貞操逆転世界でドスケベ長身巨乳女達に力づくで犯される俺♡ (ぷるりん@ぷるりん)
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番外編(あべこべモノ短編) まとめ
Ⅰ 「もう中学生なのに、まだ一緒に風呂に入ってくる『いたずらママ』♡」


一応、1章から読み始めるつもりで書いてしまったのですが、この話から読み始める方も多いと思うので、簡単に説明します。


・人口比は男女1対3。
・女性の方が性欲が強い。
・男は小学生高学年くらいで成長が止まり、平均140センチ。
・女性は180センチ程まで成長する。

・あと、女性は平均的に通常世界より美しくドスケベボディ(重要)。


と言った感じです。
詳しくは以下のエピソードをご覧下さい!

吉川ユータ編 09設定人体編https://syosetu.org/novel/262891/17.html

吉川ユータ編10設定人類史編
https://syosetu.org/novel/262891/18.html

ーーー

ちなみに男女比が偏ってるため、この世界ではそもそも結婚していない母子家庭が結構一般的です。
そこでは、明るみにならない性的虐待が多いとか、多くないとか・・・。


「マサトー、お風呂入るよー」

 

お母さんに呼ばれた。

 

 

ウチのルールはちょっと特殊で、風呂は家族一緒に入ることになっている。

風呂場でコケて溺れたりしたら大変だから、ということらしい。

 

とはいえ、オレはもう中学3年生。

来年からは高校生だし、もうほぼ大人だ。

だと言うのに、ウチの母親は「まだ子供だからダメ」と言って聞かない。。

いい加減、子供離れして欲しいものだが・・・。

 

「えー!オレ、お風呂の気分じゃないんだけどー!」

 

「ホラ早く〜♡」

 

まったく、しょうがないな

 

 

ーーー

 

 

ウチのお母さんは、正直、結構美人な方だと思う。

 

見た目も若いし(とは言ってもこの世界の人類は外見上あまり老けないのだが)、運動もしてるからスタイルもいい。

美容室もしょっちゅう行っているおかげか、髪もサラサラで、お母さんの筈なのにホントに、可愛い女の子みたいだ。

 

もし制服を着てウチのクラスに来たら、たぶん、一番可愛いと思う。

 

 

・・・だから、そのせいかも知れない。

 

中学をすぎたあたりから、おっぱいとか、お尻とか、お母さんの『女性の部分』をついつい意識しちゃって。

気がついたら、すぐ勃起してしまうようになっていた。

 

だからお風呂に入る前、お母さんとお互いに服を脱がせ合う時も、おっぱいとかお尻とかから、ついつい目が離せなくなって。

男の自分とは、身体の造りが違うんだなって思うと、どんどん興奮してきて・・・。

 

「うわっ♡♡・・・マサトもう勃起してんじゃん!そんなにお母さんと、エッチしたいの〜?♡」

「・・・う、うるさい!違うし!」

 

いつもすぐ、ちんちんが勃起してしまう。

 

しかも、お母さんはその事を知ってて、毎回ワザと身体を見せつけてきたり、ワザとおっぱいを当てながら服を脱がせてくる。

そうやって、オレをワザと勃起させて、からかってくるのだ。

 

・・・・・・ムカつく。

 

 

ーーー

 

 

「じゃー・・・、洗いっこしよっか」

 

「・・・うん」

 

お母さんと、向かい合うように座って、お互いの腕や、脚、お腹を洗っていく。

もみゅもみゅと、お腹を洗われるのが、こしょばい。

 

 

「・・・・・」

 

しばらく、お互い無言の時間が続く。

最近たまに、こういう微妙な雰囲気になる時がある。

 

なんか、ちょっと、お互いハダカだと思うと、ムズムズするというか・・・、どっ、ドキドキするというか。

 

お母さんは思春期だって、言ってくるけど・・・。

 

 

「・・・ほらっ、もみもみ攻撃〜!!」

 

「あっ!?はっ、ははははっ!!ちょっ、はははっ!ちょっとぉっ!・・・・・コラっ!」

 

大人しく洗ってたら、急にイタズラしてきたっ!

仕返しにお母さんの太ももを、ペチペチ叩いてやる。

 

そう言えばこの洗いっこ、お母さんの方がちょっとズルいのだ。

身体のサイズ的に、お母さんが俺を洗うのはすぐ終わって、俺が洗う方が時間がかる。

それに、お母さんの身体は結構大きいので、身体全体を使って洗わないといけない。

 

まったく、自分の身体は自分で洗えばいいのに、と毎回思う。

 

 

「ほらっ、早くおっぱいも洗ってよー♡」

 

「い、今洗うからっ・・・!」

 

ちょっとおっぱいは避けてたのだが、言われたのでしょうがない。

 

おっぱいに、泡を擦り付けていく。

 

お母さんの、手で覆いきれない程、大きなおっぱい。

ボディソープで擦る度、ムニュリ♡ムニュリ♡と感触がして・・・、どんどんドキドキしてしまって、恥ずかしくなって来る。

 

「・・・あんっ♡あんっ♡お兄さん、サワるの上手ですねー♡」

 

「・・・ちょっとっ!やめろぉっ!」

 

エッチな声で、またからかってきた。

 

わざとらしい演技にも関わらず、ちんちんが、もっとキューキューしてくる。

どんどん、恥ずかしくなってきた。

 

・・・お母さんは、ホントにイタズラ好きだ。

 

 

お母さんはますます調子に乗ったみたいで、今度は直接『イタズラ』してきた。

 

「じゃー、おっぱいのお返しっ♡」

 

くにゅっ・・・♡

ぐりっ♡ぐりっ♡

 

「あっ!?ちょっ!・・・・・ちょっとぉっ♡ぁっ♡・・・んっ♡コラぁっ♡♡♡」

 

お母さんは、急に俺のちんこを、直接揉んできた。

オレは気持ちよさで、身体がビクビクと震えて、何も出来なくなってしまう。

 

・・・まだ洗ってるトコなのにぃっ♡♡

 

 

「はいっ、ギューっ♡」

 

お母さんは、オレを包み込むように全身で抱きしめる。

俺にピッタリくっつきながらも、右手は動かしたまま、俺のちんこをしつこくシゴき上げてくる。

 

「ヤメろっ♡・・・・・お゛ぉ、っ♡♡も゛うヤバいっ♡♡」

 

ちんちんも、それ以外も、泡でヌルヌルになったお母さんにニュルニュル挟み込まれてっ♡おっぱいもお腹も太ももまで、全部が伝わってきて・・・・・っ♡♡

 

 

ヤバいっ♡♡♡

 

「・・・もうイくっ♡イくっ♡イ゛くイ゛くっ・・・・・ぁ゛っ♡♡♡つ、お゛っ・・・ぐっ♡♡♡」

 

かくっ♡かくかくかくっ♡♡

・・・ぴゅるっ♡ぴゅっ、ぴゅっ♡♡

 

・・・ぷしゃっ♡♡

 

 

「・・・はーっ、・・・はーっ」

 

俺の液が、お風呂場の床に飛び散っている。

今日初めてなので、思ったより、たくさん出てしまった。

 

 

「・・・沢山出たねっ♡♡」

 

・・・お母さんも興奮してきたのか、だんだん抱きしめられている腕に、ググッと力が篭ってきた。

オレがイく所を見て、だんだんお母さんも、『本気』になってきたようだ。

 

「・・・マ〜サトっ♡」

 

「・・・・・ぁ、っ♡」

 

裸で抱き締め合いながら、ジーッと、見つめ合う。

こうなったら、お互いにもう止まることはない。

 

 

セックスの前の、いつものキスが始まる。

フツーの時にしてくるのとは違う、・・・舌を絡め合うえっちなキス♡♡

 

「・・・んっ♡はむっ♡♡・・・れろっ♡」

 

お母さんの舌が、レロレロと、口の中に入ってくる。

親子で、なんどもなんども、お互いの唾液を交換し合う。

 

「・・・ふっ♡・・・んっ♡」

 

柔らかい舌が、シュリシュリと口の中を擦る度、えっちな刺激で、ピクンピクンと、背筋が震える。

 

 

 

キスしている最中、にゅこっと、オレのちんちんが掴まれた。

そしてお母さんは、にゅーっと、オレを飲み込んでいって・・・・・。

 

「んっ・・・・・♡」

 

ぬぷぬぷぬぷっ♡♡

 

 

「っ!!・・・ぁあああっ♡」

 

入れた瞬間、柔らかいヒダが敏感な亀頭に、にゅこにゅこ張り付く。

 

 

『お母さんのここ』は、オレが産まれてきた場所の筈なのに・・・、それが信じられないくらい、キツく、激しく、オレを締め上げる。

 

・・・まるでオレに、『精子よこせっ』て、強請ってきてるみたいにっ♡♡

 

ぱん♡ぱん♡ぱん♡ぱんっ♡

 

「・・・今日も♡いーっぱい、キモチよくなろうねーっ♡♡」

 

『お母さんの膣』は、息子じゃなくて『男』としてっ、オレを嬲ってくるっ♡♡

 

 

ほぼ毎日セックスしてるので、お母さんは完全にオレの責め方を理解している。

 

・・・ちゅこ♡ちゅこっ♡・・・ちゅこ♡ちゅこっ♡

 

「ぁ゛あああっ♡♡・・・・・コレっ、死んじゃうっ♡♡死ぬっ♡♡ヤバいっ♡♡」

 

亀頭にヒダが強く擦れるように、角度をつけて腰を振られると、オレは・・・・・っ♡♡

 

「ぁ、ひっ♡♡・・・あ゛っ♡イ゛く゛っ♡またイ゛ぐっ♡♡・・・ふぅ、んっ♡♡♡」

 

また、簡単にイかされてしまった・・・♡♡

 

 

 

お母さんは笑いながら、また俺がイくところを眺めてる。

ギューッと、抱き締めてくれて、こうしているとホントにポカポカして、温かい。

 

あぁっ、好き♡好きっ♡

 

「・・・おっ、お母さんっ♡♡」

 

 

・・・オレだって、ホントはもう、気づいてる。

 

フツーの親子は、キスしたり、しないって。

こんな風に、母と息子でセックスするのは、本当はやっちゃいけない事なんだって。

 

 

それでもこうしているのは、目の前の女性が、優しくて、可愛くて、強くて、えっちで、大好きだからで。

 

「お母さんっ♡・・・・・大好きっ♡好きぃっ♡♡」

 

 

「私もマサトのこと、世界で一番っ♡愛してるよっ♡♡死ぬまで誰にも渡さないからっ♡♡♡」

 

それって、両想いってことじゃん♡♡

 

 

 

「マサトっ♡♡・・・・・ママのお婿さんになってくれるっ?♡♡」

 

「なるっ♡♡・・・・・ママと結婚するぅ♡♡♡」

 

最後は、オレから唇にキスをした。

 

 




愛さえあれば関係ないよねっ♡

2人は幸せなキスをして終了。



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Ⅱ 前編 「男だけど、昔から夢だった教師になったら、『サイコパスJK』からのセクハラがすごい件」

俺は永瀬ユキト、22歳の新卒社会人だ。

4年生の男子大学を卒業し、今年度から高校教師として就職する事になっている。

 

基本的に、男性が教師という職に就くのは珍しい。

男ならば、水商売や風俗など『男しか出来ない職業』に就いた方が儲かるし、ほとんどの男性はそういう職業を選ぶ。

 

もちろん、それは分かっている。

実際、夢を打ち明けた時や、その為に大学に通いたいと言った時も、大体の人には反対された。

 

 

それでも、反対意見に飲み込まれず、努力した。

だから、こうして教師になる事が出来たのだ。

 

すでに俺は、諸々の教習過程を終え、今日からいよいよクラス担任を受け持つことになっている。

初年度から担任というのもなかなかハードだが、それがこの学校の方針らしいのでしょうがない。

 

不安と期待が、胸の中で渦巻く。

ちゃんと教師として、やって行けるだろうか。

 

 

ーーー

 

 

「___皆さん、担任として、1年間よろしくお願いします!」

 

担当になった2年C組との初対面。

担任からの挨拶を、短めに締めくくる。

 

クラスのメンバーを見ていてまず思った事は、とにかく女子が多いという事だ。

クラスの八割以上が女子生徒に見える。

 

俺自身は両親の意向から、高校大学と男子校に通っていた為、これは結構新鮮な光景だ。

 

 

それに緊張とは裏腹に、クラスの反応は思った以上に良かった。

 

「やば、男じゃん」「マジメそーw」「かわい〜」

 

少し予想していた反応とは違ったが。

それでも、少なくともコチラの言葉に耳を傾けてくれてるし、どちらかと言えば好感を持ってくれているようだ。

 

これから1年間彼女達と過ごすことになる。

出来るだけクラスの皆のことを知って、尊敬できる立派な先生になろう。

 

 

ーーー

 

 

3ヶ月後。

 

だんだん、教師としての生活に違和感を感じるようになったと言うか、上手く行かなくなってきた。

 

いや、この際ハッキリ言おう。

生徒たちにナメられている。

 

最初の頃は、生徒達も素直に話を聞いてくれていた。

 

しかし、俺は教員の中でも珍しい男性で、去年まで大学生だったため、経験も浅い。

おそらく、大して歳も変わらず、自分達より背丈も低い俺の言うことを聞くのが、バカバカしくなってきたのだろう。

 

 

徐々に生徒達はヤンチャな女子を中心に、俺をからかって遊ぶようになっていった。

 

最初のうちはまだかわいいもので、ホームルームなどで、彼女はいるかどうかなどと、ヤジを飛ばしてくるだけだった。

だが次第に、好きな体位や、いくらでヤらせてくれるかなど、セクハラ紛いのエグい内容に変わってきた。

 

 

それだけでは無い。

最近は、直に身体に触れてくるような、もっと『直接的なセクハラ』が増えた。

 

例えば、俺が教室に入ってくる時などに、女子生徒たちがワザとぶつかって来たりする。

まず、俺が避けられないように正面からぶつかってきたり、身体を擦り付けるようにギリギリまで密着してすれ違ったりするのだ。

 

そしてぶつかった後で、「ごめん先生ちっちゃいから気付かなかった〜‪w」などと言って、あからさまにシラを切ってくる。

 

 

もちろん、ここまで来ると完全にセクハラだ。

教師として、俺自身が彼女らを叱らないといけない。

 

しかし、いざ女子生徒達を前にすると、その『決して敵わない体格差や、容赦ない立ち振る舞い』に、足が竦んでしまうのだ。

 

どうやらそれは相手にも伝わっているようで、最近は彼女らのイタズラも、より大胆なモノにエスカレートしてきている。

この前なんて、ぶつかった後、俺の股間を手で揉み込むように、まさぐってきた。

 

 

今回こそ、教師として叱らないといけないと、思った。

 

 

しかし、俺の口から出てきたのは「き、気を付けてください・・・」という、頼りない一言。

やはり、大学まで男性社会で過ごしてきた俺では、まともに言い返すことも出来なかった。

 

 

しかし、もういい加減に、何とかしなければならない。

このままでは、いよいよ教師としての立場そのものが危うくなってしまう。

今日こそは、この良くない流れを、断ち切らなければ。

 

 

いよいよ覚悟を決めた俺は、1人の女子生徒と『話しをする』ことにした。

 

「高崎さん、ちょっと話があるので、後で生徒指導室まで来てください」

 

 

彼女は高崎瞳。

女子の中でも特に可愛い容姿をしており、男子ウケも悪くない。

 

しかし、そんな甘い外見に反し、彼女こそ度々セクハラしてくる張本人にして、ヤンチャな女子生徒たちの中心核なのだ。

 

 

「えー、・・・良いですけど、話ってなんですかセンセー?」

 

生徒指導室というワードにも物怖じする様子はなく、相変わらず馴れ馴れしい態度で接してくる。

多分、俺へのセクハラもふざけているつもりで、悪い事をしているという自覚は無いんだろう。

 

 

しかし、俺には教師として、そんな彼女を正しく導く責任がある。

 

大丈夫。

高崎さんも、真剣に向き合ってじっくり話せば、分かってくれる筈だ。

 

 




なんと サイコパスじぇーけー(Lv.80)が ぱこりたそうに こちらをみている!


あなた(Lv.4)は どうしますか?

▶たたかう
にげる
こびる
ぱこる


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Ⅱ 中編 「『サイコパスJK』を生徒指導室に呼び出したら、即効でオスの立場分からせられて、半泣きでイかされた俺♡」

放課後。

 

目の前の扉には、『生徒指導室』と書かれた張り紙が貼ってある。

借りてきたカギで施錠を解き、ドアノブを回す。

 

ガチャリ。

 

 

途端にムワッと、長い間換気されていない部屋特有の、少しホコリっぽい匂いが広がる。

 

基本的に、生徒指導室は締め切られており、普段は物置として使われているのだ。

そのため、教室よりやや小さな部屋だが、備品や書類がギュウギュウに収納されている。

 

「へー・・・・・、生徒指導室ってこんな感じなんですね〜」

 

一応、生徒指導室として、部屋の隅に学校用机のセットが4組置いてあった。

 

彼女、『高崎ヒトミ』は部屋に入るとすぐに、ドサッと、そのうちの1つに腰掛ける。

生徒指導室に呼び出されたというのに、相変わらず彼女は、どこかヘラヘラした態度を崩さない。

 

 

きっと彼女は、セクハラが大事だと思っていないのだろう。

 

別に、ただ生徒を注意するだけなら職員室でも良いのだ。

だが、性に関するトラブルとなると、話は変わってくる。

 

うちの高校は、特にそう言った問題には厳しいらしく、過去には男子生徒とのトラブルで退学になってしまった子もいたらしい。

 

だから、もしこの件が他の教員に広まってしまえば、彼女にもそのような処分が下かもしれない。

俺だって、少なからず周りの信頼を失う事になるだろう。

 

 

あくまで俺は、彼女自身のためにも、大事になる前に行動を改めて欲しい。

それだけなのだ。

 

だから口が裂けても、他の教員達の前で、『セクハラ』の事を話す訳にはいかない。

その点生徒指導室なら、プライバシーを考慮して『鍵とカーテンが付いている』ので、外に知られる心配もない。

 

 

俺は机1つ挟んで、彼女の前に着席した。

 

「・・・・・」

 

距離が近いおかげか、相手の姿が、よりハッキリと見える。

 

教壇の上からとは違う、相手の息遣いまで感じられる距離感。

案外、生徒とこんな風に1体1で向き合うのは、これが初めてかも知れない。

 

 

高崎さん、『高崎ヒトミ』はクラスの厄介な女子生徒達の中心とも言える人物だ。

 

髪型は、おでこを半分出した黒髪のロングで、その性格通りと言うべきか、とても気が強そうに見える。

化粧は濃い訳では無いが、そのパッチリした目鼻立ちと相まって、どことなくギャルっぽい印象だ。

 

 

・・・なんか、近くで見るとさすが女子っていうか、やっぱりおっきいな。

 

高崎さんの身長は、170後半くらい。

女子の中ではやや小さめなので、遠目だとそこまで大きくは感じなかった。

 

しかし、こうして近くで見ると、男性の自分とは、体格がまるで違う。

手足の長さ、腰の位置、肩幅の大きさなど、全体的に一回り大きい。

 

 

体格に合わせて、・・・・・『胸』の方も、かなり、大きい。

 

高崎さんは、机にもたれ掛かるポーズで座っている。

そのため、制服に包まれた『大きな膨らみ』が、机の上に乗っかり、ムニュリと、強調されていた。

 

おそらく、本人は気にしてないのだろうが、男性としてはどうしても意識が向いてしまう。

 

それに、よく見ると顔だって、結構かわいいし・・・♡

 

「それで話ってなんですか、センセー?」

 

 

おっと、いけない・・・!

 

女性の迫力を間近で感じて、少々気圧されていたようだ。

教師として生徒を叱るのだから、相手が女子だからって、弱腰になってはいけない。

 

・・・彼女の為にも、セクハラなんて二度としないよう、キッパリ言い聞かせないと。

 

「分かっていると思いますが、もうあんな事、しないで下さい」

 

「・・・・・・・はぁ?あんなこと?」

 

まるで何を言っているのか分からない、とでも言うようにトボけてくる。

 

勘弁して欲しい。

出来ればスムーズに話をすませいって言うのに。

 

「セ、セクハラの事ですよっ・・・!」

 

俺の言葉を聞いて、彼女はしばらく、考える様に黙り込む。

 

 

そしてニヤリと、笑いながら答えた。

 

「うーん、やっぱり私セクハラなんてしてないと思いますけど?」

 

「な、何言ってるんですか・・・!この前なんて、モロに触ってきたでしょっ」

 

彼女は、まるで俺の全身を品定めでもするかの様に、上から下までジロジロと眺てから、口を開いた。

 

「・・・・・でも先生、あの時、勃起してましたよね?」

 

 

予想外のセリフに、ゾクリと背筋が逆立つ。

 

「ぁ、え・・・・・?ぼ、勃起・・・!?」

 

図星だった。

 

あの時、確かに俺は勃起してしまった。

それでも、あんな風に密着して鷲掴みされれば、男なら誰だって勃起してしまうだろう。

 

しかし彼女は、男性の勃起が意思とは関係ないことなど、把握していないのかもしれない。

 

・・・だとすれば、まさか彼女は、周りに言いふらしたりしてないだろうか?

