鰤界最速の死神 (恋に恋するコイキング)
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千年程前
まさかの出会い


どうも、おはこんばんちは。

実はこれ初挑戦なので、ちゃんと書けてるか心配です。


結構すぐに100年前の話まで飛ばすつもりなので、オリジナルの話が苦手な人はもうちょっと辛抱よろしく。


唐突だが、俺は今、ゴミと死体と砂で溢れた所にいる。

 

地面には、鏡か何かの欠片。

 

そしてそこに映るのは、俺の姿、ではなく、、、

 

 

 

 

某狩人アニメの拷問大好きな彼、そう、フェイタン・ポートオ(仮)(漫画のそれよりかなり若い)の姿であった。

 

 

 

_________________

 

 

皆の衆、よく考えてみたまえ。

 

目の前の御人は、俺が動くと、まったく同じ動きをするのである。それはまるで、某忍者アニメの四角みたいな丸みたいなあの一族の術のようである。

 

 

 

 

そう、そう、これはつまり、俺は幼少期のフェイタンに成り代わったんだ!

 

 

 

周りにゴミと砂と死体だぜ。流星街だろ、だよな、なぁ!?

 

 

 

 

そしてきっとクロロ(とびきりのイケメン)が来るんだ!

 

 

 

そのために、俺は強くならなければならないな。

ていうか強くならないとここで生きられない気がする。

 

 

 

 

 

 

、、、、、

 

 

クロロが来ない

 

 

まずったぞ、もうあれから一年経っている。

 

でも、某狩人アニメであることに間違いはないと思うぞ。

だってなんか力みなぎってくるもん

 

きっと念だよね、ねー、、。

 

この一年間は、とりあえず生きていくのに精一杯だった。

 

まず食料がナッシング。

 

死体、死体、死体、ゴミ、死体、ゴミ、ゴミ、ゴミ、、、

 

もうちょっとで餓死しそうってところでモッサリした森を見つけた。

 

それからは、毎日食べて修行して食べて寝る、だ。

 

体力はかなり着いたし、念っぽいやつもオーラ(仮)が日に日に増えていっている気がする。

 

そしてなんと言っても、フェイタンと言えばスピードだよな。旅団最速だったような気がする。違うっけ?

 

ということで、オーラ(仮)を身に纏ったり、足に纏ったりして森の中を駆けずりまわった。

 

なんちゃって絶とかなんちゃって纏とかも練習した。漏れ出すオーラ(仮)の調節とか。

 

ちなみに、クロロに会うかもしれないのであのゴミ山までも一日最低一回は走った。

 

時々すごい形相で迫ってくる人もいたが、殺した。殺さないと生き残れないし、死体も見すぎたし、俺の精神は図太かった。

 

 

そして、ついこの間、全力疾走して汚いウサギを追いかけていた時、足に纏うオーラ(仮)の量を間違えってめっさ多くしちゃったら、瞬間移動的にウサギの近くに、こう、ビュンッと移動していたのだ。

 

俺ってスピードスター(なんだこれ)の才能あるんじゃね?

 

 

 

 

 

_______________

 

 

50年経った。なぜか俺の姿は漫画のそれにまで成長していたが、そこで止まっていた。フェイタンってもうちょっと若かったと思うんだけど。

というか時間が過ぎるのが早く感じる。精神も若造のままだ。

 

クロロが来ない。そして俺はその理由をたった今理解した。ついでに見た目についても。

 

 

 

俺の前には、あの、あの鰤界でよく見る虚がいる。ちなみに一番雑魚いやつ。

 

そういうことだったのか。どうやらここにクロロはいないらしい(確信)

ここは某狩人アニメの世界ではなかったのだ。

 

漂白、その名もBLEACHの世界でした。

 

流魂街かよ!流○街ってしてなくてよかった。

 

 

 

だから姿あんま変わんなかったのか。なんで気づかなかったんだろう。

 

 

 

 

________________

 

どうやらあの雑魚虚より俺のスピードの方が何倍も速いらしい。

とりあえず今どの時代なのかを知るため、なんちゃって絶(今考えてみればこれは霊圧だった)をして、俺を見失った虚を見ていた。

 

 

 

恐ろしいほどに誰も来ない。倒すか。

 

とりあえず霊圧を全身に纏い、走る。ぶっちゃけ瞬間移動(今考えてみれば瞬歩)とスピードはほとんど変わらない。それほど俺は素早いのだー!

 

 

 

 

足に霊圧を込め、キーーーック!!

 

 

雑魚は吹っ飛んだ。

まじか。フェイタン強すぎだろ。というかこれは俺の修行の成果だな。力も強いようで何よりだ。

 

 

 

 

 

 

 

それから俺は、考えた。

こんなにゴミと死体があるってことは、かの十一番目剣八の出身地である更木よりもひどい所なんじゃなかろうか。

 

とりあえず、50年経ってるし、ずっと山にいるのも飽きたし、今がどの時代なのかわからなかったし、番号の若い方、つまり瀞霊廷の方に行こうと思う。

 

 

 

 

 

 

_______________________

 

あれから10年たった。一応割と治安良さげな方にも言ってみたが、修行のためにも結局しばらくは治安の悪い所で過ごすことにした。

 

食料を持っていたりすると、必ず雑魚どもが襲ってくる。俺はそいつらを全員殺してたもんだから、流魂街ではかなり有名になった。

 

まあスピードが速すぎて顔とかは覚えられてないけどな。

 

 

そして誰かと喋る時(めったにないけど)はフェイタンの口調を真似するようになった。なんか見た目に会ってたほうがいいよね。

エセ中国な喋り方、一人称は私、そして無愛想な感じだ。割と無愛想ってことに関しては俺の性格にも合ってる気がする。

 

 

 

 

!!

