」

 

『ベルは混乱をしているな。』

 

「そしてここでも階層主がいる。」

 

「いるんですか!?」

 

「そう名前は・・・・・・ほら出てきた。ウダイオスだ。」

 

フィンが言うと現れたウダイオスの姿を見てベルはうわーと見ていた。下半身がなく上半身のみが地面から生えてるように存在をしているからである。

 

「とりあえずこいつを倒さないと後から来るガレスさん達に被害が出てしまう。」

 

ベルは現在カブトアーマーの姿でおりウダイオスはレベル4のスパルトイを生み出して襲い掛かってきた。ベルはダッシュをしてジカンギレ―ドでスパルトイを切り裂いた。

 

だがすぐにスパルトイが槍をふるってきてベルは後ろへと下がりライダー召還でウィザードランドドラゴンを呼びだしてグラビティ魔法を使用させて動きを止める。その間にアイズは飛びだして構える。

 

「リル・ラファーガ!!」

 

放たれたリル・ラファーガがウダイオスに当たりダメージを与える。

 

「流石だアイズ!!」

 

「待て!」

 

ウダイオスは咆哮を上げるとそのまま剛腕で合図を殴って吹き飛ばした。

 

「アイズさん!!」

 

ベルはクロックアップを使いアイズが吹き飛ばされた場所へと行きクロックアップが解除されると彼女を支えようとしたが吹き飛ばされてきたので衝撃がベルに走り壁に激突をする。

 

「が!!」

 

「ベル!!」

 

「リオン!!」

 

「わかっています!【今は遠き森の空。】

 

一方でアイズはベルの方を見て涙目になっていた。

 

「ベル・・・・・・ごめん私のせいで・・・・・・」

 

「大丈夫です。」

 

彼はアイズをゆっくりと降ろすと立ちあがりグランドライドウォッチを出して押す。

 

【グランドジオウ!】

 

そのままセットをして360度ベルトを回転させて姿が変わる。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!グランドターイム!クウガ・アギト・龍騎・ファイズ・ブレイ―ド!響鬼・カブト・電王・キバ・ディケイ―ド!ダブル!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武・ドラーイーブ!ゴースト!エグゼイド!ビ・ル・ドー!祝え!仮面ライダー!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!】

 

ベルのカブトアーマーが解除されてジオウの素体に各仮面ライダー達の黄金のフレームへと変わりそれらがジオウの体に張り付いてグランドジオウが再び降臨をする!フィンやベートはベルのグランドジオウの姿を見て驚いている。

 

「あれが彼の最強形態・・・・・・」

 

「グランドジオウ・・・・・・」

 

ベルはダッシュをしてスパルトイが襲い掛かる。

 

「まずはこれだ!」

 

【アギト!】

 

2001年の扉からアギトがライダーキックを放ちながら現れてそのままスパルトイに命中をする。

 

【ドライブ!】

 

ドライブのマークからトレーラ砲が現れて構えて大型ビームが放たれてスパルトイを消滅させる。ウダイオスは咆哮をして黒い剣を出してベルに振り下ろしてきた。

 

【ブレイド!】

 

ブレイドのマークからキングラウザーが現れてウダイオスが振り下ろした剣を受け止めるとそのままライダーを押していく。

 

【鎧武!】

 

【オーズ!】

 

2013年と2010の扉が開いて鎧武とオーズが無頼キックとタトバキックを放ち命中をすると頭部のジオウが動きだした。

 

「時間よもどれ!!」

 

するとライダー達の蹴りが戻っていきベルはボタンを押す。

 

【ダブル!】

 

プリズムビッカーとプリズムシールドを装備をしてウダイオスに切ってダメージを与えると止まっていたライダー達が動きだして再び蹴りが命中をして吹き飛ばした。

 

「これが・・・・・・ジオウの力・・・・・・」

 

誰もがグランドジオウの力を見て強大だと誰もが思っていた。フィンもベルを敵にしたら勝てるかどうかわからないぐらいに彼は本気で戦っていないのではないかと・・・・・・アイズとティオナなどは流石ベルと頬を赤らめながら見ておりベートも面白いと笑っている。

 

ウダイオスは剣を振り下ろしてベルに攻撃をしようとしたが彼はカブトのボタンを押してクロックアップを発動させて再びカブトのボタンを押す。

 

【カブト!】

 

カブトクナイガンを出してそのままウダイオスを切りつけていく。ウダイオスは素早く動くベルについていくことができず攻撃を受けてダメージを与えられて行く。

 

「これで終わらせる!福音!」

 

音の衝撃波がウダイオスに放たれて吹き飛ばされた後ベルは着地をしてベルトの操作をする。

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!オールツェンティタイムブレーク!!】

 

「はあああああ・・・・・・」

 

ベルは飛びあがり仮面ライダー達の幻影たちがライダーキックのポーズをとりグランドジオウの右足部にエネルギーが集結をしてウダイオスに向かって放たれた。ウダイオスは黒い剣を刺そうと向けたがグランドジオウのパワーで剣が粉々に砕かれてそのまま胴体部分を貫通をして着地をする。

 

ベルは振り返るとウダイオスは雄たけびをあげながら消滅をした。

 

「流石階層主、グランドジオウでも仮面ライダー召還、武器での連続した攻撃をしたけど・・・・・・タフすぎる。」

 

『それが階層主なのだろう・・・・・・しかもだんだんと下がっていくたびに強くなっている。』

 

オーマジオウと話をしながらベルは彼らのところへと戻りそのまま先の方へと進んでいく。リザードマンエリートやスカル・シープなど現れたがグランドジオウ形態のベルがライダーを呼んだりして倒していきアイズ達も突撃をしていることもあり彼らは誰も失わずに撃破していく。

 

そして彼らは49階層でもアリーゼがベルに見せるためにスキルを発動させて炎を纏わせた剣を使う前にベルがアギトのフレイムセイバーを出してそれを使い彼女は階層主バロールを撃破して50階層に到着。

 

彼らはここで休憩をするためにベルはグランドジオウの変身を解除をする。その後を第二部隊も到着をして彼らは50階層へと到達をしたのである。

 

「すごかったな・・・・・・ダンジョンに火山なんてあるんですね・・・・・・」

 

「ダンジョンですからね・・・・・・」

 

ベルの言葉にリューは返して彼は座りながらグランドジオウに長く変身をしてこともあり疲れが出てしまった。

 

彼は座りながら辺りを見ながらダンジョンは不思議なところだなと思いつつレフィーヤやアナキティ達が来る。

 

「ベル聞いたわよ!階層主を倒したんだって!!」

 

「すごいですねベル!」

 

「あ、ありがとうございます・・・・・・」

 

「あれ?なんか疲れている?」

 

「グランドジオウの姿を長時間変身をしていたので体力とか・・・・・・ね?」

 

「あーなにせここはいつもと違ってモンスターとか強かったでしょ?」

 

「はい・・・・・・全然違いました。アーマータイムのことを考えますと・・・・・・ここからはグランドジオウなどで行った方がいいですね。」

 

ベルはそういいグランドライドウォッチを出しながら休憩をしていた。やがて全員で夕ご飯を食べながらベルはオーマジオウと話をしていた。

 

『初めての場所だからな、私もこのような場所に来たのははじめてだ。ベルお前が感じた気配は感じたか?』

 

「いいえ・・・・・・今のところは何も・・・・・・」

 

『そうか、今のところはか・・・・・・一応警戒はしておいた方がいいなベルよ。』

 

「わかっていますよ。」




次回 51階層に依頼を受けるためにロキ・ファミリアとアストレア・ファミリア、だがベルはグランドジオウの影響か疲れていたので本拠地でリヴェリアらと待機をすることになる。

次回「ベル待機中」

「・・・・・・暇だな・・・・・・」


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ベル待機中

ベルside

 

50階層にてとりあえずの安全ポイントを確保をした僕たちアストレア・ファミリア及びロキ・ファミリア、現在冒険者依頼をこなす為にフィンさん達とアリーゼお姉ちゃんたちは51階層へと行く中、僕はリヴェリアさんやアキさん達と待機をしていた。

 

僕はなぜここで待機をしているのかというとグランドジオウを長時間使い続けて変身をした影響かまだ疲れがたまっていたので待機をしているんです。まぁ僕自身も疲れている影響もあり待機をしている中でアキさんに抱き付かれながらいた。

 

「うーんやっぱりベルってモフモフなのよねーーー」

 

アキさん・・・・・・だから前にも思っていたのですがあなたの当たっているんですけど!?わざとなんですか!?僕だって13歳の男の子!!正直に言えば辛いんですけど!!これってなんの拷問なんですか!?

 

「モフモフうふふふふふふふふふふ」

 

拝啓おじいちゃん、僕は今・・・・・・戦っています・・・・・・おじいちゃんからしたら羨ましいことでしょうが・・・・・・僕も嬉しいんですよ。男の子ですから・・・・・・それでも先ほどからすごいプレッシャーが僕に襲い掛かるんですよ!ほら見てください!あっちで残っているアストレア・ファミリアのお姉ちゃんたちがすごく僕の方を見て睨んでいるんですよ!!オーマジオウさん助けてください!!

 

『ベル・・・・・・流石の私でもお前を助けることは不可能だ。めんご』

 

めんごってなんですか!?ん?何事!?なんかモンスターが上がってきたあああああああああああああああ!!僕は立ちあがりグランドジオウへと変身をして襲い掛かろうとしたモンスターに僕はクウガさんの武器ライジングドラゴンロッドをふるい芋虫のようなモンスターを切り裂いた。だが何か変だ・・・・・・ほかの人たちを見ると何かを発射させたモンスターの攻撃で武器が解けている!?だけどライジングドラゴンロッドには何も変わりはない。

 

『おそらく仮面ライダーの武器やアイズの武器などは溶けないかもしれないが・・・・・・今回のモンスターは厄介かもしれないな。』

 

「だったら!!」

 

【ダブル!】【フォーゼ!】【ドライブ!】【ファイズ!】

 

僕は四人のライダーさんを呼びだして突撃させていく、サイクロンジョーカーエクストリーム、コズミックステイツ、タイプトライドロン、ブラスターフォームの形態で呼びだした。

 

「お願いします!!」

 

僕はリヴェリアさん達を守るためにサイキョ―ジカンギレ―ドで相手を切り裂いた。

 

「リャーナお姉ちゃん!!」

 

「べ、ベル・・・・・・武器が・・・・・・」

 

「わかっています。僕が引きうけますので皆さんを撤退を!!」

 

「だけどベルも!!」

 

「リャーナお姉ちゃん!!僕は・・・・・・俺は仮面ライダー!!戦えない人たちのために俺は戦う!!」

 

そういって僕は走りだしてサイキョ―ジカンギレ―ドを構えて必殺技を放つ。

 

【キングギリギリスラッシュ!!】

 

「でああああああああああああ!!」

 

【プリズムマキシマムドライブ!】

 

【リミットブレイク!】

 

【フールフルスピードターイホウ!】

 

【エクシードチャージ】

 

四人のライダーさん達と共に必殺技を放ちなんとかモンスターの大群を撃破したけど・・・・・・まだ音がしているので構え直そうとしたときに音が聞こえてきた。

 

「ま、間に合ったんだね。」

 

そう前からクエストをクリアーをして帰ってきたアリーゼお姉ちゃんたちがモンスターを切りながら現れた。

 

やがてフィンさん達が倒していき僕は膝をついた。やはりまだ精神力などが回復をしきれていなかったのでグランドジオウに変身をしたので変身を解除をする。

 

「ベル・・・・・・君達が奮闘をしてくれたおかげで僕たちは戻ることができた。ありがとう・・・・・・」

 

「いいえ、無事でよかったです。」

 

僕は立ちあがろうとしたが何かが51階層の方からやってくる音が聞こえてきた。しかもそれは巨大な何かで・・・・・・しかも膨れているのを見て僕は嫌な予感がした。もしあれが爆発でもすれば・・・・・・おそらく大変なことになる。

 

「撤退をする。」

 

「「「な!!」」」

 

「不本意だ。でも、あのモンスターをしますして、かつ被害を最小限にするにはあい『いや私が行こう!』え?」

 

「オーマジオウさん?」

 

『アイズよりも私が戦った方がいいだろう。ベル悪いが体を借りるぞ?』

 

オーマジオウさんに僕の主導権を渡して( ˘ω˘)スヤァと眠気が・・・・・・

 

ベルside終了

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ベルは目を開けると金色となっており彼は巨大なモンスターの方へと歩いていく。

 

「べ、ベルさん!!」

 

「ベルさま!!」

 

「二人とも下がっていてくれ。アリーゼ!その子達を頼む!!」

 

ベルはアリーゼの方を向いてから再び巨大なモンスターの方へと歩いていく。アイズやベートは何をする気だろうと見ているとベルの腰部にベルトが装着された。だがそれはいつもベルが使うジクウドライバーではない黄金のドライバー・・・・・・オーマジオウドライバーである。

 

「変身!」

 

【祝福の時刻!最高!最善!最大!最強王!オーマジオウ!】

 

「祝え!時空を越え!過去と未来をしろしめす究極の時の王者!その名もオーマジオウ!歴史の最終章へたどりついた瞬間である!」

 

「懐かしい・・・・・・さて悪いが一気に終わらせる!」

 

オーマジオウはベルトの両側を押させる。

 

【終焉の刻!逢魔時王必殺撃!】

 

「ふん!!」

 

飛びあがり巨大なモンスターに対して必殺の蹴りをお見舞いさせるとモンスターは雄たけびをあげながら先ほど自分がのぼってきたところから落ちていき次の瞬間大爆発が発生をする。

 

だがオーマジオウは爆発をする場所に結界を張っており被害が出ないようにしていた。モンスターを一撃で倒したオーマジオウ。グランドジオウ以上の力をフィンたちは見ていた。

 

「す、すごい・・・・・・」

 

「あぁ・・・改めて見たが・・・・・・あのモンスターを一撃で倒した。」

 

「すごすぎるよベル・・・・・・」

 

「かっこいいかっこいいかっこいいかっこいいあー駄目!興奮しちゃうよ!!」

 

ティオナはアマゾネスの血がオーマジオウを見てさらに騒ぎだした。フィルヴィスとレフィーヤも顔を赤らえてアナキティは私の英雄と呟いてアイズも流石ベルと目を光らせながら言いベートは面白いじゃねーかとフィンとガレスもうずうずとオーマジオウとぜひ戦ってみたいと思うぐらいに高まっていた。

 

彼は振り返りフィンのところへと行く。

 

「さてどうする?勇者よ・・・・・・モンスターの襲撃で武器などを消耗をしている者たちが多い遠征はこれ以上は不可能と判断をするが?」

 

「君の言う通りだ。撤退をするぞ!!」

 

「・・・・・・さてベル体を返すぞ。」

 

オーマジオウは変身を解除をしてベルに戻ると彼は膝をついた。

 

「ベル休んでいいよ。後は私達がやるから。」

 

「ご、ごめんなさい・・・・・・」

 

リヴェリアはベルをおんぶをする。

 

「リヴェリアさま自ら!?」

 

「・・・・・・いいではないか、ベルが奮闘をしていなかったら私達は全滅をしていた可能性がある。これぐらいやっても罰はないさ」

 

こうしてベルをリヴェリアが背負い彼らは遠征は失敗に終わり50階層にて謎のモンスターたちに襲われたがベルが変身をしたグランドジオウ、オーマジオウの力によって解決をする。




次回 50階層まで降りたロキ・ファミリアとアストレア・ファミリア、だが突然としてモンスターの大群だったがベルが変身をしたグランドジオウと残っていたメンバーで奮闘をした。だがあとから大型モンスターをオーマジオウに変身をして撃破した。

そして彼らは18階層まで登った後アリーゼの背中におんぶされていたベルは目を開けた。

次回「目を覚ます兎」


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目を覚ましたうさぎ

50階層にていも虫型モンスターなどが現れてベルは疲れている体でグランドジオウに変身をして奮闘をしてメインのメンバーが戻ってくるまでの間に戦いアイズ達が戻ってきた。だがそのあとに大型モンスターが51階層から上がってきて襲い掛かろうとした。

 

だがオーマジオウに変身をしたベルによって大型モンスターを撃破したが今までの疲労などがあり倒れてしまう。

 

現在ベルはアリーゼに背負われながら上がっていた。ロキ・ファミリアとアストレア・ファミリアは18階層まで戻ってきた。アリーゼはベルを降ろして彼の頭を撫でていた。

 

「アリーゼ。ベルはまだ?」

 

輝夜の問いにアリーゼは黙って首を縦に振り彼女はそうかといい倒れているベルの頭を撫でる。

 

「皆を守るヒーローになる。それがベルの目標だといっていたわね・・・・・・だけどあなたが倒れては意味がないじゃない。」

 

彼女はそういい輝夜も無言でいた。一方で外ではアキはベルが眠っているテントを見ていた。

 

「ベル・・・・・・」

 

「アキ、ベル君は?」

 

「・・・・・・・・・」

 

「そうっすか・・・・・・俺達年下の子に守られたんっすね・・・・・・情けないっス。」

 

「・・・・・・そうね。」

 

ラウルとアナキティはベルが寝ているテントの方を見ている中。その中では・・・・・・二人がじーっとベルを見ていると彼がもぞもぞと動きだしたのを見て二人は見ていた。

 

「う・・・ううーん・・・・・・」

 

「「!!」」

 

白い髪をした人物、ベル・クラネルは目を開けて辺りを見ていた。

 

「あ、あれ?」

 

「ベルうううううううううううううううううううううううう!!」

 

「おぎゅ!」

 

アリーゼはベルに抱き付いた。輝夜も涙目になっており彼が目を覚ましたことを言う為に外に飛びだした。

 

「・・・・・・僕は確か・・・・・・」

 

「あなたはグランドジオウになった後にオーマジオウになって大型モンスターを倒したのよ。それからあなたは倒れて・・・・・・18階層までおんぶをして上がってきたのよ。」

 

「そうだったんだ・・・・・・迷惑・・・・・・かけちゃった。」

 

「何言っているのよ。あなたが奮闘をしたおかげで被害が少なかったのよ?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ベルは頭を抑えながらまだ疲れているなーと思いながら立ちあがろうとしたがフラッとしたのでアリーゼが支える。

 

「ベル?」

 

「大丈夫・・・・・・ちょっとだけまだ疲労感があるみたい。」

 

「無理をしてはいけないわ。」

 

「ありがとう・・・・・・」

 

そのままアリーゼに支えられながらベルが出たのを見てほかのメンバーもベルのところへと駆け寄る。

 

「ベル・・・・・・」

 

「ベル!!」

 

「目を覚ましたのですねベル!!」

 

「皆さん、ご迷惑をおかけしました。」

 

「何を言っているんだいベル、君が奮闘をしてくれたおかげで僕たちが間に合ったんだ。お礼を言うのは僕たちの方だよ。」

 

「フィンさん。」

 

「ベル、フィンの言う通りだ。お前は誇りに思ってもいい。」

 

「リヴェリアさん・・・・・・」

 

「そうじゃぞ!ベル!」

 

「ガレスさん・・・・・・」

 

そこで一泊をすることとなりベルは体を支えられながら動いていた。やはりオーマジオウの力を使った影響が大きいのか・・・・・・ベル自身体に力が入ってこない。

 

『おそらく私の力が影響が大きいかもしれないな。』

 

「オーマジオウさんの力は僕が成長をしてもまだ扱うのが難しいってことですね・・・・・・とほほほ」

 

ベルはご飯を食べている間もオーマジオウと話をしながら彼の力を使うにはもっと鍛えたりしないとダメなんだなと思いつつオーマジオウは中からベルの体を回復させていた。

 

それから一泊をしたメンバー、ベルの体も回復をしたのか彼も前線へと復帰をしたがほかのメンバーは心配をしながらもベルはジオウに変身をしてジカンギレ―ドジュウモードを構えていくとミノタウルスの大群がいたのでかかろうとしたが突然として逃げだした。

 

「な!?」

 

「まずい!!」

 

「こら!お前らが逃げるんじゃねーよ!!」

 

「行けない!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!チェンジビートル!カブト!】

 

ベルはミノタウルスを逃がさないためにカブトアーマーに変身をして先に行きクロックアップを発動させてジカンギレ―ドをケンモードに変えてミノタウルス達を次々に切って撃破していく。

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

『ベル無理をするな。お前の体はまだ完全には・・・・・・』

 

「だけど!!ミノタウルスを見逃すってことはほかの冒険者たちの人達が危ない!!」

 

ベルは5階層まで逃げだしたミノタウルスを探してクロックアップを解除をする。

 

「いったいどこに・・・・・・」

 

「うわああああああああああああ!!」

 

「あっちか!!」

 

ベルは急いで駆けつけつけるとミノタウルスが冒険者に襲い掛かろうとしたので急いでベルトの操作を行う。

 

【フィニッシュタイム!カブト!クロックタイムブレーク!】

 

「でああああああああああああ!!」

 

ベルは飛びあがりライダーキックを放ちミノタウルスに命中をして吹き飛ばしてから冒険者の方を見ていう。

 

「今のうちに逃げろ!!」

 

「うわあああああああああああああああああ!!」

 

冒険者が逃げだしたのを確認をして彼は構えようとしたがミノタウルスに剣が突き刺さり撃破された。

 

「!!」

 

その剣に見覚えがあり彼は後ろの方を見るとゴ・ガドル・バがいた。

 

『ぶもおおおおおおおおおおお!!』

 

ミノタウルスはそのまま撃破されて剣が落ちる。ベルはカブトアーマーのまま見ておりゴ・ガドル・バは歩いて落ちた剣を拾う。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「来い仮面ライダー」

 

「はあああああああああああ!!」

 

【アーマータイム!コンプリート!ファイズ!】

 

ファイズアーマーに変身をしてジカンギレ―ドを振り下ろす。ゴ・ガドル・バは剣で受け止めた後そのままベルをはじかせて後ろへと吹き飛ばす。

 

【ポインターREADY】【フィニッシュタイム!ファイズ!エクシードタイムブレーク!】

 

「でああああああああああああ!!」

 

ポインターからマーカーが放たれてそのまま飛びあがりグリムゾンスマッシュを思わせる蹴りを放つ。

 

ゴ・ガドル・バは剣でガードをしてそのまま上空へと吹き飛ばした。

 

【アーマータイム!クウガ!】【フィニッシュタイム!クウガ!マイティタイムブレーク!】

 

「はああああああああああああ!!」

 

上空でクウガアーマーへと変わり右手にエネルギーを込めてそれを叩きつける。胸部に受けてゴ・ガドル・バを吹き飛ばしたがベル自身も膝をついた。

 

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・」

 

「ベル!!」

 

アイズとベートが駆け寄り武器を構えていると笑い声が聞こえて煙がはれると胸部にクウガのマークがあり彼はその傷を抑えながら笑っていた。

 

「クウガの戦士、貴様の名前は・・・・・・」

 

「ジオウ・・・仮面ライダージオウ!!」

 

「ジオウ・・・・・・貴様の強気想い確かに受け取った。また会おう」

 

アイズたちは逃がさないと武器を構えたがゴ・ガドル・バは射撃態になりガドルボウガンを地面に放ち逃走をする。

 

「・・・・・・」

 

「ベル大丈夫!?」

 

「あ、アイズさん、ベートさん・・・・・・あいつに一撃・・・・・・与えましたよ。」

 

ベルはそういいながら親指を立てているとほかのメンバーも到着をしてミノタウルスを倒したこと、さらにゴ・ガドル・バに一撃を与えたことをいい・・・・・・彼は気絶をする。




次回 ベルは目を覚ますとアミッドがいたのでここは病室なんだと彼は辺りを見た。彼はあいつに一撃を与えたのだなと・・・・・・

次回「アミッドのところで再び目を覚ました。」


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アミッドのところで再び目をさます。

ミノタウルスを追いかけてベルは追いついて冒険者を助けたがそこにゴ・ガドル・バが現れてベルはファイズアーマーへと変身をしてエクシードタイムブレークを発動させたがゴ・ガドル・バに上空へと飛ばされた後にクウガアーマーへと変身。マイティタイムブレークのエネルギーを拳に叩きつけて吹き飛ばした。

 

そしてゴ・ガドル・バは胸部にクウガのマークが残りジオウの名前を覚えてアイズとベートに対してガドルボウガンを地面に放ち撤退をしたがベルは倒れてしまう。

 

「ううーんあ、あれ?」

 

ベルは目を覚ましてダンジョンの中じゃないことに気づいた。

 

「目を覚ましましたねベル。」

 

「アミッドお姉ちゃん?ってことはここは?」

 

「はい、ディアンケヒト・ファミリアの病棟です。どうやら傷などは癒えたみたいですね・・・・・・さてベル。」

 

アミッドはベルに近づいていき彼を抱きしめた。ベル自身はいきなり抱きしめられるとは思ってもいなかったので驚いている。

 

「良かった・・・・・・あなたが無事で、あなたが剣姫たちに背負われてここへ来た時はあなたが死んでしまうじゃないかって思ってしまいました。だからこうして目を覚ましてくれた。本当に・・・・・・本当に良かった。」

 

「アミッドお姉ちゃん、そうだアイズさんたちは?」

 

「あなたを運んだあとに自分たちのやることがあるといいそのままここを去りました。」

 

「そうですか・・・・・・お礼も言わないと」

 

「だめです。」

 

「え?」

 

「あなたは一週間安静にしないといけないほど体がボロボロになっていたんですよ!そう簡単に退院などさせませんからね!当面は冒険者はお休みです!仮面ライダーもです!いいですね!」

 

「は、はい!!」

 

あまりの気迫にベルは押されてしまい彼女はほかの入院をしている人がいるので逃走をしないようにといいベルはベットに倒れこむ。

 

「はぁ・・・・・・動けないってのも退屈なんですね。オーマジオウさん僕が眠ってどれくらいですか?」

 

『ベルが倒れてからか・・・・・・3日経っている。やはりこういうところできちんと治した方がいいな。』

 

「ですね・・・・・・」

 

ベルはゴ・ガドル・バに一撃を与えた後の記憶がなかったのでそれから3日も立っていたなんて思ってもいなかったので苦笑いをしているとアミッドが戻ってきた。

 

「ベル、あなたにお客さんです。」

 

「誰ですか?」

 

「ベル!!」

 

アミッドの後ろから現れたのはアストレアだった。彼女はアリーゼ達からベルが倒れたと聞いていたのでこうして彼が元気にいたので抱きしめる。

 

(あ、アストレアさまの大きな果実が僕を包んでいく!?)

 

「アストレア様・・・・・・ベルは一応病人なので・・・・・・」

 

「あ、ごめんなさい、こうして元気な姿を見たのを見てホッとしたわ。それにしてもベル・・・・・・大丈夫なの?」

 

「はい、体の方はなんとか・・・・・・ですがまだだるい感じがしますね。やはりオーマジオウさんの力はグランドジオウ以上の力ですね。」

 

「そうね、オーマジオウあなたのほうは?」

 

『私の方は問題ない、やはり無理をして変身をするのは駄目だな。だがあの時は私の力じゃないとおそらく解決をすることができないと思い変身をした。』

 

「なるほどね。」

 

アストレアはベルとオーマジオウの話を聞いてこの子はと思いつつ頭を撫でて褒めることにした。

 

「にゅー」

 

((可愛い))

 

ベルがにゅーという声を出したのでアミッドとアストレアは心の中で呟いた。やがてベルは眠くなったのかアストレアもアリーゼ達にベルが起きたことを報告をしないと行けないので今日のところは帰ることにした。

 

アミッドも自分の仕事もありベルが入院をしている部屋を後にしてベル自身は病室の窓からオラリオの夜を見ていた。

 

「・・・・・・やっぱり動けないのは退屈ですね。まぁ今回は僕が悪いですからあまり言えないですけど・・・・・・」

 

『だがお前は誰かを救うために戦った。それは仮面ライダーとして当たり前だと思っているかと思うが・・・・・・仮面ライダーの中には戦いを楽しむだけの奴もいる。お前はいいほうだ。』

 

「そうなんですか?」

 

『あぁそうだ。』

 

オーマジオウはそういいベルの手に何かのメモリなどが現れたので何かと聞く。

 

『それは仮面ライダーダブルが使用をしていたメモリがジェット、スタッグフォン、バットショット、スパイダーショックだ。流石にこれらをライドウォッチの形にするのは難しいからな。ダブルのライドウォッチを使い生成させてもらった。』

 

「ほえ・・・・・・」

 

ベルはメモリをセットをする。

 

【スタッグ】【バット】【スパイダー】

 

三機は変形をしてベル自身は拍手をする。

 

「すごいすごい」

 

『これらを使いダブルはドーパントの事件を解決をしてきたんだ。おそらくベルの力になるだろう』

 

「ありがとうございますオーマジオウさん!よろしくね?」

 

ベルはメモリガジェットに頭を下げて彼らはメモリを外してベットの近くの机に置いた。ライドウォッチフォルダーも外されており机の上に置いておりジオウライドウォッチ及びバイクライドウォッチが置いてある。

 

次の日ベルはいつもと同じ時間に目を覚ましたがここがアストレア・ファミリアのホームではなくディアンケヒト・ファミリアの病棟だと気づいた。

 

「そうだった・・・・・・僕はあの時運ばれてここに入院をしたんだった。なんだかいつもここにお世話になっている気がするなーーーー」

 

ベルはそういい朝の鍛錬もできないのでショボンとしながらベットの上で起き上がると扉が開いてアミッドが入ってきた。

 

「おはようございますベル。」

 

「おはようございますアミッドお姉ちゃん。」

 

「ベル駄目ですよ?あなた朝の鍛錬をするのは知っていますけどあなたはまだ体がボロボロなですからね?」

 

「はーい・・・」

 

ベルはちぇと思いながらもアミッドの言う通りに動かないでベットの上で寝転がる。やがて朝ご飯を食べる時間となりアミッドは運んできてくれたが・・・・・・

 

「はいあーん。」

 

「えっと?」

 

「どうしましたベル?」

 

「アミッドお姉ちゃん、僕腕動かせるけど?」

 

「いいですからあーん。」

 

「あ、あーん」

 

「ベルが行けないんですよ。いくら遠征とはいえ・・・・・・一週間もあなたのモフモフをさせてもらえなかった罰です。」

 

「は、はい・・・・・・って待って!?僕の体って・・・・・・」

 

「すでに治っています。けれどあなたが運ばれたときにボロボロだったのは事実ですよ。だから私の魔法であなたの体を回復させたのです。」

 

「そうだったんですか。」

 

すでにベルの体が治っていたことを聞かされたがモフモフをさせてもらえなかったアミッドは彼の体のボロボロの状況を見て入院をさせることにしたのだ。

 

「なら僕退院をしてもいいような?」

 

「だめです。」

 

「そんなーーー」

 

「そういってあなたは!またボロボロになるのですか!?私は!あなたがボロボロになった姿をいつも見ています!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「仮面ライダーとしてアストレア・ファミリアとしてオラリオを守るためにあなたが戦い続けています。ですがいつもあなたはそういって他人を優先にして自分の体をボロボロにして・・・・・・私はいつもあなたが運ばれて行く姿を見て心を痛めています。わたしだけじゃないナァーザ、アリーゼ達も同じ気持ちでしょう。特にあなたを運んできた剣姫はあなたを死なせないでお願いと涙を流しながら私にお願いをしてきました。わかりますか!?あなたが死んだら誰もが悲しむことを・・・・・・あなたはそれを忘れています!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「無理をするな・・・・・・それを言ってもあなたは戦います。だから言います・・・・・・死なないでください。あなたが死んだら・・・・・・私は・・・・・・」

 

するとベルは立ちあがりアミッドの両手を包むようにして握る。

 

「ベル・・・・・・」

 

「アミッドお姉ちゃんありがとうございます。僕のことを心配をしてくれて・・・・・・僕はあなたたちに助けてばかりです。7歳の頃から冒険者として仮面ライダーとして姉たちの後をついていくばかりでした。こうして13歳となり僕自身も強くなったと思っていました。ですが現実は違い僕はボロボロにされているばかりでした。だけどあなたたちが無事ならそれでいいと思うほどに・・・・・・僕は誰も失いたくないんです。もうあんな悲しみを背負うのは嫌なです。」

 

「ベル・・・・・・」

 

「すみません・・・・・だからこそ僕は・・・・・・仮面ライダーとして戦います!」

 

「・・・・・・ふふベル、やはりあなたは英雄になる男ですね。」

 

「え?」

 

「ダカラコソワタシハアナタガスキナンデスネ。」

 

アミッドは小さい声で呟いていたのでベルは聞こえなかった。アミッドは最後にベルのモフモフタイムを堪能をしてから退院を認めて彼はアミッドの方に振り返りながら頭を下げると前の方から迎えが来てくれた。

 

「ベル・・・・・・」

 

「リューお姉ちゃん。」

 

「お帰りなさい。」

 

「ただいま。」




次回 リューと共にアストレア・ファミリアに戻ったベル、彼に抱き付く姉たちそしてアリーゼからベルの退院祝いとロキ・ファミリアと合同の宴会をすることになったことを言う。場所は豊穣の女主人、ベルは苦笑いをしながら参加をすることにした。

次回「宴会」


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宴会へ

リューと共にアストレア・ファミリアホームへと歩いていく、二人は手をつないでおり彼女の長い金髪の髪が風で揺れていた。ベルの髪も揺れるほどあるためリューはじーっとベルを見ていた。

 

「どうしたのですかベル?」

 

「うーん何でもない。」

 

ベルは何かを考えていたが気にしないことにしてアストレア・ファミリアのホームが見えてきた。ベルは3日ぶりだけど懐かしい感じがしてた。やがて二人はホームの入り口に到着をして彼が先に扉を開けて中に入ると?

 

「ベルうううううううううううううううう!!」

 

アリーゼが一番に彼に抱き付いてベルは踏ん張り倒れないように彼女を支えた。

 

「ベル!!」

 

「ベル!!起きてよかったわ!!」

 

「ベル本当に生きているのよね!!」

 

「えっとお姉ちゃんたち心配かけさせてごめんなさい。僕はこの通り元気です。」

 

ベルは元気の姿を見せるために笑顔を見せて姉たちは久々のベルの笑顔を見て倒れた。ベル自身も姉たちがいきなり倒れたので困惑をしている中ライラは久々にこの惨状を見たなーと思いつつもベルが元気になってくれたことは嬉しいのだがまた惨状が発生をするので苦笑いをしていた。

 

数分後に回復をしたアリーゼはロキ・ファミリアと宴会をすることをいいなぜ今までしなかったのだろうとベルは思っていたがどうやら自分が回復をするのを待ってからやろうってことになりベルはなんだか申し訳ない気持ちになった。それを察した輝夜はベルの頭を撫でてから今日は遅いってことでベルは久々にアストレア・ファミリアのホームに帰ってきた。

 

現在彼の格好は着物を着ておりこれは輝夜が買ってくれたものであり普段彼はお風呂から上がった後は着物を着る習慣をつけていた。オーマジオウはその姿を見て苦笑いをしていたが現在は慣れてしまったのか彼自身も何も言わないで見ていた。アルフィアの方も無言でオーマジオウが用意をした椅子に座ったままおりオーマジオウは新たなライドウォッチなどを構えながら新たな武器でも作った方がいいかと思いながら考えている。

 

(これからのことを考えるとベルに新たなジカンギレ―ド系の武器を作った方がいいだろうか?うーんなかなか武装が思いつかないな・・・・・ジカンガトリング?いや何かどこかのスーパー戦隊が使用をしていた気がするな、しかもその上部にライドウォッチをセットをしてエネルギーがたまり発砲をするって感じかな?)

 

オーマジオウはふふと笑いながら新たな武器を作ろうかなと考えながらベルの中で過ごすのであった。

 

次の日ベルはなんか体が重い感じがしておかしいなと思いつつ目を開けるとなぜかベットが膨らんでいたので誰かが自分の部屋に入りこんでベットの中に入りこんだと見て一応敵かなと思いながらめくると赤い髪をした女性が寝ていたのでベルは机の上に置いてあったスパイダーショックを起動させて糸で姉を絡ませた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベルはじーっと自分のベットの中に入りこんだ姉を見ていた。

 

「べ、ベル・・・・・・堪忍して・・・・・・」

 

「いくら何でもいきなりベットに入りこんだのは驚きましたが・・・・・・僕一瞬金縛りにあったかと思いましたよ。」

 

「そ、それよりもほどいてえええええええええええええ」

 

スパイダーショックに糸を解除をするように指示を出してアリーゼは解放されてベルは着物から着替えるために姉を追い出して服に着替えて腰部に太刀を装着、腕部にライドウォッチホルダーを装着(右側に)左手にスパイダーショック、腹部にバットカメラ、スタッグフォンを入れて彼は扉を開けてアリーゼは待っており一緒にリビングの方へと行き朝ごはんを食べるために椅子に座る。

 

「ベル?なんで冒険をする格好をしているの?」

 

「あ・・・・・・」

 

ベルは腰に太刀を装備をしていたので冒険に今日は行くつもりはなかったのでいつもの癖で装着をしていた。彼は顔を赤くしてご飯を勢いよく入れたので咳こんでしまう。

 

「げほげほげほ!」

 

「馬鹿!いきなり勢いよくご飯を食べてどうするのよ。」

 

「ご、ごめんなさい・・・・・・」

 

「まぁ恥ずかしい気持ちはわかるけどさ。」

 

ノインはベルの背中をさすり、落ち着かせるとベルはゆっくりとご飯を食べてから一度自分の部屋へと戻り太刀を置いてから再びリビングの方へと戻る前にアストレアの部屋へと行きステータスを更新をする。

 

「・・・・・・ランクアップが可能になっているわ。」

 

「ウェ!?本当ですか!!」

 

「・・・・・・ヤッパリと思っていたわ。あなたは階層主を倒しているしそれにあなたが倒させなかったあの怪物に対して一撃を与えた。それがランクアップ可能になった可能性があるわね。おそらく今回の遠征があなたを強くさせたと考えてもいいわね?」

 

「そうですか。」

 

「それでどうする?ランクアップはした方がいいかしら?」

 

「・・・・・・お願いします。」

 

「わかったわ。」

 

こうしてベルはレベル5になり、明日ギルドに報告をすることにして今日はのんびりすることにした。夜に豊穣の女主人に行くことになっているためあまり遠くに行かないようにしてホームを出る。

 

彼はオラリオの街を歩きながら左手のスパイダーショックの時間を見ながら改めてスタッグフォンやバットカメラをじーっと見ているとオーマジオウが声をかけてきた。

 

『どうしたベル?』

 

「いやこのスタッグフォンやバットカメラってどう言う効力を持っているのかなと思いあして・・・・・・」

 

『うむバットカメラはその名の通りカメラを持っておる。』

 

「カメラですか?」

 

『そうだ、バットカメラで撮ったのを見ることができる優れたものってことだ。』

 

「ほえ・・・・・・」

 

『スタッグフォンはそれと同じものを持っているものと通信をすることができる便利なものだ。お前からしたら離れた場所でも話をすることができるってことだ。』

 

「ほえ・・・・・・すごいですね仮面ライダーって」

 

(仮面ライダーというよりはこれを作りだした制作者の方がすごいと思うがな私か誑したら・・・・・・ならファイズフォンXやタカライドウォッチなど誰が作ったのだろうか?)

 

オーマジオウもファイズフォンXなど誰が作ったのだろうと考えながらベルと話をしていた。彼はいつもの噴水の場所へとやってきて座った。

 

「なんかいつものところが空いているからついつい座ってしまいますね。」

 

『ベルの特等席だなここは。』

 

「そうですね。」

 

ベルはオーマジオウと話ながらいろんなところを歩きながらツインテールをした女性がジャガ丸くんを売っているなと思いながら通過をして一度戻りのんびりすることにした。

 

やがて時間が過ぎて夕方となりベルはアストレア・ファミリアの面々と一緒に行きホームにはカッシーン達に任せており彼女達は豊穣の女主人へと向かう。

 

「見ろよ仮面魔王さまだ!」

 

「いやいやハーレム兎だろ?」

 

「いやいや魔王さまだあああああああああああ!!」

 

「・・・・・・僕、色んな二つ名あるんですね・・・・・・」

 

「ベル気にしない方がいいわよ?」

 

「ですね。」

 

「さーてついたわよ!!」

 

そして彼女達は中に入りロキ・ファミリアの方は到着をしていなかったのでベルたちは先に座り待っていると団体客、つまりロキ・ファミリアの面々も到着をした。

 

「おーーベルたん!!回復したんやな!!」

 

「ロキさまありがとうございます。」

 

「さぁ皆お疲れやで!今日は無礼講や!飲んで楽しもうで!!」

 

「「「「わあああああああああああああああ!!」」」




次回「豊穣の女主人にて宴会」


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豊穣の女主人で宴会へ

オーマジオウside

 

やぁオーマジオウだ。現在私はベルの中で宴会の様子を見ていた。ガレスとベートとロキは飲み比べをしておりほかのメンバーも楽しそうにしているはずだった。

 

現在私の宿り主とも言えるベル・クラネルは今何をされているのか?

 

「こらーベル!私のお酒が飲めないのか!!」

 

「ベール私と飲むわよーーーーー」

 

「ベル・・・・・・私も飲むから一緒にのも?」

 

「いや・・・あの・・・・・・えっと・・・・・・」

 

そうお酒を飲んだ姉たちにお酒を飲もうと脅されているって言った方がいいだろうか?てか13歳なのに飲んでも大丈夫なのか?まぁここは異世界だから大丈夫だ問題ないってか!?日本じゃ完全にアウトだからな!!

 

てか輝夜、貴様着物を着ているのはいいがなぜベルにその谷間を見せようとしている!?てかほかのメンバーを見たらなぜか胸が見えるようにしているのはなぜだ!?あのアイズでさえも今日の服装はエロく感じるぞ!?うーーーんこれはベル大ピンチだな。

 

(オーマジオウさん助けて!!なんかお姉ちゃんたちが今日は変です!!)

 

ベルよ・・・・・・お前の姉たちはいつも変だからな?そしてすまない・・・・・・私でもこのピンチを助けることができない。

 

さてほかのところを見て見た。

 

「勇者さまーーー私と二人で飲みませんか?」

 

「ライラ?なんかいつもと雰囲気が違うような・・・・・・」

 

「あ!?てめぇ・・・・・・団長は私んだ!関係ない奴は引っ込んでろゴラぁ!!」

 

「へ!あたしとフィンの付き合いの長さを知らねー奴が口を出すんじゃねーよ!!」

 

「いや・・・僕、ライラと付き合ってもいないんだけど・・・・・・」

 

あーあっちでフィンのことが好きな二人がとりあっているな、ん?口パクでオーマジオウ助けてくれといっているがすまないなフィン、オーマジオウさんだって魔王だけど怖いものはあるさ・・・・・・特に嫉妬で狂いそうな女性の前ではな・・・・・・さて辺りを見ていたが普通に楽しそうに話している。

 

「ヒック・・・・・・」

 

ん?ヒック?

 

「おうおうベルーーーいい飲みっぷりじゃないかーーー」

 

「もう一杯・・・・・・」

 

何いいいいいいいいいい!?ベルにお酒を飲ませたのか!!しかもシル・・・・・・それはドワーフが飲むって言われるお酒じゃないかああああああああああああああ!!なんていうものを飲ませてくれたんだあああああああああああああああ!!

 

っておいいいいいいいいいい!!ベル思いっきり飲んでいるじゃねーよ!!ほら見ろ!ほかのメンバーも唖然としているじゃねーか!!

 

「べ、ベル?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

まて・・・ベル・・・・・・アリーゼをつかんだ後にキスをしたああああああああああああああああああ!!

 

「な!?」

 

「べ、ベルさま!?」

 

「んちゅ・・・あちゅ・・・あ・・・ベルが私にキスをしてくれた・・・・・・幸せ・・・・・・」

 

ベルはアリーゼから口を離した後、輝夜の方に近づいて彼女にもキスをする。なんで私は実況をしているのだ?

 

「べべりゅ・・・・・・」

 

輝夜が目をハートにして倒れた。あーなんてことでしょう・・・・・・私のベルがキス魔になってしまった。するとアイズが立ちあがりベルの前に立ちふさがる。

 

「待ってベル・・・・・・ここから先にはいかせない。皆は私が守る!」

 

いや守るって、てか君ウェルカムって顔じゃないかあああああああああああああああああああ!!ほらベルが近づいてキスをしたじゃないか!!

 

「あ、アイズたんとベルたんがキスをしたあああああああああああああ!!」

 

「むーーーアイズずるいよおおおおおおおおおおおお!!」

 

それから数分キスをしたベルトアイズ、アイズは目をハートにした後に倒れた。だがその顔は幸せそうだったので私は合掌をする。

 

「待ちなさいベル!」

 

「これ以上は!」

 

「行かせないわよ!」

 

アストレア・ファミリアのお姉さま方がベルの前に立ち立ち向かってきた。だがベルはそのまま彼女達にもキスをして・・・・・・うわーライラ以外のメンバーが次々にベルのキスにやられていく・・・・・・うーーーんオーマジオウさん頭が痛くなってきたよ。

 

「もう我慢ができねぇ!!」

 

「ライラうぐ!」

 

ライラがフィンにキスをしたああああああああああああああああ!!ティオネが切れています!!

 

「てめぇええええええええええええええ!!」

 

「ら、ライラ・・・・・・」

 

あっちはあっちでカオスになっているが、さてそのベル君はリューに迫ってきた。リューも覚悟を決めたのかベルのキスを受け入れる。

 

「チュ・・・ちゅぱ❤べべりゅ・・・・・・」

 

「リューおねえひゃん。」

 

「な。なぁアストレア。ベルたんはお酒は?」

 

「飲んだことないわよ。てか飲ませてもいないわ・・・・・・うーーーんまさかベルがキス魔だなんて・・・・・・ね?ロキ怒らないであげて?」

 

「いやうちは別にってべ、ベルたん!?」

 

「べ、ベル!?」

 

リューをキスで倒したベルはなんとロキさまにキスをした!?っておいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!

 

「べ、べりゅたん!?んにゃああああああああああああああああああああああ!!」

 

それから数分後

 

「あ、あかん・・・・・・うち・・・ベルたんがいないと・・・・・・ぐへへへへへ・・・・・・」

 

「べ、ベル?あの・・・・・・」

 

そのままアストレアの口にキスをする。なーにこのカオス?てかアストレアよ・・・・・・お前まっていましたのような顔をしてベルとキスをしているし・・・・・・あーーーもう目までハートにしているし・・・・・・

 

「うにゅーーーべりゅーーーしゅきよーーーーーー」

 

さてこの後の話をしようベルはお酒が足りなかったのかベートとガレスの飲みあいに参加をして見事に勝利をした。その周りにはベルのキスで倒された者たちがいながらになるが・・・・・・それから解散となったがなんとか全員が復帰をしたがベルが限界を通りこしてしまい私が仕方がなくベルの体を借りて今に至る。

 

全員が顔を真っ赤にしているが私自身ば見ていただけなので気にしないでいた。

 

「ま、まさかベルに・・・・・・あんな風にされるなんて・・・・・・」

 

「正直驚いています。」

 

「元の原因はお前達がベルにドワーフのお酒を飲ませたのが原因だ。お酒がベルの体に走り酔っぱらいの状態になってしまった。」

 

「なぜお前はすぐに変わらなかった・・・・・・」

 

「面白そうだったから見ていたがベルは酔っぱらうとキス魔になるのかとね。ふふ」

 

「べ、ベルは?」

 

「中でぐっすりと寝ているよ。まぁあれだけしたんだ・・・・・・おそらく記憶に残るかどうかわからないが・・・・・・まぁそれはそれで楽しみだ。」

 

「お前・・・・・・最悪最低の魔王じゃねーか。」

 

「フィンとキスをした貴様には言われたくないぞ?」

 

「・・・・・・へへ」

 

ライラは嬉しそうにしていたがほかのメンバーはさらにベルに虜になってしまっておりはぁ・・・・・・ベルよお前はいったいどうなるのか・・・・・・な。




次回 次の日ベルは目を覚ました。オーマジオウは声をかけたがベルは顔を真っ赤にしてベットに潜りこんでしまう。

次回「にゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


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にゃあああああああああああああああああ!!

次の日ベルは目を覚ました。辺りを見てここが自分の部屋だと思い昨日のことを思いだした。そして彼はそのまま全身が真っ赤になっていき布団に丸まったのであった。

 

『おはようベル、ベル?』

 

「にゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

『どうした!?・・・・・・ベルよもしかして昨日のこと・・・・・・思いだしたのか?』

 

「うわあああ!!僕は・・・僕はなんてことをしたんだあああああああ!!」

 

(いや姉たちは嬉しそうだったぞ?)

