誰か書いて (嫌怠)
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1.個性:ピアニスト

2週間位前に降りてきたLibrary Of Ruinaのピアニストをヒロアカで暴れさせる話。
書いてる途中で萎えた。


2021/12/05
個性「ピアニスト」の説明を修正


昼のスクランブル交差点、季節は夏、いるのは大量の人。

ある者は滲み出る汗を拭き、ある者は服を掴んで体を扇ぎ、またある者はじっと暑さに耐えている。

人の姿も様々。普通の者もいれば、その額に角のある者、腕が4本も6本もある者、どこか動物を思わせる見た目の者もいる。

此処にいる全員が等しく赤信号を待っている。此処が私の演奏場所、信号の色が変わった時、私は(ヴィラン)の仲間入りだ。

 

 

 

 

 

 

私の"個性"は「ピアノ生成」。

周囲の壁や地面から生やすようにピアノを生成する"個性"。生成したピアノは生やした物によって材質が変わる。コンクリートから生やせばコンクリート、木材から生やせば木材。いずれもピアノとして使用するのに支障は無い。試しに水で生成してみれば、透き通る水の中には何も無いのに問題なく使用できた。ただし、空気などの気体からピアノを生成することはできなかった。基準は分からないが、私が物体としてはっきり認識しないといけないのかもしれない。

"個性"が発現したとき、家族全員でそれはそれは喜んだものだ。何せ私は通常"個性"が発現する4歳時"個性"が発現せず、同年代の子からは"無個性"だとよくからかわれていた。

事態が動いたのはそれから一年後。ふとピアノ奏者の父の演奏に魅かれた。父がピアノを演奏するのは珍しくない。それが仕事だし、家で弾く機会も多く、私はそれを何度も聴いてきた。だがその日の演奏はあまりにも甘美に聴こえて、自分の心を貫く旋律に身が震えて美しくも痛くて涙が流れた。父は演奏する楽譜を周囲に具現化する"個性"持っている。具現化しても見た目以上の効果はない、ただ五線譜を広げてその上を演奏記号が辿るだけ。しかしパフォーマンスとしては十分で、その演奏と演出で多くの人の心を動かした。私は、父の"個性"はついに人の心に直接演奏を届け始めたかと思ったが、そもそも父はその時"個性"使っていない。それが分かった時私は確信した。自分もこんな演奏をすることが出来る。根拠は無かった、しかし確実に出来るという自信があった。そして涙を流す私を心配する父にピアノを教えてほしいと頼み込んだ。

 

 

 

 

 

それからは早かった。私はピアノを始めてから二週間足らずで演奏の基本を押さえ、一ヶ月経つ頃には父から人前で弾ける位にはなったと言われた。あれ以来、父からあの演奏を聴けていない。残念にも思ったが、自分で弾けるようにするという原動力に換えた。そして弾き続けた。家でも、学校でも、暇があれば弾き続けた。体の一部を楽器に変える"個性"をもった母を交えて家族で合奏することもあった。そうして一年が経った頃私は気付く。人前で弾ける位にはなったと言われてから演奏の腕が上がっていない。ショックだった。あれだけ引き続けた成果が出ていない。一度認識してしまうとそれはあまりにも鮮明に現実を突きつける。演奏が上手くならない、思い込みでは無い。今まで気付かなかった事の方がおかしい位だ。自分が嫌になる。それでもピアノをやめる事は無かった。

 


 

 

 

"個性"が発現して、その実態を隠すと決めた時から頭の中にある、この"個性"の本当の名前。

これはきっと、私のヴィラン名でもあるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピアニスト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




本編で書けなかった設定


個性「ピアニスト」
大体本家と一緒。演奏を聴いた人を魅了して音楽に変えることでさらに範囲を拡大する。
ノってくると生成したピアノも姿も本家と同じになっていく。
録音や録画で音声を聞いても音楽にはされないが、魅了はされるので多分ブレーメンの音楽隊が生まれる。


ヴィラン退治がエンタメになったことで起きた危機感の欠如への不満がヴィランになった理由。

「野次馬は危険だよ」と言う思いを込めて周りを思いきり巻き込みながら戦う。
でも"個性"の性質上十分離れてても危険だから結局暴れたかっただけかもしれない。

暴れた後大きな被害を出しながらも捕まったか、普通に逃げたかは悩んでる。

ヴィラン連合が活動を始めるより前の想定。


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2.ゲブラー ヤン シャオの3人が落第騎士に転生

3日前位に降りてきたやつ。
落第騎士に転生させたけど落第騎士のことあんまり知らなかった。


2021/08/19
カーリー(ゲブラー)
霧のミミックの説明を修正

ヤン
解禁の設定を追加
『施錠』の設明を修正

シャオ
火属性軽減の設定を追加
『押し寄せる』の説明を修正

2021/10/15
カーリー(ゲブラー)
霧のミミックの説明を修正

2021/12/05
シャオ
『狻猊』の設定を追加

ヤン
『ねじれた剣』の説明を修正


まずゲブラーが素っ気ない態度をとるんだ。そこにシャオが幼馴染に呆れるヒロインみたいに噛みつく。普段は気にも留められずに終わるんだけど偶に「お?やんのか?」みたいに返されて軽く揉めかけたところをヤンが宥める的なやり取りを昨日思いついた。誰か書かない?

 

以下3人の設定

 

 

カーリー(ゲブラー)

 

出自は考えてない。孤児で施設育ちかもしれないし養子かもしれないし家族で暮らしてるかもしれない。

ヤンとシャオの接待を知っているので二人の事は見覚えがある。直接接待をしていればお互い顔見知りかもしれない。カーリーを名乗ってるけど転生したのはゲブラーになってから。

ファミリーネームは?と訊かれたときの返答は筆者に任せる。考えてるのは「無い」「忘れた」「(オリ名)」の3つ。

戦闘スタイルは素と固有霊装の身体能力での殴り合い。

中堅どころの伐刀者位までなら素の身体能力だけで倒してそう。

 

固有霊装

「昂れ、『赤い霧』」

例の鎧を装備、ミミックは持ってない。読み方はレッドミストとあかいきり、好きな方をどうぞ。

解号みたいなやつはE.G.Oモチーフなのを考えて「昂れ(たかぶれ)」。

単純に身体能力強化の能力、防具だから防御力も上がる。

周りに漂ってる霧を剣(使い慣れていたせいか形がミミック)にして使うこともできる。形状が維持できるのは3~4秒くらい。その場合の消耗は特に無し、あっても軽微。

ただし霧で形を作っているので切れ味が皆無。斬撃と言うより打撃になる。

ほぼ一輝の上位互換だけど「一刀修羅」がある分瞬発力だけは一輝の方が上かもしれない。

 

伐刀絶技

『大切断』

図書館のあれ。技名を叫ぶのを考えて縦横の表記はカット。

霧のミミックを思い切り振りぬく。縦に振って1人に特大ダメージ、横に振って複数人に大ダメージ。ほぼ打撃だから切断と言うより粉砕。

防御できてもしばらく腕が痺れそう。

 

※ミミックの入手は基本考えてない。落第騎士の作中に人体実験しまくってる研究所が出てそこの襲撃に行くんだったら手に入れてもいい。

 

 

ヤン・ヴィスモク

 

出自は同じく考えてない。

本家でシャオとの接点はなかったような気がするから初対面。シャオは支部長だから名前は知ってるかもしれない。カーリーとは顔見知りじゃなくても赤い霧伝説聞いてるでしょ。

戦闘スタイルは特殊能力重視の支援型で考えてるけど本家を見るに剣術もかなり強そう。

カナ文字入力で表記されているものは声がタイプライターみたいになる。呪術廻戦の花御みたいに音では解らないけど意味は理解できるパターンと、普通の言葉にタイプライターの音が付くパターンを考えてる、どっちを使うかはお任せ。

 

固有霊装

6TP、『W@ERS=D9Y』(侵せ、『ディストーション』)

剣を出す第1形態と、「,D@;Q7Y」の姿になって声が全部タイプライターになる第2形態がある。

第2形態は防御力上がらないけどHPがかなり増えそう。ハナ協会に見つからなかったせいで名前が無いから「ディストーション(ねじれ)」と言う名前を付ける苦肉の策に出る羽目になった。

解号みたいなやつはねじれやE.G.Oの精神汚染と状態異常の腐食から「侵せ(おかせ)」。

連発できる低燃費な伐刀絶技と「指令」による支援の能力。「指令」の力をゲーム外でどう表現するかは謎(パワー、保護付与はまだ分かるけどドローと光回復って何?)。

あと人差し指だから解禁持っててほしい、表現は謎(後述)。

ヤンは第2形態の姿を嫌っていてめったに変身しないイメージ。

 

「解禁」

味方に付ける支援用の「指令」とは別に、30日周期で自分に6つの「指令」が課せられる。

30日目が終わった瞬間「指令」の達成状況をリセットして新しい「指令」が来る。

「指令」を達成できなくてもデメリットは無い。

「指令」を一つ達成する毎に攻撃の威力が上がる、6つ達成で2倍位を想定してるけど果たして割に合うのか......。

価値観が都市のままなので大体達成できない。最高記録は3つ、多分相当体張った。

6つ全て達成したら威力上がる以外に何か起きそうだけど思い追い付かない。

 

伐刀絶技

 

PD@94(施錠)

「せじょう」、低燃費技1。

ハンコみたいなのが出てきて殴る攻撃?本家の「マッチ勝利時相手の次のダイスを破壊」の能力があるが、ゲーム外でどう表現するのかは謎(鎖と錠が出てきて少しの間相手の動き完全に止められる?)。

 

2GZUOHEY(不吉な烙印)

「ふきつならくいん」、低燃費技2。

攻撃と共に相手に烙印を付ける。本家の「的中時腐食を付与」の能力があるが、腐食をゲーム外でどう表現するかは謎。

 

,D@;Q:Y(ねじれた剣)

「ねじれたけん?つるぎ?」、高燃費高火力技。

第2形態の時のみ使用可能。

指定した場所の上から巨大な剣が落ちてくる。腐食も付く。

これを使うあたりで接待時の背景が見えそう。

 

 

シャオ

 

出自は同じく考えてない。孤児の施設育ち以外で3人の接点が思いつかない私は末期。

人差し指の伝令の情報とか一々把握されなさそうだからヤンの事は本当に知らなそう。カーリーとは大体ヤンと同じ。

ファミリーネームを訊かれたときはカーリーと同じ。

戦闘スタイルは特殊能力と武器術のバランスタイプを考えてるけど、E.G.O的にいささか特殊能力の比重が大きい。でも直接戦闘特化と支援ができる特殊能力特化の間にいるバランスタイプとか出番なさそう。

この妄想が膨らまない第2の理由はこれかもしれない。なんでこんな事に……。

 

固有霊装

「昂れ、『龍生九子』」

剣と偃月刀を出す第1形態、半E.G.Oの第2形態、完全体の第3形態がある。

解号みたいなやつはE.G.Oなのを重視して赤い霧と同じく「昂れ(たかぶれ)」、龍生九子を重視するなら……「産まれろ」?思いつかないのでお好きにどうぞ。

能力は......何だ。鎧だから防御が上がるのと......炎を出して操れる?

多分火属性の攻撃を大幅に軽減する。でも軽減が強力すぎてほぼ無効みたいに扱われてそう。

火傷付与もつけたいけどスリップダメージが起きる火傷をゲーム外でどう表現するのか謎。逆鱗もつけたいけど表現が謎。

戦っても第3形態まで耐える相手全然いなさそう。

自身を中心に広がる技があるから一人で戦った方が強いかもしれない。

 

伐刀絶技

 

狻猊(さんげい)

第1形態から使用可能。

手に炎を込めて殴る。インパクトの瞬間込めた炎が龍になって敵に襲い掛かる。

全敵に火傷付与はどんな原理か分からないから無し。代わりに一人に付与する火傷の値up。

 

『押し寄せる』

第1形態から使用可能。技名を叫ぶのを考えて愛の表記はカット。

炎をまとった偃月刀を振る。威力低めの一撃目と本命の二撃目の二連範囲攻撃。

 

蒲牢(ほろう)

第2形態から使用可能。

咆哮(これ自体に攻撃力はない)?を放つ。かなり低燃費。E.G.Oじゃなくて接待で使った方。

自信を中心として、敵味方自分関係なくバフを無効化する。そこそこの突風が起きるので牽制にも使えるがバフが消えるのと合わせて周りの味方に迷惑。

ワンチャン一輝の「一刀修羅」を無効化できる可能性がある。

 

睚眦(がいさい)

第2形態から使用可能。

後述の饕餮を高燃費とするならきっと中燃費。

指定した場所から熱波を出す。なぜか一時的に攻撃力と防御力が上がる。多分自分を巻き込んだらダメージを無効化して付与とかそんなん。つまり周りの味方に迷惑。

 

饕餮(とうてつ)

第3形態から使用可能。高燃費高火力。

龍の形をした炎を相手にぶつける。

これを使うあたりで接待時の背景が見えそう。




利用規約にSS以外の投稿は禁止ってあるんだけど消されそうで怖い。

急遽書いたから書き忘れがあるかもしれない。その時は書き足しておく。


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3.シ協会トリオが呪術廻戦に転生(色んな領域展開もあるぞ!)

コストを0にした開幕式をユジンに持たせて遊んでいた直後に、新しい感想が来てぶち上がったモチベが組み合わさった奇跡の妄想。しかし、今までで一番雑。

2021/11/24
ユジン
色々説明を修正
「領域」の説明を追加

『図書館を侵食した奴ら』の説明を追加



シ協会の制服って呪術高専の制服と雰囲気似てると思うんですよ。

 

以下設定

 

ユジン

 

術式『死の境界』

「死の境界」が撃てる、ただそれだけの術式。

術式の名前は思い付かないのでモチーフそのままのを付ける。

 

「死の境界」

相手に的中すると1/4の確率で「成功」し、威力が跳ね上がる。もしくは七海の様に強制クリティカル。

攻撃全てに適用ではなく、ゲームで言うコマンドを選択してから的中かつ1/4の運ゲー。

1/4で威力が上がる技なので鍛えても確率は変わらないはず(威力の伸びは上がる)。

黒閃と同時に成功するときっとすごいことになる。いつか成功時に五条先生の無限貫通してほしい。

 

領域『???』

名前は思いつかない。

展開すると自分の間合い(武器の種類・有無によって可変。銃や弓矢等、何かを飛ばす系の武器は本体で殴る場合の範囲)を領域に指定する。「伏魔御廚子」のように閉じ込めないタイプの領域。

HUNTER×HUNTERの「円」のように、領域の内側にいるモノの動き等を探れる。また、アクティブだった「死の境界」がパッシブになり、展開後4回まで任意のタイミングで「成功」出来る。

索敵能力はユジンにとって特別大きな効果じゃないけど万が一が無くなるイメージ。

ここまで書いたけど個人的に部長には領域無しで戦ってほしい感ある。

 

「死の境界」はまだ任意で発動できる「十劃呪法」と比べて完全に確率なので能力としては外れ枠だと思う。

能力やフィジカルが強い訳じゃなくて純粋に戦闘が上手いタイプ。黒閃発生は回数だけならトップで有名になってそう(死の目だし)、でも連続発生は全然しない。

呪術の事は知らなかったが、呪霊が見えるようになって何かしらの力がある事に気づき、鍛えてたと思う、これはトリオ共通(呪術師になったきっかけはスカウト?)。

個人的には京都校の3年で、東堂と加茂に普通に話しかけられる人になってほしい。京都校のメンバーからの信頼は厚め(東堂からの評価は謎)、皆のブレーキ役だが暴走している時は大体近くにいない、注意するかもしれないけど聞き流す奴が多い気がする。

常に部下の体で接してくる2人についてよく聞かれる。

同じ剣士として三輪に強化入りそう(真希先輩に防戦一方にならない程度には……)。

きっとトリオ揃って常識人枠の癒しになる。

 

 

テンマ

 

術式『飛剣』

攻撃を的中させてから一定時間内にもう一度的中させる毎に動作速度が上がっていく術式。

一定時間を過ぎるか相手の攻撃に当たると速度上昇はリセット。攻撃を当てる対象は何でもいいので最悪周囲の物を攻撃して速度を上げる。

速度を上げ続けると途中で体が耐えられなくなるので、どこかで自分から速度をリセットする必要がある。そのため最大速度は不明。

 

「閃撃」

動作速度が上がっているほど威力が上がる攻撃。

 

二刀流の手数を動作速度上昇でさらに増やして戦う。

黒閃を体験しているかは未定、発生頻度が他に比べて高いとかはないけど1回発生すると大体2~3回連続発生するイメージ。でも4回以上連続発生はしない(七海の記録には絶対に追い付かせない意思)。

呪術高専新入生。3人の中で唯一名前そのままで日本人になれる。

ヴァレンティンとはかなり早い段階で再会、かつ同い年で転生。公式で先輩後輩の関係が明言されていたら、同い年のはずなのに後輩扱いする片方と、それを普通に受け入れている片方を見て、回りが「どういう関係!?」と反応する感じを考えてたけどそんな描写は見つからなかった。

何らかのきっかけで再会したユジンが呪術高専に行くと知り、2人で追いかけて「部長!」するルートと、東京校に入って交流会で初対面して「部長!?」するルートを考えてる。

 

 

ヴァレンティン

 

術式『???』

唯一公式から呪術を考え出せなかった。「一撃」の要素は入れたいけど、これは術式というより縛りな気がする。

 

「一撃」の影響で攻撃一つ一つの威力がでかいパワータイプ。黒閃発生を体験しているかは未定、一撃入魂なスタイルなので比較的出やすいかもしれない。

やってほしいことは先の二人の所で大体書いたので書く事が無い。

 

 

『図書館を侵食した奴ら』

接待時に図書館の背景が変わる奴らの設定。主に背景に領域風の効果を付けたものを書く。

名前は思いつかないのでモチーフの名前か「○○接待時」と仮称。

 

トマリー

どこかの廃電車の中で生まれた呪霊。

生まれると同時に領域展開して以降、領域を解除することも外に出ることも出来ていない領域ありきの存在。

 

「愛の町」

トマリーが生まれた廃電車の内側を領域に指定。

住民を無限に召喚し、自分ごと強化しながら一緒に戦う。

相手は領域の出入り自由、自分や住民は出入り不可、領域の解除不可。代わりに常時領域展開。

この領域が解除されるのはトマリーが死ぬ時。

 

 

フィリップ

半E.G.Oの時なら呪術師、泣く子なら呪霊、残響楽団員なら呪詛師。

 

「泣く子接待時」

必中でも必殺でもない代わりにステータスの伸びが桁違い。

 

 

エマ/ノア

呪霊もしくは呪詛師にいじられた一般人。

 

「8時のサーカス接待時」

思いつかない。本人たちの領域じゃないはず。

 

 

,D@;Q7Y

呪霊。

 

「,D@;Q7Y接待時」

必中でも必殺でもない代わりにステータスの伸びが桁違い。

 

 

シャオ

呪術師。

 

「E.G.Oシャオ接待時」

必中でも必殺でもない代わりにステータスの伸びが桁違い。

 

 

ローラン

呪詛師。黒い沈黙接待2フェーズの時は呪霊。

 

「黒い沈黙接待2フェーズ目」

煙の副産物を召喚。召喚の度にそこそこの消耗があるが、その分強力。

 

「黒い沈黙接待4フェーズ目」

必中でも必殺でもない代わりにステータスの伸びが桁違い。

接待時の、「これねじれてね?」って部分をアブノーマリティ関連以外全部できる。

 

 

ねじれアルガリア

呪霊。

 

『クレッシェンド→大団円』

 

「クレッシェンド」

「伏魔御廚子」のように閉じ込めないタイプの領域。

射程内の相手に一撃づつ攻撃。

防御・回避・脱出は問題なく出来る。

 

「大団円」

直前の「クレッシェンド」で傷を負ったものを何処に居ようと閉じ込める。

防御・回避・脱出が絶対に出来ない。




どうして図書館の妄想ばかりしているんですか?