 

俺は霊圧感知も得意で虚が来たらすぐわかるが、これは虚のそれではない。

 

恐らく死神だ。

 

 

 

 

俺は瞬時に距離を取る。瞬歩は直線的だからこういった緊急時はあまり使わない。

 

おっさんだ。

 

「ほう、瞬歩を使わずにそこまでとは。やはりお主が、流魂街で噂のやつじゃな。」

 

「・・・」

 

「儂の名は、山本元柳斎重國。お主には一度儂と手合わせをしてもらいたい。」

 

 

うわ、つまりこれって原作の千年以上前かよ!

 

てか名前どうしよ。カタカナだと破面みたいでやめた方がいいよな。

この見た目に会う名前とか少なすぎるだろ。

 

いや、たしかフェイタンって中国語版で飛坦って書くらしいし、これにしよう。そうしよう

 

 

 

「・・・飛坦(フェイタン)ね」

 

 

 

 

ていうか早速来たんだけど。でも、俺も伊達にスピードを鍛えていたわけではない。

速さに関しては余裕のよっちゃんだ。

ちなみに俺は刀は持っていないので、素手、つまり白打だ。向こうも抜刀はしていない。

 

 

 

ガンッ

 

 

 

これは素足と素足がぶつかった音なんだが、おかしくない?ねえ、おかしくない?

 

「!今のを受けるか。やはり噂通り素早いようだな。」

 

「チッ」

 

今度はこちらから、完璧に絶をして、背後に周り蹴りの連打

 

「ぐぅ!やはり速いのう。儂でも目で追うのがギリギリじゃ。これは尸魂界最速と言えるほどじゃな」

 

二発程度しか入らない、か。

 

「だが、まだまだ甘いぞ」

 

うわ、なんて霊圧だよ

 

「クソが」

 

「確かに、素早さは素晴らしく、力も強い。だが、霊圧は、かなり多いと言っても、儂には及ばぬな」

 

「ガハッ」

 

 

まじかよ、防御したけど両腕折れたぞ

 

「霊圧操作も、独学にしてはいい線言っておるが、まだまだじゃ」

 

「おまえ、いったい私になんの用があって来たか」

 

「そうじゃの。お主の実力は申し分ない。お主、虚はみたことあるじゃろう」

 

「それが何ね」

 

「アレは尸魂界の住民を危険に晒す存在じゃ。それを倒す、護廷十三隊という組織を創ったんじゃが、まだ隊長格が一つ余っていてのう。お主にはそこに入ってほしいのじゃ」

 

「・・・ッチ、丁度暇してたし、別にいいね。運がよかたな。それに、おまえ、私より強いし、その刀抜けばもと強い」

 

 

「なるほどのう。感謝するぞ。ちなみにこれは斬魄刀という刀じゃが、これの説明はあとじゃ。では行くぞ」

 

「チッ、ささとするね」

 

 

 

 

 

_________________

 

「みな集まったようじゃな。飛坦、入って来るが良い」

 

 

「チッ」

 

 

<<ち、ちっせえー>>

 

「おい。お前チビだけど強いのか?」

 

<<うお、言いやがった>>

 

「お前、それ次言たら殺すよ」

 

めっちゃイライラしたぞ。今。

 

「そこまでじゃ。此奴はさっきも言ったとおり飛坦という名での。近頃流魂街を騒がせていたやつじゃ。軽く手合わせをしたが、素早さに関しては尸魂界一だろうの。他はまだまだ鍛えがいもあるがの。」

 

「なんだ、お前かなりすげえじゃねえか。その身長に見合って身軽ってか」

 

バシィッ

 

「おーおー確かに素早さに関しては目を見張るものがあるな。結構ギリギリだったぞ」

 

「チッ、お前もまあまあやるネ」

 

「それは後でやってください」

 

「そうじゃの。して、此奴はまだ空いていた二番隊隊長に着いてもらうぞ」

 

おー、今はまだ隠密機動はないけど、俺らしいかもな

 

「わかたね」

 

「明日から真央霊術院の卒業生が入ってくるぞ。部下は大切にするんじゃぞ。して儂は一番隊隊長兼総隊長じゃ。これからよろしく頼むぞ」

 

「三番隊隊長、古寺重蔵(こでらじゅうぞう)。よろしく」

 

「四番隊隊長、去野齋(さりのいつき)

 

「うちは五番隊隊長、刈谷槇(かりやまき)ゆうねん。よろしく頼むで」

 

「六番隊隊長、朽木画楼(くちきがろう)じゃ。貴族の出だが、遠慮はいらん」

 

「わっちは、七番隊隊長、添木竹代(そえぎたけよ)と申す。これからよろしく頼みます」

 

「八番隊隊長、伊波虎太郎(いなみこたろう)だよー。よろしくー」

 

「九番隊隊長、一色仙矢(いっしきせんや)。馴れ合うつもりはない」

 

「十番隊隊長、伊達庵(だていおり)。よろしくな、チビ」

 

こいつか

 

「私は十一番隊隊長、卯ノ花八千流(うのはなやちる)。就任おめでとうございます」

 

「十二番隊隊長、出雲恵介(いずもけいすけ)。今度手合わせを頼む」

 