 

「ロキさまやアストレア様にまでキスをするなんて!!僕はああああああああああああ!!」

 

(いやだから嬉しそうだったぞあの二人。)

 

「それにアイズさんも止めようとしたのに僕は!!なんてことをしたんだあああああああ!!」

 

(いやアイズもウェルカムって顔でお前とキスをしていたぞ?ベルの勘違いなのに姉たちはすごく嬉しそうにウェルカムをしていたしノリノリでキスをしていたぞ?)

 

オーマジオウは突っ込もうとしたがベルがあまりにも恥ずかしそうにしていたので黙って突っ込むことにした。ベルがなかなか起きてこないのでネーゼは部屋に行くとベルは布団で丸まっているので布団をはぎ取る。

 

「うにゅうううううううううううううううう」

 

「ベルどうしたのかな?」

 

「僕は一族の恥さらしですううううううううううううう!!」

 

「てかベル以外に一族っているのか!?」

 

それからネーゼはベルを無理やり引きずり皆の前に出させる。ベルは昨日のこともあり姉たちをあまり見ないようにしていたが・・・・・・アリーゼは近づいてベルの顔をロックをした。

 

「あ、アリューゼひゃん?」

 

「うちゅううううううううううううう!!」

 

「うぐううううううううううう!!」

 

アリーゼにキスをされてベルは両手をばたばたと動かしていたがやがて勢いがなくなり目がトローンとなってしまう。

 

「ふぅーやっぱりベルとキスをするといいわねーーー」

 

「ふええええ・・・・・・」

 

(あ、駄目だこいつら・・・・・・ベルよ頑張れ。)

 

それからライラ以外の姉たちともキスをしてベルはアストレアに昨日のことを謝る。

 

「申し訳ございませんでした。」

 

「いいのよベル、それに・・・・・・」

 

アストレアはベルに近づいてそのままキスをした。ベルもまさかアストレアがキスをしてくるなんて思ってもいなかったので驚いている。

 

「ふふ私はねベル、ずっとあなたのことが好きだったのよ?」

 

「ふぇ!?」

 

「7歳の時にあなたを見てからずーっとね、こうして私の眷族になってくれたこと・・・・・・そして何よりもあの子たちを守るために奮闘をしてくれていることに感謝をしているわ。でもねベル、私たちはあなたが傷ついた姿を見るのは心が痛めているの。この間もそうだったわ・・・・・・」

 

「アストレア様・・・・・・」

 

「・・・・・・ベル、これだけは約束をして?死なないで・・・・・・私達はあなたが死んだら悲しむわ。私たちだけじゃないわそのことだけは忘れないでね?」

 

「はい。」

 

ベルはアストレアの部屋を後にして腰につけている太刀を見ながらリビングの方へと歩いていったあと外に出る。

 

外へ出たベルだったがダンジョンに行くことにした。今はそういう気分だったので彼は潜っていく、現れたゴブリンに対して右腰部の太刀を抜いて構える。そのまま走りだしてベルは素早い動きでゴブリンを切り裂いた。

 

「高速一閃・・・・・・」

 

高速で相手を懐に入り切り裂く技、ゴブリンは自分の頸が切らされていることに気づかずに絶命をする。ベルはそのまま降りていき6階層へとやってきた。

 

抜かなかった左腰部の太刀も抜いてベルは二刀流で構える。ウォーシャドウが現れてベルに襲い掛かるがレベル5になったベルはウォーシャドウの攻撃を交わして右側の太刀にエネルギーを込める。

 

そしてウォーシャドウを次々に切っていき呟く。

 

「蝙蝠一閃・・・・・・」

 

左手に持っている太刀を合わせて十字に降ろしていく。やがてウォーシャドウたちは爆散をして彼は落ちた魔石などを拾っていく。

 

「だがなぜウォーシャドウたちが?普段ならこんなに現れることはない・・・・・・まるで何かに引き寄せられている感じがする。」

 

ベルは降りて行きながら次々に現れるモンスターを切りながら倒していく。そして10階層へ到着をした時ベルは横にかわすとそこが爆発をしてベルは前の方を見る。

 

「いったい・・・・・・」

 

『あれはエンジンブロスとリモコンブロス、あれは仮面ライダービルドに出てきたネビュラスチームガンで変身をした人物だが・・・・・・奴らから生命力を感じない。ベル!遠慮なくやるといい!!』

 

「はい!!変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

ジオウに変身をしたベル、二人はスチームブレードとネビュラスチームガンを構えてベルに突撃をしてきた。

 

ベルはジカンギレ―ドを出してエンジンブロスが振り下ろすスチームブレードを受け止めたがそこからリモコンブロスがネビュラスチームガンのトリガーを引いて弾がベルに命中、ダメージを受けているとそこにエンジンブロスが振りかざしたスチールブレードを受けてしまう。

 

「なんてコンビネーションだ!」

 

『変身をしていたやつらは兄弟だったからな、その影響が大きいのだろう。】

 

「だったらビルドならビルドだ!」

 

【ビルド!】

 

そのままジクウドライバーの左側にセットをして360度回転させる。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!ベストマッチ!ビ・ル・ド!】

 

ビルドアーマーへと変身をしてドリルクラッシャークラッシャーを構えてエンジンブロスとリモコンブロスは攻撃をしてきたがドリルクラッシャークラッシャーを回転させてリモコンブロスのネビュラスチームガンの発砲をガードをして胸部からグラフが数式などが現れて二体に攻撃をする。

 

するとリモコンブロスがネビュラスチームガンを構えてエンジンブロスに発砲をする。

 

「な!!」

 

【ファンキーマッチ!】

 

すると二体が合体をしてヘルブロスになりベルは驚いている。

 

「合体をした!?」

 

『あれはヘルブロス・・・・・・二体のヘルブロスが合体をした姿になるな。』

 

ヘルブロスは歯車上のエネルギーを発生させてそれをベルに投げつけてそれを受けてダメージを受けてしまう。

 

「うわ!!な、なんて威力をしているんだ!!だったら!!」

 

【ジオウⅡ!】

 

ジオウⅡライドウォッチを分割させてセットをして変身をする。

 

【【ライダータイム!】】【仮面ライダー!ライダー!ジオウ!ジオウ!ジオウ!Ⅱ(ツー!)】】

 

ジオウⅡに変身をしてヘルブロスの先を読んで構える。

 

「見えた!」

 

ヘルブロスはネビュラスチームガンライフルモードにして発砲をしてきた。ベルは交わしてジカンザックスではじかせた後ユミモードへと変えて放ちヘルブロスのボディにダメージを与える。

 

そのまま腰部のスイッチを押す。

 

【【ライダーフィニッシュタイム!】】

 

ベルトを回転させて必殺技を発動させる。ヘルブロスが攻撃をしようとしたがジカンザックスユミモードでけん制で攻撃をして飛びあがる。

 

【【トゥワイズタイムブレーク!】】

 

「であああああああああああああああああああ!!」

 

そのまま必殺の蹴りに変えてヘルブロスのボディに当たり後ろに反転をして着地をする。ヘルブロスはトゥワイズタイムブレークを受けて火花を発生させて爆発をする。

 

ベルは変身を解除をしてオーマジオウはいったいなぜヘルブロスが現れたのか不思議に思っていた。

 

(いったい誰がヘルブロスを?いずれにしてもベルを狙って攻撃をしたのか?それとも別の理由でも?)

 

オーマジオウは考えながら一度上がった方がいいぞと声をかけてベルも承知をしてダンジョンから出ることにした。




次回 ヘルブロスに襲われたベルだったがジオウⅡに変身をしてそれを撃破した。いったい誰がヘルブロスを送りこんだのか・・・・・・不思議に思いながらダンジョンから出てホームの方へと帰投をする。

次回「不思議に思いながらホームへと戻る」

『いったい誰が・・・・・・な』


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不思議に思いながらホームへ帰る。

オーマジオウside

 

謎のヘルブロスに襲われたベル、ジオウⅡに変身をして撃破をした。だがなぜヘルブロスが?しかも生命力を感じなかったのでロボットかと思ったが残骸などがなかったのでロボット説はなくなった。

 

ならばいったい何者がヘルブロスを使ってベルに襲わせたんだ?いずれにしてもヘルブロスが現れたとなると・・・・・・これからのことを考えると用心をした方がいいな・・・・・・だがいったい?

 

ベルは腰の太刀を使いながらモンスターを倒していき撃破していた。やがてベルは座り私は声をかける。

 

『いかがしたベル?』

 

「いや先ほど倒したアの敵のことを思いまして・・・・・・」

 

『ヘルブロスのことか、あれは人間が変身をして物じゃないからな・・・・・・だがなぜあれらがこの世界へとやってきたのか?ビルドライドウォッチは壊れていないから奴らが出てくることはない。だがなぜ?』

 

私はブツブツ考えながらアルフィアの方も両手を組み何かを考えているようだが・・・・・・ん?

 

「ベルガ私以外ノ奴ラトキスヲ・・・・・・」

 

あーしかもオッドアイからハイライトが消えた状態でブツブツ呟いているのですが?オーマジオウさん怖いんですけど・・・・・・てかこの人昨日ベルが酔っぱらってほかの人とキスをしている時からオッドアイからハイライトが消えていたんですよね。

 

怖すぎるのですけど!?

 

「ん?」

 

『ベルどうしたんだ?』

 

「いや何かが聞こえたと思いまして・・・・・・」

 

聞こえたね、私には何も聞こえないが?ベルは気になったのか立ちあがり走っていく、その場所についたが何もないのでベルは気のせいだと思い後ろを振り返る。

 

『ベル!何かがいるぞ!!』

 

「!!」

 

ベルは気づいて前へと転がり構える。なんだ?こいつは・・・・・・

 

「ちぃ!別の世界へ来たと思ったら人間がいるじゃねーか!!」

 

「何だお前は!」

 

「俺様の名前はサムライワルド!」

 

「サムライワルド?」

 

なんか聞いたことがないのだが?てか相手は刀を抜いてきたしてか敵でいいんだよね?ジクウドライバーを発動させてベルはジオウライドウォッチを起動させる。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

「貴様は!!」

 

「俺は仮面ライダージオウ!!」

 

サムライワルドって一体何だろうか?まぁ気にせずにベルは戦う為に行くか。

 

オーマジオウside終了

 

ベルがダンジョンで戦いをしている中、はぁとため息をつくツインテールをしている人物、名前はヘスティアと神だ。本来の歴史ではベル・クラネルが彼女の眷族になるが今作では全然ないので彼女はいったいどうしたら眷族ができるのだろうか考えていた。

 

「いったいどうしたら眷族ができるのかなーーーはぁ・・・・・・」

 

彼女は落ち込みながら用意された教会の方へと歩いているが倒れている音が聞こえてきたので彼女は急いで駆け寄る。

 

「大丈夫かい!?うわーすごいボロボロじゃないか・・・・・・とりあえず急いで教会に運ばないと!」

 

ヘスティアは彼を急いで自分が住んでいる教会に運んで行くのであった。一方でサムライワルドと交戦をするベル、ジカンギレ―ドをケンモードで受け止めてサムライワルドはベルに斬撃をお見舞いさせていく。

 

ベルは後ろへと下がり鎧武のライドウォッチを起動させて変身をする。

 

【鎧武!ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!ソイヤ!鎧武!】

 

鎧武アーマーに変身をして大橙丸Zを構えてサムライワルドが放つ攻撃をガードをして両肩部のサブアームを使い大橙丸Zを振り下ろしてサムライワルドにダメージを与えた。

 

「お、おのれ!!」

 

「これで「ひゃっはああああああああああああ!!」どあ!!」

 

ベルは必殺技を使おうとしたが後ろから攻撃を受けて前にこけてしまう。

 

「へーい兄弟!無事か!!」

 

「お前は・・・・・・」

 

「俺の名前は騎士ワルド!そーれ凍れ!」

 

「うわ!」

 

氷のような球を発射をしてベルにダメージを与えてきた。サムライワルドと騎士ワルドはベルに攻撃をしようとした時に光弾が飛んできたのでいったい何事かとベルは見ていると一人の人物が武器を構えながら現れた。

 

「ようやく見つけたぜ。また別の世界へとトジテンダは何を考えているのやら・・・・・・」

 

「あ、あなたは?」

 

「チェンジツーカイ!」

 

【ツーーーーーカイザー!】

 

すると男性は踊りだして持っているのを叩きながらいたのでベルとオーマジオウは驚いているとトリガーを引いた。

 

【ヨーソロー!ツーカイにレボリューション!】

 

「海賊のパワー!ツーカイザー!】

 

「ツーカイザー?」

 

『聞いたことがない。仮面ライダーとは違う存在か・・・・・・』

 

「痛快に行くぜ!」

 

もっている武器ギアタリンガ―を放ちながら二体に攻撃をしていくツーカイザー、ベルも立ちあがりグランドライドウォッチを出して装着する。

 

【グランドジオウ!】

 

「は!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!グランドターイム!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!】

 

グランドジオウに変身をして鎧武を押す。

 

【鎧武!】

 

鎧武のところから火縄大橙DJ銃が現れて発砲をしてサムライワルドにダメージを与えて隣に立つ。

 

「へぇー別の仮面ライダーってのもいたんだな?」

 

「別の仮面ライダー?」

 

「こっちの話だ、は!!」

 

接近をして蹴りを騎士ワルドに放ち、ベルも続いて別の仮面ライダーのボタンを押す。

 

【龍騎】

 

ドラグバイザーツヴァイが召喚されてドラグブレードでサムライワルドにダメージを与えていく。

 

「お、おのれ!」

 

「は!!」

 

ツーカイザーが放たれた弾丸が騎士ワルドに命中をしてベルも蹴りを入れてサムライワルドにダメージを与える。

 

「ツーカイに決めるぜ!」

 

【全速全身!回せ回せー!いっぱーい!ツーカイに、弩ッキューン!】

 

「ツーカイザー!ゴールドスクランブル!」

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!オールツェンティタイムブレーク!】

 

「であああああああああああ!!」

 

ツーカイザーから放たれた斬撃と銃撃が当たり、上空に飛びライダーの力を終結させたベルのオールツェンティタイムブレークが二体に当たり着地をする。

 

「どひえええええええええ!!」

 

「む、無念!!」

 

二体は爆発をしてベルの前に何かが落ちてきたのでキャッチをする。

 

「なんでしょうこれ?」

 

『わからん』

 

「うわ!」

 

するとその二つが爆発をしたのでベル自身は驚いてしまうが後ろを振り返ると先ほどいたツーカイザーがいたので声をかける。

 

「助けていただいてありがとうございました。」

 

「気にするな、俺の名前はゾックス・コールドツイカ―だ。」

 

「僕はベル・クラネルです。」

 

『・・・・・・オーマジオウだ。』

 

「ふーーんまぁいいや俺の目的は達したしなじゃあな。」

 

そういってゾックスは去っていきオーマジオウはふふと笑いながらブランクのライドウォッチを作っていた。実はベルが彼と握手をした時に彼の記憶を覗いてゼンカイジャーと呼ばれる存在を見て力を半分ほど奪っていた。アーマー専用武器として考えていたので彼は両手に込めるとすぐにライドウォッチが生成された。

 

【ゼンカイザー】【ツーカイザー】

 

『ふっふっふ、貴様がライドウォッチを奪おうとしたいたのを知っていたからな、ニセのライドウォッチを奪わせたからな。ふっふっふこの魔王相手に泥棒をするなど2万年早いわ!!』

 

オーマジオウはベルの中でどや顔をしながらゾックスが帰った船でやられたあああああああああと叫ぶのを楽しみにしながら笑うのであった。




次回 ヘスティアが拾った男性は目を覚まして辺りを見ていた。

「どうして・・・・・・僕は・・・・・・」

次回「目を覚ました男性」

次回はヘスティアの眷族にある人物がなります。果たしてだれでしょう


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目を覚ました男性

???side

 

「ここは?」

 

僕は目を覚ますとどこかのベットの上で寝かされていた、だがその場所はまるで廃墟した場所だったので驚いていると一人の女性が現れた。

 

「やぁ目を覚ましたみたいだね!」

 

そこに現れたのはツインテールをした女性が現れたので僕は驚いている。

 

「君がボロボロになっているのを見ておけなくてね。ごめんよーこんなボロボロな場所で・・・・・・」

 

「いいえ、あのあなたは?」

 

「僕かい?僕の名前はヘスティアって言うんだ!これでも神さまでもあるんだよ。」

 

「神さま?」

 

何を言っているんだろうか?神さまがいるはずがない・・・・・・

 

「あー今、神さまがいるはずがないと思っていただろ?残念ながら僕たちは力を封じされているとはいえそういうのはわかるんだよ。」

 

「そうだったんですね。」

 

だがどうして僕がどうしてこんなところに・・・・・・それにここはいったいどこなんだろう?

 

「・・・・・・君はここのことを知らないようだね?君の名前は?」

 

「僕の名前・・・・・・木場・・・木場 勇治です。」

 

木場side終了

 

さて場所が変わりホームへと戻ったベル、共に戦った謎の戦士「ツーカイザー」のことを思いながらも彼は疲れていたのでホームに帰還をした。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

『ベルお疲れだな?』

 

「まぁあれなんですか?サムライワルドとか僕知らないんですけど・・・・・・」

 

『いや私もそんな敵は始めて聞いたな。ふーむまぁ倒したから問題ないだろ。』

 

「ですね。」

 

ベルは歩きながらリビングに戻り誰もいないなーと思いつつソファーに座り疲れた体を休めていた。

 

やがて扉が開いたので誰かが帰ってきたのだろうとベルは見ているとリューが疲れたような顔で戻ってきた。

 

「べ・・・ベル・・・・・・」

 

「お、お帰りなさいリュ―お姉ちゃん・・・・・・なんか疲れているね?」

 

「えぇとーっても疲れましたのでベルで癒されたいと思います。」

 

「え?」

 

するとリューは有言実行でベルに抱き付いてすりすりした。ベル自身も慣れたのか彼女に抱きしめ慣れながらも普通に過ごしていた。

 

やがてほかの姉たちも戻ってきてリューがベルをすりすりをしているのを見て特にアリーゼが叫ぶほどである。

 

「ずるいわよリオン!自分だけベルにすりすりをしてええええええええ!!」

 

「私はちゃんとベルから許可を得てしておりますので」

 

っといいベルにすりすりを続けるリューであった。やがてベルは眠くなってきたのかリューの方へと倒れてすーと寝息を立てながら眠りについた。姉たちもベルは疲れることでもあったのだろうかと思い起きたら聞くことにした。

 

一方でオーマジオウの方は新たな武器を作っている途中である。ゾックスの記憶から見たゼンカイザーが持っている武器をベースに作ることにしたので完成を急がしていた。

 

さて場所が変わり保護された木場はヘスティアに自分が何者でなぜこの世界へ来たのか全て話をした。

 

「・・・・・・これが僕がしてきたことです。」

 

「・・・・・・なるほどねオルフェノクと呼ばれる存在に仮面ライダーね・・・・・・そういえば聞いたことがあるね。仮面ライダーというのは」

 

「この世界に仮面ライダーがいるのですか!?」

 

「落ち着くんだ木場君!いずれにしても今の君はオルフェノクじゃないんじゃないのかい?」

 

「え?」

 

木場はまさかと思いかつての姿ホークオルフェノクになろうとしたが・・・・・・変身ができなかった。

 

「な!?どうして・・・・・・」

 

「それは僕にはわからないけど・・・・・・おそらくこの世界に転移をした際になんらかの影響で君は人間になったそうじゃないかな?」

 

「・・・・・・僕はこれからどうしたら・・・・・・」

 

「なら僕の眷族にならないかい?」

 

「え?」

 

「こう見えて僕は一人だ。君の寂しさを埋めることはできるかもしれない。」

 

「ヘスティア・・・様・・・・・・お願いします。僕をあなたの眷族に・・・・・・」

 

「よし!じゃあ早速やろうじゃないか!!」

 

木場は上半身の服を脱いで彼の背中に乗り刻む、そしてこれにより木場はヘスティアの眷族になった。

 

木場 勇治 レベル1

 

力:I0

 

耐久:I0

 

器用:I0

 

敏捷:I0

 

魔力:I0

 

スキル

 

剣の生成 

 

盾の生成

 

 

「何これ・・・・・・なんでレベル1なのにスキルを持っているんだい?」

 

「剣の生成に盾の生成・・・・・・まさか!!」

 

木場は何かを念じると右手に現れた灰色の剣、それは自身がオルフェノクとして使っていた剣そのものだ。

 

「・・・・・・そういうことか、君のオルフェノクとして使っていた力はスキルになったわけか。なるほどなるほど・・・・・・さぁとりあえず明日はギルドに行って提出をしようじゃないか!」

 

「はいヘスティア様!(乾君、僕はここでもう一度生きて行こうと思う。オルフェノクではなく人間として・・・・・・君は今何をしているのかな?)」

 

木場は遠くにいるであろう友人のことを思いながらヘスティアの眷族として冒険者として戦いが始まった。




はい正解は木場くんでした。・・・・・・木場君はやっぱり変身をした方がいいのだろうか?でも人間だからファイズ系は慣れないし困ったな・・・・・・

次回 ベルはオーマジオウが新たに完成させた武器が完成された。さらに新たなライドウォッチを5つも出してきたのでベルは驚いていた。

次回「新武器完成」



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新武器完成

次の日ベルは起き上がり朝早く目を覚ました。その隣にはリューが寝ておりベルはどうやらリューの部屋で一緒に寝たようで彼はこっそりと起き上がり外へ行くとオーマジオウが声をかける。

 

『ベル、新しい武器が完成をした。今転送をする。』

 

ベルの手にガトリング型のが現れたのでいったいこれは何だろう?と首をかしげているとオーマジオウが説明をする。

 

『それの名前はジカンガトリング、ツーカイザーという奴の記憶にあった奴が持っていたガトリングをモチーフにして製造をしたものだ、その上部にライドウォッチをセットをすることでそのライダーの力をモチーフにした技が発動をすることができる。』

 

「な、なるほど・・・・・・」

 

『それと新たなライドウォッチを5個もだ。』

 

ベルの両手にライダーが二人と三つの顔が現れたのでなんだろうと首をかしげる。

 

『5つのライドウォッチの名前はゼロワン、セイバー、ゼンカイザー、ツーカイザー、リュウソウジャーのライドウォッチだ。』

 

「ゼロワンとセイバーって仮面ライダーですか?」

 

『あぁ令和という年号の仮面ライダーだ、そしてリュウソウジャーはスーパー戦隊と呼ばれるでゼンカイザーとツーカイザーはこの間の戦いで出会ったやつのからな。』

 

「なるほど・・・・・・なら新しく試した方がいいですね。」

 

『そうだな。だがその前に朝食を食べてから行こうな?』

 

「はい・・・・・・」

 

ベルははやく試したかったがオーマジオウに先にご飯を食べてからといわれたのでショボンと落ち込んでしまいどんだけ早く試したかったのだろうと思いながら中で座った。

 

一方で木場はヘスティアと共にギルドの方へと向かい冒険者登録をすることにした。その相手はエイナ・チュールが担当となり彼女から冒険者としての心得などを学ぶことにした。

 

それから数十分後木場は学んだあとにヘスティアと別れて早速ダンジョンへ行くことにした。

 

一方でベルは朝ごはんを食べた後にダンジョンへと入りジクウドライバーが現れたのでジオウライドウォッチを装着をして変身をする。

 

「変身!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】

 

ジオウに変身をした後左手にジカンガトリングが現れたのでベルは構えながら進んでいく。

 

「は!!」

 

現れたゴブリンをジカンガトリングを放ち攻撃をして撃破していく。それから電王のライドウォッチをジカンガトリングの上部にセットをして構える。

 

【フィニッシュタイム!電王!バンバンブラスト!】

 

「は!!」

 

デンライナー型のエネルギーが発生をしてゴブリンなどが次々に撃破されていく。

 

「す、すごい・・・・・・」

 

(自分で作っておいてあれだが・・・・・・すごい威力だな・・・・・・)

 

オーマジオウも自分で作ったジカンガトリングの威力に驚きながらも先に進んでいく、一方で木場も遅れてダンジョンの中へと入る。

 

「ここが・・・・・・ダンジョンの中・・・・・・こんな剣では・・・・・・」

 

木場はダンジョンへ行くってことでもらった剣を見たがこれではいけないなと両手に力を込めると左手に灰色の盾が、右手に灰色の剣が装備されてかつてホークオルフェノクとして使用をしていた武器を装備をして先に進んでいく。

 

現れたゴブリンに対して木場は剣をふるい首を切断させる。

 

「・・・・・・やはり使いこなした武器でやると戦いやすい、だがオルフェノクじゃない今・・・・・・僕は・・・・・・」

 

木場は切りながらもゴブリンたちの力が弱いなと思いながら先に進んでいく、一方でベルはジカンガトリングを左手に右手にジカンギレ―ドを構えながら降りていた。

 

13階層にてミノタウルスと遭遇をして彼はジカンガトリングで攻撃をしてダメージを与えた後ジカンギレ―ドで真っ二つに切り裂かせる。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

「べーーーるーーーくーーーん!!」

 

「アーディお姉ちゃん!?」

 

ダッシュをして抱き付いてきたのはアーディ・ヴァルマだった。彼女はベルを見つけてダッシュをして彼に抱き付いたがすぐにゲンコツが命中をして頭をおさえる。

 

「何をしているアーディ・・・・・・」

 

「お、お姉ちゃん・・・・・・」

 

「シャクティお姉ちゃんもいたのですね?」

 

「やぁベル、最近来てくれないから寂しいのだが?」

 

「す、すみません・・・・・・」

 

「冗談・・・・・・じゃないけどな。変身を解除をしてくれないか?」

 

「え?まぁいいですけど・・・・・・」

 

ベルはジオウライドウォッチを外すとシャクティはぎゅっと抱きしめる。

 

「あーーーこの感じ・・・・・・虜になってしまう・・・・・・」

 

ベルはシャクティの胸に埋もれながら顔が真っ赤になっていきアーディは頬を膨らませながらじーっと見ていた。

 

「あ、あのーシャクティお姉ちゃん・・・・・・いったい何をしていたのですか?」

 

「ん・・・あぁーーお前に会えたからすっかり忘れていたよ。今私達はモンスターを地上に運んでいるところなんだ。」

 

「・・・・・・もしかしてその時期が近づいてきているのですね?」

 

「あぁ間もなく怪物祭りなのだからな。それで遠征を兼ねてな。それでベルはどうして?」

 

「新しい武器を試す為に降りてきたんです。」

 

「そうだったのか・・・・・・すまない邪魔をしたな。」

 

「いいえそろそろ僕も戻ろうと思っていたのでご一緒してもよろしいですか?」

 

「あぁ構わないさ。」

 

そういってベルを連れてシャクティは待たせているメンバーの元へ行くとガネ―ジャ・ファミリアのお姉ちゃんたちはベルの姿を見て目を光らせてモフモフタイムが始まる。

 

「ひえええええええええええええええええ!!」

 

「ベル君今日もモフモフ!!」

 

「ずるいわよ本当に!!」

 

「そうそう!!」

 

ガネ―ジャ・ファミリアの女性陣達に次々にモフモフされていやされていく扱いになったベルであった。

 

一方で木場は四階層まで降りて盾でガードをしてから剣をふるいモンスターを切り裂いて魔石をゲットをして今日はここまでにしようと帰投をする。

 

彼はホームへ帰るとヘスティアが迎えて彼自身もこんな風にお帰りといわれたことがないので苦笑いをしてしまう。

 

「いやー無事でよかったよ。どうだった?」

 

「今のところは問題ないけど・・・・・・やはりオルフェノクじゃないから体力などが人間とは違う気がする。」

 

「それはそうだよ。」

 

2人は話をしながらご飯を食べる。一方でベルの方もガネ―ジャ・ファミリアの人たちと一緒に地上の方へと戻り別れてからモフモフタイムをされたので彼はフラフラしながら帰る。

 

『だ、大丈夫かベル?』

 

「・・・・・・大丈夫じゃないかもです。」

 

『まぁ最近ガネ―ジャ・ファミリアとか行けてないからな・・・・・・あれ?ベルよ最近ミアハ・ファミリアとか行ってるか?』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「べーーーる❤?」

 

ベルは震えながら後ろを振り返ると目からハイライトが消えている犬人「ナァーザ・エリスイス」その人が立っていた。

 

「ネェネェ、最近来テクレナイケドドウシテカナ?オネエチャンズッコク寂シイ思イヲシテイルノデスケド?」

 

「あ、いや・・・あの・・・・・・その・・・・・・」

 

「ハイ、強制連行❤」

 

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

犬人にミアハ・ファミリアに強制連行をされた哀れな兎、タカ・ライドウォッチを起動させて姉たちにまた泊まることを報告をするように言い飛んで行く。

 

なおタカ・ライドウォッチの報告を聞いてまたアリーゼが四つん這いをするほどショックを受けるのであった。

 

さて連行されたベル、とりあえずナァーザは一緒にお風呂に入ることにして彼を風呂場へと連行をして服などを脱がせていく。

 

「・・・・・・・・・」

 

「な、ナァーザお姉ちゃんどこ見ているの?」

 

「いや・・・・・・ベルも男の子だなと思っただけ。私の胸を見て大きくなってきているけど?(笑)」

 

「!!」

 

ベルは言われて隠したが彼女はそのまま服を脱いでいきすべてをさらけ出していっしょにお風呂に入りベルに頭を洗ってもらうようにお願いをしてベルは姉たちのように頭を洗う。

 

ナァーザはベルのテクニックの虜となり体も洗ってもらうようにお願いをしてベルはえーとなったがアリーゼ達も洗ったことがあるのでナァーザの膨らんでいる胸などを顔を赤くしながら洗う。

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

「いかがですか?」

 

「さ、最高❤」

 

ナァーザは目をハートにしながらベルのテクニックの虜となり二人で入りながらナァーザはベルの何かをじーっと見ておりベルは顔を赤くして隠していた。

 

(・・・・・・やばいナァーザの目が発情をしているような感じをしている。襲われないよなベル・・・・・・)

 

オーマジオウは心の中でナァーザが襲わないか心配をしながら二人は一緒に上がりベルの体を洗った後にベルの着るものを自分のを貸していっしょに自分の部屋に連れていき一緒のベットに入りナァーザはベルをぎゅっと抱きしめながら眠るがベルは彼女の胸が当たっているため赤くしながら目を閉じたが・・・・・・

 

(眠れないよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお)

 

「ぐへへへへべりゅーーーーそんにゃにうごきゃにゃいでえええええ」

 

(そして何の夢を見ているのおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!)

 

こうしてベルはナァーザの寝言を聞きながら寝ようとしたが眠れないままいたのであった。

 

一方廃教会の外で木場はオラリオの夜空を見ていた。

 

「・・・・・・結花、海堂・・・・・・乾君・・・・・・」

 

「それが君が友達の名前かい?」

 

「ヘスティア様・・・・・・はい。」

 

「そうかい。よいしょっと」

 

ヘスティアは彼の隣に座り一緒に夜空を見た。

 

「本当に綺麗な夜空だ。木場君がいた世界では見えたかい?」

 

「いいえ、僕の世界ではこんなに綺麗な夜空は・・・・・・ビルなどもここにはなく自然がたくさんありますから・・・・・・」

 

「そうか・・・・・・」

 

2人は夜空を見ながら木場は頑張ることをいい、ヘスティアも自分も頑張るといい二人は始まる冒険を・・・・・・




次回 ナァーザの寝言を聞いていたのでベルは眠れない状態でいた。しかもがしっとロックをしてるので彼は動くことができない。

次回「ベル眠れない」

「・・・・・・眠れないよ」


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眠れない

「・・・・・・・・・」

 

ベルは無言で目を開けていた。現在彼はナァーザの部屋で一緒に寝ているが慣れていないこともありさらに彼女自身がベルを完全にロックをしていたので眠ることができなかった。

 

そのため彼は完全に寝不足の状態になっておりオーマジオウは寝ていたので彼は目を開けるとベルが目を開けていたので声をかけようとしたがナァーザを見て納得をした。

 

(あーそういうことか、ベルはナァーザが何か言いながら寝言を言っているから眠れなかったのだな?まぁナァーザの方はすごく幸せそうに寝ているが・・・・・・いやーしばらくは起きていたが・・・・・・襲われなくてよかったわ。)

 

オーマジオウはホッとしているとナァーザが目を開けてベルをじーっとみていた。

 

「お、おはようございますナァーザうぐ!!」

 

ナァーザはベルを見てからキスをしてきた。しかも舌を入れてきたのでベルはだんだんと目がトローンとなってきた。

 

「うふふふおはようベル❤」

 

「ア、ハイ」

 

ベルは諦めてしまいナァーザと一緒に移動をしてほかのメンバーもベルがいることに驚いていたがナァーザが笑顔なのを見て察した。

 

(((ベル、ドンマイ)))

 

団員たちはベルに合掌を心の中でして一緒に朝ごはんを食べた。その後ベルはナァーザと別れてからホームの方へと歩いていた。

 

「ふああああ・・・・・・」

 

『眠そうだなベル。』

 

「そ、そうですね。」

 

腰部に太刀を装備をした姿でベルは歩いていた。朝日が上がっておりすでに人々は活動を開始をしていた。ベル自身もはやく戻らないとなーと思いながら歩いていた。

 

やがてホームが見えてきて彼は辺りを見ながらこっそりと中に入ろうと歩く、扉を開けてゆっくりと閉めたがベルは何か危険な感じがして震えながら振り返る。

 

「ヤッホーベルーーーー」

 

「ひぃ!!」

 

そこに立っていたのは赤い髪をポニーテールにした人物が黒い笑みをして立っていたのでベルは怯えてしまう。

 

「随分ト遅イ帰リダッタワネ?ナァーザノ所二泊マッタノヨネ?」

 

「は、はい・・・・・・」

 

「フフフフフフフフフフフフフフフ」

 

アリーゼは黒い笑みをしたままいたのでベルは怖かった。オーマジオウもアリーゼが纏う黒いオーラを見て嫉妬のオーラが纏われているなーと黙ってみていた。

 

やがて彼女はふふふふと笑いながらベルの方へと近づいてそのままベルを拉致をした。果たして哀れな兎の運命はいかに!?

 

さて場所を戻して「戻さない!!」あ、はい・・・さて改めてアリーゼはベルを連れてリビングに到着をする。ほかの姉たちもおりじーっとベルを見ており彼は怯えてしまう。

 

「全くこの兎だけは・・・・・・どれだけ好かれているのでしょうか?」

 

「さぁ?」

 

「えっと私たち以外ですとロキ・ファミリアのアイズ、ティオナ、レフィーヤにアキとか?」

 

「ガネ―ジャ・ファミリアですとシャクティ、アーディは確定。」

 

「ほかだとナァーザにアミッドもそうだよね?」

 

ほかの姉たちはベルがどれだけ好かれているのかわかってしまいため息が出てしまう。このままでは最初がとられてしまうのではないかと不安になってしまっている。

 

特に団長であるアリーゼは不安満々でベルを膝の上に強制に乗せていた。ベル自身も眠いのでそのまま( ˘ω˘)スヤァと目を閉じていた。現在アリーゼはベルの長くなった髪をいじりながらうにゅううううと声をあげている。

 

「うううううこのままじゃベルの最初がとられる!!よし!決めた!」

 

「「「何を?」」」

 

「私、今日ベルに捧げるわ!!」

 

「はぁ!?何言っているんだお前はあああああああああ!!」

 

「だってこのままじゃベルが誰かに取られてしまうわ!その前にやってやるわああああああああああああああああ!!」

 

アリーゼは高らかに宣言をしているとベルが無意識に叫ぶ。

 

「ライダーパンチ」

 

「え?」

 

すると紋章が現れてパンチホッパーが現れてアリーゼを殴ってしまう。

 

「ごふ!!」

 

「「「「団長うううううううううううううう!!」」」」

 

「サンダー」

 

ウィザードハリケーンドラゴンが現れてサンダーが発動をしてアリーゼに命中する。

 

「あばばばばばばばばばばばばばばばばば」

 

「むにゃむにゃ・・・・・・」

 

「べ、ベル・・・恐ろしい子・・・・・・」

 

「寝ぼけているとはいえ・・・・・・ライダー召還をしましたね。」

 

「むしゃむしゃ・・・・・・クリアーベント」

 

「え?」

 

するとベルの姿が消えたのでアリーゼは立ちあがり探す。

 

「どこ!?私のベルはどこに!!」

 

「おまえのベルではないだろうが!!」

 

輝夜が叫びベルは実はベルデに移動をされておりこっそりと自分の部屋に運ばれていた。だが彼が運んだ場所はアストレアの部屋なので彼女は目を開けるとベルがいたので驚いてしまう。

 

「ええええええええええええええ!!」

 

「あ、あれ?なんで僕・・・アストレアさまの部屋に?」

 

ベル自身も何が起こっているのかわからないので首をかしげていた。なぜ自分は主神の部屋で寝ていたのかを・・・・・・とりあえず起き上がり何が起こったのだろうと見ているとなぜかアリーゼが頭が爆発をした状態になっていたので二人は首をかしげているとアリーゼはベルにアイアンクローをお見舞いさせる。

 

「いたたたたたたたたたたたたた!!」

 

「べーーる?寝ぼけてライダー召還をしないで頂戴」

 

「す、すみませんでした。」

 

ベルは謝りアリーゼはアイアンクローを解除をする。ベルは頭を抑えていたが自分のせいなので反省をする。

 

「さてベル、明日は怪物祭りなのは知っているわね?」

 

「はい、昨日シャクティお姉ちゃんたちがダンジョンでモンスターを輸送をしていたのを見ました。」

 

「それで私達アストレア・ファミリアも護衛としてつくことになるけど・・・・・・ベルは前半グループで後半のほうは自由をしていいわよ。」

 

「自由ですか・・・・・・何事も起きなければいいのですが・・・・・・」

 

ベルはそう思いながら無言でいた。一方でへファイトスのところにヘスティアはいっており彼の専用の武器を作ってほしいとお願いをする。

 

果たして彼の新しい武器とは!!




次回 オラリオで開催される怪物祭りが始まった。ベルもアストレア・ファミリアとして参加をしており警備に当たる。

一方で木場はヘスティアと共に初めての祭りに参加をする。

次回「怪物祭り」


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怪物祭り

圧倒的なオーガの数(笑)カイザとファイズが追いかけている感じですが・・・・・・やっぱり三個にした方がいいかな?


ベルside

 

毎年行われる怪物祭、オラリオが世界に誇るといわれているもので僕も毎年参加をしている。これはガネ―ジャ・ファミリアが調教を行うショーなどがあるが僕はアストレア・ファミリアとして悪事を働く人がいたら未然にふさぐのが僕たちの使命である。

 

「とりあえず見回りをしましょうかな?」

 

「ベルさま」

 

「なんですかフィルヴィスさん?」

 

「今のところは異常がありませんね?」

 

「まぁ僕が仮面ライダーに変身をして退治をしていますからね。」

 

「退治をしているのですか・・・・・・」

 

「といっても実際に変身はしていませんよ。流石にこの祭りで騒ぎなどが起きるはず・・・・・・「モンスターが暴れているぞおおおおおおおおおおおお!!」ごめんなさいありました・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

僕はため息をついて何があったのか見ているとモンスターが街の中で暴れていたので僕はジクウドライバーを装着をしてジオウに変身をして飛びかかる。

 

「はあああああああああああ!!」

 

僕の拳がモンスターの顔に命中をして街の人達が無事なのを確認をしてフィルヴィスさんに指示を出す。

 

「フィルヴィスさん!今のうちに避難を!!」

 

「わかりました!皆さんこちらに!!」

 

フィルヴィスさんが避難を開始してくれたので僕は遠慮なく戦うことができる。

 

「さぁ来い!!俺が相手をしてやる!!」

 

ベルside終了

 

一方で木場はヘスティアと怪物祭りを楽しんでいると突然として叫びが聞こえてきて木場は彼女を抱えて飛びあがる。

 

「ひゃああああああああああ!!」

 

「我慢をしてください今は逃げますよ!!」

 

木場はそういいヘスティアはお姫様抱っこをしながら逃げて、モンスターは雄たけびをあげながら追いかけていたので彼は一度降りてから見ているがモンスターが追いかけてくる。

 

「くそ!」

 

「木場君!一度着地をしてくれ!!」

 

「・・・・・・ヘスティア様?」

 

木場は一度降ろしてから彼に渡す為にずっと持っていたものを託す。

 

「これを受け取ってくれ!」

 

「これは・・・・・・剣?」

 

「僕の親友に作ってもらった君専用の剣だ。それには神の文字がかかれている。つまり僕の思いも一緒だ。」

 

「ヘスティア様・・・・・・俺は・・・・・・俺は戦います!」

 

すると木場の腰部が光りだしてヘスティアも一体何がと驚いていると腰部にベルトが装着されており彼は驚いている。

 

「ギア?だけど見たことがない・・・・・・」

 

「木場君!ステータスを更新をする!!」

 

「え?」

 

「いいからはやく!!」

 

「わ、わかりました。」

 

木場はステータスを更新をしてヘスティア自身も驚いている、彼の新たなスキルが出ていた。

 

スキル

 

地のベルト 仮面ライダーオーガに変身をする。

 

「仮面ライダー・・・・・・オーガ・・・・・・今の僕はオルフェノクじゃない・・・・・・だけど!僕はもう一度戦う!彼らが守ってきたように!!」

 

木場は立ちあがりオーガフォンを開いてコードを000と入れてエンターを押す。

 

【スタンディバイ】

 

「・・・・・・ヘスティア様・・・・・・見ていてください。」

 

「あぁ見ているよ木場君、君の姿を!」

 

「変身!!」

 

【コンプリート】

 

彼の体を包みこんでいき今ここに仮面ライダーオーガが誕生をする。左手に持っているヘスティアソードを構えながらオーガは構えて突撃をしてモンスターを切り裂いた。

 

「すごい・・・ファイズとカイザ以上の力だ・・・・・・武器は右腰のこれか・・・・・・」

 

右腰に装着をしているオーガストランザーを構えてトリガーを引き発砲、モンスターにダメージを与えた後にヘスティアソードで攻撃をして撃破する。

 

一方でオーガがモンスターと戦っている時、アイズ達も謎のモンスターと交戦をしていた。

 

「何よこいつ!堅すぎるわよ!!」

 

祭りなので武器を置いてきたティオネとティオナは拳で攻撃をしているが堅くて聞いていない、アイズも攻撃をしているが彼女の現在の武器は代用の武器のためいつも通りに振っているので武器が割れてしまう。

 

「!!」

 

「アイズさん!!」

 

レフィーヤが叫んで植物の花は攻撃をしてきたが剣が飛んできてアイズはそれをキャッチをして触手を切る。

 

アイズは着地をしてキャッチをした武器を見るとジカンギレ―ドだった。全員が振り返るとグランドジオウに変身をしたベルがおりティオナは目を光らせる。

 

「ベル!!」

 

「遅くなりました。ほかのモンスターなどと遭遇をしていたのでこちらに来るのが遅れてしまいました。」

 

「いいわよ!」

 

「アイズさんそれを使ってください!」

 

「いいの?」

 

「はい、それならアイズさんの戦い方も耐えると思いますから!」

 

「でもベルの武器が」

 

「大丈夫です。」

 

【フォーゼ】

 

バリズンソードが現れて装備をする。

 

「こうやって武器を出せますから!!」

 

ベルはそう言って突撃をしてバリズンソードをふるい植物の花のモンスターに攻撃をしている。

 

(こいつ、前にも現れた・・・・・・ならどこかで奴らが動いているのか?)

 

ベルは戦いながらも見ていたが姿が見えないので地上にはいないのかと思いボタンを押す。

 

【ウィザード】【ドライブ】【カブト】

 

扉が現れてフレイムドラゴン、タイプテクニック、ライダーフォームのカブトが召喚されて植物の花に攻撃をしている。

 

「レフィーヤさん!」

 

「は、はい!」

 

「この状況で勝てる方法はあなたの魔法しかありません!!」

 

「で、でも!私は!」

 

「あなたはリヴェリアさんの弟子でしょ!!ならできるはずです!その間は俺があなたを守る!!だから魔法をお願いします!!」

 

「はい!!【誇り高き戦士よ、森の射手隊よ。】」

 

「であ!は!!」

 

ベルはレフィーヤに襲い掛かろうとする触手を鎧武の無双セイバーと大橙丸を召還をして切っていく。

 

「【蛮族どもを焼きはらえ!ヒュゼレイド・ファラ―リカ!】」

 

放たれた炎属性の広域魔法が発動をして植物の花のモンスターたちを次々に燃やしていきベル自身もヒ―ハックガンを出して共に炎の攻撃をしてダメージを与えて撃破していく。

 

やがてモンスターたちを撃破して全員がレフィーヤのところへと行きベル自身も彼女のところへと行く。

 

「べ、ベルさん私・・・・・・」

 

「ありがとうございます。レフィーヤさんの魔法がなかったらここまで撃破していなかったかもしれません。」

 

「いいえ、ベルさんが守ってくださっていましたから・・・・・・」

 

「ベルありがとう。」

 

アイズはジカンギレ―ドをベルに渡して彼は受け取り変身を解除をする。一方でオーガの方はミッションメモリを外してオーガストランザーにセットをする。

 

【READY】

 

長身の刀身が現れてオーガフォンを開いてエンターキーを押す。

 

【エクシードチャージ】

 

「ふうううう・・・・・・」

 

フォトンブラッドの刃が伸びていきそれを振り下ろしてモンスターたちを次々に撃破した。

 

「これで終わりだあああああああああああああ!!」

 

縦に振り下ろしてモンスターを真っ二つに切り裂いた。彼はそのまま振り返りヘスティアの元へと戻り膝をついた。

 

「やりましたよヘスティア様」

 

「うんやったね木場君!」

 

オーガの変身を解除をするとベルトがそのまま光って消えた。木場はあのベルトは一体何だろうと思いながらヘスティアと共にホームへと帰宅をする。

 

一方でベルはアイズ達と別れた後考えていた。

 

(あの植物のモンスターはずっと前に現れた赤い髪をした女性が使っていたのと一緒、なら今回の事件にあの人が現れたか?いいや現れていない・・・・・・なら別の誰かが今回の騒動を利用をしたのだろうか?)

