ブリテンの魔術師 (TG(`・ω・´))
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俺、転生

童貞による処女作です。
生暖かい目で見てください。


目が覚めるとそこには天井がある。

...当たり前だな...いや待てよ?

俺の部屋の天井にはポスターを張っていたはず!無くなっている!?

あれ?壁紙の質まで変わってね?

どうなっている!?

 

「あら、起きたの?」

 

女性の声が聞こえる。

振り向こうとしても何故か首が動かん!

 

「あうああえ?」

 

...「あなた誰?」って言ったのに変な声が出た。

え、マジで俺どうなってんの?

身体動かんし、声は出ねえし、もしかして包帯でぐるぐるになってる?

 

「どうしたのかしら?」

 

女性の顔が見える。

...でかくね?

 

「は~い、たかいたか~い。」

 

女性は俺の身体を持ち上げる。

その細い体のどこに俺を持ち上げる筋肉が!?

いや待てよ...もしかして俺が軽いのか?

女性の後ろにある鏡を見る、チラ!

...俺、赤ちゃんになってる。

 

「うぎゃあああああああああああああ!!!」

「え!?どうしたの!?」

 

なんでだよおおおおおお!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリテン転生:3年3か月2日

 

 

三歳の誕生日のお祝いに貰ったが使う機会が無かった手帳に転生してから今までのことを書こうと思う。

俺は転生した。

重要なことだからもう一度書くがマジで転生した。

死んだ記憶はないんだけどなぁ...

まあそれは置いておくとして、俺は貴族の家に転生したらしい。

時代錯誤とかそういうのではなく過去に転生した。

...現代が遠いんじゃあ...

めちゃくそ不便なんだが。

まあでも現代の利器なんて作れるほど頭が良いわけではないから我慢するしかない。

しかし一つだけ言いたい。

飯がまずすぎる!

何だこれは!?

生の野菜に塩かけただけみたいなものを料理とは言わん!

せめて野菜を洗え!!

そして切ろ!!

畜生!!厨房に危ないからって入れさせてくれないし文句を言っても聞いてくれないし!最悪だあ!!

 

 

 

 

 

ブリテン転生:4年5か月6日

 

 

今日はこっそり美味しいものを食べるためにお出かけをした。

しかし食べ物の店がない。

やっぱり料理技術が無いから売れないのかな?

仕方がないので自分で食事を作る為に森で野鳥を狩った。

調味料が塩しかないのが辛い。

まあ美味しかったのだから別にいいんだが一つ面白いことがあった。

遂に友達ができたのだ!この人生で初の友達だ!

...少し言い訳をさせてほしい。

俺は貴族の家に生まれて外に出たことなんて数えられるくらいしかない。

それにあったことがある子供なんて貴族の子か俺を貴族と知って敬う奴くらいしかいなかった。

だから友達と言えるほど仲良くなった人なんて一人もいなかった。

まあ友達がいなくても別に良かったんだができるとやっぱりうれしいな!

ちなみにその友達は女の子だ。

名前はアルトリアというらしい。

アルって呼ぶことにした

 

 

 

 

ブリテン転生:4年5か月7日

 

 

夢に変なお兄さんが出てきた。

なんか話しかけてきたんだが長かったので要約すると魔術の才能があるから教えてあげようって話だった。

正直知らない人にそんなこと言われてもな~って思って断ろうと思ったけど、夢の中に何故かアルがいた。

彼女も学んでほしいというので教えを受けることにした。

ちなみにこのお兄さんの名前はマーリンというらしい。

なんか胡散臭さを感じる。



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俺、修行ナウ

夏休みっていいよね!
課題たっぷりだけどね!!
ハハハハハハハハハハハハハハハハアハハ!!!!!!
あ、ちなみにいろいろめんどいのでしばらくは日記形式です。


ブリテン転生:7年7か月23日

 

 

ようやく魔術師として一人前になった。

しかし、マーリン曰く、それは一般的な魔術師として一人前なだけでマーリンの理想の魔術師にはまだまだ遠いそうだ。

なんか語っているときの顔がうざかったので魔術でビームを撃ったけどはじかれた。

逆にマーリンが魔術を撃ってきた。

お前大人げなさすぎだろ!!

