Azur Lane ~The Silent Service~ (Bradford)
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プロローグ

4月7日

太平洋近海

 

船員「機関室に浸水発生!」

 

艦長「チッ!メインタンク、エマージェンシーブロー!浮上しろ!」

 

船員「エマージェンシーブロー、アイ、キャプテン!」

 

船員「船体に損傷!艦長!今すぐ逃げてください!」

 

艦長「ダメだ!私は最後に離艦する!」

 

船員「艦長!無線機が故障しているんです!貴方が直接司令部に救助を要請してください!」

 

艦長「…分かった…」

 

船員「艦長、こっちです!」

 

艦長「…」(頼む!最後まで持ってくれ!)

 

艦内を走り脱出装置までたどり着く。

 

船員「艦長、急いで乗ってください!」

 

艦長が乗り、体をシートに固定する。

 

船員「艦長、ご武運を!」

 

船員は敬礼をし、艦長を見送る。

 

バシュ…

 

潜水艦の後方から脱出ポッドが発射される。

 

艦長「今の深度は250mか…」

 

その時、潜水艦乗りにとって、最悪の事態が起きた。

 

バコン!

 

艦長「な…噓だ…有り得ん…この深度でも耐えられる様に設計されていたはずだ…」

 

艦長「何故だ…何がいけなかったんだ…」

 

浸水発生から約3分。

 

 

 

 

 

 

 

SSN-571 ノーチラス、圧壊。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポッド射出から20秒後…。

 

ザバァン!

 

艦長「海上だ!」

 

ポッドのドアを開ける。

 

艦長「そんな…何故…」

 

そしてそこには…。

 

 

 

 

 

 

主砲を向け、艦長を撃とうとする、味方の艦隊がいた。

 

 

 

 

 

艦長「何故だ…何故なんだ…!」

 

艦長「お前たちは…潜水艦乗りが…私が…

 

 

 

 

 

 

 

そんなに憎いのか!

 

 

 

 

 

 

 

そしてその叫びに答える様に主砲が発射される。

 

そして着弾の寸前。

 

艦長「この裏切り者共め…

 

 

 

いつかお前たちも俺と同じ様な目に合わせてやる!

 

 

 

ドカーン!

 

 

 

凄まじい衝撃とともに吹き飛ばされ、海に沈んでいく。

 


 

私が何をしたと言うのだ…

 

何故なんだ…

 

一度死に、別の世界でも何故こんな目に合うんだ…

 

どうしてなんだ…

 

俺の仲間たち…あいつらの家族、友達…あいつらは俺を信じてくれたのに…

 

どうしてなんだ…

 

何故だ…。

 

何故なんだ…。

 

背中に固いものが当たる。

 

そして横を見ると

 

 

自らの乗る潜水艦の残骸の上にいた

 

 

段々と意識が遠のく。

 

艦長「許してくれ、お前たち…」

 

艦長「私はお前を救うことが出来なかった…」

 

艦長「済まない…」

 

完全に意識がなくなり、彼は人としての人生を終えた。

 

 

 

 

SSN-571

 

 

SSN-571 ノーチラス()()により喪失。

 

艦長、以下120名が死亡。

 

船体の亀裂による浸水により沈降、バラストタンクの緊急ブローを試みるも失敗。

船体に()()()()の圧力がかかり、()()()()()()()深度で圧壊した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月9日

何処かの海上で

 

???「おい!誰かいるぞ!」

 

一人の()()()()()()()()()K()A()N()-()S()E()N()が救助された。

 




文章に書かれている日にちはある事故が起きた日です。


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設定集

設定集を一から書き直し。

2021/08/09:ナヌチュカ型コルベットを別の艦に変更。

2021/08/15:搭載機材を追加、武装等の削減。


超巨大高速強襲揚陸戦艦:"オムニス・テオドリクス"

 

説明

正式名称:LSD-SW(SWは超兵器を意味する)

 

ドック型揚陸艦オムニス・テオドリクスの1番艦。揚陸艦シンシナティとも呼ばれ、戦艦並みの火力を持ちながら、歩兵戦闘車や装甲兵員輸送車、LCAC、LCU等を多数搭載できる船体容量を持つ。デュアルクレイターとは違い双胴船体ではなくトリマランであり、そのサイズは要塞艦ストレインジ・デルタに匹敵する。

強襲揚陸艦でありながら、主砲や副砲、VLS、ロケット砲を備え、主砲による艦砲射撃やロケット砲による制圧射撃などの火力支援を行う他、敵艦船との戦闘にも対応できる。

ウェルドックを8つ、飛行甲板と艦載機用小型カタパルトを6つ、陸上大型機用大型カタパルトを4つ備え、ヘリパッドも複数備えている。

 

性能

 

速力:58Kt

機関:超兵器機関(出力強化型)

装甲:対61cm砲防御

 

 

武装

 

Mk 2 16インチ50口径3連装砲:5門

 

Mk.28 Mod.2 5インチ連装砲:20門

 

Mk.33 3インチ連装速射砲:24門

 

227 mmロケット弾48連装発射機:8基

 

バルカン・ファランクス ブロック1B:10基

 

Mk 41 VLS Mk 176 mod 2(64セル):5基

 