 

ベルは考えながら歩いていると誰かとぶつかってしまいころころと転がってしまう。

 

「あうち!」

 

「あらあらベルじゃない何か考え事をしていたのかしら?」

 

「ふ、フレイヤ様・・・・・・」

 

前から現れたのはフレイヤ・ファミリアの主神フレイヤその人である。ベル自身もまさかぶつかるとは思ってもいなかったのですぐに立ちあがり謝る。

 

「す、すみません考え事をしていたので。」

 

「いいのよ、そういうベルを見るのも私は好きよ。」

 

「はぁ・・・・・・」

 

ベルはそう思いながらもフレイヤのことは嫌いではないので話をしているとオッタルが現れたのでベルはぎょっとなってしまう。

 

「ベル・クラネル、今度お前とまた戦わせてくれ。」

 

「いいですよ?僕もあなたとやりあいたいですからね。」

 

「いいだろう。ここに来るといい時間的にここなら大丈夫か?」

 

「あーこの時期なら大丈夫ですよ。」

 

「よし決まった。ではフレイヤ様。」

 

「えぇ楽しみにしているわよオッタル」

 

「は!!」

 

そういって2人は去っていきベルもホームの方へと帰っていく。オーマジオウの方もあの植物のモンスターがなぜ現れたのだろうかと考えていたが今だ答えが出ないままホームの方へとベルは歩みを進めていくのであった。

 




次回 怪物祭りから数日後、木場はダンジョンへ行くときに一人の人物が近づいてきた。一方でベルはダンジョンにアリーゼらと一緒に潜って新たなライドウォッチの力を使うことにした。

次回「新たなアーマータイム」

はいというわけで木場君オーガに変身!なぜ人間である彼が変身をできるのか?それは彼の守りたい思いが力となりオーガの力を制御ができる感じです。


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新たなアーマータイム

怪物祭りから数日が経ち、木場はダンジョンの方へと歩いていこうとしたときに声をかけれる。

 

「そこのお兄さん。」

 

「僕のことかい?」

 

「はい、あの突然ですがサポーターを探したりしていませんか?」

 

「サポーター?」

 

木場はサポーターという単語を知らなかったため首をかしげていた。彼女は木場にサポーターというのを説明をして木場自身も納得をして両手を組んでから彼女に答えを頼む。

 

「わかった。僕の名前は木場 勇治だ。」

 

「私はリリルカ・アーデといいます。よろしくお願いします木場様。」

 

「・・・・・・木場さま・・・・・・」

 

木場はまぁいいかとため息をついてリリルカというサポーターを得てダンジョンへと向かうのであった。一方でベルはアリーゼたちと一緒に入っておりジオウに変身をしていた。

 

彼は新しいライドウォッチの力を使う為に押す。

 

【ゼロワン】

 

「セットをしてまわす!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!ライジングホッパー!ゼロワン!】

 

ゼロワンアーマーが生成されてジオウに装着、仮面ライダージオウゼロワンアーマーへと変身をする。

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者!その名も仮面ライダージオウゼロワンアーマー!新たな歴史の始まりだ!」

 

「フィルヴィスちゃんすごくうれしそうね?」

 

「えぇなにせ今まで邪魔とかありまして言えませんでしたから。」

 

そういってフィルヴィスは満足をして自分の武器を構える、ベルはゼロワンアーマーの脚部に力を込めて飛びあがり全員がベルが飛んで行ったのを見ているとそのまま落下をして連続した蹴りをお見舞いさせていた。

 

着地をしたベルはジカンギレ―ドを構えてジュウモードで攻撃をして撃破した。肩部のプログライズキーが光るとバッタ型のライダモデルが現れてモンスターに蹴りをお見舞いさせて消えた。

 

「「「なんだあれえええええええええええ!!」」」

 

「バッタが蹴ったわよ!?」

 

全員が驚いているがベルは必殺技の動作を行う。

 

【フィニッシュタイム!ゼロワン!ライジングタイムブレーク!】

 

「とう!!」

 

飛びあがりそのまま必殺のライジングタイムブレークを発動させてモンスターたちを次々に貫通させて撃破した。

 

一方で木場はリリルカと共にダンジョンへと行きヘスティアソードを使い切っていく、オーガの力を使おうとしたがギアが出てこないので彼はヘスティアソードで6階層のウォーシャドウを切って倒した。

 

「流石木場さま!!」

 

「いや俺は強くないよ。(彼に比べたらね・・・・・・)」

 

木場はそうブツブツ呟いて彼らはモンスターを倒しながら撃破していく、一方でゼロワンアーマーで進んでいくベルたち、彼らは丁度10階層で休憩をしておりベル自身もゼロワンアーマーを解除をしてジオウの姿のまま座っていた。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

『今のところは異常とかはないな?』

 

「えぇあの人の気配は感じません。」

 

2人は話をしておりアリーゼ達も念のために武器をチェックをしてから休憩を終えて戻ることにした。

 

一方で木場たちは今日は切りあげて換金などをして木場はリリにお金の7割を渡した。

 

「木場さま!?」

 

「いいんだよ、これは僕の気持ちだから・・・・・・」

 

「・・・・・・わかりました。」

 

こうして木場と別れたリリルカ、だが彼女は木場からこっそりと剣を盗んで逃げた。一方でベルたちも上がり彼らはホームの方へと戻ろうとしたときに殴るなどの音が聞こえてきたのでベルはダッシュをして殴られている人物を助けるために冒険者の手を止める。

 

「・・・・・・やめろ」

 

魔王のカリスマを発動させて威圧を与えて冒険者たちは震えている。

 

「貴様ら・・・・・・【ソーマ・ファミリア】か・・・・・・この小さきものをいじめて何をしている。」

 

「う、うるせえええええええええええええ!!」

 

一人の冒険者はベルを殴ろうと迫ってきた。

 

「貴様達は攻撃をしてきた。なら俺はお前達に対して攻撃をしても文句はないな?」

 

そのまま冒険者の手をつかんで投げ飛ばした。もう一人も襲い掛かろうとしたがそこにアリーゼ達も到着をして抑え込む。

 

「貴様ら・・・・・・どこの兎様を攻撃をしようとしたのかわかっているのですか?」

 

「「アストレア・ファミリア!?」」

 

一方でベルは振り返るがすでに女の子の姿が消えていたのでスタッグフォンで追わせていた。

 

「はぁ・・・はぁ・・・・・・」

 

リリルカはダメージが大きく、すでに限界を迎えていた。

 

「こ、これが・・・・・・リリの・・・・・・運命なんですね・・・・・・ふふ・・・あっけない・・・・・・最後ですね・・・・・・」

 

リリルカはそのまま倒れた。それをスタッグフォンが見てベルの元へと帰還をする。




次回 リリルカは目を覚ますと銀色の髪をした人物アミッドが現れたので彼女は驚いていると一人の人物、ベル・クラネルが現れる。

次回「事情聴取」

「さて聞かせてもらいますよリリルカさん、あなたが盗んだであろうその剣とね?」


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事情聴取

ディアンケヒト・ファミリアが所要をする病院の一室、一人の少女が目を覚ました。

 

「こ、ここは・・・・・・」

 

「目を覚ましたみたいですね。」

 

声をした方を見ると白い髪をした女性のような人物が座っていた。運ばれた少女「リリルカ・アーデ」はその特徴などを見たことがあるので目を見開いている。

 

「あ、アストレア・ファミリアの・・・ハーレム兎!?」

 

「ずこ!!」

 

ベルはまさかそっちで言われるとは思ってもいなかったのでずっこけるが再び椅子に座り彼女が持っていたのであろう剣を出した。

 

「!!」

 

「これには神の力が込められている剣ですね。しかも見た限りでは最近作られた感じがします。ですがおかしいのはなんでそれを君が持っていたかってこと・・・・・・そして君をここに運んだのは僕です。ボロボロになっていたのをこいつが見つけてね。」

 

ベルは懐からスタッグフォンを出してメモリをセットをすると変形をしたのでリリルカは目を見開いたが彼はそんなのは関係ないかのように話を続ける。

 

「ソーマ・ファミリア」

 

「!!」

 

「やはりあそこのファミリア関連か・・・・・・さてリリルカさん、なぜあなたはそこまでして脱退をするためにお金が必要なのか話してくれますね?」

 

「・・・・・・はい。」

 

リリルカは全てを話した。自分の両親は神酒のために無謀な冒険をして死んだこと・・・・・・冒険者が憎いこと・・・・・・ファミリアからぞんざいな扱いを受けたことなどを全て話をした。

 

「・・・・・・そういうことだったのですね。いいですよ入ってきても」

 

ベルが言うと一人の男性が入ってきてリリルカは目を見開いた。

 

「木場・・・様・・・・・・」

 

「実は彼が剣を探しているのを聞いていっしょに探していたんですよ。そうしたら君が持っていたので話を聞くために別室で待機をしてもらっていたんです。」

 

「・・・・・・リリ・・・・・・」

 

「!!」

 

リリルカは自分が裏切ったので目を閉じていたが・・・・・・彼は彼女の頭を撫でた。

 

「・・・君もつらい人生を歩んできたんだね。」

 

「・・・木場さま?」

 

「・・・・・・ベル君、リリ・・・・・・僕の話を聞いてくれるかい?」

 

「木場さん?」

 

木場はかつて自分はオルフェノクと呼ばれている存在だったこと、2年間植物状態になり彼女などにも捨てられたこと・・・・・・裏切りなどあったことなど全て話をした。

 

(木場 勇治、かつて乾 巧と戦ったオルフェノク・・・・・・それが今は人間としてこの世界で生きているってことか・・・・・・まるで私がベルの中にいるのと同じだな。)

 

オーマジオウはそう呟きリリルカ自身も顔を下げてしまう。ベル自身も木場がファイズとして戦っていたことなどを聞いて驚いてしまう。

 

やがて木場とリリルカを二人だけ残してベルの隣にアミッドが立つ。

 

「ベル・・・・・・どうするのですか?」

 

「・・・・・・ソーマ・ファミリアのソーマ様はおそらくファミリアの運営には関わっていません。真犯人はザニス・・・・・・その人で間違いないでしょう。」

 

「ベル・・・・・・どうするのですか?」

 

「決まっています。ザニスを叩き潰します。」

 

「なら僕も協力させてくれないかい?」

 

「木場さん・・・・・・」

 

「僕もリリをほっとけない。だから君の力になりたいんだ!!」

 

「・・・・・・わかりました。今夜来てください。」

 

「ベルさま・・・・・・木場さま・・・・・・どうしてこんなリリを?」

 

「決まっているじゃないか。」

 

「困っている人を見捨てるわけにはいかない!」

 

「「それが仮面ライダーだ!!」」

 

「仮面・・・ライダー・・・・・・」

 

ベルはアストレア・ファミリアのホームへ帰還後、アストレアに今夜のことを話しをした。なおほかのメンバーには内緒でお願いをした。

 

「・・・はぁ・・・あなたって子は・・・・・・」

 

アストレアは時々ベルが大胆な行動をするので苦笑いをしていた。

 

「すみません。ですが!」

 

「わかっているわ。実はソーマ・ファミリアに関しては証拠などがなかったけどベルが貸してくれたこのメモリガジェットだっけ?これのおかげで便利に証拠などが集まっていたのよ。」

 

「アストレア様・・・・・・それでは!」

 

「やってきなさいベル!あなたの正義を!剣を見せてちょうだい!!」

 

「はい!!」

 

その夜ベルはこっそりとホームを出ていき、木場と合流をする。

 

「木場さん、これを」

 

彼が渡したのはファイズのライドウォッチだ。

 

「これは?」

 

「押してみてください。」

 

木場は言われたとおりに押した。

 

【ファイズ】

 

するとライドウォッチが光りだして木場の腰にファイズドライバーが装着された。

 

「これはファイズドライバー・・・・・・」

 

「それを貸しますね?」

 

「・・・・・・ありがとうベル君。」

 

2人はソーマ・ファミリアの前に到着をするとベルはジクウドライバーを装着をしてジオウに変身。

 

「・・・乾君、僕はこの世界でも仮面ライダーとして戦うよ。君の力を貸してくれ!」

 

木場はファイズフォンを開いて555と押してからエンターボタンを押す。

 

【スタンディバイ】

 

「変身」

 

【コンプリート】

 

仮面ライダーファイズに変身をした。木場はオルフェノクじゃないのになぜ変身ができたのだろうと思っているとベルの中にいたオーマジオウが声をかけた。

 

『サービスだ。ベルの思いに答えるために私が力を貸したんだ。』

 

「・・・・・・そういうことだったのですね。」

 

「さぁ行きましょう」

 

ジオウに変身をしたベルとファイズに変身をした木場はソーマ・ファミリアに乗りこんだ。

 

ザニスは仮面ライダーが襲撃をしてきたことを聞いて急いで指示を出して迎撃をするが元々お互いに争っているメンバーが協力をすることなどなくジオウとファイズのパンチとキックで撃退されていく。

 

やがてソーマがいる場所に到着をしてザニスは怯えていた。

 

「始めましてではないですねソーマさま、僕たちが用件があるのはそこにいるザニスですね。」

 

「・・・・・・そうか。」

 

「な、なんだお前たちは!!」

 

「ザニス・ルストラ!貴様が様々な裏取引などをしているのは明白をしている!お前の欲望で団員たちを始めソーマさまのお酒を飲ませるという嘘を言い自分だけ儲けようとしたお前の物語は終わりだ!」

 

「くそおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「ここは僕に」

 

ザニスは怒りで剣を持ち接近をしてくる。木場は左腰のファイズショットを取りミッションメモリーをセットをする。

 

【READY】

 

そのままエンターキーを押して構える。

 

【エクシードチャージ】

 

「うああああああああああああああああああああああああ!!」

 

ザニスの胴体にグランインパクトを放ち吹き飛ばした。

 

「があああああああああああああああああああああ!!」

 

「ザニス・ルストラ!今までのソーマ・ファミリアでの横暴などを含めて逮捕をする!!」

 

ベルは気絶をしたザニスをグルグル巻きにした後もう一つの要件を終わらせるために話をする。

 

「あともう一つ・・・・・・リリルカに関してですが・・・・・・」

 

「・・・二人にこれを飲んでほしい」

 

ソーマが出したのは自分が作ったお酒を飲ませる。二人は変身を解除をして飲んだ。

 

「・・・・・・確かにおいしいだけど何かが違う。」

 

「そうだね。美味しいけど・・・・・・違う感じがする。」

 

「やはりそうか・・・・・・私は間違っていたのだな・・・・・・よかろうリリルカの脱退を認める。そして私はもう一度考え直す・・・・・・ザニスのようなものを二度と生まないためにも・・・・・・」

 

「あなたならやれますよソーマさま」

 

そういってグルグル巻きをしたザニスを連れてベルと木場はソーマ・ファミリアを後にした。やがてグルグル巻きをしたザルドをガネ―ジャ・ファミリア前において帰り木場はファイズライドウォッチをベルに返して受け取りしまう。

 

「ありがとうございます木場さん。」

 

「ううん気にすることはないよベル君。」

 

「ではまた会いましょう。」

 

「あぁまた会おうベル君」

 

2人は握手をした後に別れてベルはホームがある方へと歩いていく。彼は上がっていく朝日を見ながら・・・・・・

 

なお帰ってきたら姉たちがニコニコとした笑顔でいたが・・・・・・ベルは恐怖しかなかった。

 

「「「「サァベル、オ話ヲシマショウ?」」」」

 

「・・・・・・・・・・・・\(^o^)/オワタ」

 

それから数日、ベルは木場とリリルカが一緒にいる姿を見ていた。彼らから話を聞くとリリルカはそのあとはヘスティア・ファミリアに入団をして現在はヘスティアと取り合いをしているそうだ。




次回 ソーマ・ファミリアのいざこざを解決をしたベル、ある日アストレア・ファミリアのホームに夫婦がやってきた。

次回「新たな事件」

『ふーむ新たな事件の匂いがするな』


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新たな事件

ベルside

 

ソーマ・ファミリアで起こった事件は解決をした。その日の朝に帰ってきたときに見た姉たちの顔を僕は今でも忘れない・・・・・・正直に言えばまるで化け物を見たような感じだ。

 

あんな顔をした姉たちを見たのは初めてだったから怖かったといっておきます。事件を解決をした数日後僕は木場さんとリリが一緒にいるのを見てホッとしています。

 

あの後リリはヘスティア様の眷族なったみたいで僕もホッとしています。あそこならリリも安心をするからね。

 

現在僕は何をしているのかといいますと外でジオウに変身をしてジカンギレードを使いふるっていた。今日はダンジョンにはいかずにホームで鍛えていると夫婦でいいのだろうか?貴族の人がやってきたので僕は声をかける。

 

「・・・・・・あの?」

 

「仮面ライダー!ってことはここはアストレア・ファミリアのホームで間違いない!」

 

何かったのだろうか?僕はとりあえず変身を解除をしてアストレアさまがいる場所へと案内をする。

 

「ベル、あなたもいなさい」

 

「わかりました。」

 

ベルside終了

 

今回やってきた人物の名前は男の方はヒューイ、妻の方はカレンという人物である。二人にはアンナという一人娘がいた。だがヒューイがギャンブル好きでなんとアンナを無理やり旦保にして賭けを続けた結果家も娘もすべて取られたという。

 

(なんというかこの人の自業自得としか思えないのですが?)

 

(そういうなベル、人間そういうところがあるのだからな。だが変だな・・・・・・冒険者を使って人身販売でもしている可能性があるぞ?)

 

(それって・・・・・・まさか!!)

 

ベルとオーマジオウはテレパシーで話を続けている中アストレア・ファミリアが引きうけることとなりその夜にベルはアリーゼの間に挟まりながら話が始まる。

 

「確か前にこのような手口がありましたが・・・・・・とりあえず調べる必要がありますね。」

 

「なら僕がライダー召還を使いましょう」

 

ベルはライダー召還でビーストとベルデを出して二人にアンナ・グレーズのことを調べてもらうようにいい二人はカードと指輪を出して何かをする。

 

【カメレオ!GO!カ・カ・カメレオ!】

 

【クリアーベント】

 

二人が姿を消したのを見て全員が驚いているがベルはどや顔をしながら見ていたのでイラっと来た輝夜がでこピンをした。

 

「あうち!」

 

「なんか腹が立った。」

 

「すみませんでした。」

 

ベルはすぐに謝り輝夜は許してアリーゼからベルを取り自分のまたの間に収めた。それから数日後ベルデとビーストが帰ってきたのでベルは彼らをとりこんで情報を確認をする。

 

「すでにアンナさんは別の場所に売られてしまったみたいです。場所は・・・・・・グラン・カジノ・・・・・・聞いたことがない場所ですね。」

 

「「「「グラン・カジノ・・・・・・」」」」

 

ベル以外のメンバーはグラン・カジノという単語を聞いて両手を組んでいた。ベル自身は首をかしげていたので近くにいたアスタが説明をする。

 

「ベル、グラン・カジノってところはギルドですら口出しをすることができないオラリオの治外法権なの。」

 

「ってことは?」

 

「そう簡単に攻め込むわけにはいかないってことなの。だからせめて内部に入れれば」

 

「内部に入れればいいのよね?」

 

「「「「え?」」」」

 

アストレアはどこからゴールドカードを出したのでアリーゼが代表で聞く。

 

「あ、アストレア様それは?」

 

「実はね、ここオラリオに設置されたファミリアの主神には、無条件で『大賭博場』のゴールドカードが一枚支給されるのよ。これはファミリア名義だから、そのファミリアの眷族が一人でもいれば最大三人まで誰でも入れるのよ。ゴールドだからもちろん『エルドラド・リゾード』にもね」

 

「これに適応をしているって幸運だけどERROR表示の・・・・・・」

 

姉たちはベルをじーっと見ていたので彼は辺りを見てから指をさす。

 

「ぼ、僕?」

 

『なるほど幸運を持っているベルならできることだな・・・・・・だがそうなると後二人はどうする気だ?ベルが変装をすれば一人はアストレア・ファミリアで行けるしもう一人もどうにかすればいけるだろう?』

 

「「「「「なら私が!!」」」」」

 

こうして始まったベルと共にカジノへ行く戦いが今始まる。果たしてその勝者は一体・・・・・・




次回 ベルは決まった勝者と一緒に変装をして男性貴族としていくことになりその隣をニコニコしながらいる人物と納得がいかないとしている人物が一人・・・・・・果たして

次回「カジノへGO」

さぁ果たして誰が勝利を得るのか?


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カジノへGO

オラリオ南方、繁華街の一角に存在をする大賭博場区域に向かう馬車の中・・・・・・白い髪に片目を眼帯をつけて長い白い髪をポニテールにしている人物、我らの主人公「ベル・クラネル」である。

 

一人は機嫌が悪そうに着物を着て、もう一人は嬉しそうにベルの隣に座っている。

 

「ッチ」

 

「何か申し訳ありません。」

 

そう勝ったのは輝夜とフィルヴィスの二人で、輝夜はアストレア・ファミリアとしてフィルヴィスはベルの妻として彼と共に来ている。エルフの奥さんとして来ているため現在二人は夫婦という役で輝夜と共に来ている。

 

「全く、私は勝ったのに意味がないじゃないか・・・・・・ベルノオクサン」

 

輝夜はボソリと言いベルはあの戦いの時のことを思いだした。ライラ以外の姉たちがまるでその隣を狙っているかのように戦い見事に勝利をした二人、そして最後に勝利をしたのがフィルヴィスなのだ。

 

そして三人はグラン・カジノに侵入をするために様々な場所と交渉をして現在までに準備が整いいざ出陣をしたのだ。

 

「いいかベル。お前の幸運を使いカジノで暴れるといい・・・・・・まぁ暴れてもらった方がいいがな。」

 

「は、はぁ・・・・・・」

 

『カジノか・・・・・・』

 

「オーマジオウさんは行ったことは?」

 

『あるわけなかろう。』

 

「ですよねーーー」

 

やがて馬車はグラン・カジノに到着をして三人は中へ通るためゴールドカードを輝夜が提示をする。

 

「確認をしました。ところで男性のお名前は?」

 

「失礼、私はアミュード・マクシミリアンといいます。こちらは妻の」

 

「アミレット・マクシミリアンといいますわ。」

 

「そうですか、では素敵な夜をお過ごしください。」

 

やがて三人は中へと入りベル自身は初めて来たので目を光らせていた。片目なのでやりずらいが隣のフィルヴィスが支える。

 

「ベルさま、あまり無理はなさらないでください。普段は眼帯をなどお付けしないので・・・・・・」

 

「す、すみません。」

 

ベルは謝りカジノの中に入る、トランプ、ダイス、そしてルーレットなど・・・・・・ベルにとって初めてのことばかりなので彼は興奮をしていた。

 

「うふふふ落ち着きなさいベル、私たちの役目はわかっていますわよね?」

 

「もちろんですよ。ジオウに変身をして叩きのめす」

 

「「違う違う」」

 

「とりあえずベルは初めてのばかりだルーレットでやってみたらどうだ?」

 

輝夜はベルに初心者でもできるルーレットのところへと行きベルは座りディーラーの人の女性が初心のベルに教えてくれたので彼はお礼を言い彼女は顔を赤くしながらスタートをする。

 

だがそれが地獄の始まりだった。

 

「青に5枚」

 

ルーレットの弾が青の6に入りベルは10枚帰ってきた。輝夜とフィルヴィスは最初の方は笑顔で見ていたが・・・・・・段々とベルのペースが上がってきたのか顔が苦笑いへと変わっていく。

 

ディーラーの女の人も最初は応援などをしていたが・・・・・・段々当たっていくベルを見て涙目となっていく。

 

「つ、次の・・・・・・「赤の9」ふええええええ・・・・・・」

 

そして赤の9に入って当たったのでオーマジオウもディーラーの人に申し訳ない気分でいた。ベルの方は楽しくなりまだやろうとしたが輝夜がストップをかける。

 

「べ、じゃなかった。マクシミリアン殿ストップです。」

 

「え?」

 

「ひっく・・・ぐす・・・・・・えぐ・・・・・・」

 

「あ、あれ?」

 

ベルもディーラーの人が泣いてしまっているのを見て彼女の手をとる。

 

「失礼、あなたのような素敵な人に涙は似合いません。どうかこれでご勘弁を」

 

ベルは彼女の手甲にキスをしてディーラーの女性は全身が真っ赤になりそのまま倒れてしまう。ベル自身はおかしいなーと思いながら両手を組んでいると彼の肩を握りしめる人物が二人いた。

 

「「どういうことかな?」」

 

「いやー前にロキさまが女性にはこういうのがええでと言っていたので。」

 

「「あの胸ぺったんがあああああああああああああああああああああ!!」」

 

ロキ・ファミリアのホーム

 

「ふぇっくしゅん!!」

 

「どうしたんだいロキ?」

 

「いや、誰かに噂されているかいなと思ってな。」

 

「気のせいじゃないかな?」

 

「せやかな?」

 

一方でベルたちは次のポーカーのところへと移動をしてベルが座りディーラーと勝負はやめて客同士のポーカーに挑む・・・・・ここでも地獄が始まった。

 

「フラッシュ」

 

ここでもベルのERRORの幸運が始動をして次々に勝っていく。輝夜とフィルヴィスは苦笑いを通りこしていた。その様子をこっそりと侵入をしてガネ―ジャ・ファミリアの中にいたアリーゼ、マリュー、アーディは苦笑いをしていた。

 

「え、ベルの幸運ってあんなにすごいわけ?」

 

「知らないけど・・・・・・さっきベル君女性の手の甲にキスをしていたよね?」

 

「うんしていたね。」

 

三人は目からハイライトを消した状態で話をしていたのでシャクティ自身もベルがキスをしていたのを見てアーディたちのようにハイライトは消していなかったがオーラを纏わせていた。

 

そんな様子を知らないベルは次々に勝っていき大量のチップを手に入れていた。

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

輝夜とフィルヴィスはまさかここまで幸運が強いとは思ってもいなかったのでベルが白い魔王と呼ばれそうじゃないかと思いながら一緒に歩いていると一人のガードマンが来た。

 

「失礼いたします。マクシミリアン殿、さらに輝夜殿、オーナーがぜひ会いたいとおっしゃられておりまして」

 

「ほほーうオーナがですか・・・・・・よろしいですか輝夜殿?」

 

「えぇ構いませんわよ。」

 

「君もいいね?」

 

「もちろんです・・・・・・貴方」

 

三人はその人物の後をついていきビップルームがある場所へと入っていく。




次回「オーナーとの会合」

・・・・・・ベル君幸運ヤベーイ、モノスゲーイほどにERROR表示だけど大爆発だああああああああああです。

次回フィルヴィスが変わります!!


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オーナーとの会合

オーマジオウside

 

ベルの幸運が大爆発をしてすごく稼いでいる気がするのだが・・・・・・正直に言えばERROR表示なのにここまで幸運がすごいのは正直に言えば私自身も唖然としていた。現在私達はオーナーとよばれる者に呼ばれて入れないと思っていた扉の中へと入り物静かな場所に到着をした。

 

辺りには美女がたくさんおりまるでバーでもいる気分だよ。さすがビップルームだけあるな・・・・・・やがて先に案内が進んでいきまっているかのように座っている人物がいた。

 

「始めまして私の名前はテリー・セルバンティスと申します。このカジノのオーナーを務めているものです。今夜は遠路はるばるお越しくださりありがとうございます。」

 

「いえいえ輝夜殿に誘われてきたものですから。」

 

さて改めてテリーという人物を見てみるか、ドワーフの人物であり愛想笑いをしているのが見てわかるな。さてこいつが今回の事件の黒幕か・・・・・・とりあえずベルが勝負をすることになるが・・・・・・まぁ大丈夫だろうなイカサマだろうが今のベルには意味がないだろうな。

 

「では早速でありますが・・・・・・ゲームを始めてもよろしいでしょうか?」

 

「いいでしょう。」

 

ふふ馬鹿なやつだな・・・・・・愚かにもベルに挑戦を叩きつけるなど言語道断・・・・・・さぁベル、正義の鉄拳をお見舞いさせるといいさ。

 

オーマジオウside終了

 

輝夜とフィルヴィスは心配そうに見ていた。なにせこのゲームはベル以外はグルみたいなものでディーラーなどもグルなのであるがベルはニヤリと笑っておりゲームが始まる。

 

だがすでにこのゲームは兎のワンサイドゲーム化をしていたのだ。

 

「フラッシュ」

 

「な!?」

 

次のゲームでも

 

「ストレートフラッシュ」

 

「げげ!?」

 

さらにさらに

 

「ファイブカード!」

 

「ぐおおおおおおおおおおお!!」

 

そして次々に勝利をしていき最後は

 

「ロイヤルストレートフラッシュ」

 

そしてついに最後はロイヤルストレートフラッシュが決まりテリー達のチップを全てベルが手にしたのだ。

 

「な、ななななななな・・・・・・馬鹿な・・・・・・」

 

「最初に言っておく・・・・・・俺はかーなーり強い!さてあなたたちの負けですね。全てのチップは現在俺のところにあります。」

 

「イカサマだ!!ロイヤルストレートフラッシュなんか絶対にできないように仕組んでいるのに!なぜだああああああああああああああ!!」

 

「ようやく吐いてくれましたね?すでにこのことは録音済みですよ?」

 

【バット】

 

「な!?貴様あああああああああああああああああああ!!」

 

テリーは怒りでベルに殴りかかってきた。だが彼は殴ってきた手をつかんでそのまま背負い投げをして投げ飛ばした。

 

「がは!!」

 

「今、あなたは自分でイカサマをしたと言いましたね。レディ―あなたを迎えに参りました。」

 

「あ、あなたは・・・・・・」

 

ベルは眼帯や結んでいる髪などを降ろして腰部にジクウドライバーを装着させた。テッドは起き上がりベルの腰部についているのを見て驚いている。

 

「な!?そ、それは!!」

 

「変身!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】

 

「貴様の正体はわかっている、お前はテリー・セルバンティスではない。本当の名前はテッド・・・・・・それがお前だ!!」

 

「お、おのれ!!まさかここにかぎつけたのも!!」

 

「そう、全てはお前の成敗をするためです!お前がしてきたことなど全てこいつがとっていますからね。フィルヴィスさん!!」

 

「は!ベルさま!!」

 

フィルヴィスは腰部に装着をした。ビヨンドドライバーである。

 

【フィルヴィス!】

 

「変身!!」

 

【アクション!投影!フューチャータイム!スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーフィルヴィス!フィルヴィス!】

 

「祝え!過去と未来を読み解き!正しき歴史を記す忠実な部下!その名も仮面ライダーフィルヴィス!新たなる歴史の1ページである!」

 

(いやーまさかウォズじゃなくて仮面ライダーフィルヴィスになるとは思ってもいなかったようん・・・)

 

「やれ!!こいつらをやってしまえ!!」

 

テリーではなくデットは部下たちに指示を出して襲い掛からせてきた。ベルはライダー召還をする。

 

現れたのはブレイド、カリス、ギャレン、レンゲルの4人だ。彼らは武器をとりだして襲い掛かる人たちを殺さないように攻撃をする。

 

ベルも突撃をしてきたガネ―ジャ・ファミリアの人達に人々をお願いをして彼はデットを逮捕するために襲い掛かる人たちを投げ飛ばしたりする。

 

フィルヴィスはジカンデスピアを装備をして杖モードにしている。

 

【ツエスギ】

 

ツエモードにして襲い来る人たちのお腹を殴り気絶させていく。

 

「おのれ!ロロ!ファウスト!やれ!!」

 

「ん?どこかで聞いたような・・・・・・」

 

現れたのは男だったのでベル自身はため息をついていた。

 

「はぁ・・・・・・」

 

「何がおかしい!!こいつらの名前は聞いたことがあるだろう!!」

 

「僕は本物の人とあったことがありますけど・・・・・・まぁいいでしょう。」

 

ベルは接近をして二人をあっという間に撃破した。

 

「ひぃ・・・・・・」

 

「デット、アストレア・ファミリアの名においてあなたを逮捕します!!ベル・クラネルの名前を貴様は永遠に刻むといい!!」

 

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

デットの断末魔がビップルームに木霊してブレイド達も相手を倒したのか消滅をした、こうしてグラン・カジノの事件は解決をした。

 

だが・・・・・・ベルたちが稼いだチップを換算をしてその金額を見てアストレアは後ろへと倒れてしまった。

 

「「「アストレア様!?」」」

 

「べ、ベル・・・・・・どれだけ稼いだの?」

 

「・・・・・・・・・奴らのチップなども含めますと・・・・・・154憶2000万でした。」

 

「「「「ふあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」」」」

 

「おいおい・・・・・・アストレアさまが倒れるはずだよ。」

 

「ど、どうしましょう・・・・・・僕、そんなにお金持っていても意味がないですよ・・・・・・」

 

だがそこから引かれていき31組の人物に1000万ヴァリスを渡してガネ―ジャ・ファミリアに1億ヴァリスを渡して衣装のレンタル料などが10万ヴァイス馬車なども10台分で100万ヴァイスを引いてもまだたくさん残ってしまいベルはどうしようと困惑をしてしまう。

 

152憶87万ヴァイスが手元に残ってしまいアストレア・ファミリアの方へ貯金をすることにして52憶87万ヴァイスがアストレア・ファミリアに残りの100憶がベルの手もと似のこるのであった。




幸運が大爆発のベル君、フルスロットルに暴走ですね。そしてフィルヴィスが変身!姿は仮面ライダーウォズなのに名前はフィルヴィス(笑)

そしてベルが100憶が残ってしまいどうすればいいのかと考えるのであった。

次回 グラン・カジノの事件を解決をしたベルたち、ベルはダンジョンに行き仮面ライダーセイバーのライドウォッチを使うことにした。

彼は降りていくと彼の前にゴ・ガドル・バが現れた。

次回「再びの対決ジオウ対ゴ・ガドル・バ」


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再びの対決ジオウ対ゴ・ガドル・バ

グラン・カジノの事件を解決をしたアストレア・ファミリア、ベル自身のお金が稼いできたお金を倍以上となり彼は苦笑いで過ごしており現在は新たなライドウォッチ、セイバーライドウォッチを使い変身をしていた。

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!烈火抜刀!セイバー!】

 

仮面ライダーセイバーの力がこもった姿セイバーアーマーに変身をして右手に火炎剣烈火烈火と呼ばれる一体型の武器が装備されて炎を纏わせてモンスターを切っていく。

 

ベルはモンスターを倒しながらも赤い髪をした女性に怪物祭りで発生させた謎の植物のモンスターとの戦いそしてゴ・ガドル・バ・・・・・・ベル自身、ゴ・ガドル・バにはこの間の胸部に攻撃を与えた以外はほとんどやられている。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

セイバーアーマーを纏いながら右手の剣の刀身の炎を消した後座り、現在彼は10階層におり、いったん落ち着くために休憩をしていた。オーマジオウも無言でベルを玉座に座りながら見ており目を閉じていると何かが近づいてくる気配に気づいてオーマジオウは玉座から見ているとベルも気づいたのかその方角を見ていると一人の男性が歩いてきた。

 

「ジオウ・・・・・・」

 

「あなたは、いいえこの気配は・・・・・・」

 

ベルは立ちあがり構えると男は変身をしてゴ・ガドル・バの姿に変わる。彼は格闘形態で構えてベルはセイバーアーマーのまま構える。

 

「来いジオウ!」

 

「はあああああああああああああ!!」

 

ベルは接近をしてゴ・ガドル・バに右手の火炎剣烈火烈火を振り下ろす。ゴ・ガドル・バはそれを左手で受け止めて右手にエネルギーを込めてベルのボディに叩きつけた。

 

「ぐ!!」

 

ベルはほかのライドウォッチを出してディケイドライドウォッチをセットをして変わる。

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!カメンライド!ワオ!ディケイド・ディケイド・ディ・ケ・イ・ド!】

 

ディケイドアーマーへと変身をしてライドヘイセイバーの針を動かしてトリガーを引く。

 

【ヘイ!アギト!デュアルタイムブレーク!】

 

「せい!!」

 

アギトのマークを発生させてそれをゴ・ガドル・バに放つ。ゴ・ガドル・バは青い目となり俊敏体へと変わりデュアルタイムブレークを交わした。

 

「!!」

 

「は!!」

 

「ぐ!!」

 

素早く動いてガドルロッドでボディをダメージに突き刺してベルにダメージを与える。ベルはクウガライドウォッチをセットをする。

 

【ファイナルフォームタイム!ク・ク・ク・クウガ!】

 

姿が変わりライジングマイティの力がディケイドアーマーに入りライドヘイセイバーを構えて突撃をする。ガドルも構えてガドルロッドを構えようとしたが突然としてベルが吹き飛ばされたのを見て何があったのかと見ていると蝙蝠のような姿をした怪物がおりガドルは睨んでいる。

 

「なぜ・・・貴様がいる。」

 

「くっくっく、貴様がいるとは思ってもいなかったが・・・・・・まぁいいダグバとの戦う前にテメェに借りを返させてもらう!!」

 

現れた敵、それはズ・ゴオマ・グだ。究極体の闇を力を持った敵がこのオラリオに舞い降りたのだ。

 

一方で吹き飛ばされたベルは一体何があったのかと見ているとゴ・ガドル・バが別の怪人ズ・ゴオマ・グと戦っているのを見ているとオーマジオウが話しかけてきた。

 

『あれはズ・ゴオマ・グ、ズ集団でありながら生き延びてダグバの力をとりこんで究極の闇に近い姿に変わった人物だ・・・・・・まさかこの世界でゴ・ガドル・バと同様復活をしたのか・・・・・・』

 

ゴ・ガドル・バは金の形態へと変わりズ・ゴオマ・グに蹴りを入れた。ズ・ゴオマ・グは立ちあがる。

 

「ば、馬鹿な・・・・・・なぜ俺が押されている。」

 

「ふん、所詮ダグバの力を手に入れてもお前は所詮はズだ。」

 

「ちぃ!だったら!!」

 

ズ・ゴオマ・グは標的をベルに変えて翼を広げて突撃をしてきた。ベルはライドヘイセイバーを構えたがズ・ゴオマ・グは突撃をしてライドヘイセイバーを落としてしまう。

 

「ぐ!!この!!」

 

「ふん!!」

 

そのまま壁にベルはめり込ませさせてダメージを与えた。

 

「福音!!」

 

「が!!」

 

ベルは一か八かアルフィアの魔法福音を使用をしてズ・ゴオマ・グにダメージを与えて吹き飛ばした。

 

だがベル自身もダメージが大きく膝をついてしまう。

 

「ぐう・・・・・・」

 

「やってくれたな、だったら貴様を倒してダグバも殺す!」

 

「・・・・・・無駄なことをダグバはこの世界にいない。」

 

「・・・・・・何?」

 

「ダグバの気配など一度も感じない、おそらく奴は・・・・・・クウガに倒された。なぜ俺達がこの世界で復活をしたのかわからないがだがお前だけはここで倒さないといけない。俺はジオウと戦うことで闘争本能を感じている。」

 

ゴ・ガドル・バはジオウに手を出した。

 

「ジオウ、今だけは協力をしてくれ。奴を倒すにはお前の力が必要だ・・・・・・」

 

「・・・・・・どういう事情なのかはわからない、だけどあの人だけは絶対に倒さないと行けない!!」

 

ベルはゴ・ガドル・バの手を取り立ち上がりグランドライドウォッチを構える。

 

【グランドジオウ!】

 

ディケイドライドウォッチを外してグランドジオウライドウォッチがセットされて回す。

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!グランドターイム!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!】

 

「ガドル、てめぇ・・・・・・」

 

ガドルはガドルボウガンを構えてベルはダッシュをして接近をしてズ・ゴオマ・グの顔面を殴る。ズ・ゴオマ・グは攻撃をしようとしたがガドルがガドルボウガンを放ちズ・ゴオマ・グにダメージを与えた。

 

「ぐう!」

 

【キバ】

 

「であ!!」

 

ドッガハンマーが現れてそれを装備をしてズ・ゴオマ・グのボディに叩きつける。そこにガドルロッドを装備をしたガドルがズ・ゴオマ・グのボディに攻撃をした後ベルはライダーのボタンを押す。

 

【ドライブ】【ファイズ】

 

ハンドル剣とファイズエッジが現れてキャッチをして二刀流でズ・ゴオマ・グのボディに切りつけてダメージを与えた後二人の蹴りがズ・ゴオマ・グに当たり吹き飛ばす。

 

「ぐううう・・・・・・究極の闇の力を手に入れた俺が・・・・・・クウガみたいな奴達に押されている!?」

 

「これで終わりにする!!」

 

「ふん!」

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!オールツェンティタイムブレーク!!】

 

二人は飛びあがり同時に必殺の蹴りがズ・ゴオマ・グのボディに当たり着地をする。ズ・ゴオマ・グは立ちあがり彼の体にクウガからジオウまでの仮面ライダーのマークが光りだした。

 

「こ、この俺が・・・・・・がああああああああああああああああ!!」

 

『ふん!!』

 

中のオーマジオウはベルの体に憑依をして右手を出すとズ・ゴオマ・グの周りに結界を張りズ・ゴオマ・グの大爆発を結界の中で済ませた。

 

オーマジオウは憑依を解除をしてゴ・ガドル・バの方へとベルは彼の方を見る。彼の方は後ろを振り返っておりベルはどうしたのだろうと見た。

 

「邪魔ものが入ったせいで闘争がなくなった。この決着は必ずつけよう。」

 

そういってゴ・ガドル・バはその場を去りベルも変身を解除をした。ゴ・ガドル・バとは逆の方角、ダンジョンから出る方角へと歩いていく。

 

ホームの方へと戻ったベル、ホームにはネーゼ達がおり彼女達はお帰りベルといい彼自身もただいまといい座る。

 

「どうしたのベル?」

 

「実は・・・・・・」

 

白兎説明中

 

「まさかベルが戦ったそのゴ・ガドル・バって奴以外の化け物がいたの!?」

 

「それでゴ・ガドル・バと共闘をして倒したっと」

 

「ってことです。」

 

(ふむおかしいことばかりだな、なぜゴ・ガドル・バ以外にもズ・ゴオマ・グまで復活をしたのか・・・・・・いずれにしても謎ばかりだな。)

 

オーマジオウはそう思いながら何事もなければいいのだが・・・・・・と




次回 ベルはアリーゼ達と一緒に昼ご飯を食べるために豊穣の女主人で食べることにした。彼らは食べているとベルに対していちゃもんを付けてくる奴らが現れる。

次回「いちゃもんをつけてくる奴ら」


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いちゃもんをつけてくる奴ら

ベルside

 

ゴ・ガドル・バと協力をして蝙蝠のような奴と戦い勝利をした僕、数週間が経ち今はアリーゼさん達と一緒に昼ご飯を食べるために豊穣の女主人へとやってきていた。

 

姉たちと一緒に外で食べるのはあの宴会以来なのだが・・・・・・ここにはあまり行きずらかったので今回は姉たちに感謝をする。

 

僕はここでキス魔になりアイズさんを始め様々お姉さんたちにキスをしたらしい、とりあえずご飯を食べている僕たちは無言で食べていると何かの声が聞こえてきた。

 

「おうおう!兎が女の中にデレデレしながらご飯を食べていやがるぜ!!恥ずかしくないのか!!」

 

あーそういうやつがいそうですね。いやいたわ・・・・・・確か僕の記憶だとアポロン・ファミリアだったかな?そこに所属をしているフィンさんと同じだと思う人物が何かを言いながらこちらの方を言っているがスルーをした方がいいな。てかうるさいし・・・・・・

 

「おうおうインチキ野郎!!何を無視をしてやがる!!「うるさい小童」なんだと!!」

 

「ギャーギャー言わないと食べれないのか?それともアポロンさま(笑)に何かをするために今回のようなことをしているのかな?」

 

「きーさーーまあああああああああああああ!!アポロンさまを侮辱をしたなあああああああああああああ!!」

 

小さい人が僕に近づいて殴ってきて僕は吹き飛ばされた。

 

「ベル!!」

 

「お前ら!!」

 

するとフライパンが飛んできて小人の顔面に命中をして後ろの方へと倒れる。僕は殴られたのでシルさんが来て介護をしてもらっている。

 

「そこのアポロンファミリアのクソガキども!!この白い坊主を怒らせるつもりだけどここは楽しく食べる場所だ!!この空気をどうしてくれるんだい!!」

 

ミアさんが激怒をしていると一人の人物がミアさんに近づこうとしたので僕はボソリ魔法を使うことにした。

 

「ゴスペル」

 

すると男性の人が吹き飛ばされて団員たちは急いで男性の人を回収をしていき撤収をした。

 

「ベル大丈夫か?」

 

「すまないミア母さん」

 

「全くだよ。まぁ悪いのは向こうだしね。それよりもベル坊大丈夫かい?」

 

「これくらい冒険者として受けている傷に比べたらね。」

 

「アポロン・ファミリア・・・・・・奴らの狙いはベルと見たな。」

 

「へぇーベルを狙うなんていい度胸をしているじゃない・・・・・・」

 

アリーゼお姉ちゃんの瞳から光がない状態でふふふと笑っている。怖すぎる・・・・・・よーく見たらほかの姉たちの瞳に光がない状態なのでとても怖い・・・・・・オーマジオウさーん!!

 

『・・・・・・無理』

 

いや一言!!以前は最悪最低の魔王とか呼ばれていたんでしょう!!なんとかしてくださいよ!!

 

『流石にな・・・・・・私自身もベルに対しての言葉に怒っているのだぞ?全く・・・・・・まぁいいベル、念のために奴らが何をするのかわからない油断をするなよ?』

 

わかっていますよ僕だって油断をしたりしませんよ。奴らが何をして来てもいいように僕の方でも対処をしますよ。

 

ベルside終了

 

さてアストレア・ファミリアのホームへと戻りベルは外で鍛錬をしている中アリーゼ達はアストレアを中心に話し合いをしていた。

 

「アポロンの狙いはベルで間違いないわね。」

 

「やはりそうですか・・・・・・あの変態神め・・・・・・」

 

「いずれにしてもおそらくだけど奴は私達に戦争遊戯をしてくると思っているわ。」

 

「まさか・・・・・・いや奴なら可能性がありそうだな。」

 

「けどよあたしたち相手に戦うなんて無謀じゃないか?」

 

「いいえ奴のことだからベルを一人で戦わせると思っているわ。」

 

「「「「「!!」」」」

 

アストレアの言葉に姉たちは目を見開いている。一方でベルは外でジカンギレ―ドを出して振るっていた。

 

「・・・・・・・・・ふぅ・・・・・・」

 

『お疲れだなベル。』

 

彼の左手にドリンクが出てきたのでベルはそれを飲んでスッキリした。ちなみにオーマジオウが出したのはアクエリアスである。いやどこで保存をしているねん!!と思っている方・・・・・・この方仮面ライダーの力を使い冷蔵庫などを作ってそこで保存、さらにはウィザードのコレクトを使いどこからかとっているのである。(ドロボーじゃねーか!!)