「十三番隊隊長、旧瓶由季(ふるべゆうき)。これからよろしく」

 

 

「自己紹介は一通り終わったようじゃな。それでは、解散じゃ。」

 

 

その後は、二番隊隊舎の場所や、虚についての説明、仕事についての説明、などなど色々なことを教えてもらった。

浅打もちゃんともらった。

 

さて、俺の斬魄刀はどんなのだろうか。

今日から心身ともに生活のお供である。

 

 

 

 

 

 




フェイタンは喋る時「っ」が抜けます。(なぜか技名の時は言えるらしい)
ハンターや文ストは知らなくても読めると思うので安心?してください。
原作開始前の話は結構ぐだぐだになりそうです。
ていうかオリキャラの名前かっこいいの全然思いつかないんだが。他アニメでかぶったりしてたらすみません。 


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流魂街で任務、現世へゆく

2話目いきます。

年代とかでてくる人とかかなり捏造してる気がするので注意。


ちなみに前に書き忘れてたけど、六番隊は代々朽木家担当っていう設定です。

他隊長は、作者も名前を忘れそうなので多分あまり出さないと思う。


俺が(初代)二番隊隊長になってから50年程が経った。

 

よくある、小説では時間が進むのが早いってやつだ。

 

俺の性格は無愛想で、喋り方もフェイタンなため部下は少数だ。だが、なぜか知らないが、その少数の部下にはかなり慕われているらしい。

はて、こんな上司のどこがいいのか。

ちなみに俺のタイプ的にも俺の部下はスピードが速いやつが多い。さすが未来の隠密機動兼二番隊である。

 

 

そして、50年経ったが、流石にまだ隊長格は変わっていない。みなさん元気いっぱいだ。

ちなみに新しく入って来た人で、京楽春水と浮竹十四郎がいる。俺の部下ではないが御存知の通り一方的にものすごく知ってます。

 

 

 

________________

 

ところで唐突だが、先程言った通り、あれから50年経っている訳で、俺はもちろん始解できるようになったのだ!

 

俺の始解の解号は

 

()(あらた)め、天衣無縫」である。

 

ただ、美しいという意味にも取れるが、問題はその能力と、俺の斬魄刀の姿にある。

 

そう、俺の能力とは、

「5秒以上6秒未満の未来を予知する」であり、俺の斬魄刀の姿は、赤髪の彼、某文豪アニメの織田作之助の姿なのである。

 

 

この能力を見た時、俺はすごく安心した。これなら千年血戦篇でも生き残れるんじゃね?よっっしゃ。みたいな。

 

ちなみに織田作と呼んでいいそうだ。

 

織田作に名前を聞き出すまでは、常に一緒にいて文字通り心身ともに過ごしていた。

しばらくすると精神世界に行けるようになり、無言でお茶を飲んだり、射的ゲーム的なのをしたりして遊んだ。

さらにしばらくすると、織田作の声が聞こえるようになった。

 

「お茶、美味いな」

 

「!たしかに悪くないネ」

 

これが初会話である。

 

 

それからも一緒にすごしていると、

 

「お前は俺の始解を使えるようになったとして、どうしたいんだ」

 

と聞かれた。すごくのほほんとしてたもんだから、すげえ驚きましたさ。

 

「強くなって、どんな奴が相手でも生き残りたい。ぶっちゃけ死にたくない」

 

前から素で話せと言われていたし、織田作と二人きりの時はエセ中国語は使っていない。

そしてこの世界で俺は生き残りたい、というか、原作キャラと比べてどのくらい強いのか知りたい、という少し不純な動機も打ち明けてみた。

こういう時は素直が一番だ。

 

そして、それは織田作にも伝わったようで、

 

「そうか、俺は飛坦が満足するならそれでいいし、自分のためというのなら、俺の力を貸そう。お前には織田作と呼ばれているが、俺の名は天衣無縫。解号は、『詠み革め』だ。これからもよろしくな」

 

「ああ、ありがとう。よろしく、織田作!」

 

そんなこんなで、俺と斬魄刀の絆は深まったのである。

 

 

 

ちなみに常時開放型ではないため、始解しないと未来は視えない。

俺が斬魄刀を開放すると、フェイタンが使用していたドクロマーク付きの赤い傘になる。傘の柄の部分は抜けば刀になっているし、尸魂界に銃弾はないけれどその代わりなのか、原作で銃弾が飛び出てた所からはクナイがでてくる。かっけえ。

 

でも俺は尸魂界一の瞬足だ。ぶっちゃけ始解しなくても隊長格と互角がそれ以上に戦えるのである。護廷十三隊でも3本の指に入るぐらいだ。

ちなみに俺のことをチビとか言って散々バカにしてきたあいつもめちゃ強かった。

 

ちなみに俺の中で怒らせるとヤバいランキングは、1位は山本元柳斎重國で、2位は卯ノ花八千流である。怖え。

 

________________

 

そして今日は、流魂街での任務だ。任務にもだいぶ慣れた。今回は流魂街にいる虚を一日中、見つけては討伐しろとのこと。

他の隊士に任せるより俺に全範囲やらせたほうが速いらしい。俺すごい。

 

 

 

 

 

そして俺はばんばん虚を討伐していた。ちなみに俺の出身地はやはり90番代のところだった。

 

 

そして、俺の前には今、泣くのを必死にこらえている女の子がいる。

癪だが俺も背が高い方ではないため、あまり身長は変わらない。

 

 