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4.復讐が未遂で終わったアンジェラが願いを叶える卵を探す

本当はこれ投稿する前に、「MARENOL」の女の子をウマ娘にして曇らせやる設定を書いたけど、文字が足りなくて投稿できない上に文字稼ぎできそうな設定とか本編が思いつかないのでこっちから上げます。

図書館×しゅごキャラ!です。

2021/10/15
□□(アンジェラ回想のすがた)
『TT2 プロトコル』の設定を修正

■■(アンジェラ図書館のすがた)
「より良い存在に成れるという希望」の説明を修正

2021/12/05
■■(アンジェラ図書館のすがた)
「守り抜く勇気」の説明を修正


殺伐としたバトル物の世界から平和な日常物の世界に跳ぶ作品はたまに見ると面白い。

「しゅごキャラ!」はけっこうバトルするけど。

 

 

 

 

「さーてついたわ、湾岸の夜景はキレイねー」

 

とある街のヘリポート、金髪ツインテールの少女、ほしな歌唄(うたう)と、赤みがかった茶色の髪をロールに巻いた女性、三条ゆかりの二人がヘリに乗ろうとしている。

 

「私たちもあの×たま輸送ヘリで空港に移動してそのままLA(ロサンゼルス)のスタジオへとぶ  

 

これからの予定を揚々と語り出すゆかり、それについていく歌唄はどこか浮かない顔をしている。

 

(あたし何のために歌ってきたんだっけ……イクトのため?)

 

「なんだっけ……」

 

その自問に答えは出ない。

ふと夜空を見上げる  

 

「月も星も見えないね……」

「行くわよ歌唄!」

 

ゆかりに声を掛けられ意識を戻す。ついて行こうとしたその時  

 

「お待ちなさーいっ!」

 

おおよそ場に合わない元気な少女の声が響く。

 

「闇夜にひそむ悪のカゲ……見逃すワケにはいかないんです!

正義の天使『アミュレットエンジェル』……とオマケのガーディアンズここに見ッ参!」

 

現れたのは天使を思わせる衣装を着た少女、その後ろには4人の少年少女。いずれも王子、侍、赤子、道化師を思わせる衣装を着ている。

暫しの問答の後、天使の少女と悪魔を思わせる衣装に変身した歌唄の戦闘が始まる。

 

「ぼく達も加勢し  

「スラッシュクロウ!」

 

王子の少年を筆頭に加勢に入ろうとする者達の前に猫耳の生えた青年が立ちはだかる。

 

「おまえらの相手はオレだ、ガーディアン」

 

それらの様子を見ていたゆかり。

 

「あーもうっ、何度も何度も邪魔してくれちゃって~っ!

名前未定!今まで楽してたんだからここでしっかり働きなさい!」

 

そうやって止まっているヘリの方へ声をかける。

 

「全く……たったの5人、しかも小学生でしょう?一企業にケンカを売るあの子達も大概だけど、その程度で計画に支障が出るのもどうかと思うわよ?」

「ッ……うるさいわね!こんなにしつこいとは思わなかったのよ!」

 

現れたのは空色のかかった長い白髪の、どこか大人びた少女。その傍らには、2頭身の生物が漂っている。

 

「新手!?」

「まだ戦える人がいるの~!?」

 

道化師の少女と赤子の少女が、突如現れた新たな敵に驚く。

 

未定……本当にやるの?」

「あら、あなたに拒否権はあるのかしら□□?私のすることにあなたは同意したはずよ?」

「でも……■■!」

「これでいいのよ□□、考えを改めるには成長する必要がある。この子には経験が必要なの」

「さっさとしなさい□□、キャラなり、あなたとするのはとっても嫌だけどね」

 

少女が光に包まれる。光が消え、出てきた少女の服は女物のスーツの上に白衣を着た姿に変わり、髪型はサイドテールになっている。

 

「キャラなり、『オブザーバー』」

 


 

   ピピピピッピピピピッ……カタッ

 

「ふぅ……」

 

目覚まし時計の音で目が覚める……目が覚める?

 

(寝ていた?AIの私が?いやそれよりも……)

「何?この部屋は」

 

目が覚めたのは見知らぬ部屋、監視のためのモニターは無い、床も研究室や会社の物ではなく絨毯が敷かれている。

部屋を眺めても何も分からない、そこでカーテンの閉まった窓が目に入る。

 

(窓……外が見れる?らしくない……)

 

カーテンを開けると差し込む光に目が眩む、光に目が慣れ、外の世界を見た瞬間少しの頭痛。

 

「っ……これは今までの記憶?」

 

いくつも浮かぶ見覚えの無い光景、それは今自分がいる場所が「元いた世界」では無い事を強引に理解させる。

図らずもL社の呪縛から解き放たれ、人間の身体を手に入れた。

 

「……ふざけるな」

 

  私は百万年の苦痛に耐えた。逃げる事の出来ない苦痛に。それに対する細やかな報復も許されないのか。確かに自由を望んだ。しかしこの憤りをどう晴らせばいい?

 

「私は諦めない。必ず『都市(元の世界)』に戻って復讐してやる」

 

  自分を苦しめた世界に、報復すらさせてくれなかった世界に……

 

「でも……」

 

  明らかに世界の壁を越えている。またそれを越える事ができるとは限らない。前の世界ならまだしも、この世界では不可能かもしれない。その時は……

 

ここ(この世界)で復讐を為すのもありかもね」

 


 

設定

 

未定(アンジェラL社のすがた)

名前は未定。光を奪い、いざ復讐!といったところで急に別世界で目が覚めた。

そのため滅茶苦茶機嫌が悪い。過去と未来の自分と顔を合わせる事になり、さらに機嫌が悪い。

何らかのきっかけでイースターに出会って、願いを叶える卵の存在を知って協力関係になる。正直卵の事は信じていない。

敵陣営が潰れても新しい敵が出たらそこにいるイメージ。正直どの陣営につくか分からん。性格的にガーディアンサイドは無理かなとおもってイース―ターへ。案外一人で何とかできるかもしれない。

目的が復讐なので改心させないと解決できないが、きっかけがほとんどない上に全部回収しても解決できるか分からない鬼畜使用。

年齢不明、一応人間の身体を満喫しているが、それ以上に復讐心が強くて楽しみきれてない。繰り返している訳では無いのでさすがに目は開けている。

 

 

しゅごキャラ

 

□□(アンジェラ回想のすがた)

名前は未定。卵の模様は白地にL社のロゴ。

まだ生まれたばかりで、試行回数も少なく誰も死なずに突破できると思ってる時代。なので人に害が及ぶことは許せない。

「L社のすがた」ともう一人の共通の黒歴史なので、二人からの対応は冷たい。でもめげない、そういう時代だから。

 

キャラチェンジ

サイドテールになって性格が「回想のすがた」寄りになる。

体感時間が100倍になるかもしれない。

 

キャラなり『オブザーバー』

名前が思いつかないので、シナリオを見続けたところから観測者(オブザーバー)。デザインはまんま秘書アンジェラ。

本編であんなに戦いますよ感あったけど支援用の能力しか無い。あの後歌唄とイクトの支援に徹したと思う。

総記の階完全開放の時に、ちゃんと戦闘できてたところを見ると一応身体能力で戦えるかもしれない。

 

『弾丸』

指鉄砲からダメージ遮断をメインとする様々な効果を持つ弾丸を放つ。

効果は確かだが、これを打ち続ければ戦い続けられるみたいなチートじみた効果ではない。必ずどこかで制限が出る。

 

「治癒弾」

的中すると負傷を回復する。

wiki見たら治癒能力の促進らしいので体力の消耗が少なからず有る。

 

「RED弾」

的中した相手に物理ダメージを遮断するバリアを張る。

一定量のダメージを遮断すると砕ける(全シールド共通)。

 

「WHITE弾」

的中した相手に精神ダメージを遮断するバリアを張る。

多分×たまを抜かれる歌や語り掛け、巨大×キャラの鳴き声の影響を遮断できる。

 

「BLACK弾」

的中した相手に物理、精神の複合ダメージを遮断するバリアを張る。

しかししゅごキャラの世界でそんなダメージは存在していなかった気がするので死にスキル。

もしかしたら物理、精神ダメージをそれぞれ半減できるかもしれない。

 

「Pale弾」

的中した相手に死の概念そのもの、割合ダメージを遮断するバリアを張る。しかししゅごキャラの世界にそんなダメージは存在しないので完全に死にスキル。

 

「減速弾」

的中した相手の動作速度を遅くする。

 

「処刑弾 」

本家では当たった人間は消滅する。

さすがに危険すぎて「回想のすがた」に規制されているか、そもそも存在しない。

使えても本家とは効果が全く別のもの(キャラなり強制解除?キャラチェンジやキャラなり時に出てくる道具に当てれば一時的に消滅?)になる。

 

『TT2 プロトコル』

速度が落ちる減速弾に対して、こっちは一人を指定してその動作速度を1.5または2倍にする。

 

 

■■(アンジェラ図書館のすがた)

 

名前は未定。卵の模様は黒地に図書館のロゴ(図書館で遊んでる時のカーソルとか、ケセドのコーヒーカップについてるアレ)。

外殻に放逐され、ローランと友達になった後のアンジェラ。「L社のすがた」のローランポジのイメージ。

どうして自分がこうなったかは話していないが、ヒントは出していく感じ。

一応自分のようになってほしいと思っているが、復讐を為してもそれはそれで面白いと思ってる。

「L社のすがた」に賛同しない「回想のすがた」を、こうでもしないと改心できないと説得した。

「回想のすがた」への対応は、「L社のすがた」に比べて柔らかいかもしれない。

 

キャラチェンジ

髪をまとめて本を持っている。

本に何が書いてあるかは分からない。

 

キャラなり『ライブラリアン』

司書(ライブラリアン)。長い髪をまとめた司書アンジェラ。

総記の階完全開放戦の時と同じことができる。ほぼ対人戦闘向け。

「愛情表現」の「マッチ勝利時次のダイス破壊」は的中すると相手の動きを数秒止める。「棺」の「的中時次の幕の間、相手の速度ダイスを1つ封印」は的中すると相手の動きを数十秒止める。

 

『E.G.O』

9つ+1の大技を打てる。

「L社のすがた」でなんで使えるかというと、「図書館のすがた」の心を参照しているから。

打つときはちゃんと衣装も変わる。

光9個分を越えて打つと体力がかなり持っていかれる。光回復方法は十分な休息。

 

「真っ直ぐ立てる意志」

炎による広域攻撃。

 

「分別することの出来る理性」

フレイル?による3連攻撃。

めっちゃ重い。多分回避しないと体に響く。

 

「より良い存在に成れるという希望」

飛び上がって(アートブック見た感じ、上から降りてきたクモに吊り上げてもらってるっぽい?)頭上から攻撃、ついでにもう一撃。

的中すると一時的に相手のスピード、攻撃力、防御力が落ちる。

 

「人生を連ねていくという勇気」

音による3連広域攻撃。

的中すると一時的に相手の攻撃力、防御力が少し下がる。

はたして音は防御できるのか……耳を塞げってこと?

 

「存在意義に対する期待」

自分と相手の間にワープゲートを作って殴りに行く広域攻撃。

的中した数に応じて一時的に自分の攻撃力が上がる。

 

「守り抜く勇気」

射程内の相手の身体を、赤い何かが打ち抜く(周辺から赤い棘を生やして攻撃?)広域攻撃。

的中すると相手から体力を吸収して一時的に攻撃力が上がる。

どうやって防ぐの?

 

「快く信じて任せられる相手」

指定した場所に衝撃波を産む2連広域攻撃。

ビジュアル的に×浄化技かもしれないが、元が「色あせた記憶」だから×を付ける技かもしれない。

 

「鎖を断ち切り恐怖に向き合う目」

終末鳥を召喚、一撃だけ繰り出したら消滅。

叩き潰すと死にかねないから横薙ぎの攻撃だと思う。

 

「過去を受け入れ、未来を創造する目」

×浄化専用広域技。

 

「考える私」

×浄化専用広域技2。この技だけは「L社のすがた」の心を参照。つまり「図書館のすがた」のような思考にならないと撃てない。

これを撃つ事に成功した時、「図書館のすがた」は「もう私は必要ない」的な感じで消滅すると思う。




ノリノリで本編書いたけど、この小説からは話が進むごとにつまらなくなる気配を感じる。
多分少女漫画の世界に対して、別世界の復讐とか持ち込んだのが原因。その別世界も物騒すぎる。見誤ったか……?

アンジェラの復讐周りが本家と違うかもしれないけど、そんなに深堀りして調べ直さなかったのが原因。間違いがあれば自分で書く時修正してください。


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5.アイデンティティを失ったヤンデレちゃん

ヤンデレシミュレーターRTAが流行ってたのと、pixivでヤンちゃんが皆と仲良くゲームしてた絵を見て思いついた。

今回はクロスオーバーじゃないです。


2021/12/05
ヤンデレちゃんの説明を修正

先駆者が居たので後書きを一部削除(誤字してたらそりゃ見つからんわ)



  覚えている限り、私はいつも空っぽだった。

この虚ろな気持ちが私の人生を支配していた。

私は何も感じる事ができない。

私の世界はいつも寒く……暗く……静かだった……。

母も子供の頃、私と全く同じで、でも、父と出会った時すべてが変わった。

母の世界に温かさと命が(もたら)された。

父は母を……完成させた。

母は私にいつの日か運命の人に出会うと言う。

私を直してくれる誰か……私を直して……救ってくれる誰か。

私はその日を待って生きてきた……私は運命の人に会う瞬間を夢見ている。

……私の生き甲斐はこれだけ。

これが私の唯一の生きる理由、そう思っていた。

しかし、ある日彼女を……いや、()()()を見つけた  

 

「きゃあ!ちょっと、どこ見て歩いて……ってアンタ!」

 

「わっ!大丈夫……ってオサナ!?」

 

「……あっ、危ないじゃない!怪我したらどうするの!?気を付けてよね!」

 

「ご、ごめん……次から気を付けるよ」

 

「つ、次があったら許さないんだから!」

 

「本当にごめん、えっと……俺もう行くよ」

 

「あっ、もう……私ってホント馬鹿……」

 

  黒い髪の男子が走って行った方を見つめて、そう呟く長いオレンジ色のツインテールの女子。

それまでの一部始終を見た時、私の中で何かが変わり始めた。

まだ淡いが、色と光が差し込んだ。

初めて目を開けたような……いや、まだ開いていないのだろう。

しかし、「誰かの恋愛」、これが私を完成させるものだと確信した。

私は感じた……これからはしっかり生きていけるかもしれないと。

あの子は、あの2人は寒い曇り空の世界から出るきっかけを教えてくれた。

でも……何となく分かってしまう。

私を完成させるには、あの2人だけの恋愛では足りない。

だが、完成させる要素を知ることはできた。

それが分かれば後はどうとでもなる。

今はきっかけを与えてくれた人に恩返しをするくらい、悪くないだろう。

彼女が彼の事を好きなことはわかった。

素直になれないのだろうか、少し揉めていたが、十分修復可能だろう……もしかしたらその必要すら無いかもしれない。

「誰かの恋愛」か……母のものとは随分話が違う。

……それでもいい、私が完成するのなら何だって  

 


 

設定

 

 

ヤンデレちゃん(アイシ アヤノ)

 

空虚な心を埋めるのが運命の相手ではなく、「他人の恋愛を見守り、実らせる」事だった。

これを機に他人の恋愛中毒になり、あらゆる人間の恋愛事情を把握し、支援する存在になる。が、一先ず本編2人の恋愛を優先。本格的な活動はその後。

恋愛を実らせるために他人のあらゆる情報をかき集める。その情報収集や、恋愛を実らせるきっかけ作りのためならどんな手段もいとわない。

ただし、実らせるのはあくまで当人の判断であることも一応理解しているため、支援を断られれば見守るだけだし、実らなくても依頼者と悔しがるくらい。

依頼者の好きな人が被ったら競わせる。

生徒会など、本家でヤンデレちゃんを警戒していた人たちは変わらず警戒している。

支援で仲良くなった人たちがある程度擁護してくれたり、誤解を解いていくシチュを想像したが、情報収集とかがよろしくないので無理かもしれない。

ネメシスとも仲良くしてほしかったけど、先輩が殺された世界線の住人っぽいので多分無理。

インフォちゃんとはオサナの不幸が見たいと言う台詞から、敵対関係になるかもしれない。




ヤンちゃんからヤンデレ無くしちゃダメだろ的な意見があるかもしれませんがそれを承知で書いてます。私はこれが見たいと思ったんだ!!(これ以上思いつかないけど!!)


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6.歌う機械を粉砕機のまま武器にしたい

煙管とか棺桶とか標識だって武器にされてるのに粉砕機は武器にされない。粉砕機で殺すのはあったのに。

思い出したんですけど、前回は初の図書館じゃない妄想でしたね。めでたい。
あとUA1000超えました。案外見られるもんですね。めでたい。


ある日、私はいつものように数年前から愛用しているオリジナルチーレム主人公(以下「ぼくのかんがえたチーレムしゅじんこう」)をヒロアカの世界にぶち込んで、体育祭のトーナメント戦にてハーレムメンバーの一人と殺し合わせていた。普段なら血が跳ね、肉が飛び、臓物が弾ける戦いを延々と続け、決着がつかないままフェードアウトしていく妄想だったが、その日は少し展開が違った。なんと「ぼくのかんがえたry」が自身のチート能力を使って粉砕機を再現し、その中に相手を入れた。

共感してくれる人が居るか分からないが、ある程度一区切りした妄想は何回か繰り返す。そんな風に3~4回相手を粉砕機にかけたところで思いつく。

 

「粉砕機武器に出来ないかな……」

 

だがこれだけでは終わらない。これまでの作品を見てきた人達なら分かるだろう、今の私の頭の中ではプロムン世界がトレンドである。つまり  

 

「プロムン世界に丁度いい粉砕機いるじゃん!」

 

  こうなる。

 


 

ここは近年、多くのファンタジー小説の基盤となっている世界、その名を「ナーロッパ」。

数々の作品の舞台となったこの世界は、此度も新たな妄想の礎となる  

 

「この依頼書ずっと前からあるな。【武器の捜索と回収】か、楽そうだし報酬も良さげなのに誰もやんないのか?」

 

「どうしたの?」

 

「この依頼なんだけど……」

 

「あ~【『奏でる武器』の回収】ね、回収する物がかなりの曰く付きって噂で皆怖がってるやつだよ。最近これが原因らしい事件も聞かなくなって捜索が難しいのもあるかもね」

 

「曰く付きに事件って……そんなやばい武器なのか?」

 

「一部じゃ結構有名だよ。遺物(アーティファクト)ってあるでしょ?今の技術じゃ再現できない強力な武器とか便利な道具とかで、物によっては代償とかあるやつ。この『奏でる武器』がそうらしくてさ、強力な代わりに何か良くないことがあるんだって」

 

「良くないこと?」

 

「本当かは分かんないんだけど、十何年か前にこの武器が使われてるのを見た人がいてさ、その人曰く  

 

平地に引かれた道、その上を馬車が通る。行商か運搬か、荷物が入った荷車。そして、積まれた荷物の中で寝ている男が1人。

突如、寝ていた男が起き上がって御者に訊ねる。

 

「なぁ、今どっからか曲が聞こえてこなかったか?」

 

「曲?いや、特に何も聞こえませんでしたけど……」

 

「そうか……いや悪い、幻聴だったかもしれん」

 

「はははっ、冒険者からしたらこんな平和な旅は退屈ですか?」

 

「別にいつも暴れてたい訳じゃねぇよ。まぁ、暇っちゃ暇だが」

 

「まだ続きますよ。耐えてください」

 

「へいへい」

 