 

その夜アストレアはベルを連れてアポロンが招待をしてくれた神の宴へとやってきた。本来はアリーゼが行くのだが・・・・・・なぜかベルと書かれていたので彼女は仕方がなくベルを連れてアポロンが招待をしてくれた宴へと行く。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「ベルどうしたの?」

 

「アストレア様、もし何かありましても僕は守ります。」

 

「ふふありがとうベル。」

 

やがて馬車が到着をして降りるベルとアストレア、彼はでかい場所だなと思い見ていると彼に抱き付く人物がいたので彼は誰だろうと見ているとナァーザである。

 

「ベル、はぁはぁ・・・・・・ベルベルベルベルベルベルベルベル」

 

「な、ナァーザお姉ちゃん・・・・・・」

 

ベルに抱き付いたのは犬人のナァーザである。彼女はすりすりとしているとほかのメンバーも現れて苦笑いをしながら見ていた。

 

「やぁベル君!!」

 

「ヘスティア様に木場さん・・・・・・」

 

「ベル君モテモテだね(笑)」

 

木場はナァーザに抱き付かれているベルを見てふふと笑いながら彼らは中へと入る。果たしてベルの運命はいかに・・・・・・




次回 アポロン主催の神の宴が始まる前、ベルはロキ・ファミリアやフレイヤ・ファミリアも到着をしていた。

そして神の宴が始まろうとしている。

次回「神の宴」

「私が神だああああああああああああああああああ!!」



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神の宴

アストレアと共に神アポロンの主催の神の宴へとやってきたベル、現在彼女達は中へと入りいろんなところから神々が来ており眷族も一人同伴と書かれていたのだ。だがアストレア・ファミリアはベルを連れてくるようにとまるで彼をここに来させるために開催をしたのではないかとアストレアは呟いた。

 

そして現在到着をしたベルはでかい会場に驚きながらもアストレアと共に中へと入る。なおナァーザはモフモフを堪能をしたのか満足をしてはなれている。

 

中に入るとロキはリヴェリアを連れてきており彼らに気づいて近づいてくる。

 

「おーーーベルたん!」

 

「やぁベル、君も大変なことになったな。」

 

「えぇ・・・・・・おそらくなのですが・・・・・・アポロンさまの眷族たちは僕をわざと怒らせるためにミアさんの前であんなことを言ったのでしょう。まぁ僕もゴスペルを使って吹き飛ばしましたけどね・・・・・・」

 

「「お、おう・・・・・・」」

 

ふふふと笑うベルを見てロキは「アポロンの奴、ベルたんを怒らせたな・・・・・・」リヴェリアの方も「息子が・・・・・・息子が・・・・・・」とブツブツ何か言っていたが今のベルには聞こえていない。

 

「べーーるくーーーん!」

 

「ウェップ!!」

 

ベルに突撃レポートをしたのはガネ―ジャ・ファミリアのアーディ・ヴァルマである。彼女は彼を見つけるとダッシュをして抱きしめてきたのだ。

 

「あ、アーディお姉ちゃん!?」

 

「うふふふふモフモフモフモフーーーーー」

 

アーディにモフモフタイムが始まりベル自身はまさか公の場でやるとは思ってもいなかったので顔が真っ赤になっていく。やがて満足をしたのかアーディはごちそうさまといいベル自身はふぇーとトマトのようになっていた。

 

やがてアポロンが現れてパーティーが始まった。ベル自身はアポロンから何か気持ちが悪い視線を感じて身震いをしてアストレアの後ろへ隠れてしまう。

 

「うわーアポロンの奴完全にベルたんを狙っているな・・・・・・」

 

「あぁ、あの目は間違いなく捕食をしようとしている眼だ。」

 

「ガタガタブルブルガタガタブルブル」

 

(((((可愛い))))))

 

ベルの震えている姿を見てほっこりをするメンバー、やがてダンスなども終わりアポロンが降りてきた。

 

「諸君!宴は楽しんでいるかな?盛り上がっているなら何より!こちらも宴を開いた甲斐があるというものだ!!」

 

やがてアストレアと相対をするかのようにベルはアストレアの後ろに隠れながらアポロンを見ていた。

 

「やぁアストレア、先日は私の子が世話になったわね。」

 

「えぇそうね」

 

お互いに火花を散らしているのが見えてベルはこれが神々の戦い?とわけのわからないことを言いだしたのでオーマジオウは違うからなとツッコミを入れる。

 

「私の子が君の子に重傷を負わされた。その代償を受けてもらいたいのだが?」

 

「言いがかりも甚だしいわね、私のベルは一切手を出していないわよ?それに先にしてきたのはそちらの子でしょ?」

 

「だが私の愛しいルアンはあの日、目をそむけたくなるような姿で帰ってきた。おーールアンよ!」

 

すると後ろの方からミイラ男の姿を見てベルは突然として笑いだした。

 

「ふふふふあはははははははははははははは!!」

 

「な、何がおかしい!!」

 

「いやー傑作ですよアポロンさま、だってその人ミア母さんのフライパン一撃でダウンをした人じゃないですか(笑)これが笑っていられませんよ(笑)それにやられたというなら僕もそちらの団長さんみたいな人に殴られましたからね。」

 

ベルはぺりっと剥がすとまだ青い痣が残っていた。それを見てアーディやリヴェリアは目を見開いてアポロンを睨んでいる。ナァーザはすぐにベルのところへと行き彼を抱きしめる。

 

「・・・・・・・・・ベルの顔になんてこと最低!!」

 

「私の義息子の顔を傷つけたようだな・・・・・・貴様ら!」

 

「ベル君大丈夫?」

 

アーディは抱きしめられているベルを回収をしてすぐに殴られた後を触っている。ベル自身はいたたたというが恥をかいたアポロンは顔を真っ赤にして宣言をする。

 

「おのれ・・・・・・戦争遊戯だ!!アストレア!君のところに宣言をする!!」

 

「・・・・・・えぇ構わないわよ。でも明日以降もベルを狙うならギルドからペナルティを覚悟をするといいわね。」

 

「やな、それにベルたんを狙うって言うならうちが証人になるで!」

 

「ロキ・・・・・・」

 

「ベルたんはうちのお気に入りや!それにもしベルたんをやるっていうならうちも参戦をする覚悟やで?」

 

「ならその時は僕のところも参戦をするさ」

 

「どチビ!?」

 

「ベル君にはうちのリリルカ君と木場君が世話になっているからね。だからもし彼らを狙うっているなら僕もそれなりの覚悟を見せるさ」

 

「ヘスティア・・・・・・ロキ・・・・・・」

 

「さーてとりあえず準備などもあるから一週間後に『神会』を開くで!!その時まではお互いに一切の奇襲などは禁止や!破ったら即反則負けや!当日の司会はうちが受け持つ!では今日は解散や!」

 

こうしてアポロン・ファミリア対アストレア・ファミリアの戦争遊戯の開催が決まったのであった。




次回 神会にて戦争遊戯が決まった。だが参戦をするのはベルただ一人だ。ベルは対人戦などはやったことがないが・・・・・・一応フィンとかと模擬戦をしたことがあるのでそれと同じだなと思いつつ念のために仮面ライダーにはならずに戦う。

次回「決定をした戦争遊戯、特訓開始」


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決定をした戦争遊戯!神々の会

それから一週間が経ちベルはアリーゼ達と模擬戦をしながらいつでもアポロン・ファミリアと戦える準備を進めていた。現在彼が装備をしているのは腰部の二刀の太刀でアリーゼが振り下ろす剣を受け止めていた。

 

一方でバベル30階、いつも『神会』が行われる会場で臨時の『神会』が行われることになり司会はロキが担当、今回の戦争遊戯に関しての説明の資料などをアストレアとアポロンは確認をしている。

 

「我々が勝ったらベル・クラネルをもらい、アストレア・・・・・・君にはオラリオを出てもらうぞ?」

 

「ならこちらが勝ったらアポロン、あなたには送還をしてもらうわよ?」

 

「あらちょっと待って頂戴」

 

「フレイヤ?」

 

「ねぇアポロンの方は全員で挑むけどアストレアの方は・・・・・・ベル一人で戦わせるってのはどうかしら?」

 

「!!」

 

「ベルたんを一人でかいな・・・・・・それはさすがに」

 

「いいえ確かにベルは一人よ。だけど見て見たいものよ・・・・・・あの子の力なども一人でどこまで戦えるのかをね。」

 

フレイヤはふふふと笑いながらそういいアポロンもそれに便乗をした結果、アストレア・ファミリアはベル一人で戦うことになる。そしてその内容が攻城戦である。

 

なお攻めの方はアストレア・ファミリアで守りの方がアポロン・ファミリアの方になりアストレアの方はニヤリと笑っていた。

 

縛りなどは何もないのでベルはジオウの力を使うことができるからである。

 

「さて決まったな。日程などは城などを確保をしないと行けないから色々と決まってから報告をすることにするわ。それじゃあ解散!」

 

こうして神会は終わり、アストレアはそれを眷族たちに知らせるためにホームの方へと戻っていく。

 

それから出発から数時間が経ちアストレアはホームへ帰ってくるとベルが丁度外に出ており向かえる。

 

「お帰りなさいアストレア様!」

 

「ベル、皆はいるかしら?」

 

「はい、皆さんアストレア様が帰ってくるのを待っておりますよ?」

 

「そう神会で決まったことを言わないといけないからベル、皆を集めて頂戴」

 

「わかりました。」

 

ベルはホームへと入りアリーゼ達に声をかけてリビングに集合をする。全員が座ったがベルは輝夜の間に座りアストレアは神会であったことを話しをする。

 

「では話をするわね?今回のアポロン・ファミリアとの戦争遊戯は・・・・・・」

 

「どうしましたのですかアストレア様?」

 

「攻城戦なんだけど・・・・・・こちらからはベル一人でなのよ。」

 

「「「「「!!」」」」」」

 

全員が目を見開いた。ベル自身もまさか自分だけ出ることになるとは思ってもいなかったので驚いている。

 

「・・・・・・どういうことですか?なぜベル一人で参戦なのでしょうか?」

 

「フレイヤがベルの一人での戦いを見たいといってね。それにアポロンが便乗をしたのよ。」

 

「くそったれが!!」

 

「ベル・・・・・・一人で・・・・・・」

 

「・・・・・・やります!」

 

「ベル!」

 

「元の原因は僕の責任です。僕は必ず勝ちます!アストレア様を追放させないために!!」

 

ベルは立ちあがるが輝夜が腰に抱き付いてるので雰囲気は台無しである。だが彼は一人で戦わないと行けないのでいつもの姉たちがいない不安もあるが自分が勝たないとアストレアが追放されてしまうので彼は首を横に振りジクウドライバーを腰部に装着をしてベルは改めて決意を固める。

 

一方でアリーゼ達は不安ではないがベルを一人で戦わせるなんてという気持ちであった。

 

「ねぇベル・・・・・・」

 

「なんですか?」

 

「もしね・・・あなたが勝ったらね私の純潔をささげるわ。」

 

「ぶううううううううううううううう!!」

 

突然の発言にベルは座った後に飲んでいた水を吹いてしまう。

 

「ベルさま・・・・・・」

 

それをフィルヴィスが当たってしまったのでベルはすぐに謝りほかの団員たちはアリーゼを正座させて何を言うんだこいつはと説教を始めるのであった。

 

そして始まるのはベルとアリーゼ達の模擬戦を戦争遊戯まで戦うのであった。ベルはジオウに変身をしてアリーゼ達と模擬戦をして戦うがやはり対人戦などもありベルは力などを制御をしないと行けないので大変であるがそれでもアストレアのために戦う為に彼は戦い続けた。

 

特訓を続けて週間が経ちベルは更新をするとアストレアは目を見開いている。

 

「・・・・・・ベル、レベルアップが可能となったわ。おそらくゴ・ガドル・バとかもあるけどアリーゼ達との模擬戦があなたをパワーアップをしようとしているのそれでどうする?」

 

「お願いしますアストレア様。」

 

「わかったわ。」

 

アリーゼ達との模擬戦でベルのレベルが上がれるようになり彼は昇進をしていよいよアポロン・ファミリアとの戦いが始まろうとしている。

 

「それではアストレア様、そして皆さん・・・・・・行ってきます!!」

 

「ベル気を付けてね?」

 

「はい!!」

 

ベルは馬車に乗り会場となる場所の方へと移動をする。




次回 アポロン・ファミリアとの攻城戦に向かっていくベル、彼は絶対に負けられない戦い・・・・・・到着まで目を閉じて休むことにした。

そして彼は目を覚まして到着をして始まろうとする。

次回「戦争遊戯戦、負けられない戦い」


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戦争遊戯戦、負けられない戦い!

戦争遊戯が行われる場所へと馬車に乗り向かっているアストレア・ファミリアのベル・クラネル・・・・・・彼はアポロン・ファミリアの大群に対して一人で立ち向かうべく目を閉じて休んでいた。

 

オラリオでは街のいたるところで酒場などが開いておりロキは賭け事をするって聞いて各場所に眷族たちを向かわせてアストレア・ファミリアに賭けるように指示を出して彼女は「ベルたん頑張りな」と呟いた。

 

ヘスティア・ファミリアの方でもリリが賭けでアストレア・ファミリアに賭けておりそれを木場は苦笑いをしながら見ているが彼自身もベルを応援をする。

 

豊穣の女主人でも別の酒場でも彼の力を見たモルドなどが賭けておりアリーゼ達は自分たちができることはした。後はベルが頑張るだけと祈っている。

 

一方でアストレアはバベル30階層にアポロンと共におり彼はニヤリと笑いながらベルきゅんが私の物にといっている。

 

ベルは目を開けて攻める側なので彼はジクウドライバーとライドウォッチを構えて目を開ける。

 

「・・・・・・オーマジオウさん。僕は行きます!」

 

『あぁベル!お前の力見せてやれ!!』

 

「はい!!」

 

【ジオウ!】

 

ジオウライドウォッチを右側にセットをして360度回転させる。

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】

 

ジオウに変身をしたベルはジカンギレ―ドを構えて左側のバイクライドウォッチを外して投げると変形をしてライドストライカーへと変わりそれにまたがる。

 

いよいよ戦争遊戯が始まろうとしている。そして音が鳴りベルはライドストライカーのスロットルを全開にして飛びだした。

 

オラリオでもその中継がされており全員が見ていると猛スピードでアポロン・ファミリアの守る城壁にいるメンバーも何かが突撃をしているのを見て攻撃をするがベルはライドストライカーを華麗に動かして交わしていく。

 

「な、なんだあれは!?」

 

『おっと!ベル・クラネル!謎のマシンに搭乗をしてアポロン・ファミリアが放つ魔法攻撃を華麗に交わしていく。てかあれは何でしょうかガネ―ジャさま!!』

 

『うむ!俺がガネ―ジャだ!!』

 

『わからないならわからないといってください!なおこのたび司会をさせてもらいますガネ―ジャ・ファミリアのイブリ・アーチャーが務めますっておっとベル・クラネル!なんとそのまま城の中に突撃をして飛び降りる!!』

 

ベルはライドストライカーを戻すとジカンギレ―ドをジュウモードにしてライドウォッチをセットをして構える。

 

【フィニッシュタイム!ダブル!スレスレシューティング!】

 

放たれた誘導の弾がアポロン・ファミリアに命中をして気絶させている。ベルはそのまま走りだしてほかのライドウォッチを起動させて変身をする。

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!ソードフォーム!電王!】

 

「俺!参上!!」

 

そのまま突撃をして切りかかってきた人達の剣をはじかせた後に頭突きをしたり蹴りを入れて吹き飛ばしたりする。

 

【アーマータイム!サイクロン!ジョーカー!ダブル!】

 

肩部のメモリドロイドたちがアポロン・ファミリア達に攻撃をした後に合体をしてダブルアーマーへと変わり構える。

 

「撃て!魔法を使うんだ!!」

 

魔導士たちが魔法を使いベルに放ってきたが彼は右足部にエネルギーを込めて前に蹴りを入れると緑の竜巻が発生をして魔導士たちが放った攻撃をふさいで彼は接近をして蹴りを入れてアポロン・ファミリアの人たちを気絶させていき進んでいく。弓を使って攻撃をしてきたが彼はすぐに別のライドウォッチを起動させて変身をする。

 

【アーマータイム!烈火抜刀!セイバー!】

 

セイバーアーマーを装着をして必殺技を構える。

 

【フィニッシュタイム!セイバー!必殺読破タイムブレーク!】

 

「せいやああああああああ!!」

 

右手の火炎剣烈火烈火の刀身に炎を纏わせて放たれた弓に対して斬撃刃を放ち相殺をする。そのまま先に進んでいくと一人の女性が立ちふさがる。

 

「あなたは・・・・・・」

 

「・・・・・あたしはタブネ・ラウロス、仮面ライダー・・・・・・カサンドラが言っていた救世主ってのはあんたで間違いないよ。行きな」

 

「え?」

 

「・・・・・・あたしはね勝手にアポロンさまのせいで無理やりこの派閥に入れられたんだ。だからお願いだよ・・・・・・あたしたちを救ってくれ!!」

 

「・・・・・・約束をしましょう。俺はあんたたちの希望になる!!」

 

【アーマータイム!プリーズ!ウィ・ザ・-ド!】

 

ジカンザックスに切り替えて現れるアポロン・ファミリアに対して次々に気絶などをさせていくベル、彼は傷つけないように彼らの武器だけを破壊をしたりして戦闘不能にさせていく。

 

だがアポロン・ファミリアも負けていない、数が多いのでベル自身もきりがないとほかのライドウォッチを起動させる。

 

【アーマータイム!3,2,1!フォーゼ!】

 

「一気に突破します!」

 

【フィニッシュタイム!フォーゼ!リミットタイムブレーク!!】

 

そのまま回転をしてきりもみしたままアポロン・ファミリアのヒュアキントスがいる場所まで行く。そして扉を蹴り飛ばして彼は着地をする。

 

「・・・・・・来たか仮面ライダー」

 

「ヒュアキントスさん・・・・・・」

 

「貴様が負けられないように・・・・・・私もアポロンさまのために負けるわけにはいかない!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベルはライドウォッチを外して変身を解除をした。彼は腰部につけている太刀を抜いて構える。

 

「なら僕は仮面ライダーとしてではなく一人の団員としてあなたと戦います!我が名はベル、ベル・クラネル!アストレア様の眷族だ!!」

 

「なら答えよう!我が名はヒュアキントス・クリオ!我が主神アポロンさまのために貴様を倒す!」

 

お互いにダッシュをしてベルに対してヒュアキントスは剣をふるう、ベルはそれを右手の太刀で受け止めてから左手に持っている太刀で攻撃をするが交わされてしまう。

 

再びベルはそのままダッシュをしてヒュアキントスに切りかかるが彼はそれを交わすがかすったのか服が破れる。

 

「!!」

 

「高速一閃・・・・・・交わされましたか・・・・・・」

 

「な、馬鹿な貴様のレベルは4のはず・・・・・・」

 

「いいえ実はギルドにランクアップの申請をしまして・・・・・・レベルは6です」

 

「な!?」

 

「そしてレベル6になり僕は新たな魔法も覚えました。・・・・・・これが僕の新たな魔法!」

 

ベルはダッシュをしてヒュアキントスに接近をしてこようとした。ヒュアキントスは剣をふるうがベルは飛びあがり回避をした。

 

「これが僕の新たな魔法・・・・・・強化魔法・・・・・・一時的にパワーとスピードなどがあがるみたいです。名前・・・・・・うーーんつけるとしたらハザード?うーん何か違う気がする・・・・・・えっとえっと」

 

「戦っている最中に何を考えている貴様あああああああああああああああああ!!」

 

ヒュアキントスは剣をふるったがベルはそれを両手で受け止めた。

 

「な・・・に!?」

 

見ていた全員が驚いている。

 

「真剣白刃取り・・・・・・」

 

輝夜は映し出された映像を見て呟いた。全員がベルが白刃取りをするとは思ってもいなかったので全員が驚いている中ベルはそのまま引っ張りヒュアキントスの剣を膝蹴りで粉砕をした。

 

「な!」

 

「であああああああああああああああああああああああ!!」

 

そのまま唖然としているヒュアキントスのお腹部に拳を叩きつけてそのまま壁の方ねと殴りつける。

 

「がは!!」

 

「負けられない・・・・・・あの人と・・・・・・そして仲間たちと別れるのは嫌なんだ!!」

 

「そ・・・そう・・・か・・・・・・ベル・・・クラネル・・・・・・私の・・・・・・負けだ・・・・・・」

 

そのまま壁から立ちあがるが前に倒れる。ベルは息をあげながらそのままヒュアキントスが座っていた玉座付近にあるアポロン・ファミリアの旗を取り掲げる。

 

『決まりましたあああああああああああ!!勝利をしたのはベル・クラネル!彼を思う女神と眷族達の思いが伝わったのでしょう!彼を勝利に導きましたああああああああああああああああああああ!!』

 

「「「「よっしゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」」」

 

「ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「ベル・・・・・・かっこいい・・・・・・」

 

「ふふ流石私のベルですね。」

 

「聞きずてならないよアミッド、ベルは私のだよ?」

 

「何を言っているのかしら?ベルは私のです。」

 

ばちばちと火花を散らすアミッドとナァーザであった。一方でアーディとティオナも喜んでいた。

 

「やったああああああああああ!!」

 

「ベルやっぱり好きいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

ティオナは戦うベルの姿を見てアーディもベルが仮面ライダーとしてではなく一人の戦士として戦った姿を見て目をハートにする。

 

一方でレフィーヤとアイズも目をハートにしてベルの最後のシーン、つまりヒュアキントスを殴るシーンを見てもっと好きになりベートは血が騒いできておりはやくベルと戦ってみたくなる。

 

「流石だねベル」

 

「あぁ自慢の義息子だ」

 

「がはははは!あやつ生身でもやるではないか!わしらも負けてられないぞ!!」

 

「ふふ僕も同じだよ。彼は僕たちに冒険者としての血を起こしてしまったからね。」

 

「楽しみだわい!」

 

一方でアポロンは顔を蒼白させていた。あれだけの大人数をベルは一人で突破をしてしかも誰も殺さずに気絶させてヒュアキントスとの戦いでもけがはさせてしまったが殺さないように戦ったのだ。

 

「さてアポロン・・・・・・わかっているわね?」

 

「わかっている・・・・・・見せてもらったよアストレア・・・・・・ベルきゅんの・・・・・・君に対しての思いがね。私が間違っていたのだな・・・・・・」

 

「その通りね。とりあえずあなたを拘束をしておくわ」

 

「あぁ・・・・・・」

 

そして勝利をしたベルはジオウに変身をしてライドストライカーでオラリオまで飛ばしていく。

 

彼はオラリオが近くになると変身を解除をして中へと入るとオラリオが盛り上がっていたので彼は驚きながらも中へと入る。

 

アストレアが待っているであろうバベルの塔まで到着をして主神が待っている場所に上がっていく。

 

「ベルうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!」

 

アストレアはベルの姿を見つけると走りだして彼に抱き付いた。ベルはそのまま後ろの方へと倒れてしまう。

 

「あ、アストレア様・・・・・・僕、勝ちましたよ?」

 

「えぇそうよ。あなたは本当に最高の私の眷族だわ!!よくやったわ・・・・・・ベル!!」

 

「はい!!」

 

ベルは笑顔でアストレアと共にホームの方へと歩いていきベルは扉を開けるとアリーゼが勢いよく現れる。

 

「ベルううううううううううう!!」

 

そのままアリーゼはベルにキスをしてきた。彼自身は突然としてキスをされたので驚いている。

 

「好き好き好き!あーーーもう駄目!好きすぎるわベル!かっこいいわ!!」

 

「落ち着けアリーゼ!」

 

「ベルーーー本当によくやったよ!あたしからプレゼントだ!」

 

ネーゼも先ほどのアリーゼと同じようにキスをしてそこから輝夜にわたりキス、ノイン、アスタ、リャーナ、セルティ、イスカ、マリューとフィルヴィスもキスをする。

 

「ベルさま・・・・・・私はベルさまのような方と出会えて幸せでございます。」

 

「フィルヴィスさん・・・・・・」

 

「こらお前もするのだろう?」

 

「リューさん・・・・・・」

 

「べ、べりゅ」

 

そのままキスをしてライラは頑張ったなと頭をなでなでをする。こうしてベルの戦争遊戯は一日で終わりベルの勝利で終わった。

 

次の日にアポロンは眷族たちとお別れをしたのか覚悟を決めており送還の準備をしようとした時。

 

「待ってくださいアストレア様!お願いです!どうかアポロンさまを送還だけは送還だけは!!」

 

「ひゅ、ヒュアキントス・・・・・・」

 

「アポロン、送還はやめてオラリオから追放させます。あなたに対して真の忠誠心があるものたちはあなたについていくようにしなさい。」

 

「・・・・・あぁありがとう。それとベル君・・・・・・」

 

「・・・・・・アポロンさまこれからは無理やり眷族にさせないでくださいね?僕が言えることはそれだけです。」

 

「あぁ・・・・・・本当にすまなかった。」

 

こうしてアポロンはヒュアキントスを始め真に忠誠心を誓った者たちを連れてオラリオを出ていく。

 

そしてアストレア・ファミリアに新たな二人の人物が加入をした。

 

「ダフネ・ラウロス、レベル2だよろしくお願いします!」

 

「か、カサンドラ・イリオン・・・・・・同じくレベル2・・・です。」

 

「「「「「「じーーーーーーーーーー」」」」」」」

 

新たなにアポロン・ファミリアからダフネとカサンドラが加入をしたが犯人である兎を見つめる姉たちであった。




次回 アポロン・ファミリアとの戦いで勝利をしたベル、新たにダフネとカサンドラが加わりベルは二人と共にパーティーを組んでダンジョンへと向かった。

一方で木場もリリと共にダンジョンへ行きモンスターと戦っていると誰かがいたので一体誰だろうと見ると一人の男性である。

だがその男性を見て木場は・・・・・・

次回「男性」

「ど、どうして君が・・・・・・」

果たして木場君が見た人物は!!まぁ想像がつく人はわかるかもしれませんね。


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男性

アポロン・ファミリアとの戦争遊戯が終わりベルは現在ステータスを更新をしているとスキルに新たなものが加わっていた。

 

・主神命 主神のことを思うことでステータスが上昇をする。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「うふふふふありがとうベル」

 

「・・・・・・穴があったら入りたい気分です・・・・・・」

 

「あら私は嬉しいわよ?あの時のあなたの言葉ふふふふせーんぶ流れているのよ?」

 

「にゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

ベルはさらに真っ赤になっていきアストレアはからかい過ぎたわねといいステータス更新を終えて服を着替えて今日はダンジョンへ行くことにしているのには理由がある。

 

「お待たせしましたダフネさん、カサンドラさん。」

 

「ごめんねベル、疲れているのに」

 

「ごめんなさい・・・・・・」

 

「いえいえきにしないでください。とりあえず行きますか?」

 

「「はい!!」」

 

現在ベルはダフネとカサンドラとチームを組みダンジョンへ行くことにした。二人はレベル2とはいえアストレア・ファミリアは警備などもあるため現在ベルがつき添うことになっている。

 

そしてそこに一人の人物が到着をする。

 

「ベル早いね?」

 

「いえいえナァーザさんも」

 

そうミアハ・ファミリア団長のナァーザが今回は同行をすることになりベルは三人を守るために最初からジオウに変身をすることにした。今回ナァーザは回復薬を新しく作るために中階層へと行きたいが一人では無理なのでベルにお願いをしたのである。

 

ベルは承諾をしてダフネとカサンドラを連れていくことにした。

 

彼らはダンジョンへと入りベルはジオウに変身をした後新たなライドウォッチを出してセットをする。

 

【機界戦隊ゼンカイジャー!】

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!45バーン!ゼンカイザー!】

 

ゼンカイザーの力が入ったアーマーが装着されて仮面ライダージオウゼンカイザーフォームへと変わり左手にジカンガトリングが装備されて構えて発砲をする。

 

ゴブリンたちはジカンガトリングを受けて粉砕されて行き三人はうわーと青ざめていた。

 

「やり過ぎましたね」

 

「やり過ぎだよベル」

 

「やり過ぎだ」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「カサンドラさんが真っ青になっている!?」

 

一方でリリルカと木場もダンジョンにおり彼らは中階層まで来ており木場はオーガになりオーガストランザーを構えてモンスターを切っていた。

 

【エクシードチャージ】

 

「は!!」

 

振り下ろされたオーガストランザーでモンスターを次々に葬っていき彼はリリルカと休憩をしていた。

 

「お疲れ様です木場様。」

 

「あぁありがとう・・・・・・」

 

「もしかして昔のことを?」

 

「あぁ彼には謝っていないなと思ってね。」

 

「彼?」

 

「乾 巧・・・・・・僕がベル君から借りたライドウォッチの力でファイズの元の変身者だよ・・・・・・僕は彼と敵対をしたことが何度もあった。最後は彼にオルフェノクの王ごと僕を倒すように言ったからね・・・・・・」

 

「木場様・・・・・・」

 

「後悔をしていないってのはウソになる。乾君・・・・・・さて先に進むとしようか?」

 

「はい木場さま!!」

 

オーガとリリルカは立ちあがり先へと進んでいく、一方でベルはジカンガトリングを放ちながらブレイドのライドウォッチをセットをする。

 

【フィニッシュタイム!ブレイド!バンバンブラスト!】

 

「であ!!」

 

電撃を込められた弾丸が放たれてモンスターに当たり撃破された。ミノタウルスが現れるがベルはベルトを操作をして必殺技を構える。

 

【フィニッシュタイム!ゼンカイザー!ゼンカイタイムブレーク!】

 

彼の隣にゼンカイザーがギアトリンガーを構えている幻影が合体をしてジカンガトリングにエネルギーが貯められて発砲をする。

 

「ふぃ・・・・・・」

 

「お疲れ様ですベル」

 

「ありがとうございますカサンドラさん。」

 

「それにしてもすごいよねベルって、7歳から冒険者として戦っているんだよね?」

 

「そうですね、アストレア様達と出会いオーマジオウさんと出会い今に至りますね」

 

「なるほど・・・・・・ベルの強さがわかった気がする。」

 

「うんうん。」

 

3人はベルの強さに納得をして中層までベルたちは進んでいく。一方で16階層まで来た木場とリリルカ、彼らはモンスターを倒しながらいるとリリルカが叫ぶ。

 

「木場さま!誰かが倒れています!!」

 

「え?」

 

リリルカが行った方角へ走っていくと一人の男性が倒れていた。だがそれを見て木場は仮面の奥で目を見開いている。

 

「木場さま?」

 

「どうして・・・・・・どうして彼がここにいるんだ・・・・・・」

 

「あれ?木場さん?」

 

そこにベルたちも到着をして倒れている人物がいたのでナァーザは急いで駆け寄り傷ついている彼にポーションを飲ませる。

 

ベルたちは変身を解除をしてその人物を見ている。

 

「どうして彼が・・・・・・」

 

「木場さんは知っている人ですか?」

 

「・・・・・・乾 巧・・・・・・君が持っているファイズライドウォッチ・・・・・・本当のファイズの変身者でもある人物だよ。」

 

「ファイズの」

 

ベルはファイズのライドウォッチを出してみていると男性、乾 巧が目を開けて辺りを見ていた。

 

「こ、ここは・・・・・・俺は・・・・・・」

 

「乾君目を覚ましたみたいだね?」

 

「木場?・・・・・・そうか俺は死んじまったのだな。」

 

「いや君はまだ死んでいないよ乾君」

 

「どういうことだ?」

 

木場説明中

 

「なんだよそりゃあ・・・・・・ここは別世界でお前は神様って奴の眷族になっているってことか?」

 

「そういうことだね。」

 

二人が話をしている中、ベルは楽しそうにしているなと見ていた。

 

「なんだか普通の親友みたいだね。」

 

「親友なんですよ二人は。」

 

すると光弾が飛んできて全員が前を見ると仮面ライダーが銃を向けていたのでベルは驚いている。

 

「見つけたぞ・・・・・・木場 勇治!!」

 

「もしかして草加か!」

 

「乾か・・・・・・まぁいいオルフェノクはここで消す!!」

 

「待ってください!あなたはいったい!!」

 

「うるさいなーー君は黙ってろ!!」

 

カイザブレイガンを構えて発砲をしてベルは腰部の太刀でふさいだがブレイガンの弾に耐えきれずに太刀が粉々になってしまう。

 

「太刀が・・・・・・」

 

【READY】

 

カイザはメモリをセットをしてブレードモードにして構える。乾は変身をしようとしたがファイズギアがないのでどうしようと見ていると木場はオーガドライバーを出してオーガフォンを使い変身をする。

 

「変身」

 

【COMPLETE】

 

仮面ライダーオーガに変身をしたのを見て乾は驚いている。

 

「お前・・・・・・」

 

「これは僕のスキルなんだ。今の僕はオルフェノクじゃないただの人間・・・・・・それでも僕は守るために今ここにいる。」

 

「お前が人間だと?ふざけるなああああああああああああああああああ!!」

 

カイザはカイザブレイガンを構えて突撃をする。




次回「オーガ対カイザ」


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オーガ対カイザ

カイザブレイガンを振るいオーガに攻撃をしてきたがオーガストランザーで受け止めた。

 

「貴様あああああああああああ!!」

 

「く!!」

 

カイザの猛攻にオーガは押されていた。乾はこのままでは二人が傷つくのを見ているだけなのかと見ていたがベルは二刀流の太刀が粉砕されたのでジクウドライバーを装備をしてジオウライドウォッチを装着をして変身をする。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】

 

ジオウに変身をして押されているオーガを助けるためにジカンギレ―ドをジュウモードにしてファイズのライドウォッチをセットをして構える。

 

【フィニッシュタイム!ファイズ!スレスレシューティング!】

 

「は!!」

 

放たれた弾丸がカイザに当たり吹き飛ばされる。カイザは起き上がりジオウを睨んでいる。

 

「貴様・・・・・・殺してやる!お前も木場の味方をするなら俺の敵だあああああああああああああああああああああ!!」

 

カイザはカイザブレイガン、カイザフォンを構えて発砲をする。ベルはその攻撃に対してかわしてオーガがオーガストランザーでカイザのボディに攻撃をして突き飛ばした。

 

「貴様ら!!」

 

するとサイドバッシャーが現れてカイザはそれに乗りこんでバトルモードにした。

 

「ベル!」

 

「ベルさん!」

 

「ベル!」

 

「皆さんは離れてください!」

 

「俺も・・・・・・俺も変身ができれば・・・・・・」

 

乾は今の自分が何もできない悔しさに手を握りしめているとバイクの音が聞こえてきて全員が何かと見ているとオートバジンが現れてその後ろにボックスがあったので開くとファイズギアが・・・・・・乾は決意を固めてファイズギアを装着をする。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ファイズフォンを開いて555と押してエンターを押す。

 

【スタンディバイ】

 

「変身!」

 

【COMPLETE】

 

今ここに仮面ライダーファイズが本当の意味で復活をした。カイザはその様子を見て首を鳴らしていた。

 

「そうかそうかやはりオルフェノク同士ってことか乾!!」

 

「草加、こんなところまで来て木場に対して復讐をする気なのか!!」

 

「当たり前だ!なぜ貴様達が生きて俺が死なないといけないんだ!!俺は・・・・・・俺はそれが許せないんだよ!!」

 

サイドバッシャーの左手からミサイルが発射されてベルたちは回避をする。だが外れたミサイルがダンジョンに当たり次々に崩壊をしていく。

 

「まずい・・・・・・このままじゃ!!」

 

ベルはどうしたらいいのかと見ていると突然としてダンジョンが揺れだしたので全員が何事かと見ているとダンジョンの壁から骨のモンスターが現れて辺りを見ていた。

 

「なんだあれは・・・・・・」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

今から6年前、ベルがオーマジオウの力によってアストレア・ファミリアを助けた際に交戦をしたジャガーノートが再び復活をしてダンジョンを壊されてたまるかと咆哮をしている。

 

「なんだあの化け物は・・・・・・」

 

カイザはサイドバッシャーで前進をしてジャガーノートに攻撃をしようとした。

 

「うかつに近づいてはいけません!!」

 

「黙れええええええええええ!!」

 

サイドバッシャーのガトリングとミサイルが放たれてジャガーノートに命中をして煙が発生をする。草加はふっと笑うがその煙の中から無傷のジャガーノートが現れてサイドバッシャーに体当たりをして破壊をした。

 

「どあ!」

 

カイザは投げ飛ばされてジャガーノートは咆哮をする。ベルはジャガーノートの力を知っているのでオーマジオウが声をかける。

 

『ベル交代だ!』

 

「お願いしますオーマジオウさん!!」

 

『おう!変身!!』

 

オーマジオウに変身をして彼はジャガーノートを見ている。

 

「ふんまた再び我の前に現れる・・・・・・ぬ?」

 

オーマジオウは攻撃をしようとしたが後ろから攻撃を受けたので何事かと見ているとカイザがカイザブレイガンを構えて発砲をしたようだ。

 

「邪魔をするな!あれは俺の獲物だ!」

 

【エクシードチャージ!】

 

カイザブレイガンからマーカーが射出されてジャガーノートが動きを止めてカイザは突撃をしてカイザスラッシュを放とうとしたがジャガーノートははじかせてカイザに爪を切り刻むで吹き飛ばした。

 

「がは!」

 

「ッチ、邪魔をするな!」

 

オーマジオウは動きを止めてファイズブラスターを装備をして放ちダメージを与えてから接近をして拳のラッシュをお見舞いさせる。

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「であ!!」

 

ジャガーノートを軽々と吹き飛ばして攻撃をしようとしたがカイザが邪魔をしてきたので彼は集中をすることができない。

 

「小童が・・・・・予の邪魔をする気か!」

 

「黙れ!!貴様だけは俺が倒す!!」

 

「何?」

 

カイザポインターを足部にセットをしてエンターキーを押す。

 

【エクシードチャージ】

 

「ちぃ!草加!!」

 

ファイズはファイズショットを右手に装備をして走りファイズフォンを開く。

 

【エクシートチャージ】

 

飛びあがる前のカイザにグランインパクトを放ち吹き飛ばしてカイザドライバーが外れて変身が解除される。

 

「がは!」

 

「感謝をするぞ乾 巧」

 

オーマジオウドライバーを操作をして2003年と表示される。

 

【ファイズの刻!エクシードチャージ!】

 

オーマジオウは飛びあがりポインターが放たれてジャガーノートは動きを再び止められてオーマジオウはそのままグリムゾンスマッシュが決まりジャガーノートは再びオーマジオウによって倒される。

 

一方で変身を解除をされた草加はカイザドライバーを再び手を取ろうとしたがそれを木場が回収をする。

 

「き、貴様・・・・・・」

 

「もうよせ・・・・・・君の体はさっきのジャガーノートとの戦いでボロボロだ。それにまた変身をすれば君は・・・・・・」

 

「うるさい!!」

 

そのまま突進をしてカイザドライバーを取り装着をしてカイザフォンを開いて913とコードを入れて構える。

 

【スタンディバイ】

 

「変身!!」

 

【COMPLETE】

 

カイザに変身をしてカイザブレイガンを構えて三人のライダー達やダフネ達に向けていたのでオーマジオウはカイザブレイガンを発生させてカイザより先に発砲をしてボディに命中させて吹き飛ばした。

 

「がは!!」

 

「全く、さてどうしたものか・・・・・・それにこいつの体はすでに限界を通りこしている。おそらく・・・・・・」

 

【ERROR】

 

「がは!!ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

「やはりな・・・・・・」

 

カイザの変身が解除されて草加は苦しんだ後に彼の体は崩壊をしていくのをナァーザ達には見せないようにオーマジオウは彼女達の前に立ち見せないようにする。

 

「お、おれは・・・・・・俺は・・・・・・ま、真理・・・・・・」

 

草加は灰化をしてカイザドライバーだけが残された。オーマジオウはカイザドライバーを拾い何かを施してからそれを木場達に渡した。

 

「私の力で灰化になるのを消しておいた。ついでに乾巧のも同じように処置をしておいた。」

 

「あんたは・・・・・・」

 

「我が名はオーマジオウだ。覚えなくてもいい」

 

「乾君、君はこれからどうするんだ?」

 

「さぁな、もう一度クリーニング屋みたいなところで働こうと思っている。まぁ何かあったら連絡をくれ」

 

「わかったよとりあえず一緒に上がろう。」

 

「いや我の力で一気に上がるとしよう。つかまれ」

 

オーマジオウに全員が捕まりそのままテレポート能力を発動させて地上へと上がっていく。なお乾 巧はクリーニング屋みたいなところを見つけてそこで居候をすることになったそうだ。




次回 ジャガーノートと再び交戦をしてオーマジオウの力で粉砕をしたベル、そして地上へと戻りナァーザと別れてホームへと戻った。

彼は色々とありオーマジオウの力を使った影響もあるのかお風呂の方へと向かい入ることにした。

次回「色々と疲れた体を休める」


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色々と疲れた体を休める

ベルside

 

なんか色々と疲れた、突然としてあの骨のモンスターがまた現れるし人は灰化するし・・・・・・てかどうなっているのやら・・・・・・オーマジオウさーん説明プリーズ。

 

『すっかり忘れているな。カイザやファイズはオルフェノク記号及びオルフェノクが変身ができるようになっている装置なんだ。だがデルタは誰でも変身が可能なんだよな・・・・・・あの草加という男はおそらくだが記号などあったのだが・・・・・・ボロボロの状態で変身をしたから灰化をしてしまったのだろう。』

 

「そうなんですね・・・・・・」

 

オーマジオウさんの説明を聞いた後に僕たちはホームの方へと帰ってきたのだがアリーゼお姉ちゃんが待っていたかのようにいて笑顔のままいたので僕何かしたのかと首をかしげてしまう。

 

(うぐ可愛い、そうよね・・・・・・今日は私がベルにふふふふふふふふふふふふふふふふふ)

 

(なんだろう、アリーゼから不穏な感じがするのだが?うーんこれは今日の夜何かあると思うな。)

 

とりあえず僕は色々と疲れたのでソファーでぐでーんと倒れている。いやーもう骨のモンスターと戦うのはもうこりごりです。いやオーマジオウさんの力で倒したけど・・・・・・グランドジオウでもあれ倒せますか?

 

『難しいところだろう、奴を見たところ堅すぎ、魔法を跳ね返すなど階層主並みだと私は思っている。』

 

うわーそれ冒険者キラーじゃないですかやだーーーーそんな奴がダンジョンを壊すと現れるっていったい・・・・・・ダンジョンって生きているのでしょうか?

 

『さぁそれに関してはわからないな。私もこの世界にきてから情報を調べているが・・・・・・いずれにしても可能性ってのが少なすぎる。』

 

オーマジオウさんでもわからないことばかりですか、とりあえず疲れてしまった体を休めるために目を閉じる。

 

ベルside終了

 

ベルがソファーで寝ているのをアリーゼはふふふと笑いながら接近をして寝ている彼の傍に座りぎゅっと抱きしめる。ベルはうにゅーと思いながらも寝ているため夢の中で柔らかい山に囲まれているなーという感じである。

 

まぁ正体はアリーゼの成長をしている胸であるけどね?

 

さて現在彼女はどうしようかと考えていた。そう彼に純潔をささげると言ったがいつやろうかと考えていた。自分の部屋に連れていくべきか・・・・・・いやいやまだ夜ではないのでと悩んでいるところである。

 

絶対に今日は誰よりもベルのを一番にもらおうと考えている姉であった。やがて夜となりベルは起き上がり目をこすっていた。

 

今回の事件でオーマジオウの力など使ったので彼は目を覚まして姉たちがご飯を作っているのを見て手を洗いに洗面所の方へと歩いて手を洗って全員が席についた後にご飯を食べていく。

 

なお彼の隣は今日はリューとアリーゼみたいなので一緒にご飯を食べておりアリーゼはベルに話しかける。

 

「ねぇベル一体何があったのかしら?帰ってきたら寝ていたけど。」

 

「・・・・・・うーーーんなんていいますか、ダフネさんとカサンドラさん、ナァーザさんと共に16階層まで行ったんです。そこに木場さん達と出会って男の人がダンジョンに倒れていたんです。」

 

「何!?」

 

全員がダンジョンに男性が倒れているという単語を聞いて驚いているとさらにベルはとんでもないことを言って全員が唖然としてしまう。

 

「そうしたら士さんとは違う仮面ライダーに襲われましてダンジョンが崩壊寸前になるかと思ったのかアリーゼさん達を襲おうとしたあの骨のモンスターと出会いまして撃破しました。」

 

「「「「ふああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」」」

 

水を飲んでいたものたちは吹いてしまい骨のモンスター、今から6年前にルドラ・ファミリアの爆弾が爆発をして現れたジャガーノートはベルが変身をしたオーマジオウによって粉砕されたがまさか再び骨のモンスターと交戦をするとはと・・・・・・アリーゼ達は苦笑いをしながら改めてオーマジオウがベルが変身をするグランドジオウよりも強いのだなと改めて認識をするのであった。

 

その後ベルはアリーゼと共にお風呂に入っている。

 

「ねぇベル?」

 

「?」

 

彼女は耳元で「後で私の部屋に来てね?」と聞いたのでアリーゼは先に上がっていきベルも後からお風呂から上がり彼女の部屋に行く。

 

「待っていたわよベル」

 

「アリーゼお姉ちゃん何を?」

 

アリーゼは立ちあがり扉の鍵を閉めると彼を抱きしめて彼女が普段寝ているベットへと連れこむ。

 

「忘れていないでしょ?アポロン・ファミリアとの戦争遊戯に勝ったら私の純潔を上げるって」

 

「も、もしかして・・・・・・」

 

「そう・・・・・・」

 

アリーゼは自分が着ているのを脱いでいきベルを迎える。

 

「さぁベルいらっしゃい」

 

(拝啓おじいちゃん、僕は大人の階段という冒険をしてきます。)

 

なおこのときオーマジオウはそんな感じがするなと思いシャットダウンをしているのであった。




次回 アリーゼと大人の冒険をしたベル、起き上がると裸のアリーゼがいたので彼自身は思いだして顔を赤くする。

次回「大人の階段のーぼった!」


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大人の階段のーぼった。

ベルside

 

皆さま、おはようございます、こんにちは、こんばんは・・・・・・アストレア・ファミリア所属のベル・クラネルです。

 

さて僕は今どういう状態かといいますと・・・・・・目の前に大きな二つの山があり抱きしめられているためその大きなものが僕の顔を埋め尽くされています。

 

皆さんの想像通り、僕は大人の階段のぼりました。正直に言いますね最高でした・・・・・・アリーゼさんは僕が起き上がったのを見て笑っていた。

 

「おはようベール!」

 

「オハヨウゴザイマスアリーゼオネエチャン。」

 

「なんで片言なのよ。」

 

「イヤーソノー・・・・・・ダッテ・・・・・・」

 

「ふふふふでも気持ちよかったでしょ?」

 

「はいその通りでございますお姉さま。」

 

「ふふふふふ私もベルも大人の階段のぼったわよ!!」

 

なんで大声でいうのですかああああああああああああああ!!オーマジオウさーん!!

 

『・・・・・・おはようベル、まぁ昨日はその・・・・・・シャットダウンをしていたからお前達が何をしていたのかは知らない。(まぁ夜のお前達をアルフィアに見せるわけにはいかないんだよ・・・・・・だからこちらのモニターてかベルが見たものをこちらでは見えないようにしているんだよな。)』

 

オーマジオウさんが何かを言っているけど僕はアリーゼさんと一緒に服を着替えてリビングに行くと姉たちが顔を赤くしているのだけど・・・・・・ま・さ・か・・・・・・聞こえていたのですかああああああああああああああ!!

 

「お、おはようべ、ベル」

 

「あ、あの・・・・・・もしかして聞こえてたりしますか?」

 

僕の問いに首を縦に振ったので全身が真っ赤になっていき恥ずかしくなってしまう。うーーーーー恥ずかしすぎるよおおおおおおおおおおおお!!