そしてその少女は、褐色の肌に紫っぽい色の髪を持った強気の女の子である。

そして極めつけには、この少女は自分の名前を夜一だと名乗ったのだ。

 

そう、俺はどうやら、巨大虚から四楓院夜一を守ったようである。

 

 

 

________________

 

 

「お前、貴族なのになぜこんなとこにいたか」

 

「グスッ、、つまらなくて逃げ出してきたんじゃ」

 

「ッチ、そうか」

 

なんと夜一は独学の瞬歩もどきで屋敷から抜け出したのだという。

今頃すごい大変なことになっているだろう。

 

「お主の名前はなんというのじゃ」

 

「・・飛坦ね」

 

「お主の先程の瞬歩は見事であったぞ!!儂にもやり方を教えてくれ!!」

 

さっきのは別に瞬歩じゃないんだが、今の夜一には瞬歩に見えたらしい。まだまだだな。

でも、これが瞬神夜一につながるのかもしれないし、瞬歩に関しては俺が教えるとすぐ上手くなるだろう。

 

「仕方ないね。今回だけよ。わかたか」

 

「!ありがたいのー!」

 

「チッ」

 

それから俺は小一時間ほど夜一に瞬歩を教えてやった。

 

「すごいぞ!感謝するのじゃ!では早速これで屋敷まで参るぞ、飛坦!」

 

「チッ、それならささとするね。まあ才能はあると思うね」

 

そして俺は怒られるのを覚悟しながら四楓院邸へと向かうのだった。

 

 

________________

 

案の定怒られたが、巨大虚から守ったことや、ちゃんとした瞬歩を教えたこと、俺が尸魂界一の瞬足であることなどを理由に褒められもした。えへへ。

 

 

「じゃあな!世話になったぞ、飛坦!」

 

「ささといくね。二度と合わないよ」

 

やはり俺は無愛想だ。でも楽しかったー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この何百年後か、瞬神という異名を持つ人物が現れるが、その人物は尸魂界一の瞬足は自分ではないといつも言い張るのだった。

 

 

 

_________________

 

 

あれからさらに三百年、今日は隊長会議、隊長が皆集まっている。ちなみに隊長は7人程変わった。4人は病で死に、もう3人は殉職だ。

初代で残っているのは、山本元柳斎重國、俺、卯ノ花八千流、古寺重蔵、伊波虎太郎、一色仙矢だ。

 

「今日話すことについてじゃが、飛坦、最近お主に流魂街の全虚討伐任務をやらせていたじゃろう。流魂街の虚討伐に関してはなんとかなりそうなんじゃが、この間去野隊長が現世で最上級大虚と遭遇し、その場にいた部隊が全滅したことは覚えているじゃろう。去野隊長は部下をかばって亡くなったようじゃが、彼の卍解の影響でその虚はかなり弱っているらしくての、その虚を討伐してほしいのじゃ。そして、護廷十三隊をより協力なものにするために体制を整えようと思っておる。その間、そしてそれ以降もお主には無期限で現世で虚の討伐をしてほしい。実は、お主が三百年程前に四楓院夜一に瞬歩を教えたじゃろう。その時に彼女と跡目争いをしていた者が気に食わなかったようでのう、これは貴族を通して四十六室からの命じゃ。お主の実力じゃったら、何も困ることはないじゃろう。何か言うことはあるかの」

 

「チッ、なんとなく理解したよ。別に私は強いから心配いらないね。でも、尸魂界で何かあて、私の力必要になたら言てほしいね。後、私の後継については、現二番隊副隊長四楓院夜一を推薦するよ」

 

「よし、わかったぞ。お主は儂と初めて会ったときよりも強くなったし、スピードもお主が本気を出せば目で追えるものはもういないじゃろう。そして、この任務のついでに、お主は卍解を取得するとよい。始解との相性がよいため、卍解の取得はあまりしようとしていなかったじゃろう」

 

「フン、わかたよ、卍解もささと取得してやるね」

 

「では、今日はこれで解散じゃ」

 

 

 

___________________

 

「死ぬでないぞ。心配はしておらんがな」

 

「困った時は呼び戻します。お元気で」

 

「あと千年ぐらい立てばまた戻ってこれるんじゃない?ま、気をつけてね」

 

「馴れ合うつもりはなかったが、主とはなかなか有意義な時を過ごせたぞ。また会えることを期待している」

 

「現世に遊びに行っちゃ駄目かなー。でも飛坦の実力なら心配ないよね!寂しくて戻ってきてもきっとばれないよー!」

 

「チッ、別に寂しくなんかないね。じゃ、いてくるよ。そちもせいぜいその命を大事にすることね。あと、夜一を頼むね」

 

「あっ、デレたー!」

 

「その言葉、しかと受け取ったぞ」

 

「では、元二番隊隊長、飛坦を無期限の現世任務に行かせる。」

 

「じゃ、今までお世話になたね」

 

「じゃーねー!」

 

「尸魂界の危機には、嫌でもお主を呼び出すから、死ぬでないぞ!」

 

 

 

 

こうして俺は、護廷十三隊二番隊隊長を辞め、現世にて虚討伐に勤しむのだった。(実を言うと海外の担当であった。あのジジイがいい忘れてたそうな)

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、かなりゴリ押しでしたね。

みなさんも想像通り、次回は原作過去編突入です。
ちなみに主人公は圧倒的前衛タイプで原作変わるとまずいので、始まりは浦原喜助が追放された直後です。



かなりおかしな時代齟齬とかあるかもしれないので、そこはすみません。

えー、平子真子とか六車挙西と絡ませてほしかった人には大変申し訳ないっす。
実は、平子真子や朽木銀嶺とは隊長時代に隊士と隊長として出会ってる、という設定です。六車挙西とはギリ出会わなかったって感じで頼む。納得してくれ〜!