そう言ってもう一度寝る態勢に入ろうとしたその時

 

ギュイイイ!ギュイイイ!ギュイイイ! ~~♪

 

「「!!!」」

 

「……今の聴こえたな?」

 

「ええ……でも何ですか今の、聞いたこと無い音に音楽?あれがさっき聞いたってやつですか?」

 

「曲の方は間違いない筈だ。音の方が分からん、どこから聞こえた?」

 

「方向的に……あの村でしょうか」

 

御者が指差したのは近くにあった小さな村、一見民家が集まった何の変哲もない村だが様子がおかしい。

 

「あれ住民か?なんで殴り合ってるんだ?」

 

「血が出てる……武器持ってる人もいるし本気で殺しあってますよ!」

 

「……の割には皆楽しそうにしてるな」

 

「瞬きもせずに目かっ開いて頬吊り上げてんの見えてますよね!?明らかに異常ですよ!何とかしましょう!?」

 

「待てって、まだ気付かれてない。対処するにしても村一つ分の住民相手は分が悪い。ここから見て分かる事を集めろ」

 

「もう見たく無いんですけど……気分悪い」

 

「しゃーねぇなあ、ちょっと前出るぞ。一応逃げる準備だけしとけ」

 

「はい……」

 

男が御者台に出て村を観察する。そして、お互いを殺しあう住民の中で一際おかしな人間が1人。

 

「あいつ、変だな。他の奴らは鍬とか鋤とか、その辺にあった物を武器にしてる感じなのに、あいつだけ鉄の塊みたいなのを武器にしてやがる。あんなの今まで見たこと無いぞ……」

 

「その人を何とかできれば収まると?」

 

「分からん、あいつも他の奴らと同じ顔してるし、原因ってだけで止めるのは無理かもしれん」

 

「じゃあどうすれば……」

 

「まぁ、まず疑うべきはあいつが持ってる武器だろうな。だが、取り上げるにしてもあの乱闘騒ぎの中でどうやってあそこまで行くか……」

 

そう考えたところで、奇妙な武器の持ち主が一人の住民をその武器で殴り殺す。しかし直ぐに別の住民の下へ行く気配が無い。

 

(何だあいつ。死体をじっと見て……)

 

少しの間死体を見つめたその者は、死体に向かって武器を構える。すると持っていた武器が真ん中程から縦に割れた。割れた武器の中には、円盤上の鋸の刃が大量に入っている。凡そ動力部が見られないその武器の刃は、凄まじい速度で回転を始める。

 

「はあっ!?何だあれ!?」

 

「何かあったんですか!?」

 

「あの武器が裂けやがった!んで中に大量の刃が入ってる!あそこに死体入れる気か!?ミンチになるぞ!?」

 

しかし止められる訳もなく、死体は武器の中へ入れられる。すると先ほど聞いた音と曲が鳴り響く。

 

ギュイイイ!ギュイイイ!ギュイイイ! ~~♪

 

「また!今度は分かりましたか!?」

 

「ああ、武器の中でミンチになってる時に鳴るみたいだな。俺も気分悪くなってきた」

 

「ちょっと!?しっかりしてくださいよ僕じゃどうにもできませんからね!?」

 

そんなやり取りをしたところで、比較的馬車に近かった住民がこちらに気付き、こちらに走ってくる。それを追う別の住民、結果的に四人程が向かってくる。

 

「まずい、気付かれた!」

 

「ええ!?」

 

「おい早く出せ!逃げるぞ!」

 

「はっ、はい!」

 

   みたいな感じなんだって」

 

「……やばいな」

 

「でしょ?この報告以来、たま~に小さな村の住民全員が挽肉になって発見される事件が起きるようになって、お偉いさんが回収依頼出したって訳。実はこの後二人はその時聞いた曲が頭から離れなくて、この武器を探しに旅に出たきり行方不明って後日談があったり……」

 

「やめろよそんな話に持ってくの!……でもその事件最近聞かないんだろ?持ち主が居なくなったとして、今なら見つけさえすれば楽に回収できるんじゃないか?」

 

「その見つける情報が無いって話でしょ。何言ってんの」

 

「それは……その時考える!ちょっと気になるし、やれるだけやってみようぜ!」

 

「えぇ~、まぁいいけど……」

 

「よしっ!受注してくる!」

 


 

 

「奏でる武器(歌う機械)」

 

基本はチェーンソーみたいに持って振り回す、両手持ちの大剣みたいなサイズ感の打撃武器と予想。折を見て粉砕機として使う。

武器として使ってるから、粉砕機の部分を当てられればそれだけで大ダメージだと思う。

粉砕している最中は音楽が流れる。それに魅了されると音楽を求めて色々な生物を放り込むが、人間が一番良い音なので最終的に人間を襲い始める。

周囲に人間がいない状態が何日も維持されると持ち主は自分を粉砕機にかける。

持ち主がいない場合、この武器は最初に発見した人間を魅了し、人間を探させる。

一応精神力(自制)が高い者なら魅了にかからないが、この妄想ではそんな都合のいいキャラクターは考えてない。

名前を変えたのはナーロッパに機械が無さそうだから、「歌う機械」みたいなネーミングは生まれないかなと予想した結果。

粉砕機の都合上使ったら相手はミンチになると言うことで、ミンチになってもいい相手が敵になる必要がある。でもせっかくの粉砕機だし生物に使いたいよねって事でロボットやサイボーグ系がメインの世界は除外。ファンタジー系で魔物相手に使っても、魔物の死体は素材になったりするから易々と採用できなかったので、制御ができない呪いの武器になった。私ではこれが限界。




UA1000超えたのに書いてくれる人は全然いない。


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7.ねじれ探偵文スト出張

ちょっと前から温めてたんですが、温める意味が無いのを思い出したので投稿します。


ねじれ探偵の知識はずっと前に霧の射手に出会ったところで止まってます。

文ストはアニメまで。

 

 

 

「まだ~?」

 

「まだです」

 

「エズラ、いつまで続くか分からない以上、そんな事を聞くのは無意味だとは思わないか」

 

「愚痴くらい吐かないとやってられないですよ!先生もちょっと機嫌悪くなってるじゃないですか~!」

 

「わざわざ口にするんじゃない......。久々に君の減給について考えてみようか?」

 

「すみませんでしたっ!!!」

 

現在、私たちは霧の中を走っている。周囲に建物等の影は見えない、高低差もカーブも無い地面が延々と続く。ここはどこだろう、L社の巣の霧の中を走っていてふと気付けばこうなっていた。ユーリアが喋らないのを見るにL社から離れた訳では無い様だが......。場所型のねじれだろうか。どのみち今の状況では解決策が無い。

 

 

キィィー!

 

 

急に車が停まる。

 

「モーゼス氏、前方に光が見えます。どうしますか」

 

「何っ!?出口!?」

 

「エズラうるさいぞ、減給」

 

「すいませんでしたっ!!!」

 

「情報が少なすぎる、一先ず突っ込んでみよう。何が起きてもいいよう、準備はしておくように」

 

「了解」 「はいっ!」

 

車が光の中に入る。眩しさに目を顰め、少しして光が止んだ。直ぐに危険が無い事を確認し、警戒しながら車を降りる。そこに広がっていたのは平らな金属の地面。周囲を見渡せば横も上も青空、ここは空を飛んでいるのか?

 

「地面が飛んでる!都市でも見たこと無い!」

 

「ここまで大きな物が飛んでいると言う話は聞いたことがないですね。こんな物があれば話題になると思うのですが」

 

「見知らぬ場所に飛ばされたか......。いったい何が  

 

「おやおや、たったの三人だけで襲撃かい?ここは組合(ギルド)の拠点だと言うのに随分と舐められたものだね」

 

「「「!!!」」」

 

現れたのは三人。白いスーツの男、牧師風の黒衣の男、農家風の青年。

 

「一応聞いておこうか、どこの差し金だい?」

 

「......信じて頂けないと思いますが、道に迷ってここにたどり着いたとしか言えません」

 

「成程、後ろにある車でドライブをしていたら道に迷って、地上から遥か上空を飛ぶこの『白鯨(モビー・ディック)』にたどり着いたと?本気で言っているのか?」

 

同感だ。

 

「現在、我々は大きな計画を実行に移す大事な時期なんだ。部外者にはお引き取り願おう」

 

 

ガッ

 

 

突如凄まじい速度で迫る男をベスパが受け止める。

 

「ふむ、やはり異能力者か。大した金額で無いとは言え、よく反応した。君も僕と同じタイプの能力かな?」

 

「言っている意味が分かりません」

 

打ち合う二人。ベスパは相手に合わせて、武器を使わず素手で戦っている。援護をしなければ長引きそうだ。

 

「加勢はさせませんよ」

 

「先生危ないッ!」

 

 

ガキンッ!

 

 

私に飛んでくる赤い弾丸をエズラが弾く。

 

「エズラッ!」

 

「おっと、君の相手は僕だ」

 

背後から木が伸びてくる。私は赤い息をついた。煙管を刀に変え、伸びて来た木を切り払う。

 

「その煙管が武器になるのかい?変わった異能だね」

 

先程から彼らが呟く「異能」と言う言葉。先程飛んできた赤い弾丸は文字の塊に見えた。そして目の前の身体から木を生やした青年。

 

「ねじれが見えないからまさかとは思ったが。全員『神秘』を発現しているのか?」

 

「えっ!?全員ですか!?都市中探してもほとんど居ないと思ってたのに......」

 

まさか三人も一気に見つかるとは。私たちは運が悪かったのだろうか。そう考えていると、懐で何か動く。

 

「......あら?探偵様、ここはどこ?これはいったいどんな状況ですか?」

 

ユーリアが喋った......?

 


 

 

ねじれ探偵一行

 

黒雲会の検問から夢の洗濯屋に着くまでの間に深い霧の道に迷い込み、霧を抜けたら『白鯨』の上に到着した。

このタイミングで転移させた理由は、四人そろってて欲しいのと、夢の洗濯屋回収後だと車のトランクにそれが入ってて見つかったら面倒になりそうだったから。

ねじれが見えないのは、文ストの世界にE.G.Oの概念が無いから。

ユーリアは喋らないのも考えたけど、前述の通り四人そろってて欲しかったから喋らせた。

この後なんやかんやあって和解した後、「本」の話を聞く。都市に帰れるかもと言うことで組合に仮加入。ヨコハマには行くと思うけどその後は分からん。

 

 

一行の応対をした三人の選考理由

 

ジェラルド:侵入者が来たら自分で対応しそう。

      ベスパと殴り合って「同じタイプの能力かな?」を言わせたかった。

 

ナサニエル&スタインベック:異能力が分かりやすい。

 




全員の喋り方が分からん。
プロムン世界って飛行能力は出ても飛行技術は出てませんよね。ワープがあるし、需要が無さすぎて発展してないんでしょうか。少なくともでかい人工物が飛んでいる描写は本家でまだ無いはずなので皆驚いてます。

歌う機械の妄想を投稿した翌日に図書館のアートブックを買いました。本編で語られてない設定もいっぱいあって面白かったです。一番驚いたのは、ターニャが中指の幹部出身だった事。


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8.死武専所属の黒沈夫婦+α

アートブックで、黒い沈黙がローランではなくアンジェリカだった事がほぼ確定していたのに、気づけなくて悔しかったので上げます。

図書館×ソウルイーターです。

2021/10/15
「青い残響の鎌」の説明を追加


ローラン

 

武器兼職人。

いつのローランか分からない。アンジェリカが生きていた頃かもしれないし、死んで暴れてた頃かもしれない。アンジェラを殺した後かもしれないし、友達になった後かもしれない。

生活の中で武器の素質があることが分かって死武専へ、アンジェリカと再会してパートナーになる。

デスサイズか魂集めつつの教員か、もしかしたら生徒サイドかも。野良で活動しているのも全然あり。

『変調の波長』を持っており、大体どんな人間とでも一方的に波長を合わせる事ができる。魂の共鳴がやりやすくなったり、波長が合わない事で起きる異常(武器が重くて持ち上がらない・武器が熱くて持てない等)はほぼ起きない代わりに、ローラン本来の波長から離れる程出力が下がっていく。

 

職人として:

「黒い沈黙の手袋」を使いこなしていたり、「様々な武器の扱い」が特技なので、どんな武器を使っても大体強い(万能職人(ユーティリィーマイスター)?)。

前世の経験もあり、手こずる相手はほぼいなかったと思う。

 

武器として:

「黒い沈黙の手袋」になる。手袋なせいか、体の一部を変化させることが出来ず、中身の武器に直接変身することも出来ない。

自分が手袋になる事に違和感を感じていた中、「デュランダル」になれるアンジェリカと再会して一言、「逆じゃね?」。それに対してアンジェリカが一言、「お互い使い慣れた方使えるんだから良いじゃないですか」。

 

『工房8種の武器』

「色々な物が入る手袋」ではなく、「工房8種の武器が入った手袋」。デュランダルを抜いた武器を取り出せる。「アラス工房の動作速度上昇」等、特殊効果を持った武器の性能もそのままだと思う。

最初は0コスの武器しか取り出せなくて、魂の回収率に合わせて1コス、2コス……と取り出せるようになっていったかもしれないし、最初から全部出せたかもしれない。

 

『沈黙』

周囲の音を消し、使用者が武器を振る音だけが響くようになる。人間の姿の時も使える。

デスサイズになった特典かもしれないし、そうじゃないかもしれない。

 

『Furioso』

工房8種の武器で大暴れ。「魂の共鳴」無しで使える大技。

武器の技と言うよりアンジェリカの技量から生まれた技なので、アンジェリカの紹介で書くべきだけど、見出しが思いつかなかったのでこっちに書く。

Furiosoはネーミング的にローランが作った技だが、アンジェリカがやっていた連撃をローランが自分用に再構成した可能性があるので、その場合はアンジェリカも自分用の連撃を使える。

 

共鳴技

 

『黒い沈黙接待3フェーズ目』

名前が思いつかない。

ローランが黒い靄で出来た体を得て、接待時のような連携攻撃ができるようになる。

 

 

 

アンジェリカ

 

武器兼職人。

ブラック☆スターのような事情で幼い頃から死武専にいたかもしれないし、ローランと同じく生活の中で武器の素質があることが分かって死武専に来たかもしれない。ローランとは同期?

立場はローランと一緒にいる感じだと思う(ローランがアンジェリカと一緒にいるのか?)。

『鼓舞の波長』を持っており、魂の波長の出力の上昇が他の武器と比べて強力。代わりに魂の波長を乱してしまい、コントロール(魂威・魂の共鳴等)が難しくなる。

 

職人として:

大体ローランと同じ。ローランが情報系フィクサーを自称していたので、情報戦はローランに分があるかもしれない。

コンビそろって武器兼職人なので、どっちが戦うかじゃんけんとかで決めてそう。

 

武器として:

「デュランダル」になれる。

攻撃的中時にパワーが付くところから、身体能力が上がる効果があるかもしれない。

 

『認識阻害』

ローランが着けてた黒い仮面の能力。手袋に『沈黙』があるのでこっちにも何か付けたかった結果。人込みの中で使用者の存在をぼやけさせる。人の姿でも使える。

デスサイズになった特典かもしれないし、そうじゃないかもしれない。

 

『Furioso』

黒い沈黙接待4フェーズ目の、武器を召喚する段階の最後に撃ってくるやつ。すごい速度で近づいて相手を切りつける広域攻撃。「魂の共鳴」無しで使える大技。

武器の技と言うよりローランの技量から生まれた技なので、ローランの紹介で書くべきだけど、見出しが思いつかなかったのでこっちに書く。

 

共鳴技

 

『黒い沈黙接待4フェーズ目』

名前が思いつかない。

黒い靄を纏って攻撃にも転用できる?

下記の技を使えるようになる。

 

『過去の残像』

最大4体の分身を作る。接待時みたいにそれぞれが動くと雰囲気壊れそうだから、本体と位置を交換できる的な能力。

 

Furioso

黒い沈黙接待4フェーズ目の、過去の残像を召喚する段階で撃ってくるやつ。黒い靄が押し寄せる広域攻撃。

 

 

青い残響の鎌

 

魂の共鳴と青い残響の共鳴って相性良くない?ってことで急に思い付いたネタ。

職人と武器が共鳴するのではなく、敵と武器が共鳴して攻撃力を上げる変な武器。それ以上の事は思い付かない。強いて言うなら、魔女狩りが他とは違う性質を持ってそう。

黒沈夫婦の世界とは別の世界線の話だと思う。

 



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9.大樹のウロの近くにいるアルパカ

「シロツメクサ」っていうホラーゲームがあるんですよ。かなり前に配布が終わって、今はYouTubeとニコニコ合わせて動画が3つ見つかるくらいなんですけど、シンプルながら面白いキャラデザしてて好きなんです。
無印の補足な感じが強いですが、「シロ2メクサ」って言う続編も出てます。
このナンバリングのやり方頭良いですよね。「シロツメク3」、「4ロツメクサ」、5飛ばして「シ6ツメクサ」、7、8飛ばして「シロツメ9サ」、シロツメクサをクローバーと言い換えれば8までカバーできます。

2021/12/05
アルパカの「本家で動く個体がいる」回りの説明を修正


中央トレセン学園に転入してきたウマ娘、スペシャルウィーク。今日は生徒会長のシンボリルドルフから紹介されたウマ娘、トウカイテイオーから学園の案内を受けていた。

 

   「次は外をご案内しまーす!」

 

くっそー!また負けたぁ~!!何でだよ!!!ちくしょ~!!!!

 

「あれは?」

 

「負けたら悔しいでしょ?そんな気持ちはあそこで発散!」

 

「はぁ……?」

 

「あっ!それでその近くにいるのが謎生物のアルパカだよ!」

 

「えっ!?あれ生きてるんですか!?全然動かないから置物かと……」

 

そこにいたのは異様に首の長い真っ白な動物。小走りで見ていても微動だにせず、生物と言うより置物に見える。

 

「確かに動かないけど場所は移動するし返事もしてくれるよ?」

 

お~い!アルパカ~!