良くない想像が浮かび、動揺して気持ちがグラつく。

焦りと恥ずかしさで、少々表情が強ばるのを感じる。

 

このままでは、いけない。

なんとか話題を逸らそうと、試みる。

 

「・・・・・今、それは、関係ないでしょ」

 

「でもセクハラって、相手が嫌がってる時だけですよね〜?先生はむしろ、エロい事される度に、股間カタくして悦んでたじゃないですか♡」

 

「いっ、いい加減にしろよっ!自分で何言ってるか、分かってんのか!!」

 

 

 

「・・・ちょっと、うるせーよ」

 

彼女は突然、俺のアタマを、グリッ!と両手で掴みあげる。

 

「ちょっ!!?・・・・・ぁ、え!?や、やめっ・・・!!」

 

そのまま、俺の頭を自分の方に、グーッと引き寄せた。

キスする1歩手前の、お互いの鼻先が当たってしまいそうな距離感。

 

 

そこまで顔を近づけて、高崎さんは無表情でただ、ジーッと、俺の眼を睨みつける。

 

「ヒっ・・・・・!!?」

 

自分よりも力の強い相手に、押さえ付けられて、睨みつけられて。

それだけで俺の身体は、まるでヘビに睨まれたカエルのように、動かなくなってしまった。

 

「っ、ぁ・・・・・!!!」

 

ジワーっと、背中に、汗が垂れてくる。

 

 

奥まで覗き込むような、二つの黒い瞳。

高崎さんは、無言のまま、ジトーっと俺を睨み続ける。

 

高まっていく、緊張と動揺。

 

自然と涙で、目が潤んでいく。

こ、こわいっ・・・。

 

「ご、ごめっ、ごめっ・・・なさっ・・・・・!!」

 

 

 

俺の謝罪を聞いて、高崎さんは、ニヤッと笑う。

そして、目を合わせたまま・・・。

 

 

 

「マジメな顔して、女にレイプされたがってんの、バレバレだったよ?・・・・・この、マゾ野郎♡♡」

 

「・・・・・っ!!!」

 

 

 

 

 

掴んでいた頭ごと両腕で抱き寄せ、全身で俺を包み込む。

 

そのまま、胸元を俺を押し当てるように、ギューッと、抱き締められる。

全身が密着し、乳房の柔らかい感触や、俺より筋肉質な手足の感触を感じる。

 

「前からちょっとボディタッチしただけで、目ぇトロンとさせて発情するし、・・・・・ほんとマゾだよね♡

さっきも胸元強調したら、チラチラ見てきてたしwあれ、バレてないと思ってた?」

 

彼女は、無造作に俺のズボンを脱がせ、パンツに手を突っ込んでくる。

 

「てか、センセー童貞でしょw・・・・・私ですらもう処女卒業してんのに、男のクセにその歳で童貞とかっ♡マジでウケるんだけど♡」

 

「・・・・・・・・っぁ♡♡」

 

 

そのまま、俺を机に押さえつけて、ガシガシと、力強く乱暴な手コキが始まる。

 

「教師になったのだって、学生時代に誰にも犯して貰えなかったから、ホントはJK誘ってレイプして貰いに来たんだろ?」

 

「ぃっ♡ちがっ・・・!ぁ、あっ♡やめっ♡」

 

粗雑に扱われているにも関わらず、自分でするのとは違う圧倒的な快感。

思わず、甘い喘ぎ声が漏れて、抑えられない。

 

にゅこにゅこっ♡にゅこにゅこっ♡

 

「お゛おおおっ・・・・・♡」

 

これっ、ヤバいっ♡

オナニーとは全然違うっ♡

 

 

このまま責められ続ければ、誰かに聞かれてしまうっ。

せめて他の生徒達には、バレる訳にはいかない。

 

もはやボロボロの、教師としての対面を守るため、必死で謝罪する。

 

「ごめんなさいっ♡謝るからっ、許してぇ♡・・・・・ヤメテぇっ♡♡」

 

自分の振る舞いが、悪かった。

高崎さんを怒らせて、申し訳なかった。

 

性的に嬲られている張本人に対し、猫なで声で謝罪する様子は、もはや教師の姿ではなく、メスに媚びる下品なオスだった。

 

「ようやく自分の立場分かった・・・?でも、もう遅いからっ・・・!」

 

にゅこにゅこっ♡にゅこにゅこっ♡

 

高崎さんは、むしろ先程より強く、俺を前後に扱きあげていく。

 

「あぁっ、ダメダメダメっ・・・・・♡♡」

 

「さっきまで教師ヅラしてたクセに、腰ビクビクさせて、死ぬほど喜んでるじゃん♡やっぱ教師より、女にイジめられる方が才能あるんじゃない?w」

 

 

 

耳元に口を近ずけられて、ボソっと、囁かれた。

 

「これからっ、私が卒業するまで飼い殺しにしてっ♡死ぬまでハメ倒してやるからな?・・・覚悟しろよっ♡♡」

 

「!?・・・・・っ♡♡お゛おおおっ♡♡」

 

そんなのっ、ヒドいっ♡

 

 

 

「ほらっ♡・・・・・イけっ、マゾオスっ♡♡」

 

ああああっ♡♡やばいやばいやばいっ♡♡

イクっ♡♡♡

 

 

「・・・・・ふぐっ♡♡、オ゛ッ♡♡♡・・・・・ぉっ♡♡♡」

 

ヘコッ♡♡ヘコヘコヘコッ♡♡

ぴゅっ、ぴゅるっ♡♡ぷしゃっ♡♡

 

腰の痙攣とともに、粘ついた液が尿道から排出される。

なんとか声を抑えようとするも、身体の奥からケモノの様な声が漏れ出る。

 

ナニコレっ・・・!!

ホントに、スゴいっ・・・♡

 

 

 

パシャリ、パシャリ。

まだ余韻に浸っている最中にも関わらず、唐突にスマホのシャッター音が響く。

 

「・・・あーあ、やっちゃったね先生」

 

一瞬で、ハッと、現実に引き戻される。

抱きかかえられている感触。

湿った床とパンツ。

 

「あっ・・・・・」

 

ヒヤリと、背筋が凍る。

自分で自分が、青ざめていくの分かる。

 

これは、ヤバい。

 

 

「この写真のことも含めて、続きはセンセーの家で、じっくり話そっか♡」

 

 

 




『貞操逆転世界のPakochinTV』
〜逆だったかもしれねェ・・・!〜


「ぶんぶんはろーパコチューブ!どうもパコチンでーす!」

茶髪にメガネ姿の、この男性。
一見フツーに見えるかもしれないが、実は世界的アダルト配信サイト『Pakotube』にて絶大な人気を誇る、『国民的パコチューバー』なのだ!

「今日レビューするのは〜!ピュルルルッ!!すぽ〜ん!!」


「「「Dildio」」」
(イェ〜イッ!)パチパチパチ


「今日はこの極太ディルドブランド、『Dildio』を男性の僕が♡オシリで試してみたいと思いま〜す♡」

その『この世の終わりみたいな』企画と、あまりにも激しすぎる『イキ顔芸』が、逆にエロいと評価されており、今ではパコチューバーの第一人者として羨望の眼差しを浴びている。

「ちょっと、男なのになんでディルドって思った?‪w 自分に着いてるんだから、入れてもいいでしょ!(←?)」


極太ディルドブランド『Dildio』。
彼の振る舞いからは、自分の肛門にソレを入れる事に、少しの躊躇も感じない。


「ヤバい、こんな企画やったらまた外人さんにgay boyって書かれちゃうかな?ウッフッフッ!!」


しかし彼が手に持つ『ソレ』は、およそ人間の性器のカタチをしているとは、あまりに言い難い。
サイズ的にはまだ、『細めの丸太』と言った方が、正確だった。


「それじゃあ今からぁ、ハメて見たいと思いま〜す♡・・・・・んっ♡♡」

ぬぷっ♡ぬぷっ♡


「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

ズブッ!!
ズルズルズルズルッッ!!!!



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Ⅱ 後編 序 「『サイコパスJK』に気軽に呼び出されてマン舐めご奉仕♡ 〜先生、私の方が先に好きだったのに!〜」

 

世界史の授業。

 

「この時から、ローマは三頭政治に移って行く訳ですね。そして、___」

 

 

目の前では、1人の男性教師がぴょこぴょこと背伸びして、黒板に書き込んでいる。

 

教師の大半が女性のため黒板は、男性の彼が書き込むには、やや不便な位置に設置されているのだ。

似合わない黒板に、必死に手を伸ばしている姿がなんとも可愛らしい。

 

 

彼はユキト先生。

私達E組の担任で、同時に世界史の授業も彼が受け持っている。

 

 

正直、彼が担任だと知った時はビックリした。

 

普通、教員といえば女ばかりだ。

私自身、小中高と男性が担任になった事はなかったし、この学校でも、彼を含めて男性教員は2人しか居ないはずだ。

 

もっとももう1人は、定年間近のお爺ちゃん先生だが。

 

 

ともかく、この学校の『若い男性教師』は今年から赴任してきたユキト先生ただ一人、ということだ。

だから、彼がこのクラスの担任だと知った時には、クラスの皆と同じく、私もそれなりに舞い上がってしまった。

 

 

そんな彼も、今ではすっかりクラスに馴染んで、みんなに『ユキト先生』や『ユキティー』などの愛称で親しまれていたりする。

ちなみに、普通の女教員は苗字で呼ばれているので、ユキト先生と名前で呼ばれているのは、男性教員の彼だけだと思う。

 

いざ男となると、わざわざ下の名前で呼ぼうと思う浅はかさは、ホント、女子高生のキモい所だ。

もちろん、私も例外という訳ではないが。

 

 

キーンコーン、カーンコーン。

 

「それでは、今日の授業はここまでです!」

 

あ、授業が終わった。

教室中が片付けを初め、各々に昼飯の準備を始めている。

 

この曜日、世界史の後は昼休み。

私もそろそろ、昼食にしよう。

 

 

しかしその前に、私にはまだ『やる事』がある。

世界史の授業の後、必ず私がやる事。

 

 

「・・・ユキト先生ー、分からないトコが有るんですけどー」

 

それは、この機会を利用してユキト先生に話しかける事だ。

 

 

正直、今日の内容はほぼ理解できていたが、ユキト先生と2人で話せるこの『絶好の機会』を逃す訳にはいかない。

こういう時、私はいつもワザと分からない所があるフリをして、先生に話しかけている。

 

「あ、水木さん、今日もですか〜?・・・・・あー、ここはですねー。___って感じで、___」

 

 

やっぱ近くで見ると可愛いな先生。

近くで見るとますます小柄だし、仕草もまるで小動物のようで、とってもキュートだ。

 

それに、こうして喋っていると、なんか『男の子のいい香り』がする気がする。

 

 

「でも、水木さんは偉いですね。毎回質問に来てますし、最近は成績も良くなっています。・・・その調子ですよっ!」

 

・・・あ〜、クソっ♡先生可愛いっ♡

 

 

ユキト先生は私が何度質問に来ても、毎回優しく一生懸命に教えてくれる。

正直、男性にこういう親しみやすい性格は珍しいと思う。

 

男子はフツー、中学ぐらいから『女子を警戒する』様になる。

まあ、学校や身の回りから気を付けるように言われるし、自衛のためなので、当然と言えば当然だ。

ウチのクラスでも男子は男子だけで固まってて、滅多に女子生徒と話そうとはしない。

 

なので、どこか無防備にも感じるくらい親しみやすいユキト先生は、教師と言うより、今では『クラスのアイドル』のような存在になっていると言ってもいい。

 

 

あー、いけない。

また関係ない事を考えていた。

 

先生が愛おしくて、内容が全然アタマに入って来ない。

このまま、幸せな時間がずっと続けばいいなと、思った。

 

 

しかしユキト先生と私の、そんな囁かな幸せに、突如『邪魔者』が現れる。

 

「おっす〜、センセー!・・・なんの話してんの?」

 

 

突如横から現れた不良女。

まるで巨乳である事を男にアピールする様に、制服のボタンを多めに開け、胸元を開いている。

 

ソイツが馴れ馴れしくも、ユキト先生の背後から手を回し、ガッシリと肩を組んで、ムニュリと、下品なデカ乳を押し当てる。

 

なっ・・・!コイツ・・・!

 

 

「ちょ、ちょっと・・・!高崎さん、近いですよっ」

 

先生は、照れたように顔を耳まで赤くしてソイツ、『高崎ヒトミ』に向かって注意する。

 

高崎は、クラスの中でも一際厄介な存在なヤツで、その悪行は、学校でもそこそこ有名だ。

曰く、大人しい生徒をボコってカツアゲしてるとか、彼女持ちの後輩にしつこく言いよって無理矢理ハメたとか。

 

 

「え〜!・・・いいじゃーん!『ウチらの仲』でしょ、センセー?分かってるよね?___」

 

高崎は図々しくもユキト先生の肩を掴んだまま、彼にだけ聞こえるように、ヒソヒソと耳元で『何か』を囁いた。

 

するとユキト先生は、困った様に黙り込んでしまって・・・。

 

 

 

しばらくして先生は、苦笑いを浮かべて私の方を向いた。

 

 

「・・・すいません、水木さん。高崎さんが、ど、どうしても『聞きたいこと』が有るらしいので、・・・続きはまた今度でもいいですかっ?」

 

 

ーーー

 

 

「今日も、ヘっ、変態マゾヤローに、・・・オマンコ、ご奉仕させてくださいっ・・・」

 

冷たい木製の床に正座させられたまま、高崎さんに向かって、ペコりと一礼する。

 

 

すると、左右から頭を掴まれ、グショグショに濡れそぼった女性器に向かって、顔をグリグリと、押し込まれた。

彼女の股はドロドロになっており、顔中が、泡立った愛液でベチョベチョになる。

 

 

「ほらっ、センセーの大好きなオマンコだよ♡キスしなっ♡」

 

顔が汚されて多少の不快感を感じつつも、俺は言われるがままに、ご奉仕していく。

 

 

クリトリスなど敏感なトコロは、チロチロと優しく丁寧に舐め、奥の方は舌を伸ばして、レロレロと掻き回す。

手は使わず膝に置いたまま、あくまで舌だけを使って、女性器を刺激していく。

 

彼女が言うには、「男のクセに、女性器を手でイジるのは生意気」という事らしい。

例えそこが何処であっても、クンニの時は正座でする様に、命令されていた。

 

 

「あーっ♡♡・・・サイコー♡♡」

 

彼女の肉壁は、気持ち良さそうにうねうねと疼き、俺の舌をキュンキュン締め付けてくる。

 

絶え間なく分泌される愛液を、言いつけ通りにゴクゴクと飲み干すことも忘れない。

床に零すと、後で俺が掃除しなければならないのだ。

 

 

ここしばらく、性処理をさせられているうちに、彼女への『御奉仕の作法』をしっかり叩き込まれてしまった。

 

 

 

ここは旧校舎の奥にある体育倉庫。

旧校舎は、今ではほとんど使われておらず、よく使う備品は体育館に設置されてることからも、ここには滅多に人の出入りがない。

 

俺は、彼女の気まぐれでここに呼び出され、性欲処理を命じられていた。

 

 

体育祭期間以外、この場所が開け放たれることは無い。

とはいえ、誰かに見つかるんじゃないかと、毎回ヒヤヒヤさせられる。

 

教師と生徒が、それも校舎内で不純異性交友していたとバレれば、相当マズい。

俺も高崎さんも1発でアウトだ。

 

 

しかし彼女は、俺の弱みを盾に、しつこく言いよって来た。

言う通りにしなければ、クラス中に『あの写真』をばら撒くと脅され、事ある毎にしつこく迫られて。

 

「せめて学校では辞めて欲しい」と言っても、まったく聞いてくれなくて・・・。

 

 

気付けば抵抗しようという気概も、すっかり折れてしまった。

 

 

 

だから俺は、今日も高崎さんの『言いなり』だ。

 

彼女がムラムラしたら、言われるがままにホイホイ付いてきて、セックスでもクンニでも、何でも彼女の思い通り。

 

 

「うっわ、めっちゃビンビンなんだけど♡正座でマンコ舐めさせられて興奮してんだ?・・・このマゾ♡」

 

彼女の言う通り、俺の股間はズボンの上からでも分かるほど膨らんでいた。

 

最近は俺も感覚がマヒしてきたのか、『こういう事』をさせられて、ムラムラっとしてしまう様になってきた。

以前は、男の中でも性欲が弱い方だったのに、本当に不思議だ。

 

 

悔しいので、クリトリスを舌で押し潰すように刺激して、高崎さんを責める。

 

 

「あーっ♡♡ソレいいよっ♡♡・・・あーっ、これヤバっ♡♡」

 

彼女はコレをされるのが好きらしくて、目の前の穴はぐっぱ♡ぐっぱ♡と、開閉しながら汁を垂らしていた。

 

 

「・・・ほらっ、もっと愛液飲んで、センセー♡」

 

言われる通りに、ごきゅごきゅと、高崎さんの愛液を飲み干す。

 

彼女の汁は、苦塩っぱいというか、何とも言えない味だ。

最初に飲まされた時は、刺激的なその味に思わずむせてしまった。

 

しかし、日常的に飲まされているせいか、今では何の抵抗もなく飲める様になった。

最近では、ちょっと甘いような、美味しく感じるんだから不思議なものだ。

 

 

「そーいえば、センセー。・・・なんで女が、男に愛液飲ませたがるか、知ってる?」

 

ん?なんでって、それは・・・。

 

理由なんて別に、今みたいに俺をより惨めにして、弄んでるだけじゃないのか?

 

 

「センセーも習ったよね?愛液には、男のアタマをおかしくして、強制的に発情させる『フェロモン』が入ってるんだって♡」

 

女性の体液にはフェロモンが入ってて、確かそのおかげで、男性に苦痛なくスムーズに性交が行われる、って事だったと思う。

 

それくらい常識だ。

 

 

「それで、女のフェロモンには一人一人『個人差』があるんだって♡だから男は、1人の女から、継続的に愛液を飲まされ続けてると、だんだん・・・」

 

 

 

「『この人が、僕のご主人様なんだっ・・・♡』て、身体が勝手に覚え込んじゃって♡本能レベルで屈服しちゃうんだって♡」

 

 

そんな・・・、まさか。

いや、どうせまた、彼女のデマカセに決まってる。

 

ただでさえ、男性は女性に力で勝てなかったり、まともな仕事に就きにくかったり、女性よりも弱い立場なのに・・・!

 

 

「こうやって『私の愛液』飲み続けたら、センセーどうなっちゃうんだろうね♡」

 

男の身体がそんなに、・・・女に『都合よく出来てる』訳が無い!

 

 

 

「私達で、ジッケンしてみよっか?・・・センセー♡」

 

そんなのっ、嘘にきまってるっ・・・♡♡

 

 




最近、『艦これ』の逆転エロ書きたくなって、途中まで書いてたんだけど、書いてるうちに全然違う話になって、ブラック鹿島が鎮守府を独裁支配する話になりそう。

そのうち挙げるんで、気になった人は読んでね。


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Ⅲ 「『ヤンデレDV系幼馴染』と、ラブラブ暴力セックス♡」 ※閲覧注意

※閲覧注意

ドM以外読むの禁止♡ S男は見るなっ!


7時35分。

現在の時刻を見て、キリリと腹が痛む。

 

 

ヤバい、急がないと!

待ち合わせに、完全に遅刻してる!

 

待ち合わせ場所に向かって、急いでダッシュする。

 

僕には、近所に住む幼馴染がいる。

その彼女と一緒に登校するのが、いつもの朝の日課なのだ。

 

 

「・・・ずいぶん遅かったじゃない。今日も15分以上遅れてるんだけど」

 

幼馴染の一宮スズカ。

一宮という名前の通り、彼女はここら辺で有力な『一宮グループ』の社長令嬢だ。

 

成績はいつもトップで、スポーツも万能。

 

そのうえ当然のように見た目まで良い。

一目でクラっと来てしまうような抜群のスタイルに、目鼻立ちがしっかりした端整な顔立ち、誰もが認める絶世の美女だった。

彼女にその気があれば、きっと今からだってモデルや女優に成れてしまうのだろう。

 

僕の幼馴染は、何から何まで『完璧』だ。

 

スズカの隣にいると、本当にダメダメな僕とは人間として『生まれつきの出来』がまるで違って、 「僕なんかが一緒にいていいのかな?」といつも思ってしまう。

 

 

スズカと出会ったのは、記憶も曖昧なくらい小さな頃だ。

 

僕の家はお店を経営していて、一宮家とは昔から親交がある。

そのこともあってか、幼稚園の頃、お母さんにスズカを紹介されてからは、ずっと同じ学校に通っていた。

 

昔は、「社長の娘さんには、絶対失礼がないようにね」と、お母さんから口を酸っぱくして言い聞かされた。

僕の家も、一宮家に『かなりお世話になっている』らしい。

 

 

企業の跡取り娘としてやる事がたくさんあるらしく、スズカはかなり忙しい。

毎日朝から習い事があって、今日もその後みたいだ。

 

スズカはその長く艶やかな黒髪を、動きやすいポニーテールに束ねている。

無造作に思える格好だが、彼女がすると不思議とバッチリ決まっていて、とても魅力的に見えた。

 

しかしスズカの上品な顔も、今は不機嫌そうなしかめっ面を浮かべている。

僕が寝坊したせいで、貴重な自由時間をムダにしてしまったためだ。

 

 

「・・・ハァッ、ハァッ、ごめんっ!ちょっと、寝坊しちゃった!」

 

 

 

ピシャリ。

顔面に鋭い刺激が走り、顔がそっぽを向く。

 

 

 

遅れて、じんじんと、熱い痛みが頬に広がる。

どうやら、ビンタされてしまったようだ。

 

「あんたホントに低脳ね。私が何度言い聞かせてやったら、遅れないようになるのよっ!」

 

もちろん、手加減はしてくれている。

スズカは軽い力で叩いただけだ。

 

しかし、ちょっと叩かれただけでも、僕の視界はフラフラと揺れる。

スズカは女子の中でも背が高い方なので、小柄な僕とは結構な体格差があるためだ。

 

 

「・・・っ!ぁははっ!ご、ごめんねっ・・・!」

 

僕は、トロいというか愚図な所があって、

そのせいで、いつもスズカをイライラさせてしまう。

彼女が殴りたくなるのも当然だろう。

 

「まったく、ホントにアタマの中身空っぽなんじゃないの?無能のあんたでも覚えられるように、躾してやってるんだから、感謝しなさいよ」

 

これでも中学の時と比べると、スズカは大分丸くなった方だと思う。

あの頃はだいぶ荒れていて、理不尽に八つ当たりされる事も多かった。

 

 

しかし、それも結局、全部僕が悪いのだ。

 

スズカは頭が良くてなんでも完璧にこなせるけど、僕はバカだから、いつも彼女の手を煩わせてしまう。

むしろ、殴るだけで僕なんかと一緒にいてくれるんだから、感謝しないといけない。

 

 

「ほらっ、グズグズしてないでさっさと行くわよっ!」

 

「う、うん・・・」

 

僕の手を取ると、スズカは早足で歩き出す。

 

グッグッと、手を引かれる形で学校までの道のりを歩く。

急げとは言いつつも、スズカはあまりスピードを出さない。

 

こう見えてスズカは、あくまで着いてこれるように気を遣って、僕に合わせてくれるのだ。

 

 

「・・・えへへっ」

 

ちょっと乱暴な所もあるけど、スズカは、ホントはとても優しい子なんだって、僕は知っている。

 

 

ーーー

 

 

「そ、それで・・・話って何かな?」

 

緊張を緩めるように、ニコニコと笑顔を作る。

 

 

目の前にいるのは、たまに話をするクラスメイト。

確か、高梨さん、だったかな。

 

僕に何か用があるみたいだ。

校舎裏まで呼び出されてしまった。

 

 

「付き合ってください!」

 

ああ、やっぱり。

 

さっき、ロッカーの中に手紙が入ってた。

「校舎裏まで来て欲しい」ってことしか書いてなかったから、違うかなって思ってたんだけど。

 

態度がハッキリしていないせいか、僕はよく女の子を勘違いさせてしまうみたいだ。

こうやって告白される事は、ほかの男子より、『ちょっと多い方』だと思う。

 

 

告白されても断らないといけないし、相手を気まずくさせてしまうので、本当に申し訳ない。

 

 

「・・・・・ん〜、えっと・・・」

 

どうしよう・・・。

高梨さんを傷つけないようにしなきゃ。

 

 

「・・・・・・ま、まずは友達からでっ、どうかなっ?」

 

ああ、・・・また有耶無耶な返答をしてしまった。

ホントに僕の悪いところだ。

 

 

「そ、そっか・・・・・、そーだよね!分かった!友達としてよろしくね!」

 

それでも高橋さんは、なんとなく察してくれたようだ。

 

少し表情が引き攣っているものの、ニコッと笑いかけてくれている。

半ば断ってしまったというのに、なんて優しい子なんだ。

 

 

・・・ああっ、本当にごめんなさいっ、高梨さんっ!