ついで主人公の卍解についてですが、次の話の時に最初に説明します。

次話もよろしく


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百年程前
卍解、再開


こっから原作キャラをたくさん出していこうと思います。

よろしく。


俺は現世でも虚をばんばん倒していた。例の最上級大虚も無事倒した。担当が海外だったせいか、知り合いに、というか死神に会うこともなく少し寂しかったため、具象化に成功した織田作と絆を深めた。

 

 

そして、ちゃっかりしっかり卍解も無事獲得。

 

織田作と戦って、読み勝ったか、と言われると微妙だ。スピードでゴリ押しした気もする。でも、ちゃんと認めてくれました。

 

想像してた人もいるだろうが、俺の卍解は、「自分が受けたダメージを力として蓄積し、相手に一気に放つ」って感じだ。

 

例えば、俺が何かと戦って両腕骨折したとする。他にも小さい傷を大量に負っていた場合、その今まで受けた全ての傷をエネルギーとしてまとめて放つことで、相手を死に至らせたり、瀕死にさせることが可能(蓄積させたエネルギーの量にもよるが)。

 

ちなみに解号は、

 

「詠み還せ、許されざる者」である。

 

これもまた破面っぽくなってしまうとよくないので、けして「ペインパッカー」とは読まないでほしい。

 

能力に関してピンとこなければ、ようつべで、「フェイタン ペインパッカー」とでも調べれば出てくるだろう。

それでついでに姿とか声も確認してくれるとなおよし(スピードも)。ちなみに旧じゃなくて新の方のアニメを見てね☆

 

 

 

 

 

 

 

そして、俺が尸魂界から出てから500年ぐらいの月日が経った時、山本元柳斎重國から地獄蝶が届き、尸魂界に帰還してほしいとのことだった。

訳を知りたければ隊長会議(←隊首会でしたね)やってるとこに来いだとさ。場所が変わっていないらしいが、あのジジイめ。

 

よく考えたら、この時期でヤバいことって隊長格が半分ぐらいいなくなった時の話だよな。もうちょっとで原作キャラにたくさん会えるぜ!

 

 

 

 

 

ちなみに、俺の身長は全く伸びていない。永遠の155cmなんだな、悲しきかな。

 

 

___________________

 

 

今回の隊首会は、とても重要なものである。浦原喜助の陰謀により虚化の実験台となった隊長、副隊長格がいなくなり、さらに浦原喜助も四楓院夜一の助けにより現世に逃亡、護廷十三隊の戦力は圧倒的に落ち、今回は空いた隊長の決定、今後の方針などを決めなければならない。

 

それ故に、今集められているのは隊長だけではない。

 

一番隊、山本元柳斎重國、雀部長次郎

二番隊、砕蜂、大前田希ノ進

三番隊、射場千鉄

四番隊、卯ノ花烈

五番隊、藍染惣右介、市丸ギン

六番隊、朽木銀嶺、朽木蒼純

七番隊、小椿刃右衛門

八番隊、京楽春水、伊勢七緒

九番隊、東仙要

十番隊、志波一心

十一番隊、鬼厳城剣八

十二番隊、涅マユリ、阿近

十三番隊、浮竹十四郎

 

 

ことが事であり、珍しく既に全員揃っているのだが、隊首会は始まらない。

 

「山じい、もう皆揃ってるけど、初めないの?」

 

皆の疑問を代表して口にしたのは、京楽春水。八番隊隊長である。

 

「それについてじゃが、実はある人物を呼んでいてな。春水や十四郎、銀嶺は知っているぞ。もちろん卯ノ花もじゃ」

 

「!なるほど、彼ですか」

 

「、もしかして…」

 

「そうじゃ。今回呼んだのは、初代二番隊隊長じゃよ」

 

「「「!!!」」」

 

(((歴代最強と謳われる初代護廷十三隊の二番隊隊長!)))

 

 

 

 

「失礼するね。ジジイ、何があたか」

 

 

 

<<<思ってるのと違う!ちいせえー。けど目つき悪っ>>>

 

 

「彼が、初代二番隊隊長ですか?」

 

「ああ、そうじゃ」

 

「チッ、飛坦いうね。それで、何があたかて聞いてるね」

 

「そうすぐにイライラするのも変わってないのう。先にお主の紹介からじゃよ」

 

「ッチ」

 

(((舌打ちが多い、)))

 

「まず彼は先程言ったとおり飛坦といってのう。実力は、恐らく尸魂界、いや、現世や虚圏を含めても、彼の本気のスピードについて行けるものはほとんどおらんじゃろう、とでも言えば伝わるかの。儂でも此奴の本気のスピードは残像しか見えんわい」

 

「あの夜一よりも速いのですか」

 

「夜一に瞬歩を教えたのは私ね、師匠が弟子よりできるのなんて当たり前よ」

 

「「「!!!」」」

(((あの瞬神夜一とも言われた四楓院夜一の師匠!そして何より、総隊長でも目で追えないほどのスピード。初代二番隊隊長の名は伊達ではないな)))

 

「で、なぜ夜一がここにいないね」

 

「そうじゃのう。実はこの間、浦原喜助という人物の陰謀により突然いなくなった隊長・副隊長格、お主の知り合いで言えば平子真子かのう、さらにその浦原喜助が四楓院夜一の助けにより現世に逃亡したのじゃよ」