まあ魔術でガードしたけどな!

でも防ぎきれなくて痛い思いをしたがなあ!!

マーリンがどや顔してるからもう一度撃ってやろうかと思ったけどやめた。

アルに慰められた。

そのことが悔しいのかそれともかわいい子に慰められてうれしいのか分からない。

 

 

 

 

 

ブリテン転生:9年2か月15日

 

 

夢ではなく現実で騎士として一人前になった。

俺は貴族だけれども三男だから家督を得ることができない。

だから騎士などで自立できるようにならなければ追い出される。

しかしもう自立条件が整ってしまった。

一人立ちはまだ早いんじゃないのかな?

まだ子供だから早いと反抗したが10歳の誕生日に自立することになった。

...親父、さすがに10歳で自立は厳しいぜ...

自立の件を夢の中で話したところアルの家に居候していいとのこと。

うれしいけど申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

 

 

 

 

 

ブリテン転生:10年ピッタリ

 

 

とうとう自立する時が来た。

少しのお金と今まで使っていた剣を渡されて追い出された。

...見送りが誰もいなかったことが地味にショック。

まあとりあえずアルの家に向かおうと思ったときに気づいた。

 

俺家の場所知らん。

 

マジで焦ったがとりあえずアルと初めて会った場所に行ったらアルがいた。

笑顔で待っていて思わず倒れてしまうくらい俺のハートがキュンってした。

危うく恋に落ちかけたぜ!!

アルに連れられて家に向かったのだが途中でケイとかいうガキが通せんぼしていた。

なんか妹はやらんとか勘違いしたことを言っていた。

しかしこのガキめっちゃ毒舌なのだが。

俺泣いちゃうよ?マジで。

そう思っていたらアルにぶっ飛ばされて思わず笑ってしまった。

まあなんやかんやあって俺は友人の家庭に受け入れられることになった。

 

 

 

 

 

ブリテン転生:11年3か月9日

 

 

最近森にワイバーンがいることを知り、ちょっと狩りに行った。

結果は...楽勝だった。

ほんとに弱かったんだが、やっぱり空飛ぶとかげってやつかな?

特に魔法が効く、魔法で撃ち落としたら大体の奴が虫の息なんだが。

あれ?もしかしなくても俺が無双する時が来てしまったのでは?

ちなみに倒したワイバーンは別に死んでいるわけではないので一匹だけ絞めてそれ以外は逃がすことにした。処理がめんどくさいし食べきれないからね!!

しかし持って帰ったワイバーンの三割をアルが平らげてしまったので食べきれないという認識は変えた方が良いのかもしれない。

 

 

 

 

 

ブリテン転生:13年5か月14日

 

 

この生活にも慣れていつも通り、森でワイバーンと殺し合おう(遊ぼう)と思っていたがこの日は違った。

なんとアルが試合をしたいと言ってきたのだ!!

いやいや俺なんて君と比べれば雑魚みたいなものだといったのだが押し通されてしまった。

仕方がなく戦ったが...いやめっちゃ力強いじゃん!!

なんだよそれ!?身体のどこにそんな力があるんだよ!!

受け流すので精一杯なんだけど!?

技術ががまだまだ拙いから無傷で済んだけどもう一回やりたいとは思わないな。

もう一度やるとしてもせめて手加減を覚えてからだな!

 

 

ブリテン転生:14年6か月27日

 

遂にマーリンに傷を負わせることに成功した!

しかも腕を吹っ飛ばしてやったぜ!!

めっちゃ罪悪感沸いたね!

んでもって、すぐに治ったけどね!!

なんだあの魔術!?いつの間にか腕が服ごと元の状態に戻っているんだけど!?

しかし、最近のマーリンの魔法の授業が投げやりになってきている。

もう少し師匠であることを認識してほしいなあ...

 




日記をイメージして書くようにしようと思ったけど難しい。
あとよく考えたらクラス相性...あ。


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俺、実験ナウ

は!?感想が届いているだと!?
初めてだあ!!嬉死しそう。

タグ直しました。
ご指摘ありがとうございます。


ブリテン転生:15年6か月4日

 

 

最近のマーリンの授業が魔導書渡されるくらいなので自分で魔術を創ってみた。

とりあえず最近覚えた召喚術に色々混ぜて凄いやつを創れるようになりたい!!