 

罪悪感のせいで、胸の奥がチクチクと痛む。

高梨さんはとてもキレイな子だし、正直、告白してくれた事は嬉しかった。

 

 

でもスズカが居るから、僕は他の人と付き合うことは出来ない。

 

それに、高梨さんみたいな素敵な人には、僕なんかより相応しい人がいるはずだ。

どうかめげないで頑張って欲しい。

 

 

ーーー

 

 

帰り道。

 

「いやー!正直、今日のテストあんまり出来てなかったかもー!なんて・・・、あはは」

 

どうしたのだろう。

 

 

「・・・・・」

 

いつもは、僕がしょうもない話をしても相槌を打ってくれるのに、今日はずっと無言のままだ。

 

スズカは、こっちに目もくれず、ただ前だけを見て歩いている。

どうやら、朝以上に機嫌が悪いみたいだ。

 

 

「・・・あははっ!僕、また何かやっちゃいましたっ?・・・・・っぁ、・・・ご、ごめんって、スズカ?」

 

そのままスタスタと、先に1人で歩いて行ってしまう。

 

足の長いスズカは、僕とは歩幅が違うから、追いつくのは結構大変だ。

しょうがないので、小走りになって駆け寄る。

 

 

「・・・ねっ、スズカっ、・・・ちょっと待ってよっ」

 

ギュッと、手を握ってみた。

しかしそれも、サッと振り払われてしまう。

 

・・・やっぱり、僕がまた、何か怒らせるような事をしてしまったのだろうか。

 

 

「・・・お願いっ!!無視しないでっ!!」

 

すると、彼女はピタリと立ち止まった。

そのまま、ゆっくりと、コチラに振り返る。

 

 

「・・・・・」

 

笑うでも、怒るでもなく、氷の様に『冷たい表情』。

しかしその顔はどこまでも美しく、まるで彫刻のようだ。

 

彼女の目を覗き込んでいると、まるで、時間まで凍り付いたような錯覚を覚える。

 

 

 

「・・・今日は、ウチ寄ってきなさいよ」

 

ポツリと放たれた一言。

表情とは対照的に、その声には『かなりの怒気』が込められていた。

 

 

ーーー

 

 

「・・・・・オ゛ッ゛、ぁ・・・!」

 

お腹に、スズカの膝蹴りが突き刺さる。

重い衝撃を受けて、僕の軽い身体は、思わず床にヘタり込んでしまった。

 

スズカ、・・・なんで?

 

 

少し遅れて、お腹の中に重いシビレが、じーんと、広がる。

 

「が、フッ!!・・・・・っ!・・・・・っ!」

 

鳩尾の辺りが痙攣して、ピクン、ピクンと、身体が震える。

しばらく、立ち上がることが、出来なかった。

 

 

ここは一宮家の邸宅にある、スズカの私室の1つだ。

中でもここは、防音室になっているので、使用人達に中の事がバレる心配もない。

 

 

「この淫売がっ、また女を誑かしてッ・・・!一体何を考えているのっ!」

 

スズカはその長い腕で、床でうち震える僕の髪をグシャッと鷲掴みにする。

そのまま、力尽くで頭を持ち上げて、自分の顔に僕の顔を引き寄せた。

 

「ああああっ、ごめっ、かみぬけちゃうっ・・・!やめてっ・・・!」

 

スズカはしばらく、ジーッと厳しい表情で、僕を睨みつける。

 

しかし急に、ふわっと、開放された。

突然手を離されたことで、僕の身体は重力に従って、ゴロリと地面にころがる。

 

 

「・・・・・」

 

しばらく沈黙した後、スズカは、足元に横たわる僕に向けてしゃがみこむ。

彼女のサラサラとした黒髪が僕の方に垂れてきて、高級そうなシャンプーの、いい匂いがした。

 

「・・・・・今日の昼、何ですぐ、私のトコに来てくれなかったの?」

 

まるで囁きかけるような、優しく甘い声。

打って変わってスズカは、今度は落ち着いた声で、僕に語りかける。

 

そのまま優しく、乱れた僕の髪を直すように、よしよしとアタマを撫でられる。

 

 

「あっ・・・♡うんっ、なかなか来れなくて、ごめんねっ♡」

 

『コレ』をされると僕はいつも、まるで催眠にでもかけられたようにトロトロと頭が緩んでしまって、フニャフニャにされてしまう。

 

スズカは、こういう『ギャップで僕をコントロールする』のがホントに上手い。

きっと頭の良いスズカからしたら、昔から見てる僕のコトなんて、全て『お見通し』なのだろう。

 

だからいつも、僕は何をされても、「いいよいいよっ♡」てスズカのことを都合よく許してしまう。

 

 

「・・・私、謝れなんて言ってないわよ?」

 

「・・・じ、実は、ちょっとクラスの子と・・・お、お話してたんだ・・・っ」

 

問い詰められて、咄嗟にちょっと誤魔化してしまった。

 

僕が告白された事を知ったら、多分、スズカはすごく怒るだろう。

だからいつも、スズカの前では女の子と話さないようにしているし、告白されてもスズカには知られないように気を付けている。

 

大丈夫。

きっと、今日高梨さんに告白された事だって、隠し通せたはずだ。

 

 

「はぁぁ・・・っ」

 

しかしスズカは、落胆したように下を向いて、大きくため息を吐く。

 

「あんたッ、告白されてたでしょっ・・・!」

 

「ヒッ・・・・・!」

 

急に怒鳴られて、ビクンと、身体が震える。

あっ、やっぱり・・・、バレてたんだっ。

 

どうしよう、どうしよう。

 

 

「ぁ、っ・・・・・で、でもっ!!」

 

また『ヒドイ事』をされるのを恐れて、許しを乞う様に、反射的にスズカの腰にすがりつく。

 

 

「スズカの言いつけ通り、今日もちゃんと断ったよっ・・・!!だからっ!あっ、安心してっ♡」

 

まるで命乞いするオスのように、身体をピタリと擦り寄せる。

そのまま、機嫌を取るようにスリスリと身体を擦り付けながら、スズカの方を上目遣いで見上げて、ヘラヘラと媚びた笑みを浮かべる。

 

「ねっ・・・?ぇ、えへっ♡・・・えへへっ♡」

 

 

 

しかし、むしろそれが余計に、彼女の逆鱗に触れてしまったようだ。

 

 

 

「・・・うるさいッ!!!お前の『そういう所』が悪いんだよッ!!この淫売がッ・・・!!」

 

メリ、メリッ・・・!

僕の柔らかい腹の奥に、彼女の拳が突き刺さる。

 

 

「・・・お゛っ゛!!・・・・・っ、ごめ゛んねっ・・・♡」

 

「だいたいお前みたいなビッチに寄ってくる女なんてっ!他の男に相手にされなかったヤリモク女に決まってるからなッ!!この雄犬がっ、調子に乗るなッ!!」

 

また、お腹を殴られる。

 

 

「お前みたいな男がッ、女にマトモに相手して貰えると思うなよッ!!ゴミクズッ!!二度と女に色目使うなッ、売男!!」

 

繰り返し、何度も何度も。

 

ドスッ、ドスッ、ドスッ、ドスッ。

 

 

 

「ぁ゛ぁ゛ぁっ・・・・・!」

 

・・・チョロチョロチョロチョロッ。

 

 

 

ジワーっと、ズボンの中に温かい液体が広がる。

どうやら、失禁してしまったようだ。

 

 

「このクソゴミがッ!お前がっ!『告白されてる』のを、毎回どんな気持ちでッ・・・!私が、見てると思ってるんだよッ!」

 

胸ぐらを掴まれて、グーッと持ち上げられる。

 

「・・・ッ、・・・・・ヒーッ、・・・・・ヒーッ」

 

あ、この体勢、息出来ない。

 

 

あ・・・、しんじゃうっ。

 

コレッ、しぬっ。

 

 

ーーー

 

 

 

「あ゛っ♡あ、っ♡あ゛っ♡あ゛っ・・・♡♡ゆ゛るしてっ゛♡♡スズカっ♡♡」

 

パンっ♡パンっ♡パンっ♡パンっ♡

 

 

スズカは立ったまま、僕を壁に押さえつけている。

叩きつけるように、彼女は何度も腰を、重く激しくぶつけてくる。

 

まるで僕にのしかかって、ぺしゃんこに押し潰してしまうみたいな、乱暴なセックス。

 

「この私がっ♡こんなにっ、あっ、愛してるのにっ♡あんたはなんで私を裏切るのっ!!ずーっと、私だけを見てなさいよ・・・っ♡♡」

 

 

お互いに、一糸まとわぬ姿で絡み合う。

 

やはりスズカは、裸になっても美しい。

彼女の身体は、どのパーツも計算されたように『完璧なバランス』で、まさに芸術的なプロポーションを維持している。

 

そのシミひとつない肌は、透き通るように白く、きめ細やかだ。

擦れる度にスベスベと、まるで絹のように心地がよく、遺伝子からして『最高級の身体』なのだと分かる。

 

 

一方で僕の身体は、比べ物にならない『醜い身体』だ。

 

お腹の上には、さっき出来た青い痣だけでなく、古くなって茶色く変色してしまった痣が、いくつも浮かんでいる。

他にも、身体のあちこちにたくさん痣や傷が付いていて、とても『女の人に悦んで貰える身体』ではない。

 

 

もう何年も前から、気付いた時には、こうなっていた。

 

たぶん、・・・一生消える事はないだろう。

 

 

「本当に醜い身体ねッ♡こんな身体じゃ、私の他に抱いてくれる女なんて居ないわよッ♡」

 

そう言いながら、スズカは俺の背中に、ツメを突き立てる。

 

 

・・・グリッ、ググググッ!

 

「あ゛あ゛あ゛あ・・・っ♡♡そんなこと言わないでぇっ・・・♡♡」

 

引っ掻かれた背中から、ジワーっと、熱い血液が染み出していく。

 

まるで『マーキング』でもするように、僕の背中には、他にも無数の爪痕が刻みつけられている。

傷だらけの背中に、また新しい『スズカの印』を付けられてしまった。

 

 

「ほらッ♡♡・・・私がもっと『相応しい身体』にしてあげたからっ♡感謝しなさいよっ♡」

 

それなのに僕は、身体がビリビリと痺れて、頭がフニャフニャになって、幸せになる。

 

僕はバカだから、傷付けられているはずなのに、どんどん『スズカの物にして貰える』のが、堪らなく嬉しくてなって・・・。

 

 

まるで、「ありがとうございますっ♡♡」とでも言うように、僕をいつも散々痛めつける腕にちゅっ♡ちゅっ♡と、何度も感謝のチューをする。

 

「・・・ふっ、フフフフッ♡♡かっ、可愛いわねっ♡♡」

 

 

それに僕はバカだから、こんなに痛め付けられてるのにっ、こんなに貶められているハズなのに・・・っ。

 

 

 

「え゛へへっ♡♡スズカっ゛♡好きっ♡♡すきぃ゛っ゛♡♡あ゛ーっ、イ゛くっ・・・〜゛〜゛♡♡♡」

 

ますます、スズカのことが、『大好き』になってしまうっ♡♡♡

 

 

 

「お前はっ、一生私の事だけをッ♡♡考えてればいいのッ♡♡分かったっ!?」

 

「う゛、んっ・・・!!あ゛ーっ♡♡ごめ゛んなさいっっ♡♡またイ゛くっ♡♡♡」

 

 

 

スズカは、僕に『スズカの事だけを考えろ』なんて言うけど。

むしろいつも『僕の事だけを考えてる』のはスズカの方だ。

 

ホントに、大好きな人の人生をこんなに『独り占め』出来るなんて、僕は世界で1番の幸せモノだ。

 

 

 




いやー、今回かなり頑張ったけど、苦手な人多いだろうな。

しかし、『ヤンデレ×暴力虐待』はドMの聖域ッ!
その事実は、例え何者であっても、揺るがす事は出来ない・・・ッ!!



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Ⅳ 「ネットで見つけた寝取らせ報告ボイスに、処女のまま『性癖破壊されたJC』♡」

「はぁっ・・・、はぁっ・・・♡」

 

スマホを片手にAVを覗きながら、皮のかむったクリトリスを、上からグリグリと押し潰す。

 

 

 

最近、性欲がヤバい。

 

 

ちょうど、中学に上がる前ぐらいからだ。

どんどん背が伸びて、身体付きが変わってくるとともに、だんだん『エロいこと』への意識が、以前と違うものになってきた。

 

 

初めてオナニーしたのは、忘れもしない小6の時。

 

小6だとまだ成長期が来てない子の方が多いくらいだが、私は早い方で、その頃からどんどん大きくなっていった。

胸が膨らんで身長も伸びて、気付けば、私より大きかった男子達がどんどん小さくなっていって。

 

 

ある日、前からよくからかってくる男子と、取っ組み合いの喧嘩になった。

 

前だったら絶対負けてたソイツを、私はボコボコにして泣かせて、初めて勝った。

次の日からソイツは、私を自分より『格上』だって認めたみたいに、私に歯向かわなくなって・・・。

 

 

その日の夜に、ソイツの私を恐れるような、妙にしおらしくなった『前とは違う視線』を思い出しているうちに。

気付けば股がビショビショになって、お風呂でイジくってるうちに、イってた。

 

それから私は、逆にソイツの事をからかうようになって、ほぼ毎日、ソイツの事を考えながらオナニーする様になった。

 

 

 

でも、それは昔の話。

 

今は私にもスマホがある。

オカズなんてネットで探し放題だし、エロ漫画もAVも、無料のモノが山ほどアップロードされている。

 

 

もちろん、私も一瞬でハマった。

 

最初こそ、『男子 全裸』とか『チンコ』とか、しょうもないワードで検索していた。

しかし、とっくにオカズを探すコツも覚えてきて、最近は『レイプ』とか『肉便器』とか、ちょっとエグい系のエロにハマっている。

 

エロ漫画は特に、最近お気に入りのサイトがあって、今日も例に漏れず、ランキングを確認してるところだった。

 

 

 

ん・・・、なんだこれ、エロいな。

 

目に付いたのは、ある1つの広告。

萌え系の、男子高生風の子がパッケージだ。

 

クリックしてみる。

 

すると、年齢確認のあと、購入ページに飛ばされた。

なんだ・・・、有料じゃんコレ。

 

 

しかし衝撃的な表紙のせいか、内容が妙に気になる。

表紙には同じ男子高校生が、左側と右側に、2つのイラストで書かれていた。

 

左側は男子高校生が可愛くニッコリ笑っている。

まあTwitterでよく見るような『良さめのエロ萌え絵』といった感じだ。

それとは対照的に、右側では同じ男子高生が、巨乳の女に犯されながら、下品なアヘ顔ピースで笑っている。

 

やば、エッロ・・・!

 

 

タイトルは・・・「アナタのコトが『大好きだった』幼馴染カレシの、寝取らせ報告オナニーサポート」。

 

寝取らせ・・・?

オナニーサポートと言うからには、どうにかして、オナるのを手伝ってくれるってことか・・・?

 

 

どうやら、音声作品らしい。

無料の試聴音声がある。

 

『サンプル1、幼馴染カレシと放課後デート』

『サンプル2、渋々寝取らせに付き合ってくれる彼』

『サンプル3、初めての寝取らせ報告』

『サンプル4、大好きだった彼からの寝取られ報告』

『サンプル5、最後のお情けセックス』

 

 

・・・ふーん?

 

まあよく分からないけど。

ちょっと、聞いてみよ。

 

どーせ買わないけど。

 

 

ーーー

 

 

『サンプル1、幼馴染カレシと放課後デート』

 

 

 

 

「___ううん、待ってないよ!俺も授業終わるの、遅めだったし」

 

「じゃー行こっかデート・・・♡」

 

お、声かわいいな。

男の子らしい、女よりもちょっとだけハスキーな少年声。

 

結構好みだ。

 

 

「じゃー折角だから、手でも繋いじゃう?・・・も〜!そんな照れるなよ〜!ほらっ、___」

 

演技も上手くて、フツーに、アニメとかに出てそうな感じだ。

悪くないじゃん。

 

 

「___かしからずっと一緒なのに、今はカレシとカノジョ同士って、・・・なんか変な感じで、ドキドキするねっ」

 

お、これは途中ちょっとカットされてる?

まあ体験版だから、短く編集されてて、本編はもっと長いってことかな。

 

 

「この前、キミが告白してきてくれた時、俺ホントに嬉しかったんだ。」

 

 

「前からキミのこと、ずっと好きだったのに、俺から好きって言うのが怖くて」

 

「もしかしたら他に好きな人がいて、俺なんて、ただの友達としか思われてないのかな〜、とか思ったらすごく不安で」

 

 

「だから、すごい嬉しかったんだ・・・!ずっと好きだったの、俺だけじゃなかったんだって、分かって!」

 

 

「俺!いま、すっごく幸せだな〜!」

 

なにこの子、・・・めっちゃいい子じゃん。

 

 

「って、何言ってんだ俺!・・・な、なんかちょっと、恥ずかしいな〜!あははっ!」

 

でも、こっちはちょうど、まんこクチュッてる所だからさ。

 

 

早くエロパートも、見せてよ?

 

 

ーーー

 

 

『サンプル2、渋々寝取らせに付き合ってくれる彼』

 

 

 

 

「___えっ・・・・・?他の、女の人とセックスしてきて欲しい・・・?」

 

は・・・??

 

 

え、何言ってんの・・・??

 

 

「・・・そっか。うん、俺も薄々感じてたよ。キミが、・・・あんまり興奮してくれてないって」

 

「俺のせいだよね、ごめんね?___」

 

マジで・・・?

こんないいカレシ居るくせに、有り得ないだろ。

 

 

 

「___・・・・・分かった」

 

 

「その代わり、1回だけだよ・・・?俺もあんまり、キミ以外の人と、エッチしたくないし」

 

うっわ、コレ、そういう系か。

女側が、Mってこと?

 

私、フツーにSだから無理なんだけど。

 

 

・・・・・まあそんな長くないし、もうちょっとだけ見てみるか。

 

 

ーーー

 

 

『サンプル3、初めての寝取らせ報告』

 

 

 

 

「・・・うん、エッチしてきたよ。君以外の人と」

 

うっわ、最悪。

 

 

「その、ショック受けちゃうかも知れないけど、その方が良いみたいだから、・・・最初から、正直に言うね?」

 

 

 

「良かったよ。・・・うん、キミとするエッチより、気持ち良かった」

 

クソっ・・・!!

 

 

「うわっ・・・、スゴい濡れちゃってるね。やっぱり・・・、キミは自分がセックスするよりも、俺が他人に抱かれる方が、興奮しちゃうのかな?」

 

女側最低すぎだろ・・・!!

 

 

もう、やめた。

聞くの辞めたわ、胸糞悪いし。

 

他のオナネタでも探すか。

 

 

ーーー

 

 

やっぱ、気になる。

 

 

「うわっ、スゴい濡れちゃってるね。やっぱり、・・・キミは自分がセックスするよりも、俺が他人に抱かれる方が、興奮しちゃうのかな?」

 

結局、閲覧履歴からたどって、もう1回ページを開いてしまった。

コレ、クッソエロいんだけど・・・!

 

 

「たしか、キミと一緒の部活っていってたかな?前からスゴいアタックされてて。・・・その人は、3年のセンパイなんだけど」

 

嫌なのに・・・!

めっちゃ、興奮するんだけどっ・・・♡

 

 

「スゴい美人で、経験豊富みたいでね?キミよりも、その・・・おっぱいとかも、すごい大きくてさ」

 

そ、そんなっ・・・!

いやっ、私も、今そんなデカくないけど、これから絶対、巨乳になるしっ・・・!

 

 

「・・・俺の方も、これからどうされちゃうんだろうって、すごい興奮してきちゃって」

 

やばっ、スゴいマンコ、いつもよりグチョグチョなんだけど・・・♡

 

 

「抱きしめかれた瞬間に、キミとは全然違うムニュッとした感触とかしてきて、俺スゴいドキドキしてきて、分かっちゃった」

 

 

「・・・センパイ、キミよりも女として、だいぶ『格上』なんだって___」

 

ああぁぁぁっ・・・!!♡♡

 

 

「___ンパイ、アソコの方もスゴくてさ・・・♡入れられた瞬間に、ゾリゾリのヒダヒダが、にゅるっ♡にゅるっ♡・・・て俺のチンコに絡みついてきて」

 

「それなのにキツさの方も、・・・ぎゅぅぅぅっ♡て、スゴい力で締め付けてきてさ♡」

 

 

「俺、センパイがちょっと腰振っただけで、一瞬でイかさちゃった」

 

 

「・・・キミとじゃ、なかなかイけなかったのに、不思議だね♡___」

 

わ、私は別に、セックス下手じゃないしっ!

マンコだって、キツキツで気持ちいいはずだからっ!

 

 

たぶんっ、まだシたことないけどっ・・・!

 

 

ーーー

 

 

『サンプル4、大好きだった彼からの寝取られ報告』

 

 

 

 

「___ごめんね、結局センパイとのセックス忘れられなくてさ」

 

1回だけって、言ったのにっ・・・♡

 

嘘つくなっ!!

この、くそビッチがっ・・・!!

 

 

「キミとしてる時も、センパイのぎゅぅぅぅって締め付けてくるオマンコが、恋しくなっちゃて」

 

「俺から『もう一度セックスしてください♡』って、頼んじゃった♡」

 

うそっ・・・!うそっ・・・!

そんなに良かったってことなの・・・!?

 

 

っ・・・♡♡

 

 

「・・・キミも、もう1回して欲しいって言ってたし、良いよね?」

 

「でね、センパイに言われちゃったんだ。セフレにしてやる代わりに」

 

 

 

 

「キミとは、もう、セックスするなって。」

 

そんなっ・・・♡♡

 

気付けば、股間が泡立ってグチュグチュ音がして、どんどん右手が激しくなってくる。

 

 

ヤッ、バ・・・♡♡

はぁっ・・・♡はぁっ・・・♡

 

アソコもいつもより濡れて、シーツが愛液でグショグショだ。

 

 

「だから、今日はえっち出来ないんだ、ごめんね?」

 

「代わりに、キミの大好きな『寝取らせほーこく』いっぱい聞かせてあげるね・・・♡」

 

 

「うわぁーっ、ビショビショだね。やっぱり君みたいな『寝取られマゾ』は、彼氏がセンパイのセフレにされて、大喜びみたいだね・・・♡___」

 

嫌なのにっ・・・♡♡

マンズリ、止まんないぃっ♡♡

 

 

「___もう何度もイってるのに、センパイ、全然止めてくれなくてさ♡声も『おっ゛♡おっ゛♡』て、スゴい下品な声で喘がされちゃって・・・」

 

グジュグジュ、音、家中に響いちゃってるっ♡♡

 

 

「『1発パコられただけで、自分からセックス懇願してくるなんて、お前マジ最低のチョロオスだな』って言われちゃった・・・♡キミの彼氏なのに、ヒドいよね・・・?」

 

ああぁっ♡

イキそう♡イキそう♡イキそうっ!♡♡

 

 

「ほらっ、センパイの愛液染み込んだおちんちん、舐めて・・・♡」

 

 

ーーー

 

 

『サンプル5、最後のお情けセックス』

 

 

 

 

「ホントに、・・・『オナニー専用マンコ』って感じだね、キミの膣。さっきから、一生懸命腰振ってくれてるのに、全然気持ちよくないや」

 

ヒドすぎっ・・・♡♡

私(女側)、どんだけマンコしょぼいのっ・・・♡♡

 

 

「センパイのオマンコの中はねっ・・・♡スゴいんだよっ・・・♡」

 

 

「センパイは、キミのヘコヘコ腰振りとは、比べ物になりないくらい力強くて♡亀頭とかカリ首とか、気持ちいいトコロ、ゴリュッ♡ゴリュッ♡て的確に潰してきて・・・♡」

 

コレっ、フィクションだからっ♡♡

こんなの、ありえないっ・・・♡♡

 

 

「一瞬で、アヘアヘっ・・・♡て、イかされちゃうんだよ♡俺も、何度も犯されて、ひーひー泣かされてるうちに・・・」

 

ああああぁぁっ!!♡♡♡

 

 

「身体も心もっ♡♡完全に、センパイの『都合良いセフレ男』にされちゃった・・・♡♡」

 

イクっ♡♡♡イクっ♡♡♡

 

 

「あっ・・・、もうイっちゃったの?お疲れ様っ・・・!」

 

んんんんんっ♡♡♡

 

 

キュゥゥゥッと、膣がキツく閉まる。

下半身に力が入って、ピクピク足が震える。

頭が、のぼせそうなほど、アツい。

 

 

やば・・・、いつもより気持ちいいんだけど。

 

胸はズキズキと傷んであるのに、それを上回るくらいの、激しい快感。

未だにグーッと、アタマに、力が入ってる。

 

 

「じゃあ、次はセンパイに入れて貰うねっ。・・・・・センパイっ♡言う通りにしたからっ、ごほーび下さいっ♡」

 

 

 

「・・・っ♡♡あ゛あぁ゛っ♡スゴいぃっ゛♡さっきの『ショボまんこ』とはっ、全然違うっ゛♡♡」

 

・・・ああああっ!!クソがっ!!

