アサルトリリィ 血気の戦士 (テラ92)
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アサルトリリィ BOUQUET
第1話 出会い


初投稿です。
アドバイスや感想など気軽に書いてください。


ー電車内ー

新生活、この言葉を聞いてワクワクしない人がいるだろうか?

入学式、新しい家、知らない土地、こんなのワクワクしないわけがない。

俺、血崎(ちざき) (ゆう)はこれから百合ヶ丘に入学するのだ、、、、女子校なのはちょっと理由があるけどそれでも、新しい出会いに初めて会う人たち、これから友達になる人達

考えるだけでワクワクする。

 

優「早く百合ヶ丘に着かないかな?」

 

?「あれ、こんなところになんで男の子が?」

 

この電車に乗ってるってことは、、、、百合ヶ丘の生徒かもそれならまずは、記念すべき百合ヶ丘での友達第1号になってもらおう

 

優「ねぇ、ピンクのねえちゃんは、百合ヶ丘の生徒?もしそうなら一緒に行こう。あと、俺の百合ヶ丘での友達1号になってよ」

 

?「一柳梨璃です。確かに百合ヶ丘の生徒だけど、男の子だよね?あと名前は?」

 

少女が不思議に思うのも無理はない百合ヶ丘は女子校なのに、優は一緒に行こうと言い出したのだ

 

優「うん、ちゃんと男だよでも戦う力があるのがわかったら百合ヶ丘に来いって言われてさ、今日から百合ヶ丘に通うんだ。優って呼んでくれ、よろしくな梨璃」

 

梨「なるほど、よろしくね優くん」

 

梨璃と話をしながら百合ヶ丘に向かいついに

 

優「うわぁぁ、ここが百合ヶ丘か〜」キラキラ

 

梨「ふふ、じゃあ行こうか優くん」

 

ここから、俺の百合ヶ丘での生活が初まるのか、よし大事なはじめの一歩を、、踏み出せなかった。

なぜなら、目の前に車が現れたからだ

 

?「ドアくらい自分で開けますわ」

 

優「車のねえちゃん名前は?俺は優よろしく」

 

?「あら、わたくしご存知でないなんて、わたくしは楓・J・ヌーベルと申します」

 

優「よろしく、楓も梨璃と男と一緒に行こう」

 

楓「?わたくしは言われなくても、リリィですが?」

 

梨「あー、私梨璃って言います。よろしくね楓さん」

 

それから楓、梨璃、俺の3人で百合ヶ丘の中に入った

 

優「あ、じいさんに百合ヶ丘についたら、理事長室に来てくれって言われたんだった。てわけで、梨璃、楓また後で会おうな〜」

 

梨「うん、分かったまた後でね」

 

さて、理事長実はどこだ?この後5分くらい迷った

 

ー理事長室前ー

 

ゼェゼェや、やっと着いたほんとに迷路だったとりあえず入るか

 

優「理事長先生いますかー」ガチャ

 

あ、ノックしてないなそういえば、、、まあいいか

 

理事長代行「私は理事長ではなく、代行なのだがね、あとノックをしてから入りなさい」

 

優「すいません、理事長代行先生それでなんで呼び出したんですか?」

 

ほんとに、分からない悪いことはしてないし、分かった寮の話かもそうだ、きっとそうだろ

 

理事長「今回君を呼んだのはほかでもない、初任務についてだ」

 

優「え、いきなりですか?」

 

理事長「ああ、来てそうそうにすまないがよろしく頼む」

 

優「分かりましたいってきますね」ガチャ

 

そうして、意気揚々と出ていった優だが、ひとつ忘れていた事がある

 

優「あれ、どこにヒュージいるんだ?」

 

そう、ヒュージの場所を聞き忘れていたのだ




オリ主のプロフィール紹介
血崎 優
梨璃たちと同じ学年
以外にも魚料理(主に焼き魚)が好き
かなりの猫派で懐かれやすい
かなりの方向音痴で左右盲

百合ヶ丘には男なのに戦えると言うだけで入学させられた
精神年齢が低いのには理由があるかも?


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第2話 初任務

前回のあらすじ
百合ケ丘女学院に通うことになった、優本来なら女子校なんて通えないはずだが、彼には戦える力があるらしい?
電車で梨瑠と出会いそこから楓とも知り合って友達になる。
百合ケ丘で理事長代行に呼ばれていたことを思い出し、理事長代行の所へ行くと初任務の依頼が、意気揚々と現場に向かおうとするも場所を聞き忘れる。
どうなる第2話(ビルド風)


優「うーん、どこにもいないな〜ヒュージ」

 

場所を聞き忘れた優は周りをウロチョロしていた。

 

優「はぁ、初任務がこれだとつまんないな〜。せっかく、戦えると思ったのに」

 

そんなことを呟いていると遠くから爆発音が聞こえてくる。

ドゴォーン

 

優「ニヤリヒュージ見つけた〜」

 

爆発音がした方に向けて俺は全力で走った

 

優「うーん、周りが見えない。」

 

爆発音の近くまで来たのはいいけど周りが見えない

 

梨「夢結様!」

 

!誰かわかんないけど危ないのかならあれを出すしかない

 

優「血盾(けっぺき)

 

梨瑠サイド

璃「夢結様!」

 

ヒュージを攻撃しようとした夢結様、でもその先には楓さんが当たる。

、、、あれ何も起きない私は夢結様の腕を引こうとして間に合わなかったはずなのに、そう思い前を見ると真っ赤壁が目の前を覆っていた。

 

優サイド

優「ふー、間に合ったみたいだな」

 

さぁてと早く終わらせるか

 

優「双血華剣(そうけつかけん)

 

そういうと俺の身体から血液が抜ける感覚と共に鮮やかな血の色の二刀の剣が生成された

 

優「よーし、ヒュージ倒すぞ〜」

 