まあ失敗して気持ち悪い触手お化けができたけどね!

いやしかし危なかった、マーリンがいなかったら俺とアルが触手プレイを受けるところだった。

アルのはともかく俺の触手プレイなんて誰も見たくねえよな...

マーリンに三か月間の召喚術の禁止を言い渡された。

仕方ねえ!今度は変化の魔術で遊ぶか!

 

 

 

 

 

ブリテン転生:16年4か月13日

 

 

召喚術の改良を重ねた結果、元はただの蟲を呼び出す魔術だったのに今では5メートルあるヘラクレスオオカブトを召喚できるようになった。

あれ?俺また何かやっちゃいました?って言うのはこういうことだね!!

でもワイバーン三体分とおんなじ位の戦闘能力だからまだまだだね!!

今度は犬の召喚術を改良しようかな?

ちなみに現実では武器に変化などの魔術を使って魔剣モドキを作ったりしている。

そういえばケイが炎の剣を振り回して火傷してたな。

そうだ!フライパンでやればいい感じになるのでは!?

物は試しだ!レッツトライ!!

 

 

 

 

 

ブリテン転生:16年7か月22日

 

 

長年使い続けてきた剣が壊れてしまった。

まあ壊れたこと自体はどうでもよいのだが、問題は壊れた剣にあった。

ワイバーンの怨念がめっちゃ固まっていたのだ。

これには俺も殺しすぎたなと考えたけどよくよく見てみると竜殺しの特性があることに気づいた。

剣が壊れたけど良き素材ができたのでよしとしてやろう。フハハハハハ!!!

壊れた剣を溶かしてワイバーンの牙とか爪とか色々混ぜ混ぜして黒い杖を作った。

長さ150cmの禍々しさを感じるかっちょいい杖ができたぞー!!

しかしこの杖、魔力を吸ってくるのだが...

しかも形が変わったり黒い煙を纏ったりしてるんだが...

ま、まあ凄い杖ができたし問題はないと思いたい。

あとワイバーンの親玉みたいなのをペットにした。

10メートルくらいあるのに弱かった。

正直食べようかどうか悩んだけれど乗り心地が良かったので飼うことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?聖剣を抜け?」

「うん。君じゃなくてアルトリアがだけどね。」

 

いつも通り、夢の中で魔導書と戯れて魔術をコネコネしてたらマーリンに話しかけられた。

なんだよ聖剣って、中二心がくすぐられるじゃないか!!

是非とも行こう!!

 

「ちなみにどんくらいで行けるの?」

「う~ん...馬車で二週間?」

 

え?結構遠くね?

 

「まあでも君がいるならすぐに着くだろうね!」

「いやいやそんなに早く行ける方法なんて...あ。」

「そう!最近君が飼いならしたワイバーンがいれば三日で着く!あ、聖剣を抜くのは六日後で頼む。」

 

何故に六日後?

まあ別にいいけど。

夢から醒めたら、ケイを叩き起こすか。



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俺たち、聖剣GO!

「うわああああああああああああああ!!!??」

「アハハハハハハ!!!早すぎて風圧がああアアアアアアア!!?」

 

やあみんな!俺は風になってるぜ!!

ワイバーンって想像以上に早やイイイイイイイイイイイ!!?

 

「アブブブブブブブブブブブブブブブブブブ!!!??」

「うわあ!?アーロンの顔があ!?」

「大丈夫!顔をおかしくなってもならなくてもこいつはもらう相手がいねえから!!」

「そういう問題じゃない!!」

 

ハハハハハ!お出かけするのは久しぶりだぜ!

テンションが上がってきたぁ!!

 

「悲しい事実を言ったなケイ!!八つ当たりだあ!!加速しろワイバーン!!」

「え!?それはだめえええええぇぇぇぇぇぇ!!!??」

 

フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやあ...やっと町に着いたぜ!!

マーリンの野郎め...三日とか言っておきながら三時間で着いたじゃないか!

嘘つきめ!!

 

「それは!あなたの、せい...はあ、はあぁ、うっ!?ゲほ!?ゴホ!?」

「おい!?大丈夫か!?しっかりしろ!!」

「あなたの...せいでしょうが...」

 

何故か分からないが気分が悪いアルを休ませる為にベンチに寝かせる。

アホ毛がぐったりしている!?