Mk 26 GMLS:4基

 

RIM-116 RAM:10基

 

Mk.29 ミサイル発射機:6基

 

搭載機材

┣カタパルト

┃ ┗蒸気カタパルト C-13-2×6基

┃  電磁式カタパルト EMALS×4基

電子機器

┣C4ISTAR

┃ ┗NTDS mod.5

┃  Mk.7 イージス武器システム

┃  AN/SQQ-89

┃  汎地球指揮統制システム

┣射撃統制システム 

┃ ┗Mk.63 砲射撃指揮装置×20基

┃  Mk.86 砲射撃指揮装置×5基

┃   ┗Mk.91 ミサイル射撃指揮装置×12基

┃    Mk.99 ミサイル射撃指揮装置×6基

┣レーダー

┃ ┗AN/SPY-6×2基

┃  AN/SPQ-9×4基

┃  AN/SPY-3×2基

┃  AN/SPS-49×1基

┃  AN/SPS-55×1基

┃  AN/SPS-67×1基

┣ソナー

┃ ┗AN/SQS-53

┃  戦術曳航ソナー TACTAS

┗電子戦・対抗手段

  ┗SLQ-32(V)5

   Mk 36 SRBOC 12連装発射機×18基

   AN/SLQ-25 ニクシー

   AN/SLQ-49

 

 

 

航空機

 

F-15X ストライクイーグル(対空作戦仕様):60機

AIM-9X-2::4発

AIM-120 AMRAAM:8発

密着型増槽:2基

 

F-15X ストライクイーグル(対地攻撃仕様):90機

AIM-9X-2:4発

GBU-39 SDB:16発

CBU-87 CEM:4発

密着型増槽:2基

 

F-15X ストライクイーグル(滑走路攻撃仕様):65機

AIM-9X-2:4発

BLU-107 デュランダル:18発

密着型増槽:2基

 

F/A-18E/F スーパーホーネット(対空作戦仕様):70機

AIM-9X-2:4発

AIM-120 AMRAAM:12発

AIM-7 スパロー:2発

増槽:1基

 

F/A-18E/F スーパーホーネット(対地攻撃仕様):80機

AIM-9X-2:2発

AIM-120 AMRAAM:2発

AGM-154 JSOW:2発

GBU-39:5発

増槽:1基

 

F/A-18E/F スーパーホーネット(対艦攻撃仕様):55機

AIM-9X-2:2発

AIM-120 AMRAAM:2発

AGM-84 ハープーン:6発

 

EA-18G グラウラー:65機

AIM-9X-2:2発

AGM-88 HARM:4発

AIM-120 AMRAAM:6発

 

AV-8B ハリアー Ⅱ:50機

GAU-12機関砲ポッド:2基

AIM-9X-2:2発

Mk.77 Mod5:2発

AGM-65 マーベリック:6発

 

S-3 ヴァイキング:25機

Mk. 46対潜魚雷:4発

Mk.54/60対潜爆雷:8発

 

A-5 ヴィジランティ:5機

Mk.43熱核爆弾:3発

 

X-47 ペガサス:20機

GBU-31 JDAM:2発

 

MQ-9 リーパー:15機

AGM-114 ヘルファイア:4発

 

B-1 ランサー:35機

Mk-82 無誘導爆弾:135発(減速ユニット装備)

Mk-82 無誘導爆弾:135発

BLU-109 バンカーバスター:135発

CBU-87クラスター爆弾:84発

AGM-154 JSOW:12発

B61自由落下核爆弾:16発

のどれか1つから選択可能

 

B-52 ストラトフォートレス:20機

Mk.82:160発

 

P-8 ポセイドン:10機

 

E-2 ホークアイ:20機

 

MV-22B オスプレイ:35機

 

SH-3 シーキング:15機

Mk.46対潜魚雷:4発

 

MH-60A ブラックホーク:20機

 

車両

 

M1A2Cエイブラムス:275両

ラインメタル 120 mm L44

12.7mm重機関銃M2

M153 CROWS II

 

M1エイブラムス ABV:100両

M58 MICLIC

12.7mm重機関銃M2

 

M104ウルヴァリン:75両

 

AAV7:475両

12.7mm重機関銃M85

40mm自動擲弾銃Mk.19

 

LAV-25:200両

M242 25mm機関砲

M240 7.62mm機関銃

 

M132自走火炎放射器:250両

M10-8火炎放射器

M73機関銃

 

M1126 ストライカーICV:250両

M153 プロテクターRWS(Mk.19搭載)

M240 7.62mm機関銃

 

M1128 ストライカーMGS:150両

M68A2 105mm戦車砲

M2 12.7mm重機関銃

M240C 7.62mm同軸機銃

M6 スモークディスチャージャー

 

M1129 ストライカーMC:100両

M121 120mm迫撃砲

M252 81mm迫撃砲

M224 60mm迫撃砲

M240B 7.62mm機関銃

M6 スモークディスチャージャー

 

M1131 ストライカーFSV:75両

M153 プロテクター RWS(M2重機関銃搭載)

M2 12.7mm重機関銃

M240C 7.62mm同軸機銃

M6 スモークディスチャージャー

 

M1132 ストライカーESV:50両

M153プロテクター RWS(Mk.19搭載)