私はショボまんこじゃない!!

 

 

「んんっ♡ああぁっ♡♡センパイっ、好きっ♡大好きっ♡なんでもするからぁっ・・・♡セフレじゃなくてっ、俺のこと本当のカレシにしてえっ・・・♡♡」

 

マジで最悪っ!!

 

 

「センパイがっ♡あ゛あぁっ♡キっ♡キミがっ土下座で頼んだら、カレシにしてくれるって♡・・・お願いっ゛♡♡俺のため゛にっ♡♡土下座してぇ゛っ゛♡♡」

 

 

 

「・・・や、やった♡んひひひっ♡・・・センパぁいっ♡♡ありがとうございますっ♡♡」

 

このクソ尻軽オトコっ、死ねやっ!!

いま目の前にいたら、マジでボコボコにしてやるわ!!

 

 

「ィッ♡ヒぃいいい゛っ♡♡は、激しっ♡♡イック♡♡イグッ、イクイクイ゛クっ゛♡♡♡」

 

 

「・・・・・ごっ♡♡♡っ゛♡♡♡・・・ヒっ、オ゛ぉおっ゛♡♡♡」

 

 

あーっ、やばっ・・・。

 

 

 

 

クッソ・・・♡

また、ムラムラしてきたんだけど♡

 

 




祝!!日間R18ランキング、1位達成!!


今日ハーメルンで1番エロい小説は、この小説らしいです!
皆さんのおかげで変態ヤローとして、また一皮ムけることができました!!


たぶん、沢山の人に読まれたって言うより、なんとなく1部のエッチな読者が沢山読んでくれた気がしてます。

ありがとうみんな!ありがとう日本!ありがとう変態!




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Ⅴ「ドキッ♡格闘家失格!?女と全裸で闘わされて『泣きながら犯される男格闘家』」

「「ワァァッ・・・!!」」

 

ここはリングの上。

 

 

「いいぞーッ!!ユースケ頑張れ〜!!!」

 

「エース何やってんだァー!!コッチは2桁賭けてんだよッ!!!」

 

怒鳴りつけるような、女達の歓声が聞こえる。

ユースケとは俺の格闘家としての名前。

エースは対戦相手だ。

 

 

「ハァッ・・・!ハァッ・・・!」

 

俺と同じく全裸にグローブのみを身につけた男が、息を切らしてボクシング風の構えを取っている。

現在の戦況は、こちら側の圧勝。

 

まあ当然だろう。

ただでさえ俺は、表の男子総合でかなり良い戦績を挙げてんだ。

 

金のために『裏ドッグファイト』ばっか出てる連中に、負ける訳が無い。

 

 

 

裏ドッグファイトと言うのは、簡単に言えば、一種の会員制風俗みたいな物だ。

 

裸の男が、本気で殴り合ってるところが見たい。

そういう下衆な性癖の女のための、格闘技イベント兼ショーパブ、それが裏ドッグファイトだ。

 

通常の格闘技とは違い女の性欲を煽ることが目的のため、衣装は基本全裸かエロコスチューム。

しかもここの場合、ルールは何でもアリ。

打撃も寝技も、金的でさえ踏みつけや連打以外は反則にならない。

 

 

この裏ドッグファイト。

実は、かなり規模がデカい。

 

選手に様々なリクエストを出来たり賭事が許されていたりと、非常に娯楽性が高く大きな金額が動く。

そのため裏とは言うものの、実は通常の男性格闘技大会より市場が大きいと言われている。

 

まあ結局、純粋に格闘技を楽しむなら、身体能力の低い男よりも、女の試合を見た方が楽しいという事だろう。

 

 

かく言う俺も、プロとしては裏の試合など軽蔑すべきなのだが、今回はその『高額ギャラ』のため裏ドッグファイトに出場しているところだった。

 

 

 

・・・スパンッ!

ガスッ!ガスッ!

 

相手選手が、コチラにラッシュを仕掛けてくる。

とは言え、疲れのせいか動きがだいぶ雑だ。

 

俺は、少し動くだけで、簡単に防ぎ切って見せる。

 

 

「ハァッ・・・!ハァッ・・・!」

 

相手、大分苦しそうだな。

向こうも勝てないと分かっているのだろう。

さっきから、攻撃が大胆になって来ている。

 

 

パシン!

お・・・、これはチャンス・・・!!

 

 

大きな隙が出来たので、右ストレートでカウンターを打ち返す。

直後、伸ばした拳の先に、相手の顎骨がグリッとズレる感覚を感じた。

 

決まった・・・!

相手選手が、フラッと、膝から崩れ落ちる。

 

 

『・・・1!2!3!・・・』

 

直ぐに司会役のカウントダウンが始まった。

 

 

『・・・8!9!10!KOォォォオ!!』

 

うわー!やったやった・・・!

裏と言えども、流石に優勝は嬉しい。

 

 

 

『本日のチャンピオンは、・・・ユースケ!!!』

 

それに、これで大金じゃん俺!

 

 

ーーー

 

 

 

その後しばらく司会役の進行が続き、ようやく報酬を貰って帰れると思っていた時。

司会役が妙なコトを言い出した。

 

『・・・そして、今回の大会ではァ!チャンピオンに、なんと、ボーナスゲームが用意されてまァス!!』

 

 

は・・・??

聞いてないけど・・・?

 

まだ何かやらされるのかと、先程の喜びも冷めて、ゲンナリする俺。

 

 

「「ワアァァッッ・・・!!」」

 

しかし対照的に、観客は待っていましたと言わんばかりに、今日イチの盛り上がりを見せている。

 

うわー、マジで?

まだ何かあんの?

 

 

「今日、チャンピオンと戦うのはァ!ルミッ・・・!!」

 

司会役の、ノリの良いコールと共に、入場の音楽が、鳴り出す。

 

新しくリングに上がって来たのは、明るい金髪のロングを1本に束ねた女。

その身体は、俺よりも頭2つ以上デカく、程よく筋肉が付き、鍛えられているのが分かる。

 

・・・まさか、この女と戦えと言うのか?

 

しかも、たった今リングに上がってきたその女も、俺と同じく全裸だった。

 

 

 

リング上で女と正面から向かい合う。

 

やっぱり、デカい。

思わずゴクリと唾を飲み込む。

 

身体もデカいし、それに、胸もかなりデカい。

全裸なので、大きく前に飛び出た乳房が、惜しげも無く晒されてしまっている。

 

 

ああ、・・・コレは、ヤバい。

 

コチラも裸なので、もし勃起でもすれば大恥だ。

あんまり見ないようにしないと。

 

 

 

「・・・よろしく」

 

格闘家らしい女は、気が強そうに、素っ気なく声を掛けてくる。

 

「・・・あ、ああ」

 

これ大丈夫か?

俺、女と戦った事なんてないぞ?

 

 

 

ーーー

 

 

 

まずは、様子見に軽めの打撃を打ち込んでみる。

 

 

ああ・・・、やっぱダメだ。

全く効いてないな、コレ。

 

さっきからボディに軽くヒットはしているものの、金髪女に全くひるむ様子はない。

 

 

それもそのハズ、俺と彼女とではまるで体重が違う。

俺の体重がだいたい40キロなのに対して、おそらくコイツの体重は80キロいかないくらい。

体重差が2倍近くある。

 

 

ボクシングの階級が2、3キロ単位で細かく別れている事からも分かる通り、打撃競技は体重が命。

 

力とは、物理学的に言えば重さ×速さ。

これを格闘技に置き換えれば、打撃とは体重×筋力だ。

 

つまり、たとえ筋力が俺と同じくらいだったとしても、金髪女のパンチ力は俺の2倍。

もちろん当然の事ながら、女性である彼女は筋力も俺以上だろう。

 

 

しかも、俺が不利な要素はそれだけでは無い。

もう1つの不利な点、それはリーチの差だ。

 

俺の手の長さと彼女の首の位置からして、俺は顎を狙う事は出来ない。

一方で俺の顎は、彼女がちょっと手を伸ばしただけですぐに届いてしまうだろう。

 

 

 

相手も素人ではないようだが、単純な技量自体は俺の方が上だ。

男の試合とは言え、伊達にプロやってる訳じゃない。

 

しかし、だからこそ分かる。

 

 

この試合、完全に俺の負け戦だ。

 

俺はこの女に絶対に勝てない。

性別が違う。

それだけで、俺は目の前の女に全く歯が立たなかった。

 

 

「・・・クソッ!」

 

それでも俺はプロだ。

逃げ出すわけにはいかない。

 

打撃を喰らわないように出来るだけ距離を取りつつ、隙の少ないローキックで相手を牽制していく。

 

 

格闘家とは、エンターテイナー。

観客が見てくれる事で初めて成立する。

 

例え負けると分かっていても、観客が試合を見たがっている以上本気で戦う。

それが、格闘家を名乗る者の『使命』だ。

 

 

戦うのを辞めた時、その時点で俺は『男格闘家』ですらも無くなってしまう。

 

 

 

何とか自分を奮い立たせて、戦闘意欲を保ち続ける最中。

相手がストレートの動作に入るのが見えた。

 

男との試合では、決して有り得ない位置から伸びる腕。

それを視界に捉えつつも。

 

 

 

あ・・・、防げな・・・。

 

 

 

クリーンヒット。

顎の関節から、パキッと嫌な音がした。

 

 

直後、視界がグルりと回って、膝から崩れ落ちる。

 

 

 

『・・・3!4!5!・・・』

 

 

 

司会役のカウントダウンが、どこか遠くに聞こえる。

キーーンと、アタマの中で耳鳴りが響く。

 

 

 

「頑張れユースケェ!!」「まだ終わってねーぞ〜!!」

 

 

さっきまで聞こえなかった、おばさん共のヤジに気付く。

一方的な試合にも関わらず、皆熱くなっているのか観客の反応は今日一番だ。

 

女に男がボコボコにされるトコが、もっと見たいってか。

趣味わりぃな。

 

 

「立てぇぇええ!!」

 

 

 

ウルセーな。

言われなくても、今立つって。

 

グワングワンと揺れる視界を抑えながら、俺はやっとの事で、よろよろと起き上がる。

 

 

『・・・続行ォオオ!!』

 

「「ワァァアア!!!」」

 

 

 

もう一度、構え直す。

 

満身創痍の俺とは対照的に、金髪女は息も切らさず、未だ不敵な笑みを浮かべている。

まったく、全裸でよくもこう余裕で居られるもんだな。

 

 

もはや気にならなくなっていたが、女が動く度に豊満なバストがブルンブルンと揺れてしまっている。

もし平常時なら、絶対勃起してしまっていただろう。

 

まあお互い様か。

硬直しお互いに睨み合う。

 

 

すると、突如女が突進してきた。

タックルだ。

寝技を仕掛けるつもりらしい。

 

 

「ガ、ふッ・・・!!」

 

女の重い身体がぶつかり、肺の中の空気が抜けていく。

そのまま、ガシャン!とリングの隅に叩き付けられた。

 

 

女の力強い腕が、俺の首に巻き付く。

チョークスリーパーだ。

グググッと、右手の二の腕に首元を締め上げられ、呼吸ができない。

 

それに後ろから抱き着かれる体勢のため、金髪女の柔らかい乳房が、直接俺の背中に当たってしまっている。

抵抗しようともがく度に、肌と肌が擦れあって、生の女の感触を全身で感じた。

 

 

・・・ちょっ、コイツマンコ濡れてるし!

 

女が俺を押さえる動作から性的な厭らしさは感じなかったが、どうやらかなり興奮してるらしい。

相手の息遣いが、かなり荒くなっているのが感じられる。

 

 

クソッ、こんな時に・・・♡

気付けば小さかった俺の股間が、ムクムクと膨らみ始める。

 

しかし首から上は呼吸が出来ず、頭に血が上り切っている。

こんなの、どうすればっ・・・!!

 

 

「いいぞルミ〜!!」「もっと締め上げろ〜!!」

 

 

 

俺は股間を完全に勃起させながらも、もがき続ける。

 

あ、コレムリ。

タップタップ。

 

 

金髪女の足に向かって、必死にタッピングした。

しかし、女は一向に腕の力を緩めない。

 

「おっと、ここでユースケのタッピングが入りました!!」

「しかしボーナスゲームではァ!タイムアップ時間まで試合続行となります!!」

 

 

は・・・?

司会が告げたのは衝撃の内容。

 

 

何だそれ?

いくら裏だからって、それは無いだろ。

 

 

 

ーーー

 

 

 

ハッと、目が覚める。

どれくらい気絶していたのだろう。

 

聞こえるのは、先程よりも段違いに反応の良い観客の声。

 

 

「ふっ♡ふっ♡」

 

そして、俺の上に股がる女の息遣い。

金髪女は、俺を股ぐらにずっぽりと差し込み、パコパコと腰を振っている。

 

 

「ちょ、ちょっと・・・!?なっ、何やってんだよお前!!!」

 

俺は慌てて、女から離れようとする。

すると女は無表情のまま、バコッと、俺の顎を殴り上げる。

 

 

視界が横にブレた。

 

わけが分からない。

何だ、これ?

 

 

「・・・♡♡」

 

股間からグチョグチョと、いやらしい音が響く。

動揺する俺を無視して、金髪女は相変わらず規則的に腰を振り続けていた。

 

グチョッ♡グチョッ♡

 

 

「んっ♡んっ♡・・・あっ♡♡」

 

俺の口からも、抑えきれずに自然と声が出る。

 

 

『さァ〜始まりました!!ボーナスゲームの見せ場、男女戦!!』

『ボーナスゲームでは通常の試合と違い、緊急事態を覗いて、試合はタイムアップまで続行されます!!なお打撃、寝技の他に、男女限定の攻撃♡もOKとなっておりまァす!!』

 

はしゃいだ司会役の声に、観客席でガハハッと笑いが起きる。

 

 

・・・ひ、酷い。

こんなの、信じられない。

 

 

これは完全に格闘技じゃない。

こんなの、レイプと一緒じゃないか。

 

・・・そうと分かれば、こんなモノに付き合う道理はない。

 

 

未だ鼻息を荒くしている金髪女目掛けて、俺は下から渾身の一撃を放つ。

 

 

「あ゛ぁ゛ッ・・・!」

 

拳が鼻先にヒットし、女は大きく仰け反る。

 

 

俺はリングの外を目指して、急いで這い進む。

 

もう報酬なんていらない。

帰ろう。

 

そもそも、金に目が眩んで裏の試合になんか出たのが間違いだった。

明日からはまた節制して、コツコツ表の試合に出よう。

 

 

そしてまた、ちゃんと男だとしても胸を張れる『立派な格闘家』に戻って・・・。

 

 

 

ゴム製の仕切りの前まで来て、立ち上がろうとしたその時。

ガシッと、足首を掴まれた。

 

 

「ゆるさない・・・!!」

 

ドスの聞いた女の声。

金髪女はそのツンとした鼻先から、ポタポタと鼻血を垂らしている。

 

「ぅあっ、あぁぁっ・・・!」

 

ヤバい、ヤバいヤバいヤバい・・・!!

に、逃げなきゃ・・・!!

 

 

「た、たすけてっ・・・!!」

 

彼女に背を向けて、リングの外に必死で手を伸ばす。

その様はもはや格闘家ではなく、女に怯える『か弱い男』だった。

 

お願いっ・・・!!誰か助けてっ!!

しかし金髪女はそんな俺を、フワリと軽々しく持ち上げ仰向けに倒す。

 

 

「・・・も゛っ、ゆるじてっ!!ごめ゛んなさいっ!!」

 

もはや格闘家としてのプライドなど忘れて、金髪女に泣きながら謝る俺。

 

 

「ふぅぅっ・・・!♡」

 

しかし彼女の方も興奮でそれ所では無いらしく、俺の声など耳に届いて居ないようだった。

 

 

女は、俺が完全に動けないようにガッチリ手足を固定し、再びゆっくりと腰を下ろす。

ぬぷぷっ・・・♡と、空気が抜ける音がして、粘膜同士が密着していく。

 

感じるのは、時間を掛けてしなやかに鍛え上げられた極上の腟内。

ゾリゾリと俺の亀頭を撫で上げ、きゅう♡きゅう♡キツく俺を締め上げる温かい穴ぼこ。

今度は逃さないと俺を締め上げる、最高の肉体。

 

 

「お゛お゛ぉぉっ・・・♡♡」

 

強すぎる快感に、思わずガクッと、腰が跳ねた。

こんな絶望的な状況にも関わらず、俺の身体は素直に悦んで見せる。

 

その後は一方的だった。

 

 

 

「ひぃぃっ♡♡♡っ、くぅっ♡♡♡」

 

パンッ、パンッ♡パンッ・・・♡

女が腰を振る度に、下では膣ヒダでちゅこちゅこと亀頭を弄ばれ、ガクガクと快感に震える。

 

 

そして上では、息を荒くした彼女に、顔をゴスゴスと殴られる。

何度も何度も、何度も。

 

ガスッ!ガスっ!

・・・ボコッ!

 

「っぅあっ♡やめ゛でッ♡♡ぐっ・・・!ひァぁあっ・・・♡♡」

 

もはや現実が受け入れられなくなって、目の端からとめどなく涙が溢れる。

顎からの衝撃と膣肉の感触で、今にも意識がトんでしまいそうだった。

 

 

「ぁ゛あ゛ぁっ♡♡」

 

金髪女に貪られるまま、ビュルビュルと精を吐き出す。

クラクラ揺れる頭では、もはや精液を吐き出すのは何度目か分からなかった。

 

 

「オ゛ッ゛・・・!!」

 

ボコッ。

イった直後にも関わらず、また右から顔を殴られる。

 

 

「ハァッ・・・♡♡ハァッ・・・♡♡」

 

金髪女は興奮でその目を見開き、本能のままに俺を蹂躙する。

完全に瞳孔が開いており、もはや獣だった。

 

あぁ、やっぱりこれは、・・・最初から格闘技じゃなかった。

時間いっぱいまで、彼女は止まらない気のようだ。

 

 

もう殴るのには飽きたようで、彼女は俺の首にゆっくりと手を添える。

腕の拘束はとっくに解かれていたが、もはや俺に抵抗する気力は残されていなかった。

 

グググッと、首が締まる。

 

「・・・っぉ、ごフッ!!・・・・・ぉ゛、ぉぉぉッ・・・♡♡」

 

 

同時に彼女の腟内も、ぎゅっ♡ぎゅっ♡と小刻みに締まるのが分かる。

興奮してるらしい。

 

バクンバクンと、耳に強くなった血流の音が響く。

そして、意識が遠くなってきたくらいのタイミングで、締め付けがぎゅぅぅっ♡と強くなった。

 

あっ、いくいくいくいく・・・♡♡♡

 

 

「ギっ、イ゛ぃぃいっっ♡♡♡お、ぉぉぉっ♡♡♡」

 

強く締められた喉元から、酷く掠れた声が漏れ出す。

腰がカクカクと跳ねて、射精した。

より激しく、腰が震えた。

 

 

こんなのおかしい。

これは、夢だ。

 

 

 

ーーー

 

 

 

控え室に戻って、そそくさと帰り支度を済ませる。

 

 

結局約束通り、報酬は振り込まれるらしい。

節制すれば、半年は暮らせる金額だ。

そこに関しては疑い用が無さそうだった。

 

騙された事に関しては本当に許せないが、一応書面で事前説明はされていたらしい。

ホントかよ。

 

でも、そんな事ももうどうでもいい。

今後俺が裏の試合に出る事はないだろう。

 

こんな場所は、もう十分だ。

二度と関わりたくない。

 

 

俺がドアノブに手を付けようとした、その時。

 

コンコン。

薄いプラスチックの扉をノックする音が響く。

 

 

 

「・・・・・・・どうぞ」

 

誰だよ、こんな時に。

 

 

「し、失礼します」

 

扉の先には、見覚えのない1人の女が立っていた。

なんと言うか、・・・申し訳なさそうにモジモジと、やや遠目に立っている。

 

ここのスタッフ?

こんなヤツ居たっけか?

 

 

少しあどけなさを残した、大学生風の女の子。

年頃らしく髪色は派手だったが、その振る舞いはどこかお淑やかで、女性としての育ちの良さが伺える。

 

 

 

「あっ・・・!!」

 

コイツ・・・!!