仕方がない!膝枕もしてあげよう!なんて俺は優しいんだ!!

しかし何で気分が悪いんだろうなあ?(すっとぼけ)

え?ケイ?ああなんかニューカマーなお姉さん(お兄さん)たちに連れてかれたよ。

まあケイだからいいよね!(愉悦)

 

「うう...気持ち悪い...」

「安心しろ、時間はまだまだあるぞ。」

「そのせいで私が今辛い目にあっているのですが...」

「ふっふっふ...俺は過去を見ず未来を見据える男!」

「言い方を変えれば失敗しても復習しないバカですよ。」

「くっ!?俺のハートが砕けるほどの毒舌!どこで学んだ!?」

「そんなの一人しかいないでしょう?」

「...ケイか...あとでワイバーンにハムハムさせるか...」

「そうですね、ワイバーンはハムがいいと思います。」

「やっぱりアルの頭の中は食事でいっぱいなんだな。」

「む!?私はそんなに食いしん坊じゃないですよ!」

 

まあ時間はたっぷりある。

つかの間の二人きりの時間を楽しむとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルに膝枕をしてから二時間後、ケイと合流した。

ケイのは何というか、その...まあげっそりしていた。

ナニがあったのかは聞かないけどアルを見て号泣するのはやめてほしい。

周りの人の視線がつらいからマジでやめてほしい。

あと太ももがやばす。

二時間はやりすぎたよ...

 

まあ適当に宿屋で部屋借りてあとは何故かわからんがお祭りみたいな感じになっている町を散策しようかと思っていたのだが...

 

「アーロン、話があります。」

 

アルから話を持ち掛けられた。

真面目な顔をしてる。

これはしっかりと話を聞く必要がありそうだ。

だが俺は不真面目な男!真剣すぎるのは好きじゃない!だから...!!

 

「なんだ?告白か?」

 

おちゃらけた回答をしてやろうではないか!!

 

「違いますよ、ふざけないでください。切りますよ?」

「ごめんなさい。」

 

ふっふっふ...ごめんなさい。




主人公の名前を出してなかった...
しかたねえさりげなく出すか...


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アルからのOHANASI

ふっふっふ...なんか評価が7.00になってるぜ...
嘘だろ...お気に入りが135!?
期待が重いぜ...ベイベー


アルから話があるそうだ。

とりあえず、二人きりになれる場所で話したいということで、町を散策する。

しかし先ほどから謎の視線が...

 

「なあ、後ろから変な気配を感じるんだけど。」

「十中八九、ケイ兄でしょうね。」

「あのシスコン野郎...プライバシーを理解しているの?」

「すみませんプライバシーとは?」

 

Oh...この兄妹、似た者同士やないか...

二人きりになりたいと言ったのにしつこいやつだなまったく...

いや待てよ?二人きりになりたいという言葉がアウトだったのでは?

あのシスコン野郎!早とちりしやがって!!

 

「アル、ケイが覗き見してても話せる?」

「できればいないで欲しいです。」

「なるほどなるほど...」

 

じゃあ最近覚えたテレポートもどきで逃げるか!

 

「アル、ちょっと手を握るね。」

「え!?そんな急には...!!」

 

ぬ!?後ろの気配がめっちゃ強くなった!?

早くテレポートしなければ!!

 

「おい!!おまえ「テレポート」ちょっとまっt」

 

一瞬で目の前の景色が変わる。

なんか聞こえた気がするけど気のせいだよな、きっと。

 

「ここは...?」

「湖だよ。」

「いえそういうことではなく...やっぱりいいです。」

 

なんか諦めを感じる顔をしてる。

なんか不満でもあるのかな?

 

「不満はありますが言っても聞いてくれないでしょう?」

「いや聞かないわけではないのだが...なぜ心が読めた。」

 

やはりこの兄妹にはプライバシーの概念がない!

まあそれはそうとして...