 

「そういえばベル、アポロン・ファミリアのホームとかどうする気なの?」

 

「あれをですか?・・・・・・うーーーん実は考えていることがありまして・・・・・・あのホームを大改装をしたらどうかなと思いまして・・・・・・なにせ人が増えてきている気がするのですよ。」

 

「確かにそうね。この間から人が増えているからここも狭く感じているのよねーーー」

 

「だからここのホームをヘスティア様たちに渡しましてアポロン・ファミリアのホームを僕たちのホームにしませんか?」

 

「あらそれはいいじゃない!それ!」

 

こうして元アポロン・ファミリアのホームを大改装が行われることになりヘスティアとホームの話し合いをする。その中でアポロンの私物などが残されていたが全て処分されて必要なものだけが残されてベルの発案でお風呂も輝夜の話から聞いた極東のお風呂などもお願いをしたそうだ。

 

だが階層に時間がかかるため完成をするまでは今のホームで過ごすことにした。なにせ人が増えてきているからである。

 

オーマジオウside

 

いやーまさかベルがアポロン・ファミリアのホームを大改装をするとは思ってもいなかったな。まぁお金の方はまだあるから問題ないが・・・・・・さて現在ベルはダンジョンには向かわずにへファスイトス・ファミリアのある鍛冶屋へと向かっている。

 

その理由は前回の戦いでカイザの放ったブレイガンのはじかせたがその反動で太刀が二つとも粉々に壊れてしまったからだ。椿のところへと行くためにベルは向かっていき到着をして椿を呼ぶ。

 

「椿さーーーん!!」

 

「おうベル坊どうしたんだ?」

 

ベルは粉々になった二刀流の太刀を見せると椿は驚いている。

 

「これは一体何があったんだ?」

 

ベルはなぜ太刀がボロボロになったのかを説明をして椿は仮面ライダーか・・・・・・と呟いてから刀身がない二つの武器を受け取った。

 

「とりあえず刀身がない以上これは改良をする必要じゃな・・・・・・しばらくは使えないからなベル坊その間の武器はどうするんじゃ?」

 

「その間はジカンギレ―ドとかを使います。」

 

「うむわかったわい、そうだ!槍とか使ってみないか?」

 

「槍ですか・・・・・・」

 

ベルは椿が作ったである槍を見てどれがいいのだろうかと触っていた。ベルは普通の槍をつかみ振りまわしているが使ってみたがライジングドラゴンロッドを使ったことがあるのでそれと同じ風に振りまわしているのでこれをしばらくは使うといい椿は代用として改良をすることにした。

 

まさかベルの太刀が粉砕されるとはな・・・・・・まぁとりあえず新しい武器をこちらでも作るとしようジカンランサーとか、まぁとりあえずベルは新しく槍を手に入れて太刀が改良をされている間はこちらを使用をすることになるだろう。

 

オーマジオウside終了

 

一方でここは草加 雅人が灰化をした場所、そのに一人の人物が何かのウォッチを起動させる。

 

【ZI-OⅡ】

 

アナザーライドウォッチとは違うスイッチを押すと時間が巻き戻り草加が灰化をする前に戻っていた。

 

「俺は・・・・・・」

 

「草加 雅人、力を貸せ」

 

「なんだお前は?」

 

【KAIZA】

 

それを草加の中にいれると彼の姿が変わりアナザーカイザが誕生をした。

 

『力がみなぎる!待っていろ木場!乾!貴様たちだけは俺の手で!!』

 

そういってアナザーカイザは走りだしていく、黒いフードをかぶった人物は再びウォッチをしまいその場を去っていく。




次回 ベルはダンジョンへと行くがそこに謎のアナザーカイザが現れた。ベルは変身をして戦う。

オーマジオウはなぜアナザーライダーがこの世界にいるのかと不思議に思っていると木場がそこに現れて彼はオーガに変身をしようとしたがカイザドライバーを装着をしてカイザに変身をする。

次回「現れたアナザーライダー、ジオウとカイザ対アナザーカイザー」

『木場あああああああああああああああああああ!!』


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現れたアナザーライダー ジオウとカイザ対アナザーカイザ

「さーてこの槍を試そうかな?」

 

ベルは椿によって改良された槍を持ちダンジョンへとやってきた。振りまわしてゴブリンを一刺しをして撃破する。

 

「流石椿さんだ、使いやすいように仕上げてくれている。」

 

『うむ流石団長を務めるだけあるな・・・・・・さてベルその槍を試す為にもう少し降りるのだろ?』

 

「そうですね。」

 

ベルはオーマジオウと話をしながら降りて5階層まで降りてきた。ここでは逃げだしたミノタウルスを戦い撃破したところでもある。彼はそう思いながら降りようとした時に何かの方向が聞こえてきたので見ていると光弾が飛んできた。

 

「!!」

 

ベルは回避をして姿が現れる。異業の姿で「KAIZA」と書かれている単語が見えたのでオーマジオウは驚いている。

 

『アナザーライダーだと!?』

 

『お前は・・・・・・確か木場と乾と一緒にいたやつだな・・・・・・』

 

「その声・・・・・・あなたは!!」

 

『まずは・・・・・・お前からだああああああああああああ!!』

 

アナザーカイザはベルを殺すために殴りかかってきた。彼は交わしてジクウドライバーを装着をしてライドウォッチを起動させる。

 

【ジオウ!】

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】

 

ジオウに変身をしたベルはジカンギレ―ドを出してケンモードにしてアナザーカイザに攻撃をする。アナザーカイザは両目を光らせて両手の甲からビーム刃が発生をしてジカンギレ―ドを受け止めてボディを切りつける。

 

「うわ!!」

 

さらに右手の甲にナックルのようなものが装備されてそれをジオウのボディに叩きつけて吹き飛ばす。

 

「がは!!」

 

『ふははははは!素晴らしい力だ!これで乾と木場を殺すことができる!!』

 

「な、なぜ・・・・・・そこまであの人たちを・・・・・・」

 

『人間じゃないあいつらが生きて・・・・・・人間である俺がなぜ死なないと行けなかった!!それが許せないんだよ!!』

 

「ふざけるな!命はあなたが選んでいいわけじゃないんだ!!」

 

『うるさいな・・・・・・死ねよお前』

 

アナザーカイザは接近をしてベルを殺すとしたときに光弾が放たれてアナザーカイザに当たる。彼は見るとカイザフォンをジュウモードにして構えている木場の姿である。

 

『木場・・・勇治!!』

 

「まさか君が蘇っているなんて・・・・・・これ以上ベル君に手を出すなら僕が相手をする!!」

 

『それは俺のだ!!俺の!!』

 

木場はカイザフォンにコードを入れてエンターキーを押す。

 

【スタンディバイ】

 

「変身」

 

【COMPLETE】

 

木場の姿が変わり仮面ライダーカイザの姿に変わる。彼はカイザブレイガンを抜いて発砲をしてアナザーカイザにダメージを与える。

 

「大丈夫かいベル君」

 

「木場さん・・・・・・」

 

『木場 勇治!お前は俺が倒さないと行けない!真理を人質に取り!挙句の果てに俺を殺した男!!』

 

「・・・・・・それに関しては謝っても許されないことだ。だがそのために関係ないベル君を殺すなんて君は人じゃない!!」

 

『黙れ!お前らの味方をする奴らは俺の敵だ!!』

 

アナザーカイザは両手の甲からビーム刃を出して攻撃をしてくる。木場はカイザブレイガンにミッションメモリーをセットをしてブレードの刃が発生をしてベルはその間にグランドジオウライドウォッチをセットをしてジクウドライバーを回転させる。

 

【グランドターイム!グ・ラ・ン・ドジオーウ!】

 

グランドジオウに変身をしてアナザーカイザが振るうビームの刃を腕で受け止めてカイザがカイザブレイガンでボディを切りつける。

 

【カブト】【ファイズ】【ドライブ】

 

カブトハイパーフォーム、ファイズブラスター、ドライブタイプトライドロンが現れてそれぞれ武器を持ちアナザーカイザはファイズブラスターを見て吠える。

 

『乾 巧いいいいいいいいいいいいいいいいいい!!』

 

アナザーカイザはブラスターフォームのファイズに攻撃をしてきたがカブトハイパーとタイプトライドロンがパーフェクトゼクターとハンドル剣で受け止めるとファイズブラスターは肩部にブラッドキャノンを放ちアナザーカイザを吹き飛ばす。

 

【ゴースト!】

 

ガンガンセイバーハンマーモードを装備をしてアナザーカイザに攻撃をしてカイザが隣に立ち二人でけりを入れる。

 

カイザブレイガンからミッションメモリを外してカイザポインターに変えて右足部にセットをしてベルはベルトの操作をする。

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!】

 

二人は飛びあがりカイザからポインターが発生をしてアナザーカイザに当たる。

 

『ぐ!!』

 

【カブトパワー、ザビーパワー、ドレイクパワー、サソードパワー、オールゼクターコンバイン!マキシマムハイパーサイクロン!】

 

【エクシートチャージ】

 

【フールフルスピードターイホウ!】

 

三人がそれぞれのマキシマムハイパーサイクロン、フォトンバスター、トレーラビッグインパクトを放ちアナザーカイザにダメージを与えて二人のライダーが蹴りを入れる。

 

【オールツェンティタイムブレーク!】

 

「「はああああああああああああああああああああ!!」」

 

ゴルドスマッシュとオールツェンティタイムブレークがアナザーカイザに当たり爆発をすると草加が転がりアナザーカイザウォッチが転がりベルはそれを回収をする。

 

だがアナザーカイザライドウォッチは壊れて粉々になる。

 

「粉々になった。」

 

『アナザーライドウォッチは倒せばこうやって破壊することができる。』

 

「こ、この俺が・・・・・・またしても・・・・・・」

 

2人は変身を解除をしようとしたがベルが何かに気づいてボタンを押す。

 

【ウィザード】

 

「は!!」

 

ウィザーソードガンを構えて発砲をしてカイザもその方角を見ると黒いフードをかぶった人物がおりベルは声をかける。

 

「あなたはいったい!!」

 

「ジオウ・・・・・・この世界でも現れたか・・・・・・」

 

「現れた?あなたは一体何者なんだ!!」

 

「そんなことはどうでもいいでしょう。やはりあなたは役に立ちませんか草加 雅人君」

 

「力をよこせ・・・・・・もっともっと!!」

 

「・・・・・・いいでしょう。ただし代償は・・・・・・あなたの命です」

 

「あれは!!」

 

彼が出したのは赤い結晶のようなものだ。それを草加に入れ込むと彼は苦しみだした。

 

「が!ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

「ふふふふふふふふ最高でしょう!人とモンスターの結晶が一つになる時!新たな化け物が誕生をする!!」

 

『グああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!』

 

草加の体を食い破りその中からモンスターが出現をした。

 

「なんてことを!!」

 

「ふはははは暴れるといい!!」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

黒いフードをかぶった人物はそのまま離脱をして草加だったものは咆哮をして攻撃をしようとした時。

 

「風よ!」

 

突然として風が発生をして彼女達が現れた。

 

「ベル?」

 

「アイズさん、それにリヴェリアさん!?」

 

「ベル!なんだあれは!!」

 

「二人は下がっていてください!!あれは・・・・・・あなたたちでは勝てません!!」

 

ベルは二人を下がらせて化け物を見ている。彼は接近をしてサイキョ―ジカンギレ―ドを装備をして化け物になった草加に攻撃をする。

 

『ぐあああああああああ!!』

 

「く!!例え人殺しといわれても!これ以上この人を苦しめたらいけない!!」

 

「え?」

 

「どういうことだベル!!」

 

「・・・・・・あれは元は人なんです。」

 

「「!!」」

 

「だが突然として現れた謎の人物がその人に赤い結晶を入れたんです。そうしたら・・・・・・」

 

「このような化け物が出てきたのか・・・・・・」

 

「ひどい・・・・・・」

 

ベルはサイキョ―ジカンギレ―ドで切りつけてから一旦草加だったモンスターを見ている。そのままベルトのボタンを操作をする。

 

(いいのかなーー君は人間である俺を殺そうとしているんだぞーーーこの殺人者が!!)

 

「・・・・・・それが僕の運命なら!そんな運命と戦い続けます!!」

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!オールツェンティタイムブレーク!!】

 

ベルは飛びあがりクウガからビルドまでのライダーのマークが発生をしてそのまま草加だったモンスターに蹴りを入れて反転をして着地をする。

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

全員が見て爆発をしていくモンスター、すると草加の姿が見えたり消えたりしており・・・・・・ベルたちは両手を合わせる。

 

やがて炎が消えてベルはその場所へ行くと赤い結晶があり拾おうとしたが消えたので辺りを見ていると黒いフードをかぶった人物がいた。

 

リヴェリアとアイズも武器を構える。

 

「貴様が!!」

 

「九魔姫と剣姫までいるのか・・・・・・まぁいいさ今日のところは逃げさせてもらうよ」

 

「逃がすとでも!!」

 

「ふん!!」

 

相手は地面を叩くと突然として体に重みがかかる。オーマジオウが両目を光らせるとすぐに解除される。

 

『重加速まで使える・・・・・・奴は一体・・・・・・』

 

「ベル大丈夫?」

 

「はいアイズさん・・・・・・」

 

ベルと木場は変身を解除をする。

 

「そういえばアイズさんはどうしてここに?それにリヴェリアさんも」

 

「あぁこいつが37階層のウダイオスに一人で挑戦をしてな。その帰りなんだ」

 

「そうですかウダイオスを一人でってええええええええええええええええええええええええええええええええ!!ウダイオスを一人でですかあああああああああああああああ!!」

 

「う、うん」

 

「大丈夫ですか!?怪我とかしていませんか!?」

 

「大丈夫だよけがはしてないから・・・・・・今はベルのほうが怪我をしている気が・・・・・・ってあれ?ベル槍だったっけ?」

 

「確かにフィンと同じような槍をしているな」

 

「えっと今太刀は色々とありまして・・・・・・椿さんにお願いをして改良をしているところなんです。」

 

「そうだったんだ。ベルが槍を持っている姿始めて見たから・・・・・・」

 

「あはははは・・・・・・」

 

ベルは苦笑いをしながら合図と話をしているのを見て木場はリヴェリアに聞く。

 

「もしかしてアイズちゃんってベルのことを」

 

「あぁベルのことを好いている。てかLOVEの方で・・・・・・うーむ義息子に色々と増えている気が・・・・・・」

 

「義息子?」

 

「あぁ公にはさらしていないが・・・・・・私はベルのことを義息子の様に思っている。」

 

「・・・・・・そうですね。僕にとってベル君は弟のようなものです。」

 

2人はアイズとベルを見ながら笑っており二人は顔を赤くして一緒に手をつなぎながら上がることにした。

 

その様子を木場とリヴェリアはふふと笑いながら共に歩くのであった。




次回 リヴェリアやアイズ、木場と別れたベル・・・・・・彼はそのまま無言でホームの方へと戻っていく。

彼は戻ると輝夜が声をかけた。

次回「ベルの心の痛み」


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ベルの心の痛み

アナザーカイザを倒した後、謎のフードをかぶった人物が現れて草加に謎の赤い結晶を体に取り入れて怪物化させて襲わせた。

 

ベルは木場のところにアイズとリヴェリアがダンジョンから上がってきたところに遭遇をしたがグランドジオウのベルが草加の幻影に殺人者といわれたがそれでも戦い続ける決意を固めてオールツェンティタイムブレークを発動させて怪物を撃破した。

 

地上に上がりアイズ、リヴェリア、木場と別れたベルは全員の姿が見えなくなると後ろを振り返りホームがある方角を歩いていく。

 

その間も彼は無言で歩いておりオーマジオウとアルフィアは無言でベルの様子を見ていた。

 

やがてホームに到着をしたベル、彼は誰もいないのかなと見ていると着物を着た女性が待っていたかのように立っていた。

 

「おかえりベル」

 

「輝夜お姉ちゃん・・・・・・」

 

「来い」

 

「え?」

 

突然としてベルは輝夜に言われてついていくと輝夜の部屋に到着をして中に入る。すると彼女はベットに座ったのでベルは立っていると

 

「何をしているお前もここに来い。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ベルは言われたとおりに隣に座ると輝夜はじーっとベルを見てから声を出す。

 

「何があった?」

 

「え?」

 

「お前がいつも以上に暗い雰囲気を出していたからな、だからダンジョンで何かあったのだろうと察したさ。」

 

輝夜の言葉を聞いてベルは今日あったことを全て話した。草加が蘇り木場と共に戦った後謎のフードをかぶった男が現れて草加に赤い結晶をとりつけると怪物化になりベルは戦い幻影の草加に殺人者といわれたことなどを話をして終わる。

 

「・・・・・・そんなことがあったのだな。」

 

「僕は・・・・・・」

 

すると輝夜は彼を抱きしめてきた。ベルは目を見開いたが彼女は気にせずに話を続ける。

 

「ベル、その男が言ったことは気にするな。お前は皆を守るために戦ったのだろ?なら私はそれを誇りに思うさ。お前はそうして戦ってきたのだろ?」

 

「か、輝夜お姉ちゃん・・・・・・」

 

「今は私の胸で泣くといい。」

 

「う、ううううあああああああああああああああああああん」

 

ベルは輝夜に抱き付いて涙を流していた。仮面ライダーとはいえ13歳の少年だ。輝夜は泣いているベルを抱きしめながら頭を撫でている。

 

それから数分後ベルは涙を流し続けていたが落ち着いたのかベルは顔を赤くする。

 

「ご、ごめんなさい・・・・・・輝夜お姉ちゃん。」

 

「気にするな、お前は誰よりも戦い誰もよりも傷ついている。私達以上にな・・・・・・なぁベル、アリーゼとはやったのだろ?」

 

「・・・・・・はい」

 

「なら今晩、私の部屋に来てくれ・・・・・・いいな?」

 

「わかりました。」

 

ベルは輝夜の部屋を後にしてからアストレアのところへと行き更新をしてからほかの姉たちも帰ってきてベルはご飯を食べてからお風呂に入り体を休めていた。

 

(どうしてお風呂は気持ちがいいのだろうか・・・・・・ここで入れるお風呂ももうわずかだな・・・・・・)

 

そう元アポロン・ファミリアのホームの改装がだいぶ進んできており数日で完成をすると報告がきているからである。

 

そしてお風呂から上がりベルは輝夜の部屋に行くと彼女は待っていたかのように正座をして待っていた。

 

「お待ちしておりましたわ兎さま。」

 

「輝夜お姉ちゃん?」

 

「さて改めてベル・・・・・・アリーゼとはやったのだろ?私ともやってもらえないか?」

 

「輝夜お姉ちゃん」

 

「ふふふ今日は寝かせませんよ英雄さま」

 

その後ベルがどうなったのかは皆さまの想像にお任せします。なおオーマジオウはこのパターンだなとシャットダウンをさせてこちらから見えないようにするのであった。




次回 次の日ベルは輝夜と抱き付いたまま寝ていた。彼は顔を赤くしながらも輝夜はふふふと笑っていた。

次回「ベルまたしても」

「とほほほほ・・・・・・」


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ベルまたしても

次の日となりふふふふと笑う声が聞こえてきたのでベルは目を開けるとそこは大きな果実が包まれており上を見上げると輝夜が笑っていたのでベルは昨日のことを思いだしたのか顔を赤くする。

 

「ふふふふおはようベル」

 

「オハヨウゴザイマス輝夜オネエチャン。」

 

「兎さまは昨日はとても激しかったでございますね。まぁ私も楽しめたがな。」

 

お互いに服を着替えて一緒にリビングに行きベルは眠そうに目をこすっていたが輝夜と一緒に洗面所へと行き顔を洗うといつものベルの顔になりリビングへと行き姉たちに挨拶をする。

 

「おはようベル」

 

「おう兎!」

 

「おはようございます」

 

挨拶をしてからベルはいつもの椅子に座り全員がそろったのを確認をしてアストレアが声をかける。

 

「さて新しいホームだけど明日完成という連絡が来たわ。流石ってところかしらね。」

 

「なら今日でこのホームで過ごすのも最後になるのですね。」

 

「その通りね。」

 

ベルはそうですかといい今まで過ごしてきたホームとも最後なんだなと思いつつ今日はアストレア・ファミリアとしての仕事としてパトロールをすることになっているため彼は修理をしているため槍を持っている。

 

今回共にパトロールをするのはネーゼ、リャーナの二人である。

 

準備が整いベルは外で待っていると二人が駆けよりベルの武器がやりになっているのを見てネーゼが聞く。

 

「ねぇベル、いつのまに武器を槍に変えたの?」

 

「そういえば私も今気づいたわ。」

 

「実は・・・・・・」

 

ベル説明中

 

「そんなことがあったんだ。」

 

「はいそれで治るまでの間はこの槍を使おうと思いまして。」

 

「「なるほど」」

 

2人は納得をして三人はオラリオをパトロールをするためにホームを後にする。街に到着をした三人は担当地域を分担をしてベルは歩きだす。

 

(このオラリオに来て6年か・・・・・・7歳から冒険者として仮面ライダーとして戦い様々な人達と出会ってきたな。)

 

ベルはこの6年間の間冒険者としてまたは仮面ライダーとして戦い続けてきた。いずれにしてもベルを大きく成長をさせてくれたこと、さらにアストレアという優しい神に出会えたことそして姉たちとも出会わせてくれたことなど何よりもオーマジオウとの出会いも彼に取って大きな成長でもあった。

 

ベル・クラネル レベル5の冒険者、アストレア・ファミリア所属の戦士でもある。彼は自分が担当をする地域に到着をして異常がないのを確認をしながら回っている。

 

「今のところ異常はないか・・・・・・」

 

「あれベル?」

 

「ん?」

 

彼は声をした方を見るとアイズやティオナ、ティオネにレフィーヤの四人がいたので彼は声をかける。

 

「アイズさん、それに皆さんも」

 

「ベルさんは何をしているのですか?」

 

「アストレア・ファミリアとしてパトロールをしているんですよ。」

 

「大変だねーーー」

 

「いえいえこれでも続けている方ですから。皆さんは今日はお休みって感じですね?」

 

「そそ、それで皆で服とかを買いに行くんだよ!!」

 

「そうですか楽しんできてくださいね?では」

 

そういってベルはアイズ達と別れてから再び歩みを進んでいき彼は異常ないなーと思いつつも何かの気配を感じて辺りに誰もいないことを感じて飛びあがりジクウドライバーを装着をして彼は見ているとオーロラカーテンが現れて何事かと見ていると銃を持った人物が現れたので彼は首をかしげている。

 

「なるほど君が士が言っていた新たなジオウか。」

 

「あなたは?」

 

「僕かい?彼よりも先に通りすがりの仮面ライダーさ覚えておいてくれたまえ」

 

【カメンライド】

 

「変身!」

 

【ディエンド!】

 

姿が変わり彼の前に現れたのは仮面ライダーディエンドである。ベルはジオウライドウォッチを装着をして変身をしてジオウに変身をする。

 

「さて見せてもらおうか?君の力をね」

 

「行きます!」

 

ジオウはジカンギレ―ドをジュウモードにしてディエンドに対して発砲をする。彼は放たれた弾丸を銃で相殺をする。

 

「なるほどならディエンドの力を見せるとしよう」

 

彼はカードを出してネオディエンドドライバーに装填する。

 

【カメンライド ゲンム!】

 

【カメンライド レーザーターボ!】

 

【カメンライド バルカン!】

 

「行って来たまえ」

 

放たれてベルは構えているとゲンム アクションゲーマーレベル2、レーザーターボ、バルカンが現れたので驚いている。

 

「ライダーが召喚された!?」

 

『ディエンドはライダーカードをネオディエンドドライバーに装填させることで仮面ライダーを呼びだすことができる。』

 

「なら!」

 

ベルもライダー召還を行いゲンム相手にはエグゼイド、レーザーターボにはアクセル、バルカンにはキバを召還をして相手をさせる。

 

ディエンドはベルのライダー召還を見て驚いている。

 

「これは驚いたよ。なるほど・・・・・・少しは面白くなりそうだね。」

 

「なら!」

 

【ディディディディケイド!】

 

ディケイドライドウォッチを起動させてジクウドライバーに装着、回転させてアーマーが現れる、

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!カメンライド!ワオ!ディケイド!ディケイド!ディ・ケ・イド!】

 

仮面ライダージオウディケイドアーマーへと変身をしてライドヘイセイバーを構えてディエンドに切りかかる。

 

彼は素早くかわしてネオディエンドドライバーのトリガーを引き弾を放つがそれをライドヘイセイバーでガードをしてアギトのライドウォッチを起動させてセットをする。

 

【ファイナルフォームタイム!アアアアギト!】

 

アギトトリニティフォームの力が入った姿へと変わり右手にフレイムセイバー、左手にストームハルバードが装備されてディエンドに攻撃をする。

 

「なるほど・・・・・・士の力が入ったウォッチか、なら剣ならこれだね?」

 

【カメンライド ナイト!】

 

【カメンライド ブレイブ!】

 

ナイトとブレイブが召喚されてナイトはウイングランサーをふるってきてベルはストームハルバードで受け止めるがさらにブレイブもガシャコンソードを振るってきたのでベルは後ろへと下がりベルのライドウォッチに変えた。

 

【ファイナルフォームタイム!ダダダダブル!】

 

ファングジョーカーの力が入った姿へと変わりボタンを押す。

 

【ダダダダブル!ファイナルアタックタイムブレーク!】

 

「は!!」

 

飛びあがりファングストライザーのように放ちブレイブとナイトを撃破した。なおゲンム達のほうはライダー同士が相打ちになり消滅をした。

 

「やるじゃないか流石士が認めただけはあるね。さて今日のところはここまでにしておくよ。あ、それとこれは僕からのプレゼントだよ。」

 

そういってディエンドは手を出すと何かがベルに当たり何かと思い見ていると彼は言う。

 

「君に授けたのは僕がもらった時間を止める能力さ。君ならこれをあくようをすることはないだろうね。あー別に気にすることはないよこの力はまだあるからじゃあまた会おう」

 

そういってディエンドはオーロラカーテンを開いて去っていきベルは困惑をしたまま新たな能力を得ることになった。

 

『時間を止める、それはタイムジャッカーが使っていたのと一緒の者だ。あらゆる時間が止まり自分だけが動くことができるという感じだ。』

 

「つまりいえば相手に攻撃をすれば相手は気づかないうちに倒れているって感じですか?」

 

『そういうことだ。』

 

こうして新たな力を手に入れたベル、彼はパトロール途中だったのを思いだしてすぐに飛び降りて変身を解除をするのであった。




次回 新たなホームが完成をした!ベルたちは引っ越しをするために移動をするのであった。

次回「新たなホームへ移動」

はいというわけで海東から新たな能力をプレゼントされるベル君。まぁベル君はそれでぐへへへへとかはしませんね。言ってしまえば仮面ライダーデュランダルが能力を使用をすると同じ要領で相手の懐に入ったりする感じですね。


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新たなホームへ移動

パトロールをしている途中でベルは誰かの気配を感じて上空へと飛び見ているとオーロラカーテンが現れてその中から現れたのは海東 大樹こと仮面ライダーディエンドだった。

 

彼の召還をするライダーに対してエグゼイドなどヒーロー召還をした後にディケイドアーマーへと変身をして最後は呼びだしたナイトとブレイブをダブルフォームに変身をした技で倒した後彼から時を止める力をもらう。

 

現在ベルは海東からもらった力を試す為に一度時間を止めてみると辺りが動かなくなっていたのに気づいた。

 

「これが・・・・・・」

 

『あぁ動いているのは私達だけみたいだ。』

 

すぐに解除をして時が動きだして周りから声が聞こえてくる。ベルはネーゼ達と合流をした後ホームの方へと戻り最後に過ごす夜を迎える。

 

次の日新たなホームの方へとアストレア・ファミリアは引っ越しを行いベルも新しい部屋に移動をして荷物などを置いていく。なお前まで住んでいた場所はヘスティア・ファミリアに渡しており彼女達もすぐにアストレア・ファミリアが住んでいる場所に移動をする。

 

アストレア・ファミリアの眷族は新しくなったホームにこれからは過ごすためなおホームの改築はベルとアストレア・ファミリアのお金で支払いがされてゴブニュ・ファミリアに渡している。

 

現在ベルは新たなアストレア・ファミリアのホームを探索をしていた。元々アポロン・ファミリアの人数が多かったこともありかなりの広さがあったので一部を道場風にして彼はここにきて槍を振るっていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

槍をふるった後に道場を後にする。彼は新しいホームを歩いているとアリーゼと輝夜がリビングで休んでいる。

 

「どうしたベル?」

 

「あーいえ、僕たちの新しいホームを歩いておりました。道場とか行ってみてきたんですよ。」

 

「あー道場とかあるんだね。」

 

三人で話をしながら新しいホームのことを話をしながらベルは指を鳴らすとアリーゼと輝夜が止まったのを確認をして立ちあがり移動をしてから指を鳴らす。時が動きだして二人はベルが移動をしているのに驚いている。

 

「え!?」

 

「な!!」

 

2人は驚いている。先ほどまで前で話をしていたベルがいつの間にか移動をしていることにさらに見ているとベルが瞬間移動をしているかのように見えているので二人は目をこすっている。

 

実はベルが時を止める能力を応用をして瞬間移動をしているかのように見せているのだ。

 

「へへーん」

 

「いったいどういうことだ?」

 

「わからないわよおおおおおおおお!!」

 

ベルは笑いながら時を止める能力を応用をしているのを見てオーマジオウは苦笑いをしながらその様子を見ていた。

 

『早すぎだろ?時を止める能力を応用するのが、流石ベルだな』

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

アルフィアは紅茶を飲みながらオーマジオウが用意をした本を読んでいた。

 

「おい新しい本を寄こせ。」

 

『・・・・・・お前わがまますぎじゃないか?私が本を呼びだすことができたら呼びだす装置みたいに全く。』

 

そういいながらも指を鳴らして次の本を召還をするオーマジオウであった。アルフィアはよろしいといい次の本を読んでいる。

 

彼はその様子を見てため息をつく、まぁ一人じゃないのはいいかな?と思いながら玉座に座りこむ。

 

ベルはホームを後にして街を歩いて槍を背中に装備をしてダンジョンへと行く。ジクウドライバーを装着をしてジオウに変身をして現れたモンスターに対してジカンギレ―ドを発生させて切り裂いた。

 

「うーーーんとりあえず降りていこうかな?」

 

ベルは降りていき現れたモンスターに対してライダー召還などをしながら降りて撃破していく。彼は時を止める能力を使わないで歩いていき18階層まで降りてきてゴライアスが現れてベルに襲い掛かろうとしたが・・・・・・ベルは指を鳴らして時を止めてジクウドライバーを操作をして放つ。

 

【フィニッシュタイム!タイムブレーク!】

 

飛びあがり必殺の蹴りを止まっているゴライアスに当てた後に着地をしていった。

 

「そして時が動きだす。」

 

指を鳴らして時間が動きだすとゴライアスは雄たけびをあげながら爆散をして撃破された。

 

「これやっぱり便利ですね。」

 

『時を止めることができるからな、相手の攻撃を交わすのには便利だろうな。』

 

「確かにそうですね。」

 

彼はリヴィラの街に到着をしてからいつも水浴びをしているところへと行き彼は服を脱いで入る。

 

「うーーー冷たい。」

 

冷たい水なのでベルは入ったのはいいけど寒くなっていき疲れた体を濡らしていくが・・・・・・誰かがいるのを感じてジカンギレ―ドをジュウモードにして構える。

 

「誰ですか?僕を見ている人・・・・・・」

 

「あははははばれっちゃったかな?」

 

「アーディお姉ちゃん!?」

 

現れた人物はアーディだった。彼女は苦笑いをしながら隠れていた場所から出てきて自分が装備をしていたのを外して裸となり一緒に入る。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

「いやふぅじゃないよ!!なんで入ってきているの!?」

 

「いやーベル君に裸見られているし・・・・・・それに君は一人で来たんでしょ?」

 

「えぇそうですが・・・・・・」

 

「ならさ私が裸になってこうしているのに不思議と思わないかな?」

 

「・・・・・・アーディお姉ちゃん・・・・・・それってもしかして?」

 

「そそ」

 

(あ、これはまずいかもしれないシャットダウンをしておこう。)

 

オーマジオウはアーディの雰囲気などを感じて嫌な予感がしたので彼はこちらの映像をシャットダウンさせる。

 

「さてベル君・・・・・・アリーゼとやったの?」

 

「えっとやりました。」

 

「ならいいよね?」

 

(あ、\(^o^)/オワタ)

 

速報 ベル、別のファミリアの女性を抱く完。




次回 アーディとやったベル、彼女は幸せそうに昇天をしかけてしまう。

次回「ベルとアーディ」


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ベルとアーディ

ベルside

 

「はぁ・・・はぁ・・・・・・」

 

僕はアーディお姉ちゃんと湖から出てこっそりと人がいなさそうな場所に移動をしてからその・・・・・・やりまして本当に大丈夫なのでしょうか?アーディお姉ちゃんは裸のまま僕に抱き付いているし・・・・・・とりあえず人がいないことを確認をしているとアーディお姉ちゃんが目を覚ましたのか僕の方をジーと見ていた。

 

「ベルくーん。」

 

「アーディお姉ちゃん・・・・・・」

 

「気持ちよかったね❤」

 

「あ、はい・・・・・・そうですね。」

 

「ベル君は気持ち良くなかったの?」

 

「いえ気持ち良かったです。」

 

正直に言うとアーディお姉ちゃんは抱きしめてきた。彼女の果実が僕を包んでおり・・・・・・弾力がすごいな・・・・・・リューお姉ちゃんよりも大きい・・・・・・

 

新アストレア・ファミリアホーム

 

「くしゅん!」

 

「リオンどうしたの風邪?」

 

「あ、いえ・・・誰かに噂されていると思いまして・・・・・・」

 

「気のせいだと思うよ。一応風邪薬飲んでおいたら?」

 

「そうですね。」

 

何だろう?リューお姉ちゃんがくしゃみをした気がするけど気のせいだね・・・・・・とりあえずアーディお姉ちゃんと僕は脱いでいた服を着ていたけどそういえばなんでアーディお姉ちゃんはいたんだろう?

 

「ねぇアーディお姉ちゃん。」

 

「何ベル君?」

 

「なんでアーディお姉ちゃんは一人でいたの?何か用事でダンジョンへ来たのかな?」

 

「まぁそんなところだね。水浴びをしようと思って来たらベル君がいたんで襲っちゃいました(笑)」

 

「おうふ・・・・・・」

 

まさか僕を見つけて襲ってくるとは思ってもいませんでした。てか今思ったんですけど・・・・・・アーディお姉ちゃん初めてを僕にささげたってことでいいんだよね?

 

「いいの、私はベル君のこと好きだから・・・・・・傷つきながらも仮面ライダーとして戦って・・・・・・私たちを守ってくれたから・・・・・・」

 

「アーディお姉ちゃん・・・・・・」

 

そのままお互いに抱き付いてキスをする。

 

「うちゅ・・・ちゅぱ・・・んちゅ」

 

「あ、アーディ・・・おねえひゃん・・・・・・」

 

「うふふふふベル君また大きくなってきたよ?

 

「だ、だって・・・・・・アーディお姉ちゃんの胸が・・・当たっているよ。」

 

「当てているんだよーーーアリーゼと輝夜には負けちゃうけどリオンよりは大きいよ?」

 

そこでリューお姉ちゃんを出すってことは・・・・・・まぁないわけじゃないですけど・・・・・・おそらくアストレア・ファミリアで一番に小さいのリューお姉ちゃんじゃないかな?

 

まぁ今はそんなことは考えないで立ちあがりアーディお姉ちゃんと一緒にダンジョンから出ることにした。

 

ジクウドライバーを装着をしてジオウに変身をして二人は上の方へと行こうとすると

 

【ステージセレクト!】

 

「「!!」」

 

突然としてダンジョンにいたはずの自分たちが変な場所にいるので驚いていると光弾が飛んできたのでベルはアーディを抱えて回避をすると一人の男が現れる。

 

「ほーう私の攻撃を交わしたか。」

 

「あれって・・・・・・」

 

『あれは壇 黎斗か・・・・・・なぜ奴まで?』

 

「ふっはっはっは!神である私に時代がようやく追いついたのだあああああああああ!!へっはっはっはっはっはっは!!」

 

彼は腰部にゲーマードライバーを装着をしてガシャットのスイッチを押す。

 

【マイティアクションX!】

 

「グレート2変身!!」

 

【ガシャット!ガチャーン!レベルアップ!マイティーアクショ―ンX!!】

 

仮面ライダーゲンムレベル2に変身をして右手にガシャコンバクヴァイザーを装備をしてビームガンを放ってきた。ベルは交わしてジカンギレ―ドを放つがゲンムは交わして接近をして蹴りを入れてダメージを与える。

 

「ぐ!!だったら!!」

 

【エグゼイド!】

 

そのままジクウドライバーに装着をして回転させる。

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!レベルアップ!エグゼイード!】

 

仮面ライダージオウエグゼイドアーマーを装着をしてガシャコンブレイカーブレイカーを構えてゲンムに突撃をする。

 

「であ!たあ!」

 

「ちぃ!宝生 永夢の力か!」

 

ガシャコンブレイカーブレイカーの攻撃を受けてゲンムは吹き飛ばされて彼はガシャットをセットをする。

 

【ゲキトツロボッツ!】

 

「グレート3変身!!」

 

【ガシャット!ガチャーン!レベルアップ!マイティーアクショ―ンX!アガッチャ!ゲ・キ・ト・ツロボッツ!】

 

ロボットアクションゲーマーレベル3に変身をしてゲキトツスマッシャーを構えてベルが放ったガシャコンブレイカーブレイカーを相殺をするが逆に吹き飛ばしてベルは地面に転がる。

 

「ベル君!!」

 

アーディは声をかけていこうとしたがベルが来ないように指示をして立ちあがり彼はエグゼイドライドウォッチを外してゼロワンライドウォッチをセットをして変身をする。

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!ライジングホッパー!ゼロワン!】

 

ゼロワンアーマーを纏いベルにゲンムはゲキトツスマッシャーを放ったがベルは脚部に力を込めて飛びあがり一気に接近をして蹴りを入れてゲンムは吹き飛ばされる。

 

「少しはやるな・・・・・・」

 

【ジェットコンバット!】

 

「グレート3」

 

【ガッシュン!ガシャット!ガチャーンレベルアップ!マイティーアクショ―ンX!アガッチャ!ジェットコンバット!】

 

「また姿が変わった!?」

 

「は!!」

 

上空からガトリング砲を構えて発砲をしてベルは回避をする。ジカンザックスを出してユミモードにして引いて放つがゲンムは素早くかわしてミサイルが発射されてベルは吹き飛ばされてしまう。

 

「ぐああああああああああああ!!」

 

「ベル君!!」

 

アーディは叫ぶがベルは立ちあがりグランドジオウに変身をして上空に飛んでいるゲンムに対してこのライダーを選択をする。

 

【フォーゼ!】

 

「ライダーきりもみクラッシャー!!」

 

「どあ!!」

 

ロケットステイツのフォーゼが放つきりもみクラッシャーを受けてゲンムは墜落をした。彼は立ちあがり笑っている。

 

「やはり面白いな!仮面ライダージオウ!今日のところはここまでしておくさ!また会おう!」

 

「逃がさない!!」

 

ベルは追いかけようとしたが・・・・・・

 

【キメワザ!ジェットクリティカルフィニッシュ!!】

 

一斉射撃が放たれてベルはガードをした。するとステージが解除されて自分たちがいたダンジョンに戻っていたのでベルは驚いているとアーディが抱き付いた。

 

「ベル君!大丈夫!?」

 

「えぇ・・・なんとか・・・」

 

ベルはグランドジオウを解除をして通常のジオウに戻りアーディと共にダンジョンを上がっていく。

 

(まさか壇 黎斗まで復活をするとはな・・・・・・何か嫌な予感がする。)

 

一方でオラリオの裏路地で

 

「どあ!」

 

「どうした・・・・・・お前らの力ってのはそんなものかよ・・・・・・」

 

「なんだてめぇ!!俺たちに喧嘩をうったことを後悔してやる!!」

 

一人の冒険者が男性に殴りかかるが逆につかんで投げ飛ばした後に顔面に蹴りを入れた。

 

「楽しいな・・・・・・」

 

「ひぃ!」

 

「食べろ」

 

「え?ぎゃああああああああああああああああああ!!」

 

現れたエイ、サイ、コブラのモンスターが先ほど男を襲っていた冒険者を食べた。男性はその場を去っていく。いったい何者なのだろうか?壇 黎斗とは別の人物もこの世界に現れたのだから。




次回 アーディと別れたベルは新しいアストレア・ファミリアのホームへと帰ってきた。彼は突然として襲われたので疲れていた。

次回「疲れ」


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疲れ

仮面ライダーゲンムに襲われてなんとか退かせることに成功をしたベル、彼はアーディと共にダンジョンから出てから別れて新しくなったアストレア・ファミリアのホームへと戻ってきた。

 

丁度カサンドラとダフネがいたのでベルに声をかける。

 

「べ、ベル?」

 

「ベルさん?」

 

「や、やぁ・・・・・・」

 

「なんか疲れていない?」

 

「大丈夫大丈夫・・・・・・」

 

『いや大丈夫じゃないだろ、すごく疲れている顔をしているのだが?』

 

「あはははは・・・」

 

((一体何があったんだろう?))

 

2人はベルが目から光が消えた状態で笑っているのを見てダンジョンで何があったんだろうと思った。一方でアリーゼ、輝夜、ネーゼ、リューの四人はガネ―ジャ・ファミリアのシャクティと共にある現場検証を行っていた。

 

「ここだが・・・・・・冒険者の装備などもいっしょに消えているってのも不思議だな。しかもダンジョンなどにも行かずにその神さま曰く恩恵が消えたとも言ってたな。」

 

「どうネーゼ?」

 

「・・・・・・うん間違いなくここを通っているね。だけど匂いはここで途切れているから間違いなくここを通っているよ。」

 

「まさか神隠しでもあったというのか?」

 

シャクティはアリーゼ達にそういい彼女達も両手を組みどうしたらいいのだろうかと思いいずれにしても自分たちでは解決ができないと判断をしたシャクティは・・・・・次の日にアストレア・ファミリアによるといい今日のところは解散となりアリーゼ達もホームへと戻る。

 

ホームへと戻ったアリーゼ達はベルがマリュー達にモフモフされている姿を見るとアリーゼはうずうずしている。

 

「ずるいわよ!あんたたち!」

 

「いいじゃないですか団長!」

 

「そうだそうだ!団長ばかりベルにモフモフをするのはずるいので!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

姉たちにモフモフされていたが彼自身の目からハイライトは消えておりカサンドラとダフネは苦笑いをしながらその様子を見ているのであった。

 

やがて解放されたベルは疲れていたのか自分の部屋へと戻りベットに倒れる。一方で夜の街のオラリオでは酔っぱらいの冒険者が一人でウロウロとしていた。

 

そこに一人の人物にぶつかり冒険者はこける。

 

「いってええええええ!!てめぇどこを見てやがる!!」

 

「・・・・・・イライラするんだよ。」

 

すると彼はカードデッキを出すと腰部に装着されて構える。

 

「変身!!」

 

デッキが装備されて姿が変わり仮面ライダー王蛇に変わる。

 

「な、なんだ!?」

 

「さぁやろうぜ・・・・・・戦いをよ」

 

王蛇は冒険者を立たせるとそのお腹に思いっきりなぐり吹き飛ばした。

 

「ごふら!!」

 

そのまま壁にめり込まさせた後にカードを出してモンスターが三体現れて冒険者を食べさせる。

 

「弱いな・・・・・・冒険者って奴は・・・・・・」

 

そういって変身を解除をしてその場を去っていく。また装備なども残されておらず行方不明者が出る。




次回 シャクティが新しいアストレア・ファミリアのホームへやってきた。ベルは起き上がり話に加わる。

次回「新たな事件発生」


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新たな事件発生

次の日ベルは起きた。彼は眠そうな体を起こす為に立ちあがり自分の部屋を後にしてリビングに行くとほかの姉たちは起きておりさらにシャクティもいたのでベルは首をかしげていた。

 

「あ、あれ?シャクティお姉ちゃん?」

 

「やぁベル、随分と遅くに起きるものだな。」

 

「すみません。」

 

「まぁいいわよベル、シャクティは来たばかりだからね。」

 

「・・・・・・これはベルの力も借りたほうがいいかもしれない。」

 

「?」

 

ベルはシャクティがベルの力を借りたいといってきたのでいったい何があったんだろうと話を聞くことにした。

 

「ベル、最近冒険者が行方不明になっているのは知っているな?」

 

「そういえば最近になって冒険者が装備などもなく消えていく事件は聞いています。」

 

「そうだ、だからベルの力を借りたい。」

 

「そういうことですか・・・・・・犯人は仮面ライダーかもしれないってことですか?」

 

「すまない・・・」

 

「いいえ、それで僕は何をすれば?」

 

「・・・・・・囮だ。」

 

「「「「!!」」」」」

 

「奴が現れるのはだいたい夜なんだ、ベルには囮になってもらいたい。」

 

「ちょっと待ちなさい!そんなこと私達が許すとでも思っているのシャクティ!!」

 

「わかっている。だがそれしか思いつかないんだ。」

 

「・・・・・・わかりました。その役目引きうけましょう!」

 

「ベルさま!私も共に戦わせてください!私もあなたと同じ仮面ライダーとしての力を持っております!」

 

「わかった。フィルヴィスさん力をお借りします。」

 

「はは!!」

 

こうしてベルとフィルヴィスの二人が囮になることが決まり、アストレア・ファミリアとガネ―ジャ・ファミリアの面々はその周りを隠れて様子をうかがう。二人はいつでも変身ができるように腰部にジクウドライバーとビヨンドドライバーを装備をして歩いている。

 

「ベルさま・・・・・・今のところ何もいませんね。」

 

「えぇ、フィルヴィスさん気を付けてくださいね?」

 

「わかっていますよ。」

 

お互いに警戒をしながら歩いていると突然としてエイのモンスターが現れて二人は交わすと仮面ライダーが現れる。

 

「ほーう・・・・・・攻撃を交わしたか・・・・・・」

 

2人は現れたのを見てオーマジオウはベルに声をかける。

 

『あれは仮面ライダー王蛇・・・・・・奴は三体のモンスターを従えているライダーだ。しかも奴は凶悪殺人犯でもあり仮面ライダーをいくつも倒してきたのだ。おそらく今回の事件の犯人で間違いない。』

 

「丁度いい・・・・・・冒険者って奴らは弱すぎる。お前らはどうだか?」

 

「ベルさま・・・・・・」

 

「行きましょうフィルヴィスさん!!」

 

【ジオウ!】

 

【クイズ!】

 

「「変身!!」」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】

 

【投影!フューチャータイム!ファッション!パッション!クエスチョン!フューチャーリングクイズ!クイズ!】

 

仮面ライダージオウと仮面ライダーフィルヴィスに変身をしたのを見て王蛇は笑いだす。

 

「面白い仮面ライダーが相手か・・・・・・さぁやろうぜ!ライダーバトルを!」

 

彼はべノバイザーを出してVバックルからカードを出して装填させる。

 

【ソードベント】

 

現れたベノサーベルを持ち襲い掛かってきた。ベルはジカンギレ―ドを出してフィルヴィスはジカンデススピアーをツエモードにして構えてベノサーベルをガードをする。

 

「さてここで問題を出しましょう。」

 

「あ?」

 

「私達は二人で戦っているが実はほかにもいる〇か✕か。」

 

「そんなのどうでもいい・・・・・・俺は戦えればいいさ。」

 

「そうか・・・・・・正解は〇だ」

 

肩部が開いて〇が出たが答えていなかったので雷が王蛇に落ちてきて二人は後ろへと下がる。

 

「ほーう面白いことをするなお前・・・・・・」

 

「あら効いておりませんか・・・・・・」

 

フィルヴィスはそう呟きベルも油断をしない方がいいと考えてライドウォッチを出してセットをする。

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!アドベント!龍騎!】

 

龍騎アーマーに変身をしてジカンギレ―ドをジュウモードにして王蛇に発砲をして王蛇にダメージを与えてフィルヴィスがツエモードの先端部分をボディに当てて吹き飛ばした。

 

「・・・・・・やるじゃないか、面白い」

 

【ユナイトベント!】

 

するとサイ、コブラ、エイのモンスターが現れて合体をしてジェノサイダーへと合体をした。

 

「な!?モンスターだと!?」

 

「どうするのよ!」

 

「・・・・・・さぁどうする?」

 

龍騎アーマーの両肩部が光りだしてドラグレッターが現れてベルは突撃をするように言いドラグレッターはジェノサイダーに突撃をして火炎の弾を放ち攻撃をしていく。

 

「はああああああああああああ!!」

 

ベルはジカンギレ―ドを振るい王蛇はメタルホーンを召還をしてジカンギレ―ドを受け止めるとそのままベルの首を絞め殺そうとしたが・・・・・・

 

【投影!フューチャータイム!誰じゃ?俺じゃ?忍者!フューチャーリングシノビ!シノビ!】

 

「忍法水流破!!」

 

両手に水を発生させてそれを勢いよく放ち王蛇を吹き飛ばしてベルは首絞めから解放された。

 

「大丈夫ですかベルさま?」

 

「はい。」

 

ベルは立ちあがりジオウライドウォッチと龍騎ライドウォッチを押す。王蛇もわかったのかカードを抜いてべノバイザーに装填させる。

 

【フィニッシュタイム!龍騎!ファイナルタイムブレーク!】

 

【ファイナルベント!】

 

お互いに飛びあがり王蛇はきりもみキックをベルはドラゴンライダーキックを放ち激突をする。

 

全員がそれを見ていた。

 

「ベル!!」

 

そして激突が終わり吹き飛ばされたのは・・・・・・

 

「ぐあ!」

 

王蛇だ。ベルは着地をして王蛇に近づこうとしたがそこにジェノサイダーが分離をしてベノスネーカーが体当たりをしてベルを吹き飛ばして王蛇を連れ去り消えた。

 

「「「ベル!!」」」

 

「・・・・・・皆さんすみません逃げられてしまいました。」

 

「いや犯人がわかっただけでも良かった。だが犯人が仮面ライダーとはな・・・・・・」

 

シャクティは両手を組みベル自身も奴の強さに翻弄されてしまいまさか押しあいで負けてしまうとは思ってもいなかった。いずれにしてもあの人をほっておいたら更なる被害者が増えてしまう。

 

止めなければもっと大きな被害が出てしまう。

 

「・・・・・・もう手加減などをしない!僕は・・・・・・今度こそあの人を止める!!」

 

ベルは拳を握りしめて王蛇を倒すことに躊躇をしないと。




次回 犯人がわかりベルはこれ以上被害が出ないように夜は極力出ない様にギルドから指示が発生をした。一方でベルは夜になるとジオウに変身をしてほかの仮面ライダーにも協力をしてもらい王蛇の捜索をしていた。

次回「王蛇捜索」

「今度こそ止めて見せる!」


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王蛇捜索

「奴はいったいどこに・・・・・・」

 

ベルは王蛇を捜索をするために仮面ライダー召還を行い協力をして捜索をしていた。ベノスネーカーによって逃走をした王蛇を探す為に今も探し続けていた。だが王蛇を見つけることができなかった。

 

ベルは一度ライダー召還をやめてホームへと戻るとほかのメンバーも見つからなかったのかため息をついていた。

 

「全くどこにいったのかしら?」

 

「わからないな。」

 

「ずっと探し続けているのにいったい・・・・・・」

 

全員が両手を組んで王蛇の捜索を行っているがどこにいるのか不明だ。ベルがジオウから変身を解除をしているように王蛇も変身を解除をしている可能性が高い、オラリオであの姿のままいることはないのでベルはオーマジオウに王蛇のことを聞く。

 

「オーマジオウさんは知っているのじゃないですか?王蛇のことを」

 

『確かに知っている。人間態は浅倉 威というぐらいしかしらない、容姿などを聞かれても一番困るのだが・・・・・・』

 

オーマジオウはそのように答えて自分たちで探すしかないかとベルはスタッグフォン、バットカメラを起動させて王蛇を探すように指示を出してタカライドウォッチにも同じように指示を出して向かわせる。

 

さて場所が変わりオラリオに隠れている王蛇は変身を解除をして浅倉 威の姿に戻る。彼はイライラを募らせながらも鏡にいる相棒たちを見ていた。

 

「ッチ、餌が必要か・・・・・・」

 

一方で場所が変わり一人の男がどこかで目を覚ます。

 

「俺は・・・・・・」

 

「おや自分目を覚ましたかいな?」

 

「あんたは?」

 

「うちの名前はロキや、これあんたのやろ?」

 

そういって投げたのはカードデッキだ。彼は目を見開いた。なぜこれがあるのか・・・・・・また戦いが行われるというのかと・・・・・・

 

「なーるほど、それどこかで見たことがあるなーと思っていたけど確かベルたんが龍騎って力を使ったときと一緒やな。」

 

「龍騎・・・・・・城戸もいるのか!?」

 

「誰やねんその城戸って!!てか一回落ち着き!」

 

ロキに言われて男性は落ち着くように深呼吸をする。

 