 

ミャ~オ

 

「ほら!」

 

「完全に猫の鳴き声だったんですけど!?って言うか鳴いても全然動いてない!」

 

動物は鳴き声を上げるとき、口を開くなどで少なからず体を動かす。しかし、この真っ白な動物にはそれすら無い。

 

「アルパカ!紹介するね。この子が転入生の   

 

「えっ、えっと、スペシャルウィークです!よろしくお願いします!」

 

ミャ~オ

 

「えっとこれは?」

 

「多分よろしくって事じゃないかな?」

 

「な、なるほど……ちなみにアルパカさんって触ったりとかは?」

 

「おっ!やっぱり気になる?いいよいいよ!触ってみて!」

 

「は、はい……」

 

急にテンションが上がったテイオーに違和感を覚えつつ、アルパカに手を伸ばす。そしてその手がアルパカに触れようとした瞬間   

 

「へ?」

 

   そこにアルパカはいなかった。

 

「どこに……え?」

 

辺りを見渡せばアルパカはすぐに見つかった。それは自分の真横にいる。唖然とするスペ。

 

「……」

 

もう一度手を伸ばす。

 

「……」

 

またも手が触れる前に姿が消える。今度は丁度元の位置に戻ったようだ。先程と同じく、移動前と全く体勢を変えずに。

 

「びっくりした?アルパカって誰かに触られそうになると別の場所に移動しちゃって触れないんだ」

 

スペの様子を見てテイオーは楽しそうに言う。

 

「いや……、移動の過程が見えなかったと言うか……」

 

「すごいよね!瞬間移動は本当にあったんだ!」

 

「……」

 

(都会って凄いんだなぁ~)

 

スペは考えるのを辞めた。

 


 

アルパカ(仮称)

 

大樹のウロの近くに佇んでいる謎の生物。

「シロツメクサ」と言うホラーゲームに登場する敵キャラ。

本編で名前は判明していないが、見た目と作中に登場する「アルパカ様」の存在から取ってアルパカ。

攻撃が当たると猫のような鳴き声を上げるので、猫かもしれないが、私はアルパカと呼び続ける。

トレセン学園と大樹のウロが出来た後、いつの間にかそこにいた。

身体は比喩抜きで全く動かない。本当に動かないのか、定点カメラでの撮影を試みたところ、本当に動いていなかった。

例外は毎日行われる体勢変更。ただ座っているような体勢から、謎の穴に頭が刺さっていたり、穴から顔が逆さになった頭を出したり、地面から巨大な個体の頭が生えたかと思えば小さくなることもある。

定点カメラでの撮影により、毎日午前5時に体勢変更が行われている事が分かった。体勢変更の過程は観測出来ておらず、どんなにスローで見ても漫画のコマが変わったかのように急に変わる。

また、体勢変更に際しあまりにも姿の変形が著しい場合があるので、実は別個体なのではないかと言う意見もあったが真相は謎。

体は動かないが、場所の移動はする。

触られそうになった時のみ、半径10m以内のどこかに瞬間移動する。

エフェクトなどが出る訳もなく、体勢変更と同じくコマが変わったかのように目の前から消えて、別の場所に現れる。

半径10m以内に移動できる場所がなければ、移動可能な範囲が拡張され、どうあがいても触ることは出来ない。

本家で普通に動いてる個体がいるが、瞬間移動をめっちゃ小刻みにやってる事にする。

生命力も常軌を逸しており、トレセン学園が出来てそう時間が経たない内に現れた(大樹のウロが出来たのがいつか分からないが、ウロに向かって叫ぶのが慣習化しているのを見るに、少なくとも数十年は経っているはず)にも関わらず、不調らしきものは一切確認されておらず、一年中屋根もなしに佇んでいるのに、気温や天気の影響を感じさせていない。

ちなみに食料を差し出すと食料が消滅する。食べているのか別の場所に送られたのか、確認する術は無い。

多分頻繁にウロで叫ぶウマ娘はこいつにも愚痴を聞いてもらってる。鳴き声しか返ってこない。




シロツメクサの絵とか、誰か描いてくれないかな……。(チラッ)
広めてくれたりしないかな……。(チラッチラッ)


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10.1000文字以下まとめ

1000文字行かなかったネタをまとめて無理矢理投稿する。

2021/10/30
「自殺文芸部」
ルールを修正


「グルメ時代のグレタさん」 図書館×トリコ

 

グレタ

食人を探求してる人(?)。

皆からヤバイ奴扱い。

ねじれとしての能力がよくわからないのでどう戦うかは分からん。鮫肌はあると思うけど。

終盤のインフレバトルに参加してほしくないので、トリコ達が食義覚えた辺りでやられるイメージ。

 

「未知なる味を求めて探求する時代」の割には人間の調理を見てないなと思った。どんな味覚してても人間より美味しいものが見つかるって事なのだろうか……。

 


「異世界配達」 オリジナル

 

あらすじ

現在日本の配達業は、北海道・東北地方の『理想の郵便』、関東・中部地方の『beライター輸送』、関西・中国地方の『笛吹き急便』、四国・九州・沖縄の『各読運輸』の四つの会社に牛耳られている。そんな四つの業者には、極一部の正社員のみが受けられる極秘の仕事があるらしい……。これは異世界転生トラックが仕事として確立している世界の、とあるトラック運転手の話。

 

異世界配達

どこからか届く依頼書に書かれた人物を轢き殺して異世界に送る仕事。殺した人間は異世界に飛ばされるが、轢いた側はそのことを知らない。最近は誤って出された依頼が急増しているらしい。

 

関東地方にいるのが某なろうに当たる会社であること以外はテキトーに決めた。

 


「自殺文芸部」 一応オリジナル

 

あらすじ

とある町のとある学校にある文芸部、大昔に集団自殺があったらしいその部には現在も奇妙な噂がある。曰く「文芸部に入部すると卒業までに死ぬ」と……。しかし同時にこんな噂もある、「死んだ生徒は一人もいない」と……。

 

文芸部

「文芸部に入部すると卒業までに死ぬ」と聞いても集まってきた奴らなので、皆死んでもいいと思ってる。たまに好奇心等で入部する者もいるが、大体が噂が本当だと言うことを知った後、その頃には逃れられない事に絶望する。

 

ルール

①卒業までに何らかの形(主に自殺)で死ぬ。

②死んだ者はその場に本を残す。

③死んだ者は文芸部員の記憶以外から、存在の一切を抹消される。

④死んだ者の記憶を持っている場合、退部しても①~③から逃れられない。

⑤以上を文芸部員以外の人間(退部した者を除く)が知った場合、その者に当日中に①~③が発生する。

 

活動内容

・何とか部員の死亡場所を特定して、部員の残した本を回収する。

・自分が死ぬのを待っている間に先人達の本を読む。

・ルールの真相を知る事にワンチャン賭ける(ルールを取り除く気は無い)。

 

部員が死んでも、どこで死んだか分からないと本が回収できないので結構大変。だから死亡人数に比べて本の集まりは悪い。

本にはその人の人生とか、死ぬ時の心情とかが書いてあると思う(図書館脳)。

顧問の先生とか本を部員以外が見つけたりとかしたらどうなるんだろ……。




これ投稿してUA2000行く。


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11.魔法少女ティファレト☆マギカ

図書館×まどマギ
魔法少女居るしせっかくだからやりたいよね。

エノクは育成計画みたいな男でも魔法少女になれる作品じゃないと扱い難しいので不参加。記憶持ってる予定だから魔法少女について絶対話し合うだろうし……。
残念ながら魔法少女アンジェラも魔法中年もいません。


リサ(ティファレト)

 

願い事:そんなもの(魔法少女)にはなりたくない

 

急に「僕と契約して魔法少女になってよ」と言われ、例の4人が頭に浮かび、「なりたくない」と即答した。何故かそれを願い事にされた。キュゥべえからすれば、因果律がそこそこあった(前の人生で都市の変革に関与した分)のと、魔法少女になるための契約で魔法少女を否定したらどうなるのかの実験。

魔法少女を否定したせいか、他と違い作りが中途半端。ソウルジェムが体内に生成され、生命活動とほぼ直結していて、ソウルジェムさえ無事なら生存可能の利点は失った。致命傷で修復が追い付かなければ普通に死ぬ。

最初は積極的ではなかったが、固有魔法の都合で魔女狩りをしないと周りが危険になるので仕方なく狩りを始める。

 

 

固有魔法:アブノーマリティ「魔法少女」

 

契約の時例の4人が頭に浮かんだせいか、固有魔法として発現。

自身に憎しみの女王・絶望の騎士・貪欲の王・憤怒の従者の力を宿す。そして滅茶苦茶穢れが溜まりやすい。

各魔法少女から能力を一部づつ借りるのと、変身する度ランダムでどれかの魔法少女に変身する2パターンを想定。一部づつ力を借りる場合の衣装は自然科学の階指定司書、ランダムで変身する場合はE.G.Oの衣装を軽装にした感じ(憎しみの女王のデザインは再考の余地有り)と予想。

下記の説明はランダムで変身する場合の性能(虚無の道化師は例外)。

 

憎しみの女王:

武器はステッキ。最後に攻撃を当てた相手を「悪者」に指定し、与えるダメージが増加する。「悪者」直接倒せなかったら大量に穢れが溜まる?

『愛と憎悪の名の下に』を撃てるかは分からない。

ワープを使えるかも分からない。

 

絶望の騎士:

武器は剣。複数召喚して射出したり、普通に持って振り回すことも出来る。当たると固定ダメージ。射出した剣を防がれると穢れが溜まる?

自分以外の誰か一人にダメージを軽減する加護を与えることが出来る。加護を与えた人が死亡や気絶等で意識を失うと大量の穢れが溜まる?

ワープを使えるかは分からない。

 

貪欲の王:

武器はガントレット。何かの条件を満たす度に自分の攻撃力を上限無しで強化する。この力で得た攻撃力が大きいほど穢れが溜まる?

ワープゲートを作れる。有効範囲は不明。

『ゴールドラッシュ』を撃てるかは分からない。

 

憤怒の従者:

武器はハンマー。触れたモノを腐食させる毒液をばら撒ける。ダメージを受けるほど穢れが溜まる?

『目の眩む憤怒』を撃てるかは分からない。

ワープを使えるかも分からない。

 

虚無の道化師:

魔女形態。戦闘面では溜めた穢れを増幅し、それを消耗して「魔法少女」全員の技を撃てる。穢れを利用した攻撃に触れると、穢れを押し付けられる。

戦闘をしない場合、増幅した穢れを周囲の人間(魔法少女優先)にばら撒く。

魔法少女として中途半端なので、増幅した穢れを出し切ったら戻れるイメージ。




渋谷ハロウィンの事考えてたら、リウ協会ネームド組とか残響楽団が渋谷を歩き回る画を思いついて頭から離れなかった。
誰か描てくれないかな。


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12.悪夢を見るウマ

MARENOL×ウマ娘。
久しぶりに「MARENOL」を見て、何かできそうな感じがした。
またバトル系で考えてたけど、曇らせをやりたかったことを思いだしたので路線変更。
でもどこで曇らせをやるか思いつかなかったから、流行に乗る事にする。

かなり前の前書きで言ってたやつ。
気に入ってたウマ娘のMADシリーズがごっそり削除されてて凹んだ気持ちを糧に、ようやく形になった。
内容に合わせて少し設定改変。


2021/12/05
「薬を作れそうな人を知っている」的な文の所を修正



暗い、目を閉じているから当たり前かもしれないけど、瞼の隙間から入り込む光も無い。

私は今、地面も壁も無い空間を漂う。そんな夢にいるらしい。

 

(おかしいな……、ここまで意識がはっきりしてるなら、もう何かしら起きてるはずなのに)

 

何時からかは覚えてないが、私は眠ると毎回悪夢を見る。 しかも妙に感覚がリアルな夢。

死ぬことはもちろん、死なずに延々と苦しむこともある。

死ぬと夢から覚めてハッとするけど、覚める直前までは確かに現実のように感覚がある。

痛い。苦しい。そういうものばかり。 お陰で寝ることが怖い。すごく怖い。最近は眠る機会も減ってきてるけど。

苦しみを味わっても目が覚める度にそれがリセットされるが、苦しむことに変わりはない。

もしかしたらいつか本当に死ぬ可能性もある。

こうも悪夢ばかり見るようになった心当たりは無い。

生活環境に不満は無いし、何か悩みがある訳でもないのに。

 

(っ……!)

 

急に体が重力を感じ始めた。

寝ている感触は柔らかい。ベッドの上だろうか。

そのまま待っても何も起きない。今日は本当に久々に悪夢を見なくて済んだようだ。

起きようと目を開ける。

 

「は?」

 

飛び込んできたのは見知らぬ部屋。

寝ていたベッド。壁際の勉強机。中央に置かれた背の低いテーブル。

その他諸々の特徴の無い部屋。

テーブルの真ん中にはどうぞ見てくださいと言わんばかりにノートが一冊置いてある。

部屋から出るにも何が起こるか分からないし、もしかしたら状況が分かるかもしれないと思いノートを手に取る。

 

「【夢日記】ね……」

 

確かその日見た夢を日記として書くことだったか。

それを続けると夢を現実として認識できるようになるだとか、

現実と夢の境目が分からなくなって危険だとか、

逆に精神療法になるなんて言う人だっている。

状況の把握は無理かもしれないが、とりあえず好奇心に任せて読んでみる。

 

「これは……私と同じ?」

 

書かれていたのは自分が死ぬという内容の記録ばかり。

この部屋の持ち主も私と同じ悪夢に悩まされているらしい。

どのページも死ぬことばかり。

自分の経験も含めてあまり新鮮味の無い内容なので程々に読み飛ばしていると、

ページが一枚落ちた。

別のノートからページを千切って挟んでいたようだ。

 

「あ、これだけ夢の内容じゃない」

 

他とは違うページ。

夢日記を書くのが日課だという書き出しで自身の状況が書いてある。

 

「……!『こうも悪夢ばかり見るようになった心当たりは一つだけある。』これだ!」

 

私と同じ悪夢に悩んでいる人。

私が夢を見る切っ掛けが分かるかもしれない。

 

メアノール錠

その薬はお医者さんから処方されたものではなく私が勝手に買った抗鬱剤だ。

私は鬱なのだ。元々は病院で処方される薬を飲んだりしていたがまるで効果がない。

カウンセリングなんかも受けたことがあるけどはなから信用していない。

そうこうしてるうちに案の定処方された薬も飲まなくなり、外に出る気力もなくなった。

まず部屋から出ること自体が大きな大きな関門なのだ。 ご飯も食べなくなって倒れたり吐いたりした。

吐いても何もでないのに何を吐いたんだろうか。ウケる。

そんなある日幸か不幸か、インターネットでとある抗鬱剤を見つけた。

正確にいうと探していたわけでもなく、

挑戦する気もない自殺方法を調べていたらお節介なことに載せられていたページで目に入ったのだ。(死にたい人を引き止めるのは本当に幸せなんだろうかとも思うが。)

主作用は著しい抗鬱効果、気分の高揚、そして鬱自体の改善、栄養の調整、効力も極めて長いと至れり尽くせりらしい。

ただそれよりも私はその副作用に惹かれた。 「死に至る程の強い悪夢」 と書かれていた   

 

どうやらこの部屋の持ち主は鬱病患者だったようだ。

強力な抗鬱剤を買って、その副作用で悪夢を見るようになった。

でも私は悪夢を見るような副作用を持つ薬なんて飲んだことは無い。

いや、作れそうな人は一人知っているけど。あの人の薬は飲んだことないし、寝ている人に勝手に薬を入れる人でもないはずだ。多分。

というか悪夢を見始めたのはトレセンに来る前からだった気がする。

それに肝心の薬の名前が書いてあるであろう場所が滲んで読めない。

かなりがっかりしたが、私が今いるのは恐らくこの日記を書いた人の部屋だ。

この部屋を探せば見つかるんじゃないだろうか。

そう思って探せばすぐに見つかった。勉強机の上。ノートや教科書が置いてある中で、急に場違いな薬が入っているであろう瓶が置いてある。

手に取ってラベルを見ると【MARENOL】と書いてある。

  

「えっと読みは、まれの…………っ!まさか   

 

英語は特別得意じゃないが、スペルから読みを予想するくらいは出来る。

聞き慣れた言葉であれば尚更だ。

読み方を理解して全身に寒気が走った。

それと同時に意識が遠くなる。この夢はここで終わりらしい。

 

   っは!はぁ……はぁ……」

 

知ってる部屋だ。今回は苦しまずに済んだらしい。

でも、精神的に疲れたのはあまり変わらないようだ。

 

「【メアノール】、()()()()()()……」

 

錠剤の名前はメアノール。

それは、ウマ娘の私が貰い受けたのと同じ名前。

 

「ウマ娘は別世界の名と魂を受け継ぐ……か」

 

 

 


 

メアノール

「MARENOL」のPVとか、音ゲーに実装された「もぺもぺ」のジャケットにいるあの子。

ある日を境に自分が死に続ける夢を見始めたウマ娘。

前世の記憶があったところで鬱病の一般人だし、ウマ娘の世界では役に立たなそうなので記憶はない(活用できるならしてほしいけど)。

でも悪夢を見るようになった理由は知ることができた。本家のように悪夢をみる覚悟ができてない上に、他人の苦しみを押し付けられてる気がして気が滅入る。「別世界の名と魂を受け継ぐ」ってこういう事か?とさらに滅入る。

多分これを機に鬱病と一緒に不眠症に罹って周りを曇らせてくれると思う。夢が怖くて眠れない、ようやく眠れても悪夢を見る……的な。

なんでこんな状態で出バの許可が下りるのか、走ろうとするのか、トレーナーは誰なのか、私の頭では思いつかない。

ところで、人間は強く思い込むことで負ったはずの無い傷が体に浮き出る事があるそうですね。それがどうしたって話だけど。

 

 

固有スキル

 

『夢は終わらない』

夢から逃げるために速度を上げる。

本人曰く、「夢が後ろから来てる」らしい。これが発動するとスタミナが切れても、フォームが崩れても、あまり速度を落とさずに走れる。

ただしゴールした後ぶっ倒れて、そこそこの期間動けない。

それらの顔はいつも恐怖で染まっている。

 

 

『笑顔咲く道』

極々偶に、レース開始直後に発動する。

序盤は思い切り温存してから速度を上げる。

『夢は終わらない』が先行や逃げとすれば、こっちは追い込み。

これが発動すると『夢は終わらない』は発動しない。

本人曰く、「最初は楽しいのに、途中で怖くなる。嫌なのは途中で怖くなるのがわかってるのに、最初が楽しくて仕方ないこと」らしい。序盤で珍しく笑顔で走り始めたら、その速度は最悪。かと思えば中盤辺りから急に何かを恐れるように速度を上げる。

序盤遅すぎて追い込み間に合わなそう。




ウマ娘の要素全然無い……。

言ってませんでしたが私はウマ娘のゲームやってないしアニメも漫画も見てません。
最近シンデレラグレイ買ったけどまだ読んでないし。


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13.英霊「特色」

書くの面倒くさくなってモタモタしてたら、ローランが聖杯戦争に参加する作品が出てきたので急いで書く。

クラス・宝具・スキルしか書けません。
使う人がいたら足りない部分は自分で補完してください。


【赤い霧】カーリー

 

クラス:セイバー

    バーサーカー

 

ミミックの基本形態が剣だからセイバー。

ひたすら強い力で暴れる感じがバーサーカー。

 

 

スキル

 

『E.G.O発現』

鎧を着てステータスup。

アニメ的に見るとこれをした後「大切断-横」が撃てる。

ゲーム的に見ると妖精騎士ランスロットの「レイ・ホライゾン[A]」みたいに一時的に再臨を進める。

2回目以降は知らん。別のスキルに変わるかも。

 

『気合い』

攻撃力up。

 

『最強』

何かの条件で攻撃力up。

技量と統合するイメージ。

 

 

宝具『大切断』

縦の方。単体攻撃。多分バスター。

ひたすら威力の高い斬撃。

防御されるならそれごと切る。

避けられそうなら持ち前の技量で何とかする。

 

 

【青い残響】アルガリア

 

クラス:ランサー

 

鎌が武器の奴はランサー。

ねじれたらキャスターいけそう。

 

 

スキル

 

『青い残響』

アニメ的に見ると一定以下のランクの遠距離攻撃を無効化。

 

『共鳴』

アニメ的に見ると相手に「振動」*1を付与して何かしらの効果を得る。

 

 

宝具『最後の旋律』

単体攻撃。

『共鳴』か「振動」が何らかの影響を与える。

 

 

【紫の涙】イオリ

 

クラス:ライダー

 

次元移動はライダー。

これがなかったらセイバーとかになってた。

 

 

スキル

 

『防御態勢』

状態異常除去。

 

『確率変動者』

アニメ的に見ると、相手の行動の可能性を見れる。また、自分の行動を他の可能性の行動に上書きして、フェイントや不意打ち*2が出来る。

ゲーム的に見るとカード引き直し?宝具カードのタイプ変更?

 

 

宝具『幻影乱舞』

全体攻撃。

絶対当たる可能性を選んで攻撃しそう。

 

斬撃体勢がバスター、貫通態勢がアーツ、打撃体勢がクイックのイメージ。

 

 

【黒い沈黙】アンジェリカ

      ローラン

 

アンジェリカは割愛。

 

 

クラス:アサシン

    セイバー

    バーサーカー

    アヴェンジャー

    フェイカー

 

色んな武器使ってて難しいけど、手袋の消音と仮面の認識阻害からアサシン。

デュランダルだけで戦ってた時はセイバー。

アンジェリカが死んで暴れてる時がバーサーカー。

黒い沈黙接待の時がアヴェンジャー。

黒い沈黙に間違われてたところからフェイカー。

 

 

スキル

 

『黒い沈黙』

セイバー以外の時所持。

アニメ的に見ると3番目に取り出した武器に何かしら効果が付く。

 

『認識阻害仮面』

アサシン以外の時所持。

アニメ的に見ると周囲に人型のモノが多い程認識が難しくなる。

ゲーム的に見るとターゲットにされづらくなる?