 

「よくわからないけど、面倒臭いことになてるね」

 

「そこでこの隊首会で、空きのでた隊長や副隊長を埋めようとしてたんじゃ。お主を呼んだのは、今回のことを見るに護廷十三隊の戦力強化が必要でのう、現隊長格も含めて、お主に簡単な試験をやってほしいのじゃよ」

 

「私が隊長と副隊長を組み直すてことか」

 

「いや、流石にそれは重いしのう、参考程度にするまでじゃよ」

 

「死人がでそうになれば、私の回道で治しましょう」

 

「お前回道使えるようになたのか、理由はなんとなくわかるね。まあその時は頼むよ。じゃあ、ささと始めるよ。外に出るね」

 

「今からですか」

 

「当たり前ね。なんのための隊首会だと思てるか」

 

 

こうして一同は外に出たのである。

 

________________

 

いやー試験の内容は大体決まってるんだけども、まあ死人は絶対に出ないと思う。ぶっちゃけ原作通りにしなきゃと思っています。まあ皆の強さを信じて行きましょう。

 

「じゃあ、試験開始ね。結果は合格か、それ以外かね」

 

________________

 

私の名は砕蜂。私は大罪人となった夜一を倒すため、強くならなければならない。

先程、飛坦と名乗った初代二番隊隊長は、あの夜一に瞬歩を教えた人物らしい。強くなるために、彼の試験には絶対に合格しなければならない。

 

「まずは、30秒+10秒×自分の隊の番号の時間以内に自分の愛用の紙を一枚と筆を一本持てくるね。これでも時間の譲歩はだいぶしてるね。これで出来なかたら論外だけど、他が凄ければまあ別にいいね。じゃあ初め」

 

私は二番隊隊舎なので50秒。二番隊隊長であり隠密機動部隊長の私にとっては造作もないことだ。

他の隊の人間もある程度余裕を持っているな。

 

「もどてきたか。今からあることをするけど、避けるのはなしね」

 

!いつの間に、やはり試験だから合図などなし、か。

今の私は、目の前に来た飛坦殿がゼロ距離で放ったクナイを刀で押さえている状態だ。まず、彼が狙ったのは私の利き手だ。その場合普通は素手で掴むが、恐らくクナイには持ち手を含め、全面に毒が塗られている。あまりにも一瞬だったため毒のくわしい判別もできず、やむなく刀で押さえた、というところだ。さらに、刀を握ってクナイを止める位置までに持ってくる時に、少しでも無駄な動きがあれば、間に合わない。狙われたのは利き手で、普通斬魄刀は利き手で取りやすいよう利き手の反対側、つまり遠い位置にある。正直かなりギリギリだった。

 

「今何が起こたか、どうしてそう行動したかを、さき持てきた紙に読める字で書くね。60秒以内よ。ついでに自分の名前も書いてほしいね」

 

!なるほど。恐らくあの毒は即効性の痺れ薬の類なのだろう。素手で受けた者や受けきれず刺さってしまった者は、利き手が痺れて文字が上手く書けない、ということか。

私は大丈夫だが、席官程度の実力では到底無理な話だな。

 

「60秒経たね。ネタばらしよ」

 

そんなことを言ったかと思えば、飛坦殿は私の持っている紙を奪って読み始めた。

 

「〜〜〜てわけね。砕蜂のを読んだだけだが、大体あてるね。ちなみに痺れ薬じゃないね、これに触れたらその部分は壊死するよ。触れたやつは卯ノ花に治してもらえば問題ないはずね」

 

「あと、卯ノ花には驚いたね。刀を持ていなかたから利き手と反対の手でクナイを受けるとは。やぱりお前は強いね」

 

「あなたが褒めるのは少し珍しいですね」

 

「チッ」

 

一体卯ノ花隊長と飛坦殿はどのような関係なのか、気になるな。

 

「で、結果はどうじゃ」

 

「総隊長!」

 

「ッチ、現隊長や副隊長は心配ないね。けど席官は、有望な奴もいるけどまだ隊長にはなれないね。後は勝手に決めるよ」

 

「ほう、そうか。お主も甘くなったかのう」

 

「別に、あ、あと卍解、完璧に出来るようになたね」

 

卍解、か

 

「そうか、500年に渡る任務、ご苦労であったぞ」

 

「「500年!?」」

 

「此奴は500年ずっと現世で虚討伐をしてたのじゃよ」

 

「チッ、クソジジイが。海外全域なんて無茶にも程があるね」

 

「お主だったら心配もないじゃろ。現に任務は遂行しておるしな」

 

そ、それって、

 

「一人でですか?」

 

「フン、頭おかしいね」

 

思っている以上にすごい方だ。これは総隊長とどちらが強いのか。

 

「!思い出したね。確か砕蜂は夜一の弟子か何かだたな。お前にも一回だけ瞬歩を教えるよ」

 

夜一様!じゃなくて夜一の師に教えてもらえるとは、

 

「ありがとうございます!!」

 

「じゃあ、隊長など後のことはこちらで決めることにするかのう」

 

「私はこれから何すればいいか。ぶちゃけ何もしたくないよ」

 

「それもそうじゃのう。ではお主は瀞霊廷の見回りを適当にやっとけばよいぞ。時々隊長格との模擬戦などもやってやれ」

 

「わかたね」

 

「じゃあ、解散じゃ」

 

 

 

 

 

 