「すまない取り乱した。」

 

「さてあんたは何者や?うちのホームで倒れていたんや。」

 

「俺の名前・・・・・・俺は秋山 蓮だ。」

 

ロキ・ファミリアでそんなことが起きている頃、ベルは再び外に出て王蛇の捜索をしていると誰かの声が聞こえてきたので現場に急行をすると冒険者が殴られてモンスターが襲おうとしていたところだ。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】

 

【ジカンガトリング!】

 

「であ!!」

 

ジカンガトリングから弾が放たれてモンスターたちはそれに当たりダメージを与えてベルは冒険者の前に立つ。

 

「またお前か・・・・・・邪魔をするな。」

 

「いいえ邪魔をします!人の命を何だと思っているのですか!!」

 

「・・・・・・お前、やっぱりイライラさせるな・・・・・・」

 

【スイングベント】

 

エビルウィップを装備をしてベルに対して振るってきた。ベルは交わしてジカンガトリングを放ち王蛇のボディにダメージを与える。

 

王蛇は吹き飛ばされてアドベントカードを装填をしてメタルゲラスが突進をしてベルは吹き飛ばされてしまう。

 

「が!!」

 

吹き飛ばされたベルに王蛇はつかんでお腹に思いっきり殴る。

 

「が!!」

 

仮面の中でベルは血を吐きだしてアルフィアは目を見開いてそのまま立ちあがりベルの方へと合体をする。

 

「どうした?」

 

「福音」

 

すると王蛇が吹き飛ばされて何があったのかと見ているとジオウの姿のままだが先ほどと違いオーラが纏われている。

 

「雑音が・・・・・・私の可愛い甥に手を出してくれたな・・・・・・」

 

【グランドジオウ!】

 

グランドジオウライドウォッチを出してそのままセットをして回転させる。

 

【グランドターイム!仮面ライダー!グ・ラ・ン・ドジオーウ!】

 

グランドジオウに変身をして王蛇はメタルホーンを出してアルフィアが憑依をしたベルに攻撃をしてきた。

 

だが彼女はそれを素手ではじかせて蹴りを入れて王蛇のボディを思いっきり蹴り飛ばした。

 

「な、なんだ・・・・・・」

 

「どうした?雑音・・・・・・お前の力はそんなものか?」

 

王蛇は立ちあがりファイナルベントのカードを出して装填する。

 

【ファイナルベント】

 

後ろにベノスネーカーが現れてそのまま飛びあがり連続した蹴りをグランドジオウに放つが彼女はライドヘイセイバーを出して一回転をしてベノクラッシュを放った王蛇を逆に切り飛ばして吹き飛ばした。

 

「が!!」

 

「ねぇオーマジオウさん。」

 

『なんだベル?』

 

「お義母さんはあの剣技どこで?」

 

『お前の中でずっと見ていたからな、大体のお前の戦法などは戦えると思うぞ?』

 

「まじで?」

 

『まじで』

 

2人はそんなことを話しをしている中アルフィア憑依のグランドジオウは王蛇を起こすと拳のラッシュが飛び王蛇は吹き飛ばされる。アルフィアは自身の甥が血を吐きだしたのを見て見ても居られなくなりオーマジオウの静止を振りきりベルに憑依をした。

 

彼女は止めを刺そうとベルト操作をしようとした。

 

「いけない!お義母さん!!」

 

ベルはダッシュをして主導権を取り戻して必殺技を放つ寸前で止めたのでベルトの操作を行わないでいた。王蛇は立ちあがりアドベントカードでエビルダイバーを召還をしてベルは油断をして攻撃を受けてしまい吹き飛ばされる。

 

「ぐ!!」

 

「おいおい・・・なんで止めを刺さない・・・・・・」

 

「自首をしてください!これ以上罪を重ねないで!!」

 

「ふざけたことを・・・・・・」

 

王蛇はファイナルベントカードを出そうとしていた。ベルは決意を固めてベルトの操作を行う。

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!オールツェンティタイムブレーク!!】

 

【ファイナルベント!】

 

エビルダイバーの上に乗りグランドジオウは飛びあがりクウガからビルドまでのマークが発生をしてそのエネルギーを込められた蹴りが王蛇に命中をして吹き飛ばす。

 

「ぐああああああああああああ!!」

 

着地をしたベル、そこにガネ―ジャ・ファミリアの人たちも駆けつけて王蛇は変身が解除をされた。

 

「よしつかまえろ!!」

 

シャクティの指示の元団員たちが倒れている浅倉を捕まえる。ベルはグランドジオウライドウォッチとジオウライドウォッチを外してシャクティはベルに抱き付く。

 

「よくやったベル・・・・・・」

 

「ふぅ・・・・・・」

 

(あぁーベル可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い)

 

駄目だこの団長、すっかりベルのことを気にいってしまいこうしてモフモフをしながら癒されている状態である。そしてそのまま持ち帰ろうとしたが・・・・・・

 

「何をしているのでしょうか?」

 

「ッチ」

 

アストレア・ファミリア副団長を務めるゴジョウノ・輝夜が黒い笑みをしながら現れてベルを抱きしめた。輝夜の胸が当たっておりベルは顔を赤くしている。

 

お互いに火花を散らしながら浅倉は逮捕されてギルドの地下牢に放り込まれた。鏡など光るものも置かれないように処置をしてから。




次回 浅倉は逮捕された。一方でロキ・ファミリアでも秋山 蓮という新たな人物が仲間になり彼はカードデッキをかざしてVバックルが現れて変身をする。

次回「変身」


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変身

王蛇事件は仮面ライダージオウ事ベル・クラネルが撃破して彼は変身を解除をしたところを捕まえて地下牢に放り込まれた。

 

事件を解決をしたベル・クラネルはというと疲れてしまいあの後輝夜に連れられてホームの方へと帰還をした。

完全に疲れていた彼は輝夜の胸の中で眠りについており彼女はうふふふと笑いながらベルのモフモフを堪能をするのであった。

 

一方でそんな事件が発生をしていたロキ・ファミリアでは新たな人物秋山 蓮が仲間になったことを報告をしていた。

 

挨拶をした後蓮は情報を得るためにオラリオの街を歩きだす。いずれにしても龍騎の力を持った相手に会わないと行けないと・・・・・・だがなぜ自分がこの世界で目を覚ましてさらにカードデッキがあったことに驚きながらも彼は歩いていた。

 

「やはり情報を得るにはどうしたらいいのか・・・・・・それに浅倉のことが乗っていたことに驚いているが・・・・・・いずれにしてもこの世界でライダーバトルが行われていないのは間違いないな。」

 

一方でアストレア・ファミリアのホームにはアイズが遊びに来ていた。ベルは現在眠っている状態のため会うことができなかったのでショボンと落ち込んでいるところである。

 

「・・・・・・ベルは大丈夫?」

 

「心配することはありません。犯人と激突をして疲れが出たのでしょう。」

 

「そうなんだ。ベル・・・私が知らないところでも戦っているんだね。」

 

リューと話ながらアイズはベルが眠っているの邪魔をしないために退散をしようとした時にふああああと欠伸をしながらベルが現れた。

 

「ベル。」

 

「あー良く寝た。おやアイズさんいらっしゃい。」

 

「ベル大丈夫?」

 

「えぇ心配をかけてすみません。傷の方はオーマジオウさんの力で回復をしましたから平気です。」

 

アイズはその言葉を聞いてホッとしていると扉が開いてアリーゼが入ってきた。

 

「ベルーーあんたにお客さんだよ?」

 

「お客さん?」

 

「あれって確か・・・・・・蓮ってひとだ。」

 

「邪魔をする。お前がこいつが言っていた龍騎の力を使う奴か?」

 

「あなたは?」

 

「俺の名前は秋山 蓮、またの名を・・・・・・仮面ライダーナイトだ。」

 

彼はVバックルをとりだしたのを見てベルは立ちあがり彼の相手をする決意を固めて外に出る。新ホームの裏庭は広くなっておりここで模擬戦などを行うことがある。アストレア・ファミリアのメンバーやアイズはライダー同士の戦いを見るのは王蛇以来なのでお互いに構えている。

 

「変身!!」

 

Vバックルをセットをして彼の姿が変わり仮面ライダーナイトへと姿が変わる。ベルもジオウライドウォッチを起動させてジクウドライバーにセットをしてまわす。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】

 

ジオウに変身をしてジカンギレ―ドをナイトは腰につけているダークバイザーを抜いてお互いに構えると走りだして剣と剣がぶつかり合う。ジオウが振るったジカンギレ―ドをナイトはダークバイザーを使いはじかせていく。

 

「は!であ!とう!」

 

「ふ!は!せい!は!!」

 

ベルは戦いながら仮面ライダーナイトの力は強いと感じており一度後ろの方へと下がりジュウモードにして発砲をする。

 

「北岡のような戦い方もするってことか・・・・・・悪いがリーチを狭くさせてもらう。」

 

彼はダークバイザーを開いて腰のVバックルからカードを出して装填する。

 

【ソードベント】

 

蝙蝠型のミラーモンスター『ダークウイング』が現れてウイングランサーをキャッチをして構える。

 

「武器?」

 

「はあああああああ!!」

 

ナイトは接近をしてウイングランサーをジオウのボディに突き刺した。ウイングランサーの攻撃を受けたベルは後ろへと吹き飛ばされるがそのままライドウォッチをセットをしてアーマーを召還をして装着をする。

 

【アーマータイム!サイクロン!ジョーカー!ダブル!】

 

ダブルアーマーを装着をして風の力でゆっくりと着地をする。ナイトはベルがアーマーを装着をした姿を見てなるほどなと構え直す。

 

「行きますよ蓮さん!!」

 

「来い!」

 

ジオウは接近をして風を纏わせた蹴りをナイトに放つ。彼はウイングランサーを使ってはじかせていくがジオウの連続した攻撃でウイングランサーが吹き飛ばされてしまう。

 

「く!」

 

「はああああああああああ!!」

 

ジオウはパンチをしてナイトにあた・・・らなかった。

 

「え?」

 

ジオウは驚くのはナイトが増えているからだ。一人が二人、二人が四人、四人が八人と増えているからだ。

 

『トリックベント・・・・・・実体を持つ分身を作りだすカードだな。』

 

「「「「は!!」」」」

 

その戦いを見ているアリーゼ達はナイトが分身をしたのを見て驚いている。

 

「ほえーーあの仮面ライダー分身をしているわよ!?」

 

「あぁ、それに剣裁きに槍裁き見事なものだな。」

 

トリックベントをしたナイトの攻撃でピンチのジオウ、彼は二人のナイトのダークバイザーの攻撃を受けて吹き飛ばされてしまう。ナイトも一人となり彼はバックルから一枚のカードを抜く、すると辺りから風が発生をしてベルはグランドジオウライドウォッチを出して構える。

 

【サバイブ!】

 

【グ・ラ・ン・ドジオーウ!】

 

ナイトは「サバイブ疾風」のカードでナイトサバイブにジオウはグランドジオウへと変身をしてナイトはダークブレードを抜いて構えてジオウは龍騎のボタンを押す。

 

【龍騎!】

 

ドラグバイザーツヴァイが現れてドラグブレードを発生させて構える。

 

「なるほど、城戸の力を使えるってのは本当だな。お前があいつの力がふさわしいのか見てやる!!うおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ナイトサバイブは接近をしてダークブレードを振り下ろす。ジオウはドラグブレードで受け止めるとそのままはじかせてほかのライダーのボタンを押す。

 

【鎧武!】

 

イチゴクナイが装備されて連続して投げつける。

 

【ゴースト!】

 

ガンガンセイバーとバットクロックライフルモードが現れてそれを構えて発砲をして接近をする。

 

ナイトサバイブは放たれた弾丸をはじかせるとカードを装填する。

 

【ブラストベント!】

 

ダークウイングが現れて姿が変化をしてダークレイダーへと変わり翼のホイールが巨大化をして高速回転をしてジオウは疾風で吹き飛ばされてしまう。

 

「うわ!!」

 

彼はダークソードをダークシールドにしまいカードを装填する。

 

【シュートベント】

 

変形をしてダークアローへと変わり放ってきた。

 

【ディケイド】

 

ライドブッカーガンモードが現れて発砲をして連続した弾丸がダークアローを相殺をする。

 

お互いに放った攻撃が相殺をされたのを見てジオウは変身を解除をしたのを見てナイトサバイブの方も変身を解除をする。

 

「やるな」

 

「あなたこそ」

 

お互いに握手をして好敵手と感じたのだろう、アイズはホッとしていた。やがて蓮は先に帰りアイズは帰ろうとしたがベルの方に近づいていく。

 

「アイズさん?」

 

「・・・・・・ベル好き。」

 

そういって彼の口にキスをしてそのまま去っていく。すると彼の両肩をつかむ姉たち。

 

「「「ベルお話をしようか?」」」

 

「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

哀れな兎であった。




次回 ジオウとナイトの激突は引き分けに終わりベルは椿のところへと行き改修された太刀を受け取る。戻ってきた太刀を握り彼はダンジョンへと行こうと移動をするが今日は祭りがあったのを思いだして一度戻ることにした。

だがそれがベルの新たな戦いが始まろうとしているのを・・・・・・

次回「祭り」


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祭り

ベルside

 

そういえばこの日の夜にだけ行われる祭事があったのをすっかり忘れていた。「神月祭り」アストレア様曰くこの地上に神々が降臨する前から開催されているという伝統の祭りみだいだ。

 

僕はその日は警備担当じゃないので祭りを楽しむことにした。だが今回の祭りは短時間でしか行われないという。

 

『祭りってのは普通は長いはずなのになぜ今年は短いのだろうか?』

 

さぁそれに関しては僕もわかりませんが・・・・・・とりあえず夜となり僕は神月祭りの周ることにした。

 

イカ焼きを食べていると声をかけてきたので前を向くとロキ・ファミリアのアイズさんとレフィーヤさん、ティオナさんがいた。

 

「ヤッホーベル!」

 

「こんばんはベルさん。」

 

「どうも・・・・・・あつつつつ」

 

「ベルは今日は・・・一人なの?」

 

「えぇ蓮さんとの戦いで疲れてしまいまして今回は一人で行かせてくださいといいまして・・・・・・」

 

「なんかごめん・・・・・・」

 

アイズさんが謝ってきたので僕は気にしていませんよといい四人で周ることにした。色んな屋台などが出ていると大きな声が聞こえてきたので見るとヘルメス様がステージ上で何かをしていた。

 

ステージには槍が突き刺さっていたので見ていると隣の方に木場さんとリリがいた。

 

「木場さんとリリ。」

 

「ベルさま。」

 

「やぁベル君。」

 

「これは選ばれたものにしか抜けない伝説の『槍』だ!手にしたものには女神の祝福が約束されるだろう!さらに!抜いたものには、豪華世界観光ツアーにご招待!ギルドには許可済みだ!!」

 

「「「「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」

 

まじですか、あの槍を抜いたらか・・・・・・アストレア様やアリーゼお姉ちゃんたちを連れて行って見たいかも・・・・・・僕たちも参加をすることとなりまずはティオナさんが引っ張ろうとする。

 

「うぐうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!だ、駄目・・・・・・抜けない」

 

ティオナさんが脱落をして次にレフィーヤさん、アイズさん、リリが挑戦をするも抜けないで木場さんがステージに立ち槍を抜こうとするが・・・・・・

 

「うぐ!ぐううううううう!!・・・・・・だ、駄目だ抜けない。」

 

木場さんまで・・・・・・そして次は僕がステージに立ち槍を持つ。

 

『やはりあなたなのねオリオン!』

 

「え?」

 

僕は声が聞こえて槍を抜こうと力を入れようとしたときにそのまますっぽ抜けて僕は唖然としてしまう。

 

「す、すごいですベルさん!!」

 

「あぁ僕たちが抜けなかった槍を・・・・・・」

 

「決まったああああああああああ!!ベル・クラネル君が見事に抜いて見せましたあああああああああああああ!!」

 

僕は槍を見ているけど何だろう・・・・・・先ほど女性の声が聞こえてきたのは・・・・・・するとヘルメス様が僕のところへ来て声をかけてきた。

 

「後で1時間後くらいに君のホームに行く。悪いけど木場君にヘスティアを呼んでほしい。じゃあまた後で」

 

そういってヘルメス様は去っていき僕は抜いた槍を持ったまま木場さんにヘスティア様を僕たちのホームに来るように言い木場さんも了承をしてくれて僕たちは一度ホームへと帰宅をする。

 

ベルside終了

 

ベルが槍をもって帰宅をしたのを見てアストレアは驚いている。ベルはヘルメスが1時間後にこちらのホームへ来ることをいい彼女は両手を組み何かを考えている。

 

(ベルが持って帰ってきた槍、どこかで見たことがあるわね・・・・・・それにヘルメスが1時間後に来るなんてね・・・・・・何か嫌な予感がするわ・・・・・・)

 

アストレアはそう考えているとほかのメンバーも呼んでおいて待機をしているとヘルメスがやってきた。その後ろにガネ―ジャ、ロキ、ヘスティアに眷族の木場とリリルカも来ていた。

 

「やぁ悪い待たせたね。アストレア、ガネ―ジャ、ロキ、そしてヘスティア・・・・・・『アンタレス』を知っているか?』

 

「「「「!!」」」」

 

ヘルメスから放たれたアンタレスという言葉を聞いて四人は目を見開いている。ベルは聞いたことがなかったので首をかしげているとヘルメスは話を続ける。

 

「アンタレスってのは俺達が地上に降臨をするはるか昔に大精霊によって封印された怪物だ。だが奴の封印が解かれて復活をした。」

 

「「「「!!」」」」

 

『ヘルメスとやらいわせてもらおう。』

 

「なんだいオーマジオウ。」

 

『もしかしてそのアンタレスに神の力でも入ったのではないか?』

 

「オーマジオウさんどういうことですか?」

 

『先ほどからベルが持っている槍、それから神の力を感じた・・・・・・私もわずかだったのでなんとなくだったが名前はわかった。アルテミス・・・・・・だと思う。』

 

「ま、まさか・・・・・・」

 

「そうだ・・・・・・アンタレスがとりこんだのは・・・・・・アルテミスだ。」

 

「あ、アルテミスが・・・・・・」

 

ヘスティアが倒れたので木場は支えた。ヘスティアに取って大事な大親友がとりこまれたと聞いて立折れないはずがない・・・・・・そして彼が持っている槍こそアルテミスが残した「オリオンの矢」である。

 

もしそれを実行をする。それはベルが神殺しという称号を得ることになる。

 

「・・・・・・アストレア様、僕は行きます!」

 

「ベル・・・・・・あなた今、自分が何を言っているのかわかっているの?」

 

「もちろんわかっています!だから僕は倒すんじゃありません!アルテミスさまを助けて戻ってきます!!僕は俺は!仮面ライダーですから!!」

 

「わかったわ。アリーゼ、輝夜、リュー・・・・・・あなたたちにもベルと一緒に行ってもらうわね。」

 

「わかっています!!」

 

「お任せを」

 

「はい。」

 

「待ってください僕も行きます!」

 

「木場さまが行くなら私も行きます!!」

 

「ならうちからはリヴェリアとアイズを出すで。」

 

「ロキ、あなた・・・・・・」

 

「まぁ本来だったらリヴェリアだけやけどどうも嫌な予感がしてな。ついでや蓮もだしたる。」

 

「ならこっちからはシャクティとアーディを出そう!」

 

こうしてアルテミス救出作戦が決行されて参加者は!!

 

アストレア・ファミリア

 

ベル・クラネル アリーゼ・ローヴェル ゴジョウノ・輝夜 リュー・リオン

 

ヘスティア・ファミリア

 

木場 勇治 リリルカ・アーデ

 

ロキ・ファミリア

 

リヴェリア・リヨス・アールヴ アイズ・ヴァレンシュタイン 秋山 蓮

 

ガネ―ジャ・ファミリア

 

シャクティ・ヴァルマ アーディ・ヴァルマが決定をした。なおヘスティアはついていこうとしたが木場達にホームをお願いをして彼女は眷族たちを信じることにした。

 

こうしてアルテミス救出作戦が決まった夜、ベルは夜空を見ているとアリーゼが近づいてきた。

 

「ねぇベル・・・・・・」

 

「なんですか?」

 

「不安?」

 

「・・・・・・そうですね。この槍が奴にとどめを刺す前にアルテミス様を助けないと行けない・・・・・・ですからね。」

 

「助けましょ?必ず私達で!!」

 

「はい!!」




次回 アルテミスを助けるためにガネ―ジャ・ファミリアが用意をした飛竜でエルソスへと向かうため準備をするベルたち。

次の日朝早くベルは起き上がり準備をしてエルソスへと向かう準備を完了させていざ向かう。

次回「アルテミス救出部隊出撃!」


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アルテミス救出部隊出撃!!

次の日ベルは誰よりも早く目を覚まして立ちあがり行く準備をする。アンタレスに取りこまれたアルテミスを救うために自分の槍を置いてアルテミスが残したオリオンの矢を背中に背負い彼は冒険のアーマーを装着をしてライドウォッチホルダーなどをセットをして新アストレア・ファミリアのホームを後にして彼はガネ―ジャ・ファミリアが用意をしていると思われる場所へと行く、誰よりも早く来ていたので彼は座り待機をしていた。

 

『ベル、いくら何でも早すぎると思うが?』

 

「すみません、アルテミスさまのことを思うとね。」

 

『・・・・・・まぁそうだな。あの時感じたのは彼女の思いって言った方がいいだろうな。私もその槍から感じたわずかな神の力だったのか。』

 

二人は話をしているとリヴェリアとアイズ、蓮が到着をする。

 

「ベル・・・・・・早いね?」

 

「えぇ何か知らないですけどいつもよりも早く起きてしまいまして・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

「どうした蓮?」

 

「あいつは城戸に似ているなと思ってな。」

 

「城戸?」

 

「・・・・・・俺がライダーバトルで共にいた男だ。あのベル・クラネルのようにライダーバトルを止めようと戦ってきた男だ。(最後は・・・・・・女の子をかばった状態で戦い・・・・・・城戸)」

 

そしてほかのメンバーも続々とやってきてアリーゼ達はぜぇぜぇといいながら来た。ベルは首をかしげているとアリーゼは詰め寄る。

 

「ベル!!あんた黙っていなくなるじゃないわよ!部屋にいったらいなくてアストレア様とか心配をしていたわよ!!」

 

「ご、ごめんなさいいいいいいいいいいい!!」

 

アリーゼに怒られてるのを見て全員が笑っているとヘルメスが現れて飛竜達がおり全員が乗りこんでアンタレスがいるエルソスへと飛び経つ。ベルは初めて乗る飛竜に驚きながらも空からの絶景を見て目を光らせる。

 

「す、すごい・・・・・・」

 

「ふふふすごいなベル。」

 

ベルと一緒に飛竜に乗っているのはリヴェリアである。彼女はベルが目を光らせているのを見て笑ってしまうが久々に彼と二人きりってこともあり彼女はこれが冒険ではなくて普通に行けたらなと思いながら飛んで行く。

 

飛竜達が疲れたらそこで休憩をして休ませるために休息をしたりしてエルソスの方へと飛竜達は飛んで行く。

 

「なぁベル。」

 

「なんですか?」

 

「いや何でもない・・・・・・ただ少しだけ嫌な予感がしてな。」

 

「嫌な予感ですか?」

 

「あぁお前に関連をしていると思うとな。」

 

リヴェリアはそう呟き飛竜達はエルソス近くへ行くと突然として光の矢が放たれた。ベルはジクウドライバーを装着をしてジオウに変身、ジカンギレ―ドジュウモードにライドウォッチをセットをする。

 

【フィニッシュタイム!ドレイク!スレスレシューティング!】

 

「は!!」

 

放たれた弾丸が光の矢に命中をするが数の多さに苦戦をしてしまい飛竜達の翼に当たってしまい彼らは勢いよく地面の方へと落下をしていく。落下の衝撃で吹き飛ばされるがベルは咄嗟に自分が地面の方へと向けてリヴェリアを抱きしめて自分がダメージを受ける。

 

「が!!」

 

「ベル!!」

 

「大丈夫です。ほかのみんなは?」

 

それから全員が無事なのを確認をしてベルたちは歩きだしてヘルメス・ファミリアが野営をしている場所へと到着をする。ベルは変身を解除をしてアルフィ達が迎えてくれて彼らは休むことにした。

 

『あれがアンタレス、まさかスレスレシューティングの倍以上の矢を放つとは、やはり神をとりこんでパワーアップをしたってのは間違いないか・・・・・・いずれにしても厄介なのは事実だベル・・・・・・』

 

オーマジオウと話をしながらベルは改めてアルテミスを助ける決意を固めるのであった。




次回 アンタレスがいる遺跡へと到着をしたメンバーたち、仮面ライダーたちは変身をして中へと突入をする。

そして彼女達は見たものは

次回「彼女達が見たもの」


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彼女達が見たものは

アンタレスの光の矢を受けたがなんとか地上へと降りたちヘルメス・ファミリアが野宿をしている場所へと到着をしたベルたち一行、アンタレスはアルテミスを吸収をしていることでパワーアップをしておりオーマジオウも嫌な予感がしておりアンタレスの力がベル以上の力を持っているのかと思いながらも彼らは今は休むことにした。

 

次の日、ベルたちはアンタレスがいる遺跡のところへと到着をして彼らは変身をしておりベルはジオウ、蓮はナイト、木場はカイザへと変身をして彼らは扉の前へと到着をした。

 

「ここにアンタレスが・・・・・・」

 

なおモンスターはヘルメス・ファミリアが引きうけてくれるのでベルたちは倒しながら先へと進んでいき入り口まで到着をした。

 

「妙に静かすぎる。」

 

「まるで僕たちが来るのを待っているのか?」

 

カイザブレイガンを構えながら全員が遺跡の入り口が開いて中の方へと入っていく、ベルはジカンギレ―ドを構えながら辺りに青い小さき光が放たれており彼らがぶつからないのはそのおかげでもある。

 

やがて彼らは歩いていき封印の門があった。ベルが背負っているオリオンの矢が光りだして扉を解除をするかのように光りだした。

 

そして扉が開いて全員が中へと突入をするが醜悪な光景が出ていた。辺りを覆うかのように上空から木の実のようなものが落下をしてそこからサソリ型のモンスターが現れる。

 

【ソードベント!】

 

ウイングランサーを持ったナイトがサソリ型のモンスターを突き刺して撃破していく。そこから全員が走りだしてアイズも風を纏わせながら切りつけていきベルはジカンギレ―ドにライドウォッチをセットをして放つ。

 

【フィニッシュタイム!ウィザード!ギリギリスラッシュ!】

 

「は!!」

 

放たれたスラッシュストライクのような放ち斬撃刃がサソリ型モンスターを撃破をしていくがモンスターの数が多くなっているのを見てオーマジオウはその奥から感じる力に嫌な予感がしており何事もなければいいがと思い彼は両手を組みながら立っていた。

 

そして彼らは先の方へと到着をして彼らは広い場所に到着をした。

 

「ここは先ほどの場所とは違うわ。」

 

「あぁ・・・・・・まるで嫌な予感がするわ。」

 

アリーゼ達は警戒をしながら進んでいくとサソリ型のモンスターがおり全員が呟く。

 

「「「アンタレス・・・・・・・・・」」」

 

『ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

アンタレスはベルたちに気づいて咆哮をするとその胸部の結晶にいたのはアルテミスだ。

 

「あ、あれは!!」

 

「アルテミスさま!!」

 

『ぎゃおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

アンタレスは咆哮をした後に先ほどベルたちを落とした砲撃を放ち全員が落下をしまう。

 

「「「うわあああああああああああ!!」」」

 

全員が落下をしていく中蓮はダークウイングを呼び背中に翼を広げて救うがベルだけは落下が速く救うことができない。

 

「なんて奴だ。」

 

「あぁあれが神の力をとりこんだアンタレスの力・・・・・・」

 

「いずれにしても準備を整えてベルのところへと急ごう。もし奴の狙いがベルなら・・・・・・」

 

「急ぎましょう!!(ベル待っていて!!)」

 

アリーゼ達は準備を整えてベルがいるであろう場所へと向かう。一方でジオウを纏っていたおかげでけがなどはしていないベル・・・・・・彼は起き上がり歩いていると三日月と矢のエンブレムそしてあちこちに横たわる多数の冒険者らしき女性達の遺体。

 

「そうかこの人たちはアルテミスさまの・・・・・・勇敢に戦った戦士たちよあなたたちの敵は僕が・・・・・俺がとります!!」

 

【グランドターイム!仮面ライダー!グ・ラ・ン・ドジオーウ!】

 

グランドジオウへと変身をして振り返るとアンタレスが降りたち彼はダッシュをしてジカンギレ―ドとサイキョ―ギレードを出して二刀流でアンタレスに攻撃をする。だがその堅い装甲でベルが振り下ろした二つの武器を受け付けない。

 

「な!!」

 

『ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

アンタレスは振り下ろした足でベルの体を命中させて地面に転がる。

 

「だったら!!」

 

【アギト!】【ブレイド!】【ファイズ!】【ドライブ!】【ゴースト!】【電王!】

 

シャイニングフォーム、キングフォーム、ブラスターフォーム、タイプトライドロン、ムゲン魂、ライナーフォームを召還をしてアンタレスに攻撃をする。アルテミスのこともありなんとか奴の胸部に外せれないかと構えるベル。

 

だがアンタレスは神の力が込めたレーザー砲を放ちグランドジオウが召還をしたライダーやベルを吹き飛ばした。

 

「がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

神の力がこめられたレーザーはグランドジオウごと吹き飛ばしてベルは壁へと吹き飛ばされて変身が解除されて地面に倒れる。

 

そこにアリーゼ達が目を見開いて地面に倒れるベルを見る。

 

「べ・・・ル?」

 

「ベルううううううううううううううううううううううううう!!」

 

アイズは走りだしてベルのところへと行き彼の胸部のところに耳をつける。

 

「心臓が・・・・・・動いていない・・・・・・」

 

「「「「!!」」」」

 

「おい!ベルふざけるな!」

 

【サバイブ!】

 

ナイトはナイトサバイブに変身をしてカイザと共に突撃をしてアンタレスに攻撃をする。

 

一方でベルは心肺が停止をして彼は目を開ける。

 

「ここは・・・・・・僕は・・・・・・」

 

「目を覚ましたかベル。」

 

「オーマ・・・・・・ジオウさん?」

 

「お前はアンタレスの攻撃を受けて心肺停止の状態でいる。まだ死んでいない状態だ。」

 

「僕・・・・・・僕は・・・・・・」

 

「ベル、お前は何のために戦う?自分が決めたことなのか?それとも誰かに言われてやったことなのか?」

 

「違う!これは僕の自分の意思で戦っているんです!そしてアリーゼお姉ちゃんや皆と一緒に笑顔の世界を作りたいんだ!!」

 

「ならばベルよ!受け取るがいい!!」

 

そういってオーマジオウの手から光が発生をしてベルの手にライドウォッチが現れた。

 

「これは?」

 

「私の力が含められたオーマジオウライドウォッチ。さぁ行くといいベル!」

 

光りが見えてきてベルは立ちあがりそのまま走っていき彼は目を覚ました。

 

「ここは・・・・・・」

 

「ベルうううううううううううううう!!」

 

ベルは辺りを確認をしているとアリーゼが涙を流しながら抱き付いてきたので彼自身は何があったのかを思いだしてアンタレスの方を見るとカイザとナイトが吹き飛ばされて変身が解除をされた。

 

「木場さま!!」

 

「蓮!!」

 

「つ、強すぎる・・・・・・」

 

「あぁ・・・・・・」

 

ベルは立ちあったのを見てシャクティが叫ぶ。

 

「やめろベル!お前はアンタレスの攻撃を受けて吹き飛ばされたんだぞ!!それに内蔵にもダメージが!!」

 

「・・・・・・そうだとしても僕は・・・・・・俺は戦います!」

 

【オーマジオウ!】

 

「なんだ・・・それは・・・・・・」

 

「見ていてください。これが・・・・・・俺の・・・・・・変身!!」

 

オーマジオウライドウォッチをセットをしてベルトを回転させる。

 

【キングタイム!仮面ライダージオウ!オーマ―!】

 

今ここにジオウの新たな姿が誕生をした。オーマジオウの力が入ったライドウォッチを使いベルはグランドジオウも超える姿に変身をした!

 

その名も!その名も!

 

「俺は仮面ライダージオウ!オーマ―フォームだ!!」

 

今ここに新たな歴史が誕生をした瞬間である。アストレア・ファミリアのホームにて

 

「は!!」

 

「ど、どうしたのフィルヴィスちゃん?」

 

「今、言わないといけないのに逃した気がします。」

 

苦笑いをするしかないリャーナであった。




次回 オーマフォームへと変身をしたベル、彼はアルテミスを救うために今立ち向かう!

次回「オーマフォームの力を見せる時!」


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オーマフォームの力

アンタレスの強烈な攻撃を受けてベルは心肺停止になってしまう。彼は精神世界でオーマジオウと自分が何のために戦うのかを認識をして彼はアンタレスに戦いを挑む為に向かおうとした時にオーマジオウから放たれた光りが新たなライドウォッチを生成をしてベルは新たなフォーム「オーマフォーム」へと変身をして彼はアンタレスの方へと向かって歩いていく。

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「皆さんは離れていてください。アルテミスさま・・・・・・今お助けします!!」

 

オーマフォームは走りだしてアンタレスに接近をしようとした。アンタレスは足部を使いベルに対して攻撃をする。

 

「ベル!!」

 

だがオーマフォームはそれを右手でガードを衝撃波を放ち足部を吹き飛ばしてから時間がとまり彼は一気に接近をしてアルテミスが収納されているクリスタル近くまでやってきた。

 

「ベル!またあのレーザーだ!!」

 

輝夜の声を聞いてベルの手にプリズムビッカーが装備される。

 

【サイクロン!ヒート!ルナ!トリガー!マキシマムドライブ!】

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「はあああああああああああああああああ!!」

 

ビッカーファイナリュージョンが神の力が込められたレーザーを相殺をした後、そのまま接近をして腕にシャイニングカリバーが現れてアンタレスを次々に切っていく、彼はそのままアルテミスがいる結晶を見つけて接近をしようとしたがアンタレスが上空から矢が放たれてオーマフォームのベルに当たっていく。

 

「ぐう!!」

 

ベルは先ほど受けた傷もあり徐々に押されて行く、彼は決意を固めて唱える。

 

「福音!!」

 

放たれた音が命中をしてアンタレスは後ろの方へと吹き飛ばされる。オーマフォームの力にほかのメンバーたちは目を見開いている。さらにその周りに平成仮面ライダーたちが最強形態で現れてベルの周りに構えている。

 

「行きます!!」

 

アンタレスは咆哮をして攻撃をするが龍騎サバイブ、ブレイドキングフォーム、装甲響鬼がそれぞれの接近武器でアンタレスが放った触手を切り裂いた。

 

ファイズブラスター、プトティラコンボ、タイプトライドロン、カブトハイパーフォームの四人が構えて砲撃が放たれてアンタレスにダメージを与える。

 

だがアンタレスは自己再生をしていくがそこにクウガアルティメットフォームが自然発火能力を使い再生能力を弱めていくとアギトシャイニングフォーム、電王ライナーフォーム、ダブルサイクロンジョーカーエクストリームがそれぞれの接近武器をつかい切り裂いていき結晶が見えた。

 

「アルテミスさま!!」

 

ベルは走りだしてアルテミスが眠っている結晶へとショートワープを繰りかえす。彼は背中のオリオンの矢をエネルギーを込めてそれを投げつける。

 

オリオンの矢がアンタレスに突き刺さり結晶体が現れてベルはその結晶を壊してアルテミスを中から救出をした。アンタレスは取り返そうとオーマフォームのベルをとりこもうとしたがムゲン魂、ハイパームテキ、ジーニアスフォームの三人が取りこもうとするアンタレスに対して蹴りを入れてから彼は仮面ライダーたちに感謝をしてショートワープをしてアルテミスをアリーゼ達に降ろす。

 

オーマフォームのベルの隣にエンペラーフォーム、コンプリートフォーム、コズミックステイツ、インフィニティースタイル、極アームズが立ち構えている。

 

「これが!仮面ライダーの力だ!!」

 

『ウェイクアップフィーバー!!』

 

【ファイナルアタックライド!ディディディディケイド!】

 

【リミットブレイク!】

 

【チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!】

 

【ソイヤ!極スパーキング!】

 

【キングフィニッシュタイム!キングタイムブレーク!!】

 

6人のライダーが飛びあがりそれぞれが必殺蹴りを放ち最後はオーマフォームのベルがキングタイムブレークがアンタレスに命中をして全員が見ている。

 

『ぐ、ぐおおおおおお・・・・・・おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

アンタレスはキングタイムブレークなどを受けてダメージを受けて爆発をする。平成ライダーたちはアンタレスが倒されたのを確認をしてから消えていきベルは振り返り歩いていく。

 

ヘルメスは空を見てオリオンの矢が作られないのを見てホッとしている。彼は変身を解除をしたがそのまま膝をついてしまう。

 

「「「ベル!!」」」

 

「か、勝ちました・・・・・・よ。」

 

「あぁベル見たぞ。お前の仮面ライダーとして・・・・・・誇らしいぞ。」

 

「シャクティ・・・・・・お姉ちゃん・・・・・・」

 

「ベル君かっこよかったよ。私・・・・・・やっぱりベル君のこと改めて好きだってことがね!」

 

「アーディ・・・お姉ちゃん・・・・・・」

 

「よくやったベル、今はゆっくりと休んでくれ私の息子よ。」

 

「リヴェリア・・・お母さん・・・・・・」

 

「ベルは私の英雄だよ。」

 

「アイズ・・・・・・さん。」

 

ベルは目を閉じてアルテミスと共に彼らはヘルメス・ファミリアたちが待っているであろう場所へと向かっていく。

 

木場と蓮もベルの力を改めて確認をしてもっと強くならないと決意を固めるのであった。

 

オーマジオウside

 

さて久々の私だな、オーマジオウライドウォッチを使いベルはアルテミスを救出をしてアンタレスを撃破した。いやーベルが神殺しをしたらどうしようかと悩んでいたがそんな心配は無用だったな。さて現在オーマジオウライドウォッチに関しては私が回収をした。

 

まだ本来のベルだったら早いのだからな・・・・・・だが今回のようなアンタレスの化け物に対して私が出なかったのはベル自身が救わないと意味がないと思い先ほどのオーマジオウライドウォッチを出した。

 

その役目が終わったから回収させてもらったよ。

 

『だがまた出番がある。ベルよ今はゆっくりと休むといい。』

 

まぁ現在彼の傍にはなぜか知らないがアイズがぎゅっと抱きしめながら寝ている。隣のアルフィアさんが黒いオーラを纏い始めているので魔王さん怖いデース・・・・・・ウォズ!ツクヨミ!ゲイツ助けてえええええええええええええええええ!!

 

オーマジオウside終了

 

さて無事アルテミスを救ったベル、現在アルテミスは彼よりも目を覚まして彼が寝ている場所へとやってきた。

 

彼女は寝ている彼を見てその頬を触る。

 

「・・・・・・オリオン、あなたは私の命を救ってくれた。あなたの活躍はアンタレスの中から見ていた。私のために体がボロボロになっても立ちあがり救ってくれた。ふふ恋愛アンチと呼ばれていた私が・・・・・・恋をするとはな。」

 

アルテミスはふふと笑い彼に近づいて口にキスをした。そのまま彼を抱きしめて寝ている彼を固定をした。

 

ベルは口に暖かいのを感じて目を開けるとそこには青い髪をした美人の女性、アルテミスが自分にキスをしていたので目を見開いている。

 

「ううううううう!?(アルテミスさま!?)」

 

「んーーーーーーー」

 

ベルは目を見開いて驚いている。そこにアリーゼが入ってアルテミスがベルにキスをしているのを見て叫ぶ。

 

「何やっているのよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

アリーゼが叫んだのを聞いて輝夜、リュー、アイズ、シャクティ、アーディが来るとアルテミスがベルにキスをしていたのを見て蓮と木場は苦笑いをしてみていた。

 

「貴様あああああああああああああ!!」

 

「ベルから離れろ!!」

 

輝夜とリューが飛びかかりアルテミスとベルを引き離してアイズがベルを抱きしめる。彼自身も起きたらアルテミスがキスをしていたので混乱をしておりオーマジオウも驚いておりアルフィア自身も目を見開いて黒いオーラを纏わせている。

 

こうしてアルテミス救出作戦はベルがオーマフォームに変身をして彼女を救出をしたのであった。




次回 アルテミスを救出をしたベルたちは回復をした飛竜に搭乗をしてオラリオの方へと帰還をする。

次回「オラリオ帰還へ」


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オラリオ帰郷へ

アルテミスがベルにキスをした事件から時間が経ち、ベルたちは無事にアルテミスを救出をしたが彼女の眷族たちは亡くなったのでここで埋葬をして石碑を立てる。

 

『神アルテミスを救うためにアンタレスに立ち向かった勇敢な戦士たちここに眠る』と書かれてベルたちは両手を合わせて黙とうをする。

 

そしてオラリオへ帰るために飛竜に乗るがヘルメスはヘルメス・ファミリアと共に帰るので余ることとなりベルの後ろにアルテミスが乗ることとなりベルのことが好きなメンバーはじーっとアルテミスを睨んでいた。

 

オーマジオウは彼の中でため息をつきながらこいつらはと思い玉座で肘をつきながらアルテミスに嫉妬をしているメンバーを見ているが隣のアルフィアがオッドアイに光がない状態でブツブツ言っているのでこっちもこっちで末期だなと思いため息が出てしまう。

 

そして飛竜にまたがりオラリオの方へと飛んで行くメンバー、ベルの後ろをアルテミスが抱きしめてすりすりをしているのを見てアイズが頬を膨らませているのを見てリヴェリアはアイズが感情を出すようになったのはいいが早まったことはするなよと思いながらベルの方を見る。

 

(やれやれアイズが感情を出すようになったのはいいが思いっきり神アルテミスに対して嫉妬をしているではないか、まぁ仕方がないベルは可愛いからな。)

 

リヴェリアはそう思いながらベルをじーっと見ているとアイズが彼女の方を見て頬を膨らませる。

 

「リヴェリアもベルを狙っている・・・・・・むーーーーーーーーーーー」

 

「やれやれ・・・・・・」

 

そして飛竜達が疲れてきたので彼らは降りたちテントを立てる。だが女性陣達はアルテミスだけがずるいってことで順番を決めることにした。

 

一方でベルは木場と蓮と模擬戦をしていた。仮面ライダーに変身をして木場が放つカイザブレイガンの弾をジカンギレ―ドではじかせて接近をして左手にジカンザックスを発生させて切りつけようとしたがカイザはそれに気づいて後ろの方へと下がりカイザフォンを抜いて二丁でジオウに攻撃をする。

 

ベルは放たれた二丁の攻撃を上空へと飛びジカンザックスを投げつける。カイザは後ろの方へと下がったがそこにベルがジカンギレ―ドを構えて突撃をしてきたので彼はカイザフォンを戻してカイザブレイガンで受け止める。

 

「そこまでだ。」

 

「ありがとうございました。」

 

「いやこちらこそ、でもベル君あまり無茶をしてはいけないよ?君はアンタレスとの戦いで一番傷ついているのを忘れてはいけない。」

 

「は、はい」

 

お互いに変身を解除をして蓮の方はダークバイザーを抜いて素振りをしている。

 

その夜

 

「お待ちしておりましたわベル。」

 

「輝夜お姉ちゃん?」

 

テントの中では輝夜がいた。彼女はベルを待っていたかのようにいたので首をかしげていると輝夜がふふと笑いだす。

 

「お前と一緒に寝るために奮闘をしてきたのだよ。明日はシャクティとアーディ。明後日はアリーゼ、その次はアイズと順番を決めていたんですよ。それに・・・・・」

 

輝夜はベルに近づいて耳元で呟く。

 

「お前とするのが久々だからな・・・・・・今日は楽しませてもらうぞ。」

 

「・・・・・・\(^o^)/オワタ」

 

ベルは今日から帰るまで奮闘をしないと行けないのかと思いため息が出てしまう。なお二日目と四日目、そして五日目では初めてベルとやった人たちもいたのでここでは省略させてもらおう。

 

それから襲い掛かってきたモンスターと戦いの時はベルは戦わずにほかのメンバーが戦い撃破していく。

 

「・・・・・・オーマジオウさーんベルトを出してくださーい」

 

『駄目絶対いいね?』

 

「何かあったんですか!?」

 

『福音を百発ぐらい受けられた身なのでね・・・・・・いやーやりすぎだああああああああああああああああ!!』

 

「ごめんなさいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

そう何度目かの時にオーマジオウがシャットダウンをするのを忘れていたのでアルフィアがその様子をばっちりと見てしまいオーマジオウは八つ当たりの福音を受けまくってしまい回復中である。

 

『はぁ・・・・・・今ライダー達を呼んでアルフィアと戦わせているが・・・・・・吹き飛ばされているわ。』

 

「ごめんなさい・・・・・・お義母さんに会えないですよね。」

 

『やめたほうがいい・・・・・・ものすごく荒れているから今来たら・・・・・・な?』

 

「あ、はい」

 

オーマジオウの言葉を聞いてベルは申し訳ない気持ちになりショボンと落ち込むのであった。




次回 それから9日かけてオラリオの方へと帰ってきたベルたち、それぞれのホームへと帰りベルはアストレアに報告をする。

アルテミスはしばらくは新アストレア・ファミリアのホームで暮らすことになり平和な日常が戻る。

次回「帰ってきたぞ帰ってきたぞオーラリオにーー」


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帰ってきたぞ帰ってきたぞ――オーラリオ―へ!

オーマジオウside

 

はぁ・・・はぁ・・・地獄を見たわ。私がうっかりシャットダウンをしていなかったのでアルフィアの目からハイライトどころか黒いオーラが纏われていきなり福音を受けたオーマジオウだ。

 

しかも彼女は私が呼びだしたライダーたちにも対抗をして激闘が繰り広げられていたよ。

 

あの時は私も命がないと思っていたよ。なにせベルが丁度しているところをじっくりと見てしまったからな。その時の目がものすごく怖かった・・・・・・オーマジオウさんだって怖いものはあるんだからね?