ヒュージの触手と俺の双剣がぶつかり合い火花が散る。クッソ、押し切れないやっぱり視界が悪いとキツイな。

!いいこと閃いた

 

優「旋風刃!」

 

優はそういうのと同時に剣を左右に持ち回り始めたそれはまるで、扇風機のように近くの梨瑠たちもそれを風で感じていたそして梨瑠達が風を感じるということは霧も風に流され晴れていくということ

 

優「よし、これでよく見える終わりだ〜!」

 

ヒュージの触手を斬りながら、優はヒュージとの距離を詰めそして

ザシュ、ヒュージを一刀両断した。

 

梨「ゆ、優くんすごい」

 

優「あ、おーい梨瑠、楓早く帰ろ〜」

 

楓「なんて、マイペースですの」

 

優「あれ、その人は誰?」

 

夢「私は、白井夢結よ。一応あなたの1つ上の学年なのだけれど」

 

優「ん〜、じゃあ夢結ねぇで」

 

梨「そ、そんな馴れ馴れしく」

 

まあ、俺だしね、仕方ないね

 

優「よーし、今度こそ帰るか」

 

ー百合ケ丘ー

優「あー、入学式が〜」

 

めっちゃ楽しみだったのに〜

 

梨「ま、まあ、仕方ないよ」

 

そんな会話をしながら講堂に向かう梨瑠、楓、優の3人

 

梨「とりあえず、誰もいないだろうけど入ってみよ」

 

梨「誰もいませんry、、、、いた〜」

 

講堂には、なんと生徒全員が待っていた

 

?「居たーーーー!入学式はこれからですよ!」

 

梨璃「二水ちゃん!」

 

二水「今日1番の功労者の為にって、理事長代行が時間をずらしてくれたんです!」

 

?「おう有名人!初陣でCHARMと契約してヒュージを倒すとは、やらかしおる!」

 

優「?2人とも誰?」

 

梨「紹介するね、こっちは同じクラスの二川二水ちゃん」

 

二水「梨瑠さんから聞いてます。この学園唯一の男性リリィ血崎優さんですよね。よろしくお願いします。」

 

ミリアム「そして、ワシが、ミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウスじゃ、噂は聞いとるぞよろしくな、優よ」

 

優「よろしく、二水とミリニャ、ミリry、ミリry、、、グロッピ」

 

ミリアム「なんで、そうなるんじゃよ!」

 

そんなこんなで波乱の入学式は終わったのである




優のレアスキルと技について
レアスキル
ブラットクリエイト
血液を消費し、色々な事が出来る。作るものの大きさや質量によって消費する血液の量も増える


血盾
血液で作った盾を出す。使いようによっては足場にもできる。

双血華剣
血液で作った二刀の剣。切れ味と耐久はCHARMと同じくらい。
投げナイフの要領で投げた後でも血液を消費し再作成できる。

旋風刃
扇風機をヒントに双血華剣を左右で持ち回転することで生まれる風を利用した技で、霧など晴らす以外に回りながら攻撃することも可能。

オリジナルの技などは出る度に解説しようと思います。
では次回もお楽しみに


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第3話 日常

道に迷いながらも無事ヒュージを発見し、討伐することに成功した優は、梨瑠達と百合ケ丘へ帰ることに、そこで、楽しみだった入学式が終わってると気づき優はショックを受けるも講堂を開けるとみんな待っており、無事入学式に参加することが出来た。
そこで二水、ミリアムと仲良くなる。
今日から新生活が始まる
どうなる第3話(ビルド風)


チュンチュン朝鳥のさえずりが聞こえるこの部屋で優は眠そうな顔をしていた。それもそのはず今日から本格的に新生活が始まるのだ。新しいクラス、新しい制服やったことの無い授業に初めましての人達、そんなものが待っているのだから、純粋無垢な優がワクワクを抑えられるわけがなく遠足前日の小学生よろしく。ワクワクしすぎて眠れなかったのだ。

 

優「とりあえず、着替えよ」

 

優は眠い目を擦りながら制服に着替え、顔を洗い歯を磨くその頃にはもうすっかり目が冴えていた

 

優「よし、新しいクラスに行くぞー」

 

梨瑠「あ、優くんおはry、、ごきげんよう」

 

優「ごきげんよう〜、二水もごきげんよう〜」

 

二水「はい、優さんごきげんよう」

 

二水「私今百合ケ丘に来たって実感しました」

 

梨瑠「私もだよ」

 

2人ともこうゆのに離れてないのか、すごい嬉しそうな様子

 

優「今日から新しいクラス楽しみだな〜」

 

梨瑠「そうだね、でも優くんだけ別のクラスだなんて」

 

二水「そうですよね。なんか悲しいです」

 

優「確かにクラスは違うけど俺は梨瑠達に会いに行くよ。そうすれば、クラスが違くても大丈夫。それに、新しいクラスで友達も作るし」

 

梨瑠「確かに優くんならすぐに友達できるかも」

 

そんな話をしてるうちに教室の前に着いた

 

優「じゃあ、俺はここだからまた後でね」

 

梨瑠「うん、いつでも来ていいからね」

 

二水「はい、私たちはいつでも歓迎ですよ」

 

ー教室ー

黒板に座席表が貼ってあるので優はそれを確認し席に着いた。もちろん自分の周りの席の子の名前も覚えて。

 

優「俺は優、よろしく神林(こうりん)

 

優はここで隣の席の人の名前を間違えてしまったのだ。

 

神林「私の名前は、神林(しぇんりん)です。神林(こうりん)ではないですよ。」

 

優「あ、そ、そのわざとじゃないんです。単純に読み間違えただけと言うか、す、すみませんでした」

 

神林「いいえ、気にしないでください。たまに間違われるんですよ。」

 

優「そうだ、それよりもちょっと動かないでくれる神林」

 

神林「え、ええ、分かりました。」

 