こうして、原作通りに隊長は選ばれるのであった。

 

 

 

 

 




えー、卍解、やはりこれにしました。フェイタンだし。
ちなみに作者は新のシャルナークとフェイタン好きです。王道ですね。


かなりぐだぐだになってしまった気もしますが、何話かやった後、すぐに旅禍が来る気がする(予知)

まーとりあえず、フェイタン強しですね。
この文章のぐだぐだ度は頑張って直そうと思います。無理な気がするけど。


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護廷十三隊

お久しぶりでーす。

久しぶりすぎて口調変わってるかも。


取り敢えず、今日は砕蜂に瞬歩を教えたいと思います。

俺は瞬歩得意だからな。

でも瞬歩って高速移動だろ。俺は元が素早いから、霊力を使用しないで素早く移動すると瞬歩のように見えるってだけ。

霊力を使用して真面目な瞬歩をやってみたことも会ったけど、距離が伸びただけだった。瞬間移動的な。

ぶっちゃけもう自分でも違いがわからねぇ。

 

 

「砕蜂。前にも言たが、お前に瞬歩を教えてやるね。瞬歩を教えるのには鬼ごとが一番よ。逃げる私を5分間追いかけるね」

 

「ああ、わかりました」

 

 

なんというかさ、俺に追いつける訳ないんだが。ていうか砕蜂って普通に瞬歩上手いし、教えることない。やば。

 

 

「まあ流石に私の事は捕まえられるわけないか。唯、瞬歩はそれなりに上手かたが、応用として目線の動きとか注意するといいね。瞬歩は直線的だから、移動場所がバレないようにするね。あとは特に教えることはない。速くなりたければ練習するね。わかたか」

 

「ああ、ありがとうございます。稽古感謝します」

 

いやーほんとに教えることなかった。俺だいぶ感覚的だし。

 

 

_____________________

 

 

 

さてと、取り敢えず用事も済んだわけだし瀞霊廷の見回りするか。

 

てかさ、俺この世界に最初来た時某狩人の世界だと思ってたから、鰤の話しあんま覚えてないんだよね。

隊長が誰、とかはなんとなく覚えてたけど、もうあのジジイに会ったのも千年、というか二千年くらい前だったし、もうほとんど何も覚えてない。

 

うん、ストーリーとか。死んだ。自分でアドバンテージを消してしまった。

なんか黒幕ってオールバックぽかった気がするんだけど、あれ、てか黒幕ってなんか二人居なかった?アレ?

でも何か現世から何か来たら色々始まるというのは覚えてる。つまり旅禍が来たらやばい。

 

 

 

取り敢えず、瀞霊廷守ろう。

 

 

_____________________

 

 

 

 

 

特に何も起こらない。俺は瀞霊廷の周りを歩いたり屋根の上走ったりしてるんだが、見回りの必要性皆無だろこれ。

 

…………適当に隊舎の様子でも見て回ろう。暇すぎるし。何してるのか気になるし。挨拶をするキャラではないので挨拶に行くつもりはないが。

俺スピード早いし霊圧消すの上手いし、中に入ってちょーっと様子見るくらいじゃばれないだろう。

 

 

ボッチだと思われたくないので、織田作を具象化し、話しながら移動する。

織田作には常時未来が見えているし、気配を消すのもお手の物な優秀な斬魄刀だ。

 

 

まずは一番隊隊舎。と言ってもここは千年前からあのジジイが受けもっているのだ。なのでスルー。

 

次は二番隊隊舎。ここもさっき砕蜂の稽古で来たのでスルー。

 

お次は三番隊隊舎。ここは今隊長不在のところだな。練習風景とかも特に変わったところもないし、俺にも気づかない。まだまだだな。

特に面白いこともなかったのでさっさと次行こう。

 

次は四番隊。ここは卯ノ花が隊長のところか。大方長時間戦いたいから回道を教わったんだろう。

あの卯ノ花の隊となれば少し気になる。隊の様子も十一番隊とは真逆のようだしな。

 

「飛坦じゃないですか。四番隊に何か用ですか?」

 

やっぱり流石に卯ノ花は気づくようだ。まああの戦闘狂だしな。

 

「瀞霊廷の見回りはしたね。特に何も問題はなかたけど、暇になたから隊舎の様子を一番隊から順に見てるだけよ」

 

「なるほど。そちらは?」

 

「ああ、此奴は私の斬魄刀ね。織田作言うよ」

 

「?あなたの斬魄刀は天衣無縫という名前では?」

 

「ああ、私が付けた名前ね」

 

「はじめましてだな。俺は天衣無縫。よろしく」

 

「こちらこそ。隊士達はあちらの部屋で練習しています」

 

「!?卯ノ花、お前性格丸くなたな」

 

「なんのことでしょう」

 

 

 

俺は卯ノ花のこっわい黒い微笑みを浴びながら、隊舎を案内して練習風景も見してもらった。

 

卯ノ花コワイ。

 

 

次は五番隊。ここの隊長はすっごい人気、というか人望が熱いらしい。

そういえば、真子がここで隊長をしていたらしい。まあ色々あったようだがアイツは生きているだろう。あいつは憎めないクソガキだがな。

卯ノ花の怖い笑顔を見た後なので、俺の魂が優しさを欲している。

 

 

五番隊の練習風景はこれまた特に特徴もなかった。

ここに居るのは平隊士だけのようだ。

 

そして向こうから誰かが歩いてくる。隊長かな?