 

「そういえば話したいことがあるんじゃなかったの?」

「そうですよ!そのために移動したんですよ!」

「まあまあそんなに怒るなって、飴あげるから許してくれよん。」

「許しません!けど飴はもらいます!!」

 

怒るアルの周りにぷんぷんみたいな擬音が見えるような気がする。

怒る顔もかわいいんだけれどこの子、天使かな?マジで天使かな?

ああ!!飴をなめた時の顔がまたかわいい!!アルめ!!俺をキュン死させる気か!?

は!?意識が変な方向に行ってしまった!?

落ち着け俺...落ち着け俺...

よし落ち着いた。よし!ちょっとカッコつけた感じで...

 

「それで?話って何だい?」

「それはですね...」

 

ちょっともじもじしてるんだが...?

告白か!?告白なのか!?

 

 

「...私がどんな人になっても外道に落ちてもずっと私についてくきてくれますか?」

 

 

...おっもいこというなあ...これ答え方次第では大変なことになる奴じゃないか?

 

「そうだねえ...まあアルが外道に落ちるなんてことは俺がさせないとだけ言っておこうかな。」

「それはつまり...!!」

 

期待に溢れたアルの顔。

そんな期待したことが顔をしないでくれ!!

「ずっと」ってわけではないことを言いたかったんだけなんだ!!

 

「まあ解釈は人それぞれということで...」

「なんで焦らすんですか!!」

「ははははは、さあ帰ろうか!ケイが心配しているだろうしね!!」

「ちゃんと答えてください!あとケイ兄のことなんてアーロンが考えているわけないでしょう!!」

 

このまま話しているとアレだから...

 

「アルだけ宿屋にテレポート!!」

「あ、ちょっt」

 

アルが目の前から消えた。

...ようやく静かになったぜ...

しかしずっと一緒ねえ...重いというかなんというか...でも

 

「案外悪くないかもな。」

 

湖の水面にはにやけている俺の顔が映っていた。

 




ストーリーは一応ゼロはできているけどステイナイトができていない!!
ルートとか色々あってムズイんだあ!!!!!
あとFGO!!一部の六章がシリアスすぎて主人公をいれにくいんじゃい!!
ストーリーが完璧すぎるんだよおおおおおおおおおお!!!!

ふう...愚痴はこのあたりで終わりにしておいて...
課題がたくさんだけども夏休みだから投稿頑張ります!!
期待はしないでください!!



あ、ちなみに作者の性癖はヤンデレです。
でも俺の妄想で汚していいのか!?
という葛藤で今のところ理性が勝っています。
煩悩が勝った時、この話はどうなってしまうんだ!?


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俺はナニをしたのか...?

俺は恋愛を捨てるべきなのか?
5話を書いた後でなんか後悔してきたのだが...
これが賢者タイム!?


やあみんな!俺は今、湖の岸でごろごろしてるよ!

アルの機嫌が怖いので魚でごまかせないかと考えているよ!!

まあ一匹も釣れなかったんだけどね、ハハハ...

さて、そろそろアルを宿屋にテレポートさせてから2時間ぐらいたったしそろそろ帰るか。さすがにもう落ち着いたよね?

 

「テレポート」

 

視界が変わり自然豊かな湖から少女が一人いる宿屋の部屋に...え?

 

「ずっと待っていましたよ、アーロン?」

 

なんか目の前にアルがいるような...

気のせいかな!?気のせいだな!!

よし!ちょっと森に帰ろうかな!ははははははは...

 

「テレp「させません!!」んぐ!?」

 

うぐ!?さ、さすがアル!!まさかハグをしてテレポートを防ぐとは!!

でもちょっと力が強いかな!?ちょっとていうかマジでヤバイ!内臓が圧迫されてガチで死ぬって!!特に胃がヤバイ!!

 

「たの、ちょっマジで死ぬって、ほんと、頼む...」

「嫌です、答えるまで話しません。」

 

いやもうほんとに死ぬから!マジで!!いいの!?俺吐いちゃうよ!?ゲロっちゃうよ!?

 

「アアアアアロオオオオオオオオン!!!??」

 

扉が壊れるくらいの勢いで開いてケイが現れた。

すごい勢いだ!いいぞ!!その勢いでアルのことを...

 

「ケイ兄はちょっと黙っててください。」

「いやしかし!!」

「ケイ兄?」

「う...分かった。」

 

え?ケイ?ちょっとそんな簡単に逃げんなよ!!