何をするんだろうか?というよりも人の名前間違えてそんなことですませるあたりどうかと、などと考える暇はなかった。

そう、優(名前間違いの元凶)の行動によって

 

神林「ッツ、な、何をしてるんですか//」

 

神林を止めてまで優がしたことそれは、自分の顔を神林の顔にすごい勢いで近づけたのだ。それも1歩間違えば、キスできるほどに当然本人にそんな気はなく

 

優「すごい綺麗だったから近くで見たかったんだ」

 

神林「な、何を言って//」

 

優「神林の目宝石みたいなんだもん」

 

神林「/////」

 

先生「はい、オリエンテーションするよ。神林さん、顔が赤いですが大丈夫ですか?」

 

神林「だ、大丈夫です。//」

 

優「先生、もしやばそうなら俺がいるんで大丈夫です。」

 

先生「なら、大丈夫そうね。立派な彼氏がいる訳だし。」

 

神「せ、先生!!//」

 

初日はこうな感じに、神林が恥ずかしい思いをして終わった

 




ー神林と雨嘉の部屋ー
神林(うー、今日はすごく恥ずかしかったです。あの子は純粋すぎると言うか、何も知らなすぎるというか。)

雨嘉(ど、どうしたんだろ神林?なんかすごいバタバタしてる)

神林は放課後部屋で今日優にされたことで悶えていた

優サイド
優「神林の目すごい綺麗だったな〜、また見たいな。」

優「クラスにお姉ちゃんみたいな人がいたからその人とも仲良くなりたいかな」

優「よし、明日話しかけてみよう。」

優は優で新たな友達候補について考えていた


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第4話 レギオンメンバー集め

前回のあらすじ
入学式が終わり初めての登校梨瑠たちとはとは違うクラスになってしまうが、新たなクラスでは梨瑠たちの予想通りすぐに、新たな友達を作った優。
平和な日常が今始まろうとしていた
どうなる第4話(ビルド風)


今日も元気に授業を受け終え知らない間に夢結とシュッツエンゲルになったらしい梨瑠と夢結と優は一緒にいた。

 

 

梨璃「えへへぇ〜」

 

夢結「梨璃。あなたそろそろ講義でしょ?予習は?」

 

梨璃「分かってはいるんですけど、今こうしてお姉様のお顔を見ていられるのが幸せで……幸せでぇ〜」

 

夢結(ダメだわこの子、完全に弛みきってる。まさか、シュッツエンゲルになった途端にここまでなるとは……迂闊だったわ……)

 

優「梨瑠〜、夢結聞いて、聞いてあのね早速友達ができてry」

 

夢結(そして、あなたはあなたで自由人ね。まあ、楽しそうだからいいのだけれど)

 

 

そこにふたりの生徒が通る。

 

那岐「あら、ごきげんよう」

 

ロザリンデ「ごきげんよう。ユリさん」

 

何故か、ユリさんと呼ばれている。

 

梨璃「え?あ、あはは……ごきげんよう」

 

優「ユリ?梨瑠は梨瑠だよ。なんで、梨瑠が返事するの?」

 

夢結「はて?ユリさん?」

 

梨璃「あ、それ、カップルネームです」

 

夢結、優「カップルネーム?」

 

梨璃「これです!週刊リリィ新聞の号外です!ほら!横に並べるとユリって読めるんですよ!あはは…やだなぁ〜」

 

リリィ新聞の記事にユリと書かれていた。

 

雪陽「まぁ!このおふたりが?」

 

広夢「ユリ様ですわね!」

 

夢結は怒りが爆発しそうだっただが、1人によってその怒りは落ち着いた。

 

優「夢結ねぇ、梨瑠カップルってなに?」

 

優というなの無知な子によって夢結の怒りは徐々に収まっていった。

 

夢結「そうね、カップルというのは好きな人同士が想いを伝え合い一緒にいることよ。」

 

優「じゃあ、おれも夢結と梨瑠の2人とカップルだね。」

 

夢結「!ど、どうしてそうなったのかしら」

 

優「だって、夢結ねぇは俺のこと好きで俺も夢結のことが好き。そして、俺は梨瑠も好き梨瑠も俺を好き。ほらね、俺達もカップルでしょ?」

 

夢結(あー、なぜこの子はそんなことを平然とした顔をで言えるのかしら)//

 

梨瑠「ゆ、優くんそんなこと言われると恥ずかしいよ〜」//

 

夢結「ゲフン、気を取り直して梨瑠あなたにお願いがあります」

 

梨璃「はーい!なんなりと!」

 

夢結「レギオンを作りなさい」

 

梨璃「わかりました!………え?レギオン……ってなんでしたっけ?」

 

二水「うへぇ……!」

 

二水が倒れてきた。それもそのはずレギオンについては授業でやった事なのだから

 

梨璃「うわぁ!?二水ちゃん!」

 

二水「ご、ごきげんよう……」

 

夢結「二水さん。お願いします」

 

二水「は、はい!レギオンとは、基本的に9人1組で構成される、リリィの戦闘隊員のことです!」

 

夢結「ところで…二水さん」

 

二水「は、はい?」

 

夢結「お祝いありがとうございます」

 

二水「ど、どういたしまして……」

 

梨璃「けど、どうして私が、レギオンを?」

 

夢結「貴方は最近弛んでいるから……少しは、リリィらしいことをしてみるといいでしょう」

 

梨璃「リリィらしい……わかりました!お姉様!私、精一杯頑張ります!」

 

夢結(正直。梨璃にメンバーを集められるとは思わないけれど、時には失敗も良い経験になるでしょう)

 

梨璃「なんたって、お姉様のレギオンを作るのですから!」

 

夢結「ブッ!?」

 

夢結は紅茶を吹いた。

 

二水「私もお手伝いしますね!」

 

優「なら、俺も入る〜、これで梨瑠たちともっと一緒にいられるし。メンバー集めも手伝うよ」

 