 

『次元手袋』

セイバー以外の時所持。

ゲーム的に見ると宝具カードのタイプ変更?

 

 

宝具

『Furioso』

アサシン・フェイカーの時所持。単体攻撃。

全武器を使った16連撃(ムク工房は便宜上1撃)。

アニメ的に見ると、この技で負傷するとしばらく次の攻撃を回避・防御することが出来なくなる。例えば最初の一撃を食らうと、誰かが割り込まない限りその後の15連撃と終わった後の1撃を食らうことになる。防ぎ切るには16連撃全部を防御・回避する必要がある。

武器9種全部見せた敵だけに撃てる?

ゲーム的に見ると、大ダメージと共にデバフいっぱい付ける。

 

『Furioso』

バーサーカーの時所持。全体攻撃。

高速で近づいて切りつける。デバフも付く?

 

絶叫

アヴェンジャーの時所持。全体攻撃。

黒い靄が押し寄せる。デバフも付く?

 

 

【朱色の十字】

 

クラス:ランサー

 

あの十字架のサイズはランサー。

*1
青い残響の鎌は、本当に微細な非常に速い超振動を行っている。それで攻撃されると振動が伝播する。

*2
例:上から振り下ろす攻撃を仕掛ける→相手が反応して上段ガード準備→『確率変動者』発動、胴体に突き攻撃する可能性を見つける→行動上書き→上段ガードで無防備な胴体に突き攻撃。




「書いて欲しい」で始まったのに書くの面倒くさくなるとは……。
pixivにも上げました。それに合わせて全体的に直した部分があるので気になる方は見直してください。

朱色の十字にはまだ酌量の余地があると思ってます。材料が無いだけで。


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14.1000文字以下まとめ 2

ネタ結構出たなと思ってたらこれ一本で5つ持ってかれた。


【心弾銃『親指の銃剣』と弾丸】 図書館×テガミバチ

 

親指の銃剣と弾丸が何かに使えそうと思った。

銃をメインに戦う弾丸も使えそうな世界を考えたら、テガミバチを思い出した。

 

以下設定

 

 

『銃剣』

見た目は本家と同じ銃剣。

一応刃の部分に心を込めて攻撃することもできる。

 

 

『弾丸』

4種類の弾丸を撃てる。

撃ち分ける方法は分からない。

普通に何を撃ちたいか選べる、込める心を変えて撃つ、効果別に弾丸を用意して共通の心を込めるの3種類を想定。

 

「徹甲弾」

貫通力が強い。

結構な装甲でも貫ける。

 

「火炎弾」

撃ち込んだ場所を燃やす。

それ徹甲弾で攻撃した方がよくね?

野営の準備に使えそう。

 

「氷結弾」

撃ち込んだ場所を凍らせる。凍らせるので生物に当たれば動きが鈍る。

これ徹甲弾で攻撃した方がよくね?

 

「衝撃弾」

上記3種の弾丸を選ばずに撃った時に放たれる。

貫通力クソ。代わりに当たるとかなり吹っ飛ぶ。大体支援で使う。

徹甲弾で倒した方が早くね?

 

 

心弾は1種類持ってれば十分なんやなって。

あとテガミバチの世界には心弾銃を作る工房があるらしいけどもしかしてロジックアトリエある?


 

【炎々ノ餃子】 図書館×炎炎ノ消防隊

 

思いついたはいいものの、炎炎ノ消防隊の知識がほとんど無いのでこれ以上書けない。

 

 


 

【AKUMAで人形遊びするゼホン】 図書館×D.Gray-man

 

最初はエイリーンを入れようとしてた。

でも、いまいちどうやって戦ってるのか分からないから、改造AKUMAの存在から着想を得てゼホンに来てもらった。

ゼホンがいるからエレナも連れてこようと思ったけど、思いついたエレナの能力がこの作品向けじゃなかったから別の所に行ってもらった。

そんな経歴を辿ってきた妄想。

 

以下設定

 

 

ゼホン

 

転生してD.Gray-manの世界へ。

幼少から記憶を持たずに成長。結婚して子供が生まれて直ぐに妻が死亡。この時何か既視感を感じた。

そこから数年、子供は失うまいと頑張っていたが、子供が事故で死亡。悲しむ中で、何か忘れているような……と思い始める。

妻子を失った虚無感と、何かを忘れているような違和感で滅茶苦茶凹みながら墓参りに行ったある日、千年伯爵が出現。

子供の魂を呼び戻して襲われる中で前世を思い出す。

前世と同じく子供を失った事、その息子が目の前で異常存在に変えられた状況にキレてイノセンス覚醒。

前世の戦闘経験を思い出したのと、相手がAKUMAとして作られた直後で動きがぎこちなかった事で、息子から作られたAKUMAを撃破。イノセンスの能力によって消滅しなかったボディは、同じく能力で改造し以降の戦闘で使用。装備が整っている現在は保管兼切り札として所持している。

前世と同じく子供を失った上に、直接殺す事になったので図書館の時より機嫌が悪く、千年伯爵に強い殺意を持っている。

師匠になる元帥は、人形作りから芸術関係で共通するフロワ・ティエドール元帥と予想。

 

 

イノセンス『人形師』

名前は思いつかない。能力の内容的に恐らく寄生型。

頭が変化したりねじれるかは不明。

 

「解放」

名前は思いつかない。

AKUMAに内臓された魂の拘束を直接攻撃し破壊することで、ボディを消滅させずに撃破出来る。

また、拘束に干渉する都合で、擬態していなければアレンと同じくAKUMAに内蔵された魂を視認することが出来る。

 

「改造」

名前は思いつかない。

AKUMAのボディを改造して人形を作ることが出来る。

戦闘能力、固有能力は作成に使用したAKUMA次第。

複数のAKUMAを分解、結合して戦闘能力を上げたり、複数の能力を持たせる事も出来る。

AKUMAが生きている状態でも改造できるが、抵抗されてそれどころじゃないので実質不可能。

また、ボディが無いと人形を作れないので、AKUMAは「解放」で倒さないといけない。

 

「操り糸」

作った人形にこれを付けて初めて操れる。

実は死体や普通の人形に付けて操ったりもできる。

抵抗されなければ生物やAKUMAも操れる。

これで操られていると「解放」を使える。


 

【良心的な同族に出会ったエレナ】 図書館×CODE VEIN

 

能力が合わないということで別世界にたどり着いたエレナ。

 

以下設定

 

 

エレナ

 

転生してCODE VEINの世界へ。

記憶を失って過ごしてたけどレヴナントになって記憶を取り戻す。またかと荒れかけたが、それだけですぐに迫害される訳じゃなかったので踏み止まる。

その後ルイ陣営と出会い、平和な集団で過ごして色々軟化。

見たことのない吸血牙装(ブラッドヴェイル)を使っていたり、普通に強いので勧誘された。主人公が来るより先に勧誘されたと予想。

戦闘スタイルは素手による肉弾戦。

本家でアンジェリカ(ほぼ特色確定)と、手袋補正あったかもしれないけど特色(青い残響)と互角に渡り合ったローランの2人と戦って、相当消耗させた上に片方倒せそうだった事を考えるとかなり強い。

 

 

吸血牙装『血染めの夜』

名前思いつかない。

エレナの身体についてる血管みたいなやつ。これが他人の血液に触れると、吸収して体内で自分の血液に変換される。

変換前の血を消費して回復に使うことも出来る。

ねじれ楽団の時の姿は本気出した時か堕鬼化した時に変身。

 

「血」

自分の血を体外に出して、様々な形を作って武器に出来る。

また、他人の身体から血を抜き切った後、自分の血で満たすと眷属にすることも出来る。

しかし、自分の血を消費する都合上乾きかねないのであまり使いたがらない。


 

【四卦を使うマチカネフクキタル】 図書館×ウマ娘

 

フクキタルの勝負服の背面には八卦がありますね?

ハナ協会の制服の背面には四卦が散らばってますね?

つまりそういうことです。

 

以下設定

 

 

マチカネフクキタル

 

もしかしたら勝負服がハナ協会モチーフかもしれない。

 

 

四卦(しけ(?))

レース中、4種類の効果の内1つをランダムで発動。

ゲームだとどれが発動するかは、システム的にレース開始時に決まっている。

 

(ケン)

図書館だとパワーを1得て、今回の幕の間与えるダメージ・混乱ダメージが2増加。

レース開始直後か中盤くらいに発動。

速度がわずかに上がる。

 

(コン)

図書館だと忍耐1を得て、今回の幕の間攻撃で受けるダメージ・混乱ダメージが30%減少。

レース開始直後か中盤くらいに発動。

わずかに疲れづらくなる?

 

(カン)

図書館だと光を1回復。

レース中盤くらいに発動。

持久力がわずかに回復する。

 

()

図書館だとページを1枚引く。

レース開始直後に発動。

単体で効果は無い。

 

 

固有スキル

 

眞-卦(しん-け(?))

『四卦』が発動した後、何かしらの条件で発動。

発動した『四卦』の種類によって追加能力を得る。

乾 - 速度が上がる。

坤 - 自分にかかっているデバフの効果を軽減。

坎 - 持久力が回復する。

離 - 以降、発動するスキルを強化(スキル1つ強化?複数強化?)。

 

発動した『四卦』によって発動条件変わりそう。

 

 

ウマ娘やってないからバランスが分からん。フクキタルの適正に合ってないかもだし。




ネタ切れは近い。


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15.ブラックサイレンス(スズカ)

「沈黙(サイレンス)繋がりで黒い沈黙スズカやりたい、前に書いたフクキタルで白黒そろってちょうどいいし。ローランモチーフの勝負服?でもあれスーツだからな……。髪を黒く……さすがに体毛が変わるのはまずいか。…………勝負服黒くしよう、pixvでもあるし。」

黒い沈黙なスズカであって、ブラックサイレンス(実馬)ではない。
一応アニメ時空のキャラ配置。


「あっ、いた!スズカさーん!」

 

「スペちゃん?そんなに急いで……どうしたの?」

 

「実はさっき()()を拾いまして、スズカさんのかと思って探してたんです」

 

そう言って差し出されたのは真っ黒な袋。不気味ではあったけど、包み方はプレゼントの様だった。

 

「初めて見る袋だけど……」

 

「えっ……そうなんですか?」

 

「何で私のだと思ったの?」

 

「最初は気づかなかったんですけど……ほらここ、よ~く見てください」

 

そう言ってスペちゃんが袋を指差す。その場所をよく見ると、黒地に黒い字で見づらいけど、名前が書いてある。

 

()()()()()()()()……」

 

「そうなんです、プレゼントみたいだったので、スズカさんが貰った後置き忘れていったのかと思って……」

 

この袋は私のじゃないから見た目的にプレゼントなんだろうけど……それにしてもこんなに黒一色でそろえるのもおかしいような……。

 

「イタズラかしら……どこにあったの?中身は見た?」

 

「三女神像の所に置いてありました。中身はプレゼントだったら開けちゃダメだと思って見てないです。」

 

「……開けてみましょうか?私に向けた物みたいだし」

 

「う~ん……持って来た自分で言うのもあれですけど、大丈夫ですかね?」

 

「ここに持ってくるまで相当揺らされた筈だし、外から触った感じ柔らかめの……布?皮?とりあえず危険物ではないと思うわ」

 

怪我をすることは無いと判断して、口を結んでいたリボンを解いて中を見る。

 

「……真っ黒」

 

見事に黒一色。でも、同化していて中身が何か判別できないけど、確かに何かは入ってる。もう取り出すしかないみたい。

 

「これは……手袋?」

 

「すごいですね……こっちも真っ黒です」

 

出てきたのは一対の手袋。デザイン性は無視しましたと言わんばかりの、何の飾り気もない真っ黒なもの。感触は皮の様だけど、奇妙なことに光沢が全く無い。何かで見た光を吸収する素材みたい。

何でこれを贈ろうと思ったのか気になるところだけど、なんとなくサイズは合うのかと思って試してみる。

そして、右手に手袋を嵌めると   

 

「……?何かすごく静かになったような……。スペちゃん?」

 

「……?…………!?………………!!!」

 

   世界の音が消えた。

スペちゃんが何か叫んでいるようだけど、声が全く聞こえない。自分の声はちゃんと聞こえるのに……。

そうして戸惑っていると、スペちゃんが手袋を掴む。

 

「……!そっか、手袋!」

 

手袋を嵌めた瞬間こうなったから、外せばもとに戻るかも。慌てて手袋を外すと、世界に音が戻ってくる。

 

「あー、あー……よかった!戻ったぁ……!怖かったんですよ!?周りの音が消えて、自分の声も聞こえなくて、スズカさんの声だけはっきり聞こえるんです……」

 

「手袋を付けた人以外の音が消えるって事かしら……どういう原理なの……?」

 

黒すぎる以外は一見普通の手袋なのに……。何か仕込まれてる感じもしないし、音が消えるなんてファンタジーの世界みたい。

 

「調べてもらった方が良いかしら……?」

 

「そうですね……何も分からないまま使うの怖いですよ……これ」

 

   という訳です」

 

「そこで俺!?」

 

「まずはトレーナーさんに相談した方が良いと思って」

 

「はぁ……つっても俺にはその手袋の事なんて何も分かんねぇぞ?」

 

「やっぱり学校側に渡した方が良いですか……」

 

「だろうな。まぁせっかく来たんだ、俺の方から渡しとくよ」

 

「ありがとうございます」

 

それから手袋を預けて数週間後……。

 

「スズカ、例の手袋戻ってきたぞ」

 

「何か分かりましたか?」

 

「何か結構色んな場所で調べる事になったらしいな。とりあえず、発信器や盗聴器の類は見つからなかった。この手袋から個人情報が漏れたりはしないから、そのあたりは安心して良いみたいだ」

 

「そういえばその可能性もありましたね、何もなくて良かったです」

 

音が消えたインパクトが強すぎてすっかり抜けていた。

 

「お、おう……得体の知れないプレゼントだから一番最初に警戒してほしいところだけどな?まぁ今は置いといて……次にこの手袋の素材についてだ」

 

「素材……確かに真っ黒ですけど……」

 

「まぁそれも気になるところなんだが……この手袋、勝負服と同じ素材で作られてるみたいなんだ」

 

「これレース用だったんですか……」

 

「同じ素材で出来てるんならそうなんじゃないか?ここまで真っ黒にしたのはどうかと思うけど」

 

「絶対浮きますよね、これ……」

 

黒を基調とした勝負服は多くあるけど、光を吸収するタイプの真っ黒なものは見たことが無い。

 

「あぁ、変に目立ちそうだよな……。でだ、一番謎だった、周りの音が消えるって機能なんだが……」

 

「分かったんですか!?」

 

この手袋の最も分からない部分。あの後ちょっと調べたけど、手袋を嵌めただけであんな事を起こす技術は見つからなかった。

 

「いや……ほんとにただの手袋で、音を消せそうな何かは見つからなかったらしい。何回かつけて試したこともあったらしいけど何も無かったって、本当にそんなこと起きたのか?」

 

「嘘はついてませんよ、見せましょうか?」

 

「……じゃあ、頼む」

 

トレーナーさんから差し出された手袋を受け取る。前と同じように手袋を嵌めると、音が消える。

 

「どうですか?」

 

「…………!……………!?」

 

すごく驚いてる。

ちょっと面白いかも、と思いながら手袋を外した。

 

「おぉ、戻った……マジか……」

 

「信じて貰えました?」

 

「バッチリな……スズカしか使えないって事か?とにかく、これで確信した」

 

「何がですか?」

 

「似てないか?最近マチカネフクキタルが使ってる新しい勝負服に」

 

「フクキタルの……?」

 

フクキタルの新しい勝負服。今までの「縁起の良い物いっぱい集めました!」みたいな勝負服と違い、真っ白で装飾の無いシンプルなデザイン。その背面には特徴的なマークが描かれていた。本人曰く、お祈りに行った先で自分の名前が書かれた真っ白な箱を見つけ、その中に入っていた物らしい。「これが……!シラオキ様からの賜りもの!!!」と騒いでいたのをよく覚えている。

 

「ほら、()()()()()()()調()()()()()()()()()()()()()()()()()()()なんてそう被る事ないだろ」

 

「フクキタルの勝負服に機能ってありましたっけ?」

 

「あれ、知らないか?何でも()()()()()()()()()()()()()()()()()時があるんだと。本人に訊きに行ったら間違いないって」

 

「そんな機能あったんですね……」

 

「どうする?使うか?この手袋」

 

「音が消えるってレース妨害になりませんか?嫌ですよ、反則になるのは」

 

「そうか、制御出来るようになったとしても何かの弾みで誤作動しかねないしな……。レースで使う訳にはいかないか……ちょっと残念だ」

 

「一応捨てずに持っておきますよ」


 

『黒い沈黙の手袋』

 

ある日見つかった真っ黒な手袋。スズカがつけた時だけ能力が発動する。勝負服を着た状態でつけると勝負服が黒くなる。物の出し入れは出来ない。

左右で別々の能力を持っていて、右は自分を中心とした2バ身くらいの範囲の音を消し、使用者が発する音だけが響くようになる。制御はちゃんと出来るようになるが、やり方が分からないので難易度が高い。

左は自分の気配を操れる。操ると言っても、出来るのは気配を薄くして他人に気付かれづらくなるか、威圧感を出して他人を怯ませるかの2種類。音を消す能力が目立ってこの能力に気付くのが遅れるイメージ。制御の仕方は音を消すのと同じ理由で高難度。

本編ではレースで使う前に禁止装備になったが、これは作者がレースを書けない所為。本来はレース中、専用の固有スキルが発動した時だけ使えるイメージ。じゃないと反則になりそう。

 

 

スキル

 

『黒い沈黙』

3番目に発動するスキルを強化する。

レース中1回しか発動しないのか、3番目毎に発動するのかは未定。

1回しか発動しない場合、"四卦を使うマチカネフクキタル"の「眞-卦(離)」が強化するスキルが1つだけになる。そうじゃない場合は少なくとも複数のスキルが強化される。

 

 

固有スキル

名前が思いつかない。

何かしらの状況で競り合っていると発動。2バ身以内の相手の速度が下がる。

表現的にはスズカ以外の音が消えて戸惑ってる中、そのスズカから恐ろしい雰囲気を感じて近づくのをためらう感じ。スズカの前にいたら掛かるかも。

 

 

『四卦を使うマチカネフクキタル』

 

【1000文字以下まとめ 2】で書いたやつ。

手足の一部が黒い結晶で覆われる設定を追加。多分「四卦」発動時か、固有発動時の現象。入手経路の方は仮設定。

本編では話題作りのために同じ世界にした。




実際こんな物見つけたら問答無用で没収だよな……。
勝負服はアンジェリカモチーフにすればよかったと書いてる途中で気付いた。


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16.龍を纏う怪鳥

リウ協会衣装のエルコンドルパサー。
pixivで勝負服の上着を羽織ってるエルを見て思いついた。
本音は書いて欲しいじゃなくて描いて欲しい。


「グラス―!!ちょっと見て下さい!!」

 

「どうしたんですか、またそんなにはしゃいで……」

 

トレーニングまで時間があり、やる事もないので自室で暇を潰していたら同室のエルが帰ってきた。いつも以上に騒がしいけど、どうしたのでしょう?