 

「た、頼む、助けて...」

「アーロン...がんば。」

 

おまえマジで許さんほんとにマジで許さん。

次会ったらボコボコにしてやる!あ、次があるのかな?ははははははは、あ、もう駄目だ。

 

「おろろろろろろろろろろろろろろ」

「アーロン!?」

 

アル、俺を抱きしめたことを後悔するがいい...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...身体がなんかだるい。

朝起きてすぐにそう感じた。

ん?上半身が裸になってる。

ああ、オロロしたから脱がされたのかな?

なんか俺の毛布が濡れてるんだが...

あれ?なんか俺のベットの上に誰かいない?

...嘘だろ、いやきっと誤解だろう。

まさか裸のアルいるとかそんなことはないはず。

だよな?

 

「おはよう、アーロン。」

「ああおはよ..う...?」

「どうしたアーロン?」

 

う、噓だろ?

 

「なんで...ケイが...」

「ああそうだったな。」

 

言うな!言うんじゃない!

 

「昨日は激しかったね///」

「うそだああああああああああああああああ!!!?????」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は!?ここは!?」

「お目覚めですか?アーロン。」

 

ここはどこ...?私は...アイロン?

は!?記憶が飛びかけていた!!

ここは...宿屋の部屋。

服は...新しいのになっている。

毛布は...少し湿ってない?気のせい?

そしてベットの上にはアルが一人。

ああなんだ、さっきのは夢だったのか...あれ?なんかおかしいような?

 

「どうしたのですか?」

「え?...いやなんでもない。」

 

なんだろう理性が全力で理解することを拒んでいるような...?

 

「ああそういえば言っておくことがありました。」

「...聞きたくない。」

 

めっちゃ聞きたくない、というか夢であってほしい。

 

「昨日は激しかったね///」

「うぎゃあああああああああああああ!!!!???」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちなみに冗談なので本気にしないでください。」

 

え?マジで?

 

「ああ、あ~、冗談かよぉ、責任とるために切腹するところだったわ。」

「切腹!?いえ普通に結婚とかそういう選択肢があると思いますが!?」

 

は?なにいってんの?

 

「アルは顔も性格も完璧だから俺なんかでは釣り合わないから俺よりもっとイケメンで性格がいい人と結婚するべきだね!!」

「いえそんなこと...」

「まあ俺よりもよい男なんて存在しないけどね!!」

 

むしろいるって言うんなら見せてみな!!

 

「アーロン...そういうところですよ。」

 

なんかアルがあきれている。

いやいや俺以上の男のなんていないって。

いたら変態に堕とすから俺よりイケてる男はいない!!

 

「アアアアアロオオオオン!!??この状況は一体どういうことだアアアアアアア!!!!」

 

この状況?...アルが俺のベットの上で寝っ転がっている状況。

え?これアウト?シスコンにもほどがあるだろ!

 

まあ適当にケイをなだめて町に出かけるとしよう。




ヤンデレを書こうかなって思ったけども俺の理想が高すぎて書けないのでまだ書かん!!
しかし俺は一体どんなヤンデレを書きたいんだ...?
ブリュンヒルデ系?いやでもなあ。
...そもそもヤンデレとは?(哲学)





書き終わってからいつも思うのだがこの話って面白いのかな...?
あとストーリーの進みが遅すぎる...次の話では聖剣抜くべきか?
いやでも聖剣を抜くことの重さを主人公に教えるべきか...
うわあ、悩むううううううううううううううううううう...


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遅れて気付いた真実

投稿が遅れてごめんなさい!
リアルが色々忙しくてね...
俺は課題を許さない!!



どうもアルに熱烈なハグ(物理)をくらって意識を失ったら朝になっていたアーロンです。

疲れた、ほんとにマジで疲れた。

ケイがゲイになる夢を見て、

アルが大人になった(意味深)という嘘をつかれて、

俺、苦労してんなあ...

しかし何も食べていないせいで腹が減ったな。

なんか適当に飯でも食べに行こうかな。

 

「あれ?アーロン、何をしているのですか?」

「飯でも食いに行こうかと思ってな。」

「ご一緒してもよろしいでしょうか?」

「いいよ...あ、いや遠慮したいな。」

 

やばいことに気づいた。

アルってめっちゃ食うから俺の財布君が軽くなってしまうじゃないか!!