梨璃「ありがとう!頑張るよ!」

 

二水「では早速勧誘です!」

 

梨璃「あ!待ってよ!二水ちゃーん!」

 

3人はレギオン結成のために勧誘をしに行った。

 

夢結「いえ、そう言う訳では……」

 

優「あ、こっちに誰かいる気がする。」

 

そう言うと優は真っ先に走っていった。

 

梨「ちょ、優くん早いよ〜」

 

壱「貴方たち、レギオンのメンバーを集めてるんですってね?」

 

梨璃「え?あ、はい。壱さん、樟美さん、ごきげんよう」

 

樟美「ごきげんよう」

 

優が走ってった先にはアールヴヘイムの面々がいた

 

安羅椰「ごきげんよう、梨璃?」

 

梨璃「あ、安羅椰さん!?………アールヴヘイムでしたよね?確か……」

 

亜羅椰「私の樟美に手を出す気?良い度胸だわね」

 

天葉「樟美をあなたに差し上げた覚えはありませんけど?」

 

天葉が安羅椰に注意した。

 

樟美「天葉姉様!」

 

楓「梨璃さんからその嫌らしい手をお離しになって!」

 

楓も参戦してきた。

 

梨璃「楓さん!」

 

壱「楓?」

 

亜羅椰「天葉様はともかく、楓こそ梨璃に馴れ馴れしくない?」

 

楓「何故?私と梨璃さんは同じレギオンですから」

 

捕まっていた梨璃を引っ張って、安羅椰から引き離した。

 

楓「貞操の危機からお守りするのは当然ですわ!」

 

二水「っ!」

 

梨璃「楓さん!」

 

楓「ささ、参りましょう!」

 

梨璃「み、皆さん!ごきげんよう!」

 

二水「ごきげんよう!」

 

4人は足湯に移動していた。

 

優「ねぇ、二水貞操ってなに?」

 

二水「え、えっとなんと言いますかそのですね」

 

梨瑠「わ、私さっきのひとたちについてし、知りたいな〜」

 

二水「さ、さっきの皆さんは、中等部時代からアールヴヘイムの引き合いがあったそうですよ?」

 

梨璃「へ、へぇ〜。凄いんだね」

 

二水「はい!取り敢えず、楓さんゲットっと」

 

楓「ちょっとそれ!リアクション薄過ぎじゃありません!?」

 

梨璃「そんな事ないよ?これで5人だね!」

 

二水「え?4人じゃありませんか?」

 

楓「ん?」

 

二水「夢結様と梨璃さんと楓さん、優さん……」

 

梨璃「二水ちゃんは?」

 

二水「え!?わ、私も!?」

 

優「二水だけ仲間はずれはダメ」

 

楓「あなただって卑しくも、百合ヶ丘のリリィでしょうに」

 

二水「わぁ〜!光栄です!幸せです!私がキラ星の如きリリィの皆さんと友たちとレギオンに入れるなんて!!」

 

梨璃「後4人だよ!頑張ろうね!」

 

楓「ちびっこゲ〜ットっと」

 

こうして、レギオンメンバー集め一日目は終わった。




おまけ
優と雨嘉
優「ねぇねぇ、俺は優って言うんだけ君は?」

雨嘉「わ、私は王雨嘉」

優「よろしく。ねぇその猫どこで売ってるの?すごい可愛い」

雨嘉「この子はね、故郷で買ったの」

優「じゃあ買えないのか〜、せっかく雨嘉とお揃いに出来ると思ったのに」

雨嘉「じゃ、じゃあ今度一緒に猫のストラップ買いに行こう」

優「ありがとう、雨嘉お揃いのにしようね」

雨嘉「う、うん約束」

いかがでしたでしょうか?感想などがありましたら遠慮なく送ってください


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第5話 2人の友人とレギオン

ーお詫びー
第3話にて、優くんが座席表を確認した時に梨瑠たちとクラスが違うのに神林がいると原作と違う部分が出てしまいました。
この小説では、神林、雨嘉、優は同じクラスで梨瑠達はそのまま違うクラスってことにします。
すいませんでした。
切り替えて前回のあらすじ
夢結とシュッツエンゲルになった梨瑠は幸せすぎて緩んでいたそこで、夢結はレギオンを作るように言う。
楓、二水、優と順調にメンバーを集める果たしメンバーは集まるのか?
どうなる第5話(ビルド風)



レギオンメンバー集めを始めてから2日目

優「よーし、今日もメンバー集めがんばろう」

 

梨瑠と同じもしくはそれ以上に張り切っていた。放課後になり早速梨瑠たちの元へ

 

優「おーいみんな〜」

 

優「あれ、なんでグロッピがここに?」

 

ミリアム「ワシも梨瑠たちが作るレギオンに入るからじゃよ」

 

優「おおー、グロッピも入るんだよろしく」

 

ミリアム「よろしくなのじゃ」

 

優「よし、じゃあレギオンメンバー探しに行くぞー」

 

梨「あ、その前に優くんありがとう」

 

優「?急にどうしたの何もしてないよ?」

 

梨「ほかのレギオンからも誘われてたのにこっちを選んでくれたって聞いて」

 

優「だって、梨瑠や楓、二水とも一緒に居たいもん」

 

優「よし、じゃあ改めてレギオンメンバー探しに行こう」

 

ー神林、雨嘉の部屋ー

 

神琳「私を一柳さんのレギオンに?」

 

二水「優さんのクラスメートの郭神琳さん。百合ヶ丘女学院では中等部時代から活躍されている台北市からの留学生です。1年生ながらリリィとしての実力は高く評価されています」

 

梨璃「えっと……お姉様のレギオンで……」

 

神琳「そう。とても光栄だわ」

 

梨璃「えっと、それは……」

 

神琳「謹んで申し出を受け入れます」

 