M240 7.62mm機関銃

M6 スモークディスチャージャー

 

M1134 ストライカーATGM:125両

M2 12.7mm重機関銃

M240B 7.62mm機関銃

BGM-71 TOW対戦車ミサイル

M6 スモークディスチャージャー

 

XM1296 ストライカーICVD:150両

プロテクター ミディアムキャリバー(Mk 44 ブッシュマスター Ⅱ搭載)

M2 12.7mm重機関銃

M240C 7.62mm同軸機銃

M6 スモークディスチャージャー

 

M109 155mm自走榴弾砲:150両

39口径155mm榴弾砲

12.7mm重機関銃M2

 

M142高機動ロケット砲システム:275両

227mm ロケット弾6連装発射機

 

M667 ランスミサイル運搬車:50両

W70 熱核弾頭

W70 Mod 3中性子爆弾

 

M688 ランスミサイル再装填車:50両

 

M752 ランスミサイルランチャー:50両

W70 熱核弾頭

W70 Mod 3中性子爆弾

 

ゲパルト自走対空砲:75両

90口径35mm対空機関砲KDA×2

スティンガー対空ミサイル

M6 スモークディスチャージャー

 

ITPSV 90 マークスマン:75両

35mm対空機関砲KDA

4連装発煙弾発射機

 

MIM-72チャパラル

MIM-72 地対空ミサイル

 

AN/TWQ-1 アベンジャー防空システム

FIM-92 スティンガー

M3P 12.7mm重機関銃

 

艦艇・揚陸艇

 

LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇:850隻

 

LCU:1250隻

 

ウリヤノフスク級原子力空母1143.7型:1隻

 

P-700 SSM VLS×12セル

3K90 ウラガーン4連装VLS×24基

AK-630M 30mmCIWS×8基

カシュタンM 30mmCIWS×8基

 

キエフ級航空母艦1143型:1隻

 

AK-726 76.2 mm連装砲×2基

AK-630M 30mmCIWS×6基

M-11M SAM連装発射機×2基

SM-241 SSM連装発射筒×4基

RBU-6000 12連装対潜ロケット砲×2基

RPK-1 SUM連装発射機×1基

 

キエフ級航空母艦1143.3型:1隻

 

AK-726 76.2 mm連装砲×2基

AK-630M 30mmCIWS×6基

M-11M SAM連装発射機×2基

SM-241 SSM連装発射筒×4基

RPK-1 SUM連装発射機×1基

533mm 5連装魚雷発射管×2基

 

キエフ級航空母艦1143.4型:1隻

 

AK-100 100 mm単装速射砲×2基

AK-630M 30mmCIWS×6基

3K95短SAM 8連装VLS×24基

SM-241 SSM連装発射筒×6基

RBU-12000 10連装対潜ロケット砲×2基

 

カーラ型巡洋艦1134B型:6隻

 

AK-726 76mm連装砲×2基

AK-630 30mmCIWS×4基

B-192 連装ミサイル発射機(V-611 SAM×40発)×2基

ZIF-122 連装ミサイル発射機(9M33 短SAM×20発)×2基

KT-100 4連装ミサイル発射機(85R/85RU SSM/SUM×4発)×2基

RBU-6000対潜ロケット砲(RGB-60型対潜ロケット×72発)×2基

RBU-1000対潜ロケット砲(対潜ロケット×30発)×2基

533mm 5連装魚雷発射管×2基

 

バージニア級原子力ミサイル巡洋艦:4隻

 

54口径127mm単装砲×2基

Mk.15 20mm CIWS×2基

Mk.26 連装ミサイル発射機×2基

Mk.143 4連装ミサイル発射筒×2基

ハープーンSSM 4連装発射筒×2基

324mm3連装魚雷発射管×2基

 

キーロフ級ミサイル巡洋艦1144型:1隻(#800)

 

AK-100 100mm単装砲×2基

AK-630M 30mmCIWS×8基

S-300F SAM 8連装VLS×12基

オサーM短SAM連装発射機×2基

P-700 SSM VLS×20セル

RPK-3 SUM連装発射機×1基

RBU-6000 12連装対潜ロケット砲×1基

RBU-1000 6連装対潜ロケット砲×2基

5連装533mm魚雷発射管×2基

 

キーロフ級ミサイル巡洋艦11442型:1隻(#803)

 

AK-130 130mm連装砲×1基

コールチクCIWS×6基

S-300FM SAM 8連装VLS×12基

キンジャール短SAM 8連装VLS×8基

P-700 SSM VLS×20セル

RBU-12000対潜ロケット発射機×1基

RBU-1000対潜ロケット発射機×2基

533mm長距離魚雷発射管×2基

 

スラヴァ級ミサイル巡洋艦1164型:4隻

 

AK-130 130mm連装速射砲×1基

AK-630M 30mmCIWS×6基

S-300F SAM 8連装VLS×8基

4K33 短SAM連装発射機×2基

P-1000 SSM連装発射機×8基

RBU-6000対潜ロケット砲×2基

533mm 5連装魚雷発射管×2基

 

ウダロイ級駆逐艦1155型:6隻

 