一瞬気が付かなかったが、殴られた様な鼻の痕を見て気付いた。

 

照明の違いのせいか色が違って見えたが、やはりその女の髪は明るい金髪だった。

 

 

金髪女は気まずそうに表情を固くする。

そして。

 

「・・・すいませんでしたっ!」

 

勢いよく頭を下げた。

先程とは違って下ろされた金髪が、フワッと浮いて舞い落ちる。

 

 

「あっ、あのあのっ!私てっきりさっきの試合の方も、ユースケさんは合意されてるのかと思ってて・・・!」

「それでっ、私ふざけて応募したさっきの試合に、まさか当選するとは思ってなくて、張り切っちゃって・・・!」

 

「でも、今考えたら・・・出ちゃ行けませんでしたっ、本当にごめんなさいっ!!」

 

先程までの獣のような荒々しさとは打って変わった、しおらしい態度。

リングの上とはまるで違う性格に、ポカーンとする。

 

ホントに同一人物かよコレ。

 

 

「・・・まー大丈夫ですよ。そもそも、俺が自分で出たんですから。そんなに気に病まないで下さい」

 

正直言いたい事が無いわけではない。

しかし、もう終わってしまった事だ。

 

相手が本心から謝ってるのに、今更恨み言を言ってもどうにもならない。

 

 

「じゃー、俺ちょうど帰るとこなんで。・・・そろそろ行きますね」

 

部屋から、出口に向かって歩き出す。

 

しかし途中でドアに躓き、少しよろける。

流石に、身体に負担をかけ過ぎたか。

 

 

「だっ、大丈夫ですかっ・・・!?」

 

見ていた金髪女は、再度俺へと駆け寄る。

うわっ、近付かれるとやっぱデカイな、コイツ。

 

 

「も、もしかして、私のせいでまだ脳震盪が・・・」

 

「ちょっと躓いただけですから」

 

ははっと愛想笑いして見せて、相手に元気だと伝える。

 

 

 

「・・・でも、ちょっと休んでいった方がいいんじゃ・・・」

 

彼女の手が、俺の肩に触れる。

その手はリング上で感じた物と同じ、やはりググッと力強い腕だった。

 

 

俺の顔の近くに、彼女の拳が見えた。

拳の先の出っ張りがグローブとの摩擦で、赤く傷んでいた。

 

「・・・ぁ」

 

 

瞬間、リングの上で見た光景が、フラッシュバックする。

 

 

 

 

彼女に殴られて、一瞬で気絶した事。

 

柔らかく歪む胸と、力強い筋肉の感触。

 

寝技で勃起させられながらオトされた事。

 

腰を振られながら上から感じた息遣い。

 

どれだけ泣いて謝っても、許してくれなかった事。

 

きゅうきゅうと締まる、温かい腟内。

 

長い金髪が肌に擦れる感触。

 

首を締められながら、射精した事。

 

ガンガン殴られて半ば意識を飛ばしながら味わった、膣ヒダの感触。

 

 

 

「・・・ひぁぁっ・・・っ♡♡♡」

 

喉の奥から小さな悲鳴が漏れて、カクンカクンと、小刻みに腰が痙攣した。

 

 

 

「あっ、私・・・っ!!う、ウソっ・・・!ご、ごめんなさいっ!!」

 

彼女はそんな俺の様子をどう受け取ったのか、みるみる顔を青くすると、後ろを向き足早にどこかへ去ろうとする。

廊下を歩く彼女の姿が、どんどん離れていく。

 

 

あ・・・、もう会えないんだ。

 

 

 

「・・・・・ま、待って・・・!!」

 

何を思ったのか、俺は彼女を呼び止めた。

やはりテンションがおかしくなっているのか、自分で思ったよりも大きな声が出てしまった。

 

 

「えっ・・・?」

 

振り返った彼女の表情は、最初に見た時とは違う弱々しい物だった。

 

しかしやはりその顔を見ると、リング上で感じていた、俺を見下す『獰猛な目付き』を思い出してしまう。

 

 

 

「あ・・・、そ、その・・・」

 

表情を隠すように下を俯く。

きっと今俺の顔は、真っ赤に染まっているだろう。

 

 

俺は、・・・とんだ恥知らずだ。

 

 

 

「良かったら、その、・・・・・れ、連絡先、とか・・・・・♡」

 

 

 

粘ついた液体が、ツーッと、太ももを滴り落ちる。

ヌルリとした感触が気持ち悪かった。

 

 

 

 




だんだん文章が長〜くなる。
その様はさながら、小学生の頃に食べたロングロングひもQのようだった。

ーーー

さて、アンケートを取り始めたのは9月10日午前1時頃。
現在は9月22日4時頃()なので、およそ12日が経っているかと思われます!

現時点では、なんと有難いことに474人の方に答えてもらっています!
400人を超えれば、だいたい統計的に有意な数(これ以上票数を増やしてもほぼ結果が変わらない数)と言っていいはず。
なのでいったんこの場で、アンケートの結果を振り返って行きたいと思います。


1位、読みながらオナニーする派、204票。

これは有難いですね!
読者のオナニーのため囁かな手助けをしたい、自分はその一心で筆を握って居ます。

そのため以前から、もしこの小説の読者さんがシコり目的じゃなかったらどうしようかと不安に思っておりました(笑)
1つ悩みが晴れました。ありがとうございます。


2位、ムラムラするけどオナニーは別腹派、177票。

自分もそういう時あります。
だいたい小説はシコり目的で探すのですが、R18の中で作品として面白い物を見つけた時には、誰かが埋めたタイムカプセルを掘り起こした気分になりますよね(?)。


3位、オナニーは全く関係ない派、63票。

漠然とこれは最下位かなと思ってました。
この層は面白い作品を求めすぎた結果、通常作品と同じように、R18も探すって感じなのかな?

正直、今でもこの楽しみ方はよく分かっていないので、感想などで教えてくれると幸いです!


4位、読んだ後でオナニーの妄想に使う派、30票。

これが最下位なのは1番驚きました。
自分はイラストを覗きつつ、小説で貯めたシチュエーションを思い描くという人が、2番目に多いかと思っていました。
まあ、そんなの面倒臭いか(笑)

ーーー

という事で、アンケートに協力して下さった皆さん、本当にありがとうございます!
より文章のシコリティを上げるため、一層奮励努力する次第であります。

念の為、これからもアンケートはこの話に貼り付けておきますね!


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吉川ユータ編 1章『導入、逆痴漢レイプ、世界観 説明』
01 「高校2年、吉川ユータ」


 

 

 

蒸し暑い空気と、7月のうるさいセミの声。

空を見上げると、赤く焼けているのが見える。

もう夕暮れだ。

すっかり遅くなってしまった。

 

学校での疲れを引きづりつつ、家に向かって歩く。

あの人が待っている。

早く帰って、夕飯の支度をしないと。

 

 

ーーー

 

 

「おかえり、ユータ」

 

家に帰ると、聞き慣れた声が聞こえてきた。

 

ただいま、と返事しながら、リビングに向かう。

見慣れた女性が、仕事着のままソファで仰向けになり、くつろいでいるのが見える。

 

まず目がいくのは、スタイルの良さ。

スラリと伸びた長身に、スーツの上からでもわかる大きな胸と尻が、男を魅了する凶悪なシルエットを描く。

 

首から上は、幼さの残る可愛らしい童顔で、やや短めの黒髪がよく似合っている。

まさに絶世の美女と言っていい。

 

ただし、前の世界ならば。

 

 

ーーー

 

 

この世界の女性は、前の世界とは比べ物にならないほど美しい。

その上、男よりも体格が良く、力が強く、極めつけには男を魅了する抜群のスタイルを誇っている。

 

また、女性と男性のスペックには、大きな格差がある。

男性は、小柄で可愛いらしく、非力である。

 

おまけに、妊娠も出産もできない。

生物として、女性よりも圧倒的に劣っていると言ってもいい。

それじゃあ、この世界において男性の役割とは一体何なのか?

 

それは女性に媚びへつらって、精液を搾りとって貰うことだと、僕は思う。

 

この世界で男女は、男1女3の割合で生まれる。

だから、数少ない男を奪い合うため、女性は圧倒的に優秀で美しくて、強い。

そんな女性たちには、男がどう頑張っても適う訳ない。

 

非力な男性は、優秀な女性に媚びて満足させて、守ってもらうしかないんだ。

 

女性は強く、男性は弱い。

だから、優秀な女性が社会を動かし、希少な男性が女性に奉仕し満足させる。

 

それがこの世界の男と女の関係だ。

 

 

ーーー

 

 

さて、夕飯の準備の前に、まずは身支度を済ませなくては。

二階にある自分の部屋に向かおう。

 

「ユータ、脱ぎなさい」

 

突如、彼女から命令された。

 

戸惑いつつも、言われたとおり服を脱いで、正座をする。

彼女が僕に『躾』をするときは、全裸で正座する決まりなのだ。

 

しかし、何か彼女の意思にそぐわないことを、してしまったのだろうか?

 

「また女の子を誑かしたの?」

 

大きな声ではないが、かなりの怒気が込められているのを感じる。

 

なんで!?何が!?

身に覚えがない・・・!!

 

恐怖で声が出ない。

体がガタガタ震えて、涙が出てくる。

 

スマホの画面を見せられる。

教室でクラスの女子と、肩を組んでいる写真が映っていた。

あの時に、写真を撮られていたのか・・・

 

「私、言ったよね?女の子を誘惑しちゃ行けないって」

「っ!・・・も、申し訳ありませんでしたっ!」

 

震えながら、土下座する。

 

どうしたら彼女の怒りを収められるか、必死で考える。

抱きついて媚びれば、許してくれるだろうか?

しかし、もっと怒らせれば、酷いことになる。

 

「何が?」

 

「・・・卑しい体で、女の子を誘惑しました」

 

本当は、向こうが無理やり絡んできただけだ。

それでも、僕の体は意思に反して、彼女の期待通りの行動を演じる。

もちろん、彼女もそれは分かっている。

 

きっと、これは儀式なのだ。

僕は彼女の所有物であると、屈服感と服従を体に刻み込むための。

 

「じゃあ、お仕置きだね」

 

 




ハーメルンって逆転モノ少なくね?って前から思っていたので、投稿してみました。

どんなものでも良いので、感想、評価など頂けると嬉しいです!


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02 「ヤバすぎる同居人に感電調教された後、徹底的に犯される♡」

 

 

 

「じゃあ、お仕置きだね」

 

ドバドバと冷や汗が出て、体が震える。

・・・それは、ヤバい。

 

「ご、ごめんなさいっ!それだけは!許して、くださいっ!」

必死ですがりつくが、突き飛ばされる。

 

しばらく経つと、彼女はスタンガンを持ってきた。

そのまま、体を押さえつけられ、首に押し当てられる。

 

「・・・・・・あっああっ、あ、ぁあっあああぁあ!!!あっ、ああ、ごべんなざいぃぃいい!!!」

 

強烈な痛みと共に、全身が痙攣し、喉からは意図しない声が漏れる。

これが身体に傷を付けずに、男を躾られる最適な方法らしいが、

 

これなら殴られた方が何倍もマシだった。

 

 

ーーー

 

 

もう30分くらいたった気がする。

苦痛で、とても時間が長く感じる。

 

叫びっぱなしで声が掠れ、全身の痙攣で腰が抜けてしまったが、

それでも電圧が調整されているため、気絶することは無い。

 

「・・・反省した?」

「はいいぃい、ぎぃっぁああぁっあぁああ!!!!」

 

ため息をつきつつ、彼女は電流を止めた。

まだ身体の痙攣が収まらない。

 

「・・・・・・っ!・・・・・・っあ!!・・・っ!」

 

股間がジョワと、温かくなるのを感じる。

一気に全身から力が抜けて、失禁してしまった。

 

「・・・ああ、漏らしちゃって、可哀想に」

 

彼女は、体液でドロドロになった僕の顔と、

股間を拭う。

 

 

そのまま彼女は軽々と僕を持ち上げると、

膝の上に乗せ、ギュッと、優しく抱きしめる。

大きく柔らかい胸が、ムニュリと顔に押し付けられるのを感じる。

 

コレをやられると、男はどんなに疲れてても、

バカになってしまう。

あんなに苦しい思いをしたのに、アタマが興奮でクラクラして、ハアハアと息が上がる。

 

僕の股間は性懲りも無く、勃起していた。

 

「もうおっきくなっちゃった♡

・・・苦しかったよね。よく頑張ったね。」

 

甘い声で囁かれながら、頭を撫でられる。

 

温かい。

緊張と安心の落差で、ポロポロと涙がこぼれる。

愛おしさで胸がいっぱいになる。

 

 

ーーー

 

 

キスが始まる。

 

初めは軽いキス。

興奮した彼女は、すぐに激しいキスで、舌を絡めだす。

 

「・・・っ!・・・っはぁ♡っ♡♡♡」

 

息の荒くなった彼女は、僕の体を押し倒して、キツく力強く押さえつける。

 

男としての本能が反応して、股間からドクドクと、透明の液体が垂れる。

思わず軽イキしてしまった。

 

彼女は大きな瞳で僕を見つめたまま、

僕のアソコをトロトロになったマンコに、飲み込んでいった。

 

「んっ、ガチガチじゃん♡」

 

思わず声が出る。

 

「っ、んあぁぁっ…♡」

 

この世界の男は感度が高い。

少し揉まれただけで達してしまい、

そのまま腰が抜け、座り込んでしまうのだ。

 

「あっ、イ、きます…♡あああっ!!!っ…♡♡」

 

柔らかい肉に、ギュゥゥッと、締め付けられ、それだけでまた達してしまった。

快感で、足がガクガクと動く。

ドクドクと彼女のマンコに液体が搾り取られていく。

 

イくと言っても、射精する訳ではない。

生理、射精日などと言って、月に1度だけ数日射精するだけだ。

なので、生理の日を避ければいつでも、ナマで何度でも中で出すことができる。

 

「もー、弱すぎ♡まだ動いてないよ…♡」

「ご、ごめんなさい…」

 

彼女は長い体躯と、胸で、僕を包み込んで微笑んでいる。

僕を抱きしめたまま、彼女は腰を降り始める。

ゆっくりと長いストロークだ。

 

「あっあ、っあ、ぅあっあ!!!んむぅ…っ♡ぁっ♡」

 

快感に悶える僕の口に、彼女は舌をねじ込む。

レロレロと、柔らかい舌の感触が絡みつく。

 

再度、絶頂に達する。

快感でアタマがおかしくなりそうだ。

 

「おっ♡・・・ぉおおおぉおおっ♡♡♡」

 

彼女のキツく絡みつく膣と、擦り付けるようなグラインドに何度も、何度も、絶頂に達する。

 

頭がチカチカしてきた。

もう気絶しそうだ。

 

彼女も感じ始めたのか、だんだん腰振りが力強く、激しくなっていく。

最後は暴力的に、なぶるように、

長く力強い手足で僕の体を押さえつけ、腰を叩きつけた。

 

 

 

「…おおぉっ!!イくっっ♡♡♡」

「あぁぁあああ♡♡♡」

 

彼女が一際激しく、僕に腰を叩きつけると、

ビクビクと腰を震わせ、ギュゥゥッとマンコを締め上げる。

僕もガクガクと腰を震わせて、ぴゅるぴゅると、力なく液体を流し込んだ。

 

彼女は力を抜き僕に覆いかぶさった。

彼女の大きすぎる胸と体に包まれながら、僕は気を失うように眠りについた。



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03 「ヤリチンだけど、童貞の頃に戻りてぇわ(笑)」 / 04 「日常と非日常の狭間で」

この小説は、現在ノクターンでも執筆中です。
ノクターンと文字数制限違って、1000文字越えられてないので、3話と4話繋げるた!(泣)

分かりにくいかもだけど、別話だと思って見てね♡


03

 

 

目を覚ます。

頭は冴えているが、体には少し疲れが残っている。

最近はいつもこうだ。

だるい体を奮い立たせ、布団から出る。

 

リビングに向かうと、いい匂いがする。

朝飯が用意してあった。

トーストと味噌汁、卵焼き、肉野菜炒め、ご丁寧にコーヒーまで用意してある。

 

コーヒーの下には、メモ書きが挟まっていた。

 

«昨日はよく頑張ったね!

今日は早いから先に行きます

ご飯作っといたから食べてね»

 

仕事で朝早く出て行くとき、彼女は必ず置き手紙を残す。

別にいつも書くことは同じだし、わざわざ書く必要もないんだけど。

その事を指摘すると、

「家族はちゃんと気持ちが分かってないとダメ!」

と、口を酸っぱくして言うのだ。

 

 

 

ーーー

 

 

 

卵焼き焼きを1つ、口にする。

甘い。

 

1人黙々と食べていると、

昨日この部屋でオシッコを漏らしたことを思い出した。

 

続いて、土下座で謝ったこと、スタンガンで失禁したこと、

その後に媚びた声を上げて、何度もイったことを思い出す。

 

胸の奥が、ジクジクと、詰まるような、息がしにくい。

恥も尊厳もなく媚びへつらって、まるでペットみたいじゃないか。

 

いつからこうなってしまったのだろう。

何度繰り返しても、こう扱われるのが当然だと納得していても、心が痛まないワケじゃない。

 

いや、これは勝手なワガママだ。

僕に被害者ヅラする権利なんて、ない。

 

彼女は優しい。

優しすぎるほどだ。

だから、こんなケガらわしいクズだとしても、

捨てないでいてくれる。

 

こんな優しい人の愛情を踏みにじった僕は、

心底バカで、救いようのないゴミ人間だ。

 

だから僕は彼女に躾てもらわないといけないんだ。

 

 

ーーー

 

 

あの頃に戻りたい。

 

あの頃ならまだ、ちゃんと彼女と、向き合えた。

ちゃんと胸を張って、学校でも笑っていたはずだ。

 

 

 

あの頃に戻れたら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

04

 

 

高校1年、夏休みもそろそろ終わりが近づいてきた。

 

机には、ほぼ手付かずの課題達が広げっぱなしになっている。

そろそろ、取り掛からないとな。

 

なんて思いながら、ゲームをやっていると、ガチャリ、とドアを開ける音が聞こえてきた。

 

「ただいま〜」

 

ミユさんが帰ってきた。

 

 

ーーー

 

 

ミユさんは、お母さんと父親違いの妹で、僕を引き取ってくれた人だ。

春にお母さんが亡くなってから、彼女と一緒に暮らしている。

 

歳は20代後半くらいで、叔母さんと呼ぶには若いし、

ミユさんと呼ぶのも照れくさいしで、

未だに彼女をなんて呼んでいか分からない。

 

それでも、大学に行って働けるようになるまでの何年間か、オレを引き取ってくれたことは本当にありがたかった。

 

考えながら、作っておいた彼女の分の夕飯をチンする。

 

「夕飯作ってくれてたんだ、ありがと〜!」

 

「いや、俺に出来ることって、これくらいしかないから」

 

本当に、彼女のしてくれている事から考えたら、些細なことに過ぎない。

 

「いやいや、めっちゃ助かってるよ!ありがとね!」

 

「・・・うん。じゃあ、おやすみなさい」

 

 

ーーー

 

 

ベッドに滑り込み、今日も例のサイトをチェックする。

 

とても人に言えない趣味だが、ココ最近、貞操逆転モノというのにハマっている。

男女の性に関する価値観が逆転してしまうというジャンルだ。

正直、夢の世界だと思う。

 

こんなの現実逃避だ。

それは分かってる。

 

それでも、たとえ小説で読んだ空想だとしても、

俺には現実より色鮮やかに、生きてると感じられた。

 

俺も、こんな世界ならクラスの女子達を手玉にとったり、色んなタイプの女の子を囲ったりできるんだろうか。

 

こんな俺みたいな奴でも、みんなに愛されて、

 

そしたら、今みたいに1人でシコることも・・・。

 

「っ…!」

 

快感に体が震えた後、力が抜ける。

 

疲れた。

今日はもう寝よう。

 

 

ーーーーー

 

 

アラームの音で、目が覚める。

まだ眠い。けど、今日から学校だし、もう起きないと。目を擦りながら下へ降りる。

 

 

 

「お!おはよー!ユータ」

 

 

鈴のような美しい声色に、ドキリと、心臓が跳ね上がる。眠気が一瞬で覚めた。

 

ニコリと、眩しくなるような笑顔で。

 

僕の一生で、見たことが無いほどの、美しい女性が立っていた。

 

 




貞操逆転×男ウケ、流行れ流行れ・・・!


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05 「謎の美女」

初投稿です。


 

 

 

「お!おはよー!ユータ」

 

誰だ、この人は。

 

突然の他者との遭遇に、体が強ばる。

まだ寝起きだ。

人と話す準備はできていない。

 

背の高い若い女性。

半ば条件反射で、ペコりと会釈する。

 

そのまま逃げるように、風呂場に向かった。

 

 

ーーー

 

 

シャワーの熱さで目が覚めてきた。

 

おそらく彼女は、ミユさんの友人何かだろう。

 

俺のこともよく知っているようだったし、

しっかりと顔を見なかったが、悪い人ではなさそうだった。

 

しかし人を呼ぶなら、言っておいて欲しいものだが。

おかげでだらしない姿を見せてしまった。

 

考えながら自室に戻って、髪を乾かし、制服を着る。

あとは朝ごはんだけだ。

あの人と、もう一度顔を合わせるのは気まずいが、さっさと食べて学校に行こう。

 

リビングに向かうと、お天気コーナーの音が聞こえてくる。

さっきの人がテレビを見ながら、ソファでくつろいでいた。

 

歳は20代くらいだろうか。

黒髪ショートカットで、OL風の服装。

少しかっちりめのスーツを、持ち前のスタイルでバッチリ着こなしている。

 

出来るキャリアウーマンといった感じだ。

 

 

 

無言で部屋に入るのも、気まずい。

勇気を出して、話しかけてみる。

 

「……ぉ、おはよう、ございます」

 

彼女が振り返った。

寝ぼけて気付かなかったが、とても整った顔立ちをしている。

 

それに加えて、とても胸が、大きい。

スーツの胸元がはち切れんばかりに、丸いシルエットを描いている。

 

日頃見ることの無い魅力的な女性に、アタマがクラクラする。

 

今ちゃんと立てているだろうか。

空気がヤケに熱く感じる。

顔が赤くなってるかもしれない。

 

彼女は大きな目でコチラを覗き込むと、

ニコッと、笑った。

 

「お、制服じゃん!今日から学校だっけ?」

 

「そうですね。朝ごはん食べたらもう行かないと」

 

ミユさんに相当俺のことを聞かされているらしい。

恥ずかしいな。

 

初対面だし、本来は自己紹介しあうトコなのかもしれないが、

ドキドキしっぱなしで、そんな余裕はない。

 

彼女の豊満な肉体を意識しないようにしなければ。

顔や、胸を見ないよう気をつけながら、急いでご飯を口に放り込む。

 

「じゃ、じゃあ、僕もう行くんで、失礼します!」

 

「いってらっしゃい!」

 

 

ーーー

 

 

見慣れた道を辿り、最寄り駅に着いた。

財布を取りだし、改札を通過する。

なんだろう、この違和感は。

 

いつもより、ICカードをかざす位置が高い気がした。

 

さっきからずっと、何かが、おかしい。

 

体調が悪いんだろうか?