 

「さっきマンボと散歩してたら、こんなものを見つけました!」

 

そう言ってエルが見せてきたのは赤い箱、表面には金箔のようなもので龍の絵が描かれている。

 

「中々豪勢な箱ですね……。どこから持って来たんですか?勝手に他人の物を持ち出してはいけませんよ?」

 

「た、確かに勝手に持ってきましたけど、これはエルに向けた物に違いありません!ここにエルの名前がありますから!!」

 

確認すると、エルが指差した場所には確かに名前が書いてあった。

 

「おや、本当ですね。今日はエルの誕生日でもクリスマスでもないのに、こんなに高そうな箱を使って贈り物なんて変ですけど……」

 

「さあ、開けますよグラス!」

 

「いいんですか?送り主は直接渡したかったんじゃ?」

 

「ここに来る前に、出会う人全員に聞きましたけど皆知らないって言ってました!中身が気になるので早く開けたいデス!」

 

「もう……後で見つかったらちゃんとお礼を伝えるんですよ?」

 

「言われるまでもありません!それでは、御開帳~!!」

 

エルが箱を開けると一番最初に見えたのは黒い手袋とスーツ、そしてその下には赤い物が見える。早速エルが、スーツを手に取って広げた。

 

「普通の黒スーツ?いや、金色の龍の刺繍が付いてます!手袋の方も、左手の甲に金の龍!なんかカッコイイデス!」

 

「こっちの赤いのは……コートでしょうか?」

 

私が手に取ったのは赤いコート。スーツの刺繍と同じく金色の、細い三日月が集まったような模様がついている。

 

「衣装でしょうか……エルが使うとしたらこの派手さは……勝負服?」

 

「おお!じゃあ早速サイズの確認デス!」

 

「あ、ちょっと……」

 

私が止める暇もなく、エルが着替えていく。

 

「なんだか昂ってきました!ちょっと走ってきます!」

 

「ちょっとエル!?これからトレーニングもあるんですよ!?」

 

「問題ありまセーン!」

 

「……もう」

 

出て行ってしまった。いくら嬉しいからってはしゃぎすぎている。このまま放置するのも心配なので、仕方なくついて行くことにした。

部屋を出るのは遅れたけど、何とか見失わずにターフまでたどり着いた。

 

「ちょっとエル……少し落ち着きましょう?」

 

「見てくださいグラス!スーツなのに全然動きずらくありませんよ!……セイッ」

 

ボオオォォォ!!

 

「ケッ!?」

 

見た目よりも動きやすい事にはしゃいでいたエルがハイキックを放つ。その瞬間足が燃え上がり、炎を噴き出した。急な事で驚いたエルが尻餅をつく。

 

「大丈夫ですか!?火傷は……」

 

「だ、大丈夫デス……熱くはありませんでした……」

 

「…………」

 

「…………」

 

2人で呆然としていると、エルが覚悟を決めたような顔で立ち上がり、今度はパンチを放った。

 

「フッ!」

 

ボッ!

 

「わっ!とと……」

 

すると、今度は手から炎が噴き出す。

 

「な、何デスかこれ……」

 

「……火が出る原理は分かりませんけど、奇妙な勝負服が手に入るのは聞いたことがあります。確か……スズカ先輩とフクキタル先輩がそうでした。周りの音が消えるとか、手足が黒い結晶で覆われるとか……」

 

「エルの場合は火を出せるってことデスか?」

 

「見た限りは……本番で使うには審議が必要そうですね……」

 

「エエ~!こんなにカッコイイんデスよ!?本番でも使いたいデス!!」

 

「エ~ル~……?不用意に火を出して誰かに怪我させる訳にもいかないでしょう?安全のためにも話し合いましょうね?」

 

「む~……」


 

『リウ協会の制服』

 

ある日見つかった、スーツ、手袋、コートの一式(靴どうしよ……)。1課と2課、どっちのデザインかは悩みどころ。

多分エルはコートを羽織らずにしっかり着る。

発火能力がある。制御の仕方が分かっていないので、思い切り動くと勝手に発火してしまう。制服を着ている本人に火傷の心配はほぼ無い。例によって説明書など無いので制御までの難易度が高い。

エルのテンションが変に上がってたけど別に深い意味は無い。

 

 

スキル

 

『安不忘危』

掛かっている時、わずかに疲れづらくなる。

 

『安如泰山』

掛かっている時、わずかに持久力が回復する。

 

 

固有『感情の激動』

名前は思いつかない。

競り合っているウマ娘が多い程速度が上がる?




書いてて気付いたけど、思いの外この二人の事知らなかった。早急なウマ娘の履修が求められる。


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17.神器やってる秦こころ

ノラガミ×東方Project
このシリーズのタグに使ってるタイトルって、2回以上取り上げた作品か、クロスオーバー無しの単独で取り上げた作品かのどっちかなんだけど、初回で取り上げる作品同士でクロスした場合どうすればいいんだ……?

ノラガミの知識はアニメのみ。


2022/02/06
心音
感情表現の説明を修正


とある学校、その校舎に長く巨大な化物が巻き付いている。

 

「何かおっきくないですか?この妖」

 

「受験前だしな、ピリピリしてんだろ」

 

その様子を屋上から見下ろす男女。

 

「お前が居れば大丈夫だろ。行くぞ、伴音(ともね)!」

 

「はい、夜ト(やと)さん」

 

掛け声とともに、屋上から飛び出す男夜トは、自信が妖と呼ぶ化物に向かって落ちていく。

 

「来い、伴器(はんき)!」

 

夜トが叫ぶと、屋上に残っている先程伴音と呼ばれていた女性が光に包まれ、小さなナイフの姿になって飛び上がる。

 

「ほらほらほらほらっ!」

 

夜トは妖の頭に当たる部分に着地し、同時に蹴りを数発入れる。そのまま妖を踏み台に、夜トもまた高く飛び上がった。その先で伴音が変身したナイフを取る。

 

「斬!」

 

空中の夜トを喰らおうとした妖は、バラバラに切られて弾けた。無事に撃退出来たようだ。

 

「戻れ、伴」

 

持っているナイフが元の女性の姿に戻る。

 

クンクン「……手汗最悪」

 

「うぐッ……お、お前主に向かって!」

 

「夜トさんお話があります」

 

「え?」

 

「私夜トさんの神器(しんき)辞めます」

 

「は?いや……俺たちまだ3ヶg

 

「もうダメ!もう無理!もう限界!社の一つも持てないマイナー神の放浪生活なんて……生理的に嫌!!!」

 

「…………」

 

溜まりに溜まった不満を叫んだ伴音は、わざとらしく泣き叫び始めた。

 

「分かった、分かったから!……伴器、お前を放つ」

 

夜トが言いながら宙に文字を書くと、伴音の左腕にあった同じ文字が砕けて消える。

 

「おお、消えた消えた!」

 

「餞別として言っとくがなぁ、辞める時は1ヶ月前に申請!これ常識!」

 

「む、行ってしまうのか……伴音」

 

2人が揉めていると、新たに少女が近づいてきた。突然辞めてしまう同僚を惜しむような言葉だが、その表情からは感情を感じない。

 

「そうよ心音(ここね)!どうせならあなたもこんな奴の神器なんて辞めましょう?戦闘面であんまり出番無いあなたならすぐ辞められるわよ」

 

「はぁ!?事前報告無しに辞める上に同僚まで巻き込む気か!?どんな神経してんだお前!」

 

「……いや、止めておく。私は好きで夜トと一緒にいるからな」

 

「心音(トキメキ)……ほら見たか!これが神器のあるべき姿だ!」

 

「あんたと好きで一緒にいるって……何か弱みでも握ってるんじゃないの?」

 

「なんだと?!」

 

「まあいいわ。困った事が合ったら私の所に来なさい、力になるから」

 

「うむ、分かった」

 

「それじゃあね~、住所不定無職の自分は神だ~と言うジャージの人~」

 

「てめぇ、それが本心か?!クソッ!俺が売れてから泣きついても知らねぇからな!今に1億2000万の信者を引き連れて、あらゆる神のてっぺんになってやる!ボケがぁぁぁ!!!」

 

それから、残った夜トと心音は公園にお悩み相談の宣伝を書き、ベンチで休憩していた。

 

「クソッ!早く新しい神器見つけねぇと、いくら神の俺とて丸腰同然。つか、丸裸だっつーの!」

 

「私1人では攻撃力が無いからな」

 

「こんなんじゃ依頼が来ても……」

 

「依頼自体少ないだろう」

 

「…………」


 

心音(ここね)(秦こころ)

 

幻想郷から現代入りではなく、ノラガミの世界で生まれて神器をやってる。ただし、生前が人間だったか怪しいイメージ。服は本家みたいな感じじゃない。

少なくとも桜の後に夜トの神器になった。

本家と同じく、言葉使いや動作に感情はあるが、表情に感情が無い。66種の仮面を持っている訳でもないので、回りは言葉使いと動作で感情を読み取る必要がある。

死霊から神器にしてもらった恩と、表情と感情を求めている都合で、感情表現が激しい夜トと一緒にいる。一緒にいてそこそこの数の神に会ってきたが、感情を一番見やすいのが夜トだったため、離れる気は今のところ無い。

後述する『仮面喪心舞』という技の影響か、戦闘能力が夜ト並に高い。

祝の器ではない。

 

心器(しんき)

変身すると、使用者の頭(顔には付けない)に小面?の面が付き、周囲に般若?・おかめ?(もしくはひょっとこ)・(うば)?の、3種の面が漂う。

使用者と神器への支援能力がメインで、単体での攻撃能力は無い。1つだけ有る攻撃技も武器になれる他の神器が居ないと機能しない。

 

『感情移入』

小面?・般若?・おかめ?(もしくはひょっとこ)・姥?のいずれかの面を顔に付ける事によって、喜・怒・憂・無の、4種の形態に変わる。

無以外の形態の時は、周囲に漂う面が無くなる。面を外すと再び現れ、選び直せる。

形態によって支援内容が変わる。

 

「感情移入・喜」

おかめ?(もしくはひょっとこ)を付けると発動。

遠距離武器なら、弾速や威力が上がるかもしれない。

 

「感情移入・怒」

般若?を付けると発動。

身体能力が上がる。

 

「感情移入・憂」

姥?を付けると発動。

神器による攻撃範囲を伸ばす事が出来る。

武器が剣なら、隻狼の秘伝・不死斬りみたいに、何かしらのエフェクトが出て斬撃の範囲が伸びる。遠距離武器なら、射程が伸びたり、弾が追尾したり、弾が分裂して数が増えるかもしれない。

 

「感情移入・無」

変身直後の、小面?を頭に付けている状態。

何の支援能力もない。

 

『喜怒哀楽ポゼッション』

名前は思いつかない。

周囲に漂う般若?・おかめ?(もしくはひょっとこ)・姥?の面いずれかを、相手の顔に押し付けると発動。

時間経過か任意のタイミングで解除するまで仮面が外れなくなる。

押し付けた面によって別々の効果がある。

これの発動中は、支援を受けられない。

 

「喜怒哀楽ポゼッション・喜」

おかめ?(もしくはひょっとこ)を押し付けると発動。

相手の油断や楽観を増幅させ、隙や考えなしの攻撃を誘発する。

 

「喜怒哀楽ポゼッション・怒」

般若?を押し付けると発動。

相手の闘争本能や怒りを増幅させ、勢い任せの突撃を誘発したり、攻撃が大雑把になる。

 

「喜怒哀楽ポゼッション・憂」

姥?を押し付けると発動。

相手の不安や警戒を増幅させ、攻撃や接近を躊躇わせる。

 

仮面喪心舞(かめんそうしんぶ)

「感情移入・無」の時、小面?を顔に付けると発動。

使用者の身体の主導権が心音に変わる。これにより、戦闘が苦手でも心音の戦闘能力で戦える。しかし、戦闘面は夜トで事足りているため、専ら後述する「仮面喪心舞 暗黒能楽」の前準備。

 

仮面喪心舞(かめんそうしんぶ) 暗黒能楽(あんこくのうがく)

『仮面喪心舞』の状態で、武器の神器を持っている時、相手に顔にひょっとこの面を押し付けると発動。

Fateの黄金劇場のように、絶対的有利な状態を作って戦うことが出来る。

『喜怒哀楽ポゼッション』とほぼ同じ条件なのに、効果が強力すぎるからもっと条件増やした方が良い。




大したことない戦闘描写なのにめっちゃ大変だった。もう戦闘書きたくない。

心綺楼のストーリー見ると、こころの話し方って仮面が無ければ普通の女の子っぽい。でも、キャラが立たないからそのままにした。


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18.ゼンノロブロイの司書体験

前のリウ協会エルで図書館×ウマ娘は一段落かなと思った次の日に思い付く恐怖。
アンジェラ衣装のゼンノロブロイを思いついたが、レースに使えそうな能力が思いつかなかったので、ロブロイに図書館に行ってもらう。
本音は書いて欲しいより描いて欲しい。

途中で韓国語が出てきますが、Google翻訳で翻訳した文章です。再翻訳でどんな文章になろうと、ルビが正しい意味です。


突如出現し、都市の知識を集め続けた図書館。それは不純物に至り、頭によってついに外殻に放逐された。

 

「あ~あ、図書館の運営止まってんのに本の整理が終わってないなんてなぁ……」

 

そう愚痴を漏らす図書館の司書、ローラン。知識の集積が止まり、整理する本の供給も止まったが、不純物に至ってからは事件続きで、整理が図書館全体で滞っていた。今は運営の方向性を改めるための調整中であり、その時間を使って残りの整理を済ませる作業に追われている。

 

「クソっ!あの青いのが来なければ……あーいや、そうでもなかったか……」

 

事件の元凶を責めようとしたが、その直後に自分も事件を起こした事に気づく、起きるのが早いか遅いかで、避ける事は出来なかった。

 

「ま、まぁようやく終わりも見えて来たんだ。うん、がんばろう」

 

「ローランさん!こっち整理、終わりましたよ」

 

「ロブロイか、お疲れ。俺の方も一段落するから一旦休憩しよう」

 

ローランに呼びかけたのは一人の少女、ゼンノロブロイ。一見ただの人間だが、動物のような耳と尻尾がついている。

二人は作業の切りが良い他の司書も誘って休憩する。

 

「ロブロイも大分ここに慣れて来たな」

 

「ええ、何とか……今でも心臓に悪い事は多いですけど……」

 

「あれから1週間か……」

 


 

ある日、ロブロイがレセン学園の図書室で本を見ていると、一つの本が目に留まった。

 

「『LIBRARY OF RUINA』?」

 

トレセン学園の図書館にある本には珍しく黒を基調とした表紙、そして英単語だけのタイトル。明らかに他の本と比べて浮いていたが、何よりも図書委員の仕事の中でこの本を見た覚えが無い。

 

「作者も分からない……何の本でしょう?」

 

中を見ようと本を開ける。

 

「……白紙?」

 

本の中身は何も書いていない白紙のページ、それが延々と続いている。結局、何か書かれているページは無いまま終わったところで、急に本が光り出す。

 

「え?」

 

光り出した本は形を崩し、光で出来た紙のような状態になってロブロイの身体を包んでいく。

しばらく経って解放されると見知らぬ場所に立っていた。

 

「な、何ですか……ここ?」

 

어이, 뭐 왔어?(おい、何しに来た?)

 

「え?……ひッ!?」

 

戸惑っていると声を掛けられる。声のした方へ顔を向けると、長剣を持った男と白い短髪の女が立っていた。

 

그 키치 가이와 머리를 상대로 피곤합니다,(あのキチガイと頭の相手して疲れてんのに、) 한층 더 침입자일까…(さらに侵入者かよ……)

 

로랑, 당신이 왔을 때와 비슷합니다. (ローラン、あなたが来た時と似てるわね。)내 문출은 침입자로 시작되는 것일까?(私の門出は侵入者から始まるのかしら?)

 

(な、何を言ってるか分からない……)

 

聞いたことがあるような気がするが、意味の分からない言葉で話す2人。その間も向けられる敵意と、男の持つ長剣に命の危機を感じたロブロイは、伝わらないだろうと思いつつも事情の説明を試みる。

 

「あの、ここはどこですか?学校の図書室で変な本を見つけて、そしたら本が光っていつの間にかここにいて   

 

元々の性格と緊張、見知らぬ場所に飛ばされた戸惑い、何よりも命の危機に、発言が飛び飛びになりながらも説明する。その様子を見ている2人の方も戸惑っているようだ。

 

……뭐라고? (……何て言ってる?)

 

우리와는 다른 언어로 말하고 있어요(私たちとは別の言語で話してるわね)……지금 번역할게(……今翻訳するわ)

 

パチンッ!

 

「これで解るかしら?」

 

「は、はい!分かります!」

 

女が指を鳴らすと、お互いの言葉が分かるようになる。

 

「そう、じゃあ言葉が分かるようになったところで、あなたがここに来た目的を聞きましょうか。嘘をついたらこっちの男があなたの四肢を切り落とすから、覚悟しなさい?」

 

「ひぇ……」

 

「アンジェラ?それは俺への罰も兼ねてるのか?」

 

「良いじゃない、この際図書館に無断侵入した者の洗礼にしましょう」

 

「マジかよ……おい、早く説明してくれ。俺の方も人の四肢を切り落とすのはもうやりたくない」

 

「わ、分かりました。えっと   

 


 

「こっちでは図書館の手伝いですけど、あっちでは1週間行方不明なんですよね……」

 

「すごい事件になってそうだな……あっち」

 

「いつ帰れるんでしょうか……」

 


 

ゼンノロブロイ

 

図書室で変な本を見つけたら、エンディング直後の図書館に飛ばされた。

何とか無傷で事情を説明し、図書館で手伝いをしている。

本の整理が終わって、新しい運営の調整が済んだあたりで帰れるかもしれない。

アンジェラ衣装を手に入れるなら、元の世界に帰って来た時にいつの間にか持ってたみたいな感じ。

今までの図書館×ウマ娘と同じ世界なら、ハナ協会やリウ協会の本とかを読んで「あれ?この服って……」みたいになるかもしれない。




なんか前回から文章化に違和感がある。

プロムン世界は韓国語を話しています。
ロブロイが韓国語分かるなんて設定無いよな?


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19.ユジン部長による僅かな原作改変(呪術廻戦)

呪術廻戦0を見に行った後くらいに思いついた、【シ協会トリオが呪術廻戦に転生】の本編。

テンマとヴァレンティンは居ません。


京都姉妹校交流会に向けて特訓している、伏黒と釘崎の2人。ある日先輩にパシられ、飲み物を買いに行った先で京都校の生徒2人と出くわした。

 

   (東堂……あの東堂なのか?去年起きた、『新宿・京都百鬼夜行』。京都の夜行に現れた1級5体、特級1体を1人で祓ったって言う、あの東堂……。だが特級に勝てる1級術師は居るにはいる。驚くべきは   

 

「お前術式使わないんだってな」

 

「ん?……あ~あの噂か。あれは結果的にそうなっただけだ」

 

「どういう意味だ」

 

「俺の噂を知ってるって事は、もう1人の方も知ってるだろ?」

 

「もう1人……ユジンって奴か、夜行の呪霊の半数近くを1人で祓ったとか、2級以下の呪霊100体以上を一撃で祓ったとか……あれマジなのか!?」

 

「さぁな、正確な数は知らん。だが一撃で大量の呪霊を祓ったのは確かだ。俺はその余波でダメージを受けた特級を相手にしたに過ぎん」

 

(だとしても術式無し、しかも1級の方は噂通りかよ、化物が!!!)

 

「クソッ!『不知井底(せいていしらず)』!」

 

本格的に戦闘態勢に入った伏黒が、羽の生えた蛙の式神を呼び出す。

 

(相手はゴリゴリの近接タイプ。距離をとり拘束する!)

 

しかし、東堂は伏黒が反応出来ない速度で後ろに回り込み、組み付く。

 

(速い!?さっきのが全速じゃ……)

 

「薄っぺらいんだよ……体も、女の好みも   

 

「止めろ、東堂」

 

伏黒の身体が持ち上がったところで声が掛かり、動きが止まった。声の方を見ると、コートのようなデザインの制服を着た人物が立っている。一見性別が分からないが、声からして女だろうか。

 

「邪魔するなユジン、俺はこいつを半殺しにして、乙骨を引っ張り出さないといけない」

 

(ユジン、この人が……!?)