AK-100 100mm単装砲×2基

AK-630 30mmCIWS×4基

3K95 キンジャール (SA-N-9)短SAM 8連装VLS×8基

RPK-5 (SS-N-14)SUM 4連装発射筒×2基

RBU-6000対潜ロケット12連装発射機×2基

533mm 4連装魚雷発射管×2基

 

ネウストラシムイ級フリゲート11540型:14隻

 

AK-100 100mm単装砲×1基

コールチク 複合CIWS×2基

3K95短SAM 8連装VLS×4基

RBU-6000 12連装対潜迫撃砲×1基

533mm固定式魚雷発射管RPK-6 SUM発射機兼用×6基

Kh-35SSM4連装発射機KT-184×2基

 

オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート:20隻

 

Mk.75 76mm単装速射砲×1基

Mk.38 25mm単装機銃×2基

Mk.15 20mmCIWS×1基

M2 12.7mm単装機銃×4基

Mk.13 mod.4 ミサイル単装発射機×1基

324mm3連装短魚雷発射管×2基

 

その他

 

MIM-14 ナイキ・ハーキュリーズ:25基

W31核弾頭

 

LIM-49 スパルタン(ナイキ・ゼウス):25基

W31/W50/W71熱核弾頭

 

MIM-104 パトリオット:50基

 

M1070 HETS(上記の兵器の牽引車両として用いる)

 

兵員

 

歩兵:約5万人

 

衛生兵:約6万人

 

砲兵:5万人

 

工兵:約2万5000人

 

特殊作戦兵:1万人

 

整備兵:約2万5000人

 

パイロット:約6万人

 

車両乗員:約10万人

 

下士官:5000人

 

士官:2500人

 

合計:36万2500人

 

所属部隊

 

第170歩兵旅団

 

第1海兵師団

 

第2海兵遠征軍

 

第31海兵遠征部隊

 

第17砲兵旅団

 

第2ストライカー騎兵連隊

 

第160特殊作戦航空連隊

 

アメリカ海兵隊武装偵察部隊

 

第1戦闘工兵大隊

 

海軍特殊戦グループ

 

海軍建設工兵

 

海軍犯罪捜査局

 

 

 

変更前設定

 

超巨大航空潜水戦艦:"ノーラン・ベイツ"

 

説明

正式名称:SSBN-924:ノーラン・ベイツ

SSBN-924、艦名はノーラン・ベイツ。SSBNと付いているが実際はドレッドノート級潜水戦艦の3番艦であり、とある事情から大規模な改修を受け、航空潜水戦艦という肩書きを持った潜水艦。

 

 

基本情報(潜航時)

 

耐久力 15000

装甲 対41cm砲防御

速力 48.0kt

兵装1 新型対潜誘導魚雷

兵装2 新型超音速酸素魚雷

兵装3 新型多連装光子魚雷Ⅲ

兵装4 特殊弾頭誘導魚雷

兵装5 焼夷弾頭ミサイルVLS3

兵装6 特殊弾頭ミサイルVLS3

兵装7 多目的ミサイルVLS3

兵装8 トライデントD5

 

補助兵装

補助1 音波探信儀β

補助2 電波探信儀β

補助3 ECMシステムⅢ

補助4 電子光学方位盤Ⅱ

補助5 超重力電磁防壁

補助6 自動迎撃システムⅢ(兵装8は除く)

補助7 光学迷彩装置

 

航空機

・JAS39 グリペン×15機

・F-22 ラプター×10機

・F-117 ナイトホーク×8機

 

基本情報(浮上時)

 

耐久力 15000

装甲 対61cm砲防御

速力 54.0kt

兵装1 3連装155mmAGS

兵装2 X線レーザー

兵装3 反物質ビーム砲Ⅲ

兵装4 砲塔型レールガン

兵装5 12cm30連装噴進砲

兵装6 特殊弾頭誘導魚雷

兵装7 特殊弾頭ミサイルVLS3

兵装8 トライデントD5

 

補助兵装

補助1 音波探信儀β

補助2 電波照準儀γ

補助3 発砲遅延装置γ

補助4 自動装填装置γ

補助5 電子光学方位盤Ⅱ

補助6 超重力電磁防壁

補助7 自動迎撃システムⅢ(兵装8は除く)

 

航空機

・JAS39 グリペン×50機

・F-22 ラプター×25機

・F-117 ナイトホーク×15機

・RAH-66 コマンチ×5機

 

スキル(作品内では恐らく登場しない)

 

・航空潜水戦艦"ノーラン・ベイツ"

空母、潜水艦、巡洋艦、それぞれの役割を果たすことができる。

巡洋艦として出撃した場合、ランダムな航空機を30秒ごとに発進させる。

 

・急速潜航!

空母、巡洋艦として出撃した場合、ダメージを50%まで受けると潜航し、魚雷、ミサイルによる攻撃にシフトする。(それぞれの戦闘が終了すると25%体力を回復し、空母、巡洋艦として戦闘を行う。)

 

・超巨大航空潜水戦艦、浮上!