家から出てから、ずっと変な感じがする。

 

なんだか、車や建物なんかが、大きいような・・・。

それでいて、体がいつもより軽くて、力が入りにくい。

フワフワと浮いているような感じがする。

 

似たような風景なのに、何かが違う。

まるで、どこか外国に来てしまったような・・・。

 

気づいた瞬間、ゾッと、鳥肌が立つ。

 

ここは俺の知ってる場所じゃない。

小さい頃、はぐれて迷子になった時のような、そんな絶望感。

 

色々なものが少しずつ違う。

周りのものが、全部自分を騙すために作られたハリボテのように感じる。

 

誰も信用出来ない。

 

ヤバい。

もう家に帰ろう。

来た道を戻ろうとして、足を踏み出す。

 

いや、家もおかしかった。

 

誰だ、あの人は。

よく考えたら、ミユさんがなんの説明もなしに家を空けるわけが無い。

 

 

とにかく、こわい。

 

もうどうしたらいいか、

わからない。




異世界転移とかした時の動揺って、割とサラッと流されるけど、実際かなり不安になるんじゃないかなって、思うわけよ。


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吉川ミユ 01 「モテないOLだけど、ある日突然エロカワ男子高生と同棲することになった件」

 

 

 

全裸になり、ベッドで股を広げる少年。

 

可愛く切りそろえられた茶髪と、クリクリとした瞳で切なげにコチラを見上げる様は、よく懐いた子犬のようだ。

 

無垢な外見とは裏腹に、

彼の性器は欲情で硬くなり、先端からタラタラと透明の液を溢れさせている。

 

「・・・犯して、ください♡」

 

そのまま行為が始まった。

少年は何度も、何度も、腰をクネらせて達する。

 

段々、自分も興奮してきた。

快感が増して来る。

 

「ぅ、・・・っ♡」

 

ダラダラと、濁った液体がベッドに垂れた。

 

 

ーーー

 

 

またやってしまった。

 

シーツとディルドから、粘り気のある汁をふき取る。

 

今日でもう4回目だ。

朝1回オナって、帰ってすぐ2回したのだが。

 

SNSで仲良さそうに写る友人夫婦を見て、我慢出来なかった。

私がオナってる間に、こんないい男と毎日ヤってんのか。

 

心底羨ましい。

 

私は吉川ミユ、27歳。

しがない会社員だ。

 

仕事はそこそこ出来るおかげで、年齢の割に給料は良かったが、

男関係はからっきしだ。

夫も子供もいない。

 

多分一生できることは無いだろう。

もう諦めている。

 

そもそも、結婚できるような女性は小数だ。

女性3人に対して男は1人しか生まれない。

だから、男性は若いうちから誰かにツバをつけられ、

ほとんどは高校卒業と同時に結婚する。

 

だから、学生時代を逃し、有名人や富豪で

もない私が結婚する機会はもうない。

完全に婚期を逃した。

 

もちろん、子供を作ったり恋愛するだけなら、「男性サービス」 を利用すればいい。

ほとんどの未婚女性は、男性サービスに通っている。

 

一般的なのは、お金を払って男性とお酒を飲むサービスだが、

もっとお金を支払えば、セックスもできるし、子供も作ることができる。

運が良ければ、結婚さえできるだろう。

 

ただし、男性サービスにいるような男は、たいていもう結婚しているが。

 

ともかく、学生時代に恋人がおらず、

男性サービスにいる誰かの夫を買う気にもならない私は、

 

未だに処女だった。

 

 

ーーー

 

 

姉が亡くなったという報せが届いた。

 

心疾患により、ポックリ亡くなったという。

 

まあ、遅かれ早かれこうなるだろうとは、予想していた。

アイツは、毎日酒浸りで身体を壊しているにもかかわらず、

本来病院に行くべき金を使って、男に貢いでいた。

 

完全に自業自得だ。

 

まあ、姉と言っても種違いで歳も離れている。

一緒に住んでいた時もほとんど話さなかったし、もう連絡も取っていなかったから、

ほぼ他人のようなものだったのだが。

 

それでも、唯一連絡のとれた親族ということで、葬式など、諸々の処理を私が受け持つことになってしまった。

 

正直、心底面倒だった。

 

ともかく、アイツの子供をどうするか決めなければならない。

金のないアイツは、ほとんど遺産を遺さなかったハズだ。

 

つい先日、初めて知ったのだが、アイツに高校生くらいの子供がいたらしい。

 

いい子なら、働けるようになるまでウチに置いてやってもいいけど、

アイツの子供だ。

手に負えないクズ女かもしれない。

 

まあ、会ってみないと分からない。

 

という訳で、待ち合わせ場所のカフェに着

いた。

もう時間だ。

メールには、2階の隅の席に座っていると書いてあるが。

見渡してもそれらしい影はない。

 

いや、1人だけ隅に高校生がいる。

 

しかし、男の子だ。

制服姿の男子高生で、黒髪清楚系といった雰囲気。

コーヒーを飲みながら、ちょこんと座っている。

 

可愛い。

 

彼と目が合った。

まさか、アイツの子供なのか。

 

「あの・・・、ミユさんですか」

 

小さな声で話しかけてくる。

緊張しているのだろう。

 

「そ、そうだけど」

 

返答すると、

彼はこわばりながらも、綺麗な黒髪を揺らしながら、礼儀正しくぺこりと一礼した。

 

「はじめまして、ユータと言います。よろしくお願いします。」

 

・・・ジワリと、股間が熱くなるのを感じた。




ハーメルン、R18貞操逆転モノ少なスギィ!

しょうがねぇなぁ。
じゃあ、俺が勃たせてやるか!


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吉川ミユ 02 「モテないOLだけど、ある日突然エロカワ男子高生と同棲することになった件 (続)」

 

 

 

少年は吉川ユータというらしい。

姉の子供、つまり私の甥になるのか。

 

丸いシルエットの黒髪がよく似合う、可愛らしく、大人しそうな顔つき。

身長はちょうど男の平均くらい、だろうか。

 

私よりも頭1つ分低い。

きっと、ギュッと抱きしめたら、顔がちょうど胸に収まってしまうだろう。

 

16歳の高校1年生。

年齢は一回り離れている。

 

とは言っても、16歳ともなれば身体はもう男だ。

昨日見たAV男優のような、

男らしく華奢な体つきで、全体的に小さくまとまったシルエット。

 

手首など簡単に折れてしまいそうで、

とても・・・。

 

いけない。

何を考えてるんだ、私は。

 

 

ーーー

 

 

結局、彼をしばらく私のアパートで引き取ることになった。

 

引っ越しを終えて、もう2、3ヶ月になるだろうか。

 

初めは緊張しているようだった彼も、今ではだいぶ打ち解けてきた。

私自身も、アイツの息子という事で多少警戒していたが、すぐにそんな必要ないと分かった。

 

ユータはとても良い子だ。

 

以前は、飲んだくれの母親に代わって、家事は全てユータがやっていたらしい。

任せるつもりはなかったが、ウチの家事も率先して手伝ってくれた。

おかげで、だいぶ助けられている。

 

それに、ユータが来てから、毎日が楽しかった。

 

家に帰ると、彼が待ってくれている。

彼の作ったご飯を食べる。

彼と話す。

彼と買い物に出かける。

彼が笑う。

 

会社への往復を繰り返すだけだった灰色の日常が、カラフルな物へと変わったように感じた。

一緒にいると、渇いた心が蘇る様だった。

 

これが、愛、なのだろうか。

 

 

 

 

「・・・・・・っ♡」

 

股が、ギュッと締まり、ダラダラと我慢汁が漏れ出す。

 

 

いけない、まただ。

 

温まる心に反して、私の女の部分は、下品に彼の身体を求めていた。

彼がここに来てから、毎日3枚以上ナプキンを使っている。

 

履いていたズボンを下ろすと、

そのままクチュクチュと穴をイジりながら、動画サイトを開く。

 

pornherbsで動画が一斉削除されてからは、すっかりZvideosばかり使っていた。

Zvideosのホームには、弟、男子高生、ショタなどでタグ付けされた動画が表示されている。

最近の視聴履歴から、リコメンドされたものだろう。

 

その中から男子高生モノを再生してみる。

黒髪の子だ。

控えめに微笑む姿には、とてもそそられる。

 

しかし、挿入が始まると、男優はわざとらしく喘ぎ出した。

見た目に反した、娼夫のような下品な感じ方に辟易としつつも、

しょうがないのでそのまま、クチュクチュと指を動かす。

そろそろ、イけそうだ。

 

その時、ガチャリと、ドアが開く音がした。

 

 

ーーー

 

 

「・・・っ、おかえり!」

 

急いで下を履き、ページを閉じる。

 

ユータが帰ってきた。

 

今日から学校だったらしく、制服姿だ。

男子用の小さな制服がよくフィットし、男子らしい可憐なシルエットを現していた。

 

大丈夫。

下はちゃんと履いているし、シミもできていないハズだ。

 

しかし、彼は表情を曇らせたまま、玄関に立ち尽くしている。

 

ヒヤリと、嫌な汗をかく。

まさか、見られたか。

 

どうしよう。

きっと、嫌われたに違いない。

なんと言い訳しようか。

 

すると、彼は表情を固くしたまま口を開いた。

 

「・・・えっと、昨日の夕飯って、どうだった?」

 

「・・・え、あっ、え・・・?お、美味しかったけど」

 

「・・・そっか。良かった!」

 

ユータはいつもの顔で微笑むと、荷物を置きに部屋に行った。

 

ーーー

 

 

彼の母親は、クズを絵に書いたようなヤツだった。

だから、ユータは今まで、

母親の愛を受けずに暮らしてきたのだろう。

 

引っ越しの際、彼の住んでいた場所を見て、愕然とした。

 

酒瓶や空きカンだらけの、ワンルーム。

 

本来、思春期の少年なら、お気に入りの物で部屋が埋まっているはずだ。

 

しかし、彼に与えられたのは、布団を敷いただけの狭いスペース。

そこに、学校の物以外に、彼の私物はほとんど見当たらなかった。

 

 

思わず、言ってしまった。

 

「・・・こんな場所でずっと、辛かったったね」

 

すると、彼は困ったような顔で黙ったあと、言った。

 

「何がですか?」

 

 

ーーー

 

 

その日から、私がユータを守ると決めた。

 

彼はもう高校生だ。

そのうち、就職や結婚して、私の元を離れていくだろう。

だけどそれまでは、1人の大人として、彼の唯一の家族として、

 

せめて彼の心を埋めてあげたい。

 

だから、彼を安心させるため、彼の前では母親代わりとして振る舞うのだ。

 

彼の小ぶりな後ろ姿に股を濡らしながら、

もう一度強く心に言い聞かせた。




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06 「満員電車にて、最高の射精♡、その後、人生終了」

 

 

 

トイレの個室に30分、

さすがに落ち着いてきた。

 

さっきは気が動転していたが、今なら頭を冷やして考えることができるだろう。

何故こんなことになっているんだ?

状況を整理しよう。

 

まず、風景の微妙な違い。

これはおそらく、自分の見間違いだろう。

 

寝てたら突然別の場所だなんて、マンガみたいなこと、ありえない。

それに、俺は一般人だから、ドッキリとかでもないだろう。

多分、街とか俺の外側は変わってないんだと思う。

 

つまり、俺の方がおかしい、という事だ。

 

きっと寝てる間に頭でも打ってしまったのかもしれない。

だから、視覚認識や平衡感覚などの部位がおかしくなって、変に感じるんだろう。

未だに世界が大きく感じるし、身体が軽くなったようなフラフラ感、力が入りにくい感じが残っている。

 

それでも、差し迫った問題がある訳じゃない。

歩くことも出来る。

こうやって考える事も問題ない。

さっきまで異常に気付かなかったくらいだ。

 

時間が経てばきっと良くなる。

そうに決まってる。

 

だから、学校に行こう。

 

俺なんかの為に、学費も生活費も、全部ミユさんが払ってくれてる。

だから、これ以上迷惑はかけられない。

ちょっと気分が悪いくらいで、学校を休んじゃダメだ。

 

今日は学校初日だ。

急げばまだ、始業式には間に合うかもしれない。

 

静かに、現実と向き合う覚悟をきめる。

荷物置きから学生カバンを持ち上げ、個室のドアを開けた。

 

 

ーーー

 

 

ちょうど、電車の乗車口が閉まる直前、ギリギリ間に合った。

 

少し、駆け足になったことで、ハアハアとアガった息を収める。

ドアに軽く体重をあずけると、収まっていく心臓の鼓動を感じる。

 

とりあえず、ウシ娘でもやって時間を潰そう。

今流行りの、ウシ娘達と一緒に牧場を経営して、乳製品の売上を競うゲームだ。

意外と作り込まれていて、電車ではいつもプレイしている。

 

スマホを取り出すため、ズボンのポケットに手を伸ばす。

 

チラリと横に目をやると、隣に立っている女性の尻が見える。

脂肪が乗りつつも、引き締まったハリのある尻で、マンガならプリっと、効果音が付いていただろう。

 

ただ、気になるのは、ヒールも履いていないのに、尻の位置が俺のヘソくらいの高さにあった。

とても背が高い。

 

彼女だけでは無い。

周りを見渡すと、長身の女性ばかりが見える。

 

驚くべきことに、みな男性の俺より20センチくらい高いように見える。

ということは、190以上あるのではないだろうか?

背は普通の筈だが、まるで俺が小さくなったようにすら感じる。

前にいる女子高生など、胸が、ちょうど目の前に来てしまっている。

 

しかも、とても、大きい。

 

制服の胸の部分が大きく張り出し、ワイシャツを突き破ってしまいそうだ。

少なくとも、HとかIカップくらい、あるんじゃないだろうか?

 

思わず、チラチラと視線をやってしまう。

 

目の前の巨乳に気を取られていると、隣駅に着いた。

人がゾロゾロと入ってきて、背中から押される。

車内がギュウギュウになり、僕と女子高生の間に、スペースがなくなっていって、

 

ムニュリと、大きな乳房が頬に押し当てられた。

 

痴漢扱いされないように、離れようとするが、さらに後ろから詰められる。

ますます乳房が強く押し付けられ、顔を包み込むように、柔らかく形を歪ませる。

 

さらに、彼女のお腹や太もも、

全身で、ピッタリと正面から密着する。

 

感じるのは、ムニムニとした、女性特有の柔らかい脂肪。

そして、腹や脚に程よく付いた、しなやかな筋肉。

密着したことで、彼女の呼吸がやや速くなっているのを感じる。

汗でほのかに湿った制服からは、若い女性特有の、男を発情させるフェロモンをのせて、甘い柑橘系の香りがする。

 

生まれて初めて触れる極上の女体に、ゾクリと、興奮が神経全体に広がる。

 

トクントクンと、股間に血が集まる。

硬くなった股間が、ちょうど女子高生の太ももと自分の腹に、スッポリと挟まれる。

 

ヤバい。

これじゃホントに痴漢だ。

 

股間だけでも当たらないように、動こうとするが、大柄な女性たちにガッチリと挟まれ、ビクともしない。

 

結果として、ムニュムニュと胸をまさぐりながら、股間をスリスリと太ももに擦り付けるだけに終わる。

 

「・・・っ♡・・・・・・んぁあっ♡」

 

予想外の刺激に、小さく声が漏れる。

いつものオナニーとは比べ物にならない快感に、かくん、かくん、と腰が痙攣する。

どうやら、軽くイってしまったようだった。

 

これで、もう、完全に言い逃れできない。

 

顔は見えないが、きっと女子高生は軽蔑しきった表情をしているはずだ。

痴漢で捕まったと聞いたら、クラスのみんなや、ミユさんはどんな顔をするだろう。

絶望で頭が真っ白になる一方で、

 

強烈な興奮と快感で爆発しそうになる。

もう何がなんだか分からない。

 

電車の揺れによって、

女子高生の発達した体と、僅かな隙間ができては密着し、また離れては、密着する。

 

その度に、トロトロ股間から汁を垂らして、情けなく腰を揺らす。

 

満員電車かつ女性達の目線が高いため、さほど目立たなかったが、もし開けた場所で見れば、

正面から密着し、腰をカクカクと震わす様は、まるで立ちながらセックスしているように見えただろう。

 

そして、ギュゥッと、一際キツく身体が密着した瞬間。

 

「・・・っ、あ゛あああぁぁっ♡♡♡♡」

 

強烈な快感。

 

視界がチカチカと、フラッシュして、

頭の中に、ダラダラと大量の脳内麻薬が分泌される。

 

グッと一際強く腰に力が入り、

ぴゅるぴゅると、パンツの中に汁を吐き出す。

 

そのまま、

ヘロヘロと足から力が抜けて、立てなくなる。

女性達に挟まれて居なければ、ヘタリと座り込んでしまいそうだ

 

 

ーーー

 

 

次の駅に差し掛かり、電車が減速していく。

 

 

車内の空気が、何かあったのかと、ザワついているのを感じる。

 

あれだけ大きな声を上げれば、さすがに誰でも気付くか。

 

 

ああ、俺の人生、ここで終わっちゃうんだ、

 

 

なんて絶望に浸りながら、

余韻の多幸感で、ヘラヘラと笑う。

 

 

腰が抜けて、逃げることも出来ない。

他の乗客からも完全に痴漢に見えていただろう。

 

だから、このまま駅員に突き出されて終わり。

 

 

電車が、完全に、停止した。

 

 

プシューと音を立てて、ドアが開く。

 

 

女子高生は逃げられない様、ガッシリと俺の腕を掴んで、

 

 

電車から引きずり下ろした。

 

 




お ま た せ
初投稿です。

小説は男が受けじゃないと抜けない病気なので、男が受けです。どんな物でもいいので感想、評価、お気に入りなどお願いします!


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07 「お前が悪いから(笑)」

 

 

 

女子高生に捕まり、力強く引きずられる。

 

駅のホームを、フラフラと、引っ張られるままに歩いていく。

一歩一歩進む度に、ホームの地面に施された青いペイントが流れていくのが見える。

 

これから起こることを想像すると、怖くて前は見れなかった。

 

 

おそらく、これから駅員室に連れていかれる。

そして、警察に通報が行き、そのまま逮捕されてしまうのだろう。

一応、示談して何とかなるという事もあるらしいが、それ相当のお金が必要だ。

 

ミユさんが示談金を払うだろうか?

・・・こんなサイテーな、痴漢野郎のために。

 

俺は、このまま逮捕される事になる。

そして多分、少年院の中で数年間を過ごすことになるのだろう。

 

その後は、きっと、金も家族もない中卒の前科者として生きていくのだ。

 

「・・・ねぇ」

 

 

それくらいなら、もういっそ、いますぐ電車に飛び込もうか。

 

・・・そしたら、もう楽になれる。

 

 

「ねぇ!!」

 

え?

 

 

「君、さっきから大丈夫!!?」

 

話しながら、女子高生は俺をベンチに座らせる。

どういう事だろう。

ここで駅員を呼ぶのか?

 

 

「・・・とりあえず、ベンチまできたから座って!!」

 

いや、俺を、心配してる?

 

痴漢なのに?

意味が分からない。

 

 

「救急車とか呼ばなくて大丈夫!?さっき、なんか、・・・身体震えてたよね!?」

 

彼女は話しながらも、サッとハンカチを取り出し、俺の顔を拭う。

 

「・・・・・あっ」

 

どうやら涙や、ヨダレで顔がグショグショになっていた様だ。

 

「・・・本当にごめんね。たぶん、私の身体に押し潰されて苦しかったんだよね?」

 

「っ?・・・・・あ、い、いえ、・・・大丈夫です」

 

・・・助かった、のか?

予想外の反応に動揺しつつ、とにかく話を合わせる。

どうやら、都合よく勘違いしてくれたらしい。

 

「・・・良かった。特にケガしたりはしてないね。」

 

「・・・はい。」

 

 

女子高生は、安心したとでも言う様に、ふぅーと、軽く溜め息をつく。

身体ではあんなにベタベタ触れ合っていたにも関わらず、ようやく初めて顔を見た気がする。

 

やや気の強そうな顔つきに、ナチュラル目に抑えられた化粧。

 

しっかりと手入れされているであろうサラサラの茶髪が、よく似合っている。

全体的に、こなれたシティガールといった印象の美少女だ。

 

普段あまり話したことが無いタイプの女性だ。

・・・ちょっと、緊張するな。

 

彼女は、少々ドギマギしている俺を見てどう思ったのか、ニコッと笑いかけてくる。

とても優しい人だ。

 

ああ、なんか、もう大丈夫なんだな。

 

まさか逮捕されるんじゃないかと思っていたが、ようやく安心する事ができた。

 

 

「君、見たところ中学生、かな?・・・一応、身体に何かあると行けないから、学校の前にちょっと休んで行こっか」

 

いや俺、高校生なんだけど。

まあ、いっか。

 

「・・・すみません、ありがとうございます」

 

正直、今までの事でもうヘトヘトだ。

本来なら、始業式へと急ぐべきところかもしれないが、ここは彼女の気遣いに感謝し、提案に乗ることにした。

 

 

女子高生は優しく俺の手を取って、安心させるように笑いかけた。

 

「・・・ほら、着いておいで♡」

 

 

ーーー

 

 

突然、ベッドに押し倒され、組み伏せられる。

 

「はい、大人しくしてねー」

 

「・・・?」

 

 

「・・・・・あ゛っ!!」

 

上から圧迫され、肺から空気かが盛れる。

 

右手と左手をそれぞれ、腕でグッとベッドに押さえつけられ、両脚はガニ股で乗りかかられ、動けない。

ちょうど身体が十字に広がる形で、仰向けに拘束された。

 

 

俺は突然のことに驚き、彼女を振り払おうと藻掻く。

 

「・・・っ!?な゛んでっ!?」

 

しかし、いくら暴れても、全力で押しのけようとしても、彼女の身体はビクともしない。

彼女と俺の間には、身体の大きさやその重さからして、大人と子供のような体格差があった。

 

 

・・・ああ、無理だ、これ。

 

圧倒的な力の差を見せつけられた無力感と恐怖で、抵抗しようと意志がジワジワと削がれていく。

徐々に、身体に力が入らなくなってくる。

 

もはや俺に出来ることは、ただただ困惑しながら、涙ぐむだけだった。

 

 

そんな俺の姿を見ながら、本当に可笑しいとでも言いたげに、ニヤニヤとホクソ笑んでいる。

 

「・・・いい子だね〜♡」

 

まるで、さっき心配してくれたのが嘘みたいに。

俺を安心させようとして、優しく微笑みかけてきたのが嘘だったみたいに。

 

 

急に心が冷えて、ギューッと、奥歯を噛み締める。

 

・・・怖いっ!!

殺されてしまう・・・っ!!

 

 

「・・・っ、なんでっ!こんなこと、するんですかっ」

 

せめてもの勇気を振りしぼり、虚勢をはる。

だが、喉から出てきたのは、想像以上に弱々しい震え声だった。

 

 

「ん〜・・・・・、それはね?」

 

半泣きで、ジッと、俺は返答を待つ。

 

 

すると目の前の女は、突如覆い被さるように、俺の顔を両手で、ガッチリと固定する。

 

 

 

「・・・っぁ!?・・・・・・んっ!!んはっ♡♡っ、んむ♡♡」

 

そのまま強引に、唇で唇を塞ぎ、貪るように舌をねじ込んできた。

 

 

 

「んっ♡♡・・・ぷはぁ♡♡決まってんじゃん。こういうことするためでしょ♡」

 

なんでっ、こんな事を!

キスに絆されないよう、彼女を睨みつける。

 

「言っとくけど、どう考えてもお前が悪いから♡・・・・・満員電車で身体擦り付けてきて、無防備に『こんなトコ』まで着いてくるなんて、バカすぎでしょw もっと気をつけろって、おうちで教えて貰わなかったのかな?」

 

 

「・・・・・ぅ、っ・・・!」

 

ファーストキスを突然散らされたショックと、女性に力でなすがままにされる屈辱。

何が何だか分からなくて、普段泣く事なんてない筈なのに、・・・ボロボロと、涙が溢れてくる。

 

 

 

 

「ホラ、分かったらさっさと服脱いで?」

 

・・・ホントに、どうしてこうなった?

 

 




サカリのついた獣の腰づかい、地下室に響きわたる阿鼻叫喚のアエギ。
これは夢なのか、現実なのか…。暑い真夏の夜、加熱した欲望は

___ついに『危険な領域』へと突入する。_____


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08 「初めて会ったJKに力づくでパコられて、あんあん喘いじゃう俺♡」

 

 

 

女子高生と、2人で駅を出た。

手を引かれるまま、駅前の通りを歩く。

 

先程言っていた通り、彼女はこの駅に詳しいらしい。

地図アプリを確認することも無く、淀みない足取りで進んでいく。

 

ここら辺に、よく遊びに来たりするのかな。

どこへ行くか聞いてないけど、行きつけの店でもあるのだろう。

 

 

5分くらい歩くと、ホテル街に差し掛かった。

まあ駅前だし、当然ホテル街くらいあるだろう。

 

だが今は女性と2人。

しかも手を繋いでいる。

 

ちょっと、妙に意識してしまって、ドキドキしてしまう。

たぶん、こういうとこが童貞の良くないとこって言うか、キモいトコロなんだろうな。

 

繋いでいる手から、彼女に動揺がバレないように気を付けたい。

 

 

すると、ホテル街を通り過ぎるよりも前に、女子高生は一件のビルの前で立ち止まった。

 

そのまま、ビルの中に向かって歩みを進める。

 

 

・・・え、ここに入るのか?