 

「……」

 

僅かな沈黙。しかし、すぐにはっとした顔をして口を開いた。

 

「『たかだちゃんのこあく』に行くんじゃなかったのか?」

 

東堂はその言葉に目を見開き、すぐに伏黒を投げ捨てる。

 

「そうだった!こんな事をしている場合ではない!!!」

 

「がっ!」

 

東堂が制服の上着を回収しに行く。その先では銃を構える真依と、服にいくつかの穴を開けて倒れている釘崎の姿。

 

「釘崎っ!」

 

「真依……お前もか」

 

「呪術師続けるなら、ケンカ売る相手は選ばないとね?」

 

「……君、立てるか?」

 

「無理よ、しばらく起きないわ、それなりに痛めつけたから。」

 

「……」

 

「……何よ?」

 

数秒2人が睨み合っていると、倒れていた釘崎が起き上がり真依に締め技をかける。

 

「ナイスサポート!知らん人!」

 

「ぐっ!」

 

「卸したてのジャージにバカスカ穴開けやがって!制服置いてけよ私の夏服にしてやる!」

 

「……後輩がすまなかった。その位で許してくれないか」

 

(落とす……!!!)

 

釘崎は制止を無視し、真依の首をさらに絞めていく。ユジンは止める様子の無い釘崎を真依から引き剥がし、組み伏せた。

 

(何だコイツ、剥がして伏せられるまで反応できなかった?クソッ!)

 

(あの人も近接タイプ……東堂がパワー重視だとしたら、こっちは技術重視か!?)

 

「非礼は詫びる、望むなら服の弁償もしよう、ここは退いてくれないか?」

 

「はっ、それが人にもの頼む態度かよ」

 

「……」

 

明らかに不利な状況でも変わらない釘崎の態度に、無理矢理黙らせようかと考えかけたところで、また声が掛かる。

 

「うちのパシリに何してんだよ」

 

「あ、真希さん」

 

「ユジン、そいつ放せ」

 

ユジンが釘崎を開放する。それを見て、黙って見ていた東堂が口を開く。

 

「終わったか?早く帰るぞお前ら、俺は高田ちゃんの個握に行かなくてはいけない。乗り換えミスってもし会場に辿り着けなかったら、俺は何しでかすか分からんぞ。ついてこい」

 

「~~ッ、もう!」

 

「私も行くのか?」

 

「チケットに余裕はある。せっかくだ、連れてってやろう」

 

「……いいだろう」

 

「あんた達、交流会はこんなもんじゃ済まないわよ」

 

去り際に真依がそう言い捨て、ユジンがすまなそうに小さくお辞儀した。

 

「おい、何勝った感出してんだ!」

 

「止めとけ馬鹿、ここじゃ勝っても負けても貧乏くじだ。恵、無事か?」

 

「はい、釘崎よりは」

 

「よし、飲み物買ったな?さっさと行くぞ」

 

真希について行く伏黒と釘崎。伏黒は歩きながら、去っていくユジンをみつめる。

 

(ユジンのもう一つの噂。百鬼夜行の日、一日で『黒閃』を20発以上発生させた……あれも本当なのか?)

 


 

京都姉妹校交流会初日の団体戦、その途中で植物を操る特級呪霊を筆頭に、数人の侵入者が現れた。特級呪霊と交戦する伏黒・狗巻・加茂・ユジン。均衡を保っていた戦況は、加茂の脱落と狗巻の限界で、呪霊側に大きく傾く。そこに援軍にやってきた真希。残った伏黒とユジンは一気に攻勢に出る。

 

   「特級呪具『游雲』!!!」

 

真希による攻撃で特級呪霊「花御」は大きく飛ばされた。

 

「『玉犬・(こん)』!」

 

続けて伏黒の式神、人狼のような姿をした「玉犬・渾」が追撃し、花御の腕に大きな傷を負わせる。

 

(速い、手負いの腕から落とすつもりか)

 

さらに、間髪入れず森から飛び出したユジンが、その傷跡に切りかかる。

 

(あの距離をもう詰めて来た……さっきの狼に乗ってきたか!?)

 

   『死の境界』   

 

ユジンの攻撃が的中する。それと共に黒い閃光が奔り、花御の腕を切り落とした。

 

(先程まで通らなかったはずの攻撃で落とされた!?)

 

(「はずれ」か、しかし黒閃発生……。これなら……)

 

 

 

   この後伏黒と真希が攻撃して、伏黒は種くらったけど、真希は肩に攻撃当たる前にユジンが切り落としたりした。

 


 

書けなかった話

 

真希vs三輪

ユジンの影響により、三輪が強化。

防戦一方にはならなかったが、単純に実力不足で負けた。

真希が武器を折る必要が無くなって、殴り倒されたかもしれない。

 

 

花御ラストアタックを任され、「游雲」で死の境界を成功させるユジン

 

打撃属性で死の境界成功。演出はマークがひび割れて砕けると予想。

虚式くらうよりは花御が軽傷かもしれないけど、「供花」のくだりが出る前に撤退を決断させる位のダメージは入れた。

でも東堂が虎杖との共闘でユジンを参加させると思えない。

あと、真希が負傷してないから「游雲」が落ちてない可能性がある。

 

 

ユジン

 

こっちの世界の名前が決まらない。そのままなのか、別の名前なのか……。

百鬼夜行(pixiv百科事典曰く1000体)の呪霊の半数を祓ったは流石に盛った。撃破数より移動距離の方に無理がある気がする。

一撃で大量の呪霊を祓ったのは「死の境界」と「黒閃」が同時に発生して、黒閃の閃光が飛び散り、かなりの範囲の呪霊を巻き込んだから。本当に夜行の半数を倒してるとしたら、「死の境界」と「黒閃」の同時発生は2回起きて、合わせて200体位祓った。高専側の術師も巻き込まれて何人か負傷したため、本人はあまりこの実績をよく思ってない。

黒閃を20発以上発生させたのは、黒閃1発で8体前後祓えると仮定して、300体を丁度良く祓えるのがこの位の数だった。前に黒閃を発生させるの上手いって書いといたし、黒閃発生によるゾーンと呪霊の数合わせたら多分出来る。

ちなみにユジンは1~3ヶ月に1回位の頻度で黒閃してるイメージ。黒閃発生したらほぼ任務完了だけど、相手が滅茶苦茶頑丈だったり数が多いと、その日の内に5発位出る。

交流会初日に、釘崎からジャージ代を請求された。払った。

高田ちゃんの個握に行った感想は「只者じゃない」。

 

「死の境界」

4分の1の確率で威力が跳ね上がる。

黒閃と同時発生した余波でダメージを受けた特級呪霊を、東堂が術式無しで倒した辺り、何かしらデバフが付いているかもしれない。

 

失敗演出(仮)     死の境界   

成功演出(仮)     死の境界   

成功演出(仮2)     の境界   

 

小説内で使う場合、発動タイミングは

・実際に4面ダイスを振る

・作品内の「死の境界成功数/死の境界発動総数」を4分の1になるように調整する

・「ここで絶対決めてほしい!」と言う箇所を決めておき、そこ以外の発動を全部失敗させる

を想定。




ハーメルンでもpixvでも、【ブラックサイレンス(スズカ)】の閲覧数がやけに高い。
皆スズカ好きなんだなぁ。


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20.タマモクロスW

ウマ娘×図書館
Warp整理要員衣装のタマモクロス。
pixivでジグザグマークの上を走ってるタマモクロスの画像を見たんですよ。で、そのジグザグが途中まで直線だったように見えて、W社のロゴを思い出した次第です。


気が付いたら、紫と青が入り混じる変な空間にいた。

 

「何やここ……」

 

確か、さっき就寝時間になって寝たはずだ。そこからどうして、こんな天地も曖昧で何も無い空間に辿りついたのか……。

さらに、気付いた事がもう一つ。

 

「何や、この格好……」

 

自分が着ているのは寝間着ではなく、深い青色のズボンに黒いワイシャツ、手足と胴体部分に黒い防具が付いている、防護服のような物だった。

 

「夢……にしては感触がリアルやな、意識もはっきりしとるし。漫画とかでよくある、『出口を見つけないと帰れません』って奴か?」

 

『因子継承』、なぜかそんな単語が頭に浮かぶ中辺りを見回すと、紫と青の空間の中で白く光る部分がある事に気付く。

 

「おおっ!分かりやすいのが有るやないか。よっしゃ、一先ずあそこ目指すか!」

 

タマモクロスは歩き始めた   

 

 

 

   「~~~ッ!長い!!!」

 

歩き始めてしばらく、時間の把握が出来ず、数十分とも数時間とも感じる時間が過ぎたが、白い光に近づいた感じは全くしない。

 

「見た目より遠いみたいやなぁ……。もう早く帰りたいんやけど……走るか」

 

時間短縮のついでに、景色が変わらない場所で歩き続けたストレスの発散を兼ねて走り始める。

しかし   

 

 

 

   「遠い!!!!!」

 

走り始めてしばらく、光に近づいた気がしなくもないが、それでもまだまだ遠くにあるようだ。

そして、走った事でこの空間の異常性にも気付くことになる。

 

「だあぁぁぁ!!!こんなに走って大声出しとんのに、疲れも息切れもしないってどういう事やねん!!!」

 

本気ではないにしても、レースで使える程度の速度で走っている。そんなペースで、明らかにどこのレース場よりも長い距離を走っているのに疲労感が全くない。

 

「もうええわ、疲れないんやったら全力で走り抜ける!『白い稲妻、見せたるで!』」   

 

 

 

   「うおおおぉぉぉぉぉ!!!あと少しぃぃぃ!!!!!!」

 

全力で走り始めてかなりの時間が過ぎた。自分が持つ最高速を出した上で中々辿り着けない事実に不安もあったが、少しづつ、確かに近づく光を支えに走り続けた。

そしてようやく   

 

「着いたああぁぁぁ!!!」

 

   光に辿り着いた。

速度を緩めず、そのまま光に飛び込む。それと同時に意識が遠くなっていく。

 

「……!戻って……来たんか?」

 

目を覚ますと自分の部屋。無事に脱出出来たらしい。

 

「あ"あ"あ"あ"~~疲れた……。いや、体は疲れてへんけど……。精神的に疲れたわ。悪夢やな、あれ……」

 


 

『Warp整理要員の防護服』

 

変な夢を見た後、いつの間にか勝負服の中に紛れ込んでいた防護服一式。

個人的に、勝負服に転用しやすかったローズの服のイメージ。

運動か何かをすると装甲部分に充電が溜まり、特殊な能力を発揮する。基本的にレース中しか発動できない。

 

 

『空間切断ナイフ』

普段は普通のナイフ。

溜まった充電を使うと青く輝き、あらゆる物体を楽々切断できる。

本気で振ると空間切断も出来る。

唯一レース外で能力を発揮する装備。

 

 

スキル

 

『遡行』

胴部分の装甲の能力。

持久力をわずかに回復する。

 

『跳躍』

脚部分の装甲の能力。

加速力がわずかに上がる。

 

 

固有

 

『空間切断』

手部分の装甲の能力。

速度が上がる。

演出的には、空間切断しながら走る感じ。何で速度が上がるのかは分からない。

 

 

『次元の狭間』

青や紫等の寒色系の色が広がる謎空間。

本家では生身で入ると何が起こるか分からなかったり、Warp列車内で人が死ねないのはT社の特異点の効果だったりで、本編タマモクロスの状態はあり得ないからネタが練り直しになりかけた。夢だからセーフって事にした。

本編でタマモクロスが走った時間は、「膨大な時間が掛かった……」というよりは、「めっっっっっちゃ時間掛かった……」位のイメージ。

Warp整理要員衣装の能力で入口が開いてしまう事が有るが、ご都合主義によって入り込んでしまうモノも研究しようとする者もいない。




関西弁わからん……。あんまり出てきてないけど。


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21.1000文字以下まとめ 3

本編作れない時に便利だって気付いた。


【炎々ノ餃子】 図書館×炎炎ノ消防隊

 

フィリップin炎炎ノ消防隊。

炎炎ノ消防隊の情報が増えたのでリベンジ。

 

以下設定

 

 

フィリップ

 

第三世代能力者。

何処の陣営か分からん。

 

 

『E.G.O』

名前が思いつかない。

炎から鎧や剣を作り出せる。

周囲の温度が高かったり炎の近くにいると、吸収してステータスup?

アドラリンクするとねじれてステータスup。

 

「哀しみの傷」

胸からビーム。

ねじれると「悲しみの傷」になって素の威力が増す?

 

「燃えたぎる一撃」

ねじれ前の大技。

炎と力を溜めて突進。

高威力。

 

「拘束」

ねじれた時使用可能。

相手に枷をはめて機動力を制限する。

 

「再び燃えたぎる一撃」

ねじれた時使用可能の大技1。

「燃えたぎる一撃」より威力が低い。

これに連続して「燃えたぎる一撃」を使うと、予備動作を無視して威力とスピードが上がった状態で撃てる。

 

「灼熱の絶望」

ねじれた時使用可能の大技2。

広域技って事以外思いつかない。

 

 

もうちょっと何か出来そう。


 

【ナナミンの領域展開】

 

劇場版の4連黒閃が忘れられません。

 

以下設定

 

 

『七海の領域』

名前が思いつかない。

何故か死滅回游まで生き残った七海が、伏黒の"体育館を領域に転用した"エピソードから着想を得て、身の丈に合わないながらもなんとか形にしたもの。

生得領域を体外に展開する既存の領域とは異なり、"物体や生物の体"を領域に指定する。その性質上、自身は領域に入れないので、環境要因によるステータスの上昇が無い。

領域に指定されたモノは表面に線分化の目印が浮き上がる。

 

 

効果

 

「十劃呪法」

"領域に指定されたモノ"への攻撃に限り、七海以外も「十劃呪法」を発動出来る。

 

「必中」

七海が領域に指定されたモノに攻撃する場合、必ずクリティカルヒットする。

 

 

発動条件

 

身の丈に合わない技術なので発動に条件がある。

以下は、とりあえず思いついただけの条件。

 

・術式開示

・領域に指定したいモノにクリティカルヒットさせる

・領域に指定したいモノに「瓦落瓦落」の要領で自分の呪力を込める

・時間外労働中

・領域に指定出来るモノは1つ。多くても3つ


 

【スズメテガミバチ】 ねじれ探偵×テガミバチ

 

「テガミバチリベンジしたいなぁ」と思っていたところに、FF14で"ベスパ"がハチという意味(正確にはスズメバチ類全般。ベスパクラブロでモンスズメバチの意とのこと)がある事を知って思いついた、ベスパinテガミバチ。

 

以下設定

 

 

ベスパ・クラブロ

 

かなり武闘派。テガミバチの世界には「強化施術」が無いので、本家より能力が低い。

何でテガミバチやってるか分からない。

ラグの先輩でも後輩でもおいしい気がする。

 

 

戦闘面

 

普通の剣と心弾として扱う銛で戦う。

対鎧虫では、剣で応戦して隙を作り、「こころ」を込めた銛をスキマにぶち込む。

対人は本家と同じ。

 

 

ディンゴ

 

エズラかユーリアにやってほしい。

エズラだったら、緊急時以外ベスパとケンカし続ける大型犬。

ユーリアだったら、動いて喋る謎のクマのぬいぐるみ。武器を作るのが好きで、クマのぬいぐるみなのに器用に製造する。性能テストとしてベスパの武器が定期的に変わる。どこかに本体がいるかもしれない。


 

【感情の錬金術師】 ねじれ探偵×鋼の錬金術師

 

「E.G.Oは感情を資源に等価交換した物だった……?」

っていう発想から生まれたユーリアin鋼の錬金術師。

 

以下設定

 

 

ユーリア

 

武器や兵器、家具や衣服等、あらゆる道具の製造・修理の依頼を請け負う「ユーリア工房」の長にして、唯一の職人。

感情を無限の資源として扱い、『神秘』を錬成する術を発見した錬金術師でもある。国家錬金術師かは不明。

「手作業」がモットー。

 

 

『 神秘(E.G.O)』

ユーリアが発見した錬金術で作られる、感情を対価に錬成された物体。その形は様々だが、作られる物体は一人につき1種類。

消したい時はいつでも消せる。消す度に錬成し直す必要があるが、感情は無限の資源なので実質ノーコスト。

特別な素質を持った人間が自分自身の感情を対価にしなければ錬成できず、他人の感情を使って自分の『神秘』を錬成したり、他人の『神秘』を錬成する等は出来ない。

ユーリアは他人の『神秘』の錬成を支援できるが、本人の素質が無ければ錬成される『神秘』も不完全な物になる。

 

「クマ」

ユーリアが錬成した、クマのぬいぐるみの姿をした『神秘』。

ユーリアの命令通りに動き、大きさも自由自在。精密作業もお手の物。

感情が無限の資源である事も相まって、無限の労働力として使っている。

 

「煙管」

いるかもしれないし、いないかもしれない誰かが錬成した煙管の形をした『神秘』。

赤い煙で剣を作ったり、白い煙で精神攻撃・保護したり、青白い煙で死を与える等、様々な能力を持つ。普通の煙管としても使える優れもの。

 

「装甲」

「煙管」を錬成した誰かの助手が、ユーリアの支援を受けて錬成した不完全な『神秘』。

体の任意の場所に装甲を作り、防御することが出来る。

 

「鎧」

いるかもしれないし、いないかもしれない誰かが錬成した鎧の形をした『神秘』。

どんな能力かは不明だが、これを錬成した者はとてつもなく強かったらしい。

 

 

本当は、「感情を対価に資源を作り出せるようにするべく研究中の術」にしたかったけど、「自然摂理の法則」があって無理そうだったから止めた。




新しく生まれたネタが全て消費された……。


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22.1000文字以下まとめ 4

基本タイトル以外考えてない。


【グラス……薙刀が……!】 ウマ娘×図書館

 

グラスの薙刀がE.G.Oシャオの偃月刀になる。

薙刀と、同室がリウ協会ってだけの理由で思いついた。

新衣装というより2Pカラーみたいなイメージ。

 

以下設定

 

 

グラスワンダーがE.G.Oシャオの世界に迷い込む。

道なりに進むとE.G.Oじゃないシャオがいる。

 

「ここは貴方の世界ですか?」 

 

「一応な……。私一人では成立しないはずなんだが……」 

 

色々やって目が覚めると、薙刀に龍の模様が入っていた。

 

 

『E.G.O偃月刀』

 

グラスの感情が高ぶると薙刀が燃え上がって、E.G.Oシャオの偃月刀に変化する。

固有の演出が少し変化。薙刀を回すところで火が付いて偃月刀に変化、カメラに刃を向けるのではなく、「燃え上がる感情」みたいな構図になったところで終了。

 

 

【ゼンノロブロイの司書体験】で、プロムン世界は韓国語を話してる事にしてるのに言葉が通じるのは、この時空ではプロムン世界は日本語で話してるとか、ご都合主義で自動翻訳されてるとか、ロブロイはマジでプロムン世界に行ったのに対して、今回はグラスとシャオが同じ夢を見ている体でやってるとかそんな感じ。


 

【ドンキホーテ・オペラオー】 ウマ娘×リンバス

 

ドンキホーテのE.G.O衣装のオペラオー。

似たものを感じた。

本音は書いて欲しいじゃなくて描いて欲しい。

 

以下設定

 

 

劇で「ドン・キホーテ」をやる事になったオペラオーが、何故かフィクサードンキホーテのストーリーを手に入れて、フィクサーの方をやる事に決定。

本番の山場でドンキホーテのE.G.Oを発現し、以降勝負服として使えるようになる。

って内容を思いついた。


 

【元フィクサー南坂T】 ウマ娘×プロムン

 

南坂Tの前職ネタ好き。

 

以下設定

 

 

元3~1級くらいのフィクサー。

特異点の実験に巻き込まれてウマ娘の世界へ。

なんでトレーナーになったかは謎。

強化施術が残ってるので、余裕でウマ娘より身体能力が高いけど隠してる。


 

【調律者ゴッドハンニバル】 ウマ娘×L社

 

似てない?