 

『貴様・・・・・・ベルがあんな女たらしにさせてくれたな?恐怖以上のうけつけてやる・・・・・・』

 

『まて!少し落ち着け!』

 

『なんだ?言い訳は聞かないぞ?貴様がいながら・・・・・・なんだ?アストレア・ファミリア以外の奴にもベルは手を出したのか?なら貴様をコロサナケレバナラナイ。』

 

なんでヤンデレになっているの?どうしたらいいんだよ・・・・・・それから私はライダー召還をしてアルフィアに当てているがなんとか鎮圧をすることができた。

 

まぁ原因はベルにあるからな・・・・・・さて後ろにべったりくっついている神様はどうにかできないものだか・・・・・・やれやれ、これではゆっくりできないではないか。

 

オーマジオウside終了

 

「皆ーーーー見えてきたよーーーーー」

 

アリーゼの声を聞いてベルは前を向くとオラリオが見えてきたので彼はホッとしている。だが心の中では自分がもっと早くに気づいていればアルテミスの眷族を救えたかもしれないと拳を握っているとアルテミスが声をかける。

 

「・・・・・・そんな顔をしないでくれ。」

 

「アルテミスさま・・・・・・ですが!」

 

「・・・私は送還覚悟でいた。だがこうしてまたオラリオに戻ることができたのはオリオン、あなたのおかげだ。」

 

「・・・・・・」

 

「だからありがとう。」

 

「はい・・・・・・」

 

その様子をベルのことが好きなメンバーからしたら不満である。まるで恋人のようにしているのでリヴェリアはため息をついて前にいるアイズは頬を膨らませて怒っている感じを出しているのでさらにため息が出てしまう。

 

やがて飛竜はガネ―ジャ・ファミリアに着地をして全員が降りたち、ベルはアルテミスをゆっくりと降ろしてから彼らは数日ぶりのオラリオの空気を吸っている。

 

やがてメンバーは解散となりアリーゼ達と共に新アストレア・ファミリアのホームへとアルテミスと共に戻る。

 

そして扉を開けてベルが一言。

 

「ただいま戻りましたあああああああああ!!」

 

「「「「ベルーーーお帰りいいいいいいいいいいい」」」」

 

数日ぶりにベルの姿をほかのメンバーが彼に突撃をしてきて彼は後ろの方へと倒れてしまう。その様子をアルフィアは見ておりごごごごと黒いオーラを纏わせていくのを見てオーマジオウはまたかよと思いライダーたちを召還をして彼女をとめるように指示を出す。

 

「いいだろう・・・・・・今の私は手加減などできない!さぁ来い!すべてを破壊する!!」

 

『それはディケイドの言葉だ!!』

 

さて姉たちにモフモフタイムされたベル、アストレアもアルテミスの姿を見てホッとしている。

 

「よかったわアルテミス。」

 

「すまなかったなアストレア、オリオンに助けてもらった。」

 

「そうみたいね。ベルが神殺しをしなくてよかったわ。」

 

アストレアはホッとしてベルの方をじーっと見て更新をすることにした。現在ベルはレベル6の冒険者、だが今回の戦いで上がったのかしら?と思いながらステータス更新をする。

 

「うえええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」

 

「アストレアさま!?」

 

「ら、ランクアップが可能になっているわ・・・・・・やはりアルテミスを助けたのが影響が出て切るのかしら?いや待って・・・・・・アリーゼ達も同じように・・・・・・」

 

それからアリーゼ達もレベルアップが可能となっておりそれはガネ―ジャ・ファミリア、ロキ・ファミリア、そしてヘスティア・ファミリアの方でも同じようにレベルアップが可能となっていることになり彼女達は叫ぶのであった。

 

こうしてアルテミス救出はベルたちがランクアップをした結果でアルテミスは助けられたのであった。




次回 疲れたベルは眠りについて起き上がろうとしたがいつもよりも視線が下だなと思い鏡を見るとなんと7歳の頃の自分に戻っているので驚いて大声を出してしまう。

次回「小さくなったベル」


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小さくなったベル

「いいいやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

新アストレア・ファミリアのホームで突然として叫び声が聞こえてきたのでアリーゼ達は何事かと思い声がした部屋の前につく。そこはベルが眠っている部屋だったのでアリーゼ達はベルに何かがあったかと思い扉を開ける。

 

「ベル!!」

 

「ベル何があったのです・・・・・・か・・・・・・」

 

「ふえええええええ・・・・・・」

 

全員が唖然としていた、なにせ彼女達が見たもの・・・・・・それは七歳の時のベルの姿だからである。

 

「べ、ベル!?」

 

「いったい何があったんだ!?」

 

「わ、わからないんです・・・・・・朝起きたら七歳の時になっていて・・・・・・ふええええええ・・・・・・」

 

涙目になりベル自身も混乱をしておりオーマジオウもベルがなぜ小さくなっているのか不明なので混乱をしている。とりあえず彼女達はベルをリビングに連れて行きアストレアとアルテミスはベルが小さい姿になっていたので飲んでいた紅茶を吹いてしまう。

 

「「ぶううううううううううううう!!」」

 

「ぴゃ!!」

 

「べ、ベル!?いったいどうしたのよ!!」

 

「わ、わかりません・・・・・・朝起きたら小さくなっていて・・・・・・ふええええええ・・・・・・」

 

ベルは涙目になっておりアルテミスとアストレアはそのまま後ろに倒れてしまう。ベル自身は涙目になりオロオロしている姿を見てアリーゼ達は尊いと気絶をする寸前になってしまうがすぐに意識を取り戻して原因を探す為にアミッドがいるディアンケヒト・ファミリアの治療院の方へとアリーゼがベルを連れて行く。

 

ベルは視線が小さくなったのでオロオロしながらオラリオの中を歩いている。

 

「べ、ベル・・・そんなにオロオロしなくても大丈夫よ?」

 

「だ、だって・・・・・・こんなに小さくなって視線までもいつもと違うんですよ?ふ、不安ですよ。」

 

ベルは不安そうに歩いているのでアリーゼは苦笑いをしながら知り合いに会わないことを祈ってアミッドがいる治療所へと到着をする。

 

「アミッドいるかしら?」

 

「アリーゼさんどうし・・・・・・え?べ、ベル!?」

 

アミッドはアリーゼの声をしたので行くとそこには涙目となっている小さくなったベルの姿なので彼女は近づいてベルの顔などを触っている。

 

「もふもふ・・・・・・もふもふもふもふもふ」

 

「ふぇ・・・・・・あ、アミッドお姉ちゃん?」

 

「は!す、すみません・・・・・・ですがベルなんで小さくなっているのですか?」

 

「朝起きたら、この姿だったのです。それでパニックになってしまって・・・・・・」

 

「記憶などは正常・・・・・・けれど可愛いですね。」

 

「ふええええええええ・・・・・・」

 

((可愛いな))

 

「ごほん、いずれにしても原因がわからない以上冒険者としてはお休みをした方がいいですね。」

 

「だね。流石に七歳でって待ってベルは七歳から冒険者をしていたわ。」

 

「まじですか・・・・・・ってそうでしたね。」

 

二人はベルが七歳の時から仮面ライダーとして活動をしていたのを思いだしてオーマジオウにジクウドライバーを発生させてベルは構える。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】

 

「「・・・・・・え?」」

 

「ふええええええええええええええええええええええええ!!」

 

そう変身をしたのはいいがベルの大きさがいつもと違い小さいままなのだ。オーマジオウもこれに関しては首をかしげていたが・・・・・・原因がわかったのか声を出す。

 

『おそらくだが原因はオーマフォームになった影響かもしれない。』

 

「あれ?」

 

『そうだ、今回はイレギュラーとして私が出したのだが・・・・・・その影響がオラリオに戻ってきたときに出たかもしれない。まぁいつかは元に戻るから安心をするといい。』

 

「それはいつなんですか!?」

 

『・・・・・・わからん。』

 

「そ、そんなあああああああああああ」

 

ベルはショックを受けて四つん這いをしてショックを受ける。とりあえずベルを連れて帰ることにしたアリーゼ、ベルはショックを受けているのかフラフラしながら歩いている。

 

「べ、ベル落ち込み過ぎよ。」

 

「だ、だって・・・・・・」

 

「あれベル?」

 

「ふえ?」

 

「ベルさん!?」

 

「ベル!?」

 

前の方を見るとアイズ、レフィーヤ、ティオネとティオナのロキ・ファミリアの面々である。

 

「懐かしいな・・・・・・」

 

アイズはベルに近づいて膝をついて抱きしめてモフモフタイムに入る。

 

「ふええええ、あ、アイズお姉ちゃん恥ずかしいよ・・・・・・」

 

「・・・・・・持ち帰ってもいい?」

 

「駄目に決まっているでしょうが!!」

 

アイズがアリーゼにベルを持ち帰ろうとしたので阻止をしてベルはぷらーんと空中を浮かんでいるのでこれが浮遊なんだなーと思いつつ小さくなったのでレフィーヤやティオナたちが大きく見えるのでいつもは上から見ているのに下から見ているので不思議に思ってしまう。

 

「それにしてもベルさん小さいですね。」

 

「七歳の時の姿ですから・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

「なんでため息をついているのよ。」

 

「いやーだって朝起きたら七歳の姿になっていてパニックになるじゃないですか・・・・・・今はだいぶ冷静になれたので・・・・・・恥ずかしいです。」

 

ベルは今更朝起きた時からのパニック状態が恥ずかしくなってきたのか顔を赤くしてアリーゼとアイズは今だベルを持ち帰る持ち帰らせないと話をしているので彼自身は速く帰りたいなーと思っていると突然として体が浮遊をしてティオナ達はベルが消えたので驚いている。

 

「ベルが消えた!?」

 

「「!!」」

 

ティオナの声を聞いてアリーゼとアイズは急いでベルを探し出す。一方でベルはというとちょこんと座らせてその人物に対して苦笑いをしている。

 

「な、ナァーザさん・・・・・・」

 

「なーにベル?」

 

彼女の目からハイライトが消えており彼は苦笑いをしていた。

 

「ダッテ、ベルガワルインダヨ?イツモイツモ私ハズットマッテイタノ二キテクレナカッタノヨ?ダカラツレサッタノヨ。」

 

ベルは確かに今までアルテミスを救うためにオラリオを離れていたのでナァーザやアミッドには会っていない。そしてナァーザは限界を迎えていた。

 

そして今回の誘拐を実行をしたのである。ベルはどうしようかと思っているとナァーザは突然として服を脱ぎだしたのでベルは驚いてしまう。

 

「ふえええええええええ!?」

 

「サァベルヤロ?」

 

「あああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

こうしてベルはナァーザに捕食されたのであった。




次回 ベルはナァーザに捕食されて起きたら体が大きくなっていた。彼自身はこんなんで元の姿に戻りたくなかったなと思いつつ寝ているナァーザを起こす。

次回「元に戻ったけどなんだかなー」


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元に戻ったけどなんだかなー

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ベルーーーベルーーーーーー」

 

ベル・クラネル、アストレア・ファミリア所属の冒険者、現在彼はナァーザの家に連れてこられてヤったのだが、小さい体はなぜか元の姿に戻っており彼自身は突然としてさらわれたのだから姉たちが心配をしているのは間違いないと判断をしている。

 

さらった犯人がナァーザだなんて一言も言えないので困っているところだ。ナァーザと別れた後彼は体は元に戻ったもののどう言い訳をしようかと頭を抑えながら新アストレア・ファミリアのホームの入り口まで戻ってきた。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

『どうしたベル?』

 

「オーマジオウさん、ホームの中に入りずらいのですが・・・・・・」

 

『仕方があるまい、まさかナァーザに連れ去られるとは思わなかったな。まぁベルの体が元の姿に戻ったのだから結果オーライだ。』

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ベルは覚悟を決めたのかホームの入り口を開けて中へと入る。どうやら誰もいないことにホッとして彼は歩きだそうとしたが突然として頭に衝撃を受けたのでそのまま倒れてしまう。

 

「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」

 

そしてベルが目を覚ますと自分の体が動けなくなっているのを感じて前の方を見ると目から光が消えているお姉さま方がいたのでベルはあまりの恐怖に体を震わせている。

 

「アァ、ベルオキタワネ?」

 

「あ、あの・・・・・・なんで僕の体巻きつけられているのでしょうか?アリーゼお姉ちゃん。」

 

「エーナンデッテ、サラワレタと思ッタラ、帰ッテキタカラネ。サーテベル」

 

「「「「「全部ハナシテモラオウカシラ?」」」」」

 

「ひいいいいいいいいいい!!」

 

怯え兎説明中

 

「ソウ、ナァーザガ・・・・・・」

 

アリーゼはベルの説明を聞いた後件を持ちだそうとしたのを見てベルは慌てて食い止める。

 

「やめてお姉ちゃん!!」

 

「離シテ!アノ犬人!ベルガ優シイノヲ利用ヲシテ!!万死二値スルワ!!」

 

「それどこか違う人の台詞だよおおおおおおおおおおお!!」

 

ベルはなんとか必死にナァーザの命を守るために奮闘をしてアリーゼを止めることに成功をしたがなんだか疲れてしまい彼は椅子に座る。一方でオーマジオウは玉座で座っているとなぜか女性が増えているのでいったい何者だと?と思い見ていると三日月のエンブレムだったのでアルテミス眷族である。

 

『一応確認をしていいか?』

 

「はい。」

 

『なぜ貴様達ここにいる?てかお前たちどれだけいるんだよ。』

 

「いやー目を覚ましたらここにいたというか、てかアルテミス様のあんな姿を見たのははじめてだったので興奮をしているんですよ。ほらアルテミスさま!そこはくっついてください!!」

 

うるせーなと主いながらまた新しい人物たちが増えるのかよと思いオーマジオウはため息をつきながらとりあえずご飯の用意が倍になるなと思い準備をしていく。

 

一方でそんなことを知らないベルはアルテミスの膝の上で寝転んでいた。アルテミス自身は満足をしているのかふふと笑っている。

 

オーマジオウの中でアルテミスの眷族たちはベルに対しての笑顔が恋をしている乙女の顔をしていたので全員がアルテミス自身がそんな顔をするんだなと思いながら見ている。

 

オーマジオウはその様子を見ながらこれ以上自分の頭を痛くさせないでほしいと願いため息が出てしまう。ただでさえアルフィアで苦労をしているのにさらに住民が増えてうるさくなったのでアルフィアは増えていることに驚いているがオーマジオウに頼む。

 

「オーマジオウ本を」

 

『前にも言っただろうが、私は通販屋ではないと・・・・・・』

 

そういいながら本を出しているとアルテミス眷族たちもあれがほしいこれがほしいといってきたのでやはりこうなるのかと思いながらオーマジオウはさらにため息が出てしまい落ち着かない生活がこれから始まるのかと。




次回 なんとかアリーゼを止めることに成功をしたベル、疲れていたのか彼は自分の部屋に戻ったが実はアストレアの部屋だったので彼女は目を開けるとベルがいたので驚いてしまう。

次回「女神の部屋で」


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女神の部屋で

「つ、疲れた・・・・・・なんとかアリーゼお姉ちゃんを止めることができたけど・・・・・・もう駄目・・・・・・」

 

ベルはアリーゼ達を止めることに奮闘をして元々疲れていたので彼は自分の部屋だと思い入ったがそこはアストレアの部屋だったのだが彼はそんなことを知らずにベットに入りこんで何かが当たっているがまぁいいかと思い眠る。

 

さてベルの精神世界の中、オーマジオウは疲れていた。なにせアルテミスの眷族たちがあれがほしいこれがほしいとわがままほうだいだったので彼は色々と用意をして疲れて玉座の方に座っている。

 

『全くこいつらは・・・・・・』

 

「どうしました?」

 

『お前らのせいだ。貴様達が色々と用意をしろとか言って準備をさせたのだろうが・・・・・・全くここはベルの精神世界なのに・・・・・・ってあ・・・』

 

「な、なんですかこれ!?」

 

ベルは精神世界へ久々に来たが色々と変わっているのに驚いているとアルテミス眷族たちがじーっとベルを見て近づいてくる。

 

「あら坊や可愛いわね。」

 

「え!?なんで!?どうして!?」

 

「いやー私達目を覚ましたらここで目を覚ましたのよ。」

 

「そ、そうなんですか。」

 

「・・・・・・・・・ベル・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベルはあまり後ろを振り返りたくない状況である。なにせいつもの義母親の声じゃないからである。

 

「なぜこちらを向かない?私はそんな風にお前を育てた覚えはないぞ?」

 

「・・・・・・」

 

ベルは仕方がなく振り返るとオッドアイに光がない状態のアルフィアがいたので恐怖に感じている。

 

「ひいいいいいいいいいい!!」

 

「ふふふふふふ見せてもらったぞーーーお前が色々とヤッテしまっていることなどもなーーーそこまで私は育てていなかった私にも責任があるが・・・・・・やりすぎだ!!福音!!」

 

「ごふうううううううううううう!!」

 

ベルは福音を受けて吹き飛ばされてしまうがオーマジオウが念力を放ちそっと降ろす。そのまま立ちあがりアルフィアの前に立つとアルフィアも構えている。

 

「そこをどいてもらおう?」

 

『悪いがどくわけにはいかない。ベルは私が守る!!』

 

ベルの中で魂の状態なので病気などないアルフィアは突撃をして蹴りを噛ました。オーマジオウは彼女の攻撃を腕で受け止めると念力を放ち吹き飛ばしたがすぐに着地をして構え直す。

 

(ええい奴は化け物か!!普通の人間だよな?)

 

オーマジオウはそう思いながらもアルテミス眷族達は巻き込まれないようにベルをそーっと連れて行く。

 

一方で現実アストレアはなぜか布団が盛り上がっているのを見て誰かが入っているのかしら?と思いめくるとそこにはベルが彼女に抱き付いたまま寝ていたのでいつのまにベルは自分の部屋に入ったのだろうと思いまぁいいかと一緒抱きしめながら再び目を閉じる。

 

精神世界ではベルはジオウに変身をしてアルテミス眷族達と模擬戦をしていた。

 

【アーマータイム!ウェイクアップ!キバ!】

 

キバアーマーを纏い眷族たちの攻撃を蹴りではじかせていく。

 

「うっへーーー流石レベル6だね。」

 

「あたしたちじゃ勝てないかも!」

 

「いえいえ僕でも勝てないときはありますよ!!」

 

「魔法攻撃部隊!」

 

魔法を使うメンバーが魔法を放ってきてベルは吹き飛ばされてしまう。彼は再び立ちあがりジカンガトリングを構えて発砲をする。

 

「「「「うわあああああああああああああ!!」」」」

 

全員がジカンガトリングに驚いて逃げてしまう。一方でアルフィアとオーマジオウの激突はオーマジオウが仮面ライダーたちを呼びだしてアルフィアを抑えて勝利をする。

 

『ふぅ・・・やれやれ疲れるな毎回、あっちはどうやら大丈夫みたいだな。』

 

オーマジオウは戦いながらもベルが模擬戦をしていることを知っているためまぁ問題ないだろうと判断をして彼はアルフィアをグルグル巻きにして動けないようにする。

 

「なぜグルグル巻きをする。」

 

『今のお前をベルに近づけさせるわけにはいかないだろうが、そのための保証だ』

 

「はーなーーせーーーー」

 

『さてベル、そろそろ現実にもどったらどうだ?』

 

「ほえ?」

 

『色々と問題が発生をしているからな、ほら帰ってこい』

 

「わかりました。」

 

そういってベルは元の現実へと戻っていき何かが当たっているのに気づいた。いったい何だろうと思い見るとアストレアの果実に包まれていたのだ。

 

(どうしてアストレア様のが!?てかここは僕の部屋じゃなくてアストレア様の部屋!?)

 

ベルは大混乱をしている。現在夕方である。

 

「・・・・・・おはようベル。」

 

「お、オハヨウゴザイマスって時間じゃないですよアストレア様。」

 

「ごめんなさい。まぁベルが帰ってこなかったけどね。」

 

「そうでした。」

 

「まぁ無事でよかったわベル・・・・・・けど心配をかけさせた罰を与えるわね?」

 

「えっとはい。」

 

するとアストレアはそのままベルを自分の口に当ててキスをする。

 

「ほえええ・・・・・・」

 

「うふふふベル可愛いわね(笑)」

 

「うにゅ・・・・・・」

 

ベルは顔を真っ赤にしながらアストレアをじーっと見ていたが恥ずかしいのであった。




次回 次の日ベルはアリーゼと輝夜と共にオラリオをパトロールをすることにした。まぁなにせ今回は自分のせいでもあるのでベルは辺りを見ながら異常がないなとオラリオを歩いていく。

次回「オラリオをパトロール」


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オラリオをパトロール

ベルside

 

次の日となり僕はアリーゼお姉ちゃんと輝夜お姉ちゃんと共にオラリオの街へと来ていた。

 

「それじゃあベル、今日は私たちと一緒にパトロールをするわよ!」

 

「言っておくがお前に拒否権はないからな?」

 

「あ、はい」

 

本来だったら僕はリャーナお姉ちゃんたちと一緒だったのだがなぜかアリーゼお姉ちゃんと輝夜お姉ちゃんが僕とパトロールをするといい団長命令といいほかのメンバーは逆らえないのであった。

 

そして今に至ります。僕はとりあえずお姉ちゃんたちと別れてからオラリオをパトロールをしているが全てを知っているわけじゃない。

 

実はお姉ちゃん達は南の方には行かせてくれないのだ。だから僕は南の方へは行ったことがないからだ。

 

念のためにパトロールとしていこうと思ったが顔を見られたらまずいからね。僕は変装道具を使うことにした。

 

「ちゃちゃちゃーーーん」

 

『そんなものいつから用意をしていたんだ?』

 

オーマジオウさん、僕だって準備はしているんですよ。えっとこの黒い髪をかぶり長い髪だけど気にしないよーーーーとりあえず変装完了!どうですかオーマジオウさん!!これでベル・クラネルだとわかりませんよ!!

 

『まぁ確かにこの姿はベル・クラネルとわからないな。』

 

ふふーん僕って天才でしょ!!

 

(なんだろう、最近ベルはアリーゼのような感じがしてきたような気がする。まぁ一緒に暮らしていればそうなるのか?)

 

何かオーマジオウさんが言おうとしているけど僕は気にしないよ。変装を完了をした僕は南の方へと歩いていく。この場所は始めてくるので何があるのだろうと思いながら見ているとティオナさんのような格好をした人たちがたくさんいるので驚いている。

 

「あら坊や?こんな昼間からやろうときたのかしら?」

 

「え?」

 

見ると僕の周りを女性が囲んでいるのに驚いてしまう。てか昼間からやる?・・・・・・ま・さ・か、南ってそういうところだからお姉ちゃん達が行くなって言ったのね!!やばいやばい!

 

とりあえず僕はダッシュをしてここから出ないと行けないが逃げているばかりでここがどんな場所があるのかわからない。とりあえず建物中へと突撃!!

 

ど、どうしよう!!

 

「ぐおおおおおおおお男の匂いだあああああああああああ!!」

 

「ぎゃああああああああああああ!!

 

なにあれ!?変な化け物みたいなのが現れたああああああああああああああああ!!まずいまずい!どこかに隠れないと!気配も消して匂いなども消して!ええい!この部屋に隠れよう!!

 

僕はどこかの扉を開けて中へと入り化け物がいなくなるのを待つことにした。

 

『な、なんだあの化け物は?オラリオにはモンスターがいるというのか!?』

 

「ゆ、油断をしていましたね。オーマジオウ・・・・・・さん」

 

『ん?どうしたべ・・・ル?』

 

飛び込んだ部屋の中に尻尾がモフモフしている金髪の狐人がいました。てかあの人なんで僕の顔を見て真っ赤にしているんだろう?

 

「あ、あの・・・・・・まだ開店をしていないのですが・・・・・・」

 

「す、すみません逃げこんだ場所がここだったので・・・・・・化け物のようなものに追われて」

 

「ば、化け物・・・・・・私はサンジョウノ・春姫と申します。あなたさまは?」

 

「僕はべ・・・じゃなかった。私はソウゴ・トキワといいます。」

 

(まさかベルが私の名前を使うとはな・・・・・・まぁ名前を教えたがここで使われるとは思ってもいなかったけどな。)

 

ごめんなさいオーマジオウさん、その名前しかおもいつかなかったんです!!でもサンジョウノ・春姫さんって名前、輝夜お姉ちゃんみたいな感じだなーーー実は知り合いなんてね(笑)

 

・・・・・・あ、やばいやばい!そろそろ合流をしないと行けないのに!春姫さんと話をしていたら忘れていたあああああああああ!仕方がない!

 

「え?あ、あの!?」

 

「また会いましょう!春姫さん!!」

 

僕は窓から飛び降りる時にジクウドライバーを発生させてジオウライドウォッチを起動させて変身をする。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】

 

僕はジオウに変身をして着地をした後急いで向かうためにこのライドウォッチを使う。

 

【カブト!ライダータイム!仮面ライダージオウ!アーマータイム!チェンジビートル!カブト!】

 

カブトアーマーに変身をしてクロックアップを使おうとしたけどそういえば僕は時を止める時間をもらったのを忘れていた!だからクロックアップ&時を止める時間!!を使い姉たちの合流場所へと向かう。

 

ベルside終了

 

一方でアリーゼと輝夜はすでに合流をしておりベルを待っている。

 

「ベル、遅いわね?」

 

「あぁ、一体何があった?」

 

「まぁ何かあったら・・・・・・ヤレバイイノヨフフフフフフフフフフフフ」

 

アリーゼの目からハイライトが消えており輝夜はその様子を見てため息がついてしまう。すると彼女たちの肩に手が置かれたので二人はビクッとなり武器を持ち振り返り振り下ろす。

 

「うわ!!」

 

「「!!」」

 

二人は声がしたので見るとジオウカブトアーマーのベルが驚いてしまい二人はすぐに自分の剣をしまいベル自身もライドウォッチを外してホッとする。驚かそうとして両手を置いたら剣を抜いて切りかかってきたのでベル自身も驚いてしまう。

 

「何やっているんだお前は・・・・・・」

 

「そうよベル!いきなり肩に手を置かれたら誰だってびっくりをするわよ!!」

 

「ご、ごめんなさい」

 

ベルは謝りアリーゼ達も許すことにした。だがベルは気になっていたことがある。あのサンジョウノ・春姫のことである。

 

なぜ彼女はあそこで一人でいるのだろうか?と




次回 ベルはサンジョウノ・春姫のことが気になってしまう。あの場所はイシュタルファミリアと呼ばれる場所なのでベル自身も詳しく調べることができない。こっそりとするにはどうしたらいいのかと思い、夜に外を出たが突然攻撃が放たれたので彼は回避をする。

「あれは?」

次回「闇の剣士の攻撃」


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闇の剣士の攻撃

ベルside

 

パトロールを終えた僕はイシュタル・ファミリアにいるあの人、サンジョウノ・春姫さんのことが気になっていた。なぜあの人はあんなところにいるのだろうかと悩んでいるが流石にアリーゼお姉ちゃん達に相談をするわけにはいかないと思っている。

 

いや美人さんだからね(笑)いやいや違う違う、これは僕個人の仕事じゃないかと思っている実際にアストレア様に相談をしてみた。

 

「ベルはどうしたいの?」

 

「僕はあの子を助けたいと思っています。ほっとけないんです。」

 

「ならベルがしたいことをすればいいと思うわよ?」

 

「いいのですか?」

 

「えぇ、あなたはアストレア・ファミリアの一人、そして仮面ライダーでもあるんでしょ?ならあなたがしたいことを私は応援をしているわ」

 

「ありがとうございます!!」

 

こうして僕は姉たちに内緒でどうにかしようと考えている中。僕はオラリオの夜を走っていた。

 

『何かを感じたが、一体何だろうか?」

 

「わかりません。」

 

そう何かの気配を感じて僕はオラリオの屋根の上へと行くと黒い剣を持った人物が立っていた。

 

「なんでしょうかあれは?」

 

『仮面ライダーカリバー!?だがなぜ奴が?』

 

「・・・・・・・・・」

 

「問答無用ですね。オーマジオウさん!!」

 

僕はジクウドライバーを出してもらいジオウライドウォッチを起動させて装着をする。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

同時に走りだしてジカンギレ―ドを出して切りかかる。相手は聖剣で受け止められてしまうが・・・・・・一体何者なのだろうか?

 

ベルside終了

 

一方で新アストレア・ファミリアのホームの中、輝夜はベルの部屋の方へと移動をしていた。今日はベルを抱いて眠ろうと彼の部屋の前に到着をするが気配を感じないのでドアを開けた。

 

「ベル?・・・・・・いないのか?ん(なんだこの感じは嫌な予感がする。)」

 

輝夜は急いで自分の部屋へと戻り刀を持ち外へと飛びだす。一方でベルはカリバーと戦っていた。

 

(つ、強い!この人に隙が見当たらない。)

 

ベルはジカンギレ―ドではじかせた後左手にジカンガトリングを構えて発砲をするがカリバーは剣で全ての弾丸をはじかせていき彼は腰に闇黒剣月闇を腰の必冊ホルダーに納刀をしてトリガーを引く。

 

【月闇居合!読後一閃!!】

 

放たれた一撃がジオウに放たれる。彼はジカンギレ―ドで受け止めようとしたが威力が思っていた以上だったのでジカンギレ―ドなどが吹き飛ばされてしまい彼自身も吹き飛ばされて壁に激突をする。

 

「が!!」

 

変身は解除されていないがカリバーの強さに驚いている。彼は立ちあがり時を止める能力を使いカリバーはジオウが消えたことに辺りを見ていると音が聞こえてきた。

 

【グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!】

 

グランドジオウへと変身をして響鬼とドライブを押す。

 

【響鬼!】【ドライブ!】

 

それぞれの扉から響鬼とドライブが現れてカリバーに攻撃をしていく、その間にジオウはフォーゼの押す。

 

【フォーゼ!】

 

ヒ―ハックガンが現れて構える。

 

「はあああああああ!!」

 

ライダー爆熱シュートが放たれてカリバーは月闇でガードをする。

 

「や、やったのかな?」

 

『まだみたいだぞベル!』

 

「え?」

 

見るとカリバーは月闇を構えているが・・・・・・

 

「ベルうううううううううう!!」

 

「え?」

 

声がした方を見ると輝夜が刀を構えている。彼女はカリバーがベルに攻撃をしたのだなと判断をして構える。

 

「貴様、仮面ライダーとは言え私の可愛いベルに攻撃をしたな?何が目的かは知らないが・・・・・・私のベルを殺すというなら・・・・・・私は修羅となる!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

カリバーは無言でいたがその場を去っていく。ベルは追いかけようとしたが膝をついてしまう。

 

「おいベル!」

 

「・・・・・・大丈夫、大丈夫」

 

彼は変身を解除をしたがカリバーはゴ・ガドル・バと同じ強さだと感じていたが一体何者なのだろうか?と思いながら彼はカリバーが去った方角を見ていると輝夜が抱き付いてきた。

 

「馬鹿者・・・・・・馬鹿者!!」

 

「え?」

 

「私がどれだけ心配をしたと思った!!部屋を覗けばお前がいないから嫌な予感がして・・・・・・お前が死んだら私達は悲しいのに・・・・・・どうしてお前はいつもいつも傷だからけなんだ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベルは何も言えなかった。輝夜は涙を流しながら抱きしめてくれたからだ。

 

「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿」

 

「・・・・・・ごめんなさい」

 

ベルは謝ることしかできなかった。輝夜がいなかったらおそらく自分はあそこでやられていたのだと・・・・・・一方でオーマジオウはあのカリバーは一体何者なのだろうかと思いながらなぜカリバーが現れたのかとさらに言ってしまえば死んでいた仮面ライダー達がなぜこのオラリオに現れたのか。

 

『・・・・・・何か嫌な予感がするな。』

 

オーマジオウは玉座に座りながら空を見上げているとアルテミス眷族達があれがほしいとか言ってきたので彼はため息をつきながらものを出すのであった。




じかーい!カリバーとの攻撃に苦戦をしてしまったベル・クラネル!!輝夜と共にファミリアのホームへと戻った!

「ってあれ?何かナレーションが違う気が!?」

だが突然として現れたのはベルを狙う姉たち!?

「あれ?」

じかーい!「狙われたベル!」

「本当なんですか!?これ!!」

というのは冗談で次回は「ベル休む」

「「「「ふふふふふふふふふふふふ」」」」」

『なんだろう、何か嫌な予感しかしないのだが?』


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ベル休む

オーマジオウside

 

仮面ライダーーカリバーの襲撃を輝夜の援護でなんとか退けたベル、だがなぜカリバーが現れてベルに襲い掛かってきたのだろうか?それに死んだはずの秋山 蓮、木場 勇治などもこの世界で仮面ライダーとして復活をしている。

 

そして浅倉 威や草加 雅人なども同じようにこの世界で甦ったのも不思議でたまらない。

 

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

「オーマジオウさーん!お願いをしてもよろしいですか!!」

 

『またか?ほら』

 

私は念じると彼女がほしそうなものを出して渡す。私は便利屋ではないのだがな・・・・・・今ベルは輝夜に運ばれてホームの方へと帰還をしている。

 

てか女性におんぶをされているベル、軽くないはずなのだが?調査をする必要があるな・・・・・・

 

オーマジオウside終了

 

一方でホームの方へと歩いている輝夜とベル、ベルはカリバーとの戦いで疲れてしまったのか輝夜におんぶされている。

 

「輝夜さん・・・・・・」

 

「なんだベル?」

 

「降ろしてください。恥ずかしいです!!」

 

「何を言っているんだ。お前はあの仮面ライダーとの激闘で動けないだろうが・・・・・・おんぶするしかないだろ?」

 

「いや男として・・・・・・」

 

「馬鹿めが、私たちよりも年下のくせにかっこつけようとするではない!それに」

 

「それに?」

 

「お前は何度も私たちを救ってくれた。ならこれぐらい目を閉じておけいいな?」

 

「・・・・・・わかりました。」

 

「わかればよろしい。」

 

ベルはおんぶされながらもあの仮面ライダーが突然として自分に襲い掛かってきた理由はわからないまま頭の隅に置いておくことにした。今はあの狐の人をどうやって助けたらいいのだろうか?と思いながら目を閉じる。

 

やがてホームへと到着をして輝夜はベルをソファーにゆっくりと降ろす。

 

「眠っていたのか・・・・・・ふふふふ私の背中がとても気持ちが良かったのでしょうね兎さまは(笑)」

 

輝夜は笑いながらベルの頬をつっついているとアリーゼがリビングに歩いてきた。

 

「あれ輝夜?あんたどこかに行っていたの?」

 

「・・・・・・あぁ」

 

「何かあったのね?ベルがソファーで寝ているってことは」

 

「あぁそのとおりだ。ベルが謎の仮面ライダーに襲われた。私はすぐに駆けつけると奴は撤退をした。」

 

「・・・・・・オーマジオウさん。」

 

『なんだ?』

 

「どうしてベルは襲われたの?」

 

『わからない、相手は無言でベルに襲い掛かってきた。だから私もどうして襲ってきたのかわからない状態だ。一度調べる必要があるが・・・・・・』

 

「いずれにしても何かがオラリオで起こる・・・・・・ってことでいいのかしら?」

 

「それはわからないが・・・・・・警戒はしておいた方がいいな。」

 

「そうね・・・・・」

 

二人は両手を組み少しだけこれからのことを話しながら寝ることにした。なおベルに関しては輝夜が部屋に連れて帰ることとなりアリーゼはぷーと頬を膨らませるがじゃんけんで負けてしまったので何も言えない。

 

次の日ベルは何か当たっているなと目を開けると輝夜の胸があったので驚いている。おそらく輝夜が裸のまま寝ているので彼は起き上がろうとしたが輝夜が動いて彼女の胸が当たっているのでベルは・・・・・・

 

「Ω\ζ°)チーン」

 

再び気絶をするのであった。輝夜はベルがなぜか気絶をしているので首をかしげる。

 

「なんでこいつは気絶をしているんだ?まぁいいかさーてまた抱きしめようっと」

 

一方で精神世界の中。

 

『ごふうううううううううううううううううううううう!!』

 

オーマジオウは吹き飛ばされてみているとアルフィアが闇のオーラを纏いながらオーマジオウの方へと近づいている。

 

「貴様・・・・・・」

 

『落ち着け!お前体とかないだろうが!!』

 

「やかましい!!ベルはいつもあんなことをしていたのか!!」

 

『いやベルがしているわけじゃ「福音」ごあああああああああああああああああああ!!』

 

問答無用の福音が放たれてオーマジオウは吹き飛ばされてしまう。彼は立ちあがり仕方がないと構えなおす。

 

『ええい!これ以上はさせないぞ!!』

 

オーマジオウはサイキョ―ジカンギレ―ドを構えてアルフィアに突撃をする。アルテミス眷族たちはアルフィアを止めることできないので見ているだけしかできないのであった。

 

一方で現実ではベルが改めて目を開けるとやはり輝夜は裸のままだったので苦笑いをしながら彼は起き上がる。

 

「ふふふふ目を開けたのですね兎さま」

 

「輝夜さん・・・・・・また裸で寝ていたのですか?」

 

「いつものことだろ?」

 

「まぁそうですけど・・・・・・」

 

「それに抱かれたのだから問題ないだろ?」

 

「おうふ」

 

ベルたちは部屋を後にしてリビングの方へと行くとほかのメンバー達もおりベルは座りご飯を食べる。

 

今日はベルはOFFのため武器や鎧などを調整をするためへファイトスファミリアの椿のところへと行くことにした。




次回 ベルは武器などを調整をするため椿のところへと行くことにした。

次回「椿のところへ」


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椿のところへ

仮面ライダーカリバーに襲われたベル、彼は輝夜の援護がなかったらやられていた。次の日彼は腰の武器の太刀を調整をするために椿のところへと向かった。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ベルは辺りを警戒をしながらヘファイストス・ファミリアがあるタワーへと歩いていたが彼は春姫のことを考えながらもどう助けたらいいのかと考えながら向かっていた。やがてヘファイストス・ファミリアの工房に到着をして椿がいるのかを確認をすると彼女が現れる。

 

「おーベル坊!よく来たな!」

 

「はい武器の調整をお願いをしたくてやってきました。」

 

「わかった。・・・・・・だがちょっとたてこんでいてな・・・・・・聖日が完了をするのが3日後になるがいいか?」

 

「わかりました。お願いしますね?」

 

「おう任された。」

 

太刀を預かってもらいベルはヘファイストス・ファミリアを後にしてオラリオの街を歩いていると誰かの気配を感じてオーマジオウも気づいてジクウドライバーが腰に現れたのを見てベルは走ってジオウライドウォッチを起動させる。

 

【ジオウ!】

 

「変身!!」

 

ジクウドライバーにジオウライドウォッチをセットをして変身をする。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

ジオウに変身をした後彼はジカンギレ―ドを構えて上空を飛び屋根の上へと移動をする。一体誰が自分を見ているのかと警戒をした。すると攻撃が放たれてベルはジカンギレ―ドで相手が放った砲撃を切り裂く。

 

『今の攻撃は・・・・・・』

 

「いったい誰が?」

 

すると現れたのは仮面ライダービルドに搭乗をしたガーディアンだった。彼らは持っているマシンガンをジオウに向かって放ってきた。ベルはファイヤーアローで彼らが放ったマシンガンの弾を相殺をする。

 

【フィニッシュタイム!クローズ!スレスレシューティング!】

 

クローズライドウォッチをジカンギレ―ドジュウモードにセットをして青い龍型が放たれてガーディアン達に当たり撃破していく。オーマジオウはなぜガーディアンがこの世界に現れたのかと思いベルはビルドライドウォッチを起動させてセットをする。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!ベストマッチ!ビ・ル・ド!】

 

ビルドアーマーを装着をして襲い掛かるガーディアンにドリルクラッシャークラッシャーで攻撃をして切りつけていく。

 

「はあああああああああ!!」

 

放たれた攻撃でガーディアン達が撃破されていきベルは止めを刺そうとしたときに後ろから攻撃を受けてしまう。

 

「ぐあ!」

 

『あれは・・・・・・』

 

「悪いがこいつらをやらせるわけにはいかないのだ。」

 

「あ、あれって電王?」

 

『いや違う、あれは・・・・・・ネガ電王だ。その実力は・・・・・・』

 

「俺様の強さは別格だ。」

 

ネガ電王は腰のデンガッシャーを連結させてソードモードにして構える。ベルもドリルクラッシャークラッシャーを構えて突撃をしてネガ電王に攻撃をするが彼はデンガッシャーソードモードで受け止める。

 

「!!」

 

「ふん!」

 

そのままはじかせるとデンガッシャーでジオウのボディを切りつける。そのまま連続した攻撃をしようとしたがベルはディエンドからもらった力、時を止める時間を使い後ろの方へと下がる。

 

時間を動かすとネガ電王が振り下ろした場所にジオウはおらずに彼はデンガッシャーソードモードを分解してガンモードへと変えて発砲をする。

 

現れたジオウのボディに弾丸が命中をして吹き飛ぶ。

 

「がは!」

 

「ふん・・・・・・魔王の力とはそんなものか?」

 

「まだだ!!」

 

【グランドジオウ!】

 

グランドジオウライドウォッチをセットをしてまわす。

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!グランドタイム!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!】

 

グランドジオウに変身をして彼はボタンを押す。

 

【電王!】

 

デンガッシャーアックスモードが現れてベルは突撃をして切りかかる。ネガ電王はガンモードの弾を放つがベルはアックスモードではじかせると左手にエネルギーを込める。

 

「ファイヤーアロー!!」

 

放たれたファイヤーアローがネガ電王に放たれてボディに当たる。彼自身は舌打ちをした後立ちあがりアックスモードへと切り替えて電王パスをベルトにスタップする。

 

【フルチャージ】

 

エネルギーが込められたアックスモードのデンガッシャーを振るい斬月刃が放たれる。ベルはサイキョ―ジカンギレ―ドを構えて放たれた斬撃刃をガードをする。

 

「ぐううううううううううううう!!」

 

ベルは衝撃を抑えてなんとかガードをした。ネガ電王はガードをされたのを見て舌打ちをする。ベルはこのまま追撃をしようとした。

 

だが突然として体当たりをくらってしまい吹き飛ばされると現れたのは仮面ライダーBLACKが戦ったゴルゴムの怪人「サイ怪人」だった。

 

「余計なお世話を」

 

ネガ電王は現れたサイ怪人に後を任せて離脱をする。ベルは追いかけようとしたがサイ怪人が自慢のつの攻撃を放ちグランドジオウの投げ飛ばした。

 

「うわ!!」

 

投げ飛ばされてサイ怪人は止めを刺そうとベルに近づこうとしたが彼は何かを閃いたのかボタンを押す。

 

【ディケイド!】

 

扉が開いてディメンションキックを放つディケイドが現れてサイ怪人に当たり角が折れる。

 

吹き飛ばしたサイ怪人に走ってサイキョ―ジカンギレ―ドでサイ怪人のボディを切りつけた後に上空へと投げ飛ばす。

 

【ゴースト!】

 

ゴーストがグランドジオウに重なっていきそのままオメガドライブを発動をさせた状態の蹴りを放ちサイ怪人を撃破する。

 

オーマジオウは現れたネガ電王、サイ怪人が復活をしたのを見て大ショッカーが復活でもしたのか?と首をかしげる中、牢屋に捕まっていた浅倉 威が脱走をしたことが判明をした。しかも没収をしたはずのカードデッキなども消失をしていた。




次回 浅倉 威の脱走を聞いてロキ・ファミリアの秋山 蓮は独自に動いていた。すると彼を後ろから突然として襲い掛かろうとした人物が現れる。

次回「蓮 襲われる」

「お前は・・・・・・」


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蓮 襲われる。

オーマジオウside

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベルの精神世界の玉座に座りながら私はネガ電王のことを考えていた。奴は電王とゼロノス、キバによって倒されたはず・・・・・・それなのに奴は実体化をしておりネガ電王に変身をしてベルに襲い掛かってぐおおおおおおおおおおおおお!!

 

「貴様・・・・・・」

 

「突然福音を放ってくるな!」

 

「なぜベルがまた・・・・・・抱きしめられている?」

 

アルフィアの言葉を聞いて私はベルが見ている視線を見るとアリーゼと・・・・・・はぁ!?何やっているんだあいつらは!そういえば気づいたら部屋に戻ってたのだったな。やばい!アルフィアの戦闘力が上がってきて私の生命がピンチな気がする!

 

「さて覚悟はできているか?」

 

仕方がない、ベルのために私は戦うとしよう!なんだかいけそうな気がするからな!!

 

オーマジオウside終了

 

一方で秋山 蓮は夜に移動をしていた。浅倉が脱走をしたと言うのを聞いて彼は警戒をしながら探している。

 

「浅倉・・・・・・どこへ消えたんだ。」

 

【アドベント】

 

「!!」

 

音声が聞こえて蓮は交わすとボルキャンサーと呼ばれるミラーモンスターが襲い掛かってきた。

 

「こいつは・・・・・・」

 

「まさかあなたとまたこうして再会をするとは思ってもおりませんでしたよ。」

 

「須藤・・・・・・変身!!」

 

彼も仮面ライダーナイトに変身をしてミラーワールドの中へと突入をしてシザースはカードを抜いてシザースバイザーにカードを装填させる。

 

【ストライクベント】

 

右手にシザースピンチが装備されてナイトに襲い掛かる。ナイトは交わした後ダークバイザーを抜いてシザースに攻撃をする。

 

「なぜお前がここにいる!」

 

「それは私は今はある組織にいましてね!あなたをこうして殺せるのを待っていたんですよ!!」

 

シザースは連続した攻撃をナイトに放つが彼ははじかせた後カードを出して装填する。

 

【トリックベント】

 

分身を作りシザースに攻撃をする。一方で場所が変わりナイトとシザースが戦っている中ベルは?

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

隣に眠っているアリーゼを見ていた。彼女と帰ってからヤッテしまいどうしてこうなったんだろうと思いながらオーマジオウに話しかける。

 

「オーマジオウさん。」

 

だが返事がなくベルは首をかしげているとアリーゼが起き上がる。

 

「べ~る~どうしたのよ?」

 

「あ、いえオーマジオウさんが返事をしないのでどうしたのだろうと思いまして・・・・・・」

 

「うにゅーーならもう一回しましょ?」

 

「ちょアリーゼさん!?」

 

そんなアリーゼのせいでアルフィアのオーラがさらに強くなってしまいオーマジオウはウォッチを起動させて仮面ライダー達を総動員をしてアルフィアを止めるために奮闘をすることをベルたちは知らないのであった。

 

一方で

 

【ソードベント!】

 

「であ!!」

 

「ぐ!!」

 

ウイングランサーがシザースのボディに命中をして吹き飛ばされる。

 

「さて色々とお前には聞きたいことがある。」

 

「私もなめられたものですね。ここは一度撤退をさせてもらいますよ?」

 

「逃がすか!!」

 

ナイトは攻撃をしようとした時にボルキャンサーが体当たりをしてナイトを吹き飛ばす。その間にシザースは撤退をしてナイトはミラーワールドから出て変身を解除をする。

 

「・・・・・・・・・このオラリオに何が集まろうとしているんだ。城戸・・・・・・お前ならこういうときになんと言うんだろうな。」

 

彼はそのままロキ・ファミリアの方へと戻ることにした。

 

次の日ベルはあの狐の人を助けるための準備を進めることにした。神殺しになるかもしれない・・・・・・だけどあの狐の人を助けたいという自分がいる。

 

アストレア達は知っているがアリーゼ達はそのことを知らない、彼は誰にも迷惑をかけないために・・・・・・今立ちあがろうとしてこけるのであった。

 

「ふご!!」

 

『ベルよ、かっこつけるのはいいが周りを見てからな?』

 

「すみませんでした。」

 

『・・・・・・さて話を戻すとしてまずは変装道具を準備をアルテミスのお嬢ちゃん達がしてくれた。ベルよ今転送をする。』

 

オーマジオウの力で転送されたのを見てベルは目を見開いた・・・・・・なにせ彼女達が用意をしたのは銀色の髪のかつらと胸パット・・・・・・さらにはドレスを用意をしたのだからである。

 

「・・・・・・オーマジオウさん?」

 

『・・・・・・私は何も関わっていない。まじで』

 

ベルは思った。まさかのアルフィアの姿をしろとは思ってもいなかったのである。誰もいないのを確認をして彼は服などを脱いでいく。なぜかブラジャーなどの付け方を知っている自分としては情けないなと思いながら装着をして最後はかつらを装備をして改めて鏡を見る。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

『見事にアルフィアだな。』

 

「オッドアイじゃないですからばれないようにフードをかぶってっと・・・・・・」

 

ベルはフードをかぶりこっそりとアストレア・ファミリアを抜けて夜までブラブラすることにした。

 

「ベルがいないいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

アリーゼの言葉を筆頭にベルの姿が見えないことに慌てるアストレア・ファミリアの眷族達であった。

 

(ベル、あなたが今最大な試練を乗り越えようとしている。頑張りなさい・・・・・・まぁ帰ってきてアリーゼ達に怒られるのかもね?)

 

アストレアは苦笑いをしながらベルの奮闘を見守るのであった。




次回 イシュタル・ファミリアにいる春姫を助けるためにアルフィアの姿へと変わったベル、彼いや彼女は歩いていく。

ヒキガエルとも呼ばれる化け物やイシュタルから春姫を助けるために!

次回「ベル、最大の試練!」


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ベル、最大の試練

オラリオの街中をフードをかぶった人物は歩いていた。その不気味な雰囲気を出しながら歩いている人物、そうアストレア・ファミリアのベル・クラネルである。

彼は現在アルフィアの姿をしているので、あまり素顔を出さないように街の中を歩いているが・・・・・・やはり、人々が歩いていることもあり目立ってしまう。

 

(さてどうしたものか?このままではおそらくだけど、アストレア・ファミリアとかに通報されそうだからね。とりあえず飛ぶ!)

 

ベルは足に力を込めて飛びあがり、全員が唖然として見ていた。

 

「ほえー、最近の人は屋根の上まで飛ぶことができるのか?」

 

「「「「「うなわけあるかあああああああああああああ!!」」」」」

 

飛びあがりなんとか屋根の上に着地をしたベルは、じーっと歓楽街の方を見ていた。今日の目標である場所は確認をした。後は夜になるまでどこで待機をしようか悩んでいた。

 

『というわけでオーマジオウさんの力で!時よ進め!』

 

そしてベルは夜となり、イシュタルファミリア達が住んでいる館へと近づいていた。一方でアストレア・ファミリアの新しい館のほうでは?

 

「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」

 

ラウラ、アストレア以外のファミリア全員がやる気を無くしており、ベルがいないだけでこの子達はとアストレアはため息ついていた。

今頃ベルは頑張っているのでしょうね?と思いながら、アストレアはベルの無事を祈るのであった。

一方でそのベルは?