潜水艦として出撃した場合、潜航力がなくなるたびに浮上し、巡洋艦として砲撃戦を行う。(戦闘が終了すると潜水艦として活動を開始する。)

 

・核の報復(空母、巡洋艦として出撃した場合)

作戦中に撃沈した場合、戦闘終了後、トライデントD5を5発ランダムなマスへと発射する。着弾地点にいた敵部隊は全滅する。範囲は5マス。(ボスの場合は体力が6割減る)

 

ゲーム登場したとしたら…

 

・航空機と魚雷、速力でプレイヤーに対処の暇を与えることなく攻撃する。

 

・浮上すると、レーザーやレールガンなどを使用し、航空機を発艦させながら交戦する。

 

・戦闘開始から15分が経過するとトライデントD5を5分間隔で1発ずつ発射し始める。全て迎撃するか撃沈すれば作戦完了になる。

 

・撃沈しなかった場合、プレイヤーの前に再び現れる。



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VOYAGE1:所属不明艦

新しいISの小説ネタが思いついたけどこれ以上増やすと更新頻度が1年に1回ぐらいになってしまう…

ランサーさん、感想ありがとうございます。


4月10日

ユニオン、ジャービス海軍基地

 

ファリーナ「で、ワシントン。あのKAN-SENの事何かわかった?」

 

ワシントン「何にも。研究者も()()()()()()()()()()()()()()()()って言ってた」

 

ぼさぼさのブロンドのロングヘアーに適当に制服を着た女性…この基地の司令官、シエラ・ファリーナだった。

 

 

ファリーナ「そう。ハァ…、書類仕事のせいでせっかくの休日もパァよ」

 

ワシントン「休日じゃなくて、基地を復興させるための有休だ」

 

ファリーナ「どっちもあんま変わらんでしょ」

 

1日ほど前…

重桜の艦隊が、宣戦布告も無しに攻撃を仕掛け、それと同時にレッドアクシズに入ることを宣言した。

 

結果、当初のアズールレーン対レッドアクシズはアズールレーン対鉄血、重桜ということとなった。

 

その際の奇襲攻撃により、殆どの海軍基地で甚大な被害が出た。このジャービス海軍基地に関しては偶然非番のKAN-SENの殆どが主力艦隊だったおかげで、これと言って目立つ被害を受けなかったとまでは言わないものの、他の海軍基地よりかはマシと言う程度だった。

 

その後、付近の警戒網を強化し、海上の夜間哨戒に出ていたエンタープライズ率いる偵察部隊の帰投時にこのKAN-SENが浮いていたため回収してきた。

 

ファリーナ「うちの基地の被害は他よりかは少しマシって感じね。パールハーバーはかなりひどいって聞いたし…」

 

ファリーナ「で?何で重桜の連中はこんなふざけたことしたのかしら?」

 

ワシントン「それがわかったら苦労しねぇよ」

 

ファリーナ「でしょうねぇ…」

 

――――――――――――――――

 

一方、KAN-SEN研究所、独房の一室…

 

ヴェスタル「何か進展は?」

 

メアリー「そんな物ないわよ」

 

部屋着の上から白衣を羽織り、コーヒーカップを右手に持った女性…この基地の主任研究員のメアリー・ルイーズだった

 

メアリー「それに第一、彼が目を覚ますかどうかも分からないのにこれ以上どうしろっての?」

 

ヴェスタル「そうですよね…」

 

「「ハァ…」」

 

ため息をついていると基地内放送がきこえてくる

 

「えーっと…メアリー、ヴェスタル。今すぐに、執務室に着て頂戴」

 

ヴェスタル「だそうですメアリーさん」

 

メアリー「さん付けして呼ばないでって言ってるでしょ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファリーナ「で?何か分かった?」

 

メアリー「何も」

 

ファリーナ「ハァ…早く目覚めてくれると有難いんだだけどねぇ…」

 

メアリー「あの感じだと目覚めるのにさいていでも2、3ヶ月かかるでしょうね」

 

ファリーナ「ハァ…面倒くさ…」

 

ジリリリリリ!

 

ファリーナ「…電話?もしもし?ヨークタウン?なんかあった?…ハァ!?あのKAN-SENが目覚めたぁ!?…分かった直ぐに行く!」

 

メアリー「目覚めたのか?」

 

ファリーナ「そうらしい」

 

メアリー「なら早く行ってあの艤装の正体を確かめねば!」

 

――――――――――――――――

 

ヨークタウン「あ、指揮官さんにメアリーさん!」

 

ホーネット「お!きたきた!」

 

空母ヨークタウンと同型艦のホーネットがいた

 

そして独房の中を見ると…

 

???「…」

 

ファリーナ「…えーっと…目、覚めたみたいだし…今の状況を理解できてるかしら?」

 

???「…ああ、一応は」

 

ファリーナ「そう、なら細かい説明はいらないでしょうけど、昨日の夜中に貴方はエンタープライズに拾われてここにいる。って言う訳。理解した?」

 

???「…」コクッ

 

軽く頷く。

 

ファリーナ「えーっと…私はこのジャービス海軍基地の司令官をしてシエラ・ファリーナって言うの、宜しく」

 

???「…ああ」

 

ファリーナ「で、貴方。どうしてあそこにいたか、覚えてる?」

 

???「…覚えてない」

 

ファリーナ「え?」

 

???「…気付いたら…このベッドの上にいた。それ以外のことは覚えてない」

 

メアリー「記憶喪失か?珍しい」

 

クリップボードにメモしていくメアリー。

 

ホーネット「記憶がないんじゃ、どうしようもないし…そうだ!」

 

ファリーナ「何かいい案でも思いついた?」

 

ホーネット「勿論!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この基地で一緒に暮らせばいいじゃん!