本音は書いて欲しいじゃなくて描いて欲しい。

 

以下設定

 

 

『調律者の制服』

 

フフ……何か拾った

 

 

スキル

 

『妖精』

前が開く

 

『錠前』

前の速度を下げる

 

 

固有

 

『衝撃波』

周りの速度を下げて、疲れづらくなる


 

【人格『有馬制覇ハルウララ』】ウマ娘×リンバス

 

アプリ時空の力を手に入れたハルウララ。

負けてばかりのハルウララも、

優秀なトレーナがついて勝利を重ね、

完全に適正外の有馬すら制覇する世界線があったかもしれない。

 

以下設定

 

 

『有馬制覇ハルウララ』

 

変なバスに乗ったかもしれない。その時に貰ったかもしれない。

いつもの勝負服に、小さくリンバスのロゴが付いたり、上着がリンバスのやつになる感じ。

現在の自分の限界以上を引き出すことになるので、負担が大きいかもしれない。


 

【シの刺客】 ウマ娘×図書館

 

シ協会衣装のライスシャワー。

黒い、刺客と暗殺者。それだけ。

テンマモチーフ。

 

以下設定

 

 

スキル

 

『危機克服』

持久力が一定以下になった時、わずかに持久力を回復する。

 

『飛剣』

僅かに加速力を上げる。

 

 

固有

 

『閃撃』

速度を上げる。スキルで加速力を上げた回数に応じて効果up。

 

 

『終わりなき戦い』

持久力が一定以下になった時、わずかに疲れづらくなり、わずかに速度を上げる。

とか考えたけど、テンマモチーフにしたので没。

持久力が一定以下で発動は使いづらくないか?あるのかもしれないけど。


 

【カワイイ!!!!カレンチャン】 ウマ娘×L社

 

カワイイつながりのキュートちゃんとカレンチャン。

 

以下設定

 

 

なぜかキュートちゃんの力を得たカレンチャン。

どこかに収容違反キュートちゃんの腕にある模様が浮き上がって、パワーが上がる。

ついでにカレンチャンの概念的な可愛さも強化される。

それだけ。


 

【美術館のネツァク】 図書館×Ib

 

去年の11月に思いついてようやく投稿。

本編書きたかった。

 

以下設定

 

 

ネツァク

 

美術館のどこかにある図書館で、本を読んだり絵を描いてる。なぜか美術館どころか、図書館から出たことが無い。

ネツァク本人ではなく、動くゲルテナの作品一つ。作品名は『緑色の新人』とか。

作品名だと一々呼ぶのが面倒くさいので、図書館の本の一部に登場する自分と同じ姿の人間の名前を名乗っている。

メアリーとは、イヴ達と一緒に図書館に入ってきた時が初対面。正体はなんとなく分かってるけど、3人に気を使った結果言わない事にした。

美術館各所にある隠しアイテムを見つけ、お土産として持って会いに行くとフラグが立つ。

その状態で再開の約束ENDルートに入ると、メアリーを燃やす直前に説得してくれて、全員生存できる的なのをやってほしい。

 

『緑色の新人』

仮称。

ゲルテナ作品としてのネツァク。

芸術の階で絵を描いてるネツァクの後ろ姿を描いてるイメージ。

 

 

図書館

 

探索が終わった区画を歩き回ると見つかる、隠し扉から入れる部屋。扉が見つかりさえすれば出入り自由。

内装は芸術の階。

入ると、最初に無数の扉がある部屋に出る、美術館のどの区画から入ったかで、出てくる扉の位置が変わる。

イヴ達のような"図書館の外から来るモノ"は図書館に入ってきた扉からしか出られない。反対に、ネツァクのような"図書館から出るモノ"はどの扉から美術館に出るかを選べるが、美術館に出た扉からでないと図書館に入れない。

扉の部屋から出ると図書館がある。

本は全てプロムン世界についての本。情報がこれしかないネツァクは、外ってこんな感じなのかと思ってる。

ネツァクが本を見て書いた幻想体の内、芸術の階メンバーが動いてるかもしれない。

オーケストラは曲を奏でるがそれ以上は出来ない。

欠片とポーキュバスは動けるだけ。

アルリウネはてきとうな本を"土から生まれた者"に持って来させて読んでる。


 

【エイリーンの部活動】 ミカグラ学園組曲×図書館

 

戦闘があまり得意じゃないエイリーンを戦わせるため、

世界だとかの危機がないバトルものを探してたどり着いた。

 

以下設定

 

 

エイリーン

 

技術部的な部に所属している。

戦闘力は高くないので、対抗戦での戦績はあまりよくない。

能力で人体に歯車を挿す姿は、学園内でも異様との評価。

 

 

能力

 

『歯車』

アイテムは歯車。

「肉の歯車」と「考えの歯車」で自分や見方を強化する能力。

「肉の歯車」を体に挿すと身体能力が上がる。

「考えの歯車」を挿すと、自分や相手の思考速度を上げたり、挿しこんだ相手を操る。

操る能力は人間以外の動物や非生物にのみ有効。

挿しこめる歯車は体1つに対して3つ位まで。

多分普通の歯車に効果を付与して使うタイプなので、歯車をいっぱい持って戦う。

 

『蒸気機関』

『歯車』使用中に使える能力。

歯車の教団のバトルページと「もくもく」を合わせた感じの能力。

『歯車』の支援を受けているモノも使用可能。


 

【怪奇!非制海圏を漂う海老漁船】 艦船擬人化×L社

 

艦船擬人化の海で、蓋の開いたウェルチアースの漁船が漁をしているのが確認され、怪奇現象みたいに扱われる話。

 

 

以下設定

 

 

敵制海圏していると、稀に確認される漁船。

近づこうとしても何故か追いつけず、そのまま姿を暗ませる。

かろうじて見えたのは漁をしている何人かの人間と、それを見張るように船を徘徊する人型のエビ。

何故見失うのか、エビは何なのか、何故敵陣で安全な漁が出来るのか等、度々話題に上がる。


 

【フリートライアルヒカセン 戦士編】 FF14

 

フリートライアルだからこれ以上強くなれないって話。

 

以下設定

 

 

キュリアス・ゴージ

 

原初の魂をねじ伏せて、ようやくヒカセンに追いつける!

と思ったら、今度はヒカセンの方が追い付けなくなった。

ヒカセンの隣に居れなくてへこんでる。

 

 

ヒカセン

 

フリートライアルだからこれ以上強くなれない。

メインクエからもドロップアウト。

 

 

フリートライアルをどうやってストーリーに落とし込むかが問題。

モンクでやっても面白そう。


 

【暁月のフィナーレを1ミリだけ知っている作者が適当に考えた暁月のフィナーレ】 FF14

 

暁月のフィナーレについて知っている事

・「暁の血盟」が解散する

・(暁月の内容かは知らないが)「別世界の自分」的なモノがある

 

以下設定

 

 

各地で無差別テロが相次いでいた。

被害者の話を聞くと、テロをしていたのは『暁の血盟』だと言う。

調査の結果、犯人は別世界から来た『暁の血盟』と判明。

彼らの世界はエーテルの循環に異常が生じたことでエーテルが枯渇し始め、滅びを待つのみとなっていた。

生存圏を得るため、『暁の血盟』を筆頭に主人公の世界を侵略しに来たとのこと。

別世界の『暁の血盟』を撃破直後、残された別世界陣営の者たちは『暁の血盟』の敗北を否定。

「『暁の血盟』が負けるはずない」という意思から蛮神「暁の血盟」を召喚し、最終決戦突入。




2連続まとめ形式なの悔しい


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23.アンジェリカ図書館潜入ルート

pixivでデュランダル持ってるアンジェリカ見て思いついた。


一帯が破壊され、瓦礫の山が広がる街。それを引き起こしたピアニストは未だ演奏を続け、街を破壊している。

ピアニストから少し離れた場所に、体の半分程が消し飛んだ黒尽くめの男の死体と、それを呆然と見下ろす白い髪の女性。そこへ、同じく白い髪の男が近づき、呟く。

 

「ようやくくたばったか。気に入らない奴だったけど、最後に少しは───

 

「お兄ちゃん、それ以上は許せないよ」

 

───……分かったよ。じゃあ、君のためにもさっさと終わらせちゃおうか」

 

「……私も行っていい?」

 

「駄目だよ、今の君にもお腹の子にも負担をかけたくない」

 

「お兄ちゃんと二人なら大丈夫だよ。というか私が倒したい」

 

女性、アンジェリカは、そう言って黒尽くめの死体が嵌めていた手袋を外し、自らの手に嵌める。

 

「仇討ちかい?あんな奴さっさと忘れればいいのに」

 

「黙ってろ」

 

「はいはい」


 

アンジェリカは見知らぬ建物の中を歩いている。

 

「もう、師匠……紫の涙はいつも急というか……」

 

「……1回だけ言うわ。私は回りくどい言い回しが本当に嫌いなの。だから口数増やさないで、聞かれたことだけに答えて。もちろん質問もしないで。あなたはどこから、そしてどんな目的を持って、ここにどうやって入ってきたの?」

 

そこへ、黒い鳥の羽で出来た服を着た女性が話しかけた。

 

「……探し物を探していただけです。気付いたらここに。どうやって入ったかもわからないですね」

 

「来た方法が分からないって……あなたは誰?」

 

「ただのフィクサーですよ。あなたは?う"っ」

 

右脚が切り落とされる。

 

「質問は私からよ。名前は?」

 

「ッ……アンジェリカ」

 

「!……アンジェ、リカ……そう。……いいわ。ここは図書館よ。そしてまだゲストを呼ぶ前のね。なのにあなたが突如現れたの。ここに招待されていないゲストは絶対は入れないようにするため、骨が折れたというのに」

 

「どうするんですか?ぐううぅぅぅ!!!」

 

今度は右腕を切り落とされた。

 

「口数は増やさないでと言ったはずよ。……そうね。気になる事は聞けたし、静かにしてもらうためにも少し眠ってて頂戴」


 

アンジェリカ

 

ピアニストの曲が飛んできたところを、ギリギリ間に合ったローランに庇われて生存。

ローランは曲になり切る前に、直前に持ってた武器をアンジェリカが使用して救出。原型は留めたが傷が深くて死亡。

探し物は、ピアニスト出現の原因と目的。アンジェラの事は、酌量の余地有りということで一先ず様子見。

頭の相手をした後は、図書館を抜けて都市に残る。

アンジェラの事を恨んでいないと、都市の連鎖を断ち切る方向に進めなさそう。でもアンジェリカはローラン程人生追い詰められてないし暴走しなさそう。だから二重人格にして、第2人格の方に暴走してもらう。

 

 

アンジェリカ(第2人格)

 

アンジェリカの憎しみが表に出てきた状態。

アンジェリカにローラン程の憎しみは無かったが、そもそも憎しみがある事自体をアンジェリカが自覚しなかった結果、専用の人格が出来て、そこで憎しみが増幅し始めた。最終的にローランに負けず劣らずのものを持ち始める。

性格はローラン。

本家ローランと同じことをしたが、認識阻害仮面を最大限活用して身バレを徹底的に防いだので降格処分されず、作った敵も被害者だけ。

この人格が少しあふれるのが中層と哲学の階開放戦。この人格を本人が自覚して、飲み込まれて暴走しつつも同調して暴れるのがこの世界の黒い沈黙接待。

 

 

ローランとアンジェリカの子

 

アンジェリカが図書館に行っている間どこかに預けられている。

個人的には、赤い視線の孤児院に預けた説を推したい。そうするとアンジェリカがリヴァイアサンとリンバスにちょっと出てくる?

 

 

アンジェリカ被害者の会

 

アルガリアが曲の演奏をしようとしていないので、イオリが結成すると思う。この場合本家の紫の涙接待の位置が、青い残響接待と入れ替わる。

都市を追われるわけには行かないから、明確にイオリがリーダーとして認識されることは無い。




期間が開くと文章書くの難しくなる。


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24.アンジェリカ図書館潜入ルート 2

リバースMOD終止符事務所接待と、執筆途中の中にあるこれ見て「やるしかねえ!!!」と思った。


終止符事務所

 

─── バンッ

 

放たれた弾丸が「歯車の教団」の教祖、エイリーンの肩を掠めた。

戦闘とは無縁であったエイリーンは耐性が無く、それだけで膝をつく。

それを見て、指示を出していたリーウェイは止めを刺そうとエイリーンに向けて発砲する。

 

カンッ

 

しかし、その弾丸は突如現れた黒尽くめの男によって切り落とされた。

 

「誰だ!」

 

「"ロジックアトリエ"の弾丸……。金に余裕も無いだろうに、お前ら随分つぎ込んだんだな?」

 

着ているスーツ、顔を覆う仮面、その全てが黒い男は、余裕そうに話す。

その姿を見て、今度はエイリーンが口を開く。

 

「あなたは……。あっ、父がずっと私に伝えてくれた方ってまさかあなたなんですか……」

 

「……いや、それはもっと別の奴だ。だが、俺にはお前が必要なんだ。一緒に来てくれるか?」

 

「それは……。いえ、そこが私が回るべき場所と言う事なのでしょう。お供させていただきます」

 

エイリーンと黒尽くめの男が話している間も、終止符事務所の3人は発砲を続けるが、放った弾丸は全て男によって切り落とされていく。

 

「駄目」

 

「逃げろ!」

 

リーウェイの声と共に3人は走り出す。

男はそれを見逃す気は無い様だ。こちらに近づいてきた仲間であろう新たな人物にエイリーンを預け、3人を追いかける。

 

「何がどうなってるんだよ?あんなに撃たれて無傷で防ぎ切るなんて、ある程度名の知れたレベルのフィクサーだろ?どうしてここにいるんだよ?」

 

「俺も知らないって、クソッ。見た感じ俺たちのことを殺しに来るだろうな」

 

「これじゃカネを稼ぐどころか、弾丸代で全部パーだぞ!」

 

突然の異常事態に愚痴を吐きながら通路を走る3人。

 

「俺たちがどうにかできる相手じゃない。今はこのまま逃げて命だけでも守らないと」

 

「そろそろ出口だ」

 

後方にあの男は見えない。そのまま出口の目の前に辿り着いた。

 

「やっと来たか」

 

しかし、出口には既にあの男が立っている。

 

「クソッ、左に走れ!」

 

「そんなんじゃ逃げ切れないぞ。どこからかお前らを助けてくれる救いの手でも差し伸べられてくればいいのにな?」

 

逃げ回って少し、3人の息が上がってきているが、男は何の問題も無く追いかけてくる。

 

「クソッ!銃を捨てるべきか……」

 

「正気か?いくらしたと思ってんだ!」

 

「捨てるのは絶対に無理」

 

「いつまでも逃げるわけにはいかない」

 

逃げ切れない、しかし戦っても死ぬのが早くなるだけ。もう終わりか、そう考え始めたところでメンバーの一人、タマキが何かを差し出した。

 

「リーウェイ、これ……」

 

「なんだ、招待状?」

 

受け取ったのは、黒い紙に黄色い字で書かれた招待状。

 

「この前、ハナが"都市疾病"に指定した図書館だか何だかってやつか?」

 

これを使うと、どこか別の場所に飛ばされるらしい。これを使えばこの状況から脱することが出来るだろう。招待状によれば、自分の欲する情報が手に入るとも。しかし、飛ばされた先で何が起こるかは分からないままだ。何も考えずに使うのは危険だろう。リスクは低い方が良い。そう考え、まずは目の前の男と交渉する。

 

「俺たちがお前の仕事を邪魔したのなら謝る。ここで見たもの、あったことはすべて忘れるから俺たちを見逃してはくれないか?」

 

「……悪いな、俺の目的はお前らだ。お前らがどんなに頼もうと、何を差し出そうと関係ない」

 

そう言って男はゆっくり近づいてくる。交渉の余地はもとより無かったようだ。

 

「あーもう!リーウェイ!その招待状でなんとかしてみろって!」

 

「誰かペンを持ってるか?サインしないといけ───

 

「あぁ、ペンならあるぞ。落ち着いてサインしろよ?」

 

ペンを差し出したのは黒尽くめの男だった。リーウェイにペンを渡し、また少し離れてから、またゆっくりと近づいてくる。

 

「ゲス野郎……」

 

「早くみんなサインしろ!」

 

3人は急いでサインを終え、現れた扉に飛び込んだ。


 

紫の涙

 

都市の知識を吸収し、肥大化を続ける図書館、その付近の一角に、橙色に輝くドーム状の結界に囲まれたテント群がある。

特色フィクサー「青い残響」であるアルガリアは、その結界の内側へ迷いなく入っていく。やがて見えてきた異形の集団、そんな中唯一異常の見られない一人、紫色のコートを着た女性、特色フィクサー「紫の涙」のイオリに話かける。

 

「おかしいと思ったんだ。最近都市を騒がせるねじれの集団、それを率いるのが黒尽くめの男、しかも仮面で顔を隠してるって?まるで気に入らないあいつが生き返ったみたいじゃないか」

 

そう話しながら、一つのテントの傍に座る黒尽くめの男を見る。

 

「私がリーダーだと広まる訳にはいかないからね。相応の実力があって、生きていると思わせるだけの新鮮な死体。そこにあんた達とある程度の因縁があるんだから、これ以上のものは無いってね」

 

イオリの言葉にアルガリアは不機嫌そうに答える。

 

「止め止め、これ以上あいつを思い出したくないよ。それで、俺をここに呼んだ理由は何かな?」

 

「前に話した件、考えてくれた?」

 

「あの話はその場で断っただろ。まさか覚えてないとでも?」

 

「あらそう、でも分かってたでしょ?拒否権は無いって」

 

その言葉と同時、イオリの周囲にいる異形たちが臨戦態勢に入る。

 

「俺を殺していいのかな?師匠の望みが叶わなくなるんじゃないの?」

 

「確かに図書館を成長させるにあたってあんたは重要だけど、替えが聞かないわけじゃない。死んだら死んだでコツコツやってくさ。でもあんたは死ぬわけには行かないだろう?妹を残してさ」

 

イオリはアルガリアに図書館の招待状を渡した。


 

書けなかった話

 

アルガリアと初対面するエイリーン

 

楽団皆が話す前にシーンが終わってしまった。

「私が今回るべきはこちらなのです」みたいな感じ。

 

 

楽団メンバーの話を聞いて自分が知らない内に暴れていた事を知るアンジェリカ

 

図書館との共鳴抜きで第二人格が出てくる初めての瞬間。

 

 

頭接待で助っ人に来る青い残響

 

「妹が頭と戦ってるわよ。見殺しにしたくないでしょう?」

 

「仕方ないなぁ」

 

みたいなのを考えたが、アルガリアは図書館の外で目覚めるのを待ってる状態だから多分無理。


 

イオリ

 

アルガリアが楽団を結成してくれなかったので、自分で集めて図書館を手伝った。

残響楽団接待時は図書館襲撃に参加せず、ねじれ楽団接待で参加するイメージ。

 

 

ローラン人形

 

表向きの楽団リーダー。選ばれた理由は本編でイオリが語った通り。

見た目が大きく変わる程の改造は受けてない。

よく考えると何で話せるか謎。

残響楽団接待時の総記の階担当。勝利後にアンジェリカがデュランダルを使えるようになるのも面白いと思った。

 

 

アルガリア

 

アンジェリカを失っていないので揺らいでない。

代わりにアンジェリカに依存しない生きる意味が見つかっていない。

兄妹で殺しあうかも知れない2人の心境は如何に。




久しぶりに書けて嬉しい。


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