 

 

「そないなとこで何しとるんや?」

 

「暇になたから隊舎巡りしてるところね」

 

「飛坦はんかぁ。なるほどなあ。ボクは五番隊副隊長の市丸ギン言うんや。よろしくなあ」

 

「よろしくね」

 

どうやら隊長ではなく将来有望株だった。彼は副隊長になったようだ。ていうか、俺の霊圧に気づいたのか?

いや、たぶん目で見つけたのが先だろう。

 

「おや、飛坦さんじゃないですか。なにか五番隊に用がありましたか?」

 

あ、隊長きた。見るからに優男感がする。滲み出てる。ジワジワ。

 

「確か藍染惣右介といたか。隊長昇格よかたね。今は暇だたから隊舎巡りしているところね。まあ特に面白いこともなかたが」

 

「そうですか。そちらは?」

 

「そや、それボクも気になっとった」

 

そーいやこの人卯ノ花と聞いてくること全く一緒な気がする。隊長ってこういうもんなのか?ウケる。

 

「これは織田作ね。私の斬魄刀よ」

 

どうやら少し驚いた?いや、なんか微妙な顔のような。。でもすぐに微笑みに戻ったけど。

 

「私の名は天衣無縫。織田作は主が勝手に付けた名です。よろしくおねがいします」

 

「ああ、よろしく」

 

「よろしくなあ」

 

 

そんなほんわかした会話をした。

 

「それじゃ、私は六番隊にいてくるね」

 

「ええ、また来てくださいね」

 

「待ってるでー」

 

 

 

五番隊優しい。なんか胡散臭い気もするけど、そういう人ってたまに居るよな。

なんかのアニメで、真に恐ろしいのは、警戒させてくれない人なんだーとか会ったけど、頭に入れておこう。

まあオールバックじゃなかったし考えすぎだと思うけど。

 

 

続いて六番隊。ここは朽木の隊だな。

 

「久し振りね。銀嶺」

 

「お久しぶりです。飛坦殿。蒼純は只今外出しています」

 

「そうか、今日は隊舎巡りしてるだけね。また来るよ」

 

ここもそれなりに知っている場所だし、また今度ゆっくり訪れたい。

 

「そうですか。では」

 

 

そうして六番隊とはさよならした。

 

 

次は七番隊。ここは全然知らない隊だな。この隊も隊長不在の隊だな。

練習風景も普通だったし、特に何もなく。

面白みもなかった。

 

次は八番隊。春水の隊だな。

 

まあ流石だな。俺に気づいたようだ。

 

「飛坦か。ひさしぶりだねえ」

 

「フン、春水は相変わらずね」

 

ここは副隊長がいなくなったようだし、春水も表には余り出ていないがだいぶ落ち込んでいるな。

 

「ッチ、情けない顔してる奴にようはないね。今日は隊舎巡りしてただけね。また来るよ」

 

「!感謝するよ」

 

そんなこんなで湿気た面とやらをした春水は放っておこう。マジ何あったのか詳しくはわかんねえし。

説明してもらったけど何か複雑だし違和感あるしで理解出来なかった。

 

 

 

そんなこんなでお次は九番隊。

ここの隊長になったのは盲目のやつだったと思う。

盲目キャラって大体強いよな。ふじ○らとか。

 

まあここも特に何もなく。

頬に数字書いた新人がいただけ。アホなのか?

 

 

 

次は十番隊。志波家の奴が隊長になった隊だ。

 

なんか隊長、鰤ですごい見たことある顔な気がしたんだけど、キーパーソンなのかな?

まあこの隊も特に何もなかったけど。

 

 

そして今度は十一番隊。

まあここは剣八の隊な訳だけれど、すごくデブだった。弱くね?

いや、別に圧倒的に弱いって言うわけじゃないけど、存在感がもう弱い。此奴死ぬな。いつか。

ここは無駄に暑苦しいので練習風景は見ず、そそくさと通り過ぎる。

 

 

次は十二番隊。曳舟は確か零番隊に行ったんだっけ。

で、その後に何か大罪人らしい現世に逃げた奴が隊長になってて、其奴もいなくなった今は変な見た目の奴が隊長になったんだよな。

ここは色々ヤバイ実験しているようだし、ここも通り過ぎておこう。

 

 

最後は十三番隊。十四朗の隊だな。

 

「久し振りね。随分体弱くなたな」

 

「久し振りです。今はミミハギ様のおかげで少し良くなっているんですがね」

 

「今日は調子悪そうだし、また今度ゆくり話すね」

 

「ええ、ありがとうございます」

 

結構具合悪そうだったけど、大丈夫かな。

 

 

 

 

ていうか、もう全て回ってしまった。おまけに色んな人に見つかった。

 

取り敢えず、練習内容はほとんどどこも普通。

おまけにどの隊も初代とは比べ物にならないな。まあ初代が強すぎたってのもあるだろうが。

隊長格はまあまあ強いんだが、其れでも初代には及ばねえな。

でもほとんど最近隊長になったやつばかりだし、今後に期待ってところか。

 

 

 

 

 

さて、本格的に暇になってきた。そろそろまた見回りしないとジジイに起こられるかもしれないし、屋根の上で昼寝でもするか。

大体の事は霊圧の変化でわかるしな。

 

 

 

 

 




なんか創作意欲がわかねえ、というより話が思いつかん。

ていうかこの時代に誰が居るとかもう覚えてないんだけど。色々調べて書きました。



藍染に多大な迷惑をかけられた三人組(四人組)を出して、原作に行こうかな。


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