 

 

 

 

 

 

 

 

「「は?」」

 

お前は何を言っているんだといわんばかりの顔をする二人。

 

ホーネット「え?…なんか…私まずいこと言っちゃった感じ?」

 

ファリーナ「いや、彼?には悪いけど…一応敵になるのよ?私達」

 

メアリー「私はホーネットの意見に賛成だがな」

 

ファリーナ「あなたは研究したいだけでしょうが!」

 

ファリーナ「まぁ…今は1人でも多くのKAN-SENが欲しいしね…」

 

ファリーナ「分かった!そうしましょう!それで貴方…名前は?」

 

ノーラン「…オムニス・テオドリクス…別名はシンシナティ」

 

ファリーナ「ん~長いからノーランで!」

 

主に作者の都合で分かりやすく、呼びやすい名前に変えさせてもらう

 

ノーラン「分かった」

 

ファリーナ「じゃ!これからよろしく!」

 

ノーラン「…ああ、こちらこそ」

 

――――――――――――――――

 

ファリーナ「あ!ちなみに所属ってどこ?」

 

ノーラン「覚えていない…」

 

ファリーナ「そうよね~「しかし、重桜や鉄血所属ではないのは解る」え?」

 

ノーラン「奴らを見ていると何故だか…とても()()()()()()んだ」

 

ファリーナ「…そ、そう」

 

ファリーナ(これあれだ…あまり刺激しないほうが良い奴だ…)

 

――――――――――――――――

 

その日の夜…

 

ファリーナ「全員集まったみたいね」

 

学校の校庭の様な基地の広場にはエンタープライズやホーネットの他、約16名のKAN-SENが集まっている。

その広場にいるKAN-SENの視線の先にはステージがあり、その上に指揮官が立っていた。

 

ノーラン(意外と少ない…のか?)

 

ファリーナ「取り敢えず…基地の復興の手伝いをありがとう。まだまだ直さなきゃいけないところもあるけどね…それと…みんなが気になってるであろう新人の自己紹介と行きましょうか…それじゃ、上がってきてちょうだい」

 

ノーラン「…」

 

「まさに歴戦の軍人と言った顔つきだな」

「身長何センチ何だろ」

「出身どこなんだろ?もしかして重桜とかだったりして!」

 

ファリーナ「んじゃ、自己紹介、よろしく!」

 

ノーラン「…えーっと…あー…オムニス・テオドリクス…別名はシンシナティだ。名前が呼びづらいはずだろうから…ノーランと読んでくれ」

 

ファリーナ「一応言っておくけど、彼は少なくとも重桜や鉄血のKAN-SENではないみたいだから…仲間として扱ってね」

 

???「指揮官…少し、質問してもいいだろうか?」

 

そっと手を挙げたのは、白く長い髪に黒い服を着たKAN-SEN…エンタープライズ。

 

ファリーナ「私じゃなくて彼に言って」

 

エンタープライズ「そうだったな…ノーラン…君は何も覚えていないのか?」

 

ノーラン「…ああ、艦名と自分が()であることぐらいだ」

 

エンタープライズ「…そうか…なら仕方ないn…え?男?」

 

ファリーナ「え?…あなた…男なの?」

 

ノーラン「…そうだが?何か?」

 

「「「ええええええええええええ!?」」」

 

ファリーナ「うそでしょ!?てっきり…胸のないイケメンの女かと…」

 

「男!男!男!」

「これから出撃が楽しみになったぞ!」

「やったー!」

 

ホーネット「はい!指揮官!」

 

ファリーナ「だから…私じゃなくて彼に言ってってば!」

 

ホーネット「ごめんごめん…因みに…ノーランの艦種って…何なの?」

 

ファリーナ「あ!それ聞いてなかったわ!…で、艦種って何?」

 

ノーラン「ん?…()()()()()()()()()()()だ」

 

ホーネット「えーと…何て?」

 

ファリーナ「聞き取れなかった…わんもあぷりーず」

 

 

 

ノーラン「…()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

ファリーナ「???」

 

ホーネット「?????」

 

「「「???????????????」」」

 

ファリーナ「……結局何なの?空母?戦艦?」

 

ノーラン「…()()()だ」

 

ホーネット「へ~揚陸艦……ハァ!?」

 

ホーネット「何で揚陸艦なのに航空戦艦ってついてるの!?」

 

ファリーナ「え?待って?あたし上層部に何て言う艦種で報告すりゃあ言いわけ?」

 

 




どうも一番好きな空母型超兵器は鋼鉄の咆哮3のアルウスとリヴァイアサン、初代鋼鉄の咆哮のテュランヌスです。(リヴァイアサンとテュランヌスは航空戦艦です)