 

入っていく店の外観はよく見ていなかったが、飲食店ではなさそうだった。

 

きっと、中にカフェでもあるのだろう。

そう思っていた。

 

 

 

「え?」

 

最終的に辿り着いた場所は、カフェでもなんでもなく、大きなベッドが備え付けられた一室だった。

 

 

ーーー

 

 

ホテルの一室で組み伏せられているこの状況。

 

「・・・は、なせっ!」

 

 

もしかしてこれは、美人局というヤツだろうか?

おそらく、金銭目的に違いない。

 

もしそういう事なら、目の前の彼女が引っ掛け役で、もう1人恐喝役の男がいるのか?

しかし、仲間の男が入ってくる気配はないのでもしかしたら、彼女単独での行動なのかもしれない。

 

どちらにしろ、男女がホテルに2人きりという状況だ。

このまま警察を呼ばれて、『この男が襲いかかってきたので、抑えつけました』とでも言えば1発でアウトだ。

 

 

 

しかし、目の前の女は、金品などは一向に要求して来ない。

 

 

「ホラ、分かったらさっさと服脱いで?」

 

どころか、俺の唇を強引に奪ってきて、俺を裸に剥こうとしている。

信じがたい事だが、どうやら女子高生は俺を『性的に犯そうとしている』らしかった。

 

女性から性的に迫られる。

男からすれば、喉から手が出るほど羨ましいシチュエーションだ。

もちろん俺だって、何度も妄想した事がある。

 

 

しかしそれが、実際に『現実』になってみればどうだ。

 

騙されてこんなトコまで連れこまれて、なんの抵抗も出来ずに組み伏せられて。

訳が分からないうちに、ファーストキスまで奪われてしまった。

 

目の前の女に、体格でも力でもまるで歯が立たないという、圧倒的な屈辱。

そして俺をこれからどうするか、全てを握られている、圧倒的な恐怖。

 

 

「ぬ、脱ぐわけないっ・・・!」

 

これ以上、心が恐怖に飲まれないように、必死で『抵抗する態度』を維持しようとする。

せめてもの抵抗として彼女を睨みつける。

 

 

「あ゛・・・?状況分かってる?お前に拒否権ないから」

 

女性らしい見た目からは想像もつかない、ドスのきいた声で、スゴまれた。

 

 

「っ・・・!」

 

思わず、目を逸らす。

プルプルと足が震えている。

ビビってしまって、もはや、何も言えない。

 

力で敵わない相手に脅されるって、・・・こんなに怖いのか。

 

 

 

そんな俺の怯えきった姿に満足したのか、今度はご機嫌な様子で、俺の股間に腕をつっこむ。

 

「はい、ご開帳〜」

 

そして強引に、ズボンから俺の性器を取り出した。

 

 

「うっわ♡・・・もうギンギンじゃん♡期待してんだ♡」

 

 

ズボンから頭をだしたのは、ギンギンに硬くなった男性器。

 

「・・・えっ」

 

さきほど電車の中であれだけ射精した後だ。

普通、そう簡単に勃起するハズない。

にも関わらず、まるで刺激されるのを待っていたかのように、ピクン、ピクンと、脈動している。

 

 

「押さえ付けられて、こんだけ勃起するって♡・・・お前マゾだろ♡」

 

「ち、ちがうし・・・」

 

こんなの有り得ない。

普段の俺なら、こんな状況で勃起するわけない。

 

今度はキンタマが気になったのか、ガシッと、鷲掴みしてきた。

 

「てか、金玉も結構デカいじゃん♡」

 

・・・別に普通のサイズだと思うけど。

そのまま夢中な様子で、グリグリと強引に揉みこんでくる。

 

「・・・!」

 

ちょっと、痛っ。

思わず、表情を歪ませる。

 

 

すると、今度はサワサワ愛撫するように玉袋を撫でてきた。

少しこしょばいが、今度は気持ちいい。

 

性器を撫でながら、彼女はジッと、俺の反応を観察している。

俺の息遣いを意識しつつ、スリスリと股間を愛撫してくる。

 

「・・・・・ふーん、こういうのが気持ちいいんだ♡」

 

だんだん刺激のポイントや強弱が的確になって、手の動きが効果的に俺の勃起を煽ってくる。

 

 

「・・・っ♡」

 

あーヤバいっ。

女性に弄られているせいか、いつもより感度が高い気がする。

 

イジれる度に、どんどん興奮が増してくる。

まるで、掌の上で弄ばれるかのように、トクントクンと、勃起が増していく。

 

 

続いて、彼女は俺のアソコに手をおおい被せてきた。

ピトリと、彼女の白く長い指が絡みつく。

 

ヒンヤリと冷たい触感と共に、鋭い快感を感じる。

 

「・・・あ゛っ♡」

 

下半身からくる、予想以上の快感に驚く。

ちょっと待って、今声出た?

 

そういえば電車の中でもそうだったが、やっぱりおかしい。

普段は絶頂する時でも、声なんて出たことない。

 

 

敏感に反応する俺を見て、彼女はニヤニヤ笑っている。

 

「・・・ほら、期待通りシゴいてやるよ♡」

 

「や、ちょっと、待っ・・・・・!お゛っ♡ダメっ♡♡」

 

彼女は無造作に、手を上下し始めた。

 

 

さっきまでの愛撫とは違って、今度はガシガシと乱雑にチンポをシゴきあげる。

まるで、小バカにしたような、雑なしごき方。

 

「はいっ、しこしこ〜♡」

 

「お゛お゛ぉっ♡♡これっ・・・♡♡やばいいっ♡♡」

 

それなのに、俺はまるでオモチャのように喘がされる。

 

 

あまりに強すぎる快感に、耐えきれずパニックを起こす。

手コキを止めさせようとして、彼女の肩をペシペシ叩く。

 

「ごれ゛っ♡む゛りっ♡♡・・・ま゛っでっ♡♡どめてぇっ♡♡」

 

 

必死に彼女の腕を振り払おうとするが、あくまで俺を無視したまま、一定の速度でシゴかれ続ける。

 

 

「ひぁああっ♡♡なんでぇっ♡♡・・・まっでって、言っでるのに゛いっ♡♡」

 

ちょっと、ホントにっ、ヤバいっ♡♡

 

 

そして、あっという間に・・・。

 

 

 

「あ゛ぁ゛ああああっ♡♡♡っっっ♡♡♡」

 

ぴゅるっ、びゅっびゅっ♡♡

 

 

 

腰がカクカクと震え、透明の液体が勢いよく溢れ出す。

 

・・・ぽたっ♡ぽたっ♡

 

 

絶頂でアタマがトロける。

視界がフニャフニャと歪んで、シアワセに溢れていく。

 

「・・・・・・っ♡♡♡お゛っ♡♡♡ぁっ♡♡♡」

 

なかなか収まらない余韻に、

ビクン、ビクンと、手足が痙攣している。

 

 

 

やっぱり、さっきから身体がおかしいっ・・・!

 

明らかに敏感すぎるし、そもそも、一日にこんなに連続で絶頂できるわけない。

精液も、なんだか透明で、いつもと違う気がする。

 

 

「・・・お前もうイったの?敏感すぎだろ♡」

 

バカにするように、ペシペシとアタマを叩いてくる。

普段ならムカッと来るような言動も、絶頂のせいか不思議と愛おしく感じてくる。

 

「ひ、ひがう、からぁ・・・♡」

 

叫んだ筈なのに、呂律が回らない。

まるで麻酔でも打たれたようだった。

 

 

「ホラ、お前ばっかイってないで、そろそろ私も楽しませてっ♡」

 

女子高生は、ベッド上で俺の体制を変えるように、ガッシリと俺の身体を持ち上げる。

彼女の豊満な胸で鼻が塞がり、息がしにくい。

 

密着した事により、女性特有のフェロモンで頭がいっぱいになる。

射精したばかりにも関わらず、ムクムクと、再び完全に勃起してしまった。

 

 

いよいよ彼女は、俺の衣類を全て脱がせて、自分もスカートを脱ぎ払うと、片手を俺のアソコに添える。

 

そして・・・。

 

 

 

「んっあっ♡・・・やばっ♡♡」

 

ヌプヌプヌプっ♡

 

 

 

「〜〜〜〜っ!?♡♡」

 

グショグショに濡れた、暖かい体内の感触。

 

腟内はトロトロの粘液に満たされ、ヒダヒダがキュンキュンと絡み付いてくる。

手で扱かれるのとは全く違う、皮膚全体から伝わる快感。

少しでも動かれたら、またイってしまいそうだ。

 

 

お互いに、しばらく無言で見つめた合う。

 

ジーッと彼女の眼を見ていると、ホントはレイプされてる筈なのに、キュンキュンと、胸の奥が疼いてしまう。

 

 

「もしかしてお前、・・・童貞?♡」

 

彼女が問い掛けてくる。

ウソをついてもしょうがないので、コクり、と頷く。

 

「・・・♡♡」

 

彼女は、返答に満足したように、少し微笑む。

同時に、膣をキツく締めつけてきた。

 

 

ギュゥゥゥッ♡♡♡

 

「・・・・・・っ♡♡♡・・・っ♡♡♡」

 

再度絶頂に達し、ぴゅるぴゅると、腟内に汁を漏らす。

 

 

「・・・ん♡ちゅっ♡♡♡はむ♡♡♡」

 

絶頂しながら、彼女に口を貪られる。

 

 

「ホント可愛いね、お前♡♡♡」

 

ギュッと包み込むように、優しく身体を包み込んでくる。

 

嫌いなハズの相手に可愛いと言われて、ますます彼女が愛おしくなってくる。

思わずこちらからも、彼女の背中に手を回し、キュッと抱き着く。

 

「・・・ふふっ♡可愛いって言われてドキドキしてんの?♡チョロっ♡♡♡」

 

・・・そんなこと言っても、しょうがないじゃん♡

 

返事の代わりに、キツく抱きしめることで、意志を伝える。

 

 

グリっ♡グリっ♡

 

グラインドするように、前後に激しく腰が揺すられる。

もはやどちらとも無く、お互いに腰をぶつけ合う。

 

「んっ♡んっ♡」

 

「・・・あっ、あ゛あっ♡・・・あぁあっん♡ん、ぁああぁふぅっ♡♡♡」

 

彼女のことが愛しくなり、喘ぎ声もいつの間にか媚びるような高い声に変わっている。

 

お互いに抱き合って、喘ぎながら、腰をぶつけ合って・・・。

もはや恋人同士が、ラブラブセックスしている様にしか見えなかった。

 

 

ぐりゅぐりゅっ♡♡

 

腰が擦り付けられる度に、ゴリゴリと亀頭をヒダヒダに撫でられ、その度に精液を垂らしながら、達する。

 

「ああ゛あっ!!・・・・ぉ、っ♡♡♡〜〜♡♡♡」

 

腟内からダラダラと、絶え間なく二人の混ざりあった液がこぼれ続ける。

 

 

彼女の方も限界が近いのか、だんだんと腰振りが激しいものに変化していく。

 

「・・・ふっ♡くっ、ヤバいっ・・・♡」

 

ぱんぱんっ♡♡ぱんぱんっ♡♡

 

 

お互いの愛汁が泡立ち、激しい音が室内に響き渡る。

 

ぱんぱんぱんぱん♡♡♡

 

 

「・・・ん゛〜っ♡♡も゛うイ゛ってるっ♡♡イ゛ってるがら゛ぁっ♡♡ィ゛っ〜〜♡♡♡あ゛あ゛ああっっ♡♡♡♡」

 

死ぬっ♡♡

これっ、意識トぶッ♡♡

 

 

そして・・・。

 

 

「ホラッ♡♡イけっ!!!・・・・・ん゛〜〜っ♡♡♡」

 

「っ♡♡あ゛ぁあ゛あぁぁっ♡♡♡」

 

 

ーーー

 

 

「そろそろ時間だから、起きろなー」

 

聞きなれない声に、ふと目が覚める。

 

なんか、スッキリ疲れが取れた感じだ。

どれくらい寝ていたんだろう。

喉がカラカラだ。

 

 

ハッとして、声の主を見る。

 

あぁ、そっか。

 

彼女の姿を見て、全部思い出した。

あの後そのまま寝てしまったのか。

よく見たら寝ていたベッドがグショグショで、気持ち悪い。

 

女子高生はすっかり着替えまで終えて、制服姿に戻っている。

かけられていたブランケットをはらって、こちらも、身支度を終わらせる。

 

 

「ホラ、行くよ」

 

この期に及んで、彼女はまた、手を差し出して来た。

 

人を騙したあとで、もう一度懐いてくると思っているのだろうか。

まあ、今更か。

 

もう会うこともないだろうし。

 

 

ギュッと、彼女の手を取る。

ヒンヤリと、冷たい手の温もりが伝わってきた。




うわぁぁあん! !
オマンコはもうこりごりだよォ〜!!


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09 「奇妙なファリオメーカーと、奇妙なこの世界(世界観設定、人体編)」

 

 

 

昨日はやってしまった。

 

さすがにあの後で学校に行く気になれなかったので、結局、始業式は欠席してしまった。

ホテルを出た後、俺は学校に欠席の連絡を入れた。

欠席の理由は体調不良だ。

 

もちろん、嘘だけど。

 

電話に出たのは先生で、最近俺の身内に不幸があったこともあってか、気を使ってくれている感じだった。

たぶん、ズル休みだとはバレてないと思う。

 

 

しかし、意外だったと言うべきか、半分予想通りだったと言うべきか・・・。

担任の先生が『男性から女性に変わっていた』のは、流石に驚いた。

 

昨日電話した時に、「2年C組の吉川ですが、山田先生とお話出来ますか?」なんて言ったら、しばらく待たされて「はい山田です。」って女性の声で返ってきた。

俺の記憶では『山田先生は男性のはず』だから、最初は手違いがあったのかと思ったんだ。

同姓の違う先生が呼び出されてしまったのかな、と思ってた。

 

でもその後、「・・・あー、吉川?もしかして体調不良?大丈夫?」なんて聞いてくるもんだから、普通に最後まで事情を説明して、電話を終えてしまった。

 

 

まあでも、もしかしたらそんな大事件すら、今は些細な事なのかも知れない。

世界全体の『この大きすぎる変化』に比べれば。

 

 

眠気を感じ、コーヒーを喉に流し込む。

 

眼精疲労から来る目の痛みに耐えつつも、ノートパソコンのモニターに目を向け、ブログの記事を飛ばし読みしていく。

俺は昨日から、『世界の変化』について知るため、徹夜でパソコンにかじりついていた。

 

 

昨晩は色々な事で頭がこんがらがって、なかなか寝付けなかった。

だから俺は、なんとなしにゲームで現実逃避しようとした。

 

ゲーム機を起動するとしばらくして、お馴染みのゲームタイトルが表示される。

最近ハマっているファリオメーカー3だ。

ただし、画面を開いてすぐ、『異変』に気づく。

 

ファリオが女だった。

 

一応、誤解がないよう正確に表現し直すと、あの国民的オッサンキャラのファリオが、グラマーな女性キャラに変わっていた。

 

もうこの時点で、色々な事に察しが着いていたが、興味本位で続きをプレイする。

 

お馴染みのステージを動き回るのは、格ゲーの女キャラが、ファリオのコスプレをしてるみたいな女の姿。

彼女が元気よく、「ヒャッホーゥ!」と叫びながらジャンプした時点で、俺は電源を切った。

 

じゃあ、他のゲームはどうかと思って、自分の手持ちのゲームを色々と調べてみたが、マリオと同じく、ほとんどのゲームで『主人公が女キャラに』変わっていた。

 

 

それに、変わっている部分はそれだけでは無い。

俺が特に気になったのは、『男性キャラの言動がキモい』ことだった。

 

男性キャラの方は、元々は女性キャラだったのが男性に変わっていたり、逆にそのまま男性として登場していたりと、様々だ。

しかし、だいたい共通して可愛い少年と言うか、みんなショタっぽくなっていた。

 

可愛い顔に華奢な体型。

声変わりのしてないハスキーな少年達は、一見すると、素直に可愛いらしいと評価できる姿だ。

 

しかし、彼らに話しかけたり何かアクションを起こすと、何が楽しいのか媚びるような仕草でフリフリと動き出す。

しかも攻撃を受け足りると、「アハァっ!」とか、高い声で喘いでみせるのだ。

 

この時点で、違和感とも不快感ともとれない、ムズ痒さが半端ない。

 

 

その上。特に驚いたのは、R15作品に出てきた『お下劣なファッション』の少年だ。

 

なんと驚くべきことに、股間部分がビリッと裂けてしまった、破けたジーンズを履いているのだ。

どういう訳か彼は、股間に穴が空いたズボンを履いて、そこから『金玉をフニャフニャと垂らして』歩く。

しかも、当の本人はクールキャラのようで、キリッと険しい表情をしている。

 

ハッキリ言って、気持ち悪い。

頭がおかしくなりそうだった。

 

 

とりあえず、もうゲームで現実逃避出来ない事がわかった。

いい加減、現実を見ないといけない。

 

 

『この変化した世界』について調べるべく、パソコンの電源を入れる。

 

まず俺は、今朝から明らかにおかしい男女の体格差、身体の構造について、調べ始めた。

 

 

ーーー

 

 

色々と分かってきた。

驚くべきことだが、この新しい世界は前に読んだ『貞操逆転小説』の設定にそっくりだった。

 

 

まず決定的に違うのは、『男性と女性の比率』だ。

男女1:3という、とんでもない男女比。

 

人類全体を通して、この地球上に、女性の数が男性よりも3倍多いという事になる。

とても信じがたい事だ。

しかし、もし本当だとすれば、街中に明らかに女性が多かった事も説明がつく。

 

 

そして、この極端な男女比に伴い、男女の性差、役割も前の世界とは大きく異なる。

 

男性の身体は『より生殖に特化した構造』をしている、らしい。

女性より非力で、華奢な体格。

そして何度も勃起、射精できる生殖器。

 

それにこの世界では、卵子の代わりに精子が複雑な構造をしている。

なので女性には生理がなく、代わりに『生理は月1度、男性に来るもの』のようだ。

 

とは言っても、男性の生理は血が出るような物では無く、『射精日』とも言われている。

ややこしい話だが、たとえ絶頂して射精したとしても、射精日以外、精液は出ない。

 

つまり射精日以外、女性とセックスしても妊娠しないという事だ。

 

 

このように生殖に特化した代償か、男性は身体があまり発育しないらしい。

具体的には、大人でも平均身長が140cmほどしかない。

 

きっと俺自身も、今はそのくらいの身長なんだろう。

今朝から感じていた違和感の正体は、これに違いない。

 

それに、この世界の男性には声変わりもないようだ。

・・・これに関しては、意外と気づかなかったな。

 

 

このように、男性は『性機能に特化している』という事らしい。

 

なるほど。

確かに、性機能が特殊な以外、大人になっても少年のままって感じなのか。

 

・・・うーん、なんか、正直微妙だな。

まあ、オジサンになっても老けないのは、良いところかもしれない。

 

 

 

一方でこの世界、女性の方はだいぶ『苛烈』だ。

 

非力で数も少ない男性に代わり、歴史的に、ほぼ全ての労働を女性が担当してきたらしい。

現代でも頭脳労働、肉体労働などはおおよそ女性たちが担っている。

 

つまり、社会を回しているのは圧倒的に女性、という事だ。

 

まあ、女性が男性より3倍も多いので、当然と言えば当然かもしれない。

政治や芸術も、女性が行って来たのだろう。

 

 

それだけではない。

この世界の女性たちは、『男性よりも圧倒的に生物として有利な形』に、長い時間をかけて進化していったという。

 

 

___ダーウィンの進化論。

 

キリンは高い場所に生えた枝を食べるため、長い首に進化し、オスライオンはメスを誘惑するため、立派なたてがみに進化した、という感じの考え方。

 

首が短くて飢え死にしたキリンや、たてがみがショボくてメスを誘惑出来なかったオスライオンは、次の世代に遺伝子さず、死んでいく。

結果として、首の長い遺伝子やたてがみの立派な遺伝子だけが、伝わっていくのだ。

 

子孫を遺す事ができた優秀な遺伝子だけが伝わり、それ以外は淘汰されて、消えて行く。

 

この、生物における原理原則は、もちろん人類であっても例外ではない。

 

 

3対1という極端な男女比は、結果的に『女性のパートナー競争』を前の世界より過酷なものに変えた。

 

女3人に対して男が1人しかいない、ということは、仮に1対1のカップルを成立させようとすれば、女が2人余る事になる。

つまり、女性は1人の男性パートナーを得る為に、単純計算で3倍の競争を勝ち抜く必要があるという事だ。

 

厳しい競争を勝ち抜いた『優秀な女性』のみが子孫を遺す事が出来る。

実際はこれよりもっと複雑だが、結果的に、この世界の人類は『女性が圧倒的に発達した生物』となった。

 

 

とは言っても、男女の身体付きには、幼少期までほぼ差が無いらしい。

むしろ、小学生までは男の子の方が身体能力が高く、運動会で活躍するのも男子だったり、男子が女子をイジめる事もあるようだ。

 

 

しかし思春期に入った途端、男子の身体はほぼ変わらない一方で、女子の身体のみ、急激に成長し始める。

 

まず中学生頃から、その体格と筋力において、同学年の男子を完全に上回る様になる。

そして高校生にもなると、肉体的には完全に成熟し、平均180cmほどの体格と、男性よりも遥かに高い身体能力を兼ね備えた身体に成長する。

 

 

さらに身体能力と同時に、その外見においても、大きな変化をみせる。

 

成長期の女子は、筋肉が体全体に着いていく一方で、脂肪は、胸やお尻にだけ集中して集まる様になる。

おかげで、バストとヒップが大きく膨らむのに対して、ウエストは腹筋で引き締まり、『男性を誘惑するのに特化したシルエット』に成熟するのだ。

 

また女性の汗や唾液など、体液にも特有のフェロモンが含まれており、あらゆる部分が『男を強制的に発情させる』身体の造りになっている。

 

このように女性は、その身体能力や性的魅力などのあらゆる面で、『他の女性から男性を勝ち取る事に特化している』のだ。

 

 

まとめると、この世界では男女比の違いにより、男性が生殖、女性が競争に特化したということらしい。

 

つまり、エロくて美しい女が仕事はみんなやってくれて、男はセックスしてれば良い世界。

 

 

なんだこれ、最高かよ。

もしかして俺、地上の楽園に来てしまったのか?

 

 

ーーー

 

 

しかし、利点とは同時に、欠点でも有り得る様に。

ときに、誰もが羨む立場の者が、自らこの世を旅立つように。

 

大小や種類の差こそ有れ、『苦しみ』は全ての生者に付き纏う。

 

 

 

最高の楽園とは、同時に、最悪の地獄でもあるのだ。

 

 

 

続いて、俺は人類の歴史について、検索した。




ぬわあああん!!
疲れたもおおおおん!!

今回既に1回完成してた筈なのに、なんで書き直しに3時間かかるんですかね?
どーすっかなー、俺も。


ーーー


そういえば最近、ハーメルンにはきりたんとゆかりんにテキストを読み上げさせる機能が有ると知りました。
誤字見つけるついでに、VOICEROIDにエロ小説読ませたいと思って、この小説で試してみたのですが使えませんでした。

僕みたいな変態投稿者には、読み上げ機能を使う資格がないと、運営は判断したみたいです。(半ギレ)


だから、読者さまぁ♡
読者さまの『かしこ〜いアタマ』で、無料で読み上げ使う方法♡分からせてくださ〜い♡


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10 「ネットサーフィンと、一般大学生の課題レポート(世界観設定、人類史編)」

ちなみに、今回出てくるレポートは『登場予定のない誰か』が書いたヤツなので、主人公は読んでません!

読むのめんどい人は読み飛ばせ!


 

 

 

ネットで、この世界の歴史について調べていく。

 

政治の安定が崩れ、戦争によって武力や技術が栄える乱世。

そして、平和な時間の中でおもに文化が発展する治世。

前の世界の歴史は、だいたいこの繰り返しによって説明されることが多かった。

 

こういう流れ自体は、この世界もほとんど違わないように見える。

 

 

しかし、起こったことは似ていても、『固有名詞』が全然違う。

例えば、戦国時代について調べても織田信長は出てこないし、ナポレオンやキリストについて調べても、関係ないものばかりヒットしてしまう。

 

代わりに歴史の中で出てくる名前は、どれも女性のものばかり。

 

どうやら、王や貴族、軍人などは、ほとんどが女性だったようだ。

検索上位にヒットしているページをくまなくみても、なかなか男性の名前が出てこない。

 

 

残念ながら、日本史、世界史は1から勉強しないといけないようだ。

今後の苦労が思いやられ、頭が痛くなる。

 

それでも、少しくらい知ってる名前があるんじゃないか?

 

歴史で活躍した人は女性ばかりだったが、男性も活躍したはずだ。

その中に知っている偉人がいてもおかしくない。

 

『歴史 男性』、で検索してみる。

とりあえず、画像検索の結果から見てみよう。

 

 

チラホラと、その当時の民族衣装などでやたら着飾った男性の画像がヒットする。

写真もあるが、どれも肖像画のような物だ。

 

これらは、貴族のような『比較的高い地位の男性』なのだろうか。

彼らが身につけるドレスや羽織は、きっと、とても高価な物なのだろう。

 

 

しかしこれらの画像は、ヒットした画像の中では少数のようだ。

 

画面をスクロールしていくと、もっと『別の男性』の検索結果が多くヒットする。

 

 

それはまるで、『奴隷のような男性』の画像。

 

高貴な男性達とは対照的に、彼らはロクに衣服を身につけていない。

彼らのほとんどは、半裸に近い最低限の格好で、首輪を付けられていたり、歩きにくそうな重りが足に付けられていた。

 

しかも彼らのすぐ傍には、大体女性が1人、一緒に写っている。

女性の側はむしろ裕福なようで、奴隷達の肩を抱いたり傅かせたりして、まるで『自分が所有者である事を自慢している』ようだ。

 

その姿は『ペットとご主人様』さながらで、酷いものでは、家紋のような焼印や、名前のようなものが彫られている。

 

 

いや、なんだこれ。

 

予想だにしなかった光景に驚く。

とても、人の扱いとは思えない。

 

小説で見た貞操逆転モノは、男性が優遇されている作品が多かった。

そのせいか、もっと男性に有利な社会を期待していたのだが。

 

現実は、180度逆だったようだ。

 

 

しかしまあ、これらはあくまで『過去の出来事』だ。

 

明らかに現代の話ではないし、これがコチラの世界のスタンダードという訳でもない。

街中には奴隷のような男性なんて1人もいなかったし、きっと人類の負の遺産のような物なのだろう。

 

まあ『昔は男性の権利が低かった』ということだ。

覚えておこう。

 

 

しかし自分と同じ男性が、『まるで物のように』扱われているエグい画像の数々。

正直、面食らってしまった。

 

 

今日はもう疲れたし、調べ物はこれくらいにしておこう。

 

 

ーーー

 

 

 

 

『講義: 社会の発展と人権』 課題レポート4

「近代以前における、男性の社会的立場についての考察」

 

筆者 : *** ****

 

 

 

近代以前、男性は個人や集団の所有物として扱われてきた。その待遇は国や時代によって様々であるが、共通して所有主や家、村などの財産として考えられていた。したがって、男性が自立した個人である、という考え方は一般的でなかったと推察できる。

 

 

まず、近代以前の戦争のなかで、男性は戦利品としての役割が大きかった。これは集団において、男性とは貴重な資源である、という考え方が強かったためだ。そのため戦争目的の1つには、他の集団から男性を奪うというものがあり、武力の強い国が、弱い国から男性を略奪、徴収するという事が常であった。

 

実際、男性の数は、その国の国力にそのまま直結する。多く男性を確保した国は、人口増加や好景気など、様々な恩恵を受ける事になる。これを象徴する事例としては、大英帝国時代のイギリスが有名だ。イギリス最盛期、首都のロンドンには世界一男性が密集しており、当時のロンドン市内の男女比は1:1に迫る程だったという。このように、国力の強い国には男性が集まり、男性が集まった国は国力を増加させる。

 

逆に、男性が大量に流出してしまった国は、人口減少や治安悪化などが発生し、概ね衰退してしまう。これらのことから、現代でも、男性は経済的資源としての側面が強い。

 

また、このような男性の搾取は、国対国だけではない。封建制の時代、多くの国では、男性は平民から支配階級へと税として搾取され続けた。

 

例えば、江戸時代の日本では、平民に生まれた男子のうち、3割近くを武士に納めることが取り決めとされていた。実際にはもっと少なかったと言われているものの、農民達は多くの男子を徴収されることになった。徴収された男子は武家に所有され、性的な奉仕、褒美、政略目的など様々な用途に用いられた。

 

しかし、これは恵まれた例であり、当時としてはむしろ高待遇であった。武家に仕える男子は健康面などにかなり配慮され、一定の地位が認められるなど、かなり自由も多かったという。

 

3割が武家に徴収されるなら、残りの男性はどうだったか。元々貴重であった男性の数がますます少なくなったことで、農民階級の性的情事は、武士階級とは全く違うものになる。

彼らは村や町の者達に半ば軟禁され、ほとんどの時間で性的奉仕を強制された。平民達は特に、武士や他の集落に男性を奪われる事を恐れていたため、その自由は厳しく制限された。彼らは日常的に、非常に多くの女性の相手を要求され、かなりの負担を強いられたという。武家の男性と平民の男性とで平均寿命が大きく異なる事からも、かなり過酷な状況であったと推察できる。

 

 

近代になると、国民国家の成立や科学技術の発展により、このような封建制は崩壊することとなる。同時に、男性の社会的な扱いについて様々な議論がなされ、考え方は概ね二つの論に別れる事になる。男性にも自由や人権を与えるべきとする「人権主義」と、男性を国のために管理すべきとする「国有主義」だ。

「人権主義」が採用された国では、男性にも、女性とほぼ同等の権利が認められた。この考え方には、初期は多くの反発があったが、性病の抑制による平均寿命の増加、売春制度や市場の充実など、多くの利点が見られた。結果的に、今では資本主義と共にほとんどの国家が「人権主義」を採用している。

 

一方で、「国有主義」が採用された国では、男性は女性の所有物であるとみなされた。時代が進むにつれて、「国有主義」は共産主義や社会主義と結び付けられ、国家が社会全体のために男性を管理すべき、という考えにまとめられた。「国有主義」が採用された国では、最初こそ男性を平等に分配しようという努力がされたものの、人体実験、洗脳、薬物の投与などなど、様々な非人道的な行為が行われる事となった。このような経緯から「国有主義」は、現在ではタブー視されている。

 

現代では、独裁制や共産主義を支持する国家が崩壊したことにより、ほとんどの国で男性の人権が認められている。しかしながら、その歴史は未だ浅く、人類史上ではむしろ稀有な出来事だと言える。昨今も男性の社会的地位に関する課題は多く、男性の社会的立場を守る為には今後も議論していく必要がある。

 

 

 

参考資料 :

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2, #########

3, ########

 

 

ーーー

 

 

昨日の夜からのネット漬けで、もう限界だ。

まだ夕飯前だけど、明日からの学校に備えて今日はもう寝よう。

 

そんな事を考えつつも、ベットの中で、少しだけスマホを触ってしまう。

 

 

ん?

 

あれ・・・、見慣れないアカウントからメッセージが来てる。

 

 

鼻から下を隠した女性のアイコン。

そもそも女友達はそんなに多くないし、その中でも登録した覚えはなかった。

 

しかしよく考えれば、俺は世界ごとトリップした後だ。

もはや、見覚えない友達が1人や2人いても、何もおかしい事ではない。

 

 

・・・それによく見ると、結構可愛くない?

 

雰囲気の良い女性のアイコンに少しだけ期待してしまう。

 

まあ、どうせグループチャットとかだろ。

通知ボタンを押して、メッセージを開いてみる。

 

 

 

 

 

メッセージの内容は、「これからはよろしくね笑」という、なんてことないテキスト。

 

そして、一枚の写真。

 

 

 

顔写真、名前、生年月日がのった学生証と一緒に、全裸の俺が写っていた。

 

 




エロ小説の設定のために、架空の人類史レポートで1700文字書込むって。

・・・もしかして俺、ちょっと頭おかしいのでは?


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西山アイカ 01 「痴姦しても抵抗しない無防備男子中学生がいたので、弱み握って性奴隷にしてみた」

 

 

 

夏休み明け、また学校が始まる。

 

学校は嫌いだ。

役に立つかも分からない授業を聞いて、その合間にしょーもないヤツらとダベってやり過ごすだけ。

一体誰がこんなクソみたいなシステムを考え出したんだろう。

 

また退屈な日々が始まる事にウンザリしつつ、電車に揺られる。

いっその事、今日はサボって映画でも見に行こうかな。

幸い今日は始業式なので、単位などの問題は無い。

 

 

そんな事を考えつつ時間を潰していると、車内に少年が乗ってきた。

 

この時間帯にはまず見ない光景に、少々驚く。

綺麗な黒髪の可愛らしい少年。

まるで『無垢な男子学生』ってパッケージがそのまま具現化されたようだ。

 

車内のOL共は何食わぬ顔でスマホを見ているが、内心ではあの子に釘付けだろう。

私自身、横目でつい彼の方を見てしまう。

 

 

電空いている休日ならともかく、通勤ラッシュのこの時間に男性が、通常の車両に乗ってくることは珍しい。

普通なら『男性専用車両』に乗るはずだ。

 

まあ、多分次の駅で一旦降りて乗り換えるつもりなのだろう。

 

 

しかし、次の駅に到着しても、一向に彼が車両を乗り換える気配はない。

 

どうしたのだろう・・・?

もしかして、あまり電車に乗り慣れてないとか?

 

そうこうしてるうちに、ホームから車内に、どんどん乗客が乗り込んでくる。

少年の華奢な身体は、女性客にグイグイと押し込まれていって・・・、気付けば彼と私の身体は、ピッタリと密着していた。

 

 

彼の身体を感じる。

私の身体で、すっぽり包み込んでしまえる小さな骨格と、女性より筋肉も脂肪も少ない、細い手足の感触。

 

簡単に折れてしまいそうな、『男らしい』身体。

女としての庇護欲がくすぐられ、思わず、ギュッと抱き締めたくなる。

 

・・・ああっ、かわいいっ♡

 

思わず下腹部が、ドロドロと熱くなっていくのを感じる。

少年の華奢な体格は、まるで『繊細にデザインされたお人形』のようで、抱き締めたら簡単に壊れてしまいそうで。

 

 

カワイイっ♡

グチャグチャにしてやりたいっ♡

 

護りたいと同時に、歪めてしまいたくなるような、不思議な『魔力』があった。

 

ああ、今すぐにでも、彼を犯してしまいたい。

股間は、その『隙間』を埋めたがって、既にグショグショになっている。

 

 

電車が揺れる度に、私と少年の身体は、よりピッタリと、さらに密着していく。

彼の顔に、ちょうど正面にあった私の胸が、むぎゅっと押し当てられる。

 

私の胸元にくっ付いた、大きな脂肪のカタマリ。

別に自慢ではないが、中学に上がってからは無駄に大きくなってしまった。

 

おかげで彼は、とても息苦しそうだ。

耐えかねた彼は逃れようとして、モゾモゾと動き出す。

 

いけない。

逃がしたくない。

 

それを感じ取った私は、半ば反射的に彼を包み込み、動けないように、よりぎゅーっと身体を押し当てていく。

 

 

すると、突然、太ももに『硬い感触』が当たった。

ちょうど、彼の股間の辺りだ。

 

これは、もしかして・・・。

 

 

どうやら、私の身体に包まれたことで少年は『勃起』してしまったようだ。

 

ふと、最近習った保健体育の内容を思い出す。

男性は、女性のフェロモンを嗅いだり胸を触ったりすると、自分の意思とは関係なく勃起してしまうらしい。

なので、不用意に男子に近づかないように、という内容だった。

 

もちろん、ネットで見た事もあったが、まさかこんなに『簡単に勃起してしまう』なんてっ・・・♡

 

 

そのまま電車の揺れに合わせてグリグリと太ももを押し付けることで、ドクドクと脈打つ『独特の感触』を楽しむ。

 

どう思っているのかは分からないが、少年は内股になって、ただ黙って耐えているだけだった。

しおらしい少年の姿にますます興奮した私は、より大胆になって、スリスリと彼に身体を擦り付けていく。

 

少年の小さな身体に、私の成分を擦り付けてマーキングしていくような、圧倒的な征服感。

 

もはや立派な痴姦行為だが、性欲に火照った身体は、引き下がる事を許さなかった。

 

 

 

「・・・・・っ、ぁっ♡・・・・・・・・・」

 

突然、彼が小さく、悲鳴を上げた。

 

 

ハッと、一瞬我に返る。

サーッと熱が引いて、頭が冷めていく。

 

さすがに、調子乗りすぎたか?

 

 

しかし少年は、一瞬声を上げてビクッビクッと、身体を震わせただけ。

再び無言の、されるがままの状態に戻った。

 

・・・なんだよ、ビビらせやがってッ♡

 

 

分かっているのかいないのか、その思わせぶりな姿は、より一層私の嗜虐心を煽っていく。

あまりの無抵抗さに、もはや少年の身体が私のモノになったような錯覚に陥っていく。

 

クソっ・・・♡

こんなに密着してるのに、なんで『アソコ』は繋がってないんだよっ♡

 

電車じゃなかったら、絶対にハメてるのにっ・・・♡♡

 

 

 

そして、やりすぎたのだろう。

 

「・・・っ、あ゛あああぁぁっ♡♡♡♡」

 

 

彼は、ガクガクと痙攣して、その場に座り込んだ。

 

 

あー、ヤバい。

終わったかも。

 

 

ーーー

 

 

『行為』を終えた後、ここはベッドの上。

疲れはててしまったのか、少年はグッスリ眠っている。

 

スヤスヤと眠る寝顔が可愛らしい。

ちょっと前まであれほど激しく喘がされていたのに、えっちな事なんて知りませんとでも言いそうな表情。

とても背徳的だ。

 

寝顔まで、こんなに女を興奮させる顔をしてるのは、ホントに、『男という生物』の恐ろしい所だと思う。

 

 

しかしコイツ、無防備にも程があるだろう。

 

仮にもレイプされた、初対面の女の前でよくこんなに寝られるものだ。

初めて会った女に無警戒に着いてきて、ここまでされるがままなんて、フツーの男なら有り得ない。

 

 

スースーと、規則的な彼の寝息を聞いていると、だんだん頭が覚めてくる。

 

もしかして、とんでもない事をしてしまったんじゃないか?

 

 

いや、確実に一線を越えてしまった。

これは、完全に犯罪だ。

 

 

しかし、不思議と私の心は穏やかで、焦りのような物はまるで感じない。

 

それもそのはずだ。

こんなに良い男とセックス出来たんだから。

 

男を手に入れる事こそ、『女の本望』と言ってもいい。

例え法に触れたとしても、こんな極上の男をのうのうと手放すくらいなら、・・・死んだ方がマシだ。

 

 

考えろ。

 

これから彼を『手放さないため』に、私はどうすべきだろうか。

 

 

とりあえず、彼の連絡先を手に入れなければならない。

 

まずは、彼のスマホを弄ってみる。

彼のスマホは指紋認証タイプのようで、寝てる間でも簡単に開くことが出来た。

 

彼のSNSを操作して、『必要そうなこと』を片っ端から行っていく。

 

 

そして、逃げられないように交渉の材料も作っておこう。

 

彼の財布から学生証を抜き出して、パシャリ、パシャリと撮影していく。

 

起こさないように気をつけて、半裸の彼から、脱ぎかけの服を全部剥く。

ついでに脚はがに股に開いて、目は手で隠すように体勢を取らせる。

見るからに、女を誘っているような扇情的なポーズ。

 

やば・・・、エッロ♡

ちょっとこれ、完璧なんじゃない?

 

 

最後に、腹部に学生証を乗せて、パシャリ。

これで撮影完了。

これを材料に脅されたら、そうそう逃げる事はできないだろう。

 

あーあ、これでもう逃げらんないね〜。

ホント無抵抗だわコイツ♡

 

 

先程、彼の連絡先も登録しておいた。

コレで脅されれば、少なくとも即ブロックはできないだろう。

 

もちろん、これでもう、私だって逃げられない。

 

通報されれば、例えアカウントを消しても、SNS越しに身元を調べられてしまうだろう。

この写真も証拠としては十分だ、スマホを調べられれば一発アウトだろう。

もはや、後戻りはできない。

 

どんな手を使ってでも、彼を『心も身体も、私から離れられないように』してしまおう。

 

 

 

学生証を財布に戻す前に、一応彼のプロフィールを確認しておく。

 

「名前は吉川ユータ、・・・・・って、うっわ・・・」

 

 

彼の学生証は、『私と同じ学校のもの』だった。

 

たしかに制服が似ているとは思ったが、パッと見で中学生だと思っていたため、まさか同じ学校とは思わなかった。

 

 

くわえて、学生証を見た瞬間に気付かなかったのは、1年生の私の物とは色が違ったためだ。

 

青色の学生証は2年生のもの、つまり・・・。

 

 

「・・・先輩じゃん」

 

 




眠れないので、初投稿です。

エロ小説を書きはじめてから、最近1人で部屋に居る時などに、『自分以外の何か』の気配を感じる様になりました。
部屋には僕しか居ないはずなので、明らかにおかしいです。

目には見えないのですが、気配だけは、日に日に、どんどん強く感じるようになっていきました。


気付いた時には、『ソイツら』四六時中、僕の顔のスグ傍に立って、今も耳元で囁いてきて、あっ、あっあっあっあっあったなあふとこなつやたまるまぬけつ。


ーーー


「おにいちゃ〜ん♡」
「おにいさん」

「「こんばんは♡」」

「ワタシそろそろ、おにいちゃんの小説のつづき♡読みたくなっちゃったな〜♡」
「・・・ダメです。エッチな小説なんて、変態さんですよっ」

「おにいちゃん♡ほらっ、そんなつまんない作業はおわりっ!小説書いてる変態さんなとこ♡ワタシに見せてっ♡」
「おにいさん、負けちゃダメですっ。誘惑に負けないカッコいいところ、私に見せてくださいっ・・・!」

「書いて」
「書かないで」


「書けっ♡」
「書くなっ♡」


「書け♡」「書くな♡」「書け♡」「書くな♡」「書け♡」「書くな♡」「書け♡」「書くな♡」


「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

ピュッ♡♡ピュルピュルピュルッ♡♡


・・・・・書いちゃっ、たぁっ!


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吉川ユータ編 2章
11 「猫目少女と、夏休み明けの学校ダルいやつ」


 

 

 

始業式からちょうど2日目。

今日はいよいよ授業が始まる日だ。

 

前回はそもそも学校に辿り着けなかったが、今回は念入りにこの世界について調べていたおかげで、問題なく登校できた。

 

 

とはいえ、身体が縮んでいることや先日のアクシデントなどで、身体も心もすっから疲弊しきっているのだが。

 

それでも、不安なせいで人との触れ合いを求めているのだろう。

不思議と学校を休む気にはならなかった。

 

 

 

「______が実は____の方だから。ここまででなにか質問ある?・・・・・・・・・

じゃー、43ページの問8やってみようか」

 

現在は一限、古文の授業だ。

 

夏前までの内容に続き、助動詞についての授業が進行している。

聞いている限りでは、古文は前の世界と同じのようだ。

 

この世界についてネットで調べたとき、歴史上の人名などがかなり異なっていた。

正直、古文なども内容が変わっているんじゃないかと心配していたのだが、これなら大丈夫そうだな。

 

 

それとなく、クラス全体を見渡してみる。

 

教室の内装や、自分の席などは夏前とまったく一緒だ。

違うのは、着席して『授業を受けるクラスメイト達』。

 

見渡す限りの女子、女子、女子。

もちろん男子もいるが、だいぶ女子の方が多い。

夏休み前まで、このクラスは男子の方が多かったはずだが、今では10人もいないように見える。

 

奇妙なのは、男子が減ったにも関わらず、クラス全体の人数が変わっていないことだ。

 

 

・・・減った男子はどこに消えて、増えた女子はどこから来たのだろうか?

 

 

ーーー

 

 

 

授業が終わった。

 

夏休みぶりの再会という事もあって、クラスメイト達が声を掛け合っているのが聞こえる。

久しぶりに会っただけなのに、まるで祭りだとでも言わんばかりの賑わい。

 

 

クラス中が盛り上がっているのに対して、自分だけは、胸の奥がつまり、暗く曇っていくのを感じる。

 

普段なら誰かに話しかけに行くことも出来ただろう。

しかし、名前が同じでも別人のような容姿の人達に、どうやって混ざったらいい?

世界ごと変わってしまったんだ。

こちらは友達だと思っていても、この世界では話したことすら無いかもしれない。

 

 

そもそもこの教室、本当に俺のクラスで合ってるのか?

いや、出席の時確かに名前を呼ばれた。

このクラスで間違いないはずだ。

 

だとしても、感じるのは圧倒的な孤独感。

ここに、俺の居場所はない。

 

きっと、クラスだって変化しているとは、予想はしていた。

しかし、実際に変わり果てたクラスメイト達を見ると、心の拠り所が崩れたようで、想像以上にショックが大きかった。

 

 

・・・正直、早くこの空間から出たい。

 

このクラスメイトに似た、赤の他人の集団から、一目散に逃げ出してしまいたい。

 

周囲に向けて、関わらない言い訳でもするかのように、ノートを眺めるフリをする。

もう学校が終わるまで、ずっとこうしてやり過ごそう。

そして、学校が終わったら、誰とも話さずすぐに帰ろう。

 

ひたすら机の上を眺めて、現実逃避に務める。

 

 

 

すると、右隣の机の上に、スっと誰かが腰かけたのに気づいた。

 

視界の端に、スカートの薄い紺色と、太ももの肌色が見える。

どうやら、こちら向きに座っているらしい。

距離が近いため、居心地が悪い。

 

早く動けばいいのに。

 

 

 

「おはよっ、吉川」

 

頭の上から、活気のいい女子の声が響く。

驚いて、背筋がビクッと跳ねた。

 

 

振り返るとそこには、スラリとした黒髪の美少女。

ニカッとした眩い笑みの中に、どこかイタズラ心が混じったような表情。

 

そう感じるのは、少し目がネコっぽいからだろうか。

 

 

そのパッチリと開かれた眼を見ていると、まるで、奥の方に吸い込まれてしまいそうで・・・・・・。

 

 

ハッと、見つめ合っていたのに気付いて、思わず目を逸らす。

彼女は、相変わらずいじらしい表情で、ニヤニヤとこちらを覗き込んでいた。

 

 

 

いや、誰だよお前は。

 

 

 




くぅ~疲れましたw
書いてたストックは、これにて終了です!

1回書き終えてた筈なのに、大幅に書き直してだいぶ時間かかりましたね・・・!


つまり、ここから先は『未知のエリア♂』



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