 

「いよいよですね。オーマジオウさん。」

 

『あぁ、ベルよお前の正義・・・・・・いや違うな、捕らわれた姫を助ける時だ!』

 

「なんですかそれ?・・・・・・捕らわれた姫か・・・・・・確かにそうかも。」

 

ベルはそういいながらイシュタル眷族たちが現れたのを見て、自分の匂いなどをかいでくるので仕方がないので吹き飛ばすことにした。

 

「福音」

 

放たれた福音を受けて、二人の眷族たちは吹き飛ばされた。ベルはごめんなさいと謝り中へと入るために扉を蹴り飛ばした。

彼は春姫がいると思われる場所を探すために走りだした。途中で眷族たちと会うが、彼女たちを福音で吹き飛ばしていき、目的の場所を探そうとしていると?

 

「ぐおおおおおおおおおおお!男の匂いだあああああああああああああ!!」

 

突然として大声が聞こえてきたのでベルは見るとヒキガエルのような化け物が現れたのを見て彼は一言・・・・・・

 

「化け物!?」

 

「誰が化け物じゃあああああああああああああああああああ!!」

 

「福音!!」

 

「ごふらああああああああああああああ!!」

 

ベルが放たれた福音が命中をしてヒキガエルは吹き飛ばされて行く、さらにベルは接近をしてヒキガエルのお腹に思いっきり膝をぶつける。

 

「ごは!!」

 

気絶をしたのを確認をして、彼は移動をしていきフードをかぶりながらだが戦っていると大きな音が聞こえてきたのでいったい何かと見ているとフレイヤファミリアの精鋭達が攻撃をしているのを見て、フレイヤファミリアがどうしてここに?と思いながらも自分の目的を果たす為に移動をする。

 

「いったいどこに?・・・・・・!!」

 

突然として攻撃でイシュタルファミリアの眷族たちが吹き飛ばされたので、フレイヤファミリア達の精鋭はロキ・ファミリアの精鋭みたいな強さを持っているなと思いながら進んでいき目的の人を見つける。

 

「あ・・・あなたは?」

 

春姫は十字架に捕らわれていたが、ベルはすぐにジカンギレ―ドで彼女を縛っていた紐を切り、彼女を支える。

 

「大丈夫ですよ春姫さん、僕です。」

 

フードを取り、銀色の髪をした人物が現れた。

 

「あ、あの?」

 

「ベルです。色々とありまして変装をしているんです。」

 

「ベル様・・・・・・」

 

「ぐあああああああああああああああああ!!」

 

「「!!」」

 

声が聞こえてきたので、一体何かと見ているとイシュタルが苦しそうにしていた。フレイヤも一体何がと思い見ているとイシュタルの姿が変わる。

 

【AMAZON!】

 

『ぐあああああああああああああああ!!』

 

アナザーアマゾンへと変身をして、ベルはそれに気づいてジクウドライバーを装着をしてジオウライドウォッチとグランドライドウォッチを起動させる。

 

【ジオウ!】【グランドジオウ!】

 

「ベルさま?」

 

「見ていてください。これが僕の本当の姿・・・・・・変身!!」

 

そのまま走りだしてベルトをまわす。

 

【ライダータイム!カメンライダージオーウ!グランドターイム!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!】

 

グランドジオウへと変身をしてフレイヤに襲い掛かろうとしたアナザーアマゾンに蹴りを入れる。

 

「は!!」

 

『ぐお!!』

 

「ベル・・・・・・どうしてあなたが?」

 

「フレイヤ様、ここは俺がやります。オッタルさん!」

 

「わかった。ベル・・・・・・すまん。」

 

ベルは手を振りアナザーアマゾンを見ていた。

 

『ぐああああああああああああああ!!』

 

アナザーアマゾンは咆哮をしながらグランドジオウに襲い掛かってきた。両腕のカッターが伸びてグランドジオウに斬りつけてきた。

 

「く!」

 

彼は攻撃をはじかせた後蹴り入れようとしたが反転をして四つん這いになりベルに襲い掛かろうとしてきた。

 

【ゴースト!】

 

ガンガンセイバーハンマーモードが発生をしてアナザーアマゾンを吹き飛ばす。そのままボタンを押していく。

 

【響鬼!】【電王!】

 

扉から響鬼と電王が現れて、アナザーアマゾンに攻撃をする。ジオウもライドヘイセイバーとジカンギレ―ドを構えて二刀流でアナザーアマゾンに攻撃をする。

 

その様子をフレイヤファミリアは見ていた。

 

「あれが・・・・・・アストレア・ファミリアの仮面の兎・・・・・・」

 

「強い・・・なんていう剣裁きをしている。」

 

「それだけじゃないわ。あの動き・・・・・・あの子は戦い続けてきた戦い方よ。それはオッタルあなたが一番わかるでしょ?」

 

「はいフレイヤ様。」

 

【龍騎!】

 

「せいやああああああああ!!」

 

ドラグクローからドラグクローファイヤーが放たれてアナザーアマゾンにダメージを与える。

 

「これで・・・・・・決める!!」

 

【フィニッシュタイム!グランドジオウ!オールツェンティ!タイムブレーク!!】

 

「とう!」

 

グランドジオウは飛びあがりライダーキックのポーズをとるとほかのライダー達の幻影たちが合体をしてアナザーアマゾンにオールツェンティタイムブレークが命中をする。

吹き飛ばされたアナザーアマゾンは爆発をして、イシュタルは倒れて転がってきたアナザーライドウォッチを拾い握りつぶした。

 

オーマジオウはなぜアナザーライドウォッチがあるのだ?と思いながら考えているとイシュタルが起き上がる。

 

「ぐううう・・・お、おのれ・・・・・・」

 

「ベル、後は私がやるわ。」

 

「フレイヤ様・・・・・・」

 

そのままフレイヤは彼女を一度上の方へと上がった後突き飛ばしてイシュタルは地面に墜落する前に送還された。

こうしてイシュタルの野望はベルとフレイヤファミリアによって壊滅した。ベルは春姫をどうしようかなと考えながらフードをかぶりながら春姫を連れてアストレア・ファミリアの方へと帰ることにした。

 

「「「「「「おかえりベール。」」」」」」

 

「・・・・・・\(^o^)/オワタ」

 

前方で両手を組みながら目から光を消した姉たちが立っていたのであった。




次回 春姫を助けたベルだったが、帰ってきたら姉たちが黒いオーラを纏いながら立っていたのでオーマジオウもばれてしまったなと思い見ていた。

次回「\(^o^)/オワタ」


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\(^o^)/オワタ

オーマジオウside

 

さて前回、イシュタルファミリアに侵入をするためにアルフィアの姿に変装をすることとなったベル、そして目的の春姫の救出をすることはできたが・・・・・・突然としてイシュタルはアナザーアマゾンに変身をして、ベルはグランドジオウに変身をしてアナザーアマゾンと激突をして見事に撃破した。

そして春姫を連れてアストレア・ファミリアへと戻ってきた。だがその前に目の前の人物たちが黒いオーラを纏いながら立っていた。

 

そう頭が痛いが・・・・・・アリーゼ達が待っていたかのように両手を組み立っていた。ベルは震えているし・・・・・・さてどうしたものか。

 

オーマジオウside終了

 

「がたがたぶるぶるがたがぶるぶる」

 

ベルは震えながらいるとアリーゼが代表で歩いてベルの近くへやってきた。

 

「お帰りベール、色々と話がしたいから中へ入りましょ?」

 

「え、いや「ハヤク」は、はい!!」

 

逆らったらダメだと本能的にささやいてついていく、もちろん春姫はほかのアストレアファミリアの人たちに連れられて行く。

 

「こ、こーーーーーん!」

 

「大丈夫大丈夫。」

 

「ちょっとあっちでお話をするだけだからね?」

 

「ベルさまあああああああああああ!!」

 

春姫はベルに助けを求めているが、そのベルはアリーゼ、輝夜の二人が左右の手をつかんで抱き付いていた。

 

「さてベル、どうしてアルフィアの格好をしているのか?」

 

「そして、なぜイシュタルファミリアへと行ったのかは大体あの狐人を見てだいたいは察しているが・・・・・・」

 

「「私達に黙って出ていったことに関しては絶対に許さないからな?」」

 

二人の目から光が消えた状態だったので、ベルはどうしたらいいのだろうかと思いながら黙っていた。

アストレアも申し訳なさそうに謝っている姿を見て、もしかしてばれたのってアストレア様じゃないか?と彼は思っていた。

 

『二人ともそれぐらいしてやってくれ、ベルは男として助けたいと思って動いたんだ。お前たちだって正義を掲げる眷族だろ?それと一緒だ。それにこれに関してはベルがアストレアに言ったことだ。丁度お前達が出ており誰もいないときになるがな・・・・・・』

 

「わかっているわよ・・・・・・でも!もしそれでベルに何かあったら!あたしは自分を攻めるわよ!!」

 

「アリーゼさん・・・・・・」

 

「そうだな、確かにお前の力は強大だ。だがそれでもベルは普通の人間・・・・・・もしも何かあったら私達はお前を殺している!!」

 

『わかっている。そうはならないように私も力を使うさ。お前達を信用をしているカラこそベルを任せている。私を失望させるなよ?』

 

そういってオーマジオウは通信を終わり、アリーゼ達はため息をついた。

 

「まぁベルが無事だったからいいわよ。」

 

「全くだこのおバカ!」

 

「あいた!」

 

でこピンされてベルは頭を抑えてしまうが輝夜達の先ほどの言葉を聞いていたのでベルは謝ることにした。

 

 

「アリーゼさん、輝夜さん!ごめんなさい!」

 

「もういいわよ。」

 

「あぁ、アストレア様からだいたいは聞いたからな。だがまた無茶をしたな?だがよくやったなベル・・・・・・」

 

「うん。」

 

輝夜はベルの頭をなでなでしてベル自身も気持ちよくなったのかうとうととしていた。やはり夜に戦ってそのまま帰宅をしたので眠くなってしまっていた。

 

「無理もないわ。輝夜、ベルをお風呂に連れていきましょ?」

 

「そうだな、それに・・・・・・」

 

「「「「「じーーーーーーー」」」」」

 

ほかのメンバー達もアリーゼ達だけずるいという目線を送っているのでアリーゼも仕方がないわね全員でお風呂よ!といい眠りそうなベルを連れてお風呂場へと急行をするのであった。

 

なおこのときに我慢が限界になった乙女たちに襲われたということだけ書いておこう。




次回 襲われたベルはいつも通り精神世界にてアルフィアの目からハイライトが消えた状態で立っているのを見て震えてしまう。
見るとあちらではアルテミス眷族たちが地面に倒れているので、ベルはこれはまずいとジオウに変身をする。

次回「ジオウ対アルフィア!?」



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ジオウ対アルフィア!?

春姫を助けることに成功をしたベル、だが帰るのが遅くなってしまいアリーゼをはじめとした姉たちに捕まりお風呂へと連行されて襲われてしまう。

そして精神世界へと転送される。

 

「・・・・・・・・・は!!」

 

見るとアルテミス眷族達は地面に倒れているのを見てベルは一体誰がと思っていると、黒い強大なオーラを感じて後ろを振り返るとアルフィアがいたのを見てベルは震えてしまう。

なにせ彼女の目からハイライトが消えており、その黒いオーラは強大なものになっているのでベルは様々なモンスターと戦ってきているが、今まで以上の恐怖を感じていた。

 

「べーーール?ふふふふふふふふふふふふふふふ」

 

「お、お義母さん・・・・・・まさか!?」

 

「あはははははははははははははははははは!!」

 

アルフィアは笑いながらベルに襲い掛かってきたので、これはまずいとジクウドライバーを装着をしてジオウに変身をする。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオウ!】

 

ジオウに変身をしてアルフィアがどこから奪った剣をジカンギレ―ドで受け止める。だがかつてはレベル7の人物だ。

それに加えて彼女は歴戦の戦士でもある。だからこそベルは受け止めたりしているがその力に苦戦をしてしまう。

 

(なんていう力をしているんだ!流石お義母さんだ・・・・・・強すぎる!!)

 

「福音!」

 

「うわあああああああああああああ!!」

 

至近距離からの福音を受けてベルは吹き飛ばされてしまう。彼は反転をしてグランドライドウォッチを起動させて装着をしようとしたが素早く動いた彼女にグランドライドウォッチを奪われてしまう。

 

「あ!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

まさかグランドライドウォッチを奪われるとは思ってもいなかったので仮面の奥で驚いているが、彼はライダー召還を使いカブトが現れてクロックアップを使いグランドライドウォッチを奪取をしてベルは装着をしてグランドジオウに変身をする。

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

お互いに見会いながらベルは横に動いてライダーのボタンを押す。

 

【鎧武!】

 

イチゴクナイが現れてそれを投げつける。アルフィアは福音を使いイチゴクナイをはじかせる。

だがベルはその隙をついて電王とキバのボタンを押してガルルセイバーとデンガッシャーを装備をしてアルフィアに振り下ろした。

だが彼女はそれを剣で受け止めた。

 

「な!?」

 

「甘いなベル、今の私は病魔など存在しない・・・・・・だから・・・・・・福音」

 

「ごはああああああああああああああああ!!」

 

福音を受けてベルは吹き飛ばされてしまい、彼はどうしたらいいのだろうか?と思いながら見ているとアルフィアの体を鎖が巻き付かれていきため息をつきながらオーマジオウが現れる。

 

「全く、色々と暴れてくれたものだな?」

 

「オーマジオウさん!」

 

現れたオーマジオウはウィザードのライドウォッチを起動させてアルフィアの体に鎖を巻き付かせた。

 

「ぐ!貴様!!」

 

「全く、ベル・・・・・・色々と言いたいことがあったが、まぁそれを知っている身としてはな、まさかアルテミスの眷族達がフルボッコで倒されたからな。だからお前が見たのは丁度奴らがやられたところだろう。」

 

オーマジオウは説明をして精神世界から出るように言った時、アルフィアが鎖を壊してベルと共に精神世界から出てしまう。

 

「何!?どあ!!」

 

衝撃波が飛んできてオーマジオウは吹き飛ばされてしまい、アルフィアが外に出たのを見てどうなるのか?と思いながら大丈夫なのか?と思いながらベルは部屋の方へと運ばれており何かで包まれているのに感じている。

 

「・・・・・・一体何が?」

 

「ん・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・ん?」

 

ベルは一体誰がと思ったが、輝夜は裸で寝ているのですぐに胸があるはずだが?どうみても相手は服を着ている。

彼は段々と上の方を見ると銀色の髪をした女性が彼を抱きしめながらいるのを見て驚いている。

 

「うああああああああああああああああああああああああああ!?」

 

「ベル!一体何が!?ってえええええええええええええええええええええ!!」

 

ベルの叫び声が聞こえてアリーゼが部屋に飛び込んだが、すぐに叫んだんのでほかのメンバーも駆けつけた。

 

「アリーゼどうした!!」

 

「一体何が・・・・・・ってえ!?」

 

ベルを抱きしめて眠っている女性、それはアルフィアそのものだった。すると彼女は目を開けたのを見てアリーゼ達を睨んでいる。

 

「ふっふっふっふっふ貴様ら・・・・・・よくも私の可愛い義息子を色々としてくれたな?」

 

「えっとなんでアルフィアが?」

 

「知らん、精神世界の中でいたがベルが帰る際にくっついて出たら復活をしたと言うわけだ。見させてもらったぞ?貴様達がベルのことを色々としてくれたことも含めてな!!これからは私がベルを見る!」

 

「「「「なんだと!?」」」」

 

「お前達はベルを色々と襲ったりしているからな!」

 

「失礼ですがお義母様?」

 

「誰がお義母様だ!!」

 

がやがやとアルフィアとアリーゼ達が言い争っている中、ベルはオーマジオウと話をしている。

 

「オーマジオウさんどうしてお義母さんが?」

 

『わからない、なぜ彼女の体が復活をしたのか私もわからない。・・・・・・おそらく彼女はかつての体ではなくこの中で生成をされた状態のまま外に出ている。つまり?「福音」はぁ・・・・・・』

 

「うわあああああああああ!アリーゼさん達いいいいいいいいいいいいいい!」

 

「「「「「きゅーーーーー」」」」」

 

福音を受けてアリーゼ達は一撃でKO負けしたのでベルは慌ててしまう。




次回 なぜか復活をしてしまったアルフィア、アストレアもまさかアルフィアが復活をするなんて思ってもいなかったので驚いてしまう。

次回「アルフィアの嫁作法」


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アルフィアの嫁作法

ベルside

 

不思議なことが起こりました。なんとお義母さんがなぜか体も含めて復活をしたのです。正直に言って驚いている僕がいるのですが・・・・・・アストレア・ファミリアのなかにいるのですが・・・・・・」

 

「福音、福音、福音」

 

「ごは!!」

 

「ほへええええええええええ!!」

 

「がはあああああああああああああ!!」

 

アリーゼさんをはじめとしたメンバーが次々にお義母さんに吹き飛ばされているのを見ることになるなんて誰が思うのでしょうか?

しかもお義母さんは病魔もない状態で復活をしているので現役バリバリ以上なことになるんだよね?

それでお姉ちゃん達が次々に吹き飛ばされているのを僕は見ていることしかできないんだよね。

 

「ってかまさかアルフィアの奴が復活をするなんてな。」

 

「はい、僕も驚いています。」

 

『私もこれに関しては驚くばかりだ・・・・・・ってかアリーゼ達がかなり吹き飛ばされているな・・・・・・』

 

確かに、今までお義母さんは僕の中でアリーゼさん達が色々としているのを見ていたとオーマジオウさんが言っていた。つまり・・・・・・

 

「・・・・・・色々と見られていたってこと!?」

 

『そうだ、私が切っていなかったのも原因だが・・・・・・』

 

まさか、そのためにお義母さんは!?って終わっているし!!

 

「アリーゼさん達いいいいいいいいいいいい!!」

 

お義母さん!?いくらなんでもやり過ぎですよおおおおおおおおおおおおおおお!!

 

「何を言っている?お前を守るのにこんなに弱いのでは話にならないわ。全く・・・・・・」

 

うーーんこれからどうしたらいいのだろうか?

 

ベルside終了

 

一方、ダンジョンでは?ゴ・ガドル・バはモンスターを相手に交戦をしていた。だが彼の力ではモンスターなど一瞬で倒されてしまう。

 

「弱いな・・・・・・ジオウか・・・・・・奴との戦いが、俺の闘争本能を強くさせていった。だがここのモンスターは俺をたぎらせてくれない。「なら俺が貴様をたぎらせてやろう。」何?」

 

ゴ・ガドル・バは振り返ると謎の人物が立っており彼は謎の敵だなと思い構え直す。

 

「貴様は何者だ?

 

「なーに、あなたの敵ではないってことですよ(笑)」

 

「ふん怪しい雰囲気を出しておきながらか?信用ならないな。」

 

「まぁしょうがないですね。行け」

 

すると彼の周りにジャマトライダー達が現れてゴ・ガドル・バに襲い掛かってきた。ゴ・ガドル・バの目が青くなり俊敏態へと変身をしてガドルロッドを生成をして邪魔とライダー達に対抗をする。

 

「ふん!」

 

ガドルロッドを振りまわしてジャマトライダー達を吹き飛ばした。ほかのジャマトライダー達も攻撃をしようとしたが素早くロッドを振りジャマトライダー達が次々に吹き飛ばされた。

 

「へぇージャマトライダー達を吹き飛ばすなんてね。」

 

「・・・・・・いい加減貴様は何者か、なぜ我の前に現れた?」

 

「まぁいいよ。僕の目的は、この世界を滅茶苦茶にするためさ、そのための戦力が必要ってわけ。」

 

「・・・・・・くだらん、我はそんなものに興味はない。消えろ!!」

 

「・・・・・・まぁいいさ、君も変わったねーーー」

 

そういって相手は姿を消して、ゴ・ガドル・バもダンジョンの奥の方へと消える。




次回 アリーゼ達はアルフィアという壁を乗り越えることができずイチャイチャをすることができない状態が続いていた。
一方でベルはダンジョンへと入っていきモンスターを倒していると突然として襲撃を受けた。

次回「襲撃を受けるベル・クラネル」


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襲撃を受けるベル・クラネル

「ふぅ・・・・・・・・・」

 

ベル・クラネルは時間を止める力を使い、アルフィアが暴れるアストレア・ファミリアのホームから脱出をしてダンジョンへとやってきていた。

こっそりと脱出をしたので彼は帰ったら地獄だなと思いながらオーマジオウが話しかける。

 

『あいつが外に出ていると私は対処ができないからな・・・・・・中にいた時は止めることができたのだが・・・・・・』

 

「正直に言えばアリーゼお姉ちゃん達には申し訳ないことをしてしまいました。」

 

彼はそう言いながらもジオウに変身をしてダンジョンへと降りていく。一方でアストレア・ファミリアでは?

 

「「「「いやあああああああああああああああああああ!!」」」」

 

「ベルは・・・・・・ベルはどこへ行った!?言え!!」

 

「し、知りません!!」

 

「隠していたりしたら承知しないぞ!!」

 

「隠すも何も私達もベルを探しているのだから!!」

 

アルフィアが暴走をしており、八つ当たりにアリーゼ達が吹き飛ばされていく。アストレアとアルテミスはため息をついていた。

 

「まさかアルフィアが復活をして、アリーゼ達が吹き飛ばされるのを見ることになるなんて思ってもいなかったわ。」

 

「全くだな・・・・・・最強と呼ばれた人物が目の前にいるっておっと」

 

アルテミス達は机の下に隠れてアリーゼ達が吹き飛ばされたので交わしている。さてどうしたものか?と思いながらお茶を飲む。

一方でダンジョンでは?

 

「ベルさまお見事です。」

 

「・・・・・・えっといつの間にいたのですか?フィルディスさん。」

 

フィルディスがいつの間にかいたのでベルは驚いている。

 

「我が魔王さまがダンジョンへと行かれたのを知りこっそりと抜けてきたのであります。」

 

「一応聞くけどアリーゼさん達は?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

フィルディスが言いずらそうにしているのを見てアリーゼ達がアルフィアにやられているのだなと判断をして二人でダンジョンに降りることにした。

ジオウに変身をしてジカンガトリングを発砲をしてモンスターたちを倒していく。

 

【仮面ライダーフィルディス!フィルディス!】

 

フィルディスも変身をしてジカンデススピアを突き刺して撃破する。すると魔法が放たれたのを見てフィルディスを抱えて交わした。

 

「べ、ベルさま!?」

 

「何者だ!!出て来い!!」

 

ベルは言うとフードをかぶった人物達が現れて、無言でベルトを装着をして何かをセットをする。

 

【【【JYAMATO!!】】】

 

「「!?」」

 

すると突然として謎の怪物がライダーのような姿に変身をしたのを見て二人は驚いている。

 

「なんだ!?」

 

「オーマジオウさん!!」

 

『・・・・・・すまない私にもわからない。』

 

彼らは二人に襲い掛かりベルはライドウォッチを起動させて装着をする。

 

【ライダータイム!カメンライダージオーウ!アーマータイム!アギト!】

 

ジオウアギトアーマーに変身をして相手が変身をした相手に拳をぶつける。一体は吹き飛ばしたがもう一体が攻撃をしてベルは攻撃を受けてしまう。

 

「ベルさま!ぐううううううううう!!」

 

フィルディスも援護をしようとしたがもう一体が攻撃をして向かうことができない。ベルは立ちあがりライダー召還を使うと狐のライダーが現れた。

 

「え?」

 

「さぁここからがハイライトだ。」

 

突然として現れた狐のライダーはベルトについているのを操作をして構える。

 

【BOOTH TIME!MAGNUM!BOOTH!GRAND VICTORY!】

 

「はああああああああああああああああ!!」

 

飛びあがり燃え盛るライダーキックを放ち一体を吹き飛ばして撃破した。さらに反転をしてそのままもう一体を倒した。

 

「とりあえず僕も!!」

 

【フィニッシュタイム!アギト!グランドタイムブレーク!!】

 

「おりゃあああああああああああああ!!」

 

飛び合がりライダーキックが命中をして相手は爆発をする。狐のライダーは辺りを見てからジオウに近づいた。

 

「ふーん、俺を呼んだのはあんたってことか?」

 

「あなたは?」

 

「俺はギーツ、仮面ライダーギーツだ。これをお前に渡すよ。」

 

そういってジオウに渡したのはギーツのライドウォッチだ。

 

「これは!?」

 

「俺を呼ぶときはいつでも読んでくれ、スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズの俺がいつでも駆けつけるからな。」

 

「あ、はい」

 

「じゃあ!」

 

そういってギーツは消えて、オーマジオウは中で呟いた。

 

『仮面ライダーギーツ・・・・・・私が知らない仮面ライダー・・・・・・それは私が知らない仮面ライダーの歴史が始まっているということか・・・・・・それがあの仮面ライダーギーツという仮面ライダー・・・・・そして見たことがない謎の怪人のライダーか。』

 

「あの仮面ライダーギーツと言うのは知らないものですね。ですが彼がいなかったら私達はやられていました。」

 

「・・・・・・仮面ライダーギーツか・・・・・・」

 

ベルはライドウォッチを見ながらフィルディスと共に地上の方へと戻ることにした。アストレア・ファミリアに戻ってきたのはいいが・・・・・・地面に倒れているメンバーを見てアルフィアがこちらの方へと来ようとしたのを見てライダー召還を発動させる。

 

【バインドプリーズ!】

 

「ぐお!?」

 

「お義母さん?」

 

「べ、ベル?」

 

「いくらなんでもやり過ぎだよ?」

 

「だ、だが?」

 

「すこーしだけお仕置きが必要のようだね?お義母さん(黒笑)」

 

黒い笑みをしたベルを見てアルフィアは震えている。

 

(ば、馬鹿な・・・・・・私がベルに震えているのか!?いや違う・・・・・・この感じはオーマジオウ!?奴の力とベルの力が合わさっている!?)

 

「それじゃあ電撃を使える皆さーん!」

 

ベルが言うとブレイド、エスパーダ、ストロンガーが現れたので一体何されるのだ?と見ると三人のライダー達は構えている。

 

【サンダー】

 

ブレイドはサンダーのカードをエスパーダは右手を、ストロンガーは左手をアルフィアに触れる。

 

「!!!!??!?!?!!?!?!??!?!?!?!」

 

三人のライダー達に電撃でアルフィアは痺れているが、ベル自身はまだやめるつもりはないみたいである。

 

「炎をつかう仮面ライダーの皆さーん。」

 

龍騎、迅、響鬼が現れてドラグクローファイヤー、手から炎、鬼火をアルフィアに当てる。

 

「べ、ベルーーーー許してあげたら?」

 

「だめですよ?お義母さんは僕をずーーーっとほっておいたのですからね?ふふふふふふふふふふふふ」

 

「「「「駄目だこりゃ」」」」

 

こうしてベルに体を治させた後もアルフィアのお仕置きは続いたのであった。




次回 アルフィアのお仕置き後、彼女も少しは反省をしたことでベルはフンスとどや顔をしていた。
彼は用事があったので次の場所へと移動をしてへファイトスファミリアへとやってきた。

次回「武器の修理の完了」


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武器の修理が完了!!

ベルside

 

お義母さんに対してOHANASIをした僕は、スッキリをしたので椿さんのところへと向かっていた。

ようやく僕の太刀の修理が終わったので取りに向かっているところである。なおお義母さんは動けないようにウィザードさんのバインド魔法を使い動けないようにしているので大丈夫だよね?

 

『まぁ、動けないのは事実だろうな。やれやれ・・・・・・まさか、あそこまでやるとは思ってもいなかったぞベル?あの後色んなライダーたちを使ってアルフィアがボロボロにしては回復させるとは・・・・・・』

 

アリーゼお姉ちゃん達が受けたのに比べたら大丈夫だよオーマジオウさん。

 

(・・・・・・ベル恐ろしい子、私でもあそこまではしなかったのだが・・・・・・)

 

さてとりあえず椿さんのところへ急いで太刀を取りに行かないとね。

 

ベルside終了

 

一方で?

 

「ふぐうううううううう!ふぐ!ふぐううううううううううううう!!」

 

口にハンカチを巻き付かれて、鎖でガッチガチに固定されたアルフィアの姿を見てアリーゼ達は苦笑いをしていた。

 

「なんというか・・・・・・」

 

「あのアルフィアがベルにボコボコにされているのを見てしまうとな・・・・・・」

 

「あれだけやられたのに、私たちやられ損よ。」

 

アリーゼ達はベルがアルフィアにしたことを考えて、ベル恐ろしい子と思いながらもツンツンと動けないアルフィアに棒で突っついたりして遊ぶことにした。

 

「ベルは怒ったら怖いのだなアストレア。」

 

「えぇ、私もベルがあんなに怒ったというか、あんなことをするのは初めてよ?まぁ仕方がないとはいえ、ベルに黙ってあんなことをしたらいくら優しいベルだって怒るわよ。」

 

「そうだな・・・・・・」

 

二人は紅茶を飲みながらアルフィアを見るのであった。一方でへファイトスファミリアの工房に到着をしたベル、彼は中に入ると椿を呼ぶようにお願いをすると彼女が現れた。

 

「おうベル坊!待っていたぞ!!」

 

「椿さん・・・・・・」

 

いきなりベルに抱き付いてきたので、彼女の豊満な胸が彼を包んでしまう。いつものことなのでベルは苦笑いをしながら、椿は満足したのか彼を連れて自分の工房へとやってきた。

 

「ほれベル坊、お前さんの太刀だぞ?」

 

ベルは椿から二刀流の太刀を受け取ると彼はいつものところにセットをして、触っている。

 

「うん、やはりいつのも武器がないと落ち着きませんね。」

 

「まぁ、ベル坊は太刀を使うまではジオウの武器を使って戦っていたからの。・・・・・・よし、ベル坊・・・・・・この後用事はあるか?」

 

「いえ、用事などはありませんけど?」

 

「今日の手前はもう少しで仕事が終わりなのだ。ベル坊の太刀を直すだけだったから、終わりなんだよ。それでだ、せっかくだからお昼ご飯を一緒に食べないかと思ってな。」

 

「いいんですか?」

 

「あぁ、手前が一緒に食べたいからな。」

 

「わかりました。」

 

椿は少しだけ待っていてくれといい、彼女は奥の方へと消えたのでベルは座って待つことにした。

それから数分後、椿が着替えてやってきていた。

 

「待たせたなベル坊。」

 

「あれ?あの格好じゃないんですね。」

 

「流石にな?手前も普通の服ぐらい着るさ。さぁ行くとしよう。」

 

ベルの手をつないで二人は昼ご飯を食べるため移動をするが、ベルはあれ?と首をかしげながら移動をしていた。

 

「あれ?椿さん、食べる場所はあちらなのでは?」

 

「・・・・・・心配するなベル坊、こっちだ。」

 

そういって椿と一緒にどこかの家へ到着をしたので、彼は首をかしげながら椿は扉の鍵を開けて中に入る。

ベルも一緒に中に入り、どこかの家なので驚いている。

 

「驚いたか?ここは手前の家だ。」

 

「椿さんの家?ってことは!?」

 

「そうじゃ手前が料理を作るんだ。ちょっと待っていてくれ。」

 

椿はそういって料理を作っているのでベルは暇だなーと思う一方中のオーマジオウはなぜ椿は自分の家にベルを連れてきたのだろうか?と思いながら待っていると料理を完成させた椿が現れた。

 

「待たせたな、ほれ食べるとしよう。」

 

二人は椿が作ったご飯を食べることになり、ベルは箸を使い食べる。

 

「美味いです!」

 

「そうか、ベル坊の口に合って良かったわい。」

 

そしてベルはお腹いっぱいになり、椿はお皿を洗うために洗い場へと向かっていく中、ベルは体が燃え上がる香のような感じがしていた。

 

「ん?」

 

彼は違和感を感じながら、なぜかエロいことを考えるようになっていくのを感じているとふふふと言う声が聞こえてきたので彼は見る。

 

「ようやく効いてきたみたいだなベル坊❤」

 

「椿・・・さん?な、何を・・・・・・」

 

「ふっふっふっふ、ベル坊の料理にな・・・・・・何を入れたのか?教えてやろう・・・・・・料理に入れていない。お水の方に入れたのじゃよ媚薬をな。」

 

「ななななな・・・・・・」

 

「ふっふっふ、ほーれ手前のなかなか大きいのが出てきたの?さぁベル坊・・・・・・やるとするかの❤」

 

椿の罠によってベルは椿と昼間からやることになったのであった。ちなみにその日の夜はベルが帰ってこなかったのであった。




じかーい「ベル、ベットの上で死す」


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ベル、ベットの上で死す

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベル・クラネルはじーっと睨んでいた。その相手は裸のまま笑っており彼はうーーーと睨んでいる。

 

「いやー、すごいなーベル坊、その大きなものがあたしの中で暴れていたよ(笑)」

 

「そりゃあ、あれだけ激しくされたらこっちだって・・・・・・ぐぬぬぬぬぬ・・・・・・」

 

「いやー、それにしてもたくさん出してくれたねーーーべーる坊❤」

 

椿は笑いながら抱き付いて、彼女の豊満な胸が当たっており彼のがまた大きくなったのを見て、彼女はニヤニヤしながらもう一発したのであった。

 

それから解放されたのは数時間後、彼は家を後にしてアストレア・ファミリアのホームへと戻ろうとしたが・・・・・・すでに力などが消耗をしており、彼は壁に寄りかかりながら歩いていた。

 

『だ、大丈夫かベル?って見えないな、体の主導権変わろうか?』

 

「・・・・・・お願いします。」

 

ベルはそういいオーマジオウは主導権をとったが、体に力が入ってこないのでそういうことかと判断をして、ゆっくりと立ちあがる。

 

「椿の奴、どれだけベルの体力などを奪ったんだ!全く、これではアリーゼ達と「私たちがなんですってベール?」え?」

 

ベル事オーマジオウが振り返るとニコニコと笑っているアリーゼが立っていたので、彼は嫌な予感がしていた。

 

「さぁーてベール?今までどこで何をしていたのか全てハナシテモラオウカシラ?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベル事オーマジオウは一体どうしたらいいのだろうか?考えていた。ベルは疲れてしまい奥の方で眠っている。

彼女から黒いオーラを感じてしまったので、仕方がないと時を止める力を発動をして時間が止まったの確認をして、その場を後にする。

 

そして時間が動いて、アリーゼは辺りを見ていた。

 

「ベルがいない!?どこにいった!!」

 

一方で時を止める力を使い別の場所に到着をしたベル、彼ははぁとため息をついてベル自身も問題だが、これからどうしたらいいのだろうか?と思いながら考えていると誰かが近づいてくるの感じたが、ベル事オーマジオウはジクウドライバーを装着をして立ちあがる。

 

「誰だお前は?」

 

「・・・・・・死んでもらおうか?オーマジオウ。変身。」

 

相手は変身をした姿を見て、彼は驚いている。

 

「その姿は・・・・・・確か、仮面ライダーベルデだったか?それとインペラ―にタイガか。」

 

三人のライダーはそれぞれ武器を構えたのを見て、ベルはジオウライドウォッチとグランドジオウライドウォッチを起動させてジクウドライバーにセットをしてグランドジオウに変身をする。

ベルデはホールドベントを発動をしてバイオワインダ—を装備をしてジオウに攻撃をしてきた。

彼は冷静にダブルのボタンを押して、現れたメタルシャフトを使いはじかせる。タイガとインペラ―の二人も攻撃をしてきたが、彼はブレイドのボタンを押してメタルが発動をして二人の攻撃をガードをする。

 

「「!!」」

 

さらにキバのボタンを押すとドッガハンマーを出してそれをタイガ達に攻撃をして吹き飛ばす。

ベルデは舌打ちをしてクリアーベントを使い姿を消したが、オーマジオウは無駄なことをといいながら時間を止めてカブトのボタンを押してカブトクナイガン、ダブルのボタンを押してトリガーマグナムをとりだして二丁打ちで時間を止めている間に弾を連続で放ちながら発砲をして構え直す。

 

「そして時間が動きだす。」

 

時止めを解除をして三人のライダー達に弾丸が命中をして吹き飛ばされる。ベルは一気に倒す為龍騎のボタンを押す。

 

【龍騎】

 

龍騎の幻影が合体をしてドラグレッターが現れていっしょに飛びあがりドラゴンライダーキックを放ち三人のライダー達に命中をして撃破した。

相手は姿を消したのを見て、一体誰が?と思いながらベルは変身を解除をした。

 

「ふーむ、どうやら我を狙っているものがいるってことか?いずれにしても、厄介なことだな。「厄介なこととは何でしょうか?」・・・・・・・・・」

 

ベルは振り返ると、輝夜をはじめとしたアストレア・ファミリアのメンバーが立っていたので彼は苦笑いをしながら後ろの方へと下がる。

 

「・・・・・・あえて聞かない、いつからいた?」

 

「最初に気づいたのはフィルディスですわ。」

 

「あーそういうことか、さらば!!」

 

「逃がすなああああああああああああ!!」

 

「「「おえええええええええええええ!!」」」

 

こうしてアストレア・ファミリアの鬼ごっこが始まったのであった。




次回 鬼ごっこは捕まってしまい連れていかれるベル。果たして

次回「連れていかれるベル」


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連れていかれるベル

オーマジオウside

 

ベルの体を使いアストレア・ファミリア達から逃げていた私、時間停止などの力を使い何とか逃げていたが、いつの間にか捕まってしまい、てかアルフィアが参戦をするなんて聞いていないぞ?

変身をする隙も与えないで捕獲されるとはな・・・・・・さて現在、私は縄で犯人のように捕まるなんて思ってもいなかったのだが?

 

「さてベール?今まで何をしていたのか説明をしてもらいましょうかしら?」

 

「・・・・・・・・・言っておくが、私はベルじゃないぞ?オーマジオウだ。」

 

「なぜ貴様がベルの体を使っている?またベルは戦ったのか?」

 

「別の意味で戦ったとだけ言っておく。」

 

ベル自身が疲れるってことはこいつらがいつもしているのを考えると一緒だろうな。流石にアルフィアがいないので色々とできるのだからなって何を考えているんだ私は・・・・・・ってか色々とため息がでてしまい、とりあえず捕まっている縄を力を込めてちぎった。

 

「「「「「「「あ・・・・・・・・・」」」」」」」

 

「忘れたのか?私はかつて最低最悪の魔王と呼ばれていたのだぞ?「福音」ごは!!」

 

突然として衝撃波が放たれて吹き飛ばされてしまう。アルフィア!?貴様、いきなり何をする!!

 

「ベルの体をいつまで使う気だ?」

 

「仕方がないだろ?ベルが疲れてしまい、今は眠っている。」

 

「・・・・・・そういうことか、今度はどの女だ?こいつか?こいつか?こいつか?」

 

アルフィアはアリーゼ、輝夜、リューを見ているので違うといい、流石に椿のことを言うわけにはいかないな。さてとりあえず・・・・・

 

【ウィザード】

 

「さらば」

 

「「「「あ!!」」」」

 

ウィザードのライドウォッチを使いテレポート能力を発動をして、脱出をしてどうするか?と思いながら歩いていた。

 

「いずれにしても、今はあそこに帰るわけにはいかないからな「これはベル君じゃないか!!」ん?」

 

声がしたので振り返ると変態がいたので、私は立ち去ろうと「待て待て待て!誰が変態アポロンだ!俺だよヘルメスだよ!」そうヘルメスが私に声をかけてきたので立ち去ろうとする。

 

「まぁまぁベル君、君もこっちに用があったのだね?」

 

「用?」

 

「そうだよ、南の方へと来るなんてね?ベル君もヤルことだけはやっているのにね「うるさい」ごは!!」

 

そういえば春姫を助けたのもこの場所だったな?また来てしまうなんてな、って危ない!!

 

「ちぃ!!」

 

「どあああああああああああああ!!」

 

こいつを抱えながら飛び、私は放たれたであろう場所を見ると何かが立っているのでこの馬鹿神を投げ飛ばして飛びあがる。

 

「どひええええええええええええ!!」

 

「誰だお前は?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

確かこいつは、思いだした。仮面ライダーG4、まずいこいつはギガントと呼ばれるミサイルランチャーを持っている。

こんなところで売ったら大変なことになる!

 

「誰が貴様をここで暴れさえるわけにはいかないな。」

 

ジクウドライバーを腰に装着をして私はジオウに変身をする。ふふ自分の意思で変身は久しぶりだな。

 

【ジオウ】

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!カメンライダージオーウ!】

 

オーマジオウside終了

 

ジオウに変身をしたオーマジオウはジカンギレ―ドを構える。G4はスコーピオンを構えて発砲をしてきた。

ジカンギレ―ドではじかせた後、ライドウォッチを起動させる。

 

【エグゼイド】【ライダータイム!カメンライダージオーウ!アーマータイム!レベルアップ!エグゼイード!】

 

ジオウエグゼイドアーマーに変身をしてガシャコンブレイカーブレイカーでG4の胴体に攻撃をしてダメージを与えていく。

 

G4はスコーピオン改で攻撃をするが、チョコブロックを発生させて飛びあがり上空から落下をしてダメージを与えた後、ベルトを操作をする。

 

【フィニッシュタイム!エグゼイド!クリティカルタイムブレーク!!】

 

「はああああああああああ!!」

 

ガシャコンブレイカーブレイカーでG4を殴っていき、そのまま上空へと叩きあげる。

 

「ぶっとべ!!」

 

上空へ吹き飛ばしてG4は爆発をした。ベル事オーマジオウは爆発をしたG4を見た後に後ろを振り返るとタイムジャッカーが使用をするオーラみたいなのが発生をしているのを見たが、すぐに消えたので・・・・・・変身を解除をする。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼はこの世界で仮面ライダー達が現れたのは、自分がこの世界にいるからタイムジャッカーが復活をしようとしているのか?と思いながら、彼はゆっくりと飛び降りてアストレア・ファミリアの本拠地へ帰ろうとした。

 

「ベル?」

 

「アイズか?」

 

「この雰囲気は、オーマジオウ?」

 

「あぁそうだ。」

 

「ベルは?」

 

「色々とあって疲れているみたいだ。」

 

「そうなんだ。(といってもどうせ、ベル・・・・・・浮気者・・・・・・)」

 

アイズはもやもやした気分となり、彼を連れてどこかへ行こうとしている。

 

「おいどこへ?」

 

「いいから。」

 

彼女に連れられて、彼はどこかの場所に連れてこられた。辺りを見ると誰も来なさそうな場所に連れてこられる。

そしてアイズは、オーマジオウを気絶させる。

 

「ごは!!」

 

彼は気絶をするとすぐに起き上がった。

 

「あ、あれ?ここは・・・・・・」

 

「ベル・・・・・・」

 

「アイズさん?え?」

 

すると彼は抑えられてしまう。

 

「やっと・・・・・・やっとできるね?❤」

 

「は、はい?(ってあれ?オーマジオウさんの反応がない!?って何があったんですかああああああああああああ!!)」

 

「さぁヤロ?」

 

こうしてアイズはベルに初めてを捧げたのであった、ちなみに場所はお外であった。




次回 アイズに襲われてしまうベル、まさか外でやるなんて思ってもいなかったのでしくしくしくと泣く。

次回「ベル、アイズに襲われた」


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ベル、アイズに襲われる。

ベルside

 

拝啓、アストレア様、アルテミス様、ロキ様、そして色んな人々の皆さん・・・・・・僕は、今泣いています。

 

「しくしく(ノД`)・゜・。」

 

なぜ泣いているのか?いきなり意識が戻ったと思ったら目からハイライトという光が消えたアイズ・ヴァレンシュタインさんに襲われました。

しかも外で・・・・・・ここは僕達がこっそりと特訓に使われている場所なので誰も来なかったのですが・・・・・・どうして?なんで?オーマジオウさんは先ほどから呼んでるのに応答をしてくれないしってうぐ!?

 

「おはようベル❤」

 

「ア、ハイオハヨウゴザイマス、アイズサン。」

 

「なんで片言なの?」

 

だってそうなりますよ!?アルテミスさまを救出をした時には一緒に寝るだけでしたからね?しかもいきなり起きたらあなたの素敵な・・・・・・ってアイズサン!?なんでまだ裸のままなのですか!?

 

「・・・・・・まだ大きい・・・・・・」

 

「うぁ!?」

 

「・・・・・・やろ❤?」

 

「うああああああああああああああああああああああああああああ」

 

またアイズさんに襲われてしまい、僕ってこういうのは弱いんだよね(´;ω;`)それから彼女とやりまして、服を着て・・・・・・お互いに別れたのはいいのですが・・・・・・ちらっと上の方を見て夜になっているのに気づいた。

 

「弱ったな・・・・・・まさか目を覚ましたのが夕方頃となると今の時間までやってしまったってことだよね?オーマジオウさんどうしたんだろう?今も返事がないし、ジクウドライバーなどはオーマジオウさんが出したりするから、こんな時に仮面ライダーに襲われたら大変な気がする。」

 

そういいながら、僕はアストレア・ファミリアの方へと向かって歩いていると・・・・・・誰かの気配を感じて振り返る。

 

「これはベルさん、こんな夜にどうしたのですか?」

 

「・・・・・・シルさん?」

 

後ろを見るとシルさんが立っていたので、僕は辺りを見ているが気のせいかなと思いながら話しかける。

 

「シルさんこそ、どうしてこのような場所に?危ないですから」

 

「私はベルさんを待っていたんです。」

 

「僕を?」

 

シルさんから感じる神の力・・・・・・まさか?この感じは、フレイヤ様?どうしてシルさんからフレイヤ様を感じるんだ?

 

「ベルさん?」

 

「!!」

 

僕はシルさんを抱えて飛びあがる。彼女は驚きながらも僕に抱き付いてるのでその・・・・・・大きなものが当たっているが気にせずに飛びあがる。

 

「わーーーベルさん、ってか高い!?高すぎる!?」

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「なんでえええええええええええええ!!」

 

シルさんが叫んでいるけど、今の僕にはそんな余裕がないので飛びあがるしかない。そしてどこかに降りたち着地をする。

 

「「ぜぇ・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・・・・」」

 

シルさんを降ろして、僕はシャワーを浴びていなかったのに気づいた。アイズさんとヤッテからまだ戻っていないので汗だくである。

 

「ひ、ひどいですよベルさん・・・・・・でも、綺麗な場所ですね?」

 

「・・・・・・ここは、オラリオの街が見える場所か・・・・・・」

 

「あれ?ベルさん知らない感じですね?」

 

「えぇ、なにせ僕自身も無意識でここへ来たみたいですから」

 

とりあえず冷えないように、廃墟のような場所を見つけたのでシルさんを連れて入りこむ、僕はとりあえず使えそうなのがないみたいなのでライダー召還をすることにした。

 

「召還!」

 

【コレクトプリーズ】

 

ウィザードさんを呼んでコレクト魔法を使い食事ができるお皿や食材を取り寄せて使えそうなのでちらっとライダー召還をするとアギトさんとカブトさんが現れて料理をしてくれた。

てか仮面ライダーって料理が得意な人いたんですね?(苦笑)

 

そういえば、シルさんとこうして二人きりってのは初めてかもしれない、フレイヤ様とは小さい時に膝枕をしてもらったことがあるな・・・・・・

 

「ベルさん・・・・・・」

 

ご飯を食べ終えたシルさんが僕の方へとやってきて抱き付いてきた。突然のことだったので驚いてしまう。

 

「ベルさん、私はあなたのことが・・・・・・」

 

「・・・・・・シルさん、いいえフレイヤ様・・・・・・」

 

「!!」

 

「ずっと感じていました。あなたがフレイヤ様だってことに・・・・・・神の力を抑えているつもりでしょうが、オーマジオウさんが感じていたのはこういうことだったのですね?」

 

「ふふふ、よくわかったわね?でもなにか私に当たっているのだけど?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

残念ながら僕だって男です、フレイヤ様・・・・・・あなたの大きなものが僕に当たっているので当たり前に大きくなります。

僕は顔をそらすとフレイヤ様はふふふふと笑いながら僕にキスをしてきたので驚いてしまう。

姿はシルさんのままだけど?

 

「やっぱりあなたは素敵よベル、今の私はシル・・・・・・フレイヤとしてもあなたに抱かれたいけど、今はシルとしてあなたに抱かれる。まぁ色々とあなたはヤッテいるのは知っているけどね(笑)」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ふふ冗談よ(笑)さぁやりましょう?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

こうして、僕はフレイヤ様事シルさんを抱くことになりました。

 

ベルside終了

 

『私が眠っている時に一体何があったんだ?』




次回 ベルは目を覚ますと隣にフレイヤが寝ているのでまたヤッテしまったのか?と思いながら起き上がる。

次回「ベル目を覚ます」


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