今回の登場した人の簡単な紹介を…

シエラ・ファリーナ

ジャービス海軍基地の司令官。成績や指揮能力は優秀なものの、生活面はアニメ版エンタープライズに匹敵するほど酷く、軍服を規定どうりにしっかりきない。髪の毛を整えない。まともな食事を取らない。セクハラ行為を平然と行う。等々の行動が目立っている。
因みにセクハラの被害はヨークタウン姉妹(特にホーネットとヨークタウン)とタイコンデロガ、ニュージャージーである。

メアリー・ルイーズ

KAN-SEN関連の研究を行っている研究員。ファリーナとは同期で、年齢もそこまで変わらない。ファリーナの同じく不規則な生活や衛生面皆無の職場、栄養の偏りすぎた食事などが特徴で、コーヒーの飲み過ぎで一時期カフェイン中毒になっていた。現在もだが。
因みに、部屋着の上から白衣を羽織っているが、本人曰く「白衣は1年以上洗っていない」とのこと。研究員なのに衛生面皆無とはこれ以下に…
ヴェスタルが仕事のサポートを始めたばかりのころ、約4時間にも及ぶ説教を受け、それ以来しっかりと掃除や洗濯をしている…らしい…。


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VOYAGE2:戦艦?空母?…いいえ、強襲揚陸艦です。

沈黙の艦隊のせいで交響曲第40番 ト短調 K.550 第1楽章をリピート再生しすぎて頭の中で曲がグルグル回ってる状態です

ランサーさん、荒覇吐さん。感想ありがとうございます。


4月31日

 

「…ファリーナ指揮官?こ、この…報告書は本当なのかね…?」

 

ファリーナ「ええ。本当です。」

 

ここはアズールレーン、ユニオン本部の会議室。

そこにはファリーナ司令官といかつい顔をした6人の将校がいた。

 

「…じょ、冗談じゃ…こ、こんな…とんでもない艦とは聞いていないし、男とも聞いていないぞ…」

 

ファリーナ「言ってませんから」

 

「あー…確かそのKAN-SENは…ノーランとか言ったか?」

 

ファリーナ「本来の名前はオムニス・テオドリクスです」

 

「どちらでもいい…で、だ。この報告書は本気かね?その…何だ…私には…ふざけているようにしか思えんのだが…」

 

仲間入りしてからの2週間。ファリーナ、メアリーその他の愉快な仲間たちと暮らして分かった事を片っ端からメモし、それを報告書にまとめたものだ。

 

シンシナティ級強襲揚陸艦戦艦"オムニス・テオドリクス"観察報告書

 

1,主力機関、補助機関ともに出力不明。

2,艤装展開時、非艤装展開時共に速度は駆逐艦を超える(推定60Ktほど)

3,知識等は他のKAN-SENより良い。

4,身長。約179㎝。

5,筋肉、体重等は平均的。

6,艤装が特徴的であり、特筆すべき点は"ハイパー・バズーカ"と呼ばれる物を手に持ち、戦闘を行う事。

7,艤装から未知のエネルギーが確認されており、主力機関が発生源と思われる。

8,"バージニア級原子力ミサイル巡洋艦"、"カーラ型巡洋艦"、"ウリヤノフスク級原子力空母"等の艦船をウェルドッグと呼ばれる個所から発進させる事が可能。

9,艤装がとても格好良いと基地では評判

 

「なんだ…その…1から5番までは良いが…それ以外がちょっとな…」

 

「まぁ…とにかくだ…1から説明してくれないか?」

 

ファリーナ「解りました」

 


 

機関出力

 

ノーラン「指揮官、これは?」

 

目の前にあるのは大掛かりな機械だった

 

ファリーナ「KAN-SENの出力を測る為の機械よ」

 

ノーラン「…成程」

 

ファリーナ「取り敢えず…それに座って…5、6分位待ってて」

 

ノーラン「分かった」

 

数分後…

 

ノーラン「座ったぞ」

 

ファリーナ「じゃ、そこにあるボタンを押して待ってて」

 

ノーラン「了解」

 

ピッ!

 

ボタンを押して、待つ。

 

10分後…

 

ノーラン「…」

 

20分後…

 

ノーラン「…長いな」

 

30分後…

 

ノーラン「……いったいどうなってる?」

 

ノーラン「指揮官。いるか?」

 

メアリー「指揮官じゃないが、私はいるぞ」

 

ノーラン「中々終わらないんだが…どうすればいい?」

 

メアリー「…計測初めてからどれぐらい経った?」

 

胸ポケットに入れた懐中時計を見る

 

ノーラン「…大体30分ほど」

 

メアリー「…え?」

 

ノーラン「いや、だから、大体30分ほどだと」

 

メアリー「…よくそんな座ってられたわね」

 

ノーラン「そうか?」

 

メアリー「…でもなんで動かないのかしら?」

 

そういってモニターを見ると…

 

メアリー「…エラー出てるじゃない」

 

ノーラン「なんだって?」

 

メアリー「エラーが出てたのよ。だから終わらなかったのよ」

 

ノーラン「そうか」

 

メアリー「これ配線が焼き切れてるじゃない…やっぱり…」

 

ノーラン「…終わりで構わないか?」

 

メアリー「ん?ええ、終わりよ」

 


 

ファリーナ「…って感じだったそうです」

 

「…ええ…配線が焼き切れるとかどうなってるんだ…」

 

「どれだけ出力があったんだ…?」

 