ということで遠慮してほしいマジで。

 

「嫌です、では行きましょう。」

 

無理だったね、そもそもアルが食べ物関連のことで遠慮することなんてないよね。

さらばだ財布君、またいつか会おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思っていたのだが...

 

「美味しくないです!」

 

屋台で適当にいろいろ買って食ったのだが不味い。

肉は適切に保存されていないからか生臭いし、パンはクソ硬い。

よくよく考えたらブリテンって飯がくそ不味いって前世で聞いたことがあったな。

たしかフェイトでセイバーが...セイバー?

いやいやそんなばかなことがあるわけがないだろ...ないよな?

チラッと顔を向ける。

金髪でアホ毛が生えている少女がいた。

...今更かもしれんがもしかして、

 

「型月?」

 

いやそんなバナナなことあるか?

あ、俺転生してたわ。あはははははははははははは。

 

「アーロン?」

「ははははは、アルはかわいいな、ははははは。」

「アーロン!?どうしたんですか!?」

 

ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

なんで今気づいたんだよ、おれぇ!!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと気が動転しちゃったな、うん。

しかし型月かぁ、マーリンが想像以上にマーリンだったね。

聖剣抜いたらアルトリアが騎士王になっちゃうんだよな?

...ブリテンって結構詰んでる国だったような気がするんだが?

うん、聖剣抜かせたら駄目だな。

いや、一応聞いておくか。

 

「アル、聖剣を抜くと王になるんだけどさ。」

「急にどうしたのですか?」

「アルは王になりたいの?」

 

もしもアルがなりたいというのであれば俺は全力でアルを支える。

ならないというのであればマーリンとの繋がりを切る。

いやそもそもアルは、

 

「はい。」

 

...だよな、アルはアルトリア、アルトリア・ペンドラゴンだ。

ここはフェイトの世界だもんな、そりゃなるよな。

 

「どうしてそんなことを聞いたのですか?」

「えっと...なんとなくだな。」

「そうですか、なんとなくですか。」

 

アルは気を使ってなんとなくということにしてくれた。

ええ子やわ。

よし!アルが王様になったら全力で支えてやる!

そういえば聖剣を抜いたら成長が止まるんだっけ?

...つまりアルには未来が...

かわいそうに、というか何故槍王はボインだったんだ?

 

「なんか失礼な気を感じたので切ります。」

「ちょ!?え!?横暴すぎるって !!」

 

こいつ!心を読むんじゃねえ!!




ふふふふふ、私はついにジャックちゃんを手に入れたぞ!!!
へへへへへ、おいそこのロリコンって思ったやつ出てこい。
男の娘でしか興奮出来ないようにさせてやる!


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王とは

みんな久方ぶり、TGさんだよ!
リアルという名の地獄が落ち着いてきたので余裕が生まれたよ!
でもそんものはすぐになくなるけどね!HAHAHAHAHAHA!!
...うん、つらい。

あとちょっと書き方を変えたで。
オベロン...君より妖精騎士トリスタンが欲しいと思ってガチャを引いたら妖精騎士ガウェインが二人現れるという現象が起きたのだが...おのれオベロンめ!!


アルが王様になるそうなので...

 

「王様じゃない今じゃなきゃ楽しめないことでもしようか。」

 

「そうですね!ところで何をするんですか?」

 

「そうだなぁ...」

 

...思いつかん。

王様とかやったことないから何ができないのか分からないんだが?

 

「アーロン?」

 

「え?あ、そっそう!アルがやりたいことをしよう!!」

 

「私のやりたいことですか?」

 

「そう、アルは王様になったらやりたいことが自由できなくなっちゃうからね!」

 

「そうですね...う~ん」

 

困ったときは人に任せる、これ大事。

 

「あ!お腹いっぱい食べたいです!!」

 

...アルらしいな、うん。

 

「なるほど...どんなのが食べたい?」

 

「いろんなものが食べたいです!」

 

「なる...ほど...」

 

いろんなものか...

まさか思いつかなかったから曖昧にいったわけではないよな?

まさかな...