梨璃「わぁ!本当ですか!?ありがとうございます!梨璃って呼んで下さい!」

 

優「やったー、神林とも一緒にいられるんだよろしく」

 

神琳「はい。梨璃さん、優さん」

 

雨嘉が梨璃たちの方を見た。

 

梨璃「……で?」

 

優「雨嘉も入ろうよ、楽しいよ?」

 

梨「貴方は?」

 

雨嘉「、、、、私?」

 

二水「同じく優さんとクラスメートの王雨嘉さん。ご実家はアイスランドのレイキャビクで、お姉様と妹さんも優秀なリリィです」

 

雨嘉「姉と妹は優秀だけど、私は別に……」

 

梨璃「どうですか?折角だから神琳さんと一緒に……あ」

 

雨嘉「私が、レギオンに?」

 

梨璃が雨嘉の携帯に付いている猫のストラップを見た。

 

神琳「自信が無いならお止めになっては?」

 

梨璃「え!?」

 

雨嘉「うん……止めとく」

 

梨璃「え!?」

 

楓「素直ですこと」

 

梨璃「な、何でですか!?」

 

雨嘉「神琳がそう言うなら、きっとそうだから……」

 

梨璃「あの、お2人は知り合って長いんですか?」

 

神琳「いえ。この春に初めて」

 

梨璃「だったらどうして?」

 

神琳「私は、リリィになる為、そしてリリィである為、血の滲む努力をして来たつもりです。だから……と言うのが理由になりませんか?」

 

梨璃「っ……!私は才能も経験も……神琳さんみたいな自信も持ち合わせてないけど……ううん!だから!そんなの確かめてみないと分かりません!」

 

楓「また分からんちんな事を。まぁそこが魅力なんですが」

 

神琳「……プッ!……ふふふ……あはははははは!」

 

神琳が笑った。

 

神琳「失礼……梨璃さんは、雨嘉さんの実力の程を知りたいと言うのですね?」

 

梨璃「え!?私そんな偉そうなことは!」

 

雨嘉「ありがとう一柳さん。私……やってみる!!」

 

梨璃「え?」

 

雨嘉「これで良い?神琳」

 

神琳「でしたら、方法は私にお任せ頂けますか?」

 

梨瑠「あれ、そういえば優くんは?」

 

二水「そういえばいませんね。」

 

楓「あー、彼でしたらそこのベットで寝てますわ」

 

みんなでベットの方を見るとそこには、雨嘉のベットで幸せそうな顔をして寝ている優がいた

 

雨嘉「ふふ、可愛い」

 

そういい雨嘉はベットに座り優の頭を撫で始めると猫のようになでなでを求めるように雨嘉の手をすりすりする。

 

梨瑠「なんか、癒されますね」

 

神林「ふふ、じゃあ優さんを起こさないように静かに移動しましょうか」

 

ーその後ー

優「ふぁ〜〜、あれなんでここで寝てるんだ?」

 

雨嘉「あ、優おはよう」

 

優「あれ、なんで雨嘉がここに?」

 

雨嘉「優が私のベットで寝てたからだよ」

 

雨嘉「あと、これからは同じレギオンだからよろしくね」」

 

優「ねぇそれほんとやったー」

 

優「雨嘉も入るってことは神林もいるの?」

 

雨嘉「うん、いるよ」

 

優「よーしこれからもヒュージ退治がんばるぞー」

 

優「じゃあ部屋戻るね、また明日会おうね。バイバイ」

 

雨嘉「うん、じゃあね」




投稿が遅くなりすいません。睡魔と睡魔と国家試験があってなかなか書けなかったのが原因です。これからも読んでいただけるとありがたいです。
それはそうと、レギオンリーグどうですか私のところは、昨日ボロ負けで棄権してしまったのですが昨日以外は全勝なので今日は勝ちたいなと思うところです。
では、今回はこの辺で次回もお楽しみに


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第6話 梨瑠の誕生日とレギオン完成

前回のあらすじ
神林と雨嘉をレギオンに勧誘しに来た梨瑠たちどうやら優と友達だったらしい。
神林が雨嘉を試している中雨嘉のベットの上で優は寝ていた。
何やってんだ優は、まあ、そうゆうところも優のいい所なのかも
さて、どうなる第6話(ビルド風)


もうすぐ梨瑠の誕生日だからラムネを探してるけど見つかんないんだよね。3日は探してるはずなのに、はぁ

 

優「ん、あそこにいるのは、梨瑠に夢結ねぇだ」

 

梨璃「ん〜……」

 

夢結「お疲れのようね。梨璃」

 

梨璃「そ、そんな事ないです!全然!」

 

夢結「何か、私に出来る事があれば……」

 

優「おーい梨瑠、夢結ねぇ」

 

二水「梨璃さーん!楓さーん!」

 

二水がタブレットを持ちながら走ってきた。

 

二水「あ、夢結様、優さん!ごきげんよう!」

 

夢結「ごきげんよう」

 

優「あ、楓いたんだ」

 

楓「最初からいましてよ」

 

楓「それで、何処に行ってらしたの?」

 

二水「どうです?これ」

 

二水はタブレットを見せる。

 

梨璃「何それまな板?」

 

楓「タブレット型端末ですわ」

 

梨璃「へぇ〜。初めて見ました」

 

優「すごい!面白そう!」

 

楓「この程度のもの、昔は誰でも持っていたと言いますわ」

 

二水「見て下さい!それ〜!」

 

タブレットの画面が光って、百合ヶ丘の校章が現れ、梨璃の極秘情報が表示された。

 

優「おぉー!すごい!」

 

梨璃「ええ!?な、何これぇ!?」

 

楓「梨璃さんの、極秘情報が!」

 

二水「人類の叡智です!」

 

梨璃「み、見ないで下さい!」

 

夢結は梨璃の極秘情報を見た。

 

夢結(6月19日ってなんの事かしら……!明日が梨璃の誕生日?)

 

その後夢結は梨璃と関わりのあるリリィに、聞いて回っていた。

 

一方で優はというと

 

優「うーん、雨嘉ここはこんな感じ〜?」

 

雨嘉「ううん、違うよもっとここをこうやるの」

 

雨嘉に猫のマスコットの作り方を教わっていた

 

優「あー、難しいよ。雨嘉〜」

 

雨嘉(こんな風にできないって甘えてくるところ可愛い)

 

神林(優さんと雨嘉さんまるで姉弟見たいです)

 

癒し空間みたいなものまでできていた

 

梨瑠の誕生日パーティが始まっていたがしばらくしてから梨瑠はすごく寂しがっていた。

 

梨瑠「ふぁー」

 

ミリアム「これが噂のラムネか」

 

梨瑠「嬉しいです!これ正門のそばにある自動販売機にあるラムネですよね?」

 

鶴紗「やっぱり知ってた」

 

夢結「しょせん、わたしは梨瑠が思うほど大した人間ではないということよ」

 

優「どうしたの夢結ねぇ?」

 

神林「優さんは少し大人しくしてましょうね」

 

梨瑠「なら、一つだけいいですか?」

 

夢結「ええ」

 

梨瑠「でしたら、お姉様を私に下さい」

 

夢結「どうぞ」

 

梨瑠は夢結の存在を噛み締めるように抱きついた

 

夢結「私汗かいてるわよ」

 

梨瑠「ぶどう畑の匂いがします」

 

夢結「やはり、私の方が貰ってばかりね」

 

夢結は梨瑠を不器用ながらにだきしめた

 

夢結「梨瑠お誕生日おめでとう」

 

夢結はハグをしたことがないのか梨瑠を力強く抱きしめた

 

梅「さっき鶴紗と相談して決めた。梅と鶴紗も梨瑠の作るレギオンを入れてくれ」

 

鶴紗「あいにく、個性派だが」

 

梨瑠「だから、私じゃなくてお姉様のレギオンってふぇ」

 

優「おお〜、仲間が増えた〜」

 

二水「これで人数が揃いましたね」

 

神林「あらあら〜、これは嬉しいですね」

 

雨嘉「おめでとう、梨瑠」

 

ミリアム「なんじゃ騒々しい日じゃのう」

 

梅「梅は誰のことも大好きだけど梨瑠のために一生懸命になる夢結はもっと大好きになったゾ」

 

梅「梨瑠、今日のあたしらは夢結から梨瑠へのプレゼントみたいなもんだ受け取れ」

 

鶴紗「遠慮するな受け取れ」

 

梨瑠「梅様、鶴紗さん、、こちらこそよろしくお願いします」

 

優「よろしく、梅様、鶴紗」




おまけ
優「梅様、猫の住処を教えてくれるってホント?」

梅「あぁ、教えてやるぞ優」

鶴紗「なんで、あたしまで」

優「鶴紗も猫、好きなんでしょ?」

鶴紗「う、まあそうだけど」

しばらく歩いて

優「うわぁ〜、猫が沢山いる」

梅「すごいキラキラしてるな優そんなに猫が好きなのか」

優「うん、猫は好きだしそれにこんだけいるなら雨嘉に写真撮って送ったらきっと喜んでくれる」

鶴紗「今日は多いな」

〜雨嘉サイド〜
ん、誰からのメール?

雨嘉「あ、優からだ」

そこには、たくさんの猫と戯れている優の写真が写っていた

雨嘉「すごい、猫が沢山それに、優もこんな笑顔かわいい」


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第7話 レギオン一柳隊の初陣(前編)

前回のあらすじ
梨瑠の誕生日に向けて誕生日プレゼントを考えていた優プレゼントが見つからなかったが、雨嘉に猫のマスコットの作り方を教えてもらうことに、その頃夢結はラムネを買いに行っていた。
誕生日パーティで梅、鶴紗がレギオンに加入してくれることになり、めでたくレギオンが完成した。
どうなる第7話(ビルド風)


梨璃「ん?」

 

部屋名は一柳隊と書かれていた。

 

梨璃「一柳……隊?」

 

優「一柳隊でしょ?」

 

楓「一柳隊がどうかしまして?」

 

二水「ええ。一柳隊ですよね?」

 

ミリアム「うむ。一柳隊じゃな」

 

神琳「確か、一柳隊だったかと」

 

雨嘉「私も一柳隊だと思ってた」

 

梨璃「私たち、白井隊では?」

 

鶴紗「どっちでもいい。だから一柳隊でいい」

 

梅「もう、一柳隊で覚えちゃったよ」

 

夢結「じゃあ……一柳隊で問題無いわね」

 

梨璃「え?ええ!?」

 

レギオン名が一柳隊で確定となった。

 

梨璃「で、でも!これじゃあ、私がリーダーみたいじゃないですか!」

 

楓「私はちーっとも構いませんが?」

 

ミリアム「梨璃の働きで、できたようなもんじゃからな」

 

優「梨瑠が作ったんだから一柳隊でしょ?」

 

梨璃「ええ?」

 

梅「ま、梨璃はリリィとしてもまだちょっと頼りないけどな」

 

夢結「まだまだよ。勿論、梨璃の足りないところは私が補います。責任を持って」

 

梨璃「良かったぁ〜……ですよね……うわぁ!?」

 

夢結は梨璃の顔に向けてCHARMを向けた。

 

夢結「つまり、いつでも私が見張ってるって事よ!弛んでたら、私が責任を持って突っ突くから覚悟なさい!」

 

梨璃「は、はい!」

 

梅「あはは!これなら大丈夫そうだな」

 

楓「クッ……なんて羨ましい……!」

 

鶴紗「リーダーを突っ突きたいのか?」

 

優「ダメだよ楓そんなことしたら」

 

楓「私を悪者みたいに言わないでくれません」

 

雨嘉「百合ヶ丘のレギオンって、どこもこんななの……?」

 

神琳「そうでもないと言いたいところだけど……結構自由よね」

 

二水「と、ともかくこうして!9人揃った今ならノインヴェルト戦術だって可能なんですよ!」

 

ミリアム「理屈の上ではそうじゃな」

 

梨璃「それって……これだよね?」

 

梨璃はポケットから弾丸を出した。

 

二水「ん?何ですか?」

 

二水「わあ!実物は初めて見ました!」

 

梅「それな、無茶苦茶高いらしいぞ?」

 

梨璃「そ、そうなんですか!?」

 

優「ラムネ何個分するんだろ」

 

夢結「ノインヴェルトとは、9つの世界と言う意味よ。マギスフィアを9つの世界に模した9本のCHARMを通し、成長させ、ヒュージに向け放つの。それはどんなヒュージにも一撃で倒すわ」

 

雨嘉「出来るかな?私たちに……」

 

神琳「今はまだ難しいかと。何よりもチームワークが必要な技ですから」

 

楓「ま、目標は高くと申しますわ」

 

梨璃「……そうですよね」

 

夢結「……」

 

夢結は梨璃にアールヴヘイムの戦闘を見学させることにした。

 

梨璃「ここで見学ですか?」

 

天葉「私たちの戦闘を見学するなら、特等席でしょ?」

 

依奈「あの夢結がシルトの為に骨折りするなら、協力したくもなるでしょ?」

 

天葉「あはは。夢結をこんなに可愛くしちゃうなんて、あなた一体何者なの?」

 

優「え、夢結ねぇは元々可愛いよ何言ってんの?」

 

梨璃「え?私はただの新米リリィで……」

 

夢結「//あ、ありがとう天葉(この子はまた恥ずかしげもなく)」

 

天葉「気にしないで?貸しだから」

 

依奈「ノインヴェルト戦術が見たいんでしょ?お見せする間もなく倒しちゃったらごめんなさいね?」

 

アールヴヘイムが戦闘に向かった。

 

夢結「時に梨璃。貴方レアスキルは何か分かったの?」

 

梨璃「え?あれから何も……私にレアスキルなんてないんじゃないですか?」

 

夢結「……そう。気にするこ事ないわ。何であれ、私のルナティックトランサーに比べれば……」

 

梨璃「いけません!そういうの!そんな風に自分に言うの!お姉様は……何をしたって素敵です!」

 

夢結「……そうね。そうありたいと思うわ」

 

梨璃「……」

 

海底からヒュージの触手が現れ、アールヴヘイムに向けて振り回したが、アールヴヘイムは避けた。

 

依奈「私たちに陽動を仕掛けた!?」

 

亜羅椰「ヒュージの癖に小賢しいじゃない!」

 

天葉「あっ!」

 

海底からヒュージが現れた。

 

梅「押されてるな。アールヴヘイム」

 

夢結「ええ。あのヒュージ、リリィをまるで恐れていない」

 

ヒュージの触手を安羅椰がCHARMで防いでいる。

 

亜羅椰「コイツ!戦いを慣れてる!?」

 

天葉「アールヴヘイムはこれより!上陸中のヒュージにノインヴェルト戦術を仕掛ける!」

 

天葉は、ノインヴェルト戦術用の特殊弾をCHARMに装填し、マギスフィアを放った。

 

依奈「ハァ!」

 

放たれたマギスフィアを依奈が受け止めた。

 

夢結「よく見ておきなさい」

 

梨璃「はい」

 

二水「ノインヴェルト戦術はその威力と引き換えに、リリィのマギとCHARMを激しく消耗させる、文字通り諸刃の剣です!」

 

亜羅椰「不肖、遠藤亜羅椰!フィニッシュショット、決めさせて貰います!」

 

マギスフィアを受け取った安羅椰が、ヒュージに向けてマギスフィアを放ったが、ヒュージがバリアを展開してフィニッシュショットを受け止めた。

 

天葉「何!?」

 

壱「フィニッシュショットを止めた!?」

 

亜羅椰「嘘!?」

 

ミリアム「何じゃーーー!?」

 

天葉「こんにゃろーーー!」

 

天葉がヒュージに向けてジャンプし、CHARMを振り下ろしたが、CHARMが破壊されたと同時に、フィニッシュショットがバリアを破り、ヒュージに直撃し、爆発した。

 

樟美「もう……天葉お姉様危ないです」

 

天葉は樟美に助けられた。

 

天葉「不本意ですが、アールヴヘイムは撤退します」

 

楓「アールヴヘイムが、ノインヴェルトを使って仕損じるなんて……」

 

梨璃が飛び出した。

 

二水「梨璃さん!?」

 

梨璃「あのヒュージ、まだ動いています!黙って見てたら、お姉様に突っ突かれちゃいます!」

 

楓「どさくさに紛れて、一柳隊の初陣ですわね!」

 

夢結「お姉様……私たちを守って……」

 

夢結「練習通りにタイミングを合わせて!」

 

梨璃「は、はい!」

 

夢結(……!古い傷のあるヒュージ……これもレストアなの?)

 

梨璃&夢結「ハアアアアァァァ!」

 

梨璃と夢結がCHARMで、ヒュージを斬るとヒュージの胴体が割れた。

 

楓「なんですの?」

 

神琳「あの光は?」

 

梨璃「あれは……?」

 

ヒュージの胴体には、1本のCHARMが刺さっていた。

 

夢結「……!?あれ……私のダインフレイフ……!」

 

ヒュージの胴体には、夢結が使っていたダインスレイフが刺さっていた。

 

優「じゃあ取り返さなきゃ」

 

優はチャームを回収するためヒュージの元に向かう

 

二水「夢結様の動きが、止まっちゃいました……」

 

夢結「……」

 

夢結はダインスレイフを見て立ち尽くしていた。

 

梨璃「お姉様!」

 

夢結に迫り来る触手を梨璃が弾いていた。

 

優「まずい、梨瑠」

 

夢結「り、梨璃……皆……どこ?」

 

煙が晴れ、ヒュージの触手は無傷だった。

 

夢結「……!」

 

触手の中には梨璃の姿は無かった。

 

夢結「ウワアアアアアァァァ!!」

 

夢結はルナティックトランサーを発動してしまった。

 

優「夢結ねぇ落ち着いて」

 

梨璃「お姉様!」




キリが悪いですが文字数が多いと読みにくいと思うので今回はここで切ります。
優くんは誕生日パーティの日からラムネが大好きになりハマってしまったようです。
感想、お気に入り登録などをしていただくとありがたいです。


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第7話 レギオン一柳隊の初陣(後編)

前回のあらすじ
ノインヴェルト戦術を見せてもらうためアールヴヘイムの戦いを見学していた一柳隊はアールヴヘイムがノインヴェルト戦術を使ってまでも倒せなかったヒュージを相手することに。
その戦闘の最中夢結はヒュージが自分がかつて使っていたダインスレイフがあるのに気づき動揺し動きを止めてしまう。
その間に梨瑠がヒュージの攻撃により夢結の目の前から消えてしまい夢結のレアスキルルナティックトランサーが発動してしまう。
どうなる第7話(ビルド風)



優「夢結ねぇ落ち着いてちゃんとよく見て梨瑠は」

 

夢結「ウワァーーーーーーーー」

 

優「そんな、夢結ねぇが俺に攻撃してくるなんて」

 

優が夢結を落ち着かせようとするも夢結は聞く耳を持たずに攻撃してくる

 

優「ック、攻撃が激しすぎる。あれを使うしかないのか」

 

夢結「アーーーーーーーーー」

 

夢結は優はもちろん他の誰が声をかけても反応を示さない

 

優「迷ってる暇なんてないここで失うくらいなら使うしかない」

 

優「夢結ねぇ、許してね。」

 

優は今まで夢結と競り合うために使っていた血華剣をしまい出した

 

梅「あいつ、あの夢結をどうする気だ?!」

 

優「フゥォーーーーーー、血華縛式 蕾」

 

優からおびただしい量の血液が放出され、その放出された血液は夢結の身体を包み込んだ

 

夢結「ック、ァァァ」

 

優「蕾よ、ひ、開け」

 

そこ掛け声と共に夢結を縛っていた蕾が開くと中からはつる状の血出できた縄によって縛られた夢結が出てきた

 

優「梨璃ーーーー、夢結ねぇの事頼んだーー」

 

優が梨璃に向かい叫びながら夢結を縛っているつるを掴み梨璃の方へ投げた

 

梨璃「はい、分かりました。すいません、すぐに戻りますから、待っててもら、、あ痛!?」

 

梨璃は転んでしまった。

 

梅「大丈夫か!?梨璃!」

 

梨璃「大丈夫ですーーー!」

 

鶴紗「本当に大丈夫か?」

 

雨嘉「待ってろって?」

 

神琳「持ち堪えろって意味ですわね」

 

梅「人遣いが荒いぞ。ウチのリーダーたちは」

 

ミリアム「どうする?わし等も他のレギオンと交代するか?」

 

楓「ご冗談でしょ?リーダーの死守命令は絶対ですわ!」

 

二水「そこまでは言ってないと思いますけど!楓さんに賛成です!」

 

神琳「あのヒュージはCHARMを扱い切れず、マギの炎で自ら焼いているわ。夢結様が復帰するなら、勝機はあります!」

 

優「まってみんな、、、、俺がやる」

 

神林「そんな、無茶です」

 

雨嘉「そうだよ。そんな体で」

 

梅「さすがに、梅も見逃せないゾ」

 

優「俺には奥の手がある。だから、みんな待っててくれ」

 

優「血界、、、豪」

 

優を除いた一柳隊の周りに赤い防壁が出来上がっていった。優はさらに体から血をだしフラフラとしていたがヒュージに向かっていく

 

優「おれは、お前を許さない、、、、血・限界突破(ブラット・オーバーフロー)

 

優「血華剣、、限界生成《オーバークリエイト》」

 

優はヒュージに向けて血華剣を大量に作りあげ飛ばしヒュージを倒しにかかったが、ヒュージは触手で対抗する。

 

優「ック、時間が無い早く決める。大血華剣大切断」

 

大きな血華剣を生成しヒュージに叩き込んだ。すると中からチャームがでてきた。

 

優「これが夢結ねぇのチャームよし」

 

優「はぁ、はぁ、梨璃、夢結ねぇ任せたよ」

 

優は梅ないの近くに行くとチャームを置いて気を失った。

 

雨嘉「!ゆ、優大丈夫?今運ぶね」

 

〜2日後〜

優「うーん」

 

梨璃「あ、起きたんですね優くん」

 

優「あ、梨璃それにみんなもおはよ」

 

雨嘉「もう、優のバカ」

 

梨璃「ふぇ、雨嘉さんなにをして」

 

雨嘉は優が起きたのを見てすぐに抱きついた

 

優「雨嘉ごめんね、心配させて」




技紹介のコーナー
血華縛式蕾(けっかばくしきつぼみ)
蕾に相手を閉じこめ、血出できたつるで縛り動きを封じる

血・限界突破(ブラット・オーバーフロー)
一時的に血の消費をなくし剣などを生成できるようになるが代わりに血液を大量に消費するため使っまたあとは絶対に気を失う

血華剣限界生成(けっかけんオーバークリエイト)
剣を大量に作り相手に向けて飛ばす。Fateのギルガメッシュが使うゲートオブバビロンみたいなイメージ

大血華剣大切断(だいけっかけんだいせつだん)
大きな大剣を作り相手を切断する技血液の消費が血・限界突破よりも大きい


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