ファリーナ「…続き、いいですか?」

 

「ん?ああ、続けてくれ」

 

ファリーナ「解りました」

 


 

4月14日

定期的な健康診断が抜き打ちで行われる。

これは健康な生活をしているか。ついでに言うと不規則な生活を直すよう注意するものであった。

 

ファリーナ「…ホーネット…貴方…最近食べすぎじゃない?特にハンバーガー」

 

ホーネット「い、いや…それは…そのー…」

 

ファリーナ「しばらくはハンバーガーは一日4つまで」

 

ホーネット「えー!?そんなー…」

 

落ち込むホーネットをよそにファリーナは次の艦船を呼ぶ。

 

ファリーナ「はい次!…ってノーランじゃない。最近どう?」

 

ノーラン「これと言ってないな」

 

ファリーナ「そう」

 

ノーラン「ただ…もう少し食事を増やしてほしいな」

 

ファリーナ「具体的に?」

 

ノーラン「2人分」

 

ファリーナ「2人分…よく食べるわね…」

 

ノーラン「そうか?」

 

ファリーナ「ええ、この基地じゃよく食べるほうよ…でー…身長は179㎝位…意外と大きいわね…体重は…なにこれ?"測定出来ません"?」

 

ノーラン「…何故だか知らんが…変な板に乗ったら「べきっ!」とかいう音がしたんだ」

 

ファリーナ「…後で修理してもらおっと…あ、そうだ。ちょっといい?」

 

ノーラン「別に構わないが?」

 

そう言って連れてこられたのは…

 

ノーラン「…海か」

 

ファリーナ「ええ、あなたの艤装。確認しておかないといけないからね」

 

ノーラン「分かった。所で指揮官?」

 

ファリーナ「何?」

 

ノーラン「艤装は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()?」

 

ファリーナ「え?えっーと…確か…"艦船になったつもりをイメージしろ"ってマニュアルには書いてあったけど」

 

ノーラン「…分かった、ありがとう」

 

ファリーナ「…で?なんで戦艦組と空母組がいるの?」

 

ニュージャージー「どうしてって…気になるから!」

 

エンタープライズ「もしかしたら私達とは違うかもしれんからな」

 

すると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

ノーラン(これは?…)

 

目をつぶった瞬間、まるで()()()()()()()()()()()()()フラッシュバックを見た。

 

…見覚えが全くないはずなのに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノーラン(なぜだ…?)

 

ノーラン(あの旗は見覚えがある…)

 

ノーラン(それになぜここまで()()()()()()?)

 

 

 

ノーラン(それになぜ私は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノーラン「…艤装展開

 

 

ファリーナ「な!?…なにあれ…」

 

突然、ノーランの体から凄まじいエネルギーが放出される

 

メアリー「感情のコントロールが効いていない?違う!あれは…」

 

そしてそのエネルギーが消えていくと共に体を覆う赤と白の線の入った青と白の星の書かれた旗が描かれた巨大な艤装が姿を現す。

 

メアリー「あれはまさか…()()()か!?」

 

メアリー「まさか超兵器をこの目で見られるとは…!」

 

ノーラン「指揮官…終わったぞ。で?後は何をすればいい?」

 

ファリーナ「…え?あ、後は…慣らしとか…しておいてちょうだい…」

 

ニュージャージー「うはー!カッコイイじゃん!」

 

エンタープライズ「何という艤装の大きさだ!?」

 


 

ファリーナ「ていうことがありましてね…」

 

「…重桜や鉄血のKAN-SENの艤装の展開方式はこんなだったか?」

 

「…いや、知っているものとずいぶん違う」

 

「セイレーンの様なものはない…寧ろ、こっちの方が人類の共通の敵ですって感じだぞ」

 

「…因みに…彼は男だが…今どこに住んでいる?」

 

ファリーナ「え?…それは…」

 


一方そのころ…

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

ノーラン「…」

 

目をつぶり、椅子にもたれかかり、リラックスして聞く。

 

聞いているのは交響曲第40番 ト短調 K.550 第1楽章である。

 

コンコンコン

 

ノーラン「…どうぞ」

 

ホーネット「ヤッホー」

 

入ってきたのはホーネットだった。

 

ノーラン「何か連絡でも?」

 

音量を下げるものの、モーツァルトは流しっぱなしである。

 

ホーネット「えーっと…5月の1日だったかな?その時に戦力を把握するための演習があるんだってさ」

 

ノーラン「成程…"5月1日に演習あり"と…」

 

ノーラン「それで?戦術や戦略はどうでもいいのか?」

 

ホーネット「らしいよ?」

 

ホーネット「あ!そんなことよりさ!一緒に買い物行かない?そろそろ服買ったほうがいいと思うんだよ」

 

ノーラン「…そうだな…健康を保つためにも必要だしな…」

 

ノーラン「何処かオススメの場所は?」

 

ホーネット「今から行こうとしてる店があるんだけどさ!そこ服が沢山あってさー…」

 

楽しそうにホーネットと話すノーランであった。




フラッシュバックの部分は…この作品を見ている人には解るでしょう…

因みにこの世界でいう"超兵器"というのは、実際に存在した、存在するといわれている幻の兵器たちのことです。


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