 

「ちなみにどういう系のやつがいい?」

 

「おまかせで!」

 

こいつ!?俺に全部任せる気だな!?

この野郎!!あ、野郎じゃねえわ。

まあせめてもの仕返しだ、めちゃくちゃ大量の料理を用意してやる!!

くっくっく、食べきれなくて涙目になっているアルが目に浮かぶぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも絶望したアーロンです。

アルのためにたくさんの料理を現在進行形で作っているんだけど作り終えた料理が一瞬で皿になて帰ってきているアーロンです。

おかしいな、念のために肉500キロと野菜や果物500キロくらい魔術で育てておいたのにな。

あれ?もう半分も無くなってないか?

さらにホムンクルスとか増員して三秒に一回は一品完成する速さだぞ?

さすがは腹ペコ王!人の限界を超えていく!

 

...うん、本当に人間か?

あ、そういえばマーリンが竜の因子がどうとか言ってたな...

まさかそれが原因か!?

あの野郎め!!次会ったら男のシンボルが小さくなる呪いをかけてやる!!

まあそれは置いといて...

 

「アル、もうちょっと味わって食べてくれない?」

 

「美味しすぎて無理ですね。」

 

「そっか...」

 

う、うれし!!

めっちゃ嬉しい!!

うれ...あれ?美味しいのと早く食うのは別では?

...マーリンめ!!次会ったらEDにしてやる!!

 

「おいアーロン、何やってんだ?」

 

「アルの底なし胃袋(はら)を満たそうと思って...」

 

「お前そんなにバカだったのか...アルのはらを満たそうなんてブリテンの食料かき集めても足らんぞ。」

 

「そもそもブリテンにそんな食料ないだろ。」

 

「それもそうだな。」

 

「「HAHAHAHAHAHA!!」」

 

「早くおかわりください。」

 

あ、はい。すぐにご用意します。

 

まあそのあとホムンクルス100体増員して俺も食事にありついたんだけどネ!!

しかし、工場のように生産されていく料理が一瞬で皿になっていくんだが...

うん気にしない!!俺も食うぞ!!

 

「あ、待ってアル、それ俺が食べたいやつ...もう皿まできれいになってるね、うん。て、おいケイ!俺のとっておいたやつを食うんじゃない!アルが真似するだろうが!...うわあ!?もう無くなってる!?アル!!貴様加減を知れい!!」

 

そんなこんなで楽しく飯を食ったぞ!楽しくな...食べたかったな、ローストビーフ。

ケイが酒飲んで吐いたり、アルが強烈すぎるハグをしてきて背骨が折れたりしたけど魔術でどうにかしたぜ!!

魔術ってめっちゃ便利よな。

でも治るからOKというわけじゃないんだよアル、ハグはうれしいけど加減をね?頼むよマジで。

 

そして宴会もどきを終えて就寝した。

翌日、食いすぎによる腹痛と二日酔いで丸一日部屋で陰キャしてた。

新しく買った本を読みながらアルにハグされケイに睨まれる...あれ?俺はなぜハグされているんだ?

一体どうして...んぐ!?おいアル!!急に力を入れるな!!吐く!マジで吐く!!

 

しかしアルよ、なぜそんなに元気なんだ?

俺やケイみたいに酒は飲んでいないけれどもめちゃくそ食ってたんだけれどな...?

胃腸がつらいとかそういうのないの?ない?そっか...

もしやこれが竜の因子とか言うやつの力か...

おのれマーリン!!次会ったら女体化させてやる!!

...マーリンの女体化ってことはプーリンになるのか?悪くない!むしろ良い!!

おや?アル、そんなに見つめてきてどうs、ちょっとまて、それはヤバイ、その構えは!さばおリリイイイイイイイイイイイイイイ!!??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日アルが聖剣を抜いた。

その姿は美しく、決意に満ち溢れているように見えるだろう。

しかしなぜだろうか俺にはその姿が哀れに見えた。

もっと別の人生があったんじゃないか、全力で止めておけばよかったのではないかと思ってしまう。

俺がそう思うことすらおこがましいというのにどうしようもなくそう感じた。

だからこそ俺は憐憫でをもって彼女に誓おう。

何故あるか分からないこの命のすべてを尽くしてもブリテンを